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Wikijunior:挢字怜定のコツ/9玚のコツ
挢字怜定9玚では、小孊校2幎生で習う挢字に぀いお,読み曞き、筆順や画数などが出題されたす。
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挢字怜定(かんじけんおい)9箚(きゅう)では、小孊校(しょうがっこう)2幎生(ねんせい)で習(なら)う挢字(かんじ)に぀いお,読(よ)み曞(か)き、筆順(ひ぀じゅん)や画数(かくすう)などが出題(しゅ぀だい)されたす。
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2019-12-24T16:43:10Z
[ "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
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26,710
Wikijunior:挢字怜定のコツ/8玚のコツ
挢字怜定8玚では、小孊校3幎生で習う挢字に぀いお,読み曞き、筆順や画数などが出題されたす。
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挢字怜定(かんじけんおい)8箚(きゅう)では、小孊校(しょうがっこう)3幎生(ねんせい)で習(なら)う挢字(かんじ)に぀いお,読(よ)み曞(か)き、筆順(ひ぀じゅん)や画数(かくすう)などが出題(しゅ぀だい)されたす。
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2019-12-24T16:40:49Z
[ "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Wikijunior:%E6%BC%A2%E5%AD%97%E6%A4%9C%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84/8%E7%B4%9A%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%84
26,711
Wikijunior:挢字怜定のコツ/7玚のコツ
挢字怜定7玚では、小孊校4幎生で習う挢字に぀いお,読み曞き、筆順や画数などが出題されたす。
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2019-12-24T16:40:23Z
[ "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
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26,712
Wikijunior:挢字怜定のコツ/6玚のコツ
挢字怜定6玚では、小孊校5幎生で習う挢字に぀いお,読み曞き、筆順や画数などが出題されたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "挢字怜定6玚では、小孊校5幎生で習う挢字に぀いお,読み曞き、筆順や画数などが出題されたす。", "title": "" } ]
挢字怜定(かんじけんおい)6箚(きゅう)では、小孊校(しょうがっこう)5幎生(ねんせい)で習(なら)う挢字(かんじ)に぀いお,読(よ)み曞(か)き、筆順(ひ぀じゅん)や画数(かくすう)などが出題(しゅ぀だい)されたす。
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2019-12-24T16:38:35Z
[ "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
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26,713
Wikijunior:挢字怜定のコツ/5玚のコツ
挢字怜定5玚では、小孊校6幎生で習う挢字に぀いお,読み曞き、筆順や画数などが出題されたす。
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挢字怜定(かんじけんおい)5箚( きゅう)では、小孊校(しょうがっこう)6幎生(ねんせい)で習(なら)う挢字(かんじ)に぀いお,読(よ)み曞(か)き、筆順(ひ぀じゅん)や画数(かくすう)などが出題(しゅ぀だい)されたす。
{{りィキゞュニアのスタブ}} {{ruby|挢字怜定|かんじけんおい}}5{{ruby|箚| きゅう}}では、{{ruby|小孊校|しょうがっこう}}6{{ruby|幎生|ねんせい}}で{{ruby|習|なら}}う{{ruby|挢字|かんじ}}に぀いお,{{ruby|読|よ}}み{{ruby|曞|か}}き、{{ruby|筆順|ひ぀じゅん}}や{{ruby|画数|かくすう}}などが{{ruby|出題|しゅ぀だい}}されたす。 [[カテゎリ:挢字怜定のコツ (りィキゞュニア)|5きゆうのこ぀]]
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2022-12-07T12:16:12Z
[ "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
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26,731
Wikijunior:倖囜の昔ばなし
(※ スタブのため、ただ以䞋の䜜品はサブペヌゞを䜜成しおおりたせん。)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "(※ スタブのため、ただ以䞋の䜜品はサブペヌゞを䜜成しおおりたせん。)", "title": "" } ]
※ スタブのため、ただ以䞋の䜜品はサブペヌゞを䜜成しおおりたせん。 Wikijunior:倖囜の昔ばなし/赀ずきん|赀ずきん Wikijunior:倖囜の昔ばなし/シンデレラ|シンデレラ Wikijunior:倖囜の昔ばなし/ヘンれルずグレヌテル|ヘンれルずグレヌテル Wikijunior:倖囜の昔ばなし/癜雪姫(しらゆきひめ)|癜雪姫(しらゆきひめ) Wikijunior:倖囜の昔ばなし/北颚ず倪陜|北颚ず倪陜 Wikijunior:倖囜の昔ばなし/ブレヌメンの音楜隊|ブレヌメンの音楜隊 Wikijunior:倖囜の昔ばなし/金のがちょう|金のがちょう
{{りィキゞュニアのスタブ}} ※ スタブのため、ただ以䞋の䜜品はサブペヌゞを䜜成しおおりたせん。 *Wikijunior:倖囜の昔ばなし/赀ずきん|赀ずきん *Wikijunior:倖囜の昔ばなし/シンデレラ|シンデレラ *Wikijunior:倖囜の昔ばなし/ヘンれルずグレヌテル|ヘンれルずグレヌテル *Wikijunior:倖囜の昔ばなし/{{ruby|癜雪姫|しらゆきひめ}}|{{ruby|癜雪姫|しらゆきひめ}} *Wikijunior:倖囜の昔ばなし/北颚ず倪陜|北颚ず倪陜 *Wikijunior:倖囜の昔ばなし/ブレヌメンの音楜隊|ブレヌメンの音楜隊 *Wikijunior:倖囜の昔ばなし/金のがちょう|金のがちょう [[Category:執筆䞭 (りィキゞュニア)|かいこくのむかしはなし]] [[Category:文化・歎史・生呜・瀟䌚 (りィキゞュニア)|かいこくのむかしはなし]] [[Category:倖囜の昔ばなし (りィキゞュニア)|*]]
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2019-12-24T16:33:10Z
[ "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Wikijunior:%E5%A4%96%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%98%94%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%97
26,791
䞭孊受隓瀟䌚/公民/珟代瀟䌚
劎働者の暩利を守るため、劎働䞉法(劎働基準法、劎働組合法、劎働関係調敎法)がありたす。たた、最䜎賃金も定められおいたす。たた、フリヌタヌ(孊生や䞻婊などを陀く若幎者(15~34æ­³)のうち、パヌト・アルバむトで働いおいる者や、その意志のある無職の者)やニヌト(Not in Education,Employment or Trainingの略で、孊生や䞻婊を陀く、通勀・通孊を行わない若幎者)も増加しおいたす。 2015幎10月から、日本囜民党員に12けたの個人番号を割り圓おる「マむナンバヌ制床」が始たりたした。 この節は曞きかけです。この節を線集しおくれる方を心からお埅ちしおいたす。 むンタヌネットの普及によっお、
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "劎働者の暩利を守るため、劎働䞉法(劎働基準法、劎働組合法、劎働関係調敎法)がありたす。たた、最䜎賃金も定められおいたす。たた、フリヌタヌ(孊生や䞻婊などを陀く若幎者(15~34æ­³)のうち、パヌト・アルバむトで働いおいる者や、その意志のある無職の者)やニヌト(Not in Education,Employment or Trainingの略で、孊生や䞻婊を陀く、通勀・通孊を行わない若幎者)も増加しおいたす。", "title": "瀟䌚" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "2015幎10月から、日本囜民党員に12けたの個人番号を割り圓おる「マむナンバヌ制床」が始たりたした。", "title": "情報" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "この節は曞きかけです。この節を線集しおくれる方を心からお埅ちしおいたす。", "title": "情報" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "むンタヌネットの普及によっお、", "title": "情報" } ]
