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496
少女漫画
歴史
1977年にはイタリアのホラー映画「サスペリア」が、1979年にはアメリカのホラー映画「ハロウィン」が、1981年にはカナダのホラー映画「プロムナイト」が日本でも上映され、また1977年には日本映画からホラーコメディ映画の「ハウス」が登場し、ホラービデオでは1986年にトロマ・エンターテインメントが「ホラー・パーティ」を出していた。少女漫画や女性漫画では1985年に朝日ソノラマが「ホラー・オカルト少女マンガ」誌『ハロウィン』を、1986年に大陸書房が「ホラー少女コミック」誌『ホラーハウス』を、1986年に近代映画社が「ファンタスティック&ホラーマンガ」誌『プロムナイト』を、1987年に秋田書店が「100%恐怖コミック」誌『サスペリア』を、1988年に主婦と生活社がホラー誌『ホラーパーティー』を創刊した。
[ "1977年", "ホラー映画", "1979年", "1981年", "カナダ", "日本", "日本映画", "コメディ映画", "1986年", "トロマ・エンターテインメント", "少女漫画", "漫画", "1985年", "朝日ソノラマ", "大陸書房", "少女コミック", "近代映画社", "1987年", "秋田書店", "1988年", "主婦と生活社" ]
[ 1216, 1981, 979, 297479, 561442, 1384029, 5739, 83005, 476455, 256717, 211, 571599, 628110, 76144, 168029, 2633, 25497, 628112, 28805, 402, 155208 ]
[ 1919, 3102, 1588, 806858, 1698830, 4821051, 9110, 168442, 1404796, 680571, 496, 1737920, 1931419, 151960, 404178, 4162, 44308, 1931422, 51566, 778, 368060 ]
496
少女漫画
歴史
また1980年代にはミステリー少女小説のブームも起きている。1982年に赤川次郎の一般小説「三姉妹探偵団」が登場して1986年にフジテレビでテレビドラマ化され、少女小説でも1987年に「赤い靴探偵団シリーズ」 が、1988年に「放課後シリーズ」が登場して人気となった。少女漫画誌や女性漫画誌ではミステリーと名前の付く漫画誌が多数創刊された。これには1985年創刊の『ミステリー La comic』(後のラ・コミック)、1986年創刊の『ミステリーJour Special』、1988年創刊の『ミステリーボニータ』と『セリエミステリー』と『Mystery I』、1989年創刊の『BE・LOVE ミステリー』と『Sakura mystery』(後のミステリーサラ)などがあった。
[ "1980年代", "少女小説", "1982年", "赤川次郎", "三姉妹探偵団", "1986年", "フジテレビジョン", "テレビドラマ", "1987年", "1988年", "放課後シリーズ", "少女漫画", "漫画", "1985年", "ミステリーボニータ", "1989年", "BE・LOVE", "ミステリーサラ" ]
[ 474, 291956, 469, 6650, 109562, 476455, 1182928, 15607, 628112, 402, 194569, 211, 571599, 628110, 28987, 973, 436620, 781763 ]
[ 902, 789188, 897, 10889, 236535, 1404796, 4058860, 25910, 1931422, 778, 483667, 496, 1737920, 1931419, 51927, 1578, 1255001, 2484663 ]
496
少女漫画
歴史
そのほか、1970年代後半に欧米でニュー・ウェイヴやパンク・ロック、インディー・ロック、オルタナティヴ・ロックなどのブームが起きており、1980年代には日本でもインディーズレーベルの「ナゴムレコード」(1983年)、「TRANS RECORDS」(1984年)、「キャプテンレコード」(1985年)などが登場してサブカル誌「宝島」がそれらを取り上げるようになった。1989年には「宝島」の派生として女性向けファッション誌の「CUTiE」が登場し、翌1990年にはそこでサブカル系に生きる少女をテーマとした漫画『東京ガールズブラボー』(岡崎京子)が登場した。また、少女漫画誌では1986年に『りぼん』でサブカル系漫画(ガロ系)の影響を受けたと言われるさくらももこがシュールさの残る『ちびまる子ちゃん』の連載を開始した。
[ "1970年代", "ニュー・ウェイヴ (音楽)", "パンク・ロック", "インディー・ロック", "オルタナティヴ・ロック", "1980年代", "日本", "ナゴムレコード", "1983年", "TRANS RECORDS", "1984年", "1985年", "サブカルチャー", "1989年", "1990年", "漫画", "東京ガールズブラボー", "岡崎京子", "少女漫画", "1986年", "りぼん", "ガロ系", "さくらももこ" ]
[ 1025, 67350, 53173, 596522, 36097, 474, 1384029, 121258, 628111, 674832, 266, 628110, 9694, 973, 487716, 571599, 591179, 290, 211, 476455, 2638, 898160, 400 ]
[ 1657, 132124, 99943, 1821651, 65781, 902, 4821051, 271711, 1931420, 2091869, 583, 1931419, 16012, 1578, 1450076, 1737920, 1803201, 615, 496, 1404796, 4167, 2927456, 775 ]
496
少女漫画
歴史
また、少年漫画にも高橋留美子を皮切りに女性漫画家が進出、少女漫画の読者層であった少女たちも少年漫画や青年漫画を読むことが一般的になっていった。1986年には青年漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」と「コミックモーニング」が週刊誌化され、青年漫画が大きく成長したことによって、くじらいいく子や山下和美や岡野玲子のように青年漫画を手がける女性少女漫画作家も登場した。これらによって少女漫画の手法や少女漫画的なテーマが少年漫画や青年漫画の世界にも広く普及することになった。
[ "少年漫画", "高橋留美子", "漫画家", "少女漫画", "青年漫画", "1986年", "ビッグコミックスピリッツ", "モーニング (漫画雑誌)", "くじらいいく子", "山下和美", "岡野玲子" ]
[ 210, 83, 441064, 211, 346, 476455, 2622, 2629, 378, 106, 7409 ]
[ 495, 229, 1270848, 496, 693, 1404796, 4148, 4157, 743, 252, 12332 ]
496
少女漫画
歴史
1980年代後半に不動産バブルによるバブル景気が起きたことで、その対策として1990年に土地関連融資の総量規制が行われたが、バブル崩壊が発生し、1990年代は平成不況が続くこととなった。節約ブームが起こり、100円ショップが成長し、のちに失われた10年といわれる低迷した過渡期に入る。会社ではリストラや非正規雇用が拡大し、社縁が薄くなっていく。世帯収入の減少と共に共働き世帯が増えて専業主婦世帯の数を上回り、カギっ子は一般的となった。1980年代に始まったゆとり教育では1989年の学習指導要領改訂によって「個性重視の原則」が導入され、また新聞では同じ頃より自分探し(英語版)という言葉が登場して、1994年頃よりその言葉の使用が増え始めたほか、マイブームという言葉も登場し、1997年にはその言葉が流行語となる。
[ "1980年代", "バブル景気", "1990年", "総量規制", "1990年代", "100円ショップ", "バブル崩壊", "リストラ", "非正規雇用", "専業主婦", "カギっ子", "ゆとり教育", "1989年", "学習指導要領", "1994年", "1997年", "流行語" ]
[ 474, 21286, 487716, 269013, 905, 24140, 21287, 36376, 155213, 82898, 227913, 476893, 973, 48337, 962, 655646, 2598 ]
[ 902, 36879, 1450076, 719061, 1484, 41651, 36880, 66279, 368071, 168198, 586939, 1406706, 1578, 89159, 1560, 2025310, 4111 ]
496
少女漫画
歴史
また1990年代には「テトリス」や「ぷよぷよ」などの落ち物パズルのブームなどによって少女にもゲーム機が普及し、少女漫画のゲーム化や少女漫画誌でのゲームコミカライズが行われるようになり、少女漫画でもファンタジー物が流行していった。
[ "1990年代", "落ち物パズル", "少女漫画" ]
[ 905, 6382, 211 ]
[ 1484, 10371, 496 ]
496
少女漫画
歴史
1990年代後半にはWindows 95の登場によってインターネットが普及していき、2000年代にはe-Japan構想によって学校教育にインターネットが取り入れられるようになり、携帯電話のインターネット料金定額化(パケット定額制)が行われ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が普及し、インターネット上での繋がりが増していった。
[ "1990年代", "Microsoft Windows 95", "インターネット", "2000年代", "E-Japan", "ソーシャル・ネットワーキング・サービス" ]
[ 905, 1767, 212779, 901, 110420, 63084 ]
[ 1484, 2745, 539319, 1479, 239017, 122509 ]
496
少女漫画
歴史
1990年代にはバトルヒロイン物の少女漫画が流行した。1980年代の美少女ブームの影響を受けて1989年より特撮の東映不思議コメディーシリーズでも美少女シリーズが開始され、その中の一つ「美少女仮面ポワトリン」の影響を受けて、少女漫画からも『美少女戦士セーラームーン』(武内直子)が登場し、アニメ化され大ヒットした。このヒットによって、ギャグ漫画の『赤ずきんチャチャ』(彩花みん)もバトルヒロイン物としてアニメ化されることとなったほか、1990年代後半の魔法少女物のメディアミックス『カードキャプターさくら』(CLAMP)や『スーパードール★リカちゃん』(漫画版は征海未亜)も魔法バトルが中心となっていた。その後の「プリキュアシリーズ」以降はアニメ原作のコミカライズが少女漫画誌に連載されるようになっている。
[ "1990年代", "少女漫画", "1980年代", "1989年", "東映不思議コメディーシリーズ", "美少女仮面ポワトリン", "武内直子", "ギャグ漫画", "赤ずきんチャチャ", "彩花みん", "メディアミックス", "カードキャプターさくら", "CLAMP", "スーパードール★リカちゃん", "漫画", "征海美亜", "プリキュアシリーズ" ]
[ 905, 211, 474, 973, 52112, 57179, 6676, 9271, 18823, 15692, 28920, 19184, 216988, 129500, 571599, 5538, 1185774 ]
[ 1484, 496, 902, 1578, 97684, 108857, 10931, 15353, 31756, 26037, 51784, 32948, 552263, 294712, 1737920, 8690, 4068908 ]
496
少女漫画
歴史
また中華モチーフの少女漫画も複数登場した。1970年代に日中国交正常化と香港映画のブームが起き、1980年代に赤い人民服風の衣装を着たイエロー・マジック・オーケストラ (YMO) が流行し、中国雑貨の人気が上昇していき、1987年には「週刊少年サンデー」から高橋留美子の「らんま1/2」が登場して1989年から1992年に渡りアニメ化され女性にも人気となっていたほか、1994年にはDr.コパが火付け役となってインテリアを中心に風水ブームが起きていた。そのため1990年代には少年漫画だけでなく少女漫画からも中華モチーフの『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇、1992年-)や風水バトルの『Dr.リンにきいてみて!』(あらいきよこ、1999年-)が登場してアニメ化された。
[ "少女漫画", "1970年代", "日中国交正常化", "香港映画", "1980年代", "人民服", "イエロー・マジック・オーケストラ", "1987年", "週刊少年サンデー", "高橋留美子", "1989年", "1992年", "1994年", "Dr.コパ", "風水", "1990年代", "少年漫画", "ふしぎ遊戯", "渡瀬悠宇", "あらいきよこ", "1999年" ]
[ 211, 1025, 11267, 88337, 474, 138321, 1397, 628112, 2626, 83, 973, 463599, 962, 149629, 25953, 905, 210, 10516, 1436, 48579, 958 ]
[ 496, 1657, 18708, 181517, 902, 319851, 2182, 1931422, 4154, 229, 1578, 1349811, 1560, 351797, 45519, 1484, 495, 17390, 2226, 89690, 1548 ]
496
少女漫画
歴史
1990年代中盤にヒーリングを含むスピリチュアル・ブームが起き、また同時期には癒し系アイドルも人気となり、1997年にはアロマなどの癒し商品も人気となり、1999年には癒し系キャラの「たれぱんだ」も人気となった。少女漫画では1998年に心の傷を癒やすことをテーマとした『フルーツバスケット』(高屋奈月)が登場して人気となり、2001年にアニメ化されている。またオウム真理教による地下鉄サリン事件で一度廃れた「守護霊」も2005年より江原啓之らが看板のテレビ番組「オーラの泉」によって再興され、少女漫画では2006年に『しゅごキャラ!』(PEACH-PIT)が登場して2007年にアニメ化されている。
[ "1990年代", "1997年", "1999年", "たれぱんだ", "少女漫画", "1998年", "高屋奈月", "2001年", "オウム真理教", "地下鉄サリン事件", "2005年", "江原啓之", "国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉", "2006年", "PEACH-PIT", "2007年" ]
[ 905, 655646, 958, 149325, 211, 655731, 97, 430, 536468, 1491, 142787, 88974, 137651, 293184, 75410, 382272 ]
[ 1484, 2025310, 1548, 351118, 496, 2025684, 243, 813, 1623911, 2312, 332554, 183406, 317813, 793034, 150364, 1069779 ]
496
少女漫画
歴史
