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id int64 3 39.4k	title stringlengths 1 80	text stringlengths 2 313k	paragraphs listlengths 1 6.47k	abstract stringlengths 1 52k ⌀	wikitext stringlengths 10 330k ⌀	date_created stringlengths 20 20 ⌀	date_modified stringlengths 20 20	templates listlengths 0 20	url stringlengths 32 653
15,524	会社法施行規則第96条	法学>民事法>商法>会社法>会社法施行規則 (補欠の会社役員の選任)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>商法>会社法>会社法施行規則", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(補欠の会社役員の選任)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞商法＞会社法＞会社法施行規則	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[商法]]＞[[会社法]]＞[[会社法施行規則]] ==条文== （補欠の会社役員の選任） ;第96条 # [[会社法第329条\|法第329条]]第2項の規定による補欠の会社役員（執行役を除く。以下この条において同じ。）の選任については、この条の定めるところによる。 # 法第329条第2項に規定する決議により補欠の会社役員を選任する場合には、次に掲げる事項も併せて決定しなければならない。 #:一当該候補者が補欠の会社役員である旨 #:二当該候補者を補欠の社外取締役として選任するときは、その旨 #:三当該候補者を補欠の社外監査役として選任するときは、その旨 #:四当該候補者を一人又は二人以上の特定の会社役員の補欠の会社役員として選任するときは、その旨及び当該特定の会社役員の氏名（会計参与である場合にあっては、氏名又は名称） #:五同一の会社役員（二以上の会社役員の補欠として選任した場合にあっては、当該二以上の会社役員）につき二人以上の補欠の会社役員を選任するときは、当該補欠の会社役員相互間の優先順位 #:六補欠の会社役員について、就任前にその選任の取消しを行う場合があるときは、その旨及び取消しを行うための手続 # 補欠の会社役員の選任に係る決議が効力を有する期間は、定款に別段の定めがある場合を除き、当該決議後最初に開催する定時株主総会の開始の時までとする。ただし、株主総会（当該補欠の会社役員を[[会社法第108条\|法第108条]]第1項第九号に掲げる事項についての定めに従い種類株主総会の決議によって選任する場合にあっては、当該種類株主総会）の決議によってその期間を短縮することを妨げない。 ==解説== ==関連条文== ---- {{前後 \|[[会社法施行規則]] \|[[会社法施行規則#2\|第二編　株式会社]]<br> [[会社法施行規則#2-4\|第4章機関]]<br> [[会社法施行規則#2-4-2\|第2節会社役員の選任]]<br> \|[[会社法施行規則第95条]]<br>（種類株主総会） \|[[会社法施行規則第97条]]<br>（累積投票による取締役の選任） }} {{stub}} [[category:会社法施行規則\|096]]	null	2011-01-13T09:41:01Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%B3%95%E6%96%BD%E8%A1%8C%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC96%E6%9D%A1
15,526	商業登記規則第72条	法学>民事法>コンメンタール商業登記法>コンメンタール商業登記規則 (解散等の登記)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール商業登記法>コンメンタール商業登記規則", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(解散等の登記)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール商業登記法＞コンメンタール商業登記規則	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール商業登記法]]＞[[コンメンタール商業登記規則]] ==条文== （解散等の登記） ;第72条 # [[会社法第471条]] （第四号及び第五号を除く。）又は[[会社法第472条\|第472条]]第1項本文の規定による解散の登記をしたときは、次に掲げる登記を抹消する記号を記録しなければならない。 #:一取締役会設置会社である旨の登記並びに取締役、代表取締役及び社外取締役に関する登記 #:二特別取締役による議決の定めがある旨の登記及び特別取締役に関する登記 #:三会計参与設置会社である旨の登記及び会計参与に関する登記 #:四会計監査人設置会社である旨の登記及び会計監査人に関する登記 #:五委員会設置会社である旨の登記並びに委員、執行役及び代表執行役に関する登記 # 前項の規定は、設立の無効又は株式移転の無効の登記をした場合について準用する。 ==解説== 会社法第471条（解散の事由）会社法第472条（休眠会社のみなし解散） ==参照条文== ==判例== ---- {{前後 \|[[コンメンタール商業登記規則\|商業登記規則]] \|[[コンメンタール商業登記規則#2\|第2章登記手続]]<br> [[コンメンタール商業登記規則#2-5\|第5節株式会社の登記]] \|[[商業登記規則第71条]]<br>（電子公告に関する登記） \|[[商業登記規則第73条]]<br>（継続の登記） }} {{stub}} [[category:商業登記規則\|072]]	null	2011-02-05T09:38:13Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%95%86%E6%A5%AD%E7%99%BB%E8%A8%98%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC72%E6%9D%A1
15,527	著作権法第51条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (保護期間の原則)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(保護期間の原則)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （保護期間の原則） ;第51条 # 著作権の存続期間は、著作物の創作の時に始まる。 # 著作権は、この節に別段の定めがある場合を除き、著作者の死後（共同著作物にあつては、最終に死亡した著作者の死後。[[著作権法第52条\|次条]]第1項において同じ。）七十年を経過するまでの間、存続する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-4\|第4節保護期間]] \|[[著作権法第50条]]<br>（著作者人格権との関係） \|[[著作権法第52条]]<br>（無名又は変名の著作物の保護期間） }} {{stub}} [[category:著作権法\|051]]	null	2019-03-06T11:14:11Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC51%E6%9D%A1
15,528	著作権法第6条	(保護を受ける著作物) 著作物そのものの定義については、著作権法第2条1項1号に規定があるが、この規定では、著作物のうち、著作権法で保護を受けることが予定されている著作物(保護著作物)の範囲について規定している。この条文の1号から3号までに当てはまらない著作物は非保護著作物ということになる。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(保護を受ける著作物)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作物そのものの定義については、著作権法第2条1項1号に規定があるが、この規定では、著作物のうち、著作権法で保護を受けることが予定されている著作物(保護著作物)の範囲について規定している。この条文の1号から3号までに当てはまらない著作物は非保護著作物ということになる。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	* [[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] * [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] == 条文 == （保護を受ける著作物） ; 第6条 : 著作物は、次の各号のいずれかに該当するものに限り、この法律による保護を受ける。 ::一日本国民（わが国の法令に基づいて設立された法人及び国内に主たる事務所を有する法人を含む。以下同じ。）の著作物 ::二最初に国内において発行された著作物（最初に国外において発行されたが、その発行の日から三十日以内に国内において発行されたものを含む。） ::三前二号に掲げるもののほか、条約によりわが国が保護の義務を負う著作物 == 解説 == [[w:著作物\|著作物]]そのものの定義については、著作権法第2条1項1号に規定があるが、この規定では、著作物のうち、著作権法で保護を受けることが予定されている著作物（保護著作物）の範囲について規定している。この条文の1号から3号までに当てはまらない著作物は'''非保護著作物'''ということになる。 == 参照条文 == * [[著作権法第2条]] * [[著作権法第10条]] * [[著作権法第13条]] == 判例 == * [http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=81813 著作権侵害差止等請求事件]（最高裁判例平成23年12月8日）[[w:文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約\|文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約]]3条(1)(a)，[[民法第709条\|民法709条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s1\|第1章総則]]<br> [[コンメンタール著作権法#s1-2\|第2節適用範囲]] \|[[著作権法第5条]]<br>（条約の効力） \|[[著作権法第7条]]<br>（保護を受ける実演） }} {{stub}} [[category:著作権法\|006]]	null	2017-10-15T06:01:42Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC6%E6%9D%A1
15,529	自然公園法第77条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第77条本条は、国立公園、国定公園における損失の補償(第64条)と同様に、都道府県における損失の補償について規定している。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第77条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "本条は、国立公園、国定公園における損失の補償(第64条)と同様に、都道府県における損失の補償について規定している。", "title": "解説" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] {{自然公園法77自然環境保全法48\|77\|公園\|73\|七十三\|国立公園、国定公園\|64}}環境保全法第48条]] - 自然環境保全法（都道府県自然環境保全地域）における損失の補償に関する規定 ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#77\|第三章　都道府県立自然公園 ]]<br> \|[[自然公園法第76条]]<br>(実地調査) \|[[自然公園法第78条]]<br>(公害等調整委員会の裁定) }} {{stub}} [[category:自然公園法\|77]]	null	2011-01-14T12:01:32Z	[ "テンプレート:自然公園法77自然環境保全法48", "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC77%E6%9D%A1
15,530	自然公園法第66条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第66条本条は、負担金を納付しない者に対する強制徴収に関する規定である。延滞金は年14.5%以下とされている(第2項 - 自然公園法、自然環境保全法共通)。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第66条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本条は、負担金を納付しない者に対する強制徴収に関する規定である。延滞金は年14.5%以下とされている(第2項 - 自然公園法、自然環境保全法共通)。", "title": "解説" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] ==条文== ;（負担金の強制徴収）第66条 # この法律の規定により国に納付すべき負担金を納付しない者があるときは、環境大臣は、督促状によつて納付すべき期限を指定して督促しなければならない。 # 前項の場合においては、環境大臣は、環境省令の定めるところにより、延滞金を徴収することができる。ただし、延滞金は、年十四・五パーセントの割合を乗じて計算した額を超えない範囲内で定めなければならない。 # 第一項の規定による督促を受けた者がその指定する期限までにその納付すべき金額を納付しないときは、環境大臣は、国税滞納処分の例により前二項に規定する負担金及び延滞金を徴収することができる。{{自然公園法66自然環境保全法40}} ==脚注== <references/> ==参照条文== [[自然公園法第58条]]（受益者負担） [[自然公園法第59条]]（原因者負担） *[[自然環境保全法第40条]] - 同法に基づく負担金の強制徴収に関する規定 ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#66\|第2章　国立公園及び国定公園 ]]<br> [[コンメンタール自然公園法#9\|第九節　雑則]]<br> \|[[自然公園法第65条]]<br>(訴えの提起) \|[[自然公園法第67条]]<br>(協議) }} {{stub}} [[category:自然公園法\|66]]	null	2011-01-15T12:41:35Z	[ "テンプレート:自然公園法66自然環境保全法40", "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC66%E6%9D%A1
15,531	自然公園法第71条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第71条自然環境保全法は、本法と異なり利用を前提とせず、目的が異なるものである。同じ土地が本法と自然環境保全法の重複適用を受けるということは、本条と自然公園法第81条、自然環境保全法第22条等で排除されている。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第71条", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "自然環境保全法は、本法と異なり利用を前提とせず、目的が異なるものである。同じ土地が本法と自然環境保全法の重複適用を受けるということは、本条と自然公園法第81条、自然環境保全法第22条等で排除されている。", "title": "解説" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法第71条	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] ;（{{{1\|原生自然環境保全地域との関係}}}）第{{{2\|71}}}条 : {{{3\|}}}[[自然環境保全法第14条\|自然環境保全法第十四条]]第一項の規定により指定された原生自然環境保全地域の区域は、{{{4\|国立公園又は国定}}}公園の区域に含まれないものとする。 == 解説 == 自然環境保全法は、本法と異なり利用を前提とせず、目的が異なるものである<ref>環境省 [http://www.env.go.jp/nature/koen_kento/siryo.html#061130 「国立・国定公園の指定及び管理運営に関する検討会」の資料]</ref>。同じ土地が本法と自然環境保全法の重複適用を受けるということは、本条と[[自然公園法第{{{5\|81}}}条]]、[[自然環境保全法第22条]]等で排除されている。 == 脚注 == <references/> == 参照条文 == [[自然公園法第{{{5\|81}}}条]] - {{{6\|都道府県立自然}}}公園 [[自然環境保全法第22条]]、[[自然環境保全法第45条]] - 自然公園の区域は、[[w:自然環境保全地域\|自然環境保全地域]]、都道府県自然環境保全地域の区域に含まれないものとしている規定 ---- <noinclude> {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#71\|第2章　国立公園及び国定公園 ]]<br> [[コンメンタール自然公園法#9\|第九節　雑則]]<br> \|[[自然公園法第70条]]<br>(事務の区分) \|[[自然公園法第72条]]<br>(指定) }} {{stub}} [[category:自然公園法\|71]] </noinclude>	null	2011-01-21T15:44:30Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC71%E6%9D%A1
15,532	自然公園法第72条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第72条本条から「都道府県立自然公園」の章となる。自然公園法第2条第4号は、都道府県立自然公園を「優れた自然の風景地であつて、都道府県が第七十二条の規定により指定するものをいう」とし、その指定は、本条で条例の定めるところによるものとしている。なお、自然環境保全法第45条で、都道府県立自然公園は都道府県自然環境保全地域に含まれないとされている。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第72条", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本条から「都道府県立自然公園」の章となる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "自然公園法第2条第4号は、都道府県立自然公園を「優れた自然の風景地であつて、都道府県が第七十二条の規定により指定するものをいう」とし、その指定は、本条で条例の定めるところによるものとしている。なお、自然環境保全法第45条で、都道府県立自然公園は都道府県自然環境保全地域に含まれないとされている。", "title": "解説" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法第72条	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] ;（指定）第72条 : 都道府県は、[[wikt:条例\|条例]]の定めるところにより、区域を定めて都道府県立自然公園を指定することができる。 == 解説 == 本条から「都道府県立自然公園」の章となる。 [[自然公園法第2条]]第4号は、都道府県立自然公園を「優れた自然の風景地であつて、都道府県が第七十二条の規定により指定するものをいう」とし、その指定は、本条で条例の定めるところによるものとしている。なお、[[自然環境保全法第45条]]で、都道府県立自然公園は都道府県自然環境保全地域に含まれないとされている。 == 脚注 == <references/> == 参照条文 == *[[自然環境保全法第45条]] - 都道府県自然環境保全地域の指定、都道府県立自然公園は都道府県自然環境保全地域に含まれないとする規定 ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#72\|第3章　都道府県立自然公園 ]]<br> [[コンメンタール自然公園法#9\|第九節　雑則]]<br> \|[[自然公園法第71条]]<br>(原生自然環境保全地域との関係) \|[[自然公園法第73条]]<br>(保護及び利用) }} {{stub}} [[category:自然公園法\|72]]	null	2011-01-15T21:35:03Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC72%E6%9D%A1
15,533	自然公園法第56条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第56条	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第56条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] ==条文== ;（国の補助）第56条 : 国は、予算の範囲内において、[[wikt:政令\|政令]]の定めるところにより、その公園事業の執行に要する費用の一部を補助することができる。　　　 == 解説 == == 脚注 == <references/> ==参照条文== [[自然公園法第10条]] - 都道府県が国立公園事業を執行できる場合 [[自然公園法第16条]]（国定公園事業の執行） *[[自然環境保全法第41条]] - [[自然環境保全法第24条\|保全事業]]における国の補助 ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#56\|第2章　国立公園及び国定公園 ]]<br> [[コンメンタール自然公園法#8\|第八節　費用 ]]<br> \|[[自然公園法第55条]]<br>(公園事業の執行に要する費用) \|[[自然公園法第57条]]<br>(地方公共団体の負担) }} {{stub}} [[category:自然公園法\|56]]	null	2011-01-16T01:24:10Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC56%E6%9D%A1
15,535	自然公園法第20条第3号第1号-第7号	この条項は、自然公園法第20条の他、自然公園法第21条等でも対象であり、関連性理解のため、テンプレートにしています。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "この条項は、自然公園法第20条の他、自然公園法第21条等でも対象であり、関連性理解のため、テンプレートにしています。", "title": "" } ]	一工作物を新築し、改築し、又は増築すること。二木竹を伐採すること。三環境大臣が指定する区域内において木竹を損傷すること。四鉱物を掘採し、又は土石を採取すること。五河川、湖沼等の水位又は水量に増減を及ぼさせること。六環境大臣が指定する湖沼又は湿原及びこれらの周辺一キロメートルの区域内において当該湖沼若しくは湿原又はこれらに流水が流入する水域若しくは水路に汚水又は廃水を排水設備を設けて排出すること。七広告物その他これに類する物を掲出し、若しくは設置し、又は広告その他これに類するものを工作物等に表示すること。この条項は、自然公園法第20条の他、自然公園法第21条等でも対象であり、関連性理解のため、テンプレートにしています。	#:一 [[wikt:工作物\|工作物]]を新築し、改築し、又は増築すること。 #:二木竹を伐採すること。 #:三環境大臣が指定する区域内において木竹を損傷すること。 #:四 [[wikt:鉱物\|鉱物]]を掘採し、又は[[wikt:土石\|土石]]を採取すること。 #:五 [[wikt:河川\|河川]]、[[wikt:湖沼\|湖沼]]等の水位又は水量に増減を及ぼさせること。 #:六環境大臣が指定する湖沼又は[[wikt:湿原\|湿原]]及びこれらの周辺一キロメートルの区域内において当該湖沼若しくは湿原又はこれらに流水が流入する水域若しくは水路に汚水又は廃水を排水設備を設けて排出すること。 #:七広告物その他これに類する物を掲出し、若しくは設置し、又は広告その他これに類するものを工作物等に表示すること。 <noinclude>''この条項は、[[自然公園法第20条]]の他、[[自然公園法第21条]]等でも対象であり、関連性理解のため、テンプレートにしています。''[[Category:自然公園法]]</noinclude>	null	2011-01-16T13:19:50Z	[]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC20%E6%9D%A1%E7%AC%AC3%E5%8F%B7%E7%AC%AC1%E5%8F%B7-%E7%AC%AC7%E5%8F%B7
15,538	自然公園法第21条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第21条本条は、特別保護地区に関する規定である。特別保護地区は、特別地域内が指定の対象となる(第1項)。第2項は、特別保護地区の指定及び指定の解除並びにその区域の変更については、第5条の準用により、官報等での公示により効力が発生することとなる趣旨の規定である。第3項以下は、許可を受けなければしてはならない対象となる行為に関する規定である。特別保護地区以外の特別地域に比べて許可が必要となる行為が増えている。第32条により、この許可には条件をつけることができる。第3項への違反には懲役又は罰金に処する罰則がある(第83条第3号)。自然環境保全地域、自然公園とも、右に記載のいずれかの地区・地域に含まれる。本条に直接関係する環境省令を一括して掲載する。なお、容量の観点から、自然公園法第20条関係省令に全文を掲載し、ここでは抄録のみにとどめる。 (特別地域、特別保護地区及び海域公園地区内における行為の許可申請書) 第10条 (以下略) (特別地域、特別保護地区及び海域公園地区内の行為の許可基準) 第11条 (以下略) (土地所有者等との協議) 第11条の2	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第21条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "本条は、特別保護地区に関する規定である。特別保護地区は、特別地域内が指定の対象となる(第1項)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "第2項は、特別保護地区の指定及び指定の解除並びにその区域の変更については、第5条の準用により、官報等での公示により効力が発生することとなる趣旨の規定である。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "第3項以下は、許可を受けなければしてはならない対象となる行為に関する規定である。特別保護地区以外の特別地域に比べて許可が必要となる行為が増えている。第32条により、この許可には条件をつけることができる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "第3項への違反には懲役又は罰金に処する罰則がある(第83条第3号)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "自然環境保全地域、自然公園とも、右に記載のいずれかの地区・地域に含まれる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "本条に直接関係する環境省令を一括して掲載する。なお、容量の観点から、自然公園法第20条関係省令に全文を掲載し、ここでは抄録のみにとどめる。", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "(特別地域、特別保護地区及び海域公園地区内における行為の許可申請書)", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "第10条", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "(以下略)", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "(特別地域、特別保護地区及び海域公園地区内の行為の許可基準)", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "第11条", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "(以下略)", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "(土地所有者等との協議)", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "第11条の2", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] ==条文== ;（特別保護地区）第21条 # [[w:環境大臣\|環境大臣]]は国立公園について、都道府県知事は国定公園について、当該公園の景観を維持するため、特に必要があるときは、公園計画に基づいて、特別地域内に特別保護地区を指定することができる。 {{:自然公園法第5条第3項、第4項準用\|特別保護地区}}内においては、次の各号に掲げる行為は、国立公園にあつては環境大臣の、国定公園にあつては都道府県知事の許可を受けなければ、してはならない。ただし、非常災害のために必要な応急措置として行う行為は、この限りでない。 #:一前条[[自然公園法第20条第3号第1号-第7号\|第三項第一号、第二号、第四号から第七号まで]]、第九号、第十号、第十五号及び第十六号に掲げる行為 #:二木竹を損傷すること。 #:三木竹を植栽すること。 #:四動物を放つこと（家畜の放牧を含む。）。 #:五屋外において物を集積し、又は貯蔵すること。 #:六火入れ又はたき火をすること。 #:七木竹以外の植物を採取し、若しくは損傷し、又は落葉若しくは落枝を採取すること。 #:八木竹以外の植物を植栽し、又は植物の種子をまくこと。 #:九動物を捕獲し、若しくは殺傷し、又は動物の卵を採取し、若しくは損傷すること。 #:十道路及び広場以外の地域内において車馬若しくは動力船を使用し、又は航空機を着陸させること。 #:十一前各号に掲げるもののほか、特別保護地区における景観の維持に影響を及ぼすおそれがある行為で[[wikt:政令\|政令]]で定めるもの # 環境大臣又は都道府県知事は、前項各号に掲げる行為で[[wikt:環境省]][[wikt:省令\|令]]で定める基準に適合しないものについては、同項の許可をしてはならない。 # 都道府県知事は、国定公園について第三項の許可をしようとする場合において、当該許可に係る行為が当該国定公園の景観に及ぼす影響その他の事情を考慮して環境省令で定める行為に該当するときは、環境大臣に協議し、その同意を得なければならない。 # 第三項の規定により同項各号に掲げる行為が規制されることとなつた時において既に当該行為に着手している者は、同項の規定にかかわらず、引き続き当該行為をすることができる。この場合において、その者は、その規制されることとなつた日から起算して三月以内に、国立公園にあつては環境大臣に、国定公園にあつては都道府県知事にその旨を届け出なければならない。 # 特別保護地区内において非常災害のために必要な応急措置として第三項各号に掲げる行為をした者は、その行為をした日から起算して十四日以内に、国立公園にあつては環境大臣に、国定公園にあつては都道府県知事にその旨を届け出なければならない。 # 次に掲げる行為については、第三項及び前二項の規定は、適用しない。 #:一公園事業の執行として行う行為 #:二認定生態系維持回復事業等として行う行為 #:三 [[自然公園法第43条\|第四十三条]]第一項の規定により締結された風景地保護協定に基づいて同項第一号の風景地保護協定区域内で行う行為であつて、同項第二号又は第三号に掲げる事項に従つて行うもの #:四通常の管理行為、軽易な行為その他の行為であつて、環境省令で定めるもの　　　 ==解説== 本条は、特別保護地区に関する規定である。特別保護地区は、特別地域内が指定の対象となる（第1項）。第2項は、特別保護地区の指定及び指定の解除並びにその区域の変更については、第5条の準用により、[[wikt:官報\|官報]]等での公示により効力が発生することとなる趣旨の規定である。第3項以下は、許可を受けなければしてはならない対象となる行為に関する規定である。特別保護地区以外の特別地域に比べて許可が必要となる行為が増えている。[[自然公園法第20条#参照条文\|第32条]]により、この許可には条件をつけることができる。第3項への違反には[[wikt:懲役\|懲役]]又は罰金に処する罰則がある（{{自然公園法条\|83}}第3号）。 {{自然環境保全地域-自然公園}} ==参照条文== * [[自然公園法第20条]]（特別地域） * [[自然公園法第22条]]（海域公園地区） * [[自然公園法第33条]]（普通地域） * [[自然環境保全法第25条]]（特別地区） === 施行規則 === 本条に直接関係する環境省令を一括して掲載する。なお、容量の観点から、[[自然公園法第20条関係省令]]に全文を掲載し、ここでは抄録のみにとどめる。（特別地域、特別保護地区及び海域公園地区内における行為の許可申請書）第10条 : 法第二十条第三項、第二十一条第三項又は第二十二条第三項の規定による許可を受けようとする者は、次の各号に掲げる事項を記載した申請書を、国立公園にあつては環境大臣に、国定公園にあつては都道府県知事に提出しなければならない。（以下略）（特別地域、特別保護地区及び海域公園地区内の行為の許可基準）第11条 : 法第二十条第三項第一号、第二十一条第三項第一号及び第二十二条第三項第一号に掲げる行為（仮設の建築物（土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱又は壁を有するものをいい、建築設備（当該工作物に設ける電気、ガス、給水、排水、換気、暖房、冷房、消火、排煙若しくは汚物処理の設備又は煙突、昇降機若しくは避雷針をいう。第二十条第六号イ（４）において同じ。）を含む。以下同じ。）の新築、改築又は増築に限る。）に係る法第二十条第四項、第二十一条第四項及び第二十二条第四項の環境省令で定める基準（以下この条において「許可基準」という。）は、次のとおりとする。ただし、既存の建築物の改築、既存の建築物の建替え若しくは災害により滅失した建築物の復旧のための新築（申請に係る建築物の規模が既存の建築物の規模を超えないもの又は既存の建築物が有していた機能を維持するためやむを得ず必要最小限の規模の拡大を行うものに限る。）又は学術研究その他公益上必要であり、かつ、申請に係る場所以外の場所においてはその目的を達成することができないと認められる建築物の新築、改築若しくは増築（以下「既存建築物の改築等」という。）であつて、第一号、第五号及び第六号に掲げる基準に適合するものについては、この限りでない。（以下略）（土地所有者等との協議）第11条の2 : 法第二十条第三項第十六号及び第二十一条第三項第一号（法第二十条第三項第十六号に係る部分に限る。）の区域の指定に当たつては、その区域内の土地について所有権、地上権又は賃借権（臨時設備その他一時使用のため設定されたことが明らかなものを除く。）を有する者（以下「土地所有者等」という。）の財産権を尊重し、土地所有者等と協議すること。 ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#21\|第2章　国立公園及び国定公園]]<br> [[コンメンタール自然公園法#4\|第四節　保護及び利用]]<br> \|[[自然公園法第20条]]<br>(特別地域) \|[[自然公園法第22条]]<br>(海域公園地区) }} {{stub}} [[category:自然公園法\|21]]	null	2011-11-17T13:01:04Z	[ "自然公園法第5条第3項、第4項準用", "テンプレート:自然公園法条", "テンプレート:自然環境保全地域-自然公園", "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC21%E6%9D%A1