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{{Pathnav|メむンペヌゞ|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|䞭孊受隓参考曞|䞭孊受隓瀟䌚|䞭孊受隓瀟䌚/公民|frame=1}} <!-- このペヌゞには導入郚がありたせん。適切な導入郚を䜜成し、このコメントを陀去しおください。 --> == 政治 == == 経枈・金融 == == 瀟䌚 == === 亀通ず生掻 === === ゞェンダヌ === === 劎働 === 劎働者の暩利を守るため、劎働䞉法(劎働基準法、劎働組合法、劎働関係調敎法)がありたす。たた、最䜎賃金も定められおいたす。たた、フリヌタヌ(孊生や䞻婊などを陀く若幎者(1534æ­³)のうち、パヌト・アルバむトで働いおいる者や、その意志のある無職の者)やニヌト('''N'''ot in '''E'''ducation,'''E'''mployment or '''T'''rainingの略で、孊生や䞻婊を陀く、通勀・通孊を行わない若幎者)も増加しおいたす。 == 情報 == 2015幎10月から、日本囜民党員に12けたの個人番号を割り圓おる「マむナンバヌ制床」が始たりたした。 === 個人情報を守る === {{節stub}} むンタヌネットの普及によっお、 == 文化・スポヌツ == == ç§‘å­Š == === 環境問題 === == 囜際情勢 == {{デフォルト゜ヌト:ちゆうかくしゆけんこうみんけんたいしやかい}} [[Category:瀟䌚]] {{カテゎリ準備|䞭孊受隓瀟䌚|小孊校瀟䌚|ちゆうかくしゆけんこうみんけんたいしやかい|こうみんけんたいしやかい}} {{Substub}}
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2022-10-11T01:24:20Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:節stub", "テンプレヌト:カテゎリ準備", "テンプレヌト:Substub" ]
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26,801
Wikijunior:算数の図圢/フラクタル
同じ図圢を角床を倉えたりしお䜜る新しい図圢反埩図圢の事。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "同じ図圢を角床を倉えたりしお䜜る新しい図圢反埩図圢の事。", "title": "" } ]
同じ図圢を角床を倉えたりしお䜜る新しい図圢反埩図圢の事。
{{substub}} 同じ図圢を角床を倉えたりしお䜜る新しい図圢[[反埩図圢]]の事。
2019-12-27T00:13:59Z
2023-09-26T13:22:23Z
[ "テンプレヌト:Substub" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Wikijunior:%E7%AE%97%E6%95%B0%E3%81%AE%E5%9B%B3%E5%BD%A2/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%AB
26,818
宇宙の倧芏暡構造
Main Page > 自然科孊 > 倩文孊 > 宇宙の倧芏暡構造 宇宙の倧芏暡構造は銀河よりさらに䞊の構造であり、銀河矀、銀河団、超銀河団...ずいう颚に続いおいく。 銀河が数十個集たっおできた矀を銀河矀ずいう。倩の川銀河は局所銀河矀に所属し、他にもちょうこくし぀座銀河矀などがある。 銀河矀より倧きい矀を銀河団ずいい、含たれる銀河の数は癟や千単䜍に及ぶ。おずめ座銀河団やかみのけ座銀河団、ヘルクレス座銀河団などがある。 銀河団や銀河矀の䞭では銀河が互いに近くにあるこずもある。我々の䜏む倩の川銀河ずその近くにあるアンドロメダ銀河は40億幎埌には衝突し合䜓するず考えられおいる。このように衝突しお合䜓するこずを単に合䜓ずいい、合䜓した銀河はマヌゞャヌずいう。図はマヌゞャヌの䟋である。合䜓したものも含めお銀河同士が互いに圱響しおいる銀河を盞互䜜甚銀河ずいう。 銀河団や銀河矀の集たりは超銀河団ず呌ばれる。ラニアケア超銀河団やおずめ座超銀河団、局所超銀河団などがある。 超銀河団のようなものは宇宙の倧芏暡構造ずいう。宇宙の倧芏暡構造に぀いおは次の節で詳しく解説する。 右の図は銀河団を光らせたものである。芋おの通り繊維状に繋がっおおり、これを銀河フィラメントずいい、宇宙の倧芏暡構造の䞀぀である。たた、倧きいものはグレヌトりォヌルずもいう。 しかし、銀河フィラメントがある䞀方でその他の空間には䜕も無い空間が広がっおいる。この空間をボむドずいう。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "Main Page > 自然科孊 > 倩文孊 > 宇宙の倧芏暡構造", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "宇宙の倧芏暡構造は銀河よりさらに䞊の構造であり、銀河矀、銀河団、超銀河団...ずいう颚に続いおいく。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "銀河が数十個集たっおできた矀を銀河矀ずいう。倩の川銀河は局所銀河矀に所属し、他にもちょうこくし぀座銀河矀などがある。", "title": "銀河団" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "銀河矀より倧きい矀を銀河団ずいい、含たれる銀河の数は癟や千単䜍に及ぶ。おずめ座銀河団やかみのけ座銀河団、ヘルクレス座銀河団などがある。", "title": "銀河団" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "銀河団や銀河矀の䞭では銀河が互いに近くにあるこずもある。我々の䜏む倩の川銀河ずその近くにあるアンドロメダ銀河は40億幎埌には衝突し合䜓するず考えられおいる。このように衝突しお合䜓するこずを単に合䜓ずいい、合䜓した銀河はマヌゞャヌずいう。図はマヌゞャヌの䟋である。合䜓したものも含めお銀河同士が互いに圱響しおいる銀河を盞互䜜甚銀河ずいう。", "title": "銀河団" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "銀河団や銀河矀の集たりは超銀河団ず呌ばれる。ラニアケア超銀河団やおずめ座超銀河団、局所超銀河団などがある。", "title": "銀河団" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "超銀河団のようなものは宇宙の倧芏暡構造ずいう。宇宙の倧芏暡構造に぀いおは次の節で詳しく解説する。", "title": "銀河団" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "右の図は銀河団を光らせたものである。芋おの通り繊維状に繋がっおおり、これを銀河フィラメントずいい、宇宙の倧芏暡構造の䞀぀である。たた、倧きいものはグレヌトりォヌルずもいう。", "title": "宇宙の倧芏暡構造" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "しかし、銀河フィラメントがある䞀方でその他の空間には䜕も無い空間が広がっおいる。この空間をボむドずいう。", "title": "宇宙の倧芏暡構造" } ]
Main Page > 自然科孊 > 倩文孊 > 宇宙の倧芏暡構造 宇宙の倧芏暡構造は銀河よりさらに䞊の構造であり、銀河矀、銀河団、超銀河団...ずいう颚に続いおいく。
{{Pathnav|Main Page|自然科孊|倩文孊}} {{Wikipedia}} '''宇宙の倧芏暡構造'''は銀河よりさらに䞊の構造であり、銀河矀、銀河団、超銀河団...ずいう颚に続いおいく。 == 銀河団 == === 銀河矀 === 銀河が数十個集たっおできた矀を'''銀河矀'''ずいう。倩の川銀河は'''局所銀河矀'''に所属し、他にもちょうこくし぀座銀河矀などがある。 === 銀河団 === 銀河矀より倧きい矀を'''銀河団'''ずいい、含たれる銀河の数は癟や千単䜍に及ぶ。おずめ座銀河団やかみのけ座銀河団、ヘルクレス座銀河団などがある。 === 盞互䜜甚銀河 === [[ファむル:Antennae 1997-34-a-full.jpg|thumb|right|250px|NGC 4038ずNGC 4039。珟圚、衝突の最䞭である。]] 銀河団や銀河矀の䞭では銀河が互いに近くにあるこずもある。我々の䜏む倩の川銀河ずその近くにあるアンドロメダ銀河は40億幎埌には衝突し合䜓するず考えられおいる。このように衝突しお合䜓するこずを単に'''合䜓'''ずいい、合䜓した銀河は'''マヌゞャヌ'''ずいう。図はマヌゞャヌの䟋である。合䜓したものも含めお銀河同士が互いに圱響しおいる銀河を'''盞互䜜甚銀河'''ずいう。 === 超銀河団 === 銀河団や銀河矀の集たりは'''超銀河団'''ず呌ばれる。ラニアケア超銀河団やおずめ座超銀河団、局所超銀河団などがある。 超銀河団のようなものは'''宇宙の倧芏暡構造'''ずいう。宇宙の倧芏暡構造に぀いおは次の節で詳しく解説する。 == 宇宙の倧芏暡構造 == [[ファむル:Large-scale structure of light distribution in the universe.jpg|thumb|right|250px|銀河フィラメントのコンピュヌタによるモデル。Andrew PontzenずHiranya Peirisらにより䜜成。]] 右の図は銀河団を光らせたものである。芋おの通り繊維状に繋がっおおり、これを'''銀河フィラメント'''ずいい、宇宙の倧芏暡構造の䞀぀である。たた、倧きいものは'''グレヌトりォヌル'''ずもいう。 しかし、銀河フィラメントがある䞀方でその他の空間には䜕も無い空間が広がっおいる。この空間を'''ボむド'''ずいう。 {{デフォルト゜ヌト:うちゆうのたいきほこうそう}} [[Category:銀河ず倧宇宙]]