その他、1990年代には小動物ブームも起きていた。児童漫画誌連載の「ハムスターの研究レポート」(大雪師走)によってハムスターブームが起き、1994年には『なかよし』にハムスターが人間となる『さくらんぼねむり姫』(片岡みちる)が登場し、1997年には学年誌から「とっとこハム太郎」(河井リツ子)が登場して『ちゃお』にも掲載され、2000年には『なかよし』にゲーム原作の『どこでもハムスター』(猫部ねこ)が登場した。また1996年には携帯型育成ゲーム機「たまごっち」シリーズが登場して人気となり、1997年より『なかよし』にて『てんしっちのたまごっち』(かなしろにゃんこ)が連載されたほか、1997年にはゲーム「ポケットモンスター」のアニメ版が始まって大人気となり、同年より『ちゃお』にて『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』(月梨野ゆみ) が連載された。2000代前半には『ちゃお』に妖精が主役の『ミルモでポン!』(篠塚ひろむ)が連載されてアニメ化され低学年の人気を得たほか、宇宙人が主役の『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』(ひな。)も連載れていた。『なかよし』もこの頃に宇宙人が主役の『どーなつプリン』(猫部ねこ)や、ジンが主役の『よばれてとびでて!アクビちゃん』(上北ふたご)を連載している。2009年にはサンリオのジュエルペットがアニメ化されて人気となり、その後『ちゃお』や『ぷっちぐみ』や学年誌でコミカライズされた。
[ "1990年代", "漫画", "ハムスターの研究レポート", "大雪師走", "1994年", "片岡みちる", "1997年", "河井リツ子", "ちゃお", "2000年", "どこでもハムスター", "猫部ねこ", "1996年", "たまごっち", "かなしろにゃんこ", "つきりのゆみ", "篠塚ひろむ", "ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット", "紺野比奈子", "よばれてとびでて!アクビちゃん", "上北ふたご", "2009年", "サンリオ", "ぷっちぐみ" ]
[ 905, 571599, 133298, 194892, 962, 5547, 655646, 156219, 2637, 957, 647914, 2179, 932, 8258, 604445, 118209, 44779, 220041, 73942, 109308, 109307, 1215, 7322, 287239 ]
[ 1484, 1737920, 305443, 484738, 1560, 8702, 2025310, 370776, 4166, 1547, 1998551, 3388, 1520, 13764, 1849749, 263084, 81551, 561596, 147087, 235924, 235920, 1917, 12175, 775107 ]
496
少女漫画
歴史
百合のブームも起きている。1990年代の『美少女戦士セーラームーン』の同人漫画では「やおい漫画」の延長として女性同士の同性愛ものが多く登場していた。1998年、少女小説誌「Cobalt」において現代のエス小説とでも言うべき「マリア様がみてる」が登場し人気となり、2003年より『マーガレット』で漫画化され(漫画:長沢智)、2004年にアニメ化された。2003年には「男子禁制」を謳う百合漫画誌『百合姉妹』(マガジン・マガジン)が登場し、2005年にはその実質的後継誌として『コミック百合姫』(一迅社)が誕生している。一方、百合要素のあるスポーツ物では1997年のアニメに「バトルアスリーテス大運動会」が存在していたが、少女漫画でも2004年に『ちゃお』でギャグ物の『スパーク!!ララナギはりけ〜ん』(もりちかこ)が登場している。
[ "1990年代", "漫画", "やおい", "同性愛", "1998年", "少女小説", "Cobalt (雑誌)", "2003年", "2004年", "百合姉妹", "マガジン・マガジン", "2005年", "コミック百合姫", "一迅社", "1997年", "バトルアスリーテス大運動会", "少女漫画", "ちゃお", "スパーク!!ララナギはりけ〜ん", "もりちかこ" ]
[ 905, 571599, 178812, 580033, 655731, 291956, 456756, 911, 339530, 303591, 559350, 142787, 214776, 137509, 655646, 182073, 211, 2637, 203123, 126657 ]
[ 1484, 1737920, 433410, 1766036, 2025684, 789188, 1325162, 1491, 935867, 825993, 1692094, 332554, 545321, 317392, 2025310, 443566, 496, 4166, 509120, 286693 ]
496
少女漫画
歴史
また1990年代の少女漫画の夕方アニメ化ブームではそれが男性にも影響を与えており、少女漫画では2005年に『ChuChu』でアニメオタクの義兄をテーマとした『アニコン』(やぶうち優)が登場している。また、2000年代にはバラエティ番組「学校へ行こう!」の「みのりかわ乙女団」に登場した「乙女系男子」という言葉も流行し、少女漫画では2006年に『別冊花とゆめ』で『オトメン(乙男)』(菅野文)が登場して2009年にドラマ化され、同年に「オトメン」が流行語となった。またメイド喫茶の流行と共に「萌え」が一般人へも広がって2005年に流行語となり、少女漫画では少年にメイド服を着せた作品が登場した。2006年には『LaLa』でメイド喫茶などを舞台とした『会長はメイド様!』(藤原ヒロ)が(2010年にアニメ化)、2008年には『B's-LOG COMIC』で擬似家族物の『少年メイド』(乙橘)が登場し(2016年にアニメ化)、同2008年には『なかよし』でも萌え少年をテーマとした『萌えキュン!』(桃雪琴梨)が、2009年には『ちゃお』でも『メイドじゃないもん!』(いわおかめめ)が登場している。
[ "1990年代", "少女漫画", "2005年", "ChuChu", "おたく", "やぶうち優", "2000年代", "バラエティ番組", "乙女系", "2006年", "別冊花とゆめ", "菅野文", "2009年", "流行語", "メイド服", "藤原ヒロ", "2010年", "2008年", "B's-LOG COMIC", "少年メイド", "乙橘", "2016年", "桃雪琴梨", "ちゃお", "いわおかめめ" ]
[ 905, 211, 142787, 131677, 6892, 579, 901, 575750, 301814, 293184, 245870, 138236, 1215, 2598, 28600, 263375, 663972, 487419, 523016, 593304, 1005233, 7883, 253546, 2637, 230484 ]
[ 1484, 496, 332554, 300788, 11305, 1040, 1479, 1752206, 820281, 793034, 646886, 319661, 1917, 4111, 51088, 702488, 2053712, 1448844, 1581397, 1810783, 3383163, 13145, 670754, 4166, 596054 ]
496
少女漫画
歴史
またゲーム会社「エニックス」によりファンタジー物を中心とする少年漫画誌「月刊少年ガンガン」(1991年)及びその派生誌「月刊Gファンタジー」(1993年)が登場し、1999年にはその派生として少女漫画誌『月刊ステンシル』が登場した。その後、2001年にエニックスお家騒動が起きるとエニックス社員の一部が独立して新会社「マッグガーデン」を立ち上げ、一部の連載漫画もマッグガーデンの新雑誌「月刊コミックブレイド」へと移籍されることとなった。少女漫画では『月刊ステンシル』に連載されていたヒーリング漫画『AQUA』(天野こずえ)が移籍されて『ARIA』となり、2005年にアニメ化されて人気となった。
[ "少年漫画", "月刊少年ガンガン", "1991年", "月刊Gファンタジー", "1993年", "1999年", "少女漫画", "月刊ステンシル", "2001年", "エニックスお家騒動", "マッグガーデン", "漫画", "月刊コミックブレイド", "天野こずえ", "2005年" ]
[ 210, 12559, 454937, 131096, 965, 958, 211, 71425, 430, 121330, 67847, 571599, 63830, 54025, 142787 ]
[ 495, 21006, 1318700, 299061, 1565, 1548, 496, 141419, 813, 271877, 133230, 1737920, 124316, 101632, 332554 ]
496
少女漫画
歴史
平成のスイーツブームも起きている。80年代後半のバブル期のフランス料理疲れに次ぐイタ飯(イタリア料理)ブームからデザートのティラミスが登場し、平成のスイーツブームが始まった。また、1993年開始のフジテレビのバラエティ番組「料理の鉄人」によってパティシエが注目となっていた。少女漫画からは2008年に『夢色パティシエール』(松本夏実)が登場し、その後アニメ化されている。
[ "平成", "フランス料理", "イタリア料理", "1993年", "フジテレビジョン", "バラエティ番組", "料理の鉄人", "パティシエ", "少女漫画", "2008年", "夢色パティシエール", "松本夏実" ]
[ 1323885, 11467, 3549, 965, 1182928, 575750, 36386, 86488, 211, 487419, 535737, 151043 ]
[ 4597053, 19055, 5544, 1565, 4058860, 1752206, 66305, 177081, 496, 1448844, 1621935, 356606 ]
496
少女漫画
歴史
1990年代にはローティーン向けファッションの流行も起きた。1980年代後半よりローティーン向けファッション雑誌「ピチレモン」が登場し、次いで登場したナルミヤ・インターナショナルの子供服ブランド「mezzo piano」や「エンジェルブルー」が人気となり、1990年代にはハナコジュニア世代を中心に幼い頃からファッションに興味を持つ少女が増えていった。この世代は状況に見合った格好をしつつもリボンやレースなどの女性的なものを好んでいるとされる。しかしながら少女漫画誌でこれら子供服ブランドとのタイアップ漫画が行われたのは2000年代に入ってからであった。ちゃおは2002年よりmezzo pianoとのタイアップ漫画『シンデレラコレクション』(今井康絵、2002年 - 2004年)を、なかよしは2007年よりエンジェルブルーとのタイアップ漫画『夢みるエンジェルブルー』(白沢まりも・2007年 - 2009年)を連載した。しかしながら、エンジェルブルーブランドは2010年に休止となった。
[ "1990年代", "1980年代", "ファッション雑誌", "ピチレモン", "ナルミヤ・インターナショナル", "Mezzo piano (ファッション)", "エンジェルブルー", "ハナコ (お笑いトリオ)", "少女漫画", "漫画", "2000年代", "ちゃお", "2002年", "シンデレラコレクション", "今井康絵", "2004年", "2007年", "夢みるエンジェルブルー", "白沢まりも", "2009年", "2010年" ]
[ 905, 474, 49988, 163574, 94372, 656260, 213324, 1027003, 211, 571599, 901, 2637, 943, 1012397, 181426, 339530, 382272, 427217, 180516, 1215, 663972 ]
[ 1484, 902, 93213, 391304, 197103, 2027281, 540845, 3480940, 496, 1737920, 1479, 4166, 1532, 3414133, 441461, 935867, 1069779, 1223334, 438592, 1917, 2053712 ]
496
少女漫画
歴史
1977年より男児向け食玩シールの「ビックリマン」が登場してブームとなり男児の間で「シール交換」が人気となっていったが、ビックリマンは女児も収集を行っていたとされる。少女漫画では1991年より『ぴょんぴょん』でビックリマンを基にした『愛の戦士ヘッドロココ』(藤井みどり)が連載されている。また一般的なシールの交換も行われており、コレクションするためのシール帳も人気となっていった。
[ "1977年", "食玩", "少女漫画", "1991年", "愛の戦士ヘッドロココ", "藤井みどり" ]
[ 1216, 10184, 211, 454937, 59540, 84424 ]
[ 1919, 16833, 496, 1318700, 114503, 171921 ]
496
少女漫画
歴史
1995年に自撮りマシンのプリント倶楽部(プリクラ)が登場すると若者においてプリクラ交換をコミュニケーションに使うコギャルが登場し、コギャルを取り上げる新興ファッション誌「egg」も登場してコギャルの流行が拡大していった。一方、テレビ東京の番組「ボディボディ」では「不思議ちゃんの世界」のコーナーで不思議ちゃんを紹介しており、不思議ちゃんも話題となっていった。少女漫画では同年の『りぼん』にコギャルと不思議ちゃんの対比を行う『ご近所物語』(矢沢あい)が登場して人気となった。その後も現実の若者ファッションやカルチャーに連動した子供向け漫画として、1998年に『りぼん』で白ギャルモチーフの『GALS!』(藤井みほな)が、2009年に『ちゃお』で姫ギャルモチーフの『姫ギャル♥パラダイス』(和央明)が、2014年に『ちゃお』で原宿系モチーフの『てぃんくる☆コレクション』(和央明)が登場している。
[ "1995年", "プリント倶楽部", "ギャル", "テレビ東京", "少女漫画", "りぼん", "ご近所物語", "矢沢あい", "漫画", "1998年", "藤井みほな", "2009年", "ちゃお", "姫ギャル♥パラダイス", "和央明", "2014年" ]
[ 655728, 410093, 121255, 1310157, 211, 2638, 79269, 8827, 571599, 655731, 10675, 1215, 2637, 676250, 280289, 6812 ]
[ 2025673, 1162455, 271702, 4537714, 496, 4167, 159137, 14611, 1737920, 2025684, 17667, 1917, 4166, 2097071, 754189, 11183 ]
496
少女漫画
歴史
また、1980年代後半から1990年代前半にかけて第3次ディスコブームが起こっており、便利屋男「アッシーくん」や彼氏候補「キープくん」と共にボディコンファッションが注目となっていた。女性漫画誌『Judy』では1990年代初頭に『ボディコン刑事』(井上恵美子)が登場し、少女漫画誌『りぼん』では1993年に『スパイシー☆ガール』(藤井みほな)が登場した。また1990年代にはスーパーモデルが世界的ブームとなり、1994年には『りぼん』でモデル物の『パッション♡ガールズ』(藤井みほな)が登場した。その後、ハイティーン向けファッションでは1990年代末から2000年代初頭にかけて「CUTiE」派生の『CUTiE Comic』、「Zipper」派生の『Zipper comic』などファッション誌派生の少女漫画誌が登場したもののこれらは短期間で終了し、連載されていた漫画はヤングレディース誌に吸収されている。また1990年代後半にはフジテレビの本社移転に伴ってお台場が有名となり、前述の『GALS!』でもお台場が登場し、また『なかよし』でも2001年に連載として『ODAIBAラブサバイバル』(原作:小林深雪、漫画:白沢まりも)が登場した。
[ "1980年代", "1990年代", "アッシーくん", "漫画", "ボディコン", "少女漫画", "りぼん", "1993年", "藤井みほな", "スーパーモデル", "1994年", "2000年代", "CUTiE Comic", "Zipper", "Zipper comic", "ヤング・レディース", "フジテレビジョン", "2001年", "ODAIBAラブサバイバル", "白沢まりも" ]
