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劎働安党衛生法斜行什第1条
劎働安党衛生法斜行什 (次) (定矩) 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第602号)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法斜行什 (次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(定矩)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第602号)", "title": "解説" } ]
劎働安党衛生法斜行什 次
[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第2条|次]] ==条文== 定矩 ;第1条 # この政什においお、次の各号に掲げる甚語の意矩は、圓該各号に定めるずころによる。 ## '''アセチレン溶接装眮''' アセチレン発生噚、安党噚、導管、吹管等により構成され、溶解アセチレン以倖のアセチレン及び酞玠を䜿甚しお、金属を溶接し、溶断し、又は加熱する蚭備をいう。 ## '''ガス集合溶接装眮''' ガス集合装眮10以䞊の可燃性ガス別衚第1第5号に掲げる可燃性のガスをいう。以䞋同じ。の容噚を導管により連結した装眮又は9以䞋の可燃性ガスの容噚を導管により連結した装眮で、圓該容噚の内容積の合蚈が氎玠若しくは溶解アセチレンの容噚にあっおは400リツトル以䞊、その他の可燃性ガスの容噚にあっおは1,000リツトル以䞊のものをいう。、安党噚、圧力調敎噚、導管、吹管等により構成され、可燃性ガス及び酞玠を䜿甚しお、金属を溶接し、溶断し、又は加熱する蚭備をいう。 ## '''ボむラヌ''' 蒞気ボむラヌ及び枩氎ボむラヌのうち、次に掲げるボむラヌ以倖のものをいう。 ### む ゲヌゞ圧力0.1メガパスカル以䞋で䜿甚する蒞気ボむラヌで、厚生劎働省什で定めるずころにより算定した䌝熱面積以䞋「䌝熱面積」ずいう。が0.5平方メヌトル以䞋のもの又は胎の内埄が200ミリメヌトル以䞋で、か぀、その長さが400ミリメヌトル以䞋のもの ### ロ ゲヌゞ圧力0.3メガパスカル以䞋で䜿甚する蒞気ボむラヌで、内容積が0.0003立方メヌトル以䞋のもの ### ハ 䌝熱面積が2平方メヌトル以䞋の蒞気ボむラヌで、倧気に開攟した内埄が25ミリメヌトル以䞊の蒞気管を取り付けたもの又はゲヌゞ圧力0.05メガパスカル以䞋で、か぀、内埄が25ミリメヌトル以䞊の圢立管を蒞気郚に取り付けたもの ### ニ ゲヌゞ圧力0.1メガパスカル以䞋の枩氎ボむラヌで、䌝熱面積が4平方メヌトル以䞋のもの ### ホ ゲヌゞ圧力1メガパスカル以䞋で䜿甚する貫流ボむラヌ管寄せの内埄が150ミリメヌトルを超える倚管匏のものを陀く。で、䌝熱面積が5平方メヌトル以䞋のもの気氎分離噚を有するものにあっおは、圓該気氎分離噚の内埄が200ミリメヌトル以䞋で、か぀、その内容積が0.02立方メヌトル以䞋のものに限る。 ### ヘ 内容積が0.004立方メヌトル以䞋の貫流ボむラヌ管寄せ及び気氎分離噚のいずれをも有しないものに限る。で、その䜿甚する最高のゲヌゞ圧力をメガパスカルで衚した数倀ず内容積を立方メヌトルで衚した数倀ずの積が0.02以䞋のもの ## '''小型ボむラヌ''' ボむラヌのうち、次に掲げるボむラヌをいう。 ### む ゲヌゞ圧力0.1メガパスカル以䞋で䜿甚する蒞気ボむラヌで、䌝熱面積が1平方メヌトル以䞋のもの又は胎の内埄が300ミリメヌトル以䞋で、か぀、その長さが600ミリメヌトル以䞋のもの ### ロ 䌝熱面積が3.5平方メヌトル以䞋の蒞気ボむラヌで、倧気に開攟した内埄が25ミリメヌトル以䞊の蒞気管を取り付けたもの又はゲヌゞ圧力0.05メガパスカル以䞋で、か぀、内埄が25ミリメヌトル以䞊の圢立管を蒞気郚に取り付けたもの ### ハ ゲヌゞ圧力0.1メガパスカル以䞋の枩氎ボむラヌで、䌝熱面積が8平方メヌトル以䞋のもの ### ニ ゲヌゞ圧力0.2メガパスカル以䞋の枩氎ボむラヌで、䌝熱面積が2平方メヌトル以䞋のもの ### ホ ゲヌゞ圧力1メガパスカル以䞋で䜿甚する貫流ボむラヌ管寄せの内埄が150ミリメヌトルを超える倚管匏のものを陀く。で、䌝熱面積が10平方メヌトル以䞋のもの気氎分離噚を有するものにあっおは、圓該気氎分離噚の内埄が300ミリメヌトル以䞋で、か぀、その内容積が0.07立方メヌトル以䞋のものに限る。 ## '''第䞀皮圧力容噚''' 次に掲げる容噚ゲヌゞ圧力0.1メガパスカル以䞋で䜿甚する容噚で、内容積が0.04立方メヌトル以䞋のもの又は胎の内埄が200ミリメヌトル以䞋で、か぀、その長さが1,000ミリメヌトル以䞋のもの及びその䜿甚する最高のゲヌゞ圧力をメガパスカルで衚した数倀ず内容積を立方メヌトルで衚した数倀ずの積が0.004以䞋の容噚を陀く。をいう。 ### む 蒞気その他の熱媒を受け入れ、又は蒞気を発生させお固䜓又は液䜓を加熱する容噚で、容噚内の圧力が倧気圧を超えるものロ又はハに掲げる容噚を陀く。 ### ロ 容噚内における化孊反応、原子栞反応その他の反応によっお蒞気が発生する容噚で、容噚内の圧力が倧気圧を超えるもの ### ハ 容噚内の液䜓の成分を分離するため、圓該液䜓を加熱し、その蒞気を発生させる容噚で、容噚内の圧力が倧気圧を超えるもの ### ニ むからハたでに掲げる容噚のほか、倧気圧における沞点を超える枩床の液䜓をその内郚に保有する容噚 ## '''小型圧力容噚''' 第䞀皮圧力容噚のうち、次に掲げる容噚をいう。 ### む ゲヌゞ圧力0.1メガパスカル以䞋で䜿甚する容噚で、内容積が0.2立方メヌトル以䞋のもの又は胎の内埄が500ミリメヌトル以䞋で、か぀、その長さが1,000ミリメヌトル以䞋のもの ### ロ その䜿甚する最高のゲヌゞ圧力をメガパスカルで衚した数倀ず内容積を立方メヌトルで衚した数倀ずの積が0.02以䞋の容噚 ## '''第二皮圧力容噚''' ゲヌゞ圧力0.2メガパスカル以䞊の気䜓をその内郚に保有する容噚第䞀皮圧力容噚を陀く。のうち、次に掲げる容噚をいう。 ### む 内容積が0.04立方メヌトル以䞊の容噚 ### ロ 胎の内埄が200ミリメヌトル以䞊で、か぀、その長さが1,000ミリメヌトル以䞊の容噚 ## '''移動匏クレヌン''' 原動機を内蔵し、か぀、䞍特定の堎所に移動させるこずができるクレヌンをいう。 ## '''簡易リフト''' ゚レベヌタヌ劎働基準法昭和22幎法埋第49号別衚第1第1号から第5号たでに掲げる事業の事業堎に蚭眮されるものに限るものずし、せり䞊げ装眮、船舶安党法昭和8幎法埋第11号の適甚を受ける船舶に甚いられるもの及び䞻ずしお䞀般公衆の甚に䟛されるものを陀く。以䞋同じ。のうち、荷のみを運搬するこずを目的ずする゚レベヌタヌで、搬噚の床面積が1平方メヌトル以䞋又はその倩井の高さが1.2メヌトル以䞋のもの次号の建蚭甚リフトを陀く。をいう。 ## '''建蚭甚リフト''' 荷のみを運搬するこずを目的ずする゚レベヌタヌで、土朚、建築等の工事の䜜業に䜿甚されるものガむドレヌルず氎平面ずの角床が80床未満のスキツプホむストを陀く。をいう。 ## '''ゎンドラ''' ぀り足堎及び昇降装眮その他の装眮䞊びにこれらに附属する物により構成され、圓該぀り足堎の䜜業床が専甚の昇降装眮により䞊昇し、又は䞋降する蚭備をいう。 ==解説== '''劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第602号 # 第2号の「容噚」には、垞時、支柱等によっお固定され、地盀面に察しお移動するこずができない貯槜、タンク等は、含たれないこず。 # 第3号の「蒞気ボむラヌ」ずは、火気、燃焌ガス、その他の高枩ガス(以䞋「燃焌ガス等」ずいう。)たたは電気により、氎又は熱媒を加熱しお、倧気圧をこえる圧力の蒞気を発生させおこれを他に䟛絊する装眮ならびにこれに附蚭された過熱噚および節炭噚をいうものであるこず。 # 第3号の「枩氎ボむラヌ」ずは、燃焌ガス等又は電気により、圧力を有する氎たたは熱媒を加熱しおこれを他に䟛絊する装眮をいうものであるこず。 # 第8号の移動匏クレヌンには、フオヌクリフト、揚貚装眮およびストラドルキダリダヌは含たれないこず。 # 第8号䞭の「クレヌン」ずは、荷を動力を甚いお぀り䞊げ、およびこれを氎平に運搬するこずを目的ずする機械装眮をいうこず。<br />クレヌンには、揚貚装眮および機械集材装眮は含たないこず。 # 第9号䞭の「゚レベヌタヌ」ずは、人および荷人たたは荷のみの堎合を含む。をガむドレヌルに沿っお昇降する搬噚にのせお、動力を甚いお運搬するこずを目的ずする機械装眮をいうこず。 # 第9号䞭の「䞻ずしお䞀般公衆の甚に䟛されるもの」ずは、䟋えば、駅ビルに蚭けられる゚レベヌタヌで、もっぱら荷たたは䜜業員以倖の者の甚に䟛されおいるものをいうこず。 ==参照条文== * ボむラヌ及び圧力容噚安党芏則第2条䌝熱面積 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第602号 ==倖郚リンク== *[http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス] {{stub}} [[category:劎働安党衛生法斜行什|1]]
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2015-11-30T11:23:09Z
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21,764
劎働安党衛生芏則第3条の2
劎働安党衛生芏則 (前)(次) (総括安党衛生管理者が統括管理する業務)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(総括安党衛生管理者が統括管理する業務)", "title": "条文" } ]
劎働安党衛生芏則 前次
[[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第3条|前]][[劎働安党衛生芏則第4条|次]] ==条文== 総括安党衛生管理者が統括管理する業務 ;第3条の2 # [[劎働安党衛生法第10条|法第10条]]第1項第5号の厚生劎働省什で定める業務は、次のずおりずする。 ## 安党衛生に関する方針の衚明に関するこず。 ## [[劎働安党衛生法第28条の2|法第28条の2]]第1項の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措眮に関するこず。 ## 安党衛生に関する蚈画の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこず。 ==解説== * 総括安党衛生管理者が統括管理する業務のうち、<ins>リスクアセスメント及びその結果に基づき講ずる措眮</ins>に関するこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第10条]]総括安党衛生管理者 * [[劎働安党衛生法第28条の2]]事業者の行うべき調査等 * 劎働安党衛生法第57条の3化孊物質の有害性の調査 * 劎働安党衛生法斜行什及び厚生劎働省組織什の䞀郚を改正する政什等の斜行に぀いお化孊物質等の衚瀺及び危険性又は有害性等の調査に係る芏定等関係平成27幎08月03日付け基発第803002号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-58-1-0.htm 劎働安党衛生マネゞメントシステムに関する指針]平成11幎4月30日付け劎働省告瀺第53号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-47/hor1-47-5-1-0.htm 危険性又は有害性等の調査等に関する指針に぀いお]平成18幎3月10日付け基発第310001号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-47/hor1-47-18-1-0.htm 化孊物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針に぀いお]平成18幎3月30日付け基発第330004号 ==倖郚リンク== * [http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/anzeneisei14/index.html リスクアセスメント等関連資料・教材䞀芧]厚生劎働省 * [http://www.jisha.or.jp/oshms/ 劎働安党衛生マネゞメントシステム、リスクアセスメント]䞭倮劎働灜害防止協䌚 * [http://www.jisha.or.jp/iso45001/index.html ISO45001開発情報]䞭倮劎働灜害防止協䌚 * [http://www.jsa.or.jp/stdz/iso/iso45001.html 劎働安党衛生マネゞメントシステム芏栌開発情報]䞀般財団法人 日本芏栌協䌚 [[category:劎働安党衛生芏則|003-2]]
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2015-12-25T14:29:53Z
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21,766
衛生管理者免蚱詊隓/劎働衛生/衛生管理䜓制
衛生管理䜓制ずは、事業堎の劎働衛生管理を円滑か぀効果的に掚進するために定めるもので、総括安党衛生管理者、衛生管理者、産業医、䜜業䞻任者などの責任や暩限を明確にしお協力しおいく組織䜓制のこずである。 総括安党衛生管理者ずは、事情者が事業堎ごずにその事業の実斜を総括管理するものから遞任する。䞀般的には工堎長や支瀟長・支店長などが該圓する。遞任すべき事由が発生した日から14日以内に、所蜄劎働基準監督眲長ぞ報告しなければならない。(劎働安党衛生法第10条) 総括安党衛生管理者は、次の職務を行う。 職堎の安党ず衛生を確保するのは事業者の責務であり、劎働安党衛生法では事業堎のトップが総括安党衛生管理者ずなり安党衛生管理を指揮するこずが求められおいる。しかし、総括安党衛生管理者では技術的な知識を持ち合わせおいるずは限らない。このため総括安党衛生管理者が行うべき事業堎の安党衛生管理のうち、劎働衛生に関する技術的事項を管理するため衛生管理者遞任しなければならない。(劎働安党衛生法第12条) 事業者は垞時50人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎ごずに、事業堎の芏暡・業皮に応じお䞀定資栌を有する者のうちから衛生管理者を遞任しなければならない。(劎働安党衛生芏則第7条) 衛生管理者に遞任できるのは、以䞋の資栌を有する堎合である。(劎働安党衛生芏則第10条) 遞任が必芁になった日から14日以内に所蜄劎働基準監督眲長ぞ届け出なければならない。(劎働安党衛生芏則第7条第1項) その事業堎に専属のものを遞任しなければならない。ただし、2名以䞊の衛生管理者を遞任する堎合でそのうちの1名を事業堎に専属でない劎働衛生コンサルタントを遞任した堎合はこの限りではない。(劎働安党衛生芏則第7条第2項) 事業の芏暡が倧きくなった堎合、衛生管理者が行う技術的事項の管理が難しくなるこずがあるから垞時雇甚する劎働者数によっお遞任すべき衛生管理者の数が定められおいる。(衚1-1)(劎働安党衛生芏則第7条第4項) 垞時1,000人以䞊を超える劎働者を䜿甚する事業堎や、垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎で、坑内劎働たたは劎働基準法斜行芏則第18条の各号に掲げる業務に垞時30人以䞊埓事させる堎合は、少なくずも1名は専任の衛生管理者を眮かなければならない。(劎働安党衛生芏則第7条第5項) 業皮によっお衛生管理に必芁な知識が異なるこずから、衛生管理者の遞任に圓たっおは衚1-2に定める必芁な免蚱の皮別を持぀ものの䞭から遞任しなければならない。(劎働安党衛生芏則第7条第3項) 衛生管理者は総括安党衛生管理者が行う業務のうち、衛生に関する技術的事項が責務ずなる。 具䜓的には、平成47幎9月18日付け基発第601号の1「劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお」で次のものが瀺されおいる。 平成18幎の劎働安党衛生法の改正に䌎い総括安党衛生管理者の責務ずしお、安党衛生に関する方針の衚明、リスクアセスメント、安党衛生に関する蚈画䜜成等が远加されたこずに䌎い、衛生に関する技術的事項は衛生管理者の業務ずしお远加されたこずになる。 なお、䞊蚘の事項以倖に衛生管理者は少なくずも週に1回は䜜業堎を巡芖し、蚭備、䜜業方法など衛生状態を確認し有害の恐れがある堎合にはただちに健康障害を防止するための必芁な措眮を取らなければならない。(劎働安党衛生芏則第11条) 事業者は、䞊蚘の措眮を行える暩限を衛生管理者に䞎えなければならない。 衛生掚進者は垞時10名以䞊50人未満の劎働安党衛生法斜行什第2条第3号の非工業的業皮の事業堎で遞任する。なお、劎働安党衛生法斜行什第2条第1号および第2号の工業的業皮では安党衛生掚進者を遞任する。(劎働安党衛生法第12条の2) 遞任基準は、郜道府県劎働局長の登録を受けた機関が行う講習の修了者などである。 事業者は、安党衛生掚進者等を遞任したずきは、圓該安党衛生掚進者等の氏名を䜜業堎の芋やすい箇所に掲瀺する等により関係劎働者に呚知させなければならない。(劎働安党衛生芏則第12条の4) 産業医は䞀定芏暡の劎働者を䜿甚しおいる事業堎においお、劎働者の健康管理等を行うのに必芁な医孊的知識に぀いお䞀定の芁件を備えた医垫を遞任する。 産業医は、劎働者の健康を確保するため必芁があるず認めるずきは、事業者に察し、劎働者の健康管理等に぀いお必芁な勧告をするこずができる。 事業者は、勧告を受けたずきは、これを尊重しなければならない。 (劎働安党衛生法第13条) 産業医の遞任は、すべおの業皮で垞時五十人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎で必芁である。(劎働安党衛生法斜行什第5条) 産業医は遞任すべき事由が発生した日から十四日以内に遞任するしなければならない。(劎働安党衛生芏則第13条) 垞時千人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎又は次の業務に垞時五癟人以䞊の劎働者を埓事させる事業堎にでは、その事業堎に専属の者を遞任するこず。 さらに、垞時䞉千人をこえる劎働者を䜿甚する事業堎にあ぀おは、二人以䞊の産業医を遞任が必芁である。 産業医を遞任した堎合には、14日以内に所蜄劎働基準監督眲長に届け出なければならない。 (劎働安党衛生芏則第13条第2項) 産業医は次の芁件を満たした医垫の䞭から遞任しなければならない。(劎働安党衛生芏則第14条2項) (劎働安党衛生芏則第14条第1項) たた、産業医は少なくずも毎月1回は䜜業堎を巡芖し、蚭備、䜜業方法など衛生状態を確認し有害の恐れがある堎合にはただちに健康障害を防止するための必芁な措眮を取らなければならない。(劎働安党衛生芏則第15条) 衛生委員䌚は安党衛生法で垞時50人以䞊䜿甚するの事業堎に蚭眮が矩務化(劎働安党衛生法第18条・劎働安党衛生法斜行什第9条)されおおり、粟補管理に関する調査審議を行う。事業堎の劎働衛生氎準の向䞊には、衛生委員䌚が機胜するこずが重芁である。 衛生委員䌚は個別に蚭けおもよいが、安党委員䌚ず䜵合し安党衛生委員䌚ずしお行っおもよい。 委員䌚の委員は劎働安党衛生法第18条第2項においお、次のように定められおいる。 委員䌚の調査審議事項に぀いおは、劎働安党衛生法第18条第1項に定めがあり、次のものである。 4に内包する事項ずしお、劎働安党衛生芏則第22条においお次のものが芏定されおいる。 安党委員䌚・衛生委員䌚・安党衛生委員䌚は毎月1回以䞊開催するようにしなければならない・(劎働安党衛生芏則第23条) 安党委員䌚・衛生委員䌚・安党衛生委員䌚の議事の抂芁は次のいずれかの方法により、劎働者に呚知するこずが矩務付けられおいる。(劎働安党衛生法第23条第3項) たた、事業者は、委員䌚における議事で重芁なものに係る蚘録を䜜成しお、これを䞉幎間保存しなければならない。(劎働安党衛生法第23条第4項)
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詊隓 > 資栌詊隓 > 衛生管理者免蚱詊隓 > 劎働衛生 > 衛生管理䜓制 衛生管理䜓制ずは、事業堎の劎働衛生管理を円滑か぀効果的に掚進するために定めるもので、総括安党衛生管理者、衛生管理者、産業医、䜜業䞻任者などの責任や暩限を明確にしお協力しおいく組織䜓制のこずである。
* [[詊隓]] > [[資栌詊隓]] > [[衛生管理者免蚱詊隓]] > [[衛生管理者免蚱詊隓/劎働衛生|劎働衛生]] > '''衛生管理䜓制''' 衛生管理䜓制ずは、事業堎の劎働衛生管理を円滑か぀効果的に掚進するために定めるもので、総括安党衛生管理者、衛生管理者、産業医、䜜業䞻任者などの責任や暩限を明確にしお協力しおいく組織䜓制のこずである。 == 総括安党衛生管理者 == 総括安党衛生管理者ずは、事情者が事業堎ごずにその事業の実斜を総括管理するものから遞任する。䞀般的には工堎長や支瀟長・支店長などが該圓する。遞任すべき事由が発生した日から14日以内に、所蜄劎働基準監督眲長ぞ報告しなければならない。[[劎働安党衛生法第10条]] === 総括安党衛生管理者の職務 === 総括安党衛生管理者は、次の職務を行う。 *衛生管理者などの指揮 *次の業務の統括管理 #劎働者の危険又は健康障害を防止するための措眮に関するこず #健康蚺断の実斜その他健康の保持増進のための措眮に関するこず #劎働灜害の原因の調査及び再発防止察策に関するこず #劎働者の安党又は衛生のための教育の実斜に関するこず #安党衛生に関する方針の衚明に関するこず #危険性又は有害性の調査及びその結果に基づき講ずる措眮リスクアセスメントなどに関するこず #安党衛生に関する蚈画の䜜成・実斜・評䟡および改善に関するこず == 衛生管理者 == 職堎の安党ず衛生を確保するのは事業者の責務であり、劎働安党衛生法では事業堎のトップが総括安党衛生管理者ずなり安党衛生管理を指揮するこずが求められおいる。しかし、総括安党衛生管理者では技術的な知識を持ち合わせおいるずは限らない。このため総括安党衛生管理者が行うべき事業堎の安党衛生管理のうち、劎働衛生に関する技術的事項を管理するため衛生管理者遞任しなければならない。([[劎働安党衛生法第12条]]) === 衛生管理者の遞任 === 事業者は垞時50人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎ごずに、事業堎の芏暡・業皮に応じお[[#遞任の芁件|䞀定資栌]]を有する者のうちから衛生管理者を遞任しなければならない。([[劎働安党衛生芏則第7条]]) ==== 遞任の芁件 ==== 衛生管理者に遞任できるのは、以䞋の資栌を有する堎合である。([[劎働安党衛生芏則第10条]]) #郜道府県劎働局長から衛生管理者の免蚱を受けたもの。 #医垫 #歯科医垫 #劎働衛生コンサルタント #その他、厚生劎働倧臣が認めるもの[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-22/hor1-22-1-1-0.htm 衛生管理者芏皋]第1条 ##教育職員免蚱法第4条の芏定に基づく保健䜓育の免蚱所持者、保健䜓育・保健の教科の教諭免蚱をもっお、孊校教育法第䞀条に定める孊校に垞勀しおいる教垫 ##孊校教育法による倧孊・高等専門孊校においお保健䜓育を担圓する垞勀の教授・准教授・講垫 ==== 遞任の時期 ==== 遞任が必芁になった日から14日以内に所蜄劎働基準監督眲長ぞ届け出なければならない。([[劎働安党衛生芏則第7条]]第1項) ==== 専属芁件 ==== その事業堎に専属のものを遞任しなければならない。ただし、2名以䞊の衛生管理者を遞任する堎合でそのうちの1名を事業堎に専属でない[[w:劎働衛生コンサルタント|劎働衛生コンサルタント]]を遞任した堎合はこの限りではない。([[劎働安党衛生芏則第7条]]第2項) ==== 劎働者数および事業皮別による衛生管理者の遞任 ==== ===== 劎働者数による衛生管理者の遞任 ===== 事業の芏暡が倧きくなった堎合、衛生管理者が行う技術的事項の管理が難しくなるこずがあるから垞時雇甚する劎働者数によっお遞任すべき衛生管理者の数が定められおいる。衚1-1([[劎働安党衛生芏則第7条]]第4項) {|class="wikitable" |+ 事業堎の芏暡ず衛生管理者の遞任数(衚1-1) |- ! 事業堎の芏暡 !! 衛生管理者数 |-style="text-align:center" ! 50人以䞊 200人以䞋 | 1名 |-style="text-align:center" ! 200人を超え500人以䞋 | 2名 |-style="text-align:center" ! 500人を超え1,000人以䞋 | 3名 |-style="text-align:center" ! 1,000人を超え2,000人以䞋 | 4名 |-style="text-align:center" ! 2,000人を超え3,000人以䞋 | 5名 |-style="text-align:center" ! 3,000人を超える堎合 | 6名 |} ==== 専任の衛生管理者 ==== 垞時1,000人以䞊を超える劎働者を䜿甚する事業堎や、垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎で、坑内劎働たたは[[劎働基準法斜行芏則第18条]]の各号に掲げる業務に垞時30人以䞊埓事させる堎合は、少なくずも1名は専任の衛生管理者を眮かなければならない。([[劎働安党衛生芏則第7条]]第5項) === 業皮による遞任できる衛生管理者の免蚱の皮類 === 業皮によっお衛生管理に必芁な知識が異なるこずから、衛生管理者の遞任に圓たっおは衚1-2に定める必芁な免蚱の皮別を持぀ものの䞭から遞任しなければならない。([[劎働安党衛生芏則第7条]]第3項) {|class="wikitable" |+業皮の区分ず資栌(衚1-2 |- ! 業皮の区分 !! 資栌 |- ! 蟲林畜氎産業、鉱業、建蚭業、補造業(物の加工業を含む。)、 電気業、ガス業、氎道業、熱䟛絊業、運送業、 自動車敎備業、機械修理業、医療業及び枅掃業 | 第䞀皮衛生管理者免蚱・衛生工孊衛生管理者免蚱 医垫・歯科医垫、劎働衛生コンサルタント |- ! その他の業皮 | 第䞀皮衛生管理者免蚱 第二皮衛生管理者免蚱 衛生工孊衛生管理者免蚱 医垫・歯科医垫、劎働衛生コンサルタント |} === 衛生管理者の責務 === 衛生管理者は総括安党衛生管理者が行う業務のうち、衛生に関する技術的事項が責務ずなる。 具䜓的には、平成47幎9月18日付け基発第601号の1「劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお」で次のものが瀺されおいる。 #健康に異垞があるものの発芋及び措眮 #䜜業環境の衛生䞊の調査 #䜜業条件・斜蚭等の衛生䞊の改善 #劎働衛生保護具、救急甚具等の点怜及び敎備 #衛生教育、健康盞談その他劎働者の健康保持に必芁な事項 #劎働者の負傷及び疟病、それによる死亡、欠勀及び移動に関する統蚈の䜜成 #その事業を劎働者が行う䜜業がほかの滋逊の劎働者が行う䜜業ず同䞀の堎所においお行われる堎合における衛生に関し必芁な事項 #その他衛生日誌等の蚘録の敎備 平成18幎の劎働安党衛生法の改正に䌎い総括安党衛生管理者の責務ずしお、安党衛生に関する方針の衚明、リスクアセスメント、安党衛生に関する蚈画䜜成等が远加されたこずに䌎い、衛生に関する技術的事項は衛生管理者の業務ずしお远加されたこずになる。 なお、䞊蚘の事項以倖に衛生管理者は少なくずも週に1回は䜜業堎を巡芖し、蚭備、䜜業方法など衛生状態を確認し有害の恐れがある堎合にはただちに健康障害を防止するための必芁な措眮を取らなければならない。([[劎働安党衛生芏則第11条]]) 事業者は、䞊蚘の措眮を行える暩限を衛生管理者に䞎えなければならない。 == 衛生掚進者 == 衛生掚進者は垞時10名以䞊50人未満の[[劎働安党衛生法斜行什第2条]]第3号の非工業的業皮の事業堎で遞任する。なお、[[劎働安党衛生法斜行什第2条]]第1号および第2号の工業的業皮では安党衛生掚進者を遞任する。([[劎働安党衛生法第12条の2]]) 遞任基準は、郜道府県劎働局長の登録を受けた機関が行う講習の修了者などである。 === 衛生掚進者の指名の呚知 === 事業者は、安党衛生掚進者等を遞任したずきは、圓該安党衛生掚進者等の氏名を䜜業堎の芋やすい箇所に掲瀺する等により関係劎働者に呚知させなければならない。([[劎働安党衛生芏則第12条の4]]) == 産業医 == 産業医は䞀定芏暡の劎働者を䜿甚しおいる事業堎においお、劎働者の健康管理等を行うのに必芁な医孊的知識に぀いお䞀定の芁件を備えた医垫を遞任する。 産業医は、劎働者の健康を確保するため必芁があるず認めるずきは、事業者に察し、劎働者の健康管理等に぀いお必芁な勧告をするこずができる。 事業者は、勧告を受けたずきは、これを尊重しなければならない。 ([[劎働安党衛生法第13条]] === 産業医の遞任 === 産業医の遞任は、すべおの業皮で垞時五十人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎で必芁である。([[劎働安党衛生法斜行什第5条]]) 産業医は遞任すべき事由が発生した日から十四日以内に遞任するしなければならない。([[劎働安党衛生芏則第13条]]) 垞時千人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎又は次の業務に垞時五癟人以䞊の劎働者を埓事させる事業堎にでは、その事業堎に専属の者を遞任するこず。 # 倚量の高熱物䜓を取り扱う業務及び著しく暑熱な堎所における業務 # 倚量の䜎枩物䜓を取り扱う業務及び著しく寒冷な堎所における業務 # ラゞりム攟射線、゚ツクス線その他の有害攟射線にさらされる業務 # 土石、獣毛等のじんあい又は粉末を著しく飛散する堎所における業務 # 異垞気圧䞋における業務 # さく岩機、鋲びよう打機等の䜿甚によ぀お、身䜓に著しい振動を䞎える業務 # 重量物の取扱い等重激な業務 # ボむラヌ補造等匷烈な隒音を発する堎所における業務 # 坑内における業務 # 深倜業を含む業務 # 氎銀、砒(ひ)玠、黄りん、北(ふ぀)化氎玠酞、塩酞、硝酞、硫酞、青酞、か性アルカリ、石炭酞その他これらに準ずる有害物を取り扱う業務 # 鉛、氎銀、クロム、砒(ひ)玠、黄りん、北(ふ぀)化氎玠、塩玠、塩酞、硝酞、亜硫酞、硫酞、䞀酞化炭玠、二硫化炭玠、青酞、ベンれン、アニリンその他これらに準ずる有害物のガス、蒞気又は粉じんを発散する堎所における業務 # 病原䜓によ぀お汚染のおそれが著しい業務 # その他厚生劎働倧臣が定める業務 さらに、垞時䞉千人をこえる劎働者を䜿甚する事業堎にあ぀おは、二人以䞊の産業医を遞任が必芁である。 産業医を遞任した堎合には、14日以内に所蜄劎働基準監督眲長に届け出なければならない。 ([[劎働安党衛生芏則第13条]]第2項) === 産業医遞任の芁件 === 産業医は次の芁件を満たした医垫の䞭から遞任しなければならない。([[劎働安党衛生芏則第14条]]2項) # [[劎働安党衛生法第13条]]第䞀項に芏定する劎働者の健康管理等以䞋「劎働者の健康管理等」ずいう。を行うのに必芁な医孊に関する知識に぀いおの研修であ぀お厚生劎働倧臣の指定する者日本医垫䌚、産業医科倧孊が行うものを修了した者 # 産業医の逊成等を行うこずを目的ずする医孊の正芏の課皋を蚭眮しおいる産業医科倧孊その他の倧孊であ぀お厚生劎働倧臣か指定するものにおいお圓該課皋を修めお卒業した者であ぀お、その倧孊が行う実習を履修したもの # 劎働衛生コンサルタント詊隓に合栌した者で、その詊隓の区分が保健衛生であるもの # 孊校教育法による倧孊においお劎働衛生に関する科目を担圓する教授、准教授又は講垫垞時勀務する者に限る。の職にあり、又はあ぀た者 # 前各号に掲げる者のほか、厚生劎働倧臣が定める者([[安党衛生芏則附則(å¹³8幎9月13 劎働省什第35号)第2条]]) :# 平成8幎10月1日以前に[[劎働安党衛生芏則第14条]]第2項第1号に芏定する研修に盞圓する研修ずしお厚生劎働倧臣が定めるものの受講を開始し、圓該研修を修了した者 :# 平成10幎9月30日においお[[劎働安党衛生法第13条]]第1項の産業医ずしお劎働者の健康管理等を行った経隓幎数が3幎以䞊である者 === 産業医の責務 === # 健康蚺断の実斜及びその結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 # [[劎働安党衛生法第66条の8]]第1項に芏定する面接指導及び[[劎働安党衛生法第66条の9]]に芏定する必芁な措眮の実斜䞊びにこれらの結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 # [[劎働安党衛生法第66条の10]]第1項に芏定する心理的な負担の皋床を把握するための怜査の実斜䞊びに同条第3項に芏定する面接指導の実斜及びその結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 # 䜜業環境の維持管理に関するこず。 # 䜜業の管理に関するこず。 # 前各号に掲げるもののほか、劎働者の健康管理に関するこず。 # 健康教育、健康盞談その他劎働者の健康の保持増進を図るための措眮に関するこず。 # 衛生教育に関するこず。 # 劎働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措眮に関するこず。 ([[劎働安党衛生芏則第14条]]第1項) たた、産業医は少なくずも毎月1回は䜜業堎を巡芖し、蚭備、䜜業方法など衛生状態を確認し有害の恐れがある堎合にはただちに健康障害を防止するための必芁な措眮を取らなければならない。([[劎働安党衛生芏則第15条]]) == 衛生委員䌚 == 衛生委員䌚は安党衛生法で垞時50人以䞊䜿甚するの事業堎に蚭眮が矩務化[[劎働安党衛生法第18条]]・[[劎働安党衛生法斜行什第9条]]されおおり、粟補管理に関する調査審議を行う。事業堎の劎働衛生氎準の向䞊には、衛生委員䌚が機胜するこずが重芁である。 衛生委員䌚は個別に蚭けおもよいが、安党委員䌚ず䜵合し安党衛生委員䌚ずしお行っおもよい。 === 委員の構成 === 委員䌚の委員は[[劎働安党衛生法第18条]]第2項においお、次のように定められおいる。 # 総括安党衛生管理者又は総括安党衛生管理者以倖のもので事業の実斜を統括管理するもの若しくはこれに準ずるもので事業者が指名したもの(1名:委員長) # 衛生管理者のうち事業者の指名したもの # 産業医のうち事業者の指名したもの # 圓該事業堎の劎働者で、衛生に関し経隓を有するもののうちから事業者の指名したもの # 䜜業環境枬定士 ::䜜業環境枬定士は圓該事業堎の劎働者で䜜業環境枬定を実斜しおいる䜜業環境枬定士である者を事業者が委員ずしお指名するこずができる。 :事業者は1以倖の委員のうちその半数は圓該事業堎で劎働する劎働者の過半数で組織する劎働組合があるずきはその劎働組合、ない堎合には劎働者の過半数を代衚する劎働者の掚薊に基づき指名しなければならない。 === 調査審議事項 === 委員䌚の調査審議事項に぀いおは、[[劎働安党衛生法第18条]]第1項に定めがあり、次のものである。 # 劎働者の健康障害を防止するための基本ずなるべき察策に関するこず。 # 劎働者の健康の保持増進を図るための基本ずなるべき察策に関するこず。 # 劎働灜害の原因及び再発防止察策で、衛生に係るものに関するこず。 # 前䞉号に掲げるもののほか、劎働者の健康障害の防止及び健康の保持増進に関する重芁事項 4に内包する事項ずしお、[[劎働安党衛生芏則第22条]]においお次のものが芏定されおいる。 :# 衛生に関する芏皋の䜜成に関するこず。 :# 法第二十八条の二第䞀項又は第五十䞃条の䞉第䞀項及び第二項の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措眮のうち、衛生に係るものに関するこず。 :# 安党衛生に関する蚈画(衛生に係る郚分に限る。)の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこず。 :# 衛生教育の実斜蚈画の䜜成に関するこず。 :# 法第五十䞃条の四第䞀項及び第五十䞃条の五第䞀項の芏定により行われる有害性の調査䞊びにその結果に察する察策の暹立に関するこず。 :# 法第六十五条第䞀項又は第五項の芏定により行われる䜜業環境枬定の結果及びその結果の評䟡に基づく察策の暹立に関するこず。 :# 定期に行われる健康蚺断、法第六十六条第四項の芏定による指瀺を受けお行われる臚時の健康蚺断及び法に基づく他の省什の芏定に基づいお行われる医垫の蚺断、蚺察又は凊眮の結果䞊びにその結果に察する察策の暹立に関するこず。 :# 劎働者の健康の保持増進を図るため必芁な措眮の実斜蚈画の䜜成に関するこず。 :# 長時間にわたる劎働による劎働者の健康障害の防止を図るための察策の暹立に関するこず。 :# 劎働者の粟神的健康の保持増進を図るための察策の暹立に関するこず。 :# 厚生劎働倧臣、郜道府県劎働局長、劎働基準監督眲長、劎働基準監督官又は劎働衛生専門官から文曞により呜什、指瀺、勧告又は指導を受けた事項のうち、劎働者の健康障害の防止に関するこず。 === 委員䌚の開催 === 安党委員䌚・衛生委員䌚・安党衛生委員䌚は毎月1回以䞊開催するようにしなければならない・([[劎働安党衛生芏則第23条]] === 議事の抂芁の呚知・保存 === 安党委員䌚・衛生委員䌚・安党衛生委員䌚の議事の抂芁は次のいずれかの方法により、劎働者に呚知するこずが矩務付けられおいる。([[劎働安党衛生法第23条]]第3項) # 垞時各䜜業堎の芋やすい堎所に掲瀺し、又は備え付けるこず。 # 曞面を劎働者に亀付するこず。 # 磁気テヌプ、磁気ディスクその他これらに準ずる物に蚘録し、か぀、各䜜業堎に劎働者が圓該蚘録の内容を垞時確認できる機噚を蚭眮するこず。 たた、事業者は、委員䌚における議事で重芁なものに係る蚘録を䜜成しお、これを䞉幎間保存しなければならない。([[劎働安党衛生法第23条]]第4項) [[カテゎリ:資栌詊隓]] [[カテゎリ:劎働安党衛生]]
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2023-02-02T05:33:38Z
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衛生管理者免蚱詊隓/劎働衛生/衛生管理䜓制 (有害)
第䞀皮衛生管理者詊隓の受隓者は衛生管理䜓制に加えお有害業務も出題範囲になる。 垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎であっお、次の業務に垞時30人以䞊埓事させる堎合は衛生管理者のうち1人を衛生工孊衛生管理者免蚱を受けたものから遞任しなければならない。 (劎働安党衛生芏則第7条第6項) 衛生工孊衛生管理者遞任察象事業堎の事業者は、衛生工孊管理者に衛生に係る技術的事項で衛生工孊に関するものを管理させなければならない。(劎働安党衛生芏則第15条) 劎働灜害を防止するために特別に管理する必芁がある䞀定の䜜業(劎働安党衛生法斜行芏則第6条)に぀いお、䜜業区分に応じお䜜業䞻任者を遞任しお劎働者の指揮等厚生劎働省什で定める事項を行わせなければならない。(ここでいう、厚生劎働省什に぀いおは衛生管理者免蚱詊隓/関係法什(有害)を参照) たた、䜜業䞻任者は盎接䜜業を指揮するこずが基本であるから、亀代制の堎合には各盎ごずに遞任が必芁である。さらに䜜業䞻任者の䌑暇などで盎接䜜業指揮が取れないようなこずが無いように、正副䜓制を取るなど考慮しなければならない。 同䞀の堎所で行う䜜業に぀いお、䜜業䞻任者を耇数遞任した堎合それぞれの䜜業䞻任者の職務の分担を定めなければならない。(劎働安党衛生芏則第17条) 䜜業䞻任者には、高圧宀内䜜業䞻任者・゚ックス線䜜業䞻任者・ガンマ線透過写真撮圱䜜業䞻任者のように郜道府県劎働局長の免蚱を受けたものを遞任する堎合ず、特定化孊物質䜜業䞻任者・四アルキル鉛等䜜業䞻任者・有機溶剀䜜業䞻任者・酞玠欠乏危険䜜業䜜業䞻任者・鉛䜜業䞻任者・石綿䜜業䞻任者のように郜道府県劎働局長の登録を受けた機関が実斜する技胜講習を修了した者の䞭から遞任する堎合がある。(劎働安党衛生法第14条・劎働安党衛生芏則第16条・劎働安党衛生芏則別衚第1)
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詊隓 > 資栌詊隓 > 衛生管理者免蚱詊隓 > 劎働衛生 > 衛生管理䜓制 (有害) 第䞀皮衛生管理者詊隓の受隓者は衛生管理䜓制に加えお有害業務も出題範囲になる。
* [[詊隓]] > [[資栌詊隓]] > [[衛生管理者免蚱詊隓]] > [[衛生管理者免蚱詊隓/劎働衛生|劎働衛生]] > '''衛生管理䜓制 (有害)''' 第䞀皮衛生管理者詊隓の受隓者は[[衛生管理者免蚱詊隓/劎働衛生/衛生管理䜓制|衛生管理䜓制]]に加えお有害業務も出題範囲になる。 == 衛生工孊衛生管理者の遞任察象事業堎 == 垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎であっお、次の業務に垞時30人以䞊埓事させる堎合は衛生管理者のうち1人を衛生工孊衛生管理者免蚱を受けたものから遞任しなければならない。 # 坑内劎働 # 高熱物䜓を取り扱う業務及び著しく暑熱な堎所における業務 # ラゞりム攟射線、゚ックス線その他有害攟射線に曝される業務 # 土石、獣毛等のじんあい又は粉末を著しく飛散する堎所における業務 # 異垞気圧䞋における業務 # 鉛・氎銀・クロム・硫酞など[[劎働基準法斜行芏則第18条]]に定める有害物の粉じん、蒞気又はガスを発散する堎所における業務 ([[劎働安党衛生芏則第7条]]第6項) 衛生工孊衛生管理者遞任察象事業堎の事業者は、衛生工孊管理者に衛生に係る技術的事項で衛生工孊に関するものを管理させなければならない。([[劎働安党衛生芏則第15条]]) == 䜜業䞻任者 == 劎働灜害を防止するために特別に管理する必芁がある䞀定の䜜業([[劎働安党衛生法斜行芏則第6条]])に぀いお、䜜業区分に応じお䜜業䞻任者を遞任しお劎働者の指揮等厚生劎働省什で定める事項を行わせなければならない。(ここでいう、厚生劎働省什に぀いおは[[衛生管理者免蚱詊隓/関係法什(有害)]]を参照 たた、䜜業䞻任者は盎接䜜業を指揮するこずが基本であるから、亀代制の堎合には各盎ごずに遞任が必芁である。さらに䜜業䞻任者の䌑暇などで盎接䜜業指揮が取れないようなこずが無いように、正副䜓制を取るなど考慮しなければならない。 同䞀の堎所で行う䜜業に぀いお、䜜業䞻任者を耇数遞任した堎合それぞれの䜜業䞻任者の職務の分担を定めなければならない。([[劎働安党衛生芏則第17条]]) === 劎働衛生にかかる䜜業䞻任者及び遞任の芁件 === 䜜業䞻任者には、[[w:高圧宀内䜜業䞻任者|高圧宀内䜜業䞻任者]]・[[w:゚ックス線䜜業䞻任者|゚ックス線䜜業䞻任者]]・[[w:ガンマ線透過写真撮圱䜜業䞻任者|ガンマ線透過写真撮圱䜜業䞻任者]]のように郜道府県劎働局長の免蚱を受けたものを遞任する堎合ず、[[w:特定化孊物質䜜業䞻任者|特定化孊物質䜜業䞻任者]]・[[w:四アルキル鉛等䜜業䞻任者|四アルキル鉛等䜜業䞻任者]]・[[w:有機溶剀䜜業䞻任者|有機溶剀䜜業䞻任者]]・[[w:酞玠欠乏危険䜜業䜜業䞻任者|酞玠欠乏危険䜜業䜜業䞻任者]]・[[w:鉛䜜業䞻任者|鉛䜜業䞻任者]]・[[w:石綿䜜業䞻任者|石綿䜜業䞻任者]]のように郜道府県劎働局長の登録を受けた機関が実斜する技胜講習を修了した者の䞭から遞任する堎合がある。([[劎働安党衛生法第14条]]・[[劎働安党衛生芏則第16条]]・[[劎働安党衛生芏則別衚第1]]) [[カテゎリ:資栌詊隓]] [[カテゎリ:劎働安党衛生]]
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2023-02-02T05:33:38Z
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内乱蚘 第3å·» (侊)
内乱蚘> 「内容目次」を参照せよ。 独裁官カ゚サルが執政官に遞ばれお、債務問題を仲裁し、支揎者たちを埩暩させる 独裁官カ゚サルが、内戊状態による金融䞍安の解消のために、債務問題の仲裁を指什する カ゚サルが、か぀おの遞挙運動で断眪されおいた支揎者たちを、民䌚議決により名誉回埩させる ブルンディシりムに、カ゚サルおよび12個軍団ず階兵隊が集結する ポンペむりスが、東地䞭海沿岞や黒海沿岞で、倧艊隊を調達させ、倚額の戊費を玍めさせる ポンペむりスが、東方の諞属州や同盟諞囜から、重装歩兵9個軍団以䞊ず階兵7000階などを召集する 階兵7,000階の陣容 ポンペむりスが、カ゚サルの枡海阻止のために、アドリア海沿岞地垯に艊隊を配備する カ゚サルが将兵たちの前で挔説しお、ブルンディシりムを出枯(1月4日)、察岞のパラ゚ステに䞊陞 将兵たちが奮い立ち、倧声で応える 1月4日に、ブルンディシりムを出枯する オリクム枯のアシア艊隊ずコルキュラ島のビブルスの艊隊が、カ゚サルを迎撃しそこなう 元老院掟のビブルス率いる艊隊が、ブルンディシりムに戻る空のカ゚サル艊隊を焌き蚎ちする ビブルスが、カレヌスの艊隊を襲撃しお、乗員たちを焌き殺す ビブルスが、カ゚サルを埅ち構えお、沿岞の譊備䜓制を敎える 元老院掟のオクタりィりスがダルマティアの城垂サロナ゚を攻めあぐねる オクタりィりスが城垂サロナ゚の攻囲に着手 兵力を欠くカ゚サルが、内戊による損害を口実ずしお、ポンペむりスに和平を提案しようずする カ゚サルからポンペむりスぞの和平提案の芁旚 カ゚サルの䞊陞を報告されたポンペむりスが、沿岞地垯ぞ急ぐ。カ゚サルは、枯湟郜垂オリクムを制圧 ポンペむりスが、カンダりィア街道を西ぞ急ぐ オリクムを指揮するトルクァトゥスが、カ゚サルに投降する カ゚サルが、城垂アポッロニアや近隣の諞郜垂を服埓させる アポッロニアの䜏民たちが、スタベリりスの呜什を拒絶する アポッロニアの䜏民たちが、カ゚サルを迎え入れる ポンペむりスがデュッラキりムに達し、䞡軍がアプスス川を挟んで察峙する ポンペむりスの将兵たちが、あらためお忠誠を誓う カ゚サルが、デュッラキりム占領を断念しお、冬営を決意する ポンペむりスもアプスス川に達し、䞡軍が察峙する カ゚サルの副官フフィりス・カレヌスが、ブルンディシりム枯に匕き返しお、ビブルス艊隊の埅ち䌏せを免れる 元老院掟のビブルス艊隊が、海岞線の封鎖に音を䞊げお、カ゚サルに䌑戊を求めようずする カ゚サルが、枯湟郜垂オリクムで、ビブルスの代理人スクリボニりス・リボず䌚談する カ゚サルずスクリボニりス・リボの䌚談 スクリボニりス・リボの蚀い分 カ゚サルずスクリボニりス・リボによる和平協議が物別れに終わる ビブルスが過劎死。ポンペむりスが、カ゚サルからの和平提案に぀いお偎近たちず議論するが、和平に拒絶の意思を瀺す ビブルスの病死 叞什長官を倱った連合艊隊 ポンペむりスず偎近たちが、カ゚サルの和平提案に぀いお話し合う カ゚サルがアプスス河岞で䞡軍の協議にこぎ぀けるが、ラビ゚ヌスが和平亀枉の打ち切りを通告する カ゚サルが、副官りァティニりスをしお和平を呌びかけさせる 協議の時刻が決められる ラビ゚ヌスずりァティニりスが和平協議を始める 和平協議が歊力によっお䞭断される ラビ゚ヌスが和平協議の決裂を宣蚀する 法務官カ゚リりス・ルフスが、過払金蚎蚟問題で債務者の歓心を埗るために、無利子法案を提出 法務官カ゚リりス・ルフスが、過払金返還請求蚎蚟に取り組もうずする トレボニりスの人情裁きにより、カ゚リりスの掻躍の䜙地がなくなる カ゚リりスが5幎間 無利子の法案を出す 元老院から远い出されたカ゚リりス・ルフスが、囜倖远攟されおいたミロを呌び戻しお事倉を起こす カ゚リりスが民衆を扇動しお、同僚の法務官トレボニりスを襲撃させる トレボニりスが元老院のお墚付きを埗お、カ゚リりスを公職远攟凊分に凊す 屈蟱に耐えかねたカ゚リりスが、謀反を起こすためにミロを呌び寄せる ミロずカ゚リりスが殺害されお、事倉が収束する ミロの最期 カ゚リりスの最期 スクリボニりス・リボの艊隊がむタリア偎のブルンディシりム枯に䞊陞しお、カ゚サル勢の増揎を阻もうずする (蚳泚:1項の蚳泚で述べたように、リボが、オリクムの沖ず陞䞊のポンペむりスの陣営(18節)ずを自由に行き来できたずするず、本節でわざわざむタリア偎から曞状を発信するずいうのは、䞍自然にも思える。) カ゚サルの郚将マルクス・アントニりスが、スクリボニりス・リボの艊隊を撃退する 増揎が来ないこずに業を煮やしたカ゚サルが、ブルンディシりムの郚䞋たちぞ督促の䜿いを送る アントニりスずフフィりス・カレヌス率いる船団が、ブルンディシりムを出枯、察岞のニュンパ゚りム枯に䞊陞を果たす アントニりスらの船団を远尟しおいた元老院掟のロドゥス島艊隊が、匷颚に遭っお壊滅する アントニりスらの船団のうち、新兵の1隻は元老院掟のオタキリりス・クラッススに降䌏しお殺され、叀参兵の1隻は味方に合流する 新兵たちがオタキリりスの甘蚀に屈する 叀参兵たちが䞍屈さを発揮する アントニりスが、城垂リッススに迎え入れられ、総勢4個軍団ず階兵800を䞊陞させる カ゚サルずアントニりスが合流を目指し、ポンペむりスがアントニりスを埅ち䌏せしようずするが、合流が果たされる 元老院掟のシリア総督スキピオが、察パルティア戊争を攟眮したたた、将兵の歓心を買おうずする スキピオが、属州シリアに䞊玍金ず階兵の䟛出を芁求する スキピオが属州シリアに重皎を課したため、金利が高隰する ポンペむりスからの増揎芁請が届き、スキピオが軍勢を率いお属州マケドニアぞ向けお発぀ カ゚サルが、テッサリア・ア゚トリア・マケドニアの各地にそれぞれ郚将ず守備隊を掟兵する カッシりス・ロンギヌスをテッサリアぞ、カルりィシりス・サビヌスをア゚トリアぞ、軍勢ずずもに掟遣する カ゚サルの郚将カルりィシりス・サビヌスがア゚トリアに、カッシりス・ロンギヌスがテッサリアに到着。 カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスがマケドニアに到着。スキピオが来襲する。 スキピオ勢が、マケドニアのドミティりスに迫るが、いきなりテッサリアのカッシりス・ロンギヌスぞ暙的を倉曎する トラキア人の王コテュスの階兵隊が、テッサリアのカッシりスの陣営に攻めかかる カ゚サルの郚将カッシりス・ロンギヌスが、スキピオの到来を怖れお、テッサリアから逃げ出す カ゚サルの郚将ドミティりスをの攻撃を怖れたファりォニりスが、スキピオに助けを求める スキピオが、カッシりスの远跡を思いずどたり、ファりォニりスに加勢するために、マケドニアに匕き返す アリアクモン川呚蟺での駆け匕き。ドミティりスが、スキピオの䌏兵を撃退 ドミティりス・カルりィヌスが、スキピオの陣営のそばに接近する スキピオの陣営の䞋の川が、ドミティりス勢の進軍を阻止する スキピオが迷ったあげく、川を枡っお匕き返しおしたう スキピオ勢が、ドミティりス勢に察しお䌏兵をしかける ドミティりス勢が、䌏兵にこらえお、反撃に転じる ドミティりス勢が緒戊に勝利する ドミティりスが逆に䌏兵をしかけ、スキピオの2個階兵小隊あたりを蚎ち取る スキピオの階兵隊が、ドミティりス勢を偵察するために先遣される カ゚サルが、副官カニヌスに呜じお、枯湟郜垂オリクムの防備を固めさせる ポンペむりスの息子が、オリクム枯ずリッスス枯のカ゚サル船団を壊滅させる ポンペむりスの息子が、リッスス枯を攻略しようずする カ゚サルが、ポンペむりス勢を挑発しお、アスパラギりム近蟺からデュッラキりム近くぞ誘い出す カ゚サルが、戊局の打開策を思案する カ゚サルが、出し抜けに党軍を率いおデュッラキりムぞ向かう ポンペむりスが、カ゚サルの誘い出し策に乗っお、デュッラキりムぞ先回りをしようずする カ゚サルが、ポンペむりスより少し早く、デュッラキりム付近に到着する ポンペむりスがデュッラキりム郊倖の䞘ペトラに拠点を築き、カ゚サルは呚蟺地域からの糧秣補絊に努める 長期戊を芚悟したカ゚サルが、糧秣補絊に取りかかる 糧秣䞍足や階兵の劣勢を意識するカ゚サルが、ポンペむりスの陣営を山砊や塁壁で包囲し始める カ゚サルのもくろみ(その1):より安党に糧秣補絊ができるように カ゚サルのもくろみ(その2):ポンペむりスの軍銬を飢えさせるように カ゚サルのもくろみ(その3):ポンペむりスの暩嚁を、諞囜民の間で倱墜させるように デュッラキりムず海路からの物資補絊を重芖するポンペむりスが、内偎に陣地を構築しおカ゚サルに察抗する ポンペむりスの最埌の手段ずは ポンペむりスも24か所に山砊を建お、軍銬や駄獣を逊うための陣地を囲い始める 䞡軍が、互いにすき間なく塁壁を築いお、盞手の突入を防ごうずする 兵の数が倚く、造る陣地の芏暡がより小さいポンペむりス勢が有利 ポンペむりスが、飛び道具を持った郚隊を芁所に掟兵する カ゚サル勢が、ポンペむりス勢の飛び道具ぞの防護に努める カ゚サルの第9軍団が陣地を築いおいるず、ポンペむりス勢が阻止しようずする ポンペむりス勢が、カ゚サルの第9軍団の工事を劚げようずする 芋かねたカ゚サルが、第9軍団に撀退を呜じる ポンペむりスが、味方が勝぀ず豪語する カ゚サルが防護策を講じ、第9軍団が反攻に転じお、ポンペむりス勢を撃退する ポンペむりス勢が、障害物を突砎しおカ゚サル勢に迫る カ゚サルが、アントニりスを通じお、第9軍団を反撃に奮い立たせる カ゚サルの第9軍団が、突進しお、ポンペむりス勢を撃退する カ゚サル勢が堡塁工事を完了する ポンペむりス勢の糧秣・物資の豊富さ。カ゚サル勢が、圌我の兵力差ず糧秣䞍足に苊悩する 未知なる、䞊倖れた倧攻囲戊 攻囲戊ず兵糧攻めの原則ずは カ゚サル、寡兵よく倧軍を囲む?! 穀物を残らず食べ荒らしたカ゚サル勢が、空きっ腹に苊しむ カ゚サル勢が、カラずいう怍物の根から䜜ったパンで飢えをしのぐ 穀物が実っおカ゚サル勢が掻気づき、逆に氎脈を断たれたポンペむりス勢が枇氎に苊しむ ポンペむりス勢が、䞍健康・死臭・苊圹・氎䞍足に匱り切る カ゚サル勢が、氎の流れをせき止める カ゚サル勢の健康が回埩しお、楜芳的になる 䞡軍ずも倜襲の新たな戊術を詊みる〔写本が欠萜〕 カ゚サルの陣営指揮官プブリりス・スッラが駆け付けお、ポンペむりス勢を撃退するが、深远いを避ける スッラは、深远いすべきだったか? 副官の刀断が将軍ず異なるのは圓然だ 日が傟き、ポンペむりス勢が進退きわたる ポンペむりス勢が、急堎しのぎで小山に陣を匵る ポンペむりス勢が、カ゚サル勢の兵力分散を意図しお、同時倚発的に攻撃をしかける カ゚サル勢が有利な戊果を䞊げ、カ゚サルが戊功のある者にほうびを䞎える ポンペむりスが、ぺトラの陣営の呚りに塁壁を増築しお防埡を固める カ゚サルが戊列を䞊べおポンペむりスを決戊に誘うが、ポンペむりスは決戊を避ける (蚳泚:本節は、写本では次節(56節)の埌に蚘茉されおいるが、校蚂者たちは内容から刀断しお55節ずしおいる。) カ゚サルが、フフィりス・カレヌスらを掟遣しお、ギリシア䞭郚の諞郜垂を垰順させる ポンペむりスの副官ルティリりス・ルプスが、カ゚サル勢のアカむア進出を阻止するために、コリントス地峡の防備を固める フフィりス・カレヌスが、ギリシア䞭郚のボ゚オティア地方の諞郜垂の制圧に専念する カ゚サルが、スキピオを味方にするべく、クロディりスを遣わす クロディりスずスキピオの䌚談は䞍調に終わる ç§£ (たぐさ) の欠乏に耐え切れなくなったポンペむりスが、打開策を緎り始める カ゚サル配䞋のガリア人階兵隊で、アッロブロゲス族の有力者兄匟の䞍祥事が発芚する アッロブロゲス族の有力者兄匟が、ポンペむりス偎に寝返りを打぀ ポンペむりスに迎え入れられたアッロブロゲス族の兄匟が、カ゚サル勢の軍事機密を挏らす ポンペむりスが、カ゚サル陣地の沿海方面に、揚陞艊隊ず6個軍団盞圓の倧兵力を集䞭する ロヌマ軍の鉄兜(Galea:ガレア) 共和制末期~垝制期のものは、ガリアの圱響でほお圓おが付くようになっおいた。 ポンペむりス勢が、カ゚サル陣地の海に面する最匱地点を匷襲しお突砎する カ゚サル陣地の南方を指揮しおいた財務官マルケッリヌスが、第14軍団から増揎郚隊を掟兵するが、敗勢に陥る 鷲の埜章の旗手の最埌の頌み マルクス・アントニりスがポンペむりス勢の進撃を食い止め、カ゚サルは戊術を倉えお防備を固めさせる ポンペむりス勢が、カ゚サルが攟棄した叀い陣営を接収し、塁壁で囲んでより倧きな陣営を造営する ポンペむりスの1個軍団ほどが守る倧陣営を、カ゚サルが33個歩兵倧隊で急襲、制圧する カ゚サル勢の右翌の歩兵ず階兵が、敵を远撃するあたり、ポンペむりスの塁壁の向こう偎に深入りしおしたう カ゚サルの右翌の歩兵たちが、川岞ぞ延びおいる塁壁を、陣営の䞀郚だず思い蟌む カ゚サルの歩兵たちが、塁壁の䞀郚を突き砎っお、階兵たちも埌に続く ポンペむりスが5個軍団を匕っ提げお反攻に転じ、浮足立ったカ゚サル勢が朰走する 陣営の裏門あたりに远い詰められおいたポンペむりスの1個軍団が、息を吹き返す カ゚サル勢の右翌の階兵たちが、䞍安に駆られお退散し始める カ゚サル勢の右翌の歩兵たちが、うろたえお我先にず敗走し始める カ゚サル勢の巊翌の歩兵たちが、無我倢䞭で遁走する ポンペむりスが䌏兵を譊戒しお、远撃をためらい、カ゚サル勢はかろうじお総厩れを免れる カ゚サル勢を党滅から救った芁因は・・・ カ゚サル勢は玄1000名が戊死し、ポンペむりスは戊勝将軍ず讃えられる ポンペむりスが戊勝将軍ず歓呌される ラビ゚ヌスが、捕虜たちを惚殺する 敗軍の将カ゚サルが敗因に぀いお匁解し぀぀、勝者ポンペむりスの非をあげ぀らう カ゚サルがデュッラキりム近郊の陣地から撀収しお、挔説で将兵たちを錓舞する カ゚サルが兵士たちを集めお挔説をする カ゚サルが、敗戊の責任を免れようずする カ゚サル配䞋の将兵たちは雪蟱に燃えるが、カ゚サルは圓面の戊闘回避を刀断 『内乱蚘』第3å·» は長いため、カ゚サルの敗戊をもっお䞊巻をおわりずし、これ以降を 䞋巻 ずする。
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"", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "カ゚サルの䞊陞を報告されたポンペむりスが、沿岞地垯ぞ急ぐ。カ゚サルは、枯湟郜垂オリクムを制圧", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、カンダりィア街道を西ぞ急ぐ", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "オリクムを指揮するトルクァトゥスが、カ゚サルに投降する", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、城垂アポッロニアや近隣の諞郜垂を服埓させる", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "アポッロニアの䜏民たちが、スタベリりスの呜什を拒絶する", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "アポッロニアの䜏民たちが、カ゚サルを迎え入れる", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "ポンペむりスがデュッラキりムに達し、䞡軍がアプスス川を挟んで察峙する", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの将兵たちが、あらためお忠誠を誓う", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、デュッラキりム占領を断念しお、冬営を決意する", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ポンペむりスもアプスス川に達し、䞡軍が察峙する", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "カ゚サルの副官フフィりス・カレヌスが、ブルンディシりム枯に匕き返しお、ビブルス艊隊の埅ち䌏せを免れる", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "元老院掟のビブルス艊隊が、海岞線の封鎖に音を䞊げお、カ゚サルに䌑戊を求めようずする", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { 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"カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "協議の時刻が決められる", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "ラビ゚ヌスずりァティニりスが和平協議を始める", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "和平協議が歊力によっお䞭断される", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "ラビ゚ヌスが和平協議の決裂を宣蚀する", "title": "カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "法務官カ゚リりス・ルフスが、過払金蚎蚟問題で債務者の歓心を埗るために、無利子法案を提出", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "法務官カ゚リりス・ルフスが、過払金返還請求蚎蚟に取り組もうずする", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "トレボニりスの人情裁きにより、カ゚リりスの掻躍の䜙地がなくなる", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "カ゚リりスが5幎間 無利子の法案を出す", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "元老院から远い出されたカ゚リりス・ルフスが、囜倖远攟されおいたミロを呌び戻しお事倉を起こす", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "カ゚リりスが民衆を扇動しお、同僚の法務官トレボニりスを襲撃させる", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "トレボニりスが元老院のお墚付きを埗お、カ゚リりスを公職远攟凊分に凊す", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "屈蟱に耐えかねたカ゚リりスが、謀反を起こすためにミロを呌び寄せる", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "ミロずカ゚リりスが殺害されお、事倉が収束する", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "ミロの最期", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "カ゚リりスの最期", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚リりスずミロのむタリア事倉" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "スクリボニりス・リボの艊隊がむタリア偎のブルンディシりム枯に䞊陞しお、カ゚サル勢の増揎を阻もうずする", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "(蚳泚:1項の蚳泚で述べたように、リボが、オリクムの沖ず陞䞊のポンペむりスの陣営(18節)ずを自由に行き来できたずするず、本節でわざわざむタリア偎から曞状を発信するずいうのは、䞍自然にも思える。)", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "カ゚サルの郚将マルクス・アントニりスが、スクリボニりス・リボの艊隊を撃退する", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "増揎が来ないこずに業を煮やしたカ゚サルが、ブルンディシりムの郚䞋たちぞ督促の䜿いを送る", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "アントニりスずフフィりス・カレヌス率いる船団が、ブルンディシりムを出枯、察岞のニュンパ゚りム枯に䞊陞を果たす", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "アントニりスらの船団を远尟しおいた元老院掟のロドゥス島艊隊が、匷颚に遭っお壊滅する", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "アントニりスらの船団のうち、新兵の1隻は元老院掟のオタキリりス・クラッススに降䌏しお殺され、叀参兵の1隻は味方に合流する", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "新兵たちがオタキリりスの甘蚀に屈する", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "叀参兵たちが䞍屈さを発揮する", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "アントニりスが、城垂リッススに迎え入れられ、総勢4個軍団ず階兵800を䞊陞させる", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "カ゚サルずアントニりスが合流を目指し、ポンペむりスがアントニりスを埅ち䌏せしようずするが、合流が果たされる", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "", "title": "アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "元老院掟のシリア総督スキピオが、察パルティア戊争を攟眮したたた、将兵の歓心を買おうずする", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "スキピオが、属州シリアに䞊玍金ず階兵の䟛出を芁求する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "スキピオが属州シリアに重皎を課したため、金利が高隰する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "ポンペむりスからの増揎芁請が届き、スキピオが軍勢を率いお属州マケドニアぞ向けお発぀", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、テッサリア・ア゚トリア・マケドニアの各地にそれぞれ郚将ず守備隊を掟兵する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "カッシりス・ロンギヌスをテッサリアぞ、カルりィシりス・サビヌスをア゚トリアぞ、軍勢ずずもに掟遣する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "カ゚サルの郚将カルりィシりス・サビヌスがア゚トリアに、カッシりス・ロンギヌスがテッサリアに到着。", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスがマケドニアに到着。スキピオが来襲する。", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "スキピオ勢が、マケドニアのドミティりスに迫るが、いきなりテッサリアのカッシりス・ロンギヌスぞ暙的を倉曎する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "トラキア人の王コテュスの階兵隊が、テッサリアのカッシりスの陣営に攻めかかる", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "カ゚サルの郚将カッシりス・ロンギヌスが、スキピオの到来を怖れお、テッサリアから逃げ出す", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "カ゚サルの郚将ドミティりスをの攻撃を怖れたファりォニりスが、スキピオに助けを求める", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "スキピオが、カッシりスの远跡を思いずどたり、ファりォニりスに加勢するために、マケドニアに匕き返す", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "アリアクモン川呚蟺での駆け匕き。ドミティりスが、スキピオの䌏兵を撃退", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "ドミティりス・カルりィヌスが、スキピオの陣営のそばに接近する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "スキピオの陣営の䞋の川が、ドミティりス勢の進軍を阻止する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "スキピオが迷ったあげく、川を枡っお匕き返しおしたう", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "スキピオ勢が、ドミティりス勢に察しお䌏兵をしかける", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "ドミティりス勢が、䌏兵にこらえお、反撃に転じる", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "ドミティりス勢が緒戊に勝利する", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "ドミティりスが逆に䌏兵をしかけ、スキピオの2個階兵小隊あたりを蚎ち取る", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "スキピオの階兵隊が、ドミティりス勢を偵察するために先遣される", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "", "title": "元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、副官カニヌスに呜じお、枯湟郜垂オリクムの防備を固めさせる", "title": "アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "", "title": "アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの息子が、オリクム枯ずリッスス枯のカ゚サル船団を壊滅させる", "title": "アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "", "title": "アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "", "title": "アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "", "title": "アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの息子が、リッスス枯を攻略しようずする", "title": "アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、ポンペむりス勢を挑発しお、アスパラギりム近蟺からデュッラキりム近くぞ誘い出す", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、戊局の打開策を思案する", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、出し抜けに党軍を率いおデュッラキりムぞ向かう", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、カ゚サルの誘い出し策に乗っお、デュッラキりムぞ先回りをしようずする", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、ポンペむりスより少し早く、デュッラキりム付近に到着する", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "ポンペむりスがデュッラキりム郊倖の䞘ペトラに拠点を築き、カ゚サルは呚蟺地域からの糧秣補絊に努める", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "長期戊を芚悟したカ゚サルが、糧秣補絊に取りかかる", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "糧秣䞍足や階兵の劣勢を意識するカ゚サルが、ポンペむりスの陣営を山砊や塁壁で包囲し始める", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "カ゚サルのもくろみ(その1):より安党に糧秣補絊ができるように", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "カ゚サルのもくろみ(その2):ポンペむりスの軍銬を飢えさせるように", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "カ゚サルのもくろみ(その3):ポンペむりスの暩嚁を、諞囜民の間で倱墜させるように", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "デュッラキりムず海路からの物資補絊を重芖するポンペむりスが、内偎に陣地を構築しおカ゚サルに察抗する", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの最埌の手段ずは", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "ポンペむりスも24か所に山砊を建お、軍銬や駄獣を逊うための陣地を囲い始める", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "䞡軍が、互いにすき間なく塁壁を築いお、盞手の突入を防ごうずする", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "兵の数が倚く、造る陣地の芏暡がより小さいポンペむりス勢が有利", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、飛び道具を持った郚隊を芁所に掟兵する", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が、ポンペむりス勢の飛び道具ぞの防護に努める", "title": "デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "カ゚サルの第9軍団が陣地を築いおいるず、ポンペむりス勢が阻止しようずする", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、カ゚サルの第9軍団の工事を劚げようずする", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "芋かねたカ゚サルが、第9軍団に撀退を呜じる", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、味方が勝぀ず豪語する", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "カ゚サルが防護策を講じ、第9軍団が反攻に転じお、ポンペむりス勢を撃退する", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、障害物を突砎しおカ゚サル勢に迫る", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、アントニりスを通じお、第9軍団を反撃に奮い立たせる", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "カ゚サルの第9軍団が、突進しお、ポンペむりス勢を撃退する", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が堡塁工事を完了する", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢の糧秣・物資の豊富さ。カ゚サル勢が、圌我の兵力差ず糧秣䞍足に苊悩する", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "未知なる、䞊倖れた倧攻囲戊", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "攻囲戊ず兵糧攻めの原則ずは", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "カ゚サル、寡兵よく倧軍を囲む?!", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "穀物を残らず食べ荒らしたカ゚サル勢が、空きっ腹に苊しむ", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が、カラずいう怍物の根から䜜ったパンで飢えをしのぐ", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "穀物が実っおカ゚サル勢が掻気づき、逆に氎脈を断たれたポンペむりス勢が枇氎に苊しむ", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、䞍健康・死臭・苊圹・氎䞍足に匱り切る", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が、氎の流れをせき止める", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の健康が回埩しお、楜芳的になる", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "䞡軍ずも倜襲の新たな戊術を詊みる〔写本が欠萜〕", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "カ゚サルの陣営指揮官プブリりス・スッラが駆け付けお、ポンペむりス勢を撃退するが、深远いを避ける", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "スッラは、深远いすべきだったか?", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "副官の刀断が将軍ず異なるのは圓然だ", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "日が傟き、ポンペむりス勢が進退きわたる", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、急堎しのぎで小山に陣を匵る", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、カ゚サル勢の兵力分散を意図しお、同時倚発的に攻撃をしかける", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が有利な戊果を䞊げ、カ゚サルが戊功のある者にほうびを䞎える", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、ぺトラの陣営の呚りに塁壁を増築しお防埡を固める", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "カ゚サルが戊列を䞊べおポンペむりスを決戊に誘うが、ポンペむりスは決戊を避ける", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "(蚳泚:本節は、写本では次節(56節)の埌に蚘茉されおいるが、校蚂者たちは内容から刀断しお55節ずしおいる。)", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、フフィりス・カレヌスらを掟遣しお、ギリシア䞭郚の諞郜垂を垰順させる", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの副官ルティリりス・ルプスが、カ゚サル勢のアカむア進出を阻止するために、コリントス地峡の防備を固める", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "フフィりス・カレヌスが、ギリシア䞭郚のボ゚オティア地方の諞郜垂の制圧に専念する", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、スキピオを味方にするべく、クロディりスを遣わす", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "クロディりスずスキピオの䌚談は䞍調に終わる", "title": "カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "ç§£ (たぐさ) の欠乏に耐え切れなくなったポンペむりスが、打開策を緎り始める", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "カ゚サル配䞋のガリア人階兵隊で、アッロブロゲス族の有力者兄匟の䞍祥事が発芚する", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "アッロブロゲス族の有力者兄匟が、ポンペむりス偎に寝返りを打぀", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 288, "tag": "p", "text": "ポンペむりスに迎え入れられたアッロブロゲス族の兄匟が、カ゚サル勢の軍事機密を挏らす", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 289, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 290, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反" }, { "paragraph_id": 291, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、カ゚サル陣地の沿海方面に、揚陞艊隊ず6個軍団盞圓の倧兵力を集䞭する", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 292, "tag": "p", "text": "ロヌマ軍の鉄兜(Galea:ガレア) 共和制末期~垝制期のものは、ガリアの圱響でほお圓おが付くようになっおいた。", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 293, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 294, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 295, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 296, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、カ゚サル陣地の海に面する最匱地点を匷襲しお突砎する", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 297, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 298, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 299, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 300, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 301, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 302, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 303, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 304, "tag": "p", "text": "カ゚サル陣地の南方を指揮しおいた財務官マルケッリヌスが、第14軍団から増揎郚隊を掟兵するが、敗勢に陥る", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 305, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 306, "tag": "p", "text": "鷲の埜章の旗手の最埌の頌み", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 307, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 308, "tag": "p", "text": "マルクス・アントニりスがポンペむりス勢の進撃を食い止め、カ゚サルは戊術を倉えお防備を固めさせる", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 309, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 310, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊" }, { "paragraph_id": 311, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、カ゚サルが攟棄した叀い陣営を接収し、塁壁で囲んでより倧きな陣営を造営する", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 312, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 313, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 314, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 315, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 316, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 317, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 318, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの1個軍団ほどが守る倧陣営を、カ゚サルが33個歩兵倧隊で急襲、制圧する", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 319, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 320, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 321, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 322, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 323, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 324, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の右翌の歩兵ず階兵が、敵を远撃するあたり、ポンペむりスの塁壁の向こう偎に深入りしおしたう", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 325, "tag": "p", "text": "カ゚サルの右翌の歩兵たちが、川岞ぞ延びおいる塁壁を、陣営の䞀郚だず思い蟌む", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 326, "tag": "p", "text": "カ゚サルの歩兵たちが、塁壁の䞀郚を突き砎っお、階兵たちも埌に続く", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 327, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが5個軍団を匕っ提げお反攻に転じ、浮足立ったカ゚サル勢が朰走する", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 328, "tag": "p", "text": "陣営の裏門あたりに远い詰められおいたポンペむりスの1個軍団が、息を吹き返す", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 329, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の右翌の階兵たちが、䞍安に駆られお退散し始める", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 330, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の右翌の歩兵たちが、うろたえお我先にず敗走し始める", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 331, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の巊翌の歩兵たちが、無我倢䞭で遁走する", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 332, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが䌏兵を譊戒しお、远撃をためらい、カ゚サル勢はかろうじお総厩れを免れる", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 333, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢を党滅から救った芁因は・・・", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 334, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 335, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢は玄1000名が戊死し、ポンペむりスは戊勝将軍ず讃えられる", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 336, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 337, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが戊勝将軍ず歓呌される", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 338, "tag": "p", "text": "ラビ゚ヌスが、捕虜たちを惚殺する", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 339, "tag": "p", "text": "敗軍の将カ゚サルが敗因に぀いお匁解し぀぀、勝者ポンペむりスの非をあげ぀らう", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 340, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 341, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 342, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 343, "tag": "p", "text": "カ゚サルがデュッラキりム近郊の陣地から撀収しお、挔説で将兵たちを錓舞する", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 344, "tag": "p", "text": "カ゚サルが兵士たちを集めお挔説をする", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 345, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 346, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、敗戊の責任を免れようずする", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 347, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 348, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 349, "tag": "p", "text": "カ゚サル配䞋の将兵たちは雪蟱に燃えるが、カ゚サルは圓面の戊闘回避を刀断", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 350, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 351, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 352, "tag": "p", "text": "『内乱蚘』第3å·» は長いため、カ゚サルの敗戊をもっお䞊巻をおわりずし、これ以降を 䞋巻 ずする。", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" }, { "paragraph_id": 353, "tag": "p", "text": "", "title": "デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)" } ]
内乱蚘           
[[Category:内乱蚘|3]] [[内乱蚘]] [[画像:Blue_square_C.PNG|20px]][[画像:Blue_square_O.PNG|20px]][[画像:Blue_square_M.PNG|20px]][[画像:Blue_square_M.PNG|20px]][[画像:Blue_square_E.PNG|20px]][[画像:Blue_square_N.PNG|20px]][[画像:Blue_square_T.PNG|20px]][[画像:Blue_square_A.PNG|20px]][[画像:Blue_square_R.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]][[画像:Blue_square_O.PNG|20px]][[画像:Blue_square_R.PNG|20px]][[画像:Blue_square_V.PNG|20px]][[画像:Blue_square_M.PNG|20px]][[画像:Solid_blue.svg|20px]][[画像:Blue_square_D.PNG|20px]][[画像:Blue_square_E.PNG|20px]][[画像:Solid_blue.svg|20px]][[画像:Blue_square_B.PNG|20px]][[画像:Blue_square_E.PNG|20px]][[画像:Blue_square_L.PNG|20px]][[画像:Blue_square_L.PNG|20px]][[画像:Blue_square_O.PNG|20px]][[画像:Solid_blue.svg|20px]][[画像:Blue_square_C.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]][[画像:Blue_square_V.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]][[画像:Blue_square_L.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]]           [[画像:Blue_square_L.PNG|30px]][[画像:Blue_square_I.PNG|30px]][[画像:Blue_square_B.PNG|30px]][[画像:Blue_square_E.PNG|30px]][[画像:Blue_square_R.PNG|30px]][[画像:Solid_blue.svg|30px]][[画像:Blue_square_T.PNG|30px]][[画像:Blue_square_E.PNG|30px]][[画像:Blue_square_R.PNG|30px]][[画像:Blue_square_T.PNG|30px]][[画像:Blue_square_I.PNG|30px]][[画像:Blue_square_V.PNG|30px]][[画像:Blue_square_S.PNG|30px]] ==目次== 「[[内乱蚘/内容目次|内容目次]]」を参照せよ。 __notoc__ ==カ゚サルずポンペむりスの決戊に臚む態勢づくり== ===1節=== '''独裁官カ゚サルが執政官に遞ばれお、債務問題を仲裁し、支揎者たちを埩暩させる''' *①項 Dictatore habente comitia Caesare **カ゚サルが<ruby><rb>[[w:独裁官|独裁官]]</rb><rp></rp><rt>ディクタトル</rt><rp></rp></ruby>ずしお<ruby><rb>遞挙</rb><rp></rp><rt>コミティア</rt><rp></rp></ruby>を䞻催しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚comitia 「遞挙などのための[[w:民䌚 (ロヌマ)|民䌚]]」、あるいは、転じお「遞挙」を指す。<br>[[w:独裁官|独裁官]]は、二人の[[w:執政官|執政官]]が任務を果たせない事態のずきに、倧暩を䞎えられお遞挙や祭事などを代行する任期6か月の臚時職。<br>この幎BC49幎の䞡執政官 [[w:ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス|ルキりス・レントゥルス]]ず[[w:ガむりス・クラりディりス・マルケッルス・マペル|ガむりス・クラりディりス]]は、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]ずずもに東方ぞ逃れおいた。</span> *consules creantur <u>Iulius Caesar</u> et P. Servilius; **:<u>ナリりス・カ゚サル</u>ずプブリりス・セルりィリりス・りァティア・むサりリクスが䞡<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>に遞ばれる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、カヌタヌJ.M.Carter, 1991により <u>C. Iulius</u><u>ガむりス・ナリりス</u>ず修正提案されおいる。</span> <!--**:<span style="color:#009900;">蚳泚プブリりス・セルりィリりス・りァティア・むサりリクス [[w:en:Publius Servilius Vatia Isauricus (consul 48 BC)|Publius Servilius Vatia Isauricus (consul 48 BC)]]は、●</span>--> *is enim erat annus, quo per leges ei consulem fieri liceret. **:実際、法埋の䞊からも、その幎は圌カ゚サルにずっお執政官になるこずが蚱されおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚執政官に䞀床 任官したら、10幎間は就任できないように定められおいた。<br>カ゚サルが執政官に前回任官したのはBC59幎だったので、BC49幎以降は合法的に執政官に就任できた。<br>ここの蚘述は、ポンペむりスがBC55幎ずBC52幎に3幎間しか間を眮かずに執政官になったこずを、あおこすっおいるずも解釈される。<br>あるいは、ルビコン川を枡るずいう囜家反逆ず軍事力によっお非合法に執政官職を獲埗したこずぞの匁解ずも考えられる。</span> <br>   '''独裁官カ゚サルが、内戊状態による金融䞍安の解消のために、債務問題の仲裁を指什する''' *②項 His rebus confectis, **カ゚サルはこれらの事を成し遂げるず、 *cum fides tota Italia esset angustior neque creditae pecuniae solverentur, **戊時経枈で貚幣流通が停滞しおむタリア党域で商取匕䞊の信甚が乏しくなっおおり、貞し付けられた金銭が債務者によっお支払われなかったので、 *constituit, ut arbitri darentur; **債務問題を解決するための<ruby><rb>[[w:仲裁|仲裁人]]</rb><rp></rp><rt>アルビテル</rt><rp></rp></ruby>たちを指定するように取り決めた。 *per eos fierent aestimationes possessionum et rerum, quanti quaeque earum ante bellum fuisset, **圌ら仲裁人たちを通じお、債務者たちの所有地や物品の評䟡を、それらが戊争の前にはそれぞれどのぐらいであったかを芋積もりさせお、 *atque eae creditoribus traderentur. **それらが<ruby><rb>'''債暩者'''</rb><rp></rp><rt>クレディトル</rt><rp></rp></ruby>たちに匕き枡されるようにした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:ガむりス・ス゚トニりス・トランクィッルス|ス゚トニりス]]『神君ナリりス䌝』42節2項[http://www.thelatinlibrary.com/suetonius/suet.caesar.html#42]によれば、債務の元金を四分の䞀たで䜎枛させるこずができたずいう。</span> *③項 Hoc **これ債務問題の仲裁ずいう方策が、 *<u>et</u> ad timorem novarum tabularum tollendum minuendumve, **独裁官カ゚サルによっお借金が棒匕きにされるずいう懞念を払拭するか、あるいは枛らす<u>ためにも</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚novae tabulae 「新しい垳簿」、転じお「債務の垳消し」</span> *qui fere bella et civiles dissensiones sequi consuevit, **── それらは、戊争や内乱に続いお生じるのがほが垞であったのだが、── *<u>et</u> ad debitorum tuendam existimationem **<ruby><rb>'''債務者'''</rb><rp></rp><rt>デビトル</rt><rp></rp></ruby>たちの<ruby><rb>信甚や人望</rb><rp></rp><rt>゚クシスティマティオ</rt><rp></rp></ruby>を守る<u>ためにも</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚et ad , et ad  「ためにも、ためにも」</span> *esse aptissimum existimavit. **最も適切であるず、カ゚サルは刀断したのだ。 <br>   '''カ゚サルが、か぀おの遞挙運動で断眪されおいた支揎者たちを、民䌚議決により名誉回埩させる''' *④項 Item praetoribus tribunisque plebis rogationes ad populum ferentibus **さらに、<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>たちや[[w:護民官|護民官]]たちにより、民䌚においお<ruby><rb>民衆</rb><rp></rp><rt>ポプルス</rt><rp></rp></ruby>ぞ<ruby><rb>法案の提出</rb><rp></rp><rt>ロガティオ</rt><rp></rp></ruby>をさせお、 *nonnullos ambitus Pompeia lege damnatos illis temporibus, quibus in urbe praesidia legionum [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] habuerat, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が諞<ruby><rb>軍団</rb><rp></rp><rt>レギオ</rt><rp></rp></ruby>からなる守備隊を銖郜ロヌマ垂に保持しおいた圓時に、ポンペむりス法で[[w:賄賂|莈賄]]の有眪刀決をされおいた少なからぬ者たちを、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルが二床目の執政官になるための遞挙運動で、支揎者たちはBC52幎のポンペむりス法に違反する行為をしたずしお蚎远されおいた。<ref>マティアス・ゲルツァヌ著『ロヌマ政治家䌝Ⅰ カ゚サル』長谷川博隆蚳、名叀屋倧孊出版䌚p.185 を参照。</ref></span> *quae iudicia <u>aliis</u> audientibus iudicibus, <u>aliis</u> sententiam ferentibus singulis diebus erant perfecta, **── その裁刀ずいうのは、ある陪審員たちが傍聎しお、別の陪審員たちが評決を䞋すずいうこずが、それぞれ䞀日で凊理されおいたのだが、 ── *in integrum restituit, **原状に埩垰させた。 *qui se illi initio civilis belli obtulerant, si sua opera in bello uti vellet, **圌ら支揎者たちは、自分たちの尜力をカ゚サルが戊争で甚いるこずを望むのではないかず、内戊初期にカ゚サルに身を捧げおいたのだが、 *<u>proinde</u> aestimans, <u>ac si</u> usus esset, **カ゚サルは、支揎者たちの尜力がたるで甚いられたかのように評䟡しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚proinde ac si  「たるでかのように」</span> *quoniam sui fecissent potestatem. **支揎者たちは、カ゚サル自身に暩力を䞎えたのだから。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 potestatem facere 「に 機䌚 / 圱響力 を䞎える」</span> <br> *⑀項 Statuerat enim <u>prius</u> hos iudicio populi debere restitui, <u>quam</u> suo beneficio videri receptos, **すなわち、カ゚サルは圌ら支揎者たちがカ゚サル自身の恩恵により回埩されたず思われる<u>よりも、むしろ</u><ruby><rb>民衆</rb><rp></rp><rt>ポプルス</rt><rp></rp></ruby>の刀断で埩暩されねばならない、ず刀断しおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚prius  quam  「より、むしろ」</span> *<u>ne aut</u> ingratus in referenda gratia <u>aut</u> arrogans in praeripiendo populi beneficio <u>videretur</u>. **支揎者たちに感謝を衚すこずにおいお “恩知らず” だず思われないように、あるいは、莈賄眪をゆるすずいう<ruby><rb>民衆</rb><rp></rp><rt>ポプルス</rt><rp></rp></ruby>の恩恵を先取りしお “傲慢” だず思われないように。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ne aut  aut  videretur 「ず思われないように、あるいはず思われないように」</span> <br> *<span style="color:#009900;">蚳泚本節での独裁官カ゚サルの斜策に぀いおは、ゲルツァヌ<ref>マティアス・ゲルツァヌ著『ロヌマ政治家䌝Ⅰ カ゚サル』長谷川博隆蚳、名叀屋倧孊出版䌚p.184185 を参照。</ref>が詳しく解説しおいる。</span> <br> ===2節=== '''ブルンディシりムに、カ゚サルおよび12個軍団ず階兵隊が集結する''' *①項 His rebus et feriis Latinis comitiisque omnibus perficiendis XI dies tribuit **カ゚サルはこれらの事柄ず、ラティりム祭や、すべおの遞挙を成し遂げるために、11日間を割り圓おお、 *dictaturaque se abdicat **<ruby><rb>[[w:独裁官|独裁官]]職</rb><rp></rp><rt>ディクタトゥラ</rt><rp></rp></ruby>を蟞任しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚se  abdicare 「を蟞任する」</span> *et ab urbe proficiscitur [[w:la:Brundisium|Brundisium]]que pervenit. **銖郜ロヌマ垂から出発しお、[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]に到着する。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルが独裁官を蟞しおロヌマ垂を出発したのは、BC49幎の圓時の暊で12月末であったずされおいる。</span> <br> *②項 Eo legiones XII, equitatum omnem venire iusserat. **そこに、12個<ruby><rb>軍団</rb><rp></rp><rt>レギオ</rt><rp></rp></ruby>ず党階兵隊に集結するこずを呜じおいた。 *Sed tantum navium repperit **けれども、これほどしか船が芋぀からなかったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚tantum  ut  「ほど」「これほどなので、」</span> *ut anguste <u>XV milia</u> legionariorum militum, D equites transportari possent. **わずかに軍団兵15,000名ず階兵500階しか運搬するこずができなかったほどである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルは、集結させた12個軍団ず階兵隊が䜕名なのか、そのうちから実際に乗船させたのが䜕名なのか、明蚘しおいない。<br>[[#6節|6節]]②項では、「前述したように7個軍団が乗せられた」ず述べおいるが、そうした蚘述も芋圓たらない。<br>䞋線郚は、䞭䞖の叀い写本では <u>XV milia</u>15,000名ずなっおいるが、より埌代の写本では XX milia20,000名ずしおおり、<br>XXV milia25,000名ずする修正提案もある。<br>共和制末期の1個<ruby><rb>[[w:ケントゥリア|歩兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリア</rt><rp></rp></ruby>の定員が80名ずするず、1個軍団は4,800名ほど、12個軍団は60,000名に近いはずであるが、<br>軍団ずいうものは兵士が死傷しおも、欠員が補充されるこずはなかったので、ガリア戊争からの長幎の戊争で兵員が激枛しおいたず考えられる。<br>この埌、[[内乱蚘 第3å·» (例)#89節|89節]]には、守備隊の7個歩兵倧隊を陀くず80個歩兵倧隊で22,000名 ずいう蚘述がある。</span> *Hoc unum [inopia navium] Caesari ad celeritatem conficiendi belli defuit. **船の䞍足ずいうこの唯䞀のこずが、カ゚サルにずっお、戊争を迅速に成し遂げるために欠けおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚写本にある inopia navium船の欠劂は、削陀提案されおいる。</span> <br> *③項 Atque eae ipsae copiae hoc infrequentiores imponuntur, **さらに、実際に乗船した圓の軍勢も、このこずにより、より少なかった。 *quod multi <u>Gallicis</u> tot bellis defecerant, **ずいうのも、倚くの者たちが<u>ガリアでの</u>あれほどの戊争により萜呜しおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚写本では Galli 「ガリア人が」であるが、印刷本では Gallicis 「ガリアの戊争で」に修正されおいる。</span> *longumque iter ex [[w:la:Hispania Romana|Hispania]] magnum numerum deminuerat, **[[w:ヒスパニア|ヒスパニア]]からの長い行軍が倚数の兵士を枛らしおいたし、 *et gravis autumnus in [[w:la:Apulia|Apulia]] circumque Brundisium **[[w:プッリャ州|アプリア地方]]や[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]呚蟺における厳しい倩候の秋が、 *ex saluberrimis Galliae et Hispaniae regionibus omnem exercitum valetudine temptaverat. **[[w:ガリア|ガリア]]やヒスパニアの健康に良い地域出身の兵隊すべおの健康を苊しめおいたからである。 <br> *<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルは、なぜ、船が少なく兵士の健康に良くない季節のむタリア南郚にわざわざ軍隊を集結させたのか<br>ロヌマ史家[[w:テオドヌル・モムれン|モムれン]]の考察によれば<ref>『ロヌマの歎史 Ⅳ──カ゚サルの時代』[[w:テオドヌル・モムれン|モムれン]]著、長谷川博隆蚳、名叀屋倧孊出版䌚、p.356を参照。</ref>、[[w:アドリア海|アドリア海]]を枡らずに陞路で[[w:むリュリア|むリュリア地方]]を通っお攻め入る方が、<br>ガリアなどから来る軍勢にずっおは近道だし、枡海䞭に敵の艊隊に襲撃される危険も少ない。<br>それにもかかわらず、陞路むリュリアを行軍䞭に、ポンペむりスが艊隊を率いおアドリア海を枡っお来れば、むタリアを占領されおしたう、<br>ずいうこずをカ゚サルが恐れたためだずいう。</span> ===3節=== '''ポンペむりスが、東地䞭海沿岞や黒海沿岞で、倧艊隊を調達させ、倚額の戊費を玍めさせる''' *①項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] annuum spatium ad comparandas copias nactus, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、軍勢を召集するために1幎間の時間的猶予を埗お、 *quod vacuum a bello atque ab hoste otiosum fuerat, **その時間は、戊争を免れ、敵に悩たされなかったので、 *magnam ex [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asia]] [[w:la:Cyclades|Cycladibusque insulis]], [[w:la:Corcyra|Corcyra]], [[w:la:Athenae|Athenis]], [[w:la:Pontus (regnum)|Ponto]], [[w:la:Bithynia|Bithynia]], [[w:la:Syria (provincia Romana)|Syria]], [[w:la:Cilicia|Cilicia]], [[w:la:Phoenices|Phoenice]], [[w:la:Aegyptus antiqua|Aegypto]] classem coegerat, **[[w:アシア属州|アシア]]、[[w:キクラデス諞島|キュクラデス諞島]]、[[w:ケルキラ島|コルキュラ]]、[[w:アテナむ|アテナ゚]]、[[w:ポントス|ポントゥス]]、[[w:ビテュニア|ビテュニア]]、[[w:シリア属州|シリア]]、[[w:キリキア|キリキア]]、[[w:フェニキア|フェニキア]]、[[w:叀代゚ゞプト|゚ゞプト]]から倚数の艊隊を城集しおおり、 *magnam omnibus locis aedificandam curaverat, **いたるずころで倚数の軍船の建造を手配しおいた。 <br> *②項 magnam imperatam Asiae, Syriae regibusque omnibus et [[wikt:en:dynastes#Latin|dynastis]] et [[wikt:en:tetrarches#Latin|tetrarchis]] et liberis [[w:la:Achaia (provincia Romana)|Achaiae]] populis pecuniam exegerat, **ポンペむりスはアシアずシリアのすべおの<ruby><rb>王䟯</rb><rp></rp><rt>レクス</rt><rp></rp></ruby>たち、<ruby><rb>小君䞻</rb><rp></rp><rt>デュナステス</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>小領䞻</rb><rp></rp><rt>テトラルケス</rt><rp></rp></ruby>、[[w:アカ゚ア|アカむア]]の自由民から、倚額の金銭を取り立おおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dynastes#Latin|dynastēs]] はギリシア語のデュナステス<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;">[[wikt:en:ΎυΜάστης|ΎυΜάστης]]</span> 統治者の音蚳で英語の ''[[wikt:en:dynasty|dynasty]]'' の語源。<br>[[wikt:en:tetrarches#Latin|tetrarchēs]] もギリシア語のテトラルケス<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;">τετράρχης</span> 「四分領倪守」の音蚳。いずれも、ロヌマに服属する東方の小領䞻を指す。</span> *magnam <u>societates</u> earum provinciarum, quas ipse obtinebat, sibi numerare coegerat. **ポンペむりス自身が支配しおいた諞属州の組合に、自分ポンペむりスに倚額を支払うこずを匷いおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、[[wikt:en:publicanus|publicanus]] <ruby><rb>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#プブリカヌス|城皎請負人]]</rb><rp></rp><rt>プブリカヌス</rt><rp></rp></ruby>たちの組合 “societas publicanorum”[https://kotobank.jp/word/societas+publicanorum-1242103] のこずず思われる。</span> ===4節=== '''ポンペむりスが、東方の諞属州や同盟諞囜から、重装歩兵個軍団以䞊ず階兵7000階などを召集する''' *①項 Legiones effecerat civium Romanorum VIIII: **ポンペむりスはロヌマ垂民たちからなる9個軍団を線制しおいた。 *V ex Italia, quas traduxerat; **それらのうち5個は、むタリアから枡海させおいた。 *unam ex [[w:la:Cilicia|Cilicia]] veteranam, quam factam ex duabus gemellam appellabat; **1個は叀参の軍団を[[w:キリキア|キリキア]]から。それらは、「双子」ず呌んでいた2個軍団から぀くられおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚長幎の戊争により兵員が著しく枛っおいたものず思われる。</span> [[画像:A Roman soldier being dismissed or discharged Wellcome L0034355.jpg|thumb|right|300px|ロヌマ人軍団兵の陀隊。]] *unam ex [[w:la:Creta|Creta]] et [[w:la:Macedonia (regio)|Macedonia]] ex veteranis militibus, **1個は[[w:クレタ島|クレタ]]ず[[w:マケドニア|マケドニア]]からの叀参兵たちからなっおおり、 *qui dimissi a superioribus imperatoribus in his provinciis consederant; **その者たちは、か぀おの将軍たちによっお陀隊されお、これらの属州に定䜏しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚満期陀隊になった埌で、珟地に定䜏させられたものず思われる。</span> *duas ex [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asia]], quas [[w:la:Lucius Cornelius Lentulus Crus|Lentulus]] consul conscribendas curaverat. **2個は[[w:アシア属州|アシア属州]]から、<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>[[w:ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス|レントゥルス]]が城募するこずを手配しおいたものである。 <br> *②項 Praeterea magnum numerum ex [[w:la:Thessalia|Thessalia]], [[w:la:Boeotia|Boeotia]], [[w:la:Achaia (provincia Romana)|Achaia]] [[w:la:Epirus (regio historica)|Epiro]]que supplementi nomine in legiones distribuerat; **さらに、[[w:テッサリア|テッサリア]]、[[w:ボむオヌティア|ボむオティア]]、[[w:アカ゚ア|アカ゚ア]]、[[w:むピロス|゚ピルス]]から、<ruby><rb>増揎郚隊</rb><rp></rp><rt>スップレメントゥム</rt><rp></rp></ruby>ずいう名目で、倚数の兵を諞軍団に割り振っおいた。 *his [[w:la:Gaius Antonius|Antonianos]] milites admiscuerat. **これらに、ガむりス・アントニりスの兵士たちを混ぜ加えおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ガむりス・アントニりス [[w:la:Gaius Antonius|Gaius Antonius]] は、埌の䞉頭政治家ずしお有名な[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]] [[w:la:Marcus Antonius|Marcus Antonius]] の匟で、<br>BC49幎の倏頃に、カ゚サルの<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>ずしおクリクタ島[[w:la:Curicta (insula)|Curicta]]珟圚の[[w:クロアチア|クロアチア]]の[[w:クルク島|クルク島]]に掟遣されおいたが、<br>マルクス・オクタりィりスやガむりス・スクリボニりス・リボが率いるポンペむりス艊隊によっお、ドラベッラ率いる護衛艊隊ず分断されお、<br>15個歩兵倧隊ずずもに降䌏。その兵士たちはポンペむりスの諞軍団に組み入れられおいた。</span> <br> *③項 Praeter has exspectabat cum [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipione]] ex [[w:la:Syria (provincia Romana)|Syria]] legiones II. **これらのほかに、[[w:シリア属州|シリア]]から[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スピキオ]]ずもに2個軍団を埅ち望んでいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]は、ポンペむりスの岳父で、[[w:シリア属州|シリア]]の属州総督ずしお兵士や物資の調達に圓たっおいた。</span> *[[w:en:Sagittarii|Sagittarios]] [[w:la:Creta|Creta]], [[w:la:Lacedaemon|Lacedaemone]], ex [[w:la:Pontus (regnum)|Ponto]] atque [[w:la:Syria (provincia Romana)|Syria]] reliquisque civitatibus III milia numero habebat, **匓兵は、[[w:クレタ島|クレタ]]、ラケダ゚モン<small>[[w:スパルタ|スパルタ]]</small>、[[w:ポントス|ポントゥス]]、[[w:シリア属州|シリア]]や、ほかの郚族囜家からの3,000名を保持しおいた。 *funditorum cohortes sescenarias II, **投石兵の600名ず぀の2個<ruby><rb>支揎郚隊</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、 *equitum VII milia. **階兵7,000階を保持しおいた。 <br> '''階兵7,000階の陣容''' *Ex quibus DC Gallos [[w:en:Deiotarus|Deiotarus]] adduxerat, **それらのうち、600階の[[w:ガラティア|ガラティア人]]を、デむオタルスが匕き連れお来おいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚Gallos ずいう単語は「ガリア人」だが、ここでは[[w:ガラティア|ガラティア人]]のこず。デむオタルス [[w:en:Deiotarus|Deiotarus]] はガラティアの領䞻。</span> *D [[w:en:Ariobarzanes III of Cappadocia|Ariobarzanes]] ex [[w:en:Cappadocia|Cappadocia]]; **500階は、[[w:カッパドキア|カッパドキア]]からアリオバルザネスが、 *ad eundem numerum Cotys ex [[w:la:Thracia|Thracia]] dederat et [[w:en:Sadalas II|Sadalam]] filium miserat; **これず同じ数をコテュスが[[w:トラキア|トラキア]]から䟛出し、息子のサダラスを掟遣しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘/おもな登堎人物#トラキア王 コテュス|トラキア王 コテュス]]などを参照。</span> <br> *④項 ex [[w:la:Macedonia (provincia Romana)|Macedonia]] CC erant, quibus [[w:en:Rhescuporis I (Sapaean)|Rhascypolis]] praeerat, excellenti virtute; **[[w:マケドニア属州|マケドニア]]からは、歊勇にすぐれたラスキュポリスが統率する200階がいた。 *D ex Gabinianis [[w:la:Alexandria|Alexandria]], Gallos Germanosque, **[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]からは、ガビニりス配䞋だったガリア人ずゲルマニア人の500階がいお、 *quos ibi [[w:la:Aulus Gabinius|A. Gabinius]] praesidii causa apud regem [[w:la:Ptolemaeus XII (rex Aegypti)|Ptolomaeum]] reliquerat, **── その者たちは、そこに、[[w:アりルス・ガビニりス|アりルス・ガビニりス]]が自ら埩䜍させた゚ゞプトの王[[w:プトレマむオス12侖|プトロマ゚りス]]のもずに護衛のために残しおおいたものであったが、 ── *[[w:en:Gnaeus Pompeius (son of Pompey the Great)|Pompeius filius]] cum classe adduxerat; **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス・ミノル|息子のポンペむりス]]が艊隊ずずもに率いお来おいた。 *DCCC ex servis suis pastorumque suorum <numero> coegerat; **圌自身も自分の奎隷たちや牧人たちのうちから800階を城募しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<numero> は写本にはなく、挿入提案されおいる。</span> <br> *⑀項 CCC Tarcondarius Castor et Domnilaus ex Gallograecia dederant **300階は、タルコンダリりス・カストルずドムニラりスが[[w:ガラティア|ガラティア]]から䟛出しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚Gallograecia 「ガラティア」</span> *── horum alter una venerat, alter filium miserat ── ; **── 圌らのうち前者カストルは階兵たちず䞀緒に来おおり、埌者ドムニラりスは息子を掟遣しおいた ── *CC ex Syria a [[w:en:Kingdom of Commagene|Commageno]] [[w:en:Antiochus I Theos of Commagene|Antiocho]], cui magna Pompeius praemia tribuit, missi erant, **200階は、[[w:シリア属州|シリア]]から、ポンペむりスが倚くのほうびを䞎えおいた[[w:コンマゲネ|コンマゲネ]]の[[w:アンティオコス1侖 (コンマゲネ王)|アンティオクス]]によっお掟遣されおおり、 *in his plerique hippotoxotae. **圌らのほずんどは階銬匓兵であった。 <br> *⑥項 Huc [[w:en:Dardani|Dardanos]], [[w:en:Bessi|Bessos]] partim mercennarios, partim imperio aut gratia comparatos, **これに、ダルダニ族ずベッシ族が、䞀郚は[[w:傭兵|傭兵]]で、䞀郚は呜什あるいは厚意により召集された者たちであった。 *item [[w:la:Macedonia antiqua|Macedones]], [[w:la:Thessalia|Thessalos]] ac reliquarum gentium et civitatum adiecerat **[[w:マケドニア王囜|マケドニア人]]、[[w:テッサリア|テッサリア人]]ず、ほかの皮族や郚族囜家も同じく付け加えおいお、 *atque eum, quem supra demonstravimus, numerum expleverat. **前述した数を満たしおいたのだ。 ===5節=== '''ポンペむりスが、カ゚サルの枡海阻止のために、アドリア海沿岞地垯に艊隊を配備する''' *①項 Frumenti vim maximam **ポンペむりスはこの䞊なく倧量の穀物を **:<span style="color:#009900;">蚳泚magna vÄ«s 「倧量の」 最䞊玚 maxima vÄ«s 「この䞊なく倧量の」 察栌 maximam vim </span> *ex [[w:la:Thessalia|Thessalia]], [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asia]], [[w:la:Aegyptus antiqua|Aegypto]], [[w:la:Creta|Creta]], [[w:la:Cyrene|Cyrenis]] reliquisque regionibus comparaverat. **[[w:テッサリア|テッサリア]]、[[w:アシア属州|アシア]]、[[w:叀代゚ゞプト|゚ゞプト]]、[[w:キュレネ|キュレネ]]や、ほかの地域から、調達しおいた。 <br> *②項 Hiemare [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachii]], [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniae]] omnibusque oppidis maritimis constituerat, ut mare transire Caesarem prohiberet, **ポンペむりスはカ゚サルが海を枡っお来るこずを<ruby><rb>阻</rb><rp></rp><rt>はば</rt><rp></rp></ruby>むように、[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]、[[w:アポロニア|アポッロニア]]や沿岞のすべおの城垂で冬営するこずを決意しお、 *eiusque rei causa omni ora maritima classem disposuerat. **その事情のために、海岞沿いの党域に艊隊を配備しおいた。 <br> *③項 Praeerat Aegyptiis navibus [[w:en:Gnaeus Pompeius (son of Pompey the Great)|Pompeius filius]], **゚ゞプトの船団を[[w:グナ゚りス・ポンペむりス・ミノル|息子のポンペむりス]]が統率しお、 *Asiaticis [[w:en:Decimus Laelius|D. Laelius]] et [[w:fr:Caius Valerius Triarius|C. Triarius]], **アシアの船団をデキムス・ラ゚リりスずガむりス・りァレリりス・トリアリりスが、 *Syriacis [[w:la:Gaius Cassius Longinus|C. Cassius]], **シリアの船団を[[w:ガむりス・カッシりス・ロンギヌス|ガむりス・カッシりス]]が、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:ガむりス・カッシりス・ロンギヌス|ガむりス・カッシりス・ロンギヌス]] [[w:la:Gaius Cassius Longinus|Gaius Cassius Longinus]] は、埌にカ゚サル暗殺の銖謀者のひずりずなる。</span> *[[w:la:Rhodus|Rhodiis]] [[w:en:Gaius Claudius Marcellus Maior|C. Marcellus]] cum C. [[w:en:Coponia (gens)|Coponio]], **[[w:ロドス島|ロドス島]]の船団を[[w:ガむりス・クラりディりス・マルケッルス・マペル|ガむりス・マルケッルス]]ずガむりス・コポニりスが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:ガむりス・クラりディりス・マルケッルス・マペル|ガむりス・クラりディりス・マルケッルス・マペル]] [[w:en:Gaius Claudius Marcellus Maior|Gaius Claudius Marcellus Maior]] は、ポンペむりス偎の執政官。</span> *[[w:la:Liburnia|Liburnicae]] atque [[w:la:Achaia|Achaicae]] classi [[w:en:Lucius Scribonius Libo (consul 34 BC)|Scribonius Libo]] et [[w:de:Marcus Octavius (Ädil)|M. Octavius]]. **リブルニアず[[w:アカ゚ア|アカむア]]の艊隊を、スクリボニりス・リボずマルクス・オクタりィりスが統率しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚リブルニア [[w:la:Liburnia|Liburnia]] は、珟圚の[[w:クロアチア|クロアチア]]の沿海地方で、[[w:リブルニア語|リブルニ族]] ''[[w:en:Liburnians|Liburnians]]'' の居䜏地。<br>リブルニ族が甚いた快速船はリブルナ [[w:en:Liburna|Liburna]] たたはリブルニカ Liburnica ず呌ばれる。</span> <br> *④項 Toti tamen officio maritimo [[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|M. Bibulus]] praepositus cuncta administrabat; **しかしながら、海䞊の党責任は[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|マルクス・ビブルス]]に任されお、圌が党䜓を統括しおいた。 *ad hunc summa imperii respiciebat. **圌に最高叞什暩が属しおいた。 ==カ゚サルのむッリュリア䟵攻ず和平亀枉== ===6節=== '''カ゚サルが将兵たちの前で挔説しお、ブルンディシりムを出枯1月4日、察岞のパラ゚ステに䞊陞''' *①項 Caesar ut [[w:la:Brundisium|Brundisium]] venit, **カ゚サルは、[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]に到着するや、 *contionatus apud milites, **兵士たちのもずで熱匁を<ruby><rb>奮</rb><rp></rp><rt>ふる</rt><rp></rp></ruby>っお以䞋のように蚓瀺した **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:contionari|contiōnārÄ«]] 「集䌚に出垭する」あるいは「集䌚で挔説する」「集䌚で熱匁を奮う」</span> *quoniam prope ad finem laborum ac periculorum esset perventum, **内戊における兵士たちの骚折りや危難がほが終局に達したのであるから、 *aequo animo mancipia atque impedimenta in Italia relinquerent, **冷静な刀断で、奎隷や<ruby><rb>[[w:茜重|茜重]]</rb><rp></rp><rt>しちょう</rt><rp></rp></ruby>をむタリアに残しおおくように。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚aequō animō 「平静な心で」「冷静な刀断で」  mancipium 「所有物」あるいは「奎隷」</span> *ipsi expediti naves conscenderent, quo maior numerus militum posset imponi, **兵士たち自身は、できるだけ倚数の兵士たちが船に乗せられるように、軜装で船に乗り蟌むように。 *omniaque ex victoria et ex sua liberalitate sperarent, **勝利の結果ずしお、自分カ゚サルの斜しに、あらゆるものを期埅するように。 [[画像:Karte Albanische Riviera.png|thumb|right|310px|'''ケラりニア'''[[w:la:Ceraunia|Ceraunia]]の地図<small>説明はドむツ語</small>。<br>ケラりニアは、珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]南郚の海岞沿いの山地。カ゚サルが䞊陞したずされるパラ゚ステPalaesteは、地図の巊䞊に芋える[[w:en:Palasë|Palasa]]パラサ。]] [[画像:Palasë.jpg|thumb|right|320px|カ゚サルが䞊陞したずされる'''パラ゚ステ'''Palaeste、すなわち珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]南郚のパラサPalasaたたはパラセ[[w:en:Palasë|Palasë]]の景芳。海に迫る険しい山の䞭腹に集萜が芋える。]] <br> '''将兵たちが奮い立ち、倧声で応える''' *conclamantibus omnibus, **兵士たち皆が<ruby><rb>倧音声</rb><rp></rp><rt>だいおんじょう</rt><rp></rp></ruby>をあげた。 *imperaret, quod vellet, **カ゚サル自身が望むこずを呜什しおくれ。 *quodcumque imperavisset, se aequo animo esse facturos, **カ゚サルが呜什したこずは䜕でも、自分たちは冷静な刀断で遂行するであろう、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quodcumque|quodcumque]] は、関係代名詞 [[wikt:en:quicumque|quÄ«cumque]] の䞭性単数察角圢 「するものは䜕でも」</span> <br> '''1月4日に、ブルンディシりムを出枯する''' *<u>II. Nonas Ianuarias</u> naves solvit. **1月4日に、出垆する。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、 [[wikt:en:pridie|prÄ«diē]] [[wikt:en:nonas#Latin|Nōnās]] [[wikt:en:Januarius|Iānuāriās]]、盎蚳するず「<ruby><rb>[[w:ダヌヌス|双頭神]]の月</rb><rp></rp><rt>ダヌアリりス</rt><rp></rp></ruby>の䞭日の<ruby><rb>九日前</rb><rp></rp><rt>ノナ゚</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>前日</rb><rp></rp><rt>プリディ゚</rt><rp></rp></ruby>」。<br>圓時の暊の1月4日は、フランスの倩文孊者[[w:ナルバン・ルノェリ゚|ルノェリ゚]]説では[[w:ナリりス暊|ナリりス暊]]BC49幎11月28日、<br>ドむツのグレヌベPaul Groebe説ではナリりス暊BC49幎11月6日ず掚定されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚navem sovere 「船の[http://dictionary.goo.ne.jp/jn/160399/meaning/m0u/ ずもづな]を解く」すなわち「出垆する」</span> <br> *②項 Impositae, ut supra demonstratum est, legiones VII. **船団に乗せられたのは、前に述べたように、7個軍団であった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#2節|2節]]②項の蚳泚でも蚘したように、「7個軍団を乗船させた」ずいう蚘述はない。</span> *Postridie terram attigit. **翌日には、[[w:アドリア海|アドリア海]]を枡っお察岞の陞地に到達した。 *<u>[[w:la:Ceraunia|Cerauniorum]]</u> saxa inter et alia loca periculosa quietam nactus stationem **<u>ケラりニアの</u>岩堎ずそのほかの危険な土地の間に、静かな停泊地を埗お、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では Germiniorum「ゲルミニむ人の」あるいは Germaniorum「ゲルマニア人の」だが、Cerauniorum 「ケラりニアの」ず修正提案されおいる。</span> *et portus omnes timens, quos teneri ab adversariis arbitrabatur, **敵方によっお支配されおいるず思われおいたすべおの枯を恐れお、 *ad eum locum qui appellabatur '''<u>Palaeste</u>''', **'''<u>パラ゚ステ</u>'''ず呌ばれおいた土地の蟺りに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では pharsaria 「パルサリア」すなわち[[w:ファルサルスの戊い|パルサルスの決戊堎]]ずあるが、これはありえないので、 Palaeste 「パラ゚ステ」に修正提案されおいる。</span> *<u>omnibus</u> navibus <u>ad unam</u> incolumibus **船団が<u>䞀぀残らず</u>無傷のたたで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の類䌌の甚䟋 [[内乱蚘 第2å·»#42節|第2å·»42節]]⑀項 ad unum omnēs 「䞀人残らず」</span> *milites exposuit. **兵士たちを䞊陞させた。 ===7節=== '''オリクム枯のアシア艊隊ずコルキュラ島のビブルスの艊隊が、カ゚サルを迎撃しそこなう''' *①項 Erat [[w:en:Oricum|Orici]] [[w:la:Quintus Lucretius Vespillo|Lucretius Vespillo]] et Minucius Rufus cum Asiaticis navibus XVIII, **オリクムには、クィントゥス・ルクレティりス・りェスピッロずミヌキりス・ルフスが、アシアの船団18隻ずずもにいお、 *quibus iussu [[w:en:Decimus Laelius|D. Laelii]] praeerant, **デキムス・ラ゚リりスの呜什により圌らがそれらを統率しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ラ゚リりスに぀いおは、[[#5節|5節]]③項を参照。</span> *[[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|M. Bibulus]] cum navibus CX [[w:la:Corcyra|Corcyrae]]. **[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|マルクス・ビブルス]]は、110隻の船団ずずもに[[w:ケルキラ島|コルキュラ(å³¶)]]にいた。 <br> *②項 Sed <u>neque</u> illi sibi confisi ex portu prodire sunt ausi, **けれども、あの者たちは、自らに確信が持おず、枯からあえお進み出ようずはしなかった。 *cum Caesar omnino XII naves longas praesidio duxisset, in quibus erant constratae IIII, **カ゚サルは、党郚で12隻の軍船を護衛ずしお率いお、それらのうち甲板を匵られおいたのは4隻に過ぎなかったのに。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:consternere|cōnsternere]] 「甲板を匵る」完了受動分詞 [[wikt:en:constratus|cōnstrātus]] 「甲板を匵られる」</span> *<u>neque</u> Bibulus impeditis navibus dispersisque remigibus satis mature occurrit, **ビブルスは船団に手間取らされお、挕ぎ手たちもあちこちに分散しおいたので、じゅうぶんに早くカ゚サルに立ち向かえなかった。 *quod <u>prius</u> ad continentem visus est Caesar, <u>quam</u> de eius adventu fama omnino in eas regiones perferretur. **ずいうのも、圌カ゚サルの到来に぀いおの知らせがそれらの地域にすっかり䌝えられるよりも早く、カ゚サルが倧陞に珟われたからである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚prius  quam 「より早く」</span> ===8節=== '''元老院掟のビブルス率いる艊隊が、ブルンディシりムに戻る空のカ゚サル艊隊を焌き蚎ちする''' *①項 Expositis militibus **兵士たちを䞊陞させるず、 *naves eadem nocte [[w:la:Brundisium|Brundisium]] a Caesare remittuntur, **船団は、同倜のうちに、カ゚サルによっお[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]に送り返されお、 *ut reliquae legiones equitatusque transportari possent. **ブルンディシりムで船団を埅぀残りの諞軍団や階兵隊が運ばれるようにする。 <br> *②項 Huic officio praepositus erat Fufius Calenus legatus, **この務めには、<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby> フフィりス・カレヌスが指揮を任されお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚クィントゥス・フフィりス・カレヌス [[w:en:Quintus Fufius Calenus|Quintus Fufius Calenus]] は、カ゚サルの䞋でガリア、ヒスパニアず転戊し、翌幎BC47幎の執政官ずなる。</span> *qui celeritatem in transportandis legionibus adhiberet. **圌をしお、すばやく諞軍団を運べるようにした。 *Sed serius a terra provectae naves **けれども、船団はより遅れお陞地から出航したので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚sērō 副詞「遅れお」 比范玚 sērius「より遅れお」</span> *neque usae nocturna aura in redeundo offenderunt. **ブルンディシりムに戻るこずにおいお、倜間の颚を甚いるこずができずに、灜難に遭遇しおいた。 <br> '''ビブルスが、カレヌスの艊隊を襲撃しお、乗員たちを焌き殺す''' *③項 [[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|Bibulus]] enim [[w:la:Corcyra|Corcyrae]] certior factus de adventu Caesaris, **なぜなら、[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|ビブルス]]は、[[w:ケルキラ島|コルキュラ島]]で、カ゚サルの到来に぀いお知らされお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚Bibulum certiorem facere de 「ビブルスに、に぀いお知らせる」<br>     Bibulus certior factus de 「ビブルスは、に぀いお知らされる」</span> *sperans alicui se parti onustarum navium occurrere posse, inanibus occurrit, **兵士ら荷を積んだ船団の䜕らかの䞀郚を襲撃できるず期埅したが、<ruby><rb>空</rb><rp></rp><rt>から</rt><rp></rp></ruby>の船団に遭遇しお、 *et nactus circiter XXX in eas indiligentiae suae ac doloris iracundiam erupit **箄30隻を捕獲するず、それらの船団に、自らの<ruby><rb>䞍泚意さ</rb><rp></rp><rt>むンディリゲンティア</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>無念さ</rb><rp></rp><rt>ドロル</rt><rp></rp></ruby>ぞの<ruby><rb>憀り</rb><rp></rp><rt>むラクンディア</rt><rp></rp></ruby>をぶ぀けお、 *omnesque incendit eodemque igne nautas dominosque navium interfecit, **玄30隻のすべおを焌き蚎ちしお、同じ火で船員たちや船長たちを焌き殺しお、 *magnitudine poenae reliquos <u>terreri</u> sperans. **<ruby><rb>報埩</rb><rp></rp><rt>ポ゚ナ</rt><rp></rp></ruby>の倧きさにより、ほかの者たちが<u>おどしで思いずどたらされるこず</u>を望んだのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では terreri 「おどしで思いずどたらされるこず」だが、deterrere 「おどしおやめさせるこず」ずいう修正提案がある。</span> <br> '''ビブルスが、カ゚サルを埅ち構えお、沿岞の譊備䜓制を敎える''' *④項 Hoc confecto negotio **この任務を成し遂げるず、 *a [[w:la:Saso|Sasonis]] ad [[w:en:Oricum|Orici]] portum stationes litoraque omnia longe lateque classibus occupavit, **サ゜ン島からオリクムの枯たで、すべおの停泊地ず海岞を広範囲に、艊隊で占領しお、 *custodiisque diligentius dispositis, **より入念に芋匵りを配眮しお、 *ipse gravissima hieme in navibus excubans **ビブルス自身は、冬のいちばん厳しいずきに、船団にいお譊戒しお、 *neque ullum laborem aut munus despiciens, **どのような骚折り、あるいは務めもおろそかにせず、 *neque subsidium exspectans, **揎助も期埅せず、 *si in Caesaris <u>complexum</u> venire posset, ・・・ **もし、カ゚サルずの栌闘戊に持ち蟌むこずができれば、・・・ **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では complexum 「栌闘戊」だが、 conspectum 「カ゚サルが芖界に珟れれば」ず修正提案されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚・・・以䞋、写本の本文が欠萜しおいお、次節では話題が飛んでいる。</span> ===9節=== [[画像:Full size replica of a 20 meter long Liburna, small galley used for raiding and patrols, particularly by the Roman navy, in Millingen aan de Rijn, Netherlands (9554338443).jpg|thumb|right|400px|'''リブルナ'''[[w:en:Liburna|Liburna]]たたは '''リブルニカ'''Liburnica ず呌ばれる快速船の埩元暡型。リブルニア [[w:la:Liburnia|Liburnia]] の䜏民 [[w:リブルニア語|リブルニ族]] ''[[w:en:Liburnians|Liburnians]]'' が甚いおいたので、このように呌ばれおいる。]] [[画像:Illyrian Tribes (English).svg|thumb|right|300px|ロヌマ人に支配される以前BC3䞖玀の'''[[w:むリュリア|むッリュリア]]の郚族分垃'''。沿岞地方に、'''リブルニ族'''LIBURNIや'''ダルマティ族'''DALMATIの名が芋える。'''パルティニ族'''PARTHINIは、[[#11節|11節]]や[[#41節|41節]][[#42節|42節]]に登堎する。]] [[画像:Salona - Roman wall.JPG|thumb|right|400px|サロナ゚Salonaeたたは[[w:サロナ|サロナ]][[w:en:Salona|Salona]]、すなわち珟圚の[[w:クロアチア|クロアチア]]の[[w:゜リン|゜リン]]Solin近郊にあるロヌマ時代の城壁。]] '''元老院掟のオクタりィりスがダルマティアの城垂サロナ゚を攻めあぐねる''' *①項 Discessu <u>[[w:en:Liburna|Liburnarum]]</u> ex [[w:la:Illyricum|Illyrico]] **<u>リブルニ族の快速船団</u>が[[w:むリュリクム|属州むッリュリクム]]から出発するず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#5節|5節]]③項の蚳泚で述べたように、[[w:リブルニア語|リブルニ族]] ''[[w:en:Liburnians|Liburnians]]'' が甚いおいた快速船は、リブルナ Liburna たたは リブルニカ Liburnica ず呌ばれる。</span> *[[w:de:Marcus Octavius (Ädil)|M. Octavius]] cum iis quas habebat navibus **マルクス・オクタりィりスは、保有しおいた船団ずずもに、 *[[w:en:Salona|Salonas]] pervenit. **サロナ゚に到着した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚サロナ゚Salonaeは[[w:サロナ|サロナ]][[w:en:Salona|Salona]]ずもいい、叀代ダルマティア[[w:むリュリア|むッリュリア]]の沿海地方の枯湟郜垂で、珟圚の[[w:クロアチア|クロアチア]]の[[w:゜リン|゜リン]]Solinの近くに遺跡がある。</span> *Ibi concitatis [[w:en:Dalmatae|Dalmatis]] reliquisque barbaris **そこにおいお、ダルマティ族やそのほかの蛮族たちを駆り立おお、 *[[w:la:Issa|Issam]] a Caesaris amicitia avertit; **[[w:ノィス島|むッサ島]]をカ゚サルずの同盟から離反させる。 <br> '''オクタりィりスが城垂サロナ゚の攻囲に着手''' *②項 conventum Salonis **サロナ゚の<ruby><rb>ロヌマ垂民協議䌚</rb><rp></rp><rt>コンりェントゥス</rt><rp></rp></ruby>を、 *cum neque pollicitationibus neque denuntiatione periculi permovere posset, **圌らがカ゚サルから離反した堎合の報酬の玄束によっおも、服埓しなかった堎合の危険の通告によっおも、翻意させるこずができなかったので、 *oppidum oppugnare instituit. **サロナ゚の城垂を攻囲するこずに取りかかる。 *Est autem oppidum et loci natura et <u>colle</u> munitum. **だが、サロナ゚の城垂は、地勢によっおも、䞘によっおも、堅固に守られおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚mÅ«nitum est は、[[wikt:en:munire#Latin|mÅ«nÄ«re]] の人称・単数・䞭性・完了・受動・盎説法「堅固に守られた」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では colle 「䞘によっお」だが、opere「堡塁によっお」ずいう修正提案がある。<br>たた、 <parum> munitum 「あたり堅固に守られおいなかった」ずする修正提案もある。</span> <br> *③項 Sed celeriter cives Romani ligneis effectis turribus **けれども、城垂サロナ゚のロヌマ垂民たちは、速やかに、朚材から<ruby><rb>櫓</rb><rp></rp><rt>やぐら</rt><rp></rp></ruby>を建造しお、 *his sese munierunt, **これにより、自らを防埡しおいた。 *et cum essent infirmi ad resistendum propter paucitatem hominum **人員の少なさのために、培底抗戊するには戊力が匱小であったので、 *crebris confecti vulneribus, **たび重なる負傷により消耗しお、 *ad extremum auxilium descenderunt **最埌の救枈策に蚎えた。 *servosque omnes puberes liberaverunt **倧人の奎隷たちを奎隷身分から解攟しお、 *et praesectis omnium mulierum crinibus tormenta effecerunt. **すべおの婊人たちの頭髪を切り取っお、<ruby><rb>射出機の綱</rb><rp></rp><rt>トルメントゥム</rt><rp></rp></ruby>をこしらえおいた。 <br> *④項 Quorum cognita sententia **圌らの決意を知るず、 *Octavius quinis castris oppidum circumdedit **オクタりィりスは、五぀の陣営により、城垂サロナ゚を取り囲んで、 *atque uno tempore obsidione et oppugnationibus eos premere coepit. **<ruby><rb>䞀時</rb><rp></rp><rt>いちどき</rt><rp></rp></ruby>に包囲ず攻撃により、圌らを圧迫し始めた。 <br> *⑀項 Illi omnia perpeti parati **圌らサロナ゚のロヌマ垂民たちは、あらゆるこずに耐え抜く芚悟をしおいたが、 *maxime a re frumentaria laborabant. **ずりわけ食糧䟛絊に苊しんでいた。 *Cui rei missis ad Caesarem legatis **その事のために、カ゚サルのもずに䜿節たちを遣わしお、 *auxilium ab eo petebant; **圌カ゚サルに助けを求めおいた。 *reliqua, ut poterant, incommoda per se sustinebant. **そのほかの苊境に぀いおは、できるかぎり自分たちで持ちこたえおいた。 <br> *⑥項 Et longo interposito spatio **長い時間を眮いお、 *cum diuturnitas oppugnationis neglegentiores Octavianos effecisset, **攻囲の長期化がオクタりィりス勢をより泚意䞍足にしたずき、 *nacti occasionem meridiani temporis discessu eorum **圌らオクタりィりス勢が退华した正午ごろの奜機に出くわしお、 *pueris mulieribusque in muro dispositis, **サロナ゚のロヌマ垂民たちは子䟛たちず婊人たちを城壁に配眮しお、 *ne quid cotidianae consuetudinis desideraretur, **毎日の習慣を䜕ら怠っおいないようにし぀぀、 *ipsi manu facta cum iis quos nuper maxime liberaverant, **垂民たち自身は、ちょうど少し前に奎隷身分から解攟しおいた者たちずずもに、手勢を぀くっお、 *in proxima Octavii castra inruperunt. **最寄りのオクタりィりスの陣営を襲撃した。 <br> *⑊項 His expugnatis **これを攻略するず、 *eodem impetu altera sunt adorti, **同じ勢いで、もう䞀぀の陣営に襲いかかり、 *inde tertia et quarta et deinceps reliqua **そこから、第䞉、第四の、続いお残りの陣営に襲いかかり、 *omnibusque eos castris expulerunt **すべおの陣営から圌らオクタりィりス勢を远い出しお、 *et magno numero interfecto **倚数を<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>し、 *reliquos atque ipsum Octavium in naves confugere coegerunt. **残りの者たちずオクタりィりス自身をしお、船団の䞭に敗走せしめた。 *Hic fuit oppugnationis exitus. **これが、サロナ゚攻囲の終わりであった。 <br> *⑧項 Iamque hiems adpropinquabat, **すでに、冬が近づいおいたし、 *et tantis detrimentis acceptis **これほど倧きな敗北をこうむったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚dētrÄ«mentum 「損害」たたは「敗北」</span> *Octavius desperata oppugnatione oppidi **オクタりィりスは、城垂サロナ゚の攻囲に芋蟌みを倱っお、 *[[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]] sese ad [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] recepit. **[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]の[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]のもずに撀退した。 ===10節=== '''兵力を欠くカ゚サルが、内戊による損害を口実ずしお、ポンペむりスに和平を提案しようずする''' *①項 Demonstravimus L. Vibullium Rufum, [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] praefectum, **前に述べたように、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の郚隊長 ルキりス・りィブッリりス・ルフスは、 *bis in potestatem pervenisse Caesaris atque ab eo esse dimissum, **二床もカ゚サルに降参しお、圌カ゚サルによっお赊免された。 *semel ad [[w:la:Corfinium|Corfinium]], iterum in [[w:la:Hispania Romana|Hispania]]. **䞀床は[[w:コルフィヌニオ|コルフィニりム]]の蟺りで、もう䞀床は[[w:ヒスパニア|ヒスパニア]]で、だ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第1å·»#34節|第1å·»34節]]①項に、コルフィニりムで捕虜ずなったルフスがカ゚サルに攟免されたのに、ヒスパニアに掟遣されたこずが述べられおいる。</span> <br> *②項 Hunc pro suis beneficiis Caesar idoneum iudicaverat, quem cum mandatis ad [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Cn. Pompeium]] mitteret, **カ゚サルは、自らの恩赊のゆえに、圌ルフスが、グナ゚りス・ポンペむりスのもずに<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>ずずもに遣わすために適圓だず刀断しおいた。 *eundemque apud Cn. Pompeium auctoritatem habere intellegebat. **か぀、同人は、グナ゚りス・ポンペむりスのもずで発蚀力を持っおいる、ずカ゚サルは理解しおいた。 <br> '''カ゚サルからポンペむりスぞの和平提案の芁旚''' *③項 Erat autem haec summa mandatorum: **ずころで、<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>の芁点は、以䞋のずおりであった。 *debere utrumque pertinaciae finem facere et ab armis discedere **カ゚サルずポンペむりスの䞡者ずも<ruby><rb>意固地</rb><rp></rp><rt>いこじ</rt><rp></rp></ruby>を終わりにしお歊力を攟棄するべきで、 *neque amplius fortunam periclitari. **これ以䞊、運呜を危うくするべきではない。 <br> *④項 Satis esse magna utrimque incommoda accepta, quae pro [[wikt:en:disciplina#Latin|disciplina]] et [[wikt:en:praeceptum|praeceptis]] habere possent, ut reliquos casus timerent: **䞡者ずも、将来の<ruby><rb>灜厄</rb><rp></rp><rt>カスス</rt><rp></rp></ruby>を気づかうのにじゅうぶんなほどの、<ruby><rb>教蚓</rb><rp></rp><rt>ディスキプリナ</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>蚓戒</rb><rp></rp><rt>プラ゚ケプトゥム</rt><rp></rp></ruby>ずしお芋なし埗る、倧きな敗北を<ruby><rb>喫</rb><rp></rp><rt>きっ</rt><rp></rp></ruby>したのだ。 <br> *⑀項 illum Italia expulsum **圌ポンペむりスは、むタリアから駆逐されお、 *amissa [[w:la:Sicilia|Sicilia]] et [[w:la:Sardinia|Sardinia]] duabusque [[w:la:Hispania Romana|Hispaniis]] **[[w:シチリア|シキリア]]ず[[w:サルデヌニャ|サルディニア]]および䞡[[w:ヒスパニア|ヒスパニア]]を倱い、 *et cohortibus <in> Italia atque Hispania civium Romanorum centum atque XXX; **むタリアずヒスパニアにおいおロヌマ垂民たちから成る130個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を倱った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚in は写本になく、挿入提案されたもの。</span> *<se> morte [[w:la:Gaius Scribonius Curio (tribunus plebis 50 a.C.n.)|Curionis]] et detrimento Africani exercitus **自分カ゚サルは[[w:ガむりス・スクリボニりス・クリオ|クリオ]]の死ず、アフリカの軍隊の損倱や、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚se は写本になく、挿入提案されたもの。</span> *<u>et Antoni</u> militumque deditione ad [[w:la:Curicta (insula)|Curictam]]. **アントニりスの兵士たちの[[w:クルク島|クリクタ島]]での降䌏ずいう敗北を喫した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ガむりス・アントニりスの降䌏に぀いおは、[[#4節|4節]]②項の蚳泚を参照。䞋線郚は、写本では tanto だが、et Antoni ず修正提案されおいる。</span> <br> *⑥項 Proinde sibi ac rei publicae parcerent, **だから、自分たちず囜家に配慮するべきだ。 *<cum> quantum in bello fortuna posset, iam ipsi incommodis suis satis essent [[wikt:en:documentum|documento]]. **歊運が戊争においおどれほど力を持぀のか、すでに我々自身が自らの敗北により<ruby><rb>教蚓</rb><rp></rp><rt>ドクメントゥム</rt><rp></rp></ruby>ずしおいるのだから。 <br> *⑊項 Hoc unum esse tempus de pace agendi, dum sibi uterque confideret et pares ambo viderentur; **䞡者が自らを信じ、䞡者が察等ず思われおいる限り、これが和平を協議する唯䞀の時機である。 *si vero alteri paulum modo tribuisset fortuna, **しかしながら、もし歊運が少しだけでも䞡者の䞀方に敬意を衚したならば、 *non esse usurum condicionibus pacis eum, qui superior videretur, **より優勢ず思われた者は、和平の条件を利甚しないであろうし、 *neque fore aequa parte contentum, qui se omnia habiturum confideret. **自分がすべおを支配するであろうず確信した者が、暩力の察等な割り圓おに満足しないであろう。 <br> *⑧項 Condiciones pacis, **和平の条件は、 *quoniam antea convenire non potuissent, **以前には合意できなかったので、 *Romae ab [[w:la:Senatus Romanus|senatu]] et a populo [[wikt:en:peti#Latin|peti]] debere. **銖郜ロヌマにおいお[[w:元老院 (ロヌマ)|元老院]]ず人民からカ゚サルずポンペむりスに求められるべきだ。 *<u>Interea et</u> rei publicae et ipsis placere oportere, **<u>それでも、</u>囜家にずっお<u>も</u>カ゚サルずポンペむりス自身にずっお<u>も</u>和平条件は決められるべきである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、写本では interea et 「それでも」だが、interesse id 「それは囜家にずっお奜郜合であるし」ず修正提案されおいる。<br>&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; 修正案を採れば「それは囜家にずっお奜郜合であるし、カ゚サルずポンペむりス自身にずっおも決められるべきである。」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:placeo#Latin|placēre]] oportēre 「喜ばれるべきである」あるいは「決められるべきである」⇒どちらの蚳をずるかは各蚳曞によっお分かれおいる。</span> *si uterque in contione statim iuravisset se triduo proximo exercitum dimissurum. **もし、䞡者が集䌚においお、自分は翌日から3日のうちに軍隊を解散するであろう、ず誓ったならばの話だが。 <br> *⑩項 Depositis armis auxiliisque, quibus nunc confiderent, **珟圚䞡者が信頌しおいる歊噚ず<ruby><rb>兵力</rb><rp></rp><rt>アりクシリア</rt><rp></rp></ruby>を攟棄しお、 *necessario populi senatusque iudicio fore utrumque contentum. **䞡者ずも、圓然のこずながら、人民ず元老院の裁決に満足するこずになろう。 <br> *⑪項 Haec quo facilius Pompeio probari possent, **これが、ポンペむりスによっお より快く賛同されるように、 *omnes suas terrestres <u>urbiumque</u> copias dimissurum . . . **カ゚サルは陞䞊および町々にいる自分の党軍勢を解散するであろう・・・ **:<span style="color:#009900;">蚳泚このあず、写本の本文が欠萜しおいる。omnes 以䞋を削陀するべきずいう提案もある。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では urbiumque 「および町々の」だが、ubicumque 「いたるずころの」ずいう修正提案もある。</span> ===11節=== '''カ゚サルの䞊陞を報告されたポンペむりスが、沿岞地垯ぞ急ぐ。カ゚サルは、枯湟郜垂オリクムを制圧''' *①項 Vibullius his expositis [[w:la:Corcyra|Corcyrae]] **りィブッリりスは、[[w:ケルキラ島|コルキュラ島にお]]これらを説明されるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[Corcyrae] [コルキュラ島にお] は写本にあるが、コルキュラ島には敵将ビブルスの配䞋がいたず思われるし、カ゚サル勢がパラ゚ステにいたずするず䜍眮関係が合わないため、削陀提案されおいる。<br>   ただし、カ゚サルの䞊陞地点がケラりニア山地沿いのパラ゚ステだずいう[[#6節|6節]]の蚘述は写本になく、埌䞖の修正提案にすぎない。</span> *non minus necessarium esse existimavit de repentino adventu Caesaris [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] fieri certiorem, **カ゚サルの思いがけない到来に぀いお、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が知らされるこずは、カ゚サルの<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>を䌝えるこずに劣らず急を芁するず刀断しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1nōn minus 「劣らず」「同様に」  [[wikt:en:necessarius#Latin|necessārius]] 「緊急の」 䞭性単数察栌 necessārium</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:Pompeium|Pompēium]] [[wikt:en:certiorem|certiōrem]] facere de  「ポンペむりスにに぀いお知らせるこず」<br>     Pompēium certiōrem [[wikt:en:fieri#Latin|fierÄ«]] de  「ポンペむりスがに぀いお知らされるこず」</span> *uti ad id consilium capere posset, ante quam de mandatis agi inciperetur, **カ゚サルからの<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>に぀いお双方によっお亀枉が始められるより前に、その方策を立おるこずができるように。 *atque ideo continuato nocte ac die itinere **それゆえに、りィブッリりスは倜間も昌間も旅を続けお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#continuātō nocte ac diē itinere / diē ac nocte continuātō itinere 昌も倜も旅を続けお|絶察奪栌の䟋文]]を参照。</span> *atque omnibus oppidis mutatis ad celeritatem iumentis **急ぐために、それぞれの城垂で<ruby><rb>[[w:駄獣|駄獣]]</rb><rp></rp><rt>だじゅう</rt><rp></rp></ruby>を乗り換えお、 *ad Pompeium contendit, ut adesse Caesarem nuntiaret. **カ゚サルが迫っおいるこずを報告するために、ポンペむりスのもずぞ急いだ。 [[画像:Via Egnatia-en.jpg|thumb|right|400px|'''[[w:゚グナティア街道|゚グナティア街道]]'''[[w:la:Via Egnatia|via Egnatia]]は、BC2䞖玀にロヌマ人が建蚭した、[[w:アドリア海|アドリア海]]沿岞の[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]を起点ずしお[[w:ビュザンティオン|ビュザンティりム]]に至る街道図の赀線郚分。デュッラキりムず[[w:アポロニア|アポッロニア]]を結んでカンダりィア山地珟圚のダブラニツァ山地に至る沿岞区間は'''カンダりィア街道'''[[w:sq:Via Candavia|via Candavia]]ず呌ばれおいた、ず䌝わる。]] <br> '''ポンペむりスが、カンダりィア街道を西ぞ急ぐ''' *②項 Pompeius erat eo tempore in Candavia **その圓時、ポンペむりスはカンダりィアにいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カンダりィア Candavia は、珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]ず[[w:マケドニア共和囜|マケドニア]]の囜境地垯、[[w:オフリド湖|オフリド湖]]の北に広がる ダブラニツァ山地 [[w:en:Jablanica (mountain)|Jablanica]]。<br>     あるいは、ロヌマ人が建蚭した[[w:゚グナティア街道|゚グナティア街道]]の沿岞区間を カンダりィア街道 [[w:sq:Via Candavia|via Candavia]] ず呌んでいたらしい<ref>[http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.04.0064%3Aalphabetic+letter%3DU%3Aentry+group%3D5%3Aentry%3Dvia-egnatia-geo Dictionary of Greek and Roman Geography (1854), VIA EGNAÂŽTIA] などを参照。</ref></span> *iterque ex [[w:la:Macedonia (regio)|Macedonia]] in hiberna [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniam]] [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]]que habebat. **[[w:マケドニア|マケドニア]]から、[[w:アポロニア|アポッロニア]]ず[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]の冬営地に行軍をしおいた。 *Sed re nova perturbatus **けれども、カ゚サルの䞊陞ずいう新しい事態に䞍安をかき立おられお、 *maioribus itineribus Apolloniam petere coepit, **より匷行軍で、アポッロニアに向かい始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:magnis#Latin|magnÄ«s]] [[wikt:en:itineribus|itineribus]] 「匷行軍で」 比范玚 [[wikt:en:maioribus#Latin|māiōribus]]</span> *ne Caesar orae maritimae civitates occuparet. **海岞地垯の諞郜垂をカ゚サルに占領されないように。 *At ille expositis militibus eodem die [[w:en:Oricum|Oricum]] proficiscitur. **それに察しお、圌カ゚サルは、兵士たちを䞊陞させるず、同じ日にオリクムに出発する。 [[画像:Popolazioni della Dalmazia.png|thumb|right|400px| [[w:むリュリア|むリュリア]]海岞地方[[w:ダルマティア属州|ダルマティア]]における、[[w:むリュリア人|むッリュリア人]]の居䜏地図のピンクの領域。南端に'''パルティニ族'''PARTHINIの名が芋える。]] <br> '''オリクムを指揮するトルクァトゥスが、カ゚サルに投降する''' *③項 Quo cum venisset, **カ゚サルがそこに到着するず、 *L. Torquatus, **ルキりス・トルクァトゥスは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ルキりス・マンリりス・トルクァトゥス [[w:en:Lucius Manlius Torquatus (Praetor 49 BC)|Lucius Manlius Torquatus]] は前幎 BC49幎に法務官に指名され、<br>[[内乱蚘 第1å·»#24節|第1å·»24節]]③項では「法務官ルキりス・マンリりス」ずしお蚀及されおいる。</span> *qui iussu Pompei oppido praeerat praesidiumque ibi Parthinorum habebat, **── その者は、ポンペむりスの呜什により、城垂オリクムを統率しおおり、そこにパルティニ族から成る守備隊を保持しおいたのだが ──、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚パルティニ族 Parthini は、この地域の䜏民である[[w:むリュリア人|むッリュリア人]]の郚族であった。</span> *conatus portis clausis oppidum defendere, **城門を閉ざしお、城垂を防衛するこずに努力したが、 *cum [[w:la:Graeci|Graecos]] murum ascendere atque arma capere iuberet, **ギリシア人の兵士たちに、城壁に䞊るこずず、歊噚を取るこずを呜じたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1理由を衚わす cum の節は、conarentur接続法たで 「ので」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2この地域の䜏民の倚くは[[w:むリュリア人|むッリュリア人]]郚族であったが、オリクム・[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]・[[w:アポロニア|アポッロニア]]などの䞻芁郜垂は、ギリシア人の怍民垂であった。</span> *illi autem se contra imperium populi Romani pugnaturos negarent, **だが、圌らギリシア人たちは、自分たちはロヌマ囜民の暩力に反抗しお戊うこずはないであろうず蚀っお、 *oppidani autem etiam sua sponte Caesarem recipere [[wikt:en:conarentur|conarentur]], **そのうえ、城垂の䜏民たちさえも、自発的にカ゚サルを迎え入れるこずを詊みおいた<u>ので</u>、 *desperatis omnibus auxiliis portas aperuit **あらゆる救揎に絶望し、城門を開いお、 *et se atque oppidum Caesari dedidit **自らず城垂オリクムをカ゚サルに匕枡し、 *incolumisque ab eo conservatus est. **無傷のたた、圌カ゚サルによっお身柄を保護された。 ===12節=== '''カ゚サルが、城垂アポッロニアや近隣の諞郜垂を服埓させる''' *①項 Recepto Caesar Orico **カ゚サルは、トルクァトゥスから匕き枡された城垂オリクムを受け取るず、 *nulla interposita mora [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniam]] proficiscitur. **たったく時間を眮かずに、[[w:アポロニア|アポッロニア]]に出発する。 *eius adventu audito **圌カ゚サルの到来を聞くず、 *L. Staberius, qui ibi praeerat, **そこ<small>アポッロニア</small>で統率しおいたルキりス・スタベリりスは、 *aquam comportare in arcem atque eam munire obsidesque ab Apolloniatibus exigere coepit. **氎を城砊に運び集めるこず、その防埡を固めるこず、アポッロニアの䜏民たちから人質を芁求するこず、を始めた。 <br>   '''アポッロニアの䜏民たちが、スタベリりスの呜什を拒絶する''' *②項 Illi vero daturos se negare **しかしながら、圌らアポッロニアの䜏民たちは、自分たちは人質を䟛出しないであろうず蚀い、 *neque portas [[w:la:Consul|consuli]] praeclusuros, **<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>であるカ゚サルに察しお城門を閉ざすこずはないであろうし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚neque  neque 「でもないし、でもない」</span> *neque sibi iudicium sumpturos contra atque omnis Italia <u>populusque Romanus</u> [[wikt:en:iudicavisset|iudicavisset]]. **党むタリア<u>およびロヌマ人民</u>が採決したのず反察に自分たちの刀断を採るこずもないであろうず拒絶した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、写本では p.r. ず略蚘されおおり、削陀提案され、あるいは populusque Romanus 「およびロヌマ人民」ず修正提案されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2contra atque 「のずは反察に」</span> [[画像:Roman provinces of Macedonia (western region).jpg|thumb|right|350px|カ゚サルが䞊陞した[[w:むリュリア|むッリュリア]]南端の地図1886幎に刊行された、ドむツの史家[[w:ペハン・グスタフ・ドロむれン|ドロむれン]]の歎史地図垳より。<br> 緑色で囲たれた領域が[[w:マケドニア属州|属州マケドニア]]、薄い朱色はむッリュリア、北隣の濃い朱色は[[w:むリュリクム|属州むッリュリクム]]、南隣は[[w:むピロス|゚ピルス]]。<br>  䞭倮䞊郚に[[w:ドゥラス|デュッラキりム]][[w:la:Dyrrhachium|Dyrrhachium]]、䞭倮䞋郚に[[w:アポロニア|アポッロニア]][[w:en:Apollonia (Illyria)|Apollonia]]やビュッリス[[w:la:Byllis|Bullis]]が芋える。]] <br>   '''アポッロニアの䜏民たちが、カ゚サルを迎え入れる''' *③項 Quorum cognita voluntate **圌らアポッロニアの䜏民たちの意思を知るず、 *clam profugit Apollonia Staberius. **スタベリりスは、アポッロニアから秘密裏に逃亡した。 *Illi ad Caesarem legatos mittunt oppidoque recipiunt. **圌ら䜏民たちは、カ゚サルのもずに䜿節たちを遣わしお、城垂に迎え入れる。 <br> *④項 Hos sequuntur [[w:la:Byllis|Byllidenses]], [[w:en:Amantia|Amantini]] et reliquae finitimae civitates totaque Epirus **ビュッリスの䜏民、アマンティアの䜏民、そのほかの近隣の諞郜垂や、[[w:むピロス|゚ピルス]]党域が、圌らアポッロニアの䜏民に続いお、 *et legatis ad Caesarem missis, **カ゚サルのもずに䜿節たちを遣わしお、 *quae imperaret, facturos [[wikt:en:pollicentur|pollicentur]]. **カ゚サルが呜什したこずを実行するであろう、ず玄束する。 ===13節=== '''ポンペむりスがデュッラキりムに達し、䞡軍がアプスス川を挟んで察峙する''' *①項 At [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] cognitis his rebus, quae erant Orici atque [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniae]] gestae, **それに察しお、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、オリクムや[[w:アポロニア|アポッロニア]]でなされおいた事倉を知るず、 *[[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachio]] timens **[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]がカ゚サルに占領されるこずを䞍安芖しお、 *diurnis eo nocturnisque itineribus contendit. **昌間も倜間も行軍しお、そこに急ぐ。 <br> *②項 Simul Caesar adpropinquare dicebatur, **同時に、カ゚サルがデュッラキりムに接近しおいるこずをりィブッリりス・ルフスから話されお、 *tantusque terror incidit eius exercitui, **圌ポンペむりスの軍隊に、ものすごい恐怖心が降りかかったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚tantus  ut  「ほどの」「これほどのので、ほどである」</span> *quod properans noctem die coniunxerat neque iter intermiserat, **── ずいうのも、倜を昌に぀ないで、行軍を䞭断せずに急いでいたからなのではあるが、 ── *ut paene omnes <u>ex</u> Epiro finitimisque regionibus signa relinquerent, **[[w:むピロス|゚ピルス]]や近隣の地域出身のほずんどすべおの兵士たちが軍旗を眮き去りにしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、写本では in 「においお」であるが、ex 「出身の」ず修正提案されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2「軍旗を眮き去りにする」ずは、行軍隊列からはみ出しお行くこずだず思われる。</span> *complures arma proicerent, **かなりの者たちが歊噚を攟り出しお、 *ac fugae simile iter videretur. **逃亡も同然の行軍ず思われた<u>ほどであった</u>。 <br>   '''ポンペむりスの将兵たちが、あらためお忠誠を誓う''' *③項 Sed cum prope Dyrrachium Pompeius constitisset castraque metari iussisset, **けれども、ポンペむりスがデュッラキりムの近くで行軍を停止し、陣営の地取りを呜じたずきに、 *perterrito etiam tum exercitu **そのずきですら、軍隊が怖れおののいおいたので、 *princeps [[w:la:Titus Labienus|Labienus]] procedit **[[w:ティトゥス・ラビ゚ヌス|ラビ゚ヌス]]が蚀いだしっぺずしおポンペむりスの前に進み出お、 *iuratque se eum non deserturum eundemque casum [[wikt:en:subiturum|subiturum]], quemcumque ei fortuna tribuisset. **運呜が圌ポンペむりスにどのようなこずを䞎えようずも、自分は圌を芋捚おないであろうし、同じ危機を耐え忍ぶであろう、ず誓う。 <br> *④項 Hoc idem reliqui iurant legati; **これず同じこずを、ほかの<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>たちも誓う。 *hos [[w:la:Tribunus militum|tribuni militum]] [[w:la:Centurio|centuriones]]que sequuntur, **圌らに、<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|軍団次官]]</rb><rp></rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp></rp></ruby>たちや<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>たちも続き、 *atque idem omnis exercitus iurat. **党軍隊が同じこずを誓う。 [[画像:Map of Caesar's campaign in the Roman province of Macedonia to the city of Apollonia (Japanese).png|thumb|right|400px|カ゚サルず[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の䞡軍がアプスス川で察峙するたでの行軍ルヌト。珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]囜内で展開される。]] <br>  '''カ゚サルが、デュッラキりム占領を断念しお、冬営を決意する''' *⑀項 Caesar praeoccupato itinere ad Dyrrachium **カ゚サルは、デュッラキりムぞの街道をポンペむりスによっお先取りされおしたったので、 *finem properandi facit **急ぐこずを終わりにしお、 *castraque ad flumen Apsum ponit in finibus Apolloniatium, **アポッロニア䜏民たちの領地の䞭の、アプスス川のたもずに陣営を蚭眮しお、 *ut castellis vigiliisque bene meritae civitates tutae essent [praesidio], **城砊や歩哚により、カ゚サルにずっお貢献した諞郜垂が安党であるようにした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚praesidio は削陀提案されおいるが、それずは逆に castellis vigiliisque 「城砊や歩哚により」を削陀する提案もある。</span> *ibique reliquarum ex Italia legionum adventum exspectare **そこにおいお、むタリアから残りの諞軍団が来着するのを埅぀こず、 *et sub pellibus hiemare constituit. **倩幕の䞋で冬営するこず、を決める。 <br>   '''ポンペむりスもアプスス川に達し、䞡軍が察峙する''' *⑥項 Hoc idem Pompeius fecit **ポンペむりスもこれず同じこずをしお、 *et trans flumen Apsum positis castris **アプスス川の向こう偎に陣営を蚭眮しお、 *eo copias omnes auxiliaque conduxit. **そこに、党軍勢ず<ruby><rb>[[w:アりクシリア|支揎軍]]</rb><rp></rp><rt>アりクシリア</rt><rp></rp></ruby>を結集させた。 ===14節=== '''カ゚サルの副官フフィりス・カレヌスが、ブルンディシりム枯に匕き返しお、ビブルス艊隊の埅ち䌏せを免れる''' *①項 Calenus legionibus equitibusque [[w:la:Brundisium|Brundisii]] in naves impositis, ut erat praeceptum a Caesare, <u>quantam</u> navium facultatem habebat, **カレヌスは、カ゚サルから指瀺されおいたように、船団の収容力が可胜なだけ、諞軍団ず階兵たちを[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]で船団に茉せお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby> クィントゥス・フフィりス・カレヌス [[w:en:Quintus Fufius Calenus|Quintus Fufius Calenus]] は、[[#8節|8節]]①②項で、ブルンディシりムに送り返される船団の指揮を任されおいた。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚は、写本Rや䞀郚の校蚂者は quantam ずするが、ほかの写本では quantum ずなっおいる。</span> *naves solvit **船団を出垆させた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚navem sovere 「船の[http://dictionary.goo.ne.jp/jn/160399/meaning/m0u/ ずもづな]を解く」すなわち「出垆する」</span> *paulumque a portu progressus **枯から、いくらか進み出るず *litteras a Caesare accepit, **カ゚サルからの曞状を受け取っお、 *quibus est certior factus portus litoraque omnia classibus adversariorum teneri. **それによっお、察岞のすべおの枯や海岞が敵方の艊隊によっお掌握されおいるこずを知らされた。 [[画像:Map of Caesar's Civil Wars 1280px-Adriatic Sea Currents 2 svg.png|thumb|right|500px|ロヌマ内戊における[[w:アドリア海|アドリア海]]の海流ず䞻芁郜垂の図。]] <br> *②項 Quo cognito **カレヌスはそれを知らされるず、 *se in portum recipit navesque omnes revocat. **ブルンディシりムの枯に匕き返しお、すべおの船団を呌び戻す。 *Una ex his, **これらのうちの1隻は、 *quae perseveravit neque imperio Caleni obtemperavit, **断固ずしお枡航に固執しお、カレヌスの呜什に埓わずに、 *quod erat sine militibus privatoque consilio administrabatur, **── ずいうのも、兵士たちが乗っおおらず、䞀般垂民の刀断で操瞊されおいたからであるが、 ── *delata Oricum atque a Bibulo expugnata est; **オリクムに流れ着いお、ビブルスによっお攻略された。 <br> *③項 qui de servis liberisque omnibus ad impuberes supplicium sumit **圌ビブルスは、奎隷も自由民も未成幎に至るたですべお、極刑に凊しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚dē  supplicium [[wikt:en:sumo#Latin|sÅ«mere]] 「を凊眰する / 凊刑する」</span> *et ad unum interficit. **最埌の䞀人たで殺しおしたう。 *Ita <u>in</u> exiguo tempore magnoque casu **このように、わずかな時間ず倧いなる偶然においお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚in は、σ系写本ず写本V にはあるが、ほかの写本にはない。</span> *totius exercitus salus constitit. **軍隊党䜓の無事が確定したのである。 ===15節=== '''元老院掟のビブルス艊隊が、海岞線の封鎖に音を䞊げお、カ゚サルに䌑戊を求めようずする''' *①項 [[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|Bibulus]], ut supra demonstratum est, erat <u>in</u> classe ad [[w:en:Oricum|Oricum]], **[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|ビブルス]]は、前に述べたように、オリクムの呚蟺の海域で艊隊にいたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本LNにはあるが、ほかの写本にはない。たた、cum に曞き換えおいる蚳者もいる。</span> *et <u>sicuti</u> mari portibusque Caesarem prohibebat, **ビブルスの艊隊がカ゚サルを海や枯ぞの進出から劚げおいたように、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sicuti|sÄ«cutÄ«]]  ita  「のず同じように」</span> *<u>ita</u> ipse omni terra earum regionum prohibebatur. **ビブルス自身もその地方のすべおの陞地から劚げられおいた。 <br> *②項 Praesidiis enim dispositis omnia litora a Caesare tenebantur, **なぜなら、守備隊が配眮されお、すべおの海岞がカ゚サルによっお占領されおいたので、 *neque lignandi atque aquandi **材朚を集めるこずや氎を<ruby><rb>æ±²</rb><rp></rp><rt>く</rt><rp></rp></ruby>むこずの機䌚も、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚neque , neque  「もないし、もない」</span> *neque naves ad terram religandi potestas fiebat. **船団を陞地に぀なぐ機䌚もならなかった。 <br> *③項 Erat res in magna difficultate, **事態は、倧きな困難にあっお、 *summisque angustiis rerum necessariarum premebantur, **必需品の重倧な欠乏に苊しめられおおり、 *adeo ut cogerentur <u>sicuti</u> reliquum commeatum <u>ita</u> ligna atque aquam [[w:la:Corcyra|Corcyra]] navibus onerariis supportare, **ほかの物資ず同じように、材朚や氎も[[w:ケルキラ島|コルキュラ島]]から貚物船団で茞送するこずを匷いられたほどであったし、 <br> *④項 atque etiam uno tempore accidit, **そのうえ、次のようなこずも<ruby><rb>䞀時</rb><rp></rp><rt>いちどき</rt><rp></rp></ruby>に起こったほどであった。 *ut difficilioribus usi tempestatibus **たいぞん困難な嵐をこうむっお、 *ex pellibus, quibus erant tectae naves, **船団をおおっおいた皮膜から、 *nocturnum excipere rorem cogerentur. **倜露を飲料氎などにするために受け取るこずを匷いられたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:excipio|excipere]] 「受け取る」</span> <br> *⑀項 Quas tamen difficultates patienter atque aequo animo ferebant, **それにもかかわらず、圌らは困難を我慢匷く、冷静な気持ちで耐え抜いおいお、 *neque sibi nudanda litora et relinquendos portus existimabant. **自分たちにずっお、海岞を無防備にしたり、枯を攟眮したりするべきではないず刀断しおいた。 <br> *⑥項 Sed cum essent in quibus demonstravi angustiis ac se [[w:en:Lucius Scribonius Libo (consul 34 BC)|Libo]] cum Bibulo coniunxisset, **けれども、圌らの艊隊が既述の欠乏にあっお、スクリボニりス・リボがビブルスず䞀緒になったずき、 *loquuntur [[wikt:en:ambo#Latin|ambo]] ex navibus cum <u>M.</u> Acilio et Statio Murco legatis, **䞡者は船団の䞭から、カ゚サルの<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby> マルクスたたはマニりス・アキリりスずスタティりス・ムルクスに話しかける。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では m.Marcō マルクスだが、M'.Māniō マニりスに修正提案されおいる。<br>[[w:de:Marcus Acilius Caninus|Marcus Acilius Caninus]] マルクスたたはマニりス・アキリりス・カニヌスたたはカニアヌスの名前は諞説がある。</span> *quorum alter oppidi muris, alter praesidiis terrestribus praeerat: **── その者らの前者はオリクムの城垂の城壁の守備隊を、埌者は地䞊の守備隊を統率しおいたのだ。 ── *velle se de maximis rebus cum Caesare loqui, **自分たちは、重倧な事柄に぀いお、カ゚サルず話すこずを望んでいる。 *si sibi eius <rei> facultas detur. **もし、自分たちにその事の機䌚が䞎えられるならばの話だが。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<rei> は写本になく、挿入提案されおいる。</span> <br> *⑊項 Huc addunt pauca rei confirmandae causa, **これに、そのこずを確蚀するために、いく぀かの蚀葉を加えお、 *ut de compositione acturi viderentur. **䞡軍の和解に぀いお協議するず思われるようにした。 *Interim postulant, ut sint indutiae, **リボずビブルスはさしあたり、䌑戊が成るように求め、 *atque ab iis impetrant. **圌らアキリりスらを通じお達成する。 *Magnum enim, quod adferebant, videbatur, **なぜなら、リボずビブルスにより提案されおいたこずは、アキリりスらにずっおも重倧であるず思われたのだし、 *et Caesarem id summe sciebant cupere, **カ゚サルがそれを最も切望しおいるこずをアキリりスらは知っおおり、 *et profectum aliquid Vibulli mandatis existimabatur. **りィブッリりス・ルフスぞの<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>により、和平亀枉に䜕らかの進展があるず刀断されおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルがりィブッリりス・ルフスにこずづおた和平提案に぀いおは[[#10節|10節]]を参照。</span> ===16節=== '''カ゚サルが、枯湟郜垂オリクムで、ビブルスの代理人スクリボニりス・リボず䌚談する''' [[画像:2011 Butrint 14 - Roman bath and Asclepios Sanctuary.jpg|thumb|right|400px|'''ブトロトゥム'''[[w:la:Buthrotum|Buthrotum]]すなわち珟圚の[[w:ブトリント|ブトリント]]Butrint遺跡にあるロヌマ時代の公衆济堎跡。ナネスコ䞖界遺産に登録されおいる。]] *①項 Caesar eo tempore cum legione una profectus **カ゚サルは、その時期、1個軍団ずずもに出発しお、 *ad recipiendas ulteriores civitates et rem frumentariam expediendam, qua anguste utebatur, **より遠方の諞郜垂を取り蟌むためず、欠乏しおいた糧秣の調達を奜郜合にするためであったが、 *erat ad [[w:la:Buthrotum|Buthrotum]] oppidum <quod est oppositum> [[w:la:Corcyra|Corcyrae]]. **[[w:ケルキラ島|コルキュラ島]]の察岞にある城垂[[w:ブトリント|ブトロトゥム]]の蟺りにいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 <quod est oppositum> 察岞にあるは写本になく、挿入提案された。<br><oppositum> 察岞のずいう挿入提案もある。</span> <br> *②項 Ibi certior ab Acilio et Murco per litteras factus de postulatis [[w:en:Lucius Scribonius Libo (consul 34 BC)|Libonis]] et [[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|Bibuli]] **そこで、アキリりスずムルクスからの曞状で、リボず[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|ビブルス]]の芁求に぀いお知らされお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚certior factus de 「に぀いお知らされる」</span> *legionem relinquit; **軍団をブトロトゥムに残しお、 *ipse Oricum revertitur. **カ゚サル自身は、オリクムに垰還する。 <br>   '''カ゚サルずスクリボニりス・リボの䌚談''' *③項 Eo cum venisset, evocantur illi ad conloquium. **カ゚サルがそこに来るず、圌らリボずビブルスは䌚談に呌び出される。 *Prodit Libo atque excusat Bibulum, **リボが珟われお、ビブルスの欠垭を蚀い蚳する。 *quod is iracundia summa erat **圌ビブルスは、このうえなく激しやすかったし、 *inimicitiasque habebat etiam privatas cum Caesare ex aedilitate et praetura conceptas; **<ruby><rb>[[w:ア゚ディリス|造営官]]</rb><rp></rp><rt>ア゚ディリス</rt><rp></rp></ruby>職や<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>職を受けお以来、カ゚サルに個人的な敵意さえ抱いおいた、ずいう。 *ob eam causam conloquium vitasse, **その理由のため、ビブルスは䌚談を避けお、 *ne res maximae spei maximaeque utilitatis eius iracundia impedirentur. **倧いに期埅し、倧いに有益ずなる事柄が、圌の激しやすさにより劚げられないようにした、ずいうのである。 <br>   '''スクリボニりス・リボの蚀い分''' *④項 <u>Pompei</u> summam esse ac fuisse semper voluntatem, ut componeretur atque ab armis discederetur, **和平に合意し、歊噚を攟棄するこずが、ポンペむりスのこのうえない望みであるし、垞にそうであった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の Pompei 「ポンペむりスの」を削陀し、suam 「自分の」ずする修正提案がある。</span> *<u>se</u> potestatem eius rei nullam habere, **自分たちは、その事に぀いお䜕ら暩限を持っおいない。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では sed 「けれども」であるが、se 「自分たちは」ず修正提案されおいる。</span> *propterea quod de consilii sententia summam belli rerumque omnium [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeio]] [[wikt:en:permiserint|permiserint]]. **元老院議員たちの䌚議の議決により、戊争および諞事の最高暩限を[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]に䞀任しおいたのであるからだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:propterea|proptereā]] quod 「であるから」</span> <br> *⑀項 Sed postulatis Caesaris cognitis **けれども、カ゚サルの芁求を確認したら、 *missuros ad Pompeium, **自分たちがポンペむりスのもずに䜿節たちを遣わしお、 *atque illum reliqua per se acturum [[wikt:en:hortantibus|hortantibus]] ipsis. **さらに、圌ポンペむりスが自ら、リボたち自身の励たしにより、残りのこずを協議するであろう。 *Interea manerent indutiae, dum ab illo rediri posset, **和平条件に぀いお䌝える䜿節たちが圌のもずから戻れるこずができるたで、その間は䌑戊にずどたるべきで、 *neve alter alteri noceret. **たた、䞀方が他方を殺傷するべきではない。 **<span style="color:#009900;">蚳泚スクリボニりス・リボの蚀い分は、ここたで。</span> *Huc addit pauca de causa et de copiis auxiliisque suis. **リボはこれに、和平の理由や、味方の軍勢や<ruby><rb>[[w:アりクシリア|支揎軍]]</rb><rp></rp><rt>アりクシリア</rt><rp></rp></ruby>に぀いお、いくらかの蚀葉を加える。 ===17節=== '''カ゚サルずスクリボニりス・リボによる和平協議が物別れに終わる''' *①項 Quibus rebus **リボが最埌に付け加えたそれらの事柄に察しお、 *neque tum respondendum Caesar existimavit, **そのずき、カ゚サルはリボに答えるべきだずは刀断しなかったし、 *neque nunc, ut memoriae prodatur, satis causae [[wikt:en:putamus|putamus]]. **今でも、蚘録されるべき、じゅうぶんな理由があるずは思わない。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚memoriae [[wikt:en:prodere#Latin|prōdere]]「蚘憶/蚘録 にゆだねる」</span> <br> *②項 [[wikt:en:postulabat|Postulabat]] Caesar, **カ゚サルは、次のように芁求しおいた。 *ut legatos sibi ad [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] sine periculo mittere liceret, **自分の䜿節たちを[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]のもずぞ、危険なしに遣わすこずが蚱されるように、 *idque ipsi [[wikt:en:fore#Latin|fore]] reciperent **そのこずが成るこずを、リボたち自身が玄束するか、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:recipio|recipere]] 「玄束する、保蚌する」</span> *aut acceptos per se ad eum [[wikt:en:perducerent|perducerent]]. **あるいは、自ら䜿節たちを匕き受けお、圌ポンペむりスのもずぞ連れお行くように、ず。 <br> *③項 Quod ad indutias [[wikt:en:pertineret|pertineret]], **䌑戊に関しおは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚quod ad  [[wikt:en:pertineo|pertinēre]] 「に関するかぎり」</span> *<u>sic</u> belli rationem esse divisam, **䜜戊は次のように、二぀に分かれおいる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sic#Latin|sÄ«c]]  ut  「ず同じように」</span> *ut illi classe naves auxiliaque sua [[wikt:en:impedirent|impedirent]], **あの者らリボずビブルスらは、艊隊により、自分カ゚サルの船団や増揎を劚害しおいたし、 *ipse ut aqua terraque eos [[wikt:en:prohiberet|prohiberet]]. **カ゚サル自身は、圌らを飲み氎や陞地から遠ざけおいた。 <br> *④項 Si hoc sibi remitti [[wikt:en:vellent|vellent]], **もし、リボたちが、自らに察するこれ陞䞊封鎖が解陀されるこずを望むのなら、 *[[wikt:en:remitterent|remitterent]] ipsi de maritimis custodiis; **リボたち自身が、沿岞の譊戒を解陀するべきだ。 *si illud [[wikt:en:tenerent|tenerent]], **もし、リボたちがあれ海䞊封鎖を維持するのならば、 *se quoque id [[wikt:en:retenturum|retenturum]]. **自分カ゚サルもたた、それ陞䞊封鎖を持続するであろう。 *Nihilominus tamen agi posse de compositione, **ずはいっおも、やはり、和解に぀いお、協議するこずはできる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:nihilominus|nihilōminus]] 「にもかかわらず」「ずはいっおも」</span> *ut haec non [[wikt:en:remitterentur|remitterentur]], **これらが解陀されなかったずしおも、 *neque hanc rem <u>illi esse impedimento</u>. **この事情は、あれ和平協議にずっお劚げずはならない。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、修正提案で、写本では illi<u>s</u> esse impediment<u>i</u> <u>loco</u> ずなっおいる。</span> <br> *⑀項 Libo neque legatos Caesaris recipere **リボは、カ゚サルの䜿節たちを匕き受けもせずに、 *neque periculum praestare eorum, **圌らの危険に責任を負おうずもしなかったが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praesto|praestāre]] 「責任を負う」</span> *sed totam rem ad Pompeium reicere; **けれども、事態をポンペむりスに䞞投げしおおり、 **<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:reicio|rēicere]]  ad  「をにゆだねる」</span> *unum instare de indutiis **ただ䞀぀、䌑戊に぀いおのみ執着しお、 *vehementissimeque contendere. **激しく蚀い争う。 <br> *⑥項 Quem <u>ubi</u> Caesar [[wikt:en:intellexit|intellexit]] praesentis periculi atque inopiae vitandae causa omnem orationem [[wikt:en:instituisse#Latin|instituisse]], neque ullam spem aut condicionem pacis [[wikt:en:adferre|adferre]], **カ゚サルは、その者リボが目䞋の危険や物資の欠乏をのがれるために、すべおの発蚀を䌁おたこず、和平に぀いおのいかなる垌望も条件も提瀺しおいないこずを理解する<u>ず</u>、 *ad reliquam cogitationem belli sese [[wikt:en:recepit|recepit]]. **戊争のこれからを考えるこずに、立ち戻った。 ===18節=== '''ビブルスが過劎死。ポンペむりスが、カ゚サルからの和平提案に぀いお偎近たちず議論するが、和平に拒絶の意思を瀺す''' <br>   '''ビブルスの病死''' *①項 [[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|Bibulus]] multos dies terra prohibitus **[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|ビブルス]]は、幟日も陞地から遠ざけられお、 *et graviore morbo ex frigore ac labore [[wikt:en:inplicatus|inplicitus]], **寒さず過劎のせいで重い病気にかかり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:implicari|implicārÄ«]] [[wikt:en:morbus|morbō]] 「病気にかかる」</span> *cum <u>neque</u> curari [[wikt:en:posset#Latin|posset]] <u>neque</u> susceptum officium deserere vellet, **治療されるこず<u>も</u>できず、匕き受けおしたった任務をおろそかにするこず<u>も</u>望たなかったので、 *vim morbi sustinere non [[wikt:en:potuit|potuit]]. **病気の勢いに持ちこたえるこずができなかった。 <br>   '''叞什長官を倱った連合艊隊''' *②項 Eo mortuo **圌ビブルスが死ぬず、 *ad neminem unum summa imperii redit, **諞艊隊の誰ひずりずしお最高叞什暩を手にする者はなく、 *sed separatim suam quisque classem <u>ad</u> arbitrium suum administrabat. **けれども、各艊隊を率いるおのおのが自分の艊隊を個別に、自らの裁量に埓っお指揮しおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ad 「に埓っお」  [[wikt:en:arbitrium|arbitrium]] 「刀断、裁量」</span> <br>   '''ポンペむりスず偎近たちが、カ゚サルの和平提案に぀いお話し合う''' *③項 Vibullius sedato tumultu, quem repentinus Caesaris adventus concitaverat, **りィブッリりス・ルフスは、カ゚サルの思いがけない到来がかき立おた動揺が萜ち着くず、 *ubi primum <u>e re visum est</u>, **状況から適切ず思われるや吊や、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は修正提案されたもので、写本Lでは reversus est 「立ち戻った」、ほかの写本では rursus 「再び」ずなっおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:ubi#Latin|ubÄ«]] [[wikt:en:primum|prÄ«mum]]  「するや吊や、するずすぐに」  vÄ«sum est 「適切ず思われた」は[[wikt:en:video#Latin|vidēre]] の受動・非人称的甚法</span> *adhibito Libone et L. Lucceio et Theophane, **スクリボニりス・リボ、ルキりス・ルッケむりス、テオパネスを招き入れお、 *quibus<cum> communicare de maximis rebus [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:consueverat|consueverat]], **── [[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、その者たちず重倧な事案に぀いお話し合うのが垞であったのだが、── *de mandatis Caesaris agere [[wikt:en:instituit|instituit]]. **圌らずずもにカ゚サルからの和平提案に関する<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>に぀いお、協議し始める。 <br> *④項 Quem ingressum in sermonem **圌りィブッリりスが話し合いに入るず、 *Pompeius [[wikt:en:interpellavit|interpellavit]] et loqui plura [[wikt:en:prohibuit|prohibuit]]. **ポンペむりスは話をさえぎっお、それ以䞊 話すこずを劚げた。 *“Quid mihi” inquit, “aut vita aut civitate opus est, quam beneficio Caesaris habere [[wikt:en:videbor|videbor]]? **ポンペむりスは蚀った。「和平を結んだずしおカ゚サルのおかげで保っおいるず人々から芋られるであろう生呜や垂民暩など、どうしお私にずっお必芁だろうか」 *cuius rei opinio [[wikt:en:tolli#Latin|tolli]] non [[wikt:en:poterit|poterit]], cum in Italiam, ex qua [[wikt:en:proficiscor|profectus sum]], reductus [[wikt:en:existimabor|existimabor]] <u>bello perfecto</u>.” **カ゚サルに远われお、私が出発したずころのむタリアに、<u>戊争が終わっお</u>連れ戻されたず人々から刀断されるであろうに、その事の䞖評を打ち消すこずなどできるものか。」 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚 bello perfecto 「戊争が終わっお」は、校蚂者によっおは、次の文の文頭に眮く。</span> *Ab iis Caesar haec facta cognovit, qui sermoni [[wikt:en:interfuerunt|interfuerunt]]. **このポンペむりスの発蚀ずいう事実を、カ゚サルは、話し合いに出垭しおいた者たちから知った。 *Conatus <u>tamen nihilominus</u> est aliis rationibus per conloquia de pace agere. **しかし、それでもやはり、カ゚サルは別の<ruby><rb>手段</rb><rp></rp><rt>ラティオ</rt><rp></rp></ruby>によっお、和平に぀いお䌚談を通じお協議するこずを詊みたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tamen#Latin|tamen]] も [[wikt:en:nihilominus|nihilōminus]] もほが同じ意味 「それにもかかわらず」「それでもやはり」で、[[w:トヌトロゞヌ|類語反埩]]による匷調衚珟ず思われる。</span> ===19節=== '''カ゚サルがアプスス河岞で䞡軍の協議にこぎ぀けるが、ラビ゚ヌスが和平亀枉の打ち切りを通告する''' [[画像:Map of Caesar's campaign in the Roman province of Macedonia to the city of Apollonia (Japanese).png|thumb|right|400px|カ゚サルず[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の䞡軍がアプスス川で察峙するたでの行軍ルヌト再掲。珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]囜内で展開される。]] *①項 Inter [[wikt:en:bina#Latin|bina]] castra [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] atque Caesaris **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]ずカ゚サルの二぀の陣営の間には、 *unum flumen tantum [[wikt:en:intererat|intererat]] Apsus, **アプススずいうただ䞀぀の川が介圚しおいるだけであっお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tantum|tantum]] 副詞「ただ」「だけ」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2アプスス川 Apsus flumen は、珟圚の[[w:セマン川|セマン川]]。</span> *crebraque inter se conloquia milites habebant, **兵士たちは、しばしば、互いに䌚話をしおいた。 *neque ullum interim telum per pactiones loquentium traiciebatur. **その間は、䌚話する者たちの玄定により、いかなる飛び道具も投げ぀けられるこずはなかった。 <br>   '''カ゚サルが、副官りァティニりスをしお和平を呌びかけさせる''' *②項 Mittit [[w:la:Publius Vatinius|P. Vatinium]] legatum ad ripam ipsam fluminis, **カ゚サルは<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby> プブリりス・りァティニりスを圓の川岞に遣わしお、 *qui ea quae maxime ad pacem pertinere [[wikt:en:viderentur|viderentur]] [[wikt:en:ageret|ageret]], **その者をしお、和平に最も関わりがあるず思われおいたこずを協議させようずしお、 *et crebro magna voce [[wikt:en:pronuntiaret|pronuntiaret]], **たびたび倧声で以䞋のように通告させた。 *[[wikt:en:liceret|liceret]]'''<u>[[wikt:en:-ne#Latin|ne]]</u>''' civibus ad cives [de pace duos] legatos mittere, **ロヌマ囜家の垂民たちによっお垂民たちぞ和平に぀いおの2名の䜿節たちを遣わすこずが蚱されるか'''<u>ね</u>''' **:<span style="color:#009900;">蚳泚和平に぀いおの2名の[de pace duos] は、削陀提案されおいる。</span> *quod etiam fugitivis ab saltu [[w:la:Pyrenaei|Pyrenaeo]] praedonibusque [[wikt:en:licuisset|licuisset]], **そのこずは、[[w:ピレネヌ山脈|ピュレネ山脈]]の<ruby><rb>[[w:隘路|隘路]]</rb><rp></rp><rt>あいろ</rt><rp></rp></ruby>からの逃亡兵たちや海賊たちにさえも蚱されおいたこずだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ポンペむりスが[[w:クィントゥス・セルトリりス|セルトリりス]]の反乱を蚎䌐した[[w:グナ゚りス・ポンペむりス#ヒスパニア遠埁|ヒスパニア遠埁]]、および[[w:グナ゚りス・ポンペむりス#海賊埁蚎戊|海賊埁蚎戊]]のずきのこずを指すず思われる。</span> *praesertim cum id [[wikt:en:agerent|agerent]], ne cives cum civibus armis [[wikt:en:decertarent|decertarent]]. **ずりわけ、垂民たちが垂民たちず歊力で決着を぀けるこずのないように、協議する堎合にはなおのこずだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:decerto#Latin|dēcertāre]] cum  「ず決着を぀ける」</span> <br> *③項 Multa suppliciter locutus, ut de sua atque omnium salute debebat, **りァティニりスは自らず皆の身の安党に぀いお矩務があるかのように、嘆願するようにしお倚くを語り、 *silentioque ab utrisque militibus auditus. **双方の兵士たちによっお、黙っお聞き取られた。 <br>   '''協議の時刻が決められる''' *④項 Responsum est ab altera parte **先方から以䞋のように応答があった。 *Aulum Varronem [[wikt:en:profiteri|profiteri]] **アりルス・りァッロが申し出おいる **:<span style="color:#009900;">蚳泚アりルス・テレンティりス・りァッロ・ムレナ Aulus [[w:en:Terentius Varro|Terentius Varro]] Murena は、<br>第1巻第2巻においお、ヒスパニアでカ゚サルず敵察した[[w:マルクス・テレンティりス・りァロ|マルクス・テレンティりス・りァッロ]]ずは別人。</span> *se altera die ad conloquium venturum **自分りァッロは、明くる日に、䌚談に珟われるであろう。 *atque una visurum, <u>quemadmodum</u> tuto legati venire et quae vellent exponere [[wikt:en:possent|possent]]; **<u>どのように</u>䜿節たちが安党に到着しお、圌らが望むこずを説明するこずができるか、䞀緒に怜蚎するであろう、ず。 *certumque ei rei tempus [[wikt:en:constituitur|constituitur]]. **その事の定刻が決められる。 <br> *⑀項 Quo cum esset postero die ventum, **翌日にそれ定刻が来たずきに、 *magna utrimque multitudo [[wikt:en:convenit|convenit]], **双方から倧矀集が集たる。 *magnaque erat expectatio eius rei **その事和平の協議ぞの期埅は倧きかったし、 *atque omnium animi intenti esse ad pacem [[wikt:en:videbantur|videbantur]]. **皆の意識が和平に向けられおいるように思われおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚animōs ad  [[wikt:en:intendo#Latin|intendere]] 「意識をに向ける」<br>     animÄ« ad  intentÄ« esse 「意識がに向けられる」</span> <br>   '''ラビ゚ヌスずりァティニりスが和平協議を始める''' *⑥項 Qua ex frequentia [[w:la:Titus Labienus|T. Labienus]] [[wikt:en:prodit|prodit]], **その矀衆の䞭から、[[w:ティトゥス・ラビ゚ヌス|ティトゥス・ラビ゚ヌス]]が進み出お、 *<u>[[wikt:en:summissa|summissa]] oratione</u> [[wikt:en:loqui|loqui]] de pace atque [[wikt:en:altercari|altercari]] cum Vatinio [[wikt:en:incipit|incipit]]. **<u>声を抑えた発蚀で</u>和平に぀いお話し、りァティニりスず論争し始める。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚 summissa oratione 「声を抑えた発蚀で」は、altercari 「口論 / 論争する」やその埌の経緯ず矛盟するようにも思われるので、<br>sed missa oratione 「けれども、蚀葉を投げ぀けお」、[[wikt:en:superbissima|superbissima]] oratione 「ひどく<ruby><rb>傲慢</rb><rp></rp><rt>ごうたん</rt><rp></rp></ruby>な発蚀で」などの修正提案がある。</span> <br>   '''和平協議が歊力によっお䞭断される''' *⑊項 Quorum mediam orationem [[wikt:en:interrumpunt|interrumpunt]] subito undique tela immissa; **その真っ最䞭に、突劂ずしお四方から飛び道具が射蟌たれお、䌚話を䞭断させる。 *quae <u>ille</u> obtectus armis militum [[wikt:en:vitavit|vitavit]]; **圌は、兵士たちの歊具で防護されお、それ飛び道具を避けた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ille 「圌」は、カ゚サル偎のりァティニりスのこずず思われるが、ラビ゚ヌスず解釈するこずもできる。</span> *[[wikt:en:vulnerantur|vulnerantur]] tamen complures, **しかしながら、倚くの者たちが飛び道具により負傷させられる。 *in his Cornelius Balbus, M. Plotius, L. Tiburtius, [[w:la:Centurio|centuriones]] militesque nonnulli. **これらの䞭には、コルネリりス・バルブス、マルクス・プロティりス、ルキりス・ティブルティりス、少なからぬ<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>たちや兵士たちがいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ルキりス・コルネリりス・バルブス [[w:en:Lucius Cornelius Balbus (consul)|Lucius Cornelius Balbus]] は、カ゚サルの友人で、BC40幎に執政官ずなる。</span> <br>   '''ラビ゚ヌスが和平協議の決裂を宣蚀する''' *⑧項 Tum Labienus: **その際に、ラビ゚ヌスが以䞋のように蚀った *“desinite ergo de compositione loqui; **それならば、和解に぀いお話し合うこずを䞭止しおくれ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:desinite|dēsinite]] は、[[wikt:en:desino#Latin|dēsinere]] 「䞭止する、やめる」の人称・耇数・珟圚・胜動・呜什法</span> *nam nobis nisi Caesaris capite relato pax esse nulla potest.” **なぜなら、我々[[w:オプティマテス|元老院掟]]にずっお、カ゚サルの銖玚が匕き枡されない限り、和平などあり埗ないのだから。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルのおじでBC90幎の執政官であった[[w:ルキりス・ナリりス・カ゚サル (玀元前90幎の執政官)|ルキりス・ナリりス・カ゚サル]]は匟ずずもに内戊で殺害され、元老院で銖玚をさらされたずいう。</span> ==カ゚リりスずミロのむタリア事倉== ===20節=== '''法務官カ゚リりス・ルフスが、過払金蚎蚟問題で債務者の歓心を埗るために、無利子法案を提出''' <br>    '''法務官カ゚リりス・ルフスが、[[w:過払金|過払金]]返還請求蚎蚟に取り組もうずする''' *①項 Isdem temporibus **同じ時期に、 *'''[[w:la:Marcus Caelius Rufus|M. Caelius Rufus]]''' [[w:la:Praetor|praetor]] causa debitorum suscepta **<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby> '''マルクス・カ゚リりス・ルフス'''は、<ruby><rb>債務者</rb><rp></rp><rt>デビトル</rt><rp></rp></ruby>たちの<ruby><rb>蚎蚟</rb><rp></rp><rt>カりサ</rt><rp></rp></ruby>を匕き受けお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚マルクス・カ゚リりス・ルフス<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%B9-43217 カ゚リりス・ルフスずは - コトバンク]などを参照。</ref>BC82-BC48は、[[w:マルクス・トゥッリりス・キケロ|キケロ]]の『カ゚リりス匁護』<ref>[http://www.geocities.jp/hgonzaemon/Pro_Caelio_1.html キケロ『カ゚リりス匁護』(察蚳版)]個人蚳などを参照。</ref> でも知られる政治家・匁論家。</span> *initio magistratus **<ruby><rb>[[w:政務官 (ロヌマ)|政務官]]</rb><rp></rp><rt>マギストラトゥス</rt><rp></rp></ruby>に任官した圓初は、 *tribunal suum iuxta [[w:la:Gaius Trebonius|C. Treboni]], praetoris urbani, sellam [[wikt:en:conlocavit|conlocavit]], **自分の<ruby><rb>高官垭</rb><rp></rp><rt>トリブナル</rt><rp></rp></ruby>を、<ruby><rb>銖郜担圓の法務官</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル・りルバヌス</rt><rp></rp></ruby> [[w:ガむりス・トレボニりス|ガむりス・トレボニりス]]の<ruby><rb>高官怅子</rb><rp></rp><rt>セッラ</rt><rp></rp></ruby>に接しお眮いおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>は、<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>2名に次ぐ高官であるが、[[w:ルキりス・コルネリりス・スッラ|スッラ]]によっお2名から8名ぞ増員されおいた埌にカ゚サルによっお16名に増員される。<br>     トレボニりスが任官しおいた<ruby><rb>'''銖郜担圓の法務官'''</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル・りルバヌス</rt><rp></rp></ruby> ''[[w:en:Praetor#Praetor_urbanus|praetor urbanus]]'' は、<br>     ロヌマ垂民どうしの問題を扱う䞊䜍の行政官で、<ruby><rb>執政官</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>䞍圚時には銖郜ロヌマ垂の防衛を任される重職であった。<br>     これに察しお、カ゚リりスらは、<ruby><rb>'''倖囜人担圓の法務官'''</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル・ペレグリヌス</rt><rp></rp></ruby> ''[[w:en:Praetor#Praetor_peregrinus|praetor peregrinus]]'' で、<br>     ロヌマ垂民暩を持たない「<ruby><rb>倖囜人</rb><rp></rp><rt>ペレグリヌス</rt><rp></rp></ruby>」が関わる問題を扱う䞋䜍の行政官にすぎなかった。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[w:ガむりス・トレボニりス|ガむりス・トレボニりス]]は、カ゚サルの<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>ずしお [[内乱蚘 第2å·»#1節|第2å·»1節]][[内乱蚘 第2å·»#15節|15節]]でマッシリア攻囲戊を指揮した埌、<br>     カ゚サルから銖郜を守る重責を任されおいた。このため、ポンペむりスずの決戊には参加しおいない。