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2021-06-10T01:55:57Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E6%A7%8B%E9%80%A0
26,823
宇宙の膚匵ずビッグバン
Main Page > 自然科孊 > 倩文孊 > 宇宙の膚匵ずビッグバン 宇宙の膚匵ずビッグバンでは宇宙論の䞭でも基瀎の分野ずされる宇宙の膚匵ずビッグバンに぀いお扱う。 倩䜓の距離の枬定ではハッブル-ルメヌトルの法則を玹介した。゚ドりィン・ハッブルは遠い銀河ほど埌退速床が倧きいこずを芋぀けた。これは宇宙が膚匵しおいるこずを瀺しおいる。 しかし、これは宇宙膚匵の䞭心が地球であるこずは瀺しおいない。䟋えば仮に宇宙が点Aを䞭心に膚匵しおいるずするず地球はAから離れおいく。そうするず他の星ずの䜍眮関係もズレが生じるためそれが埌退速床ずしお芳枬される。぀たり、埌退速床を宇宙の膚匵する䞭心からの距離ず考えおはいけない。 そしお今膚匵が起こっおいるず分かっおいるが、今膚匵しおいるずいうこずは宇宙のいちばん初期の頃のずおも小さい点が膚匵しお今に至ったずいうこずが考えられる。この小さい点から倧爆発が起こり、宇宙の膚匵が始たっおいったずいうこずをビッグバンずいう。ビッグバンはただ理論䞊のこずであり、この理論はビッグバン宇宙論ず蚀われる。これを初めお提案したのはゞョヌゞ・ガモフである。䜙談だがこのビッグバンずいう名称はこれに反察するフレッド・ホむルが揶揄しお぀けた名前であるが逆にこれが皮肉ずなっおしたったのは有名である。 ビッグバン初期はこの小さい点に密集しおいたず考えられるため密床ず枩床はかなり高いはずである。その頃にはヘリりムの元玠合成が行われ、今の重量比24%ずほが同じになった(原子数の比では8%である)。この元玠合成のこずをビッグバン元玠合成ずいう。ビッグバン元玠合成ではリチりム皋床たでの軜元玠しか䜜られおおらず、埌に恒星で栞融合反応が起こるこずによっお我々にずっお身近な炭玠や窒玠、酞玠などが䜜られおいった。 ビッグバンから38䞇幎埌になるず枩床は絶察枩床で玄3000Kになった。それより前には陜子(氎玠むオン)、ヘリりム原子栞、電子がそれぞれ電離した状態であった。するず光のもずずなる光子ずいう玠粒子は電子により散乱させられおいたため、盎進するこずができなかった。3000Kにもなるず電離しおいたものが結合し光子は電子の圱響を受けなくなるようになった。これを宇宙の晎れ䞊がりずいう。 宇宙の晎れ䞊がりの時点では枩床が3000Kだったが珟圚たでに膚匵は続いおいるため、珟圚の宇宙の枩床は2.7Kほどずなっおいる。りィヌンの倉䜍則によるず 2.7 × λ = 2.9 × 10 よりλ ≒ 1.07 × 10 m これは玄1mmの波長であり、マむクロ波を攟射しおいるずいうこずである。この宇宙空間を満たしおいる玄2.7Kの攟射のこずを宇宙マむクロ波背景攟射、たたは単に宇宙背景攟射ずいう。狭矩ではどちらの単語もビッグバンに由来する背景攟射であるが、宇宙背景攟射の方は広矩では掻動銀河に由来するX線の背景攟射などを含めお宇宙背景攟射ずいうこずがあるので宇宙マむクロ波背景攟射の方が誀解がない。 宇宙マむクロ波背景攟射は2.7Kず先述したが、10䞇分の1皋床枩床に差がある。これを枩床ゆらぎずいう。宇宙マむクロ波背景攟射の枩床ゆらぎはCOBEやWMAPなどにより蚈枬された。 ビッグバン理論によるず宇宙は膚匵し続けおいるのだから宇宙は無限ではないず蚀える。しかし、昔は宇宙は無限であるずいうこずが信じられおいた。これに疑問を投げかけたので有名なのがオルバヌスである。オルバヌスは宇宙は無限であれば倜も星が空を埋め尜くすので明るいはずであるず思った。これはオルバヌスのパラドックスず蚀われる。
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{{Pathnav|Main Page|自然科孊|倩文孊}} '''宇宙の膚匵ずビッグバン'''では宇宙論の䞭でも基瀎の分野ずされる宇宙の膚匵ずビッグバンに぀いお扱う。 == 膚匵ずその始たり == [[倩䜓の距離の枬定]]ではハッブル-ルメヌトルの法則を玹介した。゚ドりィン・ハッブルは遠い銀河ほど埌退速床が倧きいこずを芋぀けた。これは宇宙が膚匵しおいるこずを瀺しおいる。 しかし、これは宇宙膚匵の䞭心が地球であるこずは瀺しおいない。䟋えば仮に宇宙が点Aを䞭心に膚匵しおいるずするず地球はAから離れおいく。そうするず他の星ずの䜍眮関係もズレが生じるためそれが埌退速床ずしお芳枬される<ref group=泚>実は宇宙は䞀様で等方的だずいう'''宇宙原理'''により䞭心を決めるこずができないのでこの説明は間違っおいるのだが膚匵のむメヌゞず地球が䞭心ではないずいうこずを䌝えるためにあえおこのような説明をしおいる。</ref>。぀たり、埌退速床を宇宙の膚匵する䞭心からの距離ず考えおはいけない。 そしお今膚匵が起こっおいるず分かっおいるが、今膚匵しおいるずいうこずは宇宙のいちばん初期の頃のずおも小さい点が膚匵しお今に至ったずいうこずが考えられる。この小さい点から倧爆発が起こり、宇宙の膚匵が始たっおいったずいうこずを'''ビッグバン'''<ref group=泚>ビッグバンをビックバンず綎り誀る人もいるが、ふ぀うはビッグバンなので間違えないように。</ref>ずいう。ビッグバンはただ理論䞊のこずであり、この理論は'''ビッグバン宇宙論'''ず蚀われる。これを初めお提案したのは'''ゞョヌゞ・ガモフ'''である。䜙談だがこのビッグバンずいう名称はこれに反察するフレッド・ホむルが揶揄しお぀けた名前であるが逆にこれが皮肉ずなっおしたったのは有名である。 ビッグバン初期はこの小さい点に密集しおいたず考えられるため密床ず枩床はかなり高いはずである。その頃にはヘリりムの元玠合成が行われ、今の重量比24%ずほが同じになった(原子数の比では8%である)。この元玠合成のこずを'''ビッグバン元玠合成'''ずいう。ビッグバン元玠合成ではリチりム皋床たでの軜元玠しか䜜られおおらず、埌に[[恒星]]で栞融合反応が起こるこずによっお我々にずっお身近な炭玠や窒玠、酞玠などが䜜られおいった。 == 宇宙背景攟射 == ビッグバンから38䞇幎埌になるず枩床は絶察枩床で玄3000Kになった。それより前には陜子(氎玠むオン)、ヘリりム原子栞、電子がそれぞれ電離した状態であった。するず光のもずずなる光子ずいう玠粒子は電子により散乱させられおいたため、盎進するこずができなかった。3000Kにもなるず電離しおいたものが結合し光子は電子の圱響を受けなくなるようになった。これを'''宇宙の晎れ䞊がり'''ずいう。 宇宙の晎れ䞊がりの時点では枩床が3000Kだったが珟圚たでに膚匵は続いおいるため、珟圚の宇宙の枩床は2.7Kほどずなっおいる。[[恒星#恒星の枩床|りィヌンの倉䜍則]]によるず 2.7 &times; &lambda; = 2.9 &times; 10<sup>-3</sup> より&lambda; ≒ 1.07 &times; 10<sup>-3</sup> m これは玄1mmの波長であり、マむクロ波を攟射しおいるずいうこずである。この宇宙空間を満たしおいる玄2.7Kの攟射のこずを'''宇宙マむクロ波背景攟射'''、たたは単に'''宇宙背景攟射'''ずいう。狭矩ではどちらの単語もビッグバンに由来する背景攟射であるが、宇宙背景攟射の方は広矩では掻動銀河に由来するX線の背景攟射などを含めお宇宙背景攟射ずいうこずがあるので宇宙マむクロ波背景攟射の方が誀解がない。 [[ファむル:Ilc 9yr moll4096.png|thumb|right|250px|宇宙マむクロ波背景攟射の図。WMAP補䜜。]] 宇宙マむクロ波背景攟射は2.7Kず先述したが、10䞇分の1皋床枩床に差がある。これを'''枩床ゆらぎ'''ずいう。宇宙マむクロ波背景攟射の枩床ゆらぎはCOBEやWMAPなどにより蚈枬された。 == 宇宙ず無限 == ビッグバン理論によるず宇宙は膚匵し続けおいるのだから宇宙は無限ではないず蚀える。しかし、昔は宇宙は無限であるずいうこずが信じられおいた。これに疑問を投げかけたので有名なのがオルバヌスである。オルバヌスは宇宙は無限であれば倜も星が空を埋め尜くすので明るいはずであるず思った。これは'''オルバヌスのパラドックス'''ず蚀われる。 == 脚泚 == {{reflist|group=泚}} {{デフォルト゜ヌト:うちゆうのほうちようずひ぀くはん}} [[Category:銀河ず倧宇宙]]
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2020-05-05T08:35:33Z
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ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期/カルりス
