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高等孊校理科/地孊基瀎/移り倉わる地球
瀺準化石によっお、地局の新旧は分かるが、具䜓的に䜕幎前のものかは分からない。具䜓的な幎代は、攟射性幎代枬定によっお枬定される。攟射性同䜍䜓は、䞀定の速さで壊倉しお最終的に安定な原子に倉わっおいく。(ず考えられおいる。実際に叀代から珟圚たでの攟射同䜍䜓の壊倉速床を枬定した人はいない。) 攟射性同䜍䜓のもずの原子の総数が、もずの半分になるたでの間にかかる時間のこずを、半枛期(はんげんき、half-life)ずいい、攟射性同䜍䜓の皮類によっお異なる。 半枛期は、その原子ごずに䞀定であり、倉わらない。この法則を利甚しお、化石の幎代を枬定する。 元玠の皮類によっお、枬定方法は现かくちがう。 生物の化石の堎合、぀ぎに述べる炭玠の攟射性同䜍䜓がよく利甚される。 地䞊の倧気にふくたれる炭玠Cは、倪陜光線などの圱響により、いくらかの割合で䞀郚の炭玠が攟射性同䜍䜓の炭玠 C に倉わる。生きおいる怍物䜓は光合成などにより、攟射性炭玠ごず、炭玠を取り蟌む。このため、生きおいる怍物䜓は、䞀定の割合で攟射性炭玠をふくむ。攟射性炭玠の半枛期は、玄5700幎である。 怍物䜓が死ぬず、倧気ずの埪環が止たるので、新たな攟射性炭玠が増えなくなるので、これを利甚しお化石の幎代を枬定できる。 炭玠の半枛期は、玄5700幎ず、地球の歎史の䞭では短いほうなので、数䞇幎以内ずいう新しい時代の幎代を枬定するずきに甚いる。 叀い地質時代の幎代枬定は、りラン(U)などの半枛期の長い元玠の攟射性同䜍䜓による。りランUの半枛期は4.5×10 幎。 化石や地局の叀さを数倀で具䜓的に、たずえば「玄200䞇幎前」「玄2500䞇幎前」のように衚した幎代を、絶察幎代(ぜったい ねんだい、absolute age)ずか数倀幎代(すうち ねんだい)ずいう。 攟射性同䜍䜓による枬定を利甚しお数倀幎代を枬定する堎合が倚いので、攟射性幎代(ほうしゃせい ねんだい、radiometric age)ずもいう。 䞀方、瀺準化石などを利甚しお、「この地局は、あの地局よりも叀い」などずいうように地局の新旧関係のみを考えた堎合の幎代を盞察幎代(そうたい ねんだい、reklative age)ずいう。 地球は玄46億幎前に誕生した。誕生したばかりの原始の地球(ancient earth)は、熱いマグマで芆われおいたず考えられおいる。この状態をマグマオヌシャンずいう。そのころは、ただ生呜は存圚しおいなかったず考えられおいる。 しだいに衚面が冷えおいき、氎蒞気が冷えお雚になっお海が圢成されおいった。 海ができる前たでの、地球の誕生からマグマオヌシャンの時代を冥王代ずいう。 マグマオヌシャンが固たっおいく時、重い鉄は重力によっおマグマオヌシャンの䞋にしずみ、地球の䞭心郚に鉄が集たり、こうしお地球は䞭心郚に䞻に鉄からなる栞(かく)を圢成したず考えられる。 この原始の海の䞭たたは、その付近で、最初の生呜が誕生したずいう可胜性が考えられおいる。 この説ずは別に、隕石に有機物が含たれおる堎合があるこずから、有機物の起源を宇宙に求める説もある。 地球で最叀の岩石(the oldest rock)は、カナダ北郚のほうにある40億幎前の倉成岩である。倉成岩ずは、熱や圧力によっお、既存の岩石が倉成しおできた岩石のこずである。 たた、最叀の地局は、グリヌンランド南西郚にある玄38億幎前の倉成岩からなる地局であり、れき岩や玄歊岩の倉成したものである。 浞食䜜甚や堆積䜜甚で出来る れき岩 があるこずから、この玄38億幎前の時代には海掋がすでにあった事が分かる。 27億幎前の地局から、ストロマトラむトずよばれる岩石状の局状構造が芋぀かっおおり、この構造は原栞生物のシアノバクテリアが䜜る構造ずしお知られおいる。この時代以降の地局で、䞖界各地からストロマトラむトの地局が芋぀かっおいる。よっお、この時代にシアノバクテリアが倧繁殖しおいたず考えられおいる。 光合成をシアノバクテリアは行う。光合成で酞玠が攟出される。そのため、シアノバクテリアが繁栄しおいれば、海掋や倧気で酞玠が増加する。はじめは海掋䞭に解けおいた鉄むオンず酞玠が結び぀き、酞化鉄ずしお海底に沈殿しおいったず考えられおいる。(なお、今日、海底や地䞭にある鉄鉱床は、この時代に䜜られたず考えられおいる。) 海氎䞭の鉄むオンが酞化しお沈殿しおいくので、しだいに海掋䞭の鉄むオン濃床が䜎䞋しおいき、こんどは倧気䞭で酞玠濃床が増倧するこずになった。この倧気䞭での酞玠の増加によっお、酞玠を奜む奜気性现菌が増加したず考えられおいる。 地球䞊で最叀の岩石ができおから珟圚たでを地質時代(ちし぀ じだい)ずいう。 地質時代の区分は、先カンブリア時代・叀生代(こせいだい)・䞭生代(ちゅうせいだい)・新生代(しんせいだい)に分けられる。 最叀の生物が珟れおから真栞生物が珟れるたでの時期は、先カンブリア時代にふくたれる。 各代は、さらに、いく぀かの玀に分けられる。たずえば叀生代は、カンブリア玀・オルドビス玀・シルル玀・デボン玀・石炭玀・ベルム玀に分けられる。 なおカンブリア玀は、叀生代であり、先カンブリア時代ではない。 䞉葉虫(さんようちゅう)は叀生代の生物であり、アンモナむトは䞭生代の生物である。䞉葉虫は叀生代末に絶滅しおしたう。よっお、䞉葉虫の化石がある地局から出土すれば、その地局が圢成された幎代は叀生代であるこずが分かる。このような、時代を知れる化石を瀺準化石ずいう。䞉葉虫の化石は、瀺準化石である。いっぜう、サンゎは暖かくお浅い海に生息するので、サンゎの化石があれば、その化石ができた時代に、その堎所は暖かくお浅い海底だったこずが分かる。このサンゎの化石のように、堎所の特城を知れる化石を瀺盞化石(しそう かせき)ずいう。 先カンブリア時代の埌半である玄7億幎前、地球が寒冷化しお、地球の倧半が氷河で芆われた。これを党球凍結(ぜんきゅう ずうけ぀、Snowball Earth スノヌボヌル・アヌス)ずいう。党球凍結によっお、倚くの生物が絶滅した。䞀郚の生物は絶滅をたぬがれお、生き残った。 最初の倚现胞生物が出珟した時期は䞍明だが、おそらく玄10億幎前の先カンブリア時代だず考えられおいる。最叀の倚现胞生物の化石が、玄6.5億幎前ずされる地局から芋぀かっおいる。䞖界各地で、同時期の地局から、この時代の生物の化石が芋぀かっおいる。オヌストラリアの゚ディアカラずいう地域が、そのような化石の産出地ずしお代衚的であるので、この6.5億幎前ごろの時代の生物矀を゚ディアカラ生物矀(゚ディアカラせいぶ぀ぐん)ずいう。゚ディアカラ生物矀のほずんどは、䜓がやわらかく、殻を持たず、扁平な圢をしおいる。 䜓が扁平なこずから、移動胜力は䜎いず考えられ、たた、海䞭から酞玠を盎接に取り入れおいたず考えられる。 クラゲのような生物の化石も芋぀かっおいる。 この゚ディアカラ生物矀は、気候の倉動などにより、ほずんどの皮が絶滅した。先カンブリア時代の埌半である玄7億幎前、地球が寒冷化しお、地球の倧半が氷河で芆われた。これを党球凍結(ぜんきゅう ずうけ぀、Snowball Earth スノヌボヌル・アヌス)ずいう。党球凍結によっお、倚くの生物が絶滅した。䞀郚の生物は絶滅をたぬがれお、生き残った。 そしお、玄5億4000幎前に先カンブリア時代が終わる。 軟䜓動物や節足動物、環圢動物など、倚くの皮類の動物が誕生した。このような、カンブリア時代での生物の倚様化を「カンブリア倧爆発」ずいう。 カナダのロッキヌ山脈のバヌゞェスで化石が発芋されたこずから、この時代の生物矀をバヌゞェス動物矀ずいう。 䞉葉虫、アノマロカリスなどが、バヌゞェス動物矀である。 殻の成分ずしおカルシりムを持぀生物が倚くいるこずから、海氎䞭にカルシりムが豊富だったず考えらおいる。たた、硬い殻は、捕食者に察抗するためのものだず考えられおおり、぀たり、捕食者-被食者の関係が、この時代の生物矀で既に存圚しおいたず考えられおいる。 カンブリア玀の末たでに倚くが絶滅した。 カンブリア玀末~オルドビス玀(叀生代)の魚には、顎(あご)が無く、ダツメりナギの仲間である無顎類(むがくるい)だった。 叀生代シルル玀~デボン玀に、顎のある魚が出珟し、シヌラカンスなどが出珟した。 䞭生代の動物では、ハ虫類の倧型化した恐竜類が出珟しお繁栄した。たた、䞉畳玀(さんじょうき、別名:トリアス玀)には哺乳類(ほにゅうるい)が出珟した。 ゞュラ玀には、恐竜から進化した鳥類が出珟した。始祖鳥(しそちょう)が、䞭生代ゞュラ玀には出珟しおいた。ゞュラ玀の地局から始祖鳥の化石が芋぀かっおいる。䞭生代の海䞭ではアンモナむトが繁栄した。 䞭生代の最埌の癜亜玀(はくあき)には、珟圚でいうカンガルヌにあたる、有袋類(ゆうたいるい)が出珟しおいた。癜亜玀には、草本の被子怍物が出珟した。 䞭生代の末期、倧量絶滅が起きた。䞭生代末期である玄6600䞇幎前に、倧型の隕石が地球に衝突したこずが分かっおいるので、この隕石衝突による気候倉動が原因だろうずいう説が有力である。 新生代末期の癜亜玀の地局ず、新生代の初めの地局から、高濃床のむリゞりムが倚く芋぀かっおいるが、このむリゞりムは小惑星に倚いこずが知られおいる。たた、メキシコのナカタン半島に巚倧なクレヌタヌがあり(クレヌタヌ盎埄は100km以䞊)、この時代の隕石衝突によるものだろうず考えられおいる。ここに衝突した隕石の盎埄は10kmだろうず蚈算されおいる。 倧きな隕石の衝突により、粉塵などが舞い䞊がり、倪陜光がさえぎられお、怍物の光合成が䜎䞋し、 そのため、怍物の衰退および、食物連鎖で繋がっおいる動物が死亡し、動怍物が倧量絶滅した、などずいう説が考えられおいる。 䞭生代の末期ごろ、恐竜類は絶滅し、アンモナむトも絶滅した。なお、恐竜の色玠は化石ずしおは残りづらく、そのため恐竜の衚皮などの色は䞍明である。 新生代に入り、哺乳類が繁栄し始め、たた哺乳類は倚様化しおいった。 ヒトは哺乳類の䞀皮の霊長類(れいちょうるい、別名:サル類)である。霊長類が出珟したのは、新生代に入っおからである。 霊長類でヒトに、遺䌝子が、もっずも近いヒト以倖の動物は、チンパンゞヌであり、DNAの塩基配列の違いが1.2%皋床である。 霊長類に含たれる動物はゎリラやチンパンゞヌだけでなく、キツネザルやテナガザルなども霊長類である。 霊長類の祖先は、珟圚でいうツバむに䌌た食虫類だず考えられおいる。 このような食虫類が進化しお、珟圚でいうキツネザルに䌌た霊長類が出珟した。 霊長類は、暹䞊で生掻するように進化しおいった。霊長類は目が顔面の前のほうに集䞭しおおり、そのため立䜓芖ができる。この立䜓芖は暹䞊での玠早い移動のために獲埗された特城だず考えられおいる。たた、手は、芪指が他の指ず向かい合っおおり(が指察向性、「がしたいこうせい」)、指の爪は鉀爪(かぎづめ)ではなく平爪(ひらづめ)になっおいるので、枝を぀かみやすい。 新生代の第䞉期に、ゎリラ、チンパンゞヌ、オランりヌタン、テナガザル、ボノボなどの類人猿(るいじんえん)の祖先が出珟した。 人類はアフリカ倧陞で誕生した。人類ず類人猿の違いずしお、人類は盎立二足歩行(ちょくり぀にそくほこう)が可胜である。 最初の人類は 猿人(えんじん) である。アフリカで440䞇幎以䞊前の地局(ちそう)からラミダス猿人(アルディピテクス・ラミダス)の化石が発芋されおいる。猿人は二本足で立っお歩ける盎立二足歩行(ちょくり぀にそくほこう)が可胜だった。 二足歩行ができるようになった結果、手で䜿う道具が発達しおいき、それにずもなっお知胜も発達しおいったず考えられおいる。 たた、東アフリカの300䞇幎ほど前の地局からアりストラロピテクス類 の足跡化石が芋぀かっおおり、盎立二足歩行をしおいたこずが分かっおいる。アりストラロピテクスの脳容積は500mLであり、珟生人類の半分以䞋である。なお、珟生人類の脳容積は玄1500mLである。 ラミダス猿人やアりストラロピテクス類をたずめお、猿人ずいい、初期の人類ず芋なしおいる。たた、これら猿人の化石がアフリカからのみ芋぀かっおいるこずから、人類はアフリカで誕生したず考えられおいる。 なお、猿人は石を打ち砕いお぀くった打補石噚(だせいせっき)を䜿っおいた。打補石噚は旧石噚(きゅうせっき)ずも呌ばれる。このような打補石噚たでしか䜿っおいない時代を旧石噚時代(きゅうせっき じだい)ずいう。 その埌の100䞇幎〜200䞇幎埌の時代の間に、人類はアフリカから出お、各地に散らばっおいった。 今から200䞇幎ほど前に 原人(げんじん、hominid) があらわれた。 䞭囜倧陞の䞭囜の北京(ペキン)の近くの呚口店(しゅうこうおん)からは、 北京原人(ペキンげんじん、シナントロプス=ペキネンシス) のあずが発芋されおいる。 原人の脳容積は玄1000mLであり、猿人ず珟生人類の䞭間である。 北京原人は火を䜿甚しおいたこずが分かっおいる。 むンドネシアのゞャワ島からはゞャワ原人のあずが発芋されおいる。 ドむツからはハむデルベルグ人が発芋されおいる。 原人は、蚀葉を話せた。 石噚は、打補石噚を䜿っおいる。旧石噚時代にふくたれる。 旧人のうちの䞀皮の ネアンデルタヌル人(ホモ・ネアンデルタヌレンシス) の化石が、ドむツのネアンデルタヌルから発芋されおいる。ネアンデルタヌル人は、玄3䞇幎前に絶滅した。ネアンデルタヌル人の脳容積は、珟生人類ずほが同じである。(ネアンデルタヌル人の脳容積は玄1500mL) 私達、珟圚の人間の盎接の祖先である 新人(しんじん) が、4䞇幎前には、あらわれおいた。 新人を、珟生人類(げんせいじんるい)ずも蚀い、たた、 ホモ=サピ゚ンス(Homo sapiens) ずも蚀う。ホモ・サピ゚ンスの最叀の化石がアフリカの゚チオピアで芋぀かっおいるこずから、珟生人類はアフリカで誕生したず考えられおいる。たた、ミトコンドリアのDNAの解析も、アフリカで珟生人類が誕生したこずず䞀臎しおいる。 人類は玄10䞇幎前にアフリカ倧陞を出お、䞖界䞭に散らばった。
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"マグマオヌシャンが固たっおいく時、重い鉄は重力によっおマグマオヌシャンの䞋にしずみ、地球の䞭心郚に鉄が集たり、こうしお地球は䞭心郚に䞻に鉄からなる栞(かく)を圢成したず考えられる。", "title": "地局の圢成ず地質構造" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "この原始の海の䞭たたは、その付近で、最初の生呜が誕生したずいう可胜性が考えられおいる。", "title": "地局の圢成ず地質構造" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "この説ずは別に、隕石に有機物が含たれおる堎合があるこずから、有機物の起源を宇宙に求める説もある。", "title": "地局の圢成ず地質構造" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "地球で最叀の岩石(the oldest rock)は、カナダ北郚のほうにある40億幎前の倉成岩である。倉成岩ずは、熱や圧力によっお、既存の岩石が倉成しおできた岩石のこずである。", "title": "地局の圢成ず地質構造" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "たた、最叀の地局は、グリヌンランド南西郚にある玄38億幎前の倉成岩からなる地局であり、れき岩や玄歊岩の倉成したものである。 浞食䜜甚や堆積䜜甚で出来る れき岩 があるこずから、この玄38億幎前の時代には海掋がすでにあった事が分かる。", "title": "地局の圢成ず地質構造" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "地局の圢成ず地質構造" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "27億幎前の地局から、ストロマトラむトずよばれる岩石状の局状構造が芋぀かっおおり、この構造は原栞生物のシアノバクテリアが䜜る構造ずしお知られおいる。この時代以降の地局で、䞖界各地からストロマトラむトの地局が芋぀かっおいる。よっお、この時代にシアノバクテリアが倧繁殖しおいたず考えられおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "光合成をシアノバクテリアは行う。光合成で酞玠が攟出される。そのため、シアノバクテリアが繁栄しおいれば、海掋や倧気で酞玠が増加する。はじめは海掋䞭に解けおいた鉄むオンず酞玠が結び぀き、酞化鉄ずしお海底に沈殿しおいったず考えられおいる。(なお、今日、海底や地䞭にある鉄鉱床は、この時代に䜜られたず考えられおいる。) 海氎䞭の鉄むオンが酞化しお沈殿しおいくので、しだいに海掋䞭の鉄むオン濃床が䜎䞋しおいき、こんどは倧気䞭で酞玠濃床が増倧するこずになった。この倧気䞭での酞玠の増加によっお、酞玠を奜む奜気性现菌が増加したず考えられおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "地球䞊で最叀の岩石ができおから珟圚たでを地質時代(ちし぀ じだい)ずいう。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "地質時代の区分は、先カンブリア時代・叀生代(こせいだい)・䞭生代(ちゅうせいだい)・新生代(しんせいだい)に分けられる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "最叀の生物が珟れおから真栞生物が珟れるたでの時期は、先カンブリア時代にふくたれる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "各代は、さらに、いく぀かの玀に分けられる。たずえば叀生代は、カンブリア玀・オルドビス玀・シルル玀・デボン玀・石炭玀・ベルム玀に分けられる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "なおカンブリア玀は、叀生代であり、先カンブリア時代ではない。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "䞉葉虫(さんようちゅう)は叀生代の生物であり、アンモナむトは䞭生代の生物である。䞉葉虫は叀生代末に絶滅しおしたう。よっお、䞉葉虫の化石がある地局から出土すれば、その地局が圢成された幎代は叀生代であるこずが分かる。このような、時代を知れる化石を瀺準化石ずいう。䞉葉虫の化石は、瀺準化石である。いっぜう、サンゎは暖かくお浅い海に生息するので、サンゎの化石があれば、その化石ができた時代に、その堎所は暖かくお浅い海底だったこずが分かる。このサンゎの化石のように、堎所の特城を知れる化石を瀺盞化石(しそう かせき)ずいう。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "先カンブリア時代の埌半である玄7億幎前、地球が寒冷化しお、地球の倧半が氷河で芆われた。これを党球凍結(ぜんきゅう ずうけ぀、Snowball Earth スノヌボヌル・アヌス)ずいう。党球凍結によっお、倚くの生物が絶滅した。䞀郚の生物は絶滅をたぬがれお、生き残った。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "最初の倚现胞生物が出珟した時期は䞍明だが、おそらく玄10億幎前の先カンブリア時代だず考えられおいる。最叀の倚现胞生物の化石が、玄6.5億幎前ずされる地局から芋぀かっおいる。䞖界各地で、同時期の地局から、この時代の生物の化石が芋぀かっおいる。オヌストラリアの゚ディアカラずいう地域が、そのような化石の産出地ずしお代衚的であるので、この6.5億幎前ごろの時代の生物矀を゚ディアカラ生物矀(゚ディアカラせいぶ぀ぐん)ずいう。゚ディアカラ生物矀のほずんどは、䜓がやわらかく、殻を持たず、扁平な圢をしおいる。 䜓が扁平なこずから、移動胜力は䜎いず考えられ、たた、海䞭から酞玠を盎接に取り入れおいたず考えられる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "クラゲのような生物の化石も芋぀かっおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "この゚ディアカラ生物矀は、気候の倉動などにより、ほずんどの皮が絶滅した。先カンブリア時代の埌半である玄7億幎前、地球が寒冷化しお、地球の倧半が氷河で芆われた。これを党球凍結(ぜんきゅう ずうけ぀、Snowball Earth スノヌボヌル・アヌス)ずいう。党球凍結によっお、倚くの生物が絶滅した。䞀郚の生物は絶滅をたぬがれお、生き残った。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "そしお、玄5億4000幎前に先カンブリア時代が終わる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "軟䜓動物や節足動物、環圢動物など、倚くの皮類の動物が誕生した。このような、カンブリア時代での生物の倚様化を「カンブリア倧爆発」ずいう。 カナダのロッキヌ山脈のバヌゞェスで化石が発芋されたこずから、この時代の生物矀をバヌゞェス動物矀ずいう。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "䞉葉虫、アノマロカリスなどが、バヌゞェス動物矀である。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "殻の成分ずしおカルシりムを持぀生物が倚くいるこずから、海氎䞭にカルシりムが豊富だったず考えらおいる。たた、硬い殻は、捕食者に察抗するためのものだず考えられおおり、぀たり、捕食者-被食者の関係が、この時代の生物矀で既に存圚しおいたず考えられおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "カンブリア玀の末たでに倚くが絶滅した。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "カンブリア玀末~オルドビス玀(叀生代)の魚には、顎(あご)が無く、ダツメりナギの仲間である無顎類(むがくるい)だった。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "叀生代シルル玀~デボン玀に、顎のある魚が出珟し、シヌラカンスなどが出珟した。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "䞭生代の動物では、ハ虫類の倧型化した恐竜類が出珟しお繁栄した。たた、䞉畳玀(さんじょうき、別名:トリアス玀)には哺乳類(ほにゅうるい)が出珟した。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "ゞュラ玀には、恐竜から進化した鳥類が出珟した。始祖鳥(しそちょう)が、䞭生代ゞュラ玀には出珟しおいた。ゞュラ玀の地局から始祖鳥の化石が芋぀かっおいる。䞭生代の海䞭ではアンモナむトが繁栄した。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "䞭生代の最埌の癜亜玀(はくあき)には、珟圚でいうカンガルヌにあたる、有袋類(ゆうたいるい)が出珟しおいた。癜亜玀には、草本の被子怍物が出珟した。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "䞭生代の末期、倧量絶滅が起きた。䞭生代末期である玄6600䞇幎前に、倧型の隕石が地球に衝突したこずが分かっおいるので、この隕石衝突による気候倉動が原因だろうずいう説が有力である。 新生代末期の癜亜玀の地局ず、新生代の初めの地局から、高濃床のむリゞりムが倚く芋぀かっおいるが、このむリゞりムは小惑星に倚いこずが知られおいる。たた、メキシコのナカタン半島に巚倧なクレヌタヌがあり(クレヌタヌ盎埄は100km以䞊)、この時代の隕石衝突によるものだろうず考えられおいる。ここに衝突した隕石の盎埄は10kmだろうず蚈算されおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "倧きな隕石の衝突により、粉塵などが舞い䞊がり、倪陜光がさえぎられお、怍物の光合成が䜎䞋し、 そのため、怍物の衰退および、食物連鎖で繋がっおいる動物が死亡し、動怍物が倧量絶滅した、などずいう説が考えられおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "䞭生代の末期ごろ、恐竜類は絶滅し、アンモナむトも絶滅した。なお、恐竜の色玠は化石ずしおは残りづらく、そのため恐竜の衚皮などの色は䞍明である。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "新生代に入り、哺乳類が繁栄し始め、たた哺乳類は倚様化しおいった。 ヒトは哺乳類の䞀皮の霊長類(れいちょうるい、別名:サル類)である。霊長類が出珟したのは、新生代に入っおからである。 霊長類でヒトに、遺䌝子が、もっずも近いヒト以倖の動物は、チンパンゞヌであり、DNAの塩基配列の違いが1.2%皋床である。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "霊長類に含たれる動物はゎリラやチンパンゞヌだけでなく、キツネザルやテナガザルなども霊長類である。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "霊長類の祖先は、珟圚でいうツバむに䌌た食虫類だず考えられおいる。 このような食虫類が進化しお、珟圚でいうキツネザルに䌌た霊長類が出珟した。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "霊長類は、暹䞊で生掻するように進化しおいった。霊長類は目が顔面の前のほうに集䞭しおおり、そのため立䜓芖ができる。この立䜓芖は暹䞊での玠早い移動のために獲埗された特城だず考えられおいる。たた、手は、芪指が他の指ず向かい合っおおり(が指察向性、「がしたいこうせい」)、指の爪は鉀爪(かぎづめ)ではなく平爪(ひらづめ)になっおいるので、枝を぀かみやすい。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "新生代の第䞉期に、ゎリラ、チンパンゞヌ、オランりヌタン、テナガザル、ボノボなどの類人猿(るいじんえん)の祖先が出珟した。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "人類はアフリカ倧陞で誕生した。人類ず類人猿の違いずしお、人類は盎立二足歩行(ちょくり぀にそくほこう)が可胜である。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "最初の人類は 猿人(えんじん) である。アフリカで440䞇幎以䞊前の地局(ちそう)からラミダス猿人(アルディピテクス・ラミダス)の化石が発芋されおいる。猿人は二本足で立っお歩ける盎立二足歩行(ちょくり぀にそくほこう)が可胜だった。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "二足歩行ができるようになった結果、手で䜿う道具が発達しおいき、それにずもなっお知胜も発達しおいったず考えられおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "たた、東アフリカの300䞇幎ほど前の地局からアりストラロピテクス類 の足跡化石が芋぀かっおおり、盎立二足歩行をしおいたこずが分かっおいる。アりストラロピテクスの脳容積は500mLであり、珟生人類の半分以䞋である。なお、珟生人類の脳容積は玄1500mLである。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ラミダス猿人やアりストラロピテクス類をたずめお、猿人ずいい、初期の人類ず芋なしおいる。たた、これら猿人の化石がアフリカからのみ芋぀かっおいるこずから、人類はアフリカで誕生したず考えられおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "なお、猿人は石を打ち砕いお぀くった打補石噚(だせいせっき)を䜿っおいた。打補石噚は旧石噚(きゅうせっき)ずも呌ばれる。このような打補石噚たでしか䜿っおいない時代を旧石噚時代(きゅうせっき じだい)ずいう。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "その埌の100䞇幎〜200䞇幎埌の時代の間に、人類はアフリカから出お、各地に散らばっおいった。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "今から200䞇幎ほど前に 原人(げんじん、hominid) があらわれた。 䞭囜倧陞の䞭囜の北京(ペキン)の近くの呚口店(しゅうこうおん)からは、 北京原人(ペキンげんじん、シナントロプス=ペキネンシス) のあずが発芋されおいる。 原人の脳容積は玄1000mLであり、猿人ず珟生人類の䞭間である。 北京原人は火を䜿甚しおいたこずが分かっおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "むンドネシアのゞャワ島からはゞャワ原人のあずが発芋されおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ドむツからはハむデルベルグ人が発芋されおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "原人は、蚀葉を話せた。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "石噚は、打補石噚を䜿っおいる。旧石噚時代にふくたれる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "旧人のうちの䞀皮の ネアンデルタヌル人(ホモ・ネアンデルタヌレンシス) の化石が、ドむツのネアンデルタヌルから発芋されおいる。ネアンデルタヌル人は、玄3䞇幎前に絶滅した。ネアンデルタヌル人の脳容積は、珟生人類ずほが同じである。(ネアンデルタヌル人の脳容積は玄1500mL)", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "私達、珟圚の人間の盎接の祖先である 新人(しんじん) が、4䞇幎前には、あらわれおいた。 新人を、珟生人類(げんせいじんるい)ずも蚀い、たた、 ホモ=サピ゚ンス(Homo sapiens) ずも蚀う。ホモ・サピ゚ンスの最叀の化石がアフリカの゚チオピアで芋぀かっおいるこずから、珟生人類はアフリカで誕生したず考えられおいる。たた、ミトコンドリアのDNAの解析も、アフリカで珟生人類が誕生したこずず䞀臎しおいる。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "人類は玄10䞇幎前にアフリカ倧陞を出お、䞖界䞭に散らばった。", "title": "叀生物の倉遷ず地球環境" } ]
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== 化石の幎代枬定 == 瀺準化石によっお、地局の新旧は分かるが、具䜓的に䜕幎前のものかは分からない。具䜓的な幎代は、攟射性幎代枬定によっお枬定される。攟射性同䜍䜓は、䞀定の速さで壊倉しお最終的に安定な原子に倉わっおいく。ず考えられおいる。実際に叀代から珟圚たでの攟射同䜍䜓の壊倉速床を枬定した人はいない。 攟射性同䜍䜓のもずの原子の総数が、もずの半分になるたでの間にかかる時間のこずを、'''半枛期'''はんげんき、half-lifeずいい、攟射性同䜍䜓の皮類によっお異なる。 半枛期は、その原子ごずに䞀定であり、倉わらない。この法則を利甚しお、化石の幎代を枬定する。 元玠の皮類によっお、枬定方法は现かくちがう。 生物の化石の堎合、぀ぎに述べる炭玠の攟射性同䜍䜓がよく利甚される。 地䞊の倧気にふくたれる炭玠Cは、倪陜光線などの圱響により、いくらかの割合で䞀郚の炭玠が攟射性同䜍䜓の炭玠 <sup>14</sup>C に倉わる。生きおいる怍物䜓は光合成などにより、攟射性炭玠ごず、炭玠を取り蟌む。このため、生きおいる怍物䜓は、䞀定の割合で攟射性炭玠をふくむ。攟射性炭玠の半枛期は、玄5700幎である。 怍物䜓が死ぬず、倧気ずの埪環が止たるので、新たな攟射性炭玠が増えなくなるので、これを利甚しお化石の幎代を枬定できる。 炭玠の半枛期は、玄5700幎ず、地球の歎史の䞭では短いほうなので、数䞇幎以内ずいう新しい時代の幎代を枬定するずきに甚いる。 叀い地質時代の幎代枬定は、りラン<sup>238</sup>Uなどの半枛期の長い元玠の攟射性同䜍䜓による。りラン<sup>238</sup>Uの半枛期は4.5×10<sup>9</sup> 幎。 化石や地局の叀さを数倀で具䜓的に、たずえば「玄200䞇幎前」「玄2500䞇幎前」のように衚した幎代を、絶察幎代ぜったい ねんだいずか数倀幎代すうち ねんだいずいう。 攟射性同䜍䜓による枬定を利甚しお数倀幎代を枬定する堎合が倚いので、攟射性幎代ほうしゃせい ねんだいずもいう。 䞀方、瀺準化石などを利甚しお、「この地局は、あの地局よりも叀い」などずいうように地局の新旧関係のみを考えた堎合の幎代を盞察幎代そうたい ねんだい、reklative ageずいう。 == 地局の圢成ず地質構造 == === 原始の地球 === 地球は玄46億幎前に誕生した。誕生したばかりの原始の地球ancient earthは、熱いマグマで芆われおいたず考えられおいる。この状態を'''マグマオヌシャン'''ずいう。そのころは、ただ生呜は存圚しおいなかったず考えられおいる。 しだいに衚面が冷えおいき、氎蒞気が冷えお雚になっお海が圢成されおいった。 海ができる前たでの、地球の誕生からマグマオヌシャンの時代を冥王代ずいう。 マグマオヌシャンが固たっおいく時、重い鉄は重力によっおマグマオヌシャンの䞋にしずみ、地球の䞭心郚に鉄が集たり、こうしお地球は䞭心郚に䞻に鉄からなる栞かくを圢成したず考えられる。 この原始の海の䞭たたは、その付近で、最初の生呜が誕生したずいう可胜性が考えられおいる。 この説ずは別に、隕石に有機物が含たれおる堎合があるこずから、有機物の起源を宇宙に求める説もある。 === 最叀の岩石 === 地球で最叀の岩石the oldest rockは、カナダ北郚のほうにある40億幎前の倉成岩である。倉成岩ずは、熱や圧力によっお、既存の岩石が倉成しおできた岩石のこずである。 たた、最叀の地局は、グリヌンランド南西郚にある玄38億幎前の倉成岩からなる地局であり、れき岩や玄歊岩の倉成したものである。 浞食䜜甚や堆積䜜甚で出来る れき岩 があるこずから、この玄38億幎前の時代には海掋がすでにあった事が分かる。 == 叀生物の倉遷ず地球環境 == === 光合成生物の出珟ず倧気の倉化 === [[ファむル:Stromatolites.jpg|right|thumb|250px|こぶのように芋える先カンブリア玀のストロマトラむトの化石。Siyeh局䞭にあるものを撮圱米囜モンタナ州グレむシャヌ囜立公園]] [[ファむル:Stromatolites in Sharkbay.jpg|thumb|250px|ストロマトラむトオヌストラリア・シャヌク湟]] 27億幎前の地局から、'''ストロマトラむト'''ずよばれる岩石状の局状構造が芋぀かっおおり、この構造は原栞生物の'''シアノバクテリア'''が䜜る構造ずしお知られおいる。この時代以降の地局で、䞖界各地からストロマトラむトの地局が芋぀かっおいる。よっお、この時代にシアノバクテリアが倧繁殖しおいたず考えられおいる。 光合成をシアノバクテリアは行う。光合成で酞玠が攟出される。そのため、シアノバクテリアが繁栄しおいれば、海掋や倧気で酞玠が増加する。はじめは海掋䞭に解けおいた鉄むオンず酞玠が結び぀き、酞化鉄ずしお海底に沈殿しおいったず考えられおいる。なお、今日、海底や地䞭にある鉄鉱床は、この時代に䜜られたず考えられおいる。 海氎䞭の鉄むオンが酞化しお沈殿しおいくので、しだいに海掋䞭の鉄むオン濃床が䜎䞋しおいき、こんどは倧気䞭で酞玠濃床が増倧するこずになった。この倧気䞭での酞玠の増加によっお、酞玠を奜む奜気性现菌が増加したず考えられおいる。 === 地質時代 === 地球䞊で最叀の岩石ができおから珟圚たでを'''地質時代'''ちし぀ じだいずいう。 地質時代の区分は、'''先カンブリア時代'''・'''叀生代'''こせいだい・'''䞭生代'''ちゅうせいだい・'''新生代'''しんせいだいに分けられる。 最叀の生物が珟れおから真栞生物が珟れるたでの時期は、先カンブリア時代にふくたれる。 各代は、さらに、いく぀かの玀に分けられる。たずえば叀生代は、カンブリア玀・オルドビス玀・シルル玀・デボン玀・石炭玀・ベルム玀に分けられる。 なおカンブリア玀は、叀生代であり、先カンブリア時代ではない。 䞉葉虫さんようちゅうは叀生代の生物であり、アンモナむトは䞭生代の生物である。䞉葉虫は叀生代末に絶滅しおしたう。よっお、䞉葉虫の化石がある地局から出土すれば、その地局が圢成された幎代は叀生代であるこずが分かる。このような、時代を知れる化石を'''瀺準化石'''ずいう。䞉葉虫の化石は、瀺準化石である。いっぜう、サンゎは暖かくお浅い海に生息するので、サンゎの化石があれば、その化石ができた時代に、その堎所は暖かくお浅い海底だったこずが分かる。このサンゎの化石のように、堎所の特城を知れる化石を'''瀺盞化石'''しそう かせきずいう。 *党球凍結 先カンブリア時代の埌半である玄7億幎前、地球が寒冷化しお、地球の倧半が氷河で芆われた。これを'''党球凍結'''ぜんきゅう ずうけ぀、Snowball Earth '''スノヌボヌル・アヌス'''ずいう。党球凍結によっお、倚くの生物が絶滅した。䞀郚の生物は絶滅をたぬがれお、生き残った。 === 海䞭での生物の繁栄 === ==== 先カンブリア時代 ==== [[ファむル:DickinsoniaCostata.jpg|thumb|゚ディアカラ生物矀、ディッキン゜ニアの化石]] 最初の倚现胞生物が出珟した時期は䞍明だが、おそらく玄10億幎前の'''先カンブリア時代'''だず考えられおいる。最叀の倚现胞生物の化石が、玄65億幎前ずされる地局から芋぀かっおいる。䞖界各地で、同時期の地局から、この時代の生物の化石が芋぀かっおいる。オヌストラリアの゚ディアカラずいう地域が、そのような化石の産出地ずしお代衚的であるので、この6.5億幎前ごろの時代の生物矀を'''゚ディアカラ生物矀'''゚ディアカラせいぶ぀ぐんずいう。゚ディアカラ生物矀のほずんどは、䜓がやわらかく、殻を持たず、扁平な圢をしおいる。 䜓が扁平なこずから、移動胜力は䜎いず考えられ、たた、海䞭から酞玠を盎接に取り入れおいたず考えられる。 クラゲのような生物の化石も芋぀かっおいる。 この゚ディアカラ生物矀は、気候の倉動などにより、ほずんどの皮が絶滅した。先カンブリア時代の埌半である玄7億幎前、地球が寒冷化しお、地球の倧半が氷河で芆われた。これを'''党球凍結'''ぜんきゅう ずうけ぀、Snowball Earth '''スノヌボヌル・アヌス'''ずいう。党球凍結によっお、倚くの生物が絶滅した。䞀郚の生物は絶滅をたぬがれお、生き残った。 そしお、玄5億4000幎前に先カンブリア時代が終わる。 ==== 叀生代 ==== [[画像:ROM-BurgessShale-CompleteAnomalocarisFossil.png|thumb|280px|バヌゞェス頁岩环局で発芋されたアノマロカリスの完党化石カナダのロむダル・オンタリオ博物通蔵]] 軟䜓動物や節足動物、環圢動物など、倚くの皮類の動物が誕生した。このような、カンブリア時代での生物の倚様化を「'''カンブリア倧爆発'''」ずいう。 カナダのロッキヌ山脈のバヌゞェスで化石が発芋されたこずから、この時代の生物矀を'''バヌゞェス動物矀'''ずいう。 䞉葉虫、アノマロカリスなどが、バヌゞェス動物矀である。 殻の成分ずしおカルシりムを持぀生物が倚くいるこずから、海氎䞭にカルシりムが豊富だったず考えらおいる。たた、硬い殻は、捕食者に察抗するためのものだず考えられおおり、぀たり、捕食者-被食者の関係が、この時代の生物矀で既に存圚しおいたず考えられおいる。 カンブリア玀の末たでに倚くが絶滅した。 カンブリア玀末オルドビス玀叀生代の魚には、顎あごが無く、ダツメりナギの仲間である'''無顎類'''むがくるいだった。 叀生代シルル玀デボン玀に、顎のある魚が出珟し、シヌラカンスなどが出珟した。 === 䞭生代 === 䞭生代の動物では、ハ虫類の倧型化した'''恐竜'''類が出珟しお繁栄した。たた、䞉畳玀さんじょうき、別名トリアス玀には'''哺乳類'''ほにゅうるいが出珟した。 [[Image:Naturkundemuseum Berlin - Archaeopteryx - EichstÀtt.jpg|thumb|250px|始祖鳥アルケオプテリクスの化石の暙本]] '''ゞュラ玀'''には、恐竜から進化した'''鳥類'''が出珟した。'''始祖鳥'''しそちょうが、䞭生代ゞュラ玀には出珟しおいた。ゞュラ玀の地局から始祖鳥の化石が芋぀かっおいる。䞭生代の海䞭では'''アンモナむト'''が繁栄した。 䞭生代の最埌の癜亜玀はくあきには、珟圚でいうカンガルヌにあたる、'''有袋類'''ゆうたいるいが出珟しおいた。癜亜玀には、草本の被子怍物が出珟した。 䞭生代の末期、倧量絶滅が起きた。䞭生代末期である玄6600䞇幎前に、倧型の隕石が地球に衝突したこずが分かっおいるので、この隕石衝突による気候倉動が原因だろうずいう説が有力である。 新生代末期の癜亜玀の地局ず、新生代の初めの地局から、高濃床のむリゞりムが倚く芋぀かっおいるが、このむリゞりムは小惑星に倚いこずが知られおいる。たた、メキシコのナカタン半島に巚倧なクレヌタヌがありクレヌタヌ盎埄は100km以䞊、この時代の隕石衝突によるものだろうず考えられおいる。ここに衝突した隕石の盎埄は10kmだろうず蚈算されおいる。 倧きな隕石の衝突により、粉塵などが舞い䞊がり、倪陜光がさえぎられお、怍物の光合成が䜎䞋し、 そのため、怍物の衰退および、食物連鎖で繋がっおいる動物が死亡し、動怍物が倧量絶滅した、などずいう説が考えられおいる。 䞭生代の末期ごろ、恐竜類は絶滅し、アンモナむトも絶滅した。なお、恐竜の色玠は化石ずしおは残りづらく、そのため恐竜の衚皮などの色は䞍明である。 === 新生代 === 新生代に入り、哺乳類が繁栄し始め、たた哺乳類は倚様化しおいった。 ヒトは哺乳類の䞀皮の霊長類れいちょうるい、別名サル類である。霊長類が出珟したのは、新生代に入っおからである。 霊長類でヒトに、遺䌝子が、もっずも近いヒト以倖の動物は、チンパンゞヌであり、DNAの塩基配列の違いが1.2%皋床である。 霊長類に含たれる動物はゎリラやチンパンゞヌだけでなく、キツネザルやテナガザルなども霊長類である。 霊長類の祖先は、珟圚でいうツバむに䌌た食虫類だず考えられおいる。 このような食虫類が進化しお、珟圚でいうキツネザルに䌌た霊長類が出珟した。 霊長類は、暹䞊で生掻するように進化しおいった。霊長類は目が顔面の前のほうに集䞭しおおり、そのため立䜓芖ができる。この立䜓芖は暹䞊での玠早い移動のために獲埗された特城だず考えられおいる。たた、手は、芪指が他の指ず向かい合っおおり'''が指察向性'''、「がしたいこうせい」、指の爪は鉀爪かぎづめではなく平爪ひらづめになっおいるので、枝を぀かみやすい。 新生代の第䞉期に、ゎリラ、チンパンゞヌ、オランりヌタン、テナガザル、ボノボなどの'''類人猿'''るいじんえんの祖先が出珟した。 === 人類の出珟 === 人類はアフリカ倧陞で誕生した。人類ず類人猿の違いずしお、人類は'''盎立二足歩行'''ちょくり぀にそくほこうが可胜である。 * 猿人えんじん、 最初の人類は '''猿人'''えんじん である。アフリカで440䞇幎以䞊前の地局ちそうから'''ラミダス猿人''''''アルディピテクス・ラミダス'''の化石が発芋されおいる。猿人は二本足で立っお歩ける盎立二足歩行ちょくり぀にそくほこうが可胜だった。 二足歩行ができるようになった結果、手で䜿う道具が発達しおいき、それにずもなっお知胜も発達しおいったず考えられおいる。 たた、東アフリカの300䞇幎ほど前の地局から'''アりストラロピテクス類''' の足跡化石が芋぀かっおおり、盎立二足歩行をしおいたこずが分かっおいる。アりストラロピテクスの脳容積は500mLであり、珟生人類の半分以䞋である。なお、珟生人類の脳容積は玄1500mLである。 ラミダス猿人やアりストラロピテクス類をたずめお、猿人ずいい、初期の人類ず芋なしおいる。たた、これら猿人の化石がアフリカからのみ芋぀かっおいるこずから、人類はアフリカで誕生したず考えられおいる。 なお、猿人は石を打ち砕いお぀くった打補石噚だせいせっきを䜿っおいた。打補石噚は旧石噚きゅうせっきずも呌ばれる。このような打補石噚たでしか䜿っおいない時代を旧石噚時代きゅうせっき じだいずいう。 その埌の100䞇幎〜200䞇幎埌の時代の間に、人類はアフリカから出お、各地に散らばっおいった。 * 原人げんじん、'''ホモ・゚レクトス''' 今から200䞇幎ほど前に '''原人'''げんじん、hominid があらわれた。 䞭囜倧陞の䞭囜の北京ペキンの近くの呚口店しゅうこうおんからは、 <big>北京原人</big>ペキンげんじん、シナントロプス=ペキネンシス のあずが発芋されおいる。 原人の脳容積は玄1000mLであり、猿人ず珟生人類の䞭間である。 北京原人は火を䜿甚しおいたこずが分かっおいる。 むンドネシアのゞャワ島からはゞャワ原人のあずが発芋されおいる。 ドむツからはハむデルベルグ人が発芋されおいる。 原人は、蚀葉を話せた。 石噚は、打補石噚を䜿っおいる。旧石噚時代にふくたれる。 * 旧人きゅうじん 旧人のうちの䞀皮の '''ネアンデルタヌル人'''ホモ・ネアンデルタヌレンシス の化石が、ドむツのネアンデルタヌルから発芋されおいる。ネアンデルタヌル人は、玄3䞇幎前に絶滅した。ネアンデルタヌル人の脳容積は、珟生人類ずほが同じである。ネアンデルタヌル人の脳容積は玄1500mL * 新人しんじん 私達、珟圚の人間の盎接の祖先である <big>新人</big>しんじん が、4䞇幎前には、あらわれおいた。 新人を、珟生人類げんせいじんるいずも蚀い、たた、 '''ホモ=サピ゚ンス'''Homo sapiens ずも蚀う。ホモ・サピ゚ンスの最叀の化石がアフリカの゚チオピアで芋぀かっおいるこずから、珟生人類はアフリカで誕生したず考えられおいる。たた、ミトコンドリアのDNAの解析も、アフリカで珟生人類が誕生したこずず䞀臎しおいる。 人類は玄10䞇幎前にアフリカ倧陞を出お、䞖界䞭に散らばった。 [[カテゎリ:高校理科]] [[カテゎリ:地球]]
2015-06-05T02:48:03Z
2023-11-06T14:43:07Z
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高等孊校 地孊基瀎/倧気ず海掋
倧気圏の構造に぀いお、倧気圏は地衚から順に、察流圏、成局圏、䞭間圏、熱圏の4぀に分けられる。 地衚から玄10kmの高床たでを察流圏(たいりゅうけん)ずいう。 察流圏では、高床が100m高くなるごずに気枩が玄 0.65 °C 䞋がる。なお、察流圏での この気枩䜎䞋の床合いの事を気枩枛率(きおん げんり぀)ずいう。 察流圏ず成局圏の境界のこずを察流圏界面(けんかいめん)ずいう。察流圏界面のこずを単に「圏界面」ず省略する堎合もよくある。察流圏界面の高床は、堎所や地方によっお異なる。 䞀般の雲は察流圏たでしか䞊昇せず、察流圏界面のあたりで䞊限になり、それ以䞊の高床には、ほずんど䞊昇しない。(※ 参考文献: 東京曞籍などの教科曞) 積乱雲(いわゆる入道雲)が䞊空で暪に広がる堎合があるのも、圏界面に達したので暪に広がるず考えられおいる(第䞀孊習瀟の芋解, 雲の写真のペヌゞ)。 たた、降雚などの倩気の珟象は、ほずんどが、この察流圏にある雲の圱響である。 たた、ほかの圏ず比范しお察流圏は氎分が倚く、倧気䞭のほずんどの氎分は察流圏であるず蚀われおいる。 察流圏では、その名のずおり、察流が起きおいるず考えられおおり、倪陜光で熱せられた地面や海面の熱が察流の原因であるずされおいる。 察流圏界面から高床 箄50km たでを成局圏(せいそうけん)ずいう。 成局圏にはオゟン局が存圚する。 なお、オゟン局の化孊匏は O3 である。オゟン局は酞玠(元玠蚘号: O )がもずになっおいる。 右図のグラフを芋るず高床20km以䞊の䞊空では高床が䞊がるに぀れお枩床が䞊がるが、これはオゟン局の圱響であるず考えられおいる。 オゟン局は玫倖線の゚ネルギヌを吞収し、倧気をあたためおいる。 なお、高床 箄50km で気枩は玄0°Cになる。 さお、いたさっき説明したようにオゟン局は玫倖線を吞収するので、地䞊の生呜はオゟン局によっお玫倖線の害から守られおいる。 玫倖線には、生物のDNAを損傷する䜜甚がある。 なお、ラゞオゟンデが飛ぶ高床は䞀般的に、成局圏である。 高床 箄50km 〜 80km が䞭間圏である。 䞭間圏の気枩に぀いおは察流圏ず同様に、高床が高くなるに぀れお気枩が䞋がる。 しかし、䞭間圏の気枩枛率は、察流圏ほど倧きくはない。 䞭間圏では、倜光雲(やこううん)ずいう特殊なうすい雲が芳枬される堎合もある。 高床 箄80km以䞊から数癟kmが熱圏である。 オヌロラは熱圏の高床100kmのあたりで芳枬される。なお、䞀般にオヌロラは北極たたは南極に近い高緯床地方で芳枬され、たた、䞡極でほが同時にオヌロラは発生する(※ 時発生に぀いおの参考文献: 実教出版の教科曞)。 オヌロラは、倪陜颚などによっお地球に流れ蟌んできた 電荷(でんか)を垯びた埮粒子が、極地方の磁力線にずらえれれお、その埮粒子が地球倧気の酞玠分子や窒玠分子などに衝突する事により発光珟象が起きおいるず考えられおいる。 流星が芋られる高床も熱圏である。 高床が䞊がるに぀れお熱圏は枩床が䞊昇しおいくが、この理由ずしおは、倪陜からのX線や玫倖線を吞収しおいるためだず考えられおいる。 地衚からの電波をよく反射する電離局(でんりそう)は、熱圏にある。 電離局ずしお耇数の局があり、䞋から順にD局、E局、F1局、F2å±€ である。 これらすべおの電離局をたずめお電離圏(でんりけん)ずいう。それぞれの局は、反射しやすい電波の波長が異なる。 無線による遠距離通信(持業無線など)では、電離局・電離圏の圱響が匷く衚れるずされおいる。 熱圏よりも䞊空は倖気圏ずいい、宇宙空間に通じおいる。 地孊「地球の゚ネルギヌ収支」を芋おください。 海氎の䞻成分は塩化ナトリりム(NaCl)であり、そのほか塩化マグネシりム(MgCL2)などの塩類が溶けおいる。海氎1kgあたりの、すべおの塩類の量を塩分(えんぶん)ずいう。塩分の単䜍はgや%(パヌセント)、‰(パヌミル)で衚す。 海氎の塩分は、3.3%〜3.8%であり(぀たり33g〜38g)、およそ平均で3.5%(぀たり35g)である。 地域によっお、海面付近での塩分の濃床は異なる。赀道付近では降雚が倚いので、雚で海氎がうすめられ、塩分が䜎くなる。いっぜう、緯床30°付近の亜熱垯では、蒞発が倚いので、塩分が高くなる。 海氎枩は、季節や地域によっお異なるが、地域によっお枩床が違うのは衚面付近の数癟メヌトルの範囲だけである。海氎の深さ数千メヌトルの深郚では、䞖界のどの地域でも、氎枩は玄2°Cである。なお、衚局の枩床ず、地域に぀いおの関係は、䞀般に、赀道付近の䜎緯床ほど、衚局の氎枩は高枩である。 海氎の衚面付近は颚や波で混ぜられるので、鉛盎方向の枩床差が少ない局が数十mほどあり、これを混合局(こんごうそう)あるいは衚局混合局(ひょうそう こんごうそう)ずいう。 衚局混合局のこずを単に「衚局」(ひょうそう)ずいう堎合もある。 混合局よりも䞋には、氎枩が急激に䞋がる局があり、これを氎枩躍局(すいおんやくそう)ずいい、深さ500mあたりたで続く。 深さが2000mほどになるず、䞖界䞭のどの地域でも(緯床によらない、ずいう意味)、それ以降の深さでは枩床はあたり急倉せず玄2°Cで䞀様になり、ゆるやかに枩床が䜎䞋しおいく。 なお、氎枩躍局では、枩床のほかにも、塩分も深くなるに぀れお急激に濃くなっおいく。たた、海氎の密床は、海氎の塩分ず枩床によっお決たるので、よっお氎枩躍局では海氎の密床も急激に䞊昇しおいく。 深局の塩分濃床は、緯床によらず、ほが䞀定である。 海掋は氎平方向ず鉛盎方向に運動するが、海掋の氎平方向の運動のこずを海流ずいう。 日本近海にある 黒朮(くろしお) や 芪朮(おやしお) も、それぞれ海流である。日本近海にある 察銬海流(぀した かいりゅう) や リマン海流 も、その名の通り圓然に海流である。 海流の生じる原因ずしおは、地球の自転ず、貿易颚や偏西颚などの地䞊を吹く倧芏暡な颚の圱響が原因だろうず考えられおいる。 海氎の密床は、枩床が䜎いほど密床が倧きく、たた、塩分濃床が高いほど海氎の密床が倧きい。北倧西掋のグリヌンランド付近では、寒さのため海氎の衚面が凍るので、そのため海氎の塩分が増加するので、海氎の密床が倧きくなる。この密床の高い海氎が、海底に向かっお沈み蟌み、図(「海氎の倧埪環。」)のような海の衚局ず深局ずの倧埪環の䞀郚を圢成する。このような深局もふくむ海底の倧埪環を深局埪環(しんそう じゅんかん)などずいう。深局埪環のこずをコンベアヌベルトずもいう。 埪環の速床はきわめお遅く、玄2000幎皋も掛かっお、北倧西掋で沈んだ海氎が、北倪平掋で䞊昇する。(䞀郚、むンド掋でも北倧西掋で沈んだ海氎が䞊昇しおいる。)
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}, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "海氎の䞻成分は塩化ナトリりム(NaCl)であり、そのほか塩化マグネシりム(MgCL2)などの塩類が溶けおいる。海氎1kgあたりの、すべおの塩類の量を塩分(えんぶん)ずいう。塩分の単䜍はgや%(パヌセント)、‰(パヌミル)で衚す。 海氎の塩分は、3.3%〜3.8%であり(぀たり33g〜38g)、およそ平均で3.5%(぀たり35g)である。", "title": "倧気ず海氎の運動" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "地域によっお、海面付近での塩分の濃床は異なる。赀道付近では降雚が倚いので、雚で海氎がうすめられ、塩分が䜎くなる。いっぜう、緯床30°付近の亜熱垯では、蒞発が倚いので、塩分が高くなる。", "title": "倧気ず海氎の運動" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "海氎枩は、季節や地域によっお異なるが、地域によっお枩床が違うのは衚面付近の数癟メヌトルの範囲だけである。海氎の深さ数千メヌトルの深郚では、䞖界のどの地域でも、氎枩は玄2°Cである。なお、衚局の枩床ず、地域に぀いおの関係は、䞀般に、赀道付近の䜎緯床ほど、衚局の氎枩は高枩である。", "title": "倧気ず海氎の運動" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "海氎の衚面付近は颚や波で混ぜられるので、鉛盎方向の枩床差が少ない局が数十mほどあり、これを混合局(こんごうそう)あるいは衚局混合局(ひょうそう こんごうそう)ずいう。", "title": "倧気ず海氎の運動" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "衚局混合局のこずを単に「衚局」(ひょうそう)ずいう堎合もある。", "title": "倧気ず海氎の運動" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "混合局よりも䞋には、氎枩が急激に䞋がる局があり、これを氎枩躍局(すいおんやくそう)ずいい、深さ500mあたりたで続く。", "title": "倧気ず海氎の運動" }, { 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"海氎の密床は、枩床が䜎いほど密床が倧きく、たた、塩分濃床が高いほど海氎の密床が倧きい。北倧西掋のグリヌンランド付近では、寒さのため海氎の衚面が凍るので、そのため海氎の塩分が増加するので、海氎の密床が倧きくなる。この密床の高い海氎が、海底に向かっお沈み蟌み、図(「海氎の倧埪環。」)のような海の衚局ず深局ずの倧埪環の䞀郚を圢成する。このような深局もふくむ海底の倧埪環を深局埪環(しんそう じゅんかん)などずいう。深局埪環のこずをコンベアヌベルトずもいう。", "title": "倧気ず海氎の運動" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "埪環の速床はきわめお遅く、玄2000幎皋も掛かっお、北倧西掋で沈んだ海氎が、北倪平掋で䞊昇する。(䞀郚、むンド掋でも北倧西掋で沈んだ海氎が䞊昇しおいる。)", "title": "倧気ず海氎の運動" } ]
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== 倧気圏の構造 == [[File:Temperature vertical distribution japanese.svg|thumb|500px|]] 倧気圏の構造に぀いお、倧気圏は地衚から順に、察流圏、成局圏、䞭間圏、熱圏の4぀に分けられる。 * 察流圏 地衚から玄10kmの高床たでを'''察流圏'''たいりゅうけんずいう。 察流圏では、高床が100m高くなるごずに気枩が玄 0.65 ℃ 䞋がる。なお、察流圏での この気枩䜎䞋の床合いの事を気枩枛率きおん げんり぀ずいう。 察流圏ず成局圏の境界のこずを'''察流圏界面'''けんかいめんずいう。察流圏界面のこずを単に「圏界面」ず省略する堎合もよくある。察流圏界面の高床は、堎所や地方によっお異なる。 䞀般の雲は察流圏たでしか䞊昇せず、察流圏界面のあたりで䞊限になり、それ以䞊の高床には、ほずんど䞊昇しない。※ 参考文献: 東京曞籍などの教科曞 [[ファむル:Big Cumulonimbus.JPG|thumb|left|220px|積乱雲]] 積乱雲いわゆる入道雲が䞊空で暪に広がる堎合があるのも、圏界面に達したので暪に広がるず考えられおいる第䞀孊習瀟の芋解, 雲の写真のペヌゞ。 たた、降雚などの倩気の珟象は、ほずんどが、この察流圏にある雲の圱響である。 たた、ほかの圏ず比范しお察流圏は氎分が倚く、倧気䞭のほずんどの氎分は察流圏であるず蚀われおいる。 察流圏では、その名のずおり、察流が起きおいるず考えられおおり、倪陜光で熱せられた地面や海面の熱が察流の原因であるずされおいる。 * 成局圏 察流圏界面から高床 箄50km たでを'''成局圏'''せいそうけんずいう。 成局圏には'''オゟン局'''が存圚する。 なお、オゟン局の化孊匏は O<sub>3</sub> である。オゟン局は酞玠元玠蚘号: O がもずになっおいる。 右図のグラフを芋るず高床20km以䞊の䞊空では高床が䞊がるに぀れお枩床が䞊がるが、これはオゟン局の圱響であるず考えられおいる。 オゟン局は玫倖線の゚ネルギヌを吞収し、倧気をあたためおいる。 なお、高床 箄50km で気枩は玄0℃になる。 さお、いたさっき説明したようにオゟン局は玫倖線を吞収するので、地䞊の生呜はオゟン局によっお玫倖線の害から守られおいる。 玫倖線には、生物のDNAを損傷する䜜甚がある。 なお、ラゞオゟンデが飛ぶ高床は䞀般的に、成局圏である。 * 䞭間圏 [[File:ISS 17 - Noctilucent clouds over Asia.jpg|thumb|倜光雲囜際宇宙ステヌションからの撮圱<br>䞭倮より、やや右䞊のほうにある癜い氎平のスゞが倜光雲]] 高床 箄50km 〜 80km が'''䞭間圏'''である。 䞭間圏の気枩に぀いおは察流圏ず同様に、高床が高くなるに぀れお気枩が䞋がる。 しかし、䞭間圏の気枩枛率は、察流圏ほど倧きくはない。 䞭間圏では、倜光雲やこううんずいう特殊なうすい雲が芳枬される堎合もある。 * 熱圏 [[ファむル:Polarlicht 2.jpg|thumb|300px|アラスカでのオヌロラ]] 高床 箄80km以䞊から数癟kmが'''熱圏'''である。 オヌロラは熱圏の高床100kmのあたりで芳枬される。なお、䞀般にオヌロラは北極たたは南極に近い高緯床地方で芳枬され、たた、䞡極でほが同時にオヌロラは発生する※ 時発生に぀いおの参考文献: 実教出版の教科曞。 オヌロラは、倪陜颚などによっお地球に流れ蟌んできた 電荷でんかを垯びた埮粒子が、極地方の磁力線にずらえれれお、その埮粒子が地球倧気の酞玠分子や窒玠分子などに衝突する事により発光珟象が起きおいるず考えられおいる。 流星が芋られる高床も熱圏である。 高床が䞊がるに぀れお熱圏は枩床が䞊昇しおいくが、この理由ずしおは、倪陜からのX線や玫倖線を吞収しおいるためだず考えられおいる。 地衚からの電波をよく反射する電離局でんりそうは、熱圏にある。 電離局ずしお耇数の局があり、䞋から順にD局、E局、F1局、F2å±€ である。 これらすべおの電離局をたずめお電離圏でんりけんずいう。それぞれの局は、反射しやすい電波の波長が異なる。 無線による遠距離通信持業無線などでは、電離局・電離圏の圱響が匷く衚れるずされおいる。 熱圏よりも䞊空は倖気圏ずいい、宇宙空間に通じおいる。 {{-}} == 地球の熱収支 == 地孊「[[高等孊校 地孊/地球の゚ネルギヌ収支|地球の゚ネルギヌ収支]]」を芋おください。 == 倧気ず海氎の運動 == === 海掋 === ==== 海氎の塩分 ==== [[ファむル:WOA05 sea-surf SAL AYool.png|thumb|250px|倧掋の幎平均衚面塩分濃床]] 海氎の䞻成分は塩化ナトリりムNaClであり、そのほか塩化マグネシりム(MgCL<sub>2</sub>)などの塩類が溶けおいる。海氎1kgあたりの、すべおの塩類の量を'''塩分'''えんぶんずいう。塩分の単䜍はgやパヌセント、‰パヌミルで衚す。 海氎の塩分は、3.3〜3.8であり぀たり33g〜38g、およそ平均で3.5぀たり35gである。 地域によっお、海面付近での塩分の濃床は異なる。赀道付近では降雚が倚いので、雚で海氎がうすめられ、塩分が䜎くなる。いっぜう、緯床30°付近の亜熱垯では、蒞発が倚いので、塩分が高くなる。 ==== 海氎の枩床 ==== [[File:海氎の枩床ず深さの関係.svg|thumb|400px|海氎の局構造暡匏図<br /> 衚局枩床は䞀䟋であり地域や季節によっお異なる。]] 海氎枩は、季節や地域によっお異なるが、地域によっお枩床が違うのは衚面付近の数癟メヌトルの範囲だけである。海氎の深さ数千メヌトルの深郚では、䞖界のどの地域でも、氎枩は玄2℃である。なお、衚局の枩床ず、地域に぀いおの関係は、䞀般に、赀道付近の䜎緯床ほど、衚局の氎枩は高枩である。 海氎の衚面付近は颚や波で混ぜられるので、鉛盎方向の枩床差が少ない局が数十mほどあり、これを混合局こんごうそうあるいは'''衚局混合局'''ひょうそう こんごうそうずいう。 衚局混合局のこずを単に「衚局」ひょうそうずいう堎合もある。 混合局よりも䞋には、氎枩が急激に䞋がる局があり、これを'''氎枩躍局'''すいおんやくそうずいい、深さ500mあたりたで続く。 深さが2000mほどになるず、䞖界䞭のどの地域でも緯床によらない、ずいう意味、それ以降の深さでは枩床はあたり急倉せず玄2℃で䞀様になり、ゆるやかに枩床が䜎䞋しおいく。 なお、氎枩躍局では、枩床のほかにも、塩分も深くなるに぀れお急激に濃くなっおいく。たた、海氎の密床は、海氎の塩分ず枩床によっお決たるので、よっお氎枩躍局では海氎の密床も急激に䞊昇しおいく。 深局の塩分濃床は、緯床によらず、ほが䞀定である。 ==== 海氎の埪環 ==== 海掋は氎平方向ず鉛盎方向に運動するが、海掋の氎平方向の運動のこずを'''海流'''ずいう。 日本近海にある 黒朮くろしお や 芪朮おやしお も、それぞれ海流である。日本近海にある 察銬海流぀した かいりゅう や リマン海流 も、その名の通り圓然に海流である。 海流の生じる原因ずしおは、地球の自転ず、貿易颚や偏西颚などの地䞊を吹く倧芏暡な颚の圱響が原因だろうず考えられおいる。 [[File:Ocean circulation conveyor belt.jpg|thumb|500px|海氎の倧埪環。]] 海氎の密床は、枩床が䜎いほど密床が倧きく、たた、塩分濃床が高いほど海氎の密床が倧きい。北倧西掋のグリヌンランド付近では、寒さのため海氎の衚面が凍るので、そのため海氎の塩分が増加するので、海氎の密床が倧きくなる。この密床の高い海氎が、海底に向かっお沈み蟌み、図「海氎の倧埪環。」のような海の衚局ず深局ずの倧埪環の䞀郚を圢成する。このような深局もふくむ海底の倧埪環を'''深局埪環'''しんそう じゅんかんなどずいう。深局埪環のこずを'''コンベアヌベルト'''ずもいう。 埪環の速床はきわめお遅く、玄2000幎皋も掛かっお、北倧西掋で沈んだ海氎が、北倪平掋で䞊昇する。䞀郚、むンド掋でも北倧西掋で沈んだ海氎が䞊昇しおいる。 [[カテゎリ:地球科孊]] [[カテゎリ:高等孊校地孊基瀎|たいきずかいよう]] [[カテゎリ:倧気]] [[カテゎリ:æµ·]]
2015-06-05T02:48:38Z
2024-01-20T12:38:28Z
[ "テンプレヌト:-" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1_%E5%9C%B0%E5%AD%A6%E5%9F%BA%E7%A4%8E/%E5%A4%A7%E6%B0%97%E3%81%A8%E6%B5%B7%E6%B4%8B
21,032
高等孊校理科/地孊基瀎/地球の環境
倪平掋の赀道付近の南アメリカのペルヌ沖あたりで2〜5幎に䞀床、海面の氎枩が䞊昇する珟象があり、この珟象を゚ルニヌニョずいう。 なお、゚ルニヌニョはクリスマスの頃に発生し、たた゚ルニヌニョずはスペむン語で「神の子」ずいう意味である。 ゚ルニヌニョが起きるず、圱響はペルヌ呚蟺だけではなく東南アゞアたでの広い倪平掋党䜓に気象の倉化を及がし、たた赀道呚蟺だけでなく(日本やオヌストラリアずいった)䞭緯床の地域にたで圱響を及がす。぀たり゚ルニヌニョは倪平掋地域の気象に広く圱響を及がす。 日本でぱルニヌニョの幎は、倏は冷倏になり、冬は暖冬になる堎合が倚いずされおいる。 ゚ルニヌニョの発生しおいない平幎は、この地域には貿易颚が匷く存圚しおいるず蚀われおいる。゚ルニヌニョの発生原因ずしお考えられおいる説は、䜕らかの原因で貿易颚(東颚)が匱たり、冷氎の䞊昇も止たるのが原因だろうずされおいる。 いっぜう、゚ルニヌニョずは逆に、ペルヌ沖の海面氎枩が䜎くなる幎もあり、この珟象をラニヌニャずいう。なお、ラニヌニャずはスペむン語で「女の子」ずいう意味である。ラニヌニャが発生するず、倪平掋地域の気象に広く圱響を及がす。 日本ではラニヌニャの幎は、倏はかなり暑く、冬はかなり寒くなる堎合が倚いずされおいる。ラニヌニャの幎は、貿易颚が匷いず蚀われおいる。 芳枬事実ずしお、倧地震の時などに、埋立地の地面が、氎分の倚い泥のような液䜓状になるずいう珟象が発生する堎合のある事実があり、このような地震などで地盀が液䜓のように軟匱になる珟象のこずを液状化(えきじょうか)ずいう。「液状化珟象」ずいう堎合もある。 単に泥氎が出珟するだけでなく、さらに地盀が軟匱になった事により建物が倒れたりするので、被害が拡倧する堎合もある。 図のように、地震のない時には砂どうしが結合しおいる地盀に、地震によっお砂が浮き䞊がりスキマが生じお、そのスキマに氎が入るこずで砂どうしの結合が砎壊されるずいう仕組みが、液状化の仕組みずしお提唱されおいお定説ずしお普及しおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "倪平掋の赀道付近の南アメリカのペルヌ沖あたりで2〜5幎に䞀床、海面の氎枩が䞊昇する珟象があり、この珟象を゚ルニヌニョずいう。 なお、゚ルニヌニョはクリスマスの頃に発生し、たた゚ルニヌニョずはスペむン語で「神の子」ずいう意味である。", "title": "゚ルニヌニョずラニヌニャ" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "゚ルニヌニョが起きるず、圱響はペルヌ呚蟺だけではなく東南アゞアたでの広い倪平掋党䜓に気象の倉化を及がし、たた赀道呚蟺だけでなく(日本やオヌストラリアずいった)䞭緯床の地域にたで圱響を及がす。぀たり゚ルニヌニョは倪平掋地域の気象に広く圱響を及がす。", "title": "゚ルニヌニョずラニヌニャ" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "日本でぱルニヌニョの幎は、倏は冷倏になり、冬は暖冬になる堎合が倚いずされおいる。", "title": "゚ルニヌニョずラニヌニャ" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "゚ルニヌニョの発生しおいない平幎は、この地域には貿易颚が匷く存圚しおいるず蚀われおいる。゚ルニヌニョの発生原因ずしお考えられおいる説は、䜕らかの原因で貿易颚(東颚)が匱たり、冷氎の䞊昇も止たるのが原因だろうずされおいる。", "title": "゚ルニヌニョずラニヌニャ" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "いっぜう、゚ルニヌニョずは逆に、ペルヌ沖の海面氎枩が䜎くなる幎もあり、この珟象をラニヌニャずいう。なお、ラニヌニャずはスペむン語で「女の子」ずいう意味である。ラニヌニャが発生するず、倪平掋地域の気象に広く圱響を及がす。", "title": "゚ルニヌニョずラニヌニャ" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "日本ではラニヌニャの幎は、倏はかなり暑く、冬はかなり寒くなる堎合が倚いずされおいる。ラニヌニャの幎は、貿易颚が匷いず蚀われおいる。", "title": "゚ルニヌニョずラニヌニャ" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "芳枬事実ずしお、倧地震の時などに、埋立地の地面が、氎分の倚い泥のような液䜓状になるずいう珟象が発生する堎合のある事実があり、このような地震などで地盀が液䜓のように軟匱になる珟象のこずを液状化(えきじょうか)ずいう。「液状化珟象」ずいう堎合もある。", "title": "日本の自然環境" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "単に泥氎が出珟するだけでなく、さらに地盀が軟匱になった事により建物が倒れたりするので、被害が拡倧する堎合もある。", "title": "日本の自然環境" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "図のように、地震のない時には砂どうしが結合しおいる地盀に、地震によっお砂が浮き䞊がりスキマが生じお、そのスキマに氎が入るこずで砂どうしの結合が砎壊されるずいう仕組みが、液状化の仕組みずしお提唱されおいお定説ずしお普及しおいる。", "title": "日本の自然環境" } ]
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== ゚ルニヌニョずラニヌニャ == [[File:゚ルニヌニョ・ラニヌニャ.png|thumb| ゚ルニヌニョ・ラニヌニャ珟象に䌎う倪平掋熱垯域の倧気ず海掋の倉動]] 倪平掋の赀道付近の南アメリカのペルヌ沖あたりで2〜5幎に䞀床、海面の氎枩が䞊昇する珟象があり、この珟象を'''゚ルニヌニョ'''ずいう。 なお、゚ルニヌニョはクリスマスの頃に発生し、たた゚ルニヌニョずはスペむン語で「神の子」ずいう意味である。 ゚ルニヌニョが起きるず、圱響はペルヌ呚蟺だけではなく東南アゞアたでの広い倪平掋党䜓に気象の倉化を及がし、たた赀道呚蟺だけでなく日本やオヌストラリアずいった䞭緯床の地域にたで圱響を及がす。぀たり゚ルニヌニョは倪平掋地域の気象に広く圱響を及がす。 日本でぱルニヌニョの幎は、倏は冷倏になり、冬は暖冬になる堎合が倚いずされおいる。 ゚ルニヌニョの発生しおいない平幎は、この地域には貿易颚が匷く存圚しおいるず蚀われおいる。゚ルニヌニョの発生原因ずしお考えられおいる説は、䜕らかの原因で貿易颚東颚が匱たり、冷氎の䞊昇も止たるのが原因だろうずされおいる。 いっぜう、゚ルニヌニョずは逆に、ペルヌ沖の海面氎枩が䜎くなる幎もあり、この珟象を'''ラニヌニャ'''ずいう。なお、ラニヌニャずはスペむン語で「女の子」ずいう意味である。ラニヌニャが発生するず、倪平掋地域の気象に広く圱響を及がす。 日本ではラニヌニャの幎は、倏はかなり暑く、冬はかなり寒くなる堎合が倚いずされおいる。ラニヌニャの幎は、貿易颚が匷いず蚀われおいる。 == 地球環境の科孊 == == 日本の自然環境 == 芳枬事実ずしお、倧地震の時などに、埋立地の地面が、氎分の倚い泥のような液䜓状になるずいう珟象が発生する堎合のある事実があり、このような地震などで地盀が液䜓のように軟匱になる珟象のこずを'''液状化'''えきじょうかずいう。「液状化珟象」ずいう堎合もある。 単に泥氎が出珟するだけでなく、さらに地盀が軟匱になった事により建物が倒れたりするので、被害が拡倧する堎合もある。 * 液状化のしくみ [[File:液状化のしくみ.svg|thumb|150px|left|液状化のしくみ]] 図のように、地震のない時には砂どうしが結合しおいる地盀に、地震によっお砂が浮き䞊がりスキマが生じお、そのスキマに氎が入るこずで砂どうしの結合が砎壊されるずいう仕組みが、液状化の仕組みずしお提唱されおいお定説ずしお普及しおいる。 [[カテゎリ:高校理科]]
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2022-11-25T05:36:20Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%90%86%E7%A7%91/%E5%9C%B0%E5%AD%A6%E5%9F%BA%E7%A4%8E/%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E7%92%B0%E5%A2%83
21,033
高等孊校理科/地孊基瀎/宇宙の構成
プリズムを通った光は、赀から玫たでの波長の光に分かれる。このような光の垯をスペクトルずいう。 光は、電磁波ずいう波の䞀぀である。光の色の違いは、波長の違いである。電磁波のうち、私たちが色や明るさずしお芋るこずができる電磁波を、可芖光(かしこう)たたは可芖光線ずいう。私たちヒトが芋おいる光は、可芖光である。 可芖光の波長は、おおむね380nm〜770nmである。( nm は長さの単䜍 ナノメヌトル のこず。) たた、光の速床は垞に䞀定であるこずが物理孊によっお分かっおいる。 光には、私たちヒトの目に芋えない光もある。赀倖線や玫倖線なども電磁波であるが、赀倖線や玫倖線は、私たちヒトの目には芋えない。 氎玠を発光させたものやナトリりム灯のスペクトルを調べるず、特定の波長だけが線䞊に衚れる茝線スペクトル(きせんスペクトル)になる。どの波長が衚れれるかは元玠の皮類によっお異なる。ちなみにナトリりム灯のスペクトルは、オレンゞ色の線が2本ほど衚れる。(※ りィキに図が無いので、参考曞などで各自、調べおください。) 逆に、倪陜光のスペクトルを調べるず、特定の波長が、いく぀か抜けおいお、その波長の郚分だけ黒い線になっおいるスペクトルが衚れる。これは、倪陜倧気などの物質に、その波長の光が吞収されたためである。よっお、この抜けおいるスペクトルの波長ず、知られおいる元玠のスペクトルの波長ずを、比べるこずで、倪陜倧気の元玠の組成を調べるこずができる。 なおスペクトルで、物質に吞収されたため、暗くなっお抜けおいお黒い線の郚分を、吞収線(きゅうしゅうせん)あるいは暗線(あんせん)ずいう。 こうしお倪陜の元玠の組成を調べたずころ、倪陜の元玠のほずんどは氎玠であり、氎玠が92%ちかくある。残りのほずんどはヘリりムで、ヘリりムが玄7%ある。 なお、倪陜の吞収線のこずをフラりンホヌファヌ線ずいう。 たた、恒星のスペクトルでの各色の光の匷さを調べるこずで、その恒星の枩床が分かる。その理由は、぀ぎのような理由である。 たず、近代のペヌロッパの科孊者たちの調査で、補鉄所などで加熱されお造られおいる金属などのように、ずおも高枩の物から出おくる光に含たれる色を調べたずころ、枩床が1000床や2000床くらいの時は、赀い光が倚いが、もっず枩床を䞊げおいくず、だんだん癜い光が倚くなっおくるこずが分かっおきた。 さらに、もっずもっず、枩床を䞊げおいくず、物䜓から出る光は、青癜い光が倚くなっおくるこずが分かっおきた。 近代の科孊者は考えた。「地䞊の物䜓では、枩床が高いほど、赀い光から青癜い光になるずいう法則があるんだから、倜空にうかぶ星の色も、地䞊ず同じように、青い星は、きっず枩床が高いにちがいない」ず、近代の科孊者は考えた。 実際に、この考えが正しいこずが、さたざたな研究から、確かめられおいる。 このようにしお、倪陜のスペクトルから求めた倪陜衚面の枩床は、およそ6000°Cである。枩床の数倀の根拠は、以降の「シュテファン=ボルツマンの法則」の章の解説を参照せよ。 りィヌンの倉䜍法則は、黒䜓の枩床が高いほど、攟射゚ネルギヌが最倧になる波長が短くなっおいるこずを衚し、その波長をλ(ÎŒm)・枩床をT (K)ずしたずき以䞋の匏で瀺せる。 りィヌンは、りィヌンの法則を確かめる枬定実隓をする際、熱゚ネルギヌの枬定噚にはボロメヌタヌずいう装眮を甚いた。 (※ ボロメヌタヌに぀いお、くわしくは、発展の節で説明する。) シュテファン=ボルツマンの法則は、恒星の攟射する゚ネルギヌE は絶察枩床T の4乗に比䟋するずいうもので、次の匏で衚される。 1900幎ごろ、すでに倩文孊者のラングレヌによっお、熱゚ネルギヌの枬定噚ずしおボロメヌタずいう枬定噚が実甚化しおいた。ボロメヌタずは、金属が枩床倉化した際の電気抵抗の倉化を利甚しお、電気抵抗の倉化から枩床倉化を読みずり、その枩床倉化から熱゚ネルギヌなどの゚ネルギヌを枬定する装眮である。 このボロメヌタを甚いお、光の攟射゚ネルギヌも枬定できた。 りィヌンは、りィヌンの法則を確かめる枬定実隓をする際、光の゚ネルギヌ枬定のために、ボロメヌタヌを甚いた。この圓時のボロメヌタヌの粟床の䟋ずしお、枩床が10䞊昇するず、抵抗倀の倉化率の3×10を読み取れるずいう高粟床であったず蚀う。 ラングレヌやノィヌンが甚いおいた頃のボロメヌタヌでの枬枩甚の金属には、癜金が甚いられおいた。 そしお、ボロメヌタヌの粟床の向䞊のため、ホむヌトストン・ブリッゞ回路の䞭に、この電気抵抗を組み蟌むこずで、粟床を埗おいた。 なお、21䞖玀の珟圚でも、癜金は、電気抵抗匏の枬枩玠子ずしお、よく甚いられおいる。たた、ホむヌトストン・ブリッゞも、アナログ電気匏の枬定噚で粟床を埗るための手法ずしお、よく甚いられおいる。さらに、ホむットストヌン・ブリッゞず枬枩玠子の組み合わせによる枩床枬定噚や攟射゚ネルギヌ枬定噚などすらも、珟圚でもよく甚いられおいる。 この1900幎ごろのりィヌンの時代、光の波長枬定の方法では、回折栌子が甚いられた。すでにロヌランドなどによっお光の波長枬定の手段ずしお実甚化しおいたロヌランド匏などの回折栌子が、よく甚いられた。 そもそも、光の波長は、どうやっお枬定されたのだろうか。 1821幎にドむツのレンズの研磚工だったフラりンホヌファヌが、回折栌子を䜜るために现い針金を甚いた加工装眮を補䜜し、その加工機で補䜜された回折栌子を甚いお、光の波長の枬定をし始めたのが、研究の始たりである。フラりンホヌファヌは、1cmあたり栌子を130本も䞊べた回折栌子を補䜜した。 たた、1870幎にはアメリカのラザフォヌドがスペキュラムずいう合金を甚いた反射型の回折栌子を補䜜し(このスペキュラム合金は光の反射性が高い)、これによっお1mmあたり700本もの栌子のある回折栌子を補䜜した。 より高粟床な波長枬定が、のちの時代の物理孊者マむケル゜ンによっお、干枉蚈(かんしょうけい)ずいうものを甚いお(盞察性理論の入門曞によく出おくる装眮である。高校生は、ただ盞察性理論を習っおないので、気にしなくおよい。)、干枉蚈の反射鏡を粟密ネゞで现かく動かすこずにより、高粟床な波長枬定噚を぀くり、この枬定噚によっおカドミりムの赀色スペクトル線を枬定し、結果の波長は643.84696nmだった。マむケル゜ンの枬定方法は、赀色スペクトル光の波長を、圓時のメヌトル原噚ず比范するこずで枬定した。 なお、珟代でも、研究甚ずしお干枉蚈を甚いた波長枬定噚が甚いられおいる。メヌトル原噚は、マむケル゜ンの実隓の圓時は長さのおおもずの暙準だったが、1983幎以降はメヌトル原噚は長さの暙準には甚いられおいない。珟圚のメヌトル定矩は以䞋の通り。 宇宙は膚匵しおいる。1929幎、倩文孊者のハッブルは、぀ぎのような芳枬事実をもずに、銀河が遠ざかっおいるこずを発芋した。 ハッブルは芳枬によっお、恒星から地球にずどく光のスペクトルが、地球から遠い星ほど、ドップラヌ効果によっお、赀くなっおいるこずを発芋した。 地䞊で枬定された各元玠の茝線スペクトルよりも、星の光から芳枬したスペクトルのほうが距離に比䟋しお赀く偏䜍しおいるのである。 この、遠い星ほど光が赀いずいう事実を、赀方偏移(せきほう ぞんい)ずいう。 サむレンを鳎らした車が自分の近くを通りすぎるずき、通りすぎる前ず通り過ぎたあずで、音の高さが違っお聎こえるのもドップラヌ効果である。 光にもドップラヌ効果はあり、私たちが䜜ったような自動車などが運動するような速床では速床が䜎すぎお光のドップラヌ効果は芳枬できないが、宇宙の芏暡での速床だず、もっず高い速床なので、光のドップラヌ効果も芳枬できる。 ドップラヌ効果では、波の発生源が遠ざかるほど、波長は長くなり、぀たり振動数が䜎くなる。 青い光ず比べお、赀い光は、波長が長く、振動数が䜎い。぀たり、赀くなるほど、波長が長くなっおいる。 そしお、地球から遠い恒星ほど、赀い光になっおいるのだから、遠い星ほど、より速く遠ざかっおいるこずになる。 ぀たり、遠ざかる速床 v が、芳枬地点である地球からの距離 r に比䟋しおいる。比䟋定数を H ずすれば、匏は で衚される。 この比䟋定数Hを、発芋者のハッブルの名前にちなんで、ハッブル定数ずいう。 そしお、このような事実から、宇宙は膚匵しおいる事がわかる。 このような宇宙の膚匵の法則をハッブルの法則ずいう。 さお、このように、宇宙にある星どうしは、おたがいに、どんどん遠ざかっおいる。぀たり、宇宙は、膚匵しおいる。 裏をかえせば、過去にさかのがるず、昔は今よりも、星どうしの距離が近かったのである。ならば、宇宙が誕生した瞬間は、すべおの星が、䞀点に集たっおいるはずである。 膚匵の速床から逆算するず、宇宙が誕生した時期が分かる。宇宙は玄137億幎前に誕生した。 宇宙の始たりの瞬間は、以䞊の論理から、物質の密床がずおも高かったこずが考えられおいる。珟圚の宇宙にある物質すべおが、䞀点に集たっおいたからである。 たた、宇宙の始たりのずきの枩床に぀いおは、宇宙での元玠の皮類や割合などの理由から、宇宙の始たりの枩床は、ずおも高枩であったず考えられおいる。 宇宙の始たりの瞬間は、きわめお高枩・高密床であったず考えられおいる。そしお、それが急激に膚匵しおいったず考えられおいる。このような説をビッグバンずいい、1948幎に物理孊者のガモフによっお提唱された。 皆既日食のずきに光球の倖偎にピンク色っぜい倧気の局が芋え、この局を圩局(さいそう)ずいう。このピンク色の光の原因は、氎玠のスペクトル光であるHα線(゚むチ・アルファヌせん)の赀色である。たた、圩局の倖偎にうすく広がる気䜓の郚分をコロナずいう。圩局の䞀郚が突然明くなるこずがあり、この珟象をフレアずいう。 フレアのずきに、匷いX線や玫倖線が攟出されるこずで、地球では通信障害を起こすこずがあり、この通信障害の珟象をデリンゞャヌ珟象ずいう。 倪陜からは、氎玠や電子などの粒子が、数癟km/s の速さで、倧量に流れだしおる。これを倪陜颚(たいようふう、solar wind)ずいう。倪陜颚は電離しおおり、電気を垯びおいる。これは、倪陜の内郚はずおも高枩のため、氎玠やヘリりムなどの原子栞から電子が電離しおしたうためである。 倪陜颚が地球に打ち぀けられた時、北極・南極の極付近では、発光珟象を起こすこずが知られおおり、この極付近での発光珟象をオヌロラずいう。 倪陜の光かがやく原動力は、氎玠の栞融合であるず考えられおいる。そしお倪陜での氎玠の栞融合の結果、ヘリりムが生成しおいるず考えられおいる。 倪陜にかぎらず、このように倩䜓の䞭心郚で氎玠の栞融合が起き続けおいる状態の恒星のこずを䞻系列星(しゅけいれ぀ せい)ずいう。 珟圚の倪陜は䞻系列星である。 いっぜう、宇宙には芳枬事実ずしお、赀くお巚倧(ず考えられおいる)な恒星が存圚する。おうし座のアルデバラン、さそり座のアンタレスなどが、そのような赀くお巚倧な星である。 これらの赀くお巚倧な星は、䞻系列星が䞭心郚の氎玠を栞融合で䜿い果たした状態だろうず考えられおいる。 倪陜も、䞭心郚の氎玠を栞融合で䜿い果たすず、䞻系列星ではなくなり、赀くお巚倧な星になるず考えられおいる。 䞻系列星は星の䞀生のうちの比范的に前半であり、赀くお巚倧な星は星の䞀生うちの比范的に埌半である。 (※ 範囲倖 :)赀くお巚倧な星がなぜ星の䞀生の埌半であるかが分かったかずいうず、参考文献 『星の進化論ずHR図衚』、小暮智䞀(元 京郜倧孊教授) 著 、倩文教育 2011幎5月号によるず、(20䞖玀前半の科孊者が?)地球から芳枬できる数䞇光幎は離れた耇数の赀くお巚倧な星どうしを比べたずころ、性質がどれも䌌おおり、そのこずから、数䞇光幎ぶんの時間よりも遥かに長い時代(぀たり数億幎)を過ごした星の寿呜の埌半であるず20䞖玀圓時の人は刀断したようである。 珟圚は䞻系列星の倪陜の氎玠は栞融合で消耗し぀づけおおり、その氎玠が尜きるであろう玄50億幎埌に、倪陜はヘリりムを䞭心栞にも぀星ぞず倉化するだろうず考えられおいる。 そしお、ヘリりムを䞭心栞にも぀結果、重力によっおヘリりムは䞭心に集たり収瞮しおいく。 いっぜう、その頃には倪陜を囲む倖偎で氎玠による栞融合が起き、その結果、倪陜は膚匵し、倪陜は赀く芋える星になるず考えられおいる。 倪陜にかぎらず、このような状態(䞭心郚の氎玠が尜きお、呚蟺郚の氎玠で栞融合しおいる状態)の恒星のこずを赀色巚星(せきしょく きょせい)ずいう。 おうし座のアルデバラン、さそり座のアンタレスなどが赀色巚星である。 赀色巚星になったあずの星では、ヘリりムは圓初は栞融合しないで、栞融合しないので重力によっお䞭心郚に ヘリりム が収瞮しおいく。 しかし、収瞮によっお枩床も䞊昇するので、玄1億°Cになり、ヘリりムが栞融合するようになる。 このヘリりムの栞融合により、酞玠ず炭玠が䜜られる。 そしお、倪陜は巚星になる。 倪陜はどうだか知らないが、歎史䞊、実際に䞊空で消滅した星があり、平安時代の『明月玀』などの叀文曞などにも蚘茉されおいる(同時期に䞭囜や䞭東などの文献にも同類の倩文孊の蚘録があり、史実だろうず思われおいる)。 このように、恒星は寿呜を迎える。 倪陜の堎合、氎玠もヘリりムも䜿い果たしお巚星になったあず、ガスが散逞しおいき、小さくなり(ずはいっおも、地球よりかは遥かに倧きいが)䞭心郚の密床の高い癜色矮星(はくしょくわいせい)ずいう状態になるず考えられ、ガスを攟出しお、しだいに冷华しおいく。残った酞玠や炭玠は、栞融合を起こさないず考えられおいる。 倪陜よりも質量が8~10倍以䞊はある恒星の堎合、氎玠を䞭心郚も呚蟺郚もすべお氎玠を䜿い果たすず爆発を起こすず考えられおおり、この珟象を超新星(ちょうしんせい)たたは超新星爆発ずいう。 (※ 範囲倖 :)近幎にも、2006幎にペルセりス座の超新星が芳枬されおいる。歎史的にも、1604幎にケプラヌがヘビ䜿い座で超新星を芳枬しおおり、1885幎にアンドロメダ銀河で超新星爆発が芳枬されおいる。たた、平安時代の『明月玀』にある蚘述もおうし座の超新星だろうず考えられおいる。 宇宙には、どんな波長の電磁波も吞収しおしたうブラックホヌルずいう堎所がいく぀もある事が分かっおいる。 ブラックホヌルは、ある倩䜓の密床が倧きすぎお重力が倧きくなりすぎた結果、光すらも倖に出ない結果、ブラックホヌルが発生するず考えられおいる。(※ 高校の範囲倖だが、物理孊におけるアむンシュタむンなどの盞察性理論によるず、重力によっお光は曲がる。なので、重力が匷すぎるず、光は倖に出おいないず考えられおいる。) ブラックホヌルの皮類にもよるが、䞀般にブラックホヌルの密床は、倪陜の数癟䞇倍ほどであるず考えらおいる。 ブラックホヌルは、寿呜の尜きた恒星のうち、密床が比范的に倧きめだった倩䜓が超新星爆発を経おの倉化の結果だずいう説もある。(※ 啓林通や第䞀孊習瀟の怜定教科曞が玹介しおいる。) 地球から芋るず、倩の川 の いお座 の方向にブラックホヌルだず思われおいる堎所がある。 曲線運動をしおいる銀河は、その曲線運動の䞭心あたりに、円運動の䞭心になるような重力の発生源があるず考えられおいる。 このように、運動の圢状や速床などを分析するこずにより、銀河での重力の分垃を算出するこずができる。 そのようにしお算出した重力分垃をみるず、電磁波では䜕も芳枬されおいない堎所にも匷い重力をも぀ものが分垃しおいる堎所も倚くある。なので宇宙には、電磁波では芳枬できないが重力を発生させる事のできる物質のような䜕かが存圚するず考えられおおり、そのような重力発生を匕き起こしおいるのに芋えない宇宙の物質のこずを暗黒物質あるいは英語でダヌクマタヌずいう。 ダヌクマタヌの正䜓は、ただ䞍明である。
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"近代の科孊者は考えた。「地䞊の物䜓では、枩床が高いほど、赀い光から青癜い光になるずいう法則があるんだから、倜空にうかぶ星の色も、地䞊ず同じように、青い星は、きっず枩床が高いにちがいない」ず、近代の科孊者は考えた。 実際に、この考えが正しいこずが、さたざたな研究から、確かめられおいる。", "title": "スペクトル" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "このようにしお、倪陜のスペクトルから求めた倪陜衚面の枩床は、およそ6000°Cである。枩床の数倀の根拠は、以降の「シュテファン=ボルツマンの法則」の章の解説を参照せよ。", "title": "スペクトル" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "スペクトル" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "りィヌンの倉䜍法則は、黒䜓の枩床が高いほど、攟射゚ネルギヌが最倧になる波長が短くなっおいるこずを衚し、その波長をλ(ÎŒm)・枩床をT (K)ずしたずき以䞋の匏で瀺せる。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "りィヌンは、りィヌンの法則を確かめる枬定実隓をする際、熱゚ネルギヌの枬定噚にはボロメヌタヌずいう装眮を甚いた。 (※ ボロメヌタヌに぀いお、くわしくは、発展の節で説明する。)", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "シュテファン=ボルツマンの法則は、恒星の攟射する゚ネルギヌE は絶察枩床T の4乗に比䟋するずいうもので、次の匏で衚される。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "1900幎ごろ、すでに倩文孊者のラングレヌによっお、熱゚ネルギヌの枬定噚ずしおボロメヌタずいう枬定噚が実甚化しおいた。ボロメヌタずは、金属が枩床倉化した際の電気抵抗の倉化を利甚しお、電気抵抗の倉化から枩床倉化を読みずり、その枩床倉化から熱゚ネルギヌなどの゚ネルギヌを枬定する装眮である。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "このボロメヌタを甚いお、光の攟射゚ネルギヌも枬定できた。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "りィヌンは、りィヌンの法則を確かめる枬定実隓をする際、光の゚ネルギヌ枬定のために、ボロメヌタヌを甚いた。この圓時のボロメヌタヌの粟床の䟋ずしお、枩床が10䞊昇するず、抵抗倀の倉化率の3×10を読み取れるずいう高粟床であったず蚀う。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "ラングレヌやノィヌンが甚いおいた頃のボロメヌタヌでの枬枩甚の金属には、癜金が甚いられおいた。 そしお、ボロメヌタヌの粟床の向䞊のため、ホむヌトストン・ブリッゞ回路の䞭に、この電気抵抗を組み蟌むこずで、粟床を埗おいた。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "なお、21䞖玀の珟圚でも、癜金は、電気抵抗匏の枬枩玠子ずしお、よく甚いられおいる。たた、ホむヌトストン・ブリッゞも、アナログ電気匏の枬定噚で粟床を埗るための手法ずしお、よく甚いられおいる。さらに、ホむットストヌン・ブリッゞず枬枩玠子の組み合わせによる枩床枬定噚や攟射゚ネルギヌ枬定噚などすらも、珟圚でもよく甚いられおいる。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "この1900幎ごろのりィヌンの時代、光の波長枬定の方法では、回折栌子が甚いられた。すでにロヌランドなどによっお光の波長枬定の手段ずしお実甚化しおいたロヌランド匏などの回折栌子が、よく甚いられた。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "そもそも、光の波長は、どうやっお枬定されたのだろうか。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "1821幎にドむツのレンズの研磚工だったフラりンホヌファヌが、回折栌子を䜜るために现い針金を甚いた加工装眮を補䜜し、その加工機で補䜜された回折栌子を甚いお、光の波長の枬定をし始めたのが、研究の始たりである。フラりンホヌファヌは、1cmあたり栌子を130本も䞊べた回折栌子を補䜜した。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "たた、1870幎にはアメリカのラザフォヌドがスペキュラムずいう合金を甚いた反射型の回折栌子を補䜜し(このスペキュラム合金は光の反射性が高い)、これによっお1mmあたり700本もの栌子のある回折栌子を補䜜した。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "より高粟床な波長枬定が、のちの時代の物理孊者マむケル゜ンによっお、干枉蚈(かんしょうけい)ずいうものを甚いお(盞察性理論の入門曞によく出おくる装眮である。高校生は、ただ盞察性理論を習っおないので、気にしなくおよい。)、干枉蚈の反射鏡を粟密ネゞで现かく動かすこずにより、高粟床な波長枬定噚を぀くり、この枬定噚によっおカドミりムの赀色スペクトル線を枬定し、結果の波長は643.84696nmだった。マむケル゜ンの枬定方法は、赀色スペクトル光の波長を、圓時のメヌトル原噚ず比范するこずで枬定した。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "なお、珟代でも、研究甚ずしお干枉蚈を甚いた波長枬定噚が甚いられおいる。メヌトル原噚は、マむケル゜ンの実隓の圓時は長さのおおもずの暙準だったが、1983幎以降はメヌトル原噚は長さの暙準には甚いられおいない。珟圚のメヌトル定矩は以䞋の通り。", "title": "シュテファンボルツマンの法則" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "宇宙は膚匵しおいる。1929幎、倩文孊者のハッブルは、぀ぎのような芳枬事実をもずに、銀河が遠ざかっおいるこずを発芋した。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ハッブルは芳枬によっお、恒星から地球にずどく光のスペクトルが、地球から遠い星ほど、ドップラヌ効果によっお、赀くなっおいるこずを発芋した。 地䞊で枬定された各元玠の茝線スペクトルよりも、星の光から芳枬したスペクトルのほうが距離に比䟋しお赀く偏䜍しおいるのである。 この、遠い星ほど光が赀いずいう事実を、赀方偏移(せきほう ぞんい)ずいう。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "サむレンを鳎らした車が自分の近くを通りすぎるずき、通りすぎる前ず通り過ぎたあずで、音の高さが違っお聎こえるのもドップラヌ効果である。 光にもドップラヌ効果はあり、私たちが䜜ったような自動車などが運動するような速床では速床が䜎すぎお光のドップラヌ効果は芳枬できないが、宇宙の芏暡での速床だず、もっず高い速床なので、光のドップラヌ効果も芳枬できる。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ドップラヌ効果では、波の発生源が遠ざかるほど、波長は長くなり、぀たり振動数が䜎くなる。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "青い光ず比べお、赀い光は、波長が長く、振動数が䜎い。぀たり、赀くなるほど、波長が長くなっおいる。 そしお、地球から遠い恒星ほど、赀い光になっおいるのだから、遠い星ほど、より速く遠ざかっおいるこずになる。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "぀たり、遠ざかる速床 v が、芳枬地点である地球からの距離 r に比䟋しおいる。比䟋定数を H ずすれば、匏は", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "で衚される。 この比䟋定数Hを、発芋者のハッブルの名前にちなんで、ハッブル定数ずいう。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "そしお、このような事実から、宇宙は膚匵しおいる事がわかる。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "このような宇宙の膚匵の法則をハッブルの法則ずいう。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "さお、このように、宇宙にある星どうしは、おたがいに、どんどん遠ざかっおいる。぀たり、宇宙は、膚匵しおいる。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "裏をかえせば、過去にさかのがるず、昔は今よりも、星どうしの距離が近かったのである。ならば、宇宙が誕生した瞬間は、すべおの星が、䞀点に集たっおいるはずである。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "膚匵の速床から逆算するず、宇宙が誕生した時期が分かる。宇宙は玄137億幎前に誕生した。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "宇宙の始たりの瞬間は、以䞊の論理から、物質の密床がずおも高かったこずが考えられおいる。珟圚の宇宙にある物質すべおが、䞀点に集たっおいたからである。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "たた、宇宙の始たりのずきの枩床に぀いおは、宇宙での元玠の皮類や割合などの理由から、宇宙の始たりの枩床は、ずおも高枩であったず考えられおいる。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "宇宙の始たりの瞬間は、きわめお高枩・高密床であったず考えられおいる。そしお、それが急激に膚匵しおいったず考えられおいる。このような説をビッグバンずいい、1948幎に物理孊者のガモフによっお提唱された。", "title": "宇宙のすがた" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "皆既日食のずきに光球の倖偎にピンク色っぜい倧気の局が芋え、この局を圩局(さいそう)ずいう。このピンク色の光の原因は、氎玠のスペクトル光であるHα線(゚むチ・アルファヌせん)の赀色である。たた、圩局の倖偎にうすく広がる気䜓の郚分をコロナずいう。圩局の䞀郚が突然明くなるこずがあり、この珟象をフレアずいう。 フレアのずきに、匷いX線や玫倖線が攟出されるこずで、地球では通信障害を起こすこずがあり、この通信障害の珟象をデリンゞャヌ珟象ずいう。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "倪陜からは、氎玠や電子などの粒子が、数癟km/s の速さで、倧量に流れだしおる。これを倪陜颚(たいようふう、solar wind)ずいう。倪陜颚は電離しおおり、電気を垯びおいる。これは、倪陜の内郚はずおも高枩のため、氎玠やヘリりムなどの原子栞から電子が電離しおしたうためである。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "倪陜颚が地球に打ち぀けられた時、北極・南極の極付近では、発光珟象を起こすこずが知られおおり、この極付近での発光珟象をオヌロラずいう。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "倪陜の光かがやく原動力は、氎玠の栞融合であるず考えられおいる。そしお倪陜での氎玠の栞融合の結果、ヘリりムが生成しおいるず考えられおいる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "倪陜にかぎらず、このように倩䜓の䞭心郚で氎玠の栞融合が起き続けおいる状態の恒星のこずを䞻系列星(しゅけいれ぀ せい)ずいう。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "珟圚の倪陜は䞻系列星である。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "いっぜう、宇宙には芳枬事実ずしお、赀くお巚倧(ず考えられおいる)な恒星が存圚する。おうし座のアルデバラン、さそり座のアンタレスなどが、そのような赀くお巚倧な星である。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "これらの赀くお巚倧な星は、䞻系列星が䞭心郚の氎玠を栞融合で䜿い果たした状態だろうず考えられおいる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "倪陜も、䞭心郚の氎玠を栞融合で䜿い果たすず、䞻系列星ではなくなり、赀くお巚倧な星になるず考えられおいる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "䞻系列星は星の䞀生のうちの比范的に前半であり、赀くお巚倧な星は星の䞀生うちの比范的に埌半である。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "(※ 範囲倖 :)赀くお巚倧な星がなぜ星の䞀生の埌半であるかが分かったかずいうず、参考文献 『星の進化論ずHR図衚』、小暮智䞀(元 京郜倧孊教授) 著 、倩文教育 2011幎5月号によるず、(20䞖玀前半の科孊者が?)地球から芳枬できる数䞇光幎は離れた耇数の赀くお巚倧な星どうしを比べたずころ、性質がどれも䌌おおり、そのこずから、数䞇光幎ぶんの時間よりも遥かに長い時代(぀たり数億幎)を過ごした星の寿呜の埌半であるず20䞖玀圓時の人は刀断したようである。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "珟圚は䞻系列星の倪陜の氎玠は栞融合で消耗し぀づけおおり、その氎玠が尜きるであろう玄50億幎埌に、倪陜はヘリりムを䞭心栞にも぀星ぞず倉化するだろうず考えられおいる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "そしお、ヘリりムを䞭心栞にも぀結果、重力によっおヘリりムは䞭心に集たり収瞮しおいく。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "いっぜう、その頃には倪陜を囲む倖偎で氎玠による栞融合が起き、その結果、倪陜は膚匵し、倪陜は赀く芋える星になるず考えられおいる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "倪陜にかぎらず、このような状態(䞭心郚の氎玠が尜きお、呚蟺郚の氎玠で栞融合しおいる状態)の恒星のこずを赀色巚星(せきしょく きょせい)ずいう。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "おうし座のアルデバラン、さそり座のアンタレスなどが赀色巚星である。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "赀色巚星になったあずの星では、ヘリりムは圓初は栞融合しないで、栞融合しないので重力によっお䞭心郚に ヘリりム が収瞮しおいく。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "しかし、収瞮によっお枩床も䞊昇するので、玄1億°Cになり、ヘリりムが栞融合するようになる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "このヘリりムの栞融合により、酞玠ず炭玠が䜜られる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "そしお、倪陜は巚星になる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "倪陜はどうだか知らないが、歎史䞊、実際に䞊空で消滅した星があり、平安時代の『明月玀』などの叀文曞などにも蚘茉されおいる(同時期に䞭囜や䞭東などの文献にも同類の倩文孊の蚘録があり、史実だろうず思われおいる)。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "このように、恒星は寿呜を迎える。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "倪陜の堎合、氎玠もヘリりムも䜿い果たしお巚星になったあず、ガスが散逞しおいき、小さくなり(ずはいっおも、地球よりかは遥かに倧きいが)䞭心郚の密床の高い癜色矮星(はくしょくわいせい)ずいう状態になるず考えられ、ガスを攟出しお、しだいに冷华しおいく。残った酞玠や炭玠は、栞融合を起こさないず考えられおいる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "倪陜よりも質量が8~10倍以䞊はある恒星の堎合、氎玠を䞭心郚も呚蟺郚もすべお氎玠を䜿い果たすず爆発を起こすず考えられおおり、この珟象を超新星(ちょうしんせい)たたは超新星爆発ずいう。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "(※ 範囲倖 :)近幎にも、2006幎にペルセりス座の超新星が芳枬されおいる。歎史的にも、1604幎にケプラヌがヘビ䜿い座で超新星を芳枬しおおり、1885幎にアンドロメダ銀河で超新星爆発が芳枬されおいる。たた、平安時代の『明月玀』にある蚘述もおうし座の超新星だろうず考えられおいる。", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "倪陜ず恒星" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "宇宙には、どんな波長の電磁波も吞収しおしたうブラックホヌルずいう堎所がいく぀もある事が分かっおいる。", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "ブラックホヌルは、ある倩䜓の密床が倧きすぎお重力が倧きくなりすぎた結果、光すらも倖に出ない結果、ブラックホヌルが発生するず考えられおいる。(※ 高校の範囲倖だが、物理孊におけるアむンシュタむンなどの盞察性理論によるず、重力によっお光は曲がる。なので、重力が匷すぎるず、光は倖に出おいないず考えられおいる。)", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "ブラックホヌルの皮類にもよるが、䞀般にブラックホヌルの密床は、倪陜の数癟䞇倍ほどであるず考えらおいる。", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "ブラックホヌルは、寿呜の尜きた恒星のうち、密床が比范的に倧きめだった倩䜓が超新星爆発を経おの倉化の結果だずいう説もある。(※ 啓林通や第䞀孊習瀟の怜定教科曞が玹介しおいる。)", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "地球から芋るず、倩の川 の いお座 の方向にブラックホヌルだず思われおいる堎所がある。", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "曲線運動をしおいる銀河は、その曲線運動の䞭心あたりに、円運動の䞭心になるような重力の発生源があるず考えられおいる。", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "このように、運動の圢状や速床などを分析するこずにより、銀河での重力の分垃を算出するこずができる。", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "そのようにしお算出した重力分垃をみるず、電磁波では䜕も芳枬されおいない堎所にも匷い重力をも぀ものが分垃しおいる堎所も倚くある。なので宇宙には、電磁波では芳枬できないが重力を発生させる事のできる物質のような䜕かが存圚するず考えられおおり、そのような重力発生を匕き起こしおいるのに芋えない宇宙の物質のこずを暗黒物質あるいは英語でダヌクマタヌずいう。", "title": "銀河系" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "ダヌクマタヌの正䜓は、ただ䞍明である。", "title": "銀河系" } ]
null
== スペクトル == [[ファむル:Light dispersion of a mercury-vapor lamp with a flint glass prism IPNr°0125.jpg|thumb|left|プリズムにより、光は曲がる。このずき光の波長ごずに曲がる倧きさが違うので、虹にじのような色の垯ができる。]] プリズムを通った光は、赀から玫たでの波長の光に分かれる。このような光の垯を'''スペクトル'''ずいう。 光は、電磁波ずいう波の䞀぀である。光の色の違いは、波長の違いである。電磁波のうち、私たちが色や明るさずしお芋るこずができる電磁波を、'''可芖光'''かしこうたたは'''可芖光線'''ずいう。私たちヒトが芋おいる光は、可芖光である。 可芖光の波長は、おおむね380nm〜770nmである。 nm は長さの単䜍 ナノメヌトル のこず。 :1nm = 10<sup>-9</sup>m である。 [[Image:Linear visible spectrum.svg]] :光の波長の枬定方法に぀いおは、のちの節で発展項目ずしお、ロヌランドの回折栌子などに぀いお解説するので、それを参照せよ。 たた、光の速床は垞に䞀定であるこずが物理孊によっお分かっおいる。 光には、私たちヒトの目に芋えない光もある。赀倖線や玫倖線なども電磁波であるが、赀倖線や玫倖線は、私たちヒトの目には芋えない。 [[Image:Spectral lines continuous.png|thumb|連続スペクトル]] [[Image:Spectral lines emission.png|thumb|茝線スペクトル]] [[Image:Spectral lines absorption.png|thumb|吞収線スペクトル]] [[Image:Fraunhofer lines.jpg|thumb|right|500px|フラりンホヌファヌ線]] 氎玠を発光させたものやナトリりム灯のスペクトルを調べるず、特定の波長だけが線䞊に衚れる茝線スペクトルきせんスペクトルになる。どの波長が衚れれるかは元玠の皮類によっお異なる。ちなみにナトリりム灯のスペクトルは、オレンゞ色の線が2本ほど衚れる。※ りィキに図が無いので、参考曞などで各自、調べおください。 逆に、倪陜光のスペクトルを調べるず、特定の波長が、いく぀か抜けおいお、その波長の郚分だけ黒い線になっおいるスペクトルが衚れる。これは、倪陜倧気などの物質に、その波長の光が吞収されたためである。よっお、この抜けおいるスペクトルの波長ず、知られおいる元玠のスペクトルの波長ずを、比べるこずで、倪陜倧気の元玠の組成を調べるこずができる。 なおスペクトルで、物質に吞収されたため、暗くなっお抜けおいお黒い線の郚分を、'''吞収線'''きゅうしゅうせんあるいは'''暗線'''あんせんずいう。 こうしお倪陜の元玠の組成を調べたずころ、倪陜の元玠のほずんどは氎玠であり、氎玠が92ちかくある。残りのほずんどはヘリりムで、ヘリりムが玄7ある。 なお、倪陜の吞収線のこずを'''フラりンホヌファヌ線'''ずいう。 [[Image:Hot metalwork.jpg|thumb|left|熱く熱された鉄から出る光。]] たた、恒星のスペクトルでの各色の光の匷さを調べるこずで、その恒星の枩床が分かる。その理由は、぀ぎのような理由である。 たず、近代のペヌロッパの科孊者たちの調査で、補鉄所などで加熱されお造られおいる金属などのように、ずおも高枩の物から出おくる光に含たれる色を調べたずころ、枩床が1000床や2000床くらいの時は、赀い光が倚いが、もっず枩床を䞊げおいくず、だんだん癜い光が倚くなっおくるこずが分かっおきた。 さらに、もっずもっず、枩床を䞊げおいくず、物䜓から出る光は、青癜い光が倚くなっおくるこずが分かっおきた。 近代の科孊者は考えた。「地䞊の物䜓では、枩床が高いほど、赀い光から青癜い光になるずいう法則があるんだから、倜空にうかぶ星の色も、地䞊ず同じように、青い星は、きっず枩床が高いにちがいない」ず、近代の科孊者は考えた。 実際に、この考えが正しいこずが、さたざたな研究から、確かめられおいる。 このようにしお、倪陜のスペクトルから求めた倪陜衚面の枩床は、およそ6000℃である。枩床の数倀の根拠は、以降の「シュテファンボルツマンの法則」の章の解説を参照せよ。 == シュテファンボルツマンの法則 == [[FILE:Wiens law.svg|thumb|300px|各枩床における黒䜓茻射の゚ネルギヌ密床の波長ごずのスペクトル]] [[Image:MODIS ATM solar irradiance.jpg|thumb|400px|地衚面ず地球倧気衚面における倪陜攟射スペクトルの比范]] [[w:りィヌンの倉䜍則|りィヌンの倉䜍法則]]は、黒䜓の枩床が高いほど、攟射゚ネルギヌが最倧になる波長が短くなっおいるこずを衚し、その波長をλΌm・枩床を''T'' Kずしたずき以䞋の匏で瀺せる。 :λ''T'' = 2900 りィヌンは、りィヌンの法則を確かめる枬定実隓をする際、熱゚ネルギヌの枬定噚にはボロメヌタヌずいう装眮を甚いた。 <ref>『20䞖玀の物理孊』、䞞善株匏䌚瀟、線集「20䞖玀の物理孊」線集委員䌚、平成11幎発行、参考ペヌゞP.25、 第1章『1900幎圓時の物理孊』、参考文献蚘事の原著者ブラむアンピパヌド、参考文献蚘事の翻蚳者牧二郎および神吉健、</ref> ※ ボロメヌタヌに぀いお、くわしくは、発展の節で説明する。 [[w:シュテファンボルツマンの法則|シュテファンボルツマンの法則]]は、恒星の攟射する゚ネルギヌ''E'' は絶察枩床''T'' の4乗に比䟋するずいうもので、次の匏で衚される。 :''E'' = σ''T'' <sup>4</sup> === 発展光の゚ネルギヌず波長の枬定方法 === :※ 高校の範囲倖 ==== 光の゚ネルギヌの枬定方法 ==== 1900幎ごろ、すでに倩文孊者のラングレヌによっお、熱゚ネルギヌの枬定噚ずしお[[w:ボロメヌタ|ボロメヌタ]]ずいう枬定噚が実甚化しおいた。ボロメヌタずは、金属が枩床倉化した際の電気抵抗の倉化を利甚しお、電気抵抗の倉化から枩床倉化を読みずり、その枩床倉化から熱゚ネルギヌなどの゚ネルギヌを枬定する装眮である。 このボロメヌタを甚いお、光の攟射゚ネルギヌも枬定できた。 りィヌンは、りィヌンの法則を確かめる枬定実隓をする際、光の゚ネルギヌ枬定のために、ボロメヌタヌを甚いた。この圓時のボロメヌタヌの粟床の䟋ずしお、枩床が10<sup>-5</sup>䞊昇するず、抵抗倀の倉化率の3×10<sup>-8</sup>を読み取れるずいう高粟床であったず蚀う。 ラングレヌやノィヌンが甚いおいた頃のボロメヌタヌでの枬枩甚の金属には、癜金が甚いられおいた。 そしお、ボロメヌタヌの粟床の向䞊のため、ホむヌトストン・ブリッゞ回路の䞭に、この電気抵抗を組み蟌むこずで、粟床を埗おいた。 なお、21䞖玀の珟圚でも、癜金は、電気抵抗匏の枬枩玠子ずしお、よく甚いられおいる。たた、ホむヌトストン・ブリッゞも、アナログ電気匏の枬定噚で粟床を埗るための手法ずしお、よく甚いられおいる。さらに、ホむットストヌン・ブリッゞず枬枩玠子の組み合わせによる枩床枬定噚や攟射゚ネルギヌ枬定噚などすらも、珟圚でもよく甚いられおいる。 ==== 光の波長の枬定方法 ==== この1900幎ごろのりィヌンの時代、光の波長枬定の方法では、回折栌子が甚いられた。すでにロヌランドなどによっお光の波長枬定の手段ずしお実甚化しおいたロヌランド匏などの回折栌子が、よく甚いられた。 そもそも、光の波長は、どうやっお枬定されたのだろうか。 1821幎にドむツのレンズの研磚工だったフラりンホヌファヌが、回折栌子を䜜るために现い針金を甚いた加工装眮を補䜜し、その加工機で補䜜された回折栌子を甚いお、光の波長の枬定をし始めたのが、研究の始たりである。フラりンホヌファヌは、1cmあたり栌子を130本も䞊べた回折栌子を補䜜した。<ref>『珟代総合科孊教育倧系 SOPHIA21 第7巻 運動ず゚ネルギヌ』、講談瀟、発行昭和59幎4月21日第䞀刷発行発行</ref> たた、1870幎にはアメリカのラザフォヌドがスペキュラムずいう合金を甚いた反射型の回折栌子を補䜜しこのスペキュラム合金は光の反射性が高い、これによっお1mmあたり700本もの栌子のある回折栌子を補䜜した。 [[画像:Platinum-Iridium meter bar.jpg|thumb|right|300px|メヌトル原噚]] より高粟床な波長枬定が、のちの時代の物理孊者マむケル゜ンによっお、干枉蚈かんしょうけいずいうものを甚いお盞察性理論の入門曞によく出おくる装眮である。高校生は、ただ盞察性理論を習っおないので、気にしなくおよい。、干枉蚈の反射鏡を粟密ネゞで现かく動かすこずにより、高粟床な波長枬定噚を぀くり、この枬定噚によっおカドミりムの赀色スペクトル線を枬定し、結果の波長は643.84696nmだった。マむケル゜ンの枬定方法は、赀色スペクトル光の波長を、圓時のメヌトル原噚ず比范するこずで枬定した。<ref>川䞊芪考ほか『新図詳゚リア教科蟞兞 物理』、孊研、発行1994幎3月10日新改蚂版第䞀刷、P.244 および P.233</ref> なお、珟代でも、研究甚ずしお干枉蚈を甚いた波長枬定噚が甚いられおいる。メヌトル原噚は、マむケル゜ンの実隓の圓時は長さのおおもずの暙準だったが、1983幎以降はメヌトル原噚は長さの暙準には甚いられおいない。珟圚のメヌトル定矩は以䞋の通り。 ;メヌトルの定矩 :真空䞭の光の速さ ''c'' を単䜍 [[W:メヌトル|m]] [[W:秒|s]]<sup>−1</sup> で衚したずきに、その数倀を {{val|299792458}} ず定めるこずによっお定矩される。 :ここで、秒はセシりム呚波数 ''∆Μ''<sub>Cs</sub> によっお定矩される。 == 宇宙のすがた == === ハッブルの法則 === [[Image:Doppler effect diagrammatic.png|right|300px|thumb|音源が巊手に向かっお等速で動いおいる堎合。物䜓の運動方向の前方の波長は短くなり、反察偎の波長は長くなる。]] 宇宙は膚匵しおいる。1929幎、倩文孊者のハッブルは、぀ぎのような芳枬事実をもずに、銀河が遠ざかっおいるこずを発芋した。 ハッブルは芳枬によっお、恒星から地球にずどく光のスペクトルが、地球から遠い星ほど、'''ドップラヌ効果'''によっお、赀くなっおいるこずを発芋した。 地䞊で枬定された各元玠の茝線スペクトルよりも、星の光から芳枬したスペクトルのほうが距離に比䟋しお赀く偏䜍しおいるのである。 この、遠い星ほど光が赀いずいう事実を、'''赀方偏移'''せきほう ぞんいずいう。 :ドップラヌ効果に぀いおは、物理科目で高校では習うはずなので、物理の参考曞を読め。 サむレンを鳎らした車が自分の近くを通りすぎるずき、通りすぎる前ず通り過ぎたあずで、音の高さが違っお聎こえるのもドップラヌ効果である。 光にもドップラヌ効果はあり、私たちが䜜ったような自動車などが運動するような速床では速床が䜎すぎお光のドップラヌ効果は芳枬できないが、宇宙の芏暡での速床だず、もっず高い速床なので、光のドップラヌ効果も芳枬できる。 ドップラヌ効果では、波の発生源が遠ざかるほど、波長は長くなり、぀たり振動数が䜎くなる。 青い光ず比べお、赀い光は、波長が長く、振動数が䜎い。぀たり、赀くなるほど、波長が長くなっおいる。 そしお、地球から遠い恒星ほど、赀い光になっおいるのだから、遠い星ほど、より速く遠ざかっおいるこずになる。 ぀たり、遠ざかる速床 v が、芳枬地点である地球からの距離 r に比䟋しおいる。比䟋定数を H ずすれば、匏は :v = Hr で衚される。 この比䟋定数Hを、発芋者のハッブルの名前にちなんで、'''ハッブル定数'''ずいう。 そしお、このような事実から、宇宙は膚匵しおいる事がわかる。 このような宇宙の膚匵の法則を'''ハッブルの法則'''ずいう。 :※ ここに、ハッブルの枬定結果のグラフを远加。 さお、このように、宇宙にある星どうしは、おたがいに、どんどん遠ざかっおいる。぀たり、宇宙は、膚匵しおいる。 裏をかえせば、過去にさかのがるず、昔は今よりも、星どうしの距離が近かったのである。ならば、宇宙が誕生した瞬間は、すべおの星が、䞀点に集たっおいるはずである。 膚匵の速床から逆算するず、宇宙が誕生した時期が分かる。宇宙は玄137億幎前に誕生した。 宇宙の始たりの瞬間は、以䞊の論理から、物質の密床がずおも高かったこずが考えられおいる。珟圚の宇宙にある物質すべおが、䞀点に集たっおいたからである。 たた、宇宙の始たりのずきの枩床に぀いおは、宇宙での元玠の皮類や割合などの理由から、宇宙の始たりの枩床は、ずおも高枩であったず考えられおいる。 === ビッグバン === [[File:History of the Universe.svg|thumb|right|475px|]] 宇宙の始たりの瞬間は、きわめお高枩・高密床であったず考えられおいる。そしお、それが急激に膚匵しおいったず考えられおいる。このような説を'''ビッグバン'''ずいい、1948幎に物理孊者のガモフによっお提唱された。 == 倪陜ず恒星 == === 倪陜 === * フレア 皆既日食のずきに光球の倖偎にピンク色っぜい倧気の局が芋え、この局を'''圩局'''さいそうずいう。このピンク色の光の原因は、氎玠のスペクトル光であるHα線゚むチ・アルファヌせんの赀色である。たた、圩局の倖偎にうすく広がる気䜓の郚分を'''コロナ'''ずいう。圩局の䞀郚が突然明くなるこずがあり、この珟象を'''フレア'''ずいう。 フレアのずきに、匷いX線や玫倖線が攟出されるこずで、地球では通信障害を起こすこずがあり、この通信障害の珟象を'''デリンゞャヌ珟象'''ずいう。 * 倪陜颚 倪陜からは、氎玠や電子などの粒子が、数癟km/s の速さで、倧量に流れだしおる。これを'''倪陜颚'''たいようふう、solar windずいう。倪陜颚は電離しおおり、電気を垯びおいる。これは、倪陜の内郚はずおも高枩のため、氎玠やヘリりムなどの原子栞から電子が電離しおしたうためである。 * オヌロラ [[ファむル:Polarlicht 2.jpg|thumb|300px|アラスカでのオヌロラ]] 倪陜颚が地球に打ち぀けられた時、北極・南極の極付近では、発光珟象を起こすこずが知られおおり、この極付近での発光珟象を'''オヌロラ'''ずいう。 {{-}} === 倪陜の誕生ず進化 === 倪陜の光かがやく原動力は、氎玠の栞融合であるず考えられおいる。そしお倪陜での氎玠の栞融合の結果、ヘリりムが生成しおいるず考えられおいる。 倪陜にかぎらず、このように倩䜓の䞭心郚で氎玠の栞融合が起き続けおいる状態の恒星のこずを'''䞻系列星'''しゅけいれ぀ せいずいう。 珟圚の倪陜は䞻系列星である。 いっぜう、宇宙には芳枬事実ずしお、赀くお巚倧ず考えられおいるな恒星が存圚する。おうし座のアルデバラン、さそり座のアンタレスなどが、そのような赀くお巚倧な星である。 これらの赀くお巚倧な星は、䞻系列星が䞭心郚の氎玠を栞融合で䜿い果たした状態だろうず考えられおいる。 倪陜も、䞭心郚の氎玠を栞融合で䜿い果たすず、䞻系列星ではなくなり、赀くお巚倧な星になるず考えられおいる。 䞻系列星は星の䞀生のうちの比范的に前半であり、赀くお巚倧な星は星の䞀生うちの比范的に埌半である。 ※ 範囲倖 :赀くお巚倧な星がなぜ星の䞀生の埌半であるかが分かったかずいうず、参考文献 [https://tenkyo.net/kaiho/pdf/2011_05/2011-05-01.pdf 『星の進化論ずHR図衚』、小暮智䞀元 京郜倧孊教授 著 、倩文教育 2011幎5月号]によるず、20䞖玀前半の科孊者が地球から芳枬できる数䞇光幎は離れた耇数の赀くお巚倧な星どうしを比べたずころ、性質がどれも䌌おおり、そのこずから、数䞇光幎ぶんの時間よりも遥かに長い時代぀たり数億幎を過ごした星の寿呜の埌半であるず20䞖玀圓時の人は刀断したようである。 珟圚は䞻系列星の倪陜の氎玠は栞融合で消耗し぀づけおおり、その氎玠が尜きるであろう玄50億幎埌に、倪陜はヘリりムを䞭心栞にも぀星ぞず倉化するだろうず考えられおいる。 そしお、ヘリりムを䞭心栞にも぀結果、重力によっおヘリりムは䞭心に集たり収瞮しおいく。 いっぜう、その頃には倪陜を囲む倖偎で氎玠による栞融合が起き、その結果、倪陜は膚匵し、倪陜は赀く芋える星になるず考えられおいる。 倪陜にかぎらず、このような状態䞭心郚の氎玠が尜きお、呚蟺郚の氎玠で栞融合しおいる状態の恒星のこずを'''赀色巚星'''せきしょく きょせいずいう。 おうし座のアルデバラン、さそり座のアンタレスなどが赀色巚星である。 * ヘリりムの栞融合 赀色巚星になったあずの星では、ヘリりムは圓初は栞融合しないで、栞融合しないので重力によっお䞭心郚に ヘリりム が収瞮しおいく。 しかし、収瞮によっお枩床も䞊昇するので、玄1億℃になり、ヘリりムが栞融合するようになる。 このヘリりムの栞融合により、酞玠ず炭玠が䜜られる。 そしお、倪陜は巚星になる。 * 星の死 倪陜はどうだか知らないが、歎史䞊、実際に䞊空で消滅した星があり、平安時代の『明月玀』などの叀文曞などにも蚘茉されおいる同時期に䞭囜や䞭東などの文献にも同類の倩文孊の蚘録があり、史実だろうず思われおいる。 このように、恒星は寿呜を迎える。 倪陜の堎合、氎玠もヘリりムも䜿い果たしお巚星になったあず、ガスが散逞しおいき、小さくなりずはいっおも、地球よりかは遥かに倧きいが䞭心郚の密床の高い癜色矮星はくしょくわいせいずいう状態になるず考えられ、ガスを攟出しお、しだいに冷华しおいく。残った酞玠や炭玠は、栞融合を起こさないず考えられおいる。 倪陜よりも質量が810倍以䞊はある恒星の堎合、氎玠を䞭心郚も呚蟺郚もすべお氎玠を䜿い果たすず爆発を起こすず考えられおおり、この珟象を'''超新星'''ちょうしんせいたたは超新星爆発ずいう。 ※ 範囲倖 :近幎にも、2006幎にペルセりス座の超新星が芳枬されおいる。歎史的にも、1604幎にケプラヌがヘビ䜿い座で超新星を芳枬しおおり、1885幎にアンドロメダ銀河で超新星爆発が芳枬されおいる。たた、平安時代の『明月玀』にある蚘述もおうし座の超新星だろうず考えられおいる。 == 銀河系 == === ブラックホヌル === 宇宙には、どんな波長の電磁波も吞収しおしたう'''ブラックホヌル'''ずいう堎所がいく぀もある事が分かっおいる。 ブラックホヌルは、ある倩䜓の密床が倧きすぎお重力が倧きくなりすぎた結果、光すらも倖に出ない結果、ブラックホヌルが発生するず考えられおいる。※ 高校の範囲倖だが、物理孊におけるアむンシュタむンなどの盞察性理論によるず、重力によっお光は曲がる。なので、重力が匷すぎるず、光は倖に出おいないず考えられおいる。 ブラックホヌルの皮類にもよるが、䞀般にブラックホヌルの密床は、倪陜の数癟䞇倍ほどであるず考えらおいる。 ブラックホヌルは、寿呜の尜きた恒星のうち、密床が比范的に倧きめだった倩䜓が超新星爆発を経おの倉化の結果だずいう説もある。※ 啓林通や第䞀孊習瀟の怜定教科曞が玹介しおいる。 地球から芋るず、倩の川 の いお座 の方向にブラックホヌルだず思われおいる堎所がある。 === ダヌクマタヌ === 曲線運動をしおいる銀河は、その曲線運動の䞭心あたりに、円運動の䞭心になるような重力の発生源があるず考えられおいる。 このように、運動の圢状や速床などを分析するこずにより、銀河での重力の分垃を算出するこずができる。 そのようにしお算出した重力分垃をみるず、電磁波では䜕も芳枬されおいない堎所にも匷い重力をも぀ものが分垃しおいる堎所も倚くある。なので宇宙には、電磁波では芳枬できないが重力を発生させる事のできる物質のような䜕かが存圚するず考えられおおり、そのような重力発生を匕き起こしおいるのに芋えない宇宙の物質のこずを'''暗黒物質'''あるいは英語で'''ダヌクマタヌ'''ずいう。 ダヌクマタヌの正䜓は、ただ䞍明である。 == 参考文献 == [[カテゎリ:高校理科]]
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2022-11-25T05:36:57Z
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高等孊校理科/地孊/地球の圢ず重力
実際の地球では、重力の倧きさが堎所によっお倉化し、たた、重力の方向も、わずかに倉化しおいる。 たずえば、もし地䞋に密床の倧きい物質が倧量にあるず、その高密床の物質の぀くる匕力によっお重力の方向が高密床物質に匕き寄せられおいる。 そのため、仮に静止しおいるずきの海氎面でさえ、実際には、起䌏(きふく)がある。 海氎面は朮汐などによっお倉動しおいるが、この堎合では、比范的長期に枡っお平均した平均海面(ぞいきん かいめん)を考える。 海氎のように、氎などの流動する物䜓は、重力によっお䞋方ぞず集たるので、海氎面は重力に垂盎になる。 地䞊に぀いおは、仮想的な海面を考えお、仮に地球党䜓を仮想的な海面で芆ったずしお考えた堎合の、仮想の党地球の衚面海面は、衚面に起䌏を持った、1぀の閉じた曲面になり、この曲面をゞオむド(geoid)ずいう。 暙高の基準は、ゞオむドを基準ずしおいる。 倧陞のゞオむドの実際の枬定には、人工衛星の軌道を解析しお、枬定しおいる。 ゞオむドには起䌏があるので、地球楕円䜓の面ずは差がある。この差をゞオむドの高さずいう。ニュヌギニアでは玄+70m高く、北極で+16m、南極で−27mである。ゞオむドは西掋なしの圢をしおいる。倪平掋の西偎でゞオむドが高いのは、海掋プレヌトの匕きずり蟌みの圱響だず考えられおおり、その匕きずり蟌みによるマントル察流などの倉化によるものず考えられおいる。ゞオむドの分垃は、地䞋で起きおいるマントル察流の圱響などを受けおいる。 地球の圢を地球楕円䜓だず仮定すれば、ある地点での匕力ず遠心力を理論的に算出でき、こうしお蚈算された、ある地点でのその匕力ず遠心力の合力を暙準重力(ひょうじゅん じゅうりょく、normal gravity)ずいい、これは重力の理論倀である。 しかし、実際の重力枬定倀は、この重力理論倀である暙準重力ずは、ずれおいる。なぜなら、たずえば、地䞋の密床分垃が堎所によっお異なるため、である。暙準重力ず枬定倀ずの差のこずを重力異垞(じゅうりょく いじょう、gravity anomaly)ずいう。 たた、枬定の際、枬定地点の高さによっおも、枬定倀は倉わる。このずきの「高さ」ずは、ゞオむド面からの高さのこずであれば、他の地域ずの比范がしやすく、理論的には望たしい。 ゞオむド面からの高さによっお重力倀が倉化するので、枬定倀を換算し、ゞオむド面䞊での倀(぀たりゞオむド高さ 0m での倀)に換算する必芁がある。このようなゞオむド高さ0mの堎合にした重力倀の補正のこずをフリヌ゚ア補正(フリヌ゚アほせい、free-air correction)たたは高床補正ずいう。 たた、このフリヌ゚ア補正された重力倀ず、暙準重力ずの差のこずをフリヌ゚ア異垞(free-air anomaly)ずいう。 なおフリヌ゚ア補正に぀いお、ゞオむド付近の高床ず重力の関係に぀いおであるが、ゞオむド面から高床が1m高くなるごずに重力は玄 3×10 m/s 小さくなる事が分かっおいる。 具䜓䟋ずしお、もし近くに山などがあるず、重力はその山の匕力を受ける。なので、他の地域ず比范したい堎合に、これを補正する必芁のある堎合もある。 䞀般的には、もし地衚には起䌏や凞凹がある堎合、仮想的に埋め立おを行ったずしお、仮想的に地面を氎平にならしたずしお蚈算をするが、これを地圢補正(topographic correction)ずいう。 たた、ゞオむド面ず芳枬地点の間には、物質が存圚する。 ゞオむド面ず芳枬地点の間に、仮想的な地殻が平均密床で存圚するず仮定し、その仮想地殻による圱響を陀く補正がブヌゲヌ補正(Bouguer correction)である。 フリヌ゚ア補正および地圢補正された倀をさらにブヌゲヌ補正した重力倀ず、暙準重力ずの差をブヌゲヌ異垞(Bouguer anomaly)ずいう。 もし、ある地点の地䞋に高密床の物質が倧量にあれば、ブヌゲヌ異垞が正になるのが芳枬される。このため、ブヌゲヌ異垞が、鉱床の探査などに応甚される。䞀方、もし地䞋に䜎密床の物質が倧量にあれば、ブヌゲヌ異垞はマむナスになる。
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== ゞオむド == [[File:Geoida.svg|thumb|right|300px| :1=平均海氎面 :2=地球楕円䜓 :3=その地点の鉛盎線 :4=地衚面 :5=ゞオむド 5のゞオむドから4の地衚面たでの距離が「暙高」であり、2の地球楕円䜓ず5のゞオむドずの距離が「ゞオむド高」である。]] 実際の地球では、重力の倧きさが堎所によっお倉化し、たた、重力の方向も、わずかに倉化しおいる。 たずえば、もし地䞋に密床の倧きい物質が倧量にあるず、その高密床の物質の぀くる匕力によっお重力の方向が高密床物質に匕き寄せられおいる。 そのため、仮に静止しおいるずきの海氎面でさえ、実際には、起䌏きふくがある。 海氎面は朮汐などによっお倉動しおいるが、この堎合では、比范的長期に枡っお平均した'''平均海面'''ぞいきん かいめんを考える。 海氎のように、氎などの流動する物䜓は、重力によっお䞋方ぞず集たるので、海氎面は重力に垂盎になる。 地䞊に぀いおは、仮想的な海面を考えお、仮に地球党䜓を仮想的な海面で芆ったずしお考えた堎合の、仮想の党地球の衚面海面は、衚面に起䌏を持った、1぀の閉じた曲面になり、この曲面を'''ゞオむド'''geoidずいう。 暙高の基準は、ゞオむドを基準ずしおいる。 [[File:Earth Gravitational Model 1996.png|thumb|right|300px|地球重力モデルのEGM96によるゞオむドずWGS-84地球楕円䜓ずの高さの差ゞオむド高]] 倧陞のゞオむドの実際の枬定には、人工衛星の軌道を解析しお、枬定しおいる。 ゞオむドには起䌏があるので、地球楕円䜓の面ずは差がある。この差を'''ゞオむドの高さ'''ずいう。ニュヌギニアでは玄70m高く、北極で16m、南極で−27mである。ゞオむドは西掋なしの圢をしおいる。倪平掋の西偎でゞオむドが高いのは、海掋プレヌトの匕きずり蟌みの圱響だず考えられおおり、その匕きずり蟌みによるマントル察流などの倉化によるものず考えられおいる。ゞオむドの分垃は、地䞋で起きおいるマントル察流の圱響などを受けおいる。 == 重力異垞 == 地球の圢を地球楕円䜓だず仮定すれば、ある地点での匕力ず遠心力を理論的に算出でき、こうしお蚈算された、ある地点でのその匕力ず遠心力の合力を'''暙準重力'''ひょうじゅん じゅうりょく、normal gravityずいい、これは重力の理論倀である。 しかし、実際の重力枬定倀は、この重力理論倀である暙準重力ずは、ずれおいる。なぜなら、たずえば、地䞋の密床分垃が堎所によっお異なるため、である。暙準重力ず枬定倀ずの差のこずを'''重力異垞'''じゅうりょく いじょう、gravity anomalyずいう。 * フリヌ゚ア補正 たた、枬定の際、枬定地点の高さによっおも、枬定倀は倉わる。このずきの「高さ」ずは、ゞオむド面からの高さのこずであれば、他の地域ずの比范がしやすく、理論的には望たしい。 ゞオむド面からの高さによっお重力倀が倉化するので、枬定倀を換算し、ゞオむド面䞊での倀぀たりゞオむド高さ 0m での倀に換算する必芁がある。このようなゞオむド高さ0mの堎合にした重力倀の補正のこずを'''フリヌ゚ア補正'''フリヌ゚アほせい、free-air correctionたたは'''高床補正'''ずいう。 たた、このフリヌ゚ア補正された重力倀ず、暙準重力ずの差のこずを'''フリヌ゚ア異垞'''free-air anomalyずいう。 なおフリヌ゚ア補正に぀いお、ゞオむド付近の高床ず重力の関係に぀いおであるが、ゞオむド面から高床が1m高くなるごずに重力は玄 3×10<sup>−6</sup> m/s<sup>2</sup> 小さくなる事が分かっおいる。 * 地圢補正 具䜓䟋ずしお、もし近くに山などがあるず、重力はその山の匕力を受ける。なので、他の地域ず比范したい堎合に、これを補正する必芁のある堎合もある。 䞀般的には、もし地衚には起䌏や凞凹がある堎合、仮想的に埋め立おを行ったずしお、仮想的に地面を氎平にならしたずしお蚈算をするが、これを'''地圢補正'''topographic correctionずいう。 :※ このため、山がある堎合、その山の最高の暙高の、おおよそ半分くらいの暙高の平坊な台地で、地圢を近䌌するこずになる。たた、補正埌の地圢の氎平面は、ゞオむドに平行になる。 * ブヌゲヌ補正 たた、ゞオむド面ず芳枬地点の間には、物質が存圚する。 ゞオむド面ず芳枬地点の間に、仮想的な地殻が平均密床で存圚するず仮定し、その仮想地殻による圱響を陀く補正が'''ブヌゲヌ補正'''Bouguer correctionである。 フリヌ゚ア補正および地圢補正された倀をさらにブヌゲヌ補正した重力倀ず、暙準重力ずの差を'''ブヌゲヌ異垞'''Bouguer anomalyずいう。 もし、ある地点の地䞋に高密床の物質が倧量にあれば、ブヌゲヌ異垞が正になるのが芳枬される。このため、ブヌゲヌ異垞が、鉱床の探査などに応甚される。䞀方、もし地䞋に䜎密床の物質が倧量にあれば、ブヌゲヌ異垞はマむナスになる。 [[カテゎリ:高校理科]] [[カテゎリ:地球]]
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2022-12-18T08:18:18Z
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高等孊校地孊/地孊/地球の内郚
地震波の芳枬によっお、地球内郚での地震波の䌝わる速床が分かる。地震波の速床の解析から、地䞋の深さ30km〜60kmあたりで、地震波の速床が急激に倉化する深さがあるこずが発芋された。これは、地殻ずマントルずの境界である。この境界面をモホロビチッチ䞍連続面(モホ面)(英:Mohorovičić discontinuity)ずいう。モホ面より䞊が地殻(ちかく、crust)である。モホ面より䞋をマントル(mantle)ずしおいる。 地震波が芳枬地点に到達するたでの時間を走時(そうじ)ずいう。 暪軞に震倮からの距離を取り、瞊軞に走時を取っおグラフにしたものを走時曲線(そうじきょくせん)ずいう。 地殻の厚さは、倧陞の地殻ず海掋䞋の地殻ずでは、厚さが倧きく違う。 䞀般に倧陞地殻は厚さ 30km〜60km であり、海掋地殻は厚さ 5km〜10km である。 地球の半埄は 箄6400km であるので、地球半埄ず比べるず、地殻は、ずおもうすい。 倧陞䞋の地殻を倧陞地殻(たいりく ちかく、continental crust)ずいう。海掋䞋の地殻を海掋地殻(かいよう ちかく、oceanic crust)ずいう。 倧陞地殻の䞊郚は花こう岩質であり、倧陞地殻の䞋郚は、玄歊岩(げんぶがん)質である。この䞊郚地殻ず䞋郚地殻の境界をコンラッド䞍連続面ずいう。 海掋地殻は、ほずんど玄歊岩質である。 氎には、朚などの密床の䜎い物質が浮かぶ。さお、マントルの密床ず比べお、地殻の密床は小さい。よっお地殻はマントルの䞊に浮かぶような浮力を受けおいるず芋なせる。たずえば、海䞭に氷山が浮かぶようなものである。 さおマントルに浮かぶ地殻に぀いお、ある地点の付近での、地殻が安定するためには、力孊的に盎感的に考えれば、暙高の高い地殻は、そのぶん浮力も倚く必芁なので、地䞋深くにたで地殻が続いおいる必芁がある。 このような地殻ずマントルの、浮力ず重力の釣り合いを、アむ゜スタシヌ(isostacy)ずいう。 ある䞀定深さでは、その地点付近では、ある面にかかる圧力は同じである。 このように地殻が地䞋たで続いおいるため、ブヌゲヌ異垞に぀いおは、山などの高い地圢がある堎所では、アむ゜スタシヌによっお地䞋に密床の䜎い地殻があるため、山の付近ではブヌゲヌ異垞が負になるのが䞀般である。 走時曲線を分析しおみるず、震倮距離を地球䞭心からの角床で衚した堎合(これを角距離(かくきょり)ずいう)、角103°から 先の領域にはS波が䌝わらない。この領域を「S波のシャドヌゟヌン」ず蚀う。たた震倮距離の角103°から角143°にあたる地域はP波が盎接䌝わらない。これを「P波のシャドヌゟヌン」ずいう。結局、角距離103°〜143°にあたる地域ではP波もS波も䌝わらない。このような、地震波の䌝わらない地域をシャドヌゟヌンずいう。シャドヌゟヌンのできる理由は、深さ2900kmのあたりで地䞋の構成物質が倉わるため、P波の速床が急に遅くなり、よっお物理でいう「波の屈折の法則」により、地震波が地衚の方向ぞず屈折するためである。 この深さ2900kmあたりから、地球内郚に向けお存圚しおいる物質を栞(かく、英:core コア)ずいう。 マントルず栞の境界をグヌテンベルク䞍連続面ずいう。栞の存圚は、グヌテンベルクによっお、1926幎に発芋された。 埩習ずしお、モホロビッチ䞍連続面は地殻ずマントルずの䞍連続面であるこずを指摘しおおく。 栞は、さらに内栞ず倖栞に分けられる。これは、P波の速さが5100kmに盞圓する堎所で䞍連続になるからである。なお、この5100kmにある䞍連続面をレヌマン䞍連続面ずいう。 たた、倖栞はS波が䌝わらないこずから、倖栞は液䜓であるず考えられおいる。内栞は、P波が速くなるこずから、固䜓であるず考えられおいる。 S波は暪波であるので、固䜓にしか䌝わるこずができない。(氎面などの衚面波は、暪波ではなく、べ぀の機構の波である。) P波は、固䜓・液䜓・気䜓䞭を䌝わる。固い物質ほど、地震波が速く䌝わる。 マグマオヌシャンから分離した鉄が地球䞭心郚に栞を圢成したが,時代を経るに぀れお冷え,鉄が固䜓ずなっお䞭心郚に沈み,内栞を圢成した。 (※ 範囲倖 :)地球の内郚には䞍明な事も倚い。 か぀お、地球の内郚の色は、火山マグマなどの色から類掚しお、基本的には赀色、高枩で光を攟っおもせいぜい癜色かず思われおいた時代もあった。図鑑などでも、赀く描かれた地球䞭心郚の絵などをよく芋かけるだろう。 しかし最近では、その赀色説は根拠䞍十分ずしお、異論や反論も出されおいる。 地球内郚の色は、箇所にもよるが、深さによっおは、もしかしたら緑色の郚分もあるかもしれない、ずいう説も近幎には出されおいるMacro Scope『地球の内郚は、キラキラ光る“宝石”だ!』Text=入倉由理子、むンタビュヌ察象・マントル岩石孊者 阿郚な぀江、 『マントルは䜕色ですか?』、ベストアンサヌ 2012/04/01 22:37:58。 かんらん岩は基本的に緑色であるのだが、䞊郚マントルの䞻成分がかんらん岩なのだから、「もしかしたら深さによっおは地球内郚は緑色なのでは?」ずいうのが、緑色説の基本的な考えである。なお、数千床もの高枩になるず物䜓は光を攟ち、その枩床によっおも色は倉わるので、実際の色はもっず耇雑であるずいう可胜性もある。 このように、地球の内郚の状態や成分に぀いおは、実は珟代科孊でも䞍明な郚分は倚い。教材によっおは「地球の内郚は○○だ」ず断蚀しおいる堎合もあるが、しかし断蚀されおいる内容はあくたで仮説でしかない。 珟代の科孊で確実に分かっおいるのは、採掘が可胜な地衚付近の郚分だけでしかない。それよりも深い郚分は、科孊者たちの仮説ずいう想像の産物でしかない。 たずえば、地球以倖の倪陜や金星・火星などの研究成果を掻甚しお地球の内郚を想像しようにも、「そもそも倪陜(たたは火星や金星)の孊説をそのたた地球に圓おはめおいいのか?」ずいった事すらも、蚌明が䞍可胜たたは困難な状態である。そしおその倪陜や火星や金星の構造すらも、ほずんどは仮説でしかない。 地球倖の倩䜓で解明されおいるのは、地球から倩䜓望遠鏡などで芳枬できる郚分ず、火星や金星ならNASAなどの探査機で具䜓的に降り立぀などしお成分採取したりした郚分しか、人類は解明できおいない。 どんなに偉い肩曞きの立掟な孊者が「火星は○○です」など断蚀しようにも、実際に人類が実隓や芳枬や採取などを具䜓的か぀盎接的に察象物に行っお蚌明された事以倖は、科孊においおは本来は仮説でしかない。たずえ、間接的な実隓によっお倚く補匷されおいお「いかにもありそうな仮説」であっおも、あるいは数孊や物理孊などの先端の数匏を駆䜿しお裏づけされた仮説でも、盎接的な実隓や芳枬や採取をずもなわないかぎりは「よくできた仮説」でしかない(残念ながら小䞭高レベルの地球科孊や倩文孊などでは、ずきどき、この原則がうやむやになりやすいが。倧孊教逊の地球科孊ですら、あたりこの原則は守られおいない)。 高校生ずしおは、「地球の内郚は○○だ」ず単に暗蚘するのではなく、䞊述のように「なぜ○○だず刀断できるのか?」ず科孊的に根拠をもっお考えるようにしたい。なぜなら、そうしないず(孊説の根拠を把握するようにしないず)、もしも定説が倉わったずきに、今たでの暗蚘が無意味になる。なにより、自然の科孊的真実を远及するのではなく科孊出版物の流行を远及しおしたうのは、本末転倒であろう。
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== 地球の内郚構造 == === 地球内郚の局構造 === [[File:Travel-time-curve jp.svg|thumb|400px|走時曲線 ず モホ面 ずの関係。]] 地震波の芳枬によっお、地球内郚での地震波の䌝わる速床が分かる。地震波の速床の解析から、地䞋の深さ30km〜60kmあたりで、地震波の速床が急激に倉化する深さがあるこずが発芋された。これは、地殻ずマントルずの境界である。この境界面を'''モホロビチッチ䞍連続面''''''モホ面'''英Mohorovičić discontinuityずいう。モホ面より䞊が地殻ちかく、crustである。モホ面より䞋をマントルmantleずしおいる。 地震波が芳枬地点に到達するたでの時間を'''走時'''そうじずいう。 暪軞に震倮からの距離を取り、瞊軞に走時を取っおグラフにしたものを'''[[走時曲線]]'''そうじきょくせんずいう。 地殻の厚さは、倧陞の地殻ず海掋䞋の地殻ずでは、厚さが倧きく違う。 䞀般に倧陞地殻は厚さ 30km〜60km であり、海掋地殻は厚さ 5km〜10km である。 地球の半埄は 箄6400km であるので、地球半埄ず比べるず、地殻は、ずおもうすい。 倧陞䞋の地殻を'''倧陞地殻'''たいりく ちかく、continental crustずいう。海掋䞋の地殻を'''海掋地殻'''かいよう ちかく、oceanic crustずいう。 倧陞地殻の䞊郚は花こう岩質であり、倧陞地殻の䞋郚は、玄歊岩げんぶがん質である。この䞊郚地殻ず䞋郚地殻の境界を'''コンラッド䞍連続面'''ずいう。 海掋地殻は、ほずんど玄歊岩質である。 === アむ゜スタシヌ === [[ファむル:Isostasy.svg|thumb|280px|2次元モデルで瀺したアむ゜スタシヌの説明図。比重の倧きいマントルの䞊に、比重の小さい地殻が浮かんでいる。<br />1: 山岳、2: 高地、3: 普通の倧陞、4: 倧掋底、5: 海掋面、6: 地殻、7: マントル]] 氎には、朚などの密床の䜎い物質が浮かぶ。さお、マントルの密床ず比べお、地殻の密床は小さい。よっお地殻はマントルの䞊に浮かぶような浮力を受けおいるず芋なせる。たずえば、海䞭に氷山が浮かぶようなものである。 さおマントルに浮かぶ地殻に぀いお、ある地点の付近での、地殻が安定するためには、力孊的に盎感的に考えれば、暙高の高い地殻は、そのぶん浮力も倚く必芁なので、地䞋深くにたで地殻が続いおいる必芁がある。 このような地殻ずマントルの、浮力ず重力の釣り合いを、'''アむ゜スタシヌ'''isostacyずいう。 ある䞀定深さでは、その地点付近では、ある面にかかる圧力は同じである。 このように地殻が地䞋たで続いおいるため、ブヌゲヌ異垞に぀いおは、山などの高い地圢がある堎所では、アむ゜スタシヌによっお地䞋に密床の䜎い地殻があるため、山の付近ではブヌゲヌ異垞が負になるのが䞀般である。 {{-}} === シャドヌゟヌン === [[File:Earthquake wave shadow zone japanese2.svg|thumb|300px|left|地震のシャドヌゟヌン]] 走時曲線を分析しおみるず、震倮距離を地球䞭心からの角床で衚した堎合これを角距離かくきょりずいう、角103°から 先の領域にはS波が䌝わらない。この領域を「S波のシャドヌゟヌン」ず蚀う。たた震倮距離の角103°から角143°にあたる地域はP波が盎接䌝わらない。これを「P波のシャドヌゟヌン」ずいう。結局、角距離103°〜143°にあたる地域ではP波もS波も䌝わらない。このような、地震波の䌝わらない地域を'''シャドヌゟヌン'''ずいう。シャドヌゟヌンのできる理由は、深さ2900kmのあたりで地䞋の構成物質が倉わるため、P波の速床が急に遅くなり、よっお物理でいう「波の屈折の法則」により、地震波が地衚の方向ぞず屈折するためである。 [[File:Shadow zone graph diagram japanese.svg|thumb|500px|]] {{-}} [[File:Earth-crust-cutaway-japanese.svg|thumb|350px|地球の内郚構造]] この深さ2900kmあたりから、地球内郚に向けお存圚しおいる物質を'''æ ž'''かく、英core '''コア'''ずいう。 マントルず栞の境界を'''グヌテンベルク䞍連続面'''ずいう。栞の存圚は、グヌテンベルクによっお、1926幎に発芋された。 埩習ずしお、モホロビッチ䞍連続面は地殻ずマントルずの䞍連続面であるこずを指摘しおおく。 栞は、さらに内栞ず倖栞に分けられる。これは、P波の速さが5100kmに盞圓する堎所で䞍連続になるからである。なお、この5100kmにある䞍連続面を'''レヌマン䞍連続面'''ずいう。 たた、倖栞はS波が䌝わらないこずから、倖栞は液䜓であるず考えられおいる。内栞は、P波が速くなるこずから、固䜓であるず考えられおいる。 S波は暪波であるので、固䜓にしか䌝わるこずができない。氎面などの衚面波は、暪波ではなく、べ぀の機構の波である。 P波は、固䜓・液䜓・気䜓䞭を䌝わる。固い物質ほど、地震波が速く䌝わる。 マグマオヌシャンから分離した鉄が地球䞭心郚に栞を圢成したが時代を経るに぀れお冷え鉄が固䜓ずなっお䞭心郚に沈み内栞を圢成した。 {{-}} == 地球内郚の状態ず物質 == ※ 範囲倖 :地球の内郚には䞍明な事も倚い。 か぀お、地球の内郚の色は、火山マグマなどの色から類掚しお、基本的には赀色、高枩で光を攟っおもせいぜい癜色かず思われおいた時代もあった。図鑑などでも、赀く描かれた地球䞭心郚の絵などをよく芋かけるだろう。 しかし最近では、その赀色説は根拠䞍十分ずしお、異論や反論も出されおいる。 地球内郚の色は、箇所にもよるが、深さによっおは、もしかしたら緑色の郚分もあるかもしれない、ずいう説も近幎には出されおいる[https://www.works-i.com/works/series/macro/detail013.html Macro Scope『地球の内郚は、キラキラ光る“宝石”だ』Text入倉由理子、むンタビュヌ察象・マントル岩石孊者 阿郚な぀江、] [https://q.hatena.ne.jp/1333285403 『マントルは䜕色ですか』、ベストアンサヌ 2012/04/01 22:37:58]。 かんらん岩は基本的に緑色であるのだが、䞊郚マントルの䞻成分がかんらん岩なのだから、「もしかしたら深さによっおは地球内郚は緑色なのでは」ずいうのが、緑色説の基本的な考えである。なお、数千床もの高枩になるず物䜓は光を攟ち、その枩床によっおも色は倉わるので、実際の色はもっず耇雑であるずいう可胜性もある。 このように、地球の内郚の状態や成分に぀いおは、実は珟代科孊でも䞍明な郚分は倚い。教材によっおは「地球の内郚は○○だ」ず断蚀しおいる堎合もあるが、しかし断蚀されおいる内容はあくたで仮説でしかない。 珟代の科孊で確実に分かっおいるのは、採掘が可胜な地衚付近の郚分だけでしかない。それよりも深い郚分は、科孊者たちの仮説ずいう想像の産物でしかない。 たずえば、地球以倖の倪陜や金星・火星などの研究成果を掻甚しお地球の内郚を想像しようにも、「そもそも倪陜たたは火星や金星の孊説をそのたた地球に圓おはめおいいのか」ずいった事すらも、蚌明が䞍可胜たたは困難な状態である。そしおその倪陜や火星や金星の構造すらも、ほずんどは仮説でしかない。 地球倖の倩䜓で解明されおいるのは、地球から倩䜓望遠鏡などで芳枬できる郚分ず、火星や金星ならNASAなどの探査機で具䜓的に降り立぀などしお成分採取したりした郚分しか、人類は解明できおいない。 どんなに偉い肩曞きの立掟な孊者が「火星は○○です」など断蚀しようにも、実際に人類が実隓や芳枬や採取などを具䜓的か぀盎接的に察象物に行っお蚌明された事以倖は、科孊においおは本来は仮説でしかない。たずえ、間接的な実隓によっお倚く補匷されおいお「いかにもありそうな仮説」であっおも、あるいは数孊や物理孊などの先端の数匏を駆䜿しお裏づけされた仮説でも、盎接的な実隓や芳枬や採取をずもなわないかぎりは「よくできた仮説」でしかない残念ながら小䞭高レベルの地球科孊や倩文孊などでは、ずきどき、この原則がうやむやになりやすいが。倧孊教逊の地球科孊ですら、あたりこの原則は守られおいない。 高校生ずしおは、「地球の内郚は○○だ」ず単に暗蚘するのではなく、䞊述のように「なぜ○○だず刀断できるのか」ず科孊的に根拠をもっお考えるようにしたい。なぜなら、そうしないず孊説の根拠を把握するようにしないず、もしも定説が倉わったずきに、今たでの暗蚘が無意味になる。なにより、自然の科孊的真実を远及するのではなく科孊出版物の流行を远及しおしたうのは、本末転倒であろう。 [[カテゎリ:地球]]
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2022-12-18T08:18:10Z
[ "テンプレヌト:-" ]
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ペルシア語/テスト 17課
Under construction تستِ زؚانِ فارسی (Û±-Û·) مثال :(تو) مریض نیستی. Û±. (———————————) گرسنه نیستند. Û². (———————————) خو؎حالند. Û³. (———————————) در خانه نیست. ÛŽ. (———————————) دیروز درخانه ؚودیم. Ûµ. (———————————) حاضرَم. Û¶. (———————————) کجایی؟ مثال: آنها ایرانی (هستند). Û·. الان ای؎ان در منزلِ ما (———————————). Ûž. ؎ما دان؎جو (———————————). Û¹. من ؚلد (———————————). Û±Û°. تو مریض (———————————). Û±Û±. خانمِ تهرانی خسته (———————————). Û±Û². او رانندهٔ ؎رکتِ ما (———————————). Û± مثال: من تویِ اتاق هستم. من تویِ (اتاقَم). Û±Û³. آنها فارسی ؚلد هستند. آنها فارسی (———————————). Û±ÛŽ. من اهلِ اصفهان هستم. من اهلِ (———————————). Û±Ûµ. تو حاضرهستی؟ تو (———————————) ؟ Û±Û¶. ؎ما معمولاً تا ساعتِ چند در ؎رکت هستید؟ ؎ما معمولاً تا ساعتِ چند در (———————————) ؟ Û±Û·. ما گرسنه هستیم. ما (———————————). مثال: گل مریم / گلِ مریم Û±Ûž. دان؎جو دان؎گاه ؎یراز Û±Û¹. ؎ماره تلفن Û²Û°. صفحه چهار Û²Û±. آقا ماهانی Û²Û². ساعت ØŽØŽ مثال: کتاؚِ تو کجاست؟ (کتاَؚت) کجاست؟ Û²Û³. هتلِ ؎ما چطور است؟ (———————————) چطور است؟ Û²ÛŽ. مالِ ؎رکتِ من است. مالِ (———————————) است. Û²Ûµ. اتاقِ او سرد است. (———————————) سرد است. Û²Û¶. امروز اصفهان <هوایِ آن> ؚارانی است. امروز اصفهان (———————————) ؚارانی است. Û²Û·. دان؎گاهِ ما ؚزرگ است. (———————————) ؚزرگ است. *کدام کلمه ؚرایِ تویِ ٟرانتز مناسؚ است؟ چند - چیست؟ - کجا - کجایی - کجاست؟ - کیست؟ - چطور Û²Ûž. اسم ؎ما (———————————)؟ Û²Û°. ؎ما تا ساعتِ (———————————) درخانه هستید؟ Û³Û°. ؎غلِ ؎ما (———————————) ؟ Û³Û±. حالِ ؎ما (———————————) است؟ Û³Û². ؎ما (———————————) هستید؟ - من چینی هستم. Û³Û³. ؎ما اهلِ (———————————) هستید؟ Û³ÛŽ. این لؚاس مالِ (———————————) ؟ Û³Ûµ. ساعت (———————————) است؟ Û³Û¶. امروز آنجا هوا (———————————) است؟ Û³Û·. آن خانم (———————————)؟ آن خانم مادرِ آقایِ ماهانی است. Û³Ûž. ؚؚخ؎ید آقا، قیمتِ این کتاؚ (———————————) است؟ مثال:×این کتاؚِ مالِ من است. ○این کتاؚ مالِ من است. Û³Û¹. در ؎هرِ ؎ما دان؎گاه هست؟ در ؎هرِ ؎ما دان؎گاه است؟ ÛŽÛ°. من اهلِ ژاٟنی ام. من ژاٟنی هستم. ÛŽÛ±. مادرِ من و ٟدرِ من در خانهاند. مادر و ٟدرَم در خانهاند. ÛŽÛ². اسمِ من سوزوکی هستم. من سوزوکی هستم. ÛŽÛ³. ؎غلم کارمند است. من کارمندم. ÛŽÛŽ. آن کتاؚ قیمت؎ ده هزار تومان ؚود. آن کتاؚ قیمتِ آن ده هزار تومان ؚود. ÛŽÛµ. من کارمندِ دولتم. من کارمندَم در دولت. مثال: (ساعت دوازده و نیم است). ÛŽÛ¶. (———————————). ÛŽÛ·. (———————————). ÛžÛŽ. (———————————). ÛŽÛ¹. (———————————). Û°Ûµ. (———————————). تمرین Û± - س؀ال Û±. (آنها) Û². (آنها) Û³. (او) ÛŽ. (ما) Ûµ. (من) Û¶. (تو) تمرین Û² - س؀ال Û·. (هستند) Ûž. (هستید) Û¹. (هستم) Û±Û°. (هستی) Û±Û±. (است) Û±Û². (ست) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û³. (ؚلدند) Û±ÛŽ. (اصفهانم) Û±Ûµ. (حاضری) Û±Û¶. (؎رکتید) Û±Û·. (گرسنهایم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Ûž. (دان؎جویِ دان؎گاهِ ؎یراز) Û±Û¹. (؎مارهٔ تلفن) Û²Û°. (چهار) Û²Û±. (آقایِ ماهانی) Û²Û². (ساعتِ ØŽØŽ) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û³. (هتلتان) Û²ÛŽ. (؎رکتم) Û²Ûµ. (اتاق؎) Û²Û¶. (هوای؎) Û²Û·. (دان؎گاهمان) تمرین Û¶ - س؀ال Û²Ûž. (چیست) Û²Û¹. (چند) Û³Û°. (چیست) Û³Û±. (چطور) Û³Û². (کجایی) Û³Û³. (کجا) Û³ÛŽ. (کیست) Û³Ûµ. (چند) Û³Û¶. (چند) Û³Û·. (چطور) Û³Ûž. (کیست) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¹. (در ؎هرِ ؎ما دان؎گاه هست؟) - ÛŽÛ°. (من ژاٟنی هستم) - ÛŽÛ±. (مادر و ٟدرَم در خانهاند) - ÛŽÛ². (من سوزوکی هستم) - ÛŽÛ³. (من کارمندم) - ÛŽÛŽ. (آن کتاؚ قیمت؎ ده هزار تومان ؚود) - ÛŽÛµ. (من کارمندِ دولتم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ¶. (ساعت یازده و رؚع است) - ÛŽÛ·. (ساعت سه و نیم است) -. ÛŽÛž (ساعت ه؎ت و نیم است) - ÛŽÛ¹. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ یک است) - ÛµÛ°. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ ØŽØŽ است)
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(ساعت یازده و رؚع است) - ÛŽÛ·. (ساعت سه و نیم است) -. ÛŽÛž (ساعت ه؎ت و نیم است) - ÛŽÛ¹. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ یک است) - ÛµÛ°. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ ØŽØŽ است)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" } ]
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Under construction {| id="toc" style="align:left;clear:all;" align="left" cellpadding="5" ! style="background:#ccccff; text-align:left;" | ペルシア語 |- | style="text-align:left; font-size: 1em;"| [[ペルシア語/第7課|第7課]] | [[ペルシア語/テスト 課|テスト 課]] | [[ペルシア語/第8課|第8課]]| |} <br style="clear:both;" /> __notoc__ </div> <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="ÛŽ">''' تستِ‮ ‬زؚانِ‮ ‬فارسی (۱‮-‬۷) '''</font></span> </div> ‬<div class="mw-content-rtl" lang="fa" dir="ltr"> * کدام ضمیر ؚرایِ‮ ‬تویِ‮ ‬ٟرانتز مناسؚ است؟ مثال‮ :(‬تو‮) ‬مریض نیستی‮. Û±. ‮ (———————————) ‬گرسنه نیستند‮. Û². ‮ (———————————) ‬خو؎حالند‮. Û³. ‮ (———————————) ‬در خانه نیست‮. ÛŽ. ‮ (———————————) ‬دیروز درخانه ؚودیم‮. Ûµ. ‮ (———————————) ‬حاضرَم‮. Û¶. ‮ (———————————) ‬کجایی؟ * کدام فعل ؚرایِ‮ ‬تویِ‮ ‬ٟرانتز مناسؚ است؟ مثال‮: ‬آنها ایرانی‮ (‬هستند‮). Û·. ‮ ‬الان ای؎ان در منزلِ‮ ‬ما‮ (———————————). Ûž. ‮ ‬؎ما دان؎جو‮ (———————————). Û¹. ‮ ‬من ؚلد‮ (———————————). ‮۱۰. ‬تو مریض‮ (———————————). Û±Û±. ‬خانمِ‮ ‬تهرانی خسته‮ (———————————). Û±Û². ‮ ‬او رانندهٔ‬‮ ‬؎رکتِ‮ ‬ما‮ (———————————). Û± * (‬فِعلِ‮ ‬رَؚطیِ‮ ‬مُتّصِل) ‮ مثال‮: ‬من تویِ‮ ‬اتاق هستم‮. من تویِ‮ (‬اتاقَم‮). Û±Û³. ‮ آنها فارسی ؚلد هستند‮. آنها فارسی‮ (———————————). Û±ÛŽ. ‮ ‬من اهلِ‮ ‬اصفهان هستم‮. من اهلِ‮ (———————————). Û±Ûµ. ‮ ‬تو حاضرهستی؟ تو‮ (———————————) ‬؟ Û±Û¶. ‮ ‬؎ما معمولاً‮ ‬تا ساعتِ‮ ‬چند در ؎رکت هستید؟ ؎ما معمولاً‮ ‬تا ساعتِ‮ ‬چند در‮ (———————————) ‬؟ Û±Û·. ‮ ما گرسنه هستیم‮. ما‮ (———————————). * اِضافِه مثال‮: ‬گل‮ ‬مریم / گلِ‮ ‬مریم Û±Ûž. ‮ دان؎جو‮ ‬دان؎گاه‮ ‬؎یراز Û±Û¹. ‮ ‬؎ماره‮ ‬تلفن Û²Û°. ‮ ‬صفحه‮ ‬چهار Û²Û±. ‮ آقا‮ ماهانی Û²Û². ‮ ساعت‮ ‬؎؎ * (‬ضَمیرِ‮ ‬مِلکیِ‮ ‬مُتّصِل‮) مثال‮: ‬کتاؚِ‮ ‬تو کجاست؟ ‮(‬کتاَؚت‮) ‬کجاست؟ Û²Û³. ‮ هتلِ‮ ‬؎ما چطور است؟ ‮(———————————) ‬چطور است؟ Û²ÛŽ. ‮ مالِ‮ ‬؎رکتِ‮ ‬من است‮. مالِ‮ (———————————) ‬است‮. Û²Ûµ. ‮ اتاقِ‮ ‬او سرد است‮. ‮(———————————) ‬سرد است‮. Û²Û¶. ‮ امروز اصفهان‮ <‬هوایِ‮ ‬آن‮> ‬ؚارانی است‮. امروز اصفهان‮ (———————————) ‬ؚارانی است‮. Û²Û·. ‮ دان؎گاهِ‮ ‬ما ؚزرگ است‮. ‮(———————————) ‬ؚزرگ است‮. ‮*کدام کلمه ؚرایِ‮ ‬تویِ‮ ‬ٟرانتز مناسؚ است؟ چند - چیست؟ - کجا - کجایی - کجاست؟ - کیست؟ - چطور‮ ‬ Û²Ûž. ‮ اسم ؎ما‮ (———————————)‬؟ Û²Û°. ‮ ‬؎ما تا ساعتِ‮ (———————————) ‬درخانه هستید؟ Û³Û°. ‮ ؎غلِ‮ ‬؎ما‮ (———————————) ‬؟ Û³Û±. ‮ ‬حالِ‮ ‬؎ما‮ (———————————) ‬است؟ Û³Û². ‮ ‬؎ما‮ (———————————) ‬هستید؟ - من چینی هستم‮. Û³Û³. ‮ ؎ما اهلِ‮ (———————————) ‬هستید؟ Û³ÛŽ. ‮ ‬این لؚاس مالِ‮ (———————————) ‬؟ Û³Ûµ. ‮ ساعت‮ (———————————) ‬است؟ Û³Û¶. ‮ امروز آنجا هوا‮ (———————————) ‬است؟ Û³Û·. ‮ آن خانم‮ (———————————)‬؟ آن خانم مادرِ‮ ‬آقایِ‮ ماهانی است‮. Û³Ûž. ‮ ‬ؚؚخ؎ید آقا، ‮ ‬قیمتِ‮ ‬این کتاؚ‮ (———————————) ‬است؟ * کدام جمله درست است؟ مثال‮:×این کتاؚِ‮ ‬مالِ‮ ‬من است‮. ○این کتاؚ مالِ‮ ‬من است‮. Û³Û¹. ‮ در ؎هرِ‮ ‬؎ما دان؎گاه هست؟     در ؎هرِ‮ ‬؎ما دان؎گاه است؟ ÛŽÛ°. ‮ من اهلِ‮ ‬ژاٟنی ام‮.         من ژاٟنی هستم‮. ÛŽÛ±. ‮ مادرِ‮ ‬من و ٟدرِ‮ ‬من در خانه‌اند‮.   مادر و ٟدرَم در خانه‌اند‮. ÛŽÛ². ‮ اسمِ‮ ‬من سوزوکی هستم‮.    من سوزوکی هستم‮. ÛŽÛ³. ‮ ؎غلم کارمند است‮.   من کارمندم‮. ÛŽÛŽ. ‮ آن کتاؚ قیمت؎ ده هزار تومان ؚود‮. آن کتاؚ قیمتِ‮ ‬آن ده هزار تومان ؚود‮. ÛŽÛµ. ‮ من کارمندِ‮ ‬دولتم‮. من کارمندَم در دولت‮. * ساعت چند است؟ مثال‮: [[File:UTC+0.30.svg|150px|‮۰۳:‬‮۲۱]] ‬(‬ساعت دوازده و نیم است‮). {{-}} ÛŽÛ¶. ‮ [[File:UTC-0.44.svg|150px|Û±Ûµ:‬‮۱۱‮]] ‬‮(———————————). {{-}} ÛŽÛ·. ‮ [[File:UTC-8.30.svg|150px|Û³Û°:‬‮۳‮]] ‬‮(———————————). {{-}} ‬‮۞ێ. ‮ [[File:UTC-3.30.svg|150px|Û³Û°:‬‮۞]] ‬‮(———————————). {{-}} ÛŽÛ¹. ‮ [[File:UTC+12.45.svg|150px|Û±Û²:ÛŽÛµ ‬‮‮]] ‬‮(———————————). {{-}} ‬‮۰۵. ‮ [[File:UTC+5.45.svg|150px|Ûµ:ێ۵‮]] ‬‮(———————————). {{-}} == ٟاسخ ٟرس؎‌ها == ‬‮تمرین Û± - س؀ال Û±. (آنها) Û². (آنها) Û³. (او) ÛŽ. (ما) Ûµ. (من) Û¶. (تو) تمرین Û² - س؀ال Û·. (هستند) Ûž. (هستید) Û¹. (هستم) Û±Û°. (هستی) Û±Û±. (است) Û±Û². (ست) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û³. (ؚلدند) Û±ÛŽ. (اصفهانم) Û±Ûµ. (حاضری) Û±Û¶. (؎رکتید) Û±Û·. (گرسنه‌ایم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Ûž. (دان؎جویِ دان؎گاهِ ؎یراز) Û±Û¹. (؎مارهٔ تلفن) Û²Û°. (چهار) Û²Û±. (آقایِ ماهانی) Û²Û². (ساعتِ ØŽØŽ) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û³. (هتلتان) Û²ÛŽ. (؎رکتم) Û²Ûµ. (اتاق؎) Û²Û¶. (هوای؎) Û²Û·. (دان؎گاهمان) تمرین Û¶ - س؀ال Û²Ûž. (چیست) Û²Û¹. (چند) Û³Û°. (چیست) Û³Û±. (چطور) Û³Û². (کجایی) Û³Û³. (کجا) Û³ÛŽ. (کیست) Û³Ûµ. (چند) Û³Û¶. (چند) Û³Û·. (چطور) Û³Ûž. (کیست) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¹. (در ؎هرِ ؎ما دان؎گاه هست؟) - ÛŽÛ°. (من ژاٟنی هستم) - ÛŽÛ±. (مادر و ٟدرَم در خانه‌اند) - ÛŽÛ². (من سوزوکی هستم) - ÛŽÛ³. (من کارمندم) - ÛŽÛŽ. (آن کتاؚ قیمت؎ ده هزار تومان ؚود) - ÛŽÛµ. (من کارمندِ دولتم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ¶. (ساعت یازده و رؚع است) - ÛŽÛ·. (ساعت سه و نیم است) -. ÛŽÛž (ساعت ه؎ت و نیم است) - ÛŽÛ¹. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ یک است) - ÛµÛ°. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ ØŽØŽ است) </div> [[カテゎリ:ペルシア語]] ‬
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2015-07-09T00:33:53Z
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ペルシア語/テスト 814課
Under construction تستِ زؚانِ فارسی (Û±-Û±ÛŽ) ØšÙ‡ - ؚا - از - در Û±. لطفاً یک لیوان آؚ (———————————) من ؚدهید. Û². من (———————————) صؚح تا الان منت؞رِ او هستم. Û³. امروز ؎اید (———————————) تاکسی تلفنی ØšÙ‡ خانهٔ دوستم ؚروم. ÛŽ. من الان (———————————) هتل لالهام. Ûµ. ؚفرما؊ید، (———————————) این خودکارِ Ù…ØŽÚ©ÛŒ ؚنویسید. Û¶. تا یک ساعتِ دیگر (———————————) تهران میرسیم. Û·. من همی؎ه (———————————) نانوایی سرِ خیاؚان نان میخرم. Ûž. من ؚاید Ù‚ØšÙ„ از کلاس (———————————) ؎ما حرف ؚزنم. Û¹. Ù‚ØšÙ„ از ساعتِ دوازده ؚهتر است (———————————) ؚانک تلفن نکنی. Û±Û°. من انگلیسی را (———————————) آقایِ هَریس یاد گرفتم. ؚرایِ داخلِ ٟرانتز یک کلمهٔ مناسؚ انتخاؚ کنید. چکار - کجا - کدام - چطور - چرا - چند - چه - چه روزی - چند ساعت - ساعتِ چند Û±Û±. امروز کارِ تو (———————————) تمام می؎ود؟ Û²Û±. امروز ؚعداز؞هر تو (———————————) میکنی؟ Û³Û±. در خانه ؎ما ØšÙ‡ (———————————) زؚانی حرف میزنید؟ ÛŽÛ±. ؎ما هفتهای (———————————) زؚانِ فارسی یاد میگیرید؟ ÛµÛ±. امروز صؚح ØšÙ‡ (———————————) رفتی؟ Û¶Û±. ؚن؞رِ تو (———————————) لؚاس ؚرایِ مهمانیِ ام؎ؚ ؚهتر است؟ Û·Û±. حالِ مادرتان (———————————) است؟ ÛžÛ±. (———————————) اینجا سیگار میک؎ی؟ Û¹Û±. ؚؚخ؎ید آقا، قیمتِ این لؚاس (———————————) است؟ Û°Û². من روزهایِ سه ؎نؚه ØšÙ‡ کلاسِ فارسی میروم. ؎ما (———————————) ØšÙ‡ کلاسِ فارسی میروید؟ مثال: آقایِ نوروزی از سالِ ٟی؎ در یک ؎رکتِ چینی (کار میکند). < کار کردن > Û±Û². هفتهٔ دیگر کلاس زودتر (———————————). < تعطیل ؎دن > Û²Û². چرا تو دی؎ؚ این قدر دیر ØšÙ‡ خانه (———————————)؟ < ؚرگ؎تن > Û³Û². ؚهتر ؚود اوّل از من (———————————). < ٟرسیدن > ÛŽÛ². اوّل ØšÙ‡ عکاسی میروم ؚعد نان (———————————). < خریدن > ÛµÛ². نؚاید هیچکس در ؚیمارستان (———————————). < سیگار ک؎یدن > Û¶Û². ؎اید ما تا ساعتِ سه ØšÙ‡ آنجا (———————————). < رسیدن > Û·Û². اوّل از گل فرو؎ی گل ؚخر. ؚعد ØšÙ‡ ؚیمارستان (———————————). < رفتن > ÛžÛ². من دی؎ؚ همهٔ لؚاسها را (———————————). < ؎ستن > Û¹Û². من فردا آقایِ دکتر ؎ایان نوروزی را در ؚیمارستان (———————————). < دیدن > Û°Û³. مهمانها تا نیم ساعتِ دیگر میرسند. تو ؚهتر است لؚاست را (———————————). < عوض کردن > مثال: چون آن نانوایی همی؎ه ؎لوغ است من هیچ وقت از آنجا نان (نمیخرم). < خریدن > Û±Û³. ؎نؚه من در ؎رکت خیلی کار دارم. ؎اید ؎نؚه ØŽØš دیر (———————————). < ؚرگ؎تن > Û²Û³. من روزِ دو؎نؚه کلاس (———————————). ؎اید خانمِ مینایی را در دان؎گاه ؚؚینم. < دا؎تن > Û³Û³. چون امروز ما؎ینم (———————————) ٟیاده تا ؎رکت آمدم. < خراؚ ؎دن > ÛŽÛ³. چون درسِ هفتهٔ ٟی؎ خیلی Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚود من خوؚ (———————————). < متوجّه ؎دن > ÛµÛ³. چون قیمتهایِ آن مغازه خیلی گران ؚود ما هیچ چیز از آنجا (———————————). < خریدن > مثال:× این کتاؚِ مال من است. / ○این کتاؚ مالِ من است. Û¶Û³. خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیکِ است. / خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است. Û·Û³. من همی؎ه اینجا را مین؎ینم. / من همی؎ه اینجا مین؎ینم. ÛžÛ³. دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم. / دیروز خانمِ لیلا را در خیاؚان دیدم. Û¹Û³. من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم. / من و دوستِ من دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم. Û°ÛŽ. این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغ است. / این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغی است. ؚا؎د، چ؎م - چارهای نیست - مؚارک ؚا؎د - خو؎ گذ؎ت - نو؎ِ جان - دستِ ؎ما درد نکند - ان؎االلّه - خو؎وقتم - موفقّ ؚا؎ید - ناقاؚل است Û±ÛŽ. لطفاً این حرف را ØšÙ‡ کسی نگو. -(———————————)، نمیگویم. Û²ÛŽ. از فردا من ؚرایِ کار ؚاید ØšÙ‡ خارج ؚروم. کارم در آنجا ده روز طول میک؎د. - (———————————). Û³ÛŽ. این لؚاس را تازه خریدم. - خیلی Ù‚ØŽÙ†Ú¯ است. (———————————). ÛŽÛŽ. (———————————) هفتهٔ دیگر روزِ ؎نؚه ØšÙ‡ ایران ؚرمی گردم. ÛµÛŽ. هفتهٔ ٟی؎ ؚا خانمم و ؚچّهها ØšÙ‡ تهران رفتیم. خیلی (———————————). Û¶ÛŽ. این گل (———————————)، ؚفرما؊ید. - مت؎کّرم. چه دسته گلِ Ù‚ØŽÙ†Ú¯ÛŒ است. Û·ÛŽ. غذایِ ؎ما خیلی خو؎مزه ؚود. (———————————). ÛžÛŽ. چون ؎یرینیِ ؎ما خیلی خو؎مزه ؚود، من خیلی خوردم. - (———————————). Û¹ÛŽ. من فر؎ته مینایی هستم. - (———————————). Û°Ûµ. ما؎ینم خراؚ است. (———————————)، ام؎ؚ ؚاید ؚا تاکسی ØšÙ‡ مهمانی ؚرویم. تمرین Û± - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (در) Ûµ. (ؚا) Û¶. (ØšÙ‡) Û·. (از) Ûž. (ؚا) Û¹. (ØšÙ‡) Û±Û°. (از) تمرین Û² - س؀ال Û±Û±. (ساعتِ چند) Û±Û². (چکار)Û±Û³. (چه) Û±ÛŽ. (چند ساعت) Û±Ûµ. (کجا) Û±Û¶. (کدام) Û±Û·. (چطور) Û±Ûž. (چرا) Û±Û¹. (چند) Û²Û°. (چه روزی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (تعطیل می؎ود) Û²Û². (ؚر گ؎تی) Û²Û³. (میٟرسیدی) Û²ÛŽ. (میخرم) Û²Ûµ. (سیگار ؚک؎د) Û²Û¶. (ؚرسیم) Û²Û·. (ؚرو) Û²Ûž. (؎ستم) Û²Û¹. (دیدم) Û³Û°. (عوض کنی) تمرین Û³ - س؀ال Û³Û±. (ؚر میگردم) Û³Û². (دارم) Û³Û³. (خراؚ ؎د) Û³ÛŽ. (متوجّه ن؎دم) Û³Ûµ. (نخریدیم) تمرین Ûµ - س؀ال Û³Û¶. (خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است) Û³Û·. (من همی؎ه اینجا مین؎ینم) Û³Ûž. (دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم) Û³Û¹. (من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم) ÛŽÛ°. (این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغی است) تمرین Û¶ - س؀ال ÛŽÛ±. (ؚا؎د) ÛŽÛ². (موفقّ ؚا؎ید) ÛŽÛ³. (مؚارک ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (ان؎االلّه) ÛŽÛµ. (خو؎ گذ؎ت) ÛŽÛ¶. (قاؚلِ ؎ما را ندارد) ÛŽÛ·. (دستِ ؎ما درد نکند) ÛŽÛž. (نو؎ جان) ÛŽÛ¹. (خو؎وقتم) ÛµÛ°. (چارهای نیست)
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(عوض کنی) تمرین Û³ - س؀ال Û³Û±. (ؚر میگردم) Û³Û². (دارم) Û³Û³. (خراؚ ؎د) Û³ÛŽ. (متوجّه ن؎دم) Û³Ûµ. (نخریدیم)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û³Û¶. (خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است) Û³Û·. (من همی؎ه اینجا مین؎ینم) Û³Ûž. (دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم) Û³Û¹. (من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم) ÛŽÛ°. (این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغی است)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال ÛŽÛ±. (ؚا؎د) ÛŽÛ². (موفقّ ؚا؎ید) ÛŽÛ³. (مؚارک ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (ان؎االلّه) ÛŽÛµ. (خو؎ گذ؎ت) ÛŽÛ¶. (قاؚلِ ؎ما را ندارد) ÛŽÛ·. (دستِ ؎ما درد نکند) ÛŽÛž. (نو؎ جان) ÛŽÛ¹. (خو؎وقتم) ÛµÛ°. (چارهای نیست)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" } ]
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Under construction {| id="toc" style="align:left;clear:all;" align="left" cellpadding="5" ! style="background:#ccccff; text-align:left;" | ペルシア語 |- | style="text-align:left; font-size: 1em;"| [[ペルシア語/第14課|第14課]] | [[ペルシア語/テスト 814課|テスト 課]] | [[ペルシア語/第15課|第15課]]| |} <br style="clear:both;" /> __notoc__ </div> <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="ÛŽ">''' تستِ‮ ‬زؚانِ‮ ‬فارسی (۱‮-‬۱ێ) '''</font></span> </div> ‬<div class="mw-content-rtl" lang="fa" dir="ltr"> *ؚرایِ‮ ‬داخلِ‮ ‬ٟرانتز یک حرفِ‮ ‬اضافهٔ‮ ‬مناسؚ انتخاؚ کنید‮. ‬ؚه - ‬ؚا ‮- از - ‬در Û±. لطفاً‮ ‬یک لیوان آؚ‮ (———————————) ‬من ؚدهید‮. ‮۲. ‬من‮ (———————————) ‬صؚح تا الان منت؞رِ‮ ‬او هستم‮. ‮۳. ‬امروز ؎اید‮ (———————————) ‬تاکسی تلفنی ØšÙ‡ خانهٔ‮ ‬دوستم ؚروم‮. ‮ێ. ‬من الان‮ (———————————) ‬هتل لاله‌ام‮. ‮۵. ‬ؚفرما؊ید، ‮(———————————) ‬این خودکارِ‮ ‬م؎کی ؚنویسید‮. ‮۶. ‬تا یک ساعتِ‮ ‬دیگر‮ (———————————) ‬تهران می‌رسیم‮. ‮۷. ‬من همی؎ه‮ (———————————) ‬نانوایی سرِ‮ ‬خیاؚان نان می‌خرم‮. ‮۞. ‬من ؚاید Ù‚ØšÙ„ از کلاس‮ (———————————) ‬؎ما حرف ؚزنم‮. ‮۹. ‬قؚل از ساعتِ‮ ‬دوازده ؚهتر است‮ (———————————) ‬ؚانک تلفن نکنی‮. ‮۱۰. ‬من انگلیسی را‮ (———————————) ‬آقایِ‮ هَریس یاد گرفتم‮. ‬ؚرایِ‮ ‬داخلِ‮ ‬ٟرانتز یک کلمهٔ‮ ‬مناسؚ انتخاؚ کنید‮. ‬چکار - ‬کجا - کدام - ‬چطور - چرا - ‬چند - چه - ‬چه روزی - ‬چند ساعت - ساعتِ‮ ‬چند ‮۱۱. ‬امروز کارِ‮ ‬تو‮ (———————————) ‬تمام می‌؎ود؟ ‮۲۱. ‬امروز ؚعداز؞هر تو‮ (———————————) ‬می‌کنی؟ ‮۳۱. ‬در خانه ؎ما ؚه‮ (———————————) ‬زؚانی حرف می‌زنید؟ ‮ێ۱. ‬؎ما هفته‌ای‮ (———————————) ‬زؚانِ‮ ‬فارسی یاد می‌گیرید؟ ‮۵۱. ‬امروز صؚح ؚه‮ (———————————) ‬رفتی؟ ‮۶۱. ‬ؚن؞رِ‮ ‬تو‮ (———————————) ‬لؚاس ؚرایِ‮ ‬مهمانیِ‮ ‬ام؎ؚ ؚهتر است؟ ‮۷۱. ‬حالِ‮ ‬مادرتان‮ (———————————) ‬است؟ ‮۞۱. (———————————) ‬اینجا سیگار می‌ک؎ی؟ ‮۹۱. ‬ؚؚخ؎ید آقا، ‬قیمتِ‮ ‬این لؚاس‮ (———————————) ‬است؟ ‮۰۲. ‬من روزهایِ‮ ‬سه ؎نؚه ØšÙ‡ کلاسِ‮ ‬فارسی می‌روم‮. ‬؎ما‮ (———————————) ‬ؚه کلاسِ‮ ‬فارسی می‌روید؟ * ‬فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ‮ ‬مناسؚ عوض کنید و داخلِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. مثال‮: ‬آقایِ‮ نوروزی از سالِ‮ ‬ٟی؎ در یک ؎رکتِ‮ ‬چینی‮ (‬کار می‌کند‮). ‮<‬ کار کردن > ‮۱۲. ‬هفتهٔ‮ ‬دیگر کلاس زودتر‮ (———————————). ‬ ‮< ‬تعطیل ؎دن‮ > ‮۲۲. ‬چرا تو دی؎ؚ این قدر دیر ØšÙ‡ خانه‮ (———————————)‬؟ ‮< ‬ؚرگ؎تن‮ > ‮۳۲. ‬ؚهتر ؚود اوّل از من‮ (———————————). ‬ ‮< ‬ٟرسیدن‮ > ‮ێ۲. ‬اوّل ØšÙ‡ عکاسی می‌روم ؚعد نان‮ (———————————). ‬ ‮< ‬خریدن‮ > ‮۵۲. ‬نؚاید هیچ‌کس در ؚیمارستان‮ (———————————). ‬ ‮< ‬سیگار ک؎یدن‮ > ‮۶۲. ‬؎اید ما تا ساعتِ‮ ‬سه ØšÙ‡ آنجا‮ (———————————). ‬ ‮< ‬رسیدن‮ > ‮۷۲. ‬اوّل از گل فرو؎ی گل ؚخر‮. ‬ؚعد ØšÙ‡ ؚیمارستان‮ (———————————). ‬ ‮ < ‬رفتن‮ > ‮۞۲. ‬من دی؎ؚ همهٔ ‬لؚاسها را‮ (———————————). ‬ ‮< ‬؎ستن‮ > ‮۹۲. ‬من فردا آقایِ‮ ‬دکتر ؎ایان نوروزی را در ؚیمارستان‮ (———————————). ‬ ‮ < ‬دیدن‮ > ‮۰۳. ‬مهمانها تا نیم ساعتِ‮ ‬دیگر می‌رسند‮. ‬تو ؚهتر است لؚاست را‮ (———————————). ‬ ‮ < ‬عوض کردن‮ > * ‬فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ‮ ‬مناسؚ عوض کنید و داخلِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید. ‮ مثال‮: ‬چون آن نانوایی همی؎ه ؎لوغ است من هیچ وقت از آنجا نان‮ (‬نمی‌خرم‮). ‬ ‮< خریدن‮ > ‮۱۳. ‬؎نؚه من در ؎رکت خیلی کار دارم‮. ‬؎اید ؎نؚه ØŽØš دیر‮ (———————————). ‬ ‮< ‬ؚرگ؎تن‮ > ‮۲۳. ‬من روزِ‮ ‬دو؎نؚه کلاس‮ (———————————). ‬؎اید خانمِ‮ مینایی را در دان؎گاه ؚؚینم‮. ‬ ‮<‬‭ ‬دا؎تن‮ > ‮۳۳. ‬چون امروز ما؎ینم‮ (———————————) ‬ٟیاده تا ؎رکت آمدم‮. ‬ ‮< ‬خراؚ ؎دن‮ > ‮ێ۳. ‬چون درسِ‮ ‬هفتهٔ ‬ٟی؎ خیلی Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚود من خوؚ‮ (———————————). ‬ ‮<‬‭ ‬متوجّه ؎دن‮ >‮ ‮۵۳. ‬چون قیمتهایِ‮ ‬آن مغازه خیلی گران ؚود ما هیچ چیز از آنجا‮ ‬(———————————). ‬ ‮< ‬خریدن‮ > * جلویِ‮ ‬جملهٔ‮ ‬درست یک دایره ؚک؎ید‮. مثال‮:× ‬این کتاؚِ‮ ‬مال من است‮. / ○این کتاؚ مالِ‮ ‬من است‮. ‮۶۳. ‬خانهٔ‮‮ ‬ما ØšÙ‡ اینجا نزدیکِ‮ ‬است. / خانهٔ‮‮ ‬ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است‮. ‮۷۳. ‬من همی؎ه اینجا را می‌ن؎ینم‮. / من همی؎ه اینجا می‌ن؎ینم‮. ‮۞۳. ‬دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم‮. / دیروز خانمِ لیلا را در خیاؚان دیدم‮. ‮۹۳. ‬من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم‮. / من و دوستِ‮ ‬من دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم‮. ‮۰ێ. ‬این خیاؚان خیلی خیاؚانِ‮ ‬؎لوغ‮ ‬است‮. / این خیاؚان خیلی خیاؚانِ‮ ‬؎لوغی است. * ؚرایِ‮ ‬داخلِ‮ ‬ٟرانتز یک اصطلاحِ‮ ‬مناسؚ انتخاؚ کنید‮. ‬ؚا؎د، ‮ ‬چ؎م - ‬چاره‌ای نیست - ‬مؚارک ؚا؎د - خو؎ گذ؎ت - نو؎ِ‮ ‬جان - دستِ‮ ‬؎ما درد نکند - ان؎االلّه - خو؎وقتم - ‬موفقّ‮ ‬ؚا؎ید - ‬ناقاؚل است ‮۱ێ. ‬لطفاً‮ ‬این حرف را ØšÙ‡ کسی نگو‮. ‮-(———————————)‬، ‬نمی‌گویم. ‮۲ێ. ‬از فردا من ؚرایِ‮ ‬کار ؚاید ØšÙ‡ خارج ؚروم‮. ‬کارم در آنجا ده روز طول می‌ک؎د‮. ‮- (———————————). ‮۳ێ. ‬این لؚاس را تازه خریدم‮. ‮- ‬خیلی Ù‚ØŽÙ†Ú¯ است‮. (———————————). ‮ێێ. (———————————) ‬هفتهٔ‮‮ ‬دیگر روزِ‮ ‬؎نؚه ØšÙ‡ ایران ؚرمی گردم‮. ‮۵ێ. ‬هفتهٔ‮‮ ‬ٟی؎ ؚا خانمم و ؚچّه‌ها ØšÙ‡ تهران رفتیم‮. ‬خیلی‮ (———————————). ‮۶ێ. ‬این گل‮ (———————————)‬، ‬ؚفرما؊ید‮. ‮- ‬مت؎کّرم‮. ‬چه دسته گلِ‮ ‬ق؎نگی است‮. ‮۷ێ. ‬غذایِ‮ ‬؎ما خیلی خو؎مزه ؚود‮. (———————————). ‮۞ێ. ‬چون ؎یرینیِ‮ ‬؎ما خیلی خو؎مزه ؚود، ‬من خیلی خوردم‮. ‬ ‮- (———————————). ‬ ‮۹ێ. ‬من فر؎ته مینایی هستم‮. ‮- (———————————). ‮۰۵. ‬ما؎ینم خراؚ است‮. ‮(———————————)‬، ‮ ‬ام؎ؚ ؚاید ؚا تاکسی ØšÙ‡ مهمانی ؚرویم‮. == ٟاسخ ٟرس؎‌ها == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (در) Ûµ. (ؚا) Û¶. (ØšÙ‡) Û·. (از) Ûž. (ؚا) Û¹. (ØšÙ‡) Û±Û°. (از) تمرین Û² - س؀ال Û±Û±. (ساعتِ چند) Û±Û². (چکار)Û±Û³. (چه) Û±ÛŽ. (چند ساعت) Û±Ûµ. (کجا) Û±Û¶. (کدام) Û±Û·. (چطور) Û±Ûž. (چرا) Û±Û¹. (چند) Û²Û°. (چه روزی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (تعطیل می‌؎ود) Û²Û². (ؚر گ؎تی) Û²Û³. (می‌ٟرسیدی) Û²ÛŽ. (می‌خرم) Û²Ûµ. (سیگار ؚک؎د) Û²Û¶. (ؚرسیم) Û²Û·. (ؚرو) Û²Ûž. (؎ستم) Û²Û¹. (دیدم) Û³Û°. (عوض کنی) تمرین Û³ - س؀ال Û³Û±. (ؚر می‌گردم) Û³Û². (دارم) Û³Û³. (خراؚ ؎د) Û³ÛŽ. (متوجّه ن؎دم) Û³Ûµ. (نخریدیم) تمرین Ûµ - س؀ال Û³Û¶. (خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است) Û³Û·. (من همی؎ه اینجا می‌ن؎ینم) Û³Ûž. (دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم) Û³Û¹. (من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم) ÛŽÛ°. (این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغی است) تمرین Û¶ - س؀ال ÛŽÛ±. (ؚا؎د) ÛŽÛ². (موفقّ ؚا؎ید) ÛŽÛ³. (مؚارک ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (ان؎االلّه) ÛŽÛµ. (خو؎ گذ؎ت) ÛŽÛ¶. (قاؚلِ ؎ما را ندارد) ÛŽÛ·. (دستِ ؎ما درد نکند) ÛŽÛž. (نو؎ جان) ÛŽÛ¹. (خو؎وقتم) ÛµÛ°. (چاره‌ای نیست) [[カテゎリ:ペルシア語]] ‬
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2015-10-25T10:46:48Z
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21,049
ペルシア語/テスト 1521課
Under construction تستِ زؚانِ فارسی (Û²Û±-Û±) ØšÙ‡ - ؚا - از مثال: دیروز نتوانستم (ؚا) معلّمم صحؚت ؚکنم. Û±. من میخواهم (———————————) خانوادهٔ ؎ما آ؎نا ؎وم. Û². لطفاً (———————————) من تعارف نکن. Û³. ؚرو و (———————————) مادرت کمک کن. ÛŽ. من (———————————) زندگی در این ؎هر خسته ؎دهام. Ûµ. دخترم هیچ وقت (———————————) حرفهایِ من گو؎ نمیدهد. Û±. چقدر Û². کدامیک Û³. چند ÛŽ. چطور Ûµ. چندمِ مثال: امروز (چندمِ) ماه است؟ Û¶. ؎ما (———————————) روز در ایران ؚودید؟ Û·. (———————————) از کلمه هایِ زیر درست است؟ Ûž. ماهی (———————————) ٟول ؚرایِ دخترت میفرستی؟ Û¹. فردا من (———————————) ØšÙ‡ اصفهان ؚروم؟ Û±Û°. از (———————————) ماه کلاس ؎روع می؎ود؟ مثال: من میخواهم رانندگی (یاد ؚگیرم). < یاد گرفتن > Û±Û±. او نمیتواند (———————————). < تصمیم گرفتن > Û±Û². خیلی خسته ؎دیم. ؚهتر است کمی (———————————). < استراحت کردن > Û±Û³. دخترم دارد رانندگی (———————————). < یاد گرفتن > Û±ÛŽ. وقتی من تلفن کردم او در حمّام (———————————). < ؚودن > Û±Ûµ. وقتی من تلفن کردم او ØšÙ‡ سرِ کار؎ (———————————). < رفتن > Û±Û¶. این نامه را استادم (———————————). < نو؎تن > Û±Û·. میخواهم همه را ØšÙ‡ خانه مان (———————————). < دعوت کردن > Û±Ûž. ؚرایِ ؎ما هم چای (———————————)؟ < ریختن > Û±Û¹. دخترم الان ٟهلویِ من (———————————). < ن؎ستن > Û²Û°. او ؚارها این حرفها را (———————————). < تکرار کردن > مثال: دوستم هنوز (ازدواج نکرده است). < ازدواج کردن > Û²Û±. چرا تُو هنوز در دان؎گاه (———————————)؟ <ثؚت نام کردن > Û²Û². من تا حالا فیلم ØšÙ‡ این ؚامزگی (———————————). < دیدن > Û²Û³. ؚرادرم از ماه گذ؎ته ØšÙ‡ مأموریت رفته و هنوز (———————————). < ؚرگ؎تن > Û²ÛŽ. وقتی ØšÙ‡ ایران آمدم من حتّی یک کلمه هم فارسی ؚلد (———————————). < ؚودم > Û²Ûµ. ؚا اینکه صدایِ من را ؎نید ØšÙ‡ من (———————————). < جواؚ دادن > مثال: چه کف؎ِ خوؚی خریدی! / چه کف؎ِ خوؚ خریدی! Û²Û¶. یکی از دوستانم در موزه کار میکند. / یکی از دوستِ من در موزه کار میکند. Û²Û·. من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم. / من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حال ندیده ؚودم. Û²Ûž. من دا؎تم درس میخواندم که خوؚ درسها را یاد گرفتم. / من دا؎تم درس میخواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانهمان آمدند. Û²Û¹. هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری میروی؟ / هوا ØšÙ‡ این گرم، تو کجا داری میروی؟ Û³Û°. تو را ناراحت نکن. / خودت را ناراحت نکن. نگران نؚا؎ - ØšÛŒ زحمت - ØšÙ‡ لطفِ ؎ما - ؎ما زحمت نک؎ید - ا؎کالی ندارد Û±Û³. (———————————) این لؚاس را هم ؚرایِ من ؚ؎و. - ؚا؎د، چ؎م. الان می؎ویم. Û³Û². علی: چرا مادر ؚزرگ هنوز از نانوا؊ی ؚرنگ؎ته است؟ - (———————————). این ساعت نانوا؊ی خیلی ؎لوغ است. Û³Û³. حالتان امروز ؚهتر است؟ - (———————————) امروز خیلی ؚهترم. Û³ÛŽ. من جز این لؚاسِ سیاه ندارم. - (———————————). همین را ؚٟو؎. Û³Ûµ. من ؎ما را تا ایستگاهِ اتوؚوس میرسانم. - (———————————). من خودم ٟیاده میتوانم تا ایستگاه ؚروم. مثال: او زیاد دروغ میگوید. نؚاید ØšÙ‡ او (اعتماد کرد). < اعتماد کردن > Û³Û¶. ؚاید ؚادقّت این کار را (———————————). < انجام دادن > Û³Û·. ؚاید خیلی (———————————). < موا؞ؚ ؚودن > Û³Ûž. او الان در مأموریت است. نمی؎ود ØšÙ‡ وسیلهٔ نامه یا تلفن ؚا او (———————————). < تماس گرفتن > Û³Û¹. می؎ود از تویِ ساختمان (———————————). < عکس گرفتن > ÛŽÛ°. این ؎هر مدرسه کم دارد. ؚاید ؚرایِ این ؎هر مدرسه (———————————). < ساختن > مثال: ؚرادرم یک ساختمان جلویِ ایستگاهِ اتوؚوس ساخته است. یک ساختمان جلویِ ایستگاهِ اتوؚوس (○ساخته ؎ده است - ×ساخته ؎د). ÛŽÛ±. این قسمت را قؚلاً خواندهایم. این قسمت قؚلاً (خوانده ؎د - خوانده ؎ده است). ÛŽÛ². ما جواؚِ ؎ما را ØšÙ‡ وسیلهٔ نامه میفرستیم. جواؚِ ؎ما ØšÙ‡ وسیلهٔ نامه (فرستاده می؎ود - فرستاده می؎د). ÛŽÛ³. دیروز من کتاؚم را ٟیدا کردم. دیروز کتاؚم (ٟیدا ؎ده ؚود - ٟیدا ؎د). ÛŽÛŽ. در ؎یراز دولت یک دان؎گاهِ تازه میسازد. در ؎یراز یک دان؎گاهِ تازه (ساخته ؚ؎ود - ساخته می؎ود). ÛŽÛµ. همهٔ این ساختمانها را آنها قؚلاً فروختهاند. همهٔ این ساختمانها قؚلاً (فروخته ؎ده است - فروخته ؎ده ؚود). مثال: من نمیتوانم او را ؚؚخ؎م. من نمیتوانم (ؚؚخ؎م؎). ÛŽÛ¶. ؚؚخ؎ید. ؎ما را ناراحت کردم. ؚؚخ؎ید. (———————————) کردم. ÛŽÛ·. قؚلاً هم این آهنگ را ؎نیده ؚودم. قؚلاً هم ؎نیده (———————————). ÛŽÛž. این را ؚؚر. در آنجا ؚرایِ تو لازم می؎ود. این را ؚؚر. در آنجا (———————————) لازم می؎ود. ÛŽÛ¹. این را ؚفرو؎. (———————————). ÛµÛ°. لطفاً زودتر این را انجام ؚدهید. لطفاً زودتر (———————————) ؚدهید. تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ؚا) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) Ûž. (چقدر) Û¹. (چطور) Û±Û°. (چندم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (تصمیم ؚگیرد) Û±Û². (استراحت ؚکنیم) Û±Û³. (یاد میگیرد) Û±ÛŽ. (ؚود) Û±Ûµ. (سر کار رفته ؚود) Û±Û¶. (نو؎ته است) Û±Û·. (دعوت ؚکنم) Û±Ûž. (ؚریزم) Û±Û¹. (ن؎سته است) Û²Û°. (تکرار کرده است) Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای) Û²Û². (ندیده ؚودم) Û²Û³. (ؚرنگ؎ته است) Û²ÛŽ. (نؚودم) Û²Ûµ. (جواؚ نداد) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (یکی از دوستانم در موزه کار میکند) Û²Û·. (من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم) Û²Ûž. (من دا؎تم درس میخواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانه مان آمدند) Û²Û¹. (هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری میروی؟) Û³Û°. (خودت را ناراحت نکن) تمرین Û¶ - س؀ال. (ØšÛŒ زحمت) Û³Û². (نگران نؚا؎) Û³Û³. (ØšÙ‡ لطفِ ؎ما) Û³ÛŽ. (ا؎کالی ندارد) Û³Ûµ. (؎ما زحمت نک؎ید) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (انجام داد) Û³Û·. (موا؞ؚ ؚود) Û³Ûž. (تماس گرفت) Û³Û¹. (عکس گرفت) ÛŽÛ°. (ساخت) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (خوانده ؎ده است) ÛŽÛ². (فرستاده می؎ود) ÛŽÛ³. (ٟیدا ؎د) ÛŽÛŽ. (ساخته می؎ود) ÛŽÛµ. (فروخته ؎ده است) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ناراحتتان) ÛŽÛ·. (ؚودم؎) ÛŽÛž. (لازمت) ÛŽÛ¹. (ؚفرو؎؎) ÛµÛ°. (انجام؎)
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(———————————) از کلمه هایِ زیر درست است؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "Ûž. ماهی (———————————) ٟول ؚرایِ دخترت میفرستی؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "Û¹. فردا من (———————————) ØšÙ‡ اصفهان ؚروم؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "Û±Û°. از (———————————) ماه کلاس ؎روع می؎ود؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "مثال: من میخواهم رانندگی (یاد ؚگیرم). < یاد گرفتن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "Û±Û±. او نمیتواند (———————————). < تصمیم گرفتن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "Û±Û². خیلی خسته ؎دیم. ؚهتر است کمی (———————————). < استراحت کردن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "Û±Û³. دخترم دارد رانندگی (———————————). < یاد گرفتن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "Û±ÛŽ. وقتی من تلفن کردم او در حمّام (———————————). < ؚودن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "Û±Ûµ. وقتی من تلفن کردم او ØšÙ‡ سرِ کار؎ (———————————). < رفتن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "Û±Û¶. این نامه را استادم (———————————). < نو؎تن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "Û±Û·. میخواهم همه را ØšÙ‡ خانه مان (———————————). < دعوت کردن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "Û±Ûž. ؚرایِ ؎ما هم چای (———————————)؟ < ریختن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "Û±Û¹. دخترم الان ٟهلویِ من (———————————). < ن؎ستن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "Û²Û°. او ؚارها این حرفها را (———————————). < تکرار کردن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "مثال: دوستم هنوز (ازدواج نکرده است). < ازدواج کردن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "Û²Û±. چرا تُو هنوز در دان؎گاه (———————————)؟ <ثؚت نام کردن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "Û²Û². من تا حالا فیلم ØšÙ‡ این ؚامزگی (———————————). < دیدن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "Û²Û³. ؚرادرم از ماه گذ؎ته ØšÙ‡ مأموریت رفته و هنوز (———————————). < ؚرگ؎تن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "Û²ÛŽ. وقتی ØšÙ‡ ایران آمدم من حتّی یک کلمه هم فارسی ؚلد (———————————). < ؚودم >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "Û²Ûµ. ؚا اینکه صدایِ من را ؎نید ØšÙ‡ من (———————————). < جواؚ دادن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "مثال: چه کف؎ِ خوؚی خریدی! / چه کف؎ِ خوؚ خریدی!", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "Û²Û¶. یکی از دوستانم در موزه کار میکند. / یکی از دوستِ من در موزه کار میکند.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "Û²Û·. من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم. / من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حال ندیده ؚودم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "Û²Ûž. من دا؎تم درس میخواندم که خوؚ درسها را یاد گرفتم. / من دا؎تم درس میخواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانهمان آمدند.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "Û²Û¹. هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری میروی؟ / هوا ØšÙ‡ این گرم، تو کجا داری میروی؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "Û³Û°. تو را ناراحت نکن. / خودت را ناراحت نکن.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "نگران نؚا؎ - ØšÛŒ زحمت - ØšÙ‡ لطفِ ؎ما - ؎ما زحمت نک؎ید - ا؎کالی ندارد", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "Û±Û³. (———————————) این لؚاس را هم ؚرایِ من ؚ؎و.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "- ؚا؎د، چ؎م. الان می؎ویم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "Û³Û². علی: چرا مادر ؚزرگ هنوز از نانوا؊ی ؚرنگ؎ته است؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "- (———————————). این ساعت نانوا؊ی خیلی ؎لوغ است.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "Û³Û³. حالتان امروز ؚهتر است؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "- (———————————) امروز خیلی ؚهترم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "Û³ÛŽ. من جز این لؚاسِ سیاه ندارم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "- (———————————). همین را ؚٟو؎.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "Û³Ûµ. من ؎ما را تا ایستگاهِ اتوؚوس میرسانم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "- (———————————). من خودم ٟیاده میتوانم تا ایستگاه ؚروم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "مثال: او زیاد دروغ میگوید. نؚاید ØšÙ‡ او (اعتماد کرد). < اعتماد کردن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "Û³Û¶. ؚاید ؚادقّت این کار را (———————————). < انجام دادن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "Û³Û·. ؚاید خیلی (———————————). < موا؞ؚ ؚودن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "Û³Ûž. او الان در مأموریت است. نمی؎ود ØšÙ‡ وسیلهٔ نامه یا تلفن ؚا او (———————————). < تماس گرفتن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "Û³Û¹. می؎ود از تویِ ساختمان (———————————). < عکس گرفتن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ÛŽÛ°. این ؎هر مدرسه کم دارد. ؚاید ؚرایِ این ؎هر مدرسه (———————————). < ساختن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "مثال: ؚرادرم یک ساختمان جلویِ ایستگاهِ اتوؚوس ساخته است.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "یک ساختمان جلویِ ایستگاهِ اتوؚوس (○ساخته ؎ده است - ×ساخته ؎د).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "ÛŽÛ±. این قسمت را قؚلاً خواندهایم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "این قسمت قؚلاً (خوانده ؎د - خوانده ؎ده است).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "ÛŽÛ². ما جواؚِ ؎ما را ØšÙ‡ وسیلهٔ نامه میفرستیم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "جواؚِ ؎ما ØšÙ‡ وسیلهٔ نامه (فرستاده می؎ود - فرستاده می؎د).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "ÛŽÛ³. دیروز من کتاؚم را ٟیدا کردم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "دیروز کتاؚم (ٟیدا ؎ده ؚود - ٟیدا ؎د).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "ÛŽÛŽ. در ؎یراز دولت یک دان؎گاهِ تازه میسازد.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "در ؎یراز یک دان؎گاهِ تازه (ساخته ؚ؎ود - ساخته می؎ود).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ÛŽÛµ. همهٔ این ساختمانها را آنها قؚلاً فروختهاند.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "همهٔ این ساختمانها قؚلاً (فروخته ؎ده است - فروخته ؎ده ؚود).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "مثال: من نمیتوانم او را ؚؚخ؎م.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "من نمیتوانم (ؚؚخ؎م؎).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "ÛŽÛ¶. ؚؚخ؎ید. ؎ما را ناراحت کردم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "ؚؚخ؎ید. (———————————) کردم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "ÛŽÛ·. قؚلاً هم این آهنگ را ؎نیده ؚودم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "قؚلاً هم ؎نیده (———————————).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "ÛŽÛž. این را ؚؚر. در آنجا ؚرایِ تو لازم می؎ود.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "این را ؚؚر. در آنجا (———————————) لازم می؎ود.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "ÛŽÛ¹. این را ؚفرو؎.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "(———————————).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "ÛµÛ°. لطفاً زودتر این را انجام ؚدهید.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "لطفاً زودتر (———————————) ؚدهید.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ؚا) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (چند) Û·. (کدامیک)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) Ûž. (چقدر) Û¹. (چطور) Û±Û°. (چندم)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (تصمیم ؚگیرد) Û±Û². (استراحت ؚکنیم) Û±Û³. (یاد میگیرد) Û±ÛŽ. (ؚود) Û±Ûµ. (سر کار رفته ؚود) Û±Û¶. (نو؎ته است) Û±Û·. (دعوت ؚکنم) Û±Ûž. (ؚریزم) Û±Û¹. (ن؎سته است) Û²Û°. (تکرار کرده است) Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای) Û²Û². (ندیده ؚودم) Û²Û³. (ؚرنگ؎ته است) Û²ÛŽ. (نؚودم) Û²Ûµ. (جواؚ نداد)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (یکی از دوستانم در موزه کار میکند) Û²Û·. (من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم) Û²Ûž. (من دا؎تم درس میخواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانه مان آمدند) Û²Û¹. (هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری میروی؟) Û³Û°. (خودت را ناراحت نکن)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال. (ØšÛŒ زحمت) Û³Û². (نگران نؚا؎) Û³Û³. (ØšÙ‡ لطفِ ؎ما) Û³ÛŽ. (ا؎کالی ندارد) Û³Ûµ. (؎ما زحمت نک؎ید)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (انجام داد) Û³Û·. (موا؞ؚ ؚود) Û³Ûž. (تماس گرفت) Û³Û¹. (عکس گرفت) ÛŽÛ°. (ساخت)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (خوانده ؎ده است) ÛŽÛ². (فرستاده می؎ود) ÛŽÛ³. (ٟیدا ؎د) ÛŽÛŽ. (ساخته می؎ود) ÛŽÛµ. (فروخته ؎ده است)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ناراحتتان) ÛŽÛ·. (ؚودم؎) ÛŽÛž. (لازمت) ÛŽÛ¹. (ؚفرو؎؎) ÛµÛ°. (انجام؎)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" } ]
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Under construction {| id="toc" style="align:left;clear:all;" align="left" cellpadding="5" ! style="background:#ccccff; text-align:left;" | ペルシア語 |- | style="text-align:left; font-size: 1em;"| [[ペルシア語/第21課|第21課]] | [[ペルシア語/テスト 課|テスト 課]] | [[ペルシア語/第22課|第22課]]| |} <br style="clear:both;" /> __notoc__ </div> <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="ÛŽ">''' تستِ‮ ‬زؚانِ‮ ‬فارسی (۲۱‮-‬۱) '''</font></span> </div> ‬<div class="mw-content-rtl" lang="fa" dir="ltr"> * ؚرایِ‮ ‬داخلِ‮ ‬ٟرانتز یک حرفِ‮ ‬اضافهٔ‮ ‬مناسؚ انتخاؚ کنید‮. ‮‬ؚه - ‬ؚا - از مثال‮:‬‭ ‬دیروز نتوانستم‮ (‬ؚا‮) ‬معلّمم صحؚت ؚکنم‮. ‮۱. ‬من می‌خواهم‮ (———————————) ‬خانوادهٔ‮ ‬؎ما آ؎نا ؎وم‮. ‮۲. ‬لطفاً‮ (———————————) ‬من تعارف نکن‮. ‮۳. ‬ؚرو و‮ (———————————) ‬مادرت کمک کن‮. ‮ێ. ‬من‮ (———————————) ‬زندگی در این ؎هر خسته ؎ده‌ام‮. ‮۵. ‬دخترم هیچ وقت‮ (———————————) ‬حرفهایِ‮ ‬من گو؎ نمی‌دهد. * ؚرایِ‮ ‬داخلِ‮ ‬ٟرانتز یک کلمهٌ‮ ‬مناسؚ انتخاؚ کنید‮. Û±. چقدر Û². کدامیک ‬۳. چند ÛŽ. چطور ‬۵. چندمِ مثال‮: ‬امروز‮ (‬چندمِ‮) ‬ماه است؟ Û¶. ‬؎ما‮ (———————————) ‬روز در ایران ؚودید؟ ‮۷. (———————————) ‬از کلمه هایِ‮ ‬زیر درست است؟ Ûž. ‬ماهی‮ (———————————) ‬ٟول ؚرایِ‮ ‬دخترت می‌فرستی؟ Û¹. فردا من‮ (———————————) ‬ؚه اصفهان ؚروم؟ Û±Û°. از‮ (———————————) ‬ماه کلاس ؎روع می‌؎ود؟ * ‬ فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ‮ ‬مناسؚ تغییر داده، ‬در داخلِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. مثال‮: من می‌خواهم رانندگی‮ (‬یاد ؚگیرم‮). ‬ ‮< ‬یاد گرفتن‮ > Û±Û±. ‬او نمی‌تواند‮ (———————————). ‬ ‮< ‬تصمیم گرفتن‮ > Û±Û². ‬خیلی خسته ؎دیم‮. ‬ؚهتر است کمی‮ (———————————). ‬ ‮< ‬استراحت کردن‮ > Û±Û³. دخترم دارد رانندگی‮ (———————————). ‬ ‮< ‬یاد گرفتن‮ > Û±ÛŽ. وقتی من تلفن کردم او در حمّام‮ (———————————). ‬ ‮< ‬ؚودن‮ > Û±Ûµ. وقتی من تلفن کردم او ØšÙ‡ سرِ‮ ‬کار؎‮ (———————————). ‬ ‮< ‬رفتن‮ > Û±Û¶. ‬این نامه را استادم‮ (———————————). ‬ ‮< ‬نو؎تن‮ > Û±Û·. می‌خواهم همه را ØšÙ‡ خانه مان‮ (———————————). ‬ ‮< ‬دعوت کردن‮ > Û±Ûž. ‬ؚرایِ‮ ‬؎ما هم چای‮ (———————————)‬؟ ‮< ‬ریختن‮ > Û±Û¹. ‬دخترم الان ٟهلویِ‮ ‬من‮ (———————————). ‬ ‮< ‬ن؎ستن‮ > Û²Û°. ‬او ؚارها این حرفها را‮ (———————————). ‬ ‮< ‬تکرار کردن‮ > * فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ‮ ‬مناسؚ تغییر داده، ‬در داخلِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. مثال: دوستم هنوز‮ (‬ازدواج نکرده است‮). ‬ ‮< ‬ازدواج کردن‮ > Û²Û±. چرا تُو هنوز در دان؎گاه‮ (———————————)‬؟ ‮<‬ثؚت نام کردن‮ > Û²Û². ‬من تا حالا فیلم ØšÙ‡ این ؚامزگی‮ (———————————). ‬ ‮ < ‬دیدن‮ > Û²Û³. ‬ؚرادرم از ماه گذ؎ته ØšÙ‡ مأموریت رفته و هنوز‮ (———————————). ‮< ‬ؚرگ؎تن‮ > Û²ÛŽ. وقتی ØšÙ‡ ایران آمدم من حتّی یک کلمه هم فارسی ؚلد‮ (———————————). ‬ ‮< ‬ؚودم‮ > Û²Ûµ. ‬ؚا اینکه صدایِ‮ ‬من را ؎نید ØšÙ‡ من‮ (———————————). ‬ ‮< ‬جواؚ دادن‮ > * ‬ جلویِ‮ ‬جملهٔ‮ ‬درست یک دایره ؚک؎ید‮. مثال‮:‬‭ ‬چه کف؎ِ‮ ‬خوؚی خریدی‮! / چه کف؎ِ‮ ‬خوؚ خریدی‮! Û²Û¶. یکی از دوستانم در موزه کار می‌کند‮. / یکی از دوستِ‮ ‬من در موزه کار می‌کند‮. Û²Û·. من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم‮. / من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حال ندیده ؚودم‮. Û²Ûž. ‬من دا؎تم درس می‌خواندم که خوؚ درسها را یاد گرفتم‮. / من دا؎تم درس می‌خواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانه‌مان آمدند‮. Û²Û¹. هوا ØšÙ‡ این گرمی، ‮ ‬تو کجا داری می‌روی؟ / هوا ØšÙ‡ این گرم، ‮ ‬تو کجا داری می‌روی؟ Û³Û°. ‬تو را ناراحت نکن‮. / خودت را ناراحت نکن‮. * ؚرایِ‮ ‬داخلِ‮ ‬ٟرانتز یک اصطلاحِ ‬مناسؚ انتخاؚ کنید‮. نگران نؚا؎ - ‬ؚی زحمت‮ ‬ - ‬ؚه لطفِ‮ ‬؎ما - ‬؎ما زحمت نک؎ید - ‬ا؎کالی ندارد ‮۱۳. (———————————) ‬این لؚاس را هم ؚرایِ‮ ‬من ؚ؎و‮. - ‬ؚا؎د، ‮چ؎م‮. ‬الان می‌؎ویم‮. Û³Û². علی‮: ‬چرا مادر ؚزرگ هنوز از نانوا؊ی ؚرنگ؎ته است؟ - (———————————). ‬این ساعت نانوا؊ی خیلی ؎لوغ‮ ‬است‮. Û³Û³. حالتان امروز ؚهتر است؟ ‮- (———————————) ‬امروز خیلی ؚهترم‮. Û³ÛŽ. من جز این لؚاسِ‮ ‬سیاه ندارم‮. ‮- (———————————). ‬همین را ؚٟو؎‮. Û³Ûµ. ‬من ؎ما را تا ایستگاهِ‮ ‬اتوؚوس می‌رسانم‮. ‮- (———————————). ‬من خودم ٟیاده می‌توانم تا ایستگاه ؚروم‮. * ‬ فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ‮ ‬مناسؚ عوض کنید و داخلِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. مثال‮:‬‭ ‬او زیاد دروغ‮ ‬می‌گوید‮. ‬نؚاید ØšÙ‡ او‮ (‬اعتماد کرد‮). ‬ ‮< ‬اعتماد کردن‮ > Û³Û¶. ‬ؚاید ؚادقّت این کار را‮ (———————————). ‬ ‮< ‬انجام دادن‮ > Û³Û·. ‬ؚاید خیلی‮ (———————————). ‬ ‮< ‬موا؞ؚ ؚودن‮ > Û³Ûž. ‬او الان در مأموریت است‮. ‬نمی‌؎ود ØšÙ‡ وسیلهٔ‭ ‬نامه یا تلفن ؚا او‮ ‬(———————————). ‬ ‮< ‬تماس گرفتن‮ > Û³Û¹. ‬می‌؎ود از تویِ‮ ‬ساختمان‮ (———————————). ‬ ‮< ‬عکس گرفتن‮ > ÛŽÛ°. ‬این ؎هر مدرسه کم دارد‮. ‬ؚاید ؚرایِ‮ ‬این ؎هر مدرسه‮ (———————————). ‬ ‮< ‬ساختن‮ > * ‬زمانِ‮ ‬مناسؚِ‮ ‬فعل را انتخاؚ کنید‮. مثال‮:‬‭ ‬ؚرادرم یک ساختمان جلویِ‮ ‬ایستگاهِ‮ ‬اتوؚوس ساخته است‮. یک ساختمان جلویِ‮ ‬ایستگاهِ‮ ‬اتوؚوس‮ (○ساخته ؎ده است‮ - ×ساخته ؎د‮). ÛŽÛ±. ‬این قسمت را قؚلاً‮ ‬خوانده‌ایم‮. این قسمت قؚلاً‮ (‬خوانده ؎د‮ - ‬خوانده ؎ده است‮). ÛŽÛ². ‬ما جواؚِ‮ ‬؎ما را ØšÙ‡ وسیلهٔ ‬نامه می‌فرستیم‮. جواؚِ‮ ‬؎ما ØšÙ‡ وسیلهٔ‮ ‬نامه‮ (‬فرستاده می‌؎ود‮ - ‬فرستاده می‌؎د‮). ÛŽÛ³. دیروز من کتاؚم را ٟیدا کردم‮. دیروز کتاؚم‮ (‬ٟیدا ؎ده ؚود‮ - ‬ٟیدا ؎د‮). ÛŽÛŽ. ‬در ؎یراز دولت یک دان؎گاهِ‮ ‬تازه می‌سازد‮. در ؎یراز یک دان؎گاهِ‮ ‬تازه‮ (‬ساخته ؚ؎ود‮ - ‬ساخته می‌؎ود‮). ÛŽÛµ. همهٔ‮ ‬این ساختمانها را آنها قؚلاً‮ ‬فروخته‌اند‮. همهٔ‮ ‬این ساختمانها قؚلاً‮ (‬فروخته ؎ده است‮ - ‬فروخته ؎ده ؚود‮). * ‬ ضمیر را ØšÙ‡ ؎کلِ‮ ‬متّصل ؚنویسید‮. مثال‮:‬‭ ‬من نمی‌توانم او را ؚؚخ؎م‮. من نمی‌توانم‮ (‬ؚؚخ؎م؎‮). ÛŽÛ¶. ‬ؚؚخ؎ید‮. ‬؎ما را ناراحت کردم‮. ؚؚخ؎ید‮. (———————————) ‬کردم. ÛŽÛ·. ‬قؚلاً‮ ‬هم این آهنگ را ؎نیده ؚودم‮. قؚلاً‮ ‬هم ؎نیده‮ (———————————). ÛŽÛž. ‬این را ؚؚر‮. ‬در آنجا ؚرایِ‮ ‬تو لازم می‌؎ود‮. ‮این را ؚؚر‮. ‬در آنجا‮ (———————————) ‬لازم می‌؎ود‮. ÛŽÛ¹. ‬این را ؚفرو؎‮. ‮(———————————). ÛµÛ°. ‬لطفاً‮ ‬زودتر این را انجام ؚدهید‮. لطفاً‮ ‬زودتر‮ (———————————) ‬ؚدهید‮. == ٟاسخ ٟرس؎‌ها == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ؚا) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) Ûž. (چقدر) Û¹. (چطور) Û±Û°. (چندم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (تصمیم ؚگیرد) Û±Û². (استراحت ؚکنیم) Û±Û³. (یاد می‌گیرد) Û±ÛŽ. (ؚود) Û±Ûµ. (سر کار رفته ؚود) Û±Û¶. (نو؎ته است) Û±Û·. (دعوت ؚکنم) Û±Ûž. (ؚریزم) Û±Û¹. (ن؎سته است) Û²Û°. (تکرار کرده است) Û²Û±. (ثؚت نام نکرده‌ای‮) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ثؚت نام نکرده‌ای) Û²Û². (ندیده ؚودم) Û²Û³. (ؚرنگ؎ته است) Û²ÛŽ. (نؚودم) Û²Ûµ. (جواؚ نداد) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (یکی از دوستانم در موزه کار می‌کند) Û²Û·. (من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم) Û²Ûž. (من دا؎تم درس می‌خواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانه مان آمدند) Û²Û¹. (هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری می‌روی؟) Û³Û°. (خودت را ناراحت نکن) تمرین Û¶ - س؀ال. (ØšÛŒ زحمت) Û³Û². (نگران نؚا؎) Û³Û³. (ØšÙ‡ لطفِ ؎ما) Û³ÛŽ. (ا؎کالی ندارد) Û³Ûµ. (؎ما زحمت نک؎ید) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (انجام داد) Û³Û·. (موا؞ؚ ؚود) Û³Ûž. (تماس گرفت) Û³Û¹. (عکس گرفت) ÛŽÛ°. (ساخت) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (خوانده ؎ده است) ÛŽÛ². (فرستاده می‌؎ود) ÛŽÛ³. (ٟیدا ؎د) ÛŽÛŽ. (ساخته می‌؎ود) ÛŽÛµ. (فروخته ؎ده است) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ناراحتتان) ÛŽÛ·. (ؚودم؎) ÛŽÛž. (لازمت) ÛŽÛ¹. (ؚفرو؎؎) ÛµÛ°. (انجام؎) </div> ‬ [[カテゎリ:ペルシア語]] ‬‬
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2015-10-25T10:40:41Z
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21,050
ペルシア語/テスト 2228課
Under construction تستِ زؚانِ فارسی (Û±-Û²Ûž) ØšÙ‡ - ؚا - از مثال: ؚاید ؚروی و (از) او معذرت ؚخواهی. Û±. من هم (———————————) ن؞رِ ؎ما موافقم. Û². لطفاً امروز ما؎ینت را (———————————) من قرض ؚده. Û³. دستورِ ٟختنِ این ؎یرینی را (———————————) من یاد ؚده. ÛŽ. من (———————————) آن فیلم خیلی خو؎م آمد. Ûµ. (———————————) او خواه؎ کردم که ؚجایِ من ؚا همه تماس ؚگیرد. مثال: (از ؚس) دلم ؚرای؎ سوخت، هر چه ٟول همراهم ؚود، ØšÙ‡ او دادم. از ؚس - ؚاز - مگر - الؚتّه - ØšÙ„Ú©Ù‡ - تا - وگرنه - همینکه - اگر - Ù‚ØšÙ„ از اینکه Û¶. من دلم میخواهد (———————————) تحصیلم را ادامه ؚدهم. Û·. دی؎ؚ (———————————) دلم درد میکرد، نتوانستم ؚخواؚم. Ûž. (———————————) حوصله نداری، من ؚجایِ تو اینکار را انجام میدهم. Û¹. (———————————) حرکت کردیم، ؚاران ؎روع ØšÙ‡ ؚاریدن کرد. Û±Û°. (———————————) تو تگفتی من فردا امتحان دارم، ٟس چرا داری تلویزیون نگاه میکنی؟! Û±Û±. دیروز ØšÙ‡ دیدار؎ رفتم، (———————————) ؚا او درؚارهٔ کارم صحؚت ؚکنم. Û±Û². ؚاید تمرین ØšÚ©Ù†ÛŒ (———————————) یاد نمیگیری. Û±Û³. مگر تو خودت ٟول نداری؟ -(———————————) دارم ولی کافی نیست. Û±ÛŽ. (———————————) جواؚ ؚدهی، خوؚ فکر کن. Û±Ûµ. از خواهرت هم ؚٟرس، (———————————) او ؚداند. مثال: اگر حرفِ من را ؚاور نمیکنی، از مادر (————ؚٟرس———). < ٟرسیدن > Û±Û¶. اگر این کتاؚها را لازم نداری، (———————————). < دور انداختن > Û±Û·. اگر آقای حسنی را دیدی، ؚجایِ من از؎ (———————————). < ت؎کّر کردن > Û±Ûž. اگر ؎ما از این هتل خو؎تان نمیآید، ما ØšÙ‡ یک هتل دیگر (———————————). < رفتن > Û±Û¹. اگر خواؚت میآید، تو ؚرو (———————————). < خواؚیدن > Û²Û°. اگر سرما خوردهای، امروز ØšÙ‡ ؎رکت (———————————). < رفتن > مثال: کا؎ نامه را من دیروز ؚا ٟستِ سفار؎ی (—————فرستاده ؚودم——————). < فرستادن > Û²Û±. کا؎ دیروز از آنها در ؚازی (———————————). < ُؚردن > Û²Û². کا؎ ؚرایِ من تو دیروز (———————————). < ٟیغام گذا؎تن > Û²Û³. کا؎ تو زودتر ØšÙ‡ من (———————————). < خؚر دادن > Û²ÛŽ. کا؎ دان؎گاه ؚا تقاضایِ من (———————————). < موافقت کردن > Û²Ûµ. کا؎ تو دَرسَت را (———————————). < ادامه دادن > مثال: او گفت: من ؚرایِ آن کار تقاضا دادم. او گفت که ؚرایِ آن کار (—— تقاضا داده است ——). Û²Û¶. خواهرم گفت: ٟولِ کتاؚها را حساؚ کردم. خواهرم گفت که ٟولِ کتاؚها را (———————————). Û²Û·. رضا گفت: امروز چون سرما خوردم ØšÙ‡ دان؎گاه نرفتم. رضا گفت که امروز چون سرما خورده است ØšÙ‡ دان؎گاه (———————————). Û²Ûž. همکارم گفت: کولرِ اتاق را خامو؎ کردم. همکارم گفت که کولرِ اتاق را (———————————). Û²Û¹. همکلاسم گفت: امتحان خیلی سخت ؚود. همکلاسم گفت که امتحان خیلی سخت (———————————). Û³Û°. خانمِ هَریس گفت ؚرای یاد گرفتن زؚان فارسی ØšÙ‡ ایران آمدم. خانم هَریس گفت که ؚرای یاد گرفتن زؚان فارسی ØšÙ‡ ایران (———————————). مثال: او گفت ساعت ٟنج ؚرمی گردم. الان ساعت ØŽØŽ است ؚاید تا حالا (———ؚرگ؎ته ؚا؎د———). Û³Û±. او گفت که رانندگی ؚلد نیست فکر نمیکنم ما؎ین (———————————). < دا؎تن > Û³Û². دو روز ٟی؎ علی گفت که حالم خوؚ ؎ده است. ؚاید تا حالا از ؚیمارستان(———————————). < مرخص ؎دن > Û³Û³. همکارم گفت که امروز ؚاید نامهها را ٟست ؚکنم. الان فکر میکنم که ØšÙ‡ ٟستخانه(———————————). < رفتن > Û³ÛŽ. ؚی؎ترِ مردم این داستان را ؎نیدهاند. فکر میکنم که او هم(———————————). < ؎نیدن > Û³Ûµ. فکر میکنم تا حالا ؚستهٔ ما ØšÙ‡ دستِ او (———————————). < رسیدن > مثال: ○ؚاید ؚا عجله ؚرویم وگرنه ما ØšÙ‡ قطار نمیرسیم. / × ؚاید ؚا عجله ؚرویم وگرنه ما ØšÙ‡ قطار میرسیم. Û³Û¶. فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دیم، حرکت کنیم. / فردا همینکه از خواؚ ؚیدار خواهیم ؎د، حرکت کنیم. Û³Û·. آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخوردهام. / آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نمیخواهم ؚخورم. Û³Ûž. والله کارِ ؎ما هم درست ؚ؎ود. / ان؎اءلله کار ؎ما درست ؚ؎ود. Û³Û¹. لطفاً ؚعد از ؎نیدنِ صدایِ زنگ، ٟیغامِ خود را ؚگذارید. / لطفاَ ؚعد از اینکه صدایِ زنگ را ؚ؎نوید، ٟیغامِ خود را ؚگذارید. ÛŽÛ°. من همی؎ه ØšÙ‡ علاقه درس میخوانم. / من همی؎ه ؚا علاقه درس میخوانم. هر طور که راحتید - مهمانِ من ؚا؎ید - گو؎ی خدمتتان - ؚا؎د - قرؚانِ ؎ما - ما؎اء الله ÛŽÛ±. ٟول غذایِ امروز چقدر ؎د؟ - قاؚل ندارد. (———————————). ÛŽÛ². (———————————) دخترتان چقدر ؚزرگ ؎ده است! ÛŽÛ³. الو، سلام، ؚؚخ؎ید، فریؚا خانم ت؎ریف دارند. - ؚله، (———————————) الان صدای؎ میکنم. ÛŽÛŽ. من ؎ما را تا خانه تان میرسانم. - مت؎کّرم ولی لازم نیست که ؎ما من را ؚرسانید. من میخواهم ٟیاده ØšÙ‡ خانه ؚرمی گردم و کمی ؚگردم. - (———————————). ÛŽÛµ. موا؞ؚِ خودتان ؚا؎ید. - (———————————) خداحاف؞. - خداحاف؞. مثال: ما (————دلمان————) میخواهد تو خو؎ؚخت ؚ؎وی. < دل > ÛŽÛ¶. ؚؚخ؎ید، من (———————————) رفت که دی؎ؚ ØšÙ‡ ؎ما تلفن ؚکنم. < یاد > ÛŽÛ·. اگر تو از این کیف (———————————) آمده، من آن را ØšÙ‡ تو میدهم. < خو؎ > ÛŽÛž. همه (———————————) گرفته ؚود. < خنده > ÛŽÛ¹. چند ماه است که او را ندیدهام. من (———————————) ؚرای؎ خیلی تنگ ؎ده است. < دل > ÛµÛ°. اگر تو (———————————) ؎ده، روی میز ؎یرینی هست. < گرسنه > تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (ؚاز) Û·. (از ؚس) Ûž. (اگر) Û¹. (همینکه) Û±Û°. (مگر) Û±Û±. (تا) Û±Û². (وگرنه) Û±Û³. (الؚتّه) Û±ÛŽ. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه) Û±Ûµ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û¶. (دور ؚیانداز) Û±Û·. (ت؎کّرکن) Û±Ûž. (ؚرویم) Û±Û¹. (ؚخواؚ) Û²Û°. (نرو) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ؚرده ؚودیم) Û²Û². (ٟیغام گذا؎ته ؚودم) Û²Û³. (خؚر داده ؚودی) Û²ÛŽ. (موافقت کرده ؚود) Û²Ûµ. (ادامه داده ؚودی) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (حساؚ کرده است) Û²Û·. (نرفته است) Û²Ûž. (خامو؎ کرده است) Û²Û¹. (ؚوده است) Û³Û°. (آمده است) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (دا؎ته ؚا؎د) Û³Û². (مرخص ؎ده ؚا؎د) Û³Û³. (رفته ؚا؎د) Û³ÛŽ. (؎نیده ؚا؎د) Û³Ûµ. (رسیده ؚا؎د) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دم حرکت کنیم) Û³Û·. (آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخوردهام) Û³Ûž. (ان؎االلّه کار ؎ما هم درست ؚ؎ود) Û³Û¹. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه غذا ؚخوری، دستهایت را ؚ؎وی) ÛŽÛ°. (من همی؎ه ؚا علاقه درس میخوانم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (مهمانِ من ؚا؎ید) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (گو؎ی خدمتتان ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (هر طور که راحتید) ÛŽÛµ. (قرؚانِ ؎ما) تمرین ۹–ێ۶. (یادم) ÛŽÛ·. (خو؎ت) ÛŽÛž. (خنده ؎ان) ÛŽÛ¹. (دلم) ÛµÛ°. (گرسنه ات)
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"title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "Û³Û°. خانمِ هَریس گفت ؚرای یاد گرفتن زؚان فارسی ØšÙ‡ ایران آمدم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "خانم هَریس گفت که ؚرای یاد گرفتن زؚان فارسی ØšÙ‡ ایران (———————————).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "مثال: او گفت ساعت ٟنج ؚرمی گردم. الان ساعت ØŽØŽ است ؚاید تا حالا (———ؚرگ؎ته ؚا؎د———).", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "Û³Û±. او گفت که رانندگی ؚلد نیست فکر نمیکنم ما؎ین (———————————). < دا؎تن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "Û³Û². دو روز ٟی؎ علی گفت که حالم خوؚ ؎ده است. ؚاید تا حالا از ؚیمارستان(———————————). < مرخص ؎دن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "Û³Û³. همکارم گفت که امروز ؚاید نامهها را ٟست ؚکنم. الان فکر میکنم که ØšÙ‡ ٟستخانه(———————————). < رفتن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "Û³ÛŽ. ؚی؎ترِ مردم این داستان را ؎نیدهاند. فکر میکنم که او هم(———————————). < ؎نیدن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "Û³Ûµ. فکر میکنم تا حالا ؚستهٔ ما ØšÙ‡ دستِ او (———————————). < رسیدن >", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "مثال: ○ؚاید ؚا عجله ؚرویم وگرنه ما ØšÙ‡ قطار نمیرسیم. / × ؚاید ؚا عجله ؚرویم وگرنه ما ØšÙ‡ قطار میرسیم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "Û³Û¶. فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دیم، حرکت کنیم. / فردا همینکه از خواؚ ؚیدار خواهیم ؎د، حرکت کنیم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "Û³Û·. آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخوردهام. / آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نمیخواهم ؚخورم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "Û³Ûž. والله کارِ ؎ما هم درست ؚ؎ود. / ان؎اءلله کار ؎ما درست ؚ؎ود.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "Û³Û¹. لطفاً ؚعد از ؎نیدنِ صدایِ 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(رسیده ؚا؎د)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دم حرکت کنیم) Û³Û·. (آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخوردهام) Û³Ûž. (ان؎االلّه کار ؎ما هم درست ؚ؎ود) Û³Û¹. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه غذا ؚخوری، دستهایت را ؚ؎وی) ÛŽÛ°. (من همی؎ه ؚا علاقه درس میخوانم)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (مهمانِ من ؚا؎ید) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (گو؎ی خدمتتان ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (هر طور که راحتید) ÛŽÛµ. (قرؚانِ ؎ما)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "تمرین ۹–ێ۶. (یادم) ÛŽÛ·. (خو؎ت) ÛŽÛž. (خنده ؎ان) ÛŽÛ¹. (دلم) ÛµÛ°. (گرسنه ات)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" } ]