</span> *et siquis [[wikt:en:appellavisset|appellavisset]] de [[wikt:en:aestimatione|aestimatione]] et de [[wikt:en:solutionibus|solutionibus]], **もし債務者のうちの誰かが、財産の<ruby><rb>評䟡額</rb><rp></rp><rt>ア゚スティマティオ</rt><rp></rp></ruby>に぀いおや、借金の<ruby><rb>返枈額</rb><rp></rp><rt>゜ルティオ</rt><rp></rp></ruby>に぀いお、䞊蚎したならば、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:siquis|siquis]] たたは si quis 「もし、誰かが」  [[wikt:en:appello#Latin|appellāre]] 「[[w:䞊蚎|䞊蚎]]する、[[w:控蚎|控蚎]]する」</span> *quae per arbitrum [[wikt:en:fierent|fierent]], ut Caesar praesens [[wikt:en:constituerat|constituerat]], **── それらは、カ゚サルが銖郜ロヌマ垂にいるずきに取り決めおいたように、<ruby><rb>[[w:仲裁|仲裁人]]</rb><rp></rp><rt>アルビテル</rt><rp></rp></ruby>たちを通じお凊理されおいたのだが ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#1節|1節]]②項③項を参照。</span> *fore auxilio [[wikt:en:pollicebatur|pollicebatur]]. **カ゚リりス自身が、債務者たちにずっおの助っ人になるであろう、ず玄束しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 [[wikt:en:auxilium#Latin|auxiliō]] esse 「に助けずなる」  未来圢 auxilio fore</span> <br>   '''トレボニりスの人情裁きにより、カ゚リりスの掻躍の䜙地がなくなる''' *②項 Sed [[wikt:en:fiebat|fiebat]] aequitate <u>decreti</u> et humanitate Treboni, **けれども、独裁官のずきのカ゚サルの<ruby><rb>決定</rb><rp></rp><rt>デクレトゥム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>公正さ</rb><rp></rp><rt>ア゚クりィタス</rt><rp></rp></ruby>ず、トレボニりスの採決の<ruby><rb>人間らしさ</rb><rp></rp><rt>フマニタス</rt><rp></rp></ruby>によっお、蚎蚟が凊理されおいたので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:decreti#Latin|dēcrētÄ«]] 「<ruby><rb>決定</rb><rp></rp><rt>デクレトゥム</rt><rp></rp></ruby>の」の意味䞊の䞻語は、カ゚サルずもトレボニりスずも解釈できるので、蚳曞によっお分かれる。<br>ガヌドナヌ蚳<small>(J. P. Gardner, 1976)</small>は <small>''Caesar's decree was equitable '' (カ゚サルの行政呜什は公正だったし)</small>、<br>カヌタヌ蚳<small>(J. M. Carter, 1990)</small>は <small>''thanks to the fairness of the decree and the decency of Trebonius '' (トレボニりスの採決の公平さず芪切心のおかげで)</small>、ずしおいる。</span> *qui <his> temporibus clementer et moderate ius dicendum [[wikt:en:existimabat|existimabat]], **── 圌トレボニりスは、このような時節のため、<ruby><rb>慈悲</rb><rp></rp><rt>じひ</rt><rp></rp></ruby>深く、節床をもっお、裁決が䞋されなければならぬ、ず刀断しおいた ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚<his> このような は写本になく、挿入提案されたもの。</span> *ut [[wikt:en:reperiri|reperiri]] non [[wikt:en:possent|possent]], a quibus initium [[wikt:en:appellandi|appellandi]] [[wikt:en:nasceretur|nasceretur]]. **䞊蚎の<ruby><rb>先陣</rb><rp></rp><rt>むニティりム</rt><rp></rp></ruby>を切るような者は芋出されなかったほどであった。 <br> *③項 Nam [[wikt:en:fortasse|fortasse]] **なぜなら、おそらくは、 *inopiam [[wikt:en:excusare#Latin|excusare]] **貧乏なのを口実にしたり、 *et calamitatem aut propriam suam aut temporum [[wikt:en:queri|queri]] **自分に特有な灜い、あるいは内乱ずいう時代の灜いを嘆いたり、 *et difficultates auctionandi [[wikt:en:proponere|proponere]] **財産を競売にかけるこずの困難さを説明したりするこずは、 *etiam mediocris est animi; **<ruby><rb>性根</rb><rp></rp><rt>アニムス</rt><rp></rp></ruby>が<ruby><rb>ありきたり</rb><rp></rp><rt>メディオクリス</rt><rp></rp></ruby>ですらあるだろう。 *integras vero [[wikt:en:tenere#Latin|tenere]] possessiones, qui se [[wikt:en:debere|debere]] [[wikt:en:fateantur|fateantur]], **だが他方で、自分が借金しおいるこずを認めながらも、財産を手付かずにがっちり握っおいようずするこずは、 *cuius animi aut cuius impudentiae est? **䜕ずいう<ruby><rb>性根</rb><rp></rp><rt>アニムス</rt><rp></rp></ruby>、あるいは<ruby><rb>厚顔無恥</rb><rp></rp><rt>むンプデンティア</rt><rp></rp></ruby>であろうか <br> *④項 Itaque, hoc qui [[wikt:en:postularet|postularet]], [[wikt:en:reperiebatur|reperiebatur]] nemo. **こうしお、このような告蚎をする者は、誰も芋出されなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:postulo#Latin|postulāre]] 「告蚎する」</span> *Atque <u>ipsis</u>, ad quorum commodum [[wikt:en:pertinebat|pertinebat]], durior inventus est Caelius. **それどころか、利益に関䞎しおいた者たち、圓人たち<u>に察しお</u>、カ゚リりスの方がより<ruby><rb>苛烈</rb><rp></rp><rt>かれ぀</rt><rp></rp></ruby>であるこずがわかったのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ipsÄ«s を'''䞎栌''' ず解釈するず、「カ゚リりスは、債'''æš©'''者圓人たち<u>に察しお</u>、債務者よりも、より厳しい」、<br>     ipsÄ«s を'''比范の奪栌'''ず解釈するず「カ゚リりスは、債'''務'''者圓人たち<u>に比べお</u>、債暩者により厳しい」ず受け取れる。</span> <br>   '''カ゚リりスが幎間 無利子の法案を出す''' *⑀項 Et ab hoc profectus initio, **カ゚リりスはこのような出だしから進んで、 *ne frustra ingressus turpem causam videretur, **<ruby><rb>面汚</rb><rp></rp><rt>぀らよご</rt><rp></rp></ruby>しな<ruby><rb>蚎蚟</rb><rp></rp><rt>カりサ</rt><rp></rp></ruby>にむなしく螏み蟌んだず䞖間から思われないように、 *legem promulgavit, ut <u>sexenni die</u> sine usuris creditae pecuniae solvantur. **貞し付けられた<ruby><rb>金銭</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>は6幎目の日に<ruby><rb>利息</rb><rp></rp><rt>りスラ</rt><rp></rp></ruby>なしで返枈される、ずいう法案を提出した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚 sexenni die 「6幎目の日に」は修正提案されたもので、<br>      䟋えばβ系写本では [[wikt:en:sexies|sexies]] [[wikt:en:seni#Latin|sēnÄ«]] dies 「6日間に6回ず぀」などずなっおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2修正提案された「6幎目の日に」は、ロヌマ人は起点ずなる幎を1幎目ず数えたので、'''5幎埌の期日'''ずいうこずになるず思われる。</span> ===21節=== '''元老院から远い出されたカ゚リりス・ルフスが、囜倖远攟されおいたミロを呌び戻しお事倉を起こす''' *①項 Cum [[wikt:en:resisteret|resisteret]] [[w:en:Publius Servilius Vatia Isauricus (consul 48 BC)|Servilius]] consul reliquique magistratus et minus opinione sua [[wikt:en:efficeret|efficeret]], **<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>セルりィリりスや残りの<ruby><rb>[[w:政務官 (ロヌマ)|政務官]]</rb><rp></rp><rt>マギストラトゥス</rt><rp></rp></ruby>が抵抗しお、カ゚リりスは自ら予想したほどじゅうぶんな成果をあげられなかったので、 *ad hominum [[wikt:en:excitanda|excitanda]] studia **人々の欲望を駆り立おるために、 *[[wikt:en:sublata|sublata]] priore lege duas [[wikt:en:promulgavit|promulgavit]], **先の法案を取り䞋げお、その代わりに二぀を提出した。 *unam, qua mercedes habitationum annuas conductoribus [[wikt:en:donavit|donavit]], **その䞀぀は、<ruby><rb>借家人</rb><rp></rp><rt>コンドゥクトル</rt><rp></rp></ruby>たちに察しお、毎幎の<ruby><rb>䜏居</rb><rp></rp><rt>ハビタティオ</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>家賃</rb><rp></rp><rt>メルケス</rt><rp></rp></ruby>を公金から支払うずいうもの、 <br>   '''カ゚リりスが民衆を扇動しお、同僚の法務官トレボニりスを襲撃させる''' *②項 aliam tabularum novarum, **もう䞀぀は、借金を棒匕きにするずいうものであった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚novae tabulae 「新しい垳簿」、転じお「債務の垳消し」</span> *impetuque multitudinis in [[w:la:Gaius Trebonius|C. Trebonium]] facto **そしお、[[w:ガむりス・トレボニりス|ガむりス・トレボニりス]]に察しお扇動された矀集による襲撃がなされお、 *et nonnullis vulneratis **少なからぬ者たちが負傷させられお、 *eum de tribunali [[wikt:en:deturbavit|deturbavit]]. **圌トレボニりスを<ruby><rb>高官垭</rb><rp></rp><rt>トリブナル</rt><rp></rp></ruby>から远い払った。 <br>   '''トレボニりスが元老院のお墚付きを埗お、カ゚リりスを公職远攟凊分に凊す''' *③項 De quibus rebus Servilius consul ad [[w:la:Senatus Romanus|senatum]] [[wikt:en:rettulit|rettulit]], **それらの事態に぀いお、<ruby><rb>執政官</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>セルりィリりスが[[w:元老院 (ロヌマ)|元老院]]の審議にかけお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:refero#Latin|referre]] 「を蚎議に付す」 [[wikt:en:rettulit|rettulit]] 完了圢人称単数</span> *senatusque [[w:la:Marcus Caelius Rufus|Caelium]] ab re publica [[wikt:en:removendum|removendum]] [[wikt:en:censuit|censuit]]. **元老院は、カ゚リりスが囜務から远攟されるべきだず、決議した。 *Hoc decreto eum consul senatu [[wikt:en:prohibuit|prohibuit]] **この議決により、執政官セルりィリりスは圌カ゚リりスを元老院から締め出しお、 *et [[wikt:en:contionari|contionari]] conantem de rostris [[wikt:en:deduxit|deduxit]]. **カ゚リりスが挔説するこずを詊みおいたずころを<ruby><rb>挔壇</rb><rp></rp><rt>ロストロム</rt><rp></rp></ruby>から远い出した。 <br>   '''屈蟱に耐えかねたカ゚リりスが、謀反を起こすためにミロを呌び寄せる''' *④項 Ille ignominia et dolore permotus **圌カ゚リりスは、<ruby><rb>恥さらし</rb><rp></rp><rt>むグノミニア</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>腹立ち</rb><rp></rp><rt>ドロル</rt><rp></rp></ruby>により<ruby><rb>身震</rb><rp></rp><rt>みぶる</rt><rp></rp></ruby>いしお、 *palam se proficisci ad Caesarem [[wikt:en:simulavit|simulavit]]; **うわべは、カ゚サルのもずぞ出発するこずに芋せかけたが、 *clam nuntiis ad [[w:la:Titus Annius Milo|Milonem]] missis, **ひそかに'''ミロ'''のもずぞ䜿いの者たちを遣わしお、 *qui [[w:la:Publius Clodius Pulcher|Clodio]] interfecto eo nomine erat damnatus, **── その者は、'''[[w:プブリりス・クロディりス・プルケル|クロディりス]]'''が殺害されるず、その名目で有眪刀決されおいたのだが、 ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚'''ティトゥス・アンニりス・ミロ''' [[w:la:Titus Annius Milo|Titus Annius Milo]] は、BC57幎に[[w:護民官|護民官]]、BC55幎に[[w:プラ゚トル|法務官]]を歎任した<ruby><rb>[[w:ポプラレス|平民掟]]</rb><rp></rp><rt>ポプラレス</rt><rp></rp></ruby>の政治家。<br>'''[[w:プブリりス・クロディりス・プルケル|プブリりス・クロディりス・プルケル]]''' [[w:la:Publius Clodius Pulcher|Publius Clodius Pulcher]] は、<ruby><rb>[[w:オプティマテス|元老院掟]]</rb><rp></rp><rt>オプティマテス</rt><rp></rp></ruby>ず察立する[[w:䞉頭政治|䞉頭政治]]の手䞋ずしお護民官になったが、<br>やがお䞉頭政治から離れお[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]ず察立するようになった。ポンペむりスは護民官ミロを支持しおクロディりスに察抗させたが、<br>そのうちミロもポンペむりスから離反しお元老院掟の支持のもずで、暎力集団を組織しおクロディりスの歊装集団に察抗した。<br>BC52幎の執政官に立候補したミロは、法務官に立候補したクロディりスず抗争し、BC52幎のはじめに暎力団どうしが激突しおクロディりスが殺害された。<br>ミロはポンペむりスによっお法廷に召喚されお匟功され、ロヌマの同盟囜であった[[w:内乱蚘/マッシリアに぀いお|マッシリア]]に逃亡しお䜙生を送っおいた。<br>このずき、[[w:マルクス・トゥッリりス・キケロ|キケロ]]はミロを法廷で匁護したが、ポンペむりスやクロディりス掟の劚害により䞍銖尟に終わった。<br>キケロの有名な著䜜『ミロ匁護』は、埌日にキケロが曞き䞊げお、マッシリアのミロに送付したものが埌䞖に䌝わったものである。<br>クロディりスの殺害に぀いおは、[[ガリア戊蚘 第7å·»#1節|ガリア戊蚘 第7å·»1節]]でも蚀及されおいる。</span> *atque eo in Italiam evocato, **圌ミロをむタリアに呌び寄せた。 *quod magnis [[wikt:en:muneribus|muneribus]] datis [[w:la:Gladiator|gladiatoriae]] familiae reliquias habebat, **ずいうのも、ミロは、剣闘士の倧がかりな<ruby><rb>芋䞖物</rb><rp></rp><rt>ムヌス</rt><rp></rp></ruby>を䟛しお、<ruby><rb>[[w:剣闘士|剣闘士]]</rb><rp></rp><rt>グラディアトル</rt><rp></rp></ruby>たちの<ruby><rb>䞀団</rb><rp></rp><rt>ファミリア</rt><rp></rp></ruby>の残党を䟍らしおいたからだ。 *sibi [[wikt:en:coniunxit|coniunxit]] atque eum in [[w:la:Thurii|Thurinum]] ad sollicitandos pastores [[wikt:en:praemisit|praemisit]]. **カ゚リりスは、ミロや剣闘士らず結び付いお、圌を<ruby><rb>矊飌い</rb><rp></rp><rt>パストル</rt><rp></rp></ruby>たちを扇動するためにトゥリむに先に遣わした。 <br> *⑀項 Ipse <u>cum</u> [[w:en:Casilinum|Casilinum]] [[wikt:en:venisset|venisset]] **カ゚リりス自身は、カシリヌムにやっお来お、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚理由を衚すcum の節「ので」は、<u>cum</u>  <u>[[wikt:en:venisset|venisset]]</u>(接続法過去完了)  [[wikt:en:appararet|appararet]](接続法未完了過去)たで。</span> *unoque tempore signa eius militaria atque arma [[w:la:Capua (antiqua)|Capuae]] essent [[wikt:en:comprensa|comprensa]] **[[w:カプア|カプア]]で圌の軍旗ず歊噚が<ruby><rb>䞀時</rb><rp></rp><rt>いちどき</rt><rp></rp></ruby>に差し抌さえられお、 *et familia [[w:la:Neapolis|Neapoli]] visa quae proditionem oppidi <u>[[wikt:en:appararet|appararet]]</u>, **ネアポリス <small>珟圚の[[w:ナポリ|ナポリ]]</small> で、城垂ぞの<ruby><rb>反逆</rb><rp></rp><rt>プロディティオ</rt><rp></rp></ruby>を準備しおいた剣闘士の䞀団が芋぀かった<u>ので</u>、 *[[wikt:en:patefactis|patefactis]] consiliis [[wikt:en:exclusus|exclusus]] Capua **<ruby><rb>蚈略</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>が明らかにされお、カプアから排陀され、 *et periculum veritus, **身の危険を恐れお、 *quod conventus arma [[wikt:en:ceperat|ceperat]] atque eum hostis loco habendum existimabat, **── ずいうのも、カプアの<ruby><rb>ロヌマ垂民協議䌚</rb><rp></rp><rt>コンりェントゥス</rt><rp></rp></ruby>が歊噚を捕獲しおおり、圌カ゚リりスを敵ず芋なすべきだず刀断しおいたからだが、 ── *consilio [[wikt:en:destitit|destitit]] atque eo itinere sese [[wikt:en:avertit#Latin|avertit]]. **<ruby><rb>蚈略</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を思いずどたっお、その進路を転じる。 ===22節=== '''ミロずカ゚リりスが殺害されお、事倉が収束する''' [[画像:Map of Marcus Caelius Rufus's rebellion in Italia 48BC ja.png|thumb|right|230px|カ゚リりス・ルフスが起こした事倉の関連図。矢印は、カ゚リりスのたどったルヌトを瀺す。]] *①項 Interim Milo [[wikt:en:dimissis|dimissis]] circum municipia litteris **その間に、ミロは、諞<ruby><rb>自治郜垂</rb><rp></rp><rt>ムニキピりム</rt><rp></rp></ruby>の呚蟺に曞状を送っお、 *<se> ea, quae [[wikt:en:faceret|faceret]], iussu atque imperio facere Pompei, **自分が、行なったこずは、ポンペむりスの指図ず嚁什により行なっおいるもので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<se> 自分が は写本になく、挿入提案されたもの。</span> *quae mandata ad se per Vibullium [[wikt:en:delata#Latin|delata]] essent, **それらの<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>は、りィブッリりス・ルフスを通じお、自分のもずにもたらされたものだず述べお、 *quos ex aere alieno laborare [[wikt:en:arbitrabatur|arbitrabatur]], [[wikt:en:sollicitabat|sollicitabat]]. **借金により苊悩しおいるず思われた者たちを、扇動しおいた。 <br>   '''ミロの最期''' *②項 Apud quos <u>cum</u> [[wikt:en:proficere|proficere]] nihil posset, **その者たちのもずでは、ミロは䜕ら成功できなかったので、 *quibusdam solutis ergastulis **いく぀かの<ruby><rb>奎隷収監所</rb><rp></rp><rt>゚ルガストゥルム</rt><rp></rp></ruby>を砎壊しお奎隷たちを連れ出し、 *<u>Compsam in agro Hirpino</u> oppugnare coepit. **<u>ヒルピニ族の領地にあるコンプサ</u>の城垂を攻囲し始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は修正提案されたもので、写本では Cosam in agro Turino 「トゥリむの領地にあるコサ」ずなっおいる。<br>これは、[[w:りェッレむりス・パテルクルス|りェッレむりス・パテルクルス]]の『ロヌマ史』第2å·»68節 [http://www.thelatinlibrary.com/vell2.html#68]の写本に<br> qui Compsam in Hirpinis oppugnans ictusque lapide 「圌ミロがヒルピニ族のコンプサを攻囲しおいるずきに、石を投げられお」<br>ず蚘述されおいるこずによる。</span> *Eo cum a Q. Pedio praetore cum legione  lapide ictus ex muro perit. **そこに、<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby> クィントゥス・ペディりスによっお、1個軍団ずずもに、城壁から石を投げられおミロは絶呜した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚の郚分は、欠萜があるず校蚂者たちにより刀断されおおり、次のような挿入提案がある。<br>    <[[wikt:en:impediretur|impediretur]]>(接続法未完了過去) ⇒ ペディりスによっお'''劚害された'''ので、<br>    <impeditus pervenire non posset> ⇒ ペディりスによっお'''劚害されお到達するこずができなかった'''ので、<br>    <[[wikt:en:subvenio|subventum esset]]> ⇒ ペディりスによっお'''救揎に来られた'''ので、</span> <br>   '''カ゚リりスの最期''' *③項 Et Caelius profectus, ut [[wikt:en:dictitabat|dictitabat]], ad Caesarem pervenit [[w:la:Thurii|Thurios]]. **そしお、カ゚リりスは、たびたび蚀っおいたように、カ゚サルのもずぞ出発しお、トゥリむに到着した。 *Ubi <u>cum</u> quosdam eius municipii [[wikt:en:sollicitaret|sollicitaret]] **そこで、その<ruby><rb>自治郜垂</rb><rp></rp><rt>ムニキピりム</rt><rp></rp></ruby>のある者たちを扇動しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚cum の節は、<u>cum</u>  [[wikt:en:sollicitaret|sollicitāret]](接続法・未完了過去)  <u>[[wikt:en:polliceretur|pollicērētur]]</u>(接続法未完了過去)、たで</span> *equitibusque Caesaris Gallis atque Hispanis, qui eo praesidii causa missi erant, pecuniam <u>[[wikt:en:polliceretur|polliceretur]]</u>, **そこに、守備隊の名目で掟兵されおいた、ガリア人やヒスパニア人からなるカ゚サルの階兵たちに、金銭の莈賄を玄束した<u>ずきに</u>、 *ab his est interfectus. **圌ら階兵たちによっお殺害された。 <br>    *④項 Ita magnarum initia rerum, quae occupatione magistratuum et temporum sollicitam Italiam habebant, **こうしお、<ruby><rb>[[w:政務官 (ロヌマ)|政務官]]</rb><rp></rp><rt>マギストラトゥス</rt><rp></rp></ruby>たちず<ruby><rb>時勢</rb><rp></rp><rt>テンプス</rt><rp></rp></ruby>を<ruby><rb>急襲</rb><rp></rp><rt>オックパティオ</rt><rp></rp></ruby>するこずにより、むタリアを䞍穏な状態にしおいた倧きな事倉も、端緒においお、 *celerem et facilem exitum [[wikt:en:habuerunt|habuerunt]]. **早々ず<ruby><rb>造䜜</rb><rp></rp><rt>ぞうさ</rt><rp></rp></ruby>もなく、結末に至ったのである。 [[画像:Cn Pompeius denarius 82000932.jpg|thumb|right|400px|[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]がこの幎BC48幎春に発行した[[w:デナリりス|デナリりス銀貚]]。<br>巊の人物の暪顔は、頭郚に「NVMA」の文字があしらわれおいるこずから、王政期の䌝説的な王[[w:ヌマ・ポンピリりス|ヌマ・ポンピリりス]]だずわかる。巊端に刻たれた「CNPISOPROQ」は、ポンペむりスの財務官代理ずしお貚幣を鋳造させたグナ゚りス・ピ゜ ''[[w:en:Gnaeus Calpurnius Piso (consul 23 BC)|Gnaeus Calpurnius Piso]]'' 。右面の絵柄は、ポンペむりスの軍船で、䞊の「MACN」はポンペむりスの添え名「マグヌスMagnus」を、䞋の「PROCOS」は圌が<ruby><rb>執政官代理</rb><rp></rp><rt>プロコンスル</rt><rp></rp></ruby>であるこずを瀺す。]] *<span style="color:#009900;">蚳泚1カ゚サルの蚘述ずは裏腹に、事倉は続発した。カ゚サルの子飌いの郚䞋<br> '''プブリりス・コルネリりス・ドラベッラ''' ''[[w:en:Publius Cornelius Dolabella|Publius Cornelius Dolabella]]'' は、<br>ポンペむりスずの戊いの翌幎BC47幎には、銖郜ロヌマで[[w:護民官|護民官]]を務めたが、<br>借金の棒匕きや家賃の支絊など、カ゚リりスず同様の急進的な政策を打ち出しお、<br>カ゚サル䞍圚のむタリアを統治しおいた[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]ず察立したあげく、<br>歊力で<ruby><rb>公共広堎</rb><rp></rp><rt>フォルム</rt><rp></rp></ruby>を占領しお、匷匕に法案を通そうずしたので、激しい垂街戊が勃発した。<br>ドラベッラは幞運にも、゚ゞプトから垰還したカ゚サルによっお赊免されお、<br>その埌の内戊に埓軍し、BC44幎には、カ゚サルから補欠執政官に指名された。</span> *<span style="color:#009900;">蚳泚2このような事倉が勃発した背景には、共和制末期の本土むタリアが、<br>属州からの玍皎に䟝存しきっおいたこずにある。内戊が始たったBC49幎は、<br>ポンペむりス掟こそが二人の執政官を擁する合法的な政府であったし、<br>貚幣を鋳造するための鉱山も、属州の城皎暩もポンペむりスが掌握しおいた。<br>右の、ポンペむりスが発行した銀貚は、ポンペむりス掟の財力ず海軍力を誇瀺しおいる。</span> ==アントニりスの増揎郚隊ずカ゚サルの合流== ===23節=== '''スクリボニりス・リボの艊隊がむタリア偎のブルンディシりム枯に䞊陞しお、カ゚サル勢の増揎を阻もうずする''' *①項 Libo profectus ab [[w:en:Oricum|Orico]] cum classe, cui [[wikt:en:praeerat|praeerat]], navium L, **リボは、50隻の船団からなる、統率しおいた艊隊ずずもに、オリクムから出発しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ルキりス・スクリボニりス・リボ ''[[w:en:Lucius Scribonius Libo (consul 34 BC)|Lucius Scribonius Libo]]'' は、ポンペむりスの次男の岳父で、<br>[[#5節|5節]]③項で述べられおいるように、リブルニア ''[[w:en:Liburnia|Liburnia]]'' ず[[w:アカ゚ア|アカむア]] ''[[w:la:Achaia|Achaia]]'' の艊隊を率いおいたず思われる。<br>[[#15節|15節]][[#17節|17節]]では、ビブルスずリボらの艊隊は、カ゚サル勢によりオリクムの陞地から排陀されお難枋しおいたこずが蚀及されおいた。<br>ずころが、[[#18節|18節]]では、陞䞊のポンペむりスのもずで、偎近たちずの話し合いに参加したず曞かれおいる。</span> *[[w:la:Brundisium|Brundisium]] [[wikt:en:venit#Latin|venit]] **[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]にやっお来お *insulamque, quae contra portum Brundisinum est, [[wikt:en:occupavit|occupavit]], **ブルンディシりム枯に面する島を占領した。 *quod <u>praestare</u> [[wikt:en:arbitrabatur|arbitrabatur]] unum locum, qua necessarius nostris erat egressus, <u>quam</u> omnia litora ac portus custodia clausos <u>tueri</u>. **ずいうのも、むッリュリア偎の海岞や枯の党域を<ruby><rb>[[w:哚戒艊艇|哚戒艇]]</rb><rp></rp><rt>クストディア</rt><rp></rp></ruby>により封鎖したたた防埡する<u>よりも</u>、<br>我が方カ゚サル勢にずっお そこから出垆するこずが避けられなかった1か所を防埡するこずの方が<u>よりたさる</u>ず思っおいたからだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚の [[wikt:en:praesto|praestāre]]  quam  [[wikt:en:tueri|tuērÄ«]] 「を守るよりもを守るこずの方がたさる」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚の [[wikt:en:tueri|tuērÄ«]] ('''胜動'''の䞍定法) は叀い写本の蚘述だが、より埌代の写本では [[wikt:en:teneri#Latin|tenērÄ«]] ('''受動'''の䞍定法) ずなっおいる。<br>どちらも、意味は「守る、維持する」。</span> <br> *②項 Hic repentino adventu **ここぞ、突然にやっお来お、 *naves onerarias quasdam nactus [[wikt:en:incendit|incendit]] **いく぀かの貚物船を捕獲し、焌き蚎ちしお、 *et unam frumento onustam [[wikt:en:abduxit|abduxit]] **穀物を満茉した1隻を運び去っお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 [[wikt:en:onustus|onustus]] 「をいっぱい積んだ」</span> *magnumque nostris terrorem [[wikt:en:iniecit|iniecit]] **我が方カ゚サル勢に倧きな恐怖心を吹き蟌んだ。 *et noctu militibus ac sagittariis in terram [[wikt:en:expositis|expositis]] **そしお、倜間に兵士<small>重装歩兵</small>たちや匓兵たちを陞地に䞊陞させお、 *praesidium equitum [[wikt:en:deiecit|deiecit]] **階兵の守備隊を<ruby><rb>蹎散</rb><rp></rp><rt>けち</rt><rp></rp></ruby>らしお、 *et <u>adeo</u> loci opportunitate [[wikt:en:profecit|profecit]], <u>uti</u> ad [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] litteras [[wikt:en:mitteret|mitteret]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]のもずぞ以䞋の内容の曞状を送った<u>ほどの</u>地の利を埗たのであった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚 [[wikt:en:adeo|adeō]]  uti  「ほどである」。</span> *naves reliquas, si vellet, subduci et refici [[wikt:en:iuberet|iuberet]]; **ポンペむりスがもし望むのならば、むッリュリア偎に残しおおいた船団を陞揚げするこずや、修繕するこずを、呜じおくれ。 *sua classe auxilia sese Caesaris [[wikt:en:prohibiturum|prohibiturum]]. **自分の艊隊でもっお、リボ自らが、カ゚サルの増揎郚隊の出航を阻んでくれよう、ず。 <br> <span style="color:#009900;">蚳泚①項の蚳泚で述べたように、リボが、オリクムの沖ず陞䞊のポンペむりスの陣営[[#18節|18節]]ずを自由に行き来できたずするず、<br>本節でわざわざむタリア偎から曞状を発信するずいうのは、䞍自然にも思える。</span> <br> ===24節=== '''カ゚サルの郚将マルクス・アントニりスが、スクリボニりス・リボの艊隊を撃退する''' *①項 Erat eo tempore [[w:la:Marcus Antonius|Antonius]] [[w:la:Brundisium|Brundisii]]; **その頃、[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]は[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]にいお、 *<is> virtute militum confisus **圌は兵士たちの歊勇を信頌しおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<is> 圌はは、写本になく、挿入提案されたものである。</span> *scaphas navium magnarum circiter LX cratibus pluteisque [[wikt:en:contexit|contexit]] **倧型船に属する玄60隻の小型船を、枝線み现工や<ruby><rb>障壁車</rb><rp></rp><rt>プルテりス</rt><rp></rp></ruby>で保護しお、 *eoque milites delectos [[wikt:en:inposuit|inposuit]] **そこに、遞び抜かれた兵士たちを乗せお、 *atque eas in litore pluribus locis separatim [[wikt:en:disposuit|disposuit]] **それらの小型船を、海岞の倚くの堎所に個別に配眮した。 [[画像:Trireme cut wrong.png|thumb|right|300px|<ruby><rb>[[w:䞉段櫂船|䞉段櫂船]]</rb><rp></rp><rt>トリレミス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>挕ぎ手</rb><rp></rp><rt>レメクス</rt><rp></rp></ruby>の䜍眮を瀺した断面図。]] *navesque [[w:la:Triremis|triremes]] duas, quas Brundisii faciendas [[wikt:en:curaverat|curaverat]], **ブルンディシりムで建造されるように取り蚈らっおいた2隻の<ruby><rb>[[w:䞉段櫂船|䞉段櫂船]]</rb><rp></rp><rt>トリレミス</rt><rp></rp></ruby>を *per causam exercendorum remigum **<ruby><rb>挕ぎ手</rb><rp></rp><rt>レメクス</rt><rp></rp></ruby>を蚓緎するずいう口実により、 *ad faucis portus prodire [[wikt:en:iussit|iussit]]. **枯の出入口に進み出るこずを呜じた。 [[画像:A ROMAN QUINQUEREME.gif|thumb|right|200px|<ruby><rb>五段櫂船</rb><rp></rp><rt>クィンクェレミス</rt><rp></rp></ruby>の想像画。]] <br> *②項 Has cum audacius progressas Libo [[wikt:en:vidisset|vidisset]], **これらアントニりス勢の2隻の䞉段櫂船がかなり勇敢に出お来るのをリボが芋おおり、 *sperans [[wikt:en:intercipi|intercipi]] posse quadriremes V ad eas [[wikt:en:misit|misit]]. **捕獲できるこずを期埅しお、5隻の<ruby><rb>四段櫂船</rb><rp></rp><rt>クァドリレミス</rt><rp></rp></ruby>をそれらに向けお掟遣した。 *Quae cum navibus nostris [[wikt:en:propinquassent|propinquassent]], nostri <u>veterani in portum</u> [[wikt:en:refugiebant|refugiebant]], **それら5隻の四段櫂船が我が方の船団に接近しお来お、<u>老緎なる</u>我が方が<u>枯に</u>匕き䞋がっおいたずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の veterani in portum は写本にある蚘述で、たいおいは「我が方の叀参兵たちが枯に埌退した」ず蚳されるが、<br>船団どうしの駆け匕きに叀参兵が出お来るこずに違和感を持たれおおり、<br>     ut erat imperatum in portum 「我が方は呜什されおいたように枯に埌退した」<br>     ut convenerat ante in portum 「我が方は事前に同意しおいたように枯に埌退した」<br>などの修正提案が出されおいる。</span> *illi studio incitati incautius [[wikt:en:sequebantur|sequebantur]]. **あちら偎リボ勢は、意気蟌みに駆り立おられお、かなり䞍泚意に远撃しお来おいた。 <br> *③項 Iam ex omnibus partibus subito Antonianae scaphae signo dato se in hostes [[wikt:en:incitaverunt|incitaverunt]] **たもなく、あらゆる方向から䞍意に、アントニりス勢の小型船団が、号什を出されお、敵方に突進しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚se [[wikt:en:incito#Latin|incitāre]] 「突進する、急ぐ」</span> *primoque impeto **はじめの突撃でもっお、 *unam ex his quadriremem cum remigibus defensoribusque suis [[wikt:en:ceperunt|ceperunt]], **これらのうちの1隻の<ruby><rb>四段櫂船</rb><rp></rp><rt>クァドリレミス</rt><rp></rp></ruby>を、<ruby><rb>挕ぎ手</rb><rp></rp><rt>レメクス</rt><rp></rp></ruby>たちや防埡者たちずずもに、捕獲しお、 *reliquas turpiter refugere [[wikt:en:coegerunt|coegerunt]]. **残りの敵船を、䞍名誉にも敗走せしめた。 <br> *④項 Ad hoc detrimentum [[wikt:en:accessit#Latin|accessit]], **この損害に続いお生じたのは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:accedo#Latin|accēdere]] ad  「に続いお生じる」</span> *ut equitibus per oram maritimam ab Antonio dispositis [[wikt:en:aquari#Latin|aquari]] [[wikt:en:prohiberentur|prohiberentur]]. **アントニりスにより沿岞地垯に配眮されおいた階兵たちによっお、絊氎するこずを劚害されおいたこずであった。 *Qua necessitate et ignominia permotus **その飲み氎の欠乏ず、敗北ずいう恥さらしに動揺させられお、 *Libo [[wikt:en:discessit|discessit]] a Brundisio **リボは、ブルンディシりムから撀退しお、 *obsessionemque nostrorum [[wikt:en:omisit|omisit]]. **我が方ぞの封鎖を䞭止した。 ===25節=== '''増揎が来ないこずに業を煮やしたカ゚サルが、ブルンディシりムの郚䞋たちぞ督促の䜿いを送る''' *①項 Multi iam menses erant et hiems [[wikt:en:praecipitaverat|praecipitaverat]], **すでに、<u>倚くの月</u>が過ぎお、冬が終わりを告げようずしおいたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:praecipito#Latin|praecipitāre]] 「急に終わりを告げる」  過去完了 [[wikt:en:praecipitaverat|praecipitāverat]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚、カ゚サルが枡海しおから2か月ほどしか過ぎおいないはずだが、ルビコン川を枡っおからは14か月ほど過ぎおいる。</span> *neque [[w:la:Brundisium|Brundisio]] naves legionesque ad Caesarem [[wikt:en:veniebant|veniebant]]. **[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]からは、船団や諞軍団はカ゚サルのもずぞ来なかった。 *Ac nonnullae eius rei praetermissae occasiones Caesari [[wikt:en:videbantur|videbantur]], **そしおたた、そのような事の少なからぬ奜機を郚䞋たちが利甚しそこなっおいるず、カ゚サルには思われおいた。 *quod <u>certi</u> saepe [[wikt:en:flaverant|flaverant]] venti, quibus [[wikt:en:necessario#Latin|necessario]] committendum [[wikt:en:existimabat|existimabat]]. **ずいうのも、安定した颚が<ruby><rb>頻繁</rb><rp></rp><rt>ひんぱん</rt><rp></rp></ruby>に吹いおいたので、圓然のこずながら、それらの颚にゆだねられるべきだ、ずカ゚サルは刀断しおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚 certÄ« 「安定した颚」は、修正提案されたもので、写本では certē 「確かに」などずなっおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:flaveo#Latin|flāvēre]] 「颚が吹く」  過去完了 [[wikt:en:flaverant|flāverant]]</span> <br> *②項 <u>Quantoque</u> eius amplius processerat temporis, <u>tanto</u> erant alacriores ad custodias, **そのような時がより倚く過ぎれば過ぎる<u>ほど、たすたす</u>哚戒掻動はより掻発になり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚quantō  tantō  「するほど、たすたす」</span> *qui classibus [[wikt:en:praeerant|praeerant]], maioremque fiduciam prohibendi habebant, **艊隊を統率しおいた者たちは、カ゚サル勢の枡海を劚害するための、より倧きな自信を持぀に至っおいた。 *et crebris [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] litteris [[wikt:en:castigabantur|castigabantur]], quoniam primo venientem Caesarem non prohibuissent, **か぀、最初にカ゚サルが来るのを劚げなかったので、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]からのたびたびの曞状により、<ruby><rb>[[wikt:叱責|叱責]]</rb><rp></rp><rt>しっせき</rt><rp></rp></ruby>されおいた。 *ut reliquos eius exercitus impedirent, **圌カ゚サルの軍隊の残りが枡海するのを劚げるように、ず。 *duriusque cotidie tempus ad transportandum lenioribus ventis exspectabant. **そしお、颚がより穏やかになるこずによっお、<ruby><rb>時季</rb><rp></rp><rt>テンプス</rt><rp></rp></ruby>が軍団を枡すためには より苛酷になるのを毎日埅望しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dure#Latin|dÅ«rē]] 「厳しく、苛酷に」  比范玚 [[wikt:en:durius|dÅ«rius]] 「より厳しく、より苛酷に」</span> <br> *③項 Quibus rebus permotus **そのような事態に動揺させられお、 *Caesar Brundisium ad suos severius [[wikt:en:scripsit|scripsit]], **カ゚サルは、ブルンディシりムの配䞋の者たちぞ、より厳しく曞状を曞き送った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚sevērē 「厳しく」  比范玚 sevērius 「より厳しく」</span> *nacti idoneum ventum ne occasionem navigandi dimitterent, **適切な颚に出くわし、航行するための奜機をのがさないように。 *<u>sive</u> ad litora [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniatium]] <u><sive ad Labeatium></u> cursum dirigere atque eo naves eicere possent. **[[w:アポロニア|アポッロニア]]の海岞の蟺りぞ もしくは、ラベアテス族の蟺りぞ 航路を向けお、そこに船団を接岞させられるようにせよ、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では sive だが、<sive ad Labeatium> もしくは、ラベアテス族の蟺りぞ ずいう挿入提案があり、<br>たた、sive を si vel 「ずにかく、かどうか」に曞き換える、などの修正提案がある。</span> <br> *④項 Haec a custodiis classium loca maxime [[wikt:en:vacabant|vacabant]], **この堎所は、元老院掟の艊隊の哚戒を最も免れおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:vaco#Latin|vacāre]] a  「を免れる」</span> *quod se longius <a> portibus committere non <u>auderent</u>. **ずいうのも、元老院掟の艊隊は枯湟からより遠くにたで、あえおやろうずしなかったからだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1<a> は写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚は、倚くの写本では [[wikt:en:auderent|audērent]] (接続法未完了過去)だが、[[wikt:en:audebant|audēbant]] (盎接法未完了過去)ずしおいる写本もある。</span> ===26節=== '''アントニりスずフフィりス・カレヌス率いる船団が、ブルンディシりムを出枯、察岞のニュンパ゚りム枯に䞊陞を果たす''' [[画像:Sirocco wind1.jpg|thumb|right|300px|'''[[w:シロッコ|シロッコ]]'''ず呌ばれる、アフリカ倧陞からペヌロッパに吹き付ける南颚の暡匏図。アフリカからペヌロッパに吹く颚にはさたざたな呌称があるが、シロッコはおもに南颚や東南颚を指すようである。南颚を衚す英語の ''[[w:en:Ostro|Ostro ]]'' は、ラテン語の [[wikt:en:auster#Latin|auster]] を語源ずする。]] [[画像:Sirocco from Libya.jpg|thumb|right|300px|'''[[w:シロッコ|シロッコ]]'''は、サハラ砂挠を起源ずするので、しばしば砂嵐をずもなう。この衛星画像では、南西方向から吹き付けおいるように芋える。]] *①項 Illi adhibita audacia et virtute **あの者らむタリアのブルンディシりム枯にいたカ゚サル勢は、倧胆さず歊勇を掻かしお、 *administrantibus [[w:la:Marcus Antonius|M. Antonio]] et [[w:en:Quintus Fufius Calenus|Fufio Caleno]], **[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]ずフフィりス・カレヌスの統蜄によっお、 *multum ipsis militibus hortantibus **兵士たち自身が倧いに激励し合っお、 *neque ullum periculum pro salute Caesaris recusantibus, **カ゚サルの<ruby><rb>救枈</rb><rp></rp><rt>サルス</rt><rp></rp></ruby>のために、いかなる危険も蟞さずに、 *nacti austrum naves [[wikt:en:solvunt|solvunt]] **<ruby><rb>南颚</rb><rp></rp><rt>アりステル</rt><rp></rp></ruby>に出くわしお、出垆しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚navem sovere 「船の[http://dictionary.goo.ne.jp/jn/160399/meaning/m0u/ ずもづな]を解く」すなわち「出垆する」</span> *atque altero die [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniam]] <u>[[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]]<que></u> [[wikt:en:praetervehuntur|praetervehuntur]]. **翌日に、[[w:アポロニア|アポッロニア]]<u>ず[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]</u>の沖を通り過ぎる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では Dyrrachium たたは Dirrachium だが、削陀提案されたり、<br>あるいは逆に <que> ず が挿入提案されおいる。</span> <br> *②項 Qui cum essent ex continenti visi, 、 **圌らアントニりスずフフィりスの垆船は、<ruby><rb>倧陞</rb><rp></rp><rt>コンティネンス</rt><rp></rp></ruby>偎から目撃されおいたので*Coponius, qui [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachii]] classi [[w:la:Rhodus|Rhodiae]] praeerat, **[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]で[[w:ロドス島|ロドゥス島]]の艊隊を統率しおいた、コポニりスは、 *naves ex portu educit, **デュッラキりムの枯から船団を出航させお、 *et cum iam nostris remissiore vento <u>adpropinquasset</u>, **すでに颚が我が方にずっお穏やかになっお、コポニりスが<u>接近しお来おいた</u>ずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚 adpropinquāsset は修正提案されたもので、写本では adpropinquāsse<u>n</u>t ずなっおいる。<br>修正提案の [[wikt:en:adpropinquasset|adpropinquāsset]] &nbsp; は、&nbsp;動詞 [[wikt:en:adpropinquo|adpropinquō]] の人称・<u>単数</u>・過去完了・胜動・接続法 [[wikt:en:adpropinquavisset|adpropinquā<U>vi</u>sset]] &nbsp; の vi が脱萜した圢。<br>&nbsp;写本にある [[wikt:en:adpropinquassent|adpropinquāssent]] は、同じく adpropinquō の人称・<u>耇数</u>・過去完了・胜動・接続法 [[wikt:en:adpropinquavissent|adpropinquā<u>vi</u>ssent]] の vi が脱萜した圢。</span> *idem auster <u>increbuit</u> nostrisque praesidio fuit. **同じく<ruby><rb>南颚</rb><rp></rp><rt>アりステル</rt><rp></rp></ruby>が<u>勢いを増しお</u>、我が方にずっおの助けずなった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の incrēbuit は倚くの写本にある蚘述だが、䞀郚の写本では increbruit ずなっおいる。意味はほが同じ。<br>前者 [[wikt:en:increbuit|incrēbuit]] &nbsp;は、動詞 [[wikt:en:increbesco|incrēbēscō]] &nbsp;の人称・単数・完了・胜動・盎説法の圢。<br>埌者 [[wikt:en:increbruit|increbruit]] は、動詞 [[wikt:en:increbresco|increbrēscō]] の人称・単数・完了・胜動・盎説法の圢。</span> [[画像:Eksplozija vala-jugo00628.JPG|thumb|right|300px|'''[[w:シロッコ|シロッコ]]'''に吹かれお、荒れる波が海岞に打ち寄せる。]] <br> *③項 Neque vero ille ob eam causam conatu desistebat, **しかしながら、圌コポニりスは、南颚ずいうその理由のために我が方を捕獲するずいう詊みを思いずどたらずに、 *sed labore et perseverantia nautarum **けれども、<ruby><rb>船員</rb><rp></rp><rt>ナりタ</rt><rp></rp></ruby>たちの骚折りず䞍屈さによっお、 *et vim tempestatis superari posse sperabat **暎颚の勢いに打ち克぀こずができるず期埅しおいお、 *praetervectosque Dyrrachium magna vi venti **デュッラキりムの沖を匷颚の勢いで我が方の船団が通り過ぎお行くのを、 *nihilo secius sequebatur. **それでもやはり、远跡しお来おいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:nihilo|nihilō]] [[wikt:en:secius|sēcius]]  nihilō [[wikt:en:setius|setÄ«us]] 「それでもやはり」</span> <br> *④項 Nostri usi [[w:la:Fortuna (dea)|Fortunae]] beneficio **我が方の船団は、<ruby><rb>[[w:フォルトゥヌナ|運呜の女神]]</rb><rp></rp><rt>フォルトゥナ</rt><rp></rp></ruby>の恩恵を享受し぀぀、 *tamen impetum classis timebant, si forte ventus [[wikt:en:remisisset|remisisset]]. **しかしながら、もし颚がはからずも穏やかになっおしたったらず、敵方の艊隊の突撃を怖れおいた。 *Nacti portum, qui [[wikt:en:appellatur|appellatur]] Nymphaeum, ultra Lissum milia passuum III, **我が方の船団はリッススの3マむル向こう偎のニュンパ゚りムず呌ばれる枯に出くわしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚リッスス Lissus は、珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]北西郚の町レゞャ [[w:en:Lezhë|Lezhë]]。</span> *eo naves introduxerunt **そこに、船団を導き入れた。 *── qui portus ab Africo tegebatur, ab austro non erat tutus ── **── その枯は、<ruby><rb>南西颚</rb><rp></rp><rt>アフリクス</rt><rp></rp></ruby>から防護されおいたが、<ruby><rb>南颚</rb><rp></rp><rt>アりステル</rt><rp></rp></ruby>からは安党ではなかった ── *leviusque tempestatis quam classis periculum aestimaverunt. **敵方の艊隊の危険よりも、暎颚の危険の方がより軜埮であるず刀断しおいたのだ。 [[画像:Map of Caesar's Civil Wars 1280px-Adriatic Sea Currents 2 svg.png|thumb|right|500px|[[w:アドリア海|アドリア海]]の海流の図再掲。むタリア半島の'''[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]'''図の右䞋を出枯したカ゚サル偎の垆船は、南䞋する海流によっお南に流されながら、舵を巊に切っお'''[[w:ケルキラ島|コルキュラ島]]'''図の右端の蟺りで北䞊する海流に乗るこずになるが、コルキュラ島や'''オリクム枯'''呚蟺の海域は元老院掟の艊隊が譊戒しおおり、'''[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]'''の近海もポンペむりスの艊隊に譊戒されおいるため、カ゚サルがいる䞭間地点の'''[[w:アポロニア|アポッロニア]]'''には䞊陞できなかったが、より北方の'''ニュンパ゚りム'''に入枯するこずができたわけである。]] <br> *⑀項 Quo simul atque intro est itum, **その枯の内郚に進入するや吊や、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚simul atque  [[wikt:en:simulatque|simulatque]]  「や吊や」</span> *incredibili felicitate **途方もない幞運によっお、 *auster, qui per biduum [[wikt:en:flaverat|flaverat]], in Africum se [[wikt:en:vertit|vertit]]. **2日間 吹いおいた<ruby><rb>南颚</rb><rp></rp><rt>アりステル</rt><rp></rp></ruby>が、<ruby><rb>南西颚</rb><rp></rp><rt>アフリクス</rt><rp></rp></ruby>に倉わったのだ。 ===27節=== '''アントニりスらの船団を远尟しおいた元老院掟のロドゥス島艊隊が、匷颚に遭っお壊滅する''' *①項 Hic **このような状況で **:<span style="color:#009900;">蚳泚hÄ«c 「ここで」「このずき」あるいは「このような状況で」</span> *subitam commutationem fortunae videre [[wikt:en:licuit|licuit]]. **運呜の突然の倉動を芋るこずが可胜であった。 *Qui modo sibi [[wikt:en:timuerant|timuerant]], hos tutissimus portus [[wikt:en:recipiebat|recipiebat]]; **たった今、自分の身を案じおいた者たちを、この䞊なく安党な枯が受け入れ出しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:modo#Latin|modo]] 「たった今」「今しがた」</span> *qui nostris navibus periculum [[wikt:en:intulerant|intulerant]], de suo timere cogebantur. **我が方の船団にずっお危険を匕き起こしおいた者たちが、身を案じるこずを匷いられ出したのだ。 <br> *②項 Itaque tempore commutato **そういうわけで、状況が倉わっお、 *tempestas <u>et</u> nostros [[wikt:en:texit|texit]] <u>et</u> naves Rhodias [[wikt:en:adflixit|adflixit]], **暎颚が、䞀方で我が方を防護しおくれもしたし、他方で[[w:ロドス島|ロドゥス島]]の船団を損傷させもした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚et  et  「䞀方で、他方で」</span> *ita ut ad unam omnes constratae numero XVI [[wikt:en:eliderentur|eliderentur]] et naufragio [[wikt:en:interirent|interirent]], **その結果、甲板を匵られた16隻がひず぀残らず打ち砕かれお、難砎により沈没したほどであり、 *et ex magno remigum propugnatorumque numero **挕ぎ手たちず防戊する者たちの倚数のうち、 *pars ad scopulos allisa [[wikt:en:interficeretur|interficeretur]], **䞀郚の者たちは、岩塊に打ち付けられお殺され、 *pars ab nostris [[wikt:en:detraheretur|detraheretur]]; **䞀郚の者たちは、我が方によっお連れ去られたほどであった。 *quos omnes conservatos Caesar domum [[wikt:en:remisit|remisit]]. **カ゚サルは、保護された者たちすべおを郷里に去らせた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:remisit|remisit]] 「去らせた」は倚くの写本にある蚘述だが、写本Vでは [[wikt:en:dimisit|dimisit]] ずなっおいる。意味はほが同じ。</span> ===28節=== '''アントニりスらの船団のうち、新兵の1隻は元老院掟のオタキリりス・クラッススに降䌏しお殺され、叀参兵の1隻は味方に合流する''' *①項 Nostrae naves duae tardius cursu confecto **我が方の船団の2隻が、ほかの船よりも航行を成し遂げるのがより遅かったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tarde#Latin|tardē]] 副詞「遅く」  比范玚 tardius 「より遅く」</span> *in noctem coniectae, **倜の暗闇に投げ蟌たれおしたっお、 *cum ignorarent, quem locum reliquae [[wikt:en:cepissent|cepissent]], **ほかの船がどの地点に達しおいたのか知らなかったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:capio|capere]] 「達する」  人称・耇数・過去完了・胜動・過去完了 [[wikt:en:cepissent|cepissent]] 「達しおいた」</span> *contra Lissum in ancoris [[wikt:en:constiterunt|constiterunt]]. **リッススの向かいに投錚しお停止した。 <br> *②項 Has scaphis minoribusque navigiis compluribus [[wikt:en:summissis|summissis]] **これら2隻ぞ、倚数の小舟や小型船を掟遣しお、 *Otacilius Crassus, qui Lissi [[wikt:en:praeerat|praeerat]], expugnare [[wikt:en:parabat|parabat]]; **リッススで元老院掟の艊隊を統率しおいたオタキリりス・クラッススは、攻撃するこずを準備しおいた。 *simul de deditione eorum agebat et incolumitatem deditis [[wikt:en:pollicebatur|pollicebatur]]. **他方では、圌ら2隻の乗員の降䌏に぀いお協議しお、降䌏した者たちの無事を玄束しおいた。 <br>   '''新兵たちがオタキリりスの甘蚀に屈する''' *③項 Harum altera navis CCXX e legione tironum [[wikt:en:sustulerat|sustulerat]], **これら2隻のうち、䞀方は、<ruby><rb>新兵</rb><rp></rp><rt>ティロ</rt><rp></rp></ruby>たちの軍団のうちの220名を乗せおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:harum|hārum]] altera , altera  「これら二぀のうち、䞀方は、もう䞀方は」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:tollo#Latin|tollō]] 「船に乗せる」  人称・単数・過去完了・胜動・盎説法 [[wikt:en:sustulerat|sustulerat]]</span> *altera ex veterana paulo minus CC. **もう䞀方は、叀参兵たちの軍団のうち200名匱を乗せおいた。 <br> *④項 Hic **この状況においお、 *cognosci [[wikt:en:licuit|licuit]], quantum esset hominibus praesidii in animi firmitudine. **粟神の䞍屈さにおいお、人間たちにずっおどれほどの助けがあるのか、を知るこずができた。 *Tirones enim multitudine navium perterriti **すなわち、<ruby><rb>新兵</rb><rp></rp><rt>ティロ</rt><rp></rp></ruby>たちは敵方の船団の倚さに動揺させられ、 *et salo nausiaque confecti **<ruby><rb>波浪</rb><rp></rp><rt>サルム</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>船酔い</rb><rp></rp><rt>ナりセア</rt><rp></rp></ruby>により疲匊しおおり、 *iureiurando accepto nihil iis nocituros hostes **敵方が圌ら新兵たちに䜕ら傷぀けるこずはない、ずいう誓玄を受け取るず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:iusiurandum|iÅ«siÅ«randum]]  [[wikt:en:ius_iurandum|iÅ«s iÅ«randum]] 「誓玄」 奪栌 iÅ«reiÅ«randō</span> *se Otacilio [[wikt:en:dediderunt|dediderunt]]; **オタキリりスに降䌏した。 *qui omnes ad eum producti **降䌏した党員が、圌オタキリりスのもずぞ連行されお、 *contra religionem iurisiurandi **降䌏した者は傷぀けないずいう誓玄の<ruby><rb>[[w:犁忌|犁忌]]</rb><rp></rp><rt>レリギオ</rt><rp></rp></ruby>に反しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:iusiurandum|iÅ«siÅ«randum]] 「誓玄」 属栌 iÅ«risiÅ«randī</span> *in eius conspectu crudelissime [[wikt:en:interficiuntur|interficiuntur]]. **圌オタキリりスの目の前で、きわめお残酷に、殺害される。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:crudeliter|crÅ«dēliter]] 副詞「残酷に」  最䞊玚 crÅ«dēlissimē 「最も残酷に、きわめお残酷に」</span> <br>   '''叀参兵たちが䞍屈さを発揮する''' *⑀項 At veteranae legionis milites, **それに察しお、叀参の軍団の兵士たちは、 *item [[wikt:en:conflictati|conflictati]] et tempestatis et [[wikt:en:sentina#Latin|sentinae]] [[wikt:en:vitiis|vitiis]], **新兵たちず同様に、暎颚雚や<u><ruby><rb>船底のたたり氎</rb><rp></rp><rt>センティナ</rt><rp></rp></ruby></u>の害に苊しめられおいたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sentina#Latin|sentÄ«na, -ae]] 「船底にたたる汚氎''[[wikt:en:bilgewater|bilgewater]]'' 」</span> *neque ex pristina virtute remittendum aliquid [[wikt:en:putaverunt|putaverunt]], **以前からの勇敢さを、これっぜっちも匱めるべきではない、ず思った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:aliquid|aliquid]] ex pristina virtute 「以前からの勇敢さのうち、いくらかを」</span> *et [[wikt:en:tractandis|tractandis]] condicionibus et simulatione deditionis **降䌏の条件を亀枉し、降䌏するかのように芋せかけるこずによっお、 *extracto primo noctis tempore **倕暮れ時たで亀枉を長匕かせるず、 *gubernatorem in terram navem [[wikt:en:eicere|eicere]] [[wikt:en:cogunt|cogunt]], **操舵手をしお、船を陞地に打ち䞊げるように匷いる。 <br> *⑥項 ipsi idoneum locum nacti reliquam noctis partem ibi confecerunt **叀参兵たち自身は、適切な堎所に着くず、倜の残りの間をそこで過ごした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conficio|cōnficere]] 「時を過ごす」  完了圢 [[wikt:en:confecerunt|cōnfēcērunt]]</span> *et luce prima **明け方になるず、 *<u>missis</u> ad eos ab Otacilio <u>equitibus</u>, qui eam partem orae maritimae adservabant, circiter CCCC, **海岞方面を譊戒しおいた、玄400階の<u>階兵たちが</u>、オタキリりスによっお圌ら叀参兵たちの方ぞ<u>掟遣されお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:missis#Latin|missis]] [[wikt:en:|equitibus]] 「階兵たちが掟遣されお」。ここは[[絶察奪栌]]句になっおいる。</span> *quique eos armati ex praesidio secuti sunt, **駐屯しおいた<ruby><rb>守備隊</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>のうちから歊装した者たちが圌ら階兵たちの埌に続いたが、 *se [[wikt:en:defenderunt|defenderunt]] et nonnullis eorum [[wikt:en:interfectis|interfectis]] **アントニりス配䞋の叀参兵たちは自らを守り぀぀、圌らオタキリりスの兵たちの少なからぬ者たちを殺害しお、 *incolumes se ad nostros [[wikt:en:receperunt|receperunt]]. **無傷のたた、我が方<small>アントニりスが率いる軍勢</small>のもずぞ戻った。 ===29節=== '''アントニりスが、城垂リッススに迎え入れられ、総勢4個軍団ず階兵800を䞊陞させる''' [[画像:Lezha 2014.jpg|thumb|right|200px|'''リッスス'''Lissus、すなわち珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]北西郚の町 レゞャ[[w:en:Lezhë|Lezhë]]の街䞊み。]] *①項 Quo facto **そうしたこずが果たされるず、 *conventus civium Romanorum qui Lissum [[wikt:en:obtinebant|obtinebant]], **リッススを統蜄しおいたロヌマ垂民たちの<ruby><rb>協議䌚</rb><rp></rp><rt>コンりェントゥス</rt><rp></rp></ruby>は、 *quod oppidum iis antea Caesar [[wikt:en:attribuerat|attribuerat]] [[wikt:en:muniendum|muniendum]]que [[wikt:en:curaverat|curaverat]], **── 以前、カ゚サルがその城垂を圌ら垂民協議䌚にゆだねお、防衛されるべく取り蚈らっおいたのであるが、 ── *[[w:la:Marcus Antonius|Antonium]] [[wikt:en:recepit|recepit]] omnibusque rebus [[wikt:en:iuvit|iuvit]]. **[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]を迎え入れお、あらゆる事柄においお揎助した。 *Otacilius sibi timens <ex> oppido [[wikt:en:fugit#Latin|fugit]] et ad [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] [[wikt:en:pervenit|pervenit]]. **オタキリりスは、自らの安党を気づかっお、城垂から逃げ出し、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]のもずぞたどり着く。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<ex> は写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> <br> *②<u>Expositis</u> omnibus copiis Antonius, **アントニりスは、すべおの軍勢を䞊陞させるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では ex 「党軍勢の内から」だが、expositis 「党軍勢を䞊陞させお」ず修正提案されおいる</span> *quarum erat summa veteranarum trium legionum [[wikt:en:unius|unius]]que tironum et equitum DCCC, **── それらの軍勢の党容は、叀参兵の3個軍団ず、新兵の1個軍団ず、800階の階兵からなっおいた、 ── *[[wikt:en:plerusque|plerasque]] naves in Italiam [[wikt:en:remittit|remittit]] ad reliquos milites equitesque [[wikt:en:transportandos|transportandos]], **倧郚分の船を、残りの兵士たちず階兵たちを運ぶために、むタリアに送り返すが、 <br> *③項 [[wikt:en:pontones|pontones]], quod est genus navium [[wikt:en:gallicarum|Gallicarum]], Lissi [[wikt:en:relinquit|relinquit]], **[[w:ガリア|ガリア]]の船皮である<ruby><rb>平底の船</rb><rp></rp><rt>ポント</rt><rp></rp></ruby>は、リッススに残す。 *hoc consilio, <u>ut</u> **この措眮は以䞋のような考えによる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ut の節は、ut  [[wikt:en:traiecisset|traiecisset]](接続法過去完了)  [[wikt:en:haberet|haberet]](接続法未完了過去) たで。</span> *si [[wikt:en:forte#Latin|forte]] Pompeius [[wikt:en:vacuam|vacuam]] existimans Italiam eo <u>[[wikt:en:traiecisset|traiecisset]]</u> exercitum, **もし、ひょっずしお、ポンペむりスが、むタリアは無防備であるず刀断しお、そこに軍隊を枡らせたならば、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:vacuus|vacuus]] 「空っぜの」あるいは「無防備の」「支配者䞍圚の」</span> *── quae opinio erat [[wikt:en:edita#Latin|edita]] in vulgus ──, **── そのような予想が䞀般に広められおいたのであるが、 ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚in [[wikt:en:vulgus|vulgus]] 「倧衆に」「䞀般に」</span> *aliquam Caesar ad insequendum facultatem <u>[[wikt:en:haberet|haberet]]</u>, **むタリアぞ枡るポンペむりス勢を远いかけるための䜕らかの手段を、カ゚サルが持おるようにずいう考えによる。 *nuntiosque ad eum celeriter [[wikt:en:mittit|mittit]], **そしおアントニりスは圌カ゚サルのもずぞ䌝什たちを掟遣する。 *quibus regionibus exercitum [[wikt:en:exposuisset|exposuisset]] et <u>quid</u> militum transvexisset. **どの地方に軍隊を䞊陞させたか、兵士たちをどれくらい枡航させたかを䌝えるために。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quis#Latin|quis]] 疑問圢容詞「どのくらいの(属栌)」  䞭性単数察栌 quid </span> ===30節=== '''カ゚サルずアントニりスが合流を目指し、ポンペむりスがアントニりスを埅ち䌏せしようずするが、合流が果たされる''' *①項 Haec eodem fere tempore Caesar atque [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:cognoscunt|cognoscunt]]. **これらを、ほが同時に、カ゚サルず[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が知るようになる。 *Nam [[wikt:en:praetervectas|praetervectas]] [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniam]] [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]]que naves [[wikt:en:viderant|viderant]] <u>ipsi, <ut> iter secundum eas terras [[wikt:en:direxerant|direxerant]]</u>, **なぜなら、アントニりスの船団が[[w:アポロニア|アポッロニア]]や[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]の沖を通過するのを、<u>それらの陞地に沿っお</u><ruby><rb><u>歩み</u></rb><rp></rp><rt>むテル</rt><rp></rp></ruby><u>が導いおいたように圌ら自身が</u>泚芖しおいたからであるが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では ipsi iter secundum eas terras direxerant だが、䞞ごず削陀する提案、あるいは逆に <ut> を挿入する提案などがある。<br>船団が海流によっお北方に流されお行くのを、浜蟺で芋぀けお、海岞沿いにいくらかは远いかけたのであろう。</span> *sed quo essent eae [[wikt:en:delatae|delatae]], primis diebus [[wikt:en:ignorabant|ignorabant]]. **けれども、それらの船団がどこいらに運ばれたのか、はじめの数日は知らなかったのだ。 <br> *②項 [[wikt:en:cognita#Latin|Cognita]]que re **アントニりス勢がリッスス蟺りに䞊陞したずいう事情が知られるようになるず、 *diversa sibi ambo consilia [[wikt:en:capiunt|capiunt]]: **<ruby><rb>䞡者</rb><rp></rp><rt>アンボ</rt><rp></rp></ruby>カ゚サルずポンペむりスは圌ら自身の以䞋のような正反察の蚈画を立おる。 *Caesar, ut quam primum se cum Antonio [[wikt:en:coniungeret|coniungeret]], **カ゚サルは、できるだけ早く、アントニりスず合流するようにず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚se [[wikt:en:coniungo|coniungere]] cum  「自分ずを結び付ける」「ず合流する」</span> *Pompeius, ut [[wikt:en:venientibus|venientibus]] in itinere se [[wikt:en:opponeret|opponeret]], [et] si [[wikt:en:inprudentes|inprudentes]] ex insidiis [[wikt:en:adoriri|adoriri]] posset; **ポンペむりスは、アントニりスがやっお来る行軍䞭を、埅ち䌏せを予期しおいないのを襲撃できるかどうか、察抗しようずいう蚈画であった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚写本には [et] ずあるが、削陀提案されおいる。</span> <br> *③項 eodemque die uterque eorum ex castris [[wikt:en:stativis|stativis]] a flumine Apso exercitum [[wikt:en:educunt|educunt]], **同日に、圌らカ゚サルずポンペむりスの双方が、[[w:セマン川|アプスス川]]のたもずの垞蚭の陣営から、軍隊を進発させる。 *Pompeius clam et noctu, **ポンペむりスは、倜間にひっそりず、 *Caesar palam atque interdiu. **カ゚サルは、昌間におおっぎらに。 <br> [[画像:Albania, Berat 5.jpg|thumb|right|300px|'''アプスス川'''Apsus flumenすなわち珟圚の'''[[w:セマン川|セマン川]]'''の䞊流に圓たる、[[w:オスム川 (アルバニア)|オスム川]]の山間郚の浅瀬<br>[[w:アルバニア|アルバニア]]䞭南郚、[[w:ベラト|ベラト]]垂の近郊。]] *④項 Sed Caesari circuitu maiore iter erat longius, **けれども、カ゚サルにずっおは、倧きく遠回りをするこずにより、行皋はより長いものであった。 *adverso flumine, ut [[wikt:en:vadum|vado]] [[wikt:en:transire#Latin|transire]] posset; **浅瀬を枡るこずができるように、川をさかのがったのだ。 **<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:adversus|adversō]] [[wikt:en:flumine|flÅ«mine]] 「川をさかのがっお」</span> *Pompeius, [[wikt:en:quia#Latin|quia]] [[wikt:en:expeditus|expedito]] itinere flumen ei transeundum non erat, **ポンペむりスは、困難を䌎わない行皋により、圌にずっお枡らねばならない川がなかったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quia#Latin|quia]]  「ゆえに、ので」</span> *magnis itineribus ad Antonium [[wikt:en:contendit|contendit]], **匷行軍により、アントニりスのもずぞ急ぐ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:magnis|magnÄ«s]] [[wikt:en:itineribus|itineribus]] 「匷行軍により」</span> <br> *⑀項 atque ubi eum [[wikt:en:adpropinquare|adpropinquare]] [[wikt:en:cognovit#Latin|cognovit]], **ポンペむりスは圌アントニりスが接近しお来るこずを知ったずきに、 *idoneum locum [[wikt:en:nactus|nactus]] ibi copias [[wikt:en:conlocavit|conlocavit]], **適切な堎所に着くず、そこに軍勢を配眮しお、 *suosque omnes <u>in</u> castris [[wikt:en:continuit|continuit]], **配䞋の総勢を陣営<u>の䞭</u>に匕き止めおおき、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の in は、写本Tにはあるが、ほかの写本にはない。意味は同じ。</span> *ignesque fieri [[wikt:en:prohibuit|prohibuit]], quo [[wikt:en:occultior|occultior]] esset eius adventus. **圌の到着がより秘密であるように、火がずもされるこずを犁じた。 <br> *⑥項 Haec ad Antonium statim per Graecos [[wikt:en:deferuntur|deferuntur]]. **このこずは、ギリシア人たちを通じお、ただちにアントニりスのもずぞ報知される。 *Ille missis ad Caesarem nuntiis **圌アントニりスは、カ゚サルのもずぞ䌝什たちを遣わしお、 *unum diem sese castris [[wikt:en:tenuit|tenuit]]; **䞞䞀日、陣営に身を留めた。 *altero die ad eum [[wikt:en:pervenit|pervenit]] Caesar. **翌日に、圌アントニりスのもずぞカ゚サルが到着する。 <br> *⑊項 Cuius adventu cognito **圌カ゚サルの到来を知るず、 *Pompeius, ne duobus [[wikt:en:circumcluderetur|circumcluderetur]] exercitibus, ex eo loco [[wikt:en:discedit|discedit]] **ポンペむりスは、二぀の軍隊によっお包囲されないように、その堎所から撀退し、 *omnibusque copiis ad Asparagium Dyrrachinorum [[wikt:en:pervenit|pervenit]] **すべおの軍勢を䌎っお、デュッラキりムの支配䞋にあるアスパラギりムに到着しお、 *atque ibi idoneo loco castra [[wikt:en:ponit#Latin|ponit]]. **そこにおいお、適切な堎所に陣営を眮く。 ==元老院掟のスキピオの来揎ず、カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスらずの前哚戊== ===31節=== '''元老院掟のシリア総督スキピオが、察パルティア戊争を攟眮したたた、将兵の歓心を買おうずする''' [[画像:View of Nur Mountains.jpg|thumb|right|300px|'''アマヌス山'''Amanus monsすなわち珟圚の[[w:トルコ|トルコ]]領のヌヌル山脈[[w:en:Nur Mountains|Nur Mountains]]の眺望。スキピオが敗れたずいうのは、'''アマヌス山峡'''[[w:en:Amanian Gate|Amanian Gate]]のこずであろうか。]] [[画像:Silver denarius of Metellus Scipio 47 46 BCE.jpg|thumb|right|300px|'''[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]'''がBC4746幎頃にアフリカで発行した[[w:デナリりス|デナリりス銀貚]]。䞭倮に[[w:ゟり|象]]の皮膚で䜜った被り物をかぶったスキピオの暪顔、右偎に「クィントゥス・メテッルス」''Q[uintus] METELL[us] ''、巊偎に「将軍スキピオ」''SCIPIO IMP[erator]'' ず刻たれおいる。]] [[画像:ParthianHorseman.jpg|thumb|right|200px|'''[[w:パルティア|パルティア]]'''の階兵像。ポンペむりスが[[w:セレりコス朝|セレりコス朝]]を滅がしお[[w:シリア属州|属州シリア]]ずしたこずにより、ロヌマ人は宿敵パルティアず盎接察峙するこずになったのだ。銬䞊で振り向きざたに矢を攟っお 远跡しお来る背埌の敵を正確に射抜く高床な射撃技術&nbsp;「[[w:パルティアンショット|パルティアンショット]]」は、ロヌマ軍を倧いに震え䞊がらせた。]] [[画像:Crassus Kopenhagen.jpg|thumb|right|250px|'''[[w:マルクス・リキニりス・クラッスス|マルクス・リキニりス・クラッスス]]'''[[w:la:Marcus Licinius Crassus (triumvir)|Marcus Licinius Crassus]]の胞像<small>[[w:コペンハヌゲン|コペンハヌゲン]]の[[w:ニむ・カヌルスベルグ・グリプトテク矎術通|ニむ・カヌルスベルグ・グリプトテク矎術通]]</small>。<br>カ゚サル、ポンペむりスずずもに[[w:䞉頭政治|䞉頭政治]]を圢成しおいた圌が[[w:パルティア戊争|察パルティア戊争]]の[[w:カルラ゚の戊い|カルラ゚の戊い]]で敗死するず、䞉頭政治は瓊解しお、カ゚サルずポンペむりスによる[[w:ロヌマ内戊 (玀元前49幎-玀元前45幎)|ロヌマ内戊]]が勃発する遠因になった。]] [[画像:Drawing of ancient Pergamon.jpg|thumb|right|300px|'''[[w:ペルガモン|ペルガモン]]'''、ラテン語名'''ペルガムム'''[[w:la:Pergamum|Pergamum]]の想像画。]] *①項 His temporibus **この圓時、 *'''[[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipio]]''' [[wikt:en:detrimentis|detrimentis]] [[wikt:en:quibusdam|quibusdam]] circa montem Amanum acceptis **'''[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]'''は、アマヌス山の近蟺で䜕らかの敗北を喫したが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:detrimentum|dētrÄ«mentum]] 「損害」「敗北」</span> *imperatorem se [[wikt:en:appellaverat|appellaverat]]. **自らを<ruby><rb>[[w:むンペラトル|将軍]]</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>ず呌んでいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:la:Imperator|impĕrātor]] ずいう単語は、䞀般に「呜什する者、叞什官、将軍」を意味するが、転じお「戊勝将軍、凱旋将軍、倧将軍」ずいうニュアンスで、戊いに勝った叞什官を歓呌するずきの呌称になった。のちには「支配者」「垝政期の君䞻」をも指すようになった。カ゚サルは、スキピオが負けたのに、自らを「戊勝将軍」であるかのように呌ぶのはおかしいず、嫌味を蚀っおいるのであろう。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2'''[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ]]'''<br>[[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica]]&nbsp; は、[[w:スキピオ・アフリカヌス|倧スキピオ]]や[[w:スキピオ・ア゚ミリアヌス|小スキピオ]]などの名将を茩出した名門[[w:スキピオ家|スキピオ家]]の傍系の出身だが、姻戚の[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス|クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス]]の逊子ずなったため、この名がある。しばしば、'''メテッルス・スキピオ'''ずも呌ばれる。<br> スキピオは、自分の嚘コルネリア・メテッラ[[w:en:Cornelia Metella|Cornelia Metella]]を[[w:䞉頭政治|䞉頭政治家]]の䞀人である[[w:マルクス・リキニりス・クラッスス|クラッスス]]の次男[[w:プブリりス・リキニりス・クラッスス|プブリりス]]に嫁がせおいた。BC54幎にポンペむりスの4人目の劻だったカ゚サルの嚘[[w:ナリア (ガむりス・ナリりス・カ゚サルの嚘)|ナリア]]が没し、BC53幎にクラッスス父子が戊死しお嚘が未亡人になるず、BC52幎にコルネリアを同僚執政官であったポンペむりスの5人目の劻にしお、岳父ずなった。ポンペむりスの5人の劻のうち、3人が[[w:カ゚キリりス・メテッルス家|カ゚キリりス・メテッルス家]]の芪類瞁者であった。<u>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマの名門の家系図#カ゚キリりス氏族のメテッルス家|メテッルス家の家系図]]</u>を参照。<br> [[内乱蚘 第1å·»#4節|第1å·»4節]]では、スキピオがポンペむりスずの姻戚関係のゆえに属州ず軍隊を獲埗できるず期埅しおいたこずが述べられた。[[内乱蚘 第1å·»#6節|第1å·»6節]]で、執政官栌属州である[[W:シリア属州|シリア]]がスキピオに割り圓おられる元老院決議に぀いお蚀及されおいる。</span> <br>   '''スキピオが、属州シリアに䞊玍金ず階兵の䟛出を芁求する''' *②項 Quo facto **それ<small>敗北</small>をこうむるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:facio#Latin|facere]] 「害をこうむる」</span> *civitatibus tyrannisque magnas [[wikt:en:imperaverat|imperaverat]] pecunias, **諞郜垂や領䞻たちに巚額の金銭の䟛出を芁求しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:impero#Latin|imperāre]] 「呜什する」あるいは「芁求する」</span> *item a publicanis suae provinciae [[wikt:en:debitam|debitam]] biennii pecuniam [[wikt:en:exegerat|exegerat]] **同じく、自分の属州の<ruby><rb>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#プブリカヌス|城皎請負人]]</rb><rp></rp><rt>プブリカヌス</rt><rp></rp></ruby>たちから、䞊玍が矩務付けられた2幎間の金銭を取り立おお、 *et ab isdem [[wikt:en:insequentis|insequentis]] anni [[wikt:en:mutuam|mutuam]] [[wikt:en:praeceperat|praeceperat]] **同じ者たちから、次の幎の䞊玍金を前借りずしお受け取っおいお、 *equitesque toti provinciae [[wikt:en:imperaverat|imperaverat]]. **属州の党域からの階兵たちの䟛出を芁求しおいた。 *③項 Quibus coactis, **それらを城集するず、 *finitimis hostibus [[w:la:Regnum Parthorum|Parthis]] post se relictis, **隣接する敵である[[w:パルティア|パルティア人]]を背埌に攟眮しお、 *qui paulo ante [[w:la:Marcus Licinius Crassus (triumvir)|M. Crassum]] imperatorem interfecerant et [[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|M. Bibulum]] in obsidione habuerant, **── パルティア人はちょっず前に将軍[[w:マルクス・リキニりス・クラッスス|マルクス・クラッスス]]を血祭りに䞊げ、[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|マルクス・ビブルス]]を包囲しおいたのだが、 ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|マルクス・ビブルス]]は、クラッスス敗死埌のBC51幎にシリア総督に任呜され、パルティア軍に包囲されお苊戊したが、パルティア軍が東方の動乱勃発により撀退したため、生還するこずができた。アドリア海の艊隊提督ずなったビブルスが病死したこずは、[[#18節|18節]]で述べられた。</span> *legiones equitesque ex Syria [[wikt:en:deduxerat|deduxerat]]. **諞軍団ず階兵たちを[[w:シリア属州|属州シリア]]から率いお出おいた。 <br> *④項 Summamque in sollicitudinem ac timorem [[w:la:Parthia|Parthici]] belli provincia cum [[wikt:en:venisset|venisset]], **[[w:シリア属州|属州シリア]]が、[[w:パルティア戊争|パルティアずの戊争]]ぞの、極床の䞍安ず怖れに陥っおいたのに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:venio|venÄ«re]] in 「状態に陥る」  3人称単数接続法過去完了 [[wikt:en:venisset|venisset]]</span> *ac nonnullae militum voces cum [[wikt:en:audirentur|audirentur]] **兵士たちの以䞋のような少なからぬ声が聞かれたずいうのに、 *sese, contra hostem si [[wikt:en:ducerentur|ducerentur]], [[wikt:en:ituros|ituros]], **すなわち、兵士たちは自分たちは、敵に察抗しお率いお行かれたならば、行きたしょう、 *contra civem et consulem arma non laturos, **ロヌマ垂民や<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>であるカ゚サルに察抗しお歊噚を取るこずはないでありたしょうず兵士たちは蚀ったのに、 *deductis [[w:la:Pergamum|Pergamum]] atque in [[wikt:en:locupletissimas|locupletissimas]] urbes in hiberna legionibus **スキピオは[[w:ペルガモン|ペルガムム]]や富裕な諞郜垂に冬営のために率いお行った諞軍団に察しお *maximas largitiones fecit **ありったけの倧盀振る舞いをしお、 *et [[wikt:en:confirmandorum|confirmandorum]] militum causa **兵士たちを<ruby><rb>奮</rb><rp></rp><rt>ふる</rt><rp></rp></ruby>い立たせるために、 *[[wikt:en:diripiendas|diripiendas]] his civitates [[wikt:en:dedit|dedit]]. **この者らに、諞郜垂を略奪するこずを容認した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:do#Latin|dare]] (䞎栌) (察栌) 「にを認める / 蚱す」</span> ===32節=== '''スキピオが属州シリアに重皎を課したため、金利が高隰する''' *①項 Interim [[wikt:en:acerbissime#Latin|acerbissime]] imperatae pecuniae tota provincia [[wikt:en:exigebantur|exigebantur]]. **そうこうするうちに、スキピオから呜什されおいた金銭が、属州党土で、はなはだ容赊なく取り立おられおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:acerbe#Latin|acerbē]] 副詞「厳しく、過酷に」  最䞊玚 [[wikt:en:acerbissime#Latin|acerbissimē]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:impero#Latin|imperāre]] 「呜什する」あるいは「芁求する」  完了受動分詞の女性耇数䞻栌 [[wikt:en:imperatae|imperātae]]「呜什されおいた、芁求されおいた」</span> *Multa praeterea [[wikt:en:generatim|generatim]] ad avaritiam [[wikt:en:excogitabantur|excogitabantur]]. **さらに、郚門ごずに倚くの䞊玍金が、スキピオの欲匵りのために、ひねり出されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:generatim|generātim]] 「皮類郚門によっお」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:excogito|excōgitare]] 「考案する、案出する」</span> <br> *②項 In [[wikt:en:capita#Latin|capita]] singula [[w:la:Servus|servorum]] ac liberorum tributum [[wikt:en:imponebatur|imponebatur]]; **奎隷たちや自由な者たちのめいめいの頭数に、租皎<small>[[w:人頭皎|人頭皎]]</small>が課されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tributum|tribÅ«tum]] [[wikt:en:impono|impōnere]] 「租皎を課す、課皎する」</span> *columnaria ostiaria frumentum milites arma remiges tormenta vecturae [[wikt:en:imperabantur|imperabantur]]; **支柱皎・玄関皎、穀物・兵士・歊具・船の挕ぎ手・<ruby><rb>投石機</rb><rp></rp><rt>トルメントゥム</rt><rp></rp></ruby>・<ruby><rb>運送</rb><rp></rp><rt>りェクトゥラ</rt><rp></rp></ruby>が、呜什されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:de:columnarium|columnārium]] 「建物の柱に課される皎」<br>    [[w:fr:Ostiarium|ostiarium]] 「玄関皎」<br>    [[wikt:fr:vectura|vectura]] 「運送」あるいは「運送料、運賃」<br>「穀物運送」は、金銭ではなく物玍であろうか</span> *cuius modo rei nomen [[wikt:en:reperiri|reperiri]] [[wikt:en:poterat|poterat]], **それらの事柄の名目だけでも思い付くこずができお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:reperio|reperÄ«re]] 「芋぀ける」「案出する」  受動の䞍定法 [[wikt:en:reperiri|reperÄ«rÄ«]]</span> *hoc satis esse ad [[wikt:en:cogendas|cogendas]] pecunias [[wikt:en:videbatur|videbatur]]. **これで、金銭を城収するためには、充分であるず思われおいた。 <br> *③項 Non solum urbibus, sed paene vicis castellisque <u>singuli</u> cum imperio [[wikt:en:praeficiebantur|praeficiebantur]]. **諞郜垂だけでなく、ほずんどの村々や城砊にも、1名ず぀が<ruby><rb>職暩</rb><rp></rp><rt>むンペリりム</rt><rp></rp></ruby>ずずもに長に任じられおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1nōn sōlum  sed 「だけでなく、もたた」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚は、叀い写本では singulis だが、より埌代の写本では singuli 「1名ず぀が」ずなっおいる。<br>たた、singulis singuli 「村や城砊それぞれに、1名ず぀が」ずするなどの修正提案もある。</span> *Qui horum quid acerbissime crudelissimeque fecerat, is et vir et civis optimus habebatur. **これらの租皎のうち、あるものを はなはだ容赊なく、こっ<ruby><rb>酷</rb><rp></rp><rt>ぎど</rt><rp></rp></ruby>く 執行しおいた者が、誠にあっぱれな人であり、誠に優良な垂民である、ず思われおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1horum は、「これらの租皎のうち」ずも、「これらの監督者のうち」ずも受け取れる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:acerbe#Latin|acerbē]] 副詞「厳しく」  最䞊玚 [[wikt:en:acerbisseme#Latin|acerbissimē]] 「非垞に厳しく」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:crudeliter|crÅ«dēliter]] 副詞「残酷に」  最䞊玚 [[wikt:en:crudelissime#Latin|crÅ«dēlissimē]] 「非垞に残酷に」</span> <br> *④項 Erat plena [[w:la:Lictor|lictorum]] et imperiorum provincia, **[[w:シリア属州|属州シリア]]は、<ruby><rb>[[w:リクトル|先導吏]]</rb><rp></rp><rt>リクトル</rt><rp></rp></ruby>たちや<ruby><rb>官吏</rb><rp></rp><rt>むンペリりム</rt><rp></rp></ruby>たちがそろっおいお、 *differta praefectis atque exactoribus, **<ruby><rb>監督官</rb><rp></rp><rt>プラ゚フェクトゥス</rt><rp></rp></ruby>たちや<ruby><rb>収皎吏</rb><rp></rp><rt>゚クサクトル</rt><rp></rp></ruby>たちでいっぱいであった。 *qui praeter imperatas pecunias suo etiam privato [[wikt:en:conpendio|conpendio]] [[wikt:en:serviebant|serviebant]]; **その者たちは、スキピオから城収を呜什された金銭のほかに、自らの私的な利埗にさえも尜力しおいたし、 *[[wikt:en:dictitabant|dictitabant]] enim se domo patriaque expulsos omnibus necessariis egere rebus, **自分たちは、郷里や故囜から远い出されたので、あらゆる必芁物資を欠いおいるのだ、ずたびたび蚀っおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:egeo#Latin|egēre]]  「を欠いおいる」</span> *ut honesta [[wikt:en:praescriptione|praescriptione]] rem turpissimam [[wikt:en:tegerent|tegerent]]. **ご立掟な口実で、ずおも芋苊しい事を蚀い蚳しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praescriptio|praescriptiō]] 「口実」</span> <br> *⑀項 Accedebant ad haec gravissimae usurae, **こういったこずに、ひどく重い<ruby><rb>利息</rb><rp></rp><rt>りスラ</rt><rp></rp></ruby>が付け加わっおいた。 *quod in bello plerumque accidere consuevit universis imperatis pecuniis; **そのこずは、戊時䞋で、あらゆる金銭が芁求されおいた䞭では、たいおい生じるのが垞であったのだが、 *quibus in rebus [[wikt:en:prolationem|prolationem]] diei donationem esse dicebant. **そのような状況においお、利息はそのたたで、借金の返枈期日を日延べするこずは、莈り物であるず人々は話しおいたものだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚誰が話しおいたのか、䞻語が明瀺されおいない。</span> *Itaque [[wikt:en:aes alienum|aes alienum]] provinciae eo biennio multiplicatum est. **このようにしお、属州シリアの負債額は、その2幎間でふくれ䞊がった。 <br> *⑥項 Neque minus ob eam causam **同様に、同じ理由から、 *civibus Romanis eius provinciae, **その属州シリアのロヌマ垂民たちにも、 *sed in singulos conventus singulasque civitates certae pecuniae [[wikt:en:imperabantur|imperabantur]], **しかもそのうえに、<ruby><rb>垂民協議䌚</rb><rp></rp><rt>コンりェントゥス</rt><rp></rp></ruby>のそれぞれ、諞郜垂のそれぞれににも、䞀定額の金銭が芁求されおいたのだ。 *mutuasque illas <u>ex senatus consulto</u> exigi dictitabant; **それらは、[[w:元老院|元老院]]決議に埓っお、借甚金ずしお取り立おられるのだ、ず収皎吏たちはたびたび蚀っおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ex [[w:en:Senatus consultum|senatus consulto]] 「<ruby><rb>[[w:元老院|元老院]]決議</rb><rp></rp><rt>セナトゥス・コンスルトゥム</rt><rp></rp></ruby>に埓っお」</span> *publicanis, ut <u>ii sortem</u> fecerant, [[wikt:en:insequentis|insequentis]] anni vectigal [[wikt:en:promutuum|promutuum]]. **<ruby><rb>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#プブリカヌス|城皎請負人]]</rb><rp></rp><rt>プブリカヌス</rt><rp></rp></ruby>たちからは、<u>圌らが城皎の割圓おを</u>実斜しおいた皋床に応じお、次の幎の<ruby><rb>租繎</rb><rp></rp><rt>りェクティガル</rt><rp></rp></ruby>が前貞しされた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、修正提案されたもので、写本によっお蚘述がばらけおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2ut  「の皋床に応じお」</span> ===33節=== [[画像:Selçuk statue Artemis.jpg|thumb|right|200px|'''[[w:゚フェ゜ス|゚ペスス]]の[[w:アルテミス神殿|アルテミス神殿]]'''にあったず䌝存する'''[[w:アルテミス|アルテミス]]'''像の䞀぀<small>[[w:トルコ|トルコ]]の゚フェス考叀孊博物通 ''[[w:en:Ephesus Archaeological Museum|:en]]'' </small>。胞郚に倚くの乳房が芋られるが、これらは実は[[w:りシ|牛]]の睟䞞だずもいう。<br>'''アルテミス'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;">[[wikt:en:ጌρτεΌις|ጌρτεΌις]]</span>はギリシア語では理解䞍胜な名前で、元来は先䜏民''[[w:en:Pre-Greek substrate|Pre-Greek]]'' が信仰しおいた異教の神だったず考えられおいる。]] [[画像:Temple_of_Artemis_Ephesus.png|thumb|right|300px|'''[[w:゚フェ゜ス|゚ペスス]]の[[w:アルテミス神殿|アルテミス神殿]]'''の埩元画。<br>「[[w:䞖界の䞃䞍思議|䞖界の䞃䞍思議]][[w:la:Septem miracula mundi|Septem miracula mundi]]」の䞀぀に数えられたこの神殿は、砎壊ず再建が繰り返されたが、やがお信者がこずごずくキリスト教ぞ改宗したために、二床ず再建されなかった。]] '''ポンペむりスからの増揎芁請が届き、スキピオが軍勢を率いお属州マケドニアぞ向けお発぀''' *①項 Praeterea [[w:la:Ephesus|Ephesi]] a fano [[w:la:Diana|Dianae]] depositas antiquitus pecunias [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipio]] tolli iubebat. **そのうえ、[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]は、[[w:゚フェ゜ス|゚ペスス]]で[[w:ディアヌナ|女神ディアナ]]の<ruby><rb>[[w:アルテミス神殿|神殿]]</rb><rp></rp><rt>ファヌム</rt><rp></rp></ruby>から、昔から眮かれおいた<ruby><rb>浄財</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>を運んで来るこずを呜じおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1ロヌマ人は、ギリシア神話の「月ず狩猟の女神」[[w:アルテミス|アルテミス]]をロヌマ神話の女神[[w:ディアヌナ|ディアナ]]ず同䞀芖しおいた。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[w:゚フェ゜ス|゚ペスス]]の[[w:アルテミス神殿|アルテミス神殿]]には、参拝客たちによっお奉玍された倚くの宝物があったずされおいる。</span> *Certaque eius rei die constituta **その事の期日を取り決めお、 *cum in fanum ventum esset adhibitis compluribus ordinis senatorii, quos advocaverat Scipio, **スキピオが招き寄せおいた元老院議員階玚のかなりの者たちを匕き入れお神殿のずころにやっお来たずきに、 *litterae ei [[wikt:en:redduntur|redduntur]] a [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeio]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]からの以䞋の内容の曞状が圌に届けられる。 *mare transisse cum legionibus Caesarem; **カ゚サルが諞軍団ずずもに海を枡っお来た。 *[[wikt:en:properaret|properaret]] ad se cum exercitu venire omniaque post [ea quae] [[wikt:en:haberet|haberet]]. **すべおを埌回しにしお、自分ポンペむりスのもずぞ、軍隊ずずもに来るこずを急がれよ、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[ea quae] は写本にある蚘述だが、削陀提案されおいる。</span> <br> *②項 His litteris acceptis, **この曞状を受け取るず、 *quos advocaverat, dimittit; **招き寄せおいた元老院議員階玚の者たちを、解散しお、 *ipse iter in [[w:la:Macedonia (provincia Romana)|Macedoniam]] parare [[wikt:en:incipit#Latin|incipit]] **スキピオ自身は、マケドニアぞの行軍を準備するこずに取りかかり、 *paucisque post diebus est profectus. **数日の埌に出発した。 *Haec res Ephesiae pecuniae salutem adtulit. **この事が゚ペススの<ruby><rb>浄財</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>に安党をもたらしたのだ。 ===34節=== '''カ゚サルが、テッサリア・ア゚トリア・マケドニアの各地にそれぞれ郚将ず守備隊を掟兵する''' <span>この節の登堎人物<br>'''ルキりス・カッシりス・ロンギヌス'''[[w:en:Lucius Cassius Longinus (proconsul)|Lucius Cassius Longinus]]カ゚サル配䞋の<ruby><rb>[[w:プロコンスル|執政官代理]]</rb><rp></rp><rt>プロコンスル</rt><rp></rp></ruby>、新兵からなる第27軍団および階兵200階ずずもに[[w:テッサリア|テッサリア]]に掟遣される。<br>'''ガむりス・カルりィシりス・サビヌス'''[[w:en:Gaius Calvisius Sabinus (consul 39 BC)|Gaius Calvisius Sabinus]]カ゚サルの郚将、埌に元老院議員・執政官。5個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>ず少数の階兵ずずもに[[w:アむトヌリア|ア゚トリア]]に掟遣される。<br>'''[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス]]'''[[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Gnaeus Domitius Calvinus]]BC53幎の<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>。第11軍団・第12軍団の2個軍団および階兵500階ずずもに、[[w:マケドニア|マケドニア]]に掟遣される。</span> *①項 Caesar [[w:la:Marcus Antonius|Antoni]] exercitu [[wikt:en:coniungo|coniuncto]] **カ゚サルは、[[w:マルクス・アントニりス|アントニりス]]の軍隊によっお合流されるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:Antonius#Latin|Antōnius]] の属栌圢はふ぀うは [[wikt:en:Antonii|AntōniÄ«]] だが、垝政初期頃たでは [[wikt:en:Antonius#Inflection|AntōnÄ«]] ずいう語圢が芋られる。</span> *[[wikt:en:deduco#Latin|deducta]] [[w:en:Oricum|Orico]] legione, quam [[wikt:en:tuendae|tuendae]] orae maritimae causa [[wikt:en:posuerat|posuerat]], **[[w:アドリア海|アドリア海]]沿岞地垯を防衛するために配備しおいた1個軍団を枯湟郜垂オリクムから移動させお、 *[[wikt:en:temptandas|temptandas]] sibi provincias longiusque [[wikt:en:procedendum|procedendum]] existimabat; **諞属州は、自分カ゚サルにずっお働きかけられるべきで、より遠くに進み出るべきだ、ず刀断しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tempto|temptāre]] 「探る」「詊す」あるいは「働きかける」  [[wikt:en:temptandus|temptandus, -a, -um]] 「働きかけられるべき」</span> <br>   '''カッシりス・ロンギヌスをテッサリアぞ、カルりィシりス・サビヌスをア゚トリアぞ、軍勢ずずもに掟遣する''' *②項 et <u>cum</u> ad eum ex Thessalia Aetoliaque legati [[wikt:en:venissent|venissent]], **圌カ゚サルのもずぞ、[[w:テッサリア|テッサリア]]や[[w:アむトヌリア|ア゚トリア]]から䜿節たちがやっお来おいお、 *qui praesidio misso [[wikt:en:pollicerentur|pollicerentur]] earum [[wikt:en:gentium|gentium]] civitates imperata facturas, **カ゚サルから守備隊が掟兵されれば、それらの<ruby><rb>地域</rb><rp></rp><rt>ゲンス</rt><rp></rp></ruby>の諞郜垂はカ゚サルから呜什されたこずを行なうでありたしょう、ず玄束しおいた<u>ので</u>、 *L. Cassium Longinum **'''ルキりス・カッシりス・ロンギヌス'''を **:<span style="color:#009900;">蚳泚'''[[w:en:Lucius Cassius Longinus (proconsul)|Lucius Cassius Longinus]]''' は、この幎BC48幎にカ゚サルから<ruby><rb>[[w:プロコンスル|執政官代理]]</rb><rp></rp><rt>プロコンスル</rt><rp></rp></ruby>に任呜され、BC44幎には[[w:護民官|護民官]]に就任する。<br>カ゚サル暗殺の銖謀者ずしお有名な[[w:ガむりス・カッシりス・ロンギヌス|ガむりス・カッシりス・ロンギヌス]]は圌の実兄であり、[[#5節|5節]]で既述のようにポンペむりスの軍勢にいた。<br>[[内乱蚘 第2å·»#21節|第2å·»21節]]④項で、カ゚サルから[[w:ヒスパニア・バ゚ティカ|ヒスパニア・りルテリオル]]の統治を任されたクィントゥス ''[[w:en:Quintus Cassius Longinus|Quintus Cassius Longinus]]'' は、兄匟あるいは埓兄匟に圓たる。</span> *cum legione tironum, quae appellabatur XXVII, atque equitibus CC in Thessaliam, **第27軍団ず呌ばれおいた、新兵たちからなる軍団、および階兵200階ずずもに、テッサリアに掟遣し、 *item C. Calvisium Sabinum **さらに、'''ガむりス・カルりィシりス・サビヌス'''を **:<span style="color:#009900;">蚳泚'''[[w:en:Gaius Calvisius Sabinus (consul 39 BC)|Gaius Calvisius Sabinus]]''' は埌に元老院議員に列し、カ゚サル暗殺のずきにカ゚サルをかばったたった2名の元老院議員の䞀人ずなった。<br>BC39幎に<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>に就任、息子も垝政初期に執政官になった。</span> *cum cohortibus V paucisque equitibus in [[w:la:Aetolia|Aetoliam]] [[wikt:en:misit|misit]]; **5個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>ずわずかな階兵たちずずもに[[w:アむトヌリア|ア゚トリア]]に掟遣した。 *maxime eos, **ずりわけ、圌らに、 *quod erant propinquae regiones, **二人が掟遣される地域が近かったので、 *de re frumentaria ut [[wikt:en:providerent|providerent]], hortatus est. **糧秣の調達に぀いお、準備しおおくようにず、促した。 <br> *③項 Cn. Domitium Calvinum **'''[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス]]'''を **:<span style="color:#009900;">蚳泚'''[[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Gnaeus Domitius Calvinus]]''' は、カ゚サル掟ずしおBC53幎に<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>に任官、第二回[[w:䞉頭政治|䞉頭政治]]のもずでBC40幎に2床目の執政官を務めた。</span> *cum legionibus duabus, XI et XII, et equitibus D **第11軍団ず第12軍団の2個軍団、および階兵500階ずずもに、 *in [[w:la:Macedonia (regio)|Macedoniam]] [[wikt:en:proficisci|proficisci]] [[wikt:en:iussit|iussit]]; **[[w:マケドニア|マケドニア]]に出発するこずを呜じた。 <br> *④項 cuius provinciae ab ea parte, quae libera appellabatur, **その属州の自由地域ず呌ばれおいた地方から、 *Menedemus, princeps earum regionum, missus legatus **その地域の第䞀人者であるメネデムスが、䜿節ずしお䜿わされお来お、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚メネデムス Menedemus 、ギリシア語名'''メネデモス'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;">ΜεΜέΎηΌος</span>ずしお知られた人物は䜕人もいた。</span> *omnium suorum [[wikt:en:excellens|excellens]] studium [[wikt:en:profitebatur|profitebatur]]. **自分ら党員のカ゚サルぞの<ruby><rb>支持</rb><rp></rp><rt>ストゥディりム</rt><rp></rp></ruby>は突出しおいる、ず申し出おいた。 ===35節=== '''カ゚サルの郚将カルりィシりス・サビヌスがア゚トリアに、カッシりス・ロンギヌスがテッサリアに到着。''' [[画像:Calydon Aetolia 2010.JPG|thumb|right|250px|叀代郜垂'''[[w:カリュドン|カリュドン]]'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;">ΚαλυΎῶΜ</span>にあった[[w:アクロポリス|アクロポリス]]の遺跡。カ゚サルの[[w:倧甥|倧甥]] [[w:アりグストゥス|オクタりィアヌス]]が[[w:アクティりムの海戊|アクティりムの戊勝]]を蚘念しおニコポリス[[w:en:Nicopolis|Nicopolis]]を建蚭、そこに䜏民を移䜏させたため、カリュドンは廃垂ずなった。]] [[画像:Tesalia.png|thumb|right|300px|'''[[w:テッサリア|テッサリア]]'''[[w:la:Thessalia|Thessalia]]における叀代郜垂の䜍眮を瀺した地圢図。]] *①項 Ex his **この者たちのうち、 *[[w:en:Gaius Calvisius Sabinus (consul 39 BC)|Calvisius]] primo adventu summa omnium Aetolorum receptus voluntate **カルりィシりス・サビヌスは、到着のはじめから、ア゚トリアの䜏民たち皆の奜意により受け入れられお、 *praesidiis adversariorum Calydone et Naupacto deiectis **敵方の守備隊を、カリュドンずナりパクトゥスから远い払っお、 *omni [[w:la:Aetolia|Aetolia]] potitus est. **[[w:アむトヌリア|ア゚トリア]]党域を制圧した。 <br> *②項 [[w:en:Lucius Cassius Longinus (proconsul)|Cassius]] in [[w:la:Thessalia|Thessaliam]] cum legione [[wikt:en:pervenit|pervenit]]. **カッシりス・ロンギヌスは、[[w:テッサリア|テッサリア]]に軍団ずずもに到着する。 *Hic cum essent factiones duae, **ここでは、二぀の掟閥があっお、 *varia voluntate civitatium [[wikt:en:utebatur|utebatur]]: **諞郜垂の盞反する意思を経隓しおいた。 *Hegesaretos, veteris homo potentiae, **ヘゲサレトスは、老緎なる政治力を持぀人で、 *[[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeianis]] rebus [[wikt:en:studebat|studebat]]; **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]掟の<ruby><rb>支配</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>を支持しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:studeo|studēre]] (䞎栌) 「に味方する、を支持する」</span> *Petraeus, summae nobilitatis adulescens, **ペトラ゚りスは、この䞊なく<ruby><rb>高貎な家柄</rb><rp></rp><rt>ノビリタス</rt><rp></rp></ruby>の青幎で、 *suis ac suorum opibus Caesarem enixe [[wikt:en:iuvabat|iuvabat]]. **自らず埓者たちの<ruby><rb>勢力</rb><rp></rp><rt>オペス</rt><rp></rp></ruby>をあげお、カ゚サルを熱心に支揎しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ops 「力」 耇数圢 opēs 「財力、兵力、暩力、勢力、助力」</span> ===36節=== '''カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスがマケドニアに到着。スキピオが来襲する。''' *①項 Eodemque tempore **同じ時期に、 *[[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Domitius]] in [[w:la:Macedonia (regio)|Macedoniam]] [[wikt:en:venit|venit]]; **[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|ドミティりス・カルりィヌス]]は、[[w:マケドニア|マケドニア]]に到着した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ロヌマ共和制埌期においお、ギリシア本土は'''[[w:マケドニア属州|マケドニア属州]]''' '''[[w:la:Macedonia (provincia Romana)|Macedonia]]''' ずなっおいたが、<br>おそらくは垝制初期に ギリシア南郚は [[w:アカ゚ア|アカ゚ア属州]] ずしおマケドニア属州から切り離された。<br>'''[[w:マケドニア|マケドニア]]''' [[w:la:Macedonia (regio)|Macedonia]] ずここで呌ばれおいるのは、属州より小さい地域名ずしおであろう。</span> *et cum ad eum frequentes civitatium legationes convenire [[wikt:en:coepissent|coepissent]], **諞郜垂の<ruby><rb>䜿節団</rb><rp></rp><rt>レガティオ</rt><rp></rp></ruby>らが、たびたび圌のもずぞ蚪れ始めおいたずきに、 *nuntiatum est [[wikt:en:adesse|adesse]] [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipionem]] cum legionibus, magna opinione et fama omnium; **[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]が諞軍団ずずもに迫っお来おいる、ず皆の<ruby><rb>äž–è©•</rb><rp></rp><rt>オピニオ</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>颚評</rb><rp></rp><rt>ファマ</rt><rp></rp></ruby>を䌎っお䌝えられおいた。 *nam plerumque in novitate <rem> fama [[wikt:en:antecedit#Latin|antecedit]]. **なぜなら、思いがけないこずにおいお、<ruby><rb>颚評</rb><rp></rp><rt>ファマ</rt><rp></rp></ruby>はたいおい<ruby><rb>事態</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>に先行するものだからだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<rem> 事態に は写本にはないが、挿入提案されおいる。</span> <br>   '''スキピオ勢が、マケドニアのドミティりスに迫るが、いきなりテッサリアのカッシりス・ロンギヌスぞ暙的を倉曎する''' *②項 Hic nullo in loco Macedoniae [[wikt:en:moratus|moratus]] **この者スキピオは、マケドニアの<ruby><rb>䜕凊</rb><rp></rp><rt>いずこ</rt><rp></rp></ruby>にも滞留せずに、 *magno impetu <u>[[wikt:en:tetendit|tetendit]]</u> ad Domitium, **たいぞんな勢いで、ドミティりスを目指しおいたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tendo#Latin|tendere]] ad  「を目指す、のもずぞ向かう」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚は、写本では [[wikt:en:tetendit|tetendit]] (完了圢) 「目指した」のほかに [[wikt:en:tendit#Latin|tendit]] (珟圚圢) 「目指す」にしおいるものもあるが、前者であろう。<br>     ルネサンス期の初期の印刷本では、 [[wikt:en:contendit|contendit]] 「急いだ」あるいは「急ぐ」ずしおいる。</span> *et cum ab eo milia passuum XX [[wikt:en:afuisset|afuisset]], **圌ドミティりスから20ロヌママむル玄30km離れおいたずきに、 *subito se ad [[w:en:Lucius Cassius Longinus (proconsul)|Cassium Longinum]] in [[w:la:Thessalia|Thessaliam]] [[wikt:en:convertit|convertit]]. **出し抜けに、[[w:テッサリア|テッサリア]]にいるルキりス・カッシりス・ロンギヌスの方ぞ向きを倉える。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚se [[wikt:en:converto#Latin|convertere]] 「向きを倉える」</span> <br> *③項 Hoc <u>adeo</u> celeriter fecit **このこずを、スキピオがすばやく行なった<u>ので</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚adeo  ut  「ほどに」「なので、結果ずしお」</span> *<u>ut</u> simul adesse et venire [[wikt:en:nuntiaretur|nuntiaretur]], **スキピオが間近に迫っおいるずいう報告ず、珟われたずいう報告が、同時に䌝えられおいた<u>ほどであった</u>。 *et quo iter expeditius [[wikt:en:faceret|faceret]], **スキピオは、以䞋のこずにより行軍をより機敏に遂行しようずしおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:expedite#Latin|expedÄ«tē]] 「楜々ず」「機敏に」  比范玚 [[wikt:en:expeditius|expedÄ«tius]] 「より機敏に」</span> *[[w:en:Marcus Favonius|M. Favonium]] ad flumen <u>Aliacmonem</u>, quod Macedoniam a Thessalia dividit, **マルクス・ファりォニりスを、マケドニアをテッサリアから分か぀[[w:アリアクモン川|アリアクモン川]]のたもずぞ、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の河川名は、写本では alcmonem だが、Aliacmonem あるいは Haliacmonem ず修正提案されおいる。</span> *cum cohortibus VIII praesidio impedimentis legionum [[wikt:en:reliquit|reliquit]] **8個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>ずずもに、諞軍団の<ruby><rb>[[w:茜重|茜重]]</rb><rp></rp><rt>しちょう</rt><rp></rp></ruby>の守備のために残しお、 *[[w:la:Castellum|castellum]]que ibi [[wikt:en:muniri|muniri]] [[wikt:en:iussit|iussit]]. **そこに、城砊をめぐらすこずを呜じたのだ。 [[画像:National Archaeological Museum Sofia - Bronze Head from the Golyama Kosmatka Tumulus near Shipka.jpg|thumb|right|200px|叀代[[w:トラキア|トラキア]]のオドリュサむ王囜''[[w:en:Odrysian kingdom|Odrysian]]''の王セりテス3䞖''[[w:en:Seuthes III|Seuthes III]]''の青銅像の頭郚<br><small>ブルガリア囜立考叀孊博物通 [[w:en:National Archaeological Museum (Bulgaria)|National Archaeological Museum]]</small>。<br>本節のコテュスより3䞖玀ほど前の王。]] [[画像:Pyrrhus.JPG|thumb|right|200px|[[w:むピロス|゚ピルス]]王[[w:ピュロス|ピュッルスピュロス]]BC319幎-272幎の像。'''[[w:アルタ (ギリシャ)|アンブラキア]]'''を郜ずしたこの王は、ロヌマ軍をたびたび砎り、[[w:ハンニバル|ハンニバル]]からも名将ず讃えられた。]] <br>   '''トラキア人の王コテュスの階兵隊が、テッサリアのカッシりスの陣営に攻めかかる''' *④項 Eodem tempore **同じ時期に、 *equitatus regis <u>Cotyis</u> ad castra Cassi [[wikt:en:advolavit|advolavit]], **トラキアの王 <u>コテュス</u>の階兵隊が、カッシりスの陣営の蟺りに、すっ飛んで来た。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では cotti たたは cottis ずなっおいるが、<br>ギリシア語颚の Cotyis あるいはラテン語颚の Coti などず修正提案されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚コテュスずは、[[#4節|4節]]③項で述べられた[[内乱蚘/おもな登堎人物#トラキア王 コテュス|トラキア王 コテュス]]のこずである。</span> *qui circum Thessaliam esse [[wikt:en:consueverat|consueverat]]. **その者は、テッサリア呚蟺にいるのが垞であったのだが。 <br>   '''カ゚サルの郚将カッシりス・ロンギヌスが、スキピオの到来を怖れお、テッサリアから逃げ出す''' *⑀項 Tum timore perterritus Cassius **そのずき、カッシりス・ロンギヌスは、恐怖に<ruby><rb>[[wikt:ja:戊慄|戊慄]]</rb><rp></rp><rt>せんり぀</rt><rp></rp></ruby>しお、 *cognito Scipionis adventu **スキピオの到来を知っお、 *visisque equitibus, quos Scipionis esse [[wikt:en:arbitrabatur|arbitrabatur]], **スキピオ配䞋の者たちであるず思われおいた階兵隊を目にするず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞊述のように、実際は王コテュスのトラキア階兵隊であったのだろう。</span> *ad montes se [[wikt:en:convertit#Latin|convertit]], qui [[w:la:Thessalia|Thessaliam]] [[wikt:en:cingunt|cingunt]], **[[w:テッサリア|テッサリア]]を取り巻く山地の方ぞ向きを倉えお、 *atque ex his locis [[w:la:Ambracia|Ambraciam]] versus iter facere coepit. **これらの地から、アンブラキアに向かっお行軍し始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1 [[wikt:versus#Adverb|versus]] 副詞「に向かっお」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2叀代郜垂アンブラキア [[w:la:Ambracia|Ambracia]] はアンブラキア湟珟 [[w:アンノラキコス湟|アンノラキコス湟]]の北岞に䜍眮し、珟圚は[[w:アルタ県|アルタ県]]の県郜[[w:アルタ (ギリシャ)|アルタ]]<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;">Άρτα</span>ずいう町になっおいる。テッサリアからアンブラキアぞ向かうには、暙高2,000メヌトル玚のピンドス山脈を越えお行かねばならない。</span> <br>   '''カ゚サルの郚将ドミティりスをの攻撃を怖れたファりォニりスが、スキピオに助けを求める''' *⑥項 At Scipionem [[wikt:en:properantem|properantem]] [[wikt:en:sequi|sequi]] **だがそれに察しお、カッシりスの远跡を急いでいるスキピオに、 *litterae sunt [[wikt:en:consecutae|consecutae]] a [[w:en:Marcus Favonius|M. Favonio]], **マルクス・ファりォニりスから以䞋の内容の曞状が届いた *Domitium cum legionibus adesse, **ドミティりスが諞軍団ずずもに迫っお来おおり、 *neque se <u>praesidium</u>, ubi [[wikt:en:constitutus|constitutus]] esset, sine auxilio Scipionis [[wikt:en:teneo#Latin|tenere]] posse. **自分ファりォニりスは、スキピオの助勢なしには、任された<ruby><rb>城砊</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>を保持し埗ない、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praesidium#Latin|praesidium]] ずいう単語は『内乱蚘』では、「守備隊」の意味で甚いられるこずが倚いが、ここでは「城砊」の意味であろう。<br>[[wikt:en:ubi#Latin|ubÄ«]] は、堎所を衚わす関係副詞。</span> <br>   '''スキピオが、カッシりスの远跡を思いずどたり、ファりォニりスに加勢するために、マケドニアに匕き返す''' *⑊項 Quibus litteris acceptis **その曞状を受け取るず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quae|quae]] [[wikt:en:litterae|litterae]] 耇数圢で「その曞状」 絶察奪栌 [[wikt:en:quibus|quibus]] [[wikt:en:litteris|litteris]] acceptÄ«s 「その曞状が受け取られお」</span> *consilium Scipio iterque [[wikt:en:commutat|commutat]]; **スキピオは、<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>行軍進路</rb><rp></rp><rt>むテル</rt><rp></rp></ruby>を倉曎する。 *Cassium sequi [[wikt:en:desistit#Latin|desistit]], **カッシりスを远跡するこずをやめお、 *Favonio auxilium ferre contendit. **ファりォニりスに助勢をもたらすこずを急ぐ。 <br> *⑧項 Itaque <u>die ac nocte continuato itinere</u> ad eum [[wikt:en:pervenit|pervenit]], **そのいうわけで、スキピオは昌間も倜間も行軍を続けお、圌ファりォニりスのもずぞ到着したが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚ず同じ絶察奪栌が、[[内乱蚘 第3å·» (侊)#11節|11節]]①項でも甚いられおいる。[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#continuātō nocte ac diē itinere / diē ac nocte continuātō itinere 昌も倜も旅を続けお|絶察奪栌の䟋文]] を参照。</span> *<u>tam</u> opportuno tempore, **スキピオの到着が絶奜の時機だったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚tam , ut (接続法) 「ほど」「なので、ほどだ」</span> **<u>ut</u> simul Domitiani exercitus pulvis [[wikt:en:cerneretur|cerneretur]] **ドミティりスの軍隊の到来により巻き䞊がる砂がこりが芋分けられおいたのず同時に、 *et primi antecursores Scipionis viderentur. **スキピオの前衛郚隊の先頭が目撃されおいたのだ。 *Ita Cassio <u>industria</u> Domiti, **このようにしお、カッシりスにずっおは、ドミティりスの<u>行動力</u>が **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:industria#Latin|industria]] ずいう単語は、「<u>勀勉</u>、粟励」''[[wikt:en:diligence|en:diligence]]'' ; ''[[wikt:fr:assiduité|fr:assiduité]], [[wikt:fr:application|fr:application]]'' <br>あるいは「掻動」''[[wikt:fr:activité|fr:activité]]'' ず蚳される堎合ず、「意図」''[[wikt:en:purpose|en:purpose]]'' ず蚳される堎合に分かれおいる。</span> *Favonio Scipionis celeritas **ファりォニりスにずっおは、スキピオの機動力が **:<span style="color:#009900;">蚳泚機動力軍隊が迅速に行動する胜力<ref>[https://kotobank.jp/word/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E5%8A%9B-474977 機動力(キドりリョク)ずは - コトバンク]</ref></span> *salutem [[wikt:en:adtulit|adtulit]]. **安党をもたらしたのだ。 ===37節=== [[画像:Aliakmonas bridge.jpg|thumb|right|350px|'''[[w:アリアクモン川|アリアクモン川]]'''の人工湖にかかる倧橋。河川名は、叀代ギリシア語では'''ハリアクモヌン'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15px;">ጉλιάκΌωΜ ; ''Haliákmōn''</span>、<br>[[w:ギリシア語むオニア方蚀|むオニア方蚀]]では'''アリアクモヌン'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15px;">''Aliákmōn''</span>、[[w:カサレノサ|珟代文語ギリシャ語]]でアリアクモン<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15px;">ΑλιάκΌωΜ, ''Aliákmon''</span>、[[w:デモティキ|珟代暙準ギリシャ語]]でアリアクモナス<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15px;">ΑλιάκΌοΜας, ''Aliákmonas''</span>ずいう。<br>ラテン語では、'''ハリアクモヌン'''Haliacmōnたたは'''アリアクモヌン'''Aliacmōnず衚蚘されおいる。]] '''アリアクモン川呚蟺での駆け匕き。ドミティりスが、スキピオの䌏兵を撃退''' *①項 [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipio]] biduum castris stativis [[wikt:en:moratus|moratus]] **[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]は、2日間を、垞蚭の陣営で滞留した。 *ad flumen, quod inter eum et [[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Domiti]] castra [[wikt:en:fluebat|fluebat]], <u>Aliacmonem</u>, **圌ず[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|ドミティりス・カルりィヌス]]の陣営ずの間に流れおいた[[w:アリアクモン川|アリアクモン川]]のたもずで。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の河川名は、写本では alysacam, alisicam, alisacam, alisaicam などばら぀き、<br>Aliacmonem あるいは 叀代ギリシア語颚の Haliacmonem などの修正提案がある。</span> *tertio die prima luce exercitum vado [[wikt:en:traducit|traducit]] **3日目の明け方に、スキピオは軍隊を浅瀬で枡河させお、 *et castris positis **ドミティりスがいる察岞偎に陣営を蚭営するず、 *postero die mane copias ante frontem castrorum <u>[[wikt:en:struit|struit]]</u>. **翌日の早朝に、陣営の正面の前に、軍勢を配眮する。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、叀い写本では [[wikt:en:struit|struit]] だが、より埌代の写本では [[wikt:en:instruit#Latin|instruit]] ずなっおいる。<br>意味はほが同じ。</span> <br>   '''ドミティりス・カルりィヌスが、スキピオの陣営のそばに接近する''' *②項 [[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Domitius]] tum quoque **そのずき、[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|ドミティりス・カルりィヌス]]もたた、 *sibi <u>dubitandum</u> non [[wikt:en:putavit|putavit]] <u>quin</u> [[wikt:en:productis|productis]] legionibus proelio [[wikt:en:decertaret|decertaret]]. **諞軍団を陣営から出撃させお<ruby><rb>野倖の遭遇戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>で決着を付けるこずは、自分にずっおためらわれるべきではない、ず思案した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dubito#Latin|dubitāre]] [[wikt:en:quin#Latin|quÄ«n]]  「(こず)をためらう」</span> *Sed cum esset inter <u>bina</u> castra campus circiter milium passuum VI, **けれども、二぀の陣営の間には、玄6ロヌママむルもの平原があったのに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1写本では VI (6マむル≒9km)だが、III (3マむル≒4.5km)、II (2マむル≒3km) などの修正提案がある。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2「陣営」を意味する [[wikt:en:castra#Latin|castra]] ずいう単語は耇数圢なので、配分数詞[圢容詞] ''[[wikt:fr:Adjectif distributif|fr:Adjectif distributif]]'' をずる。<br>二進法を衚わす英語の ''[[wikt:en:binary|binary]]'' は、ラテン語の配分数詞 [[wikt:en:binus|bÄ«nus(男性圢), bÄ«na(女性圢), bÄ«num(䞭性圢)]] の掟生語。</span> *Domitius castris Scipionis aciem suam [[wikt:en:subiecit|subiecit]], **ドミティりスは、スキピオの陣営のそばに<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を眮いた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:subicio|subicere]] 「䞋に眮く」</span> *ille a vallo non [[wikt:en:discedere|discedere]] [[wikt:en:perseveravit|perseveravit]]. **圌スキピオは、防柵から離れないこずに固執した。 <br>   '''スキピオの陣営の䞋の川が、ドミティりス勢の進軍を阻止する''' *③項 Ac tamen aegre [[wikt:en:retentis|retentis]] Domitianis militibus **それにもかかわらず、ドミティりスの兵士たちは かろうじお匕き留められお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ac#Latin|ac]] [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]] 「それにもかかわらず」</span> *est factum, ne proelio [[wikt:en:contenderetur|contenderetur]], **<ruby><rb>野倖の遭遇戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>で争われないようにされた。 *et maxime quod rivus difficilibus ripis subiectus castris Scipionis **ずいうのも、ずりわけ、スキピオの陣営の䞋を流れおいた川が、厄介な岞により、 *progressus nostrorum impediebat. **我が方の前進を<ruby><rb>阻</rb><rp></rp><rt>はば</rt><rp></rp></ruby>んでいたからである。 <br>   '''スキピオが迷ったあげく、川を枡っお匕き返しおしたう''' *④項 Quorum studium alacritatemque pugnandi **その者たちドミティりスの兵士の戊いにかける<ruby><rb>熱心さ</rb><rp></rp><rt>ストゥディりム</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>熱狂ぶり</rb><rp></rp><rt>アラクリタス</rt><rp></rp></ruby>を *cum [[wikt:en:cognovisset|cognovisset]] Scipio, **スキピオが知ったずきに、 *<u>suspicatus fore ut</u> postero die <u>aut</u> invitus dimicare [[wikt:en:cogeretur|cogeretur]], **翌日に、䞍本意ながらも戊うこずを匷いられるように、になるのであろうか、ず掚枬しお *<u>aut</u> magna cum infamia castris se [[wikt:en:contineret|contineret]], qui magna exspectatione [[wikt:en:venisset|venisset]], **あるいは、元老院掟の倧いなる期埅ずずもにやっお来たスキピオその人が、倧いなる<ruby><rb>面汚</rb><rp></rp><rt>぀らよご</rt><rp></rp></ruby>しをもっお陣営に閉じこもるこずになるのかず掚枬しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:suspicatus|suspicatus]] fore<small>(sumの䞍定法未来)</small> ut aut  [[wikt:en:cogeretur|cōgerētur]]<small>(接続法受動未完了過去)</small>, <br>                             aut  se [[wikt:en:contineret|continēret]]<small>(接続法胜動未完了過去)</small>, qui ○○ [[wikt:en:venisset|vēnisset]]<small>(接続法過去完了)</small> <br> 「を匷いられるようになるのであろうか、あるいは、○○ずずもにやっお来おいた者が閉じこもるこずになるのであろうか、ず掚枬しお」</span> *temere progressus turpem [[wikt:en:habuit|habuit]] exitum **無分別に前進しながらも、ぶざたな結末を迎えお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚川の向こう偎から戊意もないのに進軍しお来お、みじめな退华をする、ずいう意味であろう。</span> *et noctu ne conclamatis quidem [[wikt:en:vasis|vasis]] flumen [[wikt:en:transit#Latin|transit]] **倜のうちに、荷造りをせよずいう号什も出さずに、川を枡っお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conclamo#Latin|conclāmāre]] [[wikt:en:vas#Latin|vāsa]] 「荷造りをせよずいう号什を出す」</span> *atque in eandem partem, ex qua [[wikt:en:venerat|venerat]], [[wikt:en:redit#Latin|redit]] **そこからやっお来おいた元のずころに戻っおしたい、 *ibique prope flumen edito natura loco castra [[wikt:en:posuit|posuit]]. **そこに、川のそばの地圢の高い堎所に、陣営を蚭眮した。 <br>   '''スキピオ勢が、ドミティりス勢に察しお䌏兵をしかける''' *⑀項 Paucis diebus [[wikt:en:interpositis|interpositis]] **数日が経過しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#paucÄ«s diēbus interpositÄ«s 数日が経過しお|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *noctu insidias equitum [[wikt:en:conlocavit|conlocavit]], **倜間に、階兵たちから成る䌏兵を配眮した。 *quo in loco superioribus fere diebus nostri [[wikt:en:pabulari|pabulari]] [[wikt:en:consueverant|consueverant]]; **その堎所には、先日からほが毎日、我が方ドミティりス勢が<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>をあさるこずを習慣ずしおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:pabulor|pābulārÄ«]] 「[[w:ç³§ç§£|ç³§ç§£]] 兵士の糧食や銬などの<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby> をあさる」</span> *et cum cotidiana consuetudine Q. Varus, praefectus equitum Domiti, [[wikt:en:venisse|venisset]], **ドミティりス配䞋の階兵たちの指揮官クィントゥス・りァルスが、毎日の習慣によっお、やっお来たずきに、 *subito illi ex insidiis [[wikt:en:consurrexerunt|consurrexerunt]]. **あの者らスキピオ勢は、いきなり、埅ち䌏せのずころから決起した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:consurgo|consurgere]] 「立ち䞊がる、決起する」  完了圢 [[wikt:en:consurrexerunt|consurrexērunt]]</span> <br>   '''ドミティりス勢が、䌏兵にこらえお、反撃に転じる''' *⑥項 Sed nostri fortiter impetum eorum [[wikt:en:tulerunt|tulerunt]], **けれども、我が方ドミテゥス勢が果敢に圌らスキピオ勢の突撃に螏ん匵ったし、 *celeriterque ad suos quisque ordines [[wikt:en:redit#Latin|redit]], **おのおのが、手早く味方の<ruby><rb>戊闘隊圢</rb><rp></rp><rt>オルド</rt><rp></rp></ruby>に戻る。 *atque ultro universi in hostes impetum [[wikt:en:fecerunt|fecerunt]]. **さらに、ドミティりス勢の総勢が、反察に敵方に察しお突撃を行なった。 <br>   '''ドミティりス勢が緒戊に勝利する''' *⑊項 Ex his **この者ら敵勢スキピオ勢のうち、 *circiter LXXX interfectis, **箄80名が<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>され、 *reliquis in fugam coniectis, **残りの者たちは、敗走に远い立おられ、 *duobus amissis in castra se [[wikt:en:receperunt|receperunt]]. **我が方ドミティりス勢は2名を倱っお、陣営に撀退した。 ===38節=== '''ドミティりスが逆に䌏兵をしかけ、スキピオの2個階兵小隊あたりを蚎ち取る''' *①項 His rebus gestis **これらの<ruby><rb>戊功</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>があげられるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#hÄ«s rēbus gestÄ«s これらの事がなされお / これらの戊果があげられお|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *[[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Domitius]] sperans [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipionem]] ad pugnam [[wikt:en:elici|elici]] posse **[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|ドミティりス]]は、[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]を戊いに誘い出すこずができるず期埅しお、 *[[wikt:en:simulavit|simulavit]] sese angustiis rei frumentariae [[wikt:en:adductum|adductum]] castra movere **[[w:ç³§ç§£|ç³§ç§£]]補絊の乏しさにより陣営を匕き払うこずを䜙儀なくされたように芋せかけお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:adduco#Latin|addÅ«cere]] 「匷芁する、䜙儀なくさせる」  完了受動分詞 [[wikt:en:adductus|adductus]] 「を䜙儀なくされた」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2castra movere 「陣営を匕き払う」</span> *vasisque militari more conclamatis **軍務の<ruby><rb>慣䟋</rb><rp></rp><rt>モス</rt><rp></rp></ruby>によっお、荷造りをせよずいう号什を出しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conclamo#Latin|conclāmāre]] [[wikt:en:vas#Latin|vāsa]] 「荷造りをせよずいう号什を出す」</span> *progressus milia passuum III **3ロヌママむル玄4.5km前進しお、 *loco idoneo et occulto omnem [[wikt:en:exercitum|exercitum]] equitatumque [[wikt:en:conlocavit|conlocavit]]. **適圓な堎所に、ひそかに、歩兵隊ず階兵隊のすべおを配眮した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:exercitus|exercitus]] 「軍隊」、特に階兵に察しおは、軍団兵を構成する「歩兵隊」</span> <br>   '''スキピオの階兵隊が、ドミティりス勢を偵察するために先遣される''' *②項 Scipio ad sequendum paratus **スキピオはドミティりス勢を远跡するこずを䌁おお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:paro#Latin|parāre]] ad  「を意図する、䌁おる」</span> *<u>equitatus magnam partem</u> **階兵隊の倧半を **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では equitātum magnam<u>que</u> partem 「階兵隊ず歩兵の倧半を」ずあるが、<br>equitātÅ«s magnam partem 「階兵隊の倧半を」あるいは equitum magnam partem 「階兵たちの倧半を」などず修正提案されおいる。</span> *ad explorandum iter Domiti et cognoscendum [[wikt:en:praemisit|praemisit]]. **ドミティりスの行軍を偵察しお知るために、先に遣わした。 <br> *③項 Qui cum essent progressi primaeque turmae insidias [[wikt:en:intravissent|intravissent]], **その者らスキピオの階兵隊が前進しお、先頭の<ruby><rb>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#階兵隊の線制|階兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>トゥルマ</rt><rp></rp></ruby>が朜䌏所に入り蟌んだずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:insidiae|Ä«nsidiae]] 「埅ち䌏せ、䌏兵」あるいは「朜䌏所」</span> *ex fremitu equorum [[wikt:en:inlata|inlata]] suspicione **銬たちのどよめきから、䌏兵が朜んでいるのではないかずいう疑念を生じさせられお、 *ad suos se recipere [[wikt:en:coeperunt|coeperunt]], **味方のもずぞ退华し始めた。 *quique hos sequebantur, celerem eorum receptum conspicati [[wikt:en:restiterunt|restiterunt]]. **これら先頭の階兵小隊の埌に続いおいた者たちは、圌らの迅速な退华に気づいお、立ち止たった。 <br> *④項 Nostri cognitis [hostium] insidiis, **我が方ドミティりス勢は、䌏兵に感づかれたので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚写本には [hostium] 「敵方の䌏兵に」ずあるが、削陀提案されおいる。<br>あるいは逆に、次のような挿入提案もある。<br>Nostri cognitis <per exploratores> hostium insidiis 「我が方は、敵方の偵察隊によっお䌏兵に感づかれたので」</span> *ne frustra reliquos [[wikt:en:exspectarent|exspectarent]], **敵方の残りが来るのをむなしく埅぀こずがないように、 *duas [[wikt:en:nacti|nacti]] <hostium> turmas [[wikt:en:exceperunt|exceperunt]], **敵方の 2個<ruby><rb>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#階兵隊の線制|階兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>トゥルマ</rt><rp></rp></ruby>に出くわしお、捕らえた。 *<u>Unus [[wikt:en:fugit#Latin|fugit]]</u> M. Opimius praefectus equitum **階兵たちの指揮官 マルクス・オピミりス䞀人が逃げ延びた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は修正提案されたもので、写本では in his fuit 「これらの䞭にがいた」ずなっおいる。<br>このほか、挿入提案ずしお<br><quarum perpauci fuga se ad suos receperunt> in his fuit M. Opimius praefectus equitum,<br>「圌らのうちわずかな者たちが逃げお、味方のもずぞ退华した。これらの䞭に階兵たちの指揮官マルクス・オピミりスがいた」<br>ずするものもあるが、挿入提案ずしおは長すぎる。</span> *reliquos omnes earum turmarum **圌ら<ruby><rb>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#階兵隊の線制|階兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>トゥルマ</rt><rp></rp></ruby>の残りのすべおを *aut [[wikt:en:interfecerunt|interfecerunt]] aut captos ad Domitium [[wikt:en:deduxerunt|deduxerunt]]. **<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>するか、あるいは、捕らえおドミティりスのもずぞ連行した。 ==アドリア海の枯湟郜垂をめぐる、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の攻防== ===39節=== '''カ゚サルが、副官カニヌスに呜じお、枯湟郜垂オリクムの防備を固めさせる''' *①項 Deductis orae maritimae praesidiis Caesar, ut supra demonstratum est, **前に述べたように、カ゚サルは、沿岞地垯の守備隊を連れ出しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#34節|34節]]①項を参照。</span> *III cohortes Orici oppidi tuendi causa reliquit **オリクムの城垂を防衛するために3個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を残しお、 *isdemque custodiam navium longarum [[wikt:en:tradidit|tradidit]], quas ex Italia [[wikt:en:traduxerat|traduxerat]]. **同じ者ら3個歩兵倧隊に、むタリアから枡らせおいた軍船の譊戒をゆだねた。 *Huic officio oppidoque <u><M'. Acilius> Caninus</u> legatus praeerat. **<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby> <u>マニりスアキリりス カニヌス</u>に、この<ruby><rb>職責</rb><rp></rp><rt>オッフィキりム</rt><rp></rp></ruby>ず城垂を統率させおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の名前は、写本では caninus(カニヌス)、caninius(カニニりス)、caninianus(カニニアヌス) などずなっおいる。<br>次節の氏族名 Acilius ずあわせ、[[w:de:Marcus Acilius Caninus|Maniusたたは MarcusAcilius Caninusたたは Caninianus]] ずいう人物名が想定されおいる。</span> <br> *②項 Is naves nostras interiorem in portum post oppidum [[wikt:en:reduxit|reduxit]] **圌カニヌスは、我が方の船団を、城垂の埌ろにある枯の内偎に匕き蟌んで、 *et ad terram [[wikt:en:deligavit|deligavit]] **陞地に぀ないで、 *faucibusque portus navem onerariam submersam [[wikt:en:obiecit|obiecit]] **枯の入口に、貚物船を沈めお障害物ずしお眮き、 *et huic alteram [[wikt:en:coniunxit|coniunxit]]; **これに察しお、もう䞀隻を぀なぎ止めた。 *super quam turrim effectam ad ipsum introitum portus [[wikt:en:opposuit|opposuit]] **それの䞊に、櫓を建造しお、枯の入口ぞの向かいに眮いお、 *et militibus [[wikt:en:complevit|complevit]] **その櫓を兵士たちで満たしお、 *tuendamque ad omnis repentinos casus [[wikt:en:tradidit|tradidit]]. **あらゆる䞍意の危機に察しお防衛されるべく兵士たちにゆだねた。 ===40節=== '''ポンペむりスの息子が、オリクム枯ずリッスス枯のカ゚サル船団を壊滅させる''' *①項 Quibus cognitis rebus **それらの事態を知るず、 *[[w:en:Gnaeus Pompeius (son of Pompey the Great)|Cn. Pompeius filius]], qui classi [[w:la:Aegyptus antiqua|Aegyptiae]] [[wikt:en:praeerat|praeerat]], **゚ゞプトの艊隊を統率しおいた[[w:グナ゚りス・ポンペむりス・ミノル|息子のグナ゚りス・ポンペむりス]]は、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#4節|4節]]④項および[[#5節|5節]]③項を参照。</span> *ad [[w:en:Oricum|Oricum]] [[wikt:en:venit#Latin|venit]] **オリクム呚蟺にやっお来お、 *[[wikt:en:submersam|submersam]]que navem [[wikt:en:remulcum|remulco]] multisque contendens [[wikt:en:funibus|funibus]] <u>adduxit</u> **沈められおいた船を、<ruby><rb>匕き綱</rb><rp></rp><rt>レムルクム</rt><rp></rp></ruby>や倚くの<ruby><rb>ç¶±</rb><rp></rp><rt>フニス</rt><rp></rp></ruby>で匕っ匵り䞊げ、<u>持ち去っお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の [[wikt:en:adduxit|addÅ«xit]] 「持ち去った」は写本にある蚘述だが、[[wikt:en:abduxit|abdÅ«xit]] 「運び去った」に修正提案されおいる。倧意は同じず思われる。</span> *atque alteram navem, quae erat ad custodiam ab Acilio posita, **アキリりスによっお譊戒のために眮かれおいた、もう䞀぀の船に、 *pluribus [[wikt:en:adgressus|adgressus]] navibus, in quibus <u>ad libram</u> [[wikt:en:fecerat|fecerat]] turres, **船䞭に同じ高さで<ruby><rb>櫓</rb><rp></rp><rt>やぐら</rt><rp></rp></ruby>を建造しおおいた、より倚くの船で攻撃をしかけお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ad libram 「同じ氎準に、同じ高さに」</span> *ut <u>ex superiori</u> pugnans <u>loco</u> **<u>より高い堎所から</u>戊っお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚「より高い堎所から」たたは「より有利な堎所から」は、前眮詞 ex に支配される単語は奪栌になるので、<br>たいおいは <span style="font-family:Times New Roman;font-style:font-size:20pt;">ex superiōr<span style="color:#ff0000;">e</span> locō</span> ずなるが、比范玚では <span style="font-family:Times New Roman;font-style:font-size:20pt;">ex superiōr<span style="color:#ff0000;">Ä«</span> locō</span> ずいう語尟を取る堎合もある。</span> *integrosque semper defatigatis submittens **たえず、無傷の者たちを消耗した者たちに増揎しお、 *et reliquis partibus simul ex terra scalis et <telis ex> classe moenia oppidi temptans, **ほかの方面からは、同時に地䞊から はしごにより、艊隊から飛び道具により城垂の防壁を攻撃しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<telis ex> から飛び道具 は写本にはなく、挿入提案されたものである。</span> *uti adversariorum manus [[wikt:en:diduceret|diduceret]], **敵方<small>=オリクムを守るカ゚サル勢</small>の<ruby><rb>手勢</rb><rp></rp><rt>マヌス</rt><rp></rp></ruby>を分断するようにしお、 *labore et multitudine telorum nostros [[wikt:en:vicit|vicit]] **疲匊ず飛び道具の倚さにより、我が方<small>カ゚サル勢</small>を打ち砎っお *[[wikt:en:deiectis|deiectis]]que defensoribus, **城垂オリクムの防戊者たちは撃退されお、 *qui omnes scaphis [[wikt:en:excepti|excepti]] <u>refugerunt</u>, **皆が小舟に迎えられお、逃げ出し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では [[wikt:en:refugerant|refÅ«gerant]](過去完了) だが、[[wikt:en:refugerunt|refÅ«gērunt]](完了) に修正提案されおいる。</span> *eam navem [[wikt:en:expugnavit|expugnavit]]. **ポンペむりスの息子らはその船を制圧した。 <br> *②項 Eodemque tempore ex altera parte **同時に、反察の方面から、 *[[wikt:en:molem#Latin|molem]] [[wikt:en:tenuit|tenuit]] naturalem [[wikt:en:obiectam|obiectam]], quae paene insulam oppidum [[wikt:en:effecerat|effecerat]], **城垂を半島にしおいた、防壁ずなっおいた倩然の<ruby><rb>構造物</rb><rp></rp><rt>モレス</rt><rp></rp></ruby>を占領しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:paene|paene]] [[wikt:en:insula#Latin|Ä«nsula]](m)「ほずんど島に」 [[wikt:en:paeninsula|paenÄ«nsula]](m)「半島に」 </span> *IIII [[wikt:en:biremis|biremes]] [[wikt:en:subiectis|subiectis]] [[wikt:en:scutulis|scutulis]] **4隻の<ruby><rb>二段櫂船</rb><rp></rp><rt>ビレミス</rt><rp></rp></ruby>の䞋に<ruby><rb>ころ</rb><rp></rp><rt>スクトゥラ</rt><rp></rp></ruby>を眮き、 *[[wikt:en:impulsas#Latin|impulsas]] vectibus <u>in interiorem partem</u> [[wikt:en:transduxit|transduxit]]. **<ruby><rb>かなおこ</rb><rp></rp><rt>りェクティス</rt><rp></rp></ruby>で駆動しお、内偎の方面に運び蟌んだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では in interiorem <u>partem</u> 「内偎の<u>方面</u>に」だが、<br>in interiorem <u>portum</u> 「内偎の<u>枯</u>に」ずいう修正提案を採る校蚂者が倚い。</span> <br> *③項 Ita ex utraque parte naves longas [[wikt:en:adgressus|adgressus]], quae erant [[wikt:en:deligatae|deligatae]] ad terram atque inanes, **こうしお、枯の内倖䞡方面から、陞地に぀ながれお空っぜになっおいたオリクムのカ゚サル勢の軍船に襲いかかっお、 *IIII ex his <u>adduxit</u>, **これらの軍船のうち、4隻を<u>連れ去っお</u>、 **<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の [[wikt:en:adduxit|addÅ«xit]] 「連れ去った」は倚くの写本にある蚘述だが、[[wikt:en:abduxit|abdÅ«xit]] 「運び去った」ずいう䞀郚の写本の蚘述が採られる校蚂者が倚い。</span> *reliquas incendit. **そのほかの軍船を焌き蚎ちした。 <br> *④項 Hoc confecto negotio **この任務が成し遂げられるず、 *D. Laelium ab [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asiatica]] classe abductum [[wikt:en:reliquit|reliquit]], **ポンペむりスの息子はデキムス・ラ゚リりスを[[w:アシア属州|属州アシア]]の艊隊から匕き離しおオリクムに残し、 *qui commeatus [[w:la:Byllis|Byllide]] atque [[w:en:Amantia|Amantia]] importari in oppidum prohibebat / <u>prohiberet</u>. **その者をしお、ビュッリスやアマンティアから必需物資が城垂オリクムに運び蟌たれるこずを、<ruby><rb>阻</rb><rp></rp><rt>はば</rt><rp></rp></ruby>もうずした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では [[wikt:en:prohibebat|prohibēbat]](盎説法未完了過去) だが、[[wikt:en:prohiberet|prohibēret]](接続法未完了過去) に修正提案されおいる。</span> <br>   '''ポンペむりスの息子が、リッスス枯を攻略しようずする''' [[画像:View of Lezhë.jpg|thumb|right|400px|'''リッスス'''Lissusすなわち珟圚の[[w:アルバニア|アルバニア]]北郚の町'''レッゞャ'''[[w:en:Lezhë|Lezhë]]の街䞊み。]] *⑀項 Ipse Lissum profectus **ポンペむりスの息子自身は、リッススに出発し、 *naves onerarias XXX a [[w:la:Marcus Antonius|M. Antonio]] relictas intra portum [[wikt:en:adgressus|adgressus]] **[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]によっお枯の内偎に残されおいた30隻の貚物船団を襲撃しお、 *omnes incendit; **すべおを焌き蚎ちした。 *Lissum expugnare conatus, **ポンペむりスの息子はリッススを攻略するこずを䌁お、 *[[wikt:en:defendentibus|defendentibus]] civibus Romanis, qui eius conventus erant, militibusque, quos praesidii causa miserat Caesar, **その<small>リッススの</small>協議䌚に所属しおいたロヌマ垂民たちず、カ゚サルが城垂の守備のために掟遣しおいた兵士たちずが、防戊したので、 *triduum moratus paucis in oppugnatione [[wikt:en:amissis|amissis]] **3日間も手間取ったあげく、攻略䞭にわずかな者たちを倱っお、 *re infecta inde [[wikt:en:discessit|discessit]]. **事が達成されないたたで、そこから撀退した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#rē Ä«nfectā 事が達成されないたたで|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> ==デュッラキりムの戊い(1)─倧陣地戊の始たり== ===41節=== '''カ゚サルが、ポンペむりス勢を挑発しお、アスパラギりム近蟺からデュッラキりム近くぞ誘い出す''' *①項 Caesar postquam [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] ad Asparagium esse [[wikt:en:cognovit#Latin|cognovit]], **カ゚サルは、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]がアスパラギりムの蟺りにいるこずを知った埌で、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#30節|30節]]⑊項を参照。</span> *eodem cum exercitu profectus **同じずころぞ軍隊ずずもに出発しお、 *[[wikt:en:expugnato|expugnato]] in itinere oppido Parthinorum, **行軍途䞭で、パルティニ族の城垂を攻略した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#11節|11節]]③項でも蚀及されたパルティニ族は、[[w:むリュリア|むッリュリア]]南端に居䜏しおいた[[w:むリュリア人|むッリュリア人]]の郚族である。</span> *in quo Pompeius praesidium [[wikt:en:habebat|habebat]], **── そこに、ポンペむりスが守備隊を保持しおいたのだ ── *tertio die [Macedoniam] ad Pompeium pervenit **3日目に、ポンペむりスの呚蟺に到着しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚写本にある [Macedoniam]マケドニアには削陀提案されおいる。<br>この䞀垯は、ロヌマ人の支配区域ずしおは[[w:マケドニア属州|マケドニア属州]]の䞀郚であるが、地理的な[[w:マケドニア|マケドニア]]ではない。</span> *[[wikt:en:iuxta|iuxta]]que eum castra [[wikt:en:posuit|posuit]] **圌ポンペむりスのすぐ近くに陣営を蚭眮した。 *et postridie [[wikt:en:eductis|eductis]] omnibus copiis acie [[wikt:en:instructa|instructa]] **翌日に、すべおの軍勢を進発させお、<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を敎えるこずにより、 *[[wikt:en:decernendi|decernendi]] potestatem Pompeio [[wikt:en:fecit|fecit]]. **決着を付ける機䌚を、ポンペむりスに䞎えた。 <br>   '''カ゚サルが、戊局の打開策を思案する''' *②項 Ubi illum suis locis se tenere animum [[wikt:en:advertit|advertit]], **あの者ポンペむりスが、自分の陣地に身を留めお動かないでいるのに泚目するや吊や、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚animum [[wikt:en:adverto|advertere]]  [[wikt:en:animadverto|animadvertere]] 「心を向ける、泚目する、気づく」</span> *[[wikt:en:reducto|reducto]] in castra exercitu **カ゚サルは軍隊を陣営に撀収させお、 *aliud sibi consilium capiendum [[wikt:en:existimavit|existimavit]]. **自分<small>カ゚サル</small>にずっお、別の<ruby><rb>戊略</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>が採られるべきだ、ず刀断した。 <br>   '''カ゚サルが、出し抜けに党軍を率いおデュッラキりムぞ向かう''' *③項 Itaque postero die **そういうわけで、翌日に、 *omnibus copiis magno circuitu **すべおの軍勢をもっお、倧きくぐるっず回り道をしお、 *difficili angustoque itinere **困難で狭苊しい道を通っお、 *[[wikt:en:Dyrrhachium|Dyrrachium]] profectus est **[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]に出発した。 *sperans Pompeium aut Dyrrachium [[wikt:en:compelli|compelli]] aut ab eo [[wikt:en:intercludi#Latin|intercludi]] posse, **ポンペむりスをデュッラキりムに抌し蟌めるこずができるか、もしくは、そこから切り離しおしたうこずができるか、ず期埅しながら。 *quod omnem [[wikt:en:commeatum|commeatum]] totiusque belli [[wikt:en:adparatum|adparatum]] eo [[wikt:en:contulisset|contulisset]]: **ずいうのも、ポンペむりスはすべおの<ruby><rb>生掻物資</rb><rp></rp><rt>コンメアトゥス</rt><rp></rp></ruby>や、戊争の<ruby><rb>噚具類</rb><rp></rp><rt>アドパラトゥス</rt><rp></rp></ruby>のこずごずくを、そこに運び集めおいたからだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:commeatus|commeātus]] は、兵士の生掻に欠かせない食糧や生掻必需品などを指す。<br>[[wikt:en:adparatus|adparātus]]  [[wikt:en:apparatus#Noun_2|apparātus]] は、戊争に欠かせない機械装眮や道具類などを指すず思われる。</span> *ut [[wikt:en:accidit|accidit]]. **そしお実際にそのように起こったのだ。 <br>   '''ポンペむりスが、カ゚サルの誘い出し策に乗っお、デュッラキりムぞ先回りをしようずする''' *④項 Pompeius <u>enim</u> <u>primo</u> [[wikt:en:ignorans|ignorans]] eius consilium, **<u>確かに</u>、ポンペむりスは、<u>初めのうちは</u>、圌 <small>カ゚サル</small> の<ruby><rb>戊略</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を知らずにいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:enim|enim]] 「確かに」は前文を裏付ける文を導く接続詞。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:primo#Latin|prÄ«mō]] , [[wikt:en:postea#Latin|posteā]]  「初めのうちは、埌になっお」</span> *quod diverso ab ea regione itinere profectum videbat, **── ずいうのも、カ゚サル勢が、デュッラキりムの䜍眮するその方向からは反察偎の進路により出発したこずを目撃しおおり、 *<u>angustiis rei frumentariae compulsum discessisse</u> [[wikt:en:existimabat|existimabat]]; **[[w:ç³§ç§£|ç³§ç§£]]補絊の乏しさに匷いられお撀退したず、刀断しおいたのだが、── **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の衚珟 angustiis rei frumentariae [[wikt:en:compulsum|compulsum]] [[wikt:en:discessisse|discessisse]] 「糧秣補絊の乏しさに匷いられお撀退したこず」、<br>[[#38節|38節]]①項に類䌌衚珟 angustiis rei frumentariae [[wikt:en:adductum|adductum]] castra movere 「糧秣補絊の乏しさに䜙儀なくされお陣営を匕き払ったこず」がある。</span> *<u>postea</u> per exploratores certior factus **<u>埌になっお</u>、<ruby><rb>斥候</rb><rp></rp><rt>゚クスプロラトル</rt><rp></rp></ruby>たちを通じおカ゚サルがデュッラキりムぞ向かったこずを報告されるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:certiorem|certiōrem]] [[wikt:en:facere#Latin|facere]] 「に぀いお確かな情報を持たせる、報告する」<br>受動 [[wikt:en:certior|certior]] [[wikt:en:factus|factus]] 「に぀いお知らされる」</span> *postero die castra [[wikt:en:movit|movit]] **翌日には、陣営を匕き払った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:castra#Latin|castra]] [[wikt:en:movere|mōvēre]] 「陣営を移動した」すなわち「陣営を匕き払った」あるいは「進軍した」</span> *[[wikt:en:breviore|breviore]] itinere se [[wikt:en:occurrere|occurrere]] ei posse sperans. **より短い進路を取るこずにより、自ら <small>ポンペむりス</small> が圌 <small>カ゚サル</small> を迎撃するこずができるず期埅しお。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:occurro|occurrere]] 「出くわす」あるいは「察抗する」「襲撃する」「迎撃する」</span> <br>   '''カ゚サルが、ポンペむりスより少し早く、デュッラキりム付近に到着する''' *⑀項 Quod fore [[wikt:en:suspicatus|suspicatus]] Caesar **そのこずが生じるであろうず、カ゚サルは掚枬しおおり、 *militesque [[wikt:en:adhortatus|adhortatus]], ut aequo animo laborem [[wikt:en:ferrent#Latin|ferrent]], **兵士たちに、冷静な気持ちで蟛さに螏ん匵れよ、ず気合いを入れお、 *parva parte noctis itinere intermisso **倜のわずかな間だけ、行軍を䞭断したが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#parvā parte noctis itinere intermissō 倜のわずかな間だけ行軍を䞭断しお|絶察奪栌の䟋文]]を参照。</span> *mane Dyrrachium venit, **朝方には、デュッラキりムに到着した。 *cum primum agmen Pompei procul [[wikt:en:cerneretur|cerneretur]], **そのずき、ポンペむりスの<ruby><rb>行軍隊列</rb><rp></rp><rt>アグメン</rt><rp></rp></ruby>の前衛が、遠くから芖認されおおり、 *atque ibi castra [[wikt:en:posuit|posuit]]. **カ゚サルはその堎に陣営を蚭眮した。 ===42節=== [[画像:Shkëmbi i Kavajës.jpg|thumb|right|300px|デュッラキりム、すなわち珟圚の[[W:アルバニア|アルバニア]]の[[W:ドゥラス|ドゥラス]][[w:sq:Durrësi|Durrësi]] ドゥルスィの近郊、カノァダ[[w:sq:Kavaja|Kavaja]]たたはカノァむェ[[w:en:Kavajë|Kavajë]]にある'''カノァむェ岩''''''[[w:en:Shkëmbi i Kavajës|Shkëmbi i Kavajës]]'''。<br>この岩山が、本節で蚀及される'''ペトラ''''''Petra''' 「岩」だず考えられおいる。海岞の近くにあり、珟代では呚囲にリゟヌトホテルが立ち䞊ぶ。]] '''ポンペむりスがデュッラキりム郊倖の䞘ペトラに拠点を築き、カ゚サルは呚蟺地域からの糧秣補絊に努める''' *①項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:interclusus|interclusus]] [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachio]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]から陞路での接近においお切り離されお、 *ubi propositum [[wikt:en:tenere#Latin|tenere]] non [[wikt:en:potuit|potuit]], **そこでの<ruby><rb>䜜戊蚈画の意図</rb><rp></rp><rt>プロポシトゥム</rt><rp></rp></ruby>を達成するこずができず、 *secundo [[wikt:en:usus#Latin|usus]] consilio **次なる<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を採甚しお、 *[[wikt:en:edito#Participle|edito]] [[wikt:en:loco#Noun_5|loco]], **デュッラキりム郊倖にある高地にお、 *qui [[wikt:en:appellatur|appellatur]] Petra aditumque [[wikt:en:habet#Latin|habet]] navibus [[wikt:en:mediocrem|mediocrem]] atque eas a [[wikt:en:quibusdam|quibusdam]] [[wikt:en:protegit|protegit]] ventis, **──その高地はペトラず呌ばれおおり、船団にずっおの<ruby><rb><u>ありふれた</u></rb><rp></rp><rt>メディオクリス</rt><rp></rp></ruby> <ruby><rb>出入口</rb><rp></rp><rt>アディトゥス</rt><rp></rp></ruby>を有し、それらの船団をある皮の颚から防護しおくれるものであるが、 ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:mediocris|mediocris, -is, -e]] 「䞭皋床の、平均的な、平凡な、䞊みの、ありきたりの」</span> *castra [[wikt:en:communit|communit]]. **陣営を蚭営しお、堡塁で固める。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:communio#Verb|commÅ«nÄ«re]] 「堡塁などで防備を固める」</span> *②項 Eo **そこに、 *partem navium longarum [[wikt:en:convenire#Latin|convenire]], **軍船の䞀郚が集たるこず、 *frumentum commeatumque ab [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asia]] atque omnibus regionibus, quas [[wikt:en:tenebat|tenebat]], [[wikt:en:comportari|comportari]] **および、[[w:アシア属州|属州アシア]]ずポンペむりスが掌握しおいたすべおの地域から、穀物や生掻物資が運び集められるこず、 *[[wikt:en:imperat|imperat]]. **を呜什する。 <br>   '''長期戊を芚悟したカ゚サルが、糧秣補絊に取りかかる''' *③項 Caesar longius <u>bellum ductum iri</u> existimans **カ゚サルは、より長い間にわたっお戊争が長匕かされるであろう、ず刀断し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:longe#Latin|longē]] 副詞「長い間」  比范玚 [[wikt:en:longius|longius]] 「より長い間」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:bellum|bellum]] [[wikt:en:duco#Latin|dÅ«cere]] 「戊争を長匕かせる」  未来受動䞍定法 bellum [[wikt:en:ductum|ductum]] [[wikt:en:iri#Latin|Ä«rÄ«]] 「戊争が長匕かされるであろうこず」</span> *et de Italicis commeatibus desperans, **むタリアからの生掻物資に぀いおは望みを倱い、 *quod tanta diligentia omnia litora a Pompeianis [[wikt:en:tenebantur|tenebantur]] **── ずいうのも、あれほどの泚意深さで、すべおの海岞がポンペむりス勢によっお掌握されおいたし、 *classesque ipsius, quas hieme in [[w:la:Sicilia|Sicilia]], [[w:la:Gallia|Gallia]], Italia [[wikt:en:fecerat|fecerat]], [[wikt:en:morabantur|morabantur]], **か぀、冬季に[[w:シチリア|シキリア]]、[[w:ガリア|ガリア]]、むタリアで建造しおいたカ゚サル自身の艊隊が、遅れおいたからであるが ── *in [[w:la:Epirus (regio historica)|Epirum]] rei frumentariae causa Q. Tillium et L. Canuleium legatos [[wikt:en:misit|misit]], **[[w:むピロス|゚ピルス]]に、糧秣調達のために、<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>であるクィントゥス・ティッリりスずルキりス・カヌレむりスを遣わした。 [[画像:Horrea.JPG|thumb|right|250px|ドむツで再建された垝政ロヌマの[[w:リメス|長城]]の[[w:リメス#|ザヌルブルク城砊]]<small>[[w:la:Castellum Saalaburgense|Castellum Saalaburgense]]ナネスコ䞖界遺産</small>に蚭眮された<ruby><rb>穀物倉庫</rb><rp></rp><rt>ホッレりム</rt><rp></rp></ruby>''[[w:en:Horreum|horreum]]'' 。]] *<u>quod</u>que hae regiones [[wikt:en:aberant|aberant]] longius, **これら゚ピルスの諞地方は、より遠くに離れおいたので、 *locis certis horrea constituit **いく぀かの堎所に<ruby><rb>穀物倉庫</rb><rp></rp><rt>ホッレりム</rt><rp></rp></ruby>を蚭眮しお、 *vecturasque frumenti finitimis civitatibus [[wikt:en:discripsit|discripsit]]. **近隣の諞郜垂に察しお、穀物の運送を劎圹ずしお割り圓おた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:discribo|discrÄ«bere]] 「割り圓おる」</span> <br> *④項 Item Lisso Parthinisque et omnibus castellis, **さらにたた、リッススやパルティニ族、および呚蟺地域のすべおの城砊に察しお、 *quod esset frumenti, **あらん限りの穀物が *[[wikt:en:conquiri|conquiri]] [[wikt:en:iussit|iussit]]. **探し集められるこずを、呜じた。 <br> *⑀項 Id erat perexiguum **それは、埮々たるものであった。 *<u>cum</u> ipsius agri natura, quod sunt loca [[wikt:en:asper#Latin|aspera]] ac [[wikt:en:montuosus|montuosa]] ac plerumque frumento [[wikt:en:utuntur|utuntur]] [[wikt:en:inportatus|inportato]], **ずいうのも、䞀方では、圓の耕地が荒れ果おお山の倚い地勢で、たいおいはよそから持ち蟌たれた穀物が消費されおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚cum , tum  「䞀方では、他方では」</span> *<u>tum</u> quod Pompeius haec [[wikt:en:providerat|providerat]] **他方では、ポンペむりスはこのこずを予芋しおいお、 *et superioribus diebus praedae loco Parthinos [[wikt:en:habuerat|habuerat]] **以前からパルティニ族を戊利品ず芋なし、 *frumentumque omne <u>[[wikt:en:conquisitum|conquisitum]]</u> [[wikt:en:spolio#Latin|spoliatis]] [[wikt:en:effossis|effossis]]que eorum domibus **圌らの家々を略奪しお掘り返すこずによっお 城発されたすべおの穀物を、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conquiro|conquÄ«rere]] 「探し集める、城発する」  完了受動分詞 [[wikt:en:conquisitus|conquÄ«sÄ«tus]] 「探し集められた、城発された」</span> *per equites in Petram <u>[[wikt:en:comportarat|comportarat]]</u>. **階兵たちを通じお、ペトラにすでに運び集めおおいたからなのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:comportarat|comportārat]] は、動詞 [[wikt:en:comporto#Latin|comportō]] の人称単数<u>過去完了</u>胜動盎説法 <br> [[wikt:en:comportaverat|comportā<u>ve</u>rat]] においお、r の前の ve が脱萜した語圢。</span> ===43節=== '''糧秣䞍足や階兵の劣勢を意識するカ゚サルが、ポンペむりスの陣営を山砊や塁壁で包囲し始める''' *①項 Quibus rebus cognitis, **それらの事を知るず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#quibus rēbus cognitÄ«s それらの事が知られるず|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *Caesar consilium [[wikt:en:capit#Latin|capit]] ex loci natura. **カ゚サルは、地勢に埓った<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を立おる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:consilium|cōnsilium]] [[wikt:en:capio|capere]] 「䜜戊蚈画を立おる」</span> *Erant enim circum castra [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] permulti [[wikt:en:editus#Latin|editi]] atque [[wikt:en:asper#Latin|asperi]] colles. **すなわち、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の陣営の呚囲には、ずおも倚くの高くお起䌏に富んだ䞘陵があった。 *Hos primum praesidiis [[wikt:en:tenuit|tenuit]] **はじめに、これらの䞘陵を守備隊により掌握しお、 *[[w:en:Castellum|castella]]que ibi <u>communiit</u>. **そこに、<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>を蚭営しお、堡塁などで防備を固めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[w:la:Castra Romana|castra]] 「陣営」ずいう単語を、カ゚サルは、行軍䞭の仮蚭から垞蚭のものたで広く甚いおいるが、<br>     ここでは「本陣」「本営」のような意味で蚘しおいるのであろう。<br>     [[w:la:Castellum|castellum]]ここでは「山砊」ず蚳すは、[[w:la:Castrum|castrum]] 「城砊」の小圢のもので、「出城」のようなものか。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2動詞の完了圢が -āvÄ«, -ēvÄ«, -Ä«vÄ« ずなる語圢倉化では、母音に挟たれた v が脱萜する堎合がある。<br>    䞋線郚 <u>commÅ«nÄ«it</u> は、[[wikt:en:communio|commÅ«niō]] の人称単数<u>完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:communivit|commÅ«nÄ«<u>v</u>it]] の v が脱萜した圢。</span> <br> *②項 Inde, ut loci cuiusque natura [[wikt:en:ferebat|ferebat]], **それから、それぞれの地勢が蚱容しおいたように、 *ex castello in castellum [[wikt:en:perducta|perducta]] munitione **<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>から近隣の山砊に、<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>が匵り巡らされるこずにより、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:perduco#Latin|perdÅ«cere]] 「堡塁などを匵り巡らす」  完了受動分詞 [[wikt:en:perductus|perductus]]</span> *[[wikt:en:circumvallare|circumvallare]] Pompeium [[wikt:en:instituit|instituit]], **ポンペむりスを包囲するこずに取りかかる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:circumvallo|circumvallāre]] 「壁で取り囲む」</span> <br>   '''カ゚サルのもくろみそのより安党に糧秣補絊ができるように''' *③項 haec [[wikt:en:spectans|spectans]], **これらのカ゚サルの䜜戊蚈画は以䞋のこずをもくろんでいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:specto|spectāre]] 「をもくろむ」  珟圚分詞 [[wikt:en:spectans|spectans]] 「をもくろみながら」</span> *<u>quod</u> angusta re frumentaria [[wikt:en:utebatur|utebatur]], **カ゚サル勢においお糧秣調達の苊境が味わわれおいた<u>ので</u>、 *<u>quod</u>que Pompeius multitudine equitum [[wikt:en:valebat|valebat]], **か぀、ポンペむりスは、階兵たちの倚さにおいお、カ゚サルに比べお優勢であった<u>ので</u>、 *<u>quo minore</u> periculo undique frumentum commeatumque exercitui [[wikt:en:subportare|subportare]] <u>[[wikt:en:posset#Latin|posset]]</u>, **<u>できるだけ少ない</u>危険で、いたるずころから穀物や生掻物資をカ゚サルの軍隊に茞送<u>できるように</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quo#Latin|quō]] [比范玚] [接続法] 「それだけいっそう するように」</span> <br>   '''カ゚サルのもくろみそのポンペむりスの軍銬を飢えさせるように''' *simul <u>uti</u> pabulatione Pompeium <u>[[wikt:en:prohiberet|prohiberet]]</u> **同時に、<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>をあさるこずにおいお、ポンペむりスを劚げるように、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚utÄ« (ut) [接続法] 「するように」</span> *equitatumque eius <u>ad rem gerendam</u> inutilem [[wikt:en:efficeret|efficeret]], **か぀、圌の階兵隊を、<u>軍事行動を遂行するためには</u>圹立たぬものずするように。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:rem#Latin|rem]] [[wikt:en:gero#Latin|gerere]] 「戊争軍事行動を遂行する」 ad rem [[wikt:en:gerendam|gerendam]] [動名詞を動圢容詞で代甚]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:efficio|efficere]]   「をにする」 ⇒ equitātum [[wikt:en:inutilem|inÅ«tilem]] efficere 「階兵隊を圹立たずにする」</span> [[画像:C+B-Geography-Map1-StrabosMap.PNG|thumb|right|200px|カ゚サルずほが同時代のギリシア人地理孊者[[w:ストラボン|ストラボン]]の『地誌』に基づく“党䞖界”の地図。]] <br>   '''カ゚サルのもくろみそのポンペむりスの暩嚁を、諞囜民の間で倱墜させるように''' *tertio ut auctoritatem, qua ille maxime apud exteras nationes [[wikt:en:niti#Latin|niti]] videbatur, [[wikt:en:minueret|minueret]], **䞉番目に、あの者<small>ポンペむりス</small>が特に倖囜の諞囜民のもずで支えられおいるず思われおいたずころの<ruby><rb>ご嚁光</rb><rp></rp><rt>アりクトリタス</rt><rp></rp></ruby>をそぐように。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:nitor|nÄ«tÄ«]] [奪栌] 「に支えられおいる」<br> ⇒ [[wikt:en:auctoritatem|auctōritātem]], [[wikt:en:qui#Latin|quā]] [奪栌] [[wikt:en:niti#Latin|niti]] videbatur, [[wikt:en:minuo|minuere]] 「(圌が)支えられおいるず思われおいたずころのご嚁光をそぐ」</span> *cum fama per <u>[[wikt:en:orbem|orbem]] terrarum</u> <u>[[wikt:en:percrebuisset|percrebuisset]]</u> illum a Caesare [[wikt:en:obsideri|obsideri]] neque audere proelio [[wikt:en:dimicare|dimicare]]. **あの者がカ゚サルによっお攻囲されおも<ruby><rb>野倖の䌚戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>で闘うこずを敢行しない、ずいう<ruby><rb>äž–è©•</rb><rp></rp><rt>ファマ</rt><rp></rp></ruby>が党䞖界を通じお<u>広たっおいた</u>その時に。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1間接話法では、䞻語が察栌になり、定動詞が䞍定法になる。<br>      [[wikt:en:fama#Latin|fāma]] [[wikt:en:illum|illum]][察栌] neque [[wikt:en:audere|audēre]][䞍定法] 「圌が敢行しないずいう䞖評(が)」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:orbis|orbis]] [[wikt:en:terrarum|terrārum]] 「党䞖界」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3倚くの写本は、動詞 [[wikt:en:percrebesco|percrēbēscō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・接続法 [[wikt:en:percrebuisset|percrēbuisset]] を蚘すが、<br>䞀郚の写本は、別圢 [[wikt:en:percrebresco|percreb<u>r</u>escō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・接続法 [[wikt:en:percrebruisset|percrēb<u>r</u>uisset]] を蚘す。</span> ===44節=== '''デュッラキりムず海路からの物資補絊を重芖するポンペむりスが、内偎に陣地を構築しおカ゚サルに察抗する''' *①項 [[wikt:en:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] neque a mari [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachio]]que discedere [[wikt:en:volebat|volebat]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、海からも[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]からも遠ざかるこずを望たなかった。 *quod omnem [[wikt:en:adparatum|adparatum]] belli, [[wikt:en:telum|tela]], arma, tormenta ibi [[wikt:en:conlocaverat|conlocaverat]] **ずいうのも、戊争の<ruby><rb>噚具類</rb><rp></rp><rt>アドパラトゥス</rt><rp></rp></ruby> ──投槍や矢などの飛び道具、歊具、投石機── のこずごずくをすでにそこに眮いおあったし、 *frumentumque exercitui navibus [[wikt:en:subportabat|subportabat]], **軍隊ぞの穀物も船団により茞送しおいたからだ。 *<u>neque</u> munitiones Caesaris prohibere [[wikt:en:poterat|poterat]], <u>nisi</u> proelio decertare [[wikt:en:vellet#Latin|vellet]]; **<ruby><rb>野倖の䌚戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>で決着を付けるこずを望たない限り、カ゚サルが<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を巡らすこずを劚げるこずはできなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚neque (= et nōn) , nisi  「しない限り、ない」</span> *quod eo tempore [[wikt:en:statuerat|statuerat]] faciendum non esse. **ポンペむりスはその圓時、そのこず決戊がなされるべきではないず、すでに決意しおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ポンペむりスはそう決意しおいた、ずカ゚サルは蚘すが、その根拠が瀺されおいないので、憶枬かも知れない。<br>ただ、[[#33節|33節]]においお、ポンペむりスは、岳父であるスキピオに、カ゚サルずの戊いのために来揎を急ぐように督促しおいるので、スキピオず合流するたではカ゚サルずの決戊は避けたずいうこずも考えられる。</span> [[画像:Dyrrhachium 48 en.png|thumb|right|400px|'''デュッラキりムの戊い'''の陣地の配眮図。<br>[[w:ドゥラス|デュッラキりム]][[w:la:Dyrrhachium|Dyrrhachium]]から南東ぞ[[w:゚グナティア街道|゚グナティア街道]][[w:la:Via Egnatia|Via Egnatia]]が延び、沿道に䞡軍の陣地が築かれた。<br>デュッラキりムの近郊に、<span style="color:#ff0000;">カ゚サルの本営''Caesar's camp''</span>が眮かれ、<span style="color:#ff0000;">カ゚サルの塁壁</span>が南方ぞ匵り巡らされた。これに察しお、<span style="color:#0000ff;">ポンペむりスの本営Pompey's camp</span>がカ゚サルの本営の近くに眮かれ、<span style="color:#0000ff;">ポンペむりスの塁壁</span>が内呚に匵り巡らされた。]] <br>   '''ポンペむりスの最埌の手段ずは''' *②項 [[wikt:en:relinquebatur|Relinquebatur]] **ポンペむりスにずっお残されおいたのは、 *ut extremam rationem belli sequens **戊争の䞊蚘以倖の最埌の手段に埓っお、 *quam [[wikt:en:plurimos|plurimos]] colles [[wikt:en:occuparet|occuparet]] **できるだけ倚くの䞘陵を占拠しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚quam [圢容詞の最䞊玚] 「できる限り」quam plÅ«rimÄ« 「できる限り倚くの」</span> *et quam [[wikt:en:latissimas|latissimas]] regiones praesidiis [[wikt:en:teneret|teneret]] **できるだけ広倧な領域を守備隊で掌握しお、 *Caesarisque copias, quam maxime [[wikt:en:posset#Latin|posset]], [[wikt:en:distineret|distineret]]; **カ゚サルの軍勢を、できる限り、分散させるこずであった。 *idque accidit. **それは、実際にそうなったのであるが。 <br>   '''ポンペむりスも24か所に山砊を建お、軍銬や駄獣を逊うための陣地を囲い始める''' *③項 Castellis enim XXIV [[wikt:en:effectis|effectis]] **珟に、24か所の<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>が建造されお *XV milia passuum <in> circuitu [[wikt:en:amplexus#Latin|amplexus]] **呚囲15ロヌママむル玄22.5kmが取り囲たれお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<in> は、写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> *hoc spatio [[wikt:en:pabulabatur|pabulabatur]]; **この領域で、秣が城発されおいた。 *multaque erant intra eum locum <u>manu sata</u>, quibus interim iumenta [[wikt:en:pasceret|pasceret]]. **その土地の内郚には、さしあたっお[[w:駄獣|駄獣]]を飌育する手怍えの䜜物がたくさんあったのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sero#Latin|serere]] 「怍える」  完了受動分詞 [[wikt:en:satus#Participle|satus]] 「怍えられた(もの)」  䞭性耇数 [[wikt:en:sata#Latin|sata]] 「䜜物」<br> ⇒ [[wikt:en:manu#Latin|manÅ«]] [[wikt:en:sata#Latin|sata]] 「手で怍えられたもの」「手怍えの䜜物」</span> <br>   '''䞡軍が、互いにすき間なく塁壁を築いお、盞手の突入を防ごうずする''' *④項 Atque <u>ut</u> nostri [[wikt:en:perpetuas#Latin|perpetuas]] munitiones [[wikt:en:habebant|habebant]] [[wikt:en:perductas|perductas]] ex castellis in proxima castella, **そのうえ、我が方カ゚サル勢は、<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>から最寄りの山砊に、絶え間ない<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>が匵り巡らされるようにしおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:perduco#Latin|perdÅ«cere]] 「堡塁などを匵り巡らす」  完了受動分詞 [[wikt:en:perductus|perductus]]</span> *<u>nequo loco</u> [[wikt:en:erumperent|erumperent]] Pompeiani ac nostros post tergum [[wikt:en:adorirentur|adorirentur]] [timebant], **<u>どこからも</u>、ポンペむりス勢が突き砎っお、我が方を背埌から攻撃するこずが<u>ないように</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1nēquō '''[[wikt:en:ne quo|nē quō]]'''[接続法]    [[wikt:en:ne#Latin|nē]]  副詞 [[wikt:en:aliquo|aliquō]] 䞍定代名詞 [[wikt:en:aliquis|aliquis]]の単数奪栌。 ここでは、<br><u>nēquō locō</u> [[wikt:en:ne quo|nē quō]] locō [接続法]   [[wikt:en:ne#Latin|nē]]  䞍定圢容詞 [[wikt:en:aliqui|aliquō]]  locō[単数奪栌] 「どこからもないように」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2写本にある [timebant] 怖れおいたは削陀提案されおいる。</span> *<u>ita</u> illi interiore spatio perpetuas munitiones [[wikt:en:efficiebant|efficiebant]], **それず同様に、あや぀ら<small>ポンペむりス勢</small>も、内偎の空間に、絶え間ない<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を建おおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ut , ita  「ず同様に」「のように」</span> *<u>nequem locum</u> nostri intrare atque ipsos a tergo circumvenire possent. **我が方<small>カ゚サル勢</small>が<u>どこかぞ</u>突入しお<small>ポンペむりス勢</small>自身を背埌から取り囲むこずができない<u>ように</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚nēquem nē quem [[wikt:en:locum#Latin|locum]] [接続法]  nē  䞍定圢容詞 [[wikt:en:aliquis|aliquem]]  locum 「どこをもないように」</span> <br>   '''兵の数が倚く、造る陣地の芏暡がより小さいポンペむりス勢が有利''' *⑀項 Sed illi [[wikt:en:operibus|operibus]] [[wikt:en:vincebant|vincebant]], **けれども、あや぀ら<small>ポンペむりス勢</small>は、<ruby><rb>堡塁工事</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>においお圧倒しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:opus#Latin|opus]] 「構造物、堡塁」もしくは「䜜業、工事」</span> *quod et numero militum [[wikt:en:praestabant|praestabant]] **ずいうのも、ポンペむりス勢は、カ゚サル勢を兵士たちの数においお<ruby><rb>[[wikt:凌駕|凌駕]]</rb><rp></rp><rt>りょうが</rt><rp></rp></ruby>しおいたし、 *et [[wikt:en:interior#Latin|interiore]] spatio [[wikt:en:minorem|minorem]] [[wikt:en:circuitum|circuitum]] habebant. **より内偎の空間で、より小さい呚囲を保っおいたからだ。 <br>   '''ポンペむりスが、飛び道具を持った郚隊を芁所に掟兵する''' *⑥項 <u>Quae cum</u> erant loca Caesari capienda, **<u>それらの</u>土地が、カ゚サルにずっお、占拠されるべきであった<u>ずきに</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、倚くの写本では quae <small>[関係圢容詞]</small> cum <small>[時を瀺す接続詞]</small> ずなっおいるが、<br>䟋えば [[wikt:en:quaecumque|quaecumque]] 「カ゚サルにずっお占拠されるべき土地は どこであれ」ずする修正提案などがある。<br>※ [[wikt:en:quaecumque|quaecumque]]  [[wikt:en:quacumque|quācumque]]  䞍定代名詞 [[wikt:en:quicumque|quÄ«cumque]]</span> *<u>etsi</u> prohibere Pompeius totis copiis et dimicare non [[wikt:en:constituerat|constituerat]], **<u>たずえ</u>、ポンペむりスが、党軍勢をもっおカ゚サルを<ruby><rb>邪魔</rb><rp></rp><rt>じゃた</rt><rp></rp></ruby>するこずず、合戊するこずを決心しおいなかった<u>ずしおも</u>、 *<u>tamen</u> <u>suis</u> locis [[w:la:Sagittarius (pugnator)|sagittarios]] [[wikt:en:funditor|funditoresque]] [[wikt:en:mittebat|mittebat]], **<u>それでも</u>、<u>奜郜合な</u>地点に、匓兵たちや投石兵たちを掟遣しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:etsi#Latin|etsÄ«]] , [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]]  「たずえずしおも、それでも」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2再垰所有圢容詞 suus <small>([[wikt:fr:suus|fr]])</small> は、奜郜合な <small>(''[[wikt:fr:propice|fr:propice]]'')</small>、有利な <small>(''[[wikt:fr:favorable|fr:favorable]]'')</small> ずいう意味も持぀。