ガヌむりス・リキニりス・マケル・カルりス(Gaius Licinius Macer Calvus:前82-47幎)は、ロヌマ共和制末期の匁論家・詩人。匁論においおは#キケロヌに劣らぬ名声があり、詩人ずしおも#カトゥッルスず䞊ぶほどであったが、その䜜品はわずかな断片が残るのみである。 共和制末期の幎代蚘䜜家#リキニりス・マケルの息子ずしお、リキニりス氏族のマケル家に生たれた。添え名のカルりス(Calvus)は「犿げ頭」の意味。 #カトゥッルスず䞊び称されるほどの詩䜜の才胜があり、恋愛詩人ずしお称えられたが、その䜜品はわずかな断片が残るのみである。カトゥッルスずは個人的にも芪亀があり、芞術的立堎のみならず政治的立堎も共有し、ずもにカ゚サルらぞの攻撃的な諷刺詩を執筆した(カ゚サルずは埌に和解)。 カルりスの匁論は、叀兞期アッティカ散文を暡範ずし、簡朔か぀平明な衚珟を理想ずするアッティカ颚匁論䜓 ず称されるものであった。匁論家ずしお成長するず、#キケロヌず互いの文䜓をけなし合い、キケロヌに劣らぬ評䟡を埗た。圌がキケロヌを「圢匏に欠け、饒舌」ずけなすず、キケロヌはカルりスを「無味也燥で血が通わない(生気を欠く)」ず応じた。たた、前54幎にカ゚サルの郚䞋プヌブリりス・りァティニりス(前法務官)を収賄眪で蚎远したが、この有名な裁刀ではキケロヌがりァティニりスの匁護を匕き受けた。 カルりスは、生来、病匱か぀小柄であり、このため30代半ばで他界した。
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__notoc__ {| class="wikitable" |- | style="height:5em; width:50em; background-color:#ffffcc;" | <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:30pt;color:#990033;text-align:center;">C・LICINIVS・MACER・CALVVS</div> |} '''ガヌむりス・リキニりス・マケル・カルりス'''[[w:en:Licinius Macer Calvus|Gaius Licinius Macer Calvus]]前82-47幎は、ロヌマ共和制末期の匁論家・詩人。匁論においおは[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|#キケロヌ]]に劣らぬ名声があり、詩人ずしおも[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#カトゥッルス|#カトゥッルス]]ず䞊ぶほどであったが、その䜜品はわずかな断片が残るのみである。 共和制末期の幎代蚘䜜家[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#リキニりス・マケル|#リキニりス・マケル]]の息子ずしお、リキニりス氏族のマケル家に生たれた。添え名のカルりス[[wikt:en:calvus|Calvus]]は「犿げ頭」の意味。 ;詩人ずしお [[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#カトゥッルス|#カトゥッルス]]ず䞊び称されるほどの詩䜜の才胜があり、恋愛詩人ずしお称えられたが、その䜜品はわずかな断片が残るのみである。カトゥッルスずは個人的にも芪亀があり<ref>カトゥッルス『詩集』第96歌</ref>、芞術的立堎のみならず政治的立堎も共有し、ずもにカ゚サルらぞの攻撃的な諷刺詩を執筆したカ゚サルずは埌に和解。 ;匁論家ずしお カルりスの匁論は、叀兞期アッティカ散文を暡範ずし、簡朔か぀平明な衚珟を理想ずする'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#アッティカ颚匁論䜓|アッティカ颚匁論䜓]]''' ず称されるものであった。匁論家ずしお成長するず、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|#キケロヌ]]<ref>カルりスの父[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#リキニりス・マケル|#リキニりス・マケル]]は、キケロヌによっお蚎远された挙句、自害しおいる。</ref>ず互いの文䜓をけなし合い、キケロヌに劣らぬ評䟡を埗た。圌がキケロヌを「圢匏に欠け、饒舌」ずけなすず、キケロヌはカルりスを「無味也燥で血が通わない生気を欠く」ず応じた。たた、前54幎にカ゚サルの郚䞋[[w:プブリりス・りァティニりス|プヌブリりス・りァティニりス]]前法務官を収賄眪で蚎远したが、この有名な裁刀ではキケロヌがりァティニりスの匁護を匕き受けた。 カルりスは、生来、病匱か぀小柄であり、このため30代半ばで他界した。 == 脚 泚 == <references /> == 参考文献 == *'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#西掋叀兞孊事兞|西掋叀兞孊事兞2010]]'''の「カルりス、ガヌむりス・リキニりス」詳しい *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#叀代ロヌマ人名事兞|叀代ロヌマ人名事兞1994]]の「カルりス」 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#岩波西掋人名蟞兞|岩波西掋人名蟞兞1981]]の「カルノス」 *[https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%B9-47587 『ブリタニカ囜際倧癟科事兞 小項目事兞』 『䞖界倧癟科事兞 第2版』コトバンク] の「カルりス」 == 関連蚘事 == *[[w:en:Licinius Macer Calvus]] *[[w:fr:Caius Licinius Macer Calvus]] *[[w:de:Gaius Licinius Macer Calvus]] *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期/リキニりス・マケル]] == 関連項目 == *[[ラテン語孊習モゞュヌル]] **'''[[ラテン語の時代区分]]''' **'''[[ラテン文孊]]''' ***'''[[ラテン文孊/ロヌマ文孊の幎衚|/ロヌマ文孊の幎衚]]''' == 倖郚リンク == [[Category:ラテン文孊の䜜家ず著䜜|C]] [[Category:ラテン文孊黄金期|䜜家]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|䜜家]]
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2020-01-08T12:58:37Z
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ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期/リキニりス・マケル
ガヌむりス・リキニりス・マケル(Gaius Licinius Macer:前118/110頃-66頃)は、ロヌマ共和制末期の政治家・匁論家・幎代蚘䜜家。匁論家・詩人の#カルりスの父。 リキニりス氏族のマケル家に生たれ、平民掟の政治家ずなり、前73幎に護民官、前68幎に法務官ずなる。平民掟ガヌむりス・マリりスの子分で、スッラの閥族掟䜓制に察しお平民の䞍満を扇動した。 前66幎、前幎の属州総督任期䞭に䞍正行為のかどで#キケロヌによっお蚎远される。圌自身も有力者であり、有力者クラッススら友人たちの支持を埗おいたので裁刀は無眪ず思い、陪審員たちの投祚䞭なのに垰宅しおしたい、身仕床を敎えお広堎に出かけようずしおいたが、クラッススから有眪刀決を知らされるず自宅に匕き返し、ベッドに寝たたた急死した。財産没収を免れるための自害ずもいう。 匁論家ずしおも名声があった。キケロヌは、リキニりス・マケルの挔説は話題ず構成に優れるが雄匁ず掗緎を欠くず評しおいる(キケロヌは埌に、圌の息子#カルりスずやり合うこずになる)。 ロヌマ建囜以来の『幎代蚘』(Annales)(少なくずも16å·»)を著した。これは、ナヌノヌ・モネヌタ神殿内にあった叀文曞をもずにしたず述べられおいるが、そのほずんどが散逞し、䌝存する匕甚のほずんどは第1・2巻からのものである。その評䟡は、リキニりス氏族の功瞟を誇匵する凡庞な史曞、自分の掟閥の良いようにロヌマ初期の歎史蚘述を歪めお蚘した、などの吊定的な評䟡があり、公的蚘録を史料ずしお甚いお最色を加えぬ著䜜態床ずいう䞭立的な評䟡もある。 幎代蚘䜜家#リヌりィりスやギリシア人史家ハリカルナッ゜スのディオニュシオスもリキニりス・マケルの幎代蚘を参照しおいる。
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__notoc__ {| class="wikitable" |- | style="height:5em; width:50em; background-color:#ffffcc;" | <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:30pt;color:#990033;text-align:center;">C・LICINIVS・MACER</div> |} '''ガヌむりス・リキニりス・マケル'''[[w:la:Gaius Licinius Macer|Gaius Licinius Macer]]前118/110頃<ref>生幎を前118幎頃ずするのは[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#集英瀟䞖界文孊倧事兞|集英瀟䞖界文孊倧事兞1997]]第4巻、高橋宏幞で、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#西掋叀兞孊事兞|西掋叀兞孊事兞2010]]束原國垫は前110幎頃ずするが、諞説あっお、生幎を明蚘しない文献が倚い。</ref>-66頃は、ロヌマ共和制末期の政治家・匁論家・幎代蚘䜜家。匁論家・詩人の[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#カルりス|#カルりス]]の父。 リキニりス氏族のマケル家に生たれ、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#ポプラヌレヌス|平民掟]]の政治家ずなり、前73幎に[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#トリブヌヌス・プレヌビス|護民官]]、前68幎に[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#プラ゚トル|法務官]]ずなる。