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---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11,607 |
不動産登記規則第61条
|
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
(登記識別情報の定め方)
|
[
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"text": "(登記識別情報の定め方)",
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},
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},
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"text": "",
"title": "参照条文"
}
] |
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール不動産登記法]]>[[コンメンタール不動産登記令]]>[[コンメンタール不動産登記規則]]
==条文==
(登記識別情報の定め方)
;第61条
:登記識別情報は、アラビア数字その他の符号の組合せにより、不動産及び登記名義人となった申請人ごとに定める。
==解説==
==参照条文==
*[[]]
----
{{前後
|[[コンメンタール不動産登記規則|不動産登記規則]]
|[[コンメンタール不動産登記規則#s3|第3章 登記手続]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1|第1節 総則]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1-5|第5款 登記識別情報]]<br>
|[[不動産登記規則第60条]]<br>(申請情報)
|[[不動産登記規則第62条]]<br>(登記識別情報の通知の相手方)
}}
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[[category:不動産登記規則|61]]
| null |
2022-05-14T12:19:56Z
|
[
"テンプレート:前後",
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] |
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|
11,608 |
不動産登記規則第63条の2
|
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則>不動産登記事務取扱手続準則
|
[
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"text": "法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則>不動産登記事務取扱手続準則",
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] |
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則>不動産登記事務取扱手続準則
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール不動産登記法]]>[[不動産登記令]]>[[不動産登記規則]]>[[不動産登記事務取扱手続準則]]
==条文==
;第63条の2
#官庁又は公署が登記権利者のために登記の嘱託をしたときにおける登記識別情報の通知は、官庁又は公署の申出により、登記識別情報を記載した書面を交付する方法によりすることもできる。この場合においては、官庁又は公署は、当該申出をする旨並びに送付の方法による交付を求めるときは、その旨及び送付先の住所を嘱託情報の内容とするものとする。
#前項の場合における登記識別情報を記載した書面の送付は、同項の住所にあてて、書留郵便又は信書便の役務であって信書便事業者において引受け及び配達の記録を行うものその他の郵便又は信書便によって書面を送付する方法によってするものとする。
#前条第6項から第9項までの規定は、官庁又は公署が送付の方法により登記識別情報を記載した書面の交付を求める場合について準用する。
==解説==
==参照条文==
*[[]]
----
{{前後|[[不動産登記規則]]|[[不動産登記規則#s3|第3章 登記手続]]<br>[[不動産登記規則#s3-1|第1節 総則]]<br>[[不動産登記規則#s3-1-5|第5款 登記識別情報]]|[[不動産登記規則第63条]]<br>(登記識別情報の通知の方法)|[[不動産登記規則第64条]]<br>(登記識別情報の通知を要しない場合等)}}
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[[category:不動産登記規則|063の2]]
| null |
2013-03-06T22:37:06Z
|
[
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|
11,609 |
不動産登記規則第66条
|
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
(登記識別情報の提供)
|
[
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"title": "条文"
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"title": "参照条文"
},
{
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"text": "",
"title": "参照条文"
}
] |
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール不動産登記法]]>[[コンメンタール不動産登記令]]>[[コンメンタール不動産登記規則]]
==条文==
(登記識別情報の提供)
;第66条
#[[不動産登記法第22条|法第22条]] 本文の規定により同条 本文に規定する登記義務者の登記識別情報を提供する場合には、次の各号に掲げる申請の区分に応じ、当該各号に定める方法による。
#:一 電子申請 法務大臣の定めるところにより電子情報処理組織を使用して登記識別情報を提供する方法
#:二 書面申請 登記識別情報を記載した書面を申請書に添付して提出する方法
#前項第二号の登記識別情報を記載した書面は、封筒に入れて封をするものとする。
#前項の封筒には、登記識別情報を提供する申請人の氏名又は名称及び登記の目的を記載し、登記識別情報を記載した書面が在中する旨を明記するものとする。
==解説==
*法第22条(登記識別情報の提供)
==参照条文==
*[[]]
----
{{前後
|[[コンメンタール不動産登記規則|不動産登記規則]]
|[[コンメンタール不動産登記規則#s3|第3章 登記手続]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1|第1節 総則]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1-5|第5款 登記識別情報]]<br>
|[[不動産登記規則第65条]]<br>(登記識別情報の失効の申出)
|[[不動産登記規則第67条]]<br>(登記識別情報の提供の省略)
}}
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[[category:不動産登記規則|66]]
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2010-09-27T07:16:34Z
|
[
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] |
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|
11,610 |
不動産登記規則第67条
|
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
(登記識別情報の提供の省略)
|
[
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"title": "参照条文"
}
] |
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール不動産登記法]]>[[コンメンタール不動産登記令]]>[[コンメンタール不動産登記規則]]
==条文==
(登記識別情報の提供の省略)
;第67条
:同一の不動産について二以上の権利に関する登記の申請がされた場合(当該二以上の権利に関する登記の前後を明らかにして同時に申請がされた場合に限る。)において、前の登記によって登記名義人となる者が、後の登記の登記義務者となるときは、当該後の登記の申請情報と併せて提供すべき登記識別情報は、当該後の登記の申請情報と併せて提供されたものとみなす。
==解説==
==参照条文==
*[[]]
----
{{前後
|[[コンメンタール不動産登記規則|不動産登記規則]]
|[[コンメンタール不動産登記規則#s3|第3章 登記手続]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1|第1節 総則]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1-5|第5款 登記識別情報]]<br>
|[[不動産登記規則第66条]]<br>(登記識別情報の提供)
|[[不動産登記規則第68条]]<br>(登記識別情報に関する証明)
}}
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[[category:不動産登記規則|67]]
| null |
2010-09-27T07:21:14Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
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|
11,611 |
不動産登記規則第73条
|
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則 不動産登記規則第73条(前)(次)
(土地所在図、地積測量図、建物図面及び各階平面図の作成方式)
|
[
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{
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"title": "判例"
}
] |
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則 不動産登記規則第73条(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール不動産登記法]]>[[不動産登記令]]>[[不動産登記規則]] [[不動産登記規則第73条]]([[不動産登記規則第72条|前]])([[不動産登記規則第74条|次]])
==条文==
(土地所在図、地積測量図、建物図面及び各階平面図の作成方式)
;第73条
#電子申請において送信する土地所在図、地積測量図、建物図面及び各階平面図は、法務大臣の定める方式に従い、作成しなければならない。書面申請においてこれらの図面を電磁的記録に記録して提出する場合についても、同様とする。
#前項の土地所在図、地積測量図、建物図面及び各階平面図には、作成の年月日並びに申請人及び作成者の氏名又は名称を記録しなければならない。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[不動産登記規則]]
|[[不動産登記規則#s3|第3章 登記手続]]<br>
[[不動産登記規則#s3-1|第1節 総則]]<br>
[[不動産登記規則#s3-1-7|第7款 土地所在図等]]<br>
|[[不動産登記規則第72条]]<br>(資格者代理人による本人確認情報の提供)
|[[不動産登記規則第74条]]}}
==判例==
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[[category:不動産登記規則|073]]
| null |
2013-02-10T18:43:24Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E7%99%BB%E8%A8%98%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC73%E6%9D%A1
|
11,612 |
不動産登記規則第78条
|
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
(分筆の登記の場合の地積測量図)
|
[
{
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"text": "法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則",
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"text": "(分筆の登記の場合の地積測量図)",
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{
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"text": "",
"title": "参照条文"
}
] |
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>コンメンタール不動産登記令>コンメンタール不動産登記規則
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール不動産登記法]]>[[コンメンタール不動産登記令]]>[[コンメンタール不動産登記規則]]
==条文==
(分筆の登記の場合の地積測量図)
;第78条
:分筆の登記を申請する場合において提供する分筆後の土地の地積測量図には、分筆前の土地を図示し、分筆線を明らかにして分筆後の各土地を表示し、これに符号を付さなければならない。
==解説==
==参照条文==
*[[]]
----
{{前後
|[[コンメンタール不動産登記規則|不動産登記規則]]
|[[コンメンタール不動産登記規則#s3|第3章 登記手続]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1|第1節 総則]]<br>
[[コンメンタール不動産登記規則#s3-1-7|第7款 土地所在図等]]<br>
|[[不動産登記規則第77条]]<br>(地積測量図の内容)
|[[不動産登記規則第79条]]<br>(地役権図面の内容)
}}
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[[category:不動産登記規則|078]]
| null |
2010-09-27T04:39:31Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E7%99%BB%E8%A8%98%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC78%E6%9D%A1
|
11,613 |
不動産登記規則第87条
|
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則 不動産登記規則第87条(前)(次)
(地役権図面の閉鎖)
|
[
{
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"text": "法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則 不動産登記規則第87条(前)(次)",
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},
{
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"text": "(地役権図面の閉鎖)",
"title": "条文"
}
] |
法学>民事法>コンメンタール不動産登記法>不動産登記令>不動産登記規則 不動産登記規則第87条(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール不動産登記法]]>[[不動産登記令]]>[[不動産登記規則]] [[不動産登記規則第87条]]([[不動産登記規則第86条|前]])([[不動産登記規則第88条|次]])
==条文==
(地役権図面の閉鎖)
;第87条
#登記官は、地役権の登記の抹消をしたとき又は地役権図面を添付情報とする申請に基づく分筆の登記、合筆の登記若しくは地役権の変更の登記若しくは更正の登記をしたときは、従前の地役権図面を閉鎖しなければならない。
#[[不動産登記規則第85条|第85条]]第3項の規定は、前項の場合について準用する。
==解説==
*第12条第2項(地図等の閉鎖)
==参照条文==
*[[]]
==判例==
----
{{前後
|[[不動産登記規則]]
|[[不動産登記規則#s3|第3章 登記手続]]<br>
[[不動産登記規則#s3-1|第1節 総則]]<br>
[[不動産登記規則#s3-1-7|第7款 土地所在図等]]<br>
|[[不動産登記規則第86条]]<br>(地役権図面の管理)
|[[不動産登記規則第88条]]<br>(土地所在図の訂正等)}}
{{stub}}
[[category:不動産登記規則|087]]
| null |
2013-02-10T19:10:05Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%8D%E5%8B%95%E7%94%A3%E7%99%BB%E8%A8%98%E8%A6%8F%E5%89%87%E7%AC%AC87%E6%9D%A1
|
11,614 |
平家物語
|
文学>古典文学>日本の古典>平家物語
|
[
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"text": "文学>古典文学>日本の古典>平家物語",
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{
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"title": "卷第參"
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{
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"title": "卷第肆"
}
] |
文学>古典文学>日本の古典>平家物語
|
[[文学]]>[[古典文学]]>[[日本の古典]]>'''平家物語'''
==卷第壹==
*[[平家物語 祇園精舎|祇園精舎]]
*[[平家物語 殿上闇討|殿上闇討]]
*[[平家物語 鱸|鱸]]
*[[平家物語 禿髪|禿髪]]
*[[平家物語 吾身栄花|吾身栄花]]
*[[平家物語 祇王|祇王]]
*[[平家物語 二代后|二代后]]
*[[平家物語 額打論|額打論]]
*[[平家物語 清水炎上|清水炎上]]
*[[平家物語 春宮立|春宮立]]
*[[平家物語 殿下乗合|殿下乗合]]
*[[平家物語 鹿谷|鹿谷]]
*[[平家物語 鵜川合戦|鵜川合戦]]
*[[平家物語 願立|願立]]
*[[平家物語 御輿振|御輿振]]
*[[平家物語 内裏炎上|内裏炎上]]
==卷第貳==
*[[平家物語 座主流|座主流]]
*[[平家物語 一行阿闍梨之沙汰|一行阿闍梨之沙汰]]
*[[平家物語 西光被斬|西光被斬]]
*[[平家物語 小教訓|小教訓]]
*[[平家物語 少将乞請|少将乞請]]
*[[平家物語 教訓状|教訓状]]
*[[平家物語 烽火之沙汰|烽火之沙汰]]
*[[平家物語 大納言流罪|大納言流罪]]
*[[平家物語 阿古屋之松|阿古屋之松]]
*[[平家物語 大納言死去|大納言死去]]
*[[平家物語 徳大寺之沙汰|徳大寺之沙汰]]
*[[平家物語 堂衆合戦|堂衆合戦]]
*[[平家物語 山門滅亡|山門滅亡]]
*[[平家物語 善光寺炎上|善光寺炎上]]
*[[平家物語 康頼祝言|康頼祝言]]
*[[平家物語 卒都婆流|卒都婆流]]
*[[平家物語 蘇武|蘇武]]
==卷第參==
==卷第肆==
== 巻第五 ==
*[[都遷]]
*[[月見]]
*[[物怪之沙汰]]
*早馬
*朝敵揃
*咸陽宮
*文覚荒行
*勧進帳
*文覚被流
*福原院宣
*富士川
*五節之沙汰
*都帰
*奈良炎上
== 巻第六 ==
*新院崩御
*紅葉
*葵前
*小督
*廻文
*飛脚到来
*入道死去
*築嶋
*慈心坊
*祗園女御
*州俣合戦
*嗄声
*横田河原合戦
== 巻第七 ==
*清水冠者
*北国下向
*竹生島詣
*火打合戦
*願書
*倶利迦羅落
*篠原合戦
*実盛
*還亡
*木曾山門牒状
*返牒
*平家山門連署
*主上都落
*維盛都落
*聖主臨幸
*忠度都落
*経正都落
*青山之沙汰
*一門都落
*福原落
== 巻第八 ==
*山門御幸
*名虎
*緒環
*太宰府落
*征夷将軍院宣
*猫間
*水島合戦
*瀬尾最期
*室山
*鼓判官
*法住寺合戦
== 巻第九 ==
*生食の沙汰
*[[平家物語 宇治川先陣|宇治川先陣]]
*河原合戦
*[[平家物語 木曾最後|木曾最後]]
*樋口誅罸
*六箇度軍
*三草勢揃
*三草合戦
*老馬
*一二之懸
*二度之懸
*坂落
*越中前司最期
*忠度最期
*重衡生捕
*敦盛最期
*知章最期
*落足
*小宰相身投
== 巻第十 ==
*首渡
*内裏女房
*八島院宣
*請文
*戒文
*海道下
*千手前
*横笛
*高野之巻
*維盛出家
*熊野參詣
*維盛入水
*三日平氏
*藤戸
*大嘗会沙汰
== 巻第十一 ==
*逆櫓
*勝浦付大坂越
*嗣信最期
*那須与一
*弓流
*志渡合戦
*鶏合 壇浦合戦
*遠矢
*先帝身投
*能登殿最期
*内侍所都入
*劍
*一門大路渡
*鏡
*文之沙汰
*副将被斬
*腰越
*大臣殿被斬
*重衡被斬
== 巻第十二 ==
*大地震
*紺掻沙汰
*平大納言被流
*土佐房被斬
*判官都落
*六代
*長谷六代
*六代被斬
== 灌頂巻 ==
*女院出家
*大原入
*大原御幸
*六道の沙汰
*女院御往生
== 原文出典 ==
*山田孝雄校訂『平家物語・下巻』岩波書店〈岩波文庫〉,1946年
== 参考文献 ==
*角川書店編『ビギナーズ・クラシックス 平家物語』角川書店,2001年
[[Category:古典文学|へいけものかたり]]
[[Category:平家物語|*]]
| null |
2018-09-01T00:14:07Z
|
[] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%AE%B6%E7%89%A9%E8%AA%9E
|
11,615 |
商法第519条
|
法学>民事法>商法>コンメンタール商法>第2編 商行為 (コンメンタール商法)>商法第518条
(有価証券の譲渡方法及び善意取得)
|
[
{
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"text": "法学>民事法>商法>コンメンタール商法>第2編 商行為 (コンメンタール商法)>商法第518条",
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"text": "(有価証券の譲渡方法及び善意取得)",
"title": "条文"
}
] |
法学>民事法>商法>コンメンタール商法>第2編 商行為 (コンメンタール商法)>商法第518条
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[商法]]>[[コンメンタール商法]]>[[第2編 商行為 (コンメンタール商法)]]>[[商法第518条]]
==条文==
(有価証券の譲渡方法及び善意取得)
;第519条
#金銭その他の物又は有価証券の給付を目的とする有価証券の譲渡については、当該有価証券の性質に応じ、手形法(昭和7年法律第20号)[[手形法第12条|第12条]]、[[手形法第13条|第13条]]及び[[手形法第14条|第14条]]第2項又は小切手法(昭和8年法律第57号)[[小切手法第5条|第5条]]第2項及び[[小切手法第19条|第19条]]の規定を準用する。
#金銭その他の物又は有価証券の給付を目的とする有価証券の取得については、小切手法[[小切手法第21条|第21条]]の規定を準用する。
==解説==
==参照条文==
*[[手形法第12条]](裏書の要件)
*[[手形法第13条]](裏書の方式)
*[[手形法第14条]](裏書の権利移転的効力)
**第2項: 裏書が白地式であるときの扱い
*[[小切手法第5条]](受取人の記載)
**第2項: 「持参人払い」
*[[小切手法第19条]](裏書の資格授与的効力)
*[[小切手法第21条]](小切手の善意取得)
==判例==
{{stub}}
----
{{前後
|[[コンメンタール商法|商法]]
|[[第2編 商行為 (コンメンタール商法)|第2編 商行為]]<br />
[[第2編 商行為 (コンメンタール商法)#1|第1章 総則]]
|[[商法第518条]]<br />(有価証券喪失の場合の権利行使方法)
|[[商法第520条]]<br />(取引時間)
}}
[[Category:商法|519]]
| null |
2020-12-16T04:22:58Z
|
[
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|
11,621 |
刑法第1条
|
(国内犯)
本条は、刑法の人的適用範囲についての規定の一つであり、日本国内での犯罪(国内犯)で日本の刑法が適用されることを規定している。「日本船舶」・「日本航空機」内での犯罪行為についても国内犯とみなすことになっている。ここで、日本船舶や日本航空機と認められるためには一定の要件を充たす必要があり、日本の企業が運航しているからと言って日本船舶・日本航空機と認められるわけではない。
|
[
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"text": "本条は、刑法の人的適用範囲についての規定の一つであり、日本国内での犯罪(国内犯)で日本の刑法が適用されることを規定している。「日本船舶」・「日本航空機」内での犯罪行為についても国内犯とみなすことになっている。ここで、日本船舶や日本航空機と認められるためには一定の要件を充たす必要があり、日本の企業が運航しているからと言って日本船舶・日本航空機と認められるわけではない。",
"title": "解説"
}
] | null |
{{刑法 (日本)/ヘッダー}}
==条文==
(国内犯)
; 第1条
# この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する。
# 日本国外にある日本船舶又は日本航空機内において罪を犯した者についても、前項と同様とする。
==解説==
本条は、刑法の人的適用範囲についての規定の一つであり、日本国内での犯罪(国内犯)で日本の刑法が適用されることを規定している。「日本船舶」・「日本航空機」内での犯罪行為についても国内犯とみなすことになっている。ここで、[[w:日本船舶|日本船舶]]や日本航空機と認められるためには一定の要件を充たす必要があり、日本の企業が運航しているからと言って日本船舶・日本航空機と認められるわけではない。
== 判例 ==
* [http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=50292 艦船覆没、詐欺](最高裁決定 昭和58年10月26日)
*;刑法第1条第2項にいう「日本船舶」にあたるとされた事例
*:本件覆没行為の当時[[船舶法第1条]]第3号の要件を備えていたものと認められる本件船舶は、刑法第1条第2項にいう「日本船舶」にあたる。
*:*船舶法第1条第3号「日本ノ法令ニ依リ設立シタル会社ニシテ其代表者ノ全員及ビ業務ヲ執行スル役員ノ三分ノ二以上ガ日本国民ナルモノノ所有ニ属スル船舶」
*;公海上における船舶覆没行為につき刑法第1条第2項により[[刑法第126条]]第2項の規定の適用があるとされた事例
*:公海上で、日本船舶の乗組員が同船舶の船底弁を引き抜き海水を船内に浸入させて人の現在する船舶を覆没させた行為については、刑法第1条第2項により刑法第126条第2項の規定の適用がある。
* [http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=50141 覚せい剤取締法第違反、同幇助、関税法第違反、同幇助](最高裁決定 平成6年12月9日)
*;正犯の実行行為が日本国内で行われた場合における日本国外で幇助行為をした者と刑法第1条第1項
*:日本国外で幇助行為をした者であっても、正犯が日本国内で実行行為をした場合には、刑法第1条第1項の「日本国内ニ於テ罪ヲ犯シタル者(現行:日本国内において罪を犯した者)」に当たる。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]
| -
|[[刑法第2条]]<br>(すべての者の国外犯)
}}
{{stub|law}}
[[category:刑法|001]]
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2022-10-04T18:05:07Z
|
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|
11,622 |
刑法第2条
|
(すべての者の国外犯)
本条は、保護主義に基づくものであり、日本国や日本国民の法益を守るため、一定の犯罪類型について、犯人の国籍や犯罪地を問わずに刑法を適用することを宣言したものである。
|
[
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"text": "本条は、保護主義に基づくものであり、日本国や日本国民の法益を守るため、一定の犯罪類型について、犯人の国籍や犯罪地を問わずに刑法を適用することを宣言したものである。",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(すべての者の国外犯)
; 第2条
: この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯したすべての者に適用する。
# 削除
# [[刑法第77条|第77条]]から[[刑法第79条|第79条]]まで(内乱、予備及び陰謀、内乱等幇助)の罪
# [[刑法第81条|第81条]](外患誘致)、[[刑法第82条|第82条]](外患援助)、[[刑法第87条|第87条]](未遂罪)及び[[刑法第88条|第88条]](予備及び陰謀)の罪
# [[刑法第149条|第148条]](通貨偽造及び行使等)の罪及びその未遂罪
# [[刑法第154条|第154条]](詔書偽造等)、[[刑法第155条|第155条]](公文書偽造等)、[[刑法第157条|第157条]](公正証書原本不実記載等)、[[刑法第158条|第158条]](偽造公文書行使等)及び公務所又は公務員によって作られるべき電磁的記録に係る[[刑法第161条の2|第161条の2]](電磁的記録不正作出及び供用)の罪
# [[刑法第162条|第162条]](有価証券偽造等)及び[[刑法第163条|第163条]](偽造有価証券行使等)の罪
# [[刑法第163条の2|第163条の2]]から[[刑法第163条の5|第163条の5]]まで(支払用カード電磁的記録不正作出等、不正電磁的記録カード所持、支払用カード電磁的記録不正作出準備、未遂罪)の罪
# [[刑法第164条|第164条]]から[[刑法第166条|第166条]]まで(御璽偽造及び不正使用等、公印偽造及び不正使用等、公記号偽造及び不正使用等)の罪並びに[[刑法第164条|第164条]]第2項、[[刑法第165条|第165条]]第2項及び[[刑法第166条|第166条]]第2項の罪の未遂罪
==解説==
本条は、[[保護主義]]に基づくものであり、日本国や日本国民の法益を守るため、一定の犯罪類型について、犯人の国籍や犯罪地を問わずに刑法を適用することを宣言したものである。
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第1条]]<br>(国内犯)
|[[刑法第3条]]<br>(国民の国外犯)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|002]]
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2022-10-05T23:31:54Z
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|
11,623 |
刑法第3条
|
(国民の国外犯)
改正前
改正前
改正後
主に、見出し語即ち罪名乃至その表記が改正になったことに伴う改正。なお、新設された「監護者わいせつ及び監護者性交等」の罪は属人主義によることが定められた。
改正前
新設
改正前
改正前
主に、日本国憲法施行に伴う改正 改正前
属人主義に服する犯罪、即ち、犯人が日本国民であれば、外国において一定の罪を犯した者であっても刑法を適用する犯罪を定めている。
また第2項(廃止)によれば、日本国民に対する行為も、犯人が日本国民である場合と同様に外国人にも一定の罪を犯した者について刑法を適用することを定めている
組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案
|
[
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"text": "(国民の国外犯)",
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"text": "改正前",
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"text": "改正前",
"title": "条文"
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"text": "改正後",
"title": "条文"
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"text": "主に、見出し語即ち罪名乃至その表記が改正になったことに伴う改正。なお、新設された「監護者わいせつ及び監護者性交等」の罪は属人主義によることが定められた。",
"title": "条文"
},
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"text": "改正前",
"title": "条文"
},
{
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"text": "新設",
"title": "条文"
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"paragraph_id": 7,
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"text": "改正前",
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{
"paragraph_id": 8,
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"text": "改正前",
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},
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"text": "主に、日本国憲法施行に伴う改正 改正前",
"title": "条文"
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"text": "属人主義に服する犯罪、即ち、犯人が日本国民であれば、外国において一定の罪を犯した者であっても刑法を適用する犯罪を定めている。",
"title": "解説"
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"text": "また第2項(廃止)によれば、日本国民に対する行為も、犯人が日本国民である場合と同様に外国人にも一定の罪を犯した者について刑法を適用することを定めている",
"title": "解説"
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"text": "組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案",
"title": "参照条文"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(国民の国外犯)
; 第3条
: この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯した日本国民に適用する。
# [[刑法第108条|第108条]](現住建造物等放火)及び[[刑法第109条|第109条]]第1項(非現住建造物等放火)の罪、これらの規定の例により処断すべき罪並びにこれらの罪の未遂罪
# [[刑法第119条|第119条]](現住建造物等浸害)の罪
# [[刑法第159条|第159条]]から[[刑法第161条|第161条]]まで(私文書偽造等、虚偽診断書等作成、偽造私文書等行使)及び前条第五号に規定する電磁的記録以外の電磁的記録に係る[[刑法第161条の2|第161条の2]]の罪
# [[刑法第167条|第167条]](私印偽造及び不正使用等)の罪及び同条第2項の罪の未遂罪
# [[刑法第176条|第176条]]、[[刑法第177条|第177条]]及び[[刑法第179条|第179条]]から[[刑法第181条|第181条]]まで(不同意わいせつ、不同意性交等、監護者わいせつ及び監護者性交等、未遂罪、不同意わいせつ等致死傷)並びに第百八十四条(重婚)の罪
# [[刑法第198条|第198条]](贈賄)の罪
# [[刑法第199条|第199条]](殺人)の罪及びその未遂罪
# [[刑法第204条|第204条]](傷害)及び[[刑法第205条|第205条]](傷害致死)の罪
# [[刑法第214条|第214条]]から[[刑法第216条|第216条]]まで(業務上堕胎及び同致死傷、不同意堕胎、不同意堕胎致死傷)の罪
# [[刑法第218条|第218条]](保護責任者遺棄等)の罪及び同条の罪に係る[[刑法第219条|第219条]](遺棄等致死傷)の罪
# [[刑法第220条|第220条]](逮捕及び監禁)及び[[刑法第221条|第221条]](逮捕等致死傷)の罪
# [[刑法第224条|第224条]]から[[刑法第228条|第228条]]まで(未成年者略取及び誘拐、営利目的等略取及び誘拐、身の代金目的略取等、所在国外移送目的略取及び誘拐、人身売買、被略取者等所在国外移送、被略取者引渡し等、未遂罪)の罪
# [[刑法第230条|第230条]](名誉毀損)の罪
# [[刑法第235条|第235条]]から[[刑法第236条|第236条]]まで(窃盗、不動産侵奪、強盗)、[[刑法第238条|第238条]]から[[刑法第240条|第240条]]まで(事後強盗、{{ruby|昏|こん}}酔強盗、強盗致死傷)、[[刑法第241条|第241条]]第1項及び第3項(強盗・不同意性交等及び同致死)並びに[[刑法第243条|第243条]](未遂罪)の罪
# [[刑法第246条|第246条]]から[[刑法第250条|第250条]]まで(詐欺、電子計算機使用詐欺、背任、準詐欺、恐喝、未遂罪)の罪
# [[刑法第253条|第253条]](業務上横領)の罪
# [[刑法第256条|第256条]]第2項(盗品譲受け等)の罪
===改正経緯===
====2023年(令和5年)改正====
=====第5号=====
改正前
:「第176条から第181条まで(強制わいせつ、強制性交等、準強制わいせつ及び準強制性交等、監護者わいせつ及び監護者性交等、未遂罪、強制わいせつ等致死傷)及び第184条(重婚)の罪」
#「第178条(準強制わいせつ及び準強制性交等)」の廃止に伴い列挙方法を改正。
#「強制わいせつ」「強制性交」概念が「不同意わいせつ」「不同意性交」概念に見直しになり改正されたことに伴う改正。
=====第14号=====
改正前
:第241条第1項及び第3項(強盗・強制性交等及び同致死)
改正後
:第241条第1項及び第3項(強盗・不同意性交等及び同致死)
====2017年(平成29年)改正====
主に、見出し語即ち罪名乃至その表記が改正になったことに伴う改正。なお、新設された「監護者わいせつ及び監護者性交等」の罪は属人主義によることが定められた。
=====第5号=====
改正前
:「''第176条から第179条まで(強制わいせつ、強姦、準強制わいせつ及び準強姦、集団強姦等、未遂罪)、第181条(強制わいせつ等致死傷)及び第184条(重婚)の罪''」
#「第177条(強姦)」→「第177条(強制性交等)」
#:「強姦」概念の見直しに伴う、見出しの変更
#「第178条(準強制わいせつ及び準強姦)」→「第178条(準強制わいせつ及び準強制性交等)」
#:「準強姦」概念の見直しに伴う、見出しの変更
#「第180条(親告罪)」→ 削除
#:「強制性交等」は「親告罪」ではないため削除。
#「第178条の2(集団強姦等)」→ 削除
#:「強姦(≒強制性交等)」の法定刑の下限が懲役3年から5年に引き上げられ、下限が4年であった「集団強姦等」の概念が不要になったことに伴う削除。
#「第179条(未遂罪)」→ 「第180条(未遂罪)」
#:「監護者わいせつ及び監護者性交等」の罪新設に伴う、条数の繰り下げ。第180条は上記3により空番となっているため、以降の条数への影響はない。
#第179条(監護者わいせつ及び監護者性交等)
#:新設
=====第6号=====
新設
:「第198条(贈賄)の罪」
#:「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」により追加された。
=====第12号=====
改正前
:「''第230条(名誉毀損)の罪''」
#「毀」に「き」のルビが振られたことに伴う改正。
=====第13号=====
改正前
:「''第235条から第236条まで(窃盗、不動産侵奪、強盗)、第238条から第241条まで(事後強盗、昏酔強盗、強盗致死傷、強盗強姦及び同致死)及び第243条(未遂罪)の罪''」
#見出しの改正に伴う改正
#:「[[刑法第241条|第241条]](強盗'''強姦'''及び同致死)」→「第241条(強盗・'''強制性交等'''及び同致死)」
#[[刑法第241条|第241条]]第2項に減軽規定が追加されたことに伴い、適用条文のみ抽出。
====昭和22年改正====
主に、日本国憲法施行に伴う改正
改正前
:「''帝国外ニ於テ帝国臣民ニ対シ前項ノ罪ヲ犯シタル外国人ニ付キ亦同シ''」(削除)
; 第2項(廃止)
: 帝国外ニ於テ帝国臣民ニ対シ前項ノ罪ヲ犯シタル外国人ニ付キ亦同シ(日本国外で日本国民に第3条の罪を犯した者も罰するという規定なお、現在は、第3条の2に、近いものがある。)
==解説==
属人主義に服する犯罪、即ち、犯人が日本国民であれば、外国において一定の罪を犯した者であっても刑法を適用する犯罪を定めている。
また第2項(廃止)によれば、日本国民に対する行為も、犯人が日本国民である場合と同様に外国人にも一定の罪を犯した者について刑法を適用することを定めている
==参照条文==
* 第6号
[http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00142.html 組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案]
:(可決成立日 平成29年6月15日)
:(公布日 平成29年6月21日(法律第67号))
:(官報掲載日 平成29年6月21日(第7044号))
:(施行日 一部の規定を除き,平成29年7月11日)
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第2条]]<br>(すべての者の国外犯)
|[[刑法第3条の2]]<br>(国民以外の者の国外犯)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|003]]
[[category:刑法 2017年改正|003]]
[[category:刑法 2023年改正|003]]
|
2009-10-01T13:41:14Z
|
2023-07-13T15:26:27Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub",
"テンプレート:Ruby"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC3%E6%9D%A1
|
11,624 |
刑法第3条の2
|
(国民以外の者の国外犯)
改正前
改正前
改正後
主に、見出し語即ち罪名乃至その表記が改正になったことに伴う改正。
改正前
改正前
本条は、消極的属人主義に基づくものであり、日本国民の重要な法益を守るため、国外において日本国民に対して各号に掲げる犯罪を行った日本国民以外の者に対しても日本の刑法を適用するものである。
2002年に発生したTAJIMA号事件が契機となり追加された。
|
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"text": "改正前",
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"text": "改正前",
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"text": "改正後",
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"text": "主に、見出し語即ち罪名乃至その表記が改正になったことに伴う改正。",
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"text": "改正前",
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"text": "本条は、消極的属人主義に基づくものであり、日本国民の重要な法益を守るため、国外において日本国民に対して各号に掲げる犯罪を行った日本国民以外の者に対しても日本の刑法を適用するものである。",
"title": "解説"
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"text": "2002年に発生したTAJIMA号事件が契機となり追加された。",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(国民以外の者の国外犯)
; 第3条の2
: この法律は、日本国外において日本国民に対して次に掲げる罪を犯した日本国民以外の者に適用する。
# [[刑法第176条|第176条]]から[[刑法第181条|第181条]]まで(強制わいせつ、強制性交等、準強制わいせつ及び準強制性交等、監護者わいせつ及び監護者性交等、未遂罪、強制わいせつ等致死傷)及び[[刑法第184条|第184条]](重婚)の罪
# [[刑法第199条|第199条]](殺人)の罪及びその未遂罪
# [[刑法第204条|第204条]](傷害)及び[[刑法第205条|第205条]](傷害致死)の罪
# [[刑法第220条|第220条]](逮捕及び監禁)及び[[刑法第221条|第221条]](逮捕等致死傷)の罪
# [[刑法第224条|第224条]]から[[刑法第228条|第228条]]まで(未成年者略取及び誘拐、営利目的等略取及び誘拐、身の代金目的略取等、所在国外移送目的略取及び誘拐、人身売買、被略取者等所在国外移送、被略取者引渡し等、未遂罪)の罪
# [[刑法第236条|第236条]](強盗)及び[[刑法第238条|第238条]]から[[刑法第240条|第240条]]まで(事後強盗、昏酔強盗、強盗致死傷)並びに[[刑法第241条|第241条]]第1項及び第3項(強盗・不同意性交性交等及び同致死) の罪並びにこれらの罪(同条第1項の罪を除く。)の未遂罪
===改正経緯===
====2023年(令和5年)改正====
=====第1号=====
改正前
:「第176条から第181条まで(強制わいせつ、強制性交等、準強制わいせつ及び準強制性交等、監護者わいせつ及び監護者性交等、未遂罪、強制わいせつ等致死傷)及び第184条(重婚)の罪」
#「第178条(準強制わいせつ及び準強制性交等)」の廃止に伴い列挙方法を改正。
#「強制わいせつ」「強制性交」概念が「不同意わいせつ」「不同意性交」概念に見直しになり改正されたことに伴う改正。
=====第6号=====
改正前
:第241条第1項及び第3項(強盗・強制性交等及び同致死)
改正後
:第241条第1項及び第3項(強盗・不同意性交等及び同致死)
====2017年(平成29年)改正====
主に、見出し語即ち罪名乃至その表記が改正になったことに伴う改正。
=====第1号=====
改正前
:「''第176条から第179条まで(強制わいせつ、強姦、準強制わいせつ及び準強姦、集団強姦等、未遂罪)及び第百八十一条(強制わいせつ等致死傷)の罪''」
#改正理由は、'''[[刑法第3条#第5号]]'''参照
=====第6号=====
改正前
:「''第236条(強盗)及び第238条から第241条まで(事後強盗、昏酔強盗、強盗致死傷、強盗強姦及び同致死)の罪並びにこれらの罪の未遂罪''」
#改正理由は、'''[[刑法第3条#第13号]]'''参照
==解説==
本条は、消極的[[属人主義]]に基づくものであり、日本国民の重要な法益を守るため、国外において日本国民に対して各号に掲げる犯罪を行った日本国民以外の者に対しても日本の刑法を適用するものである。
2002年に発生した[[:w:TAJIMA号事件|TAJIMA号事件]]が契機となり追加された。
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第3条]]<br>(国民の国外犯)
|[[刑法第4条]]<br>(公務員の国外犯)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|003の2]]
[[category:刑法 2017年改正|003の2]]
[[category:刑法 2023年改正|003の2]]
|
2009-10-01T13:50:48Z
|
2023-07-13T15:24:27Z
|
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|
11,625 |
刑法第4条
|
(公務員の国外犯)
「公務員」そのものの定義については、刑法第7条にある。
|
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"text": "(公務員の国外犯)",
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"text": "「公務員」そのものの定義については、刑法第7条にある。",
"title": "解説"
}
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法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(公務員の国外犯)
; 第4条
: この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯した日本国の公務員に適用する。
# [[刑法第101条|第101条]](看守者等による逃走援助)の罪及びその未遂罪
# [[刑法第156条|第156条]](虚偽公文書作成等)の罪
# [[刑法第193条|第193条]](公務員職権濫用)、[[刑法第195条|第195条]]第2項(特別公務員暴行陵虐)及び[[刑法第197条|第197条]]から[[刑法第197条の4|第197条の4]]まで(収賄、受託収賄及び事前収賄、第三者供賄、加重収賄及び事後収賄、あっせん収賄)の罪並びに[[刑法第195条|第195条]]第2項の罪に係る[[刑法第196条|第196条]](特別公務員職権濫用等致死傷)の罪
==解説==
「公務員」そのものの定義については、[[刑法第7条]]にある。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第3条の2]]<br>(国民以外の者の国外犯)
|[[刑法第4条の2]]<br>(条約による国外犯)
}}
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[[Category:刑法|004]]
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2022-10-05T23:34:26Z
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11,626 |
刑法第4条の2
|
(条約による国外犯)
|
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] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(条約による国外犯)
; 第4条の2
: 第2条から前条までに規定するもののほか、この法律は、日本国外において、第二編の罪であって条約により日本国外において犯したときであっても罰すべきものとされているものを犯したすべての者に適用する。
==解説==
:この条文は、各国に共通する一定の[[法益]]を侵害する犯罪について、犯人の国籍や犯罪地などに関わりなく犯人を処罰するという[[w:世界主義 (刑法)|世界主義]]を採用したものである。世界主義の妥当する代表的なものとして、[[w:海賊|海賊]]行為などがある。
:本条文は、人質禁止条約の批准等に際して設けられ、条約に定められた国際犯罪の行為類型がわが国の刑法上の罪に該当し、かつ、その罪に関して国外犯規定がないものの、条約上の義務に基づいて処罰を求められる場合に、当該義務との自動的調整をはかる規定である。
:本条文が設けられる前にも、航空犯罪に関する条約のために外国人の国外犯を処罰する規定が必要となったことがあったが、その際には特別法の中に刑法第2条の例に従うという規定を設けて、この条文と同様の法的効果を及ぼした。ただし、刑法第2条は保護主義を具体化した条文であり、本来の意味で適用されたのではなく、当時外国人の国外犯を処罰する唯一の根拠であったために、その法的効果を借りたに過ぎないと言える。
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第4条]]<br>(公務員の国外犯)
|[[刑法第5条]]<br>(外国判決の効力)
}}
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[[Category:刑法|004の2]]
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2022-10-05T23:35:30Z
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11,627 |
刑法第5条
|
(外国判決の効力)
|
[
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"text": "(外国判決の効力)",
"title": "条文"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(外国判決の効力)
; 第5条
: 外国において確定裁判を受けた者であっても、同一の行為について更に処罰することを妨げない。ただし、犯人が既に外国において言い渡された刑の全部又は一部の執行を受けたときは、刑の執行を減軽し、又は免除する。
==解説==
==判例==
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=53473&hanreiKbn=02 外国人登録令違反](最高裁判例 昭和28年07月22日)
*;占領軍軍事裁判所の裁判と[[憲法第39条]]
*:すでに占領軍軍事裁判所の裁判を経た事実について、重ねてわが裁判所で処罰しても、憲法第39条に違反しない。
*:*憲法第39条は、同一の犯罪につき、わが国の憲法による裁判権によつて二重に刑事上の責任を問うことを禁じた趣旨と解すべきである。すなわち、同一事実についての前の裁判と後の裁判とが、共にわが国の裁判権にもとづくものである場合にはじめて、憲法39条の定める二重問責の禁止にふれるものといわなければならない。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=56894&hanreiKbn=02 麻薬取締法第違反](最高裁判例 昭和29年12月23日)
*:占領軍軍事裁判所の裁判と憲法第39条並びに[[刑事訴訟法第337条|刑訴第337条]]第1号
*:すでに占領軍軍事裁判所の裁判を経た事実について、重てねわが裁判所で処罰しても、憲法第39条に違反しない。また、右軍事裁判が確定しても、刑訴第337条第1号の確定判決を経たときとはいえない。
*;刑法第5条但書に基く刑の執行の軽減又は免除とその手続並びに形式
*:刑法第5条但書に基く刑の執行の軽減又は免除は、裁判所が、刑の言渡と同時に主文においてなすべきものと解するのが相当である
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=51336&hanreiKbn=02 強盗殺人](最高裁判決 昭和30年06月01日)
*;連合国最高司令官の覚書による連合国人に対する裁判権停止期間中に犯された連合国人の犯罪を裁判権回復後に審判することと憲法第39条
*:わが国が連合国最高司令官の覚書により連合国人に対し裁判権を行うことを得なかつた期間内に連合国人によつて犯された犯罪に対し、わが国が裁判権を回復した後においてこれを審判することは、事後立法禁止に関する憲法第39条の規定に違反するものではない。
*;占領軍軍事裁判所の裁判と憲法第39条
*:すでに占領軍軍事裁判所の裁判を経た事実について、重ねてわが裁判所で処罰しても、憲法第39条に違反しない。
*;無期懲役刑と未決勾留日数の通算
*:無期懲役刑にも未決勾留日数を通算することができる。
*;無期懲役刑の言渡と刑法第5条但書による刑の執行の減軽
*:無期懲役刑に処する場合においても、刑法第五条但書に従い「刑ノ執行ヲ減軽」することを要するものと解すべきである。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=56919&hanreiKbn=02 強盗殺人](最高裁判例 昭和30年10月18日)
*;占領中の琉球政府の裁判所による裁判と刑法第5条
*: 奄美群島の占領中、琉球政府の裁判所による裁判については刑法第5条の規定の準用がある。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第4条の2]]<br>(条約による国外犯)
|[[刑法第6条]]<br>(刑の変更)
}}
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[[Category:刑法|005]]
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2022-10-06T00:51:22Z
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11,629 |
刑法第7条
|
(定義)
「公務員」「公務所」の刑法における定義規定である。
|
[
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"text": "(定義)",
"title": "条文"
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{
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"text": "「公務員」「公務所」の刑法における定義規定である。",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(定義)
; 第7条
# この法律において「公務員」とは、国又は地方公共団体の職員その他法令により公務に従事する議員、委員その他の職員をいう。
# この法律において「公務所」とは、官公庁その他公務員が職務を行う所をいう。
==解説==
「公務員」「公務所」の刑法における定義規定である。
==判例==
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=56726&hanreiKbn=02 偽造公文書行使、公文書偽造、詐欺、収賄](最高裁判例 昭和25年02月28日)
*;[[刑法第7条]]にいわゆる公務員の意義
*:刑法第7條にいわゆる公務員は官制職制によつて其職務權限が定まつているものに限らず'''すべて法令によつて公務に從事する職員'''を指稱するものであつて其法令中には'''單に行政内部の組織作用を定めた訓令と雖も抽象的の通則を規定しているものであれば之を包含する'''ものであることは大審院判例の示すところであつて、今之れを改むべき理由を認めない、(大審院大正5年(れ)第2179號大正5年11月6日刑事2部判決、大正8年(れ)第1808號、大正9年12月10日刑事1部判決)
*;戰災復興院特別建設出張所處務規程第2條にいわゆる雇員と公務員
*:昭和20年11月5日勅令大621號戰災復興院官制第2條に戰災復興院に左の職員を置くと規定し總裁次長、<略>、技師屬技師を舉げているのみで雇員を舉げていないことは所論の通りである。しかし昭和23年3月15日戰災復興院訓令第1號戰災復興院特別建設出張所處務規程第2條は所長は戰災復興院總裁の指揮監督を受け所務を掌理するとあり、同第3條には<u>所長は雇員以下の任免を専行することができる</u>と規定している點に鑑みるときは、雇員たる身分を有し、建設資村需要者割當證明書を發行することを擔當していた被告人は、刑法第7條に所謂公務員であるといわなければならない。論旨は被告人は些末な機械的事務を擔當していたもので何等智能的創意を要する事務を擔當していないから其擔當事務の性質から見ても公務員といえないと主張する。しかし原審の認定した事實によれば被告人の擔當事務は先きに説明した通り單純な機械的肉体的の勞働ではなく、普通に所謂精神的勞働に屬する一般事務と見るべきであるから仕事の性質から見て公務員でないということは當を得ない。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=56860&hanreiKbn=02 収賄](最高裁判例 昭和30年12月03日)[[特別調達庁法第14条]],[[特別調著庁法第16条]],[[特別調達庁職制30条]](昭和23年7月1日の改正で32条となる)
*;「法令により公務に従事する職員」の意義
*:「法令により公務に従事する職員」とは、公務に従事する職員で、その公務に従事することが法令の根拠にもとづくものを意味し、単純な機械的、肉体的労務に従事するものはこれに含まれないけれども、当該職制等のうえで「職員」と呼ばれている身分をもつかどうかは、あえて問うところではない。
*;特別調達庁の雇員と刑法第7条にいう「公務員」
*:特別調達庁第16条により制定された特別調達庁職制にもとづいて任用され、同庁支局契約部工事課員として占領軍関係工事につき工事請負業者に工事代金の支払をするについて契約稟議書面の起案および支払請求書の内訳書の作成処理等の事務を担当していた雇員は、刑法第7条にいう「公務員」にあたる。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=51515&hanreiKbn=02 公務執行妨害、傷害](最高裁判例 昭和35年03月01日)
*;郵便集配人と公務員
*:郵便集配人は刑法上の公務員である。
*:*本件郵便集配員Aは、右諸規定により公務に従事するものであり、その担当事務の性質は単に郵便物の取集め、配達というごとき単純な肉体的、機械的労働に止まらず、民訴法、郵便法、郵便取扱規程等の諸規定にもとづく精神的労務に属する事務をもあわせ担当しているものとみるべきであるから、仕事の性質からいつて公務員でないというのは当を得ず、従つて、同人がその職務を執行するに当りこれに対して暴行を加えた被告人の原判示所為は、刑法九五条の公務執行妨害罪を構成する。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第6条]]<br>(刑の変更)
|[[刑法第7条の2]]<br>
}}
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[[Category:刑法|007]]
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2022-10-15T10:00:17Z
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11,630 |
刑法第7条の2
|
電磁的記録の刑法における定義規定である。
|
[
{
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"text": "電磁的記録の刑法における定義規定である。",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
; 第7条の2
: この法律において「電磁的記録」とは、電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。
==解説==
[[w:電磁的記録|電磁的記録]]の刑法における定義規定である。
-----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第7条]]<br>(定義)
|[[刑法第8条]]<br>(他の法令の罪に対する適用)
}}
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[[Category:刑法|007の2]]
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2022-10-05T21:38:36Z
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|
11,631 |
刑法第8条
|
(他の法令の罪に対する適用)
「この編の規定」とは、刑法総則のことであり、刑法総則の規定は、他の法令にも原則として適用されることを示している。
|
[
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"text": "(他の法令の罪に対する適用)",
"title": "条文"
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"text": "「この編の規定」とは、刑法総則のことであり、刑法総則の規定は、他の法令にも原則として適用されることを示している。",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(他の法令の罪に対する適用)
; 第8条
: [[コンメンタール刑法#1|この編]]の規定は、他の法令の罪についても、適用する。ただし、その法令に特別の規定があるときは、この限りでない。
==解説==
「この編の規定」とは、刑法総則のことであり、刑法総則の規定は、他の法令にも原則として適用されることを示している。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-1|第1章 通則]]<br>
|[[刑法第7条の2]]<br>
|[[刑法第9条]]<br>(刑の種類)
}}
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[[Category:刑法|008]]
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2022-10-05T21:39:14Z
|
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC8%E6%9D%A1
|
11,632 |
小学校国語/漢字/2学年
|
二年生では、下の160この漢字(かんじ)を学び(まなび)ます。
引 羽 雲 園 遠 何 科 夏 家 歌 画 回 会 海 絵 外 角 楽 活 間 丸 岩 顔 汽 記 帰 弓 牛 魚 京 強 教 近 兄 形 計 元 言 原 戸 古 午 後 語 工 公 広 交 光 考 行 高 黄 合 谷 国 黒 今 才 細 作 算 止 市 矢 姉 思 紙 寺 自 時 室 社 弱 首 秋 週 春 書 少 場 色 食 心 新 親 図 数 西 声 星 晴 切 雪 船 線 前 組 走 多 太 体 台 地 池 知 茶 昼 長 鳥 朝 直 通 弟 店 点 電 刀 冬 当 東 答 頭 同 道 読 内 南 肉 馬 売 買 麦 半 番 父 風 分 聞 米 歩 母 方 北 毎 妹 万 明 鳴 毛 門 夜 野 友 用 曜 来 里 理 話
1。引 :イン, ひ-く
2。羽 :ウ) (は・はね)
3。雲 :ウン)(くも)
4。園 :(エン)(その・ぞの)
5。遠い : エン・オン)(とお-い・とお-ざかる)
6。何 :(カ)(なに・なん・いず-れ・なん-ぞ)
7。科 :(カ)
8。夏 :(カ・ゲ)(なつ)
9。家 :(カ・ケ)(いえ・うち・や)
10。歌 :(カ)(うた・うた-う)
11。画 :(カク・ガ)(えが-く・かぎ-る・はかりごと・はか<る>)
12。回 :(カイ・エ)(まわ-す・まわ-る・かえ-る)
13。会 :(カイ・エ)(あ-う)
14。海 :(カイ)(うみ)
15。絵 :(カイ・え)
16。外 :(ガイ・ゲ)(そと・はず-す・はず-れる)
17。角 :(カク)(かど・すみ・つの)
18。楽 :(がく・ラク)(たの-しい・たの-しむ)
19。活 :(カツ)()
「い-かす」の読みは小2では教えない(検定教科書で確認済み)。
20。間 :(カン・ケン)(あいだ・ま)
21。丸 :(ガン)(まる・まる-い・まる-める)
22。岩 :(ガン)(いわ)
23。顔 :(ガン)(かお)
24。汽 :(キ)
25。記 :(キ)(しる-す)
日記(にっき)
26。帰 :(キ)(かえ-る・かえ-す)
27。弓 :(キュウ)(ゆみ)
28。牛(うし・ぎゅう)
29。魚 :(ギョ)(うお・さかな)
30。京 :(キョウ・キン)
31。強 :(キョウ・ゴウ)(つよ-い・つよ-める、<こわ-い>)
32。教 :(キョウ)(おし-え・おし-える・おそ-わる)
33。近い :(キン・コン)(ちか-い・ちか-づく)
34。兄 :(キョウ・クイ)(あに)
35。形 :(ギョウ・クイ)(かた・かたち・あら-われる)
36。計 :(ケイ)(はか-る・ばかり)
37。元 :(ガン・グン)(もと)
38。言 :(ゲン・ゴン)(い-う・こと)
39。原 :(ゲン)くん(はら・もと)
40。戸 :(コ)くん(と、ど)
41。古 :(コ)くん(ふる-い、<いにしえ>)
42。午 :(ゴ)(うま)
43。後 :(コウ・ゴ)(あと・うし-ろ・のち)
44。語 :(ゴ)(かた-る・かたり)
45。工 :(ク・コウ)
46。公 :(コウ)(おおやけ)
47。広 :(コウ)(ひろ-い・ひろ-がる・ひろ-げる・ひろ-まる・ひろ-める)
48。交 :(コウ)(まじ-わる・まじ-える)
49。光 :(コウ)(ひかり・ひか-る)
50。考 :(コウ)(かんが-え・かんが-える)
51。行 :(アン・ギョウ・コウ)(い-く・おこな-う・ゆ-く)
※ 「旅行」(りょこう)の「行」でもある。
52。高 :(コウ)(たか・たか-い・たか-まる・たか-める、だか)
53。黄 :(オウ・コウ)(き・こ)
54。合 :(カッ・ガッ・ゴウ)(あ-う・あ-わす・あわ-せる)
55。谷 :(コク)(たに)
56。国 :(コク)(くに)
57。黒 :(コク)(くろ・くろ-い)
58。今 :(キン・コン)(いま)
59。才 :(サイ)
60。細 :(サイ)(こま-かい・ほそ-い・ほそ-る)
61。作 :(サ・サク)(つく-る、つく-り)
62。算 :(サン)(かず・かぞ-える)
63。止 :(シ)(と-まる・と-める・や-める)
64。市 :(シ)(いち)
65。矢 :(シ)(や)
66。姉 :(シ)(あね)
67。思 :(シ)(おも-い・おも-う)
68。紙 :(シ)(かみ)
69。寺 :(ジ)(てら)
70。自 :(シ・ジ)(おの-ずから・みずか-ら)
71。時 :(ジ)(とき)
72。室 :(シツ)(むろ)
73。社 :(シャ)(やしろ)
74。弱 :(ジャク)(よわ-い・よわ-まる・よわ-める)
75。首 :(シュ)(くび)
76。秋 :(シュウ)(あき)
77。週 :(シュウ)
78。春 :(シュン)(はる)
79。書 :(ショ)(か-く)
80。少 :(ショウ)(すく-ない・すこ-し)
81。場 :(ジョウ)(ば)
82。色 :(シキ・しょく)(いろ)
83。食 :(ショク)(た-べる・く-う)
84。心 :(シン)(こころ)
85。新 :(シン)(あたら-しい・あら-た・にい)
86。親 :(シン)(おや・した-しい・した-しむ・<みずか-ら>)
87。図 :(ズ・ト)(はか-る)
88。数 :(ス・スウ)(かず・かぞ-える・<しばしば>)
89。西 :(サイ・セイ)(にし)
90。声 :(ショウ・セイ)(こえ・こわ)
91。星 :(セイ)(ほし)
92。晴 :(セイ)(はれ・は-れ・は-れる)
93。切 :(サイ・セツ)(き-る・き-れる)
94。雪 :(セツ)(ゆき)
95。船 :(セン)(ふな・ふね)
96。線 :(セン)
97。前 :(ゼン)(まえ)
98。組 :(ソ)(くみ・く-む)
99。走 :(ソウ)(はし-る)
100。多 :(タ)(おお-い)
101。太 :(タ・タイ)(ふと-い・ふと-る)
102。体 :(たい・テイ)(からだ)
103。台 :(タイ・ダイ)
104。地(ち、じ) :(ジ・チ)
105。池 :(チ)(いけ)
106。知 :チ、し-る、し-らせる、
107。茶 :(サ・チャ)
108。昼 :(チュウ)(ひる)
109。長 :(チョウ)(おさ・なが・なが-い)
110。鳥 :(チョウ)(とり)
111。朝 :(チョウ)(あさ・あした)
112。直 :(ジキ・チョク)(なお-す・なお-る、ただ-ちに)
113。通 :(ツ・ツウ)(かよ-う・とお-す・とお-り・とお-る)
114。弟 :(ダイ・デ・テイ)(おとうと)
115。店 :(テン)(みせ、たな)
116。点 :(テン)
117。電 :(デン)
118。刀 :(トウ)(かたな)
※ 「力(ちから)」とは別の字なので、まちがえないように・「刀」の字は、上が、つきでない。
119。冬 :(トウ)(ふゆ)
120。当 :(トウ)(あ-たる・あ-て・あ-てる)
121。東 :(トウ)(ひがし)
122。答 :(トウ)(こた-え・こた-える)
123。頭 :(ズ・<ト>・<トウ>)(あたま、<かしら>)
124。同 :(ドウ)(おな<じ>)
125。道 :(ドウ)(みち)
126。読 :(トウ・トク・ドク)(よ-み・よ-む)
127。内 :(ナイ・ダイ)(うち)
128。南 :(ナ・ナン)(みなみ)
129。肉 :(ニク)
130。馬 :(バ・マ)(うま・ま)
131。売 :(バイ)(う-る・う-れる)
132。買 :(バイ)(か-う)
133。麦 :(<バク>)(むぎ)
134。半 :(ハン)(なか-ば)
135。番 :(バン)
136。父 :(フ)(ちち)
137。風 :(フ・フウ)(かぜ・かざ)
138。分 :(フン・ブン)(わ-かる・わ-ける・わか-れる)
「分かる」(わかる)とは、
などで つかう。
「分ける」とは、いくつかあるものを、なん人かに くばったりするような ときに つかう。
139。聞 :(ブン・モン)(き-く・きこ-え・きこ-える)
140。米 :(ベイ・マイ・メ)(こめ・よね)
141。歩 :(フ・ブ・ホ)(ある-く・あゆ-み・あゆ-む)
142。母 :(ボ・モ)(はは)
143。方 :(ホウ)(かた)
144。北 :(ホク)(きた)
145。毎 :(マイ)(ごと)
146。妹 :(マイ)(いもうと)
147。万 :(バン・マン)(よろず)
148。明 :(ミョウ・メイ)(あか-るい・あ-かり・あ-ける・<あき-らか>)
149。鳴 :(メイ)(な-く・な-らす・な-る)
150。毛 :(モウ)(け)
151。門 :(モン)(かど)
152。夜 :(ヤ)(よ・よる)
153。野 :(ヤ)(の)
154。友 :(ユウ)(とも)
155。曜 :(ヨウ)
156。用 :(ヨウ)くん(もち-いる)
157。来 :(ライ)くん(き-た・く-る)
158。里 :(リ)(さと)
159。理 :(リ)(ことわり)
160。話 :(ワ)(はな-す・はなし)
一人(ひとり)
二人(ふたり)
今日(きょう)
上手(じょうず)
|
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"text": "二年生では、下の160この漢字(かんじ)を学び(まなび)ます。",
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"text": "引 羽 雲 園 遠 何 科 夏 家 歌 画 回 会 海 絵 外 角 楽 活 間 丸 岩 顔 汽 記 帰 弓 牛 魚 京 強 教 近 兄 形 計 元 言 原 戸 古 午 後 語 工 公 広 交 光 考 行 高 黄 合 谷 国 黒 今 才 細 作 算 止 市 矢 姉 思 紙 寺 自 時 室 社 弱 首 秋 週 春 書 少 場 色 食 心 新 親 図 数 西 声 星 晴 切 雪 船 線 前 組 走 多 太 体 台 地 池 知 茶 昼 長 鳥 朝 直 通 弟 店 点 電 刀 冬 当 東 答 頭 同 道 読 内 南 肉 馬 売 買 麦 半 番 父 風 分 聞 米 歩 母 方 北 毎 妹 万 明 鳴 毛 門 夜 野 友 用 曜 来 里 理 話",
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"text": "29。魚 :(ギョ)(うお・さかな)",
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"text": "32。教 :(キョウ)(おし-え・おし-える・おそ-わる)",
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"text": "100。多 :(タ)(おお-い)",
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"text": "101。太 :(タ・タイ)(ふと-い・ふと-る)",
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"text": "102。体 :(たい・テイ)(からだ)",
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"text": "103。台 :(タイ・ダイ)",
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"text": "104。地(ち、じ) :(ジ・チ)",
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"text": "105。池 :(チ)(いけ)",
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"text": "106。知 :チ、し-る、し-らせる、",
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"text": "107。茶 :(サ・チャ)",
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"text": "108。昼 :(チュウ)(ひる)",
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"text": "109。長 :(チョウ)(おさ・なが・なが-い)",
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"text": "110。鳥 :(チョウ)(とり)",
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"text": "111。朝 :(チョウ)(あさ・あした)",
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"text": "112。直 :(ジキ・チョク)(なお-す・なお-る、ただ-ちに)",
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"text": "113。通 :(ツ・ツウ)(かよ-う・とお-す・とお-り・とお-る)",
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"text": "114。弟 :(ダイ・デ・テイ)(おとうと)",
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"text": "115。店 :(テン)(みせ、たな)",
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"text": "116。点 :(テン)",
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"text": "117。電 :(デン)",
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"text": "118。刀 :(トウ)(かたな)",
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"text": "※ 「力(ちから)」とは別の字なので、まちがえないように・「刀」の字は、上が、つきでない。",
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"text": "119。冬 :(トウ)(ふゆ)",
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"text": "120。当 :(トウ)(あ-たる・あ-て・あ-てる)",
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"text": "121。東 :(トウ)(ひがし)",
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"text": "122。答 :(トウ)(こた-え・こた-える)",