15,539	著作権法第18条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (公表権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(公表権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （公表権） ;第18条 # 著作者は、その著作物でまだ公表されていないもの（その同意を得ないで公表された著作物を含む。以下この条において同じ。）を公衆に提供し、又は提示する権利を有する。当該著作物を原著作物とする二次的著作物についても、同様とする。 # 著作者は、次の各号に掲げる場合には、当該各号に掲げる行為について同意したものと推定する。 #:一その著作物でまだ公表されていないものの著作権を譲渡した場合　当該著作物をその著作権の行使により公衆に提供し、又は提示すること。 #:二その美術の著作物又は写真の著作物でまだ公表されていないものの原作品を譲渡した場合　これらの著作物をその原作品による展示の方法で公衆に提示すること。 #:三 [[著作権法第29条\|第29条]]の規定によりその映画の著作物の著作権が映画製作者に帰属した場合　当該著作物をその著作権の行使により公衆に提供し、又は提示すること。 # 著作者は、次の各号に掲げる場合には、当該各号に掲げる行為について同意したものとみなす。 #:一その著作物でまだ公表されていないものを行政機関（行政機関の保有する情報の公開に関する法律（平成11年法律第42号。以下「行政機関情報公開法」という。）第2条第1項に規定する行政機関をいう。以下同じ。）に提供した場合（行政機関情報公開法第9条第1項の規定による開示する旨の決定の時までに別段の意思表示をした場合を除く。）　行政機関情報公開法の規定により行政機関の長が当該著作物を公衆に提供し、又は提示すること。 #:二その著作物でまだ公表されていないものを独立行政法人等（独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律（平成13年法律第140号。以下「独立行政法人等情報公開法」という。）第2条第1項に規定する独立行政法人等をいう。以下同じ。）に提供した場合（独立行政法人等情報公開法第9条第1項の規定による開示する旨の決定の時までに別段の意思表示をした場合を除く。）　独立行政法人等情報公開法の規定により当該独立行政法人等が当該著作物を公衆に提供し、又は提示すること。 #:三その著作物でまだ公表されていないものを地方公共団体又は地方独立行政法人に提供した場合（開示する旨の決定の時までに別段の意思表示をした場合を除く。）　情報公開条例（地方公共団体又は地方独立行政法人の保有する情報の公開を請求する住民等の権利について定める当該地方公共団体の条例をいう。以下同じ。）の規定により当該地方公共団体の機関又は地方独立行政法人が当該著作物を公衆に提供し、又は提示すること。 # 第1項の規定は、次の各号のいずれかに該当するときは、適用しない。 #:一行政機関情報公開法第5条の規定により行政機関の長が同条第一号ロ若しくはハ若しくは同条第二号ただし書に規定する情報が記録されている著作物でまだ公表されていないものを公衆に提供し、若しくは提示するとき、又は行政機関情報公開法第7条の規定により行政機関の長が著作物でまだ公表されていないものを公衆に提供し、若しくは提示するとき。 #:二独立行政法人等情報公開法第5条の規定により独立行政法人等が同条第一号ロ若しくはハ若しくは同条第二号ただし書に規定する情報が記録されている著作物でまだ公表されていないものを公衆に提供し、若しくは提示するとき、又は独立行政法人等情報公開法第7条の規定により独立行政法人等が著作物でまだ公表されていないものを公衆に提供し、若しくは提示するとき。 #:三情報公開条例（行政機関情報公開法第13条第2項及び第3項に相当する規定を設けているものに限る。第五号において同じ。）の規定により地方公共団体の機関又は地方独立行政法人が著作物でまだ公表されていないもの（行政機関情報公開法第5条第一号ロ又は同条第二号ただし書に規定する情報に相当する情報が記録されているものに限る。）を公衆に提供し、又は提示するとき。 #:四情報公開条例の規定により地方公共団体の機関又は地方独立行政法人が著作物でまだ公表されていないもの（行政機関情報公開法第5条第一号ハに規定する情報に相当する情報が記録されているものに限る。）を公衆に提供し、又は提示するとき。 #:五情報公開条例の規定で行政機関情報公開法第7条の規定に相当するものにより地方公共団体の機関又は地方独立行政法人が著作物でまだ公表されていないものを公衆に提供し、又は提示するとき。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-2\|第2款著作者人格権]]<br> \|[[著作権法第17条]]<br>（著作者の権利） \|[[著作権法第19条]]<br>（氏名表示権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|018]]	null	2015-04-11T12:27:11Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC18%E6%9D%A1
15,540	著作権法第26条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (頒布権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(頒布権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （頒布権） ;第26条 # 著作者は、その映画の著作物をその複製物により頒布する権利を専有する。 # 著作者は、映画の著作物において複製されているその著作物を当該映画の著作物の複製物により頒布する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]]<br> \|[[著作権法第25条]]<br>（展示権） \|[[著作権法第26条の2]]<br>（譲渡権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|026]]	null	2011-01-17T21:28:48Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC26%E6%9D%A1
15,541	著作権法第26条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (譲渡権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(譲渡権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （譲渡権） ;第26条の2 # 著作者は、その著作物（映画の著作物を除く。以下この条において同じ。）をその原作品又は複製物（映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。以下この条において同じ。）の譲渡により公衆に提供する権利を専有する。 # 前項の規定は、著作物の原作品又は複製物で次の各号のいずれかに該当するものの譲渡による場合には、適用しない。 #:一前項に規定する権利を有する者又はその許諾を得た者により公衆に譲渡された著作物の原作品又は複製物 #:二 [[著作権法第67条\|第67条]]第1項若しくは[[著作権法第69条\|第69条]]の規定による裁定又は万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律（昭和31年法律第86号）第5条第一項の規定による許可を受けて公衆に譲渡された著作物の複製物 #:三 [[著作権法第67条の2\|第67条の2]]第1項の規定の適用を受けて公衆に譲渡された著作物の複製物 #:四前項に規定する権利を有する者又はその承諾を得た者により特定かつ少数の者に譲渡された著作物の原作品又は複製物 #:五国外において、前項に規定する権利に相当する権利を害することなく、又は同項に規定する権利に相当する権利を有する者若しくはその承諾を得た者により譲渡された著作物の原作品又は複製物 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]]<br> \|[[著作権法第26条]]<br>（頒布権） \|[[著作権法第26条の3]]<br>（貸与権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|026の2]]	null	2011-01-17T21:36:06Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC26%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,542	著作権法第54条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (映画の著作物の保護期間)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(映画の著作物の保護期間)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （映画の著作物の保護期間） ;第54条 # 映画の著作物の著作権は、その著作物の公表後七十年（その著作物がその創作後七十年以内に公表されなかつたときは、その創作後七十年）を経過するまでの間、存続する。 # 映画の著作物の著作権がその存続期間の満了により消滅したときは、当該映画の著作物の利用に関するその原著作物の著作権は、当該映画の著作物の著作権とともに消滅したものとする。 # 前二条の規定は、映画の著作物の著作権については、適用しない。 ==解説== ==参照条文== == 判例 == * [http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=35509 シェーン事件]（最高裁判例平成19年12月18日）著作権法（平成15年法律第85号による改正前のもの）第54条1項，著作権法の一部を改正する法律（平成15年法律第85号）附則第1条，同附則第2条，[[著作権法第57条]]<!--，旧著作権法（昭和45年法律第48号による改正前のもの）第6条，旧著作権法（昭和45年法律第48号による改正前のもの）第22条ノ3，旧著作権法（昭和45年法律第48号による改正前のもの）第52条2項-->，[[民法第141条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]] \|[[著作権法第53条]]<br>（団体名義の著作物の保護期間） \|[[著作権法第55条]]<br>（映画の著作物の保護期間） }} {{stub}} [[category:著作権法\|054]]	null	2016-11-27T11:15:09Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC54%E6%9D%A1
15,543	著作権法第91条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (録音権及び録画権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(録音権及び録画権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （録音権及び録画権） ;第91条 # 実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利を専有する。 # 前項の規定は、同項に規定する権利を有する者の許諾を得て映画の著作物において録音され、又は録画された実演については、これを録音物（音を専ら影像とともに再生することを目的とするものを除く。）に録音する場合を除き、適用しない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第90条の3]]<br>（同一性保持権） \|[[著作権法第92条]]<br>（放送権及び有線放送権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|091]]	null	2011-01-17T21:53:45Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC91%E6%9D%A1
15,545	著作権法第92条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (放送権及び有線放送権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(放送権及び有線放送権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （放送権及び有線放送権） ;第92条 # 実演家は、その実演を放送し、又は有線放送する権利を専有する。 # 前項の規定は、次に掲げる場合には、適用しない。 #:一放送される実演を有線放送する場合 #:二次に掲げる実演を放送し、又は有線放送する場合 #::イ　[[著作権法第91条\|前条]]第1項に規定する権利を有する者の許諾を得て録音され、又は録画されている実演 #::ロ　前条第2項の実演で同項の録音物以外の物に録音され、又は録画されているもの ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第91条]]<br>（録音権及び録画権） \|[[著作権法第92条の2]]<br>（送信可能化権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|092]]	null	2011-01-18T07:55:14Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC92%E6%9D%A1
15,546	著作権法第92条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (送信可能化権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(送信可能化権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （送信可能化権） ;第92条の2 # 実演家は、その実演を送信可能化する権利を専有する。 # 前項の規定は、次に掲げる実演については、適用しない。 #:一 [[著作権法第91条\|第91条]]第1項に規定する権利を有する者の許諾を得て録画されている実演 #:二第91条第2項の実演で同項の録音物以外の物に録音され、又は録画されているもの ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第92条]]<br>（放送権及び有線放送権） \|[[著作権法第93条]]<br>（放送のための固定） }} {{stub}} [[category:著作権法\|092の2]]	null	2011-01-18T09:39:32Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC92%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,547	著作権法第95条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (譲渡権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(譲渡権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （譲渡権） ;第95条の2 # 実演家は、その実演をその録音物又は録画物の譲渡により公衆に提供する権利を専有する。 # 前項の規定は、次に掲げる実演については、適用しない。 #:一 [[著作権法第91条\|第91条]]第1項に規定する権利を有する者の許諾を得て録画されている実演 #:二第91条第2項の実演で同項の録音物以外の物に録音され、又は録画されているもの # 第一項の規定は、実演（前項各号に掲げるものを除く。以下この条において同じ。）の録音物又は録画物で次の各号のいずれかに該当するものの譲渡による場合には、適用しない。 #:一第1項に規定する権利を有する者又はその許諾を得た者により公衆に譲渡された実演の録音物又は録画物 #:二 [[著作権法第103条\|第103条]]において準用する[[著作権法第67条\|第67条]]第1項の規定による裁定を受けて公衆に譲渡された実演の録音物又は録画物 #:三第103条において準用する[[著作権法第67条の2\|第67条の2]]第1項の規定の適用を受けて公衆に譲渡された実演の録音物又は録画物 #:四第1項に規定する権利を有する者又はその承諾を得た者により特定かつ少数の者に譲渡された実演の録音物又は録画物 #:五国外において、第1項に規定する権利に相当する権利を害することなく、又は同項に規定する権利に相当する権利を有する者若しくはその承諾を得た者により譲渡された実演の録音物又は録画物 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第95条]]<br>（商業用レコードの二次使用） \|[[著作権法第95条の3]]<br>（貸与権等） }} {{stub}} [[category:著作権法\|095の2]]	null	2022-03-26T06:18:14Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC95%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,548	著作権法第94条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (放送のための固定物等による放送)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(放送のための固定物等による放送)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （放送のための固定物等による放送） ;第94条 # [[著作権法第92条\|第92条]]第1項に規定する権利を有する者がその実演の放送を許諾したときは、契約に別段の定めがない限り、当該実演は、当該許諾に係る放送のほか、次に掲げる放送において放送することができる。 #:一当該許諾を得た放送事業者が[[著作権法第93条\|前条]]第1項の規定により作成した録音物又は録画物を用いてする放送 #:二当該許諾を得た放送事業者からその者が前条第1項の規定により作成した録音物又は録画物の提供を受けてする放送 #:三当該許諾を得た放送事業者から当該許諾に係る放送番組の供給を受けてする放送（前号の放送を除く。） # 前項の場合において、同項各号に掲げる放送において実演が放送されたときは、当該各号に規定する放送事業者は、相当な額の報酬を当該実演に係る第92条第1項に規定する権利を有する者に支払わなければならない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第93条]]<br>（放送のための固定） \|[[著作権法第94条の2]]<br>（放送される実演の有線放送） }} {{stub}} [[category:著作権法\|094]]	null	2011-01-18T09:52:58Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC94%E6%9D%A1
15,549	著作権法第93条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (放送のための固定)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(放送のための固定)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （放送のための固定） ;第93条 # 実演の放送について[[著作権法第92条\|第92条]]第1項に規定する権利を有する者の許諾を得た放送事業者は、その実演を放送のために録音し、又は録画することができる。ただし、契約に別段の定めがある場合及び当該許諾に係る放送番組と異なる内容の放送番組に使用する目的で録音し、又は録画する場合は、この限りでない。 # 次に掲げる者は、[[著作権法第91条\|第91条]]第1項の録音又は録画を行なつたものとみなす。 #:一前項の規定により作成された録音物又は録画物を放送の目的以外の目的又は同項ただし書に規定する目的のために使用し、又は提供した者 #:二前項の規定により作成された録音物又は録画物の提供を受けた放送事業者で、これらをさらに他の放送事業者の放送のために提供したもの ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第92条の2]]<br>（送信可能化権） \|[[著作権法第94条]]<br>（放送のための固定物等による放送） }} {{stub}} [[category:著作権法\|093]]	null	2011-01-18T10:04:11Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC93%E6%9D%A1
15,550	著作権法第101条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (実演、レコード、放送又は有線放送の保護期間)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(実演、レコード、放送又は有線放送の保護期間)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （実演、レコード、放送又は有線放送の保護期間） ;第101条 # 著作隣接権の存続期間は、次に掲げる時に始まる。 #:一実演に関しては、その実演を行つた時 #:二レコードに関しては、その音を最初に固定した時 #:三放送に関しては、その放送を行つた時 #:四有線放送に関しては、その有線放送を行つた時 # 著作隣接権の存続期間は、次に掲げる時をもつて満了する。 #:一実演に関しては、その実演が行われた日の属する年の翌年から起算して五十年を経過した時 #:二レコードに関しては、その発行が行われた日の属する年の翌年から起算して五十年（その音が最初に固定された日の属する年の翌年から起算して五十年を経過する時までの間に発行されなかつたときは、その音が最初に固定された日の属する年の翌年から起算して五十年）を経過した時 #:三放送に関しては、その放送が行われた日の属する年の翌年から起算して五十年を経過した時 #:四有線放送に関しては、その有線放送が行われた日の属する年の翌年から起算して五十年を経過した時 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-6\|第6節保護期間]]<br> \|[[著作権法第100条の5]]<br>（有線テレビジョン放送の伝達権） \|[[著作権法第101条の2]]<br>（実演家人格権の一身専属性） }} {{stub}} [[category:著作権法\|101]]	null	2011-01-18T10:10:01Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC101%E6%9D%A1
15,551	著作権法第121条	(罰則) 著作権法上の犯罪のうち、著作者名詐称罪について規定している。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(罰則)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権法上の犯罪のうち、著作者名詐称罪について規定している。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （罰則） ;第121条 : 著作者でない者の実名又は周知の変名を著作者名として表示した著作物の複製物（原著作物の著作者でない者の実名又は周知の変名を原著作物の著作者名として表示した二次的著作物の複製物を含む。）を頒布した者は、一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。 ==解説== 著作権法上の犯罪のうち、著作者名詐称罪について規定している。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s8\|第8章罰則]]<br> \|[[著作権法第120条の2]]<br>（罰則） \|[[著作権法第121条の2]]<br>（罰則） }} {{stub}} [[category:著作権法\|121]]	null	2011-03-05T15:08:07Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC121%E6%9D%A1
15,552	著作権法第75条	(実名の登録) 著作権の権利変動についての対抗要件である登録制度についての規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(実名の登録)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権の権利変動についての対抗要件である登録制度についての規定である。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （実名の登録） ;第75条 # 無名又は変名で公表された著作物の著作者は、現にその著作権を有するかどうかにかかわらず、その著作物についてその実名の登録を受けることができる。 # 著作者は、その遺言で指定する者により、死後において前項の登録を受けることができる。 # 実名の登録がされている者は、当該登録に係る著作物の著作者と推定する。 ==解説== [[w:著作権\|著作権]]の権利変動についての[[w:対抗要件\|対抗要件]]である[[w:著作権の登録制度\|登録制度]]についての規定である。 ==参照条文== [[著作権法第88条]] [[著作権法第104条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-10\|第10節登録]] \|[[著作権法第74条]]<br>（補償金の供託） \|[[著作権法第76条]]<br>（第一発行年月日等の登録） }} {{stub}} [[category:著作権法\|075]]	null	2011-03-05T15:55:33Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC75%E6%9D%A1
15,553	著作権法第53条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (団体名義の著作物の保護期間)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(団体名義の著作物の保護期間)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （団体名義の著作物の保護期間） ;第53条 # 法人その他の団体が著作の名義を有する著作物の著作権は、その著作物の公表後七十年（その著作物がその創作後七十年以内に公表されなかつたときは、その創作後七十年）を経過するまでの間、存続する。 # 前項の規定は、法人その他の団体が著作の名義を有する著作物の著作者である個人が同項の期間内にその実名又は周知の変名を著作者名として表示してその著作物を公表したときは、適用しない。 # [[著作権法第14条\|第15条]]第2項の規定により法人その他の団体が著作者である著作物の著作権の存続期間に関しては、第1項の著作物に該当する著作物以外の著作物についても、当該団体が著作の名義を有するものとみなして同項の規定を適用する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-4\|第4節保護期間]] \|[[著作権法第52条]]<br>（無名又は変名の著作物の保護期間） \|[[著作権法第54条]]<br>（映画の著作物の保護期間） }} {{stub}} [[category:著作権法\|053]]	null	2019-03-06T11:22:48Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC53%E6%9D%A1
15,554	著作権法第56条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (継続的刊行物等の公表の時)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(継続的刊行物等の公表の時)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （継続的刊行物等の公表の時） ;第56条 # [[著作権法第52条\|第52条]]第1項、[[著作権法第53条\|第53条]]第1項及び[[著作権法第54条\|第54条]]第1項の公表の時は、冊、号又は回を追つて公表する著作物については、毎冊、毎号又は毎回の公表の時によるものとし、一部分ずつを逐次公表して完成する著作物については、最終部分の公表の時によるものとする。 # 一部分ずつを逐次公表して完成する著作物については、継続すべき部分が直近の公表の時から三年を経過しても公表されないときは、すでに公表されたもののうちの最終の部分をもつて前項の最終部分とみなす。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-4\|第4節保護期間]] \|[[著作権法第54条]]<br>（映画の著作物の保護期間） \|[[著作権法第57条]]<br>（保護期間の計算方法） }} {{stub}} [[category:著作権法\|056]]	null	2011-01-18T22:50:57Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC56%E6%9D%A1
15,555	著作権法第58条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (保護期間の特例)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(保護期間の特例)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （保護期間の特例） ;第58条 : 文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約により創設された国際同盟の加盟国、著作権に関する世界知的所有権機関条約の締約国又は世界貿易機関の加盟国である外国をそれぞれ文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約、著作権に関する世界知的所有権機関条約又は世界貿易機関を設立するマラケシュ協定の規定に基づいて本国とする著作物（[[著作権法第6条\|第6条]]第一号に該当するものを除く。）で、その本国において定められる著作権の存続期間が[[著作権法第51条\|第51条]]から[[著作権法第54条\|第54条]]までに定める著作権の存続期間より短いものについては、その本国において定められる著作権の存続期間による。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-4\|第4節保護期間]] \|[[著作権法第57条]]<br>（保護期間の計算方法） \|[[著作権法第59条]]<br>（著作者人格権の一身専属性） }} {{stub}} [[category:著作権法\|058]]	null	2011-01-18T22:55:19Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC58%E6%9D%A1
15,556	著作権法第60条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (著作者が存しなくなつた後における人格的利益の保護)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(著作者が存しなくなつた後における人格的利益の保護)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （著作者が存しなくなつた後における人格的利益の保護） ;第60条 : 著作物を公衆に提供し、又は提示する者は、その著作物の著作者が存しなくなつた後においても、著作者が存しているとしたならばその著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならない。ただし、その行為の性質及び程度、社会的事情の変動その他によりその行為が当該著作者の意を害しないと認められる場合は、この限りでない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-5\|第5節著作者人格権の一身専属性等]] \|[[著作権法第59条]]<br>（著作者人格権の一身専属性） \|[[著作権法第61条]]<br>（著作権の譲渡） }} {{stub}} [[category:著作権法\|060]]	null	2021-04-03T11:26:55Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC60%E6%9D%A1