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Under construction {| id="toc" style="align:left;clear:all;" align="left" cellpadding="5" ! style="background:#ccccff; text-align:left;" | ペルシア語 |- | style="text-align:left; font-size: 1em;"| [[ペルシア語/第28課|第28課]] | [[ペルシア語/テスト 2228課|テスト 課]] | [[ペルシア語/第29課|第29課]]| |} <br style="clear:both;" /> __notoc__ </div> <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="ÛŽ">''' تستِ‮ ‬زؚانِ‮ ‬فارسی (۱‮-‬۲۞) '''</font></span> </div> ‬<div class="mw-content-rtl" lang="fa" dir="ltr"> * ؚرایِ داخل ٟرانتز یک حرفِ اضافهٔ مناسؚ انتخاؚ کنید. ØšÙ‡ - ؚا - از مثال: ؚاید ؚروی و (از) او معذرت ؚخواهی. Û±. من هم (———————————) ن؞رِ ؎ما موافقم. Û². لطفاً امروز ما؎ینت را (———————————) من قرض ؚده. Û³. دستورِ ٟختنِ این ؎یرینی را (———————————) من یاد ؚده. ÛŽ. من (———————————) آن فیلم خیلی خو؎م آمد. Ûµ. (———————————) او خواه؎ کردم که ؚجایِ من ؚا همه تماس ؚگیرد. * ؚرای داخلِ ٟرانتز یک کلمهٔ مناسؚ انتخاؚ کنید. مثال: (از ؚس) دلم ؚرای؎ سوخت، هر چه ٟول همراهم ؚود، ØšÙ‡ او دادم. از ؚس - ؚاز - مگر - الؚتّه - ØšÙ„Ú©Ù‡ - تا - وگرنه - همینکه - اگر - Ù‚ØšÙ„ از اینکه Û¶. من دلم می‌خواهد (———————————) تحصیلم را ادامه ؚدهم. Û·. دی؎ؚ (———————————) دلم درد می‌کرد، نتوانستم ؚخواؚم. Ûž. (———————————) حوصله نداری، من ؚجایِ تو اینکار را انجام می‌دهم. Û¹. (———————————) حرکت کردیم، ؚاران ؎روع ØšÙ‡ ؚاریدن کرد. Û±Û°. (———————————) تو تگفتی من فردا امتحان دارم، ٟس چرا داری تلویزیون نگاه می‌کنی؟! Û±Û±. دیروز ØšÙ‡ دیدار؎ رفتم، (———————————) ؚا او درؚارهٔ کارم صحؚت ؚکنم. Û±Û². ؚاید تمرین ØšÚ©Ù†ÛŒ (———————————) یاد نمی‌گیری. Û±Û³. مگر تو خودت ٟول نداری؟ -(———————————) دارم ولی کافی نیست. Û±ÛŽ. (———————————) جواؚ ؚدهی، خوؚ فکر کن. Û±Ûµ. از خواهرت هم ؚٟرس، (———————————) او ؚداند. * فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ مناسؚ تغییر داده در داخلِ ٟرانتز ؚنویسید. مثال: اگر حرفِ من را ؚاور نمی‌کنی، از مادر (————ؚٟرس———). ‮< ‬ٟرسیدن > Û±Û¶. اگر این کتاؚها را لازم نداری، (———————————). ‮< ‬دور انداختن > Û±Û·. اگر آقای حسنی را دیدی، ؚجایِ من از؎ (———————————). ‮< ‬ت؎کّر کردن > Û±Ûž. اگر ؎ما از این هتل خو؎تان نمی‌آید، ما ØšÙ‡ یک هتل دیگر (———————————). ‮< ‬رفتن > Û±Û¹. اگر خواؚت می‌آید، تو ؚرو (———————————). ‮< ‬خواؚیدن > Û²Û°. اگر سرما خورده‌ای، امروز ØšÙ‡ ؎رکت (———————————). ‮< ‬رفتن > * فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ مناسؚ تغییر داده در داخلِ ٟرانتز ؚنویسید. مثال: کا؎ نامه را من دیروز ؚا ٟستِ سفار؎ی (—————فرستاده ؚودم——————). ‮< ‬فرستادن > Û²Û±. کا؎ دیروز از آنها در ؚازی (———————————). ‮< ‬ُؚردن > Û²Û². کا؎ ؚرایِ من تو دیروز (———————————). ‮< ‬ٟیغام گذا؎تن > Û²Û³. کا؎ تو زودتر ØšÙ‡ من (———————————). ‮< ‬خؚر دادن > Û²ÛŽ. کا؎ دان؎گاه ؚا تقاضایِ من (———————————). ‮< ‬موافقت کردن > Û²Ûµ. کا؎ تو دَرسَت را (———————————). ‮< ادامه دادن > * فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ مناسؚ تغییر داده در داخلِ ٟرانتز ؚنویسید. مثال: او گفت: من ؚرایِ آن کار تقاضا دادم. او گفت که ؚرایِ آن کار (—— تقاضا داده است ——). Û²Û¶. خواهرم گفت: ٟولِ کتاؚها را حساؚ کردم. خواهرم گفت که ٟولِ کتاؚها را (———————————). Û²Û·. رضا گفت: امروز چون سرما خوردم ØšÙ‡ دان؎گاه نرفتم. رضا گفت که امروز چون سرما خورده است ØšÙ‡ دان؎گاه (———————————). Û²Ûž. همکارم گفت: کولرِ اتاق را خامو؎ کردم. همکارم گفت که کولرِ اتاق را (———————————). Û²Û¹. همکلاسم گفت: امتحان خیلی سخت ؚود. همکلاسم گفت که امتحان خیلی سخت (———————————). Û³Û°. خانمِ هَریس گفت ؚرای یاد گرفتن زؚان فارسی ØšÙ‡ ایران آمدم. خانم هَریس گفت که ؚرای یاد گرفتن زؚان فارسی ØšÙ‡ ایران (———————————). * فعل را ØšÙ‡ ؎کلِ مناسؚ تغییر داده در داخلِ ٟرانتز ؚنویسید. مثال: او گفت ساعت ٟنج ؚرمی گردم. الان ساعت ØŽØŽ است ؚاید تا حالا (———ؚرگ؎ته ؚا؎د———). Û³Û±. او گفت که رانندگی ؚلد نیست فکر نمی‌کنم ما؎ین (———————————). ‮< ‬دا؎تن > Û³Û². دو روز ٟی؎ علی گفت که حالم خوؚ ؎ده است. ؚاید تا حالا از ؚیمارستان(———————————). ‮< ‬مرخص ؎دن > Û³Û³. همکارم گفت که امروز ؚاید نامه‌ها را ٟست ؚکنم. الان فکر می‌کنم که ØšÙ‡ ٟستخانه(———————————). ‮< ‬رفتن > Û³ÛŽ. ؚی؎ترِ مردم این داستان را ؎نیده‌اند. فکر می‌کنم که او هم(———————————). ‮< ‬؎نیدن > Û³Ûµ. فکر می‌کنم تا حالا ؚستهٔ ما ØšÙ‡ دستِ او (———————————). ‮< ‬رسیدن > * جلویِ جملهٔ درست یک دایره ؚک؎ید. مثال: ○ؚاید ؚا عجله ؚرویم وگرنه ما ØšÙ‡ قطار نمی‌رسیم. / × ؚاید ؚا عجله ؚرویم وگرنه ما ØšÙ‡ قطار می‌رسیم. Û³Û¶. فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دیم، حرکت کنیم. / فردا همینکه از خواؚ ؚیدار خواهیم ؎د، حرکت کنیم. Û³Û·. آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخورده‌ام. / آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نمی‌خواهم ؚخورم. Û³Ûž. والله کارِ ؎ما هم درست ؚ؎ود. / ان؎اءلله کار ؎ما درست ؚ؎ود. Û³Û¹. لطفاً ؚعد از ؎نیدنِ صدایِ زنگ، ٟیغامِ خود را ؚگذارید. / لطفاَ ؚعد از اینکه صدایِ زنگ را ؚ؎نوید، ٟیغامِ خود را ؚگذارید. ÛŽÛ°. من همی؎ه ØšÙ‡ علاقه درس می‌خوانم. / من همی؎ه ؚا علاقه درس می‌خوانم. * ؚرایِ داخلِ ٟرانتز یک اصطلاحِ مناسؚ انتخاؚ کنید. هر طور که راحتید - مهمانِ من ؚا؎ید - گو؎ی خدمتتان - ؚا؎د - قرؚانِ ؎ما - ما؎اء الله ÛŽÛ±. ٟول غذایِ امروز چقدر ؎د؟ - قاؚل ندارد. (———————————). ÛŽÛ². (———————————) دخترتان چقدر ؚزرگ ؎ده است! ÛŽÛ³. الو، سلام، ؚؚخ؎ید، فریؚا خانم ت؎ریف دارند. - ؚله، (———————————) الان صدای؎ می‌کنم. ÛŽÛŽ. من ؎ما را تا خانه تان می‌رسانم. - مت؎کّرم ولی لازم نیست که ؎ما من را ؚرسانید. من می‌خواهم ٟیاده ØšÙ‡ خانه ؚرمی گردم و کمی ؚگردم. - (———————————). ÛŽÛµ. موا؞ؚِ خودتان ؚا؎ید. - (———————————) خداحاف؞. - خداحاف؞. * کلمه را ØšÙ‡ ؎کلِ مناسؚ تغییر داده در داخلِ ٟرانتز ؚنویسید. مثال: ما (————دلمان————) می‌خواهد تو خو؎ؚخت ؚ؎وی. ‮< ‬ دل > ÛŽÛ¶. ؚؚخ؎ید، من (———————————) رفت که دی؎ؚ ØšÙ‡ ؎ما تلفن ؚکنم. ‮< ‬ یاد > ÛŽÛ·. اگر تو از این کیف (———————————) آمده، من آن را ØšÙ‡ تو می‌دهم. ‮< ‬خو؎ > ÛŽÛž. همه (———————————) گرفته ؚود. ‮< ‬خنده > ÛŽÛ¹. چند ماه است که او را ندیده‌ام. من (———————————) ؚرای؎ خیلی تنگ ؎ده است. ‮< ‬ دل > ÛµÛ°. اگر تو (———————————) ؎ده، روی میز ؎یرینی هست. ‮< ‬ گرسنه > == ٟاسخ ٟرس؎‌ها == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (ؚاز) Û·. (از ؚس) Ûž. (اگر) Û¹. (همینکه) Û±Û°. (مگر) Û±Û±. (تا) Û±Û². (وگرنه) Û±Û³. (الؚتّه) Û±ÛŽ. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه) Û±Ûµ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û¶. (دور ؚیانداز) Û±Û·. (ت؎کّرکن) Û±Ûž. (ؚرویم) Û±Û¹. (ؚخواؚ) Û²Û°. (نرو) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ؚرده ؚودیم) Û²Û². (ٟیغام گذا؎ته ؚودم) Û²Û³. (خؚر داده ؚودی) Û²ÛŽ. (موافقت کرده ؚود) Û²Ûµ. (ادامه داده ؚودی) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (حساؚ کرده است) Û²Û·. (نرفته است) Û²Ûž. (خامو؎ کرده است) Û²Û¹. (ؚوده است) Û³Û°. (آمده است) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (دا؎ته ؚا؎د) Û³Û². (مرخص ؎ده ؚا؎د) Û³Û³. (رفته ؚا؎د) Û³ÛŽ. (؎نیده ؚا؎د) Û³Ûµ. (رسیده ؚا؎د) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دم حرکت کنیم) Û³Û·. (آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخورده‌ام) Û³Ûž. (ان؎االلّه کار ؎ما هم درست ؚ؎ود) Û³Û¹. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه غذا ؚخوری، دستهایت را ؚ؎وی) ÛŽÛ°. (من همی؎ه ؚا علاقه درس می‌خوانم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (مهمانِ من ؚا؎ید) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (گو؎ی خدمتتان ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (هر طور که راحتید) ÛŽÛµ. (قرؚانِ ؎ما) تمرین ۹–ێ۶. (یادم) ÛŽÛ·. (خو؎ت) ÛŽÛž. (خنده ؎ان) ÛŽÛ¹. (دلم) ÛµÛ°. (گرسنه ات) </div> ‬ [[カテゎリ:ペルシア語]] ‬
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2015-10-25T10:51:52Z
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ペルシア語/テスト 2932課
Under construction (۱تستِ زؚانِ فارسی (Û³Û²- ؚناؚراین - ؚرایِ اینکه - ØšÙ„Ú©Ù‡ - از ؚس - ؚا وجودیکه Û±. (———————————) هوا سرد ؚود ؚی؎تر از صد نفر در آن مراسم جمع ؎دند. Û². من امروز ØšÙ‡ مهمانی نمیروم (———————————) سرم خیلی درد میکند. Û³. امروز هم خیاؚانها ؎لوغ است هم گرم است (———————————) ؚهتر است ØšÙ‡ سینما نرویم. ÛŽ. نه تنها وضعِ من ؚهتر ن؎ده است (———————————) ؚدتر هم ؎ده است. Ûµ. (———————————) فکر کردم سرم درد گرفته است. Û¶. آن آقا، فردا دوؚاره ØšÙ‡ خانه مان میآید. (———————————) آقاهه، فردا دوؚاره ØšÙ‡ (———————————)(———————————). Û·. ؚِایست تا من هم ؚاتو ؚیایم. (———————————) تا (———————————)(———————————)(———————————). Ûž. هفتهٔ دیگر میخواهم ØšÙ‡ دان؎گاهِ؎ان ؚروم. هفتهٔ (———————————) (———————————) ØšÙ‡ (———————————)(———————————). Û¹. مگر چه ؎ده است؟ (———————————)(———————————) ؎ده؟ Û°Û±. ؚالاخره دیروز امتحانهایم تمام ؎د. (———————————) دیروز (———————————)(———————————) ؎د. مثال: من دیروز در خیاؚان او را ندیدم. دیروز در خیاؚان (ندیدم؎). Û±Û±. لطفاً اینجا ؚا؎. در ؚیمارستان تو را لازم دارم. در ؚیمارستان (———————————) دارم. Û²Û±. آن قسمت را ؚا دقّت نو؎تم. ؚا دقّت (———————————). Û³Û±. ØšÙ‡ سختی آن را یاد گرفتم. ØšÙ‡ سختی (———————————). ÛŽÛ±. آنها را ØšÙ‡ موقع دیدم. ØšÙ‡ موقع (———————————). ÛµÛ±. این خواننده خیلی معروف است همه او را می؎ناسند. این خواننده خیلی معروف است همه (———————————). Û¶Û±. وسیلههایت را ؚرایِ سفر جمع کن. (———————————) را ؚرایِ سفر جمع کن. Û·Û±. امروز میخواهم ؚروم طرفهایِ ؎مالِ ؎هر ؚگردم. امروز میخواهم ؚروم (———————————) ؎مالِ ؎هر ؚگردم. ÛžÛ±. امروز خؚرها را ؎نیدهای؟ امروز (———————————) را ؎نیدهای؟ Û¹Û±. مس؊ولان ØšÙ‡ ؚیمارستان رفتند. (———————————) ØšÙ‡ ؚیمارستان رفتند. Û°Û². لطفاً ن؞رهایِ خود را درؚارهٔ این موضوع ؚنویسید. لطفاً (———————————) خود را درؚارهٔ این موضوع ؚنویسید. Û±Û². زؚانِ فارسی من ضعیف است. زؚانِ فارسی من (———————————). Û²Û². مادرؚزرگم همی؎ه ØšÙ‡ آسانی هر حرفی را ؚاور میکند. مادرؚزرگم همی؎ه ØšÙ‡ آسونی هر حرفی رو ؚاور(———————————). Û³Û². ؚرادرم ساعت سه ؚرمی گردد. ؚرادرم ساعت سه (———————————). ÛŽÛ². اینجا چه نو؎ته است؟ اینجا چی نو؎ته (———————————)؟ ÛµÛ². ؚرادرم ما؎ین ندارد. ؚرادرم ما؎ین (———————————). Û¶Û². آقایِ دکتر امروز وقت ندارند. آقایِ دکتر امروز وقت (———————————). Û·Û². ؚچّهها ؚا خو؎حالی ØšÙ‡ خانه ؎ان ؚرگ؎تند. ؚچّهها ؚا خو؎حالی ØšÙ‡ خونه ؎ون (———————————). ÛžÛ². همه ؚا علاقه کار میکنند. همه ؚا علاقه کار (———————————). Û¹Û². ؚا عجله دخترم را ØšÙ‡ ؚیمارستان رساندند. ؚا عجله دخترم را ØšÙ‡ ؚیمارستان (———————————). Û°Û³. ؚؚخ؎ید، آقایِ نوروزی در منزل ت؎ریف دارند. ؚؚخ؎ید، آقایِ نوروزی در منزل ت؎ریف (———————————). مثال:استاد سوزوکی ؚاعث ؎د که من این ک؎ور را ؚهتر (ؚ؎ناسم). استاد سوزوکی این ک؎ور را ØšÙ‡ من (؎ناساند). Û±Û³. ؚچّه را مجؚور کردم که (ؚخواؚد). ؚچّه را (———————————). Û²Û³. معلّم مان ما را مجؚور کرد که تا ؚالایِ کوه (ؚدویم). معلّم مان ما را تا ؚالایِ کوه (———————————). Û³Û³. دوستم ؚاعث ؎دکه من خوؚ درسها را ( ؚفهمم). دوستم درسها را خوؚ ØšÙ‡ من (———————————). ÛŽÛ³. ر؊یسم ؚاعث ؎د که همهٔ کارمندان (ؚترسند). ر؊یسم همهٔ کارمندان را (———————————). ÛµÛ³. ما حدودِ سه ساعت ؚا راهنما تویِ ؎هر (گردیدیم). راهنما حدودِ سه ساعت ما را تویِ ؎هر (———————————). Û¶Û³. تقصیر ØšÙ‡ گَردنِ کسی گذا؎تن، یعنی چه؟ . کاری را ØšÙ‡ کسی دادن . کسی را که تقصیر ندارد ، مس؊ول دانستن Û·Û³. دسته گل ØšÙ‡ آؚ دادن، یعنی چه؟ . هدیه فرستادن . ؚاعثِ خراؚ ؎دنِ کاری ؎دن ÛžÛ³. ØšÙ‡ رحمتِ خدا رفتن، یعنی چه؟ . مردن . در راهِ خدا کار کردن Û¹Û³. خود را ؚاختن، یعنی چه؟ . ؚازنده ؎دن . اعتماد ؚنفسِ خود را از دست دادن Û°ÛŽ. کارِ ما ساخته ؎د، یعنی چه؟ . Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد . کارمان درست ؎د چ؎م - متأسفانه - ما؎االلّه - قرؚان ؎ما - ØšÙ‡ خدا Û±ÛŽ. ؎ما خانمِ رضایی را در تهران دیدید؟ نخیر، (———————————) من موفّق ØšÙ‡ دیدارِ ای؎ان ن؎دم. Û²ÛŽ. (———————————)، چه دخترِ دوست دا؎تنی ای دارید. Û³ÛŽ. آقا، لطفاً صورتحساؚِ ما را لطف کنید. (———————————)، الان خدمتِ ؎ما میآورم. ÛŽÛŽ. (———————————) من دروغ نمیگویم. ÛµÛŽ. ؚا من دیگر کاری ندارید. من دیگر ؚاید خداحاف؞ی ؚکنم. (———————————)، خداحاف؞ ؚا - ØšÛŒ - ؚد - نا - خو؎ Û¶ÛŽ. (اجازهٌ) ؎ما من دیگر مرخص می؎وم. Û·ÛŽ. از وقتیکه ؚچّه ا؎ مُرده ØšÙ‡ زندگی (---علاقه) ؎ده است. ÛžÛŽ. من اینجا نمیمانم. اینجا (---راحت) هستم. Û¹ÛŽ. از ؚس این نامه را (---خطّ) نو؎ته، من نمیتوانم ؚخوانم! Û°Ûµ. ØšÙ‡ ؚه، عجؚ غذایِ (---مزهای) است! تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚاوجودیکه) Û². (ؚرایِ اینکه) Û³. (ؚناؚراین) ÛŽ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) Ûµ. (ازؚس) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (اون) (خونه مون)(می یاد)Û·. (وایسا)(منم)(ؚاهات)(ؚیام) Ûž. (دیگه) (می خوام)(دان؎گا؎ون)(ؚرم)Û¹. (مگه)(چی) Û±Û°. (ؚلخره)(امتحانام)(تموم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (لازمت) Û±Û². (ؚنویس؎) Û±Û³. (یاد؎ گرفتم) Û±ÛŽ. (دیدم؎ان) Û±Ûµ. (می ؎ناسند؎) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Û¶. (وسایلت) Û±Û·. (اطرافِ) Û±Ûž. (اخؚار) Û±Û¹. (مجروحین) Û²Û°. (ن؞رات) Û²Û±. (ضعیفه) Û²Û². (می کنه) Û²Û³. (ؚر می گرده) Û²ÛŽ. (-) Û²Ûµ. (نداره) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (ندارن) Û²Û·. (ؚرگ؎تن) Û²Ûž. (کار می کنن) Û²Û¹. (رسوندن) Û³Û°. (دارن) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (خواؚاندم) Û³Û². (میدواند) Û³Û³. (میفهماند) Û³ÛŽ. (ترساند) Û³Ûµ. (گرداند) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (کسی را که تقصیر ندارد، مس؊ول دانستن) Û³Û·. (ؚاعثِ خراؚ ؎دنِ کاری ؎دن) Û³Ûž. (مردن) Û³Û¹. (اعتماد ؚنفسِ خود را از دست دادن) ÛŽÛ°. (Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (متأسفانه) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (چ؎م) ÛŽÛŽ. (ØšÙ‡ خدا) ÛŽÛµ. (قرؚان ؎ما) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ؚا) ÛŽÛ·. (ØšÛŒ) ÛŽÛž. (نا) ÛŽÛ¹. (ؚد) ÛµÛ°. (خو؎)
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Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": ". کارمان درست ؎د", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "چ؎م - متأسفانه - ما؎االلّه - قرؚان ؎ما - ØšÙ‡ خدا", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "Û±ÛŽ. ؎ما خانمِ رضایی را در تهران دیدید؟", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "نخیر، (———————————) من موفّق ØšÙ‡ دیدارِ ای؎ان ن؎دم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "Û²ÛŽ. (———————————)، چه دخترِ دوست دا؎تنی ای دارید.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "Û³ÛŽ. آقا، لطفاً صورتحساؚِ ما را لطف کنید.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "(———————————)، الان خدمتِ ؎ما میآورم.", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "ÛŽÛŽ. 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ØšÙ‡ ؚه، عجؚ غذایِ (---مزهای) است!", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚاوجودیکه) Û². (ؚرایِ اینکه) Û³. (ؚناؚراین) ÛŽ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) Ûµ. (ازؚس)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û¶. (اون) (خونه مون)(می یاد)Û·. (وایسا)(منم)(ؚاهات)(ؚیام) Ûž. (دیگه) (می خوام)(دان؎گا؎ون)(ؚرم)Û¹. (مگه)(چی) Û±Û°. (ؚلخره)(امتحانام)(تموم)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (لازمت) Û±Û². (ؚنویس؎) Û±Û³. (یاد؎ گرفتم) Û±ÛŽ. (دیدم؎ان) Û±Ûµ. (می ؎ناسند؎)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Û¶. (وسایلت) Û±Û·. (اطرافِ) Û±Ûž. (اخؚار) Û±Û¹. (مجروحین) Û²Û°. (ن؞رات) Û²Û±. (ضعیفه) Û²Û². (می کنه) Û²Û³. (ؚر می گرده) Û²ÛŽ. (-) Û²Ûµ. (نداره)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (ندارن) Û²Û·. (ؚرگ؎تن) Û²Ûž. (کار می کنن) Û²Û¹. (رسوندن) Û³Û°. (دارن)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (خواؚاندم) Û³Û². (میدواند) Û³Û³. (میفهماند) Û³ÛŽ. (ترساند) Û³Ûµ. (گرداند)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (کسی را که تقصیر ندارد، مس؊ول دانستن) Û³Û·. (ؚاعثِ خراؚ ؎دنِ کاری ؎دن) Û³Ûž. (مردن) Û³Û¹. (اعتماد ؚنفسِ خود را از دست دادن) ÛŽÛ°. (Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (متأسفانه) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (چ؎م) ÛŽÛŽ. (ØšÙ‡ خدا) ÛŽÛµ. (قرؚان ؎ما)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ؚا) ÛŽÛ·. (ØšÛŒ) ÛŽÛž. (نا) ÛŽÛ¹. (ؚد) ÛµÛ°. (خو؎)", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "", "title": "ٟاسخ ٟرس؎‌ها" } ]
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Under construction {| id="toc" style="align:left;clear:all;" align="left" cellpadding="5" ! style="background:#ccccff; text-align:left;" | ペルシア語 |- | style="text-align:left; font-size: 1em;"| [[ペルシア語/第28課|第28課]] | [[ペルシア語/テスト 2932課|テスト 課]] | [[ペルシア語/質問の答え 132課|質問の答え 132課]] | |} <br style="clear:both;" /> __notoc__ </div> <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="ÛŽ">''' (۱تستِ‮ ‬زؚانِ‮ ‬فارسی (۳۲‮-‬ '''</font></span> </div> ‬<div class="mw-content-rtl" lang="fa" dir="ltr"> * کلمهٔ‮ ‬مناسؚ را تویِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. ‮ؚناؚراین - ‬ؚرایِ‮ ‬اینکه - ‬ؚلکه - ‬از ؚس - ‬ؚا وجودیکه ‮۱. (———————————) ‬هوا سرد ؚود ؚی؎تر از صد نفر در آن مراسم جمع ؎دند‮. Û². من امروز ØšÙ‡ مهمانی نمی‌روم‮ (———————————) ‬سرم خیلی درد می‌کند‮. ۳‮. امروز هم خیاؚانها ؎لوغ‮ ‬است هم گرم است‮ (———————————) ‬ؚهتر است ØšÙ‡ سینما نرویم. ‮ێ‮. ‬نه تنها وضعِ‮ ‬من ؚهتر ن؎ده است‮ (———————————) ‬ؚدتر هم ؎ده است‮. ‬۵‮. (———————————) ‬فکر کردم سرم درد گرفته است‮. * فارسی نو؎تاری را ؚصورتِ‮ ‬فارسیِ‮ ‬گفتاری ؚنویسید‮. ۶‮. آن آقا، ‮ ‬فردا دوؚاره ØšÙ‡ خانه مان می‌آید‮. ‮(———————————) ‬آقاهه، ‮ ‬فردا دوؚاره ؚه‮ (———————————)(———————————). ۷‮. ؚِایست تا من هم ؚاتو ؚیایم‮. ‮(———————————) ‬تا‮ (———————————)(———————————)(———————————). ۞‮. هفتهٔ‮ ‬دیگر می‌خواهم ØšÙ‡ دان؎گاهِ؎ان ؚروم‮. هفتهٔ‮ (———————————) (———————————) ‬ؚه‮ (———————————)(———————————). ۹‮. مگر چه ؎ده است؟ ‮(———————————)(———————————) ‬؎ده؟ ۰۱‮. ‬ؚالاخره دیروز امتحانهایم تمام ؎د‮. ‮(———————————) ‬دیروز‮ (———————————)(———————————) ‬؎د‮. * ‬مانندِ‮ ‬مثال، ‮ ‬کلمهٔ‮ ‬مناسؚ را تویِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. مثال‮: ‬من دیروز در خیاؚان او را ندیدم‮. دیروز در خیاؚان‮ (‬ندیدم؎‮). ‮۱۱. ‬لطفاً‮ ‬اینجا ؚا؎‮. ‬در ؚیمارستان تو را لازم دارم. در ؚیمارستان‮ (———————————) ‬دارم. ‮۲۱. ‬آن قسمت را ؚا دقّت نو؎تم‮. ؚا دقّت‮ (———————————). ‮۳۱. ‬ؚه سختی آن را یاد گرفتم‮. ØšÙ‡ سختی‮ (———————————). ‮ێ۱. ‬آنها را ØšÙ‡ موقع دیدم‮. ØšÙ‡ موقع‮ (———————————). ‮۵۱. ‬این خواننده خیلی معروف است همه او را می‌؎ناسند‮. این خواننده خیلی معروف است همه‮ (———————————). * ‬جمعِ‮ ‬عرؚی کلماتِ‮ ‬زیر را ؚنویسید‮. ‮۶۱. ‬وسیله‌هایت را ؚرایِ‮ ‬سفر جمع کن‮. ‮(———————————) ‬را ؚرایِ‮ ‬سفر جمع کن‮. ‮۷۱. ‬امروز می‌خواهم ؚروم طرفهایِ‮ ‬؎مالِ‮ ‬؎هر ؚگردم‮. امروز می‌خواهم ؚروم‮ (———————————) ‬؎مالِ‮ ‬؎هر ؚگردم‮. ‮۞۱. ‬امروز خؚرها را ؎نیده‌ای؟ امروز‮ (———————————) ‬را ؎نیده‌ای؟ ‮۹۱. ‬مس؊ولان ØšÙ‡ ؚیمارستان رفتند‮. ‮(———————————) ‬ؚه ؚیمارستان رفتند‮. ‮۰۲. ‬لطفاً‮ ‬ن؞رهایِ‮ ‬خود را درؚارهٔ‮ ‬این موضوع ؚنویسید‮. لطفاً‮ (———————————) ‬خود را درؚارهٔ‮ ‬این موضوع ؚنویسید‮. * ‬فارسیِ‮ ‬نو؎تاری را ØšÙ‡ فارسیِ‮ ‬گفتاری تؚدیل کرده، ‬تویِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. ‮۱۲. ‬زؚانِ‮ ‬فارسی من ضعیف است‮. زؚانِ‮ ‬فارسی من‮ (———————————). ‮۲۲. ‬مادرؚزرگم همی؎ه ØšÙ‡ آسانی هر حرفی را ؚاور می‌کند‮. مادرؚزرگم همی؎ه ØšÙ‡ آسونی هر حرفی رو ؚاور‮(———————————). ‮۳۲. ‬ؚرادرم ساعت سه ؚرمی گردد. ؚرادرم ساعت سه‮ (———————————). ‮ێ۲. ‬اینجا چه نو؎ته است؟ اینجا چی نو؎ته‮ (———————————)؟ ‮۵۲. ‬ؚرادرم ما؎ین ندارد‮. ؚرادرم ما؎ین‮ (———————————). * ‬فارسیِ‮ ‬نو؎تاری را ØšÙ‡ فارسیِ‮ ‬گفتاری تؚدیل کرده، ‮ ‬تویِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. ‮۶۲. ‬آقایِ‮ ‬دکتر امروز وقت ندارند‮. آقایِ‮ ‬دکتر امروز وقت‮ (———————————). ‮۷۲. ‬ؚچّه‌ها ؚا خو؎حالی ØšÙ‡ خانه ؎ان ؚرگ؎تند‮. ؚچّه‌ها ؚا خو؎حالی ØšÙ‡ خونه ؎ون‮ (———————————). ‮۞۲. ‬همه ؚا علاقه کار می‌کنند‮. همه ؚا علاقه کار‮ (———————————). ‮۹۲. ‬ؚا عجله دخترم را ØšÙ‡ ؚیمارستان رساندند‮. ؚا عجله دخترم را ØšÙ‡ ؚیمارستان‮ (———————————). ‮۰۳. ‬ؚؚخ؎ید، ‬آقایِ‮ نوروزی ‬در منزل ت؎ریف دارند‮. ‬ ؚؚخ؎ید، ‬آقایِ‮ نوروزی ‬در منزل ت؎ریف‮ (———————————). * مانَندِ‮ ‬مثال، کلمهٔ‮ ‬مناسؚ را تویِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. مثال:استاد سوزوکی‮ ‬ؚاعث ؎د که من این ک؎ور را ؚهتر‮ (‬ؚ؎ناسم‮). استاد سوزوکی این ک؎ور را ØšÙ‡ من‮ (‬؎ناساند‮). ‮۱۳. ‬ؚچّه را مجؚور کردم که‮ (‬ؚخواؚد‮). ؚچّه را‮ (———————————). ‮۲۳. ‬معلّم مان ما را مجؚور کرد که تا ؚالایِ‮ ‬کوه‮ (‬ؚدویم‮). ‬ معلّم مان ما را تا ؚالایِ‮ ‬کوه‮ (———————————). ‮۳۳. ‬دوستم ؚاعث ؎دکه من خوؚ درسها را‮ (‬‭ ‬ؚفهمم‮). دوستم درسها را خوؚ ØšÙ‡ من‮ (———————————). ‮ێ۳. ‬ر؊یسم ؚاعث ؎د که همهٔ ‬کارمندان‮ (‬ؚترسند‮). ر؊یسم همهٔ‭ ‬کارمندان را‮ (———————————). ‮۵۳. ‬ما حدودِ‮ ‬سه ساعت ؚا راهنما تویِ‮ ‬؎هر‮ (‬گردیدیم‮). راهنما حدودِ‮ ‬سه ساعت ما را تویِ‮ ‬؎هر‮ (———————————). * ‬کلماتِ‮ ‬هم‌معنی را ٟیدا کنید‮. ‮۶۳. ‬تقصیر ØšÙ‡ گَردنِ‮ ‬کسی گذا؎تن، ‮ ‬یعنی چه؟ ‮. ‬کاری را ØšÙ‡ کسی دادن ‮. ‬کسی را که تقصیر ندارد‮ ‬، ‮ ‬مس؊ول دانستن ‮۷۳. ‬دسته گل ØšÙ‡ آؚ دادن، ‮ ‬یعنی چه؟ ‮. ‬هدیه فرستادن ‮. ‬ؚاعثِ‮ ‬خراؚ ؎دنِ‮ ‬کاری ؎دن ‮۞۳. ‬ؚه رحمتِ‮ ‬خدا رفتن، ‮ ‬یعنی چه؟ ‮. ‬مردن ‮. ‬در راهِ‮ ‬خدا کار کردن ‮۹۳. ‬خود را ؚاختن، ‮ ‬یعنی چه؟ ‮. ‬ؚازنده ؎دن ‮. ‬اعتماد ؚنفسِ‮ ‬خود را از دست دادن ‮۰ێ. ‬کارِ‮ ‬ما ساخته ؎د، ‬یعنی چه؟ ‮. ‬م؎کل ؚرایمان ؚوجود آمد ‮. ‬کارمان درست ؎د * ‬یک اصطلاحِ‮ ‬مناسؚ انتخاؚ کرده، ‮ ‬در میانِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. ‮‬چ؎م - ‬متأسفانه - ‬ما؎االلّه - ‬قرؚان ؎ما - ‬ؚه خدا ‮۱ێ. ‬؎ما خانمِ‮ ‬رضایی را در تهران دیدید؟ نخیر، ‮ (———————————) ‬من موفّق ØšÙ‡ دیدارِ‮ ‬ای؎ان ن؎دم‮. ‮۲ێ. (———————————)‬، ‬چه دخترِ‮ ‬دوست دا؎تنی ای دارید‮. ‮۳ێ. ‬آقا، ‮ ‬لطفاً‮ ‬صورتحساؚِ‮ ‬ما را لطف کنید‮. (———————————)‬، ‮ ‬الان خدمتِ‮ ‬؎ما می‌آورم‮. ‮ێێ. (———————————) ‬من دروغ‮ ‬نمی‌گویم‮. ‮۵ێ. ‬ؚا من دیگر کاری ندارید‮. ‬من دیگر ؚاید خداحاف؞ی ؚکنم‮. ‮(———————————)‬، ‬خداحاف؞ * ‬کلمهٔ‮ ‬مناسؚ را تویِ‮ ‬ٟرانتز ؚنویسید‮. ‬ؚا - ‬ؚی -‮ ‬ؚد - ‬نا - ‬خو؎ ‮۶ێ. (‬اجازهٌ‮) ‬؎ما من دیگر مرخص می‌؎وم‮. ‮۷ێ. ‬از وقتیکه ؚچّه ا؎ مُرده ØšÙ‡ زندگی‮ (---علاقه‮) ‬؎ده است‮. ‮۞ێ. ‬من اینجا نمی‌مانم‮. ‬اینجا‮ (‬---راحت‮) ‬هستم‮. ‮۹ێ. ‬از ؚس این نامه را‮ (---خطّ‮) ‬نو؎ته، ‬من نمی‌توانم ؚخوانم‮! Û°Ûµ. ‬ؚه ؚه، ‬عجؚ‮ ‬غذایِ‮ (‬---مزه‌ای‮) ‬است‮! == ٟاسخ ٟرس؎‌ها == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚاوجودیکه) Û². (ؚرایِ اینکه) Û³. (ؚناؚراین) ÛŽ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) Ûµ. (ازؚس) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (اون) (خونه مون)(می یاد)Û·. (وایسا)(منم)(ؚاهات)(ؚیام) Ûž. (دیگه) (می خوام)(دان؎گا؎ون)(ؚرم)Û¹. (مگه)(چی) Û±Û°. (ؚلخره)(امتحانام)(تموم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (لازمت) Û±Û². (ؚنویس؎) Û±Û³. (یاد؎ گرفتم) Û±ÛŽ. (دیدم؎ان) Û±Ûµ. (می ؎ناسند؎) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Û¶. (وسایلت) Û±Û·. (اطرافِ) Û±Ûž. (اخؚار) Û±Û¹. (مجروحین) Û²Û°. (ن؞رات) Û²Û±. (ضعیفه) Û²Û². (می کنه) Û²Û³. (ؚر می گرده) Û²ÛŽ. (-) Û²Ûµ. (نداره) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (ندارن) Û²Û·. (ؚرگ؎تن) Û²Ûž. (کار می کنن) Û²Û¹. (رسوندن) Û³Û°. (دارن) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (خواؚاندم) Û³Û². (می‌دواند) Û³Û³. (می‌فهماند) Û³ÛŽ. (ترساند) Û³Ûµ. (گرداند) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (کسی را که تقصیر ندارد، مس؊ول دانستن) Û³Û·. (ؚاعثِ خراؚ ؎دنِ کاری ؎دن) Û³Ûž. (مردن) Û³Û¹. (اعتماد ؚنفسِ خود را از دست دادن) ÛŽÛ°. (Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (متأسفانه) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (چ؎م) ÛŽÛŽ. (ØšÙ‡ خدا) ÛŽÛµ. (قرؚان ؎ما) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ؚا) ÛŽÛ·. (ØšÛŒ) ÛŽÛž. (نا) ÛŽÛ¹. (ؚد) ÛµÛ°. (خو؎) </div> ‬ [[カテゎリ:ペルシア語]] ‬‬
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2015-10-25T10:48:41Z
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ペルシア語/質問の答え 132課
質問の答え 1~32課 تمرین Û± - س؀ال ۵–۱ (من) ـ (هستم) تمرین Û² - س؀ال ۵–۱ (من) ـ (هستم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. لیلا خانم Û². آرَ؎ آقا Û³. هومَن آقا ÛŽ. سارا خانم Ûµ. فر؎ته خانم تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ایرانی)(است) Û². (ژاٟنی)(هستم) Û³. (کارمند)(است) ÛŽ. (راننده)(است) Ûµ. (انگلیسی)(هستم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (سه) Û². (دُو) Û³. (ٟنج) ÛŽ. (چهار) Ûµ. (ØŽØŽ) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (او) Û². (من) Û³. (من) ÛŽ. (آر؎ آقا) Ûµ. (او) تمرین Û· - س؀ال Û±. (او هومَن آقا است) Û². (مینا خانم دان؎جو است) Û³. (من ژاٟنی هستم) ÛŽ. (من یومیکو سوزوکی هستم) Ûµ. (او لیلا ؎ایانی است) تمرین Û± - س؀ال Û±. (هستم) Û². (است) Û³. (هستیم) ÛŽ. (هستند) Ûµ. (است) Û¶. (هستید) تمرین Û² - س؀ال Û±. (من)(معلّم)(هستم) Û². (من)(کارمند)(هستم)Û³. (او)(ژاٟنی)(است) ÛŽ. (آنها)(دان؎جو)(هستند) Ûµ. (من)(راننده)(هستم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (آنها) (ایرانی) (هستند) Û². (ما) (چینی) (هستیم) Û³. (او) (انگلیسی) (است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (استاد) (سوزوکی) (هستند) Û². (دکتر) (نوروزی) (هستند) Û³. (دکتر) (هومن سینایی) (هستند) ÛŽ. (مهندس) (؎ایانی) (هستند) Ûµ. (دکتر) (سوزوکی) (هستند) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (دان؎جو)(هستم) Û². (چینی)(هستند) Û³. (معلّم)(است) ÛŽ. (دان؎جو)(هستیم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سه ؎نؚه) Û². (دو ؎نؚه) Û³. (چهار ؎نؚه) ÛŽ. (ٟنج؎نؚه) Ûµ. (جمعه) Û¶. (؎نؚه) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ما) Û². (ای؎ان) Û³. (؎ما) ÛŽ. (ٟنج؎نؚه) Ûµ. (من) Û¶. (او) تمرین Û± - س؀ال Û±. (نیستم) Û². (نیست) Û³. (نیستند)ÛŽ. (نیستند) Ûµ. (نیستیم) تمرین Û² - س؀ال۱. (من \ ما) (چینی) (هستم \ هستیم) - (ما \ من) (چینی) (نیستم \ نیستیم) Û². (فر؎ته) (خانم) (معلّم) (است) - (فر؎ته) (خانم) (معلّم) (نیست) Û³. (آنها) (ایرانی) (هستند) - (آنها) (ایرانی) (نیستند) ÛŽ. (من) (مینا) (هستم) - (من) (مینا) (نیستم) Ûµ. (من) (کارمند) (هستم) - (من) (کارمند) (نیستم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (آؚ) Û². (نان) Û³. (میوه) ÛŽ. (لؚاس) Ûµ. (ساعت) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. من و سارا در خانه هستیم Û². ما الان در کلاس هستیم Û³. هومن و آر؎ در دان؎گاه هستند ÛŽ. دکتر سینایی در ؎رکت است Ûµ. مهندس تهرانی در هتل است تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کلاس) Û². (دان؎گاه) Û³. (هتل) ÛŽ. (؎رکت) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ØŽØŽ و رؚع) Û². (هفت و نیم) Û³. (نه و یازده دقیقه) ÛŽ. (ه؎ت و ده دقیقه) Ûµ. (یک رؚع ØšÙ‡ ٟنج) تمرین Û± - س؀ال Û±. (دیروز) - (ؚودم) Û². (دیروز) - (ؚود) Û³. (دیروز) - (ؚودند) ÛŽ. (دیروز) - (ؚودیم) Ûµ. (دیروز) - (ؚودند) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ما) - (نؚودیم) Û². (؎ایان) - (نؚود) Û³. (هوا) - (نؚود) ÛŽ. (من) - (نؚودم) Ûµ. (فر؎ته و فریؚا) - (نؚودند) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯) (است) - (Ù‚ØŽÙ†Ú¯) (نیست) Û². (ؚزرگ) (است) - (ؚزرگ) (نیست) Û³. (خو؎مزه) (است) - (خو؎مزه) (نیست) ÛŽ. (سرد) (است) - (سرد) (نیست) Ûµ. (Ù…ØŽÚ©Ù„) (است) - (Ù…ØŽÚ©Ù„) (نیست) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نؚود) Û². (است) Û³. (نؚود) ÛŽ. (نیست) Ûµ. (ؚود) Û¶. (نیست) تمرین Û± - س؀ال Û±. ساعتِ سارا رویِ میز است. Û². لؚاسِ من رویِ صندلی است. Û³. دارویِ ؚچّه اینجاست. ÛŽ. کیفِ تو تویِ کلاس است. Ûµ. ؚچّهٔ خانمِ سینایی تویِ آن اتاق است. Û¶. جایِ من آنجاست. تمرین Û² - س؀ال Û±. (کیفِ آقایِ سینایی) Û². (ساعتِ مریم خانم) Û³. (نانِ هومن آقا) ÛŽ. (لؚاسِ دوستِ مهتاؚ) Ûµ. (میوهٔ ؚچّهٔ خانمِ نوروزی) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ه؎ت) Û². (صد) Û³. (ده) ÛŽ. (دوازده) Ûµ. (نه) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. الو ؚؚخ؎ید، آنجا منزلِ آقایِ هومنِ سینایی است؟ Û². دارویِ تو رویِ میزِ من ؚود. Û³. امروز صؚح کلاسِ زؚانِ فارسی چطور ؚود؟ ÛŽ. جایِ آقایِ سوزوکی کجاست؟ Ûµ. غذایِ رستورانِ دان؎گاهِ آنها خو؎مزه نؚود. Û¶. من روزِ ؎نؚه منزلِ خانمِ مهتاؚِ تهرانی ؚودم. Û·. تویِ کیفِ من ØŽØŽ هزار تومان هست. Ûž. لؚاسِ تُو ؚرایِ دان؎گاه مناسؚ نیست. Û¹. من دان؎جویِ زؚانِ فارسیِ دان؎گاهِ تهران هستم. Û±Û°. آن خانهٔ ؚزرگ مالِ دوستِ من است. Û±Û±. کدام کلمه ؚرایِ تویِ ٟرانتز مناسؚ است؟ تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (چیست) Û². (کجایی) Û³. (کیست) ÛŽ. (چطور) Ûµ. (کجاست) Û¶. (چند) Û·. (کدام) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سرد) Û². (ساعتِ) Û³. (مینا) ÛŽ. (کارمندِ) Ûµ. (خوؚ) Û¶. (خو؎مزه) Û·. (آسان) تمرین Û± - س؀ال Û±. (دوستَم) Û². (ؚچّه اَ؎) Û³. (منزلِ تان) ÛŽ. (ؚچّه اَت) Ûµ. (دارویَت) Û¶. (خانه مان) Û·. (؎رکت؎ان) Ûž. (خواهر و ؚرادرَم) Û¹. (جمله تان) Û±Û°. (ٟدرِتان) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خواهرَم) (است) - Û². (ٟدرَ؎) (است) - Û³ (ٟدرَ؎) (است) - ÛŽ. (من) (هستم) - Ûµ. (ؚرادرَم) (است) تمرین Û² - س؀ال Û±. (؎مالیم) Û². (دولتی) Û³. (کجایی) ÛŽ. (خانوادگی) Ûµ. (چینی) Û¶. (ؚارانی) Û·. (خصوصی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (خانمَم) (؎مال) - Û². (ٟدرِ خانمم) (مَ؎هَد) - Û³. (؎وهرم) (تَؚریز) - ÛŽ. (مادرم) (اصفهان) - Ûµ. (ٟدرَم) (؎یراز) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (تا ساعتِ یازده و ؚیست دقیقه) (هستیم) - Û². (تا ساعتِ ه؎ت و نیم) (هستم) - Û³. (از ده و نیم) (هستند) - ÛŽ. (از ساعتِ چهار و رؚع) (است) - Ûµ. (تا ساعتِ یک رؚع ØšÙ‡ نه) (ؚودند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (اتاقَ؎) Û². (خواهَرَم) Û³. (لؚاسَت) ÛŽ. (معلّمم) Ûµ. (تلفّ؞َت) تمرین Û± - س؀ال Û±. (من) (خو؎حالم) - Û². (آنها) (ؚلدند) - Û³. (مت؎کّرم) - ÛŽ. (سارا و فر؎ته) (دولتند) - Ûµ. (ما) (تعطیلیم) - Û¶. (آنها) (؎رکتند) - Û·. (من) (؎رکتم) - Ûž. (ما) (دان؎گاهیم) - Û¹. (من) (منت؞رم) - Û±Û°. (تو) (مریضی) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خانهایم) - Û². (ت؎نهایم) - Û³. (خستهام) - ÛŽ. (گرسنهاند) - Ûµ. (خانهام) - Û¶. (فارسی ام) - Û·. (ژاٟنی ام) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (دان؎جویند) - Û². (کجایند) - Û³. (مینویی) - ÛŽ. (کجایی) - Ûµ. (اینجاییم) - Û¶. (تویی) Û·. (تنهاست) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (منت؞رِ ٟسرَت) - Û². (منت؞رِ تلفنِ خانمِتان) - Û³. (منت؞رِ مادر ؚزرگِ؎ان) - ÛŽ. (منت؞رِ تلفنِ ؎وهرِتان) - Ûµ. (منت؞رِ ؚچّهٔ ؚرادرم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کمی گرسنهام) - Û². (خیلی خو؎مزه ؚود) - Û³. (کاملاً ؚلد است) - ÛŽ. (تقریؚاً حاضرم) - Ûµ. (کاملاً درست است) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (جالؚ است) (جالؚ نیست) (جالؚ نیست) - Û². (خو؎مزه است) (خو؎مزه نیست) (خو؎مزه نیست) - Û³. (تمیز است) (تمیز نیست) (تمیز نیست) - ÛŽ. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ است) (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ نیست) (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ نیست) - Ûµ. (مناسؚ است) (مناسؚ نیست) (مناسؚ نیست) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تعطیل) - Û². (ؚلد) - Û³. (حاضر) - ÛŽ. (خوؚ) - Ûµ. (منت؞رِ) - Û¶. (مریض) - Û·. (ؚیرون) تمرین Û± - س؀ال Û±. (آنها) Û². (آنها) Û³. (او) ÛŽ. (ما) Ûµ. (من) Û¶. (تو) تمرین Û² - س؀ال Û·. (هستند) Ûž. (هستید) Û¹. (هستم) Û±Û°. (هستی) Û±Û±. (است) Û±Û². (ست) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û³. (ؚلدند) Û±ÛŽ. (اصفهانم) Û±Ûµ. (حاضری) Û±Û¶. (؎رکتید) Û±Û·. (گرسنهایم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Ûž. (دان؎جویِ دان؎گاهِ ؎یراز) Û±Û¹. (؎مارهٔ تلفن) Û²Û°. (چهار) Û²Û±. (آقایِ ماهانی) Û²Û². (ساعتِ ØŽØŽ) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û³. (هتلتان) Û²ÛŽ. (؎رکتم) Û²Ûµ. (اتاق؎) Û²Û¶. (هوای؎) Û²Û·. (دان؎گاهمان) تمرین Û¶ - س؀ال Û²Ûž. (چیست) Û²Û¹. (چند) Û³Û°. (چیست) Û³Û±. (چطور) Û³Û². (کجایی) Û³Û³. (کجا) Û³ÛŽ. (کیست) Û³Ûµ. (چند) Û³Û¶. (چند) Û³Û·. (چطور) Û³Ûž. (کیست) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¹. (در ؎هرِ ؎ما دان؎گاه هست؟) - ÛŽÛ°. (من ژاٟنی هستم) - ÛŽÛ±. (مادر و ٟدرَم در خانهاند) - ÛŽÛ². (من سوزوکی هستم) - ÛŽÛ³. (من کارمندم) - ÛŽÛŽ. (آن کتاؚ قیمت؎ ده هزار تومان ؚود) - ÛŽÛµ. (من کارمندِ دولتم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ¶. (ساعت یازده و رؚع است) - ÛŽÛ·. (ساعت سه و نیم است) -. ÛŽÛž (ساعت ه؎ت و نیم است) - ÛŽÛ¹. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ یک است) - ÛµÛ°. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ ØŽØŽ است) تمرین Û± - س؀ال Û±. (رفتیم) Û².(آمد) Û³. (تلفن کرد) ÛŽ. (رفتند) Ûµ. (خواؚید) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ساعتِ دو آمدیم) Û².(ساعتِ ØŽØŽ و نیم تلفن کردم) Û³. (ساعتِ نه و رؚع رفت) ÛŽ. (از ساعتِ یک رؚع ØšÙ‡ یازده آمدیم) Ûµ. (سرِ ساعتِ تلفن کردم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚا خانمِ سوزوکی رفتم) Û². (ؚا هواٟیما رفتم) Û³. (ؚا مادرم رفتم) ÛŽ. (ؚا ما؎ین؎ رفت) Ûµ. (ؚا دوستم رفتم) Û¶. (ٟیاده رفتیم) Û·. (تنها رفتم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (تلفن نکردی - تلفن نکردم) Û².(نیامدند - نیامدند) Û³. (نخواؚید - نخواؚید) ÛŽ. (نرفتید - نرفتیم) Ûµ. (حمّام نکردی - حمّام نکردم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (میرفتم) Û².(میآمد) Û³. (ؚود) ÛŽ. (میخواؚیدم) Ûµ. (میرفتید) Û¶. (ورز؎ میکردم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نمیرفتم) Û².(نمیآمد) Û³. (نمیآمد) ÛŽ. (تلفن نمیکرد) Ûµ. (نمیرفتم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تلفن کردم) Û².(میرفتیم) Û³. (خواؚیدم) ÛŽ. (آمد) Ûµ. (ؚود) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (منزل او در اصفهان است) Û².(آقای ماهانی کارمند است) Û³. (ؚا ؚرادر؎ ØšÙ‡ خانهٔ آقایِ نوروزی آمد) ÛŽ. (آقای ماهانی اهل تهران است) Ûµ. (روز ٟنج؎نؚه تلفن کرد) Û¶. (روز جمعه آنها ٟیاده ØšÙ‡ ٟارک رفتند) تمرین Û± - س؀ال Û±. ساعت Û². ؎اگردان Û³. روز ÛŽ. دان؎جو Ûµ. مهمانان Û¶. کتاؚ تمرین Û² - س؀ال Û±. (گرمتر) Û². (سرد تر) Û³. (م؎کلتر) ÛŽ. (گرانتر) Ûµ. (تندتر) Û¶. (ؚی؎تر) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (کوچکتر) - (کوچکترین) Û². (سردتر) - (سردترین) Û³. (گرمتر) - (گرمترین) ÛŽ. (ارزانتر) - (ارزانترین) Ûµ. (گرانتر) - (گرانترین) Û¶. (نزدیکتر) - (نزدیکترین) Û·. (دورتر) - (دورترین) Ûž. (م؎کلتر) - (م؎کلترین) Û¹. (ق؎نگتر) - (ق؎نگترین) Û±Û°. (آسانتر) - (آسانترین) Û±Û±. (کمتر) - (کمترین) Û±Û². (ؚی؎تر) - (ؚی؎ترین) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (آسانتر) Û². (زیؚاتر) Û³. (ق؎نگتر) ÛŽ. (خو؎مزه تر) Ûµ. (ؚهتر) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ارزانتر) - (ارزانتر) - (ارزانترین) Û². (زیؚاتر) - (زیؚاتر) - (زیؚاترین) Û³. (م؎کلتر) - (م؎کلتر) - (م؎کلترین) ÛŽ. (ؚهتر) - (ؚهتر) - (ؚهترین) Ûµ. (گرانتر) - (گرانترین) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (گرمتر) Û². (زیؚاترین) Û³. (خو؎مزه تر) ÛŽ. (ؚزرگترین) Ûµ. (ؚهترین) Û¶. (تندتر) Û·. (کوچکتر) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ما؎ینی) Û². (غذایی) Û³. (ساعتی) ÛŽ. (رنگی) Ûµ. (کسی) Û¶. (چیزهایی) تمرین Û² - س؀ال Û±. (یک کیفِ سیاه) Û². (یک لؚاسِ قرمز) Û³. (یک کارتِ تلفن) ÛŽ. (یک لؚاس و کف؎ِ سفید) Ûµ. (یک خانهٔ گران و ؚزرگ) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (؎اگردِ ساکتی) Û². (؎هرِ ؚزرگی) Û³. (هتلِ ؚدی) ÛŽ. (فیلمِ جالؚی) Ûµ. (آدمِ خوؚی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (هیچ رستوانی - رستورانی) Û². (هیچ هتلی - هتلی) Û³. (هیچ ٟولی - ٟولی) ÛŽ. (هیچ کارتی - کارتی) Ûµ. (هیچ مدرسهای - مدرسهای) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ و ؚزرگی) Û². (گرمی) Û³. (ؚدی) ÛŽ. (ساکتی) Ûµ. (خو؎مزهای) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (را) Û². (-) Û³. (را) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) Û¶. (را) Û·. (را) Ûž. (را) Û¹. (-) Û±Û°. (را) Û±Û±. (را) Û±Û². (-) تمرین Û± - س؀ال Û±. (میرود) Û². (میرویم) Û³. (میرود) ÛŽ. (میرویم) Ûµ. (میرود) Û¶. (میرود) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚر میگردند) Û². (میخرم) Û³. (میؚینیم) ÛŽ. (میخواؚم) Ûµ. (تلفن میکند) Û¶. (دارد)Û·. (میدهند) Ûž. (رفتیم) Û¹. (راه میروم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میروم - میخوریم) Û². (میرود - ؚر میگردد) Û³. (درست میکنیم - میرویم) ÛŽ. (میخواؚم - کار میکنم) Ûµ. (میروند - میرسانند) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نمیآیند) Û². (کار نمیکند) Û³. (درست نمیکند) ÛŽ. (نمیؚینیم) Ûµ. (نمیخورد) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (نخوردم) Û². (ندارم) Û³. (نداد) ÛŽ. (نؚود) Ûµ. () Û¶. (نگفت) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (هیچکس) Û². (هیچ جا) Û³. (هیچکدام) ÛŽ. (هیچ وقت) Ûµ. (هیچ چیز) تمرین Û· - س؀ال Û±. (میخریم) Û². (میآییم) Û³. (میدهم) ÛŽ. (دارد) Ûµ. (رفتیم) Û¶. (میخواؚم) Û·. (رساند) Ûž. (ؚرمی گردم) Û¹. (میؚینم) تمرین Û± - س؀ال Û±. (خو؎حال ؎د) Û². (خسته ؎دم) Û³. (خراؚ ؎د) ÛŽ. (خراؚ ؎د) Ûµ. (خوؚ ؎د) Û¶. (تعطیل ؎د) Û·. (گرسنه ؎دم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (تعطیل می؎ود) Û². (حاضر می؎ود) Û³. (تعطیل می؎ویم) ÛŽ. (گرم می؎ود) Ûµ. (سرد می؎ود) Û¶. (می؎وم) Û·. (می؎ود) Ûž. (می؎ود) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (روزِ اوّلِ فروردین است) Û². (سه تا نان میخواهم) Û³. (یک هفته در تهران ؚودم) ÛŽ. (ؚیست کیلو است) Ûµ. (دو تا ؚچّه دارم) Û¶. (ؚیست سال دارم) Û·. (ؚیست کیلو وزن دارد) Ûž. (تقریؚاً ده صفحه نو؎تم) Û¹. (یک کیلو میخواهم) Û±Û°. (تقریؚاً صد کیلومتر راه است) Û±Û±. (تقریؚاً صد متر راه است) Û±Û². (دو نفر آمدند) Û±Û³. (سه جلد دارد) Û±ÛŽ. (تقریؚاً روزی سه ساعت درس میخوانم) Û±Ûµ. (ده درجه ؚالایِ صفر است) Û±Û¶. (یک جفت کف؎ خریدم) Û±Û·. (دو درجه تؚ دارد) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (اوّلین) Û². (دوّمی) Û³. (اوّلِ) ÛŽ. (اوّلین) Ûµ. (اوّلی - دوّمی) Û¶. (اوّل) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا - مینویسم) Û². (از - میخواهی) Û³. (در - هستم) ÛŽ. (ؚا - میخورند) Ûµ. (ØšÙ‡ - میرویم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (وزن من صد کیلو است/ من صد کیلو دارم) Û². (مهتاؚ دو سال از من ؚزرگتر است) Û³. (من سه تا ؚچّه دارم) ÛŽ. (ای؎ان تا دوساعتِ دیگر ؚر میگردند) Ûµ. (ده درجه زیرِ صفر است) Û¶. (تقریؚاً ه؎ت ساعت میخواؚم) Û·. (ؚچّه یک درجه تؚ دارد) Ûž. (تولّد مهتاؚ ØŽØŽÙ… فروردین است) Û¹. (یکی نان دارم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (چندمین) Û². (چهارمین) Û³. (آخری) ÛŽ. (اوّلین - دوّمی - سوّمی) Ûµ. (چندمین) Û¶. (چندمی) Û·. (چَندُمِ) Ûž. (دوّم) Û¹. (دوّمِ) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚرو - میروم) Û². (ؚده - میدهم) Û³. (ؚخور - میخورم) ÛŽ. (ؚخواؚ - میخواؚم) Ûµ. (امضاء ØšÚ©Ù† - امضاء میکنم) Û¶. (ؚنویس - مینویسم) Û·. (ØšÚ©Ù† - میکنم) Ûž. (نگه دار - نگه میدارم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚنویس - ؚنویسید) Û². (ؚیا - ؚیایید) Û³. (حاضر ؚ؎و - حاضر ؚ؎وید) ÛŽ. (ؚرسان - ؚرسانید) Ûµ. (ؚخر - ؚخرید) Û¶. (ؚؚین - ؚؚینید)Û·. (ؚگیر - ؚگیرید) Ûž. (ؚساز - ؚسازید) Û¹. (معنی ØšÚ©Ù† - معنی ؚکنید) Û±Û°. (ؚا؎ - ؚا؎ید) Û±Û±. (تکرار کن - تکرار کنید) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (حرف ؚزنید) Û². (نرو) Û³. (ؚیا) ÛŽ. (یاد ؚگیرید) Ûµ. (نخوان) Û¶. (نخر) Û·. (نن؎ین) Ûž. (ؚرسان) Û¹. (نزن) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (مینویسی) Û². (می؎ویی) Û³. (میرسانی) ÛŽ. (درست میکنی) Ûµ. (ت؎کّر میکنی) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ندارم) Û². (درد میکند) Û³. (حرف میزند) ÛŽ. (ت؎کّر میکند) Ûµ. (ؚاز ؚودند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚخور) Û². (ؚا؎ید) Û³. (ؚخواؚ) ÛŽ. (ؚ؎ین) Ûµ. (ؚرو) Û¶. (ؚرگرد) Û·. (ؚ؎وی) Ûž. (ؚخوانید) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (ؚا - ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (ؚا) Û·. (ØšÙ‡) Ûž. (ؚا) Û¹. (ؚا - ØšÙ‡) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚخری) Û². (ؚخرید) Û³. (ؚخرند) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. () Û¶. (ؚخرد) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚا؎م) Û². (منت؞ر ؚا؎یم) Û³. (ؚنویسم) ÛŽ. (ؚخورم) Ûµ. (ØšÚ©ØŽÙ…) Û¶. (ØšÚ©ØŽÙ…) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚنویسم) Û². (ؚرسانم) Û³. (ؚؚینم) ÛŽ. (عکس ؚگیرم) Ûµ. (عوض ؚکنم) Û¶. (ؚگیری) Û·. (یاد ؚگیرید) Ûž. (ؚخرم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚک؎د) Û². (ؚیاید) Û³. (ؚنویسد) ÛŽ. (ؚگوید) Ûµ. (عکس ؚگیرد) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (درس ؚخوانم) Û². (ؚروم) Û³. (ؚرگردم) ÛŽ. (ؚؚینم) Ûµ. (درست ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (میرسیم - نرسیم - ؚرسیم) Û². (ؚازی میکنی - ؚازی نکنم - ؚازی ؚکنم) Û³. (میروید - نرویم - ؚرویم) ÛŽ. (ؚر میگردی - ؚر نگردم - ؚر گردم) Ûµ. (میآید - نیاید - ؚیاید) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ؚگویم - میگفتم - میگفتم) Û². (انتخاؚ کنی - انتخاؚ میکردی - انتخاؚ میکردی) Û³. (ؚنویسی - مینو؎تی - مینو؎تی) ÛŽ. (ؚٟرسی - میٟرسیدی- میٟرسیدی) Ûµ. (ؚخوریم - میخوردیم - میخوردیم) Û¶. (ØšÚ©ØŽÛŒ - میک؎یدی - میک؎ید) Û·. (ؚماند - میماند - میماند) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚرسانی) Û². (ؚخورد) Û³. (ؚرگردید) ÛŽ. (ؚروم) Ûµ. (ؚنویسید) Û¶. (یاد ؚگیرید) Û·. (ؚا؎م) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (در) Ûµ. (ؚا) Û¶. (ØšÙ‡) Û·. (از) Ûž. (ؚا) Û¹. (ØšÙ‡) Û±Û°. (از) تمرین Û² - س؀ال Û±Û±. (ساعتِ چند) Û±Û². (چکار)Û±Û³. (چه) Û±ÛŽ. (چند ساعت) Û±Ûµ. (کجا) Û±Û¶. (کدام) Û±Û·. (چطور) Û±Ûž. (چرا) Û±Û¹. (چند) Û²Û°. (چه روزی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (تعطیل می؎ود) Û²Û². (ؚر گ؎تی) Û²Û³. (میٟرسیدی) Û²ÛŽ. (میخرم) Û²Ûµ. (سیگار ؚک؎د) Û²Û¶. (ؚرسیم) Û²Û·. (ؚرو) Û²Ûž. (؎ستم) Û²Û¹. (دیدم) Û³Û°. (عوض کنی) تمرین Û³ - س؀ال Û³Û±. (ؚر میگردم) Û³Û². (دارم) Û³Û³. (خراؚ ؎د) Û³ÛŽ. (متوجّه ن؎دم) Û³Ûµ. (نخریدیم) تمرین Ûµ - س؀ال Û³Û¶. (خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است) Û³Û·. (من همی؎ه اینجا مین؎ینم) Û³Ûž. (دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم) Û³Û¹. (من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم) ÛŽÛ°. (این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغی است) تمرین Û¶ - س؀ال ÛŽÛ±. (ؚا؎د) ÛŽÛ². (موفقّ ؚا؎ید) ÛŽÛ³. (مؚارک ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (ان؎االلّه) ÛŽÛµ. (خو؎ گذ؎ت) ÛŽÛ¶. (قاؚلِ ؎ما را ندارد) ÛŽÛ·. (دستِ ؎ما درد نکند) ÛŽÛž. (نو؎ جان) ÛŽÛ¹. (خو؎وقتم) ÛµÛ°. (چارهای نیست) تمرین Û± - س؀ال Û±. (میخواهم - ؚروم) Û². (میخواهد - عوض ؚکند) Û³. (میخواهند - عوض ؚکنند) ÛŽ. (میخواهیم - درست ؚکنیم) Ûµ. (میخواهد - ؚ؎ود) Û¶. (میخواهم - ؚخورم) Û·. (میخواهم - آ؎نا ؚ؎وم) Ûž. (میخواهم - ؚخواؚم) Û¹. (میخواهد - ادامه ؚدهد) تمرین Û² - س؀ال Û±. (نمیخواهم - ؚروم) Û². (نمیخواهم - ؚخواؚم) Û³. (نمیخواهند - ؚمانند) ÛŽ. (نمیخواهم - ؚٟرسم) Ûµ. (نمیخواهد - ؚیاید) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میتوانیم - ؚؚینیم) Û². (میتوانم - صحؚت کنم) Û³. (میتوانم - سیگار ØšÚ©ØŽÙ…) ÛŽ. (میتوانی - حرف ؚزنی) Ûµ. (میتوانید - ترجمه کنید) Û¶. (میتوانی - یاد ؚگیری) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نمیتوانیم - ؚرویم) Û². (نمیتوانم - ؚخوانم) Û³. (نمیتوانیم - یاد ؚگیریم) ÛŽ. (نمیتوانم - زندگی کنم) Ûµ. (نمیتوانم - ؚرگردم) Û¶. (نمیتوانم - ادامه ؚدهم) Û·. (نمیتوانم - راه ؚروم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (میدانم) Û². (میدانم) Û³. (نمی داند) ÛŽ. (میداند) Ûµ. (میدانستم) Û¶. (نمی دانم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ما ماهی دو هزار تومان ٟولِ کلاس میدهیم) Û². (من ØŽØšÛŒ سه هزار تومان ٟولِ هتل میدهم) Û³. (ما ماهی چهار هزار تومان ٟولِ آؚ میدهیم) ÛŽ. (امروز تقریؚاً ٟنج هزار تومان ٟولِ غذا دادم) Ûµ. (ØŽØŽ هزار تومان ٟولِ این ؚلیت را دادم) Û¶. (من هفت هزار تومان ٟول دارم) Û·. (او ه؎ت کیلو دارد. \ وزنِ او ه؎ت کیلو است) Ûž. (حدودِ یک ساعت طول میک؎د) تمرین Û· - س؀ال Û±. (نمیدانستی) Û². (نرفتیم) Û³. (نیست) ÛŽ. (نمیرفت) Ûµ. (دارد) Û¶. (ؚخوانم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (ؚیایید) Û³. (رفتم) ÛŽ. (میآیم) Ûµ. (نیامدی) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (چند) Û². (چند) Û³. (چقدر) ÛŽ. (چند) Ûµ. (چقدر) Û¶. (چند) Û·. (چند) Ûž. (چند) Û¹. (چقدر) Û±Û°. (چقدر) Û±Û±. (چقدر) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚخرم) Û². (ؚخریم) Û³. (ؚخرذ) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. (ؚخریم) Û¶. (ؚخرم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (درست کنیم) Û². (ؚیایم) Û³. (ؚخوریم) ÛŽ. (ؚنویسم) Ûµ. (ؚدهم) Û¶. (ؚا؎م) Û·. (ؚؚینم) Ûž. (ؚرویم) Û¹. (ترجمه کنیم) Û±Û°. (ؚردارم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (تمام ؚ؎ود - تمام ن؎ود) Û². (ؚیایی - نیایی) Û³. (جواؚ ؚدهد - جواؚ ندهد) ÛŽ. (ؚا؎د - ؚا؎د) Ûµ. (ؚا؎د - ؚا؎د) تمرین ÛŽ- س؀ال Û±. (-) Û². (-) Û³. (-) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) Û¶. (-) Û·. (-) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (-) Û². (-) Û³. (-) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (یکی ؎ان) Û². (سه تای؎ان) Û³. (خیلی ؎ان) ÛŽ. (چند تای؎ان) Ûµ. (ؚعضی ؎ان) Û¶. (دو نفرِ ؎ان) Û·. (همه ؎ان) Ûž. (نصفِ؎ان) Û¹. (ؚیست در صدَ؎) Û±Û°. (همه ؎ان) Û±Û±. (همه ا؎) Û±Û². (ؚقیه ا؎) تمرین Û· - س؀ال Û±. (نصف؎) Û². (همه ؎ان) Û³. (ؚعضی ؎ان) ÛŽ. (ؚی؎ترِ ؎ان) Ûµ. (چندنفرِ ؎ان) Û¶. (یکی ؎ان) Û·. (دو تای؎ان) Ûž. (ؚیست در صد؎) Û¹. (همه ا؎) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (نانها) Û². (دوستانم) Û³. (روزها) ÛŽ. (مردم) Ûµ. (س؀الها) Û¶. (مغازهها) Û·. (این کتاؚ) تمرین Û± - س؀ال Û±. (دارد)(استراحت میکند) Û². (داریم)(درست میکنیم) Û³. (دارند)(درس میخوانند) ÛŽ. (دارد)(تما؎ا میکند) Ûµ. (دارم)(تمیز میکنم) Û¶. (دارد)(میٟو؎د) Û·. (دارم)(گو؎ میدهم)(دارم)(درس میخوانم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (دا؎ت)(سیگار میک؎ید) Û². (دا؎تند)(نگاه میکردند) Û³. (دا؎تند)(ؚازی میکردند) ÛŽ. (دا؎ت)(مینو؎ت) Ûµ. (دا؎تند)(صحؚت میکردند) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (سیگار میک؎یدم) Û². (میفرستاد) Û³. (درست میکردم) ÛŽ. (گو؎ میداد). Ûµ. (استفاده میکردیم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (رفت) Û². (مسافرت رفت) Û³. (خرید) ÛŽ. (ادامه داد) Ûµ. (حرف زد) Û¶. (فهمید) Û·. (ٟر کرد) Ûž. (فرستاد) Û¹. (صحؚت کرد) Û±Û°. (انجام داد) Û±Û±. (نو؎ت). Û±Û². (اعتماد کرد) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ؚا) ÛŽ. (از). Ûµ. (را) Û¶. (ؚا) Û·. (ؚا) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (میخواست)(ؚیفتد) Û². (میخواستیم)(ؚرویم) Û³. (میخواستم)(سیگار ØšÚ©ØŽÙ…) ÛŽ. (میخواستند)(ؚخرند) Ûµ. (میخواست)(ؚخورد) تمرین Û· - س؀ال Û±. (دا؎تم)(میدویدم) Û². (دا؎تیم)(میرفتیم)Û³. (دا؎تم)(سیگار میک؎یدم) ÛŽ. (دا؎تند)(می خودند) Ûµ.(دا؎تند)(میزدند) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ندارم) Û². (ؚیاید) Û³. (نخواؚیدم) ÛŽ. (ؚودند). Ûµ. (نگو) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (داریم - ترجمه میکنیم) Û². (دارد - حرف میزند) Û³. (دارند - تعطیل می؎وند) ÛŽ. (دارند آ؎نا می؎وند) Ûµ. (داریم - میرسیم) Û¶. (دارم - نگران می؎وم) تمرین Û± - س؀ال Û±. (آمده) Û². (ن؎سته) Û³. (خواؚیده) ÛŽ. (گذ؎ته) Ûµ. (ایستاده) Û¶. (ٟخته) Û·. (؎سته) Ûž. (رفته) Û¹. (ؚرگ؎ته) Û±Û°. (گفته) Û±Û±. (ؚسته) Û±Û². (درست کرده) Û±Û³. (ؚیدار ؎ده) Û±ÛŽ. (نگه دا؎ته) تمرین Û² - س؀ال Û±. (رفتهاید) Û². (آمدهاند) Û³. (خوردهام) ÛŽ. (گفتهام) Ûµ. (ؚردهایم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ازدواج کرده است) Û². (خراؚ ؎ده است) Û³. (ؚرگ؎ته است) ÛŽ. (نگه دا؎تهام) Ûµ. (ؚرده است) Û¶. (ؚوده است) Û·. (داده است) Ûž. (؎روع ؎ده است) Û¹. (؎ده است) Û±Û°. (آورده است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚیدار ن؎ده است) Û². (حمّام نکردهام) Û³. (ؚرنگ؎ته است) ÛŽ. (نداده است). Ûµ. (سرِ کار نرفته است) Û¶. (تلفن نکرده است) Û·. (مسافرت نرفتهایم) Ûž. (دروغ نگفته است) Û¹. (نیامده است) Û±Û°. (تمیز نکردهام) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (مادرم صؚحِ زود ØšÙ‡ نانوایی رفته، نان خریده است) Û². (او از صؚح ØšÙ‡ خرید رفته، هنوز ؚرنگ؎ته است) Û³. (ؚچّه غذای؎ را خورده، الان خواؚیده است) ÛŽ. (؎ادی از صؚحِ زود ØšÙ‡ سرِ کار؎ رفته، هنوز ؚرنگ؎ته است) Ûµ. (فریؚا ؚیدار ؎ده ولی مینو هنوز ؚیدار ن؎ده است) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نو؎ته) Û². (گذ؎ته) Û³. (؎کسته) ÛŽ. (ؚسته) Ûµ. (خواسته) Û¶. (گفته) تمرین Û· -س؀ال Û±. (ؚٟرسم) Û². (ؚؚینم) Û³. (ت؎کّر کنم) ÛŽ. (ؚخرد) Ûµ. (سیگار ؚک؎د) تمرین Ûž -س؀ال Û±. (رسیده) Û². (فهمیده) Û³. (گذ؎ته) ÛŽ. (ایستاده) Ûµ. (ٟخته) تمرین Û± - س؀ال Û±. (میوهای که رویِ میز ؚود، اسم؎ چه ؚود؟) Û². (خانهای که آنها دا؎تند ØšÙ‡ ایستگاهِ قطار نزدیک ؚود) Û³. (ؚانکی که من در آن کار میکردم همی؎ه ؎لوغ ؚود) ÛŽ. (مردی که آنجا دارد سیگار میک؎د ؚرادرِ فر؎ته است) Ûµ. (دختری که ؚرادرم میخواهد ؚا او ازدواج کند دان؎جویِ ر؎تهٌ زؚانِ انگلیسی است) تمرین Û² - س؀ال Û±. (جملههایی را که من میخوانم ØšÙ‡ انگلیسی ترجمه کنید) Û². (کتاؚی را که دیروز خریدم ØšÙ‡ دوستم هدیه دادم) Û³. (چمدانی را که از انگلیس آوردهام تویِ آن اتاق گذا؎تهام) ÛŽ. (چیزهایی را که من میگویم ØšÙ‡ زؚانِ انگلیسی ØšÙ‡ ای؎ان ؚگویید) Ûµ. (نامهای را که دوستم ØšÙ‡ زؚانِ فارسی فرستاده است ؚرایِ من میخوانی؟) Û¶. (تر؎ی ای که ØšÙ‡ ما دادی خیلی خو؎مزه ؚود) Û·. (عکسهایی را که آنجاست ØšÙ‡ من ن؎ان ؚده) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (کی) Û². (کدام) Û³. (کدام) ÛŽ. (کی). Ûµ. (کدام) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚیکار) Û². (ؚادقّتترین) Û³. (ؚاهو؎ تر) ÛŽ. (ناراضی). Ûµ. (خو؎ؚخت) Û¶. (ØšÛŒ دقّتی) Û·. (همراهِ) Ûž. (ؚدؚخت و ؚیچاره) Û¹. (ناراحت) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) (ØšÙ‡) Û². (از) (از) Û³. (ØšÙ‡) (ØšÙ‡) ÛŽ. (ؚا). Ûµ. (ؚا) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (از؎) Û². (ازتان) Û³. (ؚرایم) ÛŽ. (ؚرای؎) Ûµ. (ؚرایمان) تمرین Û· - س؀ال Û±. (دعوت کنی) Û². (ؚازی کنی) Û³. (ؚریزید) ÛŽ. (ؚرویم) Ûµ. (ؚرگردم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (دوستم که دیروز ØšÙ‡ اینجا آمد، ما را ØšÙ‡ خانه ا؎ دعوت کرده است.) Û². (؎ادی که ؚچّه ؚود، همی؎ه مریض ؚود. ) Û³. (همکلاسی ام که دیروز ØšÙ‡ خانه مان آمد، خیلی ؚاهو؎ است.) ÛŽ. (مردی که ٟهلویِ ؚرادرم ایستاده است، همکار؎ است. ) Ûµ. (غذایی که دی؎ؚ در خانهٔ همکارم خوردیم، خیلی خو؎مزه ؚود.) تمرین Û± - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده ؚود) Û². (ن؎سته ؚود) Û³. (خواؚیده ؚود) ÛŽ. (نو؎ته ؚود) Ûµ. (ؚیدار ؎ده ؚود) Û¶. (ؚیدار کرده ؚود) Û·. (؎سته ؚود) Ûž. (درست کرده ؚود) Û¹. (ؚرگ؎ته ؚود) Û±Û°. (گفته ؚود) تمرین Û² - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده ؚود) Û². (دیده ؚودم) Û³. (منت؞ر ؚود) ÛŽ. (خواؚیده ؚودم) Ûµ. (ØšÙ‡ سرِ کار رفته ؚود) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (نه، صحؚت کرده ؚودم) Û². (نه، نرفته ؚودم) Û³. (نه، ندیده ؚودم) ÛŽ. (نه، یاد نگرفته ؚودم) Ûµ. (نه، ننو؎ته ؚودم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (خواؚیده ؚود) Û². (تمرین کرده ؚودم) Û³. (توضیح داده ؚود) ÛŽ. (ازدواج کرده ؚودم) Ûµ. (؎مرده ؚودم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا وجودیکه من چند ؚار این جمله را خواندهام ولی معنی آن را خوؚ نمیفهمم) Û². (ؚا اینکه من دی؎ؚ خوؚ خواؚیدم ؚاز هنوز خسته هستم) Û³. (ؚا اینکه من چند ؚار ØšÙ‡ او توضیح دادم ولی من؞ورِ من را نفهمید) ÛŽ. (ؚا وجودیکه من خیلی درس خوانده ؚودم امّا در امتحان قؚول ن؎دم) Ûµ. (ؚا اینکه او چند ؚار اسمم را ٟرسیده ؚود ؚاز اسمم را ا؎تؚاه میگفت) Û¶. اگر چه معنیِ کلمهها را میفهمم امّا نمیتوانم این جمله را معنی کنم. تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سرمایِ، سردیِ) Û². (خوؚی) Û³. (خو؎حالی) ÛŽ. (ناراحتی) Ûµ. (خو؎مزگی) Û¶. (گرسنگی) Û·. (نگرانی) Ûž. (تنهایی) Û¹. (خستگی) Û±Û°. (گرسنگی) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ٟختم؎) Û². (ؚخوان؎) Û³. (خریدم؎) ÛŽ. (ؚؚین؎) Ûµ. (خوردیم؎) Û¶. (ؚؚینم؎) Û·. (آوردم؎) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (فرامو؎؎) Û². (دعوت؎ان) Û³. (درست؎) ÛŽ. (نگاهمان) Ûµ. (ٟیدای؎) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (رفته ؚود) Û². (خواؚیده ؚودی) Û³. (ٟو؎یده ؚودی) ÛŽ. (آورده ؚود) Ûµ. (ؚودی) تمرین Û± - س؀ال Û±. (خواهم رفت) Û². (خواهیم رسید) Û³. (انجام خواهد داد) ÛŽ. (صحؚت خواهم کرد) Ûµ. (خواهد ؚود) تمرین Û² - س؀ال Û±. (نامه) Û². (غذا) Û³. (مغازه) ÛŽ. (نامهها) Ûµ. (من) Û¶. (صدایِ او) Û·. (این کار) Ûž. (این ساختمان) Û¹. (این نامه) Û±Û°. (این قسمت) Û±Û±. (همهٌ ؚلیتها) Û±Û². (کیفِ من) Û±Û³. (ØšÙ‡ ک؎ورِ ما) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (خوانده ؎د) Û². (خوانده می؎د) Û³. (خوانده می؎ود) ÛŽ. (خوانده ؚ؎ود \ خوانده ؎ود) Ûµ. (خوانده ؎ده است) Û¶. (خوانده ؎ده ؚود) Û·. (خوانده خواهد ؎د) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده است) Û². (گم ؎د) Û³. (دعوت ؎دهام) ÛŽ. (عوض ؎د) Ûµ. (تعطیل ؎د) Û¶. (حمله ؎ده است) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ساختهاند) Û². (دزدیدند) Û³. (فرستادهاند) ÛŽ. (توضیح داده ؚودند) Ûµ. (انجام میدهند) Û¶. (ک؎تهاند) Û·. (کردهاند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (خود؎) Û². (خودمان) Û³. (خودم) ÛŽ. (خودتان) Ûµ. (خود؎ان) Û¶. (خودم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (خودمان) Û². (خودم) Û³. (خود؎ان) ÛŽ. (خودمان) Ûµ. (خودم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (خودتان) Û². (خود؎) Û³. (خود؎) ÛŽ. (خودت) Ûµ. (خودم) Û¶. (خودتان) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (Øš) Û². (Øš) Û³. (Øš) ÛŽ. (Øš) Ûµ. (الف) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ؚا) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) Ûž. (چقدر) Û¹. (چطور) Û±Û°. (چندم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (تصمیم ؚگیرد) Û±Û². (استراحت ؚکنیم) Û±Û³. (یاد میگیرد) Û±ÛŽ. (ؚود) Û±Ûµ. (سر کار رفته ؚود) Û±Û¶. (نو؎ته است) Û±Û·. (دعوت ؚکنم) Û±Ûž. (ؚریزم) Û±Û¹. (ن؎سته است) Û²Û°. (تکرار کرده است) Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای) Û²Û². (ندیده ؚودم) Û²Û³. (ؚرنگ؎ته است) Û²ÛŽ. (نؚودم) Û²Ûµ. (جواؚ نداد) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (یکی از دوستانم در موزه کار میکند) Û²Û·. (من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم) Û²Ûž. (من دا؎تم درس میخواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانه مان آمدند) Û²Û¹. (هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری میروی؟) Û³Û°. (خودت را ناراحت نکن) تمرین Û¶ - س؀ال. (ØšÛŒ زحمت) Û³Û². (نگران نؚا؎) Û³Û³. (ØšÙ‡ لطفِ ؎ما) Û³ÛŽ. (ا؎کالی ندارد) Û³Ûµ. (؎ما زحمت نک؎ید) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (انجام داد) Û³Û·. (موا؞ؚ ؚود) Û³Ûž. (تماس گرفت) Û³Û¹. (عکس گرفت) ÛŽÛ°. (ساخت) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (خوانده ؎ده است) ÛŽÛ². (فرستاده می؎ود) ÛŽÛ³. (ٟیدا ؎د) ÛŽÛŽ. (ساخته می؎ود) ÛŽÛµ. (فروخته ؎ده است) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ناراحتتان) ÛŽÛ·. (ؚودم؎) ÛŽÛž. (لازمت) ÛŽÛ¹. (ؚفرو؎؎) ÛµÛ°. (انجام؎) تمرین Û± - س؀ال Û±. (جواؚ میدهم) Û². (می؎ود) Û³. (یاد میگیری) ÛŽ. (خؚر میدهم) Ûµ. (میروم) Û¶. (سیگار میک؎م) Û·. (میخرم) Ûž. (مرخص می؎وم) Û¹. (میروم) Û±Û°. (عوض نمی؎ود) Û±Û±. (میخرم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خامو؎ کن) Û². (ؚخر) Û³. (ترجمه کن) ÛŽ. (ؚده) Ûµ. (ؚٟرسید) Û¶. (ؚرسانید) Û·. (رو؎ن ØšÚ©Ù†) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (عوض کنم) Û². (ؚٟرسیدم) Û³. (ؚیاورم) ÛŽ. (درست ؚکنم) Ûµ. (مسافرت ؚرویم) Û¶. (انجام ؚدهم) Û·. (ؚرویم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (میگویم) Û². (تمیز میکنم) Û³. (دعوت میکنم) ÛŽ. (تلفن میکنم) Ûµ. (میروم) Û¶. (خؚر میدهم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (رسیده ؚودیم) Û². (ازدواج کرده ؚودم) Û³. (ؚاران نیامده ؚود) ÛŽ. (گفته ؚودید) Ûµ. (تلفن کرده ؚودید) Û¶. (ادامه داده ؚودی) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نمیرسیم) Û². (قؚول نمی؎وم) Û³. (نمیرسیم) ÛŽ. (یاد نمیگیرید) Ûµ. (ندارد) Û¶. (قؚول نمیکنم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (الف) Û². (Øš) Û³. (Øš) ÛŽ. (الف) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (اجازه ؚدهید) Û². (نؚارد) Û³. (قؚول ؚکند) ÛŽ. (تمرین کنید) Ûµ. (ؚفرو؎یم) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (میرویم) Û². (میمیرد) Û³. (خؚر میدهیم) ÛŽ. (میگویم) Ûµ. (توضیح میدهم) تمرین Û± - س؀ال Û±. یک هفته است که دارد ؚاران میؚارد Û². عیؚی ندارد که کولر را رو؎ن ؚکنم Û³. ؚرایِ من مهّم نیست که او ٟولدار است ÛŽ. عجیؚ است که آنها Ù‚ØšÙ„ از ما رسیده ؚودند Ûµ. ناراحت ؎دم که وزنم سه کیلو اضافه ؎ده است Û¶. سه سال است که او را ندیدهام Û·. چند روز است که او از خانه فرار کرده است. Ûž. من خؚر ندا؎تم که دختر؎ ØšÙ‡ خارج رفته است. تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚیاید) Û². (ؚؚارد) Û³. (ؚا؎د) ÛŽ. (ؚا؎د) Ûµ. (ؚا؎د) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (ؚگذارید) Û³. (ؚِ؎َوَد) ÛŽ. (زحمت ؚک؎ید) Ûµ. (یاد ؚگیری) Û¶. (موفّق ؚ؎وید) Û·. (حرف ؚزند) Ûž. (ؚؚارد) Û¹.(ؚر گردم) Û±Û°.(ؚخواؚم) Û±Û±. (ؚِ؎َوَد) Û±Û². (خرید ؚکنیم) Û±Û³. (انجام ؚدهم) Û±ÛŽ. (ؚؚینیم) Û±Ûµ. (درس ؚخوانم) Û±Û¶. (قؚول ن؎وم) Û±Û·. (راه ؚیفتیم) Û±Ûž. (ؚگردم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚٟیچید - ٟیچیدید) Û². (ؚنویسم - نو؎تم) Û³. (ؚگذرید - گذ؎تید) ÛŽ. (ؚیایند - آمدند) Ûµ. (تمام ؚ؎ود- تمام ؎د) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡ ایران آمدهام که در دان؎گاه درسم را ادامه ؚدهم) Û². (ØšÙ‡ ایران رفته ؚودم که ؚرایِ مغازه فر؎ ؚخرم) Û³. (ØšÙ‡ ؎ما تلفن کردم که ØšÙ‡ خانه مان دعوتتان ؚکنم) ÛŽ. (ØšÙ‡ کتاؚفرو؎ی میروم که ؚرایِ دوستم کتاؚ ؚخرم) Ûµ. (ØšÙ‡ ٟستخانه رفته ؚودم که یک ؚسته ؚرایِ مادرؚزرگَم ٟست ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (همینکه ما ؚیرون رفتیم، ؚاران ؎روع ؎د) Û². (ؚچّه همینکه غذای؎ را خورد، خواؚید) Û³. (همینکه کارم تمام ؎د، ØšÙ‡ خانه ؚر میگردم) ÛŽ. (همینکه ØšÙ‡ ایران رسیدی، ØšÙ‡ ما تلفن ØšÚ©Ù†) Ûµ. (همینکه نتیجه معلوم ؎د، ØšÙ‡ ؎ما خؚر میدهم) Û¶. (همینکه فهمیدم ا؎تؚاه کردم، از او معذرت خواستم) Û·. (همینکه من را دید، فرار کرد) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تمام ؎د) Û². (ؚرگ؎تم) Û³. (تمام ؎د) ÛŽ. (؎نیدیم) Ûµ. (ؚرگ؎تید) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚا وجودیکه - ؚاز) Û². (ؚا اینکه - ولی) Û³. (آنقدر - که) ÛŽ. (آنقدر - که) Ûµ. (آنقدر - که) Û¶. (ؚا اینکه - ؚاز) Û·. (ؚا اینکه - ولی) Ûž. (آنقدر - که) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (ؚا اینکه) Û². (همینکه) Û³. (ؚعد از آنکه) ÛŽ. (ؚرایِ اینکه) Ûµ. (آنقدر/چنان - که) Û¶. (آنقدر/چنان - که) تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (ؚٟرسم) Û². (ؚخرم) Û³. (تلفن کنم) ÛŽ. (ؚیاورم) Ûµ. (ؚخورم) تمرین Û±Û± - س؀ال Û±. (حرف ؚزنم) Û². (دروغ ؚگویم) Û³. (تمام کنم) ÛŽ. (ؚرسیم) Ûµ. (ؚؚارد) Û¶. (ؚرگردم) Û·. (درس ؚخوانیم) Ûž. (درست کنم) تمرین Û± - س؀ال Û±. (او) (ر؊یس؎) Û². (ندارد) (دوست؎) (قرض ؚگیرد) Û³. (نگویم) ÛŽ. (خود؎) (ؚرود) Ûµ. (آن) (من) (میدهد) Û¶. (میخواهد) (ؚرود) Û·. (دارد) Ûž. (نمی؎ناسد) Û¹. (دارم) (قرض ؚدهم) Û±Û°. (میدهند) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ٟس داده است) Û². (ؚرگ؎ته است) Û³. (ؚوده است) ÛŽ. (نرفته است) Ûµ. (ٟیدا کرده است) Û¶. (گم کردهاند، آمدهاند) Û·. (مخالف ؚوده است) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میآمده است) Û². (تما؎ا میکرده است) Û³. (میرفته است) ÛŽ. (زندگی میکردهاند) Ûµ. (میرسیده است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (آمده ؚوده است) Û². (؎نیده ؚودهاند) Û³. (رزرو کرده ؚوده است) ÛŽ. (تمرین کرده ؚوده است) Ûµ. (توضیح داده ؚوده است) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا؎م) Û². (میروم) Û³. (میخورم) ÛŽ. (میآید) Ûµ. (ؚدهم) Û¶. (میروم) Û·. (گفت)Ûž. (گفتند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡ موقع) Û². (ØšÙ‡ خوؚی) Û³. (ØšÙ‡ سختی) ÛŽ. (ØšÙ‡ زودی) Ûµ. (ØšÙ‡ آسانی) تمرین Û· - س؀ال Û±. (مرخص ؚ؎ود) Û². (ؚؚینند) Û³. (ؚیاوریم) ÛŽ. (ؚدهد) Ûµ. (ؚرود) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (حرکت میکنیم) Û². (ناراضی هستند) Û³. (ترجمه کنم) ÛŽ. (کار دارد)(نمیتواند)(حرف ؚزند)(خود؎)(تلفن میکند) Ûµ. (ؚر میگردد) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (صحؚت کنم) Û². (ؚروی) Û³. (ؚفرو؎یم) ÛŽ. (جواؚ ؚده) Ûµ. (فکر کنم) تمرین Û± - س؀ال Û±. (مینا) Û². (من) Û³. (ما) ÛŽ. (من و مینو) Ûµ. (آنها) تمرین Û± - س؀ال Û±. (رساندن) Û². (خواؚاندن) Û³. (خنداندن) ÛŽ. (ترساندن) Ûµ. (چسؚاندن) Û¶. (فهماندن) Û·. (گرداندن)Ûž. (ؚرگرداندن) Û¹. ؎ناساندن تمرین Û³ - س؀ال Û±. (خنداند) Û². (ترساندی) Û³. (خواؚاند) ÛŽ. (رساند) Ûµ. (چسؚاند) Û¶. (سوزاند) Û·.(ؚفهمانیم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (دروغ ؚگویم) Û². (تمیز ؚکنند) Û³. (ٟیدا ؚکنم) ÛŽ. (درس ؚخوانم) Ûµ. (ؚ؎وم) Û¶. (ؚمانم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کمک ؚکنم) Û². (حساؚ ؚکنم) Û³. (توضیح ؚدهم) ÛŽ. (ؚرویم) Ûµ. (نگاه ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (آورد) Û². (ؚرده است) Û³. (یاد داد) ÛŽ. (انداخت) Ûµ. (میفرستند) Û¶. (منت؞ر گذا؎ت) Û·. (تغییر دادهام) Ûž. (ؚیرون میؚرم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (معرفی ؚکنم) Û². (درس ؚخوانیم) Û³. (خوؚ ؚ؎ود) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. (ؚیایند) Û¶. (ؚدهم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚؚینم) Û². (ٟیدا ؚکنم) Û³. (تمام ؚکنم) ÛŽ. (معذرت ؚخواهی) Ûµ. (زحمت ØšÚ©ØŽÛŒ) Û¶. (ؚگویی) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ٟرداخته است)(ٟرداخته ؚا؎د) Û². (فروختهاند)(فروخته ؚا؎ند) Û³. (دور انداخته است)(دور انداخته ؚا؎د) ÛŽ. (موافقت ؎ده است) (موافقت ؎ده ؚا؎د)Ûµ. (سرما خورده است)(سرما خورده ؚا؎د) Û¶. (رفته است)(رفته ؚا؎د) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خریده ؚا؎د) Û². (درست کرده ؚا؎د) Û³. (ؚرده ؚا؎ند) ÛŽ. (؎ده ؚا؎ند) Ûµ. (قؚول ؎ده ؚا؎د) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ندا؎ته ؚا؎د) Û². (ندا؎ته ؚا؎ند) Û³. (خؚر ندا؎ته ؚا؎د) ÛŽ. (علاقه ندا؎ته ؚا؎د) Ûµ. (ندا؎ته ؚا؎ند) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚاید) Û². (نؚاید) Û³. (ؚاید) ÛŽ. (نؚاید) Ûµ. (ؚاید) Ûµ. (ؚاید) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (زودتر) Û². (کمتر) (راحت) Û³. (ؚی؎تر)(موفّق تر) ÛŽ. (ؚزرگتر)(ؚی؎تر) Ûµ. (ارزانتر) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚگوید) Û². (ؚا او)(تماس ؚگیرم) Û³. (میخواهی) ÛŽ. (ؚفرو؎) Ûµ. (ٟر) Û¶. (ؚلیت) Û·. (نو؎تی) Ûž. (دیدی) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ؚاور ؚکنم) Û². (دوست نمی؎ود) Û³. (از هو؎ میرفت) ÛŽ. (نتوانستم)(جواؚ ؚدهم) Ûµ. (خسته ؎دم) Û¶. (میمیرم) Û·. (زنگ ؚزنم) Ûž. (دیوانه می؎وم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚچّه) Û². (سرما) Û³. (کتاؚفرو؎ی) ÛŽ. (ؚانک) Ûµ. (ایرانی) Û¶. (ؚزرگ) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (تمام کرده ؚا؎د) Û². (دور انداخته ؚا؎د) Û³. (خراؚ ؎ده ؚا؎د) ÛŽ. (گذا؎ته ؚا؎د) Ûµ. (ؚاور کرده ؚا؎د) Û¶. (ؚرگ؎ته ؚا؎د) Û·. (افتاده ؚا؎د) Ûž. (فرامو؎ کرده ؚا؎د) Û¹. (رفته ؚا؎د) تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (را) Û². (از) Û³. (از) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (ؚا) تمرین Û± - س؀ال Û±. (؎نیدنِ) Û². (خواندنِ) Û³. (منت؞ر گذا؎تنِ) ÛŽ. (دیدنِ) Ûµ. (ٟیدا کردنِ) Û¶. (نیامدنِ) Û·. (نؚودنِ) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚرگ؎تن) Û². (جواؚ دادن) Û³. (رانندگی کردن) ÛŽ. (غذا خوردن) Ûµ. (نگاه کردن) Û¶. (نو؎تن) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (قرض گرفتنِ) Û². (خریدنِ) Û³. (ادامهٌ تحصیل) ÛŽ. (درس خواندن) Ûµ. (ٟیدا کردنِ) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (جمع کردنِ) Û². (ساختنِ) Û³. (صحؚت کردن) ÛŽ. (ؚستنِ) Ûµ. (فروختنِ) Û¶. (ٟختنِ) Û·. (درآوردن) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (سیگار ØšÚ©ØŽÛŒ) Û³. (کار ؚکنم) ÛŽ. (گریه ØšÚ©Ù†ÛŒ) Ûµ. (دروغ ؚگویی) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (رو؎ن کردنِ) Û². (درست کردنِ) Û³. (دوختنِ) ÛŽ. (ٟختنِ) Ûµ. (ک؎یدنِ) تمرین Û· - س؀ال Û±. (گرد؎) Û². (دیدار) Û³. (خنده) ÛŽ. (دیدار) Ûµ. (آموز؎) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (آ؎ٟزی) Û². (خوانندگی) Û³. (رانندگی) ÛŽ. (معلّمی) Ûµ. (گرانی) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (ؚازگ؎ت) Û². (رفت و آمد) Û³. (ٟخت) ÛŽ. (ؚرد یا ؚاخت) Ûµ. (رفت و ؚرگ؎ت) Û¶. (خرید و فرو؎) تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (؎نیدنی) Û². (خوردنی) Û³. (دیدنی) ÛŽ. (دوست دا؎تنی) Ûµ. (خواندنی) تمرین Û±Û± - س؀ال Û±. (درس خواندن) Û². (یاد گرفتن) Û³. (درست کردن) ÛŽ. (مسافرت کردن) Ûµ. (کار کردن) تمرین Û±Û² - س؀ال Û±. (آمدنَ؎) Û². (راه افتادن؎ان) Û³. (دوختن؎) ÛŽ. (حرف زدن؎) Ûµ. (نؚودن؎) تمرین Û±Û³ - س؀ال Û±. (خرید) Û². (خرید) Û³. (فر؎ فرو؎ی) ÛŽ. (ٟز؎کی) Ûµ. (خواؚ) تمرین Û± - س؀ال Û±. (دیرمان) Û². (سردم) Û³. (گرسنه ا؎) ÛŽ. (سردم) Ûµ. (سردت) Û¶. (ت؎نه ؎ان) Û·. (گرممان) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خو؎م نمیآید) Û². (خو؎م میآید) Û³. (حیف؎ میآید) ÛŽ. (یادم نمیآید) Ûµ. (دلم میگیرد) Û¶. (خواؚم نمیآید) Û·. (خواؚم نمی َؚرَد) Ûž. (خنده ؎ان میگیرد) Û¹. (گریه ا؎ میگیرد) Û±Û°. (مات؎ میؚرد) Û±Û±. (آؚرویمان میرود) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میسوزد) Û². (درد میکند) Û³. (میخواهد) ÛŽ. (تنگ می؎ود) Ûµ. (نمیخواهد) Û¶. (گرفته است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (چقدر) Û². (حیف) Û³. (اِ، عجؚ) ÛŽ. (آفرین) Ûµ. (اَه) Û¶. (ما؎ا اللّه) Û·. (ØšÙŽÙ‡ ØšÙŽÙ‡) Ûž. (وای) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚرسند) Û². (ؚ؎ود) Û³. (ؚاران ؚؚارد) ÛŽ. (قؚول ؚ؎ود) Ûµ. (ؚا؎د) Û¶. (ٟیدا ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚود) Û². (خؚر میدادند) Û³. (رفته ؚودم) ÛŽ. (ؚلد ؚودم) Ûµ. (میماندید) تمرین Û· - س؀ال Û±. (آمده ؚا؎د) Û². (تمام ؎ده ؚا؎د) Û³. (؎نیده ؚا؎د) ÛŽ. (؎ده ؚا؎ند) Ûµ. (ٟخته ؚا؎د) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚا عجله) Û². (ؚا ناراحتی) Û³. (ؚا علاقه) ÛŽ. (ؚا گریه) Ûµ. (ؚا مهرؚانی) Û¶. (ؚا لهجه) Û·.(ؚا دل و جان) Ûž. (ؚا خو؎حالی) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (ؚاز) Û·. (از ؚس) Ûž. (اگر) Û¹. (همینکه) Û±Û°. (مگر) Û±Û±. (تا) Û±Û². (وگرنه) Û±Û³. (الؚتّه) Û±ÛŽ. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه) Û±Ûµ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û¶. (دور ؚیانداز) Û±Û·. (ت؎کّرکن) Û±Ûž. (ؚرویم) Û±Û¹. (ؚخواؚ) Û²Û°. (نرو) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ؚرده ؚودیم) Û²Û². (ٟیغام گذا؎ته ؚودم) Û²Û³. (خؚر داده ؚودی) Û²ÛŽ. (موافقت کرده ؚود) Û²Ûµ. (ادامه داده ؚودی) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (حساؚ کرده است) Û²Û·. (نرفته است) Û²Ûž. (خامو؎ کرده است) Û²Û¹. (ؚوده است) Û³Û°. (آمده است) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (دا؎ته ؚا؎د) Û³Û². (مرخص ؎ده ؚا؎د) Û³Û³. (رفته ؚا؎د) Û³ÛŽ. (؎نیده ؚا؎د) Û³Ûµ. (رسیده ؚا؎د) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دم حرکت کنیم) Û³Û·. (آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخوردهام) Û³Ûž. (ان؎االلّه کار ؎ما هم درست ؚ؎ود) Û³Û¹. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه غذا ؚخوری، دستهایت را ؚ؎وی) ÛŽÛ°. (من همی؎ه ؚا علاقه درس میخوانم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (مهمانِ من ؚا؎ید) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (گو؎ی خدمتتان ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (هر طور که راحتید) ÛŽÛµ. (قرؚانِ ؎ما) تمرین ۹–ێ۶. (یادم) ÛŽÛ·. (خو؎ت) ÛŽÛž. (خنده ؎ان) ÛŽÛ¹. (دلم) ÛµÛ°. (گرسنه ات) تمرین Û± - س؀ال Û±. (س؀الات) Û². (تعطیلات) Û³. (ادارات) ÛŽ. (کلمات) Ûµ. (ن؞رات) Û¶. (جملات) Û·. (م؎کلات) Ûž. (مکالمات)Û¹. (تغییرات) Û±Û°.(احساسات) تمرین Û² - س؀ال Û±. (مس؊ولین) Û². (مأمورین) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (روحانیون) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (اوضاع) Û². (نتایج) Û³. (امور) ÛŽ. (افعال) Ûµ. (اسامی) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ٟس میدهد) Û². (حرف ؚزنند) Û³. (دوست دارم) ÛŽ. (هستی) Ûµ. (می؎ناسیم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚرایِ) Û². (اَز - ØšÙ‡) Û³. (از - ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از) Û¶. (ؚا) Û·. (ØšÙ‡) Ûž. (ØšÙ‡ - ؚا) Û¹. (از - در) Û±Û°. (از) Û±Û±. (ؚا) Û±Û². (از - ØšÙ‡) Û±Û³. (ؚا - در) Û±ÛŽ. (ؚا - ØšÙ‡) Û±Ûµ. (ØšÙ‡) Û±Û¶. (از) Û±Û·. (از) Û±Ûž. (در) Û±Û¹. (ØšÙ‡) Û²Û°. (از) Û²Û±. (ؚا - ØšÙ‡) Û²Û². (ØšÙ‡) Û²Û³. (ؚا) Û²ÛŽ. (در\ از) Û²Ûµ. (از) Û²Û¶. (ؚر) Û²Û·. (ØšÙ‡) تمرین Û· - س؀ال Û±. (م؎کلات) Û². (وسایلتان) Û³. (افکار) ÛŽ. (کلمات)(عؚاراتی)(مکالمات) Ûµ. (قواعد) تمرین Û± - س؀ال Û±. (کتاؚخانه) Û². (آ؎ٟزخانه) Û³. (ØŽÚ©Ù… درد) ÛŽ. (ٟسر دا؊ی) Ûµ. (دل درد) Û¶. (؎اهکار) Û·. (اعتماد ØšÙ‡ نفس) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ساکتی) Û². (گلدان) Û³. (آرای؎گاه) ÛŽ. (دوّمی) Ûµ. (گورستان) Û¶. (روزگار) Û·. (روحانیّت) Ûž. (ؚازیگر) Û¹. (کوچه) Û±Û°. (گلزار) Û±Û±. (عروسک) Û±Û². (دان؎کده) Û±Û³. (َٟسوند) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚاستان؎ناس) Û². (یاددا؎ت) Û³. (سرگذ؎ت) ÛŽ. (دان؎ آموز) Ûµ. (سازمان) Û¶. (کارگردان) Û·. (گذرنامه) Ûž (خوراک) Û¹ (راه ؚندان) Û±Û°. (نو؎تار) Û±Û±. (نو؎تاری) Û±Û². (دان؎) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (کارگردان) Û². (تعمیرگاه) Û³. (عروسک) ÛŽ. (ٟسردا؊ی) Ûµ. (؎اهکار) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ترسناک) Û². (روزانه) Û³. (ساله) ÛŽ. (ریاکار) Ûµ. (ؚچّه گانه) Û¶. (کارگر) Û·. (دوّمین) Ûž. زمینی) Û¹. (طولانی) Û±Û°. (جداگانه) Û±Û±. (غمگین) Û±Û². (تَما؎اچی) Û±Û³. (ترسو) Û±ÛŽ. (دوّم) Û±Ûµ. (آهنین) Û±Û¶. (دیرینه) تمرین Û± - س؀ال Û±. (نون) Û². (تموم) Û³. (مهمون) ÛŽ. (کدوم) Ûµ. (ای؎ون) Û¶. (رسوندم؎ون) تمرین Û² - س؀ال Û±. (چیه) Û². (کیه) Û³. (چنده) ÛŽ. (چطوره) Ûµ. (مردِ خوؚیه) Û¶. (خستَس) Û·. (ادارَس) Ûž. (خانمِ سوزوکیه) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (رفتین) Û². (خوردن) Û³. (چطورن) ÛŽ. (ؚاختین) Ûµ. (ُؚردن) Û¶. (می سازن) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (غذات) Û². (ؚرا؎ون) Û³. (کتاؚِ؎) ÛŽ. (ؚاهات) Ûµ. (دارو؎) Û¶. (اعتماد ØšÙ‡ نفسِ؎) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (می آم) Û². (می؎ورم) Û³. (ؚذار) ÛŽ. (می ØŽÙ…) Ûµ. (می دم) Û¶. (می خوام) Û·. (ؚ؎ین) Ûž. (؎وخی می کنه) Û¹. (ØšÚ¯ÛŒ) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (عا؎قِتَم)Û². (منت؞رِتیم) Û³. (نگرانِ؎َم) ÛŽ. (مزاحِمَمِه) Ûµ. (؎وهرِ؎َم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تونستین) (تونستن) Û². (ؚا؎ین) (ؚا؎ن) Û³. (ور میدارین) (ور میدارن) ÛŽ. (وایسادین) (وایسادن) Ûµ. (رسونده ؚودین) (رسونده ؚودن) تمرین Û± - س؀ال Û±. (دخترا) Û². (کلاسا) Û³. (مادرا) ÛŽ. (دلا) Ûµ. (خواهرا) Û¶. (ؚرادرا) تمرین Û² - س؀ال Û±. (اون زنِه اومد) Û². (اون مردِه گفت) Û³. (اون دورؚینِه خوؚ نیست) ÛŽ. (اون لؚاسِه کثیفه) Ûµ. (کتاؚِه کجاس) Û¶. (ٟسرِه رفت) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ساعتِت رو - ساعتِتو) Û². (کتاَؚم رو = کتاَؚمو) Û³. (میزِ؎ رو - میزِ ØŽÙˆ) ÛŽ. (کدوم رو - کدومو) Ûµ. (اتافمون رو - اتاقمونو) Û¶. (کیفم رو - کیفمو) Û·. (؎رکتَم رو - ؎رکتَمو) Ûž. (صندلیتون رو - صندلیتونو) Û¹. (کی رو - کیو) Û±Û°. (لؚاسِت رو - لؚاسِتو) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚِهِ؎)(صُؚونه) (نَخُوردَم) (َؚرات)(دُرُس)Û². (صَؚ)(ایسگا) (تُو رُو) (می رِسونَم) Û³. (اگه)(ُٟسخونه) (می ری) (اون) (رَم) (ؚرام) (ُٟس) ÛŽ. (نمی خوام)(هی؎کی)(ؚمونه) (می خوام)(تَنا) Ûµ. (ؚِلَخَرِه)(منم)(دان؎گا)(رو)(تموم) Û¶. (نیس) Û·. (اگه) (می ری) (نون) (ؚرایِ) (منَم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (اگر) (میروی) (نان) (ؚرایِ) (من هم) Û². (اصلاً) (ؚرایِ من) (نمیآورد) Û³. (چقدر) (دیگر) (مانده است) ÛŽ. (هیچکس) (خانه) (نیس) Ûµ. (کجاست) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (اینا) (رُو) (رو) (جم) Û². (نمی تونم) (تنایی) (اون) (رو) (ؚ؎ورم)Û³. (دیگه) (می ØŽÙ…) ÛŽ. (کو) Ûµ. (؎ی؎) (اونجا) (موندیم) Û¶. (چار) (ه؎) (دَیقِه س) تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚاوجودیکه) Û². (ؚرایِ اینکه) Û³. (ؚناؚراین) ÛŽ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) Ûµ. (ازؚس) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (اون) (خونه مون)(می یاد)Û·. (وایسا)(منم)(ؚاهات)(ؚیام) Ûž. (دیگه) (می خوام)(دان؎گا؎ون)(ؚرم)Û¹. (مگه)(چی) Û±Û°. (ؚلخره)(امتحانام)(تموم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (لازمت) Û±Û². (ؚنویس؎) Û±Û³. (یاد؎ گرفتم) Û±ÛŽ. (دیدم؎ان) Û±Ûµ. (می ؎ناسند؎) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Û¶. (وسایلت) Û±Û·. (اطرافِ) Û±Ûž. (اخؚار) Û±Û¹. (مجروحین) Û²Û°. (ن؞رات) Û²Û±. (ضعیفه) Û²Û². (می کنه) Û²Û³. (ؚر می گرده) Û²ÛŽ. (-) Û²Ûµ. (نداره) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (ندارن) Û²Û·. (ؚرگ؎تن) Û²Ûž. (کار می کنن) Û²Û¹. (رسوندن) Û³Û°. (دارن) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (خواؚاندم) Û³Û². (میدواند) Û³Û³. (میفهماند) Û³ÛŽ. (ترساند) Û³Ûµ. (گرداند) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (کسی را که تقصیر ندارد، مس؊ول دانستن) Û³Û·. (ؚاعثِ خراؚ ؎دنِ کاری ؎دن) Û³Ûž. (مردن) Û³Û¹. (اعتماد ؚنفسِ خود را از دست دادن) ÛŽÛ°. (Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (متأسفانه) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (چ؎م) ÛŽÛŽ. (ØšÙ‡ خدا) ÛŽÛµ. (قرؚان ؎ما) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ؚا) ÛŽÛ·. (ØšÛŒ) ÛŽÛž. (نا) ÛŽÛ¹. (ؚد) ÛµÛ°. (خو؎) رده:آموز؎ زؚان فارسی
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "質問の答え 1~32課", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال ۵–۱ (من) ـ (هستم)", "title": "ペルシア語/第1課" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال ۵–۱ (من) ـ (هستم)", "title": "ペルシア語/第1課" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. لیلا خانم Û². آرَ؎ آقا Û³. هومَن آقا ÛŽ. سارا خانم Ûµ. فر؎ته خانم", "title": "ペルシア語/第1課" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ایرانی)(است) Û². (ژاٟنی)(هستم) Û³. (کارمند)(است) ÛŽ. (راننده)(است) Ûµ. (انگلیسی)(هستم)", "title": "ペルシア語/第1課" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (سه) Û². (دُو) Û³. (ٟنج) ÛŽ. (چهار) Ûµ. (ØŽØŽ)", "title": "ペルシア語/第1課" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (او) Û². (من) Û³. (من) ÛŽ. (آر؎ آقا) Ûµ. (او)", "title": "ペルシア語/第1課" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (او هومَن آقا است) Û². (مینا خانم دان؎جو است) Û³. (من ژاٟنی هستم) ÛŽ. (من یومیکو سوزوکی هستم) Ûµ. (او لیلا ؎ایانی است)", "title": "ペルシア語/第1課" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (هستم) Û². (است) Û³. (هستیم) ÛŽ. (هستند) Ûµ. (است) Û¶. (هستید)", "title": "ペルシア語/第2課" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (من)(معلّم)(هستم) Û². (من)(کارمند)(هستم)Û³. (او)(ژاٟنی)(است) ÛŽ. (آنها)(دان؎جو)(هستند) Ûµ. (من)(راننده)(هستم)", "title": "ペルシア語/第2課" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (آنها) (ایرانی) (هستند) Û². (ما) (چینی) (هستیم) Û³. (او) (انگلیسی) (است)", "title": "ペルシア語/第2課" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (استاد) (سوزوکی) (هستند) Û². (دکتر) (نوروزی) (هستند) Û³. (دکتر) (هومن سینایی) (هستند) ÛŽ. (مهندس) (؎ایانی) (هستند) Ûµ. (دکتر) (سوزوکی) (هستند)", "title": "ペルシア語/第2課" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (دان؎جو)(هستم) Û². (چینی)(هستند) Û³. (معلّم)(است) ÛŽ. (دان؎جو)(هستیم)", "title": "ペルシア語/第2課" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سه ؎نؚه) Û². (دو ؎نؚه) Û³. (چهار ؎نؚه) ÛŽ. (ٟنج؎نؚه) Ûµ. (جمعه) Û¶. (؎نؚه)", "title": "ペルシア語/第2課" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (ما) Û². (ای؎ان) Û³. (؎ما) ÛŽ. (ٟنج؎نؚه) Ûµ. (من) Û¶. (او)", "title": "ペルシア語/第2課" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (نیستم) Û². (نیست) Û³. (نیستند)ÛŽ. (نیستند) Ûµ. (نیستیم)", "title": "ペルシア語/第3課" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال۱. (من \\ ما) (چینی) (هستم \\ هستیم) - (ما \\ من) (چینی) (نیستم \\ نیستیم) Û². (فر؎ته) (خانم) (معلّم) (است) - (فر؎ته) (خانم) (معلّم) (نیست) Û³. (آنها) (ایرانی) (هستند) - (آنها) (ایرانی) (نیستند) ÛŽ. (من) (مینا) (هستم) - (من) (مینا) (نیستم) Ûµ. (من) (کارمند) (هستم) - (من) (کارمند) (نیستم)", "title": "ペルシア語/第3課" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (آؚ) Û². (نان) Û³. (میوه) ÛŽ. (لؚاس) Ûµ. (ساعت)", "title": "ペルシア語/第3課" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. من و سارا در خانه هستیم Û². ما الان در کلاس هستیم Û³. هومن و آر؎ در دان؎گاه هستند ÛŽ. دکتر سینایی در ؎رکت است Ûµ. مهندس تهرانی در هتل است", "title": "ペルシア語/第3課" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کلاس) Û². (دان؎گاه) Û³. (هتل) ÛŽ. (؎رکت)", "title": "ペルシア語/第3課" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ØŽØŽ و رؚع) Û². (هفت و نیم) Û³. (نه و یازده دقیقه) ÛŽ. (ه؎ت و ده دقیقه) Ûµ. (یک رؚع ØšÙ‡ ٟنج)", "title": "ペルシア語/第3課" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (دیروز) - (ؚودم) Û². (دیروز) - (ؚود) Û³. (دیروز) - (ؚودند) ÛŽ. (دیروز) - (ؚودیم) Ûµ. (دیروز) - (ؚودند)", "title": "ペルシア語/第4課" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ما) - (نؚودیم) Û². (؎ایان) - (نؚود) Û³. (هوا) - (نؚود) ÛŽ. (من) - (نؚودم) Ûµ. (فر؎ته و فریؚا) - (نؚودند)", "title": "ペルシア語/第4課" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯) (است) - (Ù‚ØŽÙ†Ú¯) (نیست) Û². (ؚزرگ) (است) - (ؚزرگ) (نیست) Û³. (خو؎مزه) (است) - (خو؎مزه) (نیست) ÛŽ. (سرد) (است) - (سرد) (نیست) Ûµ. (Ù…ØŽÚ©Ù„) (است) - (Ù…ØŽÚ©Ù„) (نیست)", "title": "ペルシア語/第4課" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نؚود) Û². (است) Û³. (نؚود) ÛŽ. (نیست) Ûµ. (ؚود) Û¶. (نیست)", "title": "ペルシア語/第4課" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. ساعتِ سارا رویِ میز است. Û². لؚاسِ من رویِ صندلی است. Û³. دارویِ ؚچّه اینجاست. ÛŽ. کیفِ تو تویِ کلاس است. Ûµ. ؚچّهٔ خانمِ سینایی تویِ آن اتاق است. Û¶. جایِ من آنجاست.", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟنج" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (کیفِ آقایِ سینایی) Û². (ساعتِ مریم خانم) Û³. (نانِ هومن آقا) ÛŽ. (لؚاسِ دوستِ مهتاؚ) Ûµ. (میوهٔ ؚچّهٔ خانمِ نوروزی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟنج" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ه؎ت) Û². (صد) Û³. (ده) ÛŽ. (دوازده) Ûµ. (نه)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟنج" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. الو ؚؚخ؎ید، آنجا منزلِ آقایِ هومنِ سینایی است؟ Û². دارویِ تو رویِ میزِ من ؚود. Û³. امروز صؚح کلاسِ زؚانِ فارسی چطور ؚود؟ ÛŽ. جایِ آقایِ سوزوکی کجاست؟ Ûµ. غذایِ رستورانِ دان؎گاهِ آنها خو؎مزه نؚود. Û¶. من روزِ ؎نؚه منزلِ خانمِ مهتاؚِ تهرانی ؚودم. Û·. تویِ کیفِ من ØŽØŽ هزار تومان هست. Ûž. لؚاسِ تُو ؚرایِ دان؎گاه مناسؚ نیست. Û¹. من دان؎جویِ زؚانِ فارسیِ دان؎گاهِ تهران هستم. Û±Û°. آن خانهٔ ؚزرگ مالِ دوستِ من است. Û±Û±. کدام کلمه ؚرایِ تویِ ٟرانتز مناسؚ است؟", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟنج" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (چیست) Û². (کجایی) Û³. (کیست) ÛŽ. (چطور) Ûµ. (کجاست) Û¶. (چند) Û·. (کدام)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟنج" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سرد) Û². (ساعتِ) Û³. (مینا) ÛŽ. (کارمندِ) Ûµ. (خوؚ) Û¶. (خو؎مزه) Û·. (آسان)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟنج" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (دوستَم) Û². (ؚچّه اَ؎) Û³. (منزلِ تان) ÛŽ. (ؚچّه اَت) Ûµ. (دارویَت) Û¶. (خانه مان) Û·. (؎رکت؎ان) Ûž. (خواهر و ؚرادرَم) Û¹. (جمله تان) Û±Û°. (ٟدرِتان)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (خواهرَم) (است) - Û². (ٟدرَ؎) (است) - Û³ (ٟدرَ؎) (است) - ÛŽ. (من) (هستم) - Ûµ. (ؚرادرَم) (است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (؎مالیم) Û². (دولتی) Û³. (کجایی) ÛŽ. (خانوادگی) Ûµ. (چینی) Û¶. (ؚارانی) Û·. (خصوصی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (خانمَم) (؎مال) - Û². (ٟدرِ خانمم) (مَ؎هَد) - Û³. (؎وهرم) (تَؚریز) - ÛŽ. (مادرم) (اصفهان) - Ûµ. (ٟدرَم) (؎یراز)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (تا ساعتِ یازده و ؚیست دقیقه) (هستیم) - Û². (تا ساعتِ ه؎ت و نیم) (هستم) - Û³. (از ده و نیم) (هستند) - ÛŽ. (از ساعتِ چهار و رؚع) (است) - Ûµ. (تا ساعتِ یک رؚع ØšÙ‡ نه) (ؚودند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (اتاقَ؎) Û². (خواهَرَم) Û³. (لؚاسَت) ÛŽ. (معلّمم) Ûµ. (تلفّ؞َت)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (من) (خو؎حالم) - Û². (آنها) (ؚلدند) - Û³. (مت؎کّرم) - ÛŽ. (سارا و فر؎ته) (دولتند) - Ûµ. (ما) (تعطیلیم) - Û¶. (آنها) (؎رکتند) - Û·. (من) (؎رکتم) - Ûž. (ما) (دان؎گاهیم) - Û¹. (من) (منت؞رم) - Û±Û°. (تو) (مریضی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (خانهایم) - Û². (ت؎نهایم) - Û³. (خستهام) - ÛŽ. (گرسنهاند) - Ûµ. (خانهام) - Û¶. (فارسی ام) - Û·. (ژاٟنی ام)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (دان؎جویند) - Û². (کجایند) - Û³. (مینویی) - ÛŽ. (کجایی) - Ûµ. (اینجاییم) - Û¶. (تویی) Û·. (تنهاست)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (منت؞رِ ٟسرَت) - Û². (منت؞رِ تلفنِ خانمِتان) - Û³. (منت؞رِ مادر ؚزرگِ؎ان) - ÛŽ. (منت؞رِ تلفنِ ؎وهرِتان) - Ûµ. (منت؞رِ ؚچّهٔ ؚرادرم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کمی گرسنهام) - Û². (خیلی خو؎مزه ؚود) - Û³. (کاملاً ؚلد است) - ÛŽ. (تقریؚاً حاضرم) - Ûµ. (کاملاً درست است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (جالؚ است) (جالؚ نیست) (جالؚ نیست) - Û². (خو؎مزه است) (خو؎مزه نیست) (خو؎مزه نیست) - Û³. (تمیز است) (تمیز نیست) (تمیز نیست) - ÛŽ. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ است) (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ نیست) (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ نیست) - Ûµ. (مناسؚ است) (مناسؚ نیست) (مناسؚ نیست)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (تعطیل) - Û². (ؚلد) - Û³. (حاضر) - ÛŽ. (خوؚ) - Ûµ. (منت؞رِ) - Û¶. (مریض) - Û·. (ؚیرون)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (آنها) Û². (آنها) Û³. (او) ÛŽ. (ما) Ûµ. (من) Û¶. (تو)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û·. (هستند) Ûž. (هستید) Û¹. (هستم) Û±Û°. (هستی) Û±Û±. (است) Û±Û². (ست)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±Û³. (ؚلدند) Û±ÛŽ. (اصفهانم) Û±Ûµ. (حاضری) Û±Û¶. (؎رکتید) Û±Û·. (گرسنهایم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Ûž. (دان؎جویِ دان؎گاهِ ؎یراز) Û±Û¹. (؎مارهٔ تلفن) Û²Û°. (چهار) Û²Û±. (آقایِ ماهانی) Û²Û². (ساعتِ ØŽØŽ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û³. (هتلتان) Û²ÛŽ. (؎رکتم) Û²Ûµ. (اتاق؎) Û²Û¶. (هوای؎) Û²Û·. (دان؎گاهمان)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û²Ûž. (چیست) Û²Û¹. (چند) Û³Û°. (چیست) Û³Û±. (چطور) Û³Û². (کجایی) Û³Û³. (کجا) Û³ÛŽ. (کیست) Û³Ûµ. (چند) Û³Û¶. (چند) Û³Û·. (چطور) Û³Ûž. (کیست)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û³Û¹. (در ؎هرِ ؎ما دان؎گاه هست؟) - ÛŽÛ°. (من ژاٟنی هستم) - ÛŽÛ±. (مادر و ٟدرَم در خانهاند) - ÛŽÛ². (من سوزوکی هستم) - ÛŽÛ³. (من کارمندم) - ÛŽÛŽ. (آن کتاؚ قیمت؎ ده هزار تومان ؚود) - ÛŽÛµ. (من کارمندِ دولتم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ¶. (ساعت یازده و رؚع است) - ÛŽÛ·. (ساعت سه و نیم است) -. ÛŽÛž (ساعت ه؎ت و نیم است) - ÛŽÛ¹. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ یک است) - ÛµÛ°. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ ØŽØŽ است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (رفتیم) Û².(آمد) Û³. (تلفن کرد) ÛŽ. (رفتند) Ûµ. (خواؚید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ساعتِ دو آمدیم) Û².(ساعتِ ØŽØŽ و نیم تلفن کردم) Û³. (ساعتِ نه و رؚع رفت) ÛŽ. (از ساعتِ یک رؚع ØšÙ‡ یازده آمدیم) Ûµ. (سرِ ساعتِ تلفن کردم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚا خانمِ سوزوکی رفتم) Û². (ؚا هواٟیما رفتم) Û³. (ؚا مادرم رفتم) ÛŽ. (ؚا ما؎ین؎ رفت) Ûµ. (ؚا دوستم رفتم) Û¶. (ٟیاده رفتیم) Û·. (تنها رفتم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (تلفن نکردی - تلفن نکردم) Û².(نیامدند - نیامدند) Û³. (نخواؚید - نخواؚید) ÛŽ. (نرفتید - نرفتیم) Ûµ. (حمّام نکردی - حمّام نکردم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (میرفتم) Û².(میآمد) Û³. (ؚود) ÛŽ. (میخواؚیدم) Ûµ. (میرفتید) Û¶. (ورز؎ میکردم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نمیرفتم) Û².(نمیآمد) Û³. (نمیآمد) ÛŽ. (تلفن نمیکرد) Ûµ. (نمیرفتم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (تلفن کردم) Û².(میرفتیم) Û³. (خواؚیدم) ÛŽ. (آمد) Ûµ. (ؚود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (منزل او در اصفهان است) Û².(آقای ماهانی کارمند است) Û³. (ؚا ؚرادر؎ ØšÙ‡ خانهٔ آقایِ نوروزی آمد) ÛŽ. (آقای ماهانی اهل تهران است) Ûµ. (روز ٟنج؎نؚه تلفن کرد) Û¶. (روز جمعه آنها ٟیاده ØšÙ‡ ٟارک رفتند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. ساعت Û². ؎اگردان Û³. روز ÛŽ. دان؎جو Ûµ. مهمانان Û¶. کتاؚ", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نه" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (گرمتر) Û². (سرد تر) Û³. (م؎کلتر) ÛŽ. (گرانتر) Ûµ. (تندتر) Û¶. (ؚی؎تر)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نه" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (کوچکتر) - (کوچکترین) Û². (سردتر) - (سردترین) Û³. (گرمتر) - (گرمترین) ÛŽ. (ارزانتر) - (ارزانترین) Ûµ. (گرانتر) - (گرانترین) Û¶. (نزدیکتر) - (نزدیکترین) Û·. (دورتر) - (دورترین) Ûž. (م؎کلتر) - (م؎کلترین) Û¹. (ق؎نگتر) - (ق؎نگترین) Û±Û°. (آسانتر) - (آسانترین) Û±Û±. (کمتر) - (کمترین) Û±Û². (ؚی؎تر) - (ؚی؎ترین)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نه" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (آسانتر) Û². (زیؚاتر) Û³. (ق؎نگتر) ÛŽ. (خو؎مزه تر) Ûµ. (ؚهتر)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نه" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ارزانتر) - (ارزانتر) - (ارزانترین) Û². (زیؚاتر) - (زیؚاتر) - (زیؚاترین) Û³. (م؎کلتر) - (م؎کلتر) - (م؎کلترین) ÛŽ. (ؚهتر) - (ؚهتر) - (ؚهترین) Ûµ. (گرانتر) - (گرانترین)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نه" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (گرمتر) Û². (زیؚاترین) Û³. (خو؎مزه تر) ÛŽ. (ؚزرگترین) Ûµ. (ؚهترین) Û¶. (تندتر) Û·. (کوچکتر)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نه" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ما؎ینی) Û². (غذایی) Û³. (ساعتی) ÛŽ. (رنگی) Ûµ. (کسی) Û¶. (چیزهایی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ده" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (یک کیفِ سیاه) Û². (یک لؚاسِ قرمز) Û³. (یک کارتِ تلفن) ÛŽ. (یک لؚاس و کف؎ِ سفید) Ûµ. (یک خانهٔ گران و ؚزرگ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ده" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (؎اگردِ ساکتی) Û². (؎هرِ ؚزرگی) Û³. (هتلِ ؚدی) ÛŽ. (فیلمِ جالؚی) Ûµ. (آدمِ خوؚی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ده" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (هیچ رستوانی - رستورانی) Û². (هیچ هتلی - هتلی) Û³. (هیچ ٟولی - ٟولی) ÛŽ. (هیچ کارتی - کارتی) Ûµ. (هیچ مدرسهای - مدرسهای)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ده" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ و ؚزرگی) Û². (گرمی) Û³. (ؚدی) ÛŽ. (ساکتی) Ûµ. (خو؎مزهای)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ده" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (را) Û². (-) Û³. (را) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) Û¶. (را) Û·. (را) Ûž. (را) Û¹. (-) Û±Û°. (را) Û±Û±. (را) Û±Û². (-)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ده" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (میرود) Û². (میرویم) Û³. (میرود) ÛŽ. (میرویم) Ûµ. (میرود) Û¶. (میرود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚر میگردند) Û². (میخرم) Û³. (میؚینیم) ÛŽ. (میخواؚم) Ûµ. (تلفن میکند) Û¶. (دارد)Û·. (میدهند) Ûž. (رفتیم) Û¹. (راه میروم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میروم - میخوریم) Û². (میرود - ؚر میگردد) Û³. (درست میکنیم - میرویم) ÛŽ. (میخواؚم - کار میکنم) Ûµ. (میروند - میرسانند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نمیآیند) Û². (کار نمیکند) Û³. (درست نمیکند) ÛŽ. (نمیؚینیم) Ûµ. (نمیخورد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (نخوردم) Û². (ندارم) Û³. (نداد) ÛŽ. (نؚود) Ûµ. () Û¶. (نگفت)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (هیچکس) Û². (هیچ جا) Û³. (هیچکدام) ÛŽ. (هیچ وقت) Ûµ. (هیچ چیز)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (میخریم) Û². (میآییم) Û³. (میدهم) ÛŽ. (دارد) Ûµ. (رفتیم) Û¶. (میخواؚم) Û·. (رساند) Ûž. (ؚرمی گردم) Û¹. (میؚینم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (خو؎حال ؎د) Û². (خسته ؎دم) Û³. (خراؚ ؎د) ÛŽ. (خراؚ ؎د) Ûµ. (خوؚ ؎د) Û¶. (تعطیل ؎د) Û·. (گرسنه ؎دم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (تعطیل می؎ود) Û². (حاضر می؎ود) Û³. (تعطیل می؎ویم) ÛŽ. (گرم می؎ود) Ûµ. (سرد می؎ود) Û¶. (می؎وم) Û·. (می؎ود) Ûž. (می؎ود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (روزِ اوّلِ فروردین است) Û². (سه تا نان میخواهم) Û³. (یک هفته در تهران ؚودم) ÛŽ. (ؚیست کیلو است) Ûµ. (دو تا ؚچّه دارم) Û¶. (ؚیست سال دارم) Û·. (ؚیست کیلو وزن دارد) Ûž. (تقریؚاً ده صفحه نو؎تم) Û¹. (یک کیلو میخواهم) Û±Û°. (تقریؚاً صد کیلومتر راه است) Û±Û±. (تقریؚاً صد متر راه است) Û±Û². (دو نفر آمدند) Û±Û³. (سه جلد دارد) Û±ÛŽ. (تقریؚاً روزی سه ساعت درس میخوانم) Û±Ûµ. (ده درجه ؚالایِ صفر است) Û±Û¶. (یک جفت کف؎ خریدم) Û±Û·. (دو درجه تؚ دارد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (اوّلین) Û². (دوّمی) Û³. (اوّلِ) ÛŽ. (اوّلین) Ûµ. (اوّلی - دوّمی) Û¶. (اوّل)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا - مینویسم) Û². (از - میخواهی) Û³. (در - هستم) ÛŽ. (ؚا - میخورند) Ûµ. (ØšÙ‡ - میرویم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (وزن من صد کیلو است/ من صد کیلو دارم) Û². (مهتاؚ دو سال از من ؚزرگتر است) Û³. (من سه تا ؚچّه دارم) ÛŽ. (ای؎ان تا دوساعتِ دیگر ؚر میگردند) Ûµ. (ده درجه زیرِ صفر است) Û¶. (تقریؚاً ه؎ت ساعت میخواؚم) Û·. (ؚچّه یک درجه تؚ دارد) Ûž. (تولّد مهتاؚ ØŽØŽÙ… فروردین است) Û¹. (یکی نان دارم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (چندمین) Û². (چهارمین) Û³. (آخری) ÛŽ. (اوّلین - دوّمی - سوّمی) Ûµ. (چندمین) Û¶. (چندمی) Û·. (چَندُمِ) Ûž. (دوّم) Û¹. (دوّمِ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚرو - میروم) Û². (ؚده - میدهم) Û³. (ؚخور - میخورم) ÛŽ. (ؚخواؚ - میخواؚم) Ûµ. (امضاء ØšÚ©Ù† - امضاء میکنم) Û¶. (ؚنویس - مینویسم) Û·. (ØšÚ©Ù† - میکنم) Ûž. (نگه دار - نگه میدارم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سیزده" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚنویس - ؚنویسید) Û². (ؚیا - ؚیایید) Û³. (حاضر ؚ؎و - حاضر ؚ؎وید) ÛŽ. (ؚرسان - ؚرسانید) Ûµ. (ؚخر - ؚخرید) Û¶. (ؚؚین - ؚؚینید)Û·. (ؚگیر - ؚگیرید) Ûž. (ؚساز - ؚسازید) Û¹. (معنی ØšÚ©Ù† - معنی ؚکنید) Û±Û°. (ؚا؎ - ؚا؎ید) Û±Û±. (تکرار کن - تکرار کنید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سیزده" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (حرف ؚزنید) Û². (نرو) Û³. (ؚیا) ÛŽ. (یاد ؚگیرید) Ûµ. (نخوان) Û¶. (نخر) Û·. (نن؎ین) Ûž. (ؚرسان) Û¹. (نزن) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (مینویسی) Û². (می؎ویی) Û³. (میرسانی) ÛŽ. (درست میکنی) Ûµ. (ت؎کّر میکنی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سیزده" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ندارم) Û². (درد میکند) Û³. (حرف میزند) ÛŽ. (ت؎کّر میکند) Ûµ. (ؚاز ؚودند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سیزده" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚخور) Û². (ؚا؎ید) Û³. (ؚخواؚ) ÛŽ. (ؚ؎ین) Ûµ. (ؚرو) Û¶. (ؚرگرد) Û·. (ؚ؎وی) Ûž. (ؚخوانید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سیزده" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (ؚا - ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (ؚا) Û·. (ØšÙ‡) Ûž. (ؚا) Û¹. (ؚا - ØšÙ‡)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سیزده" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚخری) Û². (ؚخرید) Û³. (ؚخرند) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. () Û¶. (ؚخرد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚا؎م) Û². (منت؞ر ؚا؎یم) Û³. (ؚنویسم) ÛŽ. (ؚخورم) Ûµ. (ØšÚ©ØŽÙ…) Û¶. (ØšÚ©ØŽÙ…)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚنویسم) Û². (ؚرسانم) Û³. (ؚؚینم) ÛŽ. (عکس ؚگیرم) Ûµ. (عوض ؚکنم) Û¶. (ؚگیری) Û·. (یاد ؚگیرید) Ûž. (ؚخرم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚک؎د) Û². (ؚیاید) Û³. (ؚنویسد) ÛŽ. (ؚگوید) Ûµ. (عکس ؚگیرد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (درس ؚخوانم) Û². (ؚروم) Û³. (ؚرگردم) ÛŽ. (ؚؚینم) Ûµ. (درست ؚکنم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (میرسیم - نرسیم - ؚرسیم) Û². (ؚازی میکنی - ؚازی نکنم - ؚازی ؚکنم) Û³. (میروید - نرویم - ؚرویم) ÛŽ. (ؚر میگردی - ؚر نگردم - ؚر گردم) Ûµ. (میآید - نیاید - ؚیاید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (ؚگویم - میگفتم - میگفتم) Û². (انتخاؚ کنی - انتخاؚ میکردی - انتخاؚ میکردی) Û³. (ؚنویسی - مینو؎تی - مینو؎تی) ÛŽ. (ؚٟرسی - میٟرسیدی- میٟرسیدی) Ûµ. (ؚخوریم - میخوردیم - میخوردیم) Û¶. (ØšÚ©ØŽÛŒ - میک؎یدی - میک؎ید) Û·. (ؚماند - میماند - میماند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚرسانی) Û². (ؚخورد) Û³. (ؚرگردید) ÛŽ. (ؚروم) Ûµ. (ؚنویسید) Û¶. (یاد ؚگیرید) Û·. (ؚا؎م)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (در) Ûµ. (ؚا) Û¶. (ØšÙ‡) Û·. (از) Ûž. (ؚا) Û¹. (ØšÙ‡) Û±Û°. (از)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس هفتم تا چهاردهم" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±Û±. (ساعتِ چند) Û±Û². (چکار)Û±Û³. (چه) Û±ÛŽ. (چند ساعت) Û±Ûµ. (کجا) Û±Û¶. (کدام) Û±Û·. (چطور) Û±Ûž. (چرا) Û±Û¹. (چند) Û²Û°. (چه روزی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس هفتم تا چهاردهم" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (تعطیل می؎ود) Û²Û². (ؚر گ؎تی) Û²Û³. (میٟرسیدی) Û²ÛŽ. (میخرم) Û²Ûµ. (سیگار ؚک؎د) Û²Û¶. (ؚرسیم) Û²Û·. (ؚرو) Û²Ûž. (؎ستم) Û²Û¹. (دیدم) Û³Û°. (عوض کنی) تمرین Û³ - س؀ال Û³Û±. (ؚر میگردم) Û³Û². (دارم) Û³Û³. (خراؚ ؎د) Û³ÛŽ. (متوجّه ن؎دم) Û³Ûµ. (نخریدیم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس هفتم تا چهاردهم" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û³Û¶. (خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است) Û³Û·. (من همی؎ه اینجا مین؎ینم) Û³Ûž. (دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم) Û³Û¹. (من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم) ÛŽÛ°. (این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغی است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس هفتم تا چهاردهم" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال ÛŽÛ±. (ؚا؎د) ÛŽÛ². (موفقّ ؚا؎ید) ÛŽÛ³. (مؚارک ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (ان؎االلّه) ÛŽÛµ. (خو؎ گذ؎ت) ÛŽÛ¶. (قاؚلِ ؎ما را ندارد) ÛŽÛ·. (دستِ ؎ما درد نکند) ÛŽÛž. (نو؎ جان) ÛŽÛ¹. (خو؎وقتم) ÛµÛ°. (چارهای نیست)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس هفتم تا چهاردهم" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (میخواهم - ؚروم) Û². (میخواهد - عوض ؚکند) Û³. (میخواهند - عوض ؚکنند) ÛŽ. (میخواهیم - درست ؚکنیم) Ûµ. (میخواهد - ؚ؎ود) Û¶. (میخواهم - ؚخورم) Û·. (میخواهم - آ؎نا ؚ؎وم) Ûž. (میخواهم - ؚخواؚم) Û¹. (میخواهد - ادامه ؚدهد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (نمیخواهم - ؚروم) Û². (نمیخواهم - ؚخواؚم) Û³. (نمیخواهند - ؚمانند) ÛŽ. (نمیخواهم - ؚٟرسم) Ûµ. (نمیخواهد - ؚیاید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میتوانیم - ؚؚینیم) Û². (میتوانم - صحؚت کنم) Û³. (میتوانم - سیگار ØšÚ©ØŽÙ…) ÛŽ. (میتوانی - حرف ؚزنی) Ûµ. (میتوانید - ترجمه کنید) Û¶. (میتوانی - یاد ؚگیری)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نمیتوانیم - ؚرویم) Û². (نمیتوانم - ؚخوانم) Û³. (نمیتوانیم - یاد ؚگیریم) ÛŽ. (نمیتوانم - زندگی کنم) Ûµ. (نمیتوانم - ؚرگردم) Û¶. (نمیتوانم - ادامه ؚدهم) Û·. (نمیتوانم - راه ؚروم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (میدانم) Û². (میدانم) Û³. (نمی داند) ÛŽ. (میداند) Ûµ. (میدانستم) Û¶. (نمی دانم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ما ماهی دو هزار تومان ٟولِ کلاس میدهیم) Û². (من ØŽØšÛŒ سه هزار تومان ٟولِ هتل میدهم) Û³. (ما ماهی چهار هزار تومان ٟولِ آؚ میدهیم) ÛŽ. (امروز تقریؚاً ٟنج هزار تومان ٟولِ غذا دادم) Ûµ. (ØŽØŽ هزار تومان ٟولِ این ؚلیت را دادم) Û¶. (من هفت هزار تومان ٟول دارم) Û·. (او ه؎ت کیلو دارد. \\ وزنِ او ه؎ت کیلو است) Ûž. (حدودِ یک ساعت طول میک؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (نمیدانستی) Û². (نرفتیم) Û³. (نیست) ÛŽ. (نمیرفت) Ûµ. (دارد) Û¶. (ؚخوانم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (ؚیایید) Û³. (رفتم) ÛŽ. (میآیم) Ûµ. (نیامدی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (چند) Û². (چند) Û³. (چقدر) ÛŽ. (چند) Ûµ. (چقدر) Û¶. (چند) Û·. (چند) Ûž. (چند) Û¹. (چقدر) Û±Û°. (چقدر) Û±Û±. (چقدر)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚخرم) Û². (ؚخریم) Û³. (ؚخرذ) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. (ؚخریم) Û¶. (ؚخرم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (درست کنیم) Û². (ؚیایم) Û³. (ؚخوریم) ÛŽ. (ؚنویسم) Ûµ. (ؚدهم) Û¶. (ؚا؎م) Û·. (ؚؚینم) Ûž. (ؚرویم) Û¹. (ترجمه کنیم) Û±Û°. (ؚردارم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (تمام ؚ؎ود - تمام ن؎ود) Û². (ؚیایی - نیایی) Û³. (جواؚ ؚدهد - جواؚ ندهد) ÛŽ. (ؚا؎د - ؚا؎د) Ûµ. (ؚا؎د - ؚا؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ- س؀ال Û±. (-) Û². (-) Û³. (-) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) Û¶. (-) Û·. (-)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (-) Û². (-) Û³. (-) ÛŽ. (-) Ûµ. (-)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (یکی ؎ان) Û². (سه تای؎ان) Û³. (خیلی ؎ان) ÛŽ. (چند تای؎ان) Ûµ. (ؚعضی ؎ان) Û¶. (دو نفرِ ؎ان) Û·. (همه ؎ان) Ûž. (نصفِ؎ان) Û¹. (ؚیست در صدَ؎) Û±Û°. (همه ؎ان) Û±Û±. (همه ا؎) Û±Û². (ؚقیه ا؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (نصف؎) Û². (همه ؎ان) Û³. (ؚعضی ؎ان) ÛŽ. (ؚی؎ترِ ؎ان) Ûµ. (چندنفرِ ؎ان) Û¶. (یکی ؎ان) Û·. (دو تای؎ان) Ûž. (ؚیست در صد؎) Û¹. (همه ا؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (نانها) Û². (دوستانم) Û³. (روزها) ÛŽ. (مردم) Ûµ. (س؀الها) Û¶. (مغازهها) Û·. (این کتاؚ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (دارد)(استراحت میکند) Û². (داریم)(درست میکنیم) Û³. (دارند)(درس میخوانند) ÛŽ. (دارد)(تما؎ا میکند) Ûµ. (دارم)(تمیز میکنم) Û¶. (دارد)(میٟو؎د) Û·. (دارم)(گو؎ میدهم)(دارم)(درس میخوانم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (دا؎ت)(سیگار میک؎ید) Û². (دا؎تند)(نگاه میکردند) Û³. (دا؎تند)(ؚازی میکردند) ÛŽ. (دا؎ت)(مینو؎ت) Ûµ. (دا؎تند)(صحؚت میکردند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (سیگار میک؎یدم) Û². (میفرستاد) Û³. (درست میکردم) ÛŽ. (گو؎ میداد). Ûµ. (استفاده میکردیم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (رفت) Û². (مسافرت رفت) Û³. (خرید) ÛŽ. (ادامه داد) Ûµ. (حرف زد) Û¶. (فهمید) Û·. (ٟر کرد) Ûž. (فرستاد) Û¹. (صحؚت کرد) Û±Û°. (انجام داد) Û±Û±. (نو؎ت). Û±Û². (اعتماد کرد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ؚا) ÛŽ. (از). Ûµ. (را) Û¶. (ؚا) Û·. (ؚا)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (میخواست)(ؚیفتد) Û². (میخواستیم)(ؚرویم) Û³. (میخواستم)(سیگار ØšÚ©ØŽÙ…) ÛŽ. (میخواستند)(ؚخرند) Ûµ. (میخواست)(ؚخورد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (دا؎تم)(میدویدم) Û². (دا؎تیم)(میرفتیم)Û³. (دا؎تم)(سیگار میک؎یدم) ÛŽ. (دا؎تند)(می خودند) Ûµ.(دا؎تند)(میزدند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ندارم) Û². (ؚیاید) Û³. (نخواؚیدم) ÛŽ. (ؚودند). Ûµ. (نگو)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (داریم - ترجمه میکنیم) Û². (دارد - حرف میزند) Û³. (دارند - تعطیل می؎وند) ÛŽ. (دارند آ؎نا می؎وند) Ûµ. (داریم - میرسیم) Û¶. (دارم - نگران می؎وم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (آمده) Û². (ن؎سته) Û³. (خواؚیده) ÛŽ. (گذ؎ته) Ûµ. (ایستاده) Û¶. (ٟخته) Û·. (؎سته) Ûž. (رفته) Û¹. (ؚرگ؎ته) Û±Û°. (گفته) Û±Û±. (ؚسته) Û±Û². (درست کرده) Û±Û³. (ؚیدار ؎ده) Û±ÛŽ. (نگه دا؎ته)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (رفتهاید) Û². (آمدهاند) Û³. (خوردهام) ÛŽ. (گفتهام) Ûµ. (ؚردهایم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ازدواج کرده است) Û². (خراؚ ؎ده است) Û³. (ؚرگ؎ته است) ÛŽ. (نگه دا؎تهام) Ûµ. (ؚرده است) Û¶. (ؚوده است) Û·. (داده است) Ûž. (؎روع ؎ده است) Û¹. (؎ده است) Û±Û°. (آورده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚیدار ن؎ده است) Û². (حمّام نکردهام) Û³. (ؚرنگ؎ته است) ÛŽ. (نداده است). Ûµ. (سرِ کار نرفته است) Û¶. (تلفن نکرده است) Û·. (مسافرت نرفتهایم) Ûž. (دروغ نگفته است) Û¹. (نیامده است) Û±Û°. (تمیز نکردهام)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (مادرم صؚحِ زود ØšÙ‡ نانوایی رفته، نان خریده است) Û². (او از صؚح ØšÙ‡ خرید رفته، هنوز ؚرنگ؎ته است) Û³. (ؚچّه غذای؎ را خورده، الان خواؚیده است) ÛŽ. (؎ادی از صؚحِ زود ØšÙ‡ سرِ کار؎ رفته، هنوز ؚرنگ؎ته است) Ûµ. (فریؚا ؚیدار ؎ده ولی مینو هنوز ؚیدار ن؎ده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نو؎ته) Û². (گذ؎ته) Û³. (؎کسته) ÛŽ. (ؚسته) Ûµ. (خواسته) Û¶. (گفته)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "تمرین Û· -س؀ال Û±. (ؚٟرسم) Û². (ؚؚینم) Û³. (ت؎کّر کنم) ÛŽ. (ؚخرد) Ûµ. (سیگار ؚک؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž -س؀ال Û±. (رسیده) Û². (فهمیده) Û³. (گذ؎ته) ÛŽ. (ایستاده) Ûµ. (ٟخته)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (میوهای که رویِ میز ؚود، اسم؎ چه ؚود؟) Û². (خانهای که آنها دا؎تند ØšÙ‡ ایستگاهِ قطار نزدیک ؚود) Û³. (ؚانکی که من در آن کار میکردم همی؎ه ؎لوغ ؚود) ÛŽ. (مردی که آنجا دارد سیگار میک؎د ؚرادرِ فر؎ته است) Ûµ. (دختری که ؚرادرم میخواهد ؚا او ازدواج کند دان؎جویِ ر؎تهٌ زؚانِ انگلیسی است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (جملههایی را که من میخوانم ØšÙ‡ انگلیسی ترجمه کنید) Û². (کتاؚی را که دیروز خریدم ØšÙ‡ دوستم هدیه دادم) Û³. (چمدانی را که از انگلیس آوردهام تویِ آن اتاق گذا؎تهام) ÛŽ. (چیزهایی را که من میگویم ØšÙ‡ زؚانِ انگلیسی ØšÙ‡ ای؎ان ؚگویید) Ûµ. (نامهای را که دوستم ØšÙ‡ زؚانِ فارسی فرستاده است ؚرایِ من میخوانی؟) Û¶. (تر؎ی ای که ØšÙ‡ ما دادی خیلی خو؎مزه ؚود) Û·. (عکسهایی را که آنجاست ØšÙ‡ من ن؎ان ؚده)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (کی) Û². (کدام) Û³. (کدام) ÛŽ. (کی). Ûµ. (کدام)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚیکار) Û². (ؚادقّتترین) Û³. (ؚاهو؎ تر) ÛŽ. (ناراضی). Ûµ. (خو؎ؚخت) Û¶. (ØšÛŒ دقّتی) Û·. (همراهِ) Ûž. (ؚدؚخت و ؚیچاره) Û¹. (ناراحت)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) (ØšÙ‡) Û². (از) (از) Û³. (ØšÙ‡) (ØšÙ‡) ÛŽ. (ؚا). Ûµ. (ؚا)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (از؎) Û². (ازتان) Û³. (ؚرایم) ÛŽ. (ؚرای؎) Ûµ. (ؚرایمان)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (دعوت کنی) Û². (ؚازی کنی) Û³. (ؚریزید) ÛŽ. (ؚرویم) Ûµ. (ؚرگردم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (دوستم که دیروز ØšÙ‡ اینجا آمد، ما را ØšÙ‡ خانه ا؎ دعوت کرده است.) Û². (؎ادی که ؚچّه ؚود، همی؎ه مریض ؚود. ) Û³. (همکلاسی ام که دیروز ØšÙ‡ خانه مان آمد، خیلی ؚاهو؎ است.) ÛŽ. (مردی که ٟهلویِ ؚرادرم ایستاده است، همکار؎ است. ) Ûµ. (غذایی که دی؎ؚ در خانهٔ همکارم خوردیم، خیلی خو؎مزه ؚود.)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده ؚود) Û². (ن؎سته ؚود) Û³. (خواؚیده ؚود) ÛŽ. (نو؎ته ؚود) Ûµ. (ؚیدار ؎ده ؚود) Û¶. (ؚیدار کرده ؚود) Û·. (؎سته ؚود) Ûž. (درست کرده ؚود) Û¹. (ؚرگ؎ته ؚود) Û±Û°. (گفته ؚود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده ؚود) Û². (دیده ؚودم) Û³. (منت؞ر ؚود) ÛŽ. (خواؚیده ؚودم) Ûµ. (ØšÙ‡ سرِ کار رفته ؚود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (نه، صحؚت کرده ؚودم) Û². (نه، نرفته ؚودم) Û³. (نه، ندیده ؚودم) ÛŽ. (نه، یاد نگرفته ؚودم) Ûµ. (نه، ننو؎ته ؚودم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (خواؚیده ؚود) Û². (تمرین کرده ؚودم) Û³. (توضیح داده ؚود) ÛŽ. (ازدواج کرده ؚودم) Ûµ. (؎مرده ؚودم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا وجودیکه من چند ؚار این جمله را خواندهام ولی معنی آن را خوؚ نمیفهمم) Û². (ؚا اینکه من دی؎ؚ خوؚ خواؚیدم ؚاز هنوز خسته هستم) Û³. (ؚا اینکه من چند ؚار ØšÙ‡ او توضیح دادم ولی من؞ورِ من را نفهمید) ÛŽ. (ؚا وجودیکه من خیلی درس خوانده ؚودم امّا در امتحان قؚول ن؎دم) Ûµ. (ؚا اینکه او چند ؚار اسمم را ٟرسیده ؚود ؚاز اسمم را ا؎تؚاه میگفت) Û¶. اگر چه معنیِ کلمهها را میفهمم امّا نمیتوانم این جمله را معنی کنم.", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سرمایِ، سردیِ) Û². (خوؚی) Û³. (خو؎حالی) ÛŽ. (ناراحتی) Ûµ. (خو؎مزگی) Û¶. (گرسنگی) Û·. (نگرانی) Ûž. (تنهایی) Û¹. (خستگی) Û±Û°. (گرسنگی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (ٟختم؎) Û². (ؚخوان؎) Û³. (خریدم؎) ÛŽ. (ؚؚین؎) Ûµ. (خوردیم؎) Û¶. (ؚؚینم؎) Û·. (آوردم؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (فرامو؎؎) Û². (دعوت؎ان) Û³. (درست؎) ÛŽ. (نگاهمان) Ûµ. (ٟیدای؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (رفته ؚود) Û². (خواؚیده ؚودی) Û³. (ٟو؎یده ؚودی) ÛŽ. (آورده ؚود) Ûµ. (ؚودی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (خواهم رفت) Û². (خواهیم رسید) Û³. (انجام خواهد داد) ÛŽ. (صحؚت خواهم کرد) Ûµ. (خواهد ؚود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (نامه) Û². (غذا) Û³. (مغازه) ÛŽ. (نامهها) Ûµ. (من) Û¶. (صدایِ او) Û·. (این کار) Ûž. (این ساختمان) Û¹. (این نامه) Û±Û°. (این قسمت) Û±Û±. (همهٌ ؚلیتها) Û±Û². (کیفِ من) Û±Û³. (ØšÙ‡ ک؎ورِ ما)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (خوانده ؎د) Û². (خوانده می؎د) Û³. (خوانده می؎ود) ÛŽ. (خوانده ؚ؎ود \\ خوانده ؎ود) Ûµ. (خوانده ؎ده است) Û¶. (خوانده ؎ده ؚود) Û·. (خوانده خواهد ؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده است) Û². (گم ؎د) Û³. (دعوت ؎دهام) ÛŽ. (عوض ؎د) Ûµ. (تعطیل ؎د) Û¶. (حمله ؎ده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ساختهاند) Û². (دزدیدند) Û³. (فرستادهاند) ÛŽ. (توضیح داده ؚودند) Ûµ. (انجام میدهند) Û¶. (ک؎تهاند) Û·. (کردهاند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (خود؎) Û². (خودمان) Û³. (خودم) ÛŽ. (خودتان) Ûµ. (خود؎ان) Û¶. (خودم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (خودمان) Û². (خودم) Û³. (خود؎ان) ÛŽ. (خودمان) Ûµ. (خودم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (خودتان) Û². (خود؎) Û³. (خود؎) ÛŽ. (خودت) Ûµ. (خودم) Û¶. (خودتان)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (Øš) Û². (Øš) Û³. (Øš) ÛŽ. (Øš) Ûµ. (الف)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ؚا) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (چند) Û·. (کدامیک)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) Ûž. (چقدر) Û¹. (چطور) Û±Û°. (چندم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (تصمیم ؚگیرد) Û±Û². (استراحت ؚکنیم) Û±Û³. (یاد میگیرد) Û±ÛŽ. (ؚود) Û±Ûµ. (سر کار رفته ؚود) Û±Û¶. (نو؎ته است) Û±Û·. (دعوت ؚکنم) Û±Ûž. (ؚریزم) Û±Û¹. (ن؎سته است) Û²Û°. (تکرار کرده است) Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ثؚت نام نکردهای) Û²Û². (ندیده ؚودم) Û²Û³. (ؚرنگ؎ته است) Û²ÛŽ. (نؚودم) Û²Ûµ. (جواؚ نداد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (یکی از دوستانم در موزه کار میکند) Û²Û·. (من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم) Û²Ûž. (من دا؎تم درس میخواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانه مان آمدند) Û²Û¹. (هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری میروی؟) Û³Û°. (خودت را ناراحت نکن)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال. (ØšÛŒ زحمت) Û³Û². (نگران نؚا؎) Û³Û³. (ØšÙ‡ لطفِ ؎ما) Û³ÛŽ. (ا؎کالی ندارد) Û³Ûµ. (؎ما زحمت نک؎ید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (انجام داد) Û³Û·. (موا؞ؚ ؚود) Û³Ûž. (تماس گرفت) Û³Û¹. (عکس گرفت) ÛŽÛ°. (ساخت)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (خوانده ؎ده است) ÛŽÛ². (فرستاده می؎ود) ÛŽÛ³. (ٟیدا ؎د) ÛŽÛŽ. (ساخته می؎ود) ÛŽÛµ. (فروخته ؎ده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ناراحتتان) ÛŽÛ·. (ؚودم؎) ÛŽÛž. (لازمت) ÛŽÛ¹. (ؚفرو؎؎) ÛµÛ°. (انجام؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (جواؚ میدهم) Û². (می؎ود) Û³. (یاد میگیری) ÛŽ. (خؚر میدهم) Ûµ. (میروم) Û¶. (سیگار میک؎م) Û·. (میخرم) Ûž. (مرخص می؎وم) Û¹. (میروم) Û±Û°. (عوض نمی؎ود) Û±Û±. (میخرم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (خامو؎ کن) Û². (ؚخر) Û³. (ترجمه کن) ÛŽ. (ؚده) Ûµ. (ؚٟرسید) Û¶. (ؚرسانید) Û·. (رو؎ن ØšÚ©Ù†)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (عوض کنم) Û². (ؚٟرسیدم) Û³. (ؚیاورم) ÛŽ. (درست ؚکنم) Ûµ. (مسافرت ؚرویم) Û¶. (انجام ؚدهم) Û·. (ؚرویم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (میگویم) Û². (تمیز میکنم) Û³. (دعوت میکنم) ÛŽ. (تلفن میکنم) Ûµ. (میروم) Û¶. (خؚر میدهم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (رسیده ؚودیم) Û². (ازدواج کرده ؚودم) Û³. (ؚاران نیامده ؚود) ÛŽ. (گفته ؚودید) Ûµ. (تلفن کرده ؚودید) Û¶. (ادامه داده ؚودی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نمیرسیم) Û². (قؚول نمی؎وم) Û³. (نمیرسیم) ÛŽ. (یاد نمیگیرید) Ûµ. (ندارد) Û¶. (قؚول نمیکنم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (الف) Û². (Øš) Û³. (Øš) ÛŽ. (الف)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (اجازه ؚدهید) Û². (نؚارد) Û³. (قؚول ؚکند) ÛŽ. (تمرین کنید) Ûµ. (ؚفرو؎یم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (میرویم) Û². (میمیرد) Û³. (خؚر میدهیم) ÛŽ. (میگویم) Ûµ. (توضیح میدهم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. یک هفته است که دارد ؚاران میؚارد Û². عیؚی ندارد که کولر را رو؎ن ؚکنم Û³. ؚرایِ من مهّم نیست که او ٟولدار است ÛŽ. عجیؚ است که آنها Ù‚ØšÙ„ از ما رسیده ؚودند Ûµ. ناراحت ؎دم که وزنم سه کیلو اضافه ؎ده است Û¶. سه سال است که او را ندیدهام Û·. چند روز است که او از خانه فرار کرده است. Ûž. من خؚر ندا؎تم که دختر؎ ØšÙ‡ خارج رفته است.", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚیاید) Û². (ؚؚارد) Û³. (ؚا؎د) ÛŽ. (ؚا؎د) Ûµ. (ؚا؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (ؚگذارید) Û³. (ؚِ؎َوَد) ÛŽ. (زحمت ؚک؎ید) Ûµ. (یاد ؚگیری) Û¶. (موفّق ؚ؎وید) Û·. (حرف ؚزند) Ûž. (ؚؚارد) Û¹.(ؚر گردم) Û±Û°.(ؚخواؚم) Û±Û±. (ؚِ؎َوَد) Û±Û². (خرید ؚکنیم) Û±Û³. (انجام ؚدهم) Û±ÛŽ. (ؚؚینیم) Û±Ûµ. (درس ؚخوانم) Û±Û¶. (قؚول ن؎وم) Û±Û·. (راه ؚیفتیم) Û±Ûž. (ؚگردم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚٟیچید - ٟیچیدید) Û². (ؚنویسم - نو؎تم) Û³. (ؚگذرید - گذ؎تید) ÛŽ. (ؚیایند - آمدند) Ûµ. (تمام ؚ؎ود- تمام ؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡ ایران آمدهام که در دان؎گاه درسم را ادامه ؚدهم) Û². (ØšÙ‡ ایران رفته ؚودم که ؚرایِ مغازه فر؎ ؚخرم) Û³. (ØšÙ‡ ؎ما تلفن کردم که ØšÙ‡ خانه مان دعوتتان ؚکنم) ÛŽ. (ØšÙ‡ کتاؚفرو؎ی میروم که ؚرایِ دوستم کتاؚ ؚخرم) Ûµ. (ØšÙ‡ ٟستخانه رفته ؚودم که یک ؚسته ؚرایِ مادرؚزرگَم ٟست ؚکنم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (همینکه ما ؚیرون رفتیم، ؚاران ؎روع ؎د) Û². (ؚچّه همینکه غذای؎ را خورد، خواؚید) Û³. (همینکه کارم تمام ؎د، ØšÙ‡ خانه ؚر میگردم) ÛŽ. (همینکه ØšÙ‡ ایران رسیدی، ØšÙ‡ ما تلفن ØšÚ©Ù†) Ûµ. (همینکه نتیجه معلوم ؎د، ØšÙ‡ ؎ما خؚر میدهم) Û¶. (همینکه فهمیدم ا؎تؚاه کردم، از او معذرت خواستم) Û·. (همینکه من را دید، فرار کرد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (تمام ؎د) Û². (ؚرگ؎تم) Û³. (تمام ؎د) ÛŽ. (؎نیدیم) Ûµ. (ؚرگ؎تید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚا وجودیکه - ؚاز) Û². (ؚا اینکه - ولی) Û³. (آنقدر - که) ÛŽ. (آنقدر - که) Ûµ. (آنقدر - که) Û¶. (ؚا اینکه - ؚاز) Û·. (ؚا اینکه - ولی) Ûž. (آنقدر - که)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (ؚا اینکه) Û². (همینکه) Û³. (ؚعد از آنکه) ÛŽ. (ؚرایِ اینکه) Ûµ. (آنقدر/چنان - که) Û¶. (آنقدر/چنان - که)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (ؚٟرسم) Û². (ؚخرم) Û³. (تلفن کنم) ÛŽ. (ؚیاورم) Ûµ. (ؚخورم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "تمرین Û±Û± - س؀ال Û±. (حرف ؚزنم) Û². (دروغ ؚگویم) Û³. (تمام کنم) ÛŽ. (ؚرسیم) Ûµ. (ؚؚارد) Û¶. (ؚرگردم) Û·. (درس ؚخوانیم) Ûž. (درست کنم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (او) (ر؊یس؎) Û². (ندارد) (دوست؎) (قرض ؚگیرد) Û³. (نگویم) ÛŽ. (خود؎) (ؚرود) Ûµ. (آن) (من) (میدهد) Û¶. (میخواهد) (ؚرود) Û·. (دارد) Ûž. (نمی؎ناسد) Û¹. (دارم) (قرض ؚدهم) Û±Û°. (میدهند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ٟس داده است) Û². (ؚرگ؎ته است) Û³. (ؚوده است) ÛŽ. (نرفته است) Ûµ. (ٟیدا کرده است) Û¶. (گم کردهاند، آمدهاند) Û·. (مخالف ؚوده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میآمده است) Û². (تما؎ا میکرده است) Û³. (میرفته است) ÛŽ. (زندگی میکردهاند) Ûµ. (میرسیده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (آمده ؚوده است) Û². (؎نیده ؚودهاند) Û³. (رزرو کرده ؚوده است) ÛŽ. (تمرین کرده ؚوده است) Ûµ. (توضیح داده ؚوده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا؎م) Û². (میروم) Û³. (میخورم) ÛŽ. (میآید) Ûµ. (ؚدهم) Û¶. (میروم) Û·. (گفت)Ûž. (گفتند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡ موقع) Û². (ØšÙ‡ خوؚی) Û³. (ØšÙ‡ سختی) ÛŽ. (ØšÙ‡ زودی) Ûµ. (ØšÙ‡ آسانی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (مرخص ؚ؎ود) Û². (ؚؚینند) Û³. (ؚیاوریم) ÛŽ. (ؚدهد) Ûµ. (ؚرود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (حرکت میکنیم) Û². (ناراضی هستند) Û³. (ترجمه کنم) ÛŽ. (کار دارد)(نمیتواند)(حرف ؚزند)(خود؎)(تلفن میکند) Ûµ. (ؚر میگردد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (صحؚت کنم) Û². (ؚروی) Û³. (ؚفرو؎یم) ÛŽ. (جواؚ ؚده) Ûµ. (فکر کنم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (مینا) Û². (من) Û³. (ما) ÛŽ. (من و مینو) Ûµ. (آنها)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (رساندن) Û². (خواؚاندن) Û³. (خنداندن) ÛŽ. (ترساندن) Ûµ. (چسؚاندن) Û¶. (فهماندن) Û·. (گرداندن)Ûž. (ؚرگرداندن) Û¹. ؎ناساندن", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (خنداند) Û². (ترساندی) Û³. (خواؚاند) ÛŽ. (رساند) Ûµ. (چسؚاند) Û¶. (سوزاند) Û·.(ؚفهمانیم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (دروغ ؚگویم) Û². (تمیز ؚکنند) Û³. (ٟیدا ؚکنم) ÛŽ. (درس ؚخوانم) Ûµ. (ؚ؎وم) Û¶. (ؚمانم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کمک ؚکنم) Û². (حساؚ ؚکنم) Û³. (توضیح ؚدهم) ÛŽ. (ؚرویم) Ûµ. (نگاه ؚکنم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (آورد) Û². (ؚرده است) Û³. (یاد داد) ÛŽ. (انداخت) Ûµ. (میفرستند) Û¶. (منت؞ر گذا؎ت) Û·. (تغییر دادهام) Ûž. (ؚیرون میؚرم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (معرفی ؚکنم) Û². (درس ؚخوانیم) Û³. (خوؚ ؚ؎ود) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. (ؚیایند) Û¶. (ؚدهم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚؚینم) Û². (ٟیدا ؚکنم) Û³. (تمام ؚکنم) ÛŽ. (معذرت ؚخواهی) Ûµ. (زحمت ØšÚ©ØŽÛŒ) Û¶. (ؚگویی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ٟرداخته است)(ٟرداخته ؚا؎د) Û². (فروختهاند)(فروخته ؚا؎ند) Û³. (دور انداخته است)(دور انداخته ؚا؎د) ÛŽ. (موافقت ؎ده است) (موافقت ؎ده ؚا؎د)Ûµ. (سرما خورده است)(سرما خورده ؚا؎د) Û¶. (رفته است)(رفته ؚا؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (خریده ؚا؎د) Û². (درست کرده ؚا؎د) Û³. (ؚرده ؚا؎ند) ÛŽ. (؎ده ؚا؎ند) Ûµ. (قؚول ؎ده ؚا؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ندا؎ته ؚا؎د) Û². (ندا؎ته ؚا؎ند) Û³. (خؚر ندا؎ته ؚا؎د) ÛŽ. (علاقه ندا؎ته ؚا؎د) Ûµ. (ندا؎ته ؚا؎ند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚاید) Û². (نؚاید) Û³. (ؚاید) ÛŽ. (نؚاید) Ûµ. (ؚاید) Ûµ. (ؚاید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (زودتر) Û². (کمتر) (راحت) Û³. (ؚی؎تر)(موفّق تر) ÛŽ. (ؚزرگتر)(ؚی؎تر) Ûµ. (ارزانتر)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚگوید) Û². (ؚا او)(تماس ؚگیرم) Û³. (میخواهی) ÛŽ. (ؚفرو؎) Ûµ. (ٟر) Û¶. (ؚلیت) Û·. (نو؎تی) Ûž. (دیدی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (ؚاور ؚکنم) Û². (دوست نمی؎ود) Û³. (از هو؎ میرفت) ÛŽ. (نتوانستم)(جواؚ ؚدهم) Ûµ. (خسته ؎دم) Û¶. (میمیرم) Û·. (زنگ ؚزنم) Ûž. (دیوانه می؎وم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚچّه) Û². (سرما) Û³. (کتاؚفرو؎ی) ÛŽ. (ؚانک) Ûµ. (ایرانی) Û¶. (ؚزرگ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (تمام کرده ؚا؎د) Û². (دور انداخته ؚا؎د) Û³. (خراؚ ؎ده ؚا؎د) ÛŽ. (گذا؎ته ؚا؎د) Ûµ. (ؚاور کرده ؚا؎د) Û¶. (ؚرگ؎ته ؚا؎د) Û·. (افتاده ؚا؎د) Ûž. (فرامو؎ کرده ؚا؎د) Û¹. (رفته ؚا؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (را) Û². (از) Û³. (از) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (ؚا)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (؎نیدنِ) Û². (خواندنِ) Û³. (منت؞ر گذا؎تنِ) ÛŽ. (دیدنِ) Ûµ. (ٟیدا کردنِ) Û¶. (نیامدنِ) Û·. (نؚودنِ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚرگ؎تن) Û². (جواؚ دادن) Û³. (رانندگی کردن) ÛŽ. (غذا خوردن) Ûµ. (نگاه کردن) Û¶. (نو؎تن)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (قرض گرفتنِ) Û². (خریدنِ) Û³. (ادامهٌ تحصیل) ÛŽ. (درس خواندن) Ûµ. (ٟیدا کردنِ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (جمع کردنِ) Û². (ساختنِ) Û³. (صحؚت کردن) ÛŽ. (ؚستنِ) Ûµ. (فروختنِ) Û¶. (ٟختنِ) Û·. (درآوردن)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (سیگار ØšÚ©ØŽÛŒ) Û³. (کار ؚکنم) ÛŽ. (گریه ØšÚ©Ù†ÛŒ) Ûµ. (دروغ ؚگویی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (رو؎ن کردنِ) Û². (درست کردنِ) Û³. (دوختنِ) ÛŽ. (ٟختنِ) Ûµ. (ک؎یدنِ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (گرد؎) Û². (دیدار) Û³. (خنده) ÛŽ. (دیدار) Ûµ. (آموز؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (آ؎ٟزی) Û². (خوانندگی) Û³. (رانندگی) ÛŽ. (معلّمی) Ûµ. (گرانی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (ؚازگ؎ت) Û². (رفت و آمد) Û³. (ٟخت) ÛŽ. (ؚرد یا ؚاخت) Ûµ. (رفت و ؚرگ؎ت) Û¶. (خرید و فرو؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (؎نیدنی) Û². (خوردنی) Û³. (دیدنی) ÛŽ. (دوست دا؎تنی) Ûµ. (خواندنی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "تمرین Û±Û± - س؀ال Û±. (درس خواندن) Û². (یاد گرفتن) Û³. (درست کردن) ÛŽ. (مسافرت کردن) Ûµ. (کار کردن)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "تمرین Û±Û² - س؀ال Û±. (آمدنَ؎) Û². (راه افتادن؎ان) Û³. (دوختن؎) ÛŽ. (حرف زدن؎) Ûµ. (نؚودن؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "تمرین Û±Û³ - س؀ال Û±. (خرید) Û². (خرید) Û³. (فر؎ فرو؎ی) ÛŽ. (ٟز؎کی) Ûµ. (خواؚ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (دیرمان) Û². (سردم) Û³. (گرسنه ا؎) ÛŽ. (سردم) Ûµ. (سردت) Û¶. (ت؎نه ؎ان) Û·. (گرممان)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (خو؎م نمیآید) Û². (خو؎م میآید) Û³. (حیف؎ میآید) ÛŽ. (یادم نمیآید) Ûµ. (دلم میگیرد) Û¶. (خواؚم نمیآید) Û·. (خواؚم نمی َؚرَد) Ûž. (خنده ؎ان میگیرد) Û¹. (گریه ا؎ میگیرد) Û±Û°. (مات؎ میؚرد) Û±Û±. (آؚرویمان میرود)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (میسوزد) Û². (درد میکند) Û³. (میخواهد) ÛŽ. (تنگ می؎ود) Ûµ. (نمیخواهد) Û¶. (گرفته است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (چقدر) Û². (حیف) Û³. (اِ، عجؚ) ÛŽ. (آفرین) Ûµ. (اَه) Û¶. (ما؎ا اللّه) Û·. (ØšÙŽÙ‡ ØšÙŽÙ‡) Ûž. (وای)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚرسند) Û². (ؚ؎ود) Û³. (ؚاران ؚؚارد) ÛŽ. (قؚول ؚ؎ود) Ûµ. (ؚا؎د) Û¶. (ٟیدا ؚکنم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚود) Û². (خؚر میدادند) Û³. (رفته ؚودم) ÛŽ. (ؚلد ؚودم) Ûµ. (میماندید)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (آمده ؚا؎د) Û². (تمام ؎ده ؚا؎د) Û³. (؎نیده ؚا؎د) ÛŽ. (؎ده ؚا؎ند) Ûµ. (ٟخته ؚا؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚا عجله) Û². (ؚا ناراحتی) Û³. (ؚا علاقه) ÛŽ. (ؚا گریه) Ûµ. (ؚا مهرؚانی) Û¶. (ؚا لهجه) Û·.(ؚا دل و جان) Ûž. (ؚا خو؎حالی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û¶. (ؚاز) Û·. (از ؚس) Ûž. (اگر) Û¹. (همینکه) Û±Û°. (مگر) Û±Û±. (تا) Û±Û². (وگرنه) Û±Û³. (الؚتّه) Û±ÛŽ. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه) Û±Ûµ. (ØšÙ„Ú©Ù‡)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±Û¶. (دور ؚیانداز) Û±Û·. (ت؎کّرکن) Û±Ûž. (ؚرویم) Û±Û¹. (ؚخواؚ) Û²Û°. (نرو)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ؚرده ؚودیم) Û²Û². (ٟیغام گذا؎ته ؚودم) Û²Û³. (خؚر داده ؚودی) Û²ÛŽ. (موافقت کرده ؚود) Û²Ûµ. (ادامه داده ؚودی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (حساؚ کرده است) Û²Û·. (نرفته است) Û²Ûž. (خامو؎ کرده است) Û²Û¹. (ؚوده است) Û³Û°. (آمده است)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (دا؎ته ؚا؎د) Û³Û². (مرخص ؎ده ؚا؎د) Û³Û³. (رفته ؚا؎د) Û³ÛŽ. (؎نیده ؚا؎د) Û³Ûµ. (رسیده ؚا؎د)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دم حرکت کنیم) Û³Û·. (آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخوردهام) Û³Ûž. (ان؎االلّه کار ؎ما هم درست ؚ؎ود) Û³Û¹. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه غذا ؚخوری، دستهایت را ؚ؎وی) ÛŽÛ°. (من همی؎ه ؚا علاقه درس میخوانم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (مهمانِ من ؚا؎ید) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (گو؎ی خدمتتان ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (هر طور که راحتید) ÛŽÛµ. (قرؚانِ ؎ما)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "تمرین ۹–ێ۶. (یادم) ÛŽÛ·. (خو؎ت) ÛŽÛž. (خنده ؎ان) ÛŽÛ¹. (دلم) ÛµÛ°. (گرسنه ات)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (س؀الات) Û². (تعطیلات) Û³. (ادارات) ÛŽ. (کلمات) Ûµ. (ن؞رات) Û¶. (جملات) Û·. (م؎کلات) Ûž. (مکالمات)Û¹. (تغییرات) Û±Û°.(احساسات)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (مس؊ولین) Û². (مأمورین)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (روحانیون)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (اوضاع) Û². (نتایج) Û³. (امور) ÛŽ. (افعال) Ûµ. (اسامی)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ٟس میدهد) Û². (حرف ؚزنند) Û³. (دوست دارم) ÛŽ. (هستی) Ûµ. (می؎ناسیم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚرایِ) Û². (اَز - ØšÙ‡) Û³. (از - ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از) Û¶. (ؚا) Û·. (ØšÙ‡) Ûž. (ØšÙ‡ - ؚا) Û¹. (از - در) Û±Û°. (از) Û±Û±. (ؚا) Û±Û². (از - ØšÙ‡) Û±Û³. (ؚا - در) Û±ÛŽ. (ؚا - ØšÙ‡) Û±Ûµ. (ØšÙ‡) Û±Û¶. (از) Û±Û·. (از) Û±Ûž. (در) Û±Û¹. (ØšÙ‡) Û²Û°. (از) Û²Û±. (ؚا - ØšÙ‡) Û²Û². (ØšÙ‡) Û²Û³. (ؚا) Û²ÛŽ. (در\\ از) Û²Ûµ. (از) Û²Û¶. (ؚر) Û²Û·. (ØšÙ‡)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (م؎کلات) Û². (وسایلتان) Û³. (افکار) ÛŽ. (کلمات)(عؚاراتی)(مکالمات) Ûµ. (قواعد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (کتاؚخانه) Û². (آ؎ٟزخانه) Û³. (ØŽÚ©Ù… درد) ÛŽ. (ٟسر دا؊ی) Ûµ. (دل درد) Û¶. (؎اهکار) Û·. (اعتماد ØšÙ‡ نفس)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (ساکتی) Û². (گلدان) Û³. (آرای؎گاه) ÛŽ. (دوّمی) Ûµ. (گورستان) Û¶. (روزگار) Û·. (روحانیّت) Ûž. (ؚازیگر) Û¹. (کوچه) Û±Û°. (گلزار) Û±Û±. (عروسک) Û±Û². (دان؎کده) Û±Û³. (َٟسوند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚاستان؎ناس) Û². (یاددا؎ت) Û³. (سرگذ؎ت) ÛŽ. (دان؎ آموز) Ûµ. (سازمان) Û¶. (کارگردان) Û·. (گذرنامه) Ûž (خوراک) Û¹ (راه ؚندان) Û±Û°. (نو؎تار) Û±Û±. (نو؎تاری) Û±Û². (دان؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (کارگردان) Û². (تعمیرگاه) Û³. (عروسک) ÛŽ. (ٟسردا؊ی) Ûµ. (؎اهکار)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ترسناک) Û². (روزانه) Û³. (ساله) ÛŽ. (ریاکار) Ûµ. (ؚچّه گانه) Û¶. (کارگر) Û·. (دوّمین) Ûž. زمینی) Û¹. (طولانی) Û±Û°. (جداگانه) Û±Û±. (غمگین) Û±Û². (تَما؎اچی) Û±Û³. (ترسو) Û±ÛŽ. (دوّم) Û±Ûµ. (آهنین) Û±Û¶. (دیرینه)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (نون) Û². (تموم) Û³. (مهمون) ÛŽ. (کدوم) Ûµ. (ای؎ون) Û¶. (رسوندم؎ون)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (چیه) Û². (کیه) Û³. (چنده) ÛŽ. (چطوره) Ûµ. (مردِ خوؚیه) Û¶. (خستَس) Û·. (ادارَس) Ûž. (خانمِ سوزوکیه)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (رفتین) Û². (خوردن) Û³. (چطورن) ÛŽ. (ؚاختین) Ûµ. (ُؚردن) Û¶. (می سازن)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (غذات) Û². (ؚرا؎ون) Û³. (کتاؚِ؎) ÛŽ. (ؚاهات) Ûµ. (دارو؎) Û¶. (اعتماد ØšÙ‡ نفسِ؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (می آم) Û². (می؎ورم) Û³. (ؚذار) ÛŽ. (می ØŽÙ…) Ûµ. (می دم) Û¶. (می خوام) Û·. (ؚ؎ین) Ûž. (؎وخی می کنه) Û¹. (ØšÚ¯ÛŒ)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (عا؎قِتَم)Û². (منت؞رِتیم) Û³. (نگرانِ؎َم) ÛŽ. (مزاحِمَمِه) Ûµ. (؎وهرِ؎َم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û±. (تونستین) (تونستن) Û². (ؚا؎ین) (ؚا؎ن) Û³. (ور میدارین) (ور میدارن) ÛŽ. (وایسادین) (وایسادن) Ûµ. (رسونده ؚودین) (رسونده ؚودن)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (دخترا) Û². (کلاسا) Û³. (مادرا) ÛŽ. (دلا) Ûµ. (خواهرا) Û¶. (ؚرادرا)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و دو" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û±. (اون زنِه اومد) Û². (اون مردِه گفت) Û³. (اون دورؚینِه خوؚ نیست) ÛŽ. (اون لؚاسِه کثیفه) Ûµ. (کتاؚِه کجاس) Û¶. (ٟسرِه رفت)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و دو" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ساعتِت رو - ساعتِتو) Û². (کتاَؚم رو = کتاَؚمو) Û³. (میزِ؎ رو - میزِ ØŽÙˆ) ÛŽ. (کدوم رو - کدومو) Ûµ. (اتافمون رو - اتاقمونو) Û¶. (کیفم رو - کیفمو) Û·. (؎رکتَم رو - ؎رکتَمو) Ûž. (صندلیتون رو - صندلیتونو) Û¹. (کی رو - کیو) Û±Û°. (لؚاسِت رو - لؚاسِتو)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و دو" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚِهِ؎)(صُؚونه) (نَخُوردَم) (َؚرات)(دُرُس)Û². (صَؚ)(ایسگا) (تُو رُو) (می رِسونَم) Û³. (اگه)(ُٟسخونه) (می ری) (اون) (رَم) (ؚرام) (ُٟس) ÛŽ. (نمی خوام)(هی؎کی)(ؚمونه) (می خوام)(تَنا) Ûµ. (ؚِلَخَرِه)(منم)(دان؎گا)(رو)(تموم) Û¶. (نیس) Û·. (اگه) (می ری) (نون) (ؚرایِ) (منَم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و دو" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (اگر) (میروی) (نان) (ؚرایِ) (من هم) Û². (اصلاً) (ؚرایِ من) (نمیآورد) Û³. (چقدر) (دیگر) (مانده است) ÛŽ. (هیچکس) (خانه) (نیس) Ûµ. (کجاست)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و دو" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (اینا) (رُو) (رو) (جم) Û². (نمی تونم) (تنایی) (اون) (رو) (ؚ؎ورم)Û³. (دیگه) (می ØŽÙ…) ÛŽ. (کو) Ûµ. (؎ی؎) (اونجا) (موندیم) Û¶. (چار) (ه؎) (دَیقِه س)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و دو" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚاوجودیکه) Û². (ؚرایِ اینکه) Û³. (ؚناؚراین) ÛŽ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) Ûµ. (ازؚس)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "تمرین Û² - س؀ال Û¶. (اون) (خونه مون)(می یاد)Û·. (وایسا)(منم)(ؚاهات)(ؚیام) Ûž. (دیگه) (می خوام)(دان؎گا؎ون)(ؚرم)Û¹. (مگه)(چی) Û±Û°. (ؚلخره)(امتحانام)(تموم)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (لازمت) Û±Û². (ؚنویس؎) Û±Û³. (یاد؎ گرفتم) Û±ÛŽ. (دیدم؎ان) Û±Ûµ. (می ؎ناسند؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Û¶. (وسایلت) Û±Û·. (اطرافِ) Û±Ûž. (اخؚار) Û±Û¹. (مجروحین) Û²Û°. (ن؞رات) Û²Û±. (ضعیفه) Û²Û². (می کنه) Û²Û³. (ؚر می گرده) Û²ÛŽ. (-) Û²Ûµ. (نداره)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (ندارن) Û²Û·. (ؚرگ؎تن) Û²Ûž. (کار می کنن) Û²Û¹. (رسوندن) Û³Û°. (دارن)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (خواؚاندم) Û³Û². (میدواند) Û³Û³. (میفهماند) Û³ÛŽ. (ترساند) Û³Ûµ. (گرداند)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (کسی را که تقصیر ندارد، مس؊ول دانستن) Û³Û·. (ؚاعثِ خراؚ ؎دنِ کاری ؎دن) Û³Ûž. (مردن) Û³Û¹. (اعتماد ؚنفسِ خود را از دست دادن) ÛŽÛ°. (Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (متأسفانه) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (چ؎م) ÛŽÛŽ. (ØšÙ‡ خدا) ÛŽÛµ. (قرؚان ؎ما)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ؚا) ÛŽÛ·. (ØšÛŒ) ÛŽÛž. (نا) ÛŽÛ¹. (ؚد) ÛµÛ°. (خو؎)", "title": "آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "", "title": "جستارهای واؚسته" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "رده:آموز؎ زؚان فارسی", "title": "جستارهای واؚسته" } ]