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"text": "123。頭 :(ズ・<ト>・<トウ>)(あたま、<かしら>)",
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"text": "124。同 :(ドウ)(おな<じ>)",
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"text": "125。道 :(ドウ)(みち)",
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"text": "126。読 :(トウ・トク・ドク)(よ-み・よ-む)",
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"text": "127。内 :(ナイ・ダイ)(うち)",
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"text": "128。南 :(ナ・ナン)(みなみ)",
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"text": "129。肉 :(ニク)",
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"text": "130。馬 :(バ・マ)(うま・ま)",
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"text": "131。売 :(バイ)(う-る・う-れる)",
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"text": "132。買 :(バイ)(か-う)",
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"text": "133。麦 :(<バク>)(むぎ)",
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"text": "134。半 :(ハン)(なか-ば)",
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"text": "135。番 :(バン)",
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"text": "136。父 :(フ)(ちち)",
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"text": "137。風 :(フ・フウ)(かぜ・かざ)",
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"text": "138。分 :(フン・ブン)(わ-かる・わ-ける・わか-れる)",
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"text": "「分かる」(わかる)とは、",
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"text": "などで つかう。",
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{
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"text": "「分ける」とは、いくつかあるものを、なん人かに くばったりするような ときに つかう。",
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"text": "139。聞 :(ブン・モン)(き-く・きこ-え・きこ-える)",
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{
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"text": "140。米 :(ベイ・マイ・メ)(こめ・よね)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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"text": "141。歩 :(フ・ブ・ホ)(ある-く・あゆ-み・あゆ-む)",
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{
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"text": "142。母 :(ボ・モ)(はは)",
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},
{
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"text": "143。方 :(ホウ)(かた)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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{
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"text": "144。北 :(ホク)(きた)",
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{
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"text": "145。毎 :(マイ)(ごと)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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{
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"text": "146。妹 :(マイ)(いもうと)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
},
{
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"text": "147。万 :(バン・マン)(よろず)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
},
{
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"text": "148。明 :(ミョウ・メイ)(あか-るい・あ-かり・あ-ける・<あき-らか>)",
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"text": "149。鳴 :(メイ)(な-く・な-らす・な-る)",
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"text": "150。毛 :(モウ)(け)",
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"text": "151。門 :(モン)(かど)",
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},
{
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"text": "152。夜 :(ヤ)(よ・よる)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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"text": "153。野 :(ヤ)(の)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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{
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"text": "154。友 :(ユウ)(とも)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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{
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"text": "155。曜 :(ヨウ)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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"text": "156。用 :(ヨウ)くん(もち-いる)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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"text": "157。来 :(ライ)くん(き-た・く-る)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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{
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"text": "158。里 :(リ)(さと)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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"text": "159。理 :(リ)(ことわり)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
},
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"text": "160。話 :(ワ)(はな-す・はなし)",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
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{
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"text": "",
"title": "用法(ようほう)・用例(ようれい)"
},
{
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"text": "一人(ひとり)",
"title": "とくべつな読みかた(よみかた)をする漢字(かんじ)"
},
{
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"text": "二人(ふたり)",
"title": "とくべつな読みかた(よみかた)をする漢字(かんじ)"
},
{
"paragraph_id": 173,
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"text": "今日(きょう)",
"title": "とくべつな読みかた(よみかた)をする漢字(かんじ)"
},
{
"paragraph_id": 174,
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"text": "上手(じょうず)",
"title": "とくべつな読みかた(よみかた)をする漢字(かんじ)"
},
{
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"text": "",
"title": "とくべつな読みかた(よみかた)をする漢字(かんじ)"
}
] |
二年生では、下の160この漢字(かんじ)を学び(まなび)ます。 引 羽 雲 園 遠 何 科 夏 家 歌 画 回 会 海 絵 外 角 楽 活 間 丸 岩 顔 汽 記 帰 弓 牛 魚 京 強 教 近 兄 形 計 元 言 原 戸 古 午 後 語 工 公 広 交 光 考 行 高 黄 合 谷 国 黒 今 才 細 作 算 止 市 矢 姉 思 紙 寺 自 時 室 社 弱 首 秋 週 春 書 少 場 色 食 心 新 親 図 数 西 声 星 晴 切 雪 船 線 前 組 走 多 太 体 台 地 池 知 茶 昼 長 鳥 朝 直 通 弟 店 点 電 刀 冬 当 東 答 頭 同 道 読 内 南 肉 馬 売 買 麦 半 番 父 風 分 聞 米 歩 母 方 北 毎 妹 万 明 鳴 毛 門 夜 野 友 用 曜 来 里 理 話
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二年生では、下の160この漢字(かんじ)を学び(まなび)ます。
<big><big><big>
引 羽 雲 園 遠 何 科 夏 家 歌 画 回 会 海 絵 外 角 楽 活 間 丸 岩 顔 汽 記 帰 弓 牛 魚 京 強 教 近 兄 形 計 元 言 原 戸 古 午 後 語 工 公 広 交 光 考 行 高 黄 合 谷 国 黒 今 才 細 作 算 止 市 矢 姉 思 紙 寺 自 時 室 社 弱 首 秋 週 春 書 少 場 色 食 心 新 親 図 数 西 声 星 晴 切 雪 船 線 前 組 走 多 太 体 台 地 池 知 茶 昼 長 鳥 朝 直 通 弟 店 点 電 刀 冬 当 東 答 頭 同 道 読 内 南 肉 馬 売 買 麦 半 番 父 風 分 聞 米 歩 母 方 北 毎 妹 万 明 鳴 毛 門 夜 野 友 用 曜 来 里 理 話
</big></big></big>
== 用法(ようほう)・用例(ようれい) ==
<big>
1。引 :イン, ひ-く
:[[ファイル:引-bw.png|1000000x70px]]
::つな引き(つなひき)・引力(いんりょく)
2。羽 :ウ) (は・はね)
:[[ファイル:羽-bw.png|1000000x70px]]
::鳥(とり)には羽(はね)がある・(ちなみに昆虫の「はね」は 翅(はね) と書く。)、羽ばたく(はばたく)、千羽づる(せんばづる)、
3。雲 :ウン)(くも)
:[[ファイル:雲-bw.png|1000000x70px]]
::入道雲(にゅうどうぐも)·白い雲(しろい くも)
4。園 :(エン)(その・ぞの)
:[[ファイル:園-bw.png|1000000x140px]]
::ようち園(ようちえん、幼稚園)・ほいく園(ほいくえん)・公園(こうえん)、どうぶつ園、
5。遠い : エン・オン)(とお-い・とお-ざかる)
:[[ファイル:遠-bw.png|1000000x70px]]
::遠い場所(とおいばしょ)・遠足(えんそく)、
6。何 :(カ)(なに・なん・いず-れ・なん-ぞ)
:[[ファイル:何-bw.png|1000000x70px]]
::「これは、何だろう。」(これは、なんだろう)
7。科 :(カ)
:[[ファイル:科-bw.png|1000000x70px]]
::理科(りか)・科目(かもく)
8。夏 :(カ・ゲ)(なつ)
:[[ファイル:夏-bw.png|1000000x140px]]
::夏休み(なつやすみ)・春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)・夏季休業(かききゅうぎょう)
9。家 :(カ・ケ)(いえ・うち・や)
:[[ファイル:家-bw.png|1000000x70px]]
::家に住む(いえにすむ)、一けん家(いっけんや)、家来(けらい)、家ぞく(かぞく、家族)
10。歌 :(カ)(うた・うた-う)
:[[ファイル:歌-bw.png|1000000x70px]]
::歌を歌う(うたを うたう)、校歌(こうか)、歌声(うたごえ)、
11。画 :(カク・ガ)(えが-く・かぎ-る・はかりごと・はか<る>)
:[[ファイル:画-bw.png|1000000x70px]]
::画用紙(がようし)、図画工作(ずがこうさく)・画家(がか)・漫画 (まんが)・映画 (えいが)
12。回 :(カイ・エ)(まわ-す・まわ-る・かえ-る)
:[[ファイル:回-bw.png|1000000x70px]]
::回覧板(かいらんばん)・回転(かいてん)
13。会 :(カイ・エ)(あ-う)
:[[ファイル:会-bw.png|1000000x70px]]
::うんどう会(うんどうかい)・大会(たいかい)、出会う(であう)、
14。海 :(カイ)(うみ)
:[[ファイル:海-bw.png|1000000x70px]]
::海水(かいすい)・広い海(ひろい うみ)、
15。絵 :(カイ・え)
:[[ファイル:絵-bw.png|1000000x70px]]
::絵(え)を見る(みる)・絵画(かいが)
16。外 :(ガイ・ゲ)(そと・はず-す・はず-れる)
:[[ファイル:外-bw.png|1000000x70px]]
::外出(がいしゅつ)、外国(がいこく)、
17。角 :(カク)(かど・すみ・つの)
:[[ファイル:角-bw.png|1000000x70px]]
::まがり角(まがりかど)、牛(うし)には角(つの)がある、三角(さんかく) と 四角(しかく)、
18。楽 :(がく・ラク)(たの-しい・たの-しむ)
:[[ファイル:楽-bw.png|1000000x70px]]
::音楽(おんがく)、楽をする(らくをする)、
19。活 :(カツ)()
:[[ファイル:活-bw.png|1000000x70px]]
::生活(せいかつ)、
「い-かす」の読みは小2では教えない(検定教科書で確認済み)。
20。間 :(カン・ケン)(あいだ・ま)
:[[ファイル:間-bw.png|1000000x70px]]
::間(あいだ)に はさむ、行間(ぎょうかん)、人間(にんげん)、時間(じかん)、一週間(いっしゅうかん)
21。丸 :(ガン)(まる・まる-い・まる-める)
:[[ファイル:丸-bw.png|1000000x70px]]
::丸太(まるた)、ほう丸なげ(ほうがんなげ)、
22。岩 :(ガン)(いわ)
:[[ファイル:岩-bw.png|1000000x70px]]
::岩石(がんせき)、岩山(いわやま)、
23。顔 :(ガン)(かお)
:[[ファイル:顔-bw.png|1000000x70px]]
::え顔(えがお)、ニコニコ顔(にこにこがお)、顔面(がんめん)
24。汽 :(キ)
:[[ファイル:汽-bw.png|1000000x70px]]
::汽車(きしゃ)
25。記 :(キ)(しる-す)
:[[ファイル:記-bw.png|1000000x70px]]
日記(にっき)
26。帰 :(キ)(かえ-る・かえ-す)
:[[ファイル:帰-bw.png|1000000x70px]]
::帰宅(きたく)、おうちに 帰る(かえる)、
27。弓 :(キュウ)(ゆみ)
:[[ファイル:弓-bw.png|1000000x70px]]
::弓矢(ゆみや)・弓(ゆみ)を引く(ひく)、
28。牛(うし・ぎゅう)
:[[ファイル:牛-bw.png|1000000x70px]]
::牛にゅう(ぎゅうにゅう、牛乳)、牛(うし)のミルク、牛肉(ぎゅうにく)、
29。魚 :(ギョ)(うお・さかな)
:[[ファイル:魚-bw.png|1000000x70px]]
::魚(さかな)をつる ・魚肉(ぎょにく)・金魚(きんぎょ)
30。京 :(キョウ・キン)
:[[ファイル:京-bw.png|1000000x70px]]
::東京タワー(とうきょう)
31。強 :(キョウ・ゴウ)(つよ-い・つよ-める、<こわ-い>)
:[[ファイル:強-bw.png|1000000x70px]]
::強力(きょうりょく)、強弱(きょうじゃく)・
:※ ここでいう「強力」(きょうりょく)とは、ちからの つよい こと。
:みんなで たすけあって なにかをするキョウリョクは「協力」なので、字がちがう。
32。教 :(キョウ)(おし-え・おし-える・おそ-わる)
:[[ファイル:教-bw.png|1000000x140px]]
::みちを教える(みちを おしえる)、教室(きょうしつ)・教えてもらう(おしえてもらう)
33。近い :(キン・コン)(ちか-い・ちか-づく)
:[[ファイル:近-bw.png|1000000x70px]]
::近所(きんじょ)・家の近く(いえのちかく)
34。兄 :(キョウ・クイ)(あに)
:[[ファイル:兄-bw.png|1000000x70px]]
::兄弟(きょうだい)・兄弟子(あにでし)・お兄さん(おにいさん)
35。形 :(ギョウ・クイ)(かた・かたち・あら-われる)
:[[ファイル:形-bw.png|1000000x70px]]
::図形(ずけい)・三角形(さんかっけい) と 四角形(しかくけい)、人形(にんぎょう)、
36。計 :(ケイ)(はか-る・ばかり)
:[[ファイル:計-bw.png|1000000x70px]]
::計算(けいさん)・計画(けいかく)、時計(とけい)、 時間(じかん)を 計る(はかる) 、
37。元 :(ガン・グン)(もと)
:[[ファイル:元-bw.png|1000000x70px]]
::元気(げんき)、元日(がんじつ)、地元(じもと)、
38。言 :(ゲン・ゴン)(い-う・こと)
:[[ファイル:言-bw.png|1000000x70px]]
::ね言(ねごと)、わけを言う(いう)、言葉(ことば)・・一人言(ひとりごと)
39。原 :(ゲン)くん(はら・もと)
:[[ファイル:原-bw.png|1000000x70px]]
::草原(そうげん)・高原(こうげん)・原っぱ(はらっぱ)
40。戸 :(コ)くん(と、ど)
:[[ファイル:戸-bw.png|1000000x70px]]
::戸をしめる(とを しめる) 、雨戸(あまど)、
41。古 :(コ)くん(ふる-い、<いにしえ>)
:[[ファイル:古-bw.png|1000000x70px]]
::古紙(こし)・古代(こだい)、太古(たいこ)のむかし、
42。午 :(ゴ)(うま)
:[[ファイル:午-bw.png|1000000x70px]]
::午後(ごご)・午前(ごぜん)・正午(しょうご)
43。後 :(コウ・ゴ)(あと・うし-ろ・のち)
:[[ファイル:後-bw.png|1000000x70px]]
::後まわし(あとまわし)、後かい(こうかい)、前後(ぜんご)・後々(のちのち)
44。語 :(ゴ)(かた-る・かたり)
:[[ファイル:語-bw.png|1000000x70px]]
::物語(ものがたり)・国語(こくご)・日本語(にほんご)・英語(えいご)・言語(げんご)
45。工 :(ク・コウ)
:[[ファイル:工-bw.png|1000000x70px]]
::工作(こうさく)・大工さん(だいくさん)・図工(ずこう)
46。公 :(コウ)(おおやけ)
:[[ファイル:公-bw.png|1000000x70px]]
::公園(こうえん)・森林公園(しんりんこうえん)、公の場(おおやけのば)・
47。広 :(コウ)(ひろ-い・ひろ-がる・ひろ-げる・ひろ-まる・ひろ-める)
:[[ファイル:広-bw.png|1000000x70px]]
::広い(ひろい)・広大(こうだい)
48。交 :(コウ)(まじ-わる・まじ-える)
:[[ファイル:交-bw.png|1000000x70px]]
::道(みち)が 交わる(まじわる)。交さ点(こうさてん、交差点)、交たい(こうたい、交代)、
49。光 :(コウ)(ひかり・ひか-る)
:[[ファイル:光-bw.png|1000000x70px]]
::あかるい光(ひかり)、ライトが光る(ひかる)、日光(にっこう)、
50。考 :(コウ)(かんが-え・かんが-える)
:[[ファイル:考-bw.png|1000000x70px]]
::よい考え(よい かんがえ)
51。行 :(アン・ギョウ・コウ)(い-く・おこな-う・ゆ-く)
:[[ファイル:行-bw.png|1000000x70px]]
::行き(いき)と帰り(かえり)・行間(ぎょうかん)、夜行バス(やこうバス)、
※ 「旅行」(りょこう)の「行」でもある。
52。高 :(コウ)(たか・たか-い・たか-まる・たか-める、だか)
:[[ファイル:高-bw.png|1000000x70px]]
::高原(こうげん)、高学年(こうがくんねん)、売上高(うりあげだか)
53。黄 :(オウ・コウ)(き・こ)
:[[ファイル:黄-bw.png|1000000x70px]]
::黄色(きいろ、おうしょく)、黄色い 花 (きいろい はな)、黄金(おうごん、こがね)、黄土色(おうどいろ)、
54。合 :(カッ・ガッ・ゴウ)(あ-う・あ-わす・あわ-せる)
:[[ファイル:合-bw.png|1000000x70px]]
::合計(ごうけい)、合体(がったい)、
55。谷 :(コク)(たに)
:[[ファイル:谷-bw.png|1000000x70px]]
::谷川(たにがわ)
56。国 :(コク)(くに)
:[[ファイル:国-bw.png|1000000x70px]]
::王国(おうこく)・国語(こくご)・外国(がいこく)
57。黒 :(コク)(くろ・くろ-い)
:[[ファイル:黒-bw.png|1000000x70px]]
::黒い(くろい)・黒い色(くろいいろ)・白黒(しろくろ)、黒板(こくばん)、
:※ 黒板の「板」の字は3年以上で習う。
:※ 学校の黒板は、いまはミドリ色だけど、むかしは黒かった。明治時代(めいじ じだい)のころの 黒板は黒かった。
58。今 :(キン・コン)(いま)
:[[ファイル:今-bw.png|1000000x70px]]
::今どき(いまどき)・今日(こんにち)・今週(こんしゅう)・今月(こんげつ)・今年(ことし)
59。才 :(サイ)
:[[ファイル:才-bw.png|1000000x70px]]
::五才(ごさい)の子供(こども)・天才(てんさい)・「今(いま)、何才(なんさい)だっけ?」
60。細 :(サイ)(こま-かい・ほそ-い・ほそ-る)
:[[ファイル:細-bw.png|1000000x70px]]
::細い うで(ほそい うで)、明細書(めいさいしょ)
61。作 :(サ・サク)(つく-る、つく-り)
:[[ファイル:作-bw.png|1000000x70px]]
::手作り(てづくり)、 ものを 作る(つくる)、作文(さくぶん)
62。算 :(サン)(かず・かぞ-える)
:[[ファイル:算-bw.png|1000000x70px]]
::算数(さんすう)、計算(けいさん)、 数(かず)を 数える(かぞえる)。
63。止 :(シ)(と-まる・と-める・や-める)
:[[ファイル:止-bw.png|1000000x70px]]
::中止(ちゅうし)、立ち止まる(たちどまる)
64。市 :(シ)(いち)
:[[ファイル:市-bw.png|1000000x70px]]
::市場(いちば、しじょう)・市町村(しちょうそん)
65。矢 :(シ)(や)
:[[ファイル:矢-bw.png|1000000x70px]]
::弓矢(ゆみや)
66。姉 :(シ)(あね)
:[[ファイル:姉-bw.png|1000000x70px]]
::お姉さん(おねえさん)、
67。思 :(シ)(おも-い・おも-う)
:[[ファイル:思-bw.png|1000000x70px]]
::思考(しこう)
68。紙 :(シ)(かみ)
:[[ファイル:紙-bw.png|1000000x70px]]
::新聞紙(しんぶんし)
69。寺 :(ジ)(てら)
:[[ファイル:寺-bw.png|1000000x70px]]
::お寺(おてら)に いく。
70。自 :(シ・ジ)(おの-ずから・みずか-ら)
:[[ファイル:自-bw.png|1000000x70px]]
::自ら(みずから)・自分(じぶん)・自動(じどう)・自動車(じどうしゃ)
:※ 「動」は3年以上で。
71。時 :(ジ)(とき)
:[[ファイル:時-bw.png|1000000x70px]]
::、時間(じかん)、お昼時(おひるどき)時々(ときどき)
:「々」は くりかえし の漢字。「々」の読みは、前の漢字の読みをくりかえすのが、ふつう。
72。室 :(シツ)(むろ)
:[[ファイル:室-bw.png|1000000x70px]]
::教室(きょうしつ)・教室(きょうしつ)で勉強(べんきょう)する
::ほけん室(ほけんしつ、保健室)・としょ室(としょしつ)、しちょうかく室(しちょうかくしつ、視聴覚室)、しょくいん室(しょくいんしつ、職員室)、きゅうしょく室(きゅうしょくしつ、給食室)
73。社 :(シャ)(やしろ)
:[[ファイル:社-bw.png|1000000x70px]]
::社会(しゃかい)・社会科(しゃかいか)・神社(じんじゃ)・ 会社(かいしゃ)の社長(しゃちょう)、
74。弱 :(ジャク)(よわ-い・よわ-まる・よわ-める)
:[[ファイル:弱-bw.png|1000000x70px]]
::強弱(きょうじゃく)、弱い(よわい)
75。首 :(シュ)(くび)
:[[ファイル:首-bw.png|1000000x70px]]
::首長(しゅちょう)
76。秋 :(シュウ)(あき)
:[[ファイル:秋-bw.png|1000000x70px]]
::秋分の日(しゅうぶんのひ)・秋だ件(あきだけん)、春夏秋冬(しゅんか しゅうとう)
77。週 :(シュウ)
:[[ファイル:週-bw.png|1000000x70px]]
::一週間(いっしゅうかん)・週刊誌(しゅうかんし)
78。春 :(シュン)(はる)
:[[ファイル:春-bw.png|1000000x70px]]
::春休み(はるやすみ)・春分の日(しゅんぶんのひ)
79。書 :(ショ)(か-く)
:[[ファイル:書-bw.png|1000000x70px]]
::読書(どくしょ)、書物(しょもつ)・書店(しょてん)・書道(しょどう)・書き方(かきかた)・書籍(しょせき)
80。少 :(ショウ)(すく-ない・すこ-し)
:[[ファイル:少-bw.png|1000000x70px]]
::人(ひと)が 少ない(すくない)、 少年(しょうねん)・少女(しょうじょ)・多少(たしょう)
81。場 :(ジョウ)(ば)
:[[ファイル:場-bw.png|1000000x70px]]
::場所(ばしょ)・運動場(うんどうじょう)・会場(かいじょう)
82。色 :(シキ・しょく)(いろ)
:[[ファイル:色-bw.png|1000000x70px]]
::赤色(あかいろ、せきしょく)・青色(あおいろ)・色々(いろいろ)
83。食 :(ショク)(た-べる・く-う)
:[[ファイル:食-bw.png|1000000x70px]]
::夕食(ゆうしょく)・朝食(ちょうしょく)、食べもの(たべもの)、食後(しょくご)、食い下がる(くいさがる)、
:※ 「食い下がる」とは、勝負(しょうぶ)などで、ねばりづよく競争相手とあらそうこと。
84。心 :(シン)(こころ)
:[[ファイル:心-bw.png|1000000x70px]]
::中心(ちゅうしん)、よい 心がけ(こころがけ)、
85。新 :(シン)(あたら-しい・あら-た・にい)
:[[ファイル:新-bw.png|1000000x70px]]
::新しい(あたらしい)・新た(あらた)・新入生(しんにゅうせい)
86。親 :(シン)(おや・した-しい・した-しむ・<みずか-ら>)
:[[ファイル:親-bw.png|1000000x70px]]
::親子(おやこ)・、親せき(しんせき)、親るい(しんるい)、
87。図 :(ズ・ト)(はか-る)
:[[ファイル:図-bw.png|1000000x70px]]
::図形(ずけい)・図画工作(ずがこうさく)、図工(ずこう)・図書(としょ)、
:※ 図工室(ずこうしつ)と図書室(しつ)。「室」は3年以上で。
88。数 :(ス・スウ)(かず・かぞ-える・<しばしば>)
:[[ファイル:数-bw.png|1000000x70px]]
::数字(すうじ)・算数(さんすう)・数学(すうがく)
89。西 :(サイ・セイ)(にし)
:[[ファイル:西-bw.png|1000000x70px]]
::東西(とうざい)・東西南北(とうざいなんぼく)・西洋(せいよう)
:※ 東、南、北は3年で習うかもしれないが、2年でも発展として習う場合がよくある。
90。声 :(ショウ・セイ)(こえ・こわ)
:[[ファイル:声-bw.png|1000000x70px]]
::声(こえ)を出す(だす)、音声(おんせい)、
91。星 :(セイ)(ほし)
:[[ファイル:星-bw.png|1000000x70px]]
::火星(かせい)、お星さま(おほしさま)、ながれ星(ながれぼし)、
92。晴 :(セイ)(はれ・は-れ・は-れる)
:[[ファイル:晴-bw.png|1000000x70px]]
::晴天(せいてん)・本日は晴天なり(ほんじつはせいてんなり)
93。切 :(サイ・セツ)(き-る・き-れる)
:[[ファイル:切-bw.png|1000000x70px]]
::糸が切れる(いとがきれる)、大切(たいせつ)
94。雪 :(セツ)(ゆき)
:[[ファイル:雪-bw.png|1000000x70px]]
::雪が降る(ゆきがふる)・雪玉(ゆきだま)
95。船 :(セン)(ふな・ふね)
:[[ファイル:船-bw.png|1000000x70px]]
::船長(せんちょう)、船たび(ふなたび、船旅)、
96。線 :(セン)
:[[ファイル:線-bw.png|1000000x70px]]
::線(せん)をひく、白線(はくせん)、
97。前 :(ゼン)(まえ)
:[[ファイル:前-bw.png|1000000x70px]]
::前後(ぜんご)・名前(なまえ)、前後左右(ぜんごさゆう)、
98。組 :(ソ)(くみ・く-む)
:[[ファイル:組-bw.png|1000000x70px]]
::学年(がくねん)と組(くみ)・組体そう(くみたいそう、組体操)
99。走 :(ソウ)(はし-る)
:[[ファイル:走-bw.png|1000000x70px]]
::走る(はしる)、百メートル走(ひゃくめーとるそう)、
100。多 :(タ)(おお-い)
:[[ファイル:多-bw.png|1000000x70px]]
::数(かず)が多い(おおい)、多数(たすう)、 この本には、かん字が多い(おおい)。
101。太 :(タ・タイ)(ふと-い・ふと-る)
:[[ファイル:太-bw.png|1000000x70px]]
::太い(ふとい)、太い木(ふといき)、 犬(いぬ)が 太る(ふとる)、丸太(まるた)、太陽(たいよう)
:※ 「太陽」の「陽」(よう)の字は3年以上で。
102。体 :(たい・テイ)(からだ)
:[[ファイル:体-bw.png|1000000x70px]]
::体育(たいいく)・体そう(たいそう、体操)、体力(たいりょく)
:※ 「育」の字は3年~にならう。
103。台 :(タイ・ダイ)
:[[ファイル:台-bw.png|1000000x70px]]
::台所(だいどころ)・台形(だいけい)・天文台(てんもんだい)
104。地(ち、じ) :(ジ・チ)
:[[ファイル:地-bw.png|1000000x70px]]
::地面(じめん)・地震(じしん)・地球(ちきゅう)・地上(ちじょう)・地下(ちか)・地中(ちちゅう)
105。池 :(チ)(いけ)
:[[ファイル:池-bw.png|1000000x70px]]
::池(いけ)と川(かわ)・電池(でんち)
106。知 :チ、し-る、し-らせる、
:[[ファイル:知-bw.png|1000000x70px]]
::知る(しる)・知しき(ちしき、知識)
107。茶 :(サ・チャ)
:[[ファイル:茶-bw.png|1000000x70px]]
::お茶(おちゃ)をのむ、茶色(ちゃいろ)、
108。昼 :(チュウ)(ひる)
:[[ファイル:昼-bw.png|1000000x70px]]
::お昼(おひる)・昼食(ちゅうしょく)・昼ごはん(ひるごはん)
109。長 :(チョウ)(おさ・なが・なが-い)
:[[ファイル:長-bw.png|1000000x70px]]
::校長先生(こうちょうせんせい)、
110。鳥 :(チョウ)(とり)
:[[ファイル:鳥-bw.png|1000000x70px]]
::スズメは鳥(とり)です・野鳥(やちょう)
111。朝 :(チョウ)(あさ・あした)
:[[ファイル:朝-bw.png|1000000x70px]]
::朝ごはん(あさごはん)、朝食(ちょうしょく)、
112。直 :(ジキ・チョク)(なお-す・なお-る、ただ-ちに)
:[[ファイル:直-bw.png|1000000x70px]]
::まちがいを直す(なおす)・こしょうを直す(なおす)、日直(にっちょく)、正直(しょうじき)、直立(ちょくりつ)、
:※ 「直ち(ただち)に帰る」などの例文で小2の検定教科書にも紹介されている。しかし、実用的には、ひらがなで「ただちに」と書く場合が多い。
113。通 :(ツ・ツウ)(かよ-う・とお-す・とお-り・とお-る)
:[[ファイル:通-bw.png|1000000x70px]]
::みちを通る(とおる)・おもて通り(おもてどおり、表通り)・ 学校(がっこう)に 通う(かよう)、 通学(つうがく)・通行(つうこう)・一方通行(いっぽうつうこう)・通行止め(つうこうどめ)
114。弟 :(ダイ・デ・テイ)(おとうと)
:[[ファイル:弟-bw.png|1000000x70px]]
::兄弟(きょうだい)・師弟(してい)・弟子(でし)
115。店 :(テン)(みせ、たな)
:[[ファイル:店-bw.png|1000000x70px]]
::商店(しょうてん)・商店街(しょうてんがい)・店舗(てんぽ)・たべ店(たべみせ)
116。点 :(テン)
:[[ファイル:点-bw.png|1000000x70px]]
::百点(ひゃくてん)、点(てん)と線(せん)・交点(こうてん)
117。電 :(デン)
:[[ファイル:電-bw.png|1000000x70px]]
::電気(でんき)・電話(でんわ)、電力(でんりょく)
118。刀 :(トウ)(かたな)
:[[ファイル:刀-bw.png|1000000x70px]]
::日本刀(にほんとう)
※ 「力(ちから)」とは別の字なので、まちがえないように・「刀」の字は、上が、つきでない。
119。冬 :(トウ)(ふゆ)
:[[ファイル:冬-bw.png|1000000x70px]]
::冬休み(ふゆやすみ)、春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)、
120。当 :(トウ)(あ-たる・あ-て・あ-てる)
:[[ファイル:当-bw.png|1000000x70px]]
::くじに当たる(あたる)・手当て(てあて)、当番(とうばん)、・本当(ほんと、ほんとう)
121。東 :(トウ)(ひがし)
:[[ファイル:東-bw.png|1000000x70px]]
::東京タワー(とうきょうタワー)
122。答 :(トウ)(こた-え・こた-える)
:[[ファイル:答-bw.png|1000000x70px]]
::答え(こたえ)
123。頭 :(ズ・<ト>・<トウ>)(あたま、<かしら>)
:[[ファイル:頭-bw.png|1000000x70px]]
::頭上(ずじょう)、一頭(いっとう)、
:※ 「一頭」とは、大きな動物などの数え方の単位。「馬が一頭(いっとう)、二頭(にとう)」のように数える。馬や牛(うし)、羊(ひつじ)などの数えに使う。
:犬(イヌ)やネコには使わない。
124。同 :(ドウ)(おな<じ>)
:[[ファイル:同-bw.png|1000000x70px]]
::同点(どうてん)、同じ(おなじ)、
125。道 :(ドウ)(みち)
:[[ファイル:道-bw.png|1000000x70px]]
::歩道(ほどう)、
126。読 :(トウ・トク・ドク)(よ-み・よ-む)
:[[ファイル:読-bw.png|1000000x70px]]
::読書(どくしょ) 、読点(とうてん)、 本を 読む(ほんを よむ)、
127。内 :(ナイ・ダイ)(うち)
:[[ファイル:内-bw.png|1000000x70px]]
::町内(ちょうない)、内がわ(うちがわ)・内外(ないがい)、校内(こうない)、
128。南 :(ナ・ナン)(みなみ)
:[[ファイル:南-bw.png|1000000x70px]]
::南北(なんぼく)・南洋(なんよう)
129。肉 :(ニク)
:[[ファイル:肉-bw.png|1000000x70px]]
::魚肉ソーセージ(ぎょにくソーセージ)・金魚(きんぎょ)
130。馬 :(バ・マ)(うま・ま)
:[[ファイル:馬-bw.png|1000000x70px]]
::馬(うま)にのる、きょうそう馬(きょうそうば)
131。売 :(バイ)(う-る・う-れる)
:[[ファイル:売-bw.png|1000000x70px]]
::売り場(うりば)・売買(ばいばい)、売上高(うりあげだか)
132。買 :(バイ)(か-う)
:[[ファイル:買-bw.png|1000000x70px]]
::売り買い(うりかい)・買い物(かいもの)
133。麦 :(<バク>)(むぎ)
:[[ファイル:麦-bw.png|1000000x70px]]
::麦飯(むぎめし)
:※ 麦の「バク」の読みは、「麦芽」(ばくが)とか「麦芽糖」(ばくがとう)とか、そういう専門的な分野の読みで使う。小学校2年では知らなくていい。
134。半 :(ハン)(なか-ば)
:[[ファイル:半-bw.png|1000000x70px]]
::半ば(なかば)・半分(はんぶん)・半分こ(はんぶんこ)・前半(ぜんはん)・後半(こうはん)
135。番 :(バン)
:[[ファイル:番-bw.png|1000000x70px]]
::るす番(るすばん)、出番(でばん)、番が来る(ばんが くる)、当番(とうばん)、
136。父 :(フ)(ちち)
:[[ファイル:父-bw.png|1000000x70px]]
::父親(ちちおや)・父母(ふぼ)・父兄(ふけい)
137。風 :(フ・フウ)(かぜ・かざ)
:[[ファイル:風-bw.png|1000000x70px]]
::風(かぜ)が、ふく・台風(たいふう)・強風(きょうふう)
138。分 :(フン・ブン)(わ-かる・わ-ける・わか-れる)
:[[ファイル:分-bw.png|1000000x70px]]
::分ける(わける)・時間(じかん)と分(ふん)と秒(びょう)・
「分かる」(わかる)とは、
::先生に おしえてもらったので、分かる(わかる)ように なった。
などで つかう。
:※ 「分かる」(わかる)と「分ける」(わける)とは、意味が ちがう。
「分ける」とは、いくつかあるものを、なん人かに くばったりするような ときに つかう。
139。聞 :(ブン・モン)(き-く・きこ-え・きこ-える)
:[[ファイル:聞-bw.png|1000000x70px]]
::聞こえる(きこえる)・新聞(しんぶん)
140。米 :(ベイ・マイ・メ)(こめ・よね)
:[[ファイル:米-bw.png|1000000x70px]]
::お米(おこめ)、白米(はくまい)、新米(しんまい)、
141。歩 :(フ・ブ・ホ)(ある-く・あゆ-み・あゆ-む)
:[[ファイル:歩-bw.png|1000000x70px]]
::みちを歩く(みちを あるく)、 歩どう(ほどう、歩道)、
142。母 :(ボ・モ)(はは)
:[[ファイル:母-bw.png|1000000x70px]]
::母親(ははおや)・父母(ふぼ)・母国(ぼこく)・お母さん(おかあさん)母親(ははおや)
143。方 :(ホウ)(かた)
:[[ファイル:方-bw.png|1000000x70px]]
::方向(ほうこう)・教え方(おしえかた)・食べ方(たべかた)、方法(ほうほう)、
144。北 :(ホク)(きた)
:[[ファイル:北-bw.png|1000000x70px]]
::北国(きたぐに)
145。毎 :(マイ)(ごと)
:[[ファイル:毎-bw.png|1000000x70px]]
::毎日(まいにち)
146。妹 :(マイ)(いもうと)
:[[ファイル:妹-bw.png|1000000x70px]]
::姉妹(しまい)、姉(あね)と妹(いもうと)。
147。万 :(バン・マン)(よろず)
:[[ファイル:万-bw.png|1000000x70px]]
::一万円(いちまんえん)
148。明 :(ミョウ・メイ)(あか-るい・あ-かり・あ-ける・<あき-らか>)
:[[ファイル:明-bw.png|1000000x70px]]
::明かり(あかり)・明るい朝(あかるいあさ)、月明かり(つきあかり)、明日(あした)・明日(あす、みょうにち)、せつ明(せつめい、説明)、はつ明(はつめい、発明)
149。鳴 :(メイ)(な-く・な-らす・な-る)
:[[ファイル:鳴-bw.png|1000000x70px]]
::鳴き声(なきごえ)・鳥が鳴く(とりがなく)
150。毛 :(モウ)(け)
:[[ファイル:毛-bw.png|1000000x70px]]
::かみの毛(かみのけ)・毛糸(けいと)、毛ふ(もうふ、毛布)、
151。門 :(モン)(かど)
:[[ファイル:門-bw.png|1000000x70px]]
::校門(こうもん)、正門(せいもん)、
152。夜 :(ヤ)(よ・よる)
:[[ファイル:夜-bw.png|1000000x70px]]
::夜中(よなか)・夜(よる)は暗くて(くらくて)、朝(あさ)は明るい(あかるい)
153。野 :(ヤ)(の)
:[[ファイル:野-bw.png|1000000x70px]]
::野球(やきゅう)・野原(のはら)
154。友 :(ユウ)(とも)
:[[ファイル:友-bw.png|1000000x70px]]
::友人(ゆうじん)・友だち(ともだち)
155。曜 :(ヨウ)
:[[ファイル:曜-bw.png|1000000x70px]]
::日曜日(にちようび)・月曜日(げつようび)・火曜日(かようび)・水曜日(すいようび)・木曜日(もくようび)・土曜日(どようび)・金曜日(きんようび)
156。用 :(ヨウ)くん(もち-いる)
:[[ファイル:用-bw.png|1000000x70px]]
::画用紙(がようし)、
157。来 :(ライ)くん(き-た・く-る)
:[[ファイル:来-bw.png|1000000x70px]]
::来月(らいげつ)、
158。里 :(リ)(さと)
:[[ファイル:里-bw.png|1000000x70px]]
::里いも(さといも)、一里づか(いちりづか)、
159。理 :(リ)(ことわり)
:[[ファイル:理-bw.png|1000000x70px]]
::理科(りか)、理ゆう(りゆう、理由)、
:※ 「ことわり」の読み方は、小2では習わないが、小5~6年の古文の平家物語とかで習う可能性があるので、のせておく。
160。話 :(ワ)(はな-す・はなし)
:[[ファイル:話-bw.png|1000000x70px]]
::会話(かいわ)、むかし話(むかしばなし)、電話(でんわ)、
</big>
== とくべつな読みかた(よみかた)をする漢字(かんじ) ==
一人(ひとり)
二人(ふたり)
今日(きょう)
上手(じょうず)
[[Category:漢字|小2]]
</big>
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2022-05-12T11:31:38Z
|
[] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E/%E6%BC%A2%E5%AD%97/2%E5%AD%A6%E5%B9%B4
|
11,633 |
行政不服審査法第48条
|
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
(不利益変更の禁止)
|
[
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"text": "法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法",
"title": ""
},
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"text": "(不利益変更の禁止)",
"title": "条文"
}
] |
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政不服審査法]]
==条文==
(不利益変更の禁止)
;第48条
: [[行政不服審査法第46条|第46条]]第1項本文又は[[行政不服審査法第47条|前条]]の場合において、審査庁は、審査請求人の不利益に当該処分を変更し、又は当該事実上の行為を変更すべき旨を命じ、若しくはこれを変更することはできない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政不服審査法|行政不服審査法]]
|[[コンメンタール行政不服審査法#2|第2章 審査請求]]<br>
[[コンメンタール行政不服審査法#2-5|第5節 裁決]]
|[[行政不服審査法第47条|第47条]]<br>
|[[行政不服審査法第49条|第49条]]<br>(不作為についての審査請求の裁決)
}}
{{stub}}
[[category:行政不服審査法|48]]
| null |
2022-05-09T08:37:11Z
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|
11,634 |
行政事件訴訟法第43条
|
法学>行政法>コンメンタール行政事件訴訟法
(抗告訴訟又は当事者訴訟に関する規定の準用)
|
[
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"text": "法学>行政法>コンメンタール行政事件訴訟法",
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"text": "(抗告訴訟又は当事者訴訟に関する規定の準用)",
"title": "条文"
}
] |
法学>行政法>コンメンタール行政事件訴訟法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政事件訴訟法]]
==条文==
(抗告訴訟又は当事者訴訟に関する規定の準用)
;第43条
# 民衆訴訟又は機関訴訟で、処分又は裁決の取消しを求めるものについては、[[行政事件訴訟法第9条|第9条]]及び[[行政事件訴訟法第10条|第10条]]第1項の規定を除き、取消訴訟に関する規定を準用する。
# 民衆訴訟又は機関訴訟で、処分又は裁決の無効の確認を求めるものについては、[[行政事件訴訟法第36条|第36条]]の規定を除き、無効等確認の訴えに関する規定を準用する。
# 民衆訴訟又は機関訴訟で、前二項に規定する訴訟以外のものについては、[[行政事件訴訟法第39条|第39条]]及び[[行政事件訴訟法第40条|第40条]]第1項の規定を除き、当事者訴訟に関する規定を準用する。
==解説==
; 民衆訴訟又は機関訴訟で、処分又は裁決の取消しを求めるものに準用される条文
:[[行政事件訴訟法第8条|第8条]](処分の取消しの訴えと審査請求との関係)
:[[行政事件訴訟法第10条|第10条]](取消しの理由の制限)第2項
::処分の取消しの訴えとその処分についての審査請求を棄却した裁決の取消しの訴えとを提起することができる場合には、裁決の取消しの訴えにおいては、処分の違法を理由として取消しを求めることができない。
:[[行政事件訴訟法第11条|第11条]](被告適格等)
:[[行政事件訴訟法第12条|第12条]](管轄)
:[[行政事件訴訟法第13条|第13条]](関連請求に係る訴訟の移送)
:[[行政事件訴訟法第14条|第14条]](出訴期間)
:[[行政事件訴訟法第15条|第15条]](被告を誤つた訴えの救済)
:[[行政事件訴訟法第16条|第16条]](請求の客観的併合)
:[[行政事件訴訟法第17条|第17条]](共同訴訟)
:[[行政事件訴訟法第18条|第18条]](第三者による請求の追加的併合)
:[[行政事件訴訟法第19条|第19条]](原告による請求の追加的併合)
:[[行政事件訴訟法第20条|第20条]]
:[[行政事件訴訟法第21条|第21条]](国又は公共団体に対する請求への訴えの変更)
:[[行政事件訴訟法第22条|第22条]](第三者の訴訟参加)
:[[行政事件訴訟法第23条|第23条]](行政庁の訴訟参加)
:[[行政事件訴訟法第23条の2|第23条の2]](釈明処分の特則)
:[[行政事件訴訟法第24条|第24条]](職権証拠調べ)
:[[行政事件訴訟法第25条|第25条]](執行停止)
:[[行政事件訴訟法第26条|第26条]](事情変更による執行停止の取消し)
:[[行政事件訴訟法第27条|第27条]](内閣総理大臣の異議)
:[[行政事件訴訟法第28条|第28条]](執行停止等の管轄裁判所)
:[[行政事件訴訟法第29条|第29条]](執行停止に関する規定の準用)
:[[行政事件訴訟法第30条|第30条]](裁量処分の取消し)
:[[行政事件訴訟法第31条|第31条]](特別の事情による請求の棄却)
:[[行政事件訴訟法第32条|第32条]](取消判決等の効力)
:[[行政事件訴訟法第33条|第33条]]
:[[行政事件訴訟法第34条|第34条]](第三者の再審の訴え)
:[[行政事件訴訟法第35条|第35条]](訴訟費用の裁判の効力)
;民衆訴訟又は機関訴訟で、処分又は裁決の無効の確認を求めるものに準用される条文
:[[行政事件訴訟法第38条|第38条]](取消訴訟に関する規定の準用)
;民衆訴訟又は機関訴訟で、前二項に規定する訴訟以外のものに準用される条文
:[[行政事件訴訟法第40条|第40条]](出訴期間の定めがある当事者訴訟)第2項
:: [[行政事件訴訟法第15条|第15条]]の規定は、法令に出訴期間の定めがある民衆訴訟又は機関訴訟について準用する。
:[[行政事件訴訟法第41条|第41条]](抗告訴訟に関する規定の準用)
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政事件訴訟法|行政事件訴訟法]]
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#4|第4章 民衆訴訟及び機関訴訟]]<br>
|[[行政事件訴訟法第42条|第42条]]<br>(訴えの提起)
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#5|第5章 補則]]<br>[[行政事件訴訟法第44条|第44条]]<br>(仮処分の排除)
}}
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[[category:行政不服審査法|43]]
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2022-03-03T21:16:59Z
|
[
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|
11,635 |
地方自治法第202条の5
|
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
(w:地域協議会の設置及び構成員)
|
[
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},
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"text": "(w:地域協議会の設置及び構成員)",
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}
] |
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
([[w:地域協議会]]の設置及び構成員)
;第202条の5
# 地域自治区に、地域協議会を置く。
# 地域協議会の構成員は、地域自治区の区域内に住所を有する者のうちから、市町村長が選任する。
# 市町村長は、前項の規定による地域協議会の構成員の選任に当たつては、地域協議会の構成員の構成が、地域自治区の区域内に住所を有する者の多様な意見が適切に反映されるものとなるよう配慮しなければならない。
# 地域協議会の構成員の任期は、四年以内において条例で定める期間とする。
# [[地方自治法第203条の2|第203条の2]]第1項の規定にかかわらず、地域協議会の構成員には報酬を支給しないこととすることができる。
==解説==
==関連条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-7|第7章 執行機関]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-7-4|第4節 地域自治区]]<br>
|[[地方自治法第202条の4]]<br>(許認可等の基準)
|[[地方自治法第202条の6]]<br>(許認可等の取消し等の方式)
}}
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[[category:地方自治法|202の5]]
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2009-10-05T00:26:50Z
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|
11,636 |
地方自治法第211条
|
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
(予算の調製及び議決)
|
[
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},
{
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}
] |
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
(予算の調製及び議決)
;第211条
# 普通地方公共団体の長は、毎会計年度予算を調製し、年度開始前に、議会の議決を経なければならない。この場合において、普通地方公共団体の長は、遅くとも年度開始前、都道府県及び[[地方自治法第252条の19|第252条の19]]第1項に規定する指定都市にあつては三十日、その他の市及び町村にあつては二十日までに当該予算を議会に提出するようにしなければならない。
# 普通地方公共団体の長は、予算を議会に提出するときは、政令で定める予算に関する説明書をあわせて提出しなければならない。
==解説==
==関連条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-9|第9章 財務]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-9-2|第2節 予算]]<br>
|[[地方自治法第210条]]<br>(総計予算主義の原則)
|[[地方自治法第212条]]<br>(継続費)
}}
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[[category:地方自治法|211]]
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2009-10-05T00:50:16Z
|
[
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|
11,638 |
C言語/配列
|
配列型(はいれつがた)は、特定の型のオブジェクトの集合を連続して割り付けたものです。 配列型を使うことで、同じ型の複数のデータを、共通の名前で、添字(そえじ)と呼ばれる番号を用いて、アクセスすることができます。
例えば、10個の変数の合計を求めるプログラムは、配列を用いて次のように書き換えることができます。
1次元の配列の宣言の記述は次のようになります。
また、配列は、宣言と同時に、値のリストで初期化することもできます。 初期化していないローカルな配列の値は不定です。 初期化の記述は次のようになります。
1次元配列の要素への代入の記述は次のようになります。
1次元配列の参照の構文は次のようになります。
「配列」指す配列の[添字]番目の要素を参照します(代入も左辺値参照ですので、参照の一種です)。 「配列」は大概は配列変数ですが、複合リテラル(例:(int[]){2,3,5,7})など名前を持たない値であっても構いません。
多次元配列の宣言は、配列名の後に、次元の数だけ[配列の要素数]を追加します。 例えば3行×4列の2次元配列の宣言は、次のように記述できます。
上の例では、次の表のように3行×4列の配列が確保されます。
実際には、次の表のような順番で配列がメモリ上に確保されます。
多次元配列も1次元配列と同様に、配列の宣言と同時に値のリストで初期化することができます。 値のリストは、各次元の添字が[0]のものから始まり、一番右の次元の添字が1つずつ増えていき、その添字の数が要素数まで増えたら、1つ左の次元へ繰り上がる。
上の例では、次の表のように初期化されます。
多次元配列を値のリストで初期化する場合、最上位次元の要素数は省略できます。
多次元配列でも、指示子 を使った初期化ができます。
多次元配列の代入は、配列名の後に、次元の数だけ[添字]を追加します。
上の例では、次の表のように、代入されます。
多次元配列の参照も同様に、配列名の後に次元の数だけ[添字]を追加します。
配列全体をコピーする場合、各要素を1つずつコピーしなければなりません。
memcpy関数を使用しても配列全体をコピーできます。 memcpy関数は、ヘッダー <string.h> で宣言されています。
コピーしたい配列と同じシグネチャの要素を1つだけ持つダミーの構造体を用意して、コピー元・コピー先の配列のアドレスを、ダミー構造体にキャストした後に参照し「構造体のコピー」をさせることができます。 この方法ならば、
C99から、可変長配列がサポートされました。
が一例です。
全ての配列を可変長にできるわけではなく要件がありまます。
|
[
{
"paragraph_id": 0,
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"text": "配列型(はいれつがた)は、特定の型のオブジェクトの集合を連続して割り付けたものです。 配列型を使うことで、同じ型の複数のデータを、共通の名前で、添字(そえじ)と呼ばれる番号を用いて、アクセスすることができます。",
"title": "配列の基本"
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "例えば、10個の変数の合計を求めるプログラムは、配列を用いて次のように書き換えることができます。",
"title": "配列の基本"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "1次元の配列の宣言の記述は次のようになります。",
"title": "1次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "また、配列は、宣言と同時に、値のリストで初期化することもできます。 初期化していないローカルな配列の値は不定です。 初期化の記述は次のようになります。",
"title": "1次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "1次元配列の要素への代入の記述は次のようになります。",
"title": "1次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "1次元配列の参照の構文は次のようになります。",
"title": "1次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "「配列」指す配列の[添字]番目の要素を参照します(代入も左辺値参照ですので、参照の一種です)。 「配列」は大概は配列変数ですが、複合リテラル(例:(int[]){2,3,5,7})など名前を持たない値であっても構いません。",
"title": "1次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "多次元配列の宣言は、配列名の後に、次元の数だけ[配列の要素数]を追加します。 例えば3行×4列の2次元配列の宣言は、次のように記述できます。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "上の例では、次の表のように3行×4列の配列が確保されます。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "実際には、次の表のような順番で配列がメモリ上に確保されます。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "多次元配列も1次元配列と同様に、配列の宣言と同時に値のリストで初期化することができます。 値のリストは、各次元の添字が[0]のものから始まり、一番右の次元の添字が1つずつ増えていき、その添字の数が要素数まで増えたら、1つ左の次元へ繰り上がる。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "上の例では、次の表のように初期化されます。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "多次元配列を値のリストで初期化する場合、最上位次元の要素数は省略できます。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "多次元配列でも、指示子 を使った初期化ができます。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "多次元配列の代入は、配列名の後に、次元の数だけ[添字]を追加します。",
"title": "多次元の配列"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "上の例では、次の表のように、代入されます。",
"title": "多次元の配列"
},
{
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"tag": "p",
"text": "多次元配列の参照も同様に、配列名の後に次元の数だけ[添字]を追加します。",
"title": "多次元の配列"
},
{
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"tag": "p",
"text": "配列全体をコピーする場合、各要素を1つずつコピーしなければなりません。",
"title": "配列全体のコピー"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "memcpy関数を使用しても配列全体をコピーできます。 memcpy関数は、ヘッダー <string.h> で宣言されています。",
"title": "配列全体のコピー"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "コピーしたい配列と同じシグネチャの要素を1つだけ持つダミーの構造体を用意して、コピー元・コピー先の配列のアドレスを、ダミー構造体にキャストした後に参照し「構造体のコピー」をさせることができます。 この方法ならば、",
"title": "配列全体のコピー"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "C99から、可変長配列がサポートされました。",
"title": "可変長配列"
},
{
"paragraph_id": 21,
"tag": "p",
"text": "が一例です。",
"title": "可変長配列"
},
{
"paragraph_id": 22,
"tag": "p",
"text": "全ての配列を可変長にできるわけではなく要件がありまます。",
"title": "可変長配列"
}
] | null |
{{Nav}}
== 配列の基本 ==
配列型(はいれつがた)は、特定の型のオブジェクトの集合を連続して割り付けたものです<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.2.5">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title= WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x (C11)
| page=42, §6.2.5 ''Types'' ¶20
| publisher=ISO/IEC}}</ref><ref>『JISX3010:2003』p.24「6.2.5 型」</ref>。
配列型を使うことで、同じ型の複数のデータを、共通の名前で、添字(そえじ)と呼ばれる番号を用いて、アクセスすることができます<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.5.2.1">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title= WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x (C11)
| page=80, §6.5.2.1 ''Array subscripting''
| publisher=ISO/IEC}}</ref><ref>『JISX3010:2003』p.51「6.5.2.1 配列の添字付け」</ref>。
例えば、10個の変数の合計を求めるプログラムは、配列を用いて次のように書き換えることができます。
; [https://paiza.io/projects/g54dP_C98WhNm8KfKyiAfw?language=c スカラー変数を使ったコード] ※ここでの「スカラー」とは、配列ではない1個だけのデータを入れるデータ型であるという意味 : <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
const int i0 = 2, i1 = 3, i2 = 5, i3 = 7, i4 = 11,
i5 = 13, i6 = 17, i7 = 19, i8 = 23, i9 = 29;
int sum = i0 + i1 + i2 + i3 + i4 + i5 + i6 + i7 + i8 + i9;
printf("%d\n", sum);
}
</syntaxhighlight>
=== 配列変数 ===
; [https://paiza.io/projects/2S6AqxK8v_4GJnaXv2sUYw?language=c 配列変数を使ったコード] : <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
const int ary[] = {2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29};
int sum = 0;
for (int i = 0; i < sizeof ary / sizeof *ary; i++) {
sum += ary[i];
}
printf("%d\n", sum);
}
</syntaxhighlight>
:配列を宣言すると同時に要素を初期化リストで初期化すると、要素数は省略できます。
:また、ループカウンターやインデックスの変数名には慣例的に i が使われます(入れ子の場合は j, k ... とすることが多いです。また i1, i2 ... という流儀もありますが、一貫していることが大切です)。
=== 複合リテラル ===
; [https://paiza.io/projects/eheFNAJeQbKuYZjxVp0o2w?language=c 複合リテラルを使ったコード] : <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int sum = 0;
for (int i = 0, x = 0; x=(int[]){ 2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, -1}[i], x >= 0; i++)
sum += x;
printf("%d\n", sum);
}
</syntaxhighlight>
:複合リテラルの長さを得ることは難しいので、負の要素を終端子としました。文字列の終端子 '\0' の要領です。
== 1次元の配列 ==
=== 1次元の配列の宣言 ===
1次元の配列の宣言の記述は次のようになります<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.7.6.2">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title= WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x (C11)
| page=130, §6.7.6.2 ''Array declarators''
| publisher=ISO/IEC}}</ref>。
;配列変数の宣言の構文:<syntaxhighlight lang="C">
データ型 配列変数名 [ 配列の要素数 ];
</syntaxhighlight>
;データ型:組込み型あるいはユーザー定義型
;配列変数名:キーワードを除いた有効な識別子
;配列の要素数:0より大きな整数。定数式の他、一定の条件を満たせば実行時に確定する値。
{{See also|[[C言語/データ型と変数#データ型と変数の基本]]}}
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 2rem;"
|+ style="width:5rem" |要素の値
|-
! 要素番号 !! 値
|-
! 0
| 不定
|-
! 1
| 不定
|-
! 2
| 不定
|}
;配列変数の宣言:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int ary[3]; // int型で要素数3の配列変数 ary の宣言
}
</syntaxhighlight>
:上の例では、int型でaryという名前で3つの要素を持つ配列を宣言しています。
:3つの要素は配列名のあとに[]に囲まれた添字と呼ばれる番号を付けて区別します。
:添字は[0]から順番に数え、[配列の要素数-1] までの整数です。
:つまり ary[0]、ary[1]、ary[2] というようになります。
また、配列は、宣言と同時に、値のリストで初期化することもできます。
初期化していないローカルな配列の値は不定です。
初期化の記述は次のようになります<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.7.8">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title= WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x (C11)
| page=125, §6.7.8 ''Initialization''
| publisher=ISO/IEC}}</ref><ref>『JISX3010:2003』p.94「6.7.8 初期化」</ref>。
==== 初期化リストによる配列変数の初期化 ====
;初期化リストによる配列変数の初期化:<syntaxhighlight lang="C">
データ型 配列名[配列の要素数] = { 値のリスト };
</syntaxhighlight>
* 値のリストは、コンマで区切った定数のリストです。
* 値のリストの定数で、対応する配列の要素の値を初期化します。
* 値のリストが配列の要素数より多い場合、警告を発するかもしれませんが、コンパイルエラーとなりません。
* 値のリストが配列の要素数より少ない場合、残りの要素は0で初期化されます。
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 2rem; text-align:right;"
|+ ary
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
| 1
|-
! 1
| 2
|-
! 2
| 3
|}
;配列変数の宣言と初期化:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int ary[3] = { 1, 2, 3 };
}
</syntaxhighlight>
:ary[0]が1、ary[1]が2、ary[2]が3で初期化されます。
=== 初期化される配列変数の要素数は省略可能 ===
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 2rem; text-align:right;"
|+ ary
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
| 1
|-
! 1
| 6
|-
! 2
| 8
|}
;初期化される場合は配列の要素数は省略可能:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int ary[] = { 1, 6, 8 };
}
</syntaxhighlight>
: 値のリストの要素数で配列の要素数が決まります。
=== 1次元の配列の代入 ===
1次元配列の要素への代入の記述は次のようになります。
:<syntaxhighlight lang="C">
配列名[添字] = 式;
</syntaxhighlight>
:配列名が指す配列の「添字」で指定した順位の要素に式の値を代入します。
:添字は、アクセスする配列の要素を指定するもので整数型であれば変数でも構いません。
:添字は 0 から始まり、配列の要素数から 1 を減じた値を取りえる整数値です。
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 1rem; text-align:right;"
|+ #2
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
| 不定
|-
! 1
| 不定
|-
! 2
| 不定
|-
! 3
| 不定
|}
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 1rem; text-align:right;"
|+ #4
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
| 2
|-
! 1
| 不定
|-
! 2
| 不定
|-
! 3
| 不定
|}
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 1rem; text-align:right;"
|+ #5
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
| 2
|-
! 1
| 4
|-
! 2
| 不定
|-
! 3
| 不定
|}
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 1rem; text-align:right;"
|+ #6
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
| 2
|-
! 1
| 4
|-
! 2
| 8
|-
! 3
| 不定
|}
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 1rem; text-align:right;"
|+ #7
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
| 2
|-
! 1
| 4
|-
! 2
| 8
|-
! 3
| 16
|}
;配列の要素に代入:<syntaxhighlight lang="C" line>
int main(void) {
int ary[4];
ary[0] = 2;
ary[1] = 4;
ary[2] = 8;
ary[2] = 16;
}
</syntaxhighlight>
: ary[0]に2、ary[1]に4、ary[2]に8、ary[2]に16をそれぞれ代入
==== 指示子による配列変数の初期化 ====
;指示子(''designator'')による配列変数の初期化:<syntaxhighlight lang="C">
データ型 配列名[配列の要素数] = { 指示子のリスト };
</syntaxhighlight>
* 指示子リストは、コンマで区切った指示子のリストです。
* 配列の指示子は<code>[ 要素番号 ] = 定数式</code>の形式で、要素番号を指定して定数式で初期値を指定します。
* 指示子で初期化されなかった要素は0で初期化されます。
* 配列の要素数が指定されない場合、指示子で指定された最大の要素番号+1が配列の要素数になります。
; [https://paiza.io/projects/H4925tu8cd6cl_sD2ohZhQ?language=c 指示子による配列変数の初期化] : <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i[] = {
[2] = 1,
[3] = 1,
[5] = 1,
[7] = 1,
[11] = 1,
};
for (int n = 0; n < sizeof i / sizeof *i; n++)
printf("%d: %d, ", n, i[n]);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
0: 0, 1: 0, 2: 1, 3: 1, 4: 0, 5: 1, 6: 0, 7: 1, 8: 0, 9: 0, 10: 0, 11: 1,
</syntaxhighlight>
=== 1次元の配列の参照 ===
1次元配列の参照の構文は次のようになります。
;構文:<syntaxhighlight lang="C">
配列 [ 添字 ]
</syntaxhighlight>
「配列」指す配列の[添字]番目の要素を参照します(代入も左辺値参照ですので、参照の一種です)<ref name="配列の添字付け"/>。
「配列」は大概は配列変数ですが、複合リテラル(例:<syntaxhighlight lang=c inline>(int[]){2,3,5,7}</syntaxhighlight>)など名前を持たない値であっても構いません。
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 2rem;text-align:right;"
|+ 2行目実行後
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
! 0
|style="background-color:#ddf"| 0
|-
! 1
| 10
|-
! 2
| 20
|}
{| class="wikitable" style="float:left;margin:0 2rem; text-align:right;"
|+ 3行目実行後
|-
! 要素番号 !!style="width:2rem" | 値
|-
|-
! 0
|style="background-color:#fdd"| 200
|-
! 1
| 10
|-
! 2
| 20
|}
;配列要素の参照:<syntaxhighlight lang="C" line>
int main(void) {
int ary[] = { 0, 10, 20 }; // 要素数3のint型配列を宣言し 0, 10, 20 で初期化
ary[0] = ary[1] * ary[2]; // 配列の[1]と[2]の数値を参照し、配列の[0]にその和を代入。
}
</syntaxhighlight>
:ary[1]とary[2]の要素が参照され、その積をary[0]の要素に代入しています。
<pre>
注意!