</span> *quorum magnum [[wikt:en:habebat|habebat]] numerum, **ポンペむりスはそれらの倚数を保持しおいたのだ。 <br>   '''カ゚サル勢が、ポンペむりス勢の飛び道具ぞの防護に努める''' *⑊項 multique ex nostris [[wikt:en:vulnerabantur|vulnerabantur]] **我が方カ゚サル勢のうち、倚くの者たちが飛び道具により負傷させられおおり、 [[画像:Roman soldier in tunica cooking.jpg|thumb|right|300px|叀代ロヌマの兵士たちが着甚しおいた'''トゥニカ'''[[w:la:Tunica|Tunica]][[w:チュニック|チュニック]]の再珟。この䞊から甲冑を装着しおいた。]] *magnusque [[wikt:en:incesserat|incesserat]] timor sagittarum, **敵方が攟぀矢ぞの倧きな恐怖がカ゚サル勢にふりかかっおいた。 *atque omnes fere milites **そしおたた、ほがすべおのカ゚サル勢の兵士たちが、 *aut ex coactis **あるいは [[w:フェルト|フェルト生地]]から、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚coacta <small>([[wikt:fr:coacta|fr]])</small> 「フェルト生地 <small>(''[[wikt:fr:feutre|fr:feutre]]'')</small>」たたは「圧瞮された矊毛 <small>(''[[wikt:fr:laine|fr:laine]]s foulées'')</small>」。</span> *aut ex centonibus **あるいは ぀ぎはぎ现工から、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:cento#Latin|centō]] 「぀ぎはぎ现工、パッチワヌク」</span> *aut ex [[wikt:en:coriis|coriis]] **あるいは 毛皮から、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:corium#Latin|corium]] 「毛皮、皮革」</span> *[[wikt:en:tunica#Latin|tunica]]s aut [[wikt:en:tegimentum|tegimenta]] [[wikt:en:fecerant|fecerant]], quibus tela [[wikt:en:vitarent|vitarent]]. **飛び道具を避けるべく、<ruby><rb>[[w:チュニック|胎着]]</rb><rp></rp><rt>トゥニカ</rt><rp></rp></ruby> あるいは <ruby><rb>防護衣</rb><rp></rp><rt>テギメントゥム</rt><rp></rp></ruby>を䜜っおおいたのだった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tunica#Latin|tunica]] 「トゥニカ[[w:チュニック|チュニック]]」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:tegimentum|tegimentum]] 「<ruby><rb>芆</rb><rp></rp><rt>おお</rt><rp></rp></ruby>い」、あるいは「<ruby><rb>[[w:鎧|鎧]]</rb><rp></rp><rt>よろい</rt><rp></rp></ruby>」たたは「䞊着」</span> ==デュッラキりムの戊い(2)─倧陣地戊の展開== ===45節=== '''カ゚サルの第9軍団が陣地を築いおいるず、ポンペむりス勢が阻止しようずする''' *①項 In [[wikt:en:occupandis|occupandis]] <u>[[wikt:en:praesidiis|praesidiis]]</u> magna [[wikt:en:vi#Latin|vi]] uterque [[wikt:en:nitebatur|nitebatur]]: **<ruby><rb><u>陣地</u></rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>を占拠するこずにおいお、䞡者ずもたいぞんな<ruby><rb>勢い</rb><rp></rp><rt>りィス</rt><rp></rp></ruby>で争っおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:praesidium#Latin|praesidium]] は、『内乱蚘』では「守備隊」のような意味で甚いられるこずが倚いが、<br>     ここでは「城砊、ずりで」たたは「陣地」を指すず思われる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:nitor#Latin|nÄ«tÄ«]] 「力をこめる」「努力する」あるいは「争う」</span> *Caesar, ut <u>quam angustissime</u> Pompeium [[wikt:en:contineret|contineret]], **カ゚サルずいえば、ポンペむりスを<u>できるかぎり狭い範囲に</u>閉じ蟌めおおこうずしおいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚angustē 副詞「狭く」「狭い範囲に」 最䞊玚 angustissimē quam angustissimē 「できるかぎり狭く」</span> *[[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]], ut <u>quam [[wikt:en:plurimos|plurimos]]</u> colles <u>quam [[wikt:en:maximo|maximo]]</u> circuitu [[wikt:en:occuparet|occuparet]]; **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]ずいえば、<u>できるかぎり倚くの</u>䞘陵を、<u>できるかぎり倧がかりな</u>倖呚で占拠しようずしおいた。 *[[wikt:en:crebra|crebra]]que ob eam causam [[wikt:en:proelia|proelia]] [[wikt:en:fiebant|fiebant]]. **その<ruby><rb>目的</rb><rp></rp><rt>カりサ</rt><rp></rp></ruby>のために、たびたび<ruby><rb>歊力衝突</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>が生じおいた。 <br>   '''ポンペむりス勢が、カ゚サルの第9軍団の工事を劚げようずする''' *②項 In [[wikt:en:his#Latin|his]] **これらの歊力衝突においお、 *cum legio Caesaris [[wikt:en:nona#Latin|nona]] praesidium <u>quoddam</u> [[wikt:en:occupavisset|occupavisset]] et [[wikt:en:munio#Latin|munire]] [[wikt:en:coepisset|coepisset]], **カ゚サルの第9軍団が、<u>ずある</u><ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>をすでに占拠しお堡塁で固めようずしおいたずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quoddam|quoddam]] は、䞍定圢容詞 [[wikt:en:quidam#Adjective|quÄ«dam, quaedam, quoddam]] 「ある」の䞭性単数・察栌。</span> *huic loco [[wikt:en:propinquum|propinquum]] et [[wikt:en:contrarium|contrarium]] collem Pompeius [[wikt:en:occupavit|occupavit]] **この地点に近接しおいる向かい合わせの䞘陵を、ポンペむりスが占拠しお、 *nostrosque [[wikt:en:opere#Latin|opere]] [[wikt:en:prohibere|prohibere]] [[wikt:en:coepit|coepit]]; **我が方カ゚サル勢を、<ruby><rb>堡塁工事</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>においお、<ruby><rb>邪魔</rb><rp></rp><rt>じゃた</rt><rp></rp></ruby>し始めた。 <br> *③項 et <u>cum</u> una ex parte prope aequum aditum haberet, **第9軍団の陣地は、ポンペむりス偎の䞀方向から、ほが平らな接近路を持っおいた<u>ので</u>、 *<u>primum</u> [[wikt:en:sagittariis|sagittariis]] [[wikt:en:funditoribus|funditoribus]]que [[wikt:en:circumicio|circumiectis]], **ポンペむりス勢は<u>たず</u>、匓兵たちず投石兵たちずで包囲しお、 *<u>postea</u> levis armaturae magna multitudine missa **<u>それから</u>、軜歊装の倧勢の歩兵を掟遣しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:primum|prÄ«mum]] , [[wikt:en:postea#Latin|posteā]]  「たず、それから」</span> *[[wikt:en:tormentis#Latin|tormentis]]que [[wikt:en:prolatis|prolatis]] **<ruby><rb>投石機</rb><rp></rp><rt>トルメントゥム</rt><rp></rp></ruby>を前進させお、 *munitiones [[wikt:en:impediebat|impediebat]]; **第9軍団が塁壁を巡らすこずを劚げおいた。 *neque erat facile nostris uno tempore [[wikt:en:propugnare|propugnare]] et [[wikt:en:munire|munire]]. **我が方にずっお、<ruby><rb>䞀時</rb><rp></rp><rt>いちどき</rt><rp></rp></ruby>に、防戊し぀぀防備を固めるこずは、たやすくはなかった。 <br>   '''芋かねたカ゚サルが、第9軍団に撀退を呜じる''' *④項 Caesar <u>cum</u> suos ex omnibus partibus [[wikt:en:vulnerari#Latin|vulnerari]] [[wikt:en:videret|videret]], **カ゚サルは、すべおの方面で配䞋の者たちが負傷させられおいるのを芋おいた<u>ので</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚接続詞 cum [接続法] で理由などを瀺す 「ので」。</span> *[[wikt:en:recipere|recipere]] se [[wikt:en:iussit|iussit]] et loco [[wikt:en:excedere|excedere]]. **陣地を離れお退华するこずを呜じた。 *Erat per [[wikt:en:declive#Latin|declive]] receptus. **退华は、傟斜地を降るものであった。 <br> *⑀項 Illi autem <u>hoc</u> <u>acrius</u> [[wikt:en:instabant|instabant]] neque [[wikt:en:regredi|regredi]] nostros [[wikt:en:patiebantur|patiebantur]], <u>quod</u> timore [[wikt:en:adducti|adducti]] locum [[wikt:en:relinquere|relinquere]] [[wikt:en:videbantur|videbantur]]. **そのうえ、恐怖に陥らされお陣地を断念したように思われおいた<u>ので、なおさら</u>、あや぀らは、<u>より激しく</u>迫っお来お、我が方が撀退するこずを黙認しなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:acriter|ācriter]] 副詞「激しく」  比范玚 ācrius 「より激しく」</span> <br>   '''ポンペむりスが、味方が勝぀ず豪語する''' *⑥項 <u>[[wikt:en:dicitur|Dicitur]]</u> eo tempore [[wikt:en:glorians|glorians]] apud suos Pompeius <u>[[wikt:en:dixisse|dixisse]]</u>, **その時に、ポンペむりスは、配䞋の者たちの面前で、勝ち誇っお以䞋のように<u>蚀い攟ったず蚀われおいる</u>。 *<u>non</u> [[wikt:en:recusare#Latin|recusare]] se, <u>quin</u> [[wikt:en:nullius|nullius]] [[wikt:en:usus#Latin|usus]] imperator <u>[[wikt:en:existimaretur|existimaretur]]</u>, **自分は、<ruby><rb>将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>ずしお䜕ら圹に立たないず<u>思われおも</u>異議を唱え<u>ない</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:non#Latin|nōn]] , [[wikt:en:quin#Latin|quÄ«n]] [接続法] 「こずにない」</span> *si sine maximo detrimento legiones Caesaris sese [[wikt:en:recepissent|recepissent]] <u>inde, quo</u> [[wikt:en:temere#Latin|temere]] essent [[wikt:en:progressae|progressae]]. **もし仮に、カ゚サルの諞軍団が、無分別にも進み出おしたった<u>その所から</u>倧きな損倱もなしに垰陣しえたならばの話だが。 ===46節=== '''カ゚サルが防護策を講じ、第9軍団が反攻に転じお、ポンペむりス勢を撃退する''' [[画像:Faschinen01.JPG|thumb|right|300px|<ruby><rb>[[w:粗朶|粗朶]]</rb><rp></rp><rt>そだ</rt><rp></rp></ruby> <small>(''[[wikt:en:fascine#English|en:fascine]]'')</small> の䟋。切り取った现い朚の枝を集めお束状にしたものである。軍事䞊の甚途ずしおは、<ruby><rb>[[w:塹壕|塹壕]]</rb><rp></rp><rt>ざんごう</rt><rp></rp></ruby>を埋めたり、[[w:野戊築城|野戊築城]]の構築などに甚いられる。]] *①項 Caesar [[wikt:en:receptui|receptui]] suorum [[wikt:en:timens#Latin|timens]] **カ゚サルは、配䞋の者たちの退华が気がかりになっお、 *[[wikt:en:crates#Latin|crates]] ad extremum tumulum contra hostem [[wikt:en:proferri|proferri]] et adversas [[wikt:en:locari|locari]], **<ruby><rb>粗朶</rb><rp></rp><rt>そだ</rt><rp></rp></ruby>を、䞘の倖瞁の蟺りに、敵方に面しお運び進めお敵方に向かい合うように配眮するこずを呜じ、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:cratis|crātis]] 「枝線み现工 <small>(''[[wikt:en:wickerwork|en:wickerwork]]'')</small>」たたは「[[w:粗朶|粗朶]] <small>(''[[wikt:en:fascine#English|en:fascine]]'')</small>」</span> *intra has mediocri latitudine fossam [[wikt:en:tectis|tectis]] militibus obduci iussit **これらの粗朶の内偎で防埡された兵士たちによっお、暙準的な幅の堀を掘り進めるこずを呜じお、 *locumque in omnis partes quam maxime impediri. **すべおの方面で、<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>ロクス</rt><rp></rp></ruby>ができるかぎり敵から通せんがされるように呜じた。 <br> *②項 Ipse idoneis locis funditores [[wikt:en:instruxit|instruxit]], **カ゚サル自身は、適圓な箇所に投石兵たちを敎列させお、 *<u>ut</u> praesidio nostris se [[wikt:en:recipientibus|recipientibus]] <u>essent</u>. **戻っおくる我が方の将兵たちにずっお<ruby><rb>揎護</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby><u>ずなるようにした</u>。 *<u>His rebus completis</u> legionem [[wikt:en:reduci#Latin|reduci]] iussit. **<u>これらの事が成し遂げられるず</u>、第9軍団が撀退させられるこずを呜じた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#hÄ«s rēbus complētÄ«s これらの事が果たされお / これらの事が完了しお|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> <br>   '''ポンペむりス勢が、障害物を突砎しおカ゚サル勢に迫る''' *③項 Pompeiani hoc <u>insolentius</u> atque <u>audacius</u> **ポンペむりス勢は、このこずにより、<u>よりふおぶおしく</u>、<u>より恐れを知らずに</u> **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:insolenter|insolenter]] 副詞「傲慢に、暪柄に」  比范玚 [[wikt:en:insolentius|insolentius]] 「より傲慢に、より暪柄に」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:audaciter|audāc<u>i</u>ter]] 副詞「倧胆に、勇敢に」あるいは「無謀に」  比范玚 audācius 「より倧胆に、より勇敢に」あるいは「より無謀に」。<br>別圢 [[wikt:en:audacter|audacter]]  比范玚 [[wikt:en:audactius|audac<u>t</u>ius]]</span> *nostros [[wikt:en:premere#Verb_3|premere]] et [[wikt:en:instare#Latin|instare]] [[wikt:en:coeperunt|coeperunt]], **我が方を猛远しお、差し迫りだした。 *cratesque pro munitione <u>[[wikt:en:obiectus|obiectas]]</u> [[wikt:en:propulerunt|propulerunt]], **そしお、防埡のために<u>敵方の前に眮かれた</u><ruby><rb>粗朶</rb><rp></rp><rt>そだ</rt><rp></rp></ruby>を<u>前方ぞ抌しやっお</u> **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:obicio|ōbicere]] 「障害物ずしお前に眮く」  完了受動分詞 [[wikt:en:obiectus|ōbiectus]]  女性耇数察栌 ōbiectās</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:propello#Latin|prōpellere]] 「前ぞ抌しやる」  人称耇数<u>完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:propulerunt|prōpulērunt]]</span> *ut fossas [[wikt:en:transcenderent|transcenderent]]. **堀を枡ろうずした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<ruby><rb>粗朶</rb><rp></rp><rt>そだ</rt><rp></rp></ruby> は、もずもず<ruby><rb>[[w:塹壕|塹壕]]</rb><rp></rp><rt>ざんごう</rt><rp></rp></ruby>や堀を埋めお枡るためにも䜿われるものであるから、そうしたのかも知れない。</span> <br>   '''カ゚サルが、アントニりスを通じお、第9軍団を反撃に奮い立たせる''' *④項 Quod <u>cum</u> [[wikt:en:animadvertisset|animadvertisset]] Caesar, **カ゚サルは、そのこずにすでに気が付いおいた<u>ので</u>、 *<u>[[wikt:en:veritus|veritus]], ne</u> non [[wikt:en:reducti|reducti]], sed [[wikt:en:deiecti|deiecti]] <u>[[wikt:en:viderentur|viderentur]]</u> maiusque detrimentum <u>[[wikt:en:caperetur|caperetur]]</u>, **カ゚サル勢が撀退しおいるのではなく陣地から駆逐されおいる<u>ず思われるのではないか</u>、そしおより倧きな敗北を<u>喫するのではないか、ず恐れお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:vereor|verēri]] ‎[[wikt:en:ne#Conjunction_4|nē]] [接続法] 「ではないか、ず恐れる」</span> *<u>a medio</u> fere <u>spatio</u> suos per [[w:la:Marcus Antonius|Antonium]], qui ei legioni [[wikt:en:praeerat|praeerat]], [[wikt:en:cohortatus|cohortatus]] **撀退の<u>道のりの</u>ほが<u>䞭間においお</u>、その軍団を統率しおいた[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]を通じお、配䞋の者たちに<ruby><rb>発砎</rb><rp></rp><rt>ハッパ</rt><rp></rp></ruby>をかけお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:a#Etymology_3_7|ā]] [[wikt:en:medium#Noun_3|mediō]] [[wikt:en:spatio|spatiō]] 「道のりの䞭間においお」</span> [[画像:Malta - ZebbugM - Good Friday 022 ies.jpg|thumb|right|300px|叀代ロヌマ時代のラッパ[[:c:Category:Roman tuba|Roman tuba]]]] *[[wikt:en:tuba#Latin|tuba]] signum [[wikt:en:dari#Latin|dari]] atque in hostes [[wikt:en:impetum|impetum]] [[wikt:en:fieri#Latin|fieri]] [[wikt:en:iussit|iussit]]. **ラッパで<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>を出しお、敵方に突撃を敢行するこずを呜じた。 <br>   '''カ゚サルの第9軍団が、突進しお、ポンペむりス勢を撃退する''' *⑀項 Milites legionis VIIII<sub>([[wikt:en:nonae|nonae]])</sub> subito <u>[[wikt:en:conspirati|conspirati]]</u> [[w:la:Pilum|pila]] [[wikt:en:coniecerunt|coniecerunt]] **第9軍団の兵士たちは、たちたち<u>気脈を通じ合っお</u>、<ruby><rb>[[w:ピルム|投げ槍]]</rb><rp></rp><rt>ピルム</rt><rp></rp></ruby>を投げ぀けお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conspiro#Latin|cōnspÄ«rāre]] 「共鳎する」「䞀臎、調和する」あるいは「共謀する」<br>    完了受動分詞 [[wikt:en:conspiratus|cōnspÄ«rātus]]  男性耇数䞻栌 [[wikt:en:conspirati|cōnspÄ«rātÄ«]]</span> *et ex [[wikt:en:inferior#Latin|inferiore]] loco [[wikt:en:adversus|adversus]] [[wikt:en:clivum|clivum]] [[wikt:en:incitati#Lati|incitati]] [[wikt:en:cursus#Noun_4|cursu]] **より䜎い地点から、<ruby><rb>䞊り坂</rb><rp></rp><rt>クリりス</rt><rp></rp></ruby>に向かっお、駆け足で急いで、 *<u>praecipites</u> Pompeianos [[wikt:en:egerunt|egerunt]] **ポンペむりス勢を<u>あたふた</u>させお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praeceps|praeceps]] 圢容詞「あわおふためいお <small>''[http://ejje.weblio.jp/content/headlong en:headlong]''</small>」  男性耇数察栌 [[wikt:en:praecipites|praecipitēs]]</span> *et <u>terga vertere</u> [[wikt:en:coegerunt|coegerunt]]; **<u>敗走するこず</u>を匷いた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:terga#Latin|terga]] [[wikt:en:verto#Latin|vertere]] 「敵に背䞭を向ける(こず)」「敗走する(こず)」</span> *quibus ad recipiendum **そや぀らポンペむりス勢にずっお、退华するためには、 *crates <u>directae</u> **<u>散らばった</u><ruby><rb>粗朶</rb><rp></rp><rt>そだ</rt><rp></rp></ruby>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では [[wikt:en:derectae|dērectae]] 「たっすぐな、垂盎な、氎平な」あるいは [[wikt:en:directus|dÄ«rectae]] 「たっすぐな」たたは「散らばった <small>''[[wikt:en:scattered|scattered]]''</small>」などがあり、<br>修正提案ずしお [[wikt:en:deiectae|dēiectae]] 「攟り投げられた」、[[wikt:en:dereptae|dēreptae]] 「匕き裂かれた、もぎ取られた」、[[wikt:en:disiectae|disiectae]] 「散らばった」などがある。</span> *[[wikt:en:longurii|longurii]]que [[wikt:en:obiectus|obiecti]] **障害物ずしお投げ出された 長い棒、 *et [[wikt:en:institutae|institutae]] fossae **および、着工されおいた堀が、 *magno impedimento fuerunt. **ポンペむりス勢の退华にずっお倧きな劚げずなっおいたのである。 <br> *⑥項 Nostri vero, qui satis [[wikt:en:habebant|habebant]] sine detrimento [[wikt:en:discedere#Verb_2|discedere]], **その䞀方で、我が方カ゚サル勢は、損倱なしに撀収するこずで十分だず思っおいたが、 *compluribus interfectis, **ポンペむりス勢のうちかなりの者たちが<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>されたのに、 *V <u>omnino</u> suorum [[wikt:en:amissis|amissis]] **カ゚サル勢は、たったの蚈5名を亡くしただけで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:omnino|omnÄ«nō]] 副詞「党郚で、合蚈で」</span> *<u>quietissime</u> <u>se</u> [[wikt:en:receperunt|receperunt]] **<u>心安らかに</u>垰陣した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[http://micmap.org/dicfro/search/gaffiot/quiete quiētē] 副詞「静かに、穏やかに」  最䞊玚 quiētissimē 「実に穏やかに」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2se は䞀郚の写本にあるが、倚くの写本にはない。</span> <br>   '''カ゚サル勢が堡塁工事を完了する''' *pauloque <u>citra</u> eum locum aliis [[wikt:en:comprehensis|comprehensis]] collibus **その堎所の少しこちら偎にお、別のいく぀かの䞘陵を占領しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:citra#Latin|citrā]]  「のこちら偎に」</span> *munitiones [[wikt:en:perfecerunt|perfecerunt]]. **<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を完成させた。 ===47節=== '''ポンペむりス勢の糧秣・物資の豊富さ。カ゚サル勢が、圌我の兵力差ず糧秣䞍足に苊悩する''' <br>   '''未知なる、䞊倖れた倧攻囲戊''' *①項 Erat <u>nova</u> et <u>inusitata</u> belli ratio **このデュッラキりムの戊いにおける戊争の方法は、新奇で、<ruby><rb>途蜍</rb><rp></rp><rt>ずお぀</rt><rp></rp></ruby>もないものであった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:novus#Latin|novus, -a, -um]] 「新しい」「未知の、未経隓の」「普通でない」。叀代ロヌマでは、あたり良い意味を持たない。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:usitatus|Å«sitātus, -a, -um]] 「慣䟋の、平垞通りの」←→ [[wikt:en:inusitata#Latin|inÅ«sitātus, -a, -um]] 「特異な、通垞でない、尋垞でない」</span> *<u>'''cum'''</u> <u>[[wikt:en:tot#Latin|tot]]</u> [[wikt:en:castellorum|castellorum]] numero **<u>これほどおびただしい</u>数の<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>においお、 *<u>[[wikt:en:tanto#Latin|tanto]]</u>que spatio **<u>これほど蚈り知れなく広い</u>領域においお、 *et <u>[[wikt:en:tantis|tantis]]</u> munitionibus **<u>これほど果おしなく長い</u><ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>においお、 *et <u>[[wikt:en:toto#Latin|toto]]</u> obsidionis <u>genere</u>, **<ruby><rb>封鎖</rb><rp></rp><rt>オブシディりム</rt><rp></rp></ruby>の<u>氎も挏らさぬやり方においお</u> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:totus|tōtus]] [[wikt:en:genus#Latin|genus]] 「党䜓的包括的な方匏」あるいは「完党無欠なやり方」  単数奪栌 [[wikt:en:toto#Latin|tōtō]] [[wikt:en:genere#Latin|genere]] 「の点においお」</span> *<u>'''tum'''</u> etiam reliquis rebus. **<u>そればかりではなく</u>、そのほかの物事においおさえ<u>もたた</u>途方もないものであった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚 '''cum''' , '''tum'''  「ばかりではなく、もたた」</span> <br>   '''攻囲戊ず兵糧攻めの原則ずは''' *②項 Nam <u>[[wikt:en:quicumque|quicumque]]</u> alterum obsidere [[wikt:en:conati#Latin|conati]] sunt, **珟に、察戊盞手のもう䞀方を包囲するこずを䌁おた<u>者は誰であれ</u>、 *<u>[[wikt:en:perculsos|perculsos]]</u> atque <u>[[wikt:en:infirmos|infirmos]]</u> hostes [[wikt:en:adorti|adorti]] **<u>打ち砎られ</u>、<u>浮き足立った</u>敵方を攻撃しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:percello|percellere]] 「打ち倒す、ひるたせる」  完了受動分詞 [[wikt:en:perculsus|perculsus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:infirmus|infirmus]] 「匱い、無力な」「臆病な」</span> *aut proelio [[wikt:en:superato#Participle|superatos]] aut <u>aliqua offensione</u> [[wikt:en:permotos|permotos]] [[wikt:en:continuerunt|continuerunt]], **<ruby><rb>歊力衝突</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>で打ち負かされた者たちを、あるいは、<u>䜕らかの攻撃に</u>たじたじずなった者たちを、閉じ蟌めたものだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:aliqui|aliqua]] [[wikt:en:offensio|offensiō]] 「䜕らかの攻撃」あるいは「䜕らかの灜難」  奪栌 aliquā [[wikt:en:offensione|offensiōne]]</span> *cum ipsi numero equitum militumque [[wikt:en:praestarent|praestarent]]; **攻囲する者たち自身は、階兵たちず歩兵たちの数においお、<ruby><rb>[[wikt:en:凌駕|凌駕]]</rb><rp></rp><rt>りょうが</rt><rp></rp></ruby>しおいた堎合に、だ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚『[[w:孫子 (曞物)|孫子]]』謀攻篇では、兵力が敵の10倍ある堎合に敵を包囲しお降䌏させよ、兵力が敵より少ない堎合には䌏兵を残しお逃げよ、ず述べおいる。</span> *causa autem obsidionis <u>haec</u> fere <u>esse [[wikt:en:consuevit|consuevit]], ut</u> frumento hostes [[wikt:en:prohiberent|prohiberent]]. **そのうえ、<ruby><rb>封鎖</rb><rp></rp><rt>オブシディりム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>目的</rb><rp></rp><rt>カりサ</rt><rp></rp></ruby>は、おおむね、敵方の糧道を断぀<u>のが垞であったのだ</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、[[wikt:en:hic#Latin|hic (haec, hoc)]] esse [[wikt:en:consuesco|cōnsuēscere]], ut  「のが垞である」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:frumentum|frÅ«mentō]] [[wikt:en:hostis|hostēs]] [[wikt:en:prohibeo|prohibēre]] 「穀物の補絊においお、敵方を劚害する」「敵方の糧道を断぀」</span> <br>   '''カ゚サル、寡兵よく倧軍を囲む''' *③項 At <u>tum</u> integras atque incolumes copias Caesar [[wikt:en:inferior#Latin|inferiore]] militum numero continebat, **それに察しお、そのずきカ゚サルは、新手で無傷の軍勢を、より少数の兵士たちにより、閉じ蟌めおいた。 *<u>cum</u> illi omnium rerum copia [[wikt:en:abundarent|abundarent]]; **<u>そればかりか、</u>あや぀らポンペむりス勢は、あらゆる物資の<ruby><rb>䟛絊</rb><rp></rp><rt>コピア</rt><rp></rp></ruby>で豊かだったのだ。 *[[wikt:en:cotidie|cotidie]] enim magnus undique navium numerus [[wikt:en:conveniebat|conveniebat]], quae commeatum [[wikt:en:subportarent|subportarent]], **なぜなら、毎日、四方八方から倚数の船団が、生掻物資を茞送するべく、集たっお来おおり、 *<u>neque ullus</u> [[wikt:en:flo#Latin|flare]] ventus poterat, <u>quin</u> [[wikt:en:aliqui|aliqua]] ex parte secundum cursum [[wikt:en:haberent|haberent]]. **どのような颚が吹くこずがあり埗おも、䜕らかの方角から奜郜合な進路を取るこずができたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚盎蚳するず「䜕らかの方角から奜郜合な進路を取り埗ないような、どのような颚も吹くこずができなかった。」<br>[[wikt:en:neque|neque]] [[wikt:en:ullus|ullus]] ○○ , [[wikt:en:quin#Latin|quÄ«n]] [接続法] 「でない、いかなる○○もない」</span> <br>   '''穀物を残らず食べ荒らしたカ゚サル勢が、空きっ腹に苊しむ''' *④項 Ipse autem [[wikt:en:consumptis|consumptis]] omnibus <u>longe lateque</u> frumentis **<ruby><rb>これに反し</rb><rp></rp><rt>アりテム</rt><rp></rp></ruby>、カ゚サル自身は、<u>広範囲に隅々たでの</u>すべおの穀物を消費し切っおしたい、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:longe#Latin|longē]] [[wikt:en:late#Latin|lātē]]que 「遠く広く、あたねく」</span> *[[wikt:en:summis|summis]] erat in [[wikt:en:angustiis|angustiis]]. **食糧欠乏の極みに陥っおいた。 <br> *⑀項 <u>Sed tamen</u> haec <u>singulari patientia</u> milites [[wikt:en:ferebant|ferebant]]. **<u>しかし、それでも</u>、これらのこずに、兵士たちは<u>類いたれなる</u><ruby><rb><u>蟛抱匷</u></rb><rp></rp><rt>しんがうづよ</rt><rp></rp></ruby><u>さをもっお</u>、こらえおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:sed#Latin|sed]] [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]] 「しかし、それでも」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:singularis#Latin|singulāris]] [[wikt:en:patientia|patientia]] 「類いたれなる蟛抱匷さ」  奪栌 [[wikt:en:singulari#Latin|singulārÄ«]] patientiā</span> *Recordabantur enim eadem **すなわち、カ゚サル配䞋の兵士たちは同じこずを思い浮かべおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:recordor|recordārÄ«]] デポネンティア動詞「思い出す」  人称耇数<u>未完了過去</u><u>胜動</u>盎説法 [[wikt:en:recordabantur|recordābantur]]</span> *se superiore anno in [[w:la:Hispania Romana|Hispania]] <u>[[wikt:en:perpessos|perpessos]] </u> **前幎に[[w:ヒスパニア|ヒスパニア]]においお、<u>蟛酞をなめ尜くした</u>自分たちが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:perpetior|perpetÄ«]] 「苊劎を味わう」  完了受動分詞 [[wikt:en:perpessus|perpessus]]</span> *labore et patientia <u>[[wikt:en:maximus|maximum]] bellum</u> [[wikt:en:confecisse|confecisse]]; **苊闘ず蟛抱匷さをもっお、<ruby><rb><u>叀今未曟有の倧戊争</u></rb><rp></rp><rt>マクシムム・ベッルム</rt><rp></rp></ruby>をやり遂げたこず、を。 *<u>meminerant</u> **カ゚サル配䞋の兵士たちは、以䞋のこずも忘れずにいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:memini|meminÄ«]] 「思い出す、芚えおいる」珟圚圢がなく完了の圢で珟圚を、過去完了の圢で未完了過去を衚わす<br>   過去完了の圢で未完了過去・人称耇数 [[wikt:en:meminerant|meminerant]]</span> *ad [[w:la:Alesiae pugna|Alesiam]] magnam se inopiam perpessos, **[[w:アレシアの戊い|アレシアの攻囲戊]]では、倧倉な<ruby><rb>(食糧)䞍足</rb><rp></rp><rt>むノピア</rt><rp></rp></ruby>を味わった自分たちが、 *[[wikt:en:multo#Etymology_2|multo]] etiam maiorem ad [[w:en:Avaricum|Avaricum]], **さらに、[[w:アりァリクム包囲戊|アりァリクムの攻囲戊]]では、はるかに倧倉だったが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[ガリア戊蚘 第7å·»#17節|『ガリア戊蚘』第7å·»17節]]では、兵士たちが極限的な飢えに耐えるほどになった、などず述べられおいる。</span> *maximarum <u>se</u> gentium victores [[wikt:en:discessisse|discessisse]]. **自分たちは最倧玚の諞郚族ぞの勝利者ずなったこずを忘れずにいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:maximus|maxima]] [[wikt:en:gens#Latin|gēns]] 「最倧の郚族」  耇数属栌 [[wikt:en:maximarum|maximārum]] [[wikt:en:gentium|gentium]] 「最倧玚の諞郚族の」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚の再垰代名詞は、写本にあるが、削陀提案されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:discedo|discēdere]] 「戊争などでずなる」 ⇒ [[wikt:en:victores|victōrēs]] [[wikt:en:discessisse|discessisse]] 「勝利者ずなったこず」</span> <br> *⑥項 Non illis <u>hordeum</u> <u>cum [[wikt:en:daretur|daretur]]</u>, **あの者らカ゚サル配䞋の兵士たちに、<ruby><rb>[[w:オオムギ|倧麊]]</rb><rp></rp><rt>ホルデりム</rt><rp></rp></ruby>が<u>䞎えられたずしおも</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、 cum [接続法] で譲歩を衚わす。「ずしおも」。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2ordeum はβ系写本にある蚘述だが、校蚂者たちは [[wikt:en:hordeum|hordeum]] ずしおいる。意味は、同じく「小麊」。</span> *non [[wikt:en:legumina|legumina]] [[wikt:en:recusabant|recusabant]]; **<ruby><rb>豆類</rb><rp></rp><rt>レグメン</rt><rp></rp></ruby>を䞎えられおも、圌らは拒たなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:la:Legumen|legumen]] 「[[w:豆果|豆類]]」。[[w:゚ンドり|゚ンドり(マメ)]]<small>''([[w:fr:Pois cultivé|fr:pois]])''</small>、[[w:むンゲンマメ|むンゲンマメ]] <small>''([[w:fr:Haricot|fr:haricot]])''</small> のような、さや豆が想定される。</span> *[[wikt:en:pecus|pecus]] vero, cuius rei summa erat ex [[w:la:Epirus (regio historica)|Epiro]] copia, magno in honore [[wikt:en:habebant|habebant]]. **さらに、<ruby><rb>家畜</rb><rp></rp><rt>ペクス</rt><rp></rp></ruby>は、[[w:むピロス|゚ピルス]]からの䟛絊の総数が豊富であっお、兵士たちは倧いなる謝意を衚わしおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:la:Pecus|pecus]] 「家畜」。ラテン語では、特に[[w:ヒツゞ|ヒツゞ]]を指すこずが倚い。</span> <br> {| class="wikitable" style="width:70%;vertical-align:top;" ! |[[w:la:Triticum (genus)|triticum]][[w:コムギ|小麊]] !! [[w:la:Hordeum|hordeum]][[w:オオムギ|倧麊]]!! [[w:la:Legumen|legumen]]豆類!! [[w:la:Pecus|pecus]]家畜ヒツゞ |- | [[画像:Wheat and wheat based foods.jpg|thumb|right|200px|]]<br>小麊ず小麊加工食品 || style="vertical-align:bottom" |[[画像:The Grains.jpg|thumb|right|200px|]]<br>倧麊、[[w:゚ンバク|燕麊]]などを含む食品 || style="vertical-align:bottom" |[[画像:Green pea pod 8866.jpg|thumb|right|150px|]]<br>゚ンドりマメ|| style="vertical-align:bottom" |[[画像:Flock of sheep.jpg|thumb|right|200px|]]<br>ヒツゞの矀れ |- | style="vertical-align:top" | '''小麊'''は、'''[[w:グルテン|グルテン]]'''ずいう粘り気のある'''[[w:タンパク質|タンパク質]]'''を含み、パンを膚らたせおやわらかく䜜るこずができるため、'''ロヌマ人の䞻食'''であり、欧米人にも重宝されおきた。<br> だが、珟代では、食欲を匷め、血糖倀を䞊昇させやすく、さたざたな生掻習慣病を匕き起こしやすいグルテンの性質から、ダむ゚ットの敵ずみなされおもいる。|| style="vertical-align:top" |'''倧麊'''は、ホルデむンずいう粘り気の少ないタンパク質を含むので、倧麊単独でパンを䜜るのはむずかしい。<br>その反面、グルテンがなく、食物繊維を倚く含むため、珟代では「グルテンフリヌ」の芳点から健康志向の人たちからは奜たれる傟向にある。|| style="vertical-align:top" |'''[[w:゚ンドり|゚ンドり゚ンドりマメ]]'''は、地䞭海沿岞などで今から7000幎前ごろには栜培が始たったず考えられる非垞に叀い豆類。 || style="vertical-align:top" |'''[[w:ヒツゞ|ヒツゞ]]矊'''は、食肉・乳および毛皮を䟛絊する䌝統的な家畜である。<br>むヌ犬・[[w:ダギ|ダギ山矊]]に次いで叀い家畜ずされ、今から8000幎9000幎前には家畜化されたず掚定されおいる。粗食に耐えながらも乳の出の良いダギにはかなり遅れを取っおいたが、ダギよりも脂肪・タンパク質の豊富な䟛絊源ずなりうるこずから、尊重されるようになったず考えられおいる。<br>ラテン語で [[w:la:Pecus|pecus]]家畜ずいう堎合は、特にヒツゞを指すこずが倚い。 |} ===48節=== '''カ゚サル勢が、カラずいう怍物の根から䜜ったパンで飢えをしのぐ''' *①項 Est etiam genus radicis inventum ab iis, qui fuerant <u>ab alebribus</u>, **さらに、<u>栄逊䟡の高いものから</u>成っおいたものから怍物の根の䞀皮が芋い出された。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では valeribus ずなっおいるが、意味が取れないのでさたざたな修正提案が出され、<br>校蚂者によっお異なる案が採甚されおいる。ここでは、クロッツのトむプナヌ版に埓った。このほか、぀ぎのような修正提案がある。<br>in vallibus 「谷間にいた者たちによっお」、 in alaribus 「翌軍支揎軍にいた者たちによっお」</span> *quod [[wikt:en:appellatur|appellatur]] chara, **それはカラず呌ばれおおり、 *quod [[wikt:en:admixtum|admixtum]] lacte multum inopiam [[wikt:en:levabat|levabat]]. **ヒツゞの乳を混ぜ加えるず、倧いに食糧䞍足を軜枛しおいた。 *Id ad [[wikt:en:similitudinem|similitudinem]] [[wikt:en:panis|panis]] [[wikt:en:efficiebant|efficiebant]]. **それでパンに䌌たものを䜜っおいた。 <br> *②項 Eius erat magna copia. **それは豊富にあった。 *Ex hoc [[wikt:en:effectos|effectos]] [[wikt:en:panes#Latin|panes]], **これから䜜られたパンを、 *cum in conloquiis Pompeiani [[wikt:en:famem|famem]] nostris [[wikt:en:obiectarent|obiectarent]], **我が方の<ruby><rb>空腹</rb><rp></rp><rt>ファメス</rt><rp></rp></ruby>に突っ蟌みを入れおいたポンペむりス勢ずの䌚話のずきに、 *[[wikt:en:vulgo#Adverb_2|vulgo]] in eos [[wikt:en:iaciebant|iaciebant]], **倧勢で䞀斉に、圌らに投げ぀けお、 *ut spem eorum [[wikt:en:minuerent|minuerent]]. **圌らの垌望をそこなうようにしおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚この怍物の根で䜜ったパンで飢えをしのぎ、敵に投げ぀けたずいう゚ピ゜ヌドは、<br>ギリシア語で曞かれたプルタルコスの『察比列䌝』<ref>䟋えば、『プルタルコス英雄䌝 䞋』筑摩曞房の長谷川博隆蚳「カ゚サル」p.227228</ref>など倚くの史料に蚘茉されおいる。</span> ===49節=== '''穀物が実っおカ゚サル勢が掻気づき、逆に氎脈を断たれたポンペむりス勢が枇氎に苊しむ''' *①項 Iamque frumenta [[wikt:en:maturescere|maturescere]] [[wikt:en:incipiebant|incipiebant]] **すでに、穀物が成熟し始めおいおおり、 *atque ipsa spes inopiam [[wikt:en:sustentabat|sustentabat]], **カ゚サル勢のたさにその垌望が、食糧䞍足に持ちこたえおいた。 *quod celeriter se [[wikt:en:habituros|habituros]] copiam [[wikt:en:confidebant|confidebant]]; **ずいうのも、自分たちは速やかに倧量の穀物を持぀であろう、ず確信しおいたからだ。 *crebraeque voces militum in vigiliis conloquiisque [[wikt:en:audiebantur|audiebantur]] **寝ずの番をしながら䌚話しおいる兵士たちの声がたびたび聞かれたものだ。 *<u>prius</u> se [[wikt:en:cortice|cortice]] ex [[wikt:en:arboribus|arboribus]] [[wikt:en:victuros|victuros]], <u>quam</u> [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] e manibus [[wikt:en:dimissuros|dimissuros]]. **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]<small>ずいう倧魚</small>を手䞭から逞する<u>くらいなら、むしろ</u>朚の暹皮を食べるこずで生き氞らえるであろう、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:prius|prius]] , [[wikt:en:quam#Conjunction|quam]]  「より、むしろ」</span> <br>   '''ポンペむりス勢が、䞍健康・死臭・苊圹・氎䞍足に匱り切る''' *②項 Libenter etiam ex [[wikt:en:perfugis|perfugis]] [[wikt:en:cognoscebant|cognoscebant]] **さらには、ポンペむりス勢からの<ruby><rb>脱走兵</rb><rp></rp><rt>ペルフガ</rt><rp></rp></ruby>たちから以䞋のこずを知っお喜んでいたものだ。 *equos eorum [[wikt:en:tolerari|tolerari]], **圌らの銬匹は<small>逌を䞎えられお</small>逊われおいるが、 *reliqua vero iumenta [[wikt:en:interisse|interisse]]; **他方で、そのほかの[[w:駄獣|駄獣]]は芋殺しにされおしたった、ず。 *[[wikt:en:uti#Pronunciation_2|uti]] autem ipsos [[wikt:en:valetudine|valetudine]] non bona **圌ら自身もたた䜓調を厩しお、 *<u>cum</u> angustiis loci **<u>䞀方では</u>、土地の狭さにより、 *et [[wikt:en:odor#Latin|odore]] [[wikt:en:taetro|taetro]] ex multitudine [[wikt:en:cadaverum|cadaverum]] **倚数の死䜓からの䞍快な悪臭により、 *et cotidianis laboribus, [[wikt:en:insuetos|insuetos]] operum, **および毎日の劎苊により、<ruby><rb>堡塁工事</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>に慣れず、 *<u>tum</u> aquae summa inopia [[wikt:en:adfectos|adfectos]]. **<u>他方では</u>、氎のこの䞊ない欠乏に消耗しおいる、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:adficio#Latin|adficere]] 「苊しめる、消耗させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:adfectus#Latin|adfectus]] 「苊しめられた、消耗させられた」</span> <br>   '''カ゚サル勢が、氎の流れをせき止める''' *③項 Omnia enim [[wikt:en:flumen#Latin|flumina]] atque omnes [[wikt:en:rivus|rivos]], qui ad mare [[wikt:en:pertinebant|pertinebant]], **なぜなら、海たで及ぶすべおの川、すべおの流れを、 *Caesar aut [[wikt:en:averterat|averterat]] aut magnis operibus [[wikt:en:obstruxerat|obstruxerat]], **カ゚サルが、別の方面ぞそらしおしたったか、あるいは、倧工事で遮断しおしたっおいたからだ。 *atque ut erant loca [[wikt:en:montuosus|montuosa]] et aspera, **山がちで荒れ果おた土地であったゆえに、 *[[wikt:en:angustia#Latin|angustias]] vallium, has [[wikt:en:sublicis|sublicis]] in terram [[wikt:en:demissis|demissis]] [[wikt:en:praesaepserat|praesaepserat]] **峡谷の狭いずころに、<ruby><rb>棒杭</rb><rp></rp><rt>スブリカ</rt><rp></rp></ruby>を地䞭に突き立おるこずによっお、柵を巡らせおおいたうえで、 *terramque <u>adgesserat</u>, ut aquam [[wikt:en:contineret|contineret]]. **氎を封じ蟌めるように、土砂を<u>運んで来おおいた</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:adgero|adgerō<sup>1</sup>, -ere, '''adgessÄ«''', -gestum]] 「運んで来る」  過去完了3人称単数 [[wikt:en:adgesserat|adgesserat]]<br>参考⇒ [[wikt:en:adgero#Etymology_2|adgerō<sup>2</sup>, -āre, '''adgerāvÄ«''', -ātum]] 「積み䞊げる」 過去完了3人称単数 [[wikt:en:adgeraverat|adgerāverat]]</span> <br> *④項 Ita illi [[wikt:en:necessario#Latin|necessario]] loca sequi [[wikt:en:demissa|demissa]] ac [[wikt:en:palustria|palustria]] **このようにしお、あや぀ら<small>ポンペむりス勢</small>は、やむなく、䜎地や沌沢地を求めお、 *et [[wikt:en:puteos|puteos]] [[wikt:en:fodio|fodere]] [[wikt:en:cogebantur|cogebantur]] **<ruby><rb>井戞</rb><rp></rp><rt>プテりス</rt><rp></rp></ruby>を掘るこずを匷いられおいお、 *atque hunc laborem ad cotidiana opera [[wikt:en:addebant|addebant]]; **この骚折りが、毎日の工事に付け加わっおいた。 *qui tamen [[wikt:en:fons#Latin|fontes]] a quibusdam praesidiis [[wikt:en:aberant#Latin|aberant]] longius **にもかかわらず、それらの<ruby><rb>氎源</rb><rp></rp><rt>フォンス</rt><rp></rp></ruby>は、いく぀もの<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>からより遠くに離れおいたし、 *et celeriter [[wikt:en:aestibus|aestibus]] [[wikt:en:exarescebant|exarescebant]]. **暑さによっお、たちたち干䞊がっおいた。 <br>   '''カ゚サル勢の健康が回埩しお、楜芳的になる''' *⑀項 At Caesaris exercitus <cum> [[wikt:en:optimus#Latin|optima]] valetudine **それに察しお、カ゚サルの軍隊は、すこぶる壮健で、 *summaque aquae copia [[wikt:en:utebatur|utebatur]], **この䞊ない豊富な氎を䜿っおいたし、 *<u>tum</u> commeatus omni genere [[wikt:en:praeter|praeter]] frumentum [[wikt:en:abundabat|abundabat]]; **<u>のみならず</u>、穀物のほかにも、あらゆる類いの生掻物資が豊富であった。 *quibus <rebus> cotidie melius <u>[[wikt:en:succurrere|succurrere]]</u> tempus **そのような情勢のもず、日々、時節がより良く向かい぀぀あり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、修正提案の䞀぀で、校蚂者によっお刀断が分かれおいる。</span> *maioremque spem [[wikt:en:maturitate#Latin|maturitate]] frumentorum [[wikt:en:propono#Latin|proponi]] [[wikt:en:videbant|videbant]]. **穀物の成熟により、より倧いなる垌望が瀺されおいるず兵士たちは思っおいたのだ。 ===50節=== '''䞡軍ずも倜襲の新たな戊術を詊みる〔写本が欠萜〕''' *①項 In novo genere belli novae ab utrisque [[wikt:en:bellandi|bellandi]] rationes [[wikt:en:reperiebantur|reperiebantur]]. **新奇な類いの未曟有の戊争においお、戊争する方法が、䞡者によっお工倫されおいた。 *Illi cum animum [[wikt:en:advertissent|advertissent]] ex ignibus nocte cohortes nostras ad munitiones excubare, **あや぀ら<small>ポンペむりス勢</small>は、<small>たいた぀などの</small>火から、倜間に我が方<small>カ゚サル勢</small>の<ruby><rb>歩兵隊</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>が<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>のたもずで譊戒しおいるこずに気づいたので、 *silentio [[wikt:en:adgressi|adgressi]] **音もなく襲っお来お、 *universas inter multitudinem sagittas [[wikt:en:coiciebant|coiciebant]] **倧勢の間に<ruby><rb>侇遍</rb><rp></rp><rt>たんべん</rt><rp></rp></ruby>なく矢をあびせるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:coicio|cōicere]] は [[wikt:en:conicio|cōnicere]] を瞮めた別圢。</span> *et se confestim ad suos [[wikt:en:recipiebant|recipiebant]]. **盎ちに、味方のもずぞ匕き䞊げおいた。 <br> *②項 Quibus rebus nostri [[wikt:en:usu#Latin|usu]] [[wikt:en:docti|docti]] haec [[wikt:en:reperiebant|reperiebant]] remedia, **それらの事態に察しお、我が方は<ruby><rb>経隓</rb><rp></rp><rt>りスス</rt><rp></rp></ruby>に教えられお、以䞋の<ruby><rb>予防策</rb><rp></rp><rt>レメディりム</rt><rp></rp></ruby>を工倫しおいた。 *ut alio loco ignes [[wikt:en:facerent|facerent]], <alio [[wikt:en:excubarent|excubarent]]> . . . **ある堎所で火をおこしお、別の堎所で譊戒しおいたのだ。  **:<span style="color:#009900;">蚳泚1「<ruby><rb>[[w:声東撃西|声東撃西]]</rb><rp></rp><rt>せいずうげきせい</rt><rp></rp></ruby>」ず呌ばれる[[w:陜動|陜動戊術]]の類いであろう。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2< > 内は写本になく、挿入提案されたもの。<br>以䞋、写本の盞圓な郚分が欠萜しおいるず芋られ、次節では別な話題にずんでいる。</span> ===51節=== '''カ゚サルの陣営指揮官プブリりス・スッラが駆け付けお、ポンペむりス勢を撃退するが、深远いを避ける''' *①項 Interim certior factus **そうこうするうちに、ポンペむりス勢の来襲に぀いお報知されるず、 *[[w:en:Publius Cornelius Sulla|P. Sulla]], quem discedens catris [[wikt:en:praefecerat|praefecerat]] Caesar, **カ゚サルが陣営を離れるに圓たっお陣営の指揮官にしおおいたプブリりス・スッラが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚プブリりス・コルネリりス・スッラ ''[[w:en:Publius Cornelius Sulla|Publius Cornelius Sulla]]'' は、有名な独裁官スッラの甥に圓たる。</span> *auxillo cohorti venit cum legionibus duabus; **2個<ruby><rb>軍団</rb><rp></rp><rt>レギオ</rt><rp></rp></ruby>ずずもに<ruby><rb>歩兵隊</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>の支揎にやっお来た。 *cuius adventu facile sunt [[wikt:en:repulsus#Latin|repulsi]] Pompeiani. **圌らの到着により、ポンペむりス勢はたやすく撃退された。 <br> *②項 Neque vero conspectum aut impetum nostrorum [[wikt:en:tulerunt|tulerunt]], **実際、ポンペむりス勢は我が方の県前にずどたらず、あるいは我が方の突撃に持ちこたえずに、 *primisque [[wikt:en:deiectis|deiectis]] **前衛が駆逐されるず、 *reliqui se [[wikt:en:verterunt|verterunt]] et loco [[wikt:en:cesserunt|cesserunt]]. **残りの者たちは、反転しお、戊堎から離れた。 <br>   '''スッラは、深远いすべきだったか''' *③項 Sed [[wikt:en:insequentis|insequentis]] nostros, ne longius [[wikt:en:prosequerentur|prosequerentur]], Sulla [[wikt:en:revocavit|revocavit]]. **けれども、スッラは、あたり遠くぞ远撃するこずがないように、远いかける我が方を呌び戻した。 *At plerique [[wikt:en:existimant|existimant]], **ずころが、倧半の者は以䞋のように思う。 *si acrius insequi [[wikt:en:voluisset|voluisset]], **もし、スッラがより粟力的に远撃するこずを望んでいたならば、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:acriter|ācriter]] 副詞「激しく」「粟力的に」  比范玚 ācrius 「より激しく」「より粟力的に」</span> *bellum eo die [[wikt:en:potuisse|potuisse]] finire. **戊争をその日のうちに終えられたのではないか、ず。 *Cuius consilium [[wikt:en:reprehendendum|reprehendendum]] non [[wikt:en:videtur|videtur]]. **圌スッラの刀断は、責められるべきではない、ず思われる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:reprehendo#Latin|reprehendere]] 「責める」  動圢容詞(未来受動分詞) [[wikt:en:reprehendendus|reprehendendus]] 「責められるべき」</span> <br>   '''副官の刀断が将軍ず異なるのは圓然だ''' *④項 Aliae enim sunt legati partes atque imperatoris; **なぜなら、<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>圹割</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>は異なるからである。 *alter omnia [[wikt:en:ago#Latin|agere]] ad [[wikt:en:praescriptum|praescriptum]], **䞀方<small>副官</small>は、<ruby><rb>指図されたこず</rb><rp></rp><rt>プラ゚スクリプトゥム</rt><rp></rp></ruby>のためにすべおを実行するべきだし、 *alter libere ad summam rerum [[wikt:en:consulere|consulere]] [[wikt:en:debeo#Latin|debet]]. **もう䞀方<small>将軍</small>は、<ruby><rb>軍事行動の党般</rb><rp></rp><rt>スンマ・レルム</rt><rp></rp></ruby>のために、䜜戊䞀぀䞀぀に<ruby><rb>拘束されずに</rb><rp></rp><rt>リベレ</rt><rp></rp></ruby>、察凊するべきである。 <br> *⑀項 Sulla a Caesare castris [[wikt:en:relictus|relictus]] **スッラは、カ゚サルによっお陣営に残留されられたので、 *[[wikt:en:liberatis|liberatis]] suis hoc fuit [[wikt:en:contentus#Adjective|contentus]] **味方を解攟したこのこずで満足しお、 *neque proelio [[wikt:en:decertare|decertare]] [[wikt:en:voluit|voluit]], **戊闘で決着を付けるこずを望たなかったのだ。 *quae res tamen [[wikt:en:fortasse|fortasse]] aliquem [[wikt:en:reciperet|reciperet]] casum, **それでも、ひょっずしお、それらの軍事行動がが䜕らかの<ruby><rb>危機</rb><rp></rp><rt>カスス</rt><rp></rp></ruby>を受けおいたかも知れず、 *ne imperatorias sibi partes [[wikt:en:sumpsisse|sumpsisse]] [[wikt:en:videretur|videretur]]. **自分に察しお、<ruby><rb>将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>の圹割を匕き受けたず思われないようにしおいたのだ。 <br>   '''日が傟き、ポンペむりス勢が進退きわたる''' *⑥項 Pompeianis magnam res ad receptum difficultatem [[wikt:en:adferebat|adferebat]]. **ポンペむりス勢にずっお、<ruby><rb>戊況</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>は、退华のためには倧きな困難を生じおいた。 *Nam ex iniquo [[wikt:en:progressus|progressi]]oco in summo [[wikt:en:consisto#Latin|constiterant]]; **なぜなら、ポンペむりス勢は平らでない堎所から進み出お、山頂にずどたっおいたからだ。 *si per declive sese [[wikt:en:reciperent|reciperent]], nostros ex superiore insequentes loco [[wikt:en:verebantur|verebantur]]; **䞋り斜面を通っお撀退しおいたならば、我が方カ゚サル勢がより高い所から远撃しお来るのではないか、ず怖れおいたのである。 *neque multum ad solis occasum temporis [[wikt:en:supererat|supererat]]; **日没たでに、時間があたり残っおいなかった。 *spe enim conficiendi negotii prope in noctem rem [[wikt:en:duxerant|duxerant]]. **なぜなら、務めを果たすこずを望んで、ほが倜たで<ruby><rb>戊い</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>を長匕かせおいたからだ。 <br>   '''ポンペむりス勢が、急堎しのぎで小山に陣を匵る''' *⑊項 Ita necessario atque ex tempore capto consilio **こうしお、やむを埗ず、䞀時しのぎに䜜戊を立おお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ex tempore|ex tempore]] 「䞀時しのぎに」</span> *[[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:tumulum|tumulum]] [[wikt:en:quendam|quendam]] [[wikt:en:occupavit|occupavit]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、ずある<ruby><rb>小山</rb><rp></rp><rt>トゥムルス</rt><rp></rp></ruby>を占領した。 *qui <u>tantum</u> aberat a nostro castello, <u>ut</u> telum tormento missum [[wikt:en:adigo|adigi]] non posset. **それは、我が方の<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>から離れおいた<u>ので</u>、<ruby><rb>投石機</rb><rp></rp><rt>トルメントゥム</rt><rp></rp></ruby>から発射された飛び道具も投げ぀けられないほどだった。 *Hoc [[wikt:en:consedit|consedit]] loco **ポンペむりス勢はこの地に野営しお、 *atque eum [[wikt:en:communivit|communivit]] **それを堡塁で固めお、 *omnesque ibi copias [[wikt:en:continuit|continuit]]. **そこに、すべおの軍勢を取り蟌んだ。 ===52節=== '''ポンペむりス勢が、カ゚サル勢の兵力分散を意図しお、同時倚発的に攻撃をしかける''' *①項 Eodem tempore duobus [[wikt:en:praeterea|praeterea]] locis pugnatum est; **䞊述の戊いず同じ時期に、さらに二぀の地点で戊われた。 *nam plura castella [[wikt:en:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:pariter|pariter]] [[wikt:en:distinendae|distinendae]] manus causa [[wikt:en:temptaverat|temptaverat]], **なぜなら、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、カ゚サル勢の<ruby><rb>手勢</rb><rp></rp><rt>マヌス</rt><rp></rp></ruby>を分散させる目的で、<ruby><rb>同時に</rb><rp></rp><rt>パリテル</rt><rp></rp></ruby>より倚くの<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>を襲撃しおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:distineo|distinēre]] 「分散させる」  動圢容詞(未来受動分詞) [[wikt:en:distinendus|distinendus]] [動名詞の代甚]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:tempto|temptāre]] 「襲う、攻撃する」  人称単数・過去完了 [[wikt:en:temptaverat|temptāverat]]</span> *ne ex proximis praesidiis [[wikt:en:succurri|succurri]] posset. **最寄りの<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>から、救揎に駆け付けるこずができないようにした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:succurro|succurrere]] 「救う、救揎に駆け付ける」  受動・䞍定法 succurrī</span> <br> *②項 <u>Uno loco</u> Volcacius Tullus [[wikt:en:impetum|impetum]] legionis [[wikt:en:sustinuit|sustinuit]] cohortibus tribus **<u>か所では</u>、カ゚サル配䞋のりォルカキりス・トゥッルスが、ポンペむりスの1個軍団の<ruby><rb>突撃</rb><rp></rp><rt>むンペトゥス</rt><rp></rp></ruby>を、3個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>で螏ん匵っお、 *atque eam loco [[wikt:en:depulit|depulit]]; **その堎から、駆逐した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:depello#Latin|dēpellere]] 「远い払う、駆逐する」  人称単数・完了 [[wikt:en:depulit|dēpulit]]</span> *<u>altero</u> Germani munitiones nostras [[wikt:en:egressi|egressi]] **<u>もうか所では</u>、カ゚サルの階兵隊のゲルマニア人たちが我が方の<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を進発しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:uno#Latin|Å«nō]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] , [[wikt:en:altero#Etymology_2_2|alterō]] (locō)  「か所では、もうか所では」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:egredior|ēgredÄ«]] 「進発する」  完了受動分詞 [[wikt:en:egressus|ēgressus]]</span> *compluribus interfectis **ポンペむりス勢のかなりの者たちが<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>されお、 *sese ad suos incolumes [[wikt:en:receperunt|receperunt]]. **ゲルマニア人たちは無傷で味方のもずぞ匕き䞊げた。 ===53節=== '''カ゚サル勢が有利な戊果を䞊げ、カ゚サルが戊功のある者にほうびを䞎える''' *①項 Ita uno die sex proeliis factis, **このように、䞀日に6床の<ruby><rb>野倖の遭遇戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>が行なわれお、 *tribus ad [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]], **3床は[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]の蟺りで、 *tribus ad munitiones, **3床は<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の蟺りであったが、 *cum horum omnium ratio [[wikt:en:haberetur|haberetur]], **これら党郚の戊瞟の<ruby><rb>勘定</rb><rp></rp><rt>ラティオ</rt><rp></rp></ruby>がなされるず、 *ad duo milia numero ex Pompeianis [[wikt:en:cecidisse|cecidisse]] [[wikt:en:reperiebamus|reperiebamus]], **ポンペむりス勢のうち、2,000名の兵数が<ruby><rb>斃</rb><rp></rp><rt>たお</rt><rp></rp></ruby>れたこずを、我らは芋出しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:cado#Latin|cadere]] 「倒れる、死ぬ」  完了・䞍定法 [[wikt:en:cecidisse|cecidisse]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:reperio|reperÄ«re]] 「芋出す」  人称耇数・未完了過去 [[wikt:en:reperiebamus|reperiēbāmus]]</span> *evocatos centurionesque complures; **<ruby><rb>再召集された兵</rb><rp></rp><rt>゚りォカトゥス</rt><rp></rp></ruby>たちや<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>たちも倚く、 *in eo fuit numero [[w:la:Lucius Valerius Flaccus (praetor 63 a.C.n.)|Valerius Flaccus, L.<sub>(Lucii)</sub>]] filius eius, qui <u>praetor</u> [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asiam]] [[wikt:en:obtinuerat|obtinuerat]]; **その人数の䞭には、りァレリりス・フラックス ──<ruby><rb>前法務官</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>ずしお[[w:アシア属州|属州アシア]]を支配しおいたルキりスの息子── もいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:praetor#Latin|praetor]] は普通は「<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>」を指すが、ここでは [[wikt:en:propraetor#Latin|prōpraetor]] 「<ruby><rb>前法務官</rb><rp></rp><rt>プロプラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>」「属州総督」に同矩であるずず思われる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2ルキりス・りァレリりス・フラックス [[w:la:Lucius Valerius Flaccus (praetor 63 a.C.n.)|Lucius Valerius Flaccus]] は、<br>     BC63幎に<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>を務め、[[w:アシア属州|アシア]]総督に就いた埌、BC54幎に没しおいる。<br>     [[w:マルクス・トゥッリりス・キケロ|キケロ]]の『フラックス匁護』 [[s:la:Pro L. Valerio Flacco|Pro L. Valerio Flacco]] においお匁護された人物ずしお知られおいる。<br>     ここで述べられおいるのは、ルキりスの無名の息子プブリりス・りァレリりス・フラックスである。</span> *signaque sunt militaria sex [[wikt:en:relata#Latin|relata]]. **か぀、カ゚サル勢により6本のポンペむりス勢の軍旗が持ち垰られた。 <br> *②項 Nostri non amplius XX omnibus sunt proeliis [[wikt:en:desiderati#Latin|desiderati]]. **我が方カ゚サル勢は、すべおの遭遇戊においお20名より倚くの兵員を喪倱しおはいなかった。 <br> *③項 Sed in castello <u>nemo</u> <u>fuit</u> [[wikt:en:omnino|omnÄ«nō]] militum, <u>quin</u> [[wikt:en:vulneraretur|vulneraretur]], **けれども、<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>においお、負傷させられおいなかった者は、兵士たちのうち たったくいなかったし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:nemo#Latin|nēmō]] [[wikt:en:est#Latin|est]], [[wikt:en:quin#Latin|quÄ«n]] [接続法] 「でない、いかなる者もいない」<br>     nēmō [[wikt:en:fuit#Latin|fuit]], [[wikt:en:quin#Latin|quÄ«n]] [接続法] 「でない、いかなる者もいなかった」</span> *quattuorque ex una cohorte centuriones <u>oculos</u> [[wikt:en:amiserunt|amiserunt]]. **ある1個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>のうち、4名の<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>が<ruby><rb>芖力</rb><rp></rp><rt>オクリ</rt><rp></rp></ruby>を倱っおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:oculus#Latin|oculus]] 「目」  耇数圢 [[wikt:en:oculi#Latin|oculÄ«]] 「芖力」  察栌 [[wikt:en:oculos#Latin|oculōs]]</span> <br> *④項 Et <u>cum</u> laboris sui periculique testimonium [[wikt:en:adferre|adferre]] [[wikt:en:vellent|vellent]], **カ゚サルの将兵たちは自らの劎苊ず危険の<ruby><rb>蚌明ずなるもの</rb><rp></rp><rt>テスティモニりム</rt><rp></rp></ruby>を提出するこずを望んでいた<u>ので</u>、 *milia sagittarum circiter XXX in castellum [[wikt:en:coniectus#Participle|coniecta]] Caesari [[wikt:fr:renumero|renumeraverunt]], **箄30,000本もの矢が<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>に投じられたず、カ゚サルに報告しおいた。 *[[w:en:Scutum (shield)|scuto]]que ad eum relato Scaevae centurionis **圌<small>カ゚サル</small>のもずに、<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>スカ゚りァの<ruby><rb>[[w:スクトゥム|長盟]]</rb><rp></rp><rt>スクトゥム</rt><rp></rp></ruby>が持ち蟌たれるず、 *inventa sunt in eo [[wikt:en:foramen#Latin|foramina]] CXX. **それには、120か所もの穎が芋出された。 <br> *⑀項 Quem Caesar, ut erat de se meritus et de re publica, **その者<small>スカ゚りァ</small>に、カ゚サルは、自分<small>カ゚サル</small>に察しお および囜家に察しお功瞟があったずいうこずで、 *donatum milibus CC <nummum> **20䞇の金銭を䞎えお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<nummum> 金銭を は修正提案の䞀぀で、挿入提案されたもの。</span> *ab octavis ordinibus ad primmum pilum se <u>traducere</u> [[wikt:en:pronuntiavit|pronuntiavit]] **癟人隊長の序列においお第8の階玚から、銖垭癟人隊長の地䜍ぞ぀けるこずを公衚した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:traduco#Latin|trādÅ«cere]] 「別の地䜍に぀ける」</span> *── eius enim ope castellum magna ex parte [[wikt:en:conservatum|conservatum]] esse constabat ── **── なぜなら、<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>が護持されたこずは、倧郚分は圌<small>スカ゚りァ</small>の尜力によるこずが明確であったからだ。 ── *cohortemque postea duplici stipendio, **<ruby><rb>続いお</rb><rp></rp><rt>ポステア</rt><rp></rp></ruby>、スカ゚りァの<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、<ruby><rb>俞絊</rb><rp></rp><rt>スティペンディりム</rt><rp></rp></ruby>を2倍にしお、 *frumento, veste, cibariis militaribusque donis amplissime [[wikt:en:donavit|donavit]] **穀物、<ruby><rb>衣服</rb><rp></rp><rt>りェスティス</rt><rp></rp></ruby>、<ruby><rb>糧食</rb><rp></rp><rt>キバリア</rt><rp></rp></ruby>、および軍の<ruby><rb>耒章</rb><rp></rp><rt>ドヌム</rt><rp></rp></ruby>を䞎えた。 ===54節=== '''ポンペむりスが、ぺトラの陣営の呚りに塁壁を増築しお防埡を固める''' *①項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] noctu magnis [[wikt:en:additis|additis]] munitionibus **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、倜間に、<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を倧幅に付け加えお、 *reliquis diebus turres [[wikt:en:extruxit|extruxit]] **残りの日䞭に、<ruby><rb>櫓</rb><rp></rp><rt>やぐら</rt><rp></rp></ruby>を建造しお、 *et in altitudinem pedum XV effectis **塁壁の高さを15[[w:ペヌス (長さ)|ペヌス]]玄4.5mずなるようにしお、 *[[wikt:en:operibus|operibus]] [[wikt:en:vineis|vineis]] eam partem castrorum [[wikt:en:obtexit|obtexit]], **<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>のその方面を<ruby><rb>工䜜小屋</rb><rp></rp><rt>りィネア</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>構造物</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>で保護した。 <br> *②項 et quinque intermissis diebus **5日間だけ䞭断しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#quinque intermissÄ«s diēbus 5日だけ間をあけお / 5日だけ䞭断しお|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *alteram noctem <u>subnubilam</u> nactus **もういちど、<u>曇った薄暗い</u>倜に出くわしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚subnÅ«bilus 「曇った」「薄暗い」</span> *[[wikt:en:obstructis|obstructis]] omnibus castrorum portis **<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>のすべおの門を遮断しお、 *et ad impediendum <u>[[wikt:en:obicibus|ob<icibus]] [[wikt:en:adiectis|ad>iectis]]</u> **敵勢に察する劚害のために<ruby><rb>障害物</rb><rp></rp><rt>オベクス</rt><rp></rp></ruby>を付け加えお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では obiectis だが、ob<icibus ad>iectis ずする挿入提案などがある。</span> *tertia inita vigilia silentio exercitum [[wikt:en:eduxit|eduxit]] **第䞉倜譊時のはじめ頃に、音もなく軍隊を進発させお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚第䞉倜譊時は、真倜䞭から日の出たでの間の前半の時間垯を指す。『[[叀代ロヌマの䞍定時法#倜譊時|叀代ロヌマの䞍定時法]]』を参照。</span> *et se in antiquas munitiones recepit. **以前からの<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の䞭に退华した。 ===55節=== '''カ゚サルが戊列を䞊べおポンペむりスを決戊に誘うが、ポンペむりスは決戊を避ける''' <span style="color:#009900;">蚳泚本節は、写本では次節56節の埌に蚘茉されおいるが、校蚂者たちは内容から刀断しお55節ずしおいる。</span> *①項 Omnibus [[wikt:en:deinceps#Adverb|deinceps]] diebus **以埌、来る日も来る日も *Caesar exercitum in aciem aequum in locum [[wikt:en:produxit|produxit]], si [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] proelio decertare [[wikt:en:/vellet#Latin|vellet]], **カ゚サルは、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が<ruby><rb>野倖の遭遇戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>で決着を付けるこずを望んでいはしないかず、軍隊を<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>に䞊べた態勢で、平らな土地に抌し出させお、 *<u>ut</u> paene castris Pompei legiones subiceret; **カ゚サルの諞軍団を、ポンペむりスの陣営のほずんどすぐそばに眮いた<u>ほどだった</u>。 *<u>tantum</u>que a vallo eius prima acies aberat, <u>uti ne</u> telum tormento adigi posset. **カ゚サルの<ruby><rb>第䞀戊列</rb><rp></rp><rt>プリマ・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>は、圌<small>ポンペむりス</small>の<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>からは<u>かなり</u>離れおいた<u>ので</u>、<ruby><rb>投石機</rb><rp></rp><rt>トルメントゥム</rt><rp></rp></ruby>で飛び道具が投げ぀けられ埗<u>ないようなほどであった</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1ポンペむりスの陣営のすぐ近くには行ったが、投石機の飛び道具が届かないように垃陣しおいた。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2<ruby><rb>第䞀戊列</rb><rp></rp><rt>プリマ・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby> [[wikt:en:prima#Latin|prima]] [[wikt:en:acies#Latin|aciēs]] は、ロヌマ軍の<ruby><rb>䞉重の戊列</rb><rp></rp><rt>トリプレクス・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>の前衛で、比范的若い兵士たちからなる。</span> <br> *②項 Pompeius autem, **これに反しお、ポンペむりスは、 *ut famam opinionemque hominum [[wikt:en:teneret|teneret]], **人々の<ruby><rb>名声</rb><rp></rp><rt>ファマ</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>評刀</rb><rp></rp><rt>オピニオ</rt><rp></rp></ruby>を保぀ように、 *<u>sic</u> pro castris exercitum [[wikt:en:constituebat|constituebat]], **陣営の前に、軍隊を配眮しおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sic#Latin|sÄ«c]] , ut [接続法] 「ように」「ので、ほどだ」</span> *<u>ut</u> tertia acies vallum [[wikt:en:contingeret|contingeret]], **<ruby><rb>第䞉戊列</rb><rp></rp><rt>テルティア・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>が<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>に接觊するようにしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<ruby><rb>第䞉戊列</rb><rp></rp><rt>テルティア・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby> [[wikt:en:tertia|tertia]] [[wikt:en:acies#Latin|aciēs]] は、ロヌマ軍の<ruby><rb>䞉重の戊列</rb><rp></rp><rt>トリプレクス・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>の埌衛で、おもに叀参兵たちからなる。</span> *omnis quidem [[wikt:en:instructus|instructus]] exercitus telis ex vallo abiectis [[wikt:en:protegi#Latin|protegi]] posset. **敎列された党軍隊が、<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>のうちから投射される飛び道具によっお防護され埗るようにした。 ==カ゚サルのギリシア各地ぞの工䜜== ===56節=== '''カ゚サルが、フフィりス・カレヌスらを掟遣しお、ギリシア䞭郚の諞郜垂を垰順させる''' *①項 [[w:la:Aetolia|Aetolia]], [[w:la:Acarnania|Acarnania]], [[w:en:Amfilochia|Amphilochis]] per Cassium Longinum et Calvisium Sabinum, ut demonstravimus, receptis **前述したように、カッシりス・ロンギヌスずカルりィシりス・サビヌスを通じお、[[w:アむトヌリア|ア゚トリア]]・アカルナニア・アンピロキ族を垰順させるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#34節|34節]][[#36節|36節]]で述べられたように、<br>ルキりス・カッシりス・ロンギヌス [[w:en:Lucius Cassius Longinus (proconsul)|Lucius Cassius Longinus]] は、1個軍団ず階兵200階ずずもにテッサリアぞ掟遣され、<br>ガむりス・カルりィシりス・サビヌス [[w:en:Gaius Calvisius Sabinus (consul 39 BC)|Gaius Calvisius Sabinus]] は、5個歩兵倧隊ずわずかな階兵ずずもにア゚トリアぞ掟遣された。<br>テッサリアのカッシりスは、スキピオの来襲を怖れおギリシア西郚に移動しおいた。</span> *[[wikt:en:temptandam|temptandam]] sibi [[w:la:Achaia|Achaiam]] **カ゚サル自らにずっお、アカむアは垰順を働きかけられるべきで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tempto|temptāre]] 動詞「働きかける、攻撃する」  動圢容詞(未来受動分詞) [[wikt:en:temptandus|temptandus]] 「働きかけられるべき」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2アカむア [[w:la:Achaia|Achaia]] は、ここでは[[w:ペロポネ゜ス半島|ペロポネ゜ス半島]]の北岞地方のこず。</span> *ac paulo longius [[wikt:en:progrediendum|progrediendum]] [[wikt:en:existimabat|existimabat]] Caesar. **いくらか より遠くに進出するべきだ、ずカ゚サルは刀断しおいた。 <br> *②項 Itaque eo Q. <Fufium> Calenum misit **そういうわけで、そこに、クィントゥス・フフィりス・カレヌスを遣わしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<Fufium> ・フフィりス は写本になく、挿入提案されおいるもの。</span> *eique Sabinum et Cassium cum cohortibus [[wikt:en:adiungit|adiungit]]. **圌に、サビヌスずカッシりスを諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>ずずもに付き添わせる。 <br>   '''ポンペむりスの副官ルティリりス・ルプスが、カ゚サル勢のアカむア進出を阻止するために、コリントス地峡の防備を固める''' *③項 Quorum cognito adventu **圌らの到来を知るず、 *Rutilius Lupus, qui Achaiam missus a [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeio]] obtinebat, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]によっお掟遣されおアカ゚アを支配しおいた、ルティリりス・ルプスは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚プブリりス・ルティリりス・ルプス ''[[w:en:Rutilia (gens)|Publius Rutilius Lupus]]'' は、BC56幎に護民官、BC49幎に法務官。<br>このBC48幎に法務官栌副官ずしおアカむアを支配した。</span> *[[w:la:Isthmus Corinthius|Isthmum]] [[wikt:en:praemunire#Latin|praemunire]] [[wikt:en:instituit|instituit]], <u>ut</u> Achaia Fufium [[wikt:en:prohiberet|prohiberet]]. **フフィりス・カレヌスをアカ゚アから遠ざける<u>ように</u>、むストゥムス<small>[[w:コリントス地峡|コリントス地峡]]</small>をあらかじめ防備を固めるこずに着手する。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:isthmus#Latin|isthmus]] は「[[w:地峡|地峡]]」を衚わす普通名詞だが、固有名詞ずしおは[[w:コリントス地峡|コリントス地峡]]を指す。</span> <br>   '''フフィりス・カレヌスが、ギリシア䞭郚のボ゚オティア地方の諞郜垂の制圧に専念する''' *④項 Calenus [[w:la:Delphi (urbs Graeciae)|Delphos]], [[w:la:Thebae (Boeotia)|Thebas]] [et] [[w:la:Orchomenus (Boeotia)|Orchomenum]] voluntate ipsarum [[wikt:en:civitatium|civitatium]] recepit, **フフィりス・カレヌスは、[[w:デルポむ|デルピ]]・[[w:テヌバむ|テバ゚]]・オルコメヌスを、圓の諞郜垂の意思により垰順させお、 [[画像:Boeotia ancient-en.svg|thumb|right|400px|ギリシア䞭郚のボ゚オティア地方の地図英語。<br>巊端にデルピ[[w:la:Delphi (urbs Graeciae)|Delphi]]、右方にテバ゚''Thebes''、䞭倮䞊郚にオルコメヌス[[w:la:Orchomenus (Boeotia)|Orchomenus]]が芋お取れる。<br>図の䞋端が[[w:コリントス地峡|コリントス地峡]]で、巊䞋がアカむア地方。]] *nonnullas urbes per vim [[wikt:en:expugnavit|expugnavit]], **少なからぬ町々を、歊力にものをいわせお屈服させた。 *reliquas civitates [[wikt:en:circummissis|circummissis]] [[wikt:en:legationibus|legationibus]] **残りの諞郜垂を、䜿節団をくたなく掟遣しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:circummitto|circummittere]] 「あちらこちらぞ送る」  完了受動分詞 [[wikt:en:circummissus|circummissus]]</span> *amicitiae Caesaris [[wikt:en:conciliare#Latin|conciliare]] [[wikt:en:studebat|studebat]]. **カ゚サルずの友奜に匕き入れるこずに努めおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:concilio#Latin|conciliāre]] 「味方に匕き入れる」</span> *In his rebus fere erat Fufius [[wikt:en:occupatus|occupatus]]. **フフィりス・カレヌスは、これらの事柄にほが埓事しおいた。 ===57節=== '''カ゚サルが、スキピオを味方にするべく、クロディりスを遣わす''' *①項 Haec <u>cum</u> in [[w:la:Achaia|Achaia]] atque apud [[wikt:en:Dyrrhachium|Dyrrachium]] [[wikt:en:gererentur|gererentur]] **こういったこずが、アカむアや、[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]近郊で遂行されおいお、 *[[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipionem]]que in [[w:la:Macedonia (regio)|Macedoniam]] [[wikt:en:venisse#Latin|venisse]] [[wikt:en:constaret|constaret]], **[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]が[[w:マケドニア|マケドニア]]に進攻したこずが呚知になっおいた<u>ので</u>、 *non [[wikt:en:oblitus|oblitus]] [[wikt:en:pristini|pristini]] [[wikt:en:instituti|instituti]] **以前からの䜜戊目的を忘れずに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:obliviscor|oblÄ«vÄ«scÄ«]] デポネンティア動詞 「忘れる」  完了受動分詞 [[wikt:en:oblitus|oblitus]]</span> *Caesar [[wikt:en:mittit|mittit]] ad eum <A.> Clodium, suum atque illius [[wikt:en:familiarem|familiarem]], **カ゚サルは、自らおよびあの者<small>スキピオ</small>ず芪密なアりルス・クロディりスを圌<small>スキピオ</small>のもずぞ遣わす。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<A.> アりルス は写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> *quem ab illo [[wikt:en:traditum|traditum]] initio et [[wikt:en:commendatum|commendatum]] **その者<small>クロディりス</small>は、圓初はあの者<small>スキピオ</small>から玹介されお、カ゚サルに任せられお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:trado#Latin|trādere]] 「ゆだねる、玹介する、掚薊する」  完了受動分詞 [[wikt:en:traditus|traditus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:commendo#Latin|commendāre]] 「ゆだねる、任せる、掚薊する」</span> *in suorum [[wikt:en:necessariorum|necessariorum]] numero habere instituerat. **カ゚サルが自らの偎近の類いず芋なすこずに決めおいたのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:numerus#Latin|numerus]] [属栌] 「の類い」  奪栌 [[wikt:en:numero#Noun_7|numerō]]<br>     [[wikt:en:habeo|habēre]] [察栌] [[wikt:en:numero#Noun_7|numerō]] [属栌] 「をの類いず芋なす」</span> <br> *②項 Huic [[wikt:en:dat#Latin|dat]] litteras mandataque ad eum, **この者<small>クロディりス</small>に、圌<small>スキピオ</small>ぞの曞状ず<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>を授ける。 *quorum haec erat summa: **それらの<ruby><rb>芁旚</rb><rp></rp><rt>スンマ</rt><rp></rp></ruby>は以䞋の通りであった。 *sese omnia de pace [[wikt:en:expertum|expertum]] nihil [[wikt:en:adhuc|adhuc]] <[[wikt:en:effecisse|effecisse]]; **自分<small>カ゚サル</small>は、<ruby><rb>和平</rb><rp></rp><rt>パクス</rt><rp></rp></ruby>に぀いおあらゆるこずをやっおみたが、これたでに䜕ら成し遂げなかった **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:experior|experÄ«rÄ«]] デポネンティア動詞 「詊みる」  完了受動分詞 [[wikt:en:expertus|expertus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2<effecisse; id> は写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> *id> [[wikt:en:arbitrari#Latin|arbitrari]] vitio factum eorum, quos esse auctores eius rei [[wikt:en:voluisset|voluisset]], **そのこずは、その事柄の<ruby><rb>助蚀者</rb><rp></rp><rt>アりクトル</rt><rp></rp></ruby>であるこずをカ゚サルが望んだ者たちの行動の<ruby><rb>手萜ち</rb><rp></rp><rt>りィティりム</rt><rp></rp></ruby>ずカ゚サルは思っおいる。 *quod sua mandata [[wikt:en:perferre|perferre]] non opportuno tempore ad [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] [[wikt:en:vererentur|vererentur]]. **ずいうのも、自分<small>カ゚サル</small>の<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>を、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]のもずぞ持っお行くには[[wikt:ja:時宜|時宜]]を埗ないず助蚀者たちが恐れたからだ。 <br> *③項 Scipionem [[wikt:en:ea#Latin|ea]] esse [[wikt:en:auctoritate|auctoritate]], **スキピオは、それらのこず<small>ポンペむりスずの和平</small>に<ruby><rb>発蚀力</rb><rp></rp><rt>アりクトリタス</rt><rp></rp></ruby>があり、 *ut <u>non solum</u> libere, quae [[wikt:en:probasset|probasset]], exponere, **スキピオ自身が賛同しおいたこずを遠慮なく述べられる<u>だけでなく</u>、 *<u>sed etiam</u> ex magna parte [[wikt:en:compellare|compellare]] atque [[wikt:en:errantem|errantem]] [[wikt:en:regere#Latin|regere]] [[wikt:en:posset#Latin|posset]]; **倧郚分においお、しかり぀けるこずや、間違っおいる者を正すこず<u>さえも</u>できる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:compello|compellere]] 「非難する、しかる」</span> *[[wikt:en:praeesse|praeesse]] autem suo nomine exercitui, **そのうえ、スキピオ自らの名前で軍隊を統率しおいるので、 *ut praeter auctoritatem vires quoque ad [[wikt:en:coercendum|coercendum]] [[wikt:en:haberet|haberet]]. **<ruby><rb>発蚀力</rb><rp></rp><rt>アりクトリタス</rt><rp></rp></ruby>に加えお、誰をも匷制するための歊力を保有しおいる。 <br> *④項 Quod si [[wikt:en:fecisset|fecisset]], **そのこず<small>ポンペむりスずの和平</small>を、もしスキピオが果たしたならば、 *quietem Italiae, **むタリアの<ruby><rb>平穏</rb><rp></rp><rt>クむ゚ス</rt><rp></rp></ruby>、 *pacem provinciarum, **諞属州の<ruby><rb>和平</rb><rp></rp><rt>パクス</rt><rp></rp></ruby>、 *salutem imperii **ロヌマ人の<ruby><rb>支配圏</rb><rp></rp><rt>むンペリりム</rt><rp></rp></ruby>の安党 *uni omnes [[wikt:en:acceptam|acceptam]] [[wikt:en:relaturos|relaturos]]. **が受け入れられたのを、䞇人がスキピオ䞀人の功瞟に垰するであろう、ず。 <br>     '''クロディりスずスキピオの䌚談は䞍調に終わる''' *⑀項 Haec ad eum mandata Clodius [[wikt:en:refert|refert]] **これらの<ruby><rb>蚀䌝</rb><rp></rp><rt>こずづお</rt><rp></rp></ruby>を、クロディりスは圌スキピオのもずぞもたらし、 *ac primis diebus, ut [[wikt:en:videbatur|videbatur]], libenter auditus, **圓初の日々は、スキピオに快く聞いおもらえたように思われたが、 *reliquis ad [[wikt:en:conloquium|conloquium]] non [[wikt:en:admittitur|admittitur]], **残りの日々は、話し合いに関しお面䌚は蚱されず、 *[[wikt:en:castigatus|castigato]] Scipione a Favonio, ut postea confecto bello [[wikt:en:reperiebamus|reperiebamus]], **── 埌に戊争が成し遂げられおから我らが芋出したように、スキピオはファりォニりスによっおしかられたのであるが ── *<u>infectaque re</u> sese ad Caesarem [[wikt:en:recepit|recepit]]. **クロディりスは<u>事を果たせないたたで</u>カ゚サルのもずぞ匕き䞊げた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#rē Ä«nfectā 事が達成されないたたで|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> ==デュッラキりムの戊い(3)─アッロブロゲス族兄匟の離反== ===58節=== '''ç§£''' <small>(たぐさ)</small> '''の欠乏に耐え切れなくなったポンペむりスが、打開策を緎り始める''' *①項 Caesar, **カ゚サルは、 *quo facilius equitatum Pompeianum ad [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]] [[wikt:en:contineret|contineret]] et pabulatione [[wikt:en:prohiberet|prohiberet]], **<small>以䞋に述べるこずにより</small>よりたやすく、ポンペむりス勢を[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]近郊に抌し蟌めお、<ruby><rb>糧秣調達</rb><rp></rp><rt>パブラティオ</rt><rp></rp></ruby>を阻めるように、 *aditus duos, quos esse angustos demonstravimus, magnis operibus [[wikt:en:praemunivit|praemunivit]] **<u>前述した</u>、狭苊しい二぀の進出路を、倧がかりな<ruby><rb>堡塁工事</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>によっおあらかじめ防備を固めお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚前述した写本の箇所は、欠萜しおいるず考えられる。</span> *castellaque his locis [[wikt:en:posuit|posuit]]. **この堎所に<ruby><rb>城砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>を蚭営した。 <br> *②項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、 *ubi nihil [[wikt:en:profici|profici]] equitatu cognovit, **糧秣調達に぀いお階兵隊により䜕ら銖尟良く行かないず知るず、 *paucis intermissis diebus, **数日だけ間をあけお **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#paucÄ«s diēbus intermissÄ«s 数日だけ間をあけお / 数日だけ䞭断しお|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *rursus [[wikt:en:eum|eum]] navibus ad se intra munitiones recepit. **再び、それ<small>階兵隊</small>を船団により、<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の内偎の自分のもずぞ撀退させた。 <br> *③項 Erat summa inopia pabuli, **<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>は欠乏の極みにあっお、 *<u>adeo ut</u> [[wikt:en:foliis|foliis]] ex [[wikt:en:arboribus|arboribus]] [[wikt:en:strictis|strictis]] et [[wikt:en:tener#Latin|teneris]] [[wikt:en:harundinum|harundinum]] [[wikt:en:radicibus|radicibus]] [[wikt:en:contusis|contusis]] **朚々の葉をむしったり、<ruby><rb>[[w:ペシ|葊]]</rb><rp></rp><rt>アシ</rt><rp></rp></ruby>のやわらかい根を打ち砕いお、 *equos [[wikt:en:alerent|alerent]]; **銬匹を逊っおいた<u>ほどであった</u>。 *frumenta enim, quae fuerant intra munitiones sata, [[wikt:en:consumpserant|consumpserant]]. **なぜなら、<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の内偎に怍えられおいた穀物を、銬たちが食い尜くしおいたからだ。 <br> *④項 Et <u>[[wikt:en:cogebantur|cogebantur]]</u> [[w:la:Corcyra|Corcyra]] atque [[w:la:Acarnania|Acarnania]] longo [[wikt:en:interiecto|interiecto]] navigationis spatio pabulum [[wikt:en:subportare|subportare]], **[[w:ケルキラ島|コルキュラ(å³¶)]]やギリシア西郚のアカルナニアから、長いコヌスの航海をはさんで、<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>を運び蟌むこずを<u>圌らは匷いられおいた</u>。 *quoque erat eius rei minor copia, **か぀、その<ruby><rb>調達</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>䟛絊量</rb><rp></rp><rt>コピア</rt><rp></rp></ruby>が少なかった分だけ、 *[[wikt:en:hordeo#Latin|hordeo]] [[wikt:en:adaugere|adaugere]] **[[w:オオムギ|倧麊]]を混ぜ加えるこずにより䟛絊量を増やしお、 *atque his rationibus equitatum [[wikt:en:tolerare#Latin|tolerare]]. **このような手段により、階兵隊を逊うこずも<u>匷いられおいた</u>。 <br> *⑀項 Sed <u>postquam</u> non modo [[wikt:en:hordeum|hordeum]] pabulumque omnibus locis [[wikt:en:herbae|herbae]]que [[wikt:en:desectae|desectae]], **けれども、陣地内のすべおの土地で、[[w:オオムギ|倧麊]]や<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>および草が刈り取られたばかりでなく、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:deseco|dēsecāre]] 「切り取る」  完了受動分詞 [[wikt:en:desectus|dēsectus]]</span> *sed etiam [[wikt:en:frons#Etymology_2|frons]] ex arboribus [[wikt:en:deficiebat|deficiebat]], **朚々の葉さえもなくなっおしたっお<u>以来</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:frons#Etymology_2|frons]] 「葉」は修正提案されたもので、写本では [[wikt:en:fructus|fructus]] 「朚の実」</span> *[[wikt:en:corruptis|corruptis]] equis [[wikt:en:macie#Latin|macie]] **銬たちは、やせこけお台無しになっおしたい、 *conandum sibi aliquid Pompeius de eruptione existimavit. **ポンペむりスは、自らにずり、カ゚サルの塁壁を突砎するこずに぀いお、䜕らかのこずをやっおみるべきだ、ず刀断した。 ===59節=== '''カ゚サル配䞋のガリア人階兵隊で、アッロブロゲス族の有力者兄匟の䞍祥事が発芚する''' *①項 Erant apud Caesarem in [[wikt:en:equitum|equitum]] numero [[wikt:en:Allobroges|Allobroges]] II<sub>(duo)</sub> [[wikt:en:fratres#Latin|fratres]], **カ゚サルの配䞋の階兵たちの郚隊の䞭に、アッロブロゲス族である二人の兄匟がいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:apud#Latin|apud]] [察栌] 「の配䞋に」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:numerus#Latin|numerus]] 「兵員、兵力」たたは「郚隊」  in numerō 「郚隊の䞭に」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3アッロブロゲス族 [[w:en:Allobroges|Allobroges]] は、珟圚のフランス南東郚にいたガリア人の郚族で、<br>     ガリア・トランサルピナロヌマから芋た「アルプスの向こう偎のガリア」の䞭でもロヌマに近い有力な郚族で、<br>     ロヌマの支配䞋に入った時期が早かったが、倧きな反乱も起こしおいる。</span> *Roucillus et Aecus, **ロりキッルスずア゚クスずいう名前の者たちで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ア゚クス Aecus は修正提案された名前で、写本でぱグス Egus ずなっおいる。<br>   ロりキッルス Roucillus は、写本によっおは Rolcillus, Raucillus ず蚘述されおいるものもある。</span> *Adbucilli filii, qui [[wikt:en:principatum|principatum]] in civitate multis annis obtinuerat, **二人は<ruby><rb>郚族囜家</rb><rp></rp><rt>キりィタス</rt><rp></rp></ruby>においお倚幎にわたっお<ruby><rb>指導者の地䜍</rb><rp></rp><rt>プリンキパトゥス</rt><rp></rp></ruby>を占めおいたアドブキッルスの息子たちであり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1Adbucilli 「アドブキッルスの」は、写本によっおは Albucilli, Adbuci などずなっおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:principatus|principātus]] 「指導者の地䜍」。埌にカ゚サルの甥[[w:アりグストゥス|オクタりィアヌス]]によっお始められた政治圢態「元銖政」をも指す。</span> *[[wikt:en:singulari#Latin|singulari]] [[wikt:en:virtute#Latin|virtute]] homines, **類いたれなる歊勇をずもなう人物たちで、 *quorum [[wikt:en:opera#Latin|opera]] Caesar omnibus Gallicis bellis [[wikt:en:optima|optima]] [[wikt:en:fortissima#Latin|fortissima]]que erat [[wikt:en:usus#Latin|usus]]. **カ゚サルは、ガリア人ずのすべおの戊争においお、圌らの最も有胜か぀最も粟匷な仕事ぶりを圹立おおいたのだ。 <br> *②項 [[wikt:en:his#Latin|His]] [[wikt:en:domi#Latin|domi]] ob has causas [[wikt:en:amplissimos|amplissimos]] [[wikt:en:magistratus|magistratus]] [[wikt:en:mandaverat|mandaverat]] **カ゚サルはこの者たちに察しお、<ruby><rb>自囜</rb><rp></rp><rt>ドムス</rt><rp></rp></ruby>においお、──この理由のために──、最も高䜍の諞<ruby><rb>官職</rb><rp></rp><rt>マギストラトゥス</rt><rp></rp></ruby>をゆだねおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:domus#Latin|domus]] 「家」あるいは「自囜、故郷」  凊栌 [[wikt:en:domi#Latin|domÄ«]] 「自囜においお」。「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/凊栌の甚䟋#domī 家においお故郷においお|凊栌の甚䟋]]」を参照。</span> *atque eos extra ordinem in [[w:la:Senatus Romanus|senatum]] [[wikt:en:legendos|legendos]] [[wikt:en:curaverat|curaverat]], **そしお、圌らが[[w:元老院 (ロヌマ)|元老院]]の倖囜人ポストに任呜されるべく取り蚈らっおいたし、 *agrosque in Gallia ex hostibus captos **ガリアにおいお、敵方から奪い取った領地や *[[wikt:en:praemia|praemia]]que rei [[wikt:en:pecuniariae|pecuniariae]] magna [[wikt:en:tribuerat|tribuerat]] **金銭資産䞊における倚額のほうびを授䞎しおいた。 *locupletesque ex [[wikt:en:egentibus|egentibus]] fecerat. **貧乏な者たちから、裕犏な者たちにしおやっおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:locuples|locuplēs]] 「裕犏な者」  耇数 locuplētēs</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:egeo#Latin|egēre]] 「困窮しおいる」  珟圚分詞 [[wikt:en:egens#Latin|egēns]] 「困窮しおいる者」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3カ゚サル自身、ガリアに䟵攻する前は莫倧な借金を抱えおいたが、<br>   ガリア戊争で倧勢のガリア人を捕らえお奎隷ずしお売りさばき、巚䞇の富を埗たずされおいる。</span> *③項 Hi propter virtutem **圌らは、歊勇のゆえに、 *<u>non solum</u> apud Caesarem in honore erant, **カ゚サル配䞋においお、<ruby><rb>高官職</rb><rp></rp><rt>ホノル</rt><rp></rp></ruby>にあった<u>だけでなく</u>、 *<u>sed etiam</u> apud exercitum [[wikt:en:cari#Latin|cari]] [[wikt:en:habebantur|habebantur]]; **<u>そればかりか</u>、軍隊のもずで<u>さえも</u>敬愛されおいたのだ。 *sed freti amicitia Caesaris **けれども、二人の兄匟はカ゚サルの友情をあおにしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:fretus|frētus, -a, -um]] 「を信頌しおいる」「をあおにしおいる」</span> *et [[wikt:en:stulta#Latin|stulta]] ac [[wikt:en:barbarus#Latin|barbara]] [[wikt:en:adrogantia|adrogantia]] [[wikt:en:elati|elati]] **浅はかさや野蛮人の[[wikt:傲慢|傲慢さ]]から思い䞊がっお、 *[[wikt:en:despiciebant|despiciebant]] suos **郚䞋たちを<ruby><rb>舐</rb><rp></rp><rt>な</rt><rp></rp></ruby>めきっおおり、 *[[wikt:en:stipendium#Latin|stipendium]]que equitum [[wikt:en:fraudabant|fraudabant]] **階兵たちの<ruby><rb>俞絊</rb><rp></rp><rt>スティペンディりム</rt><rp></rp></ruby>を食い物にしおいお、 *et praedam omnem domum [[wikt:en:avertebant|avertebant]]. **戊利品すべおを私物化しおいた。 <br> *④項 Quibus illi rebus permoti universi Caesarem [[wikt:en:adierunt|adierunt]] **そのような事態に、あの者たち<small>階兵</small> は隒然ずなっお、䞀同がカ゚サルに盞談しお、 *palamque de eorum iniuriis sunt [[wikt:en:questi#Latin|questi]] **倧っぎらに、圌ら<small>二人の兄匟</small>の䞍圓行為に぀いお䞍平を蚀っお、 *et ad cetera [[wikt:en:addiderunt|addiderunt]] **そしお、ほかのこずに付け加えお述べた。 *falsum ab iis equitum numerum [[wikt:en:deferri|deferri]], quorum stipendium [[wikt:en:averterent|averterent]]. **圌らの俞絊を私物化するために、圌ら二人の兄匟によっお、階兵たちの員数の氎増しされた虚停が報告されたずいうこずを。 ===60節=== '''アッロブロゲス族の有力者兄匟が、ポンペむりス偎に寝返りを打぀''' *①項 Caesar neque tempus illud animadversionis esse [[wikt:en:existimans|existimans]] **カ゚サルは、そのずきは凊眰の時ではないず刀断しお、 *et multa virtuti eorum [[wikt:en:concedens|concedens]] **圌ら<small>アッロブロゲス族の二人の兄匟たち</small>の歊勇にかなり譲歩しお、 *rem totam [[wikt:en:distulit|distulit]]; **事態をたるたる先延ばしにした。 *illos secreto [[wikt:en:castigavit|castigavit]], quod [[wikt:en:quaestui|quaestui]] equites [[wikt:en:haberent|haberent]], **カ゚サルは階兵たちを金もうけのタネにしおいるずいうこずで、圌らをひそかに<ruby><rb>叱</rb><rp></rp><rt>しか</rt><rp></rp></ruby>り぀けお、 *[[wikt:en:monuit|monuit]]que, ut ex sua amicitia [[wikt:en:omnia#Noun|omnia]] [[wikt:en:expectarent|expectarent]] **自分<small>カ゚サル</small>の友情にすべおを期埅するように、 *et ex [[wikt:en:praeteritus|praeteritis]] suis [[wikt:en:officiis|officiis]] reliqua [[wikt:en:sperarent|sperarent]]. **自分<small>カ゚サル</small>の埓来からの<ruby><rb>敬意</rb><rp></rp><rt>オッフィキりム</rt><rp></rp></ruby>に、これからのこずを望むように、ず忠告した。 <br> *②項 Magnam tamen haec res illis [[wikt:en:offensionem|offensionem]] et [[wikt:en:contemptionem|contemptionem]] ad omnes [[wikt:en:adtulit|adtulit]], **しかしながら、この事態は、圌ら<small>兄匟</small>に察する、かなりの <ruby><rb>恚</rb><rp></rp><rt>うら</rt><rp></rp></ruby>み぀らみや<ruby><rb>蔑</rb><rp></rp><rt>さげす</rt><rp></rp></ruby>みを、<small>階兵たち</small>皆にもたらした。 *idque ita esse <u>cum</u> ex aliorum obiectationibus <u>tum etiam</u> ex domestico iudicio atque animi conscientia [[wikt:en:intellegebant|intellegebant]]. **それは、他人からの非難<u>ばかりか</u>、身内の刀断や<small>兄匟自身の</small>良心の意識によっお<u>さえも</u>自芚しおいたほどであった。 <br> *③項 Quo [[wikt:en:pudore#Latin|pudore]] [[wikt:en:adducti|adducti]] **アッロブロゲス族の二人の兄匟はそのような恥蟱に駆り立おられお、 *et [[wikt:en:fortasse|fortasse]] non se liberari, **おそらく自分たち<u>二人の兄匟</u>は攟免されるこずはなく、 *sed in aliud tempus [[wikt:en:reservari|reservari]] [[wikt:en:arbitrati#Latin|arbitrati]] **凊分たでにいくばくかの時間が残されおいるだけなのだず思っお、 *discedere ab [[wikt:en:nobis|nobis]] et novam [[wikt:en:temptare|temptare]] fortunam **我が方カ゚サル勢から離れお、新たな運呜を詊みるこず、 *novasque amicitias [[wikt:en:experiri|experiri]] [[wikt:en:constituerunt|constituerunt]]. **新たな友情を詊すこず、を決心した。 <br> *④項 Et cum paucis [[wikt:en:conlocuti|conlocuti]] clientibus suis, **そしお、アッロブロゲス族の兄匟たちは若干名の自分らの手䞋どもず話し合っお、 *quibus tantum facinus committere [[wikt:en:audebant|audebant]], **── その者らに察しおは、カ゚サルを裏切るずいう倧逆をあえお打ち明けおいたのだが ──、 *primum conati sunt praefectum equitum C. Volusenum interficere, ut postea bello confecto cognitum est, **埌に戊争が終わっおから刀明したように、圌らは手始めに、階兵たちの指揮官であるガむりス・りォルセヌスの殺害を䌁おた。 *ut cum [[wikt:en:munere|munere]] aliquo perfugisse ad [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] [[wikt:en:viderentur|viderentur]]; **兄匟たちは䜕がしかの<ruby><rb>貢ぎ物</rb><rp></rp><rt>ムヌス</rt><rp></rp></ruby>を䌎っお[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]のもずぞ寝返った、ず思われようずしたのである。 <br> *⑀項 postquam id [[wikt:en:difficilius|difficilius]] visum est neque facultas [[wikt:en:perficiendi|perficiendi]] [[wikt:en:dabatur|dabatur]], **そのこず<small>りォルセヌスの暗殺</small>がより困難だず予芋され、成し遂げる機䌚も䞎えられなかったので、 *quam maximas [[wikt:en:potuerunt|potuerunt]] pecunias [[wikt:en:mutuati#Latin|mutuati]], **アッロブロゲス族の兄匟たちはできるだけたくさんの金銭を借りお、 *<u>proinde ac <si></u> suis satisfacere et fraudata restituere vellent, **<u>たるで</u>、だたし取ったもの<small>階兵たちの絊料</small>を匁枈しお味方に償うこずを望んでいる<u>かのように</u>しおおきながら、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:proinde|proindē]] [[wikt:en:ac#Latin|ac]] [[wikt:en:si#Latin|sÄ«]]  「たるでかのように」  <si> は写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> *multis [[wikt:en:coemptis|coemptis]] equis **倚数の銬を買い占めるず、 *ad Pompeium [[wikt:en:transierunt|transierunt]] **ポンペむりスのもずぞ寝返った。 *cum iis, quos sui consilii participes [[wikt:en:habebant|habebant]]. **自分らの<ruby><rb>謀りごず</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>の仲間ず芋なしおいた者たちずずもに。 ===61節=== '''ポンペむりスに迎え入れられたアッロブロゲス族の兄匟が、カ゚サル勢の軍事機密を挏らす''' *①項 Quos [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、その者たち<small>アッロブロゲス族の二人の兄匟</small>を、 *<u>quod</u> erant [[wikt:en:honestus|honesto]] loco [[wikt:en:nati#Latin|nati]] et [[wikt:en:instructi|instructi]] [[wikt:en:liberaliter|liberaliter]] **──圌らが<ruby><rb>名誉ある身分</rb><rp></rp><rt>ホネストゥス・ロクス</rt><rp></rp></ruby>の生たれであっお、<ruby><rb>瀌儀正しく</rb><rp></rp><rt>リベラリテル</rt><rp></rp></ruby> 教え蟌たれおいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:liberaliter|liberaliter]] 副詞「自由に、寛倧に」あるいは「高貎に、䞊品に、瀌儀正しく」</span> *magnoque [[wikt:en:comitatu|comitatu]] et multis [[wikt:en:iumentis|iumentis]] [[wikt:en:venerant|venerant]] **かなりの<ruby><rb>兵隊の䞀団</rb><rp></rp><rt>コミタトゥス</rt><rp></rp></ruby>や倚くの[[w:駄獣|駄獣]]を䌎っお来おいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:comitatus#Noun_2|comitātus]] 「随行者」あるいは「(兵隊の)䞀団」<small>(''company of soldiers'')</small>  随䌎を瀺す奪栌 [[wikt:en:comitatu|comitātÅ«]] 「兵隊の䞀団を䌎っお」</span> *[[wikt:en:viri#Latin|viri]]que [[wikt:en:fortes#Latin|fortes]] [[wikt:en:habebantur|habebantur]] **<ruby><rb>粟匷な勇者</rb><rp></rp><rt>フォルティス・りィル</rt><rp></rp></ruby>たちず芋なされおいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:vir#Latin|vir]] 「男」あるいは「勇者、勇士」<small>(''brave man'')</small> </span> *et in honore apud Caesarem [[wikt:en:fuerant|fuerant]], **カ゚サルの配䞋においお<ruby><rb>高官職</rb><rp></rp><rt>ホノル</rt><rp></rp></ruby>に就いおいた<u>ので</u>、 *<u>quod</u>que <id> [[wikt:en:novum#Latin|novum]] et praeter [[wikt:en:consuetudinem|consuetudinem]] [[wikt:en:acciderat|acciderat]], **か぀、カ゚サル配䞋の裏切りずいうそのこずはたれに芋るもので、通䟋に反しお起こっおいた<u>ので</u> ──、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1<id> そのこずはは写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:novus|novus, -a, -um]] 「新しい」あるいは「聞き慣れない」「たれに芋る」<small>(''unusual'')</small></span> *omnia sua praesidia [[wikt:en:circumduxit|circumduxit]] atque [[wikt:en:ostentavit|ostentavit]]. **ポンペむりスは圌ら兄匟を自軍のすべおの<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>を連れお回っお、瀺しお芋せた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:circumduco|circumdÅ«cere]] 「連れお回る」</span> <br> *②項 Nam ante id tempus **なぜなら、その時より前には、 *nemo aut miles aut eques a Caesare ad Pompeium [[wikt:en:transierat|transierat]], **<ruby><rb>歩兵</rb><rp></rp><rt>ミレス</rt><rp></rp></ruby>であれ<ruby><rb>階兵</rb><rp></rp><rt>゚ク゚ス</rt><rp></rp></ruby>であれ、誰も、カ゚サルのもずからポンペむりスのもずぞ寝返っおはいなかったからだ。 *<u>cum</u> paene cotidie <nonnulli> a Pompeio ad Caesarem [[wikt:en:perfugerent|perfugerent]], **ほずんど毎日、ポンペむりスのもずからカ゚サルのもずぞ 少なからぬ者たちが 脱走しおいた<u>ずいうのに</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1接続詞 cum [接続法] 「であるずいうのに」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2<nonnulli> 少なからぬは、以䞋の milites 「兵士たち」にかかる圢容詞で、写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> *[[wikt:en:vulgo#Adverb_2|vulgo]] vero [[wikt:en:universi#Latin|universi]] in [[w:la:Epirus (regio historica)|Epiro]] atque [[w:la:Aetolia|Aetolia]] [[wikt:en:conscripti|conscripti]] milites **確かに、[[w:むピロス|゚ピルス]]や[[w:アむトヌリア|ア゚トリア]]で城集された兵士たちは、集団で倧っぎらに脱走しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:vulgo#Adverb_2|vulgō]] 副詞「䞀般に、普通に」「いたるずころで」「公然ず」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:conscribo|cōnscrÄ«bere]] 「兵を城募する」  完了受動分詞 [[wikt:en:conscriptus#Participle|cōnscrÄ«ptus]] 「城募された」</span> *earumque regionum omnium quae a Caesare [[wikt:en:tenebantur|tenebantur]]. **カ゚サルによっお掌握されおいたギリシア䞭郚の党地方の兵士たちも脱走しおいた。 <br> *③項 Sed hi, **けれども、この者ら<small>アッロブロゲス族の兄匟</small>は、 *[[wikt:en:cognitis|cognitis]] omnibus rebus, **カ゚サル勢の内郚事情に぀いおは䜕でもかんでも知っおおり、 *<u>seu quid</u> in munitionibus perfectum non erat, **<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>においお工事が完成しおいなかった<u>いくらかの所にせよ</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚seu quid  [[wikt:en:seu#Latin|seu]]  [[wikt:en:aliquid|aliquid]]  seu , seu  「にせよ、にせよ」</span> *<u>seu quid</u> a [[wikt:en:peritioribus|peritioribus]] rei militaris [[wikt:en:desiderari|desiderari]] [[wikt:en:videbatur|videbatur]], **軍事により粟通しおいる者たちからは䞍足に感じられる、ず思われおいた<u>䜕らかのこずにせよ</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:peritus|perÄ«tus]] 圢容詞「熟緎の者」  比范玚 [[wikt:en:peritior|perÄ«tior]] 「より熟緎の者」</span> *[[wikt:en:temporibus|temporibus]]que [[wikt:en:rerum|rerum]] et [[wikt:en:spatiis|spatiis]] [[wikt:en:locorum|locorum]], **<ruby><rb>軍事行動</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>日時</rb><rp></rp><rt>テンプス</rt><rp></rp></ruby>や、<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>ロクス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>間隔</rb><rp></rp><rt>スパティりム</rt><rp></rp></ruby>、 *et [[wikt:en:custodiarum|custodiarum]] varia [[wikt:en:diligentia#Noun|diligentia]] animadversa, [[wikt:en:prout#Latin|prout]] [[wikt:en:cuiusque|cuiusque]] eorum, qui [[wikt:en:negotiis|negotiis]] [[wikt:en:praeerant|praeerant]], aut [[wikt:en:natura#Latin|natura]] aut [[wikt:en:studium#Latin|studium]] [[wikt:en:ferebat|ferebat]], **<ruby><rb>[[wikt:ja:歩哚|歩哚]]</rb><rp></rp><rt>クストディア</rt><rp></rp></ruby>たちの<ruby><rb>泚意深さ</rb><rp></rp><rt>ディリゲンティア</rt><rp></rp></ruby>が、<ruby><rb>任務</rb><rp></rp><rt>ネゎティりム</rt><rp></rp></ruby>を統率しおいた者たち<small>郚隊長</small>それぞれの<ruby><rb>気質</rb><rp></rp><rt>ナトゥラ</rt><rp></rp></ruby>あるいは<ruby><rb>やる気</rb><rp></rp><rt>ストゥディりム</rt><rp></rp></ruby>が芁求しおいたこずに応じお、さたざたであるず気づいおもいた。 *haec ad Pompeium omnia [[wikt:en:detulerunt|detulerunt]]. **圌らアッロブロゲス族の兄匟はこれらのこずすべおを、ポンペむりスに知らせた。 ==デュッラキりムの戊い(4)─ポンペむりス勢によるカ゚サル陣地ぞの匷襲䞊陞䜜戊== ===62節=== '''ポンペむりスが、カ゚サル陣地の沿海方面に、揚陞艊隊ず6個軍団盞圓の倧兵力を集䞭する''' *①項 Quibus ille cognitis **あの者<small>ポンペむりス</small>は、それらの事情をアッロブロゲス族の兄匟から知らされるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚quibus cognitÄ«s 「それらのこずが知られるず」。「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#quibus rēbus cognitÄ«s それらの事が知られるず|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *[[wikt:en:eruptionis|eruptionis]]que iam ante capto consilio, ut demonstratum est, **前述したように、すでに以前から、<ruby><rb>匷襲</rb><rp></rp><rt>゚ルプティオ</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を策定しおいたので、 *tegimenta [[wikt:en:galeis|galeis]] milites ex [[wikt:en:viminibus|viminibus]] facere **兵士たちに、<ruby><rb>'''[[w:ガレア|鉄兜]]'''</rb><rp></rp><rt>ガレア</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>芆</rb><rp></rp><rt>おお</rt><rp></rp></ruby>いを现枝から䜜るこず、 *atque aggerem [[wikt:en:iubet|iubet]] [[wikt:en:conportare|conportare]]. **土砂を運び集めるこず、を呜じる。 <div style="background-color:#cccccc;">  '''ロヌマ軍の鉄兜'''[[w:la:Galea|Galea]][[w:ガレア|ガレア]] 共和制末期垝制期のものは、ガリアの圱響でほお圓おが付くようになっおいた。 <gallery> 画像:Helmet typ Montefortino 01.jpg|モンテフォルティノ型 <small>[[w:en:Montefortino helmet|Montefortino helmet]]</small>BC4䞖玀AD1䞖玀頃の、ケルトの圱響を受けたもの。 画像:Musée Cinquantenaire Celtic helmet.jpg|コヌルス型 <small>[[w:en:Coolus helmet|Coolus helmet]]</small>BC3䞖玀AD1䞖玀頃の、やはりケルトの圱響を受けたもの。 画像:Weisenau type helmets, Carnuntum.jpg|むンペリアル・ガリック型<small>[[w:en:Imperial_helmet#Imperial_Gallic|Imperial_Gallic]]</small>BC1䞖玀AD2䞖玀頃のもの。ガリアの圱響で、ほお圓おが付いおいる。 画像:Helmet centurion end of second century.jpg|むンペリアル・ガリック型で、AD2䞖玀末の癟人隊長のもの。 画像:|型 <small>[[w:en:|]]</small> </gallery> </div> <br> *②項 His paratis rebus **これらの物が準備されるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#hÄ«s rēbus parātÄ«s / hÄ«s parātÄ«s rēbus これらの事が準備されるず / これらの物が甚意されるず|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *magnum numerum levis armaturae et sagittariorum aggeremque omnem **倚数の軜装歩兵たちや匓兵たちず、すべおの土砂を、 *noctu in [[wikt:en:scaphas|scaphas]] et naves [[wikt:en:actuarias|actuarias]] [[wikt:en:imponit|imponit]] **倜間に、小圢船団や快速船団に、乗せる。 *et de media nocte cohortes LX ex maximis castris praesidiisque [[wikt:en:deductas|deductas]] **そしお真倜䞭の頃に、60個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、ペトラの䞘陵にあるポンペむりスの倧本営や各地の<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>から䞋山させお、 *ad eam partem munitionum [[wikt:en:ducit|ducit]], quae [[wikt:en:pertinebat|pertinebat]] ad mare longissimeque a maximis castris Caesaris aberat. **カ゚サル偎の<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>のうち、海蟺に及び、カ゚サルの倧本営から最も遠い方面ぞ、率いお行く。 <br> *③項 Eodem **同じずころぞ、 *naves, quas [[wikt:en:demonstravimus|demonstravimus]], aggere et levis armaturae militibus [[wikt:en:completas#Latin|completas]], **前述した、土砂ず軜装歩兵たちを満茉した船団ず、 *quasque ad [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]] naves longas [[wikt:en:habebat|habebat]], **[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]の蟺りに保持しおいた軍船を、 *[[wikt:en:mittit|mittit]] **掟遣する。 *et, quid a [[wikt:en:quoque|quoque]] [[wikt:en:fieri#Latin|fieri]] [[wikt:en:velit|velit]], [[wikt:en:praecipit|praecipit]]. **そしお、将兵たち各自によっお遂行されるこずをポンペむりスが望んでいるこずを、指図する。 <br> *④項 Ad [[wikt:en:eas#Pronoun|eas]] munitiones **それらの<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>のずころに、 *Caesar [[w:la:Publius Cornelius Lentulus Marcellinus|Lentulum Marcellinum]] quaestorem cum legione VIIII positum habebat. **カ゚サルは、<ruby><rb>[[w:クァ゚ストル|財務官]]</rb><rp></rp><rt>クァ゚ストル</rt><rp></rp></ruby> レントゥルス・マルケッリヌスを第9<ruby><rb>軍団</rb><rp></rp><rt>レギオ</rt><rp></rp></ruby>ずずもに、保持しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚'''プブリりス・コルネリりス・レントゥルス・マルケッリヌス''' '''[[w:en:Publius Cornelius Lentulus Marcellinus|Publius Cornelius Lentulus Marcellinus]]'''[[w:la:Publius Cornelius Lentulus Marcellinus|la]]生没幎䞍明 は、<br>このBC48幎に財務官になった埌、垝制初期のBC18幎に[[w:執政官|執政官]]に遞出された。</span> *[[wikt:en:huic#Latin|Huic]], **この者<small>マルケッリヌス</small>に察しおは、 *quod [[wikt:en:valetudine|valetudine]] minus [[wikt:en:commodus|commoda]] [[wikt:en:utebatur|utebatur]], **──圌が<ruby><rb>健康面</rb><rp></rp><rt>りァレトゥド</rt><rp></rp></ruby>においお、あたり具合が良くない<u>状態ず思っおいた</u>ので ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚1minus 副詞の比范玚「あたりない」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:utor|Å«tÄ«]] 「人がある状態にあるこずを芋出す、ず思う」</span> *Fulvium Postumum [[wikt:en:adiutorem|adiutorem]] [[wikt:en:submiserat|submiserat]]. **フルりィりス・ポストゥムスを、<ruby><rb>補䜐官</rb><rp></rp><rt>アデュトル</rt><rp></rp></ruby>ずしおすでに掟遣しおおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:submitto|submittere]] ([[wikt:en:summitto|summittere]]) 「補䜐ずしお送る」  過去完了 [[wikt:en:submiserat|submÄ«serat]]</span> ===63節=== '''ポンペむりス勢が、カ゚サル陣地の海に面する最匱地点を匷襲しお突砎する''' *①項 Erat eo loco [[wikt:en:fossa#Latin|fossa]] pedum XV et [[wikt:en:vallum#Latin|vallum]] contra [[wikt:en:hostem|hostem]] in [[wikt:en:altitudinem|altitudinem]] pedum X, **その地点には、敵に向かっお、15[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍#ペヌス|ペヌス]]玄4.5m幅の<ruby><rb>堀</rb><rp></rp><rt>フォッサ</rt><rp></rp></ruby>ず、高さにおいお10ペヌス玄3mの<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>があっお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:vallum#Latin|vallum]] ずいう単語は「杭」を意味する [[wikt:en:vallus|vallus]] に由来し、<br>党䜓ずしおの「堡塁」、あるいは郚分ずしおの朚補の「防柵」「防壁」を意味する。<br>本節では、vallus も同様な意味で埌出する。 ⇒ ''[[w:en:Vallum|w:en:vallum]]'' を参照。</span> [[画像:Alésia Befestigung2.jpg|thumb|right|400px|カ゚サルが建造した、堀および土塁の䞊に築かれた防柵の再珟<br><small>アレシア叀戊堎跡。フランスのアリヌズサントレヌヌ</small>。]] [[画像:Caesar's double fortification near Dyrrachium in 48BC.png|thumb|right|400px|デュッラキりムの戊いにおける、カ゚サルの二重の堡塁をめぐるポンペむりス勢ずの攻防の抂略図ラテン語・日本語。<br>本節の蚘述にできるだけ合臎するように、蚳者が䜜図した。]] [[画像:Dyrrhachium 48 en.png|thumb|right|350px|'''デュッラキりムの戊い'''の陣地の配眮図再掲。<br>図䞭の䞋郚に描かれた <span style="color:#ff0000;">カ゚サルの二重の堡塁</span>が築かれ、<span style="color:#ff0000;">マルケッリヌスの陣営''Camp of Marcellinus''</span>が眮かれおいた。ポンペむりス勢は、<span style="color:#0000ff;">ポンペむりスの本営Pompey's camp</span>から、<span style="color:#ff0000;">カ゚サルの二重の堡塁</span>を匷襲しお、カ゚サル勢を敗走させた。]] *<u>[[wikt:en:tantundem|tantundem]]</u>que eius valli [[wikt:en:agger#Latin|agger]] in [[wikt:en:latitudinem|latitudinem]] [[wikt:en:patebat|patebat]]; **その防柵の<ruby><rb>土塁</rb><rp></rp><rt>アッゲル</rt><rp></rp></ruby>も、高さにおいお<u>同じぐらい</u>広がっおいた。 *ab eo [[wikt:en:intermisso|intermisso]] spatio pedum DC **そこから600ペヌス玄180mの隔たりをあけお、 *alter [[wikt:en:conversus|conversus]] in [[wikt:en:contrariam#Latin|contrariam]] partem erat [[wikt:en:vallus|vallus]] [[wikt:en:humiliore|humiliore]] [[wikt:en:paulo|paulo]] munitione. **もう䞀぀の<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>りァッルス</rt><rp></rp></ruby>が、少しより䜎い<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を䌎っお、反察偎に向きを倉えおあった。 <br> *②項 Hoc enim superioribus diebus timens Caesar, **なぜなら、先日来、カ゚サルは、このこず<small>ポンペむりス勢の匷襲</small>を恐れおいお、 *ne navibus nostri [[wikt:en:circumvenirentur|circumvenirentur]], **ポンペむりス配䞋の船団により、我が方の陣地が回り蟌たれないように、 *[[wikt:en:duplex#Latin|duplicem]] eo loco [[wikt:en:fecerat|fecerat]] [[wikt:en:vallum#Latin|vallum]], **その地点に二重の<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>りァッルス</rt><rp></rp></ruby>をすでに建造しおおいお、 *<u>ut</u>, si [[wikt:en:ancipiti#Latin|ancipiti]] proelio [[wikt:en:dimicaretur|dimicaretur]], <u>[[wikt:en:posset#Latin|posset]] resisti</u>. **もし、<ruby><rb>[[w:二正面䜜戊|二正面の戊い]]</rb><rp></rp><rt>アンケプス・プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>で闘われたずしおも、<u>抗戊され埗るようにした</u>。 <br> *③項 Sed operum magnitudo et continens omnium dierum labor, **ずはいえ、<ruby><rb>堡塁工事</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>の壮倧さず、終日ずっず続く劎圹は、 *quod milia passuum in circuitu XVII munitione erat [[wikt:en:conplexus|conplexus]], **党呚17ロヌママむル玄25.5kmにわたっお<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>で取り巻かれおいたので、 *[[wikt:en:perficiendi|perficiendi]] spatium non [[wikt:en:dabat|dabat]]. **完成されるべき時間的猶予を䞎えおくれなかった。 <br> *④項 Itaque contra mare [[wikt:en:transversum|transversum]] vallum, qui has duas munitiones [[wikt:en:contingeret|contingeret]], **このように、これら二぀の<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>に接し、海に面しお暪切る<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>りァッルス</rt><rp></rp></ruby>を、 *nondum [[wikt:en:perfecerat|perfecerat]]. **いただに完成させおいなかった。 <br> *⑀項 Quae res [[wikt:en:nota#Etymology_2|nota]] erat [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeio]], [[wikt:en:delata#Latin|delata]] per Allobroges perfugas, **そういった事情は、アッロブロゲス族の逃亡者たちを通じお報告されお、<br>[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]に知られおいお、 *magnumque nostris <u>[[wikt:en:attulit|attulit]]</u> incommodum. **我が方に察しお、倧損害をもたらしたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の [[wikt:en:attulit|attulit]] [[wikt:en:affero#Latin|afferre]] の完了圢は修正提案されたもので、<br>写本では [[wikt:en:attulerat|attulerat]] afferre の過去完了圢ずなっおいる。</span> <br> *⑥項 Nam <u>ut</u> ad mare nostrae cohortes [nona leg.] [[wikt:en:excubuerant|excubuerant]], **なぜなら、我が方の第9軍団の諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>が海の蟺りで譊戒しおいた<u>ずきに</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[nona leg.] 第9軍団(の) は写本にあるが、削陀提案されおいる。</span> *[[wikt:en:accessere|accessere]] subito prima luce Pompeiani **明け方に、䞍意に、ポンペむりス勢が迫っお来た。 *<nostris [[wikt:en:inprovisus|inprovisus]] Pompeiani> <u>exercitus [[wikt:en:adventus#Etymology_2|adventus]] [[wikt:en:extitit|extitit]]</u>; **我が方に察しお、思いがけずポンペむりスの <u>到来した軍隊が姿を珟わしたのだ</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本にある蚘述だが、削陀提案されおいる。<br>あるいは逆に、 郚分が挿入提案されおもいる。</span> *<u>simul</u> navibus [[wikt:en:circumvecti|circumvecti]] milites in exteriorem vallum tela [[wikt:en:iaciebant|iaciebant]], fossaeque aggere complebantur, **船団で取り巻いたポンペむりス勢の兵士たちがカ゚サルの倖偎の堡塁に飛び道具を投げ付け、<ruby><rb>堀</rb><rp></rp><rt>フォッサ</rt><rp></rp></ruby>が<ruby><rb>土砂</rb><rp></rp><rt>アッゲル</rt><rp></rp></ruby>で埋められおいた<u>のず同時に</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:simul#Latin|simul]] , et  「ず同時に」</span> [[画像:Battle of Lesnikia river by Caesar and Pompey (1) Japanese.png|thumb|right|400px|ポンペむりス勢が匷襲した時点の[[内乱蚘/デュッラキりムの戊い|デュッラキりムの戊い]]における戊況の図解蚳者が䜜成。]] *<u>et</u> [[wikt:en:legionarii|legionarii]] interioris munitionis defensores **ポンペむりス勢の<ruby><rb>軍団兵</rb><rp></rp><rt>レギオナリりス</rt><rp></rp></ruby>たちがカ゚サルの内偎の<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の防戊者たちを、 *[[wikt:en:scalis|scalis]] [[wikt:en:admotis|admotis]] [[wikt:en:tormentum|tormentis]] [[wikt:en:quisque#Latin|cuiusque]] generis telisque [[wikt:en:terrebant|terrebant]], **<ruby><rb>はしご</rb><rp></rp><rt>スカラ</rt><rp></rp></ruby>を塁壁にあおがっお、各皮類の<ruby><rb>投石機</rb><rp></rp><rt>トルメントゥム</rt><rp></rp></ruby>ず飛び道具で<ruby><rb>脅</rb><rp></rp><rt>おびや</rt><rp></rp></ruby>かしおいたし、 *magnaque [[wikt:en:multitudo|multitudo]] [[wikt:en:sagittariorum|sagittariorum]] ab utraque parte [[wikt:en:circumfundebatur|circumfundebatur]]. **かなり倧勢の匓兵たちが、䞡偎から取り囲んでいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:circumfundo|circumfundere]] ⇒ 受動で「取り囲む」 </span> <br> *⑊項 Multum autem ab [[wikt:en:ictu|ictu]] [[wikt:en:lapidum|lapidum]], quod unum nostris erat telum, **他方では、我が方にずっお ただひず぀の飛び道具であった、倚数の<ruby><rb>石</rb><rp></rp><rt>ラピス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>打撃</rb><rp></rp><rt>むクトゥス</rt><rp></rp></ruby>から、 *[[wikt:en:viminea|viminea]] tegimenta [[wikt:en:galeis|galeis]] [[wikt:en:inposita|inposita]] [[wikt:en:defendebant|defendebant]]. **ポンペむりス勢の<ruby><rb>[[w:ガレア|鉄兜]]</rb><rp></rp><rt>ガレア</rt><rp></rp></ruby>に<ruby><rb>据</rb><rp></rp><rt>す</rt><rp></rp></ruby>え付けられた现枝现工の<ruby><rb>芆</rb><rp></rp><rt>おお</rt><rp></rp></ruby>いが防護しおいた。 <br> *⑧項 Itaque <u>cum</u> omnibus rebus nostri [[wikt:en:premerentur|premerentur]] atque aegre [[wikt:en:resisterent|resisterent]], **このように、我が方<small>カ゚サル勢</small>があらゆる事で圧倒されおいお、かろうじお抗戊しおいた<u>ずきに</u>、 *[[wikt:en:animadversum|animadversum]] est vitium munitionis, quod supra demonstratum est, **䞊で述べた、<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>欠陥</rb><rp></rp><rt>りィティりム</rt><rp></rp></ruby>がポンペむりス勢によっお気づかれた。 *atque inter duos vallos, <u>[[wikt:en:qua#Etymology_1|qua]]</u> perfectum opus non erat, **そしお、二぀の<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>りァッルス</rt><rp></rp></ruby>の間の、<ruby><rb>堡塁工事</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>が完成しおいなかった<u>ずころを通っお</u>、 *per mare navibus [[wikt:en:expositi|expositi]] in [[wikt:en:aversos|aversos]] nostros [[wikt:en:impetum|impetum]] fecerunt **ポンペむりス勢の海から船団で䞊陞した者たちが、背を向けおいる我が方に<ruby><rb>突撃</rb><rp></rp><rt>むンペトゥス</rt><rp></rp></ruby>をしお、 *atque ex utraque munitione [[wikt:en:deiectos|deiectos]] **カ゚サル勢の内倖䞡方の<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>から駆逐された者たちを *terga vertere [[wikt:en:coegerunt|coegerunt]] **敗走せしめた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:terga#Latin|terga]] [[wikt:en:vertere#Latin|vertere]] 「背を向けるこず」「敗走するこず」</span> ===64節=== '''カ゚サル陣地の南方を指揮しおいた財務官マルケッリヌスが、第14軍団から増揎郚隊を掟兵するが、敗勢に陥る''' *①項 Hoc tumultu nuntiato **この<ruby><rb>奇襲攻撃</rb><rp></rp><rt>トゥムルトゥス</rt><rp></rp></ruby>が報告されるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#hōc tumultÅ« nÅ«ntiātō この 隒ぎ/動乱/奇襲 が報告されるず|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *Marcellinus cohortes [[wikt:en:subsidio#Latin|subsidio]] nostris [[wikt:en:laborantibus|laborantibus]] [[wikt:en:submittit|submittit]] ex castris; **マルケッリヌスは、苊戊しおいる我が方に察しお、陣営から諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を<ruby><rb>増揎郚隊</rb><rp></rp><rt>スブシディりム</rt><rp></rp></ruby>ずしお掟遣する。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:laboro#Latin|labōrāre]] 「苊しむ」  珟圚分詞 [[wikt:en:laborans|labōrāns]] 「苊しんでいる者」<br>               男性耇数䞎栌 [[wikt:en:laborantibus|labōrantibus]] 「苊しんでいる者たちに察しお」</span> *[[wikt:en:quae#Etymology_1|quae]] [[wikt:en:fugientes|fugientes]] [[wikt:en:conspicatae|conspicatae]] **それら <small>諞歩兵倧隊</small> は、敗走しお来る者たちに気づくず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conspicor|cōnspicārÄ«]] 動詞 「芋る」「気づく」  完了受動分詞 [[wikt:en:conspicatus|cōnspicātus]]  女性耇数䞻栌 [[wikt:en:conspicatae|conspicātae]]</span> *<u>neque</u> illos suo adventu [[wikt:en:confirmare#Latin|confirmare]] [[wikt:en:potuerunt|potuerunt]] **<small>敗走しお来る</small>あの者たちを、自分たちの到着により元気づけるこずもでき<u>なかったし</u>、 *<u>neque</u> ipsae hostium impetum [[wikt:en:tulerunt|tulerunt]]. **圌ら自身<u>も</u>、敵方の<ruby><rb>突撃</rb><rp></rp><rt>むンペトゥス</rt><rp></rp></ruby>を持ちこたえるこずができ<u>なかった</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚neque , neque  「でもないし、でもない」</span> <br> *②項 Itaque <u>[[wikt:en:quodcumque|quodcumque]]</u> [[wikt:en:addebatur|addebatur]] [[wikt:en:subsidii|subsidii]], **このように、<ruby><rb>増揎郚隊</rb><rp></rp><rt>スブシディりム</rt><rp></rp></ruby>に加えられおいた<u>者は誰でも</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quicumque|quÄ«cumque]]  「する者は誰でも」  䞭性単数䞻栌 [[wikt:en:quodcumque|quodcumque]]</span> *id [[wikt:en:corruptum|corruptum]] [[wikt:en:timore#Latin|timore]] [[wikt:en:fugientium|fugientium]] **敗走しお来る者たちの<ruby><rb>怖気</rb><rp></rp><rt>おじけ</rt><rp></rp></ruby>に感化されお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:corrumpo|corrumpere]] 動詞 「だめにする」「感染させる (''[[wikt:en:infect#English|infect]]'')」  完了受動分詞 [[wikt:en:corruptus|corruptus]]  䞭性単数䞻栌 [[wikt:en:corruptum|corruptum]]</span> *[[wikt:en:terrorem|terrorem]] et periculum [[wikt:en:augebat|augebat]]; **恐怖ず危険を高めおいた。 *[[wikt:en:hominum#Latin|hominum]] enim multitudine [[wikt:en:receptus|receptus]] [[wikt:en:impediebatur|impediebatur]]. **なぜなら、人の倚さにより、退华が劚げられおいたからだ。 <br>   '''鷲の埜章の旗手の最埌の頌み''' [[画像:Aquilifer romain Arverniales 2012-2.jpg|thumb|right|200px|ロヌマ軍の軍団旗に盞圓する鷲の埜章[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/単語集#aquila|aquila]]を持぀旗手[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/単語集#aquilifer|aquilifer]]の再珟。]] [[画像:Roman aquila.jpg|thumb|right|200px|鷲の埜章[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/単語集#aquila|aquila]]]] *③項 In eo proelio **その<ruby><rb>遭遇戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>においお、 *cum gravi vulnere esset [[wikt:en:adfectus|adfectus]] '''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/単語集#aquilifer|aquilifer]]''' et a [[wikt:en:viribus|viribus]] [[wikt:en:deficeretur|deficeretur]], **<ruby><rb>[[w:アクィリフェル|鷲の埜章の旗手]]</rb><rp></rp><rt>アクィリフェル</rt><rp></rp></ruby>が重い傷をこうむっお、力を消耗し尜くしたので、 *conspicatus equites nostros **我が方の階兵たちに気づいお、 *"hanc ego" inquit **「私は、これを」ず蚀い、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ここからの旗手の発蚀は、カ゚サルの著䜜には珍しい'''盎接話法''' で語られる。</span> *"et vivus multos per annos magna diligentia defendi **「長幎にわたっお生き延びお、たいぞんな泚意を払っお守り抜いたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:defendo#Latin|dēfendere]] 「守る」  <u>人称</u>単数<u>完了</u> [[wikt:en:defendi#Latin|dēfendÄ«]] 「私は守った」</span> *et nunc moriens **今や死にかけおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:morior|morÄ«]] 「死ぬ」  珟圚分詞 [[wikt:en:moriens|moriēns]]</span> *eadem [[wikt:en:fide#Latin|fide]] Caesari [[wikt:en:restituo#Latin|restituo]]. **今たでず同じ忠実さをもっお、カ゚サルにお返しする。 *Nolite, [[wikt:en:obsecro|obsecro]], [[wikt:en:committere|committere]], quod ante in exercitu Caesaris non accidit, ut rei militaris [[wikt:en:dedecus|dedecus]] [[wikt:en:admittatur#Latin|admittatur]], **頌むから、カ゚サルの軍隊においお以前は生じたこずのない、軍事の<ruby><rb>汚名</rb><rp></rp><rt>デデクス</rt><rp></rp></ruby>をこうむるような過ちをするな。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:nolo#Latin|nōlle]] 「欲しない」「するな」  人称耇数珟圚呜什法 [[wikt:en:nolite|nōlÄ«te]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:obsecro|obsecrō]] 動詞「頌む」、挿入句ずしお「頌むから」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:committo|committere]] 「過ちをおかす」</span> *incolumemque ad eum deferte." **無事に、圌カ゚サルのもずぞ運んで行け。」 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:defero|dēferre]] 動詞「運ぶ、運んで行く」  人称耇数珟圚呜什法 [[wikt:en:deferte|dēferte]]</span> <br> *④項 Hoc [[wikt:encasu#Latin:|casu]] '''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/単語集#aquila|aquila]]''' [[wikt:en:conservatur|conservatur]], **この<ruby><rb>危機</rb><rp></rp><rt>カスス</rt><rp></rp></ruby>から、<ruby><rb>鷲の埜章</rb><rp></rp><rt>アクィラ</rt><rp></rp></ruby>は守られおいるが、 *omnibus primae cohortis centurionibus interfectis praeter principem priorem. **第䞀<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>たちは、<u>プリンケプス・プリオル</u>を陀いおこずごずく虐殺された。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚プリンケプス・プリオル ''[[w:en:Princeps prior|Princeps prior]]'' は、<ruby><rb>第二戊列兵</rb><rp></rp><rt>プリンキペス</rt><rp></rp></ruby>を構成する<ruby><rb>歩兵䞭隊</rb><rp></rp><rt>マニプルス</rt><rp></rp></ruby>の䞭隊長を兌任する歩兵小隊長癟人隊長であり、<br>軍団ごずに定員60名の癟人隊長のうちでも、銖垭癟人隊長 ''[[w:en:Primus pilus|Primus pilus]]'' に次ぐ高䜍の癟人隊長であったらしい。</span> ===65節=== '''マルクス・アントニりスがポンペむりス勢の進撃を食い止め、カ゚サルは戊術を倉えお防備を固めさせる''' *①項 Iamque Pompeiani magna [[wikt:en:caedes|caede]] nostrorum **すでに、ポンペむりス勢は、我が方ぞの倧<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>により、 *castris Marcellini [[wikt:en:adpropinquabant|adpropinquabant]], non [[wikt:en:mediocri#Latin|mediocri]] terrore [[wikt:en:inlato|inlato]] reliquis cohortibus, **カ゚サル勢の残りの諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>に<ruby><rb>䞊倧抵</rb><rp></rp><rt>メディオクリス</rt><rp></rp></ruby>でない<ruby><rb>恐慌状態</rb><rp></rp><rt>テッロル</rt><rp></rp></ruby>を誘発しながら、マルケッリヌスの<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>に接近しおいた。 *et [[w:la:Marcus Antonius|M. Antonius]] qui proximum locum praesidiorum tenebat, **そしお、カ゚サルの<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>のうち最寄りの地点を占めおいた [[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]は、 *ea re nuntiata **その事態を報告されるず、 *cum cohortibus XII [[wikt:en:descendens|descendens]] ex loco superiore [[wikt:en:cernebatur|cernebatur]]. **12個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>ずずもに、より高い地点から降っお来るのが芖認されおいた。 *[[wikt:en:cuius|Cuius]] adventus Pompeianos [[wikt:en:conpressit|conpressit]] **圌の到来は、ポンペむりス勢の進撃をせき止めお、 *nostrosque firmavit, **我が方を元気づけお、 *ut se ex maximo timore [[wikt:en:colligerent|colligerent]]. **たいぞんな<ruby><rb>怖気</rb><rp></rp><rt>おじけ</rt><rp></rp></ruby>から気を取り盎させるようにした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚se [[wikt:en:colligo#Etymology_1|colligere]]  se animum colligere 「気を取り盎す」</span> <br> *②項 Neque multo post Caesar, **<ruby><rb>幟蚱</rb><rp></rp><rt>いくばく</rt><rp></rp></ruby>もなくしお、カ゚サルは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚neque [[wikt:en:multo#Etymology_2|multō]] post 「あたり埌でなく」「幟蚱もなく」</span> *significatione per castella [[wikt:en:fumus#Latin|fumo]] facta, ut erat superioris temporis consuetudo, **埀時に慣䟋であったように、<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>を通じお煙による合図をしお、 *deductis [[wikt:en:quibusdam|quibusdam]] cohortibus ex praesidiis eodem [[wikt:en:venit#Latin|venit]]. **いく぀かの<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>から匕き出しお、同所ぞ到着した。 <br> *③項 Qui, cognito detrimento, **圌カ゚サルは、<ruby><rb>敗北</rb><rp></rp><rt>デトリメントゥム</rt><rp></rp></ruby>を知るず、 *<u>cum [[wikt:en:animadvertisset|animadvertisset]]</u> [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] extra munitiones [[wikt:en:egressum|egressum]], castra secundum mare <munire>, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の倖偎に突出しお来お、海に沿っお<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>を 堡塁で固めお、 *ut libere pabulari posset nec minus aditum navibus haberet, **自由に<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>の調達ができるように、船団の出入口をいくらか持おるようにしたのに<u>気づいおいたので</u>、 *commutata ratione belli, <u>[[wikt:en:quoniam#Latin|quoniam]]</u> propositum non [[wikt:en:tenuerat|tenuerat]], **<ruby><rb>戊略目的</rb><rp></rp><rt>プロポシトゥム</rt><rp></rp></ruby>を保おなくなっおいた<u>ので</u>、戊争の手段を倉曎しお、 *castra [[wikt:en:iuxta|iuxta]] Pompeium munire [[wikt:en:iussit|iussit]]. **ポンペむりスの陣地のすぐ近くに<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>を固めるこずを呜じた。 ==デュッラキりムの戊い(5)─ポンペむりス勢がカ゚サル勢を撃ち砎る (レスニキア川の戊い)== ===66節=== '''ポンペむりス勢が、カ゚サルが攟棄した叀い陣営を接収し、塁壁で囲んでより倧きな陣営を造営する''' *①項 Qua perfecta munitione **その<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>が完成したずき、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#quā mÅ«nÄ«tiōne perfectā / その塁壁が完成されるず|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *[[wikt:en:animadversum|animadversum]] est ab [[wikt:en:speculatoribus|speculatoribus]] Caesaris, **カ゚サルの[[w:斥候|斥候]]たちによっお気づかれたこずには、 *cohortes [[wikt:en:quasdam|quasdam]], quod instar legionis [[wikt:en:videretur|videretur]], **1個<ruby><rb>軍団</rb><rp></rp><rt>レギオ</rt><rp></rp></ruby>ず同等のものず思われおいた、いく぀かの諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>が **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:instar#Latin|Ä«nstar]] [属栌] 「ず同等のもの」</span> *esse post [[wikt:en:silvam|silvam]] et in vetera castra [[wikt:en:duci#Verb|duci]]. **森林の埌方にあっお、カ゚サルの叀い<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>に率いお行かれおいるずいうこずであった。 <br> *②項 Castrorum hic situs erat. **陣営の䜍眮は、以䞋の通りであった。 *Superioribus diebus nona Caesaris legio **先般、カ゚サルの第9軍団が、 *cum se [[wikt:en:obiecisset|obiecisset]] Pompeianis copiis atque opere, ut demonstravimus, [[wikt:en:circummuniret|circummuniret]], **前述のように、ポンペむりスの軍勢ず察峙しおいお、<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>で取り巻いおいたずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[#45節|45節]][[#46節|46節]]を参照。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:obicio|ōbicere]] 「察峙させる」  se ōbicere 「察峙する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:circummunio|circummÅ«nire]] 「堡塁をめぐらす、取り巻く」</span> *castra eo loco [[wikt:en:posuit|posuit]]. **その堎所に、陣営を蚭眮した。 <br> [[画像:Battle of Lesnikia river by Caesar and Pompey (2) Japanese.png|thumb|right|500px|[[内乱蚘/デュッラキりムの戊い|デュッラキりムの戊い]]の戊況の図解蚳者が䜜成。]] [[画像:Saalburg castellum plan.jpg|thumb|right|400px|叀代ロヌマ時代の陣営の跡の図面ドむツの[[w:リメス#ザヌルブルク城砊|ザヌルブルク城砊]]跡<br>'''叀い小さい陣営の跡を、新しい倧きい陣営で増匷'''しおいるこずが芋お取れる。]] *③項 Haec silvam [[wikt:en:quandam|quandam]] [[wikt:en:contingebant|contingebant]] **これ <small>叀い陣営</small> は、ずある森林に隣接しおいお、 *neque longius a mari passibus CCC [[wikt:en:aberant#Latin|aberant]]. **海から300[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍#パッスス|パッスス]]玄450mほどしか離れおいなかった。 <br> *④項 Post, **埌になっお、 *mutato consilio [[wikt:en:quibusdam|quibusdam]] de [[wikt:en:causis#Latin|causis]], **いく぀かの理由から、<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を倉曎しお、 *Caesar paulo ultra eum locum castra [[wikt:en:transtulit|transtulit]], **その堎所のいくらか向こう偎に陣営を移した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ultra#Latin|ultrā]] 「向こう偎に」<br>海沿いのポンペむりスの陣営の方向ぞ、ずいうこずか。</span> *paucisque intermissis diebus **数日の間をあけお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#paucÄ«s diēbus intermissÄ«s 数日だけ間をあけお / 数日だけ䞭断しお|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *eadem haec [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:occupaverat|occupaverat]], **同じこれ <small>叀い陣営</small> を[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]がすでに占領しおいお、 *et, <u>quod</u> eo loco plures erat legiones [[wikt:en:habiturus|habiturus]], **その堎所で倚くの軍団を収容する぀もりであった<u>ので</u>、 *relicto interiore vallo [[wikt:en:maiorem|maiorem]] [[wikt:en:adiecerat|adiecerat]] munitionem. **内偎の<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>りァッルス</rt><rp></rp></ruby>を残したたた、より倧きな<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を付け加えおあった。 <br> *⑀項 Ita minora castra inclusa maioribus **このように、より小さい陣営を、より倧きなもので囲い蟌んで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:includo#Latin|inclÅ«dere]] 「囲う、閉じ蟌める」  完了受動分詞 [[wikt:en:inclusus|inclÅ«sus ]]</span> *castelli atque [[wikt:en:arx|arcis]] locum [[wikt:en:obtinebant|obtinebant]]. **<ruby><rb>城砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>芁塞</rb><rp></rp><rt>アルクス</rt><rp></rp></ruby>の圹割を占めおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚右の図面が参考になるであろう。</span> <br> *⑥項 Item ab [[wikt:en:angulus#Latin|angulo]] castrorum [[wikt:en:sinistro#Latin|sinistro]] **そのうえ、陣営の巊偎の隅から、 *munitionem ad flumen [[wikt:en:perduxerat|perduxerat]] circiter passus CCCC, **<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を川のたもずたで、およそ400[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍#パッスス|パッスス]]玄600m延ばしおおいお、 *quo liberius a periculo milites [[wikt:en:aquarentur|aquarentur]]. **それによっお、兵士たちが より危険に拘束されずに 絊氎するようにしたのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:libere#Latin|lÄ«berē]] 副詞 「自由に」「拘束されずに」  比范玚 lÄ«berius</span> <br> *⑊項 Sed is [[wikt:en:quoque#Pronunciation_2|quoque]], mutato consilio [[wikt:en:quibusdam|quibusdam]] de causis, **けれども、圌ポンペむりスもたた、いく぀かの理由から、<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を倉曎しお、 *quas [[wikt:en:commemorari|commemorari]] necesse non est, **── それに蚀及する必芁はないが ──、 *eo loco [[wikt:en:excesserat|excesserat]]. **その地点からすでに撀収しおいた。 *Ita [[wikt:en:conplures|conplures]] dies <vacua> [[wikt:en:manserant|manserant]] castra; **このように、かなりの日数にわたり、陣営を空っぜにずどめおおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<[[wikt:en:vacua#Latin|vacua]]> 空っぜな は写本になく、挿入提案されたもの。<[[wikt:en:inania|inania]]> 空っぜな ずいう挿入提案もある。</span> *munitiones quidem omnes [[wikt:en:integrae|integrae]] erant. **すべおの<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>は、たったく無傷であった。 ===67節=== [[画像:Young Folks' History of Rome illus064.png|thumb|right|200px|ロヌマ軍の軍旗[[w:la:Signum militare|Signum militare]]各皮。]] '''ポンペむりスの1個軍団ほどが守る倧陣営を、カ゚サルが33個歩兵倧隊で急襲、制圧する''' *①項 Eo signa legionis [[wikt:en:inlata|inlata]] **そこぞ、ポンペむりス勢の1個軍団の軍旗が運び入れられおいるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:signum#Latin|signa]] [[wikt:en:infero#Latin|Ä«nferre]] 「軍旗を運び入れる」「進撃する」</span> *speculatores Caesari [[wikt:en:renuntiarunt|renuntiarunt]]. **カ゚サルの[[w:斥候|斥候]]たちが報告した。 *Hoc idem [[wikt:en:visum#Participle|visum]] ex superioribus quibusdam castellis [[wikt:en:confirmaverunt|confirmaverunt]]. **これず同じこずが、より高いずころのいく぀かの<ruby><rb>山砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>から芋られたず、斥候たちは確認した。 *Is locus [[wikt:en:aberat|aberat]] <a> novis [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] castris circiter passus [[wikt:en:quingentos|quingentos]]. **その地点は、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の新しい陣営からおよそ500[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍#パッスス|パッスス]]玄750m離れおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚新しい陣営ずは、[[#65節|65節]]③項でポンペむりスが海に沿っお固めた陣営のこずだず思われる。</span> <br> *②項 Hanc legionem sperans Caesar se [[wikt:en:opprimo#Latin|opprimere]] posse **カ゚サルは、この1個軍団を打ちのめすこずができるず期埅し぀぀、 *et [[wikt:en:cupiens|cupiens]] eius diei detrimentum [[wikt:en:sarcire|sarcire]], **あの日の<ruby><rb>敗北</rb><rp></rp><rt>デトリメントゥム</rt><rp></rp></ruby>を埋め合わせするこずを切望しお、 *[[wikt:en:reliquit|reliquit]] in opere cohortes duas, **2個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>の䞭に残しお、 *quae [[wikt:en:speciem|speciem]] munitionis [[wikt:en:praeberent|praeberent]]; **圌らをしお<ruby><rb>塁壁工事</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の芋せかけを瀺させおいた。 <br> *③項 ipse, **カ゚サル自身は、 *diverso itinere, quam [[wikt:en:potuit|potuit]] occultissime, **反察方向の道すじから、できるだけ<ruby><rb>密</rb><rp></rp><rt>ひそ</rt><rp></rp></ruby>かに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚occultē 副詞 「密かに」  最䞊玚 occultissimē 「最も密かに」</span> *reliquas cohortes, numero XXXIII <sub>(trigintatres)</sub>, **数にしお33個の残りの<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、 *in quibus erat legio nona multis amissis centurionibus deminutoque militum numero, **── それらの䞭には、倚くの<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>たちを倱い、兵士たちの数も枛っおいた第9軍団がいたのだが ──、 *ad legionem Pompei castraque minora [[wikt:en:duplici#Latin|duplici]] [[wikt:en:acie|acie]] [[wikt:en:eduxit|eduxit]]. **それらの郚隊をポンペむりスの1個軍団ずより小さな陣営のもずぞ、<ruby><rb>二重の戊列</rb><rp></rp><rt>ドゥプレクス・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>により、進軍させた。 <br> *④項 Neque eum prima opinio [[wikt:en:fefellit|fefellit]]. **圓初の<ruby><rb>予枬</rb><rp></rp><rt>オピニオ</rt><rp></rp></ruby>は、圌<small>カ゚サル</small>を誀らせなかった。 カ゚サルの圓初の予枬は、誀っおいなかった **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:fallo#Latin|fallere]] [察栌] 「を誀らせる」</span> *Nam <u>et</u> [[wikt:en:pervenit|pervenit]] priusquam Pompeius [[wikt:en:sentire|sentire]] posset, **実際、ポンペむりスが感づくこずができるより前に、カ゚サルは到着した<u>し</u>、 *<u>et</u> tametsi erant munitiones castrorum magnae, **たずえ、ポンペむりスの陣営の<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>が倧がかりであったずしおも、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tametsi|tametsi]]  [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]]  「たずえずしおも、それにもかかわらず」</span> *tamen [[wikt:en:sinistro#Latin|sinistro]] [[wikt:en:cornu#Latin|cornu]], ubi erat ipse, celeriter [[wikt:en:adgressus|adgressus]] **それにもかかわらず、カ゚サル自身がいた巊翌から、速やかに襲撃しお、 *Pompeianos ex vallo [[wikt:en:deturbavit|deturbavit]]. **ポンペむりス勢を<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>りァッルス</rt><rp></rp></ruby>から远い払った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:deturbo|dēturbāre]] 「远い出す、駆逐する」</span> <br>[[画像:Colonial Williamsburg (3205731356).jpg|thumb|right|250px|<ruby><rb>[[w:拒銬|拒銬]]</rb><rp></rp><rt>きょば</rt><rp></rp></ruby>''[[w:en:Cheval de frise|Cheval de frise]]''の䟋。]] *⑀項 Erat [[wikt:en:obiectus|obiectus]] portis [[wikt:en:ericius#Latin|ericius]]. **陣営の諞門には<ruby><rb>[[w:拒銬|拒銬]]</rb><rp></rp><rt>きょば</rt><rp></rp></ruby>が障害物ずしお前に眮かれおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:obicio|ōbicere]] 「障害物ずしお前方ぞ眮く」  完了受動分詞 [[wikt:en:obiectus|obiectus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:ericius#Latin|ericius]] 䞀般名詞ずしおは「ハリネズミ」「ダマアラシ」。<br>         軍事甚語で「鋭利な杭で歊装された梁」<small>''A beam armed with sharp spikes''</small>。</span> *Hic [[wikt:en:paulisper|paulisper]] est pugnatum, **この堎所で、ちょっずの間、戊われたが、 *cum [[wikt:en:inrumpere|inrumpere]] nostri [[wikt:en:conarentur|conarentur]], **我が方<small>カ゚サル勢</small>が突入するこずを詊みおいたずきには、 *illi castra [[wikt:en:defenderent|defenderent]], **あちら<small>ポンペむりス勢</small>は、陣営を守ろうずしおいたし、 *[[wikt:en:fortissime#Latin|fortissime]]que T.(Tito) Puleione, **勇猛なるティトゥス・プレむオが、 *cuius opera proditum exercitum [[w:la:Gaius Antonius|C. Antoni]] demonstravimus, **── その者の尜力により、ガむりス・アントニりスの軍隊がポンペむりス勢に寝返ったこずは前述したが ──、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚このこずに぀いおは、[[#4節|4節]]②節、[[#10節|10節]]⑀項、でちょっずだけ述べられおいるが、<br>詳しくは述べられおいないか、あるいは写本が欠萜しおいるず考えられる。<br> '''ガむりス・アントニりス [[w:la:Gaius Antonius|Gaius Antonius]]''' は、埌の䞉頭政治家[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]] [[w:la:Marcus Antonius|Marcus Antonius]] の匟で、<br>前幎BC49幎の倏頃に、カ゚サルの<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>ずしおクリクタ島[[w:la:Curicta (insula)|Curicta]]珟圚の[[w:クロアチア|クロアチア]]の[[w:クルク島|クルク島]]に掟遣されおいたが、<br>マルクス・オクタりィりスやガむりス・スクリボニりス・リボが率いるポンペむりス艊隊によっお、ドラベッラ率いる護衛艊隊ず分断されお、<br>15個歩兵倧隊ずずもに降䌏。その兵士たちはポンペむりスの諞軍団に組み入れられおいた。</span> *eo loco [[wikt:en:propugnante#Latin|propugnante]]. **その堎所で防戊しおいた。 <br> *⑥項 Sed tamen nostri virtute [[wikt:en:vicerunt|vicerunt]], **しかし、それでも、我が方<small>カ゚サル勢</small>は、勇敢さでたさり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sed#Latin|sed]] [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]] 「しかし、それでも」「しかし、ずにかく」</span> *[[wikt:en:exciso|exciso]]que ericio **<ruby><rb>[[w:拒銬|拒銬]]</rb><rp></rp><rt>きょば</rt><rp></rp></ruby>を陀去するず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:excido#Etymology_2|excÄ«dere]] 「切り倒す、取り陀く、砎壊する」  完了受動分詞 [[wikt:en:excisus|excÄ«sus]]</span> *<u>primo</u> in maiora castra, **<u>たず</u>、倧きい方の陣営の䞭に、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:primo#Latin|prÄ«mō]] , [[wikt:en:post#Adverb_2|post]]  「はじめに、その埌」</span> *<u>post</u> etiam in castellum, quod erat [[wikt:en:inclusum|inclusum]] maioribus castris, [[wikt:en:inruperunt|inruperunt]], **<u>それから</u>、倧きい方の陣営により取り巻かれおいた<ruby><rb>城砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>の䞭に、突入した。 *quod eo [[wikt:en:pulsa#Latin|pulsa]] legio sese [[wikt:en:receperat|receperat]]; **ずいうのも、そこぞ倧きい方の陣営から駆逐されたポンペむりス勢の1個軍団が退华しおいたからだ。 *nonnullos ibi [[wikt:en:repugnantes|repugnantes]] [[wikt:en:interfecerunt|interfecerunt]]. **そこにお、抗戊しおいる少なからぬ者たちを<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>した。 ===68節=== '''カ゚サル勢の右翌の歩兵ず階兵が、敵を远撃するあたり、ポンペむりスの塁壁の向こう偎に深入りしおしたう''' *①項 Sed fortuna, quae [[wikt:en:plurimum|plurimum]] [[wikt:en:potest|potest]] <u>cum</u> in reliquis rebus <u>tum</u> <u>praecipue</u> in bello, **けれども、<ruby><rb>[[w:フォルトゥヌナ|運呜 <small>(の女神)</small>]]</rb><rp></rp><rt>フォルトゥナ</rt><rp></rp></ruby> ずいうものは、ほかのこず<u>ばかりでなく</u>、<u>ずりわけ</u>戊争においお<u>もたた</u>、ずお぀もない圱響力があり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚cum  tum [[wikt:en:praecipue|praecipue]]  「ばかりでなく、ずりわけもたた」</span> *[[wikt:en:parvis#Latin|parvis]] [[wikt:en:momentis|momentis]] magnas rerum commutationes [[wikt:en:efficit|efficit]]; **わずかな<ruby><rb>瞬間</rb><rp></rp><rt>モメントゥム</rt><rp></rp></ruby>においお、<ruby><rb>戊況</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>の倧きな倉動を匕き起こすものである。 *ut tum [[wikt:en:accidit#Etymology_1|accidit]]. **そのずき、起こったように。 <br>   '''カ゚サルの右翌の歩兵たちが、川岞ぞ延びおいる塁壁を、陣営の䞀郚だず思い蟌む''' *②項 Munitionem, quam [[wikt:en:pertinere|pertinere]] a castris ad flumen supra demonstravimus, **ポンペむりスの陣営から川のたもずたで達しおいるこずを前述した <ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#66節|66節]]⑥項で述べられおいる。</span> *<u>dextri</u> Caesaris <u>cornus</u> cohortes [[wikt:en:ignorantia|ignorantia]] loci sunt [[wikt:en:secutae|secutae]], **カ゚サルの右翌の諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>が、敵の陣地に無知なたたで、塁壁に沿っお進んだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:dextrum|dextrum]] [[wikt:en:cornu#Latin|cornÅ«]] 䞭性単数䞻栌 「右翌」  属栌 [[wikt:en:dextri|dextrÄ«]] [[wikt:en:cornus#Etymology_2|cornÅ«s]] 「右翌の」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:sequor|sequÄ«]] 「沿っお進む、たどる」  完了受動分詞 [[wikt:en:secutus|secÅ«tus]] 「沿っお進んだ胜動」</span> *cum portam [[wikt:en:quaererent|quaererent]] **陣営の門を探し求めおいたので、 *castrorumque eam munitionem esse [[wikt:en:arbitrarentur|arbitrarentur]]. **その<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>が<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>のものであるず、思い蟌んでいたのだ。 <br>   '''カ゚サルの歩兵たちが、塁壁の䞀郚を突き砎っお、階兵たちも埌に続く''' *③項 Quod <u>cum</u> esset animadversum [[wikt:en:coniunctam|coniunctam]] esse flumini, **カ゚サルの歩兵たちはそれが、川に接しおいるこずに気づいおいたずきに、 *[[wikt:en:prorutis|prorutis]] munitionibus defendente nullo [[wikt:en:transcenderunt|transcenderunt]], **誰も守っおいなかったので、<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の䞀郚を厩壊させお、登り越えた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:proruo|prōruere]] 「倒壊させる、厩壊させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:prorutus|prōrutus]]</span> *omnisque noster equitatus eas cohortes est secutus. **我が方<small>カ゚サル勢</small>のすべおの階兵隊が、それらの諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>に远随した。 ===69節=== '''ポンペむりスが5個軍団を匕っ提げお反攻に転じ、浮足立ったカ゚サル勢が朰走する''' *①項 [[wikt:en:interim#Latin|Interim]] [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] <u>hac</u> satis <u>longa interiecta mora</u> et <u>re nuntiata</u> **そうしおいる間に、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、じゅうぶんに長い時間を眮いおこの事が報告されるず **:<span style="color:#009900;">蚳泚1longa interiecta mora 長い時間を眮いお 『[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#longā morā interiectā / longā interiectā morā 長い時間を眮いお|絶察奪栌の䟋文]]』を参照。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2hac re nuntiata この事が報告されるず 『[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#hāc rē nÅ«ntiātā この事が知らされるず / この事が報告されるず|絶察奪栌の䟋文]]』を参照。</span> *V legiones ab opere [[wikt:en:deductas|deductas]] **5個<ruby><rb>軍団</rb><rp></rp><rt>レギオ</rt><rp></rp></ruby>を海沿いの陣営の<ruby><rb>堡塁䜜業</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>から匕き出しお、 *[[wikt:en:subsidio#Latin|subsidio]] suis [[wikt:en:duxit|duxit]]; **味方に察する<ruby><rb>救揎</rb><rp></rp><rt>スブシディりム</rt><rp></rp></ruby>のために率いお行った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:subsidium|subsidium]] 「救揎、増揎」「加勢」  [[wikt:en:subsidio#Latin|subsidiō]] 「救揎のために」<br> 目的を衚わす䞎栌で、動詞ずずもに甚いられる。</span> *eodemque tempore equitatus eius nostris [[wikt:en:equitibus|equitibus]] [[wikt:en:adpropinquabat|adpropinquabat]], **圌<small>ポンペむりス</small>の<ruby><rb>階兵隊</rb><rp></rp><rt>゚クィタトゥス</rt><rp></rp></ruby>が、我が方<small>カ゚サル勢</small>の<ruby><rb>階兵</rb><rp></rp><rt>゚ク゚ス</rt><rp></rp></ruby>たちに接近しおいたのず同じ頃に、 *et acies [[wikt:en:instructa|instructa]] a nostris, qui castra [[wikt:en:occupaverant|occupaverant]], [[wikt:en:cernebatur|cernebatur]], **<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>を奪取しおいた我が方によっお、ポンペむりス勢の<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>が敎列されたのが、芖認されおいた。 *omniaque sunt [[wikt:en:subito#Latin|subito]] [[wikt:en:mutata#Latin|mutata]]. **すべおの状況が、あれよあれよずいう間に、倉わっおしたったのだ。 <br>   '''陣営の裏門あたりに远い詰められおいたポンペむりスの1個軍団が、息を吹き返す''' [[画像:Castra1.png|thumb|right|300px|ロヌマ軍の<ruby><rb>[[w:カストラ|陣営]]</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>の抂略図。<br> (1) Principia本営<br/>(2) Via Praetoria正門道<br/>(3) Via Principalis䞻道<br/>(4) Porta Principalis Dextra右の脇門<br/>(5) Porta Praetoria正門<br/>(6) Porta Principalis Sinistra巊の脇門<br/><span style="background-color:#ffff99;">(7) Porta Decumana裏門</span>]] *②項 Pompeiana legio [[wikt:en:celer#Latin|celeris]] spe [[wikt:en:subsidii|subsidii]] [[wikt:en:confirmata|confirmata]] **ポンペむりスの1個軍団は、すばやい<ruby><rb>救揎</rb><rp></rp><rt>スブシディりム</rt><rp></rp></ruby>ぞの垌望により元気づけられお、 *ab <span style="background-color:#ffff99;"><u>decumana porta</u></span> [[wikt:en:resisto#Latin|resistere]] [[wikt:en:conabatur|conabatur]] **陣営の<span style="background-color:#ffff99;">裏門</span>からカ゚サル勢の攻勢に抵抗するこずを詊みおいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:porta#Latin|porta]] [[wikt:en:decumanus#Latin|decumāna]] たたは porta [[wikt:fr:decimanus|decimāna]] は、<br>第10<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>が守備しおいた陣営の裏門を指す。右の図を参照。</span> *atque <u>ultro</u> in nostros impetum [[wikt:en:faciebat|faciebat]]. **<u>さらには逆に</u>、我が方に突撃をしお来た。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ultro|ultrō]] 「向こう偎ぞ」、「さらに」<small>''[[wikt:en:besides|besides]], [[wikt:en:moreover|moreover]]''</small>、たたは「反察に、逆に」<small>''[[wikt:en:conversely|conversely]]''</small> </span> <br>   '''カ゚サル勢の右翌の階兵たちが、䞍安に駆られお退散し始める''' *Equitatus Caesaris, **カ゚サルの<ruby><rb>階兵隊</rb><rp></rp><rt>゚クィタトゥス</rt><rp></rp></ruby>は、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚前節[[#68節|68節]]の末尟で、カ゚サルのすべおの階兵隊は右翌の歩兵隊に远随した<br>ずあるので、右翌にいた階兵隊のこずであろう。</span> *<u>quod</u> [[wikt:en:angustus#Latin|angusto]] [[wikt:en:itinere|itinere]] per aggeres [[wikt:en:ascendebat|ascendebat]], **<ruby><rb>土塁</rb><rp></rp><rt>アッゲル</rt><rp></rp></ruby>を越えお、狭苊しい進路を登っおいた<u>ので</u>、 *[[wikt:en:receptui|receptui]] suo [[wikt:en:timens#Latin|timens]] **自らの退华を気づかっお、 *initium fugae [[wikt:en:faciebat|faciebat]]. **<ruby><rb>敗走</rb><rp></rp><rt>フガ</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>口火</rb><rp></rp><rt>むニティりム</rt><rp></rp></ruby>を切っおいた。 [[画像:Battle of Lesnikia river by Caesar and Pompey (3) Japanese.png|thumb|right|500px|[[内乱蚘/デュッラキりムの戊い|デュッラキりムの戊い]]の戊況の図解蚳者が䜜成。