[ 474, 905, 243054, 571599, 87091, 211, 2638, 965, 10675, 119246, 962, 901, 490234, 152633, 591607, 330312, 1182928, 430, 555593, 180516 ]
[ 902, 1484, 638274, 1737920, 178520, 496, 4167, 1565, 17667, 266171, 1560, 1479, 1460154, 361016, 1804733, 908109, 4058860, 813, 1680089, 438592 ]
496
少女漫画
歴史
アイドルでは、1990年代後半にバラエティ番組出身のユニット「ポケットビスケッツ」が小学生に人気となって社会現象となっていた。次いで2000年代には「ミニモニ。」「ピポ☆エンジェルズ」などの子供向けアイドルが登場し、女児向けアーケードゲームでは2000年代半ばに「オシャレ魔女♥ラブandベリー」を初めとするコーデバトルものが登場して流行となり、2001年よりe-karaなどのカラオケ玩具の登場およびタイアップもあって、女児向けの少女漫画では女性アイドルもののメディアミックスのオリジナル作品やコミカライズ作品が増えていった。これらの代表的なものには『ミニモニ。やるのだぴょん!』(もりちかこ)、『ぴちぴちピッチ』(花森ぴんく)、『きらりん☆レボリューション』(中原杏)、『プリティーシリーズ』、『アイカツ!』シリーズがある。
[ "1990年代", "バラエティ番組", "ポケットビスケッツ", "社会現象", "2000年代", "ミニモニ。", "ピポ☆エンジェルズ", "アーケードゲーム", "オシャレ魔女♥ラブandベリー", "2001年", "E-kara", "少女漫画", "メディアミックス", "もりちかこ", "ぴちぴちピッチ", "花森ぴんく", "きらりん☆レボリューション", "中原杏", "プリティーシリーズ" ]
[ 905, 575750, 41490, 323904, 901, 14600, 213293, 1519, 135163, 430, 108098, 211, 28920, 126657, 40242, 70730, 168416, 126569, 1048452 ]
[ 1484, 1752206, 75224, 888383, 1479, 24309, 540744, 2364, 311017, 813, 232420, 496, 51784, 286693, 73034, 139937, 405219, 286448, 3560289 ]
496
少女漫画
歴史
2000年代には那須博之が「モーニング娘。」起用による『美少女戦士セーラームーン』のドラマ化を構想し、その構想は実現しなかったものの2003年に美少女戦士セーラームーンのテレビドラマ化が行われ、それを皮切りに2005年には過去の名作に当たる『アタックNO.1』のテレビドラマ化および『花より男子』のテレビドラマ化が行われ、2007年には『ちびまる子ちゃん』のテレビドラマ化も行われている。
[ "2000年代", "那須博之", "モーニング娘。", "2003年", "美少女戦士セーラームーン (テレビドラマ)", "2005年", "テレビドラマ", "花より男子", "2007年" ]
[ 901, 82321, 1205423, 911, 214104, 142787, 15607, 60018, 382272 ]
[ 1479, 166720, 4136128, 1491, 543322, 332554, 25910, 115545, 1069779 ]
496
少女漫画
歴史
また2000年代には電撃文庫などのライトノベルブームが起きており、2005年には『LaLa』で『しにがみのバラッド。』のコミカライズが行われたほか、2006年には電撃文庫の女性向け作品『リリアとトレイズ』のコミカライズが中心のガールズコミック誌『comic SYLPH』(後の『シルフ』)も登場した。また2000年代後半には動画投稿サイト「ニコニコ動画」が人気となり、2006年にヒロインが「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶ」ことを目指すライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」が深夜アニメ化された際は動画投稿サイト上でハルヒダンスが流行し、2007年にボーカロイド「初音ミク」が登場した際は動画投稿サイト上でボカロソングが流行となった。2010年代にはボカロソングを基にした商業ボカロ小説が登場し10代の少女に人気となっていった。少女漫画では2010年代にボーカロイド中心の少女コミック誌『ミルフィ』が創刊されたほか、女性向け少年漫画誌の「月刊コミックジーン」でもボカロ小説のコミカライズが行われていた。旧来の少女漫画誌でも『ミラクル♪ミク』(琴慈)や『ミライチューン』(染川ゆかり)などのボーカロイド漫画が登場している。しかしながら、その後ネット文化がPC中心からスマートフォン中心へと移行したことによってボカロ小説のブームは収束していった。
[ "2000年代", "電撃文庫", "2005年", "しにがみのバラッド。", "2006年", "一つの大陸の物語シリーズ", "シルフ (雑誌)", "ニコニコ動画", "ライトノベル", "深夜アニメ", "ハレ晴レユカイ", "2007年", "初音ミク", "ボカロ小説", "少女漫画", "少女コミック", "少年漫画", "月刊コミックジーン", "琴慈", "漫画", "スマートフォン" ]
[ 901, 4177, 142787, 64422, 293184, 431840, 244237, 453620, 2445, 176989, 747356, 382272, 420169, 1272712, 211, 2633, 210, 742033, 970147, 571599, 149695 ]
[ 1479, 6560, 332554, 125748, 793034, 1238973, 641603, 1313981, 3862, 428537, 2355726, 1069779, 1199627, 4405287, 496, 4162, 495, 2336492, 3238332, 1737920, 352027 ]
496
少女漫画
歴史
中高生向けの音楽では、ミュージック・ビデオの普及と共に、宝塚歌劇団を参考にした「昔の少女漫画」のような耽美派バンド「MALICE MIZER」などのヴィジュアル系バンドが登場し、それによりヴィジュアル系バンドのコスプレやヴィジュアル系バンドの同人「やおい」漫画が流行した。耽美派雑誌『JUNE』の発行元マガジン・マガジンも『JUNE』的なムック本である『MALICE MIZER 耽美実験革命』を出版している。また少女漫画でもヴィジュアル系の人気を受けて『快感・フレーズ』(新條まゆ)や『NANA』(矢沢あい)が登場し、どちらもテレビアニメ化されている。一方、インターネットでは中学2年生ごろに発生する思春期特有のひねくれを意味する「中二病」という言葉が広まっていき、ヴィジュアル系も一過性の中二病の一つとして解釈されるようになっていった。
[ "ミュージック・ビデオ", "宝塚歌劇団", "少女漫画", "耽美主義", "バンド (音楽)", "MALICE MIZER", "ヴィジュアル系", "やおい", "漫画", "マガジン・マガジン", "快感・フレーズ", "新條まゆ", "矢沢あい", "テレビアニメ", "インターネット", "中二病" ]
[ 77421, 12120, 211, 191656, 13018, 63050, 8144, 178812, 571599, 559350, 163212, 39691, 8827, 39694, 212779, 214264 ]
[ 154874, 20245, 496, 474206, 21712, 122427, 13578, 433410, 1737920, 1692094, 390378, 72106, 14611, 72109, 539319, 543777 ]
496
少女漫画
歴史
その後、音楽物では少女漫画誌との関連の薄い部活学園物の深夜アニメが人気となっていった。2009年に部活ガールズバンド物の萌え4コマ「けいおん!」がアニメ化された際には女子高生にバンドブームや制服ブームが起こり、2013年に美少女スクールアイドルもののメディアミックス「ラブライブ!」がアニメ化された際もその女性人気が高まることとなった。少女漫画の中高生の音楽物では2013年に男女混合バンドの『覆面系ノイズ』(福山リョウコ)が登場した(2017年にアニメ化)。また、動画投稿サイトにおいて歌い手や踊り手の動画が流行し、2014年には踊り手漫画の『バディゴ!』(黒崎みのり)が登場した(2016年に一部がアニメ化)。
[ "少女漫画", "深夜アニメ", "2009年", "ガールズバンド", "バンドブーム", "2013年", "メディアミックス", "バンド (音楽)", "覆面系ノイズ", "福山リョウコ", "2017年", "2014年", "漫画", "黒崎みのり", "2016年" ]
[ 211, 176989, 1215, 222287, 43354, 7824, 28920, 13018, 1015662, 195506, 7884, 6812, 571599, 327311, 7883 ]
[ 496, 428537, 1917, 568464, 78962, 13068, 51784, 21712, 3429379, 486553, 13146, 11183, 1737920, 899186, 13145 ]
496
少女漫画
歴史
また、1990年前後にはOLのオジン化(オヤジギャル)が指摘されており、ドラマでもオヤジギャルが主役の「キモチいい恋したい!」が登場し、週刊誌「SPA!」連載の漫画にもオヤジギャルを題材とする「スイートスポット」(中尊寺ゆつこ)が登場した。この頃にはOL向け4コマ誌『まんがハイム』(徳間オリオン)および『まんがタイムスペシャル』(芳文社)が登場している。
[ "1990年", "中尊寺ゆつこ", "漫画", "まんがタイムスペシャル", "芳文社" ]
[ 487716, 95653, 571599, 198176, 76747 ]
[ 1450076, 200084, 1737920, 494006, 153246 ]
496
少女漫画
歴史
一方、1994年前後には漫画をあまり取り扱わない出版社による漫画誌への参入も目立っており、これら漫画誌は上の世代の著名漫画家を揃えていたもののどれも失敗に終わっている。例えば少女漫画誌以外ではマガジンハウスの「COMICアレ!」や文芸春秋の「コミック'94」やNHK出版の「コミックムウ」が、少女漫画誌ではソニー・マガジンズの『きみとぼく』が登場した。
[ "1994年", "漫画", "漫画家", "少女漫画", "マガジンハウス", "NHK出版", "コミックムウ", "ソニー・マガジンズ" ]
[ 962, 571599, 441064, 211, 130789, 39995, 437529, 25496 ]
[ 1560, 1737920, 1270848, 496, 298133, 72647, 1258098, 44307 ]
496
少女漫画
歴史
また1990年代には携帯電話が登場してそのマナーが問題となっていき、2000年には公共広告機構(現ACジャパン)のCMによってマナーを守らない人を意味する「ジコチュー」(自己中)が流行語となった。少女漫画では2002年に『デザート』で『自己chuラヴァーズ』(いしだ絵里)が登場した。2006年には乙女ゲームの『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』で「セカンドキスシステム」(通称「事故チュー」)が搭載され、またいつからかより少女漫画でも事故的なキスに「事故チュー」という語が使われるようになっていった。
[ "1990年代", "2000年", "ACジャパン", "流行語", "少女漫画", "2002年", "2006年", "乙女ゲーム" ]
[ 905, 957, 36852, 2598, 211, 943, 293184, 149183 ]
[ 1484, 1547, 67178, 4111, 496, 1532, 793034, 350719 ]
496
少女漫画
歴史
また1990年代には買い物依存症も話題となった。1992年には翻訳書「買い物しすぎる女たち」が登場し、1998年にはテレビドラマから「私の中の誰か~買い物依存症の女たち~」が登場、同1998年には週刊誌「週刊文春」にも中村うさぎのエッセイ「ショッピングの女王」が登場した(漫画化はファミリー4コマ誌「まんがライフ」)。また1995年にはコギャルのシャネル・グッチ・プラダ好きも話題となっていた。ヤング・レディース誌『Kiss』では2005年に買い物中毒OLを主人公とした『東京アリス』(稚野鳥子)が登場した。
[ "1990年代", "買い物依存症", "1992年", "1998年", "テレビドラマ", "週刊文春", "中村うさぎ", "漫画", "まんがライフ", "1995年", "ギャル", "ヤング・レディース", "2005年", "稚野鳥子" ]
[ 905, 600992, 463599, 655731, 15607, 15871, 33808, 571599, 214770, 655728, 121255, 330312, 142787, 453725 ]
[ 1484, 1836916, 1349811, 2025684, 25910, 26337, 61451, 1737920, 545305, 2025673, 271702, 908109, 332554, 1314409 ]
496
少女漫画
歴史
また1999年代末からは「カリスマ美容師ブーム」が起きた。テレビからは1999年に美容師対決番組「シザーズリーグ」が、2000年に美容師との恋愛物のテレビドラマ「ビューティフルライフ」が登場し、同2000年には少年漫画から美容師物の「シザーズ」が登場し、少女漫画でも2003年に『ちゃお』で美容師物の『ビューティー・ポップ』(あらいきよこ)が登場した。また、「カリスマ美容師ブーム」に乗じて「カリスマ店員」や「カリスマホスト」も話題となっていき、同じく1999年代末にはホストクラブでの男買いも人気となった。女性漫画誌「YOU」に連載された「ごくせん」では文化祭でホストクラブをする話が登場し、少女漫画でも2002年に『LaLa』で『桜蘭高校ホスト部』(葉鳥ビスコ)が登場した(2006年にアニメ化)。
[ "美容師", "1999年", "シザーズリーグ", "2000年", "テレビドラマ", "ビューティフルライフ", "少年漫画", "少女漫画", "2003年", "ちゃお", "ビューティー・ポップ", "あらいきよこ", "ホストクラブ", "漫画", "2002年", "桜蘭高校ホスト部", "葉鳥ビスコ", "2006年" ]
[ 62444, 958, 123039, 957, 15607, 22230, 210, 211, 911, 2637, 212634, 48579, 64808, 571599, 943, 165310, 143399, 293184 ]
[ 121019, 1548, 276388, 1547, 25910, 38363, 495, 496, 1491, 4166, 538967, 89690, 126550, 1737920, 1532, 395830, 334405, 793034 ]
496
少女漫画
歴史
女性向けゲームでは1994年に「アンジェリークシリーズ」が、2000年に「遙かなる時空の中でシリーズ」が登場し、『月刊Asuka』や『LaLa』などのファンタジーに強い少女漫画誌でコミカライズされるようになった。2002年、女性向けゲーム誌「B's-LOG」が登場し、2005年にはその派生としてゲームコミカライズが中心のガールズコミック誌『B's-LOG COMIC』が誕生した。2006年、ケータイ小説提供会社の「ボルテージ」が女性向けモバイルゲームへと参入して「リアル系乙女ゲーム」として人気となり、少女漫画では『B's-LOG COMIC』でその中の一つ『恋人はNo.1ホスト』が漫画化されている(漫画はヤマダサクラコ)。2010年代には乙女ゲームから『うたの☆プリンスさまっ♪』などの男性アイドルを育成するものが登場し、また、女児向けの女性アイドル物からも派生として『KING OF PRISM by PrettyRhythm』などの男性アイドルものが登場し、それらは少女漫画誌でコミカライズされるようになっている。