C言語では、配列要素の参照に際し、添字の値が配列の範囲内に入っているかのチェックはコンパイル時にもランタイムにも行われません。
プログラマーは、配列参照の添字の範囲が配列の範囲内であることの全責任を負います。
配列参照の添字には定数式以外にも変数や関数の戻り値を使うこともできるので添字安全性を担保することには、ときに困難が伴います。
</pre>
== 多次元の配列 ==
=== 多次元の配列の宣言 ===
多次元配列の宣言は、配列名の後に、次元の数だけ[配列の要素数]を追加します。
例えば3行×4列の2次元配列の宣言は、次のように記述できます。
;多次元配列の宣言:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int ary[3][4];
}
</syntaxhighlight>
上の例では、次の表のように3行×4列の配列が確保されます。
{| class = "wikitable"
|+ int ary[3][4]
!行\列!! [*][0] !! [*][1] !! [*][2] !! [*][3]
|-
! [0][*]
| ary[0][0] || ary[0][1] || ary[0][2] || ary[0][3]
|-
! [1][*]
| ary[1][0] || ary[1][1] || ary[1][2] || ary[1][3]
|-
! [2][*]
| ary[2][0] || ary[2][1] || ary[2][2] || ary[2][3]
|-
|}
実際には、次の表のような順番で配列がメモリ上に確保されます。
{| class = "wikitable" style="text-align:right;"
! メモリレイアウト
|-
| ary[0][0]
|-
| ary[0][1]
|-
| ary[0][2]
|-
| ary[0][3]
|-
| ary[1][0]
|-
| ary[1][1]
|-
| ary[1][2]
|-
| ary[1][3]
|-
| ary[2][0]
|-
| ary[2][1]
|-
| ary[2][2]
|-
| ary[2][3]
|-
|}
;[https://paiza.io/projects/XXw8x1xcAm6RJnLDV8amOw?language=c 二次元配列の要素のアドレス]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int ary[3][4];
const int rows = sizeof ary / sizeof *ary, cols = sizeof *ary / sizeof **ary;
printf("rows = %d, cols = %d; sizeof(int) = %zu\n", rows, cols, sizeof(int));
for (int i = 0; i < rows; i++)
for (int j = 0; j < cols; j++)
printf("Address of ary[%d][%d] = %p\n", i, j, &ary[i][j]);
}
</syntaxhighlight>
; 実行結果 :<syntaxhighlight lang="text">
rows = 3, cols = 4; sizeof(int) = 4
Address of ary[0][0] = 0x7ffccf262e50
Address of ary[0][1] = 0x7ffccf262e54
Address of ary[0][2] = 0x7ffccf262e58
Address of ary[0][3] = 0x7ffccf262e5c
Address of ary[1][0] = 0x7ffccf262e60
Address of ary[1][1] = 0x7ffccf262e64
Address of ary[1][2] = 0x7ffccf262e68
Address of ary[1][3] = 0x7ffccf262e6c
Address of ary[2][0] = 0x7ffccf262e70
Address of ary[2][1] = 0x7ffccf262e74
Address of ary[2][2] = 0x7ffccf262e78
Address of ary[2][3] = 0x7ffccf262e7c
</syntaxhighlight>
:16進数ですが要素ごとのアドレスが4(=sizeof(int))づつ離れているのが判ります(アドレスと、その増分は環境や処理系によって変わります)。
多次元配列も1次元配列と同様に、配列の宣言と同時に値のリストで初期化することができます。
値のリストは、各次元の添字が[0]のものから始まり、一番右の次元の添字が1つずつ増えていき、その添字の数が要素数まで増えたら、1つ左の次元へ繰り上がる。
;多次元配列の宣言と初期化:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void)
{
int ary[3][4] = {
{ 0, 1, 2, 3 },
{ 4, 5, 6, 7 },
{ 8, 9, 10, 11 }
};
}
</syntaxhighlight>
上の例では、次の表のように初期化されます。
{| class = "wikitable" style="text-align:right;"
!行\列!! [*][0] !! [*][1] !! [*][2] !! [*][3]
|-
! [0][*]
| ary[0][0]<hr>0 || ary[0][1]<hr>1 || ary[0][2]<hr>2 || ary[0][3]<hr>3
|-
! [1][*]
| ary[1][0]<hr>4 || ary[1][1]<hr>5 || ary[1][2]<hr>6 || ary[1][3]<hr>7
|-
! [2][*]
| ary[2][0]<hr>8 || ary[2][1]<hr>9 || ary[2][2]<hr>10 || ary[2][3]<hr>11
|-
|}
=== 最上位次元の要素数を省略して初期化 ===
多次元配列を値のリストで初期化する場合、最上位次元の要素数は省略できます。
;最上位次元の要素数を省略して初期化:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int ary[][4] = {
{ 0, 1, 2, 3 },
{ 4, 5, 6, 7 },
{ 8, 9, 10, 11 }
};
}
</syntaxhighlight>
=== 指示子を使った初期化 ===
多次元配列でも、'''指示子''' を使った初期化ができます。
;指示子を使った初期化:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int ary[][4] = {
[1] = { 4, 5, 6, 7 },
[0] = { 0, 1, 2, 3 },
[2] = { 8, 9, 10, 11 }
};
}
</syntaxhighlight>
=== 多次元の配列の要素への代入 ===
多次元配列の代入は、配列名の後に、次元の数だけ[添字]を追加します<ref name="配列の添字付け"/>。
;多次元の配列の要素への代入:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int ary[3][4];
const int rows = sizeof ary / sizeof *ary, cols = sizeof *ary / sizeof **ary;
int n = 0;
for (int y = 0; y < rows; y++)
for (int x = 0; x < cols; x++)
ary[y][x] = n++;
}
</syntaxhighlight>
上の例では、次の表のように、代入されます。
{| class = "wikitable" style="text-align:right;"
!行\列!! [*][0] !! [*][1] !! [*][2] !! [*][3]
|-
! [0][*]
| ary[0][0]<hr>0 || ary[0][1]<hr>1 || ary[0][2]<hr>2 || ary[0][3]<hr>3
|-
! [1][*]
| ary[1][0]<hr>4 || ary[1][1]<hr>5 || ary[1][2]<hr>6 || ary[1][3]<hr>7
|-
! [2][*]
| ary[2][0]<hr>8 || ary[2][1]<hr>9 || ary[2][2]<hr>10 || ary[2][3]<hr>11
|-
|}
=== 多次元の配列の参照 ===
多次元配列の参照も同様に、配列名の後に次元の数だけ[添字]を追加します<ref name="配列の添字付け"/>。
<syntaxhighlight lang="C">
//例 多次元の配列を参照します。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int ary[3][4] = {
0,1,2,3,
4,5,6,7,
8,9,10,11
};
int x, y;
for (int y = 0; y < 3; y++){
for (int x = 0; x < 4; x++){
printf("%2d ", ary[y][x]);
}
printf("\n");
}
}
</syntaxhighlight>
== 配列全体のコピー ==
配列全体をコピーする場合、各要素を1つずつコピーしなければなりません<ref>配列全体のコピー(=配列の代入)ができなこととを以って、配列はC言語の[[W:第一級オブジェクト|第一級オブジェクト]]でないと言われます。文字列も文字の配列(に番兵として '\0' で終端したもの)なので、配列と同様に文字列も第一級オブジェクトではありません。</ref>。
=== 配列の要素を1つずつコピー ===
; [https://paiza.io/projects/YZ9GzwwPchcfLVGOqN-OQA?language=c 配列の要素を1つずつコピー] : <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int ary1[] = {0, 1, 2};
const int size = sizeof ary1 / sizeof *ary1;
int ary2[size];
// ary1の要素をary2の要素に1つ1つコピーする。
for (int i = 0; i < size; i++)
ary2[i] = ary1[i];
for (int i = 0; i < size; i++)
printf("ary2[%i] = %d\n", i, ary2[i]);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
ary2[0] = 0
ary2[1] = 1
ary2[2] = 2
</syntaxhighlight>
=== memcpy関数を使用しても配列全体をコピー ===
memcpy関数を使用しても配列全体をコピーできます。
memcpy関数は、ヘッダー <string.h> で宣言されています。
; [https://paiza.io/projects/Uzdan89U0tKjbeu09oNPbQ?language=c memcpy関数を使用しても配列全体をコピー] : <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main(void) {
int ary1[] = {0, 1, 2};
const int size = sizeof ary1 / sizeof *ary1;
int ary2[size];
// memcpyを使用してary1をary2にコピーする。
memcpy(ary2, ary1, sizeof ary1);
for (int i = 0; i < size; i++)
printf("ary2[%i] = %d\n", i, ary2[i]);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
ary2[0] = 0
ary2[1] = 1
ary2[2] = 2
</syntaxhighlight>
{{コラム|memcpyとmemmove|
C言語の標準ライブラリーには、memcpyとmemmoveのよく似た2つの関数があります。
memcpyとmemmoveの違いは、ポインターが指すメモリ領域が重複している場合の動作です。
memcpyでは、メモリー領域が重複している場合は'''動作が保証されません'''が、memmoveでは、メモリ領域が重複していても'''動作が保証されます'''。
そのため、重複がない場合は、どちらの場合も結果は同じになります。
今回の例では、重複していないことが自明なので memcpy を使いましたが、重複していないことに自信がない場合は memmove の使用を検討してください。
}}
=== 構造体を使った配列全体のコピー ===
コピーしたい配列と同じシグネチャの要素を1つだけ持つダミーの構造体を用意して、コピー元・コピー先の配列のアドレスを、ダミー構造体にキャストした後に参照し「構造体のコピー」をさせることができます。
この方法ならば、
; [https://paiza.io/projects/kPUVJyEPULcHI5VMKnQTIw?language=c 構造体を使った配列全体のコピー] : <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main(void) {
int ary1[] = {0, 1, 2};
const int size = sizeof ary1 / sizeof *ary1;
struct DUMMY { int _[size]; };
int ary2[size];
// 構造体を使った配列全体のコピー。
*(struct DUMMY*)&ary2 = *(struct DUMMY*)&ary1;
for (int i = 0; i < size; i++)
printf("ary2[%i] = %d\n", i, ary2[i]);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
ary2[0] = 0
ary2[1] = 1
ary2[2] = 2
</syntaxhighlight>
;コード生成の例:<syntaxhighlight lang=c-objdump>
; *(struct DUMMY *)&ary2 = *(struct DUMMY *)&ary1;
33: 48 8b 45 f0 movq -16(%rbp), %rax
37: 48 89 45 d0 movq %rax, -48(%rbp)
3b: 8b 45 f8 movl -8(%rbp), %eax
3e: 89 45 d8 movl %eax, -40(%rbp)
</syntaxhighlight>
:FreeBSD-12/amd64の標準cc(FreeBSD clang version 12.0.1 ([email protected]:llvm/llvm-project.git llvmorg-12.0.1-0-gfed41342a82f))でコンパイルしました。
:int(4バイト)x3要素のコピーですが、8バイトのコピーと4バイトのコピーを生成しています。
:最適化をかけた結果を見ようとしましたが、最適化がかかるとコピーのコードそのものが蒸発してしまいました。
== 可変長配列 ==
C99から、可変長配列がサポートされました<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.7.5.2">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = C11: WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=115, §6.7.5.2 ''Array declarators''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>。
; [https://paiza.io/projects/yuxElF0Ep36P15M1hNVN_w?language=c 可変長配列の例]
: <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int i = 2, j = 3, k, koo;
int *p = &i;
int func(int n) {
char b[ *p == n ? k = j++ : n + j];
return (sizeof(b));
}
int main(void) {
koo = func(10);
printf("koo = %d\n", koo);
}
</syntaxhighlight>
が一例です<ref>[http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n317.pdf ''Array of Variable length'']</ref>。
全ての配列を可変長にできるわけではなく要件がありまます<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.7.5.2" />。
* バリアブルモディファイド(VM)型の宣言はすべて、ブロックスコープか、関数プロトタイプスコープのいずれかでなければなりません。
* 記憶クラス指定子が _Thread_local, static, extern のいずれかで宣言された配列オブジェクトは、可変長配列(VLA)型を持つことができません。
**ただし、static 記憶クラス指定子で宣言されたオブジェクトは、VM 型(つまり VLA 型へのポインタ)を持つことができます。
* 最後に、VM型で宣言されたすべての識別子は通常の識別子でなければならず、構造体やユニオンのメンバーにはなれません。
== 配列とポインタ ==
{{Main|C言語/配列とポインタ}}
== 脚註 ==
<references/>
== 参考文献 ==
* {{cite book | url=https://www.iso.org/obp/ui/#iso:std:iso-iec:9899:ed-4:v1:en | title= ISO/IEC 9899:2018(en) Information technology — Programming languages — C | publisher=[[W:国際標準化機構|ISO]]/[[W:国際電気標準会議|IEC]] | date = 2018-07-05}}
* {{cite book | url= | title= JISX3010 プログラム言語C | publisher=日本工業標準調査会(当時、現:日本産業標準調査会) | date = 2002-12-20}}
[[Category:C言語|はいれつ]]
[[カテゴリ:配列]]
|
2009-10-05T04:56:46Z
|
2024-03-02T10:57:28Z
|
[
"テンプレート:Main",
"テンプレート:Cite book",
"テンプレート:Nav",
"テンプレート:See also",
"テンプレート:コラム"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/C%E8%A8%80%E8%AA%9E/%E9%85%8D%E5%88%97
|
11,639 |
個人情報の保護に関する法律第18条
|
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
(取得に際しての利用目的の通知等)
|
[
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律",
"title": ""
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "(取得に際しての利用目的の通知等)",
"title": "条文"
}
] |
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律]]
==条文==
(取得に際しての利用目的の通知等)
;第18条
# 個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。
# 個人情報取扱事業者は、前項の規定にかかわらず、本人との間で契約を締結することに伴って契約書その他の書面(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録を含む。以下この項において同じ。)に記載された当該本人の個人情報を取得する場合その他本人から直接書面に記載された当該本人の個人情報を取得する場合は、あらかじめ、本人に対し、その利用目的を明示しなければならない。ただし、人の生命、身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合は、この限りでない。
# 個人情報取扱事業者は、利用目的を変更した場合は、変更された利用目的について、本人に通知し、又は公表しなければならない。
# 前三項の規定は、次に掲げる場合については、適用しない。
#:一 利用目的を本人に通知し、又は公表することにより本人又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
#:二 利用目的を本人に通知し、又は公表することにより当該個人情報取扱事業者の権利又は正当な利益を害するおそれがある場合
#:三 国の機関又は地方公共団体が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、利用目的を本人に通知し、又は公表することにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。
#:四 取得の状況からみて利用目的が明らかであると認められる場合
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律|個人情報の保護に関する法律]]
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律#4|第4章 個人情報取扱事業者の義務等]]<br>
[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律#4-1|第1節 個人情報取扱事業者の義務]]
|[[個人情報の保護に関する法律第17条|第17条]]<br>(適正な取得)
|[[個人情報の保護に関する法律第19条|第19条]]<br>(データ内容の正確性の確保)
}}
{{stub}}
[[category:個人情報の保護に関する法律|18]]
| null |
2009-10-06T02:37:07Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B%E7%AC%AC18%E6%9D%A1
|
11,640 |
個人情報の保護に関する法律第58条
|
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
|
[
{
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"tag": "p",
"text": "法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律",
"title": ""
}
] |
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律]]
==条文==
;第58条
# 法人(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものを含む。以下この項において同じ。)の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、前二条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。
# 法人でない団体について前項の規定の適用がある場合には、その代表者又は管理人が、その訴訟行為につき法人でない団体を代表するほか、法人を被告人又は被疑者とする場合の刑事訴訟に関する法律の規定を準用する。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律|個人情報の保護に関する法律]]
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律#6|第6章 罰則]]<br>
|[[個人情報の保護に関する法律第57条|第57条]]<br>
|[[個人情報の保護に関する法律第59条|第59条]]<br>
}}
{{stub}}
[[category:個人情報の保護に関する法律|58]]
| null |
2009-10-06T02:36:28Z
|
[
"テンプレート:前後",
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B%E7%AC%AC58%E6%9D%A1
|
11,643 |
行政手続法第32条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(行政指導の一般原則)
|
[
{
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"text": "法学>コンメンタール行政手続法",
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},
{
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"text": "(行政指導の一般原則)",
"title": "条文"
}
] |
法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
([[w:行政指導|行政指導]]の一般原則)
;第32条
# 行政指導にあっては、行政指導に携わる者は、いやしくも当該行政機関の任務又は所掌事務の範囲を逸脱してはならないこと及び行政指導の内容があくまでも相手方の任意の協力によってのみ実現されるものであることに留意しなければならない。
# 行政指導に携わる者は、その相手方が行政指導に従わなかったことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#4|第4章 行政指導]]<br>
|[[行政手続法第31条|第31条]]<br>(聴聞に関する手続の準用)
|[[行政手続法第33条|第33条]]<br>(申請に関連する行政指導)
}}
{{stub}}
[[category:行政手続法|32]]
| null |
2023-01-27T01:23:03Z
|
[
"テンプレート:前後",
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|
11,644 |
刑法第10条
|
(刑の軽重)
2022年改正により(施行日2025年6月1日)、「自由刑統一論」の観点から、禁錮刑が廃止され、懲役刑を改称した「拘禁刑」に統合されたことに伴い、以下の第1項但書を削除。
|
[
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"text": "(刑の軽重)",
"title": "条文"
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"text": "2022年改正により(施行日2025年6月1日)、「自由刑統一論」の観点から、禁錮刑が廃止され、懲役刑を改称した「拘禁刑」に統合されたことに伴い、以下の第1項但書を削除。",
"title": "条文"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(刑の軽重)
; 第10条
# 主刑の軽重は、[[刑法第9条|前条]]に規定する順序による。
# 同種の刑は、長期の長いもの又は多額の多いものを重い刑とし、長期又は多額が同じであるときは、短期の長いもの又は寡額の多いものを重い刑とする。
# 二個以上の死刑又は長期若しくは多額及び短期若しくは寡額が同じである同種の刑は、犯情によってその軽重を定める。
===改正経緯===
2022年改正により(施行日2025年6月1日)、「[[行刑にかかる争点#自由刑統一論|自由刑統一論]]」の観点から、禁錮刑が廃止され、懲役刑を改称した「拘禁刑」に統合されたことに伴い、以下の第1項但書を削除。
:ただし、無期の禁錮と有期の懲役とでは禁錮を重い刑とし、有期の禁錮の長期が有期の懲役の長期の二倍を超えるときも、禁錮を重い刑とする。
==解説==
:刑の刑重について定めている。[[併合罪]]等刑の適用関係が重複する場合の指針になる。
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第9条]]<br>(刑の種類)
|[[刑法第11条]]<br>(死刑)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|010]]
[[category:刑法 2022年改正(主要)|010]]
|
2009-10-07T21:52:56Z
|
2023-12-20T06:53:41Z
|
[
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|
11,646 |
刑法第12条
|
(拘禁刑)
2022年改正により、「自由刑統一論」の観点から、以下の条文から改正(施行日2025年6月1日)。
(懲役)
|
[
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"text": "2022年改正により、「自由刑統一論」の観点から、以下の条文から改正(施行日2025年6月1日)。",
"title": "条文"
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{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "(懲役)",
"title": "条文"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
#[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
#[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(拘禁刑)
; 第12条
# 拘禁刑は、無期及び有期とし、有期拘禁刑は、1月以上20年以下とする。
# 拘禁刑は、刑事施設に拘置する。
# 拘禁刑に処せられた者には、改善更生を図るため、必要な作業を行わせ、又は必要な指導を行うことができる。
===改正経緯===
2022年改正により、「[[行刑にかかる争点#自由刑統一論|自由刑統一論]]」の観点から、以下の条文から改正(施行日2025年6月1日)。
(懲役)
; 第12条
# 懲役は、無期及び有期とし、有期懲役は、1月以上20年以下とする。
# 懲役は、刑事施設に拘置して所定の作業を行わせる。
==解説==
{{wikipedia|拘禁刑}}
==判例==
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=51500&hanreiKbn=02 強盗殺人、死体遺棄等](最高裁判決 昭和31年12月25日)
#;無期懲役刑の合憲性
#:無期懲役刑は[[日本国憲法第13条|憲法第13条]]・[[日本国憲法第31条|第31条]]に違反しない。
#:*[[刑法第11条#死刑合憲判決|昭和23年最高裁大法廷判決]]により、死刑すら「残虐な刑罰」とされていないのであるから、無期懲役を残虐な刑罰ということはできない。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=55357&hanreiKbn=02 強盗殺人未遂、銃砲等保持禁止令違反](最高裁判決 昭和24年12月21日)
#:'''死刑及無期懲役刑の合憲性−死刑と無期懲役刑との本質的相異'''(詳細は[[刑法第9条#判例]]参照)
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第11条]]<br>(死刑)
|[[刑法第13条]]<br>削除(禁錮)<br>[[刑法第14条]]<br>(有期拘禁刑の加減の限度)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|012]]
[[category:刑法 2022年改正(主要)|012]]
|
2009-10-07T22:03:14Z
|
2023-11-24T16:00:08Z
|
[
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|
11,647 |
刑法第13条
|
(禁錮)
2022年改正により、「自由刑統一論」の観点から、新設拘禁刑に吸収されるため廃止、条文削除。施行日については未定(2022年10月3日時点)。
|
[
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"text": "(禁錮)",
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"title": "条文"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
'''削除'''
===改正経緯===
以下の条文が定められていたが、2022年改正により、「[[行刑にかかる争点#自由刑統一論|自由刑統一論]]」の観点から、新設[[拘禁刑]]に吸収されるため廃止、条文は削除された(施行日2025年6月1日)。
(禁錮)
; 第13条
# 禁錮は、無期及び有期とし、有期禁錮は、1月以上20年以下とする。
# 禁錮は、刑事施設に拘置する。
==解説==
:[[自由刑]]の[[懲役]]では所定の作業を行わなければならないのに対して、それがない点が[[禁錮]]の特徴であった。もっとも、禁錮とされた者の多くは刑務作業を願い出ており、禁錮を懲役とは別に設ける意義は薄いとの主張もなされていた。
:[[行刑にかかる争点#自由刑統一論]]参照
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第12条]]<br>(拘禁刑)
|[[刑法第14条]]<br>(有期拘禁刑の加減の限度)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|013]]
[[category:刑法 2022年改正(主要)|013]]
[[category:削除又は廃止された条文|刑013]]
|
2009-10-07T22:12:53Z
|
2023-11-24T16:01:26Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
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|
11,648 |
刑法第14条
|
(有期拘禁刑の加減の限度)
2022年改正により、「自由刑統一論」の観点から、2022年、以下のものを改正(施行日2025年6月1日)。
|
[
{
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"text": "(有期拘禁刑の加減の限度)",
"title": "条文"
},
{
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"text": "2022年改正により、「自由刑統一論」の観点から、2022年、以下のものを改正(施行日2025年6月1日)。",
"title": "条文"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(有期拘禁刑の加減の限度)
; 第14条
#死刑又は'''無期拘禁刑'''を減軽して'''有期拘禁刑'''とする場合においては、その長期を30年とする。
#'''有期拘禁刑'''を加重する場合においては30年にまで上げることができ、これを減軽する場合においては1月未満に下げることができる。
===改正経緯===
2022年改正により、「[[行刑にかかる争点#自由刑統一論|自由刑統一論]]」の観点から、2022年、以下のものを改正(施行日2025年6月1日)。
# 死刑又は<u>無期の懲役若しくは禁錮</u>を減軽して<u>有期の懲役又は禁錮</U>とする場合においては、その長期を30年とする。
# <u>有期の懲役又は禁錮</u>を加重する場合においては30年にまで上げることができ、これを減軽する場合においては1月未満に下げることができる。
==解説==
:1項は減軽、2項は加重を定めるが、ともに上限は30年となる。
:[[拘禁刑]]、[[量刑]]を参照。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第12条]]<br>(拘禁刑)<br>[[刑法第14条]]<br>削除(禁錮)
|[[刑法第15条]]<br>(罰金)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|014]]
[[category:刑法 2022年改正(主要)|014]]
|
2009-10-07T22:18:47Z
|
2023-12-20T06:54:59Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC14%E6%9D%A1
|
11,649 |
刑法第15条
|
(罰金)
罰金について定めた規定である。なお1万円未満を科すものとしては、科料がある。
|
[
{
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"tag": "p",
"text": "(罰金)",
"title": "条文"
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "罰金について定めた規定である。なお1万円未満を科すものとしては、科料がある。",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(罰金)
; 第15条
: 罰金は、1万円以上とする。ただし、これを減軽する場合においては、1万円未満に下げることができる。
==解説==
{{wikipedia|罰金}}
[[罰金]]について定めた規定である。なお1万円未満を科すものとしては、[[科料]]がある。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第14条]]<br>(有期の懲役及び禁錮の加減の限度)
|[[刑法第16条]]<br>(拘留)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|015]]
|
2009-10-07T22:22:17Z
|
2023-11-24T16:05:30Z
|
[
"テンプレート:Wikipedia",
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC15%E6%9D%A1
|
11,650 |
刑法第16条
|
(拘留)
2022年改正により、第2項を新設(施行日2025年6月1日)。
|
[
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"tag": "p",
"text": "(拘留)",
"title": "条文"
},
{
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"tag": "p",
"text": "2022年改正により、第2項を新設(施行日2025年6月1日)。",
"title": "条文"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(拘留)
; 第16条
#拘留は、1日以上30日未満とし、刑事施設に拘置する。
#拘留に処せられた者には、改善更生を図るため、必要な作業を行わせ、又は必要な指導を行うことができる。
===改正経緯===
2022年改正により、第2項を新設(施行日2025年6月1日)。
==解説==
{{wikipedia|拘留}}
:[[拘留]]について定めた規定である。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第15条]]<br>(罰金)
|[[刑法第17条]]<br>(科料)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|016]]
[[category:刑法 2022年改正(主要)|016]]
|
2009-10-07T22:24:38Z
|
2023-11-24T16:08:03Z
|
[
"テンプレート:Wikipedia",
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC16%E6%9D%A1
|
11,653 |
C言語/ポインタ
|
オブジェクトはメモリー上に領域が確保され、値が格納されます。 メモリーをバイト単位の一次元配列と考えた場合、その配列の添え字がアドレスです。 バイト単位の一次元配列であることを強調するため、バイトアドレスとも呼ばれます。 1バイトは最小でも8ビットで、そのビット数はlimit.hのマクロCHAR_BITで定義されています、10進数で256(2)通りの値を格納できます。256通り以上の値を格納するに連続した複数のバイトを一塊として使用します。
オブジェクトのアドレスを取得するには、オブジェクト名の前に&演算子(アドレス演算子)を付けます。
この様に、オブジェクトには変数の他、関数も含まれます(アドレスの値は実行条件によって異なります)。
は、main関数のアドレスを得る式で、単に
でも同じ意味です。この様に関数もメモリー上のオブジェクトなのでアドレスを持ちます。
このように、ポインタはきっちりとアドレスを受け継いでいることが分かります。 このことから「ポインタとは単にアドレスを格納するための型である」と思ってしまいがちですが、指し示す型の大きさや符号の有無(配列なら要素数や次数)などの特性おも示していることに、注意が必要です。
下記コードのように、ポインタ型変数を一切宣言しなくても、アドレスの情報をもとにして最初の数を復元することが可能です。 ポインタ型の知識はいったん置いといて、下記のコードを実行してみましょう。
このように、ポインタ型変数を全く宣言しなくても、アドレス情報をもとにすることで最初の値(例では1234)を復元することが可能です。ポインタの学習で悩んだら、これらの基本例に立ち返りましょう。 上記例では説明の都合上、printfに引数に&演算と*演算を使いましたが、下記コードのように何もprintfの引数でなくとも、&演算と*演算は型宣言時に行わなくても使用可能です。
ポインタの機能として、ポインタ変数を宣言する事によって、なんらかの別の変数のアドレスを格納する事ができるだけの領域を確保します。 ポインタ変数がその変数の値として格納するものは、指し示すべき対象のオブジェクトが格納されたアドレスです。 ポインタ変数の宣言では、指し示すべき対象のデータの型を指定します。 このようなメモリー上のデータの記憶位置を指定するデータである「アドレス」を格納するための変数のことをポインタ変数といいます。 上記コード例のようにC言語では、変数宣言において、変数名の直前に「*」を伴って宣言された変数は、(その*よりも前に書かれた型のデータを指し示す)ポインタ変数の宣言になります。 ポインタ変数の名前は、他の変数の名前と同様に有効な識別子でなければいけません。
ポインタpの指し示すオブジェクトの型は int であることは確定していますが、ポインタ変数pの値は不定で p を使って参照することは不正です。 そこでポインタ変数の宣言と同時に初期値を与えることが強く推奨されます。 初期値として適切な式が即座に思いつかない時にはNULLで初期化することが(ワーストケースを避けるため)妥当です。
とすれば、p を NULL で初期化出来ます。 NULLは、どの様な型へのポインタとして有効な値で、なおかつ有効なアドレスではないことが言語仕様で保証されています。 このことで、NULLを使った参照を実行時に捕捉できる可能性が出てきます(実行時にNULLによる参照を捕捉できるかは言語処理系と実行環境依存です。一般に、UnixではSIGSEGVが、Windowsでは構造化例外処理による例外が上がりますが、0番地からどの程度離れた番地への参照を捕捉するかなどでバリエーションがあります。)。
では、ポインタ変数の名前は junk234 です。
このように、ポインタ変数pの値として、整数変数iのアドレスが格納できている事が分かります。
ポインタへアドレスを格納
「*ポインタ名」を使って、そのアドレスの指している先の変数の値を書きかえることもできます。
ポインタを使って変数を書き換える場合、書き換えられる変数は、そのポインタに代入されているアドレスに対応する変数が書き換えられるのです。
変数の書き換え処理の記法は、具体的には後述するように代入を使って、書き換えが行われます。
さて、 ポインタを使って、 ポインタが指す変数に値を間接的に代入するには、次のように*演算子を用います。
書き換え後
このように、確かに変数iを55から1234に書き換えています(printfで出力している変数はiです)。
上記のプログラム中では、一度も「i = 1234」とは記述されていないにもかかわらず、実行結果では、printfによる変数iの表示で「1234」の表示が行われています。このことから、ポインタ(上記コードではpi)を使用して「*pi = 1234」のように書くことで、ポインタの指し示す変数(上記コードではi)に代入をする事ができる事が分かります。
ポインタを介した代入
ポインタを使って、 ポインタが指す変数の値を間接的に参照するには、次のように*演算子を用います。
一般に、「*ポインタ名」は「変数名」と同じものを表しています。なので、上記のコードの場合、 printf("%d", *pi) とは、つまり、printf("%d", i) のことなので、よってprintfで「1234」を表示します。
「ポインタ」という用語は、文脈によってポインタ型、ポインタ型の変数、ポインタ型の変数の値のいずれかを指す。 世間ではそれらをまとめて「ポインタ」と呼んでいるので、何を指すかは文脈で判断します。
ポインタ型はある型から導出し、 その型の実体を参照するための値(一般にアドレス)を持つ。 つまり、ポインタ型は「ポインタ型」として単体であるのではなく、 あくまで他の型から導出して作られます。 ある型Tから導出したポインタ型を「Tへのポインタ」と呼びます。 つまり、intへのポインタや、doubleへのポインタなどがあるわけです。
ポインタ型の変数は、 別のオブジェクトへのアドレスを格納し、 そのアドレスの指している先のオブジェクトに、 間接的にアクセスできます。
ポインタ型の変数の値は、 前述したように一般にアドレスです。 ただしアドレスなら何でもいいわけではなく、 そのアドレスはオブジェクトを指している必要があります。
さて、ポインタの宣言の記述は次のようになっています。
ポインタのデータ型とポインタ名は、 変数の宣言のときと同様です。 同じデータ型へのポインタは「,(コンマ)」で区切って一行で宣言できます。 その場合は、各々のポインタ名の前に*をつけること。
複数のポインタを一行で宣言するとき、しばしば下の例のような誤りを犯す場合があります。
上の例はtypedefを用いて、下の例のように記述することができます。
アドレス値は加減算が可能です。このことを利用して、計算によって目的のアドレス値を指定したり、配列の添字ベースの距離を求めたりできます。
このように、ポインター同士のの引き算は、バイトアドレスの差ではなくポインターの指し示すオブジェクトの型を要素とする配列の添え字に相当する整数値をとります。
関数も変数などと同じメモリー上のオブジェクトなのでアドレスを持ち、そのアドレスをポインター変数に保存し、ポインター変数を介して呼び出すことができます。
標準ライブラリ関数の qsort() の最後の引数も関数へのポインターです。
別のポインタを指すポインタを作ることができます。
ポインタを指すポインタを宣言する時には、 ポインタ名の前に*単項演算子を1つ多くつけます。
ポインタを指すポインタが指しているポインタが指しているオブジェクトにアクセスするには、 ポインタを指すポインタ名の前に*単項演算子を1つ多くつけます。
ppiが間接的に指す変数iに値1234を代入します。
void型へのポインタを宣言することができます。 void型へのポインタは、他の型へのポインタを格納できます。 間接演算子を使うときは型キャストして用います。 void型へのポインタはインクリメントやデクリメントと整数との加減算は出来ないです。
ポインタは、4つの算術演算子(+, ++, -, --)を使って、整数を加算減算することができます(void型へのポインタは除く)。 ポインタにn加えると、ポインタのバイトアドレスは「そのポインタの型のサイズ*n」だけ進む。
ポインタの演算は、ポインタが配列や配列の要素を指す場合によく使われます。
ところで、ポインタが指しているオブジェクトには、ポインタを使って、普通の変数と同様に参照できます。 その際、演算の優先順位には注意が必要です。
上の記述では、pをインクリメントし、 そのアドレスにある値を返す。
上の記述では、pのアドレスにある値をインクリメントします。
ポインタをconst修飾子による定数化と組み合わせて用いたい場合、少々、下記のような複雑な問題があります。
問題の概要は、
などの事情です。
このため、下記のような通常のコードでも、コンパイラによっては警告文が出ます(コンパイル自体は可能です。参照先を書き換えようとはしていないので)。
上記コードで警告が出る場合、MinGWの場合なら、それは下記のようにaとpaの型の不一致が原因です。 コンパイラ内部では、const int宣言された変数は、int型ではなくconst int型という別種の型で宣言されているからです。なのでポインタ pa のほうも const int 型で宣言しなければなりません。
ただしこの場合、ポインタ宣言時にconst をつけたにもかかわらず、下記のようにポインタの指し示す先を変更できてしまいます。しかも警告表示は一切出ません(MinGWで確認)。
ポインタ変数自体を書き換えたくない場合、int* const paのように int* と変数名のあいだにconstを書きます。
エラーになる理由は、定数として宣言されたポインタ変数 pa を書き換えようとしたからです。
上記コードでは、アスタリスク( * )の前にconstがあるのか、アスタリスクの後ろにconstがあるのかで、区別しています。
よって下記コードのように、int const *paのようにアスタリスクの後ろにconstをつければ、コンパイル可能です。
int aのようにaやbにconstをつけずにint const *paのように宣言した場合、ポインタ変数paだけが定数になるので、aやb自体の書き換えは可能です。ただし、コンパイラによっては動作が不安定かもしれないので、なるべくなら避けたほうが安全です。
|
[
{
"paragraph_id": 0,
"tag": "p",
"text": "オブジェクトはメモリー上に領域が確保され、値が格納されます。 メモリーをバイト単位の一次元配列と考えた場合、その配列の添え字がアドレスです。 バイト単位の一次元配列であることを強調するため、バイトアドレスとも呼ばれます。 1バイトは最小でも8ビットで、そのビット数はlimit.hのマクロCHAR_BITで定義されています、10進数で256(2)通りの値を格納できます。256通り以上の値を格納するに連続した複数のバイトを一塊として使用します。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 1,
"tag": "p",
"text": "オブジェクトのアドレスを取得するには、オブジェクト名の前に&演算子(アドレス演算子)を付けます。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 2,
"tag": "p",
"text": "この様に、オブジェクトには変数の他、関数も含まれます(アドレスの値は実行条件によって異なります)。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 3,
"tag": "p",
"text": "は、main関数のアドレスを得る式で、単に",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 4,
"tag": "p",
"text": "でも同じ意味です。この様に関数もメモリー上のオブジェクトなのでアドレスを持ちます。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 5,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 6,
"tag": "p",
"text": "このように、ポインタはきっちりとアドレスを受け継いでいることが分かります。 このことから「ポインタとは単にアドレスを格納するための型である」と思ってしまいがちですが、指し示す型の大きさや符号の有無(配列なら要素数や次数)などの特性おも示していることに、注意が必要です。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 7,
"tag": "p",
"text": "下記コードのように、ポインタ型変数を一切宣言しなくても、アドレスの情報をもとにして最初の数を復元することが可能です。 ポインタ型の知識はいったん置いといて、下記のコードを実行してみましょう。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 8,
"tag": "p",
"text": "このように、ポインタ型変数を全く宣言しなくても、アドレス情報をもとにすることで最初の値(例では1234)を復元することが可能です。ポインタの学習で悩んだら、これらの基本例に立ち返りましょう。 上記例では説明の都合上、printfに引数に&演算と*演算を使いましたが、下記コードのように何もprintfの引数でなくとも、&演算と*演算は型宣言時に行わなくても使用可能です。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 9,
"tag": "p",
"text": "ポインタの機能として、ポインタ変数を宣言する事によって、なんらかの別の変数のアドレスを格納する事ができるだけの領域を確保します。 ポインタ変数がその変数の値として格納するものは、指し示すべき対象のオブジェクトが格納されたアドレスです。 ポインタ変数の宣言では、指し示すべき対象のデータの型を指定します。 このようなメモリー上のデータの記憶位置を指定するデータである「アドレス」を格納するための変数のことをポインタ変数といいます。 上記コード例のようにC言語では、変数宣言において、変数名の直前に「*」を伴って宣言された変数は、(その*よりも前に書かれた型のデータを指し示す)ポインタ変数の宣言になります。 ポインタ変数の名前は、他の変数の名前と同様に有効な識別子でなければいけません。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 10,
"tag": "p",
"text": "ポインタpの指し示すオブジェクトの型は int であることは確定していますが、ポインタ変数pの値は不定で p を使って参照することは不正です。 そこでポインタ変数の宣言と同時に初期値を与えることが強く推奨されます。 初期値として適切な式が即座に思いつかない時にはNULLで初期化することが(ワーストケースを避けるため)妥当です。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 11,
"tag": "p",
"text": "とすれば、p を NULL で初期化出来ます。 NULLは、どの様な型へのポインタとして有効な値で、なおかつ有効なアドレスではないことが言語仕様で保証されています。 このことで、NULLを使った参照を実行時に捕捉できる可能性が出てきます(実行時にNULLによる参照を捕捉できるかは言語処理系と実行環境依存です。一般に、UnixではSIGSEGVが、Windowsでは構造化例外処理による例外が上がりますが、0番地からどの程度離れた番地への参照を捕捉するかなどでバリエーションがあります。)。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "では、ポインタ変数の名前は junk234 です。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "このように、ポインタ変数pの値として、整数変数iのアドレスが格納できている事が分かります。",
"title": "ポインタの基本"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "ポインタへアドレスを格納",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "「*ポインタ名」を使って、そのアドレスの指している先の変数の値を書きかえることもできます。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "ポインタを使って変数を書き換える場合、書き換えられる変数は、そのポインタに代入されているアドレスに対応する変数が書き換えられるのです。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "変数の書き換え処理の記法は、具体的には後述するように代入を使って、書き換えが行われます。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "さて、 ポインタを使って、 ポインタが指す変数に値を間接的に代入するには、次のように*演算子を用います。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "書き換え後",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "このように、確かに変数iを55から1234に書き換えています(printfで出力している変数はiです)。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 21,
"tag": "p",
"text": "上記のプログラム中では、一度も「i = 1234」とは記述されていないにもかかわらず、実行結果では、printfによる変数iの表示で「1234」の表示が行われています。このことから、ポインタ(上記コードではpi)を使用して「*pi = 1234」のように書くことで、ポインタの指し示す変数(上記コードではi)に代入をする事ができる事が分かります。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 22,
"tag": "p",
"text": "ポインタを介した代入",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 23,
"tag": "p",
"text": "ポインタを使って、 ポインタが指す変数の値を間接的に参照するには、次のように*演算子を用います。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 24,
"tag": "p",
"text": "一般に、「*ポインタ名」は「変数名」と同じものを表しています。なので、上記のコードの場合、 printf(\"%d\", *pi) とは、つまり、printf(\"%d\", i) のことなので、よってprintfで「1234」を表示します。",
"title": "基本的な用途"
},
{
"paragraph_id": 25,
"tag": "p",
"text": "「ポインタ」という用語は、文脈によってポインタ型、ポインタ型の変数、ポインタ型の変数の値のいずれかを指す。 世間ではそれらをまとめて「ポインタ」と呼んでいるので、何を指すかは文脈で判断します。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 26,
"tag": "p",
"text": "ポインタ型はある型から導出し、 その型の実体を参照するための値(一般にアドレス)を持つ。 つまり、ポインタ型は「ポインタ型」として単体であるのではなく、 あくまで他の型から導出して作られます。 ある型Tから導出したポインタ型を「Tへのポインタ」と呼びます。 つまり、intへのポインタや、doubleへのポインタなどがあるわけです。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 27,
"tag": "p",
"text": "ポインタ型の変数は、 別のオブジェクトへのアドレスを格納し、 そのアドレスの指している先のオブジェクトに、 間接的にアクセスできます。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 28,
"tag": "p",
"text": "ポインタ型の変数の値は、 前述したように一般にアドレスです。 ただしアドレスなら何でもいいわけではなく、 そのアドレスはオブジェクトを指している必要があります。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 29,
"tag": "p",
"text": "さて、ポインタの宣言の記述は次のようになっています。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 30,
"tag": "p",
"text": "ポインタのデータ型とポインタ名は、 変数の宣言のときと同様です。 同じデータ型へのポインタは「,(コンマ)」で区切って一行で宣言できます。 その場合は、各々のポインタ名の前に*をつけること。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 31,
"tag": "p",
"text": "複数のポインタを一行で宣言するとき、しばしば下の例のような誤りを犯す場合があります。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 32,
"tag": "p",
"text": "上の例はtypedefを用いて、下の例のように記述することができます。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 33,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 34,
"tag": "p",
"text": "アドレス値は加減算が可能です。このことを利用して、計算によって目的のアドレス値を指定したり、配列の添字ベースの距離を求めたりできます。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 35,
"tag": "p",
"text": "このように、ポインター同士のの引き算は、バイトアドレスの差ではなくポインターの指し示すオブジェクトの型を要素とする配列の添え字に相当する整数値をとります。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 36,
"tag": "p",
"text": "関数も変数などと同じメモリー上のオブジェクトなのでアドレスを持ち、そのアドレスをポインター変数に保存し、ポインター変数を介して呼び出すことができます。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 37,
"tag": "p",
"text": "標準ライブラリ関数の qsort() の最後の引数も関数へのポインターです。",
"title": "ポインタとは"
},
{
"paragraph_id": 38,
"tag": "p",
"text": "別のポインタを指すポインタを作ることができます。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 39,
"tag": "p",
"text": "ポインタを指すポインタを宣言する時には、 ポインタ名の前に*単項演算子を1つ多くつけます。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 40,
"tag": "p",
"text": "ポインタを指すポインタが指しているポインタが指しているオブジェクトにアクセスするには、 ポインタを指すポインタ名の前に*単項演算子を1つ多くつけます。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 41,
"tag": "p",
"text": "ppiが間接的に指す変数iに値1234を代入します。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 42,
"tag": "p",
"text": "void型へのポインタを宣言することができます。 void型へのポインタは、他の型へのポインタを格納できます。 間接演算子を使うときは型キャストして用います。 void型へのポインタはインクリメントやデクリメントと整数との加減算は出来ないです。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 43,
"tag": "p",
"text": "ポインタは、4つの算術演算子(+, ++, -, --)を使って、整数を加算減算することができます(void型へのポインタは除く)。 ポインタにn加えると、ポインタのバイトアドレスは「そのポインタの型のサイズ*n」だけ進む。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 44,
"tag": "p",
"text": "ポインタの演算は、ポインタが配列や配列の要素を指す場合によく使われます。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 45,
"tag": "p",
"text": "ところで、ポインタが指しているオブジェクトには、ポインタを使って、普通の変数と同様に参照できます。 その際、演算の優先順位には注意が必要です。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 46,
"tag": "p",
"text": "上の記述では、pをインクリメントし、 そのアドレスにある値を返す。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 47,
"tag": "p",
"text": "上の記述では、pのアドレスにある値をインクリメントします。",
"title": "ポインタの応用"
},
{
"paragraph_id": 48,
"tag": "p",
"text": "ポインタをconst修飾子による定数化と組み合わせて用いたい場合、少々、下記のような複雑な問題があります。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 49,
"tag": "p",
"text": "問題の概要は、",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 50,
"tag": "p",
"text": "などの事情です。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 51,
"tag": "p",
"text": "このため、下記のような通常のコードでも、コンパイラによっては警告文が出ます(コンパイル自体は可能です。参照先を書き換えようとはしていないので)。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 52,
"tag": "p",
"text": "上記コードで警告が出る場合、MinGWの場合なら、それは下記のようにaとpaの型の不一致が原因です。 コンパイラ内部では、const int宣言された変数は、int型ではなくconst int型という別種の型で宣言されているからです。なのでポインタ pa のほうも const int 型で宣言しなければなりません。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 53,
"tag": "p",
"text": "ただしこの場合、ポインタ宣言時にconst をつけたにもかかわらず、下記のようにポインタの指し示す先を変更できてしまいます。しかも警告表示は一切出ません(MinGWで確認)。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 54,
"tag": "p",
"text": "ポインタ変数自体を書き換えたくない場合、int* const paのように int* と変数名のあいだにconstを書きます。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 55,
"tag": "p",
"text": "エラーになる理由は、定数として宣言されたポインタ変数 pa を書き換えようとしたからです。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 56,
"tag": "p",
"text": "上記コードでは、アスタリスク( * )の前にconstがあるのか、アスタリスクの後ろにconstがあるのかで、区別しています。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 57,
"tag": "p",
"text": "よって下記コードのように、int const *paのようにアスタリスクの後ろにconstをつければ、コンパイル可能です。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 58,
"tag": "p",
"text": "int aのようにaやbにconstをつけずにint const *paのように宣言した場合、ポインタ変数paだけが定数になるので、aやb自体の書き換えは可能です。ただし、コンパイラによっては動作が不安定かもしれないので、なるべくなら避けたほうが安全です。",
"title": "定数とポインタ"
},
{
"paragraph_id": 59,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "定数とポインタ"
}
] | null |
{{Nav}}
== ポインタの基本 ==
=== アドレス ===
オブジェクトはメモリー上に領域が確保され、値が格納されます<ref>register 型修飾子を伴って宣言された変数は例外です。</ref>。
メモリーをバイト単位の一次元配列と考えた場合、その配列の添え字が''アドレス''です。
バイト単位の一次元配列であることを強調するため、''バイトアドレス''とも呼ばれます。
1バイトは最小でも8ビットで、そのビット数は[[C言語/標準ライブラリ/limits.h|limit.h]]のマクロCHAR_BITで定義されています<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-5.2.4.2.1">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n2596.pdf
| title= N2596 working draft — December 11, 2020 ISO/IEC 9899:202x (E)
| page=20, §5.2.4.2.1 ''Characteristics of integer types <limits.h>''
| publisher = [http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/projects ISO/IEC JTC1/SC22/WG14]}}</ref>、10進数で256(2<sup>8</sup>)通りの値を格納できます。256通り以上の値を格納するに連続した複数のバイトを一塊として使用します。
オブジェクトのアドレスを取得するには、オブジェクト名の前に&演算子(アドレス演算子)を付けます。
;アドレス演算子:<syntaxhighlight lang="C">
&オブジェクト名
</syntaxhighlight>
;オブジェクトaのアドレス:<syntaxhighlight lang="C">
&a
</syntaxhighlight>
;[https://paiza.io/projects/8HFv1TKYcuPu3X5fcnb_-A?language=c 変数のアドレスを表示する]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int a = 1234;
printf("変数aの値は%d\n", a);
printf("変数aのアドレスは%p\n", &a);
printf("main関数のアドレスは%p\n", &main);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
変数aの値は1234
変数aのアドレスは0x7ffe13618a64
main関数のアドレスは0x401130
</syntaxhighlight>
この様に、オブジェクトには変数の他、関数も含まれます(アドレスの値は実行条件によって異なります)。
&main
は、main関数のアドレスを得る式で、単に
main
でも同じ意味です。この様に関数もメモリー上のオブジェクトなのでアドレスを持ちます。
=== 基本例 ===
;[https://paiza.io/projects/xsiDDBKwOZVAQz8zRHXj3g?language=c コード例]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 1234, *r = &i;
printf("変数iは%d\n", i);
printf("変数iのアドレスは%p\n", &i);
printf("ポインタ変数rの値は%p\n", r);
printf("iは%d\n", i);
printf("*rは%d\n", *r);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
変数iは1234
変数iのアドレスは0x7ffe8d127c4c
ポインタ変数rの値は0x7ffe8d127c4c
iは1234
*rは1234
</syntaxhighlight>
:最後の<code>*r</code>のprintfの引数には、変数i は書かれてないのに、変数iと同じ値になっています。
このように、ポインタはきっちりとアドレスを受け継いでいることが分かります。
このことから「ポインタとは単にアドレスを格納するための型である」と思ってしまいがちですが、指し示す型の大きさや符号の有無(配列なら要素数や次数)などの特性おも示していることに、注意が必要です。
下記コードのように、ポインタ型変数を一切宣言しなくても、アドレスの情報をもとにして最初の数を復元することが可能です。
ポインタ型の知識はいったん置いといて、下記のコードを実行してみましょう。
;[https://paiza.io/projects/v3buP57FmZAuxyk6wblgcw?language=c コード例]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 1234;
printf("変数iは%d\n", i);
printf("変数iのアドレスは%p\n", &i);
printf("*(&i)は%d\n",*(&i) );
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
変数iは1234
変数iのアドレスは0x7ffe31a1ffa4
*(&i)は1234
</syntaxhighlight>
このように、ポインタ型変数を全く宣言しなくても、アドレス情報をもとにすることで最初の値(例では1234)を復元することが可能です。ポインタの学習で悩んだら、これらの基本例に立ち返りましょう。
上記例では説明の都合上、printfに引数に&演算と*演算を使いましたが、下記コードのように何もprintfの引数でなくとも、&演算と*演算は型宣言時に行わなくても使用可能です<ref>printfは命令でもキーワードでもなく組込み関数でもなく、単に標準ライブラリー関数の1つなので printf() の引数が特別扱いされる理由はありません。ただし、printf は引数の数が固定でない可変引数の関数なので、第一引数の文字列で指定した型指定子数や内容によって第二引数以降の型が違うという特性があります。</ref>。
;[https://paiza.io/projects/45-2ydy5Cr3r59caSglpGQ?language=c コード例]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 1234;
printf("変数iは%d\n", i);
printf("変数iのアドレスは%p\n", &i);
printf("*(&i)は%d\n", *(&i));
int v = *(&i);
printf("vは%d\n", v);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
変数iは1234
変数iのアドレスは0x7ffef3fbc9c4
*(&i)は1234
vは1234
</syntaxhighlight>
=== ポインタ変数の宣言 ===
ポインタの機能として、ポインタ変数を宣言する事によって、なんらかの別の変数のアドレスを格納する事ができるだけの領域を確保します。
ポインタ変数がその変数の値として格納するものは、指し示すべき対象のオブジェクトが格納されたアドレスです。
ポインタ変数の宣言では、指し示すべき対象のデータの型を指定します。
このようなメモリー上のデータの記憶位置を指定するデータである「アドレス」を格納するための変数のことをポインタ変数といいます。
上記コード例のようにC言語では、変数宣言において、変数名の直前に「*」を伴って宣言された変数は、(その*よりも前に書かれた型のデータを指し示す)ポインタ変数の宣言になります。
ポインタ変数の名前は、他の変数の名前と同様に有効な識別子でなければいけません。
=== ポインタ変数の初期化とNULL ===
;初期化を伴わないポインタ変数 pの宣言:<syntaxhighlight lang="C">
int *p;
</syntaxhighlight>
ポインタpの指し示すオブジェクトの型は int であることは確定していますが、ポインタ変数pの値は不定で p を使って参照することは不正です。
そこでポインタ変数の宣言と同時に初期値を与えることが強く推奨されます。
初期値として適切な式が即座に思いつかない時にはNULLで初期化することが(ワーストケースを避けるため)妥当です。
;NULLで初期化するポインタ変数 pの宣言:<syntaxhighlight lang="C">
int *p = NULL;
</syntaxhighlight>
とすれば、p を NULL で初期化出来ます。
NULLは、どの様な型へのポインタとして有効な値で、なおかつ有効なアドレス'''ではない'''ことが言語仕様で保証されています。
このことで、NULLを使った参照を実行時に捕捉できる可能性が出てきます(実行時にNULLによる参照を捕捉できるかは言語処理系と実行環境依存です。一般に、UnixではSIGSEGVが、Windowsでは構造化例外処理による例外が上がりますが、0番地からどの程度離れた番地への参照を捕捉するかなどでバリエーションがあります。)。
:<syntaxhighlight lang="C">
int *junk234;
</syntaxhighlight>
では、ポインタ変数の名前は junk234 です。
;[https://paiza.io/projects/VkYHQlIWFyach1ON3BsrYQ?language=c コード例]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 1234,
*p = &i;
printf("整数変数iのアドレスは%p\n", &i);
printf("ポインタ変数pの値は%p\n", p);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
整数変数iのアドレスは0x7ffcb0de444c
ポインタ変数pの値は0x7ffcb0de444c
</syntaxhighlight>
このように、ポインタ変数pの値として、整数変数iのアドレスが格納できている事が分かります。
== 基本的な用途 ==
=== アドレスの格納 ===
;ポインタに変数を指させる:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int i, *pi = &i;//piにiのアドレスを格納します。
}
</syntaxhighlight>
ポインタへアドレスを格納
;書式:<syntaxhighlight lang="C">
ポインタ変数 = &オブジェクト;
</syntaxhighlight>
=== ポインタを介した代入 ===
「*ポインタ名」を使って、そのアドレスの指している先の変数の値を書きかえることもできます。
ポインタを使って変数を書き換える場合、書き換えられる変数は、そのポインタに代入されているアドレスに対応する変数が書き換えられるのです。
変数の書き換え処理の記法は、具体的には後述するように代入を使って、書き換えが行われます。
さて、
ポインタを使って、
ポインタが指す変数に値を間接的に代入するには、次のように*演算子を用います。
;変数の書き換え(書き換え前)。:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 55;
int *pi = &i;
//*pi = 1234; // コメントアウトした場合
printf("%d\n", i); // 出力している変数は(piではなく) i
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
55
</syntaxhighlight>
書き換え後<br>
:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 55;
int *pi = &i;
*pi = 1234; // コメントアウトしない場合
printf("%d\n", i);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
1234
</syntaxhighlight>
このように、確かに変数iを55から1234に書き換えています(printfで出力している変数はiです)。
;ポインタを用いて変数に代入します。:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i, *pi = &i;
*pi = 1234;
printf("%d\n", i);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
1234
</syntaxhighlight>
上記のプログラム中では、一度も「<code>i = 1234</code>」とは記述されていないにもかかわらず、実行結果では、printfによる変数iの表示で「1234」の表示が行われています。このことから、ポインタ(上記コードではpi)を使用して「*pi = 1234」のように書くことで、ポインタの指し示す変数(上記コードではi)に代入をする事ができる事が分かります。
ポインタを介した代入
;書式:<syntaxhighlight lang="C">
*ポインタ = 式;
</syntaxhighlight>
=== ポインタの参照 ===
ポインタを使って、
ポインタが指す変数の値を間接的に参照するには、次のように*演算子を用います。
;ポインタを用いて変数を参照します。:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i = 1234,
*pi = &i;
printf("%d\n", *pi);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
1234
</syntaxhighlight>
一般に、「*ポインタ名」は「変数名」と同じものを表しています。なので、上記のコードの場合、
<code>printf("%d", *pi)</code> とは、つまり、<code>printf("%d", i)</code> のことなので、よってprintfで「1234」を表示します。
;書式: (ポインタの示すオブジェクトの参照)
<syntaxhighlight lang="C">
*ポインタ名
</syntaxhighlight>
== ポインタとは ==
「ポインタ」という用語は、文脈によってポインタ型、ポインタ型の変数、ポインタ型の変数の値のいずれかを指す。
世間ではそれらをまとめて「ポインタ」と呼んでいるので、何を指すかは文脈で判断します。
ポインタ型はある型から導出し、
その型の実体を参照するための値(一般にアドレス)を持つ。
つまり、ポインタ型は「ポインタ型」として単体であるのではなく、
あくまで他の型から導出して作られます。
ある型Tから導出したポインタ型を「Tへのポインタ」と呼びます。
つまり、intへのポインタや、doubleへのポインタなどがあるわけです。
<ref>[https://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n3054.pdf N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017 p31, §6.2.5 Types]</ref>
ポインタ型の変数は、
別のオブジェクトへのアドレスを格納し、
そのアドレスの指している先のオブジェクトに、
間接的にアクセスできます。
ポインタ型の変数の値は、
前述したように一般にアドレスです。
ただしアドレスなら何でもいいわけではなく、
そのアドレスはオブジェクトを指している必要があります。
さて、ポインタの宣言の記述は次のようになっています。
<syntaxhighlight lang="C">
ポインタのデータ型 *ポインタ名;
</syntaxhighlight>
ポインタのデータ型とポインタ名は、
変数の宣言のときと同様です。
同じデータ型へのポインタは「,(コンマ)」で区切って一行で宣言できます。
その場合は、各々のポインタ名の前に*をつけること。
;ポインタ変数の宣言:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int *pi;//int型へのポインタpiを宣言します。
return 0;
}
</syntaxhighlight>
==== typedefをポインタに用いる ====
複数のポインタを一行で宣言するとき、しばしば下の例のような誤りを犯す場合があります。
;typedefを用いないポインタ変数の宣言:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
int* p1, p2;//int型へのポインタであるp1と、int型の変数であるp2が宣言されます。
return 0;
}
</syntaxhighlight>
上の例はtypedefを用いて、下の例のように記述することができます。
;typedefを用いたポインタ変数の宣言:<syntaxhighlight lang="C">
int main(void) {
typedef int *PINT;
PINT p1, p2;//int型へのポインタであるp1とp2が宣言されます。
return 0;
}
</syntaxhighlight>
=== アドレスの加減算 ===
アドレス値は加減算が可能です<ref>後述する関数へのポインターでは加減算は行なえません。</ref>。このことを利用して、計算によって目的のアドレス値を指定したり、配列の添字ベースの距離を求めたりできます。
;[https://paiza.io/projects/7bAKiAioi1UV0Zd9AMUwNw?language=c アドレスの加減算]:<syntaxhighlight lang="C" line>
#include <stdio.h>
#include <stddef.h> // for ptrdiff_t
int main(void) {
const int ary[] = {123, 55, 818, 1192, 777};
const int *a = &ary[0];
printf("&ary[0] = %p\n", a);
const int *b = &ary[1];
printf("&ary[1] = %p\n", b);
ptrdiff_t delta = b - a; // 配列の要素間の距離(間にある要素の数)
printf("&ary[1] - &ary[0] = delta = %td\n", delta);
const int *v = ary + delta;
printf("*vは%d\n", *v);
}
</syntaxhighlight>
;出力結果:<syntaxhighlight lang="text">
&ary[0] = 0x7ffe0052c910
&ary[1] = 0x7ffe0052c914
&ary[1] - &ary[0] = delta = 1
*vは55
</syntaxhighlight>
:注目してほしいのは0番目の要素のアドレスと1番目の要素のアドレスの差は1ではなく4(0x7ffe0052c914 - 0x7ffe0052c910)だという点です。
:他方、ポインター同士の引き算の結果は、1 となっています。
:またポインター同士の引き算の値の型は int や long ではなく ptrdiff_t を使っています。
:これは、環境や処理系により各々の型の大きさの差の影響を受けない様にするためです。
このように、ポインター同士のの引き算は、バイトアドレスの差'''ではなく'''ポインターの指し示すオブジェクトの型を要素とする'''配列の添え字に相当する整数値'''をとります。
{{See also|[[C言語/配列とポインタ|C言語/配列とポインター]]}}
==== コラム:intにアドレス値を代入してはいけない! ====
{{コラム|intにアドレス値を代入してはいけない!|2=
intにアドレス値を代入してはいけません<ref>{{Cite web
|title=INT36-C. ポインタから整数への変換、整数からポインタへの変換
|url=https://www.jpcert.or.jp/sc-rules/c-int36-c.html
|date=2015-03-16
|accessdate=2021/11/10
|publisher=一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
}}</ref>。
;[https://paiza.io/projects/DOnxsV6dak3WlbVue3g66g?language=c サンプルコード]:<syntaxhighlight lang="C" line>
#include <stdint.h> // uintptr_t の為
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("sizeof(int*) = %zu\n", sizeof(int *));
printf("sizeof(int) = %zu\n", sizeof(int));
int ary[10];
int x = (int)&ary;
printf("&ary = %p, x = %#x\n", &ary, x);
uintptr_t y = (uintptr_t)&ary;
printf("&ary = %p, n = %#lx\n", &ary, y);
}
</syntaxhighlight>
;出力結果(amd64):<syntaxhighlight lang="text">
sizeof(int*) = 8
sizeof(int) = 4
&ary = 0x7ffc8f9293a0, x = 0x8f9293a0
&ary = 0x7ffc8f9293a0, n = 0x7ffc8f9293a0
</syntaxhighlight>
:このように {{code|sizeof(int) < sizof(int*)}} な実行環境では {{code|int}} 型の変数にアドレス値を保存する事ができません。
:安全にアドレス値を保存できる整数型が必要な場合には、 {{code|stdint.h}} で定義されている {{code|uintptr_t}} を使います。
:ただし、{{code|uintptr_t}} を使っても指し示す先の型情報は失われます。
;[https://paiza.io/projects/DOnxsV6dak3WlbVue3g66g?language=c uintptr_t を使っても指し示す先の型情報は失われる]:<syntaxhighlight lang="C" line>
#include <stdint.h> // uintptr_t の為
#include <stdio.h>
int main(void) {
int ary[10];
uintptr_t i = (uintptr_t)&ary[2];
uintptr_t j = (uintptr_t)&ary[6];
printf("&ary[6] - &ary[2] = %#ld\n", &ary[6] - &ary[2]);
printf("j - i = %#ld\n", j - i);
}
</syntaxhighlight>
;出力結果(amd64):<syntaxhighlight lang="text">
&ary[6] - &ary[2] = 4
j - i = 16
</syntaxhighlight>
}}
=== 関数へのポインター ===
関数も変数などと同じメモリー上のオブジェクトなのでアドレスを持ち、そのアドレスをポインター変数に保存し、ポインター変数を介して呼び出すことができます。
;[https://paiza.io/projects/uJ4zICv_ROX1PahRsWfLCg?language=c 関数へのポインター使用例]:<syntaxhighlight lang="C" highlight=12 line>
#include <stdio.h>
static int add(int x, int y) { return x + y; }
static int sub(int x, int y) { return x - y; }
static int mul(int x, int y) { return x * y; }
static int div(int x, int y) { return x / y; }
static int mod(int x, int y) { return x % y; }
int main(void) {
struct {
char *opr;
int (*pfi)(int, int);
} tbl[] = {
{"+", add},
{"-", sub},
{"*", mul},
{"/", div},
{"%", mod},
{.opr = NULL},
};
for (int i = 0; tbl[i].opr != NULL; i++)
printf("45 %s 7 = %d\n", tbl[i].opr, tbl[i].pfi(45, 7));
}
</syntaxhighlight>
;出力結果:<syntaxhighlight lang="text">
45 + 7 = 52
45 - 7 = 38
45 * 7 = 315
45 / 7 = 6
45 % 7 = 3
</syntaxhighlight>
: 単純に和差積商と剰余を表示するプログラムです。
: 演算子の記号と、「2つの引数を取り演算子を適用するだけの関数へのポインター」の対の構造体のテーブルを作りイテレーションしています。
;関数へのポインター:<syntaxhighlight lang="C" start=12 line>
int (*pfi)(int, int);
</syntaxhighlight>
:本題の'''関数へのポインター'''の宣言です(この例では構造体定義の一部ですが)。
:{{code|*pfi}} を囲む {{code|(}} {{code|)}} は必須で、ないと {{code|*}} と結合してポインターを返す関数の宣言になってしまいます。
:関数へのポインターを保持する変数と、保持される関数のシグネチャーは一致している必要があります。
:;シグネチャー:関数の引数の型と順序及び戻り値の組合わせ。
:C言語にはラムダ式はないので<ref>2022年6月現在策定中のC23にC++風のラムダ式のプロポーザルが上がりましたが、いまのところ working draft には含まれていません。</ref>、名前付き関数を定義してその名前(=アドレス)を使って関数へのポインターに代入または初期化します。
:今回、関数へのポインターによって間接参照する関数には static 修飾子を付けファイルスコープであることを明示しました。
==== qsort ====
標準ライブラリ関数の qsort() の最後の引数も関数へのポインターです。
;[https://paiza.io/projects/-G0QQQjTpSCtdSm9wz6Zww?language=c qsort関数の使用例]:<syntaxhighlight lang="C" highlight=12 line>
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
static int compare(const void *a, const void *b) {
return *(int *)a - *(int *)b;
}
int main(void) {
const int data[] = {8, 5, 3, 9, 1, 0, 7, 6, 4, 2};
const int n = sizeof data / sizeof *data;
qsort(data, n, sizeof *data, compare);
for (int i = 0; i < n; i++)
printf("%d ", data[i]);
printf("\n");
}
</syntaxhighlight>
;出力結果:<syntaxhighlight lang="text">
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
</syntaxhighlight>
== ポインタの応用 ==
=== ポインタを指すポインタ ===
[[File:C言語 ポインタのポインタ.png|thumb|図2]]
別のポインタを指すポインタを作ることができます。
ポインタを指すポインタを宣言する時には、
ポインタ名の前に*単項演算子を1つ多くつけます。
ポインタを指すポインタが指しているポインタが指しているオブジェクトにアクセスするには、
ポインタを指すポインタ名の前に*単項演算子を1つ多くつけます。