15,557	著作権法第113条	(侵害とみなす行為) 権利侵害(著作権侵害、著作隣接権侵害、著作者人格権侵害)があったとみなされる行為を列挙する規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(侵害とみなす行為)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "権利侵害(著作権侵害、著作隣接権侵害、著作者人格権侵害)があったとみなされる行為を列挙する規定である。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （侵害とみなす行為） ;第113条 # 次に掲げる行為は、当該著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害する行為とみなす。 #:一国内において頒布する目的をもつて、輸入の時において国内で作成したとしたならば著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権の侵害となるべき行為によつて作成された物を輸入する行為 #:二著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害する行為によつて作成された物（前号の輸入に係る物を含む。）を、情を知つて、頒布し、頒布の目的をもつて所持し、若しくは頒布する旨の申出をし、又は業として輸出し、若しくは業としての輸出の目的をもつて所持する行為 # プログラムの著作物の著作権を侵害する行為によつて作成された複製物（当該複製物の所有者によつて[[著作権法第47条の3\|第47条の3]]第1項の規定により作成された複製物並びに前項第一号の輸入に係るプログラムの著作物の複製物及び当該複製物の所有者によつて同条第一項の規定により作成された複製物を含む。）を業務上電子計算機において使用する行為は、これらの複製物を使用する権原を取得した時に情を知つていた場合に限り、当該著作権を侵害する行為とみなす。 # 次に掲げる行為は、当該権利管理情報に係る著作者人格権、著作権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害する行為とみなす。 #:一権利管理情報として虚偽の情報を故意に付加する行為 #:二権利管理情報を故意に除去し、又は改変する行為（記録又は送信の方式の変換に伴う技術的な制約による場合その他の著作物又は実演等の利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる場合を除く。） #:三前二号の行為が行われた著作物若しくは実演等の複製物を、情を知つて、頒布し、若しくは頒布の目的をもつて輸入し、若しくは所持し、又は当該著作物若しくは実演等を情を知つて公衆送信し、若しくは送信可能化する行為 # [[著作権法第94条の2\|第94条の2]]、[[著作権法第95条の3\|第95条の3]]第3項若しくは[[著作権法第97条の3\|第97条の3]]第3項に規定する報酬又は[[著作権法第95条\|第95条]]第1項若しくは[[著作権法第97条\|第97条]]第1項に規定する二次使用料を受ける権利は、前項の規定の適用については、著作隣接権とみなす。この場合において、前条中「著作隣接権者」とあるのは「著作隣接権者（次条第四項の規定により著作隣接権とみなされる権利を有する者を含む。）」と、同条第1項中「著作隣接権」とあるのは「著作隣接権（同項の規定により著作隣接権とみなされる権利を含む。）」とする。 # 国内において頒布することを目的とする商業用レコード（以下この項において「国内頒布目的商業用レコード」という。）を自ら発行し、又は他の者に発行させている著作権者又は著作隣接権者が、当該国内頒布目的商業用レコードと同一の商業用レコードであつて、専ら国外において頒布することを目的とするもの（以下この項において「国外頒布目的商業用レコード」という。）を国外において自ら発行し、又は他の者に発行させている場合において、情を知つて、当該国外頒布目的商業用レコードを国内において頒布する目的をもつて輸入する行為又は当該国外頒布目的商業用レコードを国内において頒布し、若しくは国内において頒布する目的をもつて所持する行為は、当該国外頒布目的商業用レコードが国内で頒布されることにより当該国内頒布目的商業用レコードの発行により当該著作権者又は著作隣接権者の得ることが見込まれる利益が不当に害されることとなる場合に限り、それらの著作権又は著作隣接権を侵害する行為とみなす。ただし、国内において最初に発行された日から起算して七年を超えない範囲内において政令で定める期間を経過した国内頒布目的商業用レコードと同一の国外頒布目的商業用レコードを輸入する行為又は当該国外頒布目的商業用レコードを国内において頒布し、若しくは国内において頒布する目的をもつて所持する行為については、この限りでない。 # 著作者の名誉又は声望を害する方法によりその著作物を利用する行為は、その著作者人格権を侵害する行為とみなす。 ==解説== 権利侵害（[[w:著作権侵害\|著作権侵害]]、[[w:著作隣接権\|著作隣接権]]侵害、[[w:著作者人格権\|著作者人格権]]侵害）があったとみなされる行為を列挙する規定である。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s7\|第7章権利侵害]]<br> \|[[著作権法第112条]]<br>（差止請求権） \|[[著作権法第113条の2]]<br>（善意者に係る譲渡権の特例） }} {{stub}} [[category:著作権法\|113]]	null	2011-03-05T15:25:41Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC113%E6%9D%A1
15,559	著作権法第28条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (二次的著作物の利用に関する原著作者の権利)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(二次的著作物の利用に関する原著作者の権利)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （二次的著作物の利用に関する原著作者の権利） ;第28条 : 二次的著作物の原著作物の著作者は、当該二次的著作物の利用に関し、この款に規定する権利で当該二次的著作物の著作者が有するものと同一の種類の権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ==判例== *[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=62471&hanreiKbn=02 出版差止等請求事件](最高裁判例平成13年10月25日)[[著作権法第2条]]1項11号,[[著作権法第65条]]2項,[[著作権法第112条]]1項 ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]]<br> \|[[著作権法第27条]]<br>（翻訳権、翻案権等） \|[[著作権法第29条]]<br>（映画の著作物の著作権の帰属） }} {{stub}} [[category:著作権法\|028]]	null	2014-01-12T05:53:12Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC28%E6%9D%A1
15,560	著作権法第114条	(損害の額の推定等) 著作権侵害に対する民事救済に関する規定である。損害賠償請求そのものは、民法第709条の不法行為に基づくことになるが、損害賠償額の立証が困難であるため、算定方式を定めたものである。もちろん、被害者が本条の規定に基づかずに損害額を立証することは妨げられない。第一の方式として、譲渡等数量×著作権者等が販売できた場合の1件あたりの利益額とすることができる(1項)。ただし、著作権者等の販売、製造能力を超えることはなく、譲渡等数量の全部または一部に相当する数量を著作権者等が販売できない事情があるときはその分は控除される。第二の方式として、加害者が得た利益の額を損害額と推定することができるとしている(2項)。故意または重大な過失がなかったときは、裁判所は算定にあたり参酌できる(4項)。ただし、使用料相当額未満に減額することはない(3項)。この節は書きかけです。この節を編集してくれる方を心からお待ちしています。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(損害の額の推定等)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権侵害に対する民事救済に関する規定である。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "損害賠償請求そのものは、民法第709条の不法行為に基づくことになるが、損害賠償額の立証が困難であるため、算定方式を定めたものである。もちろん、被害者が本条の規定に基づかずに損害額を立証することは妨げられない。第一の方式として、譲渡等数量×著作権者等が販売できた場合の1件あたりの利益額とすることができる(1項)。ただし、著作権者等の販売、製造能力を超えることはなく、譲渡等数量の全部または一部に相当する数量を著作権者等が販売できない事情があるときはその分は控除される。第二の方式として、加害者が得た利益の額を損害額と推定することができるとしている(2項)。故意または重大な過失がなかったときは、裁判所は算定にあたり参酌できる(4項)。ただし、使用料相当額未満に減額することはない(3項)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "この節は書きかけです。この節を編集してくれる方を心からお待ちしています。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （損害の額の推定等） ;第114条 # 著作権者、出版権者又は著作隣接権者（以下この項において「著作権者等」という。）が故意又は過失により自己の著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為によつて作成された物を譲渡し、又はその侵害の行為を組成する公衆送信（自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。）を行つたときは、その譲渡した物の数量又はその公衆送信が公衆によつて受信されることにより作成された著作物若しくは実演等の複製物（以下この項において「受信複製物」という。）の数量（以下この項において「譲渡等数量」という。）に、著作権者等がその侵害の行為がなければ販売することができた物（受信複製物を含む。）の単位数量当たりの利益の額を乗じて得た額を、著作権者等の当該物に係る販売その他の行為を行う能力に応じた額を超えない限度において、著作権者等が受けた損害の額とすることができる。ただし、譲渡等数量の全部又は一部に相当する数量を著作権者等が販売することができないとする事情があるときは、当該事情に相当する数量に応じた額を控除するものとする。 # 著作権者、出版権者又は著作隣接権者が故意又は過失によりその著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為により利益を受けているときは、その利益の額は、当該著作権者、出版権者又は著作隣接権者が受けた損害の額と推定する。 # 著作権者又は著作隣接権者は、故意又は過失によりその著作権又は著作隣接権を侵害した者に対し、その著作権又は著作隣接権の行使につき受けるべき金銭の額に相当する額を自己が受けた損害の額として、その賠償を請求することができる。 # 前項の規定は、同項に規定する金額を超える損害の賠償の請求を妨げない。この場合において、著作権又は著作隣接権を侵害した者に故意又は重大な過失がなかつたときは、裁判所は、損害の賠償の額を定めるについて、これを参酌することができる。 ==解説== [[w:著作権侵害\|著作権侵害]]に対する民事救済に関する規定である。損害賠償請求そのものは、[[民法第709条]]の[[w:不法行為\|不法行為]]に基づくことになるが、損害賠償額の立証が困難であるため、算定方式を定めたものである。もちろん、被害者が本条の規定に基づかずに損害額を立証することは妨げられない。第一の方式として、譲渡等数量×著作権者等が販売できた場合の1件あたりの利益額とすることができる（1項）。ただし、著作権者等の販売、製造能力を超えることはなく、譲渡等数量の全部または一部に相当する数量を著作権者等が販売できない事情があるときはその分は控除される。第二の方式として、加害者が得た利益の額を損害額と推定することができるとしている（2項）。故意または重大な過失がなかったときは、裁判所は算定にあたり参酌できる（4項）。ただし、使用料相当額未満に減額することはない（3項）。 {{節stub}} <!--1,2項の利益額とは何ぞや、1-3項のいいとこどりができるか、不実施の場合はどのように算定されるか、など--> == 参照条文 == [[著作権法第114条の2]] [[著作権法第114条の3]] == 関連条文 == [[民法第722条]]第2項 [[特許法第102条]] - [[不正競争防止法第5条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s7\|第7章権利侵害]] \|[[著作権法第113条の2]]<br />（善意者に係る譲渡権の特例） \|[[著作権法第114条の2]]<br />（具体的態様の明示義務） }} {{Stub}} [[category:著作権法\|114]]	null	2017-07-29T07:19:49Z	[ "テンプレート:節stub", "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC114%E6%9D%A1
15,561	著作権法第124条	(罰則) 著作権法上の犯罪についての両罰規定に関する規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(罰則)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権法上の犯罪についての両罰規定に関する規定である。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] == 条文 == （罰則） ;第124条 # 法人の代表者（法人格を有しない社団又は財団の管理人を含む。）又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、次の各号に掲げる規定の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人に対して当該各号に定める罰金刑を、その人に対して各本条の罰金刑を科する。 #:一 [[著作権法第119条\|第119条]]第1項若しくは第2項第三号若しくは第四号又は[[著作権法第122条の2\|第122条の2]]第1項　三億円以下の罰金刑 #:二第119条第2項第一号若しくは第二号又は[[著作権法第120条\|第120条]]から[[著作権法第122条\|第122条]]まで　各本条の罰金刑 # 法人格を有しない社団又は財団について前項の規定の適用がある場合には、その代表者又は管理人がその訴訟行為につきその社団又は財団を代表するほか、法人を被告人又は被疑者とする場合の刑事訴訟に関する法律の規定を準用する。 # 第1項の場合において、当該行為者に対してした告訴又は告訴の取消しは、その法人又は人に対しても効力を生じ、その法人又は人に対してした告訴又は告訴の取消しは、当該行為者に対しても効力を生ずるものとする。 # 第1項の規定により第119条第1項若しくは第2項又は第122条の2第1項の違反行為につき法人又は人に罰金刑を科する場合における時効の期間は、これらの規定の罪についての時効の期間による。 == 解説 == 著作権法上の犯罪についての[[w:両罰規定\|両罰規定]]に関する規定である。 == 参照条文 == ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s8\|第8章罰則]] \|[[著作権法第123条]]<br>（罰則） \|附則第1条 }} {{stub}} [[category:著作権法\|124]]	null	2015-05-19T09:55:08Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC124%E6%9D%A1
15,562	高等学校古文/漢詩/桃夭	ここでは『詩経』(しきょう)に収録されている作品「桃夭」(とうよう)を解説する。「桃夭」を口語訳すれば、「若々しい桃」という意味。この作品は嫁いでいく娘の幸福を願う庶民の素朴な感情を歌い上げたものであり、代表的な祝婚歌として知られている。唐代に確立した「近体詩」(絶句・律詩など)よりも、以前の時代の形式を、古体詩(こたいし)という。唐代以降にも、古体詩は作られた。古体詩の形式は色々とあるが、近体詩と比べると、古体詩の形式は規則が緩やかである。一句の字数によって、四言(しごん)・五言(ごごん)・七言(しちごん)・雑言(ざつげん)などに分類される。押韻(おういん)には決まりがないが、偶数句末に押韻することが多い。古体詩では韻を途中で変えてもよく、韻を変えた場合を換韻(かんいん)という。古体詩の詩形には、古詩(こし)と楽府(がくふ)がある。四言古詩(しごんこし)。一句の字数が四字なので「四言」。この「桃夭」では、四句で1まとまり(1章)となっていて、3章立てになっている。各章の二句末と四句末が韻。章ごとに韻が変わり、換韻(かんいん)である。「夭夭」などのように、同じ字を重ねて状態を表す熟語のことを重言(じゅうげん)という。または畳語(じょうご)という。「灼灼」も同様に、重言である。「蓁蓁」も重言である。夭(よう) - 「夭」とは「若い」という意味である。現代でも、若くして死ぬことを夭折(ようせつ)という。同じ語句が繰り返されている、素朴な民謡調の詩である。娘の様子が「華」→「実」→「葉」と変わっていくことで、季節の移り変わりを示している。そして季節の変化とともに娘が結婚先の家になじんでいく様子を表していると思われる。「華」は結婚のときに美しく着飾った娘を示し、「実」は娘が生んだ子どもを示し(娘の発育を示すという説もある)、そして「葉」はその後の子孫の繁栄を示している。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここでは『詩経』(しきょう)に収録されている作品「桃夭」(とうよう)を解説する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "「桃夭」を口語訳すれば、「若々しい桃」という意味。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "この作品は嫁いでいく娘の幸福を願う庶民の素朴な感情を歌い上げたものであり、代表的な祝婚歌として知られている。", "title": "事前の説明" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "唐代に確立した「近体詩」(絶句・律詩など)よりも、以前の時代の形式を、古体詩(こたいし)という。", "title": "古体詩（こたいし）とは" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "唐代以降にも、古体詩は作られた。", "title": "古体詩（こたいし）とは" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "古体詩の形式は色々とあるが、近体詩と比べると、古体詩の形式は規則が緩やかである。", "title": "古体詩（こたいし）とは" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "一句の字数によって、四言(しごん)・五言(ごごん)・七言(しちごん)・雑言(ざつげん)などに分類される。", "title": "古体詩（こたいし）とは" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "押韻(おういん)には決まりがないが、偶数句末に押韻することが多い。", "title": "古体詩（こたいし）とは" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "古体詩では韻を途中で変えてもよく、韻を変えた場合を換韻(かんいん)という。", "title": "古体詩（こたいし）とは" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "古体詩の詩形には、古詩(こし)と楽府(がくふ)がある。", "title": "古体詩（こたいし）とは" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "四言古詩(しごんこし)。", "title": "形式" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "一句の字数が四字なので「四言」。", "title": "形式" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "この「桃夭」では、四句で1まとまり(1章)となっていて、3章立てになっている。", "title": "形式" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "各章の二句末と四句末が韻。", "title": "押韻" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "章ごとに韻が変わり、換韻(かんいん)である。", "title": "押韻" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "「夭夭」などのように、同じ字を重ねて状態を表す熟語のことを重言(じゅうげん)という。または畳語(じょうご)という。「灼灼」も同様に、重言である。「蓁蓁」も重言である。", "title": "重言" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "夭(よう) - 「夭」とは「若い」という意味である。現代でも、若くして死ぬことを夭折(ようせつ)という。", "title": "語彙" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "同じ語句が繰り返されている、素朴な民謡調の詩である。娘の様子が「華」→「実」→「葉」と変わっていくことで、季節の移り変わりを示している。そして季節の変化とともに娘が結婚先の家になじんでいく様子を表していると思われる。「華」は結婚のときに美しく着飾った娘を示し、「実」は娘が生んだ子どもを示し(娘の発育を示すという説もある)、そして「葉」はその後の子孫の繁栄を示している。", "title": "解説" } ]	ここでは『詩経』（しきょう）に収録されている作品「桃夭」（とうよう）を解説する。「桃夭」を口語訳すれば、「若々しい桃」という意味。	{{半保護S}} ここでは『詩経』（しきょう）に収録されている作品「桃夭」（とうよう）を解説する。「桃夭」を口語訳すれば、「若々しい桃」という意味。 == 事前の説明 == この作品は嫁いでいく娘の幸福を願う庶民の素朴な感情を歌い上げたものであり、代表的な祝婚歌として知られている。 == 白文と書き下し文 == {\| style="width:100%" \|valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"\| 桃之夭夭　　灼灼其華之子于帰　　宜其室家 <br /><br /> 桃之夭夭　　有蕡其実之子于帰　　宜其家室 <br /><br /> 桃之夭夭　　其葉蓁蓁之子于帰　　宜其家人 \|valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"\| {{ruby\|桃\|もも}}の{{ruby\|夭夭\|ようよう}}たる<ref group="※">夭夭（ようよう）-　若々しい形容。「夭」（よう）とは、若いという意味である。</ref>　　{{ruby\|灼灼\|しゃくしゃく}}<ref group="※">灼灼（しゃくしゃく）-　ここでは燃えるような花の様子を表す表現。</ref>たり{{ruby\|其\|そ}}の{{ruby\|華\|はな}} {{ruby\|之\|こ}}の{{ruby\|子\|こ}}{{ruby\|于\|ゆ}}き{{ruby\|帰\|とつ}}ぐ<ref group="※">于き帰ぐ（ゆきとつぐ）-　「于」は「往」と同じ。ただし「ここに」と読む説もある。また、「帰」は「嫁」と同じ意味で、お嫁に行くことを指す。</ref>　　{{ruby\|其\|そ}}の{{ruby\|室家\|しっか}}<ref group="※">室家（しっか）-　嫁ぎ先の家。</ref>に{{ruby\|宜\|よろ}}しからん<ref group="※">宜し（よろし）-　よい。好ましい。調和する。</ref> {{ruby\|桃\|もも}}の{{ruby\|夭夭\|ようよう}}たる　　{{ruby\|蕡\|ふん}}たる<ref group="※">蕡（ふん）-　実がたくさんなる。または、実がはちきれんばかりに充実している様子。</ref>{{ruby\|有\|あ}}り{{ruby\|其\|そ}}の{{ruby\|実\|み}} {{ruby\|之\|こ}}の{{ruby\|子\|こ}}{{ruby\|于\|ゆ}}き{{ruby\|帰\|とつ}}ぐ　　{{ruby\|其\|そ}}の{{ruby\|家室\|かしつ}}<ref group="※">家室（かしつ）-　　「室家」と同じ。押韻の関係（「実」「室」との）から、さかさまになっている。</ref>に{{ruby\|宜\|よろ}}しからん {{ruby\|桃\|もも}}の{{ruby\|夭夭\|ようよう}}たる　　{{ruby\|其\|そ}}の{{ruby\|葉\|は}}{{ruby\|蓁蓁\|しんしん}}<ref group="※">蓁蓁（しんしん）-　葉が一面に茂る様子。</ref>たり {{ruby\|之\|こ}}の{{ruby\|子\|こ}}{{ruby\|于\|ゆ}}き{{ruby\|帰\|とつ}}ぐ　　{{ruby\|其\|そ}}の{{ruby\|家人\|かじん}}に{{ruby\|宜\|よろ}}しからん \|} <references group="※"/> == 現代語訳 == :桃（の花）は若々しいよ、　　燃えるように盛んに咲くその花よ。 :（その花のように若く美しい）この娘は今お嫁に行きます。　　きっとその家の人とうまくいくでしょう。 :桃（の実）は若々しいよ、　　　はち切れるようなその実よ。 :この娘は今お嫁に行きます。　　きっとその家の人とうまくいくでしょう。 :桃（の葉）は若々しいよ、　　盛んに茂るその葉よ。 :この娘は今お嫁に行きます。　　きっとその家の人とうまくいくでしょう。 == 古体詩（こたいし）とは == 唐代に確立した「近体詩」（絶句・律詩など）よりも、以前の時代の形式を、'''古体詩'''（こたいし）という。唐代以降にも、古体詩は作られた。古体詩の形式は色々とあるが、近体詩と比べると、古体詩の形式は規則が緩やかである。一句の字数によって、四言（しごん）・五言（ごごん）・七言（しちごん）・雑言（ざつげん）などに分類される。押韻（おういん）には決まりがないが、偶数句末に押韻することが多い。古体詩では韻を途中で変えてもよく、韻を変えた場合を'''換韻'''（かんいん）という。古体詩の詩形には、'''古詩'''（こし）と'''楽府'''（がくふ）がある。 == 形式 == 四言古詩（しごんこし）。一句の字数が四字なので「四言」。この「桃夭」では、四句で1まとまり(1章)となっていて、3章立てになっている。 == 押韻 == 「華」（か）・「家」（か）「実」（じつ）・「室」（しつ） *「蓁」（しん）・「人」（じん）各章の二句末と四句末が韻。章ごとに韻が変わり、'''換韻'''（かんいん）である。 == 重言 == 「夭夭」などのように、同じ字を重ねて状態を表す熟語のことを'''重言'''（じゅうげん）という。または'''畳語'''（じょうご）という。「灼灼」も同様に、重言である。「蓁蓁」も重言である。 == 語彙 == 夭（よう） - 「夭」とは「若い」という意味である。現代でも、若くして死ぬことを夭折（ようせつ）という。 == 解説 == 同じ語句が繰り返されている、素朴な民謡調の詩である。娘の様子が「華」→「実」→「葉」と変わっていくことで、季節の移り変わりを示している。そして季節の変化とともに娘が結婚先の家になじんでいく様子を表していると思われる。「華」は結婚のときに美しく着飾った娘を示し、「実」は娘が生んだ子どもを示し（娘の発育を示すという説もある）、そして「葉」はその後の子孫の繁栄を示している。 [[Category:高等学校教育_国語_漢文_漢詩\|とうよう]]	null	2019-09-30T16:27:59Z	[ "テンプレート:半保護S", "テンプレート:Ruby" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%8F%A4%E6%96%87/%E6%BC%A2%E8%A9%A9/%E6%A1%83%E5%A4%AD
15,563	著作権法第62条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (相続人の不存在の場合等における著作権の消滅)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(相続人の不存在の場合等における著作権の消滅)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （相続人の不存在の場合等における著作権の消滅） ;第62条 # 著作権は、次に掲げる場合には、消滅する。 #:一著作権者が死亡した場合において、その著作権が民法（明治29年法律第89号）[[民法第959条\|第959条]]（残余財産の国庫への帰属）の規定により国庫に帰属すべきこととなるとき。 #:二著作権者である法人が解散した場合において、その著作権が一般社団法人及び一般財団法人に関する法律（平成十八年法律第四十八号）第239条第三項（残余財産の国庫への帰属）その他これに準ずる法律の規定により国庫に帰属すべきこととなるとき。 # [[著作権法第54条\|第54条]]第2項の規定は、映画の著作物の著作権が前項の規定により消滅した場合について準用する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-6\|第6節著作権の譲渡及び消滅]]<br> \|[[著作権法第61条]]<br>（著作権の譲渡） \|[[著作権法第63条]]<br>（著作物の利用の許諾） }} {{stub}} [[category:著作権法\|062]]	null	2011-01-19T22:11:50Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC62%E6%9D%A1
15,564	著作権法第24条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (口述権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(口述権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （口述権） ;第24条 : 著作者は、その言語の著作物を公に口述する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]]<br> \|[[著作権法第23条]]<br>（公衆送信権等） \|[[著作権法第25条]]<br>（展示権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|024]]	null	2011-01-19T22:15:48Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC24%E6%9D%A1
15,565	著作権法第25条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (展示権) 著作権の一支分権である展示権について規定する。この節は書きかけです。この節を編集してくれる方を心からお待ちしています。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(展示権)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "著作権の一支分権である展示権について規定する。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "この節は書きかけです。この節を編集してくれる方を心からお待ちしています。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] == 条文 == （展示権） ; 第25条 : [[著作権法第2条\|著作者]]は、その[[著作権法第2条\|美術の著作物]]又はまだ発行されていない[[著作権法第2条\|写真の著作物]]をこれらの原作品により公に展示する権利を専有する。 == 解説 == 著作権の一支分権である展示権について規定する。 {{節stub}} == 参照条文 == ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]] \|[[著作権法第24条]]<br>（口述権） \|[[著作権法第26条]]<br>（頒布権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|025]]	null	2017-01-11T03:52:47Z	[ "テンプレート:節stub", "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC25%E6%9D%A1
15,566	著作権法第26条の3	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (貸与権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(貸与権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （貸与権） ;第26条の3 : 著作者は、その著作物（映画の著作物を除く。）をその複製物（映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。）の貸与により公衆に提供する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]]<br> \|[[著作権法第26条の2]]<br>（譲渡権） \|[[著作権法第27条]]<br>（翻訳権、翻案権等） }} {{stub}} [[category:著作権法\|026の3]]	null	2011-01-19T22:24:51Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC26%E6%9D%A1%E3%81%AE3
