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宝庫ゲーム内通貨となる記憶のかけら(MR)が置かれている部屋。
ブーストルーム床面にルーレットが設置されている運試しの部屋。
輪の中に足を踏み入れた主人公を一時的に強化する何らかの能力が得られる。
ルーレットを止めた位置によって強化される能力は異なる。
ブーストルームで手に入れた力は、手に入れたゾーン内で1回のみ使用できる。
忘れられた部屋何かしらのイベントが存在する部屋。
部屋にある像や物品の何かを破壊するか、あるいは何もせずに見守るか、といったプレイヤーの行動に応じて血、中性、光の三つの結果が用意されており、結末によって入手したメモの属性を変化させる。
各部屋のイベントが何を意味しているのかは、DLCで追加されるメモ「ミッシェルの日記」の中で示唆されている。
泣く子幼い女児が泣いている部屋。
女児は追いかけると逃げ回る。
炎のゾーンに出現。
理想の家族荒地と化した公園で、我を忘れて土曜の午後を楽しもうと言う一組の家族の像が置かれている部屋。
両親の像は破壊可能。
大地のゾーンに出現。
邪悪な赤ん坊一件何の変哲もないベビーベッドに寝ている赤ん坊がいる部屋。
ベビーベッドは破壊可能。
水のゾーンに出現。
偽の敵クリーチャー(ナース)に囲まれて恐怖におののく少女の蝋人形が置かれている部屋。
クリーチャー、および少女の蝋人形は破壊可能。
森のゾーンに出現。
場合によっては稀にナースが出現することがある。
捕われた女見かけない顔の頭のおかしな女が独房で何かを激しく呟いている部屋。
女はチャットメッセージに対してリアクションを返す。
独房を武器で攻撃することも可能。
血のゾーンに出現。
場合によっては銃弾パックや体力パックを得られる。
テレビ悪夢の様子を捉えた監視カメラとプレイヤーの動向をレポートする音声が聞こえる部屋で、破壊可能なテレビが無数に置かれている。
光のゾーンに出現。
歪んだ音廃墟と化した質屋で、様々な音声がそれぞれの主張を叫んでいる部屋。
それぞれの音声の発信源となっている物品が破壊可能。
鉄のゾーンに出現。
ホスピス(DLC)顔色の悪い、巨大な女性型のクリーチャー(ナース)が横たわっている病室。
ルームに入ると背面タッチパッドで操作可能なカーソルが出現し、クリーチャーに触れて撫でる操作が可能になるほか、クリーチャーを武器で攻撃することも可能。
家族の肖像(DLC) 4世代に渡る、どこかの家族の肖像画が飾られている部屋。
肖像画の手前に置かれている置物を攻撃することで肖像画の順序を入れ替えることができる。
トラップダンジョン内の部屋にランダムで配置されている仕掛け。
床(地面)に同化する形で常に隠れており、事前に見つけることはできない。
主人公または敵クリーチャーが近くを通過すると表示されて発動する。
能力値(主にINTとDEX)をある程度上げておくことで、表示されてから発動するまでのタイミングを遅らせたり、素早く範囲から遠ざかるなどして回避することが可能となる。
盾の仕掛け仕掛けに乗った主人公または敵クリーチャーを一定期間だけ無敵(ダメージを受けない)状態にする。
無敵状態になったキャラクターは青い光に囲まれる。
仕掛けによって無敵状態になっているキャラクターがいる間はその効果が切れるまで発動しなくなる。
主人公が乗れば敵クリーチャーに対して優位に立てるが、先に敵クリーチャーに乗られると窮地に陥る。
血の仕掛け血溜りのような物が浮き出る仕掛け。
仕掛けを作動するとカルマメーターを血に傾けている場合は回復し、光に傾けている場合はダメージを受ける。
使い方によっては回復ポイントとして利用することができる。
光の仕掛け光を帯びた紋様が浮き出る仕掛け。
仕掛けを作動するとカルマメーターを光に傾けている場合は回復し、血に傾けている場合はダメージを受ける。
血の仕掛けと同様、回復ポイントに利用する手もある。
ジョーズの罠トラバサミの仕掛け。
仕掛けが作動すると挟まれてダメージを受ける。
槍の仕掛け多数の槍が飛び出る仕掛け。
仕掛けが作動すると串刺しにされてダメージを受ける。
スローな仕掛け歯車のような紋様が浮き出る仕掛け。
仕掛けが作動すると紋様の中にいる間だけ動きが1/10のスピードになる。
攻撃や防御のモーションも遅くなるため、仕掛けの外にいる側は一方的に連続攻撃を浴びせることができる。
毒の仕掛け毒々しい霧とともにドクロのマークが浮き出る仕掛け。
仕掛けが作動すると一定時間HPが残り10の状態になるため、この間に攻撃を受けるとわずかなダメージが致命傷になる。
時間が経てば元のHPに戻る。
敵クリーチャーに囲まれた状況で主人公が掛かれば一瞬でゲームオーバーになる危険性があるが、敵クリーチャーを罠に誘い込めばHPの高い相手を一撃で倒せるチャンスにもなる。
メモゾーン内で手に入るテキストファイル。
主にストーリーはこのメモと後述の放送番組で語られる。
世界設定の補足となるフレーバーテキスト的なメモのほか、主人公を取り巻く現実の出来事を記したメモなどが存在する。