;ポインタを指すポインタの使用例:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int i,
*pi = &i,
**ppi = π
**ppi = 1234;
printf("%d", i);
}
</syntaxhighlight>
ppiが間接的に指す変数iに値1234を代入します。
=== void型へのポインタ ===
void型へのポインタを宣言することができます。
void型へのポインタは、他の型へのポインタを格納できます。
間接演算子を使うときは型キャストして用います。
void型へのポインタはインクリメントやデクリメントと整数との加減算は出来ないです。
; void型へのポインタ:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
char c = 12, *cp = &c;
int i = 34, *ip = &i;
float f = 5.6, *fp = &f;
double d = 7.8, *dp = &d;
void *vp = cp;
printf("vpが指すchar型の値は%i。\n", *(char*)vp);
vp = ip;
printf("vpが指すint型の値は%i。\n", *(int*)vp);
vp = fp;
printf("vpが指すfloat型の値は%f。\n", *(float*)vp);
vp = dp;
printf("vpが指すdouble型の値は%f。\n", *(double*)vp);
return 0;
}
</syntaxhighlight>
=== ポインタの演算 ===
ポインタは、4つの算術演算子(+, ++, -, --)を使って、整数を加算減算することができます(void型へのポインタは除く)。
ポインタにn加えると、ポインタのバイトアドレスは「そのポインタの型のサイズ*n」だけ進む。
ポインタの演算は、ポインタが配列や配列の要素を指す場合によく使われます。
ところで、ポインタが指しているオブジェクトには、ポインタを使って、普通の変数と同様に参照できます。
その際、演算の優先順位には注意が必要です。
<syntaxhighlight lang="C">
*p++;
</syntaxhighlight>
上の記述では、pをインクリメントし、
そのアドレスにある値を返す。
<syntaxhighlight lang="C">
(*p)++;
</syntaxhighlight>
上の記述では、pのアドレスにある値をインクリメントします。
== ポインタの使用例 ==
=== swap関数 ===
{{See|C言語/関数#swap関数}}
=== 返却値以外の方法でデータを返す ===
{{See|[[C言語/関数#関数に複数の返却値を持たせる方法]]}}
=== 関数の引数として配列を渡す ===
{{See|[[C言語/関数#関数の引数として配列を渡す]]}}
=== 動的可変長配列 ===
{{See|[[C言語/標準ライブラリ/一般ユーティリティ#malloc関数]]}}
=== 大きな構造体のコピー省略への応用 ===
{{See|[[C言語/構造体#構造体のポインターを引数にした関数]]}}
== 定数とポインタ ==
ポインタをconst修飾子による定数化と組み合わせて用いたい場合、少々、下記のような複雑な問題があります。
問題の概要は、
:* ポインタ変数自体を定数にしたいのか、それともポインタの参照先だけを定数にしたいのか、どちらを定数にしたいかの判断があることと、
:* たとえばconst int 宣言された変数はコンパイラ内部的にはint型ではなくconst int 型とでも言う様な別種の型のような状態でと保持される実装のコンパイラである場合があること、
などの事情です。
このため、下記のような通常のコードでも、コンパイラによっては警告文が出ます(コンパイル自体は可能です。参照先を書き換えようとはしていないので)。
;const修飾子とポインタ:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
const int a = 3;
const int b = 7;
int* pa = &a;
printf("%d\n", *pa); //
pa = &b;
printf("%d\n", *pa); //
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
3
7
</syntaxhighlight>
上記コードで警告が出る場合、MinGWの場合なら、それは下記のようにaとpaの型の不一致が原因です。
コンパイラ内部では、const int宣言された変数は、int型ではなくconst int型という別種の型で宣言されているからです。なのでポインタ pa のほうも const int 型で宣言しなければなりません。
ただしこの場合、ポインタ宣言時にconst をつけたにもかかわらず、下記のようにポインタの指し示す先を変更できてしまいます。しかも警告表示は一切出ません(MinGWで確認)。
;const修飾子の修飾先はポインタ変数自身?参照先のオブジェクトか?:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
const int a = 3;
const int b = 7;
const int* pa = &a; // const がついている
printf("%d\n", *pa); //
pa = &b;
printf("%d\n", *pa); //
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
3
7
</syntaxhighlight>
ポインタ変数自体を書き換えたくない場合、<code>int* const pa</code>のように int* と変数名のあいだにconstを書きます。
<syntaxhighlight lang="C" >
#include <stdio.h>
int main(void) {
const int a = 3;
const int b = 7;
int* const pa = &a; // const がポインタ変数を修飾
printf("%d ", *pa); //
printf("\n");
pa = &b; // const オブジェクトへの再代入
printf("%d ", *pa); //
printf("\n");
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:
:※エラーになり、コンパイル不可能。
エラーになる理由は、定数として宣言されたポインタ変数 pa を書き換えようとしたからです。
上記コードでは、アスタリスク( * )の前にconstがあるのか、アスタリスクの後ろにconstがあるのかで、区別しています。
よって下記コードのように、<code>int const *pa</code>のようにアスタリスクの後ろにconstをつければ、コンパイル可能です。
;:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
const int a = 3;
const int b = 7;
int const *pa = &a; // const が参照先を修飾
printf("%d ", *pa); //
printf("\n");
pa = &b;
printf("%d ", *pa); //
printf("\n");
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
3
7
</syntaxhighlight>
<code>int a</code>のようにaやbにconstをつけずに<code>int const *pa</code>のように宣言した場合、ポインタ変数paだけが定数になるので、aやb自体の書き換えは可能です。ただし、コンパイラによっては動作が不安定かもしれないので、なるべくなら避けたほうが安全です。
<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
int a = 3;
int* const pa = &a; // const がポインタ変数を修飾
printf("*paは %d ", *pa); //
printf("\n");
//pa = &b; // 定数paを書き換えようとしているのでエラーになるのでコメントアウト(狙い通りの正常なエラー)
//printf("%d ", *pa); //
//printf("\n");
a = 15; // a自体はconst 宣言されてないので書き換え可能
printf("aの書き換え後\n"); //
printf("*paは %d \n", *pa); //
printf("aは %d \n", a);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang="text">
*paは 3
aの書き換え後
*paは 15
aは 15
</syntaxhighlight>
== 脚註 ==
<references/>
== 参考文献 ==
* 日本工業標準調査会『JISX3010 プログラム言語C』2003年12月20日改正
[[Category:C言語|ほいんた]]
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2022-10-24T05:31:25Z
|
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"テンプレート:Code"
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https://ja.wikibooks.org/wiki/C%E8%A8%80%E8%AA%9E/%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF
|
11,656 |
会社法第401条
|
法学>民事法>商法>会社法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社>第4章 機関
(委員の解職等)
|
[
{
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"text": "法学>民事法>商法>会社法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社>第4章 機関",
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"text": "",
"title": "参照条文"
}
] |
法学>民事法>商法>会社法>コンメンタール会社法>第2編 株式会社>第4章 機関
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[商法]]>[[会社法]]>[[コンメンタール会社法]]>[[第2編 株式会社 (コンメンタール会社法)|第2編 株式会社]]>[[第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法)|第4章 機関]]
==条文==
(委員の解職等)
;第401条
# 各委員会の委員は、いつでも、取締役会の決議によって解職することができる。
# 前条第1項に規定する各委員会の委員の員数(定款で4人以上の員数を定めたときは、その員数)が欠けた場合には、任期の満了又は辞任により退任した委員は、新たに選定された委員(次項の一時委員の職務を行うべき者を含む。)が就任するまで、なお委員としての権利義務を有する。
# 前項に規定する場合において、裁判所は、必要があると認めるときは、利害関係人の申立てにより、一時委員の職務を行うべき者を選任することができる。
# 裁判所は、前項の一時委員の職務を行うべき者を選任した場合には、指名委員会等設置会社がその者に対して支払う報酬の額を定めることができる。
==解説==
==関連条文==
==参照条文==
*[[会社法第937条]](裁判による登記の嘱託)
----
{{前後
|[[コンメンタール会社法|会社法]]
|[[第2編 株式会社 (コンメンタール会社法)|第2編 株式会社]]<br>
[[第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法)|第4章 機関 ]]<br>
[[第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法)#10|第10節 指名委員会等及び執行役]]<br>
[[第2編第4章 機関 (コンメンタール会社法)#10-1|第1款 委員の選定、執行役の選任等]]
|[[会社法第400条]]<br>(委員の選定等)
|[[会社法第402条]]<br>(執行役の選任等)
}}
{{stub}}
[[category:会社法|401]]
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2022-05-28T09:36:59Z
|
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"テンプレート:前後",
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%B3%95%E7%AC%AC401%E6%9D%A1
|
11,657 |
行政事件訴訟法第37条
|
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
(不作為の違法確認の訴えの原告適格)
|
[
{
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"tag": "p",
"text": "法学>コンメンタール行政事件訴訟法",
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},
{
"paragraph_id": 1,
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"text": "(不作為の違法確認の訴えの原告適格)",
"title": "条文"
}
] |
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政事件訴訟法]]
==条文==
(不作為の違法確認の訴えの原告適格)
;第37条
: 不作為の違法確認の訴えは、処分又は裁決についての申請をした者に限り、提起することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政事件訴訟法|行政事件訴訟法]]
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#2|第2章 抗告訴訟]]<br>
[[コンメンタール行政事件訴訟法#2-2|第2節 その他の抗告訴訟]]
|[[行政事件訴訟法第36条|第36条]]<br>(無効等確認の訴えの原告適格)
|[[行政事件訴訟法第37条の2|第37条の2]]<br>(義務付けの訴えの要件等)
}}
{{stub}}
[[category:行政事件訴訟法|37]]
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2022-02-06T08:40:03Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E8%A8%B4%E8%A8%9F%E6%B3%95%E7%AC%AC37%E6%9D%A1
|
11,658 |
行政事件訴訟法第8条
|
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
(処分の取消しの訴えと審査請求との関係)
|
[
{
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"text": "法学>コンメンタール行政事件訴訟法",
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"text": "(処分の取消しの訴えと審査請求との関係)",
"title": "条文"
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] |
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政事件訴訟法]]
==条文==
(処分の取消しの訴えと審査請求との関係)
;第8条
# 処分の取消しの訴えは、当該処分につき法令の規定により審査請求をすることができる場合においても、直ちに提起することを妨げない。ただし、法律に当該処分についての審査請求に対する裁決を経た後でなければ処分の取消しの訴えを提起することができない旨の定めがあるときは、この限りでない。
# 前項ただし書の場合においても、次の各号の一に該当するときは、裁決を経ないで、処分の取消しの訴えを提起することができる。
#:一 審査請求があつた日から3箇月を経過しても裁決がないとき。
#:二 処分、処分の執行又は手続の続行により生ずる著しい損害を避けるため緊急の必要があるとき。
#:三 その他裁決を経ないことにつき正当な理由があるとき。
# 第1項本文の場合において、当該処分につき審査請求がされているときは、裁判所は、その審査請求に対する裁決があるまで(審査請求があつた日から3箇月を経過しても裁決がないときは、その期間を経過するまで)、訴訟手続を中止することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政事件訴訟法|行政事件訴訟法]]
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#2|第2章 抗告訴訟]]<br>
[[コンメンタール行政事件訴訟法#2-1|第1節 取消訴訟]]
|[[行政事件訴訟法第7条|第7条]]<br>(この法律に定めがない事項)
|[[行政事件訴訟法第9条|第9条]]<br>(原告適格)
}}
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[[category:行政事件訴訟法|8]]
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2022-02-06T07:59:30Z
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|
11,659 |
行政事件訴訟法第13条
|
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
(関連請求に係る訴訟の移送)
|
[
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法学>コンメンタール行政事件訴訟法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政事件訴訟法]]
==条文==
(関連請求に係る訴訟の移送)
;第13条
: 取消訴訟と次の各号の一に該当する請求(以下「関連請求」という。)に係る訴訟とが各別の裁判所に係属する場合において、相当と認めるときは、関連請求に係る訴訟の係属する裁判所は、申立てにより又は職権で、その訴訟を取消訴訟の係属する裁判所に移送することができる。ただし、取消訴訟又は関連請求に係る訴訟の係属する裁判所が高等裁判所であるときは、この限りでない。
::一 当該処分又は裁決に関連する原状回復又は損害賠償の請求
::二 当該処分とともに一個の手続を構成する他の処分の取消しの請求
::三 当該処分に係る裁決の取消しの請求
::四 当該裁決に係る処分の取消しの請求
::五 当該処分又は裁決の取消しを求める他の請求
::六 その他当該処分又は裁決の取消しの請求と関連する請求
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政事件訴訟法|行政事件訴訟法]]
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#2|第2章 抗告訴訟]]<br>
[[コンメンタール行政事件訴訟法#2-1|第1節 取消訴訟]]
|[[行政事件訴訟法第12条|第12条]]<br>(管轄)
|[[行政事件訴訟法第14条|第14条]]<br>(出訴期間)
}}
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[[category:行政事件訴訟法|13]]
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2022-02-06T08:05:06Z
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|
11,660 |
地方自治法第102条
|
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
【定例会・臨時会・会期】
|
[
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法学>行政法>コンメンタール地方自治法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
【定例会・臨時会・会期】
;第102条
# 普通地方公共団体の議会は、定例会及び臨時会とする。
# 定例会は、毎年、条例で定める回数これを招集しなければならない。
# 臨時会は、必要がある場合において、その事件に限りこれを招集する。
# 臨時会に付議すべき事件は、普通地方公共団体の長があらかじめこれを告示しなければならない。
# 臨時会の開会中に緊急を要する事件があるときは、前二項の規定にかかわらず、直ちにこれを会議に付議することができる。
# 普通地方公共団体の議会の会期及びその延長並びにその開閉に関する事項は、議会がこれを定める。
==解説==
==関連条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-6|第6章 議会]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-6-3|第3節 招集及び会期]]<br>
|[[地方自治法第101条]]<br>【招集】
|[[地方自治法第103条]]<br>【議長・副議長】
}}
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[[category:地方自治法|102]]
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2009-10-14T20:29:46Z
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|
11,661 |
地方自治法第235条
|
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
(金融機関の指定)
|
[
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] |
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
(金融機関の指定)
;第235条
# 都道府県は、政令の定めるところにより、金融機関を指定して、都道府県の公金の収納又は支払の事務を取り扱わせなければならない。
# 市町村は、政令の定めるところにより、金融機関を指定して、市町村の公金の収納又は支払の事務を取り扱わせることができる。
==解説==
==関連条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-9|第9章 財政]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-9-7|第7節 現金及び有価証券]]<br>
|[[地方自治法第234条の3]]<br>(長期継続契約)
|[[地方自治法第235条の2]]<br>(現金出納の検査及び公金の収納等の監査)
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[[category:地方自治法|235]]
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2009-10-14T22:03:12Z
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|
11,662 |
地方自治法第217条
|
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
(w:予備費)
|
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},
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"text": "(w:予備費)",
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}
] |
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
([[w:予備費]])
;第217条
# 予算外の支出又は予算超過の支出に充てるため、歳入歳出予算に予備費を計上しなければならない。ただし、[[w:特別会計]]にあつては、予備費を計上しないことができる。
# 予備費は、議会の否決した費途に充てることができない。
==解説==
==関連条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-9|第9章 財政]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-9-2|第2節 予算]]<br>
|[[地方自治法第216条]]<br>(歳入歳出予算の区分)
|[[地方自治法第218条]]<br>(補正予算、暫定予算等)
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[[category:地方自治法|217]]
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2009-10-14T22:17:06Z
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|
11,663 |
行政事件訴訟法第6条
|
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
(機関訴訟)
|
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"text": "(機関訴訟)",
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}
] |
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政事件訴訟法]]
==条文==
(機関訴訟)
;第6条
: この法律において「機関訴訟」とは、国又は公共団体の機関相互間における権限の存否又はその行使に関する紛争についての訴訟をいう。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政事件訴訟法|行政事件訴訟法]]
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#1|第1章 総則]]<br>
|[[行政事件訴訟法第5条|第5条]]<br>(民衆訴訟)
|[[行政事件訴訟法第7条|第7条]]<br>(この法律に定めがない事項)
}}
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[[category:行政事件訴訟法|6]]
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2022-02-06T07:57:46Z
|
[
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|
11,664 |
行政手続法第19条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(聴聞の主宰)
「当事者」 第15条第1項の通知を受けた者(同条第3項後段の規定により当該通知が到達したものとみなされる者を含む。)
「関係人」 当事者以外の者であって当該不利益処分の根拠となる法令に照らし当該不利益処分につき利害関係を有するものと認められる者
|
[
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"text": "(聴聞の主宰)",
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"text": "「当事者」 第15条第1項の通知を受けた者(同条第3項後段の規定により当該通知が到達したものとみなされる者を含む。)",
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"text": "「関係人」 当事者以外の者であって当該不利益処分の根拠となる法令に照らし当該不利益処分につき利害関係を有するものと認められる者",
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}
] |
法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
([[w:聴聞|聴聞]]の主宰)
;第19条
# 聴聞は、行政庁が指名する職員その他政令で定める者が主宰する。
# 次の各号のいずれかに該当する者は、聴聞を主宰することができない。
#:一 当該聴聞の当事者又は参加人
#:二 前号に規定する者の配偶者、四親等内の親族又は同居の親族
#:三 第一号に規定する者の代理人又は[[行政手続法第20条|次条]]第3項に規定する補佐人
#:四 前三号に規定する者であったことのある者
#:五 第一号に規定する者の後見人、後見監督人、保佐人、保佐監督人、補助人又は補助監督人
#:六 参加人以外の関係人
==解説==
==参照条文==
;[[行政手続法第16条|第16条]](代理人)
「当事者」 [[行政手続法第15条|第15条]]第1項の通知を受けた者(同条第3項後段の規定により当該通知が到達したものとみなされる者を含む。)
;[[行政手続法第17条|第17条]](参加人)
「関係人」 当事者以外の者であって当該不利益処分の根拠となる法令に照らし当該不利益処分につき利害関係を有するものと認められる者
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#3|第3章 不利益処分]]<br>
[[コンメンタール行政手続法#3-2|第2節 聴聞]]
|[[行政手続法第18条|第18条]]<br>(文書等の閲覧)
|[[行政手続法第20条|第20条]]<br>(聴聞の期日における審理の方式)
}}
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[[category:行政手続法|19]]
| null |
2023-01-25T21:05:16Z
|
[
"テンプレート:前後",
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%89%8B%E7%B6%9A%E6%B3%95%E7%AC%AC19%E6%9D%A1
|
11,665 |
C言語/文字と文字列
|
大まかな説明を言うと、C言語でいう(文字列ではなく)「文字」とは基本、たった1文字からなる半角英数字および半角記号のことです。半角スペースも文字になります。実行環境にもよる可能性がありますが、日本語はプログラム上は文字ではありません。
「文字列」とは、文字を並べたものです。「Hello」 とか「Hello World」は文字列です。
C言語には、直接的に文字列を扱う専用機能は組み込まれていないので、文字列は文字の配列として定義されています。Cでは、文字配列を文字のリストではなく、文字列で表現することができ、末尾には自動的にヌル終端文字('\0')が追加されます。例えば、"String" という文字列を格納するには、次のように書きます。
あるいは
最初の例では、文字列の末尾にコンパイラによって自動的にヌル文字が付加されます。規約としてライブラリ関数は文字列の末尾にヌル文字('\0')が付加されることを想定しています。 後者の宣言では、個々の要素を示しているため、ヌル文字の終端を手動で追加する必要があります。
文字列は、必ずしも明示的な変数に代入する必要はありません。文字列は無名の文字列(文字列リテラルといいます)として直接作成し使用することができます(printf関数の第一引数など)。
特別に長い文字列を作成するには、文字列を複数のセクションに分割し、最初のセクションを引用符で閉じて、次の行で文字列を再開する必要があります(これも引用符で始まり、引用符で終わります)。
文字列は、行末にバックスラッシュ文字を置くことで複数行にまたがることもできますが、この方法は非推奨です。
文字列処理ルーチンの便利なライブラリがありますので、別のヘッダーをインクルードすることで使用できます。
この標準的な文字列ライブラリ <string.h> は、文字列に対して様々な処理を行うことができます。
文字定数(リテラル)は、'p'のように引用符(')で囲まれ、指定されたcharの値の整数値にコンパイルされます。 文字定数の型はconst intです。
文字列定数(リテラル)は、"Hello world!"のように二重引用符(")で囲まれ、指定されたcharの値の配列にコンパイルされ、さらに文字列の終わりを示すヌル終端文字('\0')コードが付加されます。 文字列定数の型はchar const []です。
文字列リテラルは、ソースコードに直接、改行などの制御文字や、文字列の中で特別な意味を持つ文字を埋め込んではいけません。 このような文字を文字列に含めるためには、次のようにバックスラッシュ・エスケープを使用することができます。 なお、バックスラッシュを入力した場合、多くの日本語環境では 円マーク \ が表示されます。
C言語では、char型の配列が、文字列を表現する際に使われます。 文字列を「""(ダブルクォーテーション)」で囲むと、その文字列を表現する配列となります。 文字列は「'\0'」( ヌル文字、 0x00 )で終わります。
上の例では、配列strの値は次の表のようになります。
また、同様の処理をポインタを用いて記述することができます。
複数の文字列を共通の名前でまとめて扱いたい場合、多次元の配列を用います。
一番右の次元の要素数で、扱う文字列1個あたりの長さ(ヌル文字を含む)を指定し、残りの次元の要素数で、扱う文字列の数を指定します。
たとえば英数字10文字(終端の '\0' も含め)までの長さで、4単語までを格納できる用意したい場合、
のようになります。
つまり構文は、
です。
文字列の配列のある文字列にアクセスしたい場合、配列の添字に一番右の次元を除く次元を指定します。
上記例のように、char 宣言時の配列は2次元配列の書式であっても(たとえばnum[3][6] のような書式)、 printfなど利用時には次元が一段階だけ下がるので書式は1次元配列でアクセスすることになるので(たとえばnum[1] のような書式)、間違えないように注意せよ(初心者はよく間違えてエラーになり悩む)。
また、同様の処理をポインタの配列を用いて記述することができます。
上記コードのようにポインタ形式で *p[3] で定義した場合の数値「3」の意味は、文字配列の要素数です(文字列長ではありません)。 なので、たとえば"one"を"onevvvvvvvvvvvv"のように長くしても、コンパイラの許可する範囲内の長さならエラーになりません。 また、当然だが要素数を足していって "three", "four" などと足していくと、宣言時の3個ぶんの確保をオーバーするのでエラーになります。 ともかく上記コードのようにポインタ形式で宣言することにより、宣言時の書式の次元とprintfなど利用時の書式が次元が一致するので、用途によっては、ポインタ方式で宣言するのもよいでしょう。
C言語はワイド文字列をサポートしています。ワイド文字列はwchar_t型の配列として定義され、(少なくとも)16ビットの値を持ちます。文字列の前にLを付けて次のように書きます。
この機能により、256種類以上の文字が必要な文字列が可能になります(可変長のchar文字列も使用可能です)。これらの文字列はゼロ値のwchar_tで終わります。これらの文字列は<string.h>の関数ではサポートされていません。その代わり、<wchar.h>で宣言された独自の関数を持っています。
ワイド文字は、型のサイズや文字集合とエンコーディングが規定されておらずプラットフォームおよび処理系依存でした。 この問題を統一的な文字集合とエンコーディングの体型を考案し解決すべく、Unicodeが国際規格として登場し、CもC11から言語仕様レベルで対応が始まりました。
尚、JIS規格の、『プログラム言語C』はC99の和訳なのでUnicodeへの言及はありません。
ISO/IEC 9899:2011(通称C11) では、新たに2つの文字型 char16_t と char32_t が導入されました。 これらはそれぞれ UTF-16 と UTF-32 を内部表現とします。 u'c' や U'c' あるいは u"str" や U"str" のように小文字の u あるいは大文字の U を前置することで、それぞれ char16_t と char32_t の文字定数・文字列リテラルを表現します。
ただし、C23で明文化されましたが、code>char16_t も char32_tコードポイントの値が 1 つのコードユニットとして符号化できる場合に限ります。そうでない場合は2つのコードユニットのペア「サロゲートペア」としてエンコードされます。
また、u8 を前置することで UTF-8 の文字列リテラルを表現しますが、C11には、char8_t 型は存在せず、従来の char 型で代用することにしました。 これは単純で大きな間違いで、Cではcharの符号の有無を実装依存としており、UTF-8のcode unitの値域は0x80から0xffの範囲にも及んでおり、符号の有無が曖昧なcharでは表現できることが担保できないのです。 このため、C23ではchar8_t 型が定義されました(後述)。
char16_tおよびchar32_tはそれぞれuint_least16_tおよびuint_least32_tのtypedefエイリアスです。
char16_t型のサイズは16ビットよりも大きい可能性があるが、格納される値は16ビット幅です。同様に、char32_t型のサイズは32ビットよりも大きい可能性があるが、格納される値は32ビット幅である。
2022年10月現在策定中のC23では、UTF-8 を格納する方として正式にchar8_t 型が定義されました。
UTF-8 文字定数は char8_t 型です。UTF-8 文字定数は、16 進数または 8 進数のエスケープシーケンスで生成されない場合、その値は ISO/IEC 10646 のコードポイント値に等しく、ただしコードポイント値が単一の UTF-8 コードユニットとして符号化されることが条件です。それ以外の場合、UTF-8 文字定数の値は、16 進数または 8 進数のエスケープシーケンスで指定された数値になります。
charとwchar_tがどのような文字エンコーディングを表すかは、C言語の標準では規定されていませんが、0x00と0x0000という値は文字列の終わりを示しており文字ではありません。 文字エンコーディングの影響を直接受けるのは、入力コードと出力コードです。その他のコードはあまり影響を受けないはずです(この仮定でプロクラムを作るとエンコーディングの種類によっては(例えば ShiftJISでは)1つの文字の2バイト目に '\ の様なエスケープ文字が現れた時、正しくエンコーディング出来ず、場合によってはバッファオーバーフロー等を引き起こします。)。また、ソースコードに文字列を書き込めるようにするためには、エディターもエンコーディングに対応していなければなりません。
符号化方式には大きく分けて3種類あります。
ユーザ定義関数の引数に文字列を使いたい場合、例えば下記のようになります。
|
[
{
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"tag": "p",
"text": "大まかな説明を言うと、C言語でいう(文字列ではなく)「文字」とは基本、たった1文字からなる半角英数字および半角記号のことです。半角スペースも文字になります。実行環境にもよる可能性がありますが、日本語はプログラム上は文字ではありません。",
"title": "文字と文字列の基本"
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"text": "「文字列」とは、文字を並べたものです。「Hello」 とか「Hello World」は文字列です。",
"title": "文字と文字列の基本"
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"text": "C言語には、直接的に文字列を扱う専用機能は組み込まれていないので、文字列は文字の配列として定義されています。Cでは、文字配列を文字のリストではなく、文字列で表現することができ、末尾には自動的にヌル終端文字('\\0')が追加されます。例えば、\"String\" という文字列を格納するには、次のように書きます。",
"title": "文字と文字列の基本"
},
{
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"text": "あるいは",
"title": "文字と文字列の基本"
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"text": "最初の例では、文字列の末尾にコンパイラによって自動的にヌル文字が付加されます。規約としてライブラリ関数は文字列の末尾にヌル文字('\\0')が付加されることを想定しています。 後者の宣言では、個々の要素を示しているため、ヌル文字の終端を手動で追加する必要があります。",
"title": "文字と文字列の基本"
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"text": "文字列は、必ずしも明示的な変数に代入する必要はありません。文字列は無名の文字列(文字列リテラルといいます)として直接作成し使用することができます(printf関数の第一引数など)。",
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{
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"text": "文字列は、行末にバックスラッシュ文字を置くことで複数行にまたがることもできますが、この方法は非推奨です。",
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"text": "文字列処理ルーチンの便利なライブラリがありますので、別のヘッダーをインクルードすることで使用できます。",
"title": "文字と文字列の基本"
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"text": "この標準的な文字列ライブラリ <string.h> は、文字列に対して様々な処理を行うことができます。",
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"text": "文字定数(リテラル)は、'p'のように引用符(')で囲まれ、指定されたcharの値の整数値にコンパイルされます。 文字定数の型はconst intです。",
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"text": "文字列定数(リテラル)は、\"Hello world!\"のように二重引用符(\")で囲まれ、指定されたcharの値の配列にコンパイルされ、さらに文字列の終わりを示すヌル終端文字('\\0')コードが付加されます。 文字列定数の型はchar const []です。",
"title": "構文"
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"paragraph_id": 12,
"tag": "p",
"text": "文字列リテラルは、ソースコードに直接、改行などの制御文字や、文字列の中で特別な意味を持つ文字を埋め込んではいけません。 このような文字を文字列に含めるためには、次のようにバックスラッシュ・エスケープを使用することができます。 なお、バックスラッシュを入力した場合、多くの日本語環境では 円マーク \\ が表示されます。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 13,
"tag": "p",
"text": "C言語では、char型の配列が、文字列を表現する際に使われます。 文字列を「\"\"(ダブルクォーテーション)」で囲むと、その文字列を表現する配列となります。 文字列は「'\\0'」( ヌル文字、 0x00 )で終わります。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 14,
"tag": "p",
"text": "上の例では、配列strの値は次の表のようになります。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 15,
"tag": "p",
"text": "また、同様の処理をポインタを用いて記述することができます。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 16,
"tag": "p",
"text": "複数の文字列を共通の名前でまとめて扱いたい場合、多次元の配列を用います。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 17,
"tag": "p",
"text": "一番右の次元の要素数で、扱う文字列1個あたりの長さ(ヌル文字を含む)を指定し、残りの次元の要素数で、扱う文字列の数を指定します。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 18,
"tag": "p",
"text": "たとえば英数字10文字(終端の '\\0' も含め)までの長さで、4単語までを格納できる用意したい場合、",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 19,
"tag": "p",
"text": "のようになります。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 20,
"tag": "p",
"text": "つまり構文は、",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 21,
"tag": "p",
"text": "です。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 22,
"tag": "p",
"text": "文字列の配列のある文字列にアクセスしたい場合、配列の添字に一番右の次元を除く次元を指定します。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 23,
"tag": "p",
"text": "上記例のように、char 宣言時の配列は2次元配列の書式であっても(たとえばnum[3][6] のような書式)、 printfなど利用時には次元が一段階だけ下がるので書式は1次元配列でアクセスすることになるので(たとえばnum[1] のような書式)、間違えないように注意せよ(初心者はよく間違えてエラーになり悩む)。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 24,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 25,
"tag": "p",
"text": "また、同様の処理をポインタの配列を用いて記述することができます。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 26,
"tag": "p",
"text": "上記コードのようにポインタ形式で *p[3] で定義した場合の数値「3」の意味は、文字配列の要素数です(文字列長ではありません)。 なので、たとえば\"one\"を\"onevvvvvvvvvvvv\"のように長くしても、コンパイラの許可する範囲内の長さならエラーになりません。 また、当然だが要素数を足していって \"three\", \"four\" などと足していくと、宣言時の3個ぶんの確保をオーバーするのでエラーになります。 ともかく上記コードのようにポインタ形式で宣言することにより、宣言時の書式の次元とprintfなど利用時の書式が次元が一致するので、用途によっては、ポインタ方式で宣言するのもよいでしょう。",
"title": "構文"
},
{
"paragraph_id": 27,
"tag": "p",
"text": "C言語はワイド文字列をサポートしています。ワイド文字列はwchar_t型の配列として定義され、(少なくとも)16ビットの値を持ちます。文字列の前にLを付けて次のように書きます。",
"title": "ワイド文字列"
},
{
"paragraph_id": 28,
"tag": "p",
"text": "この機能により、256種類以上の文字が必要な文字列が可能になります(可変長のchar文字列も使用可能です)。これらの文字列はゼロ値のwchar_tで終わります。これらの文字列は<string.h>の関数ではサポートされていません。その代わり、<wchar.h>で宣言された独自の関数を持っています。",
"title": "ワイド文字列"
},
{
"paragraph_id": 29,
"tag": "p",
"text": "ワイド文字は、型のサイズや文字集合とエンコーディングが規定されておらずプラットフォームおよび処理系依存でした。 この問題を統一的な文字集合とエンコーディングの体型を考案し解決すべく、Unicodeが国際規格として登場し、CもC11から言語仕様レベルで対応が始まりました。",
"title": "char8_t, char16_t, char32_t型"
},
{
"paragraph_id": 30,
"tag": "p",
"text": "尚、JIS規格の、『プログラム言語C』はC99の和訳なのでUnicodeへの言及はありません。",
"title": "char8_t, char16_t, char32_t型"
},
{
"paragraph_id": 31,
"tag": "p",
"text": "ISO/IEC 9899:2011(通称C11) では、新たに2つの文字型 char16_t と char32_t が導入されました。 これらはそれぞれ UTF-16 と UTF-32 を内部表現とします。 u'c' や U'c' あるいは u\"str\" や U\"str\" のように小文字の u あるいは大文字の U を前置することで、それぞれ char16_t と char32_t の文字定数・文字列リテラルを表現します。",
"title": "char8_t, char16_t, char32_t型"
},
{
"paragraph_id": 32,
"tag": "p",
"text": "ただし、C23で明文化されましたが、code>char16_t も char32_tコードポイントの値が 1 つのコードユニットとして符号化できる場合に限ります。そうでない場合は2つのコードユニットのペア「サロゲートペア」としてエンコードされます。",
"title": "char8_t, char16_t, char32_t型"
},
{
"paragraph_id": 33,
"tag": "p",
"text": "また、u8 を前置することで UTF-8 の文字列リテラルを表現しますが、C11には、char8_t 型は存在せず、従来の char 型で代用することにしました。 これは単純で大きな間違いで、Cではcharの符号の有無を実装依存としており、UTF-8のcode unitの値域は0x80から0xffの範囲にも及んでおり、符号の有無が曖昧なcharでは表現できることが担保できないのです。 このため、C23ではchar8_t 型が定義されました(後述)。",
"title": "char8_t, char16_t, char32_t型"
},
{
"paragraph_id": 34,
"tag": "p",
"text": "char16_tおよびchar32_tはそれぞれuint_least16_tおよびuint_least32_tのtypedefエイリアスです。",
"title": "char8_t, char16_t, char32_t型"
},
{
"paragraph_id": 35,
"tag": "p",
"text": "char16_t型のサイズは16ビットよりも大きい可能性があるが、格納される値は16ビット幅です。同様に、char32_t型のサイズは32ビットよりも大きい可能性があるが、格納される値は32ビット幅である。",
"title": "char8_t, char16_t, char32_t型"
},
{
"paragraph_id": 36,
"tag": "p",
"text": "2022年10月現在策定中のC23では、UTF-8 を格納する方として正式にchar8_t 型が定義されました。",
"title": "char8_t型"
},
{
"paragraph_id": 37,
"tag": "p",
"text": "UTF-8 文字定数は char8_t 型です。UTF-8 文字定数は、16 進数または 8 進数のエスケープシーケンスで生成されない場合、その値は ISO/IEC 10646 のコードポイント値に等しく、ただしコードポイント値が単一の UTF-8 コードユニットとして符号化されることが条件です。それ以外の場合、UTF-8 文字定数の値は、16 進数または 8 進数のエスケープシーケンスで指定された数値になります。",
"title": "char8_t型"
},
{
"paragraph_id": 38,
"tag": "p",
"text": "charとwchar_tがどのような文字エンコーディングを表すかは、C言語の標準では規定されていませんが、0x00と0x0000という値は文字列の終わりを示しており文字ではありません。 文字エンコーディングの影響を直接受けるのは、入力コードと出力コードです。その他のコードはあまり影響を受けないはずです(この仮定でプロクラムを作るとエンコーディングの種類によっては(例えば ShiftJISでは)1つの文字の2バイト目に '\\ の様なエスケープ文字が現れた時、正しくエンコーディング出来ず、場合によってはバッファオーバーフロー等を引き起こします。)。また、ソースコードに文字列を書き込めるようにするためには、エディターもエンコーディングに対応していなければなりません。",
"title": "文字エンコーディング"
},
{
"paragraph_id": 39,
"tag": "p",
"text": "符号化方式には大きく分けて3種類あります。",
"title": "文字エンコーディング"
},
{
"paragraph_id": 40,
"tag": "p",
"text": "ユーザ定義関数の引数に文字列を使いたい場合、例えば下記のようになります。",
"title": "文字列をあつかうユーザ定義関数"
}
] | null |
{{Nav}}
== 文字と文字列の基本 ==
大まかな説明を言うと、C言語でいう(文字列ではなく)「文字」とは基本、たった1文字からなる半角英数字および半角記号のことです。半角スペースも文字になります。実行環境にもよる可能性がありますが、日本語はプログラム上は文字ではありません。
「文字列」とは、文字を並べたものです。「Hello」 とか「Hello World」は文字列です。
C言語には、直接的に文字列を扱う専用機能は組み込まれていないので、文字列は文字の配列として定義されています。Cでは、文字配列を文字のリストではなく、文字列で表現することができ、末尾には自動的にヌル終端文字('\0')が追加されます。例えば、"String" という文字列を格納するには、次のように書きます。
:<syntaxhighlight lang="C">
char string[] = "String";
</syntaxhighlight>
あるいは
:<syntaxhighlight lang="C">
char string[] = { 'S', 't', 'r', 'i', 'n', 'g', '\0' };
</syntaxhighlight>
最初の例では、文字列の末尾にコンパイラによって自動的にヌル文字が付加されます。規約としてライブラリ関数は文字列の末尾にヌル文字('\0')が付加されることを想定しています。
後者の宣言では、個々の要素を示しているため、ヌル文字の終端を手動で追加する必要があります。
文字列は、必ずしも明示的な変数に代入する必要はありません。文字列は無名の文字列(文字列リテラルといいます)として直接作成し使用することができます(printf関数の第一引数など)。
特別に長い文字列を作成するには、文字列を複数のセクションに分割し、最初のセクションを引用符で閉じて、次の行で文字列を再開する必要があります(これも引用符で始まり、引用符で終わります)。
:<syntaxhighlight lang="C">
char string[] = "This is a very, very long "
"string that requires two lines.";
</syntaxhighlight>
文字列は、行末にバックスラッシュ文字を置くことで複数行にまたがることもできますが、この方法は非推奨です。
文字列処理ルーチンの便利なライブラリがありますので、別のヘッダーをインクルードすることで使用できます。
:<syntaxhighlight lang="C">
#include <string.h> //新しいヘッダー
</syntaxhighlight>
この標準的な文字列ライブラリ <code>[[C言語/標準ライブラリ/文字列操作|<string.h>]]</code> は、文字列に対して様々な処理を行うことができます。
== 構文 ==
文字定数(リテラル)は、<code>'p'</code>のように引用符(<code>'</code>)で囲まれ、指定された<code>char</code>の値の'''整数値'''にコンパイルされます。
文字定数の型は<code>const int</code>です。
文字列定数(リテラル)は、<code>"Hello world!"</code>のように二重引用符(<code>"</code>)で囲まれ、指定された<code>char</code>の値の配列にコンパイルされ、さらに文字列の終わりを示すヌル終端文字('\0')コードが付加されます。
文字列定数の型は<code>char const []</code>です。
=== バックスラッシュ・エスケープについて ===
文字列リテラルは、ソースコードに直接、改行などの制御文字や、文字列の中で特別な意味を持つ文字を埋め込んではいけません。
このような文字を文字列に含めるためには、次のようにバックスラッシュ・エスケープ<ref>JIS語では逆斜線表記</ref>を使用することができます。
なお、バックスラッシュを入力した場合、多くの日本語環境では 円マーク \ が表示されます。
{|class="sortable wikitable"
|+ バックスラッシュ・エスケープと意味
|-
! バックスラッシュ・エスケープ !! 意味
|-
| \n || 改行(New line)<br>現在の印字位置を次の行の先頭位置に移動する
|-
| \t || タブ(horizontal Tab)<br>次の水平タブ位置に移動する
|-
| \b || バックスペース(Backspace)<br>現在の行で前に移動します。先頭にある場合は不定。
|-
| \r || キャリッジリターン(carriage Return)<br>現在の行の先頭位置に移動
|-
| \f || ページフィード(Form Feed)<br>次の論理ページの最初に移動
|-
| \' || シングルクォーテーション(single quotation mark)<br>一重引用符
|-
| \" || ダブルクォーテーション(double quotation mark)<br>二重引用符
|-
| \0 || ヌル文字(null)<br>空文字(実際は8進数表記の1ケース)
|-
| \\ || 円記号(\)
|-
| \? || クエスチョンマーク
|-
| \a || ベル音(Alert)<br>ベル音を鳴らす。印字位置は不変
|-
| \v || 垂直タブ(vertical Tab)
|-
| \xhh || 16進拡張(heXadecimal)<br>16進でhhのコードを持つ文字
|-
| \ooo || 8進拡張(octal)<br>8進でoooのコードを持つ文字
|}
=== 文字列 ===
C言語では、char型の配列が、文字列を表現する際に使われます。
文字列を「""(ダブルクォーテーション)」で囲むと、その文字列を表現する配列となります。
文字列は「'\0'」( ヌル文字、 0x00 )で終わります。
;配列を用いて文字列を扱う:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
const char str[] =
"Hello, World!"; // char型のconstな配列strに文字列"Hello, World!"を格納します。
printf("%s\n", str); // strを表示します。
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
Hello, World!
</syntaxhighlight>
上の例では、配列strの値は次の表のようになります。
{|class="wikitable"
![0]!![1]!![2]!![3]!![4]!![5]!![6]!![7]!![8]!![9]!![10]!![11]!![12]!![13]
|-
|'H'||'e'||'l'||'l'||'o'||','||' '||'W'||'o'||'r'||'l'||'d'||'!'||'\0'
|-
|}
また、同様の処理をポインタを用いて記述することができます。
{{See also|C言語/ポインタ}}
;ポインタを用いて文字列を扱う:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
char *p =
"Hello, World!"; //char型へのポインタpに文字列"Hello, World!"のアドレスを格納します。
printf("%s\n", p); //ポインタpが指す文字列を表示します。
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
Hello, World!
</syntaxhighlight>
=== 文字列の配列 ===
複数の文字列を共通の名前でまとめて扱いたい場合、多次元の配列を用います。
一番右の次元の要素数で、扱う文字列1個あたりの長さ(ヌル文字を含む)を指定し、残りの次元の要素数で、扱う文字列の数を指定します。
たとえば英数字10文字(終端の '\0' も含め)までの長さで、4単語までを格納できる用意したい場合、
:<syntaxhighlight lang="C">
char words[4][10];
</syntaxhighlight>
のようになります。
つまり構文は、
:<syntaxhighlight lang="C">
char 配列変数名[文字列の個数][文字列1個あたりの長さ];
</syntaxhighlight>
です。
文字列の配列のある文字列にアクセスしたい場合、配列の添字に一番右の次元を除く次元を指定します。
:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void) {
char num[3][6] = {"zero", "one", "two"};
printf("%s \n", num[1]); //文字列の配列の配列の[i]番目の文字列を表示します。
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
one
</syntaxhighlight>
上記例のように、char 宣言時の配列は2次元配列の書式であっても(たとえばnum[3][6] のような書式)、
printfなど利用時には次元が一段階だけ下がるので書式は1次元配列でアクセスすることになるので(たとえばnum[1] のような書式)、間違えないように注意せよ(初心者はよく間違えてエラーになり悩む)。
;[https://paiza.io/projects/8ulRTEyutT4inCp5cJGUYw 文字列の配列の配列の使用例]:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
char num[][6] = {//文字列の配列に0から9までの数字の英語の名前を格納します。
"zero", "one", "two", "three", "four",
"five", "six", "seven", "eight", "nine"};
for (int i = 0; i < sizeof num / sizeof *num; i++)
printf("%s ", num[i]); //文字列の配列の配列の[i]番目の文字列を表示します。
printf("\n");
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
zero one two three four five six seven eight nine
</syntaxhighlight>
また、同様の処理をポインタの配列を用いて記述することができます。
:<syntaxhighlight lang=c>
int main(void) {
char *p[3] = { "zero", "one", "two" } ;
printf("%s\n", p[1]); //文字列へのポインタから[i]番目の文字列を表示します。
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
one
</syntaxhighlight>
上記コードのようにポインタ形式で <code>*p[3]</code> で定義した場合の数値「3」の意味は、文字配列の要素数です(文字列長ではありません)。
なので、たとえば"one"を"onevvvvvvvvvvvv"のように長くしても、コンパイラの許可する範囲内の長さならエラーになりません。
また、当然だが要素数を足していって "three", "four" などと足していくと、宣言時の3個ぶんの確保をオーバーするのでエラーになります。
ともかく上記コードのようにポインタ形式で宣言することにより、宣言時の書式の次元とprintfなど利用時の書式が次元が一致するので、用途によっては、ポインタ方式で宣言するのもよいでしょう。
;[https://paiza.io/projects/_xV2C1X3MugqDZBCu2-WHw?language=c 文字列へのポインタの配列の使用例]:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
//ポインタの配列に0から9までの数字の英語の名前を格納する。
const char * p[10] = {
"zero",
"one",
"two",
"three",
"four",
"five",
"six",
"seven",
"eight",
"nine"
};
//文字列へのポインタから[i]番目の文字列を表示する。
for (int i = 0; i < sizeof p / sizeof * p; i++)
printf("%s ", p[i]);
printf("\n");
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
zero one two three four five six seven eight nine
</syntaxhighlight>
=== 文字列操作の関数 ===
{{See also|[[C言語/標準ライブラリ/string.h]]}}
== ワイド文字列 ==
C言語はワイド文字列をサポートしています。ワイド文字列は<code>wchar_t</code>型の配列として定義され、(少なくとも)16ビットの値を持ちます。文字列の前にLを付けて次のように書きます。
:<syntaxhighlight lang="C">
wchar_t *p = L "Hello world!";
</syntaxhighlight>
この機能により、256種類以上の文字が必要な文字列が可能になります(可変長の<code>char</code>文字列も使用可能です)。これらの文字列はゼロ値の<code>wchar_t</code>で終わります。これらの文字列は<code><string.h></code>の関数ではサポートされていません。その代わり、<code><wchar.h></code>で宣言された独自の関数を持っています。
== char8_t, char16_t, char32_t型 ==
ワイド文字は、型のサイズや文字集合とエンコーディングが規定されておらずプラットフォームおよび処理系依存でした。
この問題を統一的な文字集合とエンコーディングの体型を考案し解決すべく、Unicodeが国際規格として登場し、CもC11から言語仕様レベルで対応が始まりました。
尚、JIS規格の、『プログラム言語C』<!-- プログラミング言語Cの誤植ではありません。 -->はC99の和訳なのでUnicodeへの言及はありません。
ISO/IEC 9899:2011(通称C11) では、新たに2つの文字型 <code>char16_t</code> と <code>char32_t</code> が導入されました<ref name="c11-fopen-x-mode">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title= C11: WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page = 398,§ 7.28 ''Unicode utilities''
| publisher = ISO/IEC
| date = 2011-04-12 }}</ref>。
これらはそれぞれ UTF-16 と UTF-32 を内部表現とします。
<code>u'c'</code> や <code>U'c'</code> あるいは <code>u"str"</code> や <code>U"str"</code> のように小文字の <code>u</code> あるいは大文字の <code>U</code> を前置することで、それぞれ <code>char16_t</code> と <code>char32_t</code> の文字定数・文字列リテラルを表現します。
ただし、C23で明文化されましたが、code>char16_t</code> も <code>char32_t</code>コードポイントの値が 1 つのコードユニットとして符号化できる場合に限ります。そうでない場合は2つのコードユニットのペア「サロゲートペア」としてエンコードされます<ref>[https://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n3054.pdf N3054 working draft — September 3, 2022 ISO/IEC 9899:2023 (E) p65, § 6.4.4.4 ''Character constants'' 13,14]</ref>。
また、<code>u8</code> を前置することで UTF-8 の文字列リテラルを表現します<ref>[https://ja.cppreference.com/w/cpp/language/string_literal 文字列リテラル - cppreference.com]</ref>が、C11には、<code>char8_t</code> 型は存在せず、従来の <code>char</code> 型で代用することにしました。
これは単純で大きな間違いで、Cではcharの符号の有無を実装依存としており、UTF-8のcode unitの値域は0x80から0xffの範囲にも及んでおり、符号の有無が曖昧なcharでは表現できることが担保できないのです。
このため、C23では<code>char8_t</code> 型が定義されました([[#char8 t型|後述]])。
<code>char16_t</code>および<code>char32_t</code>はそれぞれ<code>uint_least16_t</code>および<code>uint_least32_t</code>のtypedefエイリアスです。
<code>char16_t</code>型のサイズは16ビットよりも大きい可能性があるが、格納される値は16ビット幅です<ref>[https://ja.cppreference.com/w/c/string/multibyte/char16_t char16_t - cppreference.com]</ref>。同様に、<code>char32_t</code>型のサイズは32ビットよりも大きい可能性があるが、格納される値は32ビット幅である<ref>[https://ja.cppreference.com/w/c/string/multibyte/char32_t char32_t - cppreference.com]</ref>。
; [https://paiza.io/projects/r7WpP0MBwxWq3vcYWaMQow?language=c char16_t の使用例] : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
#include <uchar.h>
int main(void) {
char16_t c16s[] = u"👿"; // または u"\U0001F47F"
printf("%zu UTF-16 code units: [ ", sizeof c16s / sizeof *c16s);
for (size_t n = 0; n < sizeof c16s / sizeof *c16s; n++)
printf("%#x ", c16s[n]);
printf("]\n");
}
</syntaxhighlight>
; 実行結果 : <syntaxhighlight lang=text>
3 UTF-16 code units: [ 0xd83d 0xdc7f 0 ]
</syntaxhighlight>
: この様にUTF-16の配列からは、サロゲートペアはコードポイントを得ることができません。
{{See also|C言語/標準ライブラリ/uchar.h}}
== char8_t型 ==
2022年10月現在策定中のC23では、UTF-8 を格納する方として正式に<code>char8_t</code> 型が定義されました<ref>[https://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n3054.pdf N3054 working draft — September 3, 2022 ISO/IEC 9899:2023 (E) p65, § 6.4.4.4 ''Character constants'' 12]</ref>。
UTF-8 文字定数は char8_t 型です。UTF-8 文字定数は、16 進数または 8 進数のエスケープシーケンスで生成されない場合、その値は ISO/IEC 10646 のコードポイント値に等しく、ただしコードポイント値が単一の UTF-8 コードユニットとして符号化されることが条件です。それ以外の場合、UTF-8 文字定数の値は、16 進数または 8 進数のエスケープシーケンスで指定された数値になります。
== 文字エンコーディング ==
<code>char</code>と<code>wchar_t</code>がどのような文字エンコーディングを表すかは、C言語の標準では規定されていませんが、0x00と0x0000という値は文字列の終わりを示しており文字ではありません。
文字エンコーディングの影響を直接受けるのは、入力コードと出力コードです。その他のコードはあまり影響を受けないはずです(この仮定でプロクラムを作るとエンコーディングの種類によっては(例えば ShiftJISでは)1つの文字の2バイト目に '\ の様なエスケープ文字が現れた時、正しくエンコーディング出来ず、場合によってはバッファオーバーフロー等を引き起こします。)。また、ソースコードに文字列を書き込めるようにするためには、エディターもエンコーディングに対応していなければなりません。
符号化方式には大きく分けて3種類あります。
* 1文字に1バイト。通常はASCIIをベースにしています。文字数は255文字までで、これに0の終端文字を加えたものになります。
* 可変長の<code>char</code>文字列で、255種類以上の文字が使用できます。このような文字列は、通常の<code>char</code>ベースの配列として書かれます。これらのエンコーディングは通常ASCIIベースで、UTF-8やShiftJISなどがその例です。
* ワイド文字列。<code>wchar_t</code>の値の配列です。UTF-16は最も一般的なエンコーディングで、可変長であるため、1つの文字が2つの<code>wchar_t</code>になることもあります。
** ワイド文字列にUTF-16を選んでしまった場合(WindowsやJavaが該当します)、[[W:サロゲートペア|サロゲートペア]]の存在が問題になります。サロゲートペアは一部の文字を16bit整数'''2個'''で表す機能で、1文字が<code>wchar_t</code>の配列の要素に対応する前提が崩れていまいます。典型的なサロゲートペアでエンコードされた文字にemoji(👿など)があります。
== 文字列をあつかうユーザ定義関数 ==
ユーザ定義関数の引数に文字列を使いたい場合、例えば下記のようになります。
{{See also|C言語/関数}}
;[https://paiza.io/projects/bp_AzC25Mx-i3bvJg91aRA?language=c 例]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
#include <string.h>
// 文字列を引数とする関数
void test(const char s[]) {
puts(s);
}
int main(void) {
char s[20] = "Never used";
strcpy(s, "test"); // 文字列をコピーする標準ライブラリー関数
printf("char 関数の実験\n");
test(s);
test(s);
}
</syntaxhighlight>
; 実行結果 : <syntaxhighlight lang=text>
文字列をあつかうユーザ定義関数の実験
test
test
</syntaxhighlight>
: 文字列は配列であるので、関数の定義側の引数も、配列またはポインタにする必要があります。
:; 註記:関数宣言で、
::;引数を要素数を明示:<syntaxhighlight lang="C" inline>void test(const char s[20]) {</syntaxhighlight>
:::としても、呼出し側で宣言の要素数を超える文字配列を渡しても標準C言語としてはエラーの対象ではなく、警告されることもないので、'''間違った期待'''をさせてしまわないよう
::;引数を要素数を明示しない:<syntaxhighlight lang="C" inline>void test(const char s[]) {</syntaxhighlight>
:::とすべきです。
== 脚註 ==
<references/>
[[Category:C言語|もしともしれつ]]
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2009-10-17T05:29:35Z
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2024-03-02T11:37:40Z
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[
"テンプレート:Nav",
"テンプレート:See also",
"テンプレート:Cite book"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/C%E8%A8%80%E8%AA%9E/%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%A8%E6%96%87%E5%AD%97%E5%88%97
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11,666 |
C言語/標準ライブラリ
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C言語では、他の言語とでは「命令」として持つような入出力や文字列操作などの機能を標準ライブラリとして提供しています。そのため、C言語を学ぶことは、どの様なライブラリ関数があるのか?、ライブラリ関数がどのヘッダーで宣言されているのか?、を覚えることが多くなります。 また、標準ライブラリで定義されている、型やマクロも同様に重要です。
C言語の規格 ISO/IEC 9899:2011(通称C11)の§7. Library §7.1 Introduction §7.1.1 Definitions of terms に用語定義が有り短いので引用/和訳しました。
文字列( string )とは、最初のヌル文字で終わり、それを含む連続した文字の並びのことです。 マルチバイト文字列( multibyte string )という用語は、文字列に含まれるマルチバイト文字に対する特別な処理を強調したり、ワイド文字列との混同を避けるために使われることがあります。 文字列へのポインタ( A pointer to a string )は、その最初の(アドレスが最も低い)文字へのポインタです。 文字列の長さ( The length of a string )は、NULL文字の前のバイト数であり、文字列の値は、含まれる文字の値を順に並べたものです。 文字列の値( the value of a string )は、含まれる文字の値を順番に並べたものです。
小数点の文字( The decimal-point character )とは、浮動小数点数を文字列に変換する関数が、その文字列の小数部分の先頭を示すために使用する文字です。 本文中および例題ではピリオドで表現されているが,setlocale関数で変更可能です(編註: ヨーロッパの多くの国では小数点に '.' ではなく ',' が使われ、3桁ごとの区切りに '.' が使われます)。
ヌルワイド文字( A null wide character )とは、コード値がゼロのワイド文字のことです。
ワイド文字列( A wide string )とは、最初のヌルワイド文字で終了し、それを含むワイド文字の連続したシーケンスである。 ワイド文字列へのポインタ( A pointer to a wide string )は、その最初の(アドレスが最も低い)ワイド文字へのポインタです。 ワイド文字列の長さ( The length of a wide string )は、ヌルワイド文字の前にあるワイド文字の数です。 ワイド文字列の値( The value of a wide string )は、含まれるワイド文字のコード値を順番に並べたものです。
シフトシーケンス( shift sequence )とは、マルチバイト文字列の中で、シフトの状態を変化させる(可能性のある)連続したバイト列のことです。シフトシーケンスには、対応するワイド文字があってはならない。 その代わりに、隣接するマルチバイト文字の補助的な役割を果たすものとする。 本節では、"white-space character"(空白文字?) という表現は、isspaceで定義された(実行)white-space characterを指す。 また、"white-space wide character"(ワイド空白文字?) という表現は、iswspaceで定義された(実行)white-space wide characterを指す。
C11以降では標準ライブラリの機能の一部の実装が任意になりました。 例えば、処理系が <complex.h> で宣言される複素数機能をサポートしない場合、マクロ __STDC_NO_COMPLEX__ が 1 に定義されます。 また特定のヘッダーファイルとは結びつきませんが、可変長配列機能をサポートしない場合は、マクロ __STDC_NO_VLA__ が 1 に定義されます。
Unix系のOSでは、complex.h, math.h, ieeefp.h, tgmath.h で定義された関数の定義は、暗黙でリンクされる libc ではなく追加で libm に実装されているので、 libm を -lm で追加リンクする必要があります。
C11以降では新しく境界検査インターフェース( Bounds-checking interfaces )が提供され、マクロ __STDC_WANT_LIB_EXT1__ によって制御するようになりました。 __STDC_WANT_LIB_EXT1__は利用者が定義するもので、境界検査インターフェースを宣言している標準ヘッダーファイルをインクルードする前に定義を行います。 __STDC_WANT_LIB_EXT1__を 1 に定義すると境界検査インターフェースの使用を求め、0 に定義すると境界検査インターフェースの使用を求めない意味になります。 ANSI C 以降では未定義のマクロの値は 0 とみなされるので、__STDC_WANT_LIB_EXT1__を定義していない従来のソースコードは「境界検査インターフェースの使用を求めない」と解されます。
トーク:C言語#C言語/標準ライブラリ以下のページに書く、関数などのテンプレートに関数のテンプレート案があります。
C17 の Annex B (informative) Library summary から、関数定義部分を抜き出しました。各関数は解説ページへのリンクになっています。
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"text": "C言語では、他の言語とでは「命令」として持つような入出力や文字列操作などの機能を標準ライブラリとして提供しています。そのため、C言語を学ぶことは、どの様なライブラリ関数があるのか?、ライブラリ関数がどのヘッダーで宣言されているのか?、を覚えることが多くなります。 また、標準ライブラリで定義されている、型やマクロも同様に重要です。",
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"text": "C言語の規格 ISO/IEC 9899:2011(通称C11)の§7. Library §7.1 Introduction §7.1.1 Definitions of terms に用語定義が有り短いので引用/和訳しました。",
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"text": "文字列( string )とは、最初のヌル文字で終わり、それを含む連続した文字の並びのことです。 マルチバイト文字列( multibyte string )という用語は、文字列に含まれるマルチバイト文字に対する特別な処理を強調したり、ワイド文字列との混同を避けるために使われることがあります。 文字列へのポインタ( A pointer to a string )は、その最初の(アドレスが最も低い)文字へのポインタです。 文字列の長さ( The length of a string )は、NULL文字の前のバイト数であり、文字列の値は、含まれる文字の値を順に並べたものです。 文字列の値( the value of a string )は、含まれる文字の値を順番に並べたものです。",
"title": "用語定義"
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"title": "条件付き機能マクロ"
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"text": "トーク:C言語#C言語/標準ライブラリ以下のページに書く、関数などのテンプレートに関数のテンプレート案があります。",
"title": "標準ライブラリのヘッダー一覧"
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"text": "C17 の Annex B (informative) Library summary から、関数定義部分を抜き出しました。各関数は解説ページへのリンクになっています。",
"title": "標準ライブラリのヘッダー一覧"
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C言語では、他の言語とでは「命令」として持つような入出力や文字列操作などの機能を標準ライブラリとして提供しています。そのため、C言語を学ぶことは、どの様なライブラリ関数があるのか?、ライブラリ関数がどのヘッダーで宣言されているのか?、を覚えることが多くなります。
また、標準ライブラリで定義されている、型やマクロも同様に重要です。
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{{Nav}}
C言語では、他の言語とでは「命令」として持つような入出力や文字列操作などの機能を標準ライブラリとして提供しています<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=180, §7. ''Library''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>。そのため、C言語を学ぶことは、どの様なライブラリ関数があるのか?、ライブラリ関数がどのヘッダーで宣言されているのか?、を覚えることが多くなります。
また、標準ライブラリで定義されている、型やマクロも同様に重要です。
==用語定義==
C言語の規格 ISO/IEC 9899:2011(通称C11)の§7. ''Library'' §7.1 ''Introduction'' §7.1.1 ''Definitions of terms'' に用語定義が有り短いので引用/和訳しました<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.1.1">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=180, §7.1.1 ''Definitions of terms''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>。
<blockquote class="toccolours" cite="http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf">
'''文字列'''( ''string'' )とは、最初のヌル文字で終わり、それを含む連続した文字の並びのことです。
'''マルチバイト文字列'''( ''multibyte string'' )という用語は、文字列に含まれるマルチバイト文字に対する特別な処理を強調したり、ワイド文字列との混同を避けるために使われることがあります。
'''文字列へのポインタ'''( ''A pointer to a string'' )は、その最初の(アドレスが最も低い)文字へのポインタです。
'''文字列の長さ'''( The length of a string )は、NULL文字の前のバイト数であり、文字列の値は、含まれる文字の値を順に並べたものです。
'''文字列の値'''( ''the value of a string'' )は、含まれる文字の値を順番に並べたものです。
'''小数点の文字'''( ''The decimal-point character'' )とは、浮動小数点数を文字列に変換する関数が、その文字列の小数部分の先頭を示すために使用する文字です。
本文中および例題ではピリオドで表現されているが,<code>setlocale</code>関数で変更可能です(編註: ヨーロッパの多くの国では小数点に '.' ではなく ',' が使われ、3桁ごとの区切りに '.' が使われます)。
'''ヌルワイド文字'''( '''A null wide character''' )とは、コード値がゼロのワイド文字のことです。
'''ワイド文字列'''( ''A wide string'' )とは、最初のヌルワイド文字で終了し、それを含むワイド文字の連続したシーケンスである。
'''ワイド文字列へのポインタ'''( ''A pointer to a wide string'' )は、その最初の(アドレスが最も低い)ワイド文字へのポインタです。
'''ワイド文字列の長さ'''( ''The length of a wide string'' )は、ヌルワイド文字の前にあるワイド文字の数です。
'''ワイド文字列の値'''( ''The value of a wide string'' )は、含まれるワイド文字のコード値を順番に並べたものです。
'''シフトシーケンス'''( ''shift sequence'' )とは、マルチバイト文字列の中で、シフトの状態を変化させる(可能性のある)連続したバイト列のことです<!--(5.2.1.2参照)-->。シフトシーケンスには、対応するワイド文字があってはならない。
その代わりに、隣接するマルチバイト文字の補助的な役割を果たすものとする。
本節では、"''white-space character''"(空白文字?<ref name="wsc-wswc">white-space character及びwhite-space wide characterは名前に反して改行の制御コードを含むので、空白文字の訳を充てることを躊躇した。</ref>) という表現は、isspaceで定義された(実行)white-space characterを指す。
また、"''white-space wide character''"(ワイド空白文字?) という表現は、iswspaceで定義された(実行)white-space wide characterを指す。
</blockquote>
== 条件付き機能マクロ ==
C11以降では標準ライブラリの機能の一部の実装が任意になりました<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.10.8.3">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=177, §6.10.8.3 ''Conditional feature macros''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>。
例えば、処理系が <code><complex.h></code> で宣言される複素数機能をサポート'''しない'''場合、マクロ '''__STDC_''NO''_COMPLEX__''' が 1 に定義されます。
また特定のヘッダーファイルとは結びつきませんが、可変長配列機能をサポート'''しない'''場合は、マクロ '''__STDC_''NO''_VLA__''' が 1 に定義されます。
{{See also|C言語/前処理指令#事前定義済みマクロ定数一覧}}
== 数学ライブラリー libm ==
<span style="font-variant:small-caps;">Unix</span>系のOSでは、complex.h, math.h, ieeefp.h, tgmath.h で定義された関数の定義は、暗黙でリンクされる libc ではなく追加で libm に実装されているので、 libm を -lm で追加リンクする必要があります。
: <syntaxhighlight lang=bash>
% cat test-libm.c
#include <stdio.h>
#include <math.h>
int main(void){
printf("sin(PI/2) = %f\n", sin(3.1415926536/2));
}
% cc test-libm.c -o test-libm
ld: error: undefined symbol: sin
>>> referenced by test-libm.c
>>> /var/tmp/test-libm-d56553.o:(main)
cc: error: linker command failed with exit code 1 (use -v to see invocation)
% cc test-libm.c -o test-libm -lm
% ./test-libm
sin(PI/2) = 1.000000
</syntaxhighlight>
== 境界検査インターフェース ==
C11以降では新しく境界検査インターフェース( ''Bounds-checking interfaces'' )が提供され、マクロ '''__STDC_WANT_LIB_EXT1__''' によって制御するようになりました<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-k.3.1.1">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=583, §K.3.1.1 ''Standard headers''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>。
'''__STDC_WANT_LIB_EXT1__'''は利用者が定義するもので、境界検査インターフェースを宣言している標準ヘッダーファイルをインクルードする前に定義を行います。
'''__STDC_WANT_LIB_EXT1__'''を 1 に定義すると境界検査インターフェースの使用を求め、0 に定義すると境界検査インターフェースの使用を求めない意味になります。
ANSI C 以降では未定義のマクロの値は 0 とみなされる<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-6.10.1">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=162, §6.10.1 ''Conditional inclusion''
| quote = all remaining identifiers (including those lexically identical to keywords) are replaced with the pp-number 0, and then each preprocessing token is converted into a token.