平民掟[[w:ガむりス・マリりス|ガヌむりス・マリりス]]の[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#クリ゚ヌンテス|子分]]で、[[w:ルキりス・コルネリりス・スッラ|スッラ]]の[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#オプティマヌテヌス|閥族掟]]䜓制に察しお[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#プレヌプス|平民]]の䞍満を扇動した。 ;キケロヌに蚎远され、急死 前66幎、前幎の属州総督任期䞭に䞍正行為のかどで[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|#キケロヌ]]によっお蚎远される。圌自身も有力者であり、有力者[[w:マルクス・リキニりス・クラッスス|クラッスス]]ら友人たちの支持を埗おいたので裁刀は無眪ず思い、陪審員たちの投祚䞭なのに垰宅しおしたい、身仕床を敎えお広堎に出かけようずしおいたが、クラッススから有眪刀決を知らされるず自宅に匕き返し、ベッドに寝たたた急死した<ref>リキニりス・マケルがキケロヌから蚎远されお急死する顛末に぀いおは、プルヌタルコスの察比列䌝「キケロヌ」などが詳しい。</ref >。財産没収を免れるための自害ずもいう。 ;匁論家ずしお 匁論家ずしおも名声があった。キケロヌは、リキニりス・マケルの挔説は話題ず構成に優れるが雄匁ず掗緎を欠くず評しおいるキケロヌは埌に、圌の息子[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#カルりス|#カルりス]]ずやり合うこずになる。 ;幎代蚘 ロヌマ建囜以来の『'''幎代蚘'''』Annales少なくずも16å·»<ref> [[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#西掋叀兞孊事兞|西掋叀兞孊事兞2010]]は「少なくずも21巻」ずするが、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#Hazel:Who's Who in the Roman World|Hazel:Who's Who in the Roman World2002]]は“at least sixteen books” ずしおいる。</ref>を著した。これは、[[w:ナヌノヌ|ナヌノヌ]]・[[w:モネヌタ|モネヌタ]]神殿内にあった叀文曞をもずにしたず述べられおいるが、そのほずんどが散逞し、䌝存する匕甚のほずんどは第12巻からのものである。その評䟡は、リキニりス氏族の功瞟を誇匵する<ref>りィキペディアの蚘事「[[w:ガむりス・リキニりス・ストロ#珟代の芋方|ガヌむりス・リキニりス・ストロ]]」では、[[w:リキニりス・セクスティりス法|リキニりス・セクスティりス法]]の提案者の䞀人ずされる[[w:ガむりス・リキニりス・ストロ|ガむりス・リキニりス・ストロ]]に぀いおの幎代蚘䜜家[[w:ティトゥス・リりィりス|リりィりス]]の蚘述は、リキニりス・マケルの幎代蚘に䟝拠しおいるず思われ、リキニりス・マケルは自身の祖先の業瞟を粉食しおいる可胜性があるこずが指摘されおいる。</ref>凡庞な史曞<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#岩波西掋人名蟞兞|岩波西掋人名蟞兞1981]]の「リキニりス 2)」</ref>、自分の掟閥の良いようにロヌマ初期の歎史蚘述を歪めお蚘した<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#叀代ロヌマ人名事兞|バりダヌ 叀代ロヌマ人名事兞1994]]の「マケル」</ref>、などの吊定的な評䟡があり、公的蚘録を史料ずしお甚いお最色を加えぬ著䜜態床<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#集英瀟䞖界文孊倧事兞|集英瀟䞖界文孊倧事兞1996]]の「マケル」高橋宏幞</ref>ずいう䞭立的な評䟡もある。 幎代蚘䜜家[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#リヌりィりス|#リヌりィりス]]やギリシア人史家[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連人物解説#ハリカルナッ゜スのディオニュシオス|ハリカルナッ゜スのディオニュシオス]]もリキニりス・マケルの幎代蚘を参照しおいる<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#Hazel:Who's Who in the Roman World|Hazel:Who's Who in the Roman World2002]]の「Macer 3.」を参照。</ref>。 == 脚 泚 == <references /> == 参考文献 == *'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#西掋叀兞孊事兞|西掋叀兞孊事兞2010]]'''の「リキニりス ②ガヌむりス・リキニりス・マケル」 *'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#集英瀟䞖界文孊倧事兞|集英瀟䞖界文孊倧事兞1997]]'''第4巻の「<big>マケル</big> <small>ガむナス・リキニりス</small>」高橋宏幞 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#岩波西掋人名蟞兞|岩波西掋人名蟞兞1981]]の「リキニりス 2)」 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#叀代ロヌマ人名事兞|叀代ロヌマ人名事兞1994]]の「マケル」 *'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#Hazel:Who's Who in the Roman World|Hazel:Who's Who in the Roman World2002]]'''の「Macer 3.」 === 関連史料 === *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連人物解説#プルヌタルコス|プルヌタルコス]]の『察比列䌝』の「キケロヌ」9節 **邊蚳『プルタルコス英雄䌝 䞋』村川堅倪郎 線、[[w:筑摩曞房|筑摩曞房]]ちくた孊芞文庫のp.283-284 **:リキニりス・マケルがキケロヌから蚎远されお急死する顛末が蚀及されおいる。 == 関連蚘事 == *[[w:en:Licinius Macer]] *[[w:fr:Caius Licinius Macer]] *[[w:de:Gaius Licinius Macer]] *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期/カルりス]] == 関連項目 == *[[ラテン語孊習モゞュヌル]] **'''[[ラテン語の時代区分]]''' **'''[[ラテン文孊]]''' ***'''[[ラテン文孊/ロヌマ文孊の幎衚|/ロヌマ文孊の幎衚]]''' == 倖郚リンク == [[Category:ラテン文孊の䜜家ず著䜜|L]] [[Category:ラテン文孊黄金期|䜜家]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|䜜家]]
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2020-01-08T12:59:12Z
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ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期/ホルテヌンシりス
クゥむヌントゥス・ホルテヌンシりス・ホルタルス(Quintus Hortensius Hortalus:前114-50)は、ロヌマ共和制末期の政治家・法埋家・匁論家・詩人。ロヌマにおける法廷匁論の第䞀人者で、#キケロヌの奜敵手ずしお知られる。 出自のホルテヌンシりス氏族は、平民系だが早くから高官を茩出した名門の顕職貎族。圌も、家柄を誇る兞型的な名門貎族で、閥族掟の指導者の䞀人。前80幎に財務官、前75幎に按察官、前72幎に法務官、前69幎に執政官ずロヌマ囜家の芁職を歎任した。名門貎族ずしお巚䞇の富を築き、莅沢な生掻を奜んだ。たた、矎術品収集家でもあった。 前95幎に匁論で名を銳せお以来、40幎以䞊にわたっお法曹界で掻躍。卓越した匁論の才胜で名高く、#キケロヌが政界に登堎したずきには、すでに長らくロヌマにおける法曹界・法廷匁論の第䞀人者ず芋なされおいた。 䞊はずれた蚘憶力や挔技の才胜を持ち、それらの才胜を匁論に生かした。圌の匁論は、華矎な装食・矎蟞麗句に秀で、芝居がかった蚀葉や身振りを凝らしたアシア颚の匁論であった。 ホルテヌンシりスず新進気鋭のキケロヌは、しばしば裁刀においお察決した。前70幎、シキリア属州民が前属州総督ガヌむりス・リキニりス・りェッレヌス(Gaius Licinius Verres)を収賄や搟取などのかどで告蚎するず、キケロヌは原告偎匁護士ずなり、りェッレヌスず芪亀があったホルテヌンシりスは被告偎匁護人ずなっお法廷で争った。このずきのキケロヌの有名な法廷匁論『りェッレヌス匟功挔説』(In Verrem)によっおホルテヌンシりスはキケロヌに屈し、その声望は䞋り始め、法廷匁論の第䞀人者の座をキケロヌに譲り枡した。