15,567	著作権法第112条	(差止請求権) 著作権などの侵害に対する事前の差止請求に関する規定である。旧法下で解釈上認められており、新法制定によって条文上に明記されるようになった。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(差止請求権)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権などの侵害に対する事前の差止請求に関する規定である。旧法下で解釈上認められており、新法制定によって条文上に明記されるようになった。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	* [[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] * [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] == 条文 == （差止請求権） ; 第112条 # 著作者、著作権者、出版権者、実演家又は著作隣接権者は、その著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害する者又は侵害するおそれがある者に対し、その侵害の停止又は予防を請求することができる。 # 著作者、著作権者、出版権者、実演家又は著作隣接権者は、前項の規定による請求をするに際し、侵害の行為を組成した物、侵害の行為によつて作成された物又は専ら侵害の行為に供された機械若しくは器具の廃棄その他の侵害の停止又は予防に必要な措置を請求することができる。 == 解説 == 著作権などの侵害に対する事前の[[w:差止請求\|差止請求]]に関する規定である。旧法下で解釈上認められており、新法制定によって条文上に明記されるようになった。 == 参照条文 == * [http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=62471 出版差止等請求事件](最高裁判例平成13年10月25日)[[著作権法第2条]]1項11号,[[著作権法第28条]],[[著作権法第65条]]2項,1項 * [http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52335 著作権侵害行為差止請求事件](最高裁判例平成14年4月25日)著作権法第2条1項19号,著作権法第2条3項,[[著作権法第10条]]1項7号,[[著作権法第26条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s7\|第7章権利侵害]] \|[[著作権法第111条]]<br>（政令への委任） \|[[著作権法第113条]]<br>（侵害とみなす行為） }} {{stub}} [[category:著作権法\|112]]	null	2017-09-08T07:33:13Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC112%E6%9D%A1
15,569	著作権法第123条	(罰則) 著作権法上の犯罪のうち、親告罪についての規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(罰則)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権法上の犯罪のうち、親告罪についての規定である。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （罰則） ;第123条 # [[著作権法第119条\|第119条]]、[[著作権法第120条の2\|第120条の2]]第三号及び第四号、[[著作権法第121条の2\|第121条の2]]並びに[[著作権法第122条の2\|前条]]第1項の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。 # 無名又は変名の著作物の発行者は、その著作物に係る前項の罪について告訴をすることができる。ただし、[[著作権法第118条\|第118条]]第1項ただし書に規定する場合及び当該告訴が著作者の明示した意思に反する場合は、この限りでない。 ==解説== 著作権法上の犯罪のうち、[[w:親告罪\|親告罪]]についての規定である。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s8\|第8章罰則]]<br> \|[[著作権法第122条の2]]<br>（罰則） \|[[著作権法第120条]]<br>（罰則） }} {{stub}} [[category:著作権法\|123]]	null	2011-03-05T15:05:14Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC123%E6%9D%A1
15,570	著作権法第76条	(第一発行年月日等の登録) 著作権の登録制度についての規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(第一発行年月日等の登録)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権の登録制度についての規定である。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （第一発行年月日等の登録） ;第76条 # 著作権者又は無名若しくは変名の著作物の発行者は、その著作物について第一発行年月日の登録又は第一公表年月日の登録を受けることができる。 # 第一発行年月日の登録又は第一公表年月日の登録がされている著作物については、これらの登録に係る年月日において最初の発行又は最初の公表があつたものと推定する。 ==解説== [[w:著作権の登録制度\|著作権の登録制度]]についての規定である。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-10\|第10節登録]]<br> \|[[著作権法第75条]]<br>（実名の登録） \|[[著作権法第76条の2]]<br>（創作年月日の登録） }} {{stub}} [[category:著作権法\|076]]	null	2011-03-05T15:54:39Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC76%E6%9D%A1
15,571	著作権法第76条の2	(創作年月日の登録) 著作物のうち、プログラム著作物の創作年月日登録の制度についての規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(創作年月日の登録)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作物のうち、プログラム著作物の創作年月日登録の制度についての規定である。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （創作年月日の登録） ;第76条の2 # プログラムの著作物の著作者は、その著作物について創作年月日の登録を受けることができる。ただし、その著作物の創作後六月を経過した場合は、この限りでない。 # 前項の登録がされている著作物については、その登録に係る年月日において創作があつたものと推定する。 ==解説== [[w:著作物\|著作物]]のうち、プログラム著作物の創作年月日登録の制度についての規定である。 ==参照条文== *[[著作権法第78条の2]]（[[w:著作権の登録制度#プログラムの著作物の登録に関する特例\|プログラム著作物の登録制度]]） ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-10\|第10節登録]]<br> \|[[著作権法第76条]]<br>（第一発行年月日等の登録） \|[[著作権法第77条]]<br>（著作権の登録） }} {{stub}} [[category:著作権法\|076の2]]	null	2011-04-09T15:52:20Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC76%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,572	著作権法第77条	(著作権の登録) 著作権の登録は、第三者に対する対抗要件である。登録は著作権の成立要件ではない(無方式主義)。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(著作権の登録)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権の登録は、第三者に対する対抗要件である。登録は著作権の成立要件ではない(無方式主義)。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （著作権の登録） ;第77条 : 次に掲げる事項は、登録しなければ、第三者に対抗することができない。 ::一著作権の移転（相続その他の一般承継によるものを除く。次号において同じ。）若しくは信託による変更又は処分の制限 ::二著作権を目的とする質権の設定、移転、変更若しくは消滅（混同又は著作権若しくは担保する債権の消滅によるものを除く。）又は処分の制限 ==解説== [[w:著作権\|著作権]]の[[w:著作権の登録制度\|登録]]は、[[w:第三者\|第三者]]に対する[[w:対抗要件\|対抗要件]]である。登録は著作権の成立要件ではない（無方式主義）。 ==参照条文== [[著作権法第17条]] [[民法第177条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-10\|第10節登録]]<br> \|[[著作権法第76条の2]]<br>（創作年月日の登録） \|[[著作権法第78条]]<br>（登録手続等） }} {{stub}} [[category:著作権法\|077]]	null	2011-04-09T15:59:22Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC77%E6%9D%A1
15,573	著作権法第104条	(著作隣接権の登録) 準用・読替規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(著作隣接権の登録)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "準用・読替規定である。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （著作隣接権の登録） ;第104条 : [[著作権法第77条\|第77条]]及び[[著作権法第78条\|第78条]]（第2項を除く。）の規定は、著作隣接権に関する登録について準用する。この場合において、同条第1項、第3項、第7項及び第8項中「著作権登録原簿」とあるのは、「著作隣接権登録原簿」と読み替えるものとする。 ==解説== 準用・読替規定である。 ==参照条文== [[著作権法第77条]] [[著作権法第78条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-8\|第8節権利の制限、譲渡及び行使等並びに登録]]<br> \|[[著作権法第103条]]<br>（著作隣接権の譲渡、行使等） \|[[著作権法第104条の2]]<br>（私的録音録画補償金を受ける権利の行使） }} {{stub}} [[category:著作権法\|104]]	null	2011-03-05T15:36:28Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC104%E6%9D%A1
15,574	著作権法第88条	(出版権の登録) 出版権の登録は、対抗要件である。また、出版権についても登録原簿が存在する。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(出版権の登録)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "出版権の登録は、対抗要件である。また、出版権についても登録原簿が存在する。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （[[w:出版権\|出版権]]の登録） ;第88条 # 次に掲げる事項は、登録しなければ、[[w:第三者\|第三者]]に[[w:対抗要件\|対抗]]することができない。 #:一出版権の設定、移転（[[w:相続\|相続]]その他の[[w:一般承継\|一般承継]]によるものを除く。次号において同じ。）、変更若しくは消滅（[[w:混同\|混同]]又は複製権の消滅によるものを除く。）又は処分の制限 #:二出版権を目的とする[[w:質権\|質権]]の設定、移転、変更若しくは消滅（混同又は出版権若しくは担保する[[w:債権\|債権]]の消滅によるものを除く。）又は処分の制限 # [[著作権法第78条\|第78条]]（第2項を除く。）の規定は、前項の登録について[[w:準用\|準用]]する。この場合において、同条第1項、第3項、第7項及び第8項中「著作権登録原簿」とあるのは、「出版権登録原簿」と読み替えるものとする。 ==解説== 出版権の登録は、対抗要件である。また、出版権についても登録原簿が存在する。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s3\|第3章出版権]]<br> \|[[著作権法第87条]]<br>（出版権の譲渡等） \|[[著作権法第89条]]<br>（著作隣接権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|088]]	null	2011-04-09T16:19:59Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC88%E6%9D%A1
15,575	著作権法第78条	(登録手続等) 著作権登録原簿の作成や管理について、その他登録に関し必要な事項についての規定である関連する政令として、著作権法施行令がある。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(登録手続等)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権登録原簿の作成や管理について、その他登録に関し必要な事項についての規定である", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "関連する政令として、著作権法施行令がある。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （登録手続等） ;第78条 # [[著作権法第75条\|第75条]]第1項、[[著作権法第76条\|第76条]]第1項、[[著作権法第76条の2\|第76条の2]]第1項又は[[著作権法第77条\|前条]]の登録は、[[w:文化庁\|文化庁]]長官が[[w:著作権の登録制度\|著作権登録原簿]]に記載して行う。 # 文化庁長官は、第75条第1項の登録を行なつたときは、その旨を官報で告示する。 # 何人も、文化庁長官に対し、著作権登録原簿の謄本若しくは抄本若しくはその附属書類の写しの交付又は著作権登録原簿若しくはその附属書類の閲覧を請求することができる。 # 前項の請求をする者は、実費を勘案して政令で定める額の手数料を納付しなければならない。 # 前項の規定は、同項の規定により手数料を納付すべき者が国等であるときは、適用しない。 # 第一項に規定する登録に関する処分については、[[w:行政手続法\|行政手続法]]（平成5年法律第88号）第二章及び第三章の規定は、適用しない。 # 著作権登録原簿及びその附属書類については、[[w:行政機関情報公開法\|行政機関情報公開法]] の規定は、適用しない。 # 著作権登録原簿及びその附属書類に記録されている保有個人情報（[[w:行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律\|行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律]] （平成15年法律第58号）第2条第3項に規定する保有個人情報をいう。）については、同法第四章の規定は、適用しない。 # この節に規定するもののほか、第1項に規定する登録に関し必要な事項は、政令で定める。 ==解説== 著作権登録原簿の作成や管理について、その他登録に関し必要な事項についての規定である関連する[[w:政令\|政令]]として、著作権法施行令がある。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-10\|第10節登録]]<br> \|[[著作権法第77条]]<br>（著作権の登録） \|[[著作権法第78条の2]]<br>（プログラムの著作物の登録に関する特例） }} {{stub}} [[category:著作権法\|078]]	null	2011-04-09T16:06:27Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC78%E6%9D%A1
15,576	著作権法第78条の2	(プログラムの著作物の登録に関する特例) 「法律」の例として、プログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律がある。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(プログラムの著作物の登録に関する特例)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "「法律」の例として、プログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律がある。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （プログラムの著作物の登録に関する特例） ;第78条の2 : プログラムの[[w:著作物\|著作物]]に係る登録については、この節の規定によるほか、別に[[w:法律\|法律]]で定めるところによる。 ==解説== 「法律」の例として、[[w:プログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律\|プログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律]]がある。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-10\|第10節登録]]<br> \|[[著作権法第78条]]<br>（登録手続等） \|[[著作権法第79条]]<br>（出版権の設定） }} {{stub}} [[category:著作権法\|078の2]]	null	2011-04-09T16:08:51Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC78%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,578	著作権法第12条	(編集著作物) 編集著作物についての規定である。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(編集著作物)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "編集著作物についての規定である。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （編集著作物） ;第12条 # 編集物（データベースに該当するものを除く。以下同じ。）でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものは、著作物として保護する。 # 前項の規定は、同項の編集物の部分を構成する著作物の著作者の権利に影響を及ぼさない。 ==解説== [[w:編集著作物\|編集著作物]]についての規定である。 ==参照条文== [[著作権法第12条の2]] ==判例== [http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=73149&hanreiKbn=02 著作権登録抹消等請求本訴、同反訴](最高裁判例平成5年03月30日)旧著作権法(明治32年法第律第39号)第14条 ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-1\|第1節著作物]]<br> \|[[著作権法第11条]]<br>（二次的著作物） \|[[著作権法第12条の2]]<br>（データベースの著作物） }} {{stub}} [[category:著作権法\|012]]	null	2014-01-12T05:53:55Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC12%E6%9D%A1
15,579	著作権法第59条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (著作者人格権の一身専属性)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(著作者人格権の一身専属性)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （著作者人格権の一身専属性） ;第59条 : 著作者人格権は、著作者の一身に専属し、譲渡することができない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-5\|第1節著作者人格権の一身専属性等]]<br> \|[[著作権法第58条]]<br>（保護期間の特例） \|[[著作権法第60条]]<br>（著作者が存しなくなつた後における人格的利益の保護） }} {{stub}} [[category:著作権法\|059]]	null	2011-01-20T08:57:46Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC59%E6%9D%A1
15,580	著作権法第22条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (上映権) 著作権の支分権の一つ上映権について規定する。上映権は著作物を公に上映する権利をいい、著作者が専有する。ここで、上映とは、著作物を映写幕その他の物に映写することをいう。上映する著作物が映画の著作物であれば、当該著作物において固定されている音を再生することが上映に含まれる(2条1項17号)。上映といえば、通常映画の上映を思い浮かべるであろうが、条文から明らかなように映写幕に映写することに限られておらず、パソコンのディスプレイへの表示やプロジェクションマッピングの手法によるものも上映の概念に含まれる。また、著作物の種類も映画に限定されておらず、絵画や写真を含めすべての著作物に上映権が認められるようになっていると説明されている。しかし、パックマン事件(東京地方裁判所、昭和59年9月28日判決)は映画の著作物の表現方法の要件として『「影像が動きをもつて見えるという効果を生じさせること」が必須であ』るとし、平成11年改正で上映権の対象が拡大されたことを考慮しても、直接的に視覚的効果が生じない音楽の著作物の場合は上映することができず、上映権の対象とはならないと解すべきであろう。もっとも、他の著作物と結合させれば上映権の対象になりうることまで反対するものではない。また、映画を上映する場面を想像して、拡大投影する場合にのみ上映権が認められるということもない。本条違反の場合は、民事的には、差止請求権(112条)、損害賠償請求権(民法709条)、不当利得返還請求権(民法703, 704条)、名誉回復措置請求(115条)に服する。また刑事的には、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金に処され、もしくはこれらが併科される(119条1項)。両罰規定の対象でもある(124条)。なお、上映から公衆送信によるものが除かれているが(2条1項17号かっこ書)、この場合は公衆送信権(23条)で処理される。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(上映権)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "著作権の支分権の一つ上映権について規定する。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "上映権は著作物を公に上映する権利をいい、著作者が専有する。ここで、上映とは、著作物を映写幕その他の物に映写することをいう。上映する著作物が映画の著作物であれば、当該著作物において固定されている音を再生することが上映に含まれる(2条1項17号)。上映といえば、通常映画の上映を思い浮かべるであろうが、条文から明らかなように映写幕に映写することに限られておらず、パソコンのディスプレイへの表示やプロジェクションマッピングの手法によるものも上映の概念に含まれる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "また、著作物の種類も映画に限定されておらず、絵画や写真を含めすべての著作物に上映権が認められるようになっていると説明されている。しかし、パックマン事件(東京地方裁判所、昭和59年9月28日判決)は映画の著作物の表現方法の要件として『「影像が動きをもつて見えるという効果を生じさせること」が必須であ』るとし、平成11年改正で上映権の対象が拡大されたことを考慮しても、直接的に視覚的効果が生じない音楽の著作物の場合は上映することができず、上映権の対象とはならないと解すべきであろう。もっとも、他の著作物と結合させれば上映権の対象になりうることまで反対するものではない。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "また、映画を上映する場面を想像して、拡大投影する場合にのみ上映権が認められるということもない。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "本条違反の場合は、民事的には、差止請求権(112条)、損害賠償請求権(民法709条)、不当利得返還請求権(民法703, 704条)、名誉回復措置請求(115条)に服する。また刑事的には、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金に処され、もしくはこれらが併科される(119条1項)。両罰規定の対象でもある(124条)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "なお、上映から公衆送信によるものが除かれているが(2条1項17号かっこ書)、この場合は公衆送信権(23条)で処理される。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] == 条文 == （上映権） ; 第22条の2 : 著作者は、その著作物を公に上映する権利を専有する。 == 解説 == 著作権の支分権の一つ上映権について規定する。 [[File:Ajuntament - projeccions a la façana P1160610.JPG\|thumb\|300px\|プロジェクションマッピングの例。建物の外壁に映写されている。]] 上映権は[[著作権法第2条\|著作物]]を公に上映する権利をいい、[[著作権法第2条\|著作者]]が専有する。ここで、上映とは、著作物を[[w:スクリーン\|映写幕]]その他の物に映写することをいう。上映する著作物が映画の著作物であれば、当該著作物において固定されている音を再生することが上映に含まれる（[[著作権法第2条\|2条]]1項17号）。上映といえば、通常映画の上映を思い浮かべるであろうが、条文から明らかなように映写幕に映写することに限られておらず、[[w:パーソナルコンピュータ\|パソコン]]のディスプレイへの表示や[[w:プロジェクションマッピング\|プロジェクションマッピング]]の手法によるものも上映の概念に含まれる。また、著作物の種類も映画に限定されておらず<ref>平成11年改正前は[[著作権法第26条\|26条]]で頒布権と共に規定されており、映画の著作物（[[著作権法第2条\|2条]]3項）にのみ上映権が認められていた。しかし、映画以外の著作物についても容易に上映の形式により著作物を利用できるようになったことから、上映権を映画以外の著作物についても及ぼすこととした。この点、[http://www.cric.or.jp/db/report/h10_12_2/h10_12_2_main.html 著作権審議会第1小委員会審議のまとめ]の「２「公衆への伝達権」について」も参照されたい。</ref>、[[w:絵画\|絵画]]や[[著作権法第2条\|写真]]を含めすべての著作物に上映権が認められるようになっていると説明されている。しかし、[[w:パックマン#その後の歴史\|パックマン事件]]（東京地方裁判所、昭和59年9月28日判決）は映画の著作物の表現方法の要件として『「影像が動きをもつて見えるという効果を生じさせること」が必須であ』<!--判決文の抜粋であり同一性保持権も及ばないのかもしれないが「つ」はそのままとした-->るとし、平成11年改正で上映権の対象が拡大されたことを考慮しても、直接的に視覚的効果が生じない音楽の著作物の場合は上映することができず、上映権の対象とはならないと解すべきであろう。もっとも、他の著作物と結合させれば上映権の対象になりうることまで反対するものではない。また、映画を上映する場面を想像して、拡大投影する場合にのみ上映権が認められるということもない。本条違反の場合は、民事的には、差止請求権（[[著作権法第112条\|112条]]）、損害賠償請求権（[[民法第709条\|民法709条]]）、不当利得返還請求権（[[民法第703条\|民法703]], [[民法第704条\|704条]]）、名誉回復措置請求（[[著作権法第115条\|115条]]）に服する。また刑事的には、10年以下の[[刑法第12条\|懲役]]または1000万円以下の[[刑法第15条\|罰金]]に処され、もしくはこれらが併科される（[[著作権法第119条\|119条]]1項）。両罰規定の対象でもある（[[著作権法第124条\|124条]]）。なお、上映から[[著作権法第2条\|公衆送信]]によるものが除かれているが（2条1項17号かっこ書）、この場合は公衆送信権（[[著作権法第23条\|23条]]）で処理される。<br style="clear:both;" /> == 参照条文 == * [[w:著作権に関する世界知的所有権機関条約\|著作権に関する世界知的所有権機関条約]]第8条 == 脚注 == <references /> == 判例 == *[http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=52293 著作権侵害差止等請求事件] (最高裁判例平成13年3月2日) [[著作権法第22条]]，著作権法第7章権利侵害，[[民法第709条]]，[[民法第719条]]<!--カラオケリース事件--> ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]] \|[[著作権法第22条]]<br>（上演権及び演奏権） \|[[著作権法第23条]]<br>（公衆送信権等） }} {{stub}} [[category:著作権法\|022の2]]	null	2016-01-30T05:42:42Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC22%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,581	著作権法第27条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (翻訳権、翻案権等)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(翻訳権、翻案権等)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （翻訳権、翻案権等） ;第27条 : 著作者は、その著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案する権利を専有する。 ==解説== ;翻案 :既存の著作物に依拠し、かつ、その表現上の本質的な特徴の同一性を維持しつつ、具体的表現に修正、増減、変更等を加えて、新たに思想又は感情を創作的に表現することにより、これに接する者が既存の著作物の表現上の本質的な特徴を直接感得することのできる別の著作物を創作する行為（[[#江差追分事件\|最判平成13年06月28日]]） ==参照条文== ==判例== #<span id="江差追分事件"/>[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=52267&hanreiKbn=02 損害賠償等請求事件]([[w:江差追分事件\|江差追分事件]] 最高裁判決平成13年06月28日)[[著作権法第2条]]1項1号,著作権法第7章権利侵害 ##'''言語の著作物の翻案の意義''' ##:言語の著作物の翻案とは、既存の著作物に依拠し、かつ、その表現上の本質的な特徴の同一性を維持しつつ、具体的表現に修正、増減、変更等を加えて、新たに思想又は感情を創作的に表現することにより、これに接する者が既存の著作物の表現上の本質的な特徴を直接感得することのできる別の著作物を創作する行為をいう。 ##'''表現それ自体でない部分又は表現上の創作性がない部分において既存の言語の著作物との同一性を有する著作物を創作する行為と翻案''' ##:思想、感情若しくはアイデア、事実若しくは事件など表現それ自体でない部分又は表現上の創作性がない部分において既存の言語の著作物と同一性を有するにすぎない著作物を創作する行為は、既存の著作物の翻案に当たらない。 ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s2\|第2章著作者の権利]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3\|第3節権利の内容]]<br> [[コンメンタール著作権法#s2-3-3\|第3款著作権に含まれる権利の種類]]<br> \|[[著作権法第26条の3]]<br>（貸与権） \|[[著作権法第28条]]<br>（二次的著作物の利用に関する原著作者の権利） }} {{stub\|law}} [[category:著作権法\|027]]	2011-01-20T09:21:08Z	2023-07-29T23:55:08Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC27%E6%9D%A1