| publisher = ISO/IEC}}</ref><ref>未定義マクロが 0 とみなされるC言語の使用はは、ミススペル(典型的には _ の数の間違え)で本体は 1 なマクロが 0 とみなされる発見困難なバグに繋がります。clang や gcc であればコマンドラインから -Wundef を指定することで未定義マクロの参照を警告させることが出来ます(-Wallでは、-Wundefが有効にならないことに注意してください)。</ref>ので、'''__STDC_WANT_LIB_EXT1__'''を定義していない従来のソースコードは「境界検査インターフェースの使用を求めない」と解されます。
; __STDC_WANT_LIB_EXT1__の使用例
: <syntaxhighlight lang=c highlight="1,8" line>
#define __STDC_WANT_LIB_EXT1__ 1
#include <stdio.h>
int main(void) {
char buf[16];
puts("Please enter some string.");
gets_s(buf, sizeof(buf));
puts(buf);
}
</syntaxhighlight>
:上の例では、gets_s() が境界検査インターフェースを提供する関数です。
{{コラム|__STDC_WANT_IEC_60559_EXT__|
C23では、ユーザー定義マクロ '''__STDC_WANT_IEC_60559_EXT__''' と処理系定義マクロ '''__STDC_IEC_60559_DFP__''' などによってISO/IEC 60559:2020(IEEE 754として知られる浮動小数点算術に関する標準)の機能の要求を制御する予定です<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-F.5">{{cite book
| url = open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n2596.pdf
| title = ISO/IEC 9899:202x (E) working draft — December 11, 2020 N2596
| page=445, §F.5 ''Conversions between binary floating types and decimal character sequences''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>。
}}
== 標準ライブラリのヘッダー一覧 ==
* [[C言語/標準ライブラリ/assert.h|診断機能<assert.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/complex.h|複素数計算<complex.h>]]<sup>'''C99'''</sup>
** C11以降ではサポートされていない場合は処理系により、__STDC_NO_COMPLEX__ が 1 に定義されます。
* [[C言語/標準ライブラリ/ctype.h|文字操作<ctype.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/errno.h|エラー<errno.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/fenv.h|浮動小数点環境<fenv.h>]]<sup>'''C99'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/float.h|浮動小数点型の特性<float.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/inttypes.h|整数型の書式変換<inttypes.h>]]<sup>'''C99'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/iso646.h|代替つづり<iso646.h>]]<sup>'''C95'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/limits.h|整数型の特性<limits.h>]]<ref><limits.h>は、C99では"Sizes of integer types"、JISCでは、"整数型の大きさ" でしたが、C23では"Characteristics of integer types"となったので、<float.h>の/Characteristics of floating types/浮動小数点型の特性/ にならって "整数の特性" の訳をあてました</ref>
* [[C言語/標準ライブラリ/locale.h|文化圏固有操作<locale.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/math.h|数学<math.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/setjmp.h|非局所分岐<setjmp.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/signal.h|シグナル操作<signal.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/stdalign.h|アライメント<stdalign.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.15">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=268, §7.15 ''Alignment <stdalign.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
* [[C言語/標準ライブラリ/stdarg.h|可変個数の実引数<stdarg.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/stdatomic.h|アトミック<stdatomic.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.17">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=273, §7.17 ''Atmics <stdatomic.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
** C11以降ではサポートされていない場合は処理系により、__STDC_NO_ATOMICS__ が 1 に定義されます。
* [[C言語/標準ライブラリ/stdbool.h|論理型及び論理値<stdbool.h>]]<sup>'''C99'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/stddef.h|共通の定義<stddef.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/stdint.h|整数型<stdint.h>]]<sup>'''C99'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/stdio.h|入出力<stdio.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/stdlib.h|一般ユーティリティ<stdlib.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/stdnoreturn.h|_Noreturn<stdnoreturn.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.23">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=361, §7.23 ''_Noreturn <stdnoreturn.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
* [[C言語/標準ライブラリ/string.h|文字列操作<string.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/tgmath.h|型総称数学関数<tgmath.h>]]<sup>'''C99'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/threads.h|スレッド<threads.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.26">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=376, §7.26 ''Threads <threads.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
** C11以降ではサポートされていない場合は処理系により、__STDC_NO_THREADS__ が 1 に定義されます。
* [[C言語/標準ライブラリ/time.h|日付及び時間<time.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/uchar.h|Unicodeユーティリティ<uchar.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.28">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=398, §7.28 ''Unicode utilities <uchar.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
* [[C言語/標準ライブラリ/wchar.h|多バイト文字及びワイド文字拡張ユーティリティ<wchar.h>]]<sup>'''C95'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/wctype.h|ワイド文字種分類及びワイド文字大文字小文字ユーティリティ<wctype.h>]]<sup>'''C95'''</sup>
[[トーク:C言語#C言語/標準ライブラリ以下のページに書く、関数などのテンプレート]]に関数のテンプレート案があります。
<!--
* [[C言語/標準ライブラリ/文字操作|文字操作<ctype.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/エラー|エラー<errno.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/浮動小数点環境|浮動小数点環境<fenv.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/浮動小数点型の特性|浮動小数点型の特性<float.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/整数型の書式変換|整数型の特性<inttypes.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/代替つづり|代替つづり<iso646.h>]]<sup>'''C95'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/整数型の大きさ|整数型の大きさ<limits.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/文化圏固有操作|文化圏固有操作<locale.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/数学|数学<math.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/非局所分岐|非局所分岐<setjmp.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/シグナル操作|シグナル操作<signal.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/アライメント|アライメント<stdalign.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.15">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=268, §7.15 ''Alignment <stdalign.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
* [[C言語/標準ライブラリ/可変個数の実引数|可変個数の実引数<stdarg.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/アトミック|アトミック<stdatomic.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.17">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=273, §7.17 ''Atmics <stdatomic.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
** C11以降ではサポートされていない場合は処理系により、__STDC_NO_ATOMICS__ が 1 に定義されます。
* [[C言語/標準ライブラリ/論理型及び論理値|論理型及び論理値<stdbool.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/共通の定義|共通の定義<stddef.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/整数型|整数型<stdint.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/入出力|入出力<stdio.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/一般ユーティリティ|一般ユーティリティ<stdlib.h>]]|1|2014-04-24}}
* [[C言語/標準ライブラリ/_Noreturn|_Noreturn<stdnoreturn.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.23">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=361, §7.23 ''_Noreturn <stdnoreturn.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
* [[C言語/標準ライブラリ/文字列操作|文字列操作<string.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/型総称数学関数|型総称数学関数<tgmath.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/スレッド|スレッド<threads.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.26">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=376, §7.26 ''Threads <threads.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
** C11以降ではサポートされていない場合は処理系により、__STDC_NO_THREADS__ が 1 に定義されます。
* [[C言語/標準ライブラリ/日付及び時間|日付及び時間<time.h>]]
* [[C言語/標準ライブラリ/Unicodeユーティリティ|Unicodeユーティリティ<uchar.h>]]<sup>'''C11'''</sup><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.28">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=398, §7.28 ''Unicode utilities <uchar.h>''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>
* [[C言語/標準ライブラリ/多バイト文字及びワイド文字拡張ユーティリティ|多バイト文字及びワイド文字拡張ユーティリティ<wchar.h>]]<sup>'''C95'''</sup>
* [[C言語/標準ライブラリ/ワイド文字種分類及びワイド文字大文字小文字ユーティリティ|ワイド文字種分類及びワイド文字大文字小文字ユーティリティ<wctype.h>]]<sup>'''C95'''</sup>
-->
=== 標準ライブラリ関数サマリー ===
C17 の Annex B (informative) Library summary から、関数定義部分を抜き出しました。各関数は解説ページへのリンクになっています。
==== assert.h ====
; Diagnostics <assert.h>
: [[/assert.h#assert関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void assert(scalar expression);</syntaxhighlight>]]
==== complex.h ====
; Complex <complex.h>
: [[/complex.h#cacos関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex cacos(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cacosf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex cacosf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cacosl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex cacosl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#casin関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex casin(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#casinf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex casinf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#casinl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex casinl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#catan関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex catan(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#catanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex catanf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#catanl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex catanl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ccos関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex ccos(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ccosf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex ccosf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ccosl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex ccosl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csin関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex csin(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csinf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex csinf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csinl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex csinl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ctan関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex ctan(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ctanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex ctanf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ctanl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex ctanl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cacosh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex cacosh(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cacoshf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex cacoshf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cacoshl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex cacoshl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#casinh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex casinh(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#casinhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex casinhf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#casinhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex casinhl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#catanh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex catanh(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#catanhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex catanhf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#catanhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex catanhl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ccosh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex ccosh(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ccoshf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex ccoshf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ccoshl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex ccoshl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csinh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex csinh(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csinhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex csinhf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csinhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex csinhl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ctanh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex ctanh(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ctanhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex ctanhf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#ctanhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex ctanhl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cexp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex cexp(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cexpf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex cexpf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cexpl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex cexpl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#clog関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex clog(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#clogf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex clogf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#clogl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex clogl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cabs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double cabs(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cabsf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float cabsf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cabsl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double cabsl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cpow関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex cpow(double complex x, double complex y);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cpowf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex cpowf(float complex x, float complex y);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cpowl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex cpowl(long double complex x,long double complex y);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csqrt関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex csqrt(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csqrtf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex csqrtf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#csqrtl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex csqrtl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#carg関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double carg(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cargf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float cargf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cargl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double cargl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cimag関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double cimag(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cimagf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float cimagf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cimagl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double cimagl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#CMPLX関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex CMPLX(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#CMPLXF関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex CMPLXF(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#CMPLXL関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex CMPLXL(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#conj関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex conj(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#conjf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex conjf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#conjl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex conjl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cproj関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double complex cproj(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cprojf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float complex cprojf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#cprojl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double complex cprojl(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#creal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double creal(double complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#crealf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float crealf(float complex z);</syntaxhighlight>]]
: [[/complex.h#creall関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double creall(long double complex z);</syntaxhighlight>]]
==== ctype.h ====
; Character handling <ctype.h>
: [[/ctype.h#isalnum関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isalnum(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isalpha関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isalpha(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isblank関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isblank(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#iscntrl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iscntrl(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isdigit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isdigit(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isgraph関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isgraph(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#islower関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int islower(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isprint関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isprint(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#ispunct関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int ispunct(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isspace関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isspace(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isupper関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isupper(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#isxdigit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isxdigit(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#tolower関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int tolower(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/ctype.h#toupper関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int toupper(int c);</syntaxhighlight>]]
==== errno.h ====
; Errors <errno.h>
==== fenv.h ====
; Floating-point environment <fenv.h>
: [[/fenv.h#feclearexcept関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int feclearexcept(int excepts);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#fegetexceptflag関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fegetexceptflag(fexcept_t *flagp, int excepts);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#feraiseexcept関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int feraiseexcept(int excepts);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#fesetexceptflag関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fesetexceptflag(const fexcept_t *flagp,int excepts);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#fetestexcept関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fetestexcept(int excepts);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#fegetround関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fegetround(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#fesetround関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fesetround(int round);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#fegetenv関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fegetenv(fenv_t *envp);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#feholdexcept関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int feholdexcept(fenv_t *envp);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#fesetenv関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fesetenv(const fenv_t *envp);</syntaxhighlight>]]
: [[/fenv.h#feupdateenv関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int feupdateenv(const fenv_t *envp);</syntaxhighlight>]]
==== float.h ====
; Characteristics of floating types <float.h>
==== inttypes.h ====
; Format conversion of integer types <inttypes.h>
: [[/inttypes.h#imaxabs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>intmax_t imaxabs(intmax_t j);</syntaxhighlight>]]
: [[/inttypes.h#imaxdiv関数|<syntaxhighlight lang=c inline>imaxdiv_t imaxdiv(intmax_t numer, intmax_t denom);</syntaxhighlight>]]
: [[/inttypes.h#strtoimax関数|<syntaxhighlight lang=c inline>intmax_t strtoimax(const char * restrict nptr,char ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/inttypes.h#strtoumax関数|<syntaxhighlight lang=c inline>uintmax_t strtoumax(const char * restrict nptr,char ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/inttypes.h#wcstoimax関数|<syntaxhighlight lang=c inline>intmax_t wcstoimax(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/inttypes.h#wcstoumax関数|<syntaxhighlight lang=c inline>uintmax_t wcstoumax(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
==== iso646.h ====
; Alternative spellings <iso646.h>
==== limits.h ====
; Sizes of integer types <limits.h>
==== locale.h ====
; Localization <locale.h>
==== math.h ====
; Mathematics <math.h>
: [[/math.h#fpclassify関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fpclassify(real-floating x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isfinite関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isfinite(real-floating x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isinf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isinf(real-floating x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isnan関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isnan(real-floating x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isnormal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isnormal(real-floating x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#signbit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int signbit(real-floating x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#acos関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double acos(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#acosf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float acosf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#acosl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double acosl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#asin関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double asin(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#asinf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float asinf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#asinl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double asinl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atan関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double atan(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float atanf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atanl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double atanl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atan2関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double atan2(double y, double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atan2f関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float atan2f(float y, float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atan2l関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double atan2l(long double y, long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#cos関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double cos(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#cosf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float cosf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#cosl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double cosl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sin関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double sin(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sinf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float sinf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sinl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double sinl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tan関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double tan(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float tanf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tanl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double tanl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#acosh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double acosh(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#acoshf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float acoshf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#acoshl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double acoshl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#asinh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double asinh(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#asinhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float asinhf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#asinhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double asinhl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atanh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double atanh(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atanhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float atanhf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#atanhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double atanhl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#cosh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double cosh(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#coshf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float coshf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#coshl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double coshl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sinh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double sinh(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sinhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float sinhf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sinhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double sinhl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tanh関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double tanh(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tanhf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float tanhf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tanhl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double tanhl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#exp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double exp(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#expf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float expf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#expl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double expl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#exp2関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double exp2(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#exp2f関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float exp2f(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#exp2l関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double exp2l(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#expm1関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double expm1(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#expm1f関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float expm1f(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#expm1l関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double expm1l(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#frexp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double frexp(double value, int *exp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#frexpf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float frexpf(float value, int *exp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#frexpl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double frexpl(long double value, int *exp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ilogb関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int ilogb(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ilogbf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int ilogbf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ilogbl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int ilogbl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ldexp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double ldexp(double x, int exp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ldexpf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float ldexpf(float x, int exp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ldexpl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double ldexpl(long double x, int exp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double log(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#logf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float logf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#logl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double logl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log10関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double log10(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log10f関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float log10f(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log10l関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double log10l(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log1p関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double log1p(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log1pf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float log1pf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log1pl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double log1pl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log2関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double log2(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log2f関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float log2f(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#log2l関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double log2l(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#logb関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double logb(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#logbf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float logbf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#logbl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double logbl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#modf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double modf(double value, double *iptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#modff関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float modff(float value, float *iptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#modfl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double modfl(long double value, long double *iptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#scalbn関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double scalbn(double x, int n);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#scalbnf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float scalbnf(float x, int n);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#scalbnl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double scalbnl(long double x, int n);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#scalbln関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double scalbln(double x, long int n);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#scalblnf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float scalblnf(float x, long int n);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#scalblnl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double scalblnl(long double x, long int n);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#cbrt関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double cbrt(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#cbrtf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float cbrtf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#cbrtl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double cbrtl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fabs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double fabs(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fabsf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float fabsf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fabsl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double fabsl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#hypot関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double hypot(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#hypotf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float hypotf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#hypotl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double hypotl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#pow関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double pow(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#powf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float powf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#powl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double powl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sqrt関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double sqrt(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sqrtf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float sqrtf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#sqrtl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double sqrtl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#erf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double erf(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#erff関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float erff(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#erfl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double erfl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#erfc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double erfc(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#erfcf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float erfcf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#erfcl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double erfcl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lgamma関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double lgamma(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lgammaf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float lgammaf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lgammal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double lgammal(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tgamma関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double tgamma(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tgammaf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float tgammaf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#tgammal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double tgammal(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ceil関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double ceil(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ceilf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float ceilf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#ceill関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double ceill(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#floor関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double floor(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#floorf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float floorf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#floorl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double floorl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nearbyint関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double nearbyint(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nearbyintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float nearbyintf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nearbyintl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double nearbyintl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#rint関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double rint(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#rintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float rintf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#rintl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double rintl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lrint関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int lrint(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lrintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int lrintf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lrintl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int lrintl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#llrint関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int llrint(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#llrintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int llrintf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#llrintl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int llrintl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#round関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double round(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#roundf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float roundf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#roundl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double roundl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lround関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int lround(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lroundf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int lroundf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#lroundl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int lroundl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#llround関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int llround(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#llroundf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int llroundf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#llroundl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int llroundl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#trunc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double trunc(double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#truncf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float truncf(float x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#truncl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double truncl(long double x);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmod関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double fmod(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmodf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float fmodf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmodl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double fmodl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#remainder関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double remainder(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#remainderf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float remainderf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#remainderl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double remainderl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#remquo関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double remquo(double x, double y, int *quo);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#remquof関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float remquof(float x, float y, int *quo);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#remquol関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double remquol(long double x, long double y,int *quo);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#copysign関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double copysign(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#copysignf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float copysignf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#copysignl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double copysignl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nan関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double nan(const char *tagp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float nanf(const char *tagp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nanl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double nanl(const char *tagp);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nextafter関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double nextafter(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nextafterf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float nextafterf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nextafterl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double nextafterl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nexttoward関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double nexttoward(double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nexttowardf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float nexttowardf(float x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#nexttowardl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double nexttowardl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fdim関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double fdim(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fdimf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float fdimf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fdiml関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double fdiml(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmax関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double fmax(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmaxf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float fmaxf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmaxl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double fmaxl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmin関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double fmin(double x, double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fminf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float fminf(float x, float y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fminl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double fminl(long double x, long double y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fma関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double fma(double x, double y, double z);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmaf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float fmaf(float x, float y, float z);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#fmal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double fmal(long double x, long double y,long double z);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isgreater関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isgreater(real-floating x, real-floating y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isgreaterequal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isgreaterequal(real-floating x, real-floating y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isless関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isless(real-floating x, real-floating y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#islessequal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int islessequal(real-floating x, real-floating y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#islessgreater関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int islessgreater(real-floating x, real-floating y);</syntaxhighlight>]]
: [[/math.h#isunordered関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int isunordered(real-floating x, real-floating y);</syntaxhighlight>]]
==== setjmp.h ====
; Nonlocal jumps <setjmp.h>
: [[/setjmp.h#setjmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int setjmp(jmp_buf env);</syntaxhighlight>]]
: [[/setjmp.h#longjmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Noreturn void longjmp(jmp_buf env, int val);</syntaxhighlight>]]
==== signal.h ====
; Signal handling <signal.h>
: [[/signal.h#raise関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int raise(int sig);</syntaxhighlight>]]
==== stdalign.h ====
; Alignment <stdalign.h>
==== stdarg.h ====
; Variable arguments <stdarg.h>
: [[/stdarg.h#va_arg関数|<syntaxhighlight lang=c inline>type va_arg(va_list ap, type);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdarg.h#va_copy関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void va_copy(va_list dest, va_list src);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdarg.h#va_end関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void va_end(va_list ap);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdarg.h#va_start関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void va_start(va_list ap, parmN);</syntaxhighlight>]]
==== stdatomic.h ====
; Atomics <stdatomic.h>
: [[/stdatomic.h#atomic_init関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void atomic_init(volatile A *obj, C value);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#kill_dependency関数|<syntaxhighlight lang=c inline>type kill_dependency(type y);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_thread_fence関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void atomic_thread_fence(memory_order order);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_signal_fence関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void atomic_signal_fence(memory_order order);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_is_lock_free関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Bool atomic_is_lock_free(const volatile A *obj);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_store関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void atomic_store(volatile A *object, C desired);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_store_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void atomic_store_explicit(volatile A *object,C desired, memory_order order);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_load関数|<syntaxhighlight lang=c inline>C atomic_load(volatile A *object);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_load_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>C atomic_load_explicit(volatile A *object,memory_order order);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_exchange関数|<syntaxhighlight lang=c inline>C atomic_exchange(volatile A *object, C desired);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_exchange_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>C atomic_exchange_explicit(volatile A *object,C desired, memory_order order);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_compare_exchange_strong関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Bool atomic_compare_exchange_strong(volatile A *object,C *expected, C desired);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_compare_exchange_strong_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Bool atomic_compare_exchange_strong_explicit( volatile A *object, C *expected, C desired,memory_order success, memory_order failure);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_compare_exchange_weak関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Bool atomic_compare_exchange_weak(volatile A *object,C *expected, C desired);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_compare_exchange_weak_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Bool atomic_compare_exchange_weak_explicit( volatile A *object, C *expected, C desired,memory_order success, memory_order failure);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_fetch_key関数|<syntaxhighlight lang=c inline>C atomic_fetch_key(volatile A *object, M operand);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_fetch_key_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>C atomic_fetch_key_explicit(volatile A *object,M operand, memory_order order);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_flag_test_and_set関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Bool atomic_flag_test_and_set(volatile atomic_flag *object);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_flag_test_and_set_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Bool atomic_flag_test_and_set_explicit(volatile atomic_flag *object, memory_order order);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_flag_clear関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void atomic_flag_clear(volatile atomic_flag *object);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdatomic.h#atomic_flag_clear_explicit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void atomic_flag_clear_explicit(volatile atomic_flag *object, memory_order order);</syntaxhighlight>]]
==== stdbool.h ====
; Boolean type and values <stdbool.h>
==== stddef.h ====
; Common definitions <stddef.h>
==== stdint.h ====
; Integer types <stdint.h>
==== stdio.h ====
; Input/output <stdio.h>
: [[/stdio.h#remove関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int remove(const char *filename);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#rename関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int rename(const char *old, const char *new);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fclose関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fclose(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fflush関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fflush(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#setbuf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void setbuf(FILE * restrict stream,char * restrict buf);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#setvbuf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int setvbuf(FILE * restrict stream, char * restrict buf,int mode, size_t size);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fprintf(FILE * restrict stream,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fscanf(FILE * restrict stream,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#printf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int printf(const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#scanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int scanf(const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#snprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int snprintf(char * restrict s, size_t n,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#sprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int sprintf(char * restrict s,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#sscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int sscanf(const char * restrict s,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vfprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfprintf(FILE * restrict stream,const char * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vfscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfscanf(FILE * restrict stream,const char * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vprintf(const char * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vscanf(const char * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vsnprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vsnprintf(char * restrict s, size_t n,const char * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vsprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vsprintf(char * restrict s,const char * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vsscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vsscanf(const char * restrict s,const char * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fgetc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fgetc(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fputc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fputc(int c, FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fputs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fputs(const char * restrict s,FILE * restrict stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#getc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int getc(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#getchar関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int getchar(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#putc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int putc(int c, FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#putchar関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int putchar(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#puts関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int puts(const char *s);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#ungetc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int ungetc(int c, FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fread関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t fread(void * restrict ptr, size_t size, size_t nmemb,FILE * restrict stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fwrite関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t fwrite(const void * restrict ptr, size_t size, size_t nmemb,FILE * restrict stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fgetpos関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fgetpos(FILE * restrict stream,fpos_t * restrict pos);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fseek関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fseek(FILE *stream, long int offset, int whence);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fsetpos関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fsetpos(FILE *stream, const fpos_t *pos);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#ftell関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int ftell(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#rewind関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void rewind(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#clearerr関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void clearerr(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#feof関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int feof(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#ferror関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int ferror(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#perror関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void perror(const char *s);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#tmpfile_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t tmpfile_s(FILE * restrict * restrict streamptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#tmpnam_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t tmpnam_s(char *s, rsize_t maxsize);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fopen_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t fopen_s(FILE * restrict * restrict streamptr, const char * restrict filename,const char * restrict mode);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#freopen_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t freopen_s(FILE * restrict * restrict newstreamptr, const char * restrict filename, const char * restrict mode,FILE * restrict stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fprintf_s(FILE * restrict stream,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#fscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fscanf_s(FILE * restrict stream,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#printf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int printf_s(const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#scanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int scanf_s(const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#snprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int snprintf_s(char * restrict s, rsize_t n,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#sprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int sprintf_s(char * restrict s, rsize_t n,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#sscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int sscanf_s(const char * restrict s,const char * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vfprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfprintf_s(FILE * restrict stream, const char * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vfscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfscanf_s(FILE * restrict stream, const char * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vprintf_s(const char * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vscanf_s(const char * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vsnprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vsnprintf_s(char * restrict s, rsize_t n, const char * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vsprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vsprintf_s(char * restrict s, rsize_t n, const char * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdio.h#vsscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vsscanf_s(const char * restrict s, const char * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
==== stdlib.h ====
; General utilities <stdlib.h>
: [[/stdlib.h#atof関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double atof(const char *nptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#atoi関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int atoi(const char *nptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#atol関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int atol(const char *nptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#atoll関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int atoll(const char *nptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#strtod関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double strtod(const char * restrict nptr,char ** restrict endptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#strtof関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float strtof(const char * restrict nptr,char ** restrict endptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#strtold関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double strtold(const char * restrict nptr,char ** restrict endptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#strtol関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int strtol(const char * restrict nptr,char ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#strtoll関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int strtoll(const char * restrict nptr,char ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#strtoul関数|<syntaxhighlight lang=c inline>unsigned long int strtoul( const char * restrict nptr,char ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#strtoull関数|<syntaxhighlight lang=c inline>unsigned long long int strtoull( const char * restrict nptr,char ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#rand関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int rand(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#srand関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void srand(unsigned int seed);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#free関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void free(void *ptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#abort関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Noreturn void abort(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#exit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Noreturn void exit(int status);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#_Exit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Noreturn void _Exit(int status);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#quick_exit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Noreturn void quick_exit(int status);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#system関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int system(const char *string);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#abs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int abs(int j);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#labs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int labs(long int j);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#llabs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int llabs(long long int j);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#div関数|<syntaxhighlight lang=c inline>div_t div(int numer, int denom);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#ldiv関数|<syntaxhighlight lang=c inline>ldiv_t ldiv(long int numer, long int denom);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#lldiv関数|<syntaxhighlight lang=c inline>lldiv_t lldiv(long long int numer,long long int denom);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#mblen関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mblen(const char *s, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#mbtowc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mbtowc(wchar_t * restrict pwc,const char * restrict s, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#wctomb関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wctomb(char *s, wchar_t wchar);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#mbstowcs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t mbstowcs(wchar_t * restrict pwcs,const char * restrict s, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#wcstombs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcstombs(char * restrict s,const wchar_t * restrict pwcs, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#set_constraint_handler_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>constraint_handler_t set_constraint_handler_s(constraint_handler_t handler);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#abort_handler_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void abort_handler_s( const char * restrict msg, void * restrict ptr,errno_t error);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#ignore_handler_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void ignore_handler_s( const char * restrict msg, void * restrict ptr,errno_t error);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#getenv_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t getenv_s(size_t * restrict len, char * restrict value, rsize_t maxsize,const char * restrict name);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#wctomb_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wctomb_s(int * restrict status, char * restrict s, rsize_t smax,wchar_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#mbstowcs_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t mbstowcs_s(size_t * restrict retval, wchar_t * restrict dst, rsize_t dstmax,const char * restrict src, rsize_t len);</syntaxhighlight>]]
: [[/stdlib.h#wcstombs_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wcstombs_s(size_t * restrict retval, char * restrict dst, rsize_t dstmax,const wchar_t * restrict src, rsize_t len);</syntaxhighlight>]]
==== stdnoreturn.h ====
; _Noreturn <stdnoreturn.h>
==== string.h ====
; String handling <string.h>
: [[/string.h#memcmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int memcmp(const void *s1, const void *s2, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strcmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int strcmp(const char *s1, const char *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strcoll関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int strcoll(const char *s1, const char *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strncmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int strncmp(const char *s1, const char *s2, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strxfrm関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t strxfrm(char * restrict s1,const char * restrict s2, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strcspn関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t strcspn(const char *s1, const char *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strspn関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t strspn(const char *s1, const char *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strlen関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t strlen(const char *s);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#memcpy_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t memcpy_s(void * restrict s1, rsize_t s1max,const void * restrict s2, rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#memmove_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t memmove_s(void *s1, rsize_t s1max,const void *s2, rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strcpy_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t strcpy_s(char * restrict s1, rsize_t s1max,const char * restrict s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strncpy_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t strncpy_s(char * restrict s1, rsize_t s1max, const char * restrict s2,rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strcat_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t strcat_s(char * restrict s1, rsize_t s1max,const char * restrict s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strncat_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t strncat_s(char * restrict s1, rsize_t s1max, const char * restrict s2,rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strerror_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t strerror_s(char *s, rsize_t maxsize,errno_t errnum);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strerrorlen_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t strerrorlen_s(errno_t errnum);</syntaxhighlight>]]
: [[/string.h#strnlen_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t strnlen_s(const char *s, size_t maxsize);</syntaxhighlight>]]
==== tgmath.h ====
; Type-generic math <tgmath.h>
==== threads.h ====
; Threads <threads.h>
: [[/threads.h#cnd_broadcast関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int cnd_broadcast(cnd_t *cond);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#cnd_destroy関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void cnd_destroy(cnd_t *cond);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#cnd_init関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int cnd_init(cnd_t *cond);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#cnd_signal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int cnd_signal(cnd_t *cond);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#cnd_timedwait関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int cnd_timedwait(cnd_t *restrict cond, mtx_t *restrict mtx,const struct timespec *restrict ts);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#cnd_wait関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int cnd_wait(cnd_t *cond, mtx_t *mtx);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#mtx_destroy関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void mtx_destroy(mtx_t *mtx);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#mtx_init関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mtx_init(mtx_t *mtx, int type);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#mtx_lock関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mtx_lock(mtx_t *mtx);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#mtx_timedlock関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mtx_timedlock(mtx_t *restrict mtx,const struct timespec *restrict ts);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#mtx_trylock関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mtx_trylock(mtx_t *mtx);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#mtx_unlock関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mtx_unlock(mtx_t *mtx);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_create関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int thrd_create(thrd_t *thr, thrd_start_t func,void *arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_current関数|<syntaxhighlight lang=c inline>thrd_t thrd_current(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_detach関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int thrd_detach(thrd_t thr);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_equal関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int thrd_equal(thrd_t thr0, thrd_t thr1);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_exit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>_Noreturn void thrd_exit(int res);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_join関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int thrd_join(thrd_t thr, int *res);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_sleep関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int thrd_sleep(const struct timespec *duration,struct timespec *remaining);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#thrd_yield関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void thrd_yield(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#tss_create関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int tss_create(tss_t *key, tss_dtor_t dtor);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#tss_delete関数|<syntaxhighlight lang=c inline>void tss_delete(tss_t key);</syntaxhighlight>]]
: [[/threads.h#tss_set関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int tss_set(tss_t key, void *val);</syntaxhighlight>]]
==== time.h ====
; Date and time <time.h>
: [[/time.h#clock関数|<syntaxhighlight lang=c inline>clock_t clock(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/time.h#difftime関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double difftime(time_t time1, time_t time0);</syntaxhighlight>]]
: [[/time.h#mktime関数|<syntaxhighlight lang=c inline>time_t mktime(struct tm *timeptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/time.h#time関数|<syntaxhighlight lang=c inline>time_t time(time_t *timer);</syntaxhighlight>]]
: [[/time.h#timespec_get関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int timespec_get(timespec *ts, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/time.h#strftime関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t strftime(char * restrict s, size_t maxsize, const char * restrict format,const struct tm * restrict timeptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/time.h#asctime_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t asctime_s(char *s, rsize_t maxsize,const struct tm *timeptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/time.h#ctime_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t ctime_s(char *s, rsize_t maxsize,const time_t *timer);</syntaxhighlight>]]
==== uchar.h ====
; Unicode utilities <uchar.h>
: [[/uchar.h#mbrtoc16関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t mbrtoc16(char16_t * restrict pc16, const char * restrict s, size_t n,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/uchar.h#c16rtomb関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t c16rtomb(char * restrict s, char16_t c16,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/uchar.h#mbrtoc32関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t mbrtoc32(char32_t * restrict pc32, const char * restrict s, size_t n,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/uchar.h#c32rtomb関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t c32rtomb(char * restrict s, char32_t c32,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
==== wchar.h ====
; Extended multibyte/wide character utilities <wchar.h>