しかし、その埌はラビヌリりスの匁護などでキケロヌずよく共同しお数倚くの匁論を行い、生涯にわたり䞀流の匁論家であり続け、閥族掟ずしお政界の重鎮であり続けた。キケロヌずは友人になった。没埌、キケロヌが叀今の匁論家を抂芳した著䜜『ブルトゥス』(Brutus)においお賞賛されおいる。 詩䜜(恋愛詩)でも知られ、たたむタリア同盟垂戊争の幎代蚘をおそらく詩の圢匏で著したが、それらは散逞しお残っおいない。匁論に぀いおも断片しか残っおいない。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "クゥむヌントゥス・ホルテヌンシりス・ホルタルス(Quintus Hortensius Hortalus:前114-50)は、ロヌマ共和制末期の政治家・法埋家・匁論家・詩人。ロヌマにおける法廷匁論の第䞀人者で、#キケロヌの奜敵手ずしお知られる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "出自のホルテヌンシりス氏族は、平民系だが早くから高官を茩出した名門の顕職貎族。圌も、家柄を誇る兞型的な名門貎族で、閥族掟の指導者の䞀人。前80幎に財務官、前75幎に按察官、前72幎に法務官、前69幎に執政官ずロヌマ囜家の芁職を歎任した。名門貎族ずしお巚䞇の富を築き、莅沢な生掻を奜んだ。たた、矎術品収集家でもあった。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "前95幎に匁論で名を銳せお以来、40幎以䞊にわたっお法曹界で掻躍。卓越した匁論の才胜で名高く、#キケロヌが政界に登堎したずきには、すでに長らくロヌマにおける法曹界・法廷匁論の第䞀人者ず芋なされおいた。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "䞊はずれた蚘憶力や挔技の才胜を持ち、それらの才胜を匁論に生かした。圌の匁論は、華矎な装食・矎蟞麗句に秀で、芝居がかった蚀葉や身振りを凝らしたアシア颚の匁論であった。", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ホルテヌンシりスず新進気鋭のキケロヌは、しばしば裁刀においお察決した。前70幎、シキリア属州民が前属州総督ガヌむりス・リキニりス・りェッレヌス(Gaius Licinius Verres)を収賄や搟取などのかどで告蚎するず、キケロヌは原告偎匁護士ずなり、りェッレヌスず芪亀があったホルテヌンシりスは被告偎匁護人ずなっお法廷で争った。このずきのキケロヌの有名な法廷匁論『りェッレヌス匟功挔説』(In Verrem)によっおホルテヌンシりスはキケロヌに屈し、その声望は䞋り始め、法廷匁論の第䞀人者の座をキケロヌに譲り枡した。しかし、その埌はラビヌリりスの匁護などでキケロヌずよく共同しお数倚くの匁論を行い、生涯にわたり䞀流の匁論家であり続け、閥族掟ずしお政界の重鎮であり続けた。キケロヌずは友人になった。没埌、キケロヌが叀今の匁論家を抂芳した著䜜『ブルトゥス』(Brutus)においお賞賛されおいる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "詩䜜(恋愛詩)でも知られ、たたむタリア同盟垂戊争の幎代蚘をおそらく詩の圢匏で著したが、それらは散逞しお残っおいない。匁論に぀いおも断片しか残っおいない。", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "関連蚘事" } ]
クゥむヌントゥス・ホルテヌンシりス・ホルタルスは、ロヌマ共和制末期の政治家・法埋家・匁論家・詩人。ロヌマにおける法廷匁論の第䞀人者で、#キケロヌの奜敵手ずしお知られる。 出自のホルテヌンシりス氏族は、平民系だが早くから高官を茩出した名門の顕職貎族。圌も、家柄を誇る兞型的な名門貎族で、閥族掟の指導者の䞀人。前80幎に財務官、前75幎に按察官、前72幎に法務官、前69幎に執政官ずロヌマ囜家の芁職を歎任した。名門貎族ずしお巚䞇の富を築き、莅沢な生掻を奜んだ。たた、矎術品収集家でもあった。 前95幎に匁論で名を銳せお以来、40幎以䞊にわたっお法曹界で掻躍。卓越した匁論の才胜で名高く、#キケロヌが政界に登堎したずきには、すでに長らくロヌマにおける法曹界・法廷匁論の第䞀人者ず芋なされおいた。 䞊はずれた蚘憶力や挔技の才胜を持ち、それらの才胜を匁論に生かした。圌の匁論は、華矎な装食・矎蟞麗句に秀で、芝居がかった蚀葉や身振りを凝らしたアシア颚の匁論であった。 ホルテヌンシりスず新進気鋭のキケロヌは、しばしば裁刀においお察決した。前70幎、シキリア属州民が前属州総督ガヌむりス・リキニりス・りェッレヌスを収賄や搟取などのかどで告蚎するず、キケロヌは原告偎匁護士ずなり、りェッレヌスず芪亀があったホルテヌンシりスは被告偎匁護人ずなっお法廷で争った。このずきのキケロヌの有名な法廷匁論『りェッレヌス匟功挔説』によっおホルテヌンシりスはキケロヌに屈し、その声望は䞋り始め、法廷匁論の第䞀人者の座をキケロヌに譲り枡した。しかし、その埌はラビヌリりスの匁護などでキケロヌずよく共同しお数倚くの匁論を行い、生涯にわたり䞀流の匁論家であり続け、閥族掟ずしお政界の重鎮であり続けた。キケロヌずは友人になった。没埌、キケロヌが叀今の匁論家を抂芳した著䜜『ブルトゥス』Brutusにおいお賞賛されおいる。 詩䜜恋愛詩でも知られ、たたむタリア同盟垂戊争の幎代蚘をおそらく詩の圢匏で著したが、それらは散逞しお残っおいない。匁論に぀いおも断片しか残っおいない。
__notoc__ {| class="wikitable" |- | style="height:5em; width:50em; background-color:#ffffcc;" | <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:30pt;color:#990033;text-align:center;">Q・HORTENSIVS・HORTALVS</div> |} '''クゥむヌントゥス・ホルテヌンシりス・ホルタルス'''[[w:la:Quintus Hortensius Hortalus|Quintus Hortensius Hortalus]]前114-50は、ロヌマ共和制末期の政治家・法埋家・匁論家・詩人。ロヌマにおける法廷匁論の第䞀人者で、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|#キケロヌ]]の奜敵手ずしお知られる。 ;閥族掟の貎族政治家 出自のホルテヌンシりス氏族<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#西掋叀兞孊事兞|西掋叀兞孊事兞2010]]の「ホルテヌンシりス氏」などを参照。</ref>は、平民系だが早くから高官を茩出した名門の[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#ノヌビレヌス|顕職貎族]]。圌も、家柄を誇る兞型的な名門貎族で、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#オプティマヌテヌス|閥族掟]]の指導者の䞀人。前80幎に[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#クァ゚ストル|財務官]]、前75幎に[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#ア゚ディヌリス|按察官]]、前72幎に[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#プラ゚トル|法務官]]、前69幎に[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#コヌンスル|執政官]]ずロヌマ囜家の芁職を歎任した。名門貎族ずしお巚䞇の富を築き、莅沢な生掻を奜んだ。たた、矎術品収集家でもあった。 ;法廷匁論の第䞀人者 前95幎に匁論で名を銳せお以来、40幎以䞊にわたっお法曹界で掻躍。卓越した匁論の才胜で名高く、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|#キケロヌ]]が政界に登堎したずきには、すでに長らくロヌマにおける法曹界・法廷匁論の第䞀人者ず芋なされおいた。 ;匁論のスタむル 䞊はずれた蚘憶力や挔技の才胜を持ち、それらの才胜を匁論に生かした。圌の匁論は、華矎な装食・矎蟞麗句に秀で、芝居がかった蚀葉や身振りを凝らした[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#アシア颚匁論䜓|アシア颚の匁論]]であった。 ;キケロヌずの察決・芪亀りェッレヌス裁刀 ホルテヌンシりスず新進気鋭のキケロヌは、しばしば裁刀においお察決した。前70幎、シキリア属州民が前属州総督ガヌむりス・リキニりス・りェッレヌス[[w:la:Gaius Licinius Verres|Gaius Licinius Verres]]を収賄や搟取などのかどで告蚎するず、キケロヌは原告偎匁護士ずなり、りェッレヌスず芪亀があったホルテヌンシりスは被告偎匁護人ずなっお法廷で争った。このずきのキケロヌの有名な法廷匁論『'''りェッレヌス匟功挔説'''』[[w:la:Orationes Verrinae|In Verrem]]によっおホルテヌンシりスはキケロヌに屈し、その声望は䞋り始め、法廷匁論の第䞀人者の座をキケロヌに譲り枡した。しかし、その埌は[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連人物解説#ラビヌリりス|ラビヌリりス]]の匁護などでキケロヌずよく共同しお数倚くの匁論を行い、生涯にわたり䞀流の匁論家であり続け、閥族掟ずしお政界の重鎮であり続けた。キケロヌずは友人になった。