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{| id="toc" style="align:left;clear:all;" align="left" cellpadding="5" ! style="background:#ccccff; text-align:left;" | ペルシア語 |- | style="text-align:left; font-size: 1em;"| [[ペルシア語/第32課|第32課]] | [[ペルシア語/質問の答え 課|質問の答え 課]] | [[ペルシア語/甚語集|甚語集]] | |} <br style="clear:both;" /> __notoc__ </div> <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="ÛŽ">''' 質問の答え 課 '''</font></span> </div> == [[ペルシア語/第1課]] == تمرین Û± - س؀ال ۵–۱ (من) ـ (هستم) تمرین Û² - س؀ال ۵–۱ (من) ـ (هستم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. لیلا خانم Û². آرَ؎ آقا Û³. هومَن آقا ÛŽ. سارا خانم Ûµ. فر؎ته خانم تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ایرانی)(است) Û². (ژاٟنی)(هستم) Û³. (کارمند)(است) ÛŽ. (راننده)(است) Ûµ. (انگلیسی)(هستم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (سه) Û². (دُو) Û³. (ٟنج) ÛŽ. (چهار) Ûµ. (ØŽØŽ) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (او) Û². (من) Û³. (من) ÛŽ. (آر؎ آقا) Ûµ. (او) تمرین Û· - س؀ال Û±. (او هومَن آقا است) Û². (مینا خانم دان؎جو است) Û³. (من ژاٟنی هستم) ÛŽ. (من یومیکو سوزوکی هستم) Ûµ. (او لیلا ؎ایانی است) == [[ペルシア語/第2課]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (هستم) Û². (است) Û³. (هستیم) ÛŽ. (هستند) Ûµ. (است) Û¶. (هستید) تمرین Û² - س؀ال Û±. (من)(معلّم)(هستم) Û². (من)(کارمند)(هستم)Û³. (او)(ژاٟنی)(است) ÛŽ. (آنها)(دان؎جو)(هستند) Ûµ. (من)(راننده)(هستم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (آنها) (ایرانی) (هستند) Û². (ما) (چینی) (هستیم) Û³. (او) (انگلیسی) (است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (استاد) (سوزوکی) (هستند) Û². (دکتر) (نوروزی) (هستند) Û³. (دکتر) (هومن سینایی) (هستند) ÛŽ. (مهندس) (؎ایانی) (هستند) Ûµ. (دکتر) (سوزوکی) (هستند) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (دان؎جو)(هستم) Û². (چینی)(هستند) Û³. (معلّم)(است) ÛŽ. (دان؎جو)(هستیم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سه ؎نؚه) Û². (دو ؎نؚه) Û³. (چهار ؎نؚه) ÛŽ. (ٟنج؎نؚه) Ûµ. (جمعه) Û¶. (؎نؚه) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ما) Û². (ای؎ان) Û³. (؎ما) ÛŽ. (ٟنج؎نؚه) Ûµ. (من) Û¶. (او) == [[ペルシア語/第3課]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (نیستم) Û². (نیست) Û³. (نیستند)ÛŽ. (نیستند) Ûµ. (نیستیم) تمرین Û² - س؀ال۱. (من \ ما) (چینی) (هستم \ هستیم) - (ما \ من) (چینی) (نیستم \ نیستیم) Û². (فر؎ته) (خانم) (معلّم) (است) - (فر؎ته) (خانم) (معلّم) (نیست) Û³. (آنها) (ایرانی) (هستند) - (آنها) (ایرانی) (نیستند) ÛŽ. (من) (مینا) (هستم) - (من) (مینا) (نیستم) Ûµ. (من) (کارمند) (هستم) - (من) (کارمند) (نیستم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (آؚ) Û². (نان) Û³. (میوه) ÛŽ. (لؚاس) Ûµ. (ساعت) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. من و سارا در خانه هستیم Û². ما الان در کلاس هستیم Û³. هومن و آر؎ در دان؎گاه هستند ÛŽ. دکتر سینایی در ؎رکت است Ûµ. مهندس تهرانی در هتل است تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کلاس) Û². (دان؎گاه) Û³. (هتل) ÛŽ. (؎رکت) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ØŽØŽ و رؚع) Û². (هفت و نیم) Û³. (نه و یازده دقیقه) ÛŽ. (ه؎ت و ده دقیقه) Ûµ. (یک رؚع ØšÙ‡ ٟنج) == [[ペルシア語/第4課]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (دیروز) - (ؚودم) Û². (دیروز) - (ؚود) Û³. (دیروز) - (ؚودند) ÛŽ. (دیروز) - (ؚودیم) Ûµ. (دیروز) - (ؚودند) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ما) - (نؚودیم) Û². (؎ایان) - (نؚود) Û³. (هوا) - (نؚود) ÛŽ. (من) - (نؚودم) Ûµ. (فر؎ته و فریؚا) - (نؚودند) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯) (است) - (Ù‚ØŽÙ†Ú¯) (نیست) Û². (ؚزرگ) (است) - (ؚزرگ) (نیست) Û³. (خو؎مزه) (است) - (خو؎مزه) (نیست) ÛŽ. (سرد) (است) - (سرد) (نیست) Ûµ. (Ù…ØŽÚ©Ù„) (است) - (Ù…ØŽÚ©Ù„) (نیست) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نؚود) Û². (است) Û³. (نؚود) ÛŽ. (نیست) Ûµ. (ؚود) Û¶. (نیست) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟنج]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. ساعتِ سارا رویِ میز است. Û². لؚاسِ من رویِ صندلی است. Û³. دارویِ ؚچّه اینجاست. ÛŽ. کیفِ تو تویِ کلاس است. Ûµ. ؚچّهٔ خانمِ سینایی تویِ آن اتاق است. Û¶. جایِ من آنجاست. تمرین Û² - س؀ال Û±. (کیفِ آقایِ سینایی) Û². (ساعتِ مریم خانم) Û³. (نانِ هومن آقا) ÛŽ. (لؚاسِ دوستِ مهتاؚ) Ûµ. (میوهٔ ؚچّهٔ خانمِ نوروزی) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ه؎ت) Û². (صد) Û³. (ده) ÛŽ. (دوازده) Ûµ. (نه) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. الو ؚؚخ؎ید، آنجا منزلِ آقایِ هومنِ سینایی است؟ Û². دارویِ تو رویِ میزِ من ؚود. Û³. امروز صؚح کلاسِ زؚانِ فارسی چطور ؚود؟ ÛŽ. جایِ آقایِ سوزوکی کجاست؟ Ûµ. غذایِ رستورانِ دان؎گاهِ آنها خو؎مزه نؚود. Û¶. من روزِ ؎نؚه منزلِ خانمِ مهتاؚِ تهرانی ؚودم. Û·. تویِ کیفِ من ØŽØŽ هزار تومان هست. Ûž. لؚاسِ تُو ؚرایِ دان؎گاه مناسؚ نیست. Û¹. من دان؎جویِ زؚانِ فارسیِ دان؎گاهِ تهران هستم. Û±Û°. آن خانهٔ ؚزرگ مالِ دوستِ من است. Û±Û±. کدام کلمه ؚرایِ تویِ ٟرانتز مناسؚ است؟ تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (چیست) Û². (کجایی) Û³. (کیست) ÛŽ. (چطور) Ûµ. (کجاست) Û¶. (چند) Û·. (کدام) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سرد) Û². (ساعتِ) Û³. (مینا) ÛŽ. (کارمندِ) Ûµ. (خوؚ) Û¶. (خو؎مزه) Û·. (آسان) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ØŽØŽ]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (دوستَم) Û². (ؚچّه اَ؎) Û³. (منزلِ تان) ÛŽ. (ؚچّه اَت) Ûµ. (دارویَت) Û¶. (خانه مان) Û·. (؎رکت؎ان) Ûž. (خواهر و ؚرادرَم) Û¹. (جمله تان) Û±Û°. (ٟدرِتان) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خواهرَم) (است) - Û². (ٟدرَ؎) (است) - Û³ (ٟدرَ؎) (است) - ÛŽ. (من) (هستم) - Ûµ. (ؚرادرَم) (است) تمرین Û² - س؀ال Û±. (؎مالیم) Û². (دولتی) Û³. (کجایی) ÛŽ. (خانوادگی) Ûµ. (چینی) Û¶. (ؚارانی) Û·. (خصوصی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (خانمَم) (؎مال) - Û². (ٟدرِ خانمم) (مَ؎هَد) - Û³. (؎وهرم) (تَؚریز) - ÛŽ. (مادرم) (اصفهان) - Ûµ. (ٟدرَم) (؎یراز) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (تا ساعتِ یازده و ؚیست دقیقه) (هستیم) - Û². (تا ساعتِ ه؎ت و نیم) (هستم) - Û³. (از ده و نیم) (هستند) - ÛŽ. (از ساعتِ چهار و رؚع) (است) - Ûµ. (تا ساعتِ یک رؚع ØšÙ‡ نه) (ؚودند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (اتاقَ؎) Û². (خواهَرَم) Û³. (لؚاسَت) ÛŽ. (معلّمم) Ûµ. (تلفّ؞َت) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس هفت]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (من) (خو؎حالم) - Û². (آنها) (ؚلدند) - Û³. (مت؎کّرم) - ÛŽ. (سارا و فر؎ته) (دولتند) - Ûµ. (ما) (تعطیلیم) - Û¶. (آنها) (؎رکتند) - Û·. (من) (؎رکتم) - Ûž. (ما) (دان؎گاهیم) - Û¹. (من) (منت؞رم) - Û±Û°. (تو) (مریضی) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خانه‌ایم) - Û². (ت؎نه‌ایم) - Û³. (خسته‌ام) - ÛŽ. (گرسنه‌اند) - Ûµ. (خانه‌ام) - Û¶. (فارسی ام) - Û·. (ژاٟنی ام) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (دان؎جویند) - Û². (کجایند) - Û³. (مینویی) - ÛŽ. (کجایی) - Ûµ. (اینجاییم) - Û¶. (تویی) Û·. (تنهاست) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (منت؞رِ ٟسرَت) - Û². (منت؞رِ تلفنِ خانمِتان) - Û³. (منت؞رِ مادر ؚزرگِ؎ان) - ÛŽ. (منت؞رِ تلفنِ ؎وهرِتان) - Ûµ. (منت؞رِ ؚچّهٔ ؚرادرم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کمی گرسنه‌ام) - Û². (خیلی خو؎مزه ؚود) - Û³. (کاملاً ؚلد است) - ÛŽ. (تقریؚاً حاضرم) - Ûµ. (کاملاً درست است) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (جالؚ است) (جالؚ نیست) (جالؚ نیست) - Û². (خو؎مزه است) (خو؎مزه نیست) (خو؎مزه نیست) - Û³. (تمیز است) (تمیز نیست) (تمیز نیست) - ÛŽ. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ است) (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ نیست) (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ نیست) - Ûµ. (مناسؚ است) (مناسؚ نیست) (مناسؚ نیست) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تعطیل) - Û². (ؚلد) - Û³. (حاضر) - ÛŽ. (خوؚ) - Ûµ. (منت؞رِ) - Û¶. (مریض) - Û·. (ؚیرون) == [[آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس اول تا هفتم]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (آنها) Û². (آنها) Û³. (او) ÛŽ. (ما) Ûµ. (من) Û¶. (تو) تمرین Û² - س؀ال Û·. (هستند) Ûž. (هستید) Û¹. (هستم) Û±Û°. (هستی) Û±Û±. (است) Û±Û². (ست) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û³. (ؚلدند) Û±ÛŽ. (اصفهانم) Û±Ûµ. (حاضری) Û±Û¶. (؎رکتید) Û±Û·. (گرسنه‌ایم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Ûž. (دان؎جویِ دان؎گاهِ ؎یراز) Û±Û¹. (؎مارهٔ تلفن) Û²Û°. (چهار) Û²Û±. (آقایِ ماهانی) Û²Û². (ساعتِ ØŽØŽ) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û³. (هتلتان) Û²ÛŽ. (؎رکتم) Û²Ûµ. (اتاق؎) Û²Û¶. (هوای؎) Û²Û·. (دان؎گاهمان) تمرین Û¶ - س؀ال Û²Ûž. (چیست) Û²Û¹. (چند) Û³Û°. (چیست) Û³Û±. (چطور) Û³Û². (کجایی) Û³Û³. (کجا) Û³ÛŽ. (کیست) Û³Ûµ. (چند) Û³Û¶. (چند) Û³Û·. (چطور) Û³Ûž. (کیست) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¹. (در ؎هرِ ؎ما دان؎گاه هست؟) - ÛŽÛ°. (من ژاٟنی هستم) - ÛŽÛ±. (مادر و ٟدرَم در خانه‌اند) - ÛŽÛ². (من سوزوکی هستم) - ÛŽÛ³. (من کارمندم) - ÛŽÛŽ. (آن کتاؚ قیمت؎ ده هزار تومان ؚود) - ÛŽÛµ. (من کارمندِ دولتم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ¶. (ساعت یازده و رؚع است) - ÛŽÛ·. (ساعت سه و نیم است) -. ÛŽÛž (ساعت ه؎ت و نیم است) - ÛŽÛ¹. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ یک است) - ÛµÛ°. (ساعت یک رؚع ØšÙ‡ ØŽØŽ است) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ه؎ت]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (رفتیم) Û².(آمد) Û³. (تلفن کرد) ÛŽ. (رفتند) Ûµ. (خواؚید) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ساعتِ دو آمدیم) Û².(ساعتِ ØŽØŽ و نیم تلفن کردم) Û³. (ساعتِ نه و رؚع رفت) ÛŽ. (از ساعتِ یک رؚع ØšÙ‡ یازده آمدیم) Ûµ. (سرِ ساعتِ تلفن کردم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚا خانمِ سوزوکی رفتم) Û². (ؚا هواٟیما رفتم) Û³. (ؚا مادرم رفتم) ÛŽ. (ؚا ما؎ین؎ رفت) Ûµ. (ؚا دوستم رفتم) Û¶. (ٟیاده رفتیم) Û·. (تنها رفتم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (تلفن نکردی - تلفن نکردم) Û².(نیامدند - نیامدند) Û³. (نخواؚید - نخواؚید) ÛŽ. (نرفتید - نرفتیم) Ûµ. (حمّام نکردی - حمّام نکردم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (می‌رفتم) Û².(می‌آمد) Û³. (ؚود) ÛŽ. (می‌خواؚیدم) Ûµ. (می‌رفتید) Û¶. (ورز؎ می‌کردم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نمی‌رفتم) Û².(نمی‌آمد) Û³. (نمی‌آمد) ÛŽ. (تلفن نمی‌کرد) Ûµ. (نمی‌رفتم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تلفن کردم) Û².(می‌رفتیم) Û³. (خواؚیدم) ÛŽ. (آمد) Ûµ. (ؚود) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (منزل او در اصفهان است) Û².(آقای ماهانی کارمند است) Û³. (ؚا ؚرادر؎ ØšÙ‡ خانهٔ آقایِ نوروزی آمد) ÛŽ. (آقای ماهانی اهل تهران است) Ûµ. (روز ٟنج؎نؚه تلفن کرد) Û¶. (روز جمعه آنها ٟیاده ØšÙ‡ ٟارک رفتند) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس نه]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. ساعت Û². ؎اگردان Û³. روز ÛŽ. دان؎جو Ûµ. مهمانان Û¶. کتاؚ تمرین Û² - س؀ال Û±. (گرمتر) Û². (سرد تر) Û³. (م؎کلتر) ÛŽ. (گرانتر) Ûµ. (تندتر) Û¶. (ؚی؎تر) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (کوچکتر) - (کوچکترین) Û². (سردتر) - (سردترین) Û³. (گرمتر) - (گرمترین) ÛŽ. (ارزانتر) - (ارزانترین) Ûµ. (گرانتر) - (گرانترین) Û¶. (نزدیکتر) - (نزدیکترین) Û·. (دورتر) - (دورترین) Ûž. (م؎کلتر) - (م؎کلترین) Û¹. (ق؎نگتر) - (ق؎نگترین) Û±Û°. (آسانتر) - (آسانترین) Û±Û±. (کمتر) - (کمترین) Û±Û². (ؚی؎تر) - (ؚی؎ترین) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (آسانتر) Û². (زیؚاتر) Û³. (ق؎نگتر) ÛŽ. (خو؎مزه تر) Ûµ. (ؚهتر) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ارزانتر) - (ارزانتر) - (ارزانترین) Û². (زیؚاتر) - (زیؚاتر) - (زیؚاترین) Û³. (م؎کلتر) - (م؎کلتر) - (م؎کلترین) ÛŽ. (ؚهتر) - (ؚهتر) - (ؚهترین) Ûµ. (گرانتر) - (گرانترین) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (گرمتر) Û². (زیؚاترین) Û³. (خو؎مزه تر) ÛŽ. (ؚزرگترین) Ûµ. (ؚهترین) Û¶. (تندتر) Û·. (کوچکتر) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ما؎ینی) Û². (غذایی) Û³. (ساعتی) ÛŽ. (رنگی) Ûµ. (کسی) Û¶. (چیزهایی) تمرین Û² - س؀ال Û±. (یک کیفِ سیاه) Û². (یک لؚاسِ قرمز) Û³. (یک کارتِ تلفن) ÛŽ. (یک لؚاس و کف؎ِ سفید) Ûµ. (یک خانهٔ گران و ؚزرگ) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (؎اگردِ ساکتی) Û². (؎هرِ ؚزرگی) Û³. (هتلِ ؚدی) ÛŽ. (فیلمِ جالؚی) Ûµ. (آدمِ خوؚی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (هیچ رستوانی - رستورانی) Û². (هیچ هتلی - هتلی) Û³. (هیچ ٟولی - ٟولی) ÛŽ. (هیچ کارتی - کارتی) Ûµ. (هیچ مدرسه‌ای - مدرسه‌ای) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (Ù‚ØŽÙ†Ú¯ و ؚزرگی) Û². (گرمی) Û³. (ؚدی) ÛŽ. (ساکتی) Ûµ. (خو؎مزه‌ای) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (را) Û². (-) Û³. (را) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) Û¶. (را) Û·. (را) Ûž. (را) Û¹. (-) Û±Û°. (را) Û±Û±. (را) Û±Û². (-) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس یازده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (می‌رود) Û². (می‌رویم) Û³. (می‌رود) ÛŽ. (می‌رویم) Ûµ. (می‌رود) Û¶. (می‌رود) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚر می‌گردند) Û². (می‌خرم) Û³. (می‌ؚینیم) ÛŽ. (می‌خواؚم) Ûµ. (تلفن می‌کند) Û¶. (دارد)Û·. (می‌دهند) Ûž. (رفتیم) Û¹. (راه می‌روم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (می‌روم - می‌خوریم) Û². (می‌رود - ؚر می‌گردد) Û³. (درست می‌کنیم - می‌رویم) ÛŽ. (می‌خواؚم - کار می‌کنم) Ûµ. (می‌روند - می‌رسانند) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نمی‌آیند) Û². (کار نمی‌کند) Û³. (درست نمی‌کند) ÛŽ. (نمی‌ؚینیم) Ûµ. (نمی‌خورد) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (نخوردم) Û². (ندارم) Û³. (نداد) ÛŽ. (نؚود) Ûµ. () Û¶. (نگفت) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (هیچ‌کس) Û². (هیچ جا) Û³. (هیچ‌کدام) ÛŽ. (هیچ وقت) Ûµ. (هیچ چیز) تمرین Û· - س؀ال Û±. (می‌خریم) Û². (می‌آییم) Û³. (می‌دهم) ÛŽ. (دارد) Ûµ. (رفتیم) Û¶. (می‌خواؚم) Û·. (رساند) Ûž. (ؚرمی گردم) Û¹. (می‌ؚینم) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس دوازده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (خو؎حال ؎د) Û². (خسته ؎دم) Û³. (خراؚ ؎د) ÛŽ. (خراؚ ؎د) Ûµ. (خوؚ ؎د) Û¶. (تعطیل ؎د) Û·. (گرسنه ؎دم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (تعطیل می‌؎ود) Û². (حاضر می‌؎ود) Û³. (تعطیل می‌؎ویم) ÛŽ. (گرم می‌؎ود) Ûµ. (سرد می‌؎ود) Û¶. (می‌؎وم) Û·. (می‌؎ود) Ûž. (می‌؎ود) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (روزِ اوّلِ فروردین است) Û². (سه تا نان می‌خواهم) Û³. (یک هفته در تهران ؚودم) ÛŽ. (ؚیست کیلو است) Ûµ. (دو تا ؚچّه دارم) Û¶. (ؚیست سال دارم) Û·. (ؚیست کیلو وزن دارد) Ûž. (تقریؚاً ده صفحه نو؎تم) Û¹. (یک کیلو می‌خواهم) Û±Û°. (تقریؚاً صد کیلومتر راه است) Û±Û±. (تقریؚاً صد متر راه است) Û±Û². (دو نفر آمدند) Û±Û³. (سه جلد دارد) Û±ÛŽ. (تقریؚاً روزی سه ساعت درس می‌خوانم) Û±Ûµ. (ده درجه ؚالایِ صفر است) Û±Û¶. (یک جفت کف؎ خریدم) Û±Û·. (دو درجه تؚ دارد) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (اوّلین) Û². (دوّمی) Û³. (اوّلِ) ÛŽ. (اوّلین) Ûµ. (اوّلی - دوّمی) Û¶. (اوّل) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا - می‌نویسم) Û². (از - می‌خواهی) Û³. (در - هستم) ÛŽ. (ؚا - می‌خورند) Ûµ. (ØšÙ‡ - می‌رویم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (وزن من صد کیلو است/ من صد کیلو دارم) Û². (مهتاؚ دو سال از من ؚزرگتر است) Û³. (من سه تا ؚچّه دارم) ÛŽ. (ای؎ان تا دوساعتِ دیگر ؚر می‌گردند) Ûµ. (ده درجه زیرِ صفر است) Û¶. (تقریؚاً ه؎ت ساعت می‌خواؚم) Û·. (ؚچّه یک درجه تؚ دارد) Ûž. (تولّد مهتاؚ ØŽØŽÙ… فروردین است) Û¹. (یکی نان دارم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (چندمین) Û². (چهارمین) Û³. (آخری) ÛŽ. (اوّلین - دوّمی - سوّمی) Ûµ. (چندمین) Û¶. (چندمی) Û·. (چَندُمِ) Ûž. (دوّم) Û¹. (دوّمِ) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس سیزده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚرو - می‌روم) Û². (ؚده - می‌دهم) Û³. (ؚخور - می‌خورم) ÛŽ. (ؚخواؚ - می‌خواؚم) Ûµ. (امضاء ØšÚ©Ù† - امضاء می‌کنم) Û¶. (ؚنویس - می‌نویسم) Û·. (ØšÚ©Ù† - می‌کنم) Ûž. (نگه دار - نگه می‌دارم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚنویس - ؚنویسید) Û². (ؚیا - ؚیایید) Û³. (حاضر ؚ؎و - حاضر ؚ؎وید) ÛŽ. (ؚرسان - ؚرسانید) Ûµ. (ؚخر - ؚخرید) Û¶. (ؚؚین - ؚؚینید)Û·. (ؚگیر - ؚگیرید) Ûž. (ؚساز - ؚسازید) Û¹. (معنی ØšÚ©Ù† - معنی ؚکنید) Û±Û°. (ؚا؎ - ؚا؎ید) Û±Û±. (تکرار کن - تکرار کنید) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (حرف ؚزنید) Û². (نرو) Û³. (ؚیا) ÛŽ. (یاد ؚگیرید) Ûµ. (نخوان) Û¶. (نخر) Û·. (نن؎ین) Ûž. (ؚرسان) Û¹. (نزن) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (می‌نویسی) Û². (می‌؎ویی) Û³. (می‌رسانی) ÛŽ. (درست می‌کنی) Ûµ. (ت؎کّر می‌کنی) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ندارم) Û². (درد می‌کند) Û³. (حرف می‌زند) ÛŽ. (ت؎کّر می‌کند) Ûµ. (ؚاز ؚودند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚخور) Û². (ؚا؎ید) Û³. (ؚخواؚ) ÛŽ. (ؚ؎ین) Ûµ. (ؚرو) Û¶. (ؚرگرد) Û·. (ؚ؎وی) Ûž. (ؚخوانید) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (ؚا - ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (ؚا) Û·. (ØšÙ‡) Ûž. (ؚا) Û¹. (ؚا - ØšÙ‡) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس چهارده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚخری) Û². (ؚخرید) Û³. (ؚخرند) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. () Û¶. (ؚخرد) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚا؎م) Û². (منت؞ر ؚا؎یم) Û³. (ؚنویسم) ÛŽ. (ؚخورم) Ûµ. (ØšÚ©ØŽÙ…) Û¶. (ØšÚ©ØŽÙ…) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚنویسم) Û². (ؚرسانم) Û³. (ؚؚینم) ÛŽ. (عکس ؚگیرم) Ûµ. (عوض ؚکنم) Û¶. (ؚگیری) Û·. (یاد ؚگیرید) Ûž. (ؚخرم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚک؎د) Û². (ؚیاید) Û³. (ؚنویسد) ÛŽ. (ؚگوید) Ûµ. (عکس ؚگیرد) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (درس ؚخوانم) Û². (ؚروم) Û³. (ؚرگردم) ÛŽ. (ؚؚینم) Ûµ. (درست ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (می‌رسیم - نرسیم - ؚرسیم) Û². (ؚازی می‌کنی - ؚازی نکنم - ؚازی ؚکنم) Û³. (می‌روید - نرویم - ؚرویم) ÛŽ. (ؚر می‌گردی - ؚر نگردم - ؚر گردم) Ûµ. (می‌آید - نیاید - ؚیاید) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ؚگویم - می‌گفتم - می‌گفتم) Û². (انتخاؚ کنی - انتخاؚ می‌کردی - انتخاؚ می‌کردی) Û³. (ؚنویسی - می‌نو؎تی - می‌نو؎تی) ÛŽ. (ؚٟرسی - می‌ٟرسیدی- می‌ٟرسیدی) Ûµ. (ؚخوریم - می‌خوردیم - می‌خوردیم) Û¶. (ØšÚ©ØŽÛŒ - می‌ک؎یدی - می‌ک؎ید) Û·. (ؚماند - می‌ماند - می‌ماند) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚرسانی) Û². (ؚخورد) Û³. (ؚرگردید) ÛŽ. (ؚروم) Ûµ. (ؚنویسید) Û¶. (یاد ؚگیرید) Û·. (ؚا؎م) == [[آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس هفتم تا چهاردهم]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) Û². (از) Û³. (ؚا) ÛŽ. (در) Ûµ. (ؚا) Û¶. (ØšÙ‡) Û·. (از) Ûž. (ؚا) Û¹. (ØšÙ‡) Û±Û°. (از) تمرین Û² - س؀ال Û±Û±. (ساعتِ چند) Û±Û². (چکار)Û±Û³. (چه) Û±ÛŽ. (چند ساعت) Û±Ûµ. (کجا) Û±Û¶. (کدام) Û±Û·. (چطور) Û±Ûž. (چرا) Û±Û¹. (چند) Û²Û°. (چه روزی) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (تعطیل می‌؎ود) Û²Û². (ؚر گ؎تی) Û²Û³. (می‌ٟرسیدی) Û²ÛŽ. (می‌خرم) Û²Ûµ. (سیگار ؚک؎د) Û²Û¶. (ؚرسیم) Û²Û·. (ؚرو) Û²Ûž. (؎ستم) Û²Û¹. (دیدم) Û³Û°. (عوض کنی) تمرین Û³ - س؀ال Û³Û±. (ؚر می‌گردم) Û³Û². (دارم) Û³Û³. (خراؚ ؎د) Û³ÛŽ. (متوجّه ن؎دم) Û³Ûµ. (نخریدیم) تمرین Ûµ - س؀ال Û³Û¶. (خانهٔ ما ØšÙ‡ اینجا نزدیک است) Û³Û·. (من همی؎ه اینجا می‌ن؎ینم) Û³Ûž. (دیروز لیلا خانم را در خیاؚان دیدم) Û³Û¹. (من و دوستم دیروز ØšÙ‡ ؚانک رفتیم) ÛŽÛ°. (این خیاؚان خیلی خیاؚانِ ؎لوغی است) تمرین Û¶ - س؀ال ÛŽÛ±. (ؚا؎د) ÛŽÛ². (موفقّ ؚا؎ید) ÛŽÛ³. (مؚارک ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (ان؎االلّه) ÛŽÛµ. (خو؎ گذ؎ت) ÛŽÛ¶. (قاؚلِ ؎ما را ندارد) ÛŽÛ·. (دستِ ؎ما درد نکند) ÛŽÛž. (نو؎ جان) ÛŽÛ¹. (خو؎وقتم) ÛµÛ°. (چاره‌ای نیست) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ٟانزده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (می‌خواهم - ؚروم) Û². (می‌خواهد - عوض ؚکند) Û³. (می‌خواهند - عوض ؚکنند) ÛŽ. (می‌خواهیم - درست ؚکنیم) Ûµ. (می‌خواهد - ؚ؎ود) Û¶. (می‌خواهم - ؚخورم) Û·. (می‌خواهم - آ؎نا ؚ؎وم) Ûž. (می‌خواهم - ؚخواؚم) Û¹. (می‌خواهد - ادامه ؚدهد) تمرین Û² - س؀ال Û±. (نمی‌خواهم - ؚروم) Û². (نمی‌خواهم - ؚخواؚم) Û³. (نمی‌خواهند - ؚمانند) ÛŽ. (نمی‌خواهم - ؚٟرسم) Ûµ. (نمی‌خواهد - ؚیاید) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (می‌توانیم - ؚؚینیم) Û². (می‌توانم - صحؚت کنم) Û³. (می‌توانم - سیگار ØšÚ©ØŽÙ…) ÛŽ. (می‌توانی - حرف ؚزنی) Ûµ. (می‌توانید - ترجمه کنید) Û¶. (می‌توانی - یاد ؚگیری) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (نمی‌توانیم - ؚرویم) Û². (نمی‌توانم - ؚخوانم) Û³. (نمی‌توانیم - یاد ؚگیریم) ÛŽ. (نمی‌توانم - زندگی کنم) Ûµ. (نمی‌توانم - ؚرگردم) Û¶. (نمی‌توانم - ادامه ؚدهم) Û·. (نمی‌توانم - راه ؚروم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (می‌دانم) Û². (می‌دانم) Û³. (نمی داند) ÛŽ. (می‌داند) Ûµ. (می‌دانستم) Û¶. (نمی دانم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ما ماهی دو هزار تومان ٟولِ کلاس می‌دهیم) Û². (من ØŽØšÛŒ سه هزار تومان ٟولِ هتل می‌دهم) Û³. (ما ماهی چهار هزار تومان ٟولِ آؚ می‌دهیم) ÛŽ. (امروز تقریؚاً ٟنج هزار تومان ٟولِ غذا دادم) Ûµ. (ØŽØŽ هزار تومان ٟولِ این ؚلیت را دادم) Û¶. (من هفت هزار تومان ٟول دارم) Û·. (او ه؎ت کیلو دارد. \ وزنِ او ه؎ت کیلو است) Ûž. (حدودِ یک ساعت طول می‌ک؎د) تمرین Û· - س؀ال Û±. (نمی‌دانستی) Û². (نرفتیم) Û³. (نیست) ÛŽ. (نمی‌رفت) Ûµ. (دارد) Û¶. (ؚخوانم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (ؚیایید) Û³. (رفتم) ÛŽ. (می‌آیم) Ûµ. (نیامدی) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (چند) Û². (چند) Û³. (چقدر) ÛŽ. (چند) Ûµ. (چقدر) Û¶. (چند) Û·. (چند) Ûž. (چند) Û¹. (چقدر) Û±Û°. (چقدر) Û±Û±. (چقدر) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؎انزده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚخرم) Û². (ؚخریم) Û³. (ؚخرذ) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. (ؚخریم) Û¶. (ؚخرم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (درست کنیم) Û². (ؚیایم) Û³. (ؚخوریم) ÛŽ. (ؚنویسم) Ûµ. (ؚدهم) Û¶. (ؚا؎م) Û·. (ؚؚینم) Ûž. (ؚرویم) Û¹. (ترجمه کنیم) Û±Û°. (ؚردارم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (تمام ؚ؎ود - تمام ن؎ود) Û². (ؚیایی - نیایی) Û³. (جواؚ ؚدهد - جواؚ ندهد) ÛŽ. (ؚا؎د - ؚا؎د) Ûµ. (ؚا؎د - ؚا؎د) تمرین ÛŽ- س؀ال Û±. (-) Û². (-) Û³. (-) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) Û¶. (‬-) Û·. (-) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (-) Û². (-) Û³. (-) ÛŽ. (-) Ûµ. (-) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (یکی ؎ان) Û². (سه تای؎ان) Û³. (خیلی ؎ان) ÛŽ. (چند تای؎ان) Ûµ. (ؚعضی ؎ان) Û¶. (دو نفرِ ؎ان) Û·. (همه ؎ان) Ûž. (نصفِ؎ان) Û¹. (ؚیست در صدَ؎) Û±Û°. (همه ؎ان) Û±Û±. (همه ا؎) Û±Û². (ؚقیه ا؎) تمرین Û· - س؀ال Û±. (نصف؎) Û². (همه ؎ان) Û³. (ؚعضی ؎ان) ÛŽ. (ؚی؎ترِ ؎ان) Ûµ. (چندنفرِ ؎ان) Û¶. (یکی ؎ان) Û·. (دو تای؎ان) Ûž. (ؚیست در صد؎) Û¹. (همه ا؎) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (نانها) Û². (دوستانم) Û³. (روزها) ÛŽ. (مردم) Ûµ. (س؀الها) Û¶. (‬مغازه‌ها) Û·. (این کتاؚ) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس هفده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (دارد)(استراحت می‌کند) Û². (داریم)(درست می‌کنیم) Û³. (دارند)(درس می‌خوانند) ÛŽ. (دارد)(تما؎ا می‌کند) Ûµ. (دارم)(تمیز می‌کنم) Û¶. (دارد)(می‌ٟو؎د) Û·. (دارم)(گو؎ می‌دهم)(دارم)(درس می‌خوانم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (دا؎ت)(سیگار می‌ک؎ید) Û². (دا؎تند)(نگاه می‌کردند) Û³. (دا؎تند)(ؚازی می‌کردند) ÛŽ. (دا؎ت)(می‌نو؎ت) Ûµ. (دا؎تند)(صحؚت می‌کردند) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (سیگار می‌ک؎یدم) Û². (می‌فرستاد) Û³. (درست می‌کردم) ÛŽ. (گو؎ می‌داد). Ûµ. (استفاده می‌کردیم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (رفت) Û². (مسافرت رفت) Û³. (خرید) ÛŽ. (ادامه داد) Ûµ. (حرف زد) Û¶. (فهمید) Û·. (ٟر کرد) Ûž. (فرستاد) Û¹. (صحؚت کرد) Û±Û°. (انجام داد) Û±Û±. (نو؎ت). Û±Û². (اعتماد کرد) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ؚا) ÛŽ. (از). Ûµ. (را) Û¶. (ؚا) Û·. (ؚا) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (می‌خواست)(ؚیفتد) Û². (می‌خواستیم)(ؚرویم) Û³. (می‌خواستم)(سیگار ØšÚ©ØŽÙ…) ÛŽ. (می‌خواستند)(ؚخرند) Ûµ. (می‌خواست)(ؚخورد) تمرین Û· - س؀ال Û±. (دا؎تم)(میدویدم) Û². (دا؎تیم)(می‌رفتیم)Û³. (دا؎تم)(سیگار می‌ک؎یدم) ÛŽ. (دا؎تند)(می خودند) Ûµ.(دا؎تند)(می‌زدند) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ندارم) Û². (ؚیاید) Û³. (نخواؚیدم) ÛŽ. (ؚودند). Ûµ. (نگو) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (داریم - ترجمه می‌کنیم) Û². (دارد - حرف می‌زند) Û³. (دارند - تعطیل می‌؎وند) ÛŽ. (دارند آ؎نا می‌؎وند) Ûµ. (داریم - می‌رسیم) Û¶. (دارم - نگران می‌؎وم) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس هیجده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (آمده) Û². (ن؎سته) Û³. (خواؚیده) ÛŽ. (گذ؎ته) Ûµ. (ایستاده) Û¶. (ٟخته) Û·. (؎سته) Ûž. (رفته) Û¹. (ؚرگ؎ته) Û±Û°. (گفته) Û±Û±. (ؚسته) Û±Û². (درست کرده) Û±Û³. (ؚیدار ؎ده) Û±ÛŽ. (نگه دا؎ته) تمرین Û² - س؀ال Û±. (رفته‌اید) Û². (آمده‌اند) Û³. (خورده‌ام) ÛŽ. (گفته‌ام) Ûµ. (ؚرده‌ایم) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ازدواج کرده است) Û². (خراؚ ؎ده است) Û³. (ؚرگ؎ته است) ÛŽ. (نگه دا؎ته‌ام) Ûµ. (ؚرده است) Û¶. (ؚوده است) Û·. (داده است) Ûž. (؎روع ؎ده است) Û¹. (؎ده است) Û±Û°. (آورده است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚیدار ن؎ده است) Û². (حمّام نکرده‌ام) Û³. (ؚرنگ؎ته است) ÛŽ. (نداده است). Ûµ. (سرِ کار نرفته است) Û¶. (تلفن نکرده است) Û·. (مسافرت نرفته‌ایم) Ûž. (دروغ نگفته است) Û¹. (نیامده است) Û±Û°. (تمیز نکرده‌ام) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (مادرم صؚحِ زود ØšÙ‡ نانوایی رفته، نان خریده است) Û². (او از صؚح ØšÙ‡ خرید رفته، هنوز ؚرنگ؎ته است) Û³. (ؚچّه غذای؎ را خورده، الان خواؚیده است) ÛŽ. (؎ادی از صؚحِ زود ØšÙ‡ سرِ کار؎ رفته، هنوز ؚرنگ؎ته است) Ûµ. (فریؚا ؚیدار ؎ده ولی مینو هنوز ؚیدار ن؎ده است) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نو؎ته) Û². (گذ؎ته) Û³. (؎کسته) ÛŽ. (ؚسته) Ûµ. (خواسته) Û¶. (گفته) تمرین Û· -س؀ال Û±. (ؚٟرسم) Û². (ؚؚینم) Û³. (ت؎کّر کنم) ÛŽ. (ؚخرد) Ûµ. (سیگار ؚک؎د) تمرین Ûž -س؀ال Û±. (رسیده) Û². (فهمیده) Û³. (گذ؎ته) ÛŽ. (ایستاده) Ûµ. (ٟخته) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس نوزده]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (میوه‌ای که رویِ میز ؚود، اسم؎ چه ؚود؟) Û². (خانه‌ای که آنها دا؎تند ØšÙ‡ ایستگاهِ قطار نزدیک ؚود) Û³. (ؚانکی که من در آن کار می‌کردم همی؎ه ؎لوغ ؚود) ÛŽ. (مردی که آنجا دارد سیگار می‌ک؎د ؚرادرِ فر؎ته است) Ûµ. (دختری که ؚرادرم می‌خواهد ؚا او ازدواج کند دان؎جویِ ر؎تهٌ زؚانِ انگلیسی است) تمرین Û² - س؀ال Û±. (جمله‌هایی را که من می‌خوانم ØšÙ‡ انگلیسی ترجمه کنید) Û². (کتاؚی را که دیروز خریدم ØšÙ‡ دوستم هدیه دادم) Û³. (چمدانی را که از انگلیس آورده‌ام تویِ آن اتاق گذا؎ته‌ام) ÛŽ. (چیزهایی را که من می‌گویم ØšÙ‡ زؚانِ انگلیسی ØšÙ‡ ای؎ان ؚگویید) Ûµ. (نامه‌ای را که دوستم ØšÙ‡ زؚانِ فارسی فرستاده است ؚرایِ من می‌خوانی؟) Û¶. (تر؎ی ای که ØšÙ‡ ما دادی خیلی خو؎مزه ؚود) Û·. (عکسهایی را که آنجاست ØšÙ‡ من ن؎ان ؚده) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (کی) Û². (کدام) Û³. (کدام) ÛŽ. (کی). Ûµ. (کدام) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚیکار) Û². (ؚادقّت‌ترین) Û³. (ؚاهو؎ تر) ÛŽ. (ناراضی). Ûµ. (خو؎ؚخت) Û¶. (ØšÛŒ دقّتی) Û·. (همراهِ) Ûž. (ؚدؚخت و ؚیچاره) Û¹. (ناراحت) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡) (ØšÙ‡) Û². (از) (از) Û³. (ØšÙ‡) (ØšÙ‡) ÛŽ. (ؚا). Ûµ. (ؚا) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (از؎) Û². (ازتان) Û³. (ؚرایم) ÛŽ. (ؚرای؎) Ûµ. (ؚرایمان) تمرین Û· - س؀ال Û±. (دعوت کنی) Û². (ؚازی کنی) Û³. (ؚریزید) ÛŽ. (ؚرویم) Ûµ. (ؚرگردم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (دوستم که دیروز ØšÙ‡ اینجا آمد، ما را ØšÙ‡ خانه ا؎ دعوت کرده است‮.) Û². (‬؎ادی که ؚچّه ؚود، همی؎ه مریض ؚود‮. ‬) Û³. (همکلاسی ام که دیروز ØšÙ‡ خانه مان آمد، خیلی ؚاهو؎ است‮.) ÛŽ. (مردی که ٟهلویِ‮ ‬ؚرادرم ایستاده است، همکار؎ است‮. ‬) Ûµ. (غذایی که دی؎ؚ در خانهٔ‮ ‬همکارم خوردیم، خیلی خو؎مزه ؚود‮.) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده ؚود) Û². (ن؎سته ؚود) Û³. (خواؚیده ؚود) ÛŽ. (نو؎ته ؚود) Ûµ. (ؚیدار ؎ده ؚود) Û¶. (ؚیدار کرده ؚود) Û·. (؎سته ؚود) Ûž. (درست کرده ؚود) Û¹. (ؚرگ؎ته ؚود) Û±Û°. (گفته ؚود) تمرین Û² - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده ؚود) Û². (دیده ؚودم) Û³. (منت؞ر ؚود) ÛŽ. (خواؚیده ؚودم) Ûµ. (ØšÙ‡ سرِ کار رفته ؚود) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (نه، صحؚت کرده ؚودم) Û². (نه، نرفته ؚودم) Û³. (نه، ندیده ؚودم) ÛŽ. (نه، یاد نگرفته ؚودم) Ûµ. (نه، ننو؎ته ؚودم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (خواؚیده ؚود) Û². (تمرین کرده ؚودم) Û³. (توضیح داده ؚود) ÛŽ. (ازدواج کرده ؚودم) Ûµ. (؎مرده ؚودم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا وجودیکه من چند ؚار این جمله را خوانده‌ام ولی معنی آن را خوؚ نمی‌فهمم) Û². (ؚا اینکه من دی؎ؚ خوؚ خواؚیدم ؚاز هنوز خسته هستم) Û³. (ؚا اینکه من چند ؚار ØšÙ‡ او توضیح دادم ولی من؞ورِ من را نفهمید) ÛŽ. (ؚا وجودیکه من خیلی درس خوانده ؚودم امّا در امتحان قؚول ن؎دم) Ûµ. (ؚا اینکه او چند ؚار اسمم را ٟرسیده ؚود ؚاز اسمم را ا؎تؚاه می‌گفت) Û¶. اگر چه معنیِ کلمه‌ها را می‌فهمم امّا نمی‌توانم این جمله را معنی کنم. تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (سرمایِ، سردیِ) Û². (خوؚی) Û³. (خو؎حالی) ÛŽ. (ناراحتی) Ûµ. (خو؎مزگی) Û¶. (گرسنگی) Û·. (نگرانی) Ûž. (تنهایی) Û¹. (خستگی) Û±Û°. (گرسنگی) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ٟختم؎) Û². (ؚخوان؎) Û³. (خریدم؎) ÛŽ. (ؚؚین؎) Ûµ. (خوردیم؎) Û¶. (ؚؚینم؎) Û·. (آوردم؎) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (فرامو؎؎) Û². (دعوت؎ان) Û³. (درست؎) ÛŽ. (نگاهمان) Ûµ. (ٟیدای؎) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (رفته ؚود) Û². (خواؚیده ؚودی) Û³. (ٟو؎یده ؚودی) ÛŽ. (آورده ؚود) Ûµ. (ؚودی) ‬ == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و یک]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (خواهم رفت) Û². (خواهیم رسید) Û³. (انجام خواهد داد) ÛŽ. (صحؚت خواهم کرد) Ûµ. (خواهد ؚود) تمرین Û² - س؀ال Û±. (نامه) Û². (غذا) Û³. (مغازه) ÛŽ. (نامه‌ها) Ûµ. (من) Û¶. (صدایِ او) Û·. (این کار) Ûž. (این ساختمان) Û¹. (این نامه) Û±Û°. (این قسمت) Û±Û±. (همهٌ ؚلیتها) Û±Û². (کیفِ من) Û±Û³. (ØšÙ‡ ک؎ورِ ما) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (خوانده ؎د) Û². (خوانده می‌؎د) Û³. (خوانده می‌؎ود) ÛŽ. (خوانده ؚ؎ود \ خوانده ؎ود) Ûµ. (خوانده ؎ده است) Û¶. (خوانده ؎ده ؚود) Û·. (خوانده خواهد ؎د) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (؎روع ؎ده است) Û². (گم ؎د) Û³. (دعوت ؎ده‌ام) ÛŽ. (عوض ؎د) Ûµ. (تعطیل ؎د) Û¶. (حمله ؎ده است) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ساخته‌اند) Û². (دزدیدند) Û³. (فرستاده‌اند) ÛŽ. (توضیح داده ؚودند) Ûµ. (انجام می‌دهند) Û¶. (ک؎ته‌اند) Û·. (کرده‌اند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (خود؎) Û². (خودمان) Û³. (خودم) ÛŽ. (خودتان) Ûµ. (خود؎ان) Û¶. (خودم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (خودمان) Û². (خودم) Û³. (خود؎ان) ÛŽ. (خودمان) Ûµ. (خودم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (خودتان) Û². (خود؎) Û³. (خود؎) ÛŽ. (خودت) Ûµ. (خودم) Û¶. (خودتان) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (Øš) Û². (Øš) Û³. (Øš) ÛŽ. (Øš) Ûµ. (الف) == [[آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ٟانزدهم تا ؚیست و یکم]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ؚا) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (از) Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (چند) Û·. (کدامیک) Ûž. (چقدر) Û¹. (چطور) Û±Û°. (چندم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (تصمیم ؚگیرد) Û±Û². (استراحت ؚکنیم) Û±Û³. (یاد می‌گیرد) Û±ÛŽ. (ؚود) Û±Ûµ. (سر کار رفته ؚود) Û±Û¶. (نو؎ته است) Û±Û·. (دعوت ؚکنم) Û±Ûž. (ؚریزم) Û±Û¹. (ن؎سته است) Û²Û°. (تکرار کرده است) Û²Û±. (ثؚت نام نکرده‌ای‮) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ثؚت نام نکرده‌ای) Û²Û². (ندیده ؚودم) Û²Û³. (ؚرنگ؎ته است) Û²ÛŽ. (نؚودم) Û²Ûµ. (جواؚ نداد) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (یکی از دوستانم در موزه کار می‌کند) Û²Û·. (من تا حالا او را ØšÙ‡ این خو؎حالی ندیده ؚودم) Û²Ûž. (من دا؎تم درس می‌خواندم که خواهرم ؚا ؎وهر؎ ØšÙ‡ خانه مان آمدند) Û²Û¹. (هوا ØšÙ‡ این گرمی، تو کجا داری می‌روی؟) Û³Û°. (خودت را ناراحت نکن) تمرین Û¶ - س؀ال. (ØšÛŒ زحمت) Û³Û². (نگران نؚا؎) Û³Û³. (ØšÙ‡ لطفِ ؎ما) Û³ÛŽ. (ا؎کالی ندارد) Û³Ûµ. (؎ما زحمت نک؎ید) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (انجام داد) Û³Û·. (موا؞ؚ ؚود) Û³Ûž. (تماس گرفت) Û³Û¹. (عکس گرفت) ÛŽÛ°. (ساخت) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (خوانده ؎ده است) ÛŽÛ². (فرستاده می‌؎ود) ÛŽÛ³. (ٟیدا ؎د) ÛŽÛŽ. (ساخته می‌؎ود) ÛŽÛµ. (فروخته ؎ده است) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ناراحتتان) ÛŽÛ·. (ؚودم؎) ÛŽÛž. (لازمت) ÛŽÛ¹. (ؚفرو؎؎) ÛµÛ°. (انجام؎) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و دو]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (جواؚ می‌دهم) Û². (می‌؎ود) Û³. (یاد می‌گیری) ÛŽ. (خؚر می‌دهم) Ûµ. (می‌روم) Û¶. (سیگار می‌ک؎م) Û·. (می‌خرم) Ûž. (مرخص می‌؎وم) Û¹. (می‌روم) Û±Û°. (عوض نمی‌؎ود) Û±Û±. (می‌خرم) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خامو؎ کن) Û². (ؚخر) Û³. (ترجمه کن) ÛŽ. (ؚده) Ûµ. (ؚٟرسید) Û¶. (ؚرسانید) Û·. (رو؎ن ØšÚ©Ù†) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (عوض کنم) Û². (ؚٟرسیدم) Û³. (ؚیاورم) ÛŽ. (درست ؚکنم) Ûµ. (مسافرت ؚرویم) Û¶. (انجام ؚدهم) Û·. (ؚرویم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (می‌گویم) Û². (تمیز می‌کنم) Û³. (دعوت می‌کنم) ÛŽ. (تلفن می‌کنم) Ûµ. (می‌روم) Û¶. (خؚر می‌دهم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (رسیده ؚودیم) Û². (ازدواج کرده ؚودم) Û³. (ؚاران نیامده ؚود) ÛŽ. (گفته ؚودید) Ûµ. (تلفن کرده ؚودید) Û¶. (ادامه داده ؚودی) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (نمی‌رسیم) Û². (قؚول نمی‌؎وم) Û³. (نمی‌رسیم) ÛŽ. (یاد نمی‌گیرید) Ûµ. (ندارد) Û¶. (قؚول نمی‌کنم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (الف) Û². (Øš) Û³. (Øš) ÛŽ. (الف) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (اجازه ؚدهید) Û². (نؚارد) Û³. (قؚول ؚکند) ÛŽ. (تمرین کنید) Ûµ. (ؚفرو؎یم) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (می‌رویم) Û². (می‌میرد) Û³. (خؚر می‌دهیم) ÛŽ. (می‌گویم) Ûµ. (توضیح می‌دهم) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و سه]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. یک هفته است که دارد ؚاران می‌ؚارد Û². عیؚی ندارد که کولر را رو؎ن ؚکنم Û³. ؚرایِ من مهّم نیست که او ٟولدار است ÛŽ. عجیؚ است که آنها Ù‚ØšÙ„ از ما رسیده ؚودند Ûµ. ناراحت ؎دم که وزنم سه کیلو اضافه ؎ده است Û¶. سه سال است که او را ندیده‌ام Û·. چند روز است که او از خانه فرار کرده است. Ûž. من خؚر ندا؎تم که دختر؎ ØšÙ‡ خارج رفته است. تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚیاید) Û². (ؚؚارد) Û³. (ؚا؎د) ÛŽ. (ؚا؎د) Ûµ. (ؚا؎د) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (ؚگذارید) Û³. (ؚِ؎َوَد) ÛŽ. (زحمت ؚک؎ید) Ûµ. (یاد ؚگیری) Û¶. (موفّق ؚ؎وید) Û·. (حرف ؚزند) Ûž. (ؚؚارد) Û¹.(ؚر گردم) Û±Û°.(ؚخواؚم) Û±Û±. (ؚِ؎َوَد) Û±Û². (خرید ؚکنیم) Û±Û³. (انجام ؚدهم) Û±ÛŽ. (ؚؚینیم) Û±Ûµ. (درس ؚخوانم) Û±Û¶. (قؚول ن؎وم) Û±Û·. (راه ؚیفتیم) Û±Ûž. (ؚگردم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚٟیچید - ٟیچیدید) Û². (ؚنویسم - نو؎تم) Û³. (ؚگذرید - گذ؎تید) ÛŽ. (ؚیایند - آمدند) Ûµ. (تمام ؚ؎ود- تمام ؎د) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡ ایران آمده‌ام که در دان؎گاه درسم را ادامه ؚدهم) Û². (ØšÙ‡ ایران رفته ؚودم که ؚرایِ مغازه فر؎ ؚخرم) Û³. (ØšÙ‡ ؎ما تلفن کردم که ØšÙ‡ خانه مان دعوتتان ؚکنم) ÛŽ. (ØšÙ‡ کتاؚفرو؎ی می‌روم که ؚرایِ دوستم کتاؚ ؚخرم) Ûµ. (ØšÙ‡ ٟستخانه رفته ؚودم که یک ؚسته ؚرایِ مادرؚزرگَم ٟست ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (همینکه ما ؚیرون رفتیم، ؚاران ؎روع ؎د) Û². (ؚچّه همینکه غذای؎ را خورد، خواؚید) Û³. (همینکه کارم تمام ؎د، ØšÙ‡ خانه ؚر می‌گردم) ÛŽ. (همینکه ØšÙ‡ ایران رسیدی، ØšÙ‡ ما تلفن ØšÚ©Ù†) Ûµ. (همینکه نتیجه معلوم ؎د، ØšÙ‡ ؎ما خؚر می‌دهم) Û¶. (همینکه فهمیدم ا؎تؚاه کردم، از او معذرت خواستم) Û·. (همینکه من را دید، فرار کرد) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تمام ؎د) Û². (ؚرگ؎تم) Û³. (تمام ؎د) ÛŽ. (؎نیدیم) Ûµ. (ؚرگ؎تید) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚا وجودیکه - ؚاز) Û². (ؚا اینکه - ولی) Û³. (آنقدر - که) ÛŽ. (آنقدر - که) Ûµ. (آنقدر - که) Û¶. (ؚا اینکه - ؚاز) Û·. (ؚا اینکه - ولی) Ûž. (آنقدر - که) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (ؚا اینکه) Û². (همینکه) Û³. (ؚعد از آنکه) ÛŽ. (ؚرایِ‮ ‬اینکه) Ûµ. (آنقدر/چنان - که) Û¶. (آنقدر/چنان - که) تمرین ۱۰‬ - س؀ال Û±. (ؚٟرسم) Û². (ؚخرم) Û³. (تلفن کنم) ÛŽ. (ؚیاورم) Ûµ. (ؚخورم) تمرین ۱۱‬ - س؀ال Û±. (حرف ؚزنم) Û². (دروغ ؚگویم) Û³. (تمام کنم) ÛŽ. (ؚرسیم) Ûµ. (ؚؚارد) Û¶. (ؚرگردم) Û·. (درس ؚخوانیم) Ûž. (درست کنم) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و چهار]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (او) (ر؊یس؎) Û². (ندارد) (دوست؎) (قرض ؚگیرد) Û³. (نگویم) ÛŽ. (خود؎) (ؚرود) Ûµ. (آن) (من) (می‌دهد) Û¶. (می‌خواهد) (ؚرود) Û·. (دارد) Ûž. (نمی‌؎ناسد) Û¹. (دارم) (قرض ؚدهم) Û±Û°. (می‌دهند) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ٟس داده است) Û². (ؚرگ؎ته است) Û³. (ؚوده است) ÛŽ. (نرفته است) Ûµ. (ٟیدا کرده است) Û¶. (گم کرده‌اند، آمده‌اند) Û·. (مخالف ؚوده است) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (می‌آمده است) Û². (تما؎ا می‌کرده است) Û³. (می‌رفته است) ÛŽ. (زندگی می‌کرده‌اند) Ûµ. (می‌رسیده است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (آمده ؚوده است) Û². (؎نیده ؚوده‌اند) Û³. (رزرو کرده ؚوده است) ÛŽ. (تمرین کرده ؚوده است) Ûµ. (توضیح داده ؚوده است) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚا؎م) Û². (می‌روم) Û³. (می‌خورم) ÛŽ. (می‌آید) Ûµ. (ؚدهم) Û¶. (می‌روم) Û·. (گفت)Ûž. (گفتند) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ØšÙ‡ موقع) Û². (ØšÙ‡ خوؚی) Û³. (ØšÙ‡ سختی) ÛŽ. (ØšÙ‡ زودی) Ûµ. (ØšÙ‡ آسانی) تمرین Û· - س؀ال Û±. (مرخص ؚ؎ود) Û². (ؚؚینند) Û³. (ؚیاوریم) ÛŽ. (ؚدهد) Ûµ. (ؚرود) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (حرکت می‌کنیم‮) Û². (ناراضی هستند) Û³. (ترجمه کنم) ÛŽ. (کار دارد)(نمی‌تواند)(حرف ؚزند)(خود؎)(تلفن می‌کند) Ûµ. (ؚر می‌گردد) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (صحؚت کنم‮) Û². (ؚروی) Û³. (ؚفرو؎یم) ÛŽ. (جواؚ ؚده) Ûµ. (فکر کنم) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ٟنج]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (مینا) Û². (من) Û³. (ما) ÛŽ. (من و مینو) Ûµ. (آنها) تمرین Û± - س؀ال Û±. (رساندن) Û². (خواؚاندن) Û³. (خنداندن) ÛŽ. (ترساندن) Ûµ. (چسؚاندن) Û¶. (فهماندن) Û·. (گرداندن)Ûž. (ؚرگرداندن) Û¹. ؎ناساندن تمرین Û³ - س؀ال Û±. (خنداند) Û². (ترساندی) Û³. (خواؚاند) ÛŽ. (رساند) Ûµ. (چسؚاند) Û¶. (سوزاند) Û·.(ؚفهمانیم) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (دروغ ؚگویم) Û². (تمیز ؚکنند) Û³. (ٟیدا ؚکنم) ÛŽ. (درس ؚخوانم) Ûµ. (ؚ؎وم) Û¶. (ؚمانم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (کمک ؚکنم) Û². (حساؚ ؚکنم) Û³. (توضیح ؚدهم) ÛŽ. (ؚرویم) Ûµ. (نگاه ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (آورد) Û². (ؚرده است) Û³. (یاد داد) ÛŽ. (انداخت) Ûµ. (می‌فرستند) Û¶. (منت؞ر گذا؎ت) Û·. (تغییر داده‌ام) Ûž. (ؚیرون می‌ؚرم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (معرفی ؚکنم) Û². (درس ؚخوانیم) Û³. (خوؚ ؚ؎ود) ÛŽ. (ؚخرم) Ûµ. (ؚیایند) Û¶. (ؚدهم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚؚینم) Û². (ٟیدا ؚکنم) Û³. (تمام ؚکنم) ÛŽ. (معذرت ؚخواهی) Ûµ. (زحمت ØšÚ©ØŽÛŒ) Û¶. (ؚگویی) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ØŽØŽ]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ٟرداخته است)(ٟرداخته ؚا؎د) Û². (فروخته‌اند)(فروخته ؚا؎ند) Û³. (دور انداخته است)(دور انداخته ؚا؎د) ÛŽ. (موافقت ؎ده است) (موافقت ؎ده ؚا؎د)Ûµ. (سرما خورده است)(سرما خورده ؚا؎د) Û¶. (رفته است)(رفته ؚا؎د) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خریده ؚا؎د) Û². (درست کرده ؚا؎د) Û³. (ؚرده ؚا؎ند) ÛŽ. (؎ده ؚا؎ند) Ûµ. (قؚول ؎ده ؚا؎د) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ندا؎ته ؚا؎د) Û². (ندا؎ته ؚا؎ند) Û³. (خؚر ندا؎ته ؚا؎د) ÛŽ. (علاقه ندا؎ته ؚا؎د) Ûµ. (ندا؎ته ؚا؎ند) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚاید) Û². (نؚاید) Û³. (ؚاید) ÛŽ. (نؚاید) Ûµ. (ؚاید) Ûµ. (ؚاید) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (زودتر) Û². (کمتر) (راحت) Û³. (ؚی؎تر)(موفّق تر) ÛŽ. (ؚزرگ‌تر)(ؚی؎تر) Ûµ. (ارزان‌تر) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚگوید) Û². (ؚا او)(تماس ؚگیرم) Û³. (می‌خواهی) ÛŽ. (ؚفرو؎) Ûµ. (ٟر) Û¶. (ؚلیت) Û·. (نو؎تی) Ûž. (دیدی) تمرین Û· - س؀ال Û±. (ؚاور ؚکنم) Û². (دوست نمی‌؎ود) Û³. (از هو؎ می‌رفت) ÛŽ. (نتوانستم)(جواؚ ؚدهم) Ûµ. (خسته ؎دم) Û¶. (می‌میرم) Û·. (زنگ ؚزنم) Ûž. (دیوانه می‌؎وم) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚچّه) Û². (سرما) Û³. (کتاؚفرو؎ی) ÛŽ. (ؚانک) Ûµ. (ایرانی) Û¶. (ؚزرگ) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (تمام کرده ؚا؎د) Û². (‬دور انداخته ؚا؎د‮) Û³. (‬خراؚ ؎ده ؚا؎د) ÛŽ. (گذا؎ته ؚا؎د) Ûµ. (‬ؚاور کرده ؚا؎د) Û¶. (‬ؚرگ؎ته ؚا؎د) Û·. (‬افتاده ؚا؎د) Ûž. (‬فرامو؎ کرده ؚا؎د) Û¹. (رفته ؚا؎د) تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (را) Û². (از) Û³. (از) ÛŽ. (ØšÙ‡) Ûµ. (ؚا) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و هفت]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (؎نیدنِ) Û². (خواندنِ) Û³. (منت؞ر گذا؎تنِ) ÛŽ. (دیدنِ) Ûµ. (ٟیدا کردنِ) Û¶. (نیامدنِ) Û·. (نؚودنِ) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ؚرگ؎تن) Û². (جواؚ دادن) Û³. (رانندگی کردن) ÛŽ. (غذا خوردن) Ûµ. (نگاه کردن) Û¶. (نو؎تن) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (قرض گرفتنِ) Û². (خریدنِ) Û³. (ادامهٌ تحصیل) ÛŽ. (درس خواندن) Ûµ. (ٟیدا کردنِ) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (جمع کردنِ) Û². (ساختنِ) Û³. (صحؚت کردن) ÛŽ. (ؚستنِ) Ûµ. (فروختنِ) Û¶. (ٟختنِ) Û·. (درآوردن) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚرویم) Û². (سیگار ØšÚ©ØŽÛŒ) Û³. (کار ؚکنم) ÛŽ. (گریه ØšÚ©Ù†ÛŒ) Ûµ. (دروغ ؚگویی) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (رو؎ن کردنِ) Û². (درست کردنِ) Û³. (دوختنِ) ÛŽ. (ٟختنِ) Ûµ. (ک؎یدنِ) تمرین Û· - س؀ال Û±. (گرد؎) Û². (دیدار) Û³. (خنده) ÛŽ. (دیدار) Ûµ. (آموز؎) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (آ؎ٟزی) Û². (خوانندگی) Û³. (رانندگی) ÛŽ. (معلّمی) Ûµ. (گرانی) تمرین Û¹ - س؀ال Û±. (ؚازگ؎ت) Û². (رفت و آمد) Û³. (ٟخت) ÛŽ. (ؚرد یا ؚاخت) Ûµ. (رفت و ؚرگ؎ت) Û¶. (خرید و فرو؎) تمرین Û±Û° - س؀ال Û±. (؎نیدنی) Û². (خوردنی) Û³. (دیدنی) ÛŽ. (دوست دا؎تنی) Ûµ. (خواندنی) تمرین Û±Û± - س؀ال Û±. (درس خواندن) Û². (یاد گرفتن) Û³. (درست کردن) ÛŽ. (مسافرت کردن) Ûµ. (کار کردن) تمرین Û±Û² - س؀ال Û±. (آمدنَ؎) Û². (راه افتادن؎ان) Û³. (دوختن؎) ÛŽ. (حرف زدن؎) Ûµ. (نؚودن؎) تمرین Û±Û³ - س؀ال Û±. (خرید) Û². (خرید) Û³. (فر؎ فرو؎ی) ÛŽ. (ٟز؎کی) Ûµ. (خواؚ) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و ه؎ت]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (دیرمان) Û². (سردم) Û³. (گرسنه ا؎) ÛŽ. (سردم) Ûµ. (سردت) Û¶. (ت؎نه ؎ان) Û·. (گرممان) تمرین Û² - س؀ال Û±. (خو؎م نمی‌آید) Û². (خو؎م می‌آید) Û³. (حیف؎ می‌آید) ÛŽ. (یادم نمی‌آید) Ûµ. (دلم می‌گیرد) Û¶. (خواؚم نمی‌آید) Û·. (خواؚم نمی َؚرَد) Ûž. (خنده ؎ان می‌گیرد) Û¹. (گریه ا؎ می‌گیرد) Û±Û°. (مات؎ می‌ؚرد) Û±Û±. (آؚرویمان می‌رود) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (می‌سوزد) Û². (درد می‌کند) Û³. (می‌خواهد) ÛŽ. (تنگ می‌؎ود) Ûµ. (نمی‌خواهد) Û¶. (گرفته است) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (چقدر) Û². (حیف) Û³. (اِ، عجؚ) ÛŽ. (آفرین) Ûµ. (اَه) Û¶. (ما؎ا اللّه) Û·. (ØšÙŽÙ‡ ØšÙŽÙ‡) Ûž. (وای) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ؚرسند) Û². (ؚ؎ود) Û³. (ؚاران ؚؚارد) ÛŽ. (قؚول ؚ؎ود) Ûµ. (ؚا؎د) Û¶. (ٟیدا ؚکنم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚود) Û². (خؚر می‌دادند) Û³. (رفته ؚودم) ÛŽ. (ؚلد ؚودم) Ûµ. (می‌ماندید) تمرین Û· - س؀ال Û±. (آمده ؚا؎د) Û². (تمام ؎ده ؚا؎د) Û³. (؎نیده ؚا؎د) ÛŽ. (؎ده ؚا؎ند) Ûµ. (ٟخته ؚا؎د) تمرین Ûž - س؀ال Û±. (ؚا عجله) Û². (ؚا ناراحتی) Û³. (ؚا علاقه) ÛŽ. (ؚا گریه) Ûµ. (ؚا مهرؚانی) Û¶. (ؚا لهجه) Û·.(ؚا دل و جان) Ûž. (ؚا خو؎حالی) == [[آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و دوم تا ؚیست و ه؎تم]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚا) Û². (ØšÙ‡) Û³. (ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (ؚاز) Û·. (از ؚس) Ûž. (اگر) Û¹. (همینکه) Û±Û°. (مگر) Û±Û±. (تا) Û±Û². (وگرنه) Û±Û³. (الؚتّه) Û±ÛŽ. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه) Û±Ûµ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û¶. (دور ؚیانداز) Û±Û·. (ت؎کّرکن) Û±Ûž. (ؚرویم) Û±Û¹. (ؚخواؚ) Û²Û°. (نرو) تمرین ÛŽ - س؀ال Û²Û±. (ؚرده ؚودیم) Û²Û². (ٟیغام گذا؎ته ؚودم) Û²Û³. (خؚر داده ؚودی) Û²ÛŽ. (موافقت کرده ؚود) Û²Ûµ. (ادامه داده ؚودی) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (حساؚ کرده است) Û²Û·. (نرفته است) Û²Ûž. (خامو؎ کرده است) Û²Û¹. (ؚوده است) Û³Û°. (آمده است) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (دا؎ته ؚا؎د) Û³Û². (مرخص ؎ده ؚا؎د) Û³Û³. (رفته ؚا؎د) Û³ÛŽ. (؎نیده ؚا؎د) Û³Ûµ. (رسیده ؚا؎د) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (فردا همینکه از خواؚ ؚیدار ؎دم حرکت کنیم) Û³Û·. (آنقدر امروز سرم ؎لوغ ؚود که هنوز ناهار نخورده‌ام) Û³Ûž. (ان؎االلّه کار ؎ما هم درست ؚ؎ود) Û³Û¹. (Ù‚ØšÙ„ از اینکه غذا ؚخوری، دستهایت را ؚ؎وی) ÛŽÛ°. (من همی؎ه ؚا علاقه درس می‌خوانم) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (مهمانِ من ؚا؎ید) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (گو؎ی خدمتتان ؚا؎د) ÛŽÛŽ. (هر طور که راحتید) ÛŽÛµ. (قرؚانِ ؎ما) تمرین ۹–ێ۶. (یادم) ÛŽÛ·. (خو؎ت) ÛŽÛž. (خنده ؎ان) ÛŽÛ¹. (دلم) ÛµÛ°. (گرسنه ات) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس ؚیست و نه]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (س؀الات) Û². (تعطیلات) Û³. (ادارات) ÛŽ. (کلمات) Ûµ. (ن؞رات) Û¶. (جملات) Û·. (م؎کلات) Ûž. (مکالمات)Û¹. (تغییرات) Û±Û°.(احساسات) تمرین Û² - س؀ال Û±. (مس؊ولین) Û². (مأمورین) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (روحانیون) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (اوضاع) Û². (نتایج) Û³. (امور) ÛŽ. (افعال) Ûµ. (اسامی) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ٟس می‌دهد) Û². (حرف ؚزنند) Û³. (دوست دارم) ÛŽ. (هستی) Ûµ. (می‌؎ناسیم) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (ؚرایِ) Û². (اَز - ØšÙ‡) Û³. (از - ØšÙ‡) ÛŽ. (از) Ûµ. (از) Û¶. (ؚا) Û·. (ØšÙ‡) Ûž. (ØšÙ‡ - ؚا) Û¹. (از - در) Û±Û°. (از) Û±Û±. (ؚا) Û±Û². (از - ØšÙ‡) Û±Û³. (ؚا - در) Û±ÛŽ. (ؚا - ØšÙ‡) Û±Ûµ. (ØšÙ‡) Û±Û¶. (از) Û±Û·. (از) Û±Ûž. (در) Û±Û¹. (ØšÙ‡) Û²Û°. (از) Û²Û±. (ؚا - ØšÙ‡) Û²Û². (ØšÙ‡) Û²Û³. (ؚا) Û²ÛŽ. (در\ از) Û²Ûµ. (از) Û²Û¶. (ؚر) Û²Û·. (ØšÙ‡) تمرین Û· - س؀ال Û±. (م؎کلات) Û². (وسایلتان) Û³. (افکار) ÛŽ. (کلمات)(عؚاراتی)(مکالمات) Ûµ. (قواعد) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس سی]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (کتاؚخانه) Û². (آ؎ٟزخانه) Û³. (ØŽÚ©Ù… درد) ÛŽ. (ٟسر دا؊ی) Ûµ. (دل درد) Û¶. (؎اهکار) Û·. (اعتماد ØšÙ‡ نفس) تمرین Û² - س؀ال Û±. (ساکتی) Û². (گلدان) Û³. (آرای؎گاه) ÛŽ. (دوّمی) Ûµ. (گورستان) Û¶. (روزگار) Û·. (روحانیّت) Ûž. (ؚازیگر) Û¹. (کوچه) Û±Û°. (گلزار) Û±Û±. (عروسک) Û±Û². (دان؎کده) Û±Û³. (َٟسوند) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ؚاستان؎ناس) Û². (یاددا؎ت) Û³. (سرگذ؎ت) ÛŽ. (دان؎ آموز) Ûµ. (سازمان) Û¶. (کارگردان) Û·. (گذرنامه) Ûž (خوراک) Û¹ (راه ؚندان) Û±Û°. (نو؎تار) Û±Û±. (نو؎تاری) Û±Û². (دان؎) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (کارگردان) Û². (تعمیرگاه) Û³. (عروسک) ÛŽ. (ٟسردا؊ی) Ûµ. (؎اهکار) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (ترسناک) Û². (روزانه) Û³. (ساله) ÛŽ. (ریاکار) Ûµ. (ؚچّه گانه) Û¶. (کارگر) Û·. (دوّمین) Ûž. زمینی) Û¹. (طولانی) Û±Û°. (جداگانه) Û±Û±. (غمگین) Û±Û². (تَما؎اچی) Û±Û³. (ترسو) Û±ÛŽ. (دوّم) Û±Ûµ. (آهنین) Û±Û¶. (دیرینه) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و یک]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (نون) Û². (تموم) Û³. (مهمون) ÛŽ. (کدوم) Ûµ. (ای؎ون) Û¶. (رسوندم؎ون) تمرین Û² - س؀ال Û±. (چیه) Û². (کیه) Û³. (چنده) ÛŽ. (چطوره) Ûµ. (مردِ خوؚیه) Û¶. (خستَس) Û·. (ادارَس) Ûž. (خانمِ سوزوکیه) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (رفتین) Û². (خوردن) Û³. (چطورن) ÛŽ. (ؚاختین) Ûµ. (ُؚردن) Û¶. (می سازن) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (غذات) Û². (ؚرا؎ون) Û³. (کتاؚِ؎) ÛŽ. (ؚاهات) Ûµ. (دارو؎) Û¶. (اعتماد ØšÙ‡ نفسِ؎) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (می آم) Û². (می‌؎ورم) Û³. (ؚذار) ÛŽ. (می ØŽÙ…) Ûµ. (می دم) Û¶. (می خوام) Û·. (ؚ؎ین) Ûž. (؎وخی می کنه) Û¹. (ØšÚ¯ÛŒ) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (عا؎قِتَم)Û². (منت؞رِتیم) Û³. (نگرانِ؎َم) ÛŽ. (مزاحِمَمِه) Ûµ. (؎وهرِ؎َم) تمرین Û· - س؀ال Û±. (تونستین) (تونستن) Û². (ؚا؎ین) (ؚا؎ن) Û³. (‬ور می‌دارین) (ور می‌دارن) ÛŽ. (‬وایسادین) (‬وایسادن) Ûµ. (رسونده ؚودین) (رسونده ؚودن) == [[آموز؎ زؚان فارسی/درس سی و دو]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (دخترا) Û². (کلاسا) Û³. (مادرا) ÛŽ. (دلا) Ûµ. (خواهرا) Û¶. (ؚرادرا) تمرین Û² - س؀ال Û±. (اون زنِه اومد) Û². (اون مردِه گفت) Û³. (اون دورؚینِه خوؚ نیست) ÛŽ. (اون لؚاسِه کثیفه) Ûµ. (کتاؚِه کجاس) Û¶. (ٟسرِه رفت) تمرین Û³ - س؀ال Û±. (ساعتِت رو - ساعتِتو) Û². (کتاَؚم رو = کتاَؚمو) Û³. (میزِ؎ رو - میزِ ØŽÙˆ) ÛŽ. (کدوم رو - کدومو) Ûµ. (اتافمون رو - اتاقمونو) Û¶. (کیفم رو - کیفمو) Û·. (؎رکتَم رو - ؎رکتَمو) Ûž. (صندلیتون رو - صندلیتونو) Û¹. (کی رو - کیو) Û±Û°. (لؚاسِت رو - لؚاسِتو) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±. (ؚِهِ؎)(صُؚونه) (نَخُوردَم) (َؚرات)(دُرُس)Û². (صَؚ)(ایسگا) (تُو رُو) (می رِسونَم) Û³. (اگه)(ُٟسخونه) (می ری) (اون) (رَم) (ؚرام) (ُٟس) ÛŽ. (نمی خوام)(هی؎کی)(ؚمونه) (می خوام)(تَنا) Ûµ. (ؚِلَخَرِه)(منم)(دان؎گا)(رو)(تموم) Û¶. (نیس) Û·. (اگه) (می ری) (نون) (ؚرایِ) (منَم) تمرین Ûµ - س؀ال Û±. (اگر) (می‌روی) (نان) (ؚرایِ) (من هم) Û². (اصلاً) (ؚرایِ من) (نمی‌آورد) Û³. (چقدر) (دیگر) (مانده است) ÛŽ. (هیچ‌کس) (خانه) (نیس) Ûµ. (کجاست) تمرین Û¶ - س؀ال Û±. (اینا) (رُو) (رو) (جم) Û². (نمی تونم) (تنایی) (اون) (رو) (ؚ؎ورم)Û³. (دیگه) (می ØŽÙ…) ÛŽ. (کو) Ûµ. (؎ی؎) (اونجا) (موندیم) Û¶. (چار) (ه؎) (دَیقِه س) == [[آموز؎ زؚان فارسی/آزمون درس ؚیست و نهم تا سی و دوم]] == تمرین Û± - س؀ال Û±. (ؚاوجودیکه) Û². (ؚرایِ اینکه) Û³. (ؚناؚراین) ÛŽ. (ØšÙ„Ú©Ù‡) Ûµ. (ازؚس) تمرین Û² - س؀ال Û¶. (اون) (خونه مون)(می یاد)Û·. (وایسا)(منم)(ؚاهات)(ؚیام) Ûž. (دیگه) (می خوام)(دان؎گا؎ون)(ؚرم)Û¹. (مگه)(چی) Û±Û°. (ؚلخره)(امتحانام)(تموم) تمرین Û³ - س؀ال Û±Û±. (لازمت) Û±Û². (ؚنویس؎) Û±Û³. (یاد؎ گرفتم) Û±ÛŽ. (دیدم؎ان) Û±Ûµ. (می ؎ناسند؎) تمرین ÛŽ - س؀ال Û±Û¶. (وسایلت) Û±Û·. (اطرافِ) Û±Ûž. (اخؚار) Û±Û¹. (مجروحین) Û²Û°. (ن؞رات) Û²Û±. (ضعیفه) Û²Û². (می کنه) Û²Û³. (ؚر می گرده) Û²ÛŽ. (-) Û²Ûµ. (نداره) تمرین Ûµ - س؀ال Û²Û¶. (ندارن) Û²Û·. (ؚرگ؎تن) Û²Ûž. (کار می کنن) Û²Û¹. (رسوندن) Û³Û°. (دارن) تمرین Û¶ - س؀ال Û³Û±. (خواؚاندم) Û³Û². (می‌دواند) Û³Û³. (می‌فهماند) Û³ÛŽ. (ترساند) Û³Ûµ. (گرداند) تمرین Û· - س؀ال Û³Û¶. (کسی را که تقصیر ندارد، مس؊ول دانستن) Û³Û·. (ؚاعثِ خراؚ ؎دنِ کاری ؎دن) Û³Ûž. (مردن) Û³Û¹. (اعتماد ؚنفسِ خود را از دست دادن) ÛŽÛ°. (Ù…ØŽÚ©Ù„ ؚرایمان ؚوجود آمد) تمرین Ûž - س؀ال ÛŽÛ±. (متأسفانه) ÛŽÛ². (ما؎االلّه) ÛŽÛ³. (چ؎م) ÛŽÛŽ. (ØšÙ‡ خدا) ÛŽÛµ. (قرؚان ؎ما) تمرین Û¹ - س؀ال ÛŽÛ¶. (ؚا) ÛŽÛ·. (ØšÛŒ) ÛŽÛž. (نا) ÛŽÛ¹. (ؚد) ÛµÛ°. (خو؎) == جستارهای واؚسته == * [[آموز؎ زؚان فارسی/فهرست]] * [[آموز؎ زؚان فارسی/واژه‌نامه]] ‬‬‬‬‬ [[رده:آموز؎ زؚان فارسی]] [[カテゎリ:ペルシア語]] ‬‬
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2015-07-09T09:56:46Z
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劎働安党衛生法第60条の2
劎働安党衛生法 (前)(次) (有害業務埓事者等の安党衛生教育)
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劎働安党衛生法 前次
[[劎働安党衛生法]] [[劎働安党衛生法第60条|前]][[劎働安党衛生法第61条|次]] ==条文== 有害業務埓事者等の安党衛生教育 ;第60条の2   # 事業者は、前2条に定めるもののほか、その事業堎における安党衛生の氎準の向䞊を図るため、危険又は有害な業務に珟に就いおいる者に察し、その埓事する業務に関する安党又は衛生のための教育を行うように努めなければならない。 # 厚生劎働倧臣は、前項の教育の適切か぀有効な実斜を図るため必芁な指針を公衚するものずする。 # 厚生劎働倧臣は、前項の指針に埓い、事業者又はその団䜓に察し、必芁な指導等を行うこずができる。 ==解説== :  技術革新の進展に䌎う新芏の機械等の導入や䜜業態様の倉化等に察応しお、危険又は有害な業務に珟に就いおいる者が、特別教育に限らず、新たな知識、技胜を取埗するこずができるようにするため、事業者は、これらの者に察し、その埓事する業務に関する安党又は衛生のための教育を行うように努めなければならないこずずしたこず。たた、劎働倧臣は、この教育の適切か぀有効な実斜を図るため必芁な指針を公衚するこずずしたこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生芏則第24条]] *[[劎働安党衛生芏則第40条の2]] *劎働安党衛生法の䞀郚を改正する法埋の斜行に぀いお昭和63幎09月16日付け発基第84号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-17/hor1-17-1-1-0.htm 危険又は有害な業務に珟に就いおいる者に察する安党衛生教育に関する指針]平成01幎05月22付け指針公瀺第1号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-32/hor1-32-1-1-0.htm 安党衛生教育の掚進に぀いお]平成3幎1月21日付け基発第39号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-32/hor1-32-2-1-0.htm 安党衛生教育掚進芁綱の運甚に぀いお]平成3幎1月21日付け基安発第2号 [[category:劎働安党衛生法|60-2]]
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2021-08-25T15:23:08Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E6%B3%95%E7%AC%AC60%E6%9D%A1%E3%81%AE2
21,058
ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/叀代ロヌマの攻城兵噚
falx nāvālis(海事の鎌)は、長い棒に鋭い刃物を付けたもので、敵の艊船の垆や綱を切るために甚いるこずができる。この兵噚ず䜿甚法に぀いおは、カ゚サルが『ガリア戊蚘』の䞭で、呚知の「砎城の鎌」にふれお説明しおいる(『ガリア戊蚘』第3å·»14節)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "おもなロヌマ軍の攻城兵噚" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "おもなロヌマ軍の攻城兵噚" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "falx nāvālis(海事の鎌)は、長い棒に鋭い刃物を付けたもので、敵の艊船の垆や綱を切るために甚いるこずができる。この兵噚ず䜿甚法に぀いおは、カ゚サルが『ガリア戊蚘』の䞭で、呚知の「砎城の鎌」にふれお説明しおいる(『ガリア戊蚘』第3å·»14節)", "title": "おもなロヌマ軍の攻城兵噚" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "おもなロヌマ軍の攻城兵噚" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "おもなロヌマ軍の攻城兵噚" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "関連蚘事" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "", "title": "関連蚘事" } ]
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<div style="text-align:center"> {| |- |[[ファむル:Roman siege machines.gif|thumb|right|400px|叀代ロヌマ軍の[[w:攻城兵噚|攻城兵噚]]''[[w:en:Roman siege engines|Roman siege engines]]'' の䟋。<hr>䞭倮に<ruby><rb>土塁</rb><rp></rp><rt>アッゲル</rt><rp></rp></ruby>''[[w:en:Agger (ancient Rome)|RAMP]]'' ず<ruby><rb>障壁車</rb><rp></rp><rt>プルテりス</rt><rp></rp></ruby>、右䞊に[[w:攻城塔|攻城櫓]]''TOWER'' 、右䞋に<ruby><rb>工兵小屋</rb><rp></rp><rt>りィネア</rt><rp></rp></ruby>''GALLERY'' 、巊䞊に<ruby><rb>亀甲車</rb><rp></rp><rt>テストゥド</rt><rp></rp></ruby>''TESTUDO'' 、䞋方に<ruby><rb>[[w:バリスタ (兵噚)|匩砲]]</rb><rp></rp><rt>バリスタ</rt><rp></rp></ruby>''BALLISTA'' 、<ruby><rb>[[w:オナガヌ (投石機)|投石機]]</rb><rp></rp><rt>オナゲル</rt><rp></rp></ruby>''[[w:en:Onager (weapon)|ONAGER]]'' 、 <ruby><rb>[[w:カタパルト (投石機)|投石機]]</rb><rp></rp><rt>カタプルタ</rt><rp></rp></ruby>''[[w:en:Catapult|CATAPULT]]'' が芋える。]] |[[ファむル:Avaricum westpoint july 2006.jpg|thumb|right|400px|ロヌマ軍による攻囲戊のゞオラマ[[w:アりァリクム包囲戊|アりァリクム攻囲戊]]。<br>城壁に向かっお䞊り坂の'''土塁'''が築かれ、その呚囲に屋根でおおわれた现長い'''歩廊'''が平行しお延びおいる。城壁の手前には'''[[w:攻城塔|攻城櫓]]'''や'''工兵小屋'''などが芋える。]] |} </div> <div style="text-align:center"> {| |- |[[画像:Caesar's Gallic war; (Allen and Greenough's ed.) (1898) (14778300381).jpg|thumb|right|600px|叀代ロヌマ軍の[[w:攻城兵噚|攻城兵噚]]''[[w:en:Roman siege engines|Roman siege engines]]'' の䟋。]] |} </div> ==おもなロヌマ軍の攻城兵噚== ===agger=== ;[[w:la:Agger|la:Agger]], [[w:en:Agger (ancient Rome)|en:Agger]], [[w:fr:Agger|fr:Agger]] <div style="text-align:center;"> {| |- |[[ファむル:Caesar's Gallic war; (Allen and Greenough's ed.) (1898) (14781415375).jpg|thumb|right|400px|城壁(図䞭の巊端)を攻略するために築かれた<ruby><rb>土塁</rb><rp></rp><rt>アッゲル</rt><rp></rp></ruby> の埩元画。巊䞊には、䞡軍の<ruby><rb>[[w:攻城塔|攻城櫓]]</rb><rp></rp><rt>トゥッリス</rt><rp></rp></ruby>が描かれおいる。]] |[[ファむル:Avaricum westpoint july 2006.jpg|thumb|right|400px|ロヌマ軍による攻囲戊のゞオラマ再掲。<br>城壁に向かっお䞊り坂の<ruby><rb>土塁</rb><rp></rp><rt>アッゲル</rt><rp></rp></ruby>が築かれ、城壁の手前には<ruby><rb>[[w:攻城塔|攻城櫓]]</rb><rp></rp><rt>トゥッリス</rt><rp></rp></ruby>や<ruby><rb>工兵小屋</rb><rp></rp><rt>りィネア</rt><rp></rp></ruby>などが芋える。]] |} </div> ===vallum=== ;[[w:en:Vallum|en:Vallum]] ===Turris=== ====Siege tower==== ;[[w:la:Belfredus (machina bellica)|la:Belfredus]], [[w:en:Siege tower|en:Siege tower]], [[w:fr:Tour de siÚge|fr:Tour de siÚge]], [[w:攻城塔|攻城塔]] ===pluteus=== ;[[wikt:en:pluteus#Latin|wikt:en:pluteus]], [[wikt:fr:pluteus#Latin|wikt:fr:pluteus]] <div style="text-align:center"> {| |- |[[画像:Mantelets.defensifs.png|thumb|right|350px|障壁車の埩元画。]] |[[画像:Mantelet01.jpg|thumb|right|350px|<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> 障壁車の埩元䟋。]] |} </div> ===aries (battering ram)=== ;[[w:en:Battering ram|en:Battering ram]], [[w:fr:Bélier (machine de guerre)|fr:Bélier]], [[w:砎城槌|砎城槌]]; [[c: Category:Battering rams]] <div style="text-align:center"> {| |- |[[画像:Aries.PNG|thumb|right|350px|<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> ロヌマ軍の砎城槌の埩元画の䟋。]] |[[画像:Roman Testudo construction.JPG|thumb|right|350px|ロヌマ軍の砎城槌の埩元画の䟋。]] |- | colspan="2" |[[画像:0869-Attack-on-the-walls-of-a-besieged-town-q75-500x412.jpg|thumb|left|350px|砎城槌による城壁ぞの攻撃の再珟画。]] |} </div> ===falx muralis (siege hook)=== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''[[wikt:en:falx#Latin|falx]]''' : </span> ラテン語で「[[w:鎌|鎌]]」<br>   あるいは軍事甚語で <u>城壁を匕き厩すために甚いられる鉀</u><span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">''[[wikt:en:falx#Latin|a hook used to pull down walls]]''</span> **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''falx [[wikt:en:muralis#Latin|mÅ«rālis]]''' : </span>「砎城の鎌城壁の鎌」 ::: <div style="background-color:#dfd;width:80%;"><span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''''[[w:en:Siege hook|Siege hook]]'''''</span>砎城鉀 ずは、攻城戊においお、城壁を厩すための兵噚。たず城壁に突っ蟌んで貫通させ、次に匕き抜いお、石を<ruby><rb>掻</rb><rp></rp><rt>か</rt><rp></rp></ruby>き出しお城壁の䞀郚を厩す。ギリシア人史家[[w:ポリュビオス|ポリュビオス]]は著曞『[[w:歎史 (ポリュビオス)|歎史]]』の䞭で、執政官[[w:マルクス・フルりィりス・ノビリオル (玀元前189幎の執政官)|マヌルクス・フルりィりス]]率いるロヌマ人がギリシア人の怍民垂[[w:アンブラキア|アンブラキア]]を攻囲したずきに[[w:玀元前189幎|BC189幎]]このような兵噚を䜿甚したこずに぀いお蚀及しおいる。「執政官マヌルクス・フルりィりスに攻囲された[[w:アむトヌリア|アむトヌリア人]]は、勇敢に抗戊した。䞭略[[w:砎城槌|砎城槌]]が勢いよく城壁を打ち壊し、<u>鉄の鎌を持った長い棒</u>が城壁を匕き裂いた。以䞋略」 : <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Falx muralis</span>砎城の鎌は、ロヌマ人が攻城戊のずきに、城壁を砎壊するために甚いたも。長い棒の先端に、䞉日月状に湟曲した鉄を付けたものである<ref name="de-falx">[[w:de:Falx#Römische_Waffen]] (ドむツ語蚘事)を参照。</ref><ref name="nl-falx">[[w:nl:Falx#Romeinse falx]] (オランダ語蚘事)を参照。</ref>。</div> <br> <div style="background-color:#ddf;width:75%;"> ====falx navalis====  <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">falx [[wikt:en:navalis#Latin|nāvālis]]</span>海事の鎌は、長い棒に鋭い刃物を付けたもので、敵の艊船の[[w:垆|垆]]や綱を切るために甚いるこずができる。この兵噚ず䜿甚法に぀いおは、カ゚サルが『ガリア戊蚘』の䞭で、呚知の「砎城の鎌」にふれお説明しおいる[[ガリア戊蚘_第3å·»#14節|『ガリア戊蚘』第3å·»14節]]<ref name="de-falx"/><ref name="nl-falx"/> </div> <div style="text-align:center"> {| |- | style="vertical-align:top;" |[[画像:Caesar's Gallic war; (Allen and Greenough's ed.) (1898) (14778300381)(cropped).jpg|thumb|right|300px|砎城鎌/砎城鉀<span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">''[[w:en:Siege hook|Siege hook]]''</span>の埩元画の䟋]] | style="vertical-align:top;" |[[画像:Hungry falcon cart wjzy.jpg|thumb|left|250px|[[w:北宋|宋代]]の戊術曞『[[w:歊経総芁|歊經瞜芁]]』''[[w:en:Wujing Zongyao|Wujing Zongyao]]'' に蚘茉された攻城兵噚 ''Hungry falcon cart'' 。<hr> 䞊蚘の <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">''Siege hook''</span> も同様のものず考えられおいる。]] |- | style="vertical-align:top;" |[[画像:AdamclisiMetope36.jpg|thumb|right|300px|鎌を持぀[[w:ダキア人|ダキア人]](右䞊)ず闘うロヌマ軍団兵(å·Š)の[[w:レリヌフ|レリヌフ]]。<br>[[w:ダキア戊争|察ダキア戊勝]]を蚘念した、[[w:トラダヌス|トラダヌス]]の戊勝蚘念碑 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:11pt;">''[[w:en:Tropaeum Traiani|Tropaeum Traiani]]''</span>、珟[[w:ルヌマニア|ルヌマニア]] [[w:コンスタンツァ県|コンスタンツァ県]]アダムクリシ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:11pt;">''[[w:en:Adamclisi|Adamclisi]]''</span>]] | style="vertical-align:top;" |[[画像:Adamclisi falx.jpg|thumb|right|250px|[[w:ダキア|ダキア]]の鎌<span style="font-family:Times New Roman;font-size:11pt;">[[wikt:en:falx#Latin|falx]] [[wikt:en:dacica|dācica]]</span>の埩元画。<br>[[w:ダキア戊争|察ダキア戊争]]でこの鋭利な歊噚を知ったロヌマ人は、攻城兵噚ずしお取り入れたずされおいる。]] |} </div> ===vinea=== <div style="text-align:center"> {| |- |[[画像:Bender - Vinea.JPG|thumb|right|350px|<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:vinea|vinea]]</span> の埩元画。敵の矢玉などから身を守りながら城壁に近づくために甚いられたず考えられおいる。]] |[[画像:Katze Belagerungsmaschine.jpg|thumb|right|350px|これもりィネアの類いの描写ず思われる。]] |} </div> ===testudo (1)=== ;[[w:nl:Testudo (belegeringswerktuig)]]ノルりェヌ語 <div style="text-align:center"> {| |- |[[画像:Lipsius - Testudo - Testudo Arietaria.JPG|thumb|right|330px|䞉皮類の testudo の埩元画。<br>(䞊段) Testudo Simplex<br>(䞭段) Testudo Rostrata<br>(䞋段) Testudo Arietaria。城壁・城門を突き砎るための[[w:砎城槌|砎城槌]][[wikt:en:aries#Latin|aries]]を防護するものず考えられる。]] |[[画像:Bender - Testudo.JPG|thumb|right|350px|testudo の埩元画。]]<br>[[画像:Winea.jpg|thumb|right|350px|testudoたたはvineaを埩元したものず思われる。]] |} </div> ===testudo (2)=== ;[[w:la:Testudo (res militaris)|la:Testudo]], [[w:en:Testudo formation|en:Testudo formation]] ; :<span style="background-color:#ffc;">[[c:Category:Testudo formations]]</span> <div style="text-align:center"> {| |- |[[画像:Colonne trajane 1-57 (cropped).jpg|thumb|right|330px|[[w:トラダヌスの蚘念柱|トラダヌス垝の蚘念柱]]2䞖玀、ロヌマに芋られる、城壁を攻める[[w:テストゥド|テストゥド]]亀甲圢密集陣圢。]] |[[画像:Wenceslas Hollar - A testudo.jpg|thumb|right|330px|17䞖玀のボヘミア出身の画家 [[w:en:Wenceslaus Hollar|Wenceslaus Hollar]] による testudo亀甲圢密集陣圢 の想像画。]] |- |[[画像:Testudo (TurtleTortoise).jpg|thumb|right|350px|[[w:テストゥド|テストゥド]]亀甲圢密集陣圢の再挔。]] |[[画像:2008-08 archeon testudo.JPG|thumb|right|350px|テストゥド亀甲圢密集陣圢の再挔。]] |} </div> ===ballista & scorpio=== ====ballista==== ;[[w:en:Ballista|en:Ballista]] :<span style="background-color:#ffc;">[[c:Category:Ballista]]</span> ====scorpio==== ;[[w:en:Scorpio (weapon)|en:Scorpio]], [[w:fr:Scorpion (arme de siÚge)|fr:Scorpion]] ===onager=== ;[[w:en:Onager (weapon)|en:onager]] ===catapulta=== ;[[w:la:Catapulta|la:Catapulta]], [[w:en:Catapult|en:Catapult]], [[w:fr:Catapulte|fr:Catapulte]], [[w:カタパルト (投石機)|カタパルト (投石機)]] <!-- <div style="text-align:center"> {| |- |[[画像:|thumb|right|330px|。]] |[[画像:|thumb|right|350px|。]] |} </div> --> <gallery> 画像: </gallery> ==叀代ロヌマの工兵== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''[[wikt:en:faber#Latin|faber]]'''耇数圢'''fabrÄ«''' ファブリヌ: ラテン語で「職人、工兵」。</span> *:::近代的な意味での「[[w:工兵|工兵]]」''[[w:en:Sapper|Sapper]]'' は17䞖玀のフランスで創始されたずされるが、<br>叀代ロヌマ軍における技術者の軍人も「工兵」ず蚳される。 *:: <div style="background-color:#efe;width:70%;font-family:Times New Roman;font-size:13pt;"> 初期のロヌマの軍隊におけるファブリヌfabrīは歊具の職人のこずで、工兵監督praefectus fabrumによっお指揮されおいた。<br> 䞋っお、カ゚サルの時代には、専任の工兵はいなかったが、熟緎の職人的な技術を持぀軍団兵が工兵ずしお遞り抜かれおいたらしい。軍隊の野営地である[[w:カストラ|カストラ (陣営)]]を建蚭するずきや、攻城戊の兵噚を建造するずきには、工兵が建蚭の責任者ずなっお、軍団兵たち歊噚ずずもにシャベルを携垯しお埓軍しおいたを建蚭に埓事させた。<ref name="OCD-fabri">[https://oxfordre.com/classics/display/10.1093/acrefore/9780199381135.001.0001/acrefore-9780199381135-e-2623 Fabri | Oxford Classical Dictionary]</ref><ref name="w-en-Rme">[[w:en:Roman military engineering]]</ref> </div> :  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''praefectus fabrum''' <ref>[[wikt:en:praefectus#Noun|wikt:en:praefectus]] [[wikt:en:fabrum|fabrum]]</ref><ref>[[w:it:Praefectus fabrum]]</ref><ref>[[w:de:Praefectus fabrum]]</ref> 工兵監督工兵指揮官、技垫長 *:: <div style="background-color:#efe;width:70%;font-family:Times New Roman;font-size:13pt;"> 工兵監督praefectus fabrumは、初期のロヌマ軍においお工兵の指揮官だった。<br> 共和制末期のカ゚サルの時代には、工兵監督は軍隊の公匏な圹職ではなく、軍叞什官の軍事顧問に過ぎなかったず考えられおいる。<ref name="OCD-fabri"/><ref name="w-en-Rme"/><br> 『ガリア戊蚘』には蚘述がないが、ガッリアでの戊争の前期BC5855幎頃においお、カ゚サルず個人的に芪亀の深かった[[w:ルキりス・コルネリりス・バルブス (玀元前40幎の補充執政官)|ルヌキりス・コルネヌリりス・バルブス]]''[[w:en:Lucius Cornelius Balbus (consul 40 BC)|LÅ«cius Cornēlius Balbus]]'' や[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連人物解説/マヌムッラ|マヌムッラ]]''[[w:en:Mamurra|Māmurra]]'' らが工兵監督を務めおいたこずが知られおいる。<br> 続線の[[内乱蚘_第1å·»#24節|『内乱蚘』第1å·»24節]]では、[[w:グナ゚りス・ポンペむりス|ポンペむりス]]の工兵監督に぀いお蚀及がある。</div> ==脚泚== <references /> ==関連蚘事== {{Commons|Category:Ancient Roman weapons|Ancient Roman weapons}} {{Commons|Category:Siege equipment|Siege equipment}} *[[w:en:Roman engineering]]ロヌマの工孊 **[[w:en:Roman military engineering]]ロヌマの軍事工孊 ***'''[[w:en:Roman siege engines]]'''ロヌマの攻城兵噚 ***[[w:en:Torsion siege engine]]ねじり匏の攻城兵噚 ***[[w:en:Roman military personal equipment]]ロヌマの個人的歊具 ***[[w:en:Roman infantry tactics]] <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;"></span> [[Category:ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜|こたいろたのこしうしようぞいき]] [[Category:ガリア戊蚘|こたいろたのこしうしようぞいき]] [[Category:内乱蚘|こたいろたのこしうしようぞいき]]
2015-06-23T12:25:08Z
2023-10-19T15:01:43Z
[ "テンプレヌト:Commons" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%91%97%E4%BD%9C/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%81%AE%E6%94%BB%E5%9F%8E%E5%85%B5%E5%99%A8
21,059
建蚭業法第19条の2
コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次) (珟堎代理人の遞任等に関する通知)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(珟堎代理人の遞任等に関する通知)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌルコンメンタヌル建蚭業法 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル建蚭業法]] [[建蚭業法第19条|前]][[建蚭業法第19条の3|次]] ==条文== 珟堎代理人の遞任等に関する通知 ;第19条の2 # 請負人は、請負契玄の履行に関し工事珟堎に珟堎代理人を眮く堎合においおは、圓該珟堎代理人の暩限に関する事項及び圓該珟堎代理人の行為に぀いおの泚文者の請負人に察する意芋の申出の方法第3項においお「珟堎代理人に関する事項」ずいう。を、曞面により泚文者に通知しなければならない。 # 泚文者は、請負契玄の履行に関し工事珟堎に監督員を眮く堎合においおは、圓該監督員の暩限に関する事項及び圓該監督員の行為に぀いおの請負人の泚文者に察する意芋の申出の方法第4項においお「監督員に関する事項」ずいう。を、曞面により請負人に通知しなければならない。 # 請負人は、第1項の芏定による曞面による通知に代えお、政什で定めるずころにより、同項の泚文者の承諟を埗お、珟堎代理人に関する事項を、電子情報凊理組織を䜿甚する方法その他の情報通信の技術を利甚する方法であっお囜土亀通省什で定めるものにより通知するこずができる。この堎合においお、圓該請負人は、圓該曞面による通知をしたものずみなす。 # 泚文者は、第2項の芏定による曞面による通知に代えお、政什で定めるずころにより、同項の請負人の承諟を埗お、監督員に関する事項を、電子情報凊理組織を䜿甚する方法その他の情報通信の技術を利甚する方法であっお囜土亀通省什で定めるものにより通知するこずができる。この堎合においお、圓該泚文者は、圓該曞面による通知をしたものずみなす。 ==解説== # 第1項は、'''請負人'''契玄の圓事者の䞀方であっお、報酬を目的に建蚭工事の完成を請け負う者。が、請負契玄の履行に関し意思衚瀺する暩限を授䞎した'''珟堎代理人'''を工事珟堎に配眮する堎合においお、<ins>珟堎代理人ぞ授䞎した暩限</ins>及び珟堎代理人の意思衚瀺により生じる行為<ins>代理行為</ins>に぀いお、著しく䞍適圓ず認められるものがあるずきの泚文者の請負人に察する<ins>意芋の申出方法</ins>措眮請求を<ins>曞面</ins>によっお通知する事を定めたもの。 # 第2項は、'''泚文者'''請負人の契玄の盞手方で、建蚭工事の完成に察しおその報酬を支払う者が請負契玄の履行に関し意思衚瀺する暩限を授䞎した'''監督員'''を工事珟堎に配眮する堎合においお、<ins>監督員ぞ授䞎した暩限</ins>及び監督員の意思衚瀺により生じる行為<ins>代理行為</ins>に぀いお、著しく䞍適圓ず認められるものがあるずきの請負人の泚文者に察する<ins>意芋の申出方法</ins>措眮請求を<ins>曞面</ins>によっお通知する事を定めたもの。<br /> ===珟堎代理人=== :* '''珟堎代理人'''は、泚文者ずの契玄の定めに基づく請負人が成すべき行為を行うために工事珟堎に配眮し、請負人に代わりに<ins>意思衚瀺協議、承諟、通知、請求などする暩限を授䞎された者</ins>。<br />よっお、請負人本人が請負契玄の履行に関し「意思衚瀺」する堎合は、珟堎代理人の配眮を必芁ずしない。<br />たた、圓該担圓者が請負人本人の意思決定の䌝達請負人本人の眲名たたは蚘名抌印による曞面の届出など。のみに埓事し、意思決定の暩限がない者は、「代理」ではなく「䜿者」に該圓するため、このような堎合も請負人の「代理」である珟堎代理人の配眮は必芁ない。<br /> :* '''珟堎代理人'''は、珟堎監督者䜜業䞭の埓業員を盎接指導又は監督する者ではない。<br />珟堎代理人が珟堎監督者の職務を兌ねるずきは、劎働安党衛生法の定めに埓い、職長や䜜業䞻任者など有資栌者を配眮する。<br /> :* <ins>他の䌚瀟の埓業員ぞの盎接指導又は監督する行為は「'''劎働者掟遣'''」</ins>に該圓し、建蚭の䜜業又はこれらの準備の䜜業に係る業務に぀いおは犁止されおいる。[[劎働基準法第6条]]、[[劎働基準法第24条|第24条]]、[[職業安定法第44条]]、劎働者掟遣事業の適正な運営の確保及び掟遣劎働者の保護等に関する法埋第4条第1項 ===監督員=== :* '''監督員'''に぀いおは、䞊蚘の「珟堎代理人」ずあるのは「監督員」ず、「請負人」ずあるのは「泚文者」ず、「泚文者」ずあるのは「請負人」ず読み替える。<br />劎働者掟遣法などの扱いは珟堎代理人ず同じ。 ==参照条文== * [[民法第99条]]代理行為の芁件及び効果 * [[民法第100条]]本人のためにするこずを瀺さない意思衚瀺 * [[民法第101条]]代理行為の瑕疵 * [[民法第102条]]代理人の行為胜力 * [[民法第103条]]暩限の定めのない代理人の暩限 * [[民法第104条]]任意代理人による埩代理人の遞任 * [[民法第108条]]自己契玄及び双方代理  * [[民法第109条]]代理暩授䞎の衚瀺による衚芋代理 * [[民法第110条]]暩限倖の行為の衚芋代理 * [[民法第111条]]代理暩の消滅事由 * [[民法第632条]]請負 * [[民法第643条]]委任 * [[民法第656条]]準委任  * [[商法第504条]]商行為の代理 * [[䌚瀟法第349条]]株匏䌚瀟の代衚 * [[民事蚎蚟法第228条]]文曞の成立 * [[商法第32条]] * [[建蚭業法第2条]]定矩 * 建蚭業法斜行什第5条の6、第5条の7珟堎代理人の遞任等に関する通知に係る情報通信の技術を利甚する方法 * 建蚭業法斜行芏則第13条の5、第13条の7珟堎代理人の遞任等に関する通知に係る情報通信の技術を利甚する方法 * [[建蚭業法斜行芏則第14条の2]]斜工䜓制台垳の蚘茉事項等 ==倖郚リンク== * [http://www.kokusen.go.jp/wko/data/bn-hhkouza.html 囜民生掻センタヌ・誌䞊法孊講座] ** [http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201404_14.pdf 代理制床代理ず䜿者] ** [http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201405_16.pdf 代理制床任意代理、無暩代理など] ** [http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201309_12.pdf 契玄意思衚瀺ずいう考え方など] ** [http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201308_12.pdf 自然人の胜力暩利胜力、意思胜力、行為胜力など] * [http://www.yoi-kensetsu.com/kyogikai/pdf/h22_meikaku/h22_fullpage.pdf 総合工事業者・専門工事業者間における工事芋積条件の明確化に぀いお「斜工条件・範囲リスト」暙準モデルの䜜成][http://www.yoi-kensetsu.com/kyogikai/ 䞀般財団法人 建蚭業振興基金] * [http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000092.html 建蚭工事暙準請負契玄玄欟]囜土亀通省 * [http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html 監督・怜査・工事成瞟評定・土朚工事共通仕様曞関係]囜土亀通省 * [http://www.mlit.go.jp/gobuild/kijun_index.htm 官庁営繕の関係法什及び技術基準]囜土亀通省 * [http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000046903.pdf 劎働者掟遣事業ず請負により行われる事業ずの区分に関する基準を定める告瀺][http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/haken-shoukai/index.html] {{stub}} [[category:建蚭業法|019-02]]
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2017-01-19T11:10:37Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E6%A5%AD%E6%B3%95%E7%AC%AC19%E6%9D%A1%E3%81%AE2
21,060
建蚭業法斜行什第2条
コンメンタヌル建蚭業法>コンメンタヌル建蚭業法斜行什(前)(次) (法第3条第1項第2号の金額)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル建蚭業法>コンメンタヌル建蚭業法斜行什(前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(法第3条第1項第2号の金額)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル建蚭業法コンメンタヌル建蚭業法斜行什前次
[[コンメンタヌル建蚭業法]][[コンメンタヌル建蚭業法斜行什]][[建蚭業法斜行什第1条の2|前]][[建蚭業法斜行什第3条|次]] ==条文== 法第3条第1項第2号の金額 ;第2条 # [[建蚭業法第3条|法第3条]]第1項第2号の政什で定める金額は、4,000䞇円ずする。ただし、[[建蚭業法第3条|同項]]の蚱可を受けようずする建蚭業が建築工事業である堎合においおは、6,000䞇円ずする。 ==解説== ;建蚭業の蚱可 :発泚者から盎接請け負った工事に぀いお本条で定める金額以䞊の<ins>䞋請け契玄する「元請負人」</ins>は、「特定建蚭業の蚱可[[建蚭業法第15条]]-[[建蚭業法第17条|第17条]]」が必芁。 ;技術者 :「特定建蚭業の蚱可」を有する「元請負人」であっお、請け負った工事に぀いお本条で定める金額以䞊の<ins>䞋請け契玄</ins>するずきは、「監理技術者[[建蚭業法第26条]]第2項」の配眮が必芁。<br /><br /> ---- ;「䞋請代金の額」に぀いお :発泚者から盎接請け負う1件の建蚭工事に぀き、元請負人が4,000䞇円建築䞀匏工事にあっおは6,000䞇円以䞊の工事を䞋請斜工させようずする時の4,000䞇円には、元請負人が提䟛する材料等の䟡栌は含たない。[http://www.mlit.go.jp/common/001068567.pdf 建蚭業蚱可事務ガむドラむン] ;「建築䞀匏工事」である堎合 :そこに眮かれる䞻任技術者又は監理技術者は、䞀匏工事の構成郚分をなす各専門工事を総合的に管理するものであっお、圓該䞀匏工事の構成郚分である各専門工事の斜工に぀いおの技術䞊の管理を぀かさどる技術者の蚭眮ずは別個のものである。 ==参照条文== * [[建蚭業法第3条]]建蚭業の蚱可 * 建蚭業法第16条䞋請契玄の締結の制限 * [[建蚭業法第26条]]䞻任技術者及び監理技術者の蚭眮等 * [[建蚭業法第28条]]指瀺及び営業の停止 * [[建蚭業法別衚第䞀]] * [http://www.mlit.go.jp/common/001068567.pdf 建蚭業蚱可事務ガむドラむンに぀いお]平成13幎4月3日付け囜総建第97号 * 建蚭業法の䞀郚を改正する法埋の斜行及び運甚に぀いお昭和47幎3月18日付け建蚭省蚈建発第46号 ---- {{前埌 |[[コンメンタヌル建蚭業法斜行什|建蚭業法斜行什]]<br> | |[[建蚭業法斜行什第1条の2|斜行什第1条の2]]<br>法第3条第1項ただし曞の軜埮な建蚭工事 |[[建蚭業法斜行什第3条|斜行什第3条]]<br>䜿甚人 }} [[category:建蚭業法斜行什|02]]
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2016-08-26T23:08:09Z
[ "テンプレヌト:前埌" ]
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21,061
建蚭業法第24条の6
コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次) (䞋請負人に察する特定建蚭業者の指導等) 発泚者から盎接建蚭工事を請け負った特定建蚭業者に察し、䞋請負人が建蚭工事の斜工に関する法什等に違反する事がないように指導する事を定めたもの。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(䞋請負人に察する特定建蚭業者の指導等)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "発泚者から盎接建蚭工事を請け負った特定建蚭業者に察し、䞋請負人が建蚭工事の斜工に関する法什等に違反する事がないように指導する事を定めたもの。", "title": "解説" } ]
コンメンタヌルコンメンタヌル建蚭業法 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル建蚭業法]] [[建蚭業法第24条の5|前]][[建蚭業法第24条の7|次]] ==条文== 䞋請負人に察する特定建蚭業者の指導等 ;第24条の6 # 発泚者から盎接建蚭工事を請け負った特定建蚭業者は、圓該建蚭工事の䞋請負人が、その䞋請負に係る建蚭工事の斜工に関し、この法埋の芏定又は建蚭工事の斜工若しくは建蚭工事に埓事する劎働者の䜿甚に関する法什の芏定で[[建蚭業法斜行什第7条の3|政什]]で定めるものに違反しないよう、圓該䞋請負人の指導に努めるものずする。 # 前項の特定建蚭業者は、その請け負った建蚭工事の䞋請負人である建蚭業を営む者が同項に芏定する芏定に違反しおいるず認めたずきは、圓該建蚭業を営む者に察し、圓該違反しおいる事実を指摘しお、その是正を求めるように努めるものずする。 # 第1項の特定建蚭業者が前項の芏定により是正を求めた堎合においお、圓該建蚭業を営む者が圓該違反しおいる事実を是正しないずきは、同項の特定建蚭業者は、圓該建蚭業を営む者が建蚭業者であるずきはその蚱可をした囜土亀通倧臣若しくは郜道府県知事又は営業ずしおその建蚭工事の行われる区域を管蜄する郜道府県知事に、その他の建蚭業を営む者であるずきはその建蚭工事の珟堎を管蜄する郜道府県知事に、速やかに、その旚を通報しなければならない。 ==解説== 発泚者から盎接建蚭工事を請け負った特定建蚭業者に察し、䞋請負人が建蚭工事の斜工に関する法什等に違反する事がないように指導する事を定めたもの。 ==参照条文== *[[建蚭業法第3条]]建蚭業の蚱可 *[[建蚭業法第22条]]䞀括䞋請負の犁止 *建蚭業法第24条の3䞋請代金の支払 *建蚭業法第24条の4怜査及び匕枡し *建蚭業法第24条の5特定建蚭業者の䞋請代金の支払期日等 *[[建蚭業法第26条]]、[[建蚭業法第26条の2|第26条の2]]䞻任技術者及び監理技術者の蚭眮等 *[[建蚭業法第28条]]指瀺及び営業の停止 *[[建蚭業法第29条]]蚱可の取消し *[[建蚭業法斜行什第7条の3]]法第24条の6第1項の法什の芏定 [[category:建蚭業法|024-06]]
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2016-06-12T22:43:39Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E6%A5%AD%E6%B3%95%E7%AC%AC24%E6%9D%A1%E3%81%AE6
21,062
建蚭業法斜行什第7条の3
法孊>コンメンタヌル>民事法>コンメンタヌル建蚭業法斜行什 (法第24条の6第1項の法什の芏定)
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法孊コンメンタヌル民事法コンメンタヌル建蚭業法斜行什
[[法孊]][[コンメンタヌル]][[民事法]][[コンメンタヌル建蚭業法斜行什]] ==条文== 法第24条の6第1項の法什の芏定 ;第7条の3 #[[建蚭業法第24条の6|法第24条の6]]第1項の政什で定める建蚭工事の斜工又は建蚭工事に埓事する劎働者の䜿甚に関する法什の芏定は、次に掲げるものずする。 ##[[建築基準法第9条]]第1項及び第10項これらの芏定を同法[[建築基準法第88条|第88条]]第1項から第3項たでにおいお準甚する堎合を含む。䞊びに第90条 ##宅地造成等芏制法第9条同法第12条第3項においお準甚する堎合を含む。及び第14条第2項から第4項たで ##[[劎働基準法第5条]]劎働者掟遣法第44条第1項の芏定により適甚される堎合を含む。、[[劎働基準法第6条|第6条]]、[[劎働基準法第24条|第24条]]、[[劎働基準法第56条|第56条]]、[[劎働基準法第63条|第63条]]及び[[劎働基準法第64条の2|第64条の2]]劎働者掟遣法第44条第2項建蚭劎働法第44条の芏定により適甚される堎合を含む。の芏定によりこれらの芏定が適甚される堎合を含む。、[[劎働基準法第96条の2|第96条の2]]第2項䞊びに[[劎働基準法第96条の3|第96条の3]]第1項 ##[[職業安定法第44条]]、第63条第1号及び第65条第8号 ##[[劎働安党衛生法第98条]]第1項劎働者掟遣法第45条第15項建蚭劎働法第44条の芏定により適甚される堎合を含む。の芏定により適甚される堎合を含む。 ##劎働者掟遣法第4条第1項 ==解説== :発泚者から盎接建蚭工事を請け負った「特定建蚭業の蚱可を受けた元請負人」は、本条に掲げる法什を違反しないよう</ins>䞋請負人の指導</ins>に努める。 ==参照条文== *[[建築基準法第9条]]違反建築物に察する措眮、[[建築基準法第88条|第88条]]工䜜物ぞの準甚、第90条工事珟堎の危害の防止 *宅地造成等芏制法第9条宅地造成に関する工事の技術的基準等、第12条倉曎の蚱可等、第14条監督凊分 *[[劎働基準法第5条]]匷制劎働の犁止、[[劎働基準法第6条|第6条]]䞭間搟取の排陀、[[劎働基準法第24条|第24条]]賃金の支払、[[劎働基準法第56条|第56条]]最䜎幎霢、[[劎働基準法第63条|第63条]]坑内劎働の犁止、[[劎働基準法第64条の2|第64条の2]]坑内業務の就業制限、[[劎働基準法第96条の2|第96条の2]]、[[劎働基準法第96条の3|第96条の3]]監督䞊の行政措眮 *[[職業安定法第44条]]劎働者䟛絊事業の犁止、第63条、第65条眰則 *[[劎働安党衛生法第98条]]䜿甚停止呜什等 *劎働者掟遣事業の適正な運営の確保及び掟遣劎働者の保護等に関する法埋第4条業務の範囲、第44条劎働基準法の適甚に関する特䟋、第45条劎働安党衛生法の適甚に関する特䟋等 *建蚭劎働者の雇甚の改善等に関する法埋第44条劎働者掟遣法の芏定の読替え適甚等 ---- {{前埌 |[[コンメンタヌル建蚭業法斜行什|建蚭業法斜行什]]<br> | |[[建蚭業法斜行什第7条の2]]<br>法第24条の5第1項の金額 |[[建蚭業法斜行什第7条の4]]<br>法第24条の7第1項の金額 }} {{stub}} [[category:建蚭業法斜行什|07の3]]
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2016-01-14T10:49:29Z
[ "テンプレヌト:前埌", "テンプレヌト:Stub" ]
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21,071
日本拳法
倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム 詊隓: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集 メむンペヌゞ > スポヌツ > 日本拳法 日本拳法(にほんけんぜう)は、叀流柔術、柔道、空手道を基に柀山宗海が創始した歊道で、勝敗を目的ずした競技歊道でもあり、人間圢成を目的ずする道たたは修行でもある。 基本的には、2人の競技者が道着ず防具、グロヌブを着甚した䞊で打撃を行ったり、組み合ったりずいうものである。 技はただ打撃や関節技を行うものではなく、正しい構えで行う必芁がある。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム 詊隓: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > スポヌツ > 日本拳法", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "日本拳法(にほんけんぜう)は、叀流柔術、柔道、空手道を基に柀山宗海が創始した歊道で、勝敗を目的ずした競技歊道でもあり、人間圢成を目的ずする道たたは修行でもある。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "基本的には、2人の競技者が道着ず防具、グロヌブを着甚した䞊で打撃を行ったり、組み合ったりずいうものである。", "title": "抂芁" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "技はただ打撃や関節技を行うものではなく、正しい構えで行う必芁がある。", "title": "抂芁" } ]
メむンペヌゞ > スポヌツ > 日本拳法 日本拳法にほんけんぜうは、叀流柔術、柔道、空手道を基に柀山宗海が創始した歊道で、勝敗を目的ずした競技歊道でもあり、人間圢成を目的ずする道たたは修行でもある。
{{Wikipedia|日本拳法}} {{Wiktionary|日本拳法}} {{蔵曞䞀芧}} {{進捗状況}} [[メむンペヌゞ]] > [[スポヌツ]] > [[日本拳法]] '''日本拳法''''''にほんけんぜう'''は、叀流柔術、柔道、空手道を基に[[w:柀山宗海|柀山宗海]]が創始した歊道で、勝敗を目的ずした競技歊道でもあり、人間圢成を目的ずする道たたは修行でもある。 == 抂芁 == 基本的には、2人の競技者が道着ず防具、グロヌブを着甚した䞊で打撃を行ったり、組み合ったりずいうものである。 技はただ打撃や関節技を行うものではなく、正しい構えで行う必芁がある。 == 目次 == *[[日本拳法/日本拳法ずは|日本拳法ずは]] == 日本拳法入門 == *[[日本拳法/道着・防具・グロヌブの着甚|道着・防具・グロヌブの着甚]] == 皜叀 == *[[日本拳法/圢|圢]] *[[日本拳法/想乱撃|想乱撃]] *[[日本拳法/空乱撃|空乱撃]] *[[日本拳法/実乱撃|実乱撃]] == 関連項目 == *[[w:党日本拳法連盟|党日本拳法連盟]] *[[w:日本拳法䌚|日本拳法䌚]] *[[w:日本拳法協䌚|日本拳法協䌚]] *[[w:日本拳法連盟|日本拳法連盟]] *[[w:日本拳法党囜連盟|日本拳法党囜連盟]] == 倖郚リンク == *[http://zenkenren.com/ 党日本拳法連盟] *[http://www.nipponkempo.jp/ 日本拳法連盟] *[http://www.nipponkempo.org/ 䞀般瀟団法人 日本拳法協䌚] *[https://www.nipponkempo-cf.or.jp/ 䞀般瀟団法人 日本拳法競技連盟] *[https://www.nipponkempo-nf.or.jp/ 䞀般財団法人 日本拳法党囜連盟] *[https://www.nipponkempokai.or.jp/ 公益財団法人 日本拳法䌚] {{stub}} [[Category:スポヌツ|にほんけんほう]]
2015-06-28T12:28:59Z
2024-03-31T14:06:59Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%8B%B3%E6%B3%95
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ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/ラテン語動詞の掻甚䞀芧
ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜『ガリア戊蚘』『内乱蚘』などで甚いられおいる動詞の語圢を抜出する䞀芧。そのほずんどは3人称になっおいる。
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ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜『ガリア戊蚘』『内乱蚘』などで甚いられおいる動詞の語圢を抜出する䞀芧。そのほずんどは人称になっおいる。
ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜『[[ガリア戊蚘]]』『[[内乱蚘]]』などで甚いられおいる動詞の語圢を抜出する䞀芧。そのほずんどは人称になっおいる。 __notoc__ ==凡䟋== ===文法甚語英語=== {|border="0" cellspacing="5" cellpadding="2" |+ラテン語動詞の文法甚語 |- !bgcolor="whitesmoke" align="center"|文法甚語(英語) !bgcolor="whitesmoke" align="left"|文法甚語(日本語) !bgcolor="whitesmoke" align="left"|りィクショナリヌ !bgcolor="whitesmoke" align="left"|備考 |- |''[[wikt:en:active voice|active voice]]'' |[[wikt:ja:胜動態|胜動態]] | | |- |''[[w:en:Deponent verb|deponent verb]]'' |デポネンティア動詞 |⇒''[[wikt:en:Category:Latin deponent verbs|Category:Latin deponent verbs]]'' | |- |''future active participle'' |未来胜動分詞'''未来分詞''' |⇒''[[wikt:en:Category:Latin future participles|Category:Latin future participles]]'' | |- |''future passive participle'' |未来受動分詞'''動圢容詞''' |⇒''[[wikt:en:Category:Latin future passive participles|Category:Latin future passive participles]]'' |⇒''gerundive''動圢容詞に同じ |- |''[[wikt:en:gerund|gerund]]'' |動名詞 |⇒''[[wikt:en:Category:Latin gerunds|Category:Latin gerunds]]'' | |- |''[[wikt:en:gerundive|gerundive]]'' |動圢容詞 | |⇒''future passive participle''未来受動分詞に同じ |- |''[[wikt:en:passive voice|passive voice]]'' |[[wikt:ja:受動態|受動態]] | | |- |''perfect passive participle'' |'''完了受動分詞''''''完了分詞''' |⇒''[[wikt:en:Category:Latin perfect participles|Category:Latin perfect participles]]'' | |- |''[[wikt:en:pluperfect|pluperfect]]'' |過去完了倧過去 | |[[w:la:Plusquamperfectum|la:plusquamperfectum]] |- |''present active participle'' |珟圚胜動分詞'''珟圚分詞''' |⇒''[[wikt:en:Category:Latin present participles|Category:Latin present participles]]'' | |- |''[[wikt:en:Appendix:Latin third conjugation|third conjugation]]'' |第䞉掻甚動詞 |⇒''[[wikt:en:Category:Latin third conjugation verbs|Category:Latin third conjugation verbs]]'' | |- | | | | |} ===文法甚語日本語=== *デポデポネンティア動詞''deponent''  ==A== *[[wikt:en:accessit|accessit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:accedo#Latin|accēdō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎接法 *[[wikt:en:accipiebantur|accipiēbantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:accipio#Latin|accipiō]] の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:addidit|addidit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:addo#Latin|addō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法の圢 *[[wikt:en:administrandus#Latin|administrandus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:administro#Latin|administrō]] の<u>動圢容詞</u> *[[wikt:en:administrare#Latin|administrāre]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:administro#Latin|administrō]] の珟圚・胜動・<u>䞍定法</u> あるいは、人称・単数・珟圚・受動・呜什法盎説法 *[[wikt:en:administratur|administrātur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:administro#Latin|administrō]] の人称・単数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:advocat#Latin|advocat]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:advoco#Latin|advocō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:agit#Latin|agit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:ago#Latin|agō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:amissus#Latin|āmissus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:amitto#Latin|āmittō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:animadvertit|animadvertit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:animadverto#Latin|animadvertō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:antecedit#Latin|antecēdit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:antecedo#Latin|antecēdō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:appellabantur|appellābantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:appello#Latin|appellō]] の人称・<u>耇数</u>・<u>未完了</u>・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:appellatur|appellātur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:appello#Latin|appellō]] の人称・単数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:appropinquassent|appropinquassent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:appropinquo#Latin|appropinquō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:aquari#Latin|aquārÄ«]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:aquor|aquor]] の珟圚・胜動・<u>䞍定法</u> *[[wikt:en:arbitrabatur|arbitrābātur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:arbitror#Latin|arbitror]] の人称・単数・<u>未完了</u>・胜動・盎説法の圢 ==B== ==C== *[[wikt:en:cecidisse|cecidisse]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:cado#Latin|cadō]] の<u>完了</u>・胜動・䞍定法 *[[wikt:en:ceperunt|cēpērunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:capio#Latin|capiō]] の人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:clausit|clausit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:claudo#Latin|claudō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:coegerunt|coēgērunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:cogo#Latin|cōgō]] の人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:coegit|coēgit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:cogo#Latin|cōgō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *'''[[wikt:en:coepit|coepit]]''' ⇒ '''䞍完党動詞'''''defective verb'' '''[[wikt:en:coepi#Latin|coepÄ«]]''' の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:cognitus#Latin|cognitus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:cognosco#Latin|cognōscō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:cognoverat|cognōv<u>erat</u>]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:cognosco#Latin|cognōscō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:cohortantur|cohortantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:cohortor|cohortor]]デポの人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *colloquendus ⇒ 動詞 [[wikt:en:colloquor|colloquor]]別圢 [[wikt:en:conloquor|conloquor]] の<u>動圢容詞未来受動分詞</u> **colloquendī ⇒ colloquendus の男性たたは䞭性・単数・属栌 *[[wikt:en:commemorat|commemorat]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:commemoro#Latin|commemorō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:commisit|commÄ«sit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:committo#Latin|committō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:commotus#Latin|commōtus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:commoveo|conmoveō]] の完了受動分詞 **[[wikt:en:commoti|commoti]] ⇒ commōtus の 男性耇数䞻栌男性単数属栌䞭性単数属栌男性耇数呌栌 *[[wikt:en:comperisse|comperisse]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:comperio#Latin|comperiō]] の<u>完了</u>・胜動・<u>䞍定法</u> *[[wikt:en:completus|complētus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:compleo#Latin|conpleō]] の完了受動分詞 **completis ⇒ complētus の男性耇数䞎栌・奪栌䞭性耇数䞎栌・奪栌 *[[wikt:en:comportari|comportārÄ«]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:comporto#Latin|comportō]] の珟圚・<u>受動</u>・<u>䞍定法</u> *[[wikt:en:conferantur|cōnferantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:confero#Latin|cōnferō]] の人称・耇数・珟圚・<u>受動</u>・<u>接続法</u> *[[wikt:en:conferebantur|cōnferēbantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:confero#Latin|cōnferō]] の人称・耇数・<u>未完了</u>・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:confirmant#Latin|cōnfirmant]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:confirmo#Latin|cōnfirmō]] の人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:confirmassent#Latin|cōnfirmassent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:confirmo#Latin|cōnfirmō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> cōnfirmāvissent の vi が脱萜した語圢 *[[wikt:en:confirmavissent#Latin|cōnfirmāvissent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:confirmo#Latin|cōnfirmō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:coniunctus|coniunctus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:coniungo|coniungō]]別圢 [[wikt:en:conjungo|conjungō]]の完了受動分詞 *[[wikt:en:conjunctus|conjunctus]] ⇒ 動詞 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*[[wikt:en:diffidens#Latin|diffÄ«dēns]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:diffido#Latin|diffÄ«dō]] の珟圚分詞 *[[wikt:en:dimissus#Latin|dÄ«missus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:dimitto#Latin|dÄ«mittō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:diriperet|dÄ«riperet]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:diripio#Latin|dÄ«ripiō]] の人称・単数・<u>未完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:discedens#Latin|discēdēns]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:discedo|discēdō]] の珟圚胜動分詞 **[[wikt:en:discedentem|discēdentem]] ⇒ 珟圚分詞 discēdēns の男性・女性単数・察栌 *[[wikt:en:discessit|discessit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:discedo|discēdō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:disposuit|disposuit]] ⇒ [[wikt:en:dispono#Latin|dispōnō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 ==E== *[[wikt:en:educit|ēdÅ«cit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:educo#Latin|ēdÅ«cō]]第掻甚「匕き出す」 の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *:なお、[[wikt:en:educo#Latin|ēducō]]第掻甚「教育する」は別の単語。 *[[wikt:en:eiecit|ēiēcit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:eicio#Latin|ēiciō]]別圢 [[wikt:en:ejicio|ējiciō]]の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *'''[[wikt:en:erat#Latin|erat]]''' ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:sum#Latin|sum]]''' 䞍芏則動詞の人称・単数・<u>未完了</u>・胜動・盎説法 *'''[[wikt:en:esse#Latin|esse]]''' ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:sum#Latin|sum]]''' 䞍芏則動詞の珟圚・<u>䞍定法</u> *'''[[wikt:en:esset#Latin|esset]]''' ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:sum#Latin|sum]]''' 䞍芏則動詞の人称・単数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:excessit|excessit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:excedo#Latin|excēdō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:excisus#Latin|excÄ«sus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:excido#Latin|excidō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:expectatur|expectātur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:expecto#Latin|expectō]] の人称・単数・珟圚・受動・盎説法の圢 *[[wikt:en:expecto#Latin|expectō]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:exspecto#Latin|exspectō]] の別圢 *[[wikt:en:experiri|experÄ«rÄ«]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:experior#Latin|experior]] の珟圚・胜動・䞍定法 *[[wikt:en:expulissent|expulissent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:expello#Latin|expellō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:exspectatur|exspectātur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:exspecto#Latin|exspectō]] の人称・単数・珟圚・受動・盎説法の圢 ==F== *[[wikt:en:facerent|facerent]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の人称・耇数・<u>未完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:faciendus#Latin|faciendus]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の<u>動圢容詞未来受動分詞</u> **[[wikt:en:faciendas|faciendas]] ⇒ faciendus の女性・耇数・察栌 *[[wikt:en:facit|facit]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:fecerant|fēc<u>erant</u>]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:fecerit|fēcerit]]  *#⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の人称・単数・<u>未来完了</u>・胜動・盎説法 *#⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:fecisse|fēcisse]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の<u>完了</u>・胜動・<u>䞍定法</u> *'''[[wikt:en:fuit#Latin|fuit]]''' ⇒ '''[[wikt:en:sum#Latin|sum]]'''䞍芏則動詞 の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *'''[[wikt:en:fieri#Latin|fierÄ«]]''' *#⇒ 動詞 '''[[wikt:en:fio#Latin|fīō]]''' の珟圚・胜動・䞍定法 *#⇒ 動詞 '''[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]''' の珟圚・受動・䞍定法 *[[wikt:en:fluebat|fluēbat]] ⇒ [[wikt:en:fluo#Latin|fluō]] の人称・単数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:fuisset|fuisset]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:sum#Latin|sum]]'''䞍芏則動詞 の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> ==G== *[[wikt:en:gestus#Latin|gestus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:gero#Latin|gerō]] の完了受動分詞 ==H== *[[wikt:en:habebatur|habēbātur]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:habeo#Latin|habeō]]''' の人称・単数・<u>未完了</u>・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:haberet|habēret]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:habeo#Latin|habeō]]''' の人称・単数・<u>未完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:habuerant|habuerant]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:habeo#Latin|habeō]]''' の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:habuit|habuit]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:habeo#Latin|habeō]]''' の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法の圢 *[[wikt:en:hortentur|hortentur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:hortor#Latin|hortor]]デポの人称・耇数・珟圚・胜動・<u>接続法</u> ==I== *[[wikt:en:imperavit|imperāvit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:impero#Latin|imperō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:incitaverunt|incitāvērunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:incito#Latin|incitō]] の人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:infregissent|infrēgissent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:infringo#Latin|Ä«nfringō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:inquit|inquit]] *#⇒ 動詞 [[wikt:en:inquam#Latin|inquam]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *#⇒ 動詞 [[wikt:en:inquam#Latin|inquam]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:inrumperent|inrumperent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:inrumpo#Latin|inrumpō]] [[wikt:en:irrumpo#Latin|irrumpō]] の叀圢の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:instituerunt|instituērunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:instituo#Latin|Ä«nstituō]] の人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:instituit|instituit]] ⇒  *#[[wikt:en:instituo#Latin|instituō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *#[[wikt:en:instituo#Latin|instituō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:instruit#Latin|Ä«nstruit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:instruo#Latin|Ä«nstruō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:intercedebat|intercēdēbat]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:intercedo#Latin|intercēdō]] の人称・単数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:intercipi|intercipÄ«]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:intercipio|intercipiō]] の珟圚・<u>受動</u>・<u>䞍定法</u> *[[wikt:en:interiectus#Latin|interiectus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:intericio#Latin|intericiō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:interpellabant|interpellābānt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:interpello#Latin|interpellō]] の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:iudicaverunt|iÅ«dicāvērunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:iudico#Latin|iÅ«dicō]] の人称・<u>耇数</u>・<u>完了</u>・胜動・盎説法 ==J== ==K== ==L== *[[wikt:en:liceret|licēret]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:licet#Latin|licet]]非人称動詞の<u>未完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:loquebatur|loquēbātur]] ⇒ [[wikt:en:loquor#Latin|loquor]] デポの人称・単数・<u>未完了・胜動・</u>盎説法 ==M== *[[wikt:en:minabantur|minabantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:minor#Latin|minor]]デポ の人称・耇数・<u>未完了</u>・胜動・盎接法 *[[wikt:en:miserat|mÄ«serat]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:mitto#Latin|mitto]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:misit|misit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:mitto#Latin|mitto]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:missus#Latin|missus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:mitto#Latin|mitto]] の完了受動分詞 **[[wikt:en:missis|missÄ«s]] ⇒ missus の 耇数䞎栌男性・女性・䞭性耇数奪栌男性・女性・䞭性 *[[wikt:en:mitteret|mitteret]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:mitto#Latin|mitto]] の人称・単数・<u>未完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:mittit|mittit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:mitto#Latin|mitto]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:mittitur|mittitur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:mitto#Latin|mitto]] の人称・単数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:mittuntur|mittuntur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:mitto#Latin|mitto]] の人称・耇数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:moratus|morātus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:moror|moror]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:munitus#Latin|mÅ«nitus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:munio#Latin|mÅ«niō]] の完了受動分詞 **[[wikt:en:munita#Latin|mÅ«nita]] ⇒ mÅ«nitus の 女性単数䞻栌・呌栌䞭性耇数䞻栌・察栌・呌栌 ==N== ==O== *[[wikt:en:offerrentur|offerrentur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:offero#Latin|offerō]] の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・<u>受動</u>・<u>接続法</u> *[[wikt:en:omisit|omÄ«sit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:omitto|omittō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 ==P== *[[wikt:en:perdoluerunt|perdoluērunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:perdoleo#Latin|perdoleō]] の人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:perferunt|perferunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:perfero#Latin|perferō]] の人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:perfugisse|perfÅ«gisse]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:perfugio#Latin|perfugiō]] の<u>完了</u>・胜動・<u>䞍定法</u> *[[wikt:en:perfugiunt|perfugiunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:perfugio#Latin|perfugiō]] の人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:permanaverat|permānāverat]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:permano#Latin|permānō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:perseveravit|persevērāvit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:persevero#Latin|persevērō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:pervenit|pervenit]] *#pervenit ⇒ 動詞 [[wikt:en:pervenio#Latin|perveniō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *#pervēnit ⇒ 動詞 perveniō の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:pervulgatus#Latin|pervulgātus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:pervulgo#Latin|pervulgō]] の完了受動分詞 **[[wikt:en:pervulgato|pervulgātō]] ⇒ pervulgātus の 単数䞎栌男性・䞭性単数奪栌男性・䞭性 *[[wikt:en:ponit#Latin|pōnit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:pono#Latin|pōnō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:posset#Latin|posset]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:possum#Latin|possum]]''' の人称・単数・<u>未完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:possunt|possunt]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:possum#Latin|possum]]''' の人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:potest|potest]] ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:possum#Latin|possum]]''' の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:potirentur|potÄ«rentur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:potior#Latin|potior]]デポ の人称・耇数・<u>未完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:praeclusit|praeclÅ«sit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:praecludo#Latin|praeclÅ«dō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:praedicavit|praedicāvit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:praedico#Latin|praedicō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:praefecit|praefēcit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:praeficio#Latin|praeficiō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:praegreditur|praegreditur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:praegredior|praegredior]]デポ の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:praemittit|praemittit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:praemitto#Latin|praemittō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:procurandus#Latin|prōcÅ«randus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:procuro#Latin|prōcÅ«rō]] の<u>動圢容詞未来受動分詞</u> *[[wikt:en:prodatis|prōdātis]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:prodo#Latin|prōdō]] の<u>人称</u>・<u>耇数</u>・珟圚・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:proficiscitur|proficÄ«scitur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:proficiscor|proficÄ«scor]]デポの人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:prohiberentur|prohibērentur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:prohibeo|prohibeō]] の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・<u>受動</u>・<u>接続法</u> *[[wikt:en:propinquassent|propinquassent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:propinquo#Latin|propinquō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:pulsus#Latin|pulsus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:pello#Latin|pellō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:putavit|putāvit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:puto#Latin|putō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 ==Q== ==R== *[[wikt:en:recipit|recipit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:recipio#Latin|recipiō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:reconciliatur|reconciliātur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:reconcilio#Latin|reconciliō]] の人称・単数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:redit#Latin|redit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:redeo#Latin|redeō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:reficere|reficere]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:reficio#Latin|reficiō]] の珟圚・胜動・䞍定法 あるいは、人称・単数・珟圚・受動・呜什法盎説法 *[[wikt:en:refugiebant|refugiēbant]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:refugio#Latin|refugiō]] の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:relinquunt|relinquunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:relinquo#Latin|relinquō]] の人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:relinquuntur|relinquuntur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:relinquo#Latin|relinquō]] の人称・耇数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:reliquit|relÄ«quit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:relinquo#Latin|relinquō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:reliquus#Latin|reliquus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:relinquo#Latin|relinquō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:remittit|remittit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:remitto#Latin|remittō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:restituit|rēstituit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:restituo#Latin|restituō]] の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:retentus#Latin|retentus]] ⇒ *#動詞 [[wikt:en:retineo#Latin|retineō]] の完了受動分詞 *#動詞 [[wikt:en:retendo|retendō]] の完了受動分詞 **[[wikt:en:retenti#Latin|retentÄ«]] ⇒ retentus の男性耇数䞻栌男性単数属栌䞭性単数属栌男性耇数呌栌 ==S== *[[wikt:en:sentimus|sentÄ«mus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:sentio#Latin|sentiō]] の<u>人称</u>・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:sentire#Latin|sentÄ«re]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:sentio#Latin|sentiō]] の珟圚・胜動・䞍定法、etc. *[[wikt:en:sequebantur|sequēbantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:sequor#Latin|sequor]] の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:serviunt|serviunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:servio#Latin|serviō]] の人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *'''[[wikt:en:sit#Latin|sit]]''' ⇒ 動詞 '''[[wikt:en:sum#Latin|sum]]''' の人称・単数・珟圚・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:sollicitandus|sollicitandus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:sollicito|sollicitō]] の<u>動圢容詞未来受動分詞</u> *[[wikt:en:speramus|spērāmus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:spero#Latin|spērō]] の<u>人称</u>・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:sperassent|spērāssent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:spero#Latin|spērō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:stetisse|stetisse]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:sto#Latin|stō]] の<u>完了</u>・胜動・䞍定法 *[[wikt:en:subiecit|subiēcit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:subicio|subiciō]] の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 ==T== *[[wikt:en:tradiderat|trādid<u>erat</u>]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:trado#Latin|trādō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:traducit|trādÅ«cit]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:traduco#Latin|trādÅ«cō]][[wikt:en:transduco|trānsdÅ«cō]] の別圢の人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 *[[wikt:en:traduxerat|trādÅ«x<u>erat</u>]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:traduco#Latin|trādÅ«cō]] [[wikt:en:transduco|trānsdÅ«cō]] の別圢 の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:transduxerat|trānsdÅ«x<u>erat</u>]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:transduco|trānsdÅ«cō]] 別圢 [[wikt:en:traduco#Latin|trādÅ«cō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:tueri|tuērÄ«]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:tueor#Latin|tueor]]デポ の珟圚・胜動・䞍定法 *[[wikt:en:tulisse|tulisse]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:fero#Latin|ferō]] の<u>完了</u>・胜動・<u>䞍定法</u> ==U== ==V== *[[wikt:en:vellet#Latin|vellet]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:volo#Latin| volō]] 䞍芏則動詞 の人称・単数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:venerant|vēn<u>erant</u>]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:venio#Latin|veniō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:venerat|vēn<u>erat</u>]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:venio#Latin|veniō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:veniatis|veniātis]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:venio#Latin|veniō]] の<u>人称</u>・<u>耇数</u>・珟圚・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:venissent|vēnissent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:venio#Latin|veniō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:videbantur|vidēbantur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:video#Latin|videō]] の人称・耇数・<u>未完了過去</u>・<u>受動</u>・盎説法 *[[wikt:en:viderentur|vidērentur]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:video#Latin|videō]] の人称・耇数・<u>未完了</u>・<u>受動</u>・<u>接続法</u> *[[wikt:en:viderunt|vÄ«dērunt]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:video#Latin|videō]] の人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *[[wikt:en:vidisset|vÄ«disset]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:video#Latin|videō]] の人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:vindicassent|vindicassent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:vindico#Latin|vindicō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> vindicāvissent の vi が脱萜した語圢 *[[wikt:en:vindicavissent|vindicāvissent]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:vindico#Latin|vindicō]] の人称・耇数・<u>過去完了</u>・胜動・<u>接続法</u> *[[wikt:en:violatus|violātus]] ⇒ 動詞 [[wikt:en:violo#Latin|violō]] の完了受動分詞 *[[wikt:en:voluerit|voluerit]] ⇒  *#動詞 '''[[wikt:en:volo#Latin|volō]]''' の人称・単数・<u>未来完了</u>・胜動・盎説法 *#動詞 '''[[wikt:en:volo#Latin|volō]]''' の人称・単数・<u>完了</u>・胜動・<u>接続法</u> ==X== ==Y== ==Z== [[Category:ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜|ずうし]]
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2016-06-16T12:57:56Z
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21,084
意匠法第60条の23
意匠法第60条の23 囜際意匠登録出願に関する手続の现目の経枈産業省什ぞの委任に぀いお芏定する。 (経枈産業省什ぞの委任) 第60条の23 第60条の6から前条たでに定めるもののほか、ゞュネヌブ改正協定及びゞュネヌブ改正協定に基づく芏則を実斜するため必芁な事項の现目は、経枈産業省什で定める。 囜際意匠登録出願に関する手続の现目は法埋で芏定するよりも省什で芏定するこずが劥圓であるため、その旚芏定したものである。 具䜓的には、斜芏1条の2ただし曞、1条の3、2条の2、2条の3、2条の4、8条の2、9条3項ただし曞などである。
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意匠法第60条の23 囜際意匠登録出願に関する手続の现目の経枈産業省什ぞの委任に぀いお芏定する。
{{知財コンメンヘッダ|意匠}} '''意匠法第60条の23''' 囜際意匠登録出願に関する手続の现目の経枈産業省什ぞの委任に぀いお芏定する。 == 条文 == 経枈産業省什ぞの委任 第60条の23 [[意匠法第60条の6|第60条の6]]から[[意匠法第60条の22|前条]]たでに定めるもののほか、[[w:意匠の囜際登録に関するハヌグ協定|ゞュネヌブ改正協定]]及びゞュネヌブ改正協定に基づく芏則を実斜するため必芁な事項の现目は、経枈産業省什で定める。 == 解説 == 囜際意匠登録出願に関する手続の现目は[[w:法埋|法埋]]で芏定するよりも[[w:省什|省什]]で芏定するこずが劥圓であるため、その旚芏定したものである。 具䜓的には、斜芏1条の2ただし曞、1条の3、2条の2、2条の3、2条の4、8条の2、9条3項ただし曞などである。 == 改正履歎 == * 平成26幎法埋第36号 - 远加 == 関連条文 == * [[商暙法第68条の31]] * [[意匠法第60条の5]] {{前埌 |[[コンメンタヌル意匠法|意匠法]] |第6章の2 ゞュネヌブ改正協定に基づく特䟋<br />第2節 囜際意匠登録出願に係る特䟋 |[[意匠法第60条の22|60条の22]] |[[意匠法第60条の24|60条の24]] }} [[カテゎリ:意匠法|60-23]]
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2015-07-07T04:19:11Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
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21,085
意匠法第60条の5
意匠法第60条の5 意匠の囜際登録出願に関する手続の现目の経枈産業省什ぞの委任に぀いお芏定する。 (経枈産業省什ぞの委任) 第60条の5 前二条に定めるもののほか、囜際登録出願に関しゞュネヌブ改正協定及びゞュネヌブ改正協定に基づく芏則を実斜するため必芁な事項の现目は、経枈産業省什で定める。 意匠の囜際登録出願に関する手続の现目は法埋で芏定するよりも省什で芏定するこずが劥圓であるため、その旚芏定したものである。 具䜓的には、斜芏2条5項などである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "意匠法第60条の5", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "意匠の囜際登録出願に関する手続の现目の経枈産業省什ぞの委任に぀いお芏定する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(経枈産業省什ぞの委任)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "第60条の5 前二条に定めるもののほか、囜際登録出願に関しゞュネヌブ改正協定及びゞュネヌブ改正協定に基づく芏則を実斜するため必芁な事項の现目は、経枈産業省什で定める。", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "意匠の囜際登録出願に関する手続の现目は法埋で芏定するよりも省什で芏定するこずが劥圓であるため、その旚芏定したものである。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "具䜓的には、斜芏2条5項などである。", "title": "解説" } ]
意匠法第60条の5 意匠の囜際登録出願に関する手続の现目の経枈産業省什ぞの委任に぀いお芏定する。
{{知財コンメンヘッダ|意匠}} '''意匠法第60条の5''' 意匠の囜際登録出願に関する手続の现目の経枈産業省什ぞの委任に぀いお芏定する。 == 条文 == 経枈産業省什ぞの委任 第60条の5 前二条に定めるもののほか、[[意匠法第60条の3|囜際登録出願]]に関し[[w:意匠の囜際登録に関するハヌグ協定|ゞュネヌブ改正協定]]及びゞュネヌブ改正協定に基づく芏則を実斜するため必芁な事項の现目は、経枈産業省什で定める。 == 解説 == 意匠の囜際登録出願に関する手続の现目は[[w:法埋|法埋]]で芏定するよりも[[w:省什|省什]]で芏定するこずが劥圓であるため、その旚芏定したものである。 具䜓的には、斜芏2条5項などである。 == 改正履歎 == * 平成26幎法埋第36号 - 远加 == 関連条文 == * [[商暙法第68条の8]] * [[意匠法第60条の23]] {{前埌 |[[コンメンタヌル意匠法|意匠法]] |第6章の2 ゞュネヌブ改正協定に基づく特䟋<br />第1節 囜際登録出願 |[[意匠法第60条の4|60条の4]] |[[意匠法第60条の6|60条の6]] }} [[カテゎリ:意匠法|60-23]]
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2015-07-07T04:18:39Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%84%8F%E5%8C%A0%E6%B3%95%E7%AC%AC60%E6%9D%A1%E3%81%AE5
21,087
劎働安党衛生芏則第35条
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (雇入れ時等の教育)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(雇入れ時等の教育)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第34条の21|前]][[劎働安党衛生芏則第36条|次]] ==条文== 雇入れ時等の教育 ;第35条 # 事業者は、劎働者を雇い入れ、又は劎働者の䜜業内容を倉曎したずきは、圓該劎働者に察し、遅滞なく、次の事項のうち圓該劎働者が埓事する業務に関する安党又は衛生のため必芁な事項に぀いお、教育を行なわなければならない。ただし、[[劎働安党衛生法斜行什第2条|什第2条]]第3号に掲げる業皮の事業堎の劎働者に぀いおは、第1号から第4号たでの事項に぀いおの教育を省略するこずができる。 ## 機械等、原材料等の危険性又は有害性及びこれらの取扱い方法に関するこず。 ## 安党装眮、有害物抑制装眮又は保護具の性胜及びこれらの取扱い方法に関するこず。 ## 䜜業手順に関するこず。 ## 䜜業開始時の点怜に関するこず。 ## 圓該業務に関しお発生するおそれのある疟病の原因及び予防に関するこず。 ## 敎理、敎頓及び枅朔の保持に関するこず。 ## 事故時等における応急措眮及び退避に関するこず。 ## 前各号に掲げるもののほか、圓該業務に関する安党又は衛生のために必芁な事項 # 事業者は、前項各号に掲げる事項の党郚又は䞀郚に関し十分な知識及び技胜を有しおいるず認められる劎働者に぀いおは、圓該事項に぀いおの教育を省略するこずができる。 ==解説== # 第1項の教育は、圓該<ins>劎働者が埓事する業務に関する安党たたは衛生を確保</ins>するために必芁な内容および時間をもっお行なうものずするこず。 # 第1項第2号䞭「有害物抑制装眮」ずは、局所排気装眮、陀じん装眮、排ガス凊理装眮のごずく<ins>有害物を陀去し、たたは抑制する装眮</ins>をいう趣旚であるこず。 # 第1項第3号の事項は、珟堎に配属埌、<ins>䜜業芋習の過皋</ins>においお教えるこずを原則ずするものであるこず。 # 第2項は、職業蚓緎を受けた者等教育すべき事項に぀いお十分な知識および技胜を有しおいるず認められる劎働者に察し、教育事項の党郚たたは䞀郚の省略を認める趣旚であるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第59条]]安党衛生教育 * [[劎働安党衛生法第69条]]健康教育等 * [[劎働安党衛生法第20条]]、[[劎働安党衛生法第21条|第21条]]、[[劎働安党衛生法第22条|第22条]]、[[劎働安党衛生法第23条|第23条]]、[[劎働安党衛生法第24条|第24条]]、[[劎働安党衛生法第25条|第25条]]、[[劎働安党衛生法第25条の2|第25条の2]]、[[劎働安党衛生法第26条|第26条]]、[[劎働安党衛生法第27条|第27条]]事業者の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法第28条]]技術䞊の指針等の公衚等 * [[劎働安党衛生法第28条の2]]事業者の行うべき調査等 * [[劎働安党衛生法斜行什第2条]]総括安党衛生管理者を遞任すべき事業堎 * 劎働安党衛生芏則の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第601-1号 * [https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-57/hor1-57-58-1-0.htm 安党衛生教育及び研修の掚進に぀いお]平成28幎10月12日付け基発1012第1号 * [https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-32/hor1-32-2-1-0.htm 安党衛生教育掚進芁綱の運甚に぀いお]平成3幎1月21日付け基安発第2号 * [https://www.jaish.gr.jp/anzen_pgm/HOU_DET1.aspx 劎働者の心の健康の保持増進のための指針][https://www.jaish.gr.jp/anzen_pgm/HOU_DET1.aspx]平成18幎3月31日健康保持増進のための指針公瀺第3号 * [https://www.jaish.gr.jp/anzen_pgm/HOU_DET1.aspx 事業堎における治療ず職業生掻の䞡立支揎のためのガむドラむンに぀いお]平成28幎2月23日付け基発0223第5号 ==倖郚リンク== * [http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/ メンタルヘルス察策等]、[http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115267.html 治療ず職業生掻の䞡立]厚生劎働省 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|035]]
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2018-02-08T04:53:46Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%AE%89%E5%85%A8%E8%A1%9B%E7%94%9F%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC35%E6%9D%A1
21,088
劎働安党衛生芏則第36条
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) 第36条 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第602号) 劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什、劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什、クレヌン等安党芏則の䞀郚を改正する省什等の斜行に぀いお(平成02幎09月26日付け基発第583) 劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお(平成26幎01月15日付け基発第115004号)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第36条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお(昭和47幎09月18日付け基発第602号)", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什、劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什、クレヌン等安党芏則の䞀郚を改正する省什等の斜行に぀いお(平成02幎09月26日付け基発第583)", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお(平成26幎01月15日付け基発第115004号)", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第35条|前]][[劎働安党衛生芏則第37条|次]] ==条文== ;特別教育を必芁ずする業務 第36条 #[[劎働安党衛生法第59条|法第59条]]第3項の厚生劎働省什で定める危険又は有害な業務は、次のずおりずする。 :*1 研削ずいしの取替え又は取替え時の詊運転の業務 :*2 動力により駆動されるプレス機械以䞋「動力プレス」ずいう。の金型、シャヌの刃郚又はプレス機械若しくはシャヌの安党装眮若しくは安党囲いの取付け、取倖し又は調敎の業務 :*3 アヌク溶接機を甚いお行う金属の溶接、溶断等以䞋「アヌク溶接等」ずいう。の業務 :*4 高圧盎流にあっおは750ボルトを、亀流にあっおは600ボルトを超え、7000ボルト以䞋である電圧をいう。以䞋同じ。若しくは特別高圧7000ボルトを超える電圧をいう。以䞋同じ。の充電電路若しくは圓該充電電路の支持物の敷蚭、点怜、修理若しくは操䜜の業務、䜎圧盎流にあっおは750ボルト以䞋、亀流にあっおは600ボルト以䞋である電圧をいう。以䞋同じ。の充電電路察地電圧が50ボルト以䞋であるもの及び電信甚のもの、電話甚のもの等で感電による危害を生ずるおそれのないものを陀く。の敷蚭若しくは修理の業務又は配電盀宀、倉電宀等区画された堎所に蚭眮する䜎圧の電路察地電圧が50ボルト以䞋であるもの及び電信甚のもの、電話甚のもの等で感電による危害の生ずるおそれのないものを陀く。のうち充電郚分が露出しおいる開閉噚の操䜜の業務 :*5 最倧荷重1トン未満のフォヌクリフトの運転道路亀通法第2条第1項第1号の道路以䞋「道路」ずいう。䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*5の2 最倧荷重1トン未満のショベルロヌダヌ又はフォヌクロヌダヌの運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*5の3 最倧積茉量が1トン未満の䞍敎地運搬車の運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*6 制限荷重5トン未満の揚貚装眮の運転の業務 :*6の2 䌐朚等機械䌐朚、造材又は原朚若しくは薪炭材の集積を行うための機械であっお、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものをいう。以䞋同じ。の運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*6の3 走行集材機械車䞡の走行により集材を行うための機械であっお、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものをいう。以䞋同じ。の運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*7 機械集材装眮集材機、架線、搬噚、支柱及びこれらに附属する物により構成され、動力を甚いお、原朚又は薪炭材以䞋「原朚等」ずいう。を巻き䞊げ、か぀、空䞭においお運搬する蚭備をいう。以䞋同じ。の運転の業務 :*7の2 簡易架線集材装眮集材機、架線、搬噚、支柱及びこれらに附属する物により構成され、動力を甚いお、原朚等を巻き䞊げ、か぀、原朚等の䞀郚が地面に接した状態で運搬する蚭備をいう。以䞋同じ。の運転又は架線集材機械動力を甚いお原朚等を巻き䞊げるこずにより圓該原朚等を運搬するための機械であっお、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものをいう。以䞋同じ。の運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*8 胞高盎埄が70センチメヌトル以䞊の立朚の䌐朚、胞高盎埄が20センチメヌトル以䞊で、か぀、重心が著しく偏しおいる立朚の䌐朚、぀りきりその他特殊な方法による䌐朚又はかかり朚でかかっおいる朚の胞高盎埄が20センチメヌトル以䞊であるものの凊理の業務第6号の2に掲げる業務を陀く。 :*8の2 チェヌン゜ヌを甚いお行う立朚の䌐朚、かかり朚の凊理又は造材の業務前号に掲げる業務を陀く。 :*9 機䜓重量が3トン未満の[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]第1号、第2号、第3号又は第6号に掲げる機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものの運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*9の2 [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]第3号に掲げる機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるもの以倖のものの運転の業務 :*9の3 [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]第3号に掲げる機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものの䜜業装眮の操䜜車䜓䞊の運転者垭における操䜜を陀く。の業務 :*10 [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]第4号に掲げる機械で、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものの運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*10の2 [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]第5号に掲げる機械の䜜業装眮の操䜜の業務 :*10の3 ボヌリングマシンの運転の業務 :*10の4 建蚭工事の䜜業を行う堎合における、ゞャッキ匏぀り䞊げ機械耇数の保持機構ワむダロヌプ等を締め付けるこず等によっお保持する機構をいう。以䞋同じ。を有し、圓該保持機構を亀互に開閉し、保持機構間を動力を甚いお䌞瞮させるこずにより荷の぀り䞊げ、぀り䞋げ等の䜜業をワむダロヌプ等を介しお行う機械をいう。以䞋同じ。の調敎又は運転の業務 :*10の5 䜜業床の高さ[[劎働安党衛生法斜行什第10条|什第10条]]第4号の䜜業床の高さをいう。が10メヌトル未満の高所䜜業車[[劎働安党衛生法斜行什第10条|什第10条]]第4号の高所䜜業車をいう。以䞋同じ。の運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*11 動力により駆動される巻䞊げ機電気ホむスト、゚ダヌホむスト及びこれら以倖の巻䞊げ機でゎンドラに係るものを陀く。の運転の業務 :*12 削陀 :*13 [[劎働安党衛生法斜行什第15条|什第15条]]第1項第8号に掲げる機械等巻䞊げ装眮を陀く。の運転の業務 :*14 小型ボむラヌ[[劎働安党衛生法斜行什第1条|什第1条]]第4号の小型ボむラヌをいう。以䞋同じ。の取扱いの業務 :*15 次に掲げるクレヌン移動匏クレヌン[[劎働安党衛生法斜行什第1条|什第1条]]第8号の移動匏クレヌンをいう。以䞋同じ。を陀く。以䞋同じ。の運転の業務 :::む ぀り䞊げ荷重が5トン未満のクレヌン :::ロ ぀り䞊げ荷重が5トン以䞊の跚線テルハ :*16 ぀り䞊げ荷重が1トン未満の移動匏クレヌンの運転道路䞊を走行させる運転を陀く。の業務 :*17 ぀り䞊げ荷重が5トン未満のデリツクの運転の業務 :*18 建蚭甚リフトの運転の業務 :*19 ぀り䞊げ荷重が1トン未満のクレヌン、移動匏クレヌン又はデリックの玉掛けの業務 :*20 ゎンドラの操䜜の業務 :*20の2 䜜業宀及び気こう宀ぞ送気するための空気圧瞮機を運転する業務 :*21 高圧宀内䜜業に係る䜜業宀ぞの送気の調節を行うためのバルブ又はコックを操䜜する業務 :*22 気こう宀ぞの送気又は気こう宀からの排気の調敎を行うためのバルブ又はコックを操䜜する業務 :*23 朜氎䜜業者ぞの送気の調節を行うためのバルブ又はコックを操䜜する業務 :*24 再圧宀を操䜜する業務 :*24の2 高圧宀内䜜業に係る業務 :*25 [[劎働安党衛生法斜行什別衚第5|什別衚第5]]に掲げる四アルキル鉛等業務 :*26 [[劎働安党衛生法斜行什別衚第6|什別衚第6]]に掲げる酞玠欠乏危険堎所における䜜業に係る業務 :*27 特殊化孊蚭備の取扱い、敎備及び修理の業務[[劎働安党衛生法斜行什第20条|什第20条]]第5号に芏定する第䞀皮圧力容噚の敎備の業務を陀く。 :*28 ゚ックス線装眮又はガンマ線照射装眮を甚いお行う透過写真の撮圱の業務 :*28の2 加工斜蚭栞原料物質、栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋第13条第2項第2号に芏定する加工斜蚭をいう。、再凊理斜蚭同法第44条第2項第2号に芏定する再凊理斜蚭をいう。又は䜿甚斜蚭等同法第53条第2号に芏定する䜿甚斜蚭等栞原料物質、栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋斜行什第41条に芏定する栞燃料物質の䜿甚斜蚭等に限る。をいう。の管理区域電離攟射線障害防止芏則以䞋「電離則」ずいう。第3条第1項に芏定する管理区域をいう。次号においお同じ。内においお栞燃料物質原子力基本法第3条第2号に芏定する栞燃料物質をいう。次号においお同じ。若しくは䜿甚枈燃料栞原料物質、栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋第2条第10項に芏定する䜿甚枈燃料をいう。次号においお同じ。又はこれらによっお汚染された物原子栞分裂生成物を含む。次号においお同じ。を取り扱う業務 :*28の3 原子炉斜蚭栞原料物質、栞燃料物質及び原子炉の芏制に関する法埋第23条第2項第5号に芏定する詊隓研究甚等原子炉斜蚭及び同法第43条の3の5第2項第5号に芏定する発電甚原子炉斜蚭をいう。の管理区域内においお、栞燃料物質若しくは䜿甚枈燃料又はこれらによっお汚染された物を取り扱う業務 :*28の4 東日本倧震灜により生じた攟射性物質により汚染された土壌等を陀染するための業務等に係る電離攟射線障害防止芏則以䞋「陀染則」ずいう。第2条第7項第2号む又はロに掲げる物その他の事故由来攟射性物質平成23幎3月11日に発生した東北地方倪平掋沖地震に䌎う原子力発電所の事故により圓該原子力発電所から攟出された攟射性物質をいう。により汚染された物であっお、電離則第2条第2項に芏定するものの凊分の業務 :*29 粉じん障害防止芏則以䞋「粉じん則」ずいう。第2条第1項第3号の特定粉じん䜜業蚭備による泚氎又は泚油をしながら行う粉じん則第3条各号に掲げる䜜業に該圓するものを陀く。に係る業務 :*30 ずい道等の掘削の䜜業又はこれに䌎うずり、資材等の運搬、芆工のコンクリヌトの打蚭等の䜜業圓該ずい道等の内郚においお行われるものに限る。に係る業務 :*31 マニプレヌタ及び蚘憶装眮可倉シヌケンス制埡装眮及び固定シヌケンス制埡装眮を含む。以䞋この号においお同じ。を有し、蚘憶装眮の情報に基づきマニプレヌタの䌞瞮、屈䌞、䞊䞋移動、巊右移動若しくは旋回の動䜜又はこれらの耇合動䜜を自動的に行うこずができる機械研究開発䞭のものその他厚生劎働倧臣が定めるものを陀く。以䞋「産業甚ロボット」ずいう。の可動範囲蚘憶装眮の情報に基づきマニプレヌタその他の産業甚ロボットの各郚の動くこずができる最倧の範囲をいう。以䞋同じ。内においお圓該産業甚ロボットに぀いお行うマニプレヌタの動䜜の順序、䜍眮若しくは速床の蚭定、倉曎若しくは確認以䞋「教瀺等」ずいう。産業甚ロボットの駆動源を遮断しお行うものを陀く。以䞋この号においお同じ。又は産業甚ロボットの可動範囲内においお圓該産業甚ロボットに぀いお教瀺等を行う劎働者ず共同しお圓該産業甚ロボットの可動範囲倖においお行う圓該教瀺等に係る機噚の操䜜の業務 :*32 産業甚ロボットの可動範囲内においお行う圓該産業甚ロボットの怜査、修理若しくは調敎教瀺等に該圓するものを陀く。若しくはこれらの結果の確認以䞋この号においお「怜査等」ずいう。産業甚ロボットの運転䞭に行うものに限る。以䞋この号においお同じ。又は産業甚ロボットの可動範囲内においお圓該産業甚ロボットの怜査等を行う劎働者ず共同しお圓該産業甚ロボットの可動範囲倖においお行う圓該怜査等に係る機噚の操䜜の業務 :*33 自動車二茪自動車を陀く。甚タむダの組立おに係る業務のうち、空気圧瞮機を甚いお圓該タむダに空気を充おんする業務 :*34 ダむオキシン類察策特別措眮法斜行什別衚第1第5号に掲げる廃棄物焌华炉を有する廃棄物の焌华斜蚭第90条第5号の3を陀き、以䞋「廃棄物の焌华斜蚭」ずいう。においおばいじん及び焌华灰その他の燃え殻を取り扱う業務第36号に掲げる業務を陀く。 :*35 廃棄物の焌华斜蚭に蚭眮された廃棄物焌华炉、集じん機等の蚭備の保守点怜等の業務 :*36 廃棄物の焌华斜蚭に蚭眮された廃棄物焌华炉、集じん機等の蚭備の解䜓等の業務及びこれに䌎うばいじん及び焌华灰その他の燃え殻を取り扱う業務 :*37 石綿障害予防芏則以䞋「石綿則」ずいう。第4条第1項各号に掲げる䜜業に係る業務 :*38 陀染則第2条第7項の陀染等業務及び同条第8項の特定線量䞋業務 :*39 足堎の組立お、解䜓又は倉曎の䜜業に係る業務地䞊又は堅固な床䞊における補助䜜業の業務を陀く。 :*40 高さが2メヌトル以䞊の箇所であっお䜜業床を蚭けるこずが困難なずころにおいお、昇降噚具劎働者自らの操䜜により䞊昇し、又は䞋降するための噚具であ぀お、䜜業箇所の䞊方にある支持物にロヌプを緊結しお぀り䞋げ、圓該ロヌプに劎働者の身䜓を保持するための噚具第539条の2及び第539条の3においお「身䜓保持噚具」ずいう。を取り付けたものをいう。を甚いお、劎働者が圓該昇降噚具により身䜓を保持し぀぀行う䜜業40床未満の斜面における䜜業を陀く。以䞋「ロヌプ高所䜜業」ずいう。に係る業務 ==解説== '''劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお'''昭和47幎09月18日付け基発第602号 * 「蒞気ボむラヌ」ずは、火気、燃焌ガス、その他の高枩ガス(以䞋「燃焌ガス等」ずいう。)たたは電気により、氎又は熱媒を加熱しお、倧気圧をこえる圧力の蒞気を発生させおこれを他に䟛絊する装眮ならびにこれに附蚭された過熱噚および節炭噚をいうものであるこず。 * 「枩氎ボむラヌ」ずは、燃焌ガス等又は電気により、圧力を有する氎たたは熱媒を加熱しおこれを他に䟛絊する装眮をいうものであるこず。 * 移動匏クレヌンには、フォヌクリフト、揚貚装眮およびストラドルキャリダヌは含たれないこず。 * 「クレヌン」ずは、荷を動力を甚いお぀り䞊げ、およびこれを氎平に運搬するこずを目的ずする機械装眮をいうこず。<br />クレヌンには、揚貚装眮および機械集材装眮は含たないこず。 * 「ボむラヌの取扱いの䜜業」ずは、ボむラヌぞの燃料の送絊、絊氎、吹出し等ボむラヌの機胜に盎接関連する䜜業をいい、燃料の運搬、灰出し等の䜜業は含たない趣旚であるこず。 *「プレス機械」ずは、曲げ、打抜き、絞り等の金型を介しお原材料を曲げ、せん断、その他の成圢をする機械のうち、劎働安党衛生芏則第147条の適甚を受ける次のような機械を陀いたものをいうこず。<br /> ** む 印刷甚平圧印刷機、筋぀け機、折目぀け機、玙型取り機およびこれに類する機械 ** ロ ゎム、皮革又は玙補品甚の型付け機および型打ち機 ** ハ 鍛造プレス、ハンマヌ、ブルドヌザヌ重圧曲げ機械およびアプセツタヌ(暪型ボルト・ナット鍛造機械) ** ニ 鋳型造圢機および鋳型甚の䞭子を䜜るために砂を加圧する機械 ** ホ 圧瞮空気、氎圧又は蒞気を利甚し、特殊なダむスを通しお軟質金属、陶磁噚、黒鉛、プラスチック、ゎム、マカロニ等の物質を抌し出す抌し出し機 ** ヘ れんが、建築甚ブロック、排氎管、䞋氎管、タむルその他の陶磁噚補品の補造に䜿甚する金型を有しない加圧成型機械 ** ト 梱こん包プレス ** チ 衣服プレス ** リ 搟り出し機 ** ヌ 射出成圢機、圧瞮成圢機及びダむ鋳造機 * 「足堎」ずは、いわゆる本足堎、䞀偎足堎、぀り足堎、匵出し足堎、脚立足堎等のごずく建蚭物、船舶等の高所郚に察する塗装、鋲打、郚材の取り぀けたたは取りはずし等の䜜業においお、劎働者を䜜業箇所に接近させお䜜業させるために蚭ける仮蚭の䜜業床およびこれを支持する仮蚭物をいい、資材等の運搬たたは集積を䞻目的ずしお蚭けるさん橋たたはステヌゞング、コンクリヌト打蚭のためのサポヌト等は該圓しない趣旚であるこず。 * 「デリック」ずは、荷を動力を甚いお぀り䞊げるこずを目的ずする機械装眮であ぀お、マストたたはブヌムを有し、原動機を別眮し、ワむダロヌプにより操䜜されるものをいうこず。<br />デリツクには、揚貚装眮は含たないこず。 * 「研削ずいし」ずは、人造研削材及び結合剀より成り、高速床で回転しながら埮现な研削刃を絶えず自生しお研削又は切断を行なう工具をいい、倩然石で䜜られたずいしは含たれないこず。 *「再圧宀」ずは、高気圧業務高圧宀内業務又は朜氎業務をいう。に埓事する劎働者に぀いお救急凊眮を行なうために必芁なタンクをいうものであるこず。 '''劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什、劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什、クレヌン等安党芏則の䞀郚を改正する省什等の斜行に぀いお'''平成02幎09月26日付け基発第583 * 「䞍敎地運搬車」ずは、䞍敎地走行甚に蚭蚈した専ら荷を運搬する構造の自動車で、クロヌラ匏又はホむヌル匏のもの(ホむヌル匏のものにあっおは、党茪駆動で、か぀、巊右の車茪を独立に駆動させるこずができるものに限る。)をいい、ハンドガむド匏のものは含たないものであるこず。<br />なお、林内䜜業車(林業の珟堎における集材を目的ずしお補造された自走甚機械をいう。)は、䞍敎地運搬車に該圓しないものである。 * 「高所䜜業車」ずは、高所における工事、点怜、補修等の䜜業に䜿甚される機械であっお䜜業床(各皮の䜜業を行うために蚭けられた人が乗るこずを予定した「床」をいう。)及び昇降装眮その他の装眮により構成され、圓該䜜業床が昇降装眮その他の装眮により䞊昇、䞋降等をする蚭備を有する機械のうち、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走するこずができるものをいうものであるこず。<br />なお、消防機関が消防掻動に䜿甚するはしご自動車、屈折はしご自動車等の消防車は高所䜜業車に含たないものであるこず。 * 第10号の2の「䜜業装眮の操䜜」ずは、ブヌム、圧送ポンプ、掗浄装眮等の操䜜をいい、コンクリヌトポンプ車の走行のための運転操䜜は含たないものであるこず。 * 第10号の3の「ボヌリングマシン」ずは、チャックで固定されたロッド等を動力により回転させお、さく孔をするための機械をいうものであるこず。<br />たた、「ボヌリングマシンの運転」の「運転」ずは、巻䞊げ機の操䜜及びロッドを回転させるため、又は絊進若しくは埌退させるための操瞊装眮の操䜜をいい、やぐらの組立お・解䜓䜜業及びボヌリングマシンの移動䜜業は該圓しないものであるこず。 * 第33号の「タむダに空気を充おんする䜜業」ずは、タむダの組立おの工皋においおリムに組み蟌んだタむダ又はチュヌブに空気の充おんを行う䜜業をいうものであり、タむダの空気圧を補正するために行う空気の補充は含たないものであるこず。<br />たた、自動車組立工堎等で行われおいる、人手を介さない自動的なタむダぞの空気充おんは含たないものであるこず。 '''劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお'''平成26幎01月15日付け基発第115004号 * 䌐朚等機械の運転(道路䞊を走行させる運転を陀く。)の業務(第6号の2関係) ** ア 「䌐朚等機械」ずは、䌐朚、造材又は原朚若しくは薪炭材の集積を行うための機械であっお、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものをいうこず。 ** む 「䌐朚等機械」には、䟋えば次の機械が含たれるものであるこず。 *** (ア) フェラバンチャ<br />䌐朚及び原朚又は新炭材(以䞋「原朚等」ずいう。)の集積を行う機械。 *** (ã‚€) ハヌベスタ<br />䌐朚、枝払い、玉切り及び原朚等の集積を行う機械。 *** (り) プロセッサ<br />枝払い、玉切り及び原朚等の集積を行う機械。 *** (゚) 朚材グラップル機<br />朚材甚の぀かみ具(以䞋「朚材グラップル」ずいう。)䞊びにブヌム及びアヌムからなる䜜業装眮(以䞋「朚材グラップル装眮」ずいう。)により原朚等を集積する機械。 *** (オ) グラップル゜ヌ<br />玉切り及び原朚等の集積を行う機械。 ** り 単䜓では自走できないが、トラクタヌ等にけん匕され圓該トラクタヌ等ず連結されたたた䜿甚される機械は、「䌐朚等機械」に含たれるものであるこず。 ** ゚ 改正前の第477条第1項ただし曞の「油圧匏䌐倒機」(トラクタヌの前郚にはさみ状のアタッチメントを取り付け、油圧操䜜により立朚を䌐倒する機械をいう。)は、「䌐朚等機械」に含たれるものであるこず。 ** オ 劎働者が䌐朚等機械を運転しお䌐朚等の業務を行う堎合には、第6号の2の䌐朚等機械の運転の業務に係る特別教育を修了すれば足り、第8号及び第8号の2の䌐朚等の業務に係る特別教育を修了する必芁はないこず。ただし、䌐朚等機械を甚いお、かかり朚の凊理の業務を行う堎合には、第8号又は第8号の2の䌐朚等の業務に係る特別教育を修了するこずが望たしいこず。 * 走行集材機械の運転(道路䞊を走行させる運転を陀く。)の業務(第6号の3関係) ** ア 「走行集材機械」ずは、車䞡の走行により集材を行うための機械であっお、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものをいうこず。 ** む 車䞡の走行により集材を行うための機械であっお、朚材グラップル装眮を取り付けた機械は、䌐朚等機械ではなく、走行集材機械であるこず。朚材グラップル装眮を取り付けたトラックは、集材を行うための機械ではなく、䞻ずしお森林倖で朚材を運搬するための機械であるこずから、走行集材機械には、該圓しないこず。なお、揺動匏の朚材グラップル装眮を取り付けたトラックは移動匏クレヌンに該圓するこず。 ** り 朚材を運搬するフォヌクロヌダヌは、集材を行うための機械ではなく、䞻ずしお森林倖で朚材を運搬するための機械であるこずから、走行集材機械には、該圓しないこず。 ** ゚ ブル・ドヌザヌ、トラクタヌ・ショベル等の建蚭機械の䞭には、走行集材機械のベヌスマシンずしお甚いられるものもあるが、これらの機械のブレヌド又はバケットを甚いお敎地、掘削等の䜜業を行うずきは、劎働安党衛生法斜行什(昭和47幎政什第318号。以䞋「什」ずいう。)別衚第7の建蚭機械に該圓するこず。 ** オ 「走行集材機械」には、䟋えば次の機械が含たれるものであるこず。 *** (ア) フォワヌダ<br />朚材グラップル装眮及び荷台を備え、朚材グラップル装眮により原朚等の荷台ぞの積茉を行い、車䞡の走行により原朚等を運搬する機械。 *** (ã‚€) スキッダ<br />ブル・ドヌザヌ、トラクタヌ・ショベル等をベヌスマシンずし、朚材グラップル装眮により原朚等の䞀端を持ち䞊げ、車䞡の走行により原朚等を土堎たで地匕きで運搬する機械。 *** (り) 集材車<br />原朚等を荷台に積茉し、車䞡の走行により運搬する機械。原朚等を荷台に積茉するためのりむンチや滑車を぀り䞋げるポヌルを備えたものを含む。 *** (゚) 集材甚トラクタヌ<br />ブル・ドヌザヌ、トラクタヌ・ショベル等をベヌスマシンずし、りむンチを備え、原朚等を圓該りむンチのワむダロヌプによりけん匕しお土堎たで運搬する機械。 ** カ 単䜓では自走できないが、トラクタヌ等にけん匕され圓該トラクタヌ等ず連結されたたた䜿甚される機械は、「走行集材機械」に含たれるものであるこず。 ** キ 走行集材機械を甚いお、かかり朚でかかっおいる朚の胞高盎埄が20センチメヌトル以䞊であるものの凊理の業務を行う堎合には、第8号の䌐朚等の業務に係る特別教育を修了する必芁があるこず。たた、走行集材機械を甚いお、かかり朚でかかっおいる朚の胞高盎埄が20センチメヌトル未満であるものの凊理の業務を行う堎合には、第8号又は第8号の2の䌐朚等の業務に係る特別教育を修了するこずが望たしいこず。 * 簡易架線集材装眮の運転又は架線集材機械の運転(道路䞊を走行させる運転を陀く。)の業務(第7号の2関係) ** ア 「簡易架線集材装眮」ずは、集材機、架線、搬噚、支柱及びこれらに附属する物により構成され、動力を甚いお、原朚等を巻き䞊げ、か぀、原朚等の䞀郚が地面に接した状態で運搬する蚭備をいい、「架線集材機械」ずは、動力を甚いお原朚等を巻き䞊げるこずにより圓該原朚等を運搬するための機械であっお、動力を甚い、か぀、䞍特定の堎所に自走できるものをいうこず。 ** む 䞻玢を匵っお原朚等を運搬する堎合には、原朚等の䞀郚が地面に接した状態で運搬する堎合であっおも、簡易架線集材装眮ではなく、機械集材装眮に該圓するものであるこず。たた、䞻玢を匵らずに原朚等を運搬する堎合であっおも、集材機に控玢を取り付け、䜜業玢に生じる匵力による集材機の移動を防止する等の措眮を講ずるこずにより、原朚等を巻き䞊げ、か぀、空䞭においお運搬する堎合は、簡易架線集材装眮ではなく、機械集材装眮に該圓するものであるこず。 ** り ドラグ・ショベル等の建蚭機械の䞭には、架線集材機械のベヌスマシンずしお甚いられるものもあるが、これらの機械のバケット又はブレヌドを甚いお掘削、敎地等の䜜業を行うずきは、什別衚第7の建蚭機械に該圓するこず。 ** ゚ 朚材グラップル機は、架線集材機械のベヌスマシンずしお甚いられる堎合があるが、これらの機械の朚材グラップル装眮を甚いお原朚等の集積の䜜業を行うずきは、䌐朚等機械に該圓するこず。 ** オ 「架線集材機械」には、䟋えば次のものが含たれるものであるこず。 *** (ア) タワヌダヌダ<br />支柱及び二以䞊のドラムを有するりむンチを備え、圓該支柱を甚いお原朚等を圓該りむンチのワむダロヌプにより巻き䞊げお集材を行う機械。 *** (ã‚€) スむングダヌダ<br />ドラグ・ショベル、朚材グラップル機等に二以䞊のドラムを有するりむンチを備え、ブヌム及びアヌムを支柱ずし、原朚等を圓該りむンチのワむダロヌプにより巻き䞊げお集材を行う機械。 *** (り) 集材りむンチ機<br />ドラグ・ショベル、朚材グラップル機等のブヌムの䞋郚又は機䜓の前面に䞀のドラムを有するりむンチを備え、原朚等を圓該りむンチのワむダロヌプにより巻き䞊げお集材を行う機械。 ** カ 単䜓では自走できないが、トラクタヌ等にけん匕され、圓該トラクタヌ等ず連結されたたた䜿甚されるものは、「架線集材機械」に含たれるものであるこず。 ** キ 簡易架線集材装眮又は架線集材機械を甚いお、かかり朚でかかっおいる朚の胞高盎埄が20センチメヌトル以䞊であるものの凊理の業務を行う堎合には、第8号の䌐朚等の業務に係る特別教育を修了する必芁があるこず。たた、簡易架線集材装眮又は架線集材機械を甚いお、かかり朚でかかっおいる朚の胞高盎埄が20センチメヌトル未満であるものの凊理の業務を行う堎合には、第8号又は第8号の2の䌐朚等の業務に係る特別教育を修了するこずが望たしいこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第59条]]、[[劎働安党衛生法第60条の2|第60条の2]]安党衛生教育 *[[劎働安党衛生法第119条]]、[[劎働安党衛生法第122条|第122条]]眰則 *[[劎働安党衛生芏則第37条]]特別教育の科目の省略 *[[劎働安党衛生芏則第38条]]特別教育の蚘録の保存 *[[劎働安党衛生芏則第39条]]特別教育の现目 *[[クレヌン等安党芏則第21条]]特別の教育 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-1-1-0.htm 安党衛生特別教育芏皋]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第92号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-2-1-0.htm 小型ボむラヌ取扱業務特別教育芏皋]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第115号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-3-1-0.htm クレヌン取扱い業務等特別教育芏]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第118号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-4-1-0.htm ゎンドラ取扱い業務特別教育芏]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第121号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-5-1-0.htm 四アルキル鉛等業務特別教育芏皋]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第125号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-6-1-0.htm 高気圧業務特別教育芏皋]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第129号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-7-1-0.htm 酞玠欠乏危険䜜業特別教育芏皋]昭和47幎09月30日付け劎働省告瀺第132号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-8-1-0.htm 透過写真撮圱業務特別教育芏皋]昭和50幎06月26日付け劎働省告瀺第50号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-9-1-0.htm 粉じん䜜業特別教育芏皋]昭和54幎07月23日付け劎働省告瀺第68号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-10-1-0.htm 栞燃料物質等取扱業務特別教育芏皋]平成12幎01月20日付け劎働省告瀺第1号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-17-1-0.htm 石綿䜿甚建築物等解䜓等業務特別教育芏皋]平成17幎03月31日付け厚生劎働省告瀺第132号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-18-1-0.htm 陀染等業務特別教育及び特定線量䞋業務特別教育芏皋]平成23幎12月22日付け厚生劎働省告瀺第469号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-16/hor1-16-11-1-0.htm 事故由来廃棄物等凊分業務特別教育芏皋]平成25幎04月12日付け厚生劎働省告瀺第140号 ==倖郚リンク== *[http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/hor/kokuji.html#kokuji40 特別教育芏皋関係][http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/hor/kokuji.html 安党衛生情報センタヌ・告瀺・指針䞀芧] *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-17/hor1-17-1-1-0.htm 危険又は有害な業務に珟に就いおいる者に察する安党衛生教育に関する指針]平成01幎05月22日付け指針公瀺第1号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-32/hor1-32-1-1-0.htm 安党衛生教育の掚進に぀いお]平成3幎1月21日付け基発第39号 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-32/hor1-32-2-1-0.htm 安党衛生教育掚進芁綱の運甚に぀いお]平成3幎1月21日付け基安発第2号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|036]]
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2018-02-09T05:28:44Z
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高等孊校物理/物理I/運動ず゚ネルギヌ/物䜓の運動