: [[/wchar.h#fwprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fwprintf(FILE * restrict stream,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#fwscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fwscanf(FILE * restrict stream,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#swprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int swprintf(wchar_t * restrict s, size_t n,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#swscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int swscanf(const wchar_t * restrict s,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vfwprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfwprintf(FILE * restrict stream,const wchar_t * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vfwscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfwscanf(FILE * restrict stream,const wchar_t * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vswprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vswprintf(wchar_t * restrict s, size_t n,const wchar_t * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vswscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vswscanf(const wchar_t * restrict s,const wchar_t * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vwprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vwprintf(const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vwscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vwscanf(const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wprintf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wprintf(const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wscanf関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wscanf(const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#fgetwc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t fgetwc(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#fputwc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t fputwc(wchar_t c, FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#fputws関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fputws(const wchar_t * restrict s,FILE * restrict stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#fwide関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fwide(FILE *stream, int mode);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#getwc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t getwc(FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#getwchar関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t getwchar(void);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#putwc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t putwc(wchar_t c, FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#putwchar関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t putwchar(wchar_t c);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#ungetwc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t ungetwc(wint_t c, FILE *stream);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcstod関数|<syntaxhighlight lang=c inline>double wcstod(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcstof関数|<syntaxhighlight lang=c inline>float wcstof(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcstold関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long double wcstold(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcstol関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long int wcstol(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcstoll関数|<syntaxhighlight lang=c inline>long long int wcstoll(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcstoul関数|<syntaxhighlight lang=c inline>unsigned long int wcstoul(const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcstoull関数|<syntaxhighlight lang=c inline>unsigned long long int wcstoull( const wchar_t * restrict nptr,wchar_t ** restrict endptr, int base);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcscmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wcscmp(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcscoll関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wcscoll(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsncmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wcsncmp(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2,size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsxfrm関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcsxfrm(wchar_t * restrict s1,const wchar_t * restrict s2, size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wmemcmp関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wmemcmp(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2,size_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcscspn関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcscspn(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsspn関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcsspn(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcslen関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcslen(const wchar_t *s);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsftime関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcsftime(wchar_t * restrict s, size_t maxsize, const wchar_t * restrict format,const struct tm * restrict timeptr);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#btowc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t btowc(int c);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wctob関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wctob(wint_t c);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#mbsinit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int mbsinit(const mbstate_t *ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#mbrlen関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t mbrlen(const char * restrict s, size_t n,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#mbrtowc関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t mbrtowc(wchar_t * restrict pwc, const char * restrict s, size_t n,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcrtomb関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcrtomb(char * restrict s, wchar_t wc,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#mbsrtowcs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t mbsrtowcs(wchar_t * restrict dst, const char ** restrict src, size_t len,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsrtombs関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcsrtombs(char * restrict dst, const wchar_t ** restrict src, size_t len,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#fwprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fwprintf_s(FILE * restrict stream,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#fwscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int fwscanf_s(FILE * restrict stream,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#snwprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int snwprintf_s(wchar_t * restrict s, rsize_t n,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#swprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int swprintf_s(wchar_t * restrict s, rsize_t n,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#swscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int swscanf_s(const wchar_t * restrict s,const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vfwprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfwprintf_s(FILE * restrict stream, const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vfwscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vfwscanf_s(FILE * restrict stream,const wchar_t * restrict format, va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vsnwprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vsnwprintf_s(wchar_t * restrict s, rsize_t n, const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vswprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vswprintf_s(wchar_t * restrict s, rsize_t n, const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vswscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vswscanf_s(const wchar_t * restrict s, const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vwprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vwprintf_s(const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#vwscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int vwscanf_s(const wchar_t * restrict format,va_list arg);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wprintf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wprintf_s(const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wscanf_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int wscanf_s(const wchar_t * restrict format, ...);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcscpy_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wcscpy_s(wchar_t * restrict s1, rsize_t s1max,const wchar_t * restrict s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsncpy_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wcsncpy_s(wchar_t * restrict s1, rsize_t s1max, const wchar_t * restrict s2,rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wmemcpy_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wmemcpy_s(wchar_t * restrict s1, rsize_t s1max, const wchar_t * restrict s2,rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wmemmove_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wmemmove_s(wchar_t *s1, rsize_t s1max,const wchar_t *s2, rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcscat_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wcscat_s(wchar_t * restrict s1, rsize_t s1max,const wchar_t * restrict s2);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsncat_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wcsncat_s(wchar_t * restrict s1, rsize_t s1max, const wchar_t * restrict s2,rsize_t n);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsnlen_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>size_t wcsnlen_s(const wchar_t *s, size_t maxsize);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcrtomb_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wcrtomb_s(size_t * restrict retval, char * restrict s, rsize_t smax,wchar_t wc, mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#mbsrtowcs_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t mbsrtowcs_s(size_t * restrict retval, wchar_t * restrict dst, rsize_t dstmax, const char ** restrict src, rsize_t len,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
: [[/wchar.h#wcsrtombs_s関数|<syntaxhighlight lang=c inline>errno_t wcsrtombs_s(size_t * restrict retval, char * restrict dst, rsize_t dstmax, const wchar_t ** restrict src, rsize_t len,mbstate_t * restrict ps);</syntaxhighlight>]]
==== wctype.h ====
; Wide character classification and mapping utilities <wctype.h>
: [[/wctype.h#iswalnum関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswalnum(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswalpha関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswalpha(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswblank関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswblank(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswcntrl関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswcntrl(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswdigit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswdigit(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswgraph関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswgraph(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswlower関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswlower(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswprint関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswprint(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswpunct関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswpunct(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswspace関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswspace(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswupper関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswupper(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswxdigit関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswxdigit(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#iswctype関数|<syntaxhighlight lang=c inline>int iswctype(wint_t wc, wctype_t desc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#wctype関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wctype_t wctype(const char *property);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#towlower関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t towlower(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#towupper関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t towupper(wint_t wc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#towctrans関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wint_t towctrans(wint_t wc, wctrans_t desc);</syntaxhighlight>]]
: [[/wctype.h#wctrans関数|<syntaxhighlight lang=c inline>wctrans_t wctrans(const char *property);</syntaxhighlight>]]
== 脚註 ==
<references />
[[Category:C言語|ひようしゆんらいふらり]]
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2022-04-05T08:25:11Z
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[
"テンプレート:Nav",
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] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/C%E8%A8%80%E8%AA%9E/%E6%A8%99%E6%BA%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA
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11,667 |
C言語/おわりに
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この教科書を手に取っていただき、誠にありがとうございます。 C言語は、プログラミングの世界における重要な基礎を提供する言語の一つです。 C言語を学ぶことは、プログラミングの基本的な概念や技術を理解し、さまざまな分野での活動に応用するための重要な第一歩です。
この教科書を通じて、C言語の基礎的な概念や構文を学んでいただきました。 変数、演算子、制御構造などの基本的な要素から、関数、ポインタ、配列などの高度な機能まで、C言語の基礎を幅広くカバーしています。 これらの知識は、プログラミングの世界でさまざまなタイプのプログラムを作成するための基盤となります。
C言語は、そのシンプルさと効率性から、多くの分野で広く利用されています。 システムプログラミング、組み込みシステム、高性能コンピューティングなど、さまざまな領域でC言語が重要な役割を果たしています。 C言語を習得することは、プログラマとしての基本的なスキルを磨くだけでなく、幅広い分野でのキャリアの可能性を拡げることにもつながります。
C言語を学んだ後は、さらに多くの学習や成長の機会が待っています。 新しいプログラミング言語の学習や、特定の分野への深化、実践的なプロジェクトへの参加など、さまざまな方向性が考えられます。読者の皆さんが自身の興味や目標に応じて、プログラミングスキルをさらに高めていくことを願っています。
C言語を学んだ後に学ぶべきものは、個々の興味や目標によって異なりますが、一般的には以下のような項目が挙げられます:
これらのトピックを学ぶことで、より幅広い視野を持ち、さまざまなプログラミングの課題に対応できるようになります。自分の興味や目標に合わせて、これらの領域に深く学び進んでいくことをお勧めします。
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"text": "この教科書を通じて、C言語の基礎的な概念や構文を学んでいただきました。 変数、演算子、制御構造などの基本的な要素から、関数、ポインタ、配列などの高度な機能まで、C言語の基礎を幅広くカバーしています。 これらの知識は、プログラミングの世界でさまざまなタイプのプログラムを作成するための基盤となります。",
"title": "C言語の基礎の振り返り"
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"text": "C言語は、そのシンプルさと効率性から、多くの分野で広く利用されています。 システムプログラミング、組み込みシステム、高性能コンピューティングなど、さまざまな領域でC言語が重要な役割を果たしています。 C言語を習得することは、プログラマとしての基本的なスキルを磨くだけでなく、幅広い分野でのキャリアの可能性を拡げることにもつながります。",
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"text": "C言語を学んだ後は、さらに多くの学習や成長の機会が待っています。 新しいプログラミング言語の学習や、特定の分野への深化、実践的なプロジェクトへの参加など、さまざまな方向性が考えられます。読者の皆さんが自身の興味や目標に応じて、プログラミングスキルをさらに高めていくことを願っています。",
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この教科書を手に取っていただき、誠にありがとうございます。
C言語は、プログラミングの世界における重要な基礎を提供する言語の一つです。
C言語を学ぶことは、プログラミングの基本的な概念や技術を理解し、さまざまな分野での活動に応用するための重要な第一歩です。
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この教科書を手に取っていただき、誠にありがとうございます。
C言語は、プログラミングの世界における重要な基礎を提供する言語の一つです。
C言語を学ぶことは、プログラミングの基本的な概念や技術を理解し、さまざまな分野での活動に応用するための重要な第一歩です。
== C言語の基礎の振り返り ==
この教科書を通じて、C言語の基礎的な概念や構文を学んでいただきました。
変数、演算子、制御構造などの基本的な要素から、関数、ポインタ、配列などの高度な機能まで、C言語の基礎を幅広くカバーしています。
これらの知識は、プログラミングの世界でさまざまなタイプのプログラムを作成するための基盤となります。
== C言語の重要性と応用 ==
C言語は、そのシンプルさと効率性から、多くの分野で広く利用されています。
システムプログラミング、組み込みシステム、高性能コンピューティングなど、さまざまな領域でC言語が重要な役割を果たしています。
C言語を習得することは、プログラマとしての基本的なスキルを磨くだけでなく、幅広い分野でのキャリアの可能性を拡げることにもつながります。
== C言語を学んだ後の方向性 ==
C言語を学んだ後は、さらに多くの学習や成長の機会が待っています。
新しいプログラミング言語の学習や、特定の分野への深化、実践的なプロジェクトへの参加など、さまざまな方向性が考えられます。読者の皆さんが自身の興味や目標に応じて、プログラミングスキルをさらに高めていくことを願っています。
C言語を学んだ後に学ぶべきものは、個々の興味や目標によって異なりますが、一般的には以下のような項目が挙げられます:
# '''データ構造とアルゴリズム:''' データ構造やアルゴリズムの理解は、プログラミングにおいて非常に重要です。リスト、スタック、キュー、木構造、グラフなどの基本的なデータ構造や、ソートアルゴリズム、探索アルゴリズムなどの基本的なアルゴリズムを学ぶことが重要です。
# '''プログラミング言語の拡張:''' C言語の基礎を身につけたら、他のプログラミング言語の学習を検討してみましょう。例えば、PythonやJavaなどの高水準言語は、C言語とは異なるアプローチや機能を提供しています。
# '''オブジェクト指向プログラミング(OOP):''' オブジェクト指向プログラミングは、ソフトウェア開発における重要なパラダイムの一つです。クラス、オブジェクト、継承、ポリモーフィズムなどの概念を理解し、C++やJavaなどのオブジェクト指向言語を学ぶことが役立ちます。
# '''システムプログラミング:''' C言語はシステムプログラミングにも利用されることが多いため、UNIXやLinuxなどのシステムプログラミングの基礎を学ぶことも重要です。システムコールやファイル入出力、プロセス管理などのトピックを理解することで、より低レベルでのプログラミングが可能となります。
# '''プロジェクト管理とチームワーク:''' 単独でのプログラミングだけでなく、実際のプロジェクトでのチームワークやプロジェクト管理のスキルも重要です。バージョン管理システム(Gitなど)やコラボレーションツール(GitHubなど)の使い方を学ぶことで、効果的なチーム作業が可能となります。
# '''データベースとSQL:''' データベースは、多くのアプリケーションで重要な役割を果たしています。SQL(Structured Query Language)を学ぶことで、データベースの基本的な操作やクエリの作成方法を理解し、データの効率的な管理や取得ができるようになります。
# '''Web開発:''' インターネットの普及により、Web開発の需要が高まっています。HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術や、サーバーサイドの言語(例えば、PHP、Node.js、Rubyなど)を学ぶことで、動的なWebアプリケーションの開発が可能となります。
# '''ソフトウェア開発のベストプラクティス:''' ソフトウェア開発におけるベストプラクティスを学ぶことも重要です。テスト駆動開発(TDD)、アジャイル開発、リファクタリングなどの技術や手法を理解し、より効率的で品質の高いコードを書けるようになります。
# '''インターネットセキュリティ:''' インターネットの利用が普及するにつれて、セキュリティの重要性もますます高まっています。ネットワークセキュリティやウェブアプリケーションのセキュリティに関する知識を身につけることで、安全なソフトウェアの開発や運用が可能となります。
# '''コンピュータサイエンスの基礎:''' データ構造やアルゴリズム、コンピュータアーキテクチャ、オペレーティングシステムなど、コンピュータサイエンスの基礎的な知識を学ぶことも重要です。これらの知識は、プログラミング能力を向上させるだけでなく、コンピュータシステム全体を理解する上でも役立ちます。
これらのトピックを学ぶことで、より幅広い視野を持ち、さまざまなプログラミングの課題に対応できるようになります。自分の興味や目標に合わせて、これらの領域に深く学び進んでいくことをお勧めします。
[[Category:C言語|おわりに]]
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2009-10-18T03:06:20Z
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2024-02-07T02:21:40Z
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"テンプレート:Nav"
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https://ja.wikibooks.org/wiki/C%E8%A8%80%E8%AA%9E/%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AB
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C言語/関数
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C言語のプログラムは全て1つ以上の「関数」(かんすう)と呼ばれる処理のまとまりから構成されます。
関数を用いて、いくつかの文をまとめることができます。「main関数」も関数であり、「printf」や「scanf」なども関数であるが、それとは別に、ユーザーがいくつかの処理をまとめて「関数」として定義できます。
C言語の「関数」は、他のプログラム言語でいう「サブルーチン」のような性質がある(値を返すことができるかが関数とサブルルーチンの大きな違いです。)。
ユーザーが自分で定義する関数について、記法の例を表します。
上記コードの「function」の部分が、その関数の名前であり、プログラマーが英数字と _ なら自由に関数に名前をつけられます(ただし「if」などのキーワードや「printf」などのライブラリ関数名は使用できません)。「function」でなくても「myFunc」などでも構いません。
以下、特にことわらないかぎり、ユーザーが定義した関数を、単に「関数」と省略する。main関数やprintfなども「関数」と省略する場合がありますが、ユーザーが定義したこと以外に違いはありません。
関数を呼び出す際、関数の 呼び出し元(仮に「親」と呼ぼう) から 呼び出し先関数(仮に「子」と呼ぼう)へ情報を渡すことができ、この渡された情報のことを仮引数(かりひきすう、parameter)、渡した情報のことを実引数(じつひきすう、argument)と呼びます。
関数の定義の記述は次のようになっている。
関数名とはその関数を他の関数と区別するために付ける名前のことで、関数名に使えるのは半角英数、「_(下線)」である。ただし、先頭は非数字でなければならない。 多バイト文字を使用できるかは言語処理系によります。 関数は他の関数の中で呼び出すことができます。
また、引数は省略できる場合があります。
:
のように関数を記述する場合もある。
定義した関数を呼び出す際の記述は、たとえば次のように行う。
関数の定義側で書かれた引数のことを仮引数(かりひきすう、parameter)という。
いっぽう、関数の呼び出し側で書かれた引数のことを実引数(じつひきすう、argument)という。
複数の仮引数を持つ場合、「,(コンマ)」で区切る。仮引数を持たない場合 void を書きます。
任意個数の実引数について、実引数を持たない場合は何も書かきません。 複数の実引数を持つ場合、「,(コンマ)」で区切る。
また、関数の呼び出し先から呼び出し元へ情報を渡すこともでき、この情報を返却値と呼びます。 返却値のデータ型で返却値の有無や種類を決定すします。 任意個数の仮引数で仮引数の数や種類を決定すします。
この例では、myFunc関数の実引数である1,2が、myFunc関数の仮引数であるa,bにコピーされ、a+bがmyFunc関数の返却値として返され、その値がrに代入されます。
関数を呼び出すとき、 引数と戻り番地(リターンアドレス)がスタックに格納されます。 また、返却値がレジスタや予め呼び出し側の関数が用意した領域に格納されます。
この例では自作のHelloWorld関数を使って文字列を表示しています。 このHelloWorld関数は引数と返却値をもたない関数である。 このプログラムでは、 まずmain関数が呼ばれ、 次にmain関数内のHelloWorld関数を呼ぶ文が実行されることでHelloWorld関数が呼ばれ、 HelloWorld関数内のprintf関数を呼ぶ文が実行されることでprintf関数が呼ばれる。 そしてprintf関数が終了してHelloWorld関数に戻り、 HelloWorld関数が終了してmain関数に戻り、 main関数が終了してプログラムが終了する。
この例では関数を自作したメリットはないが、 同じ処理がソースコードのあちこちに出てくる場合などは、 その同じ処理を自作の関数にまとめるとメリットがあります。
この例では、自作のcalc関数を用いて、円の半径から円の面積を計算しています。 このcalc関数は引数と返却値をもつ関数である。 「calc関数の呼び出し」のところのradiusを実引数と呼びます。 「calc関数の定義」のところのradiusを仮引数と呼びます。 このプログラムでは、 「calc関数の呼び出し」で、まずmain関数のradiusが実引数としてcalc関数に渡され、 その値がcalc関数の仮引数のradiusにコピーされ、 それから、計算結果が返却値として返され、 その値が変数areaに代入されている。
関数による通常の返却値の方法では、1つの値しか、呼び出し元関数に値を送れない
しかし、特殊な方法を使うことにより、呼び出しもとの関数に、複数の値を送ることができます。
下記に述べるように、少なくとも以下の3つの方法があります。
C言語の関数のような「関数スコープの変数」のシステムは、他のプログラム言語(BASICなど)の「サブルーチン」には無いシステムです。BASICのプログラム言語に、C言語でいう「ポインタ」システムが無いのは、そもそも関数スコープの変数のシステムがBASICには無いからです。
このC言語の「関数スコープの変数」システムこそが、C言語の「関数」システムの真骨頂(しんこっちょう)なのです。
構造化以前のBASICでサブルーチンを呼び出しても、ルーチン内で使用する変数に呼び出し前の変数とは別アドレスは与えられませんし、そもそもサブルーチン呼び出し時に「引数」のコピーをしませんし、そもそもサブルーチン呼び出しに「引数」は不要ですし、そもそも「引数」のような概念じたいBASICのサブルーチンの仕様には無いのです。
BASICでのサブルーチンの呼び出しは、単に「GOSUB 100」の形式で100行目に処理を移し、RETURNで呼び出した行の次の行(GOSUBの次の行)から処理を続行します。
このように、C言語の(ユーザーが自分で定義する)「関数」は、かなり特殊なシステムである。
のようになる。
このように、static宣言された変数(上の例ではc)は、その関数が終わっても、数値が保存されます。
また、初期化がされる(cに0が代入される)のは、最初に呼び出された1回だけである。
static(静的)はdynamic(動的)との対比からです。ローカル変数はスタック上に一時的に記憶領域が確保され、関数を抜ける度にスコープを抜けます。 これに対して、static 変数は、プログラムが開始され終了するまでの期間に渡って同じ領域(同じアドレス)を持ち、これはグローバル変数と同じ特徴ですが、関数内で static 宣言された変数は、関数の外から参照できません。
すべての関数ブロックの外の、コード前半部の部分(グローバル領域)で、変数宣言をすると、その変数は、すべての関数からアクセスできます。
グローバル変数には、かつての errno の様に有用な用途もありますが、プログラムのどこからも参照や変更ができるので、goto文と同程度に有害です。 C11からは、errno はマクロになりました。
C言語では通常、変数をある関数ブロックの内部で宣言した際、その変数は、その関数を抜けると参照できなくなります。 ある関数でしか通用しない変数を関数スコープの変数と呼びます。 これに対して、関数外で宣言した変数をグローバルスコープな変数と呼びプログラム中どこからでも参照できます。
関数スコープな変数は、関数ブロックを抜けると参照できなくなります。 そして、再度関数を呼び出したときには、以前の同名の変数の値は引き継ぎません。
用途によっては、この性質は好ましくなくグローバルスコープの変数の様にプログラムが実行中は値が永続してほしいことがあります。
そこで、関数スコープな変数の値を永続化する「記憶域クラス指定子static」があり、変数宣言に前置します。前の値は保存されていない。
変数(などの識別子)の通用範囲のことをスコープと呼びます。 スコープは関数の本体を示す { から } までが代表的ですが、ブロック({ から } まで)もブロックスコープでブロック内で宣言された変数は、ブロックを抜けると参照できなくなります。 また、for文の第一項で宣言された変数のスコープは(たとえ { } で囲まれていなくても)もfor文がスコープになります。
main関数から呼び出される別の関数は、main関数よりも前で、存在が宣言されていなければならない。
そのため、main関数以外の関数は、main関数よりも前で、宣言されていなければならない。
しかし、main関数から呼び出される関数は、mainよりも前で宣言さえされていれば、たとえ具体的な定義内容がmain関数のあとで書かれていても、その関数をmain関数から呼び出して使用できます。そのため、以下のように、main関数から呼び出される関数の存在の宣言だけを先に行うという記法が許されており、この記法では、呼び出し先の関数の具体的な定義内容はmain関数のあとで定義する事が許されている。
このような関数の宣言方法のことを「関数のプロトタイプ宣言」などという。
(関数のプロトタイプ宣言の例)
関数原型(関数プロトタイプ)とは、関数の宣言である。 ある関数が使われる前に、その関数名、引数、返却値を示し、その関数が使えるようにする。 関数原型を使うと、引数の個数とデータ型がチェックされます。
関数原型を使わなくても、関数が使われる前に、その関数の定義を書くことで、その関数を使うことができます。 だが、ソースコードが大規模になるとそれも難しくなる。 また、関数原型を使わず、関数が使われる前にその関数の定義を書かなかった場合、返却値は暗黙のうちint型とされ引数のデータ型もチェックされません(C11 では、関数宣言において型指定子を必須とし、暗黙的な型指定を禁じています)。
関数原型の記述は次のようになっている。
引数のリストの記述は次のようになっている。
引数のリストには、引数がない場合はvoidのみを書く。 複数の引数がある場合、コンマで区切る。
関数原型の引数の有効範囲は、関数宣言子の最後で終了する(関数原型有効範囲)。
上述したとおり。
ポインタを使う方法である。しかし、ポインタを使えば、2つ以上の数値を操作する事ができるので、ポインタを使って、親(呼び出し元)関数の複数の値を操作する事ができるので、それを「複数の返却値である」と解釈する事もできる
このような事を、「ポインタによる参照渡しの引数を、返却値として用いる」などと言ったりするが、要するにポインタを使って親(呼び出し元)の変数の値を操作するというだけの事であり、あまり深い意味はない。
別の方法として、返却値のデータ型に構造体を使って、 その構造体で複数の返却値を表現する方法もある。
しかし、関数の返却値は、エラー判別などに利用される場合も多いので(関数によって「エラーなら返却値に 0 以外を返却する」などの仕様のある場合も多い)、よって上述の手法は、あまりオススメできません。
なお、strcpyは、文字列をコピーするための関数。strcpyを使うには、string.hのインクルードが必要である。
aとbとの値を入れ替えるswap関数を考える。下記コードは誤った例である。
この例は意図通りに動作しない。結果は
と表示され、なにも交換されていない。
こう失敗する原因は、呼び出され側のswap()の引数で用いられている値を格納する変数(上記コード例の swap(int a,int b) のaおよびb )によって、グローバル変数の a ,b が隠されてしまっているからである。 たとえグローバル領域で「a」「b」と同名の変数があっても、swap関数内では同名なだけの別変数としての仮引数「a」「b」が新たに関数swap内では用意されてしまう。
ユーザ定義関数内で変数の値を交換させるためには、一例として、下記のようにポインタを使ってmain関数の変数a,bを書き換える方法があります。
この例は意図通りに動作する。
と表示されます。
ポインタを使うと成功する理由は、main関数の関数スコープの変数のアドレスが仮引数にコピーされたため、swap関数がmain関数の関数スコープの変数a,bにアクセスできているからである(ポインタを介したswap関数内のa,bはもはや関数スコープの変数だけでなくグローバル変数にもアクセスできる)。
ユーザ定義関数を何も書かずに全てmain関数に書く方法を使えば、ポインタを使わずとも交換できます。
標準C言語では考える必要は無いが、別のプログラム言語だと、言語によってはポインタが標準設定では使用禁止されていたり(たとえばC#がそうである)、そもそもポインタに相当する機能の無い言語も考えられる。そのような場合でも、下記コードのようなアルゴリズムで、変数の交換は可能である。
この処理を、マクロを使って一般化すると
※ 一度も反復しないdo { ... } while(0)は、変数__temp のスコープを切るため。
関数の引数として配列を渡すには、配列変数名を引数とする(配列変数名は配列の先頭要素へのポインタ)。
複合文( Compound statement )は、ブロックとも呼ばれ、宣言や文を1つの構文単位にまとめたものです。自動保存期間を持つオブジェクトの初期化子や、ブロックスコープを持つ通常の識別子の可変長配列宣言子は、宣言が実行順に到達するたびに、あたかも文のように評価されてオブジェクトに値が格納され(初期化子のないオブジェクトに不確定な値が格納されることも含む)、各宣言内では宣言子が現れる順に評価されます。
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},
{
"paragraph_id": 40,
"tag": "p",
"text": "すべての関数ブロックの外の、コード前半部の部分(グローバル領域)で、変数宣言をすると、その変数は、すべての関数からアクセスできます。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 41,
"tag": "p",
"text": "グローバル変数には、かつての errno の様に有用な用途もありますが、プログラムのどこからも参照や変更ができるので、goto文と同程度に有害です。 C11からは、errno はマクロになりました。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 42,
"tag": "p",
"text": "C言語では通常、変数をある関数ブロックの内部で宣言した際、その変数は、その関数を抜けると参照できなくなります。 ある関数でしか通用しない変数を関数スコープの変数と呼びます。 これに対して、関数外で宣言した変数をグローバルスコープな変数と呼びプログラム中どこからでも参照できます。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 43,
"tag": "p",
"text": "関数スコープな変数は、関数ブロックを抜けると参照できなくなります。 そして、再度関数を呼び出したときには、以前の同名の変数の値は引き継ぎません。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 44,
"tag": "p",
"text": "用途によっては、この性質は好ましくなくグローバルスコープの変数の様にプログラムが実行中は値が永続してほしいことがあります。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 45,
"tag": "p",
"text": "そこで、関数スコープな変数の値を永続化する「記憶域クラス指定子static」があり、変数宣言に前置します。前の値は保存されていない。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 46,
"tag": "p",
"text": "変数(などの識別子)の通用範囲のことをスコープと呼びます。 スコープは関数の本体を示す { から } までが代表的ですが、ブロック({ から } まで)もブロックスコープでブロック内で宣言された変数は、ブロックを抜けると参照できなくなります。 また、for文の第一項で宣言された変数のスコープは(たとえ { } で囲まれていなくても)もfor文がスコープになります。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 47,
"tag": "p",
"text": "main関数から呼び出される別の関数は、main関数よりも前で、存在が宣言されていなければならない。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 48,
"tag": "p",
"text": "そのため、main関数以外の関数は、main関数よりも前で、宣言されていなければならない。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 49,
"tag": "p",
"text": "しかし、main関数から呼び出される関数は、mainよりも前で宣言さえされていれば、たとえ具体的な定義内容がmain関数のあとで書かれていても、その関数をmain関数から呼び出して使用できます。そのため、以下のように、main関数から呼び出される関数の存在の宣言だけを先に行うという記法が許されており、この記法では、呼び出し先の関数の具体的な定義内容はmain関数のあとで定義する事が許されている。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 50,
"tag": "p",
"text": "このような関数の宣言方法のことを「関数のプロトタイプ宣言」などという。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 51,
"tag": "p",
"text": "(関数のプロトタイプ宣言の例)",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 52,
"tag": "p",
"text": "関数原型(関数プロトタイプ)とは、関数の宣言である。 ある関数が使われる前に、その関数名、引数、返却値を示し、その関数が使えるようにする。 関数原型を使うと、引数の個数とデータ型がチェックされます。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 53,
"tag": "p",
"text": "関数原型を使わなくても、関数が使われる前に、その関数の定義を書くことで、その関数を使うことができます。 だが、ソースコードが大規模になるとそれも難しくなる。 また、関数原型を使わず、関数が使われる前にその関数の定義を書かなかった場合、返却値は暗黙のうちint型とされ引数のデータ型もチェックされません(C11 では、関数宣言において型指定子を必須とし、暗黙的な型指定を禁じています)。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 54,
"tag": "p",
"text": "関数原型の記述は次のようになっている。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 55,
"tag": "p",
"text": "引数のリストの記述は次のようになっている。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 56,
"tag": "p",
"text": "引数のリストには、引数がない場合はvoidのみを書く。 複数の引数がある場合、コンマで区切る。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 57,
"tag": "p",
"text": "関数原型の引数の有効範囲は、関数宣言子の最後で終了する(関数原型有効範囲)。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 58,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 59,
"tag": "p",
"text": "上述したとおり。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 60,
"tag": "p",
"text": "ポインタを使う方法である。しかし、ポインタを使えば、2つ以上の数値を操作する事ができるので、ポインタを使って、親(呼び出し元)関数の複数の値を操作する事ができるので、それを「複数の返却値である」と解釈する事もできる",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 61,
"tag": "p",
"text": "このような事を、「ポインタによる参照渡しの引数を、返却値として用いる」などと言ったりするが、要するにポインタを使って親(呼び出し元)の変数の値を操作するというだけの事であり、あまり深い意味はない。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 62,
"tag": "p",
"text": "別の方法として、返却値のデータ型に構造体を使って、 その構造体で複数の返却値を表現する方法もある。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 63,
"tag": "p",
"text": "しかし、関数の返却値は、エラー判別などに利用される場合も多いので(関数によって「エラーなら返却値に 0 以外を返却する」などの仕様のある場合も多い)、よって上述の手法は、あまりオススメできません。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 64,
"tag": "p",
"text": "なお、strcpyは、文字列をコピーするための関数。strcpyを使うには、string.hのインクルードが必要である。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 65,
"tag": "p",
"text": "aとbとの値を入れ替えるswap関数を考える。下記コードは誤った例である。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 66,
"tag": "p",
"text": "この例は意図通りに動作しない。結果は",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 67,
"tag": "p",
"text": "と表示され、なにも交換されていない。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 68,
"tag": "p",
"text": "こう失敗する原因は、呼び出され側のswap()の引数で用いられている値を格納する変数(上記コード例の swap(int a,int b) のaおよびb )によって、グローバル変数の a ,b が隠されてしまっているからである。 たとえグローバル領域で「a」「b」と同名の変数があっても、swap関数内では同名なだけの別変数としての仮引数「a」「b」が新たに関数swap内では用意されてしまう。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 69,
"tag": "p",
"text": "ユーザ定義関数内で変数の値を交換させるためには、一例として、下記のようにポインタを使ってmain関数の変数a,bを書き換える方法があります。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 70,
"tag": "p",
"text": "この例は意図通りに動作する。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 71,
"tag": "p",
"text": "と表示されます。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 72,
"tag": "p",
"text": "ポインタを使うと成功する理由は、main関数の関数スコープの変数のアドレスが仮引数にコピーされたため、swap関数がmain関数の関数スコープの変数a,bにアクセスできているからである(ポインタを介したswap関数内のa,bはもはや関数スコープの変数だけでなくグローバル変数にもアクセスできる)。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 73,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 74,
"tag": "p",
"text": "ユーザ定義関数を何も書かずに全てmain関数に書く方法を使えば、ポインタを使わずとも交換できます。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 75,
"tag": "p",
"text": "標準C言語では考える必要は無いが、別のプログラム言語だと、言語によってはポインタが標準設定では使用禁止されていたり(たとえばC#がそうである)、そもそもポインタに相当する機能の無い言語も考えられる。そのような場合でも、下記コードのようなアルゴリズムで、変数の交換は可能である。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 76,
"tag": "p",
"text": "この処理を、マクロを使って一般化すると",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 77,
"tag": "p",
"text": "※ 一度も反復しないdo { ... } while(0)は、変数__temp のスコープを切るため。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 78,
"tag": "p",
"text": "関数の引数として配列を渡すには、配列変数名を引数とする(配列変数名は配列の先頭要素へのポインタ)。",
"title": "static 変数とポインタの必要性"
},
{
"paragraph_id": 79,
"tag": "p",
"text": "複合文( Compound statement )は、ブロックとも呼ばれ、宣言や文を1つの構文単位にまとめたものです。自動保存期間を持つオブジェクトの初期化子や、ブロックスコープを持つ通常の識別子の可変長配列宣言子は、宣言が実行順に到達するたびに、あたかも文のように評価されてオブジェクトに値が格納され(初期化子のないオブジェクトに不確定な値が格納されることも含む)、各宣言内では宣言子が現れる順に評価されます。",
"title": "ブロックスコープ"
}
] | null |
{{Nav}}
== 関数の基本 ==
C言語のプログラムは全て1つ以上の「関数」(かんすう)と呼ばれる処理のまとまりから構成されます。
関数を用いて、いくつかの文をまとめることができます。「main関数」も関数であり、「printf」や「scanf」なども関数であるが、それとは別に、ユーザーがいくつかの処理をまとめて「関数」として定義できます。
C言語の「関数」は、他のプログラム言語でいう「サブルーチン」のような性質がある(値を返すことができるかが関数とサブルルーチンの大きな違いです。)。
数学でいう「関数」とは意味が違うので、混同しないでください。
{{コラム|Visual Studio で、デバッグ セッションの終了時にコンソールが閉じてしまう場合|
Visual Studio で、デバッグ セッションの終了時にコンソールが閉じてしまう場合は、
: [ツール] -> [オプション] -> [デバッグ] -> [デバッグの停止時に自動的にコンソールを閉じる]
を無効にします。
}}
=== 関数の定義 ===
ユーザーが自分で定義する関数について、記法の例を表します。
; 例 2つの整数を引数にとりその和を返却する関数
: <syntaxhighlight lang="C">
int function(int a, int b)
{
return a + b;
}
</syntaxhighlight>
上記コードの「function」の部分が、その関数の名前であり、プログラマーが英数字と _ なら自由に関数に名前をつけられます(ただし「if」などのキーワードや「printf」などのライブラリ関数名は使用できません)。「function」でなくても「myFunc」などでも構いません。
以下、特にことわらないかぎり、ユーザーが定義した関数を、単に「関数」と省略する。main関数やprintfなども「関数」と省略する場合がありますが、ユーザーが定義したこと以外に違いはありません。
関数を呼び出す際、関数の 呼び出し元(仮に「親」と呼ぼう) から 呼び出し先関数(仮に「子」と呼ぼう)へ情報を渡すことができ、この渡された情報のことを'''仮引数'''(かりひきすう、''parameter'')、渡した情報のことを'''実引数'''(じつひきすう、''argument'')と呼びます。
関数の定義の記述は次のようになっている。
; 形式
: <syntaxhighlight lang="C">
返却値のデータ型 関数名 ( 引数リスト )
{
/*いくつかの文*/
}
</syntaxhighlight>
関数名とはその関数を他の関数と区別するために付ける名前のことで、関数名に使えるのは半角英数、「_(下線)」である。ただし、先頭は非数字でなければならない。
多バイト文字を使用できるかは言語処理系によります。
関数は他の関数の中で呼び出すことができます。
また、引数は省略できる場合があります。
:<syntaxhighlight lang="C">
返却値のデータ型 関数名()
{
/*いくつかの文*/
}
</syntaxhighlight>
のように関数を記述する場合もある<ref>引数の省略はC23で廃止予定で、voidを明示する必要があります。</ref>。
=== 関数の呼び出し ===
定義した関数を呼び出す際の記述は、たとえば次のように行う。
<syntaxhighlight lang="C">
//例 上の例の関数を呼び出す
int myFunc(int a, int b)
{
return a + b;
}
int main(void){
int r;
r = myFunc(1, 2);//rには1と2との和である3が代入されます。
}
</syntaxhighlight>
関数の定義側で書かれた引数のことを'''仮引数'''(かりひきすう、''parameter'')という。
いっぽう、関数の呼び出し側で書かれた引数のことを'''実引数'''(じつひきすう、''argument'')という。
----
複数の仮引数を持つ場合、「,(コンマ)」で区切る。仮引数を持たない場合 void を書きます。
; 仮引数
: <syntaxhighlight lang="C">
仮引数のデータ型 仮引数名
</syntaxhighlight>
----
任意個数の実引数について、実引数を持たない場合は何も書かきません。
複数の実引数を持つ場合、「,(コンマ)」で区切る。
; 実引数
: <syntaxhighlight lang="C">
関数名(任意個数の実引数);
</syntaxhighlight>
----
また、関数の呼び出し先から呼び出し元へ情報を渡すこともでき、この情報を返却値と呼びます。
返却値のデータ型で返却値の有無や種類を決定すします。
任意個数の仮引数で仮引数の数や種類を決定すします。
----
この例では、myFunc関数の実引数である1,2が、myFunc関数の仮引数であるa,bにコピーされ、a+bがmyFunc関数の返却値として返され、その値がrに代入されます。
関数を呼び出すとき、
引数と戻り番地(リターンアドレス)がスタックに格納されます<ref>ARMアーキテクチャの様にリンクレジスタに戻り番地を記憶するアーキテクチャもあります。</ref>。
また、返却値がレジスタや予め呼び出し側の関数が用意した領域に格納されます<ref>引数・返却値・戻り番地をどの様に渡したり返したりするかはアーキテクチャごとに異なり、ABI(application binary interface)で定められています。</ref>。
== 引数と返却値 ==
=== 引数と返却値をもたない関数 ===
<syntaxhighlight lang="C">
//例 引数と返却値をもたない関数
#include <stdio.h>
void HelloWorld()
{
printf("Hello, World!\n");
}
int main(void)
{
HelloWorld();
}
</syntaxhighlight>
この例では自作のHelloWorld関数を使って文字列を表示しています。
このHelloWorld関数は引数と返却値をもたない関数である。
このプログラムでは、
まずmain関数が呼ばれ、
次にmain関数内のHelloWorld関数を呼ぶ文が実行されることでHelloWorld関数が呼ばれ、
HelloWorld関数内のprintf関数を呼ぶ文が実行されることでprintf関数が呼ばれる。
そしてprintf関数が終了してHelloWorld関数に戻り、
HelloWorld関数が終了してmain関数に戻り、
main関数が終了してプログラムが終了する。
この例では関数を自作したメリットはないが、
同じ処理がソースコードのあちこちに出てくる場合などは、
その同じ処理を自作の関数にまとめるとメリットがあります。
=== 引数と返却値をもつ関数 ===
<syntaxhighlight lang="C">
//例 引数と返却値をもつ関数
#include <stdio.h>
double calc(double radius)//「calc関数の定義」
{
return 3.14*radius*radius;
}
int main(void)
{
double radius, area;
printf("円の半径を入力してください。:");
scanf("%lf", &radius);
area=calc(radius);//「calc関数の呼び出し」
printf("円の面積は%fです。\n",area);
}
</syntaxhighlight>
この例では、自作のcalc関数を用いて、円の半径から円の面積を計算しています。
このcalc関数は引数と返却値をもつ関数である。
「calc関数の呼び出し」のところのradiusを実引数と呼びます。
「calc関数の定義」のところのradiusを仮引数と呼びます。
このプログラムでは、
「calc関数の呼び出し」で、まずmain関数のradiusが実引数としてcalc関数に渡され、
その値がcalc関数の仮引数のradiusにコピーされ、
それから、計算結果が返却値として返され、
その値が変数areaに代入されている。
=== 関数に複数の返却値を持たせる方法 ===
関数による通常の返却値の方法では、1つの値しか、呼び出し元関数に値を送れない
しかし、特殊な方法を使うことにより、呼び出しもとの関数に、複数の値を送ることができます。
下記に述べるように、少なくとも以下の3つの方法があります。
=== 「サブルーチン」との違い ===
C言語の関数のような「関数スコープの変数」のシステムは、他のプログラム言語(BASICなど)の「サブルーチン」には無いシステムです<ref name=full-basic>Full BASIC(ISO/IEC 10279)などの構造化BASICではサブルーチンや関数のなかでローカル変数を使用できます。</ref>。BASICのプログラム言語に、C言語でいう「ポインタ」システムが無いのは、そもそも関数スコープの変数のシステムがBASICには無いからです。
このC言語の「関数スコープの変数」システムこそが、C言語の「関数」システムの真骨頂(しんこっちょう)なのです。
構造化以前のBASICでサブルーチンを呼び出しても、ルーチン内で使用する変数に呼び出し前の変数とは別アドレスは与えられませんし、そもそもサブルーチン呼び出し時に「引数」のコピーをしませんし、そもそもサブルーチン呼び出しに「引数」は不要ですし、そもそも「引数」のような概念じたいBASICのサブルーチンの仕様には無いのです<ref name=full-basic/>。
BASICでのサブルーチンの呼び出しは、単に「GOSUB 100」の形式で100行目に処理を移し、RETURNで呼び出した行の次の行(GOSUBの次の行)から処理を続行します。
== static 変数とポインタの必要性 ==
このように、C言語の(ユーザーが自分で定義する)「関数」は、かなり特殊なシステムである。
<syntaxhighlight lang="C">
// static変数の使用例(コンパイルできる)
#include <stdio.h>
void func(void) {
int b = 0;
static int c = 0;
b = b + 1;
c = c + 1;
printf("b = %d ,c = %d \n\n", b, c);
}
int main(void) {
func();
func();
}
</syntaxhighlight>
;実行結果
b = 1 ,c = 1
b = 1 ,c = 2
のようになる。
このように、static宣言された変数(上の例ではc)は、その関数が終わっても、数値が保存されます。
また、初期化がされる(cに0が代入される)のは、最初に呼び出された1回だけである。
static(静的)はdynamic(動的)との対比からです。ローカル変数はスタック上に一時的に記憶領域が確保され、関数を抜ける度にスコープを抜けます。
これに対して、static 変数は、プログラムが開始され終了するまでの期間に渡って同じ領域(同じアドレス)を持ち、これはグローバル変数と同じ特徴ですが、関数内で static 宣言された変数は、関数の外から参照できません。
すべての関数ブロックの外の、コード前半部の部分(グローバル領域)で、変数宣言をすると、その変数は、すべての関数からアクセスできます。
グローバル変数には、かつての errno の様に有用な用途もありますが、プログラムのどこからも参照や変更ができるので、goto文と同程度に有害です。
C11からは、errno はマクロになりました。
=== 変数とスコープ ===
<syntaxhighlight lang="C">
int g; // gはグローバルスコープの変数
int main(void)
{
int l; // lはmain関数の関数スコープな変数
}
</syntaxhighlight>
C言語では通常、変数をある関数ブロックの内部で宣言した際、その変数は、その関数を抜けると参照できなくなります。
ある関数でしか通用しない変数を'''関数スコープの変数'''と呼びます。
これに対して、関数外で宣言した変数をグローバルスコープな変数と呼びプログラム中どこからでも参照できます。
関数スコープな変数は、関数ブロックを抜けると参照できなくなります。
そして、再度関数を呼び出したときには、以前の同名の変数の値は引き継ぎません。
用途によっては、この性質は好ましくなくグローバルスコープの変数の様にプログラムが実行中は値が永続してほしいことがあります。
そこで、関数スコープな変数の値を永続化する「記憶域クラス指定子static」があり、変数宣言に前置します。前の値は保存されていない。
; スコープ
変数(などの識別子)の通用範囲のことをスコープと呼びます。
スコープは関数の本体を示す { から } までが代表的ですが、ブロック({ から } まで)もブロックスコープでブロック内で宣言された変数は、ブロックを抜けると参照できなくなります。
また、for文の第一項で宣言された変数のスコープは(たとえ { } で囲まれていなくても)もfor文がスコープになります。
=== 関数原型 ===
main関数から呼び出される別の関数は、main関数よりも前で、存在が宣言されていなければならない。
そのため、main関数以外の関数は、main関数よりも前で、宣言されていなければならない。
しかし、main関数から呼び出される関数は、mainよりも前で宣言さえされていれば、たとえ具体的な定義内容がmain関数のあとで書かれていても、その関数をmain関数から呼び出して使用できます。そのため、以下のように、main関数から呼び出される関数の存在の宣言だけを先に行うという記法が許されており、この記法では、呼び出し先の関数の具体的な定義内容はmain関数のあとで定義する事が許されている。
このような関数の宣言方法のことを「関数のプロトタイプ宣言」などという。
(関数のプロトタイプ宣言の例)
<syntaxhighlight lang="C">
//例 関数原型の使用例
#include <stdio.h>
double function(double a, double b);//関数原型
int main(void)
{
printf("%f", function(0.12, 3.45));
}
//2つの浮動小数点数の和を求めるfunction関数
//関数原型があるおかげで、
//関数の使用の後に関数の定義を書くことができます。
double function(double a, double b)
{
return a + b;
}
</syntaxhighlight>
関数原型(関数プロトタイプ)とは、関数の宣言である。
ある関数が使われる前に、その関数名、引数、返却値を示し、その関数が使えるようにする。
関数原型を使うと、引数の個数とデータ型がチェックされます。
関数原型を使わなくても、関数が使われる前に、その関数の定義を書くことで、その関数を使うことができます。
だが、ソースコードが大規模になるとそれも難しくなる。
また、関数原型を使わず、関数が使われる前にその関数の定義を書かなかった場合、返却値は暗黙のうちint型とされ引数のデータ型もチェックされません(C11 では、関数宣言において型指定子を必須とし、暗黙的な型指定を禁じています)。
関数原型の記述は次のようになっている。
<syntaxhighlight lang="C">
返却値のデータ型 関数名(引数のリスト);
</syntaxhighlight>
引数のリストの記述は次のようになっている。
<syntaxhighlight lang="C">
引数のデータ型 引数名
</syntaxhighlight>
引数のリストには、引数がない場合はvoidのみを書く。
複数の引数がある場合、コンマで区切る。
関数原型の引数の有効範囲は、関数宣言子の最後で終了する(関数原型有効範囲)。
<ref>『JISX3010:2003』p.21「6.2.1 識別子の有効範囲」</ref>
==== static変数を使う ====
:(※ 未記述)
上述したとおり。
==== ポインタを使う方法 ====
ポインタを使う方法である。しかし、ポインタを使えば、2つ以上の数値を操作する事ができるので、ポインタを使って、親(呼び出し元)関数の複数の値を操作する事ができるので、それを「複数の返却値である」と解釈する事もできる
このような事を、「ポインタによる参照渡しの引数を、返却値として用いる」などと言ったりするが、要するにポインタを使って親(呼び出し元)の変数の値を操作するというだけの事であり、あまり深い意味はない。
<syntaxhighlight lang="C">
//例 ポインタを使って関数に複数の返却値を持たせる。
#include <stdio.h>
int function(int *a, int *b)
{
*a = 1234;
*b = 5678;
}
int main(void)
{
int i,j;
function(&i, &j);
printf("iの値は%d、jの値は%d。", i, j);
}
</syntaxhighlight>
==== 構造体を使う方法 ====
別の方法として、返却値のデータ型に構造体を使って、
その構造体で複数の返却値を表現する方法もある。
<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
#include <string.h>
//例 構造体を使って関数に複数の返却値を持たせる。
typedef struct
{
int i;
double d;
char c;
char str[32];
} sKouzoutai;
sKouzoutai function()
{
sKouzoutai ret;
ret.i = 1234;
ret.d = 3.14;
ret.c = 'a';
strcpy(ret.str, "Hello. World!");
return ret;
}
int main(void)
{
sKouzoutai kouzoutai;
kouzoutai = function();
printf("kouzoutaiのメンバの値は、%d %f %c %sです。\n", kouzoutai.i, kouzoutai.d, kouzoutai.c, kouzoutai.str);
return 0;
}
</syntaxhighlight>
しかし、関数の返却値は、エラー判別などに利用される場合も多いので(関数によって「エラーなら返却値に 0 以外を返却する」などの仕様のある場合も多い)、よって上述の手法は、あまりオススメできません。
なお、strcpyは、文字列をコピーするための関数。strcpyを使うには、string.hのインクルードが必要である。
=== swap関数 ===
aとbとの値を入れ替えるswap関数を考える。下記コードは誤った例である。
<syntaxhighlight lang="C">
//例 誤ったswap関数
#include <stdio.h>
// グロ-バル変数を使って、交換用の変数をswap外部と共有しようと意図しているが・・・
int x;
int a;
int b;
void swap(int a, int b)
{
x = a;
a = b;
b = x;
}
int main()
{
a = 1;
b = 2;
printf("swap前のa=%d, b=%d\n", a, b);
swap(a, b);
printf("swap後のa=%d, b=%d\n", a, b);
}
</syntaxhighlight>
この例は意図通りに動作しない。結果は
<pre>
swap前のa=1, b=2
swap後のa=1, b=2
</pre>
と表示され、なにも交換されていない。
こう失敗する原因は、呼び出され側のswap()の引数で用いられている値を格納する変数(上記コード例の<code> swap(int a,int b) </code> のaおよびb )によって、グローバル変数の a ,b が隠されてしまっているからである。
たとえグローバル領域で「a」「b」と同名の変数があっても、swap関数内では同名なだけの別変数としての仮引数「a」「b」が新たに関数swap内では用意されてしまう。
:この様に、外部のスコープのインスタンスがより内側のスコープで同じ識別子を持つインスタンスによって隠されてしまう事を、シャドーイング(Shadowing)と呼びます。
ユーザ定義関数内で変数の値を交換させるためには、一例として、下記のようにポインタを使ってmain関数の変数a,bを書き換える方法があります。
<syntaxhighlight lang="C">
//例 正しいswap関数
#include <stdio.h>
void swap(int *a, int *b)
{
int x = *a;
*a = *b;
*b = x;
}
int main()
{
int a = 1, b = 2;
printf("swap前のa=%d, b=%d\n", a, b);
swap(&a, &b);
printf("swap後のa=%d, b=%d\n", a, b);
}
</syntaxhighlight>
この例は意図通りに動作する。
<pre>
swap前のa=1, b=2
swap後のa=2, b=1
</pre>
と表示されます。
ポインタを使うと成功する理由は、main関数の関数スコープの変数のアドレスが仮引数にコピーされたため、swap関数がmain関数の関数スコープの変数a,bにアクセスできているからである(ポインタを介したswap関数内のa,bはもはや関数スコープの変数だけでなくグローバル変数にもアクセスできる)。
<!-- ポインタを使った例は「参照渡し」ではなく「ポインタの値を用いた値渡し」である。(C言語に参照渡しはない)。これを間違えると C++ で本物の参照渡しに出会ったとき混乱する。
なお、
:ポインタを使わない例「誤ったswap関数」のように実引数の値を仮引数にコピーすることを''値渡し''と呼びます。
:ポインタを使った例「正しいswap関数」のように実引数のアドレスを仮引数にコピーすることを''参照渡し''と呼びます。
<ref>値渡しと参照渡しという用語はよく使われるが、『JISX3010:2003』には出てこない。</ref>
-->
----
ユーザ定義関数を何も書かずに全てmain関数に書く方法を使えば、ポインタを使わずとも交換できます。
標準C言語では考える必要は無いが、別のプログラム言語だと、言語によってはポインタが標準設定では使用禁止されていたり(たとえばC#がそうである)、そもそもポインタに相当する機能の無い言語も考えられる<ref>最近は Fortran ですらポインタがあるのでポインタのない言語は非常に限られ、ポインタがなくてもVariant型に類する型がある場合が多い。</ref>。そのような場合でも、下記コードのようなアルゴリズムで、変数の交換は可能である。
<syntaxhighlight lang="C">
//例 swap関数を使わない場合
#include <stdio.h>
int main()
{
int a = 1, b = 2;
printf("swap前のa=%d, b=%d\n", a, b);
int x = a;
a = b;
b = x;
printf("swap後のa=%d, b=%d\n", a, b);
}
</syntaxhighlight>
<pre>
swap前のa=1, b=2
swap後のa=2, b=1
</pre>
この処理を、マクロを使って一般化すると
<syntaxhighlight lang="C">
//例 マクロを使った場合
#include <stdio.h>
#define swap_int(a,b) do {int __temp=a;a=b;b=__temp;}while(0)
int main()
{
int a = 1, b = 2;
printf("swap前のa=%d, b=%d\n", a, b);
swap_int(a,b);
printf("swap後のa=%d, b=%d\n", a, b);
}
</syntaxhighlight>
※ 一度も反復しない<syntaxhighlight lang="C" inline>do { ... } while(0)</syntaxhighlight>は、変数__temp のスコープを切るため。
<pre>
swap前のa=1, b=2
swap後のa=2, b=1
</pre>
{{コラム|新たに変数を用意せず2つの変数を入れ替える|2=
<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main()
{
int a = 1, b = 2; /* a の初期値を A、b の初期値を B として... */
printf("swap前のa=%d, b=%d\n", a, b);
a ^= b; /* a = A ^ B */
b ^= a; /* b = B ^ A ^ B ... A */
a ^= b; /* a = A ^ B ^ A ... B */
printf("swap後のa=%d, b=%d\n", a, b);
}
</syntaxhighlight>
※ <code>^</code>は、排他的論理和演算子。
結果
swap前のa=1, b=2
swap後のa=2, b=1
}}
=== 関数の引数として配列を渡す ===
関数の引数として配列を渡すには、配列変数名を引数とする(配列変数名は配列の先頭要素へのポインタ)。
;[https://paiza.io/projects/iNPWQDNDnb3BgbBpGe_b4A?language=c 関数の引数として配列を渡す]:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int sum(int *array, int size) {
int s = 0;
for (int i = 0; i < size; i++)
s += array[i];
return s;
}
int main(void) {
int a[10] = {2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29};
int s = sum(a, sizeof a / sizeof *a);
printf("%d\n", s);
}
</syntaxhighlight>
;実行結果:<syntaxhighlight lang=text>
129
</syntaxhighlight>
== ブロックスコープ ==
複合文( Compound statement )は、ブロックとも呼ばれ、宣言や文を1つの構文単位にまとめたものです。自動保存期間を持つオブジェクトの初期化子や、ブロックスコープを持つ通常の識別子の可変長配列宣言子は、宣言が実行順に到達するたびに、あたかも文のように評価されてオブジェクトに値が格納され(初期化子のないオブジェクトに不確定な値が格納されることも含む)、各宣言内では宣言子が現れる順に評価されます<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-6.8">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n2596.pdf
| title = N2596 working draft — December 11, 2020 ISO/IEC 9899:202x (E)
| page = 122, §6.8 ''Statements and blocks''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
== 文字列型を引数にする関数 ==
{{Main|[[C言語/文字と文字列]]}}
== 脚註・出典など ==
<references/>
== 参考文献 ==
* 日本工業標準調査会『JISX3010 プログラム言語C』2003年12月20日改正
[[Category:C言語|かんすう]]
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2009-10-18T03:07:57Z
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2024-03-02T11:40:10Z
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[
"テンプレート:Nav",
"テンプレート:コラム",
"テンプレート:Main",
"テンプレート:Cite book"
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https://ja.wikibooks.org/wiki/C%E8%A8%80%E8%AA%9E/%E9%96%A2%E6%95%B0
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C言語/構造体・共用体
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}
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C言語/共用体
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* [[C言語/共用体]]
[[カテゴリ:C言語|廃]]
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2021-01-30T10:50:55Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/C%E8%A8%80%E8%AA%9E/%E6%A7%8B%E9%80%A0%E4%BD%93%E3%83%BB%E5%85%B1%E7%94%A8%E4%BD%93
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C言語/標準ライブラリ/stdio.h
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ヘッダー <stdio.h> にはいくつかのマクロが定義されており、入出力を行うための3つの型と多くの関数が宣言されています。
入出力の関数を使用するためには、ヘッダー stdio.h をインクルードする。
ストリーム(stream)とは、物理装置やファイルなどに対する入出力を統一的に扱う概念です。 ストリームには、テキストストリーム(text stream)とバイナリストリーム(binary stream)の2種類があります。
テキストストリームは、行(line)を構成する順序づけた文字の並びです。 テキストとは、メモ帳(notepad.exe)などのテキストエディタでデータを閲覧したときのように、データをテキスト形式で処理します。
バイナリストリームは、内部データをそのまま記録することのできる順序付けされた文字の並びです。 バイナリとは、バイナリエディタでデータを閲覧したときのように、データをバイナリ形式で処理します。
ファイルに対する操作は次のような手順で行う。
プログラム開始時に3つのテキストストリームがあらかじめ定義されています。
入出力<stdio.h>には、一定の手順で呼び出さなければならない関数が多い。 そこで、用途別にいくつかの例を挙げておくこととします。
テキストファイルへ書き込む場合、fopen関数の第二引数に"w"を指定します。 テキストファイルから読み込む場合、fopen関数の第二引数に"r"を指定します。
;fputs、fgets関数を用いたテキストファイルの書き読み:
バイナリファイルへ書き込む場合、fopen関数の第二引数に"wb"を指定します。 バイナリファイルから読み込む場合、fopen関数の第二引数に"rb"を指定します。
リンク:#fopen関数、#fwrite関数、#fclose関数、#fread関数
printf関数などでは、フラグ、最小フィールド幅、精度などを指定することで、様々な書式で文字列を出力することができる。
リンク:#printf関数
scanf関数などでは、代入抑止文字、最大フィールド幅、走査文字集合などを指定することで、様々な書式で文字列を入力することができる。
リンク:#printf関数、#scanf関数
リンク:#printf関数、#scanf関数
リンク:#printf関数、#scanf関数
リンク:#fopen関数、#fgetpos関数、#fprintf関数、#fsetpos関数、#fclose関数
リンク:#fopen関数、#fseek関数、#ftell関数、#fclose関数
リンク:#fopen関数、#feof関数、#fgetc関数、#clearerr関数、#fclose関数
リンク:#fopen関数、#fputc関数、#ferror関数、#clearerr関数、#fclose関数
ヘッダー <stdio.h> にはいくつかのマクロが定義されており、入出力を行うための3つの型と多くの関数が宣言されています。
ISO/IEC 9899:2017 §7.21.4 Operations on files.
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.1 The remove function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.2 The rename function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.3 The tmpfile function。
プログラムが異常終了した場合、開いている一時ファイルが削除されるかどうかは実装で決まる。ファイルは "wb+"モードで更新用にオープンされる。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.4 The tmpnam function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5 File access functions.
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.1 The fclose function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.2 The fflush function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.3 The fopen function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.4 The freopen function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.5 The setbuf function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.6 The setvbuf function。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.6.2 The fscanf function。
fgetc では、Fedora Linuxの場合、上記のようなコードで、エンターキーを押して入力しないといけない。
Linuxにて、エンターキーを押さずに文字列を入力するようにする場合、#include <termios.h> を使って設定を変える方法もあるが、しかしプログラム終了の直前に設定を戻す必要がある(プログラムの実行を終了しても、ターミナルを終了しないかぎり、設定は自動では戻らない)。(Fedora32で2020年8月26日に動作を確認)。
このため、設定を変える前に、現在の設定を保存しなければならない。しかし、とても面倒なので、初心者はあまり、この termios.h の方法には手を出さないほうが良い。もし、間違えて設定を書き換えてしまった場合、いったんターミナルを終了すれば、設定はもとに戻る。
if文と組み合わせる場合は、右辺の文字側の引用符は一重引用符でなければならない。
termios.h は標準入出力ではないが、termios を使った場合のコード例は下記のようになる。
まず、struct termios term; で termios型の構造体を呼び出す。
特別な構造体であり、既に構造体の中身が作成済みになっているので、その設定をこれから書き換えるのだが、書き換え前に標準設定を保存しておく必要があります。(でないと、書き換え後も、ターミナル終了まで、設定が残ってしまう。)
なので、たとえば「 original 」などの名前でtermios構造体をさらに新規作成し、このoriginalに標準設定を残しておく。
だけで、構造体 term の内容が 構造体 original の内容がコピーされる。なお、構造体にかぎらず、一般に構造体は、イコール記号で一括でコピーできる。配列や文字列のコピーだと、等号だけでは一括コピーできずに特殊な操作が必要になるのに、なぜか構造体では等号だけでコピーできるのは不思議に思うかもしれないが、C言語は、そういう奇妙な仕様です。
ターミナルの普段の、エンターキーを押して入力するという入力設定のモード名は「カノニカルモード」というモードです。
一方、エンターキーを押さずに済むモードは、非カノニカルモードである、。
で、termos構造体変数termを、非カノニカルモードにしています。
「ICANON 」だけだとカノニカルモードだが、それの冒頭に否定の意味のチルダ記号「~」がついて、非カノニカルモードになっています。チルダの機能は、ビット列の反転です。
「ECHO」とは、ターミナルに入力文字が表示されるかどうかの設定。本wikiでは説明しやすさの都合で、エコーありにした。 もし、エコー無しにしたければ、チルダをつけて「~ECHO」にすれば、入力文字が表示されなくなる。
&=とは、ビット演算の複合代入演算子で、単に
は
の意味。
なお、
と書かずとも、なぜか
というふうに1行ずつ個別に実行しても同様の設定が行えてしまう。
実行環境にもよるだろうが、文字を入力したあと、さらにエンターキーを押す必要があります。(Linux の Fedora32でその動作を2020年8月26日に確認。)
if文で比較するには、引用符は一重引用符を使う必要があります。二重引用符だとコンパイル時にエラーになる。(Fedora 32で確認.)
gets関数はC11で削除されました。
また、gets関数は読取る文字数を指定できないため、 原理的に、バッファオーバーランを防ぐことができません。
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.7.10 The ungetc function。
と等価です。
|
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"title": "概要"
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"text": "ヘッダー <stdio.h> にはいくつかのマクロが定義されており、入出力を行うための3つの型と多くの関数が宣言されています。",
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 §7.21.4 Operations on files.",
"title": "ファイルに対する操作"
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.1 The remove function。",
"title": "ファイルに対する操作"
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.2 The rename function。",
"title": "ファイルに対する操作"
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.3 The tmpfile function。",
"title": "ファイルに対する操作"
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"text": "プログラムが異常終了した場合、開いている一時ファイルが削除されるかどうかは実装で決まる。ファイルは \"wb+\"モードで更新用にオープンされる。",
"title": "ファイルに対する操作"
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.4 The tmpnam function。",
"title": "ファイルに対する操作"
},
{
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"tag": "p",
"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5 File access functions.",
"title": "ファイルアクセス関数"
},
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.1 The fclose function。",
"title": "ファイルアクセス関数"
},
{
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.2 The fflush function。",
"title": "ファイルアクセス関数"
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.3 The fopen function。",
"title": "ファイルアクセス関数"
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.4 The freopen function。",
"title": "ファイルアクセス関数"
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"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.5 The setbuf function。",
"title": "ファイルアクセス関数"
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"text": "Linuxにて、エンターキーを押さずに文字列を入力するようにする場合、#include <termios.h> を使って設定を変える方法もあるが、しかしプログラム終了の直前に設定を戻す必要がある(プログラムの実行を終了しても、ターミナルを終了しないかぎり、設定は自動では戻らない)。(Fedora32で2020年8月26日に動作を確認)。",
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"text": "このため、設定を変える前に、現在の設定を保存しなければならない。しかし、とても面倒なので、初心者はあまり、この termios.h の方法には手を出さないほうが良い。もし、間違えて設定を書き換えてしまった場合、いったんターミナルを終了すれば、設定はもとに戻る。",
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"title": "文字入出力関数"
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"text": "termios.h は標準入出力ではないが、termios を使った場合のコード例は下記のようになる。",
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},
{
"paragraph_id": 63,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 64,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 65,
"tag": "p",
"text": "まず、struct termios term; で termios型の構造体を呼び出す。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 66,
"tag": "p",
"text": "特別な構造体であり、既に構造体の中身が作成済みになっているので、その設定をこれから書き換えるのだが、書き換え前に標準設定を保存しておく必要があります。(でないと、書き換え後も、ターミナル終了まで、設定が残ってしまう。)",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 67,
"tag": "p",
"text": "なので、たとえば「 original 」などの名前でtermios構造体をさらに新規作成し、このoriginalに標準設定を残しておく。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 68,
"tag": "p",
"text": "だけで、構造体 term の内容が 構造体 original の内容がコピーされる。なお、構造体にかぎらず、一般に構造体は、イコール記号で一括でコピーできる。配列や文字列のコピーだと、等号だけでは一括コピーできずに特殊な操作が必要になるのに、なぜか構造体では等号だけでコピーできるのは不思議に思うかもしれないが、C言語は、そういう奇妙な仕様です。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 69,
"tag": "p",
"text": "ターミナルの普段の、エンターキーを押して入力するという入力設定のモード名は「カノニカルモード」というモードです。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 70,
"tag": "p",
"text": "一方、エンターキーを押さずに済むモードは、非カノニカルモードである、。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 71,
"tag": "p",
"text": "で、termos構造体変数termを、非カノニカルモードにしています。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 72,
"tag": "p",
"text": "「ICANON 」だけだとカノニカルモードだが、それの冒頭に否定の意味のチルダ記号「~」がついて、非カノニカルモードになっています。チルダの機能は、ビット列の反転です。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 73,
"tag": "p",
"text": "「ECHO」とは、ターミナルに入力文字が表示されるかどうかの設定。本wikiでは説明しやすさの都合で、エコーありにした。 もし、エコー無しにしたければ、チルダをつけて「~ECHO」にすれば、入力文字が表示されなくなる。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 74,
"tag": "p",
"text": "&=とは、ビット演算の複合代入演算子で、単に",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 75,
"tag": "p",
"text": "は",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 76,
"tag": "p",
"text": "の意味。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 77,
"tag": "p",
"text": "なお、",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 78,
"tag": "p",
"text": "と書かずとも、なぜか",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 79,
"tag": "p",
"text": "というふうに1行ずつ個別に実行しても同様の設定が行えてしまう。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 80,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 81,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 82,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 83,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 84,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 85,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 86,
"tag": "p",
"text": "実行環境にもよるだろうが、文字を入力したあと、さらにエンターキーを押す必要があります。(Linux の Fedora32でその動作を2020年8月26日に確認。)",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 87,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 88,
"tag": "p",
"text": "if文で比較するには、引用符は一重引用符を使う必要があります。二重引用符だとコンパイル時にエラーになる。(Fedora 32で確認.)",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 89,
"tag": "p",
"text": "gets関数はC11で削除されました。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 90,
"tag": "p",
"text": "また、gets関数は読取る文字数を指定できないため、 原理的に、バッファオーバーランを防ぐことができません。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 91,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 92,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 93,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 94,
"tag": "p",
"text": "ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.7.10 The ungetc function。",
"title": "文字入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 95,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "直接入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 96,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "直接入出力関数"
},
{
"paragraph_id": 97,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ファイル位置付け関数"
},
{
"paragraph_id": 98,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ファイル位置付け関数"
},
{
"paragraph_id": 99,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ファイル位置付け関数"
},
{
"paragraph_id": 100,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ファイル位置付け関数"
},
{
"paragraph_id": 101,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ファイル位置付け関数"
},
{
"paragraph_id": 102,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "ファイル位置付け関数"
},
{
"paragraph_id": 103,
"tag": "p",
"text": "と等価です。",
"title": "ファイル位置付け関数"
},
{
"paragraph_id": 104,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "エラー処理関数"
},
{
"paragraph_id": 105,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "エラー処理関数"
},
{
"paragraph_id": 106,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "エラー処理関数"
},
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"tag": "p",
"text": "",
"title": "エラー処理関数"
},
{
"paragraph_id": 108,
"tag": "p",
"text": "",
"title": "エラー処理関数"
}
] |
ヘッダー <stdio.h> にはいくつかのマクロが定義されており、入出力を行うための3つの型と多くの関数が宣言されています。
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{{Nav}}
ヘッダー <code><stdio.h></code> にはいくつかのマクロが定義されており、入出力を行うための3つの型と多くの関数が宣言されています。
== 概要 ==
入出力の関数を使用するためには、ヘッダー <code>stdio.h</code> をインクルードする<ref>『JISX3010:2003』p.188「7.19 入出力<stdio.h>」</ref><ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.21">{{cite book
| url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title= C11: WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=296,§ 7.21 ''Input/output <stdio.h>''
| publisher=ISO/IEC}}</ref>。
=== ストリーム ===
<ref>『JISX3010:2003』p.190「7.19.2 ストリーム」</ref>
ストリーム(stream)とは、物理装置やファイルなどに対する入出力を統一的に扱う概念です。
ストリームには、テキストストリーム(text stream)とバイナリストリーム(binary stream)の2種類があります。
テキストストリームは、行(line)を構成する順序づけた文字の並びです。
テキストとは、メモ帳(notepad.exe)などのテキストエディタでデータを閲覧したときのように、データをテキスト形式で処理します。
バイナリストリームは、内部データをそのまま記録することのできる順序付けされた文字の並びです。
バイナリとは、バイナリエディタでデータを閲覧したときのように、データをバイナリ形式で処理します。
=== ファイル ===
<ref>『JISX3010:2003』p.191「7.19.3 ファイル」</ref>
ファイルに対する操作は次のような手順で行う。
#FILEポインタを宣言します。
#ファイルをオープン(open)します。
#ファイルにデータを入出力します。
#ファイルをクローズ(close)します。(ただし、main関数が最初の呼び出し元に戻る場合又はexit関数が呼ばれた場合、すべてのオープンされているファイルをプログラム終了前にクローズします。)
プログラム開始時に3つのテキストストリームがあらかじめ定義されています。
; stdinは、通常の入力を読み取るための'''標準入力(standard input)'''です。
; stdoutは、通常の出力を書き込むための'''標準出力(standard output)'''です。
; stderrは、診断出力を書き込むための'''標準エラー(standard error)'''です。
=== 例 ===
入出力<stdio.h>には、一定の手順で呼び出さなければならない関数が多い。
そこで、用途別にいくつかの例を挙げておくこととします。
==== 例:テキストファイルの書き読み ====
テキストファイルへ書き込む場合、fopen関数の第二引数に"w"を指定します。
テキストファイルから読み込む場合、fopen関数の第二引数に"r"を指定します。
;fputs、fgets関数を用いたテキストファイルの書き読み: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
const char *filename = "example.txt";
{
FILE *fp = fopen(filename, "w");
if (fp == NULL) {
perror("fopen(\"w\")に失敗しました。");
return 1;
}
if (fputs("Hello,World!\n", fp) < 0) {
perror("fputsに失敗しました");
return 2;
}
fclose(fp);
}
{
FILE *fp = fopen(filename, "r");
if (fp == NULL) {
perror("fopen(\"r\")に失敗しました。");
return 3;
}
char str[16] = "";
if (fgets(str, sizeof str, fp) == NULL) {
perror("fgetsに失敗しました。");
return 4;
}
puts(str);
fclose(fp);
}
}
</syntaxhighlight>
{{See also|[[#fopen関数]]|[[#fputs関数]]|[[#fclose関数]]|[[#fgets関数]]}}
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
const char *filename = "example.txt";
{
FILE *fp = fopen(filename, "w");
if (fp == NULL) {
perror("fopen(\"w\")に失敗しました。");
return 1;
}
fputc('a', fp);
fclose(fp);
}
{
FILE *fp = fopen(filename, "r");
if (fp == NULL) {
perror("fopen(\"r\")に失敗しました。");
return 1;
}
putchar(fgetc(fp));
fclose(fp);
}
}
</syntaxhighlight>
{{See also|[[#fopen関数]]|[[#fputc関数]]|[[#fclose関数]]|[[#fgetc関数]]}}
==== 例:バイナリファイルの読み書き ====
バイナリファイル<ref>バイナリファイルはテキストファイルと比較して、エンディアンやパディングなど環境依存度が高いので注意が必要です。</ref>へ書き込む場合、fopen関数の第二引数に"wb"を指定します。
バイナリファイルから読み込む場合、fopen関数の第二引数に"rb"を指定します。
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
FILE *fp;
char *filename="example.dat";
int i=1234;
//ファイルへ数値を出力します。
if((fp=fopen(filename, "wb"))==NULL){//ファイルをバイナリ書き込みモードでオープンします。
printf("オープン操作が失敗しました。\n");
return 1;
}
fwrite(&i, sizeof(int), 1, fp);//ファイルへ数値を書き込む。
fclose(fp);//ファイルをクローズします。
//ファイルから数値を入力します。
if((fp=fopen(filename, "rb"))==NULL){//ファイルをバイナリ読み取りモードでオープンします。
printf("オープン操作が失敗しました。\n");
return 1;
}
fread(&i, sizeof(int), 1, fp);//ファイルから数値を読み込む。
fclose(fp);//ファイルをクローズします。
//数値を表示します。
printf("%d", i);
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#fopen関数]]、[[#fwrite関数]]、[[#fclose関数]]、[[#fread関数]]
==== 例:printf関数での変換指定の使い方 ====
printf関数などでは、フラグ、最小フィールド幅、精度などを指定することで、様々な書式で文字列を出力することができる。
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int i=1234;
double pi=3.14159265359;
//フラグの使い方
printf("%8d\n", i); //「 1234(改行)」と表示される。
printf("%-8d\n", i); //「1234 (改行)」と表示される。
printf("%+d\n", i); //「+1234(改行)」と表示される。
printf("% d\n", i); //「 1234(改行)」と表示される。
printf("%#o\n", i); //「02322(改行)」と表示される。
printf("%#x\n", i); //「0x4d2(改行)」と表示される。
printf("%08d\n", i); //「00001234(改行)」と表示される。
//最小フィールド幅の使い方
printf("%8d\n", i); //「 1234(改行)」と表示される。
//精度の使い方
printf("%.2f", pi); //「3.14(改行)」と表示される。
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#printf関数]]
==== 例:scanf関数での変換指定の使い方 ====
scanf関数などでは、代入抑止文字、最大フィールド幅、走査文字集合などを指定することで、様々な書式で文字列を入力することができる。
: <syntaxhighlight lang=c>
//例 代入抑止文字*の使用例
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char c;
printf("\n2文字の文字を入力してください:");
if (scanf("%*c%c", &c) == EOF) {; //1文字目を読み飛ばし、2文字目を入力します。
printf("End of File に達しました。\n");
return 1;
}
printf("\n入力した2文字目は%cです。", c);
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#printf関数]]、[[#scanf関数]]
: <syntaxhighlight lang=c>
//例 最大フィールド幅の使用例
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char str[16];
printf("\n15文字の文字列を入力してください:");
if (scanf("%15s", str) == EOF) { //15文字入力します。
printf("End of File に達しました。\n");
return 1;
}
printf("\n入力した文字列は%sです。", str);
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#printf関数]]、[[#scanf関数]]
: <syntaxhighlight lang=c>
//例 走査文字集合の使用例
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char str[2]="";
printf("\nyまたはnを入力してください:");
if (scanf("%1[yn]", &str) == EOF) { //ynのみを入力します。
printf("End of File に達しました。\n");
return 1;
}
printf("\n入力した文字は%cです。", str[0]);
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#printf関数]]、[[#scanf関数]]
==== 例:fgetpos関数とfsetpos関数の使い方 ====
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
FILE *fp;
char *filename="example.txt";
fpos_t pos_first, pos_second;
if((fp=fopen(filename, "w+"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの更新(書き込み及び読み取り)モードでオープンします。
printf("オープン操作が失敗しました。\n");
return 1;
}
//最初のファイル位置表示子を取得し表示します。
fgetpos(fp, &pos_first);
printf("最初のファイル位置表示子は%ld\n", pos_first);
//文字列を書き込んでから、ファイル位置表示子を取得し表示します。
fprintf(fp, "Hello,World!\n");//ファイルへ文字列を書き込む。
fgetpos(fp, &pos_second);
printf("文字列を書き込んだ後のファイル位置表示子は%ld\n", pos_second);
//最初のファイル位置表示子に設定します。
if(fsetpos(fp, &pos_first)==0){
//元に戻したファイル位置表示子を取得し表示します。
fgetpos(fp, &pos_first);
printf("元に戻したファイル位置表示子は%ld\n", pos_first);
}else{
printf("fsetpos関数に失敗しました。");
}
fclose(fp);//ファイルをクローズします。
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#fopen関数]]、[[#fgetpos関数]]、[[#fprintf関数]]、[[#fsetpos関数]]、[[#fclose関数]]
==== 例:fseek関数とftell関数の使い方 ====
: <syntaxhighlight lang=c>
//getfilesize.c
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[])
{
FILE *fp;
if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック
printf("getfilesize ファイル名\n");
return 1;
}
if((fp=fopen(argv[1], "rb"))==NULL){//ファイルをバイナリファイルの読み取りモードでオープンします。
printf("オープン操作が失敗しました。\n");
return 1;
}
//ファイルサイズを取得し表示します。
fseek(fp, 0L, SEEK_END);
printf("%sのファイルサイズは%ldバイトです。\n", argv[1], ftell(fp));
fclose(fp);//ファイルをクローズします。
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#fopen関数]]、[[#fseek関数]]、[[#ftell関数]]、[[#fclose関数]]
==== 例:clearerr関数とfeof関数の使い方 ====
: <syntaxhighlight lang=c>
//feof.c
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[])
{
FILE *fp;
char c;
if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック
printf("feof ファイル名\n");
return 1;
}
if((fp=fopen(argv[1], "r"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。
printf("オープン操作が失敗しました。\n");
return 1;
}
//ファイル終了表示子がセットされるまで、ファイルから文字を読み込む。
while(feof(fp)==0){
c=fgetc(fp);
}
//ファイル終了表示子がセットされているか判定し表示します。
if(feof(fp)!=0)
printf("ファイル終了表示子がセットされています。\n");
else
printf("ファイル終了表示子がセットされていません。\n");
clearerr(fp);//ファイル終了表示子をクリアします。
//ファイル終了表示子がセットされているか判定し表示します。
if(feof(fp)!=0)
printf("ファイル終了表示子がセットされています。\n");
else
printf("ファイル終了表示子がセットされていません。\n");
fclose(fp);//ファイルをクローズします。
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#fopen関数]]、[[#feof関数]]、[[#fgetc関数]]、[[#clearerr関数]]、[[#fclose関数]]
==== 例:clearerr関数とferror関数の使い方 ====
: <syntaxhighlight lang=c>
//ferror.c
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[])
{
FILE *fp;
char c;
if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック
printf("ferror ファイル名\n");
return 1;
}
if((fp=fopen(argv[1], "r"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。
printf("オープン操作が失敗しました。\n");
return 1;
}
//ファイルへ文字を書き込む。
fputc('a', fp);
//エラー表示子がセットされているか判定し表示します。
if(ferror(fp)!=0)
printf("エラー表示子がセットされています。\n");
else
printf("エラー表示子がセットされていません。\n");
clearerr(fp);//エラー表示子をクリアします。
//エラー表示子がセットされているか判定し表示します。
if(ferror(fp)!=0)
printf("エラー表示子がセットされています。\n");
else
printf("エラー表示子がセットされていません。\n");
fclose(fp);//ファイルをクローズします。
}
</syntaxhighlight>
リンク:[[#fopen関数]]、[[#fputc関数]]、[[#ferror関数]]、[[#clearerr関数]]、[[#fclose関数]]
== 概説 ==
ヘッダー <stdio.h> にはいくつかのマクロが定義されており、入出力を行うための3つの型と多くの関数が宣言されています<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.1">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 217, §7.21.1 ''Introduction''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
=== 型 ===
; size_t
:size_tは、sizeof演算子の結果の符号なし整数型とします<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.19">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 211, §7.19 ''Common definitions <stddef.h>''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; FILE
:FILEは、ファイル位置表示子、結び付けられたバッファへのポインタ、エラー表示子、ファイル終了表示子など、ストリームを制御するために必要なすべての情報を記録することのできるオブジェクト型です。
:;ファイル位置表示子(''file position indicator'')
::ファイル内のすべての位置を一意に特定するために必要なすべての情報。
:;エラー表示子(''error indicator'')
::読み取りエラーまたは書き込みエラーが起こったかどうかを記録します。
:;ファイル終了表示子(''end-of-file indicator'')
::ファイルの終わりに達したかどうかを記録します。
; fpos_t
:fpos_tは、ファイルの中の任意の位置を一意に指定するために必要なすべての情報を記録することが可能な配列型以外のオブジェクト型です。
=== マクロ ===
; NULL
:NULLは、処理系定義の空ポインタ定数に展開します<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.19"/>。
; _IOFBF、_IOLBF、_IONBF
:setvbuf関数の第3実引数として使用するために適した別々の値をもつ整数定数式。{{See also|#setvbuf関数}}
; BUFSIZ
:setbuf関数によって使われるバッファの大きさを表す整数定数式。{{See also|#setbuf関数}}
; EOF
:ファイルの終わり(end-of-file)を示す、int型の負の値をもつ整数定数式。
; FOPEN_MAX
:同時にオープンできることを処理系が保証するファイル数の最小値を表す整数定数式。
; FILENAM_MAX
:オープンできることを処理系が保証する最大長のファイル名文字列を保持するのに、char型の配列が必要とする十分な大きさを表す整数定数式。
; L_tmpnam
:tmpnam関数によって生成される一時ファイルを保持するのに、char型の配列が必要とする十分な大きさを表す整数定数式。{{See also|#tmpnam関数}}
; SEEK_CUR、SEEK_END、SEEK_SET
:fseek関数の第3実引数として使用するために適した別々の値をもつ整数定数式{{See also|#fseek関数}}
; TMP_MAX
:tmpnam関数によって生成される一意なファイル名の最大個数を表す整数定数式{{See also|#tmpnam関数}}
; stderr、stdin、stdout
:それぞれ標準エラー、標準入力及び標準出力ストリームに結び付けられたFILEオブジェクトを指す型「FILEへのポインタ」をもつ式。
== ファイルに対する操作 ==
ISO/IEC 9899:2017 §7.21.4 ''Operations on files''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.4">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 221, §7.21.4 ''Operations on files''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>.
=== remove関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.1 ''The remove function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.4.1">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 221, §7.21.4.1 ''The remove function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int remove(const char *filename);
</syntaxhighlight>
; 機能
: remove関数は、filenameが指し示す文字列を名前とするファイルを、その名前ではアクセスできないようにします。その後、その名前でファイルを開こうとしても、新たに作成しない限り失敗します。ファイルが開かれている場合、remove関数の動作は実装によって異なります。<!--2 The remove function causes the file whose name is the string pointed to by filename to be no longer
accessible by that name. A subsequent attempt to open that file using that name will fail, unless it is
created anew. If the file is open, the behavior of the remove function is implementation-defined.-->
; 返却値
: remove関数は、操作が成功した場合はゼロを、失敗した場合は非ゼロを返します。<!--3 The remove function returns zero if the operation succeeds, nonzero if it fails.-->
; 例 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char filename[256];
printf("削除するファイルの名前を入力してください。:");
if (scanf("%256s", filename)) {
printf("End of File に達しました。\n");
return 1;
}
if (remove(filename) == 0)
printf("%sを削除しました。\n", filename);
else
perror("削除に失敗しました。");
}
</syntaxhighlight>
=== rename関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.2 ''The rename function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.4.2">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 221, §7.21.4.2 ''The rename function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int rename(const char *old, const char *new);
</syntaxhighlight>
; 機能
: rename関数は、oldが指す文字列を名前とするファイルを、newが指す文字列で指定された名前で今後は知られるようにします。old という名前のファイルは、その名前ではアクセスできなくなります。rename 関数が呼び出される前に new が指す文字列で指定されたファイルが存在していた場合、その動作は実装で定義されています。<!--The rename function causes the file whose name is the string pointed to by old to be henceforth known by the name given by the string pointed to by new. The file named old is no longer accessible by that name. If a file named by the string pointed to by new exists prior to the call to the rename function, the behavior is implementation-defined.-->
; 返却値
: rename関数は、操作が成功した場合はゼロを返し、失敗した場合はゼロ以外を返します。 その場合、ファイルが以前に存在していれば、元の名前でアクセスできます。<!--The rename function returns zero if the operation succeeds, nonzero if it fails,273) in which case if the file existed previously it is still known by its original name. to copy its contents to effectuate its renaming.-->
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char oldfilename[256], newfilename[256];
printf("リネーム前のファイル名を入力してください。:");
if (scanf("%256s", oldfilename) == EOF) {
printf("End of File に達しました。\n");
return 1;
}
printf("リネーム後のファイル名を入力してください。:");
if (scanf("%256s", newfilename) == EOF) {
printf("End of File に達しました。\n");
return 1;
}
if (rename(oldfilename, newfilename) == 0)
printf("%sを%sへリネームしました。\n", oldfilename, newfilename);
else
perror("リネームに失敗しました。");
}
</syntaxhighlight>
=== tmpfile関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.3 ''The tmpfile function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.4.3">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 222, §7.21.4.3 ''The tmpfile function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
FILE *tmpfile(void);
</syntaxhighlight>
; 機能
:tmpfile関数は、他の既存のファイルとは異なる一時的なバイナリファイルを作成し、閉じたときやプログラムの終了時に自動的に削除されます。プログラムが異常終了した場合
プログラムが異常終了した場合、開いている一時ファイルが削除されるかどうかは実装で決まる。ファイルは "wb+"モードで更新用にオープンされる。
; 返却値
:tmpfile 関数は、作成したファイルのストリームへのポインタを返す。ファイルが作成できない場合、tmpfile 関数は NULL ポインタを返す。
{{See also| [[../stdio.h#fopen関数 | fopen関数<stdio.h>]] }}
; 例 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
FILE *fp = tmpfile();
if (fp == NULL) {
printf("一次バイナリファイルの生成に失敗しました。\n");
return 1;
}
printf("一次バイナリファイルの生成に成功しました。\n");
//一次バイナリファイルへの入出力処理など
fclose(fp);
}
</syntaxhighlight>
=== tmpnam関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.4.4 ''The tmpnam function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.4.4">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 222, §7.21.4.4 ''The tmpnam function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
char *tmpnam(char *s);
</syntaxhighlight>
; 機能
: tmpnam 関数は、有効なファイル名で、かつ既存のファイル名と同じでない文字列を 生成する。この関数は、少なくともTMP_MAX個の文字列を生成することができますが、それらの文字列はすでに既存のファイルで使用されている可能性があり、'''戻り値としては適切ではありません'''。
: tmpnam 関数は、呼び出すたびに異なる文字列を生成する。
: ヌルポインタを引数にしたtmpnam関数の呼び出しは、相互にデータ競合を起こす可能性がある。実装では、どのライブラリ関数もtmpnam関数を呼び出していないかのように動作する。
; 返却値
:もし、適切な文字列が生成できなかった場合、tmpnam関数はnullポインタを返す。それ以外の場合、引数がnullポインタであれば、tmpnam関数はその結果を内部のスタティックオブジェクトに残し、そのオブジェクトへのポインタを返す(以降のtmpnam関数の呼び出しは、同じオブジェクトを変更することができる)。
: 引数がNULLポインタでない場合は、少なくともL_tmpnam文字の配列を指していると仮定し、tmpnam関数はその結果を配列に書き込み、その値として引数を返す。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char filename[L_tmpnam]="";
tmpnam(filename);
printf("ファイル名として正しく、既存のファイル名と一致しない文字列は%sです。\n", filename);
}
</syntaxhighlight>
== ファイルアクセス関数 ==
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5 ''File access functions''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.5">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 222, §7.21.5 ''File access functions''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>.
=== fclose関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.1 ''The fclose function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.5.1">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 222, §7.21.5.1 ''The fclose function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fclose(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 機能
: fclose関数の呼び出しに成功すると、streamが指すストリームがフラッシュされ、関連するファイルがクローズされます。ストリームに書き込まれていないバッファリングされたデータはホスト環境に配信され、ファイルに書き込まれ、読み込まれていないバッファリングされたデータは破棄されます。呼び出しが成功したかどうかにかかわらず、ストリームはファイルから切り離され、setbuf または setvbuf 関数によって設定されたバッファはストリームから切り離されます (自動的に割り当てられていた場合は解放されます)。
; 返却値
: fclose関数は、ストリームのクローズに成功した場合は0を、エラーが検出された場合はEOFを返します。
; 例
{{See also|#例:テキストファイルの読み書き|#例:バイナリファイルの読み書き}}
=== fflush関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.2 ''The fflush function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.5.2">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 223, §7.21.5.2 ''The fflush function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fflush(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 機能
: streamが出力ストリームまたは最新の操作が入力されていない更新ストリームを指している場合、fflush関数は、そのストリームに対する未書き込みのデータをホスト環境に配信してファイルに書き込ませます。それ以外の場合は、動作は未定義です。
: stream が NULL ポインタの場合、fflush 関数は、上記の動作が定義されているすべてのストリームに対してこのフラッシュ動作を実行します。
; 返却値
: fflush関数は、ストリームのエラーインジケータを設定し、書き込みエラーが発生した場合はEOFを、そうでない場合は0を返します。
{{See also| [[../stdio.h#fopen関数 | fopen関数<stdio.h>]] }}
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
#include <windows.h>//Sleep関数を使うためにインクルード
int main(void)
{
char buf[BUFSIZ];
setbuf(stdout, buf);//標準出力に対して、完全バッファリングで、bufをバッファとして設定します。
printf("Hello, world!\n");//バッファへ出力される。
Sleep(1000);//1000ミリ秒待つ。
fflush(stdout);//バッファから出力される。
}
</syntaxhighlight>
=== fopen関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.3 ''The fopen function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.5.3">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 223, §7.21.5.3 ''The fopen function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
FILE *fopen(const char * restrict filename, const char * restrict mode);
</syntaxhighlight>
; 機能
:filenameが指す名前のファイルを、modeで指定したモードで、オープンします。
:modeは次の表のいずれかの文字列を指定します。
:次の表以外の文字列の時、動作は未定義です。
:{|class="wikitable"
|+ fopen関数のmode引数の取り得る値と意味
!文字列!!モード
|-
|r||テキストファイルの読み取りモード
|-
|w||テキストファイルの書き込みモード
|-
|x||書き込み用テキストファイルの作成(C11以降)<ref name="c11-fopen-x-mode">{{cite book | url=http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf | title= C11: WG14/N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x | pages=305-306,§ 7.21.5.3 ''The fopen function'' |publisher=ISO/IEC | date = 2011-04-12 }}</ref>
|-
|a||テキストファイルの追加書き込みモード
|-
|rb||バイナリファイルの読み取りモード
|-
|wb||バイナリファイルの書き込みモード
|-
|wbx||書き込み用バイナリファイルの作成(C11以降)<ref name="c11-fopen-x-mode"/>
|-
|ab||バイナリファイルの追加書き込みモード
|-
|r+||テキストファイルの更新(読み取り及び書き込み)モード
|-
|w+||テキストファイルの更新(書き込み及び読み取り)モード
|-
|a+||テキストファイルの更新(読み取りおよび追加書き込み)モード
|-
|r+b又はrb+||バイナリファイルの更新(読み取り及び書き込み)モード
|-
|w+b又はwb+||バイナリファイルの更新(書き込み及び読み取り)モード
|-
|w+bx又はwb+x||アップデート用バイナリファイルの作成(C11以降)<ref name="c11-fopen-x-mode"/>
|-
|a+b又はab+||バイナリファイルの更新(読み取りおよび追加書き込み)モード
|-
|}
:;C11で追加されたエクスクルーシブモード
::C11で追加されたエクスクルーシブモード(排他モード; mode引数の最後の文字が'x')でファイルを開いた場合、ファイルがすでに存在するか、作成できない場合は失敗します。
::それ以外の場合は、基礎となるシステムが排他的アクセスをサポートしている範囲で、排他的(非共有)アクセスでファイルが作成されます<ref name="c11-fopen-x-mode"/>。
:オーブン時に、ストリームに対するエラー表示子とファイル終了表示子をクリアします。
; 返却値
: fopen関数は、ストリームを制御するオブジェクトへのポインタを返します。オープン操作に失敗した場合、fopenはNULLポインタを返します。
{{See also|[[#例:テキストファイルの読み書き]]|[[#例:バイナリファイルの読み書き]]}}
=== freopen関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.4 ''The freopen function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.5.4">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 224, §7.21.5.4 ''The freopen function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
FILE *freopen(const char * restrict filename, const char * restrict mode, FILE restrict stream);
</syntaxhighlight>
; 機能
: freopen関数は、filenameが指す文字列をファイル名とするファイルを開き、streamが指すストリームをそれに関連付ける。モード引数はfopen関数と同様に使用されます。
: filenameがNULLポインタの場合、freopen関数はストリームのモードをmodeで指定されたものに変更しようとし、あたかも現在ストリームに関連付けられているファイルの名前が使われているかのようにします。どのようなモードの変更が許可されるか(もし許可されるなら)、またどのような状況下で許可されるかは実装で定義されています。
: freopen関数は、まず、指定されたストリームに関連付けられているすべてのファイルを閉じようとします。ファイルのクローズに失敗しても無視されます。ストリームのエラー・インジケータとファイル終了インジケータはクリアされます。
; 返却値
: freopen関数は、オープン操作に失敗した場合、ヌルポインタを返します。そうでなければ、freopenはstreamの値を返します。
; 例 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
char *filename = "example.txt";
FILE *fp = freopen(filename, "w", stdout);
if (fp == NULL) {
perror("再オープンに失敗しました。");
return 1;
}
printf("Hello, world!\n");
fclose(fp);
}
</syntaxhighlight>
=== setbuf関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.5 ''The setbuf function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.5.5">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 225, §7.21.5.5 ''The setbuf function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
void setbuf(FILE * restrict stream, char * restrict buf);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream バッファを設定するファイルのストリーム
:buf バッファとする配列
; 返却値
:なし
; 機能
:streamが指すファイルのストリームに対して、bufが指す配列をバッファとした、入出力用のバッファを設定します。
:setbuf関数は、modeを_IOFBF, sizeをBUFSIZとしたsetvbuf関数と同じです。
:ただし、bufが空ポインタの場合、modeを_IONBFとしたsetvbuf関数と同じです。
{{See also| [[../stdio.h#setvbuf関数 | setvbuf関数<stdio.h>]] }}
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
#if defined(unix)
#include <unistd.h>
#elif defined(_WINDOWS)
#include <windows.h>
#define usleep(t) Sleep(t / 1000)
#else
#error Unknown pratform
#endif
int main(void) {
printf("START:\n");
char buf[BUFSIZ];
setbuf(stdout, buf);
for (char *p = "Hello, world1!\n"; *p != '\0'; p++) {
printf("%c", *p);
usleep(200 * 1000); // 200 * 1000 usec = 0.2 sec
}
fflush(stdout);
setbuf(stdout, NULL);
for (char *p = "Hello, world2!\n"; *p != '\0'; p++) {
printf("%c", *p);
usleep(200 * 1000);
}
}
</syntaxhighlight>
=== setvbuf関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.5.6 ''The setvbuf function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.5.6">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 225, §7.21.5.6 ''The setvbuf function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int setvbuf(FILE * restrict stream, char * restrict buf, int mode, size_t size);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream バッファを設定するファイルのストリーム
:buf バッファとする配列
:mode バッファリングの方法
:size バッファの大きさ
; 返却値
:成功した場合0を返し、modeに無効な値が指定された場合、又は要求に従うことができなかった場合、0以外の値を返す。
; 機能
:streamが指すファイルのストリームに対して、sizeの大きさを持ったbufが指す配列をバッファとし、modeで指定したバッファリングの方法で、入出力用のバッファを設定します。
:bufにNULLを指定した場合、setvbuf関数がsizeの大きさを持ったバッファを割り付ける。
:modeは以下の表のいずれかを指定します。
{|class="wikitable"
!値!!モード!!意味
|-
|_IOFBF||完全バッファリング||バッファがいっぱいになった時点で、ホスト環境へ又はホスト環境から文字をブロック単位で転送します。
|-
|_IOLBF||行バッファリング||改行文字に達した時点で、ホスト環境へ又はホスト環境から文字をブロック単位で転送します。
|-
|_IONBF||バッファリングをしない||文字が入力元から又は出力先へ可能な限りすぐ現れる。
|-
|}
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
#if defined(unix)
#include <unistd.h>
#elif defined(_WINDOWS)
#include <windows.h>
#define usleep(t) Sleep(t / 1000)
#else
#error Unknown pratform
#endif
int main(void) {
printf("START:\n");
char buf[BUFSIZ];
setvbuf(stdout, buf, _IOLBF, sizeof(buf));
for (char *p = "Hello, world1!\n"; *p != '\0'; p++) {
printf("%c", *p);
usleep(200 * 1000); // 200 * 1000 usec = 0.2 sec
}
setvbuf(stdout, NULL, _IONBF, 0);
for (char *p = "Hello, world2!\n"; *p != '\0'; p++) {
printf("%c", *p);
usleep(200 * 1000);
}
printf("\n");
}
</syntaxhighlight>
== 書式付き入出力関数 ==
<ref>『JISX3010:2003』p.198「7.19.6 書式付き入出力関数」</ref>
=== fprintf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.198「7.19.6.1 fprintf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fprintf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, ...)