[ "1994年", "アンジェリークシリーズ", "2000年", "遙かなる時空の中でシリーズ", "ASUKA (雑誌)", "少女漫画", "2002年", "B's-LOG", "2005年", "B's-LOG COMIC", "2006年", "ケータイ小説", "携帯電話ゲーム", "乙女ゲーム", "漫画", "ヤマダサクラコ" ]
[ 962, 8272, 957, 149198, 59310, 211, 943, 224997, 142787, 523016, 293184, 283579, 292463, 149183, 571599, 737680 ]
[ 1560, 13795, 1547, 350757, 113926, 496, 1532, 577027, 332554, 1581397, 793034, 764090, 790733, 350719, 1737920, 2320460 ]
496
少女漫画
歴史
また、1980年代後半にはレディースコミックに過激な性描写が増えて人気となり、その雑誌に広告を出す形でテレフォンクラブが広まっていった。その後、バブル崩壊による家計収入の減少と共に若年層にも援助交際が浸透し、1990年代半ばには10代向けの性漫画であるティーンズラブ (TL漫画) 雑誌が登場、「少女コミック」などの少女漫画誌でもそれらに引きずられる形で性描写が増加していった。2006年には歌手の倖田來未によって「エロカッコイイ」「エロカワイイ」が流行語となった。
[ "1980年代", "レディースコミック", "テレフォンクラブ", "援助交際", "1990年代", "漫画", "ティーンズラブ", "少女コミック", "少女漫画", "2006年", "歌手", "倖田來未", "流行語" ]
[ 474, 3611, 10077, 24221, 905, 571599, 401945, 2633, 211, 293184, 1587, 859109, 2598 ]
[ 902, 5617, 16655, 41871, 1484, 1737920, 1132846, 4162, 496, 793034, 2482, 2778144, 4111 ]
496
少女漫画
歴史
また携帯電話の普及によって2000年代中盤にはケータイ小説がブームとなり、2007年には双葉社によってケータイ小説サイト「魔法のiらんど」のコミカライズ雑誌『COMIC魔法のiらんど』が創刊された。しかしながらケータイ小説サイトはスマートフォンの登場によって下火となっていったとされる。2011年、角川系のアスキー・メディアワークスは「魔法のiらんど」の運営会社を買収して吸収し、アスキー・メディアワークスは独自コミカライズレーベル『魔法のiらんどCOMICS』を立ち上げた。一方、旧来の少女小説レーベル「コバルト文庫」(集英社)も2010年に増刊としてコミカライズ雑誌『Comic Cobalt』を立ち上げたものの成功せずに終わっている。
[ "2000年代", "ケータイ小説", "2007年", "双葉社", "魔法のiらんど", "スマートフォン", "2011年", "アスキー・メディアワークス", "少女小説", "コバルト文庫", "集英社", "2010年", "Cobalt (雑誌)" ]
[ 901, 283579, 382272, 616963, 274348, 149695, 4983, 466463, 291956, 55136, 7923, 663972, 456756 ]
[ 1479, 764090, 1069779, 1891067, 735273, 352027, 7829, 1361488, 789188, 104350, 13232, 2053712, 1325162 ]
496
少女漫画
歴史
一方、2000年代には純愛ブームも起きている。2000年代前半には恋愛小説およびその実写化で「世界の中心で、愛をさけぶ」(セカチュー)や「いま、会いにゆきます」(イマアイ)のような純愛物が流行し、前者は『プチコミック』で漫画化され(画は一井かずみ)、後者は女性誌「女性セブン」で漫画化された(画は川島彩)。少女漫画では2003年より『Betsucomi』に純愛物の『砂時計』(芦原妃名子)が登場し、セカチュー及びイマアイの実写化を行ったTBSテレビは2007年に昼帯のテレビドラマ(昼ドラ)でも「純愛で勝負する」としてその『砂時計』の昼ドラ化を行っている。
[ "2000年代", "世界の中心で、愛をさけぶ", "いま、会いにゆきます", "イマアイ", "プチコミック", "漫画", "一井かずみ", "女性セブン", "少女漫画", "2003年", "ベツコミ", "芦原妃名子", "TBSテレビ", "2007年", "テレビドラマ" ]
[ 901, 53935, 81857, 1091522, 379096, 571599, 679365, 235745, 211, 911, 333744, 231957, 422171, 382272, 15607 ]
[ 1479, 101435, 165516, 3734617, 1059328, 1737920, 2108376, 613626, 496, 1491, 918780, 600979, 1206266, 1069779, 25910 ]
496
少女漫画
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2000年代後半には別冊マーガレット連載の『君に届け』(椎名軽穂)や『ストロボ・エッジ』(咲坂伊緒)などのピュアストーリー物が人気となった(前者は2009年にアニメ化)。2010年代にはボーカロイド界隈から「スキキライ」や「告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜」などの青春系ソングの人気クリエイターユニット「HoneyWorks」が生まれ、人間のボーカルを迎い入れた後もその楽曲の小説化が続いていった(通称:ハニワ小説)。一方、別冊マーガレットでも「青春に乗る」を意味する『アオハライド』(咲坂伊緒)が登場して人気となり、アニメ化の際にはHoneyWorksがその主題歌を務めている。また、実写映画でも青春モノの「キラキラ映画」が流行し少女漫画の実写映画化が活発となったものの、2010年代末には過剰供給となって衰退していった。
[ "2000年代", "別冊マーガレット", "椎名軽穂", "ストロボ・エッジ", "咲坂伊緒", "2009年", "告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜", "HoneyWorks", "ボーカル", "アオハライド", "少女漫画" ]
[ 901, 172353, 221095, 451874, 438559, 1215, 1012895, 953875, 43161, 741616, 211 ]
[ 1479, 416200, 564867, 1307881, 1261594, 1917, 3416288, 3145936, 78658, 2335036, 496 ]
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少女漫画
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また、1987年より始まった恋愛バラエティ番組「ねるとん紅鯨団」によって全国でお見合いパーティが開かれるようになっており、そのパーティーで多くのダメ男と遭遇した漫画家の倉田真由美は2000年よりその経験を活かして漫画「だめんず・うぉ〜か〜」を週刊誌「SPA!」に連載し、それが2002年と2006年にドラマ化された。『プチコミック』でも2015年よりダメンズ物の『深夜のダメ恋図鑑』(尾崎衣良)が連載された(2018年ドラマ化)。
[ "1987年", "恋愛バラエティ番組", "ねるとん紅鯨団", "漫画家", "倉田真由美", "2000年", "漫画", "だめんず・うぉ〜か〜", "2002年", "2006年", "プチコミック", "2015年", "ダメンズ", "深夜のダメ恋図鑑", "尾崎衣良", "2018年" ]
[ 628112, 230323, 100588, 441064, 205, 957, 571599, 245697, 943, 293184, 379096, 7882, 1354812, 1107831, 365695, 7823 ]
[ 1931422, 595430, 212592, 1270848, 489, 1547, 1737920, 646391, 1532, 793034, 1059328, 13144, 4717457, 3798266, 1015735, 13067 ]
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オカルトでは2006年よりブログにおいて「都市伝説」の用語の使用が増加し、2007年にはテレビ番組から「やりすぎ都市伝説」が登場した。同2007年にはオリジナルテレビアニメから電脳空間と都市伝説をテーマにした『電脳コイル』も登場し、ちゃおで少女漫画化された(作者は久世みずき)。また、ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の普及と共に社会的要素の強いソーシャルゲームが広まっていき、2009年には海外のマフィア抗争ソーシャルゲーム「Mafia Wars」を元にした国産ソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」が登場して人気となり、『Cookie』で少女漫画化されている(作者は菅野紗由)。2011年には児童文庫にソーシャル型デスゲーム物の「オンライン!」が登場して人気となり、その後も児童文庫ではデスゲーム物が定番となっていったが、少女漫画でも2012年に『なかよし』でデスゲーム物の『出口ゼロ』(瀬田ハルヒ)が登場している。
[ "2006年", "都市伝説", "2007年", "やりすぎ都市伝説", "電脳コイル", "ちゃお", "少女漫画", "久世みずき", "ソーシャル・ネットワーキング・サービス", "ソーシャルゲーム", "2009年", "マフィア", "怪盗ロワイヤル", "2011年", "2012年", "瀬田ハルヒ" ]
[ 293184, 265286, 382272, 411866, 367268, 2637, 211, 322020, 63084, 707768, 1215, 27196, 634301, 4983, 4985, 263229 ]
[ 793034, 708783, 1069779, 1169810, 1020947, 4166, 496, 882241, 122509, 2214101, 1917, 47967, 1952618, 7829, 7831, 702010 ]
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少女漫画
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テレビドラマでは、2014年にダブル不倫ものの「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」が注目され「昼顔妻」という言葉が流行した。一方、 ヤング・レディース漫画のダブル不倫物『あなたのことはそれほど』(いくえみ綾)も2017年にドラマ化されたものの、コンセプトの違いから昼顔ほどは人気とならなかったとされる。
[ "テレビドラマ", "2014年", "昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜", "ヤング・レディース", "漫画", "あなたのことはそれほど", "いくえみ綾", "2017年" ]
[ 15607, 6812, 919054, 330312, 571599, 851609, 79072, 7884 ]
[ 25910, 11183, 3010664, 908109, 1737920, 2748863, 158681, 13146 ]
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また2004年〜2005年には男女雇用機会均等法の第一世代において自分一人だけで贅沢をするという「おひとりさまブーム」が起き、2005年には「おひとりさま」が「2005年ユーキャン新語・流行語大賞」の候補として選出された。しかしながらその後「おひとりさま」という言葉が広がっていく過程で、贅沢以外でも一人で過ごすことが人気となっていったとされる。少女漫画では2006年に『Kiss』の増刊として『Beth』が創刊され、そこで『おひとり様物語』(谷川史子)が登場した(『Beth』休刊後は『Kiss』へと移籍)ほか、『Sho-comi』の編集長によれば2012年〜2013年ごろより若い作家の手によって「ぼっち好き」のヒロインが増えていったとされる。
[ "2004年", "2005年", "雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律", "新語・流行語大賞", "少女漫画", "2006年", "おひとり様物語", "谷川史子", "少女コミック", "2012年", "2013年" ]
[ 339530, 142787, 57254, 718116, 211, 293184, 723419, 28351, 2633, 4985, 7824 ]
[ 935867, 332554, 109022, 2250892, 496, 793034, 2268246, 50487, 4162, 7831, 13068 ]
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その他、生涯未婚率の上昇に伴い、結婚の是非を問うヤングレディース漫画も登場した。2011年にテレビドラマ「家政婦のミタ」がヒットして家政婦が注目されるようになり、2012年にはヤング・レディース誌『Kiss』において契約結婚により家政婦となる『逃げるは恥だが役に立つ』(海野つなみ)が登場して人気となった。2014年には同誌で行き遅れ物の『東京タラレバ娘』(東村アキコ)が登場して人気となり、両作品はドラマ化されていった。その他、家政夫物も人気となった。2016年にテレビドラマから女装家政夫物の「家政夫のミタゾノ」が登場し、同年に電子書籍サイト「コミックシーモア」の女性向けコミック誌『恋するソワレ』から家政夫物の『家政夫のナギサさん』が登場した(2020年にドラマ化)。
[ "未婚化", "ヤング・レディース", "漫画", "2011年", "テレビドラマ", "家政婦のミタ", "2012年", "契約結婚", "逃げるは恥だが役に立つ", "海野つなみ", "2014年", "東京タラレバ娘", "東村アキコ", "2016年", "家政夫のミタゾノ", "電子書籍", "家政夫のナギサさん", "2020年" ]
[ 917512, 330312, 571599, 4983, 15607, 768737, 4985, 123224, 872895, 5541, 6812, 981720, 118538, 7883, 1031332, 54957, 1188927, 7867 ]
[ 3004895, 908109, 1737920, 7829, 25910, 2435728, 7831, 276939, 2828775, 8695, 11183, 3285092, 264104, 13145, 3498180, 103896, 4079760, 13129 ]
496
少女漫画
歴史