15,582	著作権法第3条	(著作物の発行)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(著作物の発行)", "title": "条文" } ]	法学＞知的財産権法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[知的財産権法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （著作物の発行） ;第3条 # 著作物は、その性質に応じ公衆の要求を満たすことができる相当程度の部数の複製物が、[[著作権法第21条\|第21条]]に規定する権利を有する者又はその許諾（[[著作権法第63条\|第63条第]]1項の規定による利用の許諾をいう。[[著作権法第4条の2\|第4条の2]]及び第63条を除き、以下この章及び次章において同じ。）を得た者若しくは[[著作権法第79条\|第79条]]の出版権の設定を受けた者によつて作成され、頒布された場合（[[著作権法第26条\|第26条]]、[[著作権法第26条の2\|第26条の2]]第1項又は[[著作権法第26条の3\|第26条の3]]に規定する権利を有する者の権利を害しない場合に限る。）において、発行されたものとする。 # 二次的著作物である翻訳物の前項に規定する部数の複製物が[[著作権法第28条\|第28条]]の規定により[[著作権法第21条\|第21条]]に規定する権利と同一の権利を有する者又はその許諾を得た者によつて作成され、頒布された場合（[[著作権法第28条\|第28条]]の規定により[[著作権法第26条\|第26条]]、[[著作権法第26条の2\|第26条の2]]第1項又は第26条の3に規定する権利と同一の権利を有する者の権利を害しない場合に限る。）には、その原著作物は、発行されたものとみなす。 # 著作物がこの法律による保護を受けるとしたならば前二項の権利を有すべき者又はその者からその著作物の利用の承諾を得た者は、それぞれ前二項の権利を有する者又はその許諾を得た者とみなして、前二項の規定を適用する。 ==解説== {{stub}} ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s1\|第1章総則]]<br> [[コンメンタール著作権法#s1-1\|第1節通則]]<br> \|[[著作権法第2条]]<br>（定義） \|[[著作権法第4条]]<br>（著作物の公表） }} [[category:著作権法\|003]]	null	2011-04-17T22:13:38Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC3%E6%9D%A1
15,583	著作権法第7条	(保護を受ける実演) 著作権法の保護を受ける実演の範囲について規定している。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(保護を受ける実演)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権法の保護を受ける実演の範囲について規定している。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （保護を受ける実演） ;第7条 : 実演は、次の各号のいずれかに該当するものに限り、この法律による保護を受ける。 ::一国内において行なわれる実演 ::二 [[著作権法第8条\|次条]]第一号又は第二号に掲げるレコードに固定された実演 ::三 [[著作権法第9条\|第9条]]第一号又は第二号に掲げる放送において送信される実演（実演家の承諾を得て送信前に録音され、又は録画されているものを除く。） ::四 [[著作権法第9条の2\|第9条の2]]各号に掲げる有線放送において送信される実演（実演家の承諾を得て送信前に録音され、又は録画されているものを除く。） ::五前各号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げる実演 :::イ　実演家、レコード製作者及び放送機関の保護に関する国際条約（以下「実演家等保護条約」という。）の締約国において行われる実演 :::ロ　次条第三号に掲げるレコードに固定された実演 :::ハ　第9条第三号に掲げる放送において送信される実演（実演家の承諾を得て送信前に録音され、又は録画されているものを除く。） ::六前各号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げる実演 :::イ　実演及びレコードに関する世界知的所有権機関条約（以下「実演・レコード条約」という。）の締約国において行われる実演 :::ロ　次条第四号に掲げるレコードに固定された実演 ::七前各号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げる実演 :::イ　世界貿易機関の加盟国において行われる実演 :::ロ　次条第五号に掲げるレコードに固定された実演 :::ハ　第9条第四号に掲げる放送において送信される実演（実演家の承諾を得て送信前に録音され、又は録画されているものを除く。） ==解説== 著作権法の保護を受ける実演の範囲について規定している。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s1\|第1章総則]]<br> [[コンメンタール著作権法#s1-2\|第2節適用範囲]]<br> \|[[著作権法第6条]]<br>（保護を受ける著作物） \|[[著作権法第8条]]<br>（保護を受けるレコード） }} {{stub}} [[category:著作権法\|007]]	null	2011-04-17T21:16:32Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC7%E6%9D%A1
15,584	著作権法第89条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (著作隣接権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(著作隣接権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （著作隣接権） ;第89条 # 実演家は、[[著作権法第90条の2\|第90条の2]]第1項及び[[著作権法第90条の3\|第90条の3]]第1項に規定する権利（以下「実演家人格権」という。）並びに[[著作権法第91条\|第91条]]第1項、[[著作権法第92条\|第92条]]第1項、[[著作権法第92条の2\|第92条の2]]第1項、[[著作権法第95条の2\|第95条の2]]第1項及び[[著作権法第95条の3\|第95条の3]]第1項に規定する権利並びに[[著作権法第94条の2\|第94条の2]]及び第95条の3第3項に規定する報酬並びに[[著作権法第95条\|第95条]]第1項に規定する二次使用料を受ける権利を享有する。 # レコード製作者は、[[著作権法第96条\|第96条]]、[[著作権法第96条の2\|第96条の2]]、[[著作権法第97条の2\|第97条の2]]第1項及び[[著作権法第97条の3\|第97条の3]]第1項に規定する権利並びに[[著作権法第97条\|第97条]]第1項に規定する二次使用料及び第97条の3第3項に規定する報酬を受ける権利を享有する。 # 放送事業者は、[[著作権法第98条\|第98条]]から[[著作権法第100条\|第100条]]までに規定する権利を享有する。 # 有線放送事業者は、[[著作権法第100条の2\|第100条の2]]から[[著作権法第100条の5\|第100条の5]]までに規定する権利を享有する。 # 前各項の権利の享有には、いかなる方式の履行をも要しない。 # 第1項から第4項までの権利（実演家人格権並びに第1項及び第2項の報酬及び二次使用料を受ける権利を除く。）は、著作隣接権という。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-1\|第1節総則]]<br> \|[[著作権法第88条]]<br>（出版権の登録） \|[[著作権法第90条]]<br>（著作者の権利と著作隣接権との関係） }} {{stub}} [[category:著作権法\|089]]	null	2011-01-20T10:34:02Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC89%E6%9D%A1
15,585	著作権法第90条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (氏名表示権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(氏名表示権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （氏名表示権） ;第90条の2 # 実演家は、その実演の公衆への提供又は提示に際し、その氏名若しくはその芸名その他氏名に代えて用いられるものを実演家名として表示し、又は実演家名を表示しないこととする権利を有する。 # 実演を利用する者は、その実演家の別段の意思表示がない限り、その実演につき既に実演家が表示しているところに従つて実演家名を表示することができる。 # 実演家名の表示は、実演の利用の目的及び態様に照らし実演家がその実演の実演家であることを主張する利益を害するおそれがないと認められるとき又は公正な慣行に反しないと認められるときは、省略することができる。 # 第1項の規定は、次の各号のいずれかに該当するときは、適用しない。 #:一行政機関情報公開法、独立行政法人等情報公開法又は情報公開条例の規定により行政機関の長、独立行政法人等又は地方公共団体の機関若しくは地方独立行政法人が実演を公衆に提供し、又は提示する場合において、当該実演につき既にその実演家が表示しているところに従つて実演家名を表示するとき。 #:二行政機関情報公開法第六条第二項の規定、独立行政法人等情報公開法第六条第二項の規定又は情報公開条例の規定で行政機関情報公開法第六条第二項の規定に相当するものにより行政機関の長、独立行政法人等又は地方公共団体の機関若しくは地方独立行政法人が実演を公衆に提供し、又は提示する場合において、当該実演の実演家名の表示を省略することとなるとき。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第90条]]<br>（著作者の権利と著作隣接権との関係） \|[[著作権法第90条の3]]<br>（同一性保持権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|090の2]]	null	2011-01-20T10:44:21Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC90%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,586	著作権法第90条の3	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (同一性保持権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(同一性保持権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （同一性保持権） ;第90条の3 # 実演家は、その実演の同一性を保持する権利を有し、自己の名誉又は声望を害するその実演の変更、切除その他の改変を受けないものとする。 # 前項の規定は、実演の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変又は公正な慣行に反しないと認められる改変については、適用しない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第90条の2]]<br>（氏名表示権） \|[[著作権法第91条]]<br>（録音権及び録画権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|090の3]]	null	2011-01-20T10:48:15Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC90%E6%9D%A1%E3%81%AE3
15,587	著作権法第95条の3	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (貸与権等)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(貸与権等)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （貸与権等） ;第95条の3 # 実演家は、その実演をそれが録音されている商業用レコードの貸与により公衆に提供する権利を専有する。 # 前項の規定は、最初に販売された日から起算して一月以上十二月を超えない範囲内において政令で定める期間を経過した商業用レコード（複製されているレコードのすべてが当該商業用レコードと同一であるものを含む。以下「期間経過商業用レコード」という。）の貸与による場合には、適用しない。 # 商業用レコードの公衆への貸与を営業として行う者（以下「貸レコード業者」という。）は、期間経過商業用レコードの貸与により実演を公衆に提供した場合には、当該実演（著作隣接権の存続期間内のものに限る。）に係る実演家に相当な額の報酬を支払わなければならない。 # [[著作権法第95条\|第95条]]第5項から第14項までの規定は、前項の報酬を受ける権利について準用する。この場合において、同条第十項中「放送事業者等」とあり、及び同条第12項中「第95条第1項の放送事業者等」とあるのは、「第95条の3第3項の貸レコード業者」と読み替えるものとする。 # 第1項に規定する権利を有する者の許諾に係る使用料を受ける権利は、前項において準用する第95条第5項の団体によつて行使することができる。 # 第95条第7項から第14項までの規定は、前項の場合について準用する。この場合においては、第4項後段の規定を準用する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第95条の2]]<br>（譲渡権） \|[[著作権法第96条]]<br>（複製権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|095の3]]	null	2011-01-20T11:00:37Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC95%E6%9D%A1%E3%81%AE3
15,588	著作権法第94条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (放送される実演の有線放送)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(放送される実演の有線放送)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （放送される実演の有線放送） ;第94条の2 : 有線放送事業者は、放送される実演を有線放送した場合（営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金（いずれの名義をもつてするかを問わず、実演の提示につき受ける対価をいう。[[著作権法第94条\|次条]]第1項において同じ。）を受けない場合を除く。）には、当該実演（著作隣接権の存続期間内のものに限り、[[著作権法第92条\|第92条]]第2項第二号に掲げるものを除く。）に係る実演家に相当な額の報酬を支払わなければならない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-2\|第2節実演家の権利]]<br> \|[[著作権法第94条]]<br>（放送のための固定物等による放送） \|[[著作権法第94条の3]]<br>（商業用レコードに録音されている実演の放送同時配信等） }} {{stub}} [[category:著作権法\|094の2]]	null	2022-03-26T07:13:21Z	[ "テンプレート:Stub", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC94%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,589	著作権法第96条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (複製権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(複製権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （複製権） ;第96条 : レコード製作者は、そのレコードを複製する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-6\|第6節レコード製作者の権利]]<br> \|[[著作権法第95条の3]]<br>（貸与権等） \|[[著作権法第96条の2]]<br>（送信可能化権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|096]]	null	2011-01-20T21:17:13Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC96%E6%9D%A1
15,590	著作権法第96条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (送信可能化権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(送信可能化権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （送信可能化権） ;第96条の2 : レコード製作者は、そのレコードを送信可能化する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-6\|第6節レコード製作者の権利]]<br> \|[[著作権法第96条]]<br>（複製権） \|[[著作権法第97条]]<br>（商業用レコードの2次使用） }} {{stub}} [[category:著作権法\|096の2]]	null	2011-01-20T21:20:45Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC96%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,591	著作権法第97条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (譲渡権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(譲渡権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （譲渡権） ;第97条の2 # レコード製作者は、そのレコードをその複製物の譲渡により公衆に提供する権利を専有する。 # 前項の規定は、レコードの複製物で次の各号のいずれかに該当するものの譲渡による場合には、適用しない。 #:一前項に規定する権利を有する者又はその許諾を得た者により公衆に譲渡されたレコードの複製物 #:二 [[著作権法第103条\|第103条]]において準用する[[著作権法第67条\|第67条]]第1項の規定による裁定を受けて公衆に譲渡されたレコードの複製物 #:三第103条において準用する[[著作権法第67条の2\|第67条の2]]第1項の規定の適用を受けて公衆に譲渡されたレコードの複製物 #:四前項に規定する権利を有する者又はその承諾を得た者により特定かつ少数の者に譲渡されたレコードの複製物 #:五国外において、前項に規定する権利に相当する権利を害することなく、又は同項に規定する権利に相当する権利を有する者若しくはその承諾を得た者により譲渡されたレコードの複製物 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-3\|第3節レコード製作者の権利]]<br> \|[[著作権法第97条]]<br>（商業用レコードの2次使用） \|[[著作権法第97条の3]]<br>（貸与権等） }} {{stub}} [[category:著作権法\|097の2]]	null	2011-01-20T22:07:05Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC97%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,592	著作権法第97条の3	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (貸与権等)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(貸与権等)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （貸与権等） ;第97条の3 # レコード製作者は、そのレコードをそれが複製されている商業用レコードの貸与により公衆に提供する権利を専有する。 # 前項の規定は、期間経過商業用レコードの貸与による場合には、適用しない。 # 貸レコード業者は、期間経過商業用レコードの貸与によりレコードを公衆に提供した場合には、当該レコード（著作隣接権の存続期間内のものに限る。）に係るレコード製作者に相当な額の報酬を支払わなければならない。 # [[著作権法第97条\|第97条]]第3項の規定は、前項の報酬を受ける権利の行使について準用する。 # [[著作権法第95条\|第95条]]第6項から第14項までの規定は、第3項の報酬及び前項において準用する第97条第3項に規定する団体について準用する。この場合においては、[[著作権法第95条の3\|第95条の3]]第4項後段の規定を準用する。 # 第1項に規定する権利を有する者の許諾に係る使用料を受ける権利は、第4項において準用する第97条第3項の団体によつて行使することができる。 # 第5項の規定は、前項の場合について準用する。この場合において、第5項中「第95条第6項」とあるのは、「第95条第7項」と読み替えるものとする。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-3\|第3節レコード製作者の権利]]<br> \|[[著作権法第97条の2]]<br>（譲渡権） \|[[著作権法第98条]]<br>（複製権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|097の3]]	null	2011-01-20T22:15:51Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC97%E6%9D%A1%E3%81%AE3
15,593	著作権法第97条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (商業用レコードの二次使用)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(商業用レコードの二次使用)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （商業用レコードの二次使用） ;第97条 # 放送事業者等は、商業用レコードを用いた放送又は有線放送を行つた場合（営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金（いずれの名義をもつてするかを問わず、レコードに係る音の提示につき受ける対価をいう。）を受けずに、当該放送を受信して同時に有線放送を行つた場合を除く。）には、そのレコード（[[著作権法第8条\|第8条]]第一号から第四号までに掲げるレコードで著作隣接権の存続期間内のものに限る。）に係るレコード製作者に二次使用料を支払わなければならない。 # [[著作権法第95条\|第95条]]第2項及び第4項の規定は、前項に規定するレコード製作者について準用し、同条第3項の規定は、前項の規定により保護を受ける期間について準用する。この場合において、同条第2項から第4項までの規定中「国民をレコード製作者とするレコードに固定されている実演に係る実演家」とあるのは「国民であるレコード製作者」と、同条第3項中「実演家が保護を受ける期間」とあるのは「レコード製作者が保護を受ける期間」と読み替えるものとする。 # 第1項の二次使用料を受ける権利は、国内において商業用レコードの製作を業とする者の相当数を構成員とする団体（その連合体を含む。）でその同意を得て文化庁長官が指定するものがあるときは、当該団体によつてのみ行使することができる。 # 第95条第6項から第14項までの規定は、第1項の二次使用料及び前項の団体について準用する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-3\|第3節レコード製作者の権利]]<br> \|[[著作権法第96条の2]]<br>（送信可能化権） \|[[著作権法第97条の2]]<br>（譲渡権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|097]]	null	2022-03-25T11:56:43Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC97%E6%9D%A1
15,594	著作権法第9条	(保護を受ける放送) 著作権法の保護を受ける「放送」の範囲について規定している。「放送」そのものの定義については、著作権法第2条を参照。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(保護を受ける放送)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権法の保護を受ける「放送」の範囲について規定している。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "「放送」そのものの定義については、著作権法第2条を参照。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （保護を受ける放送） ;第9条 : 放送は、次の各号のいずれかに該当するものに限り、この法律による保護を受ける。 ::一日本国民である放送事業者の放送 ::二国内にある放送設備から行なわれる放送 ::三前二号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げる放送 :::イ　実演家等保護条約の締約国の国民である放送事業者の放送 :::ロ　実演家等保護条約の締約国にある放送設備から行われる放送 ::四前三号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げる放送 :::イ　世界貿易機関の加盟国の国民である放送事業者の放送 :::ロ　世界貿易機関の加盟国にある放送設備から行われる放送 ==解説== 著作権法の保護を受ける「放送」の範囲について規定している。「放送」そのものの定義については、[[著作権法第2条]]を参照。 ==参照条文== *[[著作権法第2条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s1\|第1章総則]]<br> [[コンメンタール著作権法#s1-2\|第2節適用範囲]]<br> \|[[著作権法第8条]]<br>（保護を受けるレコード） \|[[著作権法第9条の2]]<br>（保護を受ける有線放送） }} {{stub}} [[category:著作権法\|009]]	null	2011-04-17T21:28:43Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1
15,595	著作権法第8条	(保護を受けるレコード) 著作権法の保護を受ける「レコード」の範囲について規定している。条約により保護の対象が広範囲に拡張されている。「レコード」や「レコード製作者」の定義については、著作権法第2条の各号を参照。太字文	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(保護を受けるレコード)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権法の保護を受ける「レコード」の範囲について規定している。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "条約により保護の対象が広範囲に拡張されている。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "「レコード」や「レコード製作者」の定義については、著作権法第2条の各号を参照。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "太字文", "title": "参照条文" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （保護を受けるレコード） ;第8条 : レコードは、次の各号のいずれかに該当するものに限り、この法律による保護を受ける。 ::一日本国民をレコード製作者とするレコード ::二レコードでこれに固定されている音が最初に国内において固定されたもの ::三前二号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げるレコード :::イ　実演家等保護条約の締約国の国民（当該締約国の法令に基づいて設立された法人及び当該締約国に主たる事務所を有する法人を含む。以下同じ。）をレコード製作者とするレコード :::ロ　レコードでこれに固定されている音が最初に実演家等保護条約の締約国において固定されたもの ::四前三号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げるレコード :::イ　実演・レコード条約の締約国の国民（当該締約国の法令に基づいて設立された法人及び当該締約国に主たる事務所を有する法人を含む。以下同じ。）をレコード製作者とするレコード :::ロ　レコードでこれに固定されている音が最初に実演・レコード条約の締約国において固定されたもの ::五前各号に掲げるもののほか、次のいずれかに掲げるレコード :::イ　世界貿易機関の加盟国の国民（当該加盟国の法令に基づいて設立された法人及び当該加盟国に主たる事務所を有する法人を含む。以下同じ。）をレコード製作者とするレコード :::ロ　レコードでこれに固定されている音が最初に世界貿易機関の加盟国において固定されたもの ::六　前各号に掲げるもののほか、許諾を得ないレコードの複製からのレコード製作者の保護に関する条約（第121条の二第二号において「レコード保護条約」という。）により我が国が保護の義務を負うレコード ==解説== 著作権法の保護を受ける「レコード」の範囲について規定している。条約により保護の対象が広範囲に拡張されている。「レコード」や「レコード製作者」の定義については、[[著作権法第2条]]の各号を参照。 ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s1\|第1章総則]]<br> [[コンメンタール著作権法#s1-2\|第2節適用範囲]]<br> \|[[著作権法第7条]]<br>（保護を受ける実演） \|[[著作権法第9条]]<br>（保護を受ける放送） }} {{stub}} [[category:著作権法\|008]] '''太字文'''	null	2011-04-17T21:23:10Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC8%E6%9D%A1
15,596	著作権法第99条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (再放送権及び有線放送権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(再放送権及び有線放送権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （再放送権及び有線放送権） ;第99条 # 放送事業者は、その放送を受信してこれを再放送し、又は有線放送する権利を専有する。 # 前項の規定は、放送を受信して有線放送を行なう者が法令の規定により行なわなければならない有線放送については、適用しない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-4\|第4節放送事業者の権利]]<br> \|[[著作権法第98条]]<br>（複製権） \|[[著作権法第99条の2]]<br>（送信可能化権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|099]]	null	2011-01-20T22:51:56Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC99%E6%9D%A1
15,598	著作権法第99条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (送信可能化権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(送信可能化権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （送信可能化権） ;第99条の2 : 放送事業者は、その放送又はこれを受信して行う有線放送を受信して、その放送を送信可能化する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-4\|第4節放送事業者の権利]]<br> \|[[著作権法第99条]]<br>（再放送権及び有線放送権） \|[[著作権法第100条]]<br>（テレビジョン放送の伝達権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|099の2]]	null	2011-01-20T22:54:44Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC99%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,599	著作権法第100条	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (テレビジョン放送の伝達権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(テレビジョン放送の伝達権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （テレビジョン放送の伝達権） ;第100条 : 放送事業者は、そのテレビジョン放送又はこれを受信して行なう有線放送を受信して、影像を拡大する特別の装置を用いてその放送を公に伝達する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-4\|第4節放送事業者の権利]]<br> \|[[著作権法第99条の2]]<br>（送信可能化権） \|[[著作権法第100条の2]]<br>（複製権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|100]]	null	2011-01-20T22:57:30Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC100%E6%9D%A1