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
:format 書式文字列
:... 任意個数の実引数
; 返却値
:書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。
; 機能
:fprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、streamが指すストリームへ書き込む関数です。書式文字列には、それに続く任意個数の実引数と同じ数だけの変換指定が含まれなければならない。書式文字列に含まれる変換指定の部分が、それに対応する後の実引数の値によって置換される。
:変換指定は以下のようになる。
: <syntaxhighlight lang=c>
%[フラグ][最小フィールド幅][.][精度][長さ修飾子]変換指定子
</syntaxhighlight>
:「[]」は省略可能であることを示す。
:;フラグ、
::; '-' : 変換結果をフィールド内に左詰めにする(デフォルトで右詰)。
::; '+' : 符号付き変換の結果を常に正符号又は負符号で始める(デフォルトで負の値の場合のみ負符号で始める)。
::; ' ' (space) : 符号付き変換の結果の最初の文字が符号でない場合、1個の空白を結果の前に付ける。
::; '#' : 変換指定子がoなら「0」を、xなら「0x」を、Xなら「0X」を結果の前に付加します。変換指定子がa, A, e, E, f, F, g, Gなら、小数点文字の後ろに数字が続かない場合でも、浮動小数点数の返還の結果に常に小数点文字を含める。変換指定子がg, Gなら、後ろの続く0を結果から取り除かない。
::; '0' : 0を文字列の左に付加することができる。
:: 最小フィールド幅 : 値を変換した結果の文字数が最小フィールド幅より少ない場合、最小フィールド幅を満たすまで左側に(-フラグがあるときは右側に)空白を詰めることです。
:; 精度 : 変換指定子がd, i, u, x, Xなら、出力する数字の最小の個数を指定します。変換指定子がa, A, e, E, f, Fなら、小数点文字の後ろに出力すべき数字の個数を指定します。変換指定子がg, Gなら、最大の有効桁数を指定します。変換指定子がsなら、書き込む最大のバイト数を指定します。
==== 長さ修飾子 ====
:{| class="wikitable"
|+ 長さ修飾子
!修飾子!!意味!!導入バージョン
|-
|hh||実引数は char 型||C99以降
|-
|h||実引数は short 型||全バージョン
|-
|l(エル)||実引数は long 型または wchar_t 型または double 型<ref>可変長引数では「既定の実引数拡張」により、float型の引数はdouble型へと変換されるため、本来はdoubleに対して修飾子を適用する必要はない。</ref>||wchar_t についてはC95以降、double についてはC99以降
|-
|ll(エルエル)||実引数は long long 型||C99以降
|-
|j||実引数は intmax_t 型||C99以降
|-
|z||実引数は size_t 型||C99以降
|-
|t||実引数は ptrdiff_t 型||C99以降
|-
|L||実引数は long double 型||全バージョン
<!--
|-
|||実引数は char16_t 型||
|-
|||実引数は char32_t 型||
-->
|}
==== 変換指定子 ====
:{|class="wikitable"
|+ printfの主な変換指定子
|-
!変換指定!!意味
|-
|%d, %i||実引数を符号付き10進表記に変換する
|-
|%u||実引数を符号無し10進表記に変換する
|-
|%o||実引数を符号無し8進表記に変換する
|-
|%x, %X||実引数を符号無し16進表記に変換する<br>%xは英字abcdefを、%Xは英字ABCDEFを用いる
|-
|%f, %F||実引数を小数形式の10進浮動小数点数表記に変換する
|-
|%e, %E||実引数を指数形式の10進浮動小数点数表記に変換する
|-
|%g, %G||実引数を小数形式または指数形式の10進浮動小数点数表記に変換する
|-
|%a, %A||実引数を指数形式の16進浮動小数点数表記に変換する
|-
|%c||実引数を文字に変換する
|-
|%s||実引数を文字列に変換する
|-
|%p||ポインタの値に変換する
|-
|%n||整数変数に出力した文字数を格納する
|-
|%%||'%'を出力する
|}
=== fscanf関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.6.2 ''The fscanf function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.6.2">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 231, §7.21.6.2 ''The fscanf function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式 : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fscanf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, ...);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
:format 書式文字列
:... 任意個数の実引数
; 返却値
:変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。
; 機能
:fscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、streamが指すストリームから入力を、任意個数の実引数へ読み込む関数です。書式文字列には、それに続く任意個数の実引数と同じ数だけの変換指定が含まれなければならない。ストリームからの入力が、書式文字列に含まれる変換指定に従って、それに対応する後の実引数が指す変数に代入される。
:変換指定は以下のようになる。
: <syntaxhighlight lang=c>
%[*][最大フィールド幅][長さ修飾子]変換指定子
</syntaxhighlight>
:「[]」は省略可能であることを示す。
:「*」とは、代入抑止文字です。「*」を指定すると、入力は変換されず、読み飛ばされる。
:最大フィールド幅とは、最大フィールド幅(文字で数えて)を指定する正の10進整数です。入力から指定した文字数だけ変換される。
==== 長さ修飾子 ====
:{| class="wikitable"
|+ 長さ修飾子
!修飾子!!意味!!導入バージョン
|-
|hh||実引数は char 型||C99以降
|-
|h||実引数は short 型||全バージョン
|-
|l(エル)||実引数は long 型または wchar_t 型または double 型<ref>可変長引数では「既定の実引数拡張」により、float型の引数はdouble型へと変換されるため、本来はdoubleに対して修飾子を適用する必要はない。</ref>||wchar_t についてはC95以降、double についてはC99以降
|-
|ll(エルエル)||実引数は long long 型||C99以降
|-
|j||実引数は intmax_t 型||C99以降
|-
|z||実引数は size_t 型||C99以降
|-
|t||実引数は ptrdiff_t 型||C99以降
|-
|L||実引数は long double 型||全バージョン
<!--
|-
|||実引数は char16_t 型||
|-
|||実引数は char32_t 型||
-->
|}<!--
:長さ修飾子とは、hh, h, l, ll, j, z, t, Lのいずれかです。hh, h, l, ll, j, z, t, Lとは、それぞれchar, short, long, long long, intmax_t, size_t, ptrdiff_t, long doubleに対応することを指定します。-->
==== 変換指定子 ====
:{| class="wikitable"
|+ fscanfの主な変換指定子
!変換指定!!意味
|-
|%d||入力を符号付き10進整数に変換する
|-
|%i||入力を符号付き整数に変換する
|-
|%u||入力を符号無し10進整数に変換する
|-
|%o||入力を符号無し8進整数に変換する
|-
|%x||入力を符号無し16進整数に変換する
|-
|%a, %e, %f, %g||入力を浮動小数点数に変換する
|-
|%c||入力を文字に変換する
|-
|%s||入力を文字列に変換する
|-
|%p||入力をポインタの値に変換する
|-
|%n||整数変数に入力した文字数を格納する
|-
|%%||1つの%と照合する
|-
|%[走査文字の並び]||走査文字の並びに含まれる文字のみを入力し、文字列に変換します。<br>[の直後に^を指定した場合、走査文字の並びに含まれない文字のみを入力し、文字列に変換します。
|-
|}
{{See also|#例:テキストファイルの読み書き |#例:scanf関数での変換指定の使い方 }}
=== printf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.210「7.19.6.3 printf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int printf(const char * restrict format, ...);
</syntaxhighlight>
; 引数
:format 書式文字列
:... 任意個数の実引数
; 返却値
:書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。
; 機能
:printf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、標準出力へ書き込む関数です。
:printf関数は、与えられた実引数の前にstdoutを実引数として付加したfprintf関数と等価です。詳しくは[[#fprintf関数]]を参照せよ。
; 例
:printf関数の基本的な使い方は、[[C言語/基礎知識#printf関数の使用例]]を参照せよ。
:[[#例:printf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== scanf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.210「7.19.6.4 scanf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int scanf(const char * restrict format, ...);
</syntaxhighlight>
; 引数
:format 書式文字列
:... 任意個数の実引数
; 返却値
:変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。
; 機能
:scanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、標準入力を、任意個数の実引数へ読み込む関数です。
:scanf関数は、与えられた実引数の前にstdinを実引数として付加したfscanf関数と等価です。詳しくは[[#fscanf関数]]を参照せよ。
; 例
:scanf関数の基本的な使い方は、[[C言語/基礎知識#scanf関数の使用例]]を参照せよ。
:[[#例:scanf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== snprintf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.210「7.19.6.5 snprintf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int snprintf(char * restrict s, size_t n, const char * restrict format, ...);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 配列
:n 書き込む文字数
:format 書式文字列
:... 任意個数の実引数
; 返却値
:nが十分に大きい場合に配列に書き込んだはずの文字数。ただし、終端ナル文字は数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値を返す。すなわち、返却値が非負かつn未満の場合、そしてその場合に限り、ナル文字で終了している出力が完全に書き込まれています。
; 機能
:snprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、nで指定した書き込む文字数分だけ、sが指す配列へ書き込む関数です。
:snprintf関数は、生成された出力をストリームではなく実引数sで指定する配列に書き込むことを除いては、fprintf関数と等価です。詳しくは[[#fprintf関数]]を参照せよ。
:書き込む文字数にはナル文字を含む。
:領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char s[16];
int i=1234;
double d=3.14;
char c='a';
char s2[]="Hello";
snprintf(s, sizeof(s), "%d %.2f %c %s", i, d, c, s2);
printf("%s", s);
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:printf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== sprintf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.211「7.19.6.6 sprintf関数」</ref>
: <syntaxhighlight lang=c>
warning!
sprintf関数は配列へ書き込む文字数を指定できないため、
使い方によってはバッファオーバーランが発生する場合があります。
</syntaxhighlight>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int sprintf(char * restrict s, const char * restrict format, ...);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 配列
:format 書式文字列
:... 任意個数の実引数
; 返却値
:配列に書き込まれた文字数。ただし、ナル文字は文字数に数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値。
; 機能
:sprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、sが指す配列へ書き込む関数です。
:sprintf関数は、生成された出力をストリームではなく実引数sで指定する配列に書き込むことを除いては、fprintf関数と等価です。詳しくは[[#fprintf関数]]を参照せよ。
:書き込まれた出力文字の列の後にナル文字を書き込む。
:領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char s[32];
int i=1234;
double d=3.14;
char c='a';
char s2[]="Hello";
sprintf(s, "%d %.2f %c %s", i, d, c, s2);
printf("%s", s);
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:printf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== sscanf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.211「7.19.6.7 sscanf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int sscanf(const char * restrict s, const char * restrict format, ...);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 文字列
:format 書式文字列
:... 任意個数の実引数
; 返却値
:変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。
; 機能
:sscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、sが指す文字列を、任意個数の実引数へ読み込む関数です。
:sscanf関数は、入力をストリームではなく実引数sで指定される文字列から得ることを除けば、fscanf関数と等価です。詳しくは[[#fscanf関数]]を参照せよ。
:文字列の終わりに達することが、fscanf関数でファイルの終わりに達することと等価です。
:領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char s[]="1234 3.14 a Hello";
int i;
double d;
char c;
char s2[16];
sscanf(s, "%d %lf %c %15s", &i, &d, &c, &s2);
printf("i=%d, d=%.2f, c=%c, s2=%s", i, d, c, s2);
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:scanf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== vfprintf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.211「7.19.6.8 vfprintf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
int vfprintf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, va_list arg);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
:format 書式文字列
:arg 可変個数の実引数のリスト
; 返却値
:書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。
; 機能
:vfprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、streamが指すストリームへ書き込む関数です。
:vfprintf関数は、可変個数の実引数並びを、argで置き換えたfprintfと等価です。詳しくは[[#fprintf関数]]を参照せよ。
:vfprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。
:vfprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
//fprintf関数と同じ働きをするmyfprintf関数
int myfprintf(FILE * stream, const char * format, ...)
{
va_list ap;
int ret;
va_start(ap, format);
ret=vfprintf(stream, format, ap);
va_end(ap);
return ret;
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:printf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== vfscanf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.212「7.19.6.9 vfscanf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
int vfscanf(FILE * restrict stream, const char * restrict format, va_list arg);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
:format 書式文字列
:arg 可変個数の実引数のリスト
; 返却値
:変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。
; 機能
:vfscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、streamが指すストリームから入力を、可変個数の実引数のリストへ読み込む関数です。
:vfscanf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたfscanf関数と等価です。詳しくは[[#fscanf関数]]を参照せよ。
:vfscanf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。
:vfscanf関数はva_endマクロを呼び出さない。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
//fscanf関数と同じ働きをするmyfscanf関数
int myfscanf(FILE * stream, const char * format, ...)
{
va_list ap;
int ret;
va_start(ap, format);
ret=vfscanf(stream, format, ap);
va_end(ap);
return ret;
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:scanf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== vprintf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.212「7.19.6.10 vprintf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
int vprintf(const char * restrict format, va_list arg);
</syntaxhighlight>
; 引数
:format 書式文字列
:arg 可変個数の実引数のリスト
; 返却値
:書き出された文字数。出力エラーまたは表現形式エラーが発生した場合、負の値。
; 機能
:vprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、標準出力へ書き込む関数です。
:vprintf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたprintf関数と等価です。詳しくは[[#printf関数]]を参照せよ。
:vprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。
:vprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
//printf関数と同じ働きをするmyprintf関数
int myprintf(const char * format, ...)
{
va_list ap;
int ret;
va_start(ap, format);
ret=vprintf(format, ap);
va_end(ap);
return ret;
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:printf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== vscanf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.213「7.19.6.11 vscanf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#innlude <stdio.h>
int vscanf(const char * restrict format, va_list arg);
</syntaxhighlight>
; 引数
:format 書式文字列
:arg 可変個数の実引数のリスト
; 返却値
:変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。
; 機能
:vscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、標準入力を、可変個数の実引数のリストへ読み込む関数です。
:vscanf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたscanf関数と等価です。詳しくは[[#scanf関数]]を参照せよ。
:vscanf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。
:vscanf関数はva_endマクロを呼び出さない。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
//scanf関数と同じ働きをするmyscanf関数
int myscanf(const char * format, ...)
{
va_list ap;
int ret;
va_start(ap, format);
ret=vscanf(format, ap);
va_end(ap);
return ret;
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:scanf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== vsnprintf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.213「7.19.6.12 vsnprintf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
int vsnprintf(char * restrict s, size_t n, const char * restrict format, va_list arg);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 配列
:n 書き込む文字数
:format 書式文字列
:arg 可変個数の実引数のリスト
; 返却値
:nが十分に大きい場合に配列に書き込んだはずの文字数。ただし、終端ナル文字は数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値を返す。すなわち、返却値が非負かつn未満の場合、そしてその場合に限り、ナル文字で終了している出力が完全に書き込まれています。
; 機能
:vsnprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、nで指定した書き込む文字数分だけ、sが指す配列へ書き込む関数です。
:vsnprintf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたsnprintfと等価です。詳しくは[[#snprintf関数]]を参照せよ。
:vsnprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。
:vsnprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。
:領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
//snprintf関数と同じ働きをするmysnprintf関数
int mysnprintf(char * s, size_t n, const char * format, ...)
{
va_list ap;
int ret;
va_start(ap, format);
ret=vsnprintf(s, n, format, ap);
va_end(ap);
return ret;
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:printf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== vsprintf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.213「7.19.6.13 vsprintf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
int vsprintf(char * restrict s, const char * restrict format, va_list arg);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 配列
:format 書式文字列
:arg 可変個数の実引数のリスト
; 返却値
:配列に書き込まれた文字数。ただし、ナル文字は文字数に数えない。表現形式エラーが発生した場合、負の値。
; 機能
:vsprintf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、可変個数の実引数のリストを、sが指す配列へ書き込む関数です。
:vsprintf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたsprintfと等価です。詳しくは[[#sprintf関数]]を参照せよ。
:vsprintf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。
:vsprintf関数はva_endマクロを呼び出さない。
:領域の重なり合うオブジェクト間でコピーが行われるとき、その動作は未定義です。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
//sprintf関数と同じ働きをするmysprintf関数
int mysprintf(char * s, const char * format, ...)
{
va_list ap;
int ret;
va_start(ap, format);
ret=vsprintf(s, format, ap);
va_end(ap);
return ret;
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:printf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
=== vsscanf関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.214「7.19.6.14 vsscanf関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
int vsscanf(const char * restrict s, const char * restrict format, va_list arg);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 文字列
:format 書式文字列
:arg 可変個数の実引数のリスト
; 返却値
:変換が一つも行われないまま入力誤りが発生した場合、マクロEOFの値。その他の場合、代入された入力項目の個数。この個数は、入力中に照合誤りが発生すると、与えられた入力項目の個数より少なくなることもあり、0になることもある。
; 機能
:vsscanf関数とは、formatが指す書式文字列に従って、sが指す文字列を、可変個数の実引数のリストへ読み込む関数です。
:vsscanf関数は、可変個数の実引数並びをargで置き換えたsscanf関数と等価です。詳しくは[[#sscanf関数]]を参照せよ。
:vsscanf関数の呼び出し前に、va_startマクロでargを初期化しておかなければならない。
:vsscanf関数はva_endマクロを呼び出さない。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdarg.h>
#include <stdio.h>
//sscanf関数と同じ働きをするmysscanf関数
int mysscanf(const char * s, const char * format, ...)
{
va_list ap;
int ret;
va_start(ap, format);
ret=vsscanf(s, format, ap);
va_end(ap);
return ret;
}
</syntaxhighlight>
:[[#例:scanf関数での変換指定の使い方]]を参照せよ。
== 文字入出力関数 ==
<ref>『JISX3010:2003』p.214「7.19.7 文字入出力関数」</ref>
=== fgetc関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.214「7.19.7.1 fgetc関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int fgetc(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream 入力ストリーム
; 返却値
:ファイル終了表示子がセットされている場合、またはファイルの終わりに達している場合、ファイル終了表示子をセットし、EOF。読み取りエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。その他の場合、次の文字。
; 機能
:fgetc関数とは、streamが指す入力ストリームから、1文字取り込みその値を返却する関数です。
:その文字はunsigned char型として取り込み、int型に変換される。
:そして、ファイル位置表示子を進める。
; 例
:[[#例:テキストファイルの読み書き]]を参照せよ。
;その他のコード例
: <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int c;
printf("\n1文字の文字を入力してください:");
c = fgetc(stdin);
printf("\n入力した文字は%cです。\n", c);
}
</syntaxhighlight>
fgetc では、Fedora Linuxの場合、上記のようなコードで、エンターキーを押して入力しないといけない。
Linuxにて、エンターキーを押さずに文字列を入力するようにする場合、<code>#include <termios.h></code><ref>termios は標準Cライブラリではなく、POSIXの機能です。</ref> を使って設定を変える方法もあるが、しかしプログラム終了の直前に設定を戻す必要がある(プログラムの実行を終了しても、ターミナルを終了しないかぎり、設定は自動では戻らない)。(Fedora32で2020年8月26日に動作を確認)。
このため、設定を変える前に、現在の設定を保存しなければならない。しかし、とても面倒なので、初心者はあまり、この termios.h の方法には手を出さないほうが良い。もし、間違えて設定を書き換えてしまった場合、いったんターミナルを終了すれば、設定はもとに戻る。
if文と組み合わせる場合は、右辺の文字側の引用符は一重引用符でなければならない。
;コード例
: <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main() {
while (1) {
printf("fまたはFを押すと終了します。:");
int temp = fgetc(stdin);
if (temp == 'f' || temp == 'F') {
break;
}
printf("\n");
}
printf("\n");
return 0;
}
</syntaxhighlight>
;実行例
: <pre>
fまたはFを押すと終了します。:r
fまたはFを押すと終了します。:t
fまたはFを押すと終了します。:f
終了しています
</pre>
termios.h は標準入出力ではないが、termios を使った場合のコード例は下記のようになる。
;コード例
: <syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
#include <termios.h>
#include <unistd.h> // STDIN_FILENO に必要
int main() {
struct termios term;
tcgetattr(STDIN_FILENO, &term);
struct termios original;
original = term;
term.c_lflag &= (~ICANON) | ECHO; // 非カノニカルモード。エコーありに設定。
tcsetattr(STDIN_FILENO, TCSANOW, &term);
int temp;
while (1) {
temp = fgetc(stdin);
if (temp == 'f' || temp == 'F') {
break;
}
}
printf("\n");
tcsetattr(STDIN_FILENO, TCSANOW, &original); // もとの設定に戻さないと、プログラム終了後も設定が残留します。
return 0;
}
</syntaxhighlight>
;実行例
:<pre>
iuiytf
</pre>
:※ 文字「f」が入力された時点で、(エンターキーを押さずに)自動的にプログラム終了します。
;解説
まず、<code>struct termios term;</code> で termios型の構造体を呼び出す。
特別な構造体であり、既に構造体の中身が作成済みになっているので、その設定をこれから書き換えるのだが、書き換え前に標準設定を保存しておく必要があります。(でないと、書き換え後も、ターミナル終了まで、設定が残ってしまう。)
なので、たとえば「 original 」などの名前でtermios構造体をさらに新規作成し、このoriginalに標準設定を残しておく。
original = term;
だけで、構造体 term の内容が 構造体 original の内容がコピーされる。なお、構造体にかぎらず、一般に構造体は、イコール記号で一括でコピーできる。配列や文字列のコピーだと、等号だけでは一括コピーできずに特殊な操作が必要になるのに、なぜか構造体では等号だけでコピーできるのは不思議に思うかもしれないが、C言語は、そういう奇妙な仕様です。
ターミナルの普段の、エンターキーを押して入力するという入力設定のモード名は「カノニカルモード」というモードです。
一方、エンターキーを押さずに済むモードは、非カノニカルモードである、。
term.c_lflag &= ~ICANON;
で、termos構造体変数termを、非カノニカルモードにしています。
「ICANON 」だけだとカノニカルモードだが、それの冒頭に否定の意味のチルダ記号「~」がついて、非カノニカルモードになっています。チルダの機能は、ビット列の反転です。
「ECHO」とは、ターミナルに入力文字が表示されるかどうかの設定。本wikiでは説明しやすさの都合で、エコーありにした。
もし、エコー無しにしたければ、チルダをつけて「~ECHO」にすれば、入力文字が表示されなくなる。
<code>&=</code>とは、ビット演算の複合代入演算子で、単に
a &= b
は
a = a & b
の意味。
なお、
term.c_lflag &= (~ICANON) | ECHO;
と書かずとも、なぜか
term.c_lflag &= (~ICANON);
term.c_lflag &= ECHO;
というふうに1行ずつ個別に実行しても同様の設定が行えてしまう。
=== fgets関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.214「7.19.7.2 fgets関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
char *fgets(char * restrict s, int n, FILE * restrict stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 配列
:n 読み取る文字数(ナル文字を含む)
:stream ストリーム
; 返却値
:成功した場合、s。ファイルの終わりを検出し、かつ配列に1文字も読み取っていなかった場合、又は読み取りエラーが発生した場合、空ポインタ。
; 機能
:fgets関数とは、streamが指すストリームから、文字の列を読み取り、sが指す配列に格納する関数です。
:読み取る文字の列は改行又はファイルの終わりまでで、読み取る文字数の最大値はn-1です。
:最後にナル文字を付ける。
; 例
:[[#例:テキストファイルの読み書き]]を参照せよ。
=== fputc関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.3 fputc関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fputc(int c, FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:c 書き込む文字
:stream 出力ストリーム
; 返却値
:書き込んだ文字。書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。
; 機能
:fputc関数とは、streamが指す出力ストリームにcで指定された文字を書き込む関数です。
:その文字は、int型からunsigned char型に変換される。
:そして、ファイル位置表示子を進める。
; 例
:[[#例:テキストファイルの読み書き]]を参照せよ。
=== fputs関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.4 fputs関数」</ref>
; 形式
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fputs(const char * restrict s, FILE * restrict stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 文字列
:stream ストリーム
; 返却値
:書き込みエラーが発生した場合、EOF。その他の場合、非負の値。
; 機能
:fputs関数とは、streamが指すストリームにsが指す文字列を書き込む関数です。
:終端ナル文字の書き込みは行わない。
; 例
:[[#例:テキストファイルの読み書き]]を参照せよ。
=== getc関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.5 getc関数」</ref>
; 形式
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int getc(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream 入力ストリーム
; 返却値
:ファイルの終わりに達している場合、ファイル終了表示子をセットし、EOF。読み取りエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。その他の場合、次の文字。
; 機能
:getc関数とは、streamが指す入力ストリームから、1文字取り込みその値を返却する関数です。
:getc関数はfgetc関数と等価です。詳しくは[[#fgetc関数]]を参照せよ。
; 例
:[[#例:テキストファイルの読み書き]]の「例 fputc、fgetc関数を用いたテキストファイルの読み書き」を参照せよ。
=== getchar関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.215「7.19.7.6 getchar関数」</ref>
; 形式
:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int getchar(void);
</syntaxhighlight>
; 引数
:なし
; 返却値
:ファイルの終わりに達している場合、ファイル終了表示子をセットし、EOF。読み取りエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。その他の場合、次の文字。
; 機能
:getchar関数とは、標準入力から、1文字取り込みその値を返却する関数です。
:getchar関数は、実引数としてstdinを指定したgetcと等価です。詳しくは[[#getc関数]]を参照せよ。
; 例
:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int c;
printf("\n1文字の文字を入力してください:");
c = getchar();
printf("\n入力した文字は%cです。\n", c);
}
</syntaxhighlight>
実行環境にもよるだろうが、文字を入力したあと、さらにエンターキーを押す必要があります。(Linux の Fedora32でその動作を2020年8月26日に確認。)
;コード例
:<syntaxhighlight lang="C">
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int c;
while (1) {
printf("終了するにはfを1文字入力してください:\n");
c = getchar();
if (c == 'f' || c == 'F') { break;}
}
printf("終了しました\n");
}
</syntaxhighlight>
;動作結果
::※ 一例
:<pre>
終了するにはfを1文字入力してください:
j
終了するにはfを1文字入力してください:
終了するにはfを1文字入力してください:
r
終了するにはfを1文字入力してください:
終了するにはfを1文字入力してください:
f
終了しました
</pre>
if文で比較するには、引用符は一重引用符を使う必要があります。二重引用符だとコンパイル時にエラーになる。(Fedora 32で確認.)
=== gets関数 ===
<div style="margin:1em; text-align: center; color:#660; background-color:#fcc;font-size:1.5em">
gets関数はC11で削除されました。
また、gets関数は読取る文字数を指定できないため、
原理的に、バッファオーバーランを防ぐことができません。
</div>
; 形式
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
char *gets(char *s);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 配列
; 返却値
:成功した場合、s。ファイルの終わりを検出し、かつ配列に1文字も読み取っていなかった場合、又は読み取りエラーが発生した場合、空ポインタ。
; 機能
:gets関数とは、標準入力から、文字の列を読み取り、sが指す配列に格納する関数です。
:読み取る文字の列は改行又はファイルの終わりまでです。
:最後に改行文字の代わりにナル文字を付ける。
; 例
:<syntaxhighlight lang=c>
//※このプログラムにはバッファオーバーランの可能性があります。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char str[256];
printf("\n文字列を入力してください(半角255文字以内):");
gets(str);
printf("\n入力した文字列は%sです。", str);
}
</syntaxhighlight>
=== putc関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.216「7.19.7.8 putc関数」</ref>
; 形式
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int putc(int c, FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:c 書き込む文字
:stream 出力ストリーム
; 返却値
:書き込んだ文字。書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。
; 機能
:putc関数とは、streamが指す出力ストリームにcで指定された文字を書き込む関数です。
:putc関数は、fputcと等価です。詳しくは[[#fputc関数]]を参照せよ。
; 例
:[[#例:テキストファイルの読み書き]]の「例 fputc、fgetc関数を用いたテキストファイルの読み書き」を参照せよ。
=== putchar関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.216「7.19.7.9 putchar関数」</ref>
; 形式
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int putchar(int c);
</syntaxhighlight>
; 引数
:c 書き込む文字
; 返却値
:書き込んだ文字。書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、EOF。
; 機能
:putchar関数とは、標準出力にcで指定された文字を書き込む関数です。
:putchar関数は、第2実引数としてstdoutを指定したputcと等価です。詳しくは[[#putc関数]]を参照せよ。
; 例
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int c='a';
putchar(c);
}
</syntaxhighlight>
=== puts関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.216「7.19.7.10 puts関数」</ref>
; 形式
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int puts(const char *s);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 文字列
; 返却値
:書き込みエラーが発生した場合、EOF。その他の場合、非負の値。
; 機能
:puts関数とは、標準出力にsが指す文字列を書き込む関数です。
:出力の最後に改行文字を追加します。
:終端ナル文字の書き込みは行わない。
; 例
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
char str[]="Hello, world!";
puts(str);
}
</syntaxhighlight>
=== ungetc関数 ===
ISO/IEC 9899:2017 § 7.21.7.10 ''The ungetc function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.7.10">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 243, §7.21.7.10 ''The ungetc function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>。
; 形式
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int ungetc(int c, FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 機能
: ungetc関数は、cで指定された(unsigned charに変換された)文字を、streamが指す入力ストリームに押し戻します。押し戻された文字は、そのストリームに対する後続の読み込みによって、押し戻された順序とは逆の順序で返されます。ファイル位置指定関数(fseek、fsetpos、rewind)を(streamが指すストリームで)正常に呼び出した場合、そのストリームで押し戻された文字は破棄されます。ストリームに対応する外部記憶装置は変更されません。
: 1文字分のプッシュバックが保証されます。ungetc関数が同一ストリーム上で何度も呼び出され、その間にそのストリームの読み込みやファイルの位置決め操作が行われなかった場合、操作は失敗することがあります。
: cの値がマクロEOFの値と等しい場合、操作は失敗し、入力ストリームは変更されません。
: ungetc 関数の呼び出しに成功すると、ストリームのファイル終端インジケータがクリアされます。テキストストリームの場合、ungetc関数の呼び出しに成功した後のファイル位置インジケータの値は、押し戻された文字がすべて読み込まれるか、または廃棄されるまで特定できない。バイナリストリームの場合、ungetc関数の呼び出しが成功するたびに、そのファイルポジションインジケーターはデクリメントされます。呼び出し前にその値がゼロだった場合、呼び出し後は不定です。
; 返却値
: ungetc関数は、変換後に押し戻された文字を返し、操作が失敗した場合はEOFを返します。
; 例
:<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int c;
printf("\n1文字の文字を入力してください:");
c = getchar();
printf("\n入力した文字は%cです。", c);
ungetc(c, stdin);
c = getchar();
printf("\nungetc()で標準入力へ押し戻した文字は%cです。", c);
}
</syntaxhighlight>
== 直接入出力関数 ==
<ref>『JISX3010:2003』p.217「7.19.8 直接入出力関数」</ref>
=== fread関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.217「7.19.8.1 fread関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
size_t fread(void * restrict ptr, size_t size, size_t nmemb, FILE * restrict stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:ptr 配列
:size 大きさ
:nmemb 個数
:stream ストリーム
; 返却値
:読み取りに成功した要素の個数。その個数は、読み取りエラーが発生した場合、又はファイルの終わりに達した場合、nmembより小さいことがあります。
; 機能
:fread関数とは、streamが指すストリームから、最大nmemb個の大きさsizeの要素を、ptrが指す配列に読み取る関数です。
:ファイル位置表示子を読み取りに成功した文字数分進める。
:エラーが発生した場合、そのストリームのファイル位置表示子の値は不定です。
:1つの要素の一部だけが読み取られた時、その値は不定です。
; 例
:[[#例:バイナリファイルの読み書き]]を参照せよ。
=== fwrite関数 ===
* N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017 §7.21.8.2 ''The fwrite function''<ref name="jtc1-sc22-wg14-n2596-7.21.8.2">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archiveurl = https://web.archive.org/web/20181230041359/http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/abq/c17_updated_proposed_fdis.pdf
| archivedate = 2018-12-30
| title = N2176 C17 ballot ISO/IEC 9899:2017
| page = 244, §7.21.8.2 ''The fwrite function''
| publisher = ISO/IEC JTC1/SC22/WG14}}</ref>.
; 形式 :<syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
size_t fwrite(const void * restrict ptr,
size_t size, size_t nmemb,
FILE * restrict stream);
</syntaxhighlight>
; 説明
: fwrite関数は,ptrが指す配列から,sizeで指定されたサイズのnmemb要素までをstreamが指すストリームに書き込みます。各オブジェクトに対して、サイズコールがfputc関数に行われ、オブジェクトの上に正確に重なっているunsigned charの配列から値を(順に)取得します。ストリームのファイル・ポジション・インジケータ(定義されている場合)は、正常に書き込まれた文字数だけ進みます。エラーが発生した場合、ストリームのファイルポジションインジケータの結果は不定です。<!-- The fwrite function writes, from the array pointed to by ptr, up to nmemb elements whose size is specified by size, to the stream pointed to by stream. For each object, size calls are made to the fputc function, taking the values (in order) from an array of unsigned char exactly overlaying the object. The file position indicator for the stream (if defined) is advanced by the number of characters successfully written. If an error occurs, the resulting value of the file position indicator for the stream is indeterminate. -->
; 返却値
: fwrite関数は、書き込みに成功した要素の数を返しますが、書き込みエラーが発生した場合のみ、nmembよりも小さくなります。sizeまたはnmembが0の場合、fwriteは0を返し、ストリームの状態は変更されません。<!-- The fwrite function returns the number of elements successfully written, which will be less than nmemb only if a write error is encountered. If size or nmemb is zero, fwrite returns zero and the state of the stream remains unchanged. -->
{{See also|#例:バイナリファイルの読み書き}}
== ファイル位置付け関数 ==
<ref>『JISX3010:2003』p.218「7.19.9 ファイル位置付け関数」</ref>
=== fgetpos関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.218「7.19.9.1 fgetpos関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fgetpos(FILE * restrict stream, fpos_t * restrict pos);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
:pos ストリームの解析状態及びファイル位置情報を格納するオブジェクト
; 返却値
:成功したときは0。失敗したときは0以外で、処理系定義の正の値をerrnoに格納します。
; 機能
:fgetpos関数とは、streamが指すストリームの解析状態及びファイル位置表示子のその時点の値を、posが指すオブジェクトに格納する関数です。
:fsetpos関数を用いて、fgetpos関数で取得したファイル位置に、ストリームを再び位置づけることができる。
; 例
:[[#例:fgetpos関数とfsetpos関数の使い方]]を参照せよ。
=== fseek関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.218「7.19.9.2 fseek関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fseek(FILE *stream, long int offset, int whence);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
:offset オフセット
:whence 位置(SEEK_SET, SEEK_CUR, SEEK_END)
; 返却値
:要求を満足できなかった場合に限り、0以外の値。
; 機能
:fseek関数とは、streamが指すストリームのファイル位置表示子の値を、変更する関数です。
:読み取りエラーまたは書き込みエラーが発生した場合、エラー表示子をセットし、fseek関数は失敗します。
:バイナリストリームの場合、新しい位置は、whenceが指す位置にoffsetを加えた位置です。
:whenceにはSEEK_SET, SEEK_CUR, SEEK_ENDのいずれかを指定し、SEEK_SETはファイルの初め、SEEK_CURはファイル位置表示子のその時点の値、SEEK_ENDはファイルの終わりを意味します。
:SEEK_ENDを指定した場合、呼び出しが意味のあるものとしてサポートされるとは限らない。
:テキストストリームの場合、offsetに0を指定する、又は同じファイルに結び付けられたストリームに対する以前の成功したftell関数の呼び出しで返された値を指定しなければならない。
:後者の場合whenceにはSEEK_SETを指定します。
:fseek関数の呼び出しに成功すると、新しい位置を決定した後、ストリームに対するungetc関数の効果をすべて解除し、そのストリームのファイル終了表示子をクリアした上で、ファイル位置表示子を新しい位置に設定します。
:fseek関数の呼び出しが成功した後では、更新ストリームに対する次の操作は入力でも出力でもよい。
; 例
:[[#例:fseek関数とftell関数の使い方]]を参照せよ。
=== fsetpos関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.219「7.19.9.3 fsetpos関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int fsetpos(FILE *stream, const fpos_t *pos);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
:pos 位置
; 返却値
:成功したとき、0。失敗したとき、0以外の値で、処理系定義の正の値をerrnoに格納します。
; 機能
:fsetpos関数とは、posが指すオブジェクトの値に従って、streamが指すストリームのmbstate_tオブジェクト及びファイル位置表示子を設定する関数です。
:fsetpos関数を用いて、fgetpos関数で取得したファイル位置に、ストリームを再び位置づけることができる。
:読み取りエラーまたは書き込みエラーが発生した場合、そのストリームに対するエラー表示子が設定され、fsetposは失敗します。
:fsetpos関数の呼び出しに成功すると、そのストリームに対するungetc関数の効果をすべて解除し、そのストリームのファイル終了表示子をクリアしたうえで、新しい解析状態を設定し、ファイル位置表示子を新しい位置に設定します。
:fsetposの呼び出しが成功した後では、更新ストリームに対する次の操作は入力でも出力でもよい。
; 例
:[[#例:fgetpos関数とfsetpos関数の使い方]]を参照せよ。
=== ftell関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.219「7.19.9.4 ftell関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
long int ftell(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
; 返却値
:成功したとき、そのストリームのファイル位置表示子のその時点の値。失敗したとき-1Lで、処理系定義の正の値をerrnoに格納します。
; 機能
:ftell関数とは、streamが指すストリームのファイル位置表示子のその時点の値を得る関数です。
:バイナリストリームの場合、その値はファイルの始めからの文字数です。
:テキストストリームの場合、そのファイル位置表示子は、ftell関数の呼び出し時の位置にそのストリームのファイル位置表示子を戻すために、fseek関数で使用できる情報を含む。
:ただし、この情報の内容は、未規定です。
:ftell関数の2回の呼び出し返却値の差は、書き込み文字数又は読み取り文字数という意味を持つとは限らない。
; 例
:[[#例:fseek関数とftell関数の使い方]]を参照せよ。
=== rewind関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.219「7.19.9.5 rewind関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
void rewind(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
; 返却値
:なし
; 機能
:rewind関数とは、streamが指すストリームに対応するファイル位置表示子を、そのファイルの始めに位置付ける関数です。
:すなわち、そのストリームに対応するエラー表示子をクリアすることを除けば、
: <syntaxhighlight lang=c>
(void)fseek(stream, 0L, SEEK_SET)
</syntaxhighlight>
と等価です。
; 例
: <syntaxhighlight lang=c>
//showfiletwice.c
#include <stdio.h>
int main(int argc, char *argv[])
{
FILE *fp;
int c;
if(argc<2){//コマンドライン引数をチェック
printf("showfiletwice ファイル名\n");
return 1;
}
if((fp=fopen(argv[1], "r"))==NULL){//ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。
printf("オープン操作が失敗しました。\n");
return 1;
}
//ファイルの内容を表示します。
while((c=fgetc(fp))!=EOF){
putchar(c);
}
//ファイルの内容を再び表示します。
rewind(fp);
putchar('\n');//改行します。
while((c=fgetc(fp))!=EOF){
putchar(c);
}
fclose(fp);//ファイルをクローズします。
}
</syntaxhighlight>
== エラー処理関数 ==
<ref>『JISX3010:2003』p.219「7.19.10 エラー処理関数」</ref>
=== clearerr関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.219「7.19.10.1 clearerr関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
void clearerr(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
; 返却値
:なし
; 機能
:clearerr関数とは、streamが指すストリームのファイル終了表示子及びエラー表示子をクリアする関数です。
; 例
:[[#例:clearerr関数とfeof関数の使い方]]を参照せよ。
:[[#例:clearerr関数とferror関数の使い方]]を参照せよ。
=== feof関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.220「7.19.10.2 feof関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int feof(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
; 返却値
:streamのファイル終了表示子がセットされている場合、0以外の値。セットされていない場合、0。
; 機能
:feof関数とは、streamが指すストリームのファイル終了表示子を判定する関数です。
; 例
:[[#例:clearerr関数とfeof関数の使い方]]を参照せよ。
=== ferror関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.220「7.19.10.3 ferror関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int ferror(FILE *stream);
</syntaxhighlight>
; 引数
:stream ストリーム
; 返却値
:streamのエラー表示子がセットされている場合、0以外の値。セットされていない場合、0。
; 機能
:ferror関数とは、streamが指すストリームのエラー表示子を判定する関数です。
; 例
:[[#例:clearerr関数とferror関数の使い方]]を参照せよ。
=== perror関数 ===
<ref>『JISX3010:2003』p.220「7.19.10.4 perror関数」</ref>
; 形式
: <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
void perror(const char *s);
</syntaxhighlight>
; 引数
:s 文字列
; 返却値
:なし
; 機能
:perror関数とは、整数式errnoのエラー番号に対応するエラーメッセージを生成する、すなわち標準エラーストリームに文字の並びを書き込む関数です。
:その文字の並びは、<var>s</var> が空ポインタでなく、かつ <var>s</var> が指す文字がナル文字でないならば、
:: <syntaxhighlight lang=text>
{ 仮引数 s の内容 }: エラーメッセージ
</syntaxhighlight>
:であり、それ以外ならば、
:: <syntaxhighlight lang=text>
エラーメッセージ
</syntaxhighlight>
:です。
:<code>errno</code>は静的な場所に格納されるエラーコードによってエラー状態を報告するマクロです<ref name="jtc1-sc22-wg14-n1570-7.5">{{cite book
| url = http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg14/www/docs/n1570.pdf
| title = N1570 Committee Draft — April 12, 2011 ISO/IEC 9899:201x
| page=205, §7.5 ''Errors''
| publisher = ISO/IEC}}</ref>。ヘッダー<code>[[C言語/標準ライブラリ/|errno.h|errno.h]]</code>で定義されています(宣言ではなくマクロ定義です)。
{{See also|C言語/標準ライブラリ/エラー}}
; [https://paiza.io/projects/1kGujkciqyeGO93T3FMxVQ?language=c 例] : <syntaxhighlight lang=c>
#include <stdio.h>
int main(void) {
FILE *fp;
const char *filename = "file_not_existing",
*s = "エラー";
//ファイルをテキストファイルの読み取りモードでオープンします。
if ((fp = fopen(filename, "r")) == NULL) {
perror(s);
return 1;
}
fclose(fp); //ファイルをクローズします。
return 0;
}
</syntaxhighlight>
;結果:<syntaxhighlight lang=text>
エラー: No such file or directory
</syntaxhighlight>
{{See also|C言語/標準ライブラリ/文字列操作#strerror関数}}
== 脚注 ==
<references/>
== 参考文献 ==
* {{cite book | url=https://www.iso.org/obp/ui/#iso:std:iso-iec:9899:ed-4:v1:en | title= ISO/IEC 9899:2018(en) Information technology — Programming languages — C | publisher=[[W:国際標準化機構|ISO]]/[[W:国際電気標準会議|IEC]] | date = 2018-07-05}}
* 日本工業標準調査会(当時、現:日本産業標準調査会)『JISX3010 プログラム言語C』2003年12月20日改正
[[Category:C言語|stdio.h]]
| null |
2022-10-13T02:33:06Z
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|
11,673 |
個人情報の保護に関する法律第34条
|
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
(勧告及び命令)
|
[
{
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}
] |
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律]]
==条文==
(勧告及び命令)
;第34条
# 主務大臣は、個人情報取扱事業者が第16条から第18条まで、第20条から第27条まで又は第30条第2項の規定に違反した場合において個人の権利利益を保護するため必要があると認めるときは、当該個人情報取扱事業者に対し、当該違反行為の中止その他違反を是正するために必要な措置をとるべき旨を勧告することができる。
# 主務大臣は、前項の規定による勧告を受けた個人情報取扱事業者が正当な理由がなくてその勧告に係る措置をとらなかった場合において個人の重大な権利利益の侵害が切迫していると認めるときは、当該個人情報取扱事業者に対し、その勧告に係る措置をとるべきことを命ずることができる。
# 主務大臣は、前二項の規定にかかわらず、個人情報取扱事業者が第16条、第17条、第20条から第22条まで又は第23条第1項の規定に違反した場合において個人の重大な権利利益を害する事実があるため緊急に措置をとる必要があると認めるときは、当該個人情報取扱事業者に対し、当該違反行為の中止その他違反を是正するために必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律|個人情報の保護に関する法律]]
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律#4|第4章 個人情報取扱事業者の義務等]]<br>
[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律#4-1|第1節 個人情報取扱事業者の義務]]
|[[個人情報の保護に関する法律第33条|第33条]]<br>(助言)
|[[個人情報の保護に関する法律第35条|第35条]]<br>(主務大臣の権限の行使の制限)
}}
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[[category:個人情報の保護に関する法律|34]]
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2009-10-19T20:04:47Z
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|
11,674 |
行政不服審査法第8条
|
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
(特別の不服申立ての制度)
|
[
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}
] |
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政不服審査法]]
==条文==
(特別の不服申立ての制度)
;第8条
: [[行政不服審査法第7条|前条]]の規定は、同条の規定により審査請求をすることができない処分又は不作為につき、別に法令で当該処分又は不作為の性質に応じた不服申立ての制度を設けることを妨げない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政不服審査法|行政不服審査法]]
|[[コンメンタール行政不服審査法#1|第1章 総則]]<br>
|[[行政不服審査法第7条|第7条]]<br>(適用除外)
|[[コンメンタール行政不服審査法#2|第2章 審査請求]]<br>[[コンメンタール行政不服審査法#2-1|第1節 審査庁及び審理関係人]]<br>[[行政不服審査法第9条|第9条]]<br>(審理員)
}}
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[[category:行政不服審査法|8]]
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2022-02-19T08:01:09Z
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|
11,675 |
行政不服審査法第20条
|
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
(口頭による審査請求)
デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律(令和3年法律第37号)により、末尾を次のように改正。
|
[
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"text": "法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法",
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"text": "デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律(令和3年法律第37号)により、末尾を次のように改正。",
"title": "解説"
}
] |
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政不服審査法]]
==条文==
(口頭による審査請求)
;第20条
: 口頭で審査請求をする場合には、[[行政不服審査法第19条|前条]]第2項から第5項までに規定する事項を陳述しなければならない。この場合において、陳述を受けた行政庁は、その陳述の内容を録取し、これを陳述人に読み聞かせて誤りのないことを確認しなければならない。
==解説==
デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律(令和3年法律第37号)により、末尾を次のように改正。
:(改正前)確認し、陳述人に押印させなければならない。
:(改正後)確認しなければならない。
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政不服審査法|行政不服審査法]]
|[[コンメンタール行政不服審査法#2|第2章 審査請求]]<br>
[[コンメンタール行政不服審査法#2-2|第2節 審査請求の手続]]
|[[行政不服審査法第19条|第19条]]<br>(審査請求書の提出)
|[[行政不服審査法第21条|第21条]]<br>(処分庁等を経由する審査請求)
}}
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[[category:行政不服審査法|20]]
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|
11,676 |
地方自治法第96条
|
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
【議決事件】
|
[
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] |
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
【議決事件】
;第96条
# 普通地方公共団体の議会は、次に掲げる事件を議決しなければならない。
##条例を設け又は改廃すること。
##予算を定めること。
##決算を認定すること。
##法律又はこれに基づく政令に規定するものを除くほか、地方税の賦課徴収又は分担金、使用料、加入金若しくは手数料の徴収に関すること。
##その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める契約を締結すること。
##条例で定める場合を除くほか、財産を交換し、出資の目的とし、若しくは支払手段として使用し、又は適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けること。
##不動産を信託すること。
##前二号に定めるものを除くほか、その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める財産の取得又は処分をすること。
##負担付きの寄附又は贈与を受けること。
##法律若しくはこれに基づく政令又は条例に特別の定めがある場合を除くほか、権利を放棄すること。
##条例で定める重要な公の施設につき条例で定める長期かつ独占的な利用をさせること。
##普通地方公共団体がその当事者である審査請求その他の不服申立て、訴えの提起(普通地方公共団体の行政庁の処分又は裁決([[行政事件訴訟法第3条]]第2項 に規定する処分又は同条第3項 に規定する裁決をいう。以下この号、[[地方自治法第105条の2|第105条の2]]、[[地方自治法第192条|第192条]]及び[[地方自治法第199条の3|第199条の3]]第3項において同じ。)に係る[[行政事件訴訟法第11条|同法第11条]]第1項 ([[行政事件訴訟法第38条|同法第38条]]第1項 ([[行政事件訴訟法第43条|同法第43条]]第2項 において準用する場合を含む。)又は[[行政事件訴訟法第43条|同法第43条]]第1項 において準用する場合を含む。)の規定による普通地方公共団体を被告とする訴訟(以下この号、[[地方自治法第105条の2|第105条の2]]、[[地方自治法第192条|第192条]]及び[[地方自治法第199条の3|第199条の3]]第3項において「普通地方公共団体を被告とする訴訟」という。)に係るものを除く。)、和解(普通地方公共団体の行政庁の処分又は裁決に係る普通地方公共団体を被告とする訴訟に係るものを除く。)、あつせん、調停及び仲裁に関すること。
##法律上その義務に属する損害賠償の額を定めること。
##普通地方公共団体の区域内の公共的団体等の活動の総合調整に関すること。
##その他法律又はこれに基づく政令(これらに基づく条例を含む。)により議会の権限に属する事項
# 前項に定めるものを除くほか、普通地方公共団体は、条例で普通地方公共団体に関する事件(法定受託事務に係るものを除く。)につき議会の議決すべきものを定めることができる。
==解説==
==関連条文==
*[[日本国憲法第94条]]
*[[地方自治法第15条]]
*[[地方自治法第138条の4]]
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-6|第6章 議会]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-6-2|第2節 権限]]<br>
|[[地方自治法第95条]]<br>【町村総会への議会の規定の準用】
|[[地方自治法第97条]]<br>【選挙、予算の増額修正】
}}
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[[category:地方自治法|096]]
|
2009-10-20T02:50:13Z
|
2024-03-23T19:36:46Z
|
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|
11,677 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第41条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(社員総会参考書類及び議決権行使書面の交付等)
|
[
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"title": "条文"
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"title": "判例"
}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第40条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第42条|次]])
==条文==
(社員総会参考書類及び議決権行使書面の交付等)<br />
;第41条
#理事は、第三十八条第一項第三号に掲げる事項を定めた場合には、第三十九条第一項の通知に際して、法務省令で定めるところにより、社員に対し、議決権の行使について参考となるべき事項を記載した書類(以下この款において「社員総会参考書類」という。)及び社員が議決権を行使するための書面(以下この款において「議決権行使書面」という。)を交付しなければならない。 <br />
#理事は、第三十九条第三項の承諾をした社員に対し同項の電磁的方法による通知を発するときは、前項の規定による社員総会参考書類及び議決権行使書面の交付に代えて、これらの書類に記載すべき事項を電磁的方法により提供することができる。ただし、社員の請求があったときは、これらの書類を当該社員に交付しなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|001]]
| null |
2009-10-20T02:57:00Z
|
[
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|
11,678 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第16条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[
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] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第15条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第17条|次]])
==条文==
;第41条
#設立しようとする一般社団法人が理事会設置一般社団法人(理事会を置く一般社団法人をいう。以下同じ。)である場合には、設立時理事は、三人以上でなければならない。
#第六十五条第一項又は第六十八条第一項若しくは第三項の規定により成立後の一般社団法人の理事、監事又は会計監査人となることができない者は、それぞれ設立時理事、設立時監事又は設立時会計監査人(以下この款において「設立時役員等」という。)となることができない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|001]]
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2009-10-20T03:34:11Z
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|
11,679 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第15条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(設立時役員等の選任)
|
[
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}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第15条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第17条|次]])
==条文==
(設立時役員等の選任)</br>
;第15条
#定款で設立時理事(一般社団法人の設立に際して理事となる者をいう。以下この章、第二百七十八条及び第三百十八条第二項において同じ。)を定めなかったときは、設立時社員は、第十三条の公証人の認証の後遅滞なく、設立時理事を選任しなければならない。
#設立しようとする一般社団法人が次の各号に掲げるものである場合において、定款で当該各号に定める者を定めなかったときは、設立時社員は、第十三条の公証人の認証の後遅滞なく、これらの者を選任しなければならない。
#:一 監事設置一般社団法人(監事を置く一般社団法人又はこの法律の規定により監事を置かなければならない一般社団法人をいう。以下同じ。) 設立時監事(一般社団法人の設立に際して監事となる者をいう。以下この章、第二百五十四条第六号及び第三百十八条第二項第三号において同じ。)
#:二 会計監査人設置一般社団法人(会計監査人を置く一般社団法人又はこの法律の規定により会計監査人を置かなければならない一般社団法人をいう。以下同じ。) 設立時会計監査人(一般社団法人の設立に際して会計監査人となる者をいう。次条第二項及び第三百十八条第二項第四号において同じ。)
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|001]]
| null |
2009-10-20T03:43:52Z
|
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|
11,680 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第23条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(設立時社員等の損害賠償責任)
|
[
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] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第22条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第24条|次]])
==条文==
(設立時社員等の損害賠償責任)</br>
;第23条
#設立時社員、設立時理事又は設立時監事は、一般社団法人の設立についてその任務を怠ったときは、当該一般社団法人に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
#設立時社員、設立時理事又は設立時監事がその職務を行うについて悪意又は重大な過失があったときは、当該設立時社員、設立時理事又は設立時監事は、これによって第三者に生じた損害を賠償する責任を負う。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|023]]
| null |
2009-10-20T04:02:38Z
|
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|
11,681 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第24条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(設立時社員等の連帯責任)
|
[
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}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第23条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第25条|次]])
==条文==
(設立時社員等の連帯責任)</br>
;第二十四条
:設立時社員、設立時理事又は設立時監事が一般社団法人又は第三者に生じた損害を賠償する責任を負う場合において、他の設立時社員、設立時理事又は設立時監事も当該損害を賠償する責任を負うときは、これらの者は、連帯債務者とする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|024]]
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2009-10-20T04:06:32Z
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|
11,682 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第25条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(責任の免除)
|
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法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第24条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第26条|次]])
==条文==
(責任の免除)</br>
;第25条
:第二十三条第一項の規定により設立時社員、設立時理事又は設立時監事の負う責任は、総社員の同意がなければ、免除することができない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|025]]
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|
11,683 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第26条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(一般社団法人不成立の場合の責任)
|
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法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第25条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第27条|次]])
==条文==
(一般社団法人不成立の場合の責任)
;第26条
:一般社団法人が成立しなかったときは、設立時社員は、連帯して、一般社団法人の設立に関してした行為についてその責任を負い、一般社団法人の設立に関して支出した費用を負担する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|026]]
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2009-10-20T04:13:41Z
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|
11,684 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第14条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(定款の備置き及び閲覧等)
|
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法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第13条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第15条|次]])
==条文==
(定款の備置き及び閲覧等)
;第14条
#設立時社員(一般社団法人の成立後にあっては、当該一般社団法人)は、定款を設立時社員が定めた場所(一般社団法人の成立後にあっては、その主たる事務所及び従たる事務所)に備え置かなければならない。
#設立時社員(一般社団法人の成立後にあっては、その社員及び債権者)は、設立時社員が定めた時間(一般社団法人の成立後にあっては、その業務時間)内は、いつでも、次に掲げる請求をすることができる。ただし、第二号又は第四号に掲げる請求をするには、設立時社員(一般社団法人の成立後にあっては、当該一般社団法人)の定めた費用を支払わなければならない。
#:一 定款が書面をもって作成されているときは、当該書面の閲覧の請求
#:二 前号の書面の謄本又は抄本の交付の請求
#:三 定款が電磁的記録をもって作成されているときは、当該電磁的記録に記録された事項を法務省令で定める方法により表示したものの閲覧の請求
#:四 前号の電磁的記録に記録された事項を電磁的方法(電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法であって法務省令で定めるものをいう。以下同じ。)であって設立時社員(一般社団法人の成立後にあっては、当該一般社団法人)の定めたものにより提供することの請求又はその事項を記載した書面の交付の請求
#定款が電磁的記録をもって作成されている場合であって、従たる事務所における前項第三号及び第四号に掲げる請求に応じることを可能とするための措置として法務省令で定めるものをとっている一般社団法人についての第一項の規定の適用については、同項中「主たる事務所及び従たる事務所」とあるのは、「主たる事務所」とする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|014]]
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2009-10-20T04:46:16Z
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|
11,685 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第37条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(社員による招集の請求)
|
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法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第36条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第38条|次]])
==条文==
(社員による招集の請求)
;第37条
#総社員の議決権の十分の一(五分の一以下の割合を定款で定めた場合にあっては、その割合)以上の議決権を有する社員は、理事に対し、社員総会の目的である事項及び招集の理由を示して、社員総会の招集を請求することができる。
#次に掲げる場合には、前項の規定による請求をした社員は、裁判所の許可を得て、社員総会を招集することができる。
#:一 前項の規定による請求の後遅滞なく招集の手続が行われない場合
#:二 前項の規定による請求があった日から六週間(これを下回る期間を定款で定めた場合にあっては、その期間)以内の日を社員総会の日とする社員総会の招集の通知が発せられない場合
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|037]]
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2009-10-20T07:51:53Z
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|
11,686 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則
|
法学>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則(最終改正:平成二一年七月二二日法務省令第三六号)の逐条解説書。
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成十八年法律第四十八号)、民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律(平成十六年法律第百四十九号)、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行令(平成十九年政令第三十八号)及び民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令(平成十七年政令第八号)の規定に基づき、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則を次のように定める。
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法学>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則(最終改正:平成二一年七月二二日法務省令第三六号)の逐条解説書。 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成十八年法律第四十八号)、民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律(平成十六年法律第百四十九号)、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行令(平成十九年政令第三十八号)及び民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令(平成十七年政令第八号)の規定に基づき、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則を次のように定める。
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[[法学]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則]]
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則(最終改正:平成二一年七月二二日法務省令第三六号)の逐条解説書。
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成十八年法律第四十八号)、民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律(平成十六年法律第百四十九号)、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行令(平成十九年政令第三十八号)及び民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令(平成十七年政令第八号)の規定に基づき、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則を次のように定める。
{{Wikipedia|一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則}}
==第1章 総則(第1条~第3条)==
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第1条|第1条]](目的)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第2条|第2条]](定義)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第3条|第3条]](子法人)
==第2章 一般社団法人==
===第1節 機関===
====第1款 社員総会(第4条~第11条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第4条|第4条]](招集の決定事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第5条|第5条]](社員総会参考書類)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第6条|第6条]]
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第7条|第7条]](議決権行使書面)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第8条|第8条]](書面による議決権行使の期限)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第9条|第9条]](電磁的方法による議決権行使の期限)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第10条|第10条]](理事等の説明義務)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第11条|第11条]](社員総会の議事録)
====第2款 役員等(第12条~第20条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第12条|第12条]](補欠の役員の選任)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第13条|第13条]]
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第14条|第14条]](理事会設置一般社団法人の業務の適正を確保するための体制)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第15条|第15条]](理事会の議事録)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第16条|第16条]](監査報告の作成)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第17条|第17条]](監事の調査の対象)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第18条|第18条]](会計監査報告の作成)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第19条|第19条]](報酬等の額の算定方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第20条|第20条]](責任の免除の決議後に受ける退職慰労金等)
===第2節 計算===
====第1款 総則(第21条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第21条|第21条]]
====第2款 会計帳簿(第22条~第25条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第22条|第22条]](会計帳簿の作成)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第23条|第23条]](資産の評価)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第24条|第24条]](負債の評価)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第25条|第25条]](のれんの評価)
====第3款 計算関係書類(第26条~第33条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第26条|第26条]](計算関係書類)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第27条|第27条]](金額の表示の単位)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第28条|第28条]](成立の日の貸借対照表)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第29条|第29条]](各事業年度に係る計算書類)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第30条|第30条]](貸借対照表の区分)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第31条|第31条]](基金等)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第32条|第32条]](損益計算書の区分)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第33条|第33条]](附属明細書)
====第4款 事業報告(第34条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第34条|第34条]]
====第5款 計算関係書類の監査====
=====第1目 通則(第35条)=====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第35条|第35条]]
=====第2目 会計監査人設置一般社団法人以外の監事設置一般社団法人に(第36条~第37条)=====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第36条|第36条]](監査報告の内容)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第37条|第37条]](監査報告の通知期限等)
=====第3目 会計監査人設置一般社団法人における監査(第38条~第43条)=====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第38条|第38条]](計算関係書類の提供)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第39条|第39条]](会計監査報告の内容)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第40条|第40条]](会計監査人設置一般社団法人の監事の監査報告の内容)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第41条|第41条]](会計監査報告の通知期限等)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第42条|第42条]](会計監査人の職務の遂行に関する事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第43条|第43条]](会計監査人設置一般社団法人の監事の監査報告の通知期限)
====第6款 事業報告等の監査(第44条~第46条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第44条|第44条]](事業報告等の監査)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第45条|第45条]](監査報告の内容)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第46条|第46条]](監査報告の通知期限等)
====第7款 計算書類等の社員への提供及び承認の特則に関する要件====
=====第1目 計算書類等の社員への提供(第47条)=====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第47条|第47条]]
=====第2目 計算書類の承認の特則に関する要件(第48条)=====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第48条|第48条]]
====第8款 計算書類の公告等(第49条~第51条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第49条|第49条]](不適正意見がある場合等における公告事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第50条|第50条]](金額の表示の単位)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第51条|第51条]](貸借対照表等の電磁的方法による公開の方法)
===第3節 基金(第52条~第56条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第52条|第52条]](申込みをしようとする者に対して通知すべき事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第53条|第53条]](検査役の調査を要しない市場価格のある有価証券)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第54条|第54条]](銀行等)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第55条|第55条]](吸収合併存続一般社団法人の代替基金)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第56条|第56条]](新設合併設立一般社団法人の代替基金)