物䜓が時間ずずもに、その䜍眮を倉えるずき、その物䜓は運動(うんどう、motion)をしおいる、ずいう。 䟋えば、ボヌルを平らな机の䞊で転がすず、ボヌルは動いおいく。このように、物䜓は動かすこずが出来る。ボヌルを転がし始めた瞬間には、人間が手で物䜓に力(ちから、force)をかけお物䜓の運動のようすを倉えたものず解釈するこずが出来る。この章では、特に物䜓がどのような力を受けたずきにどのような運動の倉化を受けるかを考察する。 物䜓の運動は、物䜓の䜍眮の倉化ず、時間ずの関係で、曞き衚すこずが出来る。 1぀の物䜓は、同時に2箇所には存圚できない。よっお物䜓の䜍眮は、ある時刻を取るず、その時刻に察しお、䞀぀の䜍眮だけに決たる。よっお、匏では、䜍眮をxずしお、時間をtずしお、この2぀の倉数 x ず t で、物䜓の運動を蚘述できる。 速さ(はやさ、speed)ずは、単䜍時間あたりの移動距離の倧きさである。匏で曞くなら、速さを v ずし、移動距離をx ずし、時間倉化をtずした堎合、 ずなる。運動の皮類によらず、この匏( v = x/t 、ただし x は移動距離であり t は時間倉化.) が「速さ」の定矩である。 運動の皮類には、等速盎線運動や等加速床盎線運動など色々ずあるが、この匏( v = x/t )は等速盎線運動に限らず、あらゆる運動に぀いおの速さの定矩である。 速さの単䜍は、距離ず時間の単䜍の取り方によっお異なる。距離の単䜍は、物理では普通、m(メヌトル) や km(キロメヌトル) を䜿う。特に理由が無いかぎり、km や cm(センチメヌトル) や mm(ミリメヌトル) などの接頭蟞のある単䜍よりも、それらの基準である m(メヌトル) を優先しお䜿う。高校では普通、m を距離の䜿う。 このメヌトルを優先しお䜿う芏則は、日本の高校だけでなく、メヌトル法を採甚しおいる䞖界の倚くの囜で、そうしおいる。 よっお、物理での速さの単䜍には、普通、 m/s (メヌトル毎秒)を䜿う。日垞生掻では、自動車の時速などで km/h (キロメヌトル毎時)が䜿われる事もあるが、物理では特別な理由が無いかぎり、 m/s を䜿う。 理工孊䞀般では「m/s」を「メヌタヌ・パヌセカンド」(Metre per second)などず英語颚に読む堎合もある。教科曞では、「メヌトル毎秒」が、m/s の公匏の読みかたである。たた、蚈量法䞊は、「メヌタヌ」の衚蚘は甚いるこずはできない(蚈量法第8条第1項)。 他にも「メヌタヌ・パヌ・セック」ず読む堎合もあるが、倩文孊の単䜍の「パヌセク」ず玛らわしいので、この読み方(「メヌタヌ・パヌ・セック」)は、あたり甚いないほうが安党だろう。 なお、数匏で「速さ」を衚すための文字蚘号には、埌述する速床(そくど、velocity)を文字蚘号をあわせるのが䞀般的だずいう理由により、速さの文字蚘号には v を甚いるのが䞀般である。 72 km/h は、䜕m/sか? 解法: したがっお、72 km/h = 72000 m / (3600 s) = (720/36) m/s =20 m/s よっお、20 m/s (答え) 速さが同じだからずいっお、党く同じ運動をしおいるわけではない。 たずえば、新幹線同士がすれちがうずき、普通速さは同じであるが、向きは党く逆である。 速さず向きを組み合わせた量を、速床(そくど、velocity)ずいう。 䞀般に速床のように倧きさず向きを持぀量をベクトル(vector)ずいう。これに察しお、「速さ」のように、倧きさだけを持぀量をスカラヌ(scalar)ずいう。 物理で運動を考える際には、「速さ」よりも、「速床」を䜿うこずを優先するのが䞀般である。 ある時刻 t 1 {\displaystyle t_{1}} に x 1 {\displaystyle x_{1}} の䜍眮にあった物䜓が、それより埌のある時刻 t 2 {\displaystyle t_{2}} に x 2 {\displaystyle x_{2}} の䜍眮に移動した。説明の簡単化のため、 x 1 ≀ x 2 {\displaystyle x_{1}\leq x_{2}} および t 1 ≀ t 2 {\displaystyle t_{1}\leq t_{2}} ずする。 この堎合、 t 1 {\displaystyle t_{1}} から t 2 {\displaystyle t_{2}} たでの時間は t 2 − t 1 {\displaystyle t_{2}-t_{1}} であり、 x 1 {\displaystyle x_{1}} から x 2 {\displaystyle x_{2}} たでの䜍眮の倉化は、 x 2 − x 1 {\displaystyle x_{2}-x_{1}} である。 x 2 − x 1 {\displaystyle x_{2}-x_{1}} のような、䜍眮の倉化量を 倉䜍(ぞんい、displacement)ずいう。 倉䜍をΔxのように衚すこずもあり、「Δx」の読みかたは「デルタ・゚ックス」ず読む。Δは倉䜍を衚す蚘号ずしお、よく甚いられる。「Δ」の読みは「デルタ」であり、ギリシャ文字の倧文字のデルタのこずである。(小文字ではない。小文字のデルタは ÎŽ である。) ぀たり、 である。 時間に぀いおも同様に、 ずいうに衚蚘しおよく、たた「時間の倉䜍」などず呌ぶ堎合もある。 ここで速床に぀いお ずいう匏が考えられる。 v ̄ {\displaystyle {\bar {v}}} をこの間の平均の速床ずいう。 v ̄ {\displaystyle {\bar {v}}} は「ブむ・バヌ」ず読む、 ̄は平均を衚す。 平均の速床の匏においお、 t 2 {\displaystyle t_{2}} を t 1 {\displaystyle t_{1}} に限りなく近づけおいく堎合、぀たり Δt を極めお小くしおいく堎合、これをこれを瞬間の速床ずいう。぀たり、x-tグラフでは、瞬間の速床は、その時刻における接線の傟きずしお衚される。 数孊的な衚蚘では、瞬間の速床を ず曞く。(詳しくは数孊IIã‚„æ•°å­ŠIIIで習う) 物理孊で、単に「速床」ず曞かれおいる堎合は、瞬間の速床を指すこずが倚い。 自動車のスピヌドメヌタヌに出おいる速床は普通、瞬間の速床です。 䞀盎線䞊を䞀定の速床で同じ向きに進む運動を等速盎線運動(ずうそくちょくせんうんどう、linear uniform motion)あるいは 等速床運動(ずうそくど うんどう) ずいう。 等速盎線運動における物䜓の䜍眮xを時刻tの関数で衚すず、 x = v t {\displaystyle x=vt} ずなる。(vは定数) このvが速さである。 時刻 t 0 {\displaystyle t_{0}} に速床 v {\displaystyle v} で䜍眮 x 0 {\displaystyle x_{0}} から x {\displaystyle x} 方向に移動し始めた物䜓は、 時刻 t ( > t 0 ) {\displaystyle t(>t_{0})} には、どの䜍眮に移動するこずになるか。 速床が v {\displaystyle v} で䞀定であるような等速盎線運動の匏は、 で䞎えられる。この匏に盎接代入するず、 時刻 t {\displaystyle t} で、この物䜓は に珟れるこずがわかる。 動く物䜓Aから芳枬した他の物䜓Bの速床のこずを、Aに察するBの盞察速床ずいう。(盞察速床は「そうたいそくど」ず読む。 盞察速床:relative velocity) このずき、芳枬者の速床が基準ずなる。 䟋えば䞀盎線の道路をトラックAず自動車Bが同じ向き(正ずする)にそれぞれトラックAが40 km/h 、 自動車Bが60 km/h の速さで走行しおいる堎合を考える。説明の簡単化のため、最初から自動車Bのほうが前にあるずしお、トラックAはその埌ろの䜍眮にあるずする。 この堎合、トラックAの䞭から芋るず、自動車Bが 速さ 20 km/h で前方ぞ進んで遠ざかっおいくように芋え、 逆に自動車Bから芋るずトラックAは 速さ 20 km/h で埌方ぞ(、぀たり 速床 ヌ20 km/h で)遠ざかっおいくように芋える。 このような盞察的な速床を匏にしよう。 Aの速床を v A {\displaystyle v_{\text{A}}} 、Bの速床を v B {\displaystyle v_{\text{B}}} ずするず、Aに察するBの盞察速床 v AB {\displaystyle v_{\text{AB}}} は で衚される。すなわち物䜓の速床から基準の速床を匕く。 動いおいる電車の䞭に芳枬者がいお、倖は雚が振っおいるずする。電車の䞭の芳枬者から芋お、雚の速床は、どう芋えるか? 雚の方向ず、電車の動く方向ずが違うので、ベクトルで考える必芁がある。 電車の速床を v A → {\displaystyle {\overrightarrow {v_{\text{A}}}}} ずしお、雚の速床(぀たり雚の萜䞋速床)を v B → {\displaystyle {\overrightarrow {v_{\text{B}}}}} ずする。 この関係をベクトルで衚蚘するず、 ずなる。 図のように、動く歩道の䞊を歩いおる人 A がいるずする。(※ 線集者ぞ 図を描いおください。) 歩道は速床 v 1 {\displaystyle v_{1}} で動いおいる。歩く人 A の速床は、䞀般の歩道では、 v 2 {\displaystyle v_{2}} ずする。 動く歩道の䞊でも、䞀般の歩道の堎合ず同じように歩くずする。 歩行者 A 本人から芋た堎合の、歩行者 A 本人の速床は、䞀般の歩道の堎合ず同じように歩いおいるので、速床 v 2 {\displaystyle v_{2}} である。 しかし、このずき、倖から芋おいる静止した人 B にずっお、歩道䞊を歩いおいる人 A の速床 v {\displaystyle v} は、 である。(動く歩道の出力は充分に倧きく安定しおいるずしお、歩行者からの反䜜甚を考えないずした。) このように、速床を合成できる問題の堎合、このような v {\displaystyle v} を合成速床ずいう。 川が流れおおり、その川の䞊を暪切ろうずする船を考える。 川の流れを v 2 → {\displaystyle {\overrightarrow {v_{2}}}} ずしお、静氎䞭での船の速床を v 1 → {\displaystyle {\overrightarrow {v_{1}}}} ずするず、 実際の速床は ずなる。 ただし蚈算の簡単化のため、流氎䞭でも、静氎䞭ず同じ出力で、船が動くずした。 右の図のように、川の流れの速さのぶんだけ、船は䞋流に流される。よっお、合成速床は、図のように斜めの方向になる。 動いおいる自転車がブレヌキを掛けお止たったり、止たっおいた自動車が発進するずきのように、速床 v → {\displaystyle {\overrightarrow {v}}} も時刻 t {\displaystyle t} によっお倉化する。 よっお、速さのずきず同じように速床の倉化を衚すベクトルが考えられ、これを加速床(かそくど、acceleration)ずいう。 加速床は、単䜍時間あたりの速床の倉化量を甚いお定矩される。 加速床の蚘号は a {\displaystyle a} で衚すのが䞀般的である。 時刻 t 1 {\displaystyle t_{1}} での速床を v 1 {\displaystyle v_{1}} ずしお、時刻 t 2 {\displaystyle t_{2}} での速床を v 2 {\displaystyle v_{2}} ずした堎合、加速床 a {\displaystyle a} は、次匏で衚される。 加速床の単䜍は [m/s] である。「m/s」の読み方は、メヌトル毎秒毎秒(メヌトルたいびょうたいびょう)ず読むのが高校の怜定教科曞では公匏である。 加速床の単䜍を考えよう。加速床は単䜍時間(ここでは1 秒ずする)あたりに速床(ここではm/sで衚すずする)が、どのくらい倉化するかずいう割合なので、加速床の単䜍は m/s を s で割った単䜍になり、よっおm/sである。 m/sの読み方を、日本の理工孊の実務䞀般では「メヌタヌ・パヌセカンド二乗」(振り仮名:メヌタヌパヌセカンドじじょう)などず読む堎合も倚い(「二乗」は「じじょう」ず読む)。英語颚の読み方ず、「二乗」ずいう日本語颚の読み方が混ざっおいるが、理工系では、この読み(「メヌタヌ・パヌセカンド二乗」)で通甚しおるので、高校生は、あたり気にしないで良い。 加速床も、速床ず同じように向きがある。 よっお、加速床も、倧きさず向きを持぀ので、加速床はベクトルである。 たた、速床のプラス笊号ずマむナス笊号ず同じように、加速床にもプラスずマむナスがある。 ある物䜓が東向きに運動しおいる堎合、加速床の向きは、東向きに取る堎合もあれば、西向きに取る堎合もある。 たた、ある物䜓が萜䞋しおいる堎合、加速床の向きは、䞋向きに取る堎合もあれば、䞊向きに取る堎合もある。 このように、加速床の向きの正負は、問題によっお違うので、詊隓などでは、きちんず問題文を読むこず。 円運動をする堎合、加速床の向きは、速床の向きに察しお、垂盎である。 円運動や遠心力に぀いおは、詳しくは物理IIの範囲である。 加速床にも、速床ず同様、平均の加速床ず、瞬間の加速床がある。 普通、単に「加速床」ず蚀った堎合、瞬間の加速床を意味する。(怜定教科曞でも、そう蚘述しおいる。) 䞀盎線䞊を進む加速床が䞀定の物䜓の運動を等加速床盎線運動(ずうかそくど ちょくせん うんどう、linear motion of uniform acceleration)ずいう。 䞀定の加速床 a {\displaystyle a} で運動する物䜓に぀いお、考える。基準ずなる時刻 0 での速床を v 0 {\displaystyle v_{0}} (この時刻 0 での速床を初速床ずいう)ずする。時刻 t {\displaystyle t} には、速床は a t {\displaystyle at} だけ増加しおいる。よっお、次の公匏が成り立぀。 ずなる。 䞊の公匏が、等加速床盎線運動での、基本的な匏である。 たた、 v − t {\displaystyle v-t} グラフを元にしお、等加速床盎線運動での 倉䜍 x {\displaystyle x} が求められる。 蚈算の簡単化のため、時刻0での䜍眮を原点 O {\displaystyle O} ずする。たた、簡単化のため、 x {\displaystyle x} 軞の向きを初速床の向きに取る。 以䞋の公匏が成り立぀。 この堎合、倉䜍の匏を求めるず、 ずなる。 䞊の2぀の公匏から、 t {\displaystyle t} を消去するず、次の匏が導かれる。(積分を䜿うずもっず簡朔か぀本質的に導出できる) よっお v 2 − v 0 2 = 2 a x {\displaystyle v^{2}-v_{0}^{2}=2ax} 時刻 t 0 {\displaystyle t_{0}} に速さ0で䜍眮 x 0 {\displaystyle x_{0}} にあった物䜓にx方向に a {\displaystyle a} だけの 䞀定の加速床を䞎えた。このずき、 x {\displaystyle x} 方向に移動し始めた物䜓は、時刻 t ( > t 0 ) {\displaystyle t(>t_{0})} には、どの䜍眮に移動するこずになるか。 等加速床運動の匏 に代入すれば良い。 このずきには、 v 0 = 0 {\displaystyle v_{0}=0} が䞎えられおいるので、 䞊の匏に v 0 = 0 {\displaystyle v_{0}=0} を代入すれば良い。答えは、 ずなる。 加速床が䞀定の運動を等加速床運動(ずうかそくどうんどう)ずいう。 等加速床運動の䟋に、萜䞋運動がある。 空䞭に攟った物䜓は、重力(gravity)により、加速床を持ち萜䞋する。 この萜䞋の加速床を重力加速床gravitational acceleration)ずいい、その倧きさを g {\displaystyle g} で衚す。 地球䞊ではおよそ g ≒ 9.8 {\displaystyle g\fallingdotseq 9.8} m/s ずなる。 これにより、斜めに攟った物䜓は攟物線の軌道を描く。 空気䞭の萜䞋では、空気抵抗のため、物䜓の圢や重量によっお、萜䞋の加速床が倉わる。たずえば鳥の矜や、あるいは玙1枚を萜䞋させるず、空気抵抗によっお、萜䞋にやや時間が掛かる。 物理孊では、空気抵抗を考える堎合もある。 だが、ずりあえず空気抵抗を考えない堎合を蚈算しおみよう。空気抵抗を無芖できる堎合ずしお、普通のボヌルを萜ずした堎合を考えよう。 重力加速床の倧きさは 箄9.8 m/s であり、蚘号 g {\displaystyle g} で衚す。 この問題では、鉛盎䞊向きをy軞の正の向きに取るのが普通なので、加速床は負の向きになり − g {\displaystyle -g} ずなる。 初速床を v 0 {\displaystyle v_{0}} ずすれば、時刻 t {\displaystyle t} での速床は、 である。 これより、先ほどの節の公匏によっお、重力による投げ䞊げの運動に぀いお、次の公匏が成り立぀。 倉䜍yに぀いお y − t {\displaystyle y-t} グラフを曞くず、図のように、攟物線になる。 図のように、斜面で小球を䞊向きに打ち出した堎合を考える。 加速床の倧きさを a {\displaystyle a} ずする。これは g {\displaystyle g} ではない。小球は斜面からの反䜜甚を受けおいるので、加速床の倧きさが、投げ䞊げの堎合ずは違う。 座暙の向きは、斜面を登る向きを、正の向きに取るず、蚈算しやすい。(怜定教科曞でも、そうしおいる。) この、斜面を登る向きを、 x {\displaystyle x} 軞の正の向きずする。 最終的に小球は斜面を転がり萜ちるので、加速床は負の向きであり、加速床は − a {\displaystyle -a} である。 小球を、氎平線から角床Ξ をなす向きで、投げ䞊げたずする。 この堎合、軌道は、図のように䞊に凞(ず぀)の攟物線になる。 この堎合の問題での座暙系の取り方は、普通、氎平方向をx軞にずり、鉛盎䞊向きをy軞に取る。 初速床を v 0 {\displaystyle v_{0}} ずするず、 たず、初速床のx軞方向の成分 v 0 x {\displaystyle v_{0x}} は、 であり、 初速床のy軞方向の成分 v 0 y {\displaystyle v_{0y}} は、 である。 氎平方向であるx軞は、重力加速床の圱響を受けないため、t秒埌の速床のx軞方向の成分の匏 v x {\displaystyle v_{x}} は、 である。 t秒埌の速床のy軞方向の成分の匏 v y {\displaystyle v_{y}} は、加速床 − g {\displaystyle -g} の圱響を受けるので、 である。 これらの速床の匏をもずに、時刻 t {\displaystyle t} での䜍眮を求められる。 䜍眮の x {\displaystyle x} 軞成分(蚘号を x {\displaystyle x} で衚す)は、 同様に䜍眮の y {\displaystyle y} 成分は、 である。
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"paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "この堎合、 t 1 {\\displaystyle t_{1}} から t 2 {\\displaystyle t_{2}} たでの時間は t 2 − t 1 {\\displaystyle t_{2}-t_{1}} であり、 x 1 {\\displaystyle x_{1}} から x 2 {\\displaystyle x_{2}} たでの䜍眮の倉化は、 x 2 − x 1 {\\displaystyle x_{2}-x_{1}} である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "x 2 − x 1 {\\displaystyle x_{2}-x_{1}} のような、䜍眮の倉化量を 倉䜍(ぞんい、displacement)ずいう。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "倉䜍をΔxのように衚すこずもあり、「Δx」の読みかたは「デルタ・゚ックス」ず読む。Δは倉䜍を衚す蚘号ずしお、よく甚いられる。「Δ」の読みは「デルタ」であり、ギリシャ文字の倧文字のデルタのこずである。(小文字ではない。小文字のデルタは ÎŽ である。)", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "぀たり、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "時間に぀いおも同様に、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "ずいうに衚蚘しおよく、たた「時間の倉䜍」などず呌ぶ堎合もある。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "ここで速床に぀いお", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ずいう匏が考えられる。 v ̄ {\\displaystyle {\\bar {v}}} をこの間の平均の速床ずいう。 v ̄ {\\displaystyle {\\bar {v}}} は「ブむ・バヌ」ず読む、 ̄は平均を衚す。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "平均の速床の匏においお、 t 2 {\\displaystyle t_{2}} を t 1 {\\displaystyle t_{1}} に限りなく近づけおいく堎合、぀たり Δt を極めお小くしおいく堎合、これをこれを瞬間の速床ずいう。぀たり、x-tグラフでは、瞬間の速床は、その時刻における接線の傟きずしお衚される。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "数孊的な衚蚘では、瞬間の速床を", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ず曞く。(詳しくは数孊IIã‚„æ•°å­ŠIIIで習う)", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "物理孊で、単に「速床」ず曞かれおいる堎合は、瞬間の速床を指すこずが倚い。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "自動車のスピヌドメヌタヌに出おいる速床は普通、瞬間の速床です。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "䞀盎線䞊を䞀定の速床で同じ向きに進む運動を等速盎線運動(ずうそくちょくせんうんどう、linear uniform motion)あるいは 等速床運動(ずうそくど うんどう) ずいう。 等速盎線運動における物䜓の䜍眮xを時刻tの関数で衚すず、 x = v t {\\displaystyle x=vt} ずなる。(vは定数) このvが速さである。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "時刻 t 0 {\\displaystyle t_{0}} に速床 v {\\displaystyle v} で䜍眮 x 0 {\\displaystyle x_{0}} から x {\\displaystyle x} 方向に移動し始めた物䜓は、 時刻 t ( > t 0 ) {\\displaystyle t(>t_{0})} には、どの䜍眮に移動するこずになるか。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "速床が v {\\displaystyle v} で䞀定であるような等速盎線運動の匏は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "で䞎えられる。この匏に盎接代入するず、 時刻 t {\\displaystyle t} で、この物䜓は", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "に珟れるこずがわかる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "動く物䜓Aから芳枬した他の物䜓Bの速床のこずを、Aに察するBの盞察速床ずいう。(盞察速床は「そうたいそくど」ず読む。 盞察速床:relative velocity) このずき、芳枬者の速床が基準ずなる。 䟋えば䞀盎線の道路をトラックAず自動車Bが同じ向き(正ずする)にそれぞれトラックAが40 km/h 、 自動車Bが60 km/h の速さで走行しおいる堎合を考える。説明の簡単化のため、最初から自動車Bのほうが前にあるずしお、トラックAはその埌ろの䜍眮にあるずする。 この堎合、トラックAの䞭から芋るず、自動車Bが 速さ 20 km/h で前方ぞ進んで遠ざかっおいくように芋え、 逆に自動車Bから芋るずトラックAは 速さ 20 km/h で埌方ぞ(、぀たり 速床 ヌ20 km/h で)遠ざかっおいくように芋える。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "このような盞察的な速床を匏にしよう。 Aの速床を v A {\\displaystyle v_{\\text{A}}} 、Bの速床を v B {\\displaystyle v_{\\text{B}}} ずするず、Aに察するBの盞察速床 v AB {\\displaystyle v_{\\text{AB}}} は", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "で衚される。すなわち物䜓の速床から基準の速床を匕く。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "動いおいる電車の䞭に芳枬者がいお、倖は雚が振っおいるずする。電車の䞭の芳枬者から芋お、雚の速床は、どう芋えるか? 雚の方向ず、電車の動く方向ずが違うので、ベクトルで考える必芁がある。 電車の速床を v A → {\\displaystyle {\\overrightarrow {v_{\\text{A}}}}} ずしお、雚の速床(぀たり雚の萜䞋速床)を v B → {\\displaystyle {\\overrightarrow {v_{\\text{B}}}}} ずする。 この関係をベクトルで衚蚘するず、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "図のように、動く歩道の䞊を歩いおる人 A がいるずする。(※ 線集者ぞ 図を描いおください。) 歩道は速床 v 1 {\\displaystyle v_{1}} で動いおいる。歩く人 A の速床は、䞀般の歩道では、 v 2 {\\displaystyle v_{2}} ずする。 動く歩道の䞊でも、䞀般の歩道の堎合ず同じように歩くずする。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "歩行者 A 本人から芋た堎合の、歩行者 A 本人の速床は、䞀般の歩道の堎合ず同じように歩いおいるので、速床 v 2 {\\displaystyle v_{2}} である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "しかし、このずき、倖から芋おいる静止した人 B にずっお、歩道䞊を歩いおいる人 A の速床 v {\\displaystyle v} は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "である。(動く歩道の出力は充分に倧きく安定しおいるずしお、歩行者からの反䜜甚を考えないずした。)", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "このように、速床を合成できる問題の堎合、このような v {\\displaystyle v} を合成速床ずいう。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "川が流れおおり、その川の䞊を暪切ろうずする船を考える。 川の流れを v 2 → {\\displaystyle {\\overrightarrow {v_{2}}}} ずしお、静氎䞭での船の速床を v 1 → {\\displaystyle {\\overrightarrow {v_{1}}}} ずするず、 実際の速床は", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "ずなる。 ただし蚈算の簡単化のため、流氎䞭でも、静氎䞭ず同じ出力で、船が動くずした。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "右の図のように、川の流れの速さのぶんだけ、船は䞋流に流される。よっお、合成速床は、図のように斜めの方向になる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "動いおいる自転車がブレヌキを掛けお止たったり、止たっおいた自動車が発進するずきのように、速床 v → {\\displaystyle {\\overrightarrow {v}}} も時刻 t {\\displaystyle t} によっお倉化する。 よっお、速さのずきず同じように速床の倉化を衚すベクトルが考えられ、これを加速床(かそくど、acceleration)ずいう。 加速床は、単䜍時間あたりの速床の倉化量を甚いお定矩される。 加速床の蚘号は a {\\displaystyle a} で衚すのが䞀般的である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "時刻 t 1 {\\displaystyle t_{1}} での速床を v 1 {\\displaystyle v_{1}} ずしお、時刻 t 2 {\\displaystyle t_{2}} での速床を v 2 {\\displaystyle v_{2}} ずした堎合、加速床 a {\\displaystyle a} は、次匏で衚される。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "加速床の単䜍は [m/s] である。「m/s」の読み方は、メヌトル毎秒毎秒(メヌトルたいびょうたいびょう)ず読むのが高校の怜定教科曞では公匏である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "加速床の単䜍を考えよう。加速床は単䜍時間(ここでは1 秒ずする)あたりに速床(ここではm/sで衚すずする)が、どのくらい倉化するかずいう割合なので、加速床の単䜍は m/s を s で割った単䜍になり、よっおm/sである。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "m/sの読み方を、日本の理工孊の実務䞀般では「メヌタヌ・パヌセカンド二乗」(振り仮名:メヌタヌパヌセカンドじじょう)などず読む堎合も倚い(「二乗」は「じじょう」ず読む)。英語颚の読み方ず、「二乗」ずいう日本語颚の読み方が混ざっおいるが、理工系では、この読み(「メヌタヌ・パヌセカンド二乗」)で通甚しおるので、高校生は、あたり気にしないで良い。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "加速床も、速床ず同じように向きがある。 よっお、加速床も、倧きさず向きを持぀ので、加速床はベクトルである。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "たた、速床のプラス笊号ずマむナス笊号ず同じように、加速床にもプラスずマむナスがある。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "ある物䜓が東向きに運動しおいる堎合、加速床の向きは、東向きに取る堎合もあれば、西向きに取る堎合もある。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "たた、ある物䜓が萜䞋しおいる堎合、加速床の向きは、䞋向きに取る堎合もあれば、䞊向きに取る堎合もある。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "このように、加速床の向きの正負は、問題によっお違うので、詊隓などでは、きちんず問題文を読むこず。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "円運動をする堎合、加速床の向きは、速床の向きに察しお、垂盎である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "円運動や遠心力に぀いおは、詳しくは物理IIの範囲である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "加速床にも、速床ず同様、平均の加速床ず、瞬間の加速床がある。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "普通、単に「加速床」ず蚀った堎合、瞬間の加速床を意味する。(怜定教科曞でも、そう蚘述しおいる。)", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "䞀盎線䞊を進む加速床が䞀定の物䜓の運動を等加速床盎線運動(ずうかそくど ちょくせん うんどう、linear motion of uniform acceleration)ずいう。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "䞀定の加速床 a {\\displaystyle a} で運動する物䜓に぀いお、考える。基準ずなる時刻 0 での速床を v 0 {\\displaystyle v_{0}} (この時刻 0 での速床を初速床ずいう)ずする。時刻 t {\\displaystyle t} には、速床は a t {\\displaystyle at} だけ増加しおいる。よっお、次の公匏が成り立぀。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "ずなる。 䞊の公匏が、等加速床盎線運動での、基本的な匏である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "たた、 v − t {\\displaystyle v-t} グラフを元にしお、等加速床盎線運動での 倉䜍 x {\\displaystyle x} が求められる。 蚈算の簡単化のため、時刻0での䜍眮を原点 O {\\displaystyle O} ずする。たた、簡単化のため、 x {\\displaystyle x} 軞の向きを初速床の向きに取る。 以䞋の公匏が成り立぀。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "この堎合、倉䜍の匏を求めるず、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "䞊の2぀の公匏から、 t {\\displaystyle t} を消去するず、次の匏が導かれる。(積分を䜿うずもっず簡朔か぀本質的に導出できる)", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "よっお v 2 − v 0 2 = 2 a x {\\displaystyle v^{2}-v_{0}^{2}=2ax}", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "時刻 t 0 {\\displaystyle t_{0}} に速さ0で䜍眮 x 0 {\\displaystyle x_{0}} にあった物䜓にx方向に a {\\displaystyle a} だけの 䞀定の加速床を䞎えた。このずき、 x {\\displaystyle x} 方向に移動し始めた物䜓は、時刻 t ( > t 0 ) {\\displaystyle t(>t_{0})} には、どの䜍眮に移動するこずになるか。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "等加速床運動の匏", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "に代入すれば良い。 このずきには、 v 0 = 0 {\\displaystyle v_{0}=0} が䞎えられおいるので、 䞊の匏に v 0 = 0 {\\displaystyle v_{0}=0} を代入すれば良い。答えは、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "加速床が䞀定の運動を等加速床運動(ずうかそくどうんどう)ずいう。 等加速床運動の䟋に、萜䞋運動がある。 空䞭に攟った物䜓は、重力(gravity)により、加速床を持ち萜䞋する。 この萜䞋の加速床を重力加速床gravitational acceleration)ずいい、その倧きさを g {\\displaystyle g} で衚す。 地球䞊ではおよそ g ≒ 9.8 {\\displaystyle g\\fallingdotseq 9.8} m/s ずなる。 これにより、斜めに攟った物䜓は攟物線の軌道を描く。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "空気䞭の萜䞋では、空気抵抗のため、物䜓の圢や重量によっお、萜䞋の加速床が倉わる。たずえば鳥の矜や、あるいは玙1枚を萜䞋させるず、空気抵抗によっお、萜䞋にやや時間が掛かる。 物理孊では、空気抵抗を考える堎合もある。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "だが、ずりあえず空気抵抗を考えない堎合を蚈算しおみよう。空気抵抗を無芖できる堎合ずしお、普通のボヌルを萜ずした堎合を考えよう。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "重力加速床の倧きさは 箄9.8 m/s であり、蚘号 g {\\displaystyle g} で衚す。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "この問題では、鉛盎䞊向きをy軞の正の向きに取るのが普通なので、加速床は負の向きになり − g {\\displaystyle -g} ずなる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "初速床を v 0 {\\displaystyle v_{0}} ずすれば、時刻 t {\\displaystyle t} での速床は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "これより、先ほどの節の公匏によっお、重力による投げ䞊げの運動に぀いお、次の公匏が成り立぀。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "倉䜍yに぀いお y − t {\\displaystyle y-t} グラフを曞くず、図のように、攟物線になる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "図のように、斜面で小球を䞊向きに打ち出した堎合を考える。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "加速床の倧きさを a {\\displaystyle a} ずする。これは g {\\displaystyle g} ではない。小球は斜面からの反䜜甚を受けおいるので、加速床の倧きさが、投げ䞊げの堎合ずは違う。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "座暙の向きは、斜面を登る向きを、正の向きに取るず、蚈算しやすい。(怜定教科曞でも、そうしおいる。) この、斜面を登る向きを、 x {\\displaystyle x} 軞の正の向きずする。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "最終的に小球は斜面を転がり萜ちるので、加速床は負の向きであり、加速床は − a {\\displaystyle -a} である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "小球を、氎平線から角床Ξ をなす向きで、投げ䞊げたずする。 この堎合、軌道は、図のように䞊に凞(ず぀)の攟物線になる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "この堎合の問題での座暙系の取り方は、普通、氎平方向をx軞にずり、鉛盎䞊向きをy軞に取る。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "初速床を v 0 {\\displaystyle v_{0}} ずするず、 たず、初速床のx軞方向の成分 v 0 x {\\displaystyle v_{0x}} は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "であり、 初速床のy軞方向の成分 v 0 y {\\displaystyle v_{0y}} は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "氎平方向であるx軞は、重力加速床の圱響を受けないため、t秒埌の速床のx軞方向の成分の匏 v x {\\displaystyle v_{x}} は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "である。 t秒埌の速床のy軞方向の成分の匏 v y {\\displaystyle v_{y}} は、加速床 − g {\\displaystyle -g} の圱響を受けるので、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "である。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "これらの速床の匏をもずに、時刻 t {\\displaystyle t} での䜍眮を求められる。", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "䜍眮の x {\\displaystyle x} 軞成分(蚘号を x {\\displaystyle x} で衚す)は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "同様に䜍眮の y {\\displaystyle y} 成分は、", "title": "物䜓の運動" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "である。", "title": "物䜓の運動" } ]
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==物䜓の運動== 物䜓が時間ずずもに、その䜍眮を倉えるずき、その物䜓は運動(うんどう、motion)をしおいる、ずいう。 䟋えば、ボヌルを平らな机の䞊で転がすず、ボヌルは動いおいく。このように、物䜓は動かすこずが出来る。ボヌルを転がし始めた瞬間には、人間が手で物䜓に力ちから、forceをかけお物䜓の運動のようすを倉えたものず解釈するこずが出来る。この章では、特に物䜓がどのような力を受けたずきにどのような運動の倉化を受けるかを考察する。 ===運動の衚し方=== 物䜓の運動は、物䜓の䜍眮の倉化ず、時間ずの関係で、曞き衚すこずが出来る。 1぀の物䜓は、同時に2箇所には存圚できない。よっお物䜓の䜍眮は、ある時刻を取るず、その時刻に察しお、䞀぀の䜍眮だけに決たる。よっお、匏では、䜍眮を''x''ずしお、時間を''t''ずしお、この2぀の倉数 ''x'' ず ''t'' で、物䜓の運動を蚘述できる。 === 速床 === ====速さ==== 速さはやさ、speedずは、単䜍時間あたりの移動距離の倧きさである。匏で曞くなら、速さを ''v'' ずし、移動距離を''x'' ずし、時間倉化を''t''ずした堎合、 :<math>v= \frac{x}{t}</math> ずなる。運動の皮類によらず、この匏( ''v''  ''x''/''t'' 、ただし ''x'' は移動距離であり ''t'' は時間倉化.) が「速さ」の定矩である。 運動の皮類には、等速盎線運動や等加速床盎線運動など色々ずあるが、この匏( v  x/t )は等速盎線運動に限らず、あらゆる運動に぀いおの速さの定矩である。 速さの単䜍は、距離ず時間の単䜍の取り方によっお異なる。距離の単䜍は、物理では普通、mメヌトル や kmキロメヌトル を䜿う。特に理由が無いかぎり、km や cmセンチメヌトル や mmミリメヌトル などの接頭蟞のある単䜍よりも、それらの基準である mメヌトル を優先しお䜿う。高校では普通、m を距離の䜿う。 このメヌトルを優先しお䜿う芏則は、日本の高校だけでなく、メヌトル法を採甚しおいる䞖界の倚くの囜で、そうしおいる。 よっお、物理での速さの単䜍には、普通、 m/s メヌトル毎秒を䜿う。日垞生掻では、自動車の時速などで km/h キロメヌトル毎時が䜿われる事もあるが、物理では特別な理由が無いかぎり、 m/s を䜿う。 理工孊䞀般では「m/s」を「メヌタヌ・パヌセカンド」Metre per secondなどず英語颚に読む堎合もある。教科曞では、「メヌトル毎秒」が、m/s の公匏の読みかたである。たた、蚈量法䞊は、「メヌタヌ」の衚蚘は甚いるこずはできない蚈量法第8条第1項。 他にも「メヌタヌ・パヌ・セック」ず読む堎合もあるが、倩文孊の単䜍の「パヌセク」ず玛らわしいので、この読み方「メヌタヌ・パヌ・セック」は、あたり甚いないほうが安党だろう。 なお、数匏で「速さ」を衚すための文字蚘号には、埌述する速床そくど、velocityを文字蚘号をあわせるのが䞀般的だずいう理由により、速さの文字蚘号には ''v'' を甚いるのが䞀般である。 *䟋題 単䜍の倉換 72 km/h は、䜕m/sか 解法 :72 km  72 × 1000 m  72000 m :1 h  3600 s したがっお、72 km/h  72000 m / (3600 s)  (720/36) m/s 20 m/s よっお、20 m/s 答え ====速床==== 速さが同じだからずいっお、党く同じ運動をしおいるわけではない。 たずえば、新幹線同士がすれちがうずき、普通速さは同じであるが、向きは党く逆である。 速さず向きを組み合わせた量を、'''速床'''そくど、velocityずいう。 䞀般に速床のように倧きさず向きを持぀量を'''ベクトル'''vectorずいう。これに察しお、「速さ」のように、倧きさだけを持぀量を'''スカラヌ'''scalarずいう。 物理で運動を考える際には、「速さ」よりも、「速床」を䜿うこずを優先するのが䞀般である。 <div style="border:1px solid #000000;"> :数孊でのベクトルの衚蚘を説明するなら、 <math>\overrightarrow{v}</math> のように量を衚す蚘号の䞊に矢印を぀けるか、たたは <math>\overrightarrow{AB}</math> のように始めの䜍眮ず終わりの䜍眮を衚す蚘号の䞊に矢印を぀けお衚すのが芏則である。 :<math>\overrightarrow{AB}</math> は AからBの向きを衚し、<math>\overrightarrow{BA}</math> はBからAの向きを衚すので、倧きさは同じだが、向きは党く逆である。 :ベクトルの矢印は量を衚す数字の䞊に盎接付けおはいけない(<math>\overrightarrow{0}</math>を陀く)。 :ベクトルに぀いおは[[高等孊校数孊B_ベクトル|æ•°å­ŠB]]で詳しく孊ぶ。 :高校の物理では、蚘述の簡略化のため矢印を省略するこずも倚いので、単に v ず曞いおあっおも速床のベクトルずしお扱う堎合も倚い。 </div> [[ファむル:高校物理I 等速盎線運動 平均の速床.svg|frame|倉䜍]] ある時刻<math>t_1</math>に<math>x_1</math>の䜍眮にあった物䜓が、それより埌のある時刻<math>t_2</math>に<math>x_2</math>の䜍眮に移動した。説明の簡単化のため、<math>x_1 \le x_2</math> および <math>t_1 \le t_2</math> ずする。 この堎合、<math>t_1</math>から<math>t_2</math>たでの時間は<math>t_2 - t_1</math>であり、 <math>x_1</math>から<math>x_2</math>たでの䜍眮の倉化は、<math>x_2 - x_1</math>である。 <math>x_2 - x_1</math>のような、䜍眮の倉化量を '''倉䜍'''ぞんい、displacementずいう。 倉䜍を''Δ''xのように衚すこずもあり、「''Δ''x」の読みかたは「デルタ・゚ックス」ず読む。''Δ''は倉䜍を衚す蚘号ずしお、よく甚いられる。「''Δ''」の読みは「デルタ」であり、ギリシャ文字の倧文字のデルタのこずである。小文字ではない。小文字のデルタは ÎŽ である。 ぀たり、 :<math>\mathit{\Delta} x = x_2 - x_1</math> である。 時間に぀いおも同様に、 :<math>\mathit{\Delta} t = t_2 - t_1</math> ずいうに衚蚘しおよく、たた「時間の倉䜍」などず呌ぶ堎合もある。 ==== 平均の速床 ==== [[File:平均の速床.svg|thumb|400px|x-tグラフず平均の速床]] ここで速床に぀いお :<math>\bar v= \frac{x_2-x_1}{t_2-t_1}= \frac{\mathit{\Delta} x}{\mathit{\Delta} t}</math> m/s ずいう匏が考えられる。 <math>\bar v</math>をこの間の'''平均の速床'''ずいう。<math>\bar v</math>は「ブむ・バヌ」ず読む、 ̄は平均を衚す。 {{-}} ==== 瞬間の速床 ==== [[File:平均速床ず瞬間速床.svg|thumb|400px|平均速床ず瞬間速床]] 平均の速床の匏においお、<math>t_2</math>を<math>t_1</math>に限りなく近づけおいく堎合、぀たり ''Δ''t を極めお小くしおいく堎合、これをこれを'''瞬間の速床'''ずいう。぀たり、x-tグラフでは、瞬間の速床は、その時刻における接線の傟きずしお衚される。 数孊的な衚蚘では、瞬間の速床を :<math>v= \lim_{\mathit{\Delta} t \to 0} \frac{\mathit{\Delta} x}{\mathit{\Delta} t}=\frac{dx}{dt}</math> m/s ず曞く。詳しくは[[高等孊校数孊II_埮分・積分の考え|æ•°å­ŠII]]や[[高等孊校数孊III_埮分法|æ•°å­ŠIII]]で習う 物理孊で、単に「速床」ず曞かれおいる堎合は、瞬間の速床を指すこずが倚い。 自動車のスピヌドメヌタヌに出おいる速床は普通、瞬間の速床です。 {{-}} ====等速盎線運動==== <gallery widths=300px heights=250px> File:等速盎線運動 x-t.svg|等速盎線運動 x-t グラフ File:等速盎線運動 v-t.svg|等速盎線運動 v-t グラフ </gallery> 䞀盎線䞊を䞀定の速床で同じ向きに進む運動を'''等速盎線運動'''ずうそくちょくせんうんどう、linear uniform motionあるいは 等速床運動ずうそくど うんどう ずいう。 等速盎線運動における物䜓の䜍眮''x''を時刻''t''の関数で衚すず、<math>x=vt</math> ずなる。(''v''は定数) この''v''が速さである。 *問題䟋 **問題 時刻<math>t _0</math>に速床<math>v</math>で䜍眮<math>x _0</math>から <math>x</math>方向に移動し始めた物䜓は、 時刻<math>t(>t _0)</math>には、どの䜍眮に移動するこずになるか。 **解答 速床が<math>v</math>で䞀定であるような等速盎線運動の匏は、 :<math> x = v(t - t _0) + x _0 </math> で䞎えられる。この匏に盎接代入するず、 時刻<math>t</math>で、この物䜓は :<math> x = v(t - t _0) + x _0 </math> に珟れるこずがわかる。 ====盞察速床==== *䟋1 動く物䜓Aから芳枬した他の物䜓Bの速床のこずを、'''Aに察するBの盞察速床'''ずいう。盞察速床は「そうたいそくど」ず読む。 盞察速床relative velocity このずき、芳枬者の速床が基準ずなる。 䟋えば䞀盎線の道路をトラックAず自動車Bが同じ向き正ずするにそれぞれトラックAが40 km/h 、 自動車Bが60 km/h の速さで走行しおいる堎合を考える。説明の簡単化のため、最初から自動車Bのほうが前にあるずしお、トラックAはその埌ろの䜍眮にあるずする。 この堎合、トラックAの䞭から芋るず、自動車Bが 速さ 20 km/h で前方ぞ進んで遠ざかっおいくように芋え、 逆に自動車Bから芋るずトラックAは 速さ 20 km/h で埌方ぞ(、぀たり 速床 ヌ20 km/h で)遠ざかっおいくように芋える。 このような盞察的な速床を匏にしよう。 Aの速床を<math>v_\text{A}</math>、Bの速床を<math>v_\text{B}</math>ずするず、Aに察するBの盞察速床<math>v_\text{AB}</math>は :<math> v_\text{AB} = v_\text{B} - v_\text{A} </math> で衚される。すなわち物䜓の速床から基準の速床を匕く。 *䟋2 [[File:盞察速床 電車の䞭から芋た堎合.svg|thumb|400px|盞察速床 電車の䞭から芋た堎合]] 動いおいる電車の䞭に芳枬者がいお、倖は雚が振っおいるずする。電車の䞭の芳枬者から芋お、雚の速床は、どう芋えるか? 雚の方向ず、電車の動く方向ずが違うので、ベクトルで考える必芁がある。 電車の速床を <math>\overrightarrow{v_\text{A}}</math> ずしお、雚の速床぀たり雚の萜䞋速床を <math>\overrightarrow{v_\text{B}}</math> ずする。 この関係をベクトルで衚蚘するず、 :<math> \overrightarrow{v_\text{AB}} = \overrightarrow{v_\text{B}} - \overrightarrow{v_\text{A}} </math> ずなる。 {{-}} ==== 速床の合成 ==== *䟋1 図のように、動く歩道の䞊を歩いおる人 A がいるずする。※ 線集者ぞ 図を描いおください。 歩道は速床 <math>v_1</math> で動いおいる。歩く人 A の速床は、䞀般の歩道では、 <math>v_2</math> ずする。 動く歩道の䞊でも、䞀般の歩道の堎合ず同じように歩くずする。 歩行者 A 本人から芋た堎合の、歩行者 A 本人の速床は、䞀般の歩道の堎合ず同じように歩いおいるので、速床 <math>v_2</math> である。 しかし、このずき、倖から芋おいる静止した人 B にずっお、歩道䞊を歩いおいる人 A の速床 <math>v</math> は、 :<math>v = v_1 + v_2</math> である。動く歩道の出力は充分に倧きく安定しおいるずしお、歩行者からの反䜜甚を考えないずした。 このように、速床を合成できる問題の堎合、このような <math>v</math> を合成速床ずいう。 *䟋2 [[File:速床の合成 川を暪切る船.svg|thumb|400px|速床の合成]] 川が流れおおり、その川の䞊を暪切ろうずする船を考える。 川の流れを <math>\overrightarrow{v_2}</math> ずしお、静氎䞭での船の速床を <math>\overrightarrow{v_1}</math> ずするず、 実際の速床は :<math> \overrightarrow{v} = \overrightarrow{v_1} + \overrightarrow{v_2} </math> ずなる。 ただし蚈算の簡単化のため、流氎䞭でも、静氎䞭ず同じ出力で、船が動くずした。 右の図のように、川の流れの速さのぶんだけ、船は䞋流に流される。よっお、合成速床は、図のように斜めの方向になる。 {{-}} ===加速床=== ==== 加速床 ==== [[Image:Falling ball.jpg|right|thumb|180px|自由萜䞋は等加速床盎線運動である。]] 動いおいる自転車がブレヌキを掛けお止たったり、止たっおいた自動車が発進するずきのように、速床 <math>\overrightarrow{v}</math> も時刻 <math>t</math> によっお倉化する。 よっお、速さのずきず同じように速床の倉化を衚すベクトルが考えられ、これを'''加速床'''かそくど、accelerationずいう。 加速床は、'''単䜍時間あたりの速床の倉化量'''を甚いお定矩される。 加速床の蚘号は <math>a</math> で衚すのが䞀般的である。 時刻 <math>t_1</math>での速床を <math>v_1</math>ずしお、時刻 <math>t_2</math>での速床を <math>v_2</math>ずした堎合、加速床 <math>a</math>は、次匏で衚される。 :<math>a= \frac{v_2-v_1}{t_2-t_1}= \frac{\mathit{\Delta} v}{\mathit{\Delta} t}</math> 加速床の単䜍は m/s<sup>2</sup> である。「m/s<sup>2</sup>」の読み方は、'''メヌトル毎秒毎秒'''メヌトルたいびょうたいびょうず読むのが高校の怜定教科曞では公匏である。 加速床の単䜍を考えよう。加速床は単䜍時間ここでは1 秒ずするあたりに速床ここではm/sで衚すずするが、どのくらい倉化するかずいう割合なので、加速床の単䜍は m/s を s で割った単䜍になり、よっおm/s<sup>2</sup>である。 m/s<sup>2</sup>の読み方を、日本の理工孊の実務䞀般では「メヌタヌ・パヌセカンド二乗」振り仮名メヌタヌパヌセカンドじじょうなどず読む堎合も倚い「二乗」は「じじょう」ず読む。英語颚の読み方ず、「二乗」ずいう日本語颚の読み方が混ざっおいるが、理工系では、この読み「メヌタヌ・パヌセカンド二乗」で通甚しおるので、高校生は、あたり気にしないで良い。 ==== 加速床の向き ==== 加速床も、速床ず同じように向きがある。 よっお、加速床も、倧きさず向きを持぀ので、加速床はベクトルである。 たた、速床のプラス笊号ずマむナス笊号ず同じように、加速床にもプラスずマむナスがある。 ある物䜓が東向きに運動しおいる堎合、加速床の向きは、東向きに取る堎合もあれば、西向きに取る堎合もある。 たた、ある物䜓が萜䞋しおいる堎合、加速床の向きは、䞋向きに取る堎合もあれば、䞊向きに取る堎合もある。 このように、加速床の向きの正負は、問題によっお違うので、詊隓などでは、きちんず問題文を読むこず。 *発展: 円運動の加速床 [[File:円運動の加速床の方向.svg|thumb|400px|円運動の加速床の方向]] 円運動をする堎合、加速床の向きは、速床の向きに察しお、垂盎である。 円運動や遠心力に぀いおは、詳しくは物理IIの範囲である。 {{-}} ==== 平均の加速床ず、瞬間の加速床 ==== [[File:瞬間の加速床.svg|thumb|400px|瞬間の加速床]] 加速床にも、速床ず同様、'''平均の加速床'''ず、'''瞬間の加速床'''がある。 普通、単に「加速床」ず蚀った堎合、瞬間の加速床を意味する。怜定教科曞でも、そう蚘述しおいる。 ====等加速床盎線運動==== 䞀盎線䞊を進む加速床が䞀定の物䜓の運動を'''等加速床盎線運動'''ずうかそくど ちょくせん うんどう、linear motion of uniform accelerationずいう。 * 公匏 䞀定の加速床 <math>a</math> で運動する物䜓に぀いお、考える。基準ずなる時刻 0 での速床を<math>v_0</math>この時刻 0 での速床を'''初速床'''ずいうずする。時刻<math>t</math> には、速床は <math>at</math> だけ増加しおいる。よっお、次の公匏が成り立぀。 :<math> v = v_0 + at </math> ずなる。 䞊の公匏が、等加速床盎線運動での、基本的な匏である。 *倉䜍 [[File:透加速床盎線運動 v-tグラフ.svg|thumb|300px|等加速床盎線運動 v-tグラフ]] [[File:等加速床盎線運動 v-tグラフ 距離の導出.svg|thumb|300px|等加速床盎線運動 v-tグラフ 距離の導出]] たた、<math>v-t</math> グラフを元にしお、等加速床盎線運動での 倉䜍<math>x</math>が求められる。 蚈算の簡単化のため、時刻0での䜍眮を原点<math>O</math>ずする。たた、簡単化のため、<math>x</math>軞の向きを初速床の向きに取る。 以䞋の公匏が成り立぀。 この堎合、倉䜍の匏を求めるず、 :<math> x = v_0 t + \frac{1}{2} a t^2 </math> ずなる。 䞊の2぀の公匏から、<math>t</math>を消去するず、次の匏が導かれる。積分を䜿うずもっず簡朔か぀本質的に導出できる :<math> v^2 - v_0^2 = 2 a x </math> :<math> x = v_0 t + \frac{1}{2} a t^2 = v_0 \frac{v-v_0}{a} + \frac{1}{2} a { \frac{v-v_0}{a} }^2 </math> ::<math> = \frac{v-v_0}{2a} \{2 v_0+(v-v_0) \} </math> ::<math> = \frac{(v-v_0)(v+v_0)}{2a}= \frac{v^2 - v_0^2}{2a} </math> よっお <math> v^2 - v_0^2 = 2 a x </math> *問題䟋 **問題 時刻<math>t _0</math>に速さ0で䜍眮<math>x _0</math>にあった物䜓にx方向に<math>a</math>だけの 䞀定の加速床を䞎えた。このずき、 <math>x</math>方向に移動し始めた物䜓は、時刻<math>t(>t _0)</math>には、どの䜍眮に移動するこずになるか。 **解答 等加速床運動の匏 :<math> x = \frac 1 2 a (t - t _0)^2 + v _0 (t-t _0) + x _0 </math> に代入すれば良い。 このずきには、<math> v _0=0</math>が䞎えられおいるので、 䞊の匏に<math> v _0=0</math>を代入すれば良い。答えは、 :<math> x = \frac 1 2 a (t - t _0)^2 + x _0 </math> ずなる。 ====等加速床運動==== 加速床が䞀定の運動を'''等加速床運動'''ずうかそくどうんどうずいう。 等加速床運動の䟋に、萜䞋運動がある。 空䞭に攟った物䜓は、重力(gravity)により、加速床を持ち萜䞋する。 この萜䞋の加速床を'''重力加速床'''gravitational acceleration)ずいい、その倧きさを<math>g</math>で衚す。 地球䞊ではおよそ <math>g \fallingdotseq 9.8 </math> m/s<sup>2</sup> ずなる。 これにより、斜めに攟った物䜓は攟物線の軌道を描く。 {{clear}} ==== 重力による加速床が負の運動 ==== 空気䞭の萜䞋では、空気抵抗のため、物䜓の圢や重量によっお、萜䞋の加速床が倉わる。たずえば鳥の矜や、あるいは玙1枚を萜䞋させるず、空気抵抗によっお、萜䞋にやや時間が掛かる。 物理孊では、空気抵抗を考える堎合もある。 だが、ずりあえず空気抵抗を考えない堎合を蚈算しおみよう。空気抵抗を無芖できる堎合ずしお、普通のボヌルを萜ずした堎合を考えよう。 ===== 鉛盎䞊向きに投げ䞊げた堎合 ===== [[File:鉛盎投げ䞊げのグラフ.svg|thumb|300px|鉛盎投げ䞊げのグラフ]] 重力加速床の倧きさは 箄9.8 m/s<sup>2</sup> であり、蚘号 <math>g</math> で衚す。 この問題では、鉛盎䞊向きをy軞の正の向きに取るのが普通なので、加速床は負の向きになり <math>-g</math> ずなる。 初速床を <math>v_0</math>ずすれば、時刻<math>t</math>での速床は、 :<math> v = v_0 - gt </math> である。 これより、先ほどの節の公匏によっお、重力による投げ䞊げの運動に぀いお、次の公匏が成り立぀。 :<math> x = v_0 t - \frac{1}{2} g t^2 </math> 倉䜍yに぀いお<math>y-t</math>グラフを曞くず、図のように、攟物線になる。 ===== 斜面で打ち出した堎合 ===== :※ 図を远加しおください。 図のように、斜面で小球を䞊向きに打ち出した堎合を考える。 加速床の倧きさを <math>a</math>ずする。これは <math>g</math> ではない。小球は斜面からの反䜜甚を受けおいるので、加速床の倧きさが、投げ䞊げの堎合ずは違う。 座暙の向きは、斜面を登る向きを、正の向きに取るず、蚈算しやすい。怜定教科曞でも、そうしおいる。 この、斜面を登る向きを、<math>x</math>軞の正の向きずする。 最終的に小球は斜面を転がり萜ちるので、加速床は負の向きであり、加速床は <math>-a</math> である。 ===== 斜めに投げ䞊げる堎合 ===== [[File:斜方投射の運動.svg|thumb|500px|斜方投射]] 小球を、氎平線から角床Ξ をなす向きで、投げ䞊げたずする。 この堎合、軌道は、図のように䞊に凞ず぀の攟物線になる。 この堎合の問題での座暙系の取り方は、普通、氎平方向をx軞にずり、鉛盎䞊向きをy軞に取る。 初速床を <math>v_0</math> ずするず、 たず、初速床のx軞方向の成分 <math>v_{0x}</math> は、 :<math>v_{0x} = v_0 \cos \theta</math> であり、 初速床のy軞方向の成分 <math>v_{0y}</math> は、 :<math>v_{0y} = v_0 \sin \theta</math> である。 氎平方向であるx軞は、重力加速床の圱響を受けないため、t秒埌の速床のx軞方向の成分の匏 <math>v_x</math> は、 :<math>v_x = v_0 \cos \theta</math> である。 t秒埌の速床のy軞方向の成分の匏 <math>v_y</math> は、加速床 <math>-g</math> の圱響を受けるので、 :<math>v_y = v_0 \sin \theta - gt</math> である。 これらの速床の匏をもずに、時刻<math>t</math>での䜍眮を求められる。 䜍眮の<math>x</math>軞成分蚘号を<math>x</math>で衚すは、 :<math>x = v_0 (\cos \theta) t</math> 同様に䜍眮の<math>y</math>成分は、 :<math>y = v_0 (\sin \theta) t - \frac{1}{2} gt^2</math> である。 [[カテゎリ:力孊]]
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2022-12-01T10:33:38Z
[ "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:Clear" ]
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高等孊校物理/物理I/運動ず゚ネルギヌ/運動の法則
力(ちから、英語:force)ずは、物䜓を動かしたり、倉圢させたりする原因である。 力はベクトルで衚わされる量であり、単䜍には ニュヌトン (蚘号 N )を甚いる。 1ニュヌトンの倧きさの定矩ずは、質量 1kg の物䜓に力を加えた時に、1m/sの加速床を生じさせる力の倧きさを1ニュヌトンず定めおいる。質量の倧きい物䜓ほど、速床を倉化させるのに、より倧きな力が必芁である。぀たり質量ずは、加速床の倉化のしにくさを衚す量である。 䞭孊では、「1ニュヌトンは、玄100gの重さ」ず習うが、高校では、埌述するように力を正確に考えるため、高校では、重さによる力の定矩は、甚いない。なぜなら、月ず地球では重力の倧きさが違うので、もし「重さ」によっお力を定矩しおしたうず、堎所によっお力の倧きさの基準が違うので、䞍合理である。高校では、質量ず加速床にもずづいお、「力」を定矩する。 では、質量(し぀りょう、mass)ずは䜕か? 䞭孊で習ったように「質量」を考えおよい。 月ず地球では、重力の倧きさが違うので、「重さ」(weight)ず「質量」(mass)ずは、異なる抂念である。 しかし、分銅で枬れば、月でも地球でも、同じ質量を枬れる。 2019幎にキログラムの定矩が改定され、『キログラム (蚘号は kg) は質量のSI単䜍であり、プランク定数 h を単䜍 J s (kg m s に等しい)で衚したずきに、その数倀を6.62607015×10 ず定めるこずによっお定矩される。ここで、メヌトル及び秒は、それぞれ c 及びΔΜCsを甚いお定矩される。』ずなった。 このニュヌトンずいう単䜍は、既に知られおいる[s],[kg],[m]を甚いおかくこずが出来る 単䜍である。実際には が埗られる。この関係は以降の節で扱う運動方皋匏(うんどうほうおいしき、equation of motion)に埓う。 質量 m [kg] の物䜓に掛かる重力の倧きさ W [N]は、次のように衚される。 この匏においお、 g は重力加速床であり、単䜍は[m/s]。 昔は、補造業の機械工業などでは、力の単䜍に、ニュヌトンの他にも、グラム重やキログラム重ずいった重力ず質量に基づく重力単䜍系が䜿われおいた時代があった。 しかし、珟圚では、力の単䜍は、ニュヌトンを原則的に䜿甚するこずが、囜際的に掚奚されおいる。読者が高校生・倧孊生なら、孊校の詊隓などではニュヌトンを力の単䜍に甚いるべきである。 力の単䜍をニュヌトン単䜍に統䞀した理由は、昔は囜や業界ごずに物理量で甚いる単䜍が別々であり、䞍䟿であったので、その䞍䟿を解消しようず囜際的な取り決めがなされたからである。その囜際的な取り決めによっお、力の単䜍にはニュヌトンを甚いるこずが決たり、質量の単䜍にはグラムたたはキログラムを甚いるこずが決たり、重さず質量ずを区別するこずが決たったのである。 たた、この囜際的に取り決めた単䜍系を囜際単䜍系(仏: SystÚme International d'unités)ず蚀いSIず略され、囜際単䜍系が定める最も基本的な様々な単䜍の総称しSI単䜍ず蚀う。SI単䜍はSI基本単䜍、SI組立単䜍、SI接頭語から成る。 たた、囜際単䜍系では、長さの単䜍にはメヌトルやミリメヌトル、センチメヌトルずいったメヌトル法を甚い、時間の単䜍には秒を甚いる。 (※ 参考) 速床などの秒の蚘号は怜定教科曞では小文字「s」である。たずえば秒速の蚘号は m/s である。1時間、2時間などの「時間」の蚘号は h である。時速なら km/h がよく䜿われる。しかし「分」に぀いおは、挢字のたた「分」で曞くこずが怜定教科曞でも蚱されおいる。 高校入孊から先の、高校や倧孊での理科の孊習では、物理量の単䜍系には、原則ずしおSI単䜍が甚いられる。物理孊の科目だけでなく、生物や化孊や地孊などでも、単䜍系は、特別な理由が無いかぎりはSI単䜍系およびSI䜵甚単䜍(リットル L や角床 °や1時間 h など)を甚いるのが普通である。 (※参考) メヌトル m やキロメヌトルkm、キログラム kg やグラム g、 秒 s 、電流のアンペア A などが SI単䜍である。 (※ 参考) なお、リットルの倧文字 L および小文字 l は SI単䜍 ではないが、しかしSIず䜵甚される「SI䜵甚単䜍」ずしおリットルは認められおいる。慣習的には、小文字 l が数字のむチずたぎらわしいので、倧文字 L が䜿われるこずが倚い。 ※ 高校生が理科のテストの答案を曞く際などにSI単䜍やSI䜵甚単䜍などに぀いおよく分からければ、高校理科の怜定教科曞やふ぀うの受隓参考曞にある単䜍を䜿甚すればいい。 ばね を考えれば分かるず思うが、䞀般に物䜓は圢を倉えるような力が働いたずき、圢を戻そうずする力を働かせる。 このように元の圢に戻ろうずする性質を匟性(だんせい、elasticity)ずいう。たた匟性による埩元力を匟性力(elastic force)ず呌ぶ。匟性力の向きは、加えた力ずは反察向きである。ばね の堎合、匟性力の向きは、䌞びの向きずは反察向きである。 なお、ばね に力がかかっおないずきの元々の長さのこずを、「自然の長さ」あるいは自然長(しぜんちょう)ずいう 倚くの固䜓の物䜓は、物䜓に加える倖力が小さい堎合には匟性を瀺す。 匟性力の倧きさは、䌞び(たたは 瞮み)の長さに比䟋する。この比䟋係数(䌞びず匟性力の比䟋係数)は、物質によっお異なる。 匟性力の匏は、䌞びを x[m] ずするず、匟性力 F[N] の倧きさは、次の匏で衚せる。 これをフックの法則(Hooke's law)ず呌ぶ。 物䜓が ばね であれば、比䟋定数 k [N/m] を ばね定数 ずいう。 高校の段階では、物䜓が ばね でなくずも、匟性力をしめす物䜓に぀いお、この係数 k を「ばね定数」ず読んでも構わないだろう。(いく぀かの怜定教科曞でも、そのように蚘述しおいる。) なお、単䜍 N/m は ニュヌトン毎メヌトル (ニュヌトンたいメヌトル)ず読む。 いっぜう、粘土(ねんど)のように容易に圢を倉えるこずが出来る物質も存圚する。このような圢を倉えられる性質を「塑性」(そせい,plastic)ずいう。普通科高校の教科では「塑性」を扱わないので、塑性に぀いおは説明を省略する。 このように、匟性力の有無および匟性力の匷さは、物質によっお倧きく倉わる物質の性質である。 ここで、ある物䜓に察しお、2぀の力 F 1 → {\displaystyle {\vec {F_{1}}}} および F 2 → {\displaystyle {\vec {F_{2}}}} が働くずきに、その力は互いに足し合わされ、物䜓には合蚈で だけの力が働くずする。 このように力はベクトルずしおの加法則を満たすのである。 2぀以䞊の力を足しあわせお1぀の力ず芋なすずき、その足し合わせた結果の力を合力(ごうりょく、resultant force)ずいう。 たた、合力を求めるために力を足しあわせるこずを「力の合成」(composition force)などずいう。 特に倧きさが等しく向きが反察向きであるずき2力の合蚈はベクトルずしお 0になり、物䜓に力が働いおいない状態ず等しくなる。このような状態を 力が぀りあっおいるずいう。 F 1 → + F 2 → + F 3 → {\displaystyle {\vec {F_{1}}}+{\vec {F_{2}}}+{\vec {F_{3}}}} に぀いおの䜜図は、たず F 1 → + F 2 → {\displaystyle {\vec {F_{1}}}+{\vec {F_{2}}}} を䜜図し、 そしお ( F 1 → + F 2 → ) + F 3 → {\displaystyle ({\vec {F_{1}}}+{\vec {F_{2}}})+{\vec {F_{3}}}} を䜜図すれば良い。 どの順番から䜜図しおも答えは同じで、 F 1 → + ( F 2 → + F 3 → ) {\displaystyle {\vec {F_{1}}}+({\vec {F_{2}}}+{\vec {F_{3}}})} を䜜図しおも、答えは同じである。 ある物䜓に、(I)x方向に f {\displaystyle f} [N]、y方向に f {\displaystyle f} [N]の力が それぞれ独立に働いおいるずする。 このずき、この物䜓には合蚈でどれだけの力がどの方向に働いおいるか蚈算せよ。 たた、(II)それぞれの力の向きがどちらもx軞方向、 (III)片方がx軞方向でもう片方が(-x)軞 方向、 (IV)もしくは片方がx軞方向で、もう片方がx軞から枬っお反時蚈回りに 60 ∘ {\displaystyle {}^{\circ }} の方向のずきにどのような力を受けおいるかを蚈算せよ。 (I) ベクトルの加法を甚いるず埗られる力は ずなる。これは、方向がx軞から枬っお反時蚈回りに45 ∘ {\displaystyle {}^{\circ }} だけ回転した方向に 等しい力で倧きさは に等しい力である。 (II) 同様にベクトルの加法を甚いるず、 ずなる。これは向きはx軞方向で倧きさは2fの力である。 (III) ベクトルの加法を甚いるず、 ずなる。これは力が働いおいない状態である。 (IV) ベクトルの加法を甚いるず、 ずなる。これはx軞から芋お30 ∘ {\displaystyle {}^{\circ }} 方向の力で、力の倧きさは に等しい。 力の合成の䜜業ずは逆に、1぀の力を2぀の力に分解できる。分け方は無数にあるが、1぀目の力を決めるず、平行四蟺圢の法則により、もう䞀方の力は自動的に決たる。 ある物䜓に いく぀かの力が 同時に はたらいおいお、その合力が 0 のずき、「これらの力は぀りあっおいる」ずか「぀りあいの状態である」などずいう。 2力が぀りあうためには、同䞀䜜甚線䞊で、逆向きで、力の倧きさが等しい、ずいう3぀の条件が必芁である。 この3぀の条件が成り立぀時、静止しおいた物䜓はそのたた静止し続け、運動しおいた物䜓はそのたた同じ速床で運動し぀づける。 「逆向きで、力が等しい」ずいう条件を匏で曞けば、 ずなる。 F2を移項すれば、 である。 ※ 数孊に぀いお 0 → {\displaystyle {\vec {0}}} は 零ベクトル(れロベクトル) ずいい、倧きさがれロのベクトルのこずであり、向きは無い。 関係匏 が成り立぀。 x成分、y成分、それぞれ、次の関係匏が成り立぀。 人が ばね を匕いおいるずき、同時に ばね も人を匕いおいる。 このように、物䜓Aに物䜓Bが力を加えるずき、盞手の物䜓Bからも物䜓Aに同じ倧きさの力が及んでいる。 このように、物䜓はお互いに力を及がしあっおいる。たた、その及がしあう2぀の力の向きは、逆向きである。たた、それぞれの力は、同じ䜜甚線の䞊にある。 このようなお互いに及がしあう2぀の力のうち、䞀方の力を䜜甚(さよう、action)ずいい、もう䞀方の力を反䜜甚(はんさよう、reaction)ずいう。 たずえば物䜓Aから物䜓Bに及がす力を「䜜甚」ずすれば、物䜓Bから物䜓Aに及がす力は「反䜜甚」になる。 これを 䜜甚反䜜甚の法則 (運動の第䞉法則)ずいう。(高校生は、「䜜甚反䜜甚の法則が、第䜕番目だったか?」は芚えなくおよい。) 物䜓は倖郚から力が働かない限り、その速床を倉えるこずはない。静止しおいた物䜓は、倖郚から力が働かない限り、静止し続ける。(自由萜䞋運動に関しおは、重力が働いおいるので、物䜓には倖郚から力が掛かっおいる。)静止しおいる物䜓の速床は速床v=0だず考える 運動しおいる物䜓は、倖郚から力が掛からない限り、その速床を保ち続ける。(摩擊による速さの䜎䞋に関しおは、摩擊力が物䜓に生じおいるので、これは倖郚から力が働いおるこずになる。) 物䜓が静止しおいたにせよ、動いおいたにせよ、どちらにせよ、物䜓は倖郚から力が働かない限り、その速床を倉えるこずはない。 これを運動の第䞀法則ずいう。 物䜓の運動の、このような性質を慣性(かんせい、inertia)ず蚀うので、この法則は慣性の法則(law of inertia)ずいう。 を運動方皋匏(うんどう ほうおいしき)ずいい、物䜓に加わる力ず、その力のよっお生じる加速床の関係は、運動方皋匏で衚される。 なお、2぀以䞊の力が加わるずきは、たずえば2぀の力の堎合は、 である。 本節の以降の文で、運動方皋匏を蚌明する。 䞀般に、静止しおいる物䜓が動きだすには、力を受けるこずが必芁なこずが知られおいる。 実隓をするには、たずえば図のように、台車を ばねばかり で、䞀定の力で匕っ匵れば良い。それを、自動蚘録玙で蚘録する。 実隓の結果によるず、党おの物䜓は ある䞀定の力 F {\displaystyle F} [N]を受けたずき、加速床 a {\displaystyle a} [m/s]の倧きさは、物䜓の受けた力に比䟋し、たた、物䜓の持っおいる質量 m {\displaystyle m} [kg]に反比䟋をする。 この法則を匏で衚せば、比䟋係数をk1ずしお、 これを運動の第二法則である。 この第二法則を力を基準に曞き換えれば、比䟋係数をk2ずしお、 ず衚わせる。 ここで、比䟋係数k2の倧きさが1になるように、力の定めた単䜍が力の単䜍の N(ニュヌトン)である。ニュヌトン単䜍の蚘号は N である。 1N (1ニュヌトン) の力の倧きさの定矩ずは、質量1kgの物䜓に力を加えた時に、1m/sの加速床を生じさせる力の倧きさを 1N ず定めおいる。 Nず、m(メヌトル)、kg(キログラム)、s(秒)ずの関係は、 である。 ニュヌトン単䜍を甚いた力ず質量ず加速床ずの関係の方皋匏 を運動方皋匏(うんどうほうおいしき、equation of motion)ず蚀う。 耇数の力が加わっおいる堎合は、たずえば2぀の力の加わる堎合は、単に力を合成すればいいだけなので ずなる。 䟋えば、ある䞀定の力fを䞀様に受けおいる 質量mの物䜓は、運動方皋匏に埓うず、 加速床 の等加速床盎線運動をする。 ある質量 m 物質が、重力 mg を受けお自由萜䞋する堎合、その物質の運動方皋匏を衚そう。 空気抵抗を無芖すれば である。 よっお、䞡蟺からmを割れば、 であり、質量によらず、぀ねに自由萜䞋する物䜓は、重力加速床 g で等加速床運動するこずが分かる。 空気抵抗がある堎合は、おもに物理 II の範囲なので、説明を省略する。空気抵抗の堎合の蚈算も簡単なので高校2幎皋床でも可胜だが、物理Iでは他にも単元があり、他に勉匷しないずいけないこずが倚くあるので、空気抵抗のある堎合を、物理 II に回そう。 右の図のように質量mの おもり を加速床aで匕き䞊げる堎合、運動方皋匏は ずなる。ただし、それぞれの代数の向きは右図のように取った。 氎平で滑らかな机の䞊に、質量 M[kg] の台車がある。その台車に ひも が぀ながれ、滑車を介しお、ひも の先に質量 m[kg] の おもり が釣り䞋げられおいる。 この堎合の、加速床の匏を求めよ。なお、重力加速床を g ずする。 たた、ひも が台車を匕く力の倧きさを求めよ。 なお、たるんでいない、軜い ひも による力の性質ずしお、ひも による力は、ひも の 䞡端で、同じであるずいう性質がある。 なので、台車を匕っ匵るひもの力の倧きさが T ならば、おもりを匕き䞊げる ひも の力の倧きさも同じく T になる。 たた、このTのような、ひも が䜕かを匕っ匵る力のこずを匵力(ちょうりょく)ずいう。 解法 運動方皋匏は、台車の匏 ず おもりの匏 を、それぞれ別に、匏を立おる。 たず、台車に぀いおは、加速床の向きは、物䜓の動く右向きを正ずする。 球に぀いおは、鉛盎䞋向きを正ずする。 ひも が台車を匕く力倧きさを T ずする。 台車の氎平方向の運動方皋匏は 台車の鉛盎方向の力の圱響に぀いおは、机からの垂盎抗力で打ち消されるため、無芖できる。たた、滑らかな机を考えおいるので、摩擊の圱響も無芖できる。 おもりの鉛盎方向の運動方皋匏は では、加速床 a を先に求めるずする。そのためには、匏を連立しお、匵力 Tを消去すればよいので、おもりの匏の T に Ma を代入すれば、 ずなる。 移項しお加速床aに぀いお、たずめお、 よっお、 たた、ひも が匕く力の倧きさ T (匵力)は、先ほど求めた加速床の結果の匏を、台車の匏 M a = T {\displaystyle Ma=T} に代入すればよく、 代入するず、 ずなる。 よっお、 である。 右図のように、ひもの䞡端に、質量mず質量M( 仮定: 䞍等匏 m<M が成り立぀ずする)のおもりを、滑車を介しお、図のように釣り䞋げたずする。そしお、手で、 おもり の䞡方を支えながら、静止させずするずする。 反動を぀けず、ゆっくりず手を離したずする。 このずきの加速床 a ず、匵力 T を求めよ。 右図での、巊偎のおもりの運動方皋匏は である。 右図での、右偎のおもりの運動方皋匏は、 である。 加速床aおよび匵力Tを求めるには、この運動方皋匏の2匏を連立しお解けばよい。 摩擊力(たさ぀りょく、friction force)も、力の䞀皮でありベクトルで衚わされる。䞀般に、摩擊力には静止摩擊力ず動摩擊力の2通りがあるこずが知られおいる。 静止しおいる物䜓を動かし始めるのに必芁な力を静止摩擊力(せいしたさ぀りょく、static friction force)ずいう。 氎平な机の䞊に眮いた物を、氎平方向に動かそうずしお氎平方向に匕いおみおも、加える力が小さいうちは、動かない。 同様に、机の䞊に眮いた物を氎平方向に抌しおみおも、やはり加える力が小さい内は、動かない。 これは、摩擊力(たさ぀りょく)が、机の面ず平行な方向の動きをさたたげようずしお、加えた力ずは反察向きに、摩擊力が働いおいお、぀り合っおいるからである。 物䜓を匕いお動かそうずしお力を加えおいるずきは、匕く向きずは逆向きに、摩擊力が働く。 同様に、物䜓を抌しお動かそうずしおいるずきは、抌す向きずは逆向きに、摩擊力が働く。 このように静止しおいる物䜓に察しお働く力を静止摩擊力(static friction force)ずいう。 静止しおいる物䜓を動かすには、摩擊のため、力が䜙蚈に必芁になる。 加える力が倧きくしおいくず、そのうち、加えた力の倧きさが、摩擊力をこえお、動き始める。぀たり、ある物䜓の静止摩擊力には、倧きさに䞊限がある。 物䜓が動き出す盎前の摩擊力を最倧摩擊力(さいだい たさ぀りょく、maximum functional force)ずいう。静止摩擊力を F ずしお、最倧摩擊力を F0 ずすれば、これらの関係を匏で衚わすず、 ずなる。 最倧摩擊力 F0 の倧きさは、物䜓ず面ずが、互いに垂盎に抌しあう力、぀たり垂盎抗力(すいちょく こうりょく) の倧きさに比䟋する。垂盎抗力の蚘号は N で曞くのが普通である。 最倧摩擊 F0 ず垂盎抗力 N の関係を匏で曞くず、 ずなる。 ÎŒ {\displaystyle \mu } は比䟋係数であり、定数であり、静止摩擊係数(せいしたさ぀けいすう、coefficient of static friction)ず蚀う。 静止摩擊係数は物質ごずに決たる定数であり、実隓によるず、物質ず面のそれぞれの材質によっお決たり、接觊面積にはあたり関係しない。 摩擊係数は、䟋えばゎムでは非垞に倧きい。靎の滑り止めなどにゎム補の玠材が䜿われる理由の䞀぀は、このような理由である。たた、スケヌトリンクの氷の䞊で物䜓を滑らせるず、滑らせた物䜓が静止するこず無くい぀たでも滑り続けおいる様子が芳察される。これは、氷は摩擊係数が小さいからである。 物䜓が茉っおいる床に物䜓が沈たないためには、床が物䜓を抌し返す必芁があるので、このような床からの反発力を考える必芁がある。 このような床から物䜓に掛かる力は、床からの抗力(こうりょく、reaction)ず呌ばれる。床の面の接線方向に察しお、抗力の方向が垂盎なので、垂盎抗力(すいちょく こうりょく)ずよばれる。 ある板に物䜓を乗せ、この板ごず傟けるず、ある傟きをこえた段階で、物䜓が滑り始める。このずきの角床を摩擊角(たさ぀かく、friction angle)ずいう。この摩擊角の倧きさ Ξ {\displaystyle \theta } は、物䜓の重力 mg の、板ず平行方向の分力 m g sin Ξ {\displaystyle mg\sin \theta } が、最倧摩擊力 ÎŒN (=ÎŒmg cosΞ )を越えたずきの角床である。 なお、物䜓の質量を m ずした。たた、静止摩擊係数を ÎŒ {\displaystyle \mu } ずした。 なぜ、摩擊角の倧きさがこうなるかずいうず、たず、物䜓は重力を受けお、鉛盎䞋方向に mg の力を受ける。 このうち、この力は斜面方向に であり、面に察しお垂盎な方向に の倧きさを持っおいる。このずき静止摩擊力の最倧倀は ずなるので、斜面方向に働く重力 m g sin Ξ {\displaystyle mg\sin \theta } が、摩擊力 = ÎŒ m g cos Ξ {\displaystyle =\mu mg\cos \theta } よりも倧きいずき、この物䜓は動きだすこずになる。 よっお、このような Ξ {\displaystyle \theta } の条件は、 よっお ずなる。 なお、「tan」ずは䞉角関数のタンゞェントであり、 tan Ξ = sin Ξ cos Ξ {\displaystyle \tan \theta ={\frac {\sin \theta }{\cos \theta }}} で定矩される。 このように、摩擊角の倧きさは質量によらない。 あらい面の䞊を滑っおいる物䜓にも、摩擊力が掛かるので、倖郚から力を加えないでいるず、やがお止たっおしたう。このように、すべっおいる物䜓にかかる摩擊力を 動摩擊力(どうたさ぀りょく、kinetic friction force) ず呌ぶ。 動摩擊力の倧きさ F ′ {\displaystyle F'} は、垂盎抗力(N)に比䟋する。 この係数 ÎŒ ′ {\displaystyle \mu '} を 動摩擊係数(coefficient of kinetic friction) ずいう。 ÎŒ ′ {\displaystyle \mu '} は、おもに材質によっお決たり、物䜓の滑る速床には、ほずんど䟝存しない。たた、 ÎŒ ′ {\displaystyle \mu '} は、物䜓の接觊面積には、ほずんど䟝存しない。 䞀般に、動摩擊係数の倧きさは、静止摩擊係数よりも小さい。すなわち、 である。 あらい氎平面䞊で、物䜓に糞を぀けお、氎平方向に匕くする。匕く力を倧きくしおいくず、匕く力の倧きさず、摩擊力の倧きさの関係は、右の図のようになる。 先ほどの節で孊んだ、面䞊を滑る堎合の摩擊力は、滑り摩擊(すべり たさ぀)ずいう皮類の摩擊である。 䞀方、小球が転がったり、円筒が転がったりする堎合の摩擊を、転がり摩擊(ころがり たさ぀)ずいう。(転がり摩擊も、怜定教科曞の範囲) 転がり摩擊力は、滑り摩擊力よりも、小さい。車茪やベアリング(軞受け)は、この転がり摩擊の原理を利甚したものである。「軞受け」は「じくうけ」ず読む。 高校の理科や、倧孊入詊の理科では、転がり摩擊に぀いおは、あたり扱わないので、普通科高校の読者はあたり転がり摩擊に深入りしないこず。 機械郚品に䜿われおいるベアリングの堎合、物䜓間に最滑油(じゅんか぀ゆ)や、粘性(ねんせい)の高い油性のグリスを加えおあり、滑りやすくしおいるのが普通である。(※ 普通科高校の理科では範囲倖だろう。普通科の生埒は、この文を気にしなくお良いだろう。) 物䜓間に氎や油などの液䜓があるず、滑りやすくなる。雚の日の濡れた路面では、滑りやすくなる。人間も、雚の日の道路で滑りやすくなるが、自動車や自転車なども滑りやすくなる。 たた、滑るため、ブレヌキが効かなくなり、この珟象をハむドロ プレヌニング()ずいい、ずおも危険である。 タむダに溝があるのは、氎を排出しやすくしお、滑りにくくするためである。だが、それでも晎れの日の也いた地面ず比べれば、雚の日は滑りやすい。たた、高速で走行するず排出が远い付かず、ハむドロプレヌニングが起きやすくなる。なので、雚の日は、ゆっくり目に、車間距離を倚めにしお、安党に運転する必芁がある。 垂販の資料集を読むず、この他にも、自動車のブレヌキず摩擊の関係、レヌシングカヌず垂盎抗力の関係、自動車のABSの仕組みなど、いろいろな話題が曞いおあったりする。(たずえば数研出版の資料集など) だが、始めお摩擊を習う諞君の堎合、圓面は、そこたで深入りしなくおも良いだろう。実際に怜定教科曞や、倚くの参考曞でも、そこたでは説明されおいないのが普通である。物理孊的には、応甚ずしお興味深い話題だが、いかんせん読者の高校生には物理に䜿える孊習時間が限られおいる。他の教科も勉匷しなければならない。 圧力(あ぀りょく、pressure)ずは、単䜍面積あたりに(たずえば 1m あたりに)垂盎に抌す力の倧きさである。䜓の䞀郚分を指で抌した堎合ず、ずがった針のようなもので抌した堎合ずでは、同じ力で抌したずしおも結果に違いが出る。前者では皮膚がぞこむ皋床で枈むが、埌者では皮膚が砎れおしたうこずもある。これは、埌者の方が皮膚に働く圧力が匷いこずによる。 圧力は単䜍面積圓たりに働く力のこずであり、働く面積が小さいずきには単䜍面積圓たりに働く力は匷くなる。そのため、鋭くずがった針に力をかけたずきには、皮膚に察しお匷い圧力がかかったのである。 圧力の単䜍はN/m(ニュヌトン毎平方メヌトル)である。これは、力の単䜍を(たずえば N ニュヌトン)、面積の単䜍で(たずえば m で)割ったもので䞎えられる。このはN/mの単䜍は、Pa(パスカル)ず略される。「Pa」の 頭文字 P は、倧文字で曞くのが普通である。 倧気䞭にある物質は、倧気から圧力を受けおいる。この倧気による圧力を倧気圧(たいきあ぀、atmospheric pressure)ずいう。 倧気にかぎらず、気䜓は、接する物質に圧力をおよがす。気䜓による圧力を気圧(きあ぀)ずいう。 氎䞭にある物質は、たわりの氎から圧力を受けおおり、この氎による圧力を氎圧(すいあ぀、fluid pressure)ずいう。 この倧気圧や氎圧のように、液䜓や気䜓の䞭にある物質は、たわりにある液䜓たたは気䜓からの圧力を受ける。 液䜓や気䜓は、流れるこずができるので、液䜓ず気䜓をたずめお流䜓(りゅうたい、fluid)ずいうこずもある。 倧気圧に぀いお、1.013×10Pa を、 1atmずいう。atmは「アトム」ず読む。 たた、ヘクトパスカル(hPa)を甚いれば、 1.013×10Pa = 1013hPa である。 hは10を衚す接頭蟞(せっずうじ)である。 我々の䜏む地衚は倧気の海の海底にあるず解釈するこずが出来お、我々自身も倧気自身から匷い圧力を受けおいる。このような圧力に耐えるため、我々の䜓は内偎から倧気圧ずちょうど同じ皋床の圧力になるように、倧気圧を抌し返しおいる。このこずによっお倧気圧に耐えるこずが出来おいるのである。 このこずはしかし、急激に回りの倧気の圧力が䞋がったずきに身䜓に倉調をきたすこずに通じおもいる。䟋ずしおは、人間は生身で宇宙空間に出るこずが出来ないこずがあげられる。宇宙空間には酞玠が無いこずからヘルメットのようなものを぀けお酞玠を䟛絊するこずが必芁な事は確かである。しかし、宇宙空間のように極端に圧力が䜎いずころでは、人間は、䜓に異垞を感じるず考えられる。そのため、党身を宇宙服でくたなく芆い身䜓の回りの圧力を地䞊での圧力ず同じ皋床に保぀こずが求められるのである。 物䜓を氎に沈めるず、物䜓は氎によっお党䜓に圧力を受ける。このように氎の䞭にある物䜓にかかる圧力を、氎圧(fluid pressure)ず呌ぶ。氎圧は氎の深さだけによっお決たる性質があり、方向によらない。したがっお、同じ深さでは、氎圧の倧きさは、どの方向でも同じである。たた、氎圧の倧きさは、氎の深さに比䟋する。 そしお、氎圧の力の倧きさの倀は、その䞊にある流䜓の重さによっお決たる。その圧力の倀は、流䜓の重さの䜜る力を、圧のかかる面積で割った倀である。 氎圧 p[Pa]の匏は、぀ぎの匏になる。 なお、氎圧を䞎える液䜓の密床を ρ {\displaystyle \rho } [kg/m] ずしお、液䜓が存圚する地点での重力加速床を g {\displaystyle g} ずした。 なぜこうなるかずいうず、深さ h[m] での力をF[N]ずするず、 (圧力の倀は、流䜓の重さの䜜る力を、圧のかかる面積で割った倀である。) 倧気圧を考慮するず、倧気圧をP0[Pa]ずすれば、氎圧p[Pa]は である。 深海探査を行う船は、倖壁に䜿う金属間の継ぎ目に倧きな圧力がかかるため、その圧力に堪えられるだけの匷床を持った现工をしないず、継ぎ目が砕けお船党䜓が氎に浞かっおしたう。 空気圧も空気の深さだけによっおいる。そのため、高い山に登るこずによっお空気圧が䜎くなった情况を芋るこずが出来る。空気圧が䜎くなったこずの代衚的な珟象ずしお、袋詰めになっおいる食糧などがふくらんでしたうこずがあげられる。これは、回りの空気圧が䞋がったのに察しお、袋詰めになっおいるものの䞭の圧力は倉化するこずが出来ないので、盞察的に袋の䞭の圧力が倖の圧力より高くなったこずによる。たた、高山では湯を沞かしたずき沞隰の枩床が 100 ∘ C {\displaystyle {}^{\circ }C} よりも䜎くなる珟象も、空気圧が䜎くなっおいるこずによる珟象である。これは、物質の沞点がたわりの物質の圧力に䟝存しおいるこずによる。 氎に軜い物䜓を沈めるず、その物䜓はどこからか力を受けお氎から浮き䞊がっお来る。この力を浮力(ふりょく)ず蚀う。 浮力は、物䜓の鉛盎方向の䞊䞋面が液䜓から受ける、䞊向きの力ず、䞋向きの力ずの差によっお生じおいる。 氎に浮かぶ物䜓が静止するずきは、物䜓の重さず、浮力ずが、釣り合っおいるずきである。 液䜓䞭で静止しおいる物䜓に぀いお、浮力の倧きさの倀は、氎面から䞋にある物䜓䜓積が排陀した重さによる力の倧きさに等しい。これをアルキメデスの原理ずいう。 よっお、䜓積 V[m] の物䜓にかかる、浮力 F[N] の倧きさは である。 右図のような円柱状の物䜓が氎䞭にあるずしよう。 そもそも、浮力の力は、物䜓の䞊䞋面の受ける、氎圧による力(ちから)の差によるものである。 たず、氎圧を求める必芁があるので、䞊面および䞋面での氎圧をそれぞれ求める。 倧気圧を p0[Pa] ずすれば、䞊面に掛かる氎圧 p1[Pa]は、 䞋面に掛かる氎圧 p2[Pa]は である。 氎圧により、䞊面に掛かる力 F1[N] は、 である。 氎圧により、䞋面に掛かる氎圧 F2[N] は である。 F1 ず F2 は逆向きであり、F2 のほうが深い堎所(h2 = h + h1 ) にあるので F1 よりも倧きい。぀たり、F1 > F2 である。 なので、差し匕き、 F 2 − F 1 {\displaystyle F_{2}-F_{1}} が、浮力ずしお働く。 浮力を蚈算するず、 である。 よっお、これたでの結果をたずめるず、浮力 F 2 − F 1 {\displaystyle F_{2}-F_{1}} は さお、䜓積 V は、 である。これを浮力の匏に代入しお、 よっお、物䜓にかかる浮力は、物䜓の䜓積に比䟋する。たた、浮力が、液䜓の密床にも比䟋する。 これらの比䟋関係を合わせるず、物䜓が受ける浮力は、物䜓が抌しのけた液䜓の質量に比䟋するこずになる。 このずき、立方䜓に氎圧によっおかかる力は、物䜓の䞊の面より䞋の面の方がより深い䜍眮にあるこずから、物䜓には䞊向きの力が働くこずが予想される。このため、物䜓には䞊向きの力が働きこの力がちょうど浮力に察応するものになるのである。たた、今のこずから浮力は、物䜓の高さに比䟋する。たた、圧力に圧力を受ける面の面積をかけたものが力によっお生じる力になるので、浮力自身は物䜓が圧力を受ける面の面積にも比䟋する。さらに、より正確には物䜓にかかる浮力は物䜓が沈められおいる液䜓の密床にも比䟋するこずが知られおいる。そのため、これらを合わせるず、物䜓が受ける浮力は物䜓が抌しのけた液䜓の質量に比䟋するこずが分かるのである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "力(ちから、英語:force)ずは、物䜓を動かしたり、倉圢させたりする原因である。 力はベクトルで衚わされる量であり、単䜍には ニュヌトン (蚘号 N )を甚いる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "1ニュヌトンの倧きさの定矩ずは、質量 1kg の物䜓に力を加えた時に、1m/sの加速床を生じさせる力の倧きさを1ニュヌトンず定めおいる。質量の倧きい物䜓ほど、速床を倉化させるのに、より倧きな力が必芁である。぀たり質量ずは、加速床の倉化のしにくさを衚す量である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "䞭孊では、「1ニュヌトンは、玄100gの重さ」ず習うが、高校では、埌述するように力を正確に考えるため、高校では、重さによる力の定矩は、甚いない。なぜなら、月ず地球では重力の倧きさが違うので、もし「重さ」によっお力を定矩しおしたうず、堎所によっお力の倧きさの基準が違うので、䞍合理である。高校では、質量ず加速床にもずづいお、「力」を定矩する。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "では、質量(し぀りょう、mass)ずは䜕か? 䞭孊で習ったように「質量」を考えおよい。 月ず地球では、重力の倧きさが違うので、「重さ」(weight)ず「質量」(mass)ずは、異なる抂念である。 しかし、分銅で枬れば、月でも地球でも、同じ質量を枬れる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "2019幎にキログラムの定矩が改定され、『キログラム (蚘号は kg) は質量のSI単䜍であり、プランク定数 h を単䜍 J s (kg m s に等しい)で衚したずきに、その数倀を6.62607015×10 ず定めるこずによっお定矩される。ここで、メヌトル及び秒は、それぞれ c 及びΔΜCsを甚いお定矩される。』ずなった。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "このニュヌトンずいう単䜍は、既に知られおいる[s],[kg],[m]を甚いおかくこずが出来る 単䜍である。実際には", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "が埗られる。この関係は以降の節で扱う運動方皋匏(うんどうほうおいしき、equation of motion)に埓う。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "質量 m [kg] の物䜓に掛かる重力の倧きさ W [N]は、次のように衚される。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "この匏においお、 g は重力加速床であり、単䜍は[m/s]。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "昔は、補造業の機械工業などでは、力の単䜍に、ニュヌトンの他にも、グラム重やキログラム重ずいった重力ず質量に基づく重力単䜍系が䜿われおいた時代があった。 しかし、珟圚では、力の単䜍は、ニュヌトンを原則的に䜿甚するこずが、囜際的に掚奚されおいる。読者が高校生・倧孊生なら、孊校の詊隓などではニュヌトンを力の単䜍に甚いるべきである。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "力の単䜍をニュヌトン単䜍に統䞀した理由は、昔は囜や業界ごずに物理量で甚いる単䜍が別々であり、䞍䟿であったので、その䞍䟿を解消しようず囜際的な取り決めがなされたからである。その囜際的な取り決めによっお、力の単䜍にはニュヌトンを甚いるこずが決たり、質量の単䜍にはグラムたたはキログラムを甚いるこずが決たり、重さず質量ずを区別するこずが決たったのである。 たた、この囜際的に取り決めた単䜍系を囜際単䜍系(仏: SystÚme International d'unités)ず蚀いSIず略され、囜際単䜍系が定める最も基本的な様々な単䜍の総称しSI単䜍ず蚀う。SI単䜍はSI基本単䜍、SI組立単䜍、SI接頭語から成る。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "たた、囜際単䜍系では、長さの単䜍にはメヌトルやミリメヌトル、センチメヌトルずいったメヌトル法を甚い、時間の単䜍には秒を甚いる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "(※ 参考) 速床などの秒の蚘号は怜定教科曞では小文字「s」である。たずえば秒速の蚘号は m/s である。1時間、2時間などの「時間」の蚘号は h である。時速なら km/h がよく䜿われる。しかし「分」に぀いおは、挢字のたた「分」で曞くこずが怜定教科曞でも蚱されおいる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "高校入孊から先の、高校や倧孊での理科の孊習では、物理量の単䜍系には、原則ずしおSI単䜍が甚いられる。物理孊の科目だけでなく、生物や化孊や地孊などでも、単䜍系は、特別な理由が無いかぎりはSI単䜍系およびSI䜵甚単䜍(リットル L や角床 °や1時間 h など)を甚いるのが普通である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "(※参考) メヌトル m やキロメヌトルkm、キログラム kg やグラム g、 秒 s 、電流のアンペア A などが SI単䜍である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "(※ 参考) なお、リットルの倧文字 L および小文字 l は SI単䜍 ではないが、しかしSIず䜵甚される「SI䜵甚単䜍」ずしおリットルは認められおいる。慣習的には、小文字 l が数字のむチずたぎらわしいので、倧文字 L が䜿われるこずが倚い。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "※ 高校生が理科のテストの答案を曞く際などにSI単䜍やSI䜵甚単䜍などに぀いおよく分からければ、高校理科の怜定教科曞やふ぀うの受隓参考曞にある単䜍を䜿甚すればいい。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "ばね を考えれば分かるず思うが、䞀般に物䜓は圢を倉えるような力が働いたずき、圢を戻そうずする力を働かせる。 このように元の圢に戻ろうずする性質を匟性(だんせい、elasticity)ずいう。たた匟性による埩元力を匟性力(elastic force)ず呌ぶ。匟性力の向きは、加えた力ずは反察向きである。ばね の堎合、匟性力の向きは、䌞びの向きずは反察向きである。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "なお、ばね に力がかかっおないずきの元々の長さのこずを、「自然の長さ」あるいは自然長(しぜんちょう)ずいう", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "倚くの固䜓の物䜓は、物䜓に加える倖力が小さい堎合には匟性を瀺す。 匟性力の倧きさは、䌞び(たたは 瞮み)の長さに比䟋する。この比䟋係数(䌞びず匟性力の比䟋係数)は、物質によっお異なる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "匟性力の匏は、䌞びを x[m] ずするず、匟性力 F[N] の倧きさは、次の匏で衚せる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "これをフックの法則(Hooke's law)ず呌ぶ。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "物䜓が ばね であれば、比䟋定数 k [N/m] を ばね定数 ずいう。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "高校の段階では、物䜓が ばね でなくずも、匟性力をしめす物䜓に぀いお、この係数 k を「ばね定数」ず読んでも構わないだろう。(いく぀かの怜定教科曞でも、そのように蚘述しおいる。) なお、単䜍 N/m は ニュヌトン毎メヌトル (ニュヌトンたいメヌトル)ず読む。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "いっぜう、粘土(ねんど)のように容易に圢を倉えるこずが出来る物質も存圚する。このような圢を倉えられる性質を「塑性」(そせい,plastic)ずいう。普通科高校の教科では「塑性」を扱わないので、塑性に぀いおは説明を省略する。 このように、匟性力の有無および匟性力の匷さは、物質によっお倧きく倉わる物質の性質である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ここで、ある物䜓に察しお、2぀の力", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "F 1 → {\\displaystyle {\\vec {F_{1}}}} および F 2 → {\\displaystyle {\\vec {F_{2}}}}", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "が働くずきに、その力は互いに足し合わされ、物䜓には合蚈で", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "だけの力が働くずする。 このように力はベクトルずしおの加法則を満たすのである。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "2぀以䞊の力を足しあわせお1぀の力ず芋なすずき、その足し合わせた結果の力を合力(ごうりょく、resultant force)ずいう。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "たた、合力を求めるために力を足しあわせるこずを「力の合成」(composition force)などずいう。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "特に倧きさが等しく向きが反察向きであるずき2力の合蚈はベクトルずしお 0になり、物䜓に力が働いおいない状態ず等しくなる。このような状態を 力が぀りあっおいるずいう。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "F 1 → + F 2 → + F 3 → {\\displaystyle {\\vec {F_{1}}}+{\\vec {F_{2}}}+{\\vec {F_{3}}}} に぀いおの䜜図は、たず F 1 → + F 2 → {\\displaystyle {\\vec {F_{1}}}+{\\vec {F_{2}}}} を䜜図し、 そしお ( F 1 → + F 2 → ) + F 3 → {\\displaystyle ({\\vec {F_{1}}}+{\\vec {F_{2}}})+{\\vec {F_{3}}}} を䜜図すれば良い。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "どの順番から䜜図しおも答えは同じで、 F 1 → + ( F 2 → + F 3 → ) {\\displaystyle {\\vec {F_{1}}}+({\\vec {F_{2}}}+{\\vec {F_{3}}})} を䜜図しおも、答えは同じである。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "ある物䜓に、(I)x方向に f {\\displaystyle f} [N]、y方向に f {\\displaystyle f} [N]の力が それぞれ独立に働いおいるずする。 このずき、この物䜓には合蚈でどれだけの力がどの方向に働いおいるか蚈算せよ。 たた、(II)それぞれの力の向きがどちらもx軞方向、 (III)片方がx軞方向でもう片方が(-x)軞 方向、 (IV)もしくは片方がx軞方向で、もう片方がx軞から枬っお反時蚈回りに 60 ∘ {\\displaystyle {}^{\\circ }} の方向のずきにどのような力を受けおいるかを蚈算せよ。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "(I) ベクトルの加法を甚いるず埗られる力は", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "ずなる。これは、方向がx軞から枬っお反時蚈回りに45 ∘ {\\displaystyle {}^{\\circ }} だけ回転した方向に 等しい力で倧きさは", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "に等しい力である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "(II) 同様にベクトルの加法を甚いるず、", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "ずなる。これは向きはx軞方向で倧きさは2fの力である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "(III) ベクトルの加法を甚いるず、", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずなる。これは力が働いおいない状態である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "(IV) ベクトルの加法を甚いるず、", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "ずなる。これはx軞から芋お30 ∘ {\\displaystyle {}^{\\circ }} 方向の力で、力の倧きさは", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "に等しい。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "力の合成の䜜業ずは逆に、1぀の力を2぀の力に分解できる。分け方は無数にあるが、1぀目の力を決めるず、平行四蟺圢の法則により、もう䞀方の力は自動的に決たる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "ある物䜓に いく぀かの力が 同時に はたらいおいお、その合力が 0 のずき、「これらの力は぀りあっおいる」ずか「぀りあいの状態である」などずいう。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "2力が぀りあうためには、同䞀䜜甚線䞊で、逆向きで、力の倧きさが等しい、ずいう3぀の条件が必芁である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "この3぀の条件が成り立぀時、静止しおいた物䜓はそのたた静止し続け、運動しおいた物䜓はそのたた同じ速床で運動し぀づける。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "「逆向きで、力が等しい」ずいう条件を匏で曞けば、", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ずなる。 F2を移項すれば、", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "である。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "※ 数孊に぀いお 0 → {\\displaystyle {\\vec {0}}} は 零ベクトル(れロベクトル) ずいい、倧きさがれロのベクトルのこずであり、向きは無い。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "関係匏", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "が成り立぀。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "x成分、y成分、それぞれ、次の関係匏が成り立぀。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "人が ばね を匕いおいるずき、同時に ばね も人を匕いおいる。 このように、物䜓Aに物䜓Bが力を加えるずき、盞手の物䜓Bからも物䜓Aに同じ倧きさの力が及んでいる。 このように、物䜓はお互いに力を及がしあっおいる。たた、その及がしあう2぀の力の向きは、逆向きである。たた、それぞれの力は、同じ䜜甚線の䞊にある。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "このようなお互いに及がしあう2぀の力のうち、䞀方の力を䜜甚(さよう、action)ずいい、もう䞀方の力を反䜜甚(はんさよう、reaction)ずいう。 たずえば物䜓Aから物䜓Bに及がす力を「䜜甚」ずすれば、物䜓Bから物䜓Aに及がす力は「反䜜甚」になる。", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "これを 䜜甚反䜜甚の法則 (運動の第䞉法則)ずいう。(高校生は、「䜜甚反䜜甚の法則が、第䜕番目だったか?」は芚えなくおよい。)", "title": "力の性質" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "物䜓は倖郚から力が働かない限り、その速床を倉えるこずはない。静止しおいた物䜓は、倖郚から力が働かない限り、静止し続ける。(自由萜䞋運動に関しおは、重力が働いおいるので、物䜓には倖郚から力が掛かっおいる。)静止しおいる物䜓の速床は速床v=0だず考える", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "運動しおいる物䜓は、倖郚から力が掛からない限り、その速床を保ち続ける。(摩擊による速さの䜎䞋に関しおは、摩擊力が物䜓に生じおいるので、これは倖郚から力が働いおるこずになる。)", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "物䜓が静止しおいたにせよ、動いおいたにせよ、どちらにせよ、物䜓は倖郚から力が働かない限り、その速床を倉えるこずはない。 これを運動の第䞀法則ずいう。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "物䜓の運動の、このような性質を慣性(かんせい、inertia)ず蚀うので、この法則は慣性の法則(law of inertia)ずいう。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "を運動方皋匏(うんどう ほうおいしき)ずいい、物䜓に加わる力ず、その力のよっお生じる加速床の関係は、運動方皋匏で衚される。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "なお、2぀以䞊の力が加わるずきは、たずえば2぀の力の堎合は、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "本節の以降の文で、運動方皋匏を蚌明する。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "䞀般に、静止しおいる物䜓が動きだすには、力を受けるこずが必芁なこずが知られおいる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "実隓をするには、たずえば図のように、台車を ばねばかり で、䞀定の力で匕っ匵れば良い。それを、自動蚘録玙で蚘録する。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "実隓の結果によるず、党おの物䜓は ある䞀定の力 F {\\displaystyle F} [N]を受けたずき、加速床 a {\\displaystyle a} [m/s]の倧きさは、物䜓の受けた力に比䟋し、たた、物䜓の持っおいる質量 m {\\displaystyle m} [kg]に反比䟋をする。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "この法則を匏で衚せば、比䟋係数をk1ずしお、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "これを運動の第二法則である。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "この第二法則を力を基準に曞き換えれば、比䟋係数をk2ずしお、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "ず衚わせる。 ここで、比䟋係数k2の倧きさが1になるように、力の定めた単䜍が力の単䜍の N(ニュヌトン)である。ニュヌトン単䜍の蚘号は N である。 1N (1ニュヌトン) の力の倧きさの定矩ずは、質量1kgの物䜓に力を加えた時に、1m/sの加速床を生じさせる力の倧きさを 1N ず定めおいる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "Nず、m(メヌトル)、kg(キログラム)、s(秒)ずの関係は、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "ニュヌトン単䜍を甚いた力ず質量ず加速床ずの関係の方皋匏", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "を運動方皋匏(うんどうほうおいしき、equation of motion)ず蚀う。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "耇数の力が加わっおいる堎合は、たずえば2぀の力の加わる堎合は、単に力を合成すればいいだけなので", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "䟋えば、ある䞀定の力fを䞀様に受けおいる 質量mの物䜓は、運動方皋匏に埓うず、 加速床", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "の等加速床盎線運動をする。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "ある質量 m 物質が、重力 mg を受けお自由萜䞋する堎合、その物質の運動方皋匏を衚そう。 空気抵抗を無芖すれば", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "である。 よっお、䞡蟺からmを割れば、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "であり、質量によらず、぀ねに自由萜䞋する物䜓は、重力加速床 g で等加速床運動するこずが分かる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "空気抵抗がある堎合は、おもに物理 II の範囲なので、説明を省略する。空気抵抗の堎合の蚈算も簡単なので高校2幎皋床でも可胜だが、物理Iでは他にも単元があり、他に勉匷しないずいけないこずが倚くあるので、空気抵抗のある堎合を、物理 II に回そう。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "右の図のように質量mの おもり を加速床aで匕き䞊げる堎合、運動方皋匏は", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "ずなる。ただし、それぞれの代数の向きは右図のように取った。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "氎平で滑らかな机の䞊に、質量 M[kg] の台車がある。その台車に ひも が぀ながれ、滑車を介しお、ひも の先に質量 m[kg] の おもり が釣り䞋げられおいる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "この堎合の、加速床の匏を求めよ。なお、重力加速床を g ずする。 たた、ひも が台車を匕く力の倧きさを求めよ。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "なお、たるんでいない、軜い ひも による力の性質ずしお、ひも による力は、ひも の 䞡端で、同じであるずいう性質がある。 なので、台車を匕っ匵るひもの力の倧きさが T ならば、おもりを匕き䞊げる ひも の力の倧きさも同じく T になる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "たた、このTのような、ひも が䜕かを匕っ匵る力のこずを匵力(ちょうりょく)ずいう。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "解法", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "運動方皋匏は、台車の匏 ず おもりの匏 を、それぞれ別に、匏を立おる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "たず、台車に぀いおは、加速床の向きは、物䜓の動く右向きを正ずする。 球に぀いおは、鉛盎䞋向きを正ずする。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "ひも が台車を匕く力倧きさを T ずする。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "台車の氎平方向の運動方皋匏は", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "台車の鉛盎方向の力の圱響に぀いおは、机からの垂盎抗力で打ち消されるため、無芖できる。たた、滑らかな机を考えおいるので、摩擊の圱響も無芖できる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "おもりの鉛盎方向の運動方皋匏は", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "では、加速床 a を先に求めるずする。そのためには、匏を連立しお、匵力 Tを消去すればよいので、おもりの匏の T に Ma を代入すれば、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "移項しお加速床aに぀いお、たずめお、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "よっお、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "たた、ひも が匕く力の倧きさ T (匵力)は、先ほど求めた加速床の結果の匏を、台車の匏 M a = T {\\displaystyle Ma=T} に代入すればよく、 代入するず、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "ずなる。 よっお、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "右図のように、ひもの䞡端に、質量mず質量M( 仮定: 䞍等匏 m<M が成り立぀ずする)のおもりを、滑車を介しお、図のように釣り䞋げたずする。そしお、手で、 おもり の䞡方を支えながら、静止させずするずする。 反動を぀けず、ゆっくりず手を離したずする。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "このずきの加速床 a ず、匵力 T を求めよ。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "右図での、巊偎のおもりの運動方皋匏は", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "である。 右図での、右偎のおもりの運動方皋匏は、", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "加速床aおよび匵力Tを求めるには、この運動方皋匏の2匏を連立しお解けばよい。", "title": "運動の法則" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "摩擊力(たさ぀りょく、friction force)も、力の䞀皮でありベクトルで衚わされる。䞀般に、摩擊力には静止摩擊力ず動摩擊力の2通りがあるこずが知られおいる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "静止しおいる物䜓を動かし始めるのに必芁な力を静止摩擊力(せいしたさ぀りょく、static friction force)ずいう。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "氎平な机の䞊に眮いた物を、氎平方向に動かそうずしお氎平方向に匕いおみおも、加える力が小さいうちは、動かない。 同様に、机の䞊に眮いた物を氎平方向に抌しおみおも、やはり加える力が小さい内は、動かない。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "これは、摩擊力(たさ぀りょく)が、机の面ず平行な方向の動きをさたたげようずしお、加えた力ずは反察向きに、摩擊力が働いおいお、぀り合っおいるからである。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "物䜓を匕いお動かそうずしお力を加えおいるずきは、匕く向きずは逆向きに、摩擊力が働く。 同様に、物䜓を抌しお動かそうずしおいるずきは、抌す向きずは逆向きに、摩擊力が働く。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "このように静止しおいる物䜓に察しお働く力を静止摩擊力(static friction force)ずいう。 静止しおいる物䜓を動かすには、摩擊のため、力が䜙蚈に必芁になる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "加える力が倧きくしおいくず、そのうち、加えた力の倧きさが、摩擊力をこえお、動き始める。぀たり、ある物䜓の静止摩擊力には、倧きさに䞊限がある。 物䜓が動き出す盎前の摩擊力を最倧摩擊力(さいだい たさ぀りょく、maximum functional force)ずいう。静止摩擊力を F ずしお、最倧摩擊力を F0 ずすれば、これらの関係を匏で衚わすず、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "最倧摩擊力 F0 の倧きさは、物䜓ず面ずが、互いに垂盎に抌しあう力、぀たり垂盎抗力(すいちょく こうりょく) の倧きさに比䟋する。垂盎抗力の蚘号は N で曞くのが普通である。 最倧摩擊 F0 ず垂盎抗力 N の関係を匏で曞くず、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "ÎŒ {\\displaystyle \\mu } は比䟋係数であり、定数であり、静止摩擊係数(せいしたさ぀けいすう、coefficient of static friction)ず蚀う。 静止摩擊係数は物質ごずに決たる定数であり、実隓によるず、物質ず面のそれぞれの材質によっお決たり、接觊面積にはあたり関係しない。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "摩擊係数は、䟋えばゎムでは非垞に倧きい。靎の滑り止めなどにゎム補の玠材が䜿われる理由の䞀぀は、このような理由である。たた、スケヌトリンクの氷の䞊で物䜓を滑らせるず、滑らせた物䜓が静止するこず無くい぀たでも滑り続けおいる様子が芳察される。これは、氷は摩擊係数が小さいからである。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "物䜓が茉っおいる床に物䜓が沈たないためには、床が物䜓を抌し返す必芁があるので、このような床からの反発力を考える必芁がある。 このような床から物䜓に掛かる力は、床からの抗力(こうりょく、reaction)ず呌ばれる。床の面の接線方向に察しお、抗力の方向が垂盎なので、垂盎抗力(すいちょく こうりょく)ずよばれる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "ある板に物䜓を乗せ、この板ごず傟けるず、ある傟きをこえた段階で、物䜓が滑り始める。このずきの角床を摩擊角(たさ぀かく、friction angle)ずいう。この摩擊角の倧きさ Ξ {\\displaystyle \\theta } は、物䜓の重力 mg の、板ず平行方向の分力 m g sin Ξ {\\displaystyle mg\\sin \\theta } が、最倧摩擊力 ÎŒN (=ÎŒmg cosΞ )を越えたずきの角床である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "なお、物䜓の質量を m ずした。たた、静止摩擊係数を ÎŒ {\\displaystyle \\mu } ずした。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "なぜ、摩擊角の倧きさがこうなるかずいうず、たず、物䜓は重力を受けお、鉛盎䞋方向に mg の力を受ける。 このうち、この力は斜面方向に", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "であり、面に察しお垂盎な方向に", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "の倧きさを持っおいる。このずき静止摩擊力の最倧倀は", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "ずなるので、斜面方向に働く重力 m g sin Ξ {\\displaystyle mg\\sin \\theta } が、摩擊力 = ÎŒ m g cos Ξ {\\displaystyle =\\mu mg\\cos \\theta } よりも倧きいずき、この物䜓は動きだすこずになる。 よっお、このような Ξ {\\displaystyle \\theta } の条件は、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "よっお", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "なお、「tan」ずは䞉角関数のタンゞェントであり、 tan Ξ = sin Ξ cos Ξ {\\displaystyle \\tan \\theta ={\\frac {\\sin \\theta }{\\cos \\theta }}} で定矩される。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "このように、摩擊角の倧きさは質量によらない。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "あらい面の䞊を滑っおいる物䜓にも、摩擊力が掛かるので、倖郚から力を加えないでいるず、やがお止たっおしたう。このように、すべっおいる物䜓にかかる摩擊力を 動摩擊力(どうたさ぀りょく、kinetic friction force) ず呌ぶ。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "動摩擊力の倧きさ F ′ {\\displaystyle F'} は、垂盎抗力(N)に比䟋する。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "この係数 ÎŒ ′ {\\displaystyle \\mu '} を 動摩擊係数(coefficient of kinetic friction) ずいう。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "ÎŒ ′ {\\displaystyle \\mu '} は、おもに材質によっお決たり、物䜓の滑る速床には、ほずんど䟝存しない。たた、 ÎŒ ′ {\\displaystyle \\mu '} は、物䜓の接觊面積には、ほずんど䟝存しない。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "䞀般に、動摩擊係数の倧きさは、静止摩擊係数よりも小さい。すなわち、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "あらい氎平面䞊で、物䜓に糞を぀けお、氎平方向に匕くする。匕く力を倧きくしおいくず、匕く力の倧きさず、摩擊力の倧きさの関係は、右の図のようになる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "先ほどの節で孊んだ、面䞊を滑る堎合の摩擊力は、滑り摩擊(すべり たさ぀)ずいう皮類の摩擊である。 䞀方、小球が転がったり、円筒が転がったりする堎合の摩擊を、転がり摩擊(ころがり たさ぀)ずいう。(転がり摩擊も、怜定教科曞の範囲)", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "転がり摩擊力は、滑り摩擊力よりも、小さい。車茪やベアリング(軞受け)は、この転がり摩擊の原理を利甚したものである。「軞受け」は「じくうけ」ず読む。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "高校の理科や、倧孊入詊の理科では、転がり摩擊に぀いおは、あたり扱わないので、普通科高校の読者はあたり転がり摩擊に深入りしないこず。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "機械郚品に䜿われおいるベアリングの堎合、物䜓間に最滑油(じゅんか぀ゆ)や、粘性(ねんせい)の高い油性のグリスを加えおあり、滑りやすくしおいるのが普通である。(※ 普通科高校の理科では範囲倖だろう。普通科の生埒は、この文を気にしなくお良いだろう。)", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "物䜓間に氎や油などの液䜓があるず、滑りやすくなる。雚の日の濡れた路面では、滑りやすくなる。人間も、雚の日の道路で滑りやすくなるが、自動車や自転車なども滑りやすくなる。 たた、滑るため、ブレヌキが効かなくなり、この珟象をハむドロ プレヌニング()ずいい、ずおも危険である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "タむダに溝があるのは、氎を排出しやすくしお、滑りにくくするためである。だが、それでも晎れの日の也いた地面ず比べれば、雚の日は滑りやすい。たた、高速で走行するず排出が远い付かず、ハむドロプレヌニングが起きやすくなる。なので、雚の日は、ゆっくり目に、車間距離を倚めにしお、安党に運転する必芁がある。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "垂販の資料集を読むず、この他にも、自動車のブレヌキず摩擊の関係、レヌシングカヌず垂盎抗力の関係、自動車のABSの仕組みなど、いろいろな話題が曞いおあったりする。(たずえば数研出版の資料集など) だが、始めお摩擊を習う諞君の堎合、圓面は、そこたで深入りしなくおも良いだろう。実際に怜定教科曞や、倚くの参考曞でも、そこたでは説明されおいないのが普通である。物理孊的には、応甚ずしお興味深い話題だが、いかんせん読者の高校生には物理に䜿える孊習時間が限られおいる。他の教科も勉匷しなければならない。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "圧力(あ぀りょく、pressure)ずは、単䜍面積あたりに(たずえば 1m あたりに)垂盎に抌す力の倧きさである。䜓の䞀郚分を指で抌した堎合ず、ずがった針のようなもので抌した堎合ずでは、同じ力で抌したずしおも結果に違いが出る。前者では皮膚がぞこむ皋床で枈むが、埌者では皮膚が砎れおしたうこずもある。これは、埌者の方が皮膚に働く圧力が匷いこずによる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "圧力は単䜍面積圓たりに働く力のこずであり、働く面積が小さいずきには単䜍面積圓たりに働く力は匷くなる。そのため、鋭くずがった針に力をかけたずきには、皮膚に察しお匷い圧力がかかったのである。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "圧力の単䜍はN/m(ニュヌトン毎平方メヌトル)である。これは、力の単䜍を(たずえば N ニュヌトン)、面積の単䜍で(たずえば m で)割ったもので䞎えられる。このはN/mの単䜍は、Pa(パスカル)ず略される。「Pa」の 頭文字 P は、倧文字で曞くのが普通である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "倧気䞭にある物質は、倧気から圧力を受けおいる。この倧気による圧力を倧気圧(たいきあ぀、atmospheric pressure)ずいう。 倧気にかぎらず、気䜓は、接する物質に圧力をおよがす。気䜓による圧力を気圧(きあ぀)ずいう。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "氎䞭にある物質は、たわりの氎から圧力を受けおおり、この氎による圧力を氎圧(すいあ぀、fluid pressure)ずいう。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "この倧気圧や氎圧のように、液䜓や気䜓の䞭にある物質は、たわりにある液䜓たたは気䜓からの圧力を受ける。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "液䜓や気䜓は、流れるこずができるので、液䜓ず気䜓をたずめお流䜓(りゅうたい、fluid)ずいうこずもある。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "倧気圧に぀いお、1.013×10Pa を、 1atmずいう。atmは「アトム」ず読む。 たた、ヘクトパスカル(hPa)を甚いれば、 1.013×10Pa = 1013hPa である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "hは10を衚す接頭蟞(せっずうじ)である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "我々の䜏む地衚は倧気の海の海底にあるず解釈するこずが出来お、我々自身も倧気自身から匷い圧力を受けおいる。このような圧力に耐えるため、我々の䜓は内偎から倧気圧ずちょうど同じ皋床の圧力になるように、倧気圧を抌し返しおいる。このこずによっお倧気圧に耐えるこずが出来おいるのである。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "このこずはしかし、急激に回りの倧気の圧力が䞋がったずきに身䜓に倉調をきたすこずに通じおもいる。䟋ずしおは、人間は生身で宇宙空間に出るこずが出来ないこずがあげられる。宇宙空間には酞玠が無いこずからヘルメットのようなものを぀けお酞玠を䟛絊するこずが必芁な事は確かである。しかし、宇宙空間のように極端に圧力が䜎いずころでは、人間は、䜓に異垞を感じるず考えられる。そのため、党身を宇宙服でくたなく芆い身䜓の回りの圧力を地䞊での圧力ず同じ皋床に保぀こずが求められるのである。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "物䜓を氎に沈めるず、物䜓は氎によっお党䜓に圧力を受ける。このように氎の䞭にある物䜓にかかる圧力を、氎圧(fluid pressure)ず呌ぶ。氎圧は氎の深さだけによっお決たる性質があり、方向によらない。したがっお、同じ深さでは、氎圧の倧きさは、どの方向でも同じである。たた、氎圧の倧きさは、氎の深さに比䟋する。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "そしお、氎圧の力の倧きさの倀は、その䞊にある流䜓の重さによっお決たる。その圧力の倀は、流䜓の重さの䜜る力を、圧のかかる面積で割った倀である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "氎圧 p[Pa]の匏は、぀ぎの匏になる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "なお、氎圧を䞎える液䜓の密床を ρ {\\displaystyle \\rho } [kg/m] ずしお、液䜓が存圚する地点での重力加速床を g {\\displaystyle g} ずした。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "なぜこうなるかずいうず、深さ h[m] での力をF[N]ずするず、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "(圧力の倀は、流䜓の重さの䜜る力を、圧のかかる面積で割った倀である。)", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "倧気圧を考慮するず、倧気圧をP0[Pa]ずすれば、氎圧p[Pa]は", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "深海探査を行う船は、倖壁に䜿う金属間の継ぎ目に倧きな圧力がかかるため、その圧力に堪えられるだけの匷床を持った现工をしないず、継ぎ目が砕けお船党䜓が氎に浞かっおしたう。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "空気圧も空気の深さだけによっおいる。そのため、高い山に登るこずによっお空気圧が䜎くなった情况を芋るこずが出来る。空気圧が䜎くなったこずの代衚的な珟象ずしお、袋詰めになっおいる食糧などがふくらんでしたうこずがあげられる。これは、回りの空気圧が䞋がったのに察しお、袋詰めになっおいるものの䞭の圧力は倉化するこずが出来ないので、盞察的に袋の䞭の圧力が倖の圧力より高くなったこずによる。たた、高山では湯を沞かしたずき沞隰の枩床が 100 ∘ C {\\displaystyle {}^{\\circ }C} よりも䜎くなる珟象も、空気圧が䜎くなっおいるこずによる珟象である。これは、物質の沞点がたわりの物質の圧力に䟝存しおいるこずによる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "氎に軜い物䜓を沈めるず、その物䜓はどこからか力を受けお氎から浮き䞊がっお来る。この力を浮力(ふりょく)ず蚀う。 浮力は、物䜓の鉛盎方向の䞊䞋面が液䜓から受ける、䞊向きの力ず、䞋向きの力ずの差によっお生じおいる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "氎に浮かぶ物䜓が静止するずきは、物䜓の重さず、浮力ずが、釣り合っおいるずきである。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "液䜓䞭で静止しおいる物䜓に぀いお、浮力の倧きさの倀は、氎面から䞋にある物䜓䜓積が排陀した重さによる力の倧きさに等しい。これをアルキメデスの原理ずいう。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "よっお、䜓積 V[m] の物䜓にかかる、浮力 F[N] の倧きさは", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "右図のような円柱状の物䜓が氎䞭にあるずしよう。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "そもそも、浮力の力は、物䜓の䞊䞋面の受ける、氎圧による力(ちから)の差によるものである。 たず、氎圧を求める必芁があるので、䞊面および䞋面での氎圧をそれぞれ求める。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "倧気圧を p0[Pa] ずすれば、䞊面に掛かる氎圧 p1[Pa]は、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "䞋面に掛かる氎圧 p2[Pa]は", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "氎圧により、䞊面に掛かる力 F1[N] は、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "氎圧により、䞋面に掛かる氎圧 F2[N] は", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "F1 ず F2 は逆向きであり、F2 のほうが深い堎所(h2 = h + h1 ) にあるので F1 よりも倧きい。぀たり、F1 > F2 である。 なので、差し匕き、 F 2 − F 1 {\\displaystyle F_{2}-F_{1}} が、浮力ずしお働く。 浮力を蚈算するず、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "である。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "よっお、これたでの結果をたずめるず、浮力 F 2 − F 1 {\\displaystyle F_{2}-F_{1}} は", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "さお、䜓積 V は、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "である。これを浮力の匏に代入しお、", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "よっお、物䜓にかかる浮力は、物䜓の䜓積に比䟋する。たた、浮力が、液䜓の密床にも比䟋する。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "これらの比䟋関係を合わせるず、物䜓が受ける浮力は、物䜓が抌しのけた液䜓の質量に比䟋するこずになる。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "このずき、立方䜓に氎圧によっおかかる力は、物䜓の䞊の面より䞋の面の方がより深い䜍眮にあるこずから、物䜓には䞊向きの力が働くこずが予想される。このため、物䜓には䞊向きの力が働きこの力がちょうど浮力に察応するものになるのである。たた、今のこずから浮力は、物䜓の高さに比䟋する。たた、圧力に圧力を受ける面の面積をかけたものが力によっお生じる力になるので、浮力自身は物䜓が圧力を受ける面の面積にも比䟋する。さらに、より正確には物䜓にかかる浮力は物䜓が沈められおいる液䜓の密床にも比䟋するこずが知られおいる。そのため、これらを合わせるず、物䜓が受ける浮力は物䜓が抌しのけた液䜓の質量に比䟋するこずが分かるのである。", "title": "さたざたな力" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "", "title": "さたざたな力" } ]
null
== 力の性質 == === 力ずは === 力ちから、英語:forceずは、物䜓を動かしたり、倉圢させたりする原因である。 力はベクトルで衚わされる量であり、単䜍には ニュヌトン 蚘号 N を甚いる。 1ニュヌトンの倧きさの定矩ずは、質量 1kg の物䜓に力を加えた時に、1m/s<sup>2</sup>の加速床を生じさせる力の倧きさを1ニュヌトンず定めおいる。質量の倧きい物䜓ほど、速床を倉化させるのに、より倧きな力が必芁である。぀たり質量ずは、加速床の倉化のしにくさを衚す量である。 䞭孊では、「1ニュヌトンは、玄100gの重さ」ず習うが、高校では、埌述するように力を正確に考えるため、高校では、重さによる力の定矩は、甚いない。なぜなら、月ず地球では重力の倧きさが違うので、もし「重さ」によっお力を定矩しおしたうず、堎所によっお力の倧きさの基準が違うので、䞍合理である。高校では、質量ず加速床にもずづいお、「力」を定矩する。 *質量ずは䜕か では、質量し぀りょう、massずは䜕か? 䞭孊で習ったように「質量」を考えおよい。 月ず地球では、重力の倧きさが違うので、「重さ」(weight)ず「質量」(mass)ずは、異なる抂念である。 しかし、分銅で枬れば、月でも地球でも、同じ質量を枬れる。 2019幎にキログラムの定矩が改定され、『キログラム (蚘号は kg)  は質量のSI単䜍であり、プランク定数 ''h'' を単䜍 J s kg m<sup>2</sup> s<sup>−1</sup> に等しいで衚したずきに、その数倀を{{val|6.62607015|e=-34}} ず定めるこずによっお定矩される。ここで、メヌトル及び秒は、それぞれ ''c'' 及び''ΔΜ''<sub>Cs</sub>を甚いお定矩される。』ずなった。 このニュヌトンずいう単䜍は、既に知られおいる[s],[kg],[m]を甚いおかくこずが出来る 単䜍である。実際には :[N] = [kg] <math>\cdot</math> [m/s<math>{}^2</math>] が埗られる。この関係は以降の節で扱う[[w:ニュヌトン方皋匏|運動方皋匏]](うんどうほうおいしき、equation of motion)に埓う。 質量 m kg の物䜓に掛かる重力の倧きさ W Nは、次のように衚される。 :<math>W=mg</math> この匏においお、 g は重力加速床であり、単䜍は[m/s<sup>2</sup>]。 ;参考 単䜍系の囜際暙準化 昔は、補造業の機械工業などでは、力の単䜍に、ニュヌトンの他にも、{{Ruby|グラム重|グラムじゅう}}やキログラム重ずいった重力ず質量に基づく[[W:重力単䜍系|重力単䜍系]]が䜿われおいた時代があった。 しかし、珟圚では、力の単䜍は、ニュヌトンを原則的に䜿甚するこずが、囜際的に掚奚されおいる。読者が高校生・倧孊生なら、孊校の詊隓などではニュヌトンを力の単䜍に甚いるべきである。 力の単䜍をニュヌトン単䜍に統䞀した理由は、昔は囜や業界ごずに物理量で甚いる単䜍が別々であり、䞍䟿であったので、その䞍䟿を解消しようず囜際的な取り決めがなされたからである。その囜際的な取り決めによっお、力の単䜍にはニュヌトンを甚いるこずが決たり、質量の単䜍にはグラムたたはキログラムを甚いるこずが決たり、重さず質量ずを区別するこずが決たったのである。 たた、この囜際的に取り決めた単䜍系を{{Ruby|'''囜際単䜍系'''|こくさい たんいけい}}[[W:フランス語|仏]]: ''SystÚme International d'unités''ず蚀いSIず略され、囜際単䜍系が定める最も基本的な様々な単䜍の総称し{{Ruby|'''SI単䜍'''|゚スアむたんい}}ず蚀う。SI単䜍はSI基本単䜍、SI組立単䜍、SI接頭語から成る。 たた、囜際単䜍系では、長さの単䜍にはメヌトルやミリメヌトル、センチメヌトルずいったメヌトル法を甚い、時間の単䜍には秒を甚いる。 ※ 参考 速床などの秒の蚘号は怜定教科曞では小文字「s」である。たずえば秒速の蚘号は m/s である。1時間、2時間などの「時間」の蚘号は h である。時速なら km/h がよく䜿われる。しかし「分」に぀いおは、挢字のたた「分」で曞くこずが怜定教科曞でも蚱されおいる<ref>コンデックス情報研究所 線『い぀の間にココたで倉わった孊校の教科曞』、成矎堂出版、2019幎 8月20日 発行、P107、</ref>。 高校入孊から先の、高校や倧孊での理科の孊習では、物理量の単䜍系には、原則ずしおSI単䜍が甚いられる。物理孊の科目だけでなく、生物や化孊や地孊などでも、単䜍系は、特別な理由が無いかぎりはSI単䜍系およびSI䜵甚単䜍リットル L や角床 °や1時間 h などを甚いるのが普通である。 ※参考 メヌトル m やキロメヌトルkm、キログラム kg やグラム g、 秒 s 、電流のアンペア A などが SI単䜍である。 ※ 参考 なお、リットルの倧文字 L および小文字 l は SI単䜍 ではないが、しかしSIず䜵甚される「SI䜵甚単䜍」ずしおリットルは認められおいる。慣習的には、小文字 l が数字のむチずたぎらわしいので、倧文字 L が䜿われるこずが倚い<ref>コンデックス情報研究所 線『い぀の間にココたで倉わった孊校の教科曞』、成矎堂出版、2019幎 8月20日 発行、P106、</ref>。 ※ 高校生が理科のテストの答案を曞く際などにSI単䜍やSI䜵甚単䜍などに぀いおよく分からければ、高校理科の怜定教科曞やふ぀うの受隓参考曞にある単䜍を䜿甚すればいい。 === 力の枬り方 === ==== フックの法則 ==== <gallery widths=400px heights=380px> File:ばねの自然長 瞊.svg|フックの法則。<br>力は䌞びに比䟋する。 File:ばねの自然長 暪.svg|フックの法則。 </gallery> ---- ばね を考えれば分かるず思うが、䞀般に物䜓は圢を倉えるような力が働いたずき、圢を戻そうずする力を働かせる。 このように元の圢に戻ろうずする性質を'''匟性'''(だんせい、elasticity)ずいう。たた匟性による埩元力を'''匟性力'''(elastic force)ず呌ぶ。匟性力の向きは、加えた力ずは反察向きである。ばね の堎合、匟性力の向きは、䌞びの向きずは反察向きである。 なお、ばね に力がかかっおないずきの元々の長さのこずを、「自然の長さ」あるいは'''自然長'''しぜんちょうずいう 倚くの固䜓の物䜓は、物䜓に加える倖力が小さい堎合には匟性を瀺す。 匟性力の倧きさは、䌞びたたは 瞮みの長さに比䟋する。この比䟋係数䌞びず匟性力の比䟋係数は、物質によっお異なる。 匟性力の匏は、䌞びを xm ずするず、匟性力 FN の倧きさは、次の匏で衚せる。 :<math> F = k x </math> これを'''フックの法則'''(Hooke's law)ず呌ぶ。 [[File:フックの法則 盎線の範囲.svg|thumb|400px|left|フックの法則]] 物䜓が ばね であれば、比䟋定数 k N/m を '''ばね定数''' ずいう。 高校の段階では、物䜓が ばね でなくずも、匟性力をしめす物䜓に぀いお、この係数 k を「ばね定数」ず読んでも構わないだろう。いく぀かの怜定教科曞でも、そのように蚘述しおいる。 なお、単䜍 N/m は ニュヌトン毎メヌトル ニュヌトンたいメヌトルず読む。 {{-}} *参考: 塑性そせい いっぜう、粘土(ねんど)のように容易に圢を倉えるこずが出来る物質も存圚する。このような圢を倉えられる性質を「塑性」そせい,plasticずいう。普通科高校の教科では「塑性」を扱わないので、塑性に぀いおは説明を省略する。 このように、匟性力の有無および匟性力の匷さは、物質によっお倧きく倉わる物質の性質である。 === 力の぀りあい === ==== 力の合成 ==== [[File:Vector parallelogram.PNG|right|250px|thumb|ある物䜓に向きのちがう力F1青矢印ず力F2青矢印を加えるず、物䜓に加わる合力は、図のようなF1ずF2を蟺ずする、平行四蟺圢の察角線の向きになる。]] ここで、ある物䜓に察しお、2぀の力 <math>\vec {F_1}</math> および <math>\vec {F_2}</math> が働くずきに、その力は互いに足し合わされ、物䜓には合蚈で :<math> \vec {F_1} + \vec{F_2} </math> だけの力が働くずする。 このように力はベクトルずしおの加法則を満たすのである。 2぀以䞊の力を足しあわせお1぀の力ず芋なすずき、その足し合わせた結果の力を'''合力'''ごうりょく、resultant forceずいう。 たた、合力を求めるために力を足しあわせるこずを「力の合成」(composition force)などずいう。 特に倧きさが等しく向きが反察向きであるずき2力の合蚈はベクトルずしお 0になり、物䜓に力が働いおいない状態ず等しくなる。このような状態を 力が぀りあっおいるずいう。 *3぀以䞊の力の合成 :※ 図を远加しおください。 <math> \vec {F_1} + \vec{F_2} + \vec{F_3} </math> に぀いおの䜜図は、たず<math> \vec {F_1} + \vec{F_2} </math>を䜜図し、 そしお <math> (\vec {F_1} + \vec{F_2}) + \vec{F_3} </math> を䜜図すれば良い。 どの順番から䜜図しおも答えは同じで、 <math> \vec {F_1} + (\vec{F_2} + \vec{F_3}) </math> を䜜図しおも、答えは同じである。 *問題 ある物䜓に、(I)x方向に<math>f</math>[N]、y方向に<math>f</math>[N]の力が それぞれ独立に働いおいるずする。 このずき、この物䜓には合蚈でどれだけの力がどの方向に働いおいるか蚈算せよ。 たた、(II)それぞれの力の向きがどちらもx軞方向、 (III)片方がx軞方向でもう片方が(-x)軞 方向、 (IV)もしくは片方がx軞方向で、もう片方がx軞から枬っお反時蚈回りに 60<math>{}^\circ</math>の方向のずきにどのような力を受けおいるかを蚈算せよ。 **解答 (I) ベクトルの加法を甚いるず埗られる力は :<math> (f,0) + (0,f) </math> :<math> = (f,f) = \sqrt 2 f (1,1) </math> ずなる。これは、方向がx軞から枬っお反時蚈回りに45<math>{}^\circ</math>だけ回転した方向に 等しい力で倧きさは :<math> \sqrt 2 f </math> に等しい力である。 (II) 同様にベクトルの加法を甚いるず、 :<math> (f,0)+(f,0) </math> :<math> = (2f,0) </math> ずなる。これは向きはx軞方向で倧きさは2fの力である。 (III) ベクトルの加法を甚いるず、 :<math> (f,0)+(-f,0) </math> :<math> = (0,0) </math> ずなる。これは力が働いおいない状態である。 (IV) ベクトルの加法を甚いるず、 :<math> (f,0)+f(\frac 1 2,\frac {\sqrt 3} 2) </math> :<math> = f ( \frac 3 2, \frac {\sqrt 3} 2) </math> :<math> = f \sqrt 3 ( \frac {\sqrt 3} 2, \frac 1 2) </math> ずなる。これはx軞から芋お30<math>{}^\circ</math>方向の力で、力の倧きさは :<math> \sqrt 3 f </math> に等しい。 ==== 力の分解 ==== [[File:2力の分解.svg|thumb|400px|2力の分解]] 力の合成の䜜業ずは逆に、1぀の力を2぀の力に分解できる。分け方は無数にあるが、1぀目の力を決めるず、平行四蟺圢の法則により、もう䞀方の力は自動的に決たる。 {{-}} ==== 力の぀りあい ==== ある物䜓に いく぀かの力が 同時に はたらいおいお、その合力が 0 のずき、「これらの力は'''぀りあっおいる'''」ずか「'''぀りあい'''の状態である」などずいう。 ===== 2力の぀りあい ===== [[File:2力の぀りあい.svg|thumb|500px|2力の぀りあい]] 2力が぀りあうためには、同䞀䜜甚線䞊で、逆向きで、力の倧きさが等しい、ずいう3぀の条件が必芁である。 この3぀の条件が成り立぀時、静止しおいた物䜓はそのたた静止し続け、運動しおいた物䜓はそのたた同じ速床で運動し぀づける。 「逆向きで、力が等しい」ずいう条件を匏で曞けば、 :<math> \vec {F _1} = - \vec{F _2} </math> ずなる。 F<sub>2</sub>を移項すれば、 :<math> \vec {F _1} + \vec{F _2} = \vec{0}</math> である。 ※ 数孊に぀いお<br /> <math> \vec{0} </math> は 零ベクトルれロベクトル ずいい、倧きさがれロのベクトルのこずであり、向きは無い。 ===== 3力の぀りあい ===== [[File:3力の぀りあい.svg|thumb|400px|3力の぀りあい]] 関係匏 :<math> \vec {F_1} + \vec{F_2} + \vec{F_3} = \vec{0}</math> が成り立぀。 x成分、y成分、それぞれ、次の関係匏が成り立぀。 :<math> F_{1x} + F_{2x} + F_{3x} = 0</math> :<math> F_{1y} + F_{2y} + F_{3y} = 0</math> ===== 䜜甚・反䜜甚の法則 ===== [[File:Spring of action-reaction-law.svg|thumb|300px|䜜甚・反䜜甚の䟋]] 人が ばね を匕いおいるずき、同時に ばね も人を匕いおいる。 このように、物䜓Aに物䜓Bが力を加えるずき、盞手の物䜓Bからも物䜓Aに同じ倧きさの力が及んでいる。 このように、物䜓はお互いに力を及がしあっおいる。たた、その及がしあう2぀の力の向きは、逆向きである。たた、それぞれの力は、同じ䜜甚線の䞊にある。 このようなお互いに及がしあう2぀の力のうち、䞀方の力を'''䜜甚'''さよう、actionずいい、もう䞀方の力を'''反䜜甚'''はんさよう、reactionずいう。 たずえば物䜓Aから物䜓Bに及がす力を「䜜甚」ずすれば、物䜓Bから物䜓Aに及がす力は「反䜜甚」になる。 :物䜓Aから物䜓Bに力Fを及がしおいるずき、同時に、物䜓Bからも、倧きさの等しい力で、反察方向の力が、同䞀䜜甚線䞊で、及んでいる。 これを '''䜜甚反䜜甚の法則''' 運動の第䞉法則ずいう。高校生は、「䜜甚反䜜甚の法則が、第䜕番目だったか?」は芚えなくおよい。 == 運動の法則 == === 慣性の法則 === 物䜓は倖郚から力が働かない限り、その速床を倉えるこずはない。静止しおいた物䜓は、倖郚から力が働かない限り、静止し続ける。自由萜䞋運動に関しおは、重力が働いおいるので、物䜓には倖郚から力が掛かっおいる。静止しおいる物䜓の速床は速床v=0だず考える 運動しおいる物䜓は、倖郚から力が掛からない限り、その速床を保ち続ける。摩擊による速さの䜎䞋に関しおは、摩擊力が物䜓に生じおいるので、これは倖郚から力が働いおるこずになる。 物䜓が静止しおいたにせよ、動いおいたにせよ、どちらにせよ、物䜓は倖郚から力が働かない限り、その速床を倉えるこずはない。 これを'''運動の第䞀法則'''ずいう。 物䜓の運動の、このような性質を'''慣性'''(かんせい、inertia)ず蚀うので、この法則は'''慣性の法則'''(law of inertia)ずいう。 ===運動方皋匏=== ==== 理論 ==== :<math> m \vec a = \vec F </math> を'''運動方皋匏'''うんどう ほうおいしきずいい、物䜓に加わる力ず、その力のよっお生じる加速床の関係は、運動方皋匏で衚される。 なお、2぀以䞊の力が加わるずきは、たずえば2぀の力の堎合は、 :<math> m \vec a = \vec F_1 + \vec F_2 </math> である。 本節の以降の文で、運動方皋匏を蚌明する。 䞀般に、静止しおいる物䜓が動きだすには、力を受けるこずが必芁なこずが知られおいる。 [[File:台車暡型を匕く実隓.svg|thumb|900px|center|台車暡型を匕く実隓]] {{-}} 実隓をするには、たずえば図のように、台車を ばねばかり で、䞀定の力で匕っ匵れば良い。それを、自動蚘録玙で蚘録する。 <gallery widths=350px| heights=250px> File:台車実隓v-tグラフ.svg|台車実隓の実隓結果をv-tグラフ化したもの。暡匏図 File:台車実隓a-mグラフ.svg|台車実隓の実隓結果をa-mグラフ化したもの。暡匏図 </gallery> {{-}} 実隓の結果によるず、党おの物䜓は ある䞀定の力<math>F</math>[N]を受けたずき、加速床<math>a</math>[m/s<sup>2</sup>]の倧きさは、物䜓の受けた力に比䟋し、たた、物䜓の持っおいる質量<math>m</math>[kg]に反比䟋をする。 この法則を匏で衚せば、比䟋係数をk<sub>1</sub>ずしお、 :<math>\vec a=k_1 \frac{\vec F}{m}</math> これを'''運動の第二法則'''である。 この第二法則を力を基準に曞き換えれば、比䟋係数をk<sub>2</sub>ずしお、 :<math>\vec F=k_2 m \vec a</math> ず衚わせる。 ここで、比䟋係数k<sub>2</sub>の倧きさが1になるように、力の定めた単䜍が力の単䜍の N'''ニュヌトン'''である。ニュヌトン単䜍の蚘号は N である。 1N 1ニュヌトン の力の倧きさの定矩ずは、質量1kgの物䜓に力を加えた時に、1m/s<sup>2</sup>の加速床を生じさせる力の倧きさを 1N ず定めおいる。 Nず、mメヌトル、kgキログラム、s秒ずの関係は、 :N = kg ・m/s<sup>2</sup> である。 ニュヌトン単䜍を甚いた力ず質量ず加速床ずの関係の方皋匏 :<math> m \vec a = \vec F </math> を'''運動方皋匏'''(うんどうほうおいしき、equation of motion)ず蚀う。 耇数の力が加わっおいる堎合は、たずえば2぀の力の加わる堎合は、単に力を合成すればいいだけなので :<math> m \vec a = \vec F_1 + \vec F_2 </math> ずなる。 * 䟋1 䟋えば、ある䞀定の力fを䞀様に受けおいる 質量mの物䜓は、運動方皋匏に埓うず、 加速床 :<math> \vec a = \frac {\vec f} {m} </math> の等加速床盎線運動をする。 * 䟋2。 重力 ある質量 m 物質が、重力 mg を受けお自由萜䞋する堎合、その物質の運動方皋匏を衚そう。 空気抵抗を無芖すれば :ma = mg である。 よっお、䞡蟺からmを割れば、 :a=g であり、質量によらず、぀ねに自由萜䞋する物䜓は、重力加速床 g で等加速床運動するこずが分かる。 空気抵抗がある堎合は、おもに物理 II の範囲なので、説明を省略する。空気抵抗の堎合の蚈算も簡単なので高校2幎皋床でも可胜だが、物理Iでは他にも単元があり、他に勉匷しないずいけないこずが倚くあるので、空気抵抗のある堎合を、物理 II に回そう。 ==== おもりの匕き䞊げ ==== [[File:おもりの匕き䞊げ.svg|thumb|300px|おもりの匕き䞊げをする際の、力ず加速床の仕組み。]] 右の図のように質量mの おもり を加速床aで匕き䞊げる堎合、運動方皋匏は :maT-mg ずなる。ただし、それぞれの代数の向きは右図のように取った。 :※ 未蚘述 {{clear}} ==== 䟋題: 定滑車をふくむ運動 ==== [[File:糞で぀ながれた2物䜓.svg|thumb|400px|糞で぀ながれた2物䜓]] 氎平で滑らかな机の䞊に、質量 Mkg の台車がある。その台車に ひも が぀ながれ、滑車を介しお、ひも の先に質量 mkg の おもり が釣り䞋げられおいる。 この堎合の、加速床の匏を求めよ。なお、重力加速床を g ずする。 たた、ひも が台車を匕く力の倧きさを求めよ。 なお、たるんでいない、軜い ひも による力の性質ずしお、ひも による力は、ひも の 䞡端で、同じであるずいう性質がある。 なので、台車を匕っ匵るひもの力の倧きさが T ならば、おもりを匕き䞊げる ひも の力の倧きさも同じく T になる。 たた、このTのような、ひも が䜕かを匕っ匵る力のこずを'''匵力'''ちょうりょくずいう。 '''解法'''<br /> [[File:糞で぀ながれた2物䜓 解法.svg|thumb|400px|糞で぀ながれた2物䜓 解法]] 運動方皋匏は、台車の匏 ず おもりの匏 を、それぞれ別に、匏を立おる。 たず、台車に぀いおは、加速床の向きは、物䜓の動く右向きを正ずする。 球に぀いおは、鉛盎䞋向きを正ずする。 ひも が台車を匕く力倧きさを T ずする。 台車の氎平方向の運動方皋匏は :<math> Ma=T </math> 台車の鉛盎方向の力の圱響に぀いおは、机からの垂盎抗力で打ち消されるため、無芖できる。たた、滑らかな机を考えおいるので、摩擊の圱響も無芖できる。 おもりの鉛盎方向の運動方皋匏は :<math> ma=mg-T </math> では、加速床 a を先に求めるずする。そのためには、匏を連立しお、匵力 Tを消去すればよいので、おもりの匏の T に Ma を代入すれば、 :<math> ma=mg-Ma </math> ずなる。 移項しお加速床aに぀いお、たずめお、 :<math> ma+Ma=(m+M)a=mg </math> よっお、 :<math> a= \frac{mg}{m+M} </math> 答え たた、ひも が匕く力の倧きさ T 匵力は、先ほど求めた加速床の結果の匏を、台車の匏 <math> Ma=T </math> に代入すればよく、 代入するず、 :<math> T = M\frac{mg}{m+M} </math> ずなる。 よっお、 :<math> T = \frac{mMg}{m+M} </math> 答え である。 {{clear}} ==== 䟋題: アトりッドの噚械 ==== [[File:アトりッドの噚械.svg|thumb|300px|アトりッドの噚械]] 右図のように、ひもの䞡端に、質量mず質量M 仮定: 䞍等匏 mM が成り立぀ずするのおもりを、滑車を介しお、図のように釣り䞋げたずする。そしお、手で、 おもり の䞡方を支えながら、静止させずするずする。 反動を぀けず、ゆっくりず手を離したずする。 このずきの加速床 a ず、匵力 T を求めよ。 *解法 右図での、巊偎のおもりの運動方皋匏は :maTヌmg である。 右図での、右偎のおもりの運動方皋匏は、 :MaMgヌT である。 加速床aおよび匵力Tを求めるには、この運動方皋匏の2匏を連立しお解けばよい。 *答え :<math> a = \frac{M-m}{M+m} g</math> :<math> T = \frac{2Mm}{M+m} g</math> {{clear}} == さたざたな力 == === 摩擊力 === [[File:静止摩擊の初等力孊.svg|thumb|400px|静止摩擊力ず抗力<br />図の堎合、抌す力 f ず静止摩擊力 F ずは、぀り合っおいる。たた、重力 W ず 垂盎抗力 N ずは、぀り合っおいる。]] 摩擊力(たさ぀りょく、friction force)も、力の䞀皮でありベクトルで衚わされる。䞀般に、摩擊力には静止摩擊力ず動摩擊力の2通りがあるこずが知られおいる。 ==== 静止摩擊力 ==== 静止しおいる物䜓を動かし始めるのに必芁な力を'''静止摩擊力'''(せいしたさ぀りょく、static friction force)ずいう。 氎平な机の䞊に眮いた物を、氎平方向に動かそうずしお氎平方向に匕いおみおも、加える力が小さいうちは、動かない。 同様に、机の䞊に眮いた物を氎平方向に抌しおみおも、やはり加える力が小さい内は、動かない。 これは、摩擊力たさ぀りょくが、机の面ず平行な方向の動きをさたたげようずしお、加えた力ずは反察向きに、摩擊力が働いおいお、぀り合っおいるからである。 物䜓を匕いお動かそうずしお力を加えおいるずきは、匕く向きずは逆向きに、摩擊力が働く。 同様に、物䜓を抌しお動かそうずしおいるずきは、抌す向きずは逆向きに、摩擊力が働く。 このように静止しおいる物䜓に察しお働く力を'''静止摩擊力'''(static friction force)ずいう。 静止しおいる物䜓を動かすには、摩擊のため、力が䜙蚈に必芁になる。 加える力が倧きくしおいくず、そのうち、加えた力の倧きさが、摩擊力をこえお、動き始める。぀たり、ある物䜓の静止摩擊力には、倧きさに䞊限がある。 物䜓が動き出す盎前の摩擊力を'''最倧摩擊力'''さいだい たさ぀りょく、maximum functional forceずいう。静止摩擊力を F ずしお、最倧摩擊力を F<sub>0</sub> ずすれば、これらの関係を匏で衚わすず、 :<math>F \leqq \mu _0 N</math> ずなる。 最倧摩擊力 F<sub>0</sub> の倧きさは、物䜓ず面ずが、互いに垂盎に抌しあう力、぀たり垂盎抗力すいちょく こうりょく の倧きさに比䟋する。垂盎抗力の蚘号は N で曞くのが普通である。 最倧摩擊 F<sub>0</sub> ず垂盎抗力 N の関係を匏で曞くず、 :<math>F_0 = \mu _0 N</math> ずなる。 <math>\mu</math>は比䟋係数であり、定数であり、'''静止摩擊係数'''(せいしたさ぀けいすう、coefficient of static friction)ず蚀う。 静止摩擊係数は物質ごずに決たる定数であり、実隓によるず、物質ず面のそれぞれの材質によっお決たり、接觊面積にはあたり関係しない。 摩擊係数は、䟋えばゎムでは非垞に倧きい。靎の滑り止めなどにゎム補の玠材が䜿われる理由の䞀぀は、このような理由である。たた、スケヌトリンクの氷の䞊で物䜓を滑らせるず、滑らせた物䜓が静止するこず無くい぀たでも滑り続けおいる様子が芳察される。これは、氷は摩擊係数が小さいからである。 物䜓が茉っおいる床に物䜓が沈たないためには、床が物䜓を抌し返す必芁があるので、このような床からの反発力を考える必芁がある。 このような床から物䜓に掛かる力は、床からの'''抗力'''こうりょく、reactionず呌ばれる。床の面の接線方向に察しお、抗力の方向が垂盎なので、'''垂盎抗力'''すいちょく こうりょくずよばれる。 ===== 摩擊角 ===== [[File:摩擊角の暡匏図.svg|thumb|400px|摩擊角]] ある板に物䜓を乗せ、この板ごず傟けるず、ある傟きをこえた段階で、物䜓が滑り始める。このずきの角床を'''摩擊角'''たさ぀かく、friction angleずいう。この摩擊角の倧きさ <math>\theta</math> は、物䜓の重力 mg の、板ず平行方向の分力 <math>mg \sin \theta </math> が、最倧摩擊力 ÎŒN Όmg cos''Ξ'' を越えたずきの角床である。 なお、物䜓の質量を m ずした。たた、静止摩擊係数を <math>\mu</math> ずした。 なぜ、摩擊角の倧きさがこうなるかずいうず、たず、物䜓は重力を受けお、鉛盎䞋方向に mg の力を受ける。 このうち、この力は斜面方向に :<math>mg\sin \theta</math> であり、面に察しお垂盎な方向に :<math>mg \cos \theta</math> の倧きさを持っおいる。このずき静止摩擊力の最倧倀は :<math>F = \mu N = \mu mg \cos \theta</math> ずなるので、斜面方向に働く重力 <math>mg\sin \theta</math> が、摩擊力 <math>= \mu mg \cos \theta</math> よりも倧きいずき、この物䜓は動きだすこずになる。 よっお、このような <math>\theta</math> の条件は、 :<math>\sin \theta \ge \mu \cos \theta</math> よっお :<math>\tan \theta \ge \mu</math> ずなる。 なお、「tan」ずは䞉角関数のタンゞェントであり、<math>\tan \theta = \frac{\sin \theta}{\cos \theta}</math> で定矩される。 このように、摩擊角の倧きさは質量によらない。 ==== 動摩擊力 ==== [[File:動摩擊の暡匏図.svg|thumb|400px|動摩擊]] あらい面の䞊を滑っおいる物䜓にも、摩擊力が掛かるので、倖郚から力を加えないでいるず、やがお止たっおしたう。このように、すべっおいる物䜓にかかる摩擊力を '''動摩擊力'''(どうたさ぀りょく、kinetic friction force) ず呌ぶ。 動摩擊力の倧きさ <math>F '</math> は、垂盎抗力Nに比䟋する。 :<math>F_0 = \mu ' N</math> この係数 <math>\mu '</math> を '''動摩擊係数'''(coefficient of kinetic friction) ずいう。 <math>\mu '</math>は、おもに材質によっお決たり、物䜓の滑る速床には、ほずんど䟝存しない。たた、<math>\mu '</math>は、物䜓の接觊面積には、ほずんど䟝存しない。 䞀般に、動摩擊係数の倧きさは、静止摩擊係数よりも小さい。すなわち、 :<math>\mu ' < \mu _0 </math> である。 [[File:匕っ匵る動摩擊.svg|thumb|left|400px|匕く力の倧きさによらず、動摩擊の倧きさは䞀定である。]] {{-}} [[File:匕く力ず動摩擊.svg|thumb|right|400px|物䜓を匕く力ず、摩擊力ずの関係]] あらい氎平面䞊で、物䜓に糞を぀けお、氎平方向に匕くする。匕く力を倧きくしおいくず、匕く力の倧きさず、摩擊力の倧きさの関係は、右の図のようになる。 {{-}} *参考: 転がり摩擊 ※ 蚈算問題にしづらいため、入詊では出題されにくい 先ほどの節で孊んだ、面䞊を滑る堎合の摩擊力は、滑り摩擊すべり たさ぀ずいう皮類の摩擊である。 䞀方、小球が転がったり、円筒が転がったりする堎合の摩擊を、転がり摩擊ころがり たさ぀ずいう。転がり摩擊も、怜定教科曞の範囲 <gallery widths=150px heights=150px> File:Ball bearing.jpg|ベアリング。玉軞受たたじくうけ。 ファむル:Angular-contact-ball-bearing single-row din628 type-b 120.png|玉軞受の断面 ファむル:Cylindrical-roller-bearing din5412-t1 type-n ex.png|ベアリング。ころ軞受ころじくうけ。 </gallery> 転がり摩擊力は、滑り摩擊力よりも、小さい。車茪やベアリング軞受けは、この転がり摩擊の原理を利甚したものである。「軞受け」は「じくうけ」ず読む。 高校の理科や、倧孊入詊の理科では、転がり摩擊に぀いおは、あたり扱わないので、普通科高校の読者はあたり転がり摩擊に深入りしないこず。 機械郚品に䜿われおいるベアリングの堎合、物䜓間に最滑油じゅんか぀ゆや、粘性ねんせいの高い油性のグリスを加えおあり、滑りやすくしおいるのが普通である。※ 普通科高校の理科では範囲倖だろう。普通科の生埒は、この文を気にしなくお良いだろう。 {{-}} *参考: ハむドロ プレヌニング ※ 蚈算問題にしづらいため、入詊では出題されにくい [[File:hydroplaning.svg|thumb|250px|left|ハむドロプレヌニングが発生しおいる状態の抂念図]] [[Image:Tire tread.jpg|thumb|right|250px|タむダの溝]] 物䜓間に氎や油などの液䜓があるず、滑りやすくなる。雚の日の濡れた路面では、滑りやすくなる。人間も、雚の日の道路で滑りやすくなるが、自動車や自転車なども滑りやすくなる。 たた、滑るため、ブレヌキが効かなくなり、この珟象をハむドロ プレヌニングずいい、ずおも危険である。 タむダに溝があるのは、氎を排出しやすくしお、滑りにくくするためである。だが、それでも晎れの日の也いた地面ず比べれば、雚の日は滑りやすい。たた、高速で走行するず排出が远い付かず、ハむドロプレヌニングが起きやすくなる。なので、雚の日は、ゆっくり目に、車間距離を倚めにしお、安党に運転する必芁がある。 {{-}} * その他、自動車関連の摩擊の話題 ※ 蚈算問題にしづらいため、入詊では出題されにくい 垂販の資料集を読むず、この他にも、自動車のブレヌキず摩擊の関係、レヌシングカヌず垂盎抗力の関係、自動車のABSの仕組みなど、いろいろな話題が曞いおあったりする。たずえば数研出版の資料集など だが、始めお摩擊を習う諞君の堎合、圓面は、そこたで深入りしなくおも良いだろう。実際に怜定教科曞や、倚くの参考曞でも、そこたでは説明されおいないのが普通である。物理孊的には、応甚ずしお興味深い話題だが、いかんせん読者の高校生には物理に䜿える孊習時間が限られおいる。他の教科も勉匷しなければならない。 === 液䜓や気䜓に関する力 === ==== 圧力 ==== [[File:Pressure schematic.svg|thumb|300px|圧力の説明図。スポンゞの䞊にある おもり 。 <br />同じ重さの おもり でも、スポンゞず接する郚分の面積によっお、めりこむ深さが違う。狭い面積で接するほど、その面積に重さの力が集䞭し、スポンゞに深く、めりこむ。]] '''圧力'''あ぀りょく、pressureずは、単䜍面積あたりにたずえば 1m<sup>2</sup> あたりに垂盎に抌す力の倧きさである。䜓の䞀郚分を指で抌した堎合ず、ずがった針のようなもので抌した堎合ずでは、同じ力で抌したずしおも結果に違いが出る。前者では皮膚がぞこむ皋床で枈むが、埌者では皮膚が砎れおしたうこずもある。これは、埌者の方が皮膚に働く圧力が匷いこずによる。 圧力は単䜍面積圓たりに働く力のこずであり、働く面積が小さいずきには単䜍面積圓たりに働く力は匷くなる。そのため、鋭くずがった針に力をかけたずきには、皮膚に察しお匷い圧力がかかったのである。 圧力の単䜍はN/m<sup>2</sup>(ニュヌトン毎平方メヌトル)である。これは、力の単䜍をたずえば N ニュヌトン、面積の単䜍でたずえば m<sup>2</sup> で割ったもので䞎えられる。このはN/m<sup>2</sup>の単䜍は、'''Pa'''('''パスカル''')ず略される。「Pa」の 頭文字 P は、倧文字で曞くのが普通である。 [[File:山頂ず海面の気圧.svg|thumb|500px|山頂ず海面の気圧]] 倧気䞭にある物質は、倧気から圧力を受けおいる。この倧気による圧力を'''倧気圧'''たいきあ぀、atmospheric pressureずいう。 倧気にかぎらず、気䜓は、接する物質に圧力をおよがす。気䜓による圧力を'''気圧'''きあ぀ずいう。 氎䞭にある物質は、たわりの氎から圧力を受けおおり、この氎による圧力を'''氎圧'''すいあ぀、fluid pressureずいう。 この倧気圧や氎圧のように、液䜓や気䜓の䞭にある物質は、たわりにある液䜓たたは気䜓からの圧力を受ける。 液䜓や気䜓は、流れるこずができるので、液䜓ず気䜓をたずめお'''流䜓'''りゅうたい、fluidずいうこずもある。 *備考 倧気圧に぀いお、1.013×10<sup>5</sup>Pa を、 1atmずいう。atmは「アトム」ず読む。 たた、ヘクトパスカルhPaを甚いれば、 1.013×10<sup>5</sup>Pa  1013hPa である。 hは10<sup>2</sup>を衚す接頭蟞せっずうじである。 我々の䜏む地衚は倧気の海の海底にあるず解釈するこずが出来お、我々自身も倧気自身から匷い圧力を受けおいる。このような圧力に耐えるため、我々の䜓は内偎から倧気圧ずちょうど同じ皋床の圧力になるように、倧気圧を抌し返しおいる。このこずによっお倧気圧に耐えるこずが出来おいるのである。 このこずはしかし、急激に回りの倧気の圧力が䞋がったずきに身䜓に倉調をきたすこずに通じおもいる。䟋ずしおは、人間は生身で宇宙空間に出るこずが出来ないこずがあげられる。宇宙空間には酞玠が無いこずからヘルメットのようなものを぀けお酞玠を䟛絊するこずが必芁な事は確かである。しかし、宇宙空間のように極端に圧力が䜎いずころでは、人間は、䜓に異垞を感じるず考えられる。そのため、党身を宇宙服でくたなく芆い身䜓の回りの圧力を地䞊での圧力ず同じ皋床に保぀こずが求められるのである。 ==== 氎圧ず浮力 ==== ===== 氎圧 ===== [[File:Pressure distribution on an immersed cube.png|thumb|400px|氎圧の説明図。氎深が深くなるほど、比䟋しお氎圧が匷くなる。氎圧の方向は、物䜓の面に垂盎方向に働く。]] 物䜓を氎に沈めるず、物䜓は氎によっお党䜓に圧力を受ける。このように氎の䞭にある物䜓にかかる圧力を、'''氎圧'''fluid pressureず呌ぶ。氎圧は氎の深さだけによっお決たる性質があり、方向によらない。したがっお、同じ深さでは、氎圧の倧きさは、どの方向でも同じである。たた、氎圧の倧きさは、氎の深さに比䟋する。 そしお、氎圧の力の倧きさの倀は、その䞊にある流䜓の重さによっお決たる。その圧力の倀は、流䜓の重さの䜜る力を、圧のかかる面積で割った倀である。 氎圧 pPaの匏は、぀ぎの匏になる。 :<math>p = \rho g h</math> なお、氎圧を䞎える液䜓の密床を <math>\rho</math>kg/m<sup>3</sup> ずしお、液䜓が存圚する地点での重力加速床を <math>g</math> ずした。 なぜこうなるかずいうず、深さ hm での力をFNずするず、 :<math>p=\frac{F}{S} = \frac{ \rho g h S}{S} = \rho g h</math> 圧力の倀は、流䜓の重さの䜜る力を、圧のかかる面積で割った倀である。 倧気圧を考慮するず、倧気圧をP0Paずすれば、氎圧pPaは :<math>p = \rho g h + p_0</math> である。 *䟋 深海探査を行う船は、倖壁に䜿う金属間の継ぎ目に倧きな圧力がかかるため、その圧力に堪えられるだけの匷床を持った现工をしないず、継ぎ目が砕けお船党䜓が氎に浞かっおしたう。 *䟋 空気圧も空気の深さだけによっおいる。そのため、高い山に登るこずによっお空気圧が䜎くなった情况を芋るこずが出来る。空気圧が䜎くなったこずの代衚的な珟象ずしお、袋詰めになっおいる食糧などがふくらんでしたうこずがあげられる。これは、回りの空気圧が䞋がったのに察しお、袋詰めになっおいるものの䞭の圧力は倉化するこずが出来ないので、盞察的に袋の䞭の圧力が倖の圧力より高くなったこずによる。たた、高山では湯を沞かしたずき沞隰の枩床が 100 <math>{}^\circ C</math> よりも䜎くなる珟象も、空気圧が䜎くなっおいるこずによる珟象である。これは、物質の沞点がたわりの物質の圧力に䟝存しおいるこずによる。 ===== 浮力 ===== [[File:浮力の匏の求め方.svg|thumb|400px|浮力の匏の求め方]] 氎に軜い物䜓を沈めるず、その物䜓はどこからか力を受けお氎から浮き䞊がっお来る。この力を'''浮力'''ふりょくず蚀う。 浮力は、物䜓の鉛盎方向の䞊䞋面が液䜓から受ける、䞊向きの力ず、䞋向きの力ずの差によっお生じおいる。 氎に浮かぶ物䜓が静止するずきは、物䜓の重さず、浮力ずが、釣り合っおいるずきである。 [[Image:Principio di Archimede galleggiamento.png|thumb|氎に浮かぶ物䜓は、物䜓の重さず浮力ずが釣り合うずきに、物䜓は静止する。<br>たた、浮力の倧きさは、氎面から䞋で物䜓が排陀した重さによる力の倧きさに等しい。]] 液䜓䞭で静止しおいる物䜓に぀いお、浮力の倧きさの倀は、氎面から䞋にある物䜓䜓積が排陀した重さによる力の倧きさに等しい。これを'''アルキメデスの原理'''ずいう。 よっお、䜓積 Vm<sup>3</sup> の物䜓にかかる、浮力 FN の倧きさは :<math>F = \rho V g </math> である。 *蚌明 右図のような円柱状の物䜓が氎䞭にあるずしよう。 そもそも、浮力の力は、物䜓の䞊䞋面の受ける、氎圧による力ちからの差によるものである。 たず、氎圧を求める必芁があるので、䞊面および䞋面での氎圧をそれぞれ求める。 倧気圧を p0Pa ずすれば、䞊面に掛かる氎圧 p1Paは、 :<math>p_1 = \rho g h_1 + p_0</math> 䞋面に掛かる氎圧 p2Paは :<math>p_2 = \rho g h_2 = \rho g (h_1 + h) + p_0</math> である。 氎圧により、䞊面に掛かる力 F1N は、 :<math>F_1 = p_1 S = \rho g h_1 S + p_0 S</math> である。 氎圧により、䞋面に掛かる氎圧 F2N は :<math>F_2 = p_2 S = \rho g h_2 S = \rho g (h_1 + h) S + p_0 S</math> である。 F1 ず F2 は逆向きであり、F2 のほうが深い堎所(h2  h + h1 ) にあるので F1 よりも倧きい。぀たり、F1  F2 である。 なので、差し匕き、<math>F_2 - F_1</math> が、浮力ずしお働く。 浮力を蚈算するず、 :<math>F_1 - F_2 = \{ \rho g h_1 S + p_0 S \} - \{ \rho g (h_1 + h) S + p_0 S \} = \rho g h S </math> である。 よっお、これたでの結果をたずめるず、浮力 <math>F_2 - F_1</math> は :<math>F_1 - F_2 = \rho g S h </math> さお、䜓積 V は、 :<math>V=Sh </math> である。これを浮力の匏に代入しお、 :<math>F_1 - F_2 = \rho g S h = \rho g V </math> よっお、物䜓にかかる浮力は、物䜓の䜓積に比䟋する。たた、浮力が、液䜓の密床にも比䟋する。 これらの比䟋関係を合わせるず、物䜓が受ける浮力は、物䜓が抌しのけた液䜓の質量に比䟋するこずになる。 このずき、立方䜓に氎圧によっおかかる力は、物䜓の䞊の面より䞋の面の方がより深い䜍眮にあるこずから、物䜓には䞊向きの力が働くこずが予想される。このため、物䜓には䞊向きの力が働きこの力がちょうど浮力に察応するものになるのである。たた、今のこずから浮力は、物䜓の高さに比䟋する。たた、圧力に圧力を受ける面の面積をかけたものが力によっお生じる力になるので、浮力自身は物䜓が圧力を受ける面の面積にも比䟋する。さらに、より正確には物䜓にかかる浮力は物䜓が沈められおいる液䜓の密床にも比䟋するこずが知られおいる。そのため、これらを合わせるず、物䜓が受ける浮力は物䜓が抌しのけた液䜓の質量に比䟋するこずが分かるのである。 ==== パスカルの原理 ==== [[File:Hydraulic Force svk.png|thumb|200px|ピストンの面積を倉えるず増力するのに぀かうこずができる。]] :(※ 未蚘述) {{-}} [[カテゎリ:力孊]]
2015-07-09T16:21:08Z
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高等孊校物理/物理I/運動ず゚ネルギヌ/仕事ず゚ネルギヌ
物理孊でいう「゚ネルギヌ」(英:eneregy ゚ナゞヌ)ずは、物理孊でいう「仕事」(しごず、英:work ワヌク)をする胜力のこずである。より具䜓的にいうず、゚ネルギヌずは、静止しおいた他の物䜓を動かせる胜力のこずである。 では、物理孊でいう「仕事」ずは䜕か。それを、これから孊んでいこう。 物䜓に力をかけたたた力の方向に移動させるこずを、「物䜓に仕事をした」などずいう。 いっぜう、単に力を加えただけで、物䜓が動かない堎合は、「仕事をしおいない」のである。 ここでは、図のように、物䜓に䞀定の倧きさの力 F[N] を加えたずしお、その力の方向に s[m] だけ倉䜍したずする。 このずき、力がする仕事(しごず、work) W は、぀ぎの匏で衚される。 仕事 Wの単䜍は ゞュヌル [J] である。 なお である。 仕事の蚘号は通垞では W たたは w で曞かれる。倧文字たたは小文字のダブリュヌである。 仕事は、ベクトルではない。 図のように、氎平方向から角床 Ξ で、力 F で匕いおいる堎合で、氎平方向に s[m] だけ動かした堎合の仕事は、 なぜなら、力 F の、移動方向の分力は、 である。 たた、さきほどの節の仕事の定矩より、仕事の匏の力は、移動方向の分力のみを考えればよい。なお、垂盎方向には動いおいないので、垂盎方向の分力 F・s sin Ξ は仕事をしおいない。なので、氎平方向の分力のみを蚈算すれば仕事が求たる。そしお、その、氎平方向の分力 F cos Ξ がする仕事ずは、 である。これを敎理しお、仕事 W は ずなる。 たずえば図のように動滑車を䜿うず、物䜓を持ち䞊げるのに必芁な力は半分になるが、物䜓を滑車を䜿わないずきず同じ距離だけ持ち䞊げたい堎合に、ひもを持ち䞊げるのに必芁な距離が2倍になるので、結局、滑車を甚いおも、「力の倧きさ × 移動量」ずいう量は同じである。぀たり、仕事の倧きさは、滑車を䜿っおも倉わらない。 おこ や 斜面 でも、力の倧きさは倉えられおも、そのぶん手元の移動距離が増えおしたい、結局、仕事の倧きさは倉えられない。 仮に摩擊の無い理想的な おこ や 斜面 があったずしおも、それを、どんなに組み合わせおも、「力の倧きさ × 移動量」ずいう量は同じであり、぀たり仕事は倉わらない。 このように、どんな道具を䜿っお力の倧きさを倉えおも、道具を䜿わない堎合ず、仕事が倉化しないこずを、仕事の原理ずいう。 図のように、比率 1:2 の おこ が、あったずしよう。 図で分かるように、距離 h[m] だけ持ち䞊げるのに必芁な力は半分の 1 2 m g {\displaystyle {\frac {1}{2}}mg} で枈むが、物䜓を持ち䞊げるのに必芁な手元の移動距離が、2倍の 2h[m] になっおいる。 結局、仕事は倉わらない。 念のため、仕事 W を蚈算しおみおも、 であり、結局、距離 h 持ち䞊げるのに必芁な仕事は mgh である。 図のように、傟き Ξ の斜面があるずしよう。蚈算の簡単化のため、斜面は滑らかであるずしお、摩擊は無いずしよう。 たた、0° < Ξ < 90° ずしよう。 この堎合、物䜓を鉛盎方向に h[m] だけ高い堎所に䞊げる仕事を蚈算しよう。 たず、物䜓を動かすのに必芁な力は、斜面を甚いた堎合、図から分かるように、 である。 しかし、高さhたで䞊げるために必芁な、斜面の距離は、 である。 結局、仕事 W は ずなり、仕事は同じである。 ※重力加速床などは別である。 ゚ネルギヌ(英:energy ゚ナゞヌ)ずは、物理孊でいう「仕事」(しごず、英:work ワヌク)をする胜力の倧きさを、数倀的に定量的に衚したものである。 なお、「゚ネルギヌ」ずいう読みは、ドむツ語での発音に由来する読み方であり、英語では「゚ナゞヌ」ず発音するのが近い。日本では、この物理量のこずは「゚ネルギヌ」ずいうのが䞀般的である。 運動しおいる物䜓(仮に、これをAずする。)は、他の物䜓(仮にBずする。)にぶ぀かれば、その物䜓Bに力を及がしたり、物䜓Bを動かしたりできる。 ぀たり、運動しおいる物䜓には、仕事をする胜力があり、したがっお運動しおいる物䜓ぱネルギヌを持っおいる。 この、運動をしおいる物䜓が持぀゚ネルギヌを運動゚ネルギヌ(うんどう゚ネルギヌ、kinetic energy)ずいう。 皮々の実隓の結果によるず、物䜓の運動゚ネルギヌ K は、物䜓の速さを v ずし、その物䜓の質量を m ずするず、 である。 運動の方向がどちらであっおも、物䜓が持っおいる゚ネルギヌは同じである。 運動゚ネルギヌの単䜍は、ゞュヌル(J)である。 実際に、この量は質量ず速床の2乗の積で出来おいるこずから、この量の単䜍は ずなり、確かに仕事の単䜍(J)ず等しいこずが分かる。 図のように、質量 m[kg]の物䜓Aが右向きに進んでいるずしよう。物䜓Bず衝突しおから、物䜓Aが䞀定の力 F [N]で物䜓Bを抌しながら、距離 s[m] だけ進んで、静止したずする。 このずき、力が䞀定なので加速床が䞀定になり、等加速床盎線運動の公匏より、 である。 この匏を移項しお敎理するず、 ずなる。(蚌明おわり) 速さが2倍になるず、運動゚ネルギヌは4倍になる。速さが3倍になるず、運動゚ネルギヌは9倍になる。 質量 m[kg]を持぀物䜓が、氎平方向に速床 v1 [m/s] で運動しおいた。このずきその物䜓に、ある仕事 W [J]をし、その物䜓の速床をv2たで匕きあげた。 䞀般に、物䜓になされた仕事の倧きさのぶんだけ、物䜓の゚ネルギヌが倉化する。 この堎合、仕事Wず運動゚ネルギヌの関係は ずなる。 もし、速床を匕き䞊げるずきの力 F が、䞀定の力だずするず、等加速床盎線運動の公匏から、さきほどの公匏を蚌明できる。 実際に、等加速床盎線運動の公匏より、 である。匏を移項しお敎理すれば、 ずなる。(蚌明おわり) 力が䞀定でない堎合でも、぀たり加速床が䞀定でない堎合でも、埮小区間に区切っお蚈算するこずで、その区間内では加速床が䞀定ず近䌌できるので、加速床䞀定の堎合ず同様の公匏が成り立ち、 よっお、力が䞀定でない堎合でも、 ずなる。 高さh[m]に持ち䞊げた質量m[kg]の物䜓は、手を離せば、重力によっおmg[N]の力を受けながら、地面たでの距離hの分だけ萜䞋するので、手を離すず仕事をmgh[J]するこずになる。 ずいうこずは、高さh[m]にある質量m[kg]の物䜓ぱネルギヌをmgh[J]ほど持っおいるこずになる。 このような、物䜓の高さによる゚ネルギヌを䜍眮゚ネルギヌ(いち゚ネルギヌ、potential energy)ずいう。 䜍眮゚ネルギヌは物䜓の高さhず物䜓の質量mず重力加速床gに比䟋する。䜍眮゚ネルギヌの蚘号をUで衚した堎合、䜍眮゚ネルギヌUは である。 ばね に蓄えられる゚ネルギヌも、䜍眮゚ネルギヌず芋なしおよい。 䟋ずしお、図のように、氎平に ばね が眮いおあるずする。そしお、自然長からx[m]䌞ばしたずする。このずき、ばね に蓄えられる゚ネルギヌ(䜍眮゚ネルギヌ)を求めよう。蚈算の簡単化のため、摩擊は考えないずする。 ばね定数を k[N/m]ずしお、匟性力 F は F=kx [N]ずする。 䜍眮゚ネルギヌの堎合、仕事 W のぶんだけ、䜍眮゚ネルギヌ U が増すのだから、䜍眮゚ネルギヌを求めたいなら、たず仕事 W を求めればよい。 ばねの匟性力 F=kx のする仕事 W を求めるには、暪軞に䌞びx[m]、瞊軞に匟性力F[N]のグラフを求め、そのグラフから図圢的に仕事の倀を求めればよい。 そのグラフは、右図䞋のグラフのようになる。 そのグラフから分かるように、 自然長を基準にしお、x[m]䌞びた堎合の匟性力 F=kx のした仕事 W[J] は、 である。 そしお、その仕事( W = 1 2 k x 2 {\displaystyle W={\frac {1}{2}}kx^{2}} )ず同じ倧きさの゚ネルギヌが蓄えられるので、これが、匟性力による䜍眮゚ネルギヌである。 ぀たり、匟性力による䜍眮゚ネルギヌ U[J]は、 である。䞀般に、匟性力の蚈算では、この匏を公匏ずしお扱う。 匟性力による䜍眮゚ネルギヌのこずを匟性゚ネルギヌ(だんせい゚ネルギヌ、elastic energy)ずもいう。 さきほどの右図では、䌞ばした堎合の図だったが、瞮めた堎合でも、自然長を基準に、同様の公匏が成り立぀。 自然長から x1[m]䌞ばされお静止させおいた、氎平に眮かれた ばね を、さらに䌞ばしお、自然長から x2 たで䌞ばした。 このずきの䜍眮゚ネルギヌの差を求めよ。 それぞれの䜍眮゚ネルギヌをU2、U1ずすれば、 を求めればよい。よっお、 である。 ※泚意. 間違えお、【誀答䟋→】 1 2 k ( x 2 − x 1 ) 2 = 1 2 k ( x 2 2 − 2 x 1 x 2 + x 1 2 ) {\displaystyle {\frac {1}{2}}k({x_{2}}-{x_{1}})^{2}={\frac {1}{2}}k({x_{2}}{}^{2}-2{x_{1}}{x_{2}}+{x_{1}}{}^{2})} 【←誀答䟋】ずしないように。 重力による䜍眮゚ネルギヌは、重力の仕事に぀いおの 仕事の原理 から分かるように、高さによっおのみ決たり、その移動途䞭の経路には寄らない。 重力のほか、ばね の匟性力による、ある時点での匟性゚ネルギヌも、その時点での䌞び x[m] によっおのみ決たり、その途䞭の経路には寄らない。 この重力や匟性力のように、途䞭の経路によらず、その時点での䜍眮のみによっお、ある゚ネルギヌが決たる堎合、その重力や匟性力などの力を保存力(ほぞんりょく)ずいう。 重力は保存力である。匟性力は保存力である。 ※ この単元([[高等孊校理科 物理I 運動ず゚ネルギヌ)ではただ習わないが、静電気力も保存力である。詳しくは、高等孊校理科 物理I 電気などの単元で習う。 いっぜう、動摩擊力は、保存力ではない。 保存力による゚ネルギヌの倀は、始点ず終点によっおのみ決たる。 図のように、かりに、物䜓をある高さ h2[m]から高さh1ぞ萜䞋させたずする。 空気抵抗を無芖すれば、重力がした仕事のぶんだけ、運動゚ネルギヌが増加するので、次匏(じしき)が成り立぀。 移行しお、同じ添字(そえじ)の項をたずめれば、次匏が埗られる。 ずなる。 これは、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌの和が、点Aでも点Bでも同じである。 このこずから、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌの和は䞀定である法則が埗られる。 この法則を 力孊的゚ネルギヌ保存の法則(law of conservation of energy) ずいう。 なお、運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌをたずめお、力孊的゚ネルギヌ(りきがくおき゚ネルギヌ、mechanical energy)ずいう。 ある物䜓の党おの力孊的゚ネルギヌの和を E[J]ずするず、その物䜓の運動゚ネルギヌを K[J]ずし、その物䜓の䜍眮゚ネルギヌを U[J]ずしたずき、 である。 図のように、かりに、物䜓をある高さ h[m]から高さ0ぞ転がりおろしたずしお、高さ0で、その物䜓の速さ v[m]を枬る実隓を行なう。蚈算の簡単化のため、物䜓の初速床は 0 ずする。たた、摩擊や空気抵抗は、無芖できるずする。 物䜓が仮に球状の堎合、転げ萜ちる物䜓の回転による゚ネルギヌ蚈算法は、高校レベルを越えお倧孊レベルの蚈算になるので、ここでは回転゚ネルギヌを無芖できるように、球状ではないず圢状ずする。 さお、図を芋るず分かるように、垂盎抗力は運動方向ず盎角であるので、垂盎抗力は仕事をしない。 よっお、䜍眮゚ネルギヌの蚈算では、重力 mg による仕事だけを考えればよい。 なので、重力がした仕事 mgh[J]のぶんだけ、運動゚ネルギヌが増加する。 よっお、 ずなる。 この匏を v に぀いお解くず、 (蚈算の簡単化のため、vの笊号は正のみずした。) そしお実隓結果も、この匏 v = 2 g h {\displaystyle v={\sqrt {2gh}}} ず同じ結果になる。 よっお、この堎合、匏 m g h = 1 2 m v 2 {\displaystyle mgh={\frac {1}{2}}mv^{2}} が物理孊的に正しいこずになる。(物理孊は実隓科孊であるので、実隓的に怜蚌された匏は正しい。) 匵力は運動方向に垂盎なので、仕事をしない。よっお、匵力による仕事は0であるので、匵力による゚ネルギヌ倉化は0である。 なので、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌだけを考えればよい。 したがっお、振り子のおもりに぀いおも、力孊的゚ネルギヌ保存の法則が成り立ち、 である。 実際の運動では、摩擊や空気抵抗などのため、運動しおいる物䜓は、そのうち静止する。なので、実際の物䜓では、力孊的゚ネルギヌは保存しない。 たた、経路によっお、物䜓の゚ネルギヌの倧きさが倉わっおくるので、摩擊力は保存力ではない。 倱われたぶんの力孊的゚ネルギヌ(運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ)は、摩擊のため、熱などになっお、呚囲に攟出される。 なお、摩擊によっお攟出される゚ネルギヌのこずを摩擊熱(たさ぀ね぀)ずいう。 熱に぀いおは、くわしくは熱の単元 高等孊校理科 物理I/熱 で習う。 図のように、傟き Ξ の荒い面の坂で、䜍眮Aで初速床 V_A[m/s]を䞎えお、物䜓を滑らせる堎合を考える。その埌、物䜓は、斜面にそっおs[m]だけ滑り萜ち、物䜓は䜍眮Bで速床V_B になったずする。 高校物理の、この問題では、動摩擊力の倧きさは、䞀定ずしおよい。 動摩擊力を f[N] ずするず、動摩擊がする仕事 W2[J] は、 である。 いっぜう、重力のする仕事は、 である。 たた、図より、 倱われたぶんの力孊的゚ネルギヌが、摩擊力による仕事ず等しいから、次匏が成り立぀。 右図のように、すべり台の䞊で初速床0で球を転がした堎合の運動を考える。 すべり台から飛び出したあずの球は、元の䜍眮たでは䞊がらない。 なぜなら、運動゚ネルギヌがあるからである。
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"この堎合、物䜓を鉛盎方向に h[m] だけ高い堎所に䞊げる仕事を蚈算しよう。", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "たず、物䜓を動かすのに必芁な力は、斜面を甚いた堎合、図から分かるように、", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "である。", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "しかし、高さhたで䞊げるために必芁な、斜面の距離は、", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "である。", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "結局、仕事 W は", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ずなり、仕事は同じである。", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "※重力加速床などは別である。", "title": "仕事ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "゚ネルギヌ(英:energy ゚ナゞヌ)ずは、物理孊でいう「仕事」(しごず、英:work ワヌク)をする胜力の倧きさを、数倀的に定量的に衚したものである。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "なお、「゚ネルギヌ」ずいう読みは、ドむツ語での発音に由来する読み方であり、英語では「゚ナゞヌ」ず発音するのが近い。日本では、この物理量のこずは「゚ネルギヌ」ずいうのが䞀般的である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "運動しおいる物䜓(仮に、これをAずする。)は、他の物䜓(仮にBずする。)にぶ぀かれば、その物䜓Bに力を及がしたり、物䜓Bを動かしたりできる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "぀たり、運動しおいる物䜓には、仕事をする胜力があり、したがっお運動しおいる物䜓ぱネルギヌを持っおいる。 この、運動をしおいる物䜓が持぀゚ネルギヌを運動゚ネルギヌ(うんどう゚ネルギヌ、kinetic energy)ずいう。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "皮々の実隓の結果によるず、物䜓の運動゚ネルギヌ K は、物䜓の速さを v ずし、その物䜓の質量を m ずするず、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "運動の方向がどちらであっおも、物䜓が持っおいる゚ネルギヌは同じである。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "運動゚ネルギヌの単䜍は、ゞュヌル(J)である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "実際に、この量は質量ず速床の2乗の積で出来おいるこずから、この量の単䜍は", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "ずなり、確かに仕事の単䜍(J)ず等しいこずが分かる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "図のように、質量 m[kg]の物䜓Aが右向きに進んでいるずしよう。物䜓Bず衝突しおから、物䜓Aが䞀定の力 F [N]で物䜓Bを抌しながら、距離 s[m] だけ進んで、静止したずする。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "このずき、力が䞀定なので加速床が䞀定になり、等加速床盎線運動の公匏より、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "この匏を移項しお敎理するず、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "ずなる。(蚌明おわり)", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "速さが2倍になるず、運動゚ネルギヌは4倍になる。速さが3倍になるず、運動゚ネルギヌは9倍になる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "質量 m[kg]を持぀物䜓が、氎平方向に速床 v1 [m/s] で運動しおいた。このずきその物䜓に、ある仕事 W [J]をし、その物䜓の速床をv2たで匕きあげた。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "䞀般に、物䜓になされた仕事の倧きさのぶんだけ、物䜓の゚ネルギヌが倉化する。 この堎合、仕事Wず運動゚ネルギヌの関係は", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "もし、速床を匕き䞊げるずきの力 F が、䞀定の力だずするず、等加速床盎線運動の公匏から、さきほどの公匏を蚌明できる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "実際に、等加速床盎線運動の公匏より、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "である。匏を移項しお敎理すれば、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "ずなる。(蚌明おわり)", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "力が䞀定でない堎合でも、぀たり加速床が䞀定でない堎合でも、埮小区間に区切っお蚈算するこずで、その区間内では加速床が䞀定ず近䌌できるので、加速床䞀定の堎合ず同様の公匏が成り立ち、 よっお、力が䞀定でない堎合でも、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "高さh[m]に持ち䞊げた質量m[kg]の物䜓は、手を離せば、重力によっおmg[N]の力を受けながら、地面たでの距離hの分だけ萜䞋するので、手を離すず仕事をmgh[J]するこずになる。 ずいうこずは、高さh[m]にある質量m[kg]の物䜓ぱネルギヌをmgh[J]ほど持っおいるこずになる。 このような、物䜓の高さによる゚ネルギヌを䜍眮゚ネルギヌ(いち゚ネルギヌ、potential energy)ずいう。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "䜍眮゚ネルギヌは物䜓の高さhず物䜓の質量mず重力加速床gに比䟋する。䜍眮゚ネルギヌの蚘号をUで衚した堎合、䜍眮゚ネルギヌUは", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "ばね に蓄えられる゚ネルギヌも、䜍眮゚ネルギヌず芋なしおよい。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "䟋ずしお、図のように、氎平に ばね が眮いおあるずする。そしお、自然長からx[m]䌞ばしたずする。このずき、ばね に蓄えられる゚ネルギヌ(䜍眮゚ネルギヌ)を求めよう。蚈算の簡単化のため、摩擊は考えないずする。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "ばね定数を k[N/m]ずしお、匟性力 F は F=kx [N]ずする。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "䜍眮゚ネルギヌの堎合、仕事 W のぶんだけ、䜍眮゚ネルギヌ U が増すのだから、䜍眮゚ネルギヌを求めたいなら、たず仕事 W を求めればよい。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "ばねの匟性力 F=kx のする仕事 W を求めるには、暪軞に䌞びx[m]、瞊軞に匟性力F[N]のグラフを求め、そのグラフから図圢的に仕事の倀を求めればよい。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "そのグラフは、右図䞋のグラフのようになる。 そのグラフから分かるように、 自然長を基準にしお、x[m]䌞びた堎合の匟性力 F=kx のした仕事 W[J] は、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "そしお、その仕事( W = 1 2 k x 2 {\\displaystyle W={\\frac {1}{2}}kx^{2}} )ず同じ倧きさの゚ネルギヌが蓄えられるので、これが、匟性力による䜍眮゚ネルギヌである。 ぀たり、匟性力による䜍眮゚ネルギヌ U[J]は、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "である。䞀般に、匟性力の蚈算では、この匏を公匏ずしお扱う。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "匟性力による䜍眮゚ネルギヌのこずを匟性゚ネルギヌ(だんせい゚ネルギヌ、elastic energy)ずもいう。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "さきほどの右図では、䌞ばした堎合の図だったが、瞮めた堎合でも、自然長を基準に、同様の公匏が成り立぀。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "自然長から x1[m]䌞ばされお静止させおいた、氎平に眮かれた ばね を、さらに䌞ばしお、自然長から x2 たで䌞ばした。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "このずきの䜍眮゚ネルギヌの差を求めよ。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "それぞれの䜍眮゚ネルギヌをU2、U1ずすれば、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "を求めればよい。よっお、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "※泚意. 間違えお、【誀答䟋→】 1 2 k ( x 2 − x 1 ) 2 = 1 2 k ( x 2 2 − 2 x 1 x 2 + x 1 2 ) {\\displaystyle {\\frac {1}{2}}k({x_{2}}-{x_{1}})^{2}={\\frac {1}{2}}k({x_{2}}{}^{2}-2{x_{1}}{x_{2}}+{x_{1}}{}^{2})} 【←誀答䟋】ずしないように。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "重力による䜍眮゚ネルギヌは、重力の仕事に぀いおの 仕事の原理 から分かるように、高さによっおのみ決たり、その移動途䞭の経路には寄らない。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "重力のほか、ばね の匟性力による、ある時点での匟性゚ネルギヌも、その時点での䌞び x[m] によっおのみ決たり、その途䞭の経路には寄らない。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "この重力や匟性力のように、途䞭の経路によらず、その時点での䜍眮のみによっお、ある゚ネルギヌが決たる堎合、その重力や匟性力などの力を保存力(ほぞんりょく)ずいう。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "重力は保存力である。匟性力は保存力である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "※ この単元([[高等孊校理科 物理I 運動ず゚ネルギヌ)ではただ習わないが、静電気力も保存力である。詳しくは、高等孊校理科 物理I 電気などの単元で習う。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "いっぜう、動摩擊力は、保存力ではない。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "保存力による゚ネルギヌの倀は、始点ず終点によっおのみ決たる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "図のように、かりに、物䜓をある高さ h2[m]から高さh1ぞ萜䞋させたずする。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "空気抵抗を無芖すれば、重力がした仕事のぶんだけ、運動゚ネルギヌが増加するので、次匏(じしき)が成り立぀。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "移行しお、同じ添字(そえじ)の項をたずめれば、次匏が埗られる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "これは、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌの和が、点Aでも点Bでも同じである。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "このこずから、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌの和は䞀定である法則が埗られる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "この法則を 力孊的゚ネルギヌ保存の法則(law of conservation of energy) ずいう。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "なお、運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌをたずめお、力孊的゚ネルギヌ(りきがくおき゚ネルギヌ、mechanical energy)ずいう。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "ある物䜓の党おの力孊的゚ネルギヌの和を E[J]ずするず、その物䜓の運動゚ネルギヌを K[J]ずし、その物䜓の䜍眮゚ネルギヌを U[J]ずしたずき、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "図のように、かりに、物䜓をある高さ h[m]から高さ0ぞ転がりおろしたずしお、高さ0で、その物䜓の速さ v[m]を枬る実隓を行なう。蚈算の簡単化のため、物䜓の初速床は 0 ずする。たた、摩擊や空気抵抗は、無芖できるずする。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "物䜓が仮に球状の堎合、転げ萜ちる物䜓の回転による゚ネルギヌ蚈算法は、高校レベルを越えお倧孊レベルの蚈算になるので、ここでは回転゚ネルギヌを無芖できるように、球状ではないず圢状ずする。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "さお、図を芋るず分かるように、垂盎抗力は運動方向ず盎角であるので、垂盎抗力は仕事をしない。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "よっお、䜍眮゚ネルギヌの蚈算では、重力 mg による仕事だけを考えればよい。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "なので、重力がした仕事 mgh[J]のぶんだけ、運動゚ネルギヌが増加する。 よっお、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "この匏を v に぀いお解くず、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "(蚈算の簡単化のため、vの笊号は正のみずした。)", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "そしお実隓結果も、この匏 v = 2 g h {\\displaystyle v={\\sqrt {2gh}}} ず同じ結果になる。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "よっお、この堎合、匏 m g h = 1 2 m v 2 {\\displaystyle mgh={\\frac {1}{2}}mv^{2}} が物理孊的に正しいこずになる。(物理孊は実隓科孊であるので、実隓的に怜蚌された匏は正しい。)", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "匵力は運動方向に垂盎なので、仕事をしない。よっお、匵力による仕事は0であるので、匵力による゚ネルギヌ倉化は0である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "なので、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌだけを考えればよい。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "したがっお、振り子のおもりに぀いおも、力孊的゚ネルギヌ保存の法則が成り立ち、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "実際の運動では、摩擊や空気抵抗などのため、運動しおいる物䜓は、そのうち静止する。なので、実際の物䜓では、力孊的゚ネルギヌは保存しない。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "たた、経路によっお、物䜓の゚ネルギヌの倧きさが倉わっおくるので、摩擊力は保存力ではない。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "倱われたぶんの力孊的゚ネルギヌ(運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ)は、摩擊のため、熱などになっお、呚囲に攟出される。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "なお、摩擊によっお攟出される゚ネルギヌのこずを摩擊熱(たさ぀ね぀)ずいう。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "熱に぀いおは、くわしくは熱の単元 高等孊校理科 物理I/熱 で習う。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "図のように、傟き Ξ の荒い面の坂で、䜍眮Aで初速床 V_A[m/s]を䞎えお、物䜓を滑らせる堎合を考える。その埌、物䜓は、斜面にそっおs[m]だけ滑り萜ち、物䜓は䜍眮Bで速床V_B になったずする。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "高校物理の、この問題では、動摩擊力の倧きさは、䞀定ずしおよい。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "動摩擊力を f[N] ずするず、動摩擊がする仕事 W2[J] は、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "いっぜう、重力のする仕事は、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "である。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "たた、図より、", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "倱われたぶんの力孊的゚ネルギヌが、摩擊力による仕事ず等しいから、次匏が成り立぀。", "title": "運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "右図のように、すべり台の䞊で初速床0で球を転がした堎合の運動を考える。 すべり台から飛び出したあずの球は、元の䜍眮たでは䞊がらない。", "title": "雑題" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "なぜなら、運動゚ネルギヌがあるからである。", "title": "雑題" } ]
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== 仕事ず゚ネルギヌ == 物理孊でいう「゚ネルギヌ」英eneregy ゚ナゞヌずは、物理孊でいう「仕事」しごず、英:work ワヌクをする胜力のこずである。より具䜓的にいうず、゚ネルギヌずは、静止しおいた他の物䜓を動かせる胜力のこずである。 :(なお、「゚ネルギヌ」ずいう読みは、ドむツ語での発音に由来する読み方であり、英語では「゚ナゞヌ」ず発音するのが近い。日本では、この物理量のこずは「゚ネルギヌ」ずいうのが䞀般的である。) では、物理孊でいう「仕事」ずは䜕か。それを、これから孊んでいこう。 === 仕事 === ==== 仕事 ==== [[File:Work (physics).svg|thumb|350px|仕事]] 物䜓に力をかけたたた力の方向に移動させるこずを、「物䜓に仕事をした」などずいう。 いっぜう、単に力を加えただけで、物䜓が動かない堎合は、「仕事をしおいない」のである。 ここでは、図のように、物䜓に䞀定の倧きさの力 FN を加えたずしお、その力の方向に sm だけ倉䜍したずする。 [[File:Work F-s jp.svg|thumb|300px|仕事のF-sグラフ]] このずき、力がする'''仕事'''しごず、work W は、぀ぎの匏で衚される。 :WF・s 仕事 Wの単䜍は '''ゞュヌル''' '''J''' である。 なお :1[J][N <math>\cdot</math> m] である。 仕事の蚘号は通垞では W たたは w で曞かれる。倧文字たたは小文字のダブリュヌである。 仕事は、ベクトル'''ではない'''。 {{-}} ==== 力の向きず倉䜍の向きが異なる堎合 ==== [[File:斜めの力の仕事.svg|thumb|400px|力の向きず動かす向きが違う堎合]] 図のように、氎平方向から角床 ''Ξ'' で、力 F で匕いおいる堎合で、氎平方向に sm だけ動かした堎合の仕事は、 :WF・s cos ''Ξ'' なぜなら、力 F の、移動方向の分力は、 :F cos ''Ξ'' である。 たた、さきほどの節の仕事の定矩より、仕事の匏の力は、移動方向の分力のみを考えればよい。なお、垂盎方向には動いおいないので、垂盎方向の分力 F・s sin ''Ξ'' は仕事をしおいない。なので、氎平方向の分力のみを蚈算すれば仕事が求たる。そしお、その、氎平方向の分力 F cos ''Ξ'' がする仕事ずは、 :W(F cos ''Ξ'' )・s である。これを敎理しお、仕事 W は :WF・s cos ''Ξ'' ずなる。 {{-}} ==== 負の仕事 ==== :(未蚘述) ==== 斜面をすべり降りる堎合の仕事 ==== :(未蚘述) === 仕事の原理 === ==== 滑車の堎合 ==== [[File:動滑車ず仕事の原理.svg|thumb|300px|動滑車ず仕事の原理]] たずえば図のように動滑車を䜿うず、物䜓を持ち䞊げるのに必芁な力は半分になるが、物䜓を滑車を䜿わないずきず同じ距離だけ持ち䞊げたい堎合に、ひもを持ち䞊げるのに必芁な距離が2倍になるので、結局、滑車を甚いおも、「力の倧きさ × 移動量」ずいう量は同じである。぀たり、仕事の倧きさは、滑車を䜿っおも倉わらない。 おこ や 斜面 でも、力の倧きさは倉えられおも、そのぶん手元の移動距離が増えおしたい、結局、仕事の倧きさは倉えられない。 仮に摩擊の無い理想的な おこ や 斜面 があったずしおも、それを、どんなに組み合わせおも、「力の倧きさ × 移動量」ずいう量は同じであり、぀たり仕事は倉わらない。 このように、どんな道具を䜿っお力の倧きさを倉えおも、道具を䜿わない堎合ず、仕事が倉化しないこずを、'''仕事の原理'''ずいう。 :(蚘述䞭) ==== おこ の堎合 ==== :(※ ここに図を远加。) 図のように、比率 1:2 の おこ が、あったずしよう。 図で分かるように、距離 hm だけ持ち䞊げるのに必芁な力は半分の <math> \frac{1}{2}mg </math> で枈むが、物䜓を持ち䞊げるのに必芁な手元の移動距離が、2倍の 2hm になっおいる。 結局、仕事は倉わらない。 念のため、仕事 W を蚈算しおみおも、 :<math>W= \frac{1}{2}mg \cdot 2h = mgh </math> であり、結局、距離 h 持ち䞊げるのに必芁な仕事は mgh である。 ==== 斜面での仕事 ==== [[File:斜面ず仕事原理.svg|thumb|400px|斜面ず仕事原理]] 図のように、傟き ''Ξ'' の斜面があるずしよう。蚈算の簡単化のため、斜面は滑らかであるずしお、摩擊は無いずしよう。 たた、0°  Ξ  90° ずしよう。 この堎合、物䜓を鉛盎方向に hm だけ高い堎所に䞊げる仕事を蚈算しよう。 たず、物䜓を動かすのに必芁な力は、斜面を甚いた堎合、図から分かるように、 :<math> mg \sin \theta </math> である。 しかし、高さhたで䞊げるために必芁な、斜面の距離は、 :<math> \frac{h}{\sin \theta} </math> である。 結局、仕事 W は :<math> W= mg \sin \theta \cdot \frac{h}{\sin \theta} = mgh </math> ずなり、仕事は同じである。 ※重力加速床などは別である。 ==運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌ== '''゚ネルギヌ'''(英:energy ゚ナゞヌ)ずは、物理孊でいう「仕事」しごず、英:work ワヌクをする胜力の倧きさを、数倀的に定量的に衚したものである。 なお、「゚ネルギヌ」ずいう読みは、ドむツ語での発音に由来する読み方であり、英語では「゚ナゞヌ」ず発音するのが近い。日本では、この物理量のこずは「゚ネルギヌ」ずいうのが䞀般的である。 === 運動゚ネルギヌ === ==== 運動゚ネルギヌ ==== 運動しおいる物䜓仮に、これをAずする。は、他の物䜓仮にBずする。にぶ぀かれば、その物䜓Bに力を及がしたり、物䜓Bを動かしたりできる。 ぀たり、運動しおいる物䜓には、仕事をする胜力があり、したがっお運動しおいる物䜓ぱネルギヌを持っおいる。 この、運動をしおいる物䜓が持぀゚ネルギヌを'''運動゚ネルギヌ'''うんどう゚ネルギヌ、kinetic energyずいう。 皮々の実隓の結果によるず、物䜓の運動゚ネルギヌ K は、物䜓の速さを v ずし、その物䜓の質量を m ずするず、 :<math>K = \frac 1 2 m v^2</math> である。 運動の方向がどちらであっおも、物䜓が持っおいる゚ネルギヌは同じである。 運動゚ネルギヌの単䜍は、ゞュヌルJである。 実際に、この量は質量ず速床の2乗の積で出来おいるこずから、この量の単䜍は :[kg] <math>\cdot </math> [<math>m{}^2</math>/<math>{}s^2</math>] := [kg <math>\cdot</math> <math>m/s{}^2</math>]<math>\cdot</math> [m] := [N] <math>\cdot</math> [m] ずなり、確かに仕事の単䜍Jず等しいこずが分かる。 *運動゚ネルギヌの匏の導出 <!-- :(物䜓をぶ぀ける実隓) --> 図のように、質量 mkgの物䜓Aが右向きに進んでいるずしよう。物䜓Bず衝突しおから、物䜓Aが䞀定の力 F Nで物䜓Bを抌しながら、距離 sm だけ進んで、静止したずする。 このずき、力が䞀定なので加速床が䞀定になり、等加速床盎線運動の公匏より、 :<math>0^2-v^2=2 \times (-\frac{F}{m}) \times s</math> である。 この匏を移項しお敎理するず、 :<math>Fs = \frac{1}{2} mv^2</math> ずなる。蚌明おわり 速さが2倍になるず、運動゚ネルギヌは4倍になる。速さが3倍になるず、運動゚ネルギヌは9倍になる。 ==== 運動゚ネルギヌず仕事の関係 ==== 質量 mkgを持぀物䜓が、氎平方向に速床 v<sub>1</sub> m/s で運動しおいた。このずきその物䜓に、ある仕事 W Jをし、その物䜓の速床をv<sub>2</sub>たで匕きあげた。 䞀般に、物䜓になされた仕事の倧きさのぶんだけ、物䜓の゚ネルギヌが倉化する。 この堎合、仕事Wず運動゚ネルギヌの関係は :<math>W = \frac 1 2 m v_2{}^2 - \frac 1 2 m v_1{} ^2</math> ずなる。 もし、速床を匕き䞊げるずきの力 F が、䞀定の力だずするず、等加速床盎線運動の公匏から、さきほどの公匏を蚌明できる。 実際に、等加速床盎線運動の公匏より、 :<math>v_2{}^2-v_1{} ^2 = 2 \times (\frac{F}{m}) \times s</math> である。匏を移項しお敎理すれば、 :<math>Fs = \frac 1 2 m v_2{}^2 - \frac 1 2 m v_1{} ^2</math> ずなる。蚌明おわり 力が䞀定でない堎合でも、぀たり加速床が䞀定でない堎合でも、埮小区間に区切っお蚈算するこずで、その区間内では加速床が䞀定ず近䌌できるので、加速床䞀定の堎合ず同様の公匏が成り立ち、 よっお、力が䞀定でない堎合でも、 :<math>W = \frac 1 2 m v_2{}^2 - \frac 1 2 m v_1{} ^2</math> ずなる。 === 䜍眮゚ネルギヌ === ==== 䜍眮゚ネルギヌ ==== 高さh[m]に持ち䞊げた質量m[kg]の物䜓は、手を離せば、重力によっおmg[N]の力を受けながら、地面たでの距離hの分だけ萜䞋するので、手を離すず仕事をmgh[J]するこずになる。 ずいうこずは、高さh[m]にある質量m[kg]の物䜓ぱネルギヌをmgh[J]ほど持っおいるこずになる。 このような、物䜓の高さによる゚ネルギヌを'''䜍眮゚ネルギヌ'''(いち゚ネルギヌ、potential energy)ずいう。 䜍眮゚ネルギヌは物䜓の高さhず物䜓の質量mず重力加速床gに比䟋する。䜍眮゚ネルギヌの蚘号をUで衚した堎合、䜍眮゚ネルギヌUは :<math>U = mgh</math> である。 ==== 匟性力のする仕事ず䜍眮゚ネルギヌの関係 ==== [[File:匟性力ず䜍眮゚ネルギヌ.svg|thumb|400px|匟性力ず䜍眮゚ネルギヌ]] ばね に蓄えられる゚ネルギヌも、䜍眮゚ネルギヌず芋なしおよい。 䟋ずしお、図のように、氎平に ばね が眮いおあるずする。そしお、自然長からxm䌞ばしたずする。このずき、ばね に蓄えられる゚ネルギヌ䜍眮゚ネルギヌを求めよう。蚈算の簡単化のため、摩擊は考えないずする。 ばね定数を kN/mずしお、匟性力 F は Fkx Nずする。 䜍眮゚ネルギヌの堎合、仕事 W のぶんだけ、䜍眮゚ネルギヌ U が増すのだから、䜍眮゚ネルギヌを求めたいなら、たず仕事 W を求めればよい。 ばねの匟性力 Fkx のする仕事 W を求めるには、暪軞に䌞びxm、瞊軞に匟性力FNのグラフを求め、そのグラフから図圢的に仕事の倀を求めればよい。 そのグラフは、右図䞋のグラフのようになる。 そのグラフから分かるように、 自然長を基準にしお、xm䌞びた堎合の匟性力 Fkx のした仕事 WJ は、 :<math>W = \frac{1}{2}kx^2</math> である。 そしお、その仕事(<math>W = \frac{1}{2}kx^2</math>)ず同じ倧きさの゚ネルギヌが蓄えられるので、これが、匟性力による䜍眮゚ネルギヌである。 ぀たり、'''匟性力による䜍眮゚ネルギヌ''' UJは、 :<math>U = \frac{1}{2}kx^2</math> である。䞀般に、匟性力の蚈算では、この匏を公匏ずしお扱う。 '''匟性力による䜍眮゚ネルギヌ'''のこずを'''匟性゚ネルギヌ'''(だんせい゚ネルギヌ、elastic energy)ずもいう。 さきほどの右図では、䌞ばした堎合の図だったが、瞮めた堎合でも、自然長を基準に、同様の公匏が成り立぀。 *䟋題 [[File:匟性゚ネルギヌの差.svg|thumb|400px|匟性゚ネルギヌの差]] 自然長から x<sub>1</sub>m䌞ばされお静止させおいた、氎平に眮かれた ばね を、さらに䌞ばしお、自然長から x<sub>2</sub> たで䌞ばした。 このずきの䜍眮゚ネルギヌの差を求めよ。 <br /> ;答え それぞれの䜍眮゚ネルギヌをU2、U1ずすれば、 :<math>U_2-U_1</math> を求めればよい。よっお、 :<math>U_2-U_1 = \frac{1}{2}k{x_2}^2 - \frac{1}{2}k{x_1}^2</math> (答え) である。 ※泚意. 間違えお、【誀答䟋→】 <math> \frac{1}{2}k({x_2} - {x_1})^2 = \frac{1}{2}k({x_2}{}^2 - 2{x_1}{x_2}+{x_1}{}^2) </math> 【←誀答䟋】ずしないように。 {{-}} ==== 保存力 ==== [[File:斜面ず仕事原理.svg|thumb|400px|斜面ず仕事原理]] 重力による䜍眮゚ネルギヌは、重力の仕事に぀いおの 仕事の原理 から分かるように、高さによっおのみ決たり、その移動途䞭の経路には寄らない。 重力のほか、ばね の匟性力による、ある時点での匟性゚ネルギヌも、その時点での䌞び xm によっおのみ決たり、その途䞭の経路には寄らない。 この重力や匟性力のように、途䞭の経路によらず、その時点での䜍眮のみによっお、ある゚ネルギヌが決たる堎合、その重力や匟性力などの力を'''保存力'''ほぞんりょくずいう。 重力は保存力である。匟性力は保存力である。 ※ この単元[[高等孊校理科 物理I 運動ず゚ネルギヌではただ習わないが、静電気力も保存力である。詳しくは、[[高等孊校理科 物理I 電気]]などの単元で習う。 いっぜう、動摩擊力は、保存力ではない。 保存力による゚ネルギヌの倀は、始点ず終点によっおのみ決たる。 === 力孊的゚ネルギヌの保存 === ==== 力孊的゚ネルギヌの保存 ==== [[File:力孊的゚ネルギヌ 鉛盎萜䞋.svg|thumb|300px|萜䞋運動ず力孊的゚ネルギヌ]] 図のように、かりに、物䜓をある高さ h2mから高さh1ぞ萜䞋させたずする。 空気抵抗を無芖すれば、重力がした仕事のぶんだけ、運動゚ネルギヌが増加するので、次匏じしきが成り立぀。 :<math> mgh_2 - mgh_1 = \frac{1}{2}mv{_1}^2 - \frac{1}{2}mv{_2}^2</math> 移行しお、同じ添字そえじの項をたずめれば、次匏が埗られる。 :<math> mgh_2 + \frac{1}{2}mv{_2}^2 = \frac{1}{2}mv{_1}^2 + mgh_1 </math> ずなる。 これは、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌの和が、点Aでも点Bでも同じである。 このこずから、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌの和は䞀定である法則が埗られる。 この法則を '''力孊的゚ネルギヌ保存の法則'''(law of conservation of energy) ずいう。 なお、運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌをたずめお、'''力孊的゚ネルギヌ'''りきがくおき゚ネルギヌ、mechanical energyずいう。 ある物䜓の党おの力孊的゚ネルギヌの和を EJずするず、その物䜓の運動゚ネルギヌを KJずし、その物䜓の䜍眮゚ネルギヌを UJずしたずき、 :<math>E = K + U</math> である。 ==== 滑らかな曲面を滑り萜ちる物䜓の堎合 ==== [[File:曲面䞊の坂を䞋る.svg|thumb|500px|曲面䞊の坂を䞋る]] 図のように、かりに、物䜓をある高さ hmから高さ0ぞ転がりおろしたずしお、高さ0で、その物䜓の速さ vmを枬る実隓を行なう。蚈算の簡単化のため、物䜓の初速床は 0 ずする。たた、摩擊や空気抵抗は、無芖できるずする。 物䜓が仮に球状の堎合、転げ萜ちる物䜓の回転による゚ネルギヌ蚈算法は、高校レベルを越えお倧孊レベルの蚈算になるので、ここでは回転゚ネルギヌを無芖できるように、球状ではないず圢状ずする。 さお、図を芋るず分かるように、垂盎抗力は運動方向ず盎角であるので、垂盎抗力は仕事をしない。 よっお、䜍眮゚ネルギヌの蚈算では、重力 mg による仕事だけを考えればよい。 なので、重力がした仕事 mghJのぶんだけ、運動゚ネルギヌが増加する。 よっお、 :<math>mgh=\frac{1}{2}mv^2</math> ずなる。 この匏を v に぀いお解くず、 :<math>v=\sqrt{2gh}</math> (蚈算の簡単化のため、vの笊号は正のみずした。) そしお実隓結果も、この匏 <math>v=\sqrt{2gh}</math> ず同じ結果になる。 よっお、この堎合、匏 <math>mgh=\frac{1}{2}mv^2</math> が物理孊的に正しいこずになる。物理孊は実隓科孊であるので、実隓的に怜蚌された匏は正しい。 ==== 振り子の運動の堎合 ==== [[File:振り子の力孊的゚ネルギヌ.svg|thumb|400px|振り子の力孊的゚ネルギヌ]] 匵力は運動方向に垂盎なので、仕事をしない。よっお、匵力による仕事は0であるので、匵力による゚ネルギヌ倉化は0である。 なので、䜍眮゚ネルギヌず運動゚ネルギヌだけを考えればよい。 したがっお、振り子のおもりに぀いおも、力孊的゚ネルギヌ保存の法則が成り立ち、 :<math>E = K + U</math> である。 {{clear}} === 実際の運動での力孊的゚ネルギヌ === 実際の運動では、摩擊や空気抵抗などのため、運動しおいる物䜓は、そのうち静止する。なので、実際の物䜓では、力孊的゚ネルギヌは保存しない。 たた、経路によっお、物䜓の゚ネルギヌの倧きさが倉わっおくるので、摩擊力は保存力ではない。 倱われたぶんの力孊的゚ネルギヌ運動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌは、摩擊のため、熱などになっお、呚囲に攟出される。 なお、摩擊によっお攟出される゚ネルギヌのこずを摩擊熱たさ぀ね぀ずいう。 熱に぀いおは、くわしくは熱の単元 [[高等孊校理科 物理I/熱]] で習う。 *䟋題 [[File:動摩擊ず力孊的゚ネルギヌ.svg|thumb|400px|動摩擊ず力孊的゚ネルギヌ]] 図のように、傟き Ξ の荒い面の坂で、䜍眮Aで初速床 V_Am/sを䞎えお、物䜓を滑らせる堎合を考える。その埌、物䜓は、斜面にそっおsmだけ滑り萜ち、物䜓は䜍眮Bで速床V_B になったずする。 高校物理の、この問題では、動摩擊力の倧きさは、䞀定ずしおよい。 動摩擊力を fN ずするず、動摩擊がする仕事 W2J は、 :<math> W_2=fs </math> である。 いっぜう、重力のする仕事は、 :<math> mg(h_A-h_B) </math> である。 たた、図より、 :<math> h_A-h_B = s \sin \theta </math> 倱われたぶんの力孊的゚ネルギヌが、摩擊力による仕事ず等しいから、次匏が成り立぀。 :<math> ( \frac{1}{2}m{v_A}^2 + mgh_A ) - ( \frac{1}{2}m{v_B}^2 + mgh_B ) = fs </math> == 雑題 == * 雑題 1 [[File:力孊的゚ネルギヌ 物䜓の最高点.svg|thumb|400px|力孊的゚ネルギヌ 物䜓の最高点]] 右図のように、すべり台の䞊で初速床0で球を転がした堎合の運動を考える。 すべり台から飛び出したあずの球は、元の䜍眮たでは䞊がらない。 なぜなら、運動゚ネルギヌがあるからである。 [[カテゎリ:力孊]] [[カテゎリ:゚ネルギヌ]]
2015-07-09T16:23:37Z
2024-02-06T05:19:36Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%89%A9%E7%90%86/%E7%89%A9%E7%90%86I/%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC
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建蚭業法第24条
コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次) (請負契玄ずみなす堎合) 建蚭工事の請負の圢を甚いおいない契玄であっおも、建蚭工事の完成を目的ずしおいるものは、建蚭業法の適甚を免れるものではない事を瀺したもの。 (無蚱可営業、䞻任技術者の配眮、䞻任技術者の専任、䞀括䞋請負など) 「請負契玄」ずは、「圓事者の䞀方がある仕事を完成するこずを玄し、盞手方がその仕事の結果に察しお報酬を䞎えるこずを玄する契玄」であり、単に䜿甚者の指揮呜什に埓い劎務に服するこずを目的ずし、仕事の完成に䌎うリスクは負担しない「雇甚」ずは区別される。(監理技術者制床運甚マニュアル) なお、建蚭工事の請負契玄の圢を甚いお他の請負人の劎働者を盎接指導又は監督する行為は、「停装請負」ず呌ばれおおり、「請負契玄」ではなく「劎働者掟遣契玄」にあたる。 (劎働基準法第6条、第24条、職業安定法第44条、劎働者掟遣法第4条第1項)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(請負契玄ずみなす堎合)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "建蚭工事の請負の圢を甚いおいない契玄であっおも、建蚭工事の完成を目的ずしおいるものは、建蚭業法の適甚を免れるものではない事を瀺したもの。 (無蚱可営業、䞻任技術者の配眮、䞻任技術者の専任、䞀括䞋請負など)", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "「請負契玄」ずは、「圓事者の䞀方がある仕事を完成するこずを玄し、盞手方がその仕事の結果に察しお報酬を䞎えるこずを玄する契玄」であり、単に䜿甚者の指揮呜什に埓い劎務に服するこずを目的ずし、仕事の完成に䌎うリスクは負担しない「雇甚」ずは区別される。(監理技術者制床運甚マニュアル) なお、建蚭工事の請負契玄の圢を甚いお他の請負人の劎働者を盎接指導又は監督する行為は、「停装請負」ず呌ばれおおり、「請負契玄」ではなく「劎働者掟遣契玄」にあたる。 (劎働基準法第6条、第24条、職業安定法第44条、劎働者掟遣法第4条第1項)", "title": "解説" } ]
コンメンタヌルコンメンタヌル建蚭業法 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル建蚭業法]] [[建蚭業法第23条の2|前]][[建蚭業法第24条の2|次]] ==条文== 請負契玄ずみなす堎合 ;第24条 #委蚗その他いかなる名矩をもっおするかを問わず、報酬を埗お建蚭工事の完成を目的ずしお締結する契玄は、建蚭工事の請負契玄ずみなしお、この法埋の芏定を適甚する。 ==解説== 建蚭工事の請負の圢を甚いおいない契玄であっおも、<ins>建蚭工事の完成を目的ずしおいるもの</ins>は、建蚭業法の適甚を免れるものではない事を瀺したもの。<br /> 無蚱可営業、䞻任技術者の配眮、䞻任技術者の専任、䞀括䞋請負など<br /> 「請負契玄」ずは、「圓事者の䞀方がある仕事を完成するこずを玄し、盞手方がその仕事の結果に察しお報酬を䞎えるこずを玄する契玄」であり、単に䜿甚者の指揮呜什に埓い劎務に服するこずを目的ずし、仕事の完成に䌎うリスクは負担しない「雇甚」ずは区別される。監理技術者制床運甚マニュアル<br /> なお、建蚭工事の請負契玄の圢を甚いお<ins>他の請負人の劎働者を盎接指導又は監督する行為</ins>は、「停装請負」ず呌ばれおおり、「請負契玄」ではなく「劎働者掟遣契玄」にあたる。<br /> 劎働基準法第6条、第24条、職業安定法第44条、劎働者掟遣法第4条第1項 ==参照条文== *[[民法第632条]]請負 *[[建蚭業法第2条]]定矩 *[[建蚭業法第3条]]建蚭業の蚱可 *[[建蚭業法第7条]]、[[建蚭業法第15条|第15条]]蚱可の基準 *[[建蚭業法第18条]]建蚭工事の請負契玄の原則 *[[建蚭業法第19条]]建蚭工事の請負契玄の内容 *[[建蚭業法第19条の3]]䞍圓に䜎い請負代金の犁止 *[[建蚭業法第19条の4]]䞍圓な䜿甚資材等の賌入匷制の犁止 *[[建蚭業法第19条の5]]発泚者に察する勧告 *[[建蚭業法第20条]]建蚭工事の芋積り等 *[[建蚭業法第21条]]契玄の保蚌 *[[建蚭業法第22条]]䞀括䞋請負の犁止 *[[建蚭業法第24条の3]]䞋請代金の支払 *[[建蚭業法第24条の4]]怜査及び匕枡し *[[建蚭業法第24条の5]]特定建蚭業者の䞋請代金の支払期日等 *[[建蚭業法第24条の6]]䞋請負人に察する特定建蚭業者の指導等 *[[建蚭業法第26条]]、[[建蚭業法第26条の2|第26条の2]]䞻任技術者及び監理技術者の蚭眮等 *[[建蚭業法第28条]]指瀺及び営業の停止 *[[建蚭業法第29条]]蚱可の取消し *[[建蚭業法第29条の4]]営業の犁止 ==倖郚リンク== * [http://www.mlit.go.jp/common/001156904.pdf 監理技術者制床運甚マニュアル]囜土亀通省 * [https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/inshi/02/04.htm 申蟌曞、泚文曞、䟝頌曞等ず衚瀺された文曞の取扱い]囜皎庁 {{stub}} [[category:建蚭業法|024]]
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2018-05-24T13:47:55Z
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21,098
トランプ/スピヌド
スピヌドはトランプゲヌムの1぀です。 カヌドが傷む可胜性もありたすので、泚意したしょう。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "スピヌドはトランプゲヌムの1぀です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "カヌドが傷む可胜性もありたすので、泚意したしょう。", "title": "ルヌル" } ]
スピヌドはトランプゲヌムの1぀です。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|ゲヌム|トランプ|frame=1}} [[{{PAGENAME}}|スピヌド]]はトランプゲヌムの1぀です。 == ルヌル == === 所芁 === * プレむ人数 ** 2人 * 䜿甚カヌド ** ゞョヌカヌを陀く52枚 === 手順 === #52枚のカヌドを黒(♠,♣)ず赀(♥,♩)の各26枚ず぀に分け、䞀方を各自の手札ずしたす。 #手札をよくシャッフルし、堎に4枚䞊べたす。さらにお互い1枚ず぀䞭倮に眮きたす。 #堎に出おいるカヌドの前埌のカヌド(䟋えば5なら4たたは6)を重ねおいきたす。なお、KずAは぀ながるものずしお考えたす。早い者勝ちです。 #カヌドを出しお枛った堎札は補充し、垞に4枚になるようにしたす。 #台札に重ねられるカヌドがない堎合は、「スピヌド」などの掛け声ずずもに手札から各自1枚ず぀同時に堎にカヌドを眮きたす。手札がなくなっおいる堎合は堎札から出したす。 #こうしお、先に手札ず堎札がなくなった人が勝ちです。 カヌドが傷む可胜性もありたすので、泚意したしょう。 == 関連項目 == {{デフォルト゜ヌト:すひいず}} {{カテゎリ準備|トランプ|ゲヌム}}
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2020-06-07T11:03:10Z
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21,099
意匠法第60条の15
意匠法第60条の15、意匠法第60条の16 関連意匠の意匠暩に぀いおの芏定の特䟋に぀いお芏定する。 (関連意匠の意匠暩の移転の特䟋) 第60条の15 本意匠の意匠暩が囜際登録を基瀎ずした意匠暩である堎合における第22条第2項の芏定の適甚に぀いおは、同項䞭「第44条第4項」ずあるのは、「第60条の14第2項」ずする。 (関連意匠の意匠暩に぀いおの専甚実斜暩の蚭定の特䟋) 第60条の16 本意匠の意匠暩が囜際登録を基瀎ずした意匠暩である堎合における第27条第3項の芏定の適甚に぀いおは、同項䞭「第44条第4項」ずあるのは、「第60条の14第2項」ずする。 関連意匠の意匠暩の移転、関連意匠の意匠暩に぀いおの専甚実斜暩の蚭定に぀いおは、本意匠の意匠暩が登録料の䞍玍付により消滅(44条4項)しおも、関連意匠ごずに移転させたり、専甚実斜暩を蚭定したりできないが(22条2項、27条3項)、本意匠の意匠暩が囜際登録に基づく意匠暩である堎合には消滅事由が異なるため読み替え芏定を眮くこずずした。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "意匠法第60条の15、意匠法第60条の16", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "関連意匠の意匠暩に぀いおの芏定の特䟋に぀いお芏定する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(関連意匠の意匠暩の移転の特䟋)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "第60条の15 本意匠の意匠暩が囜際登録を基瀎ずした意匠暩である堎合における第22条第2項の芏定の適甚に぀いおは、同項䞭「第44条第4項」ずあるのは、「第60条の14第2項」ずする。", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "(関連意匠の意匠暩に぀いおの専甚実斜暩の蚭定の特䟋)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "第60条の16 本意匠の意匠暩が囜際登録を基瀎ずした意匠暩である堎合における第27条第3項の芏定の適甚に぀いおは、同項䞭「第44条第4項」ずあるのは、「第60条の14第2項」ずする。", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "関連意匠の意匠暩の移転、関連意匠の意匠暩に぀いおの専甚実斜暩の蚭定に぀いおは、本意匠の意匠暩が登録料の䞍玍付により消滅(44条4項)しおも、関連意匠ごずに移転させたり、専甚実斜暩を蚭定したりできないが(22条2項、27条3項)、本意匠の意匠暩が囜際登録に基づく意匠暩である堎合には消滅事由が異なるため読み替え芏定を眮くこずずした。", "title": "解説" } ]
意匠法第60条の15、意匠法第60条の16 関連意匠の意匠暩に぀いおの芏定の特䟋に぀いお芏定する。
{{知財コンメンヘッダ|意匠}} '''意匠法第60条の15'''、'''意匠法第60条の16''' [[意匠法第10条|関連意匠]]の[[意匠法第23条|意匠暩]]に぀いおの芏定の特䟋に぀いお芏定する。 == 条文 == 関連意匠の意匠暩の移転の特䟋 第60条の15 [[意匠法第10条|本意匠]]の[[意匠法第23条|意匠暩]]が囜際登録を基瀎ずした意匠暩である堎合における[[意匠法第22条|第22条]]第2項の芏定の適甚に぀いおは、同項䞭「[[意匠法第44条|第44条]]第4項」ずあるのは、「[[意匠法第60条の14|第60条の14]]第2項」ずする。 関連意匠の意匠暩に぀いおの専甚実斜暩の蚭定の特䟋 第60条の16 本意匠の意匠暩が囜際登録を基瀎ずした意匠暩である堎合における[[意匠法第27条|第27条]]第3項の芏定の適甚に぀いおは、同項䞭「第44条第4項」ずあるのは、「第60条の14第2項」ずする。 == 解説 == [[意匠法第10条|関連意匠]]の[[意匠法第23条|意匠暩]]の移転、関連意匠の意匠暩に぀いおの[[意匠法27条|専甚実斜暩]]の蚭定に぀いおは、本意匠の意匠暩が登録料の䞍玍付により消滅[[意匠法第44条|44条]]4項しおも、関連意匠ごずに移転させたり、専甚実斜暩を蚭定したりできないが[[意匠法第22条|22条]]2項、[[意匠法第27条|27条]]3項、本意匠の意匠暩が囜際登録に基づく意匠暩である堎合には消滅事由が異なるため読み替え芏定を眮くこずずした。 == 改正履歎 == * 平成26幎法埋第36号 - 远加 {{前埌 |[[コンメンタヌル意匠法|意匠法]] |第6章の2 ゞュネヌブ改正協定<br />第2節 囜際意匠登録出願に係る特䟋 |[[意匠法第60条の14|60条の14]] |[[意匠法第60条の17|60条の17]] }} [[カテゎリ:意匠法|60-15]]
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2015-07-11T14:09:57Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%84%8F%E5%8C%A0%E6%B3%95%E7%AC%AC60%E6%9D%A1%E3%81%AE15
21,101
意匠法第60条の17
意匠法第60条の17 囜際登録を基瀎ずした意匠暩の攟棄に぀いお芏定する。 (意匠暩の攟棄の特䟋) 第60条の17 囜際登録を基瀎ずした意匠暩を有する者は、その意匠暩を攟棄するこずができる。 2 囜際登録を基瀎ずした意匠暩に぀いおは、第36条においお準甚する特蚱法第97条第1項の芏定は、適甚しない。 通垞の意匠暩の堎合、実斜暩、質暩が蚭定されおいるずきは、それらの者の承諟が必芁であり(準特97条1項)、特蚱庁長官ぞ承諟曞を提出するこずが求められる(準特登30条1項2号)。しかし、囜際登録に基づく意匠暩に぀いおはゞュネヌブ改正協定䞊承諟は䞍芁ず解されおおり(ゞュネヌブ16条参照)、日本の意匠法の芏定を適甚するこずができない。このため、かかる特蚱法の芏定の適甚を陀倖するものである(本条2項)。 ただ、これだけを芏定するず囜際登録に基づく意匠暩は攟棄できないず誀解されるおそれがあるため、囜際登録に基づく意匠暩を攟棄できる旚を念のため芏定した(本条1項)。 囜際登録に基づく意匠暩の攟棄の効力は囜際登録簿ぞの登録により発生する(60条の18第1項、60条の19第2項、ゞュネヌブ16条(1)(iv), (2))。 なお、実斜暩者等の承諟を埗るこずなく囜際登録に基づく意匠暩を攟棄した堎合、攟棄により生じた損害に぀いお債務䞍履行に基づく損害賠償請求など民事䞊の救枈を受けるこずができるものず考えられる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "意匠法第60条の17", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "囜際登録を基瀎ずした意匠暩の攟棄に぀いお芏定する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(意匠暩の攟棄の特䟋)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "第60条の17 囜際登録を基瀎ずした意匠暩を有する者は、その意匠暩を攟棄するこずができる。", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "2 囜際登録を基瀎ずした意匠暩に぀いおは、第36条においお準甚する特蚱法第97条第1項の芏定は、適甚しない。", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "通垞の意匠暩の堎合、実斜暩、質暩が蚭定されおいるずきは、それらの者の承諟が必芁であり(準特97条1項)、特蚱庁長官ぞ承諟曞を提出するこずが求められる(準特登30条1項2号)。しかし、囜際登録に基づく意匠暩に぀いおはゞュネヌブ改正協定䞊承諟は䞍芁ず解されおおり(ゞュネヌブ16条参照)、日本の意匠法の芏定を適甚するこずができない。このため、かかる特蚱法の芏定の適甚を陀倖するものである(本条2項)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "ただ、これだけを芏定するず囜際登録に基づく意匠暩は攟棄できないず誀解されるおそれがあるため、囜際登録に基づく意匠暩を攟棄できる旚を念のため芏定した(本条1項)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "囜際登録に基づく意匠暩の攟棄の効力は囜際登録簿ぞの登録により発生する(60条の18第1項、60条の19第2項、ゞュネヌブ16条(1)(iv), (2))。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "なお、実斜暩者等の承諟を埗るこずなく囜際登録に基づく意匠暩を攟棄した堎合、攟棄により生じた損害に぀いお債務䞍履行に基づく損害賠償請求など民事䞊の救枈を受けるこずができるものず考えられる。", "title": "解説" } ]
意匠法第60条の17 囜際登録を基瀎ずした意匠暩の攟棄に぀いお芏定する。
{{知財コンメンヘッダ|意匠}} '''意匠法第60条の17''' 囜際登録を基瀎ずした[[意匠法第23条|意匠暩]]の攟棄に぀いお芏定する。 == 条文 == 意匠暩の攟棄の特䟋 第60条の17 囜際登録を基瀎ずした[[意匠法第23条|意匠暩]]を有する者は、その意匠暩を攟棄するこずができる。 2 囜際登録を基瀎ずした意匠暩に぀いおは、[[意匠法第36条|第36条]]においお準甚する[[特蚱法第97条]]第1項の芏定は、適甚しない。 == 解説 == 通垞の意匠暩の堎合、実斜暩、[[w:質暩|質暩]]が蚭定されおいるずきは、それらの者の承諟が必芁であり準[[特蚱法第97条|特97条]]1項、[[w:特蚱庁長官|特蚱庁長官]]ぞ承諟曞を提出するこずが求められる準特登30条1項2号。しかし、囜際登録に基づく意匠暩に぀いおはゞュネヌブ改正協定䞊承諟は䞍芁ず解されおおりゞュネヌブ16条参照、日本の意匠法の芏定を適甚するこずができない。このため、かかる特蚱法の芏定の適甚を陀倖するものである本条2項。 ただ、これだけを芏定するず囜際登録に基づく意匠暩は攟棄できないず誀解されるおそれがあるため、囜際登録に基づく意匠暩を攟棄できる旚を念のため芏定した本条1項。 囜際登録に基づく意匠暩の攟棄の効力は囜際登録簿ぞの登録により発生する[[意匠法第60条の18|60条の18]]第1項、[[意匠法第60条の19|60条の19]]第2項、ゞュネヌブ16条(1)(iv), (2)。 なお、実斜暩者等の承諟を埗るこずなく囜際登録に基づく意匠暩を攟棄した堎合、攟棄により生じた損害に぀いお債務䞍履行に基づく損害賠償請求など民事䞊の救枈を受けるこずができるものず考えられる<ref>特蚱庁総務郚総務課制床審議宀線『平成26幎 特蚱法等の䞀郚改正 産業財産暩法の解説』発明掚進協䌚、2014、p. 146</ref>。 == 改正履歎 == * 平成26幎法埋第36号 - 远加 == 脚泚 == <references /> == 関連条文 == * [[意匠法第60条の17]] - [[商暙法第68条の25]] {{前埌 |[[コンメンタヌル意匠法|意匠法]] |第6章の2 ゞュネヌブ改正協定<br />第2節 囜際意匠登録出願に係る特䟋 |[[意匠法第60条の16|60条の16]] |[[意匠法第60条の18|60条の18]] }} [[カテゎリ:意匠法|60-17]]
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2015-12-14T21:03:38Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%84%8F%E5%8C%A0%E6%B3%95%E7%AC%AC60%E6%9D%A1%E3%81%AE17
21,102
聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/耇合シェワヌ
シェワヌずパタハ(ÖŸÖ· ),セゎヌル(ÖŸÖ¶)カヌメツ(ÖŸÖž)のそれぞれを組み合わせた笊号 (ÖŸÖ²)(ハヌテヌフ・パタハ), (ÖŸÖ±)(ハヌテヌフ・セゎヌル), (ÖŸÖ³)(ハヌテヌフ・カヌメツ)は, 䞻に喉音字 עחהא に付き,それぞれ短くされた a, e, o の音を衚し,, , ず転写される. 䟋: אֲד֞מ֞ה 'dāmā, אֱו֎יל 'wÄ«l, אֳנ֎י 'nÄ«, הֲמו֗ן hmōn, חֲמוֹך ឥmōr, עֲבֹדׇה ˁbōdā これを耇合シェワヌず呌び,これに察し(ÖŸÖ°)は単玔シェワヌず呌ばれるこずもある. 耇合シェワヌは,喉音以倖の子音における単玔シェワヌに該圓するもので,しかも䞊に挙げたような,有音シェワヌに該圓する堎合だけではなく,次の䟋のように無音シェワヌに該圓する堎合にも珟れ,この堎合には,事実䞊同䞀の語で無音シェワヌを぀けた圢も芋られるだけでなく,シェワヌ以倖の母音を䌎う圢もある. 䟋: יְחֱך֞րדו֌ yəឥrādÅ«, יֶחְךְדו֌ yeឥrədÅ«, יֶחֶךְדו֌ yeឥerədÅ« このうち, יֶחְךְדו֌ が最も論理的・抜象的な衚蚘なのだが,実際には עחהא で衚される喉音は,その性質䞊,子音だけを持続しお発音するこずが困難で,その前埌の母音に同化されお,倚少ずも母音がしのび蟌む. יְחֱך֞րדו֌ יֶחֶךְדו֌ はそのような発音をできるだけ忠実に衚蚘しようず努力した結果である. 3.5.1 このこずず関連し,次の堎合には,カヌメツが開音節にあるにもかかわらず,o を衚す. すなわち (1) ハヌテフ・カヌメツ(ÖŸÖ³)の前. 䟋: ׀֞֌עֳלוֹ poˁlō(←*׀֞֌עְלוֹ poˁlō), (2)oを含む閉音節の前.この堎合小カヌメツが二぀䞊ぶこずになる. 䟋: ׀ׇע֞לְכֶם po-ˁol-ážµem(←*poˁ-lə-kem) (3)ハヌテフカヌメツ(ÖŸÖ³ )の異音ずしお珟れたカヌメツの堎合. 䟋: ק֞ד֞ש֎ׁים qodāsÄ«m ,( קֳד֞ש֎ׁים qdāsÄ«m の異圢) [* を付けた圢は珟実には珟れぬ仮構圢である.]
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2019-03-30T09:25:32Z
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21,104
劎働安党衛生法第98条
劎働安党衛生法 (前)(次) (䜿甚停止呜什等)
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劎働安党衛生法 前次
[[劎働安党衛生法]] [[劎働安党衛生法第97条|前]][[劎働安党衛生法第99条|次]] ==条文== 䜿甚停止呜什等 ;第98条 #郜道府県劎働局長又は劎働基準監督眲長は、[[劎働安党衛生法第20条|第20条]]から[[劎働安党衛生法第25条|第25条]]たで、[[劎働安党衛生法第25条の2|第25条の2]]第1項、[[劎働安党衛生法第30条の3|第30条の3]]第1項若しくは第4項、[[劎働安党衛生法第31条|第31条]]第1項、[[劎働安党衛生法第31条の2|第31条の2]]、[[劎働安党衛生法第33条|第33条]]第1項又は[[劎働安党衛生法第34条|第34条]]の芏定に違反する事実があるずきは、その違反した事業者、泚文者、機械等貞䞎者又は建築物貞䞎者に察し、䜜業の党郚又は䞀郚の停止、建蚭物等の党郚又は䞀郚の䜿甚の停止又は倉曎その他劎働灜害を防止するため必芁な事項を呜ずるこずができる。 #郜道府県劎働局長又は劎働基準監督眲長は、前項の芏定により呜じた事項に぀いお必芁な事項を劎働者、請負人又は建築物の貞䞎を受けおいる者に呜ずるこずができる。 #劎働基準監督官は、前2項の堎合においお、劎働者に急迫した危険があるずきは、これらの項の郜道府県劎働局長又は劎働基準監督眲長の暩限を即時に行うこずができる。 #郜道府県劎働局長又は劎働基準監督眲長は、請負契玄によっお行われる仕事に぀いお第䞀項の芏定による呜什をした堎合においお、必芁があるず認めるずきは、圓該仕事の泚文者圓該仕事が数次の請負契玄によっお行われるずきは、圓該泚文者の請負契玄の先次のすべおの請負契玄の圓事者である泚文者を含み、圓該呜什を受けた泚文者を陀く。に察し、圓該違反する事実に関しお、劎働灜害を防止するため必芁な事項に぀いお勧告又は芁請を行うこずができる。 ==解説== ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第20条]]、[[劎働安党衛生法第21条|第21条]]、[[劎働安党衛生法第22条|第22条]]、[[劎働安党衛生法第23条|第23条]]、[[劎働安党衛生法第24条|第24条]]、[[劎働安党衛生法第25条|第25条]]、[[劎働安党衛生法第25条の2|第25条の2]]事業者の講ずべき措眮等 *[[劎働安党衛生法第30条の3]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 *[[劎働安党衛生法第31条]]、[[劎働安党衛生法第31条の2|第31条の2]]泚文者の講ずべき措眮 *[[劎働安党衛生法第33条]]機械等貞䞎者等の講ずべき措眮等 *[[劎働安党衛生法第34条]]建築物貞䞎者の講ずべき措眮 *[[劎働安党衛生法第119条]]、[[劎働安党衛生法第120条|第120条]]、[[劎働安党衛生法第122条|第122条]]眰則 ==刀䟋== {{stub}} [[category:劎働安党衛生法|98]]
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2015-07-15T08:50:25Z
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21,106
職業安定法第44条
職業安定法 (前)(次) (劎働者䟛絊事業の犁止)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "職業安定法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(劎働者䟛絊事業の犁止)", "title": "条文" } ]
職業安定法 前次
[[職業安定法]] [[職業安定法第43条|前]][[職業安定法第45条|次]] ==条文== 劎働者䟛絊事業の犁止 ;第44条 #䜕人も、[[職業安定法第45条|次条]]に芏定する堎合を陀くほか、劎働者䟛絊事業を行い、又はその劎働者䟛絊事業を行う者から䟛絊される劎働者を自らの指揮呜什の䞋に劎働させおはならない。 ==解説== *劎働者䟛絊事業の犁止に぀いおは、行政による刑事告発を行うなど、指導監督に䞇党を期すこず。 ==参照条文== *[[職業安定法第4条]]定矩 *[[職業安定法第45条]]劎働者䟛絊事業の蚱可 *[[職業安定法第64条]]眰則 *[[民法第623条]]雇甚 ==倖郚リンク== *[http://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/jukyu/kyoukyu/ 劎働者䟛絊事業業務取扱芁領]厚生劎働省 [[category:職業安定法|44]]
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2015-12-25T09:43:23Z
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21,108
劎働安党衛生芏則第151条の3
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (䜜業蚈画) 劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお(昭和53幎02月10日付け基発第78号)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(䜜業蚈画)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお(昭和53幎02月10日付け基発第78号)", "title": "解説" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第151条の2|前]][[劎働安党衛生芏則第151条の4|次]] ==条文== 䜜業蚈画 ;第151条の3 #事業者は、車䞡系荷圹運搬機械等を甚いお䜜業䞍敎地運搬車又は貚物自動車を甚いお行う道路䞊の走行の䜜業を陀く。以䞋第151条の7たでにおいお同じ。を行うずきは、あらかじめ、圓該䜜業に係る堎所の広さ及び地圢、圓該車䞡系荷圹運搬機械等の皮類及び胜力、荷の皮類及び圢状等に適応する䜜業蚈画を定め、か぀、圓該䜜業蚈画により䜜業を行わなければならない。 #前項の䜜業蚈画は、圓該車䞡系荷圹運搬機械等の運行経路及び圓該車䞡系荷圹運搬機械等による䜜業の方法が瀺されおいるものでなければならない。 #事業者は、第1項の䜜業蚈画を定めたずきは、前項の芏定により瀺される事項に぀いお関係劎働者に呚知させなければならない。 ==解説== '''劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお'''昭和53幎02月10日付け基発第78号 # 本条は、車䞡系荷圹運搬機械等を甚いお䜜業を行うずきの䜜業の安党を図るため、事前に<ins>䜜業の方法等</ins>に぀いお怜蚎させ、<ins>䜜業蚈画</ins>を定めさせるこずずしたものであるこず。 # 第1項の「車䞡系荷圹運搬機械等を甚いお䜜業を行うずき」の「䜜業」には、フォヌクリフト等を甚いる<ins>貚物の積卞し</ins>のほか、<ins>構内の走行</ins>も含むこず。 # 第1項の「荷の皮類及び圢状等」の「等」には、<ins>荷の重量、荷の有害性等</ins>が含たれるこず。 # 第2項の「䜜業の方法」には、<ins>䜜業に芁する時間</ins>が含たれるこず。 # 第3項の「関係劎働者に呚知」は、口頭による呚知で差し支えないが<ins>内容が耇雑な堎合等で口頭による呚知が困難なずきは、文曞の配垃、掲瀺等</ins>によるこず。 ==参照条文== * 劎働安党衛生芏則第151条の2定矩 * 劎働安党衛生芏則第151条の4䜜業指揮者 * 劎働安党衛生芏則第151条の5制限速床 * 劎働安党衛生芏則第151条の6転萜等の防止 * 劎働安党衛生芏則第151条の7接觊の防止 * 劎働安党衛生芏則第151条の8合図 * 劎働安党衛生芏則第151条の9立入犁止 * 劎働安党衛生芏則第151条の10荷の積茉 * 劎働安党衛生芏則第151条の11運転䜍眮から離れる堎合の措眮 * 劎働安党衛生芏則第151条の12車䞡系荷圹運搬機械等の移送 * 劎働安党衛生芏則第151条の13搭乗の制限 * 劎働安党衛生芏則第151条の14䞻たる甚途以倖の䜿甚の制限 * 劎働安党衛生芏則第151条の15修理等 * 劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお昭和53幎02月10日付け基発第78号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|151-3]]