後者には主人公のカルマメーターやゾーン内での行動によって、書かれた内容がポジティブな「光」、ネガティブな「血」にそれぞれ変化するものと、内容を変化させる方法のヒントが書かれたものが存在する。
プレイヤーはヒントのメモに書かれた現実世界の出来事の内容から「ゾーン内では射撃武器を撃たない」などの隠されたメッセージを解読し、メモを入手したゾーン内でメッセージの内容を実践する、あるいは反した行動を行うことで、内容が変化するメモを「光」や「血」に書き換えることができる。
なお、入手後もゾーンに再挑戦して入手し直すと最新のものに上書きされるほか、忘れられた部屋の結果でメモが書き換わることもある。
各エリアのボスキャラクターとなる守護者を撃破すると、エリア内で入手したメモの属性(主人公のカルマメーターも影響)に応じてそのエリアのエピソードの結末を描くメモが手に入る。
光のメモを多く持っていれば明るい光の結末、血のメモを多く持っていれば陰惨な血の結末となり、主人公を取り巻く現実世界の出来事が変化する。
場合によってはどちらでもない中性のメモが出ることもある。
ラストボスを撃破するまでに守護者から入手したメモに応じて、エンディングが変化する。
また、トロフィーに関連した収集要素にもなっている。
放送番組ゾーン内のテレビが置かれた部屋のクリーチャーを全滅させると、テレビが点いて音声が流れる。
主に主人公にとっての現実における過去の出来事で、主人公と関わりある人物や主人公自身の会話音声を聞くことができる。
一度聞いた放送はメニュー画面の放送リストから再生可能で、トロフィーに関連した収集要素にもなっている。
流れる音声は主人公のカルマメーターやメモの状況に応じて変化する。
ストーリー主人公の誕生日にどこか奇妙な装飾が施された「本」が送られてくる。
送り主の住所はサイレントヒルとなっているが、サイレントヒルに知り合いはおらず、送り主の心当たりはない。
「本」の中には自分の過去の出来事が詳細に記されていた。
主人公は試しに自分の望む通りに「本」の内容を書き換えてみる。
その後、眠りに就いた主人公は悪夢をみる。
異形のクリーチャーが蔓延る世界を解き進めて目を覚ますと、自分が「本」を書き換えた通りに現実も変化していた。
「最高の誕生日プレゼントだ」その「本」に魅了された主人公は次々と現実を思うがままに変えていく。
劇中における現実世界の出来事は、主人公が悪夢の世界を探索し、「本」に書き加えられた断片的なメモの内容を拾い読む形で語られていく。
主人公は勤務先の先輩の昇進を取り消して自分の昇進をものにし、友人の交際相手を自分と付き合うように仕向け、恋敵である友人を厄介払いする。
「本」を使って現実を書き替えようとするたびに、主人公は悪夢の中でクリーチャーが蔓延る迷路を探索し、武器や魔法のような力を駆使して戦い、その奥で「守護者」と呼ばれる巨大なクリーチャーと対決することになるが、主人公はこれを単なる妄想であり、「本」を使ったことによる副作用だと割り切って考える。
ところが現実世界では、主人公に不信感を抱いてその身辺を調べ回る顔見知りの警察官グレアムと、主人公とは別の「本」の所持者である犯罪者メリックという人物が、互いに対立しながらも、共に主人公を狙ってその身辺に姿を現すようになる。
主人公は「本」の力を使ってグレアムの注意を自分から逸らし、自分の命を狙ってきたメリックを始末する。
しかしグレアムを退けるために「本」の力で現実を書き換えようとしたメリックの策略は、既に主人公の家族へと及んでいた。
主人公は悪夢の世界の中で、知らずうちに自分の妹が妻子あるグレアムと恋人同士になり、肉体関係を持たされていたことを知る。
主人公は「本」の力を使って妹を取り巻く現実を書き換えようとするが、その過程で自分の知らなかった妹の内面を覗き見ることになり、今までの悪夢が自分の妄想などではなく、自分の身の回りの人物たちが人生に求めているものを否定し、主人公が思うように書き換える過程で起こっていた戦いであったことに気がつく。
主人公は他の「本」の所持者によって自分自身の人生を書き換えられる前に、自分自身の「守護者」と対決しなければならないと考える。
主人公自身の守護者である「鉄の守護者」と対峙した主人公は、それを自分の人生を破滅させる者と断じ、戦いによって決着をつける。
主人公は「本」を処分する、もしくは完全に自分の制御下に置くことを試み、その結末はそれまでの主人公の行動によって分岐するが(詳細は「#エンディング」を参照)、いずれの結末にせよ主人公が破滅する形で本編は幕切れを迎える。
ただしプレイヤーがそのままゲームを続行すれば、悪夢の世界の探索はいつまでも続き、その中で本の出自と来歴にまつわる情報を拾い集めていくことになる。
登場人物主要人物主人公本作の主人公であり、プレイヤーキャラクター。
小売店に勤務している若者。
誕生日に自分のあらゆる過去が記された「本」が届き、その日の晩に悪夢を見る。
その悪夢の中で「守護者」と呼ばれる怪物を倒すことで過去や未来の出来事を書き換えていく。
ハワード・ブラックウッド主人公に本を届けた黒人の郵便配達員兼商人。
サイレントヒルに迷い込む様々な人を案内する。