===第4節 解散(第57条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第57条|第57条]]
==第3章 一般財団法人==
===第1節 機関===
====第1款 評議員会(第58条~第60条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第58条|第58条]](招集の決定事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第59条|第59条]](理事等の説明義務)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第60条|第60条]](評議員会の議事録)
====第2款 役員等(第61条~第63条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第61条|第61条]](補欠の役員の選任に関する規定の準用)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第62条|第62条]](理事会等に関する規定の準用)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第63条|第63条]](役員等の損害賠償責任に関する規定の準用)
===第2節 計算(第64条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第64条|第64条]]
===第3節 解散(第65条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第65条|第65条]]
==第4章 清算(第66条~第74条)==
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第66条|第66条]](清算人会設置法人以外の清算法人の業務の適正を確保するための体制)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第67条|第67条]](清算人会設置法人の業務の適正を確保するための体制)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第68条|第68条]](清算人会の議事録)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第69条|第69条]](財産目録)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第70条|第70条]](清算開始時の貸借対照表)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第71条|第71条]](各清算事務年度に係る貸借対照表)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第72条|第72条]](各清算事務年度に係る事務報告)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第73条|第73条]](清算法人の監査報告)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第74条|第74条]](決算報告)
==第5章 合併==
===第1節 吸収合併消滅法人の手続(第75条~第76条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第75条|第75条]](吸収合併消滅法人の事前開示事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第76条|第76条]](計算書類に関する事項)
===第2節 吸収合併存続法人の手続(第77条~第80条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第77条|第77条]](吸収合併存続法人の事前開示事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第78条|第78条]](資産の額等)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第79条|第79条]](計算書類に関する事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第80条|第80条]](吸収合併存続法人の事後開示事項)
===第3節 新設合併消滅法人の手続(第81条~第82条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第81条|第81条]](新設合併消滅法人の事前開示事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第82条|第82条]](計算書類に関する事項)
===第4節 新設合併設立法人の手続(第83条~第84条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第83条|第83条]](新設合併設立法人の事後開示事項)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第84条|第84条]]
==第6章 雑則==
===第1節 訴訟(第85条~第86条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第85条|第85条]](責任追及の訴えの提起の請求方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第86条|第86条]](訴えを提起しない理由の通知方法)
===第2節 登記(第87条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第87条|第87条]]
===第3節 公告(第88条)===
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第88条|第88条]]
===第4節 電磁的方法及び電磁的記録等===
====第1款 電磁的方法及び電磁的記録等(第89条~第97条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第89条|第89条]](電磁的記録)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第90条|第90条]](電子署名)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第91条|第91条]](電磁的記録に記録された事項を表示する方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第92条|第92条]](電磁的方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第93条|第93条]](電磁的記録の備置きに関する特則)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第94条|第94条]](検査役が提供する電磁的記録)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第95条|第95条]](検査役による電磁的記録に記録された事項の提供)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第96条|第96条]](電子公告を行うための電磁的方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第97条|第97条]](一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行令 に係る電磁的方法)
====第2款 情報通信の技術の利用(第98条~第105条)====
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第98条|第98条]](定義)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第99条|第99条]](保存の指定)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第100条|第100条]](保存の方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第101条|第101条]](縦覧等の指定)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第102条|第102条]](縦覧等の方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第103条|第103条]](交付等の指定)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第104条|第104条]](交付等の方法)
:[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第105条|第105条]](交付等の承諾)
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[[Category:コンメンタール|いつはんしやたんほうしんおよひいつはんさいたんほうしんにかんするほうりつしこうきそく こんめんたある]]
[[Category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則|*こんめんたあるいつはんしやたんほうしんおよひいつはんさいたんほうしんにかんするほうりつしこうきそく]]
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2017-08-03T04:20:53Z
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|
11,687 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第131条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(基金を引き受ける者の募集等に関する定款の定め)
|
[
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"text": "(基金を引き受ける者の募集等に関する定款の定め)",
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},
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"title": "判例"
}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第130条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第132条|次]])
==条文==
(基金を引き受ける者の募集等に関する定款の定め)
;第131条
#一般社団法人(一般社団法人の成立前にあっては、設立時社員。次条から第百三十四条まで(第百三十三条第一項第一号を除く。)及び第百三十六条第一号において同じ。)は、基金(この款の規定により一般社団法人に拠出された金銭その他の財産であって、当該一般社団法人が拠出者に対してこの法律及び当該一般社団法人と当該拠出者との間の合意の定めるところに従い返還義務(金銭以外の財産については、拠出時の当該財産の価額に相当する金銭の返還義務)を負うものをいう。以下同じ。)を引き受ける者の募集をすることができる旨を定款で定めることができる。この場合においては、次に掲げる事項を定款で定めなければならない。
#:一 基金の拠出者の権利に関する規定
#:二 基金の返還の手続
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|131]]
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2009-10-20T09:00:43Z
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|
11,689 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第76条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律
(業務の執行)
|
[
{
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"text": "法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律",
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"text": "(業務の執行)",
"title": "条文"
}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]
==条文==
(業務の執行)
;第76条
:#理事は、定款に別段の定めがある場合を除き、一般社団法人(理事会設置一般社団法人を除く。以下この条において同じ。)の業務を執行する。
:#理事が2人以上ある場合には、一般社団法人の業務は、定款に別段の定めがある場合を除き、理事の過半数をもって決定する。
:#前項の場合には、理事は、次に掲げる事項についての決定を各理事に委任することができない。
:##従たる事務所の設置、移転及び廃止
:##[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第38条|第38条]]第1項各号に掲げる事項
:##理事の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他一般社団法人の業務の適正を確保するために必要なものとして法務省令で定める体制の整備
:##[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第114条|第114条]]第1項の規定による定款の定めに基づく[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第111条|第111条]]第1項の責任の免除
:#大規模一般社団法人においては、理事は、前項第3号に掲げる事項を決定しなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]
|[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律#2|第2章 一般社団法人]]<br>
[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律#2-3|第3節 機関]]<br>
[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律#2-3-4|第4款 理事]]<br>
|[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第75条]]<br>(役員等に欠員を生じた場合の措置)
|[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第77条]]<br>(一般社団法人の代表)
}}
{{stub|law}}
[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|76]]
|
2009-10-21T06:59:53Z
|
2023-11-01T09:41:17Z
|
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|
11,691 |
行政手続法第33条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(申請に関連する行政指導)
|
[
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"text": "法学>コンメンタール行政手続法",
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},
{
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"text": "(申請に関連する行政指導)",
"title": "条文"
}
] |
法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
(申請に関連する[[w:行政指導|行政指導]])
;第33条
: 申請の取下げ又は内容の変更を求める行政指導にあっては、行政指導に携わる者は、申請者が当該行政指導に従う意思がない旨を表明したにもかかわらず当該行政指導を継続すること等により当該申請者の権利の行使を妨げるようなことをしてはならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#4|第4章 行政指導]]<br>
|[[行政手続法第32条|第32条]]<br>(行政指導の一般原則)
|[[行政手続法第34条|第34条]]<br>(許認可等の権限に関連する行政指導)
}}
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[[category:行政手続法|33]]
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2023-01-27T01:23:29Z
|
[
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|
11,692 |
地方自治法第252条の2
|
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
(協議会の設置)
|
[
{
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"text": "法学>行政法>コンメンタール地方自治法",
"title": ""
},
{
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"text": "(協議会の設置)",
"title": "条文"
}
] |
法学>行政法>コンメンタール地方自治法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
(協議会の設置)
;第252条の2
# 普通地方公共団体は、普通地方公共団体の事務の一部を共同して管理し及び執行し、若しくは普通地方公共団体の事務の管理及び執行について連絡調整を図り、又は広域にわたる総合的な計画を共同して作成するため、協議により規約を定め、普通地方公共団体の協議会を設けることができる。
# 普通地方公共団体は、協議会を設けたときは、その旨及び規約を告示するとともに、都道府県の加入するものにあつては総務大臣、その他のものにあつては都道府県知事に届け出なければならない。
# 第1項の協議については、関係普通地方公共団体の議会の議決を経なければならない。ただし、普通地方公共団体の事務の管理及び執行について連絡調整を図るため普通地方公共団体の協議会を設ける場合は、この限りでない。
# 公益上必要がある場合においては、都道府県の加入するものについては総務大臣、その他のものについては都道府県知事は、関係のある普通地方公共団体に対し、普通地方公共団体の協議会を設けるべきことを勧告することができる。
# 普通地方公共団体の協議会が広域にわたる総合的な計画を作成したときは、関係普通地方公共団体は、当該計画に基づいて、その事務を処理するようにしなければならない。
# 普通地方公共団体の協議会は、必要があると認めるときは、関係のある公の機関の長に対し、資料の提出、意見の開陳、説明その他必要な協力を求めることができる。
==解説==
==関連条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-11|第11章 国と普通地方公共団体との関係及び普通地方公共団体相互間の関係]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-11-3|第3節 普通地方公共団体相互間の協力]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-11-3-1|第1款 協議会]]
|[[地方自治法第252条]]<br>(都道府県の関与に関する訴えの提起)
|[[地方自治法第252条の3]]<br>(審査及び勧告)
}}
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[[category:地方自治法|252の2]]
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2009-10-22T00:06:33Z
|
[
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|
11,693 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第79条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(代表理事に欠員を生じた場合の措置)
|
[
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"text": "(代表理事に欠員を生じた場合の措置)",
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},
{
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"text": "",
"title": "判例"
}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第78条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第80条|次]])
==条文==
(代表理事に欠員を生じた場合の措置)
;第七十九条
:#代表理事が欠けた場合又は定款で定めた代表理事の員数が欠けた場合には、任期の満了又は辞任により退任した代表理事は、新たに選定された代表理事(次項の一時代表理事の職務を行うべき者を含む。)が就任するまで、なお代表理事としての権利義務を有する。
:#前項に規定する場合において、裁判所は、必要があると認めるときは、利害関係人の申立てにより、一時代表理事の職務を行うべき者を選任することができる。
:#裁判所は、前項の一時代表理事の職務を行うべき者を選任した場合には、一般社団法人がその者に対して支払う報酬の額を定めることができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|79]]
| null |
2009-10-23T00:41:13Z
|
[
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|
11,694 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第80条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(理事の職務を代行する者の権限)
|
[
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}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第79条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第81条|次]])
==条文==
(理事の職務を代行する者の権限)
;第80条
:#民事保全法(平成元年法律第九十一号)第五十六条に規定する仮処分命令により選任された理事又は代表理事の職務を代行する者は、仮処分命令に別段の定めがある場合を除き、一般社団法人の常務に属しない行為をするには、裁判所の許可を得なければならない。
:#前項の規定に違反して行った理事又は代表理事の職務を代行する者の行為は、無効とする。ただし、一般社団法人は、これをもって善意の第三者に対抗することができない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|80]]
| null |
2009-10-23T00:42:30Z
|
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|
11,695 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第10条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(定款の作成)
|
[
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"text": "(定款の作成)",
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"title": "条文"
},
{
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"text": "",
"title": "判例"
}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第9条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第11条|次]])
==条文==
(定款の作成)
;第10条
:#一般社団法人を設立するには、その社員になろうとする者(以下「設立時社員」という。)が、共同して定款を作成し、その全員がこれに署名し、又は記名押印しなければならない。
:#前項の定款は、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものとして法務省令で定めるものをいう。以下同じ。)をもって作成することができる。この場合において、当該電磁的記録に記録された情報については、法務省令で定める署名又は記名押印に代わる措置をとらなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|10]]
| null |
2009-10-23T00:47:56Z
|
[
"テンプレート:Stub"
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%A4%BE%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA%E5%8F%8A%E3%81%B3%E4%B8%80%E8%88%AC%E8%B2%A1%E5%9B%A3%E6%B3%95%E4%BA%BA%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%95%E5%BE%8B%E7%AC%AC10%E6%9D%A1
|
11,697 |
行政不服審査法第34条
|
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
(参考人の陳述及び鑑定の要求)
|
[
{
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"text": "法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法",
"title": ""
},
{
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"text": "(参考人の陳述及び鑑定の要求)",
"title": "条文"
}
] |
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政不服審査法]]
==条文==
(参考人の陳述及び鑑定の要求)
;第34条
: 審理員は、審査請求人若しくは参加人の申立てにより又は職権で、適当と認める者に、参考人としてその知っている事実の陳述を求め、又は鑑定を求めることができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政不服審査法|行政不服審査法]]
|[[コンメンタール行政不服審査法#2|第2章 審査請求]]<br>
[[コンメンタール行政不服審査法#2-3|第3節 審理手続]]
|[[行政不服審査法第33条|第33条]]<br>(物件の提出要求)
|[[行政不服審査法第35条|第35条]]<br>(検証)
}}
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[[category:行政不服審査法|34]]
| null |
2022-02-07T21:14:38Z
|
[
"テンプレート:Stub",
"テンプレート:前後"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E4%B8%8D%E6%9C%8D%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E6%B3%95%E7%AC%AC34%E6%9D%A1
|
11,698 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第12条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[
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"title": "判例"
}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第11条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第13条|次]])
==条文==
;第12条
:前条第一項各号に掲げる事項のほか、一般社団法人の定款には、この法律の規定により定款の定めがなければその効力を生じない事項及びその他の事項でこの法律の規定に違反しないものを記載し、又は記録することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|12]]
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2009-10-23T05:03:13Z
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|
11,699 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第13条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(定款の認証)
|
[
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] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第12条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第14条|次]])
==条文==
(定款の認証)
;第13条
:第十条第一項の定款は、公証人の認証を受けなければ、その効力を生じない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|13]]
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2009-10-23T05:04:09Z
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|
11,700 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第17条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(設立時役員等の選任の方法)
|
[
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法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第16条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第18条|次]])
==条文==
(設立時役員等の選任の方法)
;第17条
#設立時役員等の選任は、設立時社員の議決権の過半数をもって決定する。
#前項の場合には、設立時社員は、各一個の議決権を有する。ただし、定款で別段の定めをすることを妨げない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|17]]
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2009-10-23T05:05:33Z
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|
11,701 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第18条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(設立時役員等の解任)
|
[
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] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第17条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第19条|次]])
==条文==
(設立時役員等の解任)
;第18条
:設立時社員は、一般社団法人の成立の時までの間、設立時役員等を解任することができる。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|18]]
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2009-10-23T05:06:26Z
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|
11,702 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第19条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(設立時役員等の解任の方法)
|
[
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法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第18条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第20条|次]])
==条文==
(設立時役員等の解任の方法)
;第19条
#設立時役員等の解任は、設立時社員の議決権の過半数(設立時監事を解任する場合にあっては、三分の二以上に当たる多数)をもって決定する。
#第十七条第二項の規定は、前項の場合について準用する。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|19]]
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2009-10-23T05:07:15Z
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|
11,703 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第20条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
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] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第19条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第21条|次]])
==条文==
;第20条
#設立時理事(設立しようとする一般社団法人が監事設置一般社団法人である場合にあっては、設立時理事及び設立時監事。次項において同じ。)は、その選任後遅滞なく、一般社団法人の設立の手続が法令又は定款に違反していないことを調査しなければならない。
#設立時理事は、前項の規定による調査により、一般社団法人の設立の手続が法令若しくは定款に違反し、又は不当な事項があると認めるときは、設立時社員にその旨を通知しなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|20]]
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2009-10-23T05:08:11Z
|
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|
11,704 |
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第3条
|
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
(法人格)
|
[
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"title": "判例"
}
] |
法学>民事法>一般社団法人及び一般財団法人に関する法律>コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(前)(次)
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]>[[コンメンタール一般社団法人及び一般財団法人に関する法律]]([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第2条|前]])([[一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第4条|次]])
==条文==
(法人格)
;第3条
:一般社団法人及び一般財団法人は、法人とする。
==解説==
==参照条文==
==判例==
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[[category:一般社団法人及び一般財団法人に関する法律|3]]
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2009-10-23T05:09:19Z
|
[
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|
11,705 |
行政手続法第24条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(聴聞調書及び報告書)
当事者等 当事者及び当該不利益処分がされた場合に自己の利益を害されることとなる参加人
|
[
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"text": "法学>コンメンタール行政手続法",
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}
] |
法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
(聴聞調書及び報告書)
;第24条
# 主宰者は、聴聞の審理の経過を記載した調書を作成し、当該調書において、不利益処分の原因となる事実に対する当事者及び参加人の陳述の要旨を明らかにしておかなければならない。
# 前項の調書は、聴聞の期日における審理が行われた場合には各期日ごとに、当該審理が行われなかった場合には聴聞の終結後速やかに作成しなければならない。
# 主宰者は、聴聞の終結後速やかに、不利益処分の原因となる事実に対する当事者等の主張に理由があるかどうかについての意見を記載した報告書を作成し、第1項の調書とともに行政庁に提出しなければならない。
# 当事者又は参加人は、第1項の調書及び前項の報告書の閲覧を求めることができる。
==解説==
==参照条文==
;[[行政手続法第18条|第18条]](文書等の閲覧)
当事者等 当事者及び当該不利益処分がされた場合に自己の利益を害されることとなる参加人
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#3|第3章 不利益処分]]<br>
[[コンメンタール行政手続法#3-2|第2節 聴聞]]
|[[行政手続法第23条|第23条]]<br>(当事者の不出頭等の場合における聴聞の終結)
|[[行政手続法第25条|第25条]]<br>(聴聞の再開)
}}
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[[category:行政手続法|24]]
| null |
2022-08-21T07:51:49Z
|
[
"テンプレート:前後",
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] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%89%8B%E7%B6%9A%E6%B3%95%E7%AC%AC24%E6%9D%A1
|
11,706 |
行政不服審査法第7条
|
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
(適用除外)
|
[
{
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"text": "法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法",
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},
{
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"text": "(適用除外)",
"title": "条文"
}
] |
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政不服審査法]]
==条文==
(適用除外)
;第7条
# 次に掲げる処分及びその不作為については、[[行政不服審査法第2条|第2条]]及び[[行政不服審査法第3条|第3条]]の規定は、適用しない。
#: 一 国会の両院若しくは一院又は議会の議決によってされる処分
#: 二 裁判所若しくは裁判官の裁判により、又は裁判の執行としてされる処分
#: 三 国会の両院若しくは一院若しくは議会の議決を経て、又はこれらの同意若しくは承認を得た上でされるべきものとされている処分
#: 四 検査官会議で決すべきものとされている処分
#: 五 当事者間の法律関係を確認し、又は形成する処分で、法令の規定により当該処分に関する訴えにおいてその法律関係の当事者の一方を被告とすべきものと定められているもの
#: 六 刑事事件に関する法令に基づいて検察官、検察事務官又は司法警察職員がする処分
#: 七 国税又は地方税の犯則事件に関する法令(他の法令において準用する場合を含む。)に基づいて国税庁長官、国税局長、税務署長、国税庁、国税局若しくは税務署の当該職員、税関長、税関職員又は徴税吏員(他の法令の規定に基づいてこれらの職員の職務を行う者を含む。)がする処分及び金融商品取引の犯則事件に関する法令(他の法令において準用する場合を含む。)に基づいて証券取引等監視委員会、その職員(当該法令においてその職員とみなされる者を含む。)、財務局長又は財務支局長がする処分
#: 八 学校、講習所、訓練所又は研修所において、教育、講習、訓練又は研修の目的を達成するために、学生、生徒、児童若しくは幼児若しくはこれらの保護者、講習生、訓練生又は研修生に対してされる処分
#: 九 刑務所、少年刑務所、拘置所、留置施設、海上保安留置施設、少年院、少年鑑別所又は婦人補導院において、収容の目的を達成するためにされる処分
#: 十 外国人の出入国又は帰化に関する処分
#: 十一 専ら人の学識技能に関する試験又は検定の結果についての処分
#: 十二 この法律に基づく処分([[コンメンタール行政不服審査法#5-1-1|第5章第1節第1款]]の規定に基づく処分を除く。)
# 国の機関又は地方公共団体その他の公共団体若しくはその機関に対する処分で、これらの機関又は団体がその固有の資格において当該処分の相手方となるもの及びその不作為については、この法律の規定は、適用しない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政不服審査法|行政不服審査法]]
|[[コンメンタール行政不服審査法#1|第1章 総則]]<br>
|[[行政不服審査法第6条|第6条]]<br>(再審査請求)
|[[行政不服審査法第8条|第8条]]<br>(特別の不服申立ての制度)
}}
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[[category:行政不服審査法|7]]
| null |
2022-02-06T12:02:12Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E4%B8%8D%E6%9C%8D%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E6%B3%95%E7%AC%AC7%E6%9D%A1
|
11,707 |
行政不服審査法第52条
|
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
(裁決の拘束力)
|
[
{
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"text": "法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法",
"title": ""
},
{
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"text": "(裁決の拘束力)",
"title": "条文"
}
] |
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政不服審査法]]
==条文==
(裁決の拘束力)
;第52条
# 裁決は、関係行政庁を拘束する。
# 申請に基づいてした処分が手続の違法若しくは不当を理由として裁決で取り消され、又は申請を却下し、若しくは棄却した処分が裁決で取り消された場合には、処分庁は、裁決の趣旨に従い、改めて申請に対する処分をしなければならない。
# 法令の規定により公示された処分が裁決で取り消され、又は変更された場合には、処分庁は、当該処分が取り消され、又は変更された旨を公示しなければならない。
# 法令の規定により処分の相手方以外の利害関係人に通知された処分が裁決で取り消され、又は変更された場合には、処分庁は、その通知を受けた者(審査請求人及び参加人を除く。)に、当該処分が取り消され、又は変更された旨を通知しなければならない。
==解説==
==参照条文==
==判例==
#[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=92331 地方自治法第251条の5に基づく違法な国の関与(是正の指示)の取消請求事件](最高裁判決令和5年9月4日)[[地方自治法第245条の7]]第1項、(参照)[[地方自治法第251条の5]]
#;法定受託事務に係る申請を棄却した都道府県知事の処分がその根拠となる法令の規定に違反するとして、これを取り消す裁決がされた場合において、都道府県知事が上記処分と同一の理由に基づいて上記申請を認容する処分をしないことは、地方自治法245条の7第1項所定の法令の規定に違反していると認められるものに該当するか
#:該当する。
----
{{前後
|[[コンメンタール行政不服審査法|行政不服審査法]]
|[[コンメンタール行政不服審査法#2|第2章 審査請求]]<br>
[[コンメンタール行政不服審査法#2-5|第5節 裁決]]
|[[行政不服審査法第51条|第51条]]<br>(裁決の効力発生)
|[[行政不服審査法第53条|第53条]]<br>(証拠書類等の返還)
}}
{{stub|law}}
[[category:行政不服審査法|52]]
|
2009-10-23T21:38:59Z
|
2023-12-29T18:33:51Z
|
[
"テンプレート:前後",
"テンプレート:Stub"
] |
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E4%B8%8D%E6%9C%8D%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E6%B3%95%E7%AC%AC52%E6%9D%A1
|
11,708 |
行政事件訴訟法第29条
|
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
(執行停止に関する規定の準用)
前四条の規定
|
[
{
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法学>コンメンタール行政事件訴訟法
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[[法学]]>[[コンメンタール行政事件訴訟法]]
==条文==
(執行停止に関する規定の準用)
;第29条
: 前四条【[[行政事件訴訟法第25条|第25条]]、[[行政事件訴訟法第26条|第26条]]、[[行政事件訴訟法第27条|第27条]]、[[行政事件訴訟法第28条|第28条]]】の規定は、裁決の取消しの訴えの提起があつた場合における執行停止に関する事項について準用する。
==解説==
前四条の規定
:[[行政事件訴訟法第25条|第25条]](執行停止)
:[[行政事件訴訟法第26条|第26条]](事情変更による執行停止の取消し)
:[[行政事件訴訟法第27条|第27条]](内閣総理大臣の異議)
:[[行政事件訴訟法第28条|第28条]](執行停止等の管轄裁判所)
==参照条文==
==判例==
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{{前後
|[[コンメンタール行政事件訴訟法|行政事件訴訟法]]
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#2|第2章 抗告訴訟]]<br>
[[コンメンタール行政事件訴訟法#2-1|第1節 取消訴訟]]
|[[行政事件訴訟法第28条|第28条]]<br>(執行停止等の管轄裁判所)
|[[行政事件訴訟法第30条|第30条]]<br>(裁量処分の取消し)
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[[category:行政事件訴訟法|29]]
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2023-01-30T21:16:45Z
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11,709 |
民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律
|
コンメンタール民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律
民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律(最終改正:平成二〇年五月二日法律第二六号)の逐条解説書。
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コンメンタール民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律 民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律(最終改正:平成二〇年五月二日法律第二六号)の逐条解説書。
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[[コンメンタール民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律]]
民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律(最終改正:平成二〇年五月二日法律第二六号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律}}
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第1条|第1条]](目的)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第2条|第2条]](定義)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第3条|第3条]](電磁的記録による保存)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第4条|第4条]](電磁的記録による作成)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第5条|第5条]](電磁的記録による縦覧等)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第6条|第6条]](電磁的記録による交付等)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第7条|第7条]](条例等に基づく書面の保存等に係る情報通信の技術の利用の推進等)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律第8条|第8条]](政令又は主務省令の制定改廃に伴う経過措置)
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[[Category:コンメンタール|みんかんしきようしやとうかおこなうしよめんのほそんとうにおけるしようほうつうしんのきしゆつのりようにかんするほうりつ こんめんたある]]
[[Category:民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律|*こんめんたあるみんかんしきようしやとうかおこなうしよめんのほそんとうにおけるしようほうつうしんのきしゆつのりようにかんするほうりつ]]
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2010-01-31T16:53:31Z
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11,710 |
地方自治法第100条
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法学>行政法>コンメンタール地方自治法
【調査権、政府の刊行物送付義務、図書室附置】
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法学>行政法>コンメンタール地方自治法
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[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール地方自治法]]
==条文==
【調査権、政府の刊行物送付義務、図書室附置】
;第100条
# 普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の事務(自治事務にあつては労働委員会及び収用委員会の権限に属する事務で政令で定めるものを除き、法定受託事務にあつては国の安全を害するおそれがあることその他の事由により議会の調査の対象とすることが適当でないものとして政令で定めるものを除く。次項において同じ。)に関する調査を行い、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができる。
# 民事訴訟に関する法令の規定中証人の訊問に関する規定は、この法律に特別の定があるものを除く外、前項の規定により議会が当該普通地方公共団体の事務に関する調査のため選挙人その他の関係人の証言を請求する場合に、これを準用する。但し、過料、罰金、拘留又は勾引に関する規定は、この限りでない。
# 第一項の規定により出頭又は記録の提出の請求を受けた選挙人その他の関係人が、正当の理由がないのに、議会に出頭せず若しくは記録を提出しないとき又は証言を拒んだときは、六箇月以下の禁錮又は十万円以下の罰金に処する。
# 議会は、選挙人その他の関係人が公務員たる地位において知り得た事実については、その者から職務上の秘密に属するものである旨の申立を受けたときは、当該官公署の承認がなければ、当該事実に関する証言又は記録の提出を請求することができない。この場合において当該官公署が承認を拒むときは、その理由を疏明しなければならない。
# 議会が前項の規定による疏明を理由がないと認めるときは、当該官公署に対し、当該証言又は記録の提出が公の利益を害する旨の声明を要求することができる。
# 当該官公署が前項の規定による要求を受けた日から二十日以内に声明をしないときは、選挙人その他の関係人は、証言又は記録の提出をしなければならない。
# 第二項において準用する民事訴訟に関する法令の規定により宣誓した選挙人その他の関係人が虚偽の陳述をしたときは、これを三箇月以上五年以下の禁錮に処する。
# 前項の罪を犯した者が議会において調査が終了した旨の議決がある前に自白したときは、その刑を減軽し又は免除することができる。
# 議会は、選挙人その他の関係人が、第三項又は第七項の罪を犯したものと認めるときは、告発しなければならない。但し、虚偽の陳述をした選挙人その他の関係人が、議会の調査が終了した旨の議決がある前に自白したときは、告発しないことができる。
# 議会が第一項の規定による調査を行うため当該普通地方公共団体の区域内の団体等に対し照会をし又は記録の送付を求めたときは、当該団体等は、その求めに応じなければならない。
# 議会は、第一項の規定による調査を行う場合においては、予め、予算の定額の範囲内において、当該調査のため要する経費の額を定めて置かなければならない。その額を超えて経費の支出を必要とするときは、更に議決を経なければならない。
# 議会は、会議規則の定めるところにより、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設けることができる。
# 議会は、議案の審査又は当該普通地方公共団体の事務に関する調査のためその他議会において必要があると認めるときは、会議規則の定めるところにより、議員を派遣することができる。
# 普通地方公共団体は、条例の定めるところにより、その議会の議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、その議会における会派又は議員に対し、政務活動費を交付することができる。この場合において、当該政務活動費の交付の対象、額及び交付の方法は、条例で定めなければならない。
# 前項の政務活動費の交付を受けた会派又は議員は、条例の定めるところにより、当該政務活動費に係る収入及び支出の報告書を議長に提出するものとする。
# 政府は、都道府県の議会に官報及び政府の刊行物を、市町村の議会に官報及び市町村に特に関係があると認める政府の刊行物を送付しなければならない。
# 都道府県は、当該都道府県の区域内の市町村の議会及び他の都道府県の議会に、公報及び適当と認める刊行物を送付しなければならない。
# 議会は、議員の調査研究に資するため、図書室を附置し前二項の規定により送付を受けた官報、公報及び刊行物を保管して置かなければならない。
# 前項の図書室は、一般にこれを利用させることができる。
==解説==
==関連条文==
==判例==
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50234&hanreiKbn=02 地方自治法第違反](最高裁判例 昭和57年07月23日)
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=37793&hanreiKbn=02 公金不当利得返還等請求事件](最高裁判例 平成21年07月07日)函館市議会政務調査費の交付に関する条例(平成13年函館市条例第6号)5条
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{{前後
|[[コンメンタール地方自治法|地方自治法]]
|[[コンメンタール地方自治法#2|第2編 普通地方公共団体]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-6|第6章 議会]]<br>
[[コンメンタール地方自治法#2-6-2|第2節 権限]]<br>
|[[地方自治法第99条]]<br>【関係行政庁への意見書提出】
|[[地方自治法第100条の2]]<br>【学識経験者による調査】
}}
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[[category:地方自治法|100]]
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2019-11-03T06:29:40Z
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|
11,711 |
民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令
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法学>コンメンタール民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令
民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令(最終改正:平成一九年八月三日政令第二三三号)の逐条解説書。
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法学>コンメンタール民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令 民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令(最終改正:平成一九年八月三日政令第二三三号)の逐条解説書。
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[[法学]]>[[コンメンタール民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令]]
民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令(最終改正:平成一九年八月三日政令第二三三号)の逐条解説書。
{{Wikipedia|民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令}}
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令第1条|第1条]](法第2条第五号ただし書の政令で定める犯則事件)
:[[民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律施行令第2条|第2条]](電磁的記録に記録されている事項の電磁的方法による交付等の承諾等)
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[[Category:コンメンタール|みんかんしきようしやとうかおこなうしよめんのほそんとうにおけるしようほうつうしんのきしゆつのりようにかんするほうりつしこうれい こんめんたある]]
[[Category:民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律|*こんめんたあるみんかんしきようしやとうかおこなうしよめんのほそんとうにおけるしようほうつうしんのきしゆつのりようにかんするほうりつしこうれい]]
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11,717 |
刑法第17条
|
(科料)
財産刑の一種である科料について定めた規定である。なお科料(かりょう)は、行政罰の一種である過料(かりょう)と区別するため、「とがりょう」と呼ぶことがある。
|
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法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(科料)
; 第17条
: 科料は、千円以上1万円未満とする。
==解説==
[[w:財産刑|財産刑]]の一種である[[w:科料|科料]]について定めた規定である。なお科料(かりょう)は、行政罰の一種である[[w:過料|過料]](かりょう)と区別するため、「とがりょう」と呼ぶことがある。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第16条]]<br>(拘留)
|[[刑法第18条]]<br>(労役場留置)
}}
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[[Category:刑法|017]]
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2022-10-11T16:17:13Z
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|
11,718 |
刑法第18条
|
(労役場留置)
罰金・科料の額を完納できない者は、裁判で定められた1日当たりの額に従いその罰金・科料の額に達するまで、労役場に留置され、所定の作業に従事することとなる。
|
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法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(労役場留置)
; 第18条
# 罰金を完納することができない者は、1日以上2年以下の期間、労役場に留置する。
# 科料を完納することができない者は、1日以上30日以下の期間、労役場に留置する。
# 罰金を併科した場合又は罰金と科料とを併科した場合における留置の期間は、3年を超えることができない。科料を併科した場合における留置の期間は、60日を超えることができない。
# 罰金又は科料の言渡しをするときは、その言渡しとともに、罰金又は科料を完納することができない場合における留置の期間を定めて言い渡さなければならない。
# 罰金については裁判が確定した後30日以内、科料については裁判が確定した後10日以内は、本人の承諾がなければ留置の執行をすることができない。
# 罰金又は科料の一部を納付した者についての留置の日数は、その残額を留置1日の割合に相当する金額で除して得た日数(その日数に1日未満の端数を生じるときは、これを1日とする。)とする。
==解説==
罰金・科料の額を完納できない者は、裁判で定められた1日当たりの額に従いその罰金・科料の額に達するまで、[[w:労役場|労役場]]に留置され、所定の作業に従事することとなる。
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{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第17条]]<br>(科料)
|[[刑法第19条]]<br>(没収)
}}
{{stub|law}}
[[Category:刑法|018]]
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2022-10-11T16:17:42Z
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"テンプレート:前後",
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%91%E6%B3%95%E7%AC%AC18%E6%9D%A1
|
11,719 |
刑法第19条の2
|
(追徴)
犯罪による利益を残さないため、犯罪産出物件・犯罪取得物件などやその対価について、没収の対象物が既に費消されていることなどによって没収できない場合に、その価額を追徴できるものと定めている。
|
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法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(追徴)
; 第19条の2
: 前条第1項第3号又は第4号に掲げる物の全部又は一部を没収することができないときは、その価額を追徴することができる。
==解説==
犯罪による利益を残さないため、犯罪産出物件・犯罪取得物件などやその対価について、[[没収]]の対象物が既に費消されていることなどによって没収できない場合に、その価額を追徴できるものと定めている。
==参照条文==
*[[刑法第197条の5]] - 収賄罪における没収及び追徴
==判例==
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=56726&hanreiKbn=02 偽造公文書行使、公文書偽造、詐欺、収賄](最高裁判例 昭和25年02月28日)
*;追徴金額について主文と理由との間に齟齬ある判決の違法
*:原判決は被告人が判示Aから(1)昭和22年10月中旬から同年11月初旬までの間三回に亘り一人分合計1535円に相当する酒食の饗応を受け(2)同年11月29日から12月1日までの間に一人分6025円に相当する酒食遊興等の饗応を受けたことを判示しその擬律において判示收受した賄賂はこれを没收することができないから其価格を追徴する旨を説示している点から見て右金額を被告人から追徴したものであることが認められる、然るに右金額は合計7560円であることは算數上明らかであるに拘わらず原判決は被告人に對し金7560円より100円多い7660円の追徴を主文において言渡しているもので正しく本來追徴し得るべき額より過大な金額を追徴したことになり原判決は主文と理由との間に齟齬があるから論旨は理由がある。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50713&hanreiKbn=02 収賄、受託収賄、第三者収賄、贈賄](最高裁判例 昭和40年04月28日)
*;刑法第197条の5に基づいて第三者から賄賂の価額を追徴するにあたりその第三者に対して実質上弁解防禦の機会が与えられたものとされた事例。
*:前項の場合において、右支部の代表者が、その支部を第三者とする[[刑法第197条の2]]の罪について、被告人として弁解、防禦の機会を与えられているときは、同法第197条の5によりその支部から賄賂の価額を追徴するにあたり、同支部に対しても、実質上弁解、防禦の機会が与えられていたものということができる。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50783&hanreiKbn=02 収賄、加重収賄、有印虚偽公文書作成、同行使](最高裁判例 昭和43年09月25日)
*;没収に代えて追徴すべき賄賂の価額の算定基準時
*:授受された賄賂が没収不能となりその価額を追徴すべき場合には、授受後においてその物の価額の増減があつたとしても、その物の授受当時の価額を追徴額とすべきである。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50202&hanreiKbn=02 収賄](最高裁決定 昭和55年12月22日)
*;ゴルフクラブ入会保証金預託証書がいわゆるゴルフクラブ会員権を表章する有価証券とはいえないとされた事例
*:証書上からはいわゆるゴルフクラブ会員権の内容が明らかでないうえ、指図文句の記載もなく、会員権の譲渡にゴルフクラブの承認が必要とされている等の本件ゴルフクラブ入会保証金預託証書は、ゴルフクラブ会員権を表章する有価証券とはいえない。
*::→従って、本件ゴルフクラブ入会保証金預託証書は追徴の対象物ではない。
*;いわゆるゴルフクラブ会員権を賄賂として収受した場合における没収・追徴
*:いわゆるゴルフクラブ会員権を賄賂として収受した場合には、会員権それ自体は没収の対象となるものではなく、これを収受した時点におけるその価額を追徴すべきである。
*[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50032&hanreiKbn=02 収賄被告事件](最高裁決定 平成16年11月08日)
*;収賄の共同正犯者が共同して収受した賄賂についての追徴の方法
*:収賄の共同正犯者が共同して収受した賄賂については,[[刑法第197条の5|刑法(平成7年法律第91号による改正前のもの)197条ノ5]]の規定により,共犯者各自に対し,公務員の身分の有無にかかわらず,それぞれその価額全部の追徴を命じることができるし,また,収賄犯人等に不正な利益の保有を許さないという要請が満たされる限りにおいて,相当と認められる場合には,裁量により,各自にそれぞれ一部の額の追徴を命じ,あるいは一部の者にのみ追徴を科することも許される。
*;収賄の共同正犯者が共同して収受した賄賂についてその総額を均分した金額を各自から追徴することができるとされた事例
*:収賄の共同正犯者2名が共同して収受した賄賂について,両名が共同被告人となり,両名の間におけるその分配,保有及び費消の状況が不明であるなど判示の事実関係の下においては,賄賂の総額を均分した金額を各被告人から追徴することができる。
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第19条]]<br>(没収)
|[[刑法第20条]]<br>(没収の制限)
}}
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[[Category:刑法|019の2]]
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2022-10-07T13:32:44Z
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|
11,720 |
刑法第20条
|
(没収の制限)
第19条第1項第一号に掲げる物 犯罪行為を組成した物
|
[
{
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"text": "(没収の制限)",
"title": "条文"
},
{
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"text": "第19条第1項第一号に掲げる物 犯罪行為を組成した物",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(没収の制限)
; 第20条
: 拘留又は科料のみに当たる罪については、特別の規定がなければ、没収を科することができない。ただし、[[刑法第19条|第19条]]第1項第一号に掲げる物の没収については、この限りでない。
==解説==
[[刑法第19条|第19条]]第1項第一号に掲げる物 犯罪行為を組成した物
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|[[コンメンタール刑法#1|第1編 総則]]<br>
[[コンメンタール刑法#1-2|第2章 刑]]<br>
|[[刑法第19条の2]]<br>(追徴)
|[[刑法第21条]]<br>(未決勾留日数の本刑算入)
}}
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[[Category:刑法|020]]
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2022-10-11T16:18:28Z
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|
11,721 |
刑法第21条
|
(未決勾留日数の本刑算入)
未決勾留日数とは、被疑者が逮捕され、判決が確定するまでの間に留置場や拘置所に勾留されていた期間のことである。裁判官は裁量により、この期間を刑期に算入することができる。
|
[
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"text": "(未決勾留日数の本刑算入)",
"title": "条文"
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"text": "未決勾留日数とは、被疑者が逮捕され、判決が確定するまでの間に留置場や拘置所に勾留されていた期間のことである。裁判官は裁量により、この期間を刑期に算入することができる。",
"title": "解説"
}
] |
法学>刑事法>刑法>コンメンタール刑法
法学>コンメンタール>コンメンタール刑法
|
*[[法学]]>[[刑事法]]>[[刑法]]>[[コンメンタール刑法]]
*[[法学]]>[[コンメンタール]]>[[コンメンタール刑法]]
==条文==
(未決{{ruby|勾|こう}}留日数の本刑算入)
; 第21条
: 未決{{ruby|勾|こう}}留の日数は、その全部又は一部を本刑に算入することができる。
==解説==
[[w:未決勾留日数|未決勾留日数]]とは、被疑者が逮捕され、判決が確定するまでの間に留置場や拘置所に[[w:勾留|勾留]]されていた期間のことである。裁判官は裁量により、この期間を刑期に算入することができる。
==判例==
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=56880&hanreiKbn=02 詐欺](最高裁判決 昭和30年12月26日)刑訴法第336条
#;一部無罪と本刑に算入すべき未決勾留日数
#:裁判所が、同一被告人に対する数個の公訴事実を併合して審理する場合には、無罪とした公訴事実につき発せられた勾留状の執行により生じた未決勾留日数を、他の有罪とした公訴事実の本刑に算入することができるものと解するを担当とする。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=51373&hanreiKbn=02 出入国管理令違反等](最高裁判決 昭和32年12月25日)[[日本国憲法第22条|憲法第22条]]
#;懲役刑執行と未決勾留とが競合するときの未決勾留日数の算入の適否
#:被告人が勾留状の執行により未決勾留中、他の事件の確定判決により懲役刑の執行を受けるに至つたときは、懲役刑の執行と競合する未決勾留日数を本刑に算入することは違法である。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50762&hanreiKbn=02 傷害](最高裁判決 昭和40年07月09日)
#;他事件につき本刑たる自由刑に算入された未決勾留と重複する未決勾留をさらに本刑たる自由刑に算入することは違法か
#:他事件につき本刑たる自由刑に算入された未決勾留と重複する未決勾留を、さらに本刑たる自由刑に算入することは、刑法第21条、[[刑事訴訟法第495条|刑訴法第495条]]の趣旨に違反し許されない。
#;右重複の有無、範囲を判断するについての本刑算入未決勾留日数の取扱方
#:右重複の有無、範囲を判断するにあたり、本刑に算入された未決勾留の日数は、刑の執行があつたとされる刑量を示すにすぎないものとして扱うべきで、未決勾留期間中の暦に従つた特定の日を起算日としての刑の執行があつたものとすべきではない。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50854&hanreiKbn=02 詐欺](最高裁判決 昭和43年07月11日)
#;勾留請求の日の翌日以降に勾留状が発せられその執行がなされた場合における未決勾留日数の起算日
#:逮捕に引き続いて勾留の請求がなされ、その請求の日の翌日以降に勾留状が発せられその執行がなされた場合、刑法第21条によつて算入の対象となる未決勾留日数は、勾留状の執行がなされた日からこれを起算すべきである。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=50986&hanreiKbn=02 尊属殺人](最高裁判決 昭和46年04月15日)
#;控訴審が被告人の控訴に基づき第一審判決を破棄する場合と未決勾留日数の刑法21条による本刑算入
#:控訴審が被告人の控訴に基づき第一審判決を破棄する場合には、控訴申立後の未決勾留日数は、[[刑事訴訟法第495条|刑訴法第495条]]2項2号により、判決が確定して本件の執行される際当然に全部本件に通算されるべきものであつて、刑法21条により判決においてその全部または一部を本刑に算入する旨の言渡をすべきでない。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=59535&hanreiKbn=02 窃盗](最高裁決定 昭和46年09月21日)
#;判決宣告日は、裁定通算の対象となる
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=59843&hanreiKbn=02 覚せい剤取締法第違反](最高裁判決 昭和49年06月27日)
#;別件懲役と重複した未決誤算入を理由にした破棄自判
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=51132&hanreiKbn=02 有印公文書変造、同行使、有印私文書変造、同行使、有印私文書偽造、同行使、窃盗](最高裁判決 昭和52年07月01日)
#;他事件の本刑に法定通算された未決勾留の期間と暦のうえで重複する未決勾留の裁定算入又は法定通算
#:他事件の本刑に法定通算された未決勾留の期間と暦のうえで重複する未決勾留を、さらに本件の本刑に裁定算入又は法定通算することは、違法である。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=51194&hanreiKbn=02 常習累犯窃盗](最高裁判決 昭和55年12月23日)[[刑法第130条]],[[盗犯等の防止及び処分に関する法律第3条]]
#;不起訴となつた住居侵入の罪についての未決勾留日数を右と一罪の関係にある常習累犯窃盗の罪の本刑に算入することの可否
#:不起訴となつた住居侵入の罪についての未決勾留日数は、右と一罪の関係にある常習累犯窃盗の罪の本刑に算入することができる。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=33470&hanreiKbn=02 窃盗,出入国管理及び難民認定法第違反被告事件](最高裁判決 平成18年08月30日)[[刑法第45条]]前段,[[刑法第48条]]1項
#;併合罪関係にある数罪を併合審理して1個の主文による刑を言い渡す場合と刑法21条にいう「本刑」
#:併合罪関係にある数罪を併合審理して1個の主文による刑を言い渡す場合,その刑が刑法21条にいう「本刑」に該当し,この理は,その刑が懲役刑と罰金刑を併科するものであるときでも異ならない。
#[http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81664&hanreiKbn=02 住居侵入,強盗致傷被告事件](最高裁判決 平成23年07月21日)刑訴法405条2号
#;原判決中未決勾留日数算入部分が破棄された事例
----
{{前後
|[[コンメンタール刑法|刑法]]
|第1編 総則<br>
第2章 刑<br>
|[[刑法第20条]]<br>(没収の制限)
|[[刑法第22条]]<br>(期間の計算)
}}
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[[Category:刑法|021]]
|
2009-10-25T14:37:49Z
|
2023-08-28T04:01:01Z
|
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|
11,722 |
個人情報の保護に関する法律第13条
|
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
(苦情の処理のあっせん等)
|
[
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"text": "法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律",
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}
] |
法学>民事法>コンメンタール個人情報の保護に関する法律
|
[[法学]]>[[民事法]]>[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律]]
==条文==
(苦情の処理のあっせん等)
;第13条
: 地方公共団体は、個人情報の取扱いに関し事業者と本人との間に生じた苦情が適切かつ迅速に処理されるようにするため、苦情の処理のあっせんその他必要な措置を講ずるよう努めなければならない。
==解説==
==参照条文==
----
{{前後
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律|個人情報の保護に関する法律]]
|[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律#3|第3章 個人情報の保護に関する施策等]]<br>
[[コンメンタール個人情報の保護に関する法律#4-3|第3節 地方公共団体の施策]]
|[[個人情報の保護に関する法律第12条|第12条]]<br>(区域内の事業者等への支援)
|[[個人情報の保護に関する法律第14条|第14条]]<br>(国及び地方公共団体の協力)
}}
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[[category:個人情報の保護に関する法律|13]]
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2009-10-25T22:02:15Z
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|
11,723 |
行政事件訴訟法第5条
|
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
(民衆訴訟)
|
[
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"text": "法学>コンメンタール行政事件訴訟法",
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},
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"text": "(民衆訴訟)",
"title": "条文"
}
] |
法学>コンメンタール行政事件訴訟法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政事件訴訟法]]
==条文==
(民衆訴訟)
;第5条
: この法律において「民衆訴訟」とは、国又は公共団体の機関の法規に適合しない行為の是正を求める訴訟で、選挙人たる資格その他自己の法律上の利益にかかわらない資格で提起するものをいう。
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政事件訴訟法|行政事件訴訟法]]
|[[コンメンタール行政事件訴訟法#1|第1章 総則]]<br>
|[[行政事件訴訟法第4条|第4条]]<br>(当事者訴訟)
|[[行政事件訴訟法第6条|第6条]]<br>(機関訴訟)
}}
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[[category:行政事件訴訟法|5]]
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2009-10-26T04:40:40Z
|
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|
11,724 |
行政手続法第12条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(処分の基準)
|
[
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"text": "法学>コンメンタール行政手続法",
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},
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"text": "(処分の基準)",
"title": "条文"
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] |
法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
(処分の基準)
;第12条
# 行政庁は、処分基準を定め、かつ、これを公にしておくよう努めなければならない。
# 行政庁は、処分基準を定めるに当たっては、[[w:不利益処分|不利益処分]]の性質に照らしてできる限り具体的なものとしなければならない。
==解説==
;1項
:努力義務と成っているのは、画一的に定めることが技術的に困難であることに加え、公にすることで脱法的な行為が助長される場合もあるからとされる。
==参照条文==
*[[雇用保険法第9条]](確認)
*[[国民年金法第7条]](被保険者の資格)
*[[厚生年金保険法第18条]](資格の得喪の確認)
*[[健康保険法第39条]](資格の得喪の確認)
*[[建築基準法第9条]](違反建築物に対する措置)
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#3|第3章 不利益処分]]<br>
[[コンメンタール行政手続法#3-1|第1節 通則]]
|[[行政手続法第11条|第11条]]<br>(複数の行政庁が関与する処分)
|[[行政手続法第13条|第13条]]<br>(不利益処分をしようとする場合の手続)
}}
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[[category:行政手続法|12]]
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2023-01-25T20:59:08Z
|
[
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%89%8B%E7%B6%9A%E6%B3%95%E7%AC%AC12%E6%9D%A1
|
11,725 |
行政手続法第14条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(不利益処分の理由の提示)
行政手続法14条1項本文が,不利益処分をする場合に同時にその理由を名宛人に示さなければならないとしているのは,名宛人に直接に義務を課し又はその権利を制限するという不利益処分の性質に鑑み,行政庁の判断の慎重と合理性を担保してその恣意を抑制するとともに,処分の理由を名宛人に知らせて不服の申立てに便宜を与える趣旨に出たものと解される。(一級建築士免許取消処分等取消請求事件)
|
[
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"text": "法学>コンメンタール行政手続法",
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"text": "(不利益処分の理由の提示)",
"title": "条文"
},
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"text": "行政手続法14条1項本文が,不利益処分をする場合に同時にその理由を名宛人に示さなければならないとしているのは,名宛人に直接に義務を課し又はその権利を制限するという不利益処分の性質に鑑み,行政庁の判断の慎重と合理性を担保してその恣意を抑制するとともに,処分の理由を名宛人に知らせて不服の申立てに便宜を与える趣旨に出たものと解される。(一級建築士免許取消処分等取消請求事件)",
"title": "解説"
},
{
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"text": "",
"title": "判例"
}
] |
法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
([[w:不利益処分|不利益処分]]の理由の提示)
;第14条
# 行政庁は、不利益処分をする場合には、その名あて人に対し、同時に、当該不利益処分の理由を示さなければならない。ただし、当該理由を示さないで処分をすべき差し迫った必要がある場合は、この限りでない。
# 行政庁は、前項ただし書の場合においては、当該名あて人の所在が判明しなくなったときその他処分後において理由を示すことが困難な事情があるときを除き、処分後相当の期間内に、同項の理由を示さなければならない。
# 不利益処分を書面でするときは、前二項の理由は、書面により示さなければならない。
==解説==
行政手続法14条1項本文が,不利益処分をする場合に同時にその理由を名宛人に示さなければならないとしているのは,名宛人に直接に義務を課し又はその権利を制限するという不利益処分の性質に鑑み,行政庁の判断の慎重と合理性を担保してその恣意を抑制するとともに,処分の理由を名宛人に知らせて不服の申立てに便宜を与える趣旨に出たものと解される。(一級建築士免許取消処分等取消請求事件)
==参照条文==
*[[雇用保険法第9条]](確認)
*[[国民年金法第7条]](被保険者の資格)
*[[厚生年金保険法第18条]](資格の得喪の確認)
*[[健康保険法第39条]](資格の得喪の確認)
*[[建築基準法第9条]](違反建築物に対する措置)
==判例==
*[https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53777 所得税青色審査決定処分等取消請求](最高裁判例 昭和38年05月31日)
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#3|第3章 不利益処分]]<br>
[[コンメンタール行政手続法#3-1|第1節 通則]]
|[[行政手続法第13条|第13条]]<br>(不利益処分をしようとする場合の手続)
|[[行政手続法第15条|第15条]]<br>(聴聞の通知の方式)
}}
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[[category:行政手続法|14]]
| null |
2023-01-25T21:01:40Z
|
[
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%89%8B%E7%B6%9A%E6%B3%95%E7%AC%AC14%E6%9D%A1
|
11,726 |
行政手続法第3条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(適用除外)
平成29年法律第4号による改正により、「収税官吏」を「国税庁、国税局若しくは税務署の当該職員」に改めた。
「命令」 法律に基づく命令(処分の要件を定める告示を含む。)
|
[
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"text": "法学>コンメンタール行政手続法",
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"text": "(適用除外)",
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},
{
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"text": "平成29年法律第4号による改正により、「収税官吏」を「国税庁、国税局若しくは税務署の当該職員」に改めた。",
"title": "解説"
},
{
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"text": "「命令」 法律に基づく命令(処分の要件を定める告示を含む。)",
"title": "参照条文"
}
] |
法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
(適用除外)
;第3条
# 次に掲げる処分及び行政指導については、[[コンメンタール行政手続法#2|次章]]から[[コンメンタール行政手続法#4の2|第4章の2]]までの規定は、適用しない。
#:一 国会の両院若しくは一院又は議会の議決によってされる処分
#:二 裁判所若しくは裁判官の裁判により、又は裁判の執行としてされる処分
#:三 国会の両院若しくは一院若しくは議会の議決を経て、又はこれらの同意若しくは承認を得た上でされるべきものとされている処分
#:四 検査官会議で決すべきものとされている処分及び会計検査の際にされる行政指導
#:五 刑事事件に関する法令に基づいて検察官、検察事務官又は司法警察職員がする処分及び行政指導
#:六 国税又は地方税の犯則事件に関する法令(他の法令において準用する場合を含む。)に基づいて国税庁長官、国税局長、税務署長、国税庁、国税局若しくは税務署の当該職員、税関長、税関職員又は徴税吏員(他の法令の規定に基づいてこれらの職員の職務を行う者を含む。)がする処分及び行政指導並びに金融商品取引の犯則事件に関する法令(他の法令において準用する場合を含む。)に基づいて証券取引等監視委員会、その職員(当該法令においてその職員とみなされる者を含む。)、財務局長又は財務支局長がする処分及び行政指導
#:七 学校、講習所、訓練所又は研修所において、教育、講習、訓練又は研修の目的を達成するために、学生、生徒、児童若しくは幼児若しくはこれらの保護者、講習生、訓練生又は研修生に対してされる処分及び行政指導
#:八 刑務所、少年刑務所、拘置所、留置施設、海上保安留置施設、少年院、少年鑑別所又は婦人補導院において、収容の目的を達成するためにされる処分及び行政指導
#:九 公務員(国家公務員法 (昭和22年法律第120号)第2条第1項 に規定する国家公務員及び地方公務員法 (昭和25年法律第261号)第3条第1項 に規定する地方公務員をいう。以下同じ。)又は公務員であった者に対してその職務又は身分に関してされる処分及び行政指導
#:十 外国人の出入国、難民の認定又は帰化に関する処分及び行政指導
#:十一 専ら人の学識技能に関する試験又は検定の結果についての処分
#:十二 相反する利害を有する者の間の利害の調整を目的として法令の規定に基づいてされる裁定その他の処分(その双方を名あて人とするものに限る。)及び行政指導
#:十三 公衆衛生、環境保全、防疫、保安その他の公益にかかわる事象が発生し又は発生する可能性のある現場において警察官若しくは海上保安官又はこれらの公益を確保するために行使すべき権限を法律上直接に与えられたその他の職員によってされる処分及び行政指導
#:十四 報告又は物件の提出を命ずる処分その他その職務の遂行上必要な情報の収集を直接の目的としてされる処分及び行政指導
#:十五 審査請求、再調査の請求その他の不服申立てに対する行政庁の裁決、決定その他の処分
#:十六 前号に規定する処分の手続又は[[コンメンタール行政手続法#3|第3章]]に規定する聴聞若しくは弁明の機会の付与の手続その他の意見陳述のための手続において法令に基づいてされる処分及び行政指導
# 次に掲げる命令等を定める行為については、[[コンメンタール行政手続法#6|第6章]]の規定は、適用しない。
#:一 法律の施行期日について定める政令
#:二 恩赦に関する命令
#:三 命令又は規則を定める行為が処分に該当する場合における当該命令又は規則
#:四 法律の規定に基づき施設、区間、地域その他これらに類するものを指定する命令又は規則
#:五 公務員の給与、勤務時間その他の勤務条件について定める命令等
#:六 審査基準、処分基準又は行政指導指針であって、法令の規定により若しくは慣行として、又は命令等を定める機関の判断により公にされるもの以外のもの
# 第1項各号及び前項各号に掲げるもののほか、地方公共団体の機関がする処分(その根拠となる規定が条例又は規則に置かれているものに限る。)及び行政指導、地方公共団体の機関に対する届出([[行政手続法第2条|前条]]第七号の通知の根拠となる規定が条例又は規則に置かれているものに限る。)並びに地方公共団体の機関が命令等を定める行為については、次章から第6章までの規定は、適用しない。
==解説==
平成29年法律第4号による改正により、「収税官吏」を「国税庁、国税局若しくは税務署の当該職員」に改めた。
*第二章 申請に対する処分
*第三章 不利益処分
*第四章 行政指導
*第五章 届出
*第六章 意見公募手続等
==参照条文==
;[[行政手続法第2条|第2条]](定義)
「命令」 法律に基づく命令(処分の要件を定める告示を含む。)
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#1|第1章 総則]]<br>
|[[行政手続法第2条|第2条]]<br>(定義)
|[[行政手続法第4条|第4条]]<br>(国の機関等に対する処分等の適用除外)
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[[category:行政手続法|3]]
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2022-08-19T23:23:27Z
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11,727 |
行政手続法第4条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(国の機関等に対する処分等の適用除外)
|
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法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
(国の機関等に対する処分等の適用除外)
;第4条
# 国の機関又は地方公共団体若しくはその機関に対する処分(これらの機関又は団体がその固有の資格において当該処分の名あて人となるものに限る。)及び行政指導並びにこれらの機関又は団体がする届出(これらの機関又は団体がその固有の資格においてすべきこととされているものに限る。)については、この法律の規定は、適用しない。
# 次の各号のいずれかに該当する法人に対する処分であって、当該法人の監督に関する法律の特別の規定に基づいてされるもの(当該法人の解散を命じ、若しくは設立に関する認可を取り消す処分又は当該法人の役員若しくは当該法人の業務に従事する者の解任を命ずる処分を除く。)については、[[コンメンタール行政手続法#2|次章]]及び[[コンメンタール行政手続法#3|第三章]]の規定は、適用しない。
#:一 法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立行為をもって設立された法人
#:二 特別の法律により設立され、かつ、その設立に関し行政庁の認可を要する法人のうち、その行う業務が国又は地方公共団体の行政運営と密接な関連を有するものとして政令で定める法人
# 行政庁が法律の規定に基づく試験、検査、検定、登録その他の行政上の事務について当該法律に基づきその全部又は一部を行わせる者を指定した場合において、その指定を受けた者(その者が法人である場合にあっては、その役員)又は職員その他の者が当該事務に従事することに関し公務に従事する職員とみなされるときは、その指定を受けた者に対し当該法律に基づいて当該事務に関し監督上される処分(当該指定を取り消す処分、その指定を受けた者が法人である場合におけるその役員の解任を命ずる処分又はその指定を受けた者の当該事務に従事する者の解任を命ずる処分を除く。)については、次章及び第三章の規定は、適用しない。
# 次に掲げる命令等を定める行為については、[[コンメンタール行政手続法#6|第六章]]の規定は、適用しない。
#:一 国又は地方公共団体の機関の設置、所掌事務の範囲その他の組織について定める命令等
#:二 皇室典範(昭和22年法律第3号)第26条の皇統譜について定める命令等
#:三 公務員の礼式、服制、研修、教育訓練、表彰及び報償並びに公務員の間における競争試験について定める命令等
#:四 国又は地方公共団体の予算、決算及び会計について定める命令等(入札の参加者の資格、入札保証金その他の国又は地方公共団体の契約の相手方又は相手方になろうとする者に係る事項を定める命令等を除く。)並びに国又は地方公共団体の財産及び物品の管理について定める命令等(国又は地方公共団体が財産及び物品を貸し付け、交換し、売り払い、譲与し、信託し、若しくは出資の目的とし、又はこれらに私権を設定することについて定める命令等であって、これらの行為の相手方又は相手方になろうとする者に係る事項を定めるものを除く。)
#:五 会計検査について定める命令等
#:六 国の機関相互間の関係について定める命令等並びに地方自治法 (昭和22年法律第67号)第二編第十一章 に規定する国と普通地方公共団体との関係及び普通地方公共団体相互間の関係その他の国と地方公共団体との関係及び地方公共団体相互間の関係について定める命令等(第1項の規定によりこの法律の規定を適用しないこととされる処分に係る命令等を含む。)
#:七 第2項各号に規定する法人の役員及び職員、業務の範囲、財務及び会計その他の組織、運営及び管理について定める命令等(これらの法人に対する処分であって、これらの法人の解散を命じ、若しくは設立に関する認可を取り消す処分又はこれらの法人の役員若しくはこれらの法人の業務に従事する者の解任を命ずる処分に係る命令等を除く。)
==解説==
*第二章 申請に対する処分
*第三章 不利益処分
*第六章 意見公募手続等
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#1|第1章 総則]]<br>
|[[行政手続法第3条|第3条]]<br>(適用除外)
|[[コンメンタール行政手続法#2|第2章 申請に対する処分]]<br>[[行政手続法第5条|第5条]]<br>(審査基準)
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[[category:行政手続法|4]]
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2022-04-30T03:02:51Z
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|
11,728 |
行政手続法第27条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(審査請求の制限)
行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成26年法律第69号)により、旧27条2項削除。
|
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"text": "行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成26年法律第69号)により、旧27条2項削除。",
"title": "解説"
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法学>コンメンタール行政手続法
|
[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
(審査請求の制限)
;第27条
: [[コンメンタール行政手続法#3-2|この節]]の規定に基づく処分又はその不作為については、審査請求をすることができない。
==解説==
行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律(平成26年法律第69号)により、旧27条2項削除。
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#3|第3章 不利益処分]]<br>
[[コンメンタール行政手続法#3-2|第2節 聴聞]]
|[[行政手続法第26条|第26条]]<br>(聴聞を経てされる不利益処分の決定)
|[[行政手続法第28条|第28条]]<br>(役員等の解任等を命ずる不利益処分をしようとする場合の聴聞等の特例)
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[[category:行政手続法|27]]
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2022-03-27T10:15:09Z
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|
11,729 |
行政手続法第22条
|
法学>コンメンタール行政手続法
(続行期日の指定)
第15条第3項の規定の準用
|
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法学>コンメンタール行政手続法
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[[法学]]>[[コンメンタール行政手続法]]
==条文==
(続行期日の指定)
;第22条
# 主宰者は、聴聞の期日における審理の結果、なお聴聞を続行する必要があると認めるときは、さらに新たな期日を定めることができる。
# 前項の場合においては、当事者及び参加人に対し、あらかじめ、次回の聴聞の期日及び場所を書面により通知しなければならない。ただし、聴聞の期日に出頭した当事者及び参加人に対しては、当該聴聞の期日においてこれを告知すれば足りる。
# [[行政手続法第15条|第15条]]第3項の規定は、前項本文の場合において、当事者又は参加人の所在が判明しないときにおける通知の方法について準用する。この場合において、同条第3項中「不利益処分の名あて人となるべき者」とあるのは「当事者又は参加人」と、「掲示を始めた日から2週間を経過したとき」とあるのは「掲示を始めた日から2週間を経過したとき(同一の当事者又は参加人に対する二回目以降の通知にあっては、掲示を始めた日の翌日)」と読み替えるものとする。
==解説==
[[行政手続法第15条|第15条]]第3項の規定の準用
: 行政庁は、当事者又は参加人の所在が判明しない場合においては、第1項の規定による通知を、その者の氏名、同項第三号及び第四号に掲げる事項並びに当該行政庁が同項各号に掲げる事項を記載した書面をいつでもその者に交付する旨を当該行政庁の事務所の掲示場に掲示することによって行うことができる。この場合においては、掲示を始めた日から2週間を経過したとき(同一の当事者又は参加人に対する二回目以降の通知にあっては、掲示を始めた日の翌日)に、当該通知がその者に到達したものとみなす。
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政手続法|行政手続法]]
|[[コンメンタール行政手続法#3|第3章 不利益処分]]<br>
[[コンメンタール行政手続法#3-2|第2節 聴聞]]
|[[行政手続法第21条|第21条]]<br>(陳述書等の提出)
|[[行政手続法第23条|第23条]]<br>(当事者の不出頭等の場合における聴聞の終結)
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[[category:行政手続法|22]]
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11,730 |
行政不服審査法第5条
|
法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
(再調査の請求)
|
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"text": "(再調査の請求)",
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法学>行政法>コンメンタール行政不服審査法
|
[[法学]]>[[行政法]]>[[コンメンタール行政不服審査法]]
==条文==
(再調査の請求)
;第5条
# 行政庁の処分につき処分庁以外の行政庁に対して審査請求をすることができる場合において、法律に再調査の請求をすることができる旨の定めがあるときは、当該処分に不服がある者は、処分庁に対して再調査の請求をすることができる。ただし、当該処分について[[行政不服審査法第2条|第2条]]の規定により審査請求をしたときは、この限りでない。
# 前項本文の規定により再調査の請求をしたときは、当該再調査の請求についての決定を経た後でなければ、審査請求をすることができない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
#:一 当該処分につき再調査の請求をした日([[行政不服審査法第61条|第61条]]において読み替えて準用する[[行政不服審査法第23条|第23条]]の規定により不備を補正すべきことを命じられた場合にあっては、当該不備を補正した日)の翌日から起算して3月を経過しても、処分庁が当該再調査の請求につき決定をしない場合
#:二 その他再調査の請求についての決定を経ないことにつき正当な理由がある場合
==解説==
==参照条文==
==判例==
----
{{前後
|[[コンメンタール行政不服審査法|行政不服審査法]]
|[[コンメンタール行政不服審査法#1|第1章 総則]]<br>
[[コンメンタール行政不服審査法#1|<br>]]
|[[行政不服審査法第4条|第4条]]<br>(審査請求をすべき行政庁)
|[[行政不服審査法第6条|第6条]]<br>(再審査請求)
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[[category:行政不服審査法|5]]
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2022-02-06T11:58:13Z
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Subsets and Splits
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