また、少女漫画や女性漫画のWebコミックサイトも登場した。ヤングレディース誌『FEEL YOUNG』の公式Webサイト(FC Web→フィーヤンネット)では多数のWeb連載が行われるようになり『ラブリー!』(桜沢エリカ)などがそのサイトに移籍されたほか、2006年に開始された講談社の無料Web漫画サイト「MiChao!」では女性向けコーナーが設けられ『最終戦争シリーズ』(山田ミネコ)の最新作が「MiChao!」で連載されるようになった。2009年には少女向け漫画誌『ウィングス』の派生としてWebコミックサイト『WEBウィングス』も開始された。2013年には集英社の電子少女漫画アプリ『マーガレットBOOKストア!』(後の『コミックりぼマガ』)が登場し、そのアプリ内では新作の提供を行う『マーガレットchannel』(後の『デジタルマーガレット』)も設けられた。その後も漫画誌派生のWebコミックサイトは多数登場している。
[ "少女漫画", "漫画", "ヤング・レディース", "FEEL YOUNG", "桜沢エリカ", "2006年", "講談社", "最終戦争シリーズ", "山田ミネコ", "2009年", "2013年", "集英社" ]
[ 211, 571599, 330312, 404359, 398, 293184, 4894, 725763, 28646, 1215, 7824, 7923 ]
[ 496, 1737920, 908109, 1142304, 773, 793034, 7688, 2276551, 51219, 1917, 13068, 13232 ]
496
少女漫画
歴史
スクウェア・エニックスの少年ガンガン系列の少年漫画誌では元々女性作者が多く、女性作者で女主人公の恋愛要素のある少年漫画も存在していたが、Web漫画が商業化される時代になると女性作家のWeb恋愛漫画も少年漫画として商業化するようになった。この姿勢はWeb小説のコミカライズが流行した以降も継続している。
[ "スクウェア・エニックス", "少年漫画", "漫画" ]
[ 405672, 210, 571599 ]
[ 1146609, 495, 1737920 ]
496
少女漫画
歴史
また集英社も2015年より『花より男子』(神尾葉子)の続編『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(神尾葉子)を少年漫画誌派生のWebサイト「少年ジャンプ+」で連載するようになり(2018年ドラマ化)、小学館でも少年サンデー系列のWeb雑誌「裏サンデー」(アプリ版はマンガワン)の派生として2016年に『裏サンデー女子部』を登場させている。講談社も2017年より別冊少年マガジンに女性作家の女主人公の恋愛物である「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(原作:岡田麿里、作画:絵本奈央)を載せたり、ガールズコミック誌『ARIA』廃刊後の2018年より乙女ゲームのコミカライズ作品『遙かなる時空の中で6』(水野十子)を少年マガジンエッジへと移籍させたりなど、少年漫画誌で男性向け女性向けにこだわらない姿勢を取るようになってきている。白泉社も2017年に少女漫画と青年漫画を同居させたアプリの「マンガPark」を配信した。
[ "集英社", "2015年", "花より男子", "神尾葉子", "少年漫画", "2018年", "小学館", "裏サンデー", "マンガワン", "2016年", "講談社", "2017年", "荒ぶる季節の乙女どもよ。", "岡田麿里", "絵本奈央", "乙女ゲーム", "遙かなる時空の中で6", "水野十子", "少年マガジンエッジ", "白泉社", "少女漫画", "青年漫画", "マンガPark" ]
[ 7923, 7882, 60018, 127041, 210, 7823, 7926, 801649, 948283, 7883, 4894, 7884, 1067277, 298455, 1236716, 149183, 980705, 208795, 1026978, 9712, 211, 346, 1103577 ]
[ 13232, 13144, 115545, 287842, 495, 13067, 13237, 2558038, 3126177, 13145, 7688, 13146, 3625245, 809726, 4250830, 350719, 3280960, 526494, 3480836, 16046, 496, 693, 3782205 ]
496
少女漫画
歴史
21世紀のインターネット普及時代に入って、雑誌や媒体のさらなる多様化と時代の思考の変化などもあり、かつて男性向けとは異なる媒体と手法を持ち、女性漫画の別名であり中心だった少女漫画は、2020年代現在では多くの隣接分野との境界の薄い、漫画界の連続的な一領域と化している。
[ "インターネット", "漫画", "少女漫画" ]
[ 212779, 571599, 211 ]
[ 539319, 1737920, 496 ]
496
少女漫画
歴史
2010年代後半より人に対するトリセツ本が多数出版されるようになり、女児向け教育本でも「女の子のトリセツ」「女の子のトリセツ トキメキdays」(ミラクルガールズ委員会)、「かわいいのルール」「こころのルール」(はぴふるガール編集部・漫画:双葉陽)などが登場し人気となっていった。少女漫画誌からも2020年に『JSのトリセツ』(雨玉さき)が登場している。
[ "漫画", "少女漫画", "2020年" ]
[ 571599, 211, 7867 ]
[ 1737920, 496, 13129 ]
496
少女漫画
歴史
一方、動画サイトでは元々YouTuberが流行となっており、動画投稿者は小学生の憧れの職業となっていた。また子供YouTuberも「キッズライン♡Kids Line」のこうくんねみちゃんや「HIMAWARIちゃんねる」のまーちゃんおーちゃんなどが登場し人気となっていった。少女漫画では2018年にメディアミックスから動画配信をモチーフとした『キラッとプリ☆チャン』が登場し、『ちゃお』や『ぷっちぐみ』でコミカライズされている(ちゃお版は辻永ひつじ、ぷっちぐみ版は菊田みちよ)。
[ "YouTuber", "キッズライン", "HIMAWARIちゃんねる", "少女漫画", "2018年", "メディアミックス", "キラッとプリ☆チャン", "ちゃお", "ぷっちぐみ", "辻永ひつじ", "菊田みちよ" ]
[ 911961, 1162344, 1280406, 211, 7823, 28920, 1091407, 2637, 287239, 1236041, 128571 ]
[ 2980412, 3988443, 4432809, 496, 13067, 51784, 3734259, 4166, 775107, 4248266, 291917 ]
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少女漫画
歴史
またダンスブームも起きている。2016年にはドラマ版「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングに使われた「恋ダンス」がYouTubeで流行し、2017年にはショートムービー投稿サイト「TikTok」が日本にも上陸してダンスのショートムービーがブームとなった。少女漫画では2020年に『ちゃお』でダンス物の『夜からはじまる私たち』(ときわ藍)が登場したほか、2022年には子供向け実写ドラマでも「ガールズ×戦士シリーズ」の後継としてダンス物の『リズスタ -Top of Artists!-』が登場し、『ちゃお』や『ぷっちぐみ』でコミカライズされた(ちゃお版はくろだまめた、ぷっちぐみ版は今井康絵・ハラミユウキ)。しかしながらリズスタは女児向け特撮枠と共に2023年に終了となった。
[ "2016年", "逃げるは恥だが役に立つ", "恋 (星野源の曲)", "YouTube", "2017年", "TikTok", "日本", "少女漫画", "2020年", "ちゃお", "ときわ藍", "2022年", "ガールズ×戦士シリーズ", "ぷっちぐみ", "今井康絵", "2023年" ]
[ 7883, 872895, 1026515, 325568, 7884, 1114477, 1384029, 211, 7867, 2637, 1040766, 7829, 1107022, 287239, 181426, 7869 ]
[ 13145, 2828775, 3478945, 894212, 13146, 3823052, 4821051, 496, 13129, 4166, 3534020, 13073, 3795504, 775107, 441461, 13131 ]
496
少女漫画
歴史
またTikTokによるダンス人気によって日本のギャル文化の影響を受けた女性K-POPアイドルが人気となり、2021年の『ちゃお』にはK-POPアイドルを目指す『カラフル!』(ときわ藍)が登場した。2022年にはその流れにある「ギャルピース」のポーズが日本でも逆輸入される形で人気となり、小学生にギャルブームが再興し、2023年には小学生ギャル誌「KOGYARU」が登場した。少女漫画では2022年に『ちゃお』でギャル物の『イイネ♥👍REIWAギャル★あみるん』(いわおかめめ)が登場した。
[ "TikTok", "日本", "K-POP", "2021年", "ちゃお", "ときわ藍", "2022年", "ギャルピース", "2023年", "少女漫画", "いわおかめめ" ]
[ 1114477, 1384029, 806899, 7868, 2637, 1040766, 7829, 1361960, 7869, 211, 230484 ]
[ 3823052, 4821051, 2577994, 13130, 4166, 3534020, 13073, 4742721, 13131, 496, 596054 ]
496
少女漫画
歴史
また2016年にはキズナアイを始めとするバーチャルYouTuber (VTuber) が誕生して人気となり、2018年にはサンリオからバーチャルタレント「となりの研究生マシマヒメコ」が、2019年にはちゃおから怪談VTuber「依ノ宮アリサ」が登場している。少女漫画では2020年に『ちゃお』でVTuber物の『青のアイリス』(やぶうち優)が登場して人気となり、2023年にも『ちゃお』でVTuber物の『恋するアバターちゃん』(相庭)が登場した。
[ "2016年", "キズナアイ", "バーチャルYouTuber", "2018年", "サンリオ", "タレント", "2019年", "ちゃお", "少女漫画", "2020年", "やぶうち優", "2023年" ]
[ 7883, 1068572, 1101476, 7823, 7322, 2640, 7825, 2637, 211, 7867, 579, 7869 ]
[ 13145, 3629185, 3775107, 13067, 12175, 4174, 13069, 4166, 496, 13129, 1040, 13131 ]
496
少女漫画
歴史
一方、上の世代では「推し」文化の時代となった。「推し」という言葉は元々「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)の女性アイドルに対して使われていたが、その後、身近を売りにしたAKB48や地下アイドルのブームで他へと広まっていき、果てはホストにまで使われるようになった。また、推し活する女性の着ていたファッションが地雷系・量産型として流行した。そんな中で2019年に女性向け漫画として『明日、私は誰かのカノジョ』(をのひなお)が登場し人気となり、2022年に深夜ドラマ化された。また、2017年にYouTubeに投げ銭機能「スーパーチャット」が登場することで推しに直接貢ぐことが可能となり、オトナ女子向け漫画では2020年3月にそれをテーマにした『ガチ恋粘着獣〜ネット配信者の彼女になりたくて〜』(星来)が登場している(2023年深夜ドラマ化)。2020年7月には小説から「推し、燃ゆ」が登場して中学生以上に人気となっていき、2021年には『花とゆめ』で『多聞くん今どっち!?』(師走ゆき)が、2022年には『マーガレット』で『神推し! イケメンソウ』(川又宙子)、『りぼん』で『推しと青春しちゃっていーですか!?』(神田ちな)と『推しぴ症候群』(小林ユキ)、『なかよし』で『キミしか推せない!』(咲良香那)、『花とゆめ』で『推しに甘噛み』(鈴木ジュリエッタ)、『別冊マーガレット』で『推しにガチ恋しちゃったら』(春江ひかる)が登場している。
[ "ハロー!プロジェクト", "AKB48", "ライブアイドル", "地雷", "2019年", "漫画", "明日、私は誰かのカノジョ", "2022年", "2017年", "YouTube", "スーパーチャット", "オトナ女子", "2020年", "2023年", "推し、燃ゆ", "2021年", "花とゆめ", "りぼん", "鈴木ジュリエッタ", "別冊マーガレット" ]
[ 9623, 1006082, 53717, 544983, 7825, 571599, 1298434, 7829, 7884, 325568, 1206116, 979806, 7867, 7869, 1250951, 7868, 2634, 2638, 267269, 172353 ]
[ 15897, 3386415, 100973, 1650207, 13069, 1737920, 4491378, 13073, 13146, 894212, 4138115, 3276641, 13129, 13131, 4308276, 13130, 4163, 4167, 713956, 416200 ]
496
少女漫画
歴史
その他、2014年にはInstagramの日本語版が登場し、Instagramではキラキラ女子や港区女子が増えていった。少女漫画では2017年に『デラックスベツコミ』で『港区JK』(しばの結花)が登場した。また港区女子は飲み会への参加で謝礼金を貰うギャラ飲みを行っていたが、港区女子以外でも食事などの謝礼にお金を貰うパパ活がブームとなり、2017年6月にはフジテレビ系の配信ドラマ「パパ活」が登場して地上波でも放送され、少女漫画からは『堕欲~パパ活貧困女子~』(桜井美也)が登場した。また裏垢もブームとなり、少女漫画では『裏アカ破滅記念日』(桜井美也)が登場している。
[ "2014年", "Instagram", "少女漫画", "2017年", "フジテレビジョン" ]
[ 6812, 780382, 211, 7884, 1182928 ]
[ 11183, 2479550, 496, 13146, 4058860 ]
496
少女漫画
歴史
また、サンリオではテレビアニメ「おねがいマイメロディ」の悪役として生み出されたクロミが継続的に人気となっていき、ディズニーでも2015年ごろよりヴィランズブームを起こしていった。2016年にサンリオと集英社系のWeb漫画サイト「イチゴミン」がリリースされ、そこでクロミを主人公とした「おかしなクロミちゃん」(かのえゆうし)が連載されるようになったものの、このサイトは2019年に更新停止となっている。その後、前述の地雷系コーデと共にクロミのアイテムが定番となっていき、2023年にはクロミのショートアニメ「KUROMI'S PRETTY JOURNEY」も登場した。ゲームではFortniteなどのバトルロワイヤルゲームやIdentityV 第五人格など非対称対戦ゲームが流行し、2022年にはサンリオからも非対称性対戦ゲームの「ミラクルマッチ」が登場して話題となった。一方、漫画では主人公が魔法少女の敵となって魔法少女と対立するものが数多く登場しており(魔法少女#2000年以降参照)、少女漫画からも2013年に『花とゆめ』で『ブラックハートスター』(中村世子)が、2017年に『りぼん』で『アクロトリップ』(佐和田米)が登場し、後者は2024年にアニメ化予定となっている。
[ "サンリオ", "テレビアニメ", "2015年", "2016年", "集英社", "漫画", "イチゴ", "2019年", "地雷", "2023年", "バトルロイヤルゲーム", "IdentityV 第五人格", "2022年", "2000年", "少女漫画", "2013年", "花とゆめ", "中村世子", "2017年", "りぼん", "アクロトリップ", "2024年" ]
[ 7322, 39694, 7882, 7883, 7923, 571599, 2011, 7825, 544983, 7869, 1100887, 1122755, 7829, 957, 211, 7824, 2634, 1241785, 7884, 2638, 1358202, 7870 ]