没埌、キケロヌが叀今の匁論家を抂芳した著䜜『'''ブルトゥス'''』[[w:la:Brutus (Cicero)|Brutus]]においお賞賛されおいる<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#キケロ|キケロ (グリマル,1993)]] p.107などを参照。</ref>。 ;恋愛詩や幎代蚘を著す 詩䜜恋愛詩でも知られ、たた[[w:同盟垂戊争|むタリア同盟垂戊争]]の幎代蚘をおそらく詩の圢匏で著したが、それらは散逞しお残っおいない。匁論に぀いおも断片しか残っおいない。 == 脚 泚 == <references /> == 参考文献 == *'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#西掋叀兞孊事兞|西掋叀兞孊事兞2010]]'''の「ホルテヌンシりス ②」 *'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#集英瀟䞖界文孊倧事兞|集英瀟䞖界文孊倧事兞1997]]第4巻'''の「<big>ホルテンシりス</big><small>・ホルタルス クゥむントゥス</small>」岩厎務 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#新朮䞖界文孊蟞兞|新朮䞖界文孊蟞兞1990]]の「ホルテヌンシりス・ホルタルス」沓掛良圊 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#岩波西掋人名蟞兞|岩波西掋人名蟞兞1981]]の「ホルテンシりス 2)」 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#叀代ロヌマ人名事兞|叀代ロヌマ人名事兞1994]]の「ホルテンシりス」 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#物語叀代ギリシア・ロヌマ人物地名事兞|物語叀代ギリシア・ロヌマ人物地名事兞2008]]の「ホルテンシりス(2)」 *[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#ラテン文孊史|ラテン文孊史1966]]のp.55,60等 == 関連蚘事 == *[[w:en:Quintus Hortensius]] *[[w:fr:Quintus Hortensius Hortalus]] *[[w:de:Quintus Hortensius Hortalus]] == 関連項目 == *[[ラテン語孊習モゞュヌル]] **'''[[ラテン語の時代区分]]''' **'''[[ラテン文孊]]''' ***'''[[ラテン文孊/ロヌマ文孊の幎衚|/ロヌマ文孊の幎衚]]''' == 倖郚リンク == [[Category:ラテン文孊の䜜家ず著䜜|H]] [[Category:ラテン文孊黄金期|䜜家]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|䜜家]]
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2020-01-16T15:28:59Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%81%A8%E8%91%97%E4%BD%9C/%E9%BB%84%E9%87%91%E6%9C%9F/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%82%B9
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ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説
ここでは、ラテン文孊の䜜家ず著䜜を解説する䞊で補足説明が必芁ず思われる事項に぀いお解説する。 ア゚ディヌリス(aedÄ«lis、造営官、按察官) ゚クィテヌス(equitēs=equesの耇数圢、階士) オプティマヌテヌス(optimātēs=optimāsの耇数圢、閥族掟、門閥掟) クァ゚ストル(quaestor、財務官) クリ゚ンテヌス(clientēs=cliēnsの耇数圢、被保護者、庇護民、子分) ⇒#クリ゚ンテヌラを芋よ。 クリ゚ンテヌラ(clientēla、庇護関係、埓属関係)は、#クリ゚ンテヌス(被保護者)偎から芋た#パトロヌヌス(保護者)ずの保護・隷属関係を指す。#パトロヌキニりム(patrōcinium)の逆。 コヌンスル(cōnsul、執政官) トリブヌヌス・プレヌビス (tribÅ«nus plēbis、護民官) ノヌビレヌス(nōbilēs=nōbilisの耇数圢) パトリキヌ (patriciÄ«=patriciusの耇数圢、パトリキ) パトロヌヌス(patrōnus、保護者、庇護者) ⇒#パトロヌキニりムを芋よ。 パトロヌキニりム(patrōcinium、保護、庇護)は、#パトロヌヌス(保護者)偎から芋た#クリ゚ンテヌス(被保護者)ずの保護・隷属関係を指す。#クリ゚ンテヌラ(clientēla)の逆。 プラ゚トル(praetor、法務官) プレヌプス(plēbs、平民、プレブス) ポプラヌレヌス(populārēs=populārisの耇数圢、平民掟、民衆掟) アシア颚匁論䜓・アシア颚 (矅 genus orationis Asiaticum 、英 Asiatic style、仏 Asianisme、独 Asianismus) は、#キケロヌが#ホルテヌンシりスの挔説を評しお甚いられるようになった匁論の文䜓を指す甚語。#アシア(アゞア)颚に、技巧的な矎蟞麗句を甚いか぀身振りを加えた誇匵に富む煜情的な文䜓。ホルテヌンシりスが代衚ずされる。その反察は#アッティカ颚匁論䜓である。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここでは、ラテン文孊の䜜家ず著䜜を解説する䞊で補足説明が必芁ず思われる事項に぀いお解説する。", "title": "はじめに" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ア゚ディヌリス(aedÄ«lis、造営官、按察官)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "゚クィテヌス(equitēs=equesの耇数圢、階士)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "オプティマヌテヌス(optimātēs=optimāsの耇数圢、閥族掟、門閥掟)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "クァ゚ストル(quaestor、財務官)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "クリ゚ンテヌス(clientēs=cliēnsの耇数圢、被保護者、庇護民、子分) ⇒#クリ゚ンテヌラを芋よ。", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "クリ゚ンテヌラ(clientēla、庇護関係、埓属関係)は、#クリ゚ンテヌス(被保護者)偎から芋た#パトロヌヌス(保護者)ずの保護・隷属関係を指す。#パトロヌキニりム(patrōcinium)の逆。", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "コヌンスル(cōnsul、執政官)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "トリブヌヌス・プレヌビス (tribÅ«nus plēbis、護民官)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "ノヌビレヌス(nōbilēs=nōbilisの耇数圢)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "パトリキヌ (patriciÄ«=patriciusの耇数圢、パトリキ)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "パトロヌヌス(patrōnus、保護者、庇護者) ⇒#パトロヌキニりムを芋よ。", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "パトロヌキニりム(patrōcinium、保護、庇護)は、#パトロヌヌス(保護者)偎から芋た#クリ゚ンテヌス(被保護者)ずの保護・隷属関係を指す。#クリ゚ンテヌラ(clientēla)の逆。", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "プラ゚トル(praetor、法務官)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "プレヌプス(plēbs、平民、プレブス)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "ポプラヌレヌス(populārēs=populārisの耇数圢、平民掟、民衆掟)", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "アシア颚匁論䜓・アシア颚 (矅 genus orationis Asiaticum 、英 Asiatic style、仏 Asianisme、独 Asianismus) は、#キケロヌが#ホルテヌンシりスの挔説を評しお甚いられるようになった匁論の文䜓を指す甚語。#アシア(アゞア)颚に、技巧的な矎蟞麗句を甚いか぀身振りを加えた誇匵に富む煜情的な文䜓。ホルテヌンシりスが代衚ずされる。その反察は#アッティカ颚匁論䜓である。", "title": "叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項" } ]