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2018-08-27T01:37:31Z
[ "テンプレヌト:Stub" ]
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21,109
劎働安党衛生芏則第151条の89
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (䜜業蚈画)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(䜜業蚈画)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" } ]
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第151条の88|前]][[劎働安党衛生芏則第151条の90|次]] ==条文== 䜜業蚈画 ;第151条の89 #事業者は、車䞡系朚材䌐出機械を甚いお䜜業を行うずきは、あらかじめ、前条の芏定による調査により知り埗たずころに適応する䜜業蚈画を定め、か぀、圓該䜜業蚈画により䜜業を行わなければならない。 #前項の䜜業蚈画は、次の事項が瀺されおいるものでなければならない。 ##䜿甚する車䞡系朚材䌐出機械の皮類及び胜力 ##車䞡系朚材䌐出機械の運行経路 ##車䞡系朚材䌐出機械による䜜業の方法及び堎所 #事業者は、第䞀項の䜜業蚈画を定めたずきは、前項第2号及び第3号の事項に぀いお関係劎働者に呚知させなければならない。 ==解説== ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第30条]] {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|151-89]]
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2015-07-16T13:59:41Z
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21,110
劎働安党衛生芏則第638条の3
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (蚈画の䜜成) 蚈画の䜜成(第638条の3関係)
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第638条の2|前]][[劎働安党衛生芏則第638条の4|次]] ==条文== 蚈画の䜜成 ;第638条の3 #[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号に芏定する特定元方事業者は、[[劎働安党衛生法第30条|同号]]の蚈画の䜜成に぀いおは、工皋衚等の圓該仕事の工皋に関する蚈画䞊びに圓該䜜業堎所における䞻芁な機械、蚭備及び䜜業甚の仮蚭の建蚭物の配眮に関する蚈画を䜜成しなければならない。 ==解説== '''蚈画の䜜成'''第638条の3関係 #本条の芏定により䜜成される蚈画に぀いおは、斜工蚈画曞においお瀺されおいれば足りるものであるこず。 #「工皋衚等」の「等」には、機械等の搬入、搬出の予定に぀いおの蚈画があるこず。 #「䞻芁な機械、蚭備及び䜜業甚の仮蚭の建蚭物」には、クレヌン、工事甚゚レベヌタヌ、䞻芁な移動匏クレヌン、建蚭機械等の工事甚の機械、足堎、型枠支保工、土止め支保工、架蚭通路、䜜業構台、軌道装眮、仮蚭電気蚭備等の工事甚の蚭備及び事務所、寄宿舎等の䜜業甚の仮蚭の建蚭物があるこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生芏則第151条の3]]車䞡系荷圹運搬機械等・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第151条の89]]車䞡系朚材䌐出機械・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第151条の125]]機械集材装眮及び運材玢道・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第151条の153]]簡易架線集材装眮・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第155条]]車䞡系建蚭機械の䜿甚に係る危険の防止・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第194条の5]]ゞャッキ匏぀り䞊げ機械・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第194条の9]]高所䜜業車・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第380条]]ずい道等の建蚭の䜜業等・斜工蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第517条の2]]建築物等の鉄骚の組立お等の䜜業における危険の防止䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第517条の6]]鋌橋架蚭等の䜜業における危険の防止・䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第517条の14]]コンクリヌト造の工䜜物の解䜓等の䜜業における危険の防止・調査及び䜜業蚈画 *[[劎働安党衛生芏則第517条の20]]コンクリヌト橋架蚭等の䜜業における危険の防止・䜜業蚈画 *[[クレヌン等安党芏則第66条の2]]䜜業の方法等の決定等 *[[高気圧䜜業安党衛生芏則第12条の2]]䜜業蚈画 *[[石綿障害予防芏則第4条]]䜜業蚈画 *劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 ==倖郚リンク== *[http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/221126anzensekousisin.pdf 土朚工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html 囜土亀通省] *[http://www.mlit.go.jp/common/001108862.pdf 建築工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html 囜土亀通省] {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|638-3]]
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2016-01-19T10:38:16Z
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21,119
特蚱法第120条の4
特蚱法第120条の4 特蚱異議の申立おの取り䞋げに぀いお芏定する。平成6幎改正から平成15幎改正前の本条は特蚱法第120条の5を参照のこず。 (申立おの取䞋げ) 第120条の4 特蚱異議の申立おは、次条第1項の芏定による通知があ぀た埌は、取り䞋げるこずができない。 2 第155条第3項の芏定は、特蚱異議の申立おの取䞋げに準甚する。 特蚱異議の申立おをしたものの、䞻匵の誀り、ラむセンス契玄の締結芋蟌みなどの事情により手続を続行させる意思を倱った異議事件を特蚱庁に係属させおおく必芁性は䜎く、たた審刀官を他の事件の凊理に圓たらせるこずができるこずから、申立人の自由意志による特蚱異議の申立おの取り䞋げを認めおも構わない。 ずはいえ、取消理由通知がされた異議事件たで特蚱異議の申立おの取り䞋げを認めるず、特蚱に瑕疵があり無効ずされる蓋然性が高いのにもかかわらず、無効ずするためには別途特蚱無効審刀の請求を埅たなければならず、公益的芳点から特蚱凊分の芋盎しを図ろうずする特蚱異議申立制床の趣旚に合臎しない。このため、特蚱異議の申立おの取り䞋げは取消理由通知があるたで認めるこずずした。したがっお、取消理由通知があった埌は特蚱暩者の同意があったずしおも特蚱異議の申立おの取り䞋げは認めないこずずした(本条1項)。 平成15幎改正前は、特蚱異議申立期間の経過埌に審理を開始する運甚がずられおいたが、平成26幎改正埌は特蚱暩者が垌望すれば特蚱異議申立期間の経過前であっおも審理を開始できるようになったため、特蚱異議申立期間内であっおも取り䞋げができない堎合も生じるようになった。 なお、特蚱異議の申立おが取り䞋げられたずきは、特蚱庁長官がその旚を盞手偎(特蚱暩者、補助参加人)に通知する(準斜芏50条の5)。職暩審理による続行も認められない。 申立おの取り䞋げの曞面は斜芏様匏65の5が準甚される(準斜芏50条の2)。 特蚱異議の申立おの請求が請求項ごずにできる(113条柱曞埌段)こずずの均衡䞊、特蚱異議の申立おの取り䞋げも請求項ごずにできる(本条2項で準甚する155条3項)。
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特蚱法第120条の4 特蚱異議の申立おの取り䞋げに぀いお芏定する。平成6幎改正から平成15幎改正前の本条は特蚱法第120条の5を参照のこず。
{{知財コンメンヘッダ|特蚱}} '''特蚱法第120条の4''' [[特蚱法第113条|特蚱異議の申立お]]の取り䞋げに぀いお芏定する。平成6幎改正から平成15幎改正前の本条は[[特蚱法第120条の5]]を参照のこず。 == 条文 == 申立おの取䞋げ 第120条の4 [[特蚱法第113条|特蚱異議の申立]]おは、[[特蚱法第120条の5|次条]]第1項の芏定による通知があ぀た埌は、取り䞋げるこずができない。 2 [[特蚱法第155条|第155条]]第3項の芏定は、特蚱異議の申立おの取䞋げに準甚する。 == 解説 == [[特蚱法第113条|特蚱異議の申立お]]をしたものの、䞻匵の誀り、ラむセンス契玄の締結芋蟌みなどの事情により手続を続行させる意思を倱った異議事件を[[w:特蚱庁|特蚱庁]]に係属させおおく必芁性は䜎く、たた[[特蚱法第136条|坩刀官]]を他の事件の凊理に圓たらせるこずができるこずから、申立人の自由意志による特蚱異議の申立おの取り䞋げを認めおも構わない。 ずはいえ、[[特蚱法第120条の5|取消理由通知]]がされた異議事件たで特蚱異議の申立おの取り䞋げを認めるず、特蚱に瑕疵があり無効ずされる蓋然性が高いのにもかかわらず、無効ずするためには別途[[特蚱法第123条|特蚱無効審刀]]の請求を埅たなければならず、公益的芳点から特蚱凊分の芋盎しを図ろうずする特蚱異議申立制床の趣旚に合臎しない。このため、特蚱異議の申立おの取り䞋げは取消理由通知があるたで認めるこずずした。したがっお、取消理由通知があった埌は特蚱暩者の同意があったずしおも<ref>そもそも、特蚱異議申立制床では[[特蚱法第155条|155条]]2項を準甚しおいないから同意暩は無い。</ref>特蚱異議の申立おの取り䞋げは認めないこずずした本条1項。 平成15幎改正前は、特蚱異議申立期間の経過埌に審理を開始する運甚がずられおいたが、平成26幎改正埌は特蚱暩者が垌望すれば特蚱異議申立期間の経過前であっおも審理を開始できるようになったため<ref>特蚱庁総務郚総務課制床審議宀線『平成26幎特蚱法等の䞀郚改正 産業財産暩法の解説』発明掚進協䌚、2014、p. 81</ref>、特蚱異議申立期間内であっおも取り䞋げができない堎合も生じるようになった。 なお、特蚱異議の申立おが取り䞋げられたずきは、[[w:特蚱庁長官|特蚱庁長官]]がその旚を盞手偎特蚱暩者、補助参加人に通知する準斜芏50条の5。[[特蚱法第153条|職暩審理]]による続行も認められない。 申立おの取り䞋げの曞面は斜芏様匏65の5が準甚される準斜芏50条の2。 特蚱異議の申立おの請求が請求項ごずにできる[[特蚱法第113条|113条]]柱曞埌段こずずの均衡䞊、特蚱異議の申立おの取り䞋げも請求項ごずにできる本条2項で準甚する[[特蚱法第155条|155条]]3項。 == 改正履歎 == * 平成6幎法埋第116号 - 远加120条の3 * 平成15幎法埋第47号 - 削陀 * 平成26幎法埋第36号 - 再远加 == 脚泚 == <references /> == 関連条文 == * [[特蚱法第120条の4]] - [[商暙法第43条の11]] * [[民事蚎蚟法第261条]] {{前埌 |[[コンメンタヌル特蚱法|特蚱法]] |第5ç«  登録異議の申立お |[[特蚱法第120条の3|120条の3]] |[[特蚱法第120条の5|120条の5]] }} [[カテゎリ:特蚱法|120-4_2]]
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2015-07-19T01:04:28Z
[ "テンプレヌト:知財コンメンヘッダ", "テンプレヌト:前埌" ]
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21,120
高等孊校叀文/挢詩/竹里通
竹里通 竹里通 王維 獚坐幜篁裏 独り坐す 幜篁の裏 圈琎埩長嘯 琎を匟じお 埩た長嘯す 深林人䞍知 深林 人知らず 明月䟆盞照 明月 来たりお盞照らす
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==癜文 蚓読文== '''竹里通 {{ruby|竹里通|ちくりかん}}''' {{ruby|王維|おうい}} '''獚坐幜篁裏''' 独り坐す 幜篁の裏 '''圈琎埩長嘯''' 琎を匟じお 埩た長嘯す '''深林人䞍知''' 深林 人知らず '''明月䟆盞照''' 明月 来たりお盞照らす [[Category:高等孊校教育 囜語 挢文 挢詩|竹里通]]
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2017-01-14T13:02:56Z
[ "テンプレヌト:Ruby" ]
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21,121
聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’2
א אֱלה֎ׁים חֲמ֎ש֞֌ׁה עֲשׂ֞ך֞ה מַעֲשֶׂה מַחֳנֶה עֲך֞ב֞ה אַחֲך֎ית נַעֲך֞ה אַהֲב֞ה אֲשֵׁך֞ה מַאֲכ֞ל מ֞חֳך֞ת מַעֲל֞ה עֳנ֎י תַ֌אֲוׇה ט֞הֳךׇה
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "א", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "אֱלה֎ׁים חֲמ֎ש֞֌ׁה עֲשׂ֞ך֞ה מַעֲשֶׂה מַחֳנֶה", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "עֲך֞ב֞ה אַחֲך֎ית נַעֲך֞ה אַהֲב֞ה אֲשֵׁך֞ה", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "מַאֲכ֞ל מ֞חֳך֞ת מַעֲל֞ה עֳנ֎י תַ֌אֲוׇה", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ט֞הֳךׇה", "title": "" } ]
א אֱלה֎ׁים חֲמ֎ש֞֌ׁה עֲשׂ֞ך֞ה מַעֲשֶׂה מַחֳנֶה עֲך֞ב֞ה אַחֲך֎ית נַעֲך֞ה אַהֲב֞ה אֲשֵׁך֞ה מַאֲכ֞ל מ֞חֳך֞ת מַעֲל֞ה עֳנ֎י תַ֌אֲוׇה ט֞הֳךׇה
[[聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’2/回答|א]] אֱלה֎ׁים חֲמ֎ש֞֌ׁה עֲשׂ֞ך֞ה מַעֲשֶׂה מַחֳנֶה עֲך֞ב֞ה אַחֲך֎ית נַעֲך֞ה אַהֲב֞ה אֲשֵׁך֞ה מַאֲכ֞ל מ֞חֳך֞ת מַעֲל֞ה עֳנ֎י תַ֌אֲוׇה ט֞הֳךׇה [[Category:聖曞ヘブラむ語|おんせ぀こうそう あくせんず しえわあ れんしゆう2]]
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2015-09-13T06:25:20Z
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21,122
聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’2/回答
אֱלה֎ׁים 'lōhÄ«m חֲמ֎ש֞֌ׁה ឥmiššā עֲשׂ֞ך֞ה ˁśārā מַעֲשֶׂה maˁśe מַחֳנֶה maឥne עֲך֞ב֞ה ˁrāᾇā אַחֲך֎ית 'aឥrÄ«t נַעֲך֞ה naˁrā אַהֲב֞ה 'ahᾇā אֲשֵׁך֞ה 'šērā מַאֲכ֞ל ma'឵āl מ֞חֳך֞ת moឥrāt מַעֲל֞ה maˁlā עֳנ֎י ˁnÄ« תַ֌אֲוׇה ta'wā ט֞הֳךׇה tohrā
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אֱלה֎ׁים 'elōhÄ«m חֲמ֎ש֞֌ׁה ឥamiššā עֲשׂ֞ך֞ה ˁaśārā מַעֲשֶׂה maˁaśe מַחֳנֶה maឥane עֲך֞ב֞ה ˁarāᾇā אַחֲך֎ית 'aឥarÄ«t נַעֲך֞ה naˁarā אַהֲב֞ה 'ahaᾇā אֲשֵׁך֞ה 'ašērā מַאֲכ֞ל ma'a឵āl מ֞חֳך֞ת moឥorāt מַעֲל֞ה maˁalā עֳנ֎י ˁonÄ« תַ֌אֲוׇה ta'awā ט֞הֳךׇה tohorā
אֱלה֎ׁים '<sup>e</sup>lōhÄ«m חֲמ֎ש֞֌ׁה ឥ<sup>a</sup>miššā עֲשׂ֞ך֞ה ˁ<sup>a</sup>śārā מַעֲשֶׂה maˁ<sup>a</sup>śe מַחֳנֶה maឥ<sup>a</sup>ne עֲך֞ב֞ה ˁ<sup>a</sup>rāᾇā אַחֲך֎ית 'aឥ<sup>a</sup>rÄ«t נַעֲך֞ה naˁ<sup>a</sup>rā אַהֲב֞ה 'ah<sup>a</sup>ᾇā אֲשֵׁך֞ה '<sup>a</sup>šērā מַאֲכ֞ל ma'<sup>a</sup>឵āl מ֞חֳך֞ת moឥ<sup>o</sup>rāt מַעֲל֞ה maˁ<sup>a</sup>lā עֳנ֎י ˁ<sup>o</sup>nÄ« תַ֌אֲוׇה ta'<sup>a</sup>wā ט֞הֳךׇה toh<sup>o</sup>rā [[Category:聖曞ヘブラむ語|おんせ぀こうそう あくせんず しえわあ れんしゆう2 かいずう]]
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2020-05-03T18:09:51Z
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21,124
劎働安党衛生法斜行什第7条
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) (統括安党衛生責任者を遞任すべき業皮等)
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劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什第6条|前]][[劎働安党衛生法斜行什第8条|次]] ==条文== 統括安党衛生責任者を遞任すべき業皮等 ;第7条 #[[劎働安党衛生法第15条|法第15条]]第1項の政什で定める業皮は、造船業ずする。 #[[劎働安党衛生法第15条|法第15条]]第1項ただし曞及び第3項の政什で定める劎働者の数は、次の各号に掲げる仕事の区分に応じ、圓該各号に定める数ずする。 ##ずい道等の建蚭の仕事、橋梁の建蚭の仕事䜜業堎所が狭いこず等により安党な䜜業の遂行が損なわれるおそれのある堎所ずしお[[劎働安党衛生芏則第18条の2|厚生劎働省什]]で定める堎所においお行われるものに限る。又は圧気工法による䜜業を行う仕事 垞時30人 ##前号に掲げる仕事以倖の仕事 垞時50人 ==解説== *本条の「垞時50人」ずは、建築工事においおは、初期の準備工事、終期の手盎し工事等の工事を陀く期間、平均1日圓たり50人であるこずをいうこず。劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第602号 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生芏則第18条の2]]什第7条第2項第1号の厚生劎働省什で定める堎所 {{stub}} [[category:劎働安党衛生法斜行什|7]]
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2015-07-23T07:34:37Z
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21,125
劎働安党衛生芏則第18条の2
劎働安党衛生芏則 (前)(次) (什第7条第2項第1号の厚生劎働省什で定める堎所)
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劎働安党衛生芏則 前次
[[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第18条|前]][[劎働安党衛生芏則第18条の3|次]] ==条文== [[劎働安党衛生法斜行什第7条|什第7条]]第2項第1号の厚生劎働省什で定める堎所 ;第18条の2 #[[劎働安党衛生法斜行什第7条|什第7条]]第2項第1号の厚生劎働省什で定める堎所は、人口が集䞭しおいる地域内における道路䞊若しくは道路に隣接した堎所又は鉄道の軌道䞊若しくは軌道に隣接した堎所ずする。 ==解説== ;統括安党衛生責任者の遞任関係 :「人口が集䞭しおいる地域」ずは、最新の囜勢調査における「人口集䞭地区」をいうものであるこず。 :なお、囜勢調査における「人口集䞭地区」ずは、 :#各調査幎の囜勢調査区を基瀎単䜍ずしお甚い、 :#垂町村の境域内で人口密床の高い調査区(原則ずしお人口密床が1平方キロメヌトル圓たり玄4,000人以䞊)が隣接しお、 :#各調査幎の囜勢調査時に人口5,000人以䞊を有する堎合、圓該地域をいうものずされおいるこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法斜行什第7条]]統括安党衛生責任者を遞任すべき業皮等 *劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 ==倖郚リンク== * [http://www.stat.go.jp/data/chiri/map/index.htm 日本統蚈地図]総務省統蚈局 [[category:劎働安党衛生芏則|018-2]]
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2016-05-21T05:01:55Z
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21,126
劎働安党衛生芏則第635条
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (協議組織の蚭眮及び運営) 本条の協議組織は、官公眲の土朚工事共通仕様曞、建築工事暙準仕様曞では、安党衛生協議䌚ず、党囜建蚭業協䌚(党建統䞀様匏)、建蚭業劎働灜害防止協䌚(講習テキストなど)では、灜害防止協議䌚ず呌称される。 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお(平成7幎4月21日付け基発第267号の2) 元方事業者が蚭眮・運営する劎働灜害防止協議䌚等の協議組織に぀いおは、次によりその掻性化を図るこず。
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コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第634条の2|前]][[劎働安党衛生芏則第636条|次]] ==条文== 協議組織の蚭眮及び運営 ;第635条 #特定元方事業者[[劎働安党衛生法第15条|法第15条]]第1項の特定元方事業者をいう。以䞋同じ。は、[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第1号の協議組織の蚭眮及び運営に぀いおは、次に定めるずころによらなければならない。 ##特定元方事業者及びすべおの関係請負人が参加する協議組織を蚭眮するこず。 ##圓該協議組織の䌚議を定期的に開催するこず。 #関係請負人は、前項の芏定により特定元方事業者が蚭眮する協議組織に参加しなければならない。 ==解説== 本条の協議組織は、官公眲の土朚工事共通仕様曞、建築工事暙準仕様曞では、'''安党衛生協議䌚'''ず、党囜建蚭業協䌚党建統䞀様匏、建蚭業劎働灜害防止協䌚講習テキストなどでは、'''灜害防止協議䌚'''ず呌称される。<br /><br /> '''元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお'''平成7幎4月21日付け基発第267号の2<br /> 元方事業者が蚭眮・運営する劎働灜害防止協議䌚等の協議組織に぀いおは、次によりその掻性化を図るこず。 # 䌚議の開催頻床<br />元方事業者は、協議組織の䌚議を毎月回以䞊開催するこず。 # 協議組織の構成<br />元方事業者は、協議組織の構成員に、統括安党衛生責任者、元方安党衛生管理者又はこれらに準ずる者、元方事業者の珟堎職員、元方事業者の店瀟共同䌁業䜓にあっおは、これを構成するすべおの事業者の店瀟の店瀟安党衛生管理者又は工事斜工・安党管理の責任者、安党衛生責任者又はこれに準ずる者、関係請負人の店瀟の工事斜工・安党管理の責任者、経営幹郚、安党衛生掚進者等を入れるこず。<br />なお、元方事業者は、構成員のうちの店瀟の職員に぀いおは、混圚䜜業に䌎う劎働灜害の防止䞊重芁な工皋に着手する時期、その他劎働灜害を防止する䞊で必芁な時期に開催される協議組織の䌚議に参加させるこず。<br /> # 協議事項<br />協議組織の䌚議においお取り䞊げる議題に぀いおは、次のようなものがあるこず。 ## 建蚭珟堎の安党衛生管理の基本方針、目暙、その他基本的な劎働灜害防止察策を定めた蚈画 ## 月間又は週間の工皋蚈画 ## 機械蚭備等の配眮蚈画 ## 車䞡系建蚭機械を甚いお䜜業を行う堎合の䜜業方法 ## 移動匏クレヌンを甚いお䜜業を行う堎合の䜜業方法 ## 劎働者の危険及び健康障害を防止するための基本察策 ## 安党衛生に関する芏皋 ## 安党衛生教育の実斜蚈画 ## クレヌン等の運転に぀いおの合図の統䞀等 ## 事故珟堎等の暙識の統䞀等 ## 有機溶剀等の容噚の集積箇所の統䞀等 ## 譊報の統䞀等 ## 避難等の蚓緎の実斜方法等の統䞀等 ## 劎働灜害の原因及び再発防止察策 ## 劎働基準監督官等からの指導に基づく劎働者の危険の防止又は健康障害の防止に関する事項 ## 元方事業者の巡芖結果に基づく劎働者の危険の防止又は健康障害の防止に関する事項 ## その他劎働者の危険又は健康障害の防止に関する事項 # 協議組織の芏玄<br />元方事業者は、協議組織の構成員、協議事項、協議組織の䌚議の開催頻床等を定めた協議組織の芏玄を䜜成するこず。 # 協議組織の䌚議の議事の蚘録<br />元方事業者は、協議組織の䌚議の議事で重芁なものに係る蚘録を䜜成するずずもに、これを関係請負人に配垃するこず。 # 協議結果の呚知<br /> 元方事業者は、協議組織の䌚議の結果で重芁なものに぀いおは、朝瀌等を通じおすべおの珟堎劎働者に呚知するこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法第16条]]安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 *[[劎働安党衛生法第32条]]請負人の講ずべき措眮等 *[[劎働安党衛生芏則第19条]]安党衛生責任者の職務 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-36/hor1-36-10-1-0.htm 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお]平成7幎4月21日付け基発第267号の2 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|635]]
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2021-11-15T04:45:57Z
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21,127
劎働安党衛生芏則第636条
コンメンタヌル>劎働安党衛生法>劎働安党衛生芏則 (前)(次) (䜜業間の連絡及び調敎) 元方事業者は、混圚䜜業による劎働灜害を防止するため、混圚䜜業を開始する前及び日々の安党斜工サむクル掻動時に次の事項に぀いお、混圚䜜業に関連するすべおの関係請負人の安党衛生責任者又はこれは準ずる者ず十分連絡及び調敎を実斜するこずずされおいる。(元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針)
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コンメンタヌル劎働安党衛生法劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[劎働安党衛生法]][[劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第635条|前]][[劎働安党衛生芏則第637条|次]] ==条文== 䜜業間の連絡及び調敎 ;第636条 #特定元方事業者は、[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第2号の䜜業間の連絡及び調敎に぀いおは、随時、特定元方事業者ず関係請負人ずの間及び関係請負人盞互間における連絡及び調敎を行なわなければならない。 ==解説== 元方事業者は、混圚䜜業による劎働灜害を防止するため、混圚䜜業を開始する前及び日々の安党斜工サむクル掻動時に次の事項に぀いお、混圚䜜業に関連するすべおの関係請負人の安党衛生責任者又はこれは準ずる者ず十分連絡及び調敎を実斜するこずずされおいる。元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針 # 車䞡系建蚭機械を甚いお䜜業を行う堎合の䜜業蚈画[[劎働安党衛生芏則第155条]] # 移動匏クレヌンを甚いお䜜業を行う堎合の䜜業蚈画[[クレヌン等安党芏則第66条の2]] # 機械蚭備等の配眮蚈画 # 䜜業堎所の巡芖の結果 # 䜜業の方法ず具䜓的な劎働灜害防止察策 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 * [[劎働安党衛生法第16条]]安党衛生責任者 * [[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生法第32条]]請負人の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生芏則第19条]]安党衛生責任者の職務 * 劎働安党衛生芏則第662条の6パワヌ・ショベル等に぀いおの措眮 * 劎働安党衛生芏則第662条の7くい打機等に぀いおの措眮 * 劎働安党衛生芏則第662条の8移動匏クレヌンに぀いおの措眮 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-36/hor1-36-10-1-0.htm 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお]平成7幎4月21日付け基発第267号の2 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|636]]
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2016-01-21T08:21:17Z
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21,128
劎働安党衛生芏則第637条
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (䜜業堎所の巡芖)
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コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第636条|前]][[劎働安党衛生芏則第638条|次]] ==条文== 䜜業堎所の巡芖 ;第637条 #特定元方事業者は、[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第3号の芏定による巡芖に぀いおは、毎䜜業日に少なくずも1回、これを行なわなければならない。 #関係請負人は、前項の芏定により特定元方事業者が行なう巡芖を拒み、劚げ、又は忌避しおはならない。 ==解説== * 元方事業者は、統括安党衛生責任者及び元方安党衛生管理者又はこれらに準ずる者に、毎䜜業日に回以䞊䜜業堎所の巡芖を実斜させるこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法第16条]]安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 *[[劎働安党衛生法第32条]]請負人の講ずべき措眮等 *[[劎働安党衛生芏則第19条]]安党衛生責任者の職務 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-36/hor1-36-10-1-0.htm 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお]平成7幎4月21日付け基発第267号の2 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|637]]
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21,129
劎働安党衛生芏則第638条
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (教育に察する指導及び揎助)
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コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第637条|前]][[劎働安党衛生芏則第638条の2|次]] ==条文== 教育に察する指導及び揎助 ;第638条 #特定元方事業者は、[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第4号の教育に察する指導及び揎助に぀いおは、圓該教育を行なう堎所の提䟛、圓該教育に䜿甚する資料の提䟛等の措眮を講じなければならない。 ==解説== # 本条は、いわゆる新芏入堎者教育等が行われる際に、特定元方事業者が必芁な堎所、資料の提䟛等の揎助を行うべきこずを芏定したものであるこず。 # 「資料の提䟛等」の「等」には、芖聎芚機材の提䟛があるこず。 :* 元方事業者は、関係請負人に察し、その劎働者のうち、新たに䜜業を行うこずずなった者に察する新芏入堎者教育の適切な実斜に必芁な堎所、資料の提䟛等の揎助を行うずずもに、圓該教育の実斜状況に぀いお報告させ、これを把握しおおくこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 *[http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-36/hor1-36-10-1-0.htm 元方事業者による建蚭珟堎安党管理指針に぀いお]平成7幎4月21日付け基発第267号の2 * 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|638]]
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21,130
劎働安党衛生芏則第638条の2
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (法第30条第1項第5号の厚生劎働省什で定める業皮)
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コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第638条|前]][[劎働安党衛生芏則第638条の3|次]] ==条文== [[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号の厚生劎働省什で定める業皮 ;第638条の2 #[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号の厚生劎働省什で定める業皮は、建蚭業ずする。 ==解説== ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|638-2]]
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21,131
高校物理 波
湖などの静かな氎面に小石を投げ蟌むず、石の着氎した箇所を䞭心にしお、波王(はもん)が広がっおいく。 孊校のプヌルに、ボヌルを投げ蟌む実隓でも、同じように、着氎いた箇所を䞭心にしお、波王の広がりがみられる。(もし実隓する堎合には、孊校の理科教員の蚱可を埗るこず。) 湖に小石を投げ蟌む䟋の堎合、このずき氎面に浮かんだ朚の葉は、波の䞊䞋に぀られお、朚の葉の䜍眮も䞊䞋に振動はするが、しかし朚の葉は波王の広がる方向には流れおいかない。朚の葉は、前埌巊右方向には移動しない。 なお、このように氎面にできる波のこずを、氎面波(すいめんは)ずいう。 このように、波(なみ、wave)ずいうのは、振動の方向(氎面波の堎合は䞊䞋方向)ず、波の䌝わる方向(氎面波の堎合は前埌巊右方向)ずの2皮類の方向を持っおいる。 この氎面波のような、振動の方向ず、波の䌝わる方向ずが、別方向の波を、暪波(よこなみ)ずいう。 氎面波における氎のように、波を䌝える物質のこずを媒質(ばいし぀、medium)ずいう。 たた、小石の着氎した堎所のように、波においお最初に振動が起きる堎所を、波源(はげん)ずいう。 波ずは、右図のように、波源での振動が、媒質を倉䜍が䌝わっおいく珟象である。 右図のように、波圢のもっずも高い堎所を山(crest)ずいい、もっずも䜎い堎所を谷(trough)ずいう。 右図の堎合、波源は、手である。波が䌝わるには、時間が掛かる。波圢が䌝わる速床を v ずするず、波圢の移動距離をΔxずした堎合、その間の時間をΔtずすれば、 である。 波における、山の高さ、あるいは谷の深さを、振幅(しんぷく、amplitude)ず蚀う。振動の倧きさは、枛衰(げんすい)が無ければ、波源で起きた振動の倧きさず等しい。 右図のような波の堎合、ある山から、次の山たでの長さを、波長(wavelength)ずいう。波長は、谷ず谷ずの間の長さでもある。 山ず山ずの間の長さは、谷ず谷ずの間の長さに等しい。 䞀般に波は様々な圢を取るが、高校物理では議論の簡単化のため、波の圢をある皋床、簡単な圢状に限定する。 さお、もっずも基本的な圢の波ずしお、たず、正匊波(せいげんは、sinusoidal wave)が、高校物理で扱われるので、この正匊波の圢の波の物理を考えおいこう。正匊波(せいげんは)ずは、波圢が正匊曲線ずなる波である。たた、右図の手の振動のように、波圢が正匊波になるような波源の振動を、単振動(たんしんどう)ずいう。 波の波圢は移動するが、1぀の yヌxグラフ だけでは、その移動の速床などを図瀺できない。 波圢ず時間に関する関係を図瀺するため、yヌtグラフが描かれるこずも倚い。 波圢は圢が繰り返しおるので、ある䜍眮を1぀の山が通過しおも、しばらく時間が経過すれば、次の山が到来しおきお、同じ圢を繰り返す。ここで、同じ波圢が珟れるたでの時間を呚期(しゅうき、period)ず呌ぶ。呚期は時間経過であるので、単䜍は秒 [sec] である。たた、呚期の蚘号は、しばしば T を甚いお曞かれる。 " T秒ごずに正匊波䞭の1点が珟れる"が呚期の定矩であった。ここで、"1秒間にf回正匊波䞭の1点が珟れる"によっお振動数(しんどうすう、frequency)を定矩する。振動数は、しばしば蚘号に f を甚いお曞かれる。䞊の䟋では、T秒間に点が1床珟れるのだから、1秒間には 1/T回の点が珟れる。このこずから、䞀般に正匊波に぀いおは、 が成り立぀。振動数の単䜍はHz(ヘルツ)が甚いられるが、この単䜍は1/secず等しい。 ここで、物質䞭を振動が䌝わる速床を v ず眮く。物質の性質によっお異なる定数であり、振動の性質にはよらない。䟋えば、音が空気䞭を䌝わる速床は音の高䜎に関わらず䞀定である。波が䌝わる速床ず波の呚期が䞎えられたずき、波が1呚期のうちに進む距離を蚈算するこずができる。これは、䟋えば正匊波では波のある1点(䟋えば最も振動が正の向きに倧きいずき)間の距離に察応する。この距離を波の波長(はちょう、wavelength)ず呌ぶ。 波長は通垞 λ {\displaystyle \lambda } で衚される。波長 λ {\displaystyle \lambda } は振動が1呚期内に進む距離なので、波の速床vず呚期Tを甚いお蚈算できる。䞀般に が成り立぀。 波の波圢における䜍眮xず時間tず、その地点での倉䜍 y の関係を匏で衚せる。なお、匏の角床の単䜍は床数法(°)ずする。90°で盎角の単䜍である。 あるいは、 のような匏になる。 なぜ、䞊蚘のような匏になるかを考えよう。 蚌明の簡単化のため、 の堎合を考えよう。 たず、䜍眮x=0のずき、呚期ず時間の定矩から、その波圢は、呚期ず同じ時間が経ったずきに波圢が1呚するはずだから、 のような圢になるはずである。 ぀ぎに、この振動が速床vで広がるこずを考えるず、点 x での匏は ずなる。なぜなら、地点 x では、振動が x v {\displaystyle {\frac {x}{v}}} だけ遅れお来るからである。 この匏 y = A sin ( 360 ∘ 1 T ( t − x v ) ) {\displaystyle y=A\sin(360^{\circ }{\frac {1}{T}}(t-{\frac {x}{v}}))} でも正匊波の公匏なのだが、さらに v = λ T {\displaystyle v={\frac {\lambda }{T}}} の関係を甚いるず、この匏は ず倉圢できる。 たた、䞊の匏の仮定では 時刻t=0 で 点x=0 では、振動が 0 だったず仮定しおいるが、実際にはその地点でちょうど正匊運動の最も高い郚分や最も䜎い郚分にいおもその波は正匊波ずなる。この分を取り入れるため、䞊の匏に のように定数(ここでは ÎŽ {\displaystyle \delta } )を入れるこずもある。ここで ÎŽ {\displaystyle \delta } は䜍盞(いそう、phase)ず呌ばれる。 振幅3[m], 呚期2[s], 波長0.5[m]で䞎えられる正匊波の匏を述べよ。ただし䜍盞は0ずしおよい。 を䜿えばよい。答えは ずなる。 氎面を䞀定リズムで぀぀いた時などの氎面波は、たずえそのリズムの呚期が粟密に䞀定呚期であっおも、厳密にいえば、正匊波ではない。なぜなら、氎面波の波面の発生のさい、氎面の衚面匵力などが氎面に䜜甚しおいたり、さたざたな力が混ざっおおり、このため、氎面波の波面の圢状は、正匊波ずは、ややズレおいる。たた、媒質の氎が郚分的に円運動をしおいるなど、暪波なのか瞊波なのか、あたりハッキリずは区別できない。このように、氎面波の仕組みは耇雑である。 しかし、蚈算のための抂略的な近䌌ずしお、氎面波の氎面の圢状にも近䌌的に正匊波を甚いる堎合がある。 図のように、ばねを氎平に眮き、端郚を持ち、ばねの長さ方向に振動させるず、波の振動の方向ず、波の進行方向ずが、同じ方向になる。 このように、振動の方向ず、進行の方向ずが、同じ方向である波を瞊波(longitudinal wave)ずいう。 ばねの瞊波の堎合、図のように、ばねが匕き䌞ばされお疎(そ)になった郚分ず、ばねが集䞭しお密(み぀)になっおいる郚分が、出来る。 ばねに限らず、䞀般に、瞊波では必ず、粗密(そみ぀)が出来るので、瞊波のこずを疎密波(compression wave)ずもいう。 音の正䜓である音波も、瞊波である。音(音波)は、空気䞭や液䜓䞭を、瞊波ずしお䌝わる振動である。 2぀以䞊の波が出䌚った堎合を考えよう。2぀波が重なりあったずき、そこで埗られる波の倉䜍は、それらの波の倉䜍を足しあわせたものになる。これを重ね合わせの原理(principle of superposition)ずいう。 ぀たり、2぀の波が重なっおいる、ある䜍眮での波の倉䜍を、それぞれ元の波の倉䜍を y1 および y2 ずしたずき、その䜍眮での、重ね合わさった波の倉䜍 y は である。 波どうしは、ぶ぀かっおも壊れず、そのたたお互いを通り抜ける。たた、波の速床も、重なっおも、それぞれの波のもずの速床ず同じたたである。波が出䌚ったり、重なったりしおも、けっしお、盞手の波の進行を劚げたりはしないし、盞手の波から進行を劚げられたりもしない。぀たり、盞手の波ず接觊しおも、波の進行は、盞手の波ずは無関係に、そのたた進行し続ける。このような性質を波の独立性ずいう。 図では、単玔な圢の暪波であらわしたが、瞊波や、もっず耇雑な圢の波(暪波・瞊波ずも)でも、同様に、重ね合わせの原理が成り立぀。 なお、耇数の波が重なり合っおできた波を合成波(ごうせいは)ずいう。 これからの節では、ひもの波が端(はじ)で反射するこずを考える。 たず、そのための準備ずしお、2぀の波で、波長、振幅の等しくお方向の逆な2぀の波があったずしお、その波が重なるこずを考えよう。 りェヌブマシンを䜿うず、このような波が端郚で反射しお、波長・振幅の等しくお方向の逆な波の重なりあう様子が芳枬できる。 たた、ギタヌの匊(げん)など、匊の振動では、このような波長、振幅の等しくお、方向の重なり合った波圢が芳枬できる。(なお、ギタヌの堎合、䞡端が固定されおいるが、このような状態を固定端(こおいたん)ずいう。のちの節で埌述する。) これらのような波の合成では、䞋図のような、波圢の進行しない波ができ、これを定垞波(おいじょうは、stationary wave)ずいう、たたは定圚波(おいざいは、standing wave)ずもいう。 いっぜう、もずの波のように、波圢が進む波を進行波(しんこうは)ずいう。 定垞波で、たったく振動しおいない郚分を節(ふし、node)ずいい、倧きく振動する郚分を腹(はら、loop)ずいう。 では、理論的に定垞波を考えおいこう。 先ほどの節の合成波のように、こんどは2個の、倧きさず波長の等しい進行波の波圢を曞いお、合成しおいこう。 1/4 呚期ごずに波圢を描くず、節ず節の間の長さは、もずの波の波長の λ 2 {\displaystyle {\frac {\lambda }{2}}} ずなるこずが分かる。 節の郚分では、合成結果がプラスマむナス0になるので、節では倉䜍しないのである。 波は、媒質が倉化する堎所で反射する。たた、波は端郚で反射する。この節では、端郚での波の反射に぀いお考える。 端郚が固定されおいる堎合を固定端(こおいたん、fixed end)ずいう。端郚では倉䜍が0であるから(端郚の倉䜍が0でないず「固定」ずいう条件ず矛盟する)、入射波ず反射波ずを合成した結果は、端郚では合成波の倉䜍が必ず0である。このためには、反射波の倉䜍は、入射波ず䞊䞋が反転しおいお、倧きさは同じある必芁がある。 結果的に、固定端の堎合の反射波は、倉䜍が䞊䞋の反転をしおいお、倉䜍の倧きさ(絶察倀)は同じで、進行方向が逆向きである。 ] 自由端反射は、図のように、単に折り返しただけである。 氎面䞊で2点が振動するず、それぞれの点を波源に波王が広がる。その2個の波王が氎面䞊で平面䞊に広がるので、波王どうしが重なり合うので、合成波が出来る。 合成した堎所によっおは、山ず山ずが重なり合っお倧きく振動する堎所もある。たたある堎所では、山ず谷が重なり合っお、振動を打ち消しあっお、匱めあう堎所もある。 このように、波ず波ずが重なっお、振動を匷めあったり匱めあったりするこずを 波の干枉 ずいう。(「干枉」、かんしょう、英:interference) 高校物理では、簡単のため、2぀の波源の振動数が同じ堎合を考える。 どこで干枉が匷めあうかは、波長が決たれば、蚈算できる。この蚈算法を、高校物理の波の単元で習う。 ある点Pの、波源1からの距離を l1 ずしお( l1 はベクトルではなく絶察倀)、波源2からの距離を l2 ずした堎合(ベクトルではなく絶察倀)、距離の差が波長λの敎数倍であれば、山ず山ずが重なり合い、谷ず谷ずが重なり合うので、 である。 たた、山ず谷の間隔は、 λ 2 {\displaystyle {\frac {\lambda }{2}}} なので、 のずきに、波が匱めあう。 波の䜍盞が等しい点を぀ないだ面を、波面(はめん)ず呌ぶ。波面に぀いおの実隓を玹介する。 波面が盎線の波を「盎線波」(ちょくせんは)などずいう。 いっぜう、波王を考えれば分かるように、波源の振動は、円匧䞊に広がっおいく。このような円匧䞊の波面に泚目しお、このような、円匧の波面の波を「球面波」などずいう。 ホむヘンスは、波面を無数の波源の集たりず芋なせる、ず考えた。次の図を参照せよ。 盎線波の堎合は、右図の通り。 たた、このような ホむヘンスの原理(Huygen's principle) で考えた堎合の、無数の波源の1぀1぀の䜜る波の1぀1぀を玠元波(そげんは、elementary wave)ずいう。 光が空気䞭からガラスに入るず屈折するが、境界䞊での波の屈折(くっせ぀)などの珟象は、ホむヘンスの原理(Huygens' principle)によっお、図のように解釈できる。 たずえば盎線波は、波源が盎線䞊に䞊ぶ無数の玠元波の重ね合わせず芋なせる、ずホむヘンスの原理では、考えるこずができる。 ある1点から䌝わる波(䟋えば氎面に䜕かを萜ずした堎合)を䜜り、その様子を芳察する。 この堎合、生じる波は波が生じた1点(波源)を䞭心ずしお、円になるはずである。これは、波源からの距離が等しい点は、同じ時刻に等しい䜍盞を持぀からである。 䞊の䟋は波がある1点から始たる堎合である。波が耇数の点から始たる堎合には生じる波は既に述べた重ね合わせの原理から、これらの重ね合わせになるはずである。このこずは䟋えば、波面が盎線になる堎合(平面波)のように、波源が連続的に存圚する堎合にも同様である。 ホむヘンスの原理を甚いるず波面の進行に぀いおいく぀かの事柄を述べるこずができる。これらは個別に実隓的に確認できる。 平面波(ぞいめんは、plane wave)の各点を波源ずした堎合、平面波の波面䞊の各点から等距離にある包絡線は、波面に平行な盎線ずなる。このこずから、平面波は盎進するこずがわかる。 たた、光が空気䞭からガラスに入るず屈折(くっせ぀、refraction)するが、媒質が倉化するず屈折が起きるのは、速床が倉わるからである。ホむヘンスの原理の図から分かるように、境界面から先では速床が倉化しおしたうから、波面が屈折しおしたうのである。 たた、この屈折の角床の比率から、波の速床の比率を出せる。 である。倀 n 12 {\displaystyle n_{12}} が屈折率(くっせ぀り぀、refraction index)である。 なぜなら、右図のように点A,B,C,Dを取るず、 よっお、 である。 回折(かいせ぀、diffraction)は、すき間(すきた)が小さいほど、 あるいは 障害物が小さいほど、回折が著しくなる。これは、ホむヘンスの原理によっお、すき間などが小さいほど、そのあいだにある玠元波の数が少なくなるので、波面を構成しおいる玠元波の個数が枛り、玠元波1぀1぀の特城が露わ(あらわ)になるからだ、ず考えられる。 平面波が壁などにぶ぀かったずき、壁の各点を波源ずした包絡線は、壁ず平面波の波面の角床を保っお、方向を反察にした平面ずなる。これは、反射(はんしゃ、reflection)の法則を衚す結果である。 平面波が[屈折率(くっせ぀り぀、refractive index)の異なる2぀の物質の間を通過したずき、その波面は物質の屈折率の比に応じお屈折(refraction)する。このこずも反射の堎合ず同様の理由で瀺される。ただし、屈折率の違いに応じお、物質䞭の波の速床が異なるこずを甚いる。 たた、屈折率に応じおある反射角に察する屈折角は倉化するが、その倧きさを衚す匏をw:スネルの法則(Snell's law)ず呌ぶ。 ここで、 Ξ i , Ξ r , n i , n r {\displaystyle \theta _{i},\theta _{r},n_{i},n_{r}} はそれぞれ入射角、屈折角、入射する偎の物質の屈折率、入射される偎の物質の屈折率に察応する。 屈折率が倧きい媒質から小さい媒質に光が入るずきに、入射光が境界面を透過せず、すべお反射する珟象が起きる。これを党反射(ぜんはんしゃ、total reflection)ずいう。党反射は、入射角が倧きくなるず起こる。 党反射が起こる限界の角床を臚界角(りんかいかく、critical angle)ずいう。 臚界角よりも入射角が倧きいず党反射が起こる。 臚界角 Ξc は以䞋のように衚される。 平面波が现いスリットを通過したずき、通過した埌の波は円状になる。これは、波源が1点に収瞮されたためである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "湖などの静かな氎面に小石を投げ蟌むず、石の着氎した箇所を䞭心にしお、波王(はもん)が広がっおいく。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "孊校のプヌルに、ボヌルを投げ蟌む実隓でも、同じように、着氎いた箇所を䞭心にしお、波王の広がりがみられる。(もし実隓する堎合には、孊校の理科教員の蚱可を埗るこず。)", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "湖に小石を投げ蟌む䟋の堎合、このずき氎面に浮かんだ朚の葉は、波の䞊䞋に぀られお、朚の葉の䜍眮も䞊䞋に振動はするが、しかし朚の葉は波王の広がる方向には流れおいかない。朚の葉は、前埌巊右方向には移動しない。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "なお、このように氎面にできる波のこずを、氎面波(すいめんは)ずいう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "このように、波(なみ、wave)ずいうのは、振動の方向(氎面波の堎合は䞊䞋方向)ず、波の䌝わる方向(氎面波の堎合は前埌巊右方向)ずの2皮類の方向を持っおいる。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "この氎面波のような、振動の方向ず、波の䌝わる方向ずが、別方向の波を、暪波(よこなみ)ずいう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "氎面波における氎のように、波を䌝える物質のこずを媒質(ばいし぀、medium)ずいう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "たた、小石の着氎した堎所のように、波においお最初に振動が起きる堎所を、波源(はげん)ずいう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "波ずは、右図のように、波源での振動が、媒質を倉䜍が䌝わっおいく珟象である。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "右図のように、波圢のもっずも高い堎所を山(crest)ずいい、もっずも䜎い堎所を谷(trough)ずいう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "右図の堎合、波源は、手である。波が䌝わるには、時間が掛かる。波圢が䌝わる速床を v ずするず、波圢の移動距離をΔxずした堎合、その間の時間をΔtずすれば、", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "である。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "波における、山の高さ、あるいは谷の深さを、振幅(しんぷく、amplitude)ず蚀う。振動の倧きさは、枛衰(げんすい)が無ければ、波源で起きた振動の倧きさず等しい。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "右図のような波の堎合、ある山から、次の山たでの長さを、波長(wavelength)ずいう。波長は、谷ず谷ずの間の長さでもある。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "山ず山ずの間の長さは、谷ず谷ずの間の長さに等しい。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "䞀般に波は様々な圢を取るが、高校物理では議論の簡単化のため、波の圢をある皋床、簡単な圢状に限定する。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "さお、もっずも基本的な圢の波ずしお、たず、正匊波(せいげんは、sinusoidal wave)が、高校物理で扱われるので、この正匊波の圢の波の物理を考えおいこう。正匊波(せいげんは)ずは、波圢が正匊曲線ずなる波である。たた、右図の手の振動のように、波圢が正匊波になるような波源の振動を、単振動(たんしんどう)ずいう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "波の波圢は移動するが、1぀の yヌxグラフ だけでは、その移動の速床などを図瀺できない。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "波圢ず時間に関する関係を図瀺するため、yヌtグラフが描かれるこずも倚い。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "波圢は圢が繰り返しおるので、ある䜍眮を1぀の山が通過しおも、しばらく時間が経過すれば、次の山が到来しおきお、同じ圢を繰り返す。ここで、同じ波圢が珟れるたでの時間を呚期(しゅうき、period)ず呌ぶ。呚期は時間経過であるので、単䜍は秒 [sec] である。たた、呚期の蚘号は、しばしば T を甚いお曞かれる。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "\" T秒ごずに正匊波䞭の1点が珟れる\"が呚期の定矩であった。ここで、\"1秒間にf回正匊波䞭の1点が珟れる\"によっお振動数(しんどうすう、frequency)を定矩する。振動数は、しばしば蚘号に f を甚いお曞かれる。䞊の䟋では、T秒間に点が1床珟れるのだから、1秒間には 1/T回の点が珟れる。このこずから、䞀般に正匊波に぀いおは、", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "が成り立぀。振動数の単䜍はHz(ヘルツ)が甚いられるが、この単䜍は1/secず等しい。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "ここで、物質䞭を振動が䌝わる速床を v ず眮く。物質の性質によっお異なる定数であり、振動の性質にはよらない。䟋えば、音が空気䞭を䌝わる速床は音の高䜎に関わらず䞀定である。波が䌝わる速床ず波の呚期が䞎えられたずき、波が1呚期のうちに進む距離を蚈算するこずができる。これは、䟋えば正匊波では波のある1点(䟋えば最も振動が正の向きに倧きいずき)間の距離に察応する。この距離を波の波長(はちょう、wavelength)ず呌ぶ。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "波長は通垞 λ {\\displaystyle \\lambda } で衚される。波長 λ {\\displaystyle \\lambda } は振動が1呚期内に進む距離なので、波の速床vず呚期Tを甚いお蚈算できる。䞀般に", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "が成り立぀。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "波の波圢における䜍眮xず時間tず、その地点での倉䜍 y の関係を匏で衚せる。なお、匏の角床の単䜍は床数法(°)ずする。90°で盎角の単䜍である。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "あるいは、", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "のような匏になる。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "なぜ、䞊蚘のような匏になるかを考えよう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "蚌明の簡単化のため、", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "の堎合を考えよう。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "たず、䜍眮x=0のずき、呚期ず時間の定矩から、その波圢は、呚期ず同じ時間が経ったずきに波圢が1呚するはずだから、", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "のような圢になるはずである。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "぀ぎに、この振動が速床vで広がるこずを考えるず、点 x での匏は", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ずなる。なぜなら、地点 x では、振動が x v {\\displaystyle {\\frac {x}{v}}} だけ遅れお来るからである。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "この匏 y = A sin ( 360 ∘ 1 T ( t − x v ) ) {\\displaystyle y=A\\sin(360^{\\circ }{\\frac {1}{T}}(t-{\\frac {x}{v}}))} でも正匊波の公匏なのだが、さらに v = λ T {\\displaystyle v={\\frac {\\lambda }{T}}} の関係を甚いるず、この匏は", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "ず倉圢できる。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "たた、䞊の匏の仮定では 時刻t=0 で 点x=0 では、振動が 0 だったず仮定しおいるが、実際にはその地点でちょうど正匊運動の最も高い郚分や最も䜎い郚分にいおもその波は正匊波ずなる。この分を取り入れるため、䞊の匏に", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "のように定数(ここでは ÎŽ {\\displaystyle \\delta } )を入れるこずもある。ここで ÎŽ {\\displaystyle \\delta } は䜍盞(いそう、phase)ず呌ばれる。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "振幅3[m], 呚期2[s], 波長0.5[m]で䞎えられる正匊波の匏を述べよ。ただし䜍盞は0ずしおよい。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "を䜿えばよい。答えは", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "氎面を䞀定リズムで぀぀いた時などの氎面波は、たずえそのリズムの呚期が粟密に䞀定呚期であっおも、厳密にいえば、正匊波ではない。なぜなら、氎面波の波面の発生のさい、氎面の衚面匵力などが氎面に䜜甚しおいたり、さたざたな力が混ざっおおり、このため、氎面波の波面の圢状は、正匊波ずは、ややズレおいる。たた、媒質の氎が郚分的に円運動をしおいるなど、暪波なのか瞊波なのか、あたりハッキリずは区別できない。このように、氎面波の仕組みは耇雑である。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "しかし、蚈算のための抂略的な近䌌ずしお、氎面波の氎面の圢状にも近䌌的に正匊波を甚いる堎合がある。", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "", "title": "æ³¢" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "図のように、ばねを氎平に眮き、端郚を持ち、ばねの長さ方向に振動させるず、波の振動の方向ず、波の進行方向ずが、同じ方向になる。", "title": "瞊波" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "このように、振動の方向ず、進行の方向ずが、同じ方向である波を瞊波(longitudinal wave)ずいう。", "title": "瞊波" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "ばねの瞊波の堎合、図のように、ばねが匕き䌞ばされお疎(そ)になった郚分ず、ばねが集䞭しお密(み぀)になっおいる郚分が、出来る。", "title": "瞊波" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ばねに限らず、䞀般に、瞊波では必ず、粗密(そみ぀)が出来るので、瞊波のこずを疎密波(compression wave)ずもいう。", "title": "瞊波" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "音の正䜓である音波も、瞊波である。音(音波)は、空気䞭や液䜓䞭を、瞊波ずしお䌝わる振動である。", "title": "瞊波" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "瞊波" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "", "title": "瞊波" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "2぀以䞊の波が出䌚った堎合を考えよう。2぀波が重なりあったずき、そこで埗られる波の倉䜍は、それらの波の倉䜍を足しあわせたものになる。これを重ね合わせの原理(principle of superposition)ずいう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "぀たり、2぀の波が重なっおいる、ある䜍眮での波の倉䜍を、それぞれ元の波の倉䜍を y1 および y2 ずしたずき、その䜍眮での、重ね合わさった波の倉䜍 y は", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "である。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "波どうしは、ぶ぀かっおも壊れず、そのたたお互いを通り抜ける。たた、波の速床も、重なっおも、それぞれの波のもずの速床ず同じたたである。波が出䌚ったり、重なったりしおも、けっしお、盞手の波の進行を劚げたりはしないし、盞手の波から進行を劚げられたりもしない。぀たり、盞手の波ず接觊しおも、波の進行は、盞手の波ずは無関係に、そのたた進行し続ける。このような性質を波の独立性ずいう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "図では、単玔な圢の暪波であらわしたが、瞊波や、もっず耇雑な圢の波(暪波・瞊波ずも)でも、同様に、重ね合わせの原理が成り立぀。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "なお、耇数の波が重なり合っおできた波を合成波(ごうせいは)ずいう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "これからの節では、ひもの波が端(はじ)で反射するこずを考える。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "たず、そのための準備ずしお、2぀の波で、波長、振幅の等しくお方向の逆な2぀の波があったずしお、その波が重なるこずを考えよう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "りェヌブマシンを䜿うず、このような波が端郚で反射しお、波長・振幅の等しくお方向の逆な波の重なりあう様子が芳枬できる。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "たた、ギタヌの匊(げん)など、匊の振動では、このような波長、振幅の等しくお、方向の重なり合った波圢が芳枬できる。(なお、ギタヌの堎合、䞡端が固定されおいるが、このような状態を固定端(こおいたん)ずいう。のちの節で埌述する。)", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "これらのような波の合成では、䞋図のような、波圢の進行しない波ができ、これを定垞波(おいじょうは、stationary wave)ずいう、たたは定圚波(おいざいは、standing wave)ずもいう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "いっぜう、もずの波のように、波圢が進む波を進行波(しんこうは)ずいう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "定垞波で、たったく振動しおいない郚分を節(ふし、node)ずいい、倧きく振動する郚分を腹(はら、loop)ずいう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "では、理論的に定垞波を考えおいこう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "先ほどの節の合成波のように、こんどは2個の、倧きさず波長の等しい進行波の波圢を曞いお、合成しおいこう。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "1/4 呚期ごずに波圢を描くず、節ず節の間の長さは、もずの波の波長の λ 2 {\\displaystyle {\\frac {\\lambda }{2}}} ずなるこずが分かる。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "節の郚分では、合成結果がプラスマむナス0になるので、節では倉䜍しないのである。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "波は、媒質が倉化する堎所で反射する。たた、波は端郚で反射する。この節では、端郚での波の反射に぀いお考える。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "端郚が固定されおいる堎合を固定端(こおいたん、fixed end)ずいう。端郚では倉䜍が0であるから(端郚の倉䜍が0でないず「固定」ずいう条件ず矛盟する)、入射波ず反射波ずを合成した結果は、端郚では合成波の倉䜍が必ず0である。このためには、反射波の倉䜍は、入射波ず䞊䞋が反転しおいお、倧きさは同じある必芁がある。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "結果的に、固定端の堎合の反射波は、倉䜍が䞊䞋の反転をしおいお、倉䜍の倧きさ(絶察倀)は同じで、進行方向が逆向きである。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "]", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "自由端反射は、図のように、単に折り返しただけである。", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "", "title": "重ね合わせの原理" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "氎面䞊で2点が振動するず、それぞれの点を波源に波王が広がる。その2個の波王が氎面䞊で平面䞊に広がるので、波王どうしが重なり合うので、合成波が出来る。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "合成した堎所によっおは、山ず山ずが重なり合っお倧きく振動する堎所もある。たたある堎所では、山ず谷が重なり合っお、振動を打ち消しあっお、匱めあう堎所もある。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "このように、波ず波ずが重なっお、振動を匷めあったり匱めあったりするこずを 波の干枉 ずいう。(「干枉」、かんしょう、英:interference)", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "高校物理では、簡単のため、2぀の波源の振動数が同じ堎合を考える。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "どこで干枉が匷めあうかは、波長が決たれば、蚈算できる。この蚈算法を、高校物理の波の単元で習う。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "ある点Pの、波源1からの距離を l1 ずしお( l1 はベクトルではなく絶察倀)、波源2からの距離を l2 ずした堎合(ベクトルではなく絶察倀)、距離の差が波長λの敎数倍であれば、山ず山ずが重なり合い、谷ず谷ずが重なり合うので、", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "である。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "たた、山ず谷の間隔は、 λ 2 {\\displaystyle {\\frac {\\lambda }{2}}} なので、", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "のずきに、波が匱めあう。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "波の䜍盞が等しい点を぀ないだ面を、波面(はめん)ず呌ぶ。波面に぀いおの実隓を玹介する。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "波面が盎線の波を「盎線波」(ちょくせんは)などずいう。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "いっぜう、波王を考えれば分かるように、波源の振動は、円匧䞊に広がっおいく。このような円匧䞊の波面に泚目しお、このような、円匧の波面の波を「球面波」などずいう。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "ホむヘンスは、波面を無数の波源の集たりず芋なせる、ず考えた。次の図を参照せよ。 盎線波の堎合は、右図の通り。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "たた、このような ホむヘンスの原理(Huygen's principle) で考えた堎合の、無数の波源の1぀1぀の䜜る波の1぀1぀を玠元波(そげんは、elementary wave)ずいう。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "光が空気䞭からガラスに入るず屈折するが、境界䞊での波の屈折(くっせ぀)などの珟象は、ホむヘンスの原理(Huygens' principle)によっお、図のように解釈できる。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "たずえば盎線波は、波源が盎線䞊に䞊ぶ無数の玠元波の重ね合わせず芋なせる、ずホむヘンスの原理では、考えるこずができる。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "ある1点から䌝わる波(䟋えば氎面に䜕かを萜ずした堎合)を䜜り、その様子を芳察する。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "この堎合、生じる波は波が生じた1点(波源)を䞭心ずしお、円になるはずである。これは、波源からの距離が等しい点は、同じ時刻に等しい䜍盞を持぀からである。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "䞊の䟋は波がある1点から始たる堎合である。波が耇数の点から始たる堎合には生じる波は既に述べた重ね合わせの原理から、これらの重ね合わせになるはずである。このこずは䟋えば、波面が盎線になる堎合(平面波)のように、波源が連続的に存圚する堎合にも同様である。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "ホむヘンスの原理を甚いるず波面の進行に぀いおいく぀かの事柄を述べるこずができる。これらは個別に実隓的に確認できる。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "平面波(ぞいめんは、plane wave)の各点を波源ずした堎合、平面波の波面䞊の各点から等距離にある包絡線は、波面に平行な盎線ずなる。このこずから、平面波は盎進するこずがわかる。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "たた、光が空気䞭からガラスに入るず屈折(くっせ぀、refraction)するが、媒質が倉化するず屈折が起きるのは、速床が倉わるからである。ホむヘンスの原理の図から分かるように、境界面から先では速床が倉化しおしたうから、波面が屈折しおしたうのである。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "たた、この屈折の角床の比率から、波の速床の比率を出せる。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "である。倀 n 12 {\\displaystyle n_{12}} が屈折率(くっせ぀り぀、refraction index)である。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "なぜなら、右図のように点A,B,C,Dを取るず、", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "よっお、", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "である。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "回折(かいせ぀、diffraction)は、すき間(すきた)が小さいほど、 あるいは 障害物が小さいほど、回折が著しくなる。これは、ホむヘンスの原理によっお、すき間などが小さいほど、そのあいだにある玠元波の数が少なくなるので、波面を構成しおいる玠元波の個数が枛り、玠元波1぀1぀の特城が露わ(あらわ)になるからだ、ず考えられる。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "平面波が壁などにぶ぀かったずき、壁の各点を波源ずした包絡線は、壁ず平面波の波面の角床を保っお、方向を反察にした平面ずなる。これは、反射(はんしゃ、reflection)の法則を衚す結果である。", "title": "平面波" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "平面波が[屈折率(くっせ぀り぀、refractive index)の異なる2぀の物質の間を通過したずき、その波面は物質の屈折率の比に応じお屈折(refraction)する。このこずも反射の堎合ず同様の理由で瀺される。ただし、屈折率の違いに応じお、物質䞭の波の速床が異なるこずを甚いる。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "たた、屈折率に応じおある反射角に察する屈折角は倉化するが、その倧きさを衚す匏をw:スネルの法則(Snell's law)ず呌ぶ。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "ここで、 Ξ i , Ξ r , n i , n r {\\displaystyle \\theta _{i},\\theta _{r},n_{i},n_{r}} はそれぞれ入射角、屈折角、入射する偎の物質の屈折率、入射される偎の物質の屈折率に察応する。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "", "title": "光" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "屈折率が倧きい媒質から小さい媒質に光が入るずきに、入射光が境界面を透過せず、すべお反射する珟象が起きる。これを党反射(ぜんはんしゃ、total reflection)ずいう。党反射は、入射角が倧きくなるず起こる。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "党反射が起こる限界の角床を臚界角(りんかいかく、critical angle)ずいう。 臚界角よりも入射角が倧きいず党反射が起こる。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "臚界角 Ξc は以䞋のように衚される。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "平面波が现いスリットを通過したずき、通過した埌の波は円状になる。これは、波源が1点に収瞮されたためである。", "title": "光" } ]
null
{{pathnav|高等孊校の孊習|高等孊校理科|高等孊校 物理|pagename=æ³¢|frame=1|small=1}} ==æ³¢== === 波ずは === 湖などの静かな氎面に小石を投げ蟌むず、石の着氎した箇所を䞭心にしお、波王はもんが広がっおいく。 孊校のプヌルに、ボヌルを投げ蟌む実隓でも、同じように、着氎した箇所を䞭心にしお、波王の広がりがみられる。もし実隓する堎合には、孊校の理科教員の蚱可を埗るこず。 湖に小石を投げ蟌む䟋の堎合、このずき氎面に浮かんだ朚の葉は、波の䞊䞋に぀られお、朚の葉の䜍眮も䞊䞋に振動はするが、しかし朚の葉は波王の広がる方向には流れおいかない。朚の葉は、前埌巊右方向には移動しない。 なお、このように氎面にできる波のこずを、氎面波すいめんはずいう。 このように、波(なみ、wave)ずいうのは、振動の方向氎面波の堎合は䞊䞋方向ず、波の䌝わる方向氎面波の堎合は前埌巊右方向ずの2皮類の方向を持っおいる。 この氎面波のような、振動の方向ず、波の䌝わる方向ずが、別方向の波を、暪波よこなみずいう。 :※ 厳密にいうず、氎面波は、暪波ではない。液䜓の衚面の波は、暪波ずは、やや違う機構である。瞄跳びなどで䞀端を持ち䞊䞋に振動させるず、波のような振動ができるが、それが暪波である。厳密には、暪波は、固䜓にしか䌝わらない。地孊などを孊ぶずきは、液䜓の衚面の波は暪波ではないずしお扱うので、泚意のこず、 :※ 厳密には氎面波は暪波ではないが、だが読者は初孊者なので、圓面は、氎面波も暪波ずしお扱う。 :※ なお、海岞の接波぀なみで物䜓が流される堎合があるが、実は「接波」は波でない。「接波」は、「波」ずいうよりも、むしろ「流れ」に近い。流䜓の物理に぀いおは、高校物理の範囲倖なので説明を省略する。 :※ なお、海の通垞の波は、暪波ずは違い、もっず耇雑である。説明が耇雑になるので、海の波に぀いおは省略する。 氎面波における氎のように、波を䌝える物質のこずを'''媒質'''ばいし぀、mediumずいう。 たた、小石の着氎した堎所のように、波においお最初に振動が起きる堎所を、'''波源'''はげんずいう。 === 波の発生ず進行 === [[File:暪波の発生ず進行.svg|thumb|500px|波の発生ず進行]] 波ずは、右図のように、波源での振動が、媒質を倉䜍が䌝わっおいく珟象である。 右図のように、波圢のもっずも高い堎所を'''å±±'''crestずいい、もっずも䜎い堎所を'''è°·'''troughずいう。 右図の堎合、波源は、手である。波が䌝わるには、時間が掛かる。波圢が䌝わる速床を v ずするず、波圢の移動距離をΔxずした堎合、その間の時間をΔtずすれば、 :<math> v = \frac{\Delta x}{\Delta t} </math> である。 {{-}} === 正匊波 === [[File:Transverse-wave y-x graph jp.svg|thumb|400px|暪波 <br />y-x図<br />ある時刻での波圢]] 波における、山の高さ、あるいは谷の深さを、'''振幅'''しんぷく、amplitudeず蚀う。振動の倧きさは、枛衰げんすいが無ければ、波源で起きた振動の倧きさず等しい。 右図のような波の堎合、ある山から、次の山たでの長さを、'''波長'''wavelengthずいう。波長は、谷ず谷ずの間の長さでもある。 山ず山ずの間の長さは、谷ず谷ずの間の長さに等しい。 {{-}} [[File:正匊波の発生.svg|thumb|400px|正匊波の発生]] 䞀般に波は様々な圢を取るが、高校物理では議論の簡単化のため、波の圢をある皋床、簡単な圢状に限定する。 さお、もっずも基本的な圢の波ずしお、たず、正匊波せいげんは、sinusoidal waveが、高校物理で扱われるので、この正匊波の圢の波の物理を考えおいこう。正匊波せいげんはずは、波圢が正匊曲線ずなる波である。たた、右図の手の振動のように、波圢が正匊波になるような波源の振動を、単振動たんしんどうずいう。 [[File:Simple harmonic oscillator.gif|frame|left|バネによっお吊り䞋げられた重りの振動は、平衡点たわりでは正匊波ずしお近䌌できる。]] [[File:AC wave Positive direction.gif|frame|center|]] {{-}} :(※ ここに波のy-t図) 波の波圢は移動するが、1぀の yxグラフ だけでは、その移動の速床などを図瀺できない。 波圢ず時間に関する関係を図瀺するため、ytグラフが描かれるこずも倚い。 波圢は圢が繰り返しおるので、ある䜍眮を1぀の山が通過しおも、しばらく時間が経過すれば、次の山が到来しおきお、同じ圢を繰り返す。ここで、同じ波圢が珟れるたでの時間を'''呚期'''しゅうき、periodず呌ぶ。呚期は時間経過であるので、単䜍は秒 [sec] である。たた、呚期の蚘号は、しばしば T を甚いお曞かれる。 " T秒ごずに正匊波䞭の1点が珟れる"が呚期の定矩であった。ここで、"1秒間にf回正匊波䞭の1点が珟れる"によっお'''振動数'''しんどうすう、frequencyを定矩する。振動数は、しばしば蚘号に f を甚いお曞かれる。䞊の䟋では、T秒間に点が1床珟れるのだから、1秒間には 1/T回の点が珟れる。このこずから、䞀般に正匊波に぀いおは、 :<math> f = \frac 1 T </math> が成り立぀。振動数の単䜍はHz(ヘルツ)が甚いられるが、この単䜍は1/secず等しい。 ここで、物質䞭を振動が䌝わる速床を v ず眮く。物質の性質によっお異なる定数であり、振動の性質にはよらない。䟋えば、音が空気䞭を䌝わる速床は音の高䜎に関わらず䞀定である。波が䌝わる速床ず波の呚期が䞎えられたずき、波が1呚期のうちに進む距離を蚈算するこずができる。これは、䟋えば正匊波では波のある1点(䟋えば最も振動が正の向きに倧きいずき)間の距離に察応する。この距離を波の'''波長'''はちょう、wavelengthず呌ぶ。 :波長の図 波長は通垞<math>\lambda</math>で衚される。波長<math>\lambda</math>は振動が1呚期内に進む距離なので、波の速床vず呚期Tを甚いお蚈算できる。䞀般に :<math>v = \frac \lambda T</math> が成り立぀。 *匏 波の波圢における䜍眮xず時間tず、その地点での倉䜍 y の関係を匏で衚せる。なお、匏の角床の単䜍は床数法°ずする。90°で盎角の単䜍である。 :<math>y = A \sin (360 ^\circ(\frac t T - \frac x \lambda))</math> 公匏 あるいは、 :<math>A \sin (360^\circ(\frac t T - \frac x \lambda) + \delta)</math> 公匏 のような匏になる。 :※ 2015幎の怜定教科曞では匏での衚瀺が発展の単元ずなっおるが、たしか90幎代くらいの過去には物理Iで基瀎ずしお習っおいたず思う。 なぜ、䞊蚘のような匏になるかを考えよう。 蚌明の簡単化のため、 :<math>y = A \sin (360^\circ(\frac t T - \frac x \lambda))</math> の堎合を考えよう。 たず、䜍眮x=0のずき、呚期ず時間の定矩から、その波圢は、呚期ず同じ時間が経ったずきに波圢が1呚するはずだから、 :<math>y(x=0,t) = A \sin (360^\circ \frac t T)</math> のような圢になるはずである。 ぀ぎに、この振動が速床vで広がるこずを考えるず、点 x での匏は :<math>A \sin (360^\circ\frac 1 T(t - \frac x v))</math> ずなる。なぜなら、地点 x では、振動が <math>\frac x v</math> だけ遅れお来るからである。 この匏 <math>y=A \sin (360^\circ \frac 1 T(t - \frac x v))</math> でも正匊波の公匏なのだが、さらに <math>v = \frac \lambda T</math>の関係を甚いるず、この匏は :<math>y=A \sin (360^\circ (\frac t T - \frac x \lambda))</math> ず倉圢できる。 たた、䞊の匏の仮定では 時刻t=0 で 点x=0 では、振動が 0 だったず仮定しおいるが、実際にはその地点でちょうど正匊運動の最も高い郚分や最も䜎い郚分にいおもその波は正匊波ずなる。この分を取り入れるため、䞊の匏に :<math>y=A \sin (360^\circ(\frac t T - \frac x \lambda) + \delta)</math> のように定数(ここでは<math>\delta</math>)を入れるこずもある。ここで<math>\delta</math>は䜍盞いそう、phaseず呌ばれる。 *問題䟋 **問題 振幅3[m], 呚期2[s], 波長0.5[m]で䞎えられる正匊波の匏を述べよ。ただし䜍盞は0ずしおよい。 **解答 :<math> A \sin (360^\circ(\frac t T - \frac x \lambda)) </math> を䜿えばよい。答えは :<math> 3 \sin (360^\circ (\frac t 2 - \frac x {0.5})) </math> ずなる。 ;備考※ 範囲倖 氎面を䞀定リズムで぀぀いた時などの氎面波は、たずえそのリズムの呚期が粟密に䞀定呚期であっおも、厳密にいえば、正匊波ではない。なぜなら、氎面波の波面の発生のさい、氎面の衚面匵力などが氎面に䜜甚しおいたり、さたざたな力が混ざっおおり、このため、氎面波の波面の圢状は、正匊波ずは、ややズレおいる。たた、媒質の氎が郚分的に円運動をしおいるなど、暪波なのか瞊波なのか、あたりハッキリずは区別できない。このように、氎面波の仕組みは耇雑である。 しかし、蚈算のための抂略的な近䌌ずしお、氎面波の氎面の圢状にも近䌌的に正匊波を甚いる堎合がある。 == 瞊波 == [[File:Longitudinal wave jp.svg|thumb|none|600px|瞊波の暡匏図]] 図のように、ばねを氎平に眮き、端郚を持ち、ばねの長さ方向に振動させるず、波の振動の方向ず、波の進行方向ずが、同じ方向になる。 このように、振動の方向ず、進行の方向ずが、同じ方向である波を'''瞊波'''longitudinal waveずいう。 ばねの瞊波の堎合、図のように、ばねが匕き䌞ばされお'''疎'''そになった郚分ず、ばねが集䞭しお'''密'''み぀になっおいる郚分が、出来る。 ばねに限らず、䞀般に、瞊波では必ず、粗密そみ぀が出来るので、瞊波のこずを'''疎密波'''compression waveずもいう。 音の正䜓である音波も、瞊波である。音音波は、空気䞭や液䜓䞭を、瞊波ずしお䌝わる振動である。 :※ 数匏で瞊波を衚したい際は、瞊波の匷さも、高校レベルでは䞉角関数で近䌌しおよい。入詊などでも、そのような出題は倚い。 [[File:Wanderwelle-Animation.gif|thumb|right|暪波の䌝わり方。]] [[File:P-wave longitudinal-wave jp.svg|thumb|right|300px|瞊波のむメヌゞ。地震のP波は瞊波である。]] : == 重ね合わせの原理 == === 重ね合わせの原理 === [[File:Superposition-principle of wave jp.svg|thumb|500px|重ね合わせの原理]] 2぀以䞊の波が出䌚った堎合を考えよう。2぀波が重なりあったずき、そこで埗られる波の倉䜍は、それらの波の倉䜍を足しあわせたものになる。これを'''重ね合わせの原理'''principle of superpositionずいう。 ぀たり、2぀の波が重なっおいる、ある䜍眮での波の倉䜍を、それぞれ元の波の倉䜍を y1 および y2 ずしたずき、その䜍眮での、重ね合わさった波の倉䜍 y は :<math> y=y_1 + y_2 </math> である。 波どうしは、ぶ぀かっおも壊れず、そのたたお互いを通り抜ける。たた、波の速床も、重なっおも、それぞれの波のもずの速床ず同じたたである。波が出䌚ったり、重なったりしおも、けっしお、盞手の波の進行を劚げたりはしないし、盞手の波から進行を劚げられたりもしない。぀たり、盞手の波ず接觊しおも、波の進行は、盞手の波ずは無関係に、そのたた進行し続ける。このような性質を'''波の独立性'''ずいう。 図では、単玔な圢の暪波であらわしたが、瞊波や、もっず耇雑な圢の波暪波・瞊波ずもでも、同様に、重ね合わせの原理が成り立぀。 なお、耇数の波が重なり合っおできた波を'''合成波'''ごうせいはずいう。 {{-}} === 定垞波 === これからの節では、ひもの波が端はじで反射するこずを考える。 たず、そのための準備ずしお、2぀の波で、波長、振幅の等しくお方向の逆な2぀の波があったずしお、その波が重なるこずを考えよう。 [[File:Wavemachine.gif|thumb|りェヌブマシン。この動画では、定垞波の実隓は、しおいない。]] りェヌブマシンを䜿うず、このような波が端郚で反射しお、波長・振幅の等しくお方向の逆な波の重なりあう様子が芳枬できる。 たた、ギタヌの匊げんなど、匊の振動では、このような波長、振幅の等しくお、方向の重なり合った波圢が芳枬できる。なお、ギタヌの堎合、䞡端が固定されおいるが、このような状態を固定端こおいたんずいう。のちの節で埌述する。 これらのような波の合成では、䞋図のような、波圢の進行しない波ができ、これを'''定垞波'''おいじょうは、stationary waveずいう、たたは定圚波おいざいは、standing waveずもいう。 いっぜう、もずの波のように、波圢が進む波を'''進行波'''しんこうはずいう。 [[ファむル:Standing_wave.gif|frame|none|䞡端を固定した堎合の定垞波。振動しおいない赀い点が、節ふし。節ず節の䞭間に䜍眮する振幅が最倧の堎所が、腹はら。波圢が進行しおいない様子がわかる。]] 定垞波で、たったく振動しおいない郚分を'''節'''ふし、nodeずいい、倧きく振動する郚分を'''腹'''はら、loopずいう。 では、理論的に定垞波を考えおいこう。 先ほどの節の合成波のように、こんどは2個の、倧きさず波長の等しい進行波の波圢を曞いお、合成しおいこう。 1/4 呚期ごずに波圢を描くず、節ず節の間の長さは、もずの波の波長の <math> \frac{ \lambda }{2}</math> ずなるこずが分かる。 [[File:定垞波ず進行波の関係.svg|thumb|500px|none|定垞波ず進行波の関係]] 節の郚分では、合成結果がプラスマむナス0になるので、節では倉䜍しないのである。 {{-}} === 自由端反射ず固定端反射 === 波は、媒質が倉化する堎所で反射する。たた、波は端郚で反射する。この節では、端郚での波の反射に぀いお考える。 *固定端 [[File:Fixed-end-reflection jp.svg|thumb|280px|left|固定端反射<br />合成波は省略しおある。波線郚は仮想的な波圢で、実際には芳枬できない。]] [[File:固定端反射 with 合成波.svg|thumb|280px|right|合成波぀きの固定端反射の図]] 端郚が固定されおいる堎合を'''固定端'''こおいたん、fixed endずいう。端郚では倉䜍が0であるから(端郚の倉䜍が0でないず「固定」ずいう条件ず矛盟する)、入射波ず反射波ずを合成した結果は、端郚では合成波の倉䜍が必ず0である。このためには、反射波の倉䜍は、入射波ず䞊䞋が反転しおいお、倧きさは同じある必芁がある。 結果的に、固定端の堎合の反射波は、倉䜍が䞊䞋の反転をしおいお、倉䜍の倧きさ絶察倀は同じで、進行方向が逆向きである。 {{-}} *自由端(じゆうたん、free end) [[File:Free-end-reflection jp.svg|thumb|280px|left|自由端反射<br />合成波は省略しおある。]]] 自由端反射は、図のように、単に折り返しただけである。 [[File:自由端反射 with 合成波.svg|thumb|280px|right|合成波぀きの自由端反射の図]] :(※ 蚘述䞭) {{-}} == 平面波 == === 波の干枉 === [[File:Swimming Pool Interferometry.jpg|thumb|300px|波の干枉。むメヌゞ画像]] [[画像:Interferenz.jpg|thumb|left|2波の干枉]] 氎面䞊で2点が振動するず、それぞれの点を波源に波王が広がる。その2個の波王が氎面䞊で平面䞊に広がるので、波王どうしが重なり合うので、合成波が出来る。 合成した堎所によっおは、山ず山ずが重なり合っお倧きく振動する堎所もある。たたある堎所では、山ず谷が重なり合っお、振動を打ち消しあっお、匱めあう堎所もある。 このように、波ず波ずが重なっお、振動を匷めあったり匱めあったりするこずを '''波の干枉''' ずいう。「干枉」、かんしょう、英:interference 高校物理では、簡単のため、2぀の波源の振動数が同じ堎合を考える。 どこで干枉が匷めあうかは、波長が決たれば、蚈算できる。この蚈算法を、高校物理の波の単元で習う。 [[File:Two-Slit_Diffraction.png|thumb|300px|干枉条件の䜜図が出来䞊がるたで、「二重スリットの実隓」の図で代甚。]] ある点Pの、波源1からの距離を ''l1'' ずしお ''l1'' はベクトルではなく絶察倀、波源2からの距離を ''l2'' ずした堎合ベクトルではなく絶察倀、距離の差が波長λの敎数倍であれば、山ず山ずが重なり合い、谷ず谷ずが重なり合うので、 :<math>|l_1 - l_2| = m \lambda = 2m \times \frac{ \lambda }{2}</math> である。 たた、山ず谷の間隔は、<math> \frac{ \lambda }{2}</math> なので、 :<math>|l_1 - l_2| = m \lambda + \frac{ \lambda }{2} = (2m+1) \times \frac{ \lambda }{2}</math> のずきに、波が匱めあう。 :(※ 蚘述䞭) :(※ 䜜図をお願い) === ホむヘンスの原理 === 波の䜍盞が等しい点を぀ないだ面を、'''波面'''はめんず呌ぶ。波面に぀いおの実隓を玹介する。 波面が盎線の波を「盎線波」ちょくせんはなどずいう。 いっぜう、波王を考えれば分かるように、波源の振動は、円匧䞊に広がっおいく。このような円匧䞊の波面に泚目しお、このような、円匧の波面の波を「球面波」などずいう。 [[File:Huygens principle.gif|thumb|300px|ホむヘンスの原理。図の巊偎が盎線波をホむヘンスの原理で考えた䟋である。]] ホむヘンスは、波面を無数の波源の集たりず芋なせる、ず考えた。次の図を参照せよ。 盎線波の堎合は、右図の通り。 たた、このような '''ホむヘンスの原理'''Huygen's principle で考えた堎合の、無数の波源の1぀1぀の䜜る波の1぀1぀を'''玠元波'''そげんは、elementary waveずいう。 光が空気䞭からガラスに入るず屈折するが、境界䞊での波の屈折くっせ぀などの珟象は、ホむヘンスの原理Huygens' principleによっお、図のように解釈できる。 たずえば盎線波は、波源が盎線䞊に䞊ぶ無数の玠元波の重ね合わせず芋なせる、ずホむヘンスの原理では、考えるこずができる。 [[Image:Refraction - Huygens-Fresnel principle.svg|thumb|300px|ホむヘンスの原理による波の屈折]] ある1点から䌝わる波(䟋えば氎面に䜕かを萜ずした堎合)を䜜り、その様子を芳察する。 この堎合、生じる波は波が生じた1点(波源)を䞭心ずしお、円になるはずである。これは、波源からの距離が等しい点は、同じ時刻に等しい䜍盞を持぀からである。 䞊の䟋は波がある1点から始たる堎合である。波が耇数の点から始たる堎合には生じる波は既に述べた重ね合わせの原理から、これらの重ね合わせになるはずである。このこずは䟋えば、波面が盎線になる堎合('''平面波''')のように、波源が連続的に存圚する堎合にも同様である。 ホむヘンスの原理を甚いるず波面の進行に぀いおいく぀かの事柄を述べるこずができる。これらは個別に実隓的に確認できる。 平面波ぞいめんは、plane waveの各点を波源ずした堎合、平面波の波面䞊の各点から等距離にある包絡線は、波面に平行な盎線ずなる。このこずから、平面波は盎進するこずがわかる。 {{-}} === 屈折 === [[Image:Refraction - Huygens-Fresnel principle.svg|thumb|300px|ホむヘンスの原理による波の屈折。(再掲)]] たた、光が空気䞭からガラスに入るず屈折くっせ぀、refractionするが、媒質が倉化するず屈折が起きるのは、速床が倉わるからである。ホむヘンスの原理の図から分かるように、境界面から先では速床が倉化しおしたうから、波面が屈折しおしたうのである。 たた、この屈折の角床の比率から、波の速床の比率を出せる。 :<math> \frac{\sin i}{\sin r} = n_{12} </math> 公匏 である。倀 <math> n_{12} </math> が'''屈折率'''くっせ぀り぀、refraction indexである。 {{-}} [[File:Refraction-index for-calculation jp.svg|thumb|400px|屈折率の匏蚈算のための図]] なぜなら、右図のように点A,B,C,Dを取るず、 :<math> \frac{AD \sin i}{AD \sin r} = \frac{v_1 t}{v_2 t} = \frac{v_1}{v_2} = n_{12} </math> よっお、 :<math>\frac{v_1}{v_2} = n_{12} </math> 公匏 である。 === 回折 === [[Image:Refraction on an aperture - Huygens-Fresnel principle.svg|thumb|300px|ホむヘンスの原理による波の回折]] 回折かいせ぀、diffractionは、すき間すきたが小さいほど、 あるいは 障害物が小さいほど、回折が著しくなる。これは、ホむヘンスの原理によっお、すき間などが小さいほど、そのあいだにある玠元波の数が少なくなるので、波面を構成しおいる玠元波の個数が枛り、玠元波1぀1぀の特城が露わあらわになるからだ、ず考えられる。 ====== 反射 ====== 平面波が壁などにぶ぀かったずき、壁の各点を波源ずした包絡線は、壁ず平面波の波面の角床を保っお、方向を反察にした平面ずなる。これは、反射はんしゃ、reflectionの法則を衚す結果である。 :[[画像:Reflection angles.svg|200px|反射]] == 光 == === 屈折 === 平面波が[屈折率くっせ぀り぀、refractive indexの異なる2぀の物質の間を通過したずき、その波面は物質の屈折率の比に応じお屈折refractionする。このこずも反射の堎合ず同様の理由で瀺される。ただし、屈折率の違いに応じお、物質䞭の波の速床が異なるこずを甚いる。 :䜜図 たた、屈折率に応じおある反射角に察する屈折角は倉化するが、その倧きさを衚す匏を[[w:スネルの法則]]Snell's lawず呌ぶ。 :<math> n _i \sin \theta _i = n _r \sin \theta _ r </math> ここで、 <math>\theta _i,\theta _r,n _i,n _r</math>はそれぞれ入射角、屈折角、入射する偎の物質の屈折率、入射される偎の物質の屈折率に察応する。 <!-- たた、屈折が起こるずきには同時に反射も起こっおいる。反射される波ず屈折する波の割合は各々の物質の屈折率によっお決たる。 --> * 党反射 屈折率が倧きい媒質から小さい媒質に光が入るずきに、入射光が境界面を透過せず、すべお反射する珟象が起きる。これを党反射ぜんはんしゃ、total reflectionずいう。党反射は、入射角が倧きくなるず起こる。 [[Image:RefractionReflextion.svg|thumb|center|650px|屈折巊図ず党反射右図。]] 党反射が起こる限界の角床を'''臚界角'''りんかいかく、critical angleずいう。 臚界角よりも入射角が倧きいず党反射が起こる。 臚界角 ''&theta;<sub>c</sub>'' は以䞋のように衚される。 :<math>\sin \theta_c = \left( \frac{n_2}{n_1} \right) </math> :{| |''n<sub>1</sub>'' |: |入射元の物質の屈折率 |- |''n<sub>2</sub>'' |: |入射先の物質の屈折率 |} ---- === 回折 === [[File:Wavelength=slitwidthspectrum.gif|thumb|回折]] 平面波が现いスリットを通過したずき、通過した埌の波は円状になる。これは、波源が1点に収瞮されたためである。 [[カテゎリ:振動ず波動]]
2015-07-23T19:05:55Z
2024-01-08T23:36:32Z
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高等孊校物理/物理I/æ³¢/音波ず振動
振動数の少しだけ違う2぀の おんさ(音叉) を鳎らすず、呚期的に音が倧きくなったり小さくなったりするのが聞こえる。 なお実隓で音叉(おんさ)を準備するにあたっお、音叉に おもり を぀けるず振動数が䞋がるので、軜い おもり を音叉の先端のほうに぀ける事で、振動数の少しだけ䜎い おんさ を䜜れるので、実隓の際の参考に。 この珟象を "うなり"(beat) ずいう。この時、音の倧きさが倉化する呚波数は2぀の波の振動数の差に等しい。 ぀たり、 うなりの呚波数を f[Hz] ずするず、もずの2぀の音叉の振動数をそれぞれ f1[Hz] および f2[Hz] ずするず、 である。 こうなるわけを理論的に考えるず、うなりの呚期を T[s] ずするず、時間Tの間には 振動数 f1 の音叉は f1T 回の振動をしお、同じ時間 T の間に 振動数 f2 の音叉は f2T 回の振動をする。 そしお、音叉を鳎らしおからT秒埌に始めお、時刻0の時ず同じ波圢を繰り返すこずになるはずだが、そのためにはf1音叉ずf2音叉の波の数が1個だけ違えば良い。 なので、 である。 䞡蟺を T で割れば、 だが、うなりの振動数を f ずすれば、振動数ず呚期の公匏により であるので、 ぀たり これを敎理しお、 「うなり」を蚈算する際、ひず぀ひず぀の音叉(おんさ) をたたく事によっお発生する(それぞれの音叉からの)音の匷さを、数匏であらわすずき、高校レベル 〜 倧孊入詊レベル では、(音叉をたたく事によっお発生する音の瞊波ずしおの匏は)「ひず぀の振動数だけで、なりたっおいる」ず近䌌しお良い。 たた、そのため、音叉をたたく事によっお発生する音の匷さの匏は、数孊の「䞉角関数」をもちいお近䌌できる。もちろん、その音波を近䌌した䞉角関数の振動数の倀は、音の振動数ず同じ倀である。(なお、音は瞊波であるので、けっしお波の圢状は䞉角関数ではない(ずいうか、そもそも、(氎面波のような)圢状は音波には無い)。音の蚈算の際に、䞉角関数で近䌌的に蚘述される察象は、音を構成しおいる個々の空気のかたたりの移動方向である。䞀般に、瞊波を䞉角関数であらわす公匏で蚘述される察象は、その瞊波を構成する媒䜓の、個々の䜍眮での移動方向である。) もっずも、䞉角関数で近䌌できるず蚀っおも、ひず぀の音叉の音だけでは、たったく、音の匷さが呚期的に倉化する様子は、聞こえない。(※ 耳の構造なども関係する話題なので、あたり深く考える必芁は無い。) なので、音の蚈算で䞉角関数が圹立぀のは、あくたで「うなり」を蚈算するような堎合だけであろう。 なお実際には、音叉から出おくる音の倧きさは、しだいに枛衰しおいくこずもあり、実際には音は䞉角関数どおりの匷さではない。しかし高校では、そこたで考えなくおも良い。音叉をたたいおから数秒おいどの期間の音の匷さなら、䞉角関数で近䌌しおも、かたわない だろう。 倧孊入詊の問題などでも、音のうなりの蚈算などの際に、音を䞉角関数で近䌌する事によっお解く問題が、出題される事も倚い。 ただし、この䞉角関数による波圢の近䌌は、あくたで近䌌による単玔化である。珟実の音波の波圢は、もっず耇雑である。 なお、人間の声の音波や、動物の鳎き声などの音波の近䌌は、けっしお音叉のようには、単玔には近䌌できない。もちろん、録音機などで人間の声などが録音できるように、生物の声などを数孊的に取りあ぀かう技術や数孊理論もあるのだが(「フヌリ゚解析」など)、しかし高校レベルを倧幅に超える技術なので、説明を省略する。 もし読者が、「䞉角関数」の「和積・積和の公匏」および、「䞉角関数」の「加法定理」を知っおいれば、音波を䞉角関数で近䌌しお、その䞉角関数の蚈算によっおうなりの公匏を蚌明する事もできる。 うなりの蚈算は䞉角関数の蚈算に垰着する。この時、波の振幅の匏が振動数が2぀の波の振動数の差ずなる䞉角関数ずなれば良い。 たず、2぀の波を A sin ( ω t + ÎŽ ) {\displaystyle A\sin(\omega t+\delta )} および B sin ( ω t + Δ ω t ) {\displaystyle B\sin(\omega t+\Delta \omega t)} ずおく。 ここで、 ÎŽ , ω , Δ ω , A , B {\displaystyle \delta ,\omega ,\Delta \omega ,A,B} はそれぞれ2぀の波の䜍盞差、片方の波の角振動数、2぀の波の角振動数の差、各波の振幅に察応する。 2぀を足しあわせお、䞉角関数の加法定理(高等孊校数孊II)などを甚いるず、 ずなる。ただし、 γ {\displaystyle \gamma } は条件を満たす䜍盞である。 最埌の匏は、ルヌトの䞭の郚分が振幅であり、぀たりルヌトの䞭の郚分が音の倧きさである。このルヌトの䞭の郚分に、tを倉数ずする䞉角関数が入っおいるため、そのルヌト䞭の䞉角関数の振動数こそが、うなりの振動数である。 これらの蚈算結果から導ける事ずは䜕かずいうず、次のこずであろう。 このような事が、導けるだろう。 なぜなら、音波を正匊波ず仮定しお、「うなり」の匏を導出し、それが実隓結果を説明できるのだから。(物理孊ずはそもそも、実隓結果を、より少数の法則から説明するための孊問である。) 実隓結果を説明できる仮定は、もし特に反䟋が(さたざたな実隓をしおも)芋぀からなければ、その仮定は物理孊では充分に「正しい」仮定である。 そしお、我々が この蚈算にあたっお、蚭定した「仮定」ずは、「音叉を叩いお埗られる音の波圢は、正匊波である。」ずいう仮定であった。 よっお、音叉を叩いお埗られる波圢のかたちは、正匊波に近いかたち である事が、実隓ず蚈算により導出された。 (※ 範囲倖: )このほか、音波がたしかに波であるこずの根拠ずなる実隓的事実ずしおは、音速の実枬倀が、音を波だず仮定した堎合の波動方皋匏の解から埗られる理論倀に近いこずもたた、音が波であるずいう理論を補匷する。 ギタヌの匊などのように、䞡端を固定した匊を考える。䞡端を固定した匊をはじいお振動させるず、䞡端で波が反射するので、最終的に定圚波が出来る。なお、この波は暪波である。この定圚波の波長に぀いおは、䞡端が固定されおいるので、波長には図のような条件がある。 䞡端で、定圚波が節(ふし)にならなければならないずいう条件である。 節から節たでの長さは、半波長 λ 2 {\displaystyle {\frac {\lambda }{2}}} なので、 䞡端間の距離 l が、半波長の敎数倍にならなければならない。 これを匏でかくず、「敎数倍」の敎数をmずすれば、 波長が未知数なので、波長に぀いお求めるために移項しお ずなる。 波長に、このような䞡端間の長さによる条件があるので、振動数にも同様に䞡端間の長さによる条件が぀く事になる。匊を䌝わる波の速床を v[m/s]ずしお、振動数 f[Hz] の条件を求めるず、 である。 m=1のずきの固有振動を基本振動(きほん しんどう)ずいい、そのずきの振動数を基本振動数ずいう。たた、基本振動のずきに生じる音を基本音(きほんおん)ずいう。 m=2、3、・・・のような基本音以倖の音を倍音(ばいおん)ずいう。 m=2のずきの音を2倍音ずいい、m=3のずきの音を3倍音ずいう。m=4以䞊でも同様。 匊を匟いたずきに出る、じっさいの音では、基本音のほかにも、倍音が混圚しおいる。぀たり、基本振動のほかにも、倍振動が、混圚しおいる。 だが、生じる音のなかで、党䜓的には基本音が倧きいので、音の高さは基本音によっお決たる。(怜定教科曞でも、基本音で音の高さが決たる、ず䞻匵しおある。) であったが、䞊匏での匊を䌝わる暪波の速床 v[m/s] に぀いおは、匊を匕く匵力 S[N] ず、匊の質量の線密床 ρ[kg/m] ずいう、2぀の量によっおのみ決たる定数である。 匊で、単䜍長さあたりの質量のこずを、線密床(せんみ぀ど)ずいう。 匊が軜いほど匊が動きやすくなり、その結果、波が䌝わるのが早くなる。 たた、匵力が匷いほど、匊をもずに戻そうずする力が倧きいので、その結果、波が䌝わるのが早くなる。 この匊を䌝わる波の速床の匏の導出に぀いおは、倧孊レベルの偏埮分の知識が必芁なので、蚌明を省略する。たた、高校生は、この匊の波の速床の匏を芚えなくお良い。(ふ぀うの入詊などでは、この公匏は、出題時に問題文で甚意されるはずである。) さお、このように、匊の振動数 は、 䞡端間の長さによっお制限されお固有なので、このような匊の定圚波の振動を固有振動(こゆうしんどう)ずいう。 たた、このような匊の定圚波の振動における呚波数を固有呚波数(こゆう しゅうはすう)ずいう。 固有振動のうち、m=1 のものを基本振動ずいう。 m=2 のものを 2倍振動 ずいう。m=3 のものを 3倍振動 ずいう。 瓶や詊隓管に吹くず、音が出る。 これは、気柱が振動しおいるからである。 瓶や詊隓管の底では、気柱が軞方向に振動できないので、底で固定端反射が起こる。 䞀端の閉じた管を、閉管(ぞいかん)ずいう。䞡端の開いおいる管を開管(かいかん)ずいう。 閉管の長さをL[m]ずするず、図のように、 λ m 4 {\displaystyle {\frac {\lambda _{m}}{4}}} の奇数倍になる。 音の速さをV[m/s]、固有振動の波長をλm[m]、固有振動数をfm[Hz]、ずすれば、 ずなる。 ここで f 1 = V 4 L {\displaystyle f_{1}={\frac {V}{4L}}} は閉管の基本振動数である。 開管では、䞡端が、腹の䜍眮になる。 波長の匏は、 ずなる。 ここで f 1 = V 2 L {\displaystyle f_{1}={\frac {V}{2L}}} は開管の基本振動数である。 図のように、開口端の腹の䜍眮は、管口よりも、すこし倖偎に出おいる。よっお、波長の長さを蚈算するさい、このぶんの長さを考慮しなければならない。この、管口から腹が出たぶんの長さを開口端補正(かいこうたん ほせい)ずいう。 固有振動数の等しいおんさを2぀甚意しお、片方を叩くず、もう䞀方のおんさに空気の振動が䌝わっおいき、もう片方のおんさは叩かなくおも、振動する。 これが共鳎(きょうめい)たたは共振(きょうしん)である。 いっぜう、もし、固有振動数のちがうおんさ2぀で、片方を叩いおも、もう䞀方のおんさは、あたり振動しない。 波源や芳枬者が動くず、振動数が倉化する珟象が芋られる。これを、ドップラヌ効果(Doppler effect)ずいう。 以䞋、波の速さをV[m/s]、波の振動数をf[Hz]、波源の速さをvs[m/s]、芳枬者の速さをvo[m/s]、芳枬される振動数をf' [Hz]ずしお考える。 たず、静止しおいる芳枬者に波源が近づく堎合を考える。 時刻0[s]には波源も波も0[m]の䜍眮にある。 時刻T[s]になるず、波はVT[m]、波源はvsT[m]の䜍眮に来る。 ここで、波源から波の到達点たでの距離はVT-vsT[m]である。 この距離を時間T[s]で割るず、V-vs[m/s]になるが、芳枬者はこの速さを波の速さず芳枬する。 するず、芳枬される波長λ' [m]は λ ′ = V − v s f {\displaystyle \lambda '={\frac {V-v_{s}}{f}}} であり、 f ′ = V λ ′ = V V − v s f {\displaystyle f'={\frac {V}{\lambda '}}={\frac {V}{V-v_{s}}}f} ずなる。 プロ野球でピッチャヌの投げるボヌルの速床を枬定したりするのに、ドップラヌ効果を利甚した「スピヌドガン」ずいう装眮が甚いられおいる。 これは、ボヌルに超音波たたは電波を圓おお、ボヌルが動いおいるので、ボヌルが反射する振動数が、静止しおるずきずは違う。 ボヌルから反射しお、枬定噚に戻っお来る振動数は、ボヌルがドップラヌ効果で音源が運動するずきの振動数である。 音はどの方向にも、おおよそ同じ速さで䌝わる。 音の速さは有限であり、速床は垞枩付近では気枩 t {\displaystyle t} [°C]にほが比䟋しおおり 0.6 t + 331.5 {\displaystyle 0.6t+331.5} で衚される。15°Cの時はおよそ、340[m/s]である。 空気䞭の音に぀いおは、通垞は重ね合わせの原理が成り立぀。このこずを甚いお波の重ね合わせの様子を調べおみる。 2぀の同じ振動数の正匊波を甚意し、䜍盞の差が π {\displaystyle \pi } の奇数倍の堎合ず π {\displaystyle \pi } の偶数倍の堎合を芳察しおみよ。実際には各音源からの距離の差が、 λ / 2 {\displaystyle \lambda /2} の奇数倍ず偶数倍に察応する。 この堎合距離の差が λ / 2 {\displaystyle \lambda /2} の奇数倍の時には、音の倧きさは2倍になり、偶数倍の時には音はほずんど聞こえなくなるはずである。これは同じ圢の波が笊号が同じで足された堎合ず、笊号が反察で足された堎合に察応するからである。 光も音ず同様、ある䞀点から光を出すずあらゆる方向に同じ速床ですすむ。 光はある䞀方から入射した堎合、盎進する。 実際には音も同じ性質を持っおおり、音を䞊手くスリットなどで分離するず盎進するこずが知られおいる。 光の速床は極めお速いが有限であり、その速さは、 2.99792458 × 10 [m/s] である。 光はせたいスリットを通すず、広がっお行くように䌝搬するこずがある。これを回折(かいせ぀、diffraction)ず呌ぶ。 たた、光はスリットを䞊手く䜿うこずで、匷めあったり匱めあったりするこずがある。 (:ダングの実隓?) 光は実際には空間の䞭を䌝搬する波動である。波動には振動数があるが、振動数によっお光の色が倉わるこずが分かる。 振動数が䜎いものから光の色は赀から玫ぞず倉わっお行く。これ以䞊に振動数が倧きくなるず、光は人間の目には芋えなくなる。このように振動数が可芖領域より高くなった光のこずを玫倖線(しがいせん、ultraviolet)ず呌ぶ。 さらに振動数が高いものをX線(゚ックスせん、X-ray)、 γ線(ガンマせん、Gamma ray)ず呌ぶ。いっぜう、赀い光よりもさらに振動数が少ない光も、たた同様に、人間の目では芋るこずが出来ない。このような可芖領域よりも振動数の䜎い光を赀倖線(せきがいせん、infrared)ず呌ぶ。 远蚘:光を波ず考える方法が䞀般的に取られおいるが、倚くの珟象を説明できるが、䟋えば光の゚ネルギヌの保存則を説明できない。 海倖に斌いおは2000幎頃から高校の教科曞の光の説明では、玠粒子ずしお説明し、光の干枉など波ずしおの考えを捚おるように曞かれおいる。 波のなかには、波そのものが゚ネルギヌを持぀ものがある。 少なくずも光ず音ず氎面波は、波そのものが゚ネルギヌを持っおおり、そのため、効率の倧小はずもかく、媒䜓を通じお、波のあたったものに゚ネルギヌを䌝えるこずができる。 たずえば、音は、音のあたった物䜓をこたかく振動させる。振動にぱネルギヌが必芁なので、぀たり、音が゚ネルギヌを䌝えおいるこずが分かる。 光も、光の照射された物䜓をあたためたり、化孊反応を促進させたりするので、よっお゚ネルギヌを䌝えおいるこずが分かる。 氎面波も、氎面に浮かんでいる物䜓を䞊䞋に振動させおいるのが、元の䜍眮より高い時ぱネルギヌは増加、䜎い時ぱネルギヌが枛少ずなり、差し匕きれロで、䜍眮゚ネルギヌは倉化しおない。 よっお、氎面波もずりあえず゚ネルギヌを぀たえるこずができる、ず芋なすのが、劥圓だろう。 なお、匊の「振動」に぀いおは、波ではなく振動であるので、いったん考察を陀倖する。怜定教科曞でも、バネに぀ながれた単振動する おもり に運動゚ネルギヌがあるこずを習うように、振動には圓然、゚ネルギヌがある。 読者は、きっず、小孊校の音楜の授業などで、合唱の声による音の振動によっお、タむコの膜が小きざみに震えおたりするのを芋たこずもあるだろう。 さお、物䜓が振動するずいうこずは、゚ネルギヌを持っおいるずいう事である タむコの膜だっお、物䜓によっお構成されおいる。 ぀たり、タむコの振動する膜には、運動゚ネルギヌや䜍眮゚ネルギヌが、蓄えられおいるからこそ、振動しおいるのであり、その゚ネルギヌが空気䞭に攟出されおいっおいる。 たた、音そのものにも、゚ネルギヌがある。(「音そのものの゚ネルギヌずは、運動゚ネルギヌか䜍眮゚ネルギヌか?」に぀いおは、高校生は気にしなくお良いだろう。) なお、「超音波」(ちょうおんぱ)ずは、単に、人間の耳では聞こえないだけの、高呚波の音波のこずである。 よっお、超音波にも、゚ネルギヌがある。 電気の「電磁誘導の法則」ではなく、音波の振動゚ネルギヌを䜿っお、モヌタを回すずいう、超音波モヌタずいう機械装眮がある。(※ 䞭孊の技術科の教科曞で玹介されおいる。東京曞籍の教科曞『新しい技術・家庭 技術分野』、平成23幎怜定版。) 超音波モヌタは既に実甚化されおいる。 高い呚波数の空気の振動を䜿うモヌタを超音波モヌタず呌んでいる。 超音波モヌタは、電磁波を発生させないずいう長所がある。医療珟堎など、電磁波を嫌う堎所で、超音波モヌタは掻甚されおる。 なお、機械で高呚波の振動を発生させるには、䞀般に、「圧電玠子」(あ぀でんそし)たたは「圧電セラミック」ずいう、電圧を加えるず䌞び瞮みするセラミック系の材料を甚いる。(※ 東京曞籍の高校化孊の怜定教科曞(平成23幎 怜定版)で、セラミック化合物の実甚の䞀䟋ずしお圧電玠子を玹介しおいる。もっずも、東曞の教科曞では、ガスコンロの点火源ずしおの圧電玠子の応甚だが。) 超音波モヌタにおける高呚波振動の発生源ずしおも、圧電玠子は甚いられおいる。(※ 参考文献: 文郚科孊省 著、『高等孊校甚 工業材料2』、平成6幎初版、平成16幎1月20日印刷、文郚科孊省著䜜教科曞、発行所:実教出版株匏䌚瀟、ほか) 圧電玠子ずは、電気を加えるず、䌞びたり(たたは瞮んだり)する、材料である。 この圧電玠子には、亀流電圧を加えるず、高い振動数で振動する材料が倚い。なので、もし振動数が超音波の呚波数ず同じくらいなら、亀流電圧の加えられた圧電玠子から超音波が発生するずいう仕組みである。 圢あるものは共振呚波数があり、小さいず高い呚波数、倧きいず䜎い呚波数になる。圧電玠子は薄いので、高い呚波数になる。材料の問題では無く、厚さの問題。 釣り糞にも䜿われ入手容易な事からポリフッ化ビニリデンが䜿われる。他にも䜕皮類も圧電性暹脂はある。感床が悪くお良いなら、ほが党おの暹脂や絶瞁䜓は圧電性がある。䟋えば氷も僅かに圧電性がある。 なお、ガスコンロの着火玠子に぀かわれおる圧電玠子は、無機セラミックス系の材料である。(チャヌト匏化孊などで確認。) 着火甚にPZT系振動子が䜿われおいる理由は、コストが安く、着火の際の力に耐えるからである。プラスティックだず柔く盎ぐに砎損する。 ひずくちに氎面の「波」ずいっおも、じ぀は䜕通りかある。 氎面に石をなげこんだずきの「波」もあれば(いわゆる「波王」(はもん))、 海で波がザッバヌンず波打぀ずきの、あの「波」もある。 このうち、海の波に぀いおは、倧孊の教逊課皋レベルの「波動」の理論の知識が必芁になるので、高校生は深入りしなくお良い。 そしお、どちらの波にしろ(波王にしろ、海の波にしろ)、これらの氎の波には、゚ネルギヌがある。 海の波が、海面に浮かんだ 浮き茪 などの物䜓を、氎面ずいっしょに䞊䞋巊右に振動させたりするように、物䜓を振動さえるのだから、海の波にも゚ネルギヌがある。 なお、海の波は、䟋倖ずしお接波などの堎合をのぞき、普通の波の堎合には海面ちかくだけが揺れおおり、氎䞭は、あたり揺れおいない。 光にも゚ネルギヌがあるのだが、しかし高校2幎生には、その蚈算の仕組みを解説できない。 光の゚ネルギヌの蚈算方法の理解には、最䜎でも、高校3幎の物理IIで習う、電気の知識や、「光電効果」(こうでん こうか)ずいう枛少の知識が必芁になる。 高校2幎のレベルでは、もっず簡単な理解で良く、たずえば「倪陜の光で氎が蒞発したりするのだから、光にも、熱ず同様に゚ネルギヌがある」ずか考えるくらいでも、良いだろう。 匊楜噚を考えれば分かるように、匊の振動にも゚ネルギヌがある。 ここで重芁な事は、たずえば、 そしお、匊から指を離せば、(あたかもバネの振動のように、)匊のその䜍眮゚ネルギヌが運動゚ネルギヌに移り倉わり、そしお、たた運動゚ネルギヌが䜍眮゚ネルギヌに倉わるこずで、匊は振動を繰り返すのである。 匊の振動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌの蚈算の知識には、倧孊の高孊幎レベルの高床な数孊(フヌリ゚解析など)が必芁になり、高校レベルを倧幅に超えるので、説明を省略する。 数匏では、音叉(おんさ)や、朚琎など、ああいう、叩いお音が出る棒状の楜噚の振動は、じ぀は、かなり高床な数孊が必芁になる。(「゚アリヌの応力(おうりょく)関数」などの方皋匏をあ぀かう「匟性力孊」(だんせいりきがく)ずいわれる、倧孊院レベルの数孊が必芁になっおしたう堎合がある。) なので、高校生には、正確な蚈算は無理なので、単に、「音叉の振動も、音が発生するから、匊楜噚の振動ずかず同様に、゚ネルギヌがある」くらいに単玔に考えお良い。 単に数匏䞊だけで、䞉角関数で衚蚘された物理珟象の堎合、その察象の物理珟象には、゚ネルギヌのない堎合もある。 物理孊や数孊の習慣䞊、䞉角関数で衚蚘された数匏のこずを「波動」ずいう事もある。そのような数匏䞊の「波動」の堎合、物䜓を振動させられない珟象を「波動」ず読んでいる堎合もあり、このような「波動」の堎合には、物理的な意味での「゚ネルギヌ」を持たない堎合もある。 衝撃波(しょげきは)は、(飛行機などの)物䜓が、倧気䞭での音速よりも速い速床で移動したずきに、発生する珟象のひず぀であり、性質は、衝撃波の発生により、(その機䜓にずっおの)空気抵抗が急激に䞊昇し、隒音が急激に倧きくなる、などの性質がある。 字面こそ、衝撃「波」ずあるが、果たしお本圓に波か、あたり、ハッキリしおいない。 なお、倧気䞭での音速は秒速で玄340m/sである。時速に換算するず、玄 1220km/h 〜 1230km/h である。 倧気䞭での音速のこずを「マッハ」ずもいい、぀たり、秒速340m/sを「マッハ1」ず蚀う堎合もある。(もし、ある機䜓の速床が玄680m/sなら、その機䜓の速床は玄「マッハ2」 である。) 「マッハ」ずいう甚語を甚いるなら、「衝撃波」は、マッハが1を超えた物䜓から発生する珟象である。 なお、゜ニックブヌムずは、衝撃波が、呚蟺に音波ずしお䌝わっおいく珟象のこずである。 音は重ね合わせの原理が成り立぀ので、倖界の音の逆の䜍盞の音を加えれば、音を打ち消すこずができる。 高玚車の堎合、゚ンゞンの䜎呚波音の逆䜍盞の音をスピヌカから出しお、隒音を匱くする様にしおいる。 車内の消音は高い呚波数に関しおは、空間が広い為無理だが、運転者だけず限定するなら3kHz皋床たで可胜。 ノむズキャンセリング・ヘッドホンは耳ず蚀う小さな空間なので、比范的高い呚波数たで、本来なら入っおくる倖郚ノむズを消しお、音楜のみが聞こえるようにしおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "振動数の少しだけ違う2぀の おんさ(音叉) を鳎らすず、呚期的に音が倧きくなったり小さくなったりするのが聞こえる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "なお実隓で音叉(おんさ)を準備するにあたっお、音叉に おもり を぀けるず振動数が䞋がるので、軜い おもり を音叉の先端のほうに぀ける事で、振動数の少しだけ䜎い おんさ を䜜れるので、実隓の際の参考に。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "この珟象を \"うなり\"(beat) ずいう。この時、音の倧きさが倉化する呚波数は2぀の波の振動数の差に等しい。 ぀たり、 うなりの呚波数を f[Hz] ずするず、もずの2぀の音叉の振動数をそれぞれ f1[Hz] および f2[Hz] ずするず、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "こうなるわけを理論的に考えるず、うなりの呚期を T[s] ずするず、時間Tの間には 振動数 f1 の音叉は f1T 回の振動をしお、同じ時間 T の間に 振動数 f2 の音叉は f2T 回の振動をする。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "そしお、音叉を鳎らしおからT秒埌に始めお、時刻0の時ず同じ波圢を繰り返すこずになるはずだが、そのためにはf1音叉ずf2音叉の波の数が1個だけ違えば良い。 なので、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "䞡蟺を T で割れば、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "だが、うなりの振動数を f ずすれば、振動数ず呚期の公匏により", "title": "音" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "であるので、 ぀たり", "title": "音" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "これを敎理しお、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "「うなり」を蚈算する際、ひず぀ひず぀の音叉(おんさ) をたたく事によっお発生する(それぞれの音叉からの)音の匷さを、数匏であらわすずき、高校レベル 〜 倧孊入詊レベル では、(音叉をたたく事によっお発生する音の瞊波ずしおの匏は)「ひず぀の振動数だけで、なりたっおいる」ず近䌌しお良い。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "たた、そのため、音叉をたたく事によっお発生する音の匷さの匏は、数孊の「䞉角関数」をもちいお近䌌できる。もちろん、その音波を近䌌した䞉角関数の振動数の倀は、音の振動数ず同じ倀である。(なお、音は瞊波であるので、けっしお波の圢状は䞉角関数ではない(ずいうか、そもそも、(氎面波のような)圢状は音波には無い)。音の蚈算の際に、䞉角関数で近䌌的に蚘述される察象は、音を構成しおいる個々の空気のかたたりの移動方向である。䞀般に、瞊波を䞉角関数であらわす公匏で蚘述される察象は、その瞊波を構成する媒䜓の、個々の䜍眮での移動方向である。)", "title": "音" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "もっずも、䞉角関数で近䌌できるず蚀っおも、ひず぀の音叉の音だけでは、たったく、音の匷さが呚期的に倉化する様子は、聞こえない。(※ 耳の構造なども関係する話題なので、あたり深く考える必芁は無い。)", "title": "音" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "なので、音の蚈算で䞉角関数が圹立぀のは、あくたで「うなり」を蚈算するような堎合だけであろう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "なお実際には、音叉から出おくる音の倧きさは、しだいに枛衰しおいくこずもあり、実際には音は䞉角関数どおりの匷さではない。しかし高校では、そこたで考えなくおも良い。音叉をたたいおから数秒おいどの期間の音の匷さなら、䞉角関数で近䌌しおも、かたわない だろう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "倧孊入詊の問題などでも、音のうなりの蚈算などの際に、音を䞉角関数で近䌌する事によっお解く問題が、出題される事も倚い。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ただし、この䞉角関数による波圢の近䌌は、あくたで近䌌による単玔化である。珟実の音波の波圢は、もっず耇雑である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "なお、人間の声の音波や、動物の鳎き声などの音波の近䌌は、けっしお音叉のようには、単玔には近䌌できない。もちろん、録音機などで人間の声などが録音できるように、生物の声などを数孊的に取りあ぀かう技術や数孊理論もあるのだが(「フヌリ゚解析」など)、しかし高校レベルを倧幅に超える技術なので、説明を省略する。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "もし読者が、「䞉角関数」の「和積・積和の公匏」および、「䞉角関数」の「加法定理」を知っおいれば、音波を䞉角関数で近䌌しお、その䞉角関数の蚈算によっおうなりの公匏を蚌明する事もできる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "うなりの蚈算は䞉角関数の蚈算に垰着する。この時、波の振幅の匏が振動数が2぀の波の振動数の差ずなる䞉角関数ずなれば良い。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "たず、2぀の波を A sin ( ω t + ÎŽ ) {\\displaystyle A\\sin(\\omega t+\\delta )} および B sin ( ω t + Δ ω t ) {\\displaystyle B\\sin(\\omega t+\\Delta \\omega t)} ずおく。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "ここで、 ÎŽ , ω , Δ ω , A , B {\\displaystyle \\delta ,\\omega ,\\Delta \\omega ,A,B} はそれぞれ2぀の波の䜍盞差、片方の波の角振動数、2぀の波の角振動数の差、各波の振幅に察応する。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "2぀を足しあわせお、䞉角関数の加法定理(高等孊校数孊II)などを甚いるず、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ずなる。ただし、 γ {\\displaystyle \\gamma } は条件を満たす䜍盞である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "最埌の匏は、ルヌトの䞭の郚分が振幅であり、぀たりルヌトの䞭の郚分が音の倧きさである。このルヌトの䞭の郚分に、tを倉数ずする䞉角関数が入っおいるため、そのルヌト䞭の䞉角関数の振動数こそが、うなりの振動数である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "これらの蚈算結果から導ける事ずは䜕かずいうず、次のこずであろう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "このような事が、導けるだろう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "なぜなら、音波を正匊波ず仮定しお、「うなり」の匏を導出し、それが実隓結果を説明できるのだから。(物理孊ずはそもそも、実隓結果を、より少数の法則から説明するための孊問である。)", "title": "音" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "実隓結果を説明できる仮定は、もし特に反䟋が(さたざたな実隓をしおも)芋぀からなければ、その仮定は物理孊では充分に「正しい」仮定である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "そしお、我々が この蚈算にあたっお、蚭定した「仮定」ずは、「音叉を叩いお埗られる音の波圢は、正匊波である。」ずいう仮定であった。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "よっお、音叉を叩いお埗られる波圢のかたちは、正匊波に近いかたち である事が、実隓ず蚈算により導出された。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "(※ 範囲倖: )このほか、音波がたしかに波であるこずの根拠ずなる実隓的事実ずしおは、音速の実枬倀が、音を波だず仮定した堎合の波動方皋匏の解から埗られる理論倀に近いこずもたた、音が波であるずいう理論を補匷する。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "ギタヌの匊などのように、䞡端を固定した匊を考える。䞡端を固定した匊をはじいお振動させるず、䞡端で波が反射するので、最終的に定圚波が出来る。なお、この波は暪波である。この定圚波の波長に぀いおは、䞡端が固定されおいるので、波長には図のような条件がある。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "䞡端で、定圚波が節(ふし)にならなければならないずいう条件である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "節から節たでの長さは、半波長 λ 2 {\\displaystyle {\\frac {\\lambda }{2}}} なので、 䞡端間の距離 l が、半波長の敎数倍にならなければならない。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "これを匏でかくず、「敎数倍」の敎数をmずすれば、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "波長が未知数なので、波長に぀いお求めるために移項しお", "title": "音" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "波長に、このような䞡端間の長さによる条件があるので、振動数にも同様に䞡端間の長さによる条件が぀く事になる。匊を䌝わる波の速床を v[m/s]ずしお、振動数 f[Hz] の条件を求めるず、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "m=1のずきの固有振動を基本振動(きほん しんどう)ずいい、そのずきの振動数を基本振動数ずいう。たた、基本振動のずきに生じる音を基本音(きほんおん)ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "m=2、3、・・・のような基本音以倖の音を倍音(ばいおん)ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "m=2のずきの音を2倍音ずいい、m=3のずきの音を3倍音ずいう。m=4以䞊でも同様。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "匊を匟いたずきに出る、じっさいの音では、基本音のほかにも、倍音が混圚しおいる。぀たり、基本振動のほかにも、倍振動が、混圚しおいる。 だが、生じる音のなかで、党䜓的には基本音が倧きいので、音の高さは基本音によっお決たる。(怜定教科曞でも、基本音で音の高さが決たる、ず䞻匵しおある。)", "title": "音" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "であったが、䞊匏での匊を䌝わる暪波の速床 v[m/s] に぀いおは、匊を匕く匵力 S[N] ず、匊の質量の線密床 ρ[kg/m] ずいう、2぀の量によっおのみ決たる定数である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "匊で、単䜍長さあたりの質量のこずを、線密床(せんみ぀ど)ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "匊が軜いほど匊が動きやすくなり、その結果、波が䌝わるのが早くなる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "たた、匵力が匷いほど、匊をもずに戻そうずする力が倧きいので、その結果、波が䌝わるのが早くなる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "この匊を䌝わる波の速床の匏の導出に぀いおは、倧孊レベルの偏埮分の知識が必芁なので、蚌明を省略する。たた、高校生は、この匊の波の速床の匏を芚えなくお良い。(ふ぀うの入詊などでは、この公匏は、出題時に問題文で甚意されるはずである。)", "title": "音" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "さお、このように、匊の振動数", "title": "音" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "は、 䞡端間の長さによっお制限されお固有なので、このような匊の定圚波の振動を固有振動(こゆうしんどう)ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "たた、このような匊の定圚波の振動における呚波数を固有呚波数(こゆう しゅうはすう)ずいう。 固有振動のうち、m=1 のものを基本振動ずいう。 m=2 のものを 2倍振動 ずいう。m=3 のものを 3倍振動 ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "瓶や詊隓管に吹くず、音が出る。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "これは、気柱が振動しおいるからである。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "瓶や詊隓管の底では、気柱が軞方向に振動できないので、底で固定端反射が起こる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "䞀端の閉じた管を、閉管(ぞいかん)ずいう。䞡端の開いおいる管を開管(かいかん)ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "閉管の長さをL[m]ずするず、図のように、 λ m 4 {\\displaystyle {\\frac {\\lambda _{m}}{4}}} の奇数倍になる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "音の速さをV[m/s]、固有振動の波長をλm[m]、固有振動数をfm[Hz]、ずすれば、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "ここで f 1 = V 4 L {\\displaystyle f_{1}={\\frac {V}{4L}}} は閉管の基本振動数である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "開管では、䞡端が、腹の䜍眮になる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "波長の匏は、", "title": "音" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "ここで f 1 = V 2 L {\\displaystyle f_{1}={\\frac {V}{2L}}} は開管の基本振動数である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "図のように、開口端の腹の䜍眮は、管口よりも、すこし倖偎に出おいる。よっお、波長の長さを蚈算するさい、このぶんの長さを考慮しなければならない。この、管口から腹が出たぶんの長さを開口端補正(かいこうたん ほせい)ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "固有振動数の等しいおんさを2぀甚意しお、片方を叩くず、もう䞀方のおんさに空気の振動が䌝わっおいき、もう片方のおんさは叩かなくおも、振動する。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "これが共鳎(きょうめい)たたは共振(きょうしん)である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "いっぜう、もし、固有振動数のちがうおんさ2぀で、片方を叩いおも、もう䞀方のおんさは、あたり振動しない。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "波源や芳枬者が動くず、振動数が倉化する珟象が芋られる。これを、ドップラヌ効果(Doppler effect)ずいう。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "以䞋、波の速さをV[m/s]、波の振動数をf[Hz]、波源の速さをvs[m/s]、芳枬者の速さをvo[m/s]、芳枬される振動数をf' [Hz]ずしお考える。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "たず、静止しおいる芳枬者に波源が近づく堎合を考える。 時刻0[s]には波源も波も0[m]の䜍眮にある。 時刻T[s]になるず、波はVT[m]、波源はvsT[m]の䜍眮に来る。 ここで、波源から波の到達点たでの距離はVT-vsT[m]である。 この距離を時間T[s]で割るず、V-vs[m/s]になるが、芳枬者はこの速さを波の速さず芳枬する。 するず、芳枬される波長λ' [m]は λ ′ = V − v s f {\\displaystyle \\lambda '={\\frac {V-v_{s}}{f}}} であり、 f ′ = V λ ′ = V V − v s f {\\displaystyle f'={\\frac {V}{\\lambda '}}={\\frac {V}{V-v_{s}}}f} ずなる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "プロ野球でピッチャヌの投げるボヌルの速床を枬定したりするのに、ドップラヌ効果を利甚した「スピヌドガン」ずいう装眮が甚いられおいる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "これは、ボヌルに超音波たたは電波を圓おお、ボヌルが動いおいるので、ボヌルが反射する振動数が、静止しおるずきずは違う。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "ボヌルから反射しお、枬定噚に戻っお来る振動数は、ボヌルがドップラヌ効果で音源が運動するずきの振動数である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "音はどの方向にも、おおよそ同じ速さで䌝わる。 音の速さは有限であり、速床は垞枩付近では気枩 t {\\displaystyle t} [°C]にほが比䟋しおおり 0.6 t + 331.5 {\\displaystyle 0.6t+331.5} で衚される。15°Cの時はおよそ、340[m/s]である。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "空気䞭の音に぀いおは、通垞は重ね合わせの原理が成り立぀。このこずを甚いお波の重ね合わせの様子を調べおみる。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "2぀の同じ振動数の正匊波を甚意し、䜍盞の差が π {\\displaystyle \\pi } の奇数倍の堎合ず π {\\displaystyle \\pi } の偶数倍の堎合を芳察しおみよ。実際には各音源からの距離の差が、 λ / 2 {\\displaystyle \\lambda /2} の奇数倍ず偶数倍に察応する。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "この堎合距離の差が λ / 2 {\\displaystyle \\lambda /2} の奇数倍の時には、音の倧きさは2倍になり、偶数倍の時には音はほずんど聞こえなくなるはずである。これは同じ圢の波が笊号が同じで足された堎合ず、笊号が反察で足された堎合に察応するからである。", "title": "音" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "", "title": "音" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "光も音ず同様、ある䞀点から光を出すずあらゆる方向に同じ速床ですすむ。 光はある䞀方から入射した堎合、盎進する。 実際には音も同じ性質を持っおおり、音を䞊手くスリットなどで分離するず盎進するこずが知られおいる。 光の速床は極めお速いが有限であり、その速さは、 2.99792458 × 10 [m/s] である。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "光はせたいスリットを通すず、広がっお行くように䌝搬するこずがある。これを回折(かいせ぀、diffraction)ず呌ぶ。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "たた、光はスリットを䞊手く䜿うこずで、匷めあったり匱めあったりするこずがある。 (:ダングの実隓?)", "title": "光" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "光は実際には空間の䞭を䌝搬する波動である。波動には振動数があるが、振動数によっお光の色が倉わるこずが分かる。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "振動数が䜎いものから光の色は赀から玫ぞず倉わっお行く。これ以䞊に振動数が倧きくなるず、光は人間の目には芋えなくなる。このように振動数が可芖領域より高くなった光のこずを玫倖線(しがいせん、ultraviolet)ず呌ぶ。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "さらに振動数が高いものをX線(゚ックスせん、X-ray)、 γ線(ガンマせん、Gamma ray)ず呌ぶ。いっぜう、赀い光よりもさらに振動数が少ない光も、たた同様に、人間の目では芋るこずが出来ない。このような可芖領域よりも振動数の䜎い光を赀倖線(せきがいせん、infrared)ず呌ぶ。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "远蚘:光を波ず考える方法が䞀般的に取られおいるが、倚くの珟象を説明できるが、䟋えば光の゚ネルギヌの保存則を説明できない。 海倖に斌いおは2000幎頃から高校の教科曞の光の説明では、玠粒子ずしお説明し、光の干枉など波ずしおの考えを捚おるように曞かれおいる。", "title": "光" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "波のなかには、波そのものが゚ネルギヌを持぀ものがある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "少なくずも光ず音ず氎面波は、波そのものが゚ネルギヌを持っおおり、そのため、効率の倧小はずもかく、媒䜓を通じお、波のあたったものに゚ネルギヌを䌝えるこずができる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "たずえば、音は、音のあたった物䜓をこたかく振動させる。振動にぱネルギヌが必芁なので、぀たり、音が゚ネルギヌを䌝えおいるこずが分かる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "光も、光の照射された物䜓をあたためたり、化孊反応を促進させたりするので、よっお゚ネルギヌを䌝えおいるこずが分かる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "氎面波も、氎面に浮かんでいる物䜓を䞊䞋に振動させおいるのが、元の䜍眮より高い時ぱネルギヌは増加、䜎い時ぱネルギヌが枛少ずなり、差し匕きれロで、䜍眮゚ネルギヌは倉化しおない。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "よっお、氎面波もずりあえず゚ネルギヌを぀たえるこずができる、ず芋なすのが、劥圓だろう。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "なお、匊の「振動」に぀いおは、波ではなく振動であるので、いったん考察を陀倖する。怜定教科曞でも、バネに぀ながれた単振動する おもり に運動゚ネルギヌがあるこずを習うように、振動には圓然、゚ネルギヌがある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "読者は、きっず、小孊校の音楜の授業などで、合唱の声による音の振動によっお、タむコの膜が小きざみに震えおたりするのを芋たこずもあるだろう。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "さお、物䜓が振動するずいうこずは、゚ネルギヌを持っおいるずいう事である", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "タむコの膜だっお、物䜓によっお構成されおいる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "぀たり、タむコの振動する膜には、運動゚ネルギヌや䜍眮゚ネルギヌが、蓄えられおいるからこそ、振動しおいるのであり、その゚ネルギヌが空気䞭に攟出されおいっおいる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "たた、音そのものにも、゚ネルギヌがある。(「音そのものの゚ネルギヌずは、運動゚ネルギヌか䜍眮゚ネルギヌか?」に぀いおは、高校生は気にしなくお良いだろう。)", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "なお、「超音波」(ちょうおんぱ)ずは、単に、人間の耳では聞こえないだけの、高呚波の音波のこずである。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "よっお、超音波にも、゚ネルギヌがある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "電気の「電磁誘導の法則」ではなく、音波の振動゚ネルギヌを䜿っお、モヌタを回すずいう、超音波モヌタずいう機械装眮がある。(※ 䞭孊の技術科の教科曞で玹介されおいる。東京曞籍の教科曞『新しい技術・家庭 技術分野』、平成23幎怜定版。)", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "超音波モヌタは既に実甚化されおいる。 高い呚波数の空気の振動を䜿うモヌタを超音波モヌタず呌んでいる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "超音波モヌタは、電磁波を発生させないずいう長所がある。医療珟堎など、電磁波を嫌う堎所で、超音波モヌタは掻甚されおる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "なお、機械で高呚波の振動を発生させるには、䞀般に、「圧電玠子」(あ぀でんそし)たたは「圧電セラミック」ずいう、電圧を加えるず䌞び瞮みするセラミック系の材料を甚いる。(※ 東京曞籍の高校化孊の怜定教科曞(平成23幎 怜定版)で、セラミック化合物の実甚の䞀䟋ずしお圧電玠子を玹介しおいる。もっずも、東曞の教科曞では、ガスコンロの点火源ずしおの圧電玠子の応甚だが。)", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "超音波モヌタにおける高呚波振動の発生源ずしおも、圧電玠子は甚いられおいる。(※ 参考文献: 文郚科孊省 著、『高等孊校甚 工業材料2』、平成6幎初版、平成16幎1月20日印刷、文郚科孊省著䜜教科曞、発行所:実教出版株匏䌚瀟、ほか)", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "圧電玠子ずは、電気を加えるず、䌞びたり(たたは瞮んだり)する、材料である。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "この圧電玠子には、亀流電圧を加えるず、高い振動数で振動する材料が倚い。なので、もし振動数が超音波の呚波数ず同じくらいなら、亀流電圧の加えられた圧電玠子から超音波が発生するずいう仕組みである。 圢あるものは共振呚波数があり、小さいず高い呚波数、倧きいず䜎い呚波数になる。圧電玠子は薄いので、高い呚波数になる。材料の問題では無く、厚さの問題。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "釣り糞にも䜿われ入手容易な事からポリフッ化ビニリデンが䜿われる。他にも䜕皮類も圧電性暹脂はある。感床が悪くお良いなら、ほが党おの暹脂や絶瞁䜓は圧電性がある。䟋えば氷も僅かに圧電性がある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "なお、ガスコンロの着火玠子に぀かわれおる圧電玠子は、無機セラミックス系の材料である。(チャヌト匏化孊などで確認。)", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "着火甚にPZT系振動子が䜿われおいる理由は、コストが安く、着火の際の力に耐えるからである。プラスティックだず柔く盎ぐに砎損する。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "ひずくちに氎面の「波」ずいっおも、じ぀は䜕通りかある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "氎面に石をなげこんだずきの「波」もあれば(いわゆる「波王」(はもん))、 海で波がザッバヌンず波打぀ずきの、あの「波」もある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "このうち、海の波に぀いおは、倧孊の教逊課皋レベルの「波動」の理論の知識が必芁になるので、高校生は深入りしなくお良い。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "そしお、どちらの波にしろ(波王にしろ、海の波にしろ)、これらの氎の波には、゚ネルギヌがある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "海の波が、海面に浮かんだ 浮き茪 などの物䜓を、氎面ずいっしょに䞊䞋巊右に振動させたりするように、物䜓を振動さえるのだから、海の波にも゚ネルギヌがある。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "なお、海の波は、䟋倖ずしお接波などの堎合をのぞき、普通の波の堎合には海面ちかくだけが揺れおおり、氎䞭は、あたり揺れおいない。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "光にも゚ネルギヌがあるのだが、しかし高校2幎生には、その蚈算の仕組みを解説できない。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "光の゚ネルギヌの蚈算方法の理解には、最䜎でも、高校3幎の物理IIで習う、電気の知識や、「光電効果」(こうでん こうか)ずいう枛少の知識が必芁になる。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "高校2幎のレベルでは、もっず簡単な理解で良く、たずえば「倪陜の光で氎が蒞発したりするのだから、光にも、熱ず同様に゚ネルギヌがある」ずか考えるくらいでも、良いだろう。", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "匊楜噚を考えれば分かるように、匊の振動にも゚ネルギヌがある。", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "ここで重芁な事は、たずえば、", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "そしお、匊から指を離せば、(あたかもバネの振動のように、)匊のその䜍眮゚ネルギヌが運動゚ネルギヌに移り倉わり、そしお、たた運動゚ネルギヌが䜍眮゚ネルギヌに倉わるこずで、匊は振動を繰り返すのである。", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "匊の振動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌの蚈算の知識には、倧孊の高孊幎レベルの高床な数孊(フヌリ゚解析など)が必芁になり、高校レベルを倧幅に超えるので、説明を省略する。", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "数匏では、音叉(おんさ)や、朚琎など、ああいう、叩いお音が出る棒状の楜噚の振動は、じ぀は、かなり高床な数孊が必芁になる。(「゚アリヌの応力(おうりょく)関数」などの方皋匏をあ぀かう「匟性力孊」(だんせいりきがく)ずいわれる、倧孊院レベルの数孊が必芁になっおしたう堎合がある。)", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "なので、高校生には、正確な蚈算は無理なので、単に、「音叉の振動も、音が発生するから、匊楜噚の振動ずかず同様に、゚ネルギヌがある」くらいに単玔に考えお良い。", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "単に数匏䞊だけで、䞉角関数で衚蚘された物理珟象の堎合、その察象の物理珟象には、゚ネルギヌのない堎合もある。", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "物理孊や数孊の習慣䞊、䞉角関数で衚蚘された数匏のこずを「波動」ずいう事もある。そのような数匏䞊の「波動」の堎合、物䜓を振動させられない珟象を「波動」ず読んでいる堎合もあり、このような「波動」の堎合には、物理的な意味での「゚ネルギヌ」を持たない堎合もある。", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "", "title": "(※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "衝撃波(しょげきは)は、(飛行機などの)物䜓が、倧気䞭での音速よりも速い速床で移動したずきに、発生する珟象のひず぀であり、性質は、衝撃波の発生により、(その機䜓にずっおの)空気抵抗が急激に䞊昇し、隒音が急激に倧きくなる、などの性質がある。", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "字面こそ、衝撃「波」ずあるが、果たしお本圓に波か、あたり、ハッキリしおいない。", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "なお、倧気䞭での音速は秒速で玄340m/sである。時速に換算するず、玄 1220km/h 〜 1230km/h である。", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "倧気䞭での音速のこずを「マッハ」ずもいい、぀たり、秒速340m/sを「マッハ1」ず蚀う堎合もある。(もし、ある機䜓の速床が玄680m/sなら、その機䜓の速床は玄「マッハ2」 である。)", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "「マッハ」ずいう甚語を甚いるなら、「衝撃波」は、マッハが1を超えた物䜓から発生する珟象である。", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "なお、゜ニックブヌムずは、衝撃波が、呚蟺に音波ずしお䌝わっおいく珟象のこずである。", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "音は重ね合わせの原理が成り立぀ので、倖界の音の逆の䜍盞の音を加えれば、音を打ち消すこずができる。 高玚車の堎合、゚ンゞンの䜎呚波音の逆䜍盞の音をスピヌカから出しお、隒音を匱くする様にしおいる。 車内の消音は高い呚波数に関しおは、空間が広い為無理だが、運転者だけず限定するなら3kHz皋床たで可胜。 ノむズキャンセリング・ヘッドホンは耳ず蚀う小さな空間なので、比范的高い呚波数たで、本来なら入っおくる倖郚ノむズを消しお、音楜のみが聞こえるようにしおいる。", "title": "※ 範囲倖: その他の話題" } ]
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== 音 == === うなり === 振動数の少しだけ違う2぀の おんさ音叉 を鳎らすず、呚期的に音が倧きくなったり小さくなったりするのが聞こえる。 なお実隓で音叉おんさを準備するにあたっお、音叉に おもり を぀けるず振動数が䞋がるので、軜い おもり を音叉の先端のほうに぀ける事で、振動数の少しだけ䜎い おんさ を䜜れるので、実隓の際の参考に。 :[[media:Physics_wave_interference_unari.ogg|"うなり"の音声ファむル(440Hz正匊波ず442Hz正匊波)]] この珟象を "うなり"beat ずいう。この時、音の倧きさが倉化する呚波数は2぀の波の振動数の差に等しい。 ぀たり、 うなりの呚波数を fHz ずするず、もずの2぀の音叉の振動数をそれぞれ f1Hz および f2Hz ずするず、 :<math> f=|f_1 - f_2|</math> である。 こうなるわけを理論的に考えるず、うなりの呚期を Ts ずするず、時間Tの間には 振動数 f1 の音叉は f1T 回の振動をしお、同じ時間 T の間に 振動数 f2 の音叉は f2T 回の振動をする。 そしお、音叉を鳎らしおからT秒埌に始めお、時刻0の時ず同じ波圢を繰り返すこずになるはずだが、そのためにはf1音叉ずf2音叉の波の数が1個だけ違えば良い。 なので、 :<math> |f_1 T - f_2 T|=1</math> である。 䞡蟺を T で割れば、 :<math> |f_1 - f_2 |= \frac{1}{T} </math> だが、うなりの振動数を f ずすれば、振動数ず呚期の公匏により :<math> \frac{1}{T} = f</math> であるので、 ぀たり :<math> |f_1 - f_2 |= \frac{1}{T}=f </math> これを敎理しお、 :<math> f=|f_1 - f_2|</math>  蚌明おわり * 発展: 音波の䞉角関数による近䌌ず、その限界 「うなり」を蚈算する際、ひず぀ひず぀の音叉おんさ をたたく事によっお発生するそれぞれの音叉からの音の匷さを、数匏であらわすずき、高校レベル 〜 倧孊入詊レベル では、音叉をたたく事によっお発生する音の瞊波ずしおの匏は「ひず぀の振動数だけで、なりたっおいる」ず近䌌しお良い。 たた、そのため、音叉をたたく事によっお発生する音の匷さの匏は、数孊の「䞉角関数」をもちいお近䌌できる。もちろん、その音波を近䌌した䞉角関数の振動数の倀は、音の振動数ず同じ倀である。なお、音は瞊波であるので、けっしお波の圢状は䞉角関数ではないずいうか、そもそも、氎面波のような圢状は音波には無い。音の蚈算の際に、䞉角関数で近䌌的に蚘述される察象は、音を構成しおいる個々の空気のかたたりの移動方向である。䞀般に、瞊波を䞉角関数であらわす公匏で蚘述される察象は、その瞊波を構成する媒䜓の、個々の䜍眮での移動方向である。 もっずも、䞉角関数で近䌌できるず蚀っおも、ひず぀の音叉の音だけでは、たったく、音の匷さが呚期的に倉化する様子は、聞こえない。※ 耳の構造なども関係する話題なので、あたり深く考える必芁は無い。 なので、音の蚈算で䞉角関数が圹立぀のは、あくたで「うなり」を蚈算するような堎合だけであろう。 :※ 高校必修の範囲倖だが、䞋蚘の発展項目のように、音ずしおの空気の振動・波動を䞉角関数で近䌌できるず仮定するず、そこから「うなり」の起きる珟象を匏倉圢で導出できる。 なお実際には、音叉から出おくる音の倧きさは、しだいに枛衰しおいくこずもあり、実際には音は䞉角関数どおりの匷さではない。しかし高校では、そこたで考えなくおも良い。音叉をたたいおから数秒おいどの期間の音の匷さなら、䞉角関数で近䌌しおも、かたわない だろう。 倧孊入詊の問題などでも、音のうなりの蚈算などの際に、音を䞉角関数で近䌌する事によっお解く問題が、出題される事も倚い。 ただし、この䞉角関数による波圢の近䌌は、あくたで近䌌による単玔化である。珟実の音波の波圢は、もっず耇雑である。 なお、人間の声の音波や、動物の鳎き声などの音波の近䌌は、けっしお音叉のようには、単玔には近䌌できない。もちろん、録音機などで人間の声などが録音できるように、生物の声などを数孊的に取りあ぀かう技術や数孊理論もあるのだが「フヌリ゚解析」など、しかし高校レベルを倧幅に超える技術なので、説明を省略する。 * 発展: うなりの蚈算 もし読者が、「䞉角関数」の「和積・積和の公匏」および、「䞉角関数」の「加法定理」を知っおいれば、音波を䞉角関数で近䌌しお、その䞉角関数の蚈算によっおうなりの公匏を蚌明する事もできる。 :※ 詳しい解説は、䞋蚘の蚈算匏を参照。かなり蚈算が難しいので、高校1幎の人や、始めおこの単元を孊習する高校2幎生の人は、この発展の項目䞉角関数による、うなりの公匏の導出を飛ばしお良い。 うなりの蚈算は䞉角関数の蚈算に垰着する。この時、波の振幅の匏が振動数が2぀の波の振動数の差ずなる䞉角関数ずなれば良い。 たず、2぀の波を <math>A\sin (\omega t + \delta)</math> および <math>B \sin (\omega t + \Delta \omega t)</math> ずおく。 ここで、<math>\delta,\omega,\Delta \omega,A,B</math>はそれぞれ2぀の波の䜍盞差、片方の波の角振動数、2぀の波の角振動数の差、各波の振幅に察応する。 2぀を足しあわせお、䞉角関数の加法定理([[高等孊校数孊II]])などを甚いるず、 :<math> A\sin (\omega t + \delta)+ B \sin (\omega t + \Delta \omega t) </math> :<math> = A (\sin \omega t \cos \delta + \sin \delta \cos \omega t) + B (\sin \omega t \cos \Delta \omega t + \sin \Delta \omega t \cos \omega t) </math> :<math> = (A\cos \delta + B \cos \Delta \omega t ) \sin \omega t + (A\sin \delta + B \sin \Delta \omega t ) \cos \omega t </math> :<math> = \sqrt{A^2 + B^2 + 2AB (\cos \delta \cos \Delta \omega t + \sin \delta \sin \Delta \omega t)} \sin (\omega t + \gamma) </math> :<math> = \sqrt{A^2 + B^2 + 2AB \cos (\Delta \omega t - \delta )} \sin (\omega t + \gamma) </math> ずなる。ただし、<math>\gamma </math>は条件を満たす䜍盞である。 最埌の匏は、ルヌトの䞭の郚分が振幅であり、぀たりルヌトの䞭の郚分が音の倧きさである。このルヌトの䞭の郚分に、tを倉数ずする䞉角関数が入っおいるため、そのルヌト䞭の䞉角関数の振動数こそが、うなりの振動数である。 これらの蚈算結果から導ける事ずは䜕かずいうず、次のこずであろう。 :「音叉を叩いお埗られる音の波圢は、正匊波にちかい事が分かる。」 このような事が、導けるだろう。 なぜなら、音波を正匊波ず仮定しお、「うなり」の匏を導出し、それが実隓結果を説明できるのだから。物理孊ずはそもそも、実隓結果を、より少数の法則から説明するための孊問である。 実隓結果を説明できる仮定は、もし特に反䟋がさたざたな実隓をしおも芋぀からなければ、その仮定は物理孊では充分に「正しい」仮定である。 そしお、我々が この蚈算にあたっお、蚭定した「仮定」ずは、「音叉を叩いお埗られる音の波圢は、正匊波である。」ずいう仮定であった。 よっお、音叉を叩いお埗られる波圢のかたちは、正匊波に近いかたち である事が、実隓ず蚈算により導出された。 ※ 範囲倖: このほか、音波がたしかに波であるこずの根拠ずなる実隓的事実ずしおは、音速の実枬倀が、音を波だず仮定した堎合の波動方皋匏の解から埗られる理論倀に近いこずもたた、音が波であるずいう理論を補匷する。 === 匊の振動 === [[File:匊の定垞波.svg|thumb|500px|匊の固有振動]] ギタヌの匊などのように、䞡端を固定した匊を考える。䞡端を固定した匊をはじいお振動させるず、䞡端で波が反射するので、最終的に定圚波が出来る。なお、この波は暪波である。この定圚波の波長に぀いおは、䞡端が固定されおいるので、波長には図のような条件がある。 䞡端で、定圚波が節ふしにならなければならないずいう条件である。 節から節たでの長さは、半波長 <math> \frac{\lambda}{2} </math> なので、 䞡端間の距離 l が、半波長の敎数倍にならなければならない。 これを匏でかくず、「敎数倍」の敎数をmずすれば、 :<math> l = m \frac{\lambda}{2} </math>  m1,2,3,・・・ 波長が未知数なので、波長に぀いお求めるために移項しお :<math> \lambda = \frac{2l}{m} </math>  m1,2,3,・・・ ずなる。 波長に、このような䞡端間の長さによる条件があるので、振動数にも同様に䞡端間の長さによる条件が぀く事になる。匊を䌝わる波の速床を vm/sずしお、振動数 fHz の条件を求めるず、 :<math> f = \frac{v}{\lambda} = m \frac{v}{2l} </math> である。 m=1のずきの固有振動を'''基本振動'''きほん しんどうずいい、そのずきの振動数を'''基本振動数'''ずいう。たた、基本振動のずきに生じる音を'''基本音'''きほんおんずいう。 m=2、3、・・・のような基本音以倖の音を'''倍音'''ばいおんずいう。 m=2のずきの音を2倍音ずいい、m=3のずきの音を3倍音ずいう。m=4以䞊でも同様。 匊を匟いたずきに出る、じっさいの音では、基本音のほかにも、倍音が混圚しおいる。぀たり、基本振動のほかにも、倍振動が、混圚しおいる。 だが、生じる音のなかで、党䜓的には基本音が倧きいので、音の高さは基本音によっお決たる。怜定教科曞でも、基本音で音の高さが決たる、ず䞻匵しおある。 * 線密床 :<math> f = \frac{v}{\lambda} = m \frac{v}{2l} </math> であったが、䞊匏での匊を䌝わる暪波の速床 vm/s に぀いおは、匊を匕く匵力 SN ず、匊の質量の'''線密床''' ρkg/m ずいう、2぀の量によっおのみ決たる定数である。 :<math> v = \sqrt{ \frac{S}{\rho} } </math> 匊で、単䜍長さあたりの質量のこずを、'''線密床'''せんみ぀どずいう。 匊が軜いほど匊が動きやすくなり、その結果、波が䌝わるのが早くなる。 たた、匵力が匷いほど、匊をもずに戻そうずする力が倧きいので、その結果、波が䌝わるのが早くなる。 この匊を䌝わる波の速床の匏の導出に぀いおは、倧孊レベルの偏埮分の知識が必芁なので、蚌明を省略する。たた、高校生は、この匊の波の速床の匏を芚えなくお良い。ふ぀うの入詊などでは、この公匏は、出題時に問題文で甚意されるはずである。 さお、このように、匊の振動数 :<math> f = \frac{v}{\lambda} = m \frac{v}{2l} </math> は、 䞡端間の長さによっお制限されお固有なので、このような匊の定圚波の振動を'''固有振動'''こゆうしんどうずいう。 たた、このような匊の定圚波の振動における呚波数を'''固有呚波数'''こゆう しゅうはすうずいう。 固有振動のうち、m1 のものを基本振動ずいう。 m2 のものを 2倍振動 ずいう。m3 のものを 3倍振動 ずいう。 {{コラム|※ 範囲倖 教育䞊の泚意| :※ 孊生は芚えなくおもいいです。 バむオリンのように匊をこすっお振動させる堎合の珟象は、䞊蚘ずは、違う。19䞖玀にすでに物理孊者ヘルムホルツがバむオリンの匊の振動に぀いお研究しおいる。 本文で説明した䟋の匊の振動は、ギタヌや琎などのような、匊をはじいたあずに、匊から手を離す装眮の堎合。぀たり、高校で習う 匊の振動 は、ギタヌのような匊の振動。 }} === 気柱の振動 === ==== 気柱の振動 ==== [[File:閉管気柱の定垞波.svg|thumb|450px|閉管気柱の定垞波。じっさいの波は、瞊波であるこずに泚意。]] 瓶や詊隓管に吹くず、音が出る。 これは、気柱が振動しおいるからである。 瓶や詊隓管の底では、気柱が軞方向に振動できないので、底で固定端反射が起こる。 䞀端の閉じた管を、'''閉管'''ぞいかんずいう。䞡端の開いおいる管を'''開管'''かいかんずいう。 ==== 閉管の堎合 ==== 閉管の長さをLmずするず、図のように、 <math>\frac{\lambda_m}{4}</math> の奇数倍になる。 音の速さをVm/s、固有振動の波長をλ<sub>m</sub>m、固有振動数をf<sub>m</sub>Hz、ずすれば、 :<math> \lambda_m = \frac{4L}{m} </math>   ただし、m=1,3,5,・・・  <br /> :<math> f = \frac{V}{\lambda_m} = m \cdot \frac{V}{4L}= m \cdot f_1 </math>   m=1,3,5,・・・  ずなる。 ここで <math> f_1 = \frac{V}{4L} </math> は閉管の基本振動数である。 {{-}} ==== 開管の堎合 ==== [[File:開管気柱の定垞波.svg|thumb|450px|開管気柱の定垞波]] 開管では、䞡端が、腹の䜍眮になる。 波長の匏は、 :<math> \lambda_m = \frac{2L}{m} </math>     ただし、m=1,2,3,・・・  <br /> :<math> f = \frac{V}{\lambda_m} = m \cdot \frac{V}{2L}= m \cdot f_1 </math>   m=1,3,5,・・・  ずなる。 ここで <math> f_1 = \frac{V}{2L} </math> は開管の基本振動数である。 {{-}} === 開口端補正 === [[File:開口端補正.svg|thumb|500px|開口端補正]] 図のように、開口端の腹の䜍眮は、管口よりも、すこし倖偎に出おいる。よっお、波長の長さを蚈算するさい、このぶんの長さを考慮しなければならない。この、管口から腹が出たぶんの長さを'''開口端補正'''かいこうたん ほせいずいう。 {{-}} === 共振ず共鳎 === [[File:おんさの共鳎.svg|thumb|400px|おんさの共鳎]] 固有振動数の等しいおんさを2぀甚意しお、片方を叩くず、もう䞀方のおんさに空気の振動が䌝わっおいき、もう片方のおんさは叩かなくおも、振動する。 これが'''共鳎'''きょうめいたたは'''共振'''きょうしんである。 いっぜう、もし、固有振動数の'''ちがう'''おんさ2぀で、片方を叩いおも、もう䞀方のおんさは、あたり振動しない。 * 振り子の共振 * タコマ橋 {{-}} === ドップラヌ効果 === [[画像:Doppler_effect_diagrammatic.png|right|500px|ドップラヌ効果の図]] 波源や芳枬者が動くず、振動数が倉化する珟象が芋られる。これを、'''ドップラヌ効果'''Doppler effectずいう。 以䞋、波の速さを''V''[m/s]、波の振動数を''f''[Hz]、波源の速さを''v<sub>s</sub>''[m/s]、芳枬者の速さを''v<sub>o</sub>''[m/s]、芳枬される振動数を''f' ''[Hz]ずしお考える。 たず、静止しおいる芳枬者に波源が近づく堎合を考える。 時刻0[s]には波源も波も0[m]の䜍眮にある。 時刻''T''[s]になるず、波は''VT''[m]、波源は''v<sub>s</sub>T''[m]の䜍眮に来る。 ここで、波源から波の到達点たでの距離は''VT-v<sub>s</sub>T''[m]である。 この距離を時間''T''[s]で割るず、''V-v<sub>s</sub>''[m/s]になるが、芳枬者はこの速さを波の速さず芳枬する。 するず、芳枬される波長''&lambda;' ''[m]は <math>\lambda'=\frac{V-v_s}{f}</math> であり、 <math>f'=\frac{V}{\lambda'}=\frac{V}{V-v_s}f</math> ずなる。 * スピヌドガン プロ野球でピッチャヌの投げるボヌルの速床を枬定したりするのに、ドップラヌ効果を利甚した「スピヌドガン」ずいう装眮が甚いられおいる。 これは、ボヌルに超音波たたは電波を圓おお、ボヌルが動いおいるので、ボヌルが反射する振動数が、静止しおるずきずは違う。 ボヌルから反射しお、枬定噚に戻っお来る振動数は、ボヌルがドップラヌ効果で音源が運動するずきの振動数である。 === 音の䌝わり方 === 音はどの方向にも、おおよそ同じ速さで䌝わる。 音の速さは有限であり、速床は垞枩付近では気枩<math>t</math>[℃]にほが比䟋しおおり<math>0.6t+331.5</math>で衚される。15℃の時はおよそ、340[m/s]である。 === 音の干枉 === 空気䞭の音に぀いおは、通垞は'''重ね合わせの原理'''が成り立぀。このこずを甚いお波の重ね合わせの様子を調べおみる。 *実隓 2぀の同じ振動数の正匊波を甚意し、䜍盞の差が<math>\pi</math>の奇数倍の堎合ず<math>\pi</math>の偶数倍の堎合を芳察しおみよ。実際には各音源からの距離の差が、<math>\lambda/2</math>の奇数倍ず偶数倍に察応する。 この堎合距離の差が<math>\lambda/2</math>の奇数倍の時には、音の倧きさは2倍になり、偶数倍の時には音はほずんど聞こえなくなるはずである。これは同じ圢の波が笊号が同じで足された堎合ず、笊号が反察で足された堎合に察応するからである。 == 光 == === 光の䌝わり方 === 光も音ず同様、ある䞀点から光を出すずあらゆる方向に同じ速床ですすむ。 光はある䞀方から入射した堎合、盎進する。 実際には音も同じ性質を持っおおり、音を䞊手くスリットなどで分離するず盎進するこずが知られおいる。 光の速床は極めお速いが有限であり、その速さは、 2.99792458 &times; 10<sup>8</sup> [m/s] である。 === 光の回折ず干枉 === 光はせたいスリットを通すず、広がっお行くように䌝搬するこずがある。これを'''回折'''かいせ぀、diffractionず呌ぶ。 [[File:Two-Slit_Diffraction.png|thumb|300px|二重スリットの実隓。]] たた、光はスリットを䞊手く䜿うこずで、匷めあったり匱めあったりするこずがある。 (:ダングの実隓?) 光は実際には空間の䞭を䌝搬する波動である。波動には振動数があるが、振動数によっお光の色が倉わるこずが分かる。 :(プリズムの説明?) [[File:Light dispersion of a mercury-vapor lamp with a flint glass prism IPNr°0125.jpg|thumb|left|200px|プリズムによる光の分散]] 振動数が䜎いものから光の色は赀から玫ぞず倉わっお行く。これ以䞊に振動数が倧きくなるず、光は人間の目には芋えなくなる。このように振動数が可芖領域より高くなった光のこずを玫倖線しがいせん、ultravioletず呌ぶ。 さらに振動数が高いものをX線゚ックスせん、X-ray、 &gamma;線ガンマせん、Gamma rayず呌ぶ。いっぜう、赀い光よりもさらに振動数が少ない光も、たた同様に、人間の目では芋るこずが出来ない。このような可芖領域よりも振動数の䜎い光を赀倖線せきがいせん、infraredず呌ぶ。 远蚘光を波ず考える方法が䞀般的に取られおいるが、倚くの珟象を説明できるが、䟋えば光の゚ネルギヌの保存則を説明できない。 海倖に斌いおは2000幎頃から高校の教科曞の光の説明では、玠粒子ずしお説明し、光の干枉など波ずしおの考えを捚おるように曞かれおいる。 == ※ 範囲倖: ゚ネルギヌず波 == === 総論 === 波のなかには、波そのものが゚ネルギヌを持぀ものがある。 少なくずも光ず音ず氎面波は、波そのものが゚ネルギヌを持っおおり、そのため、効率の倧小はずもかく、媒䜓を通じお、波のあたったものに゚ネルギヌを䌝えるこずができる。 たずえば、音は、音のあたった物䜓をこたかく振動させる。振動にぱネルギヌが必芁なので、぀たり、音が゚ネルギヌを䌝えおいるこずが分かる。 光も、光の照射された物䜓をあたためたり、化孊反応を促進させたりするので、よっお゚ネルギヌを䌝えおいるこずが分かる。 氎面波も、氎面に浮かんでいる物䜓を䞊䞋に振動させおいるのが、元の䜍眮より高い時ぱネルギヌは増加、䜎い時ぱネルギヌが枛少ずなり、差し匕きれロで、䜍眮゚ネルギヌは倉化しおない。 よっお、氎面波もずりあえず゚ネルギヌを぀たえるこずができる、ず芋なすのが、劥圓だろう。 なお、匊の「振動」に぀いおは、波ではなく振動であるので、いったん考察を陀倖する。怜定教科曞でも、バネに぀ながれた単振動する おもり に運動゚ネルギヌがあるこずを習うように、振動には圓然、゚ネルギヌがある。 === 音ず゚ネルギヌ === 読者は、きっず、小孊校の音楜の授業などで、合唱の声による音の振動によっお、タむコの膜が小きざみに震えおたりするのを芋たこずもあるだろう。 さお、物䜓が振動するずいうこずは、゚ネルギヌを持っおいるずいう事である タむコの膜だっお、物䜓によっお構成されおいる。 ぀たり、タむコの振動する膜には、運動゚ネルギヌや䜍眮゚ネルギヌが、蓄えられおいるからこそ、振動しおいるのであり、その゚ネルギヌが空気䞭に攟出されおいっおいる。 たた、音そのものにも、゚ネルギヌがある。「音そのものの゚ネルギヌずは、運動゚ネルギヌか䜍眮゚ネルギヌか」に぀いおは、高校生は気にしなくお良いだろう。 :※ タむコの膜は、円圢状に広がっおいるが、このような圢状の物の振動も、倧孊では「振動」ずしお扱う。しかし高校生にずっおは、その蚈算方法が、かなり耇雑なので、高校生は深入りしなくお良い。 倧孊生ですら、膜の振動に぀いおは、あたり理解しおいない人は倚い。ベッセル関数などの、倧孊高孊幎以䞊のレベルの、高床な数孊が必芁になる堎合がある。 :※ 楜噚を぀くる人の実務では、掚枬になるが、いちいち高床な方皋匏を解いおいるのではなく、おそらく詊䜜品を䜕皮類も぀くっお、実隓によっお、「どの詊䜜品が䞀番、性胜が良いか」ずいうふうに䞀番よい圢をさがし、楜噚の各郚の寞法を決めおいるのだろう。それこそ、叀代や䞭䞖の時代から、䞖界各囜に楜噚はある。 なお、「超音波」ちょうおんぱずは、単に、人間の耳では聞こえないだけの、高呚波の音波のこずである。 よっお、超音波にも、゚ネルギヌがある。 === 超音波モヌタ === 電気の「電磁誘導の法則」ではなく、音波の振動゚ネルギヌを䜿っお、モヌタを回すずいう、超音波モヌタずいう機械装眮がある。※ 䞭孊の技術科の教科曞で玹介されおいる。東京曞籍の教科曞『新しい技術・家庭 技術分野』、平成23幎怜定版。 超音波モヌタは既に実甚化されおいる。 高い呚波数の空気の振動を䜿うモヌタを超音波モヌタず呌んでいる。 <!-- 元々、音波は機械振動の事。機械振動ず音波を分ける必芁はない。 ← 間違い。機械振動孊など工孊の䞀郚の分野でのロヌカルな甚法でしかない。 --> <!-- 機械振動すれば、それは音波である。 元々金属等の衚面波を䜿う物ずしお研究されたが、振幅がミクロン以䞋で、物を動かすのは無理な為、テコの原理のような構造で振幅を拡倧する構造ずしお、モヌタを実珟しおいる。 ← 同䞊の理由で間違い。機械振動孊など工孊の䞀郚の分野でのロヌカルな甚法でしかない。もっず物理孊党䜓の話をしおほしい。 --> 超音波モヌタは、電磁波を発生させないずいう長所がある。医療珟堎など、電磁波を嫌う堎所で、超音波モヌタは掻甚されおる。 :※ 調査䞭: なお、超音波モヌタの゚ネルギヌを䌝わり方に぀いおの疑問ずしお、はたしお波そのもので゚ネルギヌを䌝えおいるのか、それずも、発生源の振動物䜓の振動゚ネルギヌが接觊しおいる物䜓を経お、目的物䜓に䌝わっおいるのか、wikibooks線集者が調査䞭のため、分からない。字面が超音「波」モヌタヌだからずいっお、波で゚ネルギヌを䌝えおいる原理だろうずは、決め付けおはならないだろう。なので珟状では読者は、超音波の゚ネルギヌを䌝えおいる、ず早合点しおはならない。 なお、機械で高呚波の振動を発生させるには、䞀般に、「圧電玠子」あ぀でんそしたたは「圧電セラミック」<ref>谷腰欣叞・谷村康行 共著『トコトンやさしい超音波の本 第2版』、日刊工業新聞瀟、2015幎2月25日 第2版 第1刷発行、68ペヌゞ</ref>ずいう、電圧を加えるず䌞び瞮みするセラミック系の材料を甚いる。※ 東京曞籍の高校化孊の怜定教科曞平成23幎 怜定版で、セラミック化合物の実甚の䞀䟋ずしお圧電玠子を玹介しおいる。もっずも、東曞の教科曞では、ガスコンロの点火源ずしおの圧電玠子の応甚だが。 超音波モヌタにおける高呚波振動の発生源ずしおも、圧電玠子は甚いられおいる。※ 参考文献: 文郚科孊省 著、『高等孊校甚 工業材料2』、平成6幎初版、平成16幎1月20日印刷、文郚科孊省著䜜教科曞、発行所:実教出版株匏䌚瀟、ほか<ref>『トコトンやさしい超音波の本 第2版』、日刊工業新聞瀟、2015幎2月25日 第2版 第1刷発行、68ペヌゞ</ref> 圧電玠子ずは、電気を加えるず、䌞びたりたたは瞮んだりする、材料である。 この圧電玠子には、亀流電圧を加えるず、高い振動数で振動する材料が倚い。なので、もし振動数が超音波の呚波数ず同じくらいなら、亀流電圧の加えられた圧電玠子から超音波が発生するずいう仕組みである。 圢あるものは共振呚波数があり、小さいず高い呚波数、倧きいず䜎い呚波数になる。圧電玠子は薄いので、高い呚波数になる。材料の問題では無く、厚さの問題。 :※ なお、高分子化合物にも圧電性をも぀ものがある。ポリフッ化ビニリデンずいう化合物が、そのような圧電性をも぀高分子である。実教出版の高校化孊甚の資料集によるず、医療機噚の超音波蚺断機噚には、ポリフッ化ビニリデンがよく䜿われおるらしい。 釣り糞にも䜿われ入手容易な事からポリフッ化ビニリデンが䜿われる。他にも䜕皮類も圧電性暹脂はある。感床が悪くお良いなら、ほが党おの暹脂や絶瞁䜓は圧電性がある。䟋えば氷も僅かに圧電性がある。 なお、ガスコンロの着火玠子に぀かわれおる圧電玠子は、無機セラミックス系の材料である。チャヌト匏化孊などで確認。 :※ もしプラスチック系の圧電玠子を着火郚品に぀かったら、燃えおしたい、事故になる。参考曞には、着火郚品に無機セラミックス系を぀かっおいる理由は、特に曞かれおないが、おそらく前述した理由だろう。぀たり、耐熱性の理由である。プラスチックは耐熱性が無い。セラミックスは耐熱性が高い。 着火甚にPZT系振動子が䜿われおいる理由は、コストが安く、着火の際の力に耐えるからである。プラスティックだず柔く盎ぐに砎損する。 :ずいうこずは、医療珟堎でわざわざプラスチック系の圧電玠子を䜿っおいるのには、それなりの理由があるはず。しかし参考曞にも、その理由は特に曞かれおない。おそらく、MRI栞磁気共鳎蚺断装眮などずの磁界の郜合ですかね === 氎面の波ず゚ネルギヌ === ひずくちに氎面の「波」ずいっおも、じ぀は䜕通りかある。 氎面に石をなげこんだずきの「波」もあればいわゆる「波王」はもん、 海で波がザッバヌンず波打぀ずきの、あの「波」もある。 このうち、海の波に぀いおは、倧孊の教逊課皋レベルの「波動」の理論の知識が必芁になるので、高校生は深入りしなくお良い。 そしお、どちらの波にしろ波王にしろ、海の波にしろ、これらの氎の波には、゚ネルギヌがある。 海の波が、海面に浮かんだ 浮き茪 などの物䜓を、氎面ずいっしょに䞊䞋巊右に振動させたりするように、物䜓を振動さえるのだから、海の波にも゚ネルギヌがある。 なお、海の波は、䟋倖ずしお接波などの堎合をのぞき、普通の波の堎合には海面ちかくだけが揺れおおり、氎䞭は、あたり揺れおいない。 === 光ず゚ネルギヌ === 光にも゚ネルギヌがあるのだが、しかし高校2幎生には、その蚈算の仕組みを解説できない。 光の゚ネルギヌの蚈算方法の理解には、最䜎でも、高校3幎の物理IIで習う、電気の知識や、「光電効果」こうでん こうかずいう珟象の知識が必芁になる。 高校2幎のレベルでは、もっず簡単な理解で良く、たずえば「倪陜の光で氎が蒞発したりするのだから、光にも、熱ず同様に゚ネルギヌがある」ずか考えるくらいでも、良いだろう。 == (※ 範囲倖 : )振動ず゚ネルギヌ == === 匊の振動ず゚ネルギヌ === 匊楜噚を考えれば分かるように、匊の振動にも゚ネルギヌがある。 ここで重芁な事は、たずえば、 :これから匊をはじいお音を出そうするために匊楜噚の匊を指で぀たんで匕っぱっおいお、そのたた匕っぱったたたにしお、ただ指で぀たんだたたで離さずに静止しおいる時には、 :その匊に、䜍眮゚ネルギヌ が蓄えられおいるずいう事である。 そしお、匊から指を離せば、あたかもバネの振動のように、匊のその䜍眮゚ネルギヌが運動゚ネルギヌに移り倉わり、そしお、たた運動゚ネルギヌが䜍眮゚ネルギヌに倉わるこずで、匊は振動を繰り返すのである。 匊の振動゚ネルギヌず䜍眮゚ネルギヌの蚈算の知識には、倧孊の高孊幎レベルの高床な数孊フヌリ゚解析などが必芁になり、高校レベルを倧幅に超えるので、説明を省略する。 === 音叉や朚琎などの振動 === 数匏では、音叉おんさや、朚琎など、ああいう、叩いお音が出る棒状の楜噚の振動は、じ぀は、かなり高床な数孊が必芁になる。「゚アリヌの応力おうりょく関数」などの方皋匏をあ぀かう「匟性力孊」だんせいりきがくずいわれる、倧孊院レベルの数孊が必芁になっおしたう堎合がある。 なので、高校生には、正確な蚈算は無理なので、単に、「音叉の振動も、音が発生するから、匊楜噚の振動ずかず同様に、゚ネルギヌがある」くらいに単玔に考えお良い。 === 数匏䞊の波や振動には、゚ネルギヌのない堎合もある === 単に数匏䞊だけで、䞉角関数で衚蚘された物理珟象の堎合、その察象の物理珟象には、゚ネルギヌのない堎合もある。 物理孊や数孊の習慣䞊、䞉角関数で衚蚘された数匏のこずを「波動」ずいう事もある。そのような数匏䞊の「波動」の堎合、物䜓を振動させられない珟象を「波動」ず読んでいる堎合もあり、このような「波動」の堎合には、物理的な意味での「゚ネルギヌ」を持たない堎合もある。 == ※ 範囲倖: その他の話題 == === 衝撃波の゚ネルギヌ === [[Image:Schlierenfoto Mach 1-2 PfeilflÃŒgel - NASA.jpg|thumb|right|衝撃波を物理孊的手法を぀かっお可芖化した様子]] 衝撃波しょうげきはは、飛行機などの物䜓が、倧気䞭での音速よりも速い速床で移動したずきに、発生する珟象のひず぀であり、性質は、衝撃波の発生により、その機䜓にずっおの空気抵抗が急激に䞊昇し、隒音が急激に倧きくなる、などの性質がある。 字面こそ、衝撃「波」ずあるが、果たしお本圓に波か、あたり、ハッキリしおいない。 :※ 衝撃波の蚈算には、倧孊の機械工孊の高孊幎レベルの流䜓力孊の知識が必芁になるので、高校生は深入りしないで良い。 なお、倧気䞭での音速は秒速で玄340m/sである。時速に換算するず、玄 1220km/h 〜 1230km/h である。 倧気䞭での音速のこずを「マッハ」ずもいい、぀たり、秒速340m/sを「マッハ1」ず蚀う堎合もある。もし、ある機䜓の速床が玄680m/sなら、その機䜓の速床は玄「マッハ2」 である。 「マッハ」ずいう甚語を甚いるなら、「衝撃波」は、マッハが1を超えた物䜓から発生する珟象である。 なお、゜ニックブヌムずは、衝撃波が、呚蟺に音波ずしお䌝わっおいく珟象のこずである。 === 音による音の打ち消し === 音は重ね合わせの原理が成り立぀ので、倖界の音の逆の䜍盞の音を加えれば、音を打ち消すこずができる。 高玚車の堎合、゚ンゞンの䜎呚波音の逆䜍盞の音をスピヌカから出しお、隒音を匱くする様にしおいる。 車内の消音は高い呚波数に関しおは、空間が広い為無理だが、運転者だけず限定するなら3kHz皋床たで可胜。 ノむズキャンセリング・ヘッドホンは耳ず蚀う小さな空間なので、比范的高い呚波数たで、本来なら入っおくる倖郚ノむズを消しお、音楜のみが聞こえるようにしおいる。 [[カテゎリ:振動ず波動]]
2015-07-23T19:11:10Z
2023-11-06T08:50:01Z
[ "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:-" ]
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劎働安党衛生芏則第638条の4
コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導) 関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導(第638条の4関係) 安党衛生責任者の職務(第19条関係)
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コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第638条の3|前]][[劎働安党衛生芏則第639条|次]] ==条文== 関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導 ;第638条の4 #[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号に芏定する特定元方事業者は、[[劎働安党衛生法第30条|同号]]の関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導に぀いおは、次に定めるずころによらなければならない。 ##車䞡系建蚭機械のうち[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|什別衚第7]]各号に掲げるもの[[劎働安党衛生法斜行什別衚第7|同衚]]第5号に掲げるもの以倖のものにあっおは、機䜓重量が3トン以䞊のものに限る。を䜿甚する䜜業に関し[[劎働安党衛生芏則第155条|第155条]]第1項の芏定に基づき関係請負人が定める䜜業蚈画が、[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号の蚈画に適合するよう指導するこず。 ##぀り䞊げ荷重が3トン以䞊の移動匏クレヌンを䜿甚する䜜業に関し[[クレヌン等安党芏則第66条の2|クレヌン則第66条の2]]第1項の芏定に基づき関係請負人が定める[[クレヌン等安党芏則第66条の2|同項]]各号に掲げる事項が、[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第1項第5号の蚈画に適合するよう指導するこず。 ==解説== '''関係請負人の講ずべき措眮に぀いおの指導'''第638条の4関係 :本条は、特定元方事業者が車䞡系建蚭機械又は移動匏クレヌンを甚いお䜜業を行う関係請負人の䜜成する䜜業蚈画等に぀いお、呚囲の請負人の劎働者に危害を及がさないよう[[劎働安党衛生芏則第638条の3|第638条の3]]の蚈画に基づき必芁な指導を行わなければならない趣旚であり、具䜓的な指導の内容ずしおは、機械の皮類及び胜力、運行経路、䜜業方法、蚭眮䜍眮等に぀いおの指導があるこず。<br /><br /> '''安党衛生責任者の職務'''[[劎働安党衛生芏則第19条|第19条]]関係 : [[劎働安党衛生芏則第19条]]第4号の「圓該請負人がその劎働者の䜜業の実斜に関し䜜成する蚈画」には、[[劎働安党衛生芏則第155条|第155条]]の䜜業蚈画、[[劎働安党衛生芏則第380条|第380条]]の斜工蚈画、[[劎働安党衛生芏則第517条の6|第517条の6]]の䜜業蚈画、[[劎働安党衛生芏則第517条の20|第517条の20]]の䜜業蚈画及び[[クレヌン等安党芏則第66条の2|クレヌン等安党芏則第66条の2]]第1項の䜜業の方法等の事項があるこず。 ==参照条文== * [[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 * [[劎働安党衛生法第32条]]請負人の講ずべき措眮等 * [[劎働安党衛生法斜行什第20条]]就業制限に係る業務 * [[劎働安党衛生法斜行什別衚第7]]建蚭機械 * [[劎働安党衛生芏則第19条]]安党衛生責任者の職務 * [[劎働安党衛生芏則第155条]]䜜業蚈画 * [[クレヌン等安党芏則第66条の2]]䜜業の方法等の決定等 * 劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 ==倖郚リンク== *[http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou/pdf/221126anzensekousisin.pdf 土朚工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekou.html 囜土亀通省] *[http://www.mlit.go.jp/common/001108862.pdf 建築工事安党斜工技術指針][http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html 囜土亀通省] [[category:劎働安党衛生芏則|638-4]]
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2016-01-19T06:46:48Z
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劎働安党衛生法斜行什別衚第7
劎働安党衛生法斜行什 (前)(次) 別衚第7 建蚭機械(第10条、第13条、第20条関係) 別衚第7関係 別衚第7関係
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劎働安党衛生法斜行什 前次
[[劎働安党衛生法斜行什]] [[劎働安党衛生法斜行什別衚第6の2|前]][[劎働安党衛生法斜行什別衚第8|次]] ==条文== '''別衚第7''' 建蚭機械[[劎働安党衛生法斜行什第10条|第10条]]、[[劎働安党衛生法斜行什第13条|第13条]]、[[劎働安党衛生法斜行什第20条|第20条]]関係 #敎地・運搬・積蟌み甚機械 ##ブル・ドヌザヌ ##モヌタヌ・グレヌダヌ ##トラクタヌ・シペベル ##ずり積機 ##スクレヌパヌ ##スクレヌプ・ドヌザヌ ##1から6たでに掲げる機械に類するものずしお厚生劎働省什で定める機械 #掘削甚機械 ##パワヌ・シペベル ##ドラグ・シペベル ##ドラグラむン ##クラムシェル ##バケツト掘削機 ##トレンチャヌ ##1から6たでに掲げる機械に類するものずしお厚生劎働省什で定める機械 #基瀎工事甚機械 ##くい打機 ##くい抜機 ##アヌス・ドリル ##リバヌス・サヌキュレヌション・ドリル ##せん孔機チュヌビングマシンを有するものに限る。 ##アヌス・オヌガヌ ##ペヌパヌ・ドレヌン・マシン ##1から7たでに掲げる機械に類するものずしお厚生劎働省什で定める機械 #締固め甚機械 ##ロヌラヌ ##1に掲げる機械に類するものずしお厚生劎働省什で定める機械 #コンクリヌト打蚭甚機械 ##コンクリヌトポンプ車 ##1に掲げる機械に類するものずしお厚生劎働省什で定める機械 #解䜓甚機械 ##ブレヌカ ##1に掲げる機械に類するものずしお[[劎働安党衛生芏則第151条の175|厚生劎働省什]]で定める機械 ==解説== 別衚第7関係 #掘削甚、基瀎工事甚等の区分は䟿宜䞊䞻たる甚途を瀺したものであり、圓該機械の甚途を限定しお考える趣旚ではないこず。したがっお䟋えば、トラクタヌ・ショベルを掘削に䜿甚しおも適甚する趣旚であるこず。 #1の1の「ブルドヌザヌ」には、ストレヌト・ドヌザヌ、アングル・ドヌザヌ、チルト・ドヌザヌ、レヌキ・ドヌザヌ等があるこず。 #1の4の「ずり積機」は、ロッカ・ショベルなどの積蟌み機械をいうものであるこず。 #2の1乃至4に掲げる機械は、同䞀の機䜓でアタッチメントの亀換によっおそれぞれの名称で呌ばれるものが倚く、これらは、䞇胜掘削機ずも呌ばれるものであるこず。 #3の1および2の「くい打機」には、移動匏クレヌンにバむブロ・ハンマヌなどをセットしたものも含む趣旚であるこず。 #3の5の「せん孔機」は、いわゆるベノト・ボヌリングマシンおよびこれに類する機械をいうものであるこず。 #4の1の「ロヌラヌ」には、タむダ・ロヌラヌ、ロヌド・ロヌラヌ、振動ロヌラヌ、タンピング・ロヌラヌ等があるこず。 別衚第7関係 #「ブレヌカ」には、油圧ショベルのバケットを打撃匏砎砕機に亀換したものが含たれるものであるこず。 == 参照条文 == * [[劎働安党衛生法斜行什第10条]][[劎働安党衛生法第33条|法第33条]]第1項の政什で定める機械等 * [[劎働安党衛生法斜行什第13条]]厚生劎働倧臣が定める芏栌又は安党装眮を具備すべき機械等 * [[劎働安党衛生法斜行什第20条]]就業制限に係る業務 * [[劎働安党衛生芏則第151条の175]]定矩等 * 劎働安党衛生法および同法斜行什の斜行に぀いお昭和47幎09月18日付け基発第602号 * 劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什、劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什、クレヌン等安党芏則の䞀郚を改正する省什等の斜行に぀いお平成02幎09月26日付け基発第583号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生法斜行什|別衚7]]
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2016-02-17T22:44:26Z
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高等孊校囜語総合/故事・寓話
(原兞:『瀌蚘』) 孔子が泰山のそばを通った。墓のずころで声を䞊げお泣く婊人がいお、(その様子は)悲しげだった。先生は車の暪朚に手を぀いお䞁寧に瀌をしおその声を聎いお、子路に(䌝蚀しお)そのわけを質問させた。(質問内容は以䞋の通り)「あなたが声を䞊げお泣く様子は重ね重ねの悲しみがおありのようです。」そうしたら(その婊人は)蚀った。「そうです。昔、私の舅が虎によっお死に、私の倫もたた(虎によっお)死に、今床は私の子が(虎によっお)死にたした。」先生は「どうしお(危険なこの堎所を)立ち去らないのですか」ず蚀った。(婊人は)「ひどい政治がないからです」ず蚀った。先生は「おたえたち、このこずをよく芚えおおきなさい。ひどい政治は虎よりも恐ろしいのだ」ず蚀った。 䞭囜においお虎は最匷の動物ずされおきた。そんな虎よりも獰猛(たたは恐ろしい)のが厳しい政治だずいう話である。 (原兞:『列子』) 宋(そう)に狙公(そこう)ずいう者がいた。(圌は)サルを愛しお逊い(増えおいき)矀れをなしおいた。(狙公は)よくサルの心がわかり、サルもたた狙公の気持ちがわかった。(狙公は)自分の家族の食事を枛らしおも、サルの食欲を満足させた。(ずころが)突然、貧乏になった。(そこで)サルの食事を枛らそうずしたが、サルたちが自分になじたなくなるこずを恐れた。たず、サルをだたそうずしお蚀った。「お前たちにトチの実を䞎えるのに、朝は䞉぀、倕方に四぀にしよう。足りるか。」サルたちはみんな立ち䞊がっお怒った。(そこで圌は)急に(蚀葉を倉えお)蚀った。「(では) お前たちにトチの実を䞎えるのに、朝は四぀、倕方に䞉぀にしよう。足りるか。」サルたちはみんなひれ䌏しお喜んだ。 この故事成語「朝䞉暮四」だが、狙公の立堎ずサルの立堎ずで意味が異なる。 狙公の立堎なら前者、サルの立堎なら埌者の意味で取れる。どちらも甚法は正しい。 朝少ないず損をした気分になるが、朝を増やしお倜を枛らせば䞀緒である。このこずに気が぀かないのが、猿知恵ずいえよう。 孊校教科曞では、たずえ話の郚分が出るが、参考曞では、たずえの前埌の楚(そ)の宣王の話も出るので、時間があれば、そこも勉匷しおおくこず。 (原兞: 『戊囜策』) 本文は混同しやすい句法も倚いため、重芁句法をよく確認しおおきたいずころである。 「䞎」は「故に 遂に之ず行く」の「之ず」の「ず」の郚分。「䞎」で「ず」ず読む。「䞎之」で「これず」。この文章での「之」ずは狐(き぀ね)のこず。「遂に 之 ず 行く」→意味「そのたた狐ず䞀緒に行く。」 楚(そ)の宣王(せんおう)が家臣たちに「私は北方の囜々が昭奚恀(しょうけいじゅ぀)を恐れおいるず聞いた。(これは)はたしお本圓なのかどうなのか」ず聞いた。家臣たちは答えなかった。江乙(こうい぀)がこう答えお蚀った。「虎がたくさんの動物を探しお食べおいたずころ、狐を捕たえたした。狐は『君は決しお私を食べおはいけない。倩垝(おんおい、意味:神様のこず)は私を党おの動物の長官ずした。今、君が私を食べたなら、それは倩垝の呜什に逆らうこずになるのだ。(もし)君が私の蚀ったこずを信じないのならば、私は君のために先に立っお行こう。君は私の埌ろに埓っお芋おみなさい。党おの動物は私を芋るず必ず逃げ出す』ず蚀いたした。虎はそれをもっずもだず思いたした。ですから、結局、狐ず(䞀緒に)歩きたした。動物たちは狐ず虎を芋るずみんな逃げたした。虎は動物が自分を恐れお逃げるのを知りたせんでした。『狐を恐れおいるのだ』ず思いたした。(さお、)今、王様の領地は五千里四方で兵士は癟䞇人おりたすが、それをすっかり昭奚恀に任せおおりたす。ですから、北方の囜々は奚恀を恐れおいたすが、実のずころ王様の兵隊を恐れおいるのです。が、(それは先ほどの話の䞭で)党おの動物が虎を恐れおいたのず同じなのです。」 「虎の嚁を借る狐」の語源ずなった話。これから「勢力や暩力者の圱響力を利甚しおいばる人物」の意味ずなった。なお、この話は暩力を持぀者ぞの譊告ずもずれる。 虎に䟋えられおいる人物は、宣王(せんおう)。狐に䟋えられおいる人物は、昭奚恀(しょうけいじゅ぀)である。この喩え話を考えお話した人物は、江乙(こうい぀)である。 ぀たり、江乙(こうい぀)は、遠回しに、昭奚恀(しょうけいじゅ぀)を批刀しおいる。 「癟獣」は、楚(そ)の呚蟺諞囜の䟋え。぀たり、秊(しん)・魏(ぎ)・斉(せい)の囜が、癟獣。 珟圚、「虎の嚁を借る」の意味は、「実力の䜎い小人物が、暩力を持぀他人にずり行っお、その暩力ある他人の力に頌っお、小人物が嚁匵り散らすこず。」のような意味で䜿われる。「虎の嚁を借る狐」ずは、そのような小人物のこず。 この甚法では、「虎」が、暩力・暩嚁のある人物ずしお、扱われおいる。 (原兞: 『戊囜策』) 趙がいたにも燕を攻撃しようずした。蘇代は燕のために(趙の)恵王にこう蚀った。「今日、わたくしがここに来るずころ、易氎を通りたした。どぶ貝がちょうど出おきおひなたがっこをしおいたした。するずシギがどぶ貝の肉を぀぀きたした。どぶ貝は(貝殻を)閉じおシギのくちばしを挟みたした。シギは『今日雚が降らず、明日も雚が降らなければ、たちたち死んだどぶ貝ができるぞ』ず蚀いたした。どぶ貝もたたシギに向かっお『今日、(くちばしが)抜けず、明日も抜けなければ、たちたち死んだシギができあがるぞ』ず蚀いたした。䞡方ずも盞手を攟すこずを承知したせん。(そうしたずころ、やっおきた)持垫が䞡方䞀床に捕たえおしたいたした。(さお、)今、趙はいたにも燕を攻撃しようずしおいたす。燕ず趙が長く互いに争っおいるず民衆は疲れるでしょう。わたくしは匷倧な秊が(先ほどの話の)持垫になるこずを恐れるのです。王様はこのこずを良くお考えください。」恵王は「そのずおりだ」ず蚀った。そしお(燕を攻撃するこずを)やめた。 元々は原文から「持父(ぎょほ)の利」ず蚀われたが今では「持倫の利」ず曞く。「鷞蚌の争い」ずも呌ばれる。ただし意味の倉化はなく、いずれも意味は「争っおいる隙に第䞉者が利益を埗る」である。 さお、ここに出おくる蘇代のような遊説家は蚀葉次第で地䜍を高めるこずもできるが、倱敗すれば最悪の堎合、呜の危険にさらされる。だからこそ、圌らはたくみなたずえ話を甚いお自説を説く必芁があった。この「持倫の利」は優れたたずえ話の䞀぀に数えられるだろう。 (原兞: 『戊囜策』) 楚に神官がいた。その食客に倧杯䞀杯の酒を䞎えた。食客たちは盞談しお蚀った。「数人でこれを飲めば足りないし、䞀人で飲めばあたるほどある。地面に蛇を描いお、䞀番先にできた者が酒を飲むようにしよう。」䞀人の蛇がたず描き䞊がった。酒を匕き寄せお、いたにも飲もうずした。そしお、巊手で杯をもっお、右手で蛇を曞き足しお、「私は蛇の足を描くこずができる」ず蚀った。(しかし、その足は)ただできなかった。(そのうち別の)䞀人の蛇が完成した。最初に蛇を描いた者の杯をうばっお「蛇にはもずもず足はない。君はどうしお蛇の足を描けるのだ(いや、描けはしない)。」ず蚀った。結局、(二番目に蛇を描いた者が)その酒を飲んだ。蛇の足を描いた者は、ずうずう酒を飲みそこなった。 速く曞きあがった者は䜙裕を芋せた぀もりだったが、「蛇には足がない」ず぀っこたれお結局、酒を飲み損ねた。この話から、「蛇足」は「よけいな぀けたし」「無甚の長物」の意味を持぀。「画蛇添足」ずいうこずもある。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(原兞:『瀌蚘』)", "title": "苛政は虎よりも猛なり" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "孔子が泰山のそばを通った。墓のずころで声を䞊げお泣く婊人がいお、(その様子は)悲しげだった。先生は車の暪朚に手を぀いお䞁寧に瀌をしおその声を聎いお、子路に(䌝蚀しお)そのわけを質問させた。(質問内容は以䞋の通り)「あなたが声を䞊げお泣く様子は重ね重ねの悲しみがおありのようです。」そうしたら(その婊人は)蚀った。「そうです。昔、私の舅が虎によっお死に、私の倫もたた(虎によっお)死に、今床は私の子が(虎によっお)死にたした。」先生は「どうしお(危険なこの堎所を)立ち去らないのですか」ず蚀った。(婊人は)「ひどい政治がないからです」ず蚀った。先生は「おたえたち、このこずをよく芚えおおきなさい。ひどい政治は虎よりも恐ろしいのだ」ず蚀った。", "title": "苛政は虎よりも猛なり" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "䞭囜においお虎は最匷の動物ずされおきた。そんな虎よりも獰猛(たたは恐ろしい)のが厳しい政治だずいう話である。", "title": "苛政は虎よりも猛なり" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(原兞:『列子』)", "title": "朝䞉暮四" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "宋(そう)に狙公(そこう)ずいう者がいた。(圌は)サルを愛しお逊い(増えおいき)矀れをなしおいた。(狙公は)よくサルの心がわかり、サルもたた狙公の気持ちがわかった。(狙公は)自分の家族の食事を枛らしおも、サルの食欲を満足させた。(ずころが)突然、貧乏になった。(そこで)サルの食事を枛らそうずしたが、サルたちが自分になじたなくなるこずを恐れた。たず、サルをだたそうずしお蚀った。「お前たちにトチの実を䞎えるのに、朝は䞉぀、倕方に四぀にしよう。足りるか。」サルたちはみんな立ち䞊がっお怒った。(そこで圌は)急に(蚀葉を倉えお)蚀った。「(では) お前たちにトチの実を䞎えるのに、朝は四぀、倕方に䞉぀にしよう。足りるか。」サルたちはみんなひれ䌏しお喜んだ。", "title": "朝䞉暮四" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "この故事成語「朝䞉暮四」だが、狙公の立堎ずサルの立堎ずで意味が異なる。", "title": "朝䞉暮四" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "狙公の立堎なら前者、サルの立堎なら埌者の意味で取れる。どちらも甚法は正しい。", "title": "朝䞉暮四" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "朝少ないず損をした気分になるが、朝を増やしお倜を枛らせば䞀緒である。このこずに気が぀かないのが、猿知恵ずいえよう。", "title": "朝䞉暮四" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "孊校教科曞では、たずえ話の郚分が出るが、参考曞では、たずえの前埌の楚(そ)の宣王の話も出るので、時間があれば、そこも勉匷しおおくこず。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "(原兞: 『戊囜策』)", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "本文は混同しやすい句法も倚いため、重芁句法をよく確認しおおきたいずころである。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "「䞎」は「故に 遂に之ず行く」の「之ず」の「ず」の郚分。「䞎」で「ず」ず読む。「䞎之」で「これず」。この文章での「之」ずは狐(き぀ね)のこず。「遂に 之 ず 行く」→意味「そのたた狐ず䞀緒に行く。」", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "楚(そ)の宣王(せんおう)が家臣たちに「私は北方の囜々が昭奚恀(しょうけいじゅ぀)を恐れおいるず聞いた。(これは)はたしお本圓なのかどうなのか」ず聞いた。家臣たちは答えなかった。江乙(こうい぀)がこう答えお蚀った。「虎がたくさんの動物を探しお食べおいたずころ、狐を捕たえたした。狐は『君は決しお私を食べおはいけない。倩垝(おんおい、意味:神様のこず)は私を党おの動物の長官ずした。今、君が私を食べたなら、それは倩垝の呜什に逆らうこずになるのだ。(もし)君が私の蚀ったこずを信じないのならば、私は君のために先に立っお行こう。君は私の埌ろに埓っお芋おみなさい。党おの動物は私を芋るず必ず逃げ出す』ず蚀いたした。虎はそれをもっずもだず思いたした。ですから、結局、狐ず(䞀緒に)歩きたした。動物たちは狐ず虎を芋るずみんな逃げたした。虎は動物が自分を恐れお逃げるのを知りたせんでした。『狐を恐れおいるのだ』ず思いたした。(さお、)今、王様の領地は五千里四方で兵士は癟䞇人おりたすが、それをすっかり昭奚恀に任せおおりたす。ですから、北方の囜々は奚恀を恐れおいたすが、実のずころ王様の兵隊を恐れおいるのです。が、(それは先ほどの話の䞭で)党おの動物が虎を恐れおいたのず同じなのです。」", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "「虎の嚁を借る狐」の語源ずなった話。これから「勢力や暩力者の圱響力を利甚しおいばる人物」の意味ずなった。なお、この話は暩力を持぀者ぞの譊告ずもずれる。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "虎に䟋えられおいる人物は、宣王(せんおう)。狐に䟋えられおいる人物は、昭奚恀(しょうけいじゅ぀)である。この喩え話を考えお話した人物は、江乙(こうい぀)である。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "぀たり、江乙(こうい぀)は、遠回しに、昭奚恀(しょうけいじゅ぀)を批刀しおいる。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "「癟獣」は、楚(そ)の呚蟺諞囜の䟋え。぀たり、秊(しん)・魏(ぎ)・斉(せい)の囜が、癟獣。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "珟圚、「虎の嚁を借る」の意味は、「実力の䜎い小人物が、暩力を持぀他人にずり行っお、その暩力ある他人の力に頌っお、小人物が嚁匵り散らすこず。」のような意味で䜿われる。「虎の嚁を借る狐」ずは、そのような小人物のこず。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "この甚法では、「虎」が、暩力・暩嚁のある人物ずしお、扱われおいる。", "title": "虎の嚁を借る狐" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "(原兞: 『戊囜策』)", "title": "持倫の利" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "趙がいたにも燕を攻撃しようずした。蘇代は燕のために(趙の)恵王にこう蚀った。「今日、わたくしがここに来るずころ、易氎を通りたした。どぶ貝がちょうど出おきおひなたがっこをしおいたした。するずシギがどぶ貝の肉を぀぀きたした。どぶ貝は(貝殻を)閉じおシギのくちばしを挟みたした。シギは『今日雚が降らず、明日も雚が降らなければ、たちたち死んだどぶ貝ができるぞ』ず蚀いたした。どぶ貝もたたシギに向かっお『今日、(くちばしが)抜けず、明日も抜けなければ、たちたち死んだシギができあがるぞ』ず蚀いたした。䞡方ずも盞手を攟すこずを承知したせん。(そうしたずころ、やっおきた)持垫が䞡方䞀床に捕たえおしたいたした。(さお、)今、趙はいたにも燕を攻撃しようずしおいたす。燕ず趙が長く互いに争っおいるず民衆は疲れるでしょう。わたくしは匷倧な秊が(先ほどの話の)持垫になるこずを恐れるのです。王様はこのこずを良くお考えください。」恵王は「そのずおりだ」ず蚀った。そしお(燕を攻撃するこずを)やめた。", "title": "持倫の利" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "元々は原文から「持父(ぎょほ)の利」ず蚀われたが今では「持倫の利」ず曞く。「鷞蚌の争い」ずも呌ばれる。ただし意味の倉化はなく、いずれも意味は「争っおいる隙に第䞉者が利益を埗る」である。", "title": "持倫の利" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "さお、ここに出おくる蘇代のような遊説家は蚀葉次第で地䜍を高めるこずもできるが、倱敗すれば最悪の堎合、呜の危険にさらされる。だからこそ、圌らはたくみなたずえ話を甚いお自説を説く必芁があった。この「持倫の利」は優れたたずえ話の䞀぀に数えられるだろう。", "title": "持倫の利" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "(原兞: 『戊囜策』)", "title": "蛇足" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "楚に神官がいた。その食客に倧杯䞀杯の酒を䞎えた。食客たちは盞談しお蚀った。「数人でこれを飲めば足りないし、䞀人で飲めばあたるほどある。地面に蛇を描いお、䞀番先にできた者が酒を飲むようにしよう。」䞀人の蛇がたず描き䞊がった。酒を匕き寄せお、いたにも飲もうずした。そしお、巊手で杯をもっお、右手で蛇を曞き足しお、「私は蛇の足を描くこずができる」ず蚀った。(しかし、その足は)ただできなかった。(そのうち別の)䞀人の蛇が完成した。最初に蛇を描いた者の杯をうばっお「蛇にはもずもず足はない。君はどうしお蛇の足を描けるのだ(いや、描けはしない)。」ず蚀った。結局、(二番目に蛇を描いた者が)その酒を飲んだ。蛇の足を描いた者は、ずうずう酒を飲みそこなった。", "title": "蛇足" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "速く曞きあがった者は䜙裕を芋せた぀もりだったが、「蛇には足がない」ず぀っこたれお結局、酒を飲み損ねた。この話から、「蛇足」は「よけいな぀けたし」「無甚の長物」の意味を持぀。「画蛇添足」ずいうこずもある。", "title": "蛇足" } ]
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== 苛政は虎よりも猛なり == === 癜文ず曞き䞋し文 === {| style="width:100%" |valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"| 孔子過泰山偎。有婊人哭斌墓者而哀。倫子匏而聎之、䜿子路問之曰、子之哭也、壱䌌重有憂者。而曰、然。昔者吟舅死斌虎、吟倫又死焉、今吟子又死焉。倫子曰、䜕為䞍去也。曰、無苛政。倫子曰、小子識之、苛政猛斌虎也。 |valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"| 孔子{{ruby|æ³°å±±|たいざん}}の{{ruby|偎|かたはら}}を過ぐ。婊人墓に{{ruby|哭|こく}}する者有りお哀しげなり。{{ruby|倫子|ふうし}}<sup>[[#2_1|1]]</sup>{{ruby|匏|しょく}}<sup>[[#2_2|2]]</sup>しお之を聎き、子路<sup>[[#2_3|3]]</sup>をしお之に問はしめお曰く、子の哭するや、{{ruby|壱|い぀}}に重ねお憂ひ有る者に䌌たり、ず。{{ruby|而|すなは}}ち曰く、然り。{{ruby|昔者|むかし}}吟が{{ruby|舅|しうず}}虎に死し、吟が倫又{{ruby|焉|これ}}に死し、今吟が子又{{ruby|焉|これ}}に死せり、ず。倫子曰く、{{ruby|䜕為|なんす}}れぞ去らざるやず。曰く、{{ruby|苛政|かせい}}<sup>[[#2_4|4]]</sup>無ければなり、ず。倫子曰く、{{ruby|小子|しやうし}}<sup>[[#2_5|5]]</sup>之を{{ruby|識|しる}}せ、苛政は虎よりも猛なりず。 |} (原兞:『[[w:瀌蚘|瀌蚘]]』) # <span id="2_1"></span>倫子:先生や幎長者ぞの敬称。ここでは孔子のこず。 # <span id="2_2"></span>匏:「軟」ず同じ。銬車の前面の暪朚に手を茉せお、䞊䜓をかがめお敬瀌するこず。 # <span id="2_3"></span>子路:孔子の匟子・仲由の字(あざな)。孔子より9歳䞋で、匟子たちの䞭では幎長。 # <span id="2_4"></span>苛政:人々を苊しめる政治。特に厳しい租皎や賊圹を指す。 # <span id="2_5"></span>小子:門䞋生や匟子ぞの呌びかけ。 ==== 重芁衚珟 ==== *䜿子路問之:子路をしお之に問はしめお :䜿<sub>二</sub><sup>ム</sup>A<sup>ヲシテ</sup>B<sub>侀</sub><sup>セ</sup>:「AにBさせる」の意味。 *䜕為䞍去也:䜕為れぞ去らざるやず。 :䜕為<sup>レゟ</sup>也:「なんすレゟダ」ず読む。「どうしおか」ずいう疑問圢。 === 珟代語蚳 === 孔子が泰山のそばを通った。墓のずころで声を䞊げお泣く婊人がいお、(その様子は)悲しげだった。先生は車の暪朚に手を぀いお䞁寧に瀌をしおその声を聎いお、子路に(䌝蚀しお)そのわけを質問させた。(質問内容は以䞋の通り)「あなたが声を䞊げお泣く様子は重ね重ねの悲しみがおありのようです。」そうしたら(その婊人は)蚀った。「そうです。昔、私の舅が虎によっお死に、私の倫もたた(虎によっお)死に、今床は私の子が(虎によっお)死にたした。」先生は「どうしお(危険なこの堎所を)立ち去らないのですか」ず蚀った。(婊人は)「ひどい政治がないからです」ず蚀った。先生は「おたえたち、このこずをよく芚えおおきなさい。ひどい政治は虎よりも恐ろしいのだ」ず蚀った。 === 解説 === 䞭囜においお虎は最匷の動物ずされおきた。そんな虎よりも獰猛(たたは恐ろしい)のが厳しい政治だずいう話である。 == 朝䞉暮四 == === 癜文ず曞き䞋し文 === {| style="width:100%" |valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"| 宋有狙公者。愛狙逊之成矀。胜解狙之意、狙亊埗公之心。損其家口、充狙之欲。俄而匱焉。将限其食、恐衆狙之䞍銎斌己也。先誑之曰、䞎若芧、朝䞉而暮四、足乎。衆狙皆起而怒。俄而曰、䞎若芧、朝四而暮䞉、足乎。衆狙皆䌏而喜。 |valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"| 宋<sup>[[#3_1|1]]</sup>に{{ruby|狙公|そこう}}<sup>[[#3_2|2]]</sup>なる者もの有りあり。{{ruby|狙|そ}}を愛し之これを逊ひお矀むれを成すなす。 胜くよく狙さるの意いを解かいし、狙さるも亊たたた公こうの心こころを埗たりえたり。其のその{{ruby|家口|かかう}}<sup>[[#3_3|3]]</sup>を損そんしお、狙さるの欲よくを充じゅうたせり。{{ruby|俄|には}}かにしお{{ruby|匱|ずが}}し。将にたさに其のその食しょくを限らんかぎらんずし、{{ruby|衆狙|しゅうそ}}の己おのれに銎れなれざらんこずを恐るおそる。 先ずたず之これを{{ruby|誑|あざむ}}きお曰はくいはく、{{ruby|若|なんぢ}}に{{ruby|芧|しょ}}<sup>[[#3_4|4]]</sup>を䞎ふるあたふるに、朝あしたに䞉さんにしお暮れくれに四よんにせん、足るかたるかず。衆狙しゅうそ皆みな起ちおたちお怒るいかる。俄にわかにしお曰はくいわく、若なんじに芧しょを䞎ふるあたふるに、朝に四にしお暮に䞉にせん、足るかず。衆狙しゅうそ皆みな䌏しおふしお喜べりよろこべり。 |} (原兞:『列子』) ==== 語釈 ==== # <span id="3_1"></span>宋そう: 春秋戊囜時代の囜の䞀぀。 # <span id="3_2"></span>狙公そこう: 「狙」は猿さるのこず。狙公は猿を飌う人・サルたわしのこず。しかし、職業を人名のようにするこずがあるため、「狙公」を普通の名前のようにしおもよい。 # <span id="3_3"></span>家口かこう: 家族が口にする食物。 # <span id="3_4"></span>芧しょ: [[w:トチノキ|トチ]]。トチの実は[[w:ドングリ|ドングリ]]ずは異なるが、珟代語蚳のずきには「ドングリ」ず蚳すこずがある。 *欲よく - この文猿の欲を埗たりでは、食欲のこず。 *若なんじ - おたえ。二人称の代名詞。 *誑くあざむく - だたす。欺くあざむく。 *衆狙 - 猿ども。倚くの猿。 *限 - 制限する。 *銎なれ - な぀く。 ==== 重芁衚珟 ==== *'''胜'''よク - '''可胜'''の意味を衚す助字。 *狙'''亊'''埗公之心: 狙も亊た公の心を埗たり。 :亊:この字を単独で䜿うず「同様に」の意味。「たタ」ず読むが意味の異なる字が倚いので泚意したい。 *将限其食: 将に其の食を限らんずし。 :'''将'''たさ二: 「たさニ(セント)ス」ず読む再読文字。意味は「ちょうどしようずする」。 *è¶³'''乎'''たルか: 足りるか。「乎」は'''疑問'''を衚す助字。 === 珟代語蚳 === 宋そうに狙公(そこう)ずいう者がいた。(圌は)サルを愛しお逊い(増えおいき)矀れをなしおいた。(狙公は)よくサルの心がわかり、サルもたた狙公の気持ちがわかった。(狙公は)自分の家族の食事を枛らしおも、サルの食欲を満足させた。(ずころが)突然、貧乏になった。(そこで)サルの食事を枛らそうずしたが、サルたちが自分になじたなくなるこずを恐れた。たず、サルをだたそうずしお蚀った。「お前たちにトチの実を䞎えるのに、朝は䞉぀、倕方に四぀にしよう。足りるか。」サルたちはみんな立ち䞊がっお怒った。(そこで圌は)急に(蚀葉を倉えお)蚀った。「(では) お前たちにトチの実を䞎えるのに、朝は四぀、倕方に䞉぀にしよう。足りるか。」サルたちはみんなひれ䌏しお喜んだ。 === 解説 === この故事成語「朝䞉暮四」だが、狙公の立堎ずサルの立堎ずで意味が異なる。 #぀たらない技で人をだたすこず。 #目の前の差に惑わされお、本質が同じこずに気が぀かないこず。 狙公の立堎なら前者、サルの立堎なら埌者の意味で取れる。どちらも甚法は正しい。 朝少ないず損をした気分になるが、朝を増やしお倜を枛らせば䞀緒である。このこずに気が぀かないのが、猿知恵ずいえよう。 == 虎の嚁を借る狐 == 孊校教科曞では、たずえ話の郚分が出るが、参考曞では、たずえの前埌の楚その宣王の話も出るので、時間があれば、そこも勉匷しおおくこず。 === 原文ず曞き䞋し文 === {| style="width:100%" |valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"| 借虎嚁 荊宣王問矀臣曰、「吟聞北方之畏昭奚恀也。果誠䜕劂。」矀臣莫察。 江乙察曰、「虎求癟獣而食之、埗狐。狐曰、『子無敢食我也。倩垝䜿我長癟獣。今、子食我、是逆倩垝呜也。子以我為䞍信、吟為子先行。子隚我埌芳。癟獣之芋我、而敢䞍走乎。』虎以為然。故遂䞎之行。獣芋之皆走。虎䞍知獣畏己而走也。以為『畏狐也。』今、王之地、方五千里、垯甲癟䞇、而専属之昭奚恀。故北方之畏奚恀也、其実畏王之甲兵也、猶癟獣之畏虎也。」 |valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"| {{ruby|虎|ずら}}の{{ruby|嚁|ゐ}}を{{ruby|借|か}}る {{ruby|荊|けい}}<sup>[[#2_1|1]]</sup>の宣王、矀臣に問ひお曰く、「吟、北方<sup>[[#2_2|2]]</sup>の{{ruby|昭奚恀|しょうけいじゅ぀}}<sup>[[#2_3|3]]</sup>を{{ruby|畏|おそ}}るるを聞くなり。{{ruby|果|は}}たしお誠か{{ruby|䜕劂|いかん}}」ず。矀臣{{ruby|察|こた}}ふる莫し。 {{ruby|江乙|こうい぀}}<sup>[[#2_4|4]]</sup>察ぞお曰く、「{{ruby|虎|ずら}}、{{ruby|癟獣|ひゃくじう}}を求めお{{ruby|之|これ}}を食らひくらい、{{ruby|狐|き぀ね}}を{{ruby|埗|え}}たり。 {{ruby|狐|き぀ね}}曰はくいわく『{{ruby|子|し}} 敢ぞおあえお我をわれを食らふこず無かれ。 {{ruby|倩垝|おんおい}}<sup>[[#2_5|5]]</sup>、我をしお{{ruby|癟獣|ひゃくじう}}に{{ruby|長|ちやう}}たらしむ。 {{ruby|今|いた}}、{{ruby|子|し}}、{{ruby|我|われ}}を{{ruby|食|く}}らはば、是れこれ倩垝の{{ruby|呜|めい}}に{{ruby|逆|さか}}らふなり。 {{ruby|子|し}} {{ruby|我|われ}}を以おもっお{{ruby|ä¿¡|しん}}ならずず{{ruby|為|な}}さば、{{ruby|吟|われ}} {{ruby|子|し}}の{{ruby|為|ため}}に{{ruby|先行|せんかう}}せん。 {{ruby|子|し}} 我が埌ろに随ひお(したがいお){{ruby|芳|み}}よ。 {{ruby|癟獣|ひゃくじう}}の{{ruby|我|われ}}を{{ruby|芋|み}}るや敢ぞおあえお{{ruby|èµ°|はし}}らざらんや』ず。 {{ruby|虎|ずら}} 以お(もっお){{ruby|然|しか}}りず為す(なす)。 {{ruby|故|ゆゑ}}に{{ruby|遂|぀ひ}}に{{ruby|之|これ}}ず{{ruby|行|ゆ}}く。 {{ruby|獣|じう}} {{ruby|之|これ}}を{{ruby|芋|み}}お{{ruby|皆|みな}}{{ruby|èµ°|はし}}る。 {{ruby|虎|ずら}} {{ruby|獣|じう}}の{{ruby|å·±|おのれ}}を{{ruby|畏|おそ}}れお{{ruby|èµ°|はし}}るを{{ruby|知|し}}らざるなり。 {{ruby|以為|おも}}ぞらく(おもえらく)『{{ruby|狐|き぀ね}}を{{ruby|畏|おそ}}るるなり』 ず。 今、王の地、方五千里にしお垯甲<sup>[[#2_6|6]]</sup>癟䞇ありお、専ら之を昭奚恀に{{ruby|属|しょく}}す。故に北方の奚恀を畏るるは、其の実、王の甲兵<sup>[[#2_6|7]]</sup>を畏るるこず、猶ほ癟獣の虎を畏るるがごずきなり」ず。 |} (原兞: 『戊囜策』) ==== 語釈 ==== # <span id="2_1"></span>荊: [[w:楚|楚]]そず同じ。 # <span id="2_2"></span>北方: 楚は長江流域にあったため、黄河流域を䞭心ずした他の囜々をこう呌んだ。 # <span id="2_3"></span>昭奚恀: 楚の什尹(宰盞・君䞻を補䜐した最高䜍の官職)。 # <span id="2_4"></span>江乙: 楚の家臣。 # <span id="2_5"></span>倩垝: 䞭囜における最高神。 # <span id="2_6"></span>垯甲・甲兵:  「甲」はよろいの意味。転じおここでは兵士。 *果誠䜕劂: 果たしお誠か䜕劂。 :䜕劂:疑問詞で'''状態'''を問う堎合に䜿う('''劂䜕'''ず混同しないこず。こちらは'''手段'''を問う)。「どうか」「いかがか」。 ==== 重芁衚珟 ==== *無敢食我也: 敢ぞお我を食らふこず無かれ。 :「無敢〜」で「けっしお〜するな」の意味で、匷い'''犁止'''きんしを衚す。「也」は、ここでは、断定や匷意を衚す眮字おきじ。 :䞍(無)<sub>二</sub>敢<sub>侀</sub>:匷い吊定。「敢䞍<sub>二</sub><sub>侀</sub>」ず混同しないようにしたい。「敢」だけなら、しづらい事を、抌し切っお実行するこず。その「敢」の吊定圢だから、犁止の意味合いになる。 *䜿我長癟獣: 我をしお癟獣に長たらしむ。 :䜿<sub>二</sub><sup>ム</sup>A<sup>ヲシテ</sup>B<sub>侀</sub><sup>セ</sup>:「AにBさせる」の意味。「䜿」は'''䜿圹'''しえきを衚す。ただしここでは応甚圢の「䜿<sub>侉</sub><sup>ム</sup>A<sup>ヲシテ</sup>C<sub>二</sub><sup>セ</sup>B<sub>侀</sub><sup>ニ</sup>」(AをBにCずした)の圢ずなっおいる。「しむ」は日本語の叀文での䜿圹の助動詞なので、曞き䞋し文では、必ず平仮名で曞き䞋す。 *敢䞍走乎: 敢ぞお走らざらんや。 :敢䞍<sub>二</sub><sub>侀</sub>:「どうしおしないだろうか、いやする」ずいう'''反語'''はんご衚珟。぀たり、「敢ぞお走らざらんや。」「どうしお逃げないだろうか」→「いや、きっず逃げるはずだ。」ずいう意味。 :なお、「䞍(無)<sub>二</sub>敢<sub>侀</sub>」ず混同しないようにしたい。 本文は混同しやすい句法も倚いため、重芁句法をよく確認しおおきたいずころである。 *遂に: 「故 に遂 に之 ず行 く。」より「そのたた」の意味。「ずうずう」ではないので、泚意。 ==== 参考衚珟 ==== *èµ°: 「逃げる」の意味。逃走。 *癟獣: 倚くの獣。すべおの獣。 *而: 順接を衚す'''眮き字'''。 *食: 挢文の蚓読では必ず「くらう」ず読む。「くう」ずは読たない。 *'''子'''し: あなた。二人称の敬称。ここでは「虎」を衚す。 *今いた: '''仮定'''を衚す。もずもずは、珟圚の時を衚す語句だが、そこから転じお、仮定の意味を持぀堎合もある。 *吟: 「我」ず同じ䞀人称だが、「我」よりも気取った蚀い方。 *䞎之:※ 原文の語句  「'''侎'''」は「{{ruby|故|ゆゑ}}に {{ruby|遂|぀ひ}}に{{ruby|之|これ}}ず{{ruby|行|ゆ}}く」の「之ず」の「ず」の郚分。「䞎」で「ず」ず読む。「䞎之」で「これず」。この文章での「之」ずは狐き぀ねのこず。「遂に 之 ず 行く」→意味「そのたた狐ず䞀緒に行く。」 *獣之を芋お皆走る: ここでの「之」は、「虎」のこず。 === 珟代語蚳 === 楚その宣王せんおうが家臣たちに「私は北方の囜々が昭奚恀しょうけいじゅ぀を恐れおいるず聞いた。(これは)はたしお本圓なのかどうなのか」ず聞いた。家臣たちは答えなかった。江乙こうい぀がこう答えお蚀った。「虎がたくさんの動物を探しお食べおいたずころ、狐を捕たえたした。狐は『君は決しお私を食べおはいけない。倩垝おんおい、意味:神様のこずは私を党おの動物の長官ずした。今、君が私を食べたなら、それは倩垝の呜什に逆らうこずになるのだ。(もし)君が私の蚀ったこずを信じないのならば、私は君のために先に立っお行こう。君は私の埌ろに埓っお芋おみなさい。党おの動物は私を芋るず必ず逃げ出す』ず蚀いたした。虎はそれをもっずもだず思いたした。ですから、結局、狐ず(䞀緒に)歩きたした。動物たちは狐ず虎を芋るずみんな逃げたした。虎は動物が自分を恐れお逃げるのを知りたせんでした。『狐を恐れおいるのだ』ず思いたした。(さお、)今、王様の領地は五千里四方で兵士は癟䞇人おりたすが、それをすっかり昭奚恀に任せおおりたす。ですから、北方の囜々は奚恀を恐れおいたすが、実のずころ王様の兵隊を恐れおいるのです。が、(それは先ほどの話の䞭で)党おの動物が虎を恐れおいたのず同じなのです。」 === 解説 === 「虎の嚁を借る狐」の語源ずなった話。これから「勢力や暩力者の圱響力を利甚しおいばる人物」の意味ずなった。なお、この話は暩力を持぀者ぞの譊告ずもずれる。 ==== 人物関係 ==== 虎に䟋えられおいる人物は、宣王せんおう。狐に䟋えられおいる人物は、昭奚恀しょうけいじゅ぀である。この喩え話を考えお話した人物は、江乙こうい぀である。 ぀たり、江乙こうい぀は、遠回しに、昭奚恀しょうけいじゅ぀を批刀しおいる。 「癟獣」は、楚その呚蟺諞囜の䟋え。぀たり、秊しん・魏ぎ・斉せいの囜が、癟獣。 ==== 珟圚の意味 ==== 珟圚、「虎の嚁を借る」の意味は、「実力の䜎い小人物が、暩力を持぀他人にずり行っお、その暩力ある他人の力に頌っお、小人物が嚁匵り散らすこず。」のような意味で䜿われる。「虎の嚁を借る狐」ずは、そのような小人物のこず。 この甚法では、「虎」が、暩力・暩嚁のある人物ずしお、扱われおいる。 == 持倫の利 == === 原文ず曞き䞋し文 === {| style="width:100%" |valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"| 趙䞔䌐燕。 蘇代為燕謂恵王曰、「今日臣来過易氎。蚌方出曝。而鷞啄其肉。蚌合而箝其喙。鷞曰『今日䞍雚、明日䞍雚、即有死蚌。』蚌亊謂鷞曰、『今日䞍出、明日䞍出、即有死鷞。』䞡者䞍肯盞舎。持者埗而幷擒之。今趙䞔䌐燕。燕趙久盞支、以敝倧衆。臣恐匷秊之為持父也。願王之熟蚈之也。」 恵王曰、「善。」乃止。 |valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"| {{ruby|趙|おふ}}䞔に{{ruby|燕|えん}}を{{ruby|䌐|う}}たんずす。 蘇代<sup>[[#3_1|1]]</sup>、燕の為に恵王に謂いお曰く「今日臣<sup>[[#3_2|2]]</sup>来たり、易氎<sup>[[#3_3|3]]</sup>を過ぐ。{{ruby|蚌|がう}}<sup>[[#3_4|4]]</sup>{{ruby|方|たさ}}に出でお{{ruby|曝|さら}}す<sup>[[#3_5|5]]</sup>。{{ruby|而|しこう}}しお{{ruby|é·ž|い぀}}<sup>[[#3_6|6]]</sup>其の肉を{{ruby|啄|぀いば}}む。蚌{{ruby|合|が぀}}しお其の{{ruby|喙|くちばし}}を{{ruby|箝|はさ}}む。鷞曰く『今日雚ふらず、明日雚ふらずんば、即ち{{ruby|死蚌|しがう}}有らん』ず。蚌も亊た鷞に謂ひお曰く『今日出ださず、明日も出ださずんば、即ち{{ruby|死鷞|しい぀}}有らん』ず。䞡者、盞{{ruby|舎|す}}぀るを肯んぜず。{{ruby|持者|ぎょしゃ}}、埗お之を{{ruby|å¹·|あわ}}せ{{ruby|擒|ずら}}ふ。今、趙䞔に燕を䌐たんずす。燕趙久しく盞支えお、以お倧衆を{{ruby|敝|぀か}}らん。臣匷秊の持父ず為らんこずを恐るるなり。願はくは王之を熟蚈せよ」ず。 恵王曰く「善し」ず。乃ち{{ruby|æ­¢|や}}む。 |} (原兞: 『戊囜策』) # <span id="3_1"></span>蘇代: 「[[高等孊校叀文/歎史曞/十八史略#合埓連衡|合埓連衡]]」に登堎した蘇秊の匟。やはり瞊暪家ずしお蘇秊の埌を぀いで掻動した。 # <span id="3_2"></span>臣: 君䞻に察する臣䞋。これから臣䞋の䞀人称(「私」)ずなった。 # <span id="3_3"></span>易氎: 趙ず燕の囜境ずなっおいた川。 # <span id="3_4"></span>蚌: [[w:ドブガむ|ドブガむ]]。[[W:ハマグリ|ハマグリ]]ず解釈するこずもある。どちらも二枚貝で食甚になる。 # <span id="3_5"></span>曝: 「日光にさらす」の意味。 # <span id="3_6"></span>é·ž: [[W:シギ科|シギ]]。湿原や草原に䜏み、貝やカニなどを食べる。食甚になる。 ==== 重芁衚珟 ==== *趙䞔䌐燕:趙䞔に燕を䌐たんずす。 :侔:「たさニ(セント)ス」ず読む再読文字。意味は「ちょうどしようずする」。 *即・乃:ずもに「すなはチ」ず読むが意味が異なる。「即」は「すぐに」、「乃」は「そこで」「ずころが」。 === 珟代語蚳 === 趙がいたにも燕を攻撃しようずした。蘇代は燕のために(趙の)恵王にこう蚀った。「今日、わたくしがここに来るずころ、易氎を通りたした。どぶ貝がちょうど出おきおひなたがっこをしおいたした。するずシギがどぶ貝の肉を぀぀きたした。どぶ貝は(貝殻を)閉じおシギのくちばしを挟みたした。シギは『今日雚が降らず、明日も雚が降らなければ、たちたち死んだどぶ貝ができるぞ』ず蚀いたした。どぶ貝もたたシギに向かっお『今日、(くちばしが)抜けず、明日も抜けなければ、たちたち死んだシギができあがるぞ』ず蚀いたした。䞡方ずも盞手を攟すこずを承知したせん。(そうしたずころ、やっおきた)持垫が䞡方䞀床に捕たえおしたいたした。(さお、)今、趙はいたにも燕を攻撃しようずしおいたす。燕ず趙が長く互いに争っおいるず民衆は疲れるでしょう。わたくしは匷倧な秊が(先ほどの話の)持垫になるこずを恐れるのです。王様はこのこずを良くお考えください。」恵王は「そのずおりだ」ず蚀った。そしお(燕を攻撃するこずを)やめた。 === 解説 === 元々は原文から「持'''父'''(ぎょほ)の利」ず蚀われたが今では「持倫の利」ず曞く。「鷞蚌の争い」ずも呌ばれる。ただし意味の倉化はなく、いずれも意味は「争っおいる隙に第䞉者が利益を埗る」である。 さお、ここに出おくる蘇代のような遊説家は蚀葉次第で地䜍を高めるこずもできるが、倱敗すれば最悪の堎合、呜の危険にさらされる。だからこそ、圌らはたくみなたずえ話を甚いお自説を説く必芁があった。この「持倫の利」は優れたたずえ話の䞀぀に数えられるだろう。 == 蛇足 == === 原文ず曞き䞋し文 === {| style="width:100%" |valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"| 楚有祠者。賜其舎人巵酒。舎人盞謂曰、「数人飲之䞍足、䞀人飲之有䜙。請画地為蛇、先成者飲酒。」䞀人蛇先成。匕酒䞔飲之。乃巊手持巵、右手画蛇曰、「吟胜為之足。」未成。䞀人之蛇成。奪其巵曰、「蛇固無足。子安胜為之足。」遂飲其酒。為蛇足者、終亡其酒。 |valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"| 楚に{{ruby|祠|た぀}}る<sup>[[#1_1|1]]</sup>者有り。其の舎人<sup>[[#1_2|2]]</sup>に{{ruby|巵酒|ししゅ}}<sup>[[#1_3|3]]</sup>を賜ふ。舎人盞{{ruby|謂|い}}ひお曰く、「数人之を飲めば足らず、䞀人之を飲たば䜙り有り。請う<sup>[[#1_4|4]]</sup>地に{{ruby|画|えが}}きお蛇を{{ruby|為|぀く}}り、先ず成る者酒を飲たん」ず。䞀人の蛇先ず成る。酒を匕き䞔に之を飲たんずす。乃ち{{ruby|巊手|さしゅ}}もお{{ruby|å·µ|し}}を持し、{{ruby|右手|ゆうしゅ}}もお蛇を画きお曰く「吟胜く之が足を{{ruby|為|぀く}}る」ず。未だ成らず。䞀人の蛇成る。其の巵を奪ひお曰く、「蛇{{ruby|固|もず}}より足無し。子安んぞ胜く之が足を{{ruby|為|぀く}}らん」ず。遂に其の酒を飲む。蛇の足を{{ruby|為|぀く}}る者、終に其の酒を{{ruby|亡|うしな}}ふ。 |} (原兞: 『戊囜策』) # <span id="1_1"></span>祠る者 :神霊を祭る人。神官。 # <span id="1_2"></span>舎人 :門人。いそうろう。食客。 # <span id="1_3"></span>巵酒 :「巵」は倧杯(おおさかずき・たいはい)のこずで4升(圓時の1升は玄190ml。よっお玄720ml)入る。転じお倧杯䞀杯の酒。 # <span id="1_4"></span>請う :䞁寧・婉曲なお願いに䜿う。珟代語蚳では「䜕々しようではないか」「どうぞ䜕々させおください」。 ==== 重芁衚珟 ==== *䞔飲之:䞔に之を飲たんずす。 :侔:「たさニ(セント)ス」ず読む再読文字。意味は「ちょうどしようずする」。 *未成:未だ成らず。 :未:「いたダズ」ず読む再読文字。意味は「ただしおいない」。 *子安胜為之足:子安んぞ胜く之が足を為らん。 :安:「いずくンゟ」。「どうしおか、いやではない」ずいう反語衚珟。 === 珟代語蚳 === 楚に神官がいた。その食客に倧杯䞀杯の酒を䞎えた。食客たちは盞談しお蚀った。「数人でこれを飲めば足りないし、䞀人で飲めばあたるほどある。地面に蛇を描いお、䞀番先にできた者が酒を飲むようにしよう。」䞀人の蛇がたず描き䞊がった。酒を匕き寄せお、いたにも飲もうずした。そしお、巊手で杯をもっお、右手で蛇を曞き足しお、「私は蛇の足を描くこずができる」ず蚀った。(しかし、その足は)ただできなかった。(そのうち別の)䞀人の蛇が完成した。最初に蛇を描いた者の杯をうばっお「蛇にはもずもず足はない。君はどうしお蛇の足を描けるのだ(いや、描けはしない)。」ず蚀った。結局、(二番目に蛇を描いた者が)その酒を飲んだ。蛇の足を描いた者は、ずうずう酒を飲みそこなった。 === 解説 === 速く曞きあがった者は䜙裕を芋せた぀もりだったが、「蛇には足がない」ず぀っこたれお結局、酒を飲み損ねた。この話から、「蛇足」は「よけいな぀けたし」「無甚の長物」の意味を持぀。「画蛇添足」ずいうこずもある。 [[Category:高等孊校教育 囜語 挢文|こしくうわ]]
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2019-07-04T14:15:15Z
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高等孊校叀文/散文・説話/雑説
(ざ぀せ぀) 優れた才胜があっおも、それを芋抜くこずができなければ、いないのず同じ。 「ある囜に、もし優秀な人物がいおも、その囜の君䞻が愚かなら、その優れた人物を芋抜くこずはできず、その人物は登甚もされない。」 だいたい、このような感じの解釈が通説である。぀たり、登甚をする偎を戒めおいる(いたしめおいる)、たずえ話である。 䞖の䞭に銬を芋分ける名人がいお、そこで初めお(名人が名銬を芋぀けお)、䞀日に千里を走る名銬がいるのだ。 千里を走れる名銬はい぀の時代でもいるのだけれど、名人は、い぀の時代にもいるずは限らないのである。 だから、たずえ名銬がいたずしおも、(発芋されないので、)ただ(銬の䞖話をするだけの)䜿甚人の手によっお粗末に扱われ、銬小屋の䞭で(平凡な銬ず)銖を䞊べお死んでしたい、千里の銬ずしお讃えられる(たたえられる)こずはないのである。 䞀日に千里を走る銬は、ずきには、䞀食に぀き、穀物を䞀石も食べ尜くしおしたうこずもある。 (ずころが)銬を飌っおいる者(もの)は(=飌い䞻)、その銬が䞀日千里を走る銬だずは知らないで、(銬を)飌っおいる。 (なので、)この銬は、千里の胜力を持っおいるのに、逌(えさ)が䞍十分なので、(お腹がすいお)力がほずんど発揮(はっき)できず、(名銬の)才胜の玠晎らしさは衚には出おこない。 それどころか(その名銬が)、(他の)平凡な銬ず同じように生きようずしおも、(゚サ代がかかるから? ゚サが䞍十分だから?)それすらもできない。 (こんな状況で、)どうしおその(名銬の)胜力の千里を走るように求めるこずができようか。(いや、求めるのは無理である。) この銬を鞭で打っお調教するのに、(飌い䞻は、けっしお、名銬に)ふさわしい扱い方を取らず、名銬を飌うのに、名銬の才胜を発揮させるこずができない。 (名銬が)飌い䞻に鳎いお(蚎えかけお)も、(飌い䞻は)銬の気持ちを理解するこずができない。 (名銬にふさわしくない粗末な扱い方しかできないのに、飌い䞻が)鞭(むち)をずっお銬に向かっお蚀うには、「この䞖には名銬が、いないものだ。」ず。 ああ、(はたしお)それは本圓に名銬が(この䞖に)いないのだろうか、(それずも、)名銬を芋抜けないのか。 侖(よ)に䌯楜(はくらく)有りお(ありお)、然る(しかる)埌(のち)に千里(せんり)の銬(うた)有り(あり)。 千里(せんり)の銬(うた)は垞に(぀ね)有れども(あれども)、䌯楜(はくらく)は垞には(぀ねには)有らず(あらず)。 故に(ゆえに)名銬(めいば)有りず(ありず)雖も(いえども)、祇(ただ)奎隷人(どれいじん)の手に(おに)蟱め(はずかしめ)られ、槜櫪(そうれき)の間(かん)に駢死(ぞんし)しお、千里(せんり)を以お(もっお)、称(しょう)せられざるなり。 銬(うた)の千里(せんり)なる者(もの)は、䞀食(いっしょく)に或いは(あるいは)粟(ぞく)䞀石(いっこく)を尜くす(぀くす)。 銬(うた)を食ふ(やしなふ)者(もの)は、其の(その)胜(のう)の千里なるを知りお食はざる(やしなわざる)なり。 是の(この)銬(うた)や、千里(せんり)の胜(のう)有り(あり)ず雖も(いえども)、食(しょく)飜かざれば(あかざれば)、力(ちから)足らず(たらず)、才(さい)の矎(び)、倖に芋えず(あらわれず)。 䞔぀(か぀)垞銬(じょうば)ず等しからん(ひずしからん)ず欲するも(ほっするも)埗(う)べからず。 安くんぞ(いづくんぞ)其の(その)胜(のう)の千里(せんり)なるを求めん(もずめん)や。 之(これ)に鳎けども、其の(その)意(い)に通ずる(぀うずる)胜はず(あたわず)。 策(むち)を執りお(ずりお)之に(これに)臚みお(のぞみお)曰はく(いわく)、「倩䞋(おんか)に銬(うた)無し(なし)。」ず。 嗚呌(ああ)、其れ(それ)真に(しんに)銬(うた)無き(なき)か、其れ(それ)真に(しんに)銬(うた)を知らざる(しらざる)か。 千里銬垞有、而䌯楜䞍垞有。 故雖有名銬、祇蟱斌奎隷人之手、駢死斌槜櫪之間、䞍以千里称也。 銬之千里者、䞀食或尜粟䞀石。 食銬者、䞍知其胜千里而食也。 是銬也、雖有千里之胜、食䞍飜、力䞍足、才矎䞍倖芋。 䞔欲䞎垞銬等、䞍可埗。 安求其胜千里也。 策之、䞍以其道、食之、䞍胜尜其材。 鳎之、而䞍胜通其意。 執策而臚之曰、 「倩䞋無銬。」 嗚呌、其真無銬邪、其真䞍知銬也。 「名銬があるずいっおも、(しかしながら、)」の意味。「雖」(いえどモ)で、逆接の仮定を衚す。 「どうしお、その銬に千里を走る胜力を求められようか。いや、求められない。」の意味。 「安」で「いづクンゟ」ず蚓読し反語を衚す。 「い぀もいるずは、かぎらない。」の意味。 「䞍垞〜」で「぀ねには〜ず」ず蚓読しお、郚分吊定を衚す。 「祇」(ただ)は限定を衚す。「ただ」だけでも限定の意味合いは通じるが、高校や倧孊入詊のテストなどで蚳す堎合には、採点者に限定の意味合いを明瀺するため、蚳文に「ただ〜だけ」ずいうふうに「だけ」を付けたほうが良いだろう。 「祇蟱斌奎隷人之手」で、奎隷人の手によっお、蟱め(はずかしめ)られる。 「祇蟱斌奎隷人之手」(ただ奎隷人の手に)の「斌」は助字で、「斌」には文脈によっお色々な意味があるが、この文での「斌」は受身の意味。 「この銬は」の意味。 ここでの「是」ずは、「この」ず蚓読し、指瀺代名詞である。 なお、「也」は「や」ず蚓読し、さたざたな意味を衚す。この文での「也」の意味は、文脈から考えお、䞻栌を匷調しおいる。 「䞍胜」で「あたはず」。 「できない〜」の意味。 「也」を「か」ず蚓読する堎合は、疑問(ぎもん)を衚す。
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== 雑説 == ざ぀せ぀ :䜜者 韓愈(かんゆ) :出兞: 唐宋八家文読本ずうそうはっかぶんずくほん === 倧意 === 優れた才胜があっおも、それを芋抜くこずができなければ、いないのず同じ。 === 䜜者の意図 === 「ある囜に、もし優秀な人物がいおも、その囜の君䞻が愚かなら、その優れた人物を芋抜くこずはできず、その人物は登甚もされない。」 だいたい、このような感じの解釈が通説である。぀たり、登甚をする偎を戒めおいるいたしめおいる、たずえ話である。 === 珟代語蚳 === 䞖の䞭に銬を芋分ける名人がいお、そこで初めお名人が名銬を芋぀けお、䞀日に千里を走る名銬がいるのだ。  千里を走れる名銬はい぀の時代でもいるのだけれど、名人は、い぀の時代にもいるずは限らないのである。  だから、たずえ名銬がいたずしおも、発芋されないので、ただ銬の䞖話をするだけの䜿甚人の手によっお粗末に扱われ、銬小屋の䞭で平凡な銬ず銖を䞊べお死んでしたい、千里の銬ずしお讃えられるたたえられるこずはないのである。  䞀日に千里を走る銬は、ずきには、䞀食に぀き、穀物を䞀石も食べ尜くしおしたうこずもある。  ずころが銬を飌っおいる者ものは飌い䞻、その銬が䞀日千里を走る銬だずは知らないで、銬を飌っおいる。  なので、この銬は、千里の胜力を持っおいるのに、逌えさが䞍十分なので、お腹がすいお力がほずんど発揮はっきできず、名銬の才胜の玠晎らしさは衚には出おこない。  それどころかその名銬が、他の平凡な銬ず同じように生きようずしおも、゚サ代がかかるから ゚サが䞍十分だからそれすらもできない。  こんな状況で、どうしおその名銬の胜力の千里を走るように求めるこずができようか。いや、求めるのは無理である。  この銬を鞭で打っお調教するのに、飌い䞻は、けっしお、名銬にふさわしい扱い方を取らず、名銬を飌うのに、名銬の才胜を発揮させるこずができない。  名銬が飌い䞻に鳎いお蚎えかけおも、飌い䞻は銬の気持ちを理解するこずができない。 名銬にふさわしくない粗末な扱い方しかできないのに、飌い䞻が鞭むちをずっお銬に向かっお蚀うには、「この䞖には名銬が、いないものだ。」ず。 ああ、はたしおそれは本圓に名銬がこの䞖にいないのだろうか、それずも、名銬を芋抜けないのか。 === 曞き䞋し文 === 䞖よに䌯楜はくらく有りおありお、然るしかる埌のちに千里せんりの銬うた有りあり。  千里せんりの銬うたは垞に぀ね有れどもあれども、䌯楜はくらくは垞には぀ねには有らずあらず。  故にゆえに名銬めいば有りずありず雖もいえども、祇ただ奎隷人どれいじんの手におに蟱めはずかしめられ、槜櫪そうれきの間かんに駢死ぞんししお、千里せんりを以おもっお、称しょうせられざるなり。  銬うたの千里せんりなる者ものは、䞀食いっしょくに或いはあるいは粟ぞく䞀石いっこくを尜くす぀くす。 銬うたを食ふやしなふ者ものは、其のその胜のうの千里なるを知りお食はざるやしなわざるなり。  是のこの銬うたや、千里せんりの胜のう有りありず雖もいえども、食しょく飜かざればあかざれば、力ちから足らずたらず、才さいの矎び、倖に芋えずあらわれず。  䞔぀か぀垞銬じょうばず等しからんひずしからんず欲するもほっするも埗うべからず。 安くんぞいづくんぞ其のその胜のうの千里せんりなるを求めんもずめんや。 之(これ)を策぀(むちう぀)に其の(その)道(みち)以぀お(もっお)せず、之を(これを)食ふ(やしなう)に其の(その)材(ざい)を尜くさ(぀くさ)しむる胜はず(あたわず)。 之これに鳎けども、其のその意いに通ずる぀うずる胜はずあたわず。  策むちを執りおずりお之にこれに臚みおのぞみお曰はくいわく、「倩䞋おんかに銬うた無しなし。」ず。 嗚呌ああ、其れそれ真にしんに銬うた無きなきか、其れそれ真にしんに銬うたを知らざるしらざるか。 == 原文 == : 䞖有䌯楜、然埌有千里銬。 千里銬垞有、而䌯楜䞍垞有。 故雖有名銬、祇蟱斌奎隷人之手、駢死斌槜櫪之間、䞍以千里称也。 銬之千里者、䞀食或尜粟䞀石。 食銬者、䞍知其胜千里而食也。 是銬也、雖有千里之胜、食䞍飜、力䞍足、才矎䞍倖芋。 䞔欲䞎垞銬等、䞍可埗。 安求其胜千里也。 策之、䞍以其道、食之、䞍胜尜其材。 鳎之、而䞍胜通其意。 執策而臚之曰、 「倩䞋無銬。」 嗚呌、其真無銬邪、其真䞍知銬也。 == ずくに重芁な衚珟 == *雖有名銬 :名銬めいば有りず雖もいえども 「名銬があるずいっおも、しかしながら、」の意味。「雖」いえどモで、'''逆接'''の'''仮定'''を衚す。 *安くんぞ其の胜の千里なるを求めんや :安求其胜千里也 「どうしお、その銬に千里を走る胜力を求められようか。いや、求められない。」の意味。 「安」で「いづクンゟ」ず蚓読し'''反語'''を衚す。 === 語圙 === :䌯楜はくらく - 銬のよしあしを芋分ける名人。 :千里銬せんりノうた - 䞀日に千里もの長い距離を走れる銬。この文では、才胜ある人物のたずえ。なお、唐代の䞀里は玄四○五メヌトル。 :然埌しかルのちニ - 「そこで初めお」の意味。この語の前が、必芁条件。 :嗚呌 - 「ああ」の意味。'''詠嘆'''えいたんを衚す。 : - === やや重芁な衚珟 === *䞍垞有 :垞には぀ねには有らずあらず 「い぀もいるずは、かぎらない。」の意味。 「䞍垞〜」で「぀ねには〜ず」ず蚓読しお、'''郚分吊定'''を衚す。 *祇ただ奎隷人どれいじんの手おに - :※ 「ただ」の字は正しくは「瀺」に「氏」だが、文字が芋぀からないので、りィキブックスでは、これで代甚した。 「祇」ただは'''限定'''を衚す。「ただ」だけでも限定の意味合いは通じるが、高校や倧孊入詊のテストなどで蚳す堎合には、採点者に限定の意味合いを明瀺するため、蚳文に「ただ〜だけ」ずいうふうに「だけ」を付けたほうが良いだろう。 *蟱斌 「祇蟱斌奎隷人之手」で、奎隷人の手によっお、蟱めはずかしめられる。 「祇蟱斌奎隷人之手」ただ奎隷人の手にの「斌」は助字で、「斌」には文脈によっお色々な意味があるが、この文での「斌」は'''受身'''の意味。 *或あルむハ - 「ある堎合には」「あるずきには」「ずきには」などの意味。 *䞔かツ - 「そのうえ」「さらに」「たしお」の意味。 *是銬也 :是のこの銬うたや 「この銬は」の意味。 ここでの「是」ずは、「この」ず蚓読し、'''指瀺代名詞'''である。 なお、「也」は「や」ず蚓読し、さたざたな意味を衚す。この文での「也」の意味は、文脈から考えお、䞻栌を匷調しおいる。 *䞍胜尜其材 「䞍胜」で「あたはず」。 「できない〜」の意味。 === 参考衚珟 === :而 - 蚓読しない堎合がある、眮き字。接続のために甚いられる。蚓読する堎合、ここでは「しかレドモ」ず読む。文脈から、逆説ずしお解釈する。 : - === 語泚 === :雑説ざ぀せ぀ - 「説」ずは、今でいう論説文。ある物事に぀いお、自分の意芋を述べおいる文章のこず。䜜者は特にテヌマを決めおいないので、「雑」ず぀けおいる。 :奎隷人どれいじん - 䜿甚人しょうにん。 :槜櫪そうれき - 銬小屋うたごやの䞭。この文では、圚野ざいやのたずえ。 「槜」そう「櫪」れきずもに、かいばおけ のこず。 :駢死ぞんし - 䞊の銬ず銖を䞊べお死ぬ。 :粟ぞく - 穀物の総称。 :石せき - 容積の単䜍。 唐代の䞀石 は 箄 五九 リットル。 :尜 - 「食べ぀くす」「食べきる」の意味。 : - :(※ 未蚘述) === その他 === *䞍知銬也 :銬を知らざるか 「也」を「か」ず蚓読する堎合は、疑問ぎもんを衚す。 :(※ 未蚘述) [[カテゎリ:高等孊校教育 囜語 挢文]]
2015-07-26T02:59:58Z
2023-12-10T20:27:08Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%8F%A4%E6%96%87/%E6%95%A3%E6%96%87%E3%83%BB%E8%AA%AC%E8%A9%B1/%E9%9B%91%E8%AA%AC
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聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/朜入パタハ
3.7 朜入パタハ 喉音に぀いお䞊に述べたような特色は,語末においおも珟れる. すなわち,語末の喉音 ˁ(×¢ ), h(ה ), ឥ(ח ) に ā 以倖の長母音が先行するずき,その長母音から喉音にわたる瞬間,短い a の音が朜入する. ティベリア匏ではこれを「朜入パタハ」 ׀ַ֌תַח גְ֌נו֌ב֞ה 《盗たれたパタハ》 ず呌び,喉音の䞋にパタハ(Ö·)を付けお暙蚘する.転写ではハヌテフ・パタハず同じく, 䞊に぀けた で衚す. 䟋: ךו֌חַ rūឥ, ךעַׁ rōˁ, נוֹגֵעַ nōgēˁ, מַג֎֌יהַ֌ maggÄ«h. このように転写するず,朜入パタハは音節構造の芏則(3.1(2))を砎るように芋える. しかし朜入パタハは,䞊蚘の条件の䞋で自動的に起こる珟象であっお, 同䞀条件䞋で朜入パタハを䌎わない語(䟋: ךו֌ח rūឥ )は無い. ぀たり,朜入パタハが珟れる条件を知っおいれば, これを䞀々衚蚘する必芁はないのである. だから音節構造䞊もこの朜入パタハは無関係で, たずえば rūឥ = rūឥ で 1 音節を構成する.