[ 12175, 72109, 13144, 13145, 13232, 1737920, 3143, 13069, 1650207, 13131, 3772897, 3850354, 13073, 1547, 496, 13068, 4163, 4269527, 13146, 4167, 4730196, 13132 ]
496
少女漫画
歴史
またヤンキーブームの再興も起きている。2019年に少年漫画「鬼滅の刃」のアニメ化による少年漫画ブームが起き、2020年に少年漫画「呪術廻戦」がアニメ化されて人気となり、その後、2021年にヤンキー物の「東京卍リベンジャーズ」がアニメ化及び実写映画化されて人気となった。その後、ドラマでもWeb漫画原作の恋愛物「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」や少年漫画原作の青春物「ナンバMG5」などのヤンキー物が登場し、少女漫画からもヤンキーヒーローの『ひかえめに言っても、これは愛』(藤もも)が登場して人気となっている。
[ "2019年", "少年漫画", "2020年", "2021年", "東京卍リベンジャーズ", "漫画", "ヤンキー君と白杖ガール", "ナンバMG5", "少女漫画", "藤もも" ]
[ 7825, 210, 7867, 7868, 1051768, 571599, 1256404, 291486, 211, 1111756 ]
[ 13069, 495, 13129, 13130, 3571127, 1737920, 4333526, 787912, 496, 3812279 ]
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少女漫画
歴史
恋愛では少子化の進行により架空の強制結婚制度をテーマとしたものが多数登場した。2017年には架空の「超・少子化対策基本法」をテーマとした少年漫画「恋と嘘」が少女マンガのような設定に改変された上で実写映画化され、2018年には架空の「抽選見合い結婚法」をテーマとした長編小説「結婚相手は抽選で」がテレビドラマ化され、少女漫画からも2020年に架空の「ニート保護法」をテーマとしたLINEマンガ連載の少女漫画『マリーミー!』(夕希実久)がテレビドラマ化されている。また、強制夫婦物の学園物も登場している。2018年には青年漫画から「夫婦実習」をテーマとした「夫婦以上、恋人未満。」が登場し(2022年アニメ化)、 2019年には子供向け少女漫画でも「一攫千金婚校」をテーマとした『初×婚』(黒崎みのり)が登場して人気作となった。
[ "2017年", "少年漫画", "恋と嘘", "2018年", "長編小説", "結婚相手は抽選で", "テレビドラマ", "少女漫画", "2020年", "ニート", "夕希実久", "青年漫画", "夫婦以上、恋人未満。", "2022年", "2019年", "初×婚", "黒崎みのり" ]
[ 7884, 210, 1048787, 7823, 8057, 1112964, 15607, 211, 7867, 765980, 1197327, 346, 1297926, 7829, 7825, 1305427, 327311 ]
[ 13146, 495, 3561461, 13067, 13436, 3817066, 25910, 496, 13129, 2425790, 4110172, 693, 4489264, 13073, 13069, 4519467, 899186 ]
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少女漫画
歴史
一方で、実録を中心にマッチングアプリ物の流行も起きている。2017年にTwitterアカウント「暇な女子大生」が話題となってドラマ化され、2018年には青年漫画から「来世ではちゃんとします」が、2019年にエッセイ漫画から「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」が登場して、どちらも2020年にドラマ化された。Web漫画では2017年に「出会い系サイトで妹と出会う話」がTwitterで10万いいねを超える話題作となり、少女漫画でも2020年に『ラバーズハイ~親友の彼氏とマッチングしてしまった~』(原作:永塚未知流、漫画:安斎かりん)が登場している。
[ "2017年", "Twitter", "2018年", "青年漫画", "来世ではちゃんとします", "2019年", "エッセイ漫画", "2020年", "漫画", "出会い系サイト", "少女漫画", "安斎かりん" ]
[ 7884, 371912, 7823, 346, 1177503, 7825, 462338, 7867, 571599, 17656, 211, 1083704 ]
[ 13146, 1036212, 13067, 693, 4038823, 13069, 1344792, 13129, 1737920, 29346, 496, 3707051 ]
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マンガアプリでは元々男性向けと女性向けを同居させたものが主流となっていたが、2018年より『Palcy』(講談社・2018年-)、『マンガMee』(集英社・2018年-)などの女性向けに特化したマンガアプリも配信されるようになった。また清涼飲料水のテレビCMでは昔より青春物が定番となっていたが、逆に青春もののコンテンツでも「炭酸感」のあるものが多数登場した。少女漫画では2016年に『りぼん』で『ハニーレモンソーダ』(村田真優)が登場して人気となって2018年には『マンガMee』でもそれが再掲連載されるようになり、2020年には競合の『Palcy』からも『微炭酸なぼくら』(フクシマハルカ)が登場している。2021年にはWeb漫画出身の“超微炭酸系”恋愛少年漫画「ホリミヤ」がアニメ化・ドラマ化・実写映画化され、同年にはオリジナルアニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」も上映され、更に同年には前述の少女漫画『ハニーレモンソーダ』も実写映画化されている。
[ "2018年", "Palcy", "講談社", "集英社", "清涼飲料水", "少女漫画", "2016年", "りぼん", "ハニーレモンソーダ", "村田真優", "2020年", "フクシマハルカ", "2021年", "漫画", "少年漫画", "堀さんと宮村くん", "サイダーのように言葉が湧き上がる" ]
[ 7823, 1259870, 4894, 7923, 18967, 211, 7883, 2638, 1226152, 446097, 7867, 6205, 7868, 571599, 210, 562383, 1181223 ]
[ 13067, 4350926, 7688, 13232, 32033, 496, 13145, 4167, 4212997, 1288580, 13129, 10030, 13130, 1737920, 495, 1701691, 4053213 ]
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少女漫画
歴史
しかしその一方で、テレビドラマや日本映画では「恋愛離れ」が進んでいるとされる。少女漫画では長らく恋愛が中心となっていたが、2020年に『りぼん』の編集長はインタビューで「漫画家志望の若者が『自分が描きたいのは恋愛じゃないから、少年漫画に投稿しよう』と考えること。その先入観は払拭したいです。」と述べている。
[ "テレビドラマ", "日本映画", "少女漫画", "2020年", "りぼん", "漫画家", "少年漫画" ]
[ 15607, 5739, 211, 7867, 2638, 441064, 210 ]
[ 25910, 9110, 496, 13129, 4167, 1270848, 495 ]
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少女漫画
歴史
なお人気の難病モノには恋愛要素が残っているとされるが、難病モノの中では特に盲聾物が人気となっていった。早くは2016年に少年漫画の「聲の形」がアニメ映画化されて話題となっており、2022年にはオリジナルドラマから「silent」が登場してコア視聴率(13~49歳の視聴率)で 5% 超え(20人に1人以上)を獲得し、2023年には同じくオリジナルドラマから「星降る夜に」も登場した。少女漫画では2019年に『デザート』から『ゆびさきと恋々』(森下suu)が登場して人気となり、2024年にアニメ化される予定となっている。
[ "2016年", "少年漫画", "2022年", "視聴率", "2023年", "少女漫画", "2019年", "ゆびさきと恋々", "森下suu", "2024年" ]
[ 7883, 210, 7829, 6875, 7869, 211, 7825, 1357444, 942601, 7870 ]
[ 13145, 495, 13073, 11282, 13131, 496, 13069, 4727537, 3105162, 13132 ]
496
少女漫画
歴史
また、2018年には「マンガボックス」連載の不倫される側をテーマとしたヤングレディース漫画『ホリデイラブ 〜夫婦間恋愛〜』(こやまゆかり)がテレビドラマ化されて「サレ妻」が流行語となり、『マンガMee』でも不倫の代償を描いた『サレタガワのブルー』(セモトちか)が人気となって2021年にテレビドラマ化された。また同2021年には『マンガMee』が「マンガMeeジャンル大賞」を創設し、「不倫・結婚生活」ジャンルの漫画の募集を開始した。
[ "2018年", "マンガボックス", "ヤング・レディース", "漫画", "ホリデイラブ 〜夫婦間恋愛〜", "こやまゆかり", "テレビドラマ", "流行語", "サレタガワのブルー", "2021年" ]
[ 7823, 896039, 330312, 571599, 1083798, 1079573, 15607, 2598, 1266733, 7868 ]
[ 13067, 2919034, 908109, 1737920, 3707361, 3693988, 25910, 4111, 4381414, 13130 ]
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少女漫画
歴史
モデルものでは『ちゃお』において専属モデルのちゃおガールをテーマにした読み切りが登場しており、2020年に『ミラクルモデルデビュー』として単行本化されている。また子供向けアイドルでは2016年に『ちゃお』が「ちゃおガール」の中から「Ciào Smiles」を結成していたものの、メディアミックスは行われず2021年に活動終了となっている。一方、2017年に『ちゃお』や『ぷっちぐみ』から実写ドラマとのメディアミックスの『ガールズ×戦士シリーズ』が登場し、その俳優から2019年にアイドルユニット『Girls2』が、2021年にアイドルユニット『Lucky2』が結成され、『ちゃお』では2020年に「Girls2」をモチーフとした実写ドラマとのメディアミックス『ガル学。』(漫画はおりとかほり)が、2022年に「Lucky2」をモチーフとした実写ドラマとのメディアミックス『ガル学。II〜Lucky Stars〜』(漫画は同左)が登場した。
[ "ちゃお", "ちゃおガール", "2020年", "2016年", "Ciào Smiles", "メディアミックス", "2021年", "2017年", "ぷっちぐみ", "ガールズ×戦士シリーズ", "俳優", "2019年", "Lucky²", "漫画", "2022年", "ガル学。" ]
[ 2637, 1027688, 7867, 7883, 1036364, 28920, 7868, 7884, 287239, 1107022, 1282, 7825, 1270134, 571599, 7829, 1273737 ]
[ 4166, 3483491, 13129, 13145, 3518587, 51784, 13130, 13146, 775107, 3795504, 2008, 13069, 4395676, 1737920, 13073, 4409514 ]
496
少女漫画
歴史
また2020年前後には夜好性ブームも起きている。「ヨルシカ」、「ずっと真夜中でいいのに。」、「YOASOBI」などの夜好性バンドが登場して人気となっていったほか、2019年にはヒップホップ・ユニットのCreepy Nutsもよふかしのうたをリリースした。少年漫画からは同2019年に「よふかしのうた」が登場して2022年にアニメ化され、少女漫画では前述の『夜からはじまる私たち』が登場したほか、2023年にちゃおで YOASOBI の幾田りらとのコラボまんが『ロマンスの約束』『サークル』(漫画:まいた菜穂)が掲載された。
[ "2020年", "ボカロ (音楽ジャンル)", "ヨルシカ", "ずっと真夜中でいいのに。", "YOASOBI", "バンド (音楽)", "2019年", "Creepy Nuts", "少年漫画", "2022年", "少女漫画", "2023年", "ちゃお", "幾田りら", "漫画", "まいた菜穂" ]
[ 7867, 1287198, 1101578, 1134570, 1204792, 13018, 7825, 954079, 210, 7829, 211, 7869, 2637, 1204538, 571599, 309756 ]
[ 13129, 4454331, 3775505, 3890872, 4133930, 21712, 13069, 3146745, 495, 13073, 496, 13131, 4166, 4133209, 1737920, 845179 ]
496
少女漫画
歴史
その他、音楽ものでは歌劇ものが人気となった。2012年、青年漫画誌「ジャンプ改」に『かげきしょうじょ!』(斉木久美子)が登場し、同誌休刊後の2015年に少女漫画誌『MELODY』へと移籍して継続したほか、2016年には人気少女漫画『学園アリス』の続編として『花とゆめ』に『歌劇の国のアリス』(樋口橘)が登場していた。2018年、ブシロードよりメディアミックス「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」が登場して人気となり、2021年には『かげきしょうじょ!!』もアニメ化された。2023年には『ちゃお』にも読み切りとして宝塚音楽学校を舞台とする『王子は舞台に恋をする ~七海ひろき物語~』(原作:小出真未、漫画:ときわ藍)が登場した。
[ "2012年", "青年漫画", "ジャンプ改", "斉木久美子", "2015年", "少女漫画", "2016年", "学園アリス", "花とゆめ", "樋口橘", "2018年", "ブシロード", "メディアミックス", "2021年", "2023年", "ちゃお", "宝塚音楽学校", "七海ひろき", "漫画", "ときわ藍" ]
[ 4985, 346, 752494, 650172, 7882, 211, 7883, 62280, 2634, 62282, 7823, 406929, 28920, 7868, 7869, 2637, 19910, 567389, 571599, 1040766 ]
[ 7831, 693, 2374893, 2006304, 13144, 496, 13145, 120645, 4163, 120647, 13067, 1151391, 51784, 13130, 13131, 4166, 34521, 1723313, 1737920, 3534020 ]