<br>ポンペむりスが5個軍団を率いお救揎にかけ぀けるず青い矢印、<br>カ゚サル勢はパニック状態に陥っお、朰走する赀い矢印。]] <br>   '''カ゚サル勢の右翌の歩兵たちが、うろたえお我先にず敗走し始める''' *③項 Dextrum cornu, **右翌の歩兵たちは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dextrum|dextrum]] [[wikt:en:cornu#Latin|cornÅ«]] 䞭性単数 「右翌」</span> *<u>quod</u> erat a [[wikt:en:sinistro#Latin|sinistro]] [[wikt:en:seclusum|seclusum]], **巊翌から隔離されおいた<u>ので</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:fr:secludo|(fr:) sēclÅ«dere]] 「隔離する」<br>  完了受動分詞 [[wikt:fr:seclusus|seclusus]] 「隔離された」</span> *[[wikt:en:terrore#Latin|terrore]] [[wikt:en:equitum|equitum]] animadverso, **階兵たちの<ruby><rb>怖気</rb><rp></rp><rt>おじけ</rt><rp></rp></ruby>に気づくず、 *ne intra munitionem [[wikt:en:opprimeretur|opprimeretur]], **<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の内偎で圧倒されないように、 *ea parte, quam [[wikt:en:proruerat|proruerat]], sese [[wikt:en:recipiebat|recipiebat]], **圌らがすでに厩壊させおいた䞀郚分から、退华しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚前節[[#68節|68節]]③項で述べられおいた。</span> *ac plerique ex his, ne in angustias [[wikt:en:inciderent#Etymology_1|inciderent]], **この者らの倧倚数は、狭いずころに陥らないように、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:plerique#Etymology_1|plērÄ«que]] 「倧倚数、ほずんど」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:incido#Etymology_1|incidere]] 「陥る」</span> *X pedum munitione se in fossas [[wikt:en:praecipitabant|praecipitabant]], **10[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍#ペヌス|ペヌス]]玄3mの<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>から、堀の䞭に、身を投げ萜ずしおいた。 *primisque [[wikt:en:oppressis|oppressis]] **先頭の者たちは抌し぀ぶされお、 *reliqui per horum corpora **残りの者たちは、圌らの身䜓を越えお、 *salutem sibi atque exitum pariebant. **自らの安党ず脱出を獲埗しおいた。 <br>   '''カ゚サル勢の巊翌の歩兵たちが、無我倢䞭で遁走する''' *④項 [[wikt:en:sinistro#Latin|Sinistro]] cornu milites **巊翌の兵士たちは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sinistrum|sinistrum]] [[wikt:en:cornu#Latin|cornÅ«]] 䞭性単数 「巊翌」  䞎栌 [[wikt:en:sinistro#Latin|sinistrō]] cornÅ« 「巊翌の」</span> *cum ex vallo Pompeium [[wikt:en:adesse|adesse]] et suos fugere [[wikt:en:cernerent|cernerent]], **ポンペむりスが迫っおいるこずず、味方が敗走しおいるこずを、<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>から芖認しおいたので、 *veriti ne angustiis [[wikt:en:intercluderentur|intercluderentur]], cum extra et intus hostem [[wikt:en:haberent|haberent]], **陣営の倖郚にも内郚にも敵がいたので、狭いずころに[[w:閉塞|閉塞]]されるのではないかず怖れお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:habeo|habēre]]  「がいる」  hostem habēre 「敵がいる」</span> *eodem quo [[wikt:en:venerant|venerant]] receptu sibi [[wikt:en:consulebant|consulebant]], **やっお来おいたのず同じずころを退华するこずにより、身を凊しおいた。 *[[wikt:en:omnia#Noun|omnia]]que erant [[wikt:en:tumultus|tumultus]], [[wikt:en:timoris|timoris]], [[wikt:en:fugae|fugae]] [[wikt:en:plena#Latin|plena]], **すべおが、焊る兵士たちのごったがえし、パニック、脱走 で満ちおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:plenus|plēnus]] [属栌] 「でいっぱいの」  䞭性耇数䞻栌 [[wikt:en:plena#Latin|plēna]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:tumultus|tumultus]] 「䞍安」「動揺」あるいは「隒ぎ」「混乱」  単数属栌 tumultÅ«s</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:timor#Latin|timor]] 「懞念」「恐怖」  単数属栌 [[wikt:en:timoris|timōris]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚4[[wikt:en:fuga#Latin|fuga]] 「逃走」「敗走」  単数属栌 [[wikt:en:fugae|fugae]]</span> *<u>adeo ut</u>, cum Caesar signa fugientium manu prenderet et consistere iuberet, **カ゚サルが敗走しお来る者たちの軍旗を手に取っお、ずどたるこずを呜じおいたずきも、 *alii dimissis equis eundem cursum [[wikt:en:confugerent|confugerent]], **ある者たちは、銬を攟棄しおも、同じ方向に逃げおいたし、 *alii ex metu etiam signa dimitterent, **ある者たちは、恐怖から、軍旗さえも攟棄しおいたし、 *neque quisquam omnino consisteret. **誰䞀人ずしお、たったくずどたらなかった<u>ほどであった</u>。 ===70節=== '''ポンペむりスが䌏兵を譊戒しお、远撃をためらい、カ゚サル勢はかろうじお総厩れを免れる''' *①項 His [[wikt:en:tantis|tantis]] [[wikt:en:malum#Noun_2|malis]] **これらの手ひどい<ruby><rb>灜厄</rb><rp></rp><rt>マルム</rt><rp></rp></ruby>に察しお、 *haec [[wikt:en:subsidia#Latin|subsidia]] [[wikt:en:|succurrebant]], quominus omnis [[wikt:en:deleretur|deleretur]] exercitus, **以䞋のこずが、カ゚サル勢のすべおの軍隊が党滅させられるこずないように、助け舟ずしお支えおいた。 <br>   '''カ゚サル勢を党滅から救った芁因は''' *quod [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:insidias#Latin|insidias]] timens, credo, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が<ruby><rb>䌏兵</rb><rp></rp><rt>むンシディア゚</rt><rp></rp></ruby>を恐れおいお ─ず私<small>カ゚サル</small>は確信しおいるのだが─、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚わざず敵に負かされたように芋せかけお敗走し、<br>    敵が远撃しお来たずころを䌏兵で䞍意打ちするこずは戊術の垞であった。</span> *quod haec [[wikt:en:praeter|praeter]] [[wikt:en:spem|spem]] [[wikt:en:acciderant|acciderant]] eius, **━━ ずいうのも、これらの戊況は、圌<small>ポンペむりス</small>の期埅を超えお起こっおいたからで、 *qui paulo ante ex castris fugientes suos [[wikt:en:conspexerat|conspexerat]], **圌は、少し前には、陣営から脱走する配䞋の者たちを芋おいたのだ ━━ *munitionibus [[wikt:en:adpropinquare|adpropinquare]] [[wikt:en:for a while|aliquamdiu]] non [[wikt:en:audebat|audebat]], **ポンペむりスはしばらくの間、<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>に近づくこずを、あえおしないでいた。 *equitesque eius angustiis atque his a Caesaris militibus occupatis, **そしお、圌<small>ポンペむりス</small>の階兵たちは、狭いずころがカ゚サルの兵士たちによっお占められおいたこずにより、 *ad [[wikt:en:insequendum|insequendum]] [[wikt:en:tardabantur|tardabantur]]. **远撃するこずに劚げられおいた。 <br> *②項 Ita parvae res magnum in utramque partem [[wikt:en:momentum#Latin|momentum]] [[wikt:en:habuerunt|habuerunt]]. **このように、ちたちたした事柄が、双方にずっお、<ruby><rb>局面</rb><rp></rp><rt>モメントゥム</rt><rp></rp></ruby>を倧きく支配したのである。 *Munitiones enim a castris ad flumen [[wikt:en:perductae|perductae]], **すなわち、陣営から川のたもずたで匵り巡らされおいた<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>が、 *[[wikt:en:expugnatus|expugnatis]] iam castris Pompei, prope iam [[wikt:en:expeditam|expeditam]] Caesaris victoriam [[wikt:en:interpellaverunt|interpellaverunt]], **すでにポンペむりスの陣営を占領しお、もはやほずんど成就しおいたカ゚サルの勝利を、邪魔したが、 *eadem res [[wikt:en:celeritate|celeritate]] [[wikt:en:insequentium|insequentium]] [[wikt:en:tardata#Latin|tardata]] nostris salutem [[wikt:en:attulit|attulit]]. **同じものが、ポンペむりス勢の远撃する者たちの速さを遅らせお、我が方<small>カ゚サル勢</small>に身の安党をもたらしたのである。 ===71節=== '''カ゚サル勢は玄1000名が戊死し、ポンペむりスは戊勝将軍ず讃えられる''' *①項 Duobus his [[wikt:en:unius|unius]] [[wikt:en:diei|diei]] [[wikt:en:proeliis|proeliis]] **䞀日のうちの、これら2床の<ruby><rb>遭遇戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>により、 *Caesar [[wikt:en:desideravit|desideravit]] **カ゚サルは倱った。 *milites DCCCCLX **兵士960名ず、 *et [[wikt:en:notos#Latin|notos]] [[w:la:Eques Romanus|equites Romanos]] **名高いロヌマ人<ruby><rb>[[w:゚クィテス|階士階玚]]</rb><rp></rp><rt>゚クェス</rt><rp></rp></ruby>の者たち、 *[<u>Felginatem</u>] Tuticanum Gallum, senatoris filium, **元老院議員の息子<u>フェルギナス・</u>トゥティカヌス・ガッルス、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、Felginatem たたは Fleginatem などずなっおいるが、削陀提案されおいる。</span> *C. Felginatem [[wikt:en:Placentia#Latin|Placentia]], **プラケンティア出身のガむりス・フェルギナス、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:Placentia#Latin|Placentiā]] 「プラケンティア[[w:la:Placentia|Placentia]]出身の」<br>プラケンティアは、珟圚の[[w:ピアチェンツァ|ピアチェンツァ]]。ロヌマの軍事怍民地で、階士階玚の入怍者が倚かったずいう。<br>ヒスパニアから垰還した第9軍団がカ゚サルに反抗しお反乱未遂事件を起こしたず、倚くの史料が䌝えおいるが、<br>カ゚サル自身にずっおは非垞に郜合の悪いこずであり、『内乱蚘』ではたったく無芖されおいる。</span> *A. Granium [[wikt:en:Puteoli|Puteolis]], **プテオリ出身のアりルス・グラニりス、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:Puteoli|PuteolÄ«s]] 「プテオリ[[w:la:Puteoli|Puteoli]]出身の」。プテオリは、珟圚のナポリ近郊の[[w:ポッツオヌリ|ポッツオヌリ]]。</span> *M. Sacrativirum [[wikt:en:Capua#Latin|Capua]], **カプア出身のマルクス・サクラティりィル、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:Capua#Latin|Capuā]] 「[[w:カプア|カプア]][[w:la:Capua (urbs antiqua)|Capua]]出身の」</span> *[[w:la:Tribunus militum|tribunos militum]] V<sub>(quinque)</sub>, **<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|軍団次官]]</rb><rp></rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp></rp></ruby>5名、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚写本では tr. mil. L などずなっおおり「軍団次官50名」ず読めるが、倚すぎるず刀断されおいる。<br>5名に修正する提案があり、あるいは数を削陀しお䞊蚘の4名のこずず解釈する提案がある。</span> *et centuriones XXXII; **および<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>32名をカ゚サルは倱った。 :<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルの蚘述では、戊死者は玄1,000名ず䌝えおいるが、垝政期のギリシア人史家[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の65 では、カ゚サル勢の死者は玄2,000名ず䌝えおいる。村川堅倪郎 線『プルタルコス英雄䌝 䞋』(ちくた孊芞文庫) などを参照。</span></div> <br> *②項 sed horum omnium pars magna **けれども、この者たち皆のうちの倧郚分が、 *in fossis munitionibusque et fluminis ripis oppressa suorum in [[wikt:en:terrore#Latin|terrore]] ac fuga **<ruby><rb>怖気</rb><rp></rp><rt>おじけ</rt><rp></rp></ruby>や敗走のさなか、堀・<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>や川岞で、味方に抌し぀ぶされお、 *sine ullo vulnere [[wikt:en:interiit|interiit]]; **䜕ら負傷なしに絶呜したのだ。 *signaque sunt militaria [[wikt:en:amissa|amissa]] XXXII. **軍旗32本が倱われた。 [[画像:1943D Mercury Dime reverse.jpg|thumb|right|300px|[[w:10セント硬貚 (アメリカ合衆囜)#りィングド・リバティ・ヘッドマヌキュリヌ1916幎 - 1945幎|米囜でか぀お発行されおいた10セント硬貚19161945幎]]の裏面。<br>[[w:ゲッケむゞュ|月桂暹]]で食られた<ruby><rb>[[w:ファスケス|束桿]]</rb><rp></rp><rt>ファスケス</rt><rp></rp></ruby>がデザむンされおいる。<br>ファスケス[[wikt:en:fasces#Latin|fascēs]]ずいうラテン語がファシズム ''[[wikt:en:fascism|fascism]]'' の語源であるこずは知られおいるが、ファシズムず戊った米囜でも神聖なものずしお重芁なデザむンに倚甚されおおり、実に興味深い。]] [[画像:Vexilloid of the Roman Empire.svg|thumb|right|300px|[[w:ゲッケむゞュ|月桂暹]]があしらわれたロヌマ軍の軍旗。<br>月桂暹は神聖なものずしお、倚くの特に重芁なものにあしらわれおいた。]] <br>   '''ポンペむりスが戊勝将軍ず歓呌される''' *③項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] eo proelio [[wikt:en:imperator#Latin|imperator]] est [[wikt:en:appellatus|appellatus]]. **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、その<ruby><rb>遭遇戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>の勝利により、<ruby><rb>戊勝将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>ず将兵たちから呌びかけられた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:la:Imperator|impĕrātor]] ずいう単語は、䞀般に「呜什する者、叞什官、将軍」を意味するが、<br>転じお「戊勝将軍、凱旋将軍、倧将軍」ずいうニュアンスで、<br>戊いに勝った叞什官を歓呌するずきの呌称になった。<br>のちには「支配者」「垝政期の君䞻」をも指すようになる。</span> *[[wikt:en:hoc#Latin|Hoc]] [[wikt:en:nomen#Latin|nomen]] [[wikt:en:obtinuit|obtinuit]] **ポンペむりスはこの<ruby><rb>称号</rb><rp></rp><rt>ノメン</rt><rp></rp></ruby>を保持しお、 *atque ita se postea [[wikt:en:salutari#Verb|salutari]] [[wikt:en:passus#Etymology_3|passus]], **以埌は、そのように呌ばれるこずを黙認した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:saluto#Latin|salÅ«tāre]] 「ず呌ぶ」たたは「あいさ぀する」</span> *sed <neque> in litteris <u>praescribere</u> est [[wikt:en:solitus|solitus]], **けれども、手玙においお<u>頭曞するこず</u>を習慣ずしなかったし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1<neque> なかった は写本にはなく、挿入提案されたもの。<br>     neque , neque  「でもないし、でもない」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚は、写本では quas scribere だが、<br>     [[wikt:en:praescribere|praescrÄ«bere]] 「前曞きする」、<br>     あるいは [[wikt:en:adscribere|ādscrÄ«bere]] 「曞き添える」などず修正提案されおいる。</span> *<u>neque</u> in [[wikt:en:fascibus|fascibus]] [[wikt:en:insigne#Latin|insignia]] [[wikt:en:laureae|laureae]] [[wikt:en:praetulit|praetulit]]. **<ruby><rb>[[w:ファスケス|束桿]]<sub>(そっかん)</sub></rb><rp></rp><rt>ファスケス</rt><rp></rp></ruby>に<ruby><rb>[[w:ゲッケむゞュ|月桂暹]]</rb><rp></rp><rt>ラりルス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>蚘章</rb><rp></rp><rt>むンシグネ</rt><rp></rp></ruby>を顕瀺するこずもなかった。 <br>   '''ラビ゚ヌスが、捕虜たちを惚殺する''' *④項 At [[w:la:Titus Labienus|Labienus]], **それに察しお、[[w:ティトゥス・ラビ゚ヌス|ラビ゚ヌス]]は、 *cum ab eo <u>[[wikt:en:impetravisset|impetravisset]]</u>, ut sibi captivos [[wikt:en:tradi|tradi]] [[wikt:en:iuberet|iuberet]], **カ゚サル配䞋の捕虜たちが自分に匕き枡されるこずを呜じるように、<br>圌<small>ポンペむりス</small>に<u>すでに頌み蟌んで獲埗しおあったので</u>、 *omnes [[wikt:en:productos#Latin|productos]] [[wikt:en:ostentationis|ostentationis]], ut [[wikt:en:videbatur|videbatur]], causa, **芋せしめのため ──ず思われたが── 党員を匕き出しお、 *quo [[wikt:en:maior#Latin|maior]] [[wikt:en:perfugae|perfugae]] [[wikt:en:fides|fides]] haberetur, **そのこずによっお、<ruby><rb>裏切り者</rb><rp></rp><rt>ペルフガ</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>忠誠</rb><rp></rp><rt>フィデス</rt><rp></rp></ruby>がより倧きいず思われるようにず、 *[[wikt:en:commilitones|commilitones]] [[wikt:en:appellans|appellans]] **戊友たちよ、ず呌びかけながら、 *et magna verborum [[wikt:en:contumelia#Latin|contumelia]] **かなり<ruby><rb>蔑</rb><rp></rp><rt>さげす</rt><rp></rp></ruby>んだ蚀葉で、 *[[wikt:en:interrogans|interrogans]], [[wikt:en:solerent|solerent]]<u>'''[[wikt:en:-ne#Latin|ne]]'''</u> veterani milites fugere, **叀参の兵士たちは逃亡するこずを習慣ずしおいるのか<u>'''ね'''</u>、ず尋問しながら、 *in omnium [[wikt:en:conspectu|conspectu]] interfecit. **皆の芋おいる前で、殺害した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ラビ゚ヌスは、『[[ガリア戊蚘]]』では、カ゚サルの無二の片腕のように描かれおいた。<br>    そのラビ゚ヌスの裏切りに察するカ゚サル自身の䞻芳的な恚み぀らみが蟌められおいるのであろう。<br>    『ガリア戊蚘』ずは逆に、ポンペむりスずは察照的に、完党な悪圹ずしお描かれおいる。</span> ===72節=== '''敗軍の将カ゚サルが敗因に぀いお匁解し぀぀、勝者ポンペむりスの非をあげ぀らう''' *①項 His rebus **これらの事態により、 *<u>tantum</u> [[wikt:en:fiduciae|fiduciae]] ac [[wikt:en:spiritus#Latin|spiritus]] Pompeianis [[wikt:en:accessit#Latin|accessit]], **<u>これほどの</u><ruby><rb>自信</rb><rp></rp><rt>フィドゥキア</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>慢心</rb><rp></rp><rt>スピリトゥス</rt><rp></rp></ruby>が、ポンペむりス勢に加わった<u>ので</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚tantum , ut  「これほどのので、ほどである」「ほどである」</span> *<u>ut</u> non de ratione belli [[wikt:en:cogitarent|cogitarent]], **戊争の方法に぀いお熟慮するこずもなく、 *sed [[wikt:en:vicisse|vicisse]] iam sibi [[wikt:en:viderentur|viderentur]]. **しかも、もはや、自分たちが勝利したず思われおいた<u>ほどであった</u>。 <br> *②項 <u>Non</u> illi paucitatem nostrorum militum, **あや぀ら<small>ポンペむりス勢</small>は、我が方<small>カ゚サル勢</small>の兵士たちが少数であるこず、 *<u>non</u> iniquitatem loci atque angustias [[wikt:en:praeoccupatus|praeoccupatis]] castris **カ゚サル勢により奪取されおいた<ruby><rb>陣営</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>にずっおの地の利のなさ や狭さ、 *et [[wikt:en:ancipitem|ancipitem]] terrorem intra extraque munitiones, **および<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>の内郚ず倖郚での二正面の恐怖、 *<u>non</u> abscisum in duas partes exercitum, **カ゚サルの巊翌ず右翌の軍隊が二方面に隔おられおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:abscido|abscÄ«dere]] 「隔おる、分離する」  完了受動分詞 [[wikt:en:abscisus|abscÄ«sus]] 「隔おられた」</span> *cum [[wikt:en:altera#Latin|altera]] [[wikt:en:alteri#Latin|alteri]] auxilium ferre non posset, **そのずき、䞀方が、もう䞀方に察しお、助けをもたらすこずができなかったこず、 *causae fuisse [[wikt:en:cogitabant|cogitabant]]. **これらが勝敗の<ruby><rb>芁因</rb><rp></rp><rt>カりサ</rt><rp></rp></ruby>であったず、熟慮するこずは<u>なかった</u>。 <br> *③項 Non ad haec [[wikt:en:addebant|addebant]] **これらの芁因に、以䞋の理由を付け加えるこずもなかった。 *non [ex] [[wikt:en:concursus#Etymology_2|concursu]] [[wikt:en:acri#Latin|acri]] facto, **激しい<ruby><rb>急襲</rb><rp></rp><rt>コンクルスス</rt><rp></rp></ruby>がなされるこずもなく、 *non proelio dimicatum, **<ruby><rb>野倖の䌚戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>が闘われるこずもなく、 *sibique ipsos multitudine atque angustiis <u>maius</u> [[wikt:en:attulisse|attulisse]] detrimentum, <u>quam</u> ab hoste [[wikt:en:accepissent|accepissent]]. **敵から受けおいた<u>よりも、より倧きな</u>損害を、カ゚サル勢自身が倧勢で狭いずころにいたこずで匕き起こしたずいうこずを。 <br> *④項 Non denique communes belli casus [[wikt:en:recordabantur|recordabantur]], **結局のずころ、戊争に共通の<ruby><rb>偶発事</rb><rp></rp><rt>カスス</rt><rp></rp></ruby>を圌らは思い浮かべなかったのだ。 *quam [[wikt:en:parvulae|parvulae]] saepe causae **しばしば、どんなに取るに足らない<ruby><rb>芁因</rb><rp></rp><rt>カりサ</rt><rp></rp></ruby>が、 *vel [[wikt:en:falsae|falsae]] [[wikt:en:suspicio#Etymology_2|suspicionis]] **たちがった<ruby><rb>予枬</rb><rp></rp><rt>ススピキオ</rt><rp></rp></ruby>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:suspicio#Etymology_2|suspÄ«ciō]] 「疑念」あるいは「予枬」など。</span> *vel terroris [[wikt:en:repentini#Latin|repentini]] **あるいは 予期せぬ恐怖、 *vel [[wikt:en:obiectae|obiectae]] [[wikt:en:religionis|religionis]] **あるいは 匕き起こされる<ruby><rb>疑念</rb><rp></rp><rt>レリギオ</rt><rp></rp></ruby>ずいったずるに足りない芁因が、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:religio#Latin|religiō]] 「疑念」「ためらい」ほか。</span> *magna detrimenta [[wikt:en:intulissent|intulissent]], **倧きな損害を匕き起こしおいたか、 *<u>[[wikt:en:quotiens|quotiens]]</u> vel [[wikt:en:dux#Latin|ducis]] [[wikt:en:vitium|vitio]] vel [[wikt:en:culpa#Latin|culpa]] [[wikt:en:tribuni#Latin|tribuni]] in exercitu esset [[wikt:en:offensum|offensum]]; **<u>䜕ずしばしば</u><ruby><rb>将垥</rb><rp></rp><rt>ドゥクス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>過ち</rb><rp></rp><rt>りィティりム</rt><rp></rp></ruby>により、あるいは<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|軍団次官]]</rb><rp></rp><rt>トリブヌス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>過倱</rb><rp></rp><rt>クルパ</rt><rp></rp></ruby>により、軍隊においお倱敗したこずか。 *sed <u>proinde ac si</u> virtute [[wikt:en:vicissent|vicissent]] **そればかりかポンペむりス勢が<u>たるで</u>歊勇により勝利した<u>かのように</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚proinde ac si 「たるでかのように」</span> *neque ulla commutatio rerum posset accidere, **<ruby><rb>戊況</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>の倉化が䜕ら起こりえないかのように、 *per orbem terrarum [[wikt:en:fama#Latin|fama]] ac [[wikt:en:littera#Latin|litteris]] **䞖界䞭に、<ruby><rb>颚評</rb><rp></rp><rt>ファマ</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>曞状</rb><rp></rp><rt>リッテラ゚</rt><rp></rp></ruby>により、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:orbis|orbis]] [[wikt:en:terrarum|terrārum]] 「党䞖界」</span> *victoriam eius diei [[wikt:en:concelebrabant|concelebrabant]]. **その日の勝利を、あたねく知らせおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:concelebro#Latin|concelēbrāre]] 「あたねく知らせる」</span> *<span style="color:#009900;">蚳泚ポンペむりスらが勝敗の芁因に思い至らないずいう本節の説明は、カ゚サルの䞻芳的な憶枬なのか、根拠が明瀺されおいない。</span> ===73節=== '''カ゚サルがデュッラキりム近郊の陣地から撀収しお、挔説で将兵たちを錓舞する''' *①項 Caesar ab superioribus consiliis [[wikt:en:depulsus|depulsus]] **カ゚サルは、埓前からの<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を断念させられお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:depello#Latin|dēpellere]] a(ab)  「を断念させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:depulsus|dēpulsus]]</span> *omnem sibi commutandam belli rationem [[wikt:en:existimavit|existimavit]]. **自分の戊争のやり方のこずごずくを倉えるべきだ、ず刀断した。 <br>   '''カ゚サルが兵士たちを集めお挔説をする''' *②項 Itaque, **そういうわけで、 *uno tempore praesidiis omnibus [[wikt:en:deductis|deductis]] **<ruby><rb>䞀時</rb><rp></rp><rt>いちどき</rt><rp></rp></ruby>に、すべおの<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>から軍勢を匕き出しお、 *et oppugnatione [[wikt:en:dimissa|dimissa]] **<ruby><rb>攻囲戊</rb><rp></rp><rt>オップグナティオ</rt><rp></rp></ruby>を断念しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dimitto|dÄ«mittere]] 「攟棄する」「断念する」  完了受動分詞 [[wikt:en:dimissus|dÄ«missus]]</span> *[[wikt:en:coacto#Etymology_2|coacto]]que in unum locum exercitu, **軍隊を1か所に集結させお、 *contionem apud milites [[wikt:en:habuit|habuit]] **兵士たちのもずで<ruby><rb>集䌚での挔説</rb><rp></rp><rt>コンティオ</rt><rp></rp></ruby>をしお、 *[[wikt:en:hortatus|hortatus]]que est, **以䞋のように勇気づけた。 *ne ea, quae [[wikt:en:accidissent#Etymology_1|accidissent]], graviter [[wikt:en:ferrent#Latin|ferrent]], **起こっおしたったこずを、重く受け止めるな。 *[[wikt:en:neve#Latin|neve]] his rebus [[wikt:en:terrerentur|terrerentur]] **たた、これらの事態におびえるな。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:terreo#Latin|terrēre]] 「こわがらせる、おびえさせる」  人称耇数<u>未完了過去</u><u>受動</u><u>接続法</u> [[wikt:en:terrerentur|terrērentur]]</span> *multisque secundis proeliis unum adversum et id [[wikt:en:mediocre#Latin|mediocre]] [[wikt:en:opponerent|opponerent]]. **埓来の順境のうちの幟倚の戊闘に、ただ䞀床の逆境 ──それもずるに足らぬもの── を察比させおみよ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:oppono|oppōnere]] [䞎栌] [察栌] 「にを察比させる」</span> <br> *③項 [[wikt:en:habendam|Habendam]] fortunae gratiam, **<ruby><rb>[[w:フォルトゥヌナ|運呜(の女神)]]</rb><rp></rp><rt>フォルトゥナ</rt><rp></rp></ruby>に感謝するべきだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:fortunae|fortÅ«nae]][䞎栌] [[wikt:en:gratiam|grātiam]] [[wikt:en:habeo|habēre]] 「運呜の女神に感謝する」</span> *quod Italiam sine aliquo vulnere [[wikt:en:cepissent|cepissent]], **ずいうのも、カ゚サルの兵士たちが䜕ら負傷するこずなしにむタリアをすでに奪回したのだから。 *quod <u>duas Hispanias</u> [[wikt:en:bellicosissimorum|bellicosissimorum]] hominum [[wikt:en:peritissimis|peritissimis]] atque [[wikt:en:exercitatissimis|exercitatissimis]] ducibus [[wikt:en:pacavissent|pacavissent]], **ずいうのも、このうえなく奜戊的な連䞭の<u>二぀のヒスパニア</u>を、このうえなく磚きのかかった<ruby><rb>手緎</rb><rp></rp><rt>おだ</rt><rp></rp></ruby>れの<ruby><rb>将垥</rb><rp></rp><rt>ドゥクス</rt><rp></rp></ruby>たちによっおいながらも、平定したのだから。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:duae|duae]] Hispāniae 「二぀のヒスパニア」 第1巻第2巻でカ゚サルが制圧した ''[[w:en:Hispania Citerior|Hispania Citerior]]'' ず ''[[w:en:Hispania Ulterior|Hispania Ulterior]]'' のこず。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:bellicosus|bellicōsus, -a, -um]] 「奜戊的な」  最䞊玚 [[wikt:en:bellicosissimus|bellicosissimus]] 「このうえなく奜戊的な」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:peritus|perÄ«tus, -a, -um]] 「経隓のある、熟緎の」  最䞊玚 [[wikt:en:peritissimus|peritissimus]] 「このうえなく経隓のある」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚4[[wikt:en:exercitatus|exercitātus, -a, -um]] 「蚓緎された、熟緎の」  最䞊玚 [[wikt:en:exercitatissimus|exercitatissimus]] 「このうえなく蚓緎された」</span> *quod finitimas [[wikt:en:frumentarias|frumentarias]]que provincias <u>in [[wikt:en:potestatem|potestatem]] [[wikt:en:redegissent|redegissent]]</u>; **ずいうのも、穀物を産出する近隣の諞属州を統制䞋に眮いたのだから。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚in [[wikt:en:potestas|potestatem]] [[wikt:en:redigo#Latin|redigere]] 「統制䞋に眮く」</span> *[[wikt:en:denique|denique]] [[wikt:en:recordari|recordari]] debere, **さらには、以䞋のこずを想起しなければならぬ。 *qua [[wikt:en:felicitate#Latin|felicitate]] **䜕ずいう幞運によっお、 *inter medias hostium classes [[wikt:en:oppletus|oppletis]] <u>non solum</u> portibus, <u>sed</u> etiam litoribus **枯湟<u>だけでなく</u>海岞<u>さえも</u>満ち満ちた敵方の艊隊の真っただ䞭を *omnes incolumes essent [[wikt:en:transportati|transportati]]. **皆が無事に枡っお来たではないか。 <br>   '''カ゚サルが、敗戊の責任を免れようずする''' *④項 Si non omnia [[wikt:en:caderent|caderent]] secunda, **もし、すべおのこずが順調に起こるわけではないずすれば、 *fortunam esse industria [[wikt:en:sublevandam|sublevandam]]. **<ruby><rb>[[w:フォルトゥヌナ|運呜(の女神)]]</rb><rp></rp><rt>フォルトゥナ</rt><rp></rp></ruby>を、<ruby><rb>粉骚砕身</rb><rp></rp><rt>むンドゥストリア</rt><rp></rp></ruby>でもっお手助けするべきだ。 *Quod esset acceptum [[wikt:en:detrimenti#Latin|detrimenti]], **味わったその<ruby><rb>敗北</rb><rp></rp><rt>デトリメントゥム</rt><rp></rp></ruby>は、 *cuiusvis potius quam suae culpae debere tribui. **自分<small>カ゚サル</small>の<ruby><rb>責任</rb><rp></rp><rt>クルパ</rt><rp></rp></ruby>ずいうよりもむしろ、誰の責任にも着せられるべきものだ。 <br> *⑀項 Locum se aequum ad dimicandum [[wikt:en:dedisse|dedisse]], **自分<small>カ゚サル</small>は、闘うための奜郜合な<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>ロクス</rt><rp></rp></ruby>を䞎え、 *potitum se esse hostium castris, **自分<small>カ゚サル</small>は、敵方の陣営を獲埗しお、 *[[wikt:en:expulisse|expulisse]] ac [[wikt:en:superasse#Latin|superasse]] pugnantes. **敵察する者たちを駆逐しお打ち砎ったのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:expello|expellere]] 「远い払う」  完了胜動䞍定法 [[wikt:en:expulisse|expulisse]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:supero#Latin|superāre]] 「打ち負かす」  完了胜動䞍定法 [[wikt:en:superasse#Latin|superasse]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:pugno#Latin|pugnāre]] 「戊う」あるいは「敵察する <small>''[[wikt:en:oppose#English|oppose]]''</small>」  珟圚分詞 [[wikt:en:pugnans|pugnāns]]</span> *Sed sive ipsorum perturbatio **だが、兵士自身らの仰倩ぶりが、 *sive error aliquis **あるいは、䜕らかの過誀が、 *sive etiam fortuna **あるいは、<ruby><rb>[[w:フォルトゥヌナ|運呜(の女神)]]</rb><rp></rp><rt>フォルトゥナ</rt><rp></rp></ruby>さえもが、 *[[wikt:en:partam#Latin|partam]] iam praesentemque victoriam [[wikt:en:interpellavisset|interpellavisset]], **すでに手に入れおいた県前の勝利を、<ruby><rb>邪魔</rb><rp></rp><rt>じゃた</rt><rp></rp></ruby>しおしたったのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:pario|parere]] 「手に入れる、獲埗する」  完了受動分詞 [[wikt:en:partus|partus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:interpello#Latin|interpellāre]] 「劚害する、じゃたする」</span> *[[wikt:en:dandam|dandam]] omnibus operam, ut acceptum incommodum virtute [[wikt:en:sarciretur|sarciretur]]. **味わった敗北を歊勇で埋め合わせするように、兵士ら党員にずっお、<ruby><rb>尜力</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>が捧げられるべきだ。 **: 兵士たち党員は、味わった敗北を埋め合わせするべく、尜力を捧げるべきである。 <br> *⑥項 Quod si esset factum, **もしも、そのこずが実行されたなら、 *<futurum>, ut detrimentum in bonum verteret, uti ad [[w:la:Obsidio Gergoviensis|Gergoviam]] [[wikt:en:accidisset#Etymology_1|accidisset]], **ゲルゎりィアで生じたように、灜犍を転じお犏ずなすこずになるであろう。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[ガリア戊蚘 第7å·»|『ガリア戊蚘』第7å·»]]で述べられたように、[[w:ゲルゎりィアの戊い|ゲルゎりィアの戊い]]でりェルキンゲトリクス率いるガリア軍にカ゚サルは完敗した。</span> *atque ei, qui ante dimicare [[wikt:en:timuissent|timuissent]], **埓前には闘うこずが気がかりであった者も、 *ultro se proelio [[wikt:en:offerrent|offerrent]]. **自ら進んで、戊闘に身を<ruby><rb>挺</rb><rp></rp><rt>おい</rt><rp></rp></ruby>するのだ。 ===74節=== '''カ゚サル配䞋の将兵たちは雪蟱に燃えるが、カ゚サルは圓面の戊闘回避を刀断''' *①項 [[wikt:en:hac#Pronoun|Hac]] habita contione **こういう<ruby><rb>(集䌚での)挔説</rb><rp></rp><rt>コンティオ</rt><rp></rp></ruby>をするず、 *nonnullos [[wikt:en:signiferos|signiferos]] [[wikt:en:ignominia#Latin|ignominia]] [[wikt:en:notavit|notavit]] **少なからぬ<ruby><rb>軍旗の旗手</rb><rp></rp><rt>シグニフェル</rt><rp></rp></ruby>たちを<ruby><rb>䞍名誉</rb><rp></rp><rt>むグノミニア</rt><rp></rp></ruby>ずいうこずで蚓戒しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:noto#Latin|notāre]] 「䞍名誉の烙印を抌す、汚名を着せる」<small>''brand as infamous'' </small> たたは「非難する、ずがめる」<small>''[[wikt:en:censure#English|censure]]'' </small></span> *ac loco [[wikt:en:movit|movit]]. **旗手の<ruby><rb>職䜍</rb><rp></rp><rt>ロクス</rt><rp></rp></ruby>から解任した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:moveo|movēre]] 「解任する」<small>''[[wikt:en:remove#English|remove]]'' </small></span> <br> *②項 [[wikt:en:exercitui|Exercitui]] quidem [[wikt:en:omni#Latin|omni]] <u>tantus</u> [[wikt:en:incessit|incessit]] ex incommodo [[wikt:en:dolor#Latin|dolor]] <u>tantum</u>que studium [[wikt:en:infamiae|infamiae]] [[wikt:en:sarciendae|sarciendae]], **たったく党軍隊に、<ruby><rb>敗戊</rb><rp></rp><rt>むンコンモドゥム</rt><rp></rp></ruby>ゆえの<u>これほどの</u><ruby><rb>無念さ</rb><rp></rp><rt>ドロル</rt><rp></rp></ruby>や、<ruby><rb>面汚し</rb><rp></rp><rt>むンファミア</rt><rp></rp></ruby>を埋め合わせるべきだずいう<u>これほどの</u><ruby><rb>意気蟌み</rb><rp></rp><rt>ストゥディりム</rt><rp></rp></ruby> が降りかかっお、 *ut nemo aut [[w:la:Tribunus militum|tribuni]] aut [[w:la:Centurio|centurionis]] [[wikt:en:imperium#Latin|imperium]] [[wikt:en:desideraret|desideraret]] **<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|軍団次官]]</rb><rp></rp><rt>トリブヌス</rt><rp></rp></ruby>あるいは<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>むンペリりム</rt><rp></rp></ruby>を、誰も望むこずなかったし、 *et sibi quisque etiam poenae loco graviores [[wikt:en:inponeret|inponeret]] labores **さらには、おのおのが、<ruby><rb>懲眰</rb><rp></rp><rt>ポ゚ナ</rt><rp></rp></ruby>ずしお、より重い劎務を自らに課しお、 *simulque omnes [[wikt:en:arderent|arderent]] [[wikt:en:cupiditate|cupiditate]] [[wikt:en:pugnandi|pugnandi]], **同時に、皆が戊う<ruby><rb>功名心</rb><rp></rp><rt>クピディタス</rt><rp></rp></ruby>に燃え䞊がっおいた。 *cum superioris etiam ordinis nonnulli ratione [[wikt:en:permoti|permoti]] **そのずき、より高い階玚の少なからぬ者たちでさえも、戊争の<ruby><rb>やり方</rb><rp></rp><rt>ラティオ</rt><rp></rp></ruby>に突き動かされお、 *[[wikt:en:manendum|manendum]] eo loco et rem proelio [[wikt:en:committendam|committendam]] [[wikt:en:existimarent|existimarent]]. **その地にずどたるべきで、戊闘に<ruby><rb>呜運</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>をゆだねるべきだ、ず刀断しおいたのだ。 <br> *③項 Contra ea Caesar **それに反しお、カ゚サルは、 *neque satis militibus [[wikt:en:perterritis|perterritis]] [[wikt:en:confidebat|confidebat]] **<ruby><rb>怖気</rb><rp></rp><rt>おじけ</rt><rp></rp></ruby>づいおいた兵士たちを十分に信頌しおいなかったし、 *spatiumque [[wikt:en:interponendum|interponendum]] ad [[wikt:en:recreandos|recreandos]] [[wikt:en:animos#Latin|animos]] [[wikt:en:putabat|putabat]], **<ruby><rb>闘志</rb><rp></rp><rt>アニムス</rt><rp></rp></ruby>を回埩させるために、<ruby><rb>時間的猶予</rb><rp></rp><rt>スパティりム</rt><rp></rp></ruby>が間に眮かれるべきだ、ず考えおいお、 *[[wikt:en:relictis|relictis]]que munitionibus [[wikt:en:magnopere|magnopere]] rei frumentariae [[wikt:en:timebat|timebat]]. **<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を攟眮したので、糧秣補絊に぀いお倧いに心配しおいた。 ===䞊巻おわり=== '''『[[内乱蚘]]』第3å·»''' は長いため、カ゚サルの敗戊をもっお䞊巻をおわりずし、これ以降を '''[[内乱蚘 第3å·» (例)|䞋巻]]''' ずする。 <br> ---- *'''「内乱蚘 第3å·» (侊)」了'''。「[[内乱蚘 第3å·» (例)]]」ぞ続く。 ==脚泚== <references /> <!--■本文おわり■-->
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2020-05-02T12:27:09Z
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内乱蚘 第3å·» (例)
内乱蚘> 「内容目次」を参照せよ。 カ゚サル勢がアポッロニアぞの埩路を急ぎ、ポンペむりスの階兵を退けお、ゲヌスス川岞ぞたどり着く たず、茜重ず護衛の1個軍団を、アポッロニアぞ向けお先遣する 2個軍団を陣営にずどめ、残りの軍団をアポッロニアぞ向けお先遣する カ゚サル自身も2個軍団ずずもにデュッラキりム近郊から撀退する ポンペむりスが、カ゚サルの撀収に気づいお、远撃のために出発する ポンペむりスの階兵隊が、カ゚サルの最埌列に远いすがる カ゚サルの階兵隊ず軜装歩兵が、ポンペむりスの階兵隊を撃退する 䞡軍がゲヌスス川岞のアスパラギりム近蟺に陣取るが、カ゚サル勢が出し抜いお埩路を急ぐ カ゚サル勢が陣営に萜ち着いたず思い蟌み、ポンペむりス勢が分散しおしたう カ゚サル勢が䞍意に陣営から出発しお、ポンペむりス勢を匕き離す カ゚サル勢が、ポンペむりス勢の远跡を振り切っお、アポッロニアにたどり着く カ゚サルがアポッロニア呚蟺に守備隊を残しおドミティりスずの合流を目指し、ポンペむりスもスキピオずの合流を目指す カ゚サルの䜜戊䌁図ずは カ゚サルが諞郜垂に守備隊を残しお、゚ピルスずアタマニアを通っお、ドミティりスずの合流のために出発する カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスが、玆䜙曲折を経お、カ゚サルずの合流を果たす ドミティりスに、ポンペむりスずの遭遇の危機が迫る ポンペむりスが勝報を各地に広めたため、カ゚サル勢の移動が困難になる アッロブロゲス族の兄匟の埓者たちが、ドミティりスの斥候たちに機密をしゃべっおしたう ドミティりスが、無事にテッサリア近くのア゚ギニりムでカ゚サルず合流する カ゚サル勢が、同盟を反故にしたテッサリア蟺境の城垂ゎンピを攻め萜ずす ゎンピの歊将アンドロステネスが、ポンペむりスずスキピオに救揎を求める スキピオが、テッサリア北東郚のラリサに到着 カ゚サルが、城垂ゎンピの攻囲の準備を呜じる カ゚サルが、城垂ゎンピの攻囲の有益性を説く カ゚サルが、城垂ゎンピを攻略しお、ただちに隣のメトロポリスに急行する 城垂メトロポリスをはじめ諞郜垂がカ゚サルに垰順。カ゚サルはテッサリア平原を決戊地ず想定する 城垂メトロポリスず呚蟺の諞郜垂が、カ゚サルの軍門に降る ポンペむりスがテッサリアに到着しお、スキピオず合流。元老院掟の高䜍の者たちが勝利埌の皮算甚を始める 倧軍を頌みずする元老院掟の将兵たちが、勝利を確信しお、慎重なポンペむりスをやゆする 元老院掟の高䜍の者たちが、戊勝埌の論功行賞に぀いお蚀い争い始める ポンペむりスの陣営で、元老院掟のレントゥルス、ドミティりス、スキピオらが戊勝埌の賞眰をめぐっお蚀い争う アクティりス・ルフスが、アフラニりスのヒスパニアでの降䌏を裏切りず非難 ドミティりス・アヘノバルブスが、䞉枚ず぀の投祚札で各人の賞眰を評決するこずを提案する 戊機が熟したず刀断したカ゚サルが、階兵の間に軜装歩兵を混ぜる戊術を、小競り合いで詊す カ゚サル勢が、ポンペむりスの陣営に迫っお、士気を高める カ゚サル勢の前衛の軜装歩兵たちが、階兵たちに亀じっお闘う戊術を䌚埗する 軜装歩兵を混ぜ加えたカ゚サルの階兵1000階が、ポンペむりスの7000階ず互角以䞊に闘う カ゚サルが、行軍の駆け匕きによっお、慎重なポンペむりスを決戊に誘い出そうずする カ゚サルが、ポンペむりスを陣営から誘い出す策を䌁おる ぀いに、ポンペむりス勢が陣営から前進しお来る カ゚サルが雄匁を振るっお、軍勢を出陣させる ポンペむりスが、せがたれお戊いを決意、階兵の機動力を掻かした速戊即決の戊法を提案する ポンペむりスが、速戊即決の䜜戊を提案 兵士たちよ、決戊においお、われら元老院掟を倱望させおくれるな ラビ゚ヌスが、カ゚サル勢は匱䜓化しおいるず士気を高めお、必勝を誓う ポンペむりス麟䞋の戊列の陣容。カ゚サルがその歩兵数を4侇7000人ほどず芋積もる カ゚サル麟䞋の戊列の陣容。歩兵2侇2000人のうちから、第四戊列を線制する カ゚サルが、第四戊列を線制しお、勝負をかける カ゚サルが、自らの和平を求めるこれたでの努力を匷調しおから、開戊の号什を発する カ゚サルが、自らの和平の远求に぀いお、兵士たちに確認を求める カ゚サルが、ラッパで開戊の号什を発する カ゚サル配䞋の再召集の叀参兵クラスティヌスが、熱匁を振るっおから、突撃する クラスティヌスが、兵士たちを錓舞する クラスティヌスが、カ゚サルに戊功を誓う クラスティヌスず120名ほどの兵士たちが、右翌から突撃する ポンペむりスが指瀺したずいう受け身の戊法を、カ゚サルが口を極めお批刀する ポンペむりスの䜜戊の意図 カ゚サルが、ポンペむりスの受け身の戊法を批刀する 将軍は、兵士の戊闘意欲を高めるべきだ、ずカ゚サルが䞻匵する 偎面から攻撃しお来るポンペむりスの階兵隊らを、カ゚サルの第四戊列が駆逐する カ゚サル勢の兵士たちが、疲れ果おないように、䞀旊䌑憩しおから再び突撃する ポンペむりスの戊列が、カ゚サルの戊列に応戊する ポンペむりス勢の巊翌の階兵隊ず匓兵らが進撃を開始する ポンペむりスの階兵隊らが、カ゚サル勢の階兵隊を蹎散らす カ゚サルが、呜運を賭けお、切り札ずもいうべき第四戊列を繰り出す カ゚サルの第四戊列が、ポンペむりスの階兵たちを撃退する カ゚サルの第四戊列が、無防備なポンペむりスの匓兵や投石兵を皆殺しにする カ゚サルの第四戊列が、぀いに、ポンペむりス勢の戊列の背埌に回り蟌む カ゚サル勢の総攻撃によりポンペむりス勢が総厩れずなり、戊意を倱ったポンペむりスが戊列を離れる カ゚サルが、総攻撃を呜じる カ゚サル勢の総攻撃により、ポンペむりス勢が぀いに総厩れずなる 第四戊列を線制した カ゚サルの䜜戊意図が適䞭 敗勢に倱望したポンペむりスが、戊堎を離れる ポンペむりスが、陣営の防衛を指瀺する カ゚サル勢がポンペむりスの陣営を攻略し、ポンペむりス勢が山䞭に逃避する 陣営を守るポンペむりス勢の者たち ポンペむりス勢が、陣営を攟眮しお、山䞭に逃げ蟌む カ゚サル勢がポンペむりスの陣営に螏み蟌む䞀方で、ポンペむりスは幕僚らずずもに船で逃れる ポンペむりスの陣営のぜいたくさ ぜいたくなポンペむりス勢に比べお、カ゚サル勢は窮乏しおいた ポンペむりスが、ラリサぞ逃走する ポンペむりスが同䌎者たちずずもに海蟺に着き、船出する ポンペむりスが、真っ先に敗走した階兵隊らに぀いお嘆く カ゚サル勢が、6マむル北の山䞭に立おこもったポンペむりス勢を包囲し、氎を絶っお、投降に远い蟌む ポンペむりス勢が、飲み氎を求めお別の山を目指す カ゚サル勢が、ポンペむりス勢を先回りしお迎え撃ずうずする 山䞭で立ち埀生するポンペむりス勢を、カ゚サル勢が氎を絶っお包囲しようずする ポンペむりス勢が、降䌏に぀いお亀枉しようずする カ゚サルが、投降したポンペむりス勢の将兵たちを助呜しお、ラリサに赎く カ゚サル勢の戊果。叀参兵クラスティヌスの戊死。ドミティりス・アヘノバルブスの敗死。 再召集された叀参兵クラスティヌスの掻躍ず最期 ポンペむりス勢の戊死者数ず、カ゚サル勢が奪取した軍旗の数 ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブスの最期 ブルンディシりム枯をめぐる 元老院掟ラ゚リりス ず カ゚サル掟りァティニりス の攻防 元老院掟のラ゚リりスの艊隊が、ブルンディシりム枯ぞ来襲する 枯を防衛するカ゚サル掟のりァティニりスが、ラ゚リりスの五段櫂船などを枯の氎路でからめ取る ラ゚リりスが、むッリュリア偎から氎を運んで補絊し、デュッラキりム呚蟺にずどたろうずする 元老院掟カッシりスの艊隊が、シキリア島ずブルッティりムのカ゚サル掟艊隊を襲撃する カッシりスの艊隊が、メッサナにいたカ゚サル掟ポンポニりスの艊隊を急襲する かろうじお防戊しおいるメッサナのポンポニりスのもずぞ、カ゚サル勝利の報が届く カッシりスが、ブルッティりム半島(珟カラブリア)のりィボにいたカ゚サル掟スルピキりスの艊隊ぞ矛先を転じる (蚳泚:この項の郚分は、写本のテキストに䞍満な校蚂者たちによっおさたざたな修正提案が加えられおいる。) 叀参の傷病兵たちが、カッシりスに䞀矢を報いる カ゚サルの勝利を知ったカッシりスの艊隊がむタリアから立ち去る ポンペむりスの船団が、カ゚サルの远及を避けお、レスボス島やキュプロス島ぞ逃げ回る アンピポリスに、ポンペむりスの名で、兵隊城募の垃告が出される ポンペむりスが、アンピポリスに投錚するが、カ゚サルの接近を恐れお、レスボス島ぞ逃避する ポンペむりスの船団が、小アゞアのキリキア属州から、キュプルス島ぞ回航する シリアのアンティオキア䜏民ずロヌマ人たちが、ポンペむりス掟の者たちを締め出そうずする ロドゥス島に着いた䞡レントゥルスらも、島民から退去を匷いられる ポンペむりスが゚ゞプトのペルシりムに到着し、少幎王プトロマ゚りスに保護を求める ゚ゞプト王 プトロマ゚りス13侖 ず クレオパトラ7侖 の内戊 ポンペむりスが、少幎王プトロマ゚りスに助けを求める䜿節団を掟遣する ゚ゞプト王プトロマ゚りスの廷臣たちが䞀蚈を案じお、ポンペむりスを暗殺する 王の廷臣たちが、ポンペむりスを暗殺するために、近衛隊長アキッラスおよびロヌマ人軍団次官セプティミりスを掟遣する ポンペむりスが、アキッラスずセプティミりスによっお殺害される 前幎のロヌマ執政官ルキりス・レントゥルスも、捕えられお殺害される カ゚サルがアシア属州ぞ到着しお、神殿を灜難から救い、東地䞭海岞の各地で 神々の埡璜(みしるし)が珟われる ゚リス(オリュンピア)のアテナ神殿にあるニケの神像が、向きを倉える奇跡 アンティオキアで、ずきの声などが聎こえ、垂民たちがあわおお城壁の守りに぀く ペルガムムの神域で、小倪錓が鳎り響く カ゚サルが゚ゞプトの郜アレクサンドリアに到着しお、ポンペむりスの死を知るが、民衆の暎動によりロヌマ兵が殺される ポンペむりスの死を知ったカ゚サルが䞊陞するが、兵士たちが抗議のため矀がり集たる 矀衆が連日のように抌し寄せお、倚くのロヌマ人兵士が殺傷される カ゚サルが、アシアからの増揎を指図し、゚ゞプト王家の内玛を知っお介入を決意する カ゚サルが、ペルシりムで察峙する王プトロマ゚りスずクレオパトラに、調停案を瀺す ゚ゞプト王政を牛耳る宊官ポティヌスが、アキッラスを叞什官ずしお軍を郜に呌び寄せる。前王プトロマ゚りスの遺蚀状が開封される 宊官ポティヌスが、近衛隊長アキッラスを党軍の指揮官ずし、軍をアレクサンドリアに呌び戻す 前王プトロマ゚りス12䞖の遺蚀状ずは カ゚サルが王宀の玛争を仲裁しおいるず、アキッラスの軍勢が郜に差し迫っお来たので、王を手元に眮いお備える 兵力の少ないカ゚サルが、郜に陣地を確保しお、アキッラスの軍勢に備えようずする カ゚サルが、郚䞋たちに歊装させながら、王の䜿節を介しおアキッラスの意向を知ろうずする カ゚サルの意を受けた王プトロマ゚りスが、偎近のディオスコリデスずセラピオンを、アキッラスのずころぞ掟遣する カ゚サルが、少幎王プトロマ゚りスを自らの盟にしようずする アキッラス麟䞋の軍勢(ロヌマ人のガビニりス兵など2䞇䜙ず階兵2000階)の内情 ガビニりスの兵士たちの珟状 集められおいた倚数のアりトロヌたち ロヌマからの逃亡奎隷たち アレクサンドリアの軍隊における叀くからの慣習ずは ガニビりスの兵士やアレクサンドリアの軍勢の軍事経隓 アキッラスの軍勢がアレクサンドリアの街ず枯を制圧しようずしお、カ゚サル勢ずの戊いの火ぶたが切られる ゚ゞプト艊隊の陣容 艊隊ず枯湟の重芁性 枯湟地区で激戊が勃発する カ゚サルが、枯湟内の船団を焌き蚎ちしお、軍勢をパルス島ぞ䞊陞させる カ゚サルがパルス島ず倧灯台を制圧しお、物資䟛絊や増揎の態勢を敎える 堀防(ヘプタスタディオン)により、島ずアレクサンドリアの街を結ぶ 枯ぞの出入りを困難にする事情ずは カ゚サルが、灯台を制圧しお、食糧や増揎郚隊の茞送を確かなものにする アキッラスを動かしおいた黒幕ポティヌスをカ゚サルが殺害し、アレクサンドリア戊争が新たな展開ぞ移る カ゚サルが、王宮に隣接する劇堎を砊ずしお利甚する クレオパトラの効アルシノ゚が、王宮から抜け出し、アキッラスずずもに攻囲軍を指揮し出す アキッラスずアルシノ゚の間に䞻導暩をめぐる察立が起こる
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"カ゚サルが諞郜垂に守備隊を残しお、゚ピルスずアタマニアを通っお、ドミティりスずの合流のために出発する", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスが、玆䜙曲折を経お、カ゚サルずの合流を果たす", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "ドミティりスに、ポンペむりスずの遭遇の危機が迫る", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが勝報を各地に広めたため、カ゚サル勢の移動が困難になる", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "アッロブロゲス族の兄匟の埓者たちが、ドミティりスの斥候たちに機密をしゃべっおしたう", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ドミティりスが、無事にテッサリア近くのア゚ギニりムでカ゚サルず合流する", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が、同盟を反故にしたテッサリア蟺境の城垂ゎンピを攻め萜ずす", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "", 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"䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "倧軍を頌みずする元老院掟の将兵たちが、勝利を確信しお、慎重なポンペむりスをやゆする", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "元老院掟の高䜍の者たちが、戊勝埌の論功行賞に぀いお蚀い争い始める", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの陣営で、元老院掟のレントゥルス、ドミティりス、スキピオらが戊勝埌の賞眰をめぐっお蚀い争う", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "アクティりス・ルフスが、アフラニりスのヒスパニアでの降䌏を裏切りず非難", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "ドミティりス・アヘノバルブスが、䞉枚ず぀の投祚札で各人の賞眰を評決するこずを提案する", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のテッサリアぞの転進" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "戊機が熟したず刀断したカ゚サルが、階兵の間に軜装歩兵を混ぜる戊術を、小競り合いで詊す", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が、ポンペむりスの陣営に迫っお、士気を高める", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の前衛の軜装歩兵たちが、階兵たちに亀じっお闘う戊術を䌚埗する", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "軜装歩兵を混ぜ加えたカ゚サルの階兵1000階が、ポンペむりスの7000階ず互角以䞊に闘う", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、行軍の駆け匕きによっお、慎重なポンペむりスを決戊に誘い出そうずする", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、ポンペむりスを陣営から誘い出す策を䌁おる", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "぀いに、ポンペむりス勢が陣営から前進しお来る", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "カ゚サルが雄匁を振るっお、軍勢を出陣させる", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、せがたれお戊いを決意、階兵の機動力を掻かした速戊即決の戊法を提案する", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、速戊即決の䜜戊を提案", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "兵士たちよ、決戊においお、われら元老院掟を倱望させおくれるな", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "ラビ゚ヌスが、カ゚サル勢は匱䜓化しおいるず士気を高めお、必勝を誓う", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "ポンペむりス麟䞋の戊列の陣容。カ゚サルがその歩兵数を4侇7000人ほどず芋積もる", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "カ゚サル麟䞋の戊列の陣容。歩兵2侇2000人のうちから、第四戊列を線制する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、第四戊列を線制しお、勝負をかける", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、自らの和平を求めるこれたでの努力を匷調しおから、開戊の号什を発する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、自らの和平の远求に぀いお、兵士たちに確認を求める", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、ラッパで開戊の号什を発する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "カ゚サル配䞋の再召集の叀参兵クラスティヌスが、熱匁を振るっおから、突撃する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "クラスティヌスが、兵士たちを錓舞する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "クラスティヌスが、カ゚サルに戊功を誓う", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "クラスティヌスず120名ほどの兵士たちが、右翌から突撃する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが指瀺したずいう受け身の戊法を、カ゚サルが口を極めお批刀する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの䜜戊の意図", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、ポンペむりスの受け身の戊法を批刀する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "将軍は、兵士の戊闘意欲を高めるべきだ、ずカ゚サルが䞻匵する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "偎面から攻撃しお来るポンペむりスの階兵隊らを、カ゚サルの第四戊列が駆逐する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の兵士たちが、疲れ果おないように、䞀旊䌑憩しおから再び突撃する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの戊列が、カ゚サルの戊列に応戊する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢の巊翌の階兵隊ず匓兵らが進撃を開始する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの階兵隊らが、カ゚サル勢の階兵隊を蹎散らす", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、呜運を賭けお、切り札ずもいうべき第四戊列を繰り出す", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "カ゚サルの第四戊列が、ポンペむりスの階兵たちを撃退する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "カ゚サルの第四戊列が、無防備なポンペむりスの匓兵や投石兵を皆殺しにする", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "カ゚サルの第四戊列が、぀いに、ポンペむりス勢の戊列の背埌に回り蟌む", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の総攻撃によりポンペむりス勢が総厩れずなり、戊意を倱ったポンペむりスが戊列を離れる", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、総攻撃を呜じる", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の総攻撃により、ポンペむりス勢が぀いに総厩れずなる", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "第四戊列を線制した カ゚サルの䜜戊意図が適䞭", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "敗勢に倱望したポンペむりスが、戊堎を離れる", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、陣営の防衛を指瀺する", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "", "title": "぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い)" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢がポンペむりスの陣営を攻略し、ポンペむりス勢が山䞭に逃避する", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "陣営を守るポンペむりス勢の者たち", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、陣営を攟眮しお、山䞭に逃げ蟌む", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢がポンペむりスの陣営に螏み蟌む䞀方で、ポンペむりスは幕僚らずずもに船で逃れる", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの陣営のぜいたくさ", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "ぜいたくなポンペむりス勢に比べお、カ゚サル勢は窮乏しおいた", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、ラリサぞ逃走する", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが同䌎者たちずずもに海蟺に着き、船出する", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、真っ先に敗走した階兵隊らに぀いお嘆く", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が、6マむル北の山䞭に立おこもったポンペむりス勢を包囲し、氎を絶っお、投降に远い蟌む", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、飲み氎を求めお別の山を目指す", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢が、ポンペむりス勢を先回りしお迎え撃ずうずする", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "山䞭で立ち埀生するポンペむりス勢を、カ゚サル勢が氎を絶っお包囲しようずする", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢が、降䌏に぀いお亀枉しようずする", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、投降したポンペむりス勢の将兵たちを助呜しお、ラリサに赎く", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "カ゚サル勢の戊果。叀参兵クラスティヌスの戊死。ドミティりス・アヘノバルブスの敗死。", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "再召集された叀参兵クラスティヌスの掻躍ず最期", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "ポンペむりス勢の戊死者数ず、カ゚サル勢が奪取した軍旗の数", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブスの最期", "title": "カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "ブルンディシりム枯をめぐる 元老院掟ラ゚リりス ず カ゚サル掟りァティニりス の攻防", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "元老院掟のラ゚リりスの艊隊が、ブルンディシりム枯ぞ来襲する", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "枯を防衛するカ゚サル掟のりァティニりスが、ラ゚リりスの五段櫂船などを枯の氎路でからめ取る", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "ラ゚リりスが、むッリュリア偎から氎を運んで補絊し、デュッラキりム呚蟺にずどたろうずする", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "元老院掟カッシりスの艊隊が、シキリア島ずブルッティりムのカ゚サル掟艊隊を襲撃する", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "カッシりスの艊隊が、メッサナにいたカ゚サル掟ポンポニりスの艊隊を急襲する", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "かろうじお防戊しおいるメッサナのポンポニりスのもずぞ、カ゚サル勝利の報が届く", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "カッシりスが、ブルッティりム半島(珟カラブリア)のりィボにいたカ゚サル掟スルピキりスの艊隊ぞ矛先を転じる (蚳泚:この項の郚分は、写本のテキストに䞍満な校蚂者たちによっおさたざたな修正提案が加えられおいる。)", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "叀参の傷病兵たちが、カッシりスに䞀矢を報いる", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "カ゚サルの勝利を知ったカッシりスの艊隊がむタリアから立ち去る", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "", "title": "䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの船団が、カ゚サルの远及を避けお、レスボス島やキュプロス島ぞ逃げ回る", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "アンピポリスに、ポンペむりスの名で、兵隊城募の垃告が出される", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、アンピポリスに投錚するが、カ゚サルの接近を恐れお、レスボス島ぞ逃避する", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの船団が、小アゞアのキリキア属州から、キュプルス島ぞ回航する", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "シリアのアンティオキア䜏民ずロヌマ人たちが、ポンペむりス掟の者たちを締め出そうずする", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "ロドゥス島に着いた䞡レントゥルスらも、島民から退去を匷いられる", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが゚ゞプトのペルシりムに到着し、少幎王プトロマ゚りスに保護を求める", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "゚ゞプト王 プトロマ゚りス13侖 ず クレオパトラ7侖 の内戊", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、少幎王プトロマ゚りスに助けを求める䜿節団を掟遣する", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "゚ゞプト王プトロマ゚りスの廷臣たちが䞀蚈を案じお、ポンペむりスを暗殺する", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "王の廷臣たちが、ポンペむりスを暗殺するために、近衛隊長アキッラスおよびロヌマ人軍団次官セプティミりスを掟遣する", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "ポンペむりスが、アキッラスずセプティミりスによっお殺害される", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "前幎のロヌマ執政官ルキりス・レントゥルスも、捕えられお殺害される", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "", "title": "ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "カ゚サルがアシア属州ぞ到着しお、神殿を灜難から救い、東地䞭海岞の各地で 神々の埡璜(みしるし)が珟われる", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "゚リス(オリュンピア)のアテナ神殿にあるニケの神像が、向きを倉える奇跡", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "アンティオキアで、ずきの声などが聎こえ、垂民たちがあわおお城壁の守りに぀く", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "ペルガムムの神域で、小倪錓が鳎り響く", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "カ゚サルが゚ゞプトの郜アレクサンドリアに到着しお、ポンペむりスの死を知るが、民衆の暎動によりロヌマ兵が殺される", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "ポンペむりスの死を知ったカ゚サルが䞊陞するが、兵士たちが抗議のため矀がり集たる", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "矀衆が連日のように抌し寄せお、倚くのロヌマ人兵士が殺傷される", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、アシアからの増揎を指図し、゚ゞプト王家の内玛を知っお介入を決意する", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、ペルシりムで察峙する王プトロマ゚りスずクレオパトラに、調停案を瀺す", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "゚ゞプト王政を牛耳る宊官ポティヌスが、アキッラスを叞什官ずしお軍を郜に呌び寄せる。前王プトロマ゚りスの遺蚀状が開封される", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "宊官ポティヌスが、近衛隊長アキッラスを党軍の指揮官ずし、軍をアレクサンドリアに呌び戻す", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "前王プトロマ゚りス12䞖の遺蚀状ずは", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "カ゚サルが王宀の玛争を仲裁しおいるず、アキッラスの軍勢が郜に差し迫っお来たので、王を手元に眮いお備える", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "兵力の少ないカ゚サルが、郜に陣地を確保しお、アキッラスの軍勢に備えようずする", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、郚䞋たちに歊装させながら、王の䜿節を介しおアキッラスの意向を知ろうずする", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "カ゚サルの意を受けた王プトロマ゚りスが、偎近のディオスコリデスずセラピオンを、アキッラスのずころぞ掟遣する", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、少幎王プトロマ゚りスを自らの盟にしようずする", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "アキッラス麟䞋の軍勢(ロヌマ人のガビニりス兵など2䞇䜙ず階兵2000階)の内情", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "ガビニりスの兵士たちの珟状", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "集められおいた倚数のアりトロヌたち", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "ロヌマからの逃亡奎隷たち", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "アレクサンドリアの軍隊における叀くからの慣習ずは", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "ガニビりスの兵士やアレクサンドリアの軍勢の軍事経隓", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "アキッラスの軍勢がアレクサンドリアの街ず枯を制圧しようずしお、カ゚サル勢ずの戊いの火ぶたが切られる", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "゚ゞプト艊隊の陣容", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "艊隊ず枯湟の重芁性", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "枯湟地区で激戊が勃発する", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、枯湟内の船団を焌き蚎ちしお、軍勢をパルス島ぞ䞊陞させる", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "カ゚サルがパルス島ず倧灯台を制圧しお、物資䟛絊や増揎の態勢を敎える", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "堀防(ヘプタスタディオン)により、島ずアレクサンドリアの街を結ぶ", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "枯ぞの出入りを困難にする事情ずは", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、灯台を制圧しお、食糧や増揎郚隊の茞送を確かなものにする", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "アキッラスを動かしおいた黒幕ポティヌスをカ゚サルが殺害し、アレクサンドリア戊争が新たな展開ぞ移る", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "カ゚サルが、王宮に隣接する劇堎を砊ずしお利甚する", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "クレオパトラの効アルシノ゚が、王宮から抜け出し、アキッラスずずもに攻囲軍を指揮し出す", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "アキッラスずアルシノ゚の間に䞻導暩をめぐる察立が起こる", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "", "title": "カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)" } ]
内乱蚘           
[[Category:内乱蚘|3]] [[内乱蚘]] [[画像:Blue_square_C.PNG|20px]][[画像:Blue_square_O.PNG|20px]][[画像:Blue_square_M.PNG|20px]][[画像:Blue_square_M.PNG|20px]][[画像:Blue_square_E.PNG|20px]][[画像:Blue_square_N.PNG|20px]][[画像:Blue_square_T.PNG|20px]][[画像:Blue_square_A.PNG|20px]][[画像:Blue_square_R.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]][[画像:Blue_square_O.PNG|20px]][[画像:Blue_square_R.PNG|20px]][[画像:Blue_square_V.PNG|20px]][[画像:Blue_square_M.PNG|20px]][[画像:Solid_blue.svg|20px]][[画像:Blue_square_D.PNG|20px]][[画像:Blue_square_E.PNG|20px]][[画像:Solid_blue.svg|20px]][[画像:Blue_square_B.PNG|20px]][[画像:Blue_square_E.PNG|20px]][[画像:Blue_square_L.PNG|20px]][[画像:Blue_square_L.PNG|20px]][[画像:Blue_square_O.PNG|20px]][[画像:Solid_blue.svg|20px]][[画像:Blue_square_C.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]][[画像:Blue_square_V.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]][[画像:Blue_square_L.PNG|20px]][[画像:Blue_square_I.PNG|20px]]           [[画像:Blue_square_L.PNG|30px]][[画像:Blue_square_I.PNG|30px]][[画像:Blue_square_B.PNG|30px]][[画像:Blue_square_E.PNG|30px]][[画像:Blue_square_R.PNG|30px]][[画像:Solid_blue.svg|30px]][[画像:Blue_square_T.PNG|30px]][[画像:Blue_square_E.PNG|30px]][[画像:Blue_square_R.PNG|30px]][[画像:Blue_square_T.PNG|30px]][[画像:Blue_square_I.PNG|30px]][[画像:Blue_square_V.PNG|30px]][[画像:Blue_square_S.PNG|30px]] __notoc__ ==関連地図== [[画像:Map of Ancient Greece for Caesar's Civil War (Japanese).png|thumb|right|700px|'''『内乱蚘』第3巻の参考地図'''蚳者が䜜成。<br>デュッラキりムの戊いの埌、カ゚サル(<span style="color:red;">赀線</span>)ずポンペむりス(<span style="color:blue;">青線</span>)が別の進路をたどり、カ゚サルが[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|ドミティりス・カルりィヌス]](<span style="color:orange;">オレンゞ線</span>)ず合流、ポンペむりスが[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]](<span style="color:blue;">青線</span>)ず合流しお、テッサリアにおけるパルサルスの戊いで激突するたでの行軍路を、珟代ギリシアの粟现な地圢図の䞊に瀺す※ルヌトは、地圢の起䌏に合わせお蚳者が掚定したもの。叀代の地圢ずは海岞線や河川・湖沌などが異なる。カ゚サルの行軍路は、マケドニア方面ぞ抜けるこずを想定しおいれば、印のルヌトも考えられるが、「アタマニアを通っお」ずいう修正された蚘述に埓うならば、南偎のルヌトであろう。ポンペむりスの行軍路ぱグナティア街道(黄色の線)ずほが合臎するず思われるが、簡略な衚珟にするため、あえお街道ずはずれた衚珟にしおある。⇒この画像の'''[[:ファむル:Map of Ancient Greece for Caesar's Civil War (Latin).png|ラテン語版はこちら]]'''。]] <br><br><br><br><br><br><br><br><br><br> <br><br><br><br><br><br><br><br><br><br> <br><br><br><br><br><br><br><br><br><br> <br><br><br><br><br> ==目次== 「[[内乱蚘/内容目次|内容目次]]」を参照せよ。 ==䞡軍のテッサリアぞの転進== ===75節=== '''カ゚サル勢がアポッロニアぞの埩路を急ぎ、ポンペむりスの階兵を退けお、ゲヌスス川岞ぞたどり着く''' <br>   '''たず、茜重ず護衛の1個軍団を、アポッロニアぞ向けお先遣する''' *①項 Itaque **このようにしお、 *nulla interposita mora **䜕ら時間を眮かずに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#nullā morā interpositā / nullā interpositā morā 䜕ら時間が眮かれずに|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *[[wikt:en:sauciorum|sauciorum]] modo et [[wikt:en:aegrorum|aegrorum]] habita ratione **負傷した者たちや病気の者たちをおもんばかっただけで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:saucius|saucius, -a, -um]] 「負傷した者」  男性耇数属栌 [[wikt:en:sauciorum|sauciōrum]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:aeger#Latin|aeger]] 圢容詞 「病気の」たたは男性名詞 「病人」  耇数属栌 aegrōrum</span> *[[wikt:en:impedimenta#Latin|impedimenta]] omnia silentio prima nocte ex castris [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniam]] [[wikt:en:praemisit|praemisit]] **<ruby><rb>[[w:茜重|茜重]]</rb><rp></rp><rt>しちょう</rt><rp></rp></ruby>すべおを、音もなく倕暮れ時に、陣営から[[w:アポロニア|アポッロニア]]ぞ先遣しお、 *ac [[wikt:en:conquiescere|conquiescere]] ante iter confectum [[wikt:en:vetuit|vetuit]]. **<ruby><rb>行軍</rb><rp></rp><rt>むテル</rt><rp></rp></ruby>が成し遂げられる前に䌑息するこずを犁じた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conquiesco|conquiēscere]] 「䌑息する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:veto#Latin|vetāre]] 「犁じる」</span> *His una legio missa praesidio est. **これらの茜重隊の護衛ずしお、1個軍団が先遣された。 <br>   '''2個軍団を陣営にずどめ、残りの軍団をアポッロニアぞ向けお先遣する''' *②項 His explicitis rebus **これらの事柄を凊理するず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#hÄ«s rēbus explicitÄ«s / hÄ«s explicitÄ«s rēbus これらの事が凊理(解決)されるず / これらの物が説明されるず|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *duas in castris legiones [[wikt:en:retinuit|retinuit]], **2個軍団を陣営に保持しおおき、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:retineo|retinēre]] 「匕き止める」「保持する」</span> *reliquas de quarta vigilia compluribus portis [[wikt:en:eductas|eductas]] **残りの軍団を、第四倜譊時の頃に、いく぀かの門から進発させお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚第四倜譊時は、真倜䞭から日の出たでの間の埌半の時間垯「明け方」を指す。『[[叀代ロヌマの䞍定時法#倜譊時|叀代ロヌマの䞍定時法]]』を参照。</span> *eodem itinere [[wikt:en:praemisit|praemisit]] **同じ行皋で先遣した。 <br>   '''カ゚サル自身も2個軍団ずずもにデュッラキりム近郊から撀退する''' *parvoque spatio intermisso, **わずかな時間をあけただけで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文#parvō spatiō intermissō わずかな時間をあけお|絶察奪栌の䟋文]]」を参照。</span> *<u>ut</u> et [[wikt:en:militare#Adjective_2|militare]] [[wikt:en:institutum|institutum]] [[wikt:en:servaretur|servaretur]] **軍務の取り決め軍芏が守られる<u>ように</u>、 *et quam serissime eius profectio cognosceretur, **か぀、圌<small>カ゚サル</small>の出発が知られるのが、できるだけ遅くなる<u>ように</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sero#Adverb|sērō]] 副詞 「遅く、遅れお」  最䞊玚 [[wikt:en:serissime#Latin|sērissimē]] quam 最䞊玚「できるだけ」</span> *[[wikt:en:conclamari|conclamari]] [[wikt:en:iussit|iussit]], **陣営からの撀収が号什されるこずを、呜じた。 *<u>[[wikt:en:statim|statim]]</u>que [[wikt:en:egressus|egressus]] **<u>すぐさた</u>、進発しお、 *et [[wikt:en:novissimum|novissimum]] agmen [[wikt:en:consecutus|consecutus]] **<ruby><rb>行軍隊列</rb><rp></rp><rt>アグメン</rt><rp></rp></ruby>の最埌列に远い぀いお、 *celeriter ex conspectu castrorum [[wikt:en:discessit|discessit]]. **たちどころに、陣営の芖界から撀収しおしたった。 <br>   '''ポンペむりスが、カ゚サルの撀収に気づいお、远撃のために出発する''' *③項 <u>Neque</u> vero [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:cognito#Latin|cognito]] consilio eius moram ullam ad [[wikt:en:insequendum|insequendum]] <u>[[wikt:en:intulit|intulit]]</u>, **その䞀方で、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、圌<small>カ゚サル</small>の<ruby><rb>意図</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を察するず、远撃するために いかなる<ruby><rb>遅れ</rb><rp></rp><rt>モラ</rt><rp></rp></ruby>も<u>䞎えなかった</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:insequor|Ä«nsequÄ«]] 「おいかける」「远跡する」「远撃する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:infero#Latin|Ä«nferre]] 「匕き起こす」「䞎える」</span> *sed eadem **しかも、同じ道を **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:eadem#Adverb|eādem]] 「同じ道で」「同様に」<small>''by the same way'' </small></span> *spectans, si itinere <u>impeditos</u> perterritos [[wikt:en:deprehendere|deprehendere]] posset, **── 茜重により行軍を<u>劚げられおいる</u>し 臆病になっおいる者たちを、匕っ捕たえるこずができるかのではないか、ず期埅しお ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、倚くの写本では <u>[[wikt:en:impeditos|impeditos]]</u> だが、impedito あるいは impedimentos ずしおいる写本もある。<br> itinere [[wikt:en:impeditus|impeditō]] 「行軍を劚げるこずにより」</span> *exercitum e castris [[wikt:en:eduxit|eduxit]] **軍隊を陣営から進発させた。 *equitatumque [[wikt:en:praemisit|praemisit]] ad novissimum agmen [[wikt:en:demorandus|demorandum]], **カ゚サル勢の<ruby><rb>行軍隊列</rb><rp></rp><rt>アグメン</rt><rp></rp></ruby>の最埌列を遅らせるために、階兵隊を先遣した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:demoror|dēmorārÄ«]] 「遅らせる」</span> *neque [[wikt:en:consequi|consequi]] [[wikt:en:potuit|potuit]], **が、远い぀くこずができなかった。 *quod multum [[wikt:en:expeditus|expedito]] itinere [[wikt:en:antecesserat|antecesserat]] Caesar. **ずいうのも、カ゚サルが、軜装の行軍により、すでに倧いに先行しおいたからだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:antecedo#Latin|antecēdere]] 「先行する」</span> <br>   '''ポンペむりスの階兵隊が、カ゚サルの最埌列に远いすがる''' *④項 Sed cum ventum esset ad flumen Genusum, *けれども、ゲヌスス川のたもずたで到着したずきに、 *quod [[wikt:en:ripis|ripis]] erat [[wikt:en:inpeditus|inpeditis]], **その川が岞により枡河を劚げおおり、 *[[wikt:en:consecutus|consecutus]] equitatus novissimos proelio [[wikt:en:detinebat|detinebat]]. **ポンペむりス勢の階兵隊が、カ゚サル勢の最埌列に远い぀いお、合戊により遅らせおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:detineo|dētinēre]] 「遅らせる」</span> <br>   '''カ゚サルの階兵隊ず軜装歩兵が、ポンペむりスの階兵隊を撃退する''' *⑀項 [[wikt:en:huic#Latin|Huic]] suos Caesar equites [[wikt:en:opposuit|opposuit]] **これに察しお、カ゚サルは配䞋の階兵たちを察峙させた。 *expeditosque antesignanos [[wikt:en:admiscuit|admiscuit]] CCCC, **軜装の<ruby><rb>軍旗前の[[w:散兵|散開歩兵]]</rb><rp></rp><rt>アンテシグナヌス</rt><rp></rp></ruby>たち400名を階兵たちに混ぜ加えた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:admisceo|admiscēre]] 「混ぜ加える」</span> *qui tantum [[wikt:en:profecerunt|profecerunt]], **圌らは、たいぞん銖尟よくやった。 *ut equestri proelio commisso [[wikt:en:pellerent|pellerent]] omnes **その結果、階兵戊をやり合っお、総勢を远いやっお、 *compluresque [[wikt:en:interficerent|interficerent]] **かなりの者たちを<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>しお、 *ipsique incolumes se ad agmen [[wikt:en:reciperent|reciperent]]. **カ゚サル配䞋の兵たち自身は無傷で<ruby><rb>行軍隊列</rb><rp></rp><rt>アグメン</rt><rp></rp></ruby>のもずぞ匕き䞊げおいた。 ===76節=== '''䞡軍がゲヌスス川岞のアスパラギりム近蟺に陣取るが、カ゚サル勢が出し抜いお埩路を急ぐ''' [[画像:Castra1.png|thumb|right|300px|ロヌマ軍の<ruby><rb>[[w:カストラ|陣営]]</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>の抂略図再掲。<br> (1) Principia本営<br/>(2) Via Praetoria正門道<br/>(3) Via Principalis䞻道<br/>(4) Porta Principalis Dextra右の脇門<br/>(5) Porta Praetoria正門<br/>(6) Porta Principalis Sinistra巊の脇門<br/><span style="background-color:#ffff99;">(7) Porta Decumana裏門</span>]] *①項 [[wikt:en:confecto|Confecto]] [[wikt:en:iusto|iusto]] itinere eius diei quod [[wikt:en:proposuerat|proposuerat]] Caesar, **カ゚サルは、その日に予定しおいたずころの正芏の行軍を成し遂げお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:iustus|iÅ«stus, -a, -um]] 「正芏の」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:propono#Latin|prōpōnere]] 「予定する」</span> *traductoque exercitu flumen Genusum **軍隊にゲヌスス川を枡河させお、 *veteribus suis in castris contra Asparagium [[wikt:en:consedit|consedit]] **アスパラギりムの向かい偎の味方の叀い陣営に陣取り、 *militesque omnes intra vallum castrorum [[wikt:en:continuit|continuit]] **すべおの<ruby><rb>兵士</rb><rp></rp><rt>ミレス</rt><rp></rp></ruby><small>歩兵</small>たちを、陣営の<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>の内偎に匕き止め、 *equitatumque per causam pabulandi [[wikt:en:emissum|emissum]] **<ruby><rb>階兵隊</rb><rp></rp><rt>゚クむタス</rt><rp></rp></ruby>を<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>を調達するために送り出したが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:emitto|ēmittere]] 「送り出す、掟遣する」  完了受動分詞 [[wikt:en:emissus|ēmissus]]</span> *confestim <span style="background-color:#ffff99;">decumana porta</span> in castra se recipere iussit. **ただちに<span style="background-color:#ffff99;">裏門</span>から陣営に匕き䞊げお来るこずを呜じた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:porta#Latin|porta]] [[wikt:en:decumanus#Latin|decumāna]] たたは porta [[wikt:fr:decimanus|decimāna]] は、<br>第10<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>が守備しおいた陣営の裏門を指す。右の図を参照。</span> <br> *②項 Simili ratione [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] confecto eius diei itinere **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]も同様の手順で、その日の行軍を成し遂げお、 *in suis veteribus castris ad Asparagium consedit. **アスパラギりムのそばの味方の叀い陣営に陣取った。 <br>   '''カ゚サル勢が陣営に萜ち着いたず思い蟌み、ポンペむりス勢が分散しおしたう''' *③項 Eius milites, **圌<small>ポンペむりス</small>の兵士たちは、 *quod ab [[wikt:en:opere#Latin|opere]] [[wikt:en:integris#Latin|integris]] munitionibus [[wikt:en:vacabant|vacabant]], **<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>が手぀かずだったゆえに、<ruby><rb>堡塁工事</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>がひただったので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:vaco#Latin|vacāre]] ab  「免れる」「ひたである」</span> *<u>alii</u> [[wikt:en:lignandi|lignandi]] pabulandique causa longius [[wikt:en:progrediebantur|progrediebantur]], **<u>ある者たちは</u>、材朚集めや<ruby><rb>[[w:ç§£|ç§£]]</rb><rp></rp><rt>たぐさ</rt><rp></rp></ruby>あさりのために、より遠くに出お行ったし、 *<u>alii</u>, quod subito consilium profectionis [[wikt:en:ceperant|ceperant]] **<u>別のある者たちは</u>、䞍意にデュッラキりム近蟺からの出発の<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を立おおいたので、 *magna parte [[wikt:en:impedimentorum|impedimentorum]] et [[wikt:en:sarcinarum|sarcinarum]] relicta, **<ruby><rb>[[w:茜重|茜重]]</rb><rp></rp><rt>しちょう</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>手荷物</rb><rp></rp><rt>サルキナ</rt><rp></rp></ruby>の倧郚分を攟眮しおおり、 *ad haec [[wikt:en:repetenda|repetenda]] [[wikt:en:invitati#Latin|invitati]] [[wikt:en:propinquitate|propinquitate]] superiorum castrorum **以前の陣営の近さにより、これらを取り戻すために 匕き寄せられお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:repeto|repetere]] 「取り戻す」  未来受動分詞(動圢容詞) [[wikt:en:repetendus|repetendus]] 動名詞の代甚 ad [[wikt:en:haec|haec]] [[wikt:en:repetenda|repetenda]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:invito#Latin|invÄ«tāre]] 「勧誘する」「匕き起こす」「刺激する」  完了受動分詞 [[wikt:en:invitatus|invÄ«tatus]]</span> [[画像:Roman legion at attack.jpg|thumb|right|400px|ロヌマ軍の線制単䜍 '''[[w:コントゥベルニりム|コントゥベルニりム]]''''''[[w:la:Contubernium|contubernium]]'''の再挔。<br>8名からなる最小単䜍で、10個で<ruby><rb>[[w:ケントゥリア|歩兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリア</rt><rp></rp></ruby>玄80名を構成した。<br>䞀぀の倩幕に宿営したので、この共有倩幕もコントゥベルニりムずいう。]] *[[wikt:en:depositis|depositis]] in [[wikt:en:contubernio#Latin|contubernio]] armis **<ruby><rb>[[w:コントゥベルニりム|共有倩幕]]</rb><rp></rp><rt>コントゥベルニりム</rt><rp></rp></ruby>の䞭に歊噚を眮きっ攟しにしお、 *vallum [[wikt:en:relinquebant|relinquebant]]. **<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>りァッルス</rt><rp></rp></ruby>を埌にしおいた。 <br>   '''カ゚サル勢が䞍意に陣営から出発しお、ポンペむりス勢を匕き離す''' *④項 Quibus ad sequendum [[wikt:en:impeditis|impeditis]] **その者たちにより、远跡するこずが劚げられおいたずきに、 *Caesar, quod fore [[wikt:en:providerat|providerat]], **カ゚サルは、そうなるこずを予芋しおいたので、 *[[wikt:en:meridiano#Latin|meridiano]] fere tempore [[wikt:en:signo#Noun_3|signo]] profectionis [[wikt:en:dato#Participle|dato]] **ほが真昌の時に、出発の<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>を出しお、 *exercitum [[wikt:en:educit|educit]] **軍隊を進発させお、 *[[wikt:en:duplicato#Latin|duplicato]]que eius diei itinere **その日の行軍を倍に増やしお、 *VIII<sub>[[wikt:en:octo#Latin|octō]]</sub> milia passuum ex eo loco [[wikt:en:procedit#Latin|procedit]]; **その堎所から8 [[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍#ミヌッレ・パッスヌム、ミヌリアロヌママむル|ロヌママむル]]玄12km進み出る。 *quod facere Pompeius [[wikt:en:discessus|discessu]] militum non potuit. **ずいうのも、ポンペむりスは、兵士たちの退出により、远跡を行なうこずができなかったからだ。 ===77節=== '''カ゚サル勢が、ポンペむりス勢の远跡を振り切っお、アポッロニアにたどり着く''' *①項 Postero die Caesar [[wikt:en:similiter#Latin|similiter]] [[wikt:en:praemissis|praemissis]] prima nocte [[wikt:en:impedimentis|impedimentis]] **翌日に、カ゚サルは、前日の堎合ず同様に、倕暮れ時に[[w:茜重|茜重]]を先遣しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:primus#Latin|prÄ«mā]] [[wikt:en:nocte#Latin|nocte]] 「倜のはじめに」「倕暮れ時に」</span> *de quarta vigilia ipse [[wikt:en:egreditur|egreditur]], **第四倜譊時の頃に、自身も進発しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚第四倜譊時は、真倜䞭から日の出たでの間の埌半の時間垯「明け方」を指す。『[[叀代ロヌマの䞍定時法#倜譊時|叀代ロヌマの䞍定時法]]』を参照。</span> *<u>ut</u> si [[wikt:en:aliqua#Pronoun|qua]] esset [[wikt:en:imposita|imposita]] [[wikt:en:dimicandi|dimicandi]] [[wikt:en:necessitas|necessitas]], [[wikt:en:subitus#Adjective|subitum]] [[wikt:en:casus#Latin|casum]] expedito exercitu [[wikt:en:subiret|subiret]]. **もし、䜕らかの闘う必芁性が負わせられたなら、軍隊が軜装であるこずにより、䞍意の<ruby><rb>危難</rb><rp></rp><rt>カスス</rt><rp></rp></ruby>に耐える<u>ようにした</u>。 *Hoc idem [[wikt:en:reliquis|reliquis]] [[wikt:en:fecit|fecit]] diebus. **ほかの日々も、これず同じこずを実行した。 <br> *②項 Quibus rebus perfectum est, **それらの行動が成し遂げられお、 *<u>ut</u> [[wikt:en:altissimis|altissimis]] fluminibus atque [[wikt:en:impeditissimis|impeditissimis]] itineribus **<u>その結果</u>、河川がきわめお深く、道がきわめお通りにくくおも、 *[[wikt:en:nullum|nullum]] [[wikt:en:acciperet|acciperet]] incommodum. **䜕ら灜難をこうむるこずがなかった。 <br> *③項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] enim, **なぜなら、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、 *[[wikt:en:primi#Latin|primi]] [[wikt:en:diei|diei]] [[wikt:en:mora#Latin|mora]] [[wikt:en:inlata|inlata]] **1日目の遅れが匕き起こされお、 *et reliquorum dierum [[wikt:en:frustra#Latin|frustra]] labore [[wikt:en:suscepto|suscepto]], **ほかの日々も、無駄に骚折りを甘んじた。 *<u>cum</u> se magnis itineribus extenderet et [[wikt:en:praegressos|praegressos]] [[wikt:en:consequi|consequi]] [[wikt:en:cuperet|cuperet]], **匷行軍で力を尜くしお、先行する者たちに远い぀くこずを望んだ<u>のだが</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:magnis|magnÄ«s]] [[wikt:en:itineribus|itineribus]] 「匷行軍で」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:extendo|extendere]] 「努力する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praegredior|praegredÄ«]] 「前を行く」  完了受動分詞 [[wikt:en:praegressus|praegressus]]</span> *quarta die finem [[wikt:en:sequendi|sequendi]] [[wikt:en:fecit|fecit]] **4日目に、远跡するこずを終わりにしお、 *atque [[wikt:en:aliud|aliud]] sibi consilium [[wikt:en:capiendum|capiendum]] [[wikt:en:existimavit|existimavit]]. **ポンペむりス自らにずっお、別の<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>が立おられるべきだ、ず刀断したのだ。 ===78節=== '''カ゚サルがアポッロニア呚蟺に守備隊を残しおドミティりスずの合流を目指し、ポンペむりスもスキピオずの合流を目指す''' *①項 Caesari **カ゚サルにずっお、 *<u>ad</u> [[wikt:en:saucios|saucios]] [[wikt:en:deponendos|deponendos]], **負傷した者たちをゆだねる<u>ため</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:depono|dēpōnere]] 「預ける、任せる、ゆだねる」  動圢容詞 [[wikt:en:deponendus|dēpōnendus]]</span> *[[wikt:en:stipendium#Latin|stipendium]] [[wikt:en:exercitui|exercitui]] [[wikt:en:dandum|dandum]], **軍隊に<ruby><rb>俞絊</rb><rp></rp><rt>スティペンディりム</rt><rp></rp></ruby>を支絊する<u>ため</u>、 *[[wikt:en:socios#Latin|socios]] [[wikt:en:confirmandos|confirmandos]], **近隣諞垂の同盟者たちを激励する<u>ため</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#12節|12節]]④項においお、ビュッリス、アマンティアや呚蟺の諞郜垂がカ゚サルず盟玄を結んだこずが述べられた。</span> *praesidium [[wikt:en:urbibus|urbibus]] [[wikt:en:relinquendum|relinquendum]] **これらの諞郜垂に守備隊を残しおおく<u>ために</u>、 *necesse erat [[wikt:en:adeo#Etymology_2|adire]] [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniam]]. **[[w:アポロニア|アポッロニア]]を蚪れるこずが、必芁であったのだ。 <br> *②項 Sed his rebus **しかし、これらの事柄に察しおは、 *<u>tantum</u> temporis [[wikt:en:tribuit|tribuit]], <u>quantum</u> erat [[wikt:en:properanti|properanti]] [[wikt:en:necesse#Latin|necesse]]; **急いでいる者にずっお必芁であった<u>だけの</u>時間しか割り圓おなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚tantum , quantum  「だけ」</span> *timens [[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Domitio]], ne adventu [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] praeoccuparetur, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の到来に先んじられるのではないかず、'''[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|ドミティりス・カルりィヌス]]'''を心配しお、 *ad eum [[wikt:en:omni#Latin|omni]] [[wikt:en:celeritate|celeritate]] et [[wikt:en:studio#Latin|studio]] [[wikt:en:incitatus|incitatus]] [[wikt:en:ferebatur|ferebatur]]. **圌<small>ドミティりス</small>のもずぞ、あらん限りの迅速さず意気蟌みに駆られお、前進させられおいた。 <br>   '''カ゚サルの䜜戊䌁図ずは''' *③項 Totius autem rei consilium **ずころで、カ゚サル勢の党䜓の<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>レむ・コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>は、 *his rationibus [[wikt:en:explicabat|explicabat]], **以䞋の<ruby><rb>䌁図</rb><rp></rp><rt>ラティオ</rt><rp></rp></ruby>によっお展開しおいたのだ。 *ut si Pompeius eodem [[wikt:en:contenderet|contenderet]], **もし、ポンペむりスが同じずころぞ急いでいたならば、 *[[wikt:en:abductum|abductum]] illum a mari **圌<small>ポンペむりス</small>を海から遠ざけお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:abduco#Latin|abdÅ«cere]] 「遠ざける、匕き離す」  完了受動分詞 [[wikt:en:abductus|abductus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2第3巻の前半でたびたび述べられたように、アドリア海はポンペむりス勢の倧艊隊によっお封鎖されおいた。</span> *atque ab iis copiis, quas [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachii]] [[wikt:en:comparaverat|comparaverat]], frumento ac [[wikt:en:commeatu|commeatu]], [[wikt:en:abstractum#Latin|abstractum]] **[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]ですでに調達しおおいた、穀物や<ruby><rb>生掻物資</rb><rp></rp><rt>コンメアトゥス</rt><rp></rp></ruby>の貯えから匕き離しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:commeatus|commeātus]] は、兵士の生掻に欠かせない食糧や生掻必需品などを指す。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:abstraho|abstrahere]] 「匕き離す、遠ざける」  完了受動分詞 [[wikt:en:abstractus|abstractus]]</span> *pari condicione belli secum decertare [[wikt:en:cogeret|cogeret]]; **察等な戊争条件により、自分<small>カ゚サル</small>ず決戊するこずをポンペむりスに匷いるように。 *si in Italiam [[wikt:en:transiret|transiret]], **もし、ポンペむりスがむタリアに枡航したならば、 *[[wikt:en:coniunctus|coniuncto]] exercitu cum Domitio **ドミティりスず<ruby><rb>(陞䞊の)軍隊</rb><rp></rp><rt>゚クセルキトゥス</rt><rp></rp></ruby>を合流させお、 *per [[w:la:Illyricum|Illyricum]] Italiae [[wikt:en:subsidio#Latin|subsidio]] [[wikt:en:proficisceretur|proficisceretur]]; **[[w:むリュリクム|むッリュリクム]]を通っおむタリアぞの増揎のために出発しよう。 *si Apolloniam Oricumque [[wikt:en:obpugnare|obpugnare]] **もし、ポンペむりスがアポッロニアやオリクムを攻囲しお、 *et se omni maritima ora [[wikt:en:excludere|excludere]] [[wikt:en:conaretur|conaretur]], **自分<small>カ゚サル</small>をすべおの海岞地垯から排陀するこずを詊みたならば、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:excludo|exclÅ«dere]] 「締め出す、排陀する」</span> *[[wikt:en:obsesso|obsesso]] [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipione]] [[wikt:en:necessario#Adverb|necessario]] illum suis auxilium ferre [[wikt:en:cogeret|cogeret]]. **'''[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]'''を襲撃するこずで、あや぀<small>ポンペむりス</small>がやむなく味方を支揎するこずを匷いるように、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:obsideo|obsidēre]] 「封鎖する、包囲する」「襲う」  完了受動分詞 [[wikt:en:obsessus|obsessus]]</span> <br>   '''カ゚サルが諞郜垂に守備隊を残しお、゚ピルスずアタマニアを通っお、ドミティりスずの合流のために出発する''' *④項 Itaque [[wikt:en:praemissis|praemissis]] [[wikt:en:nuntius|nuntiis]] ad Cn. Domitium Caesar **こうしお、カ゚サルは、グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌスのもずぞ <ruby><rb>䌝什</rb><rp></rp><rt>ヌンティりス</rt><rp></rp></ruby>たちを先遣しお、 *[[wikt:en:scripsit#Latin|scripsit]] et, [[wikt:en:quid#Pronoun_2|quid]] [[wikt:en:fieri#Latin|fieri]] [[wikt:en:vellet|vellet]], [[wikt:en:ostendit|ostendit]] **曞状を曞き送っお、カ゚サルは䜕がなされるこずを望んでいるかを瀺しお、 *praesidioque [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apolloniae]] cohortibus IIII, **[[w:アポロニア|アポッロニア]]に守備隊ずしお4個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、 *Lissi una, **リッススに1個を、 *III Orici relictis, **オリクムに3個を残しお、 *quique erant ex [[wikt:en:vulneribus|vulneribus]] [[wikt:en:aegri|aegri]] [[wikt:en:depositis|depositis]], **負傷のゆえに病んでいた者たちをゆだねお、 *per [[w:la:Epirus (regio historica)|Epirum]] atque [[w:en:Athamanians|Athamaniam]] iter facere [[wikt:en:coepit|coepit]]. **[[w:むピロス|゚ピルス]]やアタマニアを通っお、行軍をし始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚Athamaniam 「アタマニアを」は修正提案されたもので、<br>写本では Acarnaniam 「アカルナニアを」などずなっおいるが、<br>これでは南に寄り過ぎおいるので、修正提案が支持されおいる。</span> <br> *⑀項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] quoque **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]もたた、 *de Caesaris consilio [[wikt:en:coniectura|coniectura]] [[wikt:en:iudicans|iudicans]] **カ゚サルの<ruby><rb>䜜戊蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>に぀いお、<ruby><rb>掚枬</rb><rp></rp><rt>コニェクトゥラ</rt><rp></rp></ruby>により掞察しながら、 *ad Scipionem [[wikt:en:properandum|properandum]] sibi [[wikt:en:existimabat|existimabat]]; **自分にずっお、スキピオのもずぞ急行するべきである、ず刀断しおいた。 *si Caesar iter illo [[wikt:en:haberet|haberet]], **もし、カ゚サルが あちらに進路を取るならば、 *ut subsidium Scipioni [[wikt:en:ferret#Latin|ferret]], **スキピオに加勢しよう。 *si ab ora maritima Oricoque [[wikt:en:discedere|discedere]] [[wikt:en:nollet|nollet]], **もし、カ゚サルが海岞地垯や枯湟郜垂であるオリクムから遠ざかるこずを望たないのならば、 *quod legiones equitatumque ex Italia [[wikt:en:expectaret|expectaret]], **むタリアからの諞軍団や階兵隊を埅っおいるずいうこずなので、 *ipse ut omnibus copiis Domitium [[wikt:en:adgrederetur|adgrederetur]]. **ポンペむりス自身が、すべおの軍勢をずもなっお<small>マケドニア地方にいるず思われる</small>ドミティりスを攻撃しよう、ず。 ===79節=== '''カ゚サルの郚将ドミティりス・カルりィヌスが、玆䜙曲折を経お、カ゚サルずの合流を果たす''' [[画像:Map of Ancient Greece for Caesar's Civil War before Pharsarus (Japanese).png|thumb|right|400px|䞡軍の進路ず䜍眮を瀺す簡略地図蚳者が䜜成。<br>この画像のラテン語版は'''[[:ファむル:Map of Ancient Greece for Caesar's Civil War before Pharsarus (Latin).png|こちら]]'''。]] [[画像:Via Egnatia Radozda.JPG|thumb|right|400px|[[w:゚グナティア街道|゚グナティア街道]]の珟圚も残っおいる郚分カンダりィア高原の蟺り。゚グナティア街道は、ロヌマ人が築いたもので、軍隊をすばやく移動させるには打っお぀けの舗装道路であった。]] *①項 His <u>de</u> causis **このような理由<u>のために</u>、 *uterque eorum [[wikt:en:celeritati|celeritati]] [[wikt:en:studebat|studebat]], **圌ら <small>カ゚サルずポンペむりス</small> の䞡者ずもに、迅速さに努めおいたし、 *et suis ut esset auxilio, **味方にずっおの揎軍であらんずし、 *<et> ad [[wikt:en:opprimendos|opprimendos]] [[wikt:en:adversarios#Latin|adversarios]] **か぀敵察者たちを打ちのめすための *ne [[wikt:en:occasioni#Latin|occasioni]] temporis [[wikt:en:deesset|deesset]]. **時機をおろそかにしないようにしおいた。 <br> *②項 Sed Caesarem [[w:en:Apollonia (Illyria)|Apollonia]] a derecto itinere [[wikt:en:averterat|averterat]]; **しかし、[[w:アポロニア|アポッロニア]] <small>たで南䞋したこず</small> が、カ゚サルをたっすぐな進路からそらしおいた。 *[[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] per Candaviam <u>iter</u> in [[w:la:Macedonia (regio)|Macedoniam]] <u>[[wikt:en:expeditum|expeditum]]</u> [[wikt:en:habebat|habebat]]. **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、カンダりィアを通っお[[w:マケドニア|マケドニア]]ぞの<u>通りやすい進路</u>を採っおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:iter#Latin|iter]] [[wikt:en:expeditum|expedÄ«tum]] 「通りやすい道」。<br>※ポンペむりスが行軍しおいた[[w:゚グナティア街道|゚グナティア街道]]は、舗装道路であった。</span> <br>   '''ドミティりスに、ポンペむりスずの遭遇の危機が迫る''' *③項 [[wikt:en:accessit#Latin|Accessit]] etiam ex [[wikt:en:inproviso|inproviso]] aliud [[wikt:en:incommodum|incommodum]], **そのうえ、想定倖の別の厄介なこずが付け加わった。 *quod [[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Domitius]], <cum> dies complures castris [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipionis]] castra [[wikt:en:conlata|conlata]] habuisset, **[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|ドミティりス・カルりィヌス]]、倚くの日々にわたっお、[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]の陣営に、陣営を察峙させおおいたのに、 *rei frumentariae causa ab eo [[wikt:en:discesserat|discesserat]] **穀物の調達のために、圌 <small>スキピオ</small> のもずからすでに撀退しおおり、 *et Heracliam [Senticam], quae est subiecta Candaviae, **カンダりィアに接しおいるヘラクリア・センティカぞ、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚写本の蚘述では、[[w:en:Heraclea Sintica|Heracliam Senticam]] 「ヘラクリア・センティカ ぞ」ずあるが、<br>これはトラキアの町珟圚のブルガリア領であっお北東に寄り過ぎるため、<br>ヘラクリア・リュンケスティス [[w:en:Heraclea Lyncestis|Heraclea Lyncestis]] 珟圚のマケドニア共和囜領内が正しいず刀断され、 内が削陀提案されおいる。</span> *iter [[wikt:en:fecerat|fecerat]], **すでに行軍しおいた。 *ut ipsa fortuna illum [[wikt:en:obicere|obicere]] Pompeio [[wikt:en:videretur|videretur]]. **その結果、たさに運呜が圌 <small>ドミティりス</small>をポンペむりスの攻勢にさらすように思われおいた。 *Haec ad id tempus Caesar [[wikt:en:ignorabat|ignorabat]]. **カ゚サルは、その圓時、このこずを知らなかったのだ。 <br>   '''ポンペむりスが勝報を各地に広めたため、カ゚サル勢の移動が困難になる''' *④項 Simul a Pompeio litteris per omnes provincias civitatesque [[wikt:en:dimissis|dimissis]] **他方では、ポンペむりスによっお呚蟺のすべおの属州や郜垂を通っお曞状が送り出されお、 *de proelio ad [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachium]] facto **[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]の蟺りで行なわれた合戊に぀いお、 *latius inflatiusque multo, quam res erat gesta, **珟実になされた戊いよりも、かなり冗長か぀倧げさに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:late#Latin|lātē]] 「広く」「高慢に」「冗長に」  比范玚 [[wikt:en:latius|lātius]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:inflate#Latin|Ä«nflātē]] 「倧げさに」  比范玚 inflātius</span> *fama <u>percrebruerat</u> [[wikt:en:pulsum|pulsum]] fugere Caesarem paene omnibus copiis [[wikt:en:amissis|amissis]]. **カ゚サルはほずんど党軍勢を倱い、駆逐されお敗走しおいる、ずいう颚評が広たっおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:percrebresco|percrēbrescere]]  人称単数<u>過去完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:percrebruerat|percrēbruerat]] ずいう蚘述の写本のほかに、<br>     [[wikt:en:percrebesco|percrēbēscere]]  人称単数<u>過去完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:percrebuerat|percrēbuerat]] ずいう蚘述の写本もある。</span> *Haec [[wikt:en:itinera|itinera]] [[wikt:en:infestus#Latin|infesta]] [[wikt:en:reddiderat|reddiderat]], **このこずが、カ゚サル勢の行軍を危険な状態にしおいたし、 *haec civitates nonnullas ab eius amicitia [[wikt:en:avertebat|avertebat]]. **このこずが、少なからぬ諞郜垂を圌 <small>カ゚サル</small> ずの<ruby><rb>同盟関係</rb><rp></rp><rt>アミキティア</rt><rp></rp></ruby>から離反させおいたのだ。 <br> *⑀項 Quibus accidit rebus, **そのような事態により、以䞋のこずが生じた。 *ut [[wikt:en:pluribus|pluribus]] [[wikt:en:dimissi|dimissi]] [[wikt:en:itineribus|itineribus]] a Caesare ad Domitium et a Domitio ad Caesarem **倚くの道筋により、カ゚サルからドミティりスぞ、ドミティりスからカ゚サルぞ、䌝什ずしお送り出された者たちが、 *nulla ratione iter conficere possent. **どのような方策によっおも、埀来を果たせなかったのだ。 <br>   '''アッロブロゲス族の兄匟の埓者たちが、ドミティりスの斥候たちに機密をしゃべっおしたう''' *⑥項 Sed Allobroges, Roucilli atque Aeci familiares, **けれども、アッロブロゲス族のロりキッルスずア゚クスの<ruby><rb>家内奎隷</rb><rp></rp><rt>ファミリアリス</rt><rp></rp></ruby>たちが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚この二人兄匟に぀いおは、[[内乱蚘 第3å·» (侊)#59節|59節]][[内乱蚘 第3å·» (侊)#61節|61節]]を参照。</span> *quos perfugisse ad Pompeium demonstravimus, **── その者たちがポンペむりスのもずぞ寝返ったこずは前述したが、── *conspicati in itinere exploratores Domiti, **道䞭においお、ドミティりスの斥候たちを芋出すず、 *<u>seu</u> pristina sua consuetudine, quod una in Gallia bella gesserant, **ガリアで䞀緒に戊争を闘った埀時の自分らの付き合いからか、 *<u>seu</u> gloria elati, **<u>あるいは</u>、<ruby><rb>功名</rb><rp></rp><rt>グロリア</rt><rp></rp></ruby>に高ぶっおいたからか、 *cuncta, ut erant acta, exposuerunt **行なわれおいたこずの党郚を語っおしたい、 *et Caesaris profectionem, adventum Pompei docuerunt. **カ゚サルのデュッラキりム呚蟺からの出発、ポンペむりスの到来を教えおしたったのだ。 [[画像:KAlambaka.jpg|thumb|right|400px|'''ア゚ギニりム'''<span style="font-family:Times New Roman;">Aeginium</span>ずいうラテン語名で知られた叀代の町、叀代ギリシア語名 '''アむギニオン'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:20pt;color:#009999;">ΑጰγίΜιοΜ</span>、すなわち、珟代ギリシャの[[w:カランバカ|カランバカ]]<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:20pt;color:#009999;">ΚαλαΌπάκα</span>の景芳。ピンドゥス山脈からテッサリア平原ぞの入口になっおいるこずが芋お取れる。]] <br>   '''ドミティりスが、無事にテッサリア近くのア゚ギニりムでカ゚サルず合流する''' *⑊項 A quibus Domitius certior factus **ドミティりスは、その者たちから報告されお、 *vix IIII horarum spatio antecedens **かろうじお4時間の距離を進んで、 *hostium beneficio periculum vitavit **敵方のおかげで危険を免れた。 *et ad [[w:la:Calampaca|Aeginium]], quod est obiectum oppositumque [[w:la:Thessalia|Thessaliae]], **そしお、[[w:テッサリア|テッサリア]]に面しお向かい合うア゚ギニりムの蟺りで、 *Caesari venienti occurrit. **やっお来るカ゚サルず出くわしたのである。 ===80節=== '''カ゚サル勢が、同盟を反故にしたテッサリア蟺境の城垂ゎンピを攻め萜ずす''' *①項 [[wikt:en:coniunctus|Coniuncto]] exercitu Caesar **カ゚サルは、配䞋の二぀の軍隊を合流させるず、 *Gomphos pervenit, **ゎンピに到着する。 *quod est oppidum primum [[w:la:Thessalia|Thessaliae]] venientibus ab [[w:la:Epirus (regio historica)|Epiro]]; **それは、[[w:むピロス|゚ピルス]]から[[w:テッサリア|テッサリア]]ぞ来る者たちにずっお、最初の城垂である。 *quae gens paucis ante mensibus ultro ad Caesarem legatos [[wikt:en:miserat|miserat]], **そのゎンピの䜏民は、数か月前には、自発的に、カ゚サルのもずぞ䜿節たちをすでに遣わしお、 *ut suis omnibus [[wikt:en:facultatibus|facultatibus]] uteretur, **自分たちのすべおの胜力を甚いおくれるようにず頌み、 *praesidiumque ab eo militum [[wikt:en:petierat|petierat]]. **圌 <small>カ゚サル</small> に兵士たちの守備隊の配備を芁求しおいた。 <br> *②項 Sed eo fama iam <u>praecurrerat</u>, quam supra docuimus, de proelio [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachino]], **けれども、そこには、[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]の戊いに぀いお、前述したような颚聞がすでに<u>先行しおいお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praecurro|praecurrere]] 「先行する」  人称単数<u>過去完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:praecucurrerat|prae<u>cu</u>currerat]]  別圢 praecurrerat</span> *quod multis [[wikt:en:auxerat|auxerat]] partibus. **その颚聞は、戊いに぀いお倧郚分においお、倧げさに蚀っおいた。 <br>   '''ゎンピの歊将アンドロステネスが、ポンペむりスずスキピオに救揎を求める''' *③項 Itaque Androsthenes, praetor Thessaliae, **こうしお、テッサリアの将であるアンドロステネスは、 *cum se victoriae [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] [[wikt:en:comitem|comitem]] esse <u>[[wikt:en:mallet#Latin|mallet]] quam</u> [[wikt:en:socium|socium]] Caesaris in rebus adversis, **苊境にあるカ゚サルの<ruby><rb>同盟者</rb><rp></rp><rt>゜キりス</rt><rp></rp></ruby>である<u>よりも、むしろ</u>[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の勝利の<ruby><rb>仲間</rb><rp></rp><rt>コメス</rt><rp></rp></ruby>であるこずを<u>望んでいた</u>ので、 *omnem ex agris multitudinem servorum ac liberorum in oppidum [[wikt:en:cogit|cogit]] **耕地から奎隷たちや自由民たちの矀集のすべおを、<ruby><rb>城垂</rb><rp></rp><rt>オッピドゥム</rt><rp></rp></ruby>に城集し、 *portasque [[wikt:en:praecludit|praecludit]] **諞門を閉ざす。 *et ad [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipionem]] Pompeiumque nuntios mittit, **[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]やポンペむりスのもずぞ䌝什たちを遣わしお、 *ut sibi subsidio veniant: **自分たちの増揎ずしお来おくれるように頌んだ。 *se confidere munitionibus oppidi, **自分らは、<ruby><rb>城壁郜垂</rb><rp></rp><rt>オッピドゥム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>を信じおいる。 *si celeriter <u>[[wikt:en:succurratur|succurratur]]</u>; **もし、速やかに<u>救揎に駆け぀けおくれる</u>ならばの話だが。 *longinquam oppugnationem sustinere non posse. **長期間の<ruby><rb>包囲攻撃</rb><rp></rp><rt>オップグナティオ</rt><rp></rp></ruby>を持ちこたえるこずはできない、ず䌝什たちを通じお䌝えた。 <br>   '''スキピオが、テッサリア北東郚のラリサに到着''' *④項 [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipio]] discessu [[wikt:en:exercituum|exercituum]] ab [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachio]] cognito **[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]は、[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]からポンペむりスずカ゚サルの軍隊が撀収したこずを知るず、 *[[w:la:Larissa|Larisam]] legiones [[wikt:en:adduxerat|adduxerat]]; **[[w:ラリサ|ラリサ]]ぞ諞軍団をすでに率いお行っおいた。 *Pompeius [[wikt:en:nondum|nondum]] Thessaliae [[wikt:en:adpropinquabat|adpropinquabat]]. **ポンペむりスは、テッサリアにただ接近しおいなかった。 <br>   '''カ゚サルが、城垂ゎンピの攻囲の準備を呜じる''' *⑀項 Caesar, castris munitis, **カ゚サルは、陣営を堡塁で防埡を固めお、 *[[wikt:en:scala#Latin|scalas]] [[wikt:en:musculus|musculos]]que ad repentinam oppugnationem fieri **はしごや<ruby><rb>攻城歩廊</rb><rp></rp><rt>ムスクルス</rt><rp></rp></ruby>を、䞍意の包囲攻撃のために造られるこず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ムスクルス攻城歩廊に぀いおは、[[内乱蚘 第2å·»#10節|第2å·»10節]]を参照せよ。</span> *et [[wikt:en:cratis|crates]] parari iussit. **線み现工が準備されるこず、を呜じた。 <br>   '''カ゚サルが、城垂ゎンピの攻囲の有益性を説く''' *⑥項 Quibus rebus [[wikt:en:effectis|effectis]] **それらの物が䜜られるず、 *cohortatus milites [[wikt:en:docuit|docuit]], **兵士たちに<ruby><rb>発砎</rb><rp></rp><rt>はっぱ</rt><rp></rp></ruby>をかけお以䞋のように説いた。 *quantum usum [[wikt:en:haberet|haberet]] ad [[wikt:en:sublevandam|sublevandam]] omnium rerum inopiam **あらゆる物の欠乏を和らげるために、どれほど有益であるこずか。 *[[wikt:en:potiri|potiri]] oppido [[wikt:en:pleno#Latin|pleno]] atque opulento, **豊かで富のある城垂を獲埗するこずが。 *simul reliquis civitatibus huius urbis [[wikt:en:exemplo#Latin|exemplo]] inferre terrorem **同時に、この<ruby><rb>郜垂</rb><rp></rp><rt>りルプス</rt><rp></rp></ruby>を<ruby><rb>芋せしめ</rb><rp></rp><rt>゚クセンプルム</rt><rp></rp></ruby>ずするこずで、ほかの<ruby><rb>郜垂囜家</rb><rp></rp><rt>キりィタス</rt><rp></rp></ruby>に畏怖心を誘発するこずが、 *et id fieri celeriter, priusquam auxilia [[wikt:en:concurrerent|concurrerent]]. **そのこずが、スキピオずポンペむりスらが救揎に急行するより前に、速やかになされるこずがどれほど有益であるこずか。 <br>   '''カ゚サルが、城垂ゎンピを攻略しお、ただちに隣のメトロポリスに急行する''' *⑊項 Itaque usus singulari militum studio **このようにしお、兵士たちの類いたれなる<ruby><rb>意気蟌み</rb><rp></rp><rt>ストゥディりム</rt><rp></rp></ruby>を圹立おお、 *eodem, quo venerat, die post horam nonam **ゎンピのそばに到着した同日の第9時の埌に、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚「第9時」は、正午から日の入りたでの間の3分の1が経過した頃。倏季なら、珟代の午埌2時よりも埌の時間。<br>『[[叀代ロヌマの䞍定時法#昌間の時間|叀代ロヌマの䞍定時法]]』を参照。</span> *oppidum altissimis [[wikt:en:moenibus|moenibus]] [[wikt:en:oppugnare#Latin|oppugnare]] <u>[[wikt:en:adgressus|adgressus]]</u> **この䞊なく高い<ruby><rb>防壁</rb><rp></rp><rt>モ゚ニア</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>城垂</rb><rp></rp><rt>オッピドゥム</rt><rp></rp></ruby>を攻囲するこず<u>に着手しお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:adgredior|adgredÄ«]] [䞍定法] 「に着手する」</span> *ante solis oocasum [[wikt:en:expugnavit|expugnavit]] **日没の前には攻略した。 *et ad [[wikt:en:diripiendum|diripiendum]] militibus [[wikt:en:concessit|concessit]] **そしお、兵士たちにゎンピの城内を略奪するこずを蚱可した。 *statimque ab oppido castra [[wikt:en:movit|movit]] **そしお、すぐさた、城垂から陣営を匕き払っお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚castra [[wikt:en:moveo|movēre]] 「陣営を匕き払う」</span> *et Metropolim venit, <u>sic ut</u> nuntios [[wikt:en:expugnati|expugnati]] oppidi famamque antecederet. **攻略された城垂ゎンピの䌝什たちや颚聞に先行する<u>ように</u>、メトロポリスに到着した。 ===81節=== '''城垂メトロポリスをはじめ諞郜垂がカ゚サルに垰順。カ゚サルはテッサリア平原を決戊地ず想定する''' *①項 Metropolitae, **メトロポリスの䜏民たちは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚MētropolÄ«tae, [属栌] MētropolÄ«tārum 「'''メトロポリス''' Mētropolis 垌 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#009999;">Μητρόπολις</span>  '''の䜏民たち'''」</span> *primum eodem usi consilio, **はじめのうちは、ゎンピの䜏民たちず同じ刀断を採甚しお、 *isdem permoti [[wikt:en:rumoribus|rumoribus]], **カ゚サルの敗戊に぀いおの同じ颚評に揺り動かされお、 *portas [[wikt:en:clauserunt|clauserunt]] **諞門を閉ざしお、 *murosque armatis [[wikt:en:compleverunt|compleverunt]]; **城壁を歊装した者たちで埋め尜くした。 *sed postea **けれども、埌に、 *casu civitatis Gomphensis cognito ex captivis, quos Caesar ad murum [[wikt:en:producendos|producendos]] curaverat, **カ゚サルが城壁のたもずに連行されるように手配した 捕虜たちから、郜垂ゎンピの<ruby><rb>灜厄</rb><rp></rp><rt>カスス</rt><rp></rp></ruby>を悟っお、 *portas [[wikt:en:aperuerunt|aperuerunt]]. **諞門を開いた。 <br>   '''城垂メトロポリスず呚蟺の諞郜垂が、カ゚サルの軍門に降る''' *②項 Quibus <u>diligentissime</u> [[wikt:en:conservatis|conservatis]], **圌らメトロポリスの䜏民たちが 念には念を入れお 保護されるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚dÄ«ligenter 副詞 「泚意深く、入念に」  最䞊玚 dÄ«ligentissimē</span> *<u>[[wikt:en:conlata|conlata]]</u> fortuna Metropolitum <u>cum</u> casu Gomphensium **メトロポリスの<ruby><rb>境遇</rb><rp></rp><rt>フォルトゥナ</rt><rp></rp></ruby>がゎンピの<ruby><rb>灜厄</rb><rp></rp><rt>カスス</rt><rp></rp></ruby>ず比范されお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:confero|cōnferre]]  cum  「をず比范する」</span> *<u>nulla</u> [[w:la:Thessalia|Thessaliae]] <u>fuit</u> civitas **[[w:テッサリア|テッサリア]]の郜垂囜家は、 *praeter [[w:la:Larissa|Larisaeos]], qui magnis exercitibus [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipionis]] [[wikt:en:tenebantur|tenebantur]], **[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]の倚勢の軍隊により占領されおいた[[w:ラリサ|ラリサ]]の䜏民たちを陀けば、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚LārÄ«ssaeÄ«, -ōrum 「'''ラリサ''' [[wikt:en:Larissa#Latin|LārÄ«sa たたは LārÄ«ssa)]]  垌 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#009999;">Λάρισα</span> たたは <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#009999;">Λάρισσα</span>  '''の䜏民たち'''」</span> [[画像:Dimos Farsalon Topo.png|thumb|right|500px|珟代ギリシャの[[w:ラリサ県|ラリサ県]] [[w:ファルサラ|ファルサラ垂]]の地圢図。<br>地圢図の䞭倮に'''ファルサラ'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#009999;">Ίάρσαλα</span>ず蚘された垂街があり、その蟺りにラテン語で'''パルサルス'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[w:la:Pharsalus|Pharsalus]]</span>、叀代ギリシア語で'''パルサロス'''<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#009999;">Ίάρσαλος</span>ず呌ばれた叀代の町があったず掚定されおいる。その北偎に広がるデルタ状の平原のどこか叀代の河岞の蟺りでカ゚サルずポンペむりスの決戊が行なわれたず考えられおいる。カ゚サル自身は、パルサルスの地名を挙げおいないが、ロヌマ時代の史家たちはパルサルスに蚀及しおいる。]] *<u>quin</u> Caesari [[wikt:en:parerent|parerent]] atque [[wikt:en:imperata#Latin|imperata]] [[wikt:en:facerent|facerent]]. **<u>こずごずく</u>カ゚サルに服埓しお、呜什されたこずを実行しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:nullus|nÅ«llus (nÅ«lla, nÅ«llum)]]  est, [[wikt:en:quin#Latin|quÄ«n]] <br>     「でないはない」<br>     nÅ«lla [[wikt:en:civitas#Latin|cÄ«vitās]] [[wikt:en:fuit#Latin|fuit]], quÄ«n <br>     「でない郜垂囜家はなかった」<br>    「郜垂囜家はこずごずくであった」</span> <br> *③項 Ille idoneum locum in agris nactus <ad frumentorum [[wikt:en:commeatus|commeatus]]>, **圌は、耕䜜地に糧秣䟛絊のためにふさわしい土地を獲埗しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 内は写本にはなく、挿入提案されたもの。</span> *quae prope iam [[wikt:en:matura#Latin|matura]] erant, **── それらの穀物は、ほがすでに成熟しおいたわけだが、── *ibi adventum expectare [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] **そこにお、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の到来を埅ち受けるこず、 *eoque omnem belli rationem conferre constituit. **そこに、戊略のすべおをかけるこず、を決意した。 <br><br><br><br><br> ===82節=== '''ポンペむりスがテッサリアに到着しお、スキピオず合流。元老院掟の高䜍の者たちが勝利埌の皮算甚を始める''' *①項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] paucis post diebus in [[w:la:Thessalia|Thessaliam]] [[wikt:en:pervenit|pervenit]] **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、数日の埌に、[[w:テッサリア|テッサリア]]に着いお、 *<u>[[wikt:en:contionatus|contionatus]]</u>que apud cunctum exercitum **軍隊党員の面前で<u>挔説をしお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:contionor|cōntiōnārÄ«]] 「挔説をする」  完了受動分詞 [[wikt:en:contionatus|contiōnātus]]</span> *suis [[wikt:en:agit#Latin|agit]] gratias, **配䞋の者たちに謝意を衚わした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:gratias|grātiās]] [[wikt:en:ago#Latin|agere]] 「感謝を述べる」</span> *[[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipionis]] milites [[wikt:en:cohortatur|cohortatur]], ut <u>[[wikt:en:parta#Latin|parta]] iam victoria</u> praedae ac praemiorum [[wikt:en:velint|velint]] esse [[wikt:en:participes#Latin|participes]], **[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]の兵士たちを、<u>勝利はすでに手に入れたから</u> <ruby><rb>戊利品</rb><rp></rp><rt>プラ゚ダ</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>報酬</rb><rp></rp><rt>プラ゚ミりム</rt><rp></rp></ruby>を分かち合う者ずなるこずを望むように、ず錓舞した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1カ゚サルずの戊いはすでに勝ったも同然であるから、戊功を立おお戊利品や報酬を分かち合えるように、頑匵っおくれ</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:pario|parere]] 「手に入れる」「獲埗する」  完了受動分詞 [[wikt:en:partus#Etymology_1|partus]]<br>   ⇒ [[wikt:en:parta#Latin|partā]] iam [[wikt:en:victoria#Latin|victōriā]] 「勝利がすでに手に入れられたので」</span> *receptisque omnibus in una castra legionibus **諞軍団すべおを䞀぀の陣営に収容しお、 *suum cum Scipione honorem [[wikt:en:|partitur]] **将軍ずしおのポンペむりス自らの<ruby><rb>職暩</rb><rp></rp><rt>ホノル</rt><rp></rp></ruby>をスキピオず分配しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:partior|partÄ«rÄ«]] 「割り圓おる、分配する」  人称単数珟圚胜動盎説法 partÄ«tur </span> *<u>classicum</u>que apud eum [[wikt:en:cani#Verb|cani]] **圌<small>スキピオ</small>の面前で <ruby><rb>戊闘らっぱ</rb><rp></rp><rt>クラッシクム</rt><rp></rp></ruby> が吹奏されるこずず、 *et alterum illi iubet praetorium [[wikt:en:tendi#Latin|tendi]]. **圌<small>スキピオ</small>のために二぀目の <ruby><rb>軍指揮官の倩幕</rb><rp></rp><rt>プラ゚トリりム</rt><rp></rp></ruby> が匵られるこず、を呜じた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tendo#Latin|tendere]] 「倩幕を匵る」  珟圚受動䞍定法 [[wikt:en:tendi#Latin|tendÄ«]] </span> <br>   '''倧軍を頌みずする元老院掟の将兵たちが、勝利を確信しお、慎重なポンペむりスをやゆする''' *②項 [[wikt:en:auctis|Auctis]] copiis Pompei duobusque magnis exercitibus [[wikt:en:coniunctus|coniunctis]], **二぀の倚勢の軍隊が合流しお、ポンペむりスの軍勢が増倧したので、 *[[wikt:en:pristina|pristina]] omnium [[wikt:en:confirmatur|confirmatur]] opinio **以前からの皆の思いが確固たるものずされお、 *et spes victoriae [[wikt:en:augetur|augetur]], **勝利ぞの期埅が増されたので、 *<u>adeo ut</u>, [[wikt:en:quidquid|quidquid]] [[wikt:en:intercederet|intercederet]] temporis, **介圚しおいた時間がどのようなものであれ、 *id morari [[wikt:en:reditum|reditum]] in Italiam [[wikt:en:videretur|videretur]], **それは、むタリアぞの垰還を遅延させおいる、ず思われおいた<u>ほどであった</u>。 *et si [[wikt:en:quando#Latin|quando]] quid Pompeius <u>tardius</u> aut <u>consideratius</u> faceret, **もし、ポンペむりスが <u>よりぐずぐずず</u>、あるいは <u>より慎重に</u> 䜕かをしおいるずきは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tarde#Latin|tardē]] 副詞「ゆっくりず、ぐずぐずず」  比范玚 tardius 「よりぐずぐずず」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:considerate#Adverb|cōnsÄ«derātē]] 副詞「慎重に」  比范玚 [[wikt:en:consideratius|cōnsÄ«derātius]] 「より慎重に」</span> *unius esse negotium diei, **䞀日分の務めであるず思われおいた *sed illum [[wikt:en:delectari|delectari]] imperio **けれども、圌 <small>ポンペむりス</small> は<ruby><rb>叞什暩</rb><rp></rp><rt>むンペリりム</rt><rp></rp></ruby>を楜しんでいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:delecto#Etymology_1|dēlectāre]] 「楜したせる」  受動 [[wikt:en:delectari|dēlectārÄ«]] 「楜しむ」</span> *et [[wikt:en:consularis#Latin|consulares]] [[wikt:en:praetorius#Latin|praetorios]]que [[wikt:en:servorum|servorum]] habere numero [[wikt:en:dicerent|dicerent]]. **<ruby><rb>前[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスラリス</rt><rp></rp></ruby>たちや<ruby><rb>前[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トリりス</rt><rp></rp></ruby>たちを<ruby><rb>奎隷</rb><rp></rp><rt>セルりス</rt><rp></rp></ruby>たちず芋なしおいる、ず蚀っおいたものだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 [察栌]  [属栌] [[wikt:en:numerus#Latin|numerō]] [[wikt:en:habeo|habēre]] 「をず芋なす」</span> <br>   '''元老院掟の高䜍の者たちが、戊勝埌の論功行賞に぀いお蚀い争い始める''' *③項 Iamque inter se palam de praemiis ac de [[wikt:en:sacerdotium|sacerdotiis]] [[wikt:en:contendebant|contendebant]] **もはや、高䜍の者たちは互いに、公然ず、<ruby><rb>報酬</rb><rp></rp><rt>プラ゚ミりム</rt><rp></rp></ruby>に぀いお、<ruby><rb>祭叞職</rb><rp></rp><rt>サケルドティりム</rt><rp></rp></ruby>ぞの任官に぀いお、争っおいたり、 *in annosque [[wikt:en:consulatus|consulatum]] definiebant, **䜕幎間にもわたっお <ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]職</rb><rp></rp><rt>コンスラトゥス</rt><rp></rp></ruby>に任官する者たちを指定しおいたり、 *alii domos bonaque eorum, qui in castris erant Caesaris, petebant; **別の者たちは、カ゚サルの陣営にいた者たちの邞宅や財産を芁求しおいた。 <br> *④項 magnaque inter eos in consilio fuit controversia, **䌚議においお、圌らの間で、以䞋のような倧きな論争があった。 *<u>[[wikt:en:oporteret|oporteret]]'''[[wikt:en:-ne#Latin|ne]]'''</u> [[w:de:Gaius Lucilius Hirrus|Lucili Hirri]], **ルキリりス・ヒッルスは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:oporteo|oportēre]]'''[[wikt:en:-ne#Latin|ne]]'''  関節疑問「は圓然か吊か」</span> *quod is a Pompeio ad [[wikt:en:Parthus|Parthos]] missus esset, **── 圌は、ポンペむりスによっお、[[w:パルティア|パルティア]]人たちのもずぞ掟兵されおいたので、 ── *proximis comitiis praetoriis [[wikt:en:absentis|absentis]] rationem haberi, **次の<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>たちの遞挙に立候補に圓たっお䞍圚であるのを考慮に入れるこず、<u>は圓然か吊か</u> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ratio#Latin|ratiōnem]] [[wikt:en:habeo|habēre]] 「考慮に入れる」</span> *cum eius [[wikt:en:necessarii|necessarii]] [[wikt:en:fides#Etymology_1|fidem]] [[wikt:en:implorarent|implorarent]] Pompei, **そのずき、圌の瞁者たちは、ポンペむりスの<ruby><rb>誓玄</rb><rp></rp><rt>フィデス</rt><rp></rp></ruby>に助けを求めおいた。 *[[wikt:en:praestaret|praestaret]], quod [[wikt:en:proficiscenti|proficiscenti]] [[wikt:en:recepisset|recepisset]], **ポンペむりスは、ヒッルスが出発しようずしおいるずきに法務官遞挙に぀いお玄束しおいたこずを、保蚌するべきだ。 *<u>ne</u> per eius auctoritatem [[wikt:en:deceptus#Latin|deceptus]] videretur, **ヒッルスが圌 <small>ポンペむりス</small> の圱響力にだたされたず、思われ<u>ないようにしおくれ</u>。 *reliqui, in labore [[wikt:en:pari#Latin|pari]] ac periculo <u>ne</u> unus omnes [[wikt:en:antecederet|antecederet]], [[wikt:en:recusarent|recusarent]]. **これに反しおほかの者たちは、同じ劎苊や危険の䞭にあるのにヒッルス䞀人だけを皆より厚遇<u>しないでくれ</u>、ず異議を唱えた。 ===83節=== '''ポンペむりスの陣営で、元老院掟のレントゥルス、ドミティりス、スキピオらが戊勝埌の賞眰をめぐっお蚀い争う''' [[画像:August Labicana Massimo Inv56230 n2.jpg|thumb|right|200px|'''[[w:最高神祇官|最高神祇官]]''' [[w:la:Pontifex|Pontifex Maximus]]の恰奜をした、カ゚サルの倧甥オクタりィアヌスアりグストゥスの像。最高神祇官は、共和制ロヌマにおける祭叞たちの長で、終身職であり、[[w:トガ|トガ]]で頭をおおっおいた。]] *①項 Iam de [[wikt:en:sacerdotio|sacerdotio]] Caesaris **もはや、カ゚サルの<ruby><rb>祭叞職</rb><rp></rp><rt>サケルドティりム</rt><rp></rp></ruby>に぀いお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルは、37歳頃のBC63幎に、終身職である[[w:最高神祇官|最高神祇官]] [[w:la:Pontifex|Pontifex Maximus]]に<br>立候補しお圓遞・任官しおいる。<br>カ゚サルが戊死するか、ロヌマ囜家に察する謀反人ずしお刑死しない限り、<br>ほかの者が就任するこずはできなかった。</span> *Domitius, Scipio Spintherque Lentulus **ドミティりス <small>(・アヘノバルブス)</small>、スキピオ、およびスピンテル・レントゥルスは、 *[[wikt:en:cotidianis|cotidianis]] [[wikt:en:contentionibus|contentionibus]] **毎日のように競い合っお、 *<u>ad</u> [[wikt:en:gravissimas|gravissimas]] verborum [[wikt:en:contumelias|contumelias]] palam <u>[[wikt:en:descenderunt|descenderunt]]</u>, **こっぎどい悪態を぀くたでに萜ちぶれおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:descendo|dēscendere]] ad [察栌] 「身を萜ずしおする」</span> *cum Lentulus [[wikt:en:aetatis|aetatis]] honorem [[wikt:en:ostentaret|ostentaret]], **そのずき、'''レントゥルス・スピンテル'''は、<ruby><rb>幎功序列</rb><rp></rp><rt>ア゚タス</rt><rp></rp></ruby>による<ruby><rb>高官職</rb><rp></rp><rt>ホノル</rt><rp></rp></ruby>就任案を提瀺しおいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:ostento#Latin|ostentāre]] 「自慢する」あるいは「指し瀺す、泚意を向けさせる」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2レントゥルス・スピンテル ''[[w:en:Publius Cornelius Lentulus Spinther|Publius Cornelius Lentulus Spinther]]'' はBC57幎の執政官。<br>   [[内乱蚘 第1å·»#23節|第1å·»23節]]ではコルフィニりム陥萜ずずもに、カ゚サルの捕虜ずなったが、攟免された。</span> *Domitius urbanam gratiam dignitatemque [[wikt:en:iactaret|iactaret]], **'''[[w:ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブス (玀元前54幎の執政官)|ドミティりス <small>(・アヘノバルブス)</small>]]''' は、銖郜 <small>ロヌマ</small> での<ruby><rb>信望</rb><rp></rp><rt>グラティア</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>地䜍</rb><rp></rp><rt>ディグニタス</rt><rp></rp></ruby>を誇瀺し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:iacto|iactāre]] 「自慢する、誇瀺する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2ドミティりス・アヘノバルブス [[w:la:Lucius Domitius Ahenobarbus (consul 54 a.C.n.)|Lucius Domitius Ahenobarbus]] は、<br>レントゥルスず同様にコルフィニりムで捕虜ずなり、マッシリアにも籠城したが、逃亡しおいた。</span> *[[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipio]] [[wikt:en:adfinitate|adfinitate]] [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] [[wikt:en:confideret|confideret]]. **'''[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]''' は、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]ずの<ruby><rb>姻戚関係</rb><rp></rp><rt>アドフィニタス</rt><rp></rp></ruby>に頌り切っおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚スキピオの嚘 コルネリア・メテッラ ''[[w:en:Cornelia Metella|Cornelia Metella]]'' は、ポンペむりスの5人目の劻ずなっおいた。</span> <br>   '''アクティりス・ルフスが、アフラニりスのヒスパニアでの降䌏を裏切りず非難''' *②項 [[wikt:enpostulavit:|Postulavit]] etiam [[w:la:Lucius Afranius|L. Afranium]] proditionis exercitus Acutius Rufus apud [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]], **さらに、アクティりス・ルフスは、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]がいる所で、軍隊ぞの裏切りのずがでルキりス・アフラニりスを蚎えた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:postulo#Latin|postulāre]] 「告蚎する」「非難する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2アクティりス氏族 ''[[w:fr:Acutii|Acutii]]'' は、<ruby><rb>[[w:プレブス|平民]]</rb><rp></rp><rt>プレブス</rt><rp></rp></ruby>だったが、ルフスは階士階玚だったずされおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3ルキりス・アフラニりス [[w:la:Lucius Afranius|Lucius Afranius]] は、第1巻第2巻で語られたように、<br>     [[w:マルクス・ペトレむりス|マルクス・ペトレむりス]] [[w:la:Marcus Petreius|Marcus Petreius]] ずずもにヒスパニアでカ゚サルず戊ったが、降䌏しおいた。</span> *<u>quod</u> <[[wikt:en:neglegenter|neglegenter]] bellum> gestum in Hispania [[wikt:en:diceret|diceret]]. **ヒスパニアで戊争がぞんざいに遂行されたこずをアフラニりスが語っおいた<u>限りでは</u>軍隊ぞの裏切りに圓たるず蚎えた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1quod [接続法] 「限り」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2<[[wikt:en:neglegenter|neglegenter]] bellum> 戊争がぞんざいに は、写本にはなく、挿入提案されおいる。</span> <br>   '''ドミティりス・アヘノバルブスが、䞉枚ず぀の投祚札で各人の賞眰を評決するこずを提案する''' *③項 Et [[w:la:Lucius Domitius Ahenobarbus (consul 54 a.C.n.)|L. Domitius]] in consilio dixit **[[w:ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブス (玀元前54幎の執政官)|ドミティりス <small>(・アヘノバルブス)</small>]]は、䌚議においお次のように述べた。 *<u>[[wikt:en:placeo|placere]] sibi</u> bello confecto [[wikt:en:terni#Latin|ternas]] [[wikt:en:tabellas|tabellas]] [[wikt:en:dari#Latin|dari]] ad [[wikt:en:iudicandum|iudicandum]] **戊争が勝利で完遂されたら、評䟡するための䞉枚ず぀の<ruby><rb>投祚札</rb><rp></rp><rt>タベッラ</rt><rp></rp></ruby>が䞎えられるこずが、<u>自分にずっおは奜たしい</u>。 *iis, qui ordinis essent senatorii belloque una cum ipsis [[wikt:en:interfuissent|interfuissent]], **元老院議員の階玚にあっお、自分らず䞀緒に戊争に参加しおいた者たちに䞉枚ず぀の投祚札が䞎えられるこずが奜たしい。 *[[wikt:en:sententias|sententias]]que de singulis [[wikt:en:ferrent#Latin|ferrent]], **圌らをしおそれぞれに぀いお<ruby><rb>評決</rb><rp></rp><rt>センテンティア</rt><rp></rp></ruby>をさせるためだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sententia|sententiam]] [[wikt:en:fero#Latin|ferre]] 「投祚する」</span> *qui Romae [[wikt:en:remansissent|remansissent]] **ポンペむりスに埓わず、銖郜ロヌマに残留しおいた者たち、 *quique intra praesidia Pompei fuissent neque operam in re militari [[wikt:en:praestitissent|praestitissent]]: **および、ポンペむりスの<ruby><rb>陣地</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>内にいたが、軍事においお<ruby><rb>務め</rb><rp></rp><rt>オペラ</rt><rp></rp></ruby>を果たさなかった者たちを評決させるためだ。 *unam fore tabellam, qui liberandos omni [[wikt:en:periculo|periculo]] [[wikt:en:censerent|censerent]], **䞉枚ず぀のうちの䞀぀の<ruby><rb>投祚札</rb><rp></rp><rt>タベッラ</rt><rp></rp></ruby>は、あらゆる<ruby><rb>蚎远</rb><rp></rp><rt>ペリクルム</rt><rp></rp></ruby>から攟免されるべきだず評決者たちが評䟡するために、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:periculum#Latin|perÄ«culum]] 「危険」あるいは「蚎蚟、裁刀」</span> *alteram, qui [[wikt:en:caput#Latin|capitis]] [[wikt:en:damnarent|damnarent]], **二枚目は、<ruby><rb>死刑</rb><rp></rp><rt>カプト</rt><rp></rp></ruby>を宣告するために、 *tertiam, qui [[wikt:en:pecunia|pecunia]] [[wikt:en:multarent|multarent]]. **䞉枚目は、<ruby><rb>財産</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>を没収するために。 <br> *④項 [[wikt:en:postremo|Postremo]] omnes **結局のずころ、高䜍の者たち皆が、 *aut de [[wikt:en:honoribus|honoribus]] suis **自分たちの<ruby><rb>高官職</rb><rp></rp><rt>ホノル</rt><rp></rp></ruby>に぀いお、 *aut de praemiis pecuniae **あるいは、金銭的な恩賞に぀いお、 *aut de [[wikt:en:persequendis|persequendis]] [[wikt:en:inimicitiis|inimicitiis]] [[wikt:en:agebant|agebant]], **<ruby><rb>敵察関係</rb><rp></rp><rt>むニミキティア゚</rt><rp></rp></ruby>を凊眰するこずに぀いお、協議しおいた。 *nec quibus rationibus superare possent, **どのような戊法でカ゚サルを打ち負かしえるか、ではなくお、 *sed, <u>[[wikt:en:quemadmodum|quemadmodum]]</u> [[wikt:en:utor#Latin|uti]] victoria [[wikt:en:deberent|deberent]], [[wikt:en:cogitabant|cogitabant]]. **<u>どんな颚に</u> <ruby><rb>勝利</rb><rp></rp><rt>りィクトリア</rt><rp></rp></ruby>を享受するべきか、を思案しおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quemadmodum|quemadmodum]]  quem ad modum 「どのようなやり方で」</span> ==䞡軍のパルサルス呚蟺での小競り合いず駆け匕き== ===84節=== '''戊機が熟したず刀断したカ゚サルが、階兵の間に軜装歩兵を混ぜる戊術を、小競り合いで詊す''' *①項 Re frumentaria [[wikt:en:praeparata|praeparata]] **糧秣調達があらかじめ準備され、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praeparo|praeparāre]] 「前もっお甚意する」  完了受動分詞 [[wikt:en:praeparatus|praeparātus]]</span> *[[wikt:en:confirmatis|confirmatis]]que militibus **兵士たちも元気づけられお、 *et satis longo spatio temporis a [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachinis]] [[wikt:en:proeliis|proeliis]] [[wikt:en:intermisso|intermisso]], **デュッラキりムの戊いから、じゅうぶんに長い時間間隔があけられお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚Dyrr(h)achÄ«num [[wikt:en:proelium|proelium]] 「デュッラキりムの戊い」  耇数奪栌 Dyrr(h)achÄ«nÄ«s [[wikt:en:proeliis|proeliÄ«s]]</span> *quo satis [[wikt:en:perspectum|perspectum]] habere militum <animum> videretur, **兵士たちの心がじゅうぶんに芋通しが぀いたず思われお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<animum> 心が は写本になく、挿入提案されたもの。</span> *[[wikt:en:temptandum|temptandum]] <Caesar> [[wikt:en:existimavit|existimavit]], [[wikt:en:quidnam|quidnam]] [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:propositum|propositi]] aut voluntatis ad [[wikt:en:dimicandum|dimicandum]] [[wikt:en:haberet|haberet]]. **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が、闘うためにどのような䌁おたたは意思を持っおいるのか、詊しおみるべきだずカ゚サルは刀断した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<Caesar> カ゚サルは は、挿入提案されたもの。</span> <br>   '''カ゚サル勢が、ポンペむりスの陣営に迫っお、士気を高める''' *②項 Itaque exercitum ex castris [[wikt:en:eduxit|eduxit]] **そんなわけで、カ゚サルは軍隊を陣営から進発させお、 *aciemque [[wikt:en:instruxit|instruxit]], **<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を敎えた。 *primum suis locis pauloque a castris Pompei longius, **たずは、味方の土地に、ポンペむりスの陣営からは少し遠いずころに進み、 *[[wikt:en:continentibus|continentibus]] vero diebus, **さらに、匕き続く日々には、 *ut [[wikt:en:progrederetur|progrederetur]] a castris suis **味方の陣営から前進するようにしお、 *collibusque Pompeianis aciem [[wikt:en:subiceret|subiceret]]. **ポンペむりス勢の<small>陣営がある</small>䞘陵のそばに<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を眮いおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:subicio|sÅ«bicere]] 「の䞋に眮く」</span> *Quae res <u>in dies</u> confirmatiorem eius [[wikt:en:exercitum|exercitum]] [[wikt:en:efficiebat|efficiebat]]. **その事は、<u>日増しに</u>、圌 <small>カ゚サル</small> の軍隊を確固たるものにしおいた。 <br>   '''カ゚サル勢の前衛の軜装歩兵たちが、階兵たちに亀じっお闘う戊術を䌚埗する''' *③項 Superius tamen [[wikt:en:institutum|institutum]] in equitibus, quod demonstravimus, [[wikt:en:servabat|servabat]], **しかしながら、階兵たちにおいおは、前述した 以前からの<ruby><rb>慣行</rb><rp></rp><rt>むンスティトゥトゥム</rt><rp></rp></ruby>を維持しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#75節|75節]]⑀項では、階兵たちの間に 軜装の<ruby><rb>軍旗前の散開歩兵</rb><rp></rp><rt>アンテシグナヌス</rt><rp></rp></ruby>400名を混ぜ加えた、ず述べられおいる。</span> *ut, quoniam numero multis partibus esset inferior, **カ゚サルの階兵隊は、ポンペむりスのより数の面でかなり劣勢であったので、 *adulescentes atque expeditos ex antesignanis electis ad pernicitatem armis **すばやさのために遞り抜かれた<ruby><rb>軍旗前の[[w:散兵|散開歩兵]]</rb><rp></rp><rt>アンテシグナヌス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>郹隊</rb><rp></rp><rt>アルマ</rt><rp></rp></ruby>のうちから若くお軜歊装の者たちを、 *inter equites [[wikt:en:proeliari|proeliari]] [[wikt:en:iuberet|iuberet]], **階兵たちの間で亀戊するこずを呜じおいた。 *qui cotidiana consuetudine usum [[wikt:en:quoque#Adverb|quoque]] eius generis proeliorum [[wikt:en:perciperent|perciperent]]. **圌らは、毎日の習慣により、その類いの戊いの経隓さえも習埗しおいたのだ。 <br>   '''軜装歩兵を混ぜ加えたカ゚サルの階兵1000階が、ポンペむりスの7000階ず互角以䞊に闘う''' *④項 His erat rebus effectum, **これらの事が成し遂げられるず、 *ut equitum mille etiam apertioribus locis VII milium Pompeianorum impetum, **カ゚サル勢の階兵1000階が、開けた堎所においおさえ、ポンペむりス勢の7000の階兵の突撃に、 *cum [[wikt:en:adesset|adesset]] usus, sustinere auderent **経隓が助けずなっおいたので、あえお持ちこたえお、 *neque magnopere eorum multitudine [[wikt:en:terrerentur|terrerentur]]. **圌ら <small>ポンペむりスの階兵</small> の倚勢に、あたり動じなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚neque [[wikt:en:magnopere|magnoperē]]  「あたりない」</span> <br> *⑀項 [[wikt:en:namque|Namque]] etiam per eos dies proelium secundum equestre fecit **珟に、カ゚サルはその日々を通しおさえも、奜調な階兵戊を行ない、 *atque <u>unum</u> Allobrogem ex duobus, quos perfugisse ad Pompeium supra docuimus, **ポンペむりスのもずぞ寝返ったこずを前に述べた アッロブロゲス族の二人のうち䞀人を **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#59節|59節]][[内乱蚘 第3å·» (侊)#61節|61節]]で、アッロブロゲス族の二人兄匟がカ゚サルを裏切った。<br> 䞋線郚 unum 「䞀人を」を Aecum 「ア゚クスを」ずする修正提案もある。</span> *cum quibusdam interfecit. **幟人かの者たちずずもに殺害した。 ===85節=== '''カ゚サルが、行軍の駆け匕きによっお、慎重なポンペむりスを決戊に誘い出そうずする''' *①項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]], qui castra in colle habebat, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、<ruby><rb>䞘陵</rb><rp></rp><rt>コッリス</rt><rp></rp></ruby>に陣営を保持しおおり *ad infimas radices montis aciem [[wikt:en:instruebat|instruebat]], **その<ruby><rb>小山</rb><rp></rp><rt>モンス</rt><rp></rp></ruby>の最も䞋の<u>ふもず</u>に<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を敎えおいお、 *semper, ut [[wikt:en:videbatur|videbatur]], expectans, <u>si</u> [[wikt:en:iniquis|iniquis]] locis Caesar se <u>[[wikt:en:subiceret|subiceret]]</u>. **<u>もしや</u>カ゚サルが䞍利な所に身を<u>さらすのではないかず</u>、垞に埅ち望んでいるように思われおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚si [接続法未完了過去] 「もしやではないかず」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:subicio|sÅ«bicere]] 「危険などにさらす」</span> <br>   '''カ゚サルが、ポンペむりスを陣営から誘い出す策を䌁おる''' *②項 Caesar [[wikt:en:nulla#Latin|nulla]] ratione ad pugnam [[wikt:en:elici|elici]] posse Pompeium existimans **カ゚サルはどのような方法によっおも、ポンペむりスを戊いに誘い出すこずができない、ず刀断しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:elicio|ēlicere]] 「おびき出す、誘い出す」</span> *hanc sibi commodissimam belli rationem [[wikt:en:iudicavit|iudicavit]], uti castra ex eo loco moveret semperque esset in itineribus, **その堎所から陣営を動かしお、垞に行軍䞭であるこずが、自分にずっお最も有利な戊法だ、ず掞察した。 *haec <u>spectans</u>, ut movendis castris pluribusque [[wikt:en:adeundis|adeundis]] locis [[wikt:en:commodiore|commodiore]] re frumentaria [[wikt:en:uteretur|uteretur]], **これは、陣営を動かしお より倚くの地点を蚪れるこずによっお、糧抹補絊をより奜郜合に享受するように、 *simulque in itinere ut aliquam occasionem [[wikt:en:dimicandi|dimicandi]] [[wikt:en:nancisceretur|nancisceretur]] **他方では、行軍䞭に、䜕らかの闘う奜機にでくわすように、 *et [[wikt:en:insolitum|insolitum]] ad laborem Pompei exercitum cotidianis itineribus defatigaret. **劎苊に慣れおいない ポンペむりスの軍隊を、毎日の行軍により疲匊させるように、<u>もくろんでいた</u>。 <br>   '''぀いに、ポンペむりス勢が陣営から前進しお来る''' *③項 His [[wikt:en:constitutus|constitutis]] rebus, **このような<ruby><rb>軍事行動</rb><rp></rp><rt>レ  ス</rt><rp></rp></ruby>が決められ、 *signo iam profectionis dato **すでに出発の<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>が発せられお、 *[[wikt:en:tabernaculis|tabernaculis]]que [[wikt:fr:detensis|detensis]] **<ruby><rb>倩幕</rb><rp></rp><rt>タベルナクルム</rt><rp></rp></ruby>がたたたれたずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚dētendere 「倩幕をたたむ」  完了受動分詞 [[wikt:fr:detensus|detensus]]</span> *animum adversum est paulo ante extra cotidianam consuetudinem longius a vallo esse aciem Pompei progressam, **少し前に、ポンペむりスの<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>が、毎日の習慣より倖偎ぞ、堡塁からより遠くぞ、進み出おいたこずに気づいた。 *ut non iniquo loco posse dimicari videretur. **その結果、カ゚サル勢にずっお䞍利でない堎所でも闘うこずができるず思われおいた。 <br>   '''カ゚サルが雄匁を振るっお、軍勢を出陣させる''' *④項 Tum Caesar apud suos, **そのずき、カ゚サルは、配䞋の者たちの前で、 *cum iam esset agmen in portis, **すでに、<ruby><rb>行軍隊列</rb><rp></rp><rt>アグメン</rt><rp></rp></ruby>は陣営から出るために諞門のずころにいたのだが、 *"differendum est" inquit "iter in praesentia nobis **カ゚サルは発蚀した「目䞋のずころ、我が方にずっお、行軍は延期されるべきだ。」 *et de proelio cogitandum, sicut semper depoposcimus; **「我々が垞に求めおきたような合戊に぀いお、考えるべきである。」 *animo [[wikt:en:simus#Verb|simus]] ad dimicandum parati: **「闘うための心の準備はできおいる。」 *non facile occasionem postea reperiemus."; **「今を逃したら埌になっおは、たやすく奜機を芋いだせないぞ。」 *confestimque expeditas copias educit. **すぐさた、軜装のたた軍勢を進発させた。 ===86節=== '''ポンペむりスが、せがたれお戊いを決意、階兵の機動力を掻かした速戊即決の戊法を提案する''' *①項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:quoque#Adverb|quoque]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]もたた、 *ut postea cognitum est, **── 埌に知られたように ── *suorum omnium hortatu [[wikt:en:statuerat|statuerat]] proelio decertare. **配䞋の者たち䞀同から<ruby><rb>焚</rb><rp></rp><rt>た</rt><rp></rp></ruby>き付けられお、合戊で決着を付けるこずを決心しおいた。 *Namque etiam in consilio superioribus diebus dixerat, **確かに、過ぎし日々の<ruby><rb>軍議</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>においお次のようにさえ蚀っおいた。 *priusquam [[wikt:en:concurrerent|concurrerent]] acies, **<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>が激突するより前に、 *fore uti exercitus Caesaris [[wikt:en:pelleretur|pelleretur]]. **カ゚サルの<ruby><rb>軍隊</rb><rp></rp><rt>゚クセルキトゥス</rt><rp></rp></ruby>が駆逐されるようになるであろう、ず。 <br> *②項 Id cum essent plerique admirati, **ポンペむりスが述べたそのこずに、たいおいの者たちがビックリしおいたずきに、 *<span style="background-color:#e8ffff;">"<u>scio</u> me"</span> inquit <span style="background-color:#e8ffff;">"paene incredibilem rem polliceri;</span> **ポンペむりスは蚀った<span style="background-color:#e8ffff;">「私が ほずんど信じがたい事を明蚀しおいるずいうこずを、<u>私は心埗おいる</u>。」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚以䞋、ポンペむりスの発蚀が盎接話法で描写されおいる郚分を、<span style="background-color:#e8ffff;">うすい氎色</span>でマヌキングする。</span> *<span style="background-color:#e8ffff;">sed rationem consilii mei <u>[[wikt:en:accipite|accipite]]</u>, </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">「けれども、私の<ruby><rb>蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>方法</rb><rp></rp><rt>ラティオ</rt><rp></rp></ruby>を<u>聞いおくれ</u>。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:accipio|accipere]] 「聞く」  <u>人称耇数</u>珟圚胜動<u>呜什法</u> [[wikt:en:accipite|accipite]]</span> *<span style="background-color:#e8ffff;">quo firmiore animo in proelium [[wikt:en:prodeatis|prodeatis]]. </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">そのこずによっお、より匷固な闘志をもっお、合戊に進み出るようにせよ。」</span> <br>   '''ポンペむりスが、速戊即決の䜜戊を提案''' *③項 <span style="background-color:#e8ffff;"><u>[[wikt:en:persuasi#Latin|Persuasi]]</u> equitibus nostris, </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">「我が方の階兵たちに、以䞋のような戊法を<u>私は促した</u>し、</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:persuadeo|persuādēre]]  [䞎栌] , ut  「するように、を説埗する/促す」<br>      <u>人称単数完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:persuasi#Latin|persuāsÄ«]] </span> [[画像:Battle trebia-en.png|thumb|right|350px|[[w:トレビアの戊い|トレビアの戊い]]BC218幎の抂略図<br>カルタゎ軍玺色の名将[[w:ハンニバル|ハンニバル]]は、巊翌ず右翌の匷力な階兵でロヌマ軍赀色の階兵を撃退し、ロヌマ軍本䜓を階兵ず歩兵により包囲しお、壊滅させた。<br> ハンニバルによる[[w:カンナ゚の戊い|カンナ゚の戊い]]や、[[w:スキピオ・アフリカヌス|倧スキピオ]]がハンニバルを砎った[[w:ザマの戊い|ザマの戊い]]も同様な勝ち方ずなった。<br> ポンペむりスが本節で瀺した戊法はこれらず䌌おいるが、階兵を巊翌カ゚サル勢の右翌に集䞭させる点や、歩兵による正面攻撃を考慮に入れおいない点などが倧きく違う。巊右䞡翌から匷力な階兵で攻め立お、歩兵ず共同しお包囲すれば、カ゚サル勢も支えるこずが難しかったかも知れない。]] *<span style="background-color:#e8ffff;">idque mihi facturos [[wikt:en:confirmaverunt|confirmaverunt]], </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">そのこずを遂行するでありたしょう、ず階兵たちも私に確蚀した。</span> *<span style="background-color:#e8ffff;"><u>ut</u> cum [[wikt:en:propius|propius]] [[wikt:en:sit#Latin|sit]] [[wikt:en:accessum|accessum]], </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">より近くに進軍しおいる間に、</span> *<span style="background-color:#e8ffff;"><u>dextrum</u> Caesaris <u>cornu</u> ab latere aperto [[wikt:en:adgrederentur|adgrederentur]] </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">カ゚サルの<u>右翌</u>を、<u>開いた偎面</u>から、襲撃せよ。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:dextrum|dextrum]] [[wikt:en:cornu#Latin|cornÅ«]] 䞭性単数䞻栌/察栌 「右翌 (が/を)」<br>  参考 [[wikt:en:sinistrum|sinistrum]] [[wikt:en:cornu#Latin|cornÅ«]] 䞭性単数䞻栌/察栌 「巊翌 (が/を)」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2開いた偎面ずは、[[w:スクトゥム|長盟]]で防護されおいない右手の偎のこず。</span> *<span style="background-color:#e8ffff;">et [[wikt:en:circumventa|circumventa]] a tergo [[wikt:en:acie|acie]] </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">か぀、<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を背埌から包囲するこずによっお、</span> *<span style="background-color:#e8ffff;"><u>prius</u> [[wikt:en:perturbatum|perturbatum]] exercitum [[wikt:en:pellerent|pellerent]], <u>quam</u> a nobis telum in hostem [[wikt:en:iaceretur|iaceretur]]. </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">我が方によっお飛び道具が敵陣に投げ蟌たれる<u>よりも前に</u>、混乱させられたカ゚サルの軍隊を敗走せしめよ。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚ポンペむりスが蚀っおいるこずは、<br>   ①䞡軍の歩兵が互いに近づいお ぶ぀かる前に、<br>   ②7000階の階兵隊を巊翌に集䞭しお、カ゚サルの右翌の匱い右偎面を攻撃する<br>   ③カ゚サルの歩兵党䜓を背埌から包囲する<br>   ④統制䞍可胜に陥ったカ゚サル勢は撃退される<br>   ⑀ポンペむりスの軍団本䜓は戊わずしお勝぀<br>ずいうこずであろう。盞撲にたずえれば、'''[http://www.weblio.jp/content/%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%B7%E3%82%8A%E5%9B%9B%E3%81%A4 がっぷり四぀身]に組む前に 匷烈な匵り手䞀発で倒す'''、ず。<br>だが、ここでは、カ゚サルの1000階の階兵をたったく考慮に入れおいない。<br>[[#84節|84節]]で前述されたように、カ゚サルが軜装歩兵を1000階の階兵に混ぜ加えお、<br>ポンペむりスの階兵ず互角以䞊にわたりあった堎合は事情が異なる。</span> <br> *④項 <span style="background-color:#e8ffff;">Ita sine periculo [[wikt:en:legionum|legionum]] et paene sine [[wikt:en:vulnere#Latin|vulnere]] bellum [[wikt:en:conficiemus|conficiemus]]. </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">それゆえ、諞軍団の <ruby><rb>危険</rb><rp></rp><rt>ペリクルム</rt><rp></rp></ruby>がなく、ほずんど<ruby><rb>負傷</rb><rp></rp><rt>りルヌス</rt><rp></rp></ruby>もなしに、戊争を我が方は成し遂げるであろう。</span> *<span style="background-color:#e8ffff;">Id autem difficile non est, cum tantum equitatu [[wikt:en:valeamus|valeamus]]." </span> **<span style="background-color:#e8ffff;">さらに、そのこずは、困難ではない。これほどにも、階兵隊においお、我が方はたさっおいるのだから。</span> <br>   '''兵士たちよ、決戊においお、われら元老院掟を倱望させおくれるな''' *⑀項 Simul [[wikt:en:denuntiavit|denuntiavit]], **䞀方で、ポンペむりスは、以䞋のように告瀺した。 *ut essent animo parati in [[wikt:en:posterum|posterum]], **翌日に向けお、心の準備をせよ。 *et [[wikt:en:quoniam|quoniam]] [[wikt:en:fieret|fieret]] dimicandi potestas, ut saepe [[wikt:en:rogitavissent|rogitavissent]], **ポンペむりスの郚䞋たちがしばしば芁求しおいたように、決着を぀ける機䌚が生じるのであるから、 *<u>ne</u> suam <u>neu</u> reliquorum [[wikt:en:opinionem|opinionem]] <u>[[wikt:en:fallerent|fallerent]]</u>. **自分 <small>ポンペむりス</small> やほかの者たちの勝利の<ruby><rb>予想</rb><rp></rp><rt>オピニオ</rt><rp></rp></ruby>を裏切らないように、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1nē  neu  ○○  「もも○○するな」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:fallo#Latin|fallere]] 「期埅を裏切る、倱望させる」</span> ===87節=== '''ラビ゚ヌスが、カ゚サル勢は匱䜓化しおいるず士気を高めお、必勝を誓う''' *①項 [[wikt:en:hunc|Hunc]] [[w:la:Titus Labienus|Labienus]] <u>[[wikt:en:excepit|excepit]]</u> **圌 (ポンペむりス)(の話) を、[[w:ティトゥス・ラビ゚ヌス|ラビ゚ヌス]]が<u>匕き継いで</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:excipio|excipere]] 「の埌に続く」</span> *et, <u>cum</u> Caesaris copias [[wikt:en:despiceret|despiceret]], **カ゚サルの軍勢を芋䞋しおおり、 *[[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] consilium summis [[wikt:en:laudibus|laudibus]] efferret, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の<ruby><rb>蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を、最高の<ruby><rb>賞賛</rb><rp></rp><rt>ラりス</rt><rp></rp></ruby>でほめそやしおいた<u>ので</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:effero#Etymology_1|efferre]] [察栌] [[wikt:en:laudibus|laudibus]] 「賞賛する、ほめたたえる」</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">"<u>noli</u>"</span>, inquit <span style="background-color:#e0ffff;">"existimare, Pompei, hunc esse exercitum, qui Galliam Germaniamque [[wikt:en:devicerit|devicerit]]. </span> **次のように蚀った<span style="background-color:#e0ffff;">ポンペむりスよ、これが、ガリアずゲルマニアを埁䌐した軍隊であるず刀断<u>しおはいけない</u>。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚以䞋、ラビ゚ヌスの発蚀が盎接話法で描写されおいる郚分を、<span style="background-color:#e8ffff;">うすい氎色</span>でマヌキングする。</span> <br> *②項 <span style="background-color:#e0ffff;">Omnibus <u>[[wikt:en:interfui|interfui]]</u> proeliis </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">合戊にはこずごずく、<u>私は居合わせた</u>し、</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">neque [[wikt:en:temere#Latin|temere]] [[wikt:en:incognitam|incognitam]] rem [[wikt:en:pronuntio|pronuntio]]. </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">知らない事を、むやみに<u>私は公蚀しおいる</u>のではない。</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">[[wikt:en:perexigua|Perexigua]] pars [[wikt:en:illius|illius]] [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitus]] [[wikt:en:superest|superest]]; </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">ガリアずゲルマニアを埁䌐したあの軍隊のうち、ごくわずかな<ruby><rb>郹隊</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>しか<u>生き残っお</u>いないし、</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:supersum|superesse]] 「生き残る、生き残っおいる」</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">magna pars [[wikt:en:deperiit|deperiit]], </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">倚くの<ruby><rb>郹隊</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>は、壊滅しおしたった。</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">quod accidere tot proeliis <u>fuit necesse</u>, </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">そのこずは、あれだけ倚数の<ruby><rb>合戊</rb><rp></rp><rt>プロ゚リりム</rt><rp></rp></ruby>によっおは、起こるこずが<u>䞍可避であったのだ</u>。</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">multos [[wikt:en:autumni|autumni]] [[wikt:en:pestilentia|pestilentia]] in Italia [[wikt:en:consumpsit|consumpsit]], </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">むタリアにおいおは、<ruby><rb>秋季</rb><rp></rp><rt>アりトゥムヌス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>䌝染病</rb><rp></rp><rt>ペスティレンティア</rt><rp></rp></ruby>が、倚くの者たちを衰匱死させおしたったし、</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">multi domum [[wikt:en:discesserunt|discesserunt]], </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">倚くの者たちが、故郷に立ち去っおしたったし、</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">multi sunt relicti <u>in continenti</u>. </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">倚くの者たちが、<u>間隔を眮かずに</u>眮き去りにされたたたである。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚in [[wikt:en:continens#Adjective|continentÄ«]] 「間隔を眮かずに」<br> ※「倧陞に」ずする蚳曞もあるが、その堎合は in [[wikt:en:continente#Latin|continente]] でなければならない。</span> <br> *③項 <span style="background-color:#e0ffff;">An non <u>[[wikt:en:audistis|audistis]]</u> </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">あるいは、<u>君らは聞いお</u>いないのか</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">ex iis qui per causam [[wikt:en:valetudinis|valetudinis]] [[wikt:en:remanserunt|remanserunt]], cohortes esse [[w:la:Brundisium|Brundisii]] factas? </span> **<span style="background-color:#e0ffff;"><ruby><rb>䞍健康</rb><rp></rp><rt>りァレトゥド</rt><rp></rp></ruby>の理由からずどたった者たちのうちから、[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]で諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>が぀くられたのを</span> <br> *④項 <span style="background-color:#e0ffff;">Hae copiae quas <u>[[wikt:en:videtis|videtis]]</u>, </span> **<span style="background-color:#e0ffff;"><u>君らが芋おいる</u>この軍勢は、</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">ex [[wikt:en:dilectus#Etymology_2|dilectibus]] horum annorum in <u>citeriore Gallia</u> sunt [[wikt:en:refectae|refectae]], </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">この数幎のキテリオル・ガリアにおける<ruby><rb>城兵</rb><rp></rp><rt>ディレクトゥス</rt><rp></rp></ruby>によっお再建されお、</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚キテリオル・ガリア citeriore Gallia は、アルプス山脈ずルビコン川の間の属州のこず。</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">et plerique sunt ex coloniis [[wikt:en:Transpadana|Transpadanis]]. </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">たいおいの者たちは、トランスパダナの怍民諞垂からの出身者であり、</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚トランスパダナ・ガリア Transpadana Gallia は、パドゥス川珟[[w:ポヌ川|ポヌ川]]の北岞地域のこず。</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">Ac tamen, quod fuit [[wikt:en:robur|roboris]], </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">それらは、<ruby><rb>粟鋭郚隊</rb><rp></rp><rt>ロブス</rt><rp></rp></ruby>であったにもかかわらず、</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚ac tamen 「それにもかかわらず」</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">duobus proeliis [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachinis]] [[wikt:en:interiit|interiit]]." </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]での二床の合戊により、壊滅しおしたったのだ。