15,600	自然公園法第23条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第23条本条で規定する利用調整地区は、法改正により2003年から導入されたもので、環境大臣(国立公園)、都道府県知事(国定公園)が、公園計画に基づいて特別地域又は海域公園地区内に指定することができるものである(第1項)。指定は、第5条準用により、官報等の公示により効力が発生する(第2項)。第3項は、立入の禁止、その例外に関する規定である。第3項への違反には罰則がある(第83条)。自然環境保全法第19条には立入制限地区に関する規定がある一方で、本法は「利用の増進」も目的にある(第1条)。「当該公園の風致又は景観の維持とその適正な利用を図るため、特に必要があるとき」という条件で指定できるものである。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第23条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本条で規定する利用調整地区は、法改正により2003年から導入されたもので、環境大臣(国立公園)、都道府県知事(国定公園)が、公園計画に基づいて特別地域又は海域公園地区内に指定することができるものである(第1項)。指定は、第5条準用により、官報等の公示により効力が発生する(第2項)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "第3項は、立入の禁止、その例外に関する規定である。第3項への違反には罰則がある(第83条)。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "自然環境保全法第19条には立入制限地区に関する規定がある一方で、本法は「利用の増進」も目的にある(第1条)。「当該公園の風致又は景観の維持とその適正な利用を図るため、特に必要があるとき」という条件で指定できるものである。", "title": "解説" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] ==条文== ;（利用調整地区）第23条 # [[w:環境大臣\|環境大臣]]は国立公園について、都道府県知事は国定公園について、当該公園の風致又は景観の維持とその適正な利用を図るため、特に必要があるときは、公園計画に基づいて、特別地域又は海域公園地区内に利用調整地区を指定することができる。 {{自然公園法第5条第3項、第4項準用\|利用調整地区}} # 何人も、環境大臣が定める期間内は、次条第一項又は第七項の認定を受けてする立入りに該当する場合を除き、利用調整地区の区域内に立ち入つてはならない。ただし、次の各号に掲げる場合は、この限りでない。 #:一 [[自然公園法第20条\|第二十条]]第三項、[[自然公園法第21条\|第二十一条]]第三項若しくは前条第三項の許可を受けた行為（[[自然公園法第68条\|第六十八条]]第一項後段の規定による協議に係る行為を含む。）又は第二十条第六項後段若しくは第八項、第二十一条第六項後段若しくは前条第六項後段の届出をした行為（第六十八条第三項の規定による通知に係る行為を含む。）を行うために立ち入る場合 #:二非常災害のために必要な応急措置を行うために立ち入る場合 #:三公園事業を執行するために立ち入る場合 #:四 [[自然公園法第20条\|認定生態系維持回復事業等]]を行うために立ち入る場合 #:五 [[自然公園法第43条\|第四十三条]]第一項の規定により締結された風景地保護協定に基づいて同項第一号の風景地保護協定区域内で行う行為であつて、同項第二号又は第三号に掲げる事項に従つて行うものを行うために立ち入る場合 #:六通常の管理行為、軽易な行為その他の行為であつて、環境省令で定めるものを行うために立ち入る場合 #:七前各号に掲げるもののほか、環境大臣又は都道府県知事がやむを得ない事由があると認めて許可した場合 == 解説 == 本条で規定する利用調整地区は、法改正により2003年から導入されたもので<ref>『[http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2684 EICネット環境用語集]』（掲載されている条文の番号は、その後平成21年法律第47号による改正で変更されている）吉野熊野国立公園の西大台地区に全国初の利用調整地区が設置されている。</ref>、環境大臣（国立公園）、都道府県知事（国定公園）が、公園計画に基づいて特別地域又は海域公園地区内に指定することができるものである（第1項）。指定は、第5条準用により、官報等の公示により効力が発生する（第2項）。第3項は、立入の禁止、その例外に関する規定である。第3項への違反には罰則がある（{{自然公園法条\|83}}）。 [[自然環境保全法第19条]]には立入制限地区に関する規定がある一方で、本法は「利用の増進」も目的にある（{{自然公園法条\|1}}）。「当該公園の風致又は景観の維持とその適正な利用を図るため、特に必要があるとき」という条件で指定できるものである。 == 脚注 == <references/> == 参照条文 == * [[自然公園法第20条]]（特別地域） * [[自然公園法第33条]]（普通地域） * [[自然環境保全法第19条]]（立入制限地区） ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#23\|第2章　国立公園及び国定公園]]<br> [[コンメンタール自然公園法#4\|第四節　保護及び利用]]<br> \|[[自然公園法第22条]]<br>(海域公園地区) \|[[自然公園法第24条]]<br>(立入りの認定) }} {{stub}} [[category:自然公園法\|23]]	null	2011-01-20T22:58:22Z	[ "テンプレート:自然公園法第5条第3項、第4項準用", "テンプレート:自然公園法条", "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC23%E6%9D%A1
15,601	著作権法第9条の2	(保護を受ける有線放送) 著作権法上の保護を受ける「有線放送」の範囲を定めた規定である。「有線放送」そのものの定義については、著作権法第2条を参照。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(保護を受ける有線放送)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著作権法上の保護を受ける「有線放送」の範囲を定めた規定である。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "「有線放送」そのものの定義については、著作権法第2条を参照。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （保護を受ける有線放送） ;第9条の2 : 有線放送は、次の各号のいずれかに該当するものに限り、この法律による保護を受ける。 ::一日本国民である有線放送事業者の有線放送（放送を受信して行うものを除く。次号において同じ。） ::二国内にある有線放送設備から行われる有線放送 ==解説== 著作権法上の保護を受ける「有線放送」の範囲を定めた規定である。「有線放送」そのものの定義については、[[著作権法第2条]]を参照。 ==参照条文== *[[著作権法第2条]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s1\|第1章総則]]<br> [[コンメンタール著作権法#s1-2\|第2節適用範囲]]<br> \|[[著作権法第9条]]<br>（保護を受ける放送） \|[[著作権法第10条]]<br>（著作物の例示） }} {{stub}} [[category:著作権法\|009の2]]	null	2011-04-17T21:33:31Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,602	著作権法第100条の2	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (複製権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(複製権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （複製権） ;第100条の2 : 有線放送事業者は、その有線放送を受信して、その有線放送に係る音又は影像を録音し、録画し、又は写真その他これに類似する方法により複製する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-5\|第5節有線放送事業者の権利]]<br> \|[[著作権法第100条]]<br>（テレビジョン放送の伝達権） \|[[著作権法第100条の3]]<br>（放送権及び再有線放送権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|100の2]]	null	2011-01-20T23:26:41Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC100%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,603	著作権法第100条の3	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (放送権及び再有線放送権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(放送権及び再有線放送権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （放送権及び再有線放送権） ;第100条の3 : 有線放送事業者は、その有線放送を受信してこれを放送し、又は再有線放送する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-5\|第5節有線放送事業者の権利]]<br> \|[[著作権法第100条の2]]<br>（複製権） \|[[著作権法第100条の4]]<br>（送信可能化権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|100の3]]	null	2011-01-20T23:29:39Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC100%E6%9D%A1%E3%81%AE3
15,604	著作権法第100条の4	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (送信可能化権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(送信可能化権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （送信可能化権） ;第100条の4 : 有線放送事業者は、その有線放送を受信してこれを送信可能化する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-5\|第5節有線放送事業者の権利]]<br> \|[[著作権法第100条の3]]<br>（放送権及び再有線放送権） \|[[著作権法第100条の5]]<br>（有線テレビジョン放送の伝達権） }} {{stub}} [[category:著作権法\|100の4]]	null	2011-01-20T23:31:48Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC100%E6%9D%A1%E3%81%AE4
15,605	著作権法第100条の5	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (有線テレビジョン放送の伝達権)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(有線テレビジョン放送の伝達権)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （有線テレビジョン放送の伝達権） ;第100条の5 : 有線放送事業者は、その有線テレビジョン放送を受信して、影像を拡大する特別の装置を用いてその有線放送を公に伝達する権利を専有する。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-5\|第5節有線放送事業者の権利]]<br> \|[[著作権法第100条の4]]<br>（送信可能化権） \|[[著作権法第101条]]<br>（実演、レコード、放送又は有線放送の保護期間） }} {{stub}} [[category:著作権法\|100の5]]	null	2011-01-20T23:34:36Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC100%E6%9D%A1%E3%81%AE5
15,606	著作権法第101条の2	(実演家人格権の一身専属性) 実演家にも実演家人格権(氏名表示権、同一性保持権)が認められるが、この権利は他者に譲渡することができない。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(実演家人格権の一身専属性)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "実演家にも実演家人格権(氏名表示権、同一性保持権)が認められるが、この権利は他者に譲渡することができない。", "title": "解説" } ]	法学＞民事法＞著作権法＞コンメンタール著作権法法学＞コンメンタール＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[著作権法]]＞[[コンメンタール著作権法]] [[法学]]＞[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （実演家人格権の一身専属性） ;第101条の2 : [[w:実演家\|実演家]][[w:人格権\|人格権]]は、実演家の一身に専属し、譲渡することができない。 ==解説== 実演家にも[[w:著作者人格権\|実演家人格権]]（氏名表示権、同一性保持権）が認められるが、この権利は他者に譲渡することができない。 ==参照条文== [[著作権法第90条の2]] [[著作権法第90条の3]] ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-7\|第7節実演家人格権の一身専属性等]]<br> \|[[著作権法第101条]]<br>（実演、レコード、放送又は有線放送の保護期間） \|[[著作権法第101条の3]]<br>（実演家の死後における人格的利益の保護） }} {{stub}} [[category:著作権法\|101の2]]	null	2011-04-09T16:29:57Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC101%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,607	著作権法第101条の3	法学>民事法>コンメンタール著作権法 (実演家の死後における人格的利益の保護)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール著作権法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(実演家の死後における人格的利益の保護)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール著作権法	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール著作権法]] ==条文== （実演家の死後における人格的利益の保護） ;第101条の3 : 実演を公衆に提供し、又は提示する者は、その実演の実演家の死後においても、実演家が生存しているとしたならばその実演家人格権の侵害となるべき行為をしてはならない。ただし、その行為の性質及び程度、社会的事情の変動その他によりその行為が当該実演家の意を害しないと認められる場合は、この限りでない。 ==解説== ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール著作権法\|著作権法]] \|[[コンメンタール著作権法#s4\|第4章著作隣接権]]<br> [[コンメンタール著作権法#s4-7\|第7節実演家人格権の一身専属性等]]<br> \|[[著作権法第101条の2]]<br>（実演家人格権の一身専属性） \|[[著作権法第102条]]<br>（著作隣接権の制限） }} {{stub}} [[category:著作権法\|101の3]]	null	2011-01-20T23:40:17Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E7%AC%AC101%E6%9D%A1%E3%81%AE3
15,608	商業登記規則第41条	法学>民事法>コンメンタール商業登記法>コンメンタール商業登記規則 (変更の登記)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>民事法>コンメンタール商業登記法>コンメンタール商業登記規則", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(変更の登記)", "title": "条文" } ]	法学＞民事法＞コンメンタール商業登記法＞コンメンタール商業登記規則	[[法学]]＞[[民事法]]＞[[コンメンタール商業登記法]]＞[[コンメンタール商業登記規則]] ==条文== （変更の登記） ;第41条 : 変更の登記をする場合には、変更に係る登記事項を抹消する記号を記録しなければならない。 ==解説== ==参照条文== ==判例== ---- {{前後 \|[[コンメンタール商業登記規則\|商業登記規則]] \|[[コンメンタール商業登記規則#2\|第2章登記手続]]<br> [[コンメンタール商業登記規則#2-1\|第1節通則]] \|[[商業登記規則第40条]]<br>（嘱託による登記記） \|[[商業登記規則第42条]]<br>（行政区画等の変更） }} {{stub}} [[category:商業登記規則\|041]]	null	2011-01-21T09:46:34Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%95%86%E6%A5%AD%E7%99%BB%E8%A8%98%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC41%E6%9D%A1
15,609	自然公園法第81条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第81条自然環境保全法は、本法と異なり利用を前提とせず、目的が異なるものである。同じ土地が本法と自然環境保全法の重複適用を受けるということは、本条と自然公園法第71条、自然環境保全法第22条等で排除されている。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第81条", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "自然環境保全法は、本法と異なり利用を前提とせず、目的が異なるものである。同じ土地が本法と自然環境保全法の重複適用を受けるということは、本条と自然公園法第71条、自然環境保全法第22条等で排除されている。", "title": "解説" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法第81条	{{:自然公園法第71条\|国立公園等との関係\|81\|国立公園若しくは国定公園又は\|都道府県立自然\|71\|国立公園、国定}}{{前後 \|自然公園法\|[[コンメンタール自然公園法#81\|第三章　都道府県立自然公園]]<br> \|[[自然公園法第80条]]<br>(報告、助言又は勧告) \|[[自然公園法第82条]]<br> }} {{stub}} [[category:自然公園法\|81]]	null	2011-01-21T15:42:06Z	[ "自然公園法第71条", "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC81%E6%9D%A1
15,610	自然公園法第83条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第83条第1号は、国立公園事業(第10条)、国定公園事業(第16条)の認可を受けた者について、それらの認可に関する事項を、これらの条項に違反して変更することが、処罰の対象となる。第2項は、これらの認可に付された条件に違反することが、処罰の対象となる。第3号は、特別地域(特別保護地区を含む)、海域公園地区における許可、利用調整地区における認定が必要な行為を、これら必要な許可等を得ないで行うことが、処罰の対象となる。第4号は、偽りその他不正の手段により利用調整地区への立入りの認定を受けることが、処罰の対象となる。第5号は、第20条第3項、第21条第3項、第22条第3項及び第23条第3項第7号の許可に付された条件に違反することが、処罰の対象となる。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第83条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "第1号は、国立公園事業(第10条)、国定公園事業(第16条)の認可を受けた者について、それらの認可に関する事項を、これらの条項に違反して変更することが、処罰の対象となる。第2項は、これらの認可に付された条件に違反することが、処罰の対象となる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "第3号は、特別地域(特別保護地区を含む)、海域公園地区における許可、利用調整地区における認定が必要な行為を、これら必要な許可等を得ないで行うことが、処罰の対象となる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "第4号は、偽りその他不正の手段により利用調整地区への立入りの認定を受けることが、処罰の対象となる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "第5号は、第20条第3項、第21条第3項、第22条第3項及び第23条第3項第7号の許可に付された条件に違反することが、処罰の対象となる。", "title": "解説" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] == 条文 == 第83条 : 次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の[[wikt:懲役\|懲役]]又は五十万円以下の[[wikt:罰金\|罰金]]に処する。 :一 [[自然公園法第10条\|第十条]]第六項（[[自然公園法第16条\|第十六条]]第四項において準用する場合を含む。）の規定に違反して、第十条第四項各号（第十六条第四項において準用する場合を含む。）に掲げる事項を変更した者（第十条第三項又は第十六条第三項の認可を受けた者に限る。） :二第十条第十項（第十六条第四項において準用する場合を含む。）の規定により認可に付された条件に違反した者 :三 [[自然公園法第20条\|第二十条]]第三項、[[自然公園法第21条\|第二十一条]]第三項、[[自然公園法第22条\|第二十二条]]第三項又は[[自然公園法第23条\|第二十三条]]第三項の規定に違反した者 :四偽りその他不正の手段により[[自然公園法第24条\|第二十四条]]第一項又は第七項の認定を受けた者 :五 [[自然公園法第32条\|第三十二条]]の規定により許可に付された条件に違反した者 == 解説 == 第1号は、国立公園事業（第10条）、国定公園事業（第16条）の認可を受けた者について、それらの認可に関する事項を、これらの条項に違反して変更することが、処罰の対象となる。第2項は、これらの認可に付された条件に違反することが、処罰の対象となる。第3号は、特別地域（特別保護地区を含む）、海域公園地区における許可、利用調整地区における認定が必要な行為を、これら必要な許可等を得ないで行うことが、処罰の対象となる。第4号は、偽りその他不正の手段により利用調整地区への立入りの認定を受けることが、処罰の対象となる。第5号は、第20条第3項、第21条第3項、第22条第3項及び第23条第3項第7号の許可に付された条件に違反することが、処罰の対象となる。 ==脚注== <references/> ==参照条文== ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#83\|第四章　罰則 ]]<br> \|[[自然公園法第82条]]<br> \|[[自然公園法第84条]]<br> }} {{stub}} [[category:自然公園法\|83]]	null	2011-11-12T12:55:14Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC83%E6%9D%A1
15,611	高等学校古文/漢詩/兵車行	ここでは杜甫の「兵車行」(現代語訳:戦車の歌)を解説する。当時は唐の皇帝の玄宗(げんそう)は領土拡大政策をとったため、唐の領土は最大となり、中央アジアまで領土を拡大させた。しかし、それは徴兵される側である農民たちにとっては華やかなものではなく、いつまでたっても終わらない兵役と重い税に苦しめられるものでしかなかった。車はゴロゴロ(と音を立て)、馬はヒヒン(と悲しげにいななく) 出征する兵士はそれぞれ弓矢を腰につけている父母や妻子は走りながら彼らを見送るその土煙で咸陽橋も見えない見送る人は兵士の衣を引き、足をじたばたさせ、道をさえぎって泣くその泣き声がまっすぐに立ち上り雲に達する道端を通り過ぎる者が道を行く兵士に聞いたところ行く兵士はただ「徴兵がたびたび行われているのです」と応えるある者は十五歳にして北に送られ北方黄河を防衛し、そのまま四十歳になった今は西に送られ屯田兵として出征する出発に際しては村長が成人のはちまきをしてくれたが帰ってきたときには頭は真っ白で、また国境に送られる国境では戦いで流された血が海水のようにあふれているのに武帝の国境を拡大するお考えはまだ止まらない君たちは聞いていないか、いや聞いているだろう。漢の山東地方の二百州ではどの村もどの里もイバラやクコのような雑草ばかりが生い茂っていることをたとえけなげな婦人がスキをとって耕したとしても穀物が田畑に生えても、秩序も何もないその上、秦の兵士たちは苦しい戦いにもに耐えるというのでどんどん駆り立てられるのは犬や鶏と変わらないなるほど、女ならまだとなり近所に嫁にやることもできるが男は(戦死して)雑草の茂みに倒れて埋もれてしまうだけだ君たちは見ないか。あの青海のあたりでは昔から白骨を片付ける人もなく新しく死んだ者の魂はもだえうらみ、古く死んだ者の魂は嘆き叫び天が曇り、雨で湿っぽくなったときに、むせび泣いているのを七言古詩に分類される。ただし、一部に五言・六言・十言の句が混じっている。この作品は9回換韻しているため、9つに分けて解釈してもよいが、内容的には5つに分けられる。どちらでも間違いではないが、ここではわかりやすくするために5つに分けて考えたい。戦争の苦しみを歌った作品は少なくないが、本作品はその中でも特にインパクトの強いものである。その印象強さはこの詩が当時の社会情勢を生々しく描いていることによるだろう。しかし、それでいて、感情をむき出しにするのではなく、対話の形式をとったり、「君不聞」「君不見」と書くことで読者へ呼びかけたりすることで、話を客観化させようとしている。それによって、この詩にリアリティと普遍性を持たせているのが特徴である。特に第四・第五解に注目しよう。古くから中国では男子の誕生のほうが喜ばれ、尊ばれたのだが、その常識とは逆に女子の誕生のほうが戦争に行かなくてすむ分まだマシだというのは皮肉な表現であるとともに当時の政治を痛烈に批判したものである。または、常識が通用しない世の中になったことへの批判ともとれる。そして第五解はココノール湖のほとりに散らばる白骨と、亡霊たちがむせび泣くという鬼気迫る情景が描かれる。戦争の悲惨さを訴えるものとしても、純粋に詩としても見事なまとめになっている。なお、本作品は杜甫が40歳のときの作品である。このころから彼は当時の社会の様子を描いた作品を作りはじめ、後に「三吏三別」とよばれる社会批判の作品が作られることとなる。ちなみにアッバース朝と中央アジアでの覇権をめぐって戦ったタラス河畔の戦いはこの作品ができる一年前の出来事であり、唐の国力を大きく減退させた安史の乱は杜甫がこの作品を作った三年後に起きる。	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここでは杜甫の「兵車行」(現代語訳:戦車の歌)を解説する。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "当時は唐の皇帝の玄宗(げんそう)は領土拡大政策をとったため、唐の領土は最大となり、中央アジアまで領土を拡大させた。しかし、それは徴兵される側である農民たちにとっては華やかなものではなく、いつまでたっても終わらない兵役と重い税に苦しめられるものでしかなかった。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "車はゴロゴロ(と音を立て)、馬はヒヒン(と悲しげにいななく)", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "出征する兵士はそれぞれ弓矢を腰につけている", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "父母や妻子は走りながら彼らを見送る", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "その土煙で咸陽橋も見えない", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "見送る人は兵士の衣を引き、足をじたばたさせ、道をさえぎって泣く", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "その泣き声がまっすぐに立ち上り雲に達する", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "道端を通り過ぎる者が道を行く兵士に聞いたところ", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "行く兵士はただ「徴兵がたびたび行われているのです」と応える", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "ある者は十五歳にして北に送られ北方黄河を防衛し、", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "そのまま四十歳になった今は西に送られ屯田兵として出征する", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "出発に際しては村長が成人のはちまきをしてくれたが", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "帰ってきたときには頭は真っ白で、また国境に送られる", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "国境では戦いで流された血が海水のようにあふれているのに", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "武帝の国境を拡大するお考えはまだ止まらない", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "君たちは聞いていないか、いや聞いているだろう。漢の山東地方の二百州では", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "どの村もどの里もイバラやクコのような雑草ばかりが生い茂っていることを", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "たとえけなげな婦人がスキをとって耕したとしても", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "穀物が田畑に生えても、秩序も何もない", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "その上、秦の兵士たちは苦しい戦いにもに耐えるというので", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "どんどん駆り立てられるのは犬や鶏と変わらない", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "なるほど、女ならまだとなり近所に嫁にやることもできるが", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "男は(戦死して)雑草の茂みに倒れて埋もれてしまうだけだ", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "君たちは見ないか。あの青海のあたりでは", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "昔から白骨を片付ける人もなく", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "新しく死んだ者の魂はもだえうらみ、古く死んだ者の魂は嘆き叫び", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "天が曇り、雨で湿っぽくなったときに、むせび泣いているのを", "title": "現代語訳" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "七言古詩に分類される。ただし、一部に五言・六言・十言の句が混じっている。", "title": "形式" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "この作品は9回換韻しているため、9つに分けて解釈してもよいが、内容的には5つに分けられる。どちらでも間違いではないが、ここではわかりやすくするために5つに分けて考えたい。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "戦争の苦しみを歌った作品は少なくないが、本作品はその中でも特にインパクトの強いものである。その印象強さはこの詩が当時の社会情勢を生々しく描いていることによるだろう。しかし、それでいて、感情をむき出しにするのではなく、対話の形式をとったり、「君不聞」「君不見」と書くことで読者へ呼びかけたりすることで、話を客観化させようとしている。