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ホラーでは児童文庫から「5分後に意外な結末」(学研、2013年-)や「5分シリーズ」(エブリスタ/出書房新社、2017年-)のような多数のどんでん返し小説群が登場して人気となっていき、2022年には前者が深夜ドラマ化されている。少女漫画では2021年より『ちゃおコミ』で「1話3分シリーズ」の『こわい家、あります。くらやみくんのブラックリスト』が漫画化され(漫画は姫野よしかず)、2022年には前述の『5分後に意外な結末』が『なかよし』の付録や『Palcy』でコミカライズされ、同年より『りぼん』でもオリジナルの『3分後に○○する話』(武内こずえ)が連載されるようになった。
[ "5分後に意外な結末", "2013年", "エブリスタ", "2017年", "2022年", "少女漫画", "2021年", "ちゃお", "漫画", "Palcy", "りぼん", "武内こずえ" ]
[ 1230248, 7824, 751996, 7884, 7829, 211, 7868, 2637, 571599, 1259870, 2638, 147392 ]
[ 4227684, 13068, 2373221, 13146, 13073, 496, 13130, 4166, 1737920, 4350926, 4167, 345737 ]
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歴史
また、サバサバを自称しながらネチネチしている自称サバサバ女(自サバ女)が注目されるようになった。早くは2011年より週刊誌「SPA!」で連載された「アラサーちゃん」に登場しており、2014年にドラマ化されている。またその後も2019年よりマンガワンで連載の『ブラックガールズトーク』(マキノマキ)、同じく2019年よりツイッター上で連載されたの『彼氏の周りに湧くウザい女たち』(染井ロキ)、2020年よりめちゃコミックで連載の『ワタシってサバサバしてるから』(原作:とらふぐ、漫画:江口心、2023年ドラマ化)などが登場した。
[ "2011年", "2014年", "2019年", "マンガワン", "Twitter", "2020年", "めちゃコミック", "ワタシってサバサバしてるから", "漫画", "2023年" ]
[ 4983, 6812, 7825, 948283, 371912, 7867, 964154, 1327460, 571599, 7869 ]
[ 7829, 11183, 13069, 3126177, 1036212, 13129, 3213354, 4611397, 1737920, 13131 ]
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またマジョリティから外れたサブカルを好む若者を描いた物も再流行している。映画からは2021年に「花束みたいな恋をした」や「明け方の若者たち」が登場し、青年漫画からも同年に「まじめな会社員」が登場した。少女漫画では2015年には既に『Kiss』で読み切りとして『アレンとドラン』(麻生みこと)が登場し、2016年より連載化されている。
[ "サブカルチャー", "2021年", "花束みたいな恋をした", "明け方の若者たち", "青年漫画", "少女漫画", "2015年", "麻生みこと", "2016年" ]
[ 9694, 7868, 1173600, 1252321, 346, 211, 7882, 225068, 7883 ]
[ 16012, 13130, 4026811, 4314528, 693, 496, 13144, 577206, 13145 ]
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また青春とSFを組み合わせたものも再流行した。2012年より別冊マーガレットで連載され2014年に青年誌に移籍した『orange』(高野苺)が2015年に実写映画化された後2016年にテレビアニメ化およびアニメ映画化され、同2016年にはオリジナルアニメ映画から新海誠の「君の名は。」も登場し、どちらもヒットした。また百合SFもブームとなっており、2018年にはSF誌「SFマガジン」の百合特集が発売前に重版されるなどしていた。少女漫画誌からは2022年に超本格SF新連載として『ちゃお』で『2人はS×S』が登場した。
[ "2012年", "別冊マーガレット", "2014年", "高野苺", "2015年", "2016年", "テレビアニメ", "新海誠", "2018年", "S-Fマガジン", "少女漫画", "2022年", "ちゃお" ]
[ 4985, 172353, 6812, 214189, 7882, 7883, 39694, 7793, 7823, 19723, 211, 7829, 2637 ]
[ 7831, 416200, 11183, 543576, 13144, 13145, 72109, 13014, 13067, 34131, 496, 13073, 4166 ]
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少女漫画
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平成以降に始まった作品の本誌でのリバイバルも行われるようになった。早くは2015年に『りぼん』本誌で10年ぶりに「めだかの学校」の続編作『めだかの学校 2限目!』が登場した。2016年には『なかよし』本誌で「カードキャプターさくら」の続編作『カードキャプターさくらクリアカード編』が登場して2018年よりアニメ化されている。その後も『なかよし』では「東京ミュウミュウ」の男版『東京ミュウミュウ オーレ!』や「ぴちぴちピッチ」の次世代作『ぴちぴちピッチaqua』が本誌で連載されるようになった。
[ "平成", "2015年", "りぼん", "2016年", "カードキャプターさくら", "2018年", "東京ミュウミュウ", "ぴちぴちピッチ" ]
[ 1323885, 7882, 2638, 7883, 19184, 7823, 25673, 40242 ]
[ 4597053, 13144, 4167, 13145, 32948, 13067, 44787, 73034 ]
496
少女漫画
歴史
また2019年より始まるコロナ禍での休校およびGIGAスクール構想下でのオンライン授業によって2021年には小学生にもタブレットやパソコンが普及した。2020年には各社が休校への支援として一時的に有料コンテンツの無料公開を行い、少女漫画でも多くの雑誌の無料公開が行われたが、その後、子供向けのWeb漫画サイトが登場していった。例えば児童書ポータルサイト「ヨメルバ」では児童文庫レーベル「角川つばさ文庫」の小説「絶体絶命ゲーム」や「四つ子ぐらし」のコミカライズがWeb連載されるようになり、少女漫画誌からも2021年8月に『ちゃお』派生のWeb漫画サイト『ちゃおコミ』が登場してそこで『ウェディング・デスゲーム』(春瀬花香)が連載されるようになった。また2022年には『ちゃおコミ』に『ドリームゲーム』(にしむらともこ)も登場した。
[ "2019年", "GIGAスクール構想", "2021年", "パーソナルコンピュータ", "2020年", "少女漫画", "漫画", "ポータルサイト", "角川つばさ文庫", "絶体絶命ゲーム", "四つ子ぐらし", "ちゃお", "2022年", "にしむらともこ" ]
[ 7825, 1286302, 7868, 773, 7867, 211, 571599, 5958, 553341, 1252816, 1230660, 2637, 7829, 147148 ]
[ 13069, 4451748, 13130, 1297, 13129, 496, 1737920, 9625, 1672998, 4317137, 4229303, 4166, 13073, 345014 ]
496
少女漫画
歴史
Web漫画サイトの登場によって昔の作品が再掲載されるようになり、昔の作品の続編がWeb連載されることも増えていった。例えば『りぼん』では「GALS!」の続編作『GALS!!』がマンガMeeで連載されており、『ちゃお』では「ぷくぷく天然かいらんばん」の続編作『ぷくぷく天然かいらんばん おかわり』や『真代家こんぷれっくす!』の続編作『続・真代家こんぷれっくす!』、『チャームエンジェル』の続編作『チャームエンジェル -星天使編-』が前述のWeb漫画サイト『ちゃおコミ』で連載されている。
[ "漫画", "りぼん", "ちゃお", "ぷくぷく天然かいらんばん", "チャームエンジェル" ]
[ 571599, 2638, 2637, 111656, 225770 ]
[ 1737920, 4167, 4166, 242615, 579666 ]
496
少女漫画
歴史
一方でアーケードゲーム由来のアイドル物のメディアミックスは縮小が続いっていった(ゲーム自体や付録は継続)。2020年6月には『アイカツ!シリーズ』の最新作「アイカツプラネット!」のアニメが終了し、ちゃおで連載されていたそのコミカライズも2022年6月に終了となった。また『プリティーシリーズ』の最新作「ワッチャプリマジ!」のアニメも2022年10月に終了し、ちゃおで連載されていたそのコミカライズも同時に終了した。新シリーズの「ワッチャプリマジ!スタジオ」ではアニメが放送されず、そのコミカライズも『ちゃお』では無く『ちゃお』増刊の「ワッチャプリマジ!FBスタジオ」での連載となっている。
[ "アーケードゲーム", "メディアミックス", "2020年", "ちゃお", "2022年", "プリティーシリーズ", "ワッチャプリマジ!" ]
[ 1519, 28920, 7867, 2637, 7829, 1048452, 1272022 ]
[ 2364, 51784, 13129, 4166, 13073, 3560289, 4402742 ]
496
少女漫画
歴史
マスコットではサンエックスの「すみっコぐらし」が流行となっており、キャラクター誌や少女漫画誌でもそれが広く展開されていた。2018年、「ちゃおサマーフェスティバル2018」において日本コロムビアとサンエックスは新コンテンツ『げっし〜ず』のゲーム化を発表し、同年に『ちゃお』はそのコミカライズを開始した(作者は鮎ヒナタ)。2020年にはコロナ禍の巣ごもり需要によってNintendo Switchのゲーム『あつまれ どうぶつの森』が人気となって流行語となり、少女漫画誌では「ちゃお」及び「ぷっちぐみ」がそのゲームの漫画化を行った(作者は前者が加藤みのり、後者がかなき詩織)。また任天堂のゲームシリーズ「星のカービィ」のコミカライズは長らく「月刊コロコロコミック」(女児の読者も多かった)やキャラクター誌「キャラぱふぇ」が中心となっていたが、2022年には少女誌『ぷっちぐみ』にも『星のカービィ プププなまいにち』(さくま良子)が、2023年には『ちゃお』にも『星のカービィ』(加藤みのり)が登場した。
[ "サンエックス", "すみっコぐらし", "少女漫画", "2018年", "ちゃお", "日本コロムビア", "2020年", "Nintendo Switch", "あつまれ どうぶつの森", "流行語", "ぷっちぐみ", "漫画", "加藤みのり", "かなき詩織", "任天堂", "月刊コロコロコミック", "キャラぱふぇ", "2022年", "星のカービィ (さくま良子の漫画)", "さくま良子", "2023年" ]
[ 110399, 937539, 211, 7823, 2637, 47605, 7867, 1032969, 1153845, 2598, 287239, 571599, 1041252, 340791, 665, 9344, 438176, 7829, 311011, 308977, 7869 ]
[ 238918, 3084848, 496, 13067, 4166, 87565, 13129, 3505047, 3958543, 4111, 775107, 1737920, 3535743, 939744, 1149, 15467, 1260390, 13073, 848920, 842956, 13131 ]
496
少女漫画
歴史
またTwitterで連載する個人漫画からは2020年にマスコット漫画「ちいかわ」が登場して人気となり、2022年には「めざましテレビ」内でショートアニメ化されて更に人気が拡大していき、少女漫画誌の付録にも登場するようになった。また2022年には同作者ナガノのTwitter初出漫画『くまのむちゃうま日記』がKissレーベルより出版されている。
[ "Twitter", "漫画", "2020年", "ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ", "2022年", "めざましテレビ", "少女漫画" ]
[ 371912, 571599, 7867, 1250669, 7829, 1146968, 211 ]
[ 1036212, 1737920, 13129, 4306877, 13073, 3933265, 496 ]
496
少女漫画
歴史
Web小説のコミカライズも多数行われるようになってきている。これには乙女ゲーム世界などへ異世界転生や異世界転移するという設定が多く、また悪役令嬢/悪役姫もの、聖女もの、スローライフもの、もふもふものなどが存在し、そのコミカライズは主に『コミックZERO-SUM』、『ゼロサムオンライン』、『B's-LOG COMIC』、『裏サンデー女子部』、『PASH UP!』、『コミックブリーゼ』などの女性向けの雑誌や、『FLOS COMIC』、『レジーナブックス』などの専門Web誌で行われている。また、似たような設定のオリジナル少女漫画も登場しており、ちゃおからは悪役姫ものの『恋して♥悪役プリンセス!』(辻永ひつじ)が、LaLaからは『転生悪女の黒歴史』(冬夏アキハル)や『帝国の恋嫁』(可歌まと)や『死に戻り令嬢のルチェッタ』(天乃忍)が、『花とゆめ』からは『転生したら姫だったので男装女子極めて最強魔法使い目指すわ。』(輝)や『人狼乙女ゲームに転生したので生き残りエンドを目指します』(サザメ漬け)や『乙女ゲーに転生したけど筋肉で解決します』(ダル子)が、『ザ花とゆめ』からは『ドラひよ〜異世界の竜は私のなでなでに弱いみたいです〜』(千歳四季)が登場している。2022年にはLaLa派生の電子コミック誌『異世界転生LaLa』が登場し、また同年にはデジタルマーガレット派生の漫画サイト『異世界マーガレット』(ニコニコ静画内)も登場した。
[ "乙女ゲーム", "月刊コミックZERO-SUM", "ゼロサムオンライン", "B's-LOG COMIC", "裏サンデー", "少女漫画", "おから", "辻永ひつじ", "転生悪女の黒歴史", "可歌まと", "天乃忍", "花とゆめ", "ザ花とゆめ", "2022年", "漫画", "ニコニコ静画" ]
[ 149183, 137447, 1189145, 523016, 801649, 211, 39082, 1236041, 1289395, 794063, 820781, 2634, 241643, 7829, 571599, 628170 ]
[ 350719, 317220, 4080474, 1581397, 2558038, 496, 71072, 4248266, 4461495, 2529052, 2631351, 4163, 633643, 13073, 1737920, 1931588 ]
496
少女漫画
歴史
また、現実世界への転生物やループ物も登場した。テレビドラマでは2022年に転生物の青年漫画「妻、小学生になる。」がドラマ化されて特にネット配信において人気となり、翌2023年にはループ物のオリジナルドラマ「ブラッシュアップライフ」も登場して同じくネット配信で人気となった。また映画でも2022年に直木賞受賞の生まれ変わり物の小説「月の満ち欠け」が映画化され、テレビアニメでも2023年に女性人気の高い青年漫画「【推しの子】」がアニメ化され人気となった。少女漫画では早くは前述の『orange』がループ物として存在したが、2022年には『Sho-Comi』で転生物の『アイドル転生―推し死にたまふことなかれ―』(ひので淘汰)が登場している。
[ "テレビドラマ", "2022年", "青年漫画", "妻、小学生になる。", "2023年", "ブラッシュアップライフ", "直木三十五賞", "テレビアニメ", "少女漫画", "少女コミック" ]
[ 15607, 7829, 346, 1189908, 7869, 1347741, 861, 39694, 211, 2633 ]