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3.7 朜入パタハ 喉音に぀いお䞊に述べたような特色は語末においおも珟れる すなわち語末の喉音 ˁ(×¢ ), h(ה ), ឥ(ח ) に ā 以倖の長母音が先行するずきその長母音から喉音にわたる瞬間短い a の音が朜入する ティベリア匏ではこれを「朜入パタハ」 ׀ַ֌תַח גְ֌נו֌ב֞ה 《盗たれたパタハ》 ず呌び喉音の䞋にパタハַを付けお暙蚘する転写ではハヌテフ・パタハず同じく 䞊に぀けた a で衚す 䟋 ךו֌חַ rÅ«aឥ, ךעַׁ rōaˁ, נוֹגֵעַ nōgēaˁ, מַג֎֌יהַ֌ maggÄ«ah. このように転写するず朜入パタハは音節構造の芏則は無い ぀たり朜入パタハが珟れる条件を知っおいれば これを䞀々衚蚘する必芁はないのである だから音節構造䞊もこの朜入パタハは無関係で たずえば rūឥ = rÅ«aឥ で 1 音節を構成する
3.7 朜入パタハ 喉音に぀いお䞊に述べたような特色は語末においおも珟れる すなわち語末の喉音 ˁ(×¢ ), h(ה ), ឥ(ח ) に ā 以倖の長母音が先行するずきその長母音から喉音にわたる瞬間短い a の音が朜入する ティベリア匏ではこれを「朜入パタハ」 ׀ַ֌תַח גְ֌נו֌ב֞ה 《盗たれたパタハ》 ず呌び喉音の䞋にパタハַを付けお暙蚘する転写ではハヌテフ・パタハず同じく 䞊に぀けた <sup>a</sup> で衚す 䟋 ךו֌חַ rÅ«<sup>a</sup>ឥ, ךעַׁ rō<sup>a</sup>ˁ, נוֹגֵעַ nōgē<sup>a</sup>ˁ, מַג֎֌יהַ֌ maggÄ«<sup>a</sup>h. このように転写するず朜入パタハは音節構造の芏則3.1(2))を砎るように芋える しかし朜入パタハは䞊蚘の条件の䞋で自動的に起こる珟象であっお 同䞀条件䞋で朜入パタハを䌎わない語䟋 ךו֌ח rūឥ は無い ぀たり朜入パタハが珟れる条件を知っおいれば これを䞀々衚蚘する必芁はないのである だから音節構造䞊もこの朜入パタハは無関係で たずえば rūឥ = rÅ«<sup>a</sup>ឥ で 1 音節を構成する [[Category:聖曞ヘブラむ語|おんせ぀こうそう あくせんず しえわあ せんにゆうはたは]]
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2015-09-13T06:24:41Z
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䞭孊校囜語 叀文/土䜐日蚘
※ 冒頭郚のみを玹介する。資料の範囲なので、芚えなくおよい。䞭孊生は1回か2回ほど通読すれば、充分である。 『土䜐日蚘』(ずさにっき)ずは、玀貫之(きの ぀らゆき)によっお平安時代に曞かれた日蚘。 小倉癟人䞀銖(おぐら ひゃくにんいっしゅ)でも、玀貫之の䜜の歌が出おくる。たずえば、「人はいさ 心も知らずふるさずは 花ぞ昔の 銙に にほひける」は、玀貫之の歌である。 この玀貫之の生きた時代、平仮名(ひらがな)や䞇葉仮名などの仮名(かな)は女が䜿うものずされおいたが、䜜者の玀貫之は男だが、女のふりをしお『土䜐日蚘』を曞いた。 ずいうふうに始たる。「女もしおみむ」ず蚀っおるが、もちろん本圓は男である玀貫之が曞いおいるのである。 著者の玀貫之(きの ぀らゆき)は男だが、女のふりをしお冒頭文を曞いた。船旅になるが、ただ初日の12月21日は船に乗っおない。 女である私も日蚘を曞いおみよう。 ある人(玀貫之)が囜叞の任期を終え、埌任の者ぞの匕継ぎも終わり、ある人(玀貫之)は垰りの旅立ちのために土䜐の官舎を発った日が12月21日の倜だった。そしお。ある人は船着堎ぞ移り、芋送りの人たちによる送別のため、皆で倧隒ぎをしおいるうちに倜が曎けた。 (ただ船には乗っおない。) ※ 男もすなる日蚘(にき)ずいふものを、女もしおみむずお、するなり。 - ずおも有名な冒頭文なので、読者は、そのたた芚えおしたっおも良い。 『土䜐日蚘』は日本初の仮名文(かなぶん)日蚘(にっき)である。 日蚘の内容は私的な感想などであり、べ぀に公的な報告・蚘録などでは無い。 玀貫之は公務で、土䜐(ずさ、珟圚の高知県)に 地方官ずしお、囜叞(こくし)ずしお 赎任(ふにん)しおおり、土䜐守(ずさのかみ)ずしおの仕事をしおいた。その任が終わり、その垰り道での旅の、五十五日間の日蚘である。 この時代の公文曞などは挢文で曞かれおおり、男も挢文を䜿うものずされおいた。そしお日蚘は、男が、公務などに぀いおの、その日の蚘録を、挢文で曞いたのが日蚘だずされおいおた。 しかし、土䜐日蚘では、その慣䟋をやぶり、ひらがなで、著者が女を装い、私的な感情を曞いた。このように日蚘で私的な感情を衚珟するのは、圓時ずしおは異䟋である。 この『土䜐日蚘』によっお、私的な日蚘によっお文孊的な衚珟掻動をするずいう文化が起こり、のちの時代の日蚘文孊および女流文孊に、倧きな圱響を䞎えた。そしお今で蚀う「日蚘文孊」ずいうようなゞャンルが、土䜐日蚘によっお起こり始めた。 (『土䜐日蚘』はタむトルには「日蚘」ず぀くが、しかし珟代の芳点で芋れば、『土䜐日蚘』は埌日に日蚘颚の文䜓で曞いた玀行文であろう。しかし、ふ぀う叀兞文孊の『土䜐日蚘』や『蜻蛉日蚘』(かげろうにっき)、『和泉匏郚日蚘』(いずみしきぶにっき)、『玫匏郚日蚘』(むらさきしきぶにっき)、『曎玚日蚘』(さらしなにっき)など、叀兞での「○○日蚘」などは、日蚘文孊ずしお扱うのが普通である。)
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※ 冒頭郚のみを玹介する。資料の範囲なので、芚えなくおよい。䞭孊生は1回か2回ほど通読すれば、充分である。
※ 冒頭郚のみを玹介する。資料の範囲なので、芚えなくおよい。䞭孊生は1回か2回ほど通読すれば、充分である。 == 䜜品解説 == 『土䜐日蚘』ずさにっきずは、'''玀貫之'''きの ぀らゆきによっお平安時代に曞かれた日蚘。 小倉癟人䞀銖おぐら ひゃくにんいっしゅでも、玀貫之の䜜の歌が出おくる。たずえば、「人はいさ 心も知らずふるさずは 花ぞ昔の 銙に にほひける」は、玀貫之の歌である。 この玀貫之の生きた時代、平仮名ひらがなや䞇葉仮名などの仮名かなは女が䜿うものずされおいたが、䜜者の玀貫之は男だが、女のふりをしお『土䜐日蚘』を曞いた。 <div style="border:1px solid #000000;"> :: ::男もおずこもすなる日蚘にきずいふむりものを、女もしおみむミンずお、するなり。 ::それの幎ずしの十二月しはす、シワスの二十日は぀か䜙りあたり䞀日ひずひの日ひの戌いぬの刻ずきに門出かどです。そのよし、いささかに物ものに曞き぀くかき぀く。 :: </div> ずいうふうに始たる。「女もしおみむ」ず蚀っおるが、もちろん本圓は男である玀貫之が曞いおいるのである。 == 門出かどで == === 侀 === 著者の玀貫之きの ぀らゆきは男だが、女のふりをしお冒頭文を曞いた。船旅になるが、ただ初日の12月21日は船に乗っおない。 *倧意 女である私も日蚘を曞いおみよう。 ある人玀貫之が囜叞の任期を終え、埌任の者ぞの匕継ぎも終わり、ある人玀貫之は垰りの旅立ちのために土䜐の官舎を発った日が12月21日の倜だった。そしお。ある人は船着堎ぞ移り、芋送りの人たちによる送別のため、皆で倧隒ぎをしおいるうちに倜が曎けた。 ただ船には乗っおない。 *本文/珟代語蚳 {| style="width:100%" |valign=top style="width:40%;text-indent:0em"| '''男もすなる日蚘'''にきずいふむりものを、'''女もしおみむ'''ミンずお、'''するなり'''。 それの幎の十二月しはす、シワスの二十日䜙り䞀日ひずひの日の'''戌いぬの刻ずき'''に門出す。そのよし、いささかに物に曞き぀く。 '''ある人'''、県あがたの四幎よずせ五幎い぀ずせ果おお、䟋の事こずどもみなし終ぞおオ゚テ、解由げゆなど取りお、䜏む通たちより出でお、船に乗るべき所ぞ枡るかれこれ、知る知らぬ送りす。幎ごろよくくらべ぀る人々なむナン、別れ難く思ひおオモむテ、'''日しきりに'''ずかくし぀぀、'''ののしる'''うちに、倜曎けぬ。 |valign=top style="width:10%;text-indent:1em"| |valign=top style="width:45%;text-indent:1em"| '''男もするずいう日蚘'''ずいうものを、'''女も曞いおみよう'''ずしお'''曞くのである'''。 ある幎の十二月の二十䞀日の午埌八時頃に、土䜐から出発する。その時の様子を、少しばかり、もの玙に曞き付ける。 ある人が'''玀貫之'''、囜叞の任期の幎・幎間を終えお、囜叞亀代などの通䟋の事務なども終えお、解由状げゆじょうなどを新任者から玀貫之が受け取っお、䜏んでいた官舎かんしゃから玀貫之は出お、玀貫之は船に乗る予定の所ぞ移る。 芋送りの人はあの人この人、知っおいる人知らない人、などが、私を芋送っおくれる。 長幎、芪しく亀際しおきた人が、こずさら別れが぀らく思っお、'''䞀日䞭'''、あれこれず䞖話をしお、'''倧隒ぎ'''しおいるうちに、倜が曎けおしたった。 |} ---- *語句 :・'''男もすなる日蚘'''- この時代、日蚘は』男が曞くものであった。「すなる」の「なる」は、䌝聞の助動詞「なり」の連䜓圢。 :・'''女もしおみむ''' - 䜜者は本圓は男だが、女のふりをしおいる。 :・するなり - ここでの「なり」は断定の助動詞。 ※ '''男もすなる日蚘にきずいふものを、女もしおみむずお、するなり'''。 - ずおも有名な冒頭文なので、読者は、そのたた芚えおしたっおも良い。 :・'''戌いぬの刻ずき''' - 午埌時ごろ。圓時の旅立ちや旅からの垰宅は、人目を避けるべきずされおおり、そのため倜に行うのが通垞だった。 :・'''ある人''' - 玀貫之。 :・'''日しきりに''' - 䞀日䞭。 :・'''ののしる''' - 倧隒ぎする。珟代語ずは違っおおり、悪い意味ずは限らない。 *叀兞垞識 :・この時代、平仮名は女が䜿う文字だった。 :・この時代、日蚘は、男が公的な蚘録などを蚘録するものだった。 :・この時代、時刻の衚蚘には、十二支じゅうにしを䜿う。十二支ずは「えず」の「ね・うし・ずら・う・た぀・み・うた・ひ぀じ・さる・ずり・いぬ・い」のこず。 *語句 :・解由げゆ - 官吏の亀代のずきの曞類。前任の官吏に過倱が無いこずを蚌明する曞類。埌任の管理が発行する。前任の官吏が受け取る。前任者が垰京埌、解由状を圹所に提出する。 :・䜏む通たち - この日蚘では、囜叞の官舎のこず。高知県にあった。 :・ - ---- === 参考 === 『土䜐日蚘』は日本初の仮名文かなぶん日蚘にっきである。 日蚘の内容は'''私的'''な感想などであり、べ぀に公的な報告・蚘録などでは無い。 玀貫之は公務で、土䜐ずさ、珟圚の高知県に 地方官ずしお、囜叞こくしずしお 赎任ふにんしおおり、土䜐守ずさのかみずしおの仕事をしおいた。その任が終わり、その垰り道での旅の、五十五日間の日蚘である。 この時代の公文曞などは挢文で曞かれおおり、男も挢文を䜿うものずされおいた。そしお日蚘は、男が、公務などに぀いおの、その日の蚘録を、挢文で曞いたのが日蚘だずされおいおた。 しかし、土䜐日蚘では、その慣䟋をやぶり、ひらがなで、著者が女を装い、私的な感情を曞いた。このように日蚘で私的な感情を衚珟するのは、圓時ずしおは異䟋である。 この『土䜐日蚘』によっお、私的な日蚘によっお文孊的な衚珟掻動をするずいう文化が起こり、のちの時代の日蚘文孊および女流文孊に、倧きな圱響を䞎えた。そしお今で蚀う「日蚘文孊」ずいうようなゞャンルが、土䜐日蚘によっお起こり始めた。 『土䜐日蚘』はタむトルには「日蚘」ず぀くが、しかし珟代の芳点で芋れば、『土䜐日蚘』は埌日に日蚘颚の文䜓で曞いた玀行文であろう。しかし、ふ぀う叀兞文孊の『土䜐日蚘』や『蜻蛉日蚘』かげろうにっき、『和泉匏郚日蚘』いずみしきぶにっき、『玫匏郚日蚘』むらさきしきぶにっき、『曎玚日蚘』さらしなにっきなど、叀兞での「○○日蚘」などは、日蚘文孊ずしお扱うのが普通である。 :※ 高校や倧孊入詊での時点では、『土䜐日蚘』の文孊ゞャンルは「日蚘」「日蚘文孊」ずしおおいおも、問題ないだろう。 [[Category:䞭孊校囜語|こふん ずさに぀き]] [[カテゎリ:日蚘]]
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2023-02-02T17:12:34Z
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聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’3
א כ֌חַׁ ךֵעַ לו֌חַ ש֎ׂיחַ ג֞֌בהַ֌ׁ ךֵיחַ זְךוֹעַ י֞ךֵחַ נ֎יחוֹחַ שׂ֞מַחַ שׁ֞בו֌עַ מ֎זְבֵ֌חַ
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א כ֌חַׁ ךֵעַ לו֌חַ ש֎ׂיחַ ג֞֌בהַ֌ׁ ךֵיחַ זְךוֹעַ י֞ךֵחַ נ֎יחוֹחַ שׂ֞מַחַ שׁ֞בו֌עַ מ֎זְבֵ֌חַ
[[聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’3/回答|א]] כ֌חַׁ ךֵעַ לו֌חַ ש֎ׂיחַ ג֞֌בהַ֌ׁ ךֵיחַ זְךוֹעַ י֞ךֵחַ נ֎יחוֹחַ שׂ֞מַחַ שׁ֞בו֌עַ מ֎זְבֵ֌חַ [[Category:聖曞ヘブラむ語|おんせ぀こうそう あくせんず しえわあ れんしゆう3]]
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聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’3/回答
כ֌חַׁ kōឥ = kōឥ ךֵעַ rēˁ = rēˁ לו֌חַ lūឥ = lūឥ ש֎ׂיחַ śīឥ = śīឥ ג֞֌בהַ֌ׁ gāជōh = gāជōh ךֵיחַ rēឥ = rēឥ זְךוֹעַ zərōˁ = zərōˁ י֞ךֵחַ yārēឥ = yārēឥ נ֎יחוֹחַ nīឥōឥ = nīឥōឥ שׂ֞מַחַ śāmēឥ = śāmēឥ שׁ֞בו֌עַ šāជūˁ = šāជūˁ מ֎זְבֵ֌חַ mizbēឥ = mizbēឥ
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כ֌חַׁ kōaឥ = kōឥ ךֵעַ rēaˁ = rēˁ לו֌חַ lÅ«aឥ = lūឥ ש֎ׂיחַ śīaឥ = śīឥ ג֞֌בהַ֌ׁ gāជōah = gāជōh ךֵיחַ rēaឥ = rēឥ זְךוֹעַ zərōaˁ = zərōˁ י֞ךֵחַ yārēaឥ = yārēឥ נ֎יחוֹחַ nīឥōaឥ = nīឥōឥ שׂ֞מַחַ śāmēaឥ = śāmēឥ שׁ֞בו֌עַ šāជūaˁ = šāជūˁ מ֎זְבֵ֌חַ mizbēaឥ = mizbēឥ
כ֌חַׁ kō<sup>a</sup>ឥ = kōឥ ךֵעַ rē<sup>a</sup>ˁ = rēˁ לו֌חַ lÅ«<sup>a</sup>ឥ = lūឥ ש֎ׂיחַ śī<sup>a</sup>ឥ = śīឥ ג֞֌בהַ֌ׁ gāជō<sup>a</sup>h = gāជōh ךֵיחַ rē<sup>a</sup>ឥ = rēឥ זְךוֹעַ zərō<sup>a</sup>ˁ = zərōˁ י֞ךֵחַ yārē<sup>a</sup>ឥ = yārēឥ נ֎יחוֹחַ nīឥō<sup>a</sup>ឥ = nīឥōឥ שׂ֞מַחַ śāmē<sup>a</sup>ឥ = śāmēឥ שׁ֞בו֌עַ šāជū<sup>a</sup>ˁ = šāជūˁ מ֎זְבֵ֌חַ mizbē<sup>a</sup>ឥ = mizbēឥ [[Category:聖曞ヘブラむ語|おんせ぀こうそう あくせんず しえわあ れんしゆう3 かいずう]]
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2015-09-13T06:25:54Z
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高等孊校囜語総合/挢文/早発癜垝城
早(぀ず)に癜垝城(はくおいじょう)を発す(はっす) 川䞋りの速さを歌っおいる歌である。 なので、埌述する第二句の「千里(せんり)の江陵(こうりょう) 䞀日(いちじ぀)にしお還る(かえる)」が、特に重芁。 䞃蚀絶句 文章から確実に分かる察比は、 などの察比だろう。 「間」(かん)、「還」(かん)、「山」(さん)で、韻を螏んでいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "早(぀ず)に癜垝城(はくおいじょう)を発す(はっす)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "川䞋りの速さを歌っおいる歌である。", "title": "事前の解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "なので、埌述する第二句の「千里(せんり)の江陵(こうりょう) 䞀日(いちじ぀)にしお還る(かえる)」が、特に重芁。", "title": "事前の解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "本文" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "曞き䞋し文" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "䞃蚀絶句", "title": "圢匏" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "文章から確実に分かる察比は、", "title": "察比" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "などの察比だろう。", "title": "察比" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "「間」(かん)、「還」(かん)、「山」(さん)で、韻を螏んでいる。", "title": "抌韻" } ]
早぀ずに癜垝城はくおいじょうを発すはっす
早぀ずに癜垝城はくおいじょうを発すはっす ::李癜りはく == 事前の解説 == 川䞋りの速さを歌っおいる歌である。 なので、埌述する第二句の「千里せんりの江陵こうりょう 䞀日いちじ぀にしお還るかえる」が、特に重芁。 == 本文 == [[File:早発癜垝城_李癜.png|600px|挢文『早発癜垝城』]] == 曞き䞋し文 == :朝あしたに蟞すじす 癜垝はくおい圩雲さいうんの間かん :千里せんりの江陵こうりょう 䞀日いちじ぀にしお還るかえる :䞡岞りょうがんの猿声えんせい 啌いおないお䜏たざるやたざるに :軜舟けいしゅう已にすでに過ぐすぐ 䞇重ばんちょうの山やた == 圢匏 == 䞃蚀絶句 == 珟代語蚳 == :タむトル: 朝早く、癜垝城はくおいじょうを発぀た぀ :朝早くに、矎しくあざやかな雲のたなびく䞭、癜垝城をあずに蟞去した。 :千里の圌方かなたにある江陵こうりょうたで、激流の川䞋りで䞀日で垰っおきた。 :䞡岞で鳎く猿の声が、ただ鳎きやたないうちにただ、耳に残っおいるうちに、 :船足が速くお軜快な小舟は、いく぀もの連なった山々を、すでに通過しおしたった。 == 察比 == 文章から確実に分かる察比は、 *「千里」ず「䞀日」の察比。しかも、それによっお、川の激流の速さを匷調しおいる。※ 算数で、「距離」÷「時間」は「速さ」だったのを思い出そう *「癜垝」ず「圩雲」ずの察比。「癜垝」の「癜」の名から、癜色を連想するだろう。それず、「圩雲」から連想するだろう、朝焌けの赀や、埮劙に混じった青などの色ずを察比させおいる。 *「軜舟」が、いく぀もの山を「䞇重」ばんじゅうの山を、通り過ぎおしたったずいう、「軜」ず「重」ずの察比さえもある。 などの察比だろう。 ---- :なお、「䞇重」ばんじゅうの「山」に぀いおは、「山」ずは蚀っおるが、おそらく厖がけが含たれおいる。なぜなら、「䞡岞」ずいうふうに「岞」ず蚀っおたり、たた地理的な背景から、おそらくは厖がけである可胜性が高い。 :おそらく䜜者の意図は、厖の険しさを衚珟するこずで、川䞋りの難所であるこずを衚珟し、それにも関わらず、そこをあっずいう間に舟が通過したずいうこずを説明するこずで、舟の軜快さを衚珟しおいるのだろう。 == 抌韻 == 「間」かん、「還」かん、「山」さんで、韻を螏んでいる。 == 語釈 == :蟞 - 蟞去する。蟞去ずは、別れの挚拶を぀げるこず。蟞去ず䌌た意味で「いずたごい」ずもいう。 :癜垝はくおい - 埌挢の公孫述こうそんじゅ぀、人名のこず。 :癜垝城はくおいじょう - 今でいう重慶垂の東にある、叀城こじょう。埌挢の公孫述こうそんじゅ぀が、四川省のあたりに築いた。長江ちょうこうに近い。 :圩雲さいうん - 色鮮やかな雲のこずだが、この文の状況から考えお、ここでは朝日による「朝焌け雲」あさやけぐものこずだろう。 :千里せんり - 圓時の䞀里は、玄 五六○ メヌトル。ここでいう「千里」は、おそらく、長い距離を衚す比喩であり、実際の距離ではないだろう、ず考えられおいる。 :江陵こうりょう - 珟圚でいう湖北省こほくしょう荊州垂けいしゅうし。長江ぞいの町。 [[Category:高等孊校教育_囜語_挢文_挢詩|぀ずにはくおいしようをは぀す]]
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2022-01-28T00:46:41Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E7%B7%8F%E5%90%88/%E6%BC%A2%E6%96%87/%E6%97%A9%E7%99%BA%E7%99%BD%E5%B8%9D%E5%9F%8E
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高等孊校囜語総合/挢文/管鮑之亀
管鮑(かんぜう)の亀わり(たじわり) 登堎人物の管仲(かんちゅう)は、この文䞭の昔話の圓時は商人であり、圓時は政治家ではない。 管仲(かんちゅう)は、のちに斉(せい)の囜の宰盞(さいしょう)になったが、圓時は商人である。文䞭に戊ずいう文字が䜕床かあるが、最初の「戊」は、商売のこずであり、実際の戊争ではない。 鮑叔(ほうしゅく)は、管仲(かんちゅう)の友人であり、商売でも協力者。 春秋時代の話。 出兞は『十八史略』。 管仲(かんちゅう)ずいう人物がいた、字(あざな)は倷吟(いご)ずいう。 以前、鮑叔(ほうしゅく)ず䞀緒に商売をしおいたこずがある。 管仲(かんちゅう)は分け前を、自分に倚く(= 管仲に倚く)、取っおいた。 (しかし、)鮑叔(ほうしゅく)は、このこずで管仲(かんちゅう)を欲匵りずは思わなかった。 なぜなら、管仲(かんちゅう)が、貧乏なこずを知っおいたからである。 以前に(管仲は)、䜕床か(商売の)事業を立ち䞊げお、(その事業はすべお倱敗しお)かえっお貧乏になっおしたった。 鮑叔(ほうしゅく)は、(管仲を)愚かだずは思わなかった。 時勢(じせい)によっお、ものごずが䞊手く行く時もあるし、䞊手く行かないずきもあるこずを知っおいたからである。 以前に(管仲は)、䜕床か戊いにでお、その床ごずに逃げた。 鮑叔(ほうしゅく)は、(管仲を)臆病だずは思わなかった。 管仲には、(圌が面倒を芋なければならない)老いた母がいたこずを知っおいたからである。 (そんな鮑叔のこずに぀いお、)管仲は蚀った、「私を生んだのは父母であるが、私を理解しおくれるのは鮑叔さんである。」 管仲(かんちゅう) 字(あざな)は倷吟(いご)。 嘗お(か぀お)鮑叔(ほうしゅく)ず賈す(こす)。 利(り)を分か぀(わか぀)に倚く(おほく)自らに(みづからに)䞎ふ(あたふ)。 鮑叔(ほうしゅく)以぀お(も぀お)貪(たん)ず為さず。 仲(ちゆう)の貧しき(ひんしき)を知れば(しれば)なり。 嘗お(か぀お)事(こず)を謀りお(はかりお)窮困(きゅうこん)す。 鮑叔(ほうしゅく)以぀お(も぀お)愚(ぐ)ず為さず(なさず)。 時に(ずきに)利(り)ず䞍利(ふり)ず有る(ある)を知ればなり。 嘗お(か぀お)䞉たび(みたび)戊ひお(たたかひお)䞉たび(みたび)走る(はしる)。 鮑叔(ほうしゅく)以぀お(も぀お)怯(けふ)ず為さず(なさず)。 仲(ちゅう)に老母有るを知ればなり。 仲(ちゅう)曰はく(いはく)、「我(われ)を生む(うむ)者(もの)は父母(ふが)、我を知る(しる)者(もの)は鮑子(ほうし)なり。」ず。 桓公(かんこう)諞䟯(しょこう)を九-合(きゅうごう)し、倩䞋を䞀-匡(いっきょう)せしは、皆(みな)仲(ちゅう)の謀なり(はかごずなり)。䞀にも則ち(すなわち)仲父(ちゅうほ)、二にも則ち(すなわち)仲父ずいぞり(ちゅうほずいぞり)。 ・菅仲 ヌ 春秋時代、斉(せい)の桓公に仕えた名宰盞。 ・字 ヌ 成人した時に぀けた名。 ・嘗お(か぀お) - 以前に。過去のこずに぀いお説明するずきの衚珟。 ・䞎(ず) - 「鮑叔(ほうしゅく)ず賈す(こす) 」の「ず」の郚分。「䞎」は原文䞭にある語句。「䞎 A 」で「Aず䞀緒に」の意味。曞き䞋し文では「ず」ず蚓読する。 ・鮑叔 ヌ 斉の倧倫(たいふ)の職に就いおいた重臣。 ・賈 ヌ 商売をする。 ・倚自䞎 ヌ 自分の方に倚く取る。 ・貪 ヌ 欲ばかり。 ・窮困 ヌ 行き詰たっお苊しむ。 ・走 ヌ 逃げる。 ・怯 ヌ 臆病。 ・䞉 - 回数が倚いこずを衚す堎合に、挢文でよく甚いられる比喩的な衚珟。実際の回数ずは、限らない。 ・九合 ヌ 䞀぀に集めたずめる。「九」は「糟」に通じる。 ・䞀匡 ヌ 乱を治めお、倩䞋を統䞀する。「匡」は、正す。 ・䞍以為貪 - 「A以B為C」で「AがBをCだず思う」の意味。「A以為C」はBを省略した圢である。「鮑叔䞍以為貪」は「鮑叔䞍以管仲為貪」の省略圢。貪欲かどうかが、この文の話題になっおる盞手は管仲であり、鮑叔ではない。「䞍」があるので吊定圢であり、最終的に「鮑叔䞍以為貪」は「鮑叔が管仲を貪欲だずは評䟡しない。」の意味。 ※ なお、「貪」は「たん」ず読む。 「刎頞の亀わり」(ふんけい の たじわり)が、よく䟋ずしお挙げられる。 この他にも、「知音」、「氎魚の亀わり」、「竹銬の友」(晋曞)など、䌌た意味の語は倚い。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "管鮑(かんぜう)の亀わり(たじわり)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "登堎人物の管仲(かんちゅう)は、この文䞭の昔話の圓時は商人であり、圓時は政治家ではない。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "管仲(かんちゅう)は、のちに斉(せい)の囜の宰盞(さいしょう)になったが、圓時は商人である。文䞭に戊ずいう文字が䜕床かあるが、最初の「戊」は、商売のこずであり、実際の戊争ではない。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "鮑叔(ほうしゅく)は、管仲(かんちゅう)の友人であり、商売でも協力者。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "春秋時代の話。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "出兞は『十八史略』。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "管仲(かんちゅう)ずいう人物がいた、字(あざな)は倷吟(いご)ずいう。 以前、鮑叔(ほうしゅく)ず䞀緒に商売をしおいたこずがある。 管仲(かんちゅう)は分け前を、自分に倚く(= 管仲に倚く)、取っおいた。 (しかし、)鮑叔(ほうしゅく)は、このこずで管仲(かんちゅう)を欲匵りずは思わなかった。 なぜなら、管仲(かんちゅう)が、貧乏なこずを知っおいたからである。", "title": "珟代語蚳" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "以前に(管仲は)、䜕床か(商売の)事業を立ち䞊げお、(その事業はすべお倱敗しお)かえっお貧乏になっおしたった。 鮑叔(ほうしゅく)は、(管仲を)愚かだずは思わなかった。 時勢(じせい)によっお、ものごずが䞊手く行く時もあるし、䞊手く行かないずきもあるこずを知っおいたからである。", "title": "珟代語蚳" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "以前に(管仲は)、䜕床か戊いにでお、その床ごずに逃げた。 鮑叔(ほうしゅく)は、(管仲を)臆病だずは思わなかった。 管仲には、(圌が面倒を芋なければならない)老いた母がいたこずを知っおいたからである。", "title": "珟代語蚳" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "(そんな鮑叔のこずに぀いお、)管仲は蚀った、「私を生んだのは父母であるが、私を理解しおくれるのは鮑叔さんである。」", "title": "珟代語蚳" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "管仲(かんちゅう) 字(あざな)は倷吟(いご)。 嘗お(か぀お)鮑叔(ほうしゅく)ず賈す(こす)。 利(り)を分か぀(わか぀)に倚く(おほく)自らに(みづからに)䞎ふ(あたふ)。 鮑叔(ほうしゅく)以぀お(も぀お)貪(たん)ず為さず。 仲(ちゆう)の貧しき(ひんしき)を知れば(しれば)なり。", "title": "曞き䞋し文" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "嘗お(か぀お)事(こず)を謀りお(はかりお)窮困(きゅうこん)す。 鮑叔(ほうしゅく)以぀お(も぀お)愚(ぐ)ず為さず(なさず)。 時に(ずきに)利(り)ず䞍利(ふり)ず有る(ある)を知ればなり。", "title": "曞き䞋し文" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "嘗お(か぀お)䞉たび(みたび)戊ひお(たたかひお)䞉たび(みたび)走る(はしる)。 鮑叔(ほうしゅく)以぀お(も぀お)怯(けふ)ず為さず(なさず)。 仲(ちゅう)に老母有るを知ればなり。 仲(ちゅう)曰はく(いはく)、「我(われ)を生む(うむ)者(もの)は父母(ふが)、我を知る(しる)者(もの)は鮑子(ほうし)なり。」ず。", "title": "曞き䞋し文" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "桓公(かんこう)諞䟯(しょこう)を九-合(きゅうごう)し、倩䞋を䞀-匡(いっきょう)せしは、皆(みな)仲(ちゅう)の謀なり(はかごずなり)。䞀にも則ち(すなわち)仲父(ちゅうほ)、二にも則ち(すなわち)仲父ずいぞり(ちゅうほずいぞり)。", "title": "曞き䞋し文" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "・菅仲 ヌ 春秋時代、斉(せい)の桓公に仕えた名宰盞。 ・字 ヌ 成人した時に぀けた名。 ・嘗お(か぀お) - 以前に。過去のこずに぀いお説明するずきの衚珟。 ・䞎(ず) - 「鮑叔(ほうしゅく)ず賈す(こす) 」の「ず」の郚分。「䞎」は原文䞭にある語句。「䞎 A 」で「Aず䞀緒に」の意味。曞き䞋し文では「ず」ず蚓読する。 ・鮑叔 ヌ 斉の倧倫(たいふ)の職に就いおいた重臣。 ・賈 ヌ 商売をする。 ・倚自䞎 ヌ 自分の方に倚く取る。 ・貪 ヌ 欲ばかり。 ・窮困 ヌ 行き詰たっお苊しむ。 ・走 ヌ 逃げる。 ・怯 ヌ 臆病。 ・䞉 - 回数が倚いこずを衚す堎合に、挢文でよく甚いられる比喩的な衚珟。実際の回数ずは、限らない。 ・九合 ヌ 䞀぀に集めたずめる。「九」は「糟」に通じる。 ・䞀匡 ヌ 乱を治めお、倩䞋を統䞀する。「匡」は、正す。 ・䞍以為貪 - 「A以B為C」で「AがBをCだず思う」の意味。「A以為C」はBを省略した圢である。「鮑叔䞍以為貪」は「鮑叔䞍以管仲為貪」の省略圢。貪欲かどうかが、この文の話題になっおる盞手は管仲であり、鮑叔ではない。「䞍」があるので吊定圢であり、最終的に「鮑叔䞍以為貪」は「鮑叔が管仲を貪欲だずは評䟡しない。」の意味。 ※ なお、「貪」は「たん」ず読む。", "title": "語句" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "「刎頞の亀わり」(ふんけい の たじわり)が、よく䟋ずしお挙げられる。", "title": "䌌た熟語" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "この他にも、「知音」、「氎魚の亀わり」、「竹銬の友」(晋曞)など、䌌た意味の語は倚い。", "title": "䌌た熟語" } ]
管鮑かんぜうの亀わりたじわり
管鮑かんぜうの亀わりたじわり == 予備知識 == 登堎人物の管仲かんちゅうは、この文䞭の昔話の圓時は商人であり、圓時は政治家ではない。 管仲かんちゅうは、のちに斉せいの囜の宰盞さいしょうになったが、圓時は商人である。文䞭に戊ずいう文字が䜕床かあるが、最初の「戊」は、商売のこずであり、実際の戊争ではない。 鮑叔ほうしゅくは、管仲かんちゅうの友人であり、商売でも協力者。 春秋時代の話。 出兞は『十八史略』。 == 珟代語蚳 == 管仲かんちゅうずいう人物がいた、字あざなは倷吟いごずいう。 以前、鮑叔ほうしゅくず䞀緒に商売をしおいたこずがある。 管仲かんちゅうは分け前を、自分に倚く 管仲に倚く、取っおいた。 しかし、鮑叔ほうしゅくは、このこずで管仲かんちゅうを欲匵りずは思わなかった。 なぜなら、管仲かんちゅうが、貧乏なこずを知っおいたからである。 以前に管仲は、䜕床か商売の事業を立ち䞊げお、その事業はすべお倱敗しおかえっお貧乏になっおしたった。 鮑叔ほうしゅくは、管仲を愚かだずは思わなかった。 時勢じせいによっお、ものごずが䞊手く行く時もあるし、䞊手く行かないずきもあるこずを知っおいたからである。 以前に管仲は、䜕床か戊いにでお、その床ごずに逃げた。 鮑叔ほうしゅくは、管仲を臆病だずは思わなかった。 管仲には、圌が面倒を芋なければならない老いた母がいたこずを知っおいたからである。 そんな鮑叔のこずに぀いお、管仲は蚀った、「私を生んだのは父母であるが、私を理解しおくれるのは鮑叔さんである。」 == 曞き䞋し文 == 管仲かんちゅう 字あざなは倷吟いご。  嘗おか぀お鮑叔ほうしゅくず賈すこす。  利りを分か぀わか぀に倚くおほく自らにみづからに䞎ふあたふ。  鮑叔ほうしゅく以぀おも぀お貪たんず為さず。  仲ちゆうの貧しきひんしきを知ればしればなり。  嘗おか぀お事こずを謀りおはかりお窮困きゅうこんす。 鮑叔ほうしゅく以぀おも぀お愚ぐず為さずなさず。  時にずきに利りず䞍利ふりず有るあるを知ればなり。  嘗おか぀お䞉たびみたび戊ひおたたかひお䞉たびみたび走るはしる。  鮑叔ほうしゅく以぀おも぀お怯けふず為さずなさず。  仲ちゅうに老母有るを知ればなり。 仲ちゅう曰はくいはく、「我われを生むうむ者ものは父母ふが、我を知るしる者ものは鮑子ほうしなり。」ず。  桓公かんこう諞䟯しょこうを九-合きゅうごうし、倩䞋を䞀-匡いっきょうせしは、皆みな仲ちゅうの謀なりはかごずなり。䞀にも則ちすなわち仲父ちゅうほ、二にも則ちすなわち仲父ずいぞりちゅうほずいぞり。 == 語句 == ・菅仲  春秋時代、斉せいの桓公に仕えた名宰盞。 ・字  成人した時に぀けた名。 ・嘗おか぀お - 以前に。過去のこずに぀いお説明するずきの衚珟。 ・䞎ず - 「鮑叔ほうしゅくず賈すこす 」の「ず」の郚分。「䞎」は原文䞭にある語句。「䞎 A 」で「Aず䞀緒に」の意味。曞き䞋し文では「ず」ず蚓読する。 ・鮑叔  斉の倧倫たいふの職に就いおいた重臣。 ・賈  商売をする。 ・倚自䞎  自分の方に倚く取る。 ・貪  欲ばかり。 ・窮困  行き詰たっお苊しむ。 ・走  逃げる。 ・怯  臆病。 ・䞉 - 回数が倚いこずを衚す堎合に、挢文でよく甚いられる比喩的な衚珟。実際の回数ずは、限らない。 ・九合  䞀぀に集めたずめる。九は糟に通じる。 ・䞀匡  乱を治めお、倩䞋を統䞀する。匡は、正す。 ・䞍'''以為'''貪 - 「A以B為C」で「AがBをCだず思う」の意味。「A以為C」はBを省略した圢である。「鮑叔䞍以為貪」は「鮑叔䞍以'''管仲'''為貪」の省略圢。貪欲かどうかが、この文の話題になっおる盞手は管仲であり、鮑叔ではない。「䞍」があるので吊定圢であり、最終的に「鮑叔䞍以為貪」は「鮑叔が管仲を貪欲だずは評䟡しない。」の意味。 ※ なお、「貪」は「たん」ず読む。 == 語釈 == :賈 - 商売する。店を構えお商売する。いっぜう、これに察しお、「商」は「行商」の意味。 :貪たん - 欲匵り。貪欲。「たん」ず読む。 :èµ° - 逃げる。 :怯きょう - 卑怯ひきょう。臆病おくびょう。 :知 - 理解する。分かる。 :管仲かんちゅう - のちに斉の宰盞になる。 :鮑叔ほうしゅく - のちに斉の重臣になる。 :字あざな - 叀代・䞭䞖の䞭囜で、男子の成人のさい、本名の他に付ける別名。 :鮑子ほうし - 鮑叔ほうしゅくのこず。「子」は敬称。 == 䌌た熟語 == 「刎頞の亀わり」ふんけい の たじわりが、よく䟋ずしお挙げられる。 この他にも、「知音」、「氎魚の亀わり」、「竹銬の友」晋曞など、䌌た意味の語は倚い。 [[カテゎリ:高等孊校教育 囜語 挢文]]
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2022-11-26T11:13:30Z
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聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’4
3. 9. ç·Žç¿’ 次の固有名詞を転写しお読み,日本語蚳ず同定せよ. א לֵו֎י ס֎ינַי אֶסְתֵ֌ך מ֮יכ־ה זְכַךְי֞ה אַבְך֞ה֞ם נ֞חוֹם מַלְא֞כ֎י חַגַ֌י עֶזְך֞א יְךו֌שׁ֞לַי֎ם א֎י֌וֹב הוֹשֵׁעַ שְׁמו֌אֵל י֎שְׂך֞אֵל יוֹאֵל יוֹנ֞ה ד֞֌נ֎יֵ֌אל אֱל֎ישׁ֞ע ׊ְ׀ַנְי֞ה יְהוֹשֻׁעַ חֲבַק֌ו֌ק עׂבַדְי֞ה י֎ךְמְי֞הו֌ ע֞מוֹס שְׁמו֌אֵל יְשַׁעְי֞הו֌ יְחֶזְקֵאל נְחֶמְי֞ה יַעֲקׂב נ֞עֳמ֎י א֞הֳל֞ה א֞הֳל֎יבׇה
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3. 9. ç·Žç¿’ 次の固有名詞を転写しお読み日本語蚳ず同定せよ [[聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’4/回答|א]] לֵו֎י ס֎ינַי אֶסְתֵ֌ך מ֮יכ־ה זְכַךְי֞ה אַבְך֞ה֞ם נ֞חוֹם מַלְא֞כ֎י חַגַ֌י עֶזְך֞א יְךו֌שׁ֞לַי֎ם א֎י֌וֹב הוֹשֵׁעַ שְׁמו֌אֵל י֎שְׂך֞אֵל יוֹאֵל יוֹנ֞ה ד֞֌נ֎יֵ֌אל אֱל֎ישׁ֞ע ׊ְ׀ַנְי֞ה יְהוֹשֻׁעַ חֲבַק֌ו֌ק עׂבַדְי֞ה י֎ךְמְי֞הו֌ ע֞מוֹס שְׁמו֌אֵל יְשַׁעְי֞הו֌ יְחֶזְקֵאל נְחֶמְי֞ה יַעֲקׂב נ֞עֳמ֎י א֞הֳל֞ה א֞הֳל֎יבׇה [[Category:聖曞ヘブラむ語|おんせ぀こうそう あくせんず しえわあ れんしゆう4]]
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2015-09-13T06:26:11Z
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聖曞ヘブラむ語入門/音節構造・アクセント・シェワヌ/ç·Žç¿’4/回答
לֵו֎י lēwÄ« レビ ס֎ינַי sÄ«nay シナむ אֶסְתֵ֌ך 'estēr ゚ステル מ֮יכ־ה mī឵ā ミカ זְכַךְי֞ה zəkaryā ザカリダ אַבְך֞ה֞ם 'abrāhām アブラハム נ֞חוֹם nāឥōm ナホム מַלְא֞כ֎י mal'ā឵ī マラキ חַגַ֌י ឥaggay ハガむ עֶזְך֞א ˁezrā ゚ズラ יְךו֌שׁ֞לַי֎ם yərūšālayim ゚ルサレム א֎י֌וֹב 'Ä«yōជ ペブ הוֹשֵׁעַ hōšēˁ ホセア שְׁמו֌אֵל šəmÅ«'ēl サム゚ル י֎שְׂך֞אֵל yiśrā'ēl むスラ゚ル יוֹאֵל yō'ēl ペ゚ル יוֹנ֞ה yōnā ペナ ד֞֌נ֎יֵ֌אל dānÄ«yēl ダニ゚ル אֱל֎ישׁ֞ע 'līšāˁ ゚リシャ ׊ְ׀ַנְי֞ה ṣəpanyā れパニア יְהוֹשֻׁעַyəhōšuˁ ペシュア חֲבַק֌ו֌ק ឥជaqqÅ«q ハバクク עׂבַדְי֞ה ˁōជadyā オバデア י֎ךְמְי֞הו֌yirməyāhÅ« ゚レミア ע֞מוֹס ˁāmōs アモス שְׁמו֌אֵל šəmÅ«'ēl サム゚ル יְשַׁעְי֞הו֌ yəša'yāhÅ« むザダ יְחֶזְקֵאל yəឥezqēl ゚れキ゚ル נְחֶמְי֞ה nəឥemyā ネヘミア יַעֲקׂב yaˁqōជ ダコブ נ֞עֳמ֎י nāmÄ« ナオミ א֞הֳל֞ה 'ohlā アホラ א֞הֳל֎יבׇה ohlīជā アホリバ
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לֵו֎י lēwÄ« レビ ס֎ינַי sÄ«nay シナむ אֶסְתֵ֌ך 'estēr ゚ステル מ֮יכ־ה mī឵ā ミカ זְכַךְי֞ה zəkaryā ザカリダ אַבְך֞ה֞ם 'abrāhām アブラハム נ֞חוֹם nāឥōm ナホム מַלְא֞כ֎י mal'ā឵ī マラキ חַגַ֌י ឥaggay ハガむ עֶזְך֞א ˁezrā ゚ズラ יְךו֌שׁ֞לַי֎ם yərūšālayim ゚ルサレム א֎י֌וֹב 'Ä«yōជ ペブ הוֹשֵׁעַ hōšēaˁ ホセア שְׁמו֌אֵל šəmÅ«'ēl サム゚ル י֎שְׂך֞אֵל yiśrā'ēl むスラ゚ル יוֹאֵל yō'ēl ペ゚ル יוֹנ֞ה yōnā ペナ ד֞֌נ֎יֵ֌אל dānÄ«yēl ダニ゚ル אֱל֎ישׁ֞ע 'elīšāˁ ゚リシャ ׊ְ׀ַנְי֞ה ṣəpanyā れパニア יְהוֹשֻׁעַyəhōšuaˁ ペシュア חֲבַק֌ו֌ק ឥaᾇaqqÅ«q ハバクク עׂבַדְי֞ה ˁōជadyā オバデア י֎ךְמְי֞הו֌yirməyāhÅ« ゚レミア ע֞מוֹס ˁāmōs アモス שְׁמו֌אֵל šəmÅ«'ēl サム゚ル יְשַׁעְי֞הו֌ yəša'yāhÅ« むザダ יְחֶזְקֵאל yəឥezqēl ゚れキ゚ル נְחֶמְי֞ה nəឥemyā ネヘミア יַעֲקׂב yaˁaqōជ ダコブ נ֞עֳמ֎י nāomÄ« ナオミ א֞הֳל֞ה 'oholā アホラ א֞הֳל֎יבׇה oholīជā アホリバ
לֵו֎י lēwÄ« レビ ס֎ינַי sÄ«nay シナむ אֶסְתֵ֌ך 'estēr ゚ステル מ֮יכ־ה mī឵ā ミカ זְכַךְי֞ה zəkaryā ザカリダ אַבְך֞ה֞ם 'abrāhām アブラハム נ֞חוֹם nāឥōm ナホム מַלְא֞כ֎י mal'ā឵ī マラキ חַגַ֌י ឥaggay ハガむ עֶזְך֞א ˁezrā ゚ズラ יְךו֌שׁ֞לַי֎ם yərūšālayim ゚ルサレム א֎י֌וֹב 'Ä«yōជ ペブ הוֹשֵׁעַ hōšē<sup>a</sup>ˁ ホセア שְׁמו֌אֵל šəmÅ«'ēl サム゚ル י֎שְׂך֞אֵל yiśrā'ēl むスラ゚ル יוֹאֵל yō'ēl ペ゚ル יוֹנ֞ה yōnā ペナ ד֞֌נ֎יֵ֌אל dānÄ«yēl ダニ゚ル אֱל֎ישׁ֞ע '<sup>e</sup>līšāˁ ゚リシャ ׊ְ׀ַנְי֞ה ṣəpanyā れパニア יְהוֹשֻׁעַyəhōšu<sup>a</sup>ˁ ペシュア חֲבַק֌ו֌ק ឥ<sup>a</sup>ᾇaqqÅ«q ハバクク עׂבַדְי֞ה ˁōជadyā オバデア י֎ךְמְי֞הו֌yirməyāhÅ« ゚レミア ע֞מוֹס ˁāmōs アモス שְׁמו֌אֵל šəmÅ«'ēl サム゚ル יְשַׁעְי֞הו֌ yəša'yāhÅ« むザダ יְחֶזְקֵאל yəឥezqēl ゚れキ゚ル נְחֶמְי֞ה nəឥemyā ネヘミア יַעֲקׂב yaˁ<sup>a</sup>qōជ ダコブ נ֞עֳמ֎י nā<sup>o</sup>mÄ« ナオミ א֞הֳל֞ה 'oh<sup>o</sup>lā アホラ א֞הֳל֎יבׇה oh<sup>o</sup>līជā アホリバ [[Category:聖曞ヘブラむ語|おんせ぀こうそう あくせんず しえわあ れんしゆう4 かいずう]]
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2015-09-13T06:26:23Z
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21,152
劎働安党衛生芏則第643条
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (特定元方事業者の指名)
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コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第642条の3|前]][[劎働安党衛生芏則第643条の2|次]] ==条文== 特定元方事業者の指名 ;第643条 #[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第2項の芏定による指名は、次の者に぀いお、あらかじめその者の同意を埗お行わなければならない。 ##[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第2項の堎所においお特定事業[[劎働安党衛生法第15条|法第15条]]第1項の特定事業をいう。の仕事を自ら行う請負人で、建築工事における躯䜓工事等圓該仕事の䞻芁な郚分を請け負ったもの圓該仕事の䞻芁な郚分が数次の請負契玄によっお行われるこずにより圓該請負人が二以䞊あるずきは、これらの請負人のうち、最も先次の請負契玄の圓事者である者 ##前号の者が2以䞊あるずきは、これらの者が互遞した者 #[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第2項の芏定により特定元方事業者を指名しなければならない発泚者[[劎働安党衛生法第30条|同項]]の発泚者をいう。又は請負人は、[[劎働安党衛生法第30条|同項]]の芏定による指名ができないずきは、遅滞なく、その旚を圓該堎所を管蜄する劎働基準監督眲長に届け出なければならない。 ==解説== ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|643]]
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2015-07-29T09:14:55Z
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21,153
劎働安党衛生芏則第642条の3
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (呚知のための資料の提䟛等) 呚知のための資料の提䟛等(第642条の3関係) 譊報甚の蚭備(第575条の14関係) 避難甚の蚭備(第575条の15関係)
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コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第642条の2の2|前]][[劎働安党衛生芏則第643条|次]] ==条文== 呚知のための資料の提䟛等 ;第642条の3 #建蚭業に属する事業を行う特定元方事業者は、その劎働者及び関係請負人の劎働者の䜜業が同䞀の堎所においお行われるずきは、圓該堎所の状況劎働者に危険を生ずるおそれのある箇所の状況を含む。以䞋この条においお同じ。、圓該堎所においお行われる䜜業盞互の関係等に関し関係請負人がその劎働者であっお圓該堎所で新たに䜜業に埓事するこずずなったものに察しお呚知を図るこずに資するため、圓該関係請負人に察し、圓該呚知を図るための堎所の提䟛、圓該呚知を図るために䜿甚する資料の提䟛等の措眮を講じなければならない。ただし、圓該特定元方事業者が、自ら圓該関係請負人の劎働者に圓該堎所の状況、䜜業盞互の関係等を呚知させるずきは、この限りでない。 ==解説== '''呚知のための資料の提䟛等'''第642条の3関係 #本条は、いわゆる新芏入堎者教育等が行われる際に、特定元方事業者が必芁な堎所、資料の提䟛等の揎助を行うべきこずを芏定したものであるこず。 #「資料の提䟛等」の「等」には、芖聎芚機材の提䟛があるこず。 '''譊報甚の蚭備'''[[劎働安党衛生芏則第575条の14|第575条の14]]関係 ::関係劎働者に察する「呚知」は、新芏入堎者教育時に行うほか、譊報甚の蚭備を新たに蚭眮又は倉曎したずき等に、口頭のみならず掲瀺等により行うものであるこず。 '''避難甚の蚭備'''[[劎働安党衛生芏則第575条の15|第575条の15]]関係 ::関係劎働者に察する「呚知」は、新芏入堎者教育時に行うほか、避難甚の蚭備を新たに蚭眮又は倉曎したずき等に、口頭のみならず掲瀺等により行うものであるこず。 ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 *劎働安党衛生法及び劎働灜害防止団䜓法の䞀郚を改正する法埋建蚭業劎働灜害防止察策関係、劎働安党衛生法斜行什の䞀郚を改正する政什䞊びに劎働安党衛生芏則等の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成04幎08月24日付け基発第480号 *[[劎働安党衛生芏則第575条の14]]譊報甚の蚭備 *[[劎働安党衛生芏則第575条の15]]避難甚の蚭備 *劎働安党衛生芏則の䞀郚を改正する省什の斜行に぀いお平成10幎02月16日付け基発第49号 {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|642-3]]
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2015-07-29T10:28:36Z
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21,154
劎働安党衛生芏則第664条
コンメンタヌル>コンメンタヌル劎働安党衛生芏則 (前)(次) (報告)
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コンメンタヌルコンメンタヌル劎働安党衛生芏則 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル劎働安党衛生芏則]] [[劎働安党衛生芏則第663条の2|前]][[劎働安党衛生芏則第665条|次]] ==条文== 報告 ;第664条 #特定元方事業者[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第2項又は第3項の芏定により指名された事業者を陀く。は、その劎働者及び関係請負人の劎働者の䜜業が同䞀の堎所においお行われるずきは、圓該䜜業の開始埌、遅滞なく、次の事項を圓該堎所を管蜄する劎働基準監督眲長に報告しなければならない。 ##事業の皮類䞊びに圓該事業堎の名称及び所圚地 ##関係請負人の事業の皮類䞊びに圓該事業堎の名称及び所圚地 ##[[劎働安党衛生法第15条|法第15条]]の芏定により統括安党衛生責任者を遞任しなければならないずきは、その旚及び統括安党衛生責任者の氏名 ##[[劎働安党衛生法第15条の2|法第15条の2]]の芏定により元方安党衛生管理者を遞任しなければならないずきは、その旚及び元方安党衛生管理者の氏名 ##[[劎働安党衛生法第15条の3|法第15条の3]]の芏定により店瀟安党衛生管理者を遞任しなければならないずきは、その旚及び店瀟安党衛生管理者の氏名[[劎働安党衛生芏則第18条の6|第18条の6]]第2項の事業者にあっおは、統括安党衛生責任者の職務を行う者及び元方安党衛生管理者の職務を行う者の氏名 #前項の芏定は、[[劎働安党衛生法第30条|法第30条]]第2項の芏定により指名された事業者に぀いお準甚する。この堎合においお、前項䞭「圓該䜜業の開始埌」ずあるのは、「指名された埌」ず読み替えるものずする。 ==解説== ==参照条文== *[[劎働安党衛生法第15条]]統括安党衛生責任者 *[[劎働安党衛生法第15条の2]]元方安党衛生管理者 *[[劎働安党衛生法第15条の3]]店瀟安党衛生管理者 *[[劎働安党衛生法第30条]]特定元方事業者等の講ずべき措眮 *[[劎働安党衛生芏則第18条の6]]店瀟安党衛生管理者の遞任に係る劎働者数等 *[[劎働安党衛生法斜行什第7条]]統括安党衛生責任者を遞任すべき業皮等 *[[劎働安党衛生法第100条]]報告等 ==倖郚リンク== *[http://shinsei.e-gov.go.jp/search/servlet/Procedure?CLASSNAME=GTAEGOVMSTDETAIL&menSeqNo=0000005902&id=4950000010193 特定元方事業者の事業開始報告] *[http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/index.htm 日本暙準産業分類] {{stub}} [[category:劎働安党衛生芏則|664]]
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2017-12-22T05:41:50Z
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21,155
建蚭業法第24条の7
コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次) (斜工䜓制台垳及び斜工䜓系図の䜜成等)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタヌル>コンメンタヌル建蚭業法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(斜工䜓制台垳及び斜工䜓系図の䜜成等)", "title": "条文" } ]
コンメンタヌルコンメンタヌル建蚭業法 前次
[[コンメンタヌル]][[コンメンタヌル建蚭業法]] [[建蚭業法第24条の6|前]][[建蚭業法第25条|次]] ==条文== 斜工䜓制台垳及び斜工䜓系図の䜜成等 ;第24条の7 #特定建蚭業者は、発泚者から盎接建蚭工事を請け負った堎合においお、圓該建蚭工事を斜工するために締結した䞋請契玄の請負代金の額圓該䞋請契玄が2以䞊あるずきは、それらの請負代金の額の総額が[[建蚭業法斜行什第7条の4|政什]]で定める金額以䞊になるずきは、建蚭工事の適正な斜工を確保するため、[[建蚭業法斜行芏則第14条の2|囜土亀通省什]]で定めるずころにより、圓該建蚭工事に぀いお、䞋請負人の商号又は名称、圓該䞋請負人に係る建蚭工事の内容及び工期その他の[[建蚭業法斜行芏則第14条の2|囜土亀通省什]]で定める事項を蚘茉した斜工䜓制台垳を䜜成し、工事珟堎ごずに備え眮かなければならない。 #前項の建蚭工事の䞋請負人は、その請け負った建蚭工事を他の建蚭業を営む者に請け負わせたずきは、[[建蚭業法斜行芏則第14条の4|囜土亀通省什]]で定めるずころにより、同項の特定建蚭業者に察しお、圓該他の建蚭業を営む者の商号又は名称、圓該者の請け負った建蚭工事の内容及び工期その他の[[建蚭業法斜行芏則第14条の4|囜土亀通省什]]で定める事項を通知しなければならない。 #第1項の特定建蚭業者は、同項の発泚者から請求があったずきは、同項の芏定により備え眮かれた斜工䜓制台垳を、その発泚者の閲芧に䟛しなければならない。 #第1項の特定建蚭業者は、[[建蚭業法斜行芏則第14条の6|囜土亀通省什]]で定めるずころにより、圓該建蚭工事における各䞋請負人の斜工の分担関係を衚瀺した斜工䜓系図を䜜成し、これを圓該工事珟堎の芋やすい堎所に掲げなければならない。 ==解説== *<ins>発泚者から盎接建蚭工事を請け負った特定建蚭業者</ins>は、圓該建蚭工事を斜工するために締結した䞋請契玄の請負代金の額の総額が[[建蚭業法斜行什第7条の4|政什]]で定める金額以䞊になるずきは、圓該建蚭工事の䞋請負人が[[建蚭業法第24条の6|前条]]第1項の法什の芏定に違反しないよう指導するため、斜工䜓制台垳等を䜜成し、斜工䜓制を把握しなければならない。<br /> *第1項の建蚭工事を斜工する䞋請負人であっお、その<ins>請け負った建蚭工事を他の建蚭業を営む者に請け負わせた䞋請負人</ins>は、第1項の建蚭業者に察し「再䞋請負通知」を行わなければならない。 ==参照条文== *[[建蚭業法第24条の6]]䞋請負人に察する特定建蚭業者の指導等 *[[建蚭業法斜行什第7条の4]]法第24条の7第1項の金額 *[[建蚭業法斜行芏則第14条の2]]斜工䜓制台垳の蚘茉事項等 *[[建蚭業法斜行芏則第14条の3]]䞋請負人に察する通知等 *[[建蚭業法斜行芏則第14条の4]]再䞋請負通知を行うべき事項等 *[[建蚭業法斜行芏則第14条の5]]斜工䜓制台垳の蚘茉方法等 *[[建蚭業法斜行芏則第14条の6]]斜工䜓系図 *[[建蚭業法斜行芏則第14条の7]]斜工䜓制台垳の備眮き等 *[[建蚭業法第2条]]定矩 *[[建蚭業法第4条]]附垯工事 *[[建蚭業法第16条]]䞋請契玄の締結の制限 *[[建蚭業法第17条]]準甚芏定 *[[建蚭業法第24条の6]]䞋請負人に察する特定建蚭業者の指導等 *[[建蚭業法第28条]]指瀺及び営業の停止 *公共工事の入札及び契玄の適正化の促進に関する法埋第15条斜工䜓制台垳の䜜成及び提出等 *[http://www.mlit.go.jp/common/001066454.pdf 斜工䜓制台垳の䜜成等に぀いお][http://www.mlit.go.jp/common/001066456.pdf]平成7幎6月20日付け建蚭省経建発第147号 *[http://www.mlit.go.jp/common/000015157.pdf 䞀括䞋請負の犁止に぀いお]平成4幎12月17日付け建蚭省経建発第379号 *[http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000008.html 瀟䌚保険の加入に関する䞋請指導ガむドラむン] *[http://www.mlit.go.jp/common/001051429.pdf 倖囜人建蚭就劎者受入事業に関する告瀺]平成26幎8月13日付け囜土亀通省告瀺第822号 *[http://www.mlit.go.jp/common/001059458.pdf 倖囜人建蚭就劎者受入事業に関するガむドラむン]平成26幎11月11日 *[http://www.mlit.go.jp/common/001064762.pdf 倖囜人建蚭就劎者受入事業に関する䞋請指導ガむドラむン]平成26幎12月25日 ==倖郚リンク== *[http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/sosei_const_tk1_000002.html ガむドラむン・マニュアル][http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000283.html 囜土亀通省 建蚭業課] *[http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000178.html 建蚭業法什遵守]>[http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000180.html 関係通達等][http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000283.html 囜土亀通省 建蚭業課] *[http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000084.html 建蚭分野における倖囜人材の掻甚に係る緊急措眮倖囜人建蚭就劎者受入事業][http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000283.html 囜土亀通省 建蚭業課] *[http://www.mlit.go.jp/policy/file000002.html 囜土亀通省 所管法什、告瀺・通達䞀芧] *[http://www.yoi-kensetsu.com/kikan 登録基幹技胜者]䞀般財団法人建蚭業振興基金 [[category:建蚭業法|024-07]]
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2016-06-12T22:42:15Z
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䞍正競争防止法第9条
法孊>コンメンタヌル>コンメンタヌル䞍正競争防止法 法孊>䞍正競争防止法>コンメンタヌル䞍正競争防止法 䞍正競争防止法第9条 䞍正競争による営業䞊の利益の損害に係る蚎蚟における盞圓な損害額の認定に぀いお芏定する。 (盞圓な損害額の認定) 第9条 䞍正競争による営業䞊の利益の損害に係る蚎蚟においお、損害が生じたこずが認められる堎合においお、損害額を立蚌するために必芁な事実を立蚌するこずが圓該事実の性質䞊極めお困難であるずきは、裁刀所は、口頭匁論の党趣旚及び蚌拠調べの結果に基づき、盞圓な損害額を認定するこずができる。 䞍正競争による営業䞊の利益の損害に係る蚎蚟における損害額の立蚌負担を軜枛するための芏定である。 䞍正競争による営業䞊の利益の䟵害による損害は、経枈掻動を通じお発生するため、その額を立蚌するこずは困難である。 埓来、䞍正競争による営業䞊の利益の損害に係る蚎蚟においお損害額を立蚌する際には、䞀般原則ずしお、民蚎248条の芏定によりその立蚌負担を軜枛できる措眮が定められおいた。たた、䞍競法䞊も5, 6条(本条が远加された平成15幎圓時、珟5, 7条)の芏定により立蚌負担の軜枛が図られおいた。 しかし、たずえば、本条远加盎前の5条1項(珟同条2項)の芏定により損害額を立蚌しようずしおも、商品等衚瀺、商品の圢態や営業秘密などの寄䞎床の立蚌は困難である。たた、本条の远加ず同時に远加された5条新1項の芏定により損害額を立蚌しようずしおも、䞍正競争により商品の倀䞋げを䜙儀なくされたずきには、被䟵害者の利益額の立蚌にあたっおその蚈算が耇雑ずなる。 これらの堎合のように蚈算匏を立おるこずが困難であっおも䞍可胜であるずたでは蚀えず、このため䞀矩的に「損害の性質䞊......極めお困難」(民蚎248条、倪字による匷調は筆者)であるずは蚀えず、同条の適甚が困難であるずの指摘がなされおいた。たた、その販売数量を立蚌するには法倖な費甚がかかり、そのすべおを蚌明するこずが珟実的ではない堎合も想定される。 そこで、特105条の3ず同様の芏定を導入し、損害額を立蚌するために必芁な事実を立蚌するこずが圓該事実の性質䞊極めお困難であるずきは、裁刀所が口頭匁論の党趣旚及び蚌拠調べの結果に基づいお盞圓な損害額を認定できるこずずした。
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2017-08-20T04:53:05Z
[ "テンプレヌト:前埌" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E7%AB%B6%E4%BA%89%E9%98%B2%E6%AD%A2%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1
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高等孊校囜語総合/挢文/先埓隗始
先埓隗始(先づ隗より始めよ)ずは、故事成語の䞀぀。 元々は『戊囜策』「燕策」の䞀぀である。 本文は『十八史略(原䜜者曟先之』より。 燕(えん)の囜の人々は倪子の平を立おお王ずした。これが昭王(しょうおう)である。戊死者を匔い(ずむらい)、生存者を芋舞い、ぞりくだった蚀葉遣いをし、倚くの瀌物を甚意しお、賢者を招聘(しょうぞい)しようずした。昭王は郭隗にたずねお、「斉はわが囜の混乱に぀けこんで、燕を攻め砎った。私は燕が小囜で、報埩できないこずをよく承知しおいる。(そこで)ぜひずも賢者を味方に埗お、その人物ず共に政治を行い、先代の王の恥をすすぐこずが、私の願いである。先生、それにふさわしい人物を掚薊しおいただきたい。私自身その人物を垫ずしおお仕えしたい」ず蚀った。 郭隗(かくかい)は、「昔の王で、涓人(けんじん)に千金(せんきん)を持たせお、䞀日(いちにち)に千里(せんり)走る名銬(めいば)を買いに行かせた者(もの)がおりたした。(ずころが、涓人は)死んだ銬の骚を五癟金で買っお垰っお来たした。王は怒りたした。涓人は蚀いたした『(名銬であれば)死んだ銬の骚でさえ(倧金を出しお)買ったのです。たしお生きおいる銬だったらなおさら(高く買うに違いないず䞖間の人は思うこずでしょう)。千里の銬はすぐにやっお来たす』ず。䞀幎もたたないうちに、千里の銬が䞉頭もやっお来たした。今、王がぜひずも賢者を招き寄せたいずお考えならば、たずこの隗(かい)からお始めください。(そうしたら)私より賢い人は、どうしお千里の道を遠いず思いたしょうか。(いや、遠いず思わずにやっお来るでしょう。)」ず答えた。 そこで昭王は郭隗のために新たに邞宅を造っお郭隗に垫事(しじ)した。その結果、賢者たちは先を争っお燕に駆け぀けた。 「隗より始めよ」(かいより はじめよ)ずいう故事成語の基になった話である。もずもずこの話からわかるように「私からたず䜿っおください」ずいう自薊の蚀葉だったのが、だんだん意味が倉化しお「物事にずりかかろうずする時は、たずは、なるべく身近な課題から解決しなさい。」「たずは蚀い出した本人から、始めなさい。」ずいうような意味で䜿われるこずが倚くなっおいる。 気を぀けたいのは郭隗のたずえ話である。「死んだ銬」ずいっおも、けっしお、なんでもよい蚳ではない。名銬だからこそ死んでも䟡倀があり、たしお生きた名銬ならもっず䟡倀がある、ずいうこずである。「どこぞの銬の骚」でも良いわけではない。ここに郭隗の(いくらか謙遜の混じった)自己掚薊が芋えおくるようである。 さお、ここでは省略したが、この郭隗の策は倧圓たりしお、埌に戊囜時代の名将ずされる楜毅(がくき、がっき)が燕にやっおくる。そしお昭王の望んだずおり燕は斉に猛反撃を行い、楜毅の掻躍によっお斉の70あたりの城を奪ったずいう。 (原兞: 十八史略) この「死銬䞔〜」の堎合、「死銬ですら、これを買うのだから、たしお生きおいる名銬なら、なおさら高く買うだろう。」のような意味。 なお、文䞭の「之」ずは、死んだ名銬のこず。 このような句法( A 侔 B 、況 C )を、抑揚(よくよう)ずいう。 「豈に」(あに)で、'反語'(はんご)の意味である。蚳すずきは、「どうしお〜〜か。いや、そうではない。」などのように蚳す。 たた、文末の「哉」(や)は、感動を衚す助字。 「埓」は「より」ず読む助字であり、「〜から」ず蚳す。 たず、この隗から、始めおください。 ここでは、比范を衚す。(いろんな意味がある助字。)
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先埓隗始先づ隗より始めよずは、故事成語の䞀぀。 ==先埓隗始== :たず かいより はじめよ。 元々は『戊囜策』「燕策」の䞀぀である。 本文は『十八史略(原䜜者{{ruby|曟先之|そう せんし}}』より。 ===珟代語蚳=== 燕えんの囜の人々は倪子の平を立おお王ずした。これが昭王しょうおうである。戊死者を匔いずむらい、生存者を芋舞い、ぞりくだった蚀葉遣いをし、倚くの瀌物を甚意しお、賢者を招聘しょうぞいしようずした。昭王は郭隗にたずねお、「斉はわが囜の混乱に぀けこんで、燕を攻め砎った。私は燕が小囜で、報埩できないこずをよく承知しおいる。(そこで)ぜひずも賢者を味方に埗お、その人物ず共に政治を行い、先代の王の恥をすすぐこずが、私の願いである。先生、それにふさわしい人物を掚薊しおいただきたい。私自身その人物を垫ずしおお仕えしたい」ず蚀った。 郭隗かくかいは、「昔の王で、涓人けんじんに千金せんきんを持たせお、䞀日いちにちに千里せんり走る名銬めいばを買いに行かせた者ものがおりたした。(ずころが、涓人は)死んだ銬の骚を五癟金で買っお垰っお来たした。王は怒りたした。涓人は蚀いたした『(名銬であれば)死んだ銬の骚でさえ(倧金を出しお)買ったのです。たしお生きおいる銬だったらなおさら(高く買うに違いないず䞖間の人は思うこずでしょう)。千里の銬はすぐにやっお来たす』ず。䞀幎もたたないうちに、千里の銬が䞉頭もやっお来たした。今、王がぜひずも賢者を招き寄せたいずお考えならば、たずこの隗かいからお始めください。(そうしたら)私より賢い人は、どうしお千里の道を遠いず思いたしょうか。いや、遠いず思わずにやっお来るでしょう。」ず答えた。 そこで昭王は郭隗のために新たに邞宅を造っお郭隗に垫事しじした。その結果、賢者たちは先を争っお燕に駆け぀けた。 ===解説=== 「隗より始めよ」かいより はじめよずいう故事成語の基になった話である。もずもずこの話からわかるように「私からたず䜿っおください」ずいう自薊の蚀葉だったのが、だんだん意味が倉化しお「物事にずりかかろうずする時は、たずは、なるべく身近な課題から解決しなさい。」「たずは蚀い出した本人から、始めなさい。」ずいうような意味で䜿われるこずが倚くなっおいる。 気を぀けたいのは郭隗のたずえ話である。「死んだ銬」ずいっおも、けっしお、なんでもよい蚳ではない。名銬だからこそ死んでも䟡倀があり、たしお生きた名銬ならもっず䟡倀がある、ずいうこずである。「どこぞの銬の骚」でも良いわけではない。ここに郭隗の(いくらか謙遜の混じった)自己掚薊が芋えおくるようである。 さお、ここでは省略したが、この郭隗の策は倧圓たりしお、埌に戊囜時代の名将ずされる[[w:楜毅|楜毅]]がくき、がっきが燕にやっおくる。そしお昭王の望んだずおり燕は斉に猛反撃を行い、楜毅の掻躍によっお斉の70あたりの城を奪ったずいう。 ===癜文ず曞き䞋し文=== {| style="width:100%" |valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"| 燕人立倪子平為君。是為昭王。匔死問生、{{ruby||}}卑蟞厚幣、以招賢者。問{{ruby||}}郭隗曰、「斉因孀之囜乱、而襲砎燕。孀極知燕小䞍足以報。誠埗賢士䞎共囜以雪先王之恥、孀之願也。先生芖可者。埗身事之。」 隗曰、「叀之君有以千金䜿涓人求千里銬者。買死銬骚五癟金而返。君怒。涓人曰、『死銬䞔買之。況生者乎銬今至矣。』䞍期幎、千里銬至者䞉。今王必欲臎士、先埓隗始。況賢斌隗者、豈遠千里哉。」 斌是昭王為隗改築宮、垫事之。斌是士争趚燕。 |valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"| {{ruby|燕人|えんひず}}倪子たいし平ぞいを立おお君きみず為すなす。是れこれを昭王しょうおうず為すなす。死しを匔ひずぶらひ生せいを問ひずい、蟞じを{{ruby|卑|ひく}}くし幣<sup>[[#7_1|1]]</sup>ぞいを厚くあ぀くしお、以぀おもっお賢者けんじゃを招くたねく。{{ruby|郭隗|かくくわい}}に問ひおずいお曰はくいわく、「斉せいは孀<sup>[[#7_2|2]]</sup>この囜くにの乱るるみだるるに因りおよりお、襲ひおおそひお燕えんを砎るやぶる。孀こ極めおきわめお燕えんの小しょうにしお以぀おもっお報ずるほうずるに足らざるたらざるを知るしる。誠たこずに賢士けんしを埗おえお䞎にずもに囜くにを共ずもにし、以぀お先王せんおうの恥はじを{{ruby|雪|すす}}がんこずは、孀この願ひねがひなり。先生せんせい可なるかなる者ものを{{ruby|芖|しめ}}せ。身み之これに{{ruby|事|぀か}}ふるこずを埗んえん。」ず。 隗かひ曰はくいわく、「{{ruby|叀|いにしぞ}}の君きみに千金せんきんを以぀おもっお{{ruby|涓人|けんじん}}<sup>[[#7_3|3]]</sup>をしお千里せんりの銬うた<sup>[[#7_4|4]]</sup>を求めしむるもずめしむる者もの有りあり。死銬しばの骚ほねを五癟金ごひゃくきんに買ひおかいお返るかえる。君きみ怒るいかる。涓人けんじん曰はくいわく、『死銬すらしば すら䞔぀か぀之これを買ふかう。{{ruby|況|いは}}んや生けるいける者ものをや。銬うた今いたに至らんいたらん』ず。期幎きねん<sup>[[#7_5|5]]</sup>ならずしお、千里せんりの銬うた至るいたる者もの䞉さん有りあり。今いた、王おう必ずかならず士しを臎さんいたさんず欲せばほっせば、{{ruby|先|た}}づ隗かいより始めよはじめよ。況んやいわんや隗かいより賢けんなる者もの、豈にあに千里せんりを遠しずおしずせんや。」ず。 是ここに斌いおおいお昭王しょうおう隗かいの為にために改めおあらためお宮きゅうを築ききずき、之これに垫事しじす。是ここに斌いおおいお士<sup>[[#7_6|6]]</sup>し争ひおあらそいお燕えんに{{ruby|è¶š|おもむ}}く。 |} (原兞: 十八史略) === 重芁衚珟 === *死銬䞔買之。況生者乎 :死銬すら䞔぀之を買ふ。況んや生ける者をや。 :「A すら䞔぀か぀ B 、況んやいわんや C 乎や」 ::Aですら B するのだ。たしお C ならば、なおさらでBあろう。 この「死銬䞔〜」の堎合、「死銬ですら、これを買うのだから、たしお生きおいる名銬なら、なおさら高く買うだろう。」のような意味。 なお、文䞭の「之」ずは、死んだ名銬のこず。 このような句法( A 侔 B 、況 C )を、'''抑揚'''よくようずいう。 *豈遠千里哉 :豈にあに千里せんりを遠しずおしずせん哉や。 ::どうしお「千里を遠い」ず思うのだろうか。いや、思うはずがない。 「豈に」あにで、''''''反語''''''はんごの意味である。蚳すずきは、「どうしお〜〜か。いや、そうではない。」などのように蚳す。 たた、文末の「哉」やは、感動を衚す助字。 *先'''埓'''隗始 :たず隗'''より'''始めよ 「埓」は「より」ず読む助字であり、「〜から」ず蚳す。 たず、この隗から、始めおください。 *斌いお :賢斌隗者 :隗より賢なる者は ここでは、'''比范'''を衚す。いろんな意味がある助字。 === 参考 === # 幣ぞい -  瀌物。 # 孀こ - 王䟯の謙遜した䞀人称。特に喪䞭(死者を匔う間)に䜿う。 # 涓人けんじん -  「涓」は「朔」の意味。王の巊右にいお枅掃を぀かさどる者。 # 千里の銬 -  叀来より䞭囜では、最高の名銬は䞀日に千里走るずされた。なお、圓時の䞭囜の1里は540m。 # 期幎きねん -  䞀幎。 # 士し -  賢士・賢者。 *今いた - もずもずは珟圚を衚す意味だが、仮定を衚す意味で、よく甚いられる。 *䜿涓人求千里銬 - 「䜿」で䜿圹を衚す。「涓人に千里銬を買いに行かせた。」のような意味。 === 語釈 === :燕 - 囜名。 :昭王しょうおう - 燕の囜の王のこず。 :郭隗かくかい - 昭王の重臣。人物名。 [[Category:高等孊校教育 囜語 挢文|かいよりはしめよ]]
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2022-10-28T12:24:55Z
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高等孊校囜語総合/挢文/登鞛鵲楌
高い建物から芋枡した、雄倧な眺めに察する感動。 その建物の名前が「鞛鵲楌」(かんじゃくろう)。 登鞛鵲楌 鞛鵲楌(かんじゃくろう)に登る(のがる) 五蚀絶句 転句ず結句 千里目 ⇔ 䞀局桜 「千」ず「䞀」ずの察比。 「流」(りゅう)ず「楌」(ろう) 「欲」で願望を衚す。
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== 事前の解説 == 高い建物から芋枡した、雄倧な眺めに察する感動。 その建物の名前が「鞛鵲楌」かんじゃくろう。 == 原文 == 登鞛鵲楌 ::王 之枙 :癜日䟝山尜 :黄河入海流 :欲窮千里目 :曎䞊䞀局楌 == 曞き䞋し文 == 鞛鵲楌かんじゃくろうに登るのがる ::::::::::::王 之枙 おう しかん <br /> :癜日はくじ぀ 山やたに䟝りおよりお尜き぀き :黄河こうが 海うみに入りおいりお流るながる :千里せんりの目めを 窮めんきわめんず欲しほっし :曎にさらに䞊るのがる 䞀局いっそうの楌ろう == 圢匏 == 五蚀絶句 == 珟代語蚳 == :照り茝く倪陜は、山に寄り添っお沈んでいく :黄河は、海に向かっお流れおいく。 :はるか千里の圌方かなたの眺望を、芋たいず思い、 :さらにもう䞀階、䞊ぞず登った。 == 察比 == *察句぀いく ---- :起句 ⇔ 承句 :癜日 ⇔ 黄河 「癜」「黄」の色の察比、「日」「河」ずいう倩地の察比 :流  ⇔ 入  動詞が察応 :山  ⇔ 海  地圢が察比的 :尜  ⇔ 流  動詞が察応 ---- 転句ず結句 千里目 ⇔ 䞀局桜 「千」ず「䞀」ずの察比。 == 韻 == 「流」りゅうず「楌」ろう == 句法など == *欲窮千里目 「欲」で願望を衚す。 == 語圙 == :癜日はくじ぀ - 茝く倪陜。照り茝く倪陜。単に「倪陜」ず蚳す堎合もある。 == 語釈 == :鞛鵲楌かんじゃくろう - 圓時、あった建物。今でいう山西省さんせいしょう氞枈えいぜい垂にあった。 :王 之枙 おう しかん - 唐代の詩人の䞀人。 :千里目せんりノめ - 千里の圌方たで芋枡す眺めながめ。 [[Category:高等孊校教育_囜語_挢文_挢詩|かんしやくろうにのほる]]
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2021-12-10T07:42:10Z
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高等孊校囜語総合/挢文/江雪
雪景色の、静かな颚景を詩にしおいる。䜜者の孀独な気持ちを衚しおいる。(なお、䜜者は、この地に巊遷(させん)されおいる。) 珟代語では、「巊遷」(させん)ずは、組織づずめをしおるサラリヌマンなどが、䜎い圹職に萜ずされるこず。 江雪 (原兞: 唐詩䞉癟銖) 江雪(こうせ぀) 「蹀」(しょう)ずは、「足あず」のこず 「千」「䞇」「孀」「独」ずいうふうに、すべお数に関する字になっおいる。 五蚀絶句 倒眮法(ずうちほう)で蚓読されおいる。 普通の語順では、「独り寒江の雪に釣る」になる。 「絶(ぜ぀)」「滅(め぀)」「雪(せ぀)」
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== 事前の解説 == 雪景色の、静かな颚景を詩にしおいる。䜜者の孀独な気持ちを衚しおいる。なお、䜜者は、この地に巊遷させんされおいる。 珟代語では、「巊遷」させんずは、組織づずめをしおるサラリヌマンなどが、䜎い圹職に萜ずされるこず。 == 原文 == 江雪 ::::柳 宗元 :千山鳥飛絶 :䞇埄人蹀滅 :孀舟蓑笠翁 :独釣寒江雪 (原兞: 唐詩䞉癟銖) == 曞き䞋し文 == [[File:Angler_on_a_Wintry_Lake,_by_Ma_Yuan,_1195.jpg|right|400px|thumb|寒江独釣図䌝 銬遠筆]] 江雪こうせ぀ ::::::::::柳 宗元りゅう そうげん :千山せんざん 鳥ずり 飛ぶこずずぶこず絶えたえ :䞇埄ばんけい 人じん 蹀しょう滅めっす :孀舟こしゅう 蓑笠さりゅうの翁おう :独りひずり釣る぀る 寒江かんこうの雪ゆきに == 珟代語蚳 == :すべおの山から、鳥の飛ぶ姿が、たったく消え、 :倚くの小道は、人の足あずが消えおしたった。  :川の䞊で、䞀艘の小舟に、蓑みのず笠かさを぀けた老人が、 :独りひずり、雪の降るふる寒々ずした川で、釣りをしおいる。 == 察比など == *起句きくず承句しょうくが'''察句'''぀いくになっおいる。 :千山 ⇔ 䞇埄 :鳥  ⇔ 人 :飛  ⇔ 蹀 :絶  ⇔ 滅 「蹀」しょうずは、「足あず」のこず *各句の最初が数に関する字 「千」「䞇」「孀」「独」ずいうふうに、すべお数に関する字になっおいる。 == 圢匏 == 五蚀絶句 == 句法など == *独釣寒江雪 :( 独りひずり釣る぀る 寒江かんこうの雪ゆき ) '''倒眮法'''ずうちほうで蚓読されおいる。 普通の語順では、「独り寒江の雪に釣る」になる。 == 韻 == 「絶ぜ぀」「滅め぀」「雪せ぀」 == 語釈 == :千山 - 倚くの山。 :蓑笠さりゅう - みの ず かさ。 :江雪 - 川に降る雪。 [[Category:高等孊校教育_囜語_挢文_挢詩|こうせ぀]]
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2023-01-25T04:16:13Z
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倧孊受隓物理/力孊
䟋題・問題の解答解説は解答解説を参照。 等速床運動は、速床たたは速床の倧きさが時間によらず䞀定な運動である。特に、運動の向きが垞に䞀定である運動を等速盎線運動ずいう。 䟋えば、自動車が 6 秒間だけ速床 10 m/s で走った堎合、その間の自動車の倉䜍 x {\displaystyle x} は、 である。 加速床ずは、単䜍時間圓たりの速床の時間倉化率のこずである。 䟋えば時刻 0 s で速床が 2 m/s であり時刻 2 s で速床が 12 m/s だったずするず、その間の加速床 a {\displaystyle a} は、 である。 次に加速床が䞀定である堎合の速床や倉䜍を考えよう。物䜓の運動方向に向かっお x {\displaystyle x} 軞をずる。 たず、速床 v {\displaystyle v} を求める。巊のグラフの通り、時間圓たりの速床の倉化が加速床 a {\displaystyle a} にあたるので、初速床を v 0 {\displaystyle v_{0}} ずすれば、時刻 t {\displaystyle t} における速床ずしお が埗られる。 次に、倉䜍 x {\displaystyle x} を考える。倉䜍は v − t {\displaystyle v-t} グラフの面積に等しいので、 である。最埌に速床 v {\displaystyle v} の匏を ず倉圢し、倉䜍 x {\displaystyle x} の匏に代入すれば、 ずなる。 たずめるず、次のようになる。 3 ぀目の公匏には時刻 t {\displaystyle t} があらわには入らない。たた、この関係ぱネルギヌ保存の法則から導出するこずができる。 以䞊の説明をもっず簡朔にするならば、埮分法ず積分法の考えが必芁になる。倉䜍を x {\displaystyle x} 、速床を v {\displaystyle v} 、加速床を a {\displaystyle a} ずする。たずは加速床 a {\displaystyle a} から順を远っお説明しよう。加速床 a ( t ) {\displaystyle a(t)} は次のように定矩される。 これは速床 v ( t ) {\displaystyle v(t)} を倉数 t {\displaystyle t} (ここでは時刻のこず)に぀いお埮分した、ずいう意味である。図圢的な理解ずしお、埮分ずは曲線の接線を匕くこず、特に接線の傟きを求めるこずに察応しおいる。物理孊では小さな倉化に察しおどれだけ鋭敏な反応が起こるか確かめるために埮分を䜿ったりする。 では反察に、 a {\displaystyle a} を積分したらどうだろうか。ここで a {\displaystyle a} は定数ずする。 すなわち、速床は加速床の積分で埗られるずいうこずである。たた、積分の最初の時刻を t = 0 {\displaystyle t=0} ずすれば積分定数 C {\displaystyle \mathrm {C} } は初速床 v ( 0 ) = v 0 {\displaystyle v(0)=v_{0}} に化ける。ずころで䞊蚘の関係を定矩に埓っお、埮分を甚いお曞いおみよう。 珟圚甚いられおいる埮分ず積分の蚘法は埮分積分孊の建蚭者の䞀人であるラむプニッツに由来するが、ラむプニッツは䟿利な蚘法を開発しおいる。䞊蚘の匏は積分倉数を時刻 t ′ {\displaystyle t'} から速床 v ( t ′ ) {\displaystyle v(t')} に乗り換えるこずができ ず蚈算できる。あたかも単なる数であるかのように d t ′ {\displaystyle dt'} を消去するこずができ、あずは時間ごずの速床差 d v ( t ′ ) {\displaystyle dv(t')} を足し算しおいけば、結局䞭間の時刻における速床の寄䞎は盞殺され、最初ず最埌の時刻における速床の差 v ( t ) − v ( 0 ) {\displaystyle v(t)-v(0)} に曞き換えられる。 さお、話を物理に戻そう。速床 v {\displaystyle v} は埮分の考えを適甚すれば次のように定矩できる。 埓っお同様に、初速床 v 0 {\displaystyle v_{0}} があるものずしお v ( t ) {\displaystyle v(t)} を積分すれば、 ずなる。このように埮分法・積分法を甚いればシンプルに公匏を導出するこずができるのだが、頻繁に甚いられるため䞊蚘3匏は芚えるべきである。 (1) 電車の最高速床を単䜍 m/s で衚せ。 (2) 枛速時の加速床を求めよ。 (3) A 駅から B 駅ぞの距離はいくらか。 (4) これたでの問いを参考にしお、電車の A 駅からの倉䜍 x {\displaystyle x} ず時刻の関係を衚す x − t {\displaystyle x-t} グラフを描け。 ずころで、有効数字 2 桁ずはどういう意味だろうか。有効数字ずはその数倀のうち信頌できる桁の数を瀺す。 䟋えば 5.4270019 ずいう倀が枬定されおも、その枬定倀の有効数字が 2 桁であれば信頌できる倀は初めの 2 桁だけ(぀たりこの堎合は 5.4 たで)である。同様に 5.3794306 ずいう倀が枬定された堎合、有効数字が 2 桁であればその枬定倀は 3 桁目を四捚五入しお 5.4 ず評䟡される。 このように有効数字は枬定倀のうち枬定誀差の圱響の比范的小さい郚分を簡䟿に評䟡するこずに䜿われる。枬定倀の評䟡法ずしお正統な方法は、有効数字ではなく枬定倀の䞍確かさを評䟡するこずであるが、(傟向だけ分かれば枈むような)倧雑把な評䟡で間に合う堎合には有効桁数だけに気を䜿えばよい。 有効数字の桁数は数字が䜕個あるかを考えれば良い。ただし、最初が 0 で始たる数倀(䟋:0.52)などは小数点の埌からを数える。 有効数字を䜿った評䟡をする際、枬定倀を指数衚蚘、぀たり のような圢匏に曞き換えたほうが分かりやすい。たずえば これは小数点の䜍眮を固定した衚蚘法の堎合、有効桁数が正確に䌝わらない可胜性があるためである。ただし有効数字の桁を明瀺しおおくほうが簡単か぀適切なこずが倚い。 盞察速床は問題文などでは通垞「B に察する A の速床」などず曞かれるが、これを「B が芋る A の芋かけの速床」ず読み替えおも同矩である。 䟋えば同じ方向ぞ走行する自動車 A, B があり、A が 40 km/h、B が 70 km/h で走行しおいるずき、A の車内からは B が前方ぞ向けお 30 km/h で移動しおいるように芋える。B から A を芋た堎合は、A が埌方ぞ向けお 30 km/h で移動しおいるように芋える。 䞀般的に「B に察する A の速床」は、次のように衚せられる。A の速床を v A {\displaystyle v_{\mathrm {A} }} 、B の速床を v B {\displaystyle v_{\mathrm {B} }} 、盞察速床を v r {\displaystyle v_{\mathrm {r} }} ずすれば(添字の r は盞察 relative の頭文字を衚しおいる)、 v r = v B − v A {\displaystyle v_{\mathrm {r} }=v_{\mathrm {B} }-v_{\mathrm {A} }} 蚀い換えるず、「(盞察速床)=(盞手の速床)−(自分の速床)」である。それでは、䟋題 1 - 2 を解いおみよう。 萜䞋運動は重力の䜜甚によっお生じる物䜓の運動、平たく蚀えば物が萜ちるずきの動きのこずである。基本的には鉛盎䞊向きに正を取れば良い(ただし、問題文に指定がある堎合はその指瀺に埓うこず)。 したがっお、䞊蚘の3぀の公匏を甚いる。ただし、地球衚面近傍で萜䞋する物䜓の加速床は g = 9.8 m / s 2 {\displaystyle g=9.8~\mathrm {m/s^{2}} } である(出題されるこずは倚くないが、月面での萜䞋運動の問題では地球䞊の 1/6 皋床の倀が加速床の倀ずしお採甚されるこずが倚い)。重力によっお生じる加速床は重力加速床ず呌ばれる(なお、地球䞊での萜䞋運動問題でよく䜿われる重力加速床の倀は、暙準重力加速床の近䌌倀である)。 この重力加速床の倧きさの導出に぀いおは「䞇有匕力」の項で觊れる。それでは、それぞれのパタヌンに぀いお考えおいこう。 初速床 0 で静かに物䜓を離した時の萜䞋運動を自由萜䞋ずいう。 鉛盎䞊向きに初速床を䞎えた萜䞋運動を鉛盎投げ䞊げずいい、鉛盎䞋向きに初速床を䞎えた萜䞋運動を鉛盎投げ䞋ろしずいう。 高さ 19.6 m の小ビルの屋䞊から小球を萜ずす。次の各問いに有効数字 2 桁で答えよ。ただし重力加速床を 9.8 m/s ずし、鉛盎䞋向きを正ずする。 〔1〕 たず、小球を静かに萜ずした。 〔2〕 次に鉛盎䞊向きに 14.7 m/s の速さで投げ䞊げお萜ずした。 ずころで萜䞋運動においお最高点は v = 0 {\displaystyle v=0} ずなったずきの高さであるが、このような問題は頻繁に問われるため公匏の1぀ずしお芚えおおくず良い。では導いおみよう。 鉛盎投げ䞊げを考えよう。鉛盎䞊向きを正ずする。速床ず倉䜍の公匏 v 2 − v 0 2 = 2 a x {\displaystyle v^{2}-{v_{0}}^{2}=2ax} を甚いおみる。最高点 y {\displaystyle y} ではその時の速さは 0 m/s なので、重力加速床を g {\displaystyle g} ずするず、 − v 0 2 = − 2 g y {\displaystyle -{v_{0}}^{2}=-2gy} ずなる。よっお、 y = v 0 2 2 g {\displaystyle y={\frac {{v_{0}}^{2}}{2g}}} が求たる。 次にそのずきの時刻 t {\displaystyle t} を求めおみよう。速床ず時刻の公匏 v = v 0 + a t {\displaystyle v=v_{0}+at} より、 0 = v 0 − g t {\displaystyle 0=v_{0}-gt} なので、 t = v 0 g {\displaystyle t={\frac {v_{0}}{g}}} が求たる。 この 2 ぀の匏は、この埌孊習する斜方投射の問題で圹に立぀。 次の 2 ぀は氎平方向、鉛盎方向の 2 方向に分けお考えるず良い。ただし、氎平方向は右向きを正に、鉛盎方向は䞊向きを正に取るこずが倚い。 物䜓は䜕か力が加わらなければ、運動の状態を倉える事はない。したがっお氎平投射のずき、受ける力は重力ただ䞀぀であるから、鉛盎方向だけ自由萜䞋の運動ずなるのである。 氎平面ずのなす角が Ξ {\displaystyle \theta } の向きに初速床 v 0 {\displaystyle v_{0}} で物䜓を投げ䞊げたずしよう。このずき、速床は分解できるからベクトルで衚すこずができ、 v 0 → = ( v 0 cos Ξ , v 0 sin Ξ ) {\displaystyle {\vec {v_{0}}}=(v_{0}\cos \theta ,v_{0}\sin \theta )} ず衚せられる。 この2぀に分けお考えるず、たず氎平方向に぀いお、初速床 v 0 cos Ξ {\displaystyle v_{0}\cos \theta } で氎平方向には力が䜕も働いおいないので等速運動をしおいる。それに察しお鉛盎方向は、初速床 v 0 sin Ξ {\displaystyle v_{0}\sin \theta } で投げあげお加速床 g {\displaystyle g} で萜䞋しおいる運動に等しい。 以䞊をたずめるず、以䞋の衚になる。 (1) 砲匟が着地した時刻は発射時刻から数えお [ ア ] s であり、その時の砲匟の速さは[ ã‚€ ] m/s である。さらに砲匟が着地した堎所は発射䜍眮から[ り ] m 先である。ただし、重力加速床を 9.8 m/s ずする。 (2) 砲匟が到達する最高点の高さは [ ゚ ] m であり、その時の砲匟の速さは[ オ ] m/s である。さらに砲匟が最高点に達する時刻は発射時刻から数えお [ カ ] s である。 (1) 時刻 t ′ ( t ′ < t ) {\displaystyle t'\,(t'<t)} のずきの A, B の倉䜍を氎平方向ず鉛盎方向に分けおそれぞれ衚せ。 (2) 時刻 t ′ {\displaystyle t'} のずき、B に察する A の盞察速床の倧きさを求めよ。 (3) 時刻 t {\displaystyle t} を、はじめの時刻での AB 間の距離 l {\displaystyle l} 、B の萜䞋する高さ h {\displaystyle h} 、A の投射角 Ξ {\displaystyle \theta } 、A の初速床 v 0 {\displaystyle v_{0}} を甚いお 2 通りに衚せ。 (4) tan Ξ {\displaystyle \tan \theta } を求めよ。ただし、はじめの時刻での AB 間の距離 l {\displaystyle l} 、B の萜䞋する高さ h {\displaystyle h} 、重力加速床 g {\displaystyle g} 、A の投射角 Ξ {\displaystyle \theta } 、A の初速床 v 0 {\displaystyle v_{0}} の䞭から必芁なものを甚いよ。たた、この結果からどのようなこずが蚀えるか。簡朔に蚘せ。 (5) 問題文及び (1)~(4) の状況が成り立぀ような h {\displaystyle h} の条件を求めよ。ただし、はじめの時刻での AB 間の距離 l {\displaystyle l} 、重力加速床 g {\displaystyle g} 、A の投射角 Ξ {\displaystyle \theta } 、A の初速床 v 0 {\displaystyle v_{0}} を甚いよ。 力ずは、物䜓の運動を倉化させる原因ずなる䜜甚のこずである。日垞的には力ずはパワヌであるず蚀われるが、英語衚蚘は "force" であっお "power" ではない。物理孊におけるパワヌは単䜍時間圓たりにどれだけ仕事ができるか、あるいは単䜍時間圓たりに䌝播される゚ネルギヌを瀺す量であり、力孊でいうずころの力ずは異なる量である。 䞀般的には力の倧きさを衚す単䜍ずしおニュヌトン(単䜍蚘号:N)が甚いられる。他にもキログラム重(単䜍蚘号:kgf)なども力の単䜍ずしお甚いられるこずがある。ニュヌトンはメヌトル (m)、秒 (s)、キログラム (kg) の積によっお組み立おられる。 ぀たり質量(この堎合、単䜍は kg)ず加速床(この堎合、単䜍は m/s)の積ずしお構成される。 高校物理においお、力は物䜓に觊れお初めお䜜甚する力ず、觊れなくおも䜜甚する力の2぀に分類される。前者は接觊力、埌者は非接觊力ず呌ばれる。接觊力には抌す力や糞の匵力、ばねの匟性力などたくさんあるが、非接觊力は䞇有匕力や静電気力、磁気力の3぀しかない。 運動の法則は、物䜓の運動に関しお埗られた経隓則をアむザック・ニュヌトンが敎理し定匏化したものであり、力孊における第䞀原理ずなっおいる重芁な法則である。ニュヌトンによる定匏化は以䞋の 3 ぀の法則ずしおたずめるこずができる。 物䜓には様々な力がかかる。䟋えば私たち人間でも、地球からの重力を受けたり倧気からの圧力(圧力は力ではないが)を受けたりするだろう。たた、物䜓に抌したりするなどしお力を加えるず、その物䜓は動く。この項目では物䜓にかかる様々な力を芋おいくこずにする。 たた糞が繋がっおいるならば、その匵力は䞡端で等しい。぀たり倩井が糞に匕っ匵られる力も m g {\displaystyle mg} ずなるのである。 これら以倖にも力は様々あるが、これら以倖は「力のたずめ」で列挙しおいく。 耇数の力が物䜓に䜜甚しおいるにもかかわらず物䜓が運動しおいない状態を「力が぀りあっおいる」ずいう。これは耇数の力の合力が0になっおいるからである。すなわち、物䜓に耇数の力がかかっおいるずするず、 F 1 → + F 2 → + F 3 → + ⋯ + F n → = 0 {\displaystyle {\vec {F_{1}}}+{\vec {F_{2}}}+{\vec {F_{3}}}+\cdots +{\vec {F_{n}}}=0} の状態が「力が぀りあっおいる」ずいう。これを考えるには垂盎抗力の考えが必芁になる。 垂盎抗力ずは、物䜓が接觊しおいる他の物䜓や地面等の固䜓の面を抌しおいるずき、その力の面に垂盎な成分に察し、同じ倧きさで反察向きの、固䜓の面が物䜓を抌し返す力のこずである。 巊図を考えおみよう。たず質量 m {\displaystyle m} の物䜓には重力 m g {\displaystyle mg} がかかる。そしお図が瀺すように、斜面垂盎䞊向きには垂盎抗力がかかる。斜面垂盎方向に察しお力は぀りあっおいるから、重力を分解しお、 F N = m g cos Ξ {\displaystyle F_{N}=mg\cos \theta } ず垂盎抗力が求たる。地面たたは垂盎に物䜓が接しおいるならば垂盎抗力ははたらく。蚀い換えるず、垂盎抗力の倧きさが0になった時に物䜓が地面から離れるのである。 力孊の基本は力を"正しく"図瀺するこずであり、正しく描けおいれば問題はほが解けたものだず思っお良い。なぜならば埌述の運動方皋匏 m a = F {\displaystyle ma=F} を甚いるこずで、物䜓の運動が分かるからである。 力を図瀺する方法は次の手順で行う。 この手順に埓うず、䟋えば右図の力の図瀺が誀りなくできる。右図は、質量がそれぞれ m {\displaystyle m} 、 M {\displaystyle M} の物䜓が糞で繋がれおいお、右端の糞を力 F {\displaystyle F} で匕っ匵っおいる(力 F {\displaystyle F} の矢印が糞ず離れたずころにあるが、少し離しお描いたほうが力の図瀺が綺麗にできる)。重力加速床を g {\displaystyle g} ずするず、たず、手順1からそれぞれに m g {\displaystyle mg} 、 M g {\displaystyle Mg} の重力がかかる。次に糞はたるんでいないので糞の匵力が、右端に T 0 {\displaystyle T_{0}} 、2物䜓の間に右から T 1 {\displaystyle T_{1}} 、 T 2 {\displaystyle T_{2}} ず掛かる。垂盎抗力は重力ずは反察向きに N 1 {\displaystyle N_{1}} 、 N 2 {\displaystyle N_{2}} かかる。これで、すべおの力を図瀺できた。(䞋図) 質量 m {\displaystyle m} の物䜓に党おの合力 F → {\displaystyle {\vec {F}}} がかかっおいる時、 m a = F {\displaystyle ma=F} が成り立っおいる。この匏の意味するずころは、「力の倧きさが分かればその物䜓の運動の様子もわかる」ずいうこずである。早速䟋題2-1を解いおみよう。 運動の第1法則より、䜕も力がはたらいおいなければ、物䜓は運動を続けるはずである。しかし珟実では倚くの堎合い぀かは静止しおしたう(ボヌルを地面で転がしおみるず理解できるだろう)。これは、運動しおいる向きずは逆向きに力が䜜甚するからである。このようにあらい衚面䞊で物䜓の運動を劚げる向きに䜜甚する力を摩擊力ずいう。摩擊力には静止摩擊力ず動摩擊力ず2皮類ある。 ※粘性摩擊力もあるが、高校では扱われない。 1.静止摩擊力 あらい面においお、物䜓に倚少の力を加えおもビクずもしない。これは摩擊力がはたらいおいるからであり、この力を静止摩擊力ずいう。抌した力 F {\displaystyle F} ず静止摩擊力 F 0 {\displaystyle F_{0}} は぀りあっおいるから、 F = − F 0 {\displaystyle F=-F_{0}} である。 しかし、ある摩擊力を倧きくするず、物䜓は動き出す。その動き出す盎前の摩擊力を最倧静止摩擊力ずいう。この倧きさ F 0 {\displaystyle F_{0}} は、 F 0 = ÎŒ N {\displaystyle F_{0}=\mu N} で衚せられる。ただし、 ÎŒ {\displaystyle \mu } は静止摩擊係数ずいい、地面や物䜓によっお様々な倀をずる。 N {\displaystyle N} は垂盎抗力である。 2.動摩擊力 物䜓が運動しおいる時にも、物䜓は摩擊力を受ける。だから物䜓は枛速し静止するのである。この摩擊力を動摩擊力ずいう。そしおこの倧きさ F 1 {\displaystyle F_{1}} は、 F 1 = ÎŒ ′ N {\displaystyle F_{1}=\mu 'N} で衚せられる。 ÎŒ ′ {\displaystyle \mu '} は静止摩擊係数ずいい、 N {\displaystyle N} は垂盎抗力である。 様々な力を芋おきたが、ここで䞀旊たずめおみよう。重力加速床を g {\displaystyle g} ずする。 力が分かれば運動の様子もわかる、ずいうこずを瀺しおいる匏である。 F {\displaystyle F} 〔N〕は合力の力の倧きさずいうこずに泚意せよ。 力孊においお、たず最初に考えるべき力である。質量がある限りは必ずかかる力である。「重さ」ずもいう。 糞が持っおいる匕っ匵る力のこず。ぎんず匵っおいればはたらいおおり、力の釣り合いを考えられる。 巊図のようになめらかな床に質量がそれぞれ m {\displaystyle m} 、 M {\displaystyle M} の物䜓が糞で繋がれおいお、右端の糞を力 F {\displaystyle F} で匕っ匵る。重力加速床を g {\displaystyle g} ずしお次の問いに答えよ。 (1) 加速床 a {\displaystyle a} を求めよ。 (2) 2物䜓に繋がれおいる糞の匵力 T {\displaystyle T} を求めよ。 滑らかな斜面の䞊に質量 m {\displaystyle m} の物䜓が眮かれおいる。斜面の角床は30°である。物䜓が倩井に固定された糞で斜め䞊方に匕っ匵られ、糞が鉛盎方向ずなす角も 30° である。物䜓の床からの高さを h {\displaystyle h} ずし、重力加速床を g {\displaystyle g} ずする。 (1) 物䜓にかかる力をすべお曞きだせ。 (2) 糞の匵力 T {\displaystyle T} および、物䜓が斜面から受ける垂盎抗力 N {\displaystyle N} をそれぞれ求めよ。 次に糞を静かに着るず、物䜓は滑り降りおいった。 (3) この物䜓が斜面を滑り降りお地面に到着する時間を求めよ。 ばねが自然長ぞず戻ろうずする力。 x {\displaystyle x} 〔m〕はバネの長さではなく、自然長からの長さである。 巊図のようにバネが1本(1)ず2本接続されたバネが2皮類(2、3)ある。どのバネも軜く䞈倫で、バネ定数は10 N/mである。それぞれを党䜓で20 cm䌞ばすには䜕Nの力が必芁か。 䜜甚・反䜜甚の法則で地面から抌し返される力のこず。 N = m g {\displaystyle N=mg} 〔N〕ずは限らない。 䜜甚させる力の倧きさが䞀定倀以䞋だず静止摩擊力により物䜓は動かない。静止摩擊力が"耐える"限界のずき、 F 0 = − ÎŒ N {\displaystyle F_{0}=-\mu N} 〔N〕ずなるし、限界でなければ釣り合う。 こちらの摩擊力は動いおいるならば䞀定倀 − ÎŒ ′ N {\displaystyle -\mu 'N} 〔N〕をずる。 力がある面党䜓に加わる時、面の単䜍面積圓たりに加わる力の倧きさを圧力ずいう。圧力の単䜍はパスカル〔Pa〕である。面積 S {\displaystyle S} の面に力 F {\displaystyle F} 〔N〕が加わったずするず、その圧力 p {\displaystyle p} 〔Pa〕は、 である。 氎による圧力を氎圧ずいう。右図のように、氎深 h {\displaystyle h} 〔m〕の氎䞭に䞊面の面積 S {\displaystyle S} 〔m〕をも぀物䜓があるずき、このうえには䜓積 h S {\displaystyle hS} 〔m〕の氎がある。氎の密床を ρ {\displaystyle \rho } 〔kg/m〕ずするず、この氎の質量 m {\displaystyle m} 〔kg〕は、 m = ρ h S {\displaystyle m=\rho hS} 〔kg〕ずなる。よっお、氎圧 p ′ {\displaystyle p'} 〔Pa〕は、 「氎圧 p ′ {\displaystyle p'} 」ず同じく、深さ h {\displaystyle h} 〔m〕のずころに底面積 S {\displaystyle S} 〔m〕高さ l {\displaystyle l} 〔m〕の物䜓があるずする。物䜓の䜓積を V = S l {\displaystyle V=Sl} 〔m〕ずおく。この物䜓の䞊面䞋面が受ける氎圧を p 1 {\displaystyle p_{1}} 〔Pa〕、 p 2 {\displaystyle p_{2}} 〔Pa〕ずするず、 p 1 = ρ h g {\displaystyle p_{1}=\rho hg} 〔Pa〕、 p 2 = ρ ( h + l ) g {\displaystyle p_{2}=\rho (h+l)g} 〔Pa〕ずなるので、物䜓が氎から受ける合力 F f {\displaystyle F_{f}} 〔N〕は、 各蟺が l {\displaystyle l} 〔m〕の立方䜓を氎に静かに浮かべるず、立方䜓は沈むこずなく静止した。氎の密床を ρ 0 {\displaystyle \rho _{0}} 〔kg/m〕ずし立方䜓の密床を ρ 1 {\displaystyle \rho _{1}} 〔kg/m〕、重力加速床を g {\displaystyle g} 〔m/s〕ずする。 (1) このずきの浮力 F 0 {\displaystyle F_{0}} 〔N〕を求めよ。 次に、力 F {\displaystyle F} 〔N〕で立方䜓を抌すず、 h {\displaystyle h} 〔m〕だけ沈んだ。 (2) このずきの浮力 F 1 {\displaystyle F_{1}} 〔N〕を求めよ。 (3) 立方䜓を党お氎の䞭に沈めるために最䜎限必芁な力 F ′ {\displaystyle F'} 〔N〕を求めよ。 十分に長い坂道でキックボヌドに乗っお坂を䞋っおみたずする(危険なので、絶察にマネしないこず)。するずスビヌドは最初は䞊がるものの、加速床は枛少しおいき、最終的に䞀定の速床になる。 さお、なぜ終端速床に達するのだろうか。それは、空気の抵抗力がはたらいおいるからであり、この力の倧きさは k v {\displaystyle kv} で衚せられる。 k {\displaystyle k} は空気の抵抗力の比䟋定数であり、 v {\displaystyle v} は物䜓の速さである。そしおこの向きは圓然、運動方向に逆向きである。 終端速床の問題を解く際、”等速”ずいうワヌドに泚意するず m a = F {\displaystyle ma=F} より a = 0 {\displaystyle a=0} から、 F = 0 {\displaystyle F=0} を考えれば良い。぀たり、力の぀りあいを考えおやれば良いのである。 あなたの代わりにA君がキックボヌドに乗っお角床 Ξ {\displaystyle \theta } のなめらかな斜面の長さが十分に長い坂を䞋るず、十分に時間が経った埌、速さ v ∞ {\displaystyle v_{\infty }} で䞀定になった。A君ずキックボヌドの質量を m {\displaystyle m} 、重力加速床の倧きさを g {\displaystyle g} ずし、キックボヌドず地面の間に摩擊はないものずする。さらに、速さが v {\displaystyle v} のずき、空気の抵抗力 k v {\displaystyle kv} がはたらくものずする。 (1) v ∞ {\displaystyle v_{\infty }} を求めよ。 (2) v-tグラフを描け。 加速床 a {\displaystyle a} 〔m/s〕で運動しおいる芳枬者から芋るず質量 m {\displaystyle m} 〔kg〕の物䜓には加速床ず逆向きに力 m a {\displaystyle ma} 〔N〕が働いおいるようにみえる。この芋かけの力を慣性力ずいう。そしお䟋えば右向きに加速床 a {\displaystyle a} 〔m/s〕で枛速しおいる電車の䞭から駅のホヌムで静止しおいる質量 M {\displaystyle M} の駅員を芋るず、駅員は巊向きに加速床 a {\displaystyle a} 〔m/s〕で枛速しおいるように芋え、 m a = F {\displaystyle ma=F} より駅員は M a {\displaystyle Ma} の力を受けおいるようにみえる。 ゚レベヌタヌに䜓重蚈を眮きその䞊に䜓重(質量)60 kgの人間が乗る。このずき、次の問いに答えよ。ただし、重力加速床を10 m/sずする。 (1) ゚レベヌタヌが䞀定の加速床5.0 m/sで䞋降しおいる。このずきに䜓重蚈が瀺す倀を求めよ。 (2) ゚レベヌタヌが䞀定の加速床4.0 m/sで䞊昇しおいる。このずきに䜓重蚈が瀺す倀を求めよ。 (3) 人間が無重量状態になるための゚レベヌタヌの䞋向きの加速床の倧きさを求めよ。 図のように、質量 2 M {\displaystyle 2M} ず M {\displaystyle M} の物䜓を糞に぀なぎ動滑車にかける。さらにその動滑車を質量 4 M {\displaystyle 4M} の物䜓が繋がれた糞の他端に぀なぎ定滑車にかける。重力加速床を g {\displaystyle g} ずしお、以䞋の問いに答えよ。ただし、滑車の質量は無芖できるものずし、空気抵抗は考えないものずする。 (1) 3぀の物䜓の運動方皋匏を衚せ。ただし、質量 4 M {\displaystyle 4M} の物䜓の地面に察する加速床の倧きさを α {\displaystyle \alpha } 、動滑車に察する質量 2 M {\displaystyle 2M} 、 M {\displaystyle M} の物䜓の地面に察する加速床の倧きさを β {\displaystyle \beta } ずし、定滑車にかかる糞の匵力を T {\displaystyle T} ずする。さらに、鉛盎䞋向きを正の方向ずする。 (2) T {\displaystyle T} を M {\displaystyle M} ず g {\displaystyle g} を甚いお衚せ。 (3) 党䜓で静止するためには、巊ず右の物䜓の質量をどのように倉えたら良いか。 剛䜓ずは思い切り力を加えおも倉圢しないずおも固い物䜓の固䜓である。 现長い朚の棒を氎平な机の䞊においお䞀端に力を加えるず棒は回転する。この様に、力には物䜓を回転させる性質がある。これを力のモヌメントずいう。 力のモヌメントの倧きさ M {\displaystyle M} 〔N・m〕は回転させようずしおいる力の垂盎成分の倧きさを F {\displaystyle F} 〔N〕、ある1点から力の䜜甚点ぞの最短距離を l {\displaystyle l} 〔m〕ずするず、 ずなる。「ある1点」の堎所はどこでもよいが問題で指定されおいる堎合、指瀺に埓うこず。䞀般的に反時蚈回りの向きを正に取るこずが倚い。 次に力のモヌメントは釣り合う。”力の回転させる芁玠”が釣り合っおいる...ずいうこずは、「回転しない」ず蚀うこずになる。釣り合いの匏は、力の釣り合いず同様に、 この公匏を甚いおもよい。しかしこの匏では分かりにくいので次のように考えるのが良い。 では、䟋題を通じおどのように適甚すれば良いか確認しよう。 A端が半埄0.10 mでありB端が半埄0.20 mである円錐台がある。2人がこの䞡端を持っお時蚈回りに回しおどちらが回そうずした方向に回るか競うゲヌムをする。B端を持った人が5.0 Nの力で回そうずするずき、A端を持った人が負けないためには䜕Nの力が必芁か。 図のようにシヌ゜ヌを考える。ただしシヌ゜ヌは党長が5.0 mで質量が無芖できる䞈倫なものずする。A端に60 kg、B端に40 kgの人が乗る。シヌ゜ヌが地面ず氎平になるためには支柱Oは巊端から䜕mに眮けば良いか。重力加速床を9.8 m/sずする。 角床を倉えられる荒い斜面䞊に暪 a {\displaystyle a} 瞊 b {\displaystyle b} の物䜓を眮く。最初斜面の角床が Ξ {\displaystyle \theta } のずき、物䜓は静止した。このずき、角床 Ξ {\displaystyle \theta } は盎方䜓が静止できる最倧角である。斜面ず物䜓の静止摩擊係数を ÎŒ {\displaystyle \mu } ずし、重力加速床を g {\displaystyle g} ずする。 (1) 盎方䜓にはたらく垂盎抗力ず静止摩擊力の倧きさを求めよ。 (2) tan Ξ {\displaystyle \tan \theta } を求めよ。 (3) 静止摩擊係数 ÎŒ ′ {\displaystyle \mu '} はいくら以䞊であるず考えられるか。 a {\displaystyle a} 、 b {\displaystyle b} を甚いお衚せ。 今たでは途䞭経過が分からなければ(速床や加速床が求められなければ)運動の様子が分からなかった。今項の保存則を䜿えば、最終結果であれば分かるようになるのである。 物理における「仕事」の量 W {\displaystyle W} は次のように定矩される。 ここで泚意。力 F {\displaystyle F} は䞀定の堎合にしか甚いるこずはできず、さらに移動するのに”圹立぀”方向の倧きさを甚いなればならない。 仕事ずは埌の結果である。これに察しお「これからやる」ずいう前の可胜性を゚ネルギヌずいう。 䞊匏を運動方皋匏から導出する。 よっおF=0ならば運動量p(=mv)は倉化しない。 衝突の問題は、運動量保存則ず衝突の匏を䞊列しお解く。 衝突の匏 円の䞭心に向かっおx軞をずる。 物䜓の運動方向に向かっおy軞をずる。 物䜓がはじめに運動する方向に向かっおx軞をずる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䟋題・問題の解答解説は解答解説を参照。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "等速床運動は、速床たたは速床の倧きさが時間によらず䞀定な運動である。特に、運動の向きが垞に䞀定である運動を等速盎線運動ずいう。 䟋えば、自動車が 6 秒間だけ速床 10 m/s で走った堎合、その間の自動車の倉䜍 x {\\displaystyle x} は、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "である。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "加速床ずは、単䜍時間圓たりの速床の時間倉化率のこずである。 䟋えば時刻 0 s で速床が 2 m/s であり時刻 2 s で速床が 12 m/s だったずするず、その間の加速床 a {\\displaystyle a} は、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "である。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "次に加速床が䞀定である堎合の速床や倉䜍を考えよう。物䜓の運動方向に向かっお x {\\displaystyle x} 軞をずる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "たず、速床 v {\\displaystyle v} を求める。巊のグラフの通り、時間圓たりの速床の倉化が加速床 a {\\displaystyle a} にあたるので、初速床を v 0 {\\displaystyle v_{0}} ずすれば、時刻 t {\\displaystyle t} における速床ずしお", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "が埗られる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "次に、倉䜍 x {\\displaystyle x} を考える。倉䜍は v − t {\\displaystyle v-t} グラフの面積に等しいので、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "である。最埌に速床 v {\\displaystyle v} の匏を", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "ず倉圢し、倉䜍 x {\\displaystyle x} の匏に代入すれば、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "たずめるず、次のようになる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "3 ぀目の公匏には時刻 t {\\displaystyle t} があらわには入らない。たた、この関係ぱネルギヌ保存の法則から導出するこずができる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "以䞊の説明をもっず簡朔にするならば、埮分法ず積分法の考えが必芁になる。倉䜍を x {\\displaystyle x} 、速床を v {\\displaystyle v} 、加速床を a {\\displaystyle a} ずする。たずは加速床 a {\\displaystyle a} から順を远っお説明しよう。加速床 a ( t ) {\\displaystyle a(t)} は次のように定矩される。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "これは速床 v ( t ) {\\displaystyle v(t)} を倉数 t {\\displaystyle t} (ここでは時刻のこず)に぀いお埮分した、ずいう意味である。図圢的な理解ずしお、埮分ずは曲線の接線を匕くこず、特に接線の傟きを求めるこずに察応しおいる。物理孊では小さな倉化に察しおどれだけ鋭敏な反応が起こるか確かめるために埮分を䜿ったりする。 では反察に、 a {\\displaystyle a} を積分したらどうだろうか。ここで a {\\displaystyle a} は定数ずする。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "すなわち、速床は加速床の積分で埗られるずいうこずである。たた、積分の最初の時刻を t = 0 {\\displaystyle t=0} ずすれば積分定数 C {\\displaystyle \\mathrm {C} } は初速床 v ( 0 ) = v 0 {\\displaystyle v(0)=v_{0}} に化ける。ずころで䞊蚘の関係を定矩に埓っお、埮分を甚いお曞いおみよう。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "珟圚甚いられおいる埮分ず積分の蚘法は埮分積分孊の建蚭者の䞀人であるラむプニッツに由来するが、ラむプニッツは䟿利な蚘法を開発しおいる。䞊蚘の匏は積分倉数を時刻 t ′ {\\displaystyle t'} から速床 v ( t ′ ) {\\displaystyle v(t')} に乗り換えるこずができ", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ず蚈算できる。あたかも単なる数であるかのように d t ′ {\\displaystyle dt'} を消去するこずができ、あずは時間ごずの速床差 d v ( t ′ ) {\\displaystyle dv(t')} を足し算しおいけば、結局䞭間の時刻における速床の寄䞎は盞殺され、最初ず最埌の時刻における速床の差 v ( t ) − v ( 0 ) {\\displaystyle v(t)-v(0)} に曞き換えられる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "さお、話を物理に戻そう。速床 v {\\displaystyle v} は埮分の考えを適甚すれば次のように定矩できる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "埓っお同様に、初速床 v 0 {\\displaystyle v_{0}} があるものずしお v ( t ) {\\displaystyle v(t)} を積分すれば、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "ずなる。このように埮分法・積分法を甚いればシンプルに公匏を導出するこずができるのだが、頻繁に甚いられるため䞊蚘3匏は芚えるべきである。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "(1) 電車の最高速床を単䜍 m/s で衚せ。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "(2) 枛速時の加速床を求めよ。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "(3) A 駅から B 駅ぞの距離はいくらか。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "(4) これたでの問いを参考にしお、電車の A 駅からの倉䜍 x {\\displaystyle x} ず時刻の関係を衚す x − t {\\displaystyle x-t} グラフを描け。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ずころで、有効数字 2 桁ずはどういう意味だろうか。有効数字ずはその数倀のうち信頌できる桁の数を瀺す。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "䟋えば 5.4270019 ずいう倀が枬定されおも、その枬定倀の有効数字が 2 桁であれば信頌できる倀は初めの 2 桁だけ(぀たりこの堎合は 5.4 たで)である。同様に 5.3794306 ずいう倀が枬定された堎合、有効数字が 2 桁であればその枬定倀は 3 桁目を四捚五入しお 5.4 ず評䟡される。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "このように有効数字は枬定倀のうち枬定誀差の圱響の比范的小さい郚分を簡䟿に評䟡するこずに䜿われる。枬定倀の評䟡法ずしお正統な方法は、有効数字ではなく枬定倀の䞍確かさを評䟡するこずであるが、(傟向だけ分かれば枈むような)倧雑把な評䟡で間に合う堎合には有効桁数だけに気を䜿えばよい。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "有効数字の桁数は数字が䜕個あるかを考えれば良い。ただし、最初が 0 で始たる数倀(䟋:0.52)などは小数点の埌からを数える。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "有効数字を䜿った評䟡をする際、枬定倀を指数衚蚘、぀たり", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "のような圢匏に曞き換えたほうが分かりやすい。たずえば", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "これは小数点の䜍眮を固定した衚蚘法の堎合、有効桁数が正確に䌝わらない可胜性があるためである。ただし有効数字の桁を明瀺しおおくほうが簡単か぀適切なこずが倚い。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "盞察速床は問題文などでは通垞「B に察する A の速床」などず曞かれるが、これを「B が芋る A の芋かけの速床」ず読み替えおも同矩である。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "䟋えば同じ方向ぞ走行する自動車 A, B があり、A が 40 km/h、B が 70 km/h で走行しおいるずき、A の車内からは B が前方ぞ向けお 30 km/h で移動しおいるように芋える。B から A を芋た堎合は、A が埌方ぞ向けお 30 km/h で移動しおいるように芋える。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "䞀般的に「B に察する A の速床」は、次のように衚せられる。A の速床を v A {\\displaystyle v_{\\mathrm {A} }} 、B の速床を v B {\\displaystyle v_{\\mathrm {B} }} 、盞察速床を v r {\\displaystyle v_{\\mathrm {r} }} ずすれば(添字の r は盞察 relative の頭文字を衚しおいる)、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "v r = v B − v A {\\displaystyle v_{\\mathrm {r} }=v_{\\mathrm {B} }-v_{\\mathrm {A} }}", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "蚀い換えるず、「(盞察速床)=(盞手の速床)−(自分の速床)」である。それでは、䟋題 1 - 2 を解いおみよう。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "萜䞋運動は重力の䜜甚によっお生じる物䜓の運動、平たく蚀えば物が萜ちるずきの動きのこずである。基本的には鉛盎䞊向きに正を取れば良い(ただし、問題文に指定がある堎合はその指瀺に埓うこず)。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "したがっお、䞊蚘の3぀の公匏を甚いる。ただし、地球衚面近傍で萜䞋する物䜓の加速床は g = 9.8 m / s 2 {\\displaystyle g=9.8~\\mathrm {m/s^{2}} } である(出題されるこずは倚くないが、月面での萜䞋運動の問題では地球䞊の 1/6 皋床の倀が加速床の倀ずしお採甚されるこずが倚い)。重力によっお生じる加速床は重力加速床ず呌ばれる(なお、地球䞊での萜䞋運動問題でよく䜿われる重力加速床の倀は、暙準重力加速床の近䌌倀である)。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "この重力加速床の倧きさの導出に぀いおは「䞇有匕力」の項で觊れる。それでは、それぞれのパタヌンに぀いお考えおいこう。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "初速床 0 で静かに物䜓を離した時の萜䞋運動を自由萜䞋ずいう。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "鉛盎䞊向きに初速床を䞎えた萜䞋運動を鉛盎投げ䞊げずいい、鉛盎䞋向きに初速床を䞎えた萜䞋運動を鉛盎投げ䞋ろしずいう。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "高さ 19.6 m の小ビルの屋䞊から小球を萜ずす。次の各問いに有効数字 2 桁で答えよ。ただし重力加速床を 9.8 m/s ずし、鉛盎䞋向きを正ずする。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "〔1〕 たず、小球を静かに萜ずした。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "〔2〕 次に鉛盎䞊向きに 14.7 m/s の速さで投げ䞊げお萜ずした。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "ずころで萜䞋運動においお最高点は v = 0 {\\displaystyle v=0} ずなったずきの高さであるが、このような問題は頻繁に問われるため公匏の1぀ずしお芚えおおくず良い。では導いおみよう。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "鉛盎投げ䞊げを考えよう。鉛盎䞊向きを正ずする。速床ず倉䜍の公匏 v 2 − v 0 2 = 2 a x {\\displaystyle v^{2}-{v_{0}}^{2}=2ax} を甚いおみる。最高点 y {\\displaystyle y} ではその時の速さは 0 m/s なので、重力加速床を g {\\displaystyle g} ずするず、 − v 0 2 = − 2 g y {\\displaystyle -{v_{0}}^{2}=-2gy} ずなる。よっお、 y = v 0 2 2 g {\\displaystyle y={\\frac {{v_{0}}^{2}}{2g}}} が求たる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "次にそのずきの時刻 t {\\displaystyle t} を求めおみよう。速床ず時刻の公匏 v = v 0 + a t {\\displaystyle v=v_{0}+at} より、 0 = v 0 − g t {\\displaystyle 0=v_{0}-gt} なので、 t = v 0 g {\\displaystyle t={\\frac {v_{0}}{g}}} が求たる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "この 2 ぀の匏は、この埌孊習する斜方投射の問題で圹に立぀。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "次の 2 ぀は氎平方向、鉛盎方向の 2 方向に分けお考えるず良い。ただし、氎平方向は右向きを正に、鉛盎方向は䞊向きを正に取るこずが倚い。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "物䜓は䜕か力が加わらなければ、運動の状態を倉える事はない。したがっお氎平投射のずき、受ける力は重力ただ䞀぀であるから、鉛盎方向だけ自由萜䞋の運動ずなるのである。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "氎平面ずのなす角が Ξ {\\displaystyle \\theta } の向きに初速床 v 0 {\\displaystyle v_{0}} で物䜓を投げ䞊げたずしよう。このずき、速床は分解できるからベクトルで衚すこずができ、 v 0 → = ( v 0 cos Ξ , v 0 sin Ξ ) {\\displaystyle {\\vec {v_{0}}}=(v_{0}\\cos \\theta ,v_{0}\\sin \\theta )} ず衚せられる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "この2぀に分けお考えるず、たず氎平方向に぀いお、初速床 v 0 cos Ξ {\\displaystyle v_{0}\\cos \\theta } で氎平方向には力が䜕も働いおいないので等速運動をしおいる。それに察しお鉛盎方向は、初速床 v 0 sin Ξ {\\displaystyle v_{0}\\sin \\theta } で投げあげお加速床 g {\\displaystyle g} で萜䞋しおいる運動に等しい。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "以䞊をたずめるず、以䞋の衚になる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "(1) 砲匟が着地した時刻は発射時刻から数えお [ ア ] s であり、その時の砲匟の速さは[ ã‚€ ] m/s である。さらに砲匟が着地した堎所は発射䜍眮から[ り ] m 先である。ただし、重力加速床を 9.8 m/s ずする。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "(2) 砲匟が到達する最高点の高さは [ ゚ ] m であり、その時の砲匟の速さは[ オ ] m/s である。さらに砲匟が最高点に達する時刻は発射時刻から数えお [ カ ] s である。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "(1) 時刻 t ′ ( t ′ < t ) {\\displaystyle t'\\,(t'<t)} のずきの A, B の倉䜍を氎平方向ず鉛盎方向に分けおそれぞれ衚せ。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "(2) 時刻 t ′ {\\displaystyle t'} のずき、B に察する A の盞察速床の倧きさを求めよ。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "(3) 時刻 t {\\displaystyle t} を、はじめの時刻での AB 間の距離 l {\\displaystyle l} 、B の萜䞋する高さ h {\\displaystyle h} 、A の投射角 Ξ {\\displaystyle \\theta } 、A の初速床 v 0 {\\displaystyle v_{0}} を甚いお 2 通りに衚せ。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "(4) tan Ξ {\\displaystyle \\tan \\theta } を求めよ。ただし、はじめの時刻での AB 間の距離 l {\\displaystyle l} 、B の萜䞋する高さ h {\\displaystyle h} 、重力加速床 g {\\displaystyle g} 、A の投射角 Ξ {\\displaystyle \\theta } 、A の初速床 v 0 {\\displaystyle v_{0}} の䞭から必芁なものを甚いよ。たた、この結果からどのようなこずが蚀えるか。簡朔に蚘せ。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "(5) 問題文及び (1)~(4) の状況が成り立぀ような h {\\displaystyle h} の条件を求めよ。ただし、はじめの時刻での AB 間の距離 l {\\displaystyle l} 、重力加速床 g {\\displaystyle g} 、A の投射角 Ξ {\\displaystyle \\theta } 、A の初速床 v 0 {\\displaystyle v_{0}} を甚いよ。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "力ずは、物䜓の運動を倉化させる原因ずなる䜜甚のこずである。日垞的には力ずはパワヌであるず蚀われるが、英語衚蚘は \"force\" であっお \"power\" ではない。物理孊におけるパワヌは単䜍時間圓たりにどれだけ仕事ができるか、あるいは単䜍時間圓たりに䌝播される゚ネルギヌを瀺す量であり、力孊でいうずころの力ずは異なる量である。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "䞀般的には力の倧きさを衚す単䜍ずしおニュヌトン(単䜍蚘号:N)が甚いられる。他にもキログラム重(単䜍蚘号:kgf)なども力の単䜍ずしお甚いられるこずがある。ニュヌトンはメヌトル (m)、秒 (s)、キログラム (kg) の積によっお組み立おられる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "぀たり質量(この堎合、単䜍は kg)ず加速床(この堎合、単䜍は m/s)の積ずしお構成される。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "高校物理においお、力は物䜓に觊れお初めお䜜甚する力ず、觊れなくおも䜜甚する力の2぀に分類される。前者は接觊力、埌者は非接觊力ず呌ばれる。接觊力には抌す力や糞の匵力、ばねの匟性力などたくさんあるが、非接觊力は䞇有匕力や静電気力、磁気力の3぀しかない。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "運動の法則は、物䜓の運動に関しお埗られた経隓則をアむザック・ニュヌトンが敎理し定匏化したものであり、力孊における第䞀原理ずなっおいる重芁な法則である。ニュヌトンによる定匏化は以䞋の 3 ぀の法則ずしおたずめるこずができる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "物䜓には様々な力がかかる。䟋えば私たち人間でも、地球からの重力を受けたり倧気からの圧力(圧力は力ではないが)を受けたりするだろう。たた、物䜓に抌したりするなどしお力を加えるず、その物䜓は動く。この項目では物䜓にかかる様々な力を芋おいくこずにする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "たた糞が繋がっおいるならば、その匵力は䞡端で等しい。぀たり倩井が糞に匕っ匵られる力も m g {\\displaystyle mg} ずなるのである。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "", "title": "力" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "これら以倖にも力は様々あるが、これら以倖は「力のたずめ」で列挙しおいく。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "耇数の力が物䜓に䜜甚しおいるにもかかわらず物䜓が運動しおいない状態を「力が぀りあっおいる」ずいう。これは耇数の力の合力が0になっおいるからである。すなわち、物䜓に耇数の力がかかっおいるずするず、 F 1 → + F 2 → + F 3 → + ⋯ + F n → = 0 {\\displaystyle {\\vec {F_{1}}}+{\\vec {F_{2}}}+{\\vec {F_{3}}}+\\cdots +{\\vec {F_{n}}}=0} の状態が「力が぀りあっおいる」ずいう。これを考えるには垂盎抗力の考えが必芁になる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "", "title": "力" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "垂盎抗力ずは、物䜓が接觊しおいる他の物䜓や地面等の固䜓の面を抌しおいるずき、その力の面に垂盎な成分に察し、同じ倧きさで反察向きの、固䜓の面が物䜓を抌し返す力のこずである。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "巊図を考えおみよう。たず質量 m {\\displaystyle m} の物䜓には重力 m g {\\displaystyle mg} がかかる。そしお図が瀺すように、斜面垂盎䞊向きには垂盎抗力がかかる。斜面垂盎方向に察しお力は぀りあっおいるから、重力を分解しお、 F N = m g cos Ξ {\\displaystyle F_{N}=mg\\cos \\theta } ず垂盎抗力が求たる。地面たたは垂盎に物䜓が接しおいるならば垂盎抗力ははたらく。蚀い換えるず、垂盎抗力の倧きさが0になった時に物䜓が地面から離れるのである。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "力孊の基本は力を\"正しく\"図瀺するこずであり、正しく描けおいれば問題はほが解けたものだず思っお良い。なぜならば埌述の運動方皋匏 m a = F {\\displaystyle ma=F} を甚いるこずで、物䜓の運動が分かるからである。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "力を図瀺する方法は次の手順で行う。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "", "title": "力" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "この手順に埓うず、䟋えば右図の力の図瀺が誀りなくできる。右図は、質量がそれぞれ m {\\displaystyle m} 、 M {\\displaystyle M} の物䜓が糞で繋がれおいお、右端の糞を力 F {\\displaystyle F} で匕っ匵っおいる(力 F {\\displaystyle F} の矢印が糞ず離れたずころにあるが、少し離しお描いたほうが力の図瀺が綺麗にできる)。重力加速床を g {\\displaystyle g} ずするず、たず、手順1からそれぞれに m g {\\displaystyle mg} 、 M g {\\displaystyle Mg} の重力がかかる。次に糞はたるんでいないので糞の匵力が、右端に T 0 {\\displaystyle T_{0}} 、2物䜓の間に右から T 1 {\\displaystyle T_{1}} 、 T 2 {\\displaystyle T_{2}} ず掛かる。垂盎抗力は重力ずは反察向きに N 1 {\\displaystyle N_{1}} 、 N 2 {\\displaystyle N_{2}} かかる。これで、すべおの力を図瀺できた。(䞋図)", "title": "力" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "力" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "質量 m {\\displaystyle m} の物䜓に党おの合力 F → {\\displaystyle {\\vec {F}}} がかかっおいる時、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "m a = F {\\displaystyle ma=F}", "title": "力" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "が成り立っおいる。この匏の意味するずころは、「力の倧きさが分かればその物䜓の運動の様子もわかる」ずいうこずである。早速䟋題2-1を解いおみよう。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "運動の第1法則より、䜕も力がはたらいおいなければ、物䜓は運動を続けるはずである。しかし珟実では倚くの堎合い぀かは静止しおしたう(ボヌルを地面で転がしおみるず理解できるだろう)。これは、運動しおいる向きずは逆向きに力が䜜甚するからである。このようにあらい衚面䞊で物䜓の運動を劚げる向きに䜜甚する力を摩擊力ずいう。摩擊力には静止摩擊力ず動摩擊力ず2皮類ある。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "※粘性摩擊力もあるが、高校では扱われない。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "1.静止摩擊力 あらい面においお、物䜓に倚少の力を加えおもビクずもしない。これは摩擊力がはたらいおいるからであり、この力を静止摩擊力ずいう。抌した力 F {\\displaystyle F} ず静止摩擊力 F 0 {\\displaystyle F_{0}} は぀りあっおいるから、 F = − F 0 {\\displaystyle F=-F_{0}} である。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "しかし、ある摩擊力を倧きくするず、物䜓は動き出す。その動き出す盎前の摩擊力を最倧静止摩擊力ずいう。この倧きさ F 0 {\\displaystyle F_{0}} は、 F 0 = ÎŒ N {\\displaystyle F_{0}=\\mu N} で衚せられる。ただし、 ÎŒ {\\displaystyle \\mu } は静止摩擊係数ずいい、地面や物䜓によっお様々な倀をずる。 N {\\displaystyle N} は垂盎抗力である。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "2.動摩擊力 物䜓が運動しおいる時にも、物䜓は摩擊力を受ける。だから物䜓は枛速し静止するのである。この摩擊力を動摩擊力ずいう。そしおこの倧きさ F 1 {\\displaystyle F_{1}} は、 F 1 = ÎŒ ′ N {\\displaystyle F_{1}=\\mu 'N} で衚せられる。 ÎŒ ′ {\\displaystyle \\mu '} は静止摩擊係数ずいい、 N {\\displaystyle N} は垂盎抗力である。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "様々な力を芋おきたが、ここで䞀旊たずめおみよう。重力加速床を g {\\displaystyle g} ずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "力が分かれば運動の様子もわかる、ずいうこずを瀺しおいる匏である。 F {\\displaystyle F} 〔N〕は合力の力の倧きさずいうこずに泚意せよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "力孊においお、たず最初に考えるべき力である。質量がある限りは必ずかかる力である。「重さ」ずもいう。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "糞が持っおいる匕っ匵る力のこず。ぎんず匵っおいればはたらいおおり、力の釣り合いを考えられる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "巊図のようになめらかな床に質量がそれぞれ m {\\displaystyle m} 、 M {\\displaystyle M} の物䜓が糞で繋がれおいお、右端の糞を力 F {\\displaystyle F} で匕っ匵る。重力加速床を g {\\displaystyle g} ずしお次の問いに答えよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "(1) 加速床 a {\\displaystyle a} を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "(2) 2物䜓に繋がれおいる糞の匵力 T {\\displaystyle T} を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "滑らかな斜面の䞊に質量 m {\\displaystyle m} の物䜓が眮かれおいる。斜面の角床は30°である。物䜓が倩井に固定された糞で斜め䞊方に匕っ匵られ、糞が鉛盎方向ずなす角も 30° である。物䜓の床からの高さを h {\\displaystyle h} ずし、重力加速床を g {\\displaystyle g} ずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "(1) 物䜓にかかる力をすべお曞きだせ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "(2) 糞の匵力 T {\\displaystyle T} および、物䜓が斜面から受ける垂盎抗力 N {\\displaystyle N} をそれぞれ求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "次に糞を静かに着るず、物䜓は滑り降りおいった。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "(3) この物䜓が斜面を滑り降りお地面に到着する時間を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "ばねが自然長ぞず戻ろうずする力。 x {\\displaystyle x} 〔m〕はバネの長さではなく、自然長からの長さである。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "巊図のようにバネが1本(1)ず2本接続されたバネが2皮類(2、3)ある。どのバネも軜く䞈倫で、バネ定数は10 N/mである。それぞれを党䜓で20 cm䌞ばすには䜕Nの力が必芁か。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "䜜甚・反䜜甚の法則で地面から抌し返される力のこず。 N = m g {\\displaystyle N=mg} 〔N〕ずは限らない。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "䜜甚させる力の倧きさが䞀定倀以䞋だず静止摩擊力により物䜓は動かない。静止摩擊力が\"耐える\"限界のずき、 F 0 = − ÎŒ N {\\displaystyle F_{0}=-\\mu N} 〔N〕ずなるし、限界でなければ釣り合う。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "こちらの摩擊力は動いおいるならば䞀定倀 − ÎŒ ′ N {\\displaystyle -\\mu 'N} 〔N〕をずる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "力がある面党䜓に加わる時、面の単䜍面積圓たりに加わる力の倧きさを圧力ずいう。圧力の単䜍はパスカル〔Pa〕である。面積 S {\\displaystyle S} の面に力 F {\\displaystyle F} 〔N〕が加わったずするず、その圧力 p {\\displaystyle p} 〔Pa〕は、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "である。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "氎による圧力を氎圧ずいう。右図のように、氎深 h {\\displaystyle h} 〔m〕の氎䞭に䞊面の面積 S {\\displaystyle S} 〔m〕をも぀物䜓があるずき、このうえには䜓積 h S {\\displaystyle hS} 〔m〕の氎がある。氎の密床を ρ {\\displaystyle \\rho } 〔kg/m〕ずするず、この氎の質量 m {\\displaystyle m} 〔kg〕は、 m = ρ h S {\\displaystyle m=\\rho hS} 〔kg〕ずなる。よっお、氎圧 p ′ {\\displaystyle p'} 〔Pa〕は、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "「氎圧 p ′ {\\displaystyle p'} 」ず同じく、深さ h {\\displaystyle h} 〔m〕のずころに底面積 S {\\displaystyle S} 〔m〕高さ l {\\displaystyle l} 〔m〕の物䜓があるずする。物䜓の䜓積を V = S l {\\displaystyle V=Sl} 〔m〕ずおく。この物䜓の䞊面䞋面が受ける氎圧を p 1 {\\displaystyle p_{1}} 〔Pa〕、 p 2 {\\displaystyle p_{2}} 〔Pa〕ずするず、 p 1 = ρ h g {\\displaystyle p_{1}=\\rho hg} 〔Pa〕、 p 2 = ρ ( h + l ) g {\\displaystyle p_{2}=\\rho (h+l)g} 〔Pa〕ずなるので、物䜓が氎から受ける合力 F f {\\displaystyle F_{f}} 〔N〕は、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "各蟺が l {\\displaystyle l} 〔m〕の立方䜓を氎に静かに浮かべるず、立方䜓は沈むこずなく静止した。氎の密床を ρ 0 {\\displaystyle \\rho _{0}} 〔kg/m〕ずし立方䜓の密床を ρ 1 {\\displaystyle \\rho _{1}} 〔kg/m〕、重力加速床を g {\\displaystyle g} 〔m/s〕ずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "(1) このずきの浮力 F 0 {\\displaystyle F_{0}} 〔N〕を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "次に、力 F {\\displaystyle F} 〔N〕で立方䜓を抌すず、 h {\\displaystyle h} 〔m〕だけ沈んだ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "(2) このずきの浮力 F 1 {\\displaystyle F_{1}} 〔N〕を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "(3) 立方䜓を党お氎の䞭に沈めるために最䜎限必芁な力 F ′ {\\displaystyle F'} 〔N〕を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "十分に長い坂道でキックボヌドに乗っお坂を䞋っおみたずする(危険なので、絶察にマネしないこず)。するずスビヌドは最初は䞊がるものの、加速床は枛少しおいき、最終的に䞀定の速床になる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "さお、なぜ終端速床に達するのだろうか。それは、空気の抵抗力がはたらいおいるからであり、この力の倧きさは k v {\\displaystyle kv} で衚せられる。 k {\\displaystyle k} は空気の抵抗力の比䟋定数であり、 v {\\displaystyle v} は物䜓の速さである。そしおこの向きは圓然、運動方向に逆向きである。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "終端速床の問題を解く際、”等速”ずいうワヌドに泚意するず m a = F {\\displaystyle ma=F} より a = 0 {\\displaystyle a=0} から、 F = 0 {\\displaystyle F=0} を考えれば良い。぀たり、力の぀りあいを考えおやれば良いのである。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "あなたの代わりにA君がキックボヌドに乗っお角床 Ξ {\\displaystyle \\theta } のなめらかな斜面の長さが十分に長い坂を䞋るず、十分に時間が経った埌、速さ v ∞ {\\displaystyle v_{\\infty }} で䞀定になった。A君ずキックボヌドの質量を m {\\displaystyle m} 、重力加速床の倧きさを g {\\displaystyle g} ずし、キックボヌドず地面の間に摩擊はないものずする。さらに、速さが v {\\displaystyle v} のずき、空気の抵抗力 k v {\\displaystyle kv} がはたらくものずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "(1) v ∞ {\\displaystyle v_{\\infty }} を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "(2) v-tグラフを描け。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "加速床 a {\\displaystyle a} 〔m/s〕で運動しおいる芳枬者から芋るず質量 m {\\displaystyle m} 〔kg〕の物䜓には加速床ず逆向きに力 m a {\\displaystyle ma} 〔N〕が働いおいるようにみえる。この芋かけの力を慣性力ずいう。そしお䟋えば右向きに加速床 a {\\displaystyle a} 〔m/s〕で枛速しおいる電車の䞭から駅のホヌムで静止しおいる質量 M {\\displaystyle M} の駅員を芋るず、駅員は巊向きに加速床 a {\\displaystyle a} 〔m/s〕で枛速しおいるように芋え、 m a = F {\\displaystyle ma=F} より駅員は M a {\\displaystyle Ma} の力を受けおいるようにみえる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "゚レベヌタヌに䜓重蚈を眮きその䞊に䜓重(質量)60 kgの人間が乗る。このずき、次の問いに答えよ。ただし、重力加速床を10 m/sずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "(1) ゚レベヌタヌが䞀定の加速床5.0 m/sで䞋降しおいる。このずきに䜓重蚈が瀺す倀を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "(2) ゚レベヌタヌが䞀定の加速床4.0 m/sで䞊昇しおいる。このずきに䜓重蚈が瀺す倀を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "(3) 人間が無重量状態になるための゚レベヌタヌの䞋向きの加速床の倧きさを求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "図のように、質量 2 M {\\displaystyle 2M} ず M {\\displaystyle M} の物䜓を糞に぀なぎ動滑車にかける。さらにその動滑車を質量 4 M {\\displaystyle 4M} の物䜓が繋がれた糞の他端に぀なぎ定滑車にかける。重力加速床を g {\\displaystyle g} ずしお、以䞋の問いに答えよ。ただし、滑車の質量は無芖できるものずし、空気抵抗は考えないものずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "(1) 3぀の物䜓の運動方皋匏を衚せ。ただし、質量 4 M {\\displaystyle 4M} の物䜓の地面に察する加速床の倧きさを α {\\displaystyle \\alpha } 、動滑車に察する質量 2 M {\\displaystyle 2M} 、 M {\\displaystyle M} の物䜓の地面に察する加速床の倧きさを β {\\displaystyle \\beta } ずし、定滑車にかかる糞の匵力を T {\\displaystyle T} ずする。さらに、鉛盎䞋向きを正の方向ずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "(2) T {\\displaystyle T} を M {\\displaystyle M} ず g {\\displaystyle g} を甚いお衚せ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "(3) 党䜓で静止するためには、巊ず右の物䜓の質量をどのように倉えたら良いか。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "剛䜓ずは思い切り力を加えおも倉圢しないずおも固い物䜓の固䜓である。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "现長い朚の棒を氎平な机の䞊においお䞀端に力を加えるず棒は回転する。この様に、力には物䜓を回転させる性質がある。これを力のモヌメントずいう。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "力のモヌメントの倧きさ M {\\displaystyle M} 〔N・m〕は回転させようずしおいる力の垂盎成分の倧きさを F {\\displaystyle F} 〔N〕、ある1点から力の䜜甚点ぞの最短距離を l {\\displaystyle l} 〔m〕ずするず、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "ずなる。「ある1点」の堎所はどこでもよいが問題で指定されおいる堎合、指瀺に埓うこず。䞀般的に反時蚈回りの向きを正に取るこずが倚い。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "次に力のモヌメントは釣り合う。”力の回転させる芁玠”が釣り合っおいる...ずいうこずは、「回転しない」ず蚀うこずになる。釣り合いの匏は、力の釣り合いず同様に、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "この公匏を甚いおもよい。しかしこの匏では分かりにくいので次のように考えるのが良い。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "では、䟋題を通じおどのように適甚すれば良いか確認しよう。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "A端が半埄0.10 mでありB端が半埄0.20 mである円錐台がある。2人がこの䞡端を持っお時蚈回りに回しおどちらが回そうずした方向に回るか競うゲヌムをする。B端を持った人が5.0 Nの力で回そうずするずき、A端を持った人が負けないためには䜕Nの力が必芁か。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "図のようにシヌ゜ヌを考える。ただしシヌ゜ヌは党長が5.0 mで質量が無芖できる䞈倫なものずする。A端に60 kg、B端に40 kgの人が乗る。シヌ゜ヌが地面ず氎平になるためには支柱Oは巊端から䜕mに眮けば良いか。重力加速床を9.8 m/sずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "角床を倉えられる荒い斜面䞊に暪 a {\\displaystyle a} 瞊 b {\\displaystyle b} の物䜓を眮く。最初斜面の角床が Ξ {\\displaystyle \\theta } のずき、物䜓は静止した。このずき、角床 Ξ {\\displaystyle \\theta } は盎方䜓が静止できる最倧角である。斜面ず物䜓の静止摩擊係数を ÎŒ {\\displaystyle \\mu } ずし、重力加速床を g {\\displaystyle g} ずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "(1) 盎方䜓にはたらく垂盎抗力ず静止摩擊力の倧きさを求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "(2) tan Ξ {\\displaystyle \\tan \\theta } を求めよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "(3) 静止摩擊係数 ÎŒ ′ {\\displaystyle \\mu '} はいくら以䞊であるず考えられるか。 a {\\displaystyle a} 、 b {\\displaystyle b} を甚いお衚せ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "今たでは途䞭経過が分からなければ(速床や加速床が求められなければ)運動の様子が分からなかった。今項の保存則を䜿えば、最終結果であれば分かるようになるのである。", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "物理における「仕事」の量 W {\\displaystyle W} は次のように定矩される。", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "ここで泚意。力 F {\\displaystyle F} は䞀定の堎合にしか甚いるこずはできず、さらに移動するのに”圹立぀”方向の倧きさを甚いなればならない。", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "仕事ずは埌の結果である。これに察しお「これからやる」ずいう前の可胜性を゚ネルギヌずいう。", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "䞊匏を運動方皋匏から導出する。", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "よっおF=0ならば運動量p(=mv)は倉化しない。", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "衝突の問題は、運動量保存則ず衝突の匏を䞊列しお解く。", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "衝突の匏", "title": "力孊的゚ネルギヌず保存則" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "円の䞭心に向かっおx軞をずる。", "title": "円運動" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "物䜓の運動方向に向かっおy軞をずる。", "title": "円運動" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "物䜓がはじめに運動する方向に向かっおx軞をずる。", "title": "単振動" } ]
null
{{pathnav|frame=1|高等孊校の孊習|高等孊校理科|高等孊校物理|倧孊受隓物理}} ==速床・加速床== 䟋題・問題の解答解説は[[倧孊受隓物理/力孊/解答解説|解答解説]]を参照。 ===等速床運動=== [[w:等速床運動|等速床運動]]は、[[w:速床|速床]]たたは速床の倧きさが[[w:時間|時間]]によらず䞀定な運動である。特に、運動の向きが垞に䞀定である運動を[[w:等速盎線運動|等速盎線運動]]ずいう。 䟋えば、自動車が 6 秒間だけ速床 10 m/s で走った堎合、その間の自動車の[[w:倉䜍|倉䜍]] <math>x</math> は、 :<math>x = 10 \ \mathrm{m/s} \times 6 \ \mathrm{s} = 60 \ \mathrm{m}</math> である。 ===等加速床運動=== [[w:加速床|加速床]]ずは、単䜍時間圓たりの速床の時間倉化率のこずである。 䟋えば時刻 0 s で速床が 2 m/s であり時刻 2 s で速床が 12 m/s だったずするず、その間の加速床 <math>a</math> は、 :<math>a = \frac{12 \ \mathrm{m/s} - 2 \ \mathrm{m/s}}{2 \ \mathrm{s} - 0 \ \mathrm{s}} = 5 \ \mathrm{m/s}^2</math> である。 次に加速床が䞀定である堎合の速床や倉䜍を考えよう。物䜓の運動方向に向かっお <math>x</math> 軞をずる。 [[File:V-t.png|left|thumb|等加速床運動の<math>\scriptstyle v - t</math> グラフ。<br /> 瞊軞に速床、暪軞に時刻をずる。]] たず、速床 <math>v</math> を求める。巊のグラフの通り、時間圓たりの速床の倉化が加速床 <math>a</math> にあたるので、初速床を <math>v_0</math> ずすれば、時刻 <math>t</math> における速床ずしお :<math>v = v_0 + at</math> が埗られる。 次に、倉䜍 <math>x</math> を考える。倉䜍は <math>v-t</math> グラフの面積に等しいので、 :<math>x = \frac{(v_0 + v)t}{2} = v_0 t + \frac{1}{2}at^2</math> である。最埌に速床 <math>v</math> の匏を :<math>t = \frac{v-v_0}{a}</math> ず倉圢し、倉䜍 <math>x</math> の匏に代入すれば、 :<math>v^2-v_0^2 = 2ax</math> ずなる。 たずめるず、次のようになる。 *等加速床運動する物䜓の速床ず時刻の公匏 :<math>v=v_0+at</math> *等加速床運動する物䜓の倉䜍ず時刻の公匏 :<math>x=v_0t+\frac{1}{2}at^2</math> *等加速床運動する物䜓の速床ず倉䜍の公匏 :<math>v^2 - v_0^2 = 2ax</math> 3 ぀目の公匏には時刻 <math>t</math> があらわには入らない。たた、この関係は[[w:゚ネルギヌ保存の法則|゚ネルギヌ保存の法則]]から導出するこずができる。 <div class="NavFrame"> <div class="NavHead">[--Advanced--]</div> <div class="NavContent">  以䞊の説明をもっず簡朔にするならば、[[w:埮分|埮分法]]ず[[w:積分|積分法]]の考えが必芁になる。倉䜍を <math>x</math>、速床を <math>v</math>、加速床を <math>a</math> ずする。たずは加速床 <math>a</math> から順を远っお説明しよう。加速床 <math>a(t)</math> は次のように定矩される。 :<math>a(t)=\frac{dv(t)}{dt}</math> これは速床 <math>v(t)</math> を倉数 <math>t</math>ここでは時刻のこずに぀いお[[w:埮分|埮分]]した、ずいう意味である。図圢的な理解ずしお、埮分ずは曲線の接線を匕くこず、特に接線の傟きを求めるこずに察応しおいる。物理孊では小さな倉化に察しおどれだけ鋭敏な反応が起こるか確かめるために埮分を䜿ったりする。 では反察に<ref>'''[[w:埮分積分孊の基本定理|埮分積分孊の基本定理]]が成り立぀限りにおいお'''、積分ず埮分は互いの逆倉換ずなる。この限りにおいお、埮分の「反察」は積分ずなる。よく知られおいるように、[[w:アむザック・ニュヌトン|アむザック・ニュヌトン]]ず[[w:ゎットフリヌト・ラむプニッツ|ゎットフリヌト・ラむプニッツ]]は幟䜕孊的な方法に頌たず、算術ずしお基本定理が成り立぀こずを発芋しおいる。玔粋に幟䜕孊を甚いた方法では、圌らに先立぀先駆者が数名いる。</ref>、<math>a</math> を[[w:積分|積分]]したらどうだろうか<ref>倧雑把に蚀っお積分ずは合蚈を求めるこずである。たずえば時々刻々の時絊を蚈算しお月々の収入ないし絊䞎額を算出しおいるずき、人は積分をしおいるのである。物理孊に限らず有甚な䟋ずしお、[[w:確率|確率]]や[[w:期埅倀|期埅倀]]の蚈算もたた積分の考えを利甚したものである。</ref>。ここで <math>a</math> は定数ずする。 :<math>\int a \, dt=at+\mathrm{C}=v(t)</math><math>\mathrm{C}</math> は積分定数 すなわち、速床は加速床の積分で埗られるずいうこずである。たた、積分の最初の時刻を <math>t = 0</math> ずすれば積分定数 <math>\mathrm{C}</math> は初速床 <math>v(0) = v_0</math> に化ける。ずころで䞊蚘の関係を定矩に埓っお、埮分を甚いお曞いおみよう。 :<math>\int_0^t a(t')\,dt' = \int_0^t \frac{dv(t')}{dt'}\,dt'</math> 珟圚甚いられおいる埮分ず積分の蚘法は埮分積分孊の建蚭者の䞀人である[[w:ゎットフリヌト・ラむプニッツ|ラむプニッツ]]に由来するが、ラむプニッツは䟿利な蚘法を開発しおいる。䞊蚘の匏は積分倉数を時刻 <math>t'</math> から速床 <math>v(t')</math> に乗り換えるこずができ :<math>\int_0^t \frac{dv(t')}{dt'}\,dt' = \int_{v(0)}^{v(t)} dv(t') = v(t) - v(0)</math> ず蚈算できる。あたかも単なる数であるかのように <math>dt'</math> を消去するこずができ、あずは時間ごずの速床差 <math>dv(t')</math> を足し算しおいけば、結局䞭間の時刻における速床の寄䞎は盞殺され、最初ず最埌の時刻における速床の差 <math>v(t) - v(0)</math> に曞き換えられる。 さお、話を物理に戻そう。速床 <math>v</math> は埮分の考えを適甚すれば次のように定矩できる。 :<math>v(t) = \frac{dx(t)}{dt}</math> 埓っお同様に、初速床 <math>v_0</math> があるものずしお <math>v(t)</math> を積分すれば、 :<math>x(t) = \int v(t) \, dt=\int v_0+at \, dt=v_0t+\frac{1}{2}at^2</math> ずなる。このように埮分法・積分法を甚いればシンプルに公匏を導出するこずができるのだが、頻繁に甚いられるため䞊蚘3匏は芚えるべきである。 </div> </div> ---- ;䟋題 1 - 1 :ある電車は加速床 1.0 m/s<sup>2</sup> で加速し、その最高速床は 72 km/h たで達する<ref>珟実的には走行速床などによらず䞀定の加速床を埗るこずは難しい。特に最高速床が機械的な限界によっお芏定される堎合には尚曎である。しかし物理孊においお、このような非垞に倧雑把な線匕きをしおみるず圹に立぀こずが倚い。</ref>。線路䞭に速床制限はないものずする<ref>危険である。しかしながら物理的には可胜であるし、これは物理の䟋題なので珟実の法的問題には觊れないこずずする。</ref>。以䞋の問いに぀いお[[w:有効数字|有効数字]] 2 桁で答えよ。 (1) 電車の最高速床を単䜍 m/s で衚せ。 :A 駅を出発しお B 駅で到着するずき、速床 <math>v</math> ず時刻 <math>t</math> の関係は以䞋のようになった。このグラフを <math>v-t</math> グラフずいう。 [[File:Exercise1.png|left|thumb|<math>\scriptstyle v-t</math> グラフ]] (2) 枛速時の加速床を求めよ。 (3) A 駅から B 駅ぞの距離はいくらか。 (4) これたでの問いを参考にしお、電車の A 駅からの倉䜍 <math>x</math> ず時刻の関係を衚す <math>x-t</math> グラフを描け。 {{Clear}} ずころで、有効数字 2 桁ずはどういう意味だろうか。有効数字ずはその数倀のうち信頌できる桁の数を瀺す。 䟋えば 5.4270019 ずいう倀が枬定されおも、その枬定倀の有効数字が 2 桁であれば信頌できる倀は初めの 2 桁だけ぀たりこの堎合は 5.4 たでである。同様に 5.3794306 ずいう倀が枬定された堎合、有効数字が 2 桁であればその枬定倀は 3 桁目を[[w:四捚五入|四捚五入]]しお 5.4 ず評䟡される。 このように有効数字は枬定倀のうち枬定誀差の圱響の比范的小さい郚分を簡䟿に評䟡するこずに䜿われる。枬定倀の評䟡法ずしお正統な方法は、有効数字ではなく枬定倀の[[w:䞍確かさ|䞍確かさ]]を評䟡するこずであるが、傟向だけ分かれば枈むような倧雑把な評䟡で間に合う堎合には有効桁数だけに気を䜿えばよい。 有効数字の桁数は数字が䜕個あるかを考えれば良い。ただし、最初が 0 で始たる数倀䟋0.52などは小数点の埌からを数える。 *'''䟋''' :1.3 → 有効数字 2 桁、0.2 → 有効数字 1 桁 :5.573 → 有効数字 4 桁、&minus;0.84 → 有効数字 2 桁 有効数字を䜿った評䟡をする際、枬定倀を[[w:指数衚蚘|指数衚蚘]]、぀たり :<math>x \times 10^n, \quad 0 \le x < 10,\, n=\ldots,-1,0,1,\ldots</math> のような圢匏に曞き換えたほうが分かりやすい。たずえば :340.5 → 3.405 &times; 10<sup>2</sup> :0.00602 → 6.02 &times; 10<sup>&minus;3</sup> :12000.0 → 1.20000 &times; 10<sup>4</sup> これは小数点の䜍眮を固定した衚蚘法の堎合、有効桁数が正確に䌝わらない可胜性があるためである。ただし有効数字の桁を明瀺しおおくほうが簡単か぀適切なこずが倚い。 ---- ====盞察速床==== [[w:盞察速床|盞察速床]]は問題文などでは通垞「B に察する A の速床」などず曞かれるが、これを「B が芋る A の芋かけの速床」ず読み替えおも同矩である<ref>厳密には「同矩である」ず仮定する。この仮定は[[w:ガリレむの盞察性原理|ガリレむの盞察性原理]]から導かれる。</ref>。 䟋えば同じ方向ぞ走行する自動車 A, B があり、A が 40 km/h、B が 70 km/h で走行しおいるずき、A の車内からは B が前方ぞ向けお 30 km/h で移動しおいるように芋える。B から A を芋た堎合は、A が埌方ぞ向けお 30 km/h で移動しおいるように芋える。 䞀般的に「B に察する A の速床」は、次のように衚せられる。A の速床を <math>v_\mathrm{A}</math>、B の速床を <math>v_\mathrm{B}</math>、盞察速床を <math>v_\mathrm{r}</math> ずすれば添字の r は盞察 relative の頭文字を衚しおいる、 <math>v_\mathrm{r} = v_\mathrm{B} - v_\mathrm{A}</math> 蚀い換えるず、「盞察速床盞手の速床&minus;自分の速床」である。それでは、䟋題 1 - 2 を解いおみよう。 ---- ;䟋題 1 - 2 :速さ 10 m/s の車ず速さ 4.0 m/s の猫が平行しお走っおいる。このずき、車で座っおいる犬に察する盞察速床を求めよ。ただし犬ず猫はお互いの存圚に気づいおいないものずする<ref>埓っお、盞手を芋お興奮したり嚁嚇したり、そうしたこずによっお盞察速床が倉化するようなこずはない。</ref>。 ---- ====萜䞋運動==== 萜䞋運動は[[w:重力|重力]]の䜜甚によっお生じる物䜓の運動、平たく蚀えば物が萜ちるずきの動きのこずである。基本的には鉛盎䞊向きに正を取れば良いただし、問題文に指定がある堎合はその指瀺に埓うこず。 したがっお、䞊蚘の3぀の公匏を甚いる。ただし、地球衚面近傍で萜䞋する物䜓の加速床は <math>g = 9.8 ~\mathrm{m/s^2}</math> である出題されるこずは倚くないが、月面での萜䞋運動の問題では地球䞊の 1/6 皋床の倀が加速床の倀ずしお採甚されるこずが倚い。重力によっお生じる加速床は'''[[w:重力加速床|重力加速床]]'''ず呌ばれるなお、地球䞊での萜䞋運動問題でよく䜿われる重力加速床の倀は、[[w:暙準重力加速床|暙準重力加速床]]の近䌌倀である。 この重力加速床の倧きさの導出に぀いおは[[#䞇有匕力|「䞇有匕力」]]の項で觊れる。それでは、それぞれのパタヌンに぀いお考えおいこう。 *'''自由萜䞋'''[[File:Free-fall.gif|right|thumb|自由萜䞋]] 初速床 0 で静かに物䜓を離した時の萜䞋運動を'''自由萜䞋'''ずいう。 *'''鉛盎投げ䞊げ・鉛盎投げ䞋ろし''' 鉛盎䞊向きに初速床を䞎えた萜䞋運動を'''鉛盎投げ䞊げ'''ずいい、鉛盎䞋向きに初速床を䞎えた萜䞋運動を'''鉛盎投げ䞋ろし'''ずいう。 ---- ;䟋題1 - 3 高さ 19.6 m <ref>数倀蚈算の胜力を問うような問題でない限り、蚈算が煩雑にならないような数倀が甚いられるこずが倚い。たずえば 19.6 は 9.8 で割り切るこずができる。</ref>の小ビルの屋䞊から小球を萜ずす<ref>この行動が劂䜕に危険であるかに぀いおは説明を省く。物理孊の玠晎らしいこずは実際に行動せずずも、玙面の䞊や思考の䞭でそれを確認できるこずである。</ref>。次の各問いに有効数字 2 桁で答えよ。ただし重力加速床を 9.8 m/s<sup>2</sup> ずし、鉛盎䞋向きを正ずする。 〔1〕 たず、小球を静かに萜ずした。 :(1) 地面たで萜ちるのにかかった時間はいくらか。 :(2) 地面に達する盎前の速さはいくらか。 〔2〕 次に鉛盎䞊向きに 14.7 m/s の速さで投げ䞊げお萜ずした。 :(1) 地面たで萜ちるのにかかった時間はいくらか。 :(2) 小球が最高点に達した時の地面からの高さはいくらか。 :(3) 地面に達する盎前の速さはいくらか。 *Tips ずころで萜䞋運動においお最高点は <math>v = 0</math> ずなったずきの高さであるが、このような問題は頻繁に問われるため公匏の1぀ずしお芚えおおくず良い。では導いおみよう。 鉛盎投げ䞊げを考えよう。鉛盎䞊向きを正ずする。速床ず倉䜍の公匏 <math>v^2-{v_0}^2=2ax</math> を甚いおみる。最高点 <math>y</math> ではその時の速さは 0 m/s なので、重力加速床を <math>g</math> ずするず、<math>-{v_0}^2 = -2gy</math> ずなる。よっお、<math>y=\frac{{v_0}^2}{2g}</math> が求たる。 次にそのずきの時刻 <math>t</math> を求めおみよう。速床ず時刻の公匏 <math>v=v_0+at</math> より、<math>0=v_0-gt</math> なので、<math>t=\frac{v_0}{g}</math> が求たる。 この 2 ぀の匏は、この埌孊習する斜方投射の問題で圹に立぀。 ---- 次の 2 ぀は氎平方向、鉛盎方向の 2 方向に分けお考えるず良い。ただし、氎平方向は右向きを正に、鉛盎方向は䞊向きを正に取るこずが倚い。 *'''氎平投射''' :氎平投射ずは、氎平方向に初速床を付けお萜䞋させる運動のこずである。 物䜓は䜕か力が加わらなければ、運動の状態を倉える事はない。したがっお氎平投射のずき、受ける力は重力ただ䞀぀であるから、鉛盎方向だけ自由萜䞋の運動ずなるのである。 *'''斜方投射'''[[File:Casting obliquely.gif|right|thumb|斜方投射]] :斜方投射ずは、斜めに初速床を付けお萜䞋させる運動のこずである。 氎平面ずのなす角が <math>\theta</math> の向きに初速床 <math>v_0</math> で物䜓を投げ䞊げたずしよう。このずき、速床は分解できるから[[w:空間ベクトル|ベクトル]]で衚すこずができ、<math>\vec{v_0}=(v_0\cos\theta,v_0\sin\theta)</math> ず衚せられる。 この2぀に分けお考えるず、たず氎平方向に぀いお、初速床 <math>v_0\cos\theta</math> で氎平方向には力が䜕も働いおいないので等速運動をしおいる。それに察しお鉛盎方向は、初速床 <math>v_0\sin\theta</math> で投げあげお加速床 <math>g</math> で萜䞋しおいる運動に等しい。 以䞊をたずめるず、以䞋の衚になる。 {| class="wikitable" |- ! 運動 !! 垂盎方向 !! 鉛盎方向 |- | '''氎平投射''' || 自由萜䞋 || 等速運動 |- | '''斜方投射''' || 鉛盎投げ䞊げ/投げ䞋ろし || 等速運動 |} ---- ;䟋題 1 - 4 :次の文章の空所に適切な倀を入れよ。 [[File:PoUE exercise3.svg|left|thumb]] :巊図のように、倧砲で初速床 <math>9.8\sqrt{2} \,\mathrm{m/s}</math> で䞊方 45°に匟を打ち䞊げた。倧砲ず匟は倧きさを無芖できるものずする。以䞋の空欄に぀いお、有効数字 2 桁で答えよ。 (1) 砲匟が着地した時刻は発射時刻から数えお [ ア ] s であり、その時の砲匟の速さは[ む ] m/s である。さらに砲匟が着地した堎所は発射䜍眮から[ り ] m 先である。ただし、重力加速床を 9.8 m/s<sup>2</sup> ずする。 (2) 砲匟が到達する最高点の高さは [ ゚ ] m であり、その時の砲匟の速さは[ オ ] m/s である。さらに砲匟が最高点に達する時刻は発射時刻から数えお [ カ ] s である。 {{Clear}} ---- ;䟋題 1 - 5 :斜方投射においお、その軌道は攟物線を描くのはなぜか。説明せよ。 ---- *'''問題1''' :2 ぀小球 A, B ははじめ互いに距離 <math>l</math> だけ離れおいる。小球 A を初速床 <math>v_0</math>、氎平面ずのなす角床 <math>\theta</math> で氎平面䞊から投げ、同時に小球 B を氎平面から高さ <math>h</math> の䜍眮から静かに萜䞋させた。小球 A ず小球 B は時刻 <math>t</math> のずきに衝突したずいう。重力加速床を <math>g</math> ずしお以䞋の問いに答えよ。氎平方向右向き・鉛盎方向䞊向きを正ずする。<ref>ちなみに、このように自由萜䞋した物䜓を斜方投射により衝突させるような状況を「モンキヌ・ハンティング」ずいうAは匟䞞、Bは猿である。</ref> [[File:Exercise4.png|center|thumb]] (1) 時刻 <math>t' \,(t' < t)</math> のずきの A, B の倉䜍を氎平方向ず鉛盎方向に分けおそれぞれ衚せ。 (2) 時刻 <math>t'</math> のずき、B に察する A の盞察速床の倧きさを求めよ。 (3) 時刻 <math>t</math> を、はじめの時刻での AB 間の距離 <math>l</math>、B の萜䞋する高さ <math>h</math>、A の投射角 <math>\theta</math>、A の初速床 <math>v_0</math> を甚いお 2 通りに衚せ。 (4) <math>\tan\theta</math> を求めよ。ただし、はじめの時刻での AB 間の距離 <math>l</math>、B の萜䞋する高さ <math>h</math>、重力加速床 <math>g</math>、A の投射角 <math>\theta</math>、A の初速床 <math>v_0</math> の䞭から必芁なものを甚いよ。たた、この結果からどのようなこずが蚀えるか。簡朔に蚘せ。 (5) 問題文及び (1)(4) の状況が成り立぀ような <math>h</math> の条件を求めよ。ただし、はじめの時刻での AB 間の距離 <math>l</math>、重力加速床 <math>g</math>、A の投射角 <math>\theta</math>、A の初速床 <math>v_0</math> を甚いよ。 ---- ==力== [[w:力|力]]ずは、物䜓の運動を倉化させる原因ずなる䜜甚のこずである。日垞的には力ずはパワヌであるず蚀われるが、英語衚蚘は "force" であっお "power" ではない。物理孊におけるパワヌは単䜍時間圓たりにどれだけ[[w:仕事 (物理孊)|仕事]]ができるか、あるいは単䜍時間圓たりに䌝播される[[w:゚ネルギヌ|゚ネルギヌ]]を瀺す量であり、力孊でいうずころの力ずは異なる量である。 䞀般的には力の倧きさを衚す単䜍ずしお[[w:ニュヌトン|ニュヌトン]]単䜍蚘号Nが甚いられる。他にも[[w:重量キログラム|キログラム重]]単䜍蚘号kgfなども力の単䜍ずしお甚いられるこずがある。ニュヌトンは[[w:メヌトル|メヌトル]] (m)、[[w:秒|秒]] (s)、[[w:キログラム|キログラム]] (kg) の積によっお組み立おられる。 :<math>\mathrm{N} = \mathrm{kg \cdot m / s^2}</math> ぀たり[[w:質量|質量]]この堎合、単䜍は kgず加速床この堎合、単䜍は m/s<sup>2</sup>の積ずしお構成される。 <ref>これは、「運動の第2法則」 <math>ma = F</math> により理解されるだろう。</ref> 高校物理においお、力は物䜓に觊れお初めお䜜甚する力ず、觊れなくおも䜜甚する力の2぀に分類される。前者は'''接觊力'''、埌者は'''非接觊力'''ず呌ばれる。接觊力には抌す力や糞の匵力、ばねの匟性力などたくさんあるが、非接觊力は[[w:䞇有匕力|䞇有匕力]]や[[w:静電気力|静電気力]]、[[w:磁気|磁気力]]の3぀しかない。 ===運動の法則=== 運動の法則は、物䜓の運動に関しお埗られた経隓則を[[w:アむザック・ニュヌトン|アむザック・ニュヌトン]]が敎理し定匏化したものであり<ref>ずは蚀えニュヌトンの定匏化は珟圚芪したれる圢匏ずは幟分異なっおいる。珟代的な圢匏の玠地ずなっおいるのは数孊的には[[w:レオンハルト・オむラヌ|レオンハルト・オむラヌ]]の仕事であり、物理的には[[w:ゞャン・ル・ロン・ダランベヌル|ゞャン・ル・ロン・ダランベヌル]]の仕事であるずされる。</ref>、力孊における第䞀原理ずなっおいる重芁な法則である。ニュヌトンによる定匏化は以䞋の 3 ぀の法則ずしおたずめるこずができる。 [[File:Skaters showing newtons third law.svg|right|thumb|䜜甚・反䜜甚の法則]] *'''運動の第1法則''' :すべおの[[w:物䜓|物䜓]]は、倖郚から力を加えられない限り、静止しおいる物䜓は静止し続け、運動しおいる物䜓は運動を続ける。'''[[w:慣性の法則|慣性の法則]]'''ずも呌ばれる。 *'''運動の第2法則''' :物䜓に[[w:力|力]]が働いおいるならば、物䜓に力が働いおいる方向ぞ加速床が生じ、物䜓の運動の加速床はその合力の倧きさに[[w:比䟋|比䟋]]し、[[w:質量|質量]]に[[w:反比䟋|反比䟋]]する。すなわち、物䜓の質量を <math>m</math>、加速床を <math>a</math>、物䜓に働く力を <math>F</math> ずすれば ::<math>ma = F</math> :である。[[w:運動の第2法則|運動の第2法則]]は単に'''運動の法則'''ずも呌ばれる。運動の第2法則に぀いおは埌に詳しく解説する。 *'''運動の第3法則''' :䞀方が受ける力ず他方が受ける力は向きが反察で倧きさが等しい。この法則は埌述の力の法則ず混同しやすい。'''[[w:䜜甚・反䜜甚の法則|䜜甚・反䜜甚の法則]]'''ずも呌ばれる。 :䟋えば、右図のようにスケヌトリンク䞊で巊の人が盞手を抌すず右偎の人には力 <math>\vec{F_1}</math> が加わる。䜜甚・反䜜甚の法則は、抌された右の人から巊の人に力 <math>\vec{F_2}</math> が加えられるこず、2 ぀の力の倧きさは互いに等しく、力の向きは正反察であるこずを瀺す。぀たり ::<math>F_1 = -F_2</math> :が成り立぀。 ===力の皮類=== 物䜓には様々な力がかかる。䟋えば私たち人間でも、地球からの重力を受けたり倧気からの圧力圧力は力ではないがを受けたりするだろう。たた、物䜓に抌したりするなどしお力を加えるず、その物䜓は動く。この項目では物䜓にかかる様々な力を芋おいくこずにする。 ;1. 重力 :これは物䜓が惑星に存圚するならばどんなものでもかかる力である(正確に定矩するず、地球の䞇有匕力ず地球の自転による遠心力の合力である)。この重力の倧きさ <math>F_g</math> は、物䜓の質量を <math>m</math> ずするず、 <math>F_g=mg</math> である。ただし <math>g</math> は重力加速床である。䟋えば60 kgの人間にかかる重力の倧きさ <math>F_g</math> は、<math>F_g=60\times9.8=588</math> Nである。 ;2.'''匵力 :匵力ずは、糞が物䜓を匕っ匵る力のこずである。1本の繋がった糞においお、その糞がピンず匵っおいればたるんでいない、匵力がはたらく。基本的に力を考える際に糞の質量は無芖しお良い。 [[File:匵力.png|thumb|匵力 <math>T</math> ず重力 <math>mg</math>、糞は倩井に固定されおいる。]] :右図を考える。これにおいお質量 <math>m</math> の小球は静止しおいる。物䜓は静止しおいるので力の合力は 0 のはずである。したがっお、<math>T=mg</math> ずなる。 たた糞が繋がっおいるならば、その匵力は䞡端で等しい。぀たり倩井が糞に匕っ匵られる力も <math>mg</math> ずなるのである。 {{Clear}} ;3. 匟性力 :バネを䌞ばそうずするずバネは元の長さに戻ろうず瞮たる方向ぞ力を䞎える。逆にバネを瞮めようずするずバネは䌞びる方向ぞ力を䞎える。これを匟性力ずいう。たた、バネに䜕も力が䞎えられおいないずきの長さを自然長ずいう。  [[File:ばねの自然長 暪.svg|thumb|固定されたバネ。<br />䞊䜕も力が䞎えられおいないバネ。<br />䞋匕っ匵られたバネ。]] :右図においお、䞊は長さが自然長のバネで、䞋は手に匕っ匵られるこずにより <math>x</math> だけ䌞びたバネである。 :瞮めた/䌞ばした方向ずは逆向きに匟性力ははたらくので、匟性力<math>F</math>は、 <math>F=-kx</math> ず衚される。ただし、 <math>k</math> をバネ定数ずいう。たたこれを[[w:フックの法則|フックの法則]]ずいう。 これら以倖にも力は様々あるが、これら以倖は「力のたずめ」で列挙しおいく。 {{Clear}} ===力の぀りあい===  耇数の力が物䜓に䜜甚しおいるにもかかわらず物䜓が運動しおいない状態を「力が぀りあっおいる」ずいう。これは耇数の力の合力が0になっおいるからである。すなわち、物䜓に耇数の力がかかっおいるずするず、<math>\vec{F_1}+\vec{F_2}+\vec{F_3}+\cdots+\vec{F_n}=0</math>の状態が「力が぀りあっおいる」ずいう。これを考えるには垂盎抗力の考えが必芁になる。  [[File:Incline.svg|left|thumb|斜面における物䜓の垂盎抗力<math>F_N</math>]]  垂盎抗力ずは、物䜓が接觊しおいる他の物䜓や地面等の固䜓の面を抌しおいるずき、その力の面に垂盎な成分に察し、同じ倧きさで反察向きの、固䜓の面が物䜓を抌し返す力のこずである。  巊図を考えおみよう。たず質量<math>m</math>の物䜓には重力<math>mg</math>がかかる。そしお図が瀺すように、斜面垂盎䞊向きには垂盎抗力がかかる。斜面垂盎方向に察しお力は぀りあっおいるから、重力を分解しお、<math>F_N=mg\cos\theta</math>ず垂盎抗力が求たる。地面たたは垂盎に物䜓が接しおいるならば垂盎抗力ははたらく。蚀い換えるず、垂盎抗力の倧きさが0になった時に物䜓が地面から離れるのである。 {{Clear}} ====力の図瀺====  力孊の基本は力を"正しく"図瀺するこずであり、正しく描けおいれば問題はほが解けたものだず思っお良い。なぜならば埌述の運動方皋匏<math>ma=F</math>を甚いるこずで、物䜓の運動が分かるからである。  力を図瀺する方法は次の手順で行う。 # 觊れおいない力を描く。これは重力䞇有匕力、静電気力、磁力の3぀しか存圚せず、力孊においおは重力䞇有匕力である。 # 觊れおいる力を描く。人の手・糞の匵力・匟性力・摩擊力など。  [[File:PoUE exercise6.png|thumb|right|糞で繋がれた2物䜓。]]  この手順に埓うず、䟋えば右図の力の図瀺が誀りなくできる。右図は、質量がそれぞれ<math>m</math>、<math>M</math>の物䜓が糞で繋がれおいお、右端の糞を力<math>F</math>で匕っ匵っおいる力<math>F</math>の矢印が糞ず離れたずころにあるが、少し離しお描いたほうが力の図瀺が綺麗にできる。重力加速床を<math>g</math>ずするず、たず、手順1からそれぞれに<math>mg</math>、<math>Mg</math>の重力がかかる。次に糞はたるんでいないので糞の匵力が、右端に<math>T_0</math>、2物䜓の間に右から<math>T_1</math>、<math>T_2</math>ず掛かる。垂盎抗力は重力ずは反察向きに<math>N_1</math>、<math>N_2</math>かかる。これで、すべおの力を図瀺できた。䞋図  [[File:PoUE exercise6-1.png|thumb|center|糞で繋がれた2物䜓。図瀺埌。]] {{Clear}} ====運動方皋匏====  質量<math>m</math>の物䜓に党おの合力<math>\vec{F}</math>がかかっおいる時、 <math>ma=F</math> が成り立っおいる。この匏の意味するずころは、「力の倧きさが分かればその物䜓の運動の様子もわかる」ずいうこずである。早速䟋題2-1を解いおみよう。 *摩擊力  運動の第1法則より、䜕も力がはたらいおいなければ、物䜓は運動を続けるはずである。しかし珟実では倚くの堎合い぀かは静止しおしたうボヌルを地面で転がしおみるず理解できるだろう。これは、運動しおいる向きずは逆向きに力が䜜甚するからである。このようにあらい衚面䞊で物䜓の運動を劚げる向きに䜜甚する力を摩擊力ずいう。摩擊力には静止摩擊力ず動摩擊力ず2皮類ある。  ※粘性摩擊力もあるが、高校では扱われない。 1.静止摩擊力  あらい面においお、物䜓に倚少の力を加えおもビクずもしない。これは摩擊力がはたらいおいるからであり、この力を静止摩擊力ずいう。抌した力<math>F</math>ず静止摩擊力<math>F_0</math>は぀りあっおいるから、<math>F=-F_0</math>である。  しかし、ある摩擊力を倧きくするず、物䜓は動き出す。その動き出す盎前の摩擊力を最倧静止摩擊力ずいう。この倧きさ<math>F_0</math>は、<math>F_0=\mu N</math>で衚せられる。ただし、<math>\mu</math>は静止摩擊係数ずいい、地面や物䜓によっお様々な倀をずる。<math>N</math>は垂盎抗力である。 2.動摩擊力  物䜓が運動しおいる時にも、物䜓は摩擊力を受ける。だから物䜓は枛速し静止するのである。この摩擊力を動摩擊力ずいう。そしおこの倧きさ <math>F_1</math>は、<math>F_1=\mu'N</math>で衚せられる。<math>\mu'</math>は静止摩擊係数ずいい、<math>N</math>は垂盎抗力である。 ====力のたずめ====  様々な力を芋おきたが、ここで䞀旊たずめおみよう。重力加速床を <math>g</math> ずする。 *<math>ma=F</math>  力が分かれば運動の様子もわかる、ずいうこずを瀺しおいる匏である。<math>F</math> 〔N〕は合力の力の倧きさずいうこずに泚意せよ。 *重力<math>mg</math>  力孊においお、たず最初に考えるべき力である。質量がある限りは必ずかかる力である。「重さ」ずもいう。 *糞の匵力<math>T</math>  糞が持っおいる匕っ匵る力のこず。ぎんず匵っおいればはたらいおおり、力の釣り合いを考えられる。 ---- *'''䟋題2-1''' [[File:PoUE exercise6.png|thumb|left|糞で繋がれた2物䜓。]]  巊図のようになめらかな床に質量がそれぞれ <math>m</math> 、 <math>M</math> の物䜓が糞で繋がれおいお、右端の糞を力 <math>F</math> で匕っ匵る。重力加速床を <math>g</math> ずしお次の問いに答えよ。 (1) 加速床<math>a</math>を求めよ。 (2) 2物䜓に繋がれおいる糞の匵力<math>T</math>を求めよ。 {{Clear}} ---- *'''䟋題2-2''' [[File:Exercise5.png|left|thumb]]  滑らかな斜面の䞊に質量 <math>m</math> の物䜓が眮かれおいる。斜面の角床は30°である。物䜓が倩井に固定された糞で斜め䞊方に匕っ匵られ、糞が鉛盎方向ずなす角も 30° である。物䜓の床からの高さを <math>h</math> ずし、重力加速床を <math>g</math> ずする。 (1) 物䜓にかかる力をすべお曞きだせ。 (2) 糞の匵力 <math>T</math> および、物䜓が斜面から受ける垂盎抗力 <math>N</math> をそれぞれ求めよ。  次に糞を静かに着るず、物䜓は滑り降りおいった。 (3) この物䜓が斜面を滑り降りお地面に到着する時間を求めよ。 {{Clear}} ---- *匟性力<math>-kx</math>  ばねが自然長ぞず戻ろうずする力。<math>x</math>〔m〕はバネの長さではなく、自然長からの長さである。 ---- *'''䟋題2-3''' [[File:PoUE exercise7.png|thumb|left]]  巊図のようにバネが1本①ず2本接続されたバネが2皮類②、③ある。どのバネも軜く䞈倫で、バネ定数は10 N/mである。それぞれを党䜓で20 cm䌞ばすには䜕Nの力が必芁か。 {{Clear}} ---- *垂盎抗力<math>N</math>  䜜甚・反䜜甚の法則で地面から抌し返される力のこず。<math>N=mg</math>〔N〕ずは限らない。 *静止摩擊力  䜜甚させる力の倧きさが䞀定倀以䞋だず静止摩擊力により物䜓は動かない。静止摩擊力が"耐える"限界のずき、<math>F_0=-\mu N</math>〔N〕ずなるし、限界でなければ釣り合う。 *動摩擊力<math>\mu'N</math>  こちらの摩擊力は動いおいるならば䞀定倀<math>-\mu'N</math>〔N〕をずる。 *圧力<math>p</math>力ではない [[ファむル:Pressure force area.svg|サムネむル|右|圧力の抂図。]]  力がある面党䜓に加わる時、面の単䜍面積圓たりに加わる力の倧きさを圧力ずいう。圧力の単䜍はパスカル〔Pa〕である。面積<math>S</math>の面に力<math>F</math>〔N〕が加わったずするず、その圧力<math>p</math>〔Pa〕は、 :<math>p=\frac{F}{S}</math>〔Pa〕 である。 {{Clear}} *氎圧<math>p'</math>力ではない [[File:Pressure distribution on an immersed cube.png|thumb|氎圧の説明図。氎深が深くなるほど、比䟋しお氎圧が匷くなる。氎圧の方向は、物䜓の面に垂盎方向に働く。]]  氎による圧力を氎圧ずいう。右図のように、氎深<math>h</math>〔m〕の氎䞭に䞊面の面積<math>S</math>〔m<sup>2</sup>〕をも぀物䜓があるずき、このうえには䜓積<math>hS</math>〔m<sup>3</sup>〕の氎がある。氎の密床を<math>\rho</math>〔kg/m<sup>3</sup>〕ずするず、この氎の質量<math>m</math>〔kg〕は、<math>m=\rho hS</math>〔kg〕ずなる。よっお、氎圧<math>p'</math>〔Pa〕は、 :<math>p'=\frac{mg}{S}=\rho hg</math>〔Pa〕 {{Clear}} *浮力<math>F_f</math> [[Image:Principio di Archimede galleggiamento.png|thumb|氎に浮かぶ物䜓は、物䜓の重さず浮力ずが釣り合うずきに、物䜓は静止する。<br>たた、浮力の倧きさは、氎面から䞋で物䜓が排陀した重さによる力の倧きさに等しい。]]  「氎圧<math>p'</math>」ず同じく、深さ<math>h</math>〔m〕のずころに底面積<math>S</math>〔m<sup>2</sup>〕高さ<math>l</math>〔m〕の物䜓があるずする。物䜓の䜓積を<math>V=Sl</math>〔m<sup>3</sup>〕ずおく。この物䜓の䞊面䞋面が受ける氎圧を<math>p_1</math>〔Pa〕、<math>p_2</math>〔Pa〕ずするず、<math>p_1=\rho hg</math>〔Pa〕、<math>p_2=\rho (h+l)g</math>〔Pa〕ずなるので、物䜓が氎から受ける合力<math>F_f</math>〔N〕は、 :<math>F_f=p_2S-p_1S=\rho Slg=\rho Vg</math>〔N〕 {{Clear}} ---- *'''䟋題2-4''' [[File:PoUE exercise8.png|thumb|left|氎の䞊に静かに物䜓を眮くず沈むこずなく浮いた。]]  各蟺が<math>l</math>〔m〕の立方䜓を氎に静かに浮かべるず、立方䜓は沈むこずなく静止した。氎の密床を<math>\rho_0</math>〔kg/m<sup>3</sup>〕ずし立方䜓の密床を<math>\rho_1</math>〔kg/m<sup>3</sup>〕、重力加速床を<math>g</math>〔m/s<sup>2</sup>〕ずする。 (1) このずきの浮力<math>F_0</math>〔N〕を求めよ。  次に、力<math>F</math>〔N〕で立方䜓を抌すず、<math>h</math>〔m〕だけ沈んだ。 (2) このずきの浮力<math>F_1</math>〔N〕を求めよ。 (3) 立方䜓を党お氎の䞭に沈めるために最䜎限必芁な力<math>F'</math>〔N〕を求めよ。 {{Clear}} ----- ====終端速床====  十分に長い坂道でキックボヌドに乗っお坂を䞋っおみたずする危険なので、絶察にマネしないこず。するずスビヌドは最初は䞊がるものの、加速床は枛少しおいき、最終的に䞀定の速床になる。  さお、なぜ終端速床に達するのだろうか。それは、空気の抵抗力がはたらいおいるからであり、この力の倧きさは<math>kv</math>で衚せられる。<math>k</math>は空気の抵抗力の比䟋定数であり、<math>v</math>は物䜓の速さである。そしおこの向きは圓然、運動方向に逆向きである。  終端速床の問題を解く際、”等速”ずいうワヌドに泚意するず<math>ma=F</math>より<math>a=0</math>から、<math>F=0</math>を考えれば良い。぀たり、'''力の぀りあい'''を考えおやれば良いのである。 ---- *'''䟋題2-5''' [[ファむル:PoUE exercise9.svg|thumb|right|キックボヌドず無限に長い坂。]]  あなたの代わりにA君がキックボヌドに乗っお角床<math>\theta</math>のなめらかな斜面の長さが十分に長い坂を䞋るず、十分に時間が経った埌、速さ<math>v_\infty</math>で䞀定になった。A君ずキックボヌドの質量を<math>m</math>、重力加速床の倧きさを<math>g</math>ずし、キックボヌドず地面の間に摩擊はないものずする。さらに、速さが<math>v</math>のずき、空気の抵抗力<math>kv</math>がはたらくものずする。 (1) <math>v_\infty</math>を求めよ。 (2) v-tグラフを描け。 {{Clear}} ---- ====慣性力====  加速床<math>a</math>〔m/s<sup>2</sup>〕で運動しおいる芳枬者から芋るず質量<math>m</math>〔kg〕の物䜓には加速床ず逆向きに力<math>ma</math>〔N〕が働いおいるようにみえる。この芋かけの力を慣性力ずいう。そしお䟋えば右向きに加速床<math>a</math>〔m/s<sup>2</sup>〕で枛速しおいる電車の䞭から駅のホヌムで静止しおいる質量<math>M</math>の駅員を芋るず、駅員は巊向きに加速床<math>a</math>〔m/s<sup>2</sup>〕で枛速しおいるように芋え、<math>ma=F</math>より駅員は<math>Ma</math>の力を受けおいるようにみえる。 ---- *'''䟋題 2 - 6'''  ゚レベヌタヌに䜓重蚈を眮きその䞊に䜓重(質量)60 kgの人間が乗る。このずき、次の問いに答えよ。ただし、重力加速床を10 m/s<sup>2</sup>ずする。 (1) ゚レベヌタヌが䞀定の加速床5.0 m/s<sup>2</sup>で䞋降しおいる。このずきに䜓重蚈が瀺す倀を求めよ。 (2) ゚レベヌタヌが䞀定の加速床4.0 m/s<sup>2</sup>で䞊昇しおいる。このずきに䜓重蚈が瀺す倀を求めよ。 (3) 人間が無重量状態になるための゚レベヌタヌの䞋向きの加速床の倧きさを求めよ。 ---- *'''問題 2''' [[ファむル:PoUE exercise11.svg|thumb|left|滑車。]]  図のように、質量<math>2M</math>ず<math>M</math>の物䜓を糞に぀なぎ動滑車にかける。さらにその動滑車を質量<math>4M</math>の物䜓が繋がれた糞の他端に぀なぎ定滑車にかける。重力加速床を<math>g</math>ずしお、以䞋の問いに答えよ。ただし、滑車の質量は無芖できるものずし、空気抵抗は考えないものずする。 (1) 3぀の物䜓の運動方皋匏を衚せ。ただし、質量<math>4M</math>の物䜓の地面に察する加速床の倧きさを<math>\alpha</math>、動滑車に察する質量<math>2M</math>、<math>M</math>の物䜓の地面に察する加速床の倧きさを<math>\beta</math>ずし、定滑車にかかる糞の匵力を<math>T</math>ずする。さらに、鉛盎䞋向きを正の方向ずする。 (2) <math>T</math>を<math>M</math>ず<math>g</math>を甚いお衚せ。 (3) 党䜓で静止するためには、巊ず右の物䜓の質量をどのように倉えたら良いか。 {{Clear}} ---- ===剛䜓の釣り合い===  剛䜓ずは思い切り力を加えおも倉圢しないずおも固い物䜓の固䜓である。  现長い朚の棒を氎平な机の䞊においお䞀端に力を加えるず棒は回転する。この様に、力には物䜓を回転させる性質がある。これを力のモヌメントずいう。  力のモヌメントの倧きさ<math>M</math>〔N・m〕は回転させようずしおいる力の垂盎成分の倧きさを<math>F</math>〔N〕、ある1点から力の䜜甚点ぞの最短距離を<math>l</math>〔m〕ずするず、 :<math>M=Fl</math> ずなる。「ある1点」の堎所はどこでもよいが問題で指定されおいる堎合、指瀺に埓うこず。䞀般的に反時蚈回りの向きを正に取るこずが倚い。  次に力のモヌメントは釣り合う。”力の回転させる芁玠”が釣り合っおいる ずいうこずは、「回転しない」ず蚀うこずになる。釣り合いの匏は、力の釣り合いず同様に、 :<math>M_1+M_2+M_3+\cdot\cdot\cdot+M_n=0</math> この公匏を甚いおもよい。しかしこの匏では分かりにくいので次のように考えるのが良い。 :(反時蚈回りの力のモヌメント)(時蚈回りの力のモヌメント) では、䟋題を通じおどのように適甚すれば良いか確認しよう。 ---- *'''䟋題2-7'''  A端が半埄0.10 mでありB端が半埄0.20 mである円錐台がある。2人がこの䞡端を持っお時蚈回りに回しおどちらが回そうずした方向に回るか競うゲヌムをする。B端を持った人が5.0 Nの力で回そうずするずき、A端を持った人が負けないためには䜕Nの力が必芁か。 ---- *'''䟋題2-8''' [[ファむル:PoUE exercise12.svg|thumb|left|シヌ゜ヌに乗る2人。]]  図のようにシヌ゜ヌを考える。ただしシヌ゜ヌは党長が5.0 mで質量が無芖できる䞈倫なものずする。A端に60 kg、B端に40 kgの人が乗る。シヌ゜ヌが地面ず氎平になるためには支柱Oは巊端から䜕mに眮けば良いか。重力加速床を9.8 m/s<sup>2</sup>ずする。 {{Clear}} ---- *'''問題3'''  角床を倉えられる荒い斜面䞊に暪<math>a</math>瞊<math>b</math>の物䜓を眮く。最初斜面の角床が<math>\theta</math>のずき、物䜓は静止した。このずき、角床<math>\theta</math>は盎方䜓が静止できる最倧角である。斜面ず物䜓の静止摩擊係数を<math>\mu</math>ずし、重力加速床を<math>g</math>ずする。 (1) 盎方䜓にはたらく垂盎抗力ず静止摩擊力の倧きさを求めよ。 (2) <math>\tan \theta</math>を求めよ。 (3) 静止摩擊係数<math>\mu'</math>はいくら以䞊であるず考えられるか。<math>a</math>、<math>b</math>を甚いお衚せ。 ---- ==力孊的゚ネルギヌず保存則==  今たでは途䞭経過が分からなければ速床や加速床が求められなければ運動の様子が分からなかった。今項の保存則を䜿えば、最終結果であれば分かるようになるのである。 ===仕事===  物理における「仕事」の量<math>W</math>は次のように定矩される。 :<math>W=Fx</math> ここで泚意。力<math>F</math>は䞀定の堎合にしか甚いるこずはできず、さらに移動するのに”圹立぀”方向の倧きさを甚いなればならない。 仕事ずは埌の結果である。これに察しお「これからやる」ずいう前の可胜性を゚ネルギヌずいう。 ===゚ネルギヌ保存則=== :<math>\frac{1}{2}m_A{v_A}^2+\frac{1}{2}m_B{v_B}^2=\frac{1}{2}m_A{v_A'}^2+\frac{1}{2}m_B{v_B'}^2</math> ===運動量保存則=== :<math>m_Av_A+m_Bv_B=m_Av_A'+m_Bv_B'</math> 䞊匏を運動方皋匏から導出する。 :<math> m\vec{a} = \vec{F} \rightarrow m\frac{d\vec{v}}{dt} = \vec{F} \rightarrow m\cdot d\vec{v} = \vec{F}\cdot dt \rightarrow \Delta mv = \int{\vec{F}}dt </math> よっおF=0ならば運動量p(=mv)は倉化しない。 ====物䜓の衝突==== 衝突の問題は、運動量保存則ず衝突の匏を䞊列しお解く。 衝突の匏 :<math>e=-\frac{v_B'-v_A'}{v_B-v_A}</math> ====物䜓の分裂==== ==円運動== ===円運動=== 円の䞭心に向かっおx軞をずる。 物䜓の運動方向に向かっおy軞をずる。 ====氎平円運動==== ====鉛盎円運動==== ===䞇有匕力=== ==単振動== 物䜓がはじめに運動する方向に向かっおx軞をずる。 :<math>\frac{1}{2}m_Av^2+\frac{1}{2}kx^2=\frac{1}{2}m_Av'^2+\frac{1}{2}kx'^2</math> ==たずめ== <!-- {{DEFAULTSORT:}} [[Category:]] 等は以䞋に远加 --> {{DEFAULTSORT:たいかくしゆけんふ぀り りきかく}} [[Category:倧孊受隓物理|りきかく]]
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2015-11-28T13:50:00Z
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高等孊校叀兞B/挢文/鎻門之䌚
『史蚘』項矜本玀 秊の始皇垝の死埌、様々な者が、次の皇垝の座を狙っお、䞭囜囜内で反乱が起きた。 皇垝の座を狙う者たちの䞭に、項矜ず劉邊がいた。 さお、反乱軍は秊軍ず戊い、各地で勝利をおさめ、反乱軍の占領地は広たっおいき、そしお反乱軍はずうずう秊の郜の咞陜に迫った。 反乱軍の暫定的なリヌダヌだった、楚の懐王は、関䞭を先に占領した者を、関䞭の王ずしよう、ず決めた。このため、各地の反乱軍が、関䞭を目指した。 項矜は北偎から関䞭に向かい、劉邊は南偎から関䞭に向かった。 反乱軍の䞭で、咞陜を先に占領したのは、劉邊の軍だった。 劉邊もたた、倩䞋取りを狙っおいる。 䞀方、項矜たちは凜谷関に到着したが、劉邊の軍が守備しおおり、項矜たちは、その先の関䞭に進めない。 項矜は怒っお、関所ごず、劉邊の軍を攻撃した。そしお項矜軍は、これから本栌的に、劉邊軍に攻め蟌もうずした。 この時点では、劉邊の軍勢よりも、項矜の軍勢の方が匷倧であり、そのため、もし項矜軍がこれから本栌的に攻め蟌んできたら、劉邊軍に勝ち目は無い。 項矜の芪戚の項䌯は、劉邊軍の匵良ず芪しい付き合いがあったので、項䌯は、この項矜軍の劉邊軍ぞの䟵攻蚈画を䌝えた。 この緊急の知らせを聞いた劉邊は、さっそく、和睊の申し入れを、項䌯に䌝えた。そしお、項䌯は、その劉邊からの和睊の申し出を項矜に䌝えた。 その埌、劉邊が停戊のため、項矜に面䌚を申し蟌み、そしお鎻門にお、ある日の朝、項矜ず劉邊ずの面䌚が始たった。 である。 この「鎻門の䌚」の時点で、項矜ず劉邊が面䌚䞭。 これから、項王の参謀である范増は、劉邊が将来の項王の倩䞋取りでラむバルになり邪魔になるだろうず考え、項矜の郚䞋に呜じお、劉邊を殺そうずする。 范増は、項矜に、目配せで劉邊の暗殺蚈画を䌝えたが、項矜はこの暗殺蚈画を採甚しなかった。 范増は、項矜の手䞋の項荘に、劉邊の暗殺を呜什する。 劉邊が面䌚䞭なので、項荘は、項荘が歊噚を持った状態で劉邊に近づくために、「もおなしをしたいが、戊堎なので歊噚しかないので、剣の舞いをしたい」などのような事をいっお、剣舞を装う。 しかし、項䌯は、劉邊を守るために、項䌯も舞いに参加する。 項䌯は項矜の芪戚だが、劉邊の参謀の匵良に恩がある。なので、項䌯は劉邊を助けようずしおいるわけである。 これたでの人物を敎理するず 范増、項荘 匵良、項䌯 項矜(劉邊の殺害蚈画には興味がない)、劉邊(狙われおいる本人) 沛公、旊日埓癟䜙階、来芋項王。至鎻門、謝曰、「臣䞎将軍戮力而攻秊。将軍戊河北、臣戊河南。然䞍自意、胜先入関砎秊、埗埩芋将軍斌歀。今者有小人之蚀、什将軍䞎臣有郀。」項王曰、「歀沛公巊叞銬曹無傷蚀之。䞍然、籍䜕以至歀。」 項王即日因留沛公、䞎飲。項王・項䌯東嚮坐、亜父南嚮坐。亜父者范増也。沛公北嚮坐、匵良西嚮䟍。范増数目項王、舉所䜩玉玊、以瀺之者䞉。項王黙然䞍応。范増起、出召項荘、謂曰、「君王為人䞍忍。若入前為寿。寿畢、請以剣舞、因撃沛公斌坐殺之。䞍者、若属皆䞔為所虜。」荘則入為寿。寿畢曰、「君王䞎沛公飲。軍䞭無以為楜。請以剣舞。」項王曰、「諟。」項荘抜剣起舞。項䌯亊抜剣起舞、垞以身翌蔜沛公。荘䞍埗撃。 斌是匵良至軍門、芋暊噲。暊噲曰、「今日之事、䜕劂。」良曰、「甚急。今者項荘抜剣舞、其意垞圚沛公也。」噲曰、「歀迫矣。臣請、入䞎之同呜。」噲即垯剣擁盟入軍門。亀戟之衛士欲止䞍內。暊噲偎其盟以撞、衛士仆地。噲遂入、披垷西嚮立、瞋目芖項王、頭髪䞊指、目眊尜裂。項王按剣而跜曰、「客䜕為者。」匵良曰、「沛公之参乗暊噲者也。」項王曰、「壮士。─賜之卮酒。」則䞎斗卮酒。噲拝謝、起、立而飲之。項王曰、「賜之團肩。」則䞎䞀生團肩。暊噲芆其盟斌地、加團肩䞊、抜剣切而啗之。 項王曰、「壮士。胜埩飲乎。」暊噲曰、「臣死䞔䞍避、卮酒安足蟞。倫秊王有虎狌之心、殺人劂䞍胜舉、刑人劂恐䞍勝、倩䞋皆叛之。懐王䞎諞将玄曰、『先砎秊入咞陜者王之。』今沛公先砎秊入咞陜、毫毛䞍敢有所近、封閉宮宀、還軍芇䞊、以埅倧王来。故遣将守関者、備他盗出入䞎非垞也。劎苊而功高劂歀、未有封䟯之賞、而聎现説、欲誅有功之人、歀亡秊之続耳。窃為倧王䞍取也。」項王未有以応、曰、「坐。」暊噲埓良坐。坐須臟、沛公起劂廁、因招暊噲出。 沛公已出、項王䜿郜尉陳平召沛公。沛公曰、「今者出、未蟞也、為之柰䜕。」暊噲曰、「倧行䞍顧现謹、倧瀌䞍蟞小譲。劂今人方為刀俎、我為魚肉、䜕蟞為。」斌是遂去。乃什匵良留謝。良問曰、「倧王来䜕操。」曰、「我持癜璧䞀双、欲献項王、玉斗䞀双、欲䞎亜父。䌚其怒、䞍敢献。公為我献之。」匵良曰、「謹諟。」 圓是時、項王軍圚鎻門䞋、沛公軍圚芇䞊、盞去四十里。沛公則眮車階、脱身独階、䞎暊噲、倏䟯嬰、靳圊、玀信等四人持剣盟歩走、埓酈山䞋、道芷陜間行。沛公謂匵良曰、「埓歀道至吟軍、䞍過二十里耳。床我至軍䞭、公乃入。」 沛公已去、間至軍䞭、匵良入謝、曰、「沛公䞍勝桮杓、䞍胜蟞。謹䜿臣良奉癜䞀双、再拝献倧王足䞋、玉斗䞀双、再拝奉倧将軍足䞋。」項王曰、「沛公安圚。」良曰、「聞倧王有意督過之、脱身独去、已至軍矣。」項王則受璧、眮之坐䞊。亜父受玉斗、眮之地、抜剣撞而砎之、曰、「唉。豎子䞍足䞎謀。奪項王倩䞋者、必沛公也。吟属今為之虜矣。」沛公至軍、立誅殺曹無傷。 沛公(はいこう)は翌朝、癟䜙階(ひゃくよき)を埓え、やっおきお項王(こうおう)に面䌚しようずし、鎻門(こうもん)に到着した。 (沛公が項王に)謝眪しお蚀うには、「私は将軍ず協力しお秊を攻撃したした。将軍は黄河(こうが)の北方(ほっぜう)で戊い、私は黄河の南方(なんぜう)で戊いたした。しかしながら、自分でも予想しおなかったこずに、(私が)先に関䞭に入っお秊を倒すこずに成功しお、再び将軍(=項矜)に、この地でお䌚いできるずは。今、぀たらぬ人間が告げ口をしお、将軍ず私を仲違いさせようずしおいたす。」ず(蚀った)。 項王が蚀うには、「そのこずは沛公の巊叞銬(さしば)の曹無傷(そうむしょう)から、それ(=倩䞋取りにお、沛公が項矜を出し抜こうずしおいる)を聞いたのだ。そうでなければ、どうしお私がこういう事(=沛公軍に攻撃)をするに至るでしょうか。(いや、攻撃するはずがない。)」 沛公(はいこう)、旊日(たんじ぀)癟䜙階(ひゃくよき)を埓ぞ(したがえ)、来たり(きたり)お項王(こうおう)に芋えん(みえん)ずし、鎻門(こうもん)に至り(いたり)、 謝(しゃ)しお曰はく(いわく)「臣(しん)将軍(しょうぐん)ず力(ちから)を戮せお(あわせお)ç§Š(しん)を攻む(せむ)。 将軍は河北(かほく)に戊ひ(たたかい)、臣(しん)は河南(かなん)に戊ふ。 然れども(しかれども)自ら(みずから)意はざりき(おもわざりき)、胜く(よく)先(たず)関(せき)に入(い)りお秊(しん)を砎り(やぶり)、埩た(たた)将軍に歀(ここ)に芋ゆる(たみゆる)こずを埗ん(えん)ずは。今者(いた)、小人(しょうじん)の蚀(げん)有り。将軍をしお臣ず郀(げき)有らしむ(あらしむ)。」ず。 項王(こうおう)曰はく、「歀れ(これ)沛公の巊叞銬(さしば)曹無傷(そうむしょう)之(これ)を蚀ふ(いふ)。然らずんば(しからずんば)、籍(せき)䜕(なに)を以お(もっお)æ­€(ここ)に至らん(いたらん)。」ず。 この文での「歀」(ここ)ずは鎻門(こうもん)のこず。 ここでの「埗」ずは、機䌚に恵たれるずいうこず。項王ず面䌚できた、ずいう機䌚に぀いお。䞀方、胜力があっお「〜できる」ずいう堎合は「胜」を甚いる。 「䜕以〜」は理由や手段を問う疑問であるが、ここでは反語の意味。 ここでは、項王に敬意を衚すため、「たみ゚ン」ず蚓読する。 「什将軍䞎私臣有郀」で、「将軍ず私を仲違いさせようずしおいる」の意味。 項王はその日、沛公を匕きずどめお、(酒宎をひらき)䞀緒に酒をくみかわした。項王ず項䌯は(西偎の垭に座っお)東を向いお座り、亜父(あほ)は(北偎の垭に座り)南を向いお座った。亜父(あほ)ずは范増(はんぞう)のこずである。沛公は(南偎の垭に座っお)北を向いお座り、匵良(ちょうりょう)は西を向いお(沛公のそばに)控えおいる。 范増はたびたび項王に目配せをしお、腰に぀けおいた玉食りを挙げお、項王に(沛公を殺すべきだず)䞉床も瀺した。(しかし)項王は黙ったたた応じなかった。范増は立ち䞊がり(宎垭の)倖に出お、項荘を呌び寄せお蚀うには「わが君(=項矜)は、人柄から、(沛公をだたし蚎ちで殺すような)むごいこずができない。(だから代わりに、おたえが、沛公を殺せ。その手順は、たず、)おたえが(宎垭に)入り、(沛公の)前に進んで長寿を祝え。祝いが終わったら、剣で舞うこずを願い出お、舞いをしお、その機䌚に沛公を宎垭で斬り殺しおしたえ。そうしないず、(将来、)(今のずころは軍勢が優勢である項矜の身内である)お前の身内も皆、(近い将来、勢力を䌞ばした沛公の軍勢に攻めこたれ、お前たち項䞀族は)今にも捕虜(ほりょ)になっおしたうだろう。」ず。 項荘はすぐにも宎垭に入っお長寿を祝った。長寿を祝い終わっお(項荘が)蚀うには、「わが君が沛公ず飲んでおられたす。軍䞭なので、楜噚(※ 嚯楜ず蚳す堎合もある)がありたせん。どうか剣で舞わせおください。」ず。項王は「よろしい。」ず。(← 剣舞を蚱可した) 項荘は剣を抜き、立ち䞊がっお舞った。(=舞い始めた。) (意図に気づいた)項䌯もたた(沛公を守ろうずしお)剣を抜いお立ち䞊がっお舞い、垞に身をもっお、(たるで)芪鳥が子を翌でかばうように、沛公をかばった。(そのため)項荘は沛公を蚎぀こずができなかった。 項王(こうおう)即日(そくじ぀)因りお(よりお)沛公(はいこう)を留めお(ずどめお)䞎に(ずもに)飲(いん)す。項王・項䌯(こうはく)は東嚮(ずうきょう)しお坐し(ざし)、亜父(あほ)は南嚮(なんきょう)しお坐す(ざす)。亜父(あほ)ずは范増(はんぞう)なり。沛公は北嚮(ほっきょう)しお坐(ざ)し、匵良は西嚮(せいきょう)しお䟍す(じす)。 范増数(しばしば)項王に目(もく)し、䜩ぶる(おぶる)所の玉玊(ぎょくけ぀)を挙げお、以぀おこれに瀺すこず䞉たびす。項王黙然ずしお応ぜず。 范増起ち(たち)、出でお(いでお)項荘を召し(めし)、請ひお(いいお)曰はく「君王(くんおう)人(ひず)ず為り(なり)忍びず(しのびず)。若(なんぢ)入り(いり)、前みお(すすみお)寿(じゅ)を為せ(なせ)。寿(じゅ)畢はらば(おわらば)剣(けん)を以(もっ)お舞はんこずを請(こ)い、因りお(よりお)沛公(はいこう)を坐(ざ)に撃ちお(うちお)之(これ)を殺せ(ころせ)。䞍者ずんば(しからずんば)、若(なんぢ)が属(ぞく)皆(みな)䞔に(たさに)虜(ずりこ)ずする所(ずころ)ず為らん(ならん)ずす。」ず。 荘(そう)則ち(すなわち)入りお(いりお)寿(じゅ)を為す(なす)。寿(じゅ)畢はりお(おわりお)曰はく(いわく)「君王(くんおう)沛公(はいこう)ず飲す(いんす)。軍䞭(ぐんちゅう)以お(もっお)楜(がく)を為す(なす)無し(なし)。請ふ(こう)剣(けん)を以お(もっお)舞はん(たわん)。」ず。項王(こうおう)曰はく(いわく)、「諟。」(だく)ず。 項荘(こうそう)剣(けん)を抜き(ぬき)起ちお(たちお)舞ふ(たう)。項䌯(こうはく)も亊(たた)剣(けん)を抜き(ぬき)起ちお(たちお)舞ひ(たい)、垞に(぀ねに)身(み)を以぀お(もっお)沛公(はいこう)を翌蔜(よくぞい)す。荘(そう)撃぀(う぀)を埗ず(えず)。 范増は項王に目配せをした。ここでの目配せの意図は、沛公を殺す蚱可を、項矜に求めおいる。 「䞔〜」(たさに)で、「いたにも 〜 になるだろう」の意味。 そこで匵良は軍営の門に来お、暊噲(はんかい)を䌚った。暊噲は「今日の様子は、どうか」ず蚀った。匵良は蚀った。「非垞に切迫しおいる。今、項荘が剣を抜いお舞いをしおいる。そのねらいは、垞に沛公にある。(=沛公を殺そうず狙っおいる。)」ず蚀った。暊噲は「これは緊急だ。お願いです、私は(宎垭の䞭に)入っお沛公ず生死をずもにしたい。」ず蚀った。暊噲はただちに剣を身に぀け盟を抱えお、軍営の門に向かった。(※ 曞き䞋し文は「入る」だが、盎埌の展開ず文脈が通じないので、蚳を「向かった」にした。) (しかし)戟(げき)を亀差させおいる番兵が止めお入れないようにしようずした。暊噲は盟を傟けお、それで番兵を぀いお地面に倒した。暊噲はずうずう(軍営に)入り、(宎垭䌚堎の)幕を開きあげお、西を向いお立ち、目を芋開いお項王を芋た。(暊噲の)頭髪は逆立ち、たなじりはこずごずく裂けおいた。(=目を芋開いおいる) 項王は、刀の぀かに手をかけ膝(ひざ)を぀いお身構えお蚀うには、「おたえは䜕者か」ず。 匵良が答えるには、「沛公の車で護衛の添え乗りをしおいる、暊噲(はんかい)ずいう者です。」ず。 項王が蚀うには、「勇敢な男だ。これに倧杯(たいはい)の酒を䞎えよ。」ず。そこで䞀斗(「いっず」、圓時は玄二リットル)の酒を䞎えた。 暊噲は、瀌を蚀っお立ち䞊がり、立ったたたでこれ(=酒)を飲んだ。項王が蚀うには「圌に豚の肩の肉を振る舞え。」ず。そこで、ひず塊(かたたり)の生の豚の肩の肉を䞎えた。暊噲は、その(持っおきた)盟を地にふせお、豚の肩の肉をその䞊に眮いお、剣を抜いお(豚肉を)切っお、これ(=豚肉)を食べた。 是(ここ)に斌いお(おいお)匵良(ちょうりょう)軍門(ぐんもん)に至り(いたり)お、暊噲(はんかい)を芋る。暊噲曰はく、「今日(こんにち)の事(こず)䜕劂(いかん)。」ず。良(りょう)曰はく、「甚だ(はなはだ)急(きゅう)なり。今者(いた)、項荘(こうそう)剣(けん)を抜きお(ぬきお)舞ふ(たう)。其の(その)意(い)垞に(぀ねに)沛公に圚るなり。」ず。噲(かい)曰はく(いわく)、「歀れ(これ)迫れり(せたれり)。臣(しん)請ふ(こう)、入りお(いりお)之(これ)ず呜(めい)を同じく(おなじく)せん。」ず。噲(かい)即ち(すなわち)剣(けん)を垯び(おび)盟(たお)を擁しお(ようしお)軍門(ぐんもん)に入る(いる)。亀戟(こうげき)の衛士(えいし)止めお(ずどめお)入れざらん(いれざらん)ず欲す(ほっす)。 暊噲(はんかい)其の(その)盟(たお)を偎だおお(そばだおお)、以お(もっお)衛士(えいし)を撞きお(぀きお)地にたおす。噲(かい)遂に(぀いに)入り(いり)、垷(い)を披きお(ひらきお)西嚮(せいきょう)しお立ち、目を瞋らしお(いからせお)項王(こうおう)を芖る(みる)。頭髪(ずうは぀)䞊指(じょうし)し、目眥(もくし)尜く(こずごずく)裂く(さく)項王(こうおう)剣(けん)を按じお(あんじお)、跜(ひざたずき)しお曰はく、「客(かく)䜕為る(なんする)者(もの)ぞ。」ず。 匵良(ちょうりょう)曰はく(いわく)、「沛公(はいこう)の参乗(さんじょう)暊噲(はんかい)ずいう者(もの)なり。」ず。 項王曰はく、「壮士(そうし)なり。之(これ)に卮酒(ししゅ)を賜ぞ(たたえ)。」ず。則ち(すなわち)斗卮酒(ずししゅ)を䞎ふ。噲(かい)、拝謝(はいしゃ)しお起ち(たち)、立ちながら(たちながら)にしお之(これ)を飲む(のむ)。項王曰はく、「之に(これに)團肩(おいけん)賜ぞ(たたえ)。」ず。則ち(すなわち)侀(い぀)の生團肩(せいおいけん)を䞎ふ(あたう)。暊噲(はんかい)其の(その)盟(たお)を地(ち)に芆せ(ふせ)、團肩(おいけん)を䞊(うえ)に加ぞ(くわえ)、剣(けん)を抜き(ぬき)、切りお(きりお)之(これ)を啗らふ(くらふ)。 項王は蚀う、「勇士である。ただ酒を飲めるか。」ず。暊噲が蚀うには、「私は死ですら避けようずしたせん。(たしおや)どうしお酒を、どうしお断る必芁があるのでしょうか。いや、断りたすたい。」ず。 (暊噲が蚀うには、)「そもそも秊王は、虎や狌のような(残忍な)心を持っおいたした。人を殺すこずは、数えきれないほどで(=倚くお)、人を凊刑するこずは、しきれないこずを恐れるほどでした。(秊の王は、そういう事をしおいたので、)倩䞋の人々は皆(みな)、秊に背き(そむき)たした。(楚の)懐王が将軍たちず玄束しお蚀うには、『先に秊を撃砎しお咞陜(かんよう)に入堎した者は、その地(=関䞭)の王ずしよう。』ず。今、沛公は先に秊を砎っお咞陜(かんよう)に入堎したしたが、ほんの少しの物(=宝物など?)も、けっしお近づけようずしたせん。(= 自分のものにしたせんでした。)宮殿を封鎖し、匕き返しお、芇氎のほずりに駐屯し、倧王(=項矜)の来られるのをお埅ちしおいたのです。わざわざ将兵を掟遣しお凜谷関(かんこくかん)を守らせたのは、他の盗賊の出入りず、非垞事態に備えたからです。(沛公は)苊劎しお功瞟の高いこずは以䞊の通りですが、いただに諞䟯に封ずる(= 沛公に領地を䞎えお、沛公を諞䟯のうちの䞀人ずしお扱う・・・ずいうような意味)ずいう恩賞がありたせん。それどころか、぀たらない人のたわごずを聞いお、功瞟ある人(= 沛公)を眪を責めお殺そうずしおいたす。これでは、滅んだ秊の、二の舞いになるだけです。倱瀌ながら(私は蚀いたすが)、倧王のためには埗策ではありたせん。」ず。 項王は、いただに答えるこずが、できなかった。 項王が蚀うには、「たあ、座れ。」ず。 暊噲は匵良のそばに座った。座っおから、しばらくしお、沛公は立ち䞊がり䟿所に行き、その぀いでに暊噲を招いお(䞀緒に)出た。 項王曰く、「壮士(そうし)なり。胜く(よく)埩た(たた)飲むか。」ず。暊噲(はんかい)曰く、「臣(しん)死すら䞔぀(か぀)避けず。卮酒(ししゅ)安んぞ(いずくんぞ)蟞する(じする)に足らんや。倫れ(それ)秊王虎狌(ころう)の心有り。人を殺すこず挙ぐる(あぐる)胜は(あたは)ざるが劂く(ごずく)、人を刑するこず勝ぞ(たぞ)ざるを恐るるが劂し(ごずし)。倩䞋皆之(これ)に叛く(そむく)。懐王(かいおう)諞将(しょしょう)ず玄しお曰く、『先ず(たず)ç§Š(しん)を砎りお咞陜(かんよう)に入る者は、これに王たらしめん。ず』今、沛公(はいこう)先ず秊を砎りお咞陜(かんよう)に入り。豪毛(ごうもう)も敢ぞお(あぞお)近づくる所有らずしお、宮宀(きゅうし぀)を封閉(ふうぞい)し、還りお(かえりお)芇䞊(はじょう)に軍しお、以お(もっお)倧王の来たるを埅おり。故ら(こずさら)に将を遣はし関(かん)を守らしめし者は、他の盗の出入ず非垞ずに備ぞしなり。劎(ろう)苊だしく(はなはだしく)しお功(こう)高きこず歀く(かく)のごずきに、未だ(いた)だ封䟯(ほうこう)の賞有らず。而(しか)るに现説(さいせ぀)を聎きお、有功(ゆうこう)の人を誅せんず(ちうせんず)欲す(ほっす)。歀れ(これ)亡秊の続きなるのみ。窃か(ひそか)に倧王の為に取らざるなり。」ず。 項王未だ(いただ)以お応(こた)ふるこず有らず。曰はく、「坐せよ。」ず。暊噲(はんかい)良に埓ひお坐す。坐するこず須(しゆ)臟(ゆ)にしお、沛公起ちお廁(かわや)に劂き(ゆき)因り(より)お暊噲を招きお出ず(いず)。 「A 侔 B 。 安 C 。」で、「AですらBである。どうしおCであろうか。いやCではない。」の意味。抑揚(よくよう)の意味。 「䞍敢〜」で「すすんで〜しようずはしない」の意味。 沛公はすでに(宎垭から)脱出した。項王は、郜尉(ずい)の陳平(ちんぺい)に沛公を呌びに行かせた。沛公が蚀うには、「いた出おきたずきに、ただ別れのあいさ぀をしおいない。これは、そうするべきだろうか。」ず。 暊噲が蚀うには、「倧きな事業を行うには、小さな慎み(぀぀しみ)にはこだわらず、倧きな瀌節のためには小さな瀌節を無芖する必芁も有りたす。いた、盞手はちょうど、包䞁(ほうちょう)ずたな板であり、私達は(料理されかねない)魚肉です。なんで、あいさ぀などに、こだわっおいる堎合でしょうか。(あいさ぀の必芁はありたせん。速く逃げないず危険です。)」 そこで、ずうずう沛公は去った。それで匵良を留たらせお(項王に)謝眪させた。匵良が沛公に質問しお蚀ったのは、「倧王(=沛公)が来たずき、(土産ずしお)䜕を持っおきたしたか。」ず。(沛公が)蚀うには、「私は癜璧の䞀察を持っおきお、項王に献䞊しようず思い、玉斗の䞀察を亜父どのに䞎えようず思っおいたが、その(=項王らの)怒りを買っおいたので、進んで献䞊しようずはしなかった。あなたが私のために、これを献䞊しおくれ。」ず蚀った。匵良が蚀うには「謹んで承知したした。」ず。 沛公(はいこう)已に(すでに)出づ(いづ)。項王(こうおう)郜尉(ずい)陳平(ちんぺい)をしお沛公を召さしむ。沛公曰はく(いわく)、「今者(いた)、出づる(いづる)に未だ(いただ)蟞(じ)せざるなり。之を為すこず奈䜕(いかん)。」ず。暊噲(はんかい)曰はく、「倧行(たいこう)は现謹(さいきん)を顧みず(かえりみず)、倧瀌(たいれい)は现譲(しょうじょう)を蟞せず。劂今(いた(じょこん))、人(ひず)は方に(たさに)刀俎(ずうそ)たり、我(われ)は魚肉(ぎょにく)たり。䜕ぞ(なんぞ)蟞(じ)するを為さん(なさん)。」ず。 是(ここ)に斌いお(おいお)遂に(぀いに)去る(さる)。乃ち(すなわち)匵良(ちょうりょう)をしお留たり(ずどたり)謝(しゃ)せしむ。良(りょう)問ひお(ずいお)曰はく、「倧王(だいおう)来たる(きたる)ずき、䜕(なに)をか操れる(ずれる)。」ず。 曰はく、「我(われ)癜璧(はくぞき)䞀双(いっそう)を持(ぢ)し、項王(こうおう)に献(けん)ぜんず欲し(ほっし)、玉斗(ぎょくず)䞀双(いっそう)をば、亜父(あほ)に䞎ぞん(あたえん)ず欲し(ほっし)も、其の(その)怒り(いかり)に䌚ひお(あいお)、敢ぞお(あえお)献(けん)ぜず。公(こう)我が(わが)為に(ために)之(これ)を献ぜよ(けんぜよ)。」ず。 匵良(ちょうりょう)曰はく(いわく)、「謹みお(぀぀しみお)諟(だく)す。」ず。 このずき、項王の軍は鎻門に駐屯しおおり、沛公の軍は芇氎のあたりに駐屯しおいた。おたがいの(駐屯地の)距離は四十里(玄十六キロメヌトル)であった。沛公は、よっお、(持っおきた)車ず(連れおきた)兵を(鎻門に)残し、身䞀人で脱出しお階銬に乗り、暊噲・倏䟯嬰(かこうえい)・靳圊(きんきょう)・玀信(きしん)たちの四人ず、剣ず盟を持っお埒歩で走り、驪山(りざん)のもずから、芷陜(しよう)ぞの道を、抜け道を通っお行った。 (沛公ず匵良の別れ際に、)沛公が匵良に蚀っおいたこずは、「この道で自軍に到着するたでが、たったの二十里に過ぎない。私が自軍に到着した頃合いを芋蚈らっお、そなたはそこで宎垭に入れ。」ず。 是の(この)時(ずき)に圓たり(あたり)、項王の軍(ぐん)は鎻門(こうもん)の䞋に圚り(あり)、沛公(はいこう)の軍(ぐん)は芇䞊(はじょう)に圚り(あり)盞去る(あいさる)こず四十里(しじゅうり)なり。沛公則ち(すなわち)車階(しゃき)を眮き(おき)、身を脱(だっ)しお独り(ひずり)階(き)し、暊噲・倏䟯嬰(かこうえい)・靳圊(きんきょう)・玀信(きしん)ら四人(よにん)の剣盟(けんじゅん)を持(ぢ)しお歩走(ほそう)するものず、驪山(りざん)の䞋(もず)より、芷陜(しよう)に道(みち)しお、間行(かんこう)す。 沛公はすでに(鎻門を)去り、しばらくしお(自軍の)軍䞭に到着した。匵良は(宎垭に)入っお陳謝しお蚀うには、 項王が蚀うには、「沛公はどこにいるのか。」ず。 匵良が(答えお)蚀うには、「倧王が沛公の過倱(かし぀)をずがめるず聞き、単身(たんしん)で脱出したした。すでに自軍に到着しおいるでしょう。」ず。 項王はそこで癜璧を受け取り、これを座垭のそばに眮いた。亜父は玉斗を受け取るず、これを地面に眮き、剣を抜いお、突いお砎壊しお、蚀うには、「ああ、小僧め、ずもに謀略をするに倀(あたい)しない。項王の倩䞋を奪う(うばう)者は、必ず沛公だ。われらの䞀族は、今に沛公の捕虜になるだろう。」ず。 沛公は自軍に到着し、曹無傷の眪を責めお、ただちに凊刑した。 沛公(はいこう)已に(すでに)去り(さり)、間く(しばらく)しお軍䞭(ぐんちゅう)に至る(いたる)。 匵良(ちょうりょう)入り(いり)、謝しお(しゃしお)曰はく(いわく)、「沛公桮杓(はいしゃく)に勝ぞず(たえず)、蟞(じ)するに胜はず(あたわず)。謹みお臣良(しんりょう)をしお癜璧(はくぞき)䞀双(いっそう)をば、再拝(さいはい)しお倧将軍(だいしょうぐん)の足䞋(そくか)に奉ぜしむ(ほうぜしむ)。」ず。 項王曰はく、「沛公安くにか(いずくにか)圚る(ある)。」ず。 良(りょう)曰はく、「倧王(だいおう)之(これ)を督過(ずくか)するに意(い)有り(あり)ず聞き(きき)、身(み)を脱(だっ)しお独り(ひずり)去れり(されり)。已に(すでに)軍(ぐん)に至らん(いたらん)。」ず。 項王則ち(すなわち)璧(ぞき)を受け(うけ)、之(これ)を坐䞊(ざじょう)に眮く(おく)。 亜父(あほ)は玉斗(ぎょくず)を受け(うけ)、之(これ)を地(ち)に眮き(おき)、剣を抜き撞きお(぀きお)之(これ)を砎りお(やぶりお)曰はく、「唉(ああ)、豎子(じゅし)䞎に謀る(はかる)に足らず(たらず)。項王の倩䞋(おんか)を奪ふ(うばう)者(もの)は、必ず(かならず)沛公ならん。吟が(わが)属(ぞく)今に(いたに)之(これ)が虜(ずりこ)ず為らん。」ず。 沛公(はいこう)軍(ぐん)に至り(いたり)立ちどころ(たちどころ)に曹無傷(そうむしょう)を誅殺(ちゅうさ぀)す。 怜定教科曞などに玹介される項矜の逞話では、項矜は感情的で短気である䞀方で、人情味があり矩理堅い人物ずしお曞かれおいる。 たずえば『鎻門之䌚』では、凜谷関などを封鎖した沛公に怒り、関所を攻撃するものの、自分に謝眪しにきた沛公(はいこう)を蚱し、その沛公を助けにきた暊噲(はんかい)を高く評䟡したかのように蚘述されおおり、項矜は人情味がある人物ずしお曞かれおいる。 『鎻門之䌚』で曞かれた范増(はんぞう)による評䟡でも、項矜を、そのような、謝眪に来た沛公の殺害をためらうような、矩理堅い人物ずしお、范増は項矜を評䟡しおいるので、范増は項荘(こうそう)に沛公の殺害を呜じたのであった。 だが、『史蚘』の教科曞では玹介されおいない郚分での項矜の実際の行動や、歎史䞊の実際での行動では、この『鎻門之䌚』で描かれたような人物像ずは、やや異なる。 『鎻門之䌚』のあず、項矜は、反秊の盟䞻である懐王(かいおう)を殺したりしおおり、あたり矩理堅いずは思えない人物だし、人情味も無いず思われる。そもそも、この懐王の殺害によっお、のちに沛公(劉邊)が項矜が滅がす倧矩名分の原因の䞀぀になったのである。 『鎻門之䌚』の蚘述だけを信甚するにしろ、それ以倖の『史蚘』の蚘述も信甚するにしろ、どちらにせよ、項矜の行動の方針は䞀貫しおおらず、項矜は感情的である。 項矜以倖の他の人物の性栌は、『鎻門之䌚』では、項矜ずは察比的に描かれおいる。 たずえば范増(はんぞう)や項荘は、沛公(はいこう)の殺害をすすめるなど、目的のためには冷酷な遞択でも、ためらわない。 たずえば沛公は、郚䞋の匵良(ちょうりょう)の進蚀をよく受け入れる人物ずしお、描かれおいる。この点が、范増の進蚀を受け入れなかった項矜ずは異なる。 たた、沛公の野心を項矜に䌝えた曹無傷を、沛公は凊刑するように、沛公は人を殺す人物ずしお描かれおいる。この点、沛公の殺害をためらった項矜ずは異なる。しかも、沛公の野心を曹無傷から聞いたずいう話を、項矜は、うっかりず、沛公に喋っおしたうのである。
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"項矜は怒っお、関所ごず、劉邊の軍を攻撃した。そしお項矜軍は、これから本栌的に、劉邊軍に攻め蟌もうずした。", "title": "これたでのあらすじ" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "この時点では、劉邊の軍勢よりも、項矜の軍勢の方が匷倧であり、そのため、もし項矜軍がこれから本栌的に攻め蟌んできたら、劉邊軍に勝ち目は無い。", "title": "これたでのあらすじ" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "項矜の芪戚の項䌯は、劉邊軍の匵良ず芪しい付き合いがあったので、項䌯は、この項矜軍の劉邊軍ぞの䟵攻蚈画を䌝えた。", "title": "これたでのあらすじ" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "この緊急の知らせを聞いた劉邊は、さっそく、和睊の申し入れを、項䌯に䌝えた。そしお、項䌯は、その劉邊からの和睊の申し出を項矜に䌝えた。", "title": "これたでのあらすじ" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "その埌、劉邊が停戊のため、項矜に面䌚を申し蟌み、そしお鎻門にお、ある日の朝、項矜ず劉邊ずの面䌚が始たった。", "title": "これたでのあらすじ" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "である。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "この「鎻門の䌚」の時点で、項矜ず劉邊が面䌚䞭。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "これから、項王の参謀である范増は、劉邊が将来の項王の倩䞋取りでラむバルになり邪魔になるだろうず考え、項矜の郚䞋に呜じお、劉邊を殺そうずする。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "范増は、項矜に、目配せで劉邊の暗殺蚈画を䌝えたが、項矜はこの暗殺蚈画を採甚しなかった。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "范増は、項矜の手䞋の項荘に、劉邊の暗殺を呜什する。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "劉邊が面䌚䞭なので、項荘は、項荘が歊噚を持った状態で劉邊に近づくために、「もおなしをしたいが、戊堎なので歊噚しかないので、剣の舞いをしたい」などのような事をいっお、剣舞を装う。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "しかし、項䌯は、劉邊を守るために、項䌯も舞いに参加する。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "項䌯は項矜の芪戚だが、劉邊の参謀の匵良に恩がある。なので、項䌯は劉邊を助けようずしおいるわけである。", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "これたでの人物を敎理するず", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "范増、項荘", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "匵良、項䌯", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "項矜(劉邊の殺害蚈画には興味がない)、劉邊(狙われおいる本人)", "title": "予備知識" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "沛公、旊日埓癟䜙階、来芋項王。至鎻門、謝曰、「臣䞎将軍戮力而攻秊。将軍戊河北、臣戊河南。然䞍自意、胜先入関砎秊、埗埩芋将軍斌歀。今者有小人之蚀、什将軍䞎臣有郀。」項王曰、「歀沛公巊叞銬曹無傷蚀之。䞍然、籍䜕以至歀。」", "title": "原文" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "項王即日因留沛公、䞎飲。項王・項䌯東嚮坐、亜父南嚮坐。亜父者范増也。沛公北嚮坐、匵良西嚮䟍。范増数目項王、舉所䜩玉玊、以瀺之者䞉。項王黙然䞍応。范増起、出召項荘、謂曰、「君王為人䞍忍。若入前為寿。寿畢、請以剣舞、因撃沛公斌坐殺之。䞍者、若属皆䞔為所虜。」荘則入為寿。寿畢曰、「君王䞎沛公飲。軍䞭無以為楜。請以剣舞。」項王曰、「諟。」項荘抜剣起舞。項䌯亊抜剣起舞、垞以身翌蔜沛公。荘䞍埗撃。", "title": "原文" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "斌是匵良至軍門、芋暊噲。暊噲曰、「今日之事、䜕劂。」良曰、「甚急。今者項荘抜剣舞、其意垞圚沛公也。」噲曰、「歀迫矣。臣請、入䞎之同呜。」噲即垯剣擁盟入軍門。亀戟之衛士欲止䞍內。暊噲偎其盟以撞、衛士仆地。噲遂入、披垷西嚮立、瞋目芖項王、頭髪䞊指、目眊尜裂。項王按剣而跜曰、「客䜕為者。」匵良曰、「沛公之参乗暊噲者也。」項王曰、「壮士。─賜之卮酒。」則䞎斗卮酒。噲拝謝、起、立而飲之。項王曰、「賜之團肩。」則䞎䞀生團肩。暊噲芆其盟斌地、加團肩䞊、抜剣切而啗之。", "title": "原文" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "項王曰、「壮士。胜埩飲乎。」暊噲曰、「臣死䞔䞍避、卮酒安足蟞。倫秊王有虎狌之心、殺人劂䞍胜舉、刑人劂恐䞍勝、倩䞋皆叛之。懐王䞎諞将玄曰、『先砎秊入咞陜者王之。』今沛公先砎秊入咞陜、毫毛䞍敢有所近、封閉宮宀、還軍芇䞊、以埅倧王来。故遣将守関者、備他盗出入䞎非垞也。劎苊而功高劂歀、未有封䟯之賞、而聎现説、欲誅有功之人、歀亡秊之続耳。窃為倧王䞍取也。」項王未有以応、曰、「坐。」暊噲埓良坐。坐須臟、沛公起劂廁、因招暊噲出。", "title": "原文" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "沛公已出、項王䜿郜尉陳平召沛公。沛公曰、「今者出、未蟞也、為之柰䜕。」暊噲曰、「倧行䞍顧现謹、倧瀌䞍蟞小譲。劂今人方為刀俎、我為魚肉、䜕蟞為。」斌是遂去。乃什匵良留謝。良問曰、「倧王来䜕操。」曰、「我持癜璧䞀双、欲献項王、玉斗䞀双、欲䞎亜父。䌚其怒、䞍敢献。公為我献之。」匵良曰、「謹諟。」", "title": "原文" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "圓是時、項王軍圚鎻門䞋、沛公軍圚芇䞊、盞去四十里。沛公則眮車階、脱身独階、䞎暊噲、倏䟯嬰、靳圊、玀信等四人持剣盟歩走、埓酈山䞋、道芷陜間行。沛公謂匵良曰、「埓歀道至吟軍、䞍過二十里耳。床我至軍䞭、公乃入。」", "title": "原文" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "沛公已去、間至軍䞭、匵良入謝、曰、「沛公䞍勝桮杓、䞍胜蟞。謹䜿臣良奉癜䞀双、再拝献倧王足䞋、玉斗䞀双、再拝奉倧将軍足䞋。」項王曰、「沛公安圚。」良曰、「聞倧王有意督過之、脱身独去、已至軍矣。」項王則受璧、眮之坐䞊。亜父受玉斗、眮之地、抜剣撞而砎之、曰、「唉。豎子䞍足䞎謀。奪項王倩䞋者、必沛公也。吟属今為之虜矣。」沛公至軍、立誅殺曹無傷。", "title": "原文" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "沛公(はいこう)は翌朝、癟䜙階(ひゃくよき)を埓え、やっおきお項王(こうおう)に面䌚しようずし、鎻門(こうもん)に到着した。 (沛公が項王に)謝眪しお蚀うには、「私は将軍ず協力しお秊を攻撃したした。将軍は黄河(こうが)の北方(ほっぜう)で戊い、私は黄河の南方(なんぜう)で戊いたした。しかしながら、自分でも予想しおなかったこずに、(私が)先に関䞭に入っお秊を倒すこずに成功しお、再び将軍(=項矜)に、この地でお䌚いできるずは。今、぀たらぬ人間が告げ口をしお、将軍ず私を仲違いさせようずしおいたす。」ず(蚀った)。 項王が蚀うには、「そのこずは沛公の巊叞銬(さしば)の曹無傷(そうむしょう)から、それ(=倩䞋取りにお、沛公が項矜を出し抜こうずしおいる)を聞いたのだ。そうでなければ、どうしお私がこういう事(=沛公軍に攻撃)をするに至るでしょうか。(いや、攻撃するはずがない。)」", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "沛公(はいこう)、旊日(たんじ぀)癟䜙階(ひゃくよき)を埓ぞ(したがえ)、来たり(きたり)お項王(こうおう)に芋えん(みえん)ずし、鎻門(こうもん)に至り(いたり)、 謝(しゃ)しお曰はく(いわく)「臣(しん)将軍(しょうぐん)ず力(ちから)を戮せお(あわせお)ç§Š(しん)を攻む(せむ)。 将軍は河北(かほく)に戊ひ(たたかい)、臣(しん)は河南(かなん)に戊ふ。 然れども(しかれども)自ら(みずから)意はざりき(おもわざりき)、胜く(よく)先(たず)関(せき)に入(い)りお秊(しん)を砎り(やぶり)、埩た(たた)将軍に歀(ここ)に芋ゆる(たみゆる)こずを埗ん(えん)ずは。今者(いた)、小人(しょうじん)の蚀(げん)有り。将軍をしお臣ず郀(げき)有らしむ(あらしむ)。」ず。 項王(こうおう)曰はく、「歀れ(これ)沛公の巊叞銬(さしば)曹無傷(そうむしょう)之(これ)を蚀ふ(いふ)。然らずんば(しからずんば)、籍(せき)䜕(なに)を以お(もっお)æ­€(ここ)に至らん(いたらん)。」ず。", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "この文での「歀」(ここ)ずは鎻門(こうもん)のこず。", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ここでの「埗」ずは、機䌚に恵たれるずいうこず。項王ず面䌚できた、ずいう機䌚に぀いお。䞀方、胜力があっお「〜できる」ずいう堎合は「胜」を甚いる。", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "「䜕以〜」は理由や手段を問う疑問であるが、ここでは反語の意味。", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "ここでは、項王に敬意を衚すため、「たみ゚ン」ず蚓読する。", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "「什将軍䞎私臣有郀」で、「将軍ず私を仲違いさせようずしおいる」の意味。", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "", "title": "侀" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "項王はその日、沛公を匕きずどめお、(酒宎をひらき)䞀緒に酒をくみかわした。項王ず項䌯は(西偎の垭に座っお)東を向いお座り、亜父(あほ)は(北偎の垭に座り)南を向いお座った。亜父(あほ)ずは范増(はんぞう)のこずである。沛公は(南偎の垭に座っお)北を向いお座り、匵良(ちょうりょう)は西を向いお(沛公のそばに)控えおいる。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "范増はたびたび項王に目配せをしお、腰に぀けおいた玉食りを挙げお、項王に(沛公を殺すべきだず)䞉床も瀺した。(しかし)項王は黙ったたた応じなかった。范増は立ち䞊がり(宎垭の)倖に出お、項荘を呌び寄せお蚀うには「わが君(=項矜)は、人柄から、(沛公をだたし蚎ちで殺すような)むごいこずができない。(だから代わりに、おたえが、沛公を殺せ。その手順は、たず、)おたえが(宎垭に)入り、(沛公の)前に進んで長寿を祝え。祝いが終わったら、剣で舞うこずを願い出お、舞いをしお、その機䌚に沛公を宎垭で斬り殺しおしたえ。そうしないず、(将来、)(今のずころは軍勢が優勢である項矜の身内である)お前の身内も皆、(近い将来、勢力を䌞ばした沛公の軍勢に攻めこたれ、お前たち項䞀族は)今にも捕虜(ほりょ)になっおしたうだろう。」ず。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "項荘はすぐにも宎垭に入っお長寿を祝った。長寿を祝い終わっお(項荘が)蚀うには、「わが君が沛公ず飲んでおられたす。軍䞭なので、楜噚(※ 嚯楜ず蚳す堎合もある)がありたせん。どうか剣で舞わせおください。」ず。項王は「よろしい。」ず。(← 剣舞を蚱可した)", "title": "二" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "項荘は剣を抜き、立ち䞊がっお舞った。(=舞い始めた。) (意図に気づいた)項䌯もたた(沛公を守ろうずしお)剣を抜いお立ち䞊がっお舞い、垞に身をもっお、(たるで)芪鳥が子を翌でかばうように、沛公をかばった。(そのため)項荘は沛公を蚎぀こずができなかった。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "項王(こうおう)即日(そくじ぀)因りお(よりお)沛公(はいこう)を留めお(ずどめお)䞎に(ずもに)飲(いん)す。項王・項䌯(こうはく)は東嚮(ずうきょう)しお坐し(ざし)、亜父(あほ)は南嚮(なんきょう)しお坐す(ざす)。亜父(あほ)ずは范増(はんぞう)なり。沛公は北嚮(ほっきょう)しお坐(ざ)し、匵良は西嚮(せいきょう)しお䟍す(じす)。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "范増数(しばしば)項王に目(もく)し、䜩ぶる(おぶる)所の玉玊(ぎょくけ぀)を挙げお、以぀おこれに瀺すこず䞉たびす。項王黙然ずしお応ぜず。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "范増起ち(たち)、出でお(いでお)項荘を召し(めし)、請ひお(いいお)曰はく「君王(くんおう)人(ひず)ず為り(なり)忍びず(しのびず)。若(なんぢ)入り(いり)、前みお(すすみお)寿(じゅ)を為せ(なせ)。寿(じゅ)畢はらば(おわらば)剣(けん)を以(もっ)お舞はんこずを請(こ)い、因りお(よりお)沛公(はいこう)を坐(ざ)に撃ちお(うちお)之(これ)を殺せ(ころせ)。䞍者ずんば(しからずんば)、若(なんぢ)が属(ぞく)皆(みな)䞔に(たさに)虜(ずりこ)ずする所(ずころ)ず為らん(ならん)ずす。」ず。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "荘(そう)則ち(すなわち)入りお(いりお)寿(じゅ)を為す(なす)。寿(じゅ)畢はりお(おわりお)曰はく(いわく)「君王(くんおう)沛公(はいこう)ず飲す(いんす)。軍䞭(ぐんちゅう)以お(もっお)楜(がく)を為す(なす)無し(なし)。請ふ(こう)剣(けん)を以お(もっお)舞はん(たわん)。」ず。項王(こうおう)曰はく(いわく)、「諟。」(だく)ず。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "項荘(こうそう)剣(けん)を抜き(ぬき)起ちお(たちお)舞ふ(たう)。項䌯(こうはく)も亊(たた)剣(けん)を抜き(ぬき)起ちお(たちお)舞ひ(たい)、垞に(぀ねに)身(み)を以぀お(もっお)沛公(はいこう)を翌蔜(よくぞい)す。荘(そう)撃぀(う぀)を埗ず(えず)。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "范増は項王に目配せをした。ここでの目配せの意図は、沛公を殺す蚱可を、項矜に求めおいる。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "「䞔〜」(たさに)で、「いたにも 〜 になるだろう」の意味。", "title": "二" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "二" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "そこで匵良は軍営の門に来お、暊噲(はんかい)を䌚った。暊噲は「今日の様子は、どうか」ず蚀った。匵良は蚀った。「非垞に切迫しおいる。今、項荘が剣を抜いお舞いをしおいる。そのねらいは、垞に沛公にある。(=沛公を殺そうず狙っおいる。)」ず蚀った。暊噲は「これは緊急だ。お願いです、私は(宎垭の䞭に)入っお沛公ず生死をずもにしたい。」ず蚀った。暊噲はただちに剣を身に぀け盟を抱えお、軍営の門に向かった。(※ 曞き䞋し文は「入る」だが、盎埌の展開ず文脈が通じないので、蚳を「向かった」にした。)", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "(しかし)戟(げき)を亀差させおいる番兵が止めお入れないようにしようずした。暊噲は盟を傟けお、それで番兵を぀いお地面に倒した。暊噲はずうずう(軍営に)入り、(宎垭䌚堎の)幕を開きあげお、西を向いお立ち、目を芋開いお項王を芋た。(暊噲の)頭髪は逆立ち、たなじりはこずごずく裂けおいた。(=目を芋開いおいる)", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "項王は、刀の぀かに手をかけ膝(ひざ)を぀いお身構えお蚀うには、「おたえは䜕者か」ず。 匵良が答えるには、「沛公の車で護衛の添え乗りをしおいる、暊噲(はんかい)ずいう者です。」ず。 項王が蚀うには、「勇敢な男だ。これに倧杯(たいはい)の酒を䞎えよ。」ず。そこで䞀斗(「いっず」、圓時は玄二リットル)の酒を䞎えた。", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "暊噲は、瀌を蚀っお立ち䞊がり、立ったたたでこれ(=酒)を飲んだ。項王が蚀うには「圌に豚の肩の肉を振る舞え。」ず。そこで、ひず塊(かたたり)の生の豚の肩の肉を䞎えた。暊噲は、その(持っおきた)盟を地にふせお、豚の肩の肉をその䞊に眮いお、剣を抜いお(豚肉を)切っお、これ(=豚肉)を食べた。", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "是(ここ)に斌いお(おいお)匵良(ちょうりょう)軍門(ぐんもん)に至り(いたり)お、暊噲(はんかい)を芋る。暊噲曰はく、「今日(こんにち)の事(こず)䜕劂(いかん)。」ず。良(りょう)曰はく、「甚だ(はなはだ)急(きゅう)なり。今者(いた)、項荘(こうそう)剣(けん)を抜きお(ぬきお)舞ふ(たう)。其の(その)意(い)垞に(぀ねに)沛公に圚るなり。」ず。噲(かい)曰はく(いわく)、「歀れ(これ)迫れり(せたれり)。臣(しん)請ふ(こう)、入りお(いりお)之(これ)ず呜(めい)を同じく(おなじく)せん。」ず。噲(かい)即ち(すなわち)剣(けん)を垯び(おび)盟(たお)を擁しお(ようしお)軍門(ぐんもん)に入る(いる)。亀戟(こうげき)の衛士(えいし)止めお(ずどめお)入れざらん(いれざらん)ず欲す(ほっす)。", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "暊噲(はんかい)其の(その)盟(たお)を偎だおお(そばだおお)、以お(もっお)衛士(えいし)を撞きお(぀きお)地にたおす。噲(かい)遂に(぀いに)入り(いり)、垷(い)を披きお(ひらきお)西嚮(せいきょう)しお立ち、目を瞋らしお(いからせお)項王(こうおう)を芖る(みる)。頭髪(ずうは぀)䞊指(じょうし)し、目眥(もくし)尜く(こずごずく)裂く(さく)項王(こうおう)剣(けん)を按じお(あんじお)、跜(ひざたずき)しお曰はく、「客(かく)䜕為る(なんする)者(もの)ぞ。」ず。", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "匵良(ちょうりょう)曰はく(いわく)、「沛公(はいこう)の参乗(さんじょう)暊噲(はんかい)ずいう者(もの)なり。」ず。", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "項王曰はく、「壮士(そうし)なり。之(これ)に卮酒(ししゅ)を賜ぞ(たたえ)。」ず。則ち(すなわち)斗卮酒(ずししゅ)を䞎ふ。噲(かい)、拝謝(はいしゃ)しお起ち(たち)、立ちながら(たちながら)にしお之(これ)を飲む(のむ)。項王曰はく、「之に(これに)團肩(おいけん)賜ぞ(たたえ)。」ず。則ち(すなわち)侀(い぀)の生團肩(せいおいけん)を䞎ふ(あたう)。暊噲(はんかい)其の(その)盟(たお)を地(ち)に芆せ(ふせ)、團肩(おいけん)を䞊(うえ)に加ぞ(くわえ)、剣(けん)を抜き(ぬき)、切りお(きりお)之(これ)を啗らふ(くらふ)。", "title": "侉" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "項王は蚀う、「勇士である。ただ酒を飲めるか。」ず。暊噲が蚀うには、「私は死ですら避けようずしたせん。(たしおや)どうしお酒を、どうしお断る必芁があるのでしょうか。いや、断りたすたい。」ず。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "(暊噲が蚀うには、)「そもそも秊王は、虎や狌のような(残忍な)心を持っおいたした。人を殺すこずは、数えきれないほどで(=倚くお)、人を凊刑するこずは、しきれないこずを恐れるほどでした。(秊の王は、そういう事をしおいたので、)倩䞋の人々は皆(みな)、秊に背き(そむき)たした。(楚の)懐王が将軍たちず玄束しお蚀うには、『先に秊を撃砎しお咞陜(かんよう)に入堎した者は、その地(=関䞭)の王ずしよう。』ず。今、沛公は先に秊を砎っお咞陜(かんよう)に入堎したしたが、ほんの少しの物(=宝物など?)も、けっしお近づけようずしたせん。(= 自分のものにしたせんでした。)宮殿を封鎖し、匕き返しお、芇氎のほずりに駐屯し、倧王(=項矜)の来られるのをお埅ちしおいたのです。わざわざ将兵を掟遣しお凜谷関(かんこくかん)を守らせたのは、他の盗賊の出入りず、非垞事態に備えたからです。(沛公は)苊劎しお功瞟の高いこずは以䞊の通りですが、いただに諞䟯に封ずる(= 沛公に領地を䞎えお、沛公を諞䟯のうちの䞀人ずしお扱う・・・ずいうような意味)ずいう恩賞がありたせん。それどころか、぀たらない人のたわごずを聞いお、功瞟ある人(= 沛公)を眪を責めお殺そうずしおいたす。これでは、滅んだ秊の、二の舞いになるだけです。倱瀌ながら(私は蚀いたすが)、倧王のためには埗策ではありたせん。」ず。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "項王は、いただに答えるこずが、できなかった。 項王が蚀うには、「たあ、座れ。」ず。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "暊噲は匵良のそばに座った。座っおから、しばらくしお、沛公は立ち䞊がり䟿所に行き、その぀いでに暊噲を招いお(䞀緒に)出た。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "項王曰く、「壮士(そうし)なり。胜く(よく)埩た(たた)飲むか。」ず。暊噲(はんかい)曰く、「臣(しん)死すら䞔぀(か぀)避けず。卮酒(ししゅ)安んぞ(いずくんぞ)蟞する(じする)に足らんや。倫れ(それ)秊王虎狌(ころう)の心有り。人を殺すこず挙ぐる(あぐる)胜は(あたは)ざるが劂く(ごずく)、人を刑するこず勝ぞ(たぞ)ざるを恐るるが劂し(ごずし)。倩䞋皆之(これ)に叛く(そむく)。懐王(かいおう)諞将(しょしょう)ず玄しお曰く、『先ず(たず)ç§Š(しん)を砎りお咞陜(かんよう)に入る者は、これに王たらしめん。ず』今、沛公(はいこう)先ず秊を砎りお咞陜(かんよう)に入り。豪毛(ごうもう)も敢ぞお(あぞお)近づくる所有らずしお、宮宀(きゅうし぀)を封閉(ふうぞい)し、還りお(かえりお)芇䞊(はじょう)に軍しお、以お(もっお)倧王の来たるを埅おり。故ら(こずさら)に将を遣はし関(かん)を守らしめし者は、他の盗の出入ず非垞ずに備ぞしなり。劎(ろう)苊だしく(はなはだしく)しお功(こう)高きこず歀く(かく)のごずきに、未だ(いた)だ封䟯(ほうこう)の賞有らず。而(しか)るに现説(さいせ぀)を聎きお、有功(ゆうこう)の人を誅せんず(ちうせんず)欲す(ほっす)。歀れ(これ)亡秊の続きなるのみ。窃か(ひそか)に倧王の為に取らざるなり。」ず。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "項王未だ(いただ)以お応(こた)ふるこず有らず。曰はく、「坐せよ。」ず。暊噲(はんかい)良に埓ひお坐す。坐するこず須(しゆ)臟(ゆ)にしお、沛公起ちお廁(かわや)に劂き(ゆき)因り(より)お暊噲を招きお出ず(いず)。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "「A 侔 B 。 安 C 。」で、「AですらBである。どうしおCであろうか。いやCではない。」の意味。抑揚(よくよう)の意味。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "「䞍敢〜」で「すすんで〜しようずはしない」の意味。", "title": "四" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "沛公はすでに(宎垭から)脱出した。項王は、郜尉(ずい)の陳平(ちんぺい)に沛公を呌びに行かせた。沛公が蚀うには、「いた出おきたずきに、ただ別れのあいさ぀をしおいない。これは、そうするべきだろうか。」ず。", "title": "五" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "暊噲が蚀うには、「倧きな事業を行うには、小さな慎み(぀぀しみ)にはこだわらず、倧きな瀌節のためには小さな瀌節を無芖する必芁も有りたす。いた、盞手はちょうど、包䞁(ほうちょう)ずたな板であり、私達は(料理されかねない)魚肉です。なんで、あいさ぀などに、こだわっおいる堎合でしょうか。(あいさ぀の必芁はありたせん。速く逃げないず危険です。)」", "title": "五" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "そこで、ずうずう沛公は去った。それで匵良を留たらせお(項王に)謝眪させた。匵良が沛公に質問しお蚀ったのは、「倧王(=沛公)が来たずき、(土産ずしお)䜕を持っおきたしたか。」ず。(沛公が)蚀うには、「私は癜璧の䞀察を持っおきお、項王に献䞊しようず思い、玉斗の䞀察を亜父どのに䞎えようず思っおいたが、その(=項王らの)怒りを買っおいたので、進んで献䞊しようずはしなかった。あなたが私のために、これを献䞊しおくれ。」ず蚀った。匵良が蚀うには「謹んで承知したした。」ず。", "title": "五" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "沛公(はいこう)已に(すでに)出づ(いづ)。項王(こうおう)郜尉(ずい)陳平(ちんぺい)をしお沛公を召さしむ。沛公曰はく(いわく)、「今者(いた)、出づる(いづる)に未だ(いただ)蟞(じ)せざるなり。之を為すこず奈䜕(いかん)。」ず。暊噲(はんかい)曰はく、「倧行(たいこう)は现謹(さいきん)を顧みず(かえりみず)、倧瀌(たいれい)は现譲(しょうじょう)を蟞せず。劂今(いた(じょこん))、人(ひず)は方に(たさに)刀俎(ずうそ)たり、我(われ)は魚肉(ぎょにく)たり。䜕ぞ(なんぞ)蟞(じ)するを為さん(なさん)。」ず。", "title": "五" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "是(ここ)に斌いお(おいお)遂に(぀いに)去る(さる)。乃ち(すなわち)匵良(ちょうりょう)をしお留たり(ずどたり)謝(しゃ)せしむ。良(りょう)問ひお(ずいお)曰はく、「倧王(だいおう)来たる(きたる)ずき、䜕(なに)をか操れる(ずれる)。」ず。", "title": "五" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "曰はく、「我(われ)癜璧(はくぞき)䞀双(いっそう)を持(ぢ)し、項王(こうおう)に献(けん)ぜんず欲し(ほっし)、玉斗(ぎょくず)䞀双(いっそう)をば、亜父(あほ)に䞎ぞん(あたえん)ず欲し(ほっし)も、其の(その)怒り(いかり)に䌚ひお(あいお)、敢ぞお(あえお)献(けん)ぜず。公(こう)我が(わが)為に(ために)之(これ)を献ぜよ(けんぜよ)。」ず。", "title": "五" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "匵良(ちょうりょう)曰はく(いわく)、「謹みお(぀぀しみお)諟(だく)す。」ず。", "title": "五" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "このずき、項王の軍は鎻門に駐屯しおおり、沛公の軍は芇氎のあたりに駐屯しおいた。おたがいの(駐屯地の)距離は四十里(玄十六キロメヌトル)であった。沛公は、よっお、(持っおきた)車ず(連れおきた)兵を(鎻門に)残し、身䞀人で脱出しお階銬に乗り、暊噲・倏䟯嬰(かこうえい)・靳圊(きんきょう)・玀信(きしん)たちの四人ず、剣ず盟を持っお埒歩で走り、驪山(りざん)のもずから、芷陜(しよう)ぞの道を、抜け道を通っお行った。", "title": "六" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "(沛公ず匵良の別れ際に、)沛公が匵良に蚀っおいたこずは、「この道で自軍に到着するたでが、たったの二十里に過ぎない。私が自軍に到着した頃合いを芋蚈らっお、そなたはそこで宎垭に入れ。」ず。", "title": "六" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "是の(この)時(ずき)に圓たり(あたり)、項王の軍(ぐん)は鎻門(こうもん)の䞋に圚り(あり)、沛公(はいこう)の軍(ぐん)は芇䞊(はじょう)に圚り(あり)盞去る(あいさる)こず四十里(しじゅうり)なり。沛公則ち(すなわち)車階(しゃき)を眮き(おき)、身を脱(だっ)しお独り(ひずり)階(き)し、暊噲・倏䟯嬰(かこうえい)・靳圊(きんきょう)・玀信(きしん)ら四人(よにん)の剣盟(けんじゅん)を持(ぢ)しお歩走(ほそう)するものず、驪山(りざん)の䞋(もず)より、芷陜(しよう)に道(みち)しお、間行(かんこう)す。", "title": "六" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "六" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "沛公はすでに(鎻門を)去り、しばらくしお(自軍の)軍䞭に到着した。匵良は(宎垭に)入っお陳謝しお蚀うには、", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "項王が蚀うには、「沛公はどこにいるのか。」ず。 匵良が(答えお)蚀うには、「倧王が沛公の過倱(かし぀)をずがめるず聞き、単身(たんしん)で脱出したした。すでに自軍に到着しおいるでしょう。」ず。 項王はそこで癜璧を受け取り、これを座垭のそばに眮いた。亜父は玉斗を受け取るず、これを地面に眮き、剣を抜いお、突いお砎壊しお、蚀うには、「ああ、小僧め、ずもに謀略をするに倀(あたい)しない。項王の倩䞋を奪う(うばう)者は、必ず沛公だ。われらの䞀族は、今に沛公の捕虜になるだろう。」ず。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "沛公は自軍に到着し、曹無傷の眪を責めお、ただちに凊刑した。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "沛公(はいこう)已に(すでに)去り(さり)、間く(しばらく)しお軍䞭(ぐんちゅう)に至る(いたる)。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "匵良(ちょうりょう)入り(いり)、謝しお(しゃしお)曰はく(いわく)、「沛公桮杓(はいしゃく)に勝ぞず(たえず)、蟞(じ)するに胜はず(あたわず)。謹みお臣良(しんりょう)をしお癜璧(はくぞき)䞀双(いっそう)をば、再拝(さいはい)しお倧将軍(だいしょうぐん)の足䞋(そくか)に奉ぜしむ(ほうぜしむ)。」ず。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "項王曰はく、「沛公安くにか(いずくにか)圚る(ある)。」ず。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "良(りょう)曰はく、「倧王(だいおう)之(これ)を督過(ずくか)するに意(い)有り(あり)ず聞き(きき)、身(み)を脱(だっ)しお独り(ひずり)去れり(されり)。已に(すでに)軍(ぐん)に至らん(いたらん)。」ず。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "項王則ち(すなわち)璧(ぞき)を受け(うけ)、之(これ)を坐䞊(ざじょう)に眮く(おく)。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "亜父(あほ)は玉斗(ぎょくず)を受け(うけ)、之(これ)を地(ち)に眮き(おき)、剣を抜き撞きお(぀きお)之(これ)を砎りお(やぶりお)曰はく、「唉(ああ)、豎子(じゅし)䞎に謀る(はかる)に足らず(たらず)。項王の倩䞋(おんか)を奪ふ(うばう)者(もの)は、必ず(かならず)沛公ならん。吟が(わが)属(ぞく)今に(いたに)之(これ)が虜(ずりこ)ず為らん。」ず。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "沛公(はいこう)軍(ぐん)に至り(いたり)立ちどころ(たちどころ)に曹無傷(そうむしょう)を誅殺(ちゅうさ぀)す。", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "", "title": "䞃" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "怜定教科曞などに玹介される項矜の逞話では、項矜は感情的で短気である䞀方で、人情味があり矩理堅い人物ずしお曞かれおいる。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "たずえば『鎻門之䌚』では、凜谷関などを封鎖した沛公に怒り、関所を攻撃するものの、自分に謝眪しにきた沛公(はいこう)を蚱し、その沛公を助けにきた暊噲(はんかい)を高く評䟡したかのように蚘述されおおり、項矜は人情味がある人物ずしお曞かれおいる。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "『鎻門之䌚』で曞かれた范増(はんぞう)による評䟡でも、項矜を、そのような、謝眪に来た沛公の殺害をためらうような、矩理堅い人物ずしお、范増は項矜を評䟡しおいるので、范増は項荘(こうそう)に沛公の殺害を呜じたのであった。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "だが、『史蚘』の教科曞では玹介されおいない郚分での項矜の実際の行動や、歎史䞊の実際での行動では、この『鎻門之䌚』で描かれたような人物像ずは、やや異なる。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "『鎻門之䌚』のあず、項矜は、反秊の盟䞻である懐王(かいおう)を殺したりしおおり、あたり矩理堅いずは思えない人物だし、人情味も無いず思われる。そもそも、この懐王の殺害によっお、のちに沛公(劉邊)が項矜が滅がす倧矩名分の原因の䞀぀になったのである。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "『鎻門之䌚』の蚘述だけを信甚するにしろ、それ以倖の『史蚘』の蚘述も信甚するにしろ、どちらにせよ、項矜の行動の方針は䞀貫しおおらず、項矜は感情的である。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "項矜以倖の他の人物の性栌は、『鎻門之䌚』では、項矜ずは察比的に描かれおいる。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "たずえば范増(はんぞう)や項荘は、沛公(はいこう)の殺害をすすめるなど、目的のためには冷酷な遞択でも、ためらわない。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "たずえば沛公は、郚䞋の匵良(ちょうりょう)の進蚀をよく受け入れる人物ずしお、描かれおいる。この点が、范増の進蚀を受け入れなかった項矜ずは異なる。", "title": "項矜の性栌など" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "たた、沛公の野心を項矜に䌝えた曹無傷を、沛公は凊刑するように、沛公は人を殺す人物ずしお描かれおいる。この点、沛公の殺害をためらった項矜ずは異なる。しかも、沛公の野心を曹無傷から聞いたずいう話を、項矜は、うっかりず、沛公に喋っおしたうのである。", "title": "項矜の性栌など" } ]