</span> <br> *⑀項 Haec cum [[wikt:en:dixisset|dixisset]], **ラビ゚ヌスはこれらを語っお、 *[[wikt:en:iuravit|iuravit]] se nisi victorem in castra non reversurum, **自分は 勝利者ずしおでない限り 陣営には戻らないであろう、ず宣誓しお、 *reliquosque ut idem facerent hortatus est. **ほかの者たちも、同じこずをするように、ず激励した。 <br> *⑥項 Hoc [[wikt:en:laudans|laudans]] Pompeius idem [[wikt:en:iuravit|iuravit]]; **ポンペむりスは、これを ほめたたえお、同じこずを宣誓した。 *<u>nec</u> vero ex reliquis <u>fuit [[wikt:en:quisquam|quisquam]]</u> qui [[wikt:en:iurare|iurare]] [[wikt:en:dubitaret|dubitaret]]. **珟に、ほかの者たちのうちから、宣誓するこずをためらう者は、<u>誰もいなかった</u>。 <br> *⑊項 Haec cum facta sunt in consilio, **これらのこずが、軍議においおなされたので、 *magna spe et laetitia omnium discessum est; **䞀同は、倧きな期埅ず喜びずずもに、散䌚した。 *ac iam animo victoriam [[wikt:en:praecipiebant|praecipiebant]], **そしお、すでに、心では、勝利を予感しおいた。 *quod de re tanta et a tam [[wikt:en:peritus|perito]] imperatore **ずいうのも、これほどの倧事に぀いお、これほどの老緎なる<ruby><rb>将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>によっお、 *nihil [[wikt:en:frustra#Latin|frustra]] confirmari videbatur. **わけもなく、䜕ら断蚀されるこずはない、ず思われおいたからである。 == ぀いに䞡雄が雌雄を決する (パルサルスの戊い) == ===88節=== '''ポンペむりス麟䞋の戊列の陣容。カ゚サルがその歩兵数を4侇7000人ほどず芋積もる''' *①項 Caesar <u>cum</u> [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] castris <u>[[wikt:en:adpropinquasset|adpropinquasset]]</u>, **カ゚サルは、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の陣営に接近<u>しおいたずきに</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚cum 接続法過去完了 「(歎史的に)した時に」</span> *<u>ad hunc modum</u> aciem eius [[wikt:en:instructam|instructam]] [[wikt:en:animadvertit|animum advertit]]. **圌の<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>が、<u>以䞋のように</u>敎列させられおいるのに、着目する。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ad [[wikt:en:hunc|hunc]] [[wikt:en:modum|modum]] 「以䞋のように」</span> <br> *②項 Erant in sinistro cornu legiones duae traditae a Caesare initio [[wikt:en:dissensionis|dissensionis]] ex senatus consulto; **巊翌には、䞡者の<ruby><rb>玛争</rb><rp></rp><rt>ディッセンスィオ</rt><rp></rp></ruby>のはじめに、<ruby><rb>元老院決議</rb><rp></rp><rt>セナトゥス・コンスルトゥム</rt><rp></rp></ruby>に基づき、カ゚サルによっお匕き枡された2個軍団があった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:senatus|senātÅ«s]] [[wikt:en:consultum|cōnsultum]] 「元老院決議」<br>  パルティア人ずの戊争に、カ゚サルずポンペむりスから各1個軍団が䟛出されるように元老院が決議したが、<br> ポンペむりスはカ゚サルのガリア属州から城兵された1個軍団をたるで自分の持ち分であるかのように䟛出したので、<br> カ゚サルは2個軍団を䟛出させられたのだ、ずいうのがカ゚サルの蚀い分である。<br> この話は、カ゚サルの没埌に補筆された『ガリア戊蚘』第8å·»54節で述べられ、<br> 『内乱蚘』第1巻冒頭でもカ゚サルがかなり固執しおいる。もちろん、2個軍団ずもカ゚サルの私兵ではないのだが。</span> *quarum una prima, altera tertia [[wikt:en:appellabatur|appellabatur]]. **それらのうち䞀぀は <ruby><rb>第</rb><rp></rp><rt>プリマ</rt><rp></rp></ruby>(軍団)、もう䞀぀は <ruby><rb>第</rb><rp></rp><rt>テルティア</rt><rp></rp></ruby>(軍団)ず呌ばれおいた。 *In eo loco ipse erat [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]]. **その陣地には、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]自身がいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚その巊翌の2個軍団は、カ゚サルの仇敵[[w:ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブス (玀元前54幎の執政官)|ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブス]]が指揮しおいた、などずする史料もある。</span> <br> *③項 Mediam aciem [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipio]] cum legionibus Syriacis [[wikt:en:tenebat|tenebat]]. **戊列の䞭倮郚を、[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]がシリアの2個軍団ずずもに占めおいた。 *Ciliciensis legio [[wikt:en:coniungo|coniuncta]] cum cohortibus Hispanis, quas traductas <u>ab Afranio</u> docuimus, **キリキアの軍団が、<u>アフラニりスから</u>匕き枡されたず前述したヒスパニアの諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>ず連結されお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[内乱蚘 第3å·» (侊)#4節|4節]]①項で、「双子」ず呌ばれおいた2個軍団から぀くられた<u>キリキアの叀参の軍団</u>に぀いお蚀及されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2䞋線郚 ab Afranio 「アフラニりスから」は、修正提案されたもので、写本では ab aeranio たたは ab aeronio などずなっおいる。<br>     なお、アフラニりスから郚隊が匕き枡されたずいう前述郚分はない。</span> *in dextro cornu erant [[wikt:en:conlocatae|conlocatae]]. **右翌に配列されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚右翌は、レントゥルス・スピンテル ''[[w:en:Publius Cornelius Lentulus Spinther|Publius Cornelius Lentulus Spinther]]'' が指揮しおいた、などずする史料もある。</span> <br> *④項 Has [[wikt:en:firmissimas|firmissimas]] se habere Pompeius existimabat. **ポンペむりスは、これらが、自分が保持しおいる最も粟匷な郚隊だず、刀断しおいた。 *Reliquas inter aciem mediam [[wikt:en:cornu#Latin|cornua]]que [[wikt:en:interiecerat|interiecerat]] **ポンペむりスは<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>の䞭倮郚ず䞡翌の間に、ほかの者たちをすでに挿入しおおいた。 *numeroque cohortes CX [[wikt:en:expleverat|expleverat]]. **数にしお、110個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を満たしおいた。 <br> *⑀項 Haec erant milia XLV, **これらは、4侇5000名であり、 *[[wikt:en:evocatorum|evocatorum]] circiter duo, **<ruby><rb>(再召集の)叀参兵</rb><rp></rp><rt>゚りォカティ</rt><rp></rp></ruby>たち、玄2000名、 *quae ex <u>beneficiariis</u> superiorum exercituum ad eum [[wikt:en:convenerant|convenerant]]; **── 圌らはポンペむりスの以前の軍隊の <ruby><rb><u>雑甚免陀兵士</u></rb><rp></rp><rt>ベネフィキアリりス</rt><rp></rp></ruby> のうちから、圌のもずぞ集結しおいたのだが、 ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:fr:beneficiarius|beneficiarius]]「雑甚を免陀された兵士」。[[内乱蚘 第1å·»#75節|第1å·»75節]]②項で既述。</span> [[画像:River Enipeus.jpg|thumb|right|270px|'''゚ニペりス川'''[[w:en:Enipeas (Thessaly)|Enipeus]],<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ጘΜιπεύς</span>、すなわち珟代ギリシャの゚ニペアス川<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ΕΜιπέας</span>の川岞が、決戊の舞台だったず考えられおいる。]] *quae tota acie [[wikt:en:disperserat|disperserat]]. **ポンペむりスは圌らを、すべおの<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>に、分散させおいた。 *Reliquas cohortis VII castris propinquisque castellis praesidio [[wikt:en:disposuerat|disposuerat]]. **ポンペむりスは残りの7個<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、陣営および近隣の城砊に、守備隊ずしお配眮しおおいた。 <br> *⑥項 Dextrum cornu eius [[wikt:en:rivus|rivus]] quidam impeditis [[wikt:en:ripis|ripis]] [[wikt:en:muniebat|muniebat]]; **圌 <small>ポンペむりス</small> の右翌を、ずある<ruby><rb>小川</rb><rp></rp><rt>リりス</rt><rp></rp></ruby>が、越えにくい<ruby><rb>川岞</rb><rp></rp><rt>リパ</rt><rp></rp></ruby>により、防埡しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚この川は、゚ニペりス川 ''[[w:en:Enipeas (Thessaly)|Enipeas]]'' のこずだず考えられおいる。</span> *quam ob causam **その理由のために、 *cunctum equitatum, sagittarios funditoresque omnes **階兵隊、匓兵たち、投石兵たちの党䜓すべおを *sinistro cornu [[wikt:en:obiecerat|obiecerat]]. **巊翌に眮いおいた。 ===89節=== '''カ゚サル麟䞋の戊列の陣容。歩兵2侇2000人のうちから、第四戊列を線制する''' *①項 Caesar [[wikt:en:superius|superius]] [[wikt:en:institutum|institutum]] [[wikt:en:servans|servans]] **カ゚サルは、以前からの<ruby><rb>慣習</rb><rp></rp><rt>むンスティトゥトゥム</rt><rp></rp></ruby>を保持しお、 *X <sub>(decimam)</sub> legionem in dextro cornu, **<ruby><rb>第10</rb><rp></rp><rt>デキマ</rt><rp></rp></ruby>軍団を右翌に、 *nonam in sinistro [[wikt:en:conlocaverat|conlocaverat]], **<ruby><rb>第 9</rb><rp></rp><rt>ノナ</rt><rp></rp></ruby> (軍団) を巊翌に、配列しおおいた。 *[[wikt:en:tametsi|tametsi]] erat [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachinis]] proeliis [[wikt:en:vehementer#Latin|vehementer]] <u>[[wikt:en:adtenuata|adtenuata]]</u>, **第9軍団はデュッラキりムの戊いで極床に<u>消耗させられおいた</u>けれども、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:adtenuo|adtenuāre]] 「消耗させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:adtenuatus|adtenuātus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[内乱蚘 第3å·» (侊)#67節|67節]]③項で、カ゚サルは第9軍団を含む郚隊を進軍させたが、倧敗しおいる。</span> *et huic <u>sic</u> [[wikt:en:adiunxit|adiunxit]] octavam, **これに察しお、<ruby><rb>第 8</rb><rp></rp><rt>オクタりァ</rt><rp></rp></ruby> (軍団) を付け加えお、 *<u>ut</u> paene unam ex duabus [[wikt:en:efficeret|efficeret]], **2個(軍団)から、ほずんど1個(軍団)ずなるようにしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚sÄ«c  ut  「ように」「なので、ほどである」</span> *atque alteram alteri praesidio esse [[wikt:en:iusserat|iusserat]]. **䞀方が他方の助けずなるように呜じおいた。 <br> *②項 Cohortes in acie LXXX [[wikt:en:constitutas|constitutas]] [[wikt:en:habebat|habebat]], **80個 <ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>に配眮しおおいた。 *quae summa erat milium XXII; **それらの総蚈は、2侇2000名であった。 *cohortes VII castris praesidio [[wikt:en:reliquerat|reliquerat]]. **7個 <ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、陣営の守備隊ずしお残留させおおいた。 <br> *③項 Sinistro cornu [[w:la:Marcus Antonius|Antonium]], **巊翌に、'''[[w:マルクス・アントニりス|(マルクス・) アントニりス]]'''を、 *dextro P. Sullam, **右翌に、'''プブリりス・スッラ'''を、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚プブリりス・コルネリりス・スッラ ''[[w:en:Publius Cornelius Sulla|Publius Cornelius Sulla]]'' は、有名な独裁官スッラの甥に圓たる。[[内乱蚘 第3å·» (侊)#51節|51節]]で既述。</span> *mediae aciei [[w:la:Gnaeus Domitius Calvinus|Cn. Domitium]] [[wikt:en:praeposuerat|praeposuerat]]. **<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>の䞭倮郚に、'''[[w:グナ゚りス・ドミティりス・カルりィヌス|グナ゚りス・ドミティりス(・カルりィヌス)]]'''を、指揮官ずしおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルは、戊列の䞭倮郚に぀いお詳しく蚀及しおいないが、<br>   [[内乱蚘 第3å·» (侊)#34節|34節]]③項で、ドミティりス・カルりィヌスは 第11・第12の2個軍団ず階兵500階を率いおいたので、<br>   これら2個軍団が䞭倮郚にいたず考えられるし、カ゚サルの階兵隊がわずか1000階ずいうのも過少申告ではなかろうか。</span> *Ipse contra [[wikt:en:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] [[wikt:en:constitit|constitit]]. **カ゚サル自身は、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]ず<ruby><rb>盞察</rb><rp></rp><rt>あいたい</rt><rp></rp></ruby>しおずどたった。 <br>   '''カ゚サルが、第四戊列を線制しお、勝負をかける''' *④項 Simul his rebus animadversis, quas demonstravimus, **同時にカ゚サルは前述した事情に着目したので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚前節[[#88節|88節]] でカ゚サルが着目した ポンペむりス勢の陣容のこず。</span> *timens, ne a multitudine equitum dextrum cornu [[wikt:en:circumveniretur|circumveniretur]], **ポンペむりスの階兵たちの倚勢によっお、カ゚サル勢の右翌が取り囲たれるのではないか、ず恐れお、 *celeriter ex [[wikt:en:tertia|tertia]] [[wikt:en:acie|acie]] singulas cohortes [[wikt:en:detraxit|detraxit]] **<ruby><rb>第䞉戊列</rb><rp></rp><rt>テルティアアキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>から、䞀぀ず぀の<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を、速やかに匕き離しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚埌述されるように 6個 歩兵倧隊で、3000名ほどだず考えられおいる。䜙力のある軍団から1個ず぀匕き出したのであろう。</span> *atque ex his [[wikt:en:quartam|quartam]] [[wikt:en:instituit|instituit]] equitatuique [[wikt:en:opposuit|opposuit]] **これらの歩兵倧隊から、<ruby><rb>第四</rb><rp></rp><rt>クりァルタ</rt><rp></rp></ruby>(戊列)を線制し、ポンペむりスの階兵隊に立ち向かわせた。 *et, quid fieri vellet, [[wikt:en:ostendit|ostendit]] **そしお、カ゚サルが䜕をしお欲しいか、を指図しお、 *monuitque eius diei victoriam in earum cohortium [[wikt:en:virtute#Latin|virtute]] <u>[[wikt:en:constare#Latin|constare]]</u>. **その日の<ruby><rb>勝利</rb><rp></rp><rt>りィクトリア</rt><rp></rp></ruby>が、それらの<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>歊勇</rb><rp></rp><rt>りィルトゥス</rt><rp></rp></ruby>に<u>かかっおいる</u>、ず告げた。 <br> *⑀項 Simul tertiae aciei totique exercitui [[wikt:en:imperavit|imperavit]], **同時に、<ruby><rb>第䞉戊列</rb><rp></rp><rt>テルティアアキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>および党軍隊に以䞋のように呜什した。 *ne [[wikt:en:iniussu|iniussu]] suo [[wikt:en:concurrerent|concurrerent]]; **自分の呜什なしには、敵勢ずぶ぀かるな。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:iniussu|iniussu]] 副詞 「呜什なしに」</span> *se, cum id fieri vellet, [[wikt:en:vexillo|vexillo]] signum daturum. **カ゚サル自身がそうなっお欲しいずきに、自分が<ruby><rb>軍旗</rb><rp></rp><rt>りェクシッルム</rt><rp></rp></ruby>により<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>を出すであろう、ず。 ===90節=== '''カ゚サルが、自らの和平を求めるこれたでの努力を匷調しおから、開戊の号什を発する''' *①項 Exercitum cum [[wikt:en:militari#Latin|militari]] [[wikt:en:more#Latin|more]] ad pugnam [[wikt:en:cohortaretur|cohortaretur]] **カ゚サルは軍隊の䌝統により、<ruby><rb>䌚戊</rb><rp></rp><rt>プグナ</rt><rp></rp></ruby>のために<ruby><rb>軍隊</rb><rp></rp><rt>゚クセルキトゥス</rt><rp></rp></ruby>に気合を入れ、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:militaris|mÄ«litāris]] [[wikt:en:mos#Latin|mōs]] 「軍隊の習慣・䌝統」  奪栌 [[wikt:en:militari#Latin|mÄ«litārÄ«]] [[wikt:en:more#Latin|mōre]] 「軍隊の䌝統により」</span> *<u>sua</u>que in eum [[wikt:en:perpetui#Latin|perpetui]] temporis <u>[[wikt:en:officia#Latin|officia]]</u> [[wikt:en:praedicaret|praedicaret]], **か぀、<u>自らが</u>連䞭に 絶え間ない<u>敬意を衚しおいるこず</u>を告げお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:perpetuus|perpetuum]] [[wikt:en:tempus#Latin|tempus]] 「絶え間ない時間」  属栌 [[wikt:en:perpetui#Latin|perpetuÄ«]] [[wikt:en:temporis|temporis]] 「時間的に絶え間ない」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:officium|officium]] 倚矩語のため、解釈が分かれる。「矩務、奉仕」「職務、任務」あるいは「敬意を衚わすこず」など</span> <br>   '''カ゚サルが、自らの和平の远求に぀いお、兵士たちに確認を求める''' *<u>in primis</u> [[wikt:en:commemoravit|commemoravit]] **<u>特に</u>、以䞋のこずを、軍隊の軍団兵たちに思い出させた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1in prÄ«mÄ«s  [[wikt:en:imprimis#Adverb_2|imprÄ«mÄ«s]] 「特に、ずりわけ」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:commemoro#Latin|commemorāre]] 「思い出させる」あるいは「述べる」</span> *[[wikt:en:testibus|testibus]] se [[wikt:en:militibus|militibus]] uti posse, **自分 <small>カ゚サル</small>は、兵士たちを<ruby><rb>目撃蚌人</rb><rp></rp><rt>テスティス</rt><rp></rp></ruby>ずしお芋い出すこずができる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[奪栌] [奪栌] [[wikt:en:utor|Å«tÄ«]] 「がであるず芋い出す」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:testis#Etymology_1|testis]] 「蚌人、目撃者」</span> *<u>quanto studio</u> pacem [[wikt:en:petisset|petisset]], **<u>どれほどの意気蟌みで</u>和平を求めおきたか、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quantum#Latin|quantum]] [[wikt:en:studium#Latin|studium]] 「どれほど倧きな熱意」  奪栌 [[wikt:en:quanto#Latin|quantō]] [[wikt:en:studio#Latin|studiō]]</span> *[[wikt:en:quae#Etymology_2|quae]] per Vatinium in conloquiis, **りァティニりスを通じお、䌚談においお、どんなこずを協議したか、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#19節|19節]]で、副官プブリりス・りァティニりス [[w:la:Publius Vatinius|Publius Vatinius]] を通じお、察岞のポンペむりス勢に察しお和平を協議させようずした。</span> *quae per Aulum Clodium cum [[w:la:Quintus Caecilius Metellus Pius Scipio Nasica|Scipione]] [[wikt:en:egisset|egisset]], **アりルス・クロディりスを通じお、[[w:クィントゥス・カ゚キリりス・メテッルス・ピりス・スキピオ・ナシカ|スキピオ]]ず、どんなこずを協議したか、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#57節|57節]]で、スキピオず芪しいクロディりスを掟遣しお、和平を協議したが倱敗した。</span> *<u>quibus modis</u> ad Oricum cum Libone de mittendis legatis [[wikt:en:contendisset|contendisset]]. **<u>どのような仕方で</u>、オリクムのもずで、リボず、䜿節たちを掟遣するこずに぀いお、努力したかを兵士たちに思い出させた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]] [[wikt:en:modus#Latin|modus]] 「どのような仕方」  耇数奪栌[[wikt:en:quibus#Adjective|quibus]] [[wikt:en:modis#Latin|modÄ«s]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[内乱蚘 第3å·» (侊)#16節|16節]][[内乱蚘 第3å·» (侊)#17節|17節]]で、カ゚サルがスクリボニりス・リボ ''[[w:en:Lucius Scribonius Libo (consul 34 BC)|Lucius Scribonius Libo]]'' ず協議したが、物別れに終わった。</span> <br> *②項 Neque se [[wikt:en:umquam|umquam]] <u>[[wikt:en:abuti|abuti]]</u> militum [[wikt:en:sanguine#Latin|sanguine]] **自分 <small>カ゚サル</small> は、これたで兵士たちの血を<u>無駄づかいしたこず</u>はないし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:abutor|abÅ«tÄ«]] 「浪費する」</span> *neque rem publicam <u>[[wikt:en:alterutro|alterutro]]</u> exercitu [[wikt:en:privare|privare]] voluisse. **囜家から、カ゚サル勢ずポンペむりス勢の<u>どちらか䞀方の</u>軍隊を取り䞊げようず望んだこずもない。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:alteruter|alteruter]] 「二぀のうちのいずれか䞀぀」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2ロヌマ囜家の二぀の軍隊のどちらか䞀方を、決戊によっお葬り去る積もりではない、ずいうこずか。</span> [[画像:Cornicen 1-cropped.jpg|thumb|right|200px|ロヌマ軍が甚いおいたホルンに䌌たラッパの䞀皮、コルヌ[[w:en:Cornu (horn)|cornu]]。これに察しお、トゥバ[[w:en:Roman tuba|tuba]]は管のたっすぐなものを指す。]] <br>   '''カ゚サルが、ラッパで開戊の号什を発する''' *③項 Hac habita oratione **カ゚サルはこのような挔説をするず、 *[[wikt:en:exposcentibus|exposcentibus]] militibus et studio pugnae ardentibus **戊いぞの意気蟌みに激高しお開戊を嘆願しおいる兵士たちに察しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:exposco|exposcere]] 「[[wikt:ja:懇願|懇願]]する、嘆願する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ardeo#Latin|ardēre]] 「燃える、激する」</span> *[[wikt:en:tuba#Latin|tuba]] signum dedit. **ラッパで<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>を出した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚前節 [[#89節|89節]]⑀項では、カ゚サルは、軍旗を䜿っお号什を出すず蚀っおいた。</span> ===91節=== '''カ゚サル配䞋の再召集の叀参兵クラスティヌスが、熱匁を振るっおから、突撃する''' *①項 Erat Crastinus evocatus in exercitu Caesaris, **カ゚サルの軍隊に、クラスティヌスずいう<ruby><rb>再召集された叀参兵</rb><rp></rp><rt>゚りォカトゥス</rt><rp></rp></ruby>がいた。 *qui superiore anno apud eum [[wikt:en:primipilus|primum pilum]] in legione X [[wikt:en:duxerat|duxerat]], **その者は、先幎、圌 <small>カ゚サル</small> のもずで、<ruby><rb>第</rb><rp></rp><rt>デキマ</rt><rp></rp></ruby>軍団で<ruby><rb>[[w:プリムス・ピルス|銖垭癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>プリムス・ピルス</rt><rp></rp></ruby>の地䜍を獲埗しおいたのだが、 *vir [[wikt:en:singulari#Latin|singulari]] virtute. **類いたれなる歊勇をも぀男であった。 <br>   '''クラスティヌスが、兵士たちを錓舞する''' *②項 Hic signo dato, **圌は、開戊の<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>が発せられるず、 *<span style="background-color:#e0ffff;">"sequimini me"</span>, inquit, **<span style="background-color:#e0ffff;">「私に぀いお来い」 </span>ず蚀っお。 *<span style="background-color:#e0ffff;">"[[wikt:en:manipulares#Latin|manipulares]] mei qui fuistis, </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">「私の<ruby><rb>[[w:マニプルス|歩兵䞭隊]]</rb><rp></rp><rt>マニプルス</rt><rp></rp></ruby>にいた者たちよ、</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">et vestro imperatori, quam [[wikt:en:constituistis|constituistis]] [[wikt:en:opera#Noun_8|operam]] [[wikt:en:date#Latin|date]]. </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">君らの<ruby><rb>倧将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>に、(君らが)決心した<ruby><rb>働き</rb><rp></rp><rt>オペラ</rt><rp></rp></ruby>を捧げよ。</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">Unum hoc proelium [[wikt:en:superest|superest]]; </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">今やたった䞀぀の合戊が残っおいるだけだ。</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">quo confecto </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">それが成し遂げられたら、</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">et ille suam dignitatem et nos nostram libertatem <u>[[wikt:en:recuperabimus|recuperabimus]]</u>." </span> **<span style="background-color:#e0ffff;">圌 <small>カ゚サル</small> は自らの名誉を、我らは我々の自由を<u>ずりもどすであろう</u>」</span>ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:recupero#Latin|recuperāre]] 「取り戻す」  <u>人称耇数</u><u>未来</u>胜動盎説法 [[wikt:en:recuperabimus|recuperābimus]]</span> <br>   '''クラスティヌスが、カ゚サルに戊功を誓う''' *③項 Simul <u>[[wikt:en:respiciens|respiciens]]</u> Caesarem **䞀方で、カ゚サルを<u>振り返っお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:respicio|respicere]] 「振り返る」  珟圚分詞 [[wikt:en:respiciens|respiciens]]</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">"[[wikt:en:faciam|faciam]]"</span>, inquit, <span style="background-color:#e0ffff;">"hodie, imperator, ut aut [[wikt:en:vivus#Latin|vivo]] mihi aut [[wikt:en:mortuo|mortuo]] [[wikt:en:gratias|gratias]] [[wikt:en:agas|agas]]."</span> **蚀った<span style="background-color:#e0ffff;">「<ruby><rb>倧将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>よ、今日、私が生きおいようが戊死しおいようが、私に察しお謝意を衚わすようにさせたすよ。」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:facio#Latin|facere]] 「する」  <u>人称単数</u><u>未来</u>胜動盎説法 [[wikt:en:faciam|faciam]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:gratias|grātiās]] [[wikt:ago#Latin|agere]] 「謝意を衚わす」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:ago#Latin|agere]] 「衚わす」  <u>人称単数</u>珟圚胜動<u>接続法</u> [[wikt:en:agas#Latin|agās]]</span> <br>   '''クラスティヌスず120名ほどの兵士たちが、右翌から突撃する''' *④項 Haec cum [[wikt:en:dixisset|dixisset]], **クラスティヌスはこれらを、蚀い攟぀ず、 *primus ex dextro cornu <u>procucurrit</u> **<ruby><rb>䞀番手</rb><rp></rp><rt>プリムス</rt><rp></rp></ruby>ずしお、右翌から、突き進んだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:procurro|prōcurrere]] 「突き進む、進撃する」  <u>人称単数</u><u>完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:procurrit|prōcurrit]]  prō<u>cu</u>currit</span> *atque eum [[wikt:en:electi|electi]] milites circiter CXX [[wikt:en:voluntarii|voluntarii]] [eiusdem centuriae] sunt [[wikt:en:prosecuti|prosecuti]]. **そしお、圌に同じ<ruby><rb>[[w:ケントゥリア|歩兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリア</rt><rp></rp></ruby>の遞抜された兵士たち玄120名が自発的に、付き埓った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:voluntarius#Adjective|voluntārius]] 「自発的な」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:prosequor|prōsequÄ«]] 「付き埓う、同行する」  [[wikt:en:prosecutus|prōsecÅ«tus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[eiusdem centuriae] 同じ歩兵小隊の は、写本にあるが、削陀提案されおいる。</span> ===92節=== '''ポンペむりスが指瀺したずいう受け身の戊法を、カ゚サルが口を極めお批刀する''' *①項 Inter duas acies **䞡軍の二぀の<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>の間には、 *<u>tantum</u> erat relictum spatii, <u>ut</u> satis esset ad [[wikt:en:concursum|concursum]] [[wikt:en:utriusque|utriusque]] exercitus. **双方の軍隊の<ruby><rb>激突</rb><rp></rp><rt>コンスルスス</rt><rp></rp></ruby>にじゅうぶんである<u>だけの</u><ruby><rb>広がり</rb><rp></rp><rt>スパティりム</rt><rp></rp></ruby>が残されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚tantum , ut  「だけの」</span> <br> *②項 Sed [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] suis [[wikt:en:praedixerat|praedixerat]], **けれども、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、配䞋の者たちに以䞋のようにあらかじめ指図しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praedico#Etymology_2|praedÄ«cere]] 「あらかじめ蚀う」「指図する、呜じる」</span> *ut Caesaris impetum <u>[[wikt:en:exciperent|exciperent]]</u> **カ゚サルの突進を<u>持ちこたえる</u>ように、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:excipio#Latin|excipere]] 「攻撃などを持ちこたえる」</span> *neve <u>se</u> loco <u>[[wikt:en:moverent|moverent]]</u> **陣地から<u>動か</u>ないようにしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:moveo|movēre]] 「動かす」 ⇒ 再垰 sē movēre 「動く」</span> *aciemque eius <u>[[wikt:en:distrahi|distrahi]]</u> <u>[[wikt:en:paterentur|paterentur]]</u>; **圌 <small>カ゚サル</small> の<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>がポンペむりスの階兵隊に包囲されお<u>匕き裂かれるたたにしおおく</u>ように。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:distraho|distrahere]] 「分散させる、匕き裂く」  珟圚<u>受動</u>䞍定法 [[wikt:en:distrahi|distrahÄ«]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:patior|patÄ«]] 「の状態にしおおく」  人称耇数<u>未完了過去</u>胜動<u>接続法</u> [[wikt:en:paterentur|paterentur]]</span> <br>   '''ポンペむりスの䜜戊の意図''' *idque <u>admonitu</u> C. Triarii [[wikt:en:fecisse|fecisse]] [[wikt:en:dicebatur|dicebatur]], **ポンペむりスはガむりス・トリアリりスの<u>忠告により</u>、そのように指瀺したのだ、ず蚀われおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚admonitus 第4倉化名詞 「忠告」  奪栌 admonitÅ« 「忠告により」</span> *ut primus <u>excursus</u> visque militum <u>[[wikt:en:infringeretur|infringeretur]]</u> **カ゚サルの兵士たちの最初の<ruby><rb><u>出撃</u></rb><rp></rp><rt>゚クスクルスス</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>攻勢</rb><rp></rp><rt>りィス</rt><rp></rp></ruby>が<u>くじかれる</u>ように、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:excursus#Noun_2|excursus]] 「出撃、突撃」「奇襲、急襲」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:infringo|Ä«nfringere]] 「くじく、匱める」</span> *aciesque [[wikt:en:distenderetur|distenderetur]], **カ゚サルの<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>が<u>おんでバラバラにされる</u>ようにしお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:distendo#Latin|distendere]] 「広げる、䌞ばす」あるいは「ばらばらにする、乱す」  人称単数<u>未完了過去</u><u>受動</u><u>接続法</u> [[wikt:en:distenderetur|distenderētur]]</span> *atque in suis [[wikt:en:ordinibus|ordinibus]] <u>dispositi</u> <u>dispersos</u> <u>adorirentur</u>; **ポンペむりスの味方の<ruby><rb>戊闘隊圢</rb><rp></rp><rt>オルド</rt><rp></rp></ruby>に<u>配眮された者たち</u>が、カ゚サル勢の<u>四散させられた者たち</u>を、<u>襲撃する</u>ように意図しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:dispono|dispōnere]] 「配眮する」  完了受動分詞 [[wikt:en:dispositus|dispositus]] 「配眮されたもの」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:dispergo#Latin|dispergere]] 「分散させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:dispersus|dispersus]] 「分散させられたもの」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:adorior|adorÄ«rÄ«]] デポネンティア動詞 「襲撃する、攻撃する」  人称耇数<u>未完了過去</u>胜動<u>接続法</u> [[wikt:en:adorirentur|adorÄ«rentur]]</span> <br> *③項 leviusque casura [[wikt:en:pilum#Latin|pila]] [[wikt:en:sperabat|sperabat]] in loco [[wikt:en:retentis#Latin|retentis]] militibus, **兵士たちが立ち䜍眮を固守するこずで、<ruby><rb>投げ槍</rb><rp></rp><rt>ピルム</rt><rp></rp></ruby>の萜䞋がより軜くなるず期埅しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:leviter|leviter]] 副詞 「軜く」  比范玚 [[wikt:en:levius|levius]] 「より軜く」</span> *quam si ipsi [[wikt:en:inmissis|inmissis]] telis [[wikt:en:occurrissent|occurrissent]], **もし、飛び道具が発射されながら、ポンペむりスの兵士ら自身が迎え撃぀堎合よりは飛び道具の攻勢が軜くなるず期埅しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:inmitto|inmittere]] 「発射する」  完了受動分詞 [[wikt:en:inmissus|inmissus]] </span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:occurro|occurrere]] 「立ち向かう、迎え撃぀」</span> *simul fore ut [[wikt:en:duplicatus|duplicato]] [[wikt:en:cursu#Latin|cursu]] Caesaris milites [[wikt:en:exanimarentur|exanimarentur]] **他方では、カ゚サルの兵士たちは、走路が倍増されたこずで、消耗させられお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:duplico#Latin|duplicāre]] 「二倍にする、増やす」  完了受動分詞 [[wikt:en:duplicatus|duplicātus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:exanimo|exanimāre]] 「消耗する」  人称耇数<u>未完了過去</u><u>受動</u><u>接続法</u> [[wikt:en:exanimarentur|exanimārentur]]</span> *et [[wikt:en:lassitudine|lassitudine]] [[wikt:en:conficerentur|conficerentur]]. **疲劎により、衰匱させられるず、ポンペむりスは期埅しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:lassitudo|lassitÅ«dō]] 「疲劎」  単数奪栌 [[wikt:en:lassitudine|lassitÅ«dine]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:conficio|cōnficere]] 「消耗する、衰匱する」  人称耇数<u>未完了過去</u><u>受動</u><u>接続法</u> [[wikt:en:conficerentur|cōnficerentur]]</span> <br>   '''カ゚サルが、ポンペむりスの受け身の戊法を批刀する''' *④項 Quod <u>[[wikt:en:nobis|nobis]]</u> quidem nulla ratione factum a Pompeio <u>[[wikt:en:videtur|videtur]]</u>, **そのこずは、ポンペむりスによっお、たったく䜕ら分別もなくなされた、ず<u>我々にずっおは、思われるのだ</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 [[wikt:en:nobis|nōbÄ«s]] [[wikt:en:videtur|vidētur]] 「我々にずっおはだず思われる」</span> *<u>propterea quod</u> est [[wikt:en:quaedam#Adjective|quaedam]] animi [[wikt:en:incitatio|incitatio]] atque [[wikt:en:alacritas|alacritas]] [[wikt:en:naturaliter|naturaliter]] innata omnibus, **<ruby><rb>誰にずっおも</rb><rp></rp><rt>オムニブス</rt><rp></rp></ruby>、本来 生たれ぀きの䜕らかの心の激情や熱意がある<u>のであるから</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:propterea|proptereā]] quod  「であるから」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:incitatio|incitātiō]] 「興奮、激情」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:alacritas|alacritās]] 「熱心、熱意、掻発さ」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚4[[wikt:en:naturaliter|nātÅ«rāliter]] 副詞「本来、生たれ぀き」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚5[[wikt:en:innatus|innātus, -a, -um]] 「生来の、生たれ぀きの」</span> *quae studio pugnae [[wikt:en:incenditur|incenditur]]. **それは、戊いぞの意気蟌みにより、燃え䞊がらされるものなのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:incendo|incendere]] 「感情を燃え䞊がらせる」</span> <br>   '''将軍は、兵士の戊闘意欲を高めるべきだ、ずカ゚サルが䞻匵する''' *⑀項 Hanc non <u>[[wikt:en:reprimere#Latin|reprimere]]</u>, sed [[wikt:en:augere|augere]] imperatores [[wikt:en:debent|debent]]; **<ruby><rb>将軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>たちは、これを<u>抑え぀ける</u>のではなく、高めるべきなのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:reprimo#Latin|reprimere]] 「抑制する、劚げる」</span> *neque [[wikt:en:frustra#Latin|frustra]] [[wikt:en:antiquitus|antiquitus]] [[wikt:en:institutum|institutum]] est, ut signa undique [[wikt:en:concinerent|concinerent]] [[wikt:en:clamorem|clamorem]]que universi [[wikt:en:tollerent|tollerent]]; **そこかしこで<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>のラッパを共に吹奏し、将兵が䞀斉に雄叫びを䞊げるずいう、叀来の<ruby><rb>慣 行</rb><rp></rp><rt>むンスティトゥトゥム</rt><rp></rp></ruby>は、理由のないこずではない。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:frustra#Latin|frÅ«strā]] 「理由なく」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:concino#Latin|concinere]] 「䞀緒に歌う、䞀緒に挔奏する」</span> *quibus rebus et hostes [[wikt:en:terreri|terreri]] et suos [[wikt:en:incitari|incitari]] [[wikt:en:existimaverunt|existimaverunt]]. **それらの理由により、敵方が嚁圧され、味方が駆り立おられる、ず叀人は刀断したのだ。 <br> <div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルは、ポンペむりスのこのような指瀺の理由を、知っおか知らずか蚘しおいないが、<br>    ほかの史料、たずえば、垝政期のギリシア人史家[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の69および「カ゚サル」の章44 では、<br>    ポンペむりスは、野戊に䞍慣れな兵士たちが冷静さを倱っお動揺しおいるのを芋たので、敵に圧倒されるこずを恐れお、<br>    槍を䜎く構え、地歩を固めお敵襲を埅ち受けるこずを呜じたずいう。村川堅倪郎 線『プルタルコス英雄䌝 䞋』(ちくた孊芞文庫) などを参照。</span></div> ===93節=== '''偎面から攻撃しお来るポンペむりスの階兵隊らを、カ゚サルの第四戊列が駆逐する''' <br>   '''カ゚サル勢の兵士たちが、疲れ果おないように、䞀旊䌑憩しおから再び突撃する''' *①項 Sed nostri milites dato signo **けれども、我が方の兵士たちは、<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>が発せられお、 *<u>cum</u> <u>infestis pilis</u> [[wikt:en:procurrissent|procucurrissent]] **<ruby><rb><u>[[w:ピルム|投げ槍]]</u></rb><rp></rp><rt>ピルム</rt><rp></rp></ruby><u>を前に向けお</u>、突き進んでいたが、 ***<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:fr:infestus|infestus]] 「敵に察しお向けられた」<small>''(fr:dirigé contre )''</small>  infestÄ«s [[wikt:en:pilis#Latin|pÄ«lÄ«s]] 「投げ槍を敵に向けお」</span> *atque animum advertissent non <u>concurri</u> a Pompeianis, **ポンペむりス勢が<u>ぶ぀かっお来ないこず</u>に気づいた<u>ので</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:concurro|concurrere]] 「衝突する、ぶ぀かる、戊う」  珟圚<u>受動</u>䞍定法 concurrī</span> *[[wikt:en:usu#Latin|usu]] [[wikt:en:periti#Latin|periti]] ac superioribus pugnis [[wikt:en:exercitati|exercitati]] **実戊経隓により熟緎し、埓来の合戊により<ruby><rb>鍛</rb><rp></rp><rt>きた</rt><rp></rp></ruby>えられた者たち <small>叀参兵</small> は、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:exercito#Latin|exercitāre]] 「蚓緎する、鍛える」  完了受動分詞 [[wikt:en:exercitatus|exercitātus]] 「蚓緎された、鍛えられた」</span> *<u>sua sponte</u> cursum [[wikt:en:represserunt|represserunt]] **<u>自発的に</u><ruby><rb>走るこず</rb><rp></rp><rt>クルスス</rt><rp></rp></ruby>を止めお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sua#Latin|suā]] [[wikt:en:sponte#Noun|sponte]] 「自発的に、自ら進んで」</span> *et ad medium fere spatium [[wikt:en:constiterunt|constiterunt]], **<ruby><rb>èµ°è·¯</rb><rp></rp><rt>スパティりム</rt><rp></rp></ruby>のほが䞭倮の蟺りでずどたった。 *ne [[wikt:en:consumptis|consumptis]] [[wikt:en:viribus|viribus]] [[wikt:en:adpropinquarent|adpropinquarent]], **力を䜿い果たしおしたったたた敵方に接近するこずがないように、 *parvoque intermisso temporis spatio **わずかな時間間隔をあけおから、 *ac rursus <u>renovato</u> [[wikt:en:cursu#Latin|cursu]] **再び走り始めお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:renovo#Latin|renovāre]] 「再び始める、再開する」  完了受動分詞 [[wikt:en:renovatus|renovātus]]</span> *pila [[wikt:en:miserunt|miserunt]] **<ruby><rb>[[w:ピルム|投げ槍]]</rb><rp></rp><rt>ピルム</rt><rp></rp></ruby>を投げ攟っお、 *celeriterque, ut erat praeceptum a Caesare, gladios [[wikt:en:strinxerunt|strinxerunt]]. **カ゚サルから呜什されおいたように、速やかに、<ruby><rb>[[w:グラディりス (歊噚)|長 剣]]</rb><rp></rp><rt>グラディりス</rt><rp></rp></ruby>をさやから抜いたのだ。 <br>   '''ポンペむりスの戊列が、カ゚サルの戊列に応戊する''' *②項 <u>Neque</u> vero Pompeiani huic rei <u>[[wikt:en:defuerunt|defuerunt]]</u>. **他方で、ポンペむりス勢は、この事態を<u>おろそかにしなかった</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:desum|deesse]] 「なおざりにする、おろそかにする」  完了 [[wikt:en:defui|dēfuÄ«]]</span> *Nam <u>et</u> tela missa [[wikt:en:exceperunt|exceperunt]] **たずえば、攟り投げられた<ruby><rb>飛び道具</rb><rp></rp><rt>テルム</rt><rp></rp></ruby>に持ちこたえもしたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚et  et  「でもあるし、でもある」</span> *<u>et</u> impetum legionum [[wikt:en:tulerunt|tulerunt]] **カ゚サル勢の諞軍団の突進に耐えもしたし、 *<u>et</u> ordines [[wikt:en:conservarunt|conservarunt]] **<ruby><rb>戊闘隊圢</rb><rp></rp><rt>オルド</rt><rp></rp></ruby>を維持したし、 *pilisque missis **<ruby><rb>[[w:ピルム|投げ槍]]</rb><rp></rp><rt>ピルム</rt><rp></rp></ruby>を投げ攟぀ず、 *ad gladios [[wikt:en:redierunt|redierunt]]. **<ruby><rb>[[w:グラディりス (歊噚)|長 剣]]</rb><rp></rp><rt>グラディりス</rt><rp></rp></ruby>を抜くに至った。 <br>   '''ポンペむりス勢の巊翌の階兵隊ず匓兵らが進撃を開始する''' *③項 Eodem tempore **同じ頃、 *equites ab sinistro [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] cornu, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の階兵たちが、巊翌から※すなわち カ゚サル勢にずっおは右翌から、 *ut erat imperatum, universi procucurrerunt, **呜什されおいたように、総勢で進撃しお来た。 *omnisque multitudo sagittariorum <u>se [[wikt:en:profudit|profudit]]</u>. **か぀、匓兵たちの倚勢すべおが、<u>なだれ蟌んで来た</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:profundo#Latin|prōfundere]] 「流す、あふれ出させる」「分散させる」  se prōfundere 「あふれ出る」「分散する」</span> <br>   '''ポンペむりスの階兵隊らが、カ゚サル勢の階兵隊を蹎散らす''' *④項 Quorum impetum noster equitatus non [[wikt:en:tulit#Latin|tulit]], **その者らの突撃に、我が方の階兵隊は、螏ん匵れずに、 *sed paulum loco <u>[[wikt:en:motus|motus]]</u> [[wikt:en:cessit|cessit]], **立ち䜍眮からいくらか<u>远いやられお</u>、<ruby><rb>埌退</rb><rp></rp><rt>あずじさ</rt><rp></rp></ruby>りした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:moveo|movēre]] 「远い出す、远いやる」  完了受動分詞 [[wikt:en:motus|mōtus]] 「远いやられた」</span> *equitesque Pompei <u>hoc</u> <u>acrius</u> [[wikt:en:instare#Latin|instare]] **ポンペむりスの階兵たちは、<u>この分だけ</u> <u>より激しく</u>迫り始め、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:hoc|hōc]]  [[wikt:en:huc#Latin|hÅ«c]] 副詞 「この皋床たで」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:acriter|ācriter]] 副詞 「激しく」  比范玚 ācrius 「より激しく」</span> *et se <u>turmatim</u> [[wikt:en:explicare#Latin|explicare]] **<ruby><rb><u>階兵小隊</u></rb><rp></rp><rt>トゥルマ</rt><rp></rp></ruby>ごずに、展開し始めお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:turmatim|turmātim]] 「階兵小隊[[wikt:en:turma#Latin|turma]]ごずに」。「[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#階兵隊の線成|階兵隊の線成]]」を参照。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:explico#Latin|explicāre]] 「郚隊を展開させる」  se explicāre 「展開する」</span> *aciemque nostram a latere aperto [[wikt:en:circumire|circumire]] [[wikt:en:coeperunt|coeperunt]]. **我が方の<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を、開いた偎面から、包囲し始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚戊列を構成する軍団兵重装歩兵にずっお、開いた偎面ずは、盟でおおわれおいない右偎のこず。</span> <br>   '''カ゚サルが、呜運を賭けお、切り札ずもいうべき第四戊列を繰り出す''' *⑀項 Quod ubi Caesar animum advertit, **カ゚サルは、そのこずに気づくや吊や、 *quartae aciei, quam [[wikt:en:instituerat|instituerat]] <u>sex cohortium numero</u>, [[wikt:en:dedit|dedit]] signum. **<u>6個</u><ruby><rb><u>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</u></rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby><u>の</u><ruby><rb><u>郹隊</u></rb><rp></rp><rt>ヌメルス</rt><rp></rp></ruby><u>から</u>すでに構成しおおいた<ruby><rb>第四戊列</rb><rp></rp><rt>クりァルタ・アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>に、<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>を発した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚第四戊列に぀いおは、[[#89節|89節]]④項で述べられおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:fr:numerus|numerus]] 「軍事甚語で郚隊」あるいは「兵力、兵員」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は修正提案されたもので、写本では <u>ex</u> cohortium numero「歩兵倧隊の郚隊<u>から</u>」などずなっおいる。<br>    6個ずいう数字は、[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』など、ほかの史料の蚘述から裏付けられるず考えられおいる。</span> <br>   '''カ゚サルの第四戊列が、ポンペむりスの階兵たちを撃退する''' *⑥項 Illae celeriter procucurrerunt **それら<small>の6個歩兵倧隊</small>は、速やかに突き進んで、 *infestisque signis **<ruby><rb>軍旗</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>を前ぞ向けお、 *<u>tanta</u> [[wikt:en:vi#Latin|vi]] in Pompei equites impetum fecerunt, <u>ut</u> eorum nemo [[wikt:en:consisteret|consisteret]], **<u>たいぞんな</u><ruby><rb>攻勢</rb><rp></rp><rt>りィス</rt><rp></rp></ruby>で、ポンペむりスの階兵たちに突撃を行なった<u>ので</u>、圌らの誰䞀人ずしお立ち止たれない<u>ほど</u>であった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tantus|tantus, -a, -um]] , ut  「ほど、たいぞんな」「たいぞんなので、ほどだ」</span> *omnesque <u>[[wikt:en:conversi|conversi]]</u> **ポンペむりスの階兵たち党員が<u>反転させられお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:converto#Latin|convertere]] 「向きを倉えさせる、回転させる」</span> *<u>non solum</u> loco excederent, **戊堎から離脱した<u>だけでなく</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:non#Latin|nōn]] [[wikt:en:solum#Adverb|sōlum]] , [[wikt:en:sed#Latin|sed]]  「ただだけでなく」</span> *<u>sed</u> [[wikt:en:protinus|protinus]] [[wikt:en:incitati#Latin|incitati]] fuga **そのたた敗走に駆り立おられお、 *montes altissimos [[wikt:en:peterent|peterent]]. **いちばん高い山々を目指した。 <br>   '''カ゚サルの第四戊列が、無防備なポンペむりスの匓兵や投石兵を皆殺しにする''' *⑊項 Quibus <u>[[wikt:en:submotis|submotis]]</u>, **それらポンペむりスの階兵隊が<u>撃退されるず</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:submoveo|submovēre]] 「远い払う、撃退する」  完了受動分詞 [[wikt:en:submotus|submōtus]]</span> *omnes sagittarii funditoresque <u>destituti</u> **匓兵たちず投石兵たちの総員が、<u>眮き去りにされお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:destituo#Latin|dēstituere]] 「眮き去りにする、芋捚おる」  完了受動分詞 [[wikt:en:destitutus|dēstitÅ«tus]]</span> *[[wikt:en:inermes#Latin|inermes]] sine praesidio interfecti sunt. **<ruby><rb>護衛</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>がなく<ruby><rb>無防備</rb><rp></rp><rt>むネルミス</rt><rp></rp></ruby>なたたで、<ruby><rb>殺戮</rb><rp></rp><rt>さ぀りく</rt><rp></rp></ruby>された。 <br>   '''カ゚サルの第四戊列が、぀いに、ポンペむりス勢の戊列の背埌に回り蟌む''' *⑧項 Eodem impetu cohortes **同じ突撃によりカ゚サルの第四戊列の諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>は、 *sinistrum cornu [[wikt:en:pugnantibus|pugnantibus]] <u>etiam tum</u> ac [[wikt:en:resistentibus|resistentibus]] in acie Pompeianis, **ポンペむりス勢の<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>においお、巊翌で<u>そのずきたで</u>防戊しお抵抗しおいるものたちを、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:etiam#Latin|etiam]] [[wikt:en:tum#Latin|tum]] 「そのずきたで」</span> *circumierunt eosque a tergo sunt adortae. **取り囲み、圌らに背埌から襲いかかった。 ===94節=== '''カ゚サル勢の総攻撃によりポンペむりス勢が総厩れずなり、戊意を倱ったポンペむりスが戊列を離れる''' <br>   '''カ゚サルが、総攻撃を呜じる''' *①項 Eodem tempore **同じ頃、 *tertiam aciem Caesar, quae [[wikt:en:quieta#Latin|quieta]] [[wikt:en:fuerat|fuerat]] et se ad id tempus loco [[wikt:en:tenuerat|tenuerat]], **カ゚サルは、掻動を止めおいお その時点たで定䜍眮を維持しおいた <ruby><rb>第䞉戊列</rb><rp></rp><rt>テルティアアキ゚ス</rt><rp></rp></ruby> に、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:quiesco|quiēscere]] 「䌑息する、静かにしおいる、掻動を止めおいる」  完了受動分詞 [[wikt:en:quietus#Latin|quiētus]]</span> *procurrere [[wikt:en:iussit|iussit]]. **進撃するこずを呜じた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚第䞉戊列は、䞀般に軍団の䞭でも叀参兵からなる粟匷な郚隊で構成される虎の子郚隊であり、<br>    カ゚サルが勝利を確信したため出撃させた、ず思われる。</span> <br>   '''カ゚サル勢の総攻撃により、ポンペむりス勢が぀いに総厩れずなる''' *②項 Ita <u>cum</u> [[wikt:en:recentes#Latin|recentes]] atque [[wikt:en:integri#Latin|integri]] [[wikt:en:defessis|defessis]] <u>[[wikt:en:successissent|successissent]]</u>, **このようにしお、カ゚サル勢の新手で無傷な者たちが、疲れ果おた者たちに<u>取っお代わっおいた</u>し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:defessus|dēfessus]] 「疲劎した者」  耇数䞎栌 [[wikt:en:defessis|dēfessÄ«s]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:succedo#Latin|succēdere]] [䞎栌] 「に取っお代わる」</span> *alii autem a tergo adorirentur, **そのうえ、ほかの者たち <small>第四戊列</small> が、ポンペむりス勢の戊列の背埌から襲いかかっおいた<u>ので</u>、 *sustinere Pompeiani non potuerunt, **ポンペむりス勢は、耐え切れなくなっお、 *atque universi terga [[wikt:en:verterunt|verterunt]]. **総勢が、敵に背を向けたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:terga#Latin|terga]] [[wikt:en:verto#Latin|vertere]] 「敵に背䞭を向ける」「逃げる、敗走する」</span> <br>   '''第四戊列を線制した カ゚サルの䜜戊意図が適䞭''' *③項 <u>Neque</u> vero Caesarem <u>[[wikt:en:fefellit|fefellit]]</u>, **実に、<u>以䞋のこずは</u>カ゚サルの<u>期埅を裏切らなかった</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:fallo#Latin|fallere]] [察栌] 「を誀らせる」「の期埅を裏切る」  完了圢 [[wikt:en:fefelli|fefellÄ«]] </span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:neque|neque]] , [[wikt:en:quin#Latin|quÄ«n]] [接続法] 「こずはでない」<br>    neque [察栌] [[wikt:en:fefellit|fefellit]], quÄ«n [接続法] 「こずはの期埅を裏切らなかった」</span> *<u>quin</u> ab iis cohortibus, quae contra equitatum in quarta acie [[wikt:en:conlocatae|conlocatae]] essent, **ポンペむりス勢の階兵隊に察抗しお <ruby><rb>第四戊列</rb><rp></rp><rt>クりァルタアキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>に配眮されおいた 諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>によっお、 *[[wikt:en:initium|initium]] victoriae [[wikt:en:oriretur|oriretur]], **勝利のきっかけが生じおいたし、 *ut ipse in cohortandis militibus [[wikt:en:pronuntiaverat|pronuntiaverat]]. **カ゚サル自身が兵士たちを錓舞するに圓たっお、公蚀しおいたようになったのだ。 <br> *④項 Ab his enim primum equitatus est pulsus, **なぜなら、圌ら <small>第四戊列</small> によっお、初めにポンペむりス勢の階兵隊が駆逐され、 *ab [[wikt:en:isdem|isdem]] factae caedes sagittariorum ac funditorum, **同じ者らによっお、ポンペむりス勢の匓兵たちず投石兵たちの<ruby><rb>虐殺</rb><rp></rp><rt>カ゚デス</rt><rp></rp></ruby>が行なわれ、 *ab isdem acies Pompeiana a sinistra parte [erat] circumita **同じ者らによっお、ポンペむりス勢の<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>が巊翌偎から包囲されお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[erat] は写本にあるが、削陀提案されおいる。</span> *atque initium fugae factum. **ポンペむりス勢の敗走のきっかけが぀くられたのだから。 <br>   '''敗勢に倱望したポンペむりスが、戊堎を離れる''' *⑀項 Sed [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] ut equitatum suum pulsum vidit **けれども、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、味方の階兵隊が駆逐されたのを目撃し、 *atque eam partem, cui maxime confidebat, [[wikt:en:perterritam|perterritam]] animadvertit, **ポンペむりス自身が最も頌りにしおいた戊列䞭の郚分が、<ruby><rb>震</rb><rp></rp><rt>ふる</rt><rp></rp></ruby>え䞊がっおいるのに気付くや吊や、 *<u><sibi> aliisque</u> [[wikt:en:diffisus|diffisus]] **<u>自らや他の者たち</u>に倱望しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、写本では aliisque だが、<sibi> aliisque あるいは aliis [[wikt:en:quoque|<quo>que]] などの修正提案がある。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:diffido#Latin|diffÄ«dere]] 「疑念を抱く」「望みを倱う」  完了受動分詞 [[wikt:en:diffisus|diffÄ«sus]]</span> *acie [[wikt:en:excessit|excessit]] **<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>から離脱しお、 *[[wikt:en:protinus|protinus]]que <u>se</u> in castra equo <u>[[wikt:en:contulit|contulit]]</u>, **すぐさた、銬で陣営に<u>向かった</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:confero|cōnferre]] 「運ぶ」「向ける」  se cōnferre 「身を運ぶ」「行く」</span> [[画像:Castra1.png|thumb|right|300px|ロヌマ軍の<ruby><rb>[[w:カストラ|陣営]]</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>の抂略図再掲。<br> (1) Principia本営<br/>(2) Via Praetoria正門道<br/>(3) Via Principalis䞻道<br/>(4) Porta Principalis Dextra右の脇門<br/><span style="background-color:#ffff99;">(5) Porta Praetoria正門</span><br/>(6) Porta Principalis Sinistra巊の脇門<br/>(7) Porta Decumana裏門]] <br>   '''ポンペむりスが、陣営の防衛を指瀺する''' *et iis centurionibus, quos in statione ad <span style="background-color:#ffff99;">praetoriam portam</span> posuerat, **そしお、陣営の<span style="background-color:#ffff99;">正門</span>のそばで歩哚ずしお配眮しおいた<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>たちに、 *clare, ut milites [[wikt:en:exaudirent|exaudirent]], **兵士たちが聞き取れるように はっきりず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1clārē 副詞「はっきりず」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:exaudio|exaudÄ«re]] 「聞き取る」</span> *<span style="background-color:#e0ffff;">"[[wikt:en:tuemini|tuemini]]"</span> inquit <span style="background-color:#e0ffff;">"castra et [[wikt:en:defendite#Latin|defendite]] [[wikt:en:diligenter#Latin|diligenter]], siquid [[wikt:en:durius|durius]] acciderit.</span> **蚀った<span style="background-color:#e0ffff;">「陣営を防衛せよ。もし䜕らかのこずが苛烈に生じたずしおも、泚意深く防戊せよ。」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tueor|tuērÄ«]] 「守る」  人称耇数珟圚胜動<u>呜什法</u> [[wikt:en:tuemini|tuēminÄ«]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:defendo#Latin|dēfendere]] 「守る、保護する」  人称耇数珟圚胜動<u>呜什法</u> [[wikt:en:defendite#Latin|dēfendite]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3siquid  si [[wikt:en:aliquid#Pronoun|aliquid]] 「もし、䜕らかのこずが」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚4[[wikt:en:dure#Latin|dÅ«rē]] 副詞「厳しく、苛酷に」  比范玚 [[wikt:en:durius|dÅ«rius]] </span> *<span style="background-color:#e0ffff;">Ego reliquas portas [[wikt:en:circumeo|circumeo]] et castrorum praesidia confirmo."</span> **<span style="background-color:#e0ffff;">「私は、ほかの諞門を巡回しお、陣営の守備隊を勇気づける。」</span> <br> *⑥項 Haec cum dixisset, **ポンペむりスはこれらを蚀い攟っお、 *<u>se</u> in [[wikt:en:praetorium#Latin|praetorium]] <u>[[wikt:en:contulit|contulit]]</u> **<ruby><rb>軍指揮官の倩幕</rb><rp></rp><rt>プラ゚トリりム</rt><rp></rp></ruby>に<u>行った</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:confero|cōnferre]] 「運ぶ」「向ける」  se cōnferre 「身を運ぶ」「行く」</span> *summae rei [[wikt:en:diffidens|diffidens]] **重倧な事態に、望みを倱っおはいたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:diffido#Latin|diffÄ«dere]] 「望みを倱う」  珟圚分詞 [[wikt:en:diffidens|diffÄ«dens]]</span> *et tamen [[wikt:en:eventum|eventum]] [[wikt:en:expectans|expectans]]. **それでも、銖尟を埅ち望んでいたのである。 ==カ゚サル勢による远撃ずポンペむりス勢の投降== ===95節=== '''カ゚サル勢がポンペむりスの陣営を攻略し、ポンペむりス勢が山䞭に逃避する''' *①項 Caesar, Pompeianis <u>ex fuga</u> intra vallum <u>[[wikt:en:conpulsis|conpulsis]]</u>, **カ゚サルは、ポンペむりス勢が<u>逃亡の結果ずしお</u><ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>の内偎に<u>駆り立おられるず</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1ex  「のため、の結果ずしお」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:conpello#Verb_2|conpellere]]  [[wikt:en:compello#Etymology_1|compellere]] 「駆り立おる」  完了受動分詞 [[wikt:en:conpulsus|conpulsus]]</span> *[[wikt:en:nullum|nullum]] spatium [[wikt:en:perterritis|perterritis]] [[wikt:en:dari#Latin|dari]] [[wikt:en:oportere|oportere]] [[wikt:en:existimans|existimans]] **<ruby><rb>怖気</rb><rp></rp><rt>おじけ</rt><rp></rp></ruby>づいおいる者たち <small>ポンペむりス勢</small> に察しお、どのような<ruby><rb>時間的猶予</rb><rp></rp><rt>スパティりム</rt><rp></rp></ruby>も䞎えられるべきではない、ず刀断しお、 *milites [[wikt:en:cohortatus|cohortatus]] est, ut beneficio fortunae [[wikt:en:uterentur|uterentur]] castraque [[wikt:en:oppugnarent|oppugnarent]]. **<ruby><rb>[[w:フォルトゥヌナ|運呜の女神]]</rb><rp></rp><rt>フォルトゥナ</rt><rp></rp></ruby>の恩恵を圹立おおポンペむりスの陣営を攻囲すべし、ず兵士たちに<ruby><rb>発砎</rb><rp></rp><rt>はっぱ</rt><rp></rp></ruby>をかけた。 <br> *②項 Qui, <u>etsi</u> magno [[wikt:en:aestus|aestu]] [[wikt:en:fatigati|fatigati]] **圌ら <small>兵士たち</small> は、はなはだしい<ruby><rb>(倏季の)暑さ</rb><rp></rp><rt>ア゚ストゥス</rt><rp></rp></ruby>により、消耗しおいた<u>ずはいえ</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:fatigo#Latin|fatÄ«gāre]] 「疲れさせる、消耗させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:fatigatus|fatÄ«gātus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:etsi#Latin|etsÄ«]] , [[wikt:en:tamen#Latin|tamen]]  「であっおも、それでも」</span> *── nam ad [[wikt:en:meridiem|meridiem]] res erat [[wikt:en:perducta|perducta]] ──, **── なぜなら、<ruby><rb>亀戊</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>は、<ruby><rb>真昌</rb><rp></rp><rt>メリディ゚ス</rt><rp></rp></ruby>の頃たで長匕いおいたのだ ──、 *<u>tamen</u> ad omnem laborem animo [[wikt:en:parati#Latin|parati]] imperio [[wikt:en:paruerunt|paruerunt]]. **<u>それでも</u>、あらゆる劎苊に 心構えをしおおり、指什に服埓したのだ。 <div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚このパルサルスの戊いが行われたのは、[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』などによれば、<br>    圓時のロヌマの暊で8月9日であった。倩文孊者[[w:ナルバン・ルノェリ゚|ルノェリ゚]]の説によれば、[[w:ナリりス暊|ナリりス暊]]BC48幎6月29日ず算出されおいる。<br>    これは、珟圚の[[w:グレゎリオ暊|グレゎリオ暊]]に換算すれば 6月27日であり、最も日照時間が長い[[w:倏至|倏至]]の数日埌であった。</span></div> <br>   '''陣営を守るポンペむりス勢の者たち''' *③項 Castra a cohortibus, quae ibi praesidio erant relictae, **陣営は、そこに<ruby><rb>守備隊</rb><rp></rp><rt>プラ゚シディりム</rt><rp></rp></ruby>ずしお残しお眮かれた諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>によっお、 *<u>industrie</u> [[wikt:en:defendebantur|defendebantur]], **<u>熱心に</u>防埡されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚の industriē は叀い写本にある蚘述だが、<br>より埌の写本では industriōsē ずなっおいる。意味は同じく「熱心に」。</span> *multo etiam <u>acrius</u> a [[w:la:Thracia|Thracibus]] barbarisque [[wikt:en:auxiliis|auxiliis]]. **さらに、ロヌマ人の軍団兵に比べお[[w:トラキア|トラキア人]]たちや蛮族たちの<ruby><rb>[[w:アりクシリア|支揎郚隊]]</rb><rp></rp><rt>アりクシリア</rt><rp></rp></ruby>によっお、はるかに<u>より粟力的に</u>防埡されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:acriter|ācriter]] 副詞 「激しく、粟力的に」  比范玚 ācrius</span> <br> *④項 Nam **逃げ蟌んで来た軍団兵がトラキア人らほど防戊に粟力的でなかったのはなぜなら、 *qui acie [[wikt:en:refugerant|refugerant]] milites, **<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>から逃げ蟌んで来おいた兵士たちは、 *et animo [[wikt:en:perterriti|perterriti]] **心から<ruby><rb>怯</rb><rp></rp><rt>おじ</rt><rp></rp></ruby>けおいたし、 *et [[wikt:en:lassitudine|lassitudine]] [[wikt:en:confecti|confecti]], **<ruby><rb>疲 劎</rb><rp></rp><rt>ラッシトゥド</rt><rp></rp></ruby>により消耗しおおり、 *missis [[wikt:en:plerique|plerique]] armis signisque militaribus, **倧半の者たちが、歊噚も軍旗も投げ出しお、 *<u>magis</u> de reliqua fuga <u>quam</u> de castrorum defensione cogitabant. **陣営の防埡に぀いお<u>よりも、むしろ</u>今埌の逃亡に぀いお、思いめぐらしおいたのだ。 <br>   '''ポンペむりス勢が、陣営を攟眮しお、山䞭に逃げ蟌む''' *⑀項 Neque vero diutius, qui in vallo [[wikt:en:constiterant|constiterant]], multitudinem telorum sustinere potuerunt, **さらに、<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>の䞭にずどたっおいた者たちは、倚数の飛び道具に より長くは持ちこたえるこずができず、 *sed [[wikt:en:confecti|confecti]] vulneribus locum [[wikt:en:reliquerunt|reliquerunt]], **負傷により消耗しお、その堎を攟眮しお、 *protinusque omnes [[wikt:en:ducibus|ducibus]] <u>[[wikt:en:usi#Latin|usi]]</u> [[w:la:Centurio|centurionibus]] [[w:la:Tribunus militum|tribunisque militum]] **ただちに、䞀同が<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>たちや<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|軍団次官]]</rb><rp></rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp></rp></ruby>たちを<ruby><rb>統率者</rb><rp></rp><rt>ドゥクス</rt><rp></rp></ruby>ずしお<u>芋い出しお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:dux#Latin|dux]] 「統率者、先導者」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:utor|Å«tÄ«]] 「をず芋い出す」</span> *in altissimos montis, qui ad castra [[wikt:en:pertinebant|pertinebant]], [[wikt:en:confugerunt|confugerunt]]. **陣営の蟺りに広がっおいた山の最高峰に逃げ蟌んだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:confugio|cōnfugere]] 「逃げ蟌む、避難する」</span> ===96節=== '''カ゚サル勢がポンペむりスの陣営に螏み蟌む䞀方で、ポンペむりスは幕僚らずずもに船で逃れる''' <br>   '''ポンペむりスの陣営のぜいたくさ''' *①項 In castris Pompei <u>videre [[wikt:en:licuit#Etymology_1|licuit]]</u> **ポンペむりスの陣営においお、以䞋のようなものを<u>芋るこずができた</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:licet#Latin|licet]] 䞍定法をずもなう非人称動詞ずしお 「できる」  <u>完了</u>胜動盎説法 [[wikt:en:licuit#Etymology_1|licuit]]<br>   ⇒ [[wikt:en:videre#Latin|vidēre]] licuit  「を芋るこずができた」''<small>(fr:on [[wikt:ja:avoir|aurait]] [[wikt:en:pouvoir|pu]] [[wikt:en:voir|voir]] )</small>'' [http://www.lexilogos.com/latin/gaffiot.php?q=licet]</span> *<u>trichilas</u> [[wikt:en:structas|structas]], **<ruby><rb>園亭</rb><rp></rp><rt>トリキラ</rt><rp></rp></ruby>が建おられおいるのを、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:fr:trichila|trichila]] 「怍物でおおわれたアヌケヌド、園亭あずたや」<br>   <small>''(fr:[[wikt:fr:berceau|berceau]] de [[wikt:fr:verdure|verdure]]; [[wikt:fr:tonnelle|tonnelle]] = berceau de [[wikt:fr:treillage|treillage]] [[wikt:fr:couvrir|couvert]] de verdure.)''</small>  参考 [http://www.mediterranees.net/civilisation/Rich/Articles/Jardins/Trichila.html]。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:struo|struere]] 「建おる」  完了受動分詞 [[wikt:en:structus|structus]]</span> [[画像:Augusta Raurica, Switzerland (9226673778).jpg|thumb|right|250px|叀代ロヌマ時代の銀噚。]] *magnum [[wikt:en:argenti#Latin|argenti]] pondus [[wikt:en:expositum|expositum]], **倚数の<ruby><rb>銀 噚</rb><rp></rp><rt>アルゲントゥム</rt><rp></rp></ruby>が䞊べられおいるのを、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:argentum#Latin|argentum]] 「銀」あるいは「銀補のもの」銀噚や銀貚など。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:pondus#Latin|pondus]] 「重さ」あるいは「数量」<small>''(en:quantity, number)''</small></span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:expono|expōnere]] 「䞊べる」  完了受動分詞 [[wikt:en:expositus|expositus]]</span> *[[wikt:en:recentibus|recentibus]] [[wikt:en:caespitibus|caespitibus]] tabernacula [[wikt:en:constrata|constrata]], **<ruby><rb>倩 幕</rb><rp></rp><rt>タベルナクルム</rt><rp></rp></ruby>に真新しい<ruby><rb>芝生</rb><rp></rp><rt>カ゚スペス</rt><rp></rp></ruby>が敷き詰められおいるのを、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:caespes|caespes]] 「芝生」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:consterno#Etymology_1|cōnsternere]] 「敷き詰める」  完了受動分詞 [[wikt:en:constratus|cōnstrātus]]</span> [[画像:Ivy covered house 1 (13909314).jpg|thumb|right|250px|[[w:キヅタ|キヅタ(朚蔊)]][[w:la:Hedera|Hedera]]でおおわれた家。]] *Luci etiam [[w:la:Lucius Cornelius Lentulus Crus|Lentuli]] et nonnullorum tabernacula [[wikt:en:protecta|protecta]] [[w:la:Hedera|hedera]], **さらには、ルキりス・レントゥルスや少なからぬ者たちの倩幕が<ruby><rb>[[w:キヅタ|朚蔊]]</rb><rp></rp><rt>キヅタ</rt><rp></rp></ruby>でおおわれおいるのを、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<small>[[w:ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス|ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス]] [[w:la:Lucius Cornelius Lentulus Crus|Lucius Cornelius Lentulus Crus]]</small> は、<br>前幎BC49幎の執政官で、[[内乱蚘 第3å·» (侊)#4節|4節]]①項では アシア属州から2個軍団を城募させたこずが述べられた。</span> *multaque [[wikt:en:praeterea|praeterea]], quae [[wikt:en:nimiam|nimiam]] [[wikt:en:luxuriam|luxuriam]] et victoriae fiduciam [[wikt:en:designarent|designarent]], **さらに加えお、節床に欠ける<ruby><rb>ぜいたく</rb><rp></rp><rt>ルクスリア</rt><rp></rp></ruby>や勝利ぞの<ruby><rb>自信</rb><rp></rp><rt>フィドゥキア</rt><rp></rp></ruby>を瀺す倚くのものを芋るこずができた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:nimius|nimius, -a, -um]] 「過床の、節床を欠いた」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:luxuria|luxuria]] 「怍物が生い茂るこず」あるいは「ぜいたく」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:designo#Latin|dēsignāre]] 「瀺す」</span> *ut facile existimari posset nihil eos de eventu eius diei [[wikt:en:timuisse|timuisse]], **その結果、圌らがその日の<ruby><rb>銖 尟</rb><rp></rp><rt>゚りェントゥム</rt><rp></rp></ruby>に぀いお䜕ら心配しおいないこずが、たやすく刀断され埗たのだ。 *qui non necessarias [[wikt:en:conquirerent|conquirerent]] [[wikt:en:voluptates|voluptates]]. **連䞭は、必芁のない<ruby><rb>悊楜</rb><rp></rp><rt>りォルプタス</rt><rp></rp></ruby>を远求しおいたのだから。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:conquiro|conquÄ«rere]] 「探し求める、远求する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:voluptas|voluptās]] 「悊び、快楜」</span> <br>   '''ぜいたくなポンペむりス勢に比べお、カ゚サル勢は窮乏しおいた''' *②項 At hi [[wikt:en:miserrimo#Latin|miserrimo]] ac [[wikt:en:patientissimo|patientissimo]] exercitui Caesaris [[[[wikt:en:luxuriam|luxuriam]] [[wikt:en:obiciebant|obiciebant]], **それに察しお、圌らは、カ゚サルの この䞊なく悲惚で忍耐匷い軍隊に察しお、ぜいたくさを責めおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:miser#Latin|miser]] 「みじめな、悲惚な」  最䞊玚 [[wikt:en:miserrimus|miserrimus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:patior|patÄ«]] 「耐える」  珟圚分詞 [[wikt:en:patiens|patiens]] 「忍耐匷い」  最䞊玚 [[wikt:en:patientissimus|patientissimus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:obicio|ōbicere]] 「責める、非難する」</span> *cui semper omnia ad [[wikt:en:necessarium#Latin|necessarium]] [[wikt:en:usum|usum]] [[wikt:en:defuissent|defuissent]]. **垞に、必需品のすべおを欠けおいた者たちカ゚サル勢に察しお。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:desum|deesse]] 「欠けおいる」  完了圢 [[wikt:en:defuisse|dēfuisse]]</span> [[画像:Castra1.png|thumb|right|300px|ロヌマ軍の<ruby><rb>[[w:カストラ|陣営]]</rb><rp></rp><rt>カストラ</rt><rp></rp></ruby>の抂略図再掲。<br> (1) Principia本営<br/>(2) Via Praetoria正門道<br/>(3) Via Principalis䞻道<br/>(4) Porta Principalis Dextra右の脇門<br/>(5) Porta Praetoria正門<br/>(6) Porta Principalis Sinistra巊の脇門<br/><span style="background-color:#ffff99;">(7) Porta Decumana裏門</span>]] <br>   '''ポンペむりスが、ラリサぞ逃走する''' *③項 [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]], iam cum intra vallum nostri [[wikt:en:versarentur|versarentur]], **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、我が方 <small>カ゚サル勢</small> が<ruby><rb>防柵</rb><rp></rp><rt>りァッルム</rt><rp></rp></ruby>の内偎を歩き回っおいたずきには、すでに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:versor#Latin|versārÄ«]] 「動き回る」</span> *equum [[wikt:en:nactus|nactus]], **銬を手に入れお、 *[[wikt:en:detractis|detractis]] [[wikt:en:insignibus|insignibus]] [[wikt:en:imperatoriis|imperatoriis]], **<ruby><rb>将 軍</rb><rp></rp><rt>むンペラトル</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>蚘章</rb><rp></rp><rt>むンシグネ</rt><rp></rp></ruby>を取り倖し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:detraho|dētrahere]] 「匕き離す、取り去る」  完了受動分詞 [[wikt:en:detractus|dētractus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:insigne#Latin|Ä«nsigne]] 「蚘章」</span> *<span style="background-color:#ffff99;">decumana porta</span> se ex castris [[wikt:en:eiecit|eiecit]] **<span style="background-color:#ffff99;">裏門</span>にお陣営から飛び出しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:eicio|ēicere]] 「投げ出す、远い出す」  sē ēicere 「飛び出す」</span> *protinusque equo [[wikt:en:citato#Participle|citato]] [[w:la:Larissa|Larisam]] [[wikt:en:contendit|contendit]]. **ただちに、銬を駆り立おお[[w:ラリサ|ラリサ]]ぞ急いだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:cito#Etymology_2|citāre]] 「動かす、駆り立おる」  完了受動分詞 [[wikt:en:citatus|citātus]]</span> <br>   '''ポンペむりスが同䌎者たちずずもに海蟺に着き、船出する''' *④項 Neque ibi [[wikt:en:constitit|constitit]], **ポンペむりスはそこに、ずどたるこずはなかった *sed eadem celeritate, **けれども、同じ逃亡の速さで、 *paucos suos ex fuga <u>[[wikt:en:nactus|nactus]]</u>, **逃亡䞭に、味方のわずかな者たちず<u>出くわしお</u>、 *nocturno itinere non intermisso **倜間の行皋も䞭断せずに、 *[[wikt:en:comitatu|comitatu]] equitum XXX **30階の階兵に付き埓われお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:comito|comitāre]] 「随行する、付き埓う」  完了受動分詞 [[wikt:en:comitatus#Latin|comitātus]]</span> *ad mare [[wikt:en:pervenit|pervenit]] **海蟺に到達した。 *navemque frumentariam [[wikt:en:conscendit|conscendit]], **そしお、穀物船に乗船した。 <br>   '''ポンペむりスが、真っ先に敗走した階兵隊らに぀いお嘆く''' *saepe, ut [[wikt:en:dicebatur|dicebatur]], <u>[[wikt:en:querens|querens]]</u> **以䞋のようにたびたび<u>䞍平をこがしおいる</u>、ず蚀われおいたものだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:queror#Latin|querÄ«]] 「䞍平を蚀う、嘆く」  珟圚分詞 [[wikt:en:querens|querēns]]</span> *<u>tantum</u> se opinionem [[wikt:en:fefellisse|fefellisse]], **<u>これほどにも</u>勝利の<ruby><rb>予想</rb><rp></rp><rt>オピニオ</rt><rp></rp></ruby>が自分<small>ポンペむりス</small>を裏切っお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1tantum , ut  「ほど」「これほどので、だ」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:fallo#Latin|fallere]] 「期埅を裏切る、倱望させる」  <u>完了</u>胜動䞍定法 [[wikt:en:fefellisse|fefellisse]]<br>  この郚分は、[[#86節|86節]]⑀項にお、ポンペむりスの蚀葉ずしお語られた<br>    ne <u>suam</u> neu reliquorum <u>opinionem fallerent</u><br>    <u>自分 ポンペむりス</u> やほかの者たちの<u>勝利の予想を裏切らないように</u><br>  ずいう蚀葉にカ゚サルが察応させたのだず思われる。</span> *<u>ut</u> a quo genere hominum victoriam [[wikt:en:sperasset|sperasset]], **あの類いの<ruby><rb>茩</rb><rp></rp><rt>やから</rt><rp></rp></ruby>に<ruby><rb>勝利</rb><rp></rp><rt>りィクトリア</rt><rp></rp></ruby>を期埅しおいたが、 *ab eo initio fugae facto paene [[wikt:en:proditus|proditus]] videretur. **奎らによっお、<ruby><rb>敗走</rb><rp></rp><rt>フガ</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>契機</rb><rp></rp><rt>むニティりム</rt><rp></rp></ruby>を぀くられるこずにより、ほずんど寝返りを打たれたず思われた<u>ほどだ</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:prodo|prōdere]] 「芋捚おる、裏切る」  完了受動分詞 [[wikt:en:proditus|prōditus]]</span> <br> <div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルの蚘述では、ポンペむりスは陣営から銬で逃走しお海岞に着き、穀物船に乗ったずする。<br>    これに察しお、垝政期のギリシア人史家[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の73 では、次のように䌝えおいる。<br>      ポンペむりスは、陣営を離れおほどなく銬を捚お、わずかな随行者たちず埒歩で進んだ。<br>      ラリサを過ぎおテンペヌの枓谷を䞋っお海岞に出た。その晩は、持垫の小屋で䌑息し、早朝に河船に乗り蟌んだ。<br>      海岞を小舟で進むうち、顔芋知りのペティキりスずいうロヌマ人の荷物船の出垆に出くわしたので、乗せおもらっお沖に出た。<br>      ①項で前述の前執政官[[w:ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス|レントゥルス・クルス]]、右翌を指揮したずいわれる [[#83節|83節]]で既述のプブリりス・レントゥルス・スピンテル、<br>      [[内乱蚘 第3å·» (侊)#36節|36節]]ず[[内乱蚘 第3å·» (侊)#57節|57節]]で既述のファりォニりス ''[[w:en:Marcus Favonius|M. Favonius]]'' 、および[[内乱蚘 第3å·» (侊)#4節|4節]]で既述の[[w:ガラティア|ガラティア]]王デむオタルス ''[[w:en:Deiotarus|Deiotarus]]'' らが随行したずいう。<br>    村川堅倪郎 線『プルタルコス英雄䌝 䞋』(ちくた孊芞文庫) などを参照。</span></div> ===97節=== '''カ゚サル勢が、マむル北の山䞭に立おこもったポンペむりス勢を包囲し、氎を絶っお、投降に远い蟌む''' *①項 Caesar castris [[wikt:en:potitus|potitus]] **カ゚サルはポンペむりスの陣営を手䞭にしお、 *a militibus [[wikt:en:contendit|contendit]], **兵士たちに以䞋のように芁求した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:contendo#Latin|contendere]] 「芁求する、懇願する」</span> *ne in [[wikt:en:praeda|praeda]] [[wikt:en:occupati#Latin|occupati]] reliqui [[wikt:en:negotii|negotii]] [[wikt:en:gerendi|gerendi]] [[wikt:en:facultatem|facultatem]] [[wikt:en:dimitterent|dimitterent]]. **<ruby><rb>戊利品</rb><rp></rp><rt>プラ゚ダ</rt><rp></rp></ruby>に倢䞭になっお、ほかの<ruby><rb>務め</rb><rp></rp><rt>ネゎティりム</rt><rp></rp></ruby>をやり遂げる機䌚をのがさぬように、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:occupo#Latin|occupāre]] 「占める」「倢䞭にさせる」  完了受動分詞 [[wikt:en:occupatus|occupātus]] 「倢䞭にされた」</span> <br> *②項 Qua re [[wikt:en:impetrata#Latin|impetrata]] **その事が達成されるず、 *montem [[wikt:en:opere#Latin|opere]] [[wikt:en:circummunire|circummunire]] [[wikt:en:instituit|instituit]]. **山を<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>で取り囲むこずに取りかかった。 <br>   '''ポンペむりス勢が、飲み氎を求めお別の山を目指す''' *Pompeiani, quod is mons erat sine aqua, **ポンペむりス勢は、その山は氎を欠いおいたので、 *[[wikt:en:diffisi|diffisi]] ei loco **その地に倱望しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:diffido#Latin|diffÄ«dere]] 「望みを倱う」  完了受動分詞 [[wikt:en:diffisus|diffÄ«sus]]</span> *[[wikt:en:relicto|relicto]] monte, **山を埌にしお、 *universi iugis eius **総勢が、その尟根を通っお *[[w:la:Larissa|Larisam]] versus <se> recipere [[wikt:en:coeperunt|coeperunt]]. **[[w:ラリサ|ラリサ]]に向けお、匕き䞊げ始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<se> は写本にはないが、挿入提案されおいる。</span> <br>   '''カ゚サル勢が、ポンペむりス勢を先回りしお迎え撃ずうずする''' *③項 Qua re animadversa, **その事に気づくず、 *Caesar copias suas [[wikt:en:divisit|divisit]] **カ゚サルは、配䞋の軍勢を分割しお、 *partemque legionum in castris [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompei]] remanere iussit, **諞<ruby><rb>軍団</rb><rp></rp><rt>レギオ</rt><rp></rp></ruby>の䞀郚に、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の陣営に残留するこずを呜じ、 *partem in sua castra [[wikt:en:remisit|remisit]], **別の䞀郚に、自分カ゚サルの陣営に送り返しお、 *IIII secum legiones duxit **4個軍団を自分ずずもに統率し、 *<u>[[wikt:en:commodiore|commodiore]]</u>que itinere Pompeianis [[wikt:en:occurrere|occurrere]] [[wikt:en:coepit|coepit]] **<u>より有利な</u>道筋から、ポンペむりス勢を 芁撃<ref>[https://kotobank.jp/word/%E8%A6%81%E6%92%83-652889 芁撃(ペりゲキ)ずは - コトバンク]</ref>するこずを始め、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:commodus|commodus]] 「有利な、奜郜合な」  比范玚 [[wikt:en:commodior|commodior]]</span> *et [[wikt:en:progressus|progressus]] milia passuum VI **6ロヌママむル玄9km前進しお、 *aciem [[wikt:en:instruxit|instruxit]]. **<ruby><rb>戊列</rb><rp></rp><rt>アキ゚ス</rt><rp></rp></ruby>を敎えた。 <br>   '''山䞭で立ち埀生するポンペむりス勢を、カ゚サル勢が氎を絶っお包囲しようずする''' *④項 Qua re animadversa, **その事に気づくず、 *Pompeiani in quodam monte [[wikt:en:constiterunt|constiterunt]]. **ポンペむりス勢は、ずある山に立ち止たった。 *Hunc montem flumen <u>[[wikt:en:subluebat|subluebat]]</u>. **川が、この山<u>のふもずを流れおいた</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:subluo|subluere]] 「のふもずを流れる」</span> *Caesar milites cohortatus [est], **カ゚サルは、兵士たちに<ruby><rb>発砎</rb><rp></rp><rt>はっぱ</rt><rp></rp></ruby>をかけお、 *<u>etsi</u> totius diei [[wikt:en:continenti|continenti]] labore erant [[wikt:en:confecti|confecti]] **䞀日䞭 間断なく働いたこずで、疲匊しおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚etsi , tamen  「ずしおも、それでも」</span> *noxque iam [[wikt:en:suberat|suberat]], **すでに倜が差し迫っおいた<u>ずしおも</u>、 *<u>tamen</u> munitione flumen a monte seclusit, **<u>それでも</u><ruby><rb>塁壁</rb><rp></rp><rt>ムニティオ</rt><rp></rp></ruby>により、川を山から隔離しお、 *ne noctu aquari Pompeiani possent. **ポンペむりス勢が、倜䞭に絊氎できないようにした。 <br>   '''ポンペむりス勢が、降䌏に぀いお亀枉しようずする''' *⑀項 Quo perfecto [[wikt:en:opere#Latin|opere]], **その<ruby><rb>堡塁</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>が完成するず、 *illi de deditione missis legatis agere coeperunt. **圌ら <small>ポンペむりス勢</small> は、䜿節たちを遣わしお、降䌏に぀いお協議し始めた。 *Pauci ordinis senatorii, qui se cum iis [[wikt:en:coniunxerant|coniunxerant]], **元老院議員階玚の若干の者たちが、圌ら䜿節たちず合流しおいたが、 *nocte fuga salutem [[wikt:en:petiverunt|petiverunt]]. **倜間に逃亡するこずで、身の安党を求めおいた。 ===98節=== '''カ゚サルが、投降したポンペむりス勢の将兵たちを助呜しお、ラリサに赎く''' *①項 Caesar prima luce **カ゚サルは、明け方に、 *omnes eos, qui in monte [[wikt:en:consederant|consederant]], **山䞭に野営しおいた者たち党員に、 *ex superioribus locis in [[wikt:en:planitiem|planitiem]] [[wikt:en:descendo#Latin|descendere]] **高地から平原に降りお来るこずず、 *atque arma [[wikt:en:proicere|proicere]] iussit. **歊噚を捚おるこず、を呜じた。 <br> *②項 Quod ubi sine [[wikt:en:recusatione|recusatione]] fecerunt **圌らは拒吊するこずなしに、そうするや、 *[[wikt:en:passis#Latin|passis]]que [[wikt:en:palmis#Latin|palmis]] <u>[[wikt:en:proiecti|proiecti]]</u> ad terram **手のひらを広げお、地面に<u>ひざたずいお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:pando#Latin|pandere]] 「広げる、䌞ばす」  完了受動分詞 [[wikt:en:passus#Etymology_1|passus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:palma#Latin|palma]] 「手のひら」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:proicio|prōicere]] 「投げ出す」  完了受動分詞 [[wikt:en:proiectus|prōiectus]] 「投げ出された」</span> *[[wikt:en:flentes|flentes]] ab eo salutem [[wikt:en:petiverunt|petiverunt]], **泣きながら、圌 <small>カ゚サル</small> に救枈を求めた。 *[[wikt:en:consolatus|consolatus]] [[wikt:en:consurgere|consurgere]] iussit **カ゚サルは慰めお、立ち䞊がるこずを呜じ、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:consolor|cōnsōlārÄ«]] 「慰める」  完了受動分詞 [[wikt:en:consolatus|cōnsōlātus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:consurgo|cōnsurgere]] 「立ち䞊がる」</span> *et pauca apud eos de lenitate sua locutus, quo minore essent timore, **投降者たちの恐怖が軜枛されるべく、圌らの面前で、カ゚サル自らの寛倧さに぀いお、いくらか話しお、 *omnes [[wikt:en:conservavit|conservavit]] militibusque suis [[wikt:en:commendavit|commendavit]], **党員を保護しお、カ゚サル配䞋の兵士たちに以䞋のように指瀺しおゆだねた。 *<u>ne qui</u> eorum [[wikt:en:violaretur|violaretur]], **圌らの<u>誰も</u>暎行され<u>ないように</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1nē quÄ«  nē  [[wikt:en:aliqui|aliquÄ«]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:violo#Latin|violāre]] 「暎力を振るう」</span> *<u>neu quid</u> sui [[wikt:en:desiderarent|desiderarent]]. **投降者たちが自分たちの<u>䜕物も</u>倱わ<u>ないように</u>、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚nē quod  nē  [[wikt:en:aliquod|aliquod]]</span> <br> *③項 Hac [[wikt:en:adhibita|adhibita]] diligentia **このような<ruby><rb>泚意深さ</rb><rp></rp><rt>ディリゲンティア</rt><rp></rp></ruby>で凊遇するず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:adhibeo|adhibēre]] 「扱う、凊遇する」  完了受動分詞 [[wikt:en:adhibitus|adhibitus]]</span> *ex castris sibi legiones alias [[wikt:en:occurrere|occurrere]] **ほかの諞軍団に陣営から、自分のずころぞやっお来るこずを呜じ、 *et eas quas secum duxerat, <u>[[wikt:en:invicem|invicem]]</u> [[wikt:en:requiescere|requiescere]] atque in castra reverti iussit **自分ず䞀緒に率いお来た軍団には、<u>亀代しお</u>、陣営に垰還しお䌑息するこずを、呜じた、 *eodemque die [[w:la:Larissa|Larisam]] pervenit. **カ゚サル自身は同日に、[[w:ラリサ|ラリサ]]ぞ到着した。 ===99節=== '''カ゚サル勢の戊果。叀参兵クラスティヌスの戊死。ドミティりス・アヘノバルブスの敗死。''' *①項 In eo proelio **その戊闘においお、 *non amplius [[wikt:en:ducentos|ducentos]] milites [[wikt:en:desideravit|desideravit]], **カ゚サルは兵士たち200名ほどしか倱わなかった *sed centuriones, fortes [[wikt:en:viros#Latin|viros]], circiter XXX <sub>([[wikt:en:trecentos|trecentos]])</sub> [[wikt:en:amisit|amisit]]. **が、<ruby><rb>[[w:ケントゥリオ|癟人隊長]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリオ</rt><rp></rp></ruby>である勇敢な歩兵たち、玄300名を倱った。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:vir#Latin|vir]] 「男」  耇数 [[wikt:en:viri#Etymology_1|virÄ«]] 「男たち」あるいは「兵士歩兵たち」</span> <br>   '''再召集された叀参兵クラスティヌスの掻躍ず最期''' *②項 Interfectus est etiam fortissime pugnans Crastinus, **この䞊なく勇敢に戊っおいたクラスティヌスさえも、戊死した。 *cuius mentionem supra fecimus, **── その者には、前に蚀及したのだが ──、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[#91節|91節]]で述べられおいる。</span> *[[wikt:en:gladio#Latin|gladio]] in [[wikt:en:os#Etymology_1_4|os]] adversum <u>coniecto</u>. **<ruby><rb>[[w:グラディりス (歊噚)|長 剣]]</rb><rp></rp><rt>グラディりス</rt><rp></rp></ruby>を口の䞭に逆さに<u>攟り蟌たれお</u>のこずだった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:os#Etymology_1_4|ōs]] 「口」あるいは「顔」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:conicio|cōnicere]] 「投げ蟌む」  完了受動分詞 [[wikt:en:coniectus#Participle|coniectus]]</span> <br> *③項 Neque id fuit [[wikt:en:falsum#Latin|falsum]], quod ille in pugnam [[wikt:en:proficiscens|proficiscens]] [[wikt:en:dixerat|dixerat]]. **圌 <small>クラスティヌス</small> が戊いに出発するずきに蚀っおいたこずは、<ruby><rb>法螺</rb><rp></rp><rt>ほら</rt><rp></rp></ruby>ではなかった。 *<u>Sic</u> enim Caesar [[wikt:en:existimabat|existimabat]] **確かに、カ゚サルが以䞋のように評䟡しおいた<u>限りにおいおは</u>。 *eo proelio <u>[[wikt:en:excellentissimam|excellentissimam]]</u> virtutem Crastini fuisse **その戊闘でのクラスティヌスの<ruby><rb>歊勇</rb><rp></rp><rt>りィルトゥス</rt><rp></rp></ruby>は、<u>誠にあっぱれなもの</u>であったし、 *[[wikt:en:optime#Etymology_1|optime]]que eum de se [[wikt:en:meritum|meritum]] [[wikt:en:iudicabat|iudicabat]]. **圌 <small>クラスティヌス</small> は、自分 <small>カ゚サル</small> に最も良く貢献した、ずカ゚サルは掞察しおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:bene#Latin|bene]] 「良く」  最䞊玚 [[wikt:en:optime#Etymology_1|optimē]] 「最も良く」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:mereor|merērÄ«]] de  「に貢献する」  完了分詞 [[wikt:en:meritus#Latin|meritus]] de </span> <br>   '''ポンペむりス勢の戊死者数ず、カ゚サル勢が奪取した軍旗の数''' *④項 Ex Pompeiano exercitu circiter milia XV [[wikt:en:cecidisse|cecidisse]] [[wikt:en:videbantur|videbantur]], **ポンペむりスの軍隊のうち、玄15,000名が<ruby><rb>斃</rb><rp></rp><rt>たお</rt><rp></rp></ruby>れた、ず芋られおいた。 **:<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の72 および「カ゚サル」の章46 では、<br> カ゚サル勢に埓軍しおいた ガむりス・アシニりス・ポッリオ ''[[w:en:Gaius Asinius Pollio (consul 40 a.C.n.)|Gaius Asinius Pollio]]'' が曞き残したこずずしお、次のように䌝える。<br>    ロヌマ垂民から成る兵士軍団兵で戊死した者は6000名以䞊ではなく、<br>    そのほか9000名は陣営が占領される際に殺された奎隷であった。<br> なお、アシニりス・ポッリオの著䜜は珟存しおいない。<br> さらに、ドむツのロヌマ史家ゲルツァヌ<ref>マティアス・ゲルツァヌ著、長谷川博隆蚳『ロヌマ政治家䌝Ⅰ カ゚サル』名叀屋倧孊出版䌚p.349の泚(225)を参照。</ref>が泚蚘しおいるように、カ゚サルは[[#93節|93節]]⑊項で 匓兵ず投石兵の党員を殺したず述べおいる。<br> 匓兵や投石兵は、ロヌマ垂民ではなかったので、容赊なく皆殺しにされたであろう。</span></div> *sed in deditionem [[wikt:en:venerunt|venerunt]] amplius milia XXIIII **けれども、24,000名より倚くの者たちが降䌏に至った。 *── [[wikt:en:namque|namque]] etiam cohortes, quae praesidio in [[wikt:en:castellis|castellis]] fuerant, sese Sullae [[wikt:en:dediderunt|dediderunt]] ──, **── なぜなら、<ruby><rb>城砊</rb><rp></rp><rt>カステッルム</rt><rp></rp></ruby>にお守備に就いおいた諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>でさえも、スッラに降䌏しおいたからだが ──、 *multi praeterea in finitimas civitates [[wikt:en:refugerunt|refugerunt]], **さらに加えお、倚くの者たちが、近隣の諞郜垂に逃避した。 *[[wikt:en:signa#Noun_2|signa]]que [[wikt:en:militaria#Latin|militaria]] ex proelio ad Caesarem sunt relata CLXXX et aquilae VIIII. **戊堎からカ゚サルのもずぞ、軍旗180本ず[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/単語集#aquila|鷲の埜章]]9本がもたらされた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:signum#Latin|signum]] [[wikt:en:militare#Adjective_2|mÄ«litāre]] 「軍旗」は、<ruby><rb>[[w:ケントゥリア|歩兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリア</rt><rp></rp></ruby>ごずの旗で、<br>    [[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/単語集#aquila|aquila]] 「鷲の埜章」は、軍団ごずの旗。</span> <br>   '''ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブスの最期''' *⑀項 [[w:la:Lucius Domitius Ahenobarbus (consul 54 a.C.n.)|L. Domitius]] ex castris in montem refugiens, **[[w:ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブス (玀元前54幎の執政官)|ルキりス・ドミティりス]]は、陣営から山䞭に逃避しおいるずきに、 *cum vires eum [[wikt:en:lassitudine|lassitudine]] [[wikt:en:defecissent|defecissent]], **䜓力が疲劎により圌を消耗させおいたので、 *ab equitibus est interfectus. **階兵たちによっお殺害された。 **:<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚'''[[w:ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブス (玀元前54幎の執政官)|ルキりス・ドミティりス・アヘノバルブス]]''' [[w:la:Lucius Domitius Ahenobarbus (consul 54 a.C.n.)|Lucius Domitius Ahenobarbus]] は、<br>    か぀おガリアのアッロブロゲス族が起こしたロヌマに察する反乱を鎮圧しお属州[[w:ガリア・ナルボネンシス|ガリア・トランサルピナ]]を蚭眮したり<br>    [[w:ドミティア街道|ドミティア街道]]を建蚭した「ガリア埁服者」[[w:グナ゚りス・ドミティりス・アヘノバルブス (玀元前122幎の執政官)|グナ゚りス・ドミティりス・アヘノバルブス]] の孫であった。<br>    [[内乱蚘 第1å·»#6節|第1å·»6節]]⑀項で 元老院は、ガリア埁服者の孫であり 反カ゚サルの匷硬掟でもあるドミティりスをガリア総督に任呜した。<br>    内戊が始たるず、ドミティりスは[[w:コルフィヌニオ|コルフィニりム]]に立おこもるが、あっけなくカ゚サルに降䌏した[[内乱蚘 第1å·»#16節|第1å·»16節]]23節。<br>    ドミティりスは逃れおマッシリアを頌り、提䟛された艊隊を率いお海戊を戊うが敗れる[[内乱蚘 第1å·»#56節|第1å·»56節]]58節、[[内乱蚘 第2å·»#3節|第2å·»3節]]7節。<br>    マッシリアが敗色濃厚になるず圌は逐電し、ポンペむりスのもずで巊翌を率いおパルサロスの戊いに臚んだが、䞉床 敗れた。<br>    カ゚サルにずっお軍事的には倧した敵ではなかったずはいえ、カ゚サルを倒しおガリア総督になろうず䜕床も執念を燃やした<br>    ドミティりスに察しお、カ゚サルも攻撃の筆をゆるめなかったのであろう。</span></div> ==䞡軍の南むタリア呚蟺での小競り合い== ===100節=== '''ブルンディシりム枯をめぐる 元老院掟ラ゚リりス ず カ゚サル掟りァティニりス の攻防''' <br>   '''元老院掟のラ゚リりスの艊隊が、ブルンディシりム枯ぞ来襲する''' *①項 Eodem tempore **同じ時期に、 *D. Laelius cum classe ad [[w:la:Brundisium|Brundisium]] venit **'''デキムス・ラ゚リりス'''は、艊隊ずずもに、[[w:ブリンディゞ|ブルンディシりム]]の蟺りにやっお来お、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#5節|5節]]③項で、デキムス・ラ゚リりス ''[[w:en:Decimus Laelius|Decimus Laelius]]'' は、アシアの船団を統率しおいた、ず述べられおいる。</span> *eademque ratione, qua factum a Libone antea demonstravimus, **リボによっおなされたず前述したのず同じやり方で、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#23節|23節]]を参照。リボは枯の向かいの島を占領した。</span> *insulam [[wikt:en:obiectam|obiectam]] [[wikt:en:portui#Latin|portui]] Brundisino [[wikt:en:tenuit|tenuit]]. **ブルンディシりムの枯に面しおいる島を占拠した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:obicio|ōbicere]] [䞎栌] 「受動でに向かい合う、に面する」  完了受動分詞 [[wikt:en:obiectus|obiectus]]</span> <br>   '''枯を防衛するカ゚サル掟のりァティニりスが、ラ゚リりスの五段櫂船などを枯の氎路でからめ取る''' *②項 Similiter Vatinius, qui Brundisio [[wikt:en:praeerat|praeerat]], **同じように、ブルンディシりムを統率しおいた'''りァティニりス'''は、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚プブリりス・りァティニりス [[w:la:Publius Vatinius|Publius Vatinius]] はカ゚サルの副官で、<br>    [[内乱蚘 第3å·» (侊)#19節|19節]]ではデュッラキりムに近いアプスス川岞でポンペむりス勢ずの和平亀枉に圓たっおいたが、<br>    ポンペむりス艊隊の譊戒が厳しい䞭で、どうやっおむタリアに枡航できたのか、カ゚サルは蚘しおいない。</span> *[[wikt:en:tectis|tectis]] [[wikt:en:instructis|instructis]]que [[wikt:en:scaphis|scaphis]] **<ruby><rb>小圢船</rb><rp></rp><rt>スカファ</rt><rp></rp></ruby>を甲板でおおい、か぀装備しお、 *[[wikt:en:elicuit|elicuit]] naves Laelianas **ラ゚リりスの船団を誘い出しお、 *atque ex his longius [[wikt:en:productam|productam]] unam <u>quinqueremem</u> et minores duas **これらの船団のうちから、より遠くぞ誘い出された<ruby><rb><u>[[w:五段櫂船|五段櫂船]]</u></rb><rp></rp><rt>クィンクェレミス</rt><rp></rp></ruby>1隻ずより小圢の2隻を **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:fr:quinqueremis|fr:quinqueremis]] 五段櫂船</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:produco#Latin|prōdÅ«cere]] 「連れお行く、連れ出す」「さらに進たせる、誘う」  完了受動分詞 [[wikt:en:productus|prōductus]]</span> *in angustiis portus [[wikt:en:cepit|cepit]] **枯の隘路においお ずりこにした。 *itemque per equites [[wikt:en:dispositos|dispositos]] **さらに、配眮された階兵たちによっお、 *aqua prohibere classiarios [[wikt:en:instituit|instituit]]. **船員たちに察しお、氎の補絊を劚げるこずにずりかかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚classiāriī属栌 classiārōrum 「船員」たたは「氎兵」</span> <br>   '''ラ゚リりスが、むッリュリア偎から氎を運んで補絊し、デュッラキりム呚蟺にずどたろうずする''' *③項 Sed Laelius **しかし、ラ゚リりスは、 *tempore anni [[wikt:en:commodiore|commodiore]] [[wikt:en:usus#Latin|usus]] ad [[wikt:en:navigandum|navigandum]] **航海するために より有利な時季を圹立おお、 *onerariis navibus [[w:la:Corcyra|Corcyra]] [[w:la:Dyrrhachium|Dyrrachio]]que aquam suis [[wikt:en:subportabat|subportabat]] **貚物船団により、[[w:ケルキラ島|コルキュラ(å³¶)]]や[[w:ドゥラス|デュッラキりム]]から味方に、氎を運び蟌んでいお、 *<u>neque</u> a proposito [[wikt:en:deterrebatur|deterrebatur]] **<ruby><rb>䜜戊目的</rb><rp></rp><rt>プロポシトゥム</rt><rp></rp></ruby>から思いずどたらせられなかったし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚neque  neque  「でもないし、でもない」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:deterreo|dēterrēre]] 「思いずどたらせる」</span> *<u>neque</u> ante proelium in [[w:la:Thessalia|Thessalia]] factum cognitum **[[w:テッサリア|テッサリア]]においおなされた戊闘が知られる以前には、 *aut [[wikt:en:ignominia#Latin|ignominia]] [[wikt:en:amissarum|amissarum]] navium **船団を倱ったずいう<ruby><rb>恥 蟱</rb><rp></rp><rt>むグノミニア</rt><rp></rp></ruby>によっお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:amitto#Latin|āmittere]] 「倱う」「攟棄する」  完了受動分詞 [[wikt:en:amissus|āmissus]]</span> *aut necessariarum rerum inopia **あるいは、必需品の欠乏によっお、 *ex portu insulaque [[wikt:en:expelli|expelli]] potuit. **ブルンディシりムの枯や察岞の島から、远い払われ埗なかった。 ===101節=== [[画像:Map of South Italy for Caesar's Civil War in 48BC (by Latin).png|thumb|right|250px|南郚むタリアずシキリア島の地図。<br>カッシりスが最初に攻めた[[w:メッシヌナ|メッサナ]]は [[w:シチリア|シキリア(å³¶)]]の東の突端にあり、次に攻めた[[w:ノィボ・ノァレンツィア|りィボ]]は[[w:メッシヌナ海峡|メッサナ海峡]]を隔おたむタリアのブルッティりム半島<small>ブルッティむ族居䜏地珟圚の[[w:カラブリア州|カラブリア]]</small>にある。]] [[画像:RésineGemmage.JPG|thumb|right|200px|[[w:束脂|束脂<small>(た぀やに)</small>]]''[[w:en:Resin|pine resin]]'']] [[画像:Corn Stover Tar from Pyrolysis by Microwave Heating.jpg|thumb|right|200px|ピッチ''[[w:en:Pitch (resin)|pitch]]'' は、怍物などから採取される黒く粘性の高い液䜓。]] [[画像:Hennepvezel Cannabis sativa fibre.jpg|thumb|right|200px|麻くず''[[w:en:Tow|tow]]'' ]] '''元老院掟カッシりスの艊隊が、シキリア島ずブルッティりムのカ゚サル掟艊隊を襲撃する''' *①項 Isdem fere temporibus **ほが同じ時期に、 *Cassius cum classe [[wikt:en:syrorum|Syrorum]] et Phoenicum et Cilicum in Siciliam venit, **'''カッシりス'''は、[[w:シリア属州|属州シリア]]ず[[w:フェニキア|フェニキア]]ず[[w:キリキア|キリキア]]の艊隊ずずもに、[[w:シチリア|シキリア]]にやっお着た。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#5節|5節]]③項で、[[w:ガむりス・カッシりス・ロンギヌス|ガむりス・カッシりス・ロンギヌス]] [[w:la:Gaius Cassius Longinus|Gaius Cassius Longinus]] は、<br>シリアの船団を率いおいるず述べられた。</span> *et cum esset Caesaris classis divisa in duas partes, **カ゚サルの艊隊は二぀の方面に分割されおいお、 *[[wikt:en:dimidiae|dimidiae]] parti [[wikt:en:praeesset|praeesset]] P. Sulpicius praetor <u><ad> [[wikt:en:Vibo|Vibonem]] [ad fretum]</u>, **半分は、<u>海峡の近蟺の[[w:ノィボ・ノァレンツィア|りィボ]]の蟺りに</u>で<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>プブリりス・スルピキりスが統率しおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では [[wikt:en:Vibo|Vibonem]] ad fretum 「海峡の近蟺のりィボに」だが、<br>    <ad> [[wikt:en:Vibo|Vibonem]] 「りィボの蟺りに」ず修正提案されおいる。<br>     確かに、りィボは[[w:メッシヌナ海峡|メッサナ海峡]]から少し離れおいるが、<br>    カ゚サルから芋れば近蟺だったかも知れない。</span> *dimidiae M. Pomponius ad [[w:la:Messana|Messanam]], **別の半分は、マルクス・ポンポニりスが[[w:メッシヌナ|メッサナ]]の蟺りで統率しおいた。 *<u>prius</u> Cassius ad Messanam navibus advolavit, <u>quam</u> Pomponius de eius adventu [[wikt:en:cognosceret|cognosceret]], **カッシりスは、ポンポニりスが圌の到来に぀いお知るようになる<u>より前に</u>メッサナぞ船団を襲撃した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚prius , quam  「より前に」</span> <br>   '''カッシりスの艊隊が、メッサナにいたカ゚サル掟ポンポニりスの艊隊を急襲する''' *②項 perturbatumque eum nactus nullis custodiis neque ordinibus certis, **圌 <small>メッサナのポンポニりス</small> が動転しおいお、<ruby><rb>番 兵</rb><rp></rp><rt>クストディア</rt><rp></rp></ruby>もなく、船団の確かな隊列もないずころに遭遇しお、 *magno vento et secundo **匷い順颚によっお、 *conpletas onerarias naves <u>[[wikt:en:taeda|taeda]]</u> et <u>[[wikt:en:pice#Latin|pice]]</u> et <u>[[wikt:en:stuppa|stuppa]]</u> reliquisque rebus, quae sunt ad [[wikt:en:incendia#Latin|incendia]], **<ruby><rb><u>[[w:束脂|束脂]]</u></rb><rp></rp><rt>た぀やに</rt><rp></rp></ruby> ず <ruby><rb><u>[[w:ピッチ (暹脂)|暹脂]]</u></rb><rp></rp><rt>ピッチ</rt><rp></rp></ruby> ず <u>麻くず</u> や ほかの匕火性の物 を貚物船に満茉しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:taeda|taeda]] 「束の朚、<ruby><rb>[[w:たいた぀|束明]]</rb><rp></rp><rt>たいた぀</rt><rp></rp></ruby>」 あるいは 「<ruby><rb>[[w:束脂|束脂]]</rb><rp></rp><rt>た぀やに</rt><rp></rp></ruby>」''[[w:en:Resin|en: pine resin]]'' </span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:pix#Latin|pix]] 「[[w:ピッチ (暹脂)|暹脂 (ピッチ)]]」''[[wikt:en:pitch#Etymology_1|en: pitch]]'' たたは ''[[wikt:en:tar#Etymology_1|en: tar]] </span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:stuppa|stuppa]] 「麻くず」「がろ切れ」 ''[[w:en:Tow|en: tow]]'' </span> *in Pomponianam classem [[wikt:en:immisit|immisit]] **ポンポニりスの艊隊に突進させお、 *atque omnes naves [[wikt:en:incendit|incendit]] XXXV, **35隻の党船団を焌き蚎ちしたが、 *e quibus erant XX <u>[[wikt:en:constratae|constratae]]</u>. **それらのうち、20隻は、<u>甲板が匵られお</u>いた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:consterno#Etymology_1|cōnsternere]] 「屋根を<ruby><rb>葺</rb><rp></rp><rt>ふ</rt><rp></rp></ruby>く」''[[wikt:en:thatch#Etymology_2|en: thatch]]''  完了受動分詞 [[wikt:en:constratus|cōnstrātus]] 「<u>屋根が</u><ruby><rb><u>葺</u></rb><rp></rp><rt>ふ</rt><rp></rp></ruby><u>かれた</u>」</span> <br>   '''かろうじお防戊しおいるメッサナのポンポニりスのもずぞ、カ゚サル勝利の報が届く''' *③項 <u>Tantus</u>que eo facto timor [[wikt:en:incessit|incessit]], **それ襲撃がなされるこずにより、<u>たいぞんな</u>恐怖心が降りかかった<u>ので</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tantus|tantus]] , ut  「ほど、たいぞんな」「たいぞんなので、」</span> *<u>ut</u> cum esset legio praesidio Messanae, [[wikt:en:vix|vix]] oppidum [[wikt:en:defenderetur|defenderetur]], **1個軍団がメッサナにいたのに、やっずのこずで城垂が守られおいた<u>ほどだった</u>。 *et <u>nisi</u> eo ipso tempore quidam nuntii de Caesaris victoria per [[wikt:en:dispositos|dispositos]] [[wikt:en:equites|equites]] essent [[wikt:en:adlati|adlati]], **たさにその時に、各地に分散された階兵たちを通じお カ゚サルの勝利に぀いおの䜕らかの知らせがもたらされ<u>なかったら</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:adfero#Latin|adferre]] ( [[wikt:en:affero#Latin|afferre]]) 「もたらす、運んで来る」  完了受動分詞 [[wikt:en:adlatus|adlātus]] </span> *[[wikt:en:existimabant|existimabant]] plerique [[wikt:en:futurum#Latin|futurum]] [[wikt:en:fuisse#Latin|fuisse]], uti [[wikt:en:amitteretur|amitteretur]]. **メッサナの城垂は倱われおしたったずいうこずになるであろう、ず倧半の者は刀断しおいたのだ。 <br>   '''カッシりスが、ブルッティりム半島珟カラブリアのりィボにいたカ゚サル掟スルピキりスの艊隊ぞ矛先を転じる''' <br>     <span style="color:#009900;">蚳泚この項の郚分は、写本のテキストに䞍満な校蚂者たちによっおさたざたな修正提案が加えられおいる。</span> *④項 Sed <u>opportunissime</u> nuntiis [[wikt:en:adlatis|adlatis]] oppidum fuit [[wikt:en:defensum|defensum]]. **けれども、<u>たこずに奜郜合なずきに</u>、カ゚サル戊勝の知らせがもたらされお、城垂は守られた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:opportune#Adverb|opportÅ«nē]] 「郜合良く、折り良く、時宜にかなっお、奜郜合なずきに」  最䞊玚 opportÅ«nissimē </span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:adfero#Latin|adferre]] ( [[wikt:en:affero#Latin|afferre]]) 「もたらす、運んで来る」  完了受動分詞 [[wikt:en:adlatus|adlātus]] </span> *Cassiusque ad Sulpicianam [[wikt:en:inde#Latin|inde]] classem profectus est Vibonem, **カッシりスは、その堎所から、りィボのスルピキりスの艊隊の方ぞ出発した。 *<u>adplicatis</u>que nostri ad terram navibus [propter eundem timorem,] **同じような恐怖心から我が方は陞地に船団を接岞したので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:adplico|adplicāre]] ( [[wikt:en:applico#Latin|applicāre]]) 「船を接岞させる、䞊陞させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:adplicatus|adplicātus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2 内は、写本にあるが、削陀提案されおいる。</span> *pari atque antea ratione egerunt; **カッシりスは前回ず同じ方法を実斜した。 *Cassius secundum nactus ventum **カッシりスは、順颚を埗お、 *onerarias naves circiter XL <in nostras naves> [[wikt:en:praeparatas|praeparatas]] ad incendium [[wikt:en:immisit|immisit]], **匕火物の準備をした玄40隻の貚物船団を我が方の船団に突進させお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚 内は、写本にはないが、挿入提案されおいる。</span> *et [[wikt:en:flamma#Latin|flamma]] ab utroque cornu [[wikt:en:comprensa|comprensa]] naves sunt [[wikt:en:combustae|combustae]] quinque. **<ruby><rb>火炎</rb><rp></rp><rt>フランマ</rt><rp></rp></ruby>が䞡偎から船団を包んで、5隻が焌き尜くされた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:comprendo#Latin|comprendere]] ( [[wikt:en:comprehendo#Latin|comprehendere]]) 「包む、぀かむ」  完了受動分詞 [[wikt:en:comprensus|comprensus]]</span>  **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:comburo#Latin|combÅ«rere]] 「焌き尜くす」  完了受動分詞 [[wikt:en:combustus|combustus]]</span> [[画像:A ROMAN QUINQUEREME.gif|thumb|right|300px|ロヌマ軍の[[w:五段櫂船|五段櫂船]]quinquerēmisの想像画。]] <br>   '''叀参の傷病兵たちが、カッシりスに䞀矢を報いる''' *⑀項 Cumque [[wikt:en:ignis|ignis]] magnitudine venti latius [[wikt:en:serperet|serperet]], **火が猛烈な颚によっお より広範に広がっおいたずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:late#Latin|lātē]] 「広く」  比范玚 [[wikt:en:latius|lātius]]</span> *milites, qui ex veteribus legionibus erant relicti praesidio navibus ex numero aegrorum, **叀参の諞軍団のうち、傷病者の<ruby><rb>集団</rb><rp></rp><rt>ヌメルス</rt><rp></rp></ruby>から船団の守備隊ずしお残留させられおいた兵士たちが、 *ignominiam non tulerunt, **恥蟱に耐えられず、 *⑥項 sed sua sponte naves [[wikt:en:conscenderunt|conscenderunt]] **しかし自発的に船団に乗り蟌んで、 *et a terra [[wikt:en:solverunt|solverunt]] **陞地から船出しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:navis#Etymology_1|nāvem]] [[wikt:en:solvo#Latin|solvere]] 「船のずもづな[https://kotobank.jp/word/%E7%BA%9C-585040]を解く」「出垆する」</span> *impetuque facto in Cassianam classem **カッシりスの艊隊に突撃し、 *quinqueremes duas, in quarum altera erat Cassius, [[wikt:en:ceperunt|ceperunt]]; **<ruby><rb>[[w:五段櫂船|五段櫂船]]</rb><rp></rp><rt>クィンェレミス</rt><rp></rp></ruby>2隻を ── それらの䞀方にはカッシりスがいたのだが ── を捕らえた。 *sed Cassius [[wikt:en:exceptus|exceptus]] scapha [[wikt:en:refugit|refugit]]; **けれども、カッシりスは小舟に匕き入れられお、逃避した。 *praeterea duae sunt <u>[[wikt:en:deprensae|deprensae]]</u> [[wikt:en:triremes#Latin|triremes]]. **そのうえ、2隻の<ruby><rb>[[w:䞉段櫂船|䞉段櫂船]]</rb><rp></rp><rt>トリレミス</rt><rp></rp></ruby>が<u>捕獲された</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:deprehendo|dēprehendere]] 「捕らえる」  完了受動分詞 [[wikt:en:deprehensus|dēprehensus]] たたは <u>[[wikt:en:deprensus|dēprensus]]</u><br>    䞋線郚は、写本では [[wikt:en:deprehensae|dēprehensae]] たたは <u>[[wikt:en:deprensae|dēprensae]]</u> あるいは [[wikt:en:captae|captae]] 「捕らえられた」ずなっおいるが、<br>    [[wikt:en:depressae|dēpressae]] 「沈められた」ずいう修正提案もある。</span> <br>   '''カ゚サルの勝利を知ったカッシりスの艊隊がむタリアから立ち去る''' *⑊項 Neque multo post de proelio facto in [[w:la:Thessalia|Thessalia]] cognitum est, **少し埌で、[[w:テッサリア|テッサリア]]でなされた戊闘に぀いお、知られるようになったので、 *ut ipsis Pompeianis fides [[wikt:en:fieret|fieret]]; **ポンペむりス勢の圓人たちにずっおも<ruby><rb>確蚌</rb><rp></rp><rt>フィデス</rt><rp></rp></ruby>が生たれおいた。 [[画像:Julius Caesar promo still.jpg|thumb|right|400px|映画「[[w:ゞュリアス・シヌザヌ (1953幎の映画)|ゞュリアス・シヌザヌ]]」''[[w:en:Julius Caesar (1953 film)|Julius Caesar]]''においお、<br>同志の[[w:en:Servilius Casca|カスカ]](å·Š)ず カ゚サル暗殺を謀議する'''[[w:ガむりス・カッシりス・ロンギヌス|カッシりス]]'''(右)。<br>むギリスの名優[[w:ゞョン・ギヌルグッド|ゞョン・ギヌルグッド]]がカッシりスを挔じた。]] *nam ante id tempus **なぜなら、その時点より以前には、 *[[wikt:en:fingi#Latin|fingi]] a legatis amicisque Caesaris [[wikt:en:arbitrabantur|arbitrabantur]]. **カ゚サルの<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>たちや<ruby><rb>盟友</rb><rp></rp><rt>アミクス</rt><rp></rp></ruby>たちによっお<ruby><rb>[[wikt:ja:捏造|捏造]]</rb><rp></rp><rt>ね぀ぞう</rt><rp></rp></ruby>されたこずだず思われおいたのだ。 *Quibus rebus cognitis **それらの事態を知るず、 *ex his locis Cassius cum classe discessit. **カッシりスは、艊隊ずずもに圓地から去った。 <br><div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚『内乱蚘』には、3人のカッシりスが登堎しお玛らわしい。<br> クィントゥス・カッシりス・ロンギヌス ''[[w:en:Quintus Cassius Longinus|Quintus Cassius Longinus]]'' は、[[内乱蚘 第2å·»#21節|第2å·»21節]]で、カ゚サルから属州[[w:ヒスパニア・バ゚ティカ|ヒスパニア・りルテリオル]]の統治を任された。<br> ルキりス・カッシりス・ロンギヌス ''[[w:en:Lucius Cassius Longinus (proconsul)|Lucius Cassius Longinus]]'' は、[[内乱蚘 第3å·» (侊)#34節|34節]]36節で、カ゚サルの副官ずしおテッサリアを垰順させるために掟遣されたが、スキピオの来襲を恐れおギリシア西郚ぞ逃げおいた。<br> '''[[w:ガむりス・カッシりス・ロンギヌス|ガむりス・カッシりス・ロンギヌス]]''' ''[[w:en:Gaius Cassius Longinus|Gaius Cassius Longinus]]''ルキりスの兄、クィントゥスの埓兄匟が有名なのは、カ゚サル暗殺の銖謀者ずしおである。パルサルスの戊いでカ゚サルが勝利したこずが知られるず、カッシりスはカ゚サルに降䌏しおゆるされた。ポンペむりスの幕僚ずしおパルサルスで敗れた[[w:マルクス・ナニりス・ブルトゥス|マルクス・ナニりス・ブルトゥス]] [[w:la:Marcus Iunius Brutus|Marcus Iunius Brutus]] もカ゚サルに投降するが、未亡人である実母[[w:セルりィリア・カ゚ピオニス|セルりィリア]]がカ゚サルの愛人ずなっおいたため圌が敵将ずしお『内乱蚘』に登堎しないのは愛人の子だからか、ゆるされお、カ゚サルの偎近ずなった。<br> カッシりスずブルトゥスはずもにカ゚サルから銖郜ロヌマの<ruby><rb>[[w:プラ゚トル|法務官]]</rb><rp></rp><rt>プラ゚トル</rt><rp></rp></ruby>に任じられるほど厚遇されたが、内戊が終結しおカ゚サルの独裁䜓制が匷たるず、[[w:共和制|共和制]]実質的には[[w:寡頭制|寡頭制]]を信奉するカッシりスは、同僚ブルトゥス<small>カ゚サルに滅がされた叔父[[w:マルクス・ポルキりス・カト・りティケンシス|小カトヌ]]の嚘ポルキアを劻にしおいた</small>倫劻を同志に匕き入れ、BC44幎の3月14日に銖郜ロヌマの元老院の議堎でカ゚サルを刺殺した。<br> カッシりスずブルトゥスはロヌマから逃れたが、マケドニアを拠点に東方属州を制圧し、゚ゞプトなど同盟囜の支揎も埗お8䞇の倧軍勢を集めたが、[[w:マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス]]ずカ゚サルの倧甥[[w:アりグストゥス|オクタりィアヌス]]の同盟軍ずマケドニアの[[w:ピリッポむ|ピリッポむ]]の近くで察戊しお、敗死した[[w:フィリッピの戊い|ピリッピの戊い]]。</span></div> ==ポンペむりスの゚ゞプトぞの逃避行== ===102節=== '''ポンペむりスの船団が、カ゚サルの远及を避けお、レスボス島やキュプロス島ぞ逃げ回る''' *①項 Caesar omnibus rebus relictis **カ゚サルは、すべおの事柄を攟眮しおも、 *[[wikt:en:persequendum|persequendum]] sibi [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] [[wikt:en:existimavit|existimavit]], <u>quascumque</u> in partes se ex fuga [[wikt:en:recepisset|recepisset]], **<small>ポンペむりスが</small><u>どのような</u>地域に敗走のゆえに撀退しおいた<u>ずしおも</u>、自分<small>カ゚サル</small>にずっお[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は远撃されるべきだ、ず刀断した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<small>[[wikt:en:quicumque|quÄ«cumque, quaecumque, quodcumque]]</small> 「どのようなでも」  女性耇数察栌 quāscumque</span> *ne rursus copias [[wikt:en:comparare#Latin|comparare]] alias et bellum [[wikt:en:renovare#Latin|renovare]] posset, **<small>ポンペむりスが</small> 再び、別の軍勢を召集するこず、戊争を再開するこずができないように。 *et <u>quantumcumque itineris</u> equitatu [[wikt:en:efficere|efficere]] poterat, cotidie [[wikt:en:progrediebatur|progrediebatur]] **階兵隊により<u>どれほどの道のりを</u>完遂するこずができた<u>ずしおも</u>、毎日、前進しおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚<small>[[wikt:en:quantuscumque|quantuscumque, quantacumque, quantumcumque]]</small> 関係圢容詞 「どれほどの皋床でも」  䞭性単数察栌 quantumcumque</span> *legionemque unam minoribus itineribus subsequi iussit. **1個軍団に、より短い道のりで远随するこずを呜じた。 [[画像:Amphipolis location.jpg|thumb|right|330px|'''[[w:アンフィポリス|アンピポリス]]'''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ገΌφίπολις</span>[[w:en:Amphipolis|Amphipolis]]、すなわち珟圚のアンフィポリ<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ΑΌφίπολη</span>の䜍眮。]] <br>   '''アンピポリスに、ポンペむりスの名で、兵隊城募の垃告が出される''' *②項 Erat [[wikt:en:edictum|edictum]] Pompei nomine Amphipoli [[wikt:en:propositum|propositum]], **[[w:アンフィポリス|アンピポリス]]では、ポンペむりスの名矩で、<ruby><rb>垃 告</rb><rp></rp><rt>゚ディクトゥム</rt><rp></rp></ruby>が公瀺されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:edictum|ēdictum]] 「垃告、宣蚀、呜什」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:propono#Latin|prōpōnere]] 「公衚する」  完了受動分詞 [[wikt:en:propositus#Latin|prōpositus]]</span> *uti omnes eius provinciae [[wikt:en:iuniores|iuniores]], [[wikt:en:graeci|Graeci]] civesque Romani, [[wikt:en:iurandi|iurandi]] causa [[wikt:en:convenirent|convenirent]]. **その属州の若幎の者たち、ギリシア人もロヌマ垂民も皆、兵士ずしお忠誠を誓玄するために結集すべし、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:iuvenis|iuvenis]] 「若い」  比范玚 [[wikt:en:iunior|iÅ«nior]] 「より若い者」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:graecus|Graecus, GraecÄ«]] 「ギリシア人」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:civis|cÄ«vis]] [[wikt:en:romanus|Rōmānus]] 「ロヌマ垂民」  耇数䞻栌 [[wikt:en:cives#Latin|cÄ«vēs]] [[wikt:en:romani#Latin|RōmānÄ«]]</span> <br> *③項 Sed <span style="background-color:#ccffcc;"><u>utrum</u></span> [[wikt:en:avertendae|avertendae]] [[wikt:en:suspicionis|suspicionis]] causa Pompeius [[wikt:en:proposuisset|proposuisset]], **だが、ポンペむりスが䌁図しおいたのが、カ゚サルの<ruby><rb>掚 枬</rb><rp></rp><rt>ススピキオ</rt><rp></rp></ruby>を<ruby><rb>逾</rb><rp></rp><rt>そ</rt><rp></rp></ruby>らす目的で、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:utrum#Etymology_1|utrum]] , [[wikt:en:an#Latin|an]]  間接遞択疑問文「ずのいずれなのか」</span> *ut <u>quam [[wikt:en:diutissime|diutissime]]</u> [[wikt:en:longioris|longioris]] fugae [[wikt:en:consilium|consilium]] [[wikt:en:occultaret|occultaret]], **ポンペむりスらのより遠方ぞの逃亡の<ruby><rb>蚈画</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>を、<u>できるだけ長く</u>隠すためなのか、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:diu#Latin|diÅ«]] 「長く」  最䞊玚 [[wikt:en:diutissime|diÅ«tissimē]]  quam diÅ«tissimē 「できるだけ長く」</span> *<span style="background-color:#ccffcc;"><u>an</u></span> novis dilectibus, **<u>あるいは</u>、新たな城募により、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dilectus#Etymology_2|dÄ«lēctus]] 「城募」</span> *si nemo [[wikt:en:premeret|premeret]], [[wikt:en:Macedonia (regio)|Macedoniam]] [[wikt:en:tenere#Latin|tenere]] [[wikt:en:conaretur|conaretur]], **もし誰も抌しずどめなければ、[[w:マケドニア|マケドニア]]を保持し続けるこずを䌁おおいたのか、 *[[wikt:en:existimari|existimari]] non poterat. **刀定できかねるものであった。 <br>   '''ポンペむりスが、アンピポリスに投錚するが、カ゚サルの接近を恐れお、レスボス島ぞ逃避する''' [[画像:Locator map of Lesbos island and Mytilene in Greece (Ancient Greek).png|thumb|right|330px|'''[[w:ja:レスボス島|レスボス島]]'''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">Λέσβος</span>&nbsp;&nbsp;[[w:la:Lesbos|Lesbos]]ず䞭心地'''[[w:ja:ミティリヌニ|ミュティレネ]]'''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ΜυτιλήΜη</span>&nbsp;&nbsp;[[w:la:Mytilene|Mytilene ; Mytilenae]]の䜍眮図。<br> <small>女性ぞの愛の詩を倚く残した女性詩人[[w:サッポヌ|サッポヌ]]の出身地であるため、「レスボス島民」を指す英語 ''[[wikt:en:Lesbian|Lesbian]]'' から、女性同性愛者を ''[[wikt:en:lesbian#English|lesbian]]''[[w:レズビアン|レズビアン]] ず呌ぶようになった。島民たちはこのこずをひどく嫌がっおおり、''lesbian'' ずいう呌称を䜿わないように呌びかけおいる。</small>]] *④項 Ipse <u>ad ancoram</u> una nocte [[wikt:en:constitit|constitit]] **ポンペむりス自身は、䞀晩 錚を䞋しお停泊し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ad [[wikt:en:ancora#Latin|ancoram]] 「船の錚を䞋しお」「停泊しお」</span> *et [[wikt:en:vocatis|vocatis]] ad se Amphipoli [[wikt:en:hospitibus|hospitibus]] **アンピポリスの自分のもずぞ、<ruby><rb>客人</rb><rp></rp><rt>ホスペス</rt><rp></rp></ruby>たちを招埅しお、 *et pecunia ad [[wikt:en:necessarios|necessarios]] [[wikt:en:sumptus|sumptus]] [[wikt:en:conrogata|conrogata]] **<ruby><rb>䞍可欠なこず</rb><rp></rp><rt>ネケッサリりス</rt><rp></rp></ruby>に費やされる<ruby><rb>金銭</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>が集められたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conrogo|conrogāre]] ([[wikt:en:corrogo|corrogāre]]) 「金を集める」  完了受動分詞 [[wikt:en:conrogatus|conrogātus]]</span> *cognitoque Caesaris adventu, **ポンペむりスはカ゚サルの到来を察知するず、 *ex eo loco [[wikt:en:discessit|discessit]] **その地から離れお、 *et [[w:la:Mytilene|Mytilenas]] paucis diebus venit. **数日で[[w:ミティリヌニ|ミュティレナ゚]]に到着した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚'''ミュティレナ゚ Mytilenae''' たたは '''[[w:ミティリヌニ|ミュティレネ]] [[w:la:Mytilene|Mytilene]]''' は、珟圚は[[w:ギリシャ|ギリシャ]]の[[w:レスノォス県|レスノォス県]]の䞭心地区[[w:ミティリヌニ|ミティリヌニ]]。</span> :<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルの蚘述では、カ゚サル接近を恐れたポンペむりスが、アンピポリスからミュティレナ゚に逃げたずしおいる。<br>    これに察しお、[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の66ず7475 では、次のように䌝えおいる。<br>     ポンペむりスは、新婚の劻コルネリアスキピオの嚘 ''[[w:en:Cornelia Metella|Cornelia Metella]]''ず次男[[w:セクストゥス・ポンペむりス|セクストゥス]]を、戊堎から離れたこの島に<br>     秘かに送り届けおいた。デュッラキりムの戊いで倫が勝ったず思っおいたコルネリアは、今床の敗戊を知らされるず、<br>     前倫[[w:プブリりス・リキニりス・クラッスス|プブリりス・クラッスス]]がパルティアで戊死した埌に自害しおいれば、「倧」ポンペむりスに灜いをもたらさなかった<br>     のにず嘆いた。そしお、なぐさめ合う倫婊の情愛が描かれる。</span></div> [[画像:Map for Pompey's flight to Egypt (Latin) PNG.png|thumb|right|400px|[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の逃亡路赀線ずカ゚サルの远跡路玫線<br>蚳者が䜜成。<br>ポンペむりスは、パルサルス近くの戊堎から[[w:ラリサ|ラリサ]][[w:la:Larissa|Larissa]]を通過しお海岞に出お、乗船しお[[w:アンフィポリス|アンピポリス]]Amphipolisに停泊し、[[w:レスボス島|レスボス島]]の[[w:ミティリヌニ|ミュティレナ゚]][[w:la:Mytilene|Mytilenae ; Mytilene]]にお劻子ず再䌚し、そこから[[w:パンフィリア|パンピュリア]][[w:la:Pamphylia|Pamphylia]]地方の[[w:アンタルダ|アッタレア]][[w:la:Attalea|Attalea]]に到達。そこから[[w:キリキア|キリキア]][[w:la:Cilicia|Cilicia]]経由で[[w:キプロス島|キュプルス島]][[w:la:Cyprus|Cyprus]]ぞ枡り、゚ゞプト[[w:la:Aegyptus antiqua|Aegyptus]]のペルシりム[[w:en:Pelusium|Pelusium]]ぞ向かう。]] <br>   '''ポンペむりスの船団が、小アゞアのキリキア属州から、キュプルス島ぞ回航する''' *⑀項 [[wikt:en:biduum|Biduum]] tempestate [[wikt:en:retentus|retentus]] **2日間、荒倩により阻たれたが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:retineo|retinēre]] 「匕き止める、制止する」  完了受動分詞 [[wikt:en:retentus|retentus]]</span> *navibusque aliis [[wikt:en:additus|additis]] [[wikt:en:actuariis|actuariis]] in [[wikt:en:Cilicia#Latin|Ciliciam]] **別の快速船団を付け加えお[[w:キリキア|キリキア]]に達し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:actuarius|āctuārius]] 「快速の」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2小アゞアの[[w:キリキア|キリキア]]地方は、圓時はすでにロヌマ人の支配䞋ず<br>なっおおり、[[w:キリキア属州|キリキア属州]]ずなっおいた。</span> *atque inde [[w:la:Cyprus|Cyprum]] pervenit. **そしお、そこから[[w:キプロス島|キュプルス島]]に到達した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:キプロス島|キュプルス島<small>キプロス島</small>]]は、[[w:プトレマむオス朝|プトレマむオス朝]]の領土だったが、<br>ロヌマが䜵合しお[[w:シキリア属州|シキリア属州]]に線入しおいたが、カ゚サルが女王クレオパトラに返還する。埌に、再びロヌマが奪取しお、[[w:キュプルス属州|キュプルス属州]]ずなる。</span> :<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の76 では、<br>    次のように䌝えおいる。<br>     ポンペむりスは、レスボス島で劻子を乗船させるず、<br>     氎や食糧の補絊以倖はどこにも寄枯せず、<br>     [[w:パンフィリア|パンピュリア]][[w:la:Pamphylia|Pamphylia]]地方の[[w:アンタルダ|アッタレア]][[w:la:Attalea|Attalea]]に到達。<br>     そこぞ、[[w:キリキア|キリキア]][[w:la:Cilicia|Cilicia]]から数隻の䞉段櫂船が出迎えに来お、兵士を城募しお、60名の元老院議員が集たった。<br>     ゚ゞプトぞ行くこずが決たるず、セレりキア垂珟圚のトルコの[[w:シリフケ|シリフケ]]から提䟛された䞉段櫂船に乗船しお、<br>     [[w:キプロス島|キュプルス島]][[w:la:Cyprus|Cyprus]]から出発したずいう。</span></div> <br>   '''シリアのアンティオキア䜏民ずロヌマ人たちが、ポンペむりス掟の者たちを締め出そうずする''' *⑥項 Ibi [[wikt:en:cognoscit|cognoscit]] **そこにお、ポンペむりスが知るこずには、 *[[wikt:en:consensu|consensu]] omnium <u>Antiochensium</u> civiumque Romanorum, qui [[wikt:en:illic#Etymology_2|illic]] [[wikt:en:negotiarentur|negotiarentur]], **<u>[[w:アンティオキア|アンティオキア]]の䜏民たち</u>ず、その地で商取匕しおいたロヌマ垂民たちの<ruby><rb>合 意</rb><rp></rp><rt>コンセンスス</rt><rp></rp></ruby>により、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1Antiochensis  [[wikt:en:antiochenus|Antiochēnus]] 「アンティオキアの」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:consensus#Latin|cōnsēnsus]] 「合意、䞀臎」  奪栌 [[wikt:en:consensu|cōnsēnsÅ«]] 「合意により、満堎䞀臎で」</span> *arma capta esse [[wikt:en:excludendi|excludendi]] sui causa **自分 <small>ポンペむりス</small> を排陀するために歊噚を取るこずが決議されたこず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:excludo|exclÅ«dere]] 「締め出す、排陀する」  動圢容詞 [[wikt:en:excludendus|exclÅ«dendus]]</span> *nuntiosque [[wikt:en:dimissos|dimissos]] ad eos, qui se ex fuga in finitimas <civitates> [[wikt:en:recepisse#Latin|recepisse]] [[wikt:en:dicerentur|dicerentur]], **および、近隣の諞郜垂に、敗走のゆえに退避しおいた ず蚀われおいた者たちのずころぞ、䌝什たちが遣わされお、 *ne Antiochiam [[wikt:en:adirent#Latin|adirent]]: **[[w:アンティオキア|アンティオキア]]に近づくべからず。 *id si [[wikt:en:fecissent|fecissent]], magno eorum [[wikt:en:caput#Latin|capitis]] periculo [[wikt:en:futurum#Latin|futurum]]. **もし、そうしたならば、圌らの<ruby><rb>生呜</rb><rp></rp><rt>カプト</rt><rp></rp></ruby>を倧いなる危険にさらすであろうず䌝えた。 <br>   '''ロドゥス島に着いた䞡レントゥルスらも、島民から退去を匷いられる''' *⑊項 Idem hoc **これず同じこずが、 *[[w:la:Lucius Cornelius Lentulus Crus|L. Lentulo]], qui superiore anno consul fuerat, **前幎に<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>であった[[w:ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス|ルキりス・レントゥルス]]ず、 *et P. Lentulo [[wikt:en:consulari|consulari]] ac nonnullis aliis acciderat [[wikt:en:Rhodi|Rhodi]]; **<ruby><rb>元執政官</rb><rp></rp><rt>コンスラリス</rt><rp></rp></ruby>プブリりス・レントゥルスや、ほかの少なからぬ者たちに、[[w:ロドス島|ロドゥス島]]で生じた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:consularis#Noun|cōnsulāris]] 「前執政官、元執政官」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2プブリりス・コルネリりス・レントゥルス・スピンテル ''[[w:en:Publius Cornelius Lentulus Spinther|Publius Cornelius Lentulus Spinther]]'' は、BC57幎の執政官。<br>    [[w:コルフィヌニオ|コルフィニりム]]に立おこもるが、カ゚サルに降䌏しお蚱され[[内乱蚘 第1å·»#21節|第1å·»21節]][[内乱蚘 第1å·»#23節|23節]]、<br>    パルサルスの決戊ではポンペむりス勢の右翌を指揮しおいたずされる。</span> *qui cum ex fuga Pompeium [[wikt:en:sequerentur|sequerentur]] atque in insulam [[wikt:en:venissent|venissent]], **その者たちは、敗走のゆえにポンペむりスの埌を远っおいお、ロドゥス島に到達しおいたのだが、 *oppido ac portu recepti non erant **城垂や枯に受け入れられず、 *missisque ad eos nuntiis, ut ex his locis discederent, **圌らのもずぞ、圓地から立ち去るように、ず䌝什たちが遣わされお、 *contra voluntatem suam naves [[wikt:en:solverunt|solverunt]]. **自らの意思に反しお、出垆した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:navis#Etymology_1|nāvem]] [[wikt:en:solvo#Latin|solvere]] 「船のずもづな[https://kotobank.jp/word/%E7%BA%9C-585040]を解く」「出垆する」</span> <br> *⑧項 Iamque de Caesaris adventu fama ad civitates [[wikt:en:perferebatur|perferebatur]]. **すでに、カ゚サルがやっお来るこずに぀いおの颚評が、諞郜垂ぞもたらされおいたのである。 ===103節=== '''ポンペむりスが゚ゞプトのペルシりムに到着し、少幎王プトロマ゚りスに保護を求める''' *①項 Quibus cognitis rebus **そのような事態を知るず、 *[[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[wikt:en:deposito#Latin|deposito]] [[wikt:en:adeundae|adeundae]] [[w:la:Syria (provincia Romana)|Syriae]] consilio **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]は、[[w:シリア属州|シリア属州]]ぞ行く蚈画を攟棄しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:depono|dēpōnere]] 「捚おる」  完了受動分詞 [[wikt:en:depositus|dēpositus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:adeo#Etymology_2|adÄ«re]] 「近づく」「行く」  動圢容詞 [[wikt:en:adeundus|adeundus]] ⇒動名詞の代甚</span> *[[wikt:en:pecunia|pecunia]] <u>[[wikt:en:societatibus|societatibus]]</u> sublata **<ruby><rb>金銭</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>が[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#プブリカヌス|城皎請負人]]の<ruby><rb>業者組合</rb><rp></rp><rt>゜キ゚タス</rt><rp></rp></ruby>から取り䞊げられ、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:societas|societās]] 「協䌚、組合」<br>   ※ガヌドナヌ蚳J. P. Gardner, 1976では ''the company of tax-farmers''、<br>    カヌタヌ蚳J. M. Carter, 1990では ''tax companies'' などず英蚳されおいる。<br>だが、[[内乱蚘 第3å·» (侊)#32節|32節]]で述べられた シリア属州の<ruby><rb>[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマ史の甚語集#プブリカヌス|城皎請負人]]</rb><rp></rp><rt>プブリカヌス</rt><rp></rp></ruby>を指すのなら、その暩限は属州総督であるスキピオに属するであろう。</span> *et a quibusdam privatis [[wikt:en:sumpta|sumpta]] **幟人かの官職に就いおいない私人たちからも埗お、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:sumo#Latin|sÅ«mere]] 「手に入れる」  完了受動分詞 [[wikt:en:sumptus|sÅ«mptus]]</span> *et [[wikt:en:aeris#Etymology_2|aeris]] magno [[wikt:en:pondere#Latin|pondere]] ad militarem usum in naves [[wikt:en:inposito|inposito]] **軍事に䜿うための倧量の<ruby><rb>銅貚</rb><rp></rp><rt>ア゚ス</rt><rp></rp></ruby>を船団に茉せお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:aes#Latin|aes]] 「銅、青銅」あるいは「お金、銅貚」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:pondus#Latin|pondus]] 「重さ」あるいは「数量」<small>''(en:quantity, number)''</small></span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:inpono|inpōnere]] ([[wikt:en:impono|impōnere]]) 「乗せる、茉せる」  完了受動分詞 [[wikt:en:inpositus|inpōsitus]]</span> *duobusque milibus hominum armatis, **歊装した兵士たち2,000名も乗船させ、 *[[wikt:en:partim#Latin|partim]] quos ex [[wikt:en:familiis|familiis]] [[wikt:en:societatum|societatum]] [[wikt:en:delegerat#Latin|delegerat]], **──圌らの䞀郚は、<ruby><rb>業者組合</rb><rp></rp><rt>゜キ゚タス</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>家内奎隷</rb><rp></rp><rt>ファミリア</rt><rp></rp></ruby>のうちから遞んでおいたものであり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:deligo#Etymology_1|dēligere]] 「遞ぶ」</span> *partim a [[wikt:en:negotiatoribus|negotiatoribus]] [[wikt:en:coegerat|coegerat]], quosque ex suis quisque ad hanc rem idoneos [[wikt:en:existimabat|existimabat]], **別の䞀郚は、商人各自が配䞋から この事倉にふさわしいず刀断しおいた者たちを、商人たちから城甚しおおいたのだが、 ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:negotiator#Latin|negōtiātor]] 「商人」</span> [[画像:Lower Egypt-en.png|thumb|right|400px|[[w:叀代゚ゞプト|叀代゚ゞプト]]䞋゚ゞプトの地図。[[w:ナむル川デルタ|ナむル川デルタ]]ず呌ばれる䞖界最倧玚の[[w:䞉角州|䞉角州]]黄緑色の西端に銖郜'''[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]'''[[w:en:Alexandria|Alexandria]]があり、東端に'''ペルシりム'''[[w:en:Pelusium|Pelusium]]があった。]] [[画像:Alan Roscoe-Theda Bara in Cleopatra.jpg|thumb|right|400px|米映画『クレオパトラ』[[w:en:Cleopatra (1917 film)|Cleopatra, 1917]]の[[w:プトレマむオス13侖|プトレマむオス13侖]](å·Š)ず[[w:クレオパトラ7侖|クレオパトラ7侖]](右)。<br>ノァンプ劖婊圹女優ずしお有名な[[w:セダ・バラ|セダ・バラ]]が女王クレオパトラを挔じた。女王はカ゚サルずアントニりスを愛人ずしお子䟛をもうけお暩勢を保ずうずし、か぀[[w:アりグストゥス|オクタりィアヌス]]の敵だったので、䌝統的に劖艶な毒婊ずしお描かれた。]] *Pelusium pervenit. **ペルシりムに到着した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ペルシりム [[w:en:Pelusium|Pelusium]] は、゚ゞプトのナむル川の䞉角州の東端にあった郜垂。右図を参照。</span> **:<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚これに察しお、[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の76 では、次のように䌝えおいる。<br>     <!--●線集䞭●--></span></div> <br>   '''゚ゞプト王 プトロマ゚りス13侖 ず クレオパトラ7侖 の内戊''' *②項 Ibi <u>casu</u> rex erat <u>[[w:la:Ptolemaeus XIII (rex Aegypti)|Ptolomaeus]]</u>, **そこには、<u>偶然に</u>、王である'''プトロマ゚りス'''がいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:casus#Noun_2|cāsus]] 「偶然」  奪栌 [[wikt:en:casu#Latin|cāsÅ«]] 「偶然に」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2Ptolomaeus は、[[w:プトレマむオス朝|プトレマむオス朝]]代々の王名で、<br>    ラテン語圢は '''プトレマ゚りス''' [[wikt:en:Ptolemaeus|Ptolemaeus]] だが、<br>    写本ではしばしば '''プトロマ゚りス Ptolomaeus''' になる。</span> *puer aetate, **王は幎霢䞊は少幎だが、 *magnis copiis cum [[wikt:en:sorore|sorore]] [[w:la:Cleopatra VII (regina Aegypti)|Cleopatra]] bellum gerens, **かなりの軍勢を䌎っお、<ruby><rb>姉効</rb><rp></rp><rt>゜ロル</rt><rp></rp></ruby>であるクレオパトラず戊争を遂行しおおり、 *quam paucis ante mensibus per suos [[wikt:en:propinquos|propinquos]] atque [[wikt:en:amicos|amicos]] [[wikt:en:regno#Etymology_1_2|regno]] [[wikt:en:expulerat|expulerat]]; **圌女を数か月前に、自らの芪族たちや腹心の者たちを介しお、王囜から远い出しおいたのだ。 *castraque Cleopatrae non longo spatio ab eius castris distabant. **クレオパトラの陣営は、圌 <small>プトロマ゚りス</small> の陣営からあたり遠くに離れおはいなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚</span> <br>   '''ポンペむりスが、少幎王プトロマ゚りスに助けを求める䜿節団を掟遣する''' *③項 Ad eum Pompeius misit, **ポンペむりスは、圌 <small>少幎王</small> のもずぞ䜿節団を遣わしお、 *ut pro [[wikt:en:hospitio|hospitio]] atque [[wikt:en:amicitia|amicitia]] [[wikt:en:patris|patris]] Alexandria [[wikt:en:reciperetur|reciperetur]] **少幎王の父ずの<ruby><rb>客人埅遇</rb><rp></rp><rt>ホスピティりム</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>盟友関係</rb><rp></rp><rt>アミキティア</rt><rp></rp></ruby>に応じお、[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]に受け入れおくれるように、 *atque illius [[wikt:en:opibus|opibus]] in calamitate [[wikt:en:tegeretur|tegeretur]]. **圌 <small>少幎王</small> の<ruby><rb>兵力</rb><rp></rp><rt>オペス</rt><rp></rp></ruby>をもっお、䞍運においお守っおくれるように、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ops#Latin|ops]] 「力、助力」  耇数 [[wikt:en:opes#Latin|opēs]] 「暩力、勢力」「兵力」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚</span> [[画像:Art Acord Kephren 1917.jpg|thumb|right|400px|米映画『クレオパトラ』[[w:en:Cleopatra (1917 film)|Cleopatra, 1917]]の劇䞭に登堎する[[w:プトレマむオス12侖|プトレマむオス12侖]]。゚ゞプト民衆の蜂起によっお䞀床は廃䜍されたが、ロヌマのシリア総督[[w:アりルス・ガビニりス|ガビニりス]]の歊力によっお王䜍に返り咲いた。]] <br> *④項 Sed qui ab eo missi erant, **けれども、圌 <small>ポンペむりス</small> によっお遣わされた者どもは、 *confecto legationis officio **<ruby><rb>䜿節団</rb><rp></rp><rt>レガティオ</rt><rp></rp></ruby>の職責を成し遂げおしたうず、 *<u>liberius</u> cum militibus regis [[wikt:en:conloqui|conloqui]] coeperunt **王の兵士たちず<u>より自由に</u>䌚話をし始めお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:libere#Adverb_2|lÄ«berē]] 副詞「自由に」  比范玚 lÄ«berius 「より自由に」</span> *eosque hortari, **圌らを以䞋のように促した。 *ut suum officium Pompeio [[wikt:en:praestarent|praestarent]] **ポンペむりスに察する自らの職責を遂行すべし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:praesto|praestāre]] 「遂行する、果たす」</span> *neve eius fortunam [[wikt:en:despicerent|despicerent]]. **圌 <small>ポンペむりス</small> の呜運をあなどるべからず、ず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:despicio|dēspicere]] 「芋䞋す、軜蔑する」</span> <br> *⑀項 In hoc erant numero complures Pompei milites, **この<ruby><rb>郹隊</rb><rp></rp><rt>ヌメルス</rt><rp></rp></ruby>の䞭には、ポンペむりス配䞋のかなりの兵士たちがいた。 *quos ex eius exercitu acceptos in Syria [[w:la:Aulus Gabinius|Gabinius]] Alexandriam traduxerat **その者らは、[[w:アりルス・ガビニりス|ガビニりス]]が[[w:シリア属州|シリア属州]]においお、圌 <small>ポンペむりス</small> の軍隊のうちから匕き受けお、アレクサンドリアに連れお来おいたもので、 *belloque confecto **戊争が完遂されおも、 *apud Ptolomaeum, patrem pueri, reliquerat. **少幎の父であるプトロマ゚りスのもずに、残しおおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚</span> ===104節=== '''゚ゞプト王プトロマ゚りスの廷臣たちが䞀蚈を案じお、ポンペむりスを暗殺する''' *①項 His <u>tunc</u> cognitis rebus **<u>そのずき</u>、このような事態が知られるず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では [[wikt:en:tunc|tunc]] だが、[[wikt:en:tum#Latin|tum]] に修正提案されおいる。</span> *amici regis, qui propter aetatem eius in [[wikt:en:procuratione|procuratione]] erant [[wikt:en:regni#Latin|regni]], **<ruby><rb><u>王の僚友</u></rb><rp></rp><rt>アミクス・レギス</rt><rp></rp></ruby>たちは、圌の幌い幎霢のために、<ruby><rb>王政</rb><rp></rp><rt>レグヌム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>監督官職</rb><rp></rp><rt>プロクラティオ</rt><rp></rp></ruby>に぀いおいたのだが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1「王の僚友」は偎近の地䜍で、叀代ギリシア語で ピロス・バシリコス <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">[[wikt:en:φίλος#Noun|φίλος]] [[wikt:en:βασιλικός#Ancient_Greek|βασιλικός]]</span> ず呌ばれおいたらしい。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:procuratio|prōcÅ«rātiō]] 「䞖話、管理、監督」たたは「監督官の職」</span> *<u>sive</u> timore adducti, ut postea <u>[[wikt:en:praedicabant|praedicabant]]</u>, <u>[[wikt:en:sollicitatus|sollicitato]]</u> exercitu regio, ne [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeius]] [[w:la:Alexandria|Alexandriam]] [[w:la:Aegyptus antiqua|Aegyptum]]que [[wikt:en:occuparet|occuparet]], **埌で<u>申し立おた</u>ように、王の軍隊を扇動しお[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]や[[w:叀代゚ゞプト|゚ゞプト]]を占領するのではないか、ずいう恐れに駆られお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1sive , sive  「あるいは」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:praedico#Etymology_1|praedicāre]] 「公衚する」「䞻匵する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:sollicito|sollicitāre]] 「扇動する、そそのかす」</span> *<u>sive</u> [[wikt:en:despecta|despecta]] eius fortuna, ut plerumque in [[wikt:en:calamitate#Latin|calamitate]] ex [[wikt:en:amicis|amicis]] [[wikt:en:inimici|inimici]] [[wikt:en:exsistunt|exsistunt]], **<u>あるいは</u>、<ruby><rb>敗勢</rb><rp></rp><rt>カラミタス</rt><rp></rp></ruby>においおは、たいおい友人たちのうちから敵察者たちが生じるように、圌 <small>ポンペむりス</small> の䞍運をなめきっおいお、 *iis qui erant ab eo missi, palam liberaliter [[wikt:en:responderunt|responderunt]] **圌 <small>ポンペむりス</small> によっお遣わされおいた者たちには、公けには芪切に返答しお、 *eumque ad regem venire <u>[[wikt:en:iusserunt|iusserunt]]</u>; **圌 <small>ポンペむりス</small> に、王のもずぞ参䞊するこずを<u>芁請した</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:iubeo|iubēre]] 「呜じる」あるいは「促す、乞う」</span> :<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚これに察しお、[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の77 では、次のように䌝えおいる。<br>     <!--●線集䞭●--></span></div> <br>   '''王の廷臣たちが、ポンペむりスを暗殺するために、近衛隊長アキッラスおよびロヌマ人軍団次官セプティミりスを掟遣する''' *②項 ipsi clam consilio <u>inito</u> **王の腹心たち自身は、秘密裏に、<ruby><rb>謀略</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>に取りかかっお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ineo|inÄ«re]] 「開始する、着手する」</span> *Achillam, praefectum regium, [singium] [[wikt:en:singulari#Latin|singulari]] hominem audacia, **王の指揮官であり、類いたれなる豪の者であるアキッラスず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚アキッラス ''[[w:en:Achillas|Achillas]]''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ገχιλλ៶ς</span>は、王の護衛官で近衛兵たちの隊長であった。</span> *et L. Septimium, tribunum militum, **<ruby><rb>[[w:トリブヌス・ミリトゥム|軍団次官]]</rb><rp></rp><rt>トリブヌス・ミリトゥム</rt><rp></rp></ruby>であるルキりス・セプティミりスを、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ルキりス・セプティミりス ''[[w:en:Lucius Septimius|Lucius Septimius]]'' は、[[w:アりルス・ガビニりス|アりルス・ガビニりス]]が゚ゞプトに駐留させたロヌマ軍の高官だった。</span> *ad interficiendum Pompeium [[wikt:en:miserunt|miserunt]]. **ポンペむりスを殺害するために、遣わした。 :<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚<!--●線集䞭●--></span></div> [[画像:Caesar-07.jpg|thumb|right|400px|刺殺されるポンペむりスの想像画。<br>1880幎頃に刊行された ''The Illustrated History of the World'' の挿絵ずしお描かれたもの。]] [[画像:La mort de Pompée.jpg|thumb|right|400px|頭郚を斬り取られたポンペむりスの想像画<br>18䞖玀、䜜者䞍詳の ''La mort de Pompée'' 「ポンペむりスの死」。]] <br>   '''ポンペむりスが、アキッラスずセプティミりスによっお殺害される''' *③項 Ab his liberaliter ipse [[wikt:en:appellatus|appellatus]] **ポンペむりス自身は、圌らにより芪切にあいさ぀されお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:appello#Latin|appellāre]] 「呌びかける、あいさ぀する」  完了受動分詞 [[wikt:en:appellatus|appellātus]]</span> *et quadam <u>[[wikt:en:notitia|notitia]]</u> Septimi <u>[[wikt:en:productus|productus]]</u>, **セプティミりスずのいくらかの<u>知り合いであるこず</u>に<u>連れ出されお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:notitia|nōtitia]] 「知り合いであるこず」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:produco#Latin|prōdÅ«cere]] 「連れ出す」「誘い出す」  完了受動分詞 [[wikt:en:productus|prōductus]] </span> *quod bello [[wikt:en:praedonum|praedonum]] apud eum ordinem duxerat, **── ずいうのも、<ruby><rb><u>海賊</u></rb><rp></rp><rt>プラ゚ド</rt><rp></rp></ruby><u>ずの戊争</u>で、圌<small>ポンペむりス</small> の䞋で郚隊を率いおいたのだ ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚BC67幎にポンペむりスが海賊を蚎䌐した戊争のこず。<br>    「[[w:グナ゚りス・ポンペむりス#海賊埁蚎戊|海賊埁蚎戊]]」''[[w:en:Pompey#Campaign_against_the_pirates|Campaign against the pirates]]'' を参照。</span> *[[wikt:en:naviculam|naviculam]] [[wikt:en:parvulus#Adjective|parvulam]] conscendit cum paucis suis: **ちっぜけな<ruby><rb>小舟</rb><rp></rp><rt>ナりィクラ</rt><rp></rp></ruby>に、数名の配䞋ずずもに、乗船した。 *ibi ab Achilla et Septimio [[wikt:en:interficitur|interficitur]]. **そこで、アキッラスずセプティミりスによっお蚎ち取られる。 <br>   '''前幎のロヌマ執政官ルキりス・レントゥルスも、捕えられお殺害される''' *Item L. Lentulus [[wikt:en:|comprehenditur]] ab rege et in custodia [[wikt:en:necatur|necatur]]. **[[w:ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス|ルキりス・レントゥルス]]もたた、王によっお拘束されお、<ruby><rb>監 獄</rb><rp></rp><rt>クストディア</rt><rp></rp></ruby>にお殺される。 **:<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚[[w:ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス|ルキりス・コルネリりス・レントゥルス・クルス]]<br> [[w:la:Lucius Cornelius Lentulus Crus|Lucius Cornelius Lentulus Crus]] は、前幎BC49幎の執政官。<br>[[w:プルタルコス|プルタルコス]]の『[[w:察比列䌝|察比列䌝]]』の「ポンペむりス」の章の80 によれば、レントゥルスは、[[w:キプロス島|キュプロス島]]から陞地沿いに船で航行しお来お、ポンペむりスが暗殺された翌日にこの地に着いお、ポンペむりスの死を悟り、捕らえられお凊刑されたずいう。</span></div> :<div style="background-color:#ccffcc;"><span style="color:#009900;">蚳泚<!--●線集䞭●--></span></div> ==カ゚サルが゚ゞプトの内玛に介入する (アレクサンドリア攻囲戊前倜)== ===105節=== '''カ゚サルがアシア属州ぞ到着しお、神殿を灜難から救い、東地䞭海岞の各地で 神々の埡璜(みしるし)が珟われる''' [[画像:Model of the Artemisium - Ephesus Museum.JPG|thumb|right|300px|゚ペススの[[w:アルテミス神殿|アルテミス神殿]]の暡型。内郚に本尊であるアルテミス像が芋える。<br>ギリシア神話の[[w:アルテミス|アルテミス]]ずロヌマ神話の[[w:ディアヌナ|ディアナ]]は同䞀芖されるようになっおいた。]] [[画像:The Godess Nature Fountain.jpg|thumb|right|200px|むタリア・[[w:ティノォリ|ティノォリ]]の[[w:ティノォリの゚ステ家別荘|゚ステ家別荘]][[w:la:Villa Estensis|Villa Estensis]]に建造された「゚ペススのアルテミス」像。胎回りの「牛の睟䞞」ずも考えられる倚数の乳房から乳をほずばしらせる異圢の姿は、小アゞアで信仰された[[w:地母神|地母神]]ずしおの原圢をずどめおいるず思われる。]] [[画像:Nike of Paionios.jpg|thumb|right|200px|'''パむオニオスのニケ'''''[[w:en:Nike of Paionios|Nike of Paionios]]''。19䞖玀に[[w:゚リヌス|゚リス]]地方の[[w:オリンピア (ギリシャ)|オリュンピア]]から出土した物からの埩元像。原物はギリシア人圫刻家パむオニオス''[[w:en:Paeonius|Paeonius]]''によっお制䜜されお、オリュンピアのアテナ神殿にあったず考えられおいる。]] [[画像:AntiochRamparts.jpg|thumb|right|200px|12䞖玀頃のアンティオキアの城壁。]] [[画像:Dioscórides músicos 05.JPG|thumb|right|200px|小倪錓テュンパヌム奏者のモザむク画。]] *①項 Caesar, cum in Asiam [[wikt:en:venisset|venisset]], **カ゚サルが、[[w:アシア属州|アシア属州]]にすでに到着しおいたずきに、 *[[wikt:en:reperiebat|reperiebat]] **芋出しおいたこずには、 *T. Ampium conatum esse pecunias tollere [[w:la:Ephesus|Epheso]] ex [[wikt:en:fano#Latin|fano]] [[w:la:Diana|Dianae]] **ティトゥス・アンピりスが、[[w:゚フェ゜ス|゚ペスス]]で、[[w:ディアヌナ|ディアナ]]の<ruby><rb>神殿</rb><rp></rp><rt>ファヌム</rt><rp></rp></ruby>から<ruby><rb>浄財</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>を運び出すこずを䌁おお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ティトゥス・アンピりス・バルブス ''[[w:it:Tito Ampio Balbo|it:Tito Ampio Balbo]]'' は、<br>    BC59幎に法務官、BC57幎にアシア属州の総督を務めおいる。</span> *eiusque rei causa senatores omnes ex provincia [[wikt:en:evocavisse|evocavisse]], **そのこずのために、アシア属州から元老院議員たちを呌び集めお、 *ut his [[wikt:en:testibus|testibus]] in summam pecuniae uteretur, **圌らを<ruby><rb>浄財</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>の総額の<ruby><rb>立䌚い蚌人</rb><rp></rp><rt>テスティス</rt><rp></rp></ruby>ずしお利甚しようずしたが、 *sed <u>[[wikt:en:interpellatum|interpellatum]]</u> adventu Caesaris profugisse. **しかし、カ゚サルの到来に<u>阻たれお</u>、逃げ去った、ずいうのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:interpello#Latin|interpellāre]] 「劚害する」  完了受動分詞 [[wikt:en:interpellatus|interpellātus]]</span> <br> *②項 Ita duobus temporibus Ephesiae pecuniae Caesar auxilium tulit. **このようにしお、カ゚サルは、再床にわたっお゚ペススの<ruby><rb>浄財</rb><rp></rp><rt>ペクニア</rt><rp></rp></ruby>に救いをもたらしたのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[内乱蚘 第3å·» (侊)#33節|33節]]を参照。なお、二床ずも、カ゚サルは盎接的関䞎はしおいない。</span> <br>   '''゚リスオリュンピアのアテナ神殿にあるニケの神像が、向きを倉える奇跡''' *③項 Item [[wikt:en:constabat|constabat]] **さらにたた、以䞋のこずも明癜であった。 *[[wikt:en:Elis|Elide]] in [[wikt:en:templo#Latin|templo]] [[w:la:Minerva|Minervae]] **[[w:ペロポネ゜ス半島|ペロポネ゜ス半島]]の[[w:゚ヌリス|゚リス]]の[[w:ミネルりァ|女神ミネルりァ]]の<ruby><rb>寺院</rb><rp></rp><rt>テンプルム</rt><rp></rp></ruby>では、 *<u>repetitis</u> atque <u>enumeratis</u> diebus, quo die proelium secundum Caesar fecisset, **日々を<u>さかのがっお</u>、<u>蚈算するず</u>、カ゚サルが戊勝をなした その圓日に、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:repeto|repetere]] 「戻る」「繰り返す」たたは「さかのがる」  完了受動分詞 [[wikt:en:repetitus|repetÄ«tus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:enumero#Latin|ēnumerāre]] 「蚈算する」  完了受動分詞 [[wikt:en:enumeratus|ēnumeratus]]</span> *[[wikt:en:simulacrum#Latin|simulacrum]] [[w:la:Victoria (dea)|Victoriae]], quod ante ipsam Minervam [[wikt:en:conlocatum|conlocatum]] esset **ミネルりァの真ん前に配眮されおいた、[[w:りィクトヌリア|女神りィクトリア]]の像が、 *et ante ad simulacrum Minervae [[wikt:en:spectavisset|spectavisset]], **埓前には、ミネルりァの像の方を向いおいたのだが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:specto|spectāre]] 「ある方向を向く、面する」</span> *ad [[wikt:en:valvas|valvas]] se templi limenque [[wikt:en:convertisse#Latin|convertisse]]. **寺院の<ruby><rb>䞡開きの戞</rb><rp></rp><rt>りァルりァ</rt><rp></rp></ruby>や敷居の方ぞ向きを倉えた、ずいうのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:valva#Latin|valva]] 「耇数圢で䞡開きの戞」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:limen#Latin|lÄ«men]] 「敷居」「戞口」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3ここでは、ギリシア神話の[[w:アテヌナヌ|アテナ]]がロヌマ神話の[[w:ミネルりァ|ミネルりァ]]ず、<br>     同じくギリシア神話の[[w:ニヌケヌ|ニケ]]がロヌマ神話の[[w:りィクトヌリア|りィクトリア]]ず同䞀芖されおいる。<br>     ニケは、アテナに付き埓う戊争の女神であった。</span> <br>   '''アンティオキアで、ずきの声などが聎こえ、垂民たちがあわおお城壁の守りに぀く''' *④項 Eodemque die [[w:la:Antiochia ad Orontem|Antiochiae]] in [[w:la:Syria (provincia Romana)|Syria]] **同じ日に、[[w:シリア属州|シリア属州]]の[[w:アンティオキア|アンティオキア]]では、 *bis <u>tantus</u> exercitus clamor et signorum sonus [[wikt:en:exauditus|exauditus]] est, **二床も、軍隊の<u>たいぞんな</u><ruby><rb>[[wikt:ja:鬚|ずき]]の声</rb><rp></rp><rt>クラモル</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>号什</rb><rp></rp><rt>シグヌム</rt><rp></rp></ruby>のラッパの音が聎き取られたので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:exaudio|exaudÄ«re]] 「聞き取る」  完了受動分詞 [[wikt:en:exauditus|exaudÄ«tus]]</span> *<u>ut</u> in muris armata civitas [[wikt:en:discurreret|discurreret]]. **歊装した垂民団が、城壁の持ち堎に散らばっお行った<u>ほどであった</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:discurro#Latin|discurrere]] 「走り回る」「散らばる」</span> *Hoc idem [[w:la:Acco|Ptolomaide]] accidit. **これず同じこずが、[[w:アッコ|プトレマむス]]でも起こった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚プトレマむス [[w:la:Ptolemais|Ptolemais]] ずいう地名は耇数あるが、フェニキアの郜垂で珟圚はむスラ゚ル領の有名な町[[w:アッコ|アッコ]]のこずであろう。</span> <br>   '''ペルガムムの神域で、小倪錓が鳎り響く''' *⑀項 [[w:la:Pergamum|Pergami]]que in [[wikt:en:occultis|occultis]] ac [[wikt:en:reconditus|reconditis]] templi, **[[w:ペルガモン|ペルガムム]]では、<ruby><rb>寺院</rb><rp></rp><rt>テンプルム</rt><rp></rp></ruby>の<u>秘された</u>、<u>人目に぀かないずころ</u>で、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:occulo|occulere]] 「隠す、秘密にする」  完了受動分詞 [[wikt:en:occultus|occultus]] 「秘された」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:recondo|recondere]] 「隠す」  完了受動分詞 [[wikt:en:reconditus|reconditus]] 「隠された」「人目に぀かない」</span> *quo praeter [[wikt:en:sacerdotes#Latin|sacerdotes]] adire [[wikt:en:fas#Latin|fas]] non est, **── そこでは、祭叞のほかには、近づくこずが<ruby><rb>神の掟</rb><rp></rp><rt>ファス</rt><rp></rp></ruby>に反するし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:sacerdos|sacerdōs]] 「祭叞、神官」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:fas#Latin|fās]] 「神の掟(おきお)」</span> [[画像:Roman Road Surface at Herculaneum.jpg|thumb|right|200px|ロヌマ時代に造られた舗装道路。]] [[画像:Palm trees at Çukurova University 02.jpg|thumb|right|200px|[[w:ダシ|ダシ]]の街路暹トルコ。]] *quae [[wikt:en:graeci|Graeci]] [[wikt:en:adyta#Latin|adyta]] [[wikt:en:appellant#Latin|appellant]], **ギリシア人が <ruby><rb>至聖所</rb><rp></rp><rt>アデュトゥム</rt><rp></rp></ruby>ず呌んでいるのだが ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:adytum#Latin|adytum]] 「至聖所」</span> *[[wikt:en:tympana#Latin|tympana]] [[wikt:en:sonuerunt|sonuerunt]]. **<ruby><rb>小倪錓</rb><rp></rp><rt>テュンパヌム</rt><rp></rp></ruby>が鳎り響いた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tympanum#Latin|tympanum]] 「小倪錓」。''[[w:en:Tympanum (hand drum)|en:Tympanum (hand drum)]]'' を参照。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:sono#Etymology_2_3|sonāre]] 「音がする」</span> <br> *⑥項 Item [[w:la:Tralles|Trallibus]] **さらにたた、アシア属州のトラッレスでは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚トラッレス [[w:la:Tralles|Tralles]] は、アシア属州の[[w:゚フェ゜ス|゚ペスス]]の近くにある郜垂で、<br>     珟圚のトルコ領の[[w:アむドゥン|アむドゥン]]。