それによって、この詩にリアリティと普遍性を持たせているのが特徴である。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "特に第四・第五解に注目しよう。古くから中国では男子の誕生のほうが喜ばれ、尊ばれたのだが、その常識とは逆に女子の誕生のほうが戦争に行かなくてすむ分まだマシだというのは皮肉な表現であるとともに当時の政治を痛烈に批判したものである。または、常識が通用しない世の中になったことへの批判ともとれる。そして第五解はココノール湖のほとりに散らばる白骨と、亡霊たちがむせび泣くという鬼気迫る情景が描かれる。戦争の悲惨さを訴えるものとしても、純粋に詩としても見事なまとめになっている。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "なお、本作品は杜甫が40歳のときの作品である。このころから彼は当時の社会の様子を描いた作品を作りはじめ、後に「三吏三別」とよばれる社会批判の作品が作られることとなる。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "ちなみにアッバース朝と中央アジアでの覇権をめぐって戦ったタラス河畔の戦いはこの作品ができる一年前の出来事であり、唐の国力を大きく減退させた安史の乱は杜甫がこの作品を作った三年後に起きる。", "title": "解説" } ]	ここでは杜甫の「兵車行」(現代語訳:戦車の歌)を解説する。	ここでは杜甫の「兵車行」(現代語訳:戦車の歌)を解説する。 === 背景 === 当時は唐の皇帝の玄宗（げんそう）は領土拡大政策をとったため、唐の領土は最大となり、中央アジアまで領土を拡大させた。しかし、それは徴兵される側である農民たちにとっては華やかなものではなく、いつまでたっても終わらない兵役と重い税に苦しめられるものでしかなかった。 == 白文と書き下し文 == {\| style="width:100%" \|valign=top style="width:50%;background:#ccf;text-indent:1em"\| 車轔轔　馬蕭蕭行人弓箭各在腰耶嬢妻子走相送塵埃不見咸陽橋牽衣頓足攔道哭哭声直上干雲霄道旁過者問行人行人但云点行頻或従十五北防河便至四十西営田去時里正与裹頭帰来頭白還戍邊辺庭流血成海水武皇開辺意未已君不聞漢家山東二百州千村万落生荊杞縦有健婦把鋤犁禾生隴畝無東西況復秦兵耐苦戦被駆不異犬与鶏長者雖有問役夫敢申恨且如今年冬未休関西卒県官急索租租税従何出信知生男悪反是生女好生女猶得嫁比鄰生男埋沒随百草君不見　青海頭古来白骨無人収新鬼煩冤旧鬼哭天陰雨湿声啾啾 \|valign=top style="width:50%;background:#fcc;text-indent:1em"\| 車{{ruby\|轔轔\|りんりん}}<ref group="※">車輪の音の形容。がらがら・ごろごろ。</ref>　馬{{ruby\|蕭蕭\|せうせう}}<ref group="※">馬のいななきの形容。ひひん。</ref> 行人<ref group="※">戦場に向かう兵士。</ref>の弓箭<ref group="※">弓と矢。</ref>　{{ruby\|各\|おのおの}}腰に在り {{ruby\|耶\|や}}嬢<ref group="※">父母を表す当時の俗語。「耶」は「爺」と同じで父。「嬢」は母親のことで、娘の意味になるのは後世。</ref>妻子走りて相送る {{ruby\|塵埃\|ぢんあい}}に見えず　咸陽橋<ref group="※">長安の北を流れる川に架けた橋。長安から出征する兵士たちの家族はここまで見送りを許された。</ref> 衣を{{ruby\|牽\|ひ}}き足を{{ruby\|頓\|とん}}し<ref group="※">足をじたばたさせる。</ref>　道を{{ruby\|攔\|さへぎ\|}}りて{{ruby\|哭\|こく}}す哭声直上して　{{ruby\|雲霄\|うんせう}}を{{ruby\|干\|おか}}す<ref group="※">「霄」は空の意味。したがって、「干雲霄」は「空まで届く」という意味。</ref> 道旁の過る者<ref group="※">道端を通り過ぎる人。ここでは作者の杜甫のこと。</ref>　行人に問へば行人但だ云ふ「点行<ref group="※">「点」は名簿に印をつけることで、「行」は兵士に行かせること。このことから徴兵の意味。</ref>{{ruby\|頻\|しき}}りなり」と或は十五より　北のかた河を防ぎ {{ruby\|便\|すなは}}ち<ref group="※">そのまま。</ref>四十に至るも西のかた田を営む<ref group="※">屯田のこと。</ref> 去く時　{{ruby\|里正\|りせい}}<ref group="※">村長。</ref>　{{ruby\|与\|ため}}に頭を{{ruby\|裹\|つつ}}み<ref group="※">頭を黒い布で包むこと。当時は15歳になると成人してこの儀式を行った。</ref> 帰り来たれば頭白くして{{ruby\|還\|ま}}た辺を{{ruby\|戍\|まも}}る辺庭<ref group="※">「辺」は辺境。「庭」はそのあたり。</ref>の流血　海水を成すも武皇<ref group="※">直接は漢の武帝。暗に当時の皇帝玄宗を指している。唐の時代の人物である杜甫は彼を直接名指しするのを避けたのである。白居易の「長恨歌」にも同様の配慮がある。</ref>　辺を開く意未だ已まず君聞かずや漢家<ref group="※">直接は漢の国家。これも暗に唐を示している。</ref>山東の二百州千村万落　{{ruby\|荊杞\|けいき}}<ref group="※">イバラとクコ。どちらも雑木。</ref>を生ずるを {{ruby\|縦\|たと}}ひ健婦の{{ruby\|鋤犁\|じより}}<ref group="※">「鋤」も「犁」も「すき」という農具。</ref>を{{ruby\|把\|と}}る有りとも {{ruby\|禾\|くわ}}<ref group="※">穀物。またはその苗。</ref>は{{ruby\|隴畝\|ろうほ}}<ref group="※">田畑のあぜ。または田畑。</ref>に生じて東西無し {{ruby\|況\|いは}}んや復た秦兵<ref group="※">秦地方(現在の陝西省)の兵士。</ref>苦戦に耐ふとて駆らるること犬と鶏とに異ならず長者<ref group="※">年上の人に対する敬称。</ref>　問ふ有りと{{ruby\|雖\|いへど}}も役夫<ref group="※">働く人のこと。ここでは話者である兵士自身のことをさす。</ref>　敢へて恨みを{{ruby\|申\|の}}べんや且つ<ref group="※">さしあたり。まず。</ref>今年の冬の如きは未だ関西の卒<ref group="※">「関」は函谷関のことで、それより西の地方で現在の陝西省。「卒」は兵士のこと。したがって、「関西地方の徴兵」の意味。</ref>を休めざるに県官急に租を索む租税　{{ruby\|何\|いづ}}くより出でん {{ruby\|信\|まこと}}に知る　男を生むは悪しく反って是れ　女を生むは{{ruby\|好\|よ}}きを女を生まば　{{ruby\|猶\|な}}ほ比鄰に嫁するを得るも男を生まば　埋沒して百草に随はん君見ずや　青海<ref group="※">現在の青海省の東部にあるココノール湖のこと。当時、この地域は吐蕃の領土であり、唐としばしば軍事衝突していた。</ref>の{{ruby\|頭\|ほとり}} 古来　白骨　人の収むる無く新鬼<ref group="※">「鬼」は死者・またはその魂のこと。</ref>は{{ruby\|煩冤\|はんゑん}}<ref group="※">もだえ苦しむ・うらむ。</ref>し　旧鬼は哭し天{{ruby\|陰\|くも}}り雨{{ruby\|湿\|うるほ}}ふとき声{{ruby\|啾啾\|しうしう}}<ref group="※">むせび泣くこと。泣く声の様子。</ref>たるを \|} <references group="※"/> == 現代語訳 == 車はゴロゴロ(と音を立て)、馬はヒヒン(と悲しげにいななく) 出征する兵士はそれぞれ弓矢を腰につけている父母や妻子は走りながら彼らを見送るその土煙で咸陽橋も見えない見送る人は兵士の衣を引き、足をじたばたさせ、道をさえぎって泣くその泣き声がまっすぐに立ち上り雲に達する道端を通り過ぎる者が道を行く兵士に聞いたところ行く兵士はただ「徴兵がたびたび行われているのです」と応えるある者は十五歳にして北に送られ北方黄河を防衛し、そのまま四十歳になった今は西に送られ屯田兵として出征する出発に際しては村長が成人のはちまきをしてくれたが帰ってきたときには頭は真っ白で、また国境に送られる国境では戦いで流された血が海水のようにあふれているのに武帝の国境を拡大するお考えはまだ止まらない君たちは聞いていないか、いや聞いているだろう。漢の山東地方の二百州ではどの村もどの里もイバラやクコのような雑草ばかりが生い茂っていることをたとえけなげな婦人がスキをとって耕したとしても穀物が田畑に生えても、秩序も何もないその上、秦の兵士たちは苦しい戦いにもに耐えるというのでどんどん駆り立てられるのは犬や鶏と変わらない :(兵士は言う)「あなたさまがお尋ねになっても :私はうらむ心を十分に言い尽くせましょうか :さしあたって今年の冬のように :関西地方の徴兵を中止にしないのに :県の役人は厳しく租税を取り立てています :租税なんていったいどこから出るのでしょう :よくわかりました、男を産むのは悪いことで :反対に女を産むことのほうがよいのです」なるほど、女ならまだとなり近所に嫁にやることもできるが男は(戦死して)雑草の茂みに倒れて埋もれてしまうだけだ君たちは見ないか。あの青海のあたりでは昔から白骨を片付ける人もなく新しく死んだ者の魂はもだえうらみ、古く死んだ者の魂は嘆き叫び天が曇り、雨で湿っぽくなったときに、むせび泣いているのを == 形式 == 七言古詩に分類される。ただし、一部に五言・六言・十言の句が混じっている。 === 押韻 === 「蕭」「腰」「橋」「霄」「人」「頻」「田」「辺」「水」「已」「杞」「犁」「西」「鶏」「問」「恨」「卒」「出」「好」「草」「頭」「収」「啾」 == 重要表現 == 武皇開辺意未已:武皇辺を開く意未だ已まず :「未」は再読文字で、「いまダ～ず」と書き下す。「まだ～しない」の意味。縦有健婦把鋤犁:縦ひ健婦の鋤犁を把る有りとも :「縦」は譲歩した仮定「たとヒ～トモ」。「とも」の直前の活用語は終止形とする。意味は「もし・仮に～であったとしても」。況復秦兵耐苦戦:況んや復た秦兵苦戦に耐ふとて :「況」は抑揚形で用いることが多いが、ここでは「加えて」という追加の意味。「復」も反復などではなく、「況」を強調する役割だけをもつ。被駆不異犬与鶏:駆らるること犬と鶏とに異ならず :「被」は受身で、「る・らる」と書き下す。「～される」の意味。役夫敢申恨:役夫敢へて恨みを申べんや :「敢」は反語表現を作る助字で「あへテ～ヤ」と読む。したがって反語表現「どうして～だろうか、いや～ではない」と訳す。 == 解説 == === 構成 === この作品は9回換韻しているため、9つに分けて解釈してもよいが、内容的には5つに分けられる。どちらでも間違いではないが、ここではわかりやすくするために5つに分けて考えたい。第一解 :一～六句目。出征する兵士と大声で泣いて彼らを見送る家族たちの様子。第二解 :七～十二句目。兵士の恨み言で、人生の大半を戦場で過ごしているという嘆き。第三解 :十三～二十句目。恨み言の続き。長く続く遠征で人手が足りなくなり、農村は荒れ果ててしまっている。第四解 :二十一～二十八句目。恨み言の三番目。ここだけは五言の句が続くのが特徴。徴兵は終わらず、租税は厳しい。女はまだ生きていられるが、男は戦場で死ぬだけだという嘆き。第五解 :二十九～三十四句目。場面は一転して、青海のほとりに移る。ここでは遺骨はうち捨てられたままで、その魂はさまよって嘆き悲しんでいる。 === 鑑賞 === 戦争の苦しみを歌った作品は少なくないが、本作品はその中でも特にインパクトの強いものである。その印象強さはこの詩が当時の社会情勢を生々しく描いていることによるだろう。しかし、それでいて、感情をむき出しにするのではなく、対話の形式をとったり、「君不聞」「君不見」と書くことで読者へ呼びかけたりすることで、話を客観化させようとしている。それによって、この詩にリアリティと普遍性を持たせているのが特徴である。特に第四・第五解に注目しよう。古くから中国では男子の誕生のほうが喜ばれ、尊ばれたのだが、その常識とは逆に女子の誕生のほうが戦争に行かなくてすむ分まだマシだというのは皮肉な表現であるとともに当時の政治を痛烈に批判したものである。または、常識が通用しない世の中になったことへの批判ともとれる。そして第五解はココノール湖のほとりに散らばる白骨と、亡霊たちがむせび泣くという鬼気迫る情景が描かれる。戦争の悲惨さを訴えるものとしても、純粋に詩としても見事なまとめになっている。なお、本作品は杜甫が40歳のときの作品である。このころから彼は当時の社会の様子を描いた作品を作りはじめ、後に「三吏三別」とよばれる社会批判の作品が作られることとなる。ちなみにアッバース朝と中央アジアでの覇権をめぐって戦ったタラス河畔の戦いはこの作品ができる一年前の出来事であり、唐の国力を大きく減退させた安史の乱は杜甫がこの作品を作った三年後に起きる。 === 成語 === {{ruby\|鬼哭啾々\|きこくしゅうしゅう}} 意味は「ものすごい気配が漂い迫りくるさま。」本文の「新鬼は煩冤し旧鬼は哭し天陰り雨湿ふとき声啾啾たるを(新鬼煩冤旧'''鬼哭'''　天陰雨湿声'''啾啾''')」から採られた成語である。 [[Category:高等学校教育_国語_漢文_漢詩\|へいしやこう]]	null	2021-06-11T07:17:53Z	[ "テンプレート:Ruby" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%8F%A4%E6%96%87/%E6%BC%A2%E8%A9%A9/%E5%85%B5%E8%BB%8A%E8%A1%8C
15,612	自然公園法第2条	法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法第2条一部の用語は、w:国立公園、w:国定公園、w:都道府県立自然公園も参照されたい。また、「風景」について特段の定義付けはない。第7号の生態系維持回復事業は、2010年、「自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律(平成21年6月3日法律第47号)」の施行により追加されたものである。 (公園事業となる施設の種類) 第1条	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "法学>環境法>自然公園法>コンメンタール自然公園法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "第2条", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "一部の用語は、w:国立公園、w:国定公園、w:都道府県立自然公園も参照されたい。また、「風景」について特段の定義付けはない。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "第7号の生態系維持回復事業は、2010年、「自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律(平成21年6月3日法律第47号)」の施行により追加されたものである。", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "(公園事業となる施設の種類)", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "第1条", "title": "参照条文" } ]	法学＞環境法＞自然公園法＞コンメンタール自然公園法	[[法学]]＞[[環境法]]＞[[自然公園法]]＞[[コンメンタール自然公園法]] ==条文== ;（定義）第2条 : この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 :一自然公園　国立公園、国定公園及び都道府県立自然公園をいう。 :二国立公園　我が国の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地（海域の景観地を含む。[[コンメンタール自然公園法#第2章国立公園及び国定公園\|次章]]第六節及び[[自然公園法第74条\|第七十四条]]を除き、以下同じ。）であつて、[[w:環境大臣\|環境大臣]]が[[自然公園法第5条\|第五条]]第一項の規定により指定するものをいう。 :三国定公園　国立公園に準ずる優れた自然の風景地であつて、環境大臣が第五条第二項の規定により指定するものをいう。 :四都道府県立自然公園　優れた自然の風景地であつて、都道府県が[[自然公園法第72条\|第七十二条]]の規定により指定するものをいう。 :五公園計画　国立公園又は国定公園の保護又は利用のための規制又は事業に関する計画をいう。 :六公園事業　公園計画に基づいて執行する事業であつて、国立公園又は国定公園の保護又は利用のための施設で[[wikt:政令\|政令]]で定めるものに関するものをいう。 :七生態系維持回復事業　公園計画に基づいて行う事業であつて、国立公園又は国定公園における生態系の維持又は回復を図るものをいう。 == 解説 == 一部の用語は、[[w:国立公園]]、[[w:国定公園]]、[[w:都道府県立自然公園]]も参照されたい。また、「風景」について特段の定義付けはない。第7号の生態系維持回復事業は、2010年、「自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律（平成21年6月3日法律第47号）」の施行により追加されたものである。 {{Wiktionary\|風景}}{{Wikipedia\|風景}} <!--== 脚注 == <references/> --> ==参照条文== * [[自然環境保全法第30条の2]] - 自然環境保全法における生態系維持回復事業 === 関係政令 === * 自然公園法施行令（公園事業となる施設の種類）第1条 : 自然公園法（昭和三十二年法律第百六十一号。以下「法」という。）第二条第六号に規定する政令で定める施設は、次に掲げるものとする。 :一道路及び橋 :二広場及び園地 :三宿舎及び避難小屋 :四休憩所、展望施設及び案内所 :五野営場、運動場、水泳場、舟遊場、スキー場、スケート場及び乗馬施設 :六他人の用に供する車庫、駐車場、給油施設及び昇降機 :七運輸施設（主として国立公園又は国定公園の区域内において路線又は航路を定めて旅客を運送する自動車、船舶、水上飛行機、鉄道又は索道による運送施設、主として国立公園又は国定公園の区域内において路線を定めて設けられる[[道路運送法第2条\| 道路運送法（昭和二十六年法律第百八十三号）第二条]]第八項の一般自動車道及び主として旅客船の用に供する係留施設をいう。） :八給水施設、排水施設、医療救急施設、[[w:公衆浴場法\|公衆浴場]]、公衆便所及び汚物処理施設 :九博物館、植物園、動物園、水族館、博物展示施設及び野外劇場 :十植生復元施設及び動物繁殖施設 :十一 [[w:砂防法\|砂防施設]]及び防火施設 :十二自然再生施設（損なわれた自然環境について、当該自然環境への負荷を低減するための施設及び良好な自然環境を創出するための施設が一体的に整備されるものをいう。以下同じ。） ---- {{前後 \|[[コンメンタール自然公園法\|自然公園法]] \|[[コンメンタール自然公園法#1\|第一章　総則 ]]<br> <br> \|[[自然公園法第1条]]<br>(目的) \|[[自然公園法第3条]]<br>(国等の責務) }} [[category:自然公園法\|02]]	null	2011-10-16T13:21:33Z	[ "テンプレート:Wiktionary", "テンプレート:Wikipedia", "テンプレート:前後" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E5%85%AC%E5%9C%92%E6%B3%95%E7%AC%AC2%E6%9D%A1
15,613	厚生年金保険法第59条の2	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (死亡の推定)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(死亡の推定)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第59条\|前]]）（[[厚生年金保険法第60条\|次]]） ==条文== （死亡の推定） ;第59条の2 　 :船舶が沈没し、転覆し、滅失し、若しくは行方不明となつた際現にその船舶に乗つていた被保険者若しくは被保険者であつた者若しくは船舶に乗つていてその船舶の航行中に行方不明となつた被保険者若しくは被保険者であつた者の生死が三月間わからない場合又はこれらの者の死亡が三月以内に明らかとなり、かつ、その死亡の時期がわからない場合には、遺族厚生年金の支給に関する規定の適用については、その船舶が沈没し、転覆し、滅失し、若しくは行方不明となつた日又はその者が行方不明となつた日に、その者は、死亡したものと推定する。航空機が墜落し、滅失し、若しくは行方不明となつた際現にその航空機に乗つていた被保険者若しくは被保険者であつた者若しくは航空機に乗つていてその航空機の航行中に行方不明となつた被保険者若しくは被保険者であつた者の生死が三月間わからない場合又はこれらの者の死亡が三月以内に明らかとなり、かつ、その死亡の時期がわからない場合にも、同様とする。 ==解説== ==参照条文== [[厚生年金保険法第6条]]（適用事業所） [[民法第32条の2]]（同時死亡の推定） ==判例== *[](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|59の2]]	null	2011-01-23T02:09:20Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC59%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,614	船員保険法第3条	コンメンタール>コンメンタール船員保険法 (前)(次) (船舶所有者に関する規定の適用)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>コンメンタール船員保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(船舶所有者に関する規定の適用)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞コンメンタール船員保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール船員保険法]] （[[船員保険法第2条\|前]]）（[[船員保険法第4条\|次]]） ==条文== （船舶所有者に関する規定の適用） ;第3条　 :この法律及びこの法律に基づいて発する命令のうち船舶所有者に関する規定は、船舶共有の場合には船舶管理人に、船舶貸借の場合には船舶借入人に、船舶所有者、船舶管理人及び船舶借入人以外の者が船員を使用する場合にはその者に適用する。 ==解説== ==参照条文== [[厚生年金保険法第6条]]（適用事業所） [[失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令第17条]]（労災保険暫定任意適用事業） [[労働者災害補償保険法施行規則第9条]]（給付基礎日額の特例） ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:船員保険法\|03]]	null	2012-10-07T04:17:04Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%88%B9%E5%93%A1%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC3%E6%9D%A1
15,615	船員法第1条	コンメンタール船員法 (船員)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール船員法", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(船員)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "解説" } ]	コンメンタール船員法	[[コンメンタール船員法]] == 条文 == （船員） ; 第1条　 # この法律で船員とは、日本船舶又は日本船舶以外の国土交通省令の定める船舶に乗り組む船長及び海員並びに予備船員をいう。 # 前項に規定する船舶には、次の船舶を含まない。 #:#総トン数5トン未満の船舶 #:#湖、川又は港のみを航行する船舶 #:#政令の定める総トン数30トン未満の'''漁船''' #:#前三号に掲げるもののほか、[[船舶職員及び小型船舶操縦者法第2条\|船舶職員及び小型船舶操縦者法（昭和26年法律第149号）第2条]]第4項に規定する小型船舶であつて、スポーツ又はレクリエーションの用に供するヨット、モーターボートその他のその航海の目的、期間及び態様、運航体制等からみて船員労働の特殊性が認められない船舶として国土交通省令の定めるもの #前項第3号の港の区域は、港則法（昭和23年法律第174号）に基づく港の区域の定めのあるものについては、その区域によるものとする。ただし、国土交通大臣は、政令で定めるところにより、特に港を指定し、これと異なる区域を定めることができる。 == 解説 == == 参照条文 == :[[船員法施行規則]] :[[船員法施行規則第1条]] ::船員法（以下「法」という。）第1条第1項の'''国土交通省令で定める船舶'''は、日本船舶以外の次の各号に掲げる船舶とする。 ::#　船舶法（明治32年法律第46号）第1条第3号及び第4号に掲げる法人以外の日本法人が所有する船舶 ::#　日本船舶を所有することができる者及び前号に掲げる者が借り入れ、又は国内の港から外国の港まで回航を請け負つた船舶 ::#　日本政府が乗組員の配乗を行なつている船舶 ::#　国内各港間のみを航海する船舶 :[[船員法施行規則第1条]] ::法第1条第2項第4号の'''国土交通省令の定めるもの'''は、スポーツ又はレクリエーションの用に供するヨット又はモーターボートとする。 :: [[船舶職員及び小型船舶操縦者法第2条]]（定義）第4項 :::この法律において「小型船舶操縦者」とは、小型船舶（総トン数20トン未満の船舶及び一人で操縦を行う構造の船舶であつてその運航及び機関の運転に関する業務の内容が総トン数20トン未満の船舶と同等であるものとして国土交通省令で定める総トン数20トン以上の船舶をいう。以下同じ。）の船長をいう。 * [[厚生年金保険法第6条]]（適用事業所） * [[失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律及び労働保険の保険料の徴収等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令第17条]]（労災保険暫定任意適用事業） * [[労働基準法第116条]]（適用除外） * [[労働者災害補償保険法施行規則第9条]]（給付基礎日額の特例） == 判例 == ---- {{前後 \|[[コンメンタール船員法\|船員法]] \|[[コンメンタール船員法#1\|第1章総則]] \|- \|[[船員法第2条]]<br>（船員等の定義2） }} {{stub\|law}} [[category:船員法\|01]]	null	2022-06-30T08:32:46Z	[ "テンプレート:前後", "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%88%B9%E5%93%A1%E6%B3%95%E7%AC%AC1%E6%9D%A1
15,616	厚生年金保険法第27条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (届出)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(届出)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第26条\|前]]）（[[厚生年金保険法第28条\|次]]） ==条文== （届出） ;第27条　 :適用事業所の事業主又は[[厚生年金保険法第10条\|第10条]]第2項の同意をした事業主（以下単に「事業主」という。）は、厚生労働省令で定めるところにより、被保険者（被保険者であつた七十歳以上の者であつて当該適用事業所に使用されるものとして厚生労働省令で定める要件に該当するもの（以下「七十歳以上の使用される者」という。）を含む。）の資格の取得及び喪失（七十歳以上の使用される者にあつては、厚生労働省令で定める要件に該当するに至つた日及び当該要件に該当しなくなつた日）並びに報酬月額及び賞与額に関する事項を厚生労働大臣に届け出なければならない。 ==解説== 第10条 ==参照条文== [[厚生年金保険法施行規則第10条の4]]（七十歳以上の使用される者の要件） [[厚生年金保険法施行規則第15条の2]]（七十歳以上の使用される者の該当の届出） [[厚生年金保険法施行規則第18条]](報酬月額の届出) [[厚生年金保険法施行規則第19条]]（報酬月額変更の届出） ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|27]]	null	2011-01-30T06:25:40Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC27%E6%9D%A1
15,617	厚生年金保険法第10条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第9条\|前]]）（[[厚生年金保険法第11条\|次]]） ==条文== ;第10条　 #適用事業所以外の事業所に使用される七十歳未満の者は、厚生労働大臣の認可を受けて、厚生年金保険の被保険者となることができる。 #前項の認可を受けるには、その事業所の事業主の同意を得なければならない。 ==解説== ==参照条文== [[厚生年金保険法第27条]]（届出） ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|10]]	null	2011-01-23T02:27:08Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC10%E6%9D%A1
15,618	厚生年金保険法施行規則第18条	コンメンタール>厚生年金保険法施行規則 (前)(次) (報酬月額の届出)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法施行規則 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(報酬月額の届出)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法施行規則（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法施行規則]] （[[厚生年金保険法施行規則第17条\|前]]）（[[厚生年金保険法施行規則第19条\|次]]） ==条文== （報酬月額の届出） ;第18条　 #毎年七月一日現に使用する被保険者（船員被保険者、[[厚生年金保険法第8条の2\|法第8条の2]]第1項の適用事業所に使用される被保険者及び[[厚生年金保険法第21条\|法第21条]]第3項に該当する者を除く。）の報酬月額に関する[[厚生年金保険法第27条\|法第27条]] の規定による届出は、同月十日までに、厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届（様式第八号）又は当該届書に記載すべき事項を記録した磁気ディスクを機構に提出することによつて行うものとする。この場合において、被保険者が同時に協会の管掌する健康保険の被保険者であることにより、[[健康保険法施行規則第25条]] の規定によつて届書又は磁気ディスクを提出するときは、これに併記又は記録して行うものとする。 #毎年七月一日現に使用する被保険者（法第8条の2第1項の適用事業所に使用される被保険者に限る。）の報酬月額に関する法第27条の規定による届出は、同月十日までに、前項の届書に記載すべき事項を記録した磁気ディスクを機構に提出することによつて行うものとする。 #前二項の規定により磁気ディスクで届出を行う場合には、次の各号に掲げる事項を記載した書類を添えなければならない。 #:一　事業主の氏名又は名称 #:二　事業所の名称及び所在地 #:三　届出の件数 #毎年七月一日現に使用する七十歳以上の使用される者（船員たる七十歳以上の使用される者を除く。）の報酬月額に関する法第27条の規定による届出は、同月十日までに、次の各号に掲げる事項を記載した届書正副二通を機構に提出することによつて行うものとする。 #:一　七十歳以上の使用される者の氏名及び生年月日 #:二　基礎年金番号 #:三　従前の標準報酬月額に相当する額 #:四　報酬月額 #:五　前号の報酬月額に基づき決定された標準報酬月額に相当する額の適用年月 #:六　事業所の名称及び所在地並びに事業主の氏名又は名称 ==解説== 法第8条の2 法第21条(定時決定) 健康保険法施行規則第25条(報酬月額の届出) ==参照条文== [[厚生年金保険法第27条]]（届出） ==判例== *[](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法施行規則\|18]]	null	2011-01-23T02:37:11Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E6%96%BD%E8%A1%8C%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC18%E6%9D%A1