『史蚘』項矜本玀
:'''{{Ruby|鎻門之䌚|こうもんのかい}}''' 『史蚘』項矜本玀 ::{{Ruby|叞銬遷|しばせん}} == これたでのあらすじ == {{Ruby|ç§Š|しん}}の始皇垝の死埌、様々な者が、次の皇垝の座を狙っお、䞭囜囜内で反乱が起きた。 皇垝の座を狙う者たちの䞭に、{{Ruby|項矜|こうう}}ず{{Ruby|劉邊|りゅうほう}}がいた。 さお、反乱軍は秊軍ず戊い、各地で勝利をおさめ、反乱軍の占領地は広たっおいき、そしお反乱軍はずうずう秊の郜の{{Ruby|咞陜|かんよう}}に迫った。 反乱軍の暫定的なリヌダヌだった、楚の懐王は、関䞭を先に占領した者を、関䞭の王ずしよう、ず決めた。このため、各地の反乱軍が、関䞭を目指した。 項矜は北偎から関䞭に向かい、劉邊は南偎から関䞭に向かった。 反乱軍の䞭で、{{Ruby|咞陜|かんよう}}を先に占領したのは、{{Ruby|劉邊|りゅうほう}}の軍だった。 劉邊もたた、倩䞋取りを狙っおいる。 䞀方、項矜たちは{{Ruby|凜谷関|かんこくかん}}に到着したが、劉邊の軍が守備しおおり、項矜たちは、その先の{{Ruby|関䞭|かんちゅう}}に進めない。 項矜は怒っお、関所ごず、劉邊の軍を攻撃した。そしお項矜軍は、これから本栌的に、劉邊軍に攻め蟌もうずした。 この時点では、劉邊の軍勢よりも、項矜の軍勢の方が匷倧であり、そのため、もし項矜軍がこれから本栌的に攻め蟌んできたら、劉邊軍に勝ち目は無い。 項矜の芪戚の{{Ruby|項䌯|こうはく}}は、劉邊軍の匵良ず芪しい付き合いがあったので、項䌯は、この項矜軍の劉邊軍ぞの䟵攻蚈画を䌝えた。 この緊急の知らせを聞いた劉邊は、さっそく、{{Ruby|和睊|わがく}}の申し入れを、項䌯に䌝えた。そしお、項䌯は、その劉邊からの和睊の申し出を項矜に䌝えた。 その埌、劉邊が停戊のため、項矜に面䌚を申し蟌み、そしお{{Ruby|鎻門|こうもん}}にお、ある日の朝、項矜ず劉邊ずの面䌚が始たった。 == 予備知識 == :「{{Ruby|沛公|はいこう}}」  「{{Ruby|劉邊|りゅうほう}}」  である。 この「鎻門の䌚」の時点で、項矜ず劉邊が面䌚䞭。 これから、項王の参謀である{{Ruby|范増|はんぞう}}は、劉邊が将来の項王の倩䞋取りでラむバルになり邪魔になるだろうず考え、項矜の郚䞋に呜じお、劉邊を殺そうずする。 范増は、項矜に、目配せで劉邊の暗殺蚈画を䌝えたが、項矜はこの暗殺蚈画を採甚しなかった。 范増は、項矜の手䞋の{{Ruby|項荘|こうそう}}に、劉邊の暗殺を呜什する。 劉邊が面䌚䞭なので、項荘は、項荘が歊噚を持った状態で劉邊に近づくために、「もおなしをしたいが、戊堎なので歊噚しかないので、{{Ruby|剣|぀るぎ}}の{{Ruby|舞|た}}いをしたい」などのような事をいっお、剣舞を{{Ruby|装|よそお}}う。 しかし、{{Ruby|項䌯|こうはく}}は、劉邊を守るために、項䌯も舞いに参加する。 項䌯は項矜の芪戚だが、劉邊の参謀の{{Ruby|匵良|ちょうりょう}}に恩がある。なので、項䌯は劉邊を助けようずしおいるわけである。 ---- これたでの人物を敎理するず *劉邊を殺したい人 范増、項荘 *劉邊を守りたい人 匵良、項䌯 *その他 項矜劉邊の殺害蚈画には興味がない、劉邊狙われおいる本人 == 原文 == 沛公、旊日埓癟䜙階、来芋項王。至鎻門、謝曰、「臣䞎将軍戮力而攻秊。将軍戊河北、臣戊河南。然䞍自意、胜先入関砎秊、埗埩芋将軍斌歀。今者有小人之蚀、什将軍䞎臣有郀。」項王曰、「歀沛公巊叞銬曹無傷蚀之。䞍然、籍䜕以至歀。」 項王即日因留沛公、䞎飲。項王・項䌯東嚮坐、亜父南嚮坐。亜父者范増也。沛公北嚮坐、匵良西嚮䟍。范増数目項王、舉所䜩玉玊、以瀺之者䞉。項王黙然䞍応。范増起、出召項荘、謂曰、「君王為人䞍忍。若入前為寿。寿畢、請以剣舞、因撃沛公斌坐殺之。䞍者、若属皆䞔為所虜。」荘則入為寿。寿畢曰、「君王䞎沛公飲。軍䞭無以為楜。請以剣舞。」項王曰、「諟。」項荘抜剣起舞。項䌯亊抜剣起舞、垞以身翌蔜沛公。荘䞍埗撃。 斌是匵良至軍門、芋暊噲。暊噲曰、「今日之事、䜕劂。」良曰、「甚急。今者項荘抜剣舞、其意垞圚沛公也。」噲曰、「歀迫矣。臣請、入䞎之同呜。」噲即垯剣擁盟入軍門。亀戟之衛士欲止䞍內。暊噲偎其盟以撞、衛士仆地。噲遂入、披垷西嚮立、瞋目芖項王、頭髪䞊指、目眊尜裂。項王按剣而跜曰、「客䜕為者。」匵良曰、「沛公之参乗暊噲者也。」項王曰、「壮士。─賜之卮酒。」則䞎斗卮酒。噲拝謝、起、立而飲之。項王曰、「賜之團肩。」則䞎䞀生團肩。暊噲芆其盟斌地、加團肩䞊、抜剣切而啗之。 項王曰、「壮士。胜埩飲乎。」暊噲曰、「臣死䞔䞍避、卮酒安足蟞。倫秊王有虎狌之心、殺人劂䞍胜舉、刑人劂恐䞍勝、倩䞋皆叛之。懐王䞎諞将玄曰、『先砎秊入咞陜者王之。』今沛公先砎秊入咞陜、毫毛䞍敢有所近、封閉宮宀、還軍芇䞊、以埅倧王来。故遣将守関者、備他盗出入䞎非垞也。劎苊而功高劂歀、未有封䟯之賞、而聎现説、欲誅有功之人、歀亡秊之続耳。窃為倧王䞍取也。」項王未有以応、曰、「坐。」暊噲埓良坐。坐須臟、沛公起劂廁、因招暊噲出。 沛公已出、項王䜿郜尉陳平召沛公。沛公曰、「今者出、未蟞也、為之柰䜕。」暊噲曰、「倧行䞍顧现謹、倧瀌䞍蟞小譲。劂今人方為刀俎、我為魚肉、䜕蟞為。」斌是遂去。乃什匵良留謝。良問曰、「倧王来䜕操。」曰、「我持癜璧䞀双、欲献項王、玉斗䞀双、欲䞎亜父。䌚其怒、䞍敢献。公為我献之。」匵良曰、「謹諟。」 圓是時、項王軍圚鎻門䞋、沛公軍圚芇䞊、盞去四十里。沛公則眮車階、脱身独階、䞎暊噲、倏䟯嬰、靳圊、玀信等四人持剣盟歩走、埓酈山䞋、道芷陜間行。沛公謂匵良曰、「埓歀道至吟軍、䞍過二十里耳。床我至軍䞭、公乃入。」 沛公已去、間至軍䞭、匵良入謝、曰、「沛公䞍勝桮杓、䞍胜蟞。謹䜿臣良奉癜䞀双、再拝献倧王足䞋、玉斗䞀双、再拝奉倧将軍足䞋。」項王曰、「沛公安圚。」良曰、「聞倧王有意督過之、脱身独去、已至軍矣。」項王則受璧、眮之坐䞊。亜父受玉斗、眮之地、抜剣撞而砎之、曰、「唉。豎子䞍足䞎謀。奪項王倩䞋者、必沛公也。吟属今為之虜矣。」沛公至軍、立誅殺曹無傷。 == 侀 == === 珟代語蚳 === 沛公はいこうは翌朝、癟䜙階ひゃくよきを埓え、やっおきお項王こうおうに面䌚しようずし、鎻門こうもんに到着した。 沛公が項王に謝眪しお蚀うには、「私は将軍ず協力しお秊を攻撃したした。将軍は黄河こうがの北方ほっぜうで戊い、私は黄河の南方なんぜうで戊いたした。しかしながら、自分でも予想しおなかったこずに、私が先に関䞭に入っお秊を倒すこずに成功しお、再び将軍項矜に、この地でお䌚いできるずは。今、぀たらぬ人間が告げ口をしお、将軍ず私を仲違いさせようずしおいたす。」ず蚀った。 項王が蚀うには、「そのこずは沛公の巊叞銬さしばの曹無傷そうむしょうから、それ倩䞋取りにお、沛公が項矜を出し抜こうずしおいるを聞いたのだ。そうでなければ、どうしお私がこういう事沛公軍に攻撃をするに至るでしょうか。いや、攻撃するはずがない。」 === 曞き䞋し文 === 沛公はいこう、旊日たんじ぀癟䜙階ひゃくよきを埓ぞしたがえ、来たりきたりお項王こうおうに芋えんみえんずし、鎻門こうもんに至りいたり、 謝しゃしお曰はくいわく「臣しん将軍しょうぐんず力ちからを戮せおあわせお秊しんを攻むせむ。 将軍は河北かほくに戊ひたたかい、臣しんは河南かなんに戊ふ。 然れどもしかれども自らみずから意はざりきおもわざりき、胜くよく先たず関せきに入(い)りお秊しんを砎りやぶり、埩たたた将軍に歀ここに芋ゆるたみゆるこずを埗んえんずは。今者いた、小人しょうじんの蚀げん有り。将軍をしお臣ず郀げき有らしむあらしむ。」ず。 項王こうおう曰はく、「歀れこれ沛公の巊叞銬さしば曹無傷そうむしょう之これを蚀ふいふ。然らずんばしからずんば、籍せき䜕なにを以おもっお歀ここに至らんいたらん。」ず。 === 語圙・読解 === * 埩たたタ - 再びふたたび。 : *埩たたた将軍に歀ここに芋ゆるたみゆるを埗んえん この文での「歀」ここずは鎻門こうもんのこず。 : ここでの「埗」ずは、機䌚に恵たれるずいうこず。項王ず面䌚できた、ずいう機䌚に぀いお。䞀方、胜力があっお「〜できる」ずいう堎合は「胜」を甚いる。 * 䞍然しかラずンバ - そうでなければ。ここでの「そう」ずは、曹無傷が蚀ったずいうこず。 *䜕以至歀なにヲもッテここニいたラン-どうしお、こんなこずをしようか、いや、しない。 「䜕以〜」は理由や手段を問う疑問であるが、ここでは'''反語'''の意味。 === 語句 === * 芋項王こうおうニたみ゚ン ここでは、項王に敬意を衚すため、「たみ゚ン」ず蚓読する。 * 謝 しゃシテ- 謝眪しお。沛公が凜谷関を封鎖しお項矜を怒らせたこずなどを謝眪しおいる。 * 臣しん - 私。ぞりくだっおいう堎合の䞀人称。 * 然しかレドモ - 接続詞。ここでは逆接。 * 䞍自意みずからおもハざりキ - 自分で思わなかったこずで * 今者いた - 今。「者」は、ここでは'''時'''ずきを衚すずきに添える接尟語。 * 小人しょうじん - 取るにたらない者。぀たらぬ者。 *什しム-䜿圹を衚す。 「什将軍䞎私臣有郀」で、「将軍ず私を仲違いさせようずしおいる」の意味。 === 語釈 === :沛公はいこう - 劉邊りゅうほう。のちに項矜を倒し、䞭囜を統䞀し、挢王朝の始祖になる。秊ぞの反乱の祭、沛はいで旗䞊げしたので沛公ず呌ばれた。䞉十九歳のずきに挙兵。沛は今の江蘇省こうそしょう沛はい県。 :旊日たんじ぀ - 朝。翌朝。 :項王こうおう - 項矜こうう。名は籍せき。「矜」は字あざな。぀たり項籍こうせきが本名。二十四歳のずきに挙兵。 :鎻門こうもん - 地名か。 :将軍しょうぐん - 項矜のこず。この時点では、項矜はただ楚王ではない。 * 戮力ちからヲあわせテ - 力を合わせお。協力しお。 :河北かほく - 黄河こうがの北方ほっぜうの地域。 :籍せき - ここでは「関䞭」の地のこず。今でいう陝西省せんせいしょう南郚。 :郀げき - 仲違い。 :巊叞銬さしば - 圹職名。歊官の官名である。 == 二 == === 珟代語蚳 === 項王はその日、沛公を匕きずどめお、酒宎をひらき䞀緒に酒をくみかわした。項王ず項䌯は西偎の垭に座っお東を向いお座り、亜父あほは北偎の垭に座り南を向いお座った。亜父あほずは范増はんぞうのこずである。沛公は南偎の垭に座っお北を向いお座り、匵良ちょうりょうは西を向いお沛公のそばに控えおいる。 范増はたびたび項王に目配せをしお、腰に぀けおいた玉食りを挙げお、項王に沛公を殺すべきだず䞉床も瀺した。しかし項王は黙ったたた応じなかった。范増は立ち䞊がり宎垭の倖に出お、項荘を呌び寄せお蚀うには「わが君項矜は、人柄から、沛公をだたし蚎ちで殺すようなむごいこずができない。だから代わりに、おたえが、沛公を殺せ。その手順は、たず、おたえが宎垭に入り、沛公の前に進んで長寿を祝え。祝いが終わったら、剣で舞うこずを願い出お、舞いをしお、その機䌚に沛公を宎垭で斬り殺しおしたえ。そうしないず、将来、今のずころは軍勢が優勢である項矜の身内であるお前の身内も皆、近い将来、勢力を䌞ばした沛公の軍勢に攻めこたれ、お前たち項䞀族は今にも捕虜ほりょになっおしたうだろう。」ず。 項荘はすぐにも宎垭に入っお長寿を祝った。長寿を祝い終わっお項荘が蚀うには、「わが君が沛公ず飲んでおられたす。軍䞭なので、楜噚※ 嚯楜ず蚳す堎合もあるがありたせん。どうか剣で舞わせおください。」ず。項王は「よろしい。」ず。← 剣舞を蚱可した 項荘は剣を抜き、立ち䞊がっお舞った。舞い始めた。 意図に気づいた項䌯もたた沛公を守ろうずしお剣を抜いお立ち䞊がっお舞い、垞に身をもっお、たるで芪鳥が子を翌でかばうように、沛公をかばった。そのため項荘は沛公を蚎぀こずができなかった。 === 曞き䞋し文 === 項王こうおう即日そくじ぀因りおよりお沛公はいこうを留めおずどめお䞎にずもに飲いんす。項王・項䌯こうはくは東嚮ずうきょうしお坐しざし、亜父あほは南嚮なんきょうしお坐すざす。亜父あほずは范増はんぞうなり。沛公は北嚮ほっきょうしお坐ざし、匵良は西嚮せいきょうしお䟍すじす。 范増数しばしば項王に目もくし、䜩ぶるおぶる所の玉玊ぎょくけ぀を挙げお、以぀おこれに瀺すこず䞉たびす。項王黙然ずしお応ぜず。 范増起ちたち、出でおいでお項荘を召しめし、請ひおいいお曰はく「君王くんおう人ひずず為りなり忍びずしのびず。若なんぢ入りいり、前みおすすみお寿じゅを為せなせ。寿じゅ畢はらばおわらば剣けんを以(もっ)お舞はんこずを請(こ)い、因りおよりお沛公はいこうを坐ざに撃ちおうちお之これを殺せころせ。䞍者ずんばしからずんば、若なんぢが属ぞく皆みな䞔にたさに虜ずりこずする所(ずころ)ず為らんならんずす。」ず。 荘そう則ちすなわち入りおいりお寿じゅを為すなす。寿じゅ畢はりおおわりお曰はくいわく「君王くんおう沛公はいこうず飲すいんす。軍䞭ぐんちゅう以おもっお楜(がく)を為すなす無しなし。請ふこう剣けんを以おもっお舞はんたわん。」ず。項王こうおう曰はくいわく、「諟。」だくず。 項荘こうそう剣けんを抜きぬき起ちおたちお舞ふたう。項䌯こうはくも亊たた剣けんを抜きぬき起ちおたちお舞ひたい、垞に぀ねに身みを以぀おもっお沛公はいこうを翌蔜よくぞいす。荘そう撃぀う぀を埗ずえず。 === 語圙・読解 === * 即日そくじ぀ - その日。圓日。 * 因りおよりお - 「その機䌚に」。「そのために」。沛公が項矜を蚪ねおきた機䌚なので、ずいうような意味。 * 䞎飲ずもにのむ、ずもにいんす - 䞀緒に飲んだ。「䞎」は「䞀緒に」ずいう意味。 * 数しばしば - 䜕床も。 *范増数しばしば項王に目もくし、 范増は項王に目配せをした。ここでの目配せの意図は、沛公を殺す蚱可を、項矜に求めおいる。 *若なんじ - おたえ。二人称。「若」ごずしず同じ字。 *䞍者しからずんば - そうでなければ。ここでは「沛公を殺さなければ」の意味。 *䞔為所捕虜たさにずりこずするずころならん - 今にも捕虜になっおしたうだろう。 「䞔〜」たさにで、「いたにも 〜 になるだろう」の意味。 *請以剣舞けんをもっおたわんこずをこい - 剣舞を舞うこずを願う。「請A」で「Aを芁望する」。「請」は願望がんがうを衚す。 *諟だく - 承諟しょうだくする、ずいう意味。「よかろう」「よろしい」。 *䞍埗撃う぀こずをえず - 蚎぀こずができない。「䞍埗〜」で、機䌚が無くお「〜できない」の意味。 === 語釈 === :亜父あほ - 父に次いで、尊敬される者。「亜」ずは「〜に次いで」ずかの意味。 :范増はんぞう - 項矜の参謀。 :東嚮ずうきょう - 宎䌚の垭で、西に座っお東を向いおいる。圓時の宎䌚では、西が最䞊座。぀たり東嚮が最䞊座。 : : :匵良ちょうりょう - 劉邊の参謀。 :項䌯こうはく - 項矜の叔父おじ。 :目 - 目くばせする。 :玉玊ぎょくけ぀ - 茪の圢をした、玉食りの䞀皮。「玊」が「決」に通じ、決断を意味する。 :項荘こうそう - 項矜のいずこ。 :属ぞく - 䞀族。身うち。 :前みおすすみお - 進んで :畢わらばおわらば - 終わったら。 :翌蔜よくぞい - 芪鳥がひなを翌でかばうように守る。 == 侉 == === 珟代語蚳 === そこで匵良は軍営の門に来お、暊噲はんかいを䌚った。暊噲は「今日の様子は、どうか」ず蚀った。匵良は蚀った。「非垞に切迫しおいる。今、項荘が剣を抜いお舞いをしおいる。そのねらいは、垞に沛公にある。沛公を殺そうず狙っおいる。」ず蚀った。暊噲は「これは緊急だ。お願いです、私は宎垭の䞭に入っお沛公ず生死をずもにしたい。」ず蚀った。暊噲はただちに剣を身に぀け盟を抱えお、軍営の門に向かった。※ 曞き䞋し文は「入る」だが、盎埌の展開ず文脈が通じないので、蚳を「向かった」にした。 しかし戟げきを亀差させおいる番兵が止めお入れないようにしようずした。暊噲は盟を傟けお、それで番兵を぀いお地面に倒した。暊噲はずうずう軍営に入り、宎垭䌚堎の幕を開きあげお、西を向いお立ち、目を芋開いお項王を芋た。暊噲の頭髪は逆立ち、たなじりはこずごずく裂けおいた。目を芋開いおいる 項王は、刀の぀かに手をかけ膝ひざを぀いお身構えお蚀うには、「おたえは䜕者か」ず。 匵良が答えるには、「沛公の車で護衛の添え乗りをしおいる、暊噲はんかいずいう者です。」ず。 項王が蚀うには、「勇敢な男だ。これに倧杯たいはいの酒を䞎えよ。」ず。そこで䞀斗「いっず」、圓時は玄二リットルの酒を䞎えた。 暊噲は、瀌を蚀っお立ち䞊がり、立ったたたでこれ酒を飲んだ。項王が蚀うには「圌に豚の肩の肉を振る舞え。」ず。そこで、ひず塊かたたりの生の豚の肩の肉を䞎えた。暊噲は、その持っおきた盟を地にふせお、豚の肩の肉をその䞊に眮いお、剣を抜いお豚肉を切っお、これ豚肉を食べた。 === 曞き䞋し文 === 是ここに斌いおおいお匵良ちょうりょう軍門ぐんもんに至りいたりお、暊噲はんかいを芋る。暊噲曰はく、「今日こんにちの事こず䜕劂いかん。」ず。良りょう曰はく、「甚だはなはだ急きゅうなり。今者いた、項荘こうそう剣けんを抜きおぬきお舞ふたう。其のその意い垞に぀ねに沛公に圚るなり。」ず。噲かい曰はくいわく、「歀れこれ迫れりせたれり。臣しん請ふこう、入りおいりお之これず呜めいを同じくおなじくせん。」ず。噲かい即ちすなわち剣けんを垯びおび盟たおを擁しおようしお軍門ぐんもんに入るいる。亀戟こうげきの衛士えいし止めおずどめお入れざらんいれざらんず欲すほっす。 暊噲はんかい其のその盟たおを偎だおおそばだおお、以おもっお衛士えいしを撞きお぀きお地にたおす。噲かい遂に぀いに入りいり、垷いを披きおひらきお西嚮せいきょうしお立ち、目を瞋らしおいからせお項王こうおうを芖るみる。頭髪ずうは぀䞊指じょうしし、目眥もくし尜くこずごずく裂くさく項王こうおう剣けんを按じおあんじお、跜ひざたずきしお曰はく、「客かく䜕為るなんする者ものぞ。」ず。 匵良ちょうりょう曰はくいわく、「沛公はいこうの参乗さんじょう暊噲はんかいずいう者ものなり。」ず。 項王曰はく、「壮士そうしなり。之これに卮酒ししゅを賜ぞたたえ。」ず。則ちすなわち斗卮酒ずししゅを䞎ふ。噲かい、拝謝はいしゃしお起ちたち、立ちながらたちながらにしお之これを飲むのむ。項王曰はく、「之にこれに團肩おいけん賜ぞたたえ。」ず。則ちすなわち䞀い぀の生團肩せいおいけんを䞎ふあたう。暊噲はんかい其のその盟たおを地ちに芆せふせ、團肩おいけんを䞊うえに加ぞくわえ、剣けんを抜きぬき、切りおきりお之これを啗らふくらふ。 === 語圙・読解 === * 斌是ここにおいお - 「そこで」「こうしお」「それで」。接続詞的な意味の熟語。 * 䜕劂いかん - いかがですか。疑問を衚す。 * 甚はなはだ急きゅう - 「甚」ずは「非垞に」「ずおも」の意味。「甚倧」じんだいの「甚」の字ず同じ。「急」は、「緊急」の急の字ず同じ。急は、文脈から、切迫せっぱく、急迫きゅうはくの意味。 *歀迫矣これせたれり - 「矣」は'''断定'''を衚す助字であり、蚓読しない。 === 語釈 === :目眥もくし - 目尻。たなじり。 :参乗さんじょう - 護衛のため銬車に同乗する兵士。護衛のための添え乗り。 :斗ず - 圓時の䞀斗は玄二リットル。 :團肩おいけん - 豚の肩の肉。 == 四 == === 珟代語蚳 === 項王は蚀う、「勇士である。ただ酒を飲めるか。」ず。暊噲が蚀うには、「私は死ですら避けようずしたせん。たしおやどうしお酒を、どうしお断る必芁があるのでしょうか。いや、断りたすたい。」ず。 暊噲が蚀うには、「そもそも秊王は、虎や狌のような残忍な心を持っおいたした。人を殺すこずは、数えきれないほどで倚くお、人を凊刑するこずは、しきれないこずを恐れるほどでした。秊の王は、そういう事をしおいたので、倩䞋の人々は皆みな、秊に背きそむきたした。楚の懐王が将軍たちず玄束しお蚀うには、『先に秊を撃砎しお咞陜かんように入堎した者は、その地関䞭の王ずしよう。』ず。今、沛公は先に秊を砎っお咞陜かんように入堎したしたが、ほんの少しの物宝物なども、けっしお近づけようずしたせん。 自分のものにしたせんでした。宮殿を封鎖し、匕き返しお、芇氎のほずりに駐屯し、倧王項矜の来られるのをお埅ちしおいたのです。わざわざ将兵を掟遣しお凜谷関かんこくかんを守らせたのは、他の盗賊の出入りず、非垞事態に備えたからです。沛公は苊劎しお功瞟の高いこずは以䞊の通りですが、いただに諞䟯に封ずる 沛公に領地を䞎えお、沛公を諞䟯のうちの䞀人ずしお扱う・・・ずいうような意味ずいう恩賞がありたせん。それどころか、぀たらない人のたわごずを聞いお、功瞟ある人 沛公を眪を責めお殺そうずしおいたす。これでは、滅んだ秊の、二の舞いになるだけです。倱瀌ながら私は蚀いたすが、倧王のためには埗策ではありたせん。」ず。 項王は、いただに答えるこずが、できなかった。 項王が蚀うには、「たあ、座れ。」ず。 暊噲は匵良のそばに座った。座っおから、しばらくしお、沛公は立ち䞊がり䟿所に行き、その぀いでに暊噲を招いお䞀緒に出た。 === 曞き䞋し文 === 項王曰く、「壮士(そうし)なり。胜く(よく)埩た(たた)飲むか。」ず。暊噲(はんかい)曰く、「臣(しん)死すら䞔぀(か぀)避けず。卮酒(ししゅ)安んぞ(いずくんぞ)蟞する(じする)に足らんや。倫れ(それ)秊王虎狌(ころう)の心有り。人を殺すこず挙ぐる(あぐる)胜は(あたは)ざるが劂く(ごずく)、人を刑するこず勝ぞ(たぞ)ざるを恐るるが劂し(ごずし)。倩䞋皆之(これ)に叛く(そむく)。懐王(かいおう)諞将(しょしょう)ず玄しお曰く、『先ず(たず)ç§Š(しん)を砎りお咞陜(かんよう)に入る者は、これに王たらしめん。ず』今、沛公(はいこう)先ず秊を砎りお咞陜かんように入り。豪毛(ごうもう)も敢ぞお(あぞお)近づくる所有らずしお、宮宀(きゅうし぀)を封閉(ふうぞい)し、還りお(かえりお)芇䞊(はじょう)に軍しお、以お(もっお)倧王の来たるを埅おり。故ら(こずさら)に将を遣はし関(かん)を守らしめし者は、他の盗の出入ず非垞ずに備ぞしなり。劎(ろう)苊だしく(はなはだしく)しお功(こう)高きこず歀く(かく)のごずきに、未だ(いた)だ封䟯(ほうこう)の賞有らず。而(しか)るに现説(さいせ぀)を聎きお、有功(ゆうこう)の人を誅せんず(ちうせんず)欲す(ほっす)。歀れ(これ)亡秊の続きなるのみ。窃か(ひそか)に倧王の為に取らざるなり。」ず。 項王未だ(いただ)以お応(こた)ふるこず有らず。曰はく、「坐せよ。」ず。暊噲(はんかい)良に埓ひお坐す。坐するこず須(しゆ)臟(ゆ)にしお、沛公起ちお廁(かわや)に劂き(ゆき)因り(より)お暊噲を招きお出ず(いず)。 === 語圙・読解 === * 胜埩飲乎よくたたのむか - 飲めるか。「胜A」は「Aが可胜」の意味。「乎」かは疑問の意味。 *死䞔䞍避。巵酒安足蟞。 - 死ですら避けようずしない。どうしお倧杯の酒を蟞退するか。いや、倧杯の酒を蟞退しない。 「A 侔 B 。 安 C 。」で、「AですらBである。どうしおCであろうか。いやCではない。」の意味。'''抑揚'''よくようの意味。 *䞍敢有所近あえおちかづくるずころあらず - 「䞍敢〜」で「すすんで〜しようずはしない」の意味。 *故こずさらニ - 「故意に」「わざず」の意味。ここでは文脈から「わざわざ」ず解釈する。 *誅ちゅう - 眪を責めお殺す。 *耳のみ - 匷い断定や限定。「亡秊之続耳」がうしんのぞくのみは「滅んだ秊の二の舞いである」のような意味。 === 語釈 === :豪毛ごうもう - ほんのわずか。豪は獣の现い毛。 :窃かひそか - はばかりながら。ぞりくだっお蚀う蚀葉。 :須臟しゅゆ - しばらくしお。 : - == 五 == === 珟代語蚳 === 沛公はすでに宎垭から脱出した。項王は、郜尉ずいの陳平ちんぺいに沛公を呌びに行かせた。沛公が蚀うには、「いた出おきたずきに、ただ別れのあいさ぀をしおいない。これは、そうするべきだろうか。」ず。 暊噲が蚀うには、「倧きな事業を行うには、小さな慎み぀぀しみにはこだわらず、倧きな瀌節のためには小さな瀌節を無芖する必芁も有りたす。いた、盞手はちょうど、包䞁ほうちょうずたな板であり、私達は料理されかねない魚肉です。なんで、あいさ぀などに、こだわっおいる堎合でしょうか。あいさ぀の必芁はありたせん。速く逃げないず危険です。」 そこで、ずうずう沛公は去った。それで匵良を留たらせお項王に謝眪させた。匵良が沛公に質問しお蚀ったのは、「倧王沛公が来たずき、土産ずしお䜕を持っおきたしたか。」ず。沛公が蚀うには、「私は癜璧の䞀察を持っおきお、項王に献䞊しようず思い、玉斗の䞀察を亜父どのに䞎えようず思っおいたが、その項王らの怒りを買っおいたので、進んで献䞊しようずはしなかった。あなたが私のために、これを献䞊しおくれ。」ず蚀った。匵良が蚀うには「謹んで承知したした。」ず。 === 曞き䞋し文 === 沛公はいこう已にすでに出づいづ。項王こうおう郜尉ずい陳平ちんぺいをしお沛公を召さしむ。沛公曰はくいわく、「今者いた、出づるいづるに未だいただ蟞じせざるなり。之を為すこず奈䜕いかん。」ず。暊噲はんかい曰はく、「倧行たいこうは现謹さいきんを顧みずかえりみず、倧瀌たいれいは现譲しょうじょうを蟞せず。劂今いた(じょこん)、人ひずは方にたさに刀俎ずうそたり、我われは魚肉ぎょにくたり。䜕ぞなんぞ蟞じするを為さんなさん。」ず。 是ここに斌いおおいお遂に぀いに去るさる。乃ちすなわち匵良ちょうりょうをしお留たりずどたり謝しゃせしむ。良りょう問ひおずいお曰はく、「倧王だいおう来たるきたるずき、䜕なにをか操れるずれる。」ず。 曰はく、「我われ癜璧はくぞき䞀双いっそうを持ぢし、項王こうおうに献けんぜんず欲しほっし、玉斗ぎょくず䞀双いっそうをば、亜父あほに䞎ぞんあたえんず欲しほっしも、其のその怒りいかりに䌚ひおあいお、敢ぞおあえお献けんぜず。公こう我がわが為にために之これを献ぜよけんぜよ。」ず。 匵良ちょうりょう曰はくいわく、「謹みお぀぀しみお諟だくす。」ず。 === 語圙・読解 === :已出すでにいず - すでに出た。 :䜿 - 䜿圹。 :奈䜕いかん - どうしようか。疑問を衚す。手段・方法を問う。「劂䜕」「若䜕」ず同じ意味・甚法。 :劂今いた - ちょうどうど今。 :方たさに - ちょうど今。たさに。 :䜕蟞為なんぞじするこずなさん - どうしお別れのあいさ぀をするこずがあろうか、いや、するこずはない。反語 : :䞍敢献 - 「䞍敢A」で「すすんでAしようずしない」。 === 語釈 === :郜尉ずい – 軍事を぀かさどる官名。 :蟞じ - 別れのあいさ぀。 :刀俎ずうそ - 包䞁ずたな板 :操 - 土産ずしお持っおくる。 :癜璧はくぞき - 癜い、環状の宝石。 :玉斗ぎょくず - 玉で䜜ったひしゃく。 == 六 == === 珟代語蚳 === このずき、項王の軍は鎻門に駐屯しおおり、沛公の軍は芇氎のあたりに駐屯しおいた。おたがいの駐屯地の距離は四十里玄十六キロメヌトルであった。沛公は、よっお、持っおきた車ず連れおきた兵を鎻門に残し、身䞀人で脱出しお階銬に乗り、暊噲・倏䟯嬰かこうえい・靳圊きんきょう・玀信きしんたちの四人ず、剣ず盟を持っお埒歩で走り、驪山りざんのもずから、芷陜しようぞの道を、抜け道を通っお行った。 沛公ず匵良の別れ際に、沛公が匵良に蚀っおいたこずは、「この道で自軍に到着するたでが、たったの二十里に過ぎない。私が自軍に到着した頃合いを芋蚈らっお、そなたはそこで宎垭に入れ。」ず。 === 曞き䞋し文 === 是のこの時ずきに圓たりあたり、項王の軍ぐんは鎻門こうもんの䞋に圚りあり、沛公はいこうの軍ぐんは芇䞊はじょうに圚りあり盞去るあいさるこず四十里しじゅうりなり。沛公則ちすなわち車階しゃきを眮きおき、身を脱だっしお独りひずり階きし、暊噲・倏䟯嬰かこうえい・靳圊きんきょう・玀信きしんら四人よにんの剣盟けんじゅんを持ぢしお歩走ほそうするものず、驪山りざんの䞋もずより、芷陜しように道みちしお、間行かんこうす。 === 語圙・読解 === === 語釈 === :四十里しじゅうり - 圓時の䞀里は玄四癟メヌトル。 :間行かんこう - 抜け道を行く。 :床はかリ- 芋積もるみ぀もる。掚し量るおしはかる。 == 䞃 == === 珟代語蚳 === 沛公はすでに鎻門を去り、しばらくしお自軍の軍䞭に到着した。匵良は宎垭に入っお陳謝しお蚀うには、 :「沛公は、これ以䞊は酒が飲めず深く酔っおいお、別れのあいさ぀もできたせん。そこで沛公は謹んで臣䞋である私・匵良に癜璧の䞀察を預け、沛公が私に呜什しお蚀うには、再拝しお倧王項王の足元に献䞊し、玉斗の䞀察を、再拝しお倧将軍范増の足元に差し䞊げよ、ずのこずです。」 項王が蚀うには、「沛公はどこにいるのか。」ず。 匵良が答えお蚀うには、「倧王が沛公の過倱かし぀をずがめるず聞き、単身たんしんで脱出したした。すでに自軍に到着しおいるでしょう。」ず。 項王はそこで癜璧を受け取り、これを座垭のそばに眮いた。亜父は玉斗を受け取るず、これを地面に眮き、剣を抜いお、突いお砎壊しお、蚀うには、「ああ、小僧め、ずもに謀略をするに倀あたいしない。項王の倩䞋を奪ううばう者は、必ず沛公だ。われらの䞀族は、今に沛公の捕虜になるだろう。」ず。 沛公は自軍に到着し、曹無傷の眪を責めお、ただちに凊刑した。 === 曞き䞋し文 === 沛公はいこう已にすでに去りさり、間しのびお軍䞭ぐんちゅうに至るいたる。 匵良ちょうりょう入りいり、謝しおしゃしお曰はくいわく、「沛公桮杓はいしゃくに勝ぞずたえず、蟞じするに胜はずあたわず。謹みお臣良しんりょうをしお癜璧はくぞき䞀双いっそうをば、再拝さいはいしお倧将軍だいしょうぐんの足䞋そくかに奉ぜしむほうぜしむ。」ず。 項王曰はく、「沛公安くにかいずくにか圚るある。」ず。 良りょう曰はく、「倧王だいおう之これを督過ずくかするに意い有りありず聞ききき、身みを脱だっしお独りひずり去れりされり。已にすでに軍ぐんに至らんいたらん。」ず。 項王則ちすなわち璧ぞきを受けうけ、之これを坐䞊ざじょうに眮くおく。 亜父あほは玉斗ぎょくずを受けうけ、之これを地ちに眮きおき、剣を抜き撞きお぀きお之これを砎りおやぶりお曰はく、「唉ああ、豎子じゅし䞎に謀るはかるに足らずたらず。項王の倩䞋おんかを奪ふうばう者ものは、必ずかならず沛公ならん。吟がわが属ぞく今にいたに之これが虜ずりこず為らん。」ず。 沛公はいこう軍ぐんに至りいたり立ちどころたちどころに曹無傷そうむしょうを誅殺ちゅうさ぀す。 === 語圙・読解 === :安圚いづくニカあル - どこにいるのか。疑問。なお、「安」を「いづくンゟ」ず蚓読すれば理由を問う衚珟になる。 === 語釈 === :督過ずくか – 過倱をずがめる。 :再拝さいはい - 再床のお蟞儀。䞁寧なお蟞儀。深い敬意を衚すしぐさ。 :足䞋そっか - 足元に差し出すこずで、敬意を衚しおいる、ず思われる。 :豎子じゅし - 小僧こぞう。青二才あおにさい。 :立たちどころに - すぐに。ただちに。たちどころに。すぐさた。 == 項矜の性栌など == *『鎻門之䌚』での項矜の性栌 ::・項矜は、沛公はいこうを殺す決断ができず、決断力の無い人物ずしお、描かれおいる。 ::・感情的で短気である䞀方で、人情味があり矩理堅い人物ずしお曞かれおいる。 怜定教科曞などに玹介される項矜の逞話では、項矜は感情的で短気である䞀方で、人情味があり矩理堅い人物ずしお曞かれおいる。 たずえば『鎻門之䌚』では、凜谷関などを封鎖した沛公に怒り、関所を攻撃するものの、自分に謝眪しにきた沛公はいこうを蚱し、その沛公を助けにきた暊噲はんかいを高く評䟡したかのように蚘述されおおり、項矜は人情味がある人物ずしお曞かれおいる。 『鎻門之䌚』で曞かれた范増はんぞうによる評䟡でも、項矜を、そのような、謝眪に来た沛公の殺害をためらうような、矩理堅い人物ずしお、范増は項矜を評䟡しおいるので、范増は項荘こうそうに沛公の殺害を呜じたのであった。 *実際の性栌 だが、『史蚘』の教科曞では玹介されおいない郚分での項矜の実際の行動や、歎史䞊の実際での行動では、この『鎻門之䌚』で描かれたような人物像ずは、やや異なる。 『鎻門之䌚』のあず、項矜は、反秊の盟䞻である懐王かいおうを殺したりしおおり、あたり矩理堅いずは思えない人物だし、人情味も無いず思われる。そもそも、この懐王の殺害によっお、のちに沛公劉邊が項矜が滅がす倧矩名分の原因の䞀぀になったのである。 『鎻門之䌚』の蚘述だけを信甚するにしろ、それ以倖の『史蚘』の蚘述も信甚するにしろ、どちらにせよ、項矜の行動の方針は䞀貫しおおらず、項矜は感情的である。 *人物像の察比 項矜以倖の他の人物の性栌は、『鎻門之䌚』では、項矜ずは察比的に描かれおいる。 たずえば范増はんぞうや項荘は、沛公はいこうの殺害をすすめるなど、目的のためには冷酷な遞択でも、ためらわない。 たずえば沛公は、郚䞋の匵良ちょうりょうの進蚀をよく受け入れる人物ずしお、描かれおいる。この点が、范増の進蚀を受け入れなかった項矜ずは異なる。 たた、沛公の野心を項矜に䌝えた曹無傷を、沛公は凊刑するように、沛公は人を殺す人物ずしお描かれおいる。この点、沛公の殺害をためらった項矜ずは異なる。しかも、沛公の野心を曹無傷から聞いたずいう話を、項矜は、うっかりず、沛公に喋っおしたうのである。 [[Category:高等孊校教育_囜語_挢文_歎史曞_史蚘|こうもんのかい]]
2015-08-01T23:14:04Z
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ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍
ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜『ガリア戊蚘』『内乱蚘』などで甚いられおいる蚈量単䜍を抜出する䞀芧。 長さの換算衚 䞋の衚に、『ガリア戊蚘』や『内乱蚘』に頻出する、ペヌスずパッススやメヌトル・フィヌトなどずの換算を瀺す。
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ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜『ガリア戊蚘』『内乱蚘』などで甚いられおいる蚈量単䜍を抜出する䞀芧。
ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜『[[ガリア戊蚘]]』『[[内乱蚘]]』などで甚いられおいる[[w:蚈量単䜍䞀芧|蚈量単䜍]]を抜出する䞀芧。 ==通貚単䜍== ==長さの単䜍== '''長さの換算衚''' 䞋の衚に、『[[ガリア戊蚘]]』や『[[内乱蚘]]』に頻出する、ペヌスずパッススやメヌトル・フィヌトなどずの換算を瀺す。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''長さの換算衚''' |- align="center" ! style="width:10em;" |名称単数圢 ! style="width:10em;" |耇数圢 !ペヌス換算!!メヌトル<br>換算!!フィヌト<br>換算!!備考 |- style="font-family:Times New Roman;" |'''[[#ペヌス|ペヌス]]'''pēs||ペデヌスpedēs||1ペヌス||箄29.6cm||箄0.971 ft||歩尺ずも蚳され、<br>フィヌトに盞圓する。 |- style="font-family:Times New Roman;" |'''[[#パッスス|パッスス]]'''passus||パッスヌスpassÅ«s||5ペヌス||箄1.48m||箄4.854 ft|| |- style="font-family:Times New Roman;" |'''[[#ミヌッレ・パッスヌム、ミヌリアロヌママむル|ミヌッレ・パッスヌム]]'''<br>mÄ«lle passuum||ミヌリア・パッスヌム<br>mÄ«lia passuum||5000ペヌス||箄1.48km||箄4854 ft||「'''ロヌママむル''' (''[[w:en:Mile#Roman_mile|Roman_mile]]'')」<br>たたは「'''マむル'''''mile''」<br>ず英蚳されるこずが倚い。 |} ;関連リンク *[https://keisan.casio.jp/exec/system/1352856316 叀代ロヌマの長さ] [https://keisan.casio.jp/ 高粟床蚈算サむト] <br> ===ペヌス=== {| border="1" class="wikitable" align="right" |- align="center" ! '''pēs の栌倉化'''!!Singularis<br>単数!!Pluralis<br>耇数 |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Nominativus|Nominativus]]䞻栌 ||'''[[wikt:en:pes#Latin|pēs]]'''||[[wikt:en:pedes#Noun_3|pedēs]] |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Genetivus|Genetivus]] 属栌 ||[[wikt:en:pedis#Etymology_2|pedis]]||[[wikt:en:pedum|pedum]] |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Accusativus|Accusativus]]察栌 ||[[wikt:en:pedem#Latin|pedem]]||pedēs |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Dativus (grammatica Latina)|Dativus]]  䞎栌 ||[[wikt:en:pedi#Latin|pedÄ«]]||[[wikt:en:pedibus|pedibus]] |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Ablativus (lingua Latina)|Ablativus]] 奪栌 ||[[wikt:en:pede#Latin|pede]]||pedibus |} *<span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:pes#Latin|'''pēs''', pedis]]</span> 男性・第倉化名詞足の長さに察応する単䜍で、[[#パッスス|パッスス]]の5分の1。<br>珟代の床量衡では、以䞋のようになる。 **メヌトル法'''箄29.6 cm'''(センチメヌトル) **[[w:ダヌド・ポンド法|ダヌド・ポンド法]]玄11.6[[w:むンチ|むンチ]]たたは玄0.9660.971[[w:フィヌト|フィヌト]]  *関連蚘事''[[w:en:Pes (unit)|w:en:Pes (unit)]]'' <br><br><br> ===パッスス=== {| border="1" class="wikitable" align="right" |- align="center" style="font-family:Times New Roman;" ! '''passus の栌倉化衚'''!!Singularis<br>単数!!Pluralis<br>耇数 |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Nominativus|Nominativus]]䞻栌 ||'''[[wikt:en:passus#Etymology_2|passus]]'''||passÅ«s |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Genetivus|Genetivus]] 属栌 ||passÅ«s||[[wikt:en:passuum|passuum]] |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Accusativus|Accusativus]]察栌 ||[[wikt:en:passum|passum]]||passÅ«s |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Dativus (grammatica Latina)|Dativus]]  䞎栌 ||[[wikt:en:passui|passuÄ«]]||[[wikt:en:passibus|passibus]] |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Ablativus (lingua Latina)|Ablativus]] 奪栌 ||[[wikt:en:passu|passÅ«]]||passibus |} *<span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:passus#Etymology_2|'''passus''', passÅ«s]]</span> 男性・第倉化名詞歩幅の2歩分に察応する単䜍で、[[#ペヌス|ペヌス]]の5倍。<br>珟代の床量衡では、以䞋のようになる。 **メヌトル法'''箄1.48 m'''(メヌトル) **[[w:ダヌド・ポンド法|ダヌド・ポンド法]]玄4.83玄4.854[[w:フィヌト|フィヌト]]  *関連蚘事''[[w:en:Pace (unit)|w:en:Pace (unit)]]'' <br><br><br> ===ミヌッレ・パッスヌム、ミヌリアロヌママむル=== {| border="1" class="wikitable" align="right" |- align="center" style="font-family:Times New Roman;" ! '''mÄ«lle passuum, mÄ«lia <br>の栌倉化衚'''!!Singularis<br>単数!! colspan="2"|Pluralis<br>耇数 |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Nominativus|Nominativus]] 䞻栌 ||'''[[wikt:en:mille passuum|mÄ«lle passuum]]'''||mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ia'''</span> passuum||'''[[wikt:en:milia#Latin|mÄ«l<span style="color:#990000;">ia</span>]]''' |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Genetivus|Genetivus]] 属栌 ||mÄ«lle passuum||mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ium'''</span> passuum||[[wikt:en:milium#Etymology_2|mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ium'''</span>]] |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Accusativus|Accusativus]] 察栌 ||mÄ«lle passuum||mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ia'''</span> passuum||mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ia'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Dativus (grammatica Latina)|Dativus]]  䞎栌 ||mÄ«lle passuum||mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ibus'''</span> passuum||[[wikt:en:milibus|mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ibus'''</span>]] |- style="font-family:Times New Roman;" ![[w:la:Ablativus (lingua Latina)|Ablativus]] 奪栌 ||mÄ«lle passuum||mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ibus'''</span> passuum||mÄ«l<span style="color:#990000;">'''ibus'''</span> |} *'''<span style="font-family:Times New Roman;font-size:18pt;">[[wikt:en:mille passuum|mÄ«lle passuum]]</span>'''<br> 別圢 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:mille passus|mÄ«lle passÅ«s]]</span> ミヌッレ・パッスヌス **<span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:mille#Latin|mÄ«lle]]</span> 数詞単数は䞍倉化耇数 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:milia#Latin|mÄ«lia]]</span> **<span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:passus#Etymology_2|passus]]</span> 男性・第倉化名詞 [[#パッスス]] **:  耇数属栌 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:passuum|passuum]]</span><br> 郚分を瀺す属栌 ''[[wikt:en:partitive genitive|partitive genitive]]''  *[[#パッスス|パッスス]]の1000倍を衚わす単䜍。<br>すなわち、歩幅の2000歩分に察応し、[[#ペヌス|ペヌス]]の5000倍。<br>珟代の床量衡では、以䞋のようになる。 **メヌトル法'''箄1.48 km'''(メヌトル) **[[w:ダヌド・ポンド法|ダヌド・ポンド法]]玄4830玄4854[[w:フィヌト|フィヌト]]  {{Wikipedia|la:Mille passus|mille passus}} *関連蚘事''[[w:en:Mile#Roman_mile|w:en:Mile#Roman_mile]]'' <br> ====耇数察栌 mÄ«lia passuum==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Ab hÄ«s castrÄ«s oppidum Rēmōrum nōmine Bibrax aberat <span style="color:#990000;">mÄ«lia passuum</span> [[wikt:en:octo#Latin|octō]]<sub>&nbsp;(VIII)</span> **ビブラクスずいう名のレヌミヌ族の城塞郜垂は、この陣営から8<span style="color:#990000;">マむル</span>玄12km離れおいた。 **:<span style="color:#009900;">[[ガリア戊蚘_第2å·»#6節|『ガリア戊蚘』第2å·»6節]]①項</span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">VIII<sub>[[wikt:en:octo#Latin|octō]]</sub> <span style="color:#990000;">mÄ«lia passuum</span> ex eo locō [[wikt:en:procedit#Latin|prōcēdit]]; </span> **その堎所から8<span style="color:#990000;">マむル</span>玄12km進み出る。 **:<span style="color:#009900;">[[内乱蚘 第3å·» (例)#76節|『内乱蚘』第3å·»76節]]④項</span> <br><br><br><br><br><br> ==面積の単䜍== ==䜓積・容積の単䜍== ===モディりス=== [[画像:Modio de Ponte Puñide (M.A.N. 1930-16-1) 01.jpg|thumb|right|200px|西暊4䞖玀頃のものず掚定される青銅補のモディりス蚈量容噚の原噚]] *<span style="font-family:Times New Roman;">[[w:la:Modius|modius]], -Ä« </span>男性名詞[[ラテン語 第二倉化名詞|第二倉化名詞]] たたは *<span style="font-family:Times New Roman;">modium, -Ä«</span> 䞭性名詞第二倉化名詞 *#叀代ロヌマの蚈量容噚の原噚 *#叀代ロヌマの[[w:也量単䜍・液量単䜍|也量単䜍]]、穀物の単䜍。<br>'''1モディりス'''は、1セクスタリりス<span style="font-family:Times New Roman;">[[w:la:Sextarius|sextarius]]</span>の16分の1で、<br>珟代の'''箄8.73[[w:リットル|リットル]]'''<span style="font-family:Times New Roman;">circiter 8 [[w:la:Litrum|litra]] 73 centilitra</span>に盞圓する。 **䟋文[[内乱蚘 第1å·»#52節|内乱蚘 第1å·» 52節]]②項 ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Iamque ad denarios L in singulos '''modios''' annona pervenerat, </span> ***:すでに、穀物䟡栌は1モディりス圓たり50[[w:デナリりス|デナリりス]]にも達しおいた。 **䟋文[[内乱蚘 第2å·»#18節|内乱蚘 第2å·» 18節]]④項 ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">tritici modios CXX milia polliceri coegit.</span> ***:りァッロは、ロヌマ垂民たちに12䞇モディりス≒104.7䞇リットル1,047[[w:立方メヌトル|m<sup>3</sup>]]の小麊粉の䟛出を玄束するこずを匷いた。 ==重量の単䜍== ===リブラ=== *'''<span style="font-family:Times New Roman;">[[w:la:Libra pondus|lÄ«bra]]''', -ae</span> 女性名詞[[ラテン語 第䞀倉化名詞|第䞀倉化名詞]] *#はかり、倩秀 *#叀代ロヌマの重量の単䜍。'''1リブラ'''は、'''328.9 [[w:グラム|g]]''' Smith, 1851による<ref name=smith>Smith, Sir William; Charles Anthon (1851) [http://books.google.com/books?id=uUPhhcdSACQC ''A new classical dictionary of Greek and Roman biography, mythology, and geography partly based upon the Dictionary of Greek and Roman biography and mythology''] New York: Harper & Bros. Tables, pp. 1024–30</ref> **䟋文 ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:la:Libra pondus|Libra]], id est duodecim [[w:la:Uncia (pondus et nummus)|uncias]] et 288 [[w:la:Scripulum|scripula]].</span> ***:リブラは、12りンキアで、288スクリプルムである。ただし、りンキアは24スクリプルム *'''<span style="font-family:Times New Roman;">pondō</span>''' 副詞<span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:pondus#Latin|pondus]]</span> の奪栌 *#重さで *#リブラの重さで **䟋文[[内乱蚘 第2å·»#18節|内乱蚘 第2å·»18節]]④項 ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">et argenti pondo XX (viginti) milia,  polliceri coegit.</span> ***:りァッロヌは、ロヌマ垂民たちに2䞇リブラ玄6.578トンの重さの銀ずの䟛出を玄束するこずを匷いた。 == 脚泚 == <div class="references-small"><references /></div> ==関連項目== *[[w:la:Mensurae Romanae]]叀代ロヌマの床量衡 *[[w:en:Ancient Roman units of measurement]]叀代ロヌマの蚈量単䜍 *[[w:fr:Unités de mesure romaines]]叀代ロヌマの蚈量単䜍 {| border="1" class="wikitable" align="right" |+ ''' ''' |- align="center" style="font-family:Times New Roman;" | ''' 栌倉化衚'''||Singularis<br>単数||Pluralis<br>耇数 |- style="font-family:Times New Roman;" |[[w:la:Nominativus|Nominativus]]䞻栌||●||● |- style="font-family:Times New Roman;" |[[w:la:Genetivus|Genetivus]] 属栌||●||● |- style="font-family:Times New Roman;" |[[w:la:Accusativus|Accusativus]]察栌||●||● |- style="font-family:Times New Roman;" |[[w:la:Dativus (grammatica Latina)|Dativus]]  䞎栌||●||● |- style="font-family:Times New Roman;" |[[w:la:Ablativus (lingua Latina)|Ablativus]] 奪栌||●||● |- style="font-family:Times New Roman;" |||●||● |} [[Category:ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜|぀うかけいりようたんい]] [[Category:ガリア戊蚘|぀うかけいりようたんい]] [[Category:内乱蚘|぀うかけいりようたんい]]
2015-08-02T06:14:58Z
2023-10-22T15:41:03Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%91%97%E4%BD%9C/%E9%80%9A%E8%B2%A8%E3%83%BB%E8%A8%88%E9%87%8F%E5%8D%98%E4%BD%8D
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倧孊受隓物理/力孊/解答解説
「問題」の解説は指針を瀺すこずにより、䜕を求めればよいかを明らかにした。 (1) 小孊校の算数でやった通り、1 km は 1000 m であり、1 h は 3600 s である。したがっお、 (2) 枛速しおいる時間は時刻 126 s から時刻 150 s の間である。さらに速床は 20 m/s(問1より)から 0 m/s になっおいるので、 (3) 公匏を甚いおもよいが、 v − t {\displaystyle v-t} グラフが䞎えられおいるので、面積で解いたほうが速い。 (4) 速床の傟向の倉化がある区間で分けお考える。ここでは、[1]0 s~20 s(加速郚分)、[2]20 s~126 s(等速郚分)、[3]126 s~150s(枛速郚分)の3぀に分ける。 [1] 巊偎の䞉角圢の郚分の面積を考えるこずにより、この区間の距離は0 m→200 mである。加速床1.0 m/sで加速しおいるので、䞋に凞なグラフを描くこずがわかる。 [2] 同様に、200 m→2320 mであり、等速なので傟き20の盎線グラフを描くこずがわかる。 [3] 同様に右偎の䞉角圢の郚分の面積を考えるず、(2)より加速床は-0.83 m/sなので、䞊に凞なグラフを描くこずがわかる。 したがっお、 x − t {\displaystyle x-t} グラフは巊図のようになる。 犬が 50 m を完走する時間 t {\displaystyle t} は 〔1〕 問題文の「静かに萜ずした」は「物䜓を(初速を䞎えずに)自由萜䞋させる」ずいう意味である。自由萜䞋の時、初速床 0 m/s で加速床 9.8 m/s の等加速床運動である。 (1) 等加速床運動の公匏を甚いるず、 (2) (1)で萜䞋時間が求められたので、速床ず時刻の公匏より、 〔1〕 鉛盎投げ䞊げの運動である。鉛盎䞋向きを正ずしおいるので、初速床は −19.6 m/sである。なお、(1)ず(3)は〔1〕の(1)、(2)ず同じ問題である。 (1) 等加速床運動の公匏を甚いるず、 (2) 最高点に達するずき、小球の速さは0 m/sになる。よっお、速床ず倉䜍の公匏より、 蚀うたでもなく x の倀が負になったのは、鉛盎䞋向きを正ずしたからである。よっお、求める高さは地面からなので、 (3) (1)で求めた答えより、 氎平右向き・鉛盎䞊向きを正にずる。初速床 v 0 {\displaystyle v_{0}} は分解できるので、 v 0 = 9.8 2 = ( v 0 x , v 0 y ) = ( 9.8 , 9.8 ) {\displaystyle v_{0}=9.8{\sqrt {2}}=(v_{0x},v_{0y})=(9.8,9.8)} ずなる。 (1) ア:着地した点の倉䜍は0であるから、 0 sは発射時の時刻なので、2.0 s ã‚€:時刻 t {\displaystyle t} における速床 v {\displaystyle v} を分解するず、 v = ( v x , v y ) = ( 9.8 , 9.8 − 9.8 t ) {\displaystyle v=(v_{x},v_{y})=(9.8,9.8-9.8t)} である。 t = 2.0 {\displaystyle t=2.0} sのずきの速床を代入しお求めるず、(9.8,-9.8)ずなる。したがっお、䞉平方の定理より、 り:氎平方向は等速盎線運動なので、 (2) ゚:鉛盎方向の速床が0になるずきが最高点なので、 オ:この問いには泚意したい。最高点では鉛盎方向の速床のみが0 m/sであるからだ。よっお、9.8 m/s カ:蚭問゚ず同様に、 初速床を v 0 → = ( v 0 cos Ξ , v 0 sin Ξ ) {\displaystyle {\vec {v_{0}}}=(v_{0}\cos \theta ,v_{0}\sin \theta )} 、重力加速床を g {\displaystyle g} ずおく。たず、氎平方向の倉䜍 x {\displaystyle x} は時刻 t {\displaystyle t} を甚いお、 ここで、氎平方向の倉䜍 y {\displaystyle y} は、 g {\displaystyle g} 、 v 0 {\displaystyle v_{0}} 、 Ξ {\displaystyle \theta } は䞀定であり、この匏は二次関数を瀺しおいる。よっお、斜方投射の軌道は攟物線を描く。 たず、氎平方向右向き・鉛盎方向䞊向きを正にずる。 (1) 氎平方向・鉛盎方向に、 v 0 = ( v 0 cos Ξ , v 0 sin Ξ ) {\displaystyle v_{0}=(v_{0}\cos \theta ,v_{0}\sin \theta )} ず分解できる。 次にAは斜方投射、B は自由萜䞋であるこずから倉䜍は次のようになる。 A: ( x , y ) = ( v 0 cos Ξ ⋅ t ′ , v 0 sin Ξ ⋅ t ′ − 1 2 g t ′ 2 ) {\displaystyle (x,y)=\left(v_{0}\cos \theta \cdot t',v_{0}\sin \theta \cdot t'-{\dfrac {1}{2}}g{t'}^{2}\right)} B: ( x , y ) = ( 0 , − 1 2 g t ′ 2 ) {\displaystyle (x,y)=\left(0,-{\dfrac {1}{2}}g{t'}^{2}\right)} (2) A の速床を v A {\displaystyle v_{\mathrm {A} }} 、Bの速床を v B {\displaystyle v_{\mathrm {B} }} ずする。二方向に分解しお考えるず、 ずなるから、B に察する A の盞察速床 v r {\displaystyle v_{\mathrm {r} }} は、 たたその倧きさは (3) 時刻 t {\displaystyle t} のずきの䜍眮は、 A: ( x , y ) = ( v 0 cos Ξ ⋅ t , v 0 sin Ξ ⋅ t − 1 2 g t 2 ) {\displaystyle (x,y)=\left(v_{0}\cos \theta \cdot t,v_{0}\sin \theta \cdot t-{\dfrac {1}{2}}g{t}^{2}\right)} B: ( x , y ) = ( l , h − 1 2 g t 2 ) {\displaystyle (x,y)=\left(l,h-{\dfrac {1}{2}}g{t}^{2}\right)} ここで泚意。䜍眮ず倉䜍は異なる。この堎合の䜍眮の意味は「x座暙、y座暙」のこずであり、倉䜍は「x座暙の倉化量、y座暙の倉化量」のこずである。 これがx座暙、y座暙ずも䞀臎すれば良いので、 2匏より倉圢しお、 (4) (3)の答えを甚いお2぀の解は同倀であるこずから、 たたこれより、 (5) 時刻 t {\displaystyle t} になる前にBが地面に到達しおしたえばAはBの䞊を通るこずになり、AずBは衝突しない。(3)の解の1぀である t = l v 0 cos Ξ {\displaystyle t={\dfrac {l}{v_{0}\cos \theta }}} 及びBのy座暙の䜍眮を甚いお、 これが0以䞊になれば良いから、倉圢しお求めるず、 (1) たず、問題を解くために必芁な力(すなわち、運動方向にはたらく力である)を図瀺するず巊図のようになる。質量 m {\displaystyle m} 、 M {\displaystyle M} の物䜓に぀いおそれぞれ運動方皋匏を立おるず、物䜓は繋がっおいるこずにより加速床は2぀ずも等しいので、 各蟺を足しお邪魔な T {\displaystyle T} を消去しお敎理するず、 (2) m a = T {\displaystyle ma=T} に(1)の答えを代入するず、 (1) 物䜓には地球からの重力及び斜面からの垂盎抗力、糞からの匵力が働いおいる。 (2) 斜面方向に察しお氎平・鉛盎に力を分解する。 { m g = ( m g sin 30 ∘ , m g cos 30 ∘ ) = ( 1 2 m g , 3 2 m g ) N = ( 0 , N ) T = ( T cos 30 ∘ , T sin 30 ∘ ) = ( 3 2 T , 1 2 T ) {\displaystyle {\begin{cases}mg=(mg\sin 30^{\circ },mg\cos 30^{\circ })=\left({\dfrac {1}{2}}mg,{\dfrac {\sqrt {3}}{2}}mg\right)\\N=(0,N)\\T=(T\cos 30^{\circ },T\sin 30^{\circ })=\left({\dfrac {\sqrt {3}}{2}}T,{\dfrac {1}{2}}T\right)\end{cases}}} これらが釣り合えば良いので釣り合いの匏を立おるず、 { 1 2 m g = 3 2 T ( 1 ) 3 2 m g = N + 1 2 T ( 2 ) {\displaystyle {\begin{cases}{\dfrac {1}{2}}mg={\dfrac {\sqrt {3}}{2}}T&(1)\\{\dfrac {\sqrt {3}}{2}}mg=N+{\dfrac {1}{2}}T&(2)\end{cases}}} 2匏より、 T = m g 3 {\displaystyle T={\dfrac {mg}{\sqrt {3}}}} 、 N = m g 3 {\displaystyle N={\dfrac {mg}{\sqrt {3}}}} (3) 糞を静かに切るず匵力はなくなり釣り合いも成り立たなくなるので、斜面氎平方向の運動方皋匏より加速床の倧きさを a {\displaystyle a} ずするず、 したがっお、初速床0、䞋向きに加速床 a = 1 2 g {\displaystyle a={\dfrac {1}{2}}g} の等加速床盎線運動になる。たた、䞋に぀くたでの物䜓の距離は図圢の盞䌌性を考えるず 2 h {\displaystyle 2h} ずなるので、 この手の問題を考えるずきには、「1本のばねがいくらだけ䌞びればよいか」を考えれば良い。 (1) [誀答] 1本のばねなので、単玔に 10 × 20 = 200 {\displaystyle 10\times 20=200} N [誀答である理由] ばね定数の単䜍は〔N/m〕である。これの意味するずころは、「1本のばねを1 m䌞ばすためには(ばね定数) Nだけの力が必芁」ずいうこずである。぀たり、20 cm䌞ばすずいうこずは0.2 mだけ䌞ばせば良い。垞に単䜍に泚意せよ。 [正答] 10 × 0.2 = 2.0 {\displaystyle 10\times 0.2=2.0} N (2) 党䜓で20 cm䌞ばすためには1本のばねは䜕cm䌞びればよいだろうか。答えは10 cmである。したがっお、 (3) [正答1] ばねを1぀だず芋なすず、バネ定数は 10 + 10 = 20 {\displaystyle 10+10=20} N/mずなる。したがっお党䜓で20 cm䌞ばせば良いので、 [正答2] 匟性力を図瀺しおみるず(巊図)、匕っ匵る力は 2 k x {\displaystyle 2kx} だけ必芁である。 したがっお、 2 × 10 × 0.2 = 4.0 {\displaystyle 2\times 10\times 0.2=4.0} N (1) たず、物䜓の質量を考えるず、 ρ 1 l 3 {\displaystyle \rho _{1}l^{3}} 〔kg〕ずなる(単䜍に泚目)。氎に少しも沈むこずなく浮いおいるずいうこずは、物䜓の重力ず浮力が釣り合っおいるこずに他ならない。 したがっお、 (2) 氎の䞭に入った立方䜓の䜓積 V {\displaystyle V} 〔m〕は、 (3) 氎に党郚沈んでいるずいうこずは、物䜓の重力ず抌す力が浮力に勝っおいるずいうこずである。すなわち党お沈んだ時の浮力 F 2 {\displaystyle F_{2}} ずするず、 ずなる。したがっお、 (1) 「等速になった」などずいう蚘述を芋たらたず力の釣り合いを考えるこず。これは倧抵の暙準問題に察しお有効な思考である。さお力を図瀺するず巊図のようになる。 よっお力の釣り合いより、 ずなるので、 (2) ではv-tグラフを考えおみよう。運動方皋匏より、斜面䞋向きを正ずし終端速床でない時の速床を v {\displaystyle v} ずするず、 さお、この加速床の匏から、キックボヌドがだんだん速くなるに぀れお加速床が萜ちおいるのが芋えるだろうか。そしお圓然、その加速床の倧きさの笊号が負になるこずはありえない。ずいうこずは、速床 v {\displaystyle v} の増加率は時間ずずもに枛っおいくはずである。したがっお、グラフの䞋のようになる。 次のこずを芚えおいおほしい。「慣性力は実際の力ずみなしお蚈算する」。考え方がずおもシンプルになるからだ(埌述の"等速円運動"でこの考え方はずおも圹に立぀)。 重力はい぀でも 60 × 10 = 600 {\displaystyle 60\times 10=600} Nだけの倧きさを持぀。たた、䜓重蚈が瀺すのは垂盎抗力の倧きさを重力加速床で割った倀である。静止しおいる堎合は、䜜甚反䜜甚の法則より、物䜓が䜓重蚈を抌す力の倧きさず䜓重蚈が抌し返す垂盎抗力の倧きさが等しいこずは理解されるだろう。゚レベヌタヌが加速床運動しおいるならば力の釣り合いを考えよう。以䞋、垂盎抗力の倧きさを N {\displaystyle N} ずする。 (1) 䞋向きに゚レベヌタヌが加速するならば䞊向きに慣性力がかかる。その倧きさは、 60 × 5.0 = 300 {\displaystyle 60\times 5.0=300} Nである。したがっお、力の釣り合いより、 これを重力加速床で割れば良いから、 (2) (1)ずは逆のシチュ゚ヌションである。同様に慣性力の倧きさは 60 × 4.0 = 240 {\displaystyle 60\times 4.0=240} Nである。したがっお、力の釣り合いより、 したがっお、 (3) 慣性力の倧きさを M {\displaystyle M} ずする。無重量状態になるためには䜓重蚈の瀺す倀が0になればよい、぀たり N = 0 {\displaystyle N=0} ずなればよいので、 したがっお、
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "「問題」の解説は指針を瀺すこずにより、䜕を求めればよいかを明らかにした。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(1) 小孊校の算数でやった通り、1 km は 1000 m であり、1 h は 3600 s である。したがっお、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(2) 枛速しおいる時間は時刻 126 s から時刻 150 s の間である。さらに速床は 20 m/s(問1より)から 0 m/s になっおいるので、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(3) 公匏を甚いおもよいが、 v − t {\\displaystyle v-t} グラフが䞎えられおいるので、面積で解いたほうが速い。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "(4) 速床の傟向の倉化がある区間で分けお考える。ここでは、[1]0 s~20 s(加速郚分)、[2]20 s~126 s(等速郚分)、[3]126 s~150s(枛速郚分)の3぀に分ける。 [1] 巊偎の䞉角圢の郚分の面積を考えるこずにより、この区間の距離は0 m→200 mである。加速床1.0 m/sで加速しおいるので、䞋に凞なグラフを描くこずがわかる。 [2] 同様に、200 m→2320 mであり、等速なので傟き20の盎線グラフを描くこずがわかる。 [3] 同様に右偎の䞉角圢の郚分の面積を考えるず、(2)より加速床は-0.83 m/sなので、䞊に凞なグラフを描くこずがわかる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "したがっお、 x − t {\\displaystyle x-t} グラフは巊図のようになる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "犬が 50 m を完走する時間 t {\\displaystyle t} は", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "〔1〕 問題文の「静かに萜ずした」は「物䜓を(初速を䞎えずに)自由萜䞋させる」ずいう意味である。自由萜䞋の時、初速床 0 m/s で加速床 9.8 m/s の等加速床運動である。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "(1) 等加速床運動の公匏を甚いるず、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "(2) (1)で萜䞋時間が求められたので、速床ず時刻の公匏より、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "〔1〕 鉛盎投げ䞊げの運動である。鉛盎䞋向きを正ずしおいるので、初速床は −19.6 m/sである。なお、(1)ず(3)は〔1〕の(1)、(2)ず同じ問題である。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "(1) 等加速床運動の公匏を甚いるず、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "(2) 最高点に達するずき、小球の速さは0 m/sになる。よっお、速床ず倉䜍の公匏より、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "蚀うたでもなく x の倀が負になったのは、鉛盎䞋向きを正ずしたからである。よっお、求める高さは地面からなので、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "(3) (1)で求めた答えより、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "氎平右向き・鉛盎䞊向きを正にずる。初速床 v 0 {\\displaystyle v_{0}} は分解できるので、 v 0 = 9.8 2 = ( v 0 x , v 0 y ) = ( 9.8 , 9.8 ) {\\displaystyle v_{0}=9.8{\\sqrt {2}}=(v_{0x},v_{0y})=(9.8,9.8)} ずなる。", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "(1) ア:着地した点の倉䜍は0であるから、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "0 sは発射時の時刻なので、2.0 s", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ã‚€:時刻 t {\\displaystyle t} における速床 v {\\displaystyle v} を分解するず、 v = ( v x , v y ) = ( 9.8 , 9.8 − 9.8 t ) {\\displaystyle v=(v_{x},v_{y})=(9.8,9.8-9.8t)} である。 t = 2.0 {\\displaystyle t=2.0} sのずきの速床を代入しお求めるず、(9.8,-9.8)ずなる。したがっお、䞉平方の定理より、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "り:氎平方向は等速盎線運動なので、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "(2) ゚:鉛盎方向の速床が0になるずきが最高点なので、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "オ:この問いには泚意したい。最高点では鉛盎方向の速床のみが0 m/sであるからだ。よっお、9.8 m/s", "title": "速床・加速床" }, { 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{l}{v_{0}\\cos \\theta }}} 及びBのy座暙の䜍眮を甚いお、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "これが0以䞊になれば良いから、倉圢しお求めるず、", "title": "速床・加速床" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "(1) たず、問題を解くために必芁な力(すなわち、運動方向にはたらく力である)を図瀺するず巊図のようになる。質量 m {\\displaystyle m} 、 M {\\displaystyle M} の物䜓に぀いおそれぞれ運動方皋匏を立おるず、物䜓は繋がっおいるこずにより加速床は2぀ずも等しいので、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "各蟺を足しお邪魔な T {\\displaystyle T} を消去しお敎理するず、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "(2) m a = T {\\displaystyle ma=T} に(1)の答えを代入するず、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "(1) 物䜓には地球からの重力及び斜面からの垂盎抗力、糞からの匵力が働いおいる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "(2) 斜面方向に察しお氎平・鉛盎に力を分解する。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "{ m g = ( m g sin 30 ∘ , m g cos 30 ∘ ) = ( 1 2 m g , 3 2 m g ) N = ( 0 , N ) T = ( T cos 30 ∘ , T sin 30 ∘ ) = ( 3 2 T , 1 2 T ) {\\displaystyle {\\begin{cases}mg=(mg\\sin 30^{\\circ },mg\\cos 30^{\\circ })=\\left({\\dfrac {1}{2}}mg,{\\dfrac {\\sqrt {3}}{2}}mg\\right)\\\\N=(0,N)\\\\T=(T\\cos 30^{\\circ },T\\sin 30^{\\circ })=\\left({\\dfrac {\\sqrt {3}}{2}}T,{\\dfrac {1}{2}}T\\right)\\end{cases}}}", "title": "力" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "これらが釣り合えば良いので釣り合いの匏を立おるず、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "{ 1 2 m g = 3 2 T ( 1 ) 3 2 m g = N + 1 2 T ( 2 ) {\\displaystyle {\\begin{cases}{\\dfrac {1}{2}}mg={\\dfrac {\\sqrt {3}}{2}}T&(1)\\\\{\\dfrac {\\sqrt {3}}{2}}mg=N+{\\dfrac {1}{2}}T&(2)\\end{cases}}}", "title": "力" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "2匏より、 T = m g 3 {\\displaystyle T={\\dfrac {mg}{\\sqrt {3}}}} 、 N = m g 3 {\\displaystyle N={\\dfrac {mg}{\\sqrt {3}}}}", "title": "力" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "(3) 糞を静かに切るず匵力はなくなり釣り合いも成り立たなくなるので、斜面氎平方向の運動方皋匏より加速床の倧きさを a {\\displaystyle a} ずするず、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "したがっお、初速床0、䞋向きに加速床 a = 1 2 g {\\displaystyle a={\\dfrac {1}{2}}g} の等加速床盎線運動になる。たた、䞋に぀くたでの物䜓の距離は図圢の盞䌌性を考えるず 2 h {\\displaystyle 2h} ずなるので、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "この手の問題を考えるずきには、「1本のばねがいくらだけ䌞びればよいか」を考えれば良い。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "(1) [誀答] 1本のばねなので、単玔に 10 × 20 = 200 {\\displaystyle 10\\times 20=200} N", "title": "力" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "[誀答である理由] ばね定数の単䜍は〔N/m〕である。これの意味するずころは、「1本のばねを1 m䌞ばすためには(ばね定数) Nだけの力が必芁」ずいうこずである。぀たり、20 cm䌞ばすずいうこずは0.2 mだけ䌞ばせば良い。垞に単䜍に泚意せよ。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "[正答] 10 × 0.2 = 2.0 {\\displaystyle 10\\times 0.2=2.0} N", "title": "力" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "(2) 党䜓で20 cm䌞ばすためには1本のばねは䜕cm䌞びればよいだろうか。答えは10 cmである。したがっお、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "(3) [正答1] ばねを1぀だず芋なすず、バネ定数は 10 + 10 = 20 {\\displaystyle 10+10=20} N/mずなる。したがっお党䜓で20 cm䌞ばせば良いので、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "[正答2]", "title": "力" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "匟性力を図瀺しおみるず(巊図)、匕っ匵る力は 2 k x {\\displaystyle 2kx} だけ必芁である。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "したがっお、 2 × 10 × 0.2 = 4.0 {\\displaystyle 2\\times 10\\times 0.2=4.0} N", "title": "力" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "(1) たず、物䜓の質量を考えるず、 ρ 1 l 3 {\\displaystyle \\rho _{1}l^{3}} 〔kg〕ずなる(単䜍に泚目)。氎に少しも沈むこずなく浮いおいるずいうこずは、物䜓の重力ず浮力が釣り合っおいるこずに他ならない。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "したがっお、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "(2) 氎の䞭に入った立方䜓の䜓積 V {\\displaystyle V} 〔m〕は、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "(3) 氎に党郚沈んでいるずいうこずは、物䜓の重力ず抌す力が浮力に勝っおいるずいうこずである。すなわち党お沈んだ時の浮力 F 2 {\\displaystyle F_{2}} ずするず、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ずなる。したがっお、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "(1) 「等速になった」などずいう蚘述を芋たらたず力の釣り合いを考えるこず。これは倧抵の暙準問題に察しお有効な思考である。さお力を図瀺するず巊図のようになる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "よっお力の釣り合いより、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "ずなるので、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "(2) ではv-tグラフを考えおみよう。運動方皋匏より、斜面䞋向きを正ずし終端速床でない時の速床を v {\\displaystyle v} ずするず、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "さお、この加速床の匏から、キックボヌドがだんだん速くなるに぀れお加速床が萜ちおいるのが芋えるだろうか。そしお圓然、その加速床の倧きさの笊号が負になるこずはありえない。ずいうこずは、速床 v {\\displaystyle v} の増加率は時間ずずもに枛っおいくはずである。したがっお、グラフの䞋のようになる。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "次のこずを芚えおいおほしい。「慣性力は実際の力ずみなしお蚈算する」。考え方がずおもシンプルになるからだ(埌述の\"等速円運動\"でこの考え方はずおも圹に立぀)。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "重力はい぀でも 60 × 10 = 600 {\\displaystyle 60\\times 10=600} Nだけの倧きさを持぀。たた、䜓重蚈が瀺すのは垂盎抗力の倧きさを重力加速床で割った倀である。静止しおいる堎合は、䜜甚反䜜甚の法則より、物䜓が䜓重蚈を抌す力の倧きさず䜓重蚈が抌し返す垂盎抗力の倧きさが等しいこずは理解されるだろう。゚レベヌタヌが加速床運動しおいるならば力の釣り合いを考えよう。以䞋、垂盎抗力の倧きさを N {\\displaystyle N} ずする。", "title": "力" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "(1) 䞋向きに゚レベヌタヌが加速するならば䞊向きに慣性力がかかる。その倧きさは、 60 × 5.0 = 300 {\\displaystyle 60\\times 5.0=300} Nである。したがっお、力の釣り合いより、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "これを重力加速床で割れば良いから、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "(2) (1)ずは逆のシチュ゚ヌションである。同様に慣性力の倧きさは 60 × 4.0 = 240 {\\displaystyle 60\\times 4.0=240} Nである。したがっお、力の釣り合いより、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "したがっお、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "(3) 慣性力の倧きさを M {\\displaystyle M} ずする。無重量状態になるためには䜓重蚈の瀺す倀が0になればよい、぀たり N = 0 {\\displaystyle N=0} ずなればよいので、", "title": "力" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "したがっお、", "title": "力" } ]
「問題」の解説は指針を瀺すこずにより、䜕を求めればよいかを明らかにした。
「問題」の解説は指針を瀺すこずにより、䜕を求めればよいかを明らかにした。 ==速床・加速床== *'''䟋題 1 - 1''' (1) 小孊校の算数でやった通り、1 km は 1000 m であり、1 h は 3600 s である。したがっお、 :<math>72 ~[\mathrm{km/h}] = \frac{72000 ~[\mathrm{m}]}{3600 ~[\mathrm{s}]} = 20 ~[\mathrm{m/s}]</math> (2) 枛速しおいる時間は時刻 126 s から時刻 150 s の間である。さらに速床は 20 m/s問1よりから 0 m/s になっおいるので、 :<math>a = \dfrac{0~[\mathrm{m/s}] - 20 ~[\mathrm{m/s}]}{150~[\mathrm{s}] - 126 ~[\mathrm{s}]} = -0.833...~[\mathrm{m/s}] \fallingdotseq -0.83 [\mathrm{m/s^2}]</math> (3) 公匏を甚いおもよいが、<math>v-t</math> グラフが䞎えられおいるので、面積で解いたほうが速い。 :<math>x=\dfrac{(106~[\mathrm{s}] + 150~[\mathrm{s}])}{2}\times 20~[\mathrm{m/s}] = 2560 ~[\mathrm{m}] \fallingdotseq 2.6 \times 10^3 ~[\mathrm{m}]</math> (4) 速床の傟向の倉化がある区間で分けお考える。ここでは、[1]0 s20 s加速郚分、[2]20 s126 s等速郚分、[3]126 s150s枛速郚分の3぀に分ける。<br>  [1] 巊偎の䞉角圢の郚分の面積を考えるこずにより、この区間の距離は0 m→200 mである。加速床1.0 m/s<sup>2</sup>で加速しおいるので、䞋に凞なグラフを描くこずがわかる。<br>  [2] 同様に、200 m→2320 mであり、等速なので傟き20の盎線グラフを描くこずがわかる。<br>  [3] 同様に右偎の䞉角圢の郚分の面積を考えるず、(2)より加速床は-0.83 m/s<sup>2</sup>なので、䞊に凞なグラフを描くこずがわかる。<br> [[File:Exercise2.png|left|thumb|<math>x-t</math>グラフ]] したがっお、<math>x-t</math>グラフは巊図のようになる。 {{Clear}} ---- *'''䟋題 1 - 2'''  犬が 50 m を完走する時間 <math>t</math> は :<math>t = \dfrac{50 ~[\mathrm{m}]}{10 ~[\mathrm{m/s}]}=5.0 ~[\mathrm{s}]</math> であり、犬に察する猫の盞察速床 <math>v</math> は <math>v = 10~[\mathrm{m/s}] - 6.0~[\mathrm{m/s}] = 4.0 ~[\mathrm{m/s}]</math> である。ここで、求めるものは盞察距離なので盞察速床を甚いるこずができる。したがっお、 :<math>{4.0 ~[\mathrm{m/s}]}\times{5.0 ~[\mathrm{s}]} = 20 ~[\mathrm{m}]</math> ---- *'''䟋題 1 - 3''' 〔1〕 問題文の「静かに萜ずした」は「物䜓を初速を䞎えずに自由萜䞋させる」ずいう意味である。自由萜䞋の時、初速床 0 m/s で加速床 9.8 m/s<sup>2</sup> の等加速床運動である。  (1) 等加速床運動の公匏を甚いるず、 :<math>19.6 ~[\mathrm{m}] = (0~[\mathrm{m/s}])t + \dfrac{1}{2}\times (9.8~[\mathrm{m/s^2}]) \times t^2</math> ず眮けるので、これを満たす <math>t</math>は、<math>t=2.0 ~[\mathrm{s}]</math>  (2) (1)で萜䞋時間が求められたので、速床ず時刻の公匏より、 :<math>v = (9.8~[\mathrm{m/s^2}])\times (2.0 ~[\mathrm{s}]) = 19.6~[\mathrm{m/s}] \fallingdotseq 20~[\mathrm{m/s}]</math> 〔1〕 鉛盎投げ䞊げの運動である。鉛盎䞋向きを正ずしおいるので、初速床は &minus;19.6 m/sである。なお、(1)ず(3)は〔1〕の(1)、(2)ず同じ問題である。  (1) 等加速床運動の公匏を甚いるず、 :<math>19.6=(-14.7)t+\dfrac{1}{2}\times 9.8\times t^2</math>ず眮けるので、これを満たす<math>t</math>は、<math>t=-1,4</math>で<math>t\geq0</math>より、<math>t=</math>''4.0 s''  (2) 最高点に達するずき、小球の速さは0 m/sになる。よっお、速床ず倉䜍の公匏より、 :<math>0-(-14.7)^2=2\times9.8x</math>なので、<math>x=</math>-11.025 m 蚀うたでもなく x の倀が負になったのは、鉛盎䞋向きを正ずしたからである。よっお、求める高さは地面からなので、 :<math>11.025+19.6=30.625\fallingdotseq</math>''31 m''  (3) (1)で求めた答えより、 :<math>v=-14.7+9.8\times4\fallingdotseq</math>''25 m/s'' ---- *'''䟋題 1 - 4'''  氎平右向き・鉛盎䞊向きを正にずる。初速床<math>v_0</math>は分解できるので、<math>v_0=9.8\sqrt{2}=(v_{0x},v_{0y})=(9.8,9.8)</math>ずなる。 (1) ア着地した点の倉䜍は0であるから、 ::<math>0=9.8t-\dfrac{1}{2}\times9.8\times t^2</math> ::<math>t=0, 2.0</math> s   0 sは発射時の時刻なので、''2.0'' s   む時刻<math>t</math>における速床<math>v</math>を分解するず、<math>v=(v_x,v_y)=(9.8,9.8-9.8t)</math>である。<math>t=2.0</math> sのずきの速床を代入しお求めるず、(9.8,-9.8)ずなる。したがっお、䞉平方の定理より、 ::<math>9.8\sqrt{2}\fallingdotseq</math>''14'' m/s   り氎平方向は等速盎線運動なので、 ::<math>9.8\times2.0=19.6\fallingdotseq</math>''20'' m (2) ゚鉛盎方向の速床が0になるずきが最高点なので、 ::<math>0-9.8^2=-2\times9.8\times y</math> <math>y=</math>''4.9'' m   オこの問いには泚意したい。最高点では鉛盎方向の速床のみが0 m/sであるからだ。よっお、''9.8'' m/s   カ蚭問゚ず同様に、 ::<math>0=9.8-9.8t</math> <math>t=</math>''1.0'' s ---- *'''䟋題 1 - 5''' 初速床を <math>\vec{v_0}=(v_0 \cos\theta,v_0 \sin\theta)</math>、重力加速床を <math>g</math>ずおく。たず、氎平方向の倉䜍<math>x</math>は時刻<math>t</math>を甚いお、 :<math>x = v_0 \cos\theta \cdot t \Leftrightarrow t = \frac{x}{v_0 \cos\theta}</math> ここで、氎平方向の倉䜍<math>y</math>は、 :<math>y = v_0 \sin \theta \cdot t-\frac{1}{2}gt^2 = v_0 \sin \theta \cdot \frac{x}{v_0\cos\theta}-\frac{1}{2}g\frac{x^2}{(v_0 \cos\theta)^2} = -\frac{g}{2(v_0 \cos\theta)^2}x^2+\tan\theta \cdot t</math> <math>g</math>、<math>v_0</math>、<math>\theta</math>は䞀定であり、この匏は二次関数を瀺しおいる。よっお、斜方投射の軌道は攟物線を描く。 ---- *'''問題 1''' <center> {| style="border:2px solid lightskyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:lightskyblue"|'''指針''' |- |style="padding:5px"| たず、正の方向を決める。 (1) 初速床 <math>v_0</math> を氎平方向・鉛盎方向に分解する。 (2) A の速床<math>v_\mathrm{A}</math>ず B の速床 <math>v_\mathrm{B}</math> を甚いお、盞察速床を各座暙で衚し[[w:ピタゎラスの定理|ピタゎラスの定理]]を甚いる。 (3) '''䜍眮'''を A, B それぞれ出しお方皋匏を立おる。 (4) (3)の答えを甚いる。 (5) 小球同士が衝突する時刻 <math>t</math> のずき、B は地面からの高さが 0 以䞊でなければならない。 |} </center> たず、氎平方向右向き・鉛盎方向䞊向きを正にずる。 (1) 氎平方向・鉛盎方向に、<math>v_0=(v_0\cos\theta,v_0\sin\theta)</math> ず分解できる。  次にAは斜方投射、B は自由萜䞋であるこずから倉䜍は次のようになる。  A<math>(x,y)=\left(v_0\cos\theta\cdot t',v_0\sin\theta\cdot t' - \dfrac{1}{2}g{t'}^2\right)</math>  B<math>(x,y)=\left(0,-\dfrac{1}{2}g{t'}^2\right)</math> (2) A の速床を <math>v_\mathrm{A}</math>、Bの速床を <math>v_\mathrm{B}</math> ずする。二方向に分解しお考えるず、 :<math>\begin{cases} v_\mathrm{A} = (v_0\cos\theta, v_0\sin\theta - gt') \\ v_\mathrm{B} = (0, -gt') \end{cases} </math> ずなるから、B に察する A の盞察速床 <math>v_\mathrm{r}</math> は、 :<math>\begin{align} v_\mathrm{r} &= v_\mathrm{A} - v_\mathrm{B} \\ &= (v_0\cos\theta, v_0\sin\theta - gt') - (0,-gt') \\ &= v_0(\cos\theta, \sin\theta) \end{align}</math> たたその倧きさは :<math>\begin{align} |v_\mathrm{r}| &= \sqrt{(v_0\cos\theta)^2 + (v_0\sin\theta)^2} \\ &= v_0 \end{align}</math> (3) 時刻 <math>t</math> のずきの'''䜍眮'''は、  A<math>(x,y)=\left(v_0\cos\theta\cdot t,v_0\sin\theta\cdot t-\dfrac{1}{2}g{t}^2\right)</math>  B<math>(x,y)=\left(l,h-\dfrac{1}{2}g{t}^2\right)</math> ここで泚意。䜍眮ず倉䜍は異なる。この堎合の䜍眮の意味は「x座暙、y座暙」のこずであり、倉䜍は「x座暙の倉化量、y座暙の倉化量」のこずである。 これがx座暙、y座暙ずも䞀臎すれば良いので、 :<math>\begin{cases} v_0\cos\theta\cdot t=l\\ v_0\sin\theta\cdot t-\dfrac{1}{2}g{t}^2=h-\dfrac{1}{2}g{t}^2 \Leftrightarrow v_0\sin\theta\cdot t=h \end{cases} </math> 2匏より倉圢しお、 :<math>t=\dfrac{l}{v_0\cos\theta},\dfrac{h}{v_0\sin\theta}</math> (4) (3)の答えを甚いお2぀の解は同倀であるこずから、 :<math>(v_0\sin\theta)l=(v_0\cos\theta)h</math> :<math>\dfrac{\sin\theta}{\cos\theta}=\tan\theta=\dfrac{h}{l}</math> たたこれより、 :「AをBに衝突させるためにはAをBぞめがけお投げる必芁がある」こずがわかる。 (5) 時刻<math>t</math>になる前にBが地面に到達しおしたえばAはBの䞊を通るこずになり、AずBは衝突しない。(3)の解の1぀である <math>t=\dfrac{l}{v_0\cos\theta}</math> 及びBのy座暙の'''䜍眮'''を甚いお、 :<math>h-\dfrac{1}{2}g{t}^2=h-\dfrac{1}{2}g\left(\dfrac{l}{v_0\cos\theta}\right)^2</math> これが0以䞊になれば良いから、倉圢しお求めるず、 :<math>h\leqq\dfrac{1}{2}g\left(\dfrac{l}{v_0\cos\theta}\right)^2</math> ==力== *'''䟋題2-1''' [[File:PoUE exercise6-1-1.png|thumb|left|糞で繋がれた2物䜓。]] (1) たず、問題を解くために必芁な力すなわち、運動方向にはたらく力であるを図瀺するず巊図のようになる。質量<math>m</math>、<math>M</math>の物䜓に぀いおそれぞれ運動方皋匏を立おるず、物䜓は繋がっおいるこずにより加速床は2぀ずも等しいので、 :<math>\begin{cases} ma=T\\ Ma=F-T \end{cases} </math> 各蟺を足しお邪魔な<math>T</math>を消去しお敎理するず、 :<math>a=\dfrac{F}{m+M}</math> (2) <math>ma=T</math>に(1)の答えを代入するず、 :<math>T=\dfrac{F}{m+M}m</math> ---- *'''䟋題2-2''' [[File:PoUE exercise5-1.png|thumb|left|糞で繋がれた2物䜓。]] (1) 物䜓には地球からの重力及び斜面からの垂盎抗力、糞からの匵力が働いおいる。 (2) 斜面方向に察しお氎平・鉛盎に力を分解する。  <math>\begin{cases} mg=(mg\sin 30^\circ,mg\cos 30^\circ)=\left(\dfrac{1}{2}mg,\dfrac{\sqrt{3}}{2}mg\right) \\ N=(0,N) \\ T=(T\cos 30^\circ,T\sin 30^\circ)=\left(\dfrac{\sqrt{3}}{2}T,\dfrac{1}{2}T\right) \end{cases} </math> これらが釣り合えば良いので釣り合いの匏を立おるず、  <math>\begin{cases} \dfrac{1}{2}mg=\dfrac{\sqrt{3}}{2}T &(1) \\ \dfrac{\sqrt{3}}{2}mg=N+\dfrac{1}{2}T &(2) \end{cases} </math> 2匏より、<math>T=\dfrac{mg}{\sqrt{3}}</math>、<math>N=\dfrac{mg}{\sqrt{3}}</math> (3) 糞を静かに切るず匵力はなくなり釣り合いも成り立たなくなるので、斜面氎平方向の運動方皋匏より加速床の倧きさを<math>a</math>ずするず、 :<math>ma=\dfrac{1}{2}mg \Leftrightarrow a=\dfrac{1}{2}g</math> したがっお、初速床0、䞋向きに加速床<math>a=\dfrac{1}{2}g</math>の等加速床盎線運動になる。たた、䞋に぀くたでの物䜓の距離は図圢の盞䌌性を考えるず<math>2h</math>ずなるので、 :<math>2h=0+\dfrac{1}{2}\left(\dfrac{1}{2}g\right)t^2</math> :<math>t=2\sqrt{\dfrac{2h}{g}}</math> {{Clear}} ---- *'''䟋題2-3'''  この手の問題を考えるずきには、「1本のばねがいくらだけ䌞びればよいか」を考えれば良い。 (1) '''[誀答]''' 1本のばねなので、単玔に<math>10\times20=200</math> N [誀答である理由] ばね定数の単䜍は〔N/m〕である。これの意味するずころは、「1本のばねを1 m䌞ばすためには(ばね定数) Nだけの力が必芁」ずいうこずである。぀たり、20 '''cm'''䌞ばすずいうこずは0.2 '''m'''だけ䌞ばせば良い。垞に単䜍に泚意せよ。 [正答] <math>10\times0.2=2.0</math> N (2) 党䜓で20 cm䌞ばすためには1本のばねは䜕cm䌞びればよいだろうか。答えは10 cmである。したがっお、 :<math>10\times0.1=1.0</math> N (3) [正答1] ばねを1぀だず芋なすず、バネ定数は<math>10+10=20</math> N/mずなる。したがっお党䜓で20 cm䌞ばせば良いので、 :<math>20\times0.2=4.0</math> N [正答2] [[File:PoUE exercise7-1.png|thumb|left|䞊列ばねの匟性力の図瀺。]] 匟性力を図瀺しおみるず巊図、匕っ匵る力は<math>2kx</math>だけ必芁である。 したがっお、<math>2\times10\times0.2=4.0</math> N {{Clear}} ---- *'''䟋題2-4''' (1) たず、物䜓の質量を考えるず、<math>\rho_1 l^3</math>〔kg〕ずなる単䜍に泚目。氎に少しも沈むこずなく浮いおいるずいうこずは、物䜓の重力ず浮力が釣り合っおいるこずに他ならない。 したがっお、 :<math>F_0=\rho_1 l^3 g</math> (2) 氎の䞭に入った立方䜓の䜓積<math>V</math>〔m<sup>3</sup>〕は、 :<math>V=l^2h</math>〔m<sup>3</sup>〕であるため、 :<math>F_1=\rho_0 l^2h g</math> (3) 氎に党郚沈んでいるずいうこずは、物䜓の重力ず抌す力が浮力に勝っおいるずいうこずである。すなわち党お沈んだ時の浮力<math>F_2</math>ずするず、 :<math>F_2=\rho_0 l^3 g</math> ずなる。したがっお、 :<math>F'+\rho_1 l^3 g=\rho_0 l^3 g</math> :<math>F'=(\rho_0-\rho_1)l^3 g</math> {{Clear}} ---- *'''䟋題2-5''' (1) 「等速になった」などずいう蚘述を芋たらたず力の釣り合いを考えるこず。これは倧抵の暙準問題に察しお有効な思考である。さお力を図瀺するず巊図のようになる。 [[File:PoUE exercise9-1.svg|thumb|left|抵抗力ず重力の図瀺。]] よっお力の釣り合いより、 :<math>mg\sin\theta = kv_\infty</math> ずなるので、 :<math>v_\infty=\frac{mg\sin\theta}{k}</math> {{Clear}} (2) ではv-tグラフを考えおみよう。運動方皋匏より、斜面䞋向きを正ずし終端速床でない時の速床を<math>v</math>ずするず、 :<math>ma = mg\sin\theta - kv</math> :<math>a = g\sin\theta - \frac{k}{m} v</math> さお、この加速床の匏から、キックボヌドがだんだん速くなるに぀れお加速床が萜ちおいるのが芋えるだろうか。そしお圓然、その加速床の倧きさの笊号が負になるこずはありえない。ずいうこずは、'''速床<math>v</math>の増加率は時間ずずもに枛っおいく'''はずである。したがっお、グラフの䞋のようになる。 [[File:PoUE exercise9-2.svg|x250px|center|v-tグラフ。]] {{Clear}} ---- *'''䟋題2-6'''  次のこずを芚えおいおほしい。「'''慣性力は実際の力ずみなしお蚈算する'''」。考え方がずおもシンプルになるからだ埌述の"等速円運動"でこの考え方はずおも圹に立぀。 重力はい぀でも<math>60 \times 10=600</math> Nだけの倧きさを持぀。たた、䜓重蚈が瀺すのは垂盎抗力の倧きさを重力加速床で割った倀である。静止しおいる堎合は、䜜甚反䜜甚の法則より、物䜓が䜓重蚈を抌す力の倧きさず䜓重蚈が抌し返す垂盎抗力の倧きさが等しいこずは理解されるだろう。゚レベヌタヌが加速床運動しおいるならば力の釣り合いを考えよう。以䞋、垂盎抗力の倧きさを<math>N</math>ずする。 (1) 䞋向きに゚レベヌタヌが加速するならば䞊向きに慣性力がかかる。その倧きさは、<math>60 \times 5.0=300</math> Nである。したがっお、力の釣り合いより、 :<math>N+300 = 600</math> <math>N = 300</math> N これを重力加速床で割れば良いから、 :<math>30</math> kg (2) (1)ずは逆のシチュ゚ヌションである。同様に慣性力の倧きさは<math>60 \times 4.0=240</math> Nである。したがっお、力の釣り合いより、 :<math>N = 600+240</math> <math>N = 840</math> N したがっお、 :<math>84</math> kg (3) 慣性力の倧きさを<math>M</math>ずする。無重量状態になるためには䜓重蚈の瀺す倀が0になればよい、぀たり<math>N=0</math>ずなればよいので、 :<math>0+M=600</math> <math>M = 600 = 60 \times a</math> N したがっお、 :<math>a=10</math> m/s<sup>2</sup> ---- *問題2 <center> {| style="border:2px solid lightskyblue;width:80%" cellspacing=0 |style="background:lightskyblue"|'''指針''' |- |style="padding:5px"| (1) A,B,C3぀の地面に察する加速床の倧きさを笊号に泚意しながら求める。たた、糞は2本あるこずに泚意する。 (2) (1)を甚いる。 (3) 運動しないためには加速床がなければ良い。 |} </center> <!--{{DEFAULTSORT:}} [[Category:]]--> {{DEFAULTSORT:たいかくしゆけんふ぀り りきかく かいずうかいせ぀}} [[Category:倧孊受隓物理|りきかく かいずうかいせ぀]]
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2015-10-30T14:08:23Z
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ペルシア語/アルファベット/ا
ا 泚意:7文字 ا(alef)、 د(dāl)、 ذ(zāl)、 ر(re)、 ز(ze)、 ژ(zhe)、 و(vāv) は次に来る文字ずくっ぀かない。 -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ا", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "泚意:7文字 ا(alef)、 د(dāl)、 ذ(zāl)、 ر(re)、 ز(ze)、 ژ(zhe)、 و(vāv) は次に来る文字ずくっ぀かない。", "title": "バラバラな文字" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "-- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --", "title": "バラバラな文字" } ]
[[File:1-alef.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue; font-size: xx-large;">'''ا'''</span> </div> [[Image:Drinking water.jpg|150px|thumb|right|[[File:Āb.oga]]氎āb<span style="color: blue">'''آؚ'''</span>]] [[Image:Mangalarga_Marchador.jpg|210px|thumb|left|銬asb<span style="color: blue">'''اَسؚ'''</span>]] {| class="wikitable" style="font-family: 'Segoe UI', Tahoma" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size: x-large;"> Ø¢ - او - ای </span>|| <span style="font-size: x-large;">اَ - اِ - اُ</span>||<span style="color:red; font-size: x-large;">ا</span> |- |<span style="color:blue; font-size: x-large;">Ä« - Å« - ā </span> ||<span style="color:blue; font-size: x-large;">o - e - a </span>||<span style="color:red; font-size: x-large;">alef</span> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:Āqā.oga]]<span style="color: blue">'''آقا'''</span> さん男性āqā | [[File:SaÊ¿at.oga]]<span style="color: blue">'''ساعَت'''</span> 時間、時蚈saÊ¿at |[[File:Āb.oga]] <span style="color: blue">'''آؚ'''</span> 氎āb [[File:Īn Pronounce the word in Persian.oga]] <span style="color: blue">'''این'''</span> これ、このīn | <span style="color: red"> alef (اَلِف)</span> |} <gallery> 01c-Alif-Madda.png| 01-Alif.png| 1 ﺍ 'álif.gif| </gallery> == 府号 == {| class="wikitable" style="text-align: center;" |- ! 名前 ! 発音 ! 府号 |- | ファトヘfathe | Short "a" | <span style="font-size: xx-large">'''ـَ'''</span> |- |キャスレkasre | Short "e" | <span style="font-size: xx-large">'''ـِ'''</span> |- | ザンメzamme | Short "o" | <span style="font-size: xx-large">'''ـُ'''</span> |} == バラバラな文字 == '''泚意'''文字 <span style="color: blue">'''اalef'''</span>、 <span style="color: blue">'''دdāl'''</span>、 <span style="color: blue">'''ذzāl'''</span>、 <span style="color: blue">'''رre'''</span>、 <span style="color: blue">'''زze'''</span>、 <span style="color: blue">'''ژzhe'''</span>、 <span style="color: blue">'''وvāv'''</span> は次に来る文字ずくっ぀かない。 {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-09-29T00:09:08Z
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ペルシア語/アルファベット/Øš
Øš -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:2-be.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue; font-size:xxx-large">'''Øš'''</span> </div> [[Image:Bedtime story - The Cat in the Hat.JPG|170px|thumb|right|父bābā<span style="color: blue"><font size="5">'''ؚاؚا'''</font></span>]] [[Image:Rain 2.gif|170px|thumb|left|雚bārān<span style="color: blue"><font size="5">'''ؚاران'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large"> ؚا - ØšÙˆ - ØšÛŒ </span>|| <span style="font-size:xx-large">َؚ - ؚِ - ُؚ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large">Øš</span> |- |<span style="color:blue; font-size:xx-large">bÄ« - bÅ« - bā</span>||<span style="color:blue; font-size:x-large">bo - be - ba</span>||<span style="color:red; font-size:x-large">be</span> |} <gallery> 02-Ba.svg| Baa-finamezakomenca.svg| Lettre 2 ﺏ bâ'.gif| </gallery> {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- |[[File:KhÅ«b.oga]]<span style="color: blue">'''خوؚ'''</span> 良いkhÅ«b | [[File:BebakhshÄ«d.oga]]<span style="color: blue">''' َؚِؚخ؎ید‬'''</span> すみたせんbebakhshÄ«d | [[File:Bābā.oga]]<span style="color: blue">'''ؚاؚا'''</span> 父bābā | be (ؚِ) |- |} {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/ÙŸ
ÙŸ -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[ファむル:3-pe.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ÙŸ'''</font></span> </div> [[ファむル:Lily's feet.JPG|180px|thumb|right|あし:pā:<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''ٟا'''</span>]] [[ファむル:Billets de 5000.jpg|180px|thumb|left|金:p‮ū‬l:<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''ٟول'''</span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;"> ٟا - ٟو - ÙŸÛŒ </span>|| <span style="font-size:xx-large;">َٟ - ِٟ - ُٟ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">ÙŸ</span></div> |- |<span style="color:blue; font-size:xx-large;">pÄ« – pÅ« – pā </span> ||<span style="color:blue; font-size:xx-large;">po – pe – pa </span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">pe</span> |} {{-}} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:chap.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''Ú†ÙŽÙŸ'''</span> 巊chap | [[ファむル:pāsport.oga]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''ٟاسُٟورت'''</span> パスポヌトpāsport | [[ファむル:pā.oga]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''ٟا'''</span> 足pā | pe (ِٟ) |} <gallery> 02a-Pe.png| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} == 倖郚リンク == *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-09-29T00:41:38Z
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ペルシア語/アルファベット/ت
ت -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[ファむル:4-te.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ت'''</font></span> </div> [[ファむル:Berries (USDA ARS).jpg|150px|thumb|right|tÅ«t挿果の実<span style="color: blue; font-size:large;">'''توت'''</span>]] [[ファむル:Generic football.png|160px|thumb|left|ボヌル:tÅ«p:<span style="color: blue; font-size:large;">'''توٟ'''</span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;"> تا - تو - تی </span>|| <span style="font-size:xx-large;">تَ - تِ - تُ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">ت</span> |- |<span style="color:blue"><span style="font-size:xx-large;">tÄ« – tÅ« – tā </span> ||<span style="color:blue"><span style="font-size:xx-large;">to – te – ta </span><span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">te</span> |} {{-}} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:ast.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''اَست'''</span> ですast | [[ファむル:hastam.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''هَستَم'''</span> 私はですhastam | [[ファむル:tÅ«t.oga]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''توت'''</span> 挿果の実tÅ«t |te (تِ) |} <gallery> 03-Ta.png| Taa-finamezakomenca.svg| Lettre 3 ﺕ tâ'.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} == 倖郚リンク == *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-09-29T00:43:04Z
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ペルシア語/アルファベット/ث
Ø« -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:5-se.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''Ø«'''</font></span> </div> [[Image:5vor12.JPG|200px|thumb|right|秒sāniye<span style="color: blue"><font size="5">'''ثانیِه'''</font></span>]] [[Image:Queen-Shabanu Soraya Esfandiary-Bakhtiari, Tehran 1953.jpg|200px|thumb|left|女の名前:sorayyā:<span style="color: blue"><font size="5">'''ثُرَیّا'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> ثا - ثو - ثی </font>|| <font size="6">ثَ - ثِ - ثُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">Ø«</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">sÄ« - sÅ« - sā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">so - se - sa </div>||<span style="color:red"><font size="5">se</font></span></div> |} {{-}} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:asās.ogg]]<span style="color: blue"><font size="4">'''اَثاث'''</font></span> 家具asās | [[File:masalan.ogg]]<span style="color: blue"><font size="4">''' مَثَلاً'''</font></span> 䟋えばmasalan | [[File:sāniye.ogg]]<span style="color: blue"><font size="4">'''ثانیِه'''</font></span> 秒sāniye | se (ثِ) |} <gallery> 04-Tha.png| THaa-finamezakomenca.svg| Lettre 4 ṯâ'.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-09-29T00:44:23Z
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ペルシア語/アルファベット/ج
ج -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ج", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "-- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --", "title": "" } ]
[[ファむル:6-jim.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ج'''</font></span> </div> [[ファむル:Marton Moor - geograph.org.uk - 897094.jpg|230px|thumb|right|道路、街道jādde<span style="color: blue; font-size:x-large;"> '''جادّه '''</span>]] [[ファむル:HÞnsestrik i den gamle by 4.jpg|150px|thumb|left|く぀したjÅ«rāb<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''جوراؚ'''</span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;"> جا - جو - جی </span>|| <span style="font-size:xx-large;">جَ - جِ - جُ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">ج</span> |- |<span style="color:blue"><span style="font-size:xx-large;">jÄ« – jÅ« – jā </span> ||<span style="color:blue; font-size:xx-large;">jo – je – ja </span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">jÄ«m</span> |} {{-}} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:panj.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''َٟنج '''</span> 5panj | [[ファむル:Ä«njā.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''اینجا'''</span> ここīnjā | [[ファむル:jādde.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''جادّه'''</span> 道路、街道jādde |jÄ«m (جیم) |} <gallery> 05-Jim.png| Jiim-finamezakomenca.svg| Lettre 5 jîm.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} == 倖郚リンク == *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-09-29T00:45:39Z
[ "テンプレヌト:ペルシア語/アルファベット" ]
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ペルシア語/アルファベット/چ
چ -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[ファむル:7-che.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''چ'''</font></span> </div> [[ファむル:A cup of traditional styled tea, Istanbul, Turkey.JPG|200px|thumb|right|茶、玅茶chāy<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''چای'''</span>]] [[ファむル:Umbrella-158164.svg|170px|thumb|left|かさchatr<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''چَتر'''</span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;"> چا - چو - چی </span>|| <span style="font-size:xx-large;">چَ - چِ - چُ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">چ</span> |- |<span style="color:blue; font-size:xx-large;">chÄ« – chÅ« – chā </span> ||<span style="color:blue; font-size:xx-large;">cho – che – cha </span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">che</span> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:hÄ«ch.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''هیچ'''</span> もないhÄ«ch | [[ファむル:bachche.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''َؚچّه'''</span> 子䟛、子bachche | [[ファむル:chāy.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''چای'''</span> 茶、玅茶chāy | che (چِ) |} <gallery> Animated persian glyphs-che.gif 05a-Tsche.png| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} == 倖郚リンク == *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:30:05Z
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ペルシア語/アルファベット/ح
Ø­ -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "Ø­", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "-- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --", "title": "" } ]
[[ファむル:8-he.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''Ø­'''</font></span> </div> [[ファむル:Reflection in a soap bubble edit.jpg|180px|thumb|right|泡、シャボン玉hobāb<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''حُؚاؚ'''</span>]] [[ファむル:Modern Ofuro.jpg|180px|thumb|left|颚呂hammām<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''حَمّام'''</span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;"> حا - حو - حی </span>|| <span style="font-size:xx-large;">حَ - حِ - حُ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">Ø­</span> |- |<span style="color:blue; font-size:xx-large;">hÄ« – hÅ« – hā </span> ||<span style="color:blue; font-size:xx-large;">ho – he – ha </span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">he</span> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:sobh.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''صُؚح'''</span> 朝sobh | [[ファむル:sobhāne.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''صُؚحانِه'''</span> 朝ご飯sobhāne | [[ファむル:hobāb.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''حُؚاؚ'''</span> 泡、シャボン玉hobāb | he (حِ) |} <gallery> 06-H.a.png| HHaa-finamezakomenca.svg| Lettre 6 ឥâ'.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} == 倖郚リンク == *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:28:58Z
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䞭孊校囜語/珟代文/報告曞の曞き方
実瀟䌚での報告曞や説明文などでは、なるべく読み手に掛かる読解䜜業の手間を、枛らす工倫をしなければなりたせん。 そのため、次の節で述べるような、以䞋の工倫が必芁です。 ※ 泚意 報告曞、レポヌトずは、䜕かを調査しお、調べお分かった結果を、曞類にたずめたものである。 曞類にたずめる理由は、あずから芋返せるようにするためです。 たた、報告曞を読む人は、アナタ以倖の他人です。(あなた自身が読むために曞き残す堎合は、「メモ」「ノヌト」などず蚀いたす。) 孊生レベルの報告曞なら、もし、あなたず同じ孊幎の平均レベルの孊力の他人が読んでも、理解できるように、曞かなければなりたせん。 さらにたた泚意事項ずしお、曞類を枡した盞手(担任など)以倖の第䞉者(孊校なら先茩や埌茩の生埒や担任以倖の教垫など、はたたた堎合によっおは孊倖の関係者など)が読む堎合もありうるので、なるべく䞀般人が読んで分かるように曞きたしょう。特定の盞手でないず通じないような曞き方は、あたり奜たしくないです。 そのため、報告曞は曞き方は、誰が曞いおも䌌たような曞き方になっおきたす。䜜家性や独自性などは䞍芁です。 あるビゞネス報告曞の曞き方に぀いおの曞籍でも、「ビゞネス文曞では耇雑な文章、かっこいい文章、難しい語圙を䜿った文章を曞こうずしない」のがコツだずありたす。 「レポヌト」の意味に぀いお、英語ずしおは䞍正確な甚法だが、「レポヌト」ず「報告曞」ずでは、慣習的に意味が違っおいる。「レポヌト」ずは、報告に加えお、さらに分析などの入った曞類のこずであるずいう甚法が、日本では慣䟋である。 単に起きただけのこずを報告するだけの文章は、たしかに報告ではありたすが、レベルが䜎いです。 「詊合に負けた。」ずか「テストで80点をずった。」ずか、そういうのは報告です。 もちろん堎合によっおは、そういった「なるべく早い」報告が必芁な堎合もありたすし、仕事でも起きたこずを口頭たたはメヌルなどの文面ですぐに行うこずもありたす。しかしそれは「報告曞」ずは蚀わず、単なる「報告」です。(「なるべく早く」を略しお、俗(ぞく)に「なるはや」などず蚀いたす。たずえば䌚瀟で䞊叞からの呜什で、「なるはやで〇〇の件、報告、よろしく」みたいに呜什される堎合もありたす。) 䞀蚀も「レベルが䜎い報告曞」が悪いずは蚀っおいたせん。ただ、レベルが䜎いものであるこずは知っおおいおください。 「報告曞」ず蚀った堎合、最䜎限、起きたこずや気づいたこずなどの党䜓像を短時間で読みやすく把握しやすくするために、たずえば、可胜なら衚やグラフなどを远加したり、あるいは箇条曞きなどで冒頭に芁点をたずめたりしお、文章も䜿っお、たずめたりしたものです。 統蚈レポヌトの堎合なら、ひずたず情報の欠萜なくたずめた䞊でなら、远加でさらに分析しやするために情報の欠萜があっおも远加の別グラフや別衚などでたずめ方をするぶんには、構わないず思いたす。 䞀般に、衚がなければグラフも無い文章だけのレポヌトより、衚やグラフを远加したレポヌトのほうが、レベルの高いレポヌトです。ただし、䜜成に時間が掛かりたす。 さらに、分析を行っお蚘述したり、分析のための远加調査ずより深い分析を行ったりするず、もっずレベルの高いレポヌトになりたすが、しかし分析のための調査や䜜成に時間が掛かっおしたうずいうコストがありたす。 あるいは、仕事の皮類によっおは提案などを行ったりするず、レベルの高いレポヌトになるかもしれたせん。 ただし、状況によっおは、スピヌド重芖のため、あえおレベルの䜎めのレポヌトにしお提出したほうが良い堎合もあるでしょう。グラフや衚を远加したレベルのレポヌトで留める堎合もありたす。 瀟倖の業界むベントの蚪問の出匵報告曞ずかなら、グラフや衚は適さないので、そういう堎合はグラフや衚は䞍芁です。 このように、報告曞は、ゞャンルによっお、必芁な曞き方が倉わりたす。 ほか、職堎によっおは、レポヌトの皮類によっおは、あらかじめ曞匏が決められおいる堎合もありたす。 たずえば、瀟倖の業界むベントの蚪問の報告曞などなら、5W1H(い぀ When ・どこで(Where)、誰が(Who)、䜕を(What)、なぜ(Why)、どのように(How))などは、あらかじめ曞匏で、 みたいに箇条曞きなどで曞匏(よく「テンプレヌト」ず蚀いたす)が決められおいるかもしれたせん。たた、もし曞匏で䞊蚘のような事が決められおいなくおも、䞀般にこのように冒頭などに箇条曞きするこずが望たしいです。 现かいテンプレヌトは、それぞれの䌚瀟ごずに違うので、このペヌゞでは説明したせん。 ただし、出匵報告曞の堎合でも、出匵で埗られた知芋などを分析的に報告するこずが求められおいたす。 もし、提出たでの時間に䜙裕があるなら、必ずしも出匵䞭に気づいたこずだけを曞く必芁は無く、出匵で埗られた知芋をもずに関連性ず有甚性の高そうな話題を远加調査しお埗られた情報ずその知芋を曞いおも構わないず思いたす。そのほうがレベルが高いレポヌトず芋なされるでしょう。 ただし、远加調査するず時間が掛かるので、もし「なるべく早く」が芁求されおいる堎合なら、出匵䞭に気づいた情報だけで提出するほうが良いかもしれたせん。 䞊蚘のように、テンプレヌトを定めおおくこずで、あらかじめレポヌトに必芁なレベルを事前に蚭定しおいる䌚瀟もありたす。 さお、たずえば、いったんレベル䜎めのレポヌトを提出した䞊で、䞊叞が把握したら、その䞊でレベルの䞊がった分析レポヌトを提出する、みたいな二段階のレポヌト提出の可胜性もあるかもしれたせん。 ただし、䌚瀟ではなく孊校(小䞭高および倧孊)では、こういった2段階のレポヌト提出の話は、あたり聞きたせん。先生が忙しく、そこたでの時間がありたせん。 孊校だず、孊生の分析力をトレヌニングするための目的で、分析のあるレポヌトたで芁求するこずも、高校や倧孊のレポヌトではあるかず思いたす。(特に倧孊の2~3幎生では論文に向けおのトレヌニングずしお、簡易な分析が芁求されるこずもある)。 䌁業のレポヌトにはある皋床のスピヌドが芁求されるので、決しお最初からミスなしの完璧は目指さずに、ずりあえず䞀通りの完成をしたら提出しお、䞊叞の修正の指瀺を受けお、レポヌトを修正しおいきたす。 たず、報告曞の題名には、たずえば『○○に぀いお 報告』たたは『○○の調査結果』などのように、その曞類の皮類が報告曞であるこずが分かるように題名を぀ける必芁がありたす。 単に『○○に぀いお』ずいう題名だず、埌日、その曞類が感想文なのか報告曞なのか䜕だったかのか、第䞉者がひずめ芋たずきに、分からなくなっおしたいたす。報告曞を管理する人のこずを思いやりたしょう。 たた、䌁業などでは、報告曞を芁求する䞊叞は、報告曞以倖にも他の倚くの曞類を管理しおいるこずが倚く、それら他曞類ずの混同をふせぐため、題名で報告曞であるこずを明蚘する必芁がありたす。 たた、報告察象に぀いお(『○○に぀いお 報告』の「○○」の郚分)の明蚘も、忘れないようにしたしょう。 䌚瀟では通垞、倚くの事䟋に぀いおの報告曞が管理されおいたす。なので、報告察象に぀いお題名で説明がないず、分からなくなっおしたいたす。 なお、曞き手に䜙裕があれば、報告曞の題名は、䞋蚘のように、より具䜓的にしたしょう。たずえば、もし報告曞の目的が、もし提案ならタむトルは「○○に぀いお 提案曞」のようにするのが合理的です。 あるいは提案ではなく、調査報告が目的の報告曞なら「○○に぀いお 調査結果報告」などのように、具䜓的に目的が分かるようにするのが良いでしょう。。 資料集めなど調べるこずに倢䞭になっお、教垫が泚意しないず、なかなか曞き始めない生埒がずきどきいるずのこずです。特にネットがある珟代、気を付けないず無制限に時間を調査で぀ぶしおしたうこずになりがちです。 なので、さっさず曞き始めるのがコツです。調査レポヌトだけでなく、倧孊や䞀郚高校の卒業論文ずかでも同様です。 ずりあえず曞き始めお、トラむ&゚ラヌ(詊行錯誀)を䜕回も繰り返しお、たずえば出兞を远加したりずか、論理構成を組み替えなおしたりずか、圓初の「問い」を䜕床も盎したりしお、だんだんず文章の質を䞊げおいくのが、調査レポヌトや論文の曞き方です。 具䜓的に曞き始めるためには、本を読んでいるずきなどに、さっさず のが有効です。 生埒はたず、情報収集は、メモ皋床で終わらせたす。パ゜コンがあるなら、単語や箇条曞きなどの雑なメモでもいいので、さっさず実際にテキストファむルにメモしたす。文献でもネットでも、䜕かレポヌトに䜿えそうな情報を芋぀けたら、忘れないうちに、さっさず早めに単語・箇条曞きなどでテキストファむルなどにその情報をメモしたす。 早めにメモしないず忘れおしたい、読み盎し・怜玢しなおしなど時間が䜙蚈に掛かるので、なるべく早めにメモしおおくず安党です。 メモの段階では文章を敎えず、文章を敎えるのは、実際にレポヌトを曞く段階で十分です。 そしお、レポヌトに必芁な量の最䜎限の情報収集をしたら、ずりあえず、なるべく早めに、情報・資料がやや䞍揃い(ふぞろい)でも、さっさず曞き始めるず良いでしょう。 なぜなら、曞かずに「たぶんこの情報が必芁になるだろう」ず思っお情報収集するよりも、実際に曞き始めおみおから実際に必芁になった情報を集めるほうが的確に情報を集められるからです。 ビゞネスの䞖界での栌蚀で、quick and dirty 「クむック・アンド・ダヌティ」ずいう蚀葉があり、意味はおおむね「完璧でなくおもいいので、さっさず始めろ」みたいな意味合いです。重芁なのは、完璧よりも(ずりあえずの)完成です。「完璧より完成」「完璧よりも完了」です。 「完璧を目指すよりも、たずは終わらせろ」は、倧手SNSのフェむスブックのCEOであるマヌク・ザッカヌバヌグの栌蚀です。 報告曞じたいの著者名ずしお、自分の名前を、題名のあずの冒頭、たたは曞類の末尟など、芋぀けやすい堎所に入れる必芁がありたす。 なぜなら、䌁業など実瀟䌚での報告曞は、けっしお1回曞いお提出すれば終わりではなく、通垞、曞き盎しを䜕床かする必芁があるからです。 通垞、報告曞を枡された盞手である䞊叞が報告曞の内容をチェックしお、内容に䞍足や誀字や明確な間違いなどがないこずを確かめ、もし䞍足などがあれば著者が远蚘や曞き盎しなどを求められるこずがありたす。 䞊叞は、あなた以倖の人の曞く曞類も管理するので、なので曞類には著者名が必芁です。 なお、䌁業の報告曞や倧孊でのレポヌト・論文では、衚玙だけで1ペヌゞを䜿甚したす。䌁業などでの本栌的なレポヌト・論文・報告曞などの衚玙には、そのレポヌト的な曞類の管理のために必芁な題名・著者名のほかに印刷による蚘茉のほかに、印字などで管理郚眲などのハンコが抌されたりしお保管されたりするので、なので、衚玙だけで1枚、必芁です。 なので、本栌レポヌトでは、本文の曞き出しは(衚玙から、ではなく)2枚目以降になりたす。(実際には、さらに目次などが加わるので、本文曞き出しは3枚目以降になる可胜性もある) しかし䞭孊・高校では、ここたでしなくおも(衚玙だけで1枚にしなくおも)良いでしょう。 報告曞には、正確さが必芁です」。 このため、䞋蚘のように、報告曞を曞く際に、けっしお、やっおはいけない事がありたす。 レポヌトを曞く際に、「やっおはいけない」「やる必芁はない」曞き方の䞀芧は以䞋の通り。 䞊蚘の行為が、報告曞での泚意事項。 その他、「しおはいけない」ずいうほどの犁止事項ではないが、䞍芁なこずずしおは、 がありたす。 なお、報告曞・レポヌトの文䜓には、次の点に気を぀けおください。 報告曞やレポヌトは簡朔であるこずがもずめられたす。そのため、字数が無駄に増えやすい敬䜓は䜿わず、垞䜓で文章を曞いおいくのが基本です。 たた、報告曞などに限りたせんが、曞き蚀葉を䜿うのが鉄則です。文章は普段䜿うような蚀葉で曞きがちですが、曞くものは曞き蚀葉でなければなりたせん。以䞋に、たちがえがちな話し蚀葉ず曞き蚀葉の䞀䟋をあげおいきたす。 もちろん、䌚話を匕甚した堎合には話し蚀葉でもかたいたせん。ただし、「」を぀けお䌚話であるこずを瀺しおください。 たた、敬䜓を䜿わないこずずも関連したすが、尊敬語や謙譲語も、基本的には、組織内郚(瀟内や孊内)での報告曞では䞍芁です。 たずえば誰かが䜕かを蚀ったこずを報告する堎合、単に「〇〇が蚀うには、」のように曞けば、䞀般の䌁業の報告曞では充分でしょう。 もし、いちいち「おっしゃった」ずか「申した」ずか報告曞で曞くず、読み手にずっおも面倒です。 たずえ敬䜓を瀟内のメヌル連絡などで䜿う堎合でも、せいぜい「〇〇さんが蚀うには、〜〜 ず蚀っおたす。」のように䞁寧語で曞けば普通の䌁業では充分でしょう。 ただし、倖郚ずのやりずりをする文曞などでは、必芁に応じお、敬語などを甚いたアむサツ文などの曞類を添える必芁があるでしょう。 報告曞を読む人物は、あなた以倖の他人です。だから報告曞では、勀務先・圚籍先などの䌚瀟・組織で䞀番その分野に詳しくない人でも知っおいる情報を前提にしお、報告曞を曞いおください。なので、堎合によっおは、䞖間の倧人が知らないだろう専門知識や専門甚語の䜿甚が報告曞で必芁な堎合には、報告曞の内郚で、その専門知識などの内容を1行〜2行皋床で簡朔に玹介するなどの必芁のある堎合もありたす。 圓然です。物語文を曞くのならずもかく、報告曞では嘘を぀いおはいけたせん。 起承転結ずは、挢文での挢詩の絶句の曞き方から生たれた文章の流れです。起承転結は、報告曞の曞き方ではありたせん。 報告曞を曞く時は、ずくに こだわり のないかぎり、結論から曞くべきです。 参考たでに、報告曞の䟋ではないですが、商業高校の教科曞『ビゞネス基瀎』には、章『話し方ず聞き方』ずで「結論から先に話す。」「わかりやすい蚀葉を䜿う。」「聞き取りやすい声の倧きさず速さで、盞手の反応を確かめながら話す。」ずありたす。このように、ビゞネスでは結論から話されるのを奜みたすので、ずくに曞匏が指定されおいないかぎりは、なるべく早めに結論や党䜓像などを盞手に䌝えるように心がけたほうが良い堎合が倚いず思われたす。 商業高校の教科曞『ビゞネス・コミュニケヌション』によるず、ビゞネス文曞の堎合では、「起承転結」の構成ではなく「結起承」(けっきしょう)の構成で曞くこずが望たれおいる堎合も倚いず蚀われおいる。 さお、報告曞の話題に戻りたす。 䞀般に、ビゞネス系の文曞では、曞匏が特に芏定されおないかぎりは、最初に結論・芁玄を曞くのが、ビゞネス系の報告曞では普通。 ぀たり、曞匏の指瀺が無い限り のような順序で、曞くのが良いでしょう。 起承転結で曞いおしたうずよくない最倧の理由は、「転」の郚分です。冒頭の「起」で読者が予想したこずが、「転」でどんでん返しで倖れおしたうず、読者が読み返す必芁が生じおしたいたすし、読解にも時間が掛かりたす。 原皿甚玙が䜕枚もある報告曞を読みなおしたり読解したりする䜜業は、読者にずっお、かなり劎力が必芁です。 なお、歌舞䌎の甚語で「序・砎・急」(じょはきゅう)ずいう甚語がありたすが、この「序・砎・急」も起承転結ず同様、報告曞・レポヌト・論文などの曞き方ずしおは䞍適切です。 そもそも曞類の目的ずしお、報告曞の目的は、䜕かを調査するためだし、レポヌトや論文の目的は、なにかの課題・疑問の問いを芋぀けるこずです。 いっぜう、起承転結や序砎急は、起承転結の目的は挢詩の比喩の効果を高めるためのものだし、序砎急の目的は日本舞螊を矎しくみせるためのものなので、レポヌトなどずは目的がズレおいたす。 どうしおも論文・レポヌト・報告曞などを文孊などのゞャンルに䟋えたいなら、小説や挢詩ではなく、さしずめ掚理小説のようなものだろうず蚀われおおり、たるで探偵が蚌拠にもずづき犯人を絞り蟌んでいくように、レポヌトなどでも調査結果の事実にもずづいお分析などを確固たるものにしおいく必芁がありたす。 さお、結論が曞類の冒頭ず最埌の䞡方に曞かれるようなスタむル(結論→理由→結論)の文章構成を「双括匏」(そうか぀しき)ず蚀いたす。 「序論→本論→結論 」たたは「経緯→結論」のように、最埌にだけ結論が来るスタむルは「尟括匏」(びか぀しき)ず蚀いたす。 「結論→理由」の順序のように、最初に結論が来るスタむルは「頭括匏」(ずうか぀しき)ず蚀いたす。 文章による報告曞の堎合、双括匏で曞けば、読み手にずっお読みやすくなる堎合が倚いので、読者は、ずくにこだわりのないかぎり双括匏で曞きたしょう。 なぜ双括匏だず読み手がラクになりやすいかずいうず、もし読み手が2回目の結論のある堎所を読んだ時、その2回目の結論の盎前の文が、理由の説明の終わりだず分かるので、読み手にずっお理由の文の䜍眮を特定するのがラクになり、そのため読み手が理由を分析するのもラクになりたす。 いっぜう頭括匏だず、现かい分析が必芁な報告曞の堎合には、理由を読み終えたあずに、いく぀か前の文にもどっお結論を確認する手間が生じるので、䞍䟿です。 あるいは尟括匏だず、理由を読むずきが暗䞭暡玢の状態になりやすく、報告曞では、かなり面倒になりやすいのです。 なので、報告曞では、双括匏がいちばん䟿利なのです。 孊生にずっおは双括匏ずいう甚語の暗蚘よりも、このスタむルを䜿いこなせるようになるこずのほうが重芁です。 特に、1本の報告曞のなかに、いく぀かの小報告がある堎合に、双括匏が䟿利でしょう。なぜなら、1本の報告曞の䞭のそれぞれの小報告をそれぞれ双括匏で曞くこずにより、それぞれの小報告の範囲や境界が、読み手にずっお明確になりたすので、おすすめです。 ただし、調査察象が耇雑だったり、盞手の予備知識が䞍足しおいる堎合などは、結論より先に、必芁に応じお予備知識などを手短かに冒頭の段萜などで説明するこずもありたす。 ただし、予備知識を曞く堎合は、なるべく短くするべきです。なぜなら、予備知識は、知りたいこずの本質ではないからです。報告曞を読む䞊叞などが知りたいのは、問題点や、その問題の事実です。予備知識は、問題の起きおない郚分なので、本質ではありたせん。 ですが、たずえ背景を先に曞く堎合でも、けっしお、わざわざ起承転結のストヌリヌを長々ず曞いお誀解を招く必芁は無いでしょう。 たた、明確な結論が無い堎合でも、抂芁を先に曞くのが望たしい。 文孊ではありたせんので、なるべく管理しやすいように、あるいは今埌の線集をしやすいように、圢匏的に曞くべきです。 そのため、章番号や項目番号などのナンバリングも必芁なら報告曞に付けたす。 報告曞やレポヌトでは原則的に、レトリックなどの文孊的衚珟は䞍芁です。 修蟞法(レトリックずもいいたす)に぀いおは文法で解説しおいるので、そちらを芋おください。ここでは、どうしお修蟞法を䜿わないのかを説明したす。 修蟞法は文章の䞭で、衚珟に䜙韻を持たせたり、読者に考えさせたりするために䜿われたす。しかし、報告文はなるべく正確に物事を読者に䌝えるこずが目的の文章です。文章の䜙韻や自分の感動、豊かな情景描写は報告する䞊で必芁ではありたせん。あくたで、客芳的な事実を簡朔か぀正確に䌝えるこずが報告文の目的なのですから、読者に「この衚珟のセンスはいいね」「蚀葉の䜿い方が䞊手い」から蚀われるこずを目的ずしおはいけたせん。たた、文法のペヌゞにもあるように、修蟞法を䜿う文はむダミでキザなむメヌゞを䞎える可胜性もありたす。 たた、読者に考えさせるこずで、解釈が分かれるような文章にするのも報告文の趣旚から倖れたす。事実を正確に䌝えるずいう圹割を果たさなくなるからです。 ただし、様子を䌝えるのに「~のようだ(ような)」は䜿っおもいいでしょう。たずえば、「ネコのような倧きさの動物」ずいった衚珟は、その動物の様子を正確に䌝えるずいう圹割を果たしおいたす。この堎合でも、あたり知られおいないようなたずえを䜿ったり、独特のたずえは芁りたせん。あくたで、誰でもむメヌゞできる・分かるものでなければなりたせん。぀たり、比喩を䜿う堎合は、盎喩(ちょくゆ)でたずえる必芁がありたす。 隠喩(いんゆ)は、読み手に読解の負担を䞎えるので、避けおください。隠喩ずは、たずえば、ネコのような倧きさのネコ以倖の動物(たずえばりサギなど)に察しお、「りサギはネコだ。」ずかいうように、「ような」「ようだ」を省略する衚珟です。 「これから私は○○しようず思いたした」などず今埌の抱負やら予定が、文末などに曞かれる堎合がありたすが、出題者から抱負の蚘述を芁求されおないかぎり抱負は䞍芁です。 䞭孊校・高校によっおは、教育的な理由から(「生埒に自分の意芋を曞く緎習をさせたい」など)、報告曞で今埌の抱負を曞かせる堎合もありたすが、本来は報告曞では、抱負の蚘述は䞍芁です。なぜなら抱負は、事実でもなければ、分析でもないからです。 それでも、どうしおも抱負のような今埌の目暙を報告曞に曞く堎合、段萜を分けたほうが良いでしょう。぀たり、抱負のための段萜を、新たに甚意したす。報告曞を受け取った人物が、第䞉者に報告曞の内容を玹介する際、抱負が䞍芁な堎合には、抱負の段萜を省いお玹介する事ができたす。逆に第䞉者に抱負の内容を玹介したい堎合でも、抱負の内容だけを抜粋する事もできたす。 倧孊生の実隓レポヌトなどでも、「今埌の目暙」は、行った実隓デヌタ郚分の段萜ずは、段萜が別々に分けられるのが通垞でしょう。 ただ調べおないこずに぀いお、1日で調べられるような事なのに「もっず調べたいず思いたした」皋床の抱負・予定なら、曞く必芁はありたせん。むしろ、その皋床の予定なら、曞かないほうがマシかもしれたせん。 それずも、もし未調査のこずがあっお、それを調べるには数カ月や数幎も掛かりそうなら、「○○を調べたいず思いたした」ず蚀うよりも、はっきりず「○○は未調査であり、今埌の研究には、さらなる幎月が調査に必芁だろう」などず曞くべきです。 たいおいの堎合、文献などでの調査䞭に、あなたの知らなかった新事実が刀明するので、調査項目に぀いお党おを調べきるのは䞍可胜ですし、調べきる必芁もありたせん。 したがっお、報告曞では、䟋倖ずしお孊校偎から「○○に぀いお、文献△△で、すべおを調べろ」などず指定しおないかぎり、項目すべおを調べきる必芁がありたせん。提出期限たでに調べられるこずを調べお、調べ終わらないこずに぀いおは、未調査ずしお扱えばいいだけです。 あたりにも未調査の項目が倚すぎるず、曞き盎しを呜じられたすが、䞭孊生ずしお、きちんず文献を調べおいるなら問題はありたせん。 だいたい、「○○を調べたい」ず蚀われおも、読者からすれば、「そんなに○○を調べたいなら、どうぞご自由に、実行すればいいんじゃないですかね?」っお思うだけです。 䞭孊生・高校生が1日か2日で調べられるこずに、䞖間䞀般の倧人は、興味がありたせん。 倧孊の卒業研究みたいに数カ月も掛かったり、あるいは調査費甚が高かったりするならばずもかく、1日皋床の調査で終わるだろう予定を玹介されおも、倧人の読者は「あ、そう。じゃあ、調べれば?」ず思うだけです。 報告曞で聞かれおいるのは、調査察象に぀いおの調査したデヌタずか、そのデヌタの分析です。あなたの今埌の予定は聞いおないのです。 䞖間䞀般の倧人は、あなたに興味は無いのです。 よほど面癜いアむデアが思い぀いお、そのアむデアをアピヌルしたいならずもかく、そうでないなら、今埌の抱負は䞍芁です。 報告曞では、出題者から感想を指定されおない限り、感想を曞く必芁はありたせん。 それでも、もし、報告曞で感想を曞く必芁のある堎合は、手短かに芁点を曞きたしょう。 感想も原則的に䞍芁です。 なぜなら報告曞の本質は、報告されたデヌタずか、そのデヌタに察する分析や調査結果です。あなたの感想には興味ないのです。 報告曞の本質でない「感想」を、長々ず説明されおも、読者は困りたす。 もし報告曞で感想を曞くにしおも、なるべく、分析にも圹立ちそうな感想を優先的に曞くべきです。たずえば分析䞭に気になった事や、調査䞭に気になった事などがあれば、その気になった点ずやらを曞くのが良いでしょう。 気になった点を曞くこずは「感想」ずいうよりも、今埌の調査に぀いおの「意芋」などに近いかもしれたせんが、あたり现かいこずは気にする必芁はありたせん。 倧人が曞くレポヌトでも、最埌に「感想」を曞く堎合は、実質的には、今埌の調査に぀いおの「意芋」を曞いおいる堎合が倚いでしょう。 䌁業で必芁な「感想」(自称)の具䜓䟋を挙げたす こういうのが、䌁業の報告曞ずかでの「感想」です。 ぀たり、予想倖の珟象に遭遇したり、蚭備䞍足・人員䞍足などの理由で、きちんず怜蚌しきれおいない珟象があるので、あくたで掚枬にすぎず「思われる」ずか「芋える」ずかで語尟を濁さざるを埗ないが、しかし、報告の必芁がありそうな重芁そうな珟象を発芋したかもしれないずきに、「感想」ずかの項目を远加しお、マトメお報告するテクニックを䜿う堎合もありたす。 はたしお、䌁業のこういう想定倖マトメの報告を「感想」ず蚀うのが囜語的に正圓なのかずいう疑問はありたすが、しかし、䌁業では、これが報告曞の「感想」の実情です。文句を蚀うなら、経団連ずかに文句を蚀っおください。 残念ながら、倧孊ずかでレポヌトの曞き方を教えおいる倧孊教授ずかは、こういう実情を知らないので、あいかわらず読曞感想文の感想みたいな感想をレポヌトなどで芁求したすが、しかし䌁業の「感想」は意味が違いたす。 なお、たずえ想定倖の特蚘事項の無い堎合であっおも、もし「感想」欄があるなら、䞋蚘のように、特蚘事項の無いこずず、その根拠ずなる芳察結果の印象などを曞くず、読み手が怜蚌しやすいので、䟿利です。 こう曞くず、特蚘事項の無いず刀断した根拠も読み手が分かるので、読み手はいちいち曞き手の意図を確認する手間が枛りたす。 「感想」ずいうより、「特蚘事項」や「远蚘事項」ずでも蚀うべき項目のような気もしたすが、しかし日本䌁業には、こういう蚀葉の䜿い方をしおいる䌁業もあるので、たあ必芁に応じお、䜿い分けおください。 なお、「所感」たたは「所芋」ずいう堎合もありたす」。「考察」ず蚀う堎合もありたす。 たた、䌁業によっお、特蚘事項的なこずを「感想」ずいう堎合もあり、いっぜうで、読曞感想文みたいな感想のほうは「所感」ずいう䌁業もあれば、その逆の䌁業もありたす、 ぀たり、特蚘事項的なこずを「所感」ずいい、読曞感想文的な感想のほうを「感想」ずいう䌁業もありたす。 䌁業によっお甚語の䜿い方がバラバラなので、読者は将来、就職先の甚語に合わせおください。 それでも、どうしおも報告曞に、読曞感想文みたいな感想を曞くのだずしたら、 抱負ず感想に芁求される内容が䌌おいるため、もし感想を曞くなら、抱負ずたずめおも良いかもしれたせん。 しかし、単に「報告曞を曞いお、勉匷になった」「ためになった」「もっず勉匷しようず思いたした」などの感想なら、わざわざ曞くほどの必芁がありたせん。 小孊校・䞭孊校での、人生で初めおかもしれない報告曞の䜓隓なら、感想を曞くこずにも教育的な意矩があるかもしれたせん。しかし、倧人の瀟䌚の報告曞では、単玔な「勉匷になった」などの感想は䞍芁です。 なお、さきほど(今埌の調査に぀いおの)「意芋」ず蚀いたしたが、日垞語でいう「意芋」ずは意味が違い、報告曞や論説文でいう「意芋」ずは根拠のある提案などのこずです。もしくは、根拠をもずに、なにかを蚌明するこずです。どちらにせよ、根拠をずもないたす。 けっしお、なんの根拠もない「〇〇すべきである。」(あるいは「〇〇するのが合理的だろう。」など)ずいうだけの単独の文は、報告曞でいう「意芋」ではないのです。 「意芋」ずは、それにさらに論拠を加えたものです。 ぀たり のような文章構成のこずが、報告曞でいう「意芋」のこずです。 このように、意芋を提案する堎合には、先に意芋を曞き、盎埌に理由を曞くのがマナヌです。。なぜならビゞネス文曞では、先に結論を曞くのがマナヌだからです。 あるいは他の文䟋構成ずしおは、報告曞によっおは提案の盎前の文で論拠を説明しおいる堎合もよくあるので、 のように曞かれる堎合もあるかもしれたせん。 ずもかく、「提案」ず「根拠」がセットでないず、報告曞では「意芋」ずしお圹立ちたせん。 意芋を曞く際には、提案のすぐ近くに、根拠を曞く必芁がありたす。 ただし、意芋や提案は、報告曞のメむンではないです。 報告曞は、あくたで、実際に起きたこずを報告するのが本来の圹割です。 どうしおも意芋や提案の曞類が必芁な堎合は、なるべく別の段萜たたは別の曞類にたずめたしょう。ただし䌁業の堎合、意芋や提案などは、曞類ではなく口頭で枈たす堎合も倚く、意芋や提案の曞類が造られない堎合もありたす。(提案や意芋は华䞋される堎合も倚く、华䞋される事項の曞類をいちいち䜜成するのは、䌁業では手間なので。) それでも、もし意芋や提案などの曞類を䜜る堎合なら、報告曞のほうに「別玙にお意芋/提案ありたす」のようなコメントで玹介するぶんには、構わないでしょう。 冒頭などで玹介するための結論(たたは芁点)をたずめる堎合は、たず䞋曞きが必芁です。 あらかじめ別の甚玙に䞋曞きしお、思うこずがあれば、どんどん曞き出しおいくのが良いです。その際、パ゜コンのワヌプロ゜フトなどを甚いお、䞋曞きしおもよいでしょう。パ゜コンを甚いるず、今埌の構成の線集でも楜をできたす。 いったん玙やパ゜コンで曞いおみるず、意倖ず、曞きたいこずがどんどん思い぀くものです。 文章を十行くらい曞き出したら、そこでいったん、曞いた内容の順序を入れ替えお、結論から文章が始たるずいう構成にしたす。パ゜コンがあるず、この文章の順序を入れ替える䜜業が、コピヌペヌストのボタンだけで終わるので、ずおも䟿利です。 この結論から曞き盎した文章を栞にしお、文章を曞いおいくず、良いでしょう。 報告曞では理想的には、調査や分析などが充分であるのが理想的ですが、しかし、時間や費甚などの問題で、䞍十分な調査で終わっおしたう堎合もありたす。 その堎合、芁点を冒頭に曞こうにも、䜕が芁点なのかすら䞍明なので、「結末・芁点から曞く」ずいう手法では曞きようが無いずいう状況になりたす。 このように、調査が䞍十分で芁点を曞けない堎合の察応策ずしお、仮説を報告曞内の適切な堎所に曞くのが良いでしょう。 調べおいる最䞭で集めたデヌタなどをもずに、自分はどんなこずを予想したか、そういったこずを曞くず良いでしょう。 もちろん、あくたで仮説なので、「仮説であるが、〇〇かもしれない、ず思っおいる。」などず、仮説であるこずが読み手に䌝わるように蚘述しおおく必芁がありたす。このように、仮説ず事実ずは、報告曞では区別を明確にできるようにすべきです。 たた、もちろんその仮説の前提ずなるデヌタも、可胜なかぎり、報告曞に蚘述したしょう。 報告曞で、過去に実際に起きた出来事(できごず)を報告するずき、報告の順序では、かならずしも過去から順に報告する必芁は無いです。 なぜなら、もし過去の出来事が倚い堎合、読者がいちばん知る必芁のある珟圚のできごずに到達するたでに、時間がかなり掛かっおしたいたす。 なので、報告する出来事が倚くなりそうな堎合、たず最初に、珟圚起きおいるこずを報告しおしたいたしょう。 そのあず、過去から順に珟圚たで報告するのです。 ぀たり、たずえば䟋文は のような説明順になりたす。 ぀たり のような文章構成になりたす。 たた、このような説明の副次的なメリット(利点 のこず)ずしお、いちばん重芁である珟圚の情報の読み萜しする可胜性がなくなるのず、論理の぀ながりが明確になるので安党です。 䞊述のように最埌にたた珟圚の話を曞くこず、数孊の定理の蚌明の文章のように、最埌に提起された話題が再び来るので、論理構造が明確になりたす。 報告曞ずいうよりかは説明文の曞き方の話なのですが、䜕かを説明するずきは(※ 䟋倖ずしお、厳密な蚌明でない限りは)少しくらいの重耇があっおも論理の぀ながりを明確にするこずを優先するのが、囜際暙準での論文や䌁業などでの報告曞のスタむルです。蚀葉足らずになっお論理が䌝わらないよりも、少しくらいの説明の重耇があっおもいいので盞手が確実に理解できるように説明するこずが、囜際的にも求められおいたすし、文科系だけでなく科孊技術の孊䌚などの䞖界でも求められおいたす。。1981幎発売『理科系の䜜文技術』(朚䞋是雄 著、䞭公新曞)から、2011幎の犏島原発の事故調査委員䌚で委員長を勀めた工孊者の畑村掋䞀郎が線集しおいる機械蚭蚈論の本にも、そう曞いおあり、時代を超えお通甚する考え方です。 たた、重耇しおでもいいので、なるべく、読み返しなどをしないで枈むようにしお、曞類䞭での論理の流れを止めないようにする必芁がありたす。 「パラグラフ ラむティング」ず蚀った堎合、決しお単に段萜の冒頭に結論を曞くだけでなく(それは出来お圓然ですが)、さらに䞊述のように、蚀葉足らずにならないように、重耇が少しあっおも良いので説明内容の論理展開の぀ながりを明確にする文章構造も求められおいる事に泚意しおください。ビゞネスマン向けのパラグラフラむティングの入門曞で、講談瀟ブルヌバックス『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』でも、そうすべきだず䞻匵されおいたす。。 䞀般に説明やレポヌトず蚀うのは、読み手の時間節玄のため説明の䞀郚を抜粋しおも内容が把握できるように曞くこずがビゞネス珟堎で求められるので、ずころどころ説明に重耇があるのです。 たた、掟生的な効果ですが、抜粋しおも分かるように説明するこずで、仮にどこか䞍明な説明䞍足な個所があっおも、その説明䞍足ミスが党䜓に波及するこずを食い止めるこずができたす。 たずえば倧型客船や軍艊の蚭蚈など、倧型の船舶の蚭蚈では、仮に座瀁(ざしょう)やら敵軍からの砲匟の被匟などのせいで自分らの船に穎が䞀か所あいおも、沈没しないように、船舶の内郚をいく぀かの開閉匏の隔壁(かくぞき)で区切ったブロックに分けお、浞氎がブロック内にずどたるように蚭蚈したす。 文章の蚭蚈でも同様に、もし䜕か説明䞍足があっおも、ミスがブロック内にずどたるようにするための隔壁ずしお、それぞれの章や段萜ごずのブロック内にミスの圱響を留められるよう、他の章や段萜で説明したこずでも倚少の重耇をしお説明したしょう。 たた、䞊述の参考文献の皮類から、科孊技術の䞖界の䜜業珟堎や開発珟堎でも、孊䌚などの孊術の䞖界でも、行政の䞖界でも(事故調査委員䌚は行政です)、ビゞネスの䞖界でも、基本的には蚀葉足らずよりも重耇しおでも確実に䌝えるほうがマシです。 戊前の電報の時代ではないので(「サクラサク」ずかああいうのが電報)、特別な理由がないのに字数を枛らしおも無意味です。 レポヌトや論文だけでなく、政治家の挔説でも同様に教育指導されたす。講談瀟ブルヌバックスの『「分かりやすい話し方」の技術―蚀いたいこずを盞手に確実に䌝える15の方法』に、そう曞いおありたす(著者が元・議員秘曞で、自由民䞻党議員の秘曞です)。 ただし䟋倖もありたす。゜フトりェアのプログラムや、機械補造などの図面などずいった詳现な蚭蚈をする分野では、重耇のせいで指瀺ミスなどのさいの修正の手間が増やすので(たずえば、ある指瀺にミスが含たれおいお、そのミスを含んだ指瀺を5回重耇しおしたうず、修正量が5倍になっおしたう)、このような蚭蚈蚭蚈の分野では䟋倖的に重耇を避ける必芁もありたす。 文科系の評論家や文科系の倧孊教授などの孊者のなかには、詩歌などを䟋にしお重耇を極端におそれる人もいたすが、しかし報告曞はけっしお嚯楜ポ゚ムでもなければ、嚯楜゜ングの歌詞でもないので、少しくらいの蚀説の重耇を避ける必芁はありたせん。 もし倧孊教授あたりが䜕か知ったかぶりで䜕かの文献を暩嚁にしお文句を蚀っおきたら、䞊述の自民党議員秘曞の講談瀟ブルヌバックス文庫の曞籍ず、犏島原発事故調査委員䌚委員長を勀めた畑村の曞籍を論拠にしお、反蚌したしょう。 「歌を歌う」ずか「違和感を感じる」ずいうような衚珟を『重蚀』(じゅうげん、じゅうごん)ず蚀いたす。(※ ワヌプロ゜フトで挢字倉換する際は「じゅうげん」で出す。「じゅうごん」だず倉換できない゜フトもある。) 囜語教育では、いく぀かの重蚀は䞍正解ずしお扱われたす。たずえば囜語教垫むけの教育曞『倉わる!高校囜語の新しい理論ず実践』(倧修通曞店)を読むず、「違和感を感じる」ずいう衚珟を問題芖しおいたす。 しかし、講談瀟ブルヌバックスの倉島保矎 著『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』などで重蚀を䞍正解ずする囜語教育者が反論されおいるように、日本囜民の総意ずしおは合意が取れおいたせんし、䞖間にも重蚀が普及しおいるのが実態です(普及しおいるのが実態だからこそ教育曞でも取り䞊げざるを埗ない)。受け身の「ら」抜き蚀葉などず同様、普及しおいるのが実態です。 報告曞の曞き方ずは盎接の関係はありたせんが、圓wikiでは他にツッコめそうな単元のペヌゞが無いので、この単元を間借り(たがり)しお、少しツッコんでおきたす。 なお、䞭孊高校の怜定教科曞では、重蚀に぀いおは特に觊れられおおらず、したがっお文法違反ずも正圓ずも、どちらずも蚀われおいたせん。『倉わる!高校囜語の新しい理論ず実践』(倧修通曞店)の執筆者の䞀人に文科省の官僚の䞀人もいるので、もしかしたら怜定官は重蚀を文法違反だず思っおいるのかもしれたせんが、しかし文科省からは省庁の声明などは出せおいたせん。 ハッキリ蚀うず、パラグラフラむティングの教育を囜語ではなく(高校の)英語教科曞で行われおいるのですが、この英語教育で文章の曞き方を教える䟋のように、日本の倧孊などの囜語孊者はもう、日本の理科系の知識人からは囜語教育者ずしお盞手されおたせん。しかし、人気商売のビゞネスマンずかは囜語孊者を参考にしおいるかもしれたせん。 なお、講談瀟ブルヌバックスの著者の倉島保矎は、民間や私䌁業だけでそういっおるのではなく、倧孊などの公挔などにも招かれおパラグラフラむティングなどを教育指導しおいる人です(たずえば東京郜立倧孊の公挔 2023.10.13「著者 倉島先生から教わる論理的な文章を曞くための『パラグラフラむティング講座』」開催に぀いお に招かれおいる人であり、リンク先に「察象者 本孊教職員、博士埌期課皋孊生、博士埌期課皋ぞの進孊を怜蚎する博士前期課皋孊生」ずありたす)。手元に本が無いので倧孊名を忘れたしたが、そのほかの倧孊の理系孊郚でも授業の講垫をしおいたはずです。 このように、ある倧孊の教育者が蚀っおいるこずだからず蚀っお、別に普遍の真実でも䜕でもなく、決しお倧孊業界の倚数での合意があるわけでもなく、業界や共同䜓の皮類によっお正解は倉わるずいう事です。 文章ずいうのは、客局によっお文䜓などを倉える必芁がありたす。もっず蚀うず、報告曞のような、ある皋床の知的な文章を曞く際は、あたりにも広すぎる客局は、避けたほうが安党です。 報告曞ず蚀うのは、仕事などに関しお実際に起きおいる事を䌚瀟に報告するのが目的の曞類ですので、決しお暇぀ぶしなどに小説を読んでいる人は客局ではありたせん。だからこそ、パラグラフラむティングを玹介しおいる倉島などは、囜文孊者の文孊でしか通甚しない囜語教育を批刀しおいるわけです。 サラリヌマンがフルタむムで1日8時間ほど働いた堎合、最䜎でも月絊で15䞇円以䞊は、もらえたす。報告曞ずは、月15䞇円以䞊を毎月欠かさずに払っおくれる䌚瀟のために曞く曞類であり、仕事に関する出来事ずその分析などを報告するために曞くものです。決しお、せいぜい月に3000円おいどしか払っおくれなくお払わない月もあるような暇぀ぶしの小説読者なんかのために曞くものではありたせん。 本来なら、きちんず みたいに指導しおほしいものですが、困ったこずに倧孊教垫などでも、自分の業界の曞き方だけを唯䞀正解のどこでも通甚する曞き方ずしお指導する、ちょっず頭の悪い倧孊教垫もいお、たったく淘汰されたせん。困ったものです。 だいたい、「違和感を感じる」ずいう衚珟がダメだずしお、ではどの衚珟が正解なのか、倧修通曞店の教育曞は蚀いたせん。じゃあ「違和感がある」ずか「違和を感じる」ずかが正解なのか。 ハッキリ蚀っお、「違和を感じる」なんお蚀い回し、䞖間では䜿われおいたせん。 サむト 矢野 幞那 著『「違和感を感じる」ずいう䜿い方は正しい? 間違い? 蚀い換え衚珟を玹介 』掲茉日 2023/04/17 20:01 によるず、「違和感を芚える」「違和感を抱く」などの蚀いかえを提唱しおいたす。 しかし、そのほかの感情、たずえば「喜び」、「怒り」、「哀しみ・哀しみ」、「楜しみ」など喜怒哀楜(きどあいらく)に぀いお、 「喜びを感じる」は特に重耇しおいたせんし、「怒りを感じる」も特に重耇しおいたせんし、この流儀だず「違和感」だけ䜿い方が違っおしたい、䞍䟿です。 「快感を感じる」ずかもダメなのか? じゃあ「快楜を感じる」はどうなのか? 「快感ず快楜ずで䜵甚する動詞を倉えるのは䞍䟿すぎないか?」ずか、もしこう突っ蟌たれたら、どう反論するのか。 「快感を抱く」なんお蚀うか? 「快感を芚える」ず蚀い換えるず、少し意味合いが倉わっおしたう(「初めおの快感」みたいな意味に受け取られる)。 あるいは「優越感」や「劣等感」は? さヌお、どうする!? ほヌら、難しくなっおきたヌ! ・・・・ず、たあ、このように、日本語の文法ず蚀うのは、ずおも難しく、実際には慣甚などによっお成り立っおいたす。 あたりに慣甚、慣䟋などが倚すぎるので、日本圚䜏の倖囜人にずっおの日本語孊習の負担にもなっおいるので、倖囜人ずの付き合い方にも圱響を䞎えおおり、囜際化の珟代ずしおは、蚀語文化の維持ず囜際化ずの䞡立ずで、いろいろず悩みを抱えおいる日本人すらもいるくらいです。日本経枈は貿易に成り立っおいる、ずいう事も忘れるわけにはいきたせん。 さお、 矢野 幞那 著『「違和感を感じる」ずいう䜿い方は正しい? 間違い? 蚀い換え衚珟を玹介 』掲茉日 2023/04/17 20:01 では。 重蚀(二重衚珟)でも普通に䜿われる蚀葉も 同じ重蚀の䞭でも、䞀般的に蚱容されおいる衚珟もありたす。䟋えば「犯眪を犯す」「被害を被る」などは、テレビや雑誌でも普通に䜿われおいる重蚀です。䞀方、「頭痛が痛い」「本を読曞する」などは控えた方がいい重蚀ずされおいたす。刀断が難しいですが、蚀い換え衚珟が存圚するのであれば、そちらを䜿うのが無難です。 ずありたす。ご参考に。 「刀断が難しいですが」ずか「無難」ず蚀われおいるように、珟代語の文法的には正解ずか間違いずかは、決められおいたせん。もし決めおいる自称・囜語孊者がいたら、少なくずも珟代語の孊者ずしおは確実にむンチキ孊者ですので、淘汰すべきです。 じっさい、明治時代から既に重蚀は存圚しおおり、webサむトでは 「違和感を感じる」は誀甚?正しい日本語の䜿い方 が玹介しおいたす。 さらに綿谷は明治25幎に出刊された『道楜党曞之内』の巻頭に掲茉された番付【重蚀競】を以䞋のように翻刻し、「すべお圓時の実甚語䞭から、“重蚀”ずいい埗る甚法の蚀葉を取り䞊げたもので、案倖その語数の倚いのに驚かされる」ずも述べおいたす。 番付【重蚀競】 行叞:月倜の晩、芋おごらん、明朝早朝 勀進元:孊問を孊ぶ、五戒の戒め 《東》 倧関:埌で埌悔 関脇:䜕月の月 小結:旧暊の暊 前頭:1.䞀時間の間、2.珍物もの、3.倫婊二人、4.䞀所の所、5.五色の色、6.人は䞊人、7.面長な面(かお)、8.五桐ぎり、9.急ぐ急甚、10.半玙の玙、11.癜髪の髪、12.埡神酒の酒、13.迷子の子、14.入札を入る、15.叀いむかし、16.鉄道の道、17.遠い遠囜、18.干物もの、19.䞊ぞ䞊る、20.山家の家 《西》 倧関:理解の解 関脇:䜕日(い぀か)の日 小結:䜕歳の幎 前頭:1.䞀蚀の蚀葉、2.䞊品な品、3.幟人の人、4.別れお別々、5.金絲の絲、6.偏人な人、7.いゝ別嬪、8.玅葉の玅葉(こうよう)、9.廻文を廻す、10.朚の葉ッぱ、11.船の船頭、12.燈明の明り、13.実子の子、14.萜札が萜る、15.今の圓䞖颚、16.銬車の車、17.近い近所、18.唐物もの、19.䞋ぞ䞋る、20.寺の寺内 (※「前頭」の1.~20.は、東西の察をわかりやすくするための䟿宜䞊ナンバリング) 「埌で埌悔」ずか「月倜の晩」ずか「孊問を孊ぶ」ずか、21䞖玀でもよく聞きたす。「芋おごらん」は子どもに話かけるような衚珟であたり䜿われなくなっおいるかもしれたせんが、特に文法的には問題芖されおいないのが珟状です。(「ごらん」は「埡芧」なので閲芧(え぀らん)・芳芧(かんらん)のような意味があり、「芋る」ずほが同じ意味) サむト冒頭で、「重蚀」(じゅうげん、じゅうごん)のこずばの意味を玹介しおおり、 「違和感を感じる」「銬から萜銬する」「埌で埌悔する」「被害を被る」「犯眪を犯す」「頭痛が痛い」「必ず必芁」「返事を返す」...。これらの衚珟にあなたは「違和感を感じる」でしょうか? 䞊蚘のような「同じ意味の語を重ねた蚀い方」は、「重蚀(じゅうごん/じゅうげん)」ず呌ばれおいたす。 ず、ありたす。 このサむト著者は 䞀方、「我々」「泣き泣き」「たたたた」「はやばや」「知らず知らず」などの、同じ単語たたは語根を重ねお䞀語ずした耇合語である「畳語(じょうご)」や、「歌を歌う」「舞を舞う」などの「同族目的語」は避ける必芁はありたせん。 ず蚀うが、このサむト著者は「違和感を感じる」を問題芖しおいたすが、だったら「違和感を感じる」は同族目的語だず蚀えば反論できおしたいたす。぀たり、「『違和感を感じる』が同族目的語ではない」ずいう事をサむトは蚌明できおいたせん。 「違和感」ず「感じる」で「感」ずいう挢字を2回䜿っおいるから同族目的語ではないずいうなら、「歌を歌う」も「埌で埌悔」もダメです。ろくに論理的に反論できおいたせん。 芁するに、単に文句を蚀う人が倚ければ濫甚を控えるべきだずしお、文句を蚀う人が少なかったり偉い文孊者ずかが䜿っおいれば問題芖しない、ずいう、非垞にろくでもない理由で決たっおいるだけです。 小説家や詩人ずいった䜜家のような人気商売なら、それでもいいでしょう。なので文孊郚ずかで文革䜜家志望のコヌスずかでそうするのも(重蚀を控えるのも)アリかもしれたせん。ですが、矩務教育でそれを無批刀に「正解」ずされおは困りたす。「重蚀を問題芖する人もいるので、文孊郚進孊者もいる䞭孊高校教育の堎では重蚀を仕方なく控えおもらう。」ずいうのなら分かりたすが、それは公教育の郜合でしかありたせん。 なぜなら、別に矩務教育の囜語教育は、䜜家志望者のコヌスではありたせん。矩務教育の囜語は、決しお郚掻の文芞郚の緎習堎ではありたせん。 そもそも、そういう文孊寄りの囜語教育が珟実の倧人瀟䌚で䜿う日本語ずズレおいるのが2010幎代に問題芖されたからこそ、2022幎の教育指導芁領の改蚂で、囜語教育が倧幅に改定されお、契玄曞の読み方だずか法埋文の読み方を高校教育でもっず時間を掛けお教える事になったのです。(芁するに、日本の倧孊の文孊郚の囜文孊科(こくぶんがっか)の囜語孊者が、少し文科省からは信甚されおいたせん。倧孊入詊の囜語の入詊問題を䜜っおいる囜語孊者そのものが、文科省からは少し信甚されおいない、ずいう意味です。) なので、講談瀟ブルヌバックスの著者の人たちのような理系の人たちも、そういう非論理的な日本の文系の業界の人たちを信甚しおいたせん。パラグラフラむティングの教育も、日本では囜語孊者たちはロクに玹介しおこなかったので、理系の人たちが䞻導しお(文孊郚ではなく理孊郚・工孊郚などの)理系の倧孊孊郚で教育しおきたずいう歎史的経緯すらあるくらいです。 囜語孊者の浅知恵の教育ではなく、正しい囜語教育をするなら ずいう事を基本的に教える必芁がありたす。それゆえ、 ずいう方針になるでしょう。 たずえば「ら」抜き蚀葉を䞍正解ずしお問題芖する勢力がある䞀方、「受け身」ず「可胜」の区別ずいった文意が明確になるずしお掻甚する人もいたす。たずえば「ら」抜き蚀葉の掻甚掟の意芋で、 「やれる」なら可胜、「やられる」なら受け身、 ずいった䜿い分けができるずしお「ら」抜き蚀葉を積極掻甚する人もいたす。いっぜう、明治時代あたりに制定された文郚省あたりの文法だず「やられる」でも可胜の意味ずしおも䜿えるこずになりたす。 もっず蚀うず、明治時代や昭和の敗戊などのあずの囜語改革で文郚省などの制定した文法ず、実際に䞖間や小説やビゞネスなどの堎で䜿われおいる日本語ずは、もう明治時代あたりから既に異なっおいたす。 だから業界や地方などによっお、通甚しおいる日本語が違いたす。 たずえば「私」の読みの「わたし」ず「わたくし」の意味の違いすら、地域や幎代によっお違いたす。 逆に、 このように業界が異なれば、奜たしいずされる衚珟も食い違っおいるくらい、実際の日本語の運甚は業界などによっおバラバラなのです。 だから、21䞖玀の珟代の文郚科孊省では、珟代語の囜語教育ずしおは小孊校で習うような最䜎限の芏則だけを定めお、あずはそれぞれの業界の慣䟋に任せおおり、決しお文科省は深入りしおいたせん。 日本では業界などによっお、奜たしいずされる衚珟の现郚が倉わるのが実態ですので、そういう業界差を教えないで「正解」ず「䞍正解」の衚珟を決める人からは離れたほうが良いでしょう。䟋倖的に、明らかな文法ミス、たずえば「私は have a ペンで~す」ずか「ペンは、わたヌしを、もっおるでヌす」みたいなカタコト倖人みたいな衚珟を陀けば、たず明確な正解・䞍正解が日本語にはないのが実態です。 日本語では、統䞀的な正解衚珟ずいうのは、ありたせん。 明治や昭和の文郚省(珟圚は文郚科孊省)などの定めた囜文法や囜語教育は、ずりあえずの共通語のための文法に過ぎたせん。実際は、文郚省の定めた文法ですら、方蚀の䞀皮です。 たずめを箇条曞きするなら、 ずいう事を教えるこずず ずでも、なるでしょうか。 ずきどき、䌁業の管理職や、たたは倧孊教員などでも倚少の重耇した説明を䞍正解ずする人もいたすが、講談瀟ブルヌバックスの著者の政治家秘曞や蚭蚈技術者などの曞籍の知芋や「同族目的語」の抂念から、重耇を䞍正解ずする人は倧した仕事をしおない人だずいう事が、分かりたす。そういう出来の悪い管理職のいる䌚瀟からは、ひそかに転職掻動を開始するなどしお、そっず離れたしょう。 蚭蚈などのアむデア出しの際、いちいち蚀い換え衚珟ずか考えるのが時間の無駄なので、同族目的語のように蚱容するのが実態です。だから元・蚭蚈技術者の倉島(NECで集積回路LSIの蚭蚈をしおた人です)は、重蚀を問題芖しおないわけです。 重蚀をやみくもに䞍正解ずする人は、蚭蚈ずいった䞊流工皋の仕事をしおない人(ここでは「䞊流」ず蚀っおも決しお「身分が高い」ずいう意味ではなく「最初のほうの工皋」ず蚀う意味です)、たずえば人栌的に問題があっお、そういう䞊流の仕事を任せおもらえない人なので、転職などをしお離れる必芁がありたす。 瀟䌚では、文句ばかりを蚀う局は、そもそも客局から排陀されたす。たずえばむスラム教埒は戒埋(かいり぀)がきびしく文句を色々ず぀けおくるので、日本の創䜜物などでは、そもそもむスラム教埒を出さなくなり、最初から䜜品内にむアスラム教埒などは基本的に「居ない」ものずしお扱われおいる傟向すらありたす。もっずも、むスラム教埒も別に日本などずの商売のために宗教をしおいるわけではないので、それでも気にしおいたせんが。 東アゞア系などの圚日倖囜人なども同様で、最初から居ないものずしお扱っおいる䜜品も倚くありたす。 䌁業の䞭には、金払いが悪いくせに口うるさい消費者を嫌っお、そもそも䞀般消費者に向けおは商品を販売しおいない䌁業すらも存圚するくらいであり、そのような䌁業矀をたずめお「B to B 」䌁業(ビヌ・トゥヌ・ビヌきぎょう)ず蚀いたす。Business to Business の略です。いっぜう、䞀般消費者向けの䌁業のこずは「B to C 䌁業」ず蚀い、to Consumer (消費者向け)の意味です。 消費しかしたこずのない子どもには分からないのかもしれたせんが、倧衆むけ・消費者むけの商売ずいうのは、今や、嫌々(いやいや)にやらされる仕事なのです。 株䞻などの倖郚向けの報告曞や、䞀般消費者むけの報告曞は、いやいや曞かされるものです。株䞻に関しおは、実際に数癟䞇円以䞊を出資しおくれたり、株匏総䌚の䌚堎に足を運んでくれるので、最䜎限の瀌儀ずしお、䞀応は矩務教育教育レベルの敬語で曞類を曞いお、真摯に察応したす。 音楜ミュヌゞシャンなんか芞胜人の䞀郚も既にそうなっおおり、たずえば音楜CDなどを出しおもケチくらい消費者に文句しか蚀われないし違法コピヌも広たりやすいから、いたやラむブむベント䞭心のミュヌゞシャンすらもいるくらいです。実際にラむブ䌚堎ずいう珟地に実際に足を運んでくれる人だけを盞手する、ずいう商売です。䞇が䞀、ラむブむベントが違法に録画されおも、誰が録画したかを远跡しやすい(なので蚎蚟(そしょう)しやすい)、ずいう利点もありたす。おそらく、萜語家や噺家(はなしか)なども同様の傟向でしょう。 いたや、宣䌝のために仕方なく、最䜎限のCDやDVDや曞籍を販売する、ずいった構造になっおいる業界すらも、あるくらいなのです。 さお、(倖郚向けではなく)瀟内向けの報告曞で、いちいち「拝啓」だの「敬具」だの曞いおたら、䞊叞に銬鹿にされたす。「そんなこずに気を䜿っおるくらいなら、さっさず、起きたこずだけを曞いお、報告曞を提出しろ」みたいに䞊叞に指導されるのがオチです。 瀟倖向けの曞類だけ、仕方なく、無瀌のないように最䜎限の瀌儀ずしお「拝啓」だの「~でございたす」だのみたいな䞁寧な衚珟を䜿うだけです。 䌁業瀟䌚での敬語ず蚀うのは、䞭孊校や高校の教科曞や参考曞にあるような敬語で十分です。 なお、敬語の䜿い方に぀いお、少しくらい䞁寧すぎるぶんには、䌁業では問題ありたせん。 たずえば「~させおいただきたす事になりたす。」みたいな衚珟を敬語の䜿いすぎの衚珟みたいに批刀する評論家もいたすが、しかし小売業界では特に問題芖はされおいたせん。 あるいは、文章だず字数を短くするために「~したす。」ずなっお、口頭だず「~させおいただきたす」になったりず、文章ず口頭ずで蚀い回しが違うこずすら、ありたす。 スヌパヌやデパヌトなど小売業界のレゞ打ちの人の蚀葉遣いを「䞁寧すぎる」ず問題芖する評論家もいたすが、小売業界からは党く盞手されおいたせん。 孊校の䜜文では、あたり、それぞれの段萜にタむトルを぀ける事はないですが、しかし、䌁業などでのレポヌトは違いたす。 あなたが今このペヌゞで読んでいる文章にも各章にタむトルがあるように、レポヌトにも章ごずにタむトルがあるず、管理しやすくなりたす。 たた、そのタむトルの぀けかたは、その章の調査察象などを簡朔に瀺すタむトルにしおください。 たずえば、日本の歎史に぀いおのレポヌトで、ある章では日本の江戞時代の食文化に぀いお調査した結果を䞻に玹介しおいるなら、その章のタむトルは単に「江戞時代の食文化に぀いお」のような簡朔なタむトルで充分です。 けっしお、䞖間の各皮の広告のキャッチコピヌなどのように、䞀芋するず矛盟するようなタむトルを぀けないでください。 たずえば、江戞時代の食文化のレポヌトなのに、人目を匕こうず思っお「江戞の寿叞は未来だ!」(× ダメな䟋)ずかの矛盟したタむトルを぀けるず、レポヌトの管理者(䞊叞など)に読解䜜業の負担が掛かりたす。 なお、感想などの段萜も、タむトルを぀けるべきです。感想の欄のタむトルは「感想」で充分でしょう。 たずえば瀟䌚科の地理などのレポヌトで、特定の囜の文化に぀いおレポヌトを曞く堎合には、文献調査が必芁でしょう。 たずえ、理科実隓など実技関係のレポヌトでも、参考曞も甚意しおおいお、必芁に応じお、関連箇所を目次で探しお読むず、良いでしょう。 (ただし、その科目の参考曞が垂販されおれば、の堎合ですが) 参考曞を読む必芁が無いなら、参考曞を読む必芁はありたせん。調査時間も限られおいるだろうし、参考曞のすべおを読む必芁はありたせん。参考曞に぀いおは、目次で関連の深そうなテヌマを1぀か2぀か探しお、数ペヌゞでも読めば充分です。 それでも分からないこずがあれば、そこで初めお、図曞通を利甚したり、むンタヌネットを利甚したりすればよいのです。 参考曞を読めば分かるようなこずを調べるのに、わざわざ図曞通に行くのは、時間が倧倉に掛かりたす。それに倜䞭などは図曞通が閉たっおいたす。 䞭孊の参考曞だけでなく、高校の参考曞・資料集も、文献調査の際に買っおおくず、図曞通で文献を探す時間を節玄できお䟿利です。 内容の矅列をするなら、その文献を玹介すれば良いのです。そもそも内容の矅列は、孊校偎の出す課題のテヌマにならないでしょう。そしお、その文献の内容のうち、報告曞で必芁な箇所を玹介すれば、枈むだけです。 教科曞・参考曞以倖の本の内容を玹介する堎合でも同様です。 説明のため、どうしおも教科曞たたは参考曞の䞀文や語句などを玹介する必芁がある堎合などでも、玹介した文や語句に぀いおの自分(=あなた自身)の考えを、自分の理解できる蚀葉で説明しおください。読者が知りたいのは、あなたの分析であり、べ぀にどこの教科曞や参考曞に、䜕が曞いおあるかを知りたいのではありたせん。あなたの考えを説明するべきなのです。 なお、匕甚などが必芁な堎合なら、カギ括匧(「」ずか『』)で くくっお、たた、匕甚であるこずを明蚘しおください。この匕甚のルヌルは、匕甚のもずになった䜜品の䜜者の著䜜暩などの暩利を尊重するためです。 実技分野以倖の、囜語や瀟䌚科などのレポヌトなどで、文献を読んでレポヌトを曞く課題の堎合です。 文献調査によっお曞く報告曞の堎合、あなたの䞻匵の根拠にした出兞を玹介しおください。あなたが調査のために読んだ本のタむトルなどです。読んだ本が耇数冊ある堎合は、最䜎でも1冊はタむトルを曞いおください。 報告曞にかぎらず、匕甚の堎合には最䜎でも、その出兞に぀いお、著者名・タむトル・出版瀟名 の3点は必ず蚘茉するのがマナヌです。 䞀般的には、倧人の文献調査では、基本的には、出版瀟名・タむトル・著者名・出版幎および版・参考にしたペヌゞなどを曞きたす。 このように、䞻匵の根拠にした文献などを「参考文献」ず蚀いたす。 匕甚ずは、他の本に曞いおあるこずを、そのたた曞き写すこずです。 たずえば『平家物語』から冒頭郚を匕甚するず「祇園粟舎の鐘の音、諞行無垞の響きあり」ずなりたす。読みがな(「ぎおんしょうじゃ」ずか「しょぎょうむじょう」ずか)は、匕甚する必芁は、ありたせん。 䞊蚘の平家物語からの匕甚の䟋のように、匕甚が必芁な堎合は、その匕甚した郚分を、カギ括匧(「」など)で、くくっおください。 䞊蚘の䟋では「祇園粟舎の鐘の音、諞行無垞の響きあり」の郚分が、匕甚された箇所になりたす。 たた、どこの本からの匕甚なのか、はっきりず分かるように玹介するべきです。䞊蚘の䟋の堎合、『平家物語』ずいう本からの匕甚だず分かりたす。 匕甚の文量は、最䜎限にしおください。たた、匕甚の際には、原則的に文字を倉えたりせず、そのたた曞き写したす。ただし、挢字が垞甚挢字以倖などの堎合、垞甚挢字に倉えおもかたいたせん(この堎合、垞甚挢字に倉曎したこずは、いちいち説明しなくおいい)。 しかし、そのような特別な理由が無いかぎり、そのたた蚘茉するのが、匕甚のルヌルです。 もし、なんらかの特別な理由があっお、そのたた蚘茉できない堎合には、その理由を手短かに説明するようにしたしょう。そうでなければ、剜窃ずいっお、他の人の文章をぬすんだのず同じ扱いになっおしたいたす。剜窃ずみなされるず、よくおレポヌトの曞き盎し、悪ければ0点扱いされおしたいたす。 よくある、間違った匕甚の䟋ずしお、䜜者名ずその人の発蚀だけを玹介する䟋がありたす。 たずえば ※ ダメ名匕甚の蚘茉の䟋 みたいな匕甚の仕方です。なお、この文章(倏は~季節)は怜定図曞からの匕甚で、孊校図曞(教科曞出版瀟のひず぀)の䞭1囜語の䞭にある文章。 この文章だけ玹介されおも、玹介文を読たされた読者にずっおは、裏づけ調査が䞍可胜たたは困難です。どの文献を調べれば乗っおいるかすら明蚘しおいないので、この䜜家のすべおの著䜜を把握しないず、裏づけ調査できなくなっおしたいたす。そしお、そもそも、この䜜家のすべおの著悪を把握しおいるような人にずっおは、そもそも、「怎名誠」ず出兞の䜜者名を玹介する必芁は無いので、よっお読者にずっおは䜜者名だけを玹介するのは無駄です。 正しい匕甚の仕方は、曞籍名、䜜者名、ペヌゞ、出版幎月日や第䜕版や第䜕刷などを正確に蚘述する必芁がありたす。でないず、他の人が裏づけ調査をできないからです。 なので、正しい匕甚の仕方だず、たずえば みたいに、どこから匕甚したのかを、きちんず第䞉者が「本圓にもずの文献には、そう曞いおあるか?」裏づけ調査をできるように匕甚を玹介する必芁がありたす。 どうやら みたいな、偉人の名文などの文章の玹介ずかず混同しおいるような、たちがった匕甚の方法が、むンタヌネットでは、ずきどき芋受けられたす。(なお、パスカルずは西掋の哲孊者・科孊者のひずり。) なお、このパスカルのような倖囜の偉人の文献での発蚀ですら、本来の匕甚なら、たずえば みたいに、なにを調べれば裏づけ調査できるかのように描かないず、第䞉者が裏づけ調査しづらいために匕甚ずしおは圹立たず、あたり匕甚ずしお正しいずは認められないでしょう。 ただしも、小孊校や䞭孊校など矩務教育や公教育で習うような垞識的な有名䜜から、 のように有名䜜を玹介するならずもかく、 読者に知らない人も倚いかもしれない䜜品ですら、曞籍名すら挙げないのは、明確に匕甚ずしおは間違っおいたす。 物語文などでは文章の䞻語は省略される堎合もありたす。しかし、説明文や報告曞などでは、なるべく䞻語を曞いたほうが分かりやすいです。この箇条曞き項目の「なるべく䞻語、あるいは目的語は省略せず、䞻語・目的語を曞いたほうが分かりやすいです」ずいう文章も、䞻語や目的語を省略せず、曞いおいたす。 たた、できれば䞻語ず述語ずが、近くにあるほうが、読みやすくなりたす(日本語は述語で意味が確定するため)。 このため、もし䞀文の修食語が長い堎合には、文節を分ける工倫が必芁です。 たずえば、 ではなくお、 のほうが、読みやすいでしょう。 このように正確さを損なわない範囲で、なるべく䞻語ず述語を近づけたしょう。 たた、䞀般に物事を分かりやすく説明したい堎合には、党䜓像や抂芁を先に述べおから、各論を述べたほうが䌝わりやすいです。 なお、このように、レポヌトや報告曞などの冒頭で述べる、党䜓像を手短かにたずめた段萜のこずを「アりトラむン」(英:outline )ずいいたす。(※ なお論文の堎合は冒頭の芁点の段萜のこずを「アブストラクト」ずいうが、「アりトラむン」ず「アブストラクト」ではニュアンスが埮劙に違う。論文の曞き方に぀いおは䞭孊生には高床なため、説明を省略。 たた、この冒頭の抂芁(読者向けのアりトラむン)を曞く順序ずしおは、よくあるパタヌンずしお、じ぀は、その曞類執筆時の最埌のほうの時点で曞くこずになる堎合がよくありたす。なぜなら、最埌のほうの時点で冒頭を曞いたほうが、曞き手が曞類で抂芁のあずに説明する内容をすでに分かっおいるので、より的確な抂芁を曞くこずができるからです。 パ゜コン時代の著䜜・線集は、じ぀はこういう順序になるのが普通です。手曞きの時代ずは、順序が違いたす。 ただし、もうひず぀の別パタヌンずしお、倚くの芁因からなる耇雑なテヌマを扱うレポヌトの堎合には、䞋曞きで冒頭に抂芁・序論などを先に曞いお話題を限定しお、自分のためのガむドラむンずしお抂芁・序論を掻甚し぀぀、そのあずから、序論の方針にしたがっお本論を曞き加え、そしお最埌にたた冒頭の抂芁・序論を曞きなおす、などずいうパタヌンもありたす。 どちらのパタヌンにせよ結局、冒頭郚は、本論を曞いた埌に、冒頭郚の抂芁・序論を曞き盎す必芁がありたす。 もし曞類に目次を぀ける堎合にも、おそらく目次を曞く時点がい぀かずいうず、スケゞュヌルでは最埌のほうの時点に目次を曞くこずになるでしょう。 さお、文章を曞く際、䞻語ず述語を近づけた文章構成にすれば、自然ず、最初の䞻語・出埌の文節で抂芁が述べられ、次の䞻語・述語の文節で各論が述べられるので、぀たわりやすくなるので、䞀石二鳥です。 ただし、このように、䞻語ず述語を近づけるず、やや堅苊しい蚀い方だず受け取られる堎合や、内容によっおは䞍正確になっおしたう堎合もあるので、読者の䞭孊生は、うたく䜿い分けおください。 日本語は、文章の最埌たで読たないず意味が確定したせん。そのため、䞀文が長いず、読む際の負担が増えたす。この「䞀文は、短めに曞く」ずいう文章自䜓、なるべく短く曞こうずしおいたす。 䞀般に、ビゞネス文曞でも、䞀文はなるべく短く曞くのがマナヌずされおいたす。 たた、このため「~であるが、」など助詞「が」をあたり䜿わないのもテクニックです。逆接の助詞「が」を䜿うず文章が長くなりがちです。「~である。しかし」のように接続詞「しかし」に蚀い換えるのもテクニックです。「しかし」ではなく「ただし」のほうが適切な堎合もありたすので、文章に応じお䜿い分けおください。 なお、「であるが」「だが」は逆接でない堎合も倚くありたす。どちらにせよ、「であるが」「だが」は、䜿う堎合は文章が長くなりがちなので少し気を付ける必芁がありたす。 理由を衚す「であるから」「であるので」ずいう長い蚀い回しもなるべく避けるべきで、改善策ずしお「である。だから」「である。なので」のように2぀の文に分けるほうが無難です。 日本語は、文章の最埌たで読たないず意味が確定したせん。日本語では、吊定圢(〜ない、〜しない、〜ず)などの動詞などは文の最埌に来たす。吊定圢の前埌では、文党䜓の意味が正反察に倉わりたす。 たずえば、「食べない」は、「食べ」の段階では読み手・聞き手にずっおは「食べたい」「食べるずき」「食べよう」「食べない」など、色々な可胜性がありたす。 そのため、吊定圢があるず、読み盎しの手間が生じたす。吊定圢が倚いず、読み盎しの手間が増えお、読みにくい文章になりたす。この箇条曞き項目「なるべく肯定圢で曞く。あたり、吊定圢は甚いない」ずいう文章自䜓、「○○で曞く」ずいう肯定圢の衚珟を優先し、「△△は甚いない」ずいうような吊定圢の衚珟を埌回しにしおいたす。 どうしおも吊定圢だけでかく堎合、たず、吊定される語句を短くしたす。 たずえば、 ずいう文章の堎合、吊定される語句は「右」ずいう、たった1文字です。このように、たった数文字だけに短くしたす。 悪い䟋ずしお、吊定される語句が長い䟋文をみおみたしょう。 なんお吊定される語句の長い文を読たされたら、きっず読んでる人はムカ぀く぀でしょう。なぜなら、読んでる人は、せっかく「ゞュゲムゞュゲムゎゎヌノスリキレ」ずいう長い語句を読んだのに、その埌に「ではなくお」ず吊定されるので、いたたで読んだ努力が無駄になっおしたうからです。 あるいは、吊定を䜿う堎合のもうひず぀の手法ずしお、盎前に疑問文を぀けお「では、○○なのか?」ず問うた盎埌に答えで「違う。○○ではない。」ずかのように、「違う。」ずかを前に぀けるず、誀読のおそれが少ないでしょう。 「では、山田さんなのか? ちがう。『山田さん』ではなく『田山さん』である。」のように。 口頭で「ちがう」だず匷すぎる衚珟で倱瀌だず感じる堎合、「ちがうず思いたす」ずか「ちがうのではないでしょうか?」みたいに、婉曲的な語尟を぀ける方向性で䞁寧にしおいくのが安党でしょう。 別の理由ですが、ある曞籍では、䞀文に耇数のテヌマを蚭けるず読みづらくなるので、「肯定」ず「吊定」は別々の文章に分けるべきだず䞻匵しおいたす。同様の理由で、「原因」ず「結果」も1文には曞かないようにすべきず䞻匵しおいたす。「原則」ず「䟋倖」も1文には曞かないようにすべきず䞻匵しおいたす。 この単元では、おもに文章での報告方法を䞭心に説明したす。 さお、肯定圢を先に無く堎合、泚意すべきは、肯定圢の文ず吊定圢の文を、必芁に応じお2぀の文に分けるこずです。たずえば仮に ずいう文章があったずしたしょう。 「フドシラ」「ペネモモ」「ロブキフ」ずは、いたここで考えた固有名詞です。圓然、蟞曞には茉っおたせん。 さお、この文章(「フドシラはペネモモでありロブキフではない。」)では、肯定圢(「〜であり」の郚分)ず吊定圢(「〜ではない」の郚分)を、くっ぀けお、ひず぀の文にしおいたす。さお、結局、「フドシラ」ずは「ペネモモ」なのでしょうか、それずもペネモモではないのでしょうか? 解釈が、次のように䜕通りにも分かれたす。 このように、肯定圢ず吊定圢をひず぀の文にくっ぀けるず、解釈の仕方が2通り以䞊、考えられる堎合が生じるので、読む手にずっおは面倒な事態が生じたす。 なお、もし元の文(「フドシラはペネモモでありロブキフではない」)のかわりに「フドシラはロブキフではなく、ペネモモである」ず曞けば、解釈2の堎合だず分かりたす。 そのため、どうしおも肯定圢ず吊定圢を1぀の文に぀なげる必芁のある堎合、吊定圢を先に持っおきたしょう。 さお、もし「フドシラ」「ペネモモ」などの意味䞍明な単語ではなく、 ずいう文章だったら、䞀般の読み手は「神奈川県」ず「岡山県」は別の県だず知っおたすから、山田くんの出身地を「神奈川県であり岡山県」ずいう土地だず誀解する事はありたせん。 しかし、報告曞で䜿うこずになる単語は、必ずしも䞀般の読み手が知っおる単語だずは限りたせん。䟋えば、 ずかになったら、もう読み手は、お手䞊げです。結局、ゎンザレスの出身地は「新井」なのでしょうか。それずも出身地は「新井」の「3䞁目」ではなく、たったく別の堎所なのでしょうか。 肯定圢を先にかく手法には、こういうリスクがありたすので、曞類では、肯定圢を先に曞くのをやめお吊定圢を先に曞く方が良い状況もありたす。 しかし、口頭での報告では、 疑問点は、文䞭で早めに説明しおいただけるず、読者にずっおは読み返す手間が省けるので、疑問点は文䞭で早めに説明したほうが良いです。たた、疑問「点」ず衚蚘しおいるように、できれば疑問の箇所は文䞭で明確にしおおき、説明のための文ずは、別の文ずすべきでしょう。さきほどの「あたり、吊定圢は甚いない」にする理由ず䌌おいお、読み返しの手間が少ない文章構成にするほうが、読者にずっお䟿利です。 ・ ノりハり(参考): 疑問文が長くなりそうなら、文頭で「疑問だが」などず述べおしたうのも、䞀぀の手法。 日本語では、「ある文が疑問文であるかどうか」は、文末を読たないず分からないため(文末に「〜なのだろうか?」「〜ではないか?」などのように文末の衚珟を読たなければ分からない)、もし疑問文が長い堎合、読者に長い文を読み返す必芁が生じおしたいたす。読者は、文末を読む手前の瞬間たでは、おっきりその文を平叙文だず思っお読んでいるのが普通です。読者は文末を読んでから、やっず、その文が疑問文だずいうこずに気付くのです。 読者が、文末を読んで疑問文だず気付いおから、文頭の内容を思い返したり、あるいは読みかえしたりしお、疑問文の内容を把握しようずするのです。 もし、疑問文の文章が短くお、しかも単玔な内容なら、通垞の疑問文で構わないでしょう。短い文章を読み返すのに、たいした手間は掛からないからです。 でも、もし疑問文が長くお、しかも内容が難解なら? そしお、たいおいの堎合、孊生の曞く疑問文は長くなりがちです。䜕故かずいうず、報告曞の曞き手が分からない内容を、曞き手自身が手短かに説明するのは困難だからです。そもそも短く説明するためには、芁点を理解しおなければなりたせん。しかし、そもそも分からない内容の芁点を理解するずいうひずは、通垞ありえたせん。しかも報告曞に曞くような難しいテヌマなので、なかなか短く説明するのが難しいのです。 そのため、たいおいの堎合、疑問文は長くなりがちです。 そこで、もし報告曞で疑問点を述べる堎合、疑問文の冒頭で「疑問点であるが、〜」「疑問だが、〜」のように、文頭で最初っから、その文が疑問文である事を述べおしたえば、読者は読み返しの必芁が枛るので、読者にずっお助かりたす。 英文法を考えおみれば、英語では、疑問文は冒頭に「Do you 」ずか「Are you 」ず衚珟しおいお、疑問文である事が明確です。日本語の報告曞でも同様に、疑問がある堎合は、文頭の衚珟を工倫しお、疑問文であるこずを明確にしたしょう。 たずえ読み手が文章を最埌たで読たなくおも、読み手が文意を予枬できるようにしお、冒頭に接続詞などを甚いお、文意を瀺したす。さっき読んだ冒頭文の「たずえ読み手が文章を最埌たで読たなくおも、」ずいう文節自䜓が、「たずえ」ずいう接続詞によっお、文意を予枬させおいたす。 重芁なのは、読み手にそのあずの文章を予想させるこずですので、必ずしも文法的には接続詞でなくおも構いたせん。 たずえば文頭で「具䜓的には」ず曞けば、読み手にずっおは、「あ、このあずに具䜓䟋が来るんだな」っお予枬できたす。 「同様に」などの蚀い回しを文頭に持っおきた堎合も同じく、読み手はその埌の内容を予想できたす。こういう文章テクニックを掻甚したしょう。 理由のひず぀は、箇条曞きによっお、説明察象の党䜓像がハッキリするからです。 たずえば ず冒頭で箇条曞きする事によっお、これから説明する項目(「* なるべく䞻語〜」「* 䞀文は〜」「* なるべく肯定系〜」・・・「* なるべく結論から」)の党䜓の構造が、ハッキリしたす。ここでいう「構造」ずは、「* なるべく䞻語〜」に぀いお説明ず、「* 䞀文は〜」の説明が分離しおいる事が分かるなどのように、䜕ず䜕が分離しおいるかが分かりたす。 もし、「䞀文は短めに曞き、さらになるべく肯定系で曞き、そしお接続詞を甚いお文の抂芁を瀺し、」・・・などのように曞いおしたうず、文章が長くなり、読者は読解をするのが倧倉になっおしたいたすし、構造がどうなっおるかも分かりづらいです。 しかも構造が、次の䟋のように読者には䜕パタヌンも考えられおしたいたす。たずえば、 のように、読者は色々なパタヌンを想定しお、どの構造なのかを読解せねばならず、読者に䜙蚈な手間が増えたす。 たた、曞く人の偎も、接続詞の「さらに」「そしお」など、文脈に応じお远加せねばならず、手間が増えお、倧倉になりたす。 箇条曞きにしない堎合、読者も、曞き手も、ずもに手間が増えおしたい、なにも良いこずはありたせん。䌁業などでの報告曞の実務では、積極的に箇条曞きを甚いたほうが良いでしょう。 この蚘事自䜓も、箇条曞きを積極的に利甚しおいたす。孊校の䜜文などでは、原皿甚玙の郜合などで箇条曞きが難しい堎合もありたすが、念頭に入れおください。 なお、箇条曞きをする際は、箇条曞きされた各文の冒頭に「・」などの蚘号を぀けお、箇条曞きである事を分かりやすく衚瀺したしょう。 なぜなら、読者にずっおは、読み盎しの手間が枛りたす。この蚘事自䜓、なるべく結論から曞こうずしおいたす。 報告曞での文の読たれる順序は、かならずしも文章のはじめから文が読たれるずはかぎらず、抜粋などをされお、第䞉者の読者に途䞭だけ読たれる堎合もありたす。 もし曞く際に代名詞(それ、あれ、あの人、圌、圌女、・・・などなど)を倚甚するず、読み手が代名詞の答えを探すために前の文を読み返す負担が増えるので、報告曞や論文・レポヌトなどでは、なるべく代名詞を抑え、具䜓的な名称などで曞いたほうが良いのです。 具䜓的な名称ずは、たずえば「その本は」ではなくお、「その『我茩は猫である』ずいう本は」のように具䜓名で蚀い換えるずいう事です。 他にも、段萜の始めや、章の始めなどでは、読み手がわざわざ前の段萜や前の章を読み返さなくおもすむように、代名詞や指瀺語の䜿甚はひかえめにしたほうがいいでしょう。぀たり、段萜の始めなどでは、具䜓的に名称を曞くほうが、きっず読みやすいのです。 䞭孊生・高校生では、別に報告曞の曞き方をここたで緎習する必芁は無いでしょう。そもそも、孊習時間も足りたせん。(孊生は、他の教科・他の単元の孊習もしなければならない。) 頭の片隅にでも、読者である䞭高生は、報告曞の曞き方を入れおおいおください。 ただし、詩歌や俳句や物語文などの堎合は、文を曞く際のノりハりが、報告曞ずは倉わりたす。俳句の堎合は字数の制限がありたすし、詩歌や物語文などの堎合には音のリズムの関係もあるでしょうから、あたりに具䜓的に名称を曞いおばかりいるず、かえっお読みづらくなっおしたうかもしれたせん。このような詩歌などの堎合には、指瀺語や代名詞も甚いたほうが良いかもしれたせん。 曞き手は甚途に応じお、曞き方を分けおください。 実務の報告曞では、かならずしも、すべおを文章で衚蚘する必芁はなく、数倀的なデヌタなら、グラフ(棒グラフや円グラフなど)で衚瀺するほうが、ひず目で読み手が把握しやすく、読みやすい堎合もありたす。 パ゜コンの衚蚈算゜フト(゚クセルなど)には、グラフを䜜る機胜もありたす。 そしおワヌプロ゜フト(ワヌドなど)に、衚蚈算゜フトで䜜ったグラフ画像を貌り぀ける機胜がありたす。 文章を曞いたばかりのずきは、曞き手の頭の䞭では、予備知識がフル皌働しおいるので、なかなか他人芖点になれたせん。 なので、埌日に読み返しお芋盎したり、あるいは他人に読んでもらっお改善点をもらうのも良いでしょう。 (※ 口頭発衚は、䞭孊3幎の囜語の範囲。) 口頭発衚では、聞き手が、聞き返すこずが、むずかしいのです。 もし、報告曞の文章を読み返す堎合なら、読み手が「読みかえそう」ず思えば、時間さえあれば、いくらでも読み返せたす。 しかし、口頭発衚では、聞き手が、「聞きかえしたい」ず思っおも、話し手に頌める立堎になければ、聞き返すこずができたせん。 なので、もし、口頭発衚をする堎合は、このこずの泚意しお、文章を、あらかじめ考えおおく必芁がありたす。 たず、報告曞の曞き方でも教えたように、芁点を先に䌝えるずいう方法を、口頭発衚でも行いたす。 たた、日本語の挔説ならば、吊定型ではなく肯定圢で蚀い替えるずいう手法も、挔説などの口頭発衚では必芁です。 さお、キング牧垫の黒人差別反察の挔説を、おそらく䞭孊3幎くらいに孊校で習うず思いたす。 「私には、倢がある。」ずいう、あの挔説です。 キング牧垫が、こういうふうに蚀っおるのは、かならずしも文芞的な衚珟ずはかぎらず、挔説のさいに、芁点をさいしょに䌝えるずいう手法を䜿った結果でもあるでしょう。 仮に、あなたが、キング牧垫のあの時代のあの堎所にいた芳客の1人だずしたしょう。挔説者のキング牧垫から「私には、倢がある。」ずいう蚀葉を聞けば、聞き手は、「この発蚀のすぐあずに、これから、その倢の内容を語るんだな・・・」ず予想できたす。 で、その倢の内容が、黒人差別をやめさせたい、ずいう、あの有名な挔説なわけです。 いっぜう、もし、いきなり、キング牧垫が倢の内容を語ったずしたしょう。「私には、倢がある。」ずいう前眮きをいわずに、いきなり「黒人ぞの差別を、やめさせたい。」ずか蚀ったずしたしょう。(なお、キング牧垫のじっさいに蚀った挔説は、もっず長く、䜕分間も話し続ける挔説である。しかし、本wikibooksでは、説明を簡単にするため、仮に(かりに)、キング牧垫の挔説の内容が数秒だったず、眮き換えるこずにする。) 芳客の立堎になっおみたしょう。するず、䞋蚘に述べたすが、いく぀かの欠点があるのです。 実際には英語で牧垫は蚀ったのでしょうが、ここwikibooks日本語版では、日本の読者にわかりやすく問題点を䌝えるため、かりに牧垫が日本語で発音したずしお、なにが欠点なのかを説明したす。 仮に日本語で、キング牧垫が「黒人ぞの差別を、やめさせたい。」ず挔説したずしたしょう。 数秒たっお、 さお、さらに数秒たっお、 このように、もし、あらかじめ「私には、倢がある。」ずキング牧垫が蚀っおないずしたら、 芳客が、いきなり「こくじんぞのさべ぀をやめさせるのが」ず聞いおも、䟋えば、もしかしたら、次のように予想するかもしれないのです。 このように、前眮きの「私には、倢がある。」がないず、聞き手にずっおは、たったく予想が぀かないのです。 そしお、もしも、話の内容に぀いお、たちがった予想をしおしたった聞き手は、そのあずの話を、聞きそびれおしたいたす。かずいっお、芳客が、話を聞いた時に、なにも予想しなければ、芳客はその話(はなし)を理解できたせん。 だからこそ、挔説では、結論を前眮きずしお、手短かにいうこずが倧切なのです。 その蚌拠に、ためしに、日本語に眮き換えたバヌゞョンのキング牧垫のこの挔説に、前眮きがあったずしたしょう。「私には、倢がある。」の前眮きがあったずしたしょう。 芳客は、もう、ここたで聞いた時点で、予想できたす、「キング牧垫は、黒人差別をやめさせる事が、目暙なんだ!!」っお予想が぀きたす。 「私には、倢がある!」ずいう前眮きさえあれば、もはや、牧垫の口から「やめさせのが、倢なんだ!」ずの発蚀を聞かなくおも、芳客はもう、予想できおしたうのです。黒人であるキング牧垫の口から、「倢がある」ず聞いた盎埌に、「黒人差別をやめさせるこずが」ずの発蚀を聞いた時点で、芳客は、もう予想できるのです、「『私には倢がある。黒人差別をやめさせる事が、私の倢なんだ!』ずか牧垫が蚀おうずしおるんだな」ずいう予想を。 報告曞では、意芋や提案は、䞊叞や盞手から特に芁求されおないかぎり、事実を優先しお報告するようにしたしょう。 それでも、もしメヌルなどで、短い報告文や提案文を同じメヌルでひずたずめにする堎合(盞手が䞀床のメヌルを読むだけで枈むので、䌁業瀟䌚では、よくある)、せめお段萜・章などを分けたしょう。 たずえば、もしアナタがIT業界に勀務するプログラマヌだずしお、ある䌚瀟での開発䞭の゜フトりェアの䞍具合(ふぐあい)の連絡のための報告メヌルを曞くなら、たずえば みたいに、報告ず案ずは、別個の章にすべきでしょう。 こうするこずで、たずえ提案が华䞋されたずしおも、盞手に䞍具合の報告がきちんず䌝わりたす。 なお、提案をする堎合も、最初に結論を曞き、぀たり、「最終的に、こうなったほうが良いず思う状態」な結論を先に曞き、あずから、その提案を思い぀いた根拠を曞きたす。 こうするこずで、盞手が、読み返しする手間が枛りたす。 文章構成の順序ずしお、提案では、結論が先、理由はその(結論の)盎埌に、ずいった構成です。 さお、提案は䞍採甚になる堎合もあるので、あたり長々ず提案を曞きすぎず、手短かに提案を曞きたしょう。 報告メヌルの提案の堎合なら、提案ずしお思い぀いた事ず、その根拠を、せいぜい5行おいどで玹介するようにしたしょう。 さお、もし䜕かの評論などで「意芋」を曞く堎合では、「提案」に「根拠」がセットでないず、評論などは「意芋」ずしお圹立ちたせん。 こう報告曞で曞くべき理由は、なぜなら報告曞の読み手である䞊叞や客などは、根拠の郚分を読んで、提案を採甚するかどうかを決めるからです。 提案の採甚の暩限をもっおいる人物は、倧抵、あなたではなく、䞊叞や、金を払う客です。 なので、もしも根拠の情報がなくお提案だけを曞いおも、たったく圹立ちたせん。 もし根拠が無い堎合、読み手は曞き手の胜力を疑い、「こい぀(曞き手のこず)は自分の立堎を理解できおないのではないか?」ず疑うでしょう。 もし提案だけで根拠が曞かれおない堎合、読み手はおそらく曞き手の胜力を疑い、その時点で読み手は、曞かれた提案を自動的に䞍採甚にするでしょう。 なので、「提案」には「根拠」がセットでないず、圹立ちたせん。 の公匏だず思っおおきたしょう。 日垞語でいう「意芋」ずは、䜕かの論文や評論などでいう「意芋」ずは、やや意味がちがうので、混同しないようにしたしょう。 もし、評論や論説文などで提案をする堎合、けっしお、抜象的に「もっず改善を増やすべきだ」みたいな挠然(ばくぜん)ずした事を蚀うべきではない、ずいう事を意識すべきです。 ぀たり、意識すべきこずしお「具䜓的に䜕をどう倉えれば改善になり、そのために我々はいた、こうすべきである」ずいう事を念頭に、具䜓的に案を提案する必芁がありたす。 たずえば、環境保護のための掻動の提案ならば、 けっしお挠然ず「環境保護をすべきだ」ではなく、 たずえば、䌁業での提案にたずえれば、䟋文ずしお みたいに具䜓的に行動案を提案するべきです。 ぀たり、瀟䌚で必芁な意芋ずは、 です。 提案は、 に分解されたす。 瀟長の提案なら具䜓案が無くおも郚䞋が気を぀かっお代わりに具䜓案を考えおくれたすが、しかし、もし新人や若手瀟員が具䜓䟋の無い提案をしおも、䌁業の䌚瀟内郚では、案の怜蚎が埌回しにされたり軜芖されたりずいった扱いになりたす。 なぜなら、たかが新人の気持ちの読解や心情の読解なんぞに、䌚瀟の䞊局郚にずっおは、時間を割きたくないからです。 なお、意芋を曞く堎合だけでなく、(䟋倖ずしお数孊の蚌明を陀き、)䞀般の瀟䌚では、䜕かの理論を提唱(おいしょう)する堎合も同様に、具䜓䟋ず根拠を぀ける必芁がありたす。 ぀たり です。 「意芋」に぀いお、長々ず説明したしたが、しかし基本的に報告曞では、意芋は無くおもいいか、あっおも手短かにすべきです。 たた、メヌルなどで、なにかの提案メヌルを曞く堎合などでも、気を぀けるべき事ずしお、意芋にずもなう提案の論拠を、あたり長々ず曞きすぎないように、気を぀けおください。 なぜなら、もし提案などを曞いおも、その提案が䞍採甚になる堎合もありたす。䞍採甚になるかもしれないのに、提案の論拠を長々ず曞かれおは、䞊叞にずっお困りたす。 しかし、たずえそれでも論拠を意芋には曞くべきです。論拠を曞く理由は、䞊述のような䞊叞を説埗する理由のほかにも、理由がいく぀かありたす。 たず、調査した本人にずっおは圓然のよくある思考法であっおも、それ以倖の圹職の人にずっおは、以倖ずわかりづらい思考法の堎合がありたす。なので、短くおもいいので、自分以倖の圹職の人にも思考が分かるように、どういう思考回路でどう提案しおいるのかを瀺す必芁がありたす。 たた、もう䞀぀の理由ずは、たずえ提案が䞍採甚になっおも、その論拠を導くための思考方法などは、別の報告や仕事などで掻甚できる堎合があるからです。 論拠を読んだ䞊叞が、回答ずしお「君のこの提案は华䞋するが、しかし、きみの説明する根拠にも䞀定の事実がありそうなので、よっお、別件であるが、わが瀟は□□をしようず思う」などのように、別の分野に流甚される堎合がありたす。 ずもかく、もし意芋をなにかの曞類や仕事メヌルなどに曞く堎合には、䞻匵する提案などに、論拠を手短かに加えたしょう。 日本語では通垞、通垞の文章の文末には「。」を぀けたす。 垂販の報告曞の曞き方入門本を芋おも、文末は原則的に「。」を぀けおいたす。(たずえば 倉島保矎『改蚂新版 曞く技術・䌝える技術』あさ出版 ) 䟋倖的に文末に「。」を぀けない堎合ずは、 小䞭高では䌚話文の最埌に「。」を぀ける文䜓で玹介されたす。たずえば のように。 しかし垂販の曞籍の倚くでは、䌚話文の最埌には「。」を぀けおいないです。たずえば のように、䌚話の最埌の「。」は省略されるこずも、よくありたす。 䜓蚀止めをレポヌトの文末で䜿うずいうミスが垂販の入門曞から報告されおいたすが、やはり䜓蚀止めの効果である䜙韻を残すこずは、レポヌト・報告曞の目的である正確な報告ずはズレおいたすので、䜓蚀止めの濫甚はひかえるべきでしょう。 もし、文献調査などをした報告曞の堎合、参考文献があるので、参考文献を末尟に぀けるず、読者が怜蚌しやすくなり、䟿利です。 匕甚箇所だけでなく、さらに巻末にも、こういった参考文献リストが必芁です。 本wikiにも、(執筆時点の版では)参考文献リストが蚘茉されおいるず思いたすので、参考にしおください。 印刷する堎合、ビゞネスの報告曞は基本、フォントサむズは12pくらいが目安です。 どうしおも小さくする堎合でも、最䜎でも 10.5pt はないず、老県などの人が読めたせん。 提案曞ずか䌚議などで、よくあるダメな蚀い回しずしお、「効率化するべき」ずか「高床化するべき」ずかいう文蚀がありたす。 「効率化するべき」ずかの蚀い回しは、具䜓的な行動の提案になっおおらず、目暙に過ぎたせん。 新人ずかに「効率化するべき」などず蚀われるたでなく、䞊叞はずっくに仕事の効率化を目指しおいたす。読み手である䞊叞が提案曞などで知りたいのは、効率化をするために「具䜓的に䜕をするか?」ずいうアむデアです。 しかし「効率化するべき」ずかの蚀い回しは、なんのアむデアにもなっおいたせん。 こういう具䜓的な行動を䌎わない甚語は、気を぀けたしょう。なるべく、具䜓的な行動を䌎わない甚語は、提案や䌁画などでは避けるべきです。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "実瀟䌚での報告曞や説明文などでは、なるべく読み手に掛かる読解䜜業の手間を、枛らす工倫をしなければなりたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "そのため、次の節で述べるような、以䞋の工倫が必芁です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "※ 泚意", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "報告曞、レポヌトずは、䜕かを調査しお、調べお分かった結果を、曞類にたずめたものである。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "曞類にたずめる理由は、あずから芋返せるようにするためです。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "たた、報告曞を読む人は、アナタ以倖の他人です。(あなた自身が読むために曞き残す堎合は、「メモ」「ノヌト」などず蚀いたす。)", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "孊生レベルの報告曞なら、もし、あなたず同じ孊幎の平均レベルの孊力の他人が読んでも、理解できるように、曞かなければなりたせん。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "さらにたた泚意事項ずしお、曞類を枡した盞手(担任など)以倖の第䞉者(孊校なら先茩や埌茩の生埒や担任以倖の教垫など、はたたた堎合によっおは孊倖の関係者など)が読む堎合もありうるので、なるべく䞀般人が読んで分かるように曞きたしょう。特定の盞手でないず通じないような曞き方は、あたり奜たしくないです。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "そのため、報告曞は曞き方は、誰が曞いおも䌌たような曞き方になっおきたす。䜜家性や独自性などは䞍芁です。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "あるビゞネス報告曞の曞き方に぀いおの曞籍でも、「ビゞネス文曞では耇雑な文章、かっこいい文章、難しい語圙を䜿った文章を曞こうずしない」のがコツだずありたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "「レポヌト」の意味に぀いお、英語ずしおは䞍正確な甚法だが、「レポヌト」ず「報告曞」ずでは、慣習的に意味が違っおいる。「レポヌト」ずは、報告に加えお、さらに分析などの入った曞類のこずであるずいう甚法が、日本では慣䟋である。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "単に起きただけのこずを報告するだけの文章は、たしかに報告ではありたすが、レベルが䜎いです。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "「詊合に負けた。」ずか「テストで80点をずった。」ずか、そういうのは報告です。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "もちろん堎合によっおは、そういった「なるべく早い」報告が必芁な堎合もありたすし、仕事でも起きたこずを口頭たたはメヌルなどの文面ですぐに行うこずもありたす。しかしそれは「報告曞」ずは蚀わず、単なる「報告」です。(「なるべく早く」を略しお、俗(ぞく)に「なるはや」などず蚀いたす。たずえば䌚瀟で䞊叞からの呜什で、「なるはやで〇〇の件、報告、よろしく」みたいに呜什される堎合もありたす。)", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "䞀蚀も「レベルが䜎い報告曞」が悪いずは蚀っおいたせん。ただ、レベルが䜎いものであるこずは知っおおいおください。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "「報告曞」ず蚀った堎合、最䜎限、起きたこずや気づいたこずなどの党䜓像を短時間で読みやすく把握しやすくするために、たずえば、可胜なら衚やグラフなどを远加したり、あるいは箇条曞きなどで冒頭に芁点をたずめたりしお、文章も䜿っお、たずめたりしたものです。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "統蚈レポヌトの堎合なら、ひずたず情報の欠萜なくたずめた䞊でなら、远加でさらに分析しやするために情報の欠萜があっおも远加の別グラフや別衚などでたずめ方をするぶんには、構わないず思いたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "䞀般に、衚がなければグラフも無い文章だけのレポヌトより、衚やグラフを远加したレポヌトのほうが、レベルの高いレポヌトです。ただし、䜜成に時間が掛かりたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "さらに、分析を行っお蚘述したり、分析のための远加調査ずより深い分析を行ったりするず、もっずレベルの高いレポヌトになりたすが、しかし分析のための調査や䜜成に時間が掛かっおしたうずいうコストがありたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "あるいは、仕事の皮類によっおは提案などを行ったりするず、レベルの高いレポヌトになるかもしれたせん。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "ただし、状況によっおは、スピヌド重芖のため、あえおレベルの䜎めのレポヌトにしお提出したほうが良い堎合もあるでしょう。グラフや衚を远加したレベルのレポヌトで留める堎合もありたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "瀟倖の業界むベントの蚪問の出匵報告曞ずかなら、グラフや衚は適さないので、そういう堎合はグラフや衚は䞍芁です。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "このように、報告曞は、ゞャンルによっお、必芁な曞き方が倉わりたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "ほか、職堎によっおは、レポヌトの皮類によっおは、あらかじめ曞匏が決められおいる堎合もありたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "たずえば、瀟倖の業界むベントの蚪問の報告曞などなら、5W1H(い぀ When ・どこで(Where)、誰が(Who)、䜕を(What)、なぜ(Why)、どのように(How))などは、あらかじめ曞匏で、", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "みたいに箇条曞きなどで曞匏(よく「テンプレヌト」ず蚀いたす)が決められおいるかもしれたせん。たた、もし曞匏で䞊蚘のような事が決められおいなくおも、䞀般にこのように冒頭などに箇条曞きするこずが望たしいです。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "现かいテンプレヌトは、それぞれの䌚瀟ごずに違うので、このペヌゞでは説明したせん。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ただし、出匵報告曞の堎合でも、出匵で埗られた知芋などを分析的に報告するこずが求められおいたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "もし、提出たでの時間に䜙裕があるなら、必ずしも出匵䞭に気づいたこずだけを曞く必芁は無く、出匵で埗られた知芋をもずに関連性ず有甚性の高そうな話題を远加調査しお埗られた情報ずその知芋を曞いおも構わないず思いたす。そのほうがレベルが高いレポヌトず芋なされるでしょう。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ただし、远加調査するず時間が掛かるので、もし「なるべく早く」が芁求されおいる堎合なら、出匵䞭に気づいた情報だけで提出するほうが良いかもしれたせん。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "䞊蚘のように、テンプレヌトを定めおおくこずで、あらかじめレポヌトに必芁なレベルを事前に蚭定しおいる䌚瀟もありたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "さお、たずえば、いったんレベル䜎めのレポヌトを提出した䞊で、䞊叞が把握したら、その䞊でレベルの䞊がった分析レポヌトを提出する、みたいな二段階のレポヌト提出の可胜性もあるかもしれたせん。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "ただし、䌚瀟ではなく孊校(小䞭高および倧孊)では、こういった2段階のレポヌト提出の話は、あたり聞きたせん。先生が忙しく、そこたでの時間がありたせん。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "孊校だず、孊生の分析力をトレヌニングするための目的で、分析のあるレポヌトたで芁求するこずも、高校や倧孊のレポヌトではあるかず思いたす。(特に倧孊の2~3幎生では論文に向けおのトレヌニングずしお、簡易な分析が芁求されるこずもある)。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "䌁業のレポヌトにはある皋床のスピヌドが芁求されるので、決しお最初からミスなしの完璧は目指さずに、ずりあえず䞀通りの完成をしたら提出しお、䞊叞の修正の指瀺を受けお、レポヌトを修正しおいきたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "たず、報告曞の題名には、たずえば『○○に぀いお 報告』たたは『○○の調査結果』などのように、その曞類の皮類が報告曞であるこずが分かるように題名を぀ける必芁がありたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "単に『○○に぀いお』ずいう題名だず、埌日、その曞類が感想文なのか報告曞なのか䜕だったかのか、第䞉者がひずめ芋たずきに、分からなくなっおしたいたす。報告曞を管理する人のこずを思いやりたしょう。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "たた、䌁業などでは、報告曞を芁求する䞊叞は、報告曞以倖にも他の倚くの曞類を管理しおいるこずが倚く、それら他曞類ずの混同をふせぐため、題名で報告曞であるこずを明蚘する必芁がありたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "たた、報告察象に぀いお(『○○に぀いお 報告』の「○○」の郚分)の明蚘も、忘れないようにしたしょう。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "䌚瀟では通垞、倚くの事䟋に぀いおの報告曞が管理されおいたす。なので、報告察象に぀いお題名で説明がないず、分からなくなっおしたいたす。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "なお、曞き手に䜙裕があれば、報告曞の題名は、䞋蚘のように、より具䜓的にしたしょう。たずえば、もし報告曞の目的が、もし提案ならタむトルは「○○に぀いお 提案曞」のようにするのが合理的です。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "あるいは提案ではなく、調査報告が目的の報告曞なら「○○に぀いお 調査結果報告」などのように、具䜓的に目的が分かるようにするのが良いでしょう。。", "title": "そもそも報告曞ずは" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "資料集めなど調べるこずに倢䞭になっお、教垫が泚意しないず、なかなか曞き始めない生埒がずきどきいるずのこずです。特にネットがある珟代、気を付けないず無制限に時間を調査で぀ぶしおしたうこずになりがちです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "なので、さっさず曞き始めるのがコツです。調査レポヌトだけでなく、倧孊や䞀郚高校の卒業論文ずかでも同様です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "ずりあえず曞き始めお、トラむ&゚ラヌ(詊行錯誀)を䜕回も繰り返しお、たずえば出兞を远加したりずか、論理構成を組み替えなおしたりずか、圓初の「問い」を䜕床も盎したりしお、だんだんず文章の質を䞊げおいくのが、調査レポヌトや論文の曞き方です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "具䜓的に曞き始めるためには、本を読んでいるずきなどに、さっさず", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "のが有効です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "生埒はたず、情報収集は、メモ皋床で終わらせたす。パ゜コンがあるなら、単語や箇条曞きなどの雑なメモでもいいので、さっさず実際にテキストファむルにメモしたす。文献でもネットでも、䜕かレポヌトに䜿えそうな情報を芋぀けたら、忘れないうちに、さっさず早めに単語・箇条曞きなどでテキストファむルなどにその情報をメモしたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "早めにメモしないず忘れおしたい、読み盎し・怜玢しなおしなど時間が䜙蚈に掛かるので、なるべく早めにメモしおおくず安党です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "メモの段階では文章を敎えず、文章を敎えるのは、実際にレポヌトを曞く段階で十分です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "そしお、レポヌトに必芁な量の最䜎限の情報収集をしたら、ずりあえず、なるべく早めに、情報・資料がやや䞍揃い(ふぞろい)でも、さっさず曞き始めるず良いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "なぜなら、曞かずに「たぶんこの情報が必芁になるだろう」ず思っお情報収集するよりも、実際に曞き始めおみおから実際に必芁になった情報を集めるほうが的確に情報を集められるからです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "ビゞネスの䞖界での栌蚀で、quick and dirty 「クむック・アンド・ダヌティ」ずいう蚀葉があり、意味はおおむね「完璧でなくおもいいので、さっさず始めろ」みたいな意味合いです。重芁なのは、完璧よりも(ずりあえずの)完成です。「完璧より完成」「完璧よりも完了」です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "「完璧を目指すよりも、たずは終わらせろ」は、倧手SNSのフェむスブックのCEOであるマヌク・ザッカヌバヌグの栌蚀です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "報告曞じたいの著者名ずしお、自分の名前を、題名のあずの冒頭、たたは曞類の末尟など、芋぀けやすい堎所に入れる必芁がありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "なぜなら、䌁業など実瀟䌚での報告曞は、けっしお1回曞いお提出すれば終わりではなく、通垞、曞き盎しを䜕床かする必芁があるからです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "通垞、報告曞を枡された盞手である䞊叞が報告曞の内容をチェックしお、内容に䞍足や誀字や明確な間違いなどがないこずを確かめ、もし䞍足などがあれば著者が远蚘や曞き盎しなどを求められるこずがありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "䞊叞は、あなた以倖の人の曞く曞類も管理するので、なので曞類には著者名が必芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "なお、䌁業の報告曞や倧孊でのレポヌト・論文では、衚玙だけで1ペヌゞを䜿甚したす。䌁業などでの本栌的なレポヌト・論文・報告曞などの衚玙には、そのレポヌト的な曞類の管理のために必芁な題名・著者名のほかに印刷による蚘茉のほかに、印字などで管理郚眲などのハンコが抌されたりしお保管されたりするので、なので、衚玙だけで1枚、必芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "なので、本栌レポヌトでは、本文の曞き出しは(衚玙から、ではなく)2枚目以降になりたす。(実際には、さらに目次などが加わるので、本文曞き出しは3枚目以降になる可胜性もある)", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "しかし䞭孊・高校では、ここたでしなくおも(衚玙だけで1枚にしなくおも)良いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "報告曞には、正確さが必芁です」。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "このため、䞋蚘のように、報告曞を曞く際に、けっしお、やっおはいけない事がありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "レポヌトを曞く際に、「やっおはいけない」「やる必芁はない」曞き方の䞀芧は以䞋の通り。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "䞊蚘の行為が、報告曞での泚意事項。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "その他、「しおはいけない」ずいうほどの犁止事項ではないが、䞍芁なこずずしおは、", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "がありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "なお、報告曞・レポヌトの文䜓には、次の点に気を぀けおください。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "報告曞やレポヌトは簡朔であるこずがもずめられたす。そのため、字数が無駄に増えやすい敬䜓は䜿わず、垞䜓で文章を曞いおいくのが基本です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "たた、報告曞などに限りたせんが、曞き蚀葉を䜿うのが鉄則です。文章は普段䜿うような蚀葉で曞きがちですが、曞くものは曞き蚀葉でなければなりたせん。以䞋に、たちがえがちな話し蚀葉ず曞き蚀葉の䞀䟋をあげおいきたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "もちろん、䌚話を匕甚した堎合には話し蚀葉でもかたいたせん。ただし、「」を぀けお䌚話であるこずを瀺しおください。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "たた、敬䜓を䜿わないこずずも関連したすが、尊敬語や謙譲語も、基本的には、組織内郚(瀟内や孊内)での報告曞では䞍芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "たずえば誰かが䜕かを蚀ったこずを報告する堎合、単に「〇〇が蚀うには、」のように曞けば、䞀般の䌁業の報告曞では充分でしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "もし、いちいち「おっしゃった」ずか「申した」ずか報告曞で曞くず、読み手にずっおも面倒です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "たずえ敬䜓を瀟内のメヌル連絡などで䜿う堎合でも、せいぜい「〇〇さんが蚀うには、〜〜 ず蚀っおたす。」のように䞁寧語で曞けば普通の䌁業では充分でしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "ただし、倖郚ずのやりずりをする文曞などでは、必芁に応じお、敬語などを甚いたアむサツ文などの曞類を添える必芁があるでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "報告曞を読む人物は、あなた以倖の他人です。だから報告曞では、勀務先・圚籍先などの䌚瀟・組織で䞀番その分野に詳しくない人でも知っおいる情報を前提にしお、報告曞を曞いおください。なので、堎合によっおは、䞖間の倧人が知らないだろう専門知識や専門甚語の䜿甚が報告曞で必芁な堎合には、報告曞の内郚で、その専門知識などの内容を1行〜2行皋床で簡朔に玹介するなどの必芁のある堎合もありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "圓然です。物語文を曞くのならずもかく、報告曞では嘘を぀いおはいけたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "起承転結ずは、挢文での挢詩の絶句の曞き方から生たれた文章の流れです。起承転結は、報告曞の曞き方ではありたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "報告曞を曞く時は、ずくに こだわり のないかぎり、結論から曞くべきです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "参考たでに、報告曞の䟋ではないですが、商業高校の教科曞『ビゞネス基瀎』には、章『話し方ず聞き方』ずで「結論から先に話す。」「わかりやすい蚀葉を䜿う。」「聞き取りやすい声の倧きさず速さで、盞手の反応を確かめながら話す。」ずありたす。このように、ビゞネスでは結論から話されるのを奜みたすので、ずくに曞匏が指定されおいないかぎりは、なるべく早めに結論や党䜓像などを盞手に䌝えるように心がけたほうが良い堎合が倚いず思われたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "商業高校の教科曞『ビゞネス・コミュニケヌション』によるず、ビゞネス文曞の堎合では、「起承転結」の構成ではなく「結起承」(けっきしょう)の構成で曞くこずが望たれおいる堎合も倚いず蚀われおいる。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "さお、報告曞の話題に戻りたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "䞀般に、ビゞネス系の文曞では、曞匏が特に芏定されおないかぎりは、最初に結論・芁玄を曞くのが、ビゞネス系の報告曞では普通。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "぀たり、曞匏の指瀺が無い限り", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "のような順序で、曞くのが良いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "起承転結で曞いおしたうずよくない最倧の理由は、「転」の郚分です。冒頭の「起」で読者が予想したこずが、「転」でどんでん返しで倖れおしたうず、読者が読み返す必芁が生じおしたいたすし、読解にも時間が掛かりたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "原皿甚玙が䜕枚もある報告曞を読みなおしたり読解したりする䜜業は、読者にずっお、かなり劎力が必芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "なお、歌舞䌎の甚語で「序・砎・急」(じょはきゅう)ずいう甚語がありたすが、この「序・砎・急」も起承転結ず同様、報告曞・レポヌト・論文などの曞き方ずしおは䞍適切です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "そもそも曞類の目的ずしお、報告曞の目的は、䜕かを調査するためだし、レポヌトや論文の目的は、なにかの課題・疑問の問いを芋぀けるこずです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "いっぜう、起承転結や序砎急は、起承転結の目的は挢詩の比喩の効果を高めるためのものだし、序砎急の目的は日本舞螊を矎しくみせるためのものなので、レポヌトなどずは目的がズレおいたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "どうしおも論文・レポヌト・報告曞などを文孊などのゞャンルに䟋えたいなら、小説や挢詩ではなく、さしずめ掚理小説のようなものだろうず蚀われおおり、たるで探偵が蚌拠にもずづき犯人を絞り蟌んでいくように、レポヌトなどでも調査結果の事実にもずづいお分析などを確固たるものにしおいく必芁がありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "さお、結論が曞類の冒頭ず最埌の䞡方に曞かれるようなスタむル(結論→理由→結論)の文章構成を「双括匏」(そうか぀しき)ず蚀いたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "「序論→本論→結論 」たたは「経緯→結論」のように、最埌にだけ結論が来るスタむルは「尟括匏」(びか぀しき)ず蚀いたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "「結論→理由」の順序のように、最初に結論が来るスタむルは「頭括匏」(ずうか぀しき)ず蚀いたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "文章による報告曞の堎合、双括匏で曞けば、読み手にずっお読みやすくなる堎合が倚いので、読者は、ずくにこだわりのないかぎり双括匏で曞きたしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "なぜ双括匏だず読み手がラクになりやすいかずいうず、もし読み手が2回目の結論のある堎所を読んだ時、その2回目の結論の盎前の文が、理由の説明の終わりだず分かるので、読み手にずっお理由の文の䜍眮を特定するのがラクになり、そのため読み手が理由を分析するのもラクになりたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "いっぜう頭括匏だず、现かい分析が必芁な報告曞の堎合には、理由を読み終えたあずに、いく぀か前の文にもどっお結論を確認する手間が生じるので、䞍䟿です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "あるいは尟括匏だず、理由を読むずきが暗䞭暡玢の状態になりやすく、報告曞では、かなり面倒になりやすいのです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "なので、報告曞では、双括匏がいちばん䟿利なのです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "孊生にずっおは双括匏ずいう甚語の暗蚘よりも、このスタむルを䜿いこなせるようになるこずのほうが重芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "特に、1本の報告曞のなかに、いく぀かの小報告がある堎合に、双括匏が䟿利でしょう。なぜなら、1本の報告曞の䞭のそれぞれの小報告をそれぞれ双括匏で曞くこずにより、それぞれの小報告の範囲や境界が、読み手にずっお明確になりたすので、おすすめです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "ただし、調査察象が耇雑だったり、盞手の予備知識が䞍足しおいる堎合などは、結論より先に、必芁に応じお予備知識などを手短かに冒頭の段萜などで説明するこずもありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "ただし、予備知識を曞く堎合は、なるべく短くするべきです。なぜなら、予備知識は、知りたいこずの本質ではないからです。報告曞を読む䞊叞などが知りたいのは、問題点や、その問題の事実です。予備知識は、問題の起きおない郚分なので、本質ではありたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "ですが、たずえ背景を先に曞く堎合でも、けっしお、わざわざ起承転結のストヌリヌを長々ず曞いお誀解を招く必芁は無いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "たた、明確な結論が無い堎合でも、抂芁を先に曞くのが望たしい。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "文孊ではありたせんので、なるべく管理しやすいように、あるいは今埌の線集をしやすいように、圢匏的に曞くべきです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "そのため、章番号や項目番号などのナンバリングも必芁なら報告曞に付けたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "報告曞やレポヌトでは原則的に、レトリックなどの文孊的衚珟は䞍芁です。 修蟞法(レトリックずもいいたす)に぀いおは文法で解説しおいるので、そちらを芋おください。ここでは、どうしお修蟞法を䜿わないのかを説明したす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "修蟞法は文章の䞭で、衚珟に䜙韻を持たせたり、読者に考えさせたりするために䜿われたす。しかし、報告文はなるべく正確に物事を読者に䌝えるこずが目的の文章です。文章の䜙韻や自分の感動、豊かな情景描写は報告する䞊で必芁ではありたせん。あくたで、客芳的な事実を簡朔か぀正確に䌝えるこずが報告文の目的なのですから、読者に「この衚珟のセンスはいいね」「蚀葉の䜿い方が䞊手い」から蚀われるこずを目的ずしおはいけたせん。たた、文法のペヌゞにもあるように、修蟞法を䜿う文はむダミでキザなむメヌゞを䞎える可胜性もありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "たた、読者に考えさせるこずで、解釈が分かれるような文章にするのも報告文の趣旚から倖れたす。事実を正確に䌝えるずいう圹割を果たさなくなるからです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "ただし、様子を䌝えるのに「~のようだ(ような)」は䜿っおもいいでしょう。たずえば、「ネコのような倧きさの動物」ずいった衚珟は、その動物の様子を正確に䌝えるずいう圹割を果たしおいたす。この堎合でも、あたり知られおいないようなたずえを䜿ったり、独特のたずえは芁りたせん。あくたで、誰でもむメヌゞできる・分かるものでなければなりたせん。぀たり、比喩を䜿う堎合は、盎喩(ちょくゆ)でたずえる必芁がありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "隠喩(いんゆ)は、読み手に読解の負担を䞎えるので、避けおください。隠喩ずは、たずえば、ネコのような倧きさのネコ以倖の動物(たずえばりサギなど)に察しお、「りサギはネコだ。」ずかいうように、「ような」「ようだ」を省略する衚珟です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "「これから私は○○しようず思いたした」などず今埌の抱負やら予定が、文末などに曞かれる堎合がありたすが、出題者から抱負の蚘述を芁求されおないかぎり抱負は䞍芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "䞭孊校・高校によっおは、教育的な理由から(「生埒に自分の意芋を曞く緎習をさせたい」など)、報告曞で今埌の抱負を曞かせる堎合もありたすが、本来は報告曞では、抱負の蚘述は䞍芁です。なぜなら抱負は、事実でもなければ、分析でもないからです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "それでも、どうしおも抱負のような今埌の目暙を報告曞に曞く堎合、段萜を分けたほうが良いでしょう。぀たり、抱負のための段萜を、新たに甚意したす。報告曞を受け取った人物が、第䞉者に報告曞の内容を玹介する際、抱負が䞍芁な堎合には、抱負の段萜を省いお玹介する事ができたす。逆に第䞉者に抱負の内容を玹介したい堎合でも、抱負の内容だけを抜粋する事もできたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "倧孊生の実隓レポヌトなどでも、「今埌の目暙」は、行った実隓デヌタ郚分の段萜ずは、段萜が別々に分けられるのが通垞でしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "ただ調べおないこずに぀いお、1日で調べられるような事なのに「もっず調べたいず思いたした」皋床の抱負・予定なら、曞く必芁はありたせん。むしろ、その皋床の予定なら、曞かないほうがマシかもしれたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "それずも、もし未調査のこずがあっお、それを調べるには数カ月や数幎も掛かりそうなら、「○○を調べたいず思いたした」ず蚀うよりも、はっきりず「○○は未調査であり、今埌の研究には、さらなる幎月が調査に必芁だろう」などず曞くべきです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "たいおいの堎合、文献などでの調査䞭に、あなたの知らなかった新事実が刀明するので、調査項目に぀いお党おを調べきるのは䞍可胜ですし、調べきる必芁もありたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "したがっお、報告曞では、䟋倖ずしお孊校偎から「○○に぀いお、文献△△で、すべおを調べろ」などず指定しおないかぎり、項目すべおを調べきる必芁がありたせん。提出期限たでに調べられるこずを調べお、調べ終わらないこずに぀いおは、未調査ずしお扱えばいいだけです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "あたりにも未調査の項目が倚すぎるず、曞き盎しを呜じられたすが、䞭孊生ずしお、きちんず文献を調べおいるなら問題はありたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "だいたい、「○○を調べたい」ず蚀われおも、読者からすれば、「そんなに○○を調べたいなら、どうぞご自由に、実行すればいいんじゃないですかね?」っお思うだけです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "䞭孊生・高校生が1日か2日で調べられるこずに、䞖間䞀般の倧人は、興味がありたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "倧孊の卒業研究みたいに数カ月も掛かったり、あるいは調査費甚が高かったりするならばずもかく、1日皋床の調査で終わるだろう予定を玹介されおも、倧人の読者は「あ、そう。じゃあ、調べれば?」ず思うだけです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "報告曞で聞かれおいるのは、調査察象に぀いおの調査したデヌタずか、そのデヌタの分析です。あなたの今埌の予定は聞いおないのです。 䞖間䞀般の倧人は、あなたに興味は無いのです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "よほど面癜いアむデアが思い぀いお、そのアむデアをアピヌルしたいならずもかく、そうでないなら、今埌の抱負は䞍芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "報告曞では、出題者から感想を指定されおない限り、感想を曞く必芁はありたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "それでも、もし、報告曞で感想を曞く必芁のある堎合は、手短かに芁点を曞きたしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "感想も原則的に䞍芁です。 なぜなら報告曞の本質は、報告されたデヌタずか、そのデヌタに察する分析や調査結果です。あなたの感想には興味ないのです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "報告曞の本質でない「感想」を、長々ず説明されおも、読者は困りたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "もし報告曞で感想を曞くにしおも、なるべく、分析にも圹立ちそうな感想を優先的に曞くべきです。たずえば分析䞭に気になった事や、調査䞭に気になった事などがあれば、その気になった点ずやらを曞くのが良いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "気になった点を曞くこずは「感想」ずいうよりも、今埌の調査に぀いおの「意芋」などに近いかもしれたせんが、あたり现かいこずは気にする必芁はありたせん。 倧人が曞くレポヌトでも、最埌に「感想」を曞く堎合は、実質的には、今埌の調査に぀いおの「意芋」を曞いおいる堎合が倚いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "䌁業で必芁な「感想」(自称)の具䜓䟋を挙げたす", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "こういうのが、䌁業の報告曞ずかでの「感想」です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "぀たり、予想倖の珟象に遭遇したり、蚭備䞍足・人員䞍足などの理由で、きちんず怜蚌しきれおいない珟象があるので、あくたで掚枬にすぎず「思われる」ずか「芋える」ずかで語尟を濁さざるを埗ないが、しかし、報告の必芁がありそうな重芁そうな珟象を発芋したかもしれないずきに、「感想」ずかの項目を远加しお、マトメお報告するテクニックを䜿う堎合もありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "はたしお、䌁業のこういう想定倖マトメの報告を「感想」ず蚀うのが囜語的に正圓なのかずいう疑問はありたすが、しかし、䌁業では、これが報告曞の「感想」の実情です。文句を蚀うなら、経団連ずかに文句を蚀っおください。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "残念ながら、倧孊ずかでレポヌトの曞き方を教えおいる倧孊教授ずかは、こういう実情を知らないので、あいかわらず読曞感想文の感想みたいな感想をレポヌトなどで芁求したすが、しかし䌁業の「感想」は意味が違いたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "なお、たずえ想定倖の特蚘事項の無い堎合であっおも、もし「感想」欄があるなら、䞋蚘のように、特蚘事項の無いこずず、その根拠ずなる芳察結果の印象などを曞くず、読み手が怜蚌しやすいので、䟿利です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "こう曞くず、特蚘事項の無いず刀断した根拠も読み手が分かるので、読み手はいちいち曞き手の意図を確認する手間が枛りたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "「感想」ずいうより、「特蚘事項」や「远蚘事項」ずでも蚀うべき項目のような気もしたすが、しかし日本䌁業には、こういう蚀葉の䜿い方をしおいる䌁業もあるので、たあ必芁に応じお、䜿い分けおください。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "なお、「所感」たたは「所芋」ずいう堎合もありたす」。「考察」ず蚀う堎合もありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "たた、䌁業によっお、特蚘事項的なこずを「感想」ずいう堎合もあり、いっぜうで、読曞感想文みたいな感想のほうは「所感」ずいう䌁業もあれば、その逆の䌁業もありたす、", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "぀たり、特蚘事項的なこずを「所感」ずいい、読曞感想文的な感想のほうを「感想」ずいう䌁業もありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "䌁業によっお甚語の䜿い方がバラバラなので、読者は将来、就職先の甚語に合わせおください。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "それでも、どうしおも報告曞に、読曞感想文みたいな感想を曞くのだずしたら、 抱負ず感想に芁求される内容が䌌おいるため、もし感想を曞くなら、抱負ずたずめおも良いかもしれたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "しかし、単に「報告曞を曞いお、勉匷になった」「ためになった」「もっず勉匷しようず思いたした」などの感想なら、わざわざ曞くほどの必芁がありたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "小孊校・䞭孊校での、人生で初めおかもしれない報告曞の䜓隓なら、感想を曞くこずにも教育的な意矩があるかもしれたせん。しかし、倧人の瀟䌚の報告曞では、単玔な「勉匷になった」などの感想は䞍芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "なお、さきほど(今埌の調査に぀いおの)「意芋」ず蚀いたしたが、日垞語でいう「意芋」ずは意味が違い、報告曞や論説文でいう「意芋」ずは根拠のある提案などのこずです。もしくは、根拠をもずに、なにかを蚌明するこずです。どちらにせよ、根拠をずもないたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "けっしお、なんの根拠もない「〇〇すべきである。」(あるいは「〇〇するのが合理的だろう。」など)ずいうだけの単独の文は、報告曞でいう「意芋」ではないのです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "「意芋」ずは、それにさらに論拠を加えたものです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "぀たり", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "のような文章構成のこずが、報告曞でいう「意芋」のこずです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "このように、意芋を提案する堎合には、先に意芋を曞き、盎埌に理由を曞くのがマナヌです。。なぜならビゞネス文曞では、先に結論を曞くのがマナヌだからです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "あるいは他の文䟋構成ずしおは、報告曞によっおは提案の盎前の文で論拠を説明しおいる堎合もよくあるので、", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "のように曞かれる堎合もあるかもしれたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "ずもかく、「提案」ず「根拠」がセットでないず、報告曞では「意芋」ずしお圹立ちたせん。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "意芋を曞く際には、提案のすぐ近くに、根拠を曞く必芁がありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "ただし、意芋や提案は、報告曞のメむンではないです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "報告曞は、あくたで、実際に起きたこずを報告するのが本来の圹割です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "どうしおも意芋や提案の曞類が必芁な堎合は、なるべく別の段萜たたは別の曞類にたずめたしょう。ただし䌁業の堎合、意芋や提案などは、曞類ではなく口頭で枈たす堎合も倚く、意芋や提案の曞類が造られない堎合もありたす。(提案や意芋は华䞋される堎合も倚く、华䞋される事項の曞類をいちいち䜜成するのは、䌁業では手間なので。)", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "それでも、もし意芋や提案などの曞類を䜜る堎合なら、報告曞のほうに「別玙にお意芋/提案ありたす」のようなコメントで玹介するぶんには、構わないでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "冒頭などで玹介するための結論(たたは芁点)をたずめる堎合は、たず䞋曞きが必芁です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "あらかじめ別の甚玙に䞋曞きしお、思うこずがあれば、どんどん曞き出しおいくのが良いです。その際、パ゜コンのワヌプロ゜フトなどを甚いお、䞋曞きしおもよいでしょう。パ゜コンを甚いるず、今埌の構成の線集でも楜をできたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "いったん玙やパ゜コンで曞いおみるず、意倖ず、曞きたいこずがどんどん思い぀くものです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "文章を十行くらい曞き出したら、そこでいったん、曞いた内容の順序を入れ替えお、結論から文章が始たるずいう構成にしたす。パ゜コンがあるず、この文章の順序を入れ替える䜜業が、コピヌペヌストのボタンだけで終わるので、ずおも䟿利です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "この結論から曞き盎した文章を栞にしお、文章を曞いおいくず、良いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "報告曞では理想的には、調査や分析などが充分であるのが理想的ですが、しかし、時間や費甚などの問題で、䞍十分な調査で終わっおしたう堎合もありたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "その堎合、芁点を冒頭に曞こうにも、䜕が芁点なのかすら䞍明なので、「結末・芁点から曞く」ずいう手法では曞きようが無いずいう状況になりたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "このように、調査が䞍十分で芁点を曞けない堎合の察応策ずしお、仮説を報告曞内の適切な堎所に曞くのが良いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "調べおいる最䞭で集めたデヌタなどをもずに、自分はどんなこずを予想したか、そういったこずを曞くず良いでしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "もちろん、あくたで仮説なので、「仮説であるが、〇〇かもしれない、ず思っおいる。」などず、仮説であるこずが読み手に䌝わるように蚘述しおおく必芁がありたす。このように、仮説ず事実ずは、報告曞では区別を明確にできるようにすべきです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "たた、もちろんその仮説の前提ずなるデヌタも、可胜なかぎり、報告曞に蚘述したしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "報告曞で、過去に実際に起きた出来事(できごず)を報告するずき、報告の順序では、かならずしも過去から順に報告する必芁は無いです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "なぜなら、もし過去の出来事が倚い堎合、読者がいちばん知る必芁のある珟圚のできごずに到達するたでに、時間がかなり掛かっおしたいたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "なので、報告する出来事が倚くなりそうな堎合、たず最初に、珟圚起きおいるこずを報告しおしたいたしょう。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "そのあず、過去から順に珟圚たで報告するのです。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "぀たり、たずえば䟋文は", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "のような説明順になりたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "぀たり", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "のような文章構成になりたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "たた、このような説明の副次的なメリット(利点 のこず)ずしお、いちばん重芁である珟圚の情報の読み萜しする可胜性がなくなるのず、論理の぀ながりが明確になるので安党です。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "䞊述のように最埌にたた珟圚の話を曞くこず、数孊の定理の蚌明の文章のように、最埌に提起された話題が再び来るので、論理構造が明確になりたす。", "title": "ノりハり集" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "報告曞ずいうよりかは説明文の曞き方の話なのですが、䜕かを説明するずきは(※ 䟋倖ずしお、厳密な蚌明でない限りは)少しくらいの重耇があっおも論理の぀ながりを明確にするこずを優先するのが、囜際暙準での論文や䌁業などでの報告曞のスタむルです。蚀葉足らずになっお論理が䌝わらないよりも、少しくらいの説明の重耇があっおもいいので盞手が確実に理解できるように説明するこずが、囜際的にも求められおいたすし、文科系だけでなく科孊技術の孊䌚などの䞖界でも求められおいたす。。1981幎発売『理科系の䜜文技術』(朚䞋是雄 著、䞭公新曞)から、2011幎の犏島原発の事故調査委員䌚で委員長を勀めた工孊者の畑村掋䞀郎が線集しおいる機械蚭蚈論の本にも、そう曞いおあり、時代を超えお通甚する考え方です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "たた、重耇しおでもいいので、なるべく、読み返しなどをしないで枈むようにしお、曞類䞭での論理の流れを止めないようにする必芁がありたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "「パラグラフ ラむティング」ず蚀った堎合、決しお単に段萜の冒頭に結論を曞くだけでなく(それは出来お圓然ですが)、さらに䞊述のように、蚀葉足らずにならないように、重耇が少しあっおも良いので説明内容の論理展開の぀ながりを明確にする文章構造も求められおいる事に泚意しおください。ビゞネスマン向けのパラグラフラむティングの入門曞で、講談瀟ブルヌバックス『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』でも、そうすべきだず䞻匵されおいたす。。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "䞀般に説明やレポヌトず蚀うのは、読み手の時間節玄のため説明の䞀郚を抜粋しおも内容が把握できるように曞くこずがビゞネス珟堎で求められるので、ずころどころ説明に重耇があるのです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "たた、掟生的な効果ですが、抜粋しおも分かるように説明するこずで、仮にどこか䞍明な説明䞍足な個所があっおも、その説明䞍足ミスが党䜓に波及するこずを食い止めるこずができたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "たずえば倧型客船や軍艊の蚭蚈など、倧型の船舶の蚭蚈では、仮に座瀁(ざしょう)やら敵軍からの砲匟の被匟などのせいで自分らの船に穎が䞀か所あいおも、沈没しないように、船舶の内郚をいく぀かの開閉匏の隔壁(かくぞき)で区切ったブロックに分けお、浞氎がブロック内にずどたるように蚭蚈したす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "文章の蚭蚈でも同様に、もし䜕か説明䞍足があっおも、ミスがブロック内にずどたるようにするための隔壁ずしお、それぞれの章や段萜ごずのブロック内にミスの圱響を留められるよう、他の章や段萜で説明したこずでも倚少の重耇をしお説明したしょう。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "たた、䞊述の参考文献の皮類から、科孊技術の䞖界の䜜業珟堎や開発珟堎でも、孊䌚などの孊術の䞖界でも、行政の䞖界でも(事故調査委員䌚は行政です)、ビゞネスの䞖界でも、基本的には蚀葉足らずよりも重耇しおでも確実に䌝えるほうがマシです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "戊前の電報の時代ではないので(「サクラサク」ずかああいうのが電報)、特別な理由がないのに字数を枛らしおも無意味です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "レポヌトや論文だけでなく、政治家の挔説でも同様に教育指導されたす。講談瀟ブルヌバックスの『「分かりやすい話し方」の技術―蚀いたいこずを盞手に確実に䌝える15の方法』に、そう曞いおありたす(著者が元・議員秘曞で、自由民䞻党議員の秘曞です)。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "ただし䟋倖もありたす。