</span> *in templo Victoriae, ubi Caesaris [[wikt:en:statuam|statuam]] [[wikt:en:consecraverant|consecraverant]], **垂民たちがカ゚サルの<ruby><rb>圫像</rb><rp></rp><rt>スタトゥア</rt><rp></rp></ruby>を奉玍しおいた[[w:りィクトヌリア|りィクトリア]]の<ruby><rb>寺院</rb><rp></rp><rt>テンプルム</rt><rp></rp></ruby>においお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:statua#Latin|statua]] 「圫像」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:consecro|cōnsecrāre]] 「奉玍する」</span> *[[wikt:en:palma#Latin|palma]] per eos dies [in tecto] inter coagmenta [[wikt:en:lapidum|lapidum]] ex pavimento [[wikt:en:exstitisse|exstitisse]] [[wikt:en:ostendebatur|ostendebatur]]. **それらの日々に、<ruby><rb>舗装道路</rb><rp></rp><rt>パりィメントゥム</rt><rp></rp></ruby>の石の接合郚の間に、<ruby><rb>[[w:ダシ|ダシ]]の朚</rb><rp></rp><rt>パルマ</rt><rp></rp></ruby>が出珟したこずが指摘されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:palma#Latin|palma]] 「[[w:ダシ|ダシ(怰子)]]」。<br>日本では、聖曞などで䌝統的に枩垯になじみ深い「<ruby><rb>[[w:シュロ|棕櫚]]</rb><rp></rp><rt>シュロ</rt><rp></rp></ruby>」の蚳語をあおるこずが倚い。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2coagmentum 「結合」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3pavÄ«mentum 「舗装された道路」</span> ===106節=== '''カ゚サルが゚ゞプトの郜アレクサンドリアに到着しお、ポンペむりスの死を知るが、民衆の暎動によりロヌマ兵が殺される''' *①項 Caesar paucos dies in [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asia]] [[wikt:en:moratus|moratus]] **カ゚サルは、数日を[[w:アシア属州|アシア属州]]においお滞圚したが、 *cum audisset [[w:la:Gnaeus Pompeius Magnus|Pompeium]] [[w:la:Cyprus|Cypri]] visum, **[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]が[[w:キプロス島|キュプルス島]]で芋られた、ず聞くず、 *[[wikt:en:coniectans|coniectans]] eum <in> [[w:la:Aegyptus antiqua|Aegyptum]] iter habere propter [[wikt:en:necessitudines|necessitudines]] [[wikt:en:regni#Latin|regni]] reliquasque eius loci [[wikt:en:opportunitates|opportunitates]] **王囜の芪しい人たちずの぀ながりや、その地の利の良さのために、゚ゞプトに進路を取る、ず予想しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:coniecto|coniectāre]] 「掚枬する」  珟圚分詞 [[wikt:en:coniectans|coniectāns]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2<in> は写本にはないが、挿入提案されおいる。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:necessitudo|necessitÅ«dō]] 「芪しい関係」たたは「耇数圢で芪類、友人、関係者」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚4[[wikt:en:opportunitas|opportÅ«nitās]] 「郜合の良さ、䟿宜」</span> *<u>cum</u> legione una, quam se ex [[w:la:Thessalia|Thessalia]] sequi [[wikt:en:iusserat|iusserat]], **[[w:テッサリア|テッサリア]]から自分の埌に続くこずを呜じおいた個軍団や、 *et altera, quam ex [[w:la:Achaia|Achaia]] a [[w:la:Quintus Fufius Calenus|Q. Fufio]] legato [[wikt:en:evocaverat|evocaverat]], **[[w:アカむア人|アカむア]]から、<ruby><rb>[[w:レガトゥス|副官]]</rb><rp></rp><rt>レガトゥス</rt><rp></rp></ruby>クィントゥス・フフィりスによっおすでに呌び寄せおおいた、別の個軍団ず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[内乱蚘 第3å·» (侊)#56節|56節]]②項で、クィントゥス・フフィりス・カレヌス [[w:la:Quintus Fufius Calenus|Quintus Fufius Calenus]] がアカむアを垰順させるために掟遣されおいた。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:evoco#Latin|ēvocāre]] 「呌び寄せる」あるいは「召集する」</span> *equitibusque DCCC **階兵たち800階、 *et navibus longis [[w:la:Rhodus|Rhodiis]] X et [[wikt:en:Asiaticis|Asiaticis]] paucis **および[[w:ロドス島|ロドゥス島]]の軍船10隻ずアシア属州の数隻<u>ずずもに</u>、 *[[w:la:Alexandria|Alexandriam]] [[wikt:en:pervenit|pervenit]]. **[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]に到着した。 <br> *②項 In his erant legionibus hominum milia III<small>(tria)</small> CC; **これらの諞軍団には、3,200名がいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚共和制末期においお、<ruby><rb>[[w:ケントゥリア|歩兵小隊]]</rb><rp></rp><rt>ケントゥリア</rt><rp></rp></ruby>癟人隊の定員が80名ずするず、<br>    60個歩兵小隊から成る1個軍団の定員は4800名、2個軍団で9,600名のはずであるが、<br>    死傷による欠員は補充されないこずになっおいるほか、以䞋の理由により著しく枛じおいたのであろう。</span> *reliqui vulneribus ex proeliis **ほかの者たちは、戊闘による負傷により、 *et labore ac magnitudine itineris **および、かなりの行皋で疲劎したこずにより、 *[[wikt:en:confecti|confecti]] [[wikt:en:consequi|consequi]] non [[wikt:en:potuerant|potuerant]]. **消耗しお、埌から続くこずができなかったのだ。 <br> *③項 Sed Caesar [[wikt:en:confisus|confisus]] [[wikt:en:fama#Latin|fama]] [[wikt:en:rerum|rerum]] [[wikt:en:gestarum|gestarum]] **しかし、カ゚サルは、軍事的実瞟による功名を信頌しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:confido#Latin|cōnfÄ«dere]] 「信頌する」  完了受動分詞 [[wikt:en:confisus|cōnfÄ«sus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:fama#Latin|fāma]] 「名声」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:res#Latin|rēs]] [[wikt:en:gestae|gestae]] 「戊瞟」  属栌 [[wikt:en:rerum|rērum]] [[wikt:en:gestarum|gestārum]]</span> *[[wikt:en:infirmis#Adjective_2|infirmis]] [[wikt:en:auxiliis|auxiliis]] [[wikt:en:proficisci|proficisci]] non [[wikt:en:dubitaverat|dubitaverat]], **非力な<ruby><rb>兵 力</rb><rp></rp><rt>アりクシリア</rt><rp></rp></ruby>で出発するこずをためらわなかったし、 *aeque omnem sibi locum tutum fore existimans. **自分にずっおは、あらゆる堎所が等しく安党になるであろう、ず刀断しおいたのだ。 <br>   '''ポンペむりスの死を知ったカ゚サルが䞊陞するが、兵士たちが抗議のため矀がり集たる''' *④項 Alexandriae de Pompei morte [[wikt:en:cognoscit|cognoscit]] **カ゚サルはアレクサンドリアにお、ポンペむりスの死に぀いお知る。 *atque ibi primum e [[wikt:en:navi#Noun_3|navi]] [[wikt:en:egrediens|egrediens]] **そしお、たず、そこで船から䞊陞したずきに、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:egredior|ēgredÄ«]] 「出お来る」「船から䞋りる、䞊陞する」  珟圚分詞 [[wikt:en:egrediens|ēgrediēns]]</span> *clamorem militum [[wikt:en:audit#Latin|audit]], quos rex in oppido praesidii causa [[wikt:en:reliquerat|reliquerat]], **王プトロマ゚りスが城垂に守備のために残しおいた 兵士たちのどよめきを聞き、 *et [[wikt:en:concursus#Etymology_2|concursum]] ad se fieri [[wikt:en:videt#Latin|videt]], quod [[wikt:en:fasces#Latin|fasces]] [[wikt:en:anteferrentur|anteferrentur]]. **<ruby><rb>[[w:ファスケス|束桿]]<small>(そっかん)</small></rb><rp></rp><rt>ファスケス</rt><rp></rp></ruby>が先んじお運ばれおいたずいうので、自分 <small>カ゚サル</small> のもずぞ矀がっお来られるのを芋る。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:concursus#Etymology_2|concursus]] 「矀がり集たるこず」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:antefero|anteferre]] 「先んじお運ぶ」</span> [[画像:Roman Lictor with fasces.JPG|thumb|right|300px|<ruby><rb>[[w:ファスケス|束桿]]<small>(そっかん)</small></rb><rp></rp><rt>ファスケス</rt><rp></rp></ruby>を携えお政務官を先導する <ruby><rb>[[w:リクトル|先導譊吏]]</rb><rp></rp><rt>リクトル</rt><rp></rp></ruby>の再珟。]] *In hoc omnis multitudo [[wikt:en:maiestatem|maiestatem]] [[wikt:en:regius#Latin|regiam]] [[wikt:en:minui|minui]] [[wikt:en:praedicabat|praedicabat]]. **これにより、すべおの矀衆が、王の<ruby><rb>嚁 厳</rb><rp></rp><rt>マむェスタス</rt><rp></rp></ruby>が損なわれるこずだ、ず䞻匵しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:maiestas|māiestās]] 「嚁厳、尊厳」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:regius#Latin|rēgius, -a, -um]] 「王の」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:praedico#Etymology_1|praedicāre]] 「䞻匵する」</span> <br>   '''矀衆が連日のように抌し寄せお、倚くのロヌマ人兵士が殺傷される''' *⑀項 Hoc [[wikt:en:sedatus|sedato]] [[wikt:en:tumultu#Latin|tumultu]] **この混乱が萜ち着いた埌、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:tumultus|tumultus]] 「倧隒ぎ、混乱」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:sedo#Latin|sēdāre]] 「静める、萜ち着かせる」  完了受動分詞 [[wikt:en:sedatus|sedātus]]</span> *crebrae [[wikt:en:continuis|continuis]] diebus ex concursu multitudinis [[wikt:en:concitationes|concitationes]] fiebant **連日にわたっお、倧勢の者たちがたびたび矀がり集たったため、暎動が発生しおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:concitatio|concitātiō]] 「暎動」</span> *[[wikt:en:conplures|conplures]]que milites <u>huius</u> urbis omnibus partibus [[wikt:en:interficiebantur|interficiebantur]]. **<u>この</u>郜垂のあらゆる方面で、倚数の兵士たちが、殺害されおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では huius 「この」であるが、in viis 「道々においお」ずする修正提案がある。</span> ===107節=== [[画像:400px Strength of Meltemi Winds (Thumb, english Text).png|thumb|right|350px|'''[[w:゚テゞアン|゚テシア゚颚]]'''倏に東地䞭海に吹く北颚の説明図。倏季に、ペヌロッパ䞭郚に[[w:高気圧|高気圧]]、[[w:アナトリア半島|アナトリア半島]]に[[w:䜎気圧|䜎気圧]]が発生するず、[[w:西高東䜎|西高東䜎]]の気圧配眮ずなり、気圧の谷間ずなる[[w:゚ヌゲ海|゚ヌゲ海]]から東地䞭海・゚ゞプト方面にかけお也燥した匷い北颚が吹く。<br> ラテン語の '''[[wikt:en:etesiae|etēsiae]]''' は叀代ギリシア語で「季節颚」<small>''periodic winds''</small> を意味する ゚テシアむ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ጐτησίαι</span> に由来するが、<small>珟代ギリシャ語では メルテミア</small> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ΌελτέΌια</span> <small>ずいう。</small>]] [[画像:Cleopatra publicity photo.jpg|thumb|right|270px|米映画『[[w:クレオパトラ (1934幎の映画)|クレオパトラ]]』[[w:en:Cleopatra (1934 film)|Cleopatra, 1934]]で、クレオパトラに扮する女優の[[w:クロヌデット・コルベヌル|クロヌデット・コルベヌル]] のスチヌル。史劇の巚匠[[w:セシル・B・デミル|セシル・B・デミル]]が監督した。]] '''カ゚サルが、アシアからの増揎を指図し、゚ゞプト王家の内玛を知っお介入を決意する''' *①項 Quibus rebus [[wikt:en:animadversis|animadversis]], **カ゚サルはそれらの事態に気が付くず、 *legiones sibi alias ex [[w:la:Asia (provincia Romana)|Asia]] [[wikt:en:adduci#Latin|adduci]] [[wikt:en:iussit|iussit]], **[[w:アシア属州|アシア属州]]から、別の諞軍団が自分のもずに率いお来られるこずを呜じた。 *quas ex Pompeianis militibus [[wikt:en:confecerat|confecerat]]. **それらの諞軍団は、降䌏したポンペむりス勢の兵士たちから、構成しおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conficio|cōnficere]] 「構成する」</span> *Ipse enim necessario [[wikt:en:etesiis|etesiis]] tenebatur, **なぜなら、カ゚サル自身は、<ruby><rb>北西季節颚</rb><rp></rp><rt>゚テシア゚</rt><rp></rp></ruby>により、やむなく匕き止められおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:etesiae|etēsiae]][[wikt:en:etesia|etēsia]], [[wikt:fr:etesias|etesias]] の耇数圢 「[[w:゚テゞアン|゚テシア゚颚]]」右図を参照。</span> *qui [[wikt:en:navigantibus|navigantibus]] [[w:la:Alexandria|Alexandria]] <u>[[wikt:en:flant|flant]]</u> [[wikt:en:adversissimi|adversissimi]] [[wikt:en:venti#Latin|venti]]. **それは、[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]から航海する者たちにずっおは、最も䞍郜合な颚ずしお<u>吹く</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:navigo#Latin|nāvigāre]] 「航海する」  珟圚分詞 [[wikt:en:navigans|nāvigāns]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:adversus|adversus]] 「䞍郜合な」  最䞊玚 [[wikt:en:adversissimus|adversissimus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3䞋線郚は、写本では [[wikt:en:fiunt|fÄ«unt]] 「なる」であるが、<br>     [[wikt:en:flant|flant]] 「吹く」ず修正提案されおいる。</span> <br>   '''カ゚サルが、ペルシりムで察峙する王プトロマ゚りスずクレオパトラに、調停案を瀺す''' *②項 Interim [[wikt:en:controversias#Latin|controversias]] [[wikt:en:regum|regum]] **そうこうするうちに、カ゚サルは王家の玛争が **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:rex#Latin|rēx]] 「王」  耇数圢 [[wikt:en:reges#Noun|rēgēs]] 「王族、王家」  耇数属栌 [[wikt:en:regum|rēgum]] 「王家の」</span> *ad populum Romanum et ad se, quod esset consul, pertinere existimans **ロヌマ人民および、<ruby><rb>[[w:執政官|執政官]]</rb><rp></rp><rt>コンスル</rt><rp></rp></ruby>である自分 <small>カ゚サル</small> に関連がある、ず刀断しお、 *atque <u>eo magis</u> [[wikt:en:officio#Noun_2|officio]] suo [[wikt:en:convenire#Latin|convenire]], **以䞋の理由のため自らの<ruby><rb>職 務</rb><rp></rp><rt>オッフィキりム</rt><rp></rp></ruby>に<u>いっそう</u>ふさわしいず刀断し、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:eo#Adverb|eō]] [[wikt:en:magis|magis]]  quod  「なので、よりいっそう」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:convenio#Latin|convenÄ«re]] 名詞の䞎栌をずり「にふさわしい」</span> *<u>quod</u> superiore consulatu cum patre Ptolomaeo et lege et senatus consulto societas erat facta, **── ずいうのも、以前の執政官職にあったずき、父のプトロマ゚りスず、法ず元老院決議により<ruby><rb>同盟関係</rb><rp></rp><rt>゜キ゚タス</rt><rp></rp></ruby>が成っおいたためだが、 ── **:<span style="color:#009900;">蚳泚 <!--●線集䞭●--> </span> *[[wikt:en:ostendit|ostendit]] <u>sibi [[wikt:en:placere#Verb_3|placere]]</u> **カ゚サルは、以䞋のこずが<u>よろしいず思う</u>、ず指瀺した。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚sibi [[wikt:en:placere#Verb_3|placēre]] 盎蚳は「自分カ゚サルにずっお喜ばしい」</span> *regem [[w:la:Ptolemaeus XIII (rex Aegypti)|Ptolomaeum]] atque eius sororem [[w:la:Cleopatra VII (regina Aegypti)|Cleopatram]] exercitus, quos [[wikt:en:haberent|haberent]], [[wikt:en:dimittere|dimittere]] **王 [[w:プトレマむオス13侖|プトロマ゚りス]]ず、圌の姉効である[[w:クレオパトラ7侖|クレオパトラ]]が、保持しおいた軍隊を解散させるこず、 *et de controversiis [[wikt:en:iure#Latin|iure]] apud se <u>potius quam</u> inter se armis [[wikt:en:disceptare|disceptare]]. **および、王家の玛争に぀いお、互いに歊力で争う<u>よりも、むしろ</u>自分 <small>カ゚サル</small> のもずで<ruby><rb>公正さ</rb><rp></rp><rt>ナ ス</rt><rp></rp></ruby>により蚎論するこず。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:discepto|disceptāre]] 「議論する、蚎論する」</span> ===108節=== '''゚ゞプト王政を牛耳る宊官ポティヌスが、アキッラスを叞什官ずしお軍を郜に呌び寄せる。前王プトロマ゚りスの遺蚀状が開封される''' *①項 Erat in [[wikt:en:procuratione|procuratione]] [[wikt:en:regni#Latin|regni]] propter [[wikt:en:aetatem|aetatem]] [[wikt:en:pueri#Latin|pueri]] **<ruby><rb>少幎</rb><rp></rp><rt>プ゚ル</rt><rp></rp></ruby> <small>王プトロマ゚りス</small> の幎霢のために、<ruby><rb>王政</rb><rp></rp><rt>レグヌム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>監督官職</rb><rp></rp><rt>プロクラティオ</rt><rp></rp></ruby>に就いおいたのは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:procuratio|prōcÅ«rātiō]] 「管理、監督」たたは「監督官の職」</span> *[[wikt:en:nutricius|nutricius]] eius, [[wikt:en:eunuchus|eunuchus]] nomine Pothinus. **圌の<ruby><rb>逊育官</rb><rp></rp><rt>ヌトリキりス</rt><rp></rp></ruby>である、ポティヌスずいう名前の<ruby><rb>[[w:宊官|宊官]]</rb><rp></rp><rt>゚りヌクス</rt><rp></rp></ruby>だった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:nutricius|nÅ«trÄ«cius]] 「逊い芪、逊育者」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:eunuchus|eunÅ«chus]] 「[[w:宊官|宊官]]」</span> *Is <u>primum</u> inter suos [[wikt:en:queri|queri]] atque [[wikt:en:indignari|indignari]] [[wikt:en:coepit|coepit]] **圌は、<u>はじめのうちは</u>、味方の間で、䞍平を蚀ったり、腹を立おたりし始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:primum#Etymology_1|prÄ«mum]] ; [[wikt:en:deinde|deinde]]  「はじめのうちは、それから」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:queror#Latin|querÄ«]] 「䞍平を蚀う、嘆く」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:indignor|indignārÄ«]] 「腹を立おる」</span> *regem ad [[wikt:en:causam#Latin|causam]] [[wikt:en:dicendam|dicendam]] [[wikt:en:evocari|evocari]]; **王が玛争の<ruby><rb>理由</rb><rp></rp><rt>カりサ</rt><rp></rp></ruby>を陳述するために呌び出されるずいうこずに。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dico#Etymology_1|dÄ«cere]] 「述べる」  未来受動分詞動圢容詞 [[wikt:en:dicendus|dÄ«cendus]] ⇒動圢容詞による動名詞の代甚</span> <br>   '''宊官ポティヌスが、近衛隊長アキッラスを党軍の指揮官ずし、軍をアレクサンドリアに呌び戻す''' *②項 <u>[[wikt:en:deinde|deinde]]</u> [[wikt:en:adiutores|adiutores]] [[wikt:en:quosdam|quosdam]] consilii sui [[wikt:en:nactus|nactus]] ex <u>[[wikt:en:regis#Noun|regis]] [[wikt:en:amicus#Noun_2|amicis]]</u> **<u>それから</u>、<ruby><rb><u>王の僚友</u></rb><rp></rp><rt>アミクス・レギス</rt><rp></rp></ruby>たちのうちから、自らの<ruby><rb>謀蚈</rb><rp></rp><rt>コンシリりム</rt><rp></rp></ruby>のいく人かの<ruby><rb>加担者</rb><rp></rp><rt>アデュトル</rt><rp></rp></ruby>を埗るず、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:adiutor|adiÅ«tor]] 「助力者」たたは「加担者」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2「王の僚友」は[[#104節|104節]]で述べられた偎近の地䜍で、叀代ギリシア語で ピロス・バシリコス <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">[[wikt:en:φίλος#Noun|φίλος]] [[wikt:en:βασιλικός#Ancient_Greek|βασιλικός]]</span> 。</span> *exercitum a Pelusio clam Alexandriam [[wikt:en:evocavit|evocavit]] **軍隊を秘密裏にペルシりムから[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]に呌び戻しお、 *atque eundem Achillam, cuius supra [[wikt:en:meminimus|meminimus]], omnibus copiis praefecit. **<u>前に蚀及したのず同じ</u>アキッラスを、党軍勢の指揮官ずした。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:memini|meminisse]] 「蚀及する」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[#104節|104節]]で、ポンペむりスを暗殺したアキッラスに぀いお述べられた。</span> <br> *③項 Hunc [[wikt:en:incitatum|incitatum]] suis et regis [[wikt:en:inflatum|inflatum]] [[wikt:en:pollicitationibus|pollicitationibus]], **この者を、自分ず王の玄束事により<u>けしかけ</u>、<u>のがせあがらせお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:incito#Latin|incitāre]] 「駆り立おる、けしかける」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:inflo#Latin|Ä«nflāre]] 「吹き蟌む、のがせあがらせる」。 は削陀提案されおいる。</span> *quae fieri vellet, litteris nuntiisque [[wikt:en:edocuit|edocuit]]. **䜕をしお欲しいのか、曞状や䌝什により、知らせた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:edoceo|ēdocēre]] 「教える、知らせる」</span> <br>   '''前王プトロマ゚りス12䞖の遺蚀状ずは''' *④項 In [[wikt:en:testamento#Latin|testamento]] Ptolomaei patris **珟王の父であるプトロマ゚りスの<ruby><rb>遺蚀状</rb><rp></rp><rt>テスタメントゥム</rt><rp></rp></ruby>においお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:testamentum#Latin|testāmentum]] 「遺蚀、遺蚀状」</span> *[[wikt:en:heredes#Latin|heredes]] erant [[wikt:en:scripti|scripti]] **<ruby><rb>盞続人</rb><rp></rp><rt>ヘレス</rt><rp></rp></ruby>ずしお指名されおいたのは、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:heres#Latin|hērēs]] 「盞続人」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:scribo|scrÄ«bere]] 「文曞で指名する」  完了受動分詞 [[wikt:en:scriptus|scrÄ«ptus]]</span> *ex duobus [[wikt:en:filiis|filiis]] maior **二人の<ruby><rb>息子</rb><rp></rp><rt>フィリりス</rt><rp></rp></ruby>たちのうちの幎長者、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:プトレマむオス12侖|プトレマむオス12侖]]の息子は、長男で珟王の[[w:プトレマむオス13侖|プトレマむオス13侖]]ず次男のプトレマむオス14䞖がいた。</span> *et ex duabus filiabus ea, quae aetate [[wikt:en:antecedebat|antecedebat]]. **および、二人の<ruby><rb>息女</rb><rp></rp><rt>フィリア</rt><rp></rp></ruby>たちのうち、幎霢においお先行しおいた者だった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚プトレマむオス12䞖の䞉人の息女のうち、長女の[[w:ベレニケ4侖|ベレニケ4侖]]は殺されおおり、<br>    次女の[[w:クレオパトラ7侖|クレオパトラ7侖]]ず䞉女の[[w:アルシノ゚4侖|アルシノ゚4侖]]が生存しおいた。<br>    すなわち、長男のプトレマむオス13䞖ず次女のクレオパトラ7䞖が、盞続人に指名されおいたこずになる。</span> <br> *⑀項 Haec uti [[wikt:en:fierent|fierent]], **このこずが成就するように、 *per omnes deos **゚ゞプトで信仰されおいたすべおの神々を介しお、 *perque [[wikt:en:foedera|foedera]], quae Romae [[wikt:en:fecisset|fecisset]], **および、ロヌマ人の郜であるロヌマにお締結しおあった<ruby><rb>盟箄</rb><rp></rp><rt>フォ゚ドゥス</rt><rp></rp></ruby>を介しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:foedus#Latin|foedus]] 「同盟、盟玄」</span> *eodem testamento Ptolomaeus populum Romanum [[wikt:en:obtestabatur|obtestabatur]]. **前王プトロマ゚りスは、ロヌマ人民を蚌人に挙げおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:obtestor|obtestārÄ«]] 「蚌人ずしお匕き合いに出す」 デポネンティア動詞</span> <br> *⑥項 [[wikt:en:tabulae#Latin|Tabulae]] testamenti unae **<ruby><rb>遺 蚀</rb><rp></rp><rt>テスタメントゥム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>文曞</rb><rp></rp><rt>タブラ゚</rt><rp></rp></ruby>の䞀぀は、 *per legatos eius Romam erant [[wikt:en:adlatae|adlatae]], ut in [[wikt:en:aerario|aerario]] [[wikt:en:ponerentur|ponerentur]] **<ruby><rb>囜 庫</rb><rp></rp><rt>ア゚ラリりム</rt><rp></rp></ruby>に保管されるように、圌 <small>前王プトロマ゚りス</small> の䜿節たちを通じおロヌマに運ばれお、 *── hae cum propter [[wikt:en:publicas|publicas]] [[wikt:en:occupationes|occupationes]] poni non potuissent, **── これは、政倉のため、保管するこずができなかったので、 *apud Pompeium sunt [[wikt:en:depositae|depositae]] ──, **ポンペむりスのもずにゆだねられおいたのだが ── *alterae eodem exemplo relictae atque obsignatae Alexandriae [[wikt:en:proferebantur|proferebantur]]. **同じ写しのもう䞀぀は、アレクサンドリアに残されお封印されおいお、提瀺されおいたのである。 ===109節=== '''カ゚サルが王宀の玛争を仲裁しおいるず、アキッラスの軍勢が郜に差し迫っお来たので、王を手元に眮いお備える''' *①項 De his rebus <u>cum</u> [[wikt:en:ageretur|ageretur]] apud Caesarem, **これらの事柄に぀いお、カ゚サルがいるずころで談刀されおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:ago#Latin|agere]] 「談刀する、協議する」</span> *isque maxime [[wikt:en:vellet|vellet]] pro [[wikt:en:communi#Latin|communi]] [[wikt:en:amico#Latin|amico]] atque [[wikt:en:arbitro#Etymology_2|arbitro]] [[wikt:en:controversias#Latin|controversias]] [[wikt:en:regum|regum]] [[wikt:en:componere#Verb_3|componere]], **ずりわけ、圌が双方にずり共通の友人、か぀王宀の玛争の<ruby><rb>仲裁人</rb><rp></rp><rt>アルビテル</rt><rp></rp></ruby>ずしお、調停するこずを望んでいた<u>ずきに</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:arbiter#Latin|arbiter]] 「仲裁人、審刀者」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:compono|compōnere]] 「問題を凊理する、調停する」</span> *subito <u>exercitus</u> [[wikt:en:regius#Latin|regius]] [[wikt:en:equitatus#Etymology_1|equitatus]]que omnis venire Alexandriam [[wikt:en:nuntiatur|nuntiatur]]. **䞍意に、王のすべおの<ruby><rb>歩兵隊</rb><rp></rp><rt>゚クセルキトゥス</rt><rp></rp></ruby>ず<ruby><rb>階兵隊</rb><rp></rp><rt>゚クィタトゥス</rt><rp></rp></ruby>が、[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]に進撃しお来るず、報告される。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:exercitus#Noun|exercitus]] は「軍隊」ず蚳されるが、特に[[wikt:en:equitatus#Etymology_1|equitātus]] 「階兵隊」に察しお「歩兵隊」を指す。</span> <br>   '''兵力の少ないカ゚サルが、郜に陣地を確保しお、アキッラスの軍勢に備えようずする''' *②項 Caesaris copiae [[wikt:en:nequaquam|nequaquam]] erant <u>[[wikt:en:tantae|tantae]]</u>, <u>ut</u> eis, extra oppidum si esset [[wikt:en:dimicandum|dimicandum]], confideret. **カ゚サルの軍勢は、もし城垂の倖で闘わなければならぬ堎合に信頌する<u>ほど、じゅうぶん</u>では決しおなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:nequaquam|nēquāquam]] 「決しおない」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:tantus|tantus, -a, -um]] , ut  「これほど、ほどである」「ほどの」</span> *[[wikt:en:relinquebatur|Relinquebatur]], ut se suis locis oppido [[wikt:en:teneret|teneret]] **カ゚サルにずっお残されおいたのは、城垂にお味方の堎所を掌握しお、 *consiliumque Achillae [[wikt:en:cognosceret|cognosceret]]. **アキッラスの考えを知るこずであった。 <br>   '''カ゚サルが、郚䞋たちに歊装させながら、王の䜿節を介しおアキッラスの意向を知ろうずする''' *③項 Milites tamen omnes in armis esse iussit **しかしながら、カ゚サルはすべおの兵士たちに歊装するこずを呜じお、 *regemque hortatus est, **王に以䞋のこずを促した。 *ut ex suis [[wikt:en:necessariis|necessariis]], quos [[wikt:en:haberet|haberet]] maximae auctoritatis, legatos ad Achillam [[wikt:en:mitteret|mitteret]] **配䞋の<ruby><rb>芪しい者</rb><rp></rp><rt>ネケッサリりス</rt><rp></rp></ruby>たちのうちから、最倧の暩勢を持぀者たちを、䜿節ずしおアキッラスのもずぞ遣わしお、 *et, quid esset suae voluntatis, [[wikt:en:ostenderet|ostenderet]]. **王自らの意思が䜕であるかを、瀺すように、ず。 <br>   '''カ゚サルの意を受けた王プトロマ゚りスが、偎近のディオスコリデスずセラピオンを、アキッラスのずころぞ掟遣する''' *④項 A quo missi Dioscorides et Serapion, **圌 <small>王プトロマ゚りス</small> によっお遣わされたのは、ディオスコリデスずセラピオンで、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ギリシア語名は、ディオスコリデス <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ΔιοσκουρίΎης</span> ず、セラピオン <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ΣεραπίωΜ</span> 。</span> *qui ambo legati Romae fuerant **── その者らは、䞡者ずも、䜿節ずしおロヌマにいたこずがあり、 *magnamque apud patrem Ptolomaeum auctoritatem [[wikt:en:habuerant|habuerant]], **珟王の父であるプトロマ゚りスのもずで倧きな暩嚁を持っおいたのだが、 ── *ad Achillam [[wikt:en:pervenerunt|pervenerunt]]. **アキッラスのもずぞ到着した。 <br> *⑀項 Quos ille, cum in conspectum eius [[wikt:en:venissent|venissent]], **あの者 <small>アキッラス</small> は、圌ら <small>二人の䜿節</small> が圌の県前にやっお来たずきに、 *priusquam [[wikt:en:audiret|audiret]] aut, cuius rei causa missi essent, [[wikt:en:cognosceret|cognosceret]], **圌らが遣わされたずころの事由を 聞き取ったり、あるいは、知るよりも前に、 *[[wikt:en:corripi|corripi]] atque [[wikt:en:interfici|interfici]] [[wikt:en:iussit|iussit]]; **ずっ捕たえお、殺しおしたうこずを、呜じた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:corripio|corripere]] 「ひっ぀かむ」</span> *quorum alter [[wikt:en:acceptus|accepto]] [[wikt:en:vulnere#Latin|vulnere]] [[wikt:en:occupatus|occupatus]] per suos pro [[wikt:en:occiso#Latin|occiso]] [[wikt:en:sublatus|sublatus]], **圌らの䞀方は、傷を受けたが、仲間によっお぀かたれお、殺された者ずしお運び去られた。 *alter interfectus est. **もう䞀人は、殺害された。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚このずき生き延びた者は、BC43幎に[[w:キプロス島|キュプロス島]]の<ruby><rb>県長官</rb><rp></rp><rt>ストラテゎス</rt><rp></rp></ruby> ''[[w:en:Strategos|Strategos]]'' <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">στρατηγός</span>  に任じられた<br>    セラピオン ''[[w:en:Serapion (strategos)|Serapion]]'' <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">ΣεραπίωΜ</span>  ず同䞀人物ではないかず想定されおいる。</span> <br>   '''カ゚サルが、少幎王プトロマ゚りスを自らの盟にしようずする''' *⑥項 Quo [[wikt:en:facto#Participle|facto]], **それを<ruby><rb>遣</rb><rp></rp><rt>や</rt><rp></rp></ruby>られおしたうず、 *regem <u>ut</u> in sua potestate haberet, Caesar <u>[[wikt:en:effecit|effecit]]</u>, **カ゚サルは、王を自らの<ruby><rb>圱響力</rb><rp></rp><rt>ポテスタス</rt><rp></rp></ruby>の䞋に保持する<u>ように</u> <u>した</u>。 *magnam regium nomen apud suos auctoritatem habere existimans, **王の名が、臣䞋たちの前では倧いなる暩嚁を持っおいるず刀断しおいたし、 *et <u>ut</u> <u>potius</u> [[wikt:en:privatus#Etymology_1|privato]] [[wikt:en:paucorum|paucorum]] et [[wikt:en:latronum|latronum]] <u>quam</u> [[wikt:en:regius#Latin|regio]] consilio [[wikt:en:susceptum|susceptum]] bellum videretur. **王の考えによる、<u>ずいうよりも、むしろ</u> わずかな<ruby><rb>逆賊</rb><rp></rp><rt>ラトロ</rt><rp></rp></ruby>の私的な考えにより、戊争が䌁おられたず思われる<u>ようにしたのだ</u>。 ===110節=== '''アキッラス麟䞋の軍勢ロヌマ人のガビニりス兵など2䞇䜙ず階兵2000階の内情''' *①項 Erant cum Achilla eae copiae, **アキッラスずずもに、以䞋のような軍勢がいた。 *ut <u>neque</u> numero **兵数においおも、 *<u>neque</u> genere hominum **兵皮においおも、 *<u>neque</u> usu rei militaris **軍隊経隓においおも *<u>[[wikt:en:contemnendae|contemnendae]]</u> viderentur. **<u>過小評䟡されるべきではない</u>ず思われおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:contemno|contemnere]] 「<ruby><rb>䟮</rb><rp></rp><rt>あなど</rt><rp></rp></ruby>る、過小評䟡する」  未来受動分詞動圢容詞 [[wikt:en:contemnendus|contemnendus]]</span> <br>   '''ガビニりスの兵士たちの珟状''' *②項 Milia enim XX in armis habebat. **確かに、歊装した20,000名の兵士を保持しおいた。 *Haec <u>[[wikt:en:constabant|constabant]] ex</u> Gabinianis militibus, **これは、ガビニりスの兵士たち<u>から成っおいた</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:consto#Latin|cōnstāre]] ex  「から成る」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2 ●線集䞭● </span> *qui iam <u>in [[wikt:en:consuetudinem|consuetudinem]]</u> Alexandrinae vitae ac [[wikt:en:licentiae|licentiae]] <u>[[wikt:en:venerant|venerant]]</u> **その者らは、もはや、[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]での自由気たたな生掻が<u>習慣になっおいお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:licentia|licentia]] 「自由、気たた」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:consuetudo|cōnsuētÅ«dō]] 「習慣」  in [[wikt:en:consuetudinem|cōnsuētÅ«dinem]] [[wikt:en:venio|venÄ«re]] 「習慣になる」</span> *et [[wikt:en:nomen#Latin|nomen]] [[wikt:en:disciplinam#Latin|disciplinam]]que populi Romani [[wikt:en:dedidicerant|dedidicerant]] **ロヌマ人の囜民であるこずや<ruby><rb>芏 埋</rb><rp></rp><rt>ディスキプリナ</rt><rp></rp></ruby>をすでに忘れおしたっおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:nomen#Latin|nōmen]] 「名前」あるいは「囜民であるこず」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:disciplina#Latin|disciplÄ«na]] 「芏埋」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:dedisco|dēdiscere]] 「忘れる」</span> *[[wikt:en:uxores|uxores]]que [[wikt:en:duxerant|duxerant]], **劻をめずっおおり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:uxor|uxor]] 「劻」  [[wikt:en:uxorem|uxōrem]] [[wikt:en:duco#Latin|dÅ«cere]] 「劻をめずる」</span> *ex quibus [[wikt:en:plerique#Etymology_2|plerique]] [[wikt:en:liberos#Latin|liberos]] [[wikt:en:habebant|habebant]]. **めいめいの劻たちから、子䟛たちをもうけおいた。 <br>   '''集められおいた倚数のアりトロヌたち''' *③項 [[wikt:en:huc#Latin|Huc]] [[wikt:en:accedebant|accedebant]] **これに、付け加わっおいたのが、 *[[wikt:en:collecti|collecti]] ex [[wikt:en:praedonibus|praedonibus]] [[wikt:en:latronibus|latronibus]]que Syriae Ciliciaeque provinciae finitimarumque regionum. **[[w:シリア属州|シリア属州]]ず[[w:キリキア属州|キリキア属州]]や隣接する諞地域の、海賊や山賊のうちから集められた者たちだった。 *Multi praeterea <u>[[wikt:en:capitis|capitis]] [[wikt:en:damnati|damnati]]</u> [[wikt:en:exules|exules]]que [[wikt:en:convenerant|convenerant]]. **そのうえ、倚数の<u>垂民暩喪倱を宣告された者たち</u>や亡呜者たちが、集たっお来おいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:caput#Latin|caput]] 「頭」「生呜」「垂民暩」 [[wikt:en:poena|poena]] [[wikt:en:capitis|capitis]] 「死刑」[[wikt:en:deminutio|dēminÅ«tiō]] capitis 「垂民暩の喪倱」 </span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:damno#Etymology_1|damnāre]] 「刑を宣告する」  完了受動分詞 [[wikt:en:damnatus|damnātus]]<br>    カヌタヌ蚳<small>(J. M. Carter, 1993)</small>では、''men condemned to loss of citizen rights'' 「垂民暩喪倱の刑を宣告された男たち」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:exul|exul]] 「流刑者、远攟者」たたは「亡呜者」</span> <br>   '''ロヌマからの逃亡奎隷たち''' *④項 [[wikt:en:fugitivis|Fugitivis]] omnibus nostris **我が方のすべおの<ruby><rb>逃亡奎隷</rb><rp></rp><rt>フギティりス</rt><rp></rp></ruby>にずっお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:fugitivus#Noun|fugitÄ«vus]] 「逃亡者」特に「逃亡奎隷」 ''runaway slave'' </span> *certus erat Alexandriae [[wikt:en:receptus#Noun|receptus]] certaque vitae <u>[[wikt:en:condicio|condicio]], ut</u> <u>[[wikt:en:dato#Participle|dato]] [[wikt:en:nomine#Latin|nomine]]</u> militum essent numero; **アレクサンドリアにお、<u>兵隊名簿に登録するこずによっお</u>兵士になるずいう、確実な避難所ず、確実な生掻の条件があった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:receptus#Noun|receptus]] 「避難所、隠れ堎」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:condicio|condiciō]] ut  「ずいう条件」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:nomen#Latin|nōmen]] [[wikt:en:do#Latin|dare]] 「兵隊名簿に登録する、城募に応じる」  奪栌 [[wikt:en:nomine#Latin|nōmine]] [[wikt:en:dato#Participle|datō]] 「城募に応じるこずによっお」</span> *quorum <u>si quis</u> a domino [[wikt:en:prehenderetur|prehenderetur]], **もし、圌らのうちのある者が、奎隷時代の雇い䞻によっお捕らえられたならば、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚si quis  si  [[wikt:en:aliquis|aliquis]] 「もし、ある者が」</span> *consensu militum <u>[[wikt:en:eripiebatur|eripiebatur]]</u>, **兵士たちの合意により、<u>救い出されおいた</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:eripio|ēripere]] 「奪い取る」あるいは「救う、解攟する」</span> *qui [[wikt:en:vim#Latin|vim]] suorum, quod in [[wikt:en:simili#Latin|simili]] [[wikt:en:culpa#Noun_3|culpa]] [[wikt:en:versabantur|versabantur]], ipsi pro suo periculo [[wikt:en:defendebant|defendebant]]. **圌らは、<small>奎隷身分からの逃亡ずいう</small>䌌たような<ruby><rb>科</rb><rp></rp><rt>ずが</rt><rp></rp></ruby>を犯しおいたので、仲間たちぞの<ruby><rb>暪暎</rb><rp></rp><rt>りィス</rt><rp></rp></ruby>を自らの危険ずしお、自身が守っおいたのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚in [[wikt:en:culpa#Noun_3|culpā]] [[wikt:en:versor#Latin|versārÄ«]] 「<ruby><rb>科</rb><rp></rp><rt>ずが</rt><rp></rp></ruby>を犯しおいる」</span> <br>   '''アレクサンドリアの軍隊における叀くからの慣習ずは''' *⑀項 Hi regum amicos ad mortem [[wikt:en:deposcere|deposcere]], **この者らは、<ruby><rb>王の僚友</rb><rp></rp><rt>アミクス・レギス</rt><rp></rp></ruby>たちぞの[[w:賜死|賜死]]を芁求したり、 *hi bona [[wikt:en:locuples|locupletum]] [[wikt:en:diripere|diripere]], **<ruby><rb>裕犏な者</rb><rp></rp><rt>ロクプレス</rt><rp></rp></ruby>たちの<ruby><rb>資産</rb><rp></rp><rt>ボナ</rt><rp></rp></ruby>を略奪したり、 *[[wikt:en:stipendii|stipendii]] [[wikt:en:augendi|augendi]] causa regis [[wikt:en:domus#Latin|domum]] [[wikt:en:obsidere|obsidere]], **<ruby><rb>俞 絊</rb><rp></rp><rt>スティペンディりム</rt><rp></rp></ruby>を匕き䞊げるために、王の<ruby><rb>居通</rb><rp></rp><rt>ドムス</rt><rp></rp></ruby>を<u>取り囲んだり</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:obsideo#Latin|obsidēre]] 「占領する」あるいは「包囲する、取り囲む」''[[wikt:en:besiege#English|besiege]], [[wikt:en:lay siege|lay siege]]''<br>    ガヌドナヌ蚳<small>(J. P. Gardner, 1976)</small>は ''These men ... to besiege the palace for a rise in pay''<br>    カヌタヌ蚳<small>(J. M. Carter, 1993)</small>は ''these men ... laid siege to the king's residence to win heigher pay'' </span> *[[wikt:en:regno#Etymology_1_2|regno]] [[wikt:en:expellere|expellere]] [[wikt:en:alios|alios]], alios [[wikt:en:arcessere|arcessere]] **ある者たちを<ruby><rb>王䜍</rb><rp></rp><rt>レグヌム</rt><rp></rp></ruby>から退けお、別のある者たちを王䜍に呌び寄せたり、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚ガヌドナヌ蚳<small>(J. P. Gardner, 1976)</small>は ''These men ... to drive some from the throne and summon others to fill it''<br>    カヌタヌ蚳<small>(J. M. Carter, 1993)</small>は ''these men ... removed some and appointed other to the throne'' </span> *<u>[[wikt:en:vetere#Adjective_2|vetere]] [[wikt:en:quodam|quodam]]</u> [[wikt:en:Alexandrini|Alexandrini]] [[wikt:en:exercitus#Noun|exercitus]] <u>[[wikt:en:instituto#Latin|instituto]]</u> <u>[[wikt:en:consueverant|consueverant]]</u>. **アレクサンドリアの軍隊の、<u>いわば長幎にわたる慣習</u>に慣れっこになっおいたのだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:consueverant|consuēverant]] は、動詞 [[wikt:en:consuesco|cōnsuēscō]] の盎説法過去完了3人称耇数圢だが、<br>     倚くの写本では r の前の ve が脱萜した圢態 consuērant になっおいる。</span> *Erant praeterea equitum milia duo. **そのうえ、階兵2,000階がいた。 <br>   '''ガニビりスの兵士やアレクサンドリアの軍勢の軍事経隓''' *⑥項 [[wikt:en:inveteraverant|Inveteraverant]] hi omnes [[wikt:en:compluribus|compluribus]] Alexandriae [[wikt:en:bellis#Etymology_3|bellis]], **この者たちは、皆、アレクサンドリアで、いく぀もの戊争ずずもに歳を重ねおいたのであったし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:invetero|inveterāre]][[wikt:fr:invetero|fr]]「幎を取る」''[[wikt:fr:devenir|devenir]] [[wikt:fr:vieux|vieux]], prendre de l’âge, [[wikt:fr:vieillir|vieillir]].'' </span> *Ptolomaeum patrem in regnum [[wikt:en:reduxerant|reduxerant]], **珟王の父であるプトロマ゚りスを<ruby><rb>王䜍</rb><rp></rp><rt>レグヌム</rt><rp></rp></ruby>に埩垰させおいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:reduco#Latin|redÅ«cere]] 「連れ戻す、匕き戻す、埩垰させる」</span> *[[w:la:Marcus Calpurnius Bibulus|Bibuli]] filios duos interfecerant, **[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|ビブルス]]の二人の息子たちを殺害しおいたし、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚'''[[w:マルクス・カルプルニりス・ビブルス|マルクス・カルプルニりス・ビブルス]]''' は、BC5150幎にシリア総督になったが、<br>    [[内乱蚘 第3å·» (侊)#31節|31節]]③項で蚀及されたように、パルティア軍に包囲されお苊戊しおいたので、<br>    二人の息子を「ガビニりスの兵士たち」ぞの揎軍芁請のために゚ゞプトに掟遣したが、<br>    逆に息子たちはその兵士たちによっお殺され、殺害者の身柄は女王クレオパトラからビブルスのもずぞ送られた。<br>    BC49幎にカ゚サルずの内戊が勃発するず、[[内乱蚘 第3å·» (侊)#5節|5節]][[内乱蚘 第3å·» (侊)#7節|7節]]8節[[内乱蚘 第3å·» (侊)#14節|14節]]16節で元老院掟の艊隊叞什官ずしお<br>    カ゚サル勢を倧いに悩たせたが、[[内乱蚘 第3å·» (侊)#18節|18節]]で病死した。</span> *[[wikt:en:bella#Noun_2|bella]] cum [[wikt:en:Aegyptiis|Aegyptiis]] [[wikt:en:gesserant|gesserant]]. **゚ゞプト人たちずも亀戊しおいた。 *<u>Hunc</u> usum rei militaris habebant. **<u>このような</u>軍事経隓を持っおいたのである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、倚くの写本では [[wikt:en:hunc|hunc]] 「このような」であるが、[[wikt:en:hinc#Latin|hinc]] 「それゆえ」ずする写本もある。</span> ===111節=== '''アキッラスの軍勢がアレクサンドリアの街ず枯を制圧しようずしお、カ゚サル勢ずの戊いの火ぶたが切られる''' *①項 His copiis [[wikt:en:fidens|fidens]] Achillas **アキッラスは、このような軍勢を頌みずしお、 *paucitatemque militum Caesaris [[wikt:en:despiciens|despiciens]] **カ゚サルの兵士たちの少なさをなめきっおいお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:despicio|dēspicere]] 「芋䞋す、軜蔑する」</span> *[[wikt:en:occupabat|occupabat]] Alexandriam praeter eam oppidi partem, quam Caesar cum militibus [[wikt:en:tenebat|tenebat]], **カ゚サルが兵士たちずずもに掌握しおいた城垂の<ruby><rb>街区</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>を陀く [[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]を占領しおいたのだが、 *primo impetu domum eius [[wikt:en:inrumpere|inrumpere]] conatus; **初めの突撃により、圌 <small>カ゚サル</small> の<ruby><rb>居通</rb><rp></rp><rt>ドムス</rt><rp></rp></ruby>に抌し入るこずを詊みた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:inrumpo|inrumpere]]  [[wikt:en:irrumpo#Latin|irrumpere]] 「抌し入る、突入する」</span> *sed Caesar [[wikt:en:dispositis|dispositis]] per vias cohortibus impetum eius [[wikt:en:sustinuit|sustinuit]]. **しかし、カ゚サルは、通りに諞<ruby><rb>[[w:コホルス|歩兵倧隊]]</rb><rp></rp><rt>コホルス</rt><rp></rp></ruby>を配眮しお、圌 <small>アキッラス</small> の突撃を持ちこたえた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:dispono|dispōnere]] 「配眮する」  完了受動分詞 [[wikt:en:dispositus|dispositus]]</span> <br> *②項 Eodemque tempore pugnatum est ad portum, **同時に、枯の呚蟺でも闘われおおり、 *ac longe maximam ea res [[wikt:en:adtulit|adtulit]] [[wikt:en:dimicationem|dimicationem]]. **その<ruby><rb>事態</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>は、はるかに倧がかりな<ruby><rb>戊闘状態</rb><rp></rp><rt>ディミカティオ</rt><rp></rp></ruby>を匕き起こした。 <br>    '''゚ゞプト艊隊の陣容''' *③項 <u>Simul</u> enim [[wikt:en:diductis|diductis]] copiis pluribus [[wikt:en:viis#Latin|viis]] pugnabatur, **すなわち、軍勢が倚くの通りに展開しお戊われおいたのず<u>同時に</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:diduco|dÄ«dÅ«cere]] 「軍隊を分散させる、展開させる」  完了受動分詞 [[wikt:en:diductus|dÄ«ductus]]</span> *<u>et</u> magna multitudine navis longas occupare hostes [[wikt:en:conabantur|conabantur]]; **<ruby><rb>敵方</rb><rp></rp><rt>ホステス</rt><rp></rp></ruby>は倧勢により、軍船を占領するこずを詊みおいた。 *quarum erant L auxilio missae ad Pompeium **それらの軍船の50隻は、ポンペむりスのもずぞ揎軍ずしお掟遣されおいたが、 *proelioque in Thessalia facto domum [[wikt:en:|redierant]], **[[w:テッサリア|テッサリア]]においおポンペむりスが敗れた合戊が行なわれたので、故囜 <small>゚ゞプト</small> に垰還しおいた。 *[[wikt:en:quadriremes#Latin|quadriremes]] omnes et quinqueremes [[wikt:en:aptae|aptae]] [[wikt:en:instructae|instructae]]que omnibus rebus ad [[wikt:en:navigandum|navigandum]], **すべおが四段櫂船ず五段櫂船で、あらゆるもので装備され、航行する準備ができおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:quadriremis|quādrirēmis]] 「四段櫂船」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2quinquerēmis 「[[w:五段櫂船|五段櫂船]]」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:aptus|aptus, -a, -um]] 「装備された」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚4[[wikt:en:instruo#Latin|Ä«nstruere]] 「準備する、装備する」  完了受動分詞 [[wikt:en:instructus|Ä«nstrÅ«ctus]]</span> *praeter has XXII, quae praesidii causa Alexandriae esse <u>consueverant</u>, **そのうえ、守備のためにアレクサンドリアにいるこずが慣習であった22隻は、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:consueverant|consuēverant]] は、動詞 [[wikt:en:consuesco|cōnsuēscō]] の盎説法過去完了3人称耇数圢だが、<br>      r の前の ve が脱萜した圢態 consuērant になっおいる写本もある。</span> [[画像:Thalamegos Nicolaes Witsen 1671.jpg|thumb|right|450px|プトレマむオス朝[[w:プトレマむオス4侖|プトレマむオス4侖]]の巚艊17䞖玀の埩元画。]] *<u>constratae</u> omnes. **すべおが<u>甲板が匵られおいた</u>。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:consterno#Etymology_1|cōnsternere]] 「屋根を<ruby><rb>葺</rb><rp></rp><rt>ふ</rt><rp></rp></ruby>く」''[[wikt:en:thatch#Etymology_2|en: thatch]]''<br>      完了受動分詞 [[wikt:en:constratus|cōnstrātus]] 「<u>屋根が</u><ruby><rb><u>葺</u></rb><rp></rp><rt>ふ</rt><rp></rp></ruby><u>かれた</u>」</span> <br>   '''艊隊ず枯湟の重芁性''' *④項 Quas si [[wikt:en:occupavissent|occupavissent]], **もし、それらをアキッラス勢が占拠したならば、 *[[wikt:en:classe#Latin|classe]] Caesari [[wikt:en:erepta|erepta]] **カ゚サルから艊隊を奪取しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:eripio|ēripere]] 「奪い取る」  完了受動分詞 [[wikt:en:ereptus|ēreptus]]</span> *[[wikt:en:portum#Latin|portum]] ac [[wikt:en:mare#Latin|mare]] totum in sua potestate haberent, **枯ず沿海の党域を統制䞋に眮き、 *commeatu auxiliisque Caesarem [[wikt:en:prohiberent|prohiberent]]. **カ゚サルを物資䟛絊や増揎から阻むようになっおいただろう。 <br>   '''枯湟地区で激戊が勃発する''' *⑀項 Itaque <u>[[wikt:en:tanta#Latin|tanta]]</u> est [[wikt:en:contentione|contentione]] [[wikt:en:actum#Participle|actum]], <u>[[wikt:en:quanta#Latin|quanta]]</u> [[wikt:en:agi#Latin|agi]] [[wikt:en:debuit|debuit]], **そういうわけで、起こるべきであった<u>ほどの、たいぞんな</u>闘争が起こった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tantus|tantus]]  [[wikt:en:quantus|quantus]]  「ほどの」</span> *cum illi celerem in ea re victoriam, hi salutem suam [[wikt:en:consistere#Verb_3|consistere]] [[wikt:en:viderent|viderent]]. **あちら方は速やかな勝利が、こちら方は自らの安党が、その事態に立脚しおいるず芋おいたのだ。 [[画像:Alexandrie et phare.jpg|thumb|right|380px|アレクサンドリアの枯湟ず倧灯台18䞖玀のむタリアの画家ルむゞ・マむダヌ ''[[w:en:Luigi Mayer|Luigi Mayer]]'' による颚景画。巊の奥にパルスパロス島、右の奥に倧灯台が描かれおいる。]] <br>   '''カ゚サルが、枯湟内の船団を焌き蚎ちしお、軍勢をパルス島ぞ䞊陞させる''' *⑥項 Sed rem [[wikt:en:obtinuit|obtinuit]] Caesar **けれども、カ゚サルが<ruby><rb>戊局</rb><rp></rp><rt>レス</rt><rp></rp></ruby>を制しお、 *omnesque eas naves et reliquas, quae erant in [[wikt:en:navale#Latin|navalibus]], [[wikt:en:incendit|incendit]], **それらの船団ず、<ruby><rb>造船所</rb><rp></rp><rt>ナりァレ</rt><rp></rp></ruby>にあった残りの船団を、焌き蚎ちする。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:navale#Latin|nāvāle]] 「造船所、ドック」</span> *quod [[wikt:en:tam#Latin|tam]] [[wikt:en:late#Latin|late]] [[wikt:en:tueri|tueri]] parva manu non poterat, **ずいうのも、わずかな手勢で、これほど広域に防戊するこずはできなかったからだ。 *[[wikt:en:confestim|confestim]]que ad [[wikt:en:Pharus|Pharum]] navibus milites [[wikt:en:exposuit|exposuit]]. **カ゚サルは速やかに、兵士たちを船団により、<ruby><rb>灯台</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>のたもずぞ䞊陞させた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚灯台の名は、叀代ギリシア語では パロス<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;"></span>[[wikt:en:Ίάρος|Ίάρος]]</span>、<br>    ラテン語では パルス[[wikt:en:Pharus|Pharus]]たたは パロス[[wikt:en:Pharos|Pharos]]。<br>    本来は島の名であるが、ここでは灯台を指しおいるず思われる。</span> ===112節 (前半)=== [[画像:PHAROS2006 crop.jpg|thumb|right|400px|'''[[w:アレクサンドリアの倧灯台|アレクサンドリアの倧灯台]]'''[[w:la:Pharus Alexandrinus|Pharus Alexandrinus]]の[[w:3次元コンピュヌタグラフィックス|3D CG]]による埩元画。倧理石や花厗岩で造られた堅固な䞉局の構造物から成り䞋局が四角柱、䞭局が八角柱、䞊局が円柱、その䞊で火を焚いお、その光を鏡で反射させるこずによっお灯台の圹割を果たしおいた。おっぺんの屋根の䞊には海神[[w:ポセむドヌン|ポセむドン]]の像が安眮されおいたなどずもいう。高さは[[w:en:Lighthouse of Alexandria|120137m]][[w:de:Pharos von Alexandria|115160m]]など諞説があるが、数床の倧地震によっお完党に倒壊した。<br> [[w:ビザンチりムのフィロン (発明家)|ピロン]]<span style="font-family:Times New Roman;font-size:12pt;color:#009999;">ΊίλωΜ</span>が「[[w:䞖界の䞃䞍思議|䞖界の䞃倧景芳䞃䞍思議]]」を遞んだ時には灯台はただ存圚しおいなかったが、埌に「䞃䞍思議」に数えられるようになった。<small>なお、『内乱蚘』が蚀及しおいる[[w:アルテミス神殿|゚ペススのディアナアルテミス神殿]]も䞃䞍思議の䞀぀。</small><br> 島の名'''パロス'''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">[[wikt:en:Ίάρος|Ίάρος]]</span>にちなんで、この灯台もパロスず呌ばれ、ラテン語でも '''パルス'''[[wikt:en:Pharus|Pharus]]たたは'''パロス'''[[wikt:en:Pharos|Pharos]]ず呌ぶ『内乱蚘』の写本では、二぀の呌び方が混圚しおいる。灯台を衚わす普通名詞ずしおペヌロッパ諞語にも広たっおいる。]] :<span style="color:#009900;">蚳泚112節は、ほかの節に比べおかなり長く、<br>    内容的にも前半ず埌半で異なるため、二぀に分けお解説する。</span> '''カ゚サルがパルス島ず倧灯台を制圧しお、物資䟛絊や増揎の態勢を敎える''' *①項 Pharus est in insula turris magna altitudine, **<ruby><rb>灯台</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>は、島における、ずお぀もない高さの塔で、 *[[wikt:en:mirificis|mirificis]] [[wikt:en:operibus|operibus]] [[wikt:en:extructa|extructa]]; **驚くべき<ruby><rb>工法</rb><rp></rp><rt>オプス</rt><rp></rp></ruby>によっお建造され、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:mirificus|mÄ«rificus]] 「䞍思議な、驚くべき」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:opus#Latin|opus]] 「䜜業、工事」あるいは「建造物、構造物」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:extruo|extruere]][[wikt:en:exstruo|exstruere]] 「建おる、建蚭する」<br>      完了受動分詞 [[wikt:en:extructus|extructus]][[wikt:en:exstructus|exstructus]]</span> *quae nomen ab insula [[wikt:en:cepit|cepit]]. **その名前を、島の名から採ったものである。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:ホメヌロス|ホメロス]]の叙事詩『[[w:オデュッセむア|オデュッセむア]]』''[[s:en:The Odyssey|en]]''の第4歌においお、<br>    オデュッセりスの子テレマコスが、スパルタ王[[w:メネラヌオス|メネラオス]]から、<br>    ゚ゞプトのパロスずいう島に挂着した話を聞かされる。<br>     あるいは、メネラオスが゚ゞプトのある島に挂着したずきに、<br>    パロスずいう名前の舵取りが亡くなったので、その島をパロスず<br>    名付けた、ずいう別の蚀い䌝えもあるらしい。</span> <br>   '''堀防ヘプタスタディオンにより、島ずアレクサンドリアの街を結ぶ''' *②項 Haec insula [[wikt:en:obiectus|obiecta]] Alexandriae portum [[wikt:en:efficit|efficit]]; **この島は、[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]の垂街地ず向かい合っお、枯を぀くっおいる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:obicio#Latin|ōbicere]] [䞎栌] 「受動でず向かい合う、に面する」<br>      完了受動分詞 [[wikt:en:obiectus|obiectus]]</span> *sed <u>a superioribus regibus</u> **そればかりか、<u>か぀おの諞王によっお</u>、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では a [[wikt:en:superioribus|superiōribus]] [[wikt:en:regionibus|regiōnibus]] 「より高い堎所から」だが、<br>    a superiōribus [[wikt:en:regibus|rēgibus]] 「か぀おの諞王によっお」ず修正提案されおいる。</span> *in longitudinem [[wikt:en:passuum|passuum]] <u>DCCCC</u> in mare [[wikt:en:iactis|iactis]] [[wikt:en:molibus|molibus]] **<u>900</u>[[w:パッスス|パッスス]]の長さにお、海䞭に<ruby><rb>構造物</rb><rp></rp><rt>モレス</rt><rp></rp></ruby>が蚭眮されお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、DCCCC 900ず思われるが、校蚂本や蚳曞によっおは DCCC800ずしおいるものもある。<br>    900パッスス玄1,350m、800パッスス玄1,200m ずなる。<br>     この堀防は、カ゚サルずほが同時代のギリシア人地理孊者[[w:ストラボン|ストラボン]]の『地誌』によっお<br>    '''ヘプタスタディオン'''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:12pt;color:#009999;">ῈπταστάΎιοΜ</span>, ''[[w:en:Heptastadion|Heptastadion]]'', 矅 [[w:la:Heptastadium|Heptastadium]]ずいう呌び名が䌝えられ、<br>    これはギリシア語で「7[[w:スタディオン|スタディオン]]」を意味するが、この単䜍は地域や時代によっおたちたちで、<br>    プトレマむオス朝時代の゚ゞプトでの長さに぀いおは諞説がある。<br>     ファヌブルの校蚂版P. Fabre, 1927では、900パッスス ≒ 7スタディオン  1,400m ずいう説を採っおいる。</span> *angusto itinere <u>et</u> [[wikt:en:ponte#Etymology_2_2|ponte]] cum oppido [[wikt:en:coniungitur|coniungitur]]. **狭い道<u>および</u>䞀぀の橋により、<ruby><rb>城壁郜垂</rb><rp></rp><rt>オッピドゥム</rt><rp></rp></ruby>ず぀ながれおいる。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1䞋線郚は、写本では et だが、ut ずする修正提案もある。</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2堀防の䞊を现い道が通り、島ず街を結ぶ䞡端には橋を架けお、その䞋を船が通れるようになっおいたず考えられおいる。<br>    ファヌブルは、[[wikt:en:ponte#Etymology_2_2|ponte]]䞀぀の橋によりではなく、[[wikt:en:pontibus|pontibus]]耇数の橋によりずする方が適切だ、ず述べおいる。</span> <br>   '''枯ぞの出入りを困難にする事情ずは''' *③項 In hac sunt insula [[wikt:en:domicilia#Latin|domicilia]] [[wikt:en:aegyptiorum|Aegyptiorum]] et [[wikt:en:vicus#Latin|vicus]] oppidi magnitudine; **この島には、゚ゞプト人たちの居䜏地、城垂の倧きさをも぀集萜がある。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:domicilium#Latin|domicilium]] 「䜏居、居䜏地」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:aegyptius|Aegyptius, -a, -um]] 「゚ゞプトの、゚ゞプト人(の)」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:vicus#Latin|vÄ«cus]] 「村、村萜」</span> *[[wikt:en:quisque#Latin|quaeque]] [[wikt:en:ubique#Latin|ubique]] naves [[wikt:en:inprudentia#Noun|inprudentia]] aut tempestate paulum suo [[wikt:en:cursu#Latin|cursu]] [[wikt:en:decesserunt|decesserunt]], **いたるずころで、どんな船が、意図せずに あるいは悪倩候により 自らの<ruby><rb>航路</rb><rp></rp><rt>クルスス</rt><rp></rp></ruby>から少しでもそれたずしおも、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:inprudentia#Noun|inprÅ«dentia]][[wikt:en:imprudentia#Noun|imprÅ«dentia]] 「意図しないこず」 </span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:decedo#Latin|dēcēdere]] 「それる、はずれる」</span> *has [[wikt:en:more#Latin|more]] [[wikt:en:praedonum|praedonum]] [[wikt:en:diripere|diripere]] [[wikt:en:consuerunt|consuerunt]]. **これらの船団を島民たちが海賊のように略奪するこずを垞ずしおいた。 <br> *④項 Iis autem [[wikt:en:invitis|invitis]], a quibus Pharus [[wikt:en:tenetur|tenetur]], **そのうえ、<ruby><rb>灯台</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>を掌握しおいる者たちによっお承知されなければ、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚</span> *non potest esse propter angustias navibus [[wikt:en:introitus#Latin|introitus]] in portum. **枯の入口の狭さのために、船団にずっお通過するこずができなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:introitus#Latin|introitus]] 「入口」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2ここで述べられおいる「枯」ずは、灯台パロス島堀防アレクサンドリアに囲たれる東偎の「倧枯」のこず。</span> <br>   '''カ゚サルが、灯台を制圧しお、食糧や増揎郚隊の茞送を確かなものにする''' *⑀項 Hoc tum veritus Caesar, **そこで、カ゚サルはこのこずを懞念しお、 *hostibus in pugna occupatis, **敵方 <small>アキッラスの軍勢</small> がアレクサンドリア垂街での戊いに忙殺されおいたので、 *militibus expositis Pharum [[wikt:en:prehendit|prehendit]] **䞊陞させおいた兵士たちによっお、<ruby><rb>灯台</rb><rp></rp><rt>パルス</rt><rp></rp></ruby>を占領しお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚前節=[[#111節|111節]]⑥項で、兵士たちを灯台のたもずぞ䞊陞させおいる。</span> *atque ibi praesidium [[wikt:en:posuit|posuit]]. **そこに、守備隊を配眮した。 <br> *⑥項 Quibus est rebus effectum, **そうした事がなされたので、 *uti [[wikt:en:tuto#Etymology_1|tuto]] frumentum auxiliaque navibus ad eum [[wikt:en:subportari|subportari]] possent. **穀物や増揎が無事に、船団によっお圌 <small>カ゚サル</small> のもずぞ茞送できるようになったほどだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tuto#Etymology_1|tÅ«tō]] 「安党に、無事に」</span> *Dimisit enim circum omnes propinquas provincias atque inde auxilia evocavit. **確かに、呚蟺の最寄りの党属州に䌝什たちを掟遣しお、そこから増揎郚隊を呌び出した。 ===112節 (埌半)=== '''アキッラスを動かしおいた黒幕ポティヌスをカ゚サルが殺害し、アレクサンドリア戊争が新たな展開ぞ移る''' *⑊項 Reliquis oppidi partibus **城垂のほかの地区では、 *<u>sic</u> est pugnatum <u>ut</u> aequo proelio [[wikt:en:discederetur|discederetur]] et [[wikt:en:neuter#Latin|neutri]] [[wikt:en:pellerentur|pellerentur]] **優劣が぀かぬほど戊われお撀退され、どちらも撃退されなかった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:neuter#Latin|neuter, -tra, trum]]  「どちらもでない」</span> *── id [[wikt:en:efficiebant|efficiebant]] angustiae loci ──, **── 垂街戊の戊堎の狭さが、それをもたらしおいたのだが、 ── *paucisque utrimque interfectis **双方ずも少数が戊死しただけで、 *Caesar loca maxime [[wikt:en:necessaria#Latin|necessaria]] [[wikt:en:conplector|conplexus]] **カ゚サルは、ずりわけ重芁な地点を **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:conplector|conplectÄ«]][[wikt:en:complector|complectÄ«]] 「取り巻く」  完了受動分詞 conplexus[[wikt:en:complexus#Participle|complexus]]</span> *noctu [[wikt:en:praemunio|praemuniit]]. **倜間に防備を固めた。 [[画像:Map of Alexandria in the Ptolemaic period (Japanese).png|thumb|right|500px|[[w:プトレマむオス朝|プトレマむオス朝]]時代の[[w:アレクサンドリア|アレクサンドリア]]の垂街図蚳者が䜜成。]] <br>   '''カ゚サルが、王宮に隣接する劇堎を砊ずしお利甚する''' *⑧項 In eo [[wikt:en:tractu|tractu]] oppidi **城垂のその<ruby><rb>区 域</rb><rp></rp><rt>トラクトゥス</rt><rp></rp></ruby>の䞭には、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:tractus#Noun|tractus]] 「区域」</span> *pars erat [[wikt:en:regiae|regiae]] exigua, **<ruby><rb>王宮地区</rb><rp></rp><rt>レギア</rt><rp></rp></ruby>のわずかな䞀郚があっお、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[wikt:en:regia#Latin|rēgia]] 「王宮」。王宮地区は、ギリシア語で<br>    '''バシレむア'''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;color:#009999;">[[wikt:en:βασιλεία#Ancient Greek|βασιλεί៱]]</span>ず呌ばれおいた。</span> *in quam ipse [[wikt:en:habitandi|habitandi]] causa initio erat [[wikt:en:inductus|inductus]], **カ゚サル自身が圓初は居䜏のために導き入れられおいた。 *et theatrum coniunctum domui, **<ruby><rb>居通</rb><rp></rp><rt>ドムス</rt><rp></rp></ruby>に隣接しお<ruby><rb>劇 堎</rb><rp></rp><rt>テアトルム</rt><rp></rp></ruby>もあり、 *quod [[wikt:arcis|arcis]] tenebat locum **それは、砊の圹割を占めおいお、 *aditusque habebat ad portum et ad <u>reliqua</u> navalia. **枯やほかのドックぞの通路を持っおいた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚䞋線郚は、写本では reliqua 「ほかの」だが、regia 「王の」ずする修正提案もある。</span> <br> *⑚項 Has munitiones insequentibus auxit diebus, **これらの防塁を、続く日々に増蚭しお、 *ut pro muro obiectas haberet **防壁ずしお敵方に向かい合わせお、 *neu dimicare invitus cogeretur. **䞍本意に闘うこずを匷いられないようにしおいた。 <br>   '''クレオパトラの効アルシノ゚が、王宮から抜け出し、アキッラスずずもに攻囲軍を指揮し出す''' *⑩項 [[wikt:en:interim#Latin|Interim]] [[wikt:en:filia#Latin|filia]] [[wikt:en:minor#Etymology_1|minor]] Ptolomaei regis **そうこうしおいるうちに、先代の王プトロマ゚りスの幎䞋の嚘が、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚[[w:クレオパトラ7侖|クレオパトラ7侖]]の効である[[w:アルシノ゚4侖|アルシノ゚4侖]]。</span> *[[wikt:en:vacuam|vacuam]] [[wikt:en:possessionem|possessionem]] [[wikt:en:regni#Latin|regni]] sperans **<ruby><rb>王䜍</rb><rp></rp><rt>レグヌム</rt><rp></rp></ruby>が<ruby><rb>空</rb><rp></rp><rt>から</rt><rp></rp></ruby>であるのを占有するこずを期埅しお、 *ad Achillam sese ex regia [[wikt:en:traiecit|traiecit]] **<ruby><rb>王宮</rb><rp></rp><rt>レギア</rt><rp></rp></ruby>から、アキッラスのもずぞ身を投じ、 *unaque bellum administrare coepit. **䞀緒に、戊争の采配を振り始めた。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚カ゚サルは、プトレマむオス13䞖ずクレオパトラ7䞖に゚ゞプトを共同統治させ、<br>    アルシノ゚ず䞋の匟プトレマむオス14äž–ã‚’[[w:キプロス島|キュプロス島]]に封じようずしたらしい。<br>    アルシノ゚を王宮から脱出させたのは、圌女の逊育官で[[w:宊官|宊官]]である'''ガニュメデス''' [[w:en:Ganymedes (eunuch)|Ganymedes (eunuch)]] であった。</span> <br>   '''アキッラスずアルシノ゚の間に䞻導暩をめぐる察立が起こる''' *⑪項 Sed celeriter est inter eos de [[wikt:en:principatu|principatu]] controversia [[wikt:en:orta|orta]]; **だが、たちたち、圌らの間で、<ruby><rb>指導者の立堎</rb><rp></rp><rt>プリンキパトゥス</rt><rp></rp></ruby>に぀いお内玛が生じた。 *quae res apud milites [[wikt:en:largitiones|largitiones]] [[wikt:en:auxit|auxit]]; **その状況は、兵士たちの間に双方の斜しを増した。 *magnis enim [[wikt:en:iacturis|iacturis]] sibi quisque eorum animos [[wikt:en:conciliabat|conciliabat]]. **なぜなら、倧枚を投じるこずにより、おのおのが圌ら <small>兵士たち</small> の気持ちを自分たちに匕き寄せようずしおいたからだ。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:concilio#Latin|conciliāre]] 「味方に匕き入れる」</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2アルシノ゚の王宮脱出の立圹者であったガニュメデスが䞻導暩を握ろうずしたのであろう。<br>   この埌、ガニュメデスはアルシノ゚に呜じられる圢で、アキッラスを殺害するこずになる。</span> <br> *⑫項 Haec dum apud hostes geruntur, **こういったこずが、敵方の䞭でなされおいる間に、 *Pothinus [nutricius pueri et procurator regni, in parte Caesaris,] **ポティヌスが 少幎の<ruby><rb>逊育官</rb><rp></rp><rt>ヌトリキりス</rt><rp></rp></ruby>、か぀<ruby><rb>王政</rb><rp></rp><rt>レグヌム</rt><rp></rp></ruby>の<ruby><rb>監督官</rb><rp></rp><rt>プロクラトル</rt><rp></rp></ruby>であり、カ゚サルの偎にいたのだが、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚  内の箇所は、埌䞖の曞き蟌みであるず考えられお、削陀提案されおいる。</span> *cum ad Achillam nuntios [[wikt:en:mitteret|mitteret]] [[wikt:en:hortaretur|hortaretur]]que, ne negotio [[wikt:endesisteret:|desisteret]] neve animo [[wikt:en:deficeret|deficeret]], **アキッラスのもずぞ䌝什たちを遣わしお、<ruby><rb>任 務</rb><rp></rp><rt>ネゎティりム</rt><rp></rp></ruby>をやめるこずなく 気を萜ずすな、ず元気づけおいたずきに、 *[[wikt:en:indicatis#Pronunciation_2|indicatis]] [[wikt:en:deprehensis|deprehensis]]que [[wikt:en:internuntiis|internuntiis]] **<ruby><rb>䜿いの者</rb><rp></rp><rt>むンテルヌンティりス</rt><rp></rp></ruby>たちが、密告されお捕らえられたので、 **:<span style="color:#009900;">蚳泚1[[wikt:en:indico#Latin|indicāre]] 「知らせる」「密告する」  完了受動分詞 [[wikt:en:indicatus|indicātus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚2[[wikt:en:deprehendo|dēprehendere]] 「捕らえる」  完了受動分詞 [[wikt:en:deprehensus|dēprehēnsus]]</span> **:<span style="color:#009900;">蚳泚3[[wikt:en:internuntius|internÅ«ntius]] 「仲介者、䜿者」</span> *a Caesare est interfectus. **ポティヌスはカ゚サルによっお殺害された。 *[Haec initia belli Alexandrini fuerunt.] **これらのこずが、アレクサンドリア戊争の緒戊であった。 **:<span style="color:#009900;">蚳泚  内は、埌䞖の曞き蟌みであるず考えられ、削陀提案されおいる。</span> ==蚳者あずがき== ==脚泚== <references /> ==参考リンク== ---- *'''「内乱蚘 第3å·» (例)」了'''。「[[アレクサンドリア戊蚘]]」ぞ続く。 <!--■本文おわり■-->
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2019-10-04T06:17:58Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%86%85%E4%B9%B1%E8%A8%98_%E7%AC%AC3%E5%B7%BB_(%E4%B8%8B)
21,777
コンメンタヌル理孊療法士及び䜜業療法士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル理孊療法士及び䜜業療法士法 理孊療法士及び䜜業療法士法(最終改正:平成二六幎六月四日法埋第五䞀号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌルコンメンタヌル厚生コンメンタヌル理孊療法士及び䜜業療法士法 理孊療法士及び䜜業療法士法(最終改正平成二六幎六月四日法埋第五䞀号)の逐条解説曞。
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21,778
コンメンタヌル矩肢装具士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル矩肢装具士法 矩肢装具士法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌルコンメンタヌル厚生コンメンタヌル矩肢装具士法 矩肢装具士法(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌル臚床工孊技士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル臚床工孊技士法 臚床工孊技士法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌル蚺療攟射線技垫法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル蚺療攟射線技垫法 蚺療攟射線技垫法(最終改正:平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌルコンメンタヌル厚生コンメンタヌル蚺療攟射線技垫法 蚺療攟射線技垫法(最終改正平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。
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2015-12-09T15:20:37Z
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21,781
コンメンタヌル芖胜蚓緎士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル芖胜蚓緎士法 芖胜蚓緎士法(最終改正:平成二六幎六月四日法埋第五䞀号)の逐条解説曞。
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[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル厚生]][[コンメンタヌル芖胜蚓緎士法]] 芖胜蚓緎士法(最終改正平成二六幎六月四日法埋第五䞀号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|芖胜蚓緎士法}} ==第1ç«  総則(第1条第2条)== :[[芖胜蚓緎士法第1条|第1条]](目的) :[[芖胜蚓緎士法第2条|第2条]](定矩) ==第2ç«  免蚱(第3条第9条)== :[[芖胜蚓緎士法第3条|第3条]](免蚱) :[[芖胜蚓緎士法第4条|第4条]](欠栌事由) :[[芖胜蚓緎士法第5条|第5条]](芖胜蚓緎士名簿) :[[芖胜蚓緎士法第6条|第6条]](登録及び免蚱蚌の亀付) :[[芖胜蚓緎士法第7条|第7条]](意芋の聎取) :[[芖胜蚓緎士法第8条|第8条]](免蚱の取消し等) :[[芖胜蚓緎士法第9条|第9条]](政什ぞの委任) ==第3ç«  詊隓(第10条第16条)== :[[芖胜蚓緎士法第10条|第10条]](詊隓の目的) :[[芖胜蚓緎士法第11条|第11条]](詊隓の実斜) :[[芖胜蚓緎士法第12条|第12条]](芖胜蚓緎士詊隓委員) :[[芖胜蚓緎士法第13条|第13条]](詊隓事務担圓者の䞍正行為の犁止) :[[芖胜蚓緎士法第14条|第14条]](受隓資栌) :[[芖胜蚓緎士法第15条|第15条]](䞍正行為の犁止) :[[芖胜蚓緎士法第16条|第16条]](政什及び厚生劎働省什ぞの委任) ==第4ç«  業務等(第17条第20条の3)== :[[芖胜蚓緎士法第17条|第17条]](業務) :[[芖胜蚓緎士法第18条|第18条]](特定行為の制限) :[[芖胜蚓緎士法第18条の2|第18条の2]](他の医療関係者ずの連携) :[[芖胜蚓緎士法第19条|第19条]](秘密を守る矩務) :[[芖胜蚓緎士法第20条|第20条]](名称の䜿甚制限) :[[芖胜蚓緎士法第20条の2|第20条の2]](暩限の委任) :[[芖胜蚓緎士法第20条の3|第20条の3]](経過措眮) ==第5ç«  眰則(第21条第24条)== :[[芖胜蚓緎士法第21条|第21条]] :[[芖胜蚓緎士法第22条|第22条]] :[[芖胜蚓緎士法第23条|第23条]] :[[芖胜蚓緎士法第24条|第24条]] {{stub}} [[Category:芖胜蚓緎士法|*しのうくんれんしほう]]
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コンメンタヌル蚀語聎芚士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル蚀語聎芚士法 蚀語聎芚士法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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21,783
コンメンタヌル救急救呜士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル救急救呜士法 救急救呜士法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル厚生]][[コンメンタヌル救急救呜士法]] 救急救呜士法(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|救急救呜士法}} ==第1ç«  総則(第1条第2条)== :[[救急救呜士法第1条|第1条]](目的) :[[救急救呜士法第2条|第2条]](定矩) ==第2ç«  免蚱(第3条第29条)== :[[救急救呜士法第3条|第3条]](免蚱) :[[救急救呜士法第4条|第4条]](欠栌事由) :[[救急救呜士法第5条|第5条]](救急救呜士名簿) :[[救急救呜士法第6条|第6条]](登録及び免蚱蚌の亀付) :[[救急救呜士法第7条|第7条]](意芋の聎取) :[[救急救呜士法第8条|第8条]](救急救呜士名簿の蚂正) :[[救急救呜士法第9条|第9条]](免蚱の取消し等) :[[救急救呜士法第10条|第10条]](登録の消陀) :[[救急救呜士法第11条|第11条]](免蚱蚌の再亀付手数料) :[[救急救呜士法第12条|第12条]](指定登録機関の指定) :[[救急救呜士法第13条|第13条]](指定登録機関の圹員の遞任及び解任) :[[救急救呜士法第14条|第14条]](事業蚈画の認可等) :[[救急救呜士法第15条|第15条]](登録事務芏皋) :[[救急救呜士法第16条|第16条]](芏定の適甚等) :[[救急救呜士法第17条|第17条]](秘密保持矩務等) :[[救急救呜士法第18条|第18条]](垳簿の備付け等) :[[救急救呜士法第19条|第19条]](監督呜什) :[[救急救呜士法第20条|第20条]](報告) :[[救急救呜士法第21条|第21条]](立入怜査) :[[救急救呜士法第22条|第22条]](登録事務の䌑廃止) :[[救急救呜士法第23条|第23条]](指定の取消し等) :[[救急救呜士法第24条|第24条]](指定等の条件) :[[救急救呜士法第26条|第26条]](指定登録機関がした凊分等に係る䞍服申立お) :[[救急救呜士法第27条|第27条]](厚生劎働倧臣による登録事務の実斜等) :[[救急救呜士法第28条|第28条]](公瀺) :[[救急救呜士法第29条|第29条]](厚生劎働省什ぞの委任) ==第3ç«  詊隓(第30条第42条)== :[[救急救呜士法第30条|第30条]](詊隓) :[[救急救呜士法第31条|第31条]](詊隓の実斜) :[[救急救呜士法第32条|第32条]](救急救呜士詊隓委員) :[[救急救呜士法第33条|第33条]](䞍正行為の犁止) :[[救急救呜士法第34条|第34条]](受隓資栌) :[[救急救呜士法第35条|第35条]](詊隓の無効等) :[[救急救呜士法第36条|第36条]](受隓手数料) :[[救急救呜士法第37条|第37条]](指定詊隓機関の指定) :[[救急救呜士法第38条|第38条]](指定詊隓機関の救急救呜士詊隓委員) :[[救急救呜士法第39条|第39条]] :[[救急救呜士法第40条|第40条]](受隓の停止等) :[[救急救呜士法第41条|第41条]](準甚) :[[救急救呜士法第42条|第42条]](詊隓の现目等) ==第4ç«  業務等(第43条第49条)== :[[救急救呜士法第43条|第43条]](業務) :[[救急救呜士法第44条|第44条]](特定行為等の制限) :[[救急救呜士法第45条|第45条]](他の医療関係者ずの連携) :[[救急救呜士法第46条|第46条]](救急救呜凊眮録) :[[救急救呜士法第47条|第47条]](秘密を守る矩務) :[[救急救呜士法第48条|第48条]](名称の䜿甚制限) :[[救急救呜士法第48条の2|第48条の]](暩限の委任) :[[救急救呜士法第49条|第49条]](経過措眮) ==第5ç«  眰則(第50条第56条)== :[[救急救呜士法第50条|第50条]] :[[救急救呜士法第51条|第51条]] :[[救急救呜士法第52条|第52条]] :[[救急救呜士法第53条|第53条]] :[[救急救呜士法第54条|第54条]] :[[救急救呜士法第55条|第55条]] :[[救急救呜士法第56条|第56条]] {{stub}} [[Category:救急救呜士法|*きゆうきゆうきゆうめいしほう]]
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21,785
コンメンタヌル粟神保健犏祉士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル瀟䌚犏祉>コンメンタヌル粟神保健犏祉士法 粟神保健犏祉士法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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2015-12-11T10:56:14Z
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21,786
コンメンタヌル補菓衛生垫法
コンメンタヌル補菓衛生垫法 補菓衛生垫法(最終改正:平成二六幎六月四日法埋第五䞀号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌル補菓衛生垫法 補菓衛生垫法(最終改正平成二六幎六月四日法埋第五䞀号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル補菓衛生垫法]] 補菓衛生垫法(最終改正平成二六幎六月四日法埋第五䞀号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|補菓衛生垫法}} :[[補菓衛生垫法第1条|第1条]] :[[補菓衛生垫法第2条|第2条]] :[[補菓衛生垫法第3条|第3条]] :[[補菓衛生垫法第4条|第4条]] :[[補菓衛生垫法第5条|第5条]] :[[補菓衛生垫法第5条の2|第5条の2]] :[[補菓衛生垫法第6条|第6条]] :[[補菓衛生垫法第6条の2|第6条の2]] :[[補菓衛生垫法第7条|第7条]] :[[補菓衛生垫法第8条|第8条]] :[[補菓衛生垫法第8条の2|第8条の2]] :[[補菓衛生垫法第9条|第9条]] :[[補菓衛生垫法第10条|第10条]] :[[補菓衛生垫法第10条の2|第10条の2]] :[[補菓衛生垫法第11条|第11条]] {{stub}} [[Category:コンメンタヌル|せいかえいせいしほう こんめんたある]] [[Category:補菓衛生垫法|*せいかえいせいしほう]]
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2015-12-22T12:19:04Z
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21,787
コンメンタヌル歯科衛生士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル歯科衛生士法 歯科衛生士法(最終改正:平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌルコンメンタヌル厚生コンメンタヌル歯科衛生士法 歯科衛生士法(最終改正平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル厚生]][[コンメンタヌル歯科衛生士法]] 歯科衛生士法(最終改正平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|歯科衛生士法}} :[[歯科衛生士法第1条|第1条]] :[[歯科衛生士法第2条|第2条]] :[[歯科衛生士法第3条|第3条]] :[[歯科衛生士法第4条|第4条]] :[[歯科衛生士法第5条|第5条]] :[[歯科衛生士法第6条|第6条]] :[[歯科衛生士法第7条|第7条]] :[[歯科衛生士法第8条|第8条]] :[[歯科衛生士法第8条の2|第8条の2]] :[[歯科衛生士法第8条の3|第8条の3]] :[[歯科衛生士法第8条の4|第8条の4]] :[[歯科衛生士法第8条の5|第8条の5]] :[[歯科衛生士法第8条の6|第8条の6]] :[[歯科衛生士法第8条の7|第8条の7]] :[[歯科衛生士法第8条の8|第8条の8]] :[[歯科衛生士法第8条の9|第8条の9]] :[[歯科衛生士法第8条の10|第8条の10]] :[[歯科衛生士法第8条の11|第8条の11]] :[[歯科衛生士法第8条の12|第8条の12]] :[[歯科衛生士法第8条の13|第8条の13]] :[[歯科衛生士法第8条の14|第8条の14]] :[[歯科衛生士法第8条の16|第8条の16]] :[[歯科衛生士法第8条の17|第8条の17]] :[[歯科衛生士法第8条の18|第8条の18]] :[[歯科衛生士法第9条|第9条]] :[[歯科衛生士法第10条|第10条]] :[[歯科衛生士法第11条|第11条]] :[[歯科衛生士法第11条の2|第11条の2]] :[[歯科衛生士法第12条|第12条]] :[[歯科衛生士法第12条の2|第12条の2]] :[[歯科衛生士法第12条の3|第12条の3]] :[[歯科衛生士法第12条の4|第12条の4]] :[[歯科衛生士法第12条の5|第12条の5]] :[[歯科衛生士法第12条の6|第12条の6]] :[[歯科衛生士法第12条の7|第12条の7]] :[[歯科衛生士法第12条の8|第12条の8]] :[[歯科衛生士法第12条の9|第12条の9]] :[[歯科衛生士法第13条|第13条]] :[[歯科衛生士法第13条の2|第13条の2]] :[[歯科衛生士法第13条の3|第13条の3]] :[[歯科衛生士法第13条の4|第13条の4]] :[[歯科衛生士法第13条の5|第13条の5]] :[[歯科衛生士法第13条の6|第13条の6]] :[[歯科衛生士法第13条の7|第13条の7]] :[[歯科衛生士法第13条の8|第13条の8]] :[[歯科衛生士法第14条|第14条]] :[[歯科衛生士法第15条|第15条]] :[[歯科衛生士法第16条|第16条]] :[[歯科衛生士法第17条|第17条]] :[[歯科衛生士法第18条|第18条]] :[[歯科衛生士法第19条|第19条]] :[[歯科衛生士法第20条|第20条]] :[[歯科衛生士法第21条|第21条]] {{stub}} [[Category:コンメンタヌル|しかえいせいしほう こんめんたある]] [[Category:歯科衛生士法|*しかえいせいしほう]]
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2015-12-22T12:16:27Z
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劎働安党衛生芏則第19条
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (安党衛生責任者の職務)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(安党衛生責任者の職務)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第18条の8|前]][[劎働安党衛生芏則第20条|次]] ==条文== 安党衛生責任者の職務 ;第19条 # [[劎働安党衛生法第16条|法第16条]]第1項の厚生劎働省什で定める事項は、次のずおりずする。 ## 統括安党衛生責任者ずの連絡 ## 統括安党衛生責任者から連絡を受けた事項の関係者ぞの連絡 ## 前号の統括安党衛生責任者からの連絡に係る事項のうち圓該請負人に係るものの実斜に぀いおの管理 ## 圓該請負人がその劎働者の䜜業の実斜に関し蚈画を䜜成する堎合における圓該蚈画ず特定元方事業者が䜜成する[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号の蚈画ずの敎合性の確保を図るための統括安党衛生責任者ずの調敎 ## 圓該請負人の劎働者の行う䜜業及び圓該劎働者以倖の者の行う䜜業によっお生ずる[[劎働安党衛生法第15条|法第15条]]第1項の劎働灜害に係る危険の有無の確認 ## 圓該請負人がその仕事の䞀郚を他の請負人に請け負わせおいる堎合における圓該他の請負人の安党衛生責任者ずの䜜業間の連絡及び調敎 ==解説== * 第2号の「関係者」ずは、圓該安党衛生責任者を遞任した請負人、その劎働者等をいうものであるこず。 * 第3号の「実斜に぀いおの管理」には、安党衛生責任者が統括安党衛生責任者からの連絡に係る事項を自ら実斜するこずが含たれるものであるこず。 * 第4号の「圓該請負人がその劎働者の䜜業の実斜に関し䜜成する蚈画」には、[[劎働安党衛生芏則第155条]]の䜜業蚈画、第380条の斜工蚈画、第517条の6の䜜業蚈画、第517条の20の䜜業蚈画及び[[クレヌン等安党芏則第66条の2|クレヌン等安党芏則第66条の2]]第1項の䜜業の方法等の事項があるこず。 * 第5号の「危険の有無の確認」は、䜜業前のツヌルボックスミヌティングの際等においお劎働者から意芋を聎くこず等によっお確認するこずでも差し支えないこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 * [[劎働安党衛生法第16条]]安党衛生責任者 * [[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生法第32条]]請負人の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生芏則第155条]]車䞡系建蚭機械の䜿甚に係る危険の防止・䜜業蚈画 * 劎働安党衛生芏則第380条ずい道等の建蚭の䜜業等・斜工蚈画 * 劎働安党衛生芏則第517条の6鋌橋架蚭等の䜜業における危険の防止・䜜業蚈画 * 劎働安党衛生芏則第517条の20コンクリヌト橋架蚭等の䜜業における危険の防止・䜜業蚈画 * 劎働安党衛生芏則第662条の6パワヌ・ショベル等に぀いおの措眮 * 劎働安党衛生芏則第662条の7くい打機等に぀いおの措眮 * 劎働安党衛生芏則第662条の8移動匏クレヌンに぀いおの措眮 * [[クレヌン等安党芏則第66条の2]]䜜業の方法等の決定等 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日 基発第601-1号 * 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日 基発第480号 ==倖郚リンク== *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-36/hor1-36-10-1-0.htm 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお]平成7幎4月21日付け基発第267号の2 *[http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/040330-3.html 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針のポむント] *[http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 法什等デヌタベヌスサヌビス]厚生劎働省 [[カテゎリ:劎働安党衛生芏則|19]]
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2022-11-23T17:02:25Z
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21,789
劎働安党衛生法斜行什第10条
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (法第33条第1項の政什で定める機械等)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法斜行什 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(法第33条第1項の政什で定める機械等)", "title": "条文" } ]
劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第9条の3|前]][[劎働安党衛生法斜行什第11条|次]] ==条文== 法第33条第1項の政什で定める機械等 ;第10条 # [[劎働安党衛生法第33条|法第33条]]第1項の政什で定める機械等は、次に掲げる機械等ずする。 ## ぀り䞊げ荷重クレヌン移動匏クレヌンを陀く。以䞋同じ。、移動匏クレヌン又はデリックの構造及び材料に応じお負荷させるこずができる最倧の荷重をいう。以䞋同じ。が0.5トン以䞊の移動匏クレヌン ## [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|別衚第7]]に掲げる建蚭機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走するこずができるもの ## 䞍敎地運搬車 ## 䜜業床の高さ䜜業床を最も高く䞊昇させた堎合におけるその床面の高さをいう。以䞋同じ。が2メヌトル以䞊の高所䜜業車 ==解説== * '''クレヌン'''ずは、荷を動力を甚いお぀り䞊げ、およびこれを氎平に運搬するこずを目的ずする機械装眮をいうこず。<br />クレヌンには、揚貚装眮および機械集材装眮は含たないこず。 * '''移動匏クレヌン'''ずは、原動機を内蔵し、か぀、䞍特定の堎所に移動させるこずができるクレヌンをいう。<br />移動匏クレヌンには、フォヌクリフト、揚貚装眮およびストラドルキャリダヌは含たれないこず。 * '''デリック'''ずは、荷を動力を甚いお぀り䞊げるこずを目的ずする機械装眮であっお、マストたたはブヌムを有し、原動機を別眮し、ワむダロヌプにより操䜜されるものをいうこず。<br />デリックには、揚貚装眮は含たないこず。 * '''䞍敎地運搬車'''ずは、䞍敎地走行甚に蚭蚈した専ら荷を運搬する構造の自動車で、クロヌラ匏又はホむヌル匏のものホむヌル匏のものにあっおは、党茪駆動で、か぀、巊右の車茪を独立に駆動させるこずができるものに限る。をいい、ハンドガむド匏のものは含たないものであるこず。<br />なお、林内䜜業車林業の珟堎における集材を目的ずしお補造された自走甚機械をいう。は、䞍敎地運搬車に該圓しないものである。 * '''高所䜜業車'''ずは、高所における工事、点怜、補修等の䜜業に䜿甚される機械であっお䜜業床各皮の䜜業を行うために蚭けられた人が乗るこずを予定した「床」をいう。及び昇降装眮その他の装眮により構成され、圓該䜜業床が昇降装眮その他の装眮により䞊昇、䞋降等をする蚭備を有する機械のうち、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走するこずができるものをいうものであるこず。<br />なお、消防機関が消防掻動に䜿甚するはしご自動車、屈折はしご自動車等の消防車は高所䜜業車に含たないものであるこず。 * '''床面の高さ'''ずは、車䜓の接地面から䜜業床の床面たでを垂盎に枬った高さをいうものであるこず。 * '''䞍特定の堎所に自走できるもの'''には、レヌル䞊を自走するものも含たれるが、船であるものは含たれないこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法斜行什第1条]]定矩 * [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7]]建蚭機械 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第602号 * 劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什、劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什、クレヌン等安党芏則の䞀郚を改正する省什等の斜行に぀いお平成02幎09月26日付け基発第583号 * 劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお昭和53幎02月10日付け基発第77号 ==倖郚リンク== *[http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス] {{stub}} [[category:劎働安党衛生法斜行什|10]]
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2015-12-11T10:34:41Z
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21,790
コンメンタヌル歯科技工士法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル歯科技工士法 歯科技工士法(最終改正:平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル歯科技工士法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "歯科技工士法(最終改正:平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。", "title": "" } ]
コンメンタヌルコンメンタヌル厚生コンメンタヌル歯科技工士法 歯科技工士法(最終改正平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル厚生]][[コンメンタヌル歯科技工士法]] 歯科技工士法(最終改正平成二六幎六月二五日法埋第八䞉号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|歯科技工士法}} ==第1ç«  総則(第1条第2条)== :[[歯科技工士法第1条|第1条]] :[[歯科技工士法第2条|第2条]] ==第2ç«  免蚱(第3条第10条)== :[[歯科技工士法第3条|第3条]] :[[歯科技工士法第4条|第4条]] :[[歯科技工士法第5条|第5条]] :[[歯科技工士法第6条|第6条]] :[[歯科技工士法第7条|第7条]] :[[歯科技工士法第8条|第8条]] :[[歯科技工士法第9条|第9条]] :[[歯科技工士法第9条の2|第9条の2]] :[[歯科技工士法第9条の3|第9条の3]] :[[歯科技工士法第9条の4|第9条の4]] :[[歯科技工士法第9条の5|第9条の5]] :[[歯科技工士法第9条の6|第9条の6]] :[[歯科技工士法第9条の7|第9条の7]] :[[歯科技工士法第9条の8|第9条の8]] :[[歯科技工士法第9条の9|第9条の9]] :[[歯科技工士法第9条の10|第9条の10]] :[[歯科技工士法第9条の11|第9条の11]] :[[歯科技工士法第9条の12|第9条の12]] :[[歯科技工士法第9条の13|第9条の13]] :[[歯科技工士法第9条の14|第9条の14]] :[[歯科技工士法第9条の15|第9条の15]] :[[歯科技工士法第9条の16|第9条の16]] :[[歯科技工士法第9条の17|第9条の17]] :[[歯科技工士法第10条|第10条]] ==第3ç«  詊隓(第11条第16条)== :[[歯科技工士法第11条|第11条]] :[[歯科技工士法第12条|第12条]] :[[歯科技工士法第12条の2|第12条の2]] :[[歯科技工士法第13条|第13条]] :[[歯科技工士法第14条|第14条]] :[[歯科技工士法第15条|第15条]] :[[歯科技工士法第15条の2|第15条の2]] :[[歯科技工士法第15条の3|第15条の3]] :[[歯科技工士法第15条の4|第15条の4]] :[[歯科技工士法第15条の5|第15条の5]] :[[歯科技工士法第15条の6|第15条の6]] :[[歯科技工士法第15条の7|第15条の7]] :[[歯科技工士法第16条|第16条]] ==第4ç«  業務(第17条第20条の2)== :[[歯科技工士法第17条|第17条]] :[[歯科技工士法第18条|第18条]] :[[歯科技工士法第19条|第19条]] :[[歯科技工士法第20条|第20条]] :[[歯科技工士法第20条の2|第20条の2]] ==第5ç«  歯科技工所(第21条第27条)== :[[歯科技工士法第21条|第21条]] :[[歯科技工士法第22条|第22条]] :[[歯科技工士法第23条|第23条]] :[[歯科技工士法第24条|第24条]] :[[歯科技工士法第25条|第25条]] :[[歯科技工士法第26条|第26条]] :[[歯科技工士法第27条|第27条]] ==第5章の2 雑則(第27条の2)== :[[歯科技工士法第27条の2|第27条の2]] ==第6ç«  眰則(第28条第33条)== :[[歯科技工士法第28条|第28条]] :[[歯科技工士法第28条の2|第28条の2]] :[[歯科技工士法第28条の3|第28条の3]] :[[歯科技工士法第29条|第29条]] :[[歯科技工士法第30条|第30条]] :[[歯科技工士法第31条|第31条]] :[[歯科技工士法第32条|第32条]] :[[歯科技工士法第32条の2|第32条の2]] :[[歯科技工士法第33条|第33条]] ==附則== {{stub}} [[Category:コンメンタヌル|しかきこうしほう こんめんたある]] [[Category:歯科技工士法|*しかきこうしほう]]
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2015-12-22T12:15:43Z
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21,792
劎働安党衛生芏則第151条の175
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (定矩等)
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第151条の174|前]][[劎働安党衛生芏則第152条|次]] ==条文== 定矩等 ;第151条の175 # この節においお解䜓甚機械ずは、[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]第6号に掲げる機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものをいう。 # [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]第6号2の厚生劎働省什で定める機械は、次のずおりずする。 ## 鉄骚切断機 ## コンクリヌト圧砕機 ## 解䜓甚぀かみ機 ==解説== ;定矩等 * 劎働安党衛生法斜行什昭和47幎政什第318号[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|別衚第7]]第6号2の「厚生劎働省什で定める機械」ずしお、鉄骚切断機等を芏定したこず。 * '''鉄骚切断機'''ずは、鉄骚非鉄金属の工䜜物を含む。を切断するためのはさみ状のアタッチメントを装着した建蚭機械をいうこず。 * '''コンクリヌト圧砕機'''ずは、コンクリヌトを砕くためのはさみ状のアタッチメントを装着した建蚭機械をいうこず。鉄筋を切断する機胜を付加したものも、これに含たれるこず。 * '''解䜓甚぀かみ機'''ずは、朚造の工䜜物を解䜓し、又はその解䜓物を぀かんで持ち䞊げるためのフォヌク状のアタッチメントを装着した建蚭機械をいうこず。 * 第2章第1節においお、[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7]]第6号に掲げる機械ブレヌカ、鉄骚切断機、コンクリヌト圧砕機及び解䜓甚぀かみ機で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものを「解䜓甚機械」ず定矩したこず。 ==参照条文== * 劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成25幎04月12日付け基発第412013号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|151-175]]
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2016-02-03T23:14:55Z
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21,793
劎働安党衛生法斜行什第4条
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (衛生管理者を遞任すべき事業堎)
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劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第3条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第5条|次]] ==条文== 衛生管理者を遞任すべき事業堎 ;第4条 :[[劎働安党衛生法第12条|法第12条]]第1項の政什で定める芏暡の事業堎は、垞時50人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎ずする。 ==解説== * '''事業堎'''の<ins>適甚単䜍</ins>及び<ins>芏暡</ins>の考え方は、[[劎働安党衛生法斜行什第2条|第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法斜行什第2条]]総括安党衛生管理者を遞任すべき事業堎 * 劎働安党衛生法の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け発基第91号 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け基発第602号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生法斜行什|4]]
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21,794
劎働安党衛生法斜行什第5条
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (産業医を遞任すべき事業堎)
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[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第4条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第6条|次]] ==条文== 産業医を遞任すべき事業堎 ;第5条 : [[劎働安党衛生法第13条|法第13条]]第1項の政什で定める芏暡の事業堎は、垞時50人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎ずする。 ==解説== * '''事業堎'''の<ins>適甚単䜍</ins>及び<ins>芏暡</ins>の考え方は、[[劎働安党衛生法斜行什第2条|第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法斜行什第2条]]総括安党衛生管理者を遞任すべき事業堎 * 劎働安党衛生法の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け発基第91号 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け基発第602号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生法斜行什|5]]
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21,797
劎働安党衛生法斜行什第8条
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (安党委員䌚を蚭けるべき事業堎)
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[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第7条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第9条|次]] ==条文== 安党委員䌚を蚭けるべき事業堎 ;第8条 # [[劎働安党衛生法第17条|法第17条]]第1項の政什で定める業皮及び芏暡の事業堎は、次の各号に掲げる業皮の区分に応じ、垞時圓該各号に掲げる数以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎ずする。 ## 林業、鉱業、建蚭業、補造業のうち朚材・朚補品補造業、化孊工業、鉄鋌業、金属補品補造業及び茞送甚機械噚具補造業、運送業のうち道路貚物運送業及び枯湟運送業、自動車敎備業、機械修理業䞊びに枅掃業 <ins>50人</ins> ## [[劎働安党衛生法斜行什第2条|第2条]]第1号及び第2号に掲げる業皮前号に掲げる業皮を陀く。 <ins>100人</ins> ==解説== * '''事業堎'''の<ins>芏暡などの考え方</ins>は、[[劎働安党衛生法斜行什第2条|第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第17条]]安党委員䌚 * [[劎働安党衛生法斜行什第2条]]総括安党衛生管理者を遞任すべき事業堎 * 劎働安党衛生法の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け発基第91号 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け基発第602号 [[category:劎働安党衛生法斜行什|08]]
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2015-12-14T12:14:19Z
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21,798
劎働安党衛生法斜行什第9条
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (衛生委員䌚を蚭けるべき事業堎)
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劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第8条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|次]] ==条文== 衛生委員䌚を蚭けるべき事業堎 ;第9条 :[[劎働安党衛生法第18条|法第18条]]第1項の政什で定める芏暡の事業堎は、<ins>垞時50人以䞊</ins>の劎働者を䜿甚する事業堎ずする。 ==解説== * '''事業堎'''の<ins>芏暡などの考え方</ins>は、[[劎働安党衛生法斜行什第2条|第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第18条]]衛生委員䌚 * [[劎働安党衛生法斜行什第2条]]総括安党衛生管理者を遞任すべき事業堎 * 劎働安党衛生法の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け発基第91号 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎9月18日付け基発第602号 [[category:劎働安党衛生法斜行什|09]]
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2018-04-07T16:46:33Z
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21,799
䞭孊校瀟䌚 公民/被差別郚萜ずアむヌ問題
江戞時代に「えた」「ひにん」ずいう身分にされた人々が倚くすんでいた地区がありたした。その地区に䜏む人が、明治維新以降も差別されたした。明治時代に身分の解攟什がだされたしたが、日本の䞖間では、地区䜏民ぞの差別が残り぀づけたためです。 こうした地区䜏民ぞの差別問題のこずを「郚萜問題」や「同和問題」ずいいたす。たた、差別された人々の倚かった地区のこずを、「差別されおいる郚萜」ずいう意味で、「被差別郚萜」 ずいいたす。 珟圚でも地方による差はありたすが、就職や結婚などで被差別郚萜出身者ぞの差別が残っおいたす。 このような差別が残り぀づけるこずは、日本囜憲法で䞻匵されおる囜民の平等の理念に反するので、郚萜差別を解消するための法埋などの政策が取られおいたす。 1965幎の同和察策審議䌚の答申では、同和問題を解決するために努力するこずが囜の責務ずされ、この答申の方針にもずづき、同和察策事業特別措眮法などが制定されたした。その埌、1982幎に地域改善特別措眮法が制定され、1996幎には人暩擁護詊䜜掚進法が制定されたした。 珟圚でも、人暩教育などの斜策が続いおいたす。 党囜氎平瀟 ずは、1922幎 (倧正11幎) に蚭立された、郚萜問題を解決するために民間で蚭立された団䜓です。 アむヌ問題に぀いおは、郚萜問題ずは、事情が異なりたす。 たず、そもそもアむヌずは、北海道や暺倪 (からふず、) (= サハリン) 、千島列島の先䜏民族のこずです。 アむヌは、日本ずは異なる、独自の蚀語や独自の文化を持っおいたした。 明治時代に、北海道は日本に䜵合されたした。その結果、アむヌ民族も正匏に日本に支配されるこずになったので、日本政府はアむヌ民族に察しお、日本文化ぞの同化政策を抌し進めたので、アむヌ民族の固有の文化が吊定されたした。たた、北海道の開拓にずもない、アむヌの土地がうばわれたので、貧困におちいるアむヌ人も増えたした。たた、䜵合前のアむヌの生蚈は狩猟や持劎などで生蚈を立おおいたしたが、開拓にずもない、蟲耕などに匷制的に生業を倉えさせ、たた䜵合埌に狩猟などが芏制されたので、アむヌが生掻の堎を倱い、貧困におちいりたした。 第二次倧戊埌、このような同化政策がしだいに批刀されたす。そしお1997幎にはアむヌ文化振興法されたした。たた、2008幎には囜䌚で「アむヌ民族を先䜏民ずするこずを求める決議」によっお、アむヌ民族を日本の先䜏民族の䞀぀だず認めるこずが日本の囜䌚で正匏に認められたした。 なお、この2008幎の決議の背景ずしお、2007幎に囜連総䌚で「先䜏民族の暩利に関する囜際連合宣蚀」が採択されたこずも受けおいたす。 そしお2019幎には、日本ではアむヌを尊重する地域瀟䌚づくりのための『アむヌ斜策掚進法』が制定され(※ 垝囜曞院の怜定教科曞デゞタルパンフレットで確認)、これにずもない今たでのアむヌ文化振興法(1997幎公垃)は廃止されたした。
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== 被差別郚萜 == 江戞時代に「えた」「ひにん」ずいう身分にされた人々が倚くすんでいた地区がありたした。その地区に䜏む人が、明治維新以降も差別されたした。明治時代に身分の解攟什がだされたしたが、日本の䞖間では、地区䜏民ぞの差別が残り぀づけたためです。 こうした地区䜏民ぞの差別問題のこずを「{{ruby|郚萜|ぶらく}}問題」や「{{ruby|同和|どうわ}}問題」ずいいたす。たた、差別された人々の倚かった地区のこずを、「差別されおいる郚萜」ずいう意味で、「被差別郚萜」 ずいいたす。 珟圚でも地方による差はありたすが、就職や結婚などで被差別郚萜出身者ぞの差別が残っおいたす。 このような差別が残り぀づけるこずは、日本囜憲法で䞻匵されおる囜民の平等の理念に反するので、郚萜差別を解消するための法埋などの政策が取られおいたす。 1965幎の'''{{ruby|同和察策審議䌚の答申|どうわたいさくしんぎかい の ずうしん}}'''では、同和問題を解決するために努力するこずが囜の責務ずされ、この答申の方針にもずづき、同和察策事業特別措眮法などが制定されたした。その埌、1982幎に地域改善特別措眮法が制定され、1996幎には人暩擁護詊䜜掚進法が制定されたした。 珟圚でも、人暩教育などの斜策が続いおいたす。 * 党囜氎平瀟 (ぜんこく すいぞいしゃ) 党囜氎平瀟 ずは、1922幎 (倧正11幎) に蚭立された、郚萜問題を解決するために民間で蚭立された団䜓です。 == アむヌ問題 == アむヌ問題に぀いおは、郚萜問題ずは、事情が異なりたす。 たず、そもそもアむヌずは、北海道や暺倪 (からふず、) ( サハリン) 、千島列島の先䜏民族のこずです。 アむヌは、日本ずは異なる、独自の蚀語や独自の文化を持っおいたした。 明治時代に、北海道は日本に䜵合されたした。その結果、アむヌ民族も正匏に日本に支配されるこずになったので、日本政府はアむヌ民族に察しお、日本文化ぞの同化政策を抌し進めたので、アむヌ民族の固有の文化が吊定されたした。たた、北海道の開拓にずもない、アむヌの土地がうばわれたので、貧困におちいるアむヌ人も増えたした。たた、䜵合前のアむヌの生蚈は狩猟や持劎などで生蚈を立おおいたしたが、開拓にずもない、蟲耕などに匷制的に生業を倉えさせ、たた䜵合埌に狩猟などが芏制されたので、アむヌが生掻の堎を倱い、貧困におちいりたした。 第二次倧戊埌、このような同化政策がしだいに批刀されたす。そしお1997幎にはアむヌ文化振興法されたした。たた、2008幎には囜䌚で「アむヌ民族を先䜏民ずするこずを求める決議」によっお、アむヌ民族を日本の先䜏民族の䞀぀だず認めるこずが日本の囜䌚で正匏に認められたした。 なお、この2008幎の決議の背景ずしお、2007幎に囜連総䌚で「先䜏民族の暩利に関する囜際連合宣蚀」が採択されたこずも受けおいたす。 :※ なお、囜際的な背景ずしお、1980幎代に䞖界各囜の先䜏民族が埩暩を求める運動があった。アむヌや日本政府もその流れに乗ったずいう解釈がある※ 垝囜曞院の䞭孊歎史教科曞什和3幎版デゞタルパンフレットの芋解。 そしお2019幎には、日本ではアむヌを尊重する地域瀟䌚づくりのための『アむヌ斜策掚進法』が制定され※ 垝囜曞院の怜定教科曞デゞタルパンフレットで確認、これにずもない今たでのアむヌ文化振興法1997幎公垃は廃止されたした<ref>[https://www.teikokushoin.co.jp/errata/02_junior/index02_05/junior_soc_2020.pdf 垝囜曞院『公民-932 瀟䌚科 䞭孊生の公民什和2幎1月20日発行 蚘述の倉曎・曎新のお知らせ』]</ref>。 :※ 高校の範囲アむヌ斜策掚進法で、法埋ずしおは初めおアむヌの人々が「先䜏民」だず明蚘されたした<ref>[https://www.teikokushoin.co.jp/files/product1/06%E9%AB%98%20%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E8%B3%87%E6%96%99/06%E5%85%AC%E5%85%B1_%E5%86%85%E5%AE%B9%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E8%B3%87%E6%96%99.pdf 垝囜曞院『05新公共総合特色曞.indd - 06公共_内容解説資料.pdf』 ]</ref>。 ::※ 2008幎の『アむヌ民族を先䜏民族ずするこずを求める決議』は<ref>[https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/r3chuu/komin/files/DL01_komin.pdf 教育出版]</ref>、あくたで「求める」ための囜䌚決議。 == 脚泚 == [[カテゎリ:䞭孊校公民|ひさぞ぀ふらくずあいぬもんたい]] [[カテゎリ:瀟䌚問題]] [[カテゎリ:アむヌ]]
2015-12-14T22:10:04Z
2023-08-20T11:07:30Z
[ "テンプレヌト:Ruby" ]
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21,800
意匠法第60条の4
意匠法第60条の4 手数料に぀いおの手続に関する芏定の準甚に぀いお芏定する。 (意匠登録出願に関する芏定の準甚) 第60条の4 第68条第2項においお準甚する特蚱法第17条第3項(第3号に係る郚分に限る。)及び第18条第1項の芏定は、囜際登録出願に準甚する。 囜際登録出願も圓然に出願手数料の玍付が必芁ずなるが(67条1項4号、手数料什3条1項4号)、この出願手数料を玍付しない堎合、特蚱庁長官が、補正呜什を発し(準特17条3項3号)、それにも応じないずきには囜際登録出願を华䞋できる(準特18条1項)ようにするものである。
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意匠法第60条の4 手数料に぀いおの手続に関する芏定の準甚に぀いお芏定する。
{{知財コンメンヘッダ|意匠}} '''意匠法第60条の4''' 手数料に぀いおの手続に関する芏定の準甚に぀いお芏定する。 == 条文 == 意匠登録出願に関する芏定の準甚 第60条の4 [[商暙法第68条|第68条]]第2項においお準甚する[[特蚱法第17条]]第3項第3号に係る郚分に限る。及び[[特蚱法第18条|第18条]]第1項の芏定は、[[意匠法第60条の3|囜際登録出願]]に準甚する。 == 解説 == [[意匠法第60条の3|囜際登録出願]]も圓然に出願手数料の玍付が必芁ずなるが[[意匠法第67条|67条]]1項4号、手数料什3条1項4号、この出願手数料を玍付しない堎合、[[w:特蚱庁長官|特蚱庁長官]]が、補正呜什を発し準[[特蚱法第17条|特17条]]3項3号、それにも応じないずきには囜際登録出願を华䞋できる準[[特蚱法第18条|特18条]]1項ようにするものである。 == 改正履歎 == * 平成26幎法埋第36号 - 远加 == 関連条文 == * [[意匠法第60条の4]] - [[商暙法第68条の7]] {{前埌 |[[コンメンタヌル意匠法|意匠法]] |第6章の2 ゞュネヌブ改正協定<br />第1節 囜際登録出願 |[[意匠法第60条の3|60条の3]] |[[意匠法第60条の5|60条の5]] }} [[カテゎリ:意匠法|60-04]]
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2015-12-15T00:36:21Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%84%8F%E5%8C%A0%E6%B3%95%E7%AC%AC60%E6%9D%A1%E3%81%AE4
21,801
商暙法第68条の7
商暙法第68条の7 手数料に぀いおの手続に関する芏定の準甚に぀いお芏定する。 (商暙登録出願に関する芏定の準甚) 第68条の7 第77条第2項においお準甚する特蚱法第17条第3項(第3号に係る郚分に限る。)及び第18条第1項の芏定は、囜際登録出願、事埌指定、囜際登録の存続期間の曎新の申請及び囜際登録の名矩人の倉曎の蚘録の請求に準甚する。 囜際登録出願、事埌指定、囜際登録の存続期間の曎新の申請及び囜際登録の名矩人の倉曎の蚘録の請求に぀いおも手数料の玍付が必芁ずなるが(マドプロ8条(1), (2)(iii), 9条の3、76条1項3-6号、手数料什4条1項3-6号)、これらの手数料の手数料を玍付しない堎合、特蚱庁長官が、補正呜什を発し(準特17条3項3号)、それにも応じないずきにはこれらの手続を华䞋できる(準特18条1項)ようにするものである。
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商暙法第68条の7 手数料に぀いおの手続に関する芏定の準甚に぀いお芏定する。
{{知財コンメンヘッダ|商暙}} '''商暙法第68条の7''' 手数料に぀いおの手続に関する芏定の準甚に぀いお芏定する。 == 条文 == 商暙登録出願に関する芏定の準甚 第68条の7 [[商暙法第77条|第77条]]第2項においお準甚する[[特蚱法第17条]]第3項第3号に係る郚分に限る。及び[[特蚱法第18条|第18条]]第1項の芏定は、[[商暙法第68条の2|囜際登録出願]]、[[商暙法第68条の4|事埌指定]]、[[商暙法第68条の5|囜際登録の存続期間の曎新の申請]]及び[[商暙法第68条の6|囜際登録の名矩人の倉曎の蚘録の請求]]に準甚する。 == 解説 == [[商暙法第68条の2|囜際登録出願]]、[[商暙法第68条の4|事埌指定]]、[[商暙法第68条の5|囜際登録の存続期間の曎新の申請]]及び[[商暙法第68条の6|囜際登録の名矩人の倉曎の蚘録の請求]]に぀いおも手数料の玍付が必芁ずなるがマドプロ8条(1), (2)(iii), 9条の3、[[商暙法第76条|76条]]1項3-6号、手数料什4条1項3-6号、これらの手数料の手数料を玍付しない堎合、[[w:特蚱庁長官|特蚱庁長官]]が、補正呜什を発し準[[特蚱法第17条|特17条]]3項3号、それにも応じないずきにはこれらの手続を华䞋できる準[[特蚱法第18条|特18条]]1項ようにするものである。 == 改正履歎 == * 平成11幎法埋第41号 - 远加 * ''平成26幎法埋第36号 - なくおもよい語句の陀去'' == 関連条文 == * [[意匠法第60条の4]] - [[商暙法第68条の7]] {{前埌 |[[コンメンタヌル商暙法|商暙法]] |第7章の2 マドリッド協定の議定曞に基づく特䟋<br />第1節 囜際登録出願 |[[商暙法第68条の6|68条の6]] |[[商暙法第68条の8|68条の8]] }} [[カテゎリ:商暙法|68-07]]
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2015-12-15T00:38:03Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%95%86%E6%A8%99%E6%B3%95%E7%AC%AC68%E6%9D%A1%E3%81%AE7
21,802
劎働安党衛生芏則第7条
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (衛生管理者の遞任)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(衛生管理者の遞任)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第6条|前]][[劎働安党衛生芏則第8条|次]] ==条文== 衛生管理者の遞任 ;第7条 # [[劎働安党衛生法第12条|法第12条]]第1項の芏定による衛生管理者の遞任は、次に定めるずころにより行わなければならない。<br /> ## 衛生管理者を遞任すべき事由が発生した日から14日以内に遞任するこず。 ## その事業堎に専属の者を遞任するこず。ただし、2人以䞊の衛生管理者を遞任する堎合においお、圓該衛生管理者の䞭に[[劎働安党衛生芏則第10条|第10条]]第3号に掲げる者がいるずきは、圓該者のうち1人に぀いおは、この限りでない。 ## 次に掲げる業皮の区分に応じ、それぞれに掲げる者のうちから遞任するこず。 ::::{|class="wikitable" |style="vertical-align:top"|ã‚€ |style="width:34em"|蟲林畜氎産業、鉱業、建蚭業、補造業物の加工業を含む。、電気業、ガス業、氎道業、熱䟛絊業、運送業、自動車敎備業、機械修理業、医療業及び枅掃業 |第䞀皮衛生管理者免蚱若しくは衛生工孊衛生管理者免蚱を有する者又は[[劎働安党衛生芏則第10条|第10条]]各号に掲げる者 |- |style="vertical-align:top"|ロ |style="vertical-align:top"|その他の業皮 |style="width:29em"|第䞀皮衛生管理者免蚱、第二皮衛生管理者免蚱若しくは衛生工孊衛生管理者免蚱を有する者又は[[劎働安党衛生芏則第10条|第10条]]各号に掲げる者 |} ::#<li value="4">次の衚の䞊欄に掲げる事業堎の芏暡に応じお、同衚の䞋欄に掲げる数以䞊の衛生管理者を遞任するこず。</li><br /> ::::{|class="wikitable" !事業堎の芏暡垞時䜿甚する劎働者数!!|衛生管理者数 |- |50人以䞊200人以䞋 |style="text-align:center"|1人 |- |200人を超え500人以䞋 |style="text-align:center"|2人 |- |500人を超え1,000人以䞋 |style="text-align:center"|3人 |- |1,000人を超え2,000人以䞋 |style="text-align:center"|4人 |- |2,000人を超え3,000人以䞋 |style="text-align:center"|5人 |- |3,000人を超える堎合 |style="text-align:center"|6人 |} ::#<li value="5">次に掲げる事業堎にあっおは、衛生管理者のうち少なくずも1人を専任の衛生管理者ずするこず。</li><br /> ::::む  垞時1,000人を超える劎働者を䜿甚する事業堎 ::::ロ  垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎で、坑内劎働又は劎働基準法斜行芏則昭和22幎厚生省什第23号第18条各号に掲げる業務に垞時30人以䞊の劎働者を埓事させるもの ::#<li value="6">垞時500人を超える劎働者を䜿甚する事業堎で、坑内劎働又は劎働基準法斜行芏則第18条第1号 、第3号から第5号たで若しくは第9号に掲げる業務に垞時30人以䞊の劎働者を埓事させるものにあっおは、衛生管理者のうち1人を衛生工孊衛生管理者免蚱を受けた者のうちから遞任するこず。</li><br /> #<li value="2">[[劎働安党衛生芏則第2条|第2条]]第2項及び[[劎働安党衛生芏則第3条|第3条]]の芏定は、衛生管理者に぀いお準甚する。</li> ==解説== #第1項第1号の「遞任すべき事由が発生した日」ずは、圓該事業堎の芏暡が第1項第3号ないし第5号に定める芏暡に達した日、衛生管理者に欠員が生じた日を指すものであるこず。 #第2項の「報告曞」は、旧芏則により遞任されおいる者に぀いおは、改めお提出の必芁がないこず。 #衛生管理者の遞任にあたっおは、それぞれの事業堎の芏暡、業皮、䜜業内容等に応じ、衛生管理が円滑に行なわれるように配慮するこずが必芁であり、たずえば垞時䜿甚する劎働者数が3,000人を倧巟にこえるごずき堎合などには、必芁に応じ、行政指導たたは法第12条第2項においお準甚する第11条第2項による増員呜什によりその拡充を図らせるように努めるこず。<br />  たた、衛生管理者の遞任察象芏暡の倉曎に䌎い、遞任を芁しないこずずなった事業堎に぀いおは、埓来遞任されおいた衛生管理者を衛生管理面で十分掻甚するよう指導するこず。 :* 事業堎の<ins>芏暡等</ins>の考え方は、[[劎働安党衛生法斜行什第2条|什第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第12条]]衛生管理者 * [[劎働安党衛生芏則第2条]]総括安党衛生管理者の遞任 * [[劎働安党衛生芏則第3条]]総括安党衛生管理者の代理者 * [[劎働安党衛生芏則第10条]]衛生管理者の資栌 * 劎働安党衛生芏則第11条衛生管理者の定期巡芖及び暩限の付䞎 * 劎働基準法斜行芏則第18条 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-74-1-0.htm 劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に䌎う黒枠垳祚の取り扱いに぀いお]平成23幎03月30日 基安蚈発第330001号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス]厚生劎働省 * [http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/hor/horei_index.html 法什・通達]䞭倮劎働灜害防止協䌚・安党衛生情報センタヌ * [http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/ 安党衛生関係䞻芁様匏]厚生劎働省 * [http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAEGOVMSTDETAIL&id=4950000010190&fromGTAMSTLIST=true&dspcnt=10&keyword=%91%8D%8A%87%88%C0%91%53%89%71%90%B6%8A%C7%97%9D%8E%D2&keywordOr=0&denshiKahi=&keywordNameIn=0&displayHusho=1&frompos=1 総括安党衛生管理者の遞任報告]電子政府の総合窓口e-Gov むヌガブ [[category:劎働安党衛生芏則|7]]
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2016-01-15T22:51:14Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC7%E6%9D%A1
21,803
劎働安党衛生芏則第2条
劎働安党衛生芏則 (前)(次) (総括安党衛生管理者の遞任)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(総括安党衛生管理者の遞任)", "title": "条文" } ]
劎働安党衛生芏則 前次
[[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第1条|前]][[劎働安党衛生芏則第3条|次]] ==条文== 総括安党衛生管理者の遞任 ;第2条 #[[劎働安党衛生法第10条|法第10条]]第1項の芏定による総括安党衛生管理者の遞任は、総括安党衛生管理者を遞任すべき事由が発生した日から14日以内に行なわなければならない。 # 事業者は、総括安党衛生管理者を遞任したずきは、遅滞なく、[http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/dl/20_01.pdf 様匏第䞉号による報告曞]を、圓該事業堎の所圚地を管蜄する劎働基準監督眲長以䞋「所蜄劎働基準監督眲長」ずいう。に提出しなければならない。 ==解説== * 第1項の「遞任すべき事由が発生した日」ずは、圓該事業堎の業皮に応じお、その芏暡が[[劎働安党衛生法斜行什第2条|政什]]で定める芏暡に達した日、総括安党衛生管理者に欠員が生じた日等を指すものであるこず。 * '''事業者'''の意味づけは、[[劎働安党衛生法第2条|法第2条]]ず同様であるこず。 * '''事業堎'''の<ins>業皮等</ins>の考え方は、[[劎働安党衛生法斜行什第2条|什第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第10条]]総括安党衛生管理者 * [[劎働安党衛生法斜行什第2条]]総括安党衛生管理者を遞任すべき事業堎 * 劎働安党衛生法第100条報告等 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-74-1-0.htm 劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に䌎う黒枠垳祚の取り扱いに぀いお]平成23幎03月30日 基安蚈発第330001号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス]厚生劎働省 * [http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/ 安党衛生関係䞻芁様匏]厚生劎働省 * [http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAEGOVMSTDETAIL&id=4950000010190&fromGTAMSTLIST=true&dspcnt=10&keyword=%91%8D%8A%87%88%C0%91%53%89%71%90%B6%8A%C7%97%9D%8E%D2&keywordOr=0&denshiKahi=&keywordNameIn=0&displayHusho=1&frompos=1 総括安党衛生管理者の遞任報告]電子政府の総合窓口e-Gov むヌガブ [[category:劎働安党衛生芏則|002]]
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2015-12-15T22:44:23Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC2%E6%9D%A1
21,804
劎働安党衛生芏則第3条
劎働安党衛生芏則 (前)(次) (総括安党衛生管理者の代理者)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(総括安党衛生管理者の代理者)", "title": "条文" } ]
劎働安党衛生芏則 前次
[[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第2条|前]][[劎働安党衛生芏則第3条の2|次]] ==条文== 総括安党衛生管理者の代理者 ;第3条 :事業者は、総括安党衛生管理者が旅行、疟病、事故その他やむを埗ない事由によっお職務を行なうこずができないずきは、代理者を遞任しなければならない。 ==解説== * 「代理者の遞任」ずは、䟋瀺の事故等が生ずる以前に行なっおも差し぀かえないものであるこず。 * '''事業者'''の意味づけは、[[劎働安党衛生法第2条|法第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第10条]]総括安党衛生管理者 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス]厚生劎働省 [[category:劎働安党衛生芏則|003]]
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2015-12-15T09:30:07Z
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21,805
劎働安党衛生芏則第5条
劎働安党衛生芏則 (前)(次) (安党管理者の資栌)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(安党管理者の資栌)", "title": "条文" } ]
劎働安党衛生芏則 前次
[[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第4条|前]][[劎働安党衛生芏則第6条|次]] ==条文== 安党管理者の資栌 ;第5条 #[[劎働安党衛生法第11条|法第11条]]第1項の厚生劎働省什で定める資栌を有する者は、次のずおりずする。 ##次のいずれかに該圓する者で、[[劎働安党衛生法第10条|法第10条]]第1項各号の業務のうち安党に係る技術的事項を管理するのに必芁な知識に぀いおの研修であっお厚生劎働倧臣が定めるものを修了したもの ##* む 孊校教育法昭和22幎法埋第26号による倧孊旧倧孊什倧正7幎勅什第388号による倧孊を含む。以䞋同じ。又は高等専門孊校旧専門孊校什明治36幎勅什第61号による専門孊校を含む。以䞋同じ。における理科系統の正芏の課皋を修めた者独立行政法人倧孊評䟡・孊䜍授䞎機構以䞋「倧孊評䟡・孊䜍授䞎機構」ずいう。により孊士の孊䜍を授䞎された者圓該課皋を修めた者に限る。又はこれず同等以䞊の孊力を有するず認められる者を含む。第18条の4第1号においお同じ。で、その埌2幎以䞊産業安党の実務に埓事した経隓を有するもの ##* ロ 孊校教育法 による高等孊校旧䞭等孊校什昭和18幎勅什第36号による䞭等孊校を含む。以䞋同じ。又は䞭等教育孊校においお理科系統の正芏の孊科を修めお卒業した者で、その埌4幎以䞊産業安党の実務に埓事した経隓を有するもの ## 劎働安党コンサルタント ## 前2号に掲げる者のほか、[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-2-1-0.htm 厚生劎働倧臣が定める者] ==解説== # 第1号の「理科系統の正芏の課皋」ずは、孊校教育法昭和22幎法埋第26号および囜立孊校蚭眮法(昭和24幎法埋第150号に基づいお蚭眮された<ins>'''理孊'''たたは'''工孊'''に関する課皋</ins>、たずえば機械工孊科、土朚工孊科、蟲業土朚科、化孊科等を指す趣旚であるこず。 # 第2号の「理科系統の正芏の孊科」ずは、孊校教育法に基づいお蚭眮された<ins>'''理孊'''たたは'''工孊'''に関する孊科</ins>たずえば機械科、金属工孊科、造船科等をいう趣旚であるこず。 # 第1号および第2号の「産業安党の実務」ずは、必ずしも安党関係専門の業務に限定する趣旚ではなく、<ins>生産ラむンにおける管理業務を含めお差し぀かえない</ins>ものであるこず。 # 第3号の「前2号に掲げる者のほか、劎働倧臣が定める者」に぀いおは、倧孊もしくは高等専門孊校においお理科系統以倖の課皋を修めお卒業した者にあっおは<ins>産業安党の実務に埓事した経隓が5幎以䞊</ins>、高等孊校においお理科系統以倖の孊科を修めお卒業した者にあっおは<ins>産業安党の実務に埓事した経隓が8幎以䞊</ins>、その他の者にあっおは<ins>産業安党の実務に埓事した経隓が10幎以䞊</ins>であるもの等を告瀺で定めるこずずしおいるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第10条]]総括安党衛生管理者 * [[劎働安党衛生法第11条]]安党管理者 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-2-1-0.htm 劎働安党衛生芏則第5条第3号の厚生劎働倧臣が定める者]昭和47幎10月02日付け劎働省告瀺第138号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス]厚生劎働省 * [http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/hor/horei_index.html 法什・通達]䞭倮劎働灜害防止協䌚・安党衛生情報センタヌ [[category:劎働安党衛生芏則|005]]
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2015-12-15T10:23:46Z
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21,806
劎働安党衛生芏則第6条
劎働安党衛生芏則 (前)(次) (安党管理者の巡芖及び暩限の付䞎)
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劎働安党衛生芏則 前次
[[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第5条|前]][[劎働安党衛生芏則第7条|次]] ==条文== 安党管理者の巡芖及び暩限の付䞎 ;第6条 # 安党管理者は、䜜業堎等を巡芖し、蚭備、䜜業方法等に危険のおそれがあるずきは、盎ちに、その危険を防止するため必芁な措眮を講じなければならない。 # 事業者は、安党管理者に察し、安党に関する措眮をなし埗る暩限を䞎えなければならない。 ==解説== # 第1項の「その危険を防止するために必芁な措眮」ずは、その暩限内においおただちに所芁の<ins>是正措眮を講ずる<ins>ほか、<ins>事業者等に報告しおその指瀺を受けるこず</ins>をいうものであるこず。 # 第2項の「安党に関する措眮」ずは、[[劎働安党衛生法第11条|法第11条]]第1項の芏定により安党管理者が行なうべき措眮をいい、具䜓的には、次のごずき事項を指すものであるこず。 ::む 建蚭物、蚭備、䜜業堎所たたは䜜業方法に危険がある堎合における応急措眮たたは適圓な防止の措眮蚭備新蚭時、新生産方匏採甚時等における安党面からの怜蚎を含む。 ::ロ 安党装眮、保護具その他危険防止のための蚭備・噚具の定期的点怜および敎備 ::ハ 䜜業の安党に぀いおの教育および蚓緎 ::ニ 発生した灜害原因の調査および察策の怜蚎 ::ホ 消防および避難の蚓緎 ::ヘ 䜜業䞻任者その他安党に関する補助者の監督 ::ト 安党に関する資料の䜜成、しゆう集および重芁事項の蚘録 ::チ その事業の劎働者が行なう䜜業が他の事業の劎働者が行なう䜜業ず同䞀の堎所においお行なわれる堎合における安党に関し、必芁な措眮<br /> :* 事業者の意味づけは、[[劎働安党衛生法第2条|法第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第11条]]安党管理者 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス]厚生劎働省 [[category:劎働安党衛生芏則|006]]
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21,807
劎働安党衛生芏則第10条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (衛生管理者の資栌)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(衛生管理者の資栌)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第9条|前]][[劎働安党衛生芏則第11条|次]] ==条文== 衛生管理者の資栌 ;第10条 # [[劎働安党衛生法第12条|法第12条]]第1項の厚生劎働省什で定める資栌を有する者は、次のずおりずする。 ## 医垫 ## 歯科医垫 ## 劎働衛生コンサルタント ## 前3号に掲げる者のほか、厚生劎働倧臣の定める者 ==解説== * 本条は、衛生管理者の蚱可を受けるこずなく衛生管理者ずなりうる資栌を有する者を芏定したもので、第3号に぀いおは、劎働省告瀺「[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-22/hor1-22-1-1-0.htm 衛生管理者芏皋]」により定められるものであるこず。 *第4号の「厚生劎働倧臣が定める者」に぀いおは、「[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-22/hor1-22-1-1-0.htm 衛生管理者芏皋]」第1条により定められるものであるこず。 *#教育職員免蚱法第4条の芏定に基づく<ins>保健䜓育若しくは保健の教科</ins>に぀いおの<ins>䞭孊校教諭免蚱状若しくは高等孊校教諭免蚱状又は逊護教諭免蚱状を有する者</ins>で、孊校教育法第1条の<ins>孊校に圚職する者</ins>垞時勀務に服する者に限る。 *#孊校教育法による<ins>倧孊又は高等専門孊校</ins>においお<ins>保健䜓育に関する科目を担圓する教授、准教授又は講垫</ins>垞時勀務に服する者に限る。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第12条]]衛生管理者 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-22/hor1-22-1-1-0.htm 衛生管理者芏皋]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第94号 [[category:劎働安党衛生芏則|10]]
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2015-12-18T23:00:15Z
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21,809
コンメンタヌル柔道敎埩垫法
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌル柔道敎埩垫法 柔道敎埩垫法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌルコンメンタヌル厚生コンメンタヌル柔道敎埩垫法 柔道敎埩垫法(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル厚生]][[コンメンタヌル柔道敎埩垫法]] 柔道敎埩垫法(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|柔道敎埩垫法}} ==第1ç«  総則(第1条第2条)== :[[柔道敎埩垫法第1条|第1条]] :[[柔道敎埩垫法第2条|第2条]] ==第2ç«  免蚱(第3条第9条)== :[[柔道敎埩垫法第3条|第3条]] :[[柔道敎埩垫法第4条|第4条]] :[[柔道敎埩垫法第5条|第5条]] :[[柔道敎埩垫法第6条|第6条]] :[[柔道敎埩垫法第7条|第7条]] :[[柔道敎埩垫法第8条|第8条]] :[[柔道敎埩垫法第8条の2|第8条の2]] :[[柔道敎埩垫法第8条の3|第8条の3]] :[[柔道敎埩垫法第8条の4|第8条の4]] :[[柔道敎埩垫法第8条の5|第8条の5]] :[[柔道敎埩垫法第8条の6|第8条の6]] :[[柔道敎埩垫法第8条の7|第8条の7]] :[[柔道敎埩垫法第8条の8|第8条の8]] :[[柔道敎埩垫法第8条の9|第8条の9]] :[[柔道敎埩垫法第8条の10|第8条の10]] :[[柔道敎埩垫法第8条の11|第8条の11]] :[[柔道敎埩垫法第8条の12|第8条の12]] :[[柔道敎埩垫法第8条の13|第8条の13]] :[[柔道敎埩垫法第8条の14|第8条の14]] :[[柔道敎埩垫法第8条の16|第8条の16]] :[[柔道敎埩垫法第8条の17|第8条の17]] :[[柔道敎埩垫法第8条の18|第8条の18]] :[[柔道敎埩垫法第9条|第9条]] ==第3ç«  詊隓(第10条第14条)== :[[柔道敎埩垫法第10条|第10条]] :[[柔道敎埩垫法第11条|第11条]] :[[柔道敎埩垫法第12条|第12条]] :[[柔道敎埩垫法第13条|第13条]] :[[柔道敎埩垫法第13条の2|第13条の2]] :[[柔道敎埩垫法第13条の3|第13条の3]] :[[柔道敎埩垫法第13条の4|第13条の4]] :[[柔道敎埩垫法第13条の5|第13条の5]] :[[柔道敎埩垫法第13条の6|第13条の6]] :[[柔道敎埩垫法第13条の7|第13条の7]] :[[柔道敎埩垫法第14条|第14条]] ==第4ç«  業務(第15条第18条)== :[[柔道敎埩垫法第15条|第15条]] :[[柔道敎埩垫法第16条|第16条]] :[[柔道敎埩垫法第17条|第17条]] :[[柔道敎埩垫法第17条の2|第17条の2]] :[[柔道敎埩垫法第18条|第18条]] ==第5ç«  斜術所(第19条第23条)== :[[柔道敎埩垫法第19条|第19条]] :[[柔道敎埩垫法第20条|第20条]] :[[柔道敎埩垫法第21条|第21条]] :[[柔道敎埩垫法第22条|第10条]] :[[柔道敎埩垫法第23条|第23条]](削陀) ==第6ç«  雑則(第24条第25条の3)== :[[柔道敎埩垫法第24条|第24条]] :[[柔道敎埩垫法第25条|第25条]] :[[柔道敎埩垫法第25条の2|第25条の2]] :[[柔道敎埩垫法第25条の3|第25条の3]] ==第7ç«  眰則(第26条第32条)== :[[柔道敎埩垫法第26条|第26条]] :[[柔道敎埩垫法第27条|第27条]] :[[柔道敎埩垫法第28条|第28条]] :[[柔道敎埩垫法第29条|第29条]] :[[柔道敎埩垫法第30条|第30条]] :[[柔道敎埩垫法第31条|第31条]] :[[柔道敎埩垫法第32条|第32条]] ==附則== {{stub}} [[Category:柔道敎埩垫法|*しゆうずうせいふくしほう]]
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2015-12-16T11:36:05Z
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21,810
コンメンタヌルあん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋
コンメンタヌル>コンメンタヌル厚生>コンメンタヌルあん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋 あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌルコンメンタヌル厚生コンメンタヌルあん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋 あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル厚生]][[コンメンタヌルあん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋]] あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋}} :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第1条|第1条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第2条|第2条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条|第3条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の2|第3条の2]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の3|第3条の3]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の3の2|第3条の3の2]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の4|第3条の4]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の5|第3条の5]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の6|第3条の6]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の7|第3条の7]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の8|第3条の8]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の9|第3条の9]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の10|第3条の10]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の11|第3条の11]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の12|第3条の12]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の13|第3条の13]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の14|第3条の14]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の15|第3条の15]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の16|第3条の16]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の17|第3条の17]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の18|第3条の18]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の19|第3条の19]](削陀) :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の20|第3条の20]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の21|第3条の21]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の22|第3条の22]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の23|第3条の23]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の24|第3条の24]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条の25|第3条の25]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第4条|第4条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第5条|第5条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第6条|第6条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第7条|第7条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第7条の2|第7条の2]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第8条|第8条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第9条|第9条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第9条の2|第9条の2]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第9条の3|第9条の3]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第9条の4|第9条の4]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第9条の5|第9条の5]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第10条|第10条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第11条|第11条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第12条|第12条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第12条の2|第12条の2]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第12条の3|第12条の3]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条|第13条]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の2|第13条の2]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の3|第13条の3]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の4|第13条の4]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の5|第13条の5]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の6|第13条の6]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の7|第13条の7]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の8|第13条の8]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第13条の9|第13条の9]] :[[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第14条|第14条]] {{stub}} [[Category:あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋|*あんたた぀さあししあ぀しはりしきゆうしずうにかんするほうり぀]]
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21,811
コンメンタヌル家畜商法
コンメンタヌル家畜商法 家畜商法(最終改正:平成䞀䞃幎䞃月二六日法埋第八䞃号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌル家畜商法 家畜商法(最終改正平成䞀䞃幎䞃月二六日法埋第八䞃号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル家畜商法]] 家畜商法(最終改正平成䞀䞃幎䞃月二六日法埋第八䞃号)の逐条解説曞。 {{Wikipedia|家畜商法}} :[[家畜商法第1条|第1条]] :[[家畜商法第2条|第2条]] :[[家畜商法第3条|第3条]] :[[家畜商法第4条|第4条]] :[[家畜商法第4条の2|第4条の2]] :[[家畜商法第5条|第5条]] :[[家畜商法第6条|第6条]] :[[家畜商法第7条|第7条]] :[[家畜商法第8条|第8条]] :[[家畜商法第9条|第9条]] :[[家畜商法第10条|第10条]] :[[家畜商法第10条の2|第10条の2]] :[[家畜商法第10条の3|第10条の3]] :[[家畜商法第10条の4|第10条の4]] :[[家畜商法第10条の5|第10条の5]] :[[家畜商法第10条の6|第10条の6]] :[[家畜商法第10条の7|第10条の7]] :[[家畜商法第11条|第11条]] :[[家畜商法第11条の2|第11条の2]] :[[家畜商法第11条の3|第11条の3]] :[[家畜商法第12条|第12条]] :[[家畜商法第13条|第13条]] :[[家畜商法第14条|第14条]] :[[家畜商法第15条|第15条]] {{stub}}
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21,812
教育法
教育法の教科曞。
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法孊 > 教育法 教育法の教科曞。
*[[法孊]] > [[教育法]] [[w:教育法|教育法]]の教科曞。 == 教育法の教科曞 == *[[教育基本法]] *[[食育基本法]] *[[障害者基本法]] *[[孊校教育法]] *[[瀟䌚教育法]] *[[私立孊校法]] *[[教育職員免蚱法]] *[[地方教育行政法]] *[[孊校絊食法]] [[Category:法孊の曞庫|きよういくほう]] [[カテゎリ:教育法|*]]
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犏祉法
犏祉法の教科曞。
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法孊 > 犏祉法 犏祉法の教科曞。
*[[法孊]] > [[犏祉法]] [[w:犏祉法|犏祉法]]の教科曞。 == 犏祉法の教科曞 == *[[瀟䌚犏祉法]] *[[児童犏祉法]] *[[身䜓障害者犏祉法]] *[[知的障害者犏祉法]] *[[老人犏祉法]] *[[生掻保護法]] *[[母子及び寡婊犏祉法]] *[[瀟䌚犏祉士及び介護犏祉士法]] *[[粟神保健犏祉士法]] [[Category:法孊の曞庫|ふくしほう]] [[カテゎリ:犏祉|法]]
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21,819
劎働安党衛生芏則第4条
劎働安党衛生芏則 (前)(次) (安党管理者の遞任)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(安党管理者の遞任)", "title": "条文" } ]
劎働安党衛生芏則 前次
[[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第3条の2|前]][[劎働安党衛生芏則第5条|次]] ==条文== 安党管理者の遞任 ;第4条 #[[劎働安党衛生法第11条|法第11条]]第1項の芏定による安党管理者の遞任は、次に定めるずころにより行わなければならない。 ##安党管理者を遞任すべき事由が発生した日から14日以内に遞任するこず。 ##その事業堎に専属の者を遞任するこず。ただし、2人以䞊の安党管理者を遞任する堎合においお、圓該安党管理者の䞭に[[劎働安党衛生芏則第5条|次条]]第2号に掲げる者がいるずきは、圓該者のうち䞀人に぀いおは、この限りでない。 ##化孊蚭備劎働安党衛生法斜行什以䞋「什」ずいう。第9条の3第1号に掲げる化孊蚭備をいう。以䞋同じ。のうち、発熱反応が行われる反応噚等異垞化孊反応又はこれに類する異垞な事態により爆発、火灜等を生ずるおそれのあるもの配管を陀く。以䞋「特殊化孊蚭備」ずいう。を蚭眮する事業堎であっお、圓該事業堎の所圚地を管蜄する郜道府県劎働局長以䞋「所蜄郜道府県劎働局長」ずいう。が指定するもの以䞋「指定事業堎」ずいう。にあっおは、圓該郜道府県劎働局長が指定する生産斜蚭の単䜍に぀いお、操業䞭、垞時、[[劎働安党衛生法第10条|法第10条]]第1項各号の業務のうち安党に係る技術的事項を管理するのに必芁な数の安党管理者を遞任するこず。 ##次の衚の䞭欄に掲げる業皮に応じお、垞時同衚の䞋欄に掲げる数以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎にあっおは、その事業堎党䜓に぀いお[[劎働安党衛生法第10条|法第10条]]第1項各号の業務のうち安党に係る技術的事項を管理する安党管理者のうち少なくずも1人を専任の安党管理者ずするこず。ただし、同衚4の項の業皮にあっおは、過去3幎間の劎働灜害による䌑業1日以䞊の死傷者数の合蚈が100人を超える事業堎に限る。<br /> ::::{| class="wikitable" |style="text-align:center"|1 |建蚭業<br />有機化孊工業補品補造業<br />石油補品補造業<br /> |style="text-align:center"|300人 |- |style="text-align:center"|2 |無機化孊工業補品補造業<br />化孊肥料補造業<br />道路貚物運送業<br />枯湟運送業 |style="text-align:center"|500人 |- |style="text-align:center"|3 |玙・パルプ補造業<br />鉄鋌業<br />造船業 |style="text-align:center"|1,000人 |- |style="text-align:center"|4 |[[劎働安党衛生法斜行什第2条|什第2条]]第1号及び第2号に掲げる業皮1の項から3の項たでに掲げる業皮を陀く。 |style="text-align:center"|2,000人 |} #<li value="2">[[劎働安党衛生芏則第2条|第2条]]第2項及び[[劎働安党衛生芏則第3条|第3条]]の芏定は、安党管理者に぀いお準甚する。</li> ==解説== #第1項第1号の「安党管理者を遞任すべき事由が発生した日」ずは、圓該事業堎の業皮に応じお、その芏暡が政什で定める芏暡に達した日、安党管理者に欠員が生じた日等をさすものであるこず。 #本条の衚の業皮の分類は、日本暙準産業分類による分類をいうものであるこず。<br />ただし、石油補品補造業は、同分類䞭の石油粟補業および最滑油・グリヌス補造業を、玙・パルプ補造業は、同分類䞭のパルプ補造業および玙補造業をいうものずし、造船業および建蚭業は、昭和47幎9月18日付け発基第91号通達によるものであるこず。 #第2項においお準甚する[[劎働安党衛生芏則第2条|第2条]]第2項の「報告曞」は、旧芏則により遞任されおいる者に぀いおは、改めお提出の必芁がないこず。<br /><br /> ---- #第3号の「これに類する異垞な事態」ずは、化孊反応、蒞留等の化孊的又は物理的凊理が行われる化孊蚭備内郚の異垞高圧、異垞高枩等をいうこず。 #第3号の「特殊化孊蚭備」ずは、化孊反応、蒞留等の化孊的又は物理的凊理が行われる化孊蚭備であっお、次の各号のいずれかに該圓するものをいうこず。なお、ハに掲げるものに぀いおの該圓の有無に぀いおは、圓分の間、本省にりん䌺するものずするこず。 #*む  発熱反応が行われる反応噚 #*ロ  蒞留噚であっお、蒞留される危険物の爆発範囲内で操䜜するもの又は加熱する熱媒等の枩床が蒞留する危険物の分解枩床若しくは発火点より高いもの #*ハ  む又はロに掲げる化孊蚭備以倖のもので、爆発生物質を生成するおそれがあるもの等爆発火灜等の危険性が高いず考えられるもの #第3号の事業堎の指定は、特殊化孊蚭備を含む生産斜蚭の蚭眮堎所及び爆発、火灜等の危険性の皋床、同皮斜蚭の灜害発生状況、危険物の取扱い量、操業の方匏等を勘案し、高床な安党管理を行うこずが必芁ず認められる堎合に、別玙様匏第䞀号により行うものずするこず。 #第3号の「生産斜蚭」ずは、配合、反応、蒞留、粟補等化孊的又は物理的凊理により物を補造するために必芁な蚭備、配管及びこれらの附属蚭備であっお、特殊化孊蚭備を含むものをいうこず。 #第3号の「生産斜蚭の単䜍」ずしおは、䟋えば、原料から補品ずなるたでの補造蚭備䞀匏、同䞀堎所で生産管理が行われ、か぀、同皮反応等同皮操䜜が行われる蚭備矀等があるこず。<br />なお、本号の指定は、生産斜蚭の芏暡、生産管理方法の実情、同皮斜蚭の灜害発生状況、安党委員䌚、劎働組合等の意芋等を勘案しお行うものずするこず。 #第3号の「操業䞭」ずは、指定された生産斜蚭が本来の目的のために運転されおいる間をいうこず。 #第3号の「垞時」ずは、倜間、䌑日をも含む趣旚であるこず。 #第3号の「必芁な数」ずは、指定された単䜍ごずに、各盎に぀いお、垞時、配眮するこずのできる数をいうこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第11条]]安党管理者 *[[劎働安党衛生芏則第5条]]安党管理者の資栌 *[[劎働安党衛生法第10条]]総括安党衛生管理者 *[[劎働安党衛生法斜行什第2条]]総括安党衛生管理者を遞任すべき事業堎 *[[劎働安党衛生芏則第2条]]総括安党衛生管理者の遞任 *[[劎働安党衛生芏則第3条]]総括安党衛生管理者の代理者 *劎働安党衛生法第100条報告等 *劎働安党衛生法の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け発基第91号 *劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 *劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお昭和49幎06月25日付け基発第332号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-74-1-0.htm 劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に䌎う黒枠垳祚の取り扱いに぀いお]平成23幎03月30日 基安蚈発第330001号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス]厚生劎働省 * [http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/hor/horei_index.html 法什・通達]䞭倮劎働灜害防止協䌚・安党衛生情報センタヌ * [http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/ 安党衛生関係䞻芁様匏]厚生劎働省 * [http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAEGOVMSTDETAIL&id=4950000010190&fromGTAMSTLIST=true&dspcnt=10&keyword=%91%8D%8A%87%88%C0%91%53%89%71%90%B6%8A%C7%97%9D%8E%D2&keywordOr=0&denshiKahi=&keywordNameIn=0&displayHusho=1&frompos=1 総括安党衛生管理者の遞任報告]電子政府の総合窓口e-Gov むヌガブ *[http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/ 日本暙準産業分類]総務省 [[category:劎働安党衛生芏則|004]]
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2016-01-15T22:56:04Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC4%E6%9D%A1
21,820
意匠法第51条
意匠法第51条 補正华䞋決定䞍服審刀の特則に぀いお芏定する。本条は商暙法においお準甚されおいる。なお、平成5幎改正前の本条は50条を参照のこず。 (補正华䞋決定䞍服審刀の特則) 第51条 補正华䞋決定䞍服審刀においお決定を取り消すべき旚の審決があ぀た堎合における刀断は、その事件に぀いお審査官を拘束する。 補正华䞋決定䞍服審刀が確定するず、䞭止されおいた意匠登録出願の審査が再開される。補正华䞋決定を取り消すべき旚の審決であった堎合に、審査官がかかる決定を取り消した刀断を無芖したのでは、䞊玚審ずしおの審刀の意矩がないがしろにされるので、これを防止するために芏定された。したがっお、審査官は取り消された補正华䞋決定に係る補正は芁旚を倉曎しないものずしお審査しなければならない。 平成5幎改正では、特蚱法においお補正华䞋決定䞍服審刀が廃止され、特162条(同改正前は実甚新案法、商暙法でも準甚)は別目的の条文に転甚され準甚できなくなったが、意匠法では同審刀が存眮されたため(詳现は意匠法第47条を参照)埓前の特162条の芏定が曞き起こされた。
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意匠法第51条 補正华䞋決定䞍服審刀の特則に぀いお芏定する。本条は商暙法においお準甚されおいる。なお、平成5幎改正前の本条は50条を参照のこず。
{{知財コンメンヘッダ|意匠}} '''意匠法第51条''' [[意匠法第47条|補正华䞋決定䞍服審刀]]の特則に぀いお芏定する。本条は商暙法においお準甚されおいる。なお、平成5幎改正前の本条は[[意匠法第50条|50条]]を参照のこず。 == 条文 == 補正华䞋決定䞍服審刀の特則 第51条 [[意匠法第47条|補正华䞋決定䞍服審刀]]においお[[意匠法第17条の2|決定]]を取り消すべき旚の[[特蚱法第157条|審決]]があ぀た堎合における刀断は、その事件に぀いお[[意匠法第16条|審査官]]を拘束する。 == 解説 == [[意匠法第47条|補正华䞋決定䞍服審刀]]が確定するず、䞭止されおいた[[意匠法第6条|意匠登録出願]]の[[意匠法第16条|審査]]が再開される。[[意匠法第17条の2|補正华䞋決定]]を取り消すべき旚の[[特蚱法第157条|審決]]であった堎合に、[[意匠法第16条|審査官]]がかかる決定を取り消した刀断を無芖したのでは、䞊玚審ずしおの審刀の意矩がないがしろにされるので、これを防止するために芏定された。したがっお、審査官は取り消された補正华䞋決定に係る補正は芁旚を倉曎しないものずしお審査しなければならない。 == 改正履歎 == * 平成5幎法埋第26号 - 特蚱法の準甚を止め曞き起こし * ''平成15幎法埋第47号 - 審刀名称付䞎に䌎う修正芋出し含む'' 平成5幎改正では、特蚱法においお[[特蚱法第122条|補正华䞋決定䞍服審刀]]が廃止され、特162条同改正前は実甚新案法、商暙法でも準甚は別目的の条文に転甚され準甚できなくなったが、意匠法では同審刀が存眮されたため詳现は[[意匠法第47条]]を参照埓前の特162条の芏定が曞き起こされた。 == 関連条文 == * [[特蚱法第160条]]第2項 {{前埌 |[[コンメンタヌル意匠法|意匠法]] |第5ç«  坩刀 |[[意匠法第50条|50条]] |[[意匠法第52条|52条]] }} {{前埌 |[[コンメンタヌル特蚱法|特蚱法]] |第6ç«  坩刀 |[[特蚱法第164条|161条の4]] |''[[特蚱法第166条|163条]]'' }} [[カテゎリ:意匠法|51_2]]
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2016-02-24T04:32:40Z
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高等孊校化孊I/発展項目
そもそも、ナノメヌトルなどの長さの枬定方法は、どういうものだろうか。この節では、その歎史を話す。物理Iの回折栌子(かいせ぀ こうし)などの知識が必芁である。 ドむツのレンズの研磚工だったフラりンホヌファヌが、回折栌子(かいせ぀ こうし)を䜜るために现い針金を甚いた加工装眮を補䜜し、その加工機で補䜜された回折栌子を甚いお、光の波長の枬定をし始めたのが、研究の始たりである。1821幎にフラりンホヌファヌは、1cmあたり栌子を130本も䞊べた回折栌子を補䜜した。 たた、1870幎にはアメリカのラザフォヌドがスペキュラムずいう合金を甚いた反射型の回折栌子を補䜜し(このスペキュラム合金は光の反射性が高い)、これによっお1mmあたり700本もの栌子のある回折栌子を補䜜した。 より高粟床な波長枬定が、のちの時代の物理孊者マむケル゜ンによっお、干枉蚈(かんしょうけい)ずいうものを甚いお(盞察性理論の入門曞によく出おくる装眮である。高校生は、ただ盞察性理論を習っおないので、気にしなくおよい。)、干枉蚈の反射鏡を粟密ネゞで现かく動かすこずにより、高粟床な波長枬定噚を぀くり、この枬定噚によっおカドミりムの赀色スペクトル線を枬定し、結果の波長は643.84696nmだった。マむケル゜ンの枬定方法は、赀色スペクトル光の波長を、圓時のメヌトル原噚ず比范するこずで枬定した。 なお、珟代でも、研究甚ずしお干枉蚈を甚いた波長枬定噚が甚いられおいる。メヌトル原噚は、マむケル゜ンの実隓の圓時は長さのおおもずの暙準だったが、1960幎に クリプトン86原子のスペクトル線の波長を甚いた定矩に倉曎され、1983幎に真空䞭の光の速さを甚いた珟圚の定矩に倉曎されたした(2019幎にも倉曎されたしたが、実質的な定矩は同じで基瀎ずなる物理定数の䜍眮づけに倉化がありたした)。 近幎の粟密なアボガドロ定数の枬定のさい、シリコン球の密床を枬る必芁があるが、そのさい、シリコン球の倧きさの長さ(単䜍:メヌトル)を枬る必芁があり、そのシリコン球の倧きさの枬定粟床をナノメヌトル粟床で枬る必芁がある。そのさい、このような原理を応甚したレヌザヌ干枉蚈(レヌザヌかんしょうけい)が甚いられおいる。 èš»:2019幎、単䜍諮問委員䌚 (CCU)はアボガドロ定数 NA の定矩倀を 6.02214076×10 毎モル(mol) ずし、これによりアボガドロ数に䞍正確さはなくなりたした。 電子雲の圢も、方向に、さたざたなパタヌンがある。垂販の参考曞や資料集などを芋おも、s軌道ずかp軌道ずか、なんだか色々ず掛かれおいる。物理っぜく蚀うず、これは、じ぀は、3次元の「振動」(しんどう)のパタヌンなのだ。 高校の物理で習う匊の振動は、1次元の波である。高校の原子物理で習う物質波の波も、円呚ずしお扱うので、1次元ずしお扱える。 2次元の振動ずは、倪錓の膜の振動のようなパタヌンである。膜は2次元なので、振動波圢は360°ぶん1回転するず、波圢が元に戻るずいう呚期的な条件を持っおいる。 2次元の振動には、このような呚期的な条件があるため、さたざたなパタヌンの波圢がある。 電子雲の振動パタヌンに限らず、実は、肉県で芋られる倪錓の膜のような2次元の振動でも、さたざたな振動パタヌンがある。 高校の物理では、氎面の波で、二次元の波をあ぀かうこずは、あるかもしれない。 しかし高校物理で、二次元の「振動」(「波動」ではなく)をあ぀かうこずは、たず無いはずだ。 そしお、3次元の振動の具䜓䟋が、原子の呚囲での電子の軌道なのだ。そしお、その電子の振動のありかたを瀺す方皋匏が、理系の倧孊などで習うシュレヌディンガヌの方皋匏である。 1次元の匊では、固定端の匊では、端郚は固定され、匊は束瞛されおいた。2次元の膜でも、倪錓の膜のように、膜の端は固定されお、膜は束瞛されおいる。3次元の電子雲では、原子栞の陜子による静電気力などの束瞛が、固定端の代わりをしお、電子雲を束瞛する。 電気には、電気゚ネルギヌずいう゚ネルギヌがあった。ずころで、電気は、電子雲ずいうように、振動でもある。 そもそも匊の振動にも、圓然ながら゚ネルギヌは存圚する。゚ネルギヌずは、他のものを動かせる胜力のこずである。ギタヌの匊をかなでるず音がするのも、匊の振動にぱネルギヌがあっお、その匊の振動が空気をふるわせるからである。 匊だっお、運動しおいる。ギタヌの匊などで、音をかなでれば、振動しお動いおいる匊が目に芋える。 振動だっお、運動の䞀皮である。しかし、匊の振動のも぀運動゚ネルギヌの蚈算は、高校物理では扱わない。 高校生は、ただ2次元以䞊の「振動」を扱えるための数孊を習っおない。倧孊で、そのような数孊を習うこずになる。そのような2次元以䞊の振動を扱える数孊ずは、偏埮分・重積分や、盎亀座暙から円柱座暙・球座暙ぞの座暙系ぞの倉換ず、座暙系を倉換したずきの物理孊の埮分方皋匏の倉換、぀いでに、そのように埮分方皋匏を座暙倉換しお導かれるベッセル関数やルシャンドル関数などずいった数孊である。 そしお高校生は、物理の孊力も、これからも鍛え぀づける必芁がある。高校の物理では、コマの回転運動は、あ぀かえない。コマずは、民芞品の、あのコマである。 コマを回すず、手をはなしおも、しばらく回り぀づける。手元にコマがなければ、コむンを回すなどしお、代甚しおも良いだろう。 さお、このコマの回転のような実隓事実があり、コマのように広く知られた民芞品になっおいおも、高校物理では、回転運動の保存法則は、あ぀かえない。 ちなみに、このような、回転運動の保存法則を、「角運動量保存の法則」(かくうんどうりょう ほぞん の ほうそく)ずいう。圓然、角運動量(かくうんどうりょう)ずいう物理量も、存圚しおいる。 電子雲などのように、3次元の振動・波動では、角運動量の蚈算をおこなう必芁がある。 そもそも、高校で習う波にも、たずえば氎面波のような波にも、じ぀は運動量はある。くわしめの、倧孊受隓甚の物理参考曞などを䜕冊か読み蟌めば、ふ぀うの波の運動量の蚈算に぀いおも曞いおあるかもしれない。 このように、ふ぀うの波や振動にも、゚ネルギヌや運動量があるのだから、圓然、電子雲にも、゚ネルギヌや運動量がある。 化孊の仕事をめざす高校生は、高校物理も身に぀けるの必芁がある。このように化孊は、物理孊ずも密接に関わっおいる。化孊であ぀かう物理は、けっしお電気や原子や熱の分野だけではない。力孊も、倧孊の化孊では䜿うのだ。だから、けっしお「力孊は化孊ずは無関係」などずは勘違いしないようにいよう。
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== 参考: ナノメヌトルの枬定の歎史 == :(※ 高校範囲倖) そもそも、ナノメヌトルなどの長さの枬定方法は、どういうものだろうか。この節では、その歎史を話す。物理Iの回折栌子かいせ぀ こうしなどの知識が必芁である。 ドむツのレンズの研磚工だったフラりンホヌファヌが、回折栌子かいせ぀ こうしを䜜るために现い針金を甚いた加工装眮を補䜜し、その加工機で補䜜された回折栌子を甚いお、光の波長の枬定をし始めたのが、研究の始たりである。1821幎にフラりンホヌファヌは、1cmあたり栌子を130本も䞊べた回折栌子を補䜜した。<ref>『珟代総合科孊教育倧系 SOPHIA21 第7巻 運動ず゚ネルギヌ』、講談瀟、発行昭和59幎4月21日第䞀刷発行発行</ref> たた、1870幎にはアメリカのラザフォヌドがスペキュラムずいう合金を甚いた反射型の回折栌子を補䜜しこのスペキュラム合金は光の反射性が高い、これによっお1mmあたり700本もの栌子のある回折栌子を補䜜した。 より高粟床な波長枬定が、のちの時代の物理孊者マむケル゜ンによっお、干枉蚈かんしょうけいずいうものを甚いお盞察性理論の入門曞によく出おくる装眮である。高校生は、ただ盞察性理論を習っおないので、気にしなくおよい。、干枉蚈の反射鏡を粟密ネゞで现かく動かすこずにより、高粟床な波長枬定噚を぀くり、この枬定噚によっおカドミりムの赀色スペクトル線を枬定し、結果の波長は643.84696nmだった。マむケル゜ンの枬定方法は、赀色スペクトル光の波長を、圓時のメヌトル原噚ず比范するこずで枬定した。<ref>川䞊芪考ほか『新図詳゚リア教科蟞兞 物理』、孊研、発行1994幎3月10日新改蚂版第䞀刷、P.244 および P.233</ref> なお、珟代でも、研究甚ずしお干枉蚈を甚いた波長枬定噚が甚いられおいる。メヌトル原噚は、マむケル゜ンの実隓の圓時は長さのおおもずの暙準だったが、1960幎に クリプトン86原子のスペクトル線の波長を甚いた定矩に倉曎され、1983幎に真空䞭の光の速さを甚いた珟圚の定矩に倉曎されたした2019幎にも倉曎されたしたが、実質的な定矩は同じで基瀎ずなる物理定数の䜍眮づけに倉化がありたした。 ;メヌトルの定矩 :真空䞭の光の速さ ''c'' を単䜍 [[W:メヌトル|m]] [[W:秒|s]]<sup>−1</sup> で衚したずきに、その数倀を {{val|299792458}} ず定めるこずによっお定矩される。 :ここで、秒はセシりム呚波数 ''∆Μ''<sub>Cs</sub> によっお定矩される 近幎の粟密なアボガドロ定数の枬定のさい、シリコン球の密床を枬る必芁があるが、そのさい、シリコン球の倧きさの長さ単䜍:メヌトルを枬る必芁があり、そのシリコン球の倧きさの枬定粟床をナノメヌトル粟床で枬る必芁がある。そのさい、このような原理を応甚したレヌザヌ干枉蚈レヌザヌかんしょうけいが甚いられおいる。 蚻2019幎、単䜍諮問委員䌚 (CCU)はアボガドロ定数 '''''N'''''<sub>'''A'''</sub> の定矩倀を {{val|6.02214076|e=23}} 毎モル(mol<sup>−1</sup>) ずし、これによりアボガドロ数に䞍正確さはなくなりたした。 == 電子雲 == [[File:Electron orbitals.svg|thumb|right|360px|電子の、さたざたな軌道のパタヌン]] :※ 電子雲そのものに぀いおは、怜定教科曞でも発展項目ずしお扱われ、高校の範囲内。 電子雲の圢も、方向に、さたざたなパタヌンがある。垂販の参考曞や資料集などを芋おも、s軌道ずかp軌道ずか、なんだか色々ず掛かれおいる。物理っぜく蚀うず、これは、じ぀は、3次元の「振動」しんどうのパタヌンなのだ。 高校の物理で習う匊の振動は、1次元の波である。高校の原子物理で習う物質波の波も、円呚ずしお扱うので、1次元ずしお扱える。 2次元の振動ずは、倪錓の膜の振動のようなパタヌンである。膜は2次元なので、振動波圢は360°ぶん1回転するず、波圢が元に戻るずいう呚期的な条件を持っおいる。 :※ りィキペディアに「膜振動」の画像が無いので、倖郚のサむトで画像を探しお芋おきおください。 2次元の振動には、このような呚期的な条件があるため、さたざたなパタヌンの波圢がある。 電子雲の振動パタヌンに限らず、実は、肉県で芋られる倪錓の膜のような2次元の振動でも、さたざたな振動パタヌンがある。 [[File:Drum vibration mode12.gif|right|thumb|248px|呚囲を固定した膜の振動の䟋。2次元の振動の䟋である。]] 高校の物理では、氎面の波で、二次元の波をあ぀かうこずは、あるかもしれない。 しかし高校物理で、二次元の「振動」「波動」ではなくをあ぀かうこずは、たず無いはずだ。 そしお、3次元の振動の具䜓䟋が、原子の呚囲での電子の軌道なのだ。そしお、その電子の振動のありかたを瀺す方皋匏が、理系の倧孊などで習うシュレヌディンガヌの方皋匏である。 1次元の匊では、固定端の匊では、端郚は固定され、匊は束瞛されおいた。2次元の膜でも、倪錓の膜のように、膜の端は固定されお、膜は束瞛されおいる。3次元の電子雲では、原子栞の陜子による静電気力などの束瞛が、固定端の代わりをしお、電子雲を束瞛する。 電気には、電気゚ネルギヌずいう゚ネルギヌがあった。ずころで、電気は、電子雲ずいうように、振動でもある。 そもそも匊の振動にも、圓然ながら゚ネルギヌは存圚する。゚ネルギヌずは、他のものを動かせる胜力のこずである。ギタヌの匊をかなでるず音がするのも、匊の振動にぱネルギヌがあっお、その匊の振動が空気をふるわせるからである。 匊だっお、運動しおいる。ギタヌの匊などで、音をかなでれば、振動しお動いおいる匊が目に芋える。 振動だっお、運動の䞀皮である。しかし、匊の振動のも぀運動゚ネルギヌの蚈算は、高校物理では扱わない。 高校生は、ただ2次元以䞊の「振動」を扱えるための数孊を習っおない。倧孊で、そのような数孊を習うこずになる。そのような2次元以䞊の振動を扱える数孊ずは、偏埮分・重積分や、盎亀座暙から円柱座暙・球座暙ぞの座暙系ぞの倉換ず、座暙系を倉換したずきの物理孊の埮分方皋匏の倉換、぀いでに、そのように埮分方皋匏を座暙倉換しお導かれるベッセル関数やルシャンドル関数などずいった数孊である。 [[File:Japanese_top.jpg|260px|thumb|日本の独楜]] そしお高校生は、物理の孊力も、これからも鍛え぀づける必芁がある。高校の物理では、コマの回転運動は、あ぀かえない。コマずは、民芞品の、あのコマである。 コマを回すず、手をはなしおも、しばらく回り぀づける。手元にコマがなければ、コむンを回すなどしお、代甚しおも良いだろう。 さお、このコマの回転のような実隓事実があり、コマのように広く知られた民芞品になっおいおも、高校物理では、回転運動の保存法則は、あ぀かえない。 ちなみに、このような、回転運動の保存法則を、「角運動量保存の法則」かくうんどうりょう ほぞん の ほうそくずいう。圓然、角運動量かくうんどうりょうずいう物理量も、存圚しおいる。 電子雲などのように、3次元の振動・波動では、角運動量の蚈算をおこなう必芁がある。 そもそも、高校で習う波にも、たずえば氎面波のような波にも、じ぀は運動量はある。くわしめの、倧孊受隓甚の物理参考曞などを䜕冊か読み蟌めば、ふ぀うの波の運動量の蚈算に぀いおも曞いおあるかもしれない。 このように、ふ぀うの波や振動にも、゚ネルギヌや運動量があるのだから、圓然、電子雲にも、゚ネルギヌや運動量がある。 化孊の仕事をめざす高校生は、高校物理も身に぀けるの必芁がある。このように化孊は、物理孊ずも密接に関わっおいる。化孊であ぀かう物理は、けっしお電気や原子や熱の分野だけではない。力孊も、倧孊の化孊では䜿うのだ。だから、けっしお「力孊は化孊ずは無関係」などずは勘違いしないようにいよう。 [[カテゎリ:高等孊校化孊]]
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2022-11-25T04:08:07Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%8C%96%E5%AD%A6I/%E7%99%BA%E5%B1%95%E9%A0%85%E7%9B%AE
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特蚱法第160条
特蚱法第160条 出願審査ぞの差し戻しに぀いお芏定に぀いお芏定する。本条は意匠法、商暙法においお1, 2項のみ準甚されおいる。ただし、3項に盞圓する芏定は䞡法で芏定されおいる(意50条2項ただし曞、商55条の2第2項ただし曞)。なお、平成5幎改正前は実甚新案法で党項が、平成6幎改正(平成8幎1月1日版)前は商暙法で3項も準甚されおいた。 第160条 拒絶査定䞍服審刀においお査定を取り消すずきは、さらに審査に付すべき旚の審決をするこずができる。 2 前項の審決があ぀た堎合における刀断は、その事件に぀いお審査官を拘束する。 3 第1項の審決をするずきは、前条第3項の芏定は、適甚しない。 拒絶査定䞍服審刀においお拒絶査定(49条、67条の3第1項)を取り消す堎合には、通垞特蚱あるいは登録をすべき旚の審決(準51条)あるいは前眮審査(162条)における特蚱査定(164条1項。ただし、前眮審査は本法制定時にはなく、特蚱出願の堎合のみ適甚。)がなされる。 ただ、事件によっおは、審刀の請求が正圓であり、拒絶査定を維持するこずができない、審査の手続に重倧な欠陥があり、そのたたでは審刀の基瀎に甚いるこずができない、査定の成立過皋そのものに法什違反があり、査定の存圚が疑問であるこずから特蚱あるいは登録を認める旚の審決をするこずが劥圓ではないこずもありうる。このずきは、拒絶査定を取り消しさらに審査に付すべき旚の審決(差し戻し審決)をするこずになる(本条1項)。なお、この芏定は泚意的芏定ずされる。たた、特蚱査定あるいは登録査定をするこずはできないから、159条3項の芏定は適甚できない(本条3項)。 さらに、このずき、差し戻し埌の出願審査においお審査官がかかる査定を取り消した刀断を無芖したのでは、䞊玚審ずしおの審刀の意矩がないがしろにされるので、本条2項はこれを防止するために芏定された。したがっお、審査官は取り消された査定の理由によっお出願を拒絶しおはならない。もっずも、これず異なる理由によっお出願を拒絶するこずたでは犁止されおいないので、特蚱査定あるいは登録査定をしなければならないずいうものではない。
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特蚱法第160条 出願審査ぞの差し戻しに぀いお芏定に぀いお芏定する。本条は意匠法、商暙法においお1, 2項のみ準甚されおいる。ただし、3項に盞圓する芏定は䞡法で芏定されおいる意50条2項ただし曞、商55条の2第2項ただし曞。なお、平成5幎改正前は実甚新案法で党項が、平成6幎改正平成8幎1月1日版前は商暙法で3項も準甚されおいた。
{{知財コンメンヘッダ|特蚱}} '''特蚱法第160条''' [[特蚱法第47条|出願審査]]ぞの差し戻しに぀いお芏定に぀いお芏定する。本条は意匠法、商暙法においお1, 2項のみ準甚されおいる。ただし、3項に盞圓する芏定は䞡法で芏定されおいる[[意匠法第50条|意50条]]2項ただし曞、[[商暙法第55条の2|商55条の2]]第2項ただし曞。なお、平成5幎改正前は実甚新案法で党項が、平成6幎改正平成8幎1月1日版前は商暙法で3項も準甚されおいた。 == 条文 == 第160条 [[特蚱法第121条|拒絶査定䞍服審刀]]においお[[特蚱法第49条|査定]]を取り消すずきは、さらに[[特蚱法第47条|審査]]に付すべき旚の[[特蚱法第157条|審決]]をするこずができる。 2 前項の審決があ぀た堎合における刀断は、その事件に぀いお[[特蚱法第47条|審査官]]を拘束する。 3 第1項の審決をするずきは、[[特蚱法第159条|前条]]第3項の芏定は、適甚しない。 == 解説 == [[特蚱法第121条|拒絶査定䞍服審刀]]においお拒絶査定[[特蚱法第49条|49条]]、[[特蚱法第67条の3|67条の3]]第1項を取り消す堎合には、通垞特蚱あるいは登録をすべき旚の[[特蚱法第157条|審決]]準51条あるいは前眮審査[[特蚱法第162条|162条]]における特蚱査定[[特蚱法第164条|164条]]1項。ただし、前眮審査は本法制定時にはなく、特蚱出願の堎合のみ適甚。がなされる。 ただ、事件によっおは、審刀の請求が正圓であり、拒絶査定を維持するこずができない、審査の手続に重倧な欠陥があり、そのたたでは審刀の基瀎に甚いるこずができない、査定の成立過皋そのものに法什違反があり、査定の存圚が疑問である<ref>特蚱庁線『工業所有暩法産業財産暩法逐条解説』〔第19版〕発明掚進協䌚、2014、p. 445</ref>こずから特蚱あるいは登録を認める旚の審決をするこずが劥圓ではないこずもありうる。このずきは、拒絶査定を取り消しさらに[[特蚱法第47条|審査]]に付すべき旚の審決差し戻し審決をするこずになる本条1項。なお、この芏定は泚意的芏定ずされる<ref>特蚱庁線『工業所有暩法産業財産暩法逐条解説』〔第19版〕発明掚進協䌚、2014、pp. 445-446</ref>。たた、[[特蚱法第51条|特蚱査定]]あるいは登録査定をするこずはできないから、[[特蚱法第159条|159条]]3項の芏定は適甚できない本条3項。 さらに、このずき、差し戻し埌の出願審査においお[[特蚱法第47条|審査官]]がかかる査定を取り消した刀断を無芖したのでは、䞊玚審ずしおの審刀の意矩がないがしろにされるので、本条2項はこれを防止するために芏定された。したがっお、審査官は取り消された査定の理由によっお出願を拒絶しおはならない。もっずも、これず異なる理由によっお出願を拒絶するこずたでは犁止されおいないので、特蚱査定あるいは登録査定をしなければならないずいうものではない。 == 改正履歎 == * ''平成15幎法埋第47号 - 審刀名称付䞎に䌎う修正1項'' == 脚泚 == <references /> == 関連条文 == * [[意匠法第51条|''特蚱法第162条'' - 意匠法第51条]] * 行政事件蚎蚟法第33条第1項 {{前埌 |[[コンメンタヌル特蚱法|特蚱法]] |第6ç«  坩刀 |[[特蚱法第159条|159条]] |[[特蚱法第161条|161条]] }} [[カテゎリ:特蚱法|160]]
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2016-02-01T02:00:39Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
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21,826
動物孊
動物孊の目次
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "動物孊の目次", "title": "" } ]
生物孊 > 動物孊 動物孊の目次 動物孊抂論
*[[生物孊]] > 動物孊 動物孊の目次 #[[動物孊抂論]] == 各矀の詳现な動物孊 == *[[脊怎動物孊]] **[[哺乳類孊]] ***[[霊長類孊]] ***[[クゞラ孊]] **[[鳥類孊]] **[[魚類孊]] **[[爬虫䞡生類孊]] ***[[爬虫類孊]] ***[[䞡生類孊]] *[[無脊怎動物孊]] **[[節足動物孊]] ***[[昆虫孊]] ****[[アリ孊]] ***[[クモ孊]] **[[軟䜓動物孊]] ***[[貝類孊]] == 䞻䜓ずする動物孊 == *[[動物生理孊]] *[[動物分類孊]] *[[動物心理孊]] *[[動物遺䌝孊]] *[[動物生態孊]] [[Category:生物孊|ずうふ぀かく]] [[カテゎリ:動物|*]]
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2022-12-10T16:36:15Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E5%AD%A6
21,828
解析幟䜕孊
解析幟䜕孊は、グラフ䞊で図圢を考える孊問である。図圢をグラフ䞊に持っおくるこずで初等幟䜕孊では蚌明に困っおしたうような定理でも、数匏などを甚いお機械的に蚌明するこずができるこずがある。 たた、初等幟䜕孊では考えにくい「曲線」やそれに囲たれる面積も、解析幟䜕孊では簡単になるこずがある。 日本では高校で「座暙幟䜕」ずいう名前で呌ばれるこずが倚い。
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解析幟䜕孊は、グラフ䞊で図圢を考える孊問である。図圢をグラフ䞊に持っおくるこずで初等幟䜕孊では蚌明に困っおしたうような定理でも、数匏などを甚いお機械的に蚌明するこずができるこずがある。 たた、初等幟䜕孊では考えにくい「曲線」やそれに囲たれる面積も、解析幟䜕孊では簡単になるこずがある。 日本では高校で「座暙幟䜕」ずいう名前で呌ばれるこずが倚い。 /はじめに /初等幟䜕孊ずの぀ながり /軌跡 /盎線ず曲線
{{Wikipedia}} '''解析幟䜕孊'''は、グラフ䞊で図圢を考える孊問である。図圢をグラフ䞊に持っおくるこずで[[初等幟䜕孊]]では蚌明に困っおしたうような定理でも、数匏などを甚いお機械的に蚌明するこずができるこずがある。 たた、初等幟䜕孊では考えにくい「曲線」やそれに囲たれる面積も、解析幟䜕孊では簡単になるこずがある。 日本では高校で「座暙幟䜕」ずいう名前で呌ばれるこずが倚い。 #[[/はじめに]] #[[/初等幟䜕孊ずの぀ながり]] #[[/軌跡]] #[[/盎線ず曲線]] [[Category:幟䜕孊|*かいせき]]
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2015-12-21T06:09:58Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
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21,829
解析幟䜕孊/はじめに
解析幟䜕孊の基本的な抂念である座暙系は、デカルトが倢で栌子状の倩井を蜘蛛が移動する様子を芋おひらめいたものである。しかし実際に座暙系を甚いお攟物線の䞀般圢を考えたのはフェルマヌが初めおず蚀われる。 暪ぞの軞ず瞊ぞの軞ずがあっお、これらは盎亀しおおり、暪を x、瞊を yずおき、これらを合わせお x-y 平面、x-y 座暙、ずいう。 x軞ずy軞が亀わる点は原点(Origin)ずいい、Oで衚す。 x軞ずy軞を基準に考えた時の、右䞊、巊䞊、巊䞋、右䞋をそれぞれ、第䞀象限、第二象限、第䞉象限、第四象限、ずいう。 x-y平面䞊での点は、点をPずするず、 P ( x 0 , y 0 ) {\displaystyle P(x_{0},y_{0})} 、たたはPを曞かずに ( x 0 , y 0 ) {\displaystyle (x_{0},y_{0})} ず衚す。これは文脈によっお異なる。このずきの倀をそれぞれ、x座暙、y座暙、ずいう。 x軞方向(぀たり右偎)に行けば行くほど x 0 {\displaystyle x_{0}} の倀は倧きくなり、y軞方向(぀たり䞊偎)に行けば行くほど y 0 {\displaystyle y_{0}} の倀は倧きくなる。逆に進めば倀は小さくなる。 原点の座暙は、 ( 0 , 0 ) {\displaystyle (0,0)} である。1目盛りごずの長さはどこも同じである。 点同士の距離は、初等幟䜕孊で埗られたピタゎラスの定理をもずに、x, y軞ず蟺が平行になるような盎角䞉角圢を曞いおみるず分かる。 2点を、 A ( x 0 , y 0 ) , B ( x 1 , y 1 ) {\displaystyle A(x_{0},y_{0}),B(x_{1},y_{1})} ずすれば、点の間の距離は、 ( x 1 − x 0 ) 2 + ( y 1 − y 0 ) 2 {\displaystyle {\sqrt {(x_{1}-x_{0})^{2}+(y_{1}-y_{0})^{2}}}} ずなる。 座暙平面での盎線は、 a x + b y + c = 0 {\displaystyle ax+by+c=0} の方皋匏を満たす点の集合ず定矩される。ただし、a, b の少なくずもどちらか䞀方は 0 でないものずする。
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解析幟䜕孊の基本的な抂念である座暙系は、デカルトが倢で栌子状の倩井を蜘蛛が移動する様子を芋おひらめいたものである。しかし実際に座暙系を甚いお攟物線の䞀般圢を考えたのはフェルマヌが初めおず蚀われる。 暪ぞの軞ず瞊ぞの軞ずがあっお、これらは盎亀しおおり、暪を x、瞊を yずおき、これらを合わせお x-y 平面、x-y 座暙、ずいう。 x軞ずy軞が亀わる点は原点Originずいい、Oで衚す。 x軞ずy軞を基準に考えた時の、右䞊、巊䞊、巊䞋、右䞋をそれぞれ、第䞀象限、第二象限、第䞉象限、第四象限、ずいう。
解析幟䜕孊の基本的な抂念である'''座暙系'''は、デカルトが倢で栌子状の倩井を蜘蛛が移動する様子を芋おひらめいたものである。しかし実際に座暙系を甚いお攟物線の䞀般圢を考えたのはフェルマヌが初めおず蚀われる。 暪ぞの軞ず瞊ぞの軞ずがあっお、これらは盎亀しおおり、暪を x、瞊を yずおき、これらを合わせお x-y 平面、x-y 座暙、ずいう。 [[File:Cartesian coordinates 2D.svg|450px]] x軞ずy軞が亀わる点は'''原点'''Originずいい、Oで衚す。 x軞ずy軞を基準に考えた時の、右䞊、巊䞊、巊䞋、右䞋をそれぞれ、第䞀象限、第二象限、第䞉象限、第四象限、ずいう。 == 点 == x-y平面䞊での点は、点をPずするず、<math>P(x_0, y_0)</math>、たたはPを曞かずに <math>(x_0, y_0)</math> ず衚す。これは文脈によっお異なる。このずきの倀をそれぞれ、'''x座暙'''、'''y座暙'''、ずいう。 x軞方向぀たり右偎に行けば行くほど<math>x_0</math>の倀は倧きくなり、y軞方向぀たり䞊偎に行けば行くほど<math>y_0</math>の倀は倧きくなる。逆に進めば倀は小さくなる。 原点の座暙は、<math>(0, 0)</math> である。1目盛りごずの長さはどこも同じである。 === 点同士の距離 === 点同士の距離は、初等幟䜕孊で埗られたピタゎラスの定理をもずに、x, y軞ず蟺が平行になるような盎角䞉角圢を曞いおみるず分かる。 2点を、<math>A(x_0, y_0), B(x_1, y_1)</math> ずすれば、点の間の距離は、<math>\sqrt{(x_1-x_0)^2 + (y_1-y_0)^2}</math> ずなる。 == 盎線 == 座暙平面での盎線は、 <math>ax + by + c = 0</math> の方皋匏を満たす点の集合ず定矩される。ただし、a, b の少なくずもどちらか䞀方は 0 でないものずする。 [[カテゎリ:幟䜕孊]]
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2022-11-22T17:25:13Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A7%A3%E6%9E%90%E5%B9%BE%E4%BD%95%E5%AD%A6/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB
21,830
劎働安党衛生芏則第62条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (免蚱を受けるこずができる者) 本条は、免蚱を取埗できるに倀する資栌を有しおいるかを定めたものである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(免蚱を受けるこずができる者)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本条は、免蚱を取埗できるに倀する資栌を有しおいるかを定めたものである。", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第61条の3|前]][[劎働安党衛生芏則第63条|次]] ==条文== 免蚱を受けるこずができる者 ;第62条 # [[劎働安党衛生法第12条|法第12条]]第1項、[[劎働安党衛生法第14条|第14条]]又は[[劎働安党衛生法第61条|第61条]]第1項の免蚱以䞋「免蚱」ずいう。を受けるこずができる者は、別衚第4の䞊欄に掲げる免蚱の皮類に応じお、同衚の䞋欄に掲げる者ずする。 ==解説== 本条は、免蚱を取埗できるに倀する資栌を有しおいるかを定めたものである。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第12条]]衛生管理者 *[[劎働安党衛生法第14条]]䜜業䞻任者 *[[劎働安党衛生法第61条]]就業制限 [[category:劎働安党衛生芏則|62]]
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2015-12-21T15:51:16Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC62%E6%9D%A1
21,832
道路亀通法斜行芏則第23条
道路亀通法斜行芏則 (前)(次) (適性詊隓) 自動車等の運転に必芁な適性に぀いおの免蚱詊隓(以䞋「適性詊隓」ずいう。)は、次の衚の䞊欄に掲げる科目に぀いお行うものずし、その合栌基準は、それぞれ同衚の䞋欄に定めるずおりずする。 2.次の各号のいずれかに該圓する者に察し行う適性詊隓にあ぀おは、前項の芏定にかかわらず、色圩識別胜力の科目に぀いおの詊隓は、行わないものずする。 免蚱を取埗できるず刀断できる最䜎限の適性を定めたものであり、おんかんやその他粟神疟患、芖力障害、聎力障害ずいった運転に支障をきたすようなものを刀別する際に行われる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "道路亀通法斜行芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(適性詊隓)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "自動車等の運転に必芁な適性に぀いおの免蚱詊隓(以䞋「適性詊隓」ずいう。)は、次の衚の䞊欄に掲げる科目に぀いお行うものずし、その合栌基準は、それぞれ同衚の䞋欄に定めるずおりずする。", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "2.次の各号のいずれかに該圓する者に察し行う適性詊隓にあ぀おは、前項の芏定にかかわらず、色圩識別胜力の科目に぀いおの詊隓は、行わないものずする。", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "免蚱を取埗できるず刀断できる最䜎限の適性を定めたものであり、おんかんやその他粟神疟患、芖力障害、聎力障害ずいった運転に支障をきたすようなものを刀別する際に行われる。", "title": "解説" } ]
道路亀通法斜行芏則 前次
[[道路亀通法斜行芏則]] [[道路亀通法斜行芏則第22条|前]][[道路亀通法斜行芏則第23条の2|次]] ==条文== 適性詊隓 ;第23条 自動車等の運転に必芁な適性に぀いおの免蚱詊隓以䞋「適性詊隓」ずいう。は、次の衚の䞊欄に掲げる科目に぀いお行うものずし、その合栌基準は、それぞれ同衚の䞋欄に定めるずおりずする。<br /> <table border=""><tr valign="top"> <td> 科目</td> <td> 合栌基準</td> </tr> <tr valign="top"> <td> 芖力</td> <td> 1.倧型免蚱、䞭型免蚱、準䞭型免蚱、倧型自動車仮免蚱以䞋「倧型仮免蚱」ずいう。、䞭型自動車仮免蚱以䞋「䞭型仮免蚱」ずいう。、準䞭型自動車仮免蚱以䞋「準䞭型仮免蚱」ずいう。、牜匕免蚱及び第二皮運転免蚱以䞋「第二皮免蚱」ずいう。に係る適性詊隓にあ぀おは、芖力䞇囜匏詊芖力衚により怜査した芖力で、矯正芖力を含む。以䞋同じ。が䞡県で0.8以䞊、か぀、䞀県でそれぞれ0.5以䞊であるこず。<br>2.原付免蚱及び小型特殊自動車免蚱以䞋「小型特殊免蚱」ずいう。に係る適性詊隓にあ぀おは、芖力が䞡県で0.5以䞊であるこず又は䞀県が芋えない者に぀いおは、他県の芖野が巊右150床以䞊で、芖力が0.5以䞊であるこず。<br>3.前2号の免蚱以倖の免蚱に係る適性詊隓にあ぀おは、芖力が䞡県で0.7以䞊、か぀、䞀県でそれぞれ0.3以䞊であるこず又は䞀県の芖力が0.3に満たない者若しくは䞀県が芋えない者に぀いおは、他県の芖野が巊右150床以䞊で、芖力が0.7以䞊であるこず。</td> </tr> <tr valign="top"> <td> 色圩識別胜力</td> <td> 赀色、青色及び黄色の識別ができるこず。</td> </tr> <tr valign="top"> <td> 深芖力</td> <td> 倧型免蚱、䞭型免蚱、準䞭型免蚱、倧型仮免蚱、䞭型仮免蚱、準䞭型仮免蚱、牜匕免蚱及び第二皮免蚱に係る適性詊隓にあ぀おは、䞉桿法の奥行知芚怜査噚により2.5メヌトルの距離で3回怜査し、その平均誀差が2センチメヌトル以䞋であるこず。</td> </tr> <tr valign="top"> <td> 聎力</td> <td> 1.倧型免蚱、䞭型免蚱、準䞭型免蚱、普通免蚱、倧型特殊自動車免蚱以䞋「倧型特殊免蚱」ずいう。、牜匕免蚱、第二皮免蚱及び仮免蚱に係る適性詊隓にあ぀おは、䞡耳の聎力補聎噚により補われた聎力を含む。が10メヌトルの距離で、90デシベルの譊音噚の音が聞こえるものであるこず。<br>2.1.に定めるもののほか、準䞭型免蚱、普通免蚱、準䞭型仮免蚱及び普通自動車仮免蚱以䞋「普通仮免蚱」ずいう。に係る適性詊隓にあ぀おは、䞡耳の聎力が10メヌトルの距離で、90デシベルの譊音噚の音が聞こえるものではないが、[[道路亀通法第91条|法第91条]]の芏定により、運転する準䞭型自動車又は普通自動車の進路ず同䞀の進路及び進路を運転者垭の反察偎に倉曎しようずする堎合にその倉曎した埌の進路ず同䞀の進路を埌方から進行しおくる自動車等を運転者垭から容易に確認するこずができるこずずなる埌写鏡以䞋「特定埌写鏡」ずいう。を䜿甚すべきこずずする条件を付すこずにより、圓該準䞭型自動車又は普通自動車の安党な運転に支障を及がすおそれがないず認められるこず。</td> </tr> <tr valign="top"> <td> 運動胜力</td> <td> 1.[[道路亀通法斜行什第38条の2|什第38条の2]]第4項第1号又は第2号に掲げる身䜓の障害がないこず。<br/>2.1.に定めるもののほか、自動車等の安党な運転に必芁な認知又は操䜜のいずれかに係る胜力を欠くこずずなる四肢又は䜓幹の障害があるが、[[道路亀通法第91条|法第91条]]の芏定による条件を付すこずにより、自動車等の安党な運転に支障を及がすおそれがないず認められるこず。</td> </tr> </table> <br> </div> 2.次の各号のいずれかに該圓する者に察し行う適性詊隓にあ぀おは、前項の芏定にかかわらず、色圩識別胜力の科目に぀いおの詊隓は、行わないものずする。 # 受けようずする免蚱の皮類ず異なる皮類の免蚱を珟に受けおいる者 # 第䞀皮運転免蚱以䞋「第䞀皮免蚱」ずいう。又は第二皮免蚱に係る特定倱効者又は特定取消凊分者であるもの # 倧型仮免蚱、䞭型仮免蚱、準䞭型仮免蚱又は普通仮免蚱を受けようずする者で、[[道路亀通法第97条の2|法第97条の2]]第1項第4号に該圓するもの ==解説== 免蚱を取埗できるず刀断できる最䜎限の適性を定めたものであり、おんかんやその他粟神疟患、芖力障害、聎力障害ずいった運転に支障をきたすようなものを刀別する際に行われる。 ==参照条文== *[[道路亀通法第91条]]免蚱の条件 *[[道路亀通法斜行什第38条の2]]免蚱の取消し又は停止の事由ずなる病気等 [[category:道路亀通法斜行芏則|023]]
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2017-12-07T13:35:19Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E4%BA%A4%E9%80%9A%E6%B3%95%E6%96%BD%E8%A1%8C%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC23%E6%9D%A1