15,619	厚生年金保険法第8条の2	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第8条\|前]]）（[[厚生年金保険法第8条の3\|次]]） ==条文== ;第8条の2 　 #二以上の適用事業所（船舶を除く。）の事業主が同一である場合には、当該事業主は、厚生労働大臣の承認を受けて、当該二以上の事業所を一の適用事業所とすることができる。 #前項の承認があつたときは、当該二以上の適用事業所は、[[厚生年金保険法第6条\|第6条]]の適用事業所でなくなつたものとみなす。 ==解説== 第6条（適用事業所） ==参照条文== [[健康保険法施行規則第22条]]（任意適用事業所の取消しの申請） [[厚生年金保険法施行規則第19条]]（報酬月額変更の届出） ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|08の2]]	null	2011-01-30T02:53:56Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC8%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,620	厚生年金保険法第21条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (定時決定)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(定時決定)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第20条\|前]]）（[[厚生年金保険法第22条\|次]]） ==条文== （定時決定） ;第21条　 #厚生労働大臣は、被保険者が毎年七月一日現に使用される事業所において同日前三月間（その事業所で継続して使用された期間に限るものとし、かつ、報酬支払の基礎となつた日数が十七日未満である月があるときは、その月を除く。）に受けた報酬の総額をその期間の月数で除して得た額を報酬月額として、標準報酬月額を決定する。 #前項の規定によつて決定された標準報酬月額は、その年の九月から翌年の八月までの各月の標準報酬月額とする。 #第1項の規定は、六月一日から七月一日までの間に被保険者の資格を取得した者及び[[厚生年金保険法第23条\|第23条]]又は[[厚生年金保険法第23条の2\|第23条の2]]の規定により七月から九月までのいずれかの月から標準報酬月額を改定され、又は改定されるべき被保険者については、その年に限り適用しない。 ==解説== 第23条（改定）第23条の2（育児休業等を終了した際の改定） ==参照条文== [[厚生年金保険法第24条]]（報酬月額の算定の特例） [[厚生年金保険法施行令第4条]]（二以上の事業所又は船舶に使用される場合の保険料） ==判例== *[](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|21]]	null	2011-01-30T05:25:47Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC21%E6%9D%A1
15,621	厚生年金保険法第23条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (改定)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(改定)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第22条\|前]]）（[[厚生年金保険法第24条\|次]]） ==条文== （改定） ;第23条　 #厚生労働大臣は、被保険者が現に使用される事業所において継続した三月間（各月とも、報酬支払の基礎となつた日数が、十七日以上でなければならない。）に受けた報酬の総額を三で除して得た額が、その者の標準報酬月額の基礎となつた報酬月額に比べて、著しく高低を生じた場合において、必要があると認めるときは、その額を報酬月額として、その著しく高低を生じた月の翌月から、標準報酬月額を改定することができる。 #前項の規定によつて改定された標準報酬月額は、その年の八月（七月から十二月までのいずれかの月から改定されたものについては、翌年の八月）までの各月の標準報酬月額とする。 ==解説== ==参照条文== [[厚生年金保険法第21条]]（定時決定） [[厚生年金保険法第24条]]（報酬月額の算定の特例） [[厚生年金保険法施行規則第19条]]（報酬月額変更の届出） ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|23]]	null	2011-01-30T05:26:31Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC23%E6%9D%A1
15,622	厚生年金保険法第23条の2	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (育児休業等を終了した際の改定)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(育児休業等を終了した際の改定)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第23条\|前]]）（[[厚生年金保険法第24条\|次]]） ==条文== （育児休業等を終了した際の改定） ;第23条の2 　 #厚生労働大臣は、[[育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律第2条\|育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律（平成三年法律第七十六号）第2条]]第一号に規定する育児休業又は同法第23条第2項の育児休業に関する制度に準ずる措置若しくは同法第24条第1項（第二号に係る部分に限る。）の規定により同項第二号に規定する育児休業に関する制度に準じて講ずる措置による休業（以下「育児休業等」という。）を終了した被保険者が、当該育児休業等を終了した日（以下この条において「育児休業等終了日」という。）において当該育児休業等に係る三歳に満たない子を養育する場合において、その使用される事業所の事業主を経由して厚生労働省令で定めるところにより厚生労働大臣に申出をしたときは、[[厚生年金保険法第21条\|第21条]]の規定にかかわらず、育児休業等終了日の翌日が属する月以後三月間（育児休業等終了日の翌日において使用される事業所で継続して使用された期間に限るものとし、かつ、報酬支払の基礎となつた日数が十七日未満である月があるときは、その月を除く。）に受けた報酬の総額をその期間の月数で除して得た額を報酬月額として、標準報酬月額を改定する。 #前項の規定によつて改定された標準報酬月額は、育児休業等終了日の翌日から起算して二月を経過した日の属する月の翌月からその年の八月（当該翌月が七月から十二月までのいずれかの月である場合は、翌年の八月）までの各月の標準報酬月額とする。 ==解説== 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律（平成三年法律第七十六号）第2条第21条（定時決定） ==参照条文== ==判例== *[](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|23の2]]	null	2011-01-23T02:57:05Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC23%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,623	厚生年金基金令第26条	コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次) (遺族給付金)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(遺族給付金)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞コンメンタール厚生年金基金令（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール厚生年金基金令]] （[[厚生年金基金令第25条\|前]]）（[[厚生年金基金令第27条\|次]]） ==条文== （遺族給付金） ;第26条　 #加入員又は加入員であつた者の死亡に関し支給する年金たる給付又は一時金たる給付（以下「遺族給付金」という。）を受けることができる者は、加入員又は加入員であつた者のうち規約で定めるもの（以下「給付対象者」という。）の遺族とする。 #前項の遺族は、次に掲げる者のうち、規約で定めるものとする。 #:一　配偶者（届出をしていないが、給付対象者の死亡の当時事実上婚姻関係と同様の事情にあつた者を含む。） #:二　子（給付対象者の死亡の当時胎児であつた子が出生したときは、当該子を含む。）、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹 #:三　前二号に掲げる者のほか、給付対象者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたその他の親族 #遺族給付金を受けることができる遺族の順位は、規約で定めるところによる。 #遺族給付金を受けることができる同順位者が二人以上あるときは、その一人のした請求は、全員のためその全額につきしたものとみなし、その一人に対してした支給は、全員に対してしたものとみなす。 #年金として支給する遺族給付金は、終身又は五年以上にわたり、毎年一回以上定期的に支給するものでなければならない。 #老齢年金給付（加算額が加算されたものに限る。以下この項において同じ。）又は加入員若しくは加入員であつた者の障害に関し支給する年金たる給付若しくは一時金たる給付（以下「障害給付金」という。）の支給を受けている者が死亡したときにその遺族に対し年金として支給する遺族給付金の支給期間については、当該老齢年金給付又は障害給付金の支給期間として規約において一定の期間を定めていた場合は、前項の規定にかかわらず、五年未満とすることができる。ただし、当該老齢年金給付又は障害給付金の支給期間のうち支給を受けていない期間を下ることができない。 ==解説== ==参照条文== ==判例== *[](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金基金令\|26]]	null	2011-01-23T04:01:17Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%9F%BA%E9%87%91%E4%BB%A4%E7%AC%AC26%E6%9D%A1
15,624	厚生年金基金令第25条	コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次) (脱退一時金)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(脱退一時金)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞コンメンタール厚生年金基金令（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール厚生年金基金令]] （[[厚生年金基金令第24条\|前]]）（[[厚生年金基金令第26条\|次]]） ==条文== （脱退一時金） ;第25条　 #加入員の脱退に関し支給する一時金たる給付（以下「脱退一時金」という。）は、規約で定めるところにより行うものとする。 #老齢年金給付の額が[[厚生年金基金令第23条\|第23条]]第三号に規定する方法で算定される加入員であつて当該老齢年金給付に当該加算額が加算されないものに支給する脱退一時金は、当該加算額の算定の基礎となる加入員であつた期間が三年以上の者に支給するものとする。 ==解説== 第23条（老齢年金給付の額の算定方法） ==参照条文== ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金基金令\|25]]	null	2011-01-23T04:03:51Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%9F%BA%E9%87%91%E4%BB%A4%E7%AC%AC25%E6%9D%A1
15,625	厚生年金基金令第24条	コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次) (基金の加入員となる前の期間の算入)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(基金の加入員となる前の期間の算入)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞コンメンタール厚生年金基金令（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール厚生年金基金令]] （[[厚生年金基金令第23条\|前]]）（[[厚生年金基金令第25条\|次]]） ==条文== （基金の加入員となる前の期間の算入） ;第24条　 :基金は、厚生労働省令で定めるところにより、当該基金の加入員の当該基金の加入員となる前の期間であつて、次の各号のいずれかに該当する期間を、老齢年金給付の額の算定の基礎として用いることができる。 :一　当該基金の加入員に係る基金の設立前の期間のうち、当該基金が設立されていたとしたならばその者が加入員となつていたと認められる期間その他これに準ずる期間 :二　他の適用事業所に使用されていた期間の全部又は一部（規約において当該他の適用事業所の名称及び所在地並びに老齢年金給付の額の算定の基礎として用いる期間に算入する期間が定められている場合に限る。） ==解説== ==参照条文== ==判例== *[](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金基金令\|24]]	null	2011-01-23T04:05:36Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%9F%BA%E9%87%91%E4%BB%A4%E7%AC%AC24%E6%9D%A1
15,626	厚生年金基金令第26条の3	コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次) (障害給付金)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>コンメンタール厚生年金基金令 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(障害給付金)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "参照条文" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞コンメンタール厚生年金基金令（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[コンメンタール厚生年金基金令]] （[[厚生年金基金令第26条の2\|前]]）（[[厚生年金基金令第27条\|次]]） ==条文== （障害給付金） ;第26条の3 　 #障害給付金は、規約において障害給付金を支給することを定めている場合に、規約で定めるところにより、次の各号のいずれかに該当する者に支給するものとする。 #:一　疾病にかかり、又は負傷し、その疾病又は負傷及びこれらに起因する疾病（以下「傷病」という。）につき初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日（以下この項において「初診日」という。）において加入員であつた者であつて、初診日から起算して一年六月を経過した日（その期間内にその傷病が治つた日（その症状が固定し治療の効果が期待できない状態に至つた日を含む。）があるときは、その日。次号において「障害認定日」という。）から六十五歳以下で規約で定める年齢に達するまでの間において、その傷病により規約で定める程度の障害の状態に該当するに至つたもの #:二　疾病にかかり、又は負傷し、かつ、その傷病（以下この号において「基準傷病」という。）に係る初診日において加入員であつた者であつて、基準傷病以外の傷病により障害の状態にあるものが、基準傷病に係る障害認定日から六十五歳以下で規約で定める年齢に達するまでの間において、初めて、基準傷病による障害と他の障害とを併合して規約で定める程度の障害の状態に該当するに至つたもの #前項各号に規定する規約で定める程度の障害の状態は、[[厚生年金保険法第47条\|法第47条]]第2項に規定する一級、二級及び三級の障害等級の範囲内でなければならない。 #年金として支給する障害給付金は、終身又は五年以上にわたり、毎年一回以上定期的に支給するものでなければならない。 ==解説== 法第47条（障害厚生年金の受給権者） ==参照条文== ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金基金令\|26の3]]	null	2011-01-23T04:10:17Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%9F%BA%E9%87%91%E4%BB%A4%E7%AC%AC26%E6%9D%A1%E3%81%AE3
15,627	厚生年金保険法第47条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (障害厚生年金の受給権者) 例外	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(障害厚生年金の受給権者)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "例外", "title": "解説" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第46条\|前]]）（[[厚生年金保険法第47条の2\|次]]） ==条文== （障害厚生年金の受給権者） ;第47条　 #障害厚生年金は、疾病にかかり、又は負傷し、その疾病又は負傷及びこれらに起因する疾病（以下「傷病」という。）につき初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日（以下「初診日」という。）において被保険者であつた者が、当該初診日から起算して一年六月を経過した日（その期間内にその傷病が治つた日（その症状が固定し治療の効果が期待できない状態に至つた日を含む。以下同じ。）があるときは、その日とし、以下「障害認定日」という。）において、その傷病により次項に規定する障害等級に該当する程度の障害の状態にある場合に、その障害の程度に応じて、その者に支給する。ただし、当該傷病に係る初診日の前日において、当該初診日の属する月の前々月までに国民年金の被保険者期間があり、かつ、当該被保険者期間に係る保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が当該被保険者期間の三分の二に満たないときは、この限りでない。 #障害等級は、障害の程度に応じて重度のものから一級、二級及び三級とし、各級の障害の状態は、政令で定める。 ==解説== ;骨子 :障害厚生年金の受給権発生の要件 :#傷病につき初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日（'''初診日'''）において被保険者であること。 :#初診日から起算して一年六月を経過した日（'''障害認定日<sup>※</sup>'''）において、障害等級一級、二級及び三級に該当する程度の障害の状態にあること :#その期間内にその傷病が治つた日又はその症状が固定し治療の効果が期待できない状態に至つた日があるときは、その日 :#（除外要件　'''保険料納付要件'''） :##（基準日）当該傷病に係る初診日の前日 :##（要件1）当該初診日の属する月の前々月までに国民年金の被保険者期間がある（にもかかわらず） :##（要件2）当該被保険者期間に係る保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が当該被保険者期間の三分の二に満たない例外事後重症　[[厚生年金保険法第47条の2]] 基準障害　[[厚生年金保険法第47条の3]] 併合認定　[[厚生年金保険法第48条]] ==参照条文== [[国民年金法第30条]] :[[障害基礎年金]]の支給要件 [[厚生年金基金令第26条の3]]（障害給付金） [[厚生年金保険法施行令第3条の8]]（障害等級） [[国民年金法第89条]] ==判例== [http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=52613&hanreiKbn=02 損害賠償請求事件](最高裁判例平成11年10月22日）[[国民年金法第30条]]，[[民法第709条]]，[[国民年金法第35条]]1号，[[厚生年金保険法第53条]]1号，[[民法第896条]]，[[国民年金法第33条の2]]，[[厚生年金保険法第50条の2]]，[[国民年金法第37条]]，[[厚生年金保険法第58条]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|47]]	null	2012-06-21T06:58:02Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC47%E6%9D%A1
15,628	厚生年金保険法第47条の2	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) 事後重症 (要件) (効果)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "事後重症", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(要件)", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(効果)", "title": "解説" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第47条\|前]]）（[[厚生年金保険法第47条の3\|次]]） ==条文== ;第47条の2 　 #疾病にかかり、又は負傷し、かつ、その傷病に係る初診日において被保険者であつた者であつて、障害認定日において[[厚生年金保険法第47条\|前条]]第2項に規定する障害等級（以下単に「障害等級」という。）に該当する程度の障害の状態になかつたものが、同日後六十五歳に達する日の前日までの間において、その傷病により障害等級に該当する程度の障害の状態に該当するに至つたときは、その者は、その期間内に同条第1項の障害厚生年金の支給を請求することができる。 #[[厚生年金保険法第47条\|前条]]第1項ただし書の規定は、前項の場合に準用する。 #第1項の請求があつたときは、[[厚生年金保険法第47条\|前条]]第一項の規定にかかわらず、その請求をした者に同項の障害厚生年金を支給する。 ==解説== '''事後重症''' （要件） #初診日において被保険者である。 #障害認定日において障害等級1～3級に該当する程度の障害の状態ではない。 #:→当該障害にあれば、すでに[[厚生年金保険法第47条]]が適用されているか、[[厚生年金保険法第48条]]の適用検討に入る #（期間）障害認定日から65歳に達する日の前日まで #'''当該'''傷病により障害等級1～3級に該当する程度の障害に至った。 #第2項除外条件（'''保険料納付要件'''）の適用（効果）障害厚生年金の支給を請求することができる（請求権⇒正しくは「[[形成権]]」を有する） :<u>[[老齢基礎年金の繰上げ支給\|繰上げ支給老齢基礎年金]]、[[老齢厚生年金の繰上げ支給\|繰上げ支給老齢厚生年金]]の受給権者は本請求を行うことはできない</u>。 ==参照条文== ==判例== {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|47の2]]	null	2012-06-21T07:05:07Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC47%E6%9D%A1%E3%81%AE2
15,629	厚生年金保険法第48条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (障害厚生年金の併給の調整) 併合認定による障害厚生年金 ★法改正経過措置あり	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(障害厚生年金の併給の調整)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "併合認定による障害厚生年金", "title": "解説" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "★法改正経過措置あり", "title": "解説" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第47条の3\|前]]）（[[厚生年金保険法第49条\|次]]） ==条文== （障害厚生年金の併給の調整） ;第48条　 #障害厚生年金（その権利を取得した当時から引き続き障害等級の一級又は二級に該当しない程度の障害の状態にある受給権者に係るものを除く。以下この条、[[厚生年金保険法第49条\|次条]]、[[厚生年金保険法第52条\|第52条]]第4項、[[厚生年金保険法第52条の2\|第52条の2]]、[[厚生年金保険法第54条\|第54条]]第2項ただし書及び第54条の2第一項において同じ。）の受給権者に対して更に障害厚生年金を支給すべき事由が生じたときは、前後の障害を併合した障害の程度による障害厚生年金を支給する。 #障害厚生年金の受給権者が前項の規定により前後の障害を併合した障害の程度による障害厚生年金の受給権を取得したときは、従前の障害厚生年金の受給権は、消滅する。 ==解説== '''併合認定による障害厚生年金''' ;第１項 :（条件）障害厚生年金の受給権者に対して更に障害厚生年金を支給すべき事由が生じたとき :（効果）前後の障害を併合した障害の程度による障害厚生年金を支給する。 ;第2項 :（条件）前項の規定により前後の障害を併合した障害の程度による障害厚生年金の受給権を取得したとき :（効果）従前の障害厚生年金の受給権は、消滅する。 ★法改正経過措置あり :（対象）昭和36年4月1日前に支給事由を生じた旧厚生年金保険法により障害年金の受給権者。 ==参照条文== ==判例== {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|48]]	null	2012-06-21T02:27:17Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC48%E6%9D%A1
15,630	厚生年金保険法第49条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第48条\|前]]）（[[厚生年金保険法第50条\|次]]） ==条文== ;第49条　 #期間を定めて支給を停止されている障害厚生年金の受給権者に対して更に障害厚生年金を支給すべき事由が生じたときは、前条第1項の規定により支給する前後の障害を併合した障害の程度による障害厚生年金は、従前の障害厚生年金の支給を停止すべきであつた期間、その支給を停止するものとし、その間、その者に従前の障害を併合しない障害の程度による障害厚生年金を支給する。 #障害厚生年金の受給権者が更に障害厚生年金の受給権を取得した場合において、新たに取得した障害厚生年金が[[厚生年金保険法第54条\|第54条]]第1項の規定によりその支給を停止すべきものであるときは、[[厚生年金保険法第48条\|前条]]第2項の規定にかかわらず、その停止すべき期間、その者に対して従前の障害厚生年金を支給する。 ==解説== 第54条（支給停止）前条（障害厚生年金の併給の調整） ==参照条文== ==判例== *[](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|49]]	null	2011-01-23T04:30:05Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC49%E6%9D%A1
15,631	厚生年金保険法第54条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (支給停止)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(支給停止)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第53条\|前]]）（[[厚生年金保険法第55条\|次]]） ==条文== （支給停止） ;第54条　 #障害厚生年金は、その受給権者が当該傷病について[[労働基準法第77条\|労働基準法（昭和二十二年法律第四十九号）第77条]] の規定による障害補償を受ける権利を取得したときは、六年間、その支給を停止する。 #障害厚生年金は、受給権者が障害等級に該当する程度の障害の状態に該当しなくなつたときは、その障害の状態に該当しない間、その支給を停止する。ただし、その支給を停止された障害厚生年金の受給権者が疾病にかかり、又は負傷し、かつ、その傷病に係る初診日において被保険者であつた場合であつて、当該傷病によりその他障害の状態にあり、かつ、当該傷病に係る障害認定日以後六十五歳に達する日の前日までの間において、当該障害厚生年金の支給事由となつた障害とその他障害（その他障害が二以上ある場合は、すべてのその他障害を併合した障害）とを併合した障害の程度が障害等級の一級又は二級に該当するに至つたときは、この限りでない。 #[[厚生年金保険法第46条\|第46条]]第7項の規定は、障害厚生年金について、[[厚生年金保険法第47条\|第47条]]第1項ただし書の規定は、前項ただし書の場合について準用する。 ==解説== 労働基準法（昭和二十二年法律第四十九号）第77条（障害補償）第46条（支給停止）第47条（障害厚生年金の受給権者） ==参照条文== ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|54]]	null	2011-01-23T04:36:05Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC54%E6%9D%A1
15,632	厚生年金保険法第46条	コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次) (支給停止)	[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "コンメンタール>厚生年金保険法 (前)(次)", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "(支給停止)", "title": "条文" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "判例" } ]	コンメンタール＞厚生年金保険法（前）（次）	[[コンメンタール]]＞[[厚生年金保険法]] （[[厚生年金保険法第45条\|前]]）（[[厚生年金保険法第47条\|次]]） ==条文== （支給停止） ;第46条　 #老齢厚生年金の受給権者が被保険者（前月以前の月に属する日から引き続き当該被保険者の資格を有する者に限る。）である日若しくはこれに相当するものとして政令で定める日又は七十歳以上の使用される者（前月以前の月に属する日から引き続き当該適用事業所において第二十七条の厚生労働省令で定める要件に該当する者に限る。）である日若しくはこれに相当するものとして厚生労働省令で定める日が属する月において、その者の標準報酬月額とその月以前の一年間の標準賞与額の総額を十二で除して得た額とを合算して得た額（以下「総報酬月額相当額」といい、七十歳以上の使用される者については、その者の標準報酬月額に相当する額とその月以前の一年間の標準賞与額及び標準賞与額に相当する額の総額を十二で除して得た額とを合算して得た額とする。以下この項において同じ。）及び老齢厚生年金の額（第四十四条第一項に規定する加給年金額及び第四十四条の三第四項に規定する加算額を除く。以下この項において同じ。）を十二で除して得た額（以下この項において「基本月額」という。）との合計額が支給停止調整額を超えるときは、その月の分の当該老齢厚生年金について、総報酬月額相当額と基本月額との合計額から支給停止調整額を控除して得た額の二分の一に相当する額に十二を乗じて得た額（以下この項において「支給停止基準額」という。）に相当する部分の支給を停止する。ただし、支給停止基準額が老齢厚生年金の額以上であるときは、老齢厚生年金の全部（同項に規定する加算額を除く。）の支給を停止するものとする。 #第二十条から第二十五条までの規定は、前項の標準報酬月額に相当する額及び標準賞与額に相当する額を算定する場合に準用する。この場合において、これらの規定に関し必要な技術的読替えは、政令で定める。 #第一項の支給停止調整額は、四十八万円とする。ただし、四十八万円に平成十七年度以後の各年度の物価変動率に第四十三条の二第一項第二号に掲げる率を乗じて得た率をそれぞれ乗じて得た額（その額に五千円未満の端数が生じたときは、これを切り捨て、五千円以上一万円未満の端数が生じたときは、これを一万円に切り上げるものとする。以下この項において同じ。）が四十八万円（この項の規定による支給停止調整額の改定の措置が講ぜられたときは、直近の当該措置により改定した額）を超え、又は下るに至つた場合においては、当該年度の四月以後の支給停止調整額を当該乗じて得た額に改定する。 #前項ただし書の規定による支給停止調整額の改定の措置は、政令で定める。 #被保険者であつた期間の全部又は一部が厚生年金基金の加入員であつた期間である者に支給する老齢厚生年金については、第一項中「及び老齢厚生年金の額」とあるのは「及び第四十四条の二第一項の規定の適用がないものとして計算した老齢厚生年金の額」と、「加給年金額及び第四十四条の三第四項に規定する加算額を除く。以下この項において同じ」とあるのは「加給年金額（以下この項において「加給年金額」という。）及び第四十四条の三第四項に規定する加算額（以下この項において「繰下げ加算額」という。）を除く。以下この項において「基金に加入しなかつた場合の老齢厚生年金の額」という」と、「老齢厚生年金の額以上」とあるのは「老齢厚生年金の額（加給年金額及び繰下げ加算額を除く。）以上」と、「全部（同項に規定する加算額を除く。）」とあるのは「全部（繰下げ加算額（支給停止基準額が、基金に加入しなかつた場合の老齢厚生年金の額に満たないときは、加給年金額及び繰下げ加算額）を除く。）」とする。 #第一項及び前項の規定により老齢厚生年金の全部又は一部の支給を停止する場合においては、第三十六条第二項の規定は適用しない。 #[[厚生年金保険法第44条\|第44条]]第1項の規定によりその額が加算された老齢厚生年金については、同項の規定によりその者について加算が行われている配偶者が、老齢厚生年金（その年金額の計算の基礎となる被保険者期間の月数が二百四十以上であるものに限る。）、障害厚生年金、国民年金法による障害基礎年金、共済組合が支給する年金たる給付、私立学校教職員共済法による年金たる給付その他の年金たる給付のうち、老齢若しくは退職又は障害を支給事由とする給付であつて政令で定めるものの支給を受けることができるときは、その間、同項の規定により当該配偶者について加算する額に相当する部分の支給を停止する。 ==解説== 第44条（加給年金額） ==参照条文== [[厚生年金保険法施行令第3条の6]]（法第46条第1項に規定する政令で定める日） [[厚生年金保険法施行令第3条の7]](法第46条第7項に規定する政令で定める給付) ==判例== [](最高裁判例 )[[]],[[]] {{stub}} [[category:厚生年金保険法\|46]]	null	2011-01-30T05:36:45Z	[ "テンプレート:Stub" ]	https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%B3%95%E7%AC%AC46%E6%9D%A1

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