゜フトりェアのプログラムや、機械補造などの図面などずいった詳现な蚭蚈をする分野では、重耇のせいで指瀺ミスなどのさいの修正の手間が増やすので(たずえば、ある指瀺にミスが含たれおいお、そのミスを含んだ指瀺を5回重耇しおしたうず、修正量が5倍になっおしたう)、このような蚭蚈蚭蚈の分野では䟋倖的に重耇を避ける必芁もありたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "文科系の評論家や文科系の倧孊教授などの孊者のなかには、詩歌などを䟋にしお重耇を極端におそれる人もいたすが、しかし報告曞はけっしお嚯楜ポ゚ムでもなければ、嚯楜゜ングの歌詞でもないので、少しくらいの蚀説の重耇を避ける必芁はありたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "もし倧孊教授あたりが䜕か知ったかぶりで䜕かの文献を暩嚁にしお文句を蚀っおきたら、䞊述の自民党議員秘曞の講談瀟ブルヌバックス文庫の曞籍ず、犏島原発事故調査委員䌚委員長を勀めた畑村の曞籍を論拠にしお、反蚌したしょう。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "「歌を歌う」ずか「違和感を感じる」ずいうような衚珟を『重蚀』(じゅうげん、じゅうごん)ず蚀いたす。(※ ワヌプロ゜フトで挢字倉換する際は「じゅうげん」で出す。「じゅうごん」だず倉換できない゜フトもある。)", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "囜語教育では、いく぀かの重蚀は䞍正解ずしお扱われたす。たずえば囜語教垫むけの教育曞『倉わる!高校囜語の新しい理論ず実践』(倧修通曞店)を読むず、「違和感を感じる」ずいう衚珟を問題芖しおいたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "しかし、講談瀟ブルヌバックスの倉島保矎 著『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』などで重蚀を䞍正解ずする囜語教育者が反論されおいるように、日本囜民の総意ずしおは合意が取れおいたせんし、䞖間にも重蚀が普及しおいるのが実態です(普及しおいるのが実態だからこそ教育曞でも取り䞊げざるを埗ない)。受け身の「ら」抜き蚀葉などず同様、普及しおいるのが実態です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "報告曞の曞き方ずは盎接の関係はありたせんが、圓wikiでは他にツッコめそうな単元のペヌゞが無いので、この単元を間借り(たがり)しお、少しツッコんでおきたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "なお、䞭孊高校の怜定教科曞では、重蚀に぀いおは特に觊れられおおらず、したがっお文法違反ずも正圓ずも、どちらずも蚀われおいたせん。『倉わる!高校囜語の新しい理論ず実践』(倧修通曞店)の執筆者の䞀人に文科省の官僚の䞀人もいるので、もしかしたら怜定官は重蚀を文法違反だず思っおいるのかもしれたせんが、しかし文科省からは省庁の声明などは出せおいたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "ハッキリ蚀うず、パラグラフラむティングの教育を囜語ではなく(高校の)英語教科曞で行われおいるのですが、この英語教育で文章の曞き方を教える䟋のように、日本の倧孊などの囜語孊者はもう、日本の理科系の知識人からは囜語教育者ずしお盞手されおたせん。しかし、人気商売のビゞネスマンずかは囜語孊者を参考にしおいるかもしれたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "なお、講談瀟ブルヌバックスの著者の倉島保矎は、民間や私䌁業だけでそういっおるのではなく、倧孊などの公挔などにも招かれおパラグラフラむティングなどを教育指導しおいる人です(たずえば東京郜立倧孊の公挔 2023.10.13「著者 倉島先生から教わる論理的な文章を曞くための『パラグラフラむティング講座』」開催に぀いお に招かれおいる人であり、リンク先に「察象者 本孊教職員、博士埌期課皋孊生、博士埌期課皋ぞの進孊を怜蚎する博士前期課皋孊生」ずありたす)。手元に本が無いので倧孊名を忘れたしたが、そのほかの倧孊の理系孊郚でも授業の講垫をしおいたはずです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "このように、ある倧孊の教育者が蚀っおいるこずだからず蚀っお、別に普遍の真実でも䜕でもなく、決しお倧孊業界の倚数での合意があるわけでもなく、業界や共同䜓の皮類によっお正解は倉わるずいう事です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "文章ずいうのは、客局によっお文䜓などを倉える必芁がありたす。もっず蚀うず、報告曞のような、ある皋床の知的な文章を曞く際は、あたりにも広すぎる客局は、避けたほうが安党です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "報告曞ず蚀うのは、仕事などに関しお実際に起きおいる事を䌚瀟に報告するのが目的の曞類ですので、決しお暇぀ぶしなどに小説を読んでいる人は客局ではありたせん。だからこそ、パラグラフラむティングを玹介しおいる倉島などは、囜文孊者の文孊でしか通甚しない囜語教育を批刀しおいるわけです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "サラリヌマンがフルタむムで1日8時間ほど働いた堎合、最䜎でも月絊で15䞇円以䞊は、もらえたす。報告曞ずは、月15䞇円以䞊を毎月欠かさずに払っおくれる䌚瀟のために曞く曞類であり、仕事に関する出来事ずその分析などを報告するために曞くものです。決しお、せいぜい月に3000円おいどしか払っおくれなくお払わない月もあるような暇぀ぶしの小説読者なんかのために曞くものではありたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "本来なら、きちんず", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "みたいに指導しおほしいものですが、困ったこずに倧孊教垫などでも、自分の業界の曞き方だけを唯䞀正解のどこでも通甚する曞き方ずしお指導する、ちょっず頭の悪い倧孊教垫もいお、たったく淘汰されたせん。困ったものです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "だいたい、「違和感を感じる」ずいう衚珟がダメだずしお、ではどの衚珟が正解なのか、倧修通曞店の教育曞は蚀いたせん。じゃあ「違和感がある」ずか「違和を感じる」ずかが正解なのか。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "ハッキリ蚀っお、「違和を感じる」なんお蚀い回し、䞖間では䜿われおいたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "サむト 矢野 幞那 著『「違和感を感じる」ずいう䜿い方は正しい? 間違い? 蚀い換え衚珟を玹介 』掲茉日 2023/04/17 20:01 によるず、「違和感を芚える」「違和感を抱く」などの蚀いかえを提唱しおいたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "しかし、そのほかの感情、たずえば「喜び」、「怒り」、「哀しみ・哀しみ」、「楜しみ」など喜怒哀楜(きどあいらく)に぀いお、", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "「喜びを感じる」は特に重耇しおいたせんし、「怒りを感じる」も特に重耇しおいたせんし、この流儀だず「違和感」だけ䜿い方が違っおしたい、䞍䟿です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "「快感を感じる」ずかもダメなのか? じゃあ「快楜を感じる」はどうなのか? 「快感ず快楜ずで䜵甚する動詞を倉えるのは䞍䟿すぎないか?」ずか、もしこう突っ蟌たれたら、どう反論するのか。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "「快感を抱く」なんお蚀うか? 「快感を芚える」ず蚀い換えるず、少し意味合いが倉わっおしたう(「初めおの快感」みたいな意味に受け取られる)。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "あるいは「優越感」や「劣等感」は? さヌお、どうする!?", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "ほヌら、難しくなっおきたヌ!", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "・・・・ず、たあ、このように、日本語の文法ず蚀うのは、ずおも難しく、実際には慣甚などによっお成り立っおいたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "あたりに慣甚、慣䟋などが倚すぎるので、日本圚䜏の倖囜人にずっおの日本語孊習の負担にもなっおいるので、倖囜人ずの付き合い方にも圱響を䞎えおおり、囜際化の珟代ずしおは、蚀語文化の維持ず囜際化ずの䞡立ずで、いろいろず悩みを抱えおいる日本人すらもいるくらいです。日本経枈は貿易に成り立っおいる、ずいう事も忘れるわけにはいきたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "さお、 矢野 幞那 著『「違和感を感じる」ずいう䜿い方は正しい? 間違い? 蚀い換え衚珟を玹介 』掲茉日 2023/04/17 20:01 では。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "重蚀(二重衚珟)でも普通に䜿われる蚀葉も", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "同じ重蚀の䞭でも、䞀般的に蚱容されおいる衚珟もありたす。䟋えば「犯眪を犯す」「被害を被る」などは、テレビや雑誌でも普通に䜿われおいる重蚀です。䞀方、「頭痛が痛い」「本を読曞する」などは控えた方がいい重蚀ずされおいたす。刀断が難しいですが、蚀い換え衚珟が存圚するのであれば、そちらを䜿うのが無難です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "ずありたす。ご参考に。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "「刀断が難しいですが」ずか「無難」ず蚀われおいるように、珟代語の文法的には正解ずか間違いずかは、決められおいたせん。もし決めおいる自称・囜語孊者がいたら、少なくずも珟代語の孊者ずしおは確実にむンチキ孊者ですので、淘汰すべきです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "じっさい、明治時代から既に重蚀は存圚しおおり、webサむトでは 「違和感を感じる」は誀甚?正しい日本語の䜿い方 が玹介しおいたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "さらに綿谷は明治25幎に出刊された『道楜党曞之内』の巻頭に掲茉された番付【重蚀競】を以䞋のように翻刻し、「すべお圓時の実甚語䞭から、“重蚀”ずいい埗る甚法の蚀葉を取り䞊げたもので、案倖その語数の倚いのに驚かされる」ずも述べおいたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "番付【重蚀競】 行叞:月倜の晩、芋おごらん、明朝早朝 勀進元:孊問を孊ぶ、五戒の戒め 《東》 倧関:埌で埌悔 関脇:䜕月の月 小結:旧暊の暊 前頭:1.䞀時間の間、2.珍物もの、3.倫婊二人、4.䞀所の所、5.五色の色、6.人は䞊人、7.面長な面(かお)、8.五桐ぎり、9.急ぐ急甚、10.半玙の玙、11.癜髪の髪、12.埡神酒の酒、13.迷子の子、14.入札を入る、15.叀いむかし、16.鉄道の道、17.遠い遠囜、18.干物もの、19.䞊ぞ䞊る、20.山家の家 《西》 倧関:理解の解 関脇:䜕日(い぀か)の日 小結:䜕歳の幎 前頭:1.䞀蚀の蚀葉、2.䞊品な品、3.幟人の人、4.別れお別々、5.金絲の絲、6.偏人な人、7.いゝ別嬪、8.玅葉の玅葉(こうよう)、9.廻文を廻す、10.朚の葉ッぱ、11.船の船頭、12.燈明の明り、13.実子の子、14.萜札が萜る、15.今の圓䞖颚、16.銬車の車、17.近い近所、18.唐物もの、19.䞋ぞ䞋る、20.寺の寺内 (※「前頭」の1.~20.は、東西の察をわかりやすくするための䟿宜䞊ナンバリング)", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "「埌で埌悔」ずか「月倜の晩」ずか「孊問を孊ぶ」ずか、21䞖玀でもよく聞きたす。「芋おごらん」は子どもに話かけるような衚珟であたり䜿われなくなっおいるかもしれたせんが、特に文法的には問題芖されおいないのが珟状です。(「ごらん」は「埡芧」なので閲芧(え぀らん)・芳芧(かんらん)のような意味があり、「芋る」ずほが同じ意味)", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "サむト冒頭で、「重蚀」(じゅうげん、じゅうごん)のこずばの意味を玹介しおおり、", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "「違和感を感じる」「銬から萜銬する」「埌で埌悔する」「被害を被る」「犯眪を犯す」「頭痛が痛い」「必ず必芁」「返事を返す」...。これらの衚珟にあなたは「違和感を感じる」でしょうか?", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "䞊蚘のような「同じ意味の語を重ねた蚀い方」は、「重蚀(じゅうごん/じゅうげん)」ず呌ばれおいたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "ず、ありたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "このサむト著者は", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "䞀方、「我々」「泣き泣き」「たたたた」「はやばや」「知らず知らず」などの、同じ単語たたは語根を重ねお䞀語ずした耇合語である「畳語(じょうご)」や、「歌を歌う」「舞を舞う」などの「同族目的語」は避ける必芁はありたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "ず蚀うが、このサむト著者は「違和感を感じる」を問題芖しおいたすが、だったら「違和感を感じる」は同族目的語だず蚀えば反論できおしたいたす。぀たり、「『違和感を感じる』が同族目的語ではない」ずいう事をサむトは蚌明できおいたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "「違和感」ず「感じる」で「感」ずいう挢字を2回䜿っおいるから同族目的語ではないずいうなら、「歌を歌う」も「埌で埌悔」もダメです。ろくに論理的に反論できおいたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "芁するに、単に文句を蚀う人が倚ければ濫甚を控えるべきだずしお、文句を蚀う人が少なかったり偉い文孊者ずかが䜿っおいれば問題芖しない、ずいう、非垞にろくでもない理由で決たっおいるだけです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "小説家や詩人ずいった䜜家のような人気商売なら、それでもいいでしょう。なので文孊郚ずかで文革䜜家志望のコヌスずかでそうするのも(重蚀を控えるのも)アリかもしれたせん。ですが、矩務教育でそれを無批刀に「正解」ずされおは困りたす。「重蚀を問題芖する人もいるので、文孊郚進孊者もいる䞭孊高校教育の堎では重蚀を仕方なく控えおもらう。」ずいうのなら分かりたすが、それは公教育の郜合でしかありたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "なぜなら、別に矩務教育の囜語教育は、䜜家志望者のコヌスではありたせん。矩務教育の囜語は、決しお郚掻の文芞郚の緎習堎ではありたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "そもそも、そういう文孊寄りの囜語教育が珟実の倧人瀟䌚で䜿う日本語ずズレおいるのが2010幎代に問題芖されたからこそ、2022幎の教育指導芁領の改蚂で、囜語教育が倧幅に改定されお、契玄曞の読み方だずか法埋文の読み方を高校教育でもっず時間を掛けお教える事になったのです。(芁するに、日本の倧孊の文孊郚の囜文孊科(こくぶんがっか)の囜語孊者が、少し文科省からは信甚されおいたせん。倧孊入詊の囜語の入詊問題を䜜っおいる囜語孊者そのものが、文科省からは少し信甚されおいない、ずいう意味です。)", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "なので、講談瀟ブルヌバックスの著者の人たちのような理系の人たちも、そういう非論理的な日本の文系の業界の人たちを信甚しおいたせん。パラグラフラむティングの教育も、日本では囜語孊者たちはロクに玹介しおこなかったので、理系の人たちが䞻導しお(文孊郚ではなく理孊郚・工孊郚などの)理系の倧孊孊郚で教育しおきたずいう歎史的経緯すらあるくらいです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "囜語孊者の浅知恵の教育ではなく、正しい囜語教育をするなら", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "ずいう事を基本的に教える必芁がありたす。それゆえ、", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "ずいう方針になるでしょう。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "たずえば「ら」抜き蚀葉を䞍正解ずしお問題芖する勢力がある䞀方、「受け身」ず「可胜」の区別ずいった文意が明確になるずしお掻甚する人もいたす。たずえば「ら」抜き蚀葉の掻甚掟の意芋で、", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "「やれる」なら可胜、「やられる」なら受け身、", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "ずいった䜿い分けができるずしお「ら」抜き蚀葉を積極掻甚する人もいたす。いっぜう、明治時代あたりに制定された文郚省あたりの文法だず「やられる」でも可胜の意味ずしおも䜿えるこずになりたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "もっず蚀うず、明治時代や昭和の敗戊などのあずの囜語改革で文郚省などの制定した文法ず、実際に䞖間や小説やビゞネスなどの堎で䜿われおいる日本語ずは、もう明治時代あたりから既に異なっおいたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "だから業界や地方などによっお、通甚しおいる日本語が違いたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "たずえば「私」の読みの「わたし」ず「わたくし」の意味の違いすら、地域や幎代によっお違いたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "逆に、", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "このように業界が異なれば、奜たしいずされる衚珟も食い違っおいるくらい、実際の日本語の運甚は業界などによっおバラバラなのです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "だから、21䞖玀の珟代の文郚科孊省では、珟代語の囜語教育ずしおは小孊校で習うような最䜎限の芏則だけを定めお、あずはそれぞれの業界の慣䟋に任せおおり、決しお文科省は深入りしおいたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "日本では業界などによっお、奜たしいずされる衚珟の现郚が倉わるのが実態ですので、そういう業界差を教えないで「正解」ず「䞍正解」の衚珟を決める人からは離れたほうが良いでしょう。䟋倖的に、明らかな文法ミス、たずえば「私は have a ペンで~す」ずか「ペンは、わたヌしを、もっおるでヌす」みたいなカタコト倖人みたいな衚珟を陀けば、たず明確な正解・䞍正解が日本語にはないのが実態です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "日本語では、統䞀的な正解衚珟ずいうのは、ありたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "明治や昭和の文郚省(珟圚は文郚科孊省)などの定めた囜文法や囜語教育は、ずりあえずの共通語のための文法に過ぎたせん。実際は、文郚省の定めた文法ですら、方蚀の䞀皮です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "たずめを箇条曞きするなら、", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "ずいう事を教えるこずず", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "ずでも、なるでしょうか。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "ずきどき、䌁業の管理職や、たたは倧孊教員などでも倚少の重耇した説明を䞍正解ずする人もいたすが、講談瀟ブルヌバックスの著者の政治家秘曞や蚭蚈技術者などの曞籍の知芋や「同族目的語」の抂念から、重耇を䞍正解ずする人は倧した仕事をしおない人だずいう事が、分かりたす。そういう出来の悪い管理職のいる䌚瀟からは、ひそかに転職掻動を開始するなどしお、そっず離れたしょう。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "蚭蚈などのアむデア出しの際、いちいち蚀い換え衚珟ずか考えるのが時間の無駄なので、同族目的語のように蚱容するのが実態です。だから元・蚭蚈技術者の倉島(NECで集積回路LSIの蚭蚈をしおた人です)は、重蚀を問題芖しおないわけです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "重蚀をやみくもに䞍正解ずする人は、蚭蚈ずいった䞊流工皋の仕事をしおない人(ここでは「䞊流」ず蚀っおも決しお「身分が高い」ずいう意味ではなく「最初のほうの工皋」ず蚀う意味です)、たずえば人栌的に問題があっお、そういう䞊流の仕事を任せおもらえない人なので、転職などをしお離れる必芁がありたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "瀟䌚では、文句ばかりを蚀う局は、そもそも客局から排陀されたす。たずえばむスラム教埒は戒埋(かいり぀)がきびしく文句を色々ず぀けおくるので、日本の創䜜物などでは、そもそもむスラム教埒を出さなくなり、最初から䜜品内にむアスラム教埒などは基本的に「居ない」ものずしお扱われおいる傟向すらありたす。もっずも、むスラム教埒も別に日本などずの商売のために宗教をしおいるわけではないので、それでも気にしおいたせんが。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "東アゞア系などの圚日倖囜人なども同様で、最初から居ないものずしお扱っおいる䜜品も倚くありたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "䌁業の䞭には、金払いが悪いくせに口うるさい消費者を嫌っお、そもそも䞀般消費者に向けおは商品を販売しおいない䌁業すらも存圚するくらいであり、そのような䌁業矀をたずめお「B to B 」䌁業(ビヌ・トゥヌ・ビヌきぎょう)ず蚀いたす。Business to Business の略です。いっぜう、䞀般消費者向けの䌁業のこずは「B to C 䌁業」ず蚀い、to Consumer (消費者向け)の意味です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "消費しかしたこずのない子どもには分からないのかもしれたせんが、倧衆むけ・消費者むけの商売ずいうのは、今や、嫌々(いやいや)にやらされる仕事なのです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "株䞻などの倖郚向けの報告曞や、䞀般消費者むけの報告曞は、いやいや曞かされるものです。株䞻に関しおは、実際に数癟䞇円以䞊を出資しおくれたり、株匏総䌚の䌚堎に足を運んでくれるので、最䜎限の瀌儀ずしお、䞀応は矩務教育教育レベルの敬語で曞類を曞いお、真摯に察応したす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "音楜ミュヌゞシャンなんか芞胜人の䞀郚も既にそうなっおおり、たずえば音楜CDなどを出しおもケチくらい消費者に文句しか蚀われないし違法コピヌも広たりやすいから、いたやラむブむベント䞭心のミュヌゞシャンすらもいるくらいです。実際にラむブ䌚堎ずいう珟地に実際に足を運んでくれる人だけを盞手する、ずいう商売です。䞇が䞀、ラむブむベントが違法に録画されおも、誰が録画したかを远跡しやすい(なので蚎蚟(そしょう)しやすい)、ずいう利点もありたす。おそらく、萜語家や噺家(はなしか)なども同様の傟向でしょう。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 288, "tag": "p", "text": "いたや、宣䌝のために仕方なく、最䜎限のCDやDVDや曞籍を販売する、ずいった構造になっおいる業界すらも、あるくらいなのです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 289, "tag": "p", "text": "さお、(倖郚向けではなく)瀟内向けの報告曞で、いちいち「拝啓」だの「敬具」だの曞いおたら、䞊叞に銬鹿にされたす。「そんなこずに気を䜿っおるくらいなら、さっさず、起きたこずだけを曞いお、報告曞を提出しろ」みたいに䞊叞に指導されるのがオチです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 290, "tag": "p", "text": "瀟倖向けの曞類だけ、仕方なく、無瀌のないように最䜎限の瀌儀ずしお「拝啓」だの「~でございたす」だのみたいな䞁寧な衚珟を䜿うだけです。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 291, "tag": "p", "text": "䌁業瀟䌚での敬語ず蚀うのは、䞭孊校や高校の教科曞や参考曞にあるような敬語で十分です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 292, "tag": "p", "text": "なお、敬語の䜿い方に぀いお、少しくらい䞁寧すぎるぶんには、䌁業では問題ありたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 293, "tag": "p", "text": "たずえば「~させおいただきたす事になりたす。」みたいな衚珟を敬語の䜿いすぎの衚珟みたいに批刀する評論家もいたすが、しかし小売業界では特に問題芖はされおいたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 294, "tag": "p", "text": "あるいは、文章だず字数を短くするために「~したす。」ずなっお、口頭だず「~させおいただきたす」になったりず、文章ず口頭ずで蚀い回しが違うこずすら、ありたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 295, "tag": "p", "text": "スヌパヌやデパヌトなど小売業界のレゞ打ちの人の蚀葉遣いを「䞁寧すぎる」ず問題芖する評論家もいたすが、小売業界からは党く盞手されおいたせん。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 296, "tag": "p", "text": "孊校の䜜文では、あたり、それぞれの段萜にタむトルを぀ける事はないですが、しかし、䌁業などでのレポヌトは違いたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 297, "tag": "p", "text": "あなたが今このペヌゞで読んでいる文章にも各章にタむトルがあるように、レポヌトにも章ごずにタむトルがあるず、管理しやすくなりたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 298, "tag": "p", "text": "たた、そのタむトルの぀けかたは、その章の調査察象などを簡朔に瀺すタむトルにしおください。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 299, "tag": "p", "text": "たずえば、日本の歎史に぀いおのレポヌトで、ある章では日本の江戞時代の食文化に぀いお調査した結果を䞻に玹介しおいるなら、その章のタむトルは単に「江戞時代の食文化に぀いお」のような簡朔なタむトルで充分です。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 300, "tag": "p", "text": "けっしお、䞖間の各皮の広告のキャッチコピヌなどのように、䞀芋するず矛盟するようなタむトルを぀けないでください。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 301, "tag": "p", "text": "たずえば、江戞時代の食文化のレポヌトなのに、人目を匕こうず思っお「江戞の寿叞は未来だ!」(× ダメな䟋)ずかの矛盟したタむトルを぀けるず、レポヌトの管理者(䞊叞など)に読解䜜業の負担が掛かりたす。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 302, "tag": "p", "text": "なお、感想などの段萜も、タむトルを぀けるべきです。感想の欄のタむトルは「感想」で充分でしょう。", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 303, "tag": "p", "text": "", "title": "蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ" }, { "paragraph_id": 304, "tag": "p", "text": "たずえば瀟䌚科の地理などのレポヌトで、特定の囜の文化に぀いおレポヌトを曞く堎合には、文献調査が必芁でしょう。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 305, "tag": "p", "text": "たずえ、理科実隓など実技関係のレポヌトでも、参考曞も甚意しおおいお、必芁に応じお、関連箇所を目次で探しお読むず、良いでしょう。 (ただし、その科目の参考曞が垂販されおれば、の堎合ですが)", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 306, "tag": "p", "text": "参考曞を読む必芁が無いなら、参考曞を読む必芁はありたせん。調査時間も限られおいるだろうし、参考曞のすべおを読む必芁はありたせん。参考曞に぀いおは、目次で関連の深そうなテヌマを1぀か2぀か探しお、数ペヌゞでも読めば充分です。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 307, "tag": "p", "text": "それでも分からないこずがあれば、そこで初めお、図曞通を利甚したり、むンタヌネットを利甚したりすればよいのです。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 308, "tag": "p", "text": "参考曞を読めば分かるようなこずを調べるのに、わざわざ図曞通に行くのは、時間が倧倉に掛かりたす。それに倜䞭などは図曞通が閉たっおいたす。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 309, "tag": "p", "text": "䞭孊の参考曞だけでなく、高校の参考曞・資料集も、文献調査の際に買っおおくず、図曞通で文献を探す時間を節玄できお䟿利です。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 310, "tag": "p", "text": "", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 311, "tag": "p", "text": "内容の矅列をするなら、その文献を玹介すれば良いのです。そもそも内容の矅列は、孊校偎の出す課題のテヌマにならないでしょう。そしお、その文献の内容のうち、報告曞で必芁な箇所を玹介すれば、枈むだけです。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 312, "tag": "p", "text": "教科曞・参考曞以倖の本の内容を玹介する堎合でも同様です。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 313, "tag": "p", "text": "説明のため、どうしおも教科曞たたは参考曞の䞀文や語句などを玹介する必芁がある堎合などでも、玹介した文や語句に぀いおの自分(=あなた自身)の考えを、自分の理解できる蚀葉で説明しおください。読者が知りたいのは、あなたの分析であり、べ぀にどこの教科曞や参考曞に、䜕が曞いおあるかを知りたいのではありたせん。あなたの考えを説明するべきなのです。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 314, "tag": "p", "text": "なお、匕甚などが必芁な堎合なら、カギ括匧(「」ずか『』)で くくっお、たた、匕甚であるこずを明蚘しおください。この匕甚のルヌルは、匕甚のもずになった䜜品の䜜者の著䜜暩などの暩利を尊重するためです。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 315, "tag": "p", "text": "", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 316, "tag": "p", "text": "実技分野以倖の、囜語や瀟䌚科などのレポヌトなどで、文献を読んでレポヌトを曞く課題の堎合です。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 317, "tag": "p", "text": "文献調査によっお曞く報告曞の堎合、あなたの䞻匵の根拠にした出兞を玹介しおください。あなたが調査のために読んだ本のタむトルなどです。読んだ本が耇数冊ある堎合は、最䜎でも1冊はタむトルを曞いおください。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 318, "tag": "p", "text": "報告曞にかぎらず、匕甚の堎合には最䜎でも、その出兞に぀いお、著者名・タむトル・出版瀟名 の3点は必ず蚘茉するのがマナヌです。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 319, "tag": "p", "text": "䞀般的には、倧人の文献調査では、基本的には、出版瀟名・タむトル・著者名・出版幎および版・参考にしたペヌゞなどを曞きたす。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 320, "tag": "p", "text": "このように、䞻匵の根拠にした文献などを「参考文献」ず蚀いたす。", "title": "䞭孊生甚のノりハり" }, { "paragraph_id": 321, "tag": "p", "text": "匕甚ずは、他の本に曞いおあるこずを、そのたた曞き写すこずです。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 322, "tag": "p", "text": "たずえば『平家物語』から冒頭郚を匕甚するず「祇園粟舎の鐘の音、諞行無垞の響きあり」ずなりたす。読みがな(「ぎおんしょうじゃ」ずか「しょぎょうむじょう」ずか)は、匕甚する必芁は、ありたせん。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 323, "tag": "p", "text": "䞊蚘の平家物語からの匕甚の䟋のように、匕甚が必芁な堎合は、その匕甚した郚分を、カギ括匧(「」など)で、くくっおください。 䞊蚘の䟋では「祇園粟舎の鐘の音、諞行無垞の響きあり」の郚分が、匕甚された箇所になりたす。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 324, "tag": "p", "text": "たた、どこの本からの匕甚なのか、はっきりず分かるように玹介するべきです。䞊蚘の䟋の堎合、『平家物語』ずいう本からの匕甚だず分かりたす。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 325, "tag": "p", "text": "匕甚の文量は、最䜎限にしおください。たた、匕甚の際には、原則的に文字を倉えたりせず、そのたた曞き写したす。ただし、挢字が垞甚挢字以倖などの堎合、垞甚挢字に倉えおもかたいたせん(この堎合、垞甚挢字に倉曎したこずは、いちいち説明しなくおいい)。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 326, "tag": "p", "text": "しかし、そのような特別な理由が無いかぎり、そのたた蚘茉するのが、匕甚のルヌルです。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 327, "tag": "p", "text": "もし、なんらかの特別な理由があっお、そのたた蚘茉できない堎合には、その理由を手短かに説明するようにしたしょう。そうでなければ、剜窃ずいっお、他の人の文章をぬすんだのず同じ扱いになっおしたいたす。剜窃ずみなされるず、よくおレポヌトの曞き盎し、悪ければ0点扱いされおしたいたす。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 328, "tag": "p", "text": "", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 329, "tag": "p", "text": "よくある、間違った匕甚の䟋ずしお、䜜者名ずその人の発蚀だけを玹介する䟋がありたす。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 330, "tag": "p", "text": "たずえば", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 331, "tag": "p", "text": "※ ダメ名匕甚の蚘茉の䟋", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 332, "tag": "p", "text": "みたいな匕甚の仕方です。なお、この文章(倏は~季節)は怜定図曞からの匕甚で、孊校図曞(教科曞出版瀟のひず぀)の䞭1囜語の䞭にある文章。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 333, "tag": "p", "text": "この文章だけ玹介されおも、玹介文を読たされた読者にずっおは、裏づけ調査が䞍可胜たたは困難です。どの文献を調べれば乗っおいるかすら明蚘しおいないので、この䜜家のすべおの著䜜を把握しないず、裏づけ調査できなくなっおしたいたす。そしお、そもそも、この䜜家のすべおの著悪を把握しおいるような人にずっおは、そもそも、「怎名誠」ず出兞の䜜者名を玹介する必芁は無いので、よっお読者にずっおは䜜者名だけを玹介するのは無駄です。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 334, "tag": "p", "text": "正しい匕甚の仕方は、曞籍名、䜜者名、ペヌゞ、出版幎月日や第䜕版や第䜕刷などを正確に蚘述する必芁がありたす。でないず、他の人が裏づけ調査をできないからです。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 335, "tag": "p", "text": "なので、正しい匕甚の仕方だず、たずえば", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 336, "tag": "p", "text": "みたいに、どこから匕甚したのかを、きちんず第䞉者が「本圓にもずの文献には、そう曞いおあるか?」裏づけ調査をできるように匕甚を玹介する必芁がありたす。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 337, "tag": "p", "text": "どうやら", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 338, "tag": "p", "text": "みたいな、偉人の名文などの文章の玹介ずかず混同しおいるような、たちがった匕甚の方法が、むンタヌネットでは、ずきどき芋受けられたす。(なお、パスカルずは西掋の哲孊者・科孊者のひずり。)", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 339, "tag": "p", "text": "なお、このパスカルのような倖囜の偉人の文献での発蚀ですら、本来の匕甚なら、たずえば", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 340, "tag": "p", "text": "みたいに、なにを調べれば裏づけ調査できるかのように描かないず、第䞉者が裏づけ調査しづらいために匕甚ずしおは圹立たず、あたり匕甚ずしお正しいずは認められないでしょう。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 341, "tag": "p", "text": "ただしも、小孊校や䞭孊校など矩務教育や公教育で習うような垞識的な有名䜜から、", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 342, "tag": "p", "text": "のように有名䜜を玹介するならずもかく、", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 343, "tag": "p", "text": "読者に知らない人も倚いかもしれない䜜品ですら、曞籍名すら挙げないのは、明確に匕甚ずしおは間違っおいたす。", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 344, "tag": "p", "text": "", "title": "匕甚および参考文献に぀いお" }, { "paragraph_id": 345, "tag": "p", "text": "物語文などでは文章の䞻語は省略される堎合もありたす。しかし、説明文や報告曞などでは、なるべく䞻語を曞いたほうが分かりやすいです。この箇条曞き項目の「なるべく䞻語、あるいは目的語は省略せず、䞻語・目的語を曞いたほうが分かりやすいです」ずいう文章も、䞻語や目的語を省略せず、曞いおいたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 346, "tag": "p", "text": "たた、できれば䞻語ず述語ずが、近くにあるほうが、読みやすくなりたす(日本語は述語で意味が確定するため)。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 347, "tag": "p", "text": "このため、もし䞀文の修食語が長い堎合には、文節を分ける工倫が必芁です。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 348, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 349, "tag": "p", "text": "ではなくお、", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 350, "tag": "p", "text": "のほうが、読みやすいでしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 351, "tag": "p", "text": "このように正確さを損なわない範囲で、なるべく䞻語ず述語を近づけたしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 352, "tag": "p", "text": "たた、䞀般に物事を分かりやすく説明したい堎合には、党䜓像や抂芁を先に述べおから、各論を述べたほうが䌝わりやすいです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 353, "tag": "p", "text": "なお、このように、レポヌトや報告曞などの冒頭で述べる、党䜓像を手短かにたずめた段萜のこずを「アりトラむン」(英:outline )ずいいたす。(※ なお論文の堎合は冒頭の芁点の段萜のこずを「アブストラクト」ずいうが、「アりトラむン」ず「アブストラクト」ではニュアンスが埮劙に違う。論文の曞き方に぀いおは䞭孊生には高床なため、説明を省略。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 354, "tag": "p", "text": "たた、この冒頭の抂芁(読者向けのアりトラむン)を曞く順序ずしおは、よくあるパタヌンずしお、じ぀は、その曞類執筆時の最埌のほうの時点で曞くこずになる堎合がよくありたす。なぜなら、最埌のほうの時点で冒頭を曞いたほうが、曞き手が曞類で抂芁のあずに説明する内容をすでに分かっおいるので、より的確な抂芁を曞くこずができるからです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 355, "tag": "p", "text": "パ゜コン時代の著䜜・線集は、じ぀はこういう順序になるのが普通です。手曞きの時代ずは、順序が違いたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 356, "tag": "p", "text": "ただし、もうひず぀の別パタヌンずしお、倚くの芁因からなる耇雑なテヌマを扱うレポヌトの堎合には、䞋曞きで冒頭に抂芁・序論などを先に曞いお話題を限定しお、自分のためのガむドラむンずしお抂芁・序論を掻甚し぀぀、そのあずから、序論の方針にしたがっお本論を曞き加え、そしお最埌にたた冒頭の抂芁・序論を曞きなおす、などずいうパタヌンもありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 357, "tag": "p", "text": "どちらのパタヌンにせよ結局、冒頭郚は、本論を曞いた埌に、冒頭郚の抂芁・序論を曞き盎す必芁がありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 358, "tag": "p", "text": "もし曞類に目次を぀ける堎合にも、おそらく目次を曞く時点がい぀かずいうず、スケゞュヌルでは最埌のほうの時点に目次を曞くこずになるでしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 359, "tag": "p", "text": "さお、文章を曞く際、䞻語ず述語を近づけた文章構成にすれば、自然ず、最初の䞻語・出埌の文節で抂芁が述べられ、次の䞻語・述語の文節で各論が述べられるので、぀たわりやすくなるので、䞀石二鳥です。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 360, "tag": "p", "text": "ただし、このように、䞻語ず述語を近づけるず、やや堅苊しい蚀い方だず受け取られる堎合や、内容によっおは䞍正確になっおしたう堎合もあるので、読者の䞭孊生は、うたく䜿い分けおください。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 361, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 362, "tag": "p", "text": "日本語は、文章の最埌たで読たないず意味が確定したせん。そのため、䞀文が長いず、読む際の負担が増えたす。この「䞀文は、短めに曞く」ずいう文章自䜓、なるべく短く曞こうずしおいたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 363, "tag": "p", "text": "䞀般に、ビゞネス文曞でも、䞀文はなるべく短く曞くのがマナヌずされおいたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 364, "tag": "p", "text": "たた、このため「~であるが、」など助詞「が」をあたり䜿わないのもテクニックです。逆接の助詞「が」を䜿うず文章が長くなりがちです。「~である。しかし」のように接続詞「しかし」に蚀い換えるのもテクニックです。「しかし」ではなく「ただし」のほうが適切な堎合もありたすので、文章に応じお䜿い分けおください。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 365, "tag": "p", "text": "なお、「であるが」「だが」は逆接でない堎合も倚くありたす。どちらにせよ、「であるが」「だが」は、䜿う堎合は文章が長くなりがちなので少し気を付ける必芁がありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 366, "tag": "p", "text": "理由を衚す「であるから」「であるので」ずいう長い蚀い回しもなるべく避けるべきで、改善策ずしお「である。だから」「である。なので」のように2぀の文に分けるほうが無難です。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 367, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 368, "tag": "p", "text": "日本語は、文章の最埌たで読たないず意味が確定したせん。日本語では、吊定圢(〜ない、〜しない、〜ず)などの動詞などは文の最埌に来たす。吊定圢の前埌では、文党䜓の意味が正反察に倉わりたす。 たずえば、「食べない」は、「食べ」の段階では読み手・聞き手にずっおは「食べたい」「食べるずき」「食べよう」「食べない」など、色々な可胜性がありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 369, "tag": "p", "text": "そのため、吊定圢があるず、読み盎しの手間が生じたす。吊定圢が倚いず、読み盎しの手間が増えお、読みにくい文章になりたす。この箇条曞き項目「なるべく肯定圢で曞く。あたり、吊定圢は甚いない」ずいう文章自䜓、「○○で曞く」ずいう肯定圢の衚珟を優先し、「△△は甚いない」ずいうような吊定圢の衚珟を埌回しにしおいたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 370, "tag": "p", "text": "どうしおも吊定圢だけでかく堎合、たず、吊定される語句を短くしたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 371, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 372, "tag": "p", "text": "ずいう文章の堎合、吊定される語句は「右」ずいう、たった1文字です。このように、たった数文字だけに短くしたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 373, "tag": "p", "text": "悪い䟋ずしお、吊定される語句が長い䟋文をみおみたしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 374, "tag": "p", "text": "なんお吊定される語句の長い文を読たされたら、きっず読んでる人はムカ぀く぀でしょう。なぜなら、読んでる人は、せっかく「ゞュゲムゞュゲムゎゎヌノスリキレ」ずいう長い語句を読んだのに、その埌に「ではなくお」ず吊定されるので、いたたで読んだ努力が無駄になっおしたうからです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 375, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 376, "tag": "p", "text": "あるいは、吊定を䜿う堎合のもうひず぀の手法ずしお、盎前に疑問文を぀けお「では、○○なのか?」ず問うた盎埌に答えで「違う。○○ではない。」ずかのように、「違う。」ずかを前に぀けるず、誀読のおそれが少ないでしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 377, "tag": "p", "text": "「では、山田さんなのか? ちがう。『山田さん』ではなく『田山さん』である。」のように。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 378, "tag": "p", "text": "口頭で「ちがう」だず匷すぎる衚珟で倱瀌だず感じる堎合、「ちがうず思いたす」ずか「ちがうのではないでしょうか?」みたいに、婉曲的な語尟を぀ける方向性で䞁寧にしおいくのが安党でしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 379, "tag": "p", "text": "別の理由ですが、ある曞籍では、䞀文に耇数のテヌマを蚭けるず読みづらくなるので、「肯定」ず「吊定」は別々の文章に分けるべきだず䞻匵しおいたす。同様の理由で、「原因」ず「結果」も1文には曞かないようにすべきず䞻匵しおいたす。「原則」ず「䟋倖」も1文には曞かないようにすべきず䞻匵しおいたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 380, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 381, "tag": "p", "text": "この単元では、おもに文章での報告方法を䞭心に説明したす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 382, "tag": "p", "text": "さお、肯定圢を先に無く堎合、泚意すべきは、肯定圢の文ず吊定圢の文を、必芁に応じお2぀の文に分けるこずです。たずえば仮に", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 383, "tag": "p", "text": "ずいう文章があったずしたしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 384, "tag": "p", "text": "「フドシラ」「ペネモモ」「ロブキフ」ずは、いたここで考えた固有名詞です。圓然、蟞曞には茉っおたせん。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 385, "tag": "p", "text": "さお、この文章(「フドシラはペネモモでありロブキフではない。」)では、肯定圢(「〜であり」の郚分)ず吊定圢(「〜ではない」の郚分)を、くっ぀けお、ひず぀の文にしおいたす。さお、結局、「フドシラ」ずは「ペネモモ」なのでしょうか、それずもペネモモではないのでしょうか?", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 386, "tag": "p", "text": "解釈が、次のように䜕通りにも分かれたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 387, "tag": "p", "text": "このように、肯定圢ず吊定圢をひず぀の文にくっ぀けるず、解釈の仕方が2通り以䞊、考えられる堎合が生じるので、読む手にずっおは面倒な事態が生じたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 388, "tag": "p", "text": "なお、もし元の文(「フドシラはペネモモでありロブキフではない」)のかわりに「フドシラはロブキフではなく、ペネモモである」ず曞けば、解釈2の堎合だず分かりたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 389, "tag": "p", "text": "そのため、どうしおも肯定圢ず吊定圢を1぀の文に぀なげる必芁のある堎合、吊定圢を先に持っおきたしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 390, "tag": "p", "text": "さお、もし「フドシラ」「ペネモモ」などの意味䞍明な単語ではなく、", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 391, "tag": "p", "text": "ずいう文章だったら、䞀般の読み手は「神奈川県」ず「岡山県」は別の県だず知っおたすから、山田くんの出身地を「神奈川県であり岡山県」ずいう土地だず誀解する事はありたせん。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 392, "tag": "p", "text": "しかし、報告曞で䜿うこずになる単語は、必ずしも䞀般の読み手が知っおる単語だずは限りたせん。䟋えば、", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 393, "tag": "p", "text": "ずかになったら、もう読み手は、お手䞊げです。結局、ゎンザレスの出身地は「新井」なのでしょうか。それずも出身地は「新井」の「3䞁目」ではなく、たったく別の堎所なのでしょうか。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 394, "tag": "p", "text": "肯定圢を先にかく手法には、こういうリスクがありたすので、曞類では、肯定圢を先に曞くのをやめお吊定圢を先に曞く方が良い状況もありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 395, "tag": "p", "text": "しかし、口頭での報告では、", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 396, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 397, "tag": "p", "text": "疑問点は、文䞭で早めに説明しおいただけるず、読者にずっおは読み返す手間が省けるので、疑問点は文䞭で早めに説明したほうが良いです。たた、疑問「点」ず衚蚘しおいるように、できれば疑問の箇所は文䞭で明確にしおおき、説明のための文ずは、別の文ずすべきでしょう。さきほどの「あたり、吊定圢は甚いない」にする理由ず䌌おいお、読み返しの手間が少ない文章構成にするほうが、読者にずっお䟿利です。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 398, "tag": "p", "text": "・ ノりハり(参考): 疑問文が長くなりそうなら、文頭で「疑問だが」などず述べおしたうのも、䞀぀の手法。 日本語では、「ある文が疑問文であるかどうか」は、文末を読たないず分からないため(文末に「〜なのだろうか?」「〜ではないか?」などのように文末の衚珟を読たなければ分からない)、もし疑問文が長い堎合、読者に長い文を読み返す必芁が生じおしたいたす。読者は、文末を読む手前の瞬間たでは、おっきりその文を平叙文だず思っお読んでいるのが普通です。読者は文末を読んでから、やっず、その文が疑問文だずいうこずに気付くのです。 読者が、文末を読んで疑問文だず気付いおから、文頭の内容を思い返したり、あるいは読みかえしたりしお、疑問文の内容を把握しようずするのです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 399, "tag": "p", "text": "もし、疑問文の文章が短くお、しかも単玔な内容なら、通垞の疑問文で構わないでしょう。短い文章を読み返すのに、たいした手間は掛からないからです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 400, "tag": "p", "text": "でも、もし疑問文が長くお、しかも内容が難解なら?", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 401, "tag": "p", "text": "そしお、たいおいの堎合、孊生の曞く疑問文は長くなりがちです。䜕故かずいうず、報告曞の曞き手が分からない内容を、曞き手自身が手短かに説明するのは困難だからです。そもそも短く説明するためには、芁点を理解しおなければなりたせん。しかし、そもそも分からない内容の芁点を理解するずいうひずは、通垞ありえたせん。しかも報告曞に曞くような難しいテヌマなので、なかなか短く説明するのが難しいのです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 402, "tag": "p", "text": "そのため、たいおいの堎合、疑問文は長くなりがちです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 403, "tag": "p", "text": "そこで、もし報告曞で疑問点を述べる堎合、疑問文の冒頭で「疑問点であるが、〜」「疑問だが、〜」のように、文頭で最初っから、その文が疑問文である事を述べおしたえば、読者は読み返しの必芁が枛るので、読者にずっお助かりたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 404, "tag": "p", "text": "英文法を考えおみれば、英語では、疑問文は冒頭に「Do you 」ずか「Are you 」ず衚珟しおいお、疑問文である事が明確です。日本語の報告曞でも同様に、疑問がある堎合は、文頭の衚珟を工倫しお、疑問文であるこずを明確にしたしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 405, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 406, "tag": "p", "text": "たずえ読み手が文章を最埌たで読たなくおも、読み手が文意を予枬できるようにしお、冒頭に接続詞などを甚いお、文意を瀺したす。さっき読んだ冒頭文の「たずえ読み手が文章を最埌たで読たなくおも、」ずいう文節自䜓が、「たずえ」ずいう接続詞によっお、文意を予枬させおいたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 407, "tag": "p", "text": "重芁なのは、読み手にそのあずの文章を予想させるこずですので、必ずしも文法的には接続詞でなくおも構いたせん。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 408, "tag": "p", "text": "たずえば文頭で「具䜓的には」ず曞けば、読み手にずっおは、「あ、このあずに具䜓䟋が来るんだな」っお予枬できたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 409, "tag": "p", "text": "「同様に」などの蚀い回しを文頭に持っおきた堎合も同じく、読み手はその埌の内容を予想できたす。こういう文章テクニックを掻甚したしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 410, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 411, "tag": "p", "text": "理由のひず぀は、箇条曞きによっお、説明察象の党䜓像がハッキリするからです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 412, "tag": "p", "text": "たずえば", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 413, "tag": "p", "text": "ず冒頭で箇条曞きする事によっお、これから説明する項目(「* なるべく䞻語〜」「* 䞀文は〜」「* なるべく肯定系〜」・・・「* なるべく結論から」)の党䜓の構造が、ハッキリしたす。ここでいう「構造」ずは、「* なるべく䞻語〜」に぀いお説明ず、「* 䞀文は〜」の説明が分離しおいる事が分かるなどのように、䜕ず䜕が分離しおいるかが分かりたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 414, "tag": "p", "text": "もし、「䞀文は短めに曞き、さらになるべく肯定系で曞き、そしお接続詞を甚いお文の抂芁を瀺し、」・・・などのように曞いおしたうず、文章が長くなり、読者は読解をするのが倧倉になっおしたいたすし、構造がどうなっおるかも分かりづらいです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 415, "tag": "p", "text": "しかも構造が、次の䟋のように読者には䜕パタヌンも考えられおしたいたす。たずえば、", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 416, "tag": "p", "text": "のように、読者は色々なパタヌンを想定しお、どの構造なのかを読解せねばならず、読者に䜙蚈な手間が増えたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 417, "tag": "p", "text": "たた、曞く人の偎も、接続詞の「さらに」「そしお」など、文脈に応じお远加せねばならず、手間が増えお、倧倉になりたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 418, "tag": "p", "text": "箇条曞きにしない堎合、読者も、曞き手も、ずもに手間が増えおしたい、なにも良いこずはありたせん。䌁業などでの報告曞の実務では、積極的に箇条曞きを甚いたほうが良いでしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 419, "tag": "p", "text": "この蚘事自䜓も、箇条曞きを積極的に利甚しおいたす。孊校の䜜文などでは、原皿甚玙の郜合などで箇条曞きが難しい堎合もありたすが、念頭に入れおください。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 420, "tag": "p", "text": "なお、箇条曞きをする際は、箇条曞きされた各文の冒頭に「・」などの蚘号を぀けお、箇条曞きである事を分かりやすく衚瀺したしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 421, "tag": "p", "text": "なぜなら、読者にずっおは、読み盎しの手間が枛りたす。この蚘事自䜓、なるべく結論から曞こうずしおいたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 422, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 423, "tag": "p", "text": "報告曞での文の読たれる順序は、かならずしも文章のはじめから文が読たれるずはかぎらず、抜粋などをされお、第䞉者の読者に途䞭だけ読たれる堎合もありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 424, "tag": "p", "text": "もし曞く際に代名詞(それ、あれ、あの人、圌、圌女、・・・などなど)を倚甚するず、読み手が代名詞の答えを探すために前の文を読み返す負担が増えるので、報告曞や論文・レポヌトなどでは、なるべく代名詞を抑え、具䜓的な名称などで曞いたほうが良いのです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 425, "tag": "p", "text": "具䜓的な名称ずは、たずえば「その本は」ではなくお、「その『我茩は猫である』ずいう本は」のように具䜓名で蚀い換えるずいう事です。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 426, "tag": "p", "text": "他にも、段萜の始めや、章の始めなどでは、読み手がわざわざ前の段萜や前の章を読み返さなくおもすむように、代名詞や指瀺語の䜿甚はひかえめにしたほうがいいでしょう。぀たり、段萜の始めなどでは、具䜓的に名称を曞くほうが、きっず読みやすいのです。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 427, "tag": "p", "text": "䞭孊生・高校生では、別に報告曞の曞き方をここたで緎習する必芁は無いでしょう。そもそも、孊習時間も足りたせん。(孊生は、他の教科・他の単元の孊習もしなければならない。) 頭の片隅にでも、読者である䞭高生は、報告曞の曞き方を入れおおいおください。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 428, "tag": "p", "text": "ただし、詩歌や俳句や物語文などの堎合は、文を曞く際のノりハりが、報告曞ずは倉わりたす。俳句の堎合は字数の制限がありたすし、詩歌や物語文などの堎合には音のリズムの関係もあるでしょうから、あたりに具䜓的に名称を曞いおばかりいるず、かえっお読みづらくなっおしたうかもしれたせん。このような詩歌などの堎合には、指瀺語や代名詞も甚いたほうが良いかもしれたせん。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 429, "tag": "p", "text": "曞き手は甚途に応じお、曞き方を分けおください。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 430, "tag": "p", "text": "", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 431, "tag": "p", "text": "実務の報告曞では、かならずしも、すべおを文章で衚蚘する必芁はなく、数倀的なデヌタなら、グラフ(棒グラフや円グラフなど)で衚瀺するほうが、ひず目で読み手が把握しやすく、読みやすい堎合もありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 432, "tag": "p", "text": "パ゜コンの衚蚈算゜フト(゚クセルなど)には、グラフを䜜る機胜もありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 433, "tag": "p", "text": "そしおワヌプロ゜フト(ワヌドなど)に、衚蚈算゜フトで䜜ったグラフ画像を貌り぀ける機胜がありたす。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 434, "tag": "p", "text": "文章を曞いたばかりのずきは、曞き手の頭の䞭では、予備知識がフル皌働しおいるので、なかなか他人芖点になれたせん。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 435, "tag": "p", "text": "なので、埌日に読み返しお芋盎したり、あるいは他人に読んでもらっお改善点をもらうのも良いでしょう。", "title": "報告曞の曞き方のノりハり" }, { "paragraph_id": 436, "tag": "p", "text": "(※ 口頭発衚は、䞭孊3幎の囜語の範囲。)", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 437, "tag": "p", "text": "口頭発衚では、聞き手が、聞き返すこずが、むずかしいのです。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 438, "tag": "p", "text": "もし、報告曞の文章を読み返す堎合なら、読み手が「読みかえそう」ず思えば、時間さえあれば、いくらでも読み返せたす。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 439, "tag": "p", "text": "しかし、口頭発衚では、聞き手が、「聞きかえしたい」ず思っおも、話し手に頌める立堎になければ、聞き返すこずができたせん。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 440, "tag": "p", "text": "なので、もし、口頭発衚をする堎合は、このこずの泚意しお、文章を、あらかじめ考えおおく必芁がありたす。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 441, "tag": "p", "text": "たず、報告曞の曞き方でも教えたように、芁点を先に䌝えるずいう方法を、口頭発衚でも行いたす。 たた、日本語の挔説ならば、吊定型ではなく肯定圢で蚀い替えるずいう手法も、挔説などの口頭発衚では必芁です。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 442, "tag": "p", "text": "さお、キング牧垫の黒人差別反察の挔説を、おそらく䞭孊3幎くらいに孊校で習うず思いたす。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 443, "tag": "p", "text": "「私には、倢がある。」ずいう、あの挔説です。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 444, "tag": "p", "text": "キング牧垫が、こういうふうに蚀っおるのは、かならずしも文芞的な衚珟ずはかぎらず、挔説のさいに、芁点をさいしょに䌝えるずいう手法を䜿った結果でもあるでしょう。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 445, "tag": "p", "text": "仮に、あなたが、キング牧垫のあの時代のあの堎所にいた芳客の1人だずしたしょう。挔説者のキング牧垫から「私には、倢がある。」ずいう蚀葉を聞けば、聞き手は、「この発蚀のすぐあずに、これから、その倢の内容を語るんだな・・・」ず予想できたす。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 446, "tag": "p", "text": "で、その倢の内容が、黒人差別をやめさせたい、ずいう、あの有名な挔説なわけです。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 447, "tag": "p", "text": "いっぜう、もし、いきなり、キング牧垫が倢の内容を語ったずしたしょう。「私には、倢がある。」ずいう前眮きをいわずに、いきなり「黒人ぞの差別を、やめさせたい。」ずか蚀ったずしたしょう。(なお、キング牧垫のじっさいに蚀った挔説は、もっず長く、䜕分間も話し続ける挔説である。しかし、本wikibooksでは、説明を簡単にするため、仮に(かりに)、キング牧垫の挔説の内容が数秒だったず、眮き換えるこずにする。)", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 448, "tag": "p", "text": "芳客の立堎になっおみたしょう。するず、䞋蚘に述べたすが、いく぀かの欠点があるのです。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 449, "tag": "p", "text": "実際には英語で牧垫は蚀ったのでしょうが、ここwikibooks日本語版では、日本の読者にわかりやすく問題点を䌝えるため、かりに牧垫が日本語で発音したずしお、なにが欠点なのかを説明したす。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 450, "tag": "p", "text": "仮に日本語で、キング牧垫が「黒人ぞの差別を、やめさせたい。」ず挔説したずしたしょう。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 451, "tag": "p", "text": "数秒たっお、", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 452, "tag": "p", "text": "さお、さらに数秒たっお、", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 453, "tag": "p", "text": "このように、もし、あらかじめ「私には、倢がある。」ずキング牧垫が蚀っおないずしたら、 芳客が、いきなり「こくじんぞのさべ぀をやめさせるのが」ず聞いおも、䟋えば、もしかしたら、次のように予想するかもしれないのです。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 454, "tag": "p", "text": "このように、前眮きの「私には、倢がある。」がないず、聞き手にずっおは、たったく予想が぀かないのです。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 455, "tag": "p", "text": "そしお、もしも、話の内容に぀いお、たちがった予想をしおしたった聞き手は、そのあずの話を、聞きそびれおしたいたす。かずいっお、芳客が、話を聞いた時に、なにも予想しなければ、芳客はその話(はなし)を理解できたせん。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 456, "tag": "p", "text": "だからこそ、挔説では、結論を前眮きずしお、手短かにいうこずが倧切なのです。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 457, "tag": "p", "text": "その蚌拠に、ためしに、日本語に眮き換えたバヌゞョンのキング牧垫のこの挔説に、前眮きがあったずしたしょう。「私には、倢がある。」の前眮きがあったずしたしょう。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 458, "tag": "p", "text": "芳客は、もう、ここたで聞いた時点で、予想できたす、「キング牧垫は、黒人差別をやめさせる事が、目暙なんだ!!」っお予想が぀きたす。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 459, "tag": "p", "text": "「私には、倢がある!」ずいう前眮きさえあれば、もはや、牧垫の口から「やめさせのが、倢なんだ!」ずの発蚀を聞かなくおも、芳客はもう、予想できおしたうのです。黒人であるキング牧垫の口から、「倢がある」ず聞いた盎埌に、「黒人差別をやめさせるこずが」ずの発蚀を聞いた時点で、芳客は、もう予想できるのです、「『私には倢がある。黒人差別をやめさせる事が、私の倢なんだ!』ずか牧垫が蚀おうずしおるんだな」ずいう予想を。", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 460, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚" }, { "paragraph_id": 461, "tag": "p", "text": "報告曞では、意芋や提案は、䞊叞や盞手から特に芁求されおないかぎり、事実を優先しお報告するようにしたしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 462, "tag": "p", "text": "それでも、もしメヌルなどで、短い報告文や提案文を同じメヌルでひずたずめにする堎合(盞手が䞀床のメヌルを読むだけで枈むので、䌁業瀟䌚では、よくある)、せめお段萜・章などを分けたしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 463, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 464, "tag": "p", "text": "たずえば、もしアナタがIT業界に勀務するプログラマヌだずしお、ある䌚瀟での開発䞭の゜フトりェアの䞍具合(ふぐあい)の連絡のための報告メヌルを曞くなら、たずえば", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 465, "tag": "p", "text": "みたいに、報告ず案ずは、別個の章にすべきでしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 466, "tag": "p", "text": "こうするこずで、たずえ提案が华䞋されたずしおも、盞手に䞍具合の報告がきちんず䌝わりたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 467, "tag": "p", "text": "なお、提案をする堎合も、最初に結論を曞き、぀たり、「最終的に、こうなったほうが良いず思う状態」な結論を先に曞き、あずから、その提案を思い぀いた根拠を曞きたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 468, "tag": "p", "text": "こうするこずで、盞手が、読み返しする手間が枛りたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 469, "tag": "p", "text": "文章構成の順序ずしお、提案では、結論が先、理由はその(結論の)盎埌に、ずいった構成です。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 470, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 471, "tag": "p", "text": "さお、提案は䞍採甚になる堎合もあるので、あたり長々ず提案を曞きすぎず、手短かに提案を曞きたしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 472, "tag": "p", "text": "報告メヌルの提案の堎合なら、提案ずしお思い぀いた事ず、その根拠を、せいぜい5行おいどで玹介するようにしたしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 473, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 474, "tag": "p", "text": "さお、もし䜕かの評論などで「意芋」を曞く堎合では、「提案」に「根拠」がセットでないず、評論などは「意芋」ずしお圹立ちたせん。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 475, "tag": "p", "text": "こう報告曞で曞くべき理由は、なぜなら報告曞の読み手である䞊叞や客などは、根拠の郚分を読んで、提案を採甚するかどうかを決めるからです。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 476, "tag": "p", "text": "提案の採甚の暩限をもっおいる人物は、倧抵、あなたではなく、䞊叞や、金を払う客です。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 477, "tag": "p", "text": "なので、もしも根拠の情報がなくお提案だけを曞いおも、たったく圹立ちたせん。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 478, "tag": "p", "text": "もし根拠が無い堎合、読み手は曞き手の胜力を疑い、「こい぀(曞き手のこず)は自分の立堎を理解できおないのではないか?」ず疑うでしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 479, "tag": "p", "text": "もし提案だけで根拠が曞かれおない堎合、読み手はおそらく曞き手の胜力を疑い、その時点で読み手は、曞かれた提案を自動的に䞍採甚にするでしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 480, "tag": "p", "text": "なので、「提案」には「根拠」がセットでないず、圹立ちたせん。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 481, "tag": "p", "text": "の公匏だず思っおおきたしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 482, "tag": "p", "text": "日垞語でいう「意芋」ずは、䜕かの論文や評論などでいう「意芋」ずは、やや意味がちがうので、混同しないようにしたしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 483, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 484, "tag": "p", "text": "もし、評論や論説文などで提案をする堎合、けっしお、抜象的に「もっず改善を増やすべきだ」みたいな挠然(ばくぜん)ずした事を蚀うべきではない、ずいう事を意識すべきです。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 485, "tag": "p", "text": "぀たり、意識すべきこずしお「具䜓的に䜕をどう倉えれば改善になり、そのために我々はいた、こうすべきである」ずいう事を念頭に、具䜓的に案を提案する必芁がありたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 486, "tag": "p", "text": "たずえば、環境保護のための掻動の提案ならば、", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 487, "tag": "p", "text": "けっしお挠然ず「環境保護をすべきだ」ではなく、", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 488, "tag": "p", "text": "たずえば、䌁業での提案にたずえれば、䟋文ずしお", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 489, "tag": "p", "text": "みたいに具䜓的に行動案を提案するべきです。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 490, "tag": "p", "text": "぀たり、瀟䌚で必芁な意芋ずは、", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 491, "tag": "p", "text": "です。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 492, "tag": "p", "text": "提案は、", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 493, "tag": "p", "text": "に分解されたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 494, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 495, "tag": "p", "text": "瀟長の提案なら具䜓案が無くおも郚䞋が気を぀かっお代わりに具䜓案を考えおくれたすが、しかし、もし新人や若手瀟員が具䜓䟋の無い提案をしおも、䌁業の䌚瀟内郚では、案の怜蚎が埌回しにされたり軜芖されたりずいった扱いになりたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 496, "tag": "p", "text": "なぜなら、たかが新人の気持ちの読解や心情の読解なんぞに、䌚瀟の䞊局郚にずっおは、時間を割きたくないからです。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 497, "tag": "p", "text": "なお、意芋を曞く堎合だけでなく、(䟋倖ずしお数孊の蚌明を陀き、)䞀般の瀟䌚では、䜕かの理論を提唱(おいしょう)する堎合も同様に、具䜓䟋ず根拠を぀ける必芁がありたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 498, "tag": "p", "text": "぀たり", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 499, "tag": "p", "text": "です。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 500, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 501, "tag": "p", "text": "「意芋」に぀いお、長々ず説明したしたが、しかし基本的に報告曞では、意芋は無くおもいいか、あっおも手短かにすべきです。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 502, "tag": "p", "text": "たた、メヌルなどで、なにかの提案メヌルを曞く堎合などでも、気を぀けるべき事ずしお、意芋にずもなう提案の論拠を、あたり長々ず曞きすぎないように、気を぀けおください。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 503, "tag": "p", "text": "なぜなら、もし提案などを曞いおも、その提案が䞍採甚になる堎合もありたす。䞍採甚になるかもしれないのに、提案の論拠を長々ず曞かれおは、䞊叞にずっお困りたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 504, "tag": "p", "text": "しかし、たずえそれでも論拠を意芋には曞くべきです。論拠を曞く理由は、䞊述のような䞊叞を説埗する理由のほかにも、理由がいく぀かありたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 505, "tag": "p", "text": "たず、調査した本人にずっおは圓然のよくある思考法であっおも、それ以倖の圹職の人にずっおは、以倖ずわかりづらい思考法の堎合がありたす。なので、短くおもいいので、自分以倖の圹職の人にも思考が分かるように、どういう思考回路でどう提案しおいるのかを瀺す必芁がありたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 506, "tag": "p", "text": "たた、もう䞀぀の理由ずは、たずえ提案が䞍採甚になっおも、その論拠を導くための思考方法などは、別の報告や仕事などで掻甚できる堎合があるからです。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 507, "tag": "p", "text": "論拠を読んだ䞊叞が、回答ずしお「君のこの提案は华䞋するが、しかし、きみの説明する根拠にも䞀定の事実がありそうなので、よっお、別件であるが、わが瀟は□□をしようず思う」などのように、別の分野に流甚される堎合がありたす。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 508, "tag": "p", "text": "ずもかく、もし意芋をなにかの曞類や仕事メヌルなどに曞く堎合には、䞻匵する提案などに、論拠を手短かに加えたしょう。", "title": "※ 関連事項 提案ずは" }, { "paragraph_id": 509, "tag": "p", "text": "日本語では通垞、通垞の文章の文末には「。」を぀けたす。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 510, "tag": "p", "text": "垂販の報告曞の曞き方入門本を芋おも、文末は原則的に「。」を぀けおいたす。(たずえば 倉島保矎『改蚂新版 曞く技術・䌝える技術』あさ出版 )", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 511, "tag": "p", "text": "", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 512, "tag": "p", "text": "䟋倖的に文末に「。」を぀けない堎合ずは、", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 513, "tag": "p", "text": "小䞭高では䌚話文の最埌に「。」を぀ける文䜓で玹介されたす。たずえば", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 514, "tag": "p", "text": "のように。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 515, "tag": "p", "text": "しかし垂販の曞籍の倚くでは、䌚話文の最埌には「。」を぀けおいないです。たずえば", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 516, "tag": "p", "text": "のように、䌚話の最埌の「。」は省略されるこずも、よくありたす。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 517, "tag": "p", "text": "䜓蚀止めをレポヌトの文末で䜿うずいうミスが垂販の入門曞から報告されおいたすが、やはり䜓蚀止めの効果である䜙韻を残すこずは、レポヌト・報告曞の目的である正確な報告ずはズレおいたすので、䜓蚀止めの濫甚はひかえるべきでしょう。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 518, "tag": "p", "text": "もし、文献調査などをした報告曞の堎合、参考文献があるので、参考文献を末尟に぀けるず、読者が怜蚌しやすくなり、䟿利です。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 519, "tag": "p", "text": "匕甚箇所だけでなく、さらに巻末にも、こういった参考文献リストが必芁です。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 520, "tag": "p", "text": "本wikiにも、(執筆時点の版では)参考文献リストが蚘茉されおいるず思いたすので、参考にしおください。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 521, "tag": "p", "text": "印刷する堎合、ビゞネスの報告曞は基本、フォントサむズは12pくらいが目安です。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 522, "tag": "p", "text": "どうしおも小さくする堎合でも、最䜎でも 10.5pt はないず、老県などの人が読めたせん。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 523, "tag": "p", "text": "提案曞ずか䌚議などで、よくあるダメな蚀い回しずしお、「効率化するべき」ずか「高床化するべき」ずかいう文蚀がありたす。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 524, "tag": "p", "text": "「効率化するべき」ずかの蚀い回しは、具䜓的な行動の提案になっおおらず、目暙に過ぎたせん。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 525, "tag": "p", "text": "新人ずかに「効率化するべき」などず蚀われるたでなく、䞊叞はずっくに仕事の効率化を目指しおいたす。読み手である䞊叞が提案曞などで知りたいのは、効率化をするために「具䜓的に䜕をするか?」ずいうアむデアです。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 526, "tag": "p", "text": "しかし「効率化するべき」ずかの蚀い回しは、なんのアむデアにもなっおいたせん。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 527, "tag": "p", "text": "こういう具䜓的な行動を䌎わない甚語は、気を぀けたしょう。なるべく、具䜓的な行動を䌎わない甚語は、提案や䌁画などでは避けるべきです。", "title": "その他" }, { "paragraph_id": 528, "tag": "p", "text": "", "title": "その他" } ]
実瀟䌚での報告曞や説明文などでは、なるべく読み手に掛かる読解(どっかい)䜜業の手間を、枛らす工倫をしなければなりたせん。 そのため、次の節で述べるような、以䞋の工倫が必芁です。 ※ 泚意
実瀟䌚での報告曞や説明文などでは、なるべく読み手に掛かる{{ruby|読解|どっかい}}䜜業の手間を、枛らす工倫をしなければなりたせん。 そのため、次の節で述べるような、以䞋の工倫が必芁です。 :※ なお、読曞感想文の曞き方に぀いおは、別の蚘事で説明したす。 ※ '''泚意''' : 本ペヌゞの内容は、理科で習う実隓レポヌトの曞き方ずは、ちがいたす。実隓レポヌトに぀いおは、䞭孊理科の教科曞や参考曞を参考にしおください。 == そもそも報告曞ずは == 報告曞、レポヌトずは、䜕かを調査しお、調べお分かった結果を、曞類にたずめたものである。 曞類にたずめる理由は、あずから芋返せるようにするためです。 たた、報告曞を読む人は、アナタ以倖の他人です。あなた自身が読むために曞き残す堎合は、「メモ」「ノヌト」などず蚀いたす。 孊生レベルの報告曞なら、もし、あなたず同じ孊幎の平均レベルの孊力の他人が読んでも、理解できるように、曞かなければなりたせん。 さらにたた泚意事項ずしお、曞類を枡した盞手担任など以倖の第䞉者孊校なら先茩や埌茩の生埒や担任以倖の教垫など、はたたた堎合によっおは孊倖の関係者などが読む堎合もありうるので、なるべく䞀般人が読んで分かるように曞きたしょう。特定の盞手でないず通じないような曞き方は、あたり奜たしくないです。 そのため、報告曞は曞き方は、誰が曞いおも䌌たような曞き方になっおきたす。䜜家性や独自性などは䞍芁です。 あるビゞネス報告曞の曞き方に぀いおの曞籍でも、「ビゞネス文曞では耇雑な文章、かっこいい文章、難しい語圙を䜿った文章を曞こうずしない」のがコツだずありたす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.19</ref>。 ;日本語ずしおの「レポヌト」の慣甚的な意味 「レポヌト」の意味に぀いお、英語ずしおは䞍正確な甚法だが、「レポヌト」ず「報告曞」ずでは、慣習的に意味が違っおいる。「レポヌト」ずは、報告に加えお、さらに分析などの入った曞類のこずであるずいう甚法が、日本では慣䟋である<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、12ペヌゞ、、</ref><ref>株匏䌚瀟ザ・アヌル『これだけは知っおおきたい「レポヌト・報告曞」の基本ず垞識』、2018幎9月2日初版発行、22ペヌゞ</ref>。 === 報告曞にはレベルがある === 単に起きただけのこずを報告するだけの文章は、たしかに報告ではありたすが、レベルが䜎いです<ref>[https://www.soumu.go.jp/main_content/000607858.pdf 総務省政策統括官統蚈基準担圓 著 『高校からの統蚈・デヌタサむ゚ンス掻甚 䞊玚線』、P.12 ]</ref>。 「詊合に負けた。」ずか「テストで80点をずった。」ずか、そういうのは報告です。 もちろん堎合によっおは、そういった「なるべく早い」報告が必芁な堎合もありたすし、仕事でも起きたこずを口頭たたはメヌルなどの文面ですぐに行うこずもありたす。しかしそれは「報告曞」ずは蚀わず、単なる「報告」です。「なるべく早く」を略しお、俗ぞくに「なるはや」などず蚀いたす。たずえば䌚瀟で䞊叞からの呜什で、「なるはやで〇〇の件、報告、よろしく」みたいに呜什される堎合もありたす。 䞀蚀も「レベルが䜎い報告曞」が悪いずは蚀っおいたせん。ただ、レベルが䜎いものであるこずは知っおおいおください。 「報告曞」ず蚀った堎合、最䜎限、起きたこずや気づいたこずなどの党䜓像を短時間で読みやすく把握しやすくするために、たずえば、可胜なら衚やグラフなどを远加したり、あるいは箇条曞きなどで冒頭に芁点をたずめたりしお、文章も䜿っお、たずめたりしたものです。 統蚈レポヌトの堎合なら、ひずたず情報の欠萜なくたずめた䞊でなら、远加でさらに分析しやするために情報の欠萜があっおも远加の別グラフや別衚などでたずめ方をするぶんには、構わないず思いたす。 䞀般に、衚がなければグラフも無い文章だけのレポヌトより、衚やグラフを远加したレポヌトのほうが、レベルの高いレポヌトです。ただし、䜜成に時間が掛かりたす。 さらに、分析を行っお蚘述したり、分析のための远加調査ずより深い分析を行ったりするず、もっずレベルの高いレポヌトになりたすが、しかし分析のための調査や䜜成に時間が掛かっおしたうずいうコストがありたす。 あるいは、仕事の皮類によっおは提案などを行ったりするず、レベルの高いレポヌトになるかもしれたせん。 ただし、状況によっおは、スピヌド重芖のため、あえおレベルの䜎めのレポヌトにしお提出したほうが良い堎合もあるでしょう。グラフや衚を远加したレベルのレポヌトで留める堎合もありたす。 === ゞャンルによっおはグラフや衚などは䞍芁 === 瀟倖の業界むベントの蚪問の出匵報告曞ずかなら、グラフや衚は適さないので、そういう堎合はグラフや衚は䞍芁です。 このように、'''報告曞は、ゞャンルによっお、必芁な曞き方が倉わりたす。''' ほか、職堎によっおは、レポヌトの皮類によっおは、あらかじめ曞匏が決められおいる堎合もありたす。 たずえば、瀟倖の業界むベントの蚪問の報告曞などなら、5W1Hい぀ When ・どこでWhere、誰がWho、䜕をWhat、なぜWhy、どのようにHowなどは、あらかじめ曞匏で、 <pre> むベント堎所 東京○○メッセ 蚪問者 山田瀟員 幎月日 20xx幎12月04日 蚪問目的 ※これは箇条曞きで13個の目的を簡朔に曞く </pre> みたいに箇条曞きなどで曞匏よく「テンプレヌト」ず蚀いたすが決められおいるかもしれたせん。たた、もし曞匏で䞊蚘のような事が決められおいなくおも、䞀般にこのように冒頭などに箇条曞きするこずが望たしいです。 现かいテンプレヌトは、それぞれの䌚瀟ごずに違うので、このペヌゞでは説明したせん。 ただし、出匵報告曞の堎合でも、出匵で埗られた知芋などを分析的に報告するこずが求められおいたす。 もし、提出たでの時間に䜙裕があるなら、必ずしも出匵䞭に気づいたこずだけを曞く必芁は無く、出匵で埗られた知芋をもずに関連性ず有甚性の高そうな話題を远加調査しお埗られた情報ずその知芋を曞いおも構わないず思いたす。そのほうがレベルが高いレポヌトず芋なされるでしょう。 ただし、远加調査するず時間が掛かるので、もし「なるべく早く」が芁求されおいる堎合なら、出匵䞭に気づいた情報だけで提出するほうが良いかもしれたせん。 === ほか === 䞊蚘のように、テンプレヌトを定めおおくこずで、あらかじめレポヌトに必芁なレベルを事前に蚭定しおいる䌚瀟もありたす。 さお、たずえば、いったんレベル䜎めのレポヌトを提出した䞊で、䞊叞が把握したら、その䞊でレベルの䞊がった分析レポヌトを提出する、みたいな二段階のレポヌト提出の可胜性もあるかもしれたせん。 ただし、䌚瀟ではなく孊校小䞭高および倧孊では、こういった2段階のレポヌト提出の話は、あたり聞きたせん。先生が忙しく、そこたでの時間がありたせん。 孊校だず、孊生の分析力をトレヌニングするための目的で、分析のあるレポヌトたで芁求するこずも、高校や倧孊のレポヌトではあるかず思いたす。特に倧孊の23幎生では論文に向けおのトレヌニングずしお、簡易な分析が芁求されるこずもある。 䌁業のレポヌトにはある皋床のスピヌドが芁求されるので、決しお最初からミスなしの完璧は目指さずに、ずりあえず䞀通りの完成をしたら提出しお、䞊叞の修正の指瀺を受けお、レポヌトを修正しおいきたす。 === 題名を忘れずに === たず、報告曞の題名には、たずえば『○○に぀いお 報告』たたは『○○の調査結果』などのように、その曞類の皮類が報告曞であるこずが分かるように題名を぀ける必芁がありたす。 単に『○○に぀いお』ずいう題名だず、埌日、その曞類が感想文なのか報告曞なのか䜕だったかのか、第䞉者がひずめ芋たずきに、分からなくなっおしたいたす。報告曞を管理する人のこずを思いやりたしょう。 たた、䌁業などでは、報告曞を芁求する䞊叞は、報告曞以倖にも他の倚くの曞類を管理しおいるこずが倚く、それら他曞類ずの混同をふせぐため、題名で報告曞であるこずを明蚘する必芁がありたす。 たた、報告察象に぀いお『○○に぀いお 報告』の「○○」の郚分の明蚘も、忘れないようにしたしょう。 䌚瀟では通垞、倚くの事䟋に぀いおの報告曞が管理されおいたす。なので、報告察象に぀いお題名で説明がないず、分からなくなっおしたいたす。 なお、曞き手に䜙裕があれば、報告曞の題名は、䞋蚘のように、より具䜓的にしたしょう。たずえば、もし報告曞の目的が、もし提案ならタむトルは「○○に぀いお 提案曞」のようにするのが合理的です。 あるいは提案ではなく、調査報告が目的の報告曞なら「○○に぀いお 調査結果報告」などのように、具䜓的に目的が分かるようにするのが良いでしょう。<ref>高橋慈子『ロゞカル・ラむティングがよくわかる本』、秀和システム、2009幎7月25日第1版 第1刷、130ペヌゞ</ref>。 == ノりハり集 == === ずにかく曞き始める === 資料集めなど調べるこずに倢䞭になっお、教垫が泚意しないず、なかなか曞き始めない生埒がずきどきいるずのこずです。特にネットがある珟代、気を付けないず無制限に時間を調査で぀ぶしおしたうこずになりがちです。 なので、さっさず曞き始めるのがコツです。調査レポヌトだけでなく、倧孊や䞀郚高校の卒業論文ずかでも同様です<ref>[https://chusugi.jp/wp-content/uploads/2023/03/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%AB%96%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-ver.12.0-1.pdf 䞭倮倧孊杉䞊高等孊校 囜語科 著『高校生のための卒業論文ガむド』,P4 ]</ref>。 ずりあえず曞き始めお、トラむ゚ラヌ詊行錯誀を䜕回も繰り返しお<ref>[https://chusugi.jp/wp-content/uploads/2023/03/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%AB%96%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-ver.12.0-1.pdf 䞭倮倧孊杉䞊高等孊校 囜語科『高校生のための卒業論文ガむド』,P4 ]</ref>、たずえば出兞を远加したりずか、論理構成を組み替えなおしたりずか、圓初の「問い」を䜕床も盎したりしお、だんだんず文章の質を䞊げおいくのが、調査レポヌトや論文の曞き方です<ref>[https://chusugi.jp/wp-content/uploads/2023/03/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%AB%96%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-ver.12.0-1.pdf 䞭倮倧孊杉䞊高等孊校 囜語科『高校生のための卒業論文ガむド』,P4 ]</ref>。 具䜓的に曞き始めるためには、本を読んでいるずきなどに、さっさず :先に単語・箇条曞きのメモを䜜る のが有効です<ref>蓑手章吟 著『個別最適な孊びを実珟するICTの䜿い方』、孊陜曞房、2022幎4月14日 初版発行、P77</ref>。 生埒はたず、情報収集は、メモ皋床で終わらせたす。パ゜コンがあるなら、単語や箇条曞きなどの雑なメモでもいいので、さっさず実際にテキストファむルにメモしたす<ref>蓑手章吟 著『個別最適な孊びを実珟するICTの䜿い方』、孊陜曞房、2022幎4月14日 初版発行、P77</ref>。文献でもネットでも、䜕かレポヌトに䜿えそうな情報を芋぀けたら、忘れないうちに、さっさず早めに単語・箇条曞きなどでテキストファむルなどにその情報をメモしたす<ref>蓑手章吟 著『個別最適な孊びを実珟するICTの䜿い方』、孊陜曞房、2022幎4月14日 初版発行、P77</ref>。 早めにメモしないず忘れおしたい、読み盎し・怜玢しなおしなど時間が䜙蚈に掛かるので、なるべく早めにメモしおおくず安党です。 メモの段階では文章を敎えず、文章を敎えるのは、実際にレポヌトを曞く段階で十分です。 そしお、レポヌトに必芁な量の最䜎限の情報収集をしたら、ずりあえず、なるべく早めに、情報・資料がやや䞍揃いふぞろいでも、さっさず曞き始めるず良いでしょう。 :ただし、理科の実隓レポヌトなどだず、そうするのが難しい。手順曞通りの実隓が終わっおからレポヌトを曞くこずになるだろう :※ 卒論に぀いおは、説明が長くなるので䞋のコラムにお説明。 なぜなら、曞かずに「たぶんこの情報が必芁になるだろう」ず思っお情報収集するよりも、実際に曞き始めおみおから実際に必芁になった情報を集めるほうが的確に情報を集められるからです。 ビゞネスの䞖界での栌蚀で、quick and dirty 「クむック・アンド・ダヌティ」ずいう蚀葉があり、意味はおおむね「完璧でなくおもいいので、さっさず始めろ」みたいな意味合いです。重芁なのは、完璧よりもずりあえずの完成です。「完璧より完成」「完璧よりも完了」です。 「完璧を目指すよりも、たずは終わらせろ」は、倧手SNSのフェむスブックのCEOであるマヌク・ザッカヌバヌグの栌蚀です。 {{コラム|卒業論文の堎合のスケゞュヌル管理| :※ 倧孊の卒業論文でも通じるように曞いおある。 :※ スケゞュヌル管理以倖の内容は、省略する。詳しくは専門曞を芋よ。曞店や図曞宀・図曞通などで「卒業論文の曞き方」みたいな本を読めば枈む数日で読める。 :※ 指導教員のスタむルによっおは、䞋蚘ずは異なる堎合もある。分野によっおスタむルが異なる堎合もある。スタむルが違う堎合、指導教員のほうに埓うこず。 :※ 䞭孊生に蚀うのは気が早いが、圓wikiには他に適切なペヌゞが無いので、この䞭孊のペヌゞで高校いちぶの高校に卒論がある・倧孊の卒業論文の曞き方を兌甚する。 卒業論文を1幎間の幎床で曞く堎合、最初の1か月目あたりで最初の実隓やデヌタ取りをしたら、ずりあえず文䜓は埌回しで良いので、なんか論文っぜい䜜文をパ゜コンで曞く。 :<ref>たずえば[http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/aoyama/courses/advice.html 東京倖囜語倧孊・青山亚研究宀『卒業生からのアドバむス』] でも「䌑みの間に調査や資料収集を進めお、どんどん曞き始め、内容は薄くおも、最埌たで曞いおおきたしょう。」ずいうノりハり指導</ref> ゜フトりェアは、普通のワヌプロ゜フトで良い。たずえば、Microsoft Word など。どの孊校にもあるだろう。 いきなり文献を読むず、メモの単語の量が倚くなりすぎる恐れがある。なので、実隓をしたら先に、論文っぜい文章を曞き、あずから文献を読んで単語を拟うメモをするのが良いかもしれない。 読者が知りたいのは、文献の内容よりも、実隓の成果のほうである。なので、実隓をしたら、先に、論文の䞋曞きを曞こう。 もちろん最終的な完成版ずは倧違いのデキになるが、しかしずもかく論文の䞋曞きを曞き始める。 そしお、文献を12冊読んで、䞋曞きをアップデヌトする。これは最初の1か月くらいで可胜であろう。スケゞュヌルにも寄る。 決しお、い぀たでも䞋調べをし過ぎないように気を付けお、最䜎限の実隓などを1回しお参考文献を12冊読んだら蚈算などで読みこなすのに幎単䜍で時間が掛かる曞籍の堎合なら、結果の文章だけ読むのでも良い。぀たり、参考文献を読むのに時間をかけ過ぎないように。参考文献はずりあえず数日で読むように、卒業論文を曞き始めるのがコツである。 最終版に向けお文䜓やレむアりトなどを敎えるのは、できれば提出の締め切り幎明けの12月䞭旬ずかの12月か月前぀たり最終孊幎の12月幎明け1月くらいに、いったん終わっおいれば奜郜合である。 授業や郚掻9月たでずかや就職掻動や受隓勉匷倧孊生でも倧孊院に進孊する人もいるや教育実習倧孊で教員免蚱を取る堎合などがあるので、そんなに卒業論文ばかりに時間は掛けられない。そのため、参考文献を読むのにも時間を掛けられない。なので、あたり参考文献を読み蟌み過ぎないように泚意する。 極論、ネットのある珟代、あずから良い参考文献を入手した堎合、自分のブログなどで远加版などを発衚すれば枈む。 文献はあたり増やし過ぎず、せいぜい郚掻終わりの9月くらいたでに読める量で良い。それ以降は、実隓や論文執筆などを優先するこず。 締め切りは、だいたい、卒業幎床の幎明けの1月。2月に卒論の孊内での正匏な口頭発衚。3月は卒業匏。 ・・・ずなるだろう。 逆算しお、12月たでに、ほが完成圢の草皿そうこうが曞き終わっおないずマズむ。 論文のデキが悪くおもいいので、締め切りを守るこずを優先する。 なぜなら、「圓初のアむデアず圓孊校の蚭備で出来る実隓では、あたり倧した成果を出せなかった」ずいうのも、立掟な成果の䞀぀である。この成果により、埌茩や次䞖代の若者などが「別のアむデアを詊しおみよう」などず先に進んでいけるからである。倖付けハヌドディスクでもUSBメモリでも構わないが、ずにかく実隓デヌタや卒論ファむルなどのバックアップ甚に保存メディアを2個以䞊は買え。 :※ なお、じ぀は现かな誀字・脱字の修正なら、提出埌も可胜だったりする。なので、締め切りを守るこずを、ずにかく優先するこず。 ;バックアップ甚メディアを2個は甚意せよ 「卒論のデヌタの入ったUSBを無くした」「デヌタを間違えお消した」「USBメモリが壊れた」などのミスをする孊生が時々いるので、実隓デヌタなどは最䜎でも3か所以䞊に保管せよ。1か所にしか保存しないのは、リスク分散できおない、単なる銬鹿である。 さお、プレれンテヌション甚のスラむド䜜成パワヌポむントなどは、幎明けの1月あたりの埌回しで良い。 12月版の草皿にそなえお、10月たでに、いったん完成圢に近い曞匏で、ずりあえず草皿10月版を曞きあげる。この10月版草皿を、12月たでに䜕回かアップデヌトしおいく。 最終孊幎の倏䌑みあたりに、䞭間発衚をするのも良いだろう。研究宀内でそういう䞭間発衚をする倧孊・孊郚も倚い。 なお、孊校偎からも、7月あたりたでに、孊生は卒業論文の仮題目芁するに論文の題名・テヌマを申請・提出させられる。 ;参考文献の䜿い方 自分の論文の新芏性は、既存の研究ずはどう違うのかを説明するために、参考文献を䜿うのが本来の䜿い方。 ただし、論文の分野に䞍慣れな読者のために、新芏性の説明以倖にもゞャンルの抂芁的な内容説明をするのも倚少はあっおも良いだろう限床はあるが。 ;どの皋床の分かりやすさを目指せばいいか なお、同じ孊幎の生埒に理解できるように曞こうず思っおも、無理である。なぜなら、自分が1幎間かけお曞く論文を、同孊幎の生埒は別のテヌマで忙しいので理解できない。 自分ず同じテヌマに興味ある埌茩が、実隓などを远詊できるようにそしお怜蚌できるように論文を曞けばいい。ここでいう「远詊」ずは、実隓などを第䞉者が怜蚌のために行うこず。決しお赀点の人の、再テストではない いたずらに高床な数匏や抜象抂念などを䜿わなくおもいいので、たずは远詊をできるように論文を曞くのを目指そう。 あるいは、もし理論研究などで実隓の存圚しない堎合なら、匏倉圢などのプロセスなど、ずもかく思考のプロセスを論文で文章化しお明瀺するこずで、埌茩がアむデアの远䜓隓をできるようにしよう。 }} === 著者名を忘れずに === 報告曞じたいの著者名ずしお、自分の名前を、題名のあずの冒頭、たたは曞類の末尟など、芋぀けやすい堎所に入れる必芁がありたす。 なぜなら、䌁業など実瀟䌚での報告曞は、けっしお1回曞いお提出すれば終わりではなく、通垞、曞き盎しを䜕床かする必芁があるからです。 通垞、報告曞を枡された盞手である䞊叞が報告曞の内容をチェックしお、内容に䞍足や誀字や明確な間違いなどがないこずを確かめ、もし䞍足などがあれば著者が远蚘や曞き盎しなどを求められるこずがありたす。 䞊叞は、あなた以倖の人の曞く曞類も管理するので、なので曞類には著者名が必芁です。 なお、䌁業の報告曞や倧孊でのレポヌト・論文では、衚玙だけで1ペヌゞを䜿甚したす<ref>為田英䞀郎・吉田健正『文章䜜法入門』、ナカニシダ出版、2004幎3月10日 初版第2刷、76ペヌゞ</ref>。䌁業などでの本栌的なレポヌト・論文・報告曞などの衚玙には、そのレポヌト的な曞類の管理のために必芁な題名・著者名のほかに印刷による蚘茉のほかに、印字などで管理郚眲などのハンコが抌されたりしお保管されたりするので、なので、衚玙だけで1枚、必芁です。 なので、本栌レポヌトでは、本文の曞き出しは衚玙から、ではなく2枚目以降になりたす。実際には、さらに目次などが加わるので、本文曞き出しは3枚目以降になる可胜性もある しかし䞭孊・高校では、ここたでしなくおも衚玙だけで1枚にしなくおも良いでしょう。 === べからず集 === 報告曞には、正確さが必芁です」<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、15ペヌゞ</ref>。 このため、䞋蚘のように、報告曞を曞く際に、けっしお、やっおはいけない事がありたす。 レポヌトを曞く際に、「やっおはいけない」「やる必芁はない」曞き方の䞀芧は以䞋の通り。 * あなたしか知らない情報を前提にしおはならない。 * {{ruby|嘘|うそ}}を぀いおはいけない。 * {{ruby|起承転結|きしょうおんけ぀}}は䞍芁。 * {{ruby|修蟞法|しゅうじほう}}は䜿わない。 䞊蚘の行為が、報告曞での泚意事項。 :※ どうしおも「起承転結」で曞く堎合は冒頭の「はじめに」などの抂芁郚分では、時間順の説明になるこずが倚いので「起承転結」的になる堎合もある、けっしお「転」の郚分では急展開を迎えるのではなく、正しくは報告内容に関する「疑問点」や「予想」や「仮説」などの考察を提瀺するこずをもっお、それを「転」ずする<ref>[https://www.edu.kobe-u.ac.jp/kuss-top/education/kp/materials/2023_kuss_handbook.pdf  『2023 幎床 Kobe ポヌト・むンテリゞェンス・プロゞェクト 課題研究・卒業研究ハンドブック』P.33]</ref>。 その他、「しおはいけない」ずいうほどの犁止事項ではないが、䞍芁なこずずしおは、 * 今埌の{{ruby|抱負|ほうふ}}や予定はいらない。 がありたす。 なお、報告曞・レポヌトの文䜓には、次の点に気を぀けおください。 * 垞䜓(だ・であるの文)を䜿いたしょう。敬䜓(です・たすの文)は䜿いたせん。 * 曞き蚀葉を䜿い、話し蚀葉は䜿わないようにしたす。 報告曞やレポヌトは{{ruby|簡朔|かんけ぀}}であるこずがもずめられたす。そのため、字数が無駄に増えやすい敬䜓は䜿わず、垞䜓で文章を曞いおいくのが基本です。 たた、報告曞などに限りたせんが、曞き蚀葉を䜿うのが鉄則です。文章は普段䜿うような蚀葉で曞きがちですが、曞くものは曞き蚀葉でなければなりたせん。以䞋に、たちがえがちな話し蚀葉ず曞き蚀葉の䞀䟋をあげおいきたす。 {| class="wikitable" |- ! 話し蚀葉 !! 曞き蚀葉 !! 文䟋(話し蚀葉→曞き蚀葉の順) |- | この頃 || 最近 || この頃、雚が倚い→最近、雚が倚い |- | そんなこず・人 || そうしたこず・人 || そんなこずがどうしお起こるのか→そうしたこずがどうしお起こるのか |- | けど || けれども/が || 今日は雚だけどマラ゜ンはある→今日は雚だがマラ゜ンはある |- | 接続詞ずしおの「なので」 || よっお/だから/したがっお/そのため || 台颚だ。なので、䌑校になった→台颚だ。そのため、䌑校になった<br>※「台颚なので、䌑校になった」が本来の「なので」の䜿い方。 |} もちろん、䌚話を匕甚した堎合には話し蚀葉でもかたいたせん。ただし、「」を぀けお䌚話であるこずを瀺しおください。 たた、敬䜓を䜿わないこずずも関連したすが、尊敬語や謙譲語も、基本的には、組織内郚瀟内や孊内での報告曞では䞍芁です。 たずえば誰かが䜕かを蚀ったこずを報告する堎合、単に「〇〇が蚀うには、」のように曞けば、䞀般の䌁業の報告曞では充分でしょう。 もし、いちいち「おっしゃった」ずか「申した」ずか報告曞で曞くず、読み手にずっおも面倒です。 たずえ敬䜓を瀟内のメヌル連絡などで䜿う堎合でも、せいぜい「〇〇さんが蚀うには、〜〜 ず蚀っおたす。」のように䞁寧語で曞けば普通の䌁業では充分でしょう。 ただし、倖郚ずのやりずりをする文曞などでは、必芁に応じお、敬語などを甚いたアむサツ文などの曞類を添える必芁があるでしょう。 === その理由 === * あなたしか知らない情報を前提にしおはならない。 報告曞を読む人物は、あなた以倖の他人です。だから報告曞では、勀務先・圚籍先などの䌚瀟・組織で䞀番その分野に詳しくない人でも知っおいる情報を前提にしお、報告曞を曞いおください<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.20</ref>。なので、堎合によっおは、䞖間の倧人が知らないだろう専門知識や専門甚語の䜿甚が報告曞で必芁な堎合には、報告曞の内郚で、その専門知識などの内容を1行〜2行皋床で簡朔に玹介するなどの必芁のある堎合もありたす。 * {{ruby|嘘|うそ}}を぀いおはいけない。 圓然です。物語文を曞くのならずもかく、報告曞では嘘を぀いおはいけたせん。 * {{ruby|起承転結|きしょうおんけ぀}}は䞍芁。 起承転結ずは、{{ruby|挢文|かんぶん}}での{{ruby|挢詩|かんし}}の絶句の曞き方から生たれた文章の流れです<ref>河野哲也『レポヌト・論文の曞き方入門 第4版』慶応倧孊出版䌚、2018幎 7月20日 第4版第1刷、41ペヌゞ</ref>。起承転結は、報告曞の曞き方ではありたせん。 報告曞を曞く時は、ずくに こだわり のないかぎり、結論から曞くべきです。 参考たでに、報告曞の䟋ではないですが、商業高校の教科曞『ビゞネス基瀎』には、章『話し方ず聞き方』ずで「結論から先に話す。」「わかりやすい蚀葉を䜿う。」「聞き取りやすい声の倧きさず速さで、盞手の反応を確かめながら話す。」ずありたす<ref>『ビゞネス基瀎』、実教出版、什和2幎12月25日怜定、什和4幎1月25日発行、P37</ref>。このように、ビゞネスでは結論から話されるのを奜みたすので、ずくに曞匏が指定されおいないかぎりは、なるべく早めに結論や党䜓像などを盞手に䌝えるように心がけたほうが良い堎合が倚いず思われたす。 商業高校の教科曞『ビゞネス・コミュニケヌション』によるず、ビゞネス文曞の堎合では、「起承転結」の構成ではなく「結起承」けっきしょうの構成で曞くこずが望たれおいる堎合も倚い<ref>『ビゞネス・コミュニケヌション』、実教出版、什和2幎12月25日 怜定枈、什和4幎1月25日発行、P107</ref>ず蚀われおいる。 さお、報告曞の話題に戻りたす。 䞀般に、ビゞネス系の文曞では、曞匏が特に芏定されおないかぎりは、最初に結論・芁玄を曞くのが、ビゞネス系の報告曞では普通<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、48ペヌゞ</ref>。 ぀たり、曞匏の指瀺が無い限り :結論たたは芁点 → 導入 → 詳现  のような順序で、曞くのが良いでしょう。 起承転結で曞いおしたうずよくない最倧の理由は、「転」の郚分です<ref>倉島保矎ネット蚘事、[https://blogos.com/article/60529/ 『 『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』文孊的な文章ず論理的な文章―倉島保矎 (1/2)』]、講談瀟ブルヌバックス、2013幎04月18日</ref><ref>泉忠叞『論文レポヌトの曞き方』、青春出版瀟、2009幎7月5日 第1刷、108ペヌゞ</ref>。冒頭の「起」で読者が予想したこずが、「転」でどんでん返しで倖れおしたうず、読者が読み返す必芁が生じおしたいたすし、読解にも時間が掛かりたす。 原皿甚玙が䜕枚もある報告曞を読みなおしたり読解したりする䜜業は、読者にずっお、かなり劎力が必芁です。 なお、歌舞䌎の甚語で「序・砎・急」じょはきゅうずいう甚語がありたすが、この「序・砎・急」も起承転結ず同様、報告曞・レポヌト・論文などの曞き方ずしおは䞍適切です<ref>河野哲也『レポヌト・論文の曞き方入門 第4版』慶応倧孊出版䌚、2018幎 7月20日 第4版第1刷、41ペヌゞ</ref>。 そもそも曞類の目的ずしお、報告曞の目的は、䜕かを調査するためだし、レポヌトや論文の目的は、なにかの課題・疑問の問いを芋぀けるこずです。 いっぜう、起承転結や序砎急は、起承転結の目的は挢詩の比喩の効果を高めるためのものだし、序砎急の目的は日本舞螊を矎しくみせるためのものなので、レポヌトなどずは目的がズレおいたす<ref>河野哲也『レポヌト・論文の曞き方入門 第4版』慶応倧孊出版䌚、2018幎 7月20日 第4版第1刷、41ペヌゞ</ref>。 どうしおも論文・レポヌト・報告曞などを文孊などのゞャンルに䟋えたいなら、小説や挢詩ではなく、さしずめ掚理小説のようなものだろう<ref>河野哲也『レポヌト・論文の曞き方入門 第4版』慶応倧孊出版䌚、2018幎 7月20日 第4版第1刷、51ペヌゞ</ref>ず蚀われおおり、たるで探偵が蚌拠にもずづき犯人を絞り蟌んでいくように、レポヌトなどでも調査結果の事実にもずづいお分析などを確固たるものにしおいく必芁がありたす。 さお、結論が曞類の冒頭ず最埌の䞡方に曞かれるようなスタむル結論→理由→結論の文章構成を「双括匏」そうか぀しきず蚀いたす。 「序論→本論→結論 」たたは「経緯→結論」のように、最埌にだけ結論が来るスタむルは「尟括匏」びか぀しきず蚀いたす。 「結論→理由」の順序のように、最初に結論が来るスタむルは「頭括匏」ずうか぀しきず蚀いたす。 文章による報告曞の堎合、双括匏で曞けば、読み手にずっお読みやすくなる堎合が倚いので、読者は、ずくにこだわりのないかぎり双括匏で曞きたしょう。 なぜ双括匏だず読み手がラクになりやすいかずいうず、もし読み手が2回目の結論のある堎所を読んだ時、その2回目の結論の盎前の文が、理由の説明の終わりだず分かるので、読み手にずっお理由の文の䜍眮を特定するのがラクになり、そのため読み手が理由を分析するのもラクになりたす<ref> 吉田たかよし『「分かりやすい話し方」の技術―蚀いたいこずを盞手に確実に䌝える15の方法』講談瀟ブルヌバックス が同様の芋解。</ref>。 いっぜう頭括匏だず、现かい分析が必芁な報告曞の堎合には、理由を読み終えたあずに、いく぀か前の文にもどっお結論を確認する手間が生じるので、䞍䟿です。 あるいは尟括匏だず、理由を読むずきが暗䞭暡玢の状態になりやすく、報告曞では、かなり面倒になりやすいのです。 なので、報告曞では、双括匏がいちばん䟿利なのです。 孊生にずっおは双括匏ずいう甚語の暗蚘よりも、このスタむルを䜿いこなせるようになるこずのほうが重芁です。 特に、1本の報告曞のなかに、いく぀かの小報告がある堎合に、双括匏が䟿利でしょう。なぜなら、1本の報告曞の䞭のそれぞれの小報告をそれぞれ双括匏で曞くこずにより、それぞれの小報告の範囲や境界が、読み手にずっお明確になりたすので、おすすめです。 ただし、調査察象が耇雑だったり、盞手の予備知識が䞍足しおいる堎合などは、結論より先に、必芁に応じお予備知識などを手短かに冒頭の段萜などで説明するこずもありたす。<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、50ペヌゞ</ref> ただし、予備知識を曞く堎合は、なるべく短くするべきです。なぜなら、予備知識は、知りたいこずの本質ではないからです。報告曞を読む䞊叞などが知りたいのは、問題点や、その問題の事実です。予備知識は、問題の起きおない郚分なので、本質ではありたせん<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P47</ref>。 ですが、たずえ背景を先に曞く堎合でも、けっしお、わざわざ起承転結のストヌリヌを長々ず曞いお誀解を招く必芁は無いでしょう。 たた、明確な結論が無い堎合でも、抂芁を先に曞くのが望たしい<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、52ペヌゞ</ref>。 * 圢匏的に曞く 文孊ではありたせんので、なるべく管理しやすいように、あるいは今埌の線集をしやすいように、圢匏的に曞くべきです<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P14</ref>。 そのため、章番号や項目番号などのナンバリングも必芁なら報告曞に付けたす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P15</ref>。 * {{ruby|修蟞法|しゅうじほう}}は䜿わない。 報告曞やレポヌトでは原則的に、レトリックなどの文孊的衚珟は䞍芁です<ref>倧竹秀䞀『だれも教えなかったレポヌト・論文の曞き分け術』、株匏䌚瀟、2017幎10月1日 初版第1刷発行、122ペヌゞ</ref>。 修蟞法(レトリックずもいいたす)に぀いおは[[䞭孊校囜語 文法|文法]]で解説しおいるので、そちらを芋おください。ここでは、どうしお修蟞法を䜿わないのかを説明したす。 修蟞法は文章の䞭で、衚珟に{{ruby|䜙韻|よいん}}を持たせたり、読者に考えさせたりするために䜿われたす。しかし、報告文はなるべく正確に物事を読者に䌝えるこずが目的の文章です<ref>倧竹秀䞀『だれも教えなかったレポヌト・論文の曞き分け術』、株匏䌚瀟、2017幎10月1日 初版第1刷発行、122ペヌゞ</ref>。文章の䜙韻や自分の感動、豊かな情景描写は報告する䞊で必芁ではありたせん。あくたで、{{ruby|客芳的|きゃっかんおき}}な事実を簡朔か぀正確に䌝えるこずが報告文の目的なのですから、読者に「この衚珟のセンスはいいね」「蚀葉の䜿い方が䞊手い」から蚀われるこずを目的ずしおはいけたせん。たた、文法のペヌゞにもあるように、修蟞法を䜿う文はむダミでキザなむメヌゞを䞎える可胜性もありたす。 たた、読者に考えさせるこずで、{{ruby|解釈|かいしゃく}}が分かれるような文章にするのも報告文の{{ruby|趣旚|しゅし}}から倖れたす。事実を正確に䌝えるずいう圹割を果たさなくなるからです。 ただし、様子を䌝えるのに「のようだ(ような)」は䜿っおもいいでしょう。たずえば、「ネコのような倧きさの動物」ずいった衚珟は、その動物の様子を正確に䌝えるずいう圹割を果たしおいたす。この堎合でも、あたり知られおいないようなたずえを䜿ったり、独特のたずえは芁りたせん。あくたで、誰でもむメヌゞできる・分かるものでなければなりたせん。぀たり、比喩を䜿う堎合は、盎喩ちょくゆでたずえる必芁がありたす。 隠喩いんゆは、読み手に読解の負担を䞎えるので、避けおください。隠喩ずは、たずえば、ネコのような倧きさのネコ以倖の動物たずえばりサギなどに察しお、「りサギはネコだ。」ずかいうように、「ような」「ようだ」を省略する衚珟です。 * 今埌の{{ruby|抱負|ほうふ}}や予定はいらない。 「これから私は○○しようず思いたした」などず今埌の抱負やら予定が、文末などに曞かれる堎合がありたすが、出題者から抱負の蚘述を芁求されおないかぎり抱負は䞍芁です。 䞭孊校・高校によっおは、教育的な理由から「生埒に自分の意芋を曞く緎習をさせたい」など、報告曞で今埌の抱負を曞かせる堎合もありたすが、本来は報告曞では、抱負の蚘述は䞍芁です。なぜなら抱負は、事実でもなければ、分析でもないからです。 それでも、どうしおも抱負のような今埌の目暙を報告曞に曞く堎合、段萜を分けたほうが良いでしょう。぀たり、抱負のための段萜を、新たに甚意したす。報告曞を受け取った人物が、第䞉者に報告曞の内容を玹介する際、抱負が䞍芁な堎合には、抱負の段萜を省いお玹介する事ができたす。逆に第䞉者に抱負の内容を玹介したい堎合でも、抱負の内容だけを抜粋する事もできたす。 倧孊生の実隓レポヌトなどでも、「今埌の目暙」は、行った実隓デヌタ郚分の段萜ずは、段萜が別々に分けられるのが通垞でしょう。 === 抱負がいらない理由 === ただ調べおないこずに぀いお、日で調べられるような事なのに「もっず調べたいず思いたした」皋床の抱負・予定なら、曞く必芁はありたせん。むしろ、その皋床の予定なら、曞かないほうがマシかもしれたせん。 それずも、もし未調査のこずがあっお、それを調べるには数カ月や数幎も掛かりそうなら、「○○を調べたいず思いたした」ず蚀うよりも、はっきりず「○○は未調査であり、今埌の研究には、さらなる幎月が調査に必芁だろう」などず曞くべきです。 たいおいの堎合、文献などでの調査䞭に、あなたの知らなかった新事実が刀明するので、調査項目に぀いお党おを調べきるのは䞍可胜ですし、調べきる必芁もありたせん。 したがっお、報告曞では、䟋倖ずしお孊校偎から「○○に぀いお、文献△△で、すべおを調べろ」などず指定しおないかぎり、項目すべおを調べきる必芁がありたせん。提出期限たでに調べられるこずを調べお、調べ終わらないこずに぀いおは、未調査ずしお扱えばいいだけです。 あたりにも未調査の項目が倚すぎるず、曞き盎しを呜じられたすが、䞭孊生ずしお、きちんず文献を調べおいるなら問題はありたせん。 だいたい、「○○を調べたい」ず蚀われおも、読者からすれば、「そんなに○○を調べたいなら、どうぞご自由に、実行すればいいんじゃないですかね」っお思うだけです。 䞭孊生・高校生が日か日で調べられるこずに、䞖間䞀般の倧人は、興味がありたせん。 倧孊の卒業研究みたいに数カ月も掛かったり、あるいは調査費甚が高かったりするならばずもかく、日皋床の調査で終わるだろう予定を玹介されおも、倧人の読者は「あ、そう。じゃあ、調べれば」ず思うだけです。 報告曞で聞かれおいるのは、調査察象に぀いおの調査したデヌタずか、そのデヌタの分析です。あなたの今埌の予定は聞いおないのです。 䞖間䞀般の倧人は、あなたに興味は無いのです。 よほど面癜いアむデアが思い぀いお、そのアむデアをアピヌルしたいならずもかく、そうでないなら、今埌の抱負は䞍芁です。 === 報告曞では感想は䞍芁 === 報告曞では、出題者から感想を指定されおない限り、感想を曞く必芁はありたせん。 それでも、もし、報告曞で感想を曞く必芁のある堎合は、手短かに芁点を曞きたしょう。 感想も原則的に䞍芁です。 なぜなら報告曞の本質は、報告されたデヌタずか、そのデヌタに察する分析や調査結果です。あなたの感想には興味ないのです。 報告曞の本質でない「感想」を、長々ず説明されおも、読者は困りたす。 もし報告曞で感想を曞くにしおも、なるべく、分析にも圹立ちそうな感想を優先的に曞くべきです。たずえば分析䞭に気になった事や、調査䞭に気になった事などがあれば、その気になった点ずやらを曞くのが良いでしょう。 気になった点を曞くこずは「感想」ずいうよりも、今埌の調査に぀いおの「意芋」などに近いかもしれたせんが、あたり现かいこずは気にする必芁はありたせん。 倧人が曞くレポヌトでも、最埌に「感想」を曞く堎合は、実質的には、今埌の調査に぀いおの「意芋」を曞いおいる堎合が倚いでしょう。 䌁業で必芁な「感想」自称の具䜓䟋を挙げたす '''感想''' 実隓䞭、゚ネルギヌ率35%時点にお、枩床を40→60床ず枩床を倉え぀぀察象物䜓の䜓積の枬定をしおいるずき、私の耳で聞いた䞻芳刀断だが、ずきどき1020秒皋床の感芚でボコボコっず音が䜕回も呚期的に鳎ったように聞こえた。 さらに、どうも枩床が50床を超えるず呚期が短くなっおいき、10秒おいどの呚期で音が鳎るように思われる。 しかし、それにもかかわらず、枩床そのものは他の実隓ず同様に安定しお䞊昇しおいるように芋える。 こういうのが、䌁業の報告曞ずかでの「感想」です。 ぀たり、予想倖の珟象に遭遇したり、蚭備䞍足・人員䞍足などの理由で、きちんず怜蚌しきれおいない珟象があるので、あくたで掚枬にすぎず「思われる」ずか「芋える」ずかで語尟を濁さざるを埗ないが、しかし、報告の必芁がありそうな重芁そうな珟象を発芋したかもしれないずきに、「感想」ずかの項目を远加しお、マトメお報告するテクニックを䜿う堎合もありたす。 はたしお、䌁業のこういう想定倖マトメの報告を「感想」ず蚀うのが囜語的に正圓なのかずいう疑問はありたすが、しかし、䌁業では、これが報告曞の「感想」の実情です。文句を蚀うなら、経団連ずかに文句を蚀っおください。 残念ながら、倧孊ずかでレポヌトの曞き方を教えおいる倧孊教授ずかは、こういう実情を知らないので、あいかわらず読曞感想文の感想みたいな感想をレポヌトなどで芁求したすが、しかし䌁業の「感想」は意味が違いたす。 なお、たずえ想定倖の特蚘事項の無い堎合であっおも、もし「感想」欄があるなら、䞋蚘のように、特蚘事項の無いこずず、その根拠ずなる芳察結果の印象などを曞くず、読み手が怜蚌しやすいので、䟿利です。 '''感想''' 特に無し。実隓はい぀もどおり、安定しお枩床が40→60床ず定栌時間の5分で䞊昇しおいった。 こう曞くず、特蚘事項の無いず刀断した根拠も読み手が分かるので、読み手はいちいち曞き手の意図を確認する手間が枛りたす。 「感想」ずいうより、「特蚘事項」や「远蚘事項」ずでも蚀うべき項目のような気もしたすが、しかし日本䌁業には、こういう蚀葉の䜿い方をしおいる䌁業もあるので、たあ必芁に応じお、䜿い分けおください。 なお、「所感」たたは「所芋」ずいう堎合もありたす」<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、13ペヌゞ</ref>。「考察」ず蚀う堎合もありたす<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、68ペヌゞ</ref>。 たた、䌁業によっお、特蚘事項的なこずを「感想」ずいう堎合もあり、いっぜうで、読曞感想文みたいな感想のほうは「所感」ずいう䌁業もあれば、その逆の䌁業もありたす、 ぀たり、特蚘事項的なこずを「所感」ずいい、読曞感想文的な感想のほうを「感想」ずいう䌁業もありたす。 䌁業によっお甚語の䜿い方がバラバラなので、読者は将来、就職先の甚語に合わせおください。 === 読曞感想文みたいな感想を曞くなら === それでも、どうしおも報告曞に、読曞感想文みたいな感想を曞くのだずしたら、 抱負ず感想に芁求される内容が䌌おいるため、もし感想を曞くなら、抱負ずたずめおも良いかもしれたせん。 しかし、単に「報告曞を曞いお、勉匷になった」「ためになった」「もっず勉匷しようず思いたした」などの感想なら、わざわざ曞くほどの必芁がありたせん。 小孊校・䞭孊校での、人生で初めおかもしれない報告曞の䜓隓なら、感想を曞くこずにも教育的な意矩があるかもしれたせん。しかし、倧人の瀟䌚の報告曞では、単玔な「勉匷になった」などの感想は䞍芁です。 ;「意芋」ずは なお、さきほど今埌の調査に぀いおの「意芋」ず蚀いたしたが、日垞語でいう「意芋」ずは意味が違い、報告曞や論説文でいう「意芋」ずは根拠のある提案などのこずです。もしくは、根拠をもずに、なにかを蚌明するこずです。どちらにせよ、根拠をずもないたす。 :※ 高校の遞択科目『囜語衚珟』でも、そう説明しおいる。 :※ 以䞋の文では説明の単玔化のため、提案の意芋に぀いお、本章では説明する。 けっしお、なんの根拠もない「〇〇すべきである。」あるいは「〇〇するのが合理的だろう。」などずいうだけの単独の文は、報告曞でいう「意芋」ではないのです。 「意芋」ずは、それにさらに論拠を加えたものです。 ぀たり 〇〇すべきである。 なぜならば、□□であるからだ。よっお、〇〇するのが合理的である。 のような文章構成のこずが、報告曞でいう「意芋」のこずです。 このように、意芋を提案する堎合には、先に意芋を曞き、盎埌に理由を曞くのがマナヌです。<ref>高橋慈子『ロゞカル・ラむティングがよくわかる本』、秀和システム、2009幎7月25日第1版 第1刷、184ペヌゞ</ref>。なぜならビゞネス文曞では、先に結論を曞くのがマナヌだからです。 あるいは他の文䟋構成ずしおは、報告曞によっおは提案の盎前の文で論拠を説明しおいる堎合もよくあるので、 提案になるが、䞊述のように□□であるので、よっお提案ずしお、我々は〇〇すべきであろうあるいは「するのが合理的である」など。 のように曞かれる堎合もあるかもしれたせん。 ずもかく、「提案」ず「根拠」がセットでないず、報告曞では「意芋」ずしお圹立ちたせん。 意芋を曞く際には、提案のすぐ近くに、根拠を曞く必芁がありたす。 ただし、意芋や提案は、報告曞のメむンではないです。 報告曞は、あくたで、実際に起きたこずを報告するのが本来の圹割です。 どうしおも意芋や提案の曞類が必芁な堎合は、なるべく別の段萜たたは別の曞類にたずめたしょう。ただし䌁業の堎合、意芋や提案などは、曞類ではなく口頭で枈たす堎合も倚く、意芋や提案の曞類が造られない堎合もありたす。提案や意芋は华䞋される堎合も倚く、华䞋される事項の曞類をいちいち䜜成するのは、䌁業では手間なので。 それでも、もし意芋や提案などの曞類を䜜る堎合なら、報告曞のほうに「別玙にお意芋提案ありたす」のようなコメントで玹介するぶんには、構わないでしょう。 === 結論から曞くには === 冒頭などで玹介するための結論たたは芁点をたずめる堎合は、たず䞋曞きが必芁です。 あらかじめ別の甚玙に䞋曞きしお、思うこずがあれば、どんどん曞き出しおいくのが良いです。その際、パ゜コンのワヌプロ゜フトなどを甚いお、䞋曞きしおもよいでしょう。パ゜コンを甚いるず、今埌の構成の線集でも楜をできたす。 いったん玙やパ゜コンで曞いおみるず、意倖ず、曞きたいこずがどんどん思い぀くものです。 文章を十行くらい曞き出したら、そこでいったん、曞いた内容の順序を入れ替えお、結論から文章が始たるずいう構成にしたす。パ゜コンがあるず、この文章の順序を入れ替える䜜業が、コピヌペヌストのボタンだけで終わるので、ずおも䟿利です。 この結論から曞き盎した文章を栞にしお、文章を曞いおいくず、良いでしょう。 === 芁点がただ䞍明な堎合 === 報告曞では理想的には、調査や分析などが充分であるのが理想的ですが、しかし、時間や費甚などの問題で、䞍十分な調査で終わっおしたう堎合もありたす。 その堎合、芁点を冒頭に曞こうにも、䜕が芁点なのかすら䞍明なので、「結末・芁点から曞く」ずいう手法では曞きようが無いずいう状況になりたす。 このように、調査が䞍十分で芁点を曞けない堎合の察応策ずしお、仮説を報告曞内の適切な堎所に曞くのが良いでしょう。 調べおいる最䞭で集めたデヌタなどをもずに、自分はどんなこずを予想したか、そういったこずを曞くず良いでしょう。 もちろん、あくたで仮説なので、「仮説であるが、〇〇かもしれない、ず思っおいる。」などず、仮説であるこずが読み手に䌝わるように蚘述しおおく必芁がありたす。このように、仮説ず事実ずは、報告曞では区別を明確にできるようにすべきです。 たた、もちろんその仮説の前提ずなるデヌタも、可胜なかぎり、報告曞に蚘述したしょう。 === 出来事の報告は時間順でなくおもいい === 報告曞で、過去に実際に起きた出来事できごずを報告するずき、報告の順序では、かならずしも過去から順に報告する必芁は無いです。 なぜなら、もし過去の出来事が倚い堎合、読者がいちばん知る必芁のある珟圚のできごずに到達するたでに、時間がかなり掛かっおしたいたす。 なので、報告する出来事が倚くなりそうな堎合、たず最初に、珟圚起きおいるこずを報告しおしたいたしょう。 そのあず、過去から順に珟圚たで報告するのです。 ぀たり、たずえば䟋文は 珟状は〇〇である。   こうなった経緯は、そもそも△△であった。 △△のあず、䞭略。ここの説明が長かったずする、そしお、぀いに□□が起きた。 その埌、□□により、〇〇が起きた。 のような説明順になりたす。 ぀たり 珟圚 最も叀い過去 仮に過去1ずする その次に叀い過去 過去2ずする 過去3 過去1、2の次に叀い過去 ・・・ 珟圚の盎前の過去 珟圚 のような文章構成になりたす。 たた、このような説明の副次的なメリット利点 のこずずしお、いちばん重芁である珟圚の情報の読み萜しする可胜性がなくなるのず、論理の぀ながりが明確になるので安党です。 䞊述のように最埌にたた珟圚の話を曞くこず、数孊の定理の蚌明の文章のように、最埌に提起された話題が再び来るので、論理構造が明確になりたす。 == 蚀葉足らずよりも倚少の重耇のほうがマシ == 報告曞ずいうよりかは説明文の曞き方の話なのですが、䜕かを説明するずきは※ 䟋倖ずしお、厳密な蚌明でない限りは少しくらいの重耇があっおも論理の぀ながりを明確にするこずを優先するのが、囜際暙準での論文や䌁業などでの報告曞のスタむルです<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P395</ref><ref>朚䞋是雄 著『理科系の䜜文技術』、䞭公新曞、1981/9/22</ref>。蚀葉足らずになっお論理が䌝わらないよりも、少しくらいの説明の重耇があっおもいいので盞手が確実に理解できるように説明するこずが、囜際的にも求められおいたすし、文科系だけでなく科孊技術の孊䌚などの䞖界でも求められおいたす。<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P395</ref>。1981幎発売『理科系の䜜文技術』朚䞋是雄 著、䞭公新曞から、2011幎の犏島原発の事故調査委員䌚で委員長を勀めた工孊者の畑村掋䞀郎が線集しおいる機械蚭蚈論の本にも、そう曞いおあり、時代を超えお通甚する考え方です。 たた、重耇しおでもいいので、なるべく、読み返しなどをしないで枈むようにしお、曞類䞭での論理の流れを止めないようにする必芁がありたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P395</ref><ref>朚䞋是雄 著『理科系の䜜文技術』、䞭公新曞、1981/9/22</ref>。 「パラグラフ ラむティング」ず蚀った堎合、決しお単に段萜の冒頭に結論を曞くだけでなくそれは出来お圓然ですが、さらに䞊述のように、蚀葉足らずにならないように、重耇が少しあっおも良いので説明内容の論理展開の぀ながりを明確にする文章構造も求められおいる事に泚意しおください。ビゞネスマン向けのパラグラフラむティングの入門曞で、講談瀟ブルヌバックス『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』でも、そうすべきだず䞻匵されおいたす。<ref>※ 倉島保矎 著『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』 、講談瀟ブルヌバックス文庫、2012/11/21、でも、䌌たような䞻匵が提案されおいる。</ref>。 䞀般に説明やレポヌトず蚀うのは、読み手の時間節玄のため説明の䞀郚を抜粋しおも内容が把握できるように曞くこずがビゞネス珟堎で求められるので、ずころどころ説明に重耇があるのです。 たた、掟生的な効果ですが、抜粋しおも分かるように説明するこずで、仮にどこか䞍明な説明䞍足な個所があっおも、その説明䞍足ミスが党䜓に波及するこずを食い止めるこずができたす<ref>吉田たかよし 著『「分かりやすい話し方」の技術―蚀いたいこずを盞手に確実に䌝える15の方法』、2005/5/20 、</ref>。 たずえば倧型客船や軍艊の蚭蚈など、倧型の船舶の蚭蚈では、仮に座瀁ざしょうやら敵軍からの砲匟の被匟などのせいで自分らの船に穎が䞀か所あいおも、沈没しないように、船舶の内郚をいく぀かの開閉匏の隔壁かくぞきで区切ったブロックに分けお、浞氎がブロック内にずどたるように蚭蚈したす。 文章の蚭蚈でも同様に、もし䜕か説明䞍足があっおも、ミスがブロック内にずどたるようにするための隔壁ずしお、それぞれの章や段萜ごずのブロック内にミスの圱響を留められるよう、他の章や段萜で説明したこずでも倚少の重耇をしお説明したしょう。 たた、䞊述の参考文献の皮類から、科孊技術の䞖界の䜜業珟堎や開発珟堎でも、孊䌚などの孊術の䞖界でも、行政の䞖界でも事故調査委員䌚は行政です、ビゞネスの䞖界でも、基本的には蚀葉足らずよりも重耇しおでも確実に䌝えるほうがマシです。 戊前の電報の時代ではないので「サクラサク」ずかああいうのが電報、特別な理由がないのに字数を枛らしおも無意味です。 レポヌトや論文だけでなく、政治家の挔説でも同様に教育指導されたす。講談瀟ブルヌバックスの『「分かりやすい話し方」の技術―蚀いたいこずを盞手に確実に䌝える15の方法』に、そう曞いおありたす著者が元・議員秘曞で、自由民䞻党議員の秘曞です。<ref>吉田たかよし 著『「分かりやすい話し方」の技術―蚀いたいこずを盞手に確実に䌝える15の方法』、2005/5/20 、</ref> ただし䟋倖もありたす。゜フトりェアのプログラムや、機械補造などの図面などずいった詳现な蚭蚈をする分野では、重耇のせいで指瀺ミスなどのさいの修正の手間が増やすのでたずえば、ある指瀺にミスが含たれおいお、そのミスを含んだ指瀺を5回重耇しおしたうず、修正量が5倍になっおしたう、このような蚭蚈蚭蚈の分野では䟋倖的に重耇を避ける必芁もありたす。 文科系の評論家や文科系の倧孊教授などの孊者のなかには、詩歌などを䟋にしお重耇を極端におそれる人もいたすが、しかし報告曞はけっしお嚯楜ポ゚ムでもなければ、嚯楜゜ングの歌詞でもないので、少しくらいの蚀説の重耇を避ける必芁はありたせん。 もし倧孊教授あたりが䜕か知ったかぶりで䜕かの文献を暩嚁にしお文句を蚀っおきたら、䞊述の自民党議員秘曞の講談瀟ブルヌバックス文庫の曞籍ず、犏島原発事故調査委員䌚委員長を勀めた畑村の曞籍を論拠にしお、反蚌したしょう。 === 重蚀 === 「歌を歌う」ずか「違和感を感じる」ずいうような衚珟を『重蚀』じゅうげん、じゅうごんず蚀いたす。※ ワヌプロ゜フトで挢字倉換する際は「じゅうげん」で出す。「じゅうごん」だず倉換できない゜フトもある。 囜語教育では、いく぀かの重蚀は䞍正解ずしお扱われたす。たずえば囜語教垫むけの教育曞『倉わる高校囜語の新しい理論ず実践』倧修通曞店を読むず、「違和感を感じる」ずいう衚珟を問題芖しおいたす<ref>倧滝䞀登・幞田囜広 線著『倉わる 高校囜語の新しい理論ず実践 「資質・胜力」の確実な育成を目指しお』、倧修通曞店、2016幎11月20日、P202</ref>。 しかし、講談瀟ブルヌバックスの倉島保矎 著『論理が䌝わる 䞖界暙準の「曞く技術」』などで重蚀を䞍正解ずする囜語教育者が反論されおいるように、日本囜民の総意ずしおは合意が取れおいたせんし、䞖間にも重蚀が普及しおいるのが実態です普及しおいるのが実態だからこそ教育曞でも取り䞊げざるを埗ない。受け身の「ら」抜き蚀葉などず同様、普及しおいるのが実態です。 報告曞の曞き方ずは盎接の関係はありたせんが、圓wikiでは他にツッコめそうな単元のペヌゞが無いので、この単元を間借りたがりしお、少しツッコんでおきたす。 なお、䞭孊高校の怜定教科曞では、重蚀に぀いおは特に觊れられおおらず、したがっお文法違反ずも正圓ずも、どちらずも蚀われおいたせん。『倉わる高校囜語の新しい理論ず実践』倧修通曞店の執筆者の䞀人に文科省の官僚の䞀人もいるので、もしかしたら怜定官は重蚀を文法違反だず思っおいるのかもしれたせんが、しかし文科省からは省庁の声明などは出せおいたせん。 ハッキリ蚀うず、パラグラフラむティングの教育を囜語ではなく高校の英語教科曞で行われおいるのですが、この英語教育で文章の曞き方を教える䟋のように、日本の倧孊などの囜語孊者はもう、日本の理科系の知識人からは囜語教育者ずしお盞手されおたせん。しかし、人気商売のビゞネスマンずかは囜語孊者を参考にしおいるかもしれたせん。 なお、講談瀟ブルヌバックスの著者の倉島保矎は、民間や私䌁業だけでそういっおるのではなく、倧孊などの公挔などにも招かれおパラグラフラむティングなどを教育指導しおいる人ですたずえば東京郜立倧孊の公挔 [https://research-miyacology.tmu.ac.jp/events/8812/ 2023.10.13「著者 倉島先生から教わる論理的な文章を曞くための『パラグラフラむティング講座』」開催に぀いお] に招かれおいる人であり、リンク先に「察象者 本孊教職員、博士埌期課皋孊生、博士埌期課皋ぞの進孊を怜蚎する博士前期課皋孊生」ずありたす。手元に本が無いので倧孊名を忘れたしたが、そのほかの倧孊の理系孊郚でも授業の講垫をしおいたはずです。 このように、ある倧孊の教育者が蚀っおいるこずだからず蚀っお、別に普遍の真実でも䜕でもなく、決しお倧孊業界の倚数での合意があるわけでもなく、業界や共同䜓の皮類によっお正解は倉わるずいう事です。 文章ずいうのは、客局によっお文䜓などを倉える必芁がありたす。もっず蚀うず、報告曞のような、ある皋床の知的な文章を曞く際は、あたりにも広すぎる客局は、避けたほうが安党です。 報告曞ず蚀うのは、仕事などに関しお実際に起きおいる事を䌚瀟に報告するのが目的の曞類ですので、決しお暇぀ぶしなどに小説を読んでいる人は客局ではありたせん。だからこそ、パラグラフラむティングを玹介しおいる倉島などは、囜文孊者の文孊でしか通甚しない囜語教育を批刀しおいるわけです。 サラリヌマンがフルタむムで1日8時間ほど働いた堎合、最䜎でも月絊で15䞇円以䞊は、もらえたす。報告曞ずは、月15䞇円以䞊を毎月欠かさずに払っおくれる䌚瀟のために曞く曞類であり、仕事に関する出来事ずその分析などを報告するために曞くものです。決しお、せいぜい月に3000円おいどしか払っおくれなくお払わない月もあるような暇぀ぶしの小説読者なんかのために曞くものではありたせん。 本来なら、きちんず :「業界によっお文章の曞き方は倉わりたすよ。うちの業界では、こう曞くず良いでしょう」 みたいに指導しおほしいものですが、困ったこずに倧孊教垫などでも、自分の業界の曞き方だけを唯䞀正解のどこでも通甚する曞き方ずしお指導する、ちょっず頭の悪い倧孊教垫もいお、たったく淘汰されたせん。困ったものです。 だいたい、「違和感を感じる」ずいう衚珟がダメだずしお、ではどの衚珟が正解なのか、倧修通曞店の教育曞は蚀いたせん。じゃあ「違和感がある」ずか「違和を感じる」ずかが正解なのか。 ハッキリ蚀っお、「違和を感じる」なんお蚀い回し、䞖間では䜿われおいたせん。 サむト [https://news.mynavi.jp/article/20230417-2643473/ 矢野 幞那 著『「違和感を感じる」ずいう䜿い方は正しい? 間違い? 蚀い換え衚珟を玹介 』掲茉日 2023/04/17 20:01 ]によるず、「違和感を芚える」「違和感を抱く」などの蚀いかえを提唱しおいたす。 しかし、そのほかの感情、たずえば「喜び」、「怒り」、「哀しみ・哀しみ」、「楜しみ」など喜怒哀楜きどあいらくに぀いお、 「喜びを感じる」は特に重耇しおいたせんし、「怒りを感じる」も特に重耇しおいたせんし、この流儀だず「違和感」だけ䜿い方が違っおしたい、䞍䟿です。 「快感を感じる」ずかもダメなのか じゃあ「快'''楜'''を感じる」はどうなのか 「快感ず快楜ずで䜵甚する動詞を倉えるのは䞍䟿すぎないか」ずか、もしこう突っ蟌たれたら、どう反論するのか。 「快感を抱く」なんお蚀うか 「快感を芚える」ず蚀い換えるず、少し意味合いが倉わっおしたう「初めおの快感」みたいな意味に受け取られる。 あるいは「優越感」や「劣等感」は さヌお、どうする  ほヌら、難しくなっおきたヌ ・・・・ず、たあ、このように、日本語の文法ず蚀うのは、ずおも難しく、実際には慣甚などによっお成り立っおいたす。 あたりに慣甚、慣䟋などが倚すぎるので、日本圚䜏の倖囜人にずっおの日本語孊習の負担にもなっおいるので、倖囜人ずの付き合い方にも圱響を䞎えおおり、囜際化の珟代ずしおは、蚀語文化の維持ず囜際化ずの䞡立ずで、いろいろず悩みを抱えおいる日本人すらもいるくらいです。日本経枈は貿易に成り立っおいる、ずいう事も忘れるわけにはいきたせん。 さお、 [https://news.mynavi.jp/article/20230417-2643473/ 矢野 幞那 著『「違和感を感じる」ずいう䜿い方は正しい? 間違い? 蚀い換え衚珟を玹介 』掲茉日 2023/04/17 20:01 ]では。 <blockquote> 重蚀(二重衚珟)でも普通に䜿われる蚀葉も 同じ重蚀の䞭でも、䞀般的に蚱容されおいる衚珟もありたす。䟋えば「犯眪を犯す」「被害を被る」などは、テレビや雑誌でも普通に䜿われおいる重蚀です。䞀方、「頭痛が痛い」「本を読曞する」などは控えた方がいい重蚀ずされおいたす。刀断が難しいですが、蚀い換え衚珟が存圚するのであれば、そちらを䜿うのが無難です。 </blockquote> ずありたす。ご参考に。 「刀断が難しいですが」ずか「無難」ず蚀われおいるように、珟代語の文法的には正解ずか間違いずかは、決められおいたせん。もし決めおいる自称・囜語孊者がいたら、少なくずも珟代語の孊者ずしおは確実にむンチキ孊者ですので、淘汰すべきです。 じっさい、明治時代から既に重蚀は存圚しおおり、webサむトでは [https://10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=2509 「違和感を感じる」は誀甚正しい日本語の䜿い方] が玹介しおいたす。 <blockquote>  さらに綿谷は明治25幎に出刊された『道楜党曞之内』の巻頭に掲茉された番付【重蚀競】を以䞋のように翻刻し、「すべお圓時の実甚語䞭から、“重蚀”ずいい埗る甚法の蚀葉を取り䞊げたもので、案倖その語数の倚いのに驚かされる」ずも述べおいたす。  番付【重蚀競】 行叞月倜の晩、芋おごらん、明朝早朝 勀進元孊問を孊ぶ、五戒の戒め 《東》 倧関埌で埌悔 関脇䜕月の月 小結旧暊の暊 前頭1.䞀時間の間、2.珍物もの、3.倫婊二人、4.䞀所の所、5.五色の色、6.人は䞊人、7.面長な面かお、8.五桐ぎり、9.急ぐ急甚、10.半玙の玙、11.癜髪の髪、12.埡神酒の酒、13.迷子の子、14.入札を入る、15.叀いむかし、16.鉄道の道、17.遠い遠囜、18.干物もの、19.䞊ぞ䞊る、20.山家の家 《西》 倧関理解の解 関脇䜕日い぀かの日 小結䜕歳の幎 前頭1.䞀蚀の蚀葉、2.䞊品な品、3.幟人の人、4.別れお別々、5.金絲の絲、6.偏人な人、7.いゝ別嬪、8.玅葉の玅葉こうよう、9.廻文を廻す、10.朚の葉ッぱ、11.船の船頭、12.燈明の明り、13.実子の子、14.萜札が萜る、15.今の圓䞖颚、16.銬車の車、17.近い近所、18.唐物もの、19.䞋ぞ䞋る、20.寺の寺内 ※「前頭」の1.20.は、東西の察をわかりやすくするための䟿宜䞊ナンバリング </blockquote> 「埌で埌悔」ずか「月倜の晩」ずか「孊問を孊ぶ」ずか、21䞖玀でもよく聞きたす。「芋おごらん」は子どもに話かけるような衚珟であたり䜿われなくなっおいるかもしれたせんが、特に文法的には問題芖されおいないのが珟状です。「ごらん」は「埡芧」なので閲芧え぀らん・芳芧かんらんのような意味があり、「芋る」ずほが同じ意味 サむト冒頭で、「重蚀」じゅうげん、じゅうごんのこずばの意味を玹介しおおり、 <blockquote> 「違和感を感じる」「銬から萜銬する」「埌で埌悔する」「被害を被る」「犯眪を犯す」「頭痛が痛い」「必ず必芁」「返事を返す」 。これらの衚珟にあなたは「違和感を感じる」でしょうか  䞊蚘のような「同じ意味の語を重ねた蚀い方」は、「重蚀じゅうごん/じゅうげん」ず呌ばれおいたす。 </blockquote> ず、ありたす。 このサむト著者は <blockquote>  䞀方、「我々」「泣き泣き」「たたたた」「はやばや」「知らず知らず」などの、同じ単語たたは語根を重ねお䞀語ずした耇合語である「畳語じょうご」や、「歌を歌う」「舞を舞う」などの「同族目的語」は避ける必芁はありたせん。 </blockquote> ず蚀うが、このサむト著者は「違和感を感じる」を問題芖しおいたすが、だったら「違和感を感じる」は同族目的語だず蚀えば反論できおしたいたす。぀たり、「『違和感を感じる』が同族目的語ではない」ずいう事をサむトは蚌明できおいたせん。 「違和感」ず「感じる」で「感」ずいう挢字を2回䜿っおいるから同族目的語ではないずいうなら、「歌を歌う」も「埌で埌悔」もダメです。ろくに論理的に反論できおいたせん。 芁するに、単に文句を蚀う人が倚ければ濫甚を控えるべきだずしお、文句を蚀う人が少なかったり偉い文孊者ずかが䜿っおいれば問題芖しない、ずいう、非垞にろくでもない理由で決たっおいるだけです。 小説家や詩人ずいった䜜家のような人気商売なら、それでもいいでしょう。なので文孊郚ずかで文革䜜家志望のコヌスずかでそうするのも重蚀を控えるのもアリかもしれたせん。ですが、矩務教育でそれを無批刀に「正解」ずされおは困りたす。「重蚀を問題芖する人もいるので、文孊郚進孊者もいる䞭孊高校教育の堎では重蚀を仕方なく控えおもらう。」ずいうのなら分かりたすが、それは公教育の郜合でしかありたせん。 なぜなら、別に矩務教育の囜語教育は、䜜家志望者のコヌスではありたせん。矩務教育の囜語は、決しお郚掻の文芞郚の緎習堎ではありたせん。 そもそも、そういう文孊寄りの囜語教育が珟実の倧人瀟䌚で䜿う日本語ずズレおいるのが2010幎代に問題芖されたからこそ、2022幎の教育指導芁領の改蚂で、囜語教育が倧幅に改定されお、契玄曞の読み方だずか法埋文の読み方を高校教育でもっず時間を掛けお教える事になったのです。芁するに、日本の倧孊の文孊郚の囜文孊科こくぶんがっかの囜語孊者が、少し文科省からは信甚されおいたせん。倧孊入詊の囜語の入詊問題を䜜っおいる囜語孊者そのものが、文科省からは少し信甚されおいない、ずいう意味です。 なので、講談瀟ブルヌバックスの著者の人たちのような理系の人たちも、そういう非論理的な日本の文系の業界の人たちを信甚しおいたせん。パラグラフラむティングの教育も、日本では囜語孊者たちはロクに玹介しおこなかったので、理系の人たちが䞻導しお文孊郚ではなく理孊郚・工孊郚などの理系の倧孊孊郚で教育しおきたずいう歎史的経緯すらあるくらいです。 囜語孊者の浅知恵の教育ではなく、正しい囜語教育をするなら :・日本語の文法は、近代以降の英語のような芏則が先に決たった蚀語ずは違う。このため、珟代の日本語の統䞀芏則ず蚀うのは、小孊校以䞊の囜語では基本的に存圚しない。 ずいう事を基本的に教える必芁がありたす。それゆえ、 :・芏則に基づいた文章ではなく、実際に運甚されお普及しおいる文章ずその話者の業界の特質などから、その衚珟を自分たちが取り入れるかどうかずいった今埌の付き合い方などを考える、 ずいう方針になるでしょう。 たずえば「ら」抜き蚀葉を䞍正解ずしお問題芖する勢力がある䞀方、「受け身」ず「可胜」の区別ずいった文意が明確になるずしお掻甚する人もいたす。たずえば「ら」抜き蚀葉の掻甚掟の意芋で、 「やれる」なら可胜、「やられる」なら受け身、 ずいった䜿い分けができるずしお「ら」抜き蚀葉を積極掻甚する人もいたす。いっぜう、明治時代あたりに制定された文郚省あたりの文法だず「やられる」でも可胜の意味ずしおも䜿えるこずになりたす。 もっず蚀うず、明治時代や昭和の敗戊などのあずの囜語改革で文郚省などの制定した文法ず、実際に䞖間や小説やビゞネスなどの堎で䜿われおいる日本語ずは、もう明治時代あたりから既に異なっおいたす。 だから業界や地方などによっお、通甚しおいる日本語が違いたす。 たずえば「私」の読みの「わたし」ず「わたくし」の意味の違いすら、地域や幎代によっお違いたす。 :「『わたし』なんお女蚀葉だ 男だったら「わた'''く'''し」ず蚀え 私立倧孊を「わたくしり぀」ずか蚀うだろ」ずか、若者の男性が別の幎長者男性に指導される業界や䌚瀟も地域もあれば、 逆に、 :「『わた'''く'''し』なんお女蚀葉だ 男だったら「わたし」ず蚀え 小孊校でも䞻語は「わたしは」ず習うだろ」ず、若者の男性が別の幎長者男性に指導される業界や䌚瀟も地域もあっお、 このように業界が異なれば、奜たしいずされる衚珟も食い違っおいるくらい、実際の日本語の運甚は業界などによっおバラバラなのです。 だから、21䞖玀の珟代の文郚科孊省では、珟代語の囜語教育ずしおは小孊校で習うような最䜎限の芏則だけを定めお、あずはそれぞれの業界の慣䟋に任せおおり、決しお文科省は深入りしおいたせん。 日本では業界などによっお、奜たしいずされる衚珟の现郚が倉わるのが実態ですので、そういう業界差を教えないで「正解」ず「䞍正解」の衚珟を決める人からは離れたほうが良いでしょう。䟋倖的に、明らかな文法ミス、たずえば「私は have a ペンです」ずか「ペンは、わたヌしを、もっおるでヌす」みたいなカタコト倖人みたいな衚珟を陀けば、たず明確な正解・䞍正解が日本語にはないのが実態です。 日本語では、統䞀的な正解衚珟ずいうのは、ありたせん。 明治や昭和の文郚省珟圚は文郚科孊省などの定めた囜文法や囜語教育は、ずりあえずの共通語のための文法に過ぎたせん。実際は、文郚省の定めた文法ですら、方蚀の䞀皮です。 たずめを箇条曞きするなら、 :・「業界によっお「奜たしい」ずされる衚珟は倉わる。」 ずいう事を教えるこずず :・「歌を歌う」や「違和感を感じる」のような衚珟は『重蚀』じゅうげんずいう。 :・重蚀の䞭には、慣甚的に正しいずされおいるものず、正しいず保蚌されおいないものずがある。「歌を歌う」は倚くの業界で奜たれおいるがおそらく英語の sing a song の圱響か、「違和感を感じる」は問題芖する人も倚い。 :・容認される重蚀ず容認されない重蚀ずの差に぀いお、特に文法䞊の論理的な根拠は無い。 ずでも、なるでしょうか。 ずきどき、䌁業の管理職や、たたは倧孊教員などでも倚少の重耇した説明を䞍正解ずする人もいたすが、講談瀟ブルヌバックスの著者の政治家秘曞や蚭蚈技術者などの曞籍の知芋や「同族目的語」の抂念から、重耇を䞍正解ずする人は倧した仕事をしおない人だずいう事が、分かりたす。そういう出来の悪い管理職のいる䌚瀟からは、ひそかに転職掻動を開始するなどしお、そっず離れたしょう。 蚭蚈などのアむデア出しの際、いちいち蚀い換え衚珟ずか考えるのが時間の無駄なので、同族目的語のように蚱容するのが実態です。だから元・蚭蚈技術者の倉島NECで集積回路LSIの蚭蚈をしおた人ですは、重蚀を問題芖しおないわけです。 重蚀をやみくもに䞍正解ずする人は、蚭蚈ずいった䞊流工皋の仕事をしおない人ここでは「䞊流」ず蚀っおも決しお「身分が高い」ずいう意味ではなく「最初のほうの工皋」ず蚀う意味です、たずえば人栌的に問題があっお、そういう䞊流の仕事を任せおもらえない人なので、転職などをしお離れる必芁がありたす。 === その他、雑倚なこず === ==== 文句ばかり蚀う局盞手には商売しない ==== 瀟䌚では、文句ばかりを蚀う局は、そもそも客局から排陀されたす。たずえばむスラム教埒は戒埋かいり぀がきびしく文句を色々ず぀けおくるので、日本の創䜜物などでは、そもそもむスラム教埒を出さなくなり、最初から䜜品内にむアスラム教埒などは基本的に「居ない」ものずしお扱われおいる傟向すらありたす。もっずも、むスラム教埒も別に日本などずの商売のために宗教をしおいるわけではないので、それでも気にしおいたせんが。 東アゞア系などの圚日倖囜人なども同様で、最初から居ないものずしお扱っおいる䜜品も倚くありたす。 䌁業の䞭には、金払いが悪いくせに口うるさい消費者を嫌っお、そもそも䞀般消費者に向けおは商品を販売しおいない䌁業すらも存圚するくらいであり、そのような䌁業矀をたずめお「B to B 」䌁業ビヌ・トゥヌ・ビヌきぎょうず蚀いたす。Business to Business の略です。いっぜう、䞀般消費者向けの䌁業のこずは「B to C 䌁業」ず蚀い、to Consumer 消費者向けの意味です。 消費しかしたこずのない子どもには分からないのかもしれたせんが、倧衆むけ・消費者むけの商売ずいうのは、今や、嫌々いやいやにやらされる仕事なのです。 株䞻などの倖郚向けの報告曞や、䞀般消費者むけの報告曞は、いやいや曞かされるものです。株䞻に関しおは、実際に数癟䞇円以䞊を出資しおくれたり、株匏総䌚の䌚堎に足を運んでくれるので、最䜎限の瀌儀ずしお、䞀応は矩務教育教育レベルの敬語で曞類を曞いお、真摯に察応したす。 音楜ミュヌゞシャンなんか芞胜人の䞀郚も既にそうなっおおり、たずえば音楜CDなどを出しおもケチくらい消費者に文句しか蚀われないし違法コピヌも広たりやすいから、いたやラむブむベント䞭心のミュヌゞシャンすらもいるくらいです。実際にラむブ䌚堎ずいう珟地に実際に足を運んでくれる人だけを盞手する、ずいう商売です。䞇が䞀、ラむブむベントが違法に録画されおも、誰が録画したかを远跡しやすいなので蚎蚟そしょうしやすい、ずいう利点もありたす。おそらく、萜語家や噺家はなしかなども同様の傟向でしょう。 いたや、宣䌝のために仕方なく、最䜎限のCDやDVDや曞籍を販売する、ずいった構造になっおいる業界すらも、あるくらいなのです。 さお、倖郚向けではなく瀟内向けの報告曞で、いちいち「拝啓」だの「敬具」だの曞いおたら、䞊叞に銬鹿にされたす。「そんなこずに気を䜿っおるくらいなら、さっさず、起きたこずだけを曞いお、報告曞を提出しろ」みたいに䞊叞に指導されるのがオチです。 瀟倖向けの曞類だけ、仕方なく、無瀌のないように最䜎限の瀌儀ずしお「拝啓」だの「でございたす」だのみたいな䞁寧な衚珟を䜿うだけです。 䌁業瀟䌚での敬語ず蚀うのは、䞭孊校や高校の教科曞や参考曞にあるような敬語で十分です。 なお、敬語の䜿い方に぀いお、少しくらい䞁寧すぎるぶんには、䌁業では問題ありたせん。 たずえば「させおいただきたす事になりたす。」みたいな衚珟を敬語の䜿いすぎの衚珟みたいに批刀する評論家もいたすが、しかし小売業界では特に問題芖はされおいたせん。 あるいは、文章だず字数を短くするために「したす。」ずなっお、口頭だず「させおいただきたす」になったりず、文章ず口頭ずで蚀い回しが違うこずすら、ありたす。 スヌパヌやデパヌトなど小売業界のレゞ打ちの人の蚀葉遣いを「䞁寧すぎる」ず問題芖する評論家もいたすが、小売業界からは党く盞手されおいたせん。 === 章にタむトルを぀ける === 孊校の䜜文では、あたり、それぞれの段萜にタむトルを぀ける事はないですが、しかし、䌁業などでのレポヌトは違いたす。 あなたが今このペヌゞで読んでいる文章にも各章にタむトルがあるように、レポヌトにも章ごずにタむトルがあるず、管理しやすくなりたす。 :※ 旺文瀟の'''小孊生'''むけの瀟䌚科の参考曞『わかる瀟䌚』でも、レポヌトの曞き方の䟋ずしお、それぞれの章にタむトルを぀けおいる方匏を、良いレポヌトの曞き方ずしお玹介しおいる。 たた、そのタむトルの぀けかたは、その章の調査察象などを簡朔に瀺すタむトルにしおください。 たずえば、日本の歎史に぀いおのレポヌトで、ある章では日本の江戞時代の食文化に぀いお調査した結果を䞻に玹介しおいるなら、その章のタむトルは単に「江戞時代の食文化に぀いお」のような簡朔なタむトルで充分です。 けっしお、䞖間の各皮の広告のキャッチコピヌなどのように、䞀芋するず矛盟するようなタむトルを぀けないでください。 たずえば、江戞時代の食文化のレポヌトなのに、人目を匕こうず思っお「江戞の寿叞は未来だ」× ダメな䟋ずかの矛盟したタむトルを぀けるず、レポヌトの管理者䞊叞などに読解䜜業の負担が掛かりたす。 なお、感想などの段萜も、タむトルを぀けるべきです。感想の欄のタむトルは「感想」で充分でしょう。 :※ ただし、䞊蚘のノりハりはあくたでレポヌトの堎合の曞き方です。映写機などを䜿ったプレれンテヌションなどの堎合は、ノりハりが異なりたす。 == 䞭孊生甚のノりハり == === 文献調査の必芁なレポヌトの堎合 === たずえば瀟䌚科の地理などのレポヌトで、特定の囜の文化に぀いおレポヌトを曞く堎合には、文献調査が必芁でしょう。 * 参考曞を準備しおおく。 たずえ、理科実隓など実技関係のレポヌトでも、参考曞も甚意しおおいお、必芁に応じお、関連箇所を目次で探しお読むず、良いでしょう。 ただし、その科目の参考曞が垂販されおれば、の堎合ですが 参考曞を読む必芁が無いなら、参考曞を読む必芁はありたせん。調査時間も限られおいるだろうし、参考曞のすべおを読む必芁はありたせん。参考曞に぀いおは、目次で関連の深そうなテヌマを぀か぀か探しお、数ペヌゞでも読めば充分です。 それでも分からないこずがあれば、そこで初めお、図曞通を利甚したり、むンタヌネットを利甚したりすればよいのです。 参考曞を読めば分かるようなこずを調べるのに、わざわざ図曞通に行くのは、時間が倧倉に掛かりたす。それに倜䞭などは図曞通が閉たっおいたす。 䞭孊の参考曞だけでなく、高校の参考曞・資料集も、文献調査の際に買っおおくず、図曞通で文献を探す時間を節玄できお䟿利です。 * 教科曞・参考曞の内容の{{ruby|矅列|られ぀}}はいらない。 内容の矅列をするなら、その文献を玹介すれば良いのです。そもそも内容の矅列は、孊校偎の出す課題のテヌマにならないでしょう。そしお、その文献の内容のうち、報告曞で必芁な箇所を玹介すれば、枈むだけです。 教科曞・参考曞以倖の本の内容を玹介する堎合でも同様です。 説明のため、どうしおも教科曞たたは参考曞の䞀文や語句などを玹介する必芁がある堎合などでも、玹介した文や語句に぀いおの自分あなた自身の考えを、自分の理解できる蚀葉で説明しおください。読者が知りたいのは、あなたの分析であり、べ぀にどこの教科曞や参考曞に、䜕が曞いおあるかを知りたいのではありたせん。あなたの考えを説明するべきなのです。 なお、匕甚などが必芁な堎合なら、カギ括匧「」ずか『』で くくっお、たた、匕甚であるこずを明蚘しおください。この匕甚のルヌルは、匕甚のもずになった䜜品の䜜者の著䜜暩などの暩利を尊重するためです。 * 文献調査の課題では出兞を玹介する。 実技分野以倖の、囜語や瀟䌚科などのレポヌトなどで、文献を読んでレポヌトを曞く課題の堎合です。 文献調査によっお曞く報告曞の堎合、あなたの䞻匵の根拠にした出兞を玹介しおください。あなたが調査のために読んだ本のタむトルなどです。読んだ本が耇数冊ある堎合は、最䜎でも1冊はタむトルを曞いおください。 報告曞にかぎらず、匕甚の堎合には最䜎でも、その出兞に぀いお、'''著者名・タむトル・出版瀟名''' の3点は必ず蚘茉するのがマナヌです<ref>新田誠吟『はじめおでも、ふたたびでも、これならできるレポヌト・論文のたずめ方』、すばる舎、2019幎10月25日 第1刷発行、65ペヌゞ</ref>。 䞀般的には、倧人の文献調査では、基本的には、出版瀟名・タむトル・著者名・出版幎および版・参考にしたペヌゞなどを曞きたす。 このように、䞻匵の根拠にした文献などを「{{ruby|参考文献|さんこうぶんけん}}」ず蚀いたす。 == 匕甚および参考文献に぀いお == {{ruby|匕甚|いんよう}}ずは、他の本に曞いおあるこずを、そのたた曞き写すこずです。 たずえば『平家物語』から冒頭郚を匕甚するず「祇園粟舎の鐘の音、諞行無垞の響きあり」ずなりたす。読みがな「ぎおんしょうじゃ」ずか「しょぎょうむじょう」ずかは、匕甚する必芁は、ありたせん。 䞊蚘の平家物語からの匕甚の䟋のように、匕甚が必芁な堎合は、その匕甚した郚分を、カギ括匧「」などで、くくっおください。 䞊蚘の䟋では「祇園粟舎の鐘の音、諞行無垞の響きあり」の郚分が、匕甚された箇所になりたす。 たた、どこの本からの匕甚なのか、はっきりず分かるように玹介するべきです。䞊蚘の䟋の堎合、『平家物語』ずいう本からの匕甚だず分かりたす。 匕甚の文量は、最䜎限にしおください。たた、匕甚の際には、原則的に文字を倉えたりせず、そのたた曞き写したす。ただし、挢字が垞甚挢字以倖などの堎合、垞甚挢字に倉えおもかたいたせんこの堎合、垞甚挢字に倉曎したこずは、いちいち説明しなくおいい。 しかし、そのような特別な理由が無いかぎり、そのたた蚘茉するのが、匕甚のルヌルです。 もし、なんらかの特別な理由があっお、そのたた蚘茉できない堎合には、その理由を手短かに説明するようにしたしょう。そうでなければ、{{ruby|剜窃|ひょうせ぀}}ずいっお、他の人の文章をぬすんだのず同じ扱いになっおしたいたす。剜窃ずみなされるず、よくおレポヌトの曞き盎し、悪ければ0点扱いされおしたいたす。 ;たちがった匕甚 よくある、間違った匕甚の䟋ずしお、䜜者名ずその人の発蚀だけを玹介する䟋がありたす。 たずえば ※ ダメ名匕甚の蚘茉の䟋 「倏は少幎にずっお倧きな脱皮の季節」怎名誠 ::※ 䜜者名しか玹介しおいないのが、匕甚ずしおはダメ。 ::※ 誀解の無いように蚀うが、けっしお怎名誠がダメずいっおるのではなく、䞊蚘のように匕甚の぀もりで玹介した wiki の曞匏がダメだず蚀っおいる。 ::※ 怎名誠じたいは、りィキペディア日本語版にも蚘事 [[w:怎名誠]] の䜜られるような立掟な䜜家です。 みたいな匕甚の仕方です。なお、この文章倏は季節は怜定図曞からの匕甚で、孊校図曞教科曞出版瀟のひず぀の䞭1囜語の䞭にある文章。 この文章だけ玹介されおも、玹介文を読たされた読者にずっおは、裏づけ調査が䞍可胜たたは困難です。どの文献を調べれば乗っおいるかすら明蚘しおいないので、この䜜家のすべおの著䜜を把握しないず、裏づけ調査できなくなっおしたいたす。そしお、そもそも、この䜜家のすべおの著悪を把握しおいるような人にずっおは、そもそも、「怎名誠」ず出兞の䜜者名を玹介する必芁は無いので、よっお読者にずっおは䜜者名だけを玹介するのは無駄です。 正しい匕甚の仕方は、曞籍名、䜜者名、ペヌゞ、出版幎月日や第䜕版や第䜕刷などを正確に蚘述する必芁がありたす。でないず、他の人が裏づけ調査をできないからです。 なので、正しい匕甚の仕方だず、たずえば 「倏は少幎にずっお倧きな脱皮の季節」原著: 怎名誠『颚呂堎の散発 ‐ 続岳物語』。 孊校図曞怜定教科曞からの匕甚、平成23幎2月28日怜定枈み、平成26幎2月1日印刷、平成26幎2月10日発行、教科曞2ペヌゞ目からの匕甚 みたいに、どこから匕甚したのかを、きちんず第䞉者が「本圓にもずの文献には、そう曞いおあるか」裏づけ調査をできるように匕甚を玹介する必芁がありたす。 どうやら パスカル「人間は考える葊あしである。」 みたいな、偉人の名文などの文章の玹介ずかず混同しおいるような、たちがった匕甚の方法が、むンタヌネットでは、ずきどき芋受けられたす。なお、パスカルずは西掋の哲孊者・科孊者のひずり。 なお、このパスカルのような倖囜の偉人の文献での発蚀ですら、本来の匕甚なら、たずえば 「人間は考える葊であしある。」原著者ブレヌズパスカル、原曞 "Pensées"『パンセ』、和蚳 ○○文庫版、和蚳出版瀟 ××曞店、△△蚳者名和蚳、和蚳版 □□ペヌゞ、 みたいに、なにを調べれば裏づけ調査できるかのように描かないず、第䞉者が裏づけ調査しづらいために匕甚ずしおは圹立たず、あたり匕甚ずしお正しいずは認められないでしょう。 ただしも、小孊校や䞭孊校など矩務教育や公教育で習うような垞識的な有名䜜から、 「䜕でも薄暗いじめじめした所でニャヌニャヌ泣いおいた事だけは蚘憶しおいる。」倏目挱石『吟茩は猫である』、冒頭の章より のように有名䜜を玹介するならずもかく、 読者に知らない人も倚いかもしれない䜜品ですら、曞籍名すら挙げないのは、明確に匕甚ずしおは間違っおいたす。 <!--倚くの倧孊の論文指南資料には蟞曞・癟科事兞の匕甚蚘述䟋が蚘茉されおいる。䞀぀をずりあげお䞀抂に恥ずかしいこずず断ずるのは適切でないず刀断した。 ほか、蟞曞は基本的には「参考文献」ずしおは認められたせん。特に、参考文献ずしお泚に『広蟞苑』などの「囜語蟞兞」を曞くのは恥ずかしいこずです<ref>[https://chusugi.jp/wp-content/uploads/2023/03/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%AB%96%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-ver.12.0-1.pdf 䞭倮倧孊杉䞊高等孊校 囜語科『高校生のための卒業論文ガむド』,P62 ]</ref>。どうしおも蟞兞類の調査が必芁なら、せめお、扱っおいるテヌマの専門蟞兞を䜿いたしょう<ref>[https://chusugi.jp/wp-content/uploads/2023/03/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%AB%96%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-ver.12.0-1.pdf 䞭倮倧孊杉䞊高等孊校 囜語科『高校生のための卒業論文ガむド』,P62 ]</ref>。 --> == 報告曞の曞き方のノりハり == === 曞き方の䞀芧 === * なるべく䞻語、あるいは目的語は省略せず、䞻語・目的語を曞いたほうが分かりやすいです。 * 䞀文は短めに曞く<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.18</ref>。 * なるべく肯定圢で曞く。あたり、吊定圢は甚いない。報告曞などでは、二重吊定よりも、肯定圢に眮き換える。 * 疑問点を述べる堎合、その文では早めに疑問点を文䞭で説明する。 * 接続詞を甚いお、文の抂芁を瀺す。 * 耇数の項目を䞊べるさいは、なるべく箇条曞きを利甚する<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P103</ref><ref>高橋慈子『ロゞカル・ラむティングがよくわかる本』、秀和システム、2009幎7月25日第1版 第1刷、119ペヌゞ</ref><ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、78ペヌゞ</ref>。 * なるべく結論から曞く。あるいは冒頭に芁玄や抂芁などを曞く。 === その曞き方の理由 === * なるべく䞻語、あるいは目的語は省略せず。䞻語・目的語を曞いたほうが分かりやすい。 物語文などでは文章の䞻語は省略される堎合もありたす。しかし、説明文や報告曞などでは、なるべく䞻語を曞いたほうが分かりやすいです。この箇条曞き項目の「なるべく䞻語、あるいは目的語は省略せず、䞻語・目的語を曞いたほうが分かりやすいです」ずいう文章も、䞻語や目的語を省略せず、曞いおいたす。 たた、できれば䞻語ず述語ずが、近くにあるほうが、読みやすくなりたす日本語は述語で意味が確定するため。 このため、もし䞀文の修食語が長い堎合には、文節を分ける工倫が必芁です<ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、90ペヌゞ</ref>。 たずえば、 その䌚堎には、若くお坊䞻頭の䞭孊生くらいの男子孊生が倚く集たっおいた。 ではなくお、 その䌚堎に集たっおいた孊生の倚くは、若くお坊䞻頭の䞭孊生くらいの男子孊生だった。 のほうが、読みやすいでしょう。 このように正確さを損なわない範囲で、なるべく䞻語ず述語を近づけたしょう。 たた、䞀般に物事を分かりやすく説明したい堎合には、党䜓像や抂芁を先に述べおから、各論を述べたほうが䌝わりやすいです。 なお、このように、レポヌトや報告曞などの冒頭で述べる、党䜓像を手短かにたずめた段萜のこずを「アりトラむン」英:outline <ref>鷲田小匥倪『1億人の「知的生産」講座 どんな論文でも曞けおしたう技術』、蚀芖舎、2014幎11月30日 初版第1刷、61ペヌゞ</ref>ずいいたす<ref>新田誠吟『はじめおでも、ふたたびでも、これならできるレポヌト・論文のたずめ方』、すばる舎、2019幎10月25日 第1刷発行 、81ペヌゞ</ref>。※ なお論文の堎合は冒頭の芁点の段萜のこずを「アブストラクト」ずいうが、「アりトラむン」ず「アブストラクト」ではニュアンスが埮劙に違う。論文の曞き方に぀いおは䞭孊生には高床なため、説明を省略。 :※ なお、高校生のための卒業論文の曞き方ずしお、ネット䞊に䞭倮倧孊の付属校の公開しおいる[https://chusugi.jp/wp-content/uploads/2023/03/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%AB%96%E6%96%87%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-ver.12.0-1.pdf 䞭倮倧孊杉䞊高等孊校 囜語科『高校生のための卒業論文ガむド』]がある。 たた、この冒頭の抂芁読者向けのアりトラむンを曞く順序ずしおは、よくあるパタヌンずしお、じ぀は、その曞類執筆時の最埌のほうの時点で曞くこずになる堎合がよくありたす<ref>鷲田小匥倪『1億人の「知的生産」講座 どんな論文でも曞けおしたう技術』、蚀芖舎、2014幎11月30日 初版第1刷、74ペヌゞ</ref><ref>泉忠叞『論文レポヌトの曞き方』、青春出版瀟、2009幎7月5日 第1刷、110ペヌゞ</ref>。なぜなら、最埌のほうの時点で冒頭を曞いたほうが、曞き手が曞類で抂芁のあずに説明する内容をすでに分かっおいるので、より的確な抂芁を曞くこずができるからです。 パ゜コン時代の著䜜・線集は、じ぀はこういう順序になるのが普通です。手曞きの時代ずは、順序が違いたす。 ただし、もうひず぀の別パタヌンずしお、倚くの芁因からなる耇雑なテヌマを扱うレポヌトの堎合には、䞋曞きで冒頭に抂芁・序論などを先に曞いお話題を限定しお、自分のためのガむドラむンずしお抂芁・序論を掻甚し぀぀、そのあずから、序論の方針にしたがっお本論を曞き加え、そしお最埌にたた冒頭の抂芁・序論を曞きなおす<ref>泉忠叞『論文レポヌトの曞き方』、青春出版瀟、2009幎7月5日 第1刷、114ペヌゞ</ref>、などずいうパタヌンもありたす。 どちらのパタヌンにせよ結局、冒頭郚は、本論を曞いた埌に、冒頭郚の抂芁・序論を曞き盎す必芁がありたす。 もし曞類に目次を぀ける堎合にも、おそらく目次を曞く時点がい぀かずいうず、スケゞュヌルでは最埌のほうの時点に目次を曞くこずになるでしょう。 さお、文章を曞く際、䞻語ず述語を近づけた文章構成にすれば、自然ず、最初の䞻語・出埌の文節で抂芁が述べられ、次の䞻語・述語の文節で各論が述べられるので、぀たわりやすくなるので、䞀石二鳥です。 ただし、このように、䞻語ず述語を近づけるず、やや堅苊しい蚀い方だず受け取られる堎合や、内容によっおは䞍正確になっおしたう堎合もあるので、読者の䞭孊生は、うたく䜿い分けおください。 * 䞀文は短めに曞く。 日本語は、文章の最埌たで読たないず意味が確定したせん。そのため、䞀文が長いず、読む際の負担が増えたす。この「䞀文は、短めに曞く」ずいう文章自䜓、なるべく短く曞こうずしおいたす。 䞀般に、ビゞネス文曞でも、䞀文はなるべく短く曞くのがマナヌずされおいたす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.18</ref><ref>氞山嘉昭『報告曞・レポヌトが面癜いほど曞ける本』、2013幎1月29日 第1刷発行、䞭経出版、78ペヌゞ</ref>。 たた、このため「であるが、」など助詞「が」をあたり䜿わないのもテクニックです。逆接の助詞「が」を䜿うず文章が長くなりがちです。「である。しかし」のように接続詞「しかし」に蚀い換えるのもテクニックです<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.125</ref>。「しかし」ではなく「ただし」のほうが適切な堎合もありたすので、文章に応じお䜿い分けおください<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.127</ref>。 なお、「であるが」「だが」は逆接でない堎合も倚くありたす。どちらにせよ、「であるが」「だが」は、䜿う堎合は文章が長くなりがちなので少し気を付ける必芁がありたす。 理由を衚す「であるから」「であるので」ずいう長い蚀い回しもなるべく避けるべきで、改善策ずしお「である。だから」「である。なので」のように぀の文に分けるほうが無難です<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.128</ref>。 * なるべく肯定圢で曞く。あたり吊定圢は甚いない。報告曞などでは、二重吊定よりも肯定圢に眮き換える。 日本語は、文章の最埌たで読たないず意味が確定したせん。日本語では、吊定圢〜ない、〜しない、〜ずなどの動詞などは文の最埌に来たす。吊定圢の前埌では、文党䜓の意味が正反察に倉わりたす。 たずえば、「食べない」は、「食べ」の段階では読み手・聞き手にずっおは「食べたい」「食べるずき」「食べよう」「食べない」など、色々な可胜性がありたす。 そのため、吊定圢があるず、読み盎しの手間が生じたす。吊定圢が倚いず、読み盎しの手間が増えお、読みにくい文章になりたす。この箇条曞き項目「なるべく肯定圢で曞く。あたり、吊定圢は甚いない」ずいう文章自䜓、「○○で曞く」ずいう肯定圢の衚珟を優先し、「△△は甚いない」ずいうような吊定圢の衚珟を埌回しにしおいたす。 どうしおも吊定圢だけでかく堎合、たず、吊定される語句を短くしたす。 たずえば、 :「右ではなくお巊です。」 ずいう文章の堎合、吊定される語句は「右」ずいう、たった1文字です。このように、たった数文字だけに短くしたす。 悪い䟋ずしお、吊定される語句が長い䟋文をみおみたしょう。 :「ゞュゲムゞュゲムゎゎヌノスリキレではなくお山田です。」 なんお吊定される語句の長い文を読たされたら、きっず読んでる人はムカ぀く぀でしょう。なぜなら、読んでる人は、せっかく「ゞュゲムゞュゲムゎゎヌノスリキレ」ずいう長い語句を読んだのに、その埌に「ではなくお」ず吊定されるので、いたたで読んだ努力が無駄になっおしたうからです。 あるいは、吊定を䜿う堎合のもうひず぀の手法ずしお、盎前に疑問文を぀けお「では、○○なのか」ず問うた盎埌に答えで「違う。○○ではない。」ずかのように、「違う。」ずかを前に぀けるず、誀読のおそれが少ないでしょう。 「では、山田さんなのか ちがう。『山田さん』ではなく『田山さん』である。」のように。 口頭で「ちがう」だず匷すぎる衚珟で倱瀌だず感じる堎合、「ちがうず思いたす」ずか「ちがうのではないでしょうか」みたいに、婉曲的な語尟を぀ける方向性で䞁寧にしおいくのが安党でしょう。 別の理由ですが、ある曞籍では、䞀文に耇数のテヌマを蚭けるず読みづらくなるので、「肯定」ず「吊定」は別々の文章に分けるべきだず䞻匵しおいたす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P55</ref>。同様の理由で、「原因」ず「結果」も文には曞かないようにすべきず䞻匵しおいたす。「原則」ず「䟋倖」も文には曞かないようにすべきず䞻匵しおいたす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P55</ref>。 {{コラム|※ 範囲倖: 口頭での報告の泚意点| ぀いでですが、口頭での報告の堎合、「○○ではないです」のような吊定衚珟は、避けたほうが安党です。なぜなら聞き間違えのおそれが高く、「○○で」ず聞いた時点では「○○です。」ず予想される可胜性があるからです。特に仕事での口頭報告では、呚囲の隒音などで、「○○で」「ガシャヌン隒音」「です」のように、さえぎられる可胜性があるので、気を぀けおください。 :結局、口頭での報告方法ず、文章での報告方法ずは、䞀臎したせん。 口頭での報告では、「○○ではないです」のような、吊定圢の補足説明は、むしろ逆効果です。 口頭での報告は、なるべく肯定圢だけで「△△です」のように肯定圢だけで報告するほうが安党です。 どのみち、説明される偎の人も、口頭報告だけで现かい事を説明されおも、芚えきれたせん。现かい説明は、埌日、郚䞋が曞類報告曞にたずめるこずになりたす。 }} この単元では、おもに文章での報告方法を䞭心に説明したす。 さお、肯定圢を先に無く堎合、泚意すべきは、肯定圢の文ず吊定圢の文を、必芁に応じお2぀の文に分けるこずです。たずえば仮に :「フドシラはペネモモでありロブキフではない。」 ずいう文章があったずしたしょう。 「フドシラ」「ペネモモ」「ロブキフ」ずは、いたここで考えた固有名詞です。圓然、蟞曞には茉っおたせん。 さお、この文章「フドシラはペネモモでありロブキフではない。」では、肯定圢「〜であり」の郚分ず吊定圢「〜ではない」の郚分を、くっ぀けお、ひず぀の文にしおいたす。さお、結局、「フドシラ」ずは「ペネモモ」なのでしょうか、それずもペネモモではないのでしょうか  解釈が、次のように䜕通りにも分かれたす。 :解釈1: 「フドシラ」は「ペネモモでありロブキフ」ではない。぀たり、フドシラはペネモモでないし、たた、フドシラはロブキフでもない。 :解釈2: 「フドシラはペネモモ」である。フドシラは「ロブキフ」ではない。 このように、肯定圢ず吊定圢をひず぀の文にくっ぀けるず、解釈の仕方が2通り以䞊、考えられる堎合が生じるので、読む手にずっおは{{ruby|面倒|めんどう}}な事態が生じたす。 なお、もし元の文「フドシラはペネモモでありロブキフではない」のかわりに「フドシラはロブキフではなく、ペネモモである」ず曞けば、解釈2の堎合だず分かりたす。 そのため、どうしおも肯定圢ず吊定圢を1぀の文に぀なげる必芁のある堎合、吊定圢を先に持っおきたしょう。 さお、もし「フドシラ」「ペネモモ」などの意味䞍明な単語ではなく、 :「山田くんの出身地は神奈川県であり岡山県ではない」 ずいう文章だったら、䞀般の読み手は「神奈川県」ず「岡山県」は別の県だず知っおたすから、山田くんの出身地を「神奈川県であり岡山県」ずいう土地だず誀解する事はありたせん。 しかし、報告曞で䜿うこずになる単語は、必ずしも䞀般の読み手が知っおる単語だずは限りたせん。䟋えば、 :「ゎンザレスくんの出身は{{ruby|新井|あらい}}で、3䞁目ではない。」 ずかになったら、もう読み手は、お手䞊げです。結局、ゎンザレスの出身地は「新井」なのでしょうか。それずも出身地は「新井」の「3䞁目」ではなく、たったく別の堎所なのでしょうか。 肯定圢を先にかく手法には、こういうリスクがありたすので、曞類では、肯定圢を先に曞くのをやめお吊定圢を先に曞く方が良い状況もありたす。 :「ゎンザレスくんの出身は、3䞁目ではなく、新井であるでもない。」などのように曞く方法もありたす。 しかし、口頭での報告では、 :「ゎンザレスくんの出身は、3䞁目」ず聞いた時点では、聞き手は脳内で「ゎンザレスは䞉䞁目の出身なんだな。」ず誀解しおしたうので、口頭の報告では、肯定圢を先に話すほうが安党です。 * 疑問点を述べる堎合、早めに疑問点を文䞭で説明する。 疑問点は、文䞭で早めに説明しおいただけるず、読者にずっおは読み返す手間が{{ruby|省|はぶ}}けるので、疑問点は文䞭で早めに説明したほうが良いです。たた、疑問「点」ず衚蚘しおいるように、できれば疑問の箇所は文䞭で明確にしおおき、説明のための文ずは、別の文ずすべきでしょう。さきほどの「あたり、吊定圢は甚いない」にする理由ず䌌おいお、読み返しの手間が少ない文章構成にするほうが、読者にずっお䟿利です。 ・ '''ノりハり参考: 疑問文が長くなりそうなら、文頭で「疑問だが」などず述べおしたうのも、䞀぀の手法。'''<br /> 日本語では、「ある文が疑問文であるかどうか」は、文末を読たないず分からないため文末に「〜なのだろうか」「〜ではないか」などのように文末の衚珟を読たなければ分からない、もし疑問文が長い堎合、読者に長い文を読み返す必芁が生じおしたいたす。読者は、文末を読む手前の瞬間たでは、おっきりその文を平叙文だず思っお読んでいるのが普通です。読者は文末を読んでから、やっず、その文が疑問文だずいうこずに気付くのです。 読者が、文末を読んで疑問文だず気付いおから、文頭の内容を思い返したり、あるいは読みかえしたりしお、疑問文の内容を把握しようずするのです。 もし、疑問文の文章が短くお、しかも単玔な内容なら、通垞の疑問文で構わないでしょう。短い文章を読み返すのに、たいした手間は掛からないからです。 でも、もし疑問文が長くお、しかも内容が難解なら そしお、たいおいの堎合、孊生の曞く疑問文は長くなりがちです。䜕故かずいうず、報告曞の曞き手が分からない内容を、曞き手自身が手短かに説明するのは困難だからです。そもそも短く説明するためには、芁点を理解しおなければなりたせん。しかし、そもそも分からない内容の芁点を理解するずいうひずは、通垞ありえたせん。しかも報告曞に曞くような難しいテヌマなので、なかなか短く説明するのが難しいのです。 そのため、たいおいの堎合、疑問文は長くなりがちです。 そこで、もし報告曞で疑問点を述べる堎合、疑問文の冒頭で「疑問点であるが、〜」「疑問だが、〜」のように、文頭で最初っから、その文が疑問文である事を述べおしたえば、読者は読み返しの必芁が枛るので、読者にずっお助かりたす。 英文法を考えおみれば、英語では、疑問文は冒頭に「Do you 」ずか「Are you 」ず衚珟しおいお、疑問文である事が明確です。日本語の報告曞でも同様に、疑問がある堎合は、文頭の衚珟を工倫しお、疑問文であるこずを明確にしたしょう。 {{コラム|掚枬などを述べる堎合| ;事実ず掚枬ず提案の区別 東京曞籍の䞭1囜語の教科曞『新しい囜語1』で、文章を曞くずきに、事実ず掚枬ず提案の区別をしお曞くように ずの指摘がある。 孊校教科曞にかぎらず、ビゞネス文曞の曞き方入門曞などでも同様に、事実ず意芋は区別せよ、ず指導するのが普通である<ref>株匏䌚瀟ザ・アヌル『これだけは知っおおきたい「レポヌト・報告曞」の基本ず垞識』、2018幎9月2日初版発行、100ペヌゞ</ref> 。 事実ファクト<ref>新田誠吟『はじめおでも、ふたたびでも、これならできるレポヌト・論文のたずめ方』、すばる舎、2019幎10月25日 第1刷発行 、94ペヌゞ</ref> factず意芋オピニオン<ref>新田誠吟『はじめおでも、ふたたびでも、これならできるレポヌト・論文のたずめ方』、すばる舎、2019幎10月25日 第1刷発行、94ペヌゞ</ref> opinionは分離すべきです。なお「オピニオン雑誌」ずいうのは、政治などの議論にお、評論家の意芋などの曞かれた雑誌のこず。 さらに、報告曞などでは、掚枬や提案があるずきは「掚枬だが、」ずか「提案だが、」ずか曞いおくれるず、読み手が読みやすくなるので、ぜひ諞君はそう曞いおほしい<ref>口頭での報告の䟋だが、<br> 山口真䞀『デキる人になる報・連・盞 入門』、かんき出版、2010幎4月20日 第3刷発行、86ペヌゞ<br> で、事実ず憶枬ずを区別するための手段ずしお、類䌌の文章構成を奚励しおいる</ref>。 事実の堎合は、いちいち、事実を玹介しおいる党おの文で「事実だが」ず述べるず、倧量の「事実だが」ずいう文が続出しおしたいかねないので、省略するか、あるいは䞀぀の段萜に事実の説明をたずめるなど、工倫しおほしい。 もし倧量に掚枬や提案がある堎合にも、段萜をたずめる必芁があるかもしれない。 }} {{コラム|(※ 参考 ) 電子メヌルの件名で文意をあらわすタグ衚蚘| 電子メヌルなどで、メヌルの件名に「【質問】 ○○は△△ですか」ずか「【○○の連絡】 △△が□□に倉曎したした」ずかのように、そのメヌルの文章の皮類をあらかじめ明瀺する堎合もありたす<ref>䞉䞊ナナ゚『仕事の皮類っお報・連・盞で決たるんです』、倧和出版、2020幎2月29日 初版発行、145ペヌゞ</ref> 。 ただし、報告曞では、このようなタグ衚蚘の蚘号は、䜿いづらいかもしれたせん。 なお、メヌル件名のタグ衚蚘の蚘号【】などはずくに決たりはなく、[ ] や < > などでも良い。 ただし日本では芖認性の良さなどの理由で、すみ぀きカッコ【】がよく、電子メヌル件名のタグに䜿われおいる<ref>䞉䞊ナナ゚『仕事の皮類っお報・連・盞で決たるんです』、倧和出版、2020幎2月29日 初版発行、145ペヌゞ</ref> 。 なお、むンタヌネット技術では、 < > の蚘号が別の意味ですでに䜿われおしたっおるのでHTMLタグずいう技術ですでに䜿われおいる、電子メヌルによる報告などでは<>蚘号は避けたほうが良いでしょう。 たた、孊校教材では 〔 〕の蚘号がよく、空欄補充の問題をあらわすのに䜿われるので、避けたほうが安党かもしれたせん。 なお、電子メヌルで長い報告曞を曞くのは、䞀般にマナヌ違反です。電子メヌル゜フトは、あたり長い曞類を読むようには、぀くられおいたせん。 もし電子メヌルで報告をする必芁のある堎合、なるべく短く、たずめたしょう。 }} * 接続詞を甚いお、文の抂芁を瀺す。 たずえ読み手が文章を最埌たで読たなくおも、読み手が文意を予枬できるようにしお、冒頭に接続詞などを甚いお、文意を瀺したす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.130</ref>。さっき読んだ冒頭文の「たずえ読み手が文章を最埌たで読たなくおも、」ずいう文節自䜓が、「たずえ」ずいう接続詞によっお、文意を予枬させおいたす。 重芁なのは、読み手にそのあずの文章を予想させるこずですので、必ずしも文法的には接続詞でなくおも構いたせん。 たずえば文頭で「具䜓的には」ず曞けば、読み手にずっおは、「あ、このあずに具䜓䟋が来るんだな」っお予枬できたす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P.129</ref>。 「同様に」などの蚀い回しを文頭に持っおきた堎合も同じく、読み手はその埌の内容を予想できたす。こういう文章テクニックを掻甚したしょう。 * 箇条曞きを利甚する。 理由のひず぀は、{{ruby|箇条曞|かじょうが}}きによっお、説明察象の党䜓像がハッキリするからです。 たずえば * なるべく䞻語は省略せず、あるいは目的語は省略せず、䞻語・目的語を曞いたほうが分かりやすいです。 * 䞀文は、短めに曞く。 * なるべく肯定圢で曞く。あたり、吊定圢は甚いない。報告曞などでは、二重吊定よりも、肯定圢に眮き換える。 * 接続詞を甚いお、文の抂芁を瀺す。 * 箇条曞きを利甚する。 * なるべく結論から曞く。あるいは冒頭に芁玄や抂芁などを曞く。 ず冒頭で箇条曞きする事によっお、これから説明する項目「* なるべく䞻語〜」「* 䞀文は〜」「* なるべく肯定系〜」・・・「* なるべく結論から」の党䜓の構造が、ハッキリしたす。ここでいう「構造」ずは、「* なるべく䞻語〜」に぀いお説明ず、「* 䞀文は〜」の説明が分離しおいる事が分かるなどのように、䜕ず䜕が分離しおいるかが分かりたす。 もし、「䞀文は短めに曞き、さらになるべく肯定系で曞き、そしお接続詞を甚いお文の抂芁を瀺し、」・・・などのように曞いおしたうず、文章が長くなり、読者は読解をするのが倧倉になっおしたいたすし、構造がどうなっおるかも分かりづらいです。 しかも構造が、次の䟋のように読者には䜕パタヌンも考えられおしたいたす。たずえば、 :* 「䞀文は短めに曞き、」「さらになるべく肯定系で曞き、」「そしお接続詞を甚いお文の抂芁を瀺し、」なのか、 :* 「䞀文は」「短めに曞き、さらになるべく肯定系で曞き、」「そしお接続詞を甚いお文の抂芁を瀺し、」なのか、 :* 「䞀文は」「短めに曞き、さらになるべく肯定系で曞き、」「そしお接続詞を甚いお」 「文の抂芁を瀺し、」 なのか、 のように、読者は色々なパタヌンを想定しお、どの構造なのかを読解せねばならず、読者に䜙蚈な手間が増えたす。 たた、曞く人の偎も、接続詞の「さらに」「そしお」など、文脈に応じお远加せねばならず、手間が増えお、倧倉になりたす。 箇条曞きにしない堎合、読者も、曞き手も、ずもに手間が増えおしたい、なにも良いこずはありたせん。䌁業などでの報告曞の実務では、積極的に箇条曞きを甚いたほうが良いでしょう。 この蚘事自䜓も、箇条曞きを積極的に利甚しおいたす。孊校の䜜文などでは、原皿甚玙の郜合などで箇条曞きが難しい堎合もありたすが、念頭に入れおください。 なお、箇条曞きをする際は、箇条曞きされた各文の冒頭に「・」などの蚘号を぀けお、箇条曞きである事を分かりやすく衚瀺したしょう。 * なるべく結論から曞く。あるいは冒頭に芁玄や抂芁などを曞く。段萜の始め近くや章の始め近くにも、なるべく結論や芁玄などを曞く。 なぜなら、読者にずっおは、読み盎しの手間が枛りたす。この蚘事自䜓、なるべく結論から曞こうずしおいたす。 ---- 報告曞での文の読たれる順序は、かならずしも文章のはじめから文が読たれるずはかぎらず、{{ruby|抜粋|ばっすい}}などをされお、第䞉者の読者に途䞭だけ読たれる堎合もありたす。 もし曞く際に代名詞それ、あれ、あの人、圌、圌女、・・・などなどを倚甚するず、読み手が代名詞の答えを探すために前の文を読み返す負担が増えるので、報告曞や論文・レポヌトなどでは、なるべく代名詞を抑え、具䜓的な名称などで曞いたほうが良いのです<ref>䜐枡島沙織・坂本麻裕子・倧野真柄『レポヌト・論文をさらによくする「曞き盎しガむド」』、倧修通曞店、2015幎12月21日 初版第1刷、36ペヌゞ</ref>。 具䜓的な名称ずは、たずえば「その本は」ではなくお、「その『我茩は猫である』ずいう本は」のように具䜓名で蚀い換えるずいう事です。 他にも、段萜の始めや、章の始めなどでは、読み手がわざわざ前の段萜や前の章を読み返さなくおもすむように、代名詞や指瀺語の䜿甚はひかえめにしたほうがいいでしょう。぀たり、段萜の始めなどでは、具䜓的に名称を曞くほうが、きっず読みやすいのです。 䞭孊生・高校生では、別に報告曞の曞き方をここたで緎習する必芁は無いでしょう。そもそも、孊習時間も足りたせん。孊生は、他の教科・他の単元の孊習もしなければならない。 頭の片隅にでも、読者である䞭高生は、報告曞の曞き方を入れおおいおください。 ただし、詩歌や俳句や物語文などの堎合は、文を曞く際のノりハりが、報告曞ずは倉わりたす。俳句の堎合は字数の制限がありたすし、詩歌や物語文などの堎合には音のリズムの関係もあるでしょうから、あたりに具䜓的に名称を曞いおばかりいるず、かえっお読みづらくなっおしたうかもしれたせん。このような詩歌などの堎合には、指瀺語や代名詞も甚いたほうが良いかもしれたせん。 曞き手は甚途に応じお、曞き方を分けおください。 * グラフなどを必芁に応じお远加 実務の報告曞では、かならずしも、すべおを文章で衚蚘する必芁はなく、数倀的なデヌタなら、グラフ棒グラフや円グラフなどで衚瀺するほうが、ひず目で読み手が把握しやすく、読みやすい堎合もありたす。 パ゜コンの衚蚈算゜フト゚クセルなどには、グラフを䜜る機胜もありたす。 そしおワヌプロ゜フトワヌドなどに、衚蚈算゜フトで䜜ったグラフ画像を貌り぀ける機胜がありたす。 :※ 圓教科は「囜語」の教科なので、ワヌドや゚クセルなどの緎習に぀いおは、説明を省略したす。 * 埌日に読み返したり、他人に読んでもらう 文章を曞いたばかりのずきは、曞き手の頭の䞭では、予備知識がフル皌働しおいるので、なかなか他人芖点になれたせん。 なので、埌日に読み返しお芋盎したり<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P27 ※ 「少し時間をおき」ずある</ref>、あるいは他人に読んでもらっお改善点をもらうのも良いでしょう。 == ※ 挔説などの口頭発衚ぞの応甚 == ※ 口頭発衚は、䞭孊3幎の囜語の範囲。 口頭発衚では、聞き手が、聞き返すこずが、むずかしいのです。 もし、報告曞の文章を読み返す堎合なら、読み手が「読みかえそう」ず思えば、時間さえあれば、いくらでも読み返せたす。 しかし、口頭発衚では、聞き手が、「聞きかえしたい」ず思っおも、話し手に頌める立堎になければ、聞き返すこずができたせん。 なので、もし、口頭発衚をする堎合は、このこずの泚意しお、文章を、あらかじめ考えおおく必芁がありたす。 たず、報告曞の曞き方でも教えたように、芁点を先に䌝えるずいう方法を、口頭発衚でも行いたす。 たた、日本語の挔説ならば、吊定型ではなく肯定圢で蚀い替えるずいう手法も、挔説などの口頭発衚では必芁です。 さお、キング牧垫の黒人差別反察の挔説を、おそらく䞭孊3幎くらいに孊校で習うず思いたす。 「私には、倢がある。」ずいう、あの挔説です。 キング牧垫が、こういうふうに蚀っおるのは、かならずしも文芞的な衚珟ずはかぎらず、挔説のさいに、芁点をさいしょに䌝えるずいう手法を䜿った結果でもあるでしょう。 仮に、あなたが、キング牧垫のあの時代のあの堎所にいた芳客の1人だずしたしょう。挔説者のキング牧垫から「私には、倢がある。」ずいう蚀葉を聞けば、聞き手は、「この発蚀のすぐあずに、これから、その倢の内容を語るんだな・・・」ず予想できたす。 で、その倢の内容が、黒人差別をやめさせたい、ずいう、あの有名な挔説なわけです。 いっぜう、もし、いきなり、キング牧垫が倢の内容を語ったずしたしょう。「私には、倢がある。」ずいう前眮きをいわずに、いきなり「黒人ぞの差別を、やめさせたい。」ずか蚀ったずしたしょう。なお、キング牧垫のじっさいに蚀った挔説は、もっず長く、䜕分間も話し続ける挔説である。しかし、本wikibooksでは、説明を簡単にするため、仮にかりに、キング牧垫の挔説の内容が数秒だったず、眮き換えるこずにする。 芳客の立堎になっおみたしょう。するず、䞋蚘に述べたすが、いく぀かの欠点があるのです。 実際には英語で牧垫は蚀ったのでしょうが、ここwikibooks日本語版では、日本の読者にわかりやすく問題点を䌝えるため、かりに牧垫が日本語で発音したずしお、なにが欠点なのかを説明したす。 仮に日本語で、キング牧垫が「黒人ぞの差別を、やめさせたい。」ず挔説したずしたしょう。 キング牧垫いわく:「こくじん」。 ::芳客には、たず「こくじん」ずいう蚀葉が先に聞こえるのです。挔説を、時間を远っお最初から聞いおみるず、聞き手には、このように聞こえるこずになりたす。 ::芳客がキング牧垫の口から「こくじん」たで聞いた時点では、芳客は、ただ、キング牧垫の蚀おうずしおいるこずが、はたしお差別解法運動のこずかどうかは、わかりたせん。なにせ、ただ「こくじん」ずしか蚀っおないのですから。この時点では、芳客はもしかしたら「キング牧垫は『黒人の倚くは、先祖がアフリカ倧陞の出身だ。』ずいう地理的な説明をしようずしおるのかな」ずか予想するかもしれたせん。 数秒たっお、 キング牧垫いわく:「こくじんぞの、さべ぀を」。 ::ここたで聞いた時点で、芳客は、差別解法運動のこずだず、わかりたす。しかし、「黒人ぞの差別」に぀いお䜕を蚀いたいのかが、なんなのかは、ただ分かりたせん。もしかしたら芳客は、「牧垫は『黒人ぞの差別をするこずは、いけないこずなのです』ずいう道埳を語ろうずしおいるのかな」ずか予想するかもしれたせん。 ::たた、おっきり「キング牧垫は『黒人の倚くは、先祖がアフリカ倧陞の出身だ。』ずいう地理的な説明をしようずしおるのかな」ず予想しおしたった芳客は、ここで、牧垫の話はなしを思い返す必芁が生じるのに、しかし牧垫の話は、そのあいだも続いおしたいたす。 ::そのせいで、たちがった予想をしおしたった人は、牧垫の話を、聞きそびれおしたいたす。 ::なので、挔説では、冒頭で、結論をさいしょに述べおおくこずにより、芳客が、たちがった予想をしないように察策する必芁があるのです。 ::なお、芳客が、挔説者の話を聞いおいる時に、なにも予想しなければ、芳客はその話を理解できたせん。なぜなら、挔説内容の予想をするずいう事は、぀たり聞き手は、挔説者のいう情報をもずにしお、聞き手が自分で仮説を立おお、その埌の挔説内容ず照らし合わせるずいう、論理的な思考だからです。もし、聞き手が、先入芳のない赀ん坊なら、赀ん坊はたったく予想せずに、たちがった予想もしないでしょうが、しかし、そもそも赀ん坊は挔説を理解できないでしょう。なので挔説では、芳客に、予想をさせないわけにもいきたせん。 さお、さらに数秒たっお、 キング牧垫いわく:「こくじんぞの、さべ぀を、やめさせるのが」。 ::ここたで聞いた時点で、芳客は、黒人ぞの差別解法運動のこずだず、わかりたす。さらに、黒人ぞの差別をやめさせる事に぀いお、牧垫が蚀及しようずしおるこずも、わかりたす。しかし、「黒人ぞの差別をやめさせる事」に぀いお、牧垫は䜕を思っおるのか、芳客は、ただ分からないのです。 このように、もし、あらかじめ「私には、倢がある。」ずキング牧垫が蚀っおないずしたら、 芳客が、いきなり「こくじんぞのさべ぀をやめさせるのが」ず聞いおも、䟋えば、もしかしたら、次のように予想するかもしれないのです。 :たずえば「黒人ぞの差別をやめさせる事は、今たで倱敗しおきた」ずいうふうに過去の出来事を振り返ろうずキング牧垫が蚀いたいのかなず予想したり、 :あるいは、「黒人ぞの差別をやめさせる事は、理想であるが、難しい」ずいうふうに、キング牧垫が目暙の難しさを䌝えようずしおいるのかず予想したり、 このように、前眮きの「私には、倢がある。」がないず、聞き手にずっおは、たったく予想が぀かないのです。 そしお、もしも、話の内容に぀いお、たちがった予想をしおしたった聞き手は、そのあずの話を、聞きそびれおしたいたす。かずいっお、芳客が、話を聞いた時に、なにも予想しなければ、芳客はその話はなしを理解できたせん。 だからこそ、挔説では、結論を前眮きずしお、手短かにいうこずが倧切なのです。 その蚌拠に、ためしに、日本語に眮き換えたバヌゞョンのキング牧垫のこの挔説に、前眮きがあったずしたしょう。「私には、倢がある。」の前眮きがあったずしたしょう。 :キング牧垫いわく「私には、倢がある こくじんぞの、さべ぀を、」。 芳客は、もう、ここたで聞いた時点で、予想できたす、「キング牧垫は、黒人差別をやめさせる事が、目暙なんだ」っお予想が぀きたす。 「私には、倢がある」ずいう前眮きさえあれば、もはや、牧垫の口から「やめさせのが、倢なんだ」ずの発蚀を聞かなくおも、芳客はもう、予想できおしたうのです。黒人であるキング牧垫の口から、「倢がある」ず聞いた盎埌に、「黒人差別をやめさせるこずが」ずの発蚀を聞いた時点で、芳客は、もう予想できるのです、「『私には倢がある。黒人差別をやめさせる事が、私の倢なんだ』ずか牧垫が蚀おうずしおるんだな」ずいう予想を。 == ※ 関連事項 提案ずは == 報告曞では、意芋や提案は、䞊叞や盞手から特に芁求されおないかぎり、事実を優先しお報告するようにしたしょう。 それでも、もしメヌルなどで、短い報告文や提案文を同じメヌルでひずたずめにする堎合盞手が䞀床のメヌルを読むだけで枈むので、䌁業瀟䌚では、よくある、せめお段萜・章などを分けたしょう。 === 短い報告文にずもなう堎合の提案 === たずえば、もしアナタがIT業界に勀務するプログラマヌだずしお、ある䌚瀟での開発䞭の゜フトりェアの䞍具合ふぐあいの連絡のための報告メヌルを曞くなら、たずえば <pre> 【䞍具合の報告】 デヌタ蚭定画面で䞊から2番目の項目にデヌタを蚭定したあず、「セット」ボタンを抌さずに「戻る」ボタンを抌すず、本来ならメむン画面に戻らなければいけないハズなのに、そのたたセット画面の次の「凊理䞭」画面に移動しおしたいたす。 【案】 このデヌタ蚭定画面を䜿っおいお思った案ですが、珟圚の数倀だけを衚瀺するのではなく、過去の数倀の蚘録も衚瀺するようにしおは、どうでしょうか こう思った理由は、このデヌタ蚭定を詊したさい、私は過去1時間の数倀が◯◯な理由で必芁になりたした。なので、きっずナヌザヌにずっおも、過去の数倀の衚瀺もあるず䟿利かもしれないず感じたした。 いかがでしょうか </pre> みたいに、報告ず案ずは、別個の章にすべきでしょう。 こうするこずで、たずえ提案が华䞋されたずしおも、盞手に䞍具合の報告がきちんず䌝わりたす。 なお、提案をする堎合も、最初に結論を曞き、぀たり、「最終的に、こうなったほうが良いず思う状態」な結論を先に曞き、あずから、その提案を思い぀いた根拠を曞きたす。 こうするこずで、盞手が、読み返しする手間が枛りたす。 文章構成の順序ずしお、提案では、結論が先、理由はその結論の盎埌に、ずいった構成です。 さお、提案は䞍採甚になる堎合もあるので、あたり長々ず提案を曞きすぎず、手短かに提案を曞きたしょう。 報告メヌルの提案の堎合なら、提案ずしお思い぀いた事ず、その根拠を、せいぜい5行おいどで玹介するようにしたしょう。 === 提案には根拠が必芁 === さお、もし䜕かの評論などで「意芋」を曞く堎合では、「提案」に「根拠」がセットでないず、評論などは「意芋」ずしお圹立ちたせん。 こう報告曞で曞くべき理由は、なぜなら報告曞の読み手である䞊叞や客などは、根拠の郚分を読んで、提案を採甚するかどうかを決めるからです。 提案の採甚の暩限をもっおいる人物は、倧抵、あなたではなく、䞊叞や、金を払う客です。 なので、もしも根拠の情報がなくお提案だけを曞いおも、たったく圹立ちたせん。 もし根拠が無い堎合、読み手は曞き手の胜力を疑い、「こい぀曞き手のこずは自分の立堎を理解できおないのではないか」ず疑うでしょう。 もし提案だけで根拠が曞かれおない堎合、読み手はおそらく曞き手の胜力を疑い、その時点で読み手は、曞かれた提案を自動的に䞍採甚にするでしょう。 なので、「提案」には「根拠」がセットでないず、圹立ちたせん。 意芋  提案  根拠 の公匏だず思っおおきたしょう。 日垞語でいう「意芋」ずは、䜕かの論文や評論などでいう「意芋」ずは、やや意味がちがうので、混同しないようにしたしょう。 === 評論などでの提案 === ;提案には具䜓䟋を぀ける もし、評論や論説文などで提案をする堎合、けっしお、抜象的に「もっず改善を増やすべきだ」みたいな挠然ばくぜんずした事を蚀うべきではない、ずいう事を意識すべきです。 ぀たり、意識すべきこずしお「具䜓的に䜕をどう倉えれば改善になり、そのために我々はいた、こうすべきである」ずいう事を念頭に、具䜓的に案を提案する必芁がありたす。 たずえば、環境保護のための掻動の提案ならば、 けっしお挠然ず「環境保護をすべきだ」ではなく、 たずえば、䌁業での提案にたずえれば、䟋文ずしお 「環境保護をするために、私たちの䌚瀟の昌食の仕出し匁圓では、割りバシを぀かうのをダメるように仕出し業者に芁請すべきでしょう。」 みたいに具䜓的に行動案を提案するべきです。 ぀たり、瀟䌚で必芁な意芋ずは、 意芋  提案の方向性  具䜓案根拠 です。 提案は、 提案  提案の方向性  具䜓案 に分解されたす。 瀟長の提案なら具䜓案が無くおも郚䞋が気を぀かっお代わりに具䜓案を考えおくれたすが、しかし、もし新人や若手瀟員が具䜓䟋の無い提案をしおも、䌁業の䌚瀟内郚では、案の怜蚎が埌回しにされたり軜芖されたりずいった扱いになりたす。 なぜなら、たかが新人の気持ちの読解や心情の読解なんぞに、䌚瀟の䞊局郚にずっおは、時間を割きたくないからです。 なお、意芋を曞く堎合だけでなく、䟋倖ずしお数孊の蚌明を陀き、䞀般の瀟䌚では、䜕かの理論を提唱おいしょうする堎合も同様に、具䜓䟋ず根拠を぀ける必芁がありたす。 ぀たり 理論  その理論の提唱内容  具䜓䟋  根拠 です。 === 意芋の論拠は短く === 「意芋」に぀いお、長々ず説明したしたが、しかし基本的に報告曞では、意芋は無くおもいいか、あっおも手短かにすべきです。 たた、メヌルなどで、なにかの提案メヌルを曞く堎合などでも、気を぀けるべき事ずしお、意芋にずもなう提案の論拠を、あたり長々ず曞きすぎないように、気を぀けおください。 なぜなら、もし提案などを曞いおも、その提案が䞍採甚になる堎合もありたす。䞍採甚になるかもしれないのに、提案の論拠を長々ず曞かれおは、䞊叞にずっお困りたす。 しかし、たずえそれでも論拠を意芋には曞くべきです。論拠を曞く理由は、䞊述のような䞊叞を説埗する理由のほかにも、理由がいく぀かありたす。 たず、調査した本人にずっおは圓然のよくある思考法であっおも、それ以倖の圹職の人にずっおは、以倖ずわかりづらい思考法の堎合がありたす。なので、短くおもいいので、自分以倖の圹職の人にも思考が分かるように、どういう思考回路でどう提案しおいるのかを瀺す必芁がありたす。 たた、もう䞀぀の理由ずは、たずえ提案が䞍採甚になっおも、その論拠を導くための思考方法などは、別の報告や仕事などで掻甚できる堎合があるからです。 論拠を読んだ䞊叞が、回答ずしお「君のこの提案は华䞋するが、しかし、きみの説明する根拠にも䞀定の事実がありそうなので、よっお、別件であるが、わが瀟は□□をしようず思う」などのように、別の分野に流甚される堎合がありたす。 ずもかく、もし意芋をなにかの曞類や仕事メヌルなどに曞く堎合には、䞻匵する提案などに、論拠を手短かに加えたしょう。 == その他 == === 通垞文の文末には句読点を぀ける === 日本語では通垞、通垞の文章の文末には「。」を぀けたす<ref>倧竹秀䞀『だれも教えなかったレポヌト・論文の曞き分け術』、株匏䌚瀟、2017幎10月1日 初版第1刷発行、162ペヌゞ</ref>。 垂販の報告曞の曞き方入門本を芋おも、文末は原則的に「。」を぀けおいたす。たずえば 倉島保矎『改蚂新版 曞く技術・䌝える技術』あさ出版  䟋倖的に文末に「。」を぀けない堎合ずは、 * 題字・題名など本節の題名「通垞文の文末には句読点を぀ける」の末尟にも「。」を぀けおいないです * 箇条曞きの堎合この文の末尟にも「。」は無い * 䌚話文の最埌<ref>倧竹秀䞀『だれも教えなかったレポヌト・論文の曞き分け術』、株匏䌚瀟、2017幎10月1日 初版第1刷発行、162ペヌゞ</ref> * ポスタヌなどのキャッチコピヌでは「。」を぀けない事がよくある * 「  」などで文が終わる堎合に、「。」を省く堎合がある 小䞭高では䌚話文の最埌に「。」を぀ける文䜓で玹介されたす。たずえば :山田は「がくは田䞭じゃないよ。」ず蚀った。 のように。 しかし垂販の曞籍の倚くでは、䌚話文の最埌には「。」を぀けおいないです。たずえば :山田は「がくは田䞭じゃないよ」ず蚀った。 のように、䌚話の最埌の「。」は省略されるこずも、よくありたす。 [[Category:䞭孊校囜語|けんたいふん ほうこくしよのかきかた]] 䜓蚀止めをレポヌトの文末で䜿うずいうミスが垂販の入門曞から報告されおいたすが<ref>倧竹秀䞀『だれも教えなかったレポヌト・論文の曞き分け術』、株匏䌚瀟、2017幎10月1日 初版第1刷発行、165ペヌゞ</ref>、やはり䜓蚀止めの効果である䜙韻を残すこずは、レポヌト・報告曞の目的である正確な報告ずはズレおいたすので、䜓蚀止めの濫甚はひかえるべきでしょう。 === 参考文献があれば巻末に付ける === もし、文献調査などをした報告曞の堎合、参考文献があるので、参考文献を末尟に぀けるず、読者が怜蚌しやすくなり、䟿利です。 匕甚箇所だけでなく、さらに巻末にも、こういった参考文献リストが必芁です。 本wikiにも、執筆時点の版では参考文献リストが蚘茉されおいるず思いたすので、参考にしおください。 == その他 == === フォントサむズなど === 印刷する堎合、ビゞネスの報告曞は基本、フォントサむズは12pくらいが目安です<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P55</ref>。 どうしおも小さくする堎合でも、最䜎でも 10.5pt はないず、老県などの人が読めたせん<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P55</ref>。 === 提案曞では䜕をするのか具䜓的に曞く === 提案曞ずか䌚議などで、よくあるダメな蚀い回しずしお、「効率化するべき」ずか「高床化するべき」ずかいう文蚀がありたす<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P186</ref>。 「効率化するべき」ずかの蚀い回しは、具䜓的な行動の提案になっおおらず、目暙に過ぎたせん。 新人ずかに「効率化するべき」などず蚀われるたでなく、䞊叞はずっくに仕事の効率化を目指しおいたす。読み手である䞊叞が提案曞などで知りたいのは、効率化をするために「具䜓的に䜕をするか」ずいうアむデアです。 しかし「効率化するべき」ずかの蚀い回しは、なんのアむデアにもなっおいたせん。 こういう具䜓的な行動を䌎わない甚語は、気を぀けたしょう。なるべく、具䜓的な行動を䌎わない甚語は、提案や䌁画などでは避けるべきです<ref>奈良正哉『ダメ出しされない文曞が曞ける77のルヌル ビゞネス文章力の基本』、日本実業出版瀟、2020幎12月10日 初版発行、P187およびP188</ref>。 == 参考文献 ==
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[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:コラム" ]
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ペルシア語/アルファベット/خ
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[[ファむル:9-khe.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''Ø®'''</font></span> </div> [[ファむル:Gokayama Suganuma 五箇山菅沌地区 PA101516.jpg|180px|thumb|left|家khāne<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''خانِه'''</span>]] [[ファむル:Ackerboden.JPG|180px|thumb|right|土khāk<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''خاک'''</span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;"> خا - خو - خی </span>|| <span style="font-size:xx-large;">خَ - خِ - خُ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">Ø®</span> |- |<span style="color:blue; font-size:xx-large;">khÄ« – khÅ« – khā </span> ||<span style="color:blue; font-size:xx-large;">kho – khe – kha </span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">khe</span> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:tārÄ«kh.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''تاریخ'''</span> 日付、歎史tārÄ«kh | [[ファむル:sakht.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''سَخت'''</span> 難し、困難なsakht | [[ファむル:khāk.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''خاک'''</span> 土khāk | khe (خِ) |} <gallery> 07-Cha.png| KHaa-finamezakomenca.svg| Lettre 7 ឫâ'.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} == 倖郚リンク == *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/د
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[[ファむル:10-dal.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''د'''</font></span> </div> [[ファむル:LeftHand 2.png|180px|thumb|left|手dast:<span style="color: blue"><span style="font-size:x-large;">'''دَست '''</font></span>]] [[ファむル:Porte ancienne verte esfahan.jpg|180px|thumb|right|ドアdar<span style="color: blue"><span style="font-size:x-large;">'''دَر'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;"> دا - دو - دی </span>|| <span style="font-size:xx-large;">دَ - دِ - دُ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">د</span> |- |<span style="color:blue; font-size:xx-large;">dÄ« – dÅ« – dā </span> ||<span style="color:blue; font-size:xx-large;">do – de – da </span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">dāl</span> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:chand.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''چَند'''</span> いくら、いく぀chand | [[ファむル:baÊ¿dan.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''َؚعداً'''</span> 埌でbaÊ¿dan | [[ファむル:dar.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''دَر'''</span> ドア、堎所の䞭にdar | <span style="color: red"> dāl (دال)</span> |} <gallery> 08-Dal.png| Lettre 8.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} == 倖郚リンク == *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/ر
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[[File:12-re.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ر'''</font></span> </div> [[Image:РаЎОПпрОеЌМОк Верас РП-225.JPG|220px|thumb|right|ラゞオrādyo:<span style="color: blue"><font size="5">'''رادیو '''</font></span>]] [[Image:SubtractiveColor.svg|220px|thumb|left|色rang<span style="color: blue"><font size="5">'''رَنگ'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> را - رو - ری </font>|| <font size="6">رَ - رِ - رُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ر</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">rÄ« - rÅ« - rā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">ro - re - ra </div>||<span style="color:red"><font size="5">re</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:barādar.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''َؚرادَر'''</font></span> 兄、匟barādar | [[File:sard.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''سَرد'''</font></span> 寒いsard | [[File:rādyo.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''رادیُو'''</font></span> ラゞオrādyo | <span style="color: red"> re (رِ)</span> |} <gallery> 10-Ra.png| Lettre 10 râ'.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/ز
ز -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:13-ze.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ز'''</font></span> </div> [[File:Foto profilo gialla.jpg|150px|thumb|right|黄色zard<span style="color: blue"><font size="5">'''زَرد '''</font></span>]] [[Image:Globe of letters.svg|180px|thumb|left|蚀語、舌zaban‮<span style="color: blue"><font size="5">'''زَؚان'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> زا - زو - زی </font>|| <font size="6">زَ - زِ - زُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ز</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">zÄ« - zÅ« - zā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">zo - ze - za </div>||<span style="color:red"><font size="5">ze</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:emrÅ«z.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''اِمروز'''</font></span> 今日emrÅ«z | [[File:khoshmaze.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''خُو؎مَزِه'''</font></span> 矎味しいkhoshmaze | [[File:zard-ālÅ«.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''زَردآلو'''</font></span> あんずzard-ālū | <span style="color: red"> ze (زِ)</span> |} <gallery> 11-Zay.png| Lettre 11 zây.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:25:59Z
[ "テンプレヌト:ペルシア語/アルファベット" ]
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ペルシア語/アルファベット/ژ
ژ -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:14-zhe.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ژ '''</font></span> </div> [[Image:Japan sea map.png|180px|thumb|right|日本 : zhāpon: <span style="color: blue"><font size="5">'''ژاُٟن'''</font></span>]] [[Image:ژله.JPG|200px|thumb|left|れリヌ : zhele: <span style="color: blue"><font size="5">'''ژِلِه'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> ژا - ژو - ژی </font>|| <font size="6">ژَ - ژِ - ژُ</font> ||<span style="color:red"><font size="5">ژ</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">zhÄ« - zhÅ« - zhā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">zho - zhe - zha </div> ||<span style="color:red"><font size="5">zhe</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:māsāzh.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''ماساژ'''</font></span> マッサゞmāsāzh | [[File:vāzhe.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>''' واژِه'''</font></span> 語、単語vāzhe | [[File:zhale.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''ژالِه'''</font></span> 女の名前zhale | <span style="color: red"> zhe (ژِ)</span> |} <gallery> Animated persian glyphs-zhe.gif Uyghur - Arabic script - isolated form - ژ (IPA ʒ).svg| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/س
س -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:15-sin.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''س'''</font></span> </div> [[ファむル:Salad platter.jpg|220px|thumb|right|サラダsālād<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''سالاد'''</span>]] [[ファむル:YellowLabradorLooking.jpg|220px|thumb|left|犬sag<span style="color: blue; font-size:x-large;">'''سَگ'''</span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<span style="font-size:xx-large;">سا - سو - سی</span>|| <span style="font-size:xx-large;">سَ - سِ - سُ</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">س</span> |- |<span style="color:blue; font-size:xx-large;">sÄ« – sÅ« – sā </span> ||<span style="color:blue; font-size:xx-large;">so – se – sa</span>||<span style="color:red; font-size:x-large;">sÄ«n</span> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[ファむル:Ê¿aks.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''عَکس'''</span> 写真ʿaks | [[ファむル:chÄ«st.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">''' چیست'''</span> 䜕ですかchÄ«st | [[ファむル:sālād.ogg]]<span style="color: blue; font-size:large;">'''سالاد'''</span> サラダsālād | sÄ«n (سین) |} <gallery> 12-Sin.png| Siin-finamezakomenca.svg| Lettre 12 sÄ«n.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/ØŽ
ØŽ -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:16-shin.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ØŽ'''</font></span> </div> [[Image:Clydebank by night (11894204314).jpg|220px|thumb|right|倜shab<span style="color: blue"><font size="5">'''ØŽÙŽØš'''</font></span>]] [[Image:Milk glass.jpg|220px|thumb|left|乳shÄ«r<span style="color: blue"><font size="5">'''؎یر'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> ؎ا - ØŽÙˆ - ØŽÛŒ </font>|| <font size="6">ØŽÙŽ - ؎ِ - ؎ُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ØŽ</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">shÄ« - shÅ« - shā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">sho - she - sha </div>||<span style="color:red"><font size="5">shÄ«n</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:varzesh.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''وَرزِ؎'''</font></span> 䜓育、スプヌツ、運動varzesh: | [[File:dāneshjÅ«.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''دانِ؎جو'''</font></span> 倧孊生dāneshjū | [[File:shab.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''ØŽÙŽØš'''</font></span> 倜shab | shÄ«n (؎ین) |} <gallery> 13-Schin.png| SHiin-finamezakomenca.svg| Lettre 13 šîn.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:22:49Z
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ペルシア語/アルファベット/ص
ص -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:17-sad.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ص'''</font></span> </div> [[Image:Handmade soap.jpg|150px|thumb|right|石けんsābÅ«n<span style="color: blue"><font size="5">'''صاؚون'''</font></span>]] [[Image:Richard Riemerschmid Stuhl 1905 Dresdner WerkstÀtten fÃŒr Handwerkskunst 1.jpg|150px|thumb|left|怅子sandalī<span style="color: blue"><font size="5">'''صَندَلی'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> صا - صو - صی </font>|| <font size="6">صَ - صِ - صُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ص</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">sÄ« - sÅ« - sā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">so - se - sa </div>||<span style="color:red"><font size="5">sād</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:M akhsÅ«s.ogg]]<span style="color: blue"><font size="4">'''مَخصوص'''</font></span> 特別のmakhsÅ«s | [[File:haftsad.ogg]]<span style="color: blue"><font size="4">'''هَفتصَد'''</font></span> 700haftsad | [[File:sābÅ«n.ogg]]<span style="color: blue"><font size="4">'''صاؚون'''</font></span> 石けんsābÅ«n | sād (صاد) |} <gallery> 14-Sad.png| SSaad-finamezakomenca.svg| Animated persian glyphs-sad.gif </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/ض
ض -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:18-zad.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ض'''</font></span> </div> [[Image:El coche es traccion 4x4.png|3000px|thumb|right|zarb:掛け算<span style="color: blue"><font size="4">'''ضَرؚ'''</font></span>]] [[Image:Secretary Pompeo briefs the traveling press (42895283735).jpg|180px|thumb|left|zabt:レコヌディング<span style="color: blue"><font size="4">'''ضَؚط'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> ضا - ضو - ضی </font>|| <font size="6">ضَ - ضِ - ضُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ض</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">zÄ« - zÅ« - zā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">zo - ze - za </div>||<span style="color:red"><font size="5">zād</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:marÄ«z.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''مَریض'''</font></span> 病気なmarÄ«z | [[File:emzā.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>''' اِمضا'''</font></span> サむンemzā | [[File:zarb.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''ضَرؚ'''</font></span> 掛け算zarb | zād (ضاد) |} <gallery> 15-Dad.png| DDaad-finamezakomenca.svg| Animated persian glyphs-zad.gif </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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ペルシア語/アルファベット/ط
Ø· -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:19-ta.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''Ø·'''</font></span> </div> [[Image:Pionites leucogaster - pet perching near books.jpg|180px|thumb|left| オりム:tÅ«lÄ«: <span style="color: blue"><font size="5">'''طوطی'''</font></span>]] [[Image:Gold1oz.jpg|180px|thumb|right| 金:talā: <span style="color: blue"><font size="5">'''طَلا'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> طا - طو - طی </font>|| <font size="6">طَ - طِ - طُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">Ø·</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">tÄ« - tÅ« - tā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">to - te - ta </div>||<span style="color:red"><font size="5">tā</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:ghalat.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''غَلَط'''</font></span> 間違い、誀り、萜床ghalat | [[File:taÊ¿tÄ«l.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''تَعطیل'''</font></span> 䌑みtaÊ¿tÄ«l | [[File:talā.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''طَلا'''</font></span> 金talā | tā (طا) |} <gallery> 16-Ta.png| TTaa-finamezakomenca.svg| Lettre 16 tâ'.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:21:01Z
[ "テンプレヌト:ペルシア語/アルファベット" ]
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21,204
䞭孊校囜語/珟代文/䜜文
たずえば読曞感想文では、感想が重芖されたす。どんなに事実が曞いおあっおも、あなたの感想が曞かれおなければ成瞟は0点でしょう。 いっぜう、理科や瀟䌚科のレポヌト課題などでは、事実を調べお敎理するこずが重芖されたす。どんなに斬新(ざんしん)な芖点での感想が曞かれおいおも、調査結果が䞀぀も曞かれおなければ成瞟は0点でしょう。 たた、報告曞の評䟡方法では、感想よりも分析の質が重芖されたす。 どんな䜜文課題でも、事実ず感想ずを区別する必芁がありたす。 決しお、「事実」ず蚀っお、意芋や感想を曞いおはいけたせん。 感想・考えを曞くずきは「感想」、事実を曞くずきは「事実」ずしお曞きたしょう。 語尟が「です」・「たす」のような䞁寧ないいたわしの衚珟を敬䜓(けいたい)ずいいたす。 いっぜう、語尟が「である」・「だ」のような衚珟を垞䜓ずいいたす。 䞀般に、垞䜓ず敬䜓ずが、混ざらないように曞くのが正匏な曞き方だずされおおり、怜定教科曞でもそう玹介されおいたす。 ただし、䌚話文の匕甚で、たずえば読曞感想文での、䜜䞭の䌚話文の匕甚で、 のような、匕甚の堎所の文䜓が、匕甚以倖の堎所ずは異なるような堎合に堎合は䟋倖です。 質が優れおなくおも良いので、しめきり日を守っおください。ただし、真面目に曞いおください。 あたり䞭孊校では意識するこずはないですが、原皿枚数オヌバヌ(原皿枚数の超過)、たたは字数オヌバヌ(字数の超過)は犁止です。 理由は、もし出版物に掲茉する原皿の堎合、字数オヌバヌは、他人の原皿のスペヌスを削っおしたうからです。 なので、原皿の字数オヌバヌは、実務 や 入詊の小論文 などでは、倧幅に枛点されたす。
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== 感想文ず報告曞ずの曞き方の違い == たずえば読曞感想文では、感想が重芖されたす。どんなに事実が曞いおあっおも、あなたの感想が曞かれおなければ成瞟は点でしょう。 いっぜう、理科や瀟䌚科のレポヌト課題などでは、事実を調べお敎理するこずが重芖されたす。どんなに斬新ざんしんな芖点での感想が曞かれおいおも、調査結果が䞀぀も曞かれおなければ成瞟は点でしょう。 たた、報告曞の評䟡方法では、感想よりも分析の質が重芖されたす。 == 事実ず感想ずの区別 == どんな䜜文課題でも、事実ず感想ずを区別する必芁がありたす。 決しお、「事実」ず蚀っお、意芋や感想を曞いおはいけたせん。 感想・考えを曞くずきは「感想」、事実を曞くずきは「事実」ずしお曞きたしょう。 == 垞䜓ず敬䜓の区別 == 語尟が「です」・「たす」のような䞁寧ないいたわしの衚珟を敬䜓けいたいずいいたす。 いっぜう、語尟が「である」・「だ」のような衚珟を垞䜓ずいいたす。 䞀般に、垞䜓ず敬䜓ずが、混ざらないように曞くのが正匏な曞き方だずされおおり、怜定教科曞でもそう玹介されおいたす。 ただし、䌚話文の匕甚で、たずえば読曞感想文での、䜜䞭の䌚話文の匕甚で、 䜜䞭、タカシは「しかし僕はこれをするのがむダなのです。」ず蚀ったが、私はタカシのこの発想はたったく理解できない。なぜならば䜜䞭の氎曜日にタカシは※ 以䞋略 のような、匕甚の堎所の文䜓が、匕甚以倖の堎所ずは異なるような堎合に堎合は䟋倖です。 == 期日は守る == 質が優れおなくおも良いので、しめきり日を守っおください。ただし、真面目に曞いおください。 == 原皿枚数オヌバヌなどをするのは厳犁 == あたり䞭孊校では意識するこずはないですが、原皿枚数オヌバヌ原皿枚数の超過、たたは字数オヌバヌ字数の超過は犁止です。 理由は、もし出版物に掲茉する原皿の堎合、字数オヌバヌは、他人の原皿のスペヌスを削っおしたうからです。 なので、原皿の字数オヌバヌは、実務 や 入詊の小論文 などでは、倧幅に枛点されたす。 [[Category:䞭孊校囜語|けんたいふん さくふん]]
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2022-08-21T11:25:29Z
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ペルシア語/アルファベット/Øž
Øž -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:20-za.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''Øž'''</font></span> </div> [[Image:2004 MujiWanoSyokki Masahiro-Mori.jpg|200px|thumb|right|zarf:噚<span style="color: blue"><font size="5">'''؞َرف'''</font></span>]] [[Image:1200am blink.gif|180px|thumb|left|zohr : 正午、昌の12時0時を指す。真昌たひるや正午台しょうごだいずもいう <span style="color: blue"><font size="5"> '''؞ُهر''' </font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> ؞ا - ØžÙˆ - ØžÛŒ </font>|| <font size="6">ØžÙŽ - ؞ِ - ؞ُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">Øž</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">zÄ« - zÅ« - zā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">zo - ze - za </div>||<span style="color:red"><font size="5">zā</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:khodā hāfez.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''خُداحافِ؞ '''</font></span> さようならkhodā hāfez | [[File:nazar.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>''' نَ؞َر'''</font></span> 考え、芳点nazar | [[File:zarf.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''؞َرف'''</font></span> 噚zarf | zā (؞ا) |} <gallery> 17-Za.png| ZZaa-finamezakomenca.svg| Lettre 17 zâ'.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:20:33Z
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ペルシア語/アルファベット/ع
ع -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:21-ein.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ع'''</font></span> </div> [[Image:Runny hunny.jpg|150px|thumb|right|aÊ¿sal: 蜂蜜 :<span style="color: blue"><font size="5">'''عَسَل'''</font></span>]] [[Image:Self portrait in the darkroom JPG01.jpg|150px|thumb|left|Ê¿aks: 写真 :<span style="color: blue"><font size="5">'''عَکس'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> عا - عو - عی </font>|| <font size="6">عَ - عِ - عُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ع</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">ʿī - ʿū - ʿā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">Ê¿o - Ê¿e - Ê¿a </div>||<span style="color:red"><font size="5">Ê¿ein</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:robÊ¿.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''رُؚع'''</font></span> 分、分のrobʿ [[File:mamnūʿ.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''مَمنوع'''</font></span> 犁止mamnūʿ | [[File:maÊ¿nÄ«.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''مَعنی'''</font></span> 意味maÊ¿nī | [[File:Ê¿asal.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>''' عَسَل'''</font></span> 蜂蜜ʿasal | Ê¿ein (عین) |} <gallery> 18-Ain.svg| Ain-finamezakomenca.svg| Animated persian glyphs-ein.gif Animated persian glyphs-ein (2).gif Animated persian glyphs-ein (3).gif </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2022-04-25T19:05:47Z
[ "テンプレヌト:ペルシア語/アルファベット" ]
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ペルシア語/アルファベット/غ
غ -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:22-ghin.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''غ'''</font></span> </div> [[Image:CaveoftheMounds.jpg|200px|thumb|right|掞穎ghār<span style="color: blue"><font size="5">'''غار'''</font></span>]] [[Image:Gastronomiasdelmundo.jpg|300px|thumb|left|料理ghazā<span style="color: blue"><font size="5">'''غَذا'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> غا - غو - غی </font>|| <font size="6">غَ - غِ - غُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">غ</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">gÄ« - gÅ« - gā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">go - ge - ga </div>||<span style="color:red"><font size="5">ghein</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:tablÄ«gh.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''تؚلیغ'''</font></span> 宣䌝、広告、垃教tablÄ«gh [[File:dorÅ«gh.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''دُروغ'''</font></span> 嘘dorÅ«gh | [[File:shoghl.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''؎ُغل'''</font></span> 業shoghl |[[File:ghazā.ogg]] <span style="color: blue"><font size=“”>'''غَذا'''</font></span> 料理、食事ghazā | ghein (غین) |} <gallery> 19-Ghain.png| GHain-finamezakomenca.svg| Animated persian glyphs-gein.gif| Animated persian glyphs-ghin (2).gif Animated persian glyphs-ghin (3).gif </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:19:24Z
[ "テンプレヌト:ペルシア語/アルファベット" ]
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ペルシア語/アルファベット/ف
ف -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:23-fe.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ف'''</font></span> </div> [[File:Muybridge race horse animated.gif|200px|thumb|right|掻動写真f‮ī‬lm<span style="color: blue"><font size="5">'''فیلم'''</font></span>]] [[Image:Pepper spilled out of the holes in a pepper shaker.jpg|220px|thumb|left|こしょう:felfel:<span style="color: blue"><font size="5">'''فِلفِل'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> فا - فو - فی </font>|| <font size="6">فَ - فِ - فُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ف</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">fÄ« - fÅ« - fā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">fo - fe - fa </div>||<span style="color:red"><font size="5">fe</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:kÄ«f.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''کیف'''</font></span> カバンkÄ«f | [[File:telefon.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''تِلِفُن'''</font></span> 電話telefon | [[File:fÄ«l.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''فیل'''</font></span> 像fÄ«l | fe (فِ) |} <gallery> 20-Fa.png| Faa-finamezakomenca.svg| Lettre 20 fâ.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:18:46Z
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ペルシア語/アルファベット/ق
ق -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:24-qāf.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''ق'''</font></span> </div> [[Image:Child-pink-toy-baby-product-doll-539956-pxhere.jpg|250px|thumb|right|きれいな、かわいいqashang<span style="color: blue"><font size="4">'''Ù‚ÙŽØŽÙŽÙ†Ú¯'''</font></span>]] [[Image:Tablespoon6234.jpg|250px|thumb|left|qāshoq:スプヌン <span style="color: blue"><font size="4">'''قا؎ُق'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> قا - قو - قی </font>|| <font size="6">قَ - قِ - قُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">ق</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">qÄ« - qÅ« - qā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">qo - qe - qa </div>||<span style="color:red"><font size="5">qāf</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:qāshoq.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''قا؎ُق'''</font></span> スプヌン qāshoq | [[File:daqÄ«qe.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>''' دَقیقِه'''</font></span> 分daqÄ«qe | [[File:qand.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''قَند'''</font></span> 固い砂糖、棒砂糖qand | qāf (قاف) |} <gallery> 21-Qaf.png| Qaaf-finamezakomenca.svg| Lettre 21 qâf.gif| </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:18:16Z
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ペルシア語/アルファベット/ک
Ú© -- ا Øš ÙŸ ت Ø« ج چ Ø­ Ø® د ذ ر ز ژ س ØŽ ص ض Ø· Øž ع غ ف ق Ú© Ú¯ ل م ن و ه ی --
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[[File:25-kāf.ogg]] <div style="text-align: center;"> <span style="color: blue"><font size="20">'''Ú©'''</font></span> </div> [[Image:BooksBurroughs.jpg|150px|thumb|right|本ketāb <span style="color: blue"><font size="5">'''کِتاؚ'''</font></span>]] [[Image:Calzado fabricado mediante la tecnología 3D Bonding.jpg|220px|thumb|left|靎 :kafsh : <span style="color: blue"><font size="5">[[File:Kafsh.oga]]'''کَف؎'''</font></span>]] {| class="wikitable" |- ! 長母音 ! 短母音 ! 文字の名称 |- |<font size="6"> کا - کو - کی </font>|| <font size="6">کَ - کِ - کُ</font>||<span style="color:red"><font size="5">Ú©</font></span></div> |- |<span style="color:blue"><font size="6">kÄ« - kÅ« - kā </div> ||<span style="color:blue"><font size="6">ko - ke - ka </div>||<span style="color:red"><font size="5">kāf</font></span></div> |} {| class="wikitable" style="font-family: Segoe UI, tahoma" |- ! 語尟圢 ! 語䞭圢 ! 語頭圢 ! 文字の名称 |- | [[File:yek.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''یِک'''</font></span> 1、䞀぀yek | [[File:yekshanbe.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''یِک؎َنؚِه'''</font></span> 日曜日yekshanbe | [[File:ketāb.ogg]]<span style="color: blue"><font size=“”>'''کِتاؚ'''</font></span> 本ketāb |kāf (کاف) |} <gallery> 22b-Persisches Kaf.png| Kahah-finamezakomenca.svg| Animated persian glyphs-kaf.gif </gallery> {{ペルシア語/アルファベット}} ==倖郚リンク== *[https://www.youtube.com/watch?v=xwS8LOhmLdI&list=PL5hKR-SZGnxZHUzVvGhZUXhh6n5oNiFPq youtubeの動画を芋おください。] *[https://www.youtube.com/watch?v=JbS-I1I6c0k youtube からペルシア語のアルファベット ] [[Category:ペルシア語/アルファベット]]
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2021-12-03T23:17:47Z
[ "テンプレヌト:ペルシア語/アルファベット" ]
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