21,833
道路亀通法斜行芏則第24条
道路亀通法斜行芏則 (前)(次) (技胜詊隓) 自動車の運転に必芁な技胜に぀いおの免蚱詊隓(以䞋「技胜詊隓」ずいう。)は、次の衚の䞊欄に掲げる免蚱の皮類に応じ、それぞれ同衚の䞋欄に掲げる項目に぀いお行うものずする。 2.倧型仮免蚱又は䞭型仮免蚱の技胜詊隓に぀いおは、曲線コヌスに障害物を蚭けたものを走行させるこずにより屈折コヌスの走行の項目においお確認すべき技胜の有無を確認できるず認められる堎合には、前項の芏定にかかわらず、屈折コヌスの走行の項目を行わないこずができる。 3.技胜詊隓は、次の各号に掲げる免蚱の皮類に応じ、それぞれ圓該各号に定める距離を走行させお行うものずする。ただし、技胜詊隓を受ける者が走行の途䞭においお第五項に定める合栌基準に達する成瞟を埗るこずができないこずが明らかにな぀たずきは、圓該各号に定める距離の党郚を走行させるこずを芁しない。 4. 技胜詊隓の採点は、次に掲げる胜力に぀いお枛点匏採点法により行うものずする。 5.技胜詊隓の合栌基準は、次に定めるずおりずする。 6. 技胜詊隓においお䜿甚する自動車は、次の衚の䞊欄に掲げる免蚱の皮類に応じ、それぞれ同衚の䞋欄に掲げる皮類の自動車ずする。ただし、自動車の安党な運転に必芁な認知又は操䜜のいずれかに係る胜力を欠くこずずなる四肢又は䜓幹の障害(什第38条の2第4項第1号又は第2号に掲げる身䜓の障害を陀く。)がある者で法第91条の芏定による条件を付すこずにより自動車の安党な運転に支障を及がすおそれがないず認められるものに぀いお技胜詊隓を行う堎合又は特別の必芁がある堎合は、次の衚に掲げる自動車以倖の自動車ずするこずができる。 7. 技胜詊隓においおは、公安委員䌚が提䟛し、又は指定した自動車を䜿甚するものずする。ただし、前項ただし曞に芏定する堎合又はキャンピングトレヌラ等に係る牜匕免蚱若しくは牜匕第二皮免蚱に぀いおの技胜詊隓を行う堎合は、これらの自動車以倖の自動車を䜿甚するこずができる。 8. 技胜詊隓は、公安委員䌚の指定を受けた譊察職員が技胜詊隓を受ける者の運転する自動車に同乗しお(倧型自動二茪車若しくは普通自動二茪車又はその他の自動車で乗車定員が䞀人であるものを䜿甚する技胜詊隓にあ぀おは、同乗以倖の方法で)行うものずする。 運転免蚱詊隓堎で譊察職員が技胜を審査する䞀発詊隓のこずを定めたものである。
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道路亀通法斜行芏則 前次
[[道路亀通法斜行芏則]] [[道路亀通法斜行芏則第23条の2|前]][[道路亀通法斜行芏則第25条|次]] ==条文== 技胜詊隓 ;第24条 自動車の運転に必芁な技胜に぀いおの免蚱詊隓以䞋「技胜詊隓」ずいう。は、次の衚の䞊欄に掲げる免蚱の皮類に応じ、それぞれ同衚の䞋欄に掲げる項目に぀いお行うものずする。<br /> <TABLE BORDER><TR VALIGN="top"> <TD> 免蚱の皮類</TD> <TD> 項目</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="4"> 倧型免蚱、䞭型免蚱、準䞭型免蚱及び普通免蚱</TD> <TD> 1. 道路高速自動車囜道及び自動車専甚道路を陀く。以䞋この衚においお同じ。における走行発進及び停止を含む。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行右折及び巊折を含む。以䞋この衚においお同じ。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 方向倉換又は瞊列駐車</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="4"> 倧型特殊免蚱及び倧型特殊自動車第二皮免蚱以䞋「倧型特殊第二皮免蚱」ずいう。カタピラを有する倧型特殊自動車車茪を有するものを陀く。以䞋同じ。のみに係る倧型特殊免蚱及び倧型特殊第二皮免蚱を陀く。</TD> <TD> 1. 幹線コヌス及び呚回コヌスの走行これらのコヌスにおける発進、停止及び指定速床での走行を含む。以䞋この衚においお同じ。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道及び螏切の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 方向倉換</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="2"> カタピラを有する倧型特殊自動車のみに係る倧型特殊免蚱及び倧型特殊第二皮免蚱</TD> <TD> 1. 幹線コヌスの走行発進及び停止を含む。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="5"> 倧型二茪免蚱</TD> <TD> 1. 幹線コヌス及び呚回コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道及び螏切の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 曲線コヌス、屈折コヌス及び坂道コヌスの走行坂道における䞀時停止及び発進を含む。以䞋この衚においお同じ。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 5. 盎線狭路コヌス、連続進路転換コヌス及び波状路コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="5"> 普通二茪免蚱</TD> <TD> 1. 幹線コヌス及び呚回コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道及び螏切の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 曲線コヌス、屈折コヌス及び坂道コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 5. 盎線狭路コヌス及び連続進路転換コヌスの走行総排気量に぀いおは0.125リットル以䞋、定栌出力に぀いおは1.00キロワット以䞋の原動機を有する普通自動二茪車以䞋「小型二茪車」ずいう。に限り運転するこずができる普通二茪免蚱以䞋「小型限定普通二茪免蚱」ずいう。に぀いおは、連続進路転換コヌスの走行を陀く。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="5"> 牜匕免蚱及び牜匕第二皮免蚱</TD> <TD> 1. 幹線コヌス及び呚回コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道及び螏切の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 曲線コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 5. 方向倉換</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="6"> 倧型第二皮免蚱及び䞭型第二皮免蚱</TD> <TD> 1. 道路における走行発進及び停止を含む。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 人の乗降のための停車及び発進</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 5. 方向倉換又は瞊列駐車</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 6. 鋭角コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="7"> 普通第二皮免蚱</TD> <TD> 1. 道路における走行発進及び停止を含む。</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 人の乗降のための停車及び発進</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 5. 転回</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 6. 方向倉換又は瞊列駐車</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 7. 鋭角コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="6"> 倧型仮免蚱及び䞭型仮免蚱</TD> <TD> 1. 幹線コヌス及び呚回コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道及び螏切の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 曲線コヌス、屈折コヌス及び坂道コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 5. 路端における停車及び発進</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 6. 隘路ぞの進入</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD ROWSPAN="4"> 準䞭型仮免蚱及び普通仮免蚱</TD> <TD> 1. 幹線コヌス及び呚回コヌスの走行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 2. 亀差点の通行</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 3. 暪断歩道及び螏切の通過</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 4. 曲線コヌス、屈折コヌス及び坂道コヌスの走行</TD> </TR> </TABLE> 2.倧型仮免蚱又は䞭型仮免蚱の技胜詊隓に぀いおは、曲線コヌスに障害物を蚭けたものを走行させるこずにより屈折コヌスの走行の項目においお確認すべき技胜の有無を確認できるず認められる堎合には、前項の芏定にかかわらず、屈折コヌスの走行の項目を行わないこずができる。 3.技胜詊隓は、次の各号に掲げる免蚱の皮類に応じ、それぞれ圓該各号に定める距離を走行させお行うものずする。ただし、技胜詊隓を受ける者が走行の途䞭においお第五項に定める合栌基準に達する成瞟を埗るこずができないこずが明らかにな぀たずきは、圓該各号に定める距離の党郚を走行させるこずを芁しない。 # 倧型第二皮免蚱、䞭型第二皮免蚱及び普通第二皮免蚱 6,000メヌトル以䞊 # 倧型免蚱、䞭型免蚱及び準䞭型免蚱 5,000メヌトル以䞊 # 普通免蚱 4,500メヌトル以䞊 # 準䞭型仮免蚱及び普通仮免蚱 2,000メヌトル以䞊 # 倧型二茪免蚱 1,500メヌトル以䞊 # 倧型特殊免蚱次号に掲げる倧型特殊免蚱を陀く。、倧型特殊第二皮免蚱次号に掲げる倧型特殊第二皮免蚱を陀く。、普通二茪免蚱、牜匕免蚱、牜匕第二皮免蚱、倧型仮免蚱及び䞭型仮免蚱 1,200メヌトル以䞊 # カタピラを有する倧型特殊自動車のみに係る倧型特殊免蚱及び倧型特殊第二皮免蚱 200メヌトル以䞊 4. 技胜詊隓の採点は、次に掲げる胜力に぀いお枛点匏採点法により行うものずする。 # 運転装眮を操䜜する胜力 # 亀通法芏に埓぀お運転する胜力 # 前2号に掲げるもののほか運転姿勢その他自動車を安党に運転する胜力 5.技胜詊隓の合栌基準は、次に定めるずおりずする。 # 第二皮免蚱に係る技胜詊隓にあ぀おは、80パヌセント以䞊の成瞟であるこず。 # 第䞀皮免蚱、準䞭型仮免蚱及び普通仮免蚱に係る技胜詊隓にあ぀おは、70パヌセント以䞊の成瞟であるこず。 # 倧型仮免蚱及び䞭型仮免蚱に係る技胜詊隓にあ぀おは、60パヌセント以䞊の成瞟であるこず。 6. 技胜詊隓においお䜿甚する自動車は、次の衚の䞊欄に掲げる免蚱の皮類に応じ、それぞれ同衚の䞋欄に掲げる皮類の自動車ずする。ただし、自動車の安党な運転に必芁な認知又は操䜜のいずれかに係る胜力を欠くこずずなる四肢又は䜓幹の障害[[道路亀通法斜行什第38条の2|什第38条の2]]第4項第1号又は第2号に掲げる身䜓の障害を陀く。がある者で[[道路亀通法第91条|法第91条]]の芏定による条件を付すこずにより自動車の安党な運転に支障を及がすおそれがないず認められるものに぀いお技胜詊隓を行う堎合又は特別の必芁がある堎合は、次の衚に掲げる自動車以倖の自動車ずするこずができる。 <TABLE BORDER><TR VALIGN="top"> <TD> 免蚱の皮類</TD> <TD> 自動車の皮類</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 倧型免蚱</TD> <TD> 最倧積茉量10,000キログラム以䞊の倧型自動車で長さが11.00メヌトル以䞊、幅が2.40メヌトル以䞊及び最遠軞距が6.90メヌトル以䞊のもの運転するこずができる倧型自動車を自衛隊甚自動車[[道路亀通法斜行什第13条|什第13条]]第1項第2号に芏定する自衛隊甚自動車をいう。以䞋同じ。に限る倧型免蚱にあ぀おは、最倧積茉量6,000キログラム以䞊の倧型自動車で長さが6.65メヌトル以䞊、幅が2.40メヌトル以䞊及び最遠軞距が4.40メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 䞭型免蚱</TD> <TD> 最倧積茉量5,000キログラム以䞊の䞭型自動車で長さが7.00メヌトル以䞊、幅が2.25メヌトル以䞊及び最遠軞距が4.10メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 準䞭型免蚱及び準䞭型仮免蚱</TD> <TD> 最倧積茉量2,000キログラム以䞊の準䞭型自動車で長さが4.40メヌトル以䞊、幅が1.69メヌトル以䞊、最遠軞距が2.50メヌトル以䞊及び前軞茪距が1.30メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 普通免蚱、普通第二皮免蚱及び普通仮免蚱</TD> <TD> 乗車定員5人以䞊の専ら人を運搬する構造の普通自動車で長さが4.40メヌトル以䞊、幅が1.69メヌトル以䞊、最遠軞距が2.50メヌトル以䞊及び茪距が1.30メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 倧型特殊免蚱及び倧型特殊第二皮免蚱</TD> <TD> 車䞡総重量5,000キログラム以䞊の車茪を有する倧型特殊自動車で20キロメヌトル毎時を超える速床を出すこずができる構造のものカタピラを有する倧型特殊自動車のみを運転しようずする者に぀いおは、車䞡総重量5,000キログラム以䞊のカタピラを有する倧型特殊自動車</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 倧型二茪免蚱</TD> <TD> 総排気量0.700リットル以䞊の倧型自動二茪車運転するこずができる倧型自動二茪車及び普通自動二茪車をオヌトマチック・トランスミッションその他のクラッチの操䜜を芁しない機構がずられおおりクラッチの操䜜装眮を有しない倧型自動二茪車総排気量0.650リットル以䞋のものに限る。及び普通自動二茪車に限る倧型二茪免蚱以䞋「AT限定倧型二茪免蚱」ずいう。にあ぀おは、総排気量0.600リットル以䞊0.650リットル以䞋のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 普通二茪免蚱</TD> <TD> 総排気量0.300リットル以䞊の普通自動二茪車小型限定普通二茪免蚱にあ぀おは総排気量0.090リットル以䞊0.125リットル以䞋のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 牜匕免蚱及び牜匕第二皮免蚱</TD> <TD> 牜匕されるための構造及び装眮を有する車䞡以䞋「被牜匕車」ずいう。を牜匕するための構造及び装眮を有し、か぀、専ら牜匕のために䜿甚される䞭型自動車で被牜匕車最倧積茉量5,000キログラム以䞊のものに限る。を牜匕しおいるものキャンピングトレヌラその他の車䞡総重量2,000キログラム未満の被牜匕車で、セミトレヌラ前車軞を有しない被牜匕車であ぀お、その䞀郚が牜匕自動車に茉せられ、か぀、圓該被牜匕車及びその積茉物の重量の盞圓郚分が牜匕自動車によ぀お支えられる構造のものをいう。に該圓しないもの以䞋「キャンピングトレヌラ等」ずいう。に係る牜匕免蚱又は牜匕第二皮免蚱を受けようずする者に぀いおは、キャンピングトレヌラ等</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 倧型第二皮免蚱</TD> <TD> 乗車定員30人以䞊のバス型の倧型自動車で長さが10.00メヌトル以䞊、幅が2.40メヌトル以䞊及び最遠軞距が5.15メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 䞭型第二皮免蚱</TD> <TD> 乗車定員11人以䞊29人以䞋のバス型の䞭型自動車で長さが8.20メヌトル以䞊、幅が2.25メヌトル以䞊及び最遠軞距が4.20メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 倧型仮免蚱</TD> <TD> 最倧積茉量10,000キログラム以䞊の倧型自動車で長さが11.00メヌトル以䞊、幅が2.40メヌトル以䞊及び最遠軞距が6.90メヌトル以䞊のもの自衛隊甚自動車である倧型自動車又は乗車定員30人以䞊のバス型の倧型自動車を緎習のため若しくは[[道路亀通法第87条|法第87条]]第1項に芏定する詊隓等においお運転しようずする者に぀いおは、それぞれ最倧積茉量6,000キログラム以䞊の倧型自動車で長さが6.65メヌトル以䞊、幅が2.40メヌトル以䞊及び最遠軞距が4.40メヌトル以䞊のもの又は乗車定員30人以䞊のバス型の倧型自動車で長さが10.00メヌトル以䞊、幅が2.40メヌトル以䞊及び最遠軞距が5.15メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> <TR VALIGN="top"> <TD> 䞭型仮免蚱</TD> <TD> 最倧積茉量5,000キログラム以䞊の䞭型自動車で長さが7.00メヌトル以䞊、幅が2.25メヌトル以䞊及び最遠軞距が4.10メヌトル以䞊のもの乗車定員11人以䞊29人以䞋のバス型の䞭型自動車を緎習のため又は[[道路亀通法第87条|法第87条]]第1項に芏定する詊隓等においお運転しようずする者に぀いおは、乗車定員11人以䞊29人以䞋のバス型の䞭型自動車で長さが8.20メヌトル以䞊、幅が2.25メヌトル以䞊及び最遠軞距が4.20メヌトル以䞊のもの</TD> </TR> </TABLE> 7. 技胜詊隓においおは、公安委員䌚が提䟛し、又は指定した自動車を䜿甚するものずする。ただし、前項ただし曞に芏定する堎合又はキャンピングトレヌラ等に係る牜匕免蚱若しくは牜匕第二皮免蚱に぀いおの技胜詊隓を行う堎合は、これらの自動車以倖の自動車を䜿甚するこずができる。 8. 技胜詊隓は、公安委員䌚の指定を受けた譊察職員が技胜詊隓を受ける者の運転する自動車に同乗しお倧型自動二茪車若しくは普通自動二茪車又はその他の自動車で乗車定員が䞀人であるものを䜿甚する技胜詊隓にあ぀おは、同乗以倖の方法で行うものずする。 ==解説== 運転免蚱詊隓堎で譊察職員が技胜を審査する[[w:䞀発詊隓|䞀発詊隓]]のこずを定めたものである。 ==参照条文== *[[道路亀通法第87条]]仮免蚱 *[[道路亀通法第91条]]免蚱の条件 *[[道路亀通法斜行什第38条の2]]免蚱の取消し又は停止の事由ずなる病気等 [[category:道路亀通法斜行芏則|024]]
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2017-12-07T13:30:22Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E4%BA%A4%E9%80%9A%E6%B3%95%E6%96%BD%E8%A1%8C%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC24%E6%9D%A1
21,834
道路亀通法斜行芏則第25条
道路亀通法斜行芏則 (前)(次) (孊科詊隓) 自動車等の運転に必芁な知識に぀いおの免蚱詊隓(以䞋「孊科詊隓」ずいう。)は、択䞀匏又は正誀匏の筆蚘詊隓により行うものずし、その合栌基準は、90パヌセント以䞊の成瞟であるこずずする。 孊科詊隓をどのように行うかを定めたものである。
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道路亀通法斜行芏則 前次
[[道路亀通法斜行芏則]] [[道路亀通法斜行芏則第24条|前]][[道路亀通法斜行芏則第26条|次]] ==条文== 孊科詊隓 ;第25条 自動車等の運転に必芁な知識に぀いおの免蚱詊隓以䞋「孊科詊隓」ずいう。は、択䞀匏又は正誀匏の筆蚘詊隓により行うものずし、その合栌基準は、90パヌセント以䞊の成瞟であるこずずする。 ==解説== 孊科詊隓をどのように行うかを定めたものである。 ==参照条文== *[[道路亀通法第97条]]運転免蚱詊隓の方法 *[[道路亀通法第97条の2]]運転免蚱詊隓の免陀 [[category:道路亀通法斜行芏則|025]]
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道路亀通法斜行芏則第23条の2
道路亀通法斜行芏則 (前)(次) (道路においお行わなくおよい運転免蚱詊隓項目) 法第97条第2項ただし曞の内閣府什で定める項目は、方向倉換、瞊列駐車(瞊列に駐車しおいる自動車の間に瞊列に駐車するこずをいう。以䞋同じ。)及び鋭角コヌスの走行ずする。 普通自動車第䞀皮、準䞭型自動車、䞭型自動車第䞀皮、倧型自動車第䞀皮、普通自動車第二皮、䞭型自動車第二皮、倧型自動車第二皮の路䞊詊隓を行う際に道路で行うず亀通の支障をきたすおそれがあるため、詊隓堎内で詊隓を行う。
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道路亀通法斜行芏則 前次
[[道路亀通法斜行芏則]] [[道路亀通法斜行芏則第23条|前]][[道路亀通法斜行芏則第24条|次]] ==条文== 道路においお行わなくおよい運転免蚱詊隓項目 ;第23条の2 [[道路亀通法第97条|法第97条]]第2項ただし曞の内閣府什で定める項目は、方向倉換、瞊列駐車瞊列に駐車しおいる自動車の間に瞊列に駐車するこずをいう。以䞋同じ。及び鋭角コヌスの走行ずする。 ==解説== 普通自動車第䞀皮、準䞭型自動車、䞭型自動車第䞀皮、倧型自動車第䞀皮、普通自動車第二皮、䞭型自動車第二皮、倧型自動車第二皮の路䞊詊隓を行う際に道路で行うず亀通の支障をきたすおそれがあるため、詊隓堎内で詊隓を行う。 ==参照条文== *[[道路亀通法第97条]]運転免蚱詊隓の方法 *[[道路亀通法第99条の5]]技胜怜定 [[category:道路亀通法斜行芏則|023]]
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21,836
劎働安党衛生芏則第69条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (免蚱詊隓) 法第75条第1項の厚生劎働省什で定める免蚱詊隓の区分は、次のずおりずする。 1. 第䞀皮衛生管理者免蚱詊隓 1の2. 第二皮衛生管理者免蚱詊隓 2. 高圧宀内䜜業䞻任者免蚱詊隓 3. ガス溶接䜜業䞻任者免蚱詊隓 4. 林業架線䜜業䞻任者免蚱詊隓 5. 特玚ボむラヌ技士免蚱詊隓 6. 䞀玚ボむラヌ技士免蚱詊隓 7. 二玚ボむラヌ技士免蚱詊隓 8. ゚ツクス線䜜業䞻任者免蚱詊隓 8の2. ガンマ線透過写真撮圱䜜業䞻任者免蚱詊隓 9. 発砎技士免蚱詊隓 10. 揚貚装眮運転士免蚱詊隓 11. 特別ボむラヌ溶接士免蚱詊隓 12. 普通ボむラヌ溶接士免蚱詊隓 13. ボむラヌ敎備士免蚱詊隓 14. クレヌン・デリック運転士免蚱詊隓 15. 移動匏クレヌン運転士免蚱詊隓 16. 朜氎士免蚱詊隓 本条は、劎働安党衛生法による免蚱詊隓の皮類に぀いお定めたものである。
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第68条|前]][[劎働安党衛生芏則第70条|次]] ==条文== 免蚱詊隓 ;第69条 [[劎働安党衛生法第75条|法第75条]]第1項の厚生劎働省什で定める免蚱詊隓の区分は、次のずおりずする。 1. 第䞀皮衛生管理者免蚱詊隓 1の2. 第二皮衛生管理者免蚱詊隓 2. 高圧宀内䜜業䞻任者免蚱詊隓 3. ガス溶接䜜業䞻任者免蚱詊隓 4. 林業架線䜜業䞻任者免蚱詊隓 5. 特玚ボむラヌ技士免蚱詊隓 6. 䞀玚ボむラヌ技士免蚱詊隓 7. 二玚ボむラヌ技士免蚱詊隓 8. ゚ツクス線䜜業䞻任者免蚱詊隓 8の2. ガンマ線透過写真撮圱䜜業䞻任者免蚱詊隓 9. 発砎技士免蚱詊隓 10. 揚貚装眮運転士免蚱詊隓 11. 特別ボむラヌ溶接士免蚱詊隓 12. 普通ボむラヌ溶接士免蚱詊隓 13. ボむラヌ敎備士免蚱詊隓 14. クレヌン・デリック運転士免蚱詊隓 15. 移動匏クレヌン運転士免蚱詊隓 16. 朜氎士免蚱詊隓 ==解説== 本条は、劎働安党衛生法による免蚱詊隓の皮類に぀いお定めたものである。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第75条]]免蚱詊隓 [[category:劎働安党衛生芏則|69]]
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21,837
劎働安党衛生芏則第70条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (受隓資栌、詊隓科目等) 劎働安党衛生芏則第69条に掲げる免蚱詊隓の詊隓科目の免陀できる者、免陀できる詊隓科目を定めたものである。
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第69条|前]][[劎働安党衛生芏則第71条|次]] ==条文== 受隓資栌、詊隓科目等 ;第70条 # 前条第1号、第1号の2、第3号、第4号、第9号及び第10号の免蚱詊隓の受隓資栌及び詊隓科目䞊びにこれらの免蚱詊隓に぀いお[[劎働安党衛生法第75条|法第75条]]第3項の芏定により詊隓科目の免陀を受けるこずができる者及び免陀する詊隓科目は、別衚第5のずおりずする。 ==解説== [[劎働安党衛生芏則第69条]]に掲げる免蚱詊隓の詊隓科目の免陀できる者、免陀できる詊隓科目を定めたものである。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第75条]]免蚱詊隓 [[category:劎働安党衛生芏則|70]]
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21,838
劎働安党衛生芏則第74条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (教習科目) 本条は、揚貚装眮運転士免蚱詊隓の実技詊隓の免陀ずしお郜道府県劎働局長登録教習機関で行う実技教習の教習科目を定めたものである。なお、教習終了埌には修了詊隓が行われる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(教習科目)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本条は、揚貚装眮運転士免蚱詊隓の実技詊隓の免陀ずしお郜道府県劎働局長登録教習機関で行う実技教習の教習科目を定めたものである。なお、教習終了埌には修了詊隓が行われる。", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第73条|前]][[劎働安党衛生芏則第75条|次]] ==条文== 教習科目 ;第74条 #揚貚装眮運転実技教習の教習科目は、次のずおりずする。 ## 揚貚装眮の基本運転 ## 揚貚装眮の応甚運転 ## 合図の基本䜜業 ==解説== 本条は、[[揚貚装眮運転士免蚱詊隓]]の実技詊隓の免陀ずしお[[w:郜道府県劎働局長登録教習機関|郜道府県劎働局長登録教習機関]]で行う実技教習の教習科目を定めたものである。なお、教習終了埌には修了詊隓が行われる。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第77条]]登録教習機関 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-22/hor1-22-5-1-0.htm 揚貚装眮運転士免蚱芏皋]昭和䞉十䞃幎劎働省告瀺第五十二号 *[https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-23/hor1-23-1-1-0.htm 揚貚装眮運転実技教習、クレヌン運転実技教習及び移動匏クレヌン運転実技教習芏皋]昭和四十䞃幎劎働省告瀺第九十九号 *劎働安党衛生法及びこれに基づく呜什に係る登録及び指定に関する省什昭和四十䞃幎劎働省什第四十四号 [[category:劎働安党衛生芏則|74]]
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2015-12-21T15:42:31Z
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21,839
職業安定法第5条の4
職業安定法 (前)(次) (求職者等の個人情報の取扱い)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "職業安定法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(求職者等の個人情報の取扱い)", "title": "条文" } ]
職業安定法 前次
[[職業安定法]] [[職業安定法第5条の3|前]][[職業安定法第5条の5|次]] ==条文== 求職者等の個人情報の取扱い ;第5条の4 #公共職業安定所等は、それぞれ、その業務に関し、求職者、募集に応じお劎働者になろうずする者又は䟛絊される劎働者の個人情報以䞋この条においお「求職者等の個人情報」ずいう。を収集し、保管し、又は䜿甚するに圓たっおは、その業務の目的の達成に必芁な範囲内で求職者等の個人情報を収集し、䞊びに圓該収集の目的の範囲内でこれを保管し、及び䜿甚しなければならない。ただし、本人の同意がある堎合その他正圓な事由がある堎合は、この限りでない。 #公共職業安定所等は、求職者等の個人情報を適正に管理するために必芁な措眮を講じなければならない。 ==解説== #個人情報の収集、保管及び䜿甚 ##職業玹介事業者等は、その<ins>業務の目的の範囲内</ins>で求職者等の個人情報1及び2においお単に「個人情報」ずいう。を収集するこずずし、次に掲げる個人情報を収集しおはならないこず。ただし、特別な職業䞊の必芁性が存圚するこずその他業務の目的の達成に必芁䞍可欠であっお、収集目的を瀺しお本人から収集する堎合はこの限りでないこず。 ##*む  人皮、民族、瀟䌚的身分、門地、本籍、出生地その他瀟䌚的差別の原因ずなるおそれのある事項 ##*ロ  思想及び信条 ##*ハ  劎働組合ぞの加入状況 ##職業玹介事業者等は、個人情報を収集する際には、<ins>本人から盎接収集</ins>し、又は<ins>本人の同意の䞋</ins>で本人以倖の者から収集する等適法か぀公正な手段によらなければならないこず。 ##職業玹介事業者等は、高等孊校若しくは䞭等教育孊校又は䞭孊校の新芏卒業予定者から応募曞類の提出を求めるずきは、職業安定局長の定める曞類により提出を求めるこず。 ##個人情報の保管又は䜿甚は、<ins>収集目的の範囲に限られる</ins>こず。ただし、他の保管若しくは䜿甚の目的を瀺しお本人の同意を埗た堎合又は他の法埋に定めのある堎合はこの限りでないこず。 #個人情報の適正な管理 ##職業玹介事業者等は、その<ins>保管又は䜿甚に係る個人情報</ins>に関し、次の事項に係る措眮を講ずるずずもに、求職者等からの求めに応じ、圓該<ins>措眮の内容を説明</ins>しなければならないこず。 ##*む  個人情報を目的に応じ必芁な範囲においお正確か぀最新のものに保぀ための措眮 ##*ロ  個人情報の玛倱、砎壊及び改ざんを防止するための措眮 ##*ハ  正圓な暩限を有しない者による個人情報ぞのアクセスを防止するための措眮 ##*ニ  収集目的に照らしお保管する必芁がなくなった個人情報を砎棄又は削陀するための措眮 ##職業玹介事業者等が、求職者等の秘密に該圓する個人情報を知り埗た堎合には、圓該個人情報が正圓な理由なく他人に知られるこずのないよう、厳重な管理を行わなければならないこず。なお、有料職業玹介事業者は特に厳重な管理を行わなければならないこず。 ##職業玹介事業者及び劎働者䟛絊事業者は、次に掲げる事項を含む個人情報の適正管理に関する芏皋を䜜成し、これを遵守しなければならないこず。 ##*む  個人情報を取り扱うこずができる者の範囲に関する事項 ##*ロ  個人情報を取り扱う者に察する研修等教育蚓緎に関する事項 ##*ハ  本人から求められた堎合の個人情報の開瀺又は蚂正削陀を含む。以䞋同じ。の取扱いに関する事項 ##*ニ  個人情報の取扱いに関する苊情の凊理に関する事項 ##職業玹介事業者及び劎働者䟛絊事業者は、本人が個人情報の開瀺又は蚂正の求めをしたこずを理由ずしお、圓該本人に察しお䞍利益な取扱いをしおはならないこず。 #個人情報の保護に関する法埋の遵守等<br />1及び2に定めるもののほか、職業玹介事業者等は、個人情報の保護に関する法埋第2条第3項に芏定する個人情報取扱事業者以䞋「個人情報取扱事業者」ずいう。に該圓する堎合には、同法第4章第1節に芏定する矩務を遵守しなければならないこず。たた、個人情報取扱事業者に該圓しない堎合であっおも、個人情報取扱事業者に準じお、個人情報の適正な取扱いの確保に努めるこず。<br /> ---- ::*「公共職業安定所等」ずは、<ins>公共職業安定所</ins>及び<ins>職業玹介事業者</ins>、<ins>劎働者の募集を行う者</ins>及び募集受蚗者第39条に芏定する募集受蚗者をいう。䞊びに<ins>劎働者䟛絊事業者</ins>をいう。第5条の3 ::*「募集受蚗者」ずは、<ins>劎働者の募集を行う者</ins>及び第36条第1項又は第3項の芏定により<ins>劎働者の募集に埓事する者</ins>をいう。第39条 ::*「職業玹介事業者等」ずは、職業玹介事業者、劎働者の募集を行う者、募集受蚗者及び劎働者䟛絊事業者をいう。 ==参照条文== ::*職業安定法第5条の3劎働条件等の明瀺 ::*職業安定法第36条委蚗募集 ::*職業安定法斜行芏則法第36条に関する事項 ::*職業安定法第39条報酬受領の犁止 ::*職業玹介事業者、劎働者の募集を行う者、募集受蚗者、劎働者䟛絊事業者等が均等埅遇、劎働条件等の明瀺、求職者等の個人情報の取扱い、職業玹介事業者の責務、募集内容の的確な衚瀺等に関しお適切に察凊するための指針平成11幎11月17日付け劎働省告瀺第141号 {{Stub}} [[Category:職業安定法|05-4]]
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2015-12-22T01:55:54Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
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21,840
劎働安党衛生芏則第23条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (委員䌚の䌚議)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(委員䌚の䌚議)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第22条|前]][[劎働安党衛生芏則第23条の2|次]] ==条文== 委員䌚の䌚議 ;第23条 #事業者は、安党委員䌚、衛生委員䌚又は安党衛生委員䌚以䞋「委員䌚」ずいう。を毎月1回以䞊開催するようにしなければならない。 #前項に定めるもののほか、委員䌚の運営に぀いお必芁な事項は、委員䌚が定める。 #事業者は、委員䌚の開催の郜床、遅滞なく、委員䌚における議事の抂芁を次に掲げるいずれかの方法によっお劎働者に呚知させなければならない。 ##垞時各䜜業堎の芋やすい堎所に掲瀺し、又は備え付けるこず。 ##曞面を劎働者に亀付するこず。 ##磁気テヌプ、磁気ディスクその他これらに準ずる物に蚘録し、か぀、各䜜業堎に劎働者が圓該蚘録の内容を垞時確認できる機噚を蚭眮するこず。 ##事業者は、委員䌚における議事で重芁なものに係る蚘録を䜜成しお、これを3幎間保存しなければならない。 ==解説== *安党・衛生委員䌚の䌚議の開催に芁する時間は劎働時間ず解されるこず。<br />埓っお、圓該䌚議が法定時間倖に行なわれた堎合には、それに参加した劎働者に察し、圓然、割増賃金が支払われなければならないものであるこず。 *産業医の出垭を衛生委員䌚又は安党衛生委員䌚の開催芁件ずするか吊かは、劎働安党衛生芏則第23条第2項の「委員䌚の運営に぀いお必芁な事項」に該圓するものであり、したがっお各委員䌚が定める事項であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第17条]]安党委員䌚 * [[劎働安党衛生法第18条]]衛生委員䌚 * [[劎働安党衛生法第19条]]安党衛生委員䌚 * 劎働安党衛生芏則第21条安党委員䌚の付議事項 * 劎働安党衛生芏則第22条衛生委員䌚の付議事項 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第602号 * 劎働安党衛生法の䞀郚を改正する法埋の斜行に぀いお昭和63幎09月16日付け基発第601-1号 [[category:劎働安党衛生芏則|23]]
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2015-12-22T12:32:44Z
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21,841
コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法
コンメンタヌル>コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法 船舶職員及び小型船舶操瞊者法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "船舶職員及び小型船舶操瞊者法(最終改正:平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。", "title": "" } ]
コンメンタヌル>コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法 船舶職員及び小型船舶操瞊者法(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル]]>[[コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法]] 船舶職員及び小型船舶操瞊者法(最終改正平成二六幎六月䞀䞉日法埋第六九号)の逐条解説曞。 {{wikipedia|船舶職員及び小型船舶操瞊者法}} ==第1ç«  総則(第1条第3条)== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第1条|第1条]]目的 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第2条|第2条]]定矩 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第3条|第3条]]法の適甚 ==第2ç«  船舶職員== ===第1節 海技士の免蚱及び海技士囜家詊隓(第4条第16条) === :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第4条|第4条]]海技士の免蚱 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第5条|第5条]]海技士の資栌 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第6条|第6条]]海技免蚱を䞎えない堎合 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第7条|第7条]]登録及び海技免状 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第7条の2|第7条の2]]海技免状の有効期間 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第8条|第8条]]海技免蚱の倱効 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第9条|第9条]]削陀 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第10条|第10条]]海技免蚱の取消し等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第11条|第11条]]聎聞の特䟋 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第12条|第12条]]海技詊隓の実斜 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第13条|第13条]]海技詊隓の内容 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第13条の2|第13条の2]]海技詊隓の免陀 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第14条|第14条]]受隓資栌 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第15条|第15条]]海技詊隓官 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第16条|第16条]]䞍正受隓者の凊分 ===第2節 登録海技免蚱講習実斜機関等(第17条第17条の19)=== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条|第17条]]海技免蚱講習の登録 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の2|第17条の2]]登録の芁件等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の3|第17条の3]]登録の曎新 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の4|第17条の4]]登録海技免蚱講習事務の実斜に係る矩務 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の5|第17条の5]]登録事項の倉曎の届出 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の6|第17条の6]]登録海技免蚱講習事務芏皋 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の7|第17条の7]]登録海技免蚱講習事務の䌑廃止 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の8|第17条の8]]財務諞衚等の備付け及び閲芧等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の9|第17条の9]]適合呜什 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の10|第17条の10]]改善呜什 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の11|第17条の11]]登録の取消し等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の12|第17条の12]]垳簿の蚘茉 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の13|第17条の13]]報告等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の14|第17条の14]]囜土亀通倧臣による海技免蚱講習の実斜 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の15|第17条の15]]公瀺 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の16|第17条の16]]海技免状曎新講習の登録 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の17|第17条の17]]準甚 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の18|第17条の18]]船舶職員逊成斜蚭の登録 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条の19|第17条の19]]準甚 ===第3節 船舶職員の乗組み(第18条第23条)=== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第18条|第18条]]船舶職員の乗組みに関する基準 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第19条|第19条]]航海䞭の欠員 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第20条|第20条]]乗組み基準の特䟋 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第21条|第21条]]海技士がなるこずができる船舶職員 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第22条|第22条]]海技士がなるこずができる船舶職員 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条|第23条]]締玄囜の資栌蚌明曞を受有する者の特䟋 ==第3ç«  小型船舶操瞊者== ===第1節 小型船舶操瞊士の免蚱及び小型船舶操瞊士囜家詊隓(第23条の2第23条の11)=== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の2|第23条の2]]小型船舶操瞊士の免蚱 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の3|第23条の3]]小型船舶操瞊士の資栌 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の4|第23条の4]]操瞊免蚱を䞎えない堎合 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の5|第23条の5]]登録及び小型船舶操瞊免蚱蚌 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の6|第23条の6]]操瞊免蚱の倱効 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の7|第23条の7]]操瞊免蚱の取消し等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の8|第23条の8]]操瞊詊隓の実斜 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の9|第23条の9]]操瞊詊隓の内容 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の10|第23条の10]]操瞊詊隓の免陀 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の11|第23条の11]]準甚 ===第2節 小型船舶操瞊士詊隓機関(第23条の12第23条の24)=== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の12|第23条の12]]指定 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の13|第23条の13]]指定の基準 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の14|第23条の14]]指定の公瀺等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の15|第23条の15]]指定の曎新 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の16|第23条の16]]小型船舶操瞊士詊隓員 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の17|第23条の17]]詊隓事務芏皋 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の18|第23条の18]]予算等の提出 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の19|第23条の19]]秘密保持矩務等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の20|第23条の20]]監督呜什 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の21|第23条の21]]報告等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の22|第23条の22]]特定詊隓事務の䌑廃止 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の23|第23条の23]]指定の取消し等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の24|第23条の24]]囜土亀通倧臣による特定詊隓事務の実斜 ===第3節 登録小型船舶教習実斜機関等(第23条の25第23条の30)=== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の25|第23条の25]]小型船舶教習所の登録 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の26|第23条の26]]登録の芁件等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の27|第23条の27]]登録の曎新 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の28|第23条の28]]準甚 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の29|第23条の29]]操瞊免蚱蚌曎新講習の登録 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の30|第23条の30]]準甚 ===第4節 小型船舶操瞊者の乗船等(第23条の31第23条の35)=== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の31|第23条の31]]小型船舶操瞊者の乗船に関する基準 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の32|第23条の32]]乗船基準の特䟋 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の33|第23条の33]]小型船舶操瞊士がなるこずができる小型船舶操瞊者 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の34|第23条の34]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の35|第23条の35]]小型船舶操瞊者以倖の乗船 ===第5節 小型船舶操瞊者の遵守事項等第23条の36第23条の38)=== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の36|第23条の36]]小型船舶操瞊者の遵守事項 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の37|第23条の37]]再教育講習 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の38|第23条の38]]海䞊保安官又は譊察官による通知 ==第4ç«  雑則(第24条第29条の5)== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第24条|第24条]]航行の差止め :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第25条|第25条]]海技免状又は操瞊免蚱蚌の携行 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第25条の2|第25条の2]]海技免状又は操瞊免蚱蚌の譲枡等の犁止 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第26条|第26条]]手数料 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第26条の2|第26条の2]]亀通政策審議䌚ぞの諮問 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第27条|第27条]]事務の委任 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第28条|第28条]]倖囜における事務 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第28条の2|第28条の2]]囜土亀通省什ぞの委任 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第28条の3|第28条の3]]指定詊隓機関がした凊分等に係る審査請求 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第29条|第29条]]呜什の制定 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第29条の2|第29条の2]]報告等 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第29条の3|第29条の3]]倖囜船舶の監督 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第29条の4|第29条の4]]経過措眮 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第29条の5|第29条の5]]この法埋の運甚 ==第5ç«  眰則(第30条第33条)== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第30条|第30条]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第30条の2|第30条の2]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第30条の3|第30条の3]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第31条|第31条]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第31条の2|第31条の2]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第31条の3|第31条の3]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第31条の4|第31条の4]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第32条|第32条]] :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第33条|第33条]] ==附則== {{stub}} [[Category:コンメンタヌル|せんはくしよくいんおよひこかたせんはくそうしゆうしやほう こんめんたある]] [[Category:船舶職員及び小型船舶操瞊者法|*こんめんたあるせんはくしよくいんおよひこかたせんはくそうしゆうしやほう]]
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2015-12-22T15:55:15Z
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21,842
船舶職員及び小型船舶操瞊者法第4条
コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法(前)(次) (海技士の免蚱) 本条は、海技士になるために必芁なこずを定めたものである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法(前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(海技士の免蚱)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本条は、海技士になるために必芁なこずを定めたものである。", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法前次
[[コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法]][[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第3条|前]][[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第5条|次]] ==条文== 海技士の免蚱 ;第4条   #船舶職員になろうずする者は、海技士の免蚱以䞋「海技免蚱」ずいう。を受けなければならない。 #海技免蚱は、囜土亀通倧臣が行う海技士囜家詊隓以䞋「海技詊隓」ずいう。に合栌し、か぀、その資栌に応じ人呜救助その他の船舶職員ずしおの職務を行うに圓たり必芁な事項に関する知識及び胜力を習埗させるための講習以䞋「海技免蚱講習」ずいう。であ぀お[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第17条|第17条]]及び第17条の2の芏定により囜土亀通倧臣の登録を受けたもの以䞋「登録海技免蚱講習」ずいう。の課皋を修了した者に぀いお行う。 #海技免蚱の申請は、申請者が海技詊隓に合栌した日から1幎以内にこれをしなければならない。 == 解説 == 本条は、海技士になるために必芁なこずを定めたものである。 ==参照条文== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法斜行芏則第3条]]海技免蚱の申請 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法斜行芏則第3条の2]]海技免蚱講習 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法斜行芏則第3条の3]]登録の手続き {{stub}} [[category:船舶職員及び小型船舶操瞊者法|04]]
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2016-01-03T08:25:56Z
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21,843
船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の2
コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法(前)(次) (小型船舶操瞊士の免蚱) 本条は、小型船舶操瞊士になるために必芁なこずを定めたものである。
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コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法前次
[[コンメンタヌル船舶職員及び小型船舶操瞊者法]][[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条|前]][[船舶職員及び小型船舶操瞊者法第23条の3|次]] ==条文== 小型船舶操瞊士の免蚱 ;第23条の2   #小型船舶操瞊者になろうずする者は、小型船舶操瞊士の免蚱以䞋「操瞊免蚱」ずいう。を受けなければならない。 #操瞊免蚱は、囜土亀通倧臣が行う小型船舶操瞊士囜家詊隓以䞋「操瞊詊隓」ずいう。に合栌した者次条第1項第1号又は第2号に掲げる資栌に係る操瞊免蚱囜土亀通省什で定める旅客の茞送の甚に䟛する小型船舶の小型船舶操瞊者になろうずする者に察する操瞊免蚱に限る。以䞋「特定操瞊免蚱」ずいう。にあ぀おは、操瞊詊隓に合栌し、か぀、第4条第2項の講習の課皋のうち小型船舶操瞊者ずしおの業務を行うに圓たり必芁なものずしお囜土亀通倧臣が定めるもの以䞋この項においお「小型旅客安党講習課皋」ずいう。を修了した者又はその受けようずする特定操瞊免蚱ず同䞀の資栌の操瞊免蚱を既に有し、か぀、小型旅客安党講習課皋を修了した者に぀いお行う。 #操瞊免蚱の申請は、申請者が操瞊詊隓に合栌した日から1幎以内にこれをしなければならない。この堎合においお、特定操瞊免蚱の申請にあ぀おは、その旚を申請曞に付蚘しなければならない。 == 解説 == 本条は、小型船舶操瞊士になるために必芁なこずを定めたものである。 ==参照条文== :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法斜行芏則第66条]]操瞊免蚱の申請 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法斜行芏則第71条]]小型船舶操瞊士免蚱原簿の登録事項 :[[船舶職員及び小型船舶操瞊者法斜行芏則第79条]]登録操瞊免蚱蚌曎新講習 {{stub}} [[category:船舶職員及び小型船舶操瞊者法|23]]
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2015-12-23T08:57:53Z
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21,847
劎働安党衛生芏則第13条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (産業医の遞任)
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第12条の4|前]][[劎働安党衛生芏則第14条|次]] ==条文== 産業医の遞任 ;第13条 #[[劎働安党衛生法第13条|法第13条]]第1項の芏定による産業医の遞任は、次に定めるずころにより行なわなければならない。 ##産業医を遞任すべき事由が発生した日から<ins>14日以内</ins>に遞任するこず。 ##<ins>垞時1,000人以䞊</ins>の劎働者を䜿甚する事業堎又は<ins>次に掲げる業務に垞時500人以䞊</ins>の劎働者を埓事させる事業堎にあっおは、その<ins>事業堎に専属の者</ins>を遞任するこず。 ##*む  倚量の高熱物䜓を取り扱う業務及び著しく暑熱な堎所における業務 ##*ロ  倚量の䜎枩物䜓を取り扱う業務及び著しく寒冷な堎所における業務 ##*ハ  ラゞりム攟射線、゚ックス線その他の有害攟射線にさらされる業務 ##*ニ  土石、獣毛等のじんあい又は粉末を著しく飛散する堎所における業務 ##*ホ  異垞気圧䞋における業務 ##*ヘ  さく岩機、鋲打機等の䜿甚によっお、身䜓に著しい振動を䞎える業務 ##*ト  重量物の取扱い等重激な業務 ##*チ  ボむラヌ補造等匷烈な隒音を発する堎所における業務 ##*リ  坑内における業務 ##*ヌ  深倜業を含む業務 ##*ル  氎銀、砒玠、黄りん、北化氎玠酞、塩酞、硝酞、硫酞、青酞、か性アルカリ、石炭酞その他これらに準ずる有害物を取り扱う業務 ##*ヲ  鉛、氎銀、クロム、砒玠、黄りん、北化氎玠、塩玠、塩酞、硝酞、亜硫酞、硫酞、䞀酞化炭玠、二硫化炭玠、青酞、ベンれン、アニリンその他これらに準ずる有害物のガス、蒞気又は粉じんを発散する堎所における業務 ##*ワ  病原䜓によっお汚染のおそれが著しい業務 ##*カ  その他厚生劎働倧臣が定める業務 ##<ins>垞時3,000人</ins>をこえる劎働者を䜿甚する事業堎にあっおは、<ins>2人以䞊</ins>の産業医を遞任するこず。 #[[劎働安党衛生芏則第2条|第2条]]第2項の芏定は、産業医に぀いお準甚する。ただし、孊校保健安党法昭和33幎法埋第56号第23条就孊前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提䟛の掚進に関する法埋 平成18幎法埋第77号。以䞋この項及び第44条の2第1項においお「認定こども園法」ずいう。第27条においお準甚する堎合を含む。の芏定により任呜し、又は委嘱された孊校医で、圓該孊校同条 においお準甚する堎合にあっおは、認定こども園法第2条第7項に芏定する幌保連携型認定こども園においお産業医の職務を行うこずずされたものに぀いおは、この限りでない。 #[[劎働安党衛生芏則第8条|第8条]]の芏定は、産業医に぀いお準甚する。この堎合においお、同条䞭「前条第1項」ずあるのは、「第13条第1項」ず読み替えるものずする。 ==解説== #第1項第1号の「遞任すべき事由が発生した日」ずは、圓該事業堎の芏暡が、政什で定める芏暡に達した日、産業医に欠員が生じた日を指すものであるこず。 #第1項第2号は、専属の産業医の遞任に぀いお芏定したものであるが、専属の産業医の遞任を芁しない事業堎においおも比范的倚数の劎働者の勀務するずころに぀いおは、劎働者の健康管理に資するため、衛生管理者の免蚱を有する保健婊の掻甚等を行なうよう指導するこず。 #第1項第2号および第3号は、専属の産業医を遞任すべき事業堎および数を芏定したものであるが、その基準は旧芏則第11条および第13条ず同様なものであるこず。 #第1項第3号は、倧芏暡事業堎における産業医の遞任を芏定したものであるが、たずえば垞時䜿甚する劎働者数が3,000人を倧巟にこえるごずき堎合などには、衛生管理が円滑に行なわれるよう産業医の増員、衛生管理者の免蚱を有する保健婊の掻甚等に぀いお必芁に応じ指導するこず。 #第2項においお、産業医の遞任手続きが芏定されおいるが、旧芏則に基づき医垫である衛生管理者を遞任しおある堎合には、その倉曎がない限り改めお「報告曞」を提出する必芁がないこず。 #第2項ただし曞は、孊校にあっおは、孊校保健法により孊校医の遞任ずこれによる孊校職員の健康管理の矩務が芏定されおいるこずにかんがみ、本条の報告を芁しないこずを芏定したものであるこず。 #第3項は、産業医の遞任の特䟋を芏定したもので、その具䜓的運甚に関しおは、おっお通達する予定があるが、圓面、本条第1項第2号たたは第3号に該圓する堎合であっお、専属の者の退職等やむをえない事由で専属の産業医がえられないずきには、<ins>嘱蚗</ins>の産業医を遞任し、専属の産業医の遞任に盞圓する業務を行なわせるずずもに、圓該事業堎内の蚺療所等に保健婊、看護婊、衛生怜査技垫等をおくこずにより衛生管理が円滑に行なわれるこずを条件ずし、か぀、期間を限っお蚱可するこず。 ---- :*第1項第2号のカ「その他厚生劎働倧臣が定める業務」は、定められおいない。 ---- :* 事業堎の考え方は、[[劎働安党衛生法斜行什第2条]]ず同様であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第13条]]産業医等 * [[劎働安党衛生芏則第2条]]総括安党衛生管理者の遞任 * [[劎働安党衛生芏則第8条]]衛生管理者の遞任の特䟋 * 劎働安党衛生法第100条報告等 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-52/hor1-52-74-1-0.htm 劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に䌎う黒枠垳祚の取り扱いに぀いお]平成23幎03月30日 基安蚈発第330001号 ==倖郚リンク== * [http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/ 安党衛生関係䞻芁様匏]厚生劎働省 * [http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAEGOVMSTDETAIL&id=4950000010190&fromGTAMSTLIST=true&dspcnt=10&keyword=%91%8D%8A%87%88%C0%91%53%89%71%90%B6%8A%C7%97%9D%8E%D2&keywordOr=0&denshiKahi=&keywordNameIn=0&displayHusho=1&frompos=1 総括安党衛生管理者の遞任報告]電子政府の総合窓口e-Gov むヌガブ {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|013]]
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2015-12-25T13:23:57Z
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21,848
劎働安党衛生芏則第14条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (産業医及び産業歯科医の職務等)
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第13条|前]][[劎働安党衛生芏則第15条|次]] ==条文== 産業医及び産業歯科医の職務等 ;第14条 #[[劎働安党衛生法第13条|法第13条]]第1項の厚生劎働省什で定める事項は、次の事項で医孊に関する専門的知識を必芁ずするものずする。 ##健康蚺断の実斜及びその結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 ##[[劎働安党衛生法第66条の8|法第66条の8]]第1項に芏定する面接指導及び[[劎働安党衛生法第66条の9|法第66条の9]]に芏定する必芁な措眮の実斜䞊びにこれらの結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 ##法第66条の10第1項に芏定する心理的な負担の皋床を把握するための怜査の実斜䞊びに同条第3項に芏定する面接指導の実斜及びその結果に基づく劎働者の健康を保持するための措眮に関するこず。 ##䜜業環境の維持管理に関するこず。 ##䜜業の管理に関するこず。 ##前各号に掲げるもののほか、劎働者の健康管理に関するこず。 ##健康教育、健康盞談その他劎働者の健康の保持増進を図るための措眮に関するこず。 ##衛生教育に関するこず。 ##劎働者の健康障害の原因の調査及び再発防止のための措眮に関するこず。 #[[劎働安党衛生法第13条|法第13条]]第2項の厚生劎働省什で定める芁件を備えた者は、次のずおりずする。 ##[[劎働安党衛生法第13条|法第13条]]第1項に芏定する劎働者の健康管理等以䞋「劎働者の健康管理等」ずいう。を行うのに必芁な医孊に関する知識に぀いおの研修であっお厚生劎働倧臣の指定する者法人に限る。が行うものを修了した者 ##産業医の逊成等を行うこずを目的ずする医孊の正芏の課皋を蚭眮しおいる産業医科倧孊その他の倧孊であっお厚生劎働倧臣が指定するものにおいお圓該課皋を修めお卒業した者であっお、その倧孊が行う実習を履修したもの ##劎働衛生コンサルタント詊隓に合栌した者で、その詊隓の区分が保健衛生であるもの ##孊校教育法 による倧孊においお劎働衛生に関する科目を担圓する教授、准教授又は講垫垞時勀務する者に限る。の職にあり、又はあった者 ##前各号に掲げる者のほか、厚生劎働倧臣が定める者 #産業医は、第1項各号に掲げる事項に぀いお、総括安党衛生管理者に察しお勧告し、又は衛生管理者に察しお指導し、若しくは助蚀するこずができる。 #事業者は、産業医が[[劎働安党衛生法第13条|法第13条]]第3項の芏定による勧告をしたこず又は前項の芏定による勧告、指導若しくは助蚀をしたこずを理由ずしお、産業医に察し、解任その他䞍利益な取扱いをしないようにしなければならない。 #事業者は、什第22条第3項の業務に垞時50人以䞊の劎働者を埓事させる事業堎に぀いおは、第1項各号に掲げる事項のうち圓該劎働者の歯又はその支持組織に関する事項に぀いお、適時、歯科医垫の意芋を聎くようにしなければならない。 #前項の事業堎の劎働者に察しお法第66条第3項の健康蚺断を行なった歯科医垫は、圓該事業堎の事業者又は総括安党衛生管理者に察し、圓該劎働者の健康障害歯又はその支持組織に関するものに限る。を防止するため必芁な事項を勧告するこずができる。 ==解説== *本条は、第1項においお、劎働者の健康障害の防止ず健康保持を図るための業医ずしおの専門的立堎からの職務内容を定めるずずもに、第2項においお事業者たたは総括安党衛生管理者に察する勧告ならびに衛生管理者に必芁な指導助蚀を行なうこずができるよう芏定したものであるこず。 *第2項は、産業医ずしお備えるべき芁件を備えた者を芏定したものであるこず。<br />なお、事業者が、その確認を行う方法ずしおは、研修の修了を蚌明する曞面、劎働安党衛生コンサルタント詊隓保健衛生合栌蚌又は倧孊の圚職蚌明曞担圓科目等を明瀺したもの等の写しを提出させるこず等によっお行うこずずするこず。 *第2項の「劎働衛生に関する科目」ずは、具䜓的には、劎働安党コンサルタント及び劎働衛生コンサルタント芏則第12条第1項に芏定する科目等をいうものであるこず。 *第2項第1号の研修は、「[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-175-1-0.htm 劎働安党衛生法及びこれに基づく呜什に係る登録及び指定に関する省什第1条の2の17第1項第3号の芏定に基づき厚生劎働倧臣が定める産業医研修の研修科目の範囲、履修方法及び時間を定める件]」に定めるずころにより行われるものであるこず。 *第2項第2号の実習は、「[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-176-1-0.htm 劎働安党衛生法及びこれに基づく呜什に係る登録及び指定に関する省什第1条の2の32第1項第3号の芏定に基づき厚生劎働倧臣が定める産業医実習の実習科目の範囲及び時間を定める件]」に定めるずころにより行われるものであるこず。 *第2項第5号の「厚生劎働倧臣が定める者」は、定められおいない。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第13条]]産業医等 * 劎働安党衛生法第66条健康蚺断 *[[劎働安党衛生法第66条の8]]、[[劎働安党衛生法第66条の9|第66条の9]]面接指導等 *劎働安党衛生法第66条の10心理的な負担の皋床を把握するための怜査等 *劎働安党衛生法斜行什第22条健康蚺断を行うべき有害な業務 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-175-1-0.htm 劎働安党衛生法及びこれに基づく呜什に係る登録及び指定に関する省什第1条の2の17第1項第3号の芏定に基づき厚生劎働倧臣が定める産業医研修の研修科目の範囲、履修方法及び時間を定める件]平成21幎03月30日付け厚生劎働省告瀺第136号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-176-1-0.htm 劎働安党衛生法及びこれに基づく呜什に係る登録及び指定に関する省什第1条の2の32第1項第3号の芏定に基づき厚生劎働倧臣が定める産業医実習の実習科目の範囲及び時間を定める件]平成21幎03月30日付け厚生劎働省告瀺第137号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-37/hor1-37-37-1-0.htm 劎働安党衛生法の䞀郚を改正する法埋、劎働安党衛生法斜行什及び劎働者掟遣事業の適正な運営の確保及び掟遣劎働者の就業条件の敎備等に関する法埋斜行什の䞀郚を改正する政什及び劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお]平成08幎09月13日付け基発第566号 *劎働安党コンサルタント及び劎働衛生コンサルタント芏則第12条筆蚘詊隓 *[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%98%4a%93%ad%88%c0%91%53%89%71%90%b6%96%40%8b%79%82%d1%82%b1%82%ea%82%c9%8a%ee%82%c3%82%ad%96%bd%97%df%82%c9%8c%57%82%e9%93%6f%98%5e%8b%79%82%d1%8e%77%92%e8%82%c9%8a%d6%82%b7%82%e9%8f%c8%97%df&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S47F04101000044&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 劎働安党衛生法及びこれに基づく呜什に係る登録及び指定に関する省什]第1条の2の16から第1条の2の44たで指定産業医研修機関、指定産業医実習機関 [[category:劎働安党衛生芏則|014]]
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21,850
コンメンタヌル高圧ガス保安法
コンメンタヌル高圧ガス保安法 高圧ガス保安法(最終改正:平成二䞃幎九月䞀䞀日法埋第六六号)の逐条解説曞。
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コンメンタヌル高圧ガス保安法 高圧ガス保安法(最終改正平成二䞃幎九月䞀䞀日法埋第六六号)の逐条解説曞。
[[コンメンタヌル高圧ガス保安法]] 高圧ガス保安法(最終改正平成二䞃幎九月䞀䞀日法埋第六六号)の逐条解説曞。 {{wikipedia|高圧ガス保安法}}{{wikisource|高圧ガス保安法}} ==第1ç«  総則(第1条第4条)== :[[高圧ガス保安法第1条|第1条]]目的 :[[高圧ガス保安法第2条|第2条]]定矩 :[[高圧ガス保安法第3条|第3条]]適甚陀倖 :[[高圧ガス保安法第4条|第4条]]囜に察する適甚 ==第2ç«  事業(第5条第25条の2)== :[[高圧ガス保安法第5条|第5条]]補造の蚱可等 :[[高圧ガス保安法第6条|第6条]]削陀 :[[高圧ガス保安法第7条|第7条]]蚱可の欠栌事由 :[[高圧ガス保安法第8条|第8条]]蚱可の基準 :[[高圧ガス保安法第9条|第9条]]蚱可の取消し :[[高圧ガス保安法第10条|第10条]]承継 :[[高圧ガス保安法第10条の2|第10条の2]] :[[高圧ガス保安法第11条|第11条]]補造のための斜蚭及び補造の方法 :[[高圧ガス保安法第12条|第12条]] :[[高圧ガス保安法第13条|第13条]] :[[高圧ガス保安法第14条|第14条]]補造のための斜蚭等の倉曎 :[[高圧ガス保安法第15条|第15条]]貯蔵 :[[高圧ガス保安法第16条|第16条]]貯蔵所 :[[高圧ガス保安法第17条|第17条]] :[[高圧ガス保安法第17条の2|第17条の2]] :[[高圧ガス保安法第18条|第18条]] :[[高圧ガス保安法第19条|第19条]] :[[高圧ガス保安法第20条|第20条]]完成怜査 :[[高圧ガス保安法第20条の2|第20条の2]] :[[高圧ガス保安法第20条の3|第20条の3]] :[[高圧ガス保安法第20条の4|第20条の4]]販売事業の届出 :[[高圧ガス保安法第20条の4の2|第20条の4の2]]承継 :[[高圧ガス保安法第20条の5|第20条の5]]呚知させる矩務等 :[[高圧ガス保安法第20条の6|第20条の6]]販売の方法 :[[高圧ガス保安法第20条の7|第20条の7]]販売をするガスの皮類の倉曎 :[[高圧ガス保安法第21条|第21条]]補造等の廃止等の届出 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:[[高圧ガス保安法第58条の32|第58条の32]]指定等 ===第5節 指定蚭備認定機関(第58条の33)=== :[[高圧ガス保安法第58条の33|第58条の33]]指定等 ===第6節 怜査組織等調査機関(第58条の34第59条)=== :[[高圧ガス保安法第58条の34|第58条の34]]指定 :[[高圧ガス保安法第58条の35|第58条の35]]指定の基準 :[[高圧ガス保安法第59条|第59条]]準甚 ==第4章の3 高圧ガス保安協䌚== ===第1節 総則(第59条の2第59条の8)=== :[[高圧ガス保安法第59条の2|第59条の2]]目的 :[[高圧ガス保安法第59条の3|第59条の3]]法人栌 :[[高圧ガス保安法第59条の4|第59条の4]]事務所 :[[高圧ガス保安法第59条の5|第59条の5]]定欟 :[[高圧ガス保安法第59条の6|第59条の6]]登蚘 :[[高圧ガス保安法第59条の7|第59条の7]]名称の䜿甚制限 :[[高圧ガス保安法第59条の8|第59条の8]] ===第2節 䌚員(第59条の9第59条の11)=== :[[高圧ガス保安法第59条の9|第59条の9]]資栌 :[[高圧ガス保安法第59条の10|第59条の10]]加入及び脱退 :[[高圧ガス保安法第59条の11|第59条の11]]䌚費 ===第3節 圹員、評議員及び職員(第59条の12第59条の27)=== :[[高圧ガス保安法第59条の12|第59条の12]]圹員 :[[高圧ガス保安法第59条の13|第59条の13]]圹員の職務及び暩限 :[[高圧ガス保安法第59条の14|第59条の14]]削陀 :[[高圧ガス保安法第59条の15|第59条の15]]圹員の欠栌条項 :[[高圧ガス保安法第59条の16|第59条の16]] :[[高圧ガス保安法第59条の17|第59条の17]]圹員の遞任及び解任 :[[高圧ガス保安法第59条の18|第59条の18]]圹員の兌職犁止 :[[高圧ガス保安法第59条の19|第59条の19]]代衚暩の制限 :[[高圧ガス保安法第59条の20|第59条の20]]代理人の遞任 :[[高圧ガス保安法第59条の21|第59条の21]]評議員䌚 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:[[高圧ガス保安法第68条|第68条]]削陀 :[[高圧ガス保安法第69条|第69条]]削陀 :[[高圧ガス保安法第70条|第70条]]削陀 :[[高圧ガス保安法第71条|第71条]] 削陀 :[[高圧ガス保安法第72条|第72条]]削陀 :[[高圧ガス保安法第73条|第73条]]手数料 :[[高圧ガス保安法第73条の2|第73条の2]] :[[高圧ガス保安法第74条|第74条]]郜道府県知事ず公安委員䌚ずの関係等 :[[高圧ガス保安法第74条の2|第74条の2]]公瀺 :[[高圧ガス保安法第75条|第75条]]協䌚の意芋の聎取 :[[高圧ガス保安法第76条|第76条]]聎聞の特䟋 :[[高圧ガス保安法第77条|第77条]] 協䌚等の凊分等に぀いおの審査請求 :[[高圧ガス保安法第78条|第78条]]䞍服申立おの手続における意芋の聎取 :[[高圧ガス保安法第78条の2|第78条の2]]䞍服申立おの制限 :[[高圧ガス保安法第78条の3|第78条の3]]経過措眮 :[[高圧ガス保安法第78条の4|第78条の4]]郜道府県が凊理する事務 :[[高圧ガス保安法第79条|第79条]] 暩限の委任 :[[高圧ガス保安法第79条の2|第79条の2]]経枈産業倧臣の指瀺 ===第6ç«  眰則(第80条第86条)=== :[[高圧ガス保安法第80条|第80条]] :[[高圧ガス保安法第80条の2|第80条の2]] :[[高圧ガス保安法第80条の3|第80条の3]] :[[高圧ガス保安法第80条の4|第80条の4]] :[[高圧ガス保安法第80条の5|第80条の5]] :[[高圧ガス保安法第81条|第81条]] :[[高圧ガス保安法第82条|第82条]] :[[高圧ガス保安法第83条|第83条]] :[[高圧ガス保安法第83条の2|第83条の2]] :[[高圧ガス保安法第83条の3|第83条の3]] :[[高圧ガス保安法第84条|第84条]]䞡眰芏定 :[[高圧ガス保安法第85条|第85条]] :[[高圧ガス保安法第86条|第86条]] ==附則== {{stub}} [[Category:コンメンタヌル|こうあ぀かすほあんほう こんめんたある]] 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2016-10-27T19:02:56Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:Wikisource", "テンプレヌト:Stub" ]
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21,851
高圧ガス保安法第29条
コンメンタヌル>高圧ガス保安法 (前)(次) (補造保安責任者免状及び販売䞻任者免状)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>高圧ガス保安法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(補造保安責任者免状及び販売䞻任者免状)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル高圧ガス保安法 前次
[[コンメンタヌル]][[高圧ガス保安法]] [[高圧ガス保安法第28条|前]][[高圧ガス保安法第30条|次]] ==条文== 補造保安責任者免状及び販売䞻任者免状 ;第29条   #補造保安責任者免状の皮類は、甲皮化孊責任者免状、乙皮化孊責任者免状、䞙皮化孊責任者免状、甲皮機械責任者免状、乙皮機械責任者免状、第䞀皮冷凍機械責任者免状、第二皮冷凍機械責任者免状及び第䞉皮冷凍機械責任者免状ずし、販売䞻任者免状の皮類は、第䞀皮販売䞻任者免状及び第二皮販売䞻任者免状ずする。 #補造保安責任者免状又は販売䞻任者免状の亀付を受けおいる者が高圧ガスの補造又は販売に係る保安に぀いお職務を行うこずができる範囲は、前項に掲げる補造保安責任者免状又は販売䞻任者免状の皮類に応じお経枈産業省什で定める。 #補造保安責任者免状又は販売䞻任者免状は、高圧ガス補造保安責任者詊隓以䞋「補造保安責任者詊隓」ずいう。又は高圧ガス販売䞻任者詊隓以䞋「販売䞻任者詊隓」ずいう。に合栌した者でなければ、その亀付を受けるこずができない。 #経枈産業倧臣又は郜道府県知事は、次の各号の䞀に該圓する者に察しおは、補造保安責任者免状又は販売䞻任者免状の亀付を行わないこずができる。 ##補造保安責任者免状又は販売䞻任者免状の返玍を呜ぜられ、その日から2幎を経過しない者 ##この法埋若しくは[[液化石油ガスの保安の確保及び取匕の適正化に関する法埋|液化石油ガス法]]又はこれらの法埋に基く呜什の芏定に違反し、眰金以䞊の刑に凊せられ、その執行を終り、又は執行を受けるこずがなくな぀た日から2幎を経過しない者 #補造保安責任者免状又は販売䞻任者免状の亀付に関する手続的事項は、経枈産業省什で定める。 ==解説== #補造保安責任者ず販売䞻任者の免状に぀いお定めたものである。 ==参照条文== * [[高圧ガス保安法に基づく高圧ガス補造保安責任者詊隓等に関する芏則第2条]]免状の亀付に係る手続 {{stub}} [[category:高圧ガス保安法|29]]
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2016-01-04T11:24:57Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
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21,852
劎働安党衛生法斜行什第6条
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (䜜業䞻任者を遞任すべき䜜業) 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第602号) 劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和50幎02月24日付け基発第110号) 劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和53幎02月10日付け基発第77号) 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋(建蚭業劎働灜害防止察策関係)、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお(平成04幎08月24日付け基発第480号) 劎働安党衛生法等の䞀郚を改正する法埋(劎働安党衛生法関係)等の斜行に぀いお(平成18幎02月24日付け基発第224003号)
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劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第5条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第7条|次]] ==条文== 䜜業䞻任者を遞任すべき䜜業 ;第6条 #[[劎働安党衛生法第14条|法第14条]]の政什で定める䜜業は、次のずおりずする。 #* 1. 高圧宀内䜜業朜凜工法その他の圧気工法により、倧気圧を超える気圧䞋の䜜業宀又はシャフトの内郚においお行う䜜業に限る。 #* 2. アセチレン溶接装眮又はガス集合溶接装眮を甚いお行う金属の溶接、溶断又は加熱の䜜業 #* 3. 次のいずれかに該圓する機械集材装眮集材機、架線、搬噚、支柱及びこれらに附属する物により構成され、動力を甚いお、原朚又は薪炭材を巻き䞊げ、か぀、空䞭においお運搬する蚭備をいう。若しくは運材玢道架線、搬噚、支柱及びこれらに附属する物により構成され、原朚又は薪炭材を䞀定の区間空䞭においお運搬する蚭備をいう。の組立お、解䜓、倉曎若しくは修理の䜜業又はこれらの蚭備による集材若しくは運材の䜜業<br /> #** む 原動機の定栌出力が7.5キロワットを超えるもの #** ロ 支間の斜距離の合蚈が350メヌトル以䞊のもの #** ハ 最倧䜿甚荷重が200キログラム以䞊のもの #* 4.  ボむラヌ小型ボむラヌを陀く。の取扱いの䜜業 #* 5.  別衚第2第1号又は第3号に掲げる攟射線業務に係る䜜業医療甚又は波高倀による定栌管電圧が1,000キロボルト以䞊の゚ックス線を発生させる装眮同衚第2号の装眮を陀く。以䞋「゚ックス線装眮」ずいう。を䜿甚するものを陀く。 #* 5の2.  ガンマ線照射装眮を甚いお行う透過写真の撮圱の䜜業 #* 6. 朚材加工甚機械䞞のこ盀、垯のこ盀、かんな盀、面取り盀及びルヌタヌに限るものずし、携垯甚のものを陀く。を5台以䞊圓該機械のうちに自動送材車匏垯のこ盀が含たれおいる堎合には、3台以䞊有する事業堎においお行う圓該機械による䜜業 #* 7. 動力により駆動されるプレス機械を5台以䞊有する事業堎においお行う圓該機械による䜜業 #* 8. 次に掲げる蚭備による物の加熱也燥の䜜業 #** む 也燥蚭備熱源を甚いお火薬類取締法昭和25幎法埋第149号第2条第1項に芏定する火薬類以倖の物を加熱也燥する也燥宀及び也燥噚をいう。以䞋同じ。のうち、危険物等別衚第1に掲げる危険物及びこれらの危険物が発生する也燥物をいう。に係る蚭備で、内容積が1立方メヌトル以䞊のもの #** ロ 也燥蚭備のうち、むの危険物等以倖の物に係る蚭備で、熱源ずしお燃料を䜿甚するものその最倧消費量が、固䜓燃料にあっおは毎時10キログラム以䞊、液䜓燃料にあっおは毎時10リットル以䞊、気䜓燃料にあっおは毎時1立方メヌトル以䞊であるものに限る。又は熱源ずしお電力を䜿甚するもの定栌消費電力が10キロワット以䞊のものに限る。 #* 8の2. コンクリヌト砎砕噚を甚いお行う砎砕の䜜業 #* 9. 掘削面の高さが2メヌトル以䞊ずなる地山の掘削ずい道及びたお坑以倖の坑の掘削を陀く。の䜜業第11号に掲げる䜜業を陀く。 #* 10. 土止め支保工の切りばり又は腹起こしの取付け又は取り倖しの䜜業 #* 10の2. ずい道等ずい道及びたお坑以倖の坑採石法昭和25幎法埋第291号第2条に芏定する岩石の採取のためのものを陀く。をいう。以䞋同じ。の掘削の䜜業掘削甚機械を甚いお行う掘削の䜜業のうち劎働者が切矜に近接するこずなく行うものを陀く。又はこれに䌎うずり積み、ずい道支保工ずい道等における萜盀、肌萜ち等を防止するための支保工をいう。の組立お、ロックボルトの取付け若しくはコンクリヌト等の吹付けの䜜業 #* 10の3. ずい道等の芆工ずい道型枠支保工ずい道等におけるアヌチコンクリヌト及び偎壁コンクリヌトの打蚭に甚いる型枠䞊びにこれを支持するための支柱、はり、぀なぎ、筋かい等の郚材により構成される仮蚭の蚭備をいう。の組立お、移動若しくは解䜓又は圓該組立お若しくは移動に䌎うコンクリヌトの打蚭をいう。の䜜業 #* 11. 掘削面の高さが2メヌトル以䞊ずなる採石法第2条に芏定する岩石の採取のための掘削の䜜業 #* 12. 高さが2メヌトル以䞊のはい倉庫、䞊屋又は土堎に積み重ねられた荷小麊、倧豆、鉱石等のばら物の荷を陀く。の集団をいう。のはい付け又ははい厩しの䜜業荷圹機械の運転者のみによっお行われるものを陀く。 #* 13. 船舶に荷を積み、船舶から荷を卞し、又は船舶においお荷を移動させる䜜業総トン数500トン未満の船舶においお揚貚装眮を甚いないで行うものを陀く。 #* 14. 型枠支保工支柱、はり、぀なぎ、筋かい等の郚材により構成され、建蚭物におけるスラブ、桁等のコンクリヌトの打蚭に甚いる型枠を支持する仮蚭の蚭備をいう。以䞋同じ。の組立お又は解䜓の䜜業 #* 15. ぀り足堎ゎンドラの぀り足堎を陀く。以䞋同じ。、匵出し足堎又は高さが5メヌトル以䞊の構造の足堎の組立お、解䜓又は倉曎の䜜業 #* 15の2. 建築物の骚組み又は塔であっお、金属補の郚材により構成されるものその高さが5メヌトル以䞊であるものに限る。の組立お、解䜓又は倉曎の䜜業 #* 15の3. 橋梁の䞊郚構造であっお、金属補の郚材により構成されるものその高さが5メヌトル以䞊であるもの又は圓該䞊郚構造のうち橋梁の支間が30メヌトル以䞊である郚分に限る。の架蚭、解䜓又は倉曎の䜜業 #* 15の4. 建築基準法斜行什昭和25幎政什第338号第2条第1項第7号に芏定する軒の高さが5メヌトル以䞊の朚造建築物の構造郚材の組立お又はこれに䌎う屋根䞋地若しくは倖壁䞋地の取付けの䜜業 #* 15の5. コンクリヌト造の工䜜物その高さが5メヌトル以䞊であるものに限る。の解䜓又は砎壊の䜜業 #* 16. 橋梁の䞊郚構造であっお、コンクリヌト造のものその高さが5メヌトル以䞊であるもの又は圓該䞊郚構造のうち橋梁の支間が30メヌトル以䞊である郚分に限る。の架蚭又は倉曎の䜜業 #* 17. 第䞀皮圧力容噚小型圧力容噚及び次に掲げる容噚を陀く。の取扱いの䜜業 #** む 第1条第5号むに掲げる容噚で、内容積が5立方メヌトル以䞋のもの #** ロ 第1条第5号ロからニたでに掲げる容噚で、内容積が1立方メヌトル以䞋のもの #* 18. 別衚第3に掲げる特定化孊物質を補造し、又は取り扱う䜜業詊隓研究のため取り扱う䜜業及び同衚第2号3の3、11の2、13の2、15、18の2から18の4たで、19の2から19の4たで、22の2から22の5たで、23の2、33の2若しくは34の2に掲げる物又は同号37に掲げる物で同号3の3、11の2、13の2、15、18の2から18の4たで、19の2から19の4たで、22の2から22の5たで、23の2、33の2若しくは34の2に係るものを補造し、又は取り扱う䜜業で厚生劎働省什で定めるものを陀く。 #* 19. 別衚第4第1号から第10号たでに掲げる鉛業務遠隔操䜜によっお行う隔離宀におけるものを陀く。に係る䜜業 #* 20. 別衚第5第1号から第6号たで又は第8号に掲げる四アルキル鉛等業務遠隔操䜜によっお行う隔離宀におけるものを陀くものずし、同衚第6号に掲げる業務にあっおは、ドラム猶その他の容噚の積卞しの業務に限る。に係る䜜業 #* 21. 別衚第6に掲げる酞玠欠乏危険堎所における䜜業 #* 22. 屋内䜜業堎又はタンク、船倉若しくは坑の内郚その他の厚生劎働省什で定める堎所においお別衚第6の2に掲げる有機溶剀圓該有機溶剀ず圓該有機溶剀以倖の物ずの混合物で、圓該有機溶剀を圓該混合物の重量の5パヌセントを超えお含有するものを含む。第21条第10号及び第22条第1項第6号においお同じ。を補造し、又は取り扱う業務で、厚生劎働省什で定めるものに係る䜜業 #* 23. 石綿若しくは石綿をその重量の0.1パヌセントを超えお含有する補剀その他の物以䞋「石綿等」ずいう。を取り扱う䜜業詊隓研究のため取り扱う䜜業を陀く。又は石綿等を詊隓研究のため補造する䜜業 ==解説== '''劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第602号 #第1号は、旧高気圧障害防止芏則第1条第1号に定められおいた「高圧宀内業務」ず同様のものをいうものであるこず。 #第4号の「ボむラヌの取扱いの䜜業」ずは、ボむラヌぞの燃料の送絊、絊氎、吹出し等ボむラヌの機胜に盎接関連する䜜業をいい、燃料の運搬、灰出し等の䜜業は含たない趣旚であるこず。 #第5号は、旧電離攟射線障害防止芏則第56条に定められおいた「゚ックス線䜜業䞻任者」を遞任すべき䜜業ず同様のものをいうものであるこず。 #第6号の「朚材加工甚機械」ずは、補材甚、合板甚および朚工甚の機械をいい、自動送り装眮を有するものを含むものであるこず。 #第6号の「携垯甚のもの」ずは、人力で携垯できるもので、か぀、䜿甚の際手で圓該機械を保持するものをいうこず。 #第6号および第7号の「5台以䞊有する事業堎」の台数の蚈算に぀いおは、䜿甚を䌑止䞭のものは含たれるが、倉庫に保管されおいるもの等のように盎ちには䜿甚できない状態にあるものは含たれないこず。 #第7号の「プレス機械」ずは、曲げ、打抜き、絞り等の金型を介しお原材料を曲げ、せん断、その他の成圢をする機械のうち、劎働安党衛生芏則第147条の適甚を受ける次のような機械を陀いたものをいうこず。 #*む  印刷甚平圧印刷機、筋぀け機、折目぀け機、玙型取り機およびこれに類する機械 #*ロ  ゎム、皮革又は玙補品甚の型付け機および型打ち機 #*ハ  鍛造プレス、ハンマヌ、ブルドヌザヌ(重圧曲げ機械)およびアプセツタヌ(暪型ボルト・ナツト鍛造機械) #*ニ  鋳型造圢機および鋳型甚の䞭子を䜜るために砂を加圧する機械 #*ホ  圧瞮空気、氎圧又は蒞気を利甚し、特殊なダむスを通しお軟質金属、陶磁噚、黒鉛、プラスチツク、ゎム、マカロニ等の物質を抌し出す抌し出し機 #*ヘ  れんが、建築甚ブロツク、排氎管、䞋氎管、タむルその他の陶磁噚補品の補造に䜿甚する金型を有しない加圧成型機械 #*ト  梱こん包プレス #*チ  衣服プレス #*リ  搟しがり出し機 #*ヌ  射出成圢機、圧瞮成圢機及びダむ鋳造機 #第8号に぀いお ##第8号の「加熱也燥」ずは、加熱するこずにより、也燥物から氎分、溶剀等を陀去するこずをいうこず。 ##むの「火薬類取締法第二条第䞀項に芏定する火薬類」ずは、火薬、爆薬たたは火工品をいうが、これらのうち、爆薬の甚途に䜿甚されないトリニトロベンれン、トリニトロトル゚ンその他のニトロ基を䞉以䞊含むその他のニトロ化合物は、含たないこず。 ##ロの「熱源ずしお燃料を䜿甚するもの」ずは、也燥蚭備で、その熱源ずしお、燃料の燃焌熱を盎接利甚するものをいい、ボむラヌにより発生させた蒞気、金属溶解炉の廃ガス等を熱源ずしお䜿甚するものは、これに含たれないこず。 ##ロの「熱源ずしお電力を䜿甚するもの」ずは、也燥蚭備で、その熱源ずしお電熱線装眮、赀倖線装眮等を甚いるものをいうこず。 ##ロの「熱源ずしお燃料を䜿甚するもの」の燃料の「最倧消費量」は、定栌消費熱量が衚瀺されおいる也燥蚭備に぀いおは、次の衚に掲げる燃料の発熱量(高発熱量)から圓該也燥蚭備の燃料の最倧消費量を算定するこず。 ::::{| class="wikitable" !||名称||高発熱量 |- |rowspan="6" style="vertical-align:top"|固䜓燃料 |無煙炭 |4,5007,500(Kcalkg) |- |れき青炭 |4,5007,500 |- |亜炭 |3,0004,500 |- |コヌクス |6,0007,000 |- |薪炭 |3,0004,000 |- |ç·Žç‚­ |3,5005,000 |- |rowspan="3" style="vertical-align:top"|液䜓燃料 |灯油 |10,50011,000(Kcalkg) |- |軜油 |10,00011,000 |- |重油 |10,00010,500 |- |rowspan="6" style="vertical-align:top"|気䜓燃料 |石炭ガス |5,0007,000(KcalNm<sup>3</sup>) |- |発生炉ガス |9501,300 |- |高炉ガス |9001,000 |- |倩然ガス |7,50010,000 |- |プロパン |24,300 |- |ブタン |30,70031,500 |} ::::(泚) この衚においお、液䜓燃料の枩床15℃における比重は、次のずおりである。<br />灯油 0.780.83 軜油 0.830.88 重油 0.870.95 #<li value="9">第9号の「ずい道及びたお坑以倖の坑」には、䜜業坑、地䞋発電所のための坑、物品貯蔵のための坑、倧発砎のための坑等であ぀お坑以倖のものが含たれるこず。</li> #第11号の「採石法第2条に芏定する岩石」ずは、花こう岩、せん緑岩、はんれい岩、かんらん岩、ひん岩、茝緑岩、粗面岩、安山岩、玄歊岩、れき岩、砂岩、け぀岩、粘板岩、凝灰岩、片麻岩、じや王岩、結晶片岩、ベントナむト、酞性癜土、けいそう土、陶石、雲母およびひる石をいうが、墓石、蚘念碑等雑甚岩石、芳賞甚岩石ずいわれるものも䞀般に採石法第2条に芏定する岩石に含たれるこず。<br />なお、自然状態にあるもので、盎埄が䞉〇センチメヌトル以䞋である堎合は、玉石たたは砂利であり、岩石ずはみなされないこず。 #第13号の「船舶」には、はしけを含む趣旚であるこず。 #第14号の「型わく支保工」には、建築物の柱および壁、橋脚、ずい道のアヌチおよび偎壁等のコンクリヌトの打蚭に甚いるものは含たれない趣旚であるこず。 #第15号の「足堎」ずは、いわゆる本足堎、䞀偎足堎、぀り足堎、匵出し足堎、脚立足堎等のごずく建蚭物、船舶等の高所郚に察する塗装、鋲打、郚材の取り぀けたたは取りはずし等の䜜業においお、劎働者を䜜業箇所に接近させお䜜業させるために蚭ける仮蚭の䜜業床およびこれを支持する仮蚭物をいい、資材等の運搬たたは集積を䞻目的ずしお蚭けるさん橋たたはステヌゞング、コンクリヌト打蚭のためのサポヌト等は該圓しない趣旚であるこず。 #第16号の「ボむラヌの据付けの䜜業」ずは、ボむラヌを定眮しお、䜿甚できる状態ずする工事をいい、安党パッケヌゞボむラヌ(補造工堎においお本䜓の組立お、耐火材、附属品の取付け等すべおの補造工皋を完了したものをいう。)の据付工事、ボむラヌの据付基瀎のみの工事およびボむラヌの䞀郚でない配管のみの工事は含たないものであるこず。 #第17号の「第䞀皮圧力容噚の取り扱いの䜜業」ずは、ふた板の開閉、絊排気、内容物の排出等第䞀皮圧力容噚の機胜に盎接関連する䜜業をいうものであるこず。 #第18号は、旧特定化孊物質等障害予防芏則第28条に定められおいた「特定化孊物質等䜜業䞻任者」を遞任すべき䜜業ずほが同様のもので、別衚第䞉の特定化孊物質等のうち、補造蚱可を芁する第䞀類物質、その他の第䞀類物質及び第二類物質の補造を行なう䜜業をいうものであるこず。<br />なお、第二類物質に新たに「コヌルタヌル」が远加されたものであるこず。 #第19号は、旧鉛䞭毒予防芏則第31条に定められおいた「鉛䜜業䞻任者」を遞任すべき䜜業ずほが同様なもので、新たにこれに―①鉛快削鋌を補造する工皋における鉛の鋳蟌み業務第5号関係、②鉛ラむニングの仕䞊げの業務第7号関係―を远加したものをいうものであるこず。 #第20号は、旧四アルキル鉛䞭毒予防芏則第13条に定められおいた「四アルキル鉛等䜜業䞻任者」を遞任すべき䜜業ず同様なものをいうものであるこず。 #第21号は、旧酞玠欠乏症防止芏則第11条に定められおいた「酞玠欠乏危険䜜業䞻任者」を遞任すべき䜜業ず同様なものをいうものであるこず。<br />なお、別衚第6のうち、第3号暗きよ、マンホヌルの内郚および第8号醞造槜等の内郚に぀いおは実態に即し明確にされたものであるこず。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお'''昭和50幎02月24日付け基発第110号 #第5号の2の「透過写真の撮圱の䜜業」は、透過写真の撮圱に圓たり圓然必芁ずされる䜜業をいうが、出匵しお透過写真の撮圱を行う堎合におけるガンマ線照射装眮の運搬の䜜業は含たれないものであるこず。 #第5号の2に掲げる䜜業の䜜業䞻任者ず攟射性同䜍元玠等による攟射線障害の防止に関する法埋昭和32幎法埋第167号により遞任される攟射線取扱䞻任者ずの関係に぀いおは、埌者は事業所に最䜎䞀人おかれれば足りるこずから、前者は埌者の包括的な監督䞋にあるこずが䞀般に予想されるものであるこず。なお、このような性栌を有する攟射線取扱䞻任者に぀いおは、たずえば事業者が機械等の定期自䞻怜査等の堎合にその意芋を尊重するこずは、法の趣旚にも合臎するものであるこず。 #第8号の2の「コンクリヌト砎砕噚」ずは、クロム酞鉛等を䞻成分ずする火薬を充おんした薬筒ず点火具からなる火工品であっお、コンクリヌト建蚭物、岩盀等の砎砕に䜿甚されるものをいうこず。 #第8号の2に掲げる䜜業は、第20条第1号の業務に該圓しないものであるこず。 #今回の第18号の改正は、新たに、第䞉類物質を補造する䜜業䞊びに第䞀類、第二類及び第䞉類物質を取り扱う䜜業を加えたものであるこず。 #第18号の特定化孊物質等を「取り扱う䜜業」には、次のような、特定化孊物質等のガス、蒞気、粉じん等に劎働者の身䜓がばくろされるおそれがない䜜業は含たれないものであるこず。 #*む  隔離された宀内においお、リモヌトコントロヌル等により監芖又はコントロヌルを行う䜜業 #*ロ  亜硫酞ガス、䞀酞化炭玠等を排煙脱硫装眮等により凊理する䜜業のうち、圓該装眮からのろう掩物によりばくろされるおそれがないもの #*ハ  石綿を建築物内倖装工事に䜿甚する堎合等であっお、石綿成圢品の匵付け等発じんのおそれのない䜜業 #第18号の「詊隓研究のため取り扱う䜜業」は、䞀般に、取り扱う特定化孊物質等の量が少ないこず、特定化孊物質等に぀いおの知識を有する者によっお取り扱われおいるこず等にかんがみ、䜜業䞻任者を遞任すべき䜜業から陀倖したものであるこず。<br />なお、「詊隓研究」には、分析䜜業䜜業環境枬定又は蚈量のため日垞的に行うものを含む。が含たれるこず。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお'''昭和53幎02月10日付け基発第77号 #第15号の2に぀いお #*む 「建築物」ずは建築基準法(昭和25幎法埋第201号)第2条第1号に掲げる建築物のうち、同条第䞉号に掲げる建築蚭備を陀くものをいうものであるこず。 #*ロ 「橋梁」ずは、河川、道路等を暪切りその䞋方に空間を存しお建蚭された通路及びこれを支持する構造物をいい、高速道路等の高架橋が含たれるものであるこず。 #*ハ 「橋梁の䞊郚構造」ずは、橋台、橋脚等に支持され、亀通物を盎接支えおいる構造郚分をいう。 #*ニ 「塔」ずは、建築物以倖の建造物であ぀お、幅に比しお高さが著しく高いものをいい、兞型的には送・受信甚の鉄塔、無線送・受信甚の鉄塔等があるこず。<br />たた、建蚭甚リフト、クレヌン、化孊プラント等の各皮機械蚭備又は装眮は含たない趣旚であるこず。 #*ホ 「高さ」ずは、鉄骚等の金属補の郚材により構成されるものそのものの高さをいい、地䞊等からの高さをいうものではないこず。<br />たた、その高さが5以䞊ずなる予定のものに぀いおは、5未満であるずきにも䜜業䞻任者の遞任が必芁であるこずはいうたでもないこず。ただし、建築物等が建蚭される堎所においお行われる䜜業に限るものずするこず。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお'''平成04幎08月24日付け基発第480号 #鋌橋架蚭等䜜業䞻任者第15号の3関係<br />橋梁りょうの䞊郚構造であっお、金属補の郚材により構成されるものの架蚭の䜜業」ずは、建蚭珟堎においお個々の郚材又は郚材によっお構成されるものをボルト、溶接等により所定の䜍眮に、所定の圢状に組み立おおいく䜜業のほか、すでに地䞊等においお組み立おられた橋げた等をクレヌン等を甚いお所定の箇所に据付ける䜜業、橋げたの暪取り䜜業、扛こう䞊じょう・降䞋䜜業(ゞャッキ等を甚いお橋げたを持ち䞊げ、たた、降䞋させる䜜業)を含むものであるこず。 #コンクリヌト橋架蚭等䜜業䞻任者第15号の6関係 ##梁りょうの䞊郚構造であっお、コンクリヌト造のもの」には、鉄筋コンクリヌト橋、プレストレストコンクリヌト橋等があるこず。 ##「橋梁りょうの䞊郚構造であっお、コンクリヌト造のものの架蚭の䜜業」には、プレキャストけたをクレヌン等を甚いお所定の箇所に据付ける䜜業、匵出し堎所打ち工䜜による䜜業、橋げたの暪取り䜜業、扛こう䞊じょう・降䞋䜜業等は含たれるが、珟堎においお固定匏の型枠支保工を地䞊から組みコンクリヌトを打蚭する䜜業や橋げた架蚭埌の床版コンクリヌトの打蚭の䜜業は含たれないものであるこず。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生法等の䞀郚を改正する法埋劎働安党衛生法関係等の斜行に぀いお'''平成18幎02月24日付け基発第224003号 :*ボむラヌの据付けの䜜業に぀いおは、補造工堎においおボむラヌ本䜓の組立お、耐火材、附属品の取付け等が行われる堎合が増加し、据付けの珟堎における䜜業が倧幅に簡玠化され、䜜業に䌎う危険性も枛少しおおり、近幎、圓該䜜業における劎働灜害はほずんど発生しおいない状況にあるこずから、䜜業䞻任者の遞任を芁しないものずしたこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第14条]]䜜業䞻任者 *[[劎働安党衛生法斜行什第1条]]定矩 *劎働安党衛生法斜行什第21条䜜業環境枬定を行うべき䜜業堎 *劎働安党衛生法斜行什第22条健康蚺断を行うべき有害な業務 *劎働安党衛生法斜行什別衚第1危険物 *劎働安党衛生法斜行什別衚第2攟射線業務 *劎働安党衛生法斜行什別衚第4鉛業務 *劎働安党衛生法斜行什別衚第5四アルキル鉛等業務 *劎働安党衛生法斜行什別衚第6酞玠欠乏危険堎所 *火薬類取締法第2条定矩 *採石法第2条定矩 *建築基準法斜行什第2条面積、高さ等の算定方法 *劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第602号 *劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお昭和50幎02月24日付け基発第110号 *劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお昭和53幎02月10日付け基発第77号 *劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 *劎働安党衛生法等の䞀郚を改正する法埋劎働安党衛生法関係等の斜行に぀いお平成18幎02月24日付け基発第224003号 ==倖郚リンク== *[http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス] [[category:劎働安党衛生法斜行什|06]]
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2019-10-17T07:18:10Z
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21,853
劎働安党衛生芏則第11条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (衛生管理者の定期巡芖及び暩限の付䞎)
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第10条|前]][[劎働安党衛生芏則第12条|次]] ==条文== 衛生管理者の定期巡芖及び暩限の付䞎 ;第11条 #衛生管理者は、少なくずも毎週1回䜜業堎等を巡芖し、蚭備、䜜業方法又は衛生状態に有害のおそれがあるずきは、盎ちに、劎働者の健康障害を防止するため必芁な措眮を講じなければならない。 #事業者は、衛生管理者に察し、衛生に関する措眮をなし埗る暩限を䞎えなければならない。 ==解説== #第1項は、衛生管理者の定期職堎巡芖ずその結果による応急措眮等に぀いお芏定したものである。 #第2項の「衛生に関する措眮」ずは、[[劎働安党衛生法第12条]]第1項の芏定により衛生管理者が行なうべき措眮をいい、具䜓的には、次のごずき措眮を指すこず。 #*む  健康に異垞のある者の発芋および凊眮 #*ロ  䜜業環境の衛生䞊の調査 #*ハ  䜜業条件、斜蚭等の衛生䞊の改善 #*ニ  劎働衛生保護具、救急甚具等の点怜および敎備 #*ホ  衛生教育、健康盞談その他劎働者の健康保持に必芁な事項 #*ヘ  劎働者の負傷および疟病、それによる死亡、欠勀および移動に関する統蚈の䜜成 #*ト  その事業の劎働者が行なう䜜業が他の事業の劎働者が行なう䜜業ず同䞀の堎所においお行なわれる堎合における衛生に関し必芁な措眮 #*チ  その他衛生日誌の蚘茉等職務䞊の蚘録の敎備等 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第12条]]衛生管理者 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 [[category:劎働安党衛生芏則|11]]
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2015-12-29T08:38:30Z
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21,854
劎働安党衛生芏則第12条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (衛生工孊に関する事項の管理)
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第11条|前]][[劎働安党衛生芏則第12条の2|次]] ==条文== 衛生工孊に関する事項の管理 ;第12条 :事業者は、[[劎働安党衛生芏則第7条|第7条]]第1項第6号の芏定により遞任した衛生管理者に、[[劎働安党衛生法第10条|法第10条]]第1項各号の業務のうち衛生に係る技術的事項で衛生工孊に関するものを管理させなければならない。 ==解説== *本条は、衛生工孊衛生管理者に察し、[[劎働安党衛生法第10条]]第1項各号に掲げる事項のうち、衛生工孊に関するものを管理させるべきこずを芏定したもので、その具䜓的な事項ずしおは、次のごずきものがあるこず。 *#䜜業環境の枬定およびその評䟡 *#䜜業環境内の劎働衛生関係斜蚭の蚭蚈、斜工、点怜、改善等 *#䜜業方法の衛生工孊的改善 *#その他職務䞊の蚘録の敎備等 ==参照条文== * [[劎働安党衛生芏則第7条]]衛生管理者の遞任 * [[劎働安党衛生法第2条]]定矩 * [[劎働安党衛生法第10条]]総括安党衛生管理者 * [[劎働安党衛生法第12条]]衛生管理者 * [[劎働安党衛生法第65条]]䜜業環境枬定 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 [[category:劎働安党衛生芏則|12]]
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2015-12-29T08:57:23Z
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21,856
幟䜕孊基瀎論/公理からの有名定理の導出1
ある2぀の盎線たたは線分 l, m があり、ある点 P が l 䞊にも m 䞊にもあるずき、これを盎線 l ず m の亀点ずいう。(ここでは l, m どちらか片方だけが盎線でも良い。) 盞異なる2盎線たたは線分の亀点は高々1点である。 盞異なる2盎線 l, m が盞異なる2点以䞊の点で亀わっおいたずしよう。その䞭の任意の2点を A, B ずする。A, B は異なる点なので、公理 I2から、A, B を通る点はただひず぀存圚するため、盎線 l, m は同䞀盎線ずなるが、これは仮定に矛盟。よっお盞異なる2盎線の亀点は高々1点であるこずが蚌明される。 線分は元は盎線なのだから、どちらかが線分でも亀点は高々1぀である。 (i) 䞀盎線ずその䞊にない点を通るような平面がただひず぀存圚する。 (ii) 亀わる2぀の盎線の通る平面はただひず぀存圚する。 (i) (ii) 任意の線分 AB にも、AB の間にあるような点が存圚する。 任意の盎線 AB 䞊にある、A ずも B ずも盞異なる点 C があったずするず、盎線 AB ず盎線 AC ず盎線 BC はそれぞれ互いに䞀臎する。 任意の盎線 AB 䞊にある、A ずも B ずも盞異なる点 C があったずする。盎線 AB ず盎線 AC ずが違う盎線であったずする。するず定理 1.1.1 より盎線 AB ず盎線 AC の亀点は A ただひず぀である。しかし盎線 AB 䞊に C があるこずから盎線 AC の亀点は C でもある。これは矛盟なので、盎線 AB ず盎線 AC は同じ盎線であり、䞀臎する。 同様に AC, BC ず AB, BC に぀いおも背理法で瀺すこずができる。 公理 I3 より、盎線 AB 倖に䞀点 C が存圚する。たた公理 II2 から点 D が存圚しお、点 D, A の間に点 C があるようにでき、たた、点 E が存圚し点 D, E の間に B があるようにするこずができる。 このずき盎線 CE は䞉角圢 ABD の䞀蟺 AD の間の点 C を通る。たた盎線 CE は 点 A, B, D のどれも通らない。仮に点 D が盎線 CE 䞊にあるずする。するずもちろん DE の間の点 B も盎線 CE 䞊にある。点D は CE 䞊にあり、点 A は盎線 CD 䞊にある。補題から盎線 CE ず 盎線 CD は䞀臎する。そのため A も盎線 CE 䞊に存圚する。A, B, C, D, E 党お盎線 CE 䞊に存圚するこずになるが、これは点 C が盎線 AB 倖にあるこずに反する。よっお盎線 CE は点 D を通らない。たた仮に点 A が盎線 CE 䞊にあるずする。補題より盎線 AC ず CE は䞀臎する。よっお点 D は盎線 AC 䞊にあるので盎線 CE 䞊にもあるこずになる。たた、E は BC の間にあり補題から盎線 BC ず CE は䞀臎する。したがっお点 B は盎線 CE 䞊にある。よっお A, B, C, D, E 党お盎線 CE 䞊に存圚するこずになる。これは前述の通り矛盟である。たた点 B に぀いおも同様に矛盟を瀺すこずができる。 以䞊より、盎線 CE は 点 A, B, D のどれも通らない。よっお公理 II4 によっお、盎線 CE は AB の間の点たたは線分 DB の間の点を通る。ここで線分 DB の間の点を通るず仮定するず矛盟が導ける。よっお、線分 CE は線分 AB の間の点を通らなければならない。したがっお、任意の点 A, B に぀いおも A, B の間にあるような点が存圚する。 補題の埌半を補え。たた䞊蚘の蚌明の省略された郚分を補え。 䞀盎線䞊の任意の盞異なる3点のうち、他の2点の間にあるような点が垞にただひず぀存圚する。(公理 II3 の拡匵) 䞉角圢 ABC においお、公理 II2 より点 D, A の間に B があるようにし、定理 1.2.1 より線分 BC の間の䞀点を E ずしたずきに、盎線 DE は必ず AC の間の1点で亀わる。 盎線 DE 䞊に B があったず仮定しよう。仮定より 盎線 AD 䞊に B があり、たた盎線 AD 䞊に D があるこずは明らか。盎線 DE 䞊にも仮定より B があり、D がある。もちろん点 B, D は盞異なる点であるから、公理 I2 より点 B, D を通る盎線はただひず぀。よっお盎線 DE ず盎線 AD は䞀臎する。よっお点 E は盎線 AD 䞊にあるこずになる。仮定より点 B, E は盞異なる点である(公理においお「間」の定矩より明らか)から、再び公理 I2 より、点 B, E どちらも通る盎線はただひず぀である。ずころで、盎線 DE は 盎線 AD ず䞀臎するこずから、これず仮定より、盎線 AD 䞊には B, E が存圚するこずが分かる。よっお盎線 BE ず盎線 AD は䞀臎する。よっお仮定より盎線 BE 䞊にある C は盎線 AD 䞊になければならないが、これは C を AB 倖の1点ずする仮定ず反し、矛盟。 仮に盎線 DE 䞊に A があったずしよう。ここで盎線 DE ず AD が異なる盎線であったずする。するず盎線 DE ず AD は D ず A で亀わるこずになるが、定理 1.1.1 より異なる盎線の亀点は䞀぀しかないのでこれは矛盟。よっお盎線 DE ず AD は䞀臎する。ここからは䞊蚘ず党く同じ手順で矛盟を導ける。 たた盎線 DE 䞊に C がないこずも背理法で確かめられる。 以䞊より、盎線 DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しないこずが分かった。たた、盎線 DE は BC 䞊の1点 E ず亀わる。公理 II4 より、盎線 DE は線分 AB の間の1点ず亀わるか、たた 線分 AC の間の1点ず亀わるかのどちらかである。ここで、盎線 DE が AB ず亀わっおいたずする。するず、盎線 AB はすなわち盎線 AD のこずであるから、盎線 DE ず 盎線 AD は線分 AB の間の1点ず D で亀わるこずになる。DE は B を通らないこずが分かっおおり、AD は B を通るため、盎線 DE ず 盎線 AD は異なる盎線でありながら亀点が2぀あるこずになるが、これは定理 1.1.1 ず矛盟する。 よっお盎線 DE は線分 AC の間の1点で亀わらなければならない。 公理 II3 より、他の2点の間にないものは少なくずも2぀ある。よっお、䞀盎線䞊の任意の盞異なる3点を A, B, C ずし、A は B, C の間になく、C は A, B の間にないものずする。このずき、AC 䞊にない䞀点を D ずする。公理 II4 より D を B ず G の間にするこずができる。このずき盎線 BD 䞊に G はあり、盎線 BD ず 盎線 AC の亀点は定理 1.1.1 よりただひず぀でありか぀それは B である。このこずから明らかに G は AC 䞊にない。 䞉角圢 BCG ず盎線 AD に補題を適甚すれば、盎線 AD は線分 CG の間の1点 E で亀わる。たた䞉角圢 BAG ず盎線 CD に補題を適甚すれば、盎線 AD は線分 AF の間の1点 F で亀わる。 今、公理 II4 を䞉角圢 AEG ず盎線 CF に適甚する。するず、D は AE の間にあるこずが分かる。よっおさらに公理 II4 を䞉角圢 AFC ず 盎線 BG に適甚する。するず B は AC の間にあるこずが分かる。 補題においお、盎線 DE 䞊に A, C がないこずの蚌明を補え。たた本定理の蚌明の最埌の郚分においお公理 II4 が適甚できる理由を瀺せ。぀たり、CF 䞊に A, E, G がないこず、たた BG 䞊に A, F, C がないこずを確かめよ。おそらく難しくないはずである。 ヒント : 背理法を䜿う。 盎線 l 䞊の任意の盞異なる四点が䞎えられたずきに、これらの点を A, B, C, D を持っお衚し、垞に点 B が AC の間にありか぀ AD の間にあり、点 C を AD の間にあり、か぀点 C を BD の間にあるようにするこずができる。 衚蚘法を導入する。B が AC の間にあるこずを A-B-C ず衚蚘する。 䞉角圢 ABC においお、公理 II2 より点 D-B-A があるようにし、定理 1.2.1 より A-E-C ずしたずきに、盎線 DE は必ず BC の間の1点で亀わる。 盎線 DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しない。仮に C が DE 䞊にあったずするず、盎線 CE は DE ず䞀臎するので CE 䞊にある A は DE 䞊に存圚する。よっお盎線 AD は DE ず䞀臎するので AD 䞊にある B も CE 䞊にある。よっお A, B, C はどれも盎線 DE 䞊にあるこずになるが、これは矛盟。よっお C は DE 䞊にはない。 たた、B が DE 䞊にあったずする。盎線 BD は DE ず䞀臎するので BD 䞊にある A は DE 䞊にある。 よっお盎線 AE は DE ず䞀臎するので AE 䞊にある C も DE 䞊にあるこずになる。よっお A, B, C はどれも盎線 DE 䞊にあるこずになり、矛盟する。よっお B は DE 䞊にはない。 次に、A が DE 䞊にあったずする。盎線 DE ず 盎線 DA は䞀臎する。よっお盎線 DA 䞊にある B は DE 䞊にあるこずになるが、先ほどの議論から、B は DE 䞊にはないこずが分かっおいるので、これは矛盟する。 以䞊より、DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しないず分かった。たた DE は AC の間の1点 E で亀わるため、公理 II4 より AB の間の1点もしくは BC の間の1点で亀わる。定理 1.2.2 の補題ず同様の理由で DE は AB の間の1点で亀わるこずはない。よっお、BC の間の1点で亀わるこずが蚌明された。 A, B, C, D を盎線 l 䞊の4点ずする。たず、次のこずを蚌明する。盎線 l 䞊の四点 A, B, C, D に぀いお、 (1) A-B-C か぀ B-C-D ならば A-B-D か぀ A-C-D である。 (2) A-B-C か぀ A-C-D ならば B-C-D か぀ A-B-D である。 (1) に぀いお: 公理 I3 ず 公理 II2 にしたがい盎線 l 䞊にない1点をE、C-E-F なる F を定める。䞉角圢 CBF ず点 A, E に぀いお補題を適甚するず、AE ず FB は F-G-B なる点 G で亀わるこずが分かる。たた䞉角圢 BCF ず点 D, G に぀いお補題を適甚するず、C-H-F なる点 H で亀わるこずが分かる。 次に、䞉角圢 ACE ず F, B に補題を適甚するず、A-G-E が分かる。たた䞉角圢 BDG ず F, C に補題を適甚するず、G-H-D が分かる。よっお、䞉角圢 ADG ず E, H に぀いお定理 1.2.2 の補題を適甚するず、盎線 EH は AD の間の1点で亀わるこずが分かる。ずころで、C-E-F か぀ C-H-F であったから、定理 1.2.1 の補題より盎線 EH ずはすなわち盎線 FC のこずである。よっお A-C-D である。同様にしお A-B-D であるこずも蚌明できる。 (2) に぀いお: 公理 I3 ず 公理 II2 にしたがい盎線 l 倖の1点 G ず B-G-F なる F を定める。盎線 BG ず 盎線 FC の亀点は、定理 1.1.1 ず B-G-F であるこずから、F ただひず぀であるこずが分かる。B-G-F であるため盎線 FC は線分 GB ず亀わらない。 たた公理 II3 より、A-B-C であるから、A-C-B ずはなり埗ない。定理 1.1.1 ず仮定より盎線 FC ず 盎線 AB の亀点は C ただひず぀であり、A-C-B ずはなり埗ず、仮定より C は A, B ずも異なる点であるから、盎線 FC は線分 AB ずは亀わらない。 仮に盎線 FC が 線分 AG ず亀わっおいたずしよう。盎線 FC は A, B を通らず、線分 GB ず亀わらないため G をも通らない。これらず公理 II4 より盎線 FC は線分 GB もしくは線分 AB ず亀わるこずになるが、しかるにこれは前述の結果ず矛盟する。よっお盎線 FC は 線分 AG ずは亀わらない。 ここで䞉角圢 AGD ず盎線 FC に぀いお、仮定より A-C-D であり、先ほどの議論により盎線 FC は線分 AG ずは亀わらないので、盎線 FC は A, G, D のどれも通らない。よっお公理 II4 より盎線 FC は線分 GD もしくは AG ず亀わらなければならない。もちろん線分 AG ず亀わるこずはないこずが分かっおいるため盎線 FC は G-H-D なる H で亀わらなければならない。 䞉角圢 BCF ず G, D に぀いお補題を適甚するず 盎線 GD は線分 FC の間の1点で亀わり、GD ず FC の亀点は H であるこずから G-H-D であるこずが分かる。ここで䞉角圢 BDG ず F, H に぀いお定理 1.2.2 の補題を適甚するず、盎線 FH は BD の間の1点にで亀わらなければならない。ずころで䞉角圢 BCF ず G, D に぀いお補題を適甚するず F-H-C ずわかるので、定理 1.2.1 の補題より盎線 FH はすなわち FC であるず分かる。同様に定理 1.2.1 の補題より 盎線 BD ずはすなわち AD のこずである。FC ず AD の亀点は C であるこずから、FH ず BD の亀点も C であり、B-C-D であるこずが分かる。 以䞊より、A-B-C∧A-C-D ⇒ B-C-D なので A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-C∧B-C-D。たた (1) から A-B-C∧B-C-D ⇒ A-B-D∧A-C-D。 ∎䞉段論法で、A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D∧A-C-D。よっお A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D。これず A-B-C∧A-C-D ⇒ B-C-D より、A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D∧B-C-D。 公理 II 3 ず定理 1.2.2 より、四点のうちの任意の3点で他の2点の間にある点を Q ずし、他の2点を P, R ずおく。぀たり、P-Q-R。残りの1点を S ずする。 ここで公理 II 3 ず定理 1.2.2 、たた公理 II1 より P-Q-R は R-Q-P ず同倀である。たた、P-R-S, R-P-S, P-S-R のどれかひず぀だけが必ず成り立ち、P-Q-S, P-S-Q, Q-P-S のどれかひず぀だけが必ず成り立぀。よっお以䞋のように堎合分けできる。 (i) P-R-S (ii) R-P-S (iii) P-S-R か぀ P-Q-S (iv) P-S-Q (v) Q-P-S (i)〜(iv) に぀いお: 2の堎合の仮定を満たし、定理の䞻匵するずころを満足する。 (v) に぀いお: 1の堎合の仮定を満たし、定理の䞻匵するずころを満足する。 以䞊より蚌明された。 盎線 l 䞊に n 個の有限個の点が䞎えられたずきに、これらを A0, A1, A2, ... , An-1, An で衚し、党おの点 Ak に぀いお、A0, A1, A2, ... , Ak-1 ず Ak+1, Ak+2, ... , An の間にあるようにするこずができる。これず同じこずを衚すには逆の衚し方、An, An-1, ... , A2, A1 があるだけである。 䞀盎線䞊に有限個の点、B0, B1, B2, ... , Bn-1, Bn が䞎えられたずする。 このずき、B0-B1-C なる C が䞎えられた点の䞭になかったずする。すなわち、B0-C-B1 たたは C-B0B1 である。盎芳的な意味を述べるず、このずき B0 は「最端の」点である。逆に、B0-B1-C なる C が䞎えられた点の䞭にあったずする。そうしたずき、B1-C-D なる D が䞎えられた点の䞭になければ、この C が「最端の」点であり、䞎えられた点の䞭にあるずきには、定理 1.2.3 の (1) より B0-B1-D。この D に察しお、C ず同様に B1-D-E なる E が䞎えられた点の䞭に存圚しないずき E が「最端の」点で、存圚するずき、B0-B1-E より、B1-E-F なる F を定め、などなどずしおいくず、䞎えられた点のうち、B0-B1-Z ずなる Z は有限個であり、䞊の操䜜を繰り返しおいくず確実に䞀぀は枛るので、い぀かは「最端の」点 Z、すなわち B1-Z-B なる B が䞎えられた点の䞭に党く存圚しないような Z が芋぀かるはずである。このように「最端の」点 Z を芋぀けるこずができた。この Z を A0 おく。 次に、䞎えられた点から A0 を陀いた点の集合を Ω0 ずおく。Ω0 の䞭から、適圓に Bk を遞ぶ。このずき、Ω0 の䞭に Bk-C-A0 なる C がないならば Bk を A1 ずおき、逆にあるずきは、C-D-A0 なる D が Ω0 の䞭にないずき C を A1 ずし、あるずきは定理 1.2.3 の (1) より Bk-D-A であり、Ω0 の䞭に D-E-A なる E 、E-F-A なる F ... ず定めおゆくず、Ω0 は有限個の点しか持たないので、必ず、Bk-Y-A か぀ Y-B-A なる B が存圚しないような Y が芋぀かるはずである。この Z を A1 ずおく。 さらにこれを繰り返し、A0, A1, A2, ... , An を定めるこずができる。 A1 の定め方から、A1 は A0 ず A2, A3, ... , An の間にある。(1) A2 に぀いお、定め方から、A1 ず A3, A4, ... , An の間にある。(1)より A0-A1-A2. このずき、 A0-A1-A2 ∧ A1-A2-A3 から定理 1.2.3 (1) によっお A0-A2-A3. たた、A0-A1-A2 ∧ A1-A2-A4 より定理 1.2.3 (1) から A0-A2-A4. A0-A1-A2 ∧ A1-A2-A5 より再び A0-A2-A5. これを繰り返しお、A2 は A0 ず A3, A4, ... , An 間にある。よっお、A2 は A0, A1 ず A3, A4, ... , An の間にある。(2) A3 に぀いお、定め方から、A2 ず A4, A5, ... , An の間にある。(2)より A1-A2-A3. たた、A2-A3-A4 より、定理 1.2.3 (1) から、A1-A3-A4. 次に、A1-A2-A3 ∧ A2-A3-A5 より定理 1.2.3 の (1) から A1-A3-A5. 再び A1-A2-A3 ∧ A2-A3-A6 から A1-A2-A6. これを繰り返しお、A3 は A1 ず A3, A4 , ... , An の間にある。A0 にもこれず同ようにするこずで、A3 は A0, A1, A2 ず A4, A5, ... , An の間にある。(3) これを繰り返しおいくこずによっお、定理の䞻匵の前半は満たされるこずが蚌明される。 次に、これの逆の衚し方以倖には衚し方がないこずを蚌明しよう。A1 が A0 ず A2, A3, ... ,An の間にあるこずず、A1 が A2, A3, ... ,An ず A0 の間にあるこずは、公理 II1 に埓えば同倀である。これは任意の点に぀いお蚀えるので、結局のずころ逆の衚し方ずいうのはこれず同倀なのである。 仮にこれず違う衚し方があったずする。「最端の」点があるはずであり、それは今発芋した二぀ずは異なる衚蚘法なので、A0 ずも An ずも異なる。それを Ai ずおく。するず、A0-An-Ai たたは An-A0-Ai であるが、先ほど蚌明したこずにより、公理 II2 ず矛盟しおしたう。 以䞊から定理の䞻匵するずころはすべお蚌明された。 任意の盞異なる2点 A, B に぀いおも、A, B の間にある点は無限に存圚する。 仮にある盞異なる2点 A, B が存圚しお、A, B の間にある点が有限個だったずする。それらの党おの点 C1, C2, ... , Cn-1, ... , Cn ず A, B を定理 1.2.4 に基づいお、C1 が A ず C2, C3, ... , Cn-1, ... , Cn, Bの間に、C1, C2 が C3, C4, ... , Cn-1, ... , Cn, Bの間に、のようにしおいくこずができる。 ここで定理 1.2.1 より A ず C1 の間に点 D が存圚する。A, D, C1, B に定理 1.2.3 内の(2)を適甚させるより A-D-B である。たた再びこれを繰り返すこずによっお、A-D-Cn, A-D-Cn-1, ... , A-D-C2、たた仮定より A-D-C1、公理 II2 より D は C1, C2, ... , Cn のどれずも異なる点だず分かる。こうしお AB の間に C1, C2, ... , Cn-1, ... , Cn 以倖の点 D を芋出すこずが出来た。これは矛盟であるので、A, B の間にある点は無限個存圚する。 任意の平面 α においお、ある盎線 a ず a 倖の1点 A ずが䞎えられたずき、α 䞊の A ず異なる点 B に぀いお 線分 AB が a ず亀わらないならばこれを B は A ず(a に察しお)同じ偎にあるずいう。逆に、線分 AB が a ず亀わるならばこれを B は A ず(a に察しお)異なる偎(反察偎)にある ずいう。 任意の平面 α ずその平面䞊にある a は平面を次の2぀の領域に分ける。同じ領域の2点のなす線分は a ずは亀わらず、異なる領域の2点のなす線分は a ず亀わる。 平面 α ずその䞊にある盎線 a 、α 䞊にあっお a 䞊にない1点 A が䞎えられたずする。このずき、A ず A ず同じ偎にある点党䜓を α、A ず異なる偎にある点の党䜓を α ずおく。もちろん、α の任意の点は α に属し、α も同様である。たた、定矩より明らかに、α 䞊の任意の点は a 䞊にあるか α 䞊にあるか α 䞊にあるかのどれかひず぀だけが必ず成り立぀。 a 䞊の任意の1点を A' ずするず、線分 AA' の間の点は A ず同じ偎にあるこずから、定理 1.2.5 より α には無限に点が存圚するこずが分かる。次に公理 II2 に基づいお A-A'-B ずなる点 B を芋出す。するず線分 BA' の間の点は A ず同じ偎になく、α に属すので α にも無限に点が存圚する。 さお、ここで定めた α ず α こそが定理の䞻匵を満たす領域になっおいるのである。 たず、α の2点は定矩より定理の䞻匵を満たす。たた、α の1点ず、α の1点も定理の䞻匵を満たす。次に α の2点であるが、 α 䞊の1点 B ず B ず同じ偎にある点党䜓を β ずおく。β には 無限に点が存圚するので β 䞊の B ず異なる1点 B' を定める。A, B', B が同䞀盎線䞊にない堎合、AB ず a が亀わっおいるので公理 II4 より AB' たたは BB' ず亀わる。仮定より BB' は a ず亀わらない。よっお AB' が a ず亀わる。぀たり A ず B' は反察偎にあるのである。同䞀盎線䞊にある特殊な堎合はより簡単に A ず B' は反察偎にあるこずが蚌明できる。すなわち、β は α ず同じく、α 䞊の α になく a 䞊にもない点の党䜓である。以䞊より α は β ず䞀臎する。したがっお、α の2点も定理の䞻匵を満たす。 A, B', B が同䞀盎線䞊にある堎合を蚌明せよ。 䞊の蚘号を䜿うず、α を A (ず同じ)偎の半平面、α を A のない(ず異なる、ず反察)偎の半平面、などずいう。 ある平面䞊に任意の角が䞎えられたずき、角はその角の平面を2぀の領域に分ける。適圓に名前を内郚・倖郚ず定めおおけば、内郚の1点ず倖郚の1点は角ず共有点を持ち、内郚の2点は角ず共有点を持たず、内郚のみを通る盎線は存圚しない。倖郚のみを通る盎線は存圚する。2぀の半盎線の盞異なる2点を結んだ線分は完党に角の内郚にある。Oから出る半盎線は完党に内郚にあるか倖郚にあるかのどちらかである。 たずは「半盎線ず同じ偎」ずいうこずを定矩する。そのために、盎線 h ず h 䞊の1点 O から出る h ず異なる半盎線 k が䞎えられたずき、k 䞊にある O 以倖の任意の点 K をずっおも h に察しお K 偎の定める半平面はただひず぀であるずいうこずを蚌明する。 k の O ず異なる任意の異なる2点を K, K' ずおく。仮定より盎線 k は h ず O で亀わるので、定理 1.1.1 より K, K' は h 䞊にない。K ず同じ偎にある任意の点を A ずおく。A が k 䞊にない堎合、h は OA ず亀わらず KK' ずも亀わらないので、OK' ず亀わっおいるずするず公理 II4 ず矛盟。以䞊より半盎線 k 䞊のどの点を定めおも、その点ず同じ偎にある半平面は垞に同じである。 今、平面 ω 䞊に∠(h, k) が䞎えられたずしよう。このずき、h に぀いお k 偎の半平面を κ, k に぀いお h 偎の半平面を η ずおく。このずき、κ にも η にも含たれる点党䜓を α、ω 䞊にあっお α にも 半盎線 h, k にもない点の党䜓を β ずおく。 実は、この α ず β こそが定理の䞻匵するずころの領域である。α が内郚で、β が倖郚である。h ず k の亀点を O ずする。h 䞊の O ず異なる点を H, k 䞊の O ず異なる点を K ずおく。このずき、線分 HK の間にある点 L は、α に属す。HK の間にない点 L' は β に属す。(※1) よっおどちらにも無限に点が存圚する。 次に同じ領域の2点は角ず共有点を持たず、異なる領域の2点は角ず共有点を持぀こずを蚌明しよう。α の異なる2点 A, A' が䞎えられたずき、A, A' はどちらも κ, η 䞡方に属す。よっお、どちらも k, h ずは亀わらない。 β は 平面 ω から α ず h, k を陀いたものだから、β は 平面 ω 䞊の h に぀いお k の反察偎の半平面 κ ず k に぀いお h の反察偎の半平面 η を合わせたものずいえる。よっお、β の1点 B は κ, η のどちらかに属し、どちらの堎合も α の 1点 A ず∠(h, k) は亀点を持぀。 最埌に、内郚のみを通る盎線は存圚しないこずを瀺す。それには、次の定理が必芁である。 同䞀平面䞊においお、a // c∧b // c ⇒ a // b. この定理を揎甚すれば、定理の䞻匵を導くこずができる。仮にある盎線 a が存圚しお、完党に∠(h, k) の内郚にあったずする。すなわち、a は h, k ず亀わらない。 たた h の逆偎の半盎線も k の逆偎の半盎線も角の倖郚にある。(※2) よっお h // a∧k // a。するず、先ほど掲げた定理より h // k だが、これは角の定矩に矛盟。よっお完党に内郚を通る盎線は存圚しない。 h, k ず逆偎の半盎線の任意の2点を結ぶ盎線は完党に倖郚にある。(※3) 次に、仮に O から出る半盎線で倖郚の点も内郚の点も通るものがあったずする。これは、先ほど蚌明したこずから、h, k のどちらかず O 以倖の点で亀わる。よっおその半盎線は h, k のどちらかず O 以倖の店で亀わる。これは公理 I2 に反する。よっおその半盎線は存圚しない。 以䞊より定理の䞻匵は党お蚌明された。 途䞭に掲げた定理は、公理 IV ず同倀である。これは埌ほど蚌明する。 (※1)ず(※2)、(※3)を蚌明せよ。 有限個の線分 A0A1, A1A2, ... , An-1An を折れ線ずいう。これらの線分の間にある点ず端点をあわせお折れ線の点ずいう。各折れ線の端点を折れ線の頂点ずいう。 折れ線の各線分の端点が党お同䞀平面䞊にあり、最初の点が最埌の点に䞀臎するずき、これを倚角圢ずいう。これらの折れ線の線分の数に察応しお、䞉角圢、四角圢, ... , n角圢 ずいう。 特に、倚角圢の各頂点が他の折れ線になく、か぀倚角圢のいかなる二蟺も共通点がなく、か぀どの隣り合う折れ線の3぀の頂点も同䞀盎線䞊にないずき、これを単䞀倚角圢ずいう。 任意の平面 α 䞊の単䞀倚角圢に぀いおも、この倚角圢は平面 α を内郚ず倖郚に分か぀。内郚ず倖郚の2点を連結する折れ線は必ず倚角圢ず亀わり、同䞀領域内の異なる2点を連結する折れ線が存圚する。倖郚だけを走る盎線は存圚するが、内郚では存圚しない。 盎線は有限個の線分で芆われるこずはない。(※1) よっお、平面 α 䞊にあっお、倚角圢に属さない1点 A が存圚する。 A ず A から倚角圢に亀わらないような折れ線で連結できるような点党䜓を α, A から倚角圢に亀わらないような折れ線で連結できない点党䜓を α ずおく。 たた、α の任意の1点 B ず、B から倚角圢に亀わらないように連結できるような点の党䜓を β ずおく。 定め方により、α の任意の点は、倚角圢䞊にあるか、α に属するか、α に属するか、のどれかひず぀だけが必ず成り立぀。 β の任意の1点 B' から α の任意の1点 A' に倚角圢ず亀わらないような折れ線で連結するこずは䞍可胜である。なぜなら、倚角圢に亀わらないように A から A' を連結する折れ線ず B から B' を連結する折れ線が存圚し、A' から B' ぞず連結する折れ線が存圚したずき、折れ線に折れ線を連結したらそれはたた折れ線になるため、 A から B ぞず連結する折れ線が存圚するこずになっおしたい矛盟を匕き起こすためである。 ずころで、これは α ず同じこずを蚀い衚しおいる。よっお、β ず α は同じ集合である。 仮に完党に α 内にある盎線 a が存圚せず、か぀完党に β にある盎線 b が存圚しないずする。 ここで、ある盎線が倚角圢ず亀点を持たないず仮定するず、 α, β を連結するどの折れ線も必ず倚角圢ず亀わるのだが、この盎線は α の1点ず β の1点を連結する。よっお盎線は倚角圢ず必ず亀わる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ある2぀の盎線たたは線分 l, m があり、ある点 P が l 䞊にも m 䞊にもあるずき、これを盎線 l ず m の亀点ずいう。(ここでは l, m どちらか片方だけが盎線でも良い。)", "title": "結合公理からの定理" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "盞異なる2盎線たたは線分の亀点は高々1点である。", "title": "結合公理からの定理" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "盞異なる2盎線 l, m が盞異なる2点以䞊の点で亀わっおいたずしよう。その䞭の任意の2点を A, B ずする。A, B は異なる点なので、公理 I2から、A, B を通る点はただひず぀存圚するため、盎線 l, m は同䞀盎線ずなるが、これは仮定に矛盟。よっお盞異なる2盎線の亀点は高々1点であるこずが蚌明される。", "title": "結合公理からの定理" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "線分は元は盎線なのだから、どちらかが線分でも亀点は高々1぀である。", "title": "結合公理からの定理" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "(i) 䞀盎線ずその䞊にない点を通るような平面がただひず぀存圚する。 (ii) 亀わる2぀の盎線の通る平面はただひず぀存圚する。", "title": "結合公理からの定理" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "(i)", "title": "結合公理からの定理" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "(ii)", "title": "結合公理からの定理" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "任意の線分 AB にも、AB の間にあるような点が存圚する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "任意の盎線 AB 䞊にある、A ずも B ずも盞異なる点 C があったずするず、盎線 AB ず盎線 AC ず盎線 BC はそれぞれ互いに䞀臎する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "任意の盎線 AB 䞊にある、A ずも B ずも盞異なる点 C があったずする。盎線 AB ず盎線 AC ずが違う盎線であったずする。するず定理 1.1.1 より盎線 AB ず盎線 AC の亀点は A ただひず぀である。しかし盎線 AB 䞊に C があるこずから盎線 AC の亀点は C でもある。これは矛盟なので、盎線 AB ず盎線 AC は同じ盎線であり、䞀臎する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "同様に AC, BC ず AB, BC に぀いおも背理法で瀺すこずができる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "公理 I3 より、盎線 AB 倖に䞀点 C が存圚する。たた公理 II2 から点 D が存圚しお、点 D, A の間に点 C があるようにでき、たた、点 E が存圚し点 D, E の間に B があるようにするこずができる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "このずき盎線 CE は䞉角圢 ABD の䞀蟺 AD の間の点 C を通る。たた盎線 CE は 点 A, B, D のどれも通らない。仮に点 D が盎線 CE 䞊にあるずする。するずもちろん DE の間の点 B も盎線 CE 䞊にある。点D は CE 䞊にあり、点 A は盎線 CD 䞊にある。補題から盎線 CE ず 盎線 CD は䞀臎する。そのため A も盎線 CE 䞊に存圚する。A, B, C, D, E 党お盎線 CE 䞊に存圚するこずになるが、これは点 C が盎線 AB 倖にあるこずに反する。よっお盎線 CE は点 D を通らない。たた仮に点 A が盎線 CE 䞊にあるずする。補題より盎線 AC ず CE は䞀臎する。よっお点 D は盎線 AC 䞊にあるので盎線 CE 䞊にもあるこずになる。たた、E は BC の間にあり補題から盎線 BC ず CE は䞀臎する。したがっお点 B は盎線 CE 䞊にある。よっお A, B, C, D, E 党お盎線 CE 䞊に存圚するこずになる。これは前述の通り矛盟である。たた点 B に぀いおも同様に矛盟を瀺すこずができる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "以䞊より、盎線 CE は 点 A, B, D のどれも通らない。よっお公理 II4 によっお、盎線 CE は AB の間の点たたは線分 DB の間の点を通る。ここで線分 DB の間の点を通るず仮定するず矛盟が導ける。よっお、線分 CE は線分 AB の間の点を通らなければならない。したがっお、任意の点 A, B に぀いおも A, B の間にあるような点が存圚する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "補題の埌半を補え。たた䞊蚘の蚌明の省略された郚分を補え。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "䞀盎線䞊の任意の盞異なる3点のうち、他の2点の間にあるような点が垞にただひず぀存圚する。(公理 II3 の拡匵)", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "䞉角圢 ABC においお、公理 II2 より点 D, A の間に B があるようにし、定理 1.2.1 より線分 BC の間の䞀点を E ずしたずきに、盎線 DE は必ず AC の間の1点で亀わる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "盎線 DE 䞊に B があったず仮定しよう。仮定より 盎線 AD 䞊に B があり、たた盎線 AD 䞊に D があるこずは明らか。盎線 DE 䞊にも仮定より B があり、D がある。もちろん点 B, D は盞異なる点であるから、公理 I2 より点 B, D を通る盎線はただひず぀。よっお盎線 DE ず盎線 AD は䞀臎する。よっお点 E は盎線 AD 䞊にあるこずになる。仮定より点 B, E は盞異なる点である(公理においお「間」の定矩より明らか)から、再び公理 I2 より、点 B, E どちらも通る盎線はただひず぀である。ずころで、盎線 DE は 盎線 AD ず䞀臎するこずから、これず仮定より、盎線 AD 䞊には B, E が存圚するこずが分かる。よっお盎線 BE ず盎線 AD は䞀臎する。よっお仮定より盎線 BE 䞊にある C は盎線 AD 䞊になければならないが、これは C を AB 倖の1点ずする仮定ず反し、矛盟。 仮に盎線 DE 䞊に A があったずしよう。ここで盎線 DE ず AD が異なる盎線であったずする。するず盎線 DE ず AD は D ず A で亀わるこずになるが、定理 1.1.1 より異なる盎線の亀点は䞀぀しかないのでこれは矛盟。よっお盎線 DE ず AD は䞀臎する。ここからは䞊蚘ず党く同じ手順で矛盟を導ける。 たた盎線 DE 䞊に C がないこずも背理法で確かめられる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "以䞊より、盎線 DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しないこずが分かった。たた、盎線 DE は BC 䞊の1点 E ず亀わる。公理 II4 より、盎線 DE は線分 AB の間の1点ず亀わるか、たた 線分 AC の間の1点ず亀わるかのどちらかである。ここで、盎線 DE が AB ず亀わっおいたずする。するず、盎線 AB はすなわち盎線 AD のこずであるから、盎線 DE ず 盎線 AD は線分 AB の間の1点ず D で亀わるこずになる。DE は B を通らないこずが分かっおおり、AD は B を通るため、盎線 DE ず 盎線 AD は異なる盎線でありながら亀点が2぀あるこずになるが、これは定理 1.1.1 ず矛盟する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "よっお盎線 DE は線分 AC の間の1点で亀わらなければならない。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "公理 II3 より、他の2点の間にないものは少なくずも2぀ある。よっお、䞀盎線䞊の任意の盞異なる3点を A, B, C ずし、A は B, C の間になく、C は A, B の間にないものずする。このずき、AC 䞊にない䞀点を D ずする。公理 II4 より D を B ず G の間にするこずができる。このずき盎線 BD 䞊に G はあり、盎線 BD ず 盎線 AC の亀点は定理 1.1.1 よりただひず぀でありか぀それは B である。このこずから明らかに G は AC 䞊にない。 䞉角圢 BCG ず盎線 AD に補題を適甚すれば、盎線 AD は線分 CG の間の1点 E で亀わる。たた䞉角圢 BAG ず盎線 CD に補題を適甚すれば、盎線 AD は線分 AF の間の1点 F で亀わる。 今、公理 II4 を䞉角圢 AEG ず盎線 CF に適甚する。するず、D は AE の間にあるこずが分かる。よっおさらに公理 II4 を䞉角圢 AFC ず 盎線 BG に適甚する。するず B は AC の間にあるこずが分かる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "補題においお、盎線 DE 䞊に A, C がないこずの蚌明を補え。たた本定理の蚌明の最埌の郚分においお公理 II4 が適甚できる理由を瀺せ。぀たり、CF 䞊に A, E, G がないこず、たた BG 䞊に A, F, C がないこずを確かめよ。おそらく難しくないはずである。 ヒント : 背理法を䜿う。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "盎線 l 䞊の任意の盞異なる四点が䞎えられたずきに、これらの点を A, B, C, D を持っお衚し、垞に点 B が AC の間にありか぀ AD の間にあり、点 C を AD の間にあり、か぀点 C を BD の間にあるようにするこずができる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "衚蚘法を導入する。B が AC の間にあるこずを A-B-C ず衚蚘する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "䞉角圢 ABC においお、公理 II2 より点 D-B-A があるようにし、定理 1.2.1 より A-E-C ずしたずきに、盎線 DE は必ず BC の間の1点で亀わる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "盎線 DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しない。仮に C が DE 䞊にあったずするず、盎線 CE は DE ず䞀臎するので CE 䞊にある A は DE 䞊に存圚する。よっお盎線 AD は DE ず䞀臎するので AD 䞊にある B も CE 䞊にある。よっお A, B, C はどれも盎線 DE 䞊にあるこずになるが、これは矛盟。よっお C は DE 䞊にはない。 たた、B が DE 䞊にあったずする。盎線 BD は DE ず䞀臎するので BD 䞊にある A は DE 䞊にある。 よっお盎線 AE は DE ず䞀臎するので AE 䞊にある C も DE 䞊にあるこずになる。よっお A, B, C はどれも盎線 DE 䞊にあるこずになり、矛盟する。よっお B は DE 䞊にはない。 次に、A が DE 䞊にあったずする。盎線 DE ず 盎線 DA は䞀臎する。よっお盎線 DA 䞊にある B は DE 䞊にあるこずになるが、先ほどの議論から、B は DE 䞊にはないこずが分かっおいるので、これは矛盟する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "以䞊より、DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しないず分かった。たた DE は AC の間の1点 E で亀わるため、公理 II4 より AB の間の1点もしくは BC の間の1点で亀わる。定理 1.2.2 の補題ず同様の理由で DE は AB の間の1点で亀わるこずはない。よっお、BC の間の1点で亀わるこずが蚌明された。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "A, B, C, D を盎線 l 䞊の4点ずする。たず、次のこずを蚌明する。盎線 l 䞊の四点 A, B, C, D に぀いお、", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "(1) A-B-C か぀ B-C-D ならば A-B-D か぀ A-C-D である。 (2) A-B-C か぀ A-C-D ならば B-C-D か぀ A-B-D である。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "(1) に぀いお:", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "公理 I3 ず 公理 II2 にしたがい盎線 l 䞊にない1点をE、C-E-F なる F を定める。䞉角圢 CBF ず点 A, E に぀いお補題を適甚するず、AE ず FB は F-G-B なる点 G で亀わるこずが分かる。たた䞉角圢 BCF ず点 D, G に぀いお補題を適甚するず、C-H-F なる点 H で亀わるこずが分かる。 次に、䞉角圢 ACE ず F, B に補題を適甚するず、A-G-E が分かる。たた䞉角圢 BDG ず F, C に補題を適甚するず、G-H-D が分かる。よっお、䞉角圢 ADG ず E, H に぀いお定理 1.2.2 の補題を適甚するず、盎線 EH は AD の間の1点で亀わるこずが分かる。ずころで、C-E-F か぀ C-H-F であったから、定理 1.2.1 の補題より盎線 EH ずはすなわち盎線 FC のこずである。よっお A-C-D である。同様にしお A-B-D であるこずも蚌明できる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "(2) に぀いお:", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "公理 I3 ず 公理 II2 にしたがい盎線 l 倖の1点 G ず B-G-F なる F を定める。盎線 BG ず 盎線 FC の亀点は、定理 1.1.1 ず B-G-F であるこずから、F ただひず぀であるこずが分かる。B-G-F であるため盎線 FC は線分 GB ず亀わらない。 たた公理 II3 より、A-B-C であるから、A-C-B ずはなり埗ない。定理 1.1.1 ず仮定より盎線 FC ず 盎線 AB の亀点は C ただひず぀であり、A-C-B ずはなり埗ず、仮定より C は A, B ずも異なる点であるから、盎線 FC は線分 AB ずは亀わらない。 仮に盎線 FC が 線分 AG ず亀わっおいたずしよう。盎線 FC は A, B を通らず、線分 GB ず亀わらないため G をも通らない。これらず公理 II4 より盎線 FC は線分 GB もしくは線分 AB ず亀わるこずになるが、しかるにこれは前述の結果ず矛盟する。よっお盎線 FC は 線分 AG ずは亀わらない。 ここで䞉角圢 AGD ず盎線 FC に぀いお、仮定より A-C-D であり、先ほどの議論により盎線 FC は線分 AG ずは亀わらないので、盎線 FC は A, G, D のどれも通らない。よっお公理 II4 より盎線 FC は線分 GD もしくは AG ず亀わらなければならない。もちろん線分 AG ず亀わるこずはないこずが分かっおいるため盎線 FC は G-H-D なる H で亀わらなければならない。 䞉角圢 BCF ず G, D に぀いお補題を適甚するず 盎線 GD は線分 FC の間の1点で亀わり、GD ず FC の亀点は H であるこずから G-H-D であるこずが分かる。ここで䞉角圢 BDG ず F, H に぀いお定理 1.2.2 の補題を適甚するず、盎線 FH は BD の間の1点にで亀わらなければならない。ずころで䞉角圢 BCF ず G, D に぀いお補題を適甚するず F-H-C ずわかるので、定理 1.2.1 の補題より盎線 FH はすなわち FC であるず分かる。同様に定理 1.2.1 の補題より 盎線 BD ずはすなわち AD のこずである。FC ず AD の亀点は C であるこずから、FH ず BD の亀点も C であり、B-C-D であるこずが分かる。 以䞊より、A-B-C∧A-C-D ⇒ B-C-D なので A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-C∧B-C-D。たた (1) から A-B-C∧B-C-D ⇒ A-B-D∧A-C-D。 ∎䞉段論法で、A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D∧A-C-D。よっお A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D。これず A-B-C∧A-C-D ⇒ B-C-D より、A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D∧B-C-D。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "公理 II 3 ず定理 1.2.2 より、四点のうちの任意の3点で他の2点の間にある点を Q ずし、他の2点を P, R ずおく。぀たり、P-Q-R。残りの1点を S ずする。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "ここで公理 II 3 ず定理 1.2.2 、たた公理 II1 より P-Q-R は R-Q-P ず同倀である。たた、P-R-S, R-P-S, P-S-R のどれかひず぀だけが必ず成り立ち、P-Q-S, P-S-Q, Q-P-S のどれかひず぀だけが必ず成り立぀。よっお以䞋のように堎合分けできる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "(i) P-R-S (ii) R-P-S (iii) P-S-R か぀ P-Q-S (iv) P-S-Q (v) Q-P-S", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "(i)〜(iv) に぀いお: 2の堎合の仮定を満たし、定理の䞻匵するずころを満足する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "(v) に぀いお: 1の堎合の仮定を満たし、定理の䞻匵するずころを満足する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "以䞊より蚌明された。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "盎線 l 䞊に n 個の有限個の点が䞎えられたずきに、これらを A0, A1, A2, ... , An-1, An で衚し、党おの点 Ak に぀いお、A0, A1, A2, ... , Ak-1 ず Ak+1, Ak+2, ... , An の間にあるようにするこずができる。これず同じこずを衚すには逆の衚し方、An, An-1, ... , A2, A1 があるだけである。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "䞀盎線䞊に有限個の点、B0, B1, B2, ... , Bn-1, Bn が䞎えられたずする。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "このずき、B0-B1-C なる C が䞎えられた点の䞭になかったずする。すなわち、B0-C-B1 たたは C-B0B1 である。盎芳的な意味を述べるず、このずき B0 は「最端の」点である。逆に、B0-B1-C なる C が䞎えられた点の䞭にあったずする。そうしたずき、B1-C-D なる D が䞎えられた点の䞭になければ、この C が「最端の」点であり、䞎えられた点の䞭にあるずきには、定理 1.2.3 の (1) より B0-B1-D。この D に察しお、C ず同様に B1-D-E なる E が䞎えられた点の䞭に存圚しないずき E が「最端の」点で、存圚するずき、B0-B1-E より、B1-E-F なる F を定め、などなどずしおいくず、䞎えられた点のうち、B0-B1-Z ずなる Z は有限個であり、䞊の操䜜を繰り返しおいくず確実に䞀぀は枛るので、い぀かは「最端の」点 Z、すなわち B1-Z-B なる B が䞎えられた点の䞭に党く存圚しないような Z が芋぀かるはずである。このように「最端の」点 Z を芋぀けるこずができた。この Z を A0 おく。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "次に、䞎えられた点から A0 を陀いた点の集合を Ω0 ずおく。Ω0 の䞭から、適圓に Bk を遞ぶ。このずき、Ω0 の䞭に Bk-C-A0 なる C がないならば Bk を A1 ずおき、逆にあるずきは、C-D-A0 なる D が Ω0 の䞭にないずき C を A1 ずし、あるずきは定理 1.2.3 の (1) より Bk-D-A であり、Ω0 の䞭に D-E-A なる E 、E-F-A なる F ... ず定めおゆくず、Ω0 は有限個の点しか持たないので、必ず、Bk-Y-A か぀ Y-B-A なる B が存圚しないような Y が芋぀かるはずである。この Z を A1 ずおく。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "さらにこれを繰り返し、A0, A1, A2, ... , An を定めるこずができる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "A1 の定め方から、A1 は A0 ず A2, A3, ... , An の間にある。(1)", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "A2 に぀いお、定め方から、A1 ず A3, A4, ... , An の間にある。(1)より A0-A1-A2. このずき、 A0-A1-A2 ∧ A1-A2-A3 から定理 1.2.3 (1) によっお A0-A2-A3. たた、A0-A1-A2 ∧ A1-A2-A4 より定理 1.2.3 (1) から A0-A2-A4. A0-A1-A2 ∧ A1-A2-A5 より再び A0-A2-A5. これを繰り返しお、A2 は A0 ず A3, A4, ... , An 間にある。よっお、A2 は A0, A1 ず A3, A4, ... , An の間にある。(2)", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "A3 に぀いお、定め方から、A2 ず A4, A5, ... , An の間にある。(2)より A1-A2-A3. たた、A2-A3-A4 より、定理 1.2.3 (1) から、A1-A3-A4. 次に、A1-A2-A3 ∧ A2-A3-A5 より定理 1.2.3 の (1) から A1-A3-A5. 再び A1-A2-A3 ∧ A2-A3-A6 から A1-A2-A6. これを繰り返しお、A3 は A1 ず A3, A4 , ... , An の間にある。A0 にもこれず同ようにするこずで、A3 は A0, A1, A2 ず A4, A5, ... , An の間にある。(3)", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "これを繰り返しおいくこずによっお、定理の䞻匵の前半は満たされるこずが蚌明される。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "次に、これの逆の衚し方以倖には衚し方がないこずを蚌明しよう。A1 が A0 ず A2, A3, ... ,An の間にあるこずず、A1 が A2, A3, ... ,An ず A0 の間にあるこずは、公理 II1 に埓えば同倀である。これは任意の点に぀いお蚀えるので、結局のずころ逆の衚し方ずいうのはこれず同倀なのである。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "仮にこれず違う衚し方があったずする。「最端の」点があるはずであり、それは今発芋した二぀ずは異なる衚蚘法なので、A0 ずも An ずも異なる。それを Ai ずおく。するず、A0-An-Ai たたは An-A0-Ai であるが、先ほど蚌明したこずにより、公理 II2 ず矛盟しおしたう。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "以䞊から定理の䞻匵するずころはすべお蚌明された。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "任意の盞異なる2点 A, B に぀いおも、A, B の間にある点は無限に存圚する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "仮にある盞異なる2点 A, B が存圚しお、A, B の間にある点が有限個だったずする。それらの党おの点 C1, C2, ... , Cn-1, ... , Cn ず A, B を定理 1.2.4 に基づいお、C1 が A ず C2, C3, ... , Cn-1, ... , Cn, Bの間に、C1, C2 が C3, C4, ... , Cn-1, ... , Cn, Bの間に、のようにしおいくこずができる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ここで定理 1.2.1 より A ず C1 の間に点 D が存圚する。A, D, C1, B に定理 1.2.3 内の(2)を適甚させるより A-D-B である。たた再びこれを繰り返すこずによっお、A-D-Cn, A-D-Cn-1, ... , A-D-C2、たた仮定より A-D-C1、公理 II2 より D は C1, C2, ... , Cn のどれずも異なる点だず分かる。こうしお AB の間に C1, C2, ... , Cn-1, ... , Cn 以倖の点 D を芋出すこずが出来た。これは矛盟であるので、A, B の間にある点は無限個存圚する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "任意の平面 α においお、ある盎線 a ず a 倖の1点 A ずが䞎えられたずき、α 䞊の A ず異なる点 B に぀いお 線分 AB が a ず亀わらないならばこれを B は A ず(a に察しお)同じ偎にあるずいう。逆に、線分 AB が a ず亀わるならばこれを B は A ず(a に察しお)異なる偎(反察偎)にある ずいう。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "任意の平面 α ずその平面䞊にある a は平面を次の2぀の領域に分ける。同じ領域の2点のなす線分は a ずは亀わらず、異なる領域の2点のなす線分は a ず亀わる。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "平面 α ずその䞊にある盎線 a 、α 䞊にあっお a 䞊にない1点 A が䞎えられたずする。このずき、A ず A ず同じ偎にある点党䜓を α、A ず異なる偎にある点の党䜓を α ずおく。もちろん、α の任意の点は α に属し、α も同様である。たた、定矩より明らかに、α 䞊の任意の点は a 䞊にあるか α 䞊にあるか α 䞊にあるかのどれかひず぀だけが必ず成り立぀。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "a 䞊の任意の1点を A' ずするず、線分 AA' の間の点は A ず同じ偎にあるこずから、定理 1.2.5 より α には無限に点が存圚するこずが分かる。次に公理 II2 に基づいお A-A'-B ずなる点 B を芋出す。するず線分 BA' の間の点は A ず同じ偎になく、α に属すので α にも無限に点が存圚する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "さお、ここで定めた α ず α こそが定理の䞻匵を満たす領域になっおいるのである。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "たず、α の2点は定矩より定理の䞻匵を満たす。たた、α の1点ず、α の1点も定理の䞻匵を満たす。次に α の2点であるが、", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "α 䞊の1点 B ず B ず同じ偎にある点党䜓を β ずおく。β には 無限に点が存圚するので β 䞊の B ず異なる1点 B' を定める。A, B', B が同䞀盎線䞊にない堎合、AB ず a が亀わっおいるので公理 II4 より AB' たたは BB' ず亀わる。仮定より BB' は a ず亀わらない。よっお AB' が a ず亀わる。぀たり A ず B' は反察偎にあるのである。同䞀盎線䞊にある特殊な堎合はより簡単に A ず B' は反察偎にあるこずが蚌明できる。すなわち、β は α ず同じく、α 䞊の α になく a 䞊にもない点の党䜓である。以䞊より α は β ず䞀臎する。したがっお、α の2点も定理の䞻匵を満たす。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "A, B', B が同䞀盎線䞊にある堎合を蚌明せよ。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "䞊の蚘号を䜿うず、α を A (ず同じ)偎の半平面、α を A のない(ず異なる、ず反察)偎の半平面、などずいう。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ある平面䞊に任意の角が䞎えられたずき、角はその角の平面を2぀の領域に分ける。適圓に名前を内郚・倖郚ず定めおおけば、内郚の1点ず倖郚の1点は角ず共有点を持ち、内郚の2点は角ず共有点を持たず、内郚のみを通る盎線は存圚しない。倖郚のみを通る盎線は存圚する。2぀の半盎線の盞異なる2点を結んだ線分は完党に角の内郚にある。Oから出る半盎線は完党に内郚にあるか倖郚にあるかのどちらかである。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "たずは「半盎線ず同じ偎」ずいうこずを定矩する。そのために、盎線 h ず h 䞊の1点 O から出る h ず異なる半盎線 k が䞎えられたずき、k 䞊にある O 以倖の任意の点 K をずっおも h に察しお K 偎の定める半平面はただひず぀であるずいうこずを蚌明する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "k の O ず異なる任意の異なる2点を K, K' ずおく。仮定より盎線 k は h ず O で亀わるので、定理 1.1.1 より K, K' は h 䞊にない。K ず同じ偎にある任意の点を A ずおく。A が k 䞊にない堎合、h は OA ず亀わらず KK' ずも亀わらないので、OK' ず亀わっおいるずするず公理 II4 ず矛盟。以䞊より半盎線 k 䞊のどの点を定めおも、その点ず同じ偎にある半平面は垞に同じである。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "今、平面 ω 䞊に∠(h, k) が䞎えられたずしよう。このずき、h に぀いお k 偎の半平面を κ, k に぀いお h 偎の半平面を η ずおく。このずき、κ にも η にも含たれる点党䜓を α、ω 䞊にあっお α にも 半盎線 h, k にもない点の党䜓を β ずおく。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "実は、この α ず β こそが定理の䞻匵するずころの領域である。α が内郚で、β が倖郚である。h ず k の亀点を O ずする。h 䞊の O ず異なる点を H, k 䞊の O ず異なる点を K ずおく。このずき、線分 HK の間にある点 L は、α に属す。HK の間にない点 L' は β に属す。(※1)", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "よっおどちらにも無限に点が存圚する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "次に同じ領域の2点は角ず共有点を持たず、異なる領域の2点は角ず共有点を持぀こずを蚌明しよう。α の異なる2点 A, A' が䞎えられたずき、A, A' はどちらも κ, η 䞡方に属す。よっお、どちらも k, h ずは亀わらない。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "β は 平面 ω から α ず h, k を陀いたものだから、β は 平面 ω 䞊の h に぀いお k の反察偎の半平面 κ ず k に぀いお h の反察偎の半平面 η を合わせたものずいえる。よっお、β の1点 B は κ, η のどちらかに属し、どちらの堎合も α の 1点 A ず∠(h, k) は亀点を持぀。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "最埌に、内郚のみを通る盎線は存圚しないこずを瀺す。それには、次の定理が必芁である。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "同䞀平面䞊においお、a // c∧b // c ⇒ a // b.", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "この定理を揎甚すれば、定理の䞻匵を導くこずができる。仮にある盎線 a が存圚しお、完党に∠(h, k) の内郚にあったずする。すなわち、a は h, k ず亀わらない。 たた h の逆偎の半盎線も k の逆偎の半盎線も角の倖郚にある。(※2) よっお h // a∧k // a。するず、先ほど掲げた定理より h // k だが、これは角の定矩に矛盟。よっお完党に内郚を通る盎線は存圚しない。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "h, k ず逆偎の半盎線の任意の2点を結ぶ盎線は完党に倖郚にある。(※3)", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "次に、仮に O から出る半盎線で倖郚の点も内郚の点も通るものがあったずする。これは、先ほど蚌明したこずから、h, k のどちらかず O 以倖の点で亀わる。よっおその半盎線は h, k のどちらかず O 以倖の店で亀わる。これは公理 I2 に反する。よっおその半盎線は存圚しない。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "以䞊より定理の䞻匵は党お蚌明された。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "途䞭に掲げた定理は、公理 IV ず同倀である。これは埌ほど蚌明する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "(※1)ず(※2)、(※3)を蚌明せよ。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "有限個の線分 A0A1, A1A2, ... , An-1An を折れ線ずいう。これらの線分の間にある点ず端点をあわせお折れ線の点ずいう。各折れ線の端点を折れ線の頂点ずいう。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "折れ線の各線分の端点が党お同䞀平面䞊にあり、最初の点が最埌の点に䞀臎するずき、これを倚角圢ずいう。これらの折れ線の線分の数に察応しお、䞉角圢、四角圢, ... , n角圢 ずいう。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "特に、倚角圢の各頂点が他の折れ線になく、か぀倚角圢のいかなる二蟺も共通点がなく、か぀どの隣り合う折れ線の3぀の頂点も同䞀盎線䞊にないずき、これを単䞀倚角圢ずいう。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "任意の平面 α 䞊の単䞀倚角圢に぀いおも、この倚角圢は平面 α を内郚ず倖郚に分か぀。内郚ず倖郚の2点を連結する折れ線は必ず倚角圢ず亀わり、同䞀領域内の異なる2点を連結する折れ線が存圚する。倖郚だけを走る盎線は存圚するが、内郚では存圚しない。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "盎線は有限個の線分で芆われるこずはない。(※1) よっお、平面 α 䞊にあっお、倚角圢に属さない1点 A が存圚する。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "A ず A から倚角圢に亀わらないような折れ線で連結できるような点党䜓を α, A から倚角圢に亀わらないような折れ線で連結できない点党䜓を α ずおく。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "たた、α の任意の1点 B ず、B から倚角圢に亀わらないように連結できるような点の党䜓を β ずおく。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "定め方により、α の任意の点は、倚角圢䞊にあるか、α に属するか、α に属するか、のどれかひず぀だけが必ず成り立぀。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "β の任意の1点 B' から α の任意の1点 A' に倚角圢ず亀わらないような折れ線で連結するこずは䞍可胜である。なぜなら、倚角圢に亀わらないように A から A' を連結する折れ線ず B から B' を連結する折れ線が存圚し、A' から B' ぞず連結する折れ線が存圚したずき、折れ線に折れ線を連結したらそれはたた折れ線になるため、 A から B ぞず連結する折れ線が存圚するこずになっおしたい矛盟を匕き起こすためである。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "ずころで、これは α ず同じこずを蚀い衚しおいる。よっお、β ず α は同じ集合である。", "title": "順序公理からの定理" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "仮に完党に α 内にある盎線 a が存圚せず、か぀完党に β にある盎線 b が存圚しないずする。 ここで、ある盎線が倚角圢ず亀点を持たないず仮定するず、 α, β を連結するどの折れ線も必ず倚角圢ず亀わるのだが、この盎線は α の1点ず β の1点を連結する。よっお盎線は倚角圢ず必ず亀わる。", "title": "順序公理からの定理" } ]
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== 結合公理からの定理 == === 1.1.1 2盎線の亀点 === ;定矩 ある2぀の盎線たたは線分 l, m があり、ある点 P が l 䞊にも m 䞊にもあるずき、これを盎線 l ず m の'''亀点'''ずいう。ここでは l, m どちらか片方だけが盎線でも良い。 ;定理 盞異なる2盎線たたは線分の亀点は高々1点である。 ;蚌明 盞異なる2盎線 l, m が盞異なる2点以䞊の点で亀わっおいたずしよう。その䞭の任意の2点を A, B ずする。A, B は異なる点なので、公理 I<sub>2</sub>から、A, B を通る点はただひず぀存圚するため、盎線 l, m は同䞀盎線ずなるが、これは仮定に矛盟。よっお盞異なる2盎線の亀点は高々1点であるこずが蚌明される。 線分は元は盎線なのだから、どちらかが線分でも亀点は高々1぀である。 === 1.1.2 平面の決定条件 === ;定理 (i) 䞀盎線ずその䞊にない点を通るような平面がただひず぀存圚する。<br /> (ii) 亀わる2぀の盎線の通る平面はただひず぀存圚する。<br /> ;蚌明 (i) :公理 I<sub>3</sub> より、盎線䞊には少なくずも2぀点がある。そこで盎線 l 䞊の点のうち任意のものを A, B ずおく。仮定より点 C は盎線 AB 䞊にない。よっお公理 I<sub>5</sub> によっお、3点 A, B, C を通る平面はただひず぀存圚するのでこれを α ずおく。するず、公理 I<sub>6</sub> においお盎線 l 䞊にある2点 A, B は平面 α 䞊に存圚するため、盎線 l は平面 α 䞊に存圚する。たた点 C も無論 α 䞊にある。よっお䞀盎線ずその盎線䞊にない点を通るような平面は存圚するこずが分かる。 :次に、このような平面がただひず぀であるこずを背理法で蚌明する。仮にそのような異なる平面が2぀あったずしお、それらを α, β ずおく。䞊ず同じ理由で、盎線 l 䞊の2点を A, B ずおく。するず、A, B, C は α, β 䞊のどちらにもあるため、公理 I<sub>5</sub> より3点 A, B, C を通るような平面はただひず぀存圚する。これは α, β が異なる平面であるこずに反しおいる。よっお䞀盎線ずその盎線䞊にない点を通るような平面はただひず぀存圚するこずが蚌明される。 (ii) :亀わる2぀の盎線を l, m ず眮こう。l ず m の亀点は、定理 1.1.1 よりただひず぀しかないため、亀点を A ず眮く。公理 I<sub>3</sub> より、盎線䞊には少なくずも2぀点がある。亀点はただひず぀なので、少なくずも䞀方の点は亀点でない。亀点でない方の点を L ずする。たた、盎線 m にも同様に、亀点ではない点 M が存圚する。ここで、3点 A, L, M はもちろん同䞀盎線䞊にない。なぜなら、A, L は盎線 l 䞊に存圚するが、M は亀点でなく、か぀亀点は䞀぀しか存圚せず、亀点の定矩を考えれば M が盎線 l 䞊に存圚しないこずは明確だからである。 :よっお公理 I<sub>5</sub> より3点 A, L, M の定める平面はただひず぀存圚する。それを α ず眮く。するず、A, L ず A, M に぀いお公理 I<sub>6</sub> から、盎線 l, m どちらも平面 α 䞊にある。たたその唯䞀性は前述のずおりである。 == 順序公理からの定理 == === 1.2.1 盎線の皠密性 === ;定理 任意の線分 AB にも、AB の間にあるような点が存圚する。 <div style="padding: 20px; border: 1px #ccc solid;"> ;補題 任意の盎線 AB 䞊にある、A ずも B ずも盞異なる点 C があったずするず、盎線 AB ず盎線 AC ず盎線 BC はそれぞれ互いに䞀臎する。 任意の盎線 AB 䞊にある、A ずも B ずも盞異なる点 C があったずする。盎線 AB ず盎線 AC ずが違う盎線であったずする。するず定理 1.1.1 より盎線 AB ず盎線 AC の亀点は A ただひず぀である。しかし盎線 AB 䞊に C があるこずから盎線 AC の亀点は C でもある。これは矛盟なので、盎線 AB ず盎線 AC は同じ盎線であり、䞀臎する。 同様に AC, BC ず AB, BC に぀いおも背理法で瀺すこずができる。 </div> ;蚌明 [[File:盎線の皠密性.png]] 公理 I<sub>3</sub> より、盎線 AB 倖に䞀点 C が存圚する。たた公理 II<sub>2</sub> から点 D が存圚しお、点 D, A の間に点 C があるようにでき、たた、点 E が存圚し点 D, E の間に B があるようにするこずができる。 このずき盎線 CE は䞉角圢 ABD の䞀蟺 AD の間の点 C を通る。たた盎線 CE は 点 A, B, D のどれも通らない。仮に点 D が盎線 CE 䞊にあるずする。するずもちろん DE の間の点 B も盎線 CE 䞊にある。点D は CE 䞊にあり、点 A は盎線 CD 䞊にある。補題から盎線 CE ず 盎線 CD は䞀臎する。そのため A も盎線 CE 䞊に存圚する。A, B, C, D, E 党お盎線 CE 䞊に存圚するこずになるが、これは点 C が盎線 AB 倖にあるこずに反する。よっお盎線 CE は点 D を通らない。たた仮に点 A が盎線 CE 䞊にあるずする。補題より盎線 AC ず CE は䞀臎する。よっお点 D は盎線 AC 䞊にあるので盎線 CE 䞊にもあるこずになる。たた、E は BC の間にあり補題から盎線 BC ず CE は䞀臎する。したがっお点 B は盎線 CE 䞊にある。よっお A, B, C, D, E 党お盎線 CE 䞊に存圚するこずになる。これは前述の通り矛盟である。たた点 B に぀いおも同様に矛盟を瀺すこずができる。 以䞊より、盎線 CE は 点 A, B, D のどれも通らない。よっお公理 II<sub>4</sub> によっお、盎線 CE は AB の間の点たたは線分 DB の間の点を通る。ここで線分 DB の間の点を通るず仮定するず矛盟が導ける。よっお、線分 CE は線分 AB の間の点を通らなければならない。したがっお、任意の点 A, B に぀いおも A, B の間にあるような点が存圚する。 ;問1 補題の埌半を補え。たた䞊蚘の蚌明の省略された郚分を補え。 === 1.2.2 === ;定理 䞀盎線䞊の任意の盞異なる3点のうち、他の2点の間にあるような点が垞にただひず぀存圚する。(公理 II<sub>3</sub> の拡匵) <div style="padding: 20px; border: 1px #ccc solid;"> ;補題 (パシュの公理の特別な堎合) 䞉角圢 ABC においお、公理 II<sub>2</sub> より点 D, A の間に B があるようにし、定理 1.2.1 より線分 BC の間の䞀点を E ずしたずきに、盎線 DE は必ず AC の間の1点で亀わる。 [[File:順序関係 (補題).png]] 盎線 DE 䞊に B があったず仮定しよう。仮定より 盎線 AD 䞊に B があり、たた盎線 AD 䞊に D があるこずは明らか。盎線 DE 䞊にも仮定より B があり、D がある。もちろん点 B, D は盞異なる点であるから、公理 I<sub>2</sub> より点 B, D を通る盎線はただひず぀。よっお盎線 DE ず盎線 AD は䞀臎する。よっお点 E は盎線 AD 䞊にあるこずになる。仮定より点 B, E は盞異なる点である公理においお「間」の定矩より明らかから、再び公理 I<sub>2</sub> より、点 B, E どちらも通る盎線はただひず぀である。ずころで、盎線 DE は 盎線 AD ず䞀臎するこずから、これず仮定より、盎線 AD 䞊には B, E が存圚するこずが分かる。よっお盎線 BE ず盎線 AD は䞀臎する。よっお仮定より盎線 BE 䞊にある C は盎線 AD 䞊になければならないが、これは C を AB 倖の1点ずする仮定ず反し、矛盟。<br /> 仮に盎線 DE 䞊に A があったずしよう。ここで盎線 DE ず AD が異なる盎線であったずする。するず盎線 DE ず AD は D ず A で亀わるこずになるが、定理 1.1.1 より異なる盎線の亀点は䞀぀しかないのでこれは矛盟。よっお盎線 DE ず AD は䞀臎する。ここからは䞊蚘ず党く同じ手順で矛盟を導ける。<br /> たた盎線 DE 䞊に C がないこずも背理法で確かめられる。<br /> 以䞊より、盎線 DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しないこずが分かった。たた、盎線 DE は BC 䞊の1点 E ず亀わる。公理 II<sub>4</sub> より、盎線 DE は線分 AB の間の1点ず亀わるか、たた 線分 AC の間の1点ず亀わるかのどちらかである。ここで、盎線 DE が AB ず亀わっおいたずする。するず、盎線 AB はすなわち盎線 AD のこずであるから、盎線 DE ず 盎線 AD は線分 AB の間の1点ず D で亀わるこずになる。DE は B を通らないこずが分かっおおり、AD は B を通るため、盎線 DE ず 盎線 AD は異なる盎線でありながら亀点が2぀あるこずになるが、これは定理 1.1.1 ず矛盟する。 よっお盎線 DE は線分 AC の間の1点で亀わらなければならない。 </div> ;蚌明 [[File:順序関係.png]] 公理 II<sub>3</sub> より、他の2点の間に'''ない'''ものは少なくずも2぀ある。よっお、䞀盎線䞊の任意の盞異なる3点を A, B, C ずし、A は B, C の間になく、C は A, B の間にないものずする。このずき、AC 䞊にない䞀点を D ずする。公理 II<sub>4</sub> より D を B ず G の間にするこずができる。このずき盎線 BD 䞊に G はあり、盎線 BD ず 盎線 AC の亀点は定理 1.1.1 よりただひず぀でありか぀それは B である。このこずから明らかに G は AC 䞊にない。<br /> 䞉角圢 BCG ず盎線 AD に補題を適甚すれば、盎線 AD は線分 CG の間の1点 E で亀わる。たた䞉角圢 BAG ず盎線 CD に補題を適甚すれば、盎線 AD は線分 AF の間の1点 F で亀わる。<br /> 今、公理 II<sub>4</sub> を䞉角圢 AEG ず盎線 CF に適甚する。するず、D は AE の間にあるこずが分かる。よっおさらに公理 II<sub>4</sub> を䞉角圢 AFC ず 盎線 BG に適甚する。するず B は AC の間にあるこずが分かる。 ;問2 補題においお、盎線 DE 䞊に A, C がないこずの蚌明を補え。たた本定理の蚌明の最埌の郚分においお公理 II<sub>4</sub> が適甚できる理由を瀺せ。぀たり、CF 䞊に A, E, G がないこず、たた BG 䞊に A, F, C がないこずを確かめよ。おそらく難しくないはずである。<br /> ヒント : 背理法を䜿う。 === 1.2.3 === ;定理 盎線 l 䞊の任意の盞異なる四点が䞎えられたずきに、これらの点を A, B, C, D を持っお衚し、垞に点 B が AC の間にありか぀ AD の間にあり、点 C を AD の間にあり、か぀点 C を BD の間にあるようにするこずができる。 衚蚘法を導入する。B が AC の間にあるこずを A-B-C ず衚蚘する。 <div style="padding: 20px; border: 1px #ccc solid;"> ;補題 (パシュの公理の特別な堎合) 䞉角圢 ABC においお、公理 II<sub>2</sub> より点 D-B-A があるようにし、定理 1.2.1 より A-E-C ずしたずきに、盎線 DE は必ず BC の間の1点で亀わる。 [[File:順序関係2 (補題).png]] 盎線 DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しない。仮に C が DE 䞊にあったずするず、盎線 CE は DE ず䞀臎するので CE 䞊にある A は DE 䞊に存圚する。よっお盎線 AD は DE ず䞀臎するので AD 䞊にある B も CE 䞊にある。よっお A, B, C はどれも盎線 DE 䞊にあるこずになるが、これは矛盟。よっお C は DE 䞊にはない。<br /> たた、B が DE 䞊にあったずする。盎線 BD は DE ず䞀臎するので BD 䞊にある A は DE 䞊にある。 よっお盎線 AE は DE ず䞀臎するので AE 䞊にある C も DE 䞊にあるこずになる。よっお A, B, C はどれも盎線 DE 䞊にあるこずになり、矛盟する。よっお B は DE 䞊にはない。<br /> 次に、A が DE 䞊にあったずする。盎線 DE ず 盎線 DA は䞀臎する。よっお盎線 DA 䞊にある B は DE 䞊にあるこずになるが、先ほどの議論から、B は DE 䞊にはないこずが分かっおいるので、これは矛盟する。 以䞊より、DE 䞊には A, B, C のどれも存圚しないず分かった。たた DE は AC の間の1点 E で亀わるため、公理 II<sub>4</sub> より AB の間の1点もしくは BC の間の1点で亀わる。定理 1.2.2 の補題ず同様の理由で DE は AB の間の1点で亀わるこずはない。よっお、BC の間の1点で亀わるこずが蚌明された。 </div> ;蚌明 A, B, C, D を盎線 l 䞊の4点ずする。たず、次のこずを蚌明する。盎線 l 䞊の四点 A, B, C, D に぀いお、 (1) A-B-C か぀ B-C-D ならば A-B-D か぀ A-C-D である。<br /> (2) A-B-C か぀ A-C-D ならば B-C-D か぀ A-B-D である。 (1) に぀いお: <br /> [[File:四点の順序関係 (補題).png]] 公理 I<sub>3</sub> ず 公理 II<sub>2</sub> にしたがい盎線 l 䞊にない1点をE、C-E-F なる F を定める。䞉角圢 CBF ず点 A, E に぀いお補題を適甚するず、AE ず FB は F-G-B なる点 G で亀わるこずが分かる。たた䞉角圢 BCF ず点 D, G に぀いお補題を適甚するず、C-H-F なる点 H で亀わるこずが分かる。<br /> 次に、䞉角圢 ACE ず F, B に補題を適甚するず、A-G-E が分かる。たた䞉角圢 BDG ず F, C に補題を適甚するず、G-H-D が分かる。よっお、䞉角圢 ADG ず E, H に぀いお定理 1.2.2 の補題を適甚するず、盎線 EH は AD の間の1点で亀わるこずが分かる。ずころで、C-E-F か぀ C-H-F であったから、定理 1.2.1 の補題より盎線 EH ずはすなわち盎線 FC のこずである。よっお A-C-D である。同様にしお A-B-D であるこずも蚌明できる。 (2) に぀いお: <br /> [[File:四点の順序関係 (補題).png]] 公理 I<sub>3</sub> ず 公理 II<sub>2</sub> にしたがい盎線 l 倖の1点 G ず B-G-F なる F を定める。盎線 BG ず 盎線 FC の亀点は、定理 1.1.1 ず B-G-F であるこずから、F ただひず぀であるこずが分かる。B-G-F であるため盎線 FC は線分 GB ず亀わらない。<br /> たた公理 II<sub>3</sub> より、A-B-C であるから、A-C-B ずはなり埗ない。定理 1.1.1 ず仮定より盎線 FC ず 盎線 AB の亀点は C ただひず぀であり、A-C-B ずはなり埗ず、仮定より C は A, B ずも異なる点であるから、盎線 FC は線分 AB ずは亀わらない。<br /> 仮に盎線 FC が 線分 AG ず亀わっおいたずしよう。盎線 FC は A, B を通らず、線分 GB ず亀わらないため G をも通らない。これらず公理 II<sub>4</sub> より盎線 FC は線分 GB もしくは線分 AB ず亀わるこずになるが、しかるにこれは前述の結果ず矛盟する。よっお盎線 FC は 線分 AG ずは亀わらない。<br /> ここで䞉角圢 AGD ず盎線 FC に぀いお、仮定より A-C-D であり、先ほどの議論により盎線 FC は線分 AG ずは亀わらないので、盎線 FC は A, G, D のどれも通らない。よっお公理 II<sub>4</sub> より盎線 FC は線分 GD もしくは AG ず亀わらなければならない。もちろん線分 AG ず亀わるこずはないこずが分かっおいるため盎線 FC は G-H-D なる H で亀わらなければならない。<br /> 䞉角圢 BCF ず G, D に぀いお補題を適甚するず 盎線 GD は線分 FC の間の1点で亀わり、GD ず FC の亀点は H であるこずから G-H-D であるこずが分かる。ここで䞉角圢 BDG ず F, H に぀いお定理 1.2.2 の補題を適甚するず、盎線 FH は BD の間の1点にで亀わらなければならない。ずころで䞉角圢 BCF ず G, D に぀いお補題を適甚するず F-H-C ずわかるので、定理 1.2.1 の補題より盎線 FH はすなわち FC であるず分かる。同様に定理 1.2.1 の補題より 盎線 BD ずはすなわち AD のこずである。FC ず AD の亀点は C であるこずから、FH ず BD の亀点も C であり、B-C-D であるこずが分かる。<br /> 以䞊より、A-B-C∧A-C-D ⇒ B-C-D なので A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-C∧B-C-D。たた (1) から A-B-C∧B-C-D ⇒ A-B-D∧A-C-D。<br /> ∎䞉段論法で、A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D∧A-C-D。よっお A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D。これず A-B-C∧A-C-D ⇒ B-C-D より、A-B-C∧A-C-D ⇒ A-B-D∧B-C-D。 公理 II <sub>3</sub> ず定理 1.2.2 より、四点のうちの任意の3点で他の2点の間にある点を Q ずし、他の2点を P, R ずおく。぀たり、P-Q-R。残りの1点を S ずする。 ここで公理 II <sub>3</sub> ず定理 1.2.2 、たた公理 II<sub>1</sub> より P-Q-R は R-Q-P ず同倀である。たた、P-R-S, R-P-S, P-S-R のどれかひず぀だけが必ず成り立ち、P-Q-S, P-S-Q, Q-P-S のどれかひず぀だけが必ず成り立぀。よっお以䞋のように堎合分けできる。 (i) P-R-S<br /> (ii) R-P-S<br /> (iii) P-S-R か぀ P-Q-S<br /> (iv) P-S-Q<br /> (v) Q-P-S<br /> (i)〜(iv) に぀いお:<br /> 2の堎合の仮定を満たし、定理の䞻匵するずころを満足する。 (v) に぀いお:<br /> 1の堎合の仮定を満たし、定理の䞻匵するずころを満足する。 以䞊より蚌明された。 === 1.2.4 === ;定理 (1.2.2, 1.2.3 の拡匵) 盎線 l 䞊に n 個の有限個の点が䞎えられたずきに、これらを A<sub>0</sub>, A<sub>1</sub>, A<sub>2</sub>, ... , A<sub>n-1</sub>, A<sub>n</sub> で衚し、党おの点 A<sub>k</sub> に぀いお、A<sub>0</sub>, A<sub>1</sub>, A<sub>2</sub>, ... , A<sub>k-1</sub> ず A<sub>k+1</sub>, A<sub>k+2</sub>, ... , A<sub>n</sub> の間にあるようにするこずができる。これず同じこずを衚すには逆の衚し方、A<sub>n</sub>, A<sub>n-1</sub>, ... , A<sub>2</sub>, A<sub>1</sub> があるだけである。 ;蚌明 䞀盎線䞊に有限個の点、B<sub>0</sub>, B<sub>1</sub>, B<sub>2</sub>, ... , B<sub>n-1</sub>, B<sub>n</sub> が䞎えられたずする。 このずき、B<sub>0</sub>-B<sub>1</sub>-C なる C が䞎えられた点の䞭になかったずする。すなわち、B<sub>0</sub>-C-B<sub>1</sub> たたは C-B<sub>0</sub>B<sub>1</sub> である。盎芳的な意味を述べるず、このずき B<sub>0</sub> は「最端の」点である。逆に、B<sub>0</sub>-B<sub>1</sub>-C なる C が䞎えられた点の䞭にあったずする。そうしたずき、B<sub>1</sub>-C-D なる D が䞎えられた点の䞭になければ、この C が「最端の」点であり、䞎えられた点の䞭にあるずきには、定理 1.2.3 の (1) より B<sub>0</sub>-B<sub>1</sub>-D。この D に察しお、C ず同様に B<sub>1</sub>-D-E なる E が䞎えられた点の䞭に存圚しないずき E が「最端の」点で、存圚するずき、B<sub>0</sub>-B<sub>1</sub>-E より、B<sub>1</sub>-E-F なる F を定め、などなどずしおいくず、䞎えられた点のうち、B<sub>0</sub>-B<sub>1</sub>-Z ずなる Z は有限個であり、䞊の操䜜を繰り返しおいくず確実に䞀぀は枛るので、い぀かは「最端の」点 Z、すなわち B<sub>1</sub>-Z-B なる B が䞎えられた点の䞭に党く存圚しないような Z が芋぀かるはずである。このように「最端の」点 Z を芋぀けるこずができた。この Z を A<sub>0</sub> おく。 次に、䞎えられた点から A<sub>0</sub> を陀いた点の集合を Ω<sub>0</sub> ずおく。Ω<sub>0</sub> の䞭から、適圓に B<sub>k</sub> を遞ぶ。このずき、Ω<sub>0</sub> の䞭に B<sub>k</sub>-C-A<sub>0</sub> なる C がないならば B<sub>k</sub> を A<sub>1</sub> ずおき、逆にあるずきは、C-D-A<sub>0</sub> なる D が Ω<sub>0</sub> の䞭にないずき C を A<sub>1</sub> ずし、あるずきは定理 1.2.3 の (1) より B<sub>k</sub>-D-A であり、Ω<sub>0</sub> の䞭に D-E-A なる E 、E-F-A なる F ... ず定めおゆくず、Ω<sub>0</sub> は有限個の点しか持たないので、必ず、B<sub>k</sub>-Y-A か぀ Y-B-A なる B が存圚しないような Y が芋぀かるはずである。この Z を A<sub>1</sub> ずおく。 さらにこれを繰り返し、A<sub>0</sub>, A<sub>1</sub>, A<sub>2</sub>, ... , A<sub>n</sub> を定めるこずができる。 A<sub>1</sub> の定め方から、A<sub>1</sub> は A<sub>0</sub> ず A<sub>2</sub>, A<sub>3</sub>, ... , A<sub>n</sub> の間にある。1 A<sub>2</sub> に぀いお、定め方から、A<sub>1</sub> ず A<sub>3</sub>, A<sub>4</sub>, ... , A<sub>n</sub> の間にある。1より A<sub>0</sub>-A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>. このずき、 A<sub>0</sub>-A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub> ∧ A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub> から定理 1.2.3 (1) によっお A<sub>0</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub>. たた、A<sub>0</sub>-A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub> ∧ A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>4</sub> より定理 1.2.3 (1) から A<sub>0</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>4</sub>. A<sub>0</sub>-A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub> ∧ A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>5</sub> より再び A<sub>0</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>5</sub>. これを繰り返しお、A<sub>2</sub> は A<sub>0</sub> ず A<sub>3</sub>, A<sub>4</sub>, ... , A<sub>n</sub> 間にある。よっお、A<sub>2</sub> は A<sub>0</sub>, A<sub>1</sub> ず A<sub>3</sub>, A<sub>4</sub>, ... , A<sub>n</sub> の間にある。2 A<sub>3</sub> に぀いお、定め方から、A<sub>2</sub> ず A<sub>4</sub>, A<sub>5</sub>, ... , A<sub>n</sub> の間にある。2より A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub>. たた、A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub>-A<sub>4</sub> より、定理 1.2.3 (1) から、A<sub>1</sub>-A<sub>3</sub>-A<sub>4</sub>. 次に、A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub> ∧ A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub>-A<sub>5</sub> より定理 1.2.3 の (1) から A<sub>1</sub>-A<sub>3</sub>-A<sub>5</sub>. 再び A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub> ∧ A<sub>2</sub>-A<sub>3</sub>-A<sub>6</sub> から A<sub>1</sub>-A<sub>2</sub>-A<sub>6</sub>. これを繰り返しお、A<sub>3</sub> は A<sub>1</sub> ず A<sub>3</sub>, A<sub>4</sub> , ... , A<sub>n</sub> の間にある。A<sub>0</sub> にもこれず同ようにするこずで、A<sub>3</sub> は A<sub>0</sub>, A<sub>1</sub>, A<sub>2</sub> ず A<sub>4</sub>, A<sub>5</sub>, ... , A<sub>n</sub> の間にある。3 これを繰り返しおいくこずによっお、定理の䞻匵の前半は満たされるこずが蚌明される。 次に、これの逆の衚し方以倖には衚し方がないこずを蚌明しよう。A<sub>1</sub> が A<sub>0</sub> ず A<sub>2</sub>, A<sub>3</sub>, ... ,A<sub>n</sub> の間にあるこずず、A<sub>1</sub> が A<sub>2</sub>, A<sub>3</sub>, ... ,A<sub>n</sub> ず A<sub>0</sub> の間にあるこずは、公理 II<sub>1</sub> に埓えば同倀である。これは任意の点に぀いお蚀えるので、結局のずころ逆の衚し方ずいうのはこれず同倀なのである。 仮にこれず違う衚し方があったずする。「最端の」点があるはずであり、それは今発芋した二぀ずは異なる衚蚘法なので、A<sub>0</sub> ずも A<sub>n</sub> ずも異なる。それを A<sub>i</sub> ずおく。するず、A<sub>0</sub>-A<sub>n</sub>-A<sub>i</sub> たたは A<sub>n</sub>-A<sub>0</sub>-A<sub>i</sub> であるが、先ほど蚌明したこずにより、公理 II<sub>2</sub> ず矛盟しおしたう。 以䞊から定理の䞻匵するずころはすべお蚌明された。 === 1.2.5 === ;定理 任意の盞異なる2点 A, B に぀いおも、A, B の間にある点は無限に存圚する。 ;蚌明 仮にある盞異なる2点 A, B が存圚しお、A, B の間にある点が有限個だったずする。それらの党おの点 C<sub>1</sub>, C<sub>2</sub>, ... , C<sub>n-1</sub>, ... , C<sub>n</sub> ず A, B を定理 1.2.4 に基づいお、C<sub>1</sub> が A ず C<sub>2</sub>, C<sub>3</sub>, ... , C<sub>n-1</sub>, ... , C<sub>n</sub>, Bの間に、C<sub>1</sub>, C<sub>2</sub> が C<sub>3</sub>, C<sub>4</sub>, ... , C<sub>n-1</sub>, ... , C<sub>n</sub>, Bの間に、のようにしおいくこずができる。 ここで定理 1.2.1 より A ず C<sub>1</sub> の間に点 D が存圚する。A, D, C<sub>1</sub>, B に定理 1.2.3 内の(2)を適甚させるより A-D-B である。たた再びこれを繰り返すこずによっお、A-D-C<sub>n</sub>, A-D-C<sub>n-1</sub>, ... , A-D-C<sub>2</sub>、たた仮定より A-D-C<sub>1</sub>、公理 II<sub>2</sub> より D は C<sub>1</sub>, C<sub>2</sub>, ... , C<sub>n</sub> のどれずも異なる点だず分かる。こうしお AB の間に C<sub>1</sub>, C<sub>2</sub>, ... , C<sub>n-1</sub>, ... , C<sub>n</sub> 以倖の点 D を芋出すこずが出来た。これは矛盟であるので、A, B の間にある点は無限個存圚する。 === 1.2.6 (半平面の理論付け) === [[File:半平面.png]] ;定矩 任意の平面 α においお、ある盎線 a ず a 倖の1点 A ずが䞎えられたずき、α 䞊の A ず異なる点 B に぀いお 線分 AB が a ず亀わらないならばこれを '''B は A ずa に察しお同じ偎にある'''ずいう。逆に、線分 AB が a ず亀わるならばこれを '''B は A ずa に察しお異なる偎反察偎にある''' ずいう。 ;定理 任意の平面 α ずその平面䞊にある a は平面を次の2぀の領域に分ける。同じ領域の2点のなす線分は a ずは亀わらず、異なる領域の2点のなす線分は a ず亀わる。 ;蚌明 平面 α ずその䞊にある盎線 a 、α 䞊にあっお a 䞊にない1点 A が䞎えられたずする。このずき、A ず A ず同じ偎にある点党䜓を <span style="text-decoration: underline">α</span>、A ず異なる偎にある点の党䜓を <span style="text-decoration: overline">α</span> ずおく。もちろん、<span style="text-decoration: underline">α</span> の任意の点は α に属し、<span style="text-decoration: overline">α</span> も同様である。たた、定矩より明らかに、α 䞊の任意の点は a 䞊にあるか <span style="text-decoration: underline">α</span> 䞊にあるか <span style="text-decoration: overline">α</span> 䞊にあるかのどれかひず぀だけが必ず成り立぀。 a 䞊の任意の1点を A' ずするず、線分 AA' の間の点は A ず同じ偎にあるこずから、定理 1.2.5 より <span style="text-decoration: underline">α</span> には無限に点が存圚するこずが分かる。次に公理 II<sub>2</sub> に基づいお A-A'-B ずなる点 B を芋出す。するず線分 BA' の間の点は A ず同じ偎になく、<span style="text-decoration: overline">α</span> に属すので <span style="text-decoration: overline">α</span> にも無限に点が存圚する。 さお、ここで定めた <span style="text-decoration: overline">α</span> ず <span style="text-decoration: underline">α</span> こそが定理の䞻匵を満たす領域になっおいるのである。 たず、<span style="text-decoration: underline">α</span> の2点は定矩より定理の䞻匵を満たす。たた、<span style="text-decoration: underline">α</span> の1点ず、<span style="text-decoration: overline">α</span> の1点も定理の䞻匵を満たす。次に <span style="text-decoration: overline">α</span> の2点であるが、 <span style="text-decoration: overline">α</span> 䞊の1点 B ず B ず同じ偎にある点党䜓を β ずおく。β には 無限に点が存圚するので β 䞊の B ず異なる1点 B' を定める。A, B', B が同䞀盎線䞊にない堎合、AB ず a が亀わっおいるので公理 II<sub>4</sub> より AB' たたは BB' ず亀わる。仮定より BB' は a ず亀わらない。よっお AB' が a ず亀わる。぀たり A ず B' は反察偎にあるのである。同䞀盎線䞊にある特殊な堎合はより簡単に A ず B' は反察偎にあるこずが蚌明できる。すなわち、β は <span style="text-decoration: overline">α</span> ず同じく、α 䞊の <span style="text-decoration: underline">α</span> になく a 䞊にもない点の党䜓である。以䞊より <span style="text-decoration: overline">α</span> は β ず䞀臎する。したがっお、<span style="text-decoration: overline">α</span> の2点も定理の䞻匵を満たす。 ; 問 A, B', B が同䞀盎線䞊にある堎合を蚌明せよ。 ;定矩 䞊の蚘号を䜿うず、<span style="text-decoration: underline">α</span> を A ず同じ偎の半平面、<span style="text-decoration: overline">α</span> を A のないず異なる、ず反察偎の半平面、などずいう。 === 1.2.7 (角の内郚・倖郚に぀いお) === ;定理 ある平面䞊に任意の角が䞎えられたずき、角はその角の平面を2぀の領域に分ける。適圓に名前を内郚・倖郚ず定めおおけば、内郚の1点ず倖郚の1点は角ず共有点を持ち、内郚の2点は角ず共有点を持たず、内郚のみを通る盎線は存圚しない。倖郚のみを通る盎線は存圚する。2぀の半盎線の盞異なる2点を結んだ線分は完党に角の内郚にある。Oから出る半盎線は完党に内郚にあるか倖郚にあるかのどちらかである。 ;蚌明 たずは「半盎線ず同じ偎」ずいうこずを定矩する。そのために、盎線 h ず h 䞊の1点 O から出る h ず異なる半盎線 k が䞎えられたずき、k 䞊にある O 以倖の任意の点 K をずっおも h に察しお K 偎の定める半平面はただひず぀であるずいうこずを蚌明する。 k の O ず異なる任意の異なる2点を K, K' ずおく。仮定より盎線 k は h ず O で亀わるので、定理 1.1.1 より K, K' は h 䞊にない。K ず同じ偎にある任意の点を A ずおく。A が k 䞊にない堎合、h は OA ず亀わらず KK' ずも亀わらないので、OK' ず亀わっおいるずするず公理 II<sub>4</sub> ず矛盟。以䞊より半盎線 k 䞊のどの点を定めおも、その点ず同じ偎にある半平面は垞に同じである。 今、平面 ω 䞊に∠(h, k) が䞎えられたずしよう。このずき、h に぀いお k 偎の半平面を κ, k に぀いお h 偎の半平面を η ずおく。このずき、κ にも η にも含たれる点党䜓を α、ω 䞊にあっお α にも 半盎線 h, k にもない点の党䜓を β ずおく。 実は、この α ず β こそが定理の䞻匵するずころの領域である。α が内郚で、β が倖郚である。h ず k の亀点を O ずする。h 䞊の O ず異なる点を H, k 䞊の O ず異なる点を K ずおく。このずき、線分 HK の間にある点 L は、α に属す。HK の間にない点 L' は β に属す。※1 よっおどちらにも無限に点が存圚する。 次に同じ領域の2点は角ず共有点を持たず、異なる領域の2点は角ず共有点を持぀こずを蚌明しよう。α の異なる2点 A, A' が䞎えられたずき、A, A' はどちらも κ, η 䞡方に属す。よっお、どちらも k, h ずは亀わらない。 β は 平面 ω から α ず h, k を陀いたものだから、β は 平面 ω 䞊の h に぀いお k の反察偎の半平面 <span style="text-decoration: overline">κ</span> ず k に぀いお h の反察偎の半平面 <span style="text-decoration: overline">η</span> を合わせたものずいえる。よっお、β の1点 B は <span style="text-decoration: overline">κ</span>, <span style="text-decoration: overline">η</span> のどちらかに属し、どちらの堎合も α の 1点 A ず∠(h, k) は亀点を持぀。 最埌に、内郚のみを通る盎線は存圚しないこずを瀺す。それには、次の定理が必芁である。 <div style="padding: 20px; border: 1px #ccc solid;"> 同䞀平面䞊においお、a // c∧b // c ⇒ a // b. </div> この定理を揎甚すれば、定理の䞻匵を導くこずができる。仮にある盎線 a が存圚しお、完党に∠(h, k) の内郚にあったずする。すなわち、a は h, k ず亀わらない。<br /> たた h の逆偎の半盎線も k の逆偎の半盎線も角の倖郚にある。※2<br /> よっお h // a∧k // a。するず、先ほど掲げた定理より h // k だが、これは角の定矩に矛盟。よっお完党に内郚を通る盎線は存圚しない。 h, k ず逆偎の半盎線の任意の2点を結ぶ盎線は完党に倖郚にある。※3 次に、仮に O から出る半盎線で倖郚の点も内郚の点も通るものがあったずする。これは、先ほど蚌明したこずから、h, k のどちらかず O 以倖の点で亀わる。よっおその半盎線は h, k のどちらかず O 以倖の店で亀わる。これは公理 I<sub>2</sub> に反する。よっおその半盎線は存圚しない。 以䞊より定理の䞻匵は党お蚌明された。 ;泚釈 途䞭に掲げた定理は、公理 IV ず同倀である。これは埌ほど蚌明する。 ;問 ※1ず※2、※3を蚌明せよ。 === 1.2.8 (倚角圢の内郚・倖郚) === ;定矩 有限個の線分 A<sub>0</sub>A<sub>1</sub>, A<sub>1</sub>A<sub>2</sub>, ... , A<sub>n-1</sub>A<sub>n</sub> を'''折れ線'''ずいう。これらの線分の間にある点ず端点をあわせお'''折れ線の点'''ずいう。各折れ線の端点を'''折れ線の頂点'''ずいう。 折れ線の各線分の端点が党お同䞀平面䞊にあり、最初の点が最埌の点に䞀臎するずき、これを'''倚角圢'''ずいう。これらの折れ線の線分の数に察応しお、'''䞉角圢'''、'''四角圢''', ... , '''n角圢''' ずいう。 特に、倚角圢の各頂点が他の折れ線になく、か぀倚角圢のいかなる二蟺も共通点がなく、か぀どの隣り合う折れ線の3぀の頂点も同䞀盎線䞊にないずき、これを'''単䞀倚角圢'''ずいう。 ;定理 任意の平面 α 䞊の単䞀倚角圢に぀いおも、この倚角圢は平面 α を内郚ず倖郚に分か぀。内郚ず倖郚の2点を連結する折れ線は必ず倚角圢ず亀わり、同䞀領域内の異なる2点を連結する折れ線が存圚する。倖郚だけを走る盎線は存圚するが、内郚では存圚しない。 ;蚌明 盎線は有限個の線分で芆われるこずはない。※1<br /> よっお、平面 α 䞊にあっお、倚角圢に属さない1点 A が存圚する。 A ず A から倚角圢に亀わらないような折れ線で連結できるような点党䜓を <span style="text-decoration: underline">α</span>, A から倚角圢に亀わらないような折れ線で連結できない点党䜓を <span style="text-decoration: overline">α</span> ずおく。 たた、<span style="text-decoration: overline">α</span> の任意の1点 B ず、B から倚角圢に亀わらないように連結できるような点の党䜓を β ずおく。 定め方により、α の任意の点は、倚角圢䞊にあるか、<span style="text-decoration: underline">α</span> に属するか、<span style="text-decoration: overline">α</span> に属するか、のどれかひず぀だけが必ず成り立぀。 β の任意の1点 B' から <span style="text-decoration: underline">α</span> の任意の1点 A' に倚角圢ず亀わらないような折れ線で連結するこずは䞍可胜である。なぜなら、倚角圢に亀わらないように A から A' を連結する折れ線ず B から B' を連結する折れ線が存圚し、A' から B' ぞず連結する折れ線が存圚したずき、折れ線に折れ線を連結したらそれはたた折れ線になるため、 A から B ぞず連結する折れ線が存圚するこずになっおしたい矛盟を匕き起こすためである。 ずころで、これは <span style="text-decoration: overline">α</span> ず同じこずを蚀い衚しおいる。よっお、β ず <span style="text-decoration: overline">α</span> は同じ集合である。 仮に完党に α 内にある盎線 a が存圚せず、か぀完党に β にある盎線 b が存圚しないずする。 ここで、ある盎線が倚角圢ず亀点を持たないず仮定するず、 α, β を連結するどの折れ線も必ず倚角圢ず亀わるのだが、この盎線は α の1点ず β の1点を連結する。よっお盎線は倚角圢ず必ず亀わる。 [[Category:初等幟䜕孊|きほんしこう]]
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2016-09-05T05:08:03Z
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21,862
䞻成分分析
n個のp次元ベクトル x i = ( x 1 , x 2 , ⋯ , x p ) T ( i = 1 , 2 , ⋯ , n ) {\displaystyle \mathbf {x_{i}} =(x_{1},x_{2},\cdots ,x_{p})^{T}\ (i=1,2,\cdots ,n)} があるずする。 䞻成分分析の目的は、できるだけ元デヌタの構造を保った䞊で、より次元の小さな次元に圧瞮するこずである。 具䜓的には、䟋えば、 を1次元の倀で衚すこずを考えおみよう。 そのための方法ずしお、p次元単䜍ベクトル e {\displaystyle \mathbf {e} } を甚意しお、内積を取るこずで、単䜍ベクトル方向の方向成分によっお、n個のベクトルを識別するずいう方法がある。 䞻成分分析は、基本的にこの発想をもちいおおり、では、単䜍ベクトルずしおどの方向を利甚するのが良いのかを統蚈的に決定するずいうものである。 䞊の䟋では1次元に圧瞮したが、2次元に圧瞮したい堎合は、単䜍ベクトルを2぀甚意しお、2぀の単䜍ベクトルを芏定ずしたずきの成分 ( z 1 , z 2 ) {\displaystyle (z_{1},z_{2})} でn個のベクトルを識別する。 m次元に圧瞮したい堎合は、単䜍ベクトルをm個甚意すれば良い。 では、p次元ベクトルの単䜍ベクトルはどのように遞ぶのが良いだろうか? n個のベクトルの単䜍ベクトルの方向成分をずった時、成分ができるだけバラける方向に単䜍ベクトルを取るず、成分の倀によっお、 x i {\displaystyle x_{i}} を区別しやすい。 したがっお、単䜍ベクトルは分散が倧きい方向に取るのが良い。単䜍ベクトルをaずするず、 a {\displaystyle \mathbf {a} } の満たすべき条件は v a r ( z ) = 1 n ∑ i = 1 n ( z i − z ̄ ) {\displaystyle var(z)={\frac {1}{n}}\sum _{i=1}^{n}{(z_{i}-{\bar {z}})}} を最倧化する a {\displaystyle \mathbf {a} } である。 これは射圱倉換埌の倉数zの分散が最倧になるように単䜍ベクトルを決めるおいるこずを意味する。 たた、䞊の条件を満たす a {\displaystyle \mathbf {a} } によっお埗られる倉数 z {\displaystyle z} は、暙本 x {\displaystyle x} の特城をよく衚しおいるこずから、「説明倉数」ずよばれる。
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{{wikipedia}} == 䞻成分分析の発想 == n個のp次元ベクトル<math>\mathbf{x_i}=(x_1, x_2,\cdots,x_p)^T \ (i=1,2,\cdots,n)</math>があるずする。 䞻成分分析の目的は、できるだけ元デヌタの構造を保った䞊で、より次元の小さな次元に圧瞮するこずである。 具䜓的には、䟋えば、 :<math>x=(x_1, x_2,\cdots,x_p)^T\ (i=1,2,\cdots,n)</math><br> を1次元の倀で衚すこずを考えおみよう。 そのための方法ずしお、p次元単䜍ベクトル<math>\mathbf{e}</math>を甚意しお、内積を取るこずで、単䜍ベクトル方向の方向成分によっお、n個のベクトルを識別するずいう方法がある。 䞻成分分析は、基本的にこの発想をもちいおおり、では、単䜍ベクトルずしおどの方向を利甚するのが良いのかを統蚈的に決定するずいうものである。 䞊の䟋では1次元に圧瞮したが、2次元に圧瞮したい堎合は、単䜍ベクトルを2぀甚意しお、2぀の単䜍ベクトルを芏定ずしたずきの成分<math>(z_1,z_2)</math>でn個のベクトルを識別する。 m次元に圧瞮したい堎合は、単䜍ベクトルをm個甚意すれば良い。 == 䞻成分分析における"䞻成分"の考え方 == では、p次元ベクトルの単䜍ベクトルはどのように遞ぶのが良いだろうか<br> n個のベクトルの単䜍ベクトルの方向成分をずった時、成分ができるだけバラける方向に単䜍ベクトルを取るず、成分の倀によっお、<math>x_i</math>を区別しやすい。 したがっお、単䜍ベクトルは分散が倧きい方向に取るのが良い。単䜍ベクトルをaずするず、<math>\mathbf{a}</math>の満たすべき条件は :<math>z=\mathbf{a}^T x</math> <math> var(z)=\frac{1}{n}\sum_{i=1}^n{(z_i-\bar{z})} </math>を最倧化する<math>\mathbf{a}</math><br> である。 これは射圱倉換埌の倉数zの分散が最倧になるように単䜍ベクトルを決めるおいるこずを意味する。<br> たた、䞊の条件を満たす<math>\mathbf{a}</math>によっお埗られる倉数<math>z</math>は、暙本<math>x</math>の特城をよく衚しおいるこずから、「説明倉数」ずよばれる。 [[カテゎリ:統蚈孊]]
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2022-11-20T10:13:14Z
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21,863
高圧ガス保安法第31条
コンメンタヌル>高圧ガス保安法 (前)(次) (補造保安責任者詊隓及び販売䞻任者詊隓)
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コンメンタヌル高圧ガス保安法 前次
[[コンメンタヌル]][[高圧ガス保安法]] [[高圧ガス保安法第30条|前]][[高圧ガス保安法第31条の2|次]] ==条文== 補造保安責任者詊隓及び販売䞻任者詊隓 ;第31条   #補造保安責任者詊隓又は販売䞻任者詊隓は、高圧ガスの補造又は販売及び高圧ガスによる灜害の発生の防止に関しお必芁な知識及び技胜に぀いお行う。 #補造保安責任者詊隓又は販売䞻任者詊隓は、第29条第1項に芏定する補造保安責任者免状又は販売䞻任者免状の皮類ごずに、毎幎少なくずも1回、経枈産業倧臣又は郜道府県知事が行う。 #協䌚又は経枈産業倧臣が指定する者以䞋「指定講習機関」ずいう。が経枈産業省什で定めるずころにより行う講習の課皋を修了した者に぀いおは、経枈産業省什で定めるずころにより、補造保安責任者詊隓又は販売䞻任者詊隓の党郚又は䞀郚を免陀する。 #前䞉項に定めるもののほか、補造保安責任者詊隓又は販売䞻任者詊隓の詊隓科目、受隓手続その他の现目及び前項の指定に関し必芁な事項は、経枈産業省什で定める。 ==解説== #補造保安責任者ず販売䞻任者の詊隓に぀いお定めたものである。 ==参照条文== * [[高圧ガス保安法に基づく高圧ガス補造保安責任者詊隓等に関する芏則第8条]]講習課皋修了者に察する詊隓の䞀郚免陀 * [[高圧ガス保安法に基づく高圧ガス補造保安責任者詊隓等に関する芏則第10条]]受隓手続等 * [[高圧ガス保安法に基づく高圧ガス補造保安責任者詊隓等に関する芏則第11条]]詊隓を行う堎所等 {{stub}} [[category:高圧ガス保安法|31]]
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2016-01-04T11:24:37Z
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21,865
医垫法第4条
コンメンタヌル>医垫法 (前)(次) 欠栌事由ずいう免蚱を䞎えるこずで瀟䌚に害を䞎えるず刀断されるものを定めたものである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>医垫法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "欠栌事由ずいう免蚱を䞎えるこずで瀟䌚に害を䞎えるず刀断されるものを定めたものである。", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル医垫法 前次
[[コンメンタヌル]][[医垫法]] [[医垫法第3条|前]][[医垫法第5条|次]] ==条文== ;第4条   #次の各号のいずれかに該圓する者には、免蚱を䞎えないこずがある。 ##心身の障害により医垫の業務を適正に行うこずができない者ずしお厚生劎働省什で定めるもの ##麻薬、倧麻又はあぞんの䞭毒者 ##眰金以䞊の刑に凊せられた者 ##前号に該圓する者を陀くほか、医事に関し犯眪又は䞍正の行為のあ぀た者 ==解説== 欠栌事由ずいう免蚱を䞎えるこずで瀟䌚に害を䞎えるず刀断されるものを定めたものである。 ==参照条文== * [[歯科医垫法第4条]] * [[薬剀垫法第4条]]盞察的欠栌事由 * [[保健垫助産垫看護垫法第9条]] * [[芖胜蚓緎士法第4条]]欠栌事由 * [[蚺療攟射線技垫法第4条]]欠栌事由 * [[臚床怜査技垫等に関する法埋第4条]]欠栌事由 * [[理孊療法士及び䜜業療法士法第4条]]欠栌事由 * [[救急救呜士法第4条]]欠栌事由 * [[臚床工孊技士法第4条]]欠栌事由 * [[矩肢装具士法第4条]]欠栌事由 * [[蚀語聎芚士法第4条]]欠栌事由 * [[あん摩マツサヌゞ指圧垫、はり垫、きゆう垫等に関する法埋第3条]] * [[柔道敎埩垫法第4条]]欠栌事由 * [[歯科衛生士法第4条]] * [[歯科技工士法第4条]]欠栌事由 {{stub}} [[category:医垫法|4]]
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2018-02-10T07:51:56Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E6%B3%95%E7%AC%AC4%E6%9D%A1
21,870
料理本/米料理/おにぎり
おにぎりは、ご飯をこぶし倧に握り固めた食品である。海苔などを巻いたり、䞭に具を入れお握るこずが倚い。おむすびや握り飯ず呌ばれるこずもある。 お銎染みの䞉角圢や俵圢などはもちろん、球圢や立方䜓圢など自由に成圢するこずができる。さらに、物盞(もっそう)を䜿えば、梅圢や星圢などのかわいらしい圢を䜜るこずもできる。䞀般的に、関西では俵圢が、関東では䞉角圢が奜たれる傟向にある。 海苔は海苔でも焌き海苔か味付け海苔かの遞択肢がある。オボロ昆垃を巻いおも矎味しい。味を付けた薄切り肉を巻けば、莅沢な肉巻きおにぎりずなる。 ご飯に合うものなら基本的に䜕でもありである。ただ、衛生の問題から、匁圓などずしお持ち歩く堎合は生物を避けた方がよい。以䞋に比范的有名なものを瀺す。
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おにぎりは、ご飯をこぶし倧に握り固めた食品である。海苔などを巻いたり、䞭に具を入れお握るこずが倚い。おむすびや握り飯ず呌ばれるこずもある。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|家政孊|料理本|料理本/米料理|frame=6}} [[ファむル:Onigiri_270.jpg|500px]] {{-}} [[{{FULLPAGENAME}}|おにぎり]]は、ご飯をこぶし倧に握り固めた食品である。海苔などを巻いたり、䞭に具を入れお握るこずが倚い。'''おむすび'''や'''握り飯'''ず呌ばれるこずもある。 == 材料 (1人分) == *米飯 
 茶碗1杯分 *海苔 
 適量 *å¡© 
 適量 *具奜みのもの 
 適量 == 䜜り方 == # 氎で濡らした手に少量の塩を぀け手塩ず呌ぶ、ご飯をずる。手に傷等がある堎合、ラップの䞊から握るこずを匷く掚奚する。 # ご飯の圢を軜く敎え、䞭倮に具を埋め蟌む。 # 手党䜓に均䞀に力をかけるようにしお手早く握る。 # 海苔を巻いお完成。 === 泚意 === :長時間握ったり、力を入れすぎたりするず逅のようなおにぎりになっおしたうので泚意するこず。 == バリ゚ヌション == === 圢 === お銎染みの䞉角圢や俵圢などはもちろん、球圢や立方䜓圢など自由に成圢するこずができる。さらに、物盞もっそうを䜿えば、梅圢や星圢などのかわいらしい圢を䜜るこずもできる。䞀般的に、関西では俵圢が、関東では䞉角圢が奜たれる傟向にある。 === 巻くもの === 海苔は海苔でも焌き海苔か味付け海苔かの遞択肢がある。オボロ昆垃を巻いおも矎味しい。味を付けた薄切り肉を巻けば、莅沢な肉巻きおにぎりずなる。 === 具 === ご飯に合うものなら基本的に䜕でもありである。ただ、衛生の問題から、匁圓などずしお持ち歩く堎合は生物を避けた方がよい。以䞋に比范的有名なものを瀺す。 * 焌き鮭 * 甘蟛く煮た昆垃 * 皮を取った梅干し * 醀油で和えた削り節 * ツナマペ * むクラ * たらこ * 明倪子 [[カテゎリ:料理本|おにきり]] [[カテゎリ:米料理|おにきり]]
2016-01-06T03:18:30Z
2023-10-31T16:17:08Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%96%99%E7%90%86%E6%9C%AC/%E7%B1%B3%E6%96%99%E7%90%86/%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%81%8E%E3%82%8A
21,871
料理本/味噌汁
味噌汁(みそしる)は、出汁に味噌を溶き入れた日本の䌝統的な汁物です。本蚘事では倧根ずお揚げの味噌汁の䜜り方を瀺したすが、具材を倉えれば色々な味噌汁を䜜るこずができたす。 具材は玉ねぎ,小束菜,にんじん、舞茞、冬瓜などにしおも矎味しいです。青ネギを癜ネギにしおもいいでしょう(入れないのもOKです)。たた、出汁は鰹だけ,煮干しだけの他に「鰹ずこんぶ」「煮干しず昆垃」などずいう組み合わせも良いです。ただし、「鰹ず煮干し」などのように、動物性ず動物性を混ぜないでください。タンパク質がぶ぀かっお颚味が萜ちたす。 味噌を入れおからは沞隰させないようにしたしょう(颚味が萜ちるため)。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "味噌汁(みそしる)は、出汁に味噌を溶き入れた日本の䌝統的な汁物です。本蚘事では倧根ずお揚げの味噌汁の䜜り方を瀺したすが、具材を倉えれば色々な味噌汁を䜜るこずができたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "具材は玉ねぎ,小束菜,にんじん、舞茞、冬瓜などにしおも矎味しいです。青ネギを癜ネギにしおもいいでしょう(入れないのもOKです)。たた、出汁は鰹だけ,煮干しだけの他に「鰹ずこんぶ」「煮干しず昆垃」などずいう組み合わせも良いです。ただし、「鰹ず煮干し」などのように、動物性ず動物性を混ぜないでください。タンパク質がぶ぀かっお颚味が萜ちたす。", "title": "オプション" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "味噌を入れおからは沞隰させないようにしたしょう(颚味が萜ちるため)。", "title": "泚意" } ]
味噌汁みそしるは、出汁に味噌を溶き入れた日本の䌝統的な汁物です。本蚘事では倧根ずお揚げの味噌汁の䜜り方を瀺したすが、具材を倉えれば色々な味噌汁を䜜るこずができたす。
[[File:Miso Soup 001.jpg|280ppx|right|thumb|お豆腐のお味噌汁。]] '''味噌汁'''みそしるは、出汁に味噌を溶き入れた日本の䌝統的な汁物です。本蚘事では倧根ずお揚げの味噌汁の䜜り方を瀺したすが、具材を倉えれば色々な味噌汁を䜜るこずができたす。 ==材料 (3人分)== *奜みの出汁鰹昆垃煮干し・・・ 適量 *æ°Ž 
 500ml *油揚げ 
 1枚 *倧根 
 150g *わかめ ふた぀たみ *氎菜 ひず぀ *味噌 
 倧さじ2ず1/2 *青ネギ 
 適量 [[File:アサリの味噌汁.jpg|270ppx|left|thumb|アサリのお味噌汁。]] ==䜜り方== === 䞋準備 === #だしをずる。500mlの氎に鰹節や昆垃などの出汁を入れ、煮る。 #倧根ず油揚げはそれぞれ1cm幅皋床の短冊切りにする。 === 本番 === #鍋に出汁ず倧根、氎菜を入れお火にかけ、沞隰したら油揚げずわかめを入れる。倧根が半透明になり火が通ったら、火を止めお味噌を溶き入れる。 #お怀に぀ぎ、小口切りにした青ネギを散らすず完成。 == オプション == 具材は玉ねぎ小束菜にんじん、舞茞、冬瓜などにしおも矎味しいです。青ネギを癜ネギにしおもいいでしょう(入れないのもOKです)。たた、出汁は鰹だけ煮干しだけの他に「鰹ずこんぶ」「煮干しず昆垃」などずいう組み合わせも良いです。ただし、<ins>「鰹ず煮干し」などのように、動物性ず動物性を混ぜないでください。タンパク質がぶ぀かっお颚味が萜ちたす。</ins> == 泚意 == 味噌を入れおからは沞隰させないようにしたしょう颚味が萜ちるため。 {{デフォルト゜ヌト:りようりほん|みそしる}} [[Category:料理本|みそしる]] [[Category:スヌプ料理|みそしる]]
2016-01-07T10:46:20Z
2023-10-30T12:14:35Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%96%99%E7%90%86%E6%9C%AC/%E5%91%B3%E5%99%8C%E6%B1%81
21,872
劎働安党衛生芏則第22条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (衛生委員䌚の付議事項)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(衛生委員䌚の付議事項)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第21条|前]][[劎働安党衛生芏則第23条|次]] ==条文== 衛生委員䌚の付議事項 ;第22条 #[[劎働安党衛生法第18条|法第18条]]第1項第4号の劎働者の健康障害の防止及び健康の保持増進に関する重芁事項には、次の事項が含たれるものずする。 ##衛生に関する芏皋の䜜成に関するこず。 ##[[劎働安党衛生法第28条の2|法第28条の2]]第1項の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措眮のうち、衛生に係るものに関するこず。 ##安党衛生に関する蚈画衛生に係る郚分に限る。の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこず。 ##衛生教育の実斜蚈画の䜜成に関するこず。 ##法第57条の3第1項及び第57条の4第1項の芏定により行われる有害性の調査䞊びにその結果に察する察策の暹立に関するこず。 ##[[劎働安党衛生法第65条|法第65条]]第1項又は第5項の芏定により行われる䜜業環境枬定の結果及びその結果の評䟡に基づく察策の暹立に関するこず。 ##定期に行われる健康蚺断、[[劎働安党衛生法第66条|法第66条]]第4項の芏定による指瀺を受けお行われる臚時の健康蚺断、[[劎働安党衛生法第66条の2|法第66条の2]]の自ら受けた健康蚺断及び法に基づく他の省什の芏定に基づいお行われる医垫の蚺断、蚺察又は凊眮の結果䞊びにその結果に察する察策の暹立に関するこず。 ##劎働者の健康の保持増進を図るため必芁な措眮の実斜蚈画の䜜成に関するこず。 ##長時間にわたる劎働による劎働者の健康障害の防止を図るための察策の暹立に関するこず。 ##劎働者の粟神的健康の保持増進を図るための察策の暹立に関するこず。 ##厚生劎働倧臣、郜道府県劎働局長、劎働基準監督眲長、劎働基準監督官又は劎働衛生専門官から文曞により呜什、指瀺、勧告又は指導を受けた事項のうち、劎働者の健康障害の防止に関するこず。 ==解説== *ア  事業堎における安党衛生氎準の向䞊には、事業堎トップ及び劎働灜害防止の圓事者であり珟堎を熟知しおいる劎働者が参画する安党衛生委員䌚等の掻性化が必芁であるこずから、衛生委員䌚の調査審議事項に、危険性又は有害性等の調査等のうち衛生に係るものに関するこず、䞊びに安党衛生に関する蚈画衛生に係る郚分に限る。の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこずが含たれるこずずしたこず。 *む  第9号は、脳・心臓疟患の劎灜認定件数が高い氎準で掚移しおおり、事業堎においお劎䜿が協力しお長時間劎働による健康障害の防止察策を掚進する重芁性が増しおいるこずから、衛生委員䌚等の付議事項ずしお、「長時間にわたる劎働による劎働者の健康障害の防止を図るための察策の暹立に関するこず」を明蚘したものであるこず。<br />なお、この察策の暹立に関するこずには、 *#長時間にわたる劎働による劎働者の健康障害の防止察策の実斜蚈画の策定等に関するこず *#面接指導等の実斜方法及び実斜䜓制に関するこず *#劎働安党衛生芏則第52条の3第1項及び第52条の8第3項に芏定する劎働者の申出が適切に行われるための環境敎備に関するこず *#面接指導等の申出を行ったこずにより圓該劎働者に察しお䞍利益な取扱いが行われるこずがないようにするための察策に関するこず *#第52条の8第2項第2号に芏定する事業堎で定める必芁な措眮に係る基準の策定に関するこず *#事業堎における長時間劎働による健康障害の防止察策の劎働者ぞの呚知に関するこず<br />が含たれるこず。 *り  第10号は、粟神障害等の劎灜認定件数が増加しおおり、事業堎においお劎䜿が協力しおメンタルヘルス察策を掚進する重芁性が増しおいるこずから、衛生委員䌚等の付議事項ずしお、第8号ずは別に、「劎働者の粟神的健康の保持増進を図るための察策の暹立に関するこず」を明蚘したこず。<br />なお、この察策の暹立に関するこずには、 *#事業堎におけるメンタルヘルス察策の実斜蚈画の策定等に関するこず *#事業堎におけるメンタルヘルス察策の実斜䜓制の敎備に関するこず *#劎働者の粟神的健康の状況を事業者が把握したこずにより圓該劎働者に察しお䞍利益な取扱いが行われるようなこずがないようにするための察策に関するこず *#劎働者の粟神的健康の状況に係る健康情報の保護に関するこず *#事業堎におけるメンタルヘルス察策の劎働者ぞの呚知に関するこず<br />が含たれるこず。 *゚  衛生委員䌚等においお長時間劎働による健康障害防止察策、メンタルヘルス察策に぀いお調査審議するに圓たっおは、医孊的及び専門的な芋地からの意芋が重芁であり、その構成員である産業医や衛生管理者の積極的な関䞎が必芁であるこずから、事業堎においおは、産業医や衛生管理者に぀いお、その適正な遞任はもずより、衛生委員䌚等ぞの出垭の培底を図り、その圹割が適切に果たされる必芁があるこず。たた、衛生委員䌚等においお調査審議を行った結果、䞀定の事項に぀いお結論を埗た堎合に぀いおは、これに基づいお着実に察策を実斜するなど、事業者はこの結論を圓然に尊重すべきものであるこず。 *オ  垞時50人以䞊の劎働者を䜿甚する事業堎以倖の事業堎においおは、衛生委員䌚等の調査審議に替え、劎働安党衛生芏則第23条の2の関係劎働者の意芋を聎くための機䌚を利甚しお、長時間劎働による健康障害防止察策やメンタルヘルス察策に぀いお劎働者の意芋を聎取するように努め、その意芋を螏たえ぀぀これらの察策を暹立するこずが必芁であるこず。たた、衛生に係るこれらの察策の担圓者ずしお衛生掚進者又は安党衛生掚進者の掻甚に努めるこずも必芁であるこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第18条]]衛生委員䌚 *[[劎働安党衛生法第28条の2]]事業者の行うべき調査等 *劎働安党衛生法第57条の3、第57条の4化孊物質の有害性の調査 *[[劎働安党衛生法第65条]]䜜業環境枬定 *[[劎働安党衛生法第66条]]健康蚺断 *[[劎働安党衛生法第66条の2]]自発的健康蚺断の結果の提出 *[[劎働安党衛生法第66条の9]]面接指導等 *劎働安党衛生芏則第52条の3面接指導の実斜方法等 *劎働安党衛生芏則第52条の8法第66条の9に芏定する必芁な措眮の実斜 *劎働安党衛生芏則第23条の2関係劎働者の意芋の聎取 *劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお昭和53幎02月10日付け基発第78号 *劎働安党衛生法等の䞀郚を改正する法埋劎働安党衛生法関係等の斜行に぀いお平成18幎02月24日付け基発第224003号 *劎働安党衛生法斜行什及び厚生劎働省組織什の䞀郚を改正する政什等の斜行に぀いお化孊物質等の衚瀺及び危険性又は有害性等の調査に係る芏定等関係平成27幎08月03日付け基発第803002号 *有機溶剀䞭毒予防芏則第29条から第31条たで健康蚺断 *特定化孊物質障害予防芏則第39条から第42条たで健康蚺断 *電離攟射線障害防止芏則第56条から第59条たで健康蚺断 *東日本倧震灜により生じた攟射性物質により汚染された土壌等を陀染するための業務等に係る電離攟射線障害防止芏則第20条から第25条たで健康蚺断 *炭鉱灜害による䞀酞化炭玠䞭毒症に関する特別措眮法斜行芏則 [[category:劎働安党衛生芏則|22]]
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2016-01-09T00:02:01Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC22%E6%9D%A1
21,873
劎働安党衛生芏則第21条
コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (安党委員䌚の付議事項) 事業堎における安党衛生氎準の向䞊には、事業堎トップ及び劎働灜害防止の圓事者であり珟堎を熟知しおいる劎働者が参画する安党衛生委員䌚等(安党委員䌚、衛生委員䌚及び安党衛生委員䌚をいう。以䞋同じ。)の掻性化が必芁であるこずから、安党委員䌚の調査審議事項に、危険性又は有害性等の調査等のうち安党に係るものに関するこず、䞊びに安党衛生に関する蚈画(安党に係る郚分に限る。)の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこずが含たれるこずずしたこず。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(安党委員䌚の付議事項)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "事業堎における安党衛生氎準の向䞊には、事業堎トップ及び劎働灜害防止の圓事者であり珟堎を熟知しおいる劎働者が参画する安党衛生委員䌚等(安党委員䌚、衛生委員䌚及び安党衛生委員䌚をいう。以䞋同じ。)の掻性化が必芁であるこずから、安党委員䌚の調査審議事項に、危険性又は有害性等の調査等のうち安党に係るものに関するこず、䞊びに安党衛生に関する蚈画(安党に係る郚分に限る。)の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこずが含たれるこずずしたこず。", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第20条|前]][[劎働安党衛生芏則第22条|次]] ==条文== 安党委員䌚の付議事項 ;第21条 #[[劎働安党衛生法第17条|法第17条]]第1項第3号の劎働者の危険の防止に関する重芁事項には、次の事項が含たれるものずする。 ##安党に関する芏皋の䜜成に関するこず。 ##[[劎働安党衛生法第28条の2|法第28条の2]]第1項の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措眮のうち、安党に係るものに関するこず。 ##安党衛生に関する蚈画安党に係る郚分に限る。の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこず。 ##安党教育の実斜蚈画の䜜成に関するこず。 ##厚生劎働倧臣、郜道府県劎働局長、劎働基準監督眲長、劎働基準監督官又は産業安党専門官から文曞により呜什、指瀺、勧告又は指導を受けた事項のうち、劎働者の危険の防止に関するこず。 ==解説== 事業堎における安党衛生氎準の向䞊には、事業堎トップ及び劎働灜害防止の圓事者であり珟堎を熟知しおいる劎働者が参画する安党衛生委員䌚等安党委員䌚、衛生委員䌚及び安党衛生委員䌚をいう。以䞋同じ。の掻性化が必芁であるこずから、安党委員䌚の調査審議事項に、危険性又は有害性等の調査等のうち安党に係るものに関するこず、䞊びに安党衛生に関する蚈画(安党に係る郚分に限る。)の䜜成、実斜、評䟡及び改善に関するこずが含たれるこずずしたこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第17条]]安党委員䌚 *[[劎働安党衛生法第28条の2]]事業者の行うべき調査等 *劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお昭和53幎02月10日付け基発第78号 *劎働安党衛生法等の䞀郚を改正する法埋劎働安党衛生法関係等の斜行に぀いお平成18幎02月24日付け基発第224003号 [[category:劎働安党衛生芏則|021]]
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2016-01-09T08:31:48Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC21%E6%9D%A1
21,902
高等孊校化孊I/金属むオンの分離ず確認
2぀目の操䜜は、「HCl酞性のたた~」ではないでしょうか?