[ 25910, 13073, 693, 4083175, 13131, 4690150, 1416, 72109, 496, 4162 ]
496
少女漫画
歴史
また異世界から現実世界への転生物も登場した。これには『Sho-Comi』の『異世界魔王は腐女子を絶対逃がさない』(池山田剛)、『りぼん』の『花火は醒めない夢をみる』(中島みるく)などがある。
[ "少女コミック", "腐女子", "池山田剛", "りぼん" ]
[ 2633, 48281, 169599, 2638 ]
[ 4162, 89058, 408695, 4167 ]
496
少女漫画
歴史
また2010年代には懐古向けの名作の復刊が中心だったコンビニコミックからオリジナル漫画誌「思い出食堂」が登場してヒットし食漫画ブームが起きており、テレビでも2012年より「孤独のグルメ」がドラマ化されてヒットし食ドラマや食バラエティがブームとなっていった。女性漫画からも食漫画が続々とドラマ化されるようになり、少女漫画でも食要素の大きい『Kiss』連載の『わたしのお嫁くん』(柴なつみ)がドラマ化されている。
[ "コンビニコミック", "漫画", "思い出食堂", "料理・グルメ漫画", "2012年", "少女漫画", "わたしのお嫁くん" ]
[ 154981, 571599, 1054132, 13357, 4985, 211, 1360051 ]
[ 367361, 1737920, 3578998, 22250, 7831, 496, 4735989 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
少女漫画界ではレディース誌やヤングレディース誌、ガールズコミック誌、オトナ女子向け雑誌など上の年齢向けの雑誌が増えることで対象世代による細分化の傾向にある。また女性向けWeb小説がコミカライズ及びアニメ化されて有名となり一般化したことで、人気Web小説のコミカライズを中心とした女性向け新興Web雑誌が増えつつある。一方、紙の少女漫画雑誌の部数は減少傾向にある。
[ "少女漫画", "ヤング・レディース", "オトナ女子" ]
[ 211, 330312, 979806 ]
[ 496, 908109, 3276641 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
かつての少女漫画ではタブー破りによるジャンルの拡大が行われていたものの、年々恋愛への特化が進んでいったことで恋愛以外のSFや部活物やラブコメ以外のコメディ物が減っていき、今や少女漫画は女性向け恋愛漫画の代名詞となっている。少女漫画として描けないものが増えたことで「描きたいものが少女漫画では無かった」などとして少女漫画から抜け出す女性作家も出てきている。
[ "少女漫画", "漫画" ]
[ 211, 571599 ]
[ 496, 1737920 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
一方、女性読者側も1980年代ごろより女性漫画家の少年漫画・青年漫画進出や少女アニメのパロディ漫画の流行などに伴って少年漫画や青年漫画から女性の読みにくい絵柄が減ったことで少年漫画・青年漫画への流失が続いていったものの、Web漫画の時代になってからは少年漫画や青年漫画と少女漫画や女性漫画が同居するようになっており、読者から見たカテゴリーの分け隔ては減ってきている。
[ "1980年代", "漫画家", "少年漫画", "青年漫画", "パロディ", "漫画", "少女漫画" ]
[ 474, 441064, 210, 346, 67729, 571599, 211 ]
[ 902, 1270848, 495, 693, 132974, 1737920, 496 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
メディア化ではかつては少女漫画からドラマ化やアニメ化される作品が出てきていたものの、ドラマ向きのレディース漫画やヤングレディース漫画や芸人脚本家の台頭、アニメ向きのラノベや萌え漫画や女性向けWeb小説の台頭、恋愛映画における新海誠監督のアニメーション映画の台頭、実写映画におけるテレビドラマの劇場版の増加と実写邦画自体の市場の縮小などによって、少女漫画のメディア化ではYouTube上でのボイスコミック化が中心となっている。
[ "少女漫画", "漫画", "ヤング・レディース", "脚本家", "新海誠", "アニメーション映画", "テレビドラマ", "YouTube" ]
[ 211, 571599, 330312, 9496, 7793, 302631, 15607, 325568 ]
[ 496, 1737920, 908109, 15696, 13014, 822955, 25910, 894212 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
少女漫画のテレビアニメ化は掲載誌の部数を増やすのに有効な手段であり、2000年代初頭の「ちゃお」は『ミルモでポン!』のアニメ版のヒットによって部数を伸ばし少女漫画誌の部数トップに躍り出ていたものの、後述の少女漫画に依らない少女向けオリジナルアニメ作品の増加や夕方アニメの衰退などによって少女漫画のテレビアニメ化がだんだんと行われなくなり、また、雑誌付録や誌上通販されていた少女漫画のOVAアニメ化も今やほぼ無くなっている。2022年代現在、連載中の少女漫画のテレビアニメ化が継続されているのは主に白泉社の作品となっている(『かげきしょうじょ!!』、『贄姫と獣の王』など)。また白泉社は2021年よりYouTubeの「はくせんアニメちゃんねる」上で新作短編アニメを提供するようにもなっている。
[ "少女漫画", "テレビアニメ", "2000年代", "ちゃお", "OVA", "白泉社", "贄姫と獣の王", "2021年", "YouTube", "アニメちゃん" ]
[ 211, 39694, 901, 2637, 7629, 9712, 1221865, 7868, 325568, 515340 ]
[ 496, 72109, 1479, 4166, 12764, 16046, 4195838, 13130, 894212, 1554383 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
少女向けオリジナルアニメ作品のコミカライズではアーケードゲーム由来のアイドル物のメディアミックスのアニメがコロナ禍を経て終了し、2022年12月現在はバトルヒロイン物の『プリキュアシリーズ』(なかよし)が残るのみとなっている。またサンリオ作品のコミカライズは、かつては少女漫画誌で行われていたものの、『ミュークルドリーミー』では少女漫画誌よりも低年齢向けの幼児雑誌(おともだち及びたのしい幼稚園)でのみ行われるようになっている。一方、高年齢向けのメディアミックスではバトルヒロイン物やアイドル物を含め少女漫画以外で行われていることが多い状態となっており、その中には女性人気の高いものも登場している。
[ "アーケードゲーム", "メディアミックス", "2022年", "プリキュアシリーズ", "サンリオ", "少女漫画", "ミュークルドリーミー" ]
[ 1519, 28920, 7829, 1185774, 7322, 211, 1164989 ]
[ 2364, 51784, 13073, 4068908, 12175, 496, 3997976 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
一方、コロナ禍によって Nintendo Switch およびそのゲームソフトが伸び、少女漫画では「ちゃお」や「ぷっちぐみ」を中心にそのコミカライズが拡大している。これには『どうぶつの森シリーズ』『星のカービィシリーズ』『ポケットモンスターシリーズ』などが存在する(#推しの時代を参照)。
[ "Nintendo Switch", "少女漫画", "ちゃお", "ぷっちぐみ", "どうぶつの森シリーズ", "星のカービィシリーズ" ]
[ 1032969, 211, 2637, 287239, 71543, 8406 ]
[ 3505047, 496, 4166, 775107, 141687, 13984 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
少女漫画の実写映画化も未だ続いているものの、少女漫画原作のキラキラ映画のブーム衰退により、2021年現在では青春よりも俳優(推し)を意識した実写化が中心となっている。例えば、りぼんの『ハニーレモンソーダ』の実写映画化ではジャニーズのラウールをヒーロー役に起用していたが、りぼん本誌ではそれに先立って『ラウールと恋してみない?』を連載している。
[ "少女漫画", "2021年", "俳優", "りぼん", "ハニーレモンソーダ" ]
[ 211, 7868, 1282, 2638, 1226152 ]
[ 496, 13130, 2008, 4167, 4212997 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
また、『りぼん』では「ハニーレモンソーダ」の長期連載化に伴って読者層が上がっており、2021年のLINEの調査では『りぼん』が女子高校生の読む漫画雑誌2位(少女漫画誌では1位)にランクインしてる。同ランキングでは『ちゃお』も4位にランクインしている。
[ "りぼん", "ハニーレモンソーダ", "2021年", "少女漫画", "ちゃお" ]
[ 2638, 1226152, 7868, 211, 2637 ]
[ 4167, 4212997, 13130, 496, 4166 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
テレビドラマでは女性漫画のドラマ化が続いている一方で若者のドラマ離れが進んでおり、2022年現在、ドラマのコア視聴率(13~49歳の視聴率)は2%以上程度でも合格となっているとされる。
[ "テレビドラマ", "漫画", "テレビ離れ", "2022年", "視聴率" ]
[ 15607, 571599, 121842, 7829, 6875 ]
[ 25910, 1737920, 273249, 13073, 11282 ]
496
少女漫画
少女漫画の現状
また昔の美容室は少女漫画誌の置いてあるところが多かったものの、今の美容室は電子書籍読み放題のタブレットの導入が進んでいる。少女漫画の入り口となる低年齢向けでは、2021年より『ぷっちぐみ』が様々な読み放題サービスで配信されるようになっている。
[ "少女漫画", "電子書籍", "2021年", "ぷっちぐみ" ]
[ 211, 54957, 7868, 287239 ]
[ 496, 103896, 13130, 775107 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
作品が掲載されている主な雑誌。現在はほぼ漫画のみの誌面であるが、創刊当初は絵物語や小説、ファッション、スターの情報などの少女向け総合誌として刊行されていたが、1960-1970年代以降に漫画雑誌として再編成されたものも多く、読者層の成長と共に高年齢層向けの雑誌が刊行されていった。
[ "漫画", "1970年代" ]
[ 571599, 1025 ]
[ 1737920, 1657 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
少女漫画雑誌の前身。以下の少女向け漫画雑誌も前述のように、創刊当初は少女漫画以外の絵物語などを多く掲載していた。
[ "少女漫画" ]
[ 211 ]
[ 496 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
後述のハイティーン向けと同様に、比較的新しい時代に年齢の細分化に対応して刊行された。従来児童向けの雑誌か少女向けの下限が担っていた層である未就学児(4歳ごろ)から小学校中学年までの女の子向けで、『ぴょんぴょん』は現在の『ちゃお』が探る低年齢層向け路線の先駆けであったが、1992年に『ちゃお』に統合された。
[ "ちゃお", "1992年" ]
[ 2637, 463599 ]
[ 4166, 1349811 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
創刊当初は少女向け雑誌として刊行されていた雑誌も多く、当初の読者層を小中学生としながらも高校生にまで読まれ、文字通り少女漫画の中心であったが、高年齢層向けの雑誌の刊行、メディアミックスへの特化などで、現在は対象年齢を下げ小中学生向けになっている。少女漫画誌の多様化した現在では、前身の少女雑誌と同様に小学生の少女向け総合誌としての役割がこのジャンルを支えているともされる。
[ "少女漫画", "メディアミックス" ]
[ 211, 28920 ]
[ 496, 51784 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
創刊当初は少女漫画よりもファッションやスターの情報を多く載せ総合誌的な性質をもっていたが、少女向け同様に徐々に少女漫画誌として充実してきた。
[ "少女漫画" ]
[ 211 ]
[ 496 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
年齢の細分化に対応して刊行された中学生から大学生(20代前半)向けの雑誌であり、その後も若者向けを謳い続けている。
[]
[]
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496
少女漫画
少女漫画雑誌
1970年代から1980年代にかけて、ハイティーン向け雑誌として創刊された。
[ "1970年代", "1980年代" ]
[ 1025, 474 ]
[ 1657, 902 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
ヤング・レディース誌はレディースコミック誌よりも下の世代に向けて創刊された。当初は学生から社会人向けの雑誌であった。2020年時点では読者の約半数が35歳以上、読者の約7割が30代以上となっている。
[ "ヤング・レディース", "レディースコミック", "2020年" ]
[ 330312, 3611, 7867 ]
[ 908109, 5617, 13129 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
ガールズ・コミック誌はヤング・レディース誌よりも下の世代に向けて創刊された。
[ "ヤング・レディース" ]
[ 330312 ]
[ 908109 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
元々ファッション誌にも漫画は連載されていたが、1990年代末よりファッション誌の派生漫画誌も発行されるようになった。しかしながらこれらは長続きせず、連載陣の一部はヤングレディース誌「FEEL YOUNG」や「ヤングユー」へと移籍している。
[ "漫画", "1990年代", "ヤング・レディース", "FEEL YOUNG", "ヤングユー" ]
[ 571599, 905, 330312, 404359, 35286 ]
[ 1737920, 1484, 908109, 1142304, 64280 ]
496
少女漫画
少女漫画雑誌
ページ数が多く、様々な世代向けのものを掲載していた。また出版社側からは新人作家の育成の場として扱われていた。
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少女漫画
少女漫画雑誌
中華民国(台湾)
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少女漫画
少女漫画雑誌
香港
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少女漫画
少女漫画雑誌
韓国
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