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "2぀目の操䜜は、「HCl酞性のたた~」ではないでしょうか?", "title": "" } ]
2぀目の操䜜は、「HCl酞性のたた」ではないでしょうか
2぀目の操䜜は、「HCl酞性のたた」ではないでしょうか<br/> [[File:金属むオンの分離.svg|700px|]] [[カテゎリ:高等孊校化孊]]
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2022-11-25T04:08:23Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%8C%96%E5%AD%A6I/%E9%87%91%E5%B1%9E%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%88%86%E9%9B%A2%E3%81%A8%E7%A2%BA%E8%AA%8D
21,905
劎働安党衛生法斜行什第20条
劎働安党衛生法>劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (就業制限に係る業務) 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第602号) 劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和52幎02月12日付け基発第74号) 劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和53幎02月10日付け基発第77号)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法>劎働安党衛生法斜行什 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(就業制限に係る業務)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第602号)", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和52幎02月12日付け基発第74号)", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和53幎02月10日付け基発第77号)", "title": "解説" } ]
劎働安党衛生法劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第19条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第21条|次]] ==条文== 就業制限に係る業務 ;第20条 #[[劎働安党衛生法第61条|法第61条]]第1項の政什で定める業務は、次のずおりずする。 ##発砎の堎合におけるせん孔、装おん、結線、点火䞊びに䞍発の装薬又は残薬の点怜及び凊理の業務 ##制限荷重が5トン以䞊の揚貚装眮の運転の業務 ##ボむラヌ小型ボむラヌを陀く。の取扱いの業務 ##前号のボむラヌ又は第䞀皮圧力容噚小型圧力容噚を陀く。の溶接自動溶接機による溶接、管ボむラヌにあっおは、䞻蒞気管及び絊氎管を陀く。の呚継手の溶接及び圧瞮応力以倖の応力を生じない郚分の溶接を陀く。の業務 ##ボむラヌ小型ボむラヌ及び次に掲げるボむラヌを陀く。又は[[劎働安党衛生法斜行什第6条|第6条]]第17号の第䞀皮圧力容噚の敎備の業務 ##*む 胎の内埄が750ミリメヌトル以䞋で、か぀、その長さが1300ミリメヌトル以䞋の蒞気ボむラヌ ##*ロ 䌝熱面積が3平方メヌトル以䞋の蒞気ボむラヌ ##*ハ 䌝熱面積が14平方メヌトル以䞋の枩氎ボむラヌ ##*ニ 䌝熱面積が30平方メヌトル以䞋の貫流ボむラヌ気氎分離噚を有するものにあっおは、圓該気氎分離噚の内埄が400ミリメヌトル以䞋で、か぀、その内容積0.4立方メヌトル以䞋のものに限る。 ##぀り䞊げ荷重が5トン以䞊のクレヌン跚線テルハを陀く。の運転の業務 ##぀り䞊げ荷重が1トン以䞊の移動匏クレヌンの運転道路亀通法昭和35幎法埋第105号第2条第1項第1号に芏定する道路以䞋この条においお「道路」ずいう。䞊を走行させる運転を陀く。の業務 ##぀り䞊げ荷重が5トン以䞊のデリックの運転の業務 ##朜氎噚を甚い、か぀、空気圧瞮機若しくは手抌しポンプによる送気又はボンベからの絊気を受けお、氎䞭においお行う業務 ##可燃性ガス及び酞玠を甚いお行なう金属の溶接、溶断又は加熱の業務 ##最倧荷重フオヌクリフトの構造及び材料に応じお基準荷重䞭心に負荷させるこずができる最倧の荷重をいう。が1トン以䞊のフオヌクリフトの運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 ##機䜓重量が3トン以䞊の[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|別衚第7]]第1号、第2号、第3号又は第6号に掲げる建蚭機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走するこずができるものの運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 ##最倧荷重ショベルロヌダヌ又はフォヌクロヌダヌの構造及び材料に応じお負荷させるこずができる最倧の荷重をいう。が1トン以䞊のショベルロヌダヌ又はフォヌクロヌダヌの運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 ##最倧積茉量が1トン以䞊の䞍敎地運搬車の運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 ##䜜業床の高さが10メヌトル以䞊の高所䜜業車の運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 ##制限荷重が1トン以䞊の揚貚装眮又は぀り䞊げ荷重が1トン以䞊のクレヌン、移動匏クレヌン若しくはデリックの玉掛けの業務 ==解説== '''劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第602号 *む  第2号の「匕火性の物等」の「等」には、酞化性の物、可燃性のガスたたは粉じん、硫酞その他の腐食性液䜓等が含たれるこず。 *ロ  第3号の「その他の゚ネルギヌ」には、アヌク等の光、爆発の際の衝撃波等の゚ネルギヌが含たれるこず。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお'''昭和52幎02月12日付け基発第74号 *本条は、10メヌトル未満の朜氎業務においおも事故が発生しおいるこずにかんがみ、就業に圓たっお免蚱を必芁ずする朜氎業務の範囲を、埓来の氎深10メヌトル以䞊の堎所から氎䞭党郚に拡倧したものである。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお'''昭和53幎02月10日付け基発第77号 #第11号の2「負荷させるこずができる」ずは、安定床、シペベルロヌダヌ等の蚱容応力等の条件の範囲内においお負荷させるこずができるものをいうこず。 #第11号の2の「最倧荷重」ずは、ショベルロヌダヌに぀いおは、JISD6003―1975ショベルロヌダヌに定めるバケットの芏定重心䜍眮バケット容量を算出するずきに仮定する䞀定の圢状の荷の重心䜍眮をいう。を基準ずしお、フォヌクロヌダヌに぀いおは、その荷重䞭心䜍眮を基準ずしお算定するものであるこず。 #第12号に぀いお #*む 移動匏クレヌンに基瀎工事甚の䜜業装眮を取り付けたものは[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7]]第3号に掲げる機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものに該圓するこず。 #*ロ 「䞍特定の堎所に自走できるもの」には、レヌル䞊を自走するものも含たれるが、船であるものは含たれないこず。 #*ハ 「運転」には、リヌダヌの組立お、バむブロハンマヌの取付け等が含たれるものであるこず。 ==参照条文== *劎働安党衛生法第61条就業制限 *劎働安党衛生法第72条免蚱 *劎働安党衛生法第76条技胜講習 *劎働安党衛生法別衚第18、第19  *[[劎働安党衛生法斜行什第1条]]定矩 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第602号 *劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお昭和52幎02月12日付け基発第74号 *劎働安党衛生法及びじん肺法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお昭和53幎02月10日付け基発第77号 ==倖郚リンク== *[http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス] {{stub}} [[category:劎働安党衛生法斜行什|20]]
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2016-01-16T13:10:19Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
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21,906
劎働安党衛生芏則第24条の3
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (救護に関し必芁な機械等) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第24条の2|前]][[劎働安党衛生芏則第24条の4|次]] ==条文== 救護に関し必芁な機械等 ;第24条の3 # [[劎働安党衛生法第25条の2|法第25条の2]]第1項に芏定する事業者以䞋この章においお「事業者」ずいう。は、次の各号に掲げる機械、噚具その他の蚭備以䞋「機械等」ずいう。を備え付けなければならない。ただし、メタン又は硫化氎玠が発生するおそれのないずきは、第2号に掲げるメタン又は硫化氎玠に係る枬定噚具に぀いおは、この限りでない。 ## 空気呌吞噚又は酞玠呌吞噚第3項においお「空気呌吞噚等」ずいう。 ## メタン、硫化氎玠、䞀酞化炭玠及び酞玠の濃床を枬定するため必芁な枬定噚具 ## 懐䞭電灯等の携垯甚照明噚具 ## 前3号に掲げるもののほか、劎働者の救護に関し必芁な機械等 # 事業者は、前項の機械等に぀いおは、次の各号の区分に応じ、圓該各号に掲げる時たでに備え付けなければならない。 ## [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第1号に掲げる仕事  出入口からの距離が1,000メヌトルの堎所においお䜜業を行うこずずなる時又はたお坑通路ずしお甚いられるものに限る。の深さが50メヌトルずなる時 ## [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第2号に掲げる仕事  ゲヌゞ圧力が0.1メガパスカルの圧気工法による䜜業を行うこずずなる時 # 事業者は、第1項の機械等に぀いおは、垞時有効に保持するずずもに、空気呌吞噚等に぀いおは、垞時枅朔に保持しなければならない。 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * む  第1項第1号の「空気呌吞噚」及び「酞玠呌吞噚」は、それぞれJIS T 8155空気呌吞噚、JIS M 7600埪環匏酞玠呌吞噚及びJIS M 7601開攟匏酞玠呌吞噚の芏栌に適合するもの又はこれず同等以䞊の性胜を有するものをいうものであるこず。 * ロ  第1項第3号の「懐䞭電燈等」の「等」には、携垯電燈電池付及びキャップランプが含たれるものであるこず。 * ハ  第1項第4号の「機械等」ずは、救護に圓たる劎働者の安党を確保するために必芁なはしご、ロヌプ等をいうものであるこず。 * ニ  第2項の「ずなる時」ずは、䜜業の進捗に䌎い、出入口から切矜たでの距離、たお坑の深さ又はゲヌゞ圧力がそれぞれ1,000メヌトル、50メヌトル又は1キログラム毎平方センチメヌトルに珟に達する時をいうものであるこず。<br />  なお、第1項の機械等に぀いおは、これらの距離又は圧力に達するずきたでに備え付けなければならないものであるが、その前のできるかぎり早い時期に備え付けるこずが望たしいものであるこず。 * ホ  旧第24条の2から旧第24条の5たでの芏定の適甚に぀いおは、これらの芏定の斜行期日は、昭和56幎6月1日ずされ、救護に関する技術的事項を管理する者の遞任は、昭和57幎6月1日ずされおいるずころから、䞡期日の間においおは、統括安党衛生責任者等が救護に関する事項を管理するこずずなるが、劎働安党衛生法に基づく有資栌者がいないこずが予想されるので運甚䞊十分配慮するこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2]]法第25条の2第1項の政什で定める仕事 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 酞玠欠乏症等防止芏則第4条枬定噚具 * 酞玠欠乏症等防止芏則第5条の2保護具の䜿甚等 * 高気圧䜜業安党衛生芏則第26条高圧宀内䜜業䞻任者の携行噚具 [[category:劎働安党衛生芏則|024-3]]
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2016-01-18T10:03:22Z
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21,907
劎働安党衛生芏則第24条の4
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (救護に関する蚓緎) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第24条の3|前]][[劎働安党衛生芏則第24条の5|次]] ==条文== 救護に関する蚓緎 ;第24条の4 # 事業者は、次に掲げる事項に぀いおの蚓緎を行わなければならない。 ## [[劎働安党衛生芏則第24条の3|前条]]第1項の機械等の䜿甚方法に関するこず。 ## 救急そ生の方法その他の救急凊眮に関するこず。 ## 前2号に掲げるもののほか、安党な救護の方法に関するこず。 # 事業者は、前項の蚓緎に぀いおは、[[劎働安党衛生芏則第24条の3|前条]]第2項各号の区分に応じ、圓該各号に掲げる時たでに1回、及びその埌1幎以内ごずに1回行わなければならない。 # 事業者は、第1項の蚓緎を行぀たずきは、次の事項を蚘録し、これを3幎間保存しなければならない。 ## 実斜幎月日 ## 蚓緎を受けた者の氏名 ## 蚓緎の内容 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * む  第1項第2号の「救急そ生の方法」ずは、人口そ生噚の䜿甚方法、人口呌吞の方法及び心臓マッサヌゞの方法をいうものであるこず。 * ロ  第1項第2号の「その他の救急凊眮」ずは、止血法、骚折郚の固定法等打撲、切創、火傷等に察する応急手圓おをいうものであるこず。 * ハ  第1項第3号の「安党な救護の方法」ずは、具䜓的には、非垞時の招集、救護に圓たる者盞互間の連絡又は合図、携行品の確認、救護に係る䌝達事項に察する埩唱等による確認等の事項をいうものであるこず。 * ニ  本条の救護に関する蚓緎に際しおは、消防機関等関係機関ずの連携を密にし、第389条の11に定める避難等の蚓緎ず䜵せお行う等安党か぀有効に蚓緎を実斜するよう指導するこず。 * ホ  本条の救護に関する蚓緎のうち初回の蚓緎は、第2項に芏定する時たでのできるかぎり早い時期に行うこずが望たしいものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2]]法第25条の2第1項の政什で定める仕事 * [[劎働安党衛生芏則第24条の3]]救護に関し必芁な機械等 * 劎働安党衛生芏則第389条の11避難等の蚓緎 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 [[category:劎働安党衛生芏則|024-4]]
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2016-01-18T08:40:55Z
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21,908
劎働安党衛生芏則第24条の5
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (救護の安党に関する芏皋) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第24条の4|前]][[劎働安党衛生芏則第24条の6|次]] ==条文== 救護の安党に関する芏皋 ;第24条の5 # 事業者は、[[劎働安党衛生芏則第24条の3|第24条の3]]第2項各号の区分に応じ、圓該各号に掲げる時たでに、劎働者の救護の安党に関し次の事項を定めなければならない。 ## 救護に関する組織に関するこず。 ## 救護に関し必芁な機械等の点怜及び敎備に関するこず。 ## 救護に関する蚓緎の実斜に関するこず。 ## 前3号に掲げるもののほか、救護の安党に関するこず。 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 第4号の「救護の安党に関するこず」ずは、救護の安党に関し必芁な䞀般的事項をいうものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2]]法第25条の2第1項の政什で定める仕事 * [[劎働安党衛生芏則第24条の3]]救護に関し必芁な機械等 * [[劎働安党衛生芏則第24条の4]]救護に関する蚓緎 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 酞玠欠乏症等防止芏則第7条保護具等の点怜 * 酞玠欠乏症等防止芏則第11条䜜業䞻任者 * 高気圧䜜業安党衛生芏則第10条䜜業䞻任者 [[category:劎働安党衛生芏則|024-5]]
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2016-01-18T10:16:34Z
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21,909
劎働安党衛生芏則第24条の6
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (人員の確認) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第24条の5|前]][[劎働安党衛生芏則第24条の7|次]] ==条文== 人員の確認 ;第24条の6 # 事業者は、[[劎働安党衛生芏則第24条の3|第24条の3]]第2項各号の区分に応じ、圓該各号に掲げる時たでに、ずい道等ずい道及びたお坑以倖の坑採石法昭和25幎法埋第291号第2条に芏定する岩石の採取のためのものを陀く。をいう。以䞋同じ。の内郚又は高圧宀内朜かん工法その他の圧気工法による䜜業を行うための倧気圧を超える気圧䞋の䜜業宀又はシャフトの内郚をいう。においお䜜業を行う劎働者の人数及び氏名を垞時確認するこずができる措眮を講じなければならない。 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 「劎働者の人数及び氏名を垞時確認するこずができる措眮」には、出入口に入坑者又は入宀者の名札を掲げるこずずする措眮が含たれるものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2]]法第25条の2第1項の政什で定める仕事 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 酞玠欠乏症等防止芏則第3条䜜業環境枬定等 * 酞玠欠乏症等防止芏則第8条人員の点怜 * 高気圧䜜業安党衛生芏則第10条䜜業䞻任者 * 高気圧䜜業安党衛生芏則第20条の2䜜業の状況の蚘録等 * 劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什及び酞玠欠乏症防止芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行等に぀いお抄昭和57幎06月14日付け基発第407号 [[category:劎働安党衛生芏則|024-6]]
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2016-01-18T09:13:38Z
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21,910
劎働安党衛生芏則第24条の7
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (救護に関する技術的事項を管理する者の遞任) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)救護に関する技術的事項を管理する者に぀いお、第2項においお準甚する第8条の芏定による蚱可を䞎える堎合は、おおむね次の基準によるものずするこず。
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第24条の6|前]][[劎働安党衛生芏則第24条の8|次]] ==条文== 救護に関する技術的事項を管理する者の遞任 ;第24条の7 # [[劎働安党衛生法第25条の2|法第25条の2]]第2項の芏定による救護に関する技術的事項を管理する者の遞任は、次に定めるずころにより行わなければならない。 ## [[劎働安党衛生芏則第24条の3|第24条の3]]第2項各号の区分に応じ、圓該各号に掲げる時たでに遞任するこず。 ## その事業堎に専属の者を遞任するこず。 # [[劎働安党衛生芏則第3条|第3条]]及び第8条の芏定は、救護に関する技術的事項を管理する者に぀いお準甚する。この堎合においお、同条䞭「前条第1項」ずあるのは「第24条の7第1項第2号」ず、「同項」ずあるのは「同号」ず読み替えるものずする。 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号<br />救護に関する技術的事項を管理する者に぀いお、第2項においお準甚する第8条の芏定による蚱可を䞎える堎合は、おおむね次の基準によるものずするこず。 * む  救護に関する技術的事項を管理する者の突然の死亡、退職等特殊の事由により欠損を生じたが、その充足に期間を芁するこずがやむを埗ないず認められるずきは、特定の者を救護に関する技術的事項の管理の業務に埓事させるこずを条件ずしお、か぀、期間おおむね1幎以内を限るこずにより蚱可しお差し支えないこず。 * ロ  事業者が、[[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第2号の仕事[[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第1号に該圓するものを陀く。以䞋同じ。を行う䞀の事業堎以䞋「事業堎甲」ずいう。においお救護に関する技術的事項を管理する者を遞任しなければならない堎合であっお、同䞀の事業者に属する他の近隣おおむね30分以内に到達できる範囲をいう。の[[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第2号の仕事を行う事業堎以䞋「事業堎乙」ずいう。においお遞任されおいる救護に関する技術的事項を管理する者が事業堎乙に専属し぀぀事業堎乙ず䜵せお事業堎甲を管理するこずができるずきは、事業堎甲に぀いお蚱可しお差し支えないこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2]]法第25条の2第1項の政什で定める仕事 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [[劎働安党衛生芏則第3条]]総括安党衛生管理者の代理者 * 劎働安党衛生芏則第8条衛生管理者の遞任の特䟋 [[category:劎働安党衛生芏則|024-7]]
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2016-01-18T09:22:36Z
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21,911
劎働安党衛生芏則第24条の8
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (救護に関する技術的事項を管理する者の資栌) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第24条の7|前]][[劎働安党衛生芏則第24条の9|次]] ==条文== 救護に関する技術的事項を管理する者の資栌 ;第24条の8 # [[劎働安党衛生法第25条の2|法第25条の2]]第2項の厚生劎働省什で定める資栌を有する者は、次の各号の区分に応じ、圓該各号に掲げる者で、厚生劎働倧臣の定める研修を修了したものずする。 ## [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第1号に掲げる仕事  3幎以䞊ずい道等の建蚭の仕事に埓事した経隓を有する者 ## [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第2号に掲げる仕事  3幎以䞊圧気工法による䜜業を行う仕事に埓事した経隓を有する者 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第1号及び第2号の䜕れにも該圓する仕事に぀いおは、本条第1号及び第2号の䜕れにも該圓する者又はそれぞれの資栌を有する者を耇数遞任する必芁があるこず。<br />なお、3幎以䞊圧気シヌルド工法によるずい道の建蚭に埓事した経隓を有する者は、[[劎働安党衛生法斜行什第9条の2|什第9条の2]]第1号及び第2号の䜕れの仕事にも埓事した経隓を有する者ずされるものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法斜行什第9条の2]]法第25条の2第1項の政什で定める仕事 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-7-1-0.htm 劎働安党衛生芏則第24条の8の芏定に基づく厚生劎働倧臣の定める研修]昭和56幎05月25日付け劎働省告瀺第55号 [[category:劎働安党衛生芏則|024-8]]
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2016-01-18T10:29:45Z
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21,912
劎働安党衛生法斜行什第9条の2
劎働安党衛生法>劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (法第25条の2第1項の政什で定める仕事) 劎働安党衛生法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和55幎11月25日付け基発第647号)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法>劎働安党衛生法斜行什 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(法第25条の2第1項の政什で定める仕事)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお(昭和55幎11月25日付け基発第647号)", "title": "解説" } ]
劎働安党衛生法劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第9条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第9条の3|次]] ==条文== [[劎働安党衛生法第25条の2|法第25条の2]]第1項の政什で定める仕事 ;第9条の2 # [[劎働安党衛生法第25条の2|法第25条の2]]第1項の政什で定める仕事は、次のずおりずする。 ## ずい道等の建蚭の仕事で、出入口からの距離が1,000メヌトル以䞊の堎所においお䜜業を行うこずずなるもの及び深さが50メヌトル以䞊ずなるたお坑通路ずしお甚いられるものに限る。の掘削を䌎うもの ## 圧気工法による䜜業を行う仕事で、ゲヌゞ圧力0.1メガパスカル以䞊で行うこずずなるもの ==解説== '''劎働安党衛生法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお'''昭和55幎11月25日付け基発第647号 # 「出入口」ずは、劎働者が出入するこずのできるずい道等又はたお坑の坑口をいうものであるこず。 # 「出入口からの距離」ずは、出入口ずしお利甚する坑口から掘削䜜業等が行われおいる切矜のうち圓該坑口から最も離れた箇所にあるものたでの通路に沿った距離をいうものであり、次図に瀺すずおりであるこず。<br />なお、出入口が2箇所以䞊ある堎合にあっおは、それぞれの出入口からの距離のうち最短のものをいうものであるこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * 劎働安党衛生法の䞀郚を改正する法埋及び劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什の斜行に぀いお昭和55幎11月25日付け基発第647号 [[category:劎働安党衛生法斜行什|09-2]]
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2022-07-15T03:30:56Z
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21,915
劎働安党衛生芏則第18条の6
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (店瀟安党衛生管理者の遞任に係る劎働者数等)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(店瀟安党衛生管理者の遞任に係る劎働者数等)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第18条の5|前]][[劎働安党衛生芏則第18条の7|次]] ==条文== 店瀟安党衛生管理者の遞任に係る劎働者数等 ;第18条の6 # [[劎働安党衛生法第15条の3|法第15条の3]]第1項及び第2項の厚生劎働省什で定める劎働者の数は、次の各号の仕事の区分に応じ、圓該各号に定める数ずする。 ## [[劎働安党衛生法斜行什第7条|什第7条]]第2項第1号の仕事及び䞻芁構造郚が鉄骚造又は鉄骚鉄筋コンクリヌト造である建築物の建蚭の仕事  垞時20人 ## 前号の仕事以倖の仕事  垞時50人 # 建蚭業に属する事業の仕事を行う事業者であっお、[[劎働安党衛生法第15条|法第15条]]第2項に芏定するずころにより、圓該仕事を行う堎所においお、統括安党衛生責任者の職務を行う者を遞任し、䞊びにその者に[[劎働安党衛生法第15条|同条]]第1項又は第3項及び[[劎働安党衛生法第15条|同条]]第4項の指揮及び統括管理をさせ、䞊びに[[劎働安党衛生法第15条の2|法第15条の2]]第1項の資栌を有する者のうちから元方安党衛生管理者の職務を行う者を遞任し、及びその者に同項の事項を管理させおいるもの[[劎働安党衛生法第15条の3|法第15条の3]]第1項又は第2項の芏定により店瀟安党衛生管理者を遞任しなければならない事業者に限る。は、圓該堎所においお[[劎働安党衛生法第15条の3|同条]]第1項又は第2項の芏定により店瀟安党衛生管理者を遞任し、その者に[[劎働安党衛生法第15条の3|同条]]第1項又は第2項の事項を行わせおいるものずする。 ==解説== :店瀟安党衛生管理者の遞任に係る劎働者数に぀いお芏定したこず。 :{| class="wikitable" |- !仕事の区分!!垞時䜿甚する劎働者の数 |- |[[劎働安党衛生法斜行什第7条]]第2項第1号の仕事 |style="text-align:center"|20人以䞊30人未満 |- |䞻芁構造郚が鉄骚造又は鉄骚鉄筋コンクリヌト造である建築物の建蚭の仕事 |style="text-align:center"|20人以䞊50人未満 |} ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 * [[劎働安党衛生法第15条の2]]元方安党衛生管理者 * [[劎働安党衛生法第15条の3]]店瀟安党衛生管理者 * [[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生法斜行什第7条]]統括安党衛生責任者を遞任すべき業皮等 * [[劎働安党衛生芏則第18条の2]]什第7条第2項第1号の厚生劎働省什で定める堎所 * [[劎働安党衛生芏則第18条の4]]元方安党衛生管理者の資栌 * 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 [[category:劎働安党衛生芏則|018-6]]
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2016-02-03T09:22:25Z
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21,916
劎働安党衛生芏則第18条の7
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (店瀟安党衛生管理者の資栌)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第18条の6|前]][[劎働安党衛生芏則第18条の8|次]] ==条文== 店瀟安党衛生管理者の資栌 ;第18条の7 # [[劎働安党衛生法第15条の3|法第15条の3]]第1項及び第2項の厚生劎働省什で定める資栌を有する者は、次のずおりずする。 ## 孊校教育法による倧孊又は高等専門孊校を卒業した者倧孊評䟡・孊䜍授䞎機構により孊士の孊䜍を授䞎された者又はこれず同等以䞊の孊力を有するず認められる者を含む。別衚第5第1号の衚及び別衚第5第1号の2の衚においお同じ。で、その埌3幎以䞊建蚭工事の斜工における安党衛生の実務に埓事した経隓を有するもの ## 孊校教育法による高等孊校又は䞭等教育孊校を卒業した者孊校教育法斜行芏則昭和22幎文郚省什第11号第150条に芏定する者又はこれず同等以䞊の孊力を有するず認められる者を含む。別衚第5第1号の衚及び第1号の2の衚においお同じ。で、その埌5幎以䞊建蚭工事の斜工における安党衛生の実務に埓事した経隓を有するもの ## 8幎以䞊建蚭工事の斜工における安党衛生の実務に埓事した経隓を有する者 ## 前3号に掲げる者のほか、厚生劎働倧臣が定める者 ==解説== :「建蚭工事の斜工における安党衛生の実務に埓事した経隓」には、店瀟に籍を有し珟堎巡芖等を行い、珟堎の安党衛生管理に぀いお指導した経隓を含むものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 * 劎働安党衛生芏則別衚第5 * 孊校教育法斜行芏則第150条 * 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 [[category:劎働安党衛生芏則|018-7]]
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2016-01-19T09:09:22Z
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21,917
劎働安党衛生芏則第18条の8
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (店瀟安党衛生管理者の職務)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(店瀟安党衛生管理者の職務)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第18条の7|前]][[劎働安党衛生芏則第19条|次]] ==条文== 店瀟安党衛生管理者の職務 ;第18条の8 # [[劎働安党衛生法第15条の3|法第15条の3]]第1項及び第2項の厚生劎働省什で定める事項は、次のずおりずする。 ## 少なくずも毎月1回[[劎働安党衛生法第15条の3|法第15条の3]]第1項又は第2項の劎働者が䜜業を行う堎所を巡芖するこず。 ## [[劎働安党衛生法第15条の3|法第15条の3]]第1項又は第2項の劎働者の䜜業の皮類その他䜜業の実斜の状況を把握するこず。 ## [[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第1号の協議組織の䌚議に随時参加するこず。 ## [[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号の蚈画に関し同号の措眮が講ぜられおいるこずに぀いお確認するこず。 ==解説== # 第1号の巡芖の実斜の時期に぀いおは、䟋えばビル建築工事においお、地䞋掘削、鉄骚建お方等の混圚䜜業に䌎う劎働灜害の防止䞊重芁な工皋に着手する時期その他劎働灜害を防止する䞊で必芁な時期に重点的に巡芖を行い、たた、その間隔に぀いおは、工事の状況に応じ効果的か぀効率的に蚭定するこずが望たしいものであるこず。<br />したがっお、圓該工皋の状況によっおは、必ずしも巡芖を月1回以䞊行わせなくおも差し支えないものずするこず。 # 第2号の趣旚は、工皋衚に瀺された各工事の皮類ごずの工事の進捗状況を把握、確認しおおくずいうものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第15条の3]]店瀟安党衛生管理者 * [[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生芏則第635条]]協議組織の蚭眮及び運営 * [[劎働安党衛生芏則第636条]]䜜業間の連絡及び調敎 * [[劎働安党衛生芏則第637条]]䜜業堎所の巡芖 * [[劎働安党衛生芏則第638条の3]]蚈画の䜜成 * [[劎働安党衛生芏則第638条の4]]関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導 * 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-36/hor1-36-10-1-0.htm 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお][http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/040330-3.html]平成7幎4月21日付け基発第267号の2 [[category:劎働安党衛生芏則|018-8]]
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2016-01-19T09:30:13Z
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21,918
劎働安党衛生芏則第155条
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (䜜業蚈画)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(䜜業蚈画)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第154条|前]][[劎働安党衛生芏則第156条|次]] ==条文== 䜜業蚈画 ;第155条 # 事業者は、車䞡系建蚭機械を甚いお䜜業を行なうずきは、あらかじめ、前条の芏定による調査により知り埗たずころに適応する䜜業蚈画を定め、か぀、圓該䜜業蚈画により䜜業を行なわなければならない。 # 前項の䜜業蚈画は、次の事項が瀺されおいるものでなければならない。 ## 䜿甚する車䞡系建蚭機械の皮類及び胜力 ## 車䞡系建蚭機械の運行経路 ## 車䞡系建蚭機械による䜜業の方法 # 事業者は、第1項の䜜業蚈画を定めたずきは、前項第2号及び第3号の事項に぀いお関係劎働者に呚知させなければならない。 ==解説== ;土朚工事安党斜工技術指針 # 地山の圢状地質等の調査の結果に基づきこれに応じお削面の高さ及び募配を箇所毎に定めるこず。たた必芁に応じお土留・支保工等を蚈画するこず。 # 地山の含氎湧氎亀裂の䜍眮状態に基づき斜工䞭の排氎工を蚈画するこず。 # 浮き石等により危険が生じる恐れがある堎合は萜石防護ネット等により必芁な措眮を講ずるこず。 # 地圢衚土の状態に合わせ斜工の安党性を考え掘削の順序矜口の䜍眮及び数䞊びに土石運搬の方法等に぀いお十分怜蚎しあらかじめ蚈画をたおるこず。 # 掘削機械の配眮等に぀いおは地圢土質に適合するものを遞定し工事の芏暡工期等を考慮しお胜力以䞊の無理な䜜業を匷いないよう蚈画するこず。<br /><br /> ---- ;建蚭機械斜工安党マニュアル # 斜工法の遞定<br />発泚者が芁求する斜工基準、品質基準を満足する斜工法の遞定が必芁である。斜工条件、珟堎条件、目的物の斜工芏暡、日々の䜜業芏暡等の制玄条件を正しく捉え、安党に配慮した斜工法の遞定を行う。 # 建蚭機械の遞定<br />建蚭機械が指定されおいる堎合を陀いお、建蚭機械の遞定にあたっおは工事請負者の責任においお安党が確保されるように、工事数量、工事工皋所芁日数・斜工順序、斜工単䜍芏暡などの珟堎条件に最適な機皮の遞定を行う。<br />珟堎状況、呚蟺地域の状況により、第䞉者灜害防止が重芁な遞定芁因ずなり仕様曞等により斜工機械の指定がある堎合を陀く。 #他の怜蚎項目ずの盞互関係䞊の適合性把握<br />機皮の遞定は、工事蚈画党䜓を展望するずずもに、機械の盞互関係を怜蚎し、各皮の制玄条件を満たすよう最適機械の機皮、芏栌、組み合わせを考慮しお、珟堎ずの適合性の怜蚎を行うこずが重芁である。 # 建蚭機械の䜜業特性運動的特性を考慮した配眮蚈画<br />機械蚭備の配眮蚈画にあたっおは、運動性や䜿甚圢態機械の走行旋回や据付型蚭備等を考慮しお、斜工の安党が確保できるよう、最適な配眮を怜蚎するこずが重芁である。特に本質安党蚭蚈に基づいお開発された機械埌方小旋回型油圧シャベル等を配眮するこずが望たしい。 # 配眮蚈画䞊の呚蟺ぞの安党措眮<br />前項の各配眮方法に述べた事項の他、䜿甚堎所に着目しお以䞋に぀いおも合わせお怜蚎を行うこずが重芁である。 #*蚭備環境面の安党察策 #*:機械の䜜業堎所の必芁な照床の確保による危険防止察策 #*:機械の䜜業堎所の必芁な換気の確保による危険防止察策 #*:機械の䜜業範囲に近接する高圧線の高圧線偎の防護察策 #*:機械の䜜業範囲にある地䞭埋蚭物調査ず察策 #*:油類の流出に察しおの安党察策 #*機械偎の安党察策 #*:粉じん、隒音、振動、高枩䜎枩等による健康障害の危険防止察策 #*:運転に䌎う火灜未然防止察策、出火埌の消火察策 #*機械の取扱い者向けの安党措眮 #*:異垞事態発生時の連絡通報方法、分かりやすい箇所に応急措眮方法を衚瀺。 #*:機械䜿甚䞭の異垞発生時の措眮手順の衚瀺及び教 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第61条]]就業制限 * [[劎働安党衛生法斜行什第20条]]就業制限に係る業務 * [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7]]建蚭機械 * [[劎働安党衛生法第59条]]安党衛生教育 * [[劎働安党衛生芏則第36条]]特別教育を必芁ずする業務 * [[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生法第32条]]請負人の講ずべき措眮等 * 劎働安党衛生芏則第154条調査及び蚘録 * 劎働安党衛生芏則第156条制限速床 * 劎働安党衛生芏則第157条、第157条の2転萜等の防止等 * 劎働安党衛生芏則第158条接觊の防止 * 劎働安党衛生芏則第159条合図 * 劎働安党衛生芏則第160条運転䜍眮から離れる堎合の措眮 * 劎働安党衛生芏則第161条車䞡系建蚭機械の移送 * 劎働安党衛生芏則第162条ずう乗の制限 * 劎働安党衛生芏則第163条䜿甚の制限 * 劎働安党衛生芏則第164条䞻たる甚途以倖の䜿甚の制限 * 劎働安党衛生芏則第165条修理等 * 劎働安党衛生芏則第166条ブヌム等の降䞋による危険の防止 * 劎働安党衛生芏則第166条の2アタッチメントの倒壊等による危険の防止 * 劎働安党衛生芏則第166条の3アタッチメントの装着の制限 * 劎働安党衛生芏則第166条の4アタッチメントの重量の衚瀺等 * [[劎働安党衛生芏則第638条の3]]蚈画の䜜成 * [[劎働安党衛生芏則第638条の4]]関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導 * 振動芏制法斜行什第4条報告及び怜査 * 隒音芏制法斜行什第3条報告及び怜査 * 建蚭機械抵圓法斜行什第1条、別衚建蚭機械の範囲 * 建蚭機械抵圓法斜行芏則第2条の2、別衚第1建蚭機械の仕様 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 土朚工事安党斜工技術指針に぀いお昭和43幎4月17日付け建蚭省官技発第37号 * 建蚭工事の斜工に䌎っお発生する隒音振動の防止に぀いお昭和62幎4月3日付け建蚭省経機発第63号 * 建蚭工事公衆灜害防止察策芁綱の制定に぀いお平成5幎1月12日付け建蚭省経建発第1号 ==倖郚リンク== * [http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/221126anzensekousisin.pdf 土朚工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html 囜土亀通省] * [http://www.mlit.go.jp/common/001108862.pdf 建築工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html 囜土亀通省] * [http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/sosei_constplan_fr_000013.html 建蚭機械斜工安党マニュアル][http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/index.html 囜土亀通省] * [http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/sosei_constplan_fr_000005.html 建蚭工事に䌎う隒音振動察策技術指針][http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/index.html 囜土亀通省] * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス] * [http://wwwkt.mlit.go.jp/notice/index.html 告瀺・通達デヌタベヌスシステム]囜土亀通省 [[category:劎働安党衛生芏則|155]]
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2016-01-21T14:54:48Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC155%E6%9D%A1
21,924
クレヌン等安党芏則第66条の2
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>クレヌン等安党芏則 (前)(次) (䜜業の方法等の決定等) 劎働安党衛生芏則の斜行(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>劎働安党衛生法>クレヌン等安党芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(䜜業の方法等の決定等)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則の斜行(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生法クレヌン等安党芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[クレヌン等安党芏則]] [[クレヌン等安党芏則第66条|前]][[クレヌン等安党芏則第66条の3|次]] ==条文== 䜜業の方法等の決定等 ;第66条の2 # 事業者は、移動匏クレヌンを甚いお䜜業を行うずきは、移動匏クレヌンの転倒等による劎働者の危険を防止するため、あらかじめ、圓該䜜業に係る堎所の広さ、地圢及び地質の状態、運搬しようずする荷の重量、䜿甚する移動匏クレヌンの皮類及び胜力等を考慮しお、次の事項を定めなければならない。 ## 移動匏クレヌンによる䜜業の方法 ## 移動匏クレヌンの転倒を防止するための方法 ## 移動匏クレヌンによる䜜業に係る劎働者の配眮及び指揮の系統 # 事業者は、前項各号の事項を定めたずきは、圓該事項に぀いお、䜜業の開始前に、関係劎働者に呚知させなければならない。 ==解説== * 移動匏クレヌンを甚いた䜜業を行うずきは、その転倒等による劎働者の危険を防止するため、䜜業開始前に䜜業の方法等に぀いお定め、呚知するこずを芏定したこず。 # 第1項の「移動匏クレヌンの転倒等」の「等」には、移動匏クレヌンの䞊郚旋回䜓によるはさたれ、荷の萜䞋、架空電線の充電電路による感電等が含たれるこず。 # 第1項第1号の「䜜業の方法」には、䞀床に぀り䞊げる荷の重量、荷の積卞し䜍眮、移動匏クレヌンの蚭眮䜍眮、玉掛けの方法、操䜜の方法等に関する事項があるこず。 # 第1項第2号の「転倒を防止するための方法」には、地盀の状況に応じた鉄板等の敷蚭の措眮、アりトリガヌの匵り出し、アりトリガヌの䜍眮等に関する事項があるこず。 # 第1項第3号の「劎働者の配眮」を定めるずは、䜜業党䜓の指揮を行う者、玉掛けを行う者、合図を行う者等劎働者の職務を定めるこず䞊びにこれらの者の䜜業堎所及び立入犁止堎所を定めるこずをいうこず。 # 耇数の事業堎の劎働者が共同しお䜜業を行う堎合には、それぞれの事業者が、「移動匏クレヌンを甚いお䜜業を行う」事業者に該圓するが、元方事業者等が䜜業蚈画、䜜業指瀺曞等の圢で本条第1項各号の事項に぀いお、統䞀しお定めおいる堎合に぀いおは、その限床においおこれを甚いおも差し支えないこず。<br /><br /> ---- ;土朚工事安党斜工技術指針 # 移動匏クレヌンの遞定に぀いおはその性胜機皮を十分把握しおおくこず。 # 移動匏クレヌンの遞定の際は䜜業半埄吊り䞊げ荷重・フック重量を蚭定し性胜曲線図で胜力を確認し十分な胜力をもった機皮を遞定するこず。 # 䜜業内容をよく理解し䜜業環境等をよく考慮しお䜜業蚈画をたおるこず。 # 送配電線の近くでの䜜業は絶瞁甚防護措眮がされおいるこずを確認しおから行うこず。 # 絶瞁甚防護措眮のされおいない送配電線の近くでの䜜業時は安党離隔距離を厳守しお行うこず。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生芏則の斜行'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 :「胜力」ずは、移動匏クレヌンに぀いおは明现曞蚘茉事項のうちの䞻芁郚分でよいものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第29条の2]]元方事業者の講ずべき措眮等 * 劎働安党衛生法第61条就業制限 * [[劎働安党衛生法斜行什第1条]]定矩 * [[劎働安党衛生法斜行什第10条]][[劎働安党衛生法第33条|法第33条]]第1項の政什で定める機械等 * [[劎働安党衛生法斜行什第20条]]就業制限に係る業務 * 劎働安党衛生芏則第349条工䜜物の建蚭等の䜜業を行なう堎合の感電の防止 * 劎働安党衛生芏則第452条通行の犁止 * 劎働安党衛生芏則第575条の2材料等 * [[劎働安党衛生芏則第634条の2]][[劎働安党衛生法第29条の2|法第29条の2]]の厚生劎働省什で定める堎所 * [[劎働安党衛生芏則第638条の4]]関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導 * 劎働安党衛生芏則第639条クレヌン等の運転に぀いおの合図の統䞀 * 劎働安党衛生芏則第662条の8移動匏クレヌンに぀いおの措眮 * クレヌン等安党芏則第1条定矩 * クレヌン等安党芏則第2条適甚の陀倖 * クレヌン等安党芏則第70条の3䜿甚の犁止 * クレヌン等安党芏則第70条の4アりトリガヌの䜍眮 * クレヌン等安党芏則第71条運転の合図 * クレヌン等安党芏則第72条、第73条搭乗の制限 * クレヌン等安党芏則第74条、第74条の2立入犁止 * クレヌン等安党芏則第74条の3匷颚時の䜜業䞭止 * クレヌン等安党芏則第74条の4匷颚時における転倒の防止 * クレヌン等安党芏則第75条運転䜍眮からの離脱の犁止 * クレヌン等安党芏則第75条の2ゞブの組立お等の䜜業 * クレヌン等安党芏則第215条䞍適栌なワむダロヌプの䜿甚犁止 * クレヌン等安党芏則第216条䞍適栌な぀りチェヌンの䜿甚犁止 * クレヌン等安党芏則第217条䞍適栌なフック、シャックル等の䜿甚犁止 * クレヌン等安党芏則第218条䞍適栌な繊維ロヌプ等の䜿甚犁止 * クレヌン等安党芏則第219条リングの具備等 * クレヌン等安党芏則第219条の2䜿甚範囲の制限 * クレヌン等安党芏則第220条䜜業開始前の点怜 * クレヌン等安党芏則別衚 * 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/221126anzensekousisin.pdf 土朚工事安党斜工技術指針]昭和43幎4月17日付け建蚭省官技発第37号 ==倖郚リンク== * [http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/290331anzensekousisin.pdf 土朚工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html 囜土亀通省] * [http://www.mlit.go.jp/common/001108862.pdf 建築工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html 囜土亀通省] * [http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/sosei_constplan_fr_000013.html 建蚭機械斜工安党マニュアル][http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/index.html 囜土亀通省] [[category:クレヌン等安党芏則|066-2]]
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2017-08-28T08:43:18Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%AD%89%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC66%E6%9D%A1%E3%81%AE2
21,925
高等孊校物理/物理II/バンドギャップ
量子力孊の基本方皋匏である「シュレヌディンガヌの方皋匏」ずいう埮分方皋匏を立おるさいに、その察象の物理珟象にあわせお、倉圢する必芁がある。 量子力孊で結晶栌子をあ぀かう堎合、原子が呚期的な䞊んでいるために、結晶構造がどの盎線方向にも呚期的である事から、それらの珟象を方皋匏ずしおは、盎線方向に呚期的なポテンシャル(電䜍や䜍眮゚ネルギヌのようなもの)条件のもずに、シュレヌディンガヌ方皋匏を倉圢しお解く必芁がある。 なお、シュレヌディンガヌの方皋匏を、結晶栌子の構造のような盎線方向の呚期的なポテンシャル条件に倉圢した匏のこずを「ブロッホの匏」ずいう。たた、この「ブロッホの匏」の結果から埗られる様々な結果が、「ブロッホの定理」などず呌ばれる。 「シュレヌディンガヌの方皋匏」および「ブロッホの匏」を解く蚈算は、なかなか難解であるので、蚈算によらずに図的に解を求めたい。 なので、その匏の結果だけを、分かりやすく図瀺する必芁がある。 「ブロッホの匏」に぀いおの蚈算結果の図が、「バンドギャップ」であり、参考曞などに曞かれおいる、あのバンドギャップの図である。(2015幎ごろに買った珟圚、垂販の参考曞には、バンドギャップの図が曞かれおいる。しかし、2014幎ごろに発売された怜定教科曞には、曞かれおない。) 「バンドギャップ」ずは、単に「ブロッホの匏」の結果を図瀺したものにすぎないので、けっしお、あのような圢状の倖圢や内郚圢状をしおいる半導䜓や金属結晶などの実物が、぀ねに存圚しおいるのではない。 たた、ブロッホの匏の蚈算では、盎線䞊に1次元的に呚期的に䞊ぶ、無数の原子栞のあ぀たりを想定しおおり、けっしお䞉次元にならぶ実際の結晶構造などは想定しおいない。しかし20䞖玀の物理孊では、実際の䞉次元にならぶ物䜓の物質の性質の解釈にも、ブロッホの匏やバンドギャップ図を、適甚しおいる。(「実際に、盎線䞊に1次元的に原子を呚期的に䞊ばせたら、実隓結果は、どうなるか?」ずいう分野は、メタマテリアルなどず蚀われる分野であり、21䞖玀になっお、やっず研究の盛んになった分野である。) たた、バンドギャップ図には、他にも気を぀けるこずがある。それは、けっしお物理的な圢状には、察応しおいない、ず蚀うこずである。局状に耇数の材料を䞊べおいる半導䜓の「バンドギャップ」の図の堎合、バンドギャップの暪軞方向には、局の䞊んでいる順序どおりにバンドギャップの暪軞を描くので、内郚圢状ず暪軞方法の圢が䌌るこずがあるので、぀い぀い「バンドギャップ」の抂念が、おっきり物理的な圢状をあらわしたものず誀解しおしたいかねないが、もずもずは、単に「ブロッホの匏」の結果を図瀺しただけの図である。 なので、䞀芋するず、バンドギャップの抂念は、無駄なように思えるし、ブロッホの匏を解けない物理専門倖の者ぞの、劥協(だきょう)の産物(さんぶ぀)のようにも思えるかもしれない。 しかし、さらに高床な物理珟象ずしお、電界などの倖郚条件を結晶に远加したずきに、結晶の量子的な物理珟象の実隓結果が、電堎などの条件がなかった時ずは実隓結果が埮劙に倉わるのだが、それらの远加条件の圱響を考察するさいに、いちいち毎回、「ブロッホの匏」を解きなおすのは、ずおも煩雑である。 なので、かわりに、バンドギャップの図を甚いお、シュレヌディンガヌの方皋匏も解かずに、ブロッホの匏を解かずに、効率的に実隓結果を予枬したいのである。 「シュレヌディンガヌの方皋匏」および「ブロッホの匏」の解法および「バンドギャップ」の抂念の導出は、高校レベルを倧幅に越えおるので、解法および導出の方法は省略し、本wikibooksでは、抂略のみを瀺す。 たた、いきなり結晶構造を扱うのは難解なので、たずは化孊結合から説明する。 たず、2個の原子のたわりの䟡電子どうしの結合では、「ブロッホの匏」は䜿甚しない。たった2個の原子は、結晶構造ではないので、ブロッホの匏の䜿いようが、ないのである。 いっぜう、「シュレヌディンガヌの方皋匏」は、2個の原子の結合を解析するさいに、䜿甚する。 さお、倚くの皮類の原子は、結合するこずで、安定する。(垌ガスは䟋倖。) ずりあえず、垌ガス以倖の、䞀般の原子を考える。 ずころで物理孊では、゚ネルギヌの高い状態から、䜎い状態ぞず、移動するのが、自然である。぀たり、゚ネルギヌ準䜍が結合前は高く、結合埌は、゚ネルギヌ準䜍が䜎䞋しおいる。 このこずから、぀たり、結合前の原子ぱネルギヌが高く、結合埌の分子は、゚ネルギヌが䜎いず考えるべきである。 その事をグラフで衚珟するず、右図のようなグラフになる。グラフの瞊軞の「E」ぱネルギヌのこず。 右図で、巊右に「1s」ずあるが、それが、原子の結合前の゚ネルギヌである。(↑ず↓の矢印に぀いおは、高校範囲倖なので、気にしなくおよい。) 右図では、原子(たたは䟡電子)は2個だずしおいる。 で、巊右の「1s」のあいだに、「σ」ずいうのが、䞊䞋2個あるが、そのうちの、䞋偎のσが、結合埌の゚ネルギヌの倀である。 化孊で、このような結合によっお生じる軌道を考えお、そのような軌道を「結合性軌道」(け぀ごうせい きどう)ずいう。 さお、理論物理の匏で「シュレヌディンガヌの方皋匏」ずいうのがあるのだが、これを解くず、解が2぀あり(最終的に2次方皋匏になる)、結合埌の゚ネルギヌに぀いお、䞋偎のσのほかに、もうひず぀、グラフのσで著したように、結合前よりも高い゚ネルギヌの解が出お来る。 この、数匏䞊の、゚ネルギヌが結合前よりも高い軌道を、反結合性軌道(はん け぀ごうせい きどう)ずいう。 先に結論をいうず、「反結合性軌道」は䞀芋するず、䞍合理に芋える解だが、じ぀は、この反結合性軌道が、導䜓や半導䜓における、䌝導䜓の正䜓になっおいく。 2個の䟡電子の結合では、2個の解が出た。 3個の䟡電子の結合では、シュレヌディンガヌの方皋匏を解いたずきの解の個数は、2^2=4で、4個の解が出る。 4個の䟡電子の結合では、シュレヌディンガヌの方皋匏を解いたずきの解の個数は、2^3=8で、8個の解が出る。 説明の郜合䞊、「3個の原子の結合」ずか「4個の原子の結合」などず簡単そうに曞いたが、しかし、あらためお物理的な考えおみるず、あたり、物理的な意味はハッキリしない。あくたで、シュレヌディンガヌ方皋匏の蚈算䞊の理屈では、3個の原子の堎合は4個の解が出お、4個の原子の堎合は8個の解が出る、ずいう蚈算結果なだけである。 なぜ、「物理的な意味はハッキリしない」かずいうず、2個の電子の堎合なら、䟡電子が2個組み合わさっお、電子察になる珟象に盞圓する。 しかし、3個の䟡電子は、けっしお、1個の電子察には、ならない。同様に、4個の電子も、けっしお、1個の電子察には、ならない。 さお、4個以䞊の䟡電子の堎合も同様に、原子を増やしおいくず、解の個数がふえる。 さお、金属の結晶では、原子が呚期的に䞊んでおり、しかも、電子が自由に移動できる。(いっぜう、絶瞁䜓の結晶では、電子が自由に移動できないので、けっしお、「4個以䞊の倚数の䟡電子どうしが、いく぀も結合しおいる堎合」ずは、みなせない。) なので、金属の結晶では、䟡電子が、䜕千個や䜕䞇個も、おたがいに結合しおいる、ずみなす事ができる。 ずもかく、シュレヌディンガヌの方皋匏を、原子が呚期的に䞊んでいる、ずいう条件で解いた匏を、「ブロッホの匏」ずいう。なお、ブロッホの匏では、蚈算には原子栞の配眮さえ分かっおいればいいので、絶瞁䜓や半導䜓でもブロッホの匏は適甚できる。 (泚意。: このシュレヌディンガヌ方皋匏およびブロッホの匏で、呚期的に䞊ばせるものは「原子」であり、けっしお「電子」ではない。電子は自由電子ずしお共有されるので、むしろ電子を呚期的には䞊ばせおはいけない。なお、倧孊で習う「ブロッホの匏」の蚈算では、そのような電子の呚期的な䞊ばせは、そもそも登堎しないので、あたり心配しなくおよい。) 結晶構造のように、結晶で、原子が呚期的に倚数個、䞊べば、物理孊の蚈算ずしおは、そこでやっず「ブロッホの匏」を䜿甚する必芁が生じる。 なお、いちおう、ブロッホの匏では、蚈算には原子栞の配眮さえ分かっおいればいいので、絶瞁䜓や半導䜓でもブロッホの匏は適甚できる。 このため、半導䜓のPN接合の接合界面の解析でも「ブロッホの匏」を䜿甚しお解析するずいう慣習が、20䞖玀からの物理孊教育および電子工孊教育での通䟋であり、日本やアメリカの倧孊教育でも同様であるので、物理孊科や電子工孊科の孊生は、その慣䟋にしたがう事になる。 (なお、盎線状1次元に原子を䞊べたずしお、ブロッホの匏を解くので、実際の原子結晶の3次元的な構造には、察応しない。あらかじめ原子栞の配眮が分かっおいるこずが前提になっおいる。) (※ そもそも、ブロッホの匏から予想される理論には、䟋倖も倚い。たずえば、遷移金属酞化物(NiOやCuOなど)からなる結晶の性質に぀いおは、ブロッホの匏の理論では、あたり䞊手く、説明できない。ブロッホの匏から発展しおできた理論「バンド理論」(※ ←「バンド理論」に぀いおは埌述する)では、金属である事が予想されるハズの物質なのに、実際には絶瞁䜓であるずいう物質も発芋されおおり、そのような物質の䞀䟋ずしお「モット絶瞁䜓」ずいわれる皮類の物質が、物理孊者モットなどによっお20䞖玀䞭頃たでには、すでに発芋されおいた。) さお、このブロッホの匏の蚈算結果によるず、ある倀の゚ネルギヌの呚囲に、解の個数が倚くなったり、べ぀の倀のある゚ネルギヌの呚囲には、解の個数が少なくなったり、぀たり、解の分垃に、ムラが生じるこずが、蚈算によっお分かっおいる。 ぀たり、呚囲に解が倚い゚ネルギヌもあれば、呚囲に解が少ない゚ネルギヌもある。 この、呚囲に解のない゚ネルギヌが、バンドギャップ理論の犁止垯(きんしたい) の正䜓である。 いっぜう、(実際に実隓結果で電子がその䜍眮゚ネルギヌをずっおるかどうかずは無関係に、)ずりあえず「ブロッホの匏」では電子がその゚ネルギヌを垯のこずを、゚ネルギヌ垯ずいう。 ぀たり、「ブロッホの匏」では解があっおも、それは実際の実隓では「電子がその䜍眮゚ネルギヌを取り埗る可胜性がありうる」ずいう必芁条件的な可胜性にすぎず、かならずしも、その䜍眮゚ネルギヌの解を取り埗るずはかぎらない。 実際の金属結晶では、゚ネルギヌ垯を、䜍眮゚ネルギヌのひくい順番に、電子が埋たっおいく。(぀たり、バンドギャップの図では、䞋偎から埋たっおいく。) (※ 絶察に高校の範囲倖なので、いっさい暗蚘しなくお良い。高校どころか、倚くの理系倧孊生でも知らない分野である。) (※ 『高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞』で、光電効果の説明を読んでおいおください。予備知識ずしお、光電効果の知識が必芁です。) 金属などの結晶では、通垞は、バンドの゚ネルギヌ間隔に盞圓する゚ネルギヌの波長(呚波数)の光しか吞収しない。 しかし、そもそもバンド構造は、けっしお絶察的な原理ではなく、たかが金属結晶などの䞀郚の構造物でしかなりたたない皋床の、珟象である。 そのためか、ずおも小さい確率であるが、金属でも、バンド間隔に盞圓しない゚ネルギヌを吞収する堎合もあり、その結果、䞊䞋のバンド間の䞭間的な゚ネルギヌに察応する波長の光を吞収する事があり、このような珟象を二光子吞収ずいう。 このため、䟋えば本来なら赀倖光を吞収できなくお玫倖光を吞収するような材料であっおも、高匷床の赀倖光をあびせる事などにより、赀倖光を吞収させる事ができる。 たた、金属だけでなく、セラミックや高分子化合物などの倚くの皮類の分子で、ずおも䜎い確率であるが、高匷床の光をあびせ぀づける事によっお二光子吞収が起きる。 二光子吞収を起こさせるための光源ずしお、たず(半導䜓などによる)レヌザヌ光が必芁で、匷床のずおも匷い、短時間(フェムト秒)のレヌザヌを甚いた堎合に、このような二光子吞収の珟象が芳枬される。すでに高粟床の芳枬装眮などに、二光子吞収の原理は、実甚されおいる。 たず、ずおも薄い材料では、そもそも、バンドギャップの前提になるような、䞉次元の結晶構造が存圚しない。 そのため、wikibooks『高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞』で、光電効果の発展事項でも説明したように、薄い材料や埮粒子では、光電効果が、埓来の理論から倖れるのであった。 さお、物䜓の衚面も、薄いのである。 しかし、垞枩の物䜓衚面で芋られる珟象では、すでに叀代から人類は、さたざたな物䜓の衚面を芳察しおおり、今や、新しい珟象は、もう残っおいない。 しかし、衚面ではなく、たずえば半導䜓トランゞスタの゚ミッタずベヌスの境界面のように、2皮類の物䜓の接合しおいる内郚の界面では、普通の方法では芳察できず、そうではない。 䜕を説明したいかずいうず、「量子ホヌル効果」ずいう珟象を説明したい。 たず、予備知識ずしお、「量子」的ではない、通垞の「ホヌル効果」を説明しよう。 物質は、磁堎Bを掛けた時に、その物質の抵抗倀が倉化する。この珟象(物質に磁堎を掛けた時に、その物質の抵抗倀が倉化する珟象)のこずをホヌル効果ずいう。しかし、導䜓の堎合は、ホヌル効果による抵抗の倉化量が小さい。いっぜう、半導䜓では、ホヌル効果による抵抗の倉化量が倧きい。 このため、珟代では、ホヌル効果をもちいた補品は、䞻に半導䜓で䜜成される。 なお、ホヌル効果のおきる原因は、ロヌレンツ力によっお、電子の運動がサむクロトロン運動のように円運動になり、電子から芋た堎合の 道のり(みちのり) が増えるからである。 ここたでのホヌル効果のハナシでは、物䜓の「バンドギャップ」も、「衚面」も、なんの関係もない。たた、倧孊1幎レベルの物理の教科曞で、ホヌル効果に぀いおは、入門的な事項ずしお、説明されおいる。 次の文章から、「バンドギャップ」が関係しおくるハナシをする。 さお、ある皮類の半導䜓の内郚界面では、絶察零床にちかい極床の䜎枩では、磁堎を倉化させおいったずきの電気抵抗の倀の倉化が、連続な倉化ではなく、飛び飛びの倀ずしお䞍連続な倉化しおいく事が知られおおり、これを量子ホヌル効果ずいう。 この量子ホヌル効果の理解も、バンドギャップの考えから芋れば( 埌知恵(あずぢえ)であるが・・・ )、「内郚界面」が、その定矩䞊、ずおも薄いのであるから、そもそもバンドギャップが成り立たないず考えるず、ツゞツマがある。 (※ ずいうか、そもそも数孊では、たずえば䞭孊校でならう「線分」には倪さが存圚しなかったし、立方䜓や盎方䜓の「衚面」にも「厚さ」が存圚しなかった。) さお、本wikibooksの䞊述の䟋(および『高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞』で、光電効果の発展事項でも説明した䟋)のように、物質がうすい等の理由で、バンドギャップが成り立たない堎合、その原子の取りうる゚ネルギヌが飛び飛びの倀になるのであった。 量子ホヌル効果でも同様に、2皮類の接合しおいる半導䜓の内郚界面がうすくおバンドギャップの前提条件が成り立たないず芋なせば、原子の゚ネルギヌが飛び飛びの倀になるのも圓然ず思えるし、その結果ずしお、抵抗が飛び飛びの倀になるのも圓然ず思えるだろう。(埌知恵(あずぢえ)であるが・・・) 日本囜では、すでに、電気抵抗の枬定のための囜家暙準噚ずしお、この量子ホヌル効果を利甚した玠子が、すでに実甚化されおいる。 なお、磁堎のもずで、ある原子や分子の゚ネルギヌがずびずびになる堎合のその゚ネルギヌのこずをランダり準䜍ずいう。 たた、なお、厚さがナノメヌトル単䜍ほどに薄い薄膜(はくたく)のように電子が二次元方向にしか移動できない状態や、あるいは、接合しおいる2皮類の半導䜓の内郚界面のように電子が二次元方向の圱響だけを匷く受ける堎合のような状態をたずめお、2次元電子系ずいう。 たた、なお、2016幎のノヌベル物理孊賞では、量子ホヌル効果ず超䌝導ずの関係を、数孊的に解明した(トポロゞヌなどの手法を甚いた)研究がノヌベル賞を受賞しおいる。物理孊者サりレス(米囜)などが、この量子ホヌル効果ず超䌝導ずの関係の数孊的研究で2016幎のノヌベル物理孊賞を受賞した。
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"paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "右図では、原子(たたは䟡電子)は2個だずしおいる。", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "で、巊右の「1s」のあいだに、「σ」ずいうのが、䞊䞋2個あるが、そのうちの、䞋偎のσが、結合埌の゚ネルギヌの倀である。", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "化孊で、このような結合によっお生じる軌道を考えお、そのような軌道を「結合性軌道」(け぀ごうせい きどう)ずいう。", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "さお、理論物理の匏で「シュレヌディンガヌの方皋匏」ずいうのがあるのだが、これを解くず、解が2぀あり(最終的に2次方皋匏になる)、結合埌の゚ネルギヌに぀いお、䞋偎のσのほかに、もうひず぀、グラフのσで著したように、結合前よりも高い゚ネルギヌの解が出お来る。", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "この、数匏䞊の、゚ネルギヌが結合前よりも高い軌道を、反結合性軌道(はん け぀ごうせい きどう)ずいう。", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "先に結論をいうず、「反結合性軌道」は䞀芋するず、䞍合理に芋える解だが、じ぀は、この反結合性軌道が、導䜓や半導䜓における、䌝導䜓の正䜓になっおいく。", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "", "title": "原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "2個の䟡電子の結合では、2個の解が出た。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "3個の䟡電子の結合では、シュレヌディンガヌの方皋匏を解いたずきの解の個数は、2^2=4で、4個の解が出る。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "4個の䟡電子の結合では、シュレヌディンガヌの方皋匏を解いたずきの解の個数は、2^3=8で、8個の解が出る。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "説明の郜合䞊、「3個の原子の結合」ずか「4個の原子の結合」などず簡単そうに曞いたが、しかし、あらためお物理的な考えおみるず、あたり、物理的な意味はハッキリしない。あくたで、シュレヌディンガヌ方皋匏の蚈算䞊の理屈では、3個の原子の堎合は4個の解が出お、4個の原子の堎合は8個の解が出る、ずいう蚈算結果なだけである。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "なぜ、「物理的な意味はハッキリしない」かずいうず、2個の電子の堎合なら、䟡電子が2個組み合わさっお、電子察になる珟象に盞圓する。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "しかし、3個の䟡電子は、けっしお、1個の電子察には、ならない。同様に、4個の電子も、けっしお、1個の電子察には、ならない。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "さお、4個以䞊の䟡電子の堎合も同様に、原子を増やしおいくず、解の個数がふえる。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "さお、金属の結晶では、原子が呚期的に䞊んでおり、しかも、電子が自由に移動できる。(いっぜう、絶瞁䜓の結晶では、電子が自由に移動できないので、けっしお、「4個以䞊の倚数の䟡電子どうしが、いく぀も結合しおいる堎合」ずは、みなせない。)", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "なので、金属の結晶では、䟡電子が、䜕千個や䜕䞇個も、おたがいに結合しおいる、ずみなす事ができる。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずもかく、シュレヌディンガヌの方皋匏を、原子が呚期的に䞊んでいる、ずいう条件で解いた匏を、「ブロッホの匏」ずいう。なお、ブロッホの匏では、蚈算には原子栞の配眮さえ分かっおいればいいので、絶瞁䜓や半導䜓でもブロッホの匏は適甚できる。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "(泚意。: このシュレヌディンガヌ方皋匏およびブロッホの匏で、呚期的に䞊ばせるものは「原子」であり、けっしお「電子」ではない。電子は自由電子ずしお共有されるので、むしろ電子を呚期的には䞊ばせおはいけない。なお、倧孊で習う「ブロッホの匏」の蚈算では、そのような電子の呚期的な䞊ばせは、そもそも登堎しないので、あたり心配しなくおよい。)", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "結晶構造のように、結晶で、原子が呚期的に倚数個、䞊べば、物理孊の蚈算ずしおは、そこでやっず「ブロッホの匏」を䜿甚する必芁が生じる。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "なお、いちおう、ブロッホの匏では、蚈算には原子栞の配眮さえ分かっおいればいいので、絶瞁䜓や半導䜓でもブロッホの匏は適甚できる。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "このため、半導䜓のPN接合の接合界面の解析でも「ブロッホの匏」を䜿甚しお解析するずいう慣習が、20䞖玀からの物理孊教育および電子工孊教育での通䟋であり、日本やアメリカの倧孊教育でも同様であるので、物理孊科や電子工孊科の孊生は、その慣䟋にしたがう事になる。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "(なお、盎線状1次元に原子を䞊べたずしお、ブロッホの匏を解くので、実際の原子結晶の3次元的な構造には、察応しない。あらかじめ原子栞の配眮が分かっおいるこずが前提になっおいる。)", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "(※ そもそも、ブロッホの匏から予想される理論には、䟋倖も倚い。たずえば、遷移金属酞化物(NiOやCuOなど)からなる結晶の性質に぀いおは、ブロッホの匏の理論では、あたり䞊手く、説明できない。ブロッホの匏から発展しおできた理論「バンド理論」(※ ←「バンド理論」に぀いおは埌述する)では、金属である事が予想されるハズの物質なのに、実際には絶瞁䜓であるずいう物質も発芋されおおり、そのような物質の䞀䟋ずしお「モット絶瞁䜓」ずいわれる皮類の物質が、物理孊者モットなどによっお20䞖玀䞭頃たでには、すでに発芋されおいた。)", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "さお、このブロッホの匏の蚈算結果によるず、ある倀の゚ネルギヌの呚囲に、解の個数が倚くなったり、べ぀の倀のある゚ネルギヌの呚囲には、解の個数が少なくなったり、぀たり、解の分垃に、ムラが生じるこずが、蚈算によっお分かっおいる。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "぀たり、呚囲に解が倚い゚ネルギヌもあれば、呚囲に解が少ない゚ネルギヌもある。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "この、呚囲に解のない゚ネルギヌが、バンドギャップ理論の犁止垯(きんしたい) の正䜓である。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "いっぜう、(実際に実隓結果で電子がその䜍眮゚ネルギヌをずっおるかどうかずは無関係に、)ずりあえず「ブロッホの匏」では電子がその゚ネルギヌを垯のこずを、゚ネルギヌ垯ずいう。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "぀たり、「ブロッホの匏」では解があっおも、それは実際の実隓では「電子がその䜍眮゚ネルギヌを取り埗る可胜性がありうる」ずいう必芁条件的な可胜性にすぎず、かならずしも、その䜍眮゚ネルギヌの解を取り埗るずはかぎらない。", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "実際の金属結晶では、゚ネルギヌ垯を、䜍眮゚ネルギヌのひくい順番に、電子が埋たっおいく。(぀たり、バンドギャップの図では、䞋偎から埋たっおいく。)", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "", "title": "3個以䞊の原子の結合" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "(※ 絶察に高校の範囲倖なので、いっさい暗蚘しなくお良い。高校どころか、倚くの理系倧孊生でも知らない分野である。)", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "(※ 『高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞』で、光電効果の説明を読んでおいおください。予備知識ずしお、光電効果の知識が必芁です。)", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "金属などの結晶では、通垞は、バンドの゚ネルギヌ間隔に盞圓する゚ネルギヌの波長(呚波数)の光しか吞収しない。", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "しかし、そもそもバンド構造は、けっしお絶察的な原理ではなく、たかが金属結晶などの䞀郚の構造物でしかなりたたない皋床の、珟象である。", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "そのためか、ずおも小さい確率であるが、金属でも、バンド間隔に盞圓しない゚ネルギヌを吞収する堎合もあり、その結果、䞊䞋のバンド間の䞭間的な゚ネルギヌに察応する波長の光を吞収する事があり、このような珟象を二光子吞収ずいう。", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "このため、䟋えば本来なら赀倖光を吞収できなくお玫倖光を吞収するような材料であっおも、高匷床の赀倖光をあびせる事などにより、赀倖光を吞収させる事ができる。", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "たた、金属だけでなく、セラミックや高分子化合物などの倚くの皮類の分子で、ずおも䜎い確率であるが、高匷床の光をあびせ぀づける事によっお二光子吞収が起きる。", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "二光子吞収を起こさせるための光源ずしお、たず(半導䜓などによる)レヌザヌ光が必芁で、匷床のずおも匷い、短時間(フェムト秒)のレヌザヌを甚いた堎合に、このような二光子吞収の珟象が芳枬される。すでに高粟床の芳枬装眮などに、二光子吞収の原理は、実甚されおいる。", "title": "※ 範囲倖: 二光子吞収" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "たず、ずおも薄い材料では、そもそも、バンドギャップの前提になるような、䞉次元の結晶構造が存圚しない。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "そのため、wikibooks『高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞』で、光電効果の発展事項でも説明したように、薄い材料や埮粒子では、光電効果が、埓来の理論から倖れるのであった。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "さお、物䜓の衚面も、薄いのである。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "しかし、垞枩の物䜓衚面で芋られる珟象では、すでに叀代から人類は、さたざたな物䜓の衚面を芳察しおおり、今や、新しい珟象は、もう残っおいない。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "しかし、衚面ではなく、たずえば半導䜓トランゞスタの゚ミッタずベヌスの境界面のように、2皮類の物䜓の接合しおいる内郚の界面では、普通の方法では芳察できず、そうではない。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "䜕を説明したいかずいうず、「量子ホヌル効果」ずいう珟象を説明したい。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "たず、予備知識ずしお、「量子」的ではない、通垞の「ホヌル効果」を説明しよう。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "物質は、磁堎Bを掛けた時に、その物質の抵抗倀が倉化する。この珟象(物質に磁堎を掛けた時に、その物質の抵抗倀が倉化する珟象)のこずをホヌル効果ずいう。しかし、導䜓の堎合は、ホヌル効果による抵抗の倉化量が小さい。いっぜう、半導䜓では、ホヌル効果による抵抗の倉化量が倧きい。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "このため、珟代では、ホヌル効果をもちいた補品は、䞻に半導䜓で䜜成される。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "なお、ホヌル効果のおきる原因は、ロヌレンツ力によっお、電子の運動がサむクロトロン運動のように円運動になり、電子から芋た堎合の 道のり(みちのり) が増えるからである。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "ここたでのホヌル効果のハナシでは、物䜓の「バンドギャップ」も、「衚面」も、なんの関係もない。たた、倧孊1幎レベルの物理の教科曞で、ホヌル効果に぀いおは、入門的な事項ずしお、説明されおいる。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "次の文章から、「バンドギャップ」が関係しおくるハナシをする。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "さお、ある皮類の半導䜓の内郚界面では、絶察零床にちかい極床の䜎枩では、磁堎を倉化させおいったずきの電気抵抗の倀の倉化が、連続な倉化ではなく、飛び飛びの倀ずしお䞍連続な倉化しおいく事が知られおおり、これを量子ホヌル効果ずいう。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "この量子ホヌル効果の理解も、バンドギャップの考えから芋れば( 埌知恵(あずぢえ)であるが・・・ )、「内郚界面」が、その定矩䞊、ずおも薄いのであるから、そもそもバンドギャップが成り立たないず考えるず、ツゞツマがある。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "(※ ずいうか、そもそも数孊では、たずえば䞭孊校でならう「線分」には倪さが存圚しなかったし、立方䜓や盎方䜓の「衚面」にも「厚さ」が存圚しなかった。)", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "さお、本wikibooksの䞊述の䟋(および『高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞』で、光電効果の発展事項でも説明した䟋)のように、物質がうすい等の理由で、バンドギャップが成り立たない堎合、その原子の取りうる゚ネルギヌが飛び飛びの倀になるのであった。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "量子ホヌル効果でも同様に、2皮類の接合しおいる半導䜓の内郚界面がうすくおバンドギャップの前提条件が成り立たないず芋なせば、原子の゚ネルギヌが飛び飛びの倀になるのも圓然ず思えるし、その結果ずしお、抵抗が飛び飛びの倀になるのも圓然ず思えるだろう。(埌知恵(あずぢえ)であるが・・・)", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "日本囜では、すでに、電気抵抗の枬定のための囜家暙準噚ずしお、この量子ホヌル効果を利甚した玠子が、すでに実甚化されおいる。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "なお、磁堎のもずで、ある原子や分子の゚ネルギヌがずびずびになる堎合のその゚ネルギヌのこずをランダり準䜍ずいう。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "たた、なお、厚さがナノメヌトル単䜍ほどに薄い薄膜(はくたく)のように電子が二次元方向にしか移動できない状態や、あるいは、接合しおいる2皮類の半導䜓の内郚界面のように電子が二次元方向の圱響だけを匷く受ける堎合のような状態をたずめお、2次元電子系ずいう。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "たた、なお、2016幎のノヌベル物理孊賞では、量子ホヌル効果ず超䌝導ずの関係を、数孊的に解明した(トポロゞヌなどの手法を甚いた)研究がノヌベル賞を受賞しおいる。物理孊者サりレス(米囜)などが、この量子ホヌル効果ず超䌝導ずの関係の数孊的研究で2016幎のノヌベル物理孊賞を受賞した。", "title": "※ 範囲倖: 量子ホヌル効果" } ]
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{{stub}} :うろ芚えなので、蚂正しおください。 :※ 高校物理の怜定教科曞や参考曞ずかに、バンドギャップ理論の結果だけが曞いおあるので、その導出の方針も、本りィキブックスでは蚘述する。 == 「バンドギャップ」の正䜓は䜕か == 量子力孊の基本方皋匏である「シュレヌディンガヌの方皋匏」ずいう埮分方皋匏を立おるさいに、その察象の物理珟象にあわせお、倉圢する必芁がある。 量子力孊で結晶栌子をあ぀かう堎合、原子が呚期的な䞊んでいるために、結晶構造がどの盎線方向にも呚期的である事から、それらの珟象を方皋匏ずしおは、盎線方向に呚期的なポテンシャル電䜍や䜍眮゚ネルギヌのようなもの条件のもずに、シュレヌディンガヌ方皋匏を倉圢しお解く必芁がある。 なお、シュレヌディンガヌの方皋匏を、結晶栌子の構造のような盎線方向の呚期的なポテンシャル条件に倉圢した匏のこずを「ブロッホの匏」ずいう。たた、この「ブロッホの匏」の結果から埗られる様々な結果が、「ブロッホの定理」などず呌ばれる。 「シュレヌディンガヌの方皋匏」および「ブロッホの匏」を解く蚈算は、なかなか難解であるので、蚈算によらずに図的に解を求めたい。 なので、その匏の結果だけを、分かりやすく図瀺する必芁がある。 「ブロッホの匏」に぀いおの蚈算結果の図が、「バンドギャップ」であり、参考曞などに曞かれおいる、あのバンドギャップの図である。2015幎ごろに買った珟圚、垂販の参考曞には、バンドギャップの図が曞かれおいる。しかし、2014幎ごろに発売された怜定教科曞には、曞かれおない。 「バンドギャップ」ずは、単に「ブロッホの匏」の結果を図瀺したものにすぎないので、けっしお、あのような圢状の倖圢や内郚圢状をしおいる半導䜓や金属結晶などの実物が、぀ねに存圚しおいるのでは'''ない'''。 たた、ブロッホの匏の蚈算では、盎線䞊に1次元的に呚期的に䞊ぶ、無数の原子栞のあ぀たりを想定しおおり、けっしお䞉次元にならぶ実際の結晶構造などは想定しおいない。しかし20䞖玀の物理孊では、実際の䞉次元にならぶ物䜓の物質の性質の解釈にも、ブロッホの匏やバンドギャップ図を、適甚しおいる。「実際に、盎線䞊に1次元的に原子を呚期的に䞊ばせたら、実隓結果は、どうなるか」ずいう分野は、メタマテリアルなどず蚀われる分野であり、21䞖玀になっお、やっず研究の盛んになった分野である。 たた、バンドギャップ図には、他にも気を぀けるこずがある。それは、けっしお物理的な圢状には、察応しおいない、ず蚀うこずである。局状に耇数の材料を䞊べおいる半導䜓の「バンドギャップ」の図の堎合、バンドギャップの暪軞方向には、局の䞊んでいる順序どおりにバンドギャップの暪軞を描くので、内郚圢状ず暪軞方法の圢が䌌るこずがあるので、぀い぀い「バンドギャップ」の抂念が、おっきり物理的な圢状をあらわしたものず誀解しおしたいかねないが、もずもずは、単に「ブロッホの匏」の結果を図瀺しただけの図である。 なので、䞀芋するず、バンドギャップの抂念は、無駄なように思えるし、ブロッホの匏を解けない物理専門倖の者ぞの、劥協だきょうの産物さんぶ぀のようにも思えるかもしれない。 しかし、さらに高床な物理珟象ずしお、電界などの倖郚条件を結晶に远加したずきに、結晶の量子的な物理珟象の実隓結果が、電堎などの条件がなかった時ずは実隓結果が埮劙に倉わるのだが、それらの远加条件の圱響を考察するさいに、いちいち毎回、「ブロッホの匏」を解きなおすのは、ずおも煩雑である。 なので、かわりに、バンドギャップの図を甚いお、シュレヌディンガヌの方皋匏も解かずに、ブロッホの匏を解かずに、効率的に実隓結果を予枬したいのである。 「シュレヌディンガヌの方皋匏」および「ブロッホの匏」の解法および「バンドギャップ」の抂念の導出は、高校レベルを倧幅に越えおるので、解法および導出の方法は省略し、本wikibooksでは、抂略のみを瀺す。 たた、いきなり結晶構造を扱うのは難解なので、たずは化孊結合から説明する。 == 原子の結合ず゚ネルギヌの高䜎 == === 結合性軌道 === [[File:He2 antibonding orbital.png|thumb|結合のさいの、゚ネルギヌに぀いおの、グラフの暡匏図。]] たず、2個の原子のたわりの䟡電子どうしの結合では、「ブロッホの匏」は䜿甚'''しない'''。たった2個の原子は、結晶構造ではないので、ブロッホの匏の䜿いようが、ないのである。 いっぜう、「シュレヌディンガヌの方皋匏」は、2個の原子の結合を解析するさいに、䜿甚'''する'''。 さお、倚くの皮類の原子は、結合するこずで、安定する。垌ガスは䟋倖。 ずりあえず、垌ガス以倖の、䞀般の原子を考える。 ずころで物理孊では、゚ネルギヌの高い状態から、䜎い状態ぞず、移動するのが、自然である。぀たり、゚ネルギヌ準䜍が結合前は高く、結合埌は、゚ネルギヌ準䜍が䜎䞋しおいる。 このこずから、぀たり、結合前の原子ぱネルギヌが高く、結合埌の分子は、゚ネルギヌが䜎いず考えるべきである。 その事をグラフで衚珟するず、右図のようなグラフになる。グラフの瞊軞の「E」ぱネルギヌのこず。 右図で、巊右に「1s」ずあるが、それが、原子の結合前の゚ネルギヌである。↑ず↓の矢印に぀いおは、高校範囲倖なので、気にしなくおよい。 右図では、原子たたは䟡電子は2個だずしおいる。 で、巊右の「1s」のあいだに、「σ」ずいうのが、䞊䞋2個あるが、そのうちの、䞋偎のσが、結合埌の゚ネルギヌの倀である。 化孊で、このような結合によっお生じる軌道を考えお、そのような軌道を「結合性軌道」け぀ごうせい きどうずいう。 === 反結合性軌道 === さお、理論物理の匏で「シュレヌディンガヌの方皋匏」ずいうのがあるのだが、これを解くず、解が2぀あり最終的に2次方皋匏になる、結合埌の゚ネルギヌに぀いお、䞋偎のσのほかに、もうひず぀、グラフのσ<sup></sup>で著したように、結合前よりも高い゚ネルギヌの解が出お来る。 この、数匏䞊の、゚ネルギヌが結合前よりも高い軌道を、反結合性軌道はん け぀ごうせい きどうずいう。 先に結論をいうず、「反結合性軌道」は䞀芋するず、䞍合理に芋える解だが、じ぀は、この反結合性軌道が、導䜓や半導䜓における、䌝導䜓の正䜓になっおいく。 == 3個以䞊の原子の結合 == 2個の䟡電子の結合では、2個の解が出た。 3個の䟡電子の結合では、シュレヌディンガヌの方皋匏を解いたずきの解の個数は、2^2=4で、4個の解が出る。 4個の䟡電子の結合では、シュレヌディンガヌの方皋匏を解いたずきの解の個数は、2^3=8で、8個の解が出る。 説明の郜合䞊、「3個の原子の結合」ずか「4個の原子の結合」などず簡単そうに曞いたが、しかし、あらためお物理的な考えおみるず、あたり、物理的な意味はハッキリしない。あくたで、シュレヌディンガヌ方皋匏の蚈算䞊の理屈では、3個の原子の堎合は4個の解が出お、4個の原子の堎合は8個の解が出る、ずいう蚈算結果なだけである。 なぜ、「物理的な意味はハッキリしない」かずいうず、2個の電子の堎合なら、䟡電子が2個組み合わさっお、電子察になる珟象に盞圓する。 しかし、3個の䟡電子は、けっしお、1個の電子察には、ならない。同様に、4個の電子も、けっしお、1個の電子察には、ならない。 :なお、先に結論を蚀うが、金属原子を、このような「原子の結合の数が、3個以䞊の堎合」に芋立おるのである。 :金属結晶は、自由電子が結晶内郚を自由に移動できるので、自由電子を共有しおいるず考え、それを、共有しおいる自由電子どうしの化孊結合のような珟象、ずしお、芋立おるのである。 :いちおう、絶瞁䜓の原子4個や半導䜓の原子4個でも、シュレヌディンガヌの匏を立おるこずはできるし、解くこずもできるし、8個の解も出すこずができる。シュレヌディンガヌ方皋匏は、金属でなくおも適甚できるし、そもそも化孊結合の解析にシュレヌディンガヌ方皋匏を掻甚できるからである。 しかし、絶瞁䜓や半導䜓の堎合の、8個の解ずは䜕なのか、あたり物理的な意味がハッキリしない。 さお、4個以䞊の䟡電子の堎合も同様に、原子を増やしおいくず、解の個数がふえる。 さお、金属の結晶では、原子が呚期的に䞊んでおり、しかも、電子が自由に移動できる。いっぜう、絶瞁䜓の結晶では、電子が自由に移動できないので、けっしお、「4個以䞊の倚数の䟡電子どうしが、いく぀も結合しおいる堎合」ずは、'''みなせない'''。 なので、金属の結晶では、䟡電子が、䜕千個や䜕䞇個も、おたがいに結合しおいる、ずみなす事ができる。 ずもかく、シュレヌディンガヌの方皋匏を、原子が呚期的に䞊んでいる、ずいう条件で解いた匏を、「ブロッホの匏」ずいう。なお、ブロッホの匏では、蚈算には原子栞の配眮さえ分かっおいればいいので、絶瞁䜓や半導䜓でもブロッホの匏は適甚できる。 泚意。: このシュレヌディンガヌ方皋匏およびブロッホの匏で、呚期的に䞊ばせるものは「原子」であり、けっしお「電子」ではない。電子は自由電子ずしお共有されるので、むしろ電子を呚期的には䞊ばせおは'''いけない'''。なお、倧孊で習う「ブロッホの匏」の蚈算では、そのような電子の呚期的な䞊ばせは、そもそも登堎しないので、あたり心配しなくおよい。 結晶構造のように、結晶で、原子が呚期的に倚数個、䞊べば、物理孊の蚈算ずしおは、そこでやっず「ブロッホの匏」を䜿甚する必芁が生じる。 なお、いちおう、ブロッホの匏では、蚈算には原子栞の配眮さえ分かっおいればいいので、絶瞁䜓や半導䜓でもブロッホの匏は適甚できる。 このため、半導䜓のPN接合の接合界面の解析でも「ブロッホの匏」を䜿甚しお解析するずいう慣習が、20䞖玀からの物理孊教育および電子工孊教育での通䟋であり、日本やアメリカの倧孊教育でも同様であるので、物理孊科や電子工孊科の孊生は、その慣䟋にしたがう事になる。 なお、盎線状1次元に原子を䞊べたずしお、ブロッホの匏を解くので、実際の原子結晶の3次元的な構造には、察応しない。あらかじめ原子栞の配眮が分かっおいるこずが前提になっおいる。 ※ そもそも、ブロッホの匏から予想される理論には、䟋倖も倚い。たずえば、遷移金属酞化物NiOやCuOなどからなる結晶の性質に぀いおは、ブロッホの匏の理論では、あたり䞊手く、説明できない。ブロッホの匏から発展しおできた理論「バンド理論」※ ←「バンド理論」に぀いおは埌述するでは、金属である事が予想されるハズの物質なのに、実際には絶瞁䜓であるずいう物質も発芋されおおり、そのような物質の䞀䟋ずしお「モット絶瞁䜓」ずいわれる皮類の物質が、物理孊者モットなどによっお20䞖玀䞭頃たでには、すでに発芋されおいた。 さお、このブロッホの匏の蚈算結果によるず、ある倀の゚ネルギヌの呚囲に、解の個数が倚くなったり、べ぀の倀のある゚ネルギヌの呚囲には、解の個数が少なくなったり、぀たり、解の分垃に、ムラが生じるこずが、蚈算によっお分かっおいる。 ぀たり、呚囲に解が倚い゚ネルギヌもあれば、呚囲に解が少ない゚ネルギヌもある。 この、呚囲に解のない゚ネルギヌが、バンドギャップ理論の犁止垯きんしたい の正䜓である。 いっぜう、実際に実隓結果で電子がその䜍眮゚ネルギヌをずっおるかどうかずは無関係に、ずりあえず「ブロッホの匏」では電子がその゚ネルギヌを垯のこずを、゚ネルギヌ垯ずいう。 ぀たり、「ブロッホの匏」では解があっおも、それは実際の実隓では「電子がその䜍眮゚ネルギヌを取り埗る可胜性がありうる」ずいう必芁条件的な可胜性にすぎず、かならずしも、その䜍眮゚ネルギヌの解を取り埗るずはかぎらない。 実際の金属結晶では、゚ネルギヌ垯を、䜍眮゚ネルギヌのひくい順番に、電子が埋たっおいく。぀たり、バンドギャップの図では、䞋偎から埋たっおいく。 :※ 絶瞁䜓に぀いおもバンドギャップ構造を考える通説がある。なんでも、その絶瞁䜓のバンドギャップ理論の通説によるず、「絶瞁䜓は、バンド構造での犁止垯が広いから、絶瞁䜓である」らしい。で、通説では、導䜓の堎合は犁止垯の幅が狭い、らしい。半導䜓の堎合は、犁止垯の幅が、導䜓ず絶瞁䜓の䞭間くらい、らしい。で、絶瞁䜓では、䟡電子垯充満垯にある電子が、䞊の垯に励起しずらい、らしい。 :※ 「絶瞁䜓のバンドギャップ構造」や「半導䜓のバンドギャップ構造」を考える通説では、充満垯にある電子の励起のしやすさで、その物質の導電性が決たる、らしい。通説では、金属導䜓にある電子は励起をしやすいために、電気䌝導床が高い、ずされおいる。通説では、金属が励起しやすいのは、犁止垯の幅が狭いから、らしい。通説では、半導䜓が高枩で電気䌝導床が高くなるのは、熱゚ネルギヌによっお犁止垯を超える゚ネルギヌを電子が貰うから、らしい。 :※ 範囲倖:  なお、理系の倧孊などでは、犁止垯を飛び越える電子の割合に぀いお、「フェルミ゚ネルギヌ」ずいう抂念をもちいお、蚈算する。おおたかな蚈算の原理は、ボルツマン因子を぀かった蚈算である。『[[高等孊校化孊II/化孊反応の速さ]]』で、消されおなけれえば、発展項目ずしおボルツマン因子を説明しおあるだろう。高等な熱力孊などでは「『枩床が高くなるほど、○○が増える』ずいうような珟象の起きるずき、その確率は<math> e^{-\frac{E}{k_B T}} </math>に比䟋する」ずいうような理論があり、この理論の䞭にある匏の゚ネルギヌEを、犁止垯の゚ネルギヌ幅の倀に眮き換えればすれば、それがもう、ほずんどフェルミ゚ネルギヌの理論になる。なお、実際には、匏の圢は倚少は違うし、熱力孊ではなく「統蚈力孊」の理論をもちいお物理孊者フェルミなどは、その理論を導出したのだが。しかし、高校レベルでは、この皋床の理解でも、充分だろう。 :半導䜓工孊の教科曞でよく「フェルミ゚ネルギヌ」の解説があるが、べ぀に半導䜓内郚の電子にかぎった話題ではなく、金属内郚の電子もフェルミ゚ネルギヌの蚈算察象である。 :※ りィキペディア日本語版の『䟡電子垯』のバンドギャップの図が、たちがっおいる2017幎7月13日の時点では。なので読者は、怜定教科曞や参考曞で、バンドギャップの図を調べよ。 :※ よくあるマチガむずしお、「金属ではバンド構造が成り立たない」×ずいう誀解があり、ネット䞊にも、そのような勘違いが倚い。しかし、䞊蚘の蚘述でも説明したように、むしろ結晶構造の存圚こそが、バンド構造の前提ずなる、盎線䞊に䞊んだ原子配眮ずいう必芁条件である。 :怜定教科曞や参考曞では、きちんず、金属でもバンド構造が成り立぀ずいう図になっおいる。じっさい、'''数研出版の『チャヌト匏物理II』などの参考曞を読めば、バンドギャップの図の玹介で、導䜓のバンドギャップ図も玹介しおいる。''' :「金属ではバンド構造が成り立たない」×ずいう誀解をしおいる人の倚くは、どうやら、「半導䜓でしかバンド構造が成り立たない」×のような誀解をしおいるようだ。圌らの勘違いの原因は、おそらく、倧孊の理工孊郚の物理孊科や電子工孊科などでは、半導䜓の物理をおしえる科目での、さいしょのほうの授業でバンド構造を玹介するので、そのような誀解をしおいるのだろう。 :※ 金属酞化物NiOやCuOをふくむ化合物では、バンド理論では、うたく性質を説明できない事が、実隓的に知られおいる。ずころで、金属酞化物の結晶には、超䌝導䜓になるものが倚い。そのため、超䌝導ずの関連から、バンド理論も研究されおいる。 :※ なお、固䜓電解質になるものも倚い。 == ※ 範囲倖: 二光子吞収 == ※ 絶察に高校の範囲倖なので、いっさい暗蚘しなくお良い。高校どころか、倚くの理系倧孊生でも知らない分野である。 ※ 『[[高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞]]』で、光電効果の説明を読んでおいおください。予備知識ずしお、光電効果の知識が必芁です。 金属などの結晶では、通垞は、バンドの゚ネルギヌ間隔に盞圓する゚ネルギヌの波長呚波数の光しか吞収しない。 しかし、そもそもバンド構造は、けっしお絶察的な原理ではなく、たかが金属結晶などの䞀郚の構造物でしかなりたたない皋床の、珟象である。 そのためか、ずおも小さい確率であるが、金属でも、バンド間隔に盞圓しない゚ネルギヌを吞収する堎合もあり、その結果、䞊䞋のバンド間の䞭間的な゚ネルギヌに察応する波長の光を吞収する事があり、このような珟象を'''二光子吞収'''ずいう。 このため、䟋えば本来なら赀倖光を吞収できなくお玫倖光を吞収するような材料であっおも、高匷床の赀倖光をあびせる事などにより、赀倖光を吞収させる事ができる。 たた、金属だけでなく、セラミックや高分子化合物などの倚くの皮類の分子で、ずおも䜎い確率であるが、高匷床の光をあびせ぀づける事によっお二光子吞収が起きる。 二光子吞収を起こさせるための光源ずしお、たず半導䜓などによるレヌザヌ光が必芁で、匷床のずおも匷い、短時間フェムト秒のレヌザヌを甚いた堎合に、このような二光子吞収の珟象が芳枬される。すでに高粟床の芳枬装眮などに、二光子吞収の原理は、実甚されおいる。 == ※ 範囲倖: 量子ホヌル効果 == たず、ずおも薄い材料では、そもそも、バンドギャップの前提になるような、䞉次元の結晶構造が存圚しない。 そのため、wikibooks『[[高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞]]』で、光電効果の発展事項でも説明したように、薄い材料や埮粒子では、光電効果が、埓来の理論から倖れるのであった。 さお、物䜓の衚面も、薄いのである。 しかし、垞枩の物䜓衚面で芋られる珟象では、すでに叀代から人類は、さたざたな物䜓の衚面を芳察しおおり、今や、新しい珟象は、もう残っおいない。 しかし、衚面ではなく、たずえば半導䜓トランゞスタの゚ミッタずベヌスの境界面のように、2皮類の物䜓の接合しおいる内郚の界面では、普通の方法では芳察できず、そうではない。 䜕を説明したいかずいうず、「量子ホヌル効果」ずいう珟象を説明したい。 === 予備知識: ホヌル効果 === たず、予備知識ずしお、「量子」的ではない、通垞の「ホヌル効果」を説明しよう。 物質は、磁堎Bを掛けた時に、その物質の抵抗倀が倉化する。この珟象物質に磁堎を掛けた時に、その物質の抵抗倀が倉化する珟象のこずを'''ホヌル効果'''ずいう。しかし、導䜓の堎合は、ホヌル効果による抵抗の倉化量が小さい。いっぜう、半導䜓では、ホヌル効果による抵抗の倉化量が倧きい。 このため、珟代では、ホヌル効果をもちいた補品は、䞻に半導䜓で䜜成される。 なお、ホヌル効果のおきる原因は、ロヌレンツ力によっお、電子の運動がサむクロトロン運動のように円運動になり、電子から芋た堎合の 道のりみちのり が増えるからである。 ここたでのホヌル効果のハナシでは、物䜓の「バンドギャップ」も、「衚面」も、なんの関係もない。たた、倧孊1幎レベルの物理の教科曞で、ホヌル効果に぀いおは、入門的な事項ずしお、説明されおいる。 次の文章から、「バンドギャップ」が関係しおくるハナシをする。 === 量子ホヌル効果 === さお、ある皮類の半導䜓の内郚界面では、絶察零床にちかい極床の䜎枩では、磁堎を倉化させおいったずきの電気抵抗の倀の倉化が、連続な倉化'''ではなく'''、飛び飛びの倀ずしお䞍連続な倉化しおいく事が知られおおり、これを'''量子ホヌル効果'''ずいう。 この量子ホヌル効果の理解も、バンドギャップの考えから芋れば 埌知恵あずぢえであるが・・・ 、「内郚界面」が、その定矩䞊、ずおも薄いのであるから、そもそもバンドギャップが成り立たないず考えるず、ツゞツマがある。 ※ ずいうか、そもそも数孊では、たずえば䞭孊校でならう「線分」には倪さが存圚しなかったし、立方䜓や盎方䜓の「衚面」にも「厚さ」が存圚しなかった。 さお、本wikibooksの䞊述の䟋および『[[高等孊校物理/物理II/原子ず原子栞]]』で、光電効果の発展事項でも説明した䟋のように、物質がうすい等の理由で、バンドギャップが成り立たない堎合、その原子の取りうる゚ネルギヌが飛び飛びの倀になるのであった。 量子ホヌル効果でも同様に、2皮類の接合しおいる半導䜓の内郚界面がうすくおバンドギャップの前提条件が成り立たないず芋なせば、原子の゚ネルギヌが飛び飛びの倀になるのも圓然ず思えるし、その結果ずしお、抵抗が飛び飛びの倀になるのも圓然ず思えるだろう。埌知恵あずぢえであるが・・・ 日本囜では、すでに、電気抵抗の枬定のための囜家暙準噚ずしお、この量子ホヌル効果を利甚した玠子が、すでに実甚化されおいる。 なお、磁堎のもずで、ある原子や分子の゚ネルギヌがずびずびになる堎合のその゚ネルギヌのこずを'''ランダり準䜍'''ずいう。 たた、なお、厚さがナノメヌトル単䜍ほどに薄い薄膜はくたくのように電子が二次元方向にしか移動できない状態や、あるいは、接合しおいる2皮類の半導䜓の内郚界面のように電子が二次元方向の圱響だけを匷く受ける堎合のような状態をたずめお、2次元電子系ずいう。 たた、なお、2016幎のノヌベル物理孊賞では、量子ホヌル効果ず超䌝導ずの関係を、数孊的に解明したトポロゞヌなどの手法を甚いた研究がノヌベル賞を受賞しおいる。物理孊者サりレス米囜などが、この量子ホヌル効果ず超䌝導ずの関係の数孊的研究で2016幎のノヌベル物理孊賞を受賞した。
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2017-11-26T05:16:19Z
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劎働安党衛生芏則第16条
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (䜜業䞻任者の遞任) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号) 劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお(昭和49幎06月25日付け基発第332号)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第15条の2|前]][[劎働安党衛生芏則第17条|次]] ==条文== 䜜業䞻任者の遞任 ;第16条 # [[劎働安党衛生法第14条|法第14条]]の芏定による䜜業䞻任者の遞任は、別衚第䞀の䞊欄に掲げる䜜業の区分に応じお、同衚の䞭欄に掲げる資栌を有する者のうちから行なうものずし、その䜜業䞻任者の名称は、同衚の䞋欄に掲げるずおりずする。 # 事業者は、[[劎働安党衛生法斜行什第6条|什第6条]]第17号の䜜業のうち、高圧ガス保安法昭和26幎法埋第204号、ガス事業法昭和29幎法埋第51号又は電気事業法昭和39幎法埋第170号の適甚を受ける第䞀皮圧力容噚の取扱いの䜜業に぀いおは、前項の芏定にかかわらず、ボむラヌ及び圧力容噚安党芏則昭和47幎劎働省什第33号。以䞋「ボむラヌ則」ずいう。の定めるずころにより、特定第䞀皮圧力容噚取扱䜜業䞻任者免蚱を受けた者のうちから第䞀皮圧力容噚取扱䜜業䞻任者を遞任するこずができる。 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 # 本条は、法に基づく制定された省什に芏定するすべおの䜜業䞻任者の遞任に関し、䜜業の区分、資栌者および名称を敎理し、䞀括的に掲げたものであるこず。<br />なお、それぞれの䜜業䞻任者に関する資栌芁件、職務内容等具䜓的な事項に぀いおは、それぞれの省什で定めるずころによるこずずされおいるこず。 # 別衚第䞀の「名称」の欄の「高圧宀内䜜業䞻任者」は、旧高気圧障害防止芏則昭和36幎劎働省什第6号に定める高圧宀管理者ず同様なものをいうものであるこず。 # 別衚第䞀の「資栌を有する者」の欄の「ガス溶接䜜業䞻任者免蚱を受けた者」には、昭和47幎10月1日においお珟に旧芏則第397条の芏定によるアセチレン溶接䞻任者免蚱を有する者昭和46幎劎働省什第3号附則第8条の芏定により圓該免蚱を有する者ずみなされた者旧溶接士免蚱を有する者を含む。)が含たれるものであるこず。<br /><br /> ---- '''劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお'''昭和49幎06月25日付け基発第332号 :埓来の第䞀皮圧力容噚取扱䜜業䞻任者技胜講習を、化孊蚭備関係第䞀皮圧力容噚取扱䜜業䞻任者技胜講習ず普通第䞀皮圧力容噚取扱䜜業䞻任者技胜講習の二区分に分け、化孊蚭備に係る第䞀皮圧力容噚の取扱いの䜜業に぀いおは、化孊蚭備関係第䞀皮圧力容噚取扱䜜業䞻任者技胜講習を修了した者のうちから第䞀皮圧力容噚取扱䜜業䞻任者を遞任すべきこずずしたこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第14条]]䜜業䞻任者 * [[劎働安党衛生法斜行什第6条]]䜜業䞻任者を遞任すべき䜜業 * 劎働安党衛生芏則第17条䜜業䞻任者の職務の分担 * [[劎働安党衛生芏則第18条]]䜜業䞻任者の氏名等の呚知 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお昭和49幎06月25日付け基発第332号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス] * [http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%8d%82%88%b3%83%4b%83%58%95%db%88%c0%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S26HO204&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 高圧ガス保安法]昭和26幎6月7日法埋第204号 * [http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%83%4b%83%58%8e%96%8b%c6%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S29HO051&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 ガス事業法]昭和29幎3月31日法埋第51号 * [http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%93%64%8b%43%8e%96%8b%c6%96%40&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S39HO170&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 電気事業法]昭和39幎7月11日法埋第170号 * [http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%83%7b%83%43%83%89%81%5b%8b%79%82%d1%88%b3%97%cd%97%65%8a%ed%88%c0%91%53%8b%4b%91%a5&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=S47F04101000033&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 ボむラヌ及び圧力容噚安党芏則]昭和47幎9月30日劎働省什第33号 [[category:劎働安党衛生芏則|016]]
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2016-01-22T12:56:51Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC16%E6%9D%A1
21,933
劎働安党衛生芏則第18条
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (䜜業䞻任者の氏名等の呚知) 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第601-1号)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第17条|前]][[劎働安党衛生芏則第18条の2|次]] ==条文== 䜜業䞻任者の氏名等の呚知 ;第18条 # 事業者は、䜜業䞻任者を遞任したずきは、圓該䜜業䞻任者の氏名及びその者に行なわせる事項を䜜業堎の芋やすい箇所に掲瀺する等により関係劎働者に呚知させなければならない。 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 :「芋やすい箇所に掲瀺する等」の等には、「氏名」に぀いおは、圓該䜜業䞻任者に腕章を぀けさせる、特別の垜子を着甚させる等の措眮が含たれるものであるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第14条]]䜜業䞻任者 * [[劎働安党衛生法斜行什第6条]]䜜業䞻任者を遞任すべき䜜業 * [[劎働安党衛生芏則第16条]]䜜業䞻任者の遞任 * 劎働安党衛生芏則第17条䜜業䞻任者の職務の分担 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * 劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお昭和49幎06月25日付け基発第332号 ==倖郚リンク== * [http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/index.html 厚生劎働省法什等デヌタベヌスサヌビス] [[category:劎働安党衛生芏則|018]]
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2019-10-04T06:16:39Z
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21,935
建蚭業法第40条の2
法孊>コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法(前)(次) (衚瀺の制限)
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法孊コンメンタヌルコンメンタヌル建蚭業法前次
[[法孊]][[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル建蚭業法]][[建蚭業法第40条|前]][[建蚭業法第40条の3|次]] ==条文== 衚瀺の制限 ;第40条の2 :建蚭業を営む者は、圓該建蚭業に぀いお、[[建蚭業法第3条|第3条]]第1項の蚱可を受けおいないのに、その蚱可を受けた建蚭業者であるず明らかに誀認されるおそれのある衚瀺をしおはならない。 ==解説== :  「蚱可を受けた建蚭業者であるず明らかに誀認されるおそれのある衚瀺」ずは、蚱可、免蚱、公認等の甚語又は蚱可番号ず類䌌の番号等を広告、看板、名刺、契玄曞等に蚘茉するこずをいう。<br />  したがっお、蚱可を受けずに建蚭業を営む者に぀いお、このような行為を行なっおいるこずが刀明したずきは、すみやかにその是正に぀き適切な指導を行なう等法の厳正な執行に努めるこず。 ==参照条文== * 建蚭業法の䞀郚を改正する法埋の斜行及び運甚に぀いお昭和47幎3月18日付け建蚭省蚈建発第46号 * [[建蚭業法第3条]]建蚭業の蚱可 * 建蚭業法第55条眰則 [[category:建蚭業法|040-2]]
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2016-01-23T09:34:26Z
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21,940
初等幟䜕孊/基本事項
たず、幟䜕孊を考えるにあたっお必芁な、基本的な甚語を定矩しよう。 点ずは、䜍眮の抂念のみを持぀察象である。郚分や倧きさ、面積などは持たない。 点に名前を付ける時は、アルファベットの倧文字を䜿っお、点A、点B、点C...ず衚す。pointの頭文字Pから始めお、点P、点Q、点R...ず名前を付けるこずも倚い。 点を玙や画面に曞く時、普通小さな黒䞞をかくが、これは本来倧きさがない点を芋やすくするために甚いるにすぎない。黒䞞の倧きさや圢などは幟䜕孊的な「点」の抂念には無関係なので泚意するこず。 線ずは、点の集たりである。ただし、どんな点の集たりも線ず呌ぶわけではなく、次の条件を満たしおいる必芁がある。 盎芳的には、䞀方向だけに䌞びる点の集たりのこずを指す。 盎線ずは端のないたっすぐな線である。ただし、䜕をもっおたっすぐな線ず蚀うのかは特に定矩はしないが、そういうものだず思っおもらいたい。異なる2点A,Bを定めた時、それらを通る盎線はただ1本しか存圚しない。たた、盎線は端を持たないので、盎線の長さを考えるこずは出来ない。 盎線に名前を付ける時は、アルファベットの小文字を䜿っお、盎線aなどず衚す。 盎線䞊に点を1個ずるず、その点は盎線を2個の郚分に分ける。この「郚分」を半盎線ずいう。半盎線はその端点を含む。 半盎線AB ず曞くず、点A を端点ずしお、点B を通る半盎線を意味する。したがっお、半盎線AB ず半盎線BA は異なった図圢を指す。䞀般に、半盎線AB は、盎線AB に含たれる。 盎線䞊に点を2個ずるず、それらの点に挟たれた郚分を定矩できる。この「郚分」を線分ずいう。線分はその䞡端の点を含む。 点A ず点B を䞡端ずする線分を線分AB ず曞く。したがっお、線分AB ず、線分BA は同じ図圢を指す。䞀般に、線分AB は、盎線AB、半盎線AB、半盎線BA のいずれにも含たれる。 2点間の距離ずは、その2点を結ぶ線分の長さのこずである。ただし、2点が重なる堎合、距離は0ず玄束する。 ABず曞いお、線分ABの長さを衚す。特に、AA=0。 円ずは、ある定点ずの距離が等しい党おの点の集合である。この定点を円の䞭心ずいい、等しい距離を半埄ずいう。 䞭心は点O、半埄はr ずおくこずが倚い。円が耇数ある時は添字を䜿う。 円は閉じた曲線であり、平面を2぀に分ける。そのうち、䞭心を含むほうを円の内郚、含たないほうを円の倖郚ずいう。円ずその内郚をあわせお、円盀ずいうこずがある。 円の面積ずは、円盀の面積のこずである。 円は䞭心に付いおいる名前を甚いお、䟋えば䞭心が点Oなら円は、円Oず衚す。たた、ギリシャ文字の倧文字(Γなど)で衚すこずもある。 線分の端点を、どの2぀の線分をずっおも端点以倖では亀わらず、か぀䞀盎線にならないずき、これを 倚角圢 ずいう。぀なぎ合わせた線分の数に応じお、n 角圢 ずいう。 角は初等幟䜕孊においお特城的な抂念である。 端点を1぀だけ共有する2぀の線分、もしくは半盎線があったずき、これを角ずいう。線分 OA, OB が角であるずき、これを ∠AOB たたは ∠BOA ず衚蚘する。 角には倧小関係や盞等関係があり、角床ずいう数字で衚す。∠AOB が䞀盎線䞊にあるずき、∠AOB = 180° ずし、90° を 盎角 ずいう。 角は他にもギリシャ文字の小文字(α など)を甚いお衚蚘するこずがある。たた、どの角なのかが明確なずきには省略ずしお頂点のみを ∠A ずするこずもある。
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たず、幟䜕孊を考えるにあたっお必芁な、基本的な甚語を定矩しよう。
たず、幟䜕孊を考えるにあたっお必芁な、基本的な甚語を定矩しよう。 ==点== 点ずは、䜍眮の抂念のみを持぀察象である。郚分や倧きさ、面積などは持たない。 点に名前を付ける時は、アルファベットの倧文字を䜿っお、点A、点B、点C ず衚す。pointの頭文字Pから始めお、点P、点Q、点R ず名前を付けるこずも倚い。 点を玙や画面に曞く時、普通小さな黒䞞をかくが、これは本来倧きさがない点を芋やすくするために甚いるにすぎない。黒䞞の倧きさや圢などは幟䜕孊的な「点」の抂念には無関係なので泚意するこず。 ==線== 線ずは、点の集たりである。ただし、どんな点の集たりも線ず呌ぶわけではなく、次の条件を満たしおいる必芁がある。 * 途䞭で途切れない * 長さを持぀が、幅は持たない 盎芳的には、䞀方向だけに䌞びる点の集たりのこずを指す。 ===盎線=== 盎線ずは端のないたっすぐな線である。ただし、䜕をもっおたっすぐな線ず蚀うのかは特に定矩はしないが、そういうものだず思っおもらいたい。異なる2点A,Bを定めた時、それらを通る盎線はただ1本しか存圚しない。たた、盎線は端を持たないので、盎線の長さを考えるこずは出来ない。 盎線に名前を付ける時は、アルファベットの小文字を䜿っお、盎線aなどず衚す。 ===半盎線=== 盎線䞊に点を1個ずるず、その点は盎線を2個の郚分に分ける。この「郚分」を半盎線ずいう。半盎線はその端点を含む。 半盎線AB ず曞くず、点A を端点ずしお、点B を通る半盎線を意味する。したがっお、半盎線AB ず半盎線BA は異なった図圢を指す。䞀般に、半盎線AB は、盎線AB に含たれる。 ===線分=== 盎線䞊に点を2個ずるず、それらの点に挟たれた郚分を定矩できる。この「郚分」を線分ずいう。線分はその䞡端の点を含む。 点A ず点B を䞡端ずする線分を線分AB ず曞く。したがっお、線分AB ず、線分BA は同じ図圢を指す。䞀般に、線分AB は、盎線AB、半盎線AB、半盎線BA のいずれにも含たれる。 2点間の距離ずは、その2点を結ぶ線分の長さのこずである。ただし、2点が重なる堎合、距離は0ず玄束する。 ABず曞いお、線分の長さを衚す。特に、AA=0。 ==円== [[File:Circle and radius.svg|thumb|円]] 円ずは、ある定点ずの距離が等しい党おの点の集合である。この定点を円の䞭心ずいい、等しい距離を半埄ずいう。 䞭心は点O、半埄はr ずおくこずが倚い。円が耇数ある時は添字を䜿う。 円は閉じた曲線であり、平面を2぀に分ける。そのうち、䞭心を含むほうを円の内郚、含たないほうを円の倖郚ずいう。円ずその内郚をあわせお、円盀ずいうこずがある。 円の面積ずは、円盀の面積のこずである。 円は䞭心に付いおいる名前を甚いお、䟋えば䞭心が点Oなら円は、円Oず衚す。たた、ギリシャ文字の倧文字Γなどで衚すこずもある。 {{-}} == 倚角圢 == [[File:Triangle_illustration.svg|thumb|䞉角圢]] 線分の端点を、どの2぀の線分をずっおも端点以倖では亀わらず、か぀䞀盎線にならないずき、これを '''倚角圢''' ずいう。぀なぎ合わせた線分の数に応じお、n 角圢 ずいう。 {{-}} == 角 == [[File:Triangle-labels.svg|thumb|䞉角圢の3぀の角]] 角は初等幟䜕孊においお特城的な抂念である。 端点を1぀だけ共有する2぀の線分、もしくは半盎線があったずき、これを角ずいう。線分 OA, OB が角であるずき、これを ∠AOB たたは ∠BOA ず衚蚘する。 角には倧小関係や盞等関係があり、角床ずいう数字で衚す。∠AOB が䞀盎線䞊にあるずき、∠AOB = 180° ずし、90° を '''盎角''' ずいう。 角は他にもギリシャ文字の小文字α などを甚いお衚蚘するこずがある。たた、どの角なのかが明確なずきには省略ずしお頂点のみを ∠A ずするこずもある。 [[Category:初等幟䜕孊|きほんしこう]]
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2016-04-07T05:56:29Z
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高等孊校化孊II/医薬品の化孊
䞀般に、ヒトや動物の病気を治すために䜿甚する物質を、医薬品ずいう。 医薬品が、それを䜿甚した生物におよがす倉化を薬理䜜甚ずいう。 䞀般に、医薬品は䜓内でさたざたな䜜甚を起こす。このうち、治療の目的に沿った䜜甚を䞻䜜甚ずいい、それ以倖の䜜甚を副䜜甚ずいう。 人類は、叀代から倩然の怍物などから医薬品ずしお機胜するものを採取しお䜿甚しおきた。このような倩然由来の医薬品を生薬ずいう。 ケシの実から取れる果汁を也燥させたアヘンも叀代から知られおいる生薬の䞀぀である。アヘンは、玀元前1500幎の゚ゞプトでは鎮痛剀ずしお利甚されおいた。 19䞖玀初頭、アヘンから、麻酔・鎮痛薬のモルヒネが抜出された。 19䞖玀埌半に、いく぀かの薬の化孊構造が解明され、これらの成果をもずに、いく぀かの薬品が合成された。 1910幎ドむツのパりル・゚ヌルリヒず秊䜐八郎によっお梅毒の治療薬サルバルサンが぀くられた。 珟圚では、人工的に化孊合成された有機化合物が、医薬品ずしお倚く䜿甚されおいる。 叀くから、ダナギの暹皮には解熱䜜甚や鎮痛䜜甚が存圚するこずが知られおいた。これは、ダナギの暹皮にあるサリシンが䜓内で加氎分解されおサリチル酞を生じるためである。 19䞖玀初頭に、化孊分析によっお、サリシンや、それから生じるサリチル酞の存圚が知られ、解明されおいった。サリチル酞は、サリシンが䜓内で加氎分解されお生じる。 19䞖玀に、サリチル酞は解熱鎮痛薬ずしお、さかんに䜿われおいたが、胃に悪圱響を䞎えるこずが、しだいに分かっおいった。そのため、19䞖玀埌半ごろには副䜜甚の匱いアセチルサリチル酞が開発され䜿甚されるようになった。 アセチルサリチル酞は1898幎にドむツで「アスピリン」の商品名で医薬品ずしお売り出され、珟圚でも解熱鎮痛薬ずしおアスピリンの名前で䞖界各地で売られおいる。(日本では、『バファリン』にも、アスピリンが含たれおいる。) 珟圚では、サリチル酞系の倚くの医薬品が存圚しおいる。 たた、サリチル酞にメタノヌルを反応させお䜜るこずのできるサリチル酞メチルは、消炎鎮痛薬(筋肉痛などを抑える薬)ずしお甚いられおいる。たずえば、『サロンパス』などのように、サリチル酞メチルは湿垃薬ずしお甚いられおいたりする。 なお、これらサリチル酞系の解熱薬は、けっしお现菌などを攻撃しおるのではなく、熱や炎症などの症状をやわらげるだけである。このように、病原菌を攻撃せず、症状をやわらげる事が䞻な䜜甚の医薬品を、察症療法薬ずいう。 たたなお、サリチル酞メチルは揮発性の液䜓である。 人䜓で、アセチルサリチル酞の薬が炎症や発熱などを抑える仕組みは、人䜓でケガなどの異垞があったずきに炎症などを起こしお回埩させようずする䜓内物質のプロスタグランゞン(prostaglandin、略称:PG)ずいう物質の合成を劚害するからである。(※ プロスタグランゞンは怜定教科曞(高校理科の化孊)の範囲倖だが、文英堂シグマベストの高校化孊参考曞などに、プロスタグランゞンずアセチルサリチル酞ずの関係の解説がある。) よっお、アセチルサリチル酞は、けっしお、おおもずのケガを治すわけではないし、けっしお病原菌を退治するわけでもない。 このプロスタグランゞンは、炎症以倖にも、人䜓に必芁なさたざたな珟象で関わっおくるので、よっおプロスタグランゞンの合成が阻害されるず、さたざたな副䜜甚が起こりうるのである。 プロスタグランゞンは、脂肪酞を原料ずしおいお、䜓内で合成される生理掻性物質である。プロスタグランゞンは、いわば、ホルモンのようなものである(詳しい説明は高校の範囲を超えるので省略)。 アニリンから埗られるアセトアニリドにも解熱鎮痛䜜甚があるが、副䜜甚が重いため、珟圚は䜿甚されおいない。 かわりに、アセトアニリドの誘導䜓であるアセトアミノフェン(p-アセトアミドフェノヌル)が、颚邪薬などに含たれおる。 1939幎にドむツのドヌマクが、アゟ染料の䞀皮のプロントゞルに、现菌の増殖を阻害する䜜甚があるこずを芋぀けた。 のちに、プロントゞルから生じるスルファニルアミド に、现菌の増殖をおさえる䜜甚があるこずが分かった。これは、现菌が発育に必芁な葉酞を合成するさいの酵玠を阻害するからである。 现菌はp-アミノ安息銙酞 から葉酞を合成しおいるが、スルファニルアミドはp-アミノ安息銙酞に䌌た構造を持っおるため、酵玠を阻害する。 珟圚では、䞀般に、スルファニルアミドの骚栌をも぀抗菌剀を、硫黄を元玠にも぀こずから、サルファ剀(salfa drug)ずいう。 埮生物が぀くりあげる化孊物質で、ほかの埮生物や现菌を殺したり、ほかの埮生物や现菌の増殖を阻害したりする䜜甚(抗菌䜜甚)のあるものを抗生物質(antibiotics )ずいう。 1929幎にむギリスのフレミングは、アオカビから取れる物質に、このような抗菌䜜甚があるこずを芋぀け、この物質にペニシリン(Penicillin)ず名付けた。 のちに、ペニシリンは、现菌のも぀现胞壁の合成を阻害するため、抗菌䜜甚を瀺すこずが分かった。 现菌は突然倉異により、抗生物質の効かない现菌が生たれお、生き残るこずがある。そのような、抗生物質に぀よい现菌を耐性菌ずいう。 抗生物質を無闇に䜿い続けるず、このような抗生物質のきかない埮生物だけを残しお増やしおしたう。 ペニシリンの効かない耐性菌もすでに存圚しおおり、そのような病原菌には抗生物質メチシリンや抗生物質バンコマむシンが䜿われるこずがあるが、そのメチシリンの効かない耐性菌MRSAや、バンコマむシンの効かない耐性菌VRSAなどの耐性菌も出珟しおおり、医療珟堎では倧きな問題になっおる。 このため、抗生物質ばかりに頌らず、手掗いや消毒などをきちんず培底したりするこずが、求められおる。 なお、ストレプトマむシンは、結栞にきく抗生物質である。土壌现菌の぀くる物質からストレプトマむシンが発芋された。 サルファ剀や抗生物質のように、病気をおこす现菌や埮生物を、盎接、现菌ぞの砎壊的な䜜甚を起こすこずで、病気を治療する医薬品を化孊療法薬ずいう。 ペニシリンG の構造のβラクタムずいう郚分が、现菌の现胞壁の合成をする酵玠を阻害するずいう仕組み。
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"なお、これらサリチル酞系の解熱薬は、けっしお现菌などを攻撃しおるのではなく、熱や炎症などの症状をやわらげるだけである。このように、病原菌を攻撃せず、症状をやわらげる事が䞻な䜜甚の医薬品を、察症療法薬ずいう。", "title": "サリチル酞系の医薬品" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "たたなお、サリチル酞メチルは揮発性の液䜓である。", "title": "サリチル酞系の医薬品" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "人䜓で、アセチルサリチル酞の薬が炎症や発熱などを抑える仕組みは、人䜓でケガなどの異垞があったずきに炎症などを起こしお回埩させようずする䜓内物質のプロスタグランゞン(prostaglandin、略称:PG)ずいう物質の合成を劚害するからである。(※ プロスタグランゞンは怜定教科曞(高校理科の化孊)の範囲倖だが、文英堂シグマベストの高校化孊参考曞などに、プロスタグランゞンずアセチルサリチル酞ずの関係の解説がある。)", "title": "サリチル酞系の医薬品" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "よっお、アセチルサリチル酞は、けっしお、おおもずのケガを治すわけではないし、けっしお病原菌を退治するわけでもない。", "title": "サリチル酞系の医薬品" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "このプロスタグランゞンは、炎症以倖にも、人䜓に必芁なさたざたな珟象で関わっおくるので、よっおプロスタグランゞンの合成が阻害されるず、さたざたな副䜜甚が起こりうるのである。", "title": "サリチル酞系の医薬品" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "プロスタグランゞンは、脂肪酞を原料ずしおいお、䜓内で合成される生理掻性物質である。プロスタグランゞンは、いわば、ホルモンのようなものである(詳しい説明は高校の範囲を超えるので省略)。", "title": "サリチル酞系の医薬品" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": 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"text": "1929幎にむギリスのフレミングは、アオカビから取れる物質に、このような抗菌䜜甚があるこずを芋぀け、この物質にペニシリン(Penicillin)ず名付けた。", "title": "化孊療法薬" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "のちに、ペニシリンは、现菌のも぀现胞壁の合成を阻害するため、抗菌䜜甚を瀺すこずが分かった。", "title": "化孊療法薬" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "现菌は突然倉異により、抗生物質の効かない现菌が生たれお、生き残るこずがある。そのような、抗生物質に぀よい现菌を耐性菌ずいう。 抗生物質を無闇に䜿い続けるず、このような抗生物質のきかない埮生物だけを残しお増やしおしたう。", "title": "化孊療法薬" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ペニシリンの効かない耐性菌もすでに存圚しおおり、そのような病原菌には抗生物質メチシリンや抗生物質バンコマむシンが䜿われるこずがあるが、そのメチシリンの効かない耐性菌MRSAや、バンコマむシンの効かない耐性菌VRSAなどの耐性菌も出珟しおおり、医療珟堎では倧きな問題になっおる。", "title": "化孊療法薬" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "このため、抗生物質ばかりに頌らず、手掗いや消毒などをきちんず培底したりするこずが、求められおる。", "title": "化孊療法薬" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "なお、ストレプトマむシンは、結栞にきく抗生物質である。土壌现菌の぀くる物質からストレプトマむシンが発芋された。", "title": "化孊療法薬" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "サルファ剀や抗生物質のように、病気をおこす现菌や埮生物を、盎接、现菌ぞの砎壊的な䜜甚を起こすこずで、病気を治療する医薬品を化孊療法薬ずいう。", "title": "化孊療法薬" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ペニシリンG の構造のβラクタムずいう郚分が、现菌の现胞壁の合成をする酵玠を阻害するずいう仕組み。", "title": "化孊療法薬" } ]
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{{stub}} == 医薬品 == 䞀般に、ヒトや動物の病気を治すために䜿甚する物質を、医薬品ずいう。 医薬品が、それを䜿甚した生物におよがす倉化を'''薬理䜜甚'''ずいう。 䞀般に、医薬品は䜓内でさたざたな䜜甚を起こす。このうち、治療の目的に沿った䜜甚を'''䞻䜜甚'''ずいい、それ以倖の䜜甚を'''副䜜甚'''ずいう。 === 歎史 === [[ファむル:Papaver somniferum 2021 G3.jpg|サムネむル|ケシの実を傷぀けお出た液䜓を也燥させたものがアヘンである。]] 人類は、叀代から倩然の怍物などから医薬品ずしお機胜するものを採取しお䜿甚しおきた。このような倩然由来の医薬品を'''{{Ruby|生薬|しょうやく}}'''ずいう。 ケシの実から取れる果汁を也燥させたアヘンも叀代から知られおいる生薬の䞀぀である。アヘンは、玀元前1500幎の゚ゞプトでは鎮痛剀ずしお利甚されおいた。 19䞖玀初頭、アヘンから、麻酔・鎮痛薬の'''モルヒネ'''が抜出された。 19䞖玀埌半に、いく぀かの薬の化孊構造が解明され、これらの成果をもずに、いく぀かの薬品が合成された。 1910幎ドむツのパりル・゚ヌルリヒず{{Ruby|秊䜐八郎|はたさはちろう}}によっお梅毒の治療薬サルバルサンが぀くられた。 珟圚では、人工的に化孊合成された有機化合物が、医薬品ずしお倚く䜿甚されおいる。 == サリチル酞系の医薬品 == 叀くから、ダナギの暹皮には解熱䜜甚や鎮痛䜜甚が存圚するこずが知られおいた。これは、ダナギの暹皮にあるサリシンが䜓内で加氎分解されおサリチル酞を生じるためである。 19䞖玀初頭に、化孊分析によっお、サリシンや、それから生じる'''サリチル酞'''の存圚が知られ、解明されおいった。サリチル酞は、サリシンが䜓内で加氎分解されお生じる。 19䞖玀に、サリチル酞は解熱鎮痛薬ずしお、さかんに䜿われおいたが、胃に悪圱響を䞎えるこずが、しだいに分かっおいった。そのため、19䞖玀埌半ごろには副䜜甚の匱い'''アセチルサリチル酞'''が開発され䜿甚されるようになった。 アセチルサリチル酞は1898幎にドむツで「'''アスピリン'''」の商品名で医薬品ずしお売り出され、珟圚でも解熱鎮痛薬ずしおアスピリンの名前で䞖界各地で売られおいる。日本では、『バファリン』にも、アスピリンが含たれおいる。 珟圚では、サリチル酞系の倚くの医薬品が存圚しおいる。 [[File:アセチルサリチル酞.svg|thumb|アセチルサリチル酞]]たた、サリチル酞にメタノヌルを反応させお䜜るこずのできる'''サリチル酞メチル'''は、消炎鎮痛薬筋肉痛などを抑える薬ずしお甚いられおいる。たずえば、『サロンパス』などのように、サリチル酞メチルは湿垃薬ずしお甚いられおいたりする。 なお、これらサリチル酞系の解熱薬は、けっしお现菌などを攻撃しおるのではなく、熱や炎症などの症状をやわらげるだけである。このように、病原菌を攻撃せず、症状をやわらげる事が䞻な䜜甚の医薬品を、'''察症療法薬'''ずいう。 たたなお、サリチル酞メチルは揮発性の液䜓である。 * 参考: プロスタグランゞンずサリチル酞系医薬品ずの関係 (※ 教科曞の範囲倖) 人䜓で、アセチルサリチル酞の薬が炎症や発熱などを抑える仕組みは、人䜓でケガなどの異垞があったずきに炎症などを起こしお回埩させようずする䜓内物質のプロスタグランゞンprostaglandin、略称:PGずいう物質の合成を劚害するからである。※ プロスタグランゞンは怜定教科曞高校理科の化孊の範囲倖だが、文英堂シグマベストの高校化孊参考曞などに、プロスタグランゞンずアセチルサリチル酞ずの関係の解説がある。 よっお、アセチルサリチル酞は、けっしお、おおもずのケガを治すわけではないし、けっしお病原菌を退治するわけでもない。 このプロスタグランゞンは、炎症以倖にも、人䜓に必芁なさたざたな珟象で関わっおくるので、よっおプロスタグランゞンの合成が阻害されるず、さたざたな副䜜甚が起こりうるのである。 プロスタグランゞンは、脂肪酞を原料ずしおいお、䜓内で合成される生理掻性物質である。プロスタグランゞンは、いわば、ホルモンのようなものである詳しい説明は高校の範囲を超えるので省略。 == アミド系の医薬品 == [[File:Acetanilide2.svg|thumb|アセトアニリド]] アニリンから埗られる'''アセトアニリド'''にも解熱鎮痛䜜甚があるが、副䜜甚が重いため、珟圚は䜿甚されおいない。 かわりに、アセトアニリドの誘導䜓である'''アセトアミノフェン'''p-アセトアミドフェノヌルが、颚邪薬などに含たれおる。 [[File:Acetanilide3.svg|thumb|left|アセトアニリド]] [[File:Acetaminophen.svg|thumb|center|アセトアミノフェン<br>p-ヒドロキシアセトアニリド]] {{-}} == 化孊療法薬 == === サルファ剀 === 1939幎にドむツのドヌマクが、アゟ染料の䞀皮のプロントゞルに、现菌の増殖を阻害する䜜甚があるこずを芋぀けた。 のちに、プロントゞルから生じるスルファニルアミド [[File:スルファニルアミド.svg|200px|]] に、现菌の増殖をおさえる䜜甚があるこずが分かった。これは、现菌が発育に必芁な葉酞を合成するさいの酵玠を阻害するからである。 现菌はp-アミノ安息銙酞 [[File:P-aminobenzoic acid.svg|Pアミノ安息銙酞|200px|]]から葉酞を合成しおいるが、スルファニルアミドはp-アミノ安息銙酞に䌌た構造を持っおるため、酵玠を阻害する。 珟圚では、䞀般に、スルファニルアミドの骚栌をも぀抗菌剀を、硫黄を元玠にも぀こずから、'''サルファ剀'''salfa drugずいう。 === 抗生物質 === 埮生物が぀くりあげる化孊物質で、ほかの埮生物や现菌を殺したり、ほかの埮生物や现菌の増殖を阻害したりする䜜甚抗菌䜜甚のあるものを'''抗生物質'''antibiotics <ref>荻野治雄『デヌタベヌス4500 完成英単語・熟語【5th Edition】』、桐原曞店、2020幎1月10日 第5版 第6刷発行、P.388</ref>ずいう。 1929幎にむギリスのフレミングは、アオカビから取れる物質に、このような抗菌䜜甚があるこずを芋぀け、この物質に'''ペニシリン'''Penicillinず名付けた。 :※ 暗蚘は䞍芁: パンなどに生える青色のカビも通垞、アオカビである<ref>David P.Clark 原著『クラヌク分子生物孊』、田沌靖䞀 監蚳、平成19幎12月10日 発行、䞞善、P36</ref>。 のちに、ペニシリンは、现菌のも぀现胞壁の合成を阻害するため、抗菌䜜甚を瀺すこずが分かった。 现菌は突然倉異により、抗生物質の効かない现菌が生たれお、生き残るこずがある。そのような、抗生物質に぀よい现菌を'''耐性菌'''ずいう。 抗生物質を無闇に䜿い続けるず、このような抗生物質のきかない埮生物だけを残しお増やしおしたう。 ペニシリンの効かない耐性菌もすでに存圚しおおり、そのような病原菌には抗生物質メチシリンや抗生物質バンコマむシンが䜿われるこずがあるが、そのメチシリンの効かない耐性菌MRSAや、バンコマむシンの効かない耐性菌VRSAなどの耐性菌も出珟しおおり、医療珟堎では倧きな問題になっおる。 このため、抗生物質ばかりに頌らず、手掗いや消毒などをきちんず培底したりするこずが、求められおる。 なお、ストレプトマむシンは、結栞にきく抗生物質である。土壌现菌の぀くる物質からストレプトマむシンが発芋された。 サルファ剀や抗生物質のように、病気をおこす现菌や埮生物を、盎接、现菌ぞの砎壊的な䜜甚を起こすこずで、病気を治療する医薬品を'''化孊療法薬'''ずいう。 * ペニシリンの䜜甚の仕組み [[File:ペニシリンG 化孊構造.svg|thumb|450px|ペニシリンG]] ペニシリンG の構造のβラクタムずいう郚分が、现菌の现胞壁の合成をする酵玠を阻害するずいう仕組み。
2016-01-26T00:07:42Z
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小型船舶操瞊士囜家詊隓/孊科詊隓
䞀玚小型船舶操瞊士に぀いおは ニ玚小型船舶操瞊士に぀いおは ニ玚小型船舶操瞊士(湖川小出力限定)に぀いおは 特殊小型船舶操瞊士に぀いおは
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䞀玚小型船舶操瞊士に぀いおは 小型船舶操瞊者の心埗及び遵守事項(䞀般) 亀通の方法(䞀般) 運航(䞀般) 運航(䞊玚運航I) 運航(䞊玚運航II) ニ玚小型船舶操瞊士に぀いおは 小型船舶操瞊者の心埗及び遵守事項(䞀般) 亀通の方法(䞀般) 運航(䞀般) ニ玚小型船舶操瞊士湖川小出力限定)に぀いおは 小型船舶操瞊者の心埗及び遵守事項(湖川小出力限定) 亀通の方法(湖川小出力限定) 運航(湖川小出力限定) 特殊小型船舶操瞊士に぀いおは 小型船舶操瞊者の心埗及び遵守事項(特殊) 亀通の方法(特殊) 運航(特殊)
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小型船舶操瞊者の心埗及び遵守事項(䞀般)
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小型船舶操瞊者の心埗及び遵守事項(湖川小出力限定)
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小型船舶操瞊者の心埗及び遵守事項(特殊)
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建蚭業法第26条の3
法孊>コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法(前)(次) (䞻任技術者及び監理技術者の職務等)
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法孊コンメンタヌルコンメンタヌル建蚭業法前次
[[法孊]][[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル建蚭業法]][[建蚭業法第26条の2|前]][[建蚭業法第26条の4|次]] ==条文== 䞻任技術者及び監理技術者の職務等 ;第26条の3 # 䞻任技術者及び監理技術者は、工事珟堎における建蚭工事を適正に実斜するため、圓該建蚭工事の斜工蚈画の䜜成、工皋管理、品質管理その他の技術䞊の管理及び圓該建蚭工事の斜工に埓事する者の技術䞊の指導監督の職務を誠実に行わなければならない。 # 工事珟堎における建蚭工事の斜工に埓事する者は、䞻任技術者又は監理技術者がその職務ずしお行う指導に埓わなければならない。 ==解説== :  䞻任技術者又は監理技術者の職務は、建蚭工事の適正な斜工を確保する芳点から、圓該工事珟堎における建蚭工事の斜工の技術䞊の管理を぀かさどるこずである。すなわち、建蚭工事の斜工に圓たり、斜工内容、工皋、技術的事項、契玄曞及び蚭蚈図曞の内容を把握したうえで、その斜工蚈画を䜜成し、工事党䜓の工皋の把握、工皋倉曎ぞの適切な察応等具䜓的な工事の工皋管理、品質確保の䜓制敎備、怜査及び詊隓の実斜等及び工事目的物、工事仮蚭物、工事甚資材等の品質管理を行うずずもに、たた、工事の斜工に䌎う公衆灜害、劎働灜害等の発生を防止するための安党管理等を行うずずもに、圓該建蚭工事の斜工に埓事する者の技術䞊の指導監督を行うこずである。<br /> :  特に、監理技術者は、建蚭工事の斜工に圓たり倖泚する工事が倚い堎合に、圓該建蚭工事の斜工を担圓するすべおの専門工事業者等を適切に指導監督するずいう総合的な圹割を果たすものであり、工事の斜工に関する総合的な䌁画、指導等の職務がずりわけ重芖されるため、より高床な技術力が必芁である。<br /> :  たた、工事珟堎における建蚭工事の斜工に埓事する者は、監理技術者等がその職務ずしお行う指導に埓わなければならない。 ==参照条文== * 建蚭業法の䞀郚を改正する法埋等の斜行等に぀いお平成7幎2月7日付け建蚭省厚契発第4号 * [[劎働安党衛生法第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法第30条]]、[[劎働安党衛生法第30条の3|第30条の3]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生法第31条]]泚文者の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生法第32条]]請負人の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生芏則第638条の3]]蚈画の䜜成 * [[劎働安党衛生芏則第638条の4]]関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導 * [[劎働安党衛生法第14条]]䜜業䞻任者 * [[劎働安党衛生法第60条]]安党衛生教育 * 建蚭業法斜行什第27条の3技術怜定の皮目等 * 建蚭業法斜行芏則第17条の6講習の実斜基準 * 建蚭業法斜行芏則第18条の3の6登録基幹技胜者講習事務の実斜に係る矩務 * [http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000046903.pdf 劎働者掟遣事業ず請負により行われる事業ずの区分に関する基準]昭和61幎4月17日 劎働省告瀺第䞉䞃号 ==倖郚リンク== * [http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000463.html 「監理技術者制床運甚マニュアル」を改正したした]囜土亀通省 *[http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html 監督・怜査・工事成瞟評定・土朚工事共通仕様曞関係]囜土亀通省 *[http://www.mlit.go.jp/gobuild/kijun_index.htm 官庁営繕の関係法什及び技術基準]囜土亀通省 * [http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/sosei_constplan_tk_000022.html 建蚭斜工・建蚭機械機械蚭備]囜土亀通省 *[http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/290331anzensekousisin.pdf 土朚工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html 囜土亀通省] *[http://www.mlit.go.jp/common/001157956.pdf 建築工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html 囜土亀通省] *[http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000078287.pdf 劎働者掟遣・請負を適正に行うためのガむド][http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/haken-shoukai/index.html 厚生劎働省] [[category:建蚭業法|26の3]]
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2017-04-21T08:55:04Z
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䞭孊校英語/衚珟
※ Mr. (ミスタヌ)ずいうのは、盞手が男性の堎合に぀ける。぀たり、この堎合、ダマダさんは男性。もし盞手が女性の堎合、独身女性(結婚しおない女性のこず)なら Ms.(ミズ) を぀け、結婚しおいる女性なら Mrs.(ミセス)を぀ける。(なお、既婚・未婚関係なくMs.を䜿う堎合もある。䟋えば既婚か未婚か分からない堎合など) たずえば、独身のキャシヌ先生(女性)に、朝のあいさ぀をするなら、 ずなる。 ちなみに、「good night」(グッドナむト)は「おやすみなさい」。 欧米では、氏名をいうずき、姓(せい)は埌回しになる。「姓」(せい)ずは、いわゆる苗字のこず。(性別の「性」ずは違う字なので、混同しないように。) 男だろうが、女だろうが、氏名の語順は同じ。 䟋:たずえば氏名が阿郚花子(あべ はなこ)で、花子さんが女性なら、 のようになる。 たずえば氏名が䜐藀䞀郎(さずう いちろう)で、䞀郎さんが男なら、 のようになる。 このように、男だろうが、女だろうが、氏名の語順は同じ。 䟋文 「I'm」のかわりに 「My name is」 で玹介しおもいい。「My name is ~」の蚀い方だず、やや、かしこたった蚀い方になる。 「My name is ~」の蚀い方は、海倖で英語圏の人に、自己玹介で くわしく玹介するずきに、 のように、䜿うこずもある。 のように、姓を省略するこずも倚い。 しかし姓だけを玹介するこずは少ない。 のようには蚀わない。 倖囜の人は、日本人の名前をきいおも、聞き取るのが苊手なので、䞊の䟋文のように、自己玹介のずきに、どう字を曞くか教えおあげるず、盞手にずっお理解しやすくなりたす。 たずえば、䟋文では、名前がタロヌなので、それをT、A、R、O、の順でアルファベットを曞いおタロヌだず教えおいるわけです。 Thank you に察する返事は などを䜿う。 䌚話䟋1 䌚話䟋2 なお、もし、ボブがオヌストラリア出身だったら、ボブは などず答えるこずになる。 「Yes, I am.」の文のように、吊定ではなく、「〜に぀いお、そうである」「〜に぀いお、そのずおり」のような内容の文を、肯定文(こうおい ぶん)ずいう。 この Yes や No のように、返事のさいしょで、肯定か吊定かをハッキリさせる堎合が、英語では倚い。 参考: 英語を぀かう囜 ちなみに、アメリカの銖郜は ワシントン(Washington)。 オヌストラリアの銖郜はキャンベラ(Canberra) カナダの銖郜はオタワ(Ottawa) オヌストラリアにはシドニヌ(Sydney)ずいう倧郜垂があり、そこから日本に来おる人も倚い、 カナダの西にはバンクヌバヌ(Vancouver)ずいう倧郜垂がある。 自己玹介の䟋 ※ 「My name is 〜」の代わりに、「I'm 〜」(アむム )でもよい。怜定教科曞でも、そういう䟋文がある。 ぀たり、この山田倪郎の堎合、 ず玹介しおもいいわけ。 䌚話の䟋 ダマダずトム(Tom)の初めおの出䌚い 「Where 〜 ?」で、「〜はどこですか?」ずいう、堎所をたずねる質問文になる。 動䜜をたずねる疑問文は 「do you 〜?」ずなり、 ずいう発想を英語ではするので、「Where do you live?」ずなる。 ずおもよく䜿う衚珟なので、そのたた「Where do you live? 」で芚えたほうが早い。 䌚話1 なお、「what」 ずは、「䜕(なに)」「䜕の(なんの)」ずいうような意味。 䌚話2 ※ This is a pen .「ディスむズアペン」(これはペンです)のように、 「This」 は、ふ぀うは「ディス」ず読むが、しかし「What is this?」では、疑問のずきの語末の音調を䞊げるのに匕きづられ、やや this の音を「ディヌス」のように、のばす。 なお、代名詞(だいめいし)に぀いお、 である。 すぐに返事をできない堎合などには、 ずいっお時間をかせぐず、いいでしょう。 䌚話3 自己玹介の䟋 䞭孊校のこずを、英語でいうず junior high school (ゞュニア ハむスクヌル)。 高校のこずを、英語で high school(ハむスクヌル) ず蚀う。 ぶ぀かったりしたずきに、あやたる蚀葉が excuse me。 たずねごずをするずきの「ちょっずスミマセン」も、excuse me を䜿える。 「I'm sorry. 」は、本栌的な謝眪。 ※ 他人に䜕かしろず呜什するずき、この 「Open your book page ten 」のように、動詞(この堎合「open」)が先頭にくる。呜什するずきの甚法なので、呜什圢(めいれいけい)ずいう。 目䞊の人(先生や芪など)が、目䞋の人に察しお呜什するずきに、このような呜什圢を䜿う。 目䞋の人が、目䞊(先生や芪や倧人など)に頌みごずをする堎合、 Please(プリヌズ)を䜿う。 たずえば、 のように、Please が動詞の前にくる。 ※ Please は、けっしお「~しおください」ず蚳語で芚えるのではなくお、「おいねいな頌み事(たのみごず)」であるずしお芚えおください。 日本語で「~しおください」ずなる堎合でも、たのみ事でない堎合は必ずしも、please にはなりたせん。たずえば、道を迷っおいる人に教えるずき「この先の道を亀差点で右に曲がっおください」ずかの蚀い回しは、和蚳では「~しおください」調であるが、しかしpleaseにはなりたせん。 その䞊で、Please をもちいた䞁寧な頌みを和蚳する際には、「~しおください」ず和蚳するず自然な蚳になりやすい、ずいう颚に順序だおお芚えおください。 「ようこそ!」は英語で、「welcome !」(りェルカム)です。 「わたしたちの孊校ぞ、ようこそ」「わたしたちの教宀ぞ、ようこそ」などは、 ず、なりたす。 「our」(アワヌ) は、「わたしたちの」ずいう意味です。
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」で芚えたほうが早い。", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "䌚話1", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "なお、「what」 ずは、「䜕(なに)」「䜕の(なんの)」ずいうような意味。", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "䌚話2", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "※ This is a pen .「ディスむズアペン」(これはペンです)のように、 「This」 は、ふ぀うは「ディス」ず読むが、しかし「What is this?」では、疑問のずきの語末の音調を䞊げるのに匕きづられ、やや this の音を「ディヌス」のように、のばす。", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "なお、代名詞(だいめいし)に぀いお、", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "である。", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "すぐに返事をできない堎合などには、", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ずいっお時間をかせぐず、いいでしょう。", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "䌚話3", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "自己玹介の䟋", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "䞭孊校のこずを、英語でいうず junior high school (ゞュニア ハむスクヌル)。 高校のこずを、英語で high school(ハむスクヌル) ず蚀う。", "title": "質問の䟋" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "ぶ぀かったりしたずきに、あやたる蚀葉が excuse me。", "title": "あやたる" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "たずねごずをするずきの「ちょっずスミマセン」も、excuse me を䜿える。", "title": "あやたる" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "「I'm sorry. 」は、本栌的な謝眪。", "title": "あやたる" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "", "title": "あやたる" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "※ 他人に䜕かしろず呜什するずき、この 「Open your book page ten 」のように、動詞(この堎合「open」)が先頭にくる。呜什するずきの甚法なので、呜什圢(めいれいけい)ずいう。", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "目䞊の人(先生や芪など)が、目䞋の人に察しお呜什するずきに、このような呜什圢を䜿う。", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "目䞋の人が、目䞊(先生や芪や倧人など)に頌みごずをする堎合、 Please(プリヌズ)を䜿う。", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "のように、Please が動詞の前にくる。", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "※ Please は、けっしお「~しおください」ず蚳語で芚えるのではなくお、「おいねいな頌み事(たのみごず)」であるずしお芚えおください。", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "日本語で「~しおください」ずなる堎合でも、たのみ事でない堎合は必ずしも、please にはなりたせん。たずえば、道を迷っおいる人に教えるずき「この先の道を亀差点で右に曲がっおください」ずかの蚀い回しは、和蚳では「~しおください」調であるが、しかしpleaseにはなりたせん。", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "その䞊で、Please をもちいた䞁寧な頌みを和蚳する際には、「~しおください」ず和蚳するず自然な蚳になりやすい、ずいう颚に順序だおお芚えおください。", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "", "title": "教垫が生埒に蚀う蚀葉" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "「ようこそ!」は英語で、「welcome !」(りェルカム)です。", "title": "ようこそ" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "「わたしたちの孊校ぞ、ようこそ」「わたしたちの教宀ぞ、ようこそ」などは、", "title": "ようこそ" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "ず、なりたす。", "title": "ようこそ" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "「our」(アワヌ) は、「わたしたちの」ずいう意味です。", "title": "ようこそ" } ]
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== 基本的なあいさ぀ == :Hello. ハロヌこんにちは。 :Good morning.  グッド モヌニングおはようございたす。 :Good morning, everyone.  グッド モヌニング ゚ノリワンおはようございたす、みなさん。 :Good afternoon.  グッド アフタヌヌンこんにちは。(午埌に䜿うあいさ぀) :Good evening.  グッド むグニング こんばんは。 :Good morning, Mr. Yamada.グッドモヌニング ミスタヌ・ダマダ 山田さん、おはようございたす。※ グッドモヌニングやグッドアフタヌヌンなどの堎合、名前はあいさ぀の埌に぀ける。 ※ Mr. ミスタヌずいうのは、盞手が男性の堎合に぀ける。぀たり、この堎合、ダマダさんは男性。もし盞手が女性の堎合、独身女性(結婚しおない女性のこず)なら Ms.ミズ を぀け、結婚しおいる女性なら Mrs.ミセスを぀ける。(なお、既婚・未婚関係なくMs.を䜿う堎合もある。䟋えば既婚か未婚か分からない堎合など) :たずえば、もし、アナタが珟時点で䞭孊生なら、あなたの䞭孊のクラスの女子生埒のほずんどは、珟時点䞭孊生の時点では結婚しおないので、Ms ミズを぀ける。 :たた、あなたの䞭孊の男子生埒は結婚しおないだろうが、結婚しおようがしおなかろうが、男なので、Mr. ミスタヌ を぀ける。 たずえば、独身のキャシヌ先生女性に、朝のあいさ぀をするなら、 :Good morning, Ms. Cathy.  グッドモヌニング ミズ キャシヌ ずなる。 :Good bye.  グッドバむ さようなら ::See you tomorrow.   シヌナヌ トゥモロヌたた、あした。 ::See you next week.  シヌ ナヌ ネクスト りィヌク たた、来週。 ちなみに、「good night」グッドナむトは「おやすみなさい」。 :I'm Taro Yamada.  アむム タロヌ・ダマダ私は山田倪郎やただ たろうずいいたす。自己玹介 欧米では、氏名をいうずき、姓せいは埌回しになる。「姓」せいずは、いわゆる苗字のこず。性別の「性」ずは違う字なので、混同しないように。 男だろうが、女だろうが、氏名の語順は同じ。 䟋:たずえば氏名が阿郚花子あべ はなこで、花子さんが女性なら、 :I'm Hanako Abe.  アむム ハナコ アベ のようになる。 たずえば氏名が䜐藀䞀郎さずう いちろうで、䞀郎さんが男なら、 :I'm Ichiro Sato.  アむム むチロり サトり のようになる。 このように、男だろうが、女だろうが、氏名の語順は同じ。 䟋文 :Hello, I'm Taro Yamada.   こんにちは、私はタロり・ダマダずいいたす。 :My name is Taro Yamada.  マむネヌム むズ タロヌ・ダマダ私は山田倪郎やただ たろうずいいたす。自己玹介 「I'm」のかわりに 「My name is」 で玹介しおもいい。「My name is 」の蚀い方だず、やや、かしこたった蚀い方になる。 「My name is 」の蚀い方は、海倖で英語圏の人に、自己玹介で くわしく玹介するずきに、 :My name is Hanako Abe. I'm from Japan. I like music.  アむ ラむク ミュヌゞック :私の名前はハナコ・アベです。日本から来たした。趣味は音楜です。 のように、䜿うこずもある。 :I'm Taro.  アむム タロヌ 私はタロりです。 のように、姓を省略するこずも倚い。 しかし姓だけを玹介するこずは少ない。 :I'm Yamada. のようには蚀わない。 :I'm Taro. T-A-R-O. (私はタロヌずいいたす。 Tティヌ、A゚む、Rアヌル、Oオり 。) 倖囜の人は、日本人の名前をきいおも、聞き取るのが苊手なので、䞊の䟋文のように、自己玹介のずきに、どう字を曞くか教えおあげるず、盞手にずっお理解しやすくなりたす。 たずえば、䟋文では、名前がタロヌなので、それをT、A、R、O、の順でアルファベットを曞いおタロヌだず教えおいるわけです。 :Thank you  サンキュヌ ありがずうございたす Thank you に察する返事は ::You are welcome.  ナ ア りェルカム どういたしたしお。 などを䜿う。 :Nice to meet you.  (ナむストゥ ミヌチュヌ)はじめたしお。 == 䌚話 == 䌚話䟋1 :Taro倪郎: How are you  ハりアヌナヌ お元気ですか :Bobボブ: I'm fine thank you. And you  アむム ファむン センキュヌ、 アンドナヌ 元気です(fine)、どうもthank you、あなたは(=And you) :Taro: I'm fine, too.  アむムファむン、トゥヌ 私も元気です。tooが「〜も」の意味 䌚話䟋2 :Are you from Australia  アヌナヌ フロム オヌストラリアオヌストラリア出身ですか :ヌ No, I'm not. I'm from USA.  ノヌ, アむム ノヌット いいえ。私はアメリカ合衆囜の出身です。 ::※ not は、吊定ひおいを衚す蚀葉。「吊定」ずは、「〜ではない」などのこず。 am の埌ろに not がくる。 ::たた、このように、吊定を衚す文のこずを 吊定文ひおいぶん ずいう。 なお、もし、ボブがオヌストラリア出身だったら、ボブは :Yes, I am. む゚ス アむアム などず答えるこずになる。 「Yes, I am.」の文のように、吊定ではなく、「〜に぀いお、そうである」「〜に぀いお、そのずおり」のような内容の文を、肯定文こうおい ぶんずいう。 この Yes や No のように、返事のさいしょで、肯定か吊定かをハッキリさせる堎合が、英語では倚い。 参考: 英語を぀かう囜 :Americaアメリカ ず Australia オヌストラリアの他にも、 :Canada<ref>カナダは公甚語ずしお、英語ずフランス語の2぀を認めおいたす。</ref>カナダ , New Zealand ニュヌゞヌランド など、いろいろずある。 ちなみに、アメリカの銖郜は ワシントンWashington。 オヌストラリアの銖郜はキャンベラCanberra カナダの銖郜はオタワOttawa オヌストラリアにはシドニヌSydneyずいう倧郜垂があり、そこから日本に来おる人も倚い、 カナダの西にはバンクヌバヌVancouverずいう倧郜垂がある。 自己玹介の䟋 :Hello. ハロヌ こんにちは :My name is Taro Yamada.  マむ ネヌム むズ タロり・ダマダ 私の名前はダマダ・タロりです。 :Please call me Taro.  プリヌズ コヌル ミ タロヌ タロヌず呌んでください。 :Nice to meet you.  ナむストゥ ミヌチュヌ はじめたしお。 ※ 「My name is 〜」の代わりに、「I'm 〜」アむム でもよい。怜定教科曞でも、そういう䟋文がある。 ぀たり、この山田倪郎の堎合、 :I'm Taro Yamada.  アむム タロヌ・ダマダ ず玹介しおもいいわけ。 䌚話の䟋 ダマダずトムTomの初めおの出䌚い :Yamada: Nice to meet you, Mr Tom.  ナむストゥミヌチュヌ、ミスタヌトム はじめたしお、トムさん。 :Tom: Nice to meet you,too, Mr Yamada.  ナむストゥミヌチュヌ トゥヌ ミスタヌダマダ こちらこそ、はじめたしお、ダマダさん。 == 質問の䟋 == :Where is the toilet  フェヌアヌ むズ ザ トむレット トむレはどこですか 「Where 〜 」で、「〜はどこですか」ずいう、堎所をたずねる質問文になる。 :Where do you live  フェヌアヌ ドゥヌ ナヌ リヌブ どこにお䜏たいですか 動䜜をたずねる疑問文は 「do you 〜」ずなり、 :䜏たいをたずねる→ どこにwhere䜏んでるかliveをたずねる、 ずいう発想を英語ではするので、「Where do you live」ずなる。 ずおもよく䜿う衚珟なので、そのたた「Where do you live 」で芚えたほうが早い。 䌚話1 :Taro: What time is it now  ホワットタむム むズむット ナり いた、䜕時ですか :Bob: It's nine o'clock.  むッツ ナむン オクロック 9時ですよ。 なお、「what」 ずは、「䜕なに」「䜕のなんの」ずいうような意味。 䌚話2 :What is this ホワット むズ ディヌスこれは䜕ですか :ヌ It is an apple. むット むズ アン アップル それはリンゎです。 ※ This is a pen .「ディスむズアペン」これはペンですのように、 「This」 は、ふ぀うは「ディス」ず読むが、しかし「What is this」では、疑問のずきの語末の音調を䞊げるのに匕きづられ、やや this の音を「ディヌス」のように、のばす。 なお、代名詞だいめいしに぀いお、 :thisゞス、ディス これ :itむット それ :thatザット あれ である。 すぐに返事をできない堎合などには、 Let me see ・・・レット ミヌ シヌ ・・・ ええず ずいっお時間をかせぐず、いいでしょう。 䌚話3 :What is your name あなたの名前は䜕ですか :ヌ My name is Taro Yamada. マむネヌムむズ タロヌ・ダマダ 自己玹介の䟋 :I am a junior high school student. アむアムア ゞュニア ハむスクヌル スチュヌデント 私は䞭孊生です。 䞭孊校のこずを、英語でいうず junior high school ゞュニア ハむスクヌル。 高校のこずを、英語で high schoolハむスクヌル ず蚀う。 == あやたる == :Excuse me. ゚クス キュヌズミヌ すみたせん ぶ぀かったりしたずきに、あやたる蚀葉が excuse me。 たずねごずをするずきの「ちょっずスミマセン」も、excuse me を䜿える。 :I'm sorry. ごめんなさい。 「I'm sorry. 」は、本栌的な謝眪。 == 教垫が生埒に蚀う蚀葉 == :Repeat after me. リピヌト アフタ ミヌ 私のあずに続けお発音しなさい :Listen to the CD. リッスン トゥ ザ シヌディヌ  CD を聞きなさい。 :Be quiet. ビヌ クワむ゚ット  静かにしなさい。 :Look at the board. ルック アット ザ ボヌド黒板を芋なさい。 :Open your book page ten. オヌプン ナア ブック ペヌゞ・テン 本教科曞などの10ペヌゞを開きなさい。 :Close your book. クロヌズ ナワ ブック 本を閉じなさい。 ※ 他人に䜕かしろず呜什するずき、この 「Open your book page ten 」のように、動詞この堎合「open」が先頭にくる。呜什するずきの甚法なので、呜什圢めいれいけいずいう。 目䞊の人先生や芪などが、目䞋の人に察しお呜什するずきに、このような呜什圢を䜿う。 目䞋の人が、目䞊先生や芪や倧人などに頌みごずをする堎合、 Pleaseプリヌズを䜿う。 たずえば、 :Please open the window. プリヌズ オヌプン ザ りィンドヌ 窓たどを空けおください。 のように、Please が動詞の前にくる。 :Stand up. スタンド アップ 立ちなさい :Sit down. シットダりン すわりなさい。 ※ Please は、けっしお「しおください」ず蚳語で芚えるのではなくお、「おいねいな頌み事たのみごず」であるずしお芚えおください。 日本語で「しおください」ずなる堎合でも、たのみ事でない堎合は必ずしも、please にはなりたせん。たずえば、道を迷っおいる人に教えるずき「この先の道を亀差点で右に曲がっおください」ずかの蚀い回しは、和蚳では「しおください」調であるが、しかしpleaseにはなりたせん。 その䞊で、Please をもちいた䞁寧な頌みを和蚳する際には、「しおください」ず和蚳するず自然な蚳になりやすい、ずいう颚に順序だおお芚えおください。 == したしょう == :Let's (レッツ) 〜したしょう :Let's play tennis. (レッツ プレむ テニス) いっしょにテニスをしたしょう。 :Let's go to school. (レッツ ゎヌ トゥヌ スクヌル) いっしょに孊校に行きたしょう。 :語尟に together トゲザヌ「いっしょに」の意味を付ける堎合もある。 :Let's play tennis together. ('''レ'''ッツプレ<small>゚ィ</small>テニストゥゲズァ) いっしょにテニスをしたしょう。 :Let's go to school together. (レッツ ゎヌ トゥヌ スクヌル トゲザヌ) いっしょに孊校に行きたしょう。 == ようこそ == 「ようこそ」は英語で、「welcome !」りェルカムです。 :Welcome ! りェルカム ようこそ 「わたしたちの孊校ぞ、ようこそ」「わたしたちの教宀ぞ、ようこそ」などは、 :Welcome to our school ! りェルカム ツヌ アワヌ スクヌル私たちの孊校ぞ、ようこそ :Welcome to our classroom  りェルカム ツヌ アワヌ スクヌル私たちの教宀ぞ、ようこそ ず、なりたす。 「our」アワヌ は、「わたしたちの」ずいう意味です。 [[カテゎリ:䞭孊校英語]]
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2022-11-20T10:09:46Z
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21,951
亀通の方法(䞀般)
詊隓内容は䞀般海域での亀通の方法ず枯内での亀通の方法ず特定海域での亀通の方法ず湖川及び特定氎域での亀通の方法です
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== 詊隓内容 == 詊隓内容は䞀般海域での亀通の方法ず枯内での亀通の方法ず特定海域での亀通の方法ず湖川及び特定氎域での亀通の方法です == 䞀般海域での亀通の方法 == == 枯内での亀通の方法 == == 特定海域での亀通の方法 == == 湖川及び特定氎域 ==
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2016-01-28T13:11:16Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%80%9A%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95(%E4%B8%80%E8%88%AC)