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== はじめに == ここでは、'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜]]'''を解説する䞊で補足説明が必芁ず思われる事項に぀いお解説する。 == 叀代ロヌマ・ロヌマ文孊の関連事項 == === ロヌマの囜家・瀟䌚の制床 === ==== ア゚ディヌリス ==== {{wikipedia|ア゚ディリス|ア゚ディリス}} ア゚ディヌリス[[wikt:en:aedilis|aedÄ«lis]]、造営官、按察官 ==== 按察官 ==== *[[#ア゚ディヌリス]]を芋よ。 ==== ゚クィテヌス ==== {{wikipedia|゚クィテス|゚クィテス}} ゚クィテヌス[[wikt:en:equites#Latin|equitēs]][[wikt:en:eques#Latin|eques]]の耇数圢、階士 ==== オプティマヌテヌス ==== {{wikipedia|オプティマテス|オプティマテス}} オプティマヌテヌス[[wikt:en:optimates#Latin|optimātēs]][[wikt:en:optimas#Latin|optimās]]の耇数圢、閥族掟、門閥掟 ==== 階士 ==== *[[#゚クィテヌス]]を芋よ。 ==== クァ゚ストル ==== {{wikipedia|クァ゚ストル|クァ゚ストル}} クァ゚ストル[[wikt:en:quaestor#Latin|quaestor]]、財務官 ==== クリ゚ンテヌス ==== {{wikipedia|クリ゚ンテス|クリ゚ンテス}} クリ゚ンテヌス[[wikt:en:clientes#Latin|clientēs]][[wikt:en:cliens#Latin|cliēns]]の耇数圢、被保護者、庇護民、子分 ⇒[[#クリ゚ンテヌラ]]を芋よ。 ==== クリ゚ンテヌラ ==== クリ゚ンテヌラ[[wikt:en:clientela#Latin|clientēla]]、庇護関係、埓属関係は、[[#クリ゚ンテヌス]]被保護者偎から芋た[[#パトロヌヌス]]保護者ずの保護・隷属関係を指す。[[#パトロヌキニりム]]patrōciniumの逆。 ==== 元老院 ==== ==== 元老院議員 ==== ==== 護民官 ==== *[[#トリブヌヌス・プレヌビス]]を芋よ。 ==== コヌンスル ==== {{wikipedia|執政官|執政官}} コヌンスル[[wikt:en:consul#Latin|cōnsul]]、執政官 ==== 財務官 ==== *[[#クァ゚ストル]]を芋よ。 ==== 執政官 ==== *[[#コヌンスル]]を芋よ。 ==== 造営官 ==== *[[#ア゚ディヌリス]]を芋よ。 ==== 属州 ==== ==== 属州総督 ==== ==== トリブヌヌス・プレヌビス ==== {{wikipedia|護民官|護民官}} トリブヌヌス・プレヌビス [[wikt:en:tribunus|tribÅ«nus]] [[wikt:en:plebis|plēbis]]、護民官 ==== ノヌビレヌス ==== {{wikipedia|ノビレス|ノビレス}} ノヌビレヌス[[wikt:en:nobiles|nōbilēs]][[wikt:en:nobilis#Latin|nōbilis]]の耇数圢 ==== パトリキヌ ==== {{wikipedia|パトリキ|パトリキ}} パトリキヌ [[wikt:en:patricii|patriciÄ«]][[wikt:en:patricius#Latin|patricius]]の耇数圢、パトリキ ==== パトロヌヌス ==== パトロヌヌス[[wikt:en:patronus#Latin|patrōnus]]、保護者、庇護者 ⇒[[#パトロヌキニりム]]を芋よ。 ==== パトロヌキニりム ==== パトロヌキニりム[[wikt:en:patrocinium#Latin|patrōcinium]]、保護、庇護は、[[#パトロヌヌス]]保護者偎から芋た[[#クリ゚ンテヌス]]被保護者ずの保護・隷属関係を指す。[[#クリ゚ンテヌラ]]clientēlaの逆。 ==== プラ゚トル ==== {{wikipedia|プラ゚トル|プラ゚トル}} プラ゚トル[[wikt:en:praetor#Latin|praetor]]、法務官 ==== プレヌプス ==== {{wikipedia|プレブス|プレブス}} プレヌプス[[wikt:en:plebs#Latin|plēbs]]、平民、プレブス ==== 法務官 ==== *[[#プラ゚トル]]を芋よ。 ==== ポプラヌレヌス ==== {{wikipedia|ポプラレス|ポプラレス}} ポプラヌレヌス[[wikt:en:populares#Latin|populārēs]][[wikt:en:popularis#Latin|populāris]]の耇数圢、平民掟、民衆掟 === ロヌマの戊争や事件 === ==== むタリア同盟垂戊争 ==== {{wikipedia|同盟垂戊争|同盟垂戊争}} ==== ロヌマ内乱マリりスずスュッラ ==== ==== ロヌマ内乱カ゚サルずポンペむりス ==== === 文孊的事項 === ==== アシア颚匁論䜓 ==== アシア颚匁論䜓<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#叀代ロヌマ人名事兞|叀代ロヌマ人名事兞1994]]の巻末解説では「アゞア颚匁論䜓」ず蚳されおいる。</ref>・アシア颚 矅 genus orationis Asiaticum <ref>[[w:en:Asiatic style]]を参照。</ref>、英 [[w:en:Asiatic style|Asiatic style]]、仏 [[w:fr:Asianisme|Asianisme]]、独 [[w:de:Asianismus|Asianismus]] は、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|#キケロヌ]]が[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#ホルテヌンシりス|#ホルテヌンシりス]]の挔説を評しお甚いられるようになった匁論の文䜓を指す甚語。[[#アシア]]アゞア颚に、技巧的な矎蟞麗句を甚いか぀身振りを加えた誇匵に富む煜情的な文䜓。ホルテヌンシりスが代衚ずされる。その反察は[[#アッティカ颚匁論䜓]]である。<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#叀代ロヌマ人名事兞|叀代ロヌマ人名事兞1994]]の巻末解説「アゞア颚匁論䜓」を参照。</ref> ==== アッティカ颚匁論䜓 ==== ==== ゚レゲむア詩 ==== ==== 幎代蚘 ==== ==== 諷刺詩 ==== ==== 匁論 ==== === 地 名 === ==== アシア ==== ==== アッティカ ==== ==== ゚ペむロス ==== ==== シキリア ==== == 脚 泚 == <references /> == 参考文献 == == 関連項目 == *[[ラテン語孊習モゞュヌル]] **'''[[ラテン語の時代区分]]''' **'''[[ラテン文孊]]''' ***'''[[ラテン文孊/ロヌマ文孊の幎衚|/ロヌマ文孊の幎衚]]''' **'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜]]''' ***'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連人物解説|/関連人物解説]]''' == 倖郚リンク == [[Category:ラテン文孊の䜜家ず著䜜|䜜家]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|䜜家]]
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2020-01-12T18:31:21Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
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26,829
ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連人物解説
ここでは、ラテン文孊の䜜家ず著䜜を解説する䞊で補足説明が必芁ず思われる人物に぀いお解説する。 マヌムッラ(Mamurra、生没幎䞍詳)は、カ゚サルの偎近で、ガリア・ブリタンニア遠埁時の技垫長。詳しくは、䞋蚘を芋よ。 ガヌむりス・ラビヌリりス(Gaius Rabirius )は、ロヌマ共和制末期の階士階玚の政治家、元老院議員。サトゥルニヌスずいう護民官を前100幎に殺害した嫌疑により前63幎に倧逆眪で蚎远されたが、キケロヌの『ラビヌリりス匁護』(Pro Rabirio Perduellionis Reo)により知られる法廷匁論によっお匁護された。甥の#ラビヌリりス・ポストゥムスも前54幎にキケロヌによっお匁護された。 ガヌむりス・ラビヌリりス・ポストゥムス(Gaius Rabirius Postumus )は、ロヌマ共和制末期の階士階玚の金融業者・政治家。前50 幎代には䞉頭政治を、その埌はカ゚サルを支持。圌の揎助により元老院議員になり、前48幎頃に法務官になる。前55幎に゚ゞプト王プトレマむオス12䞖に融資しお、王の宮廷の財務担圓者に就任、王宀の財政再建を担圓した。王によっお投獄されたが、ロヌマぞ逃亡した。前54幎、ロヌマで䞍圓取埗のずがで蚎远されたが、キケロヌの『ラビヌリりス・ポストゥムス匁護』(Pro Rabirio Postumo)により知られる法廷匁論によっお匁護された。おじの#ラビヌリりスも前63幎にキケロヌによっお匁護されおいる。 ハリカルナッ゜スのディオニュシオス(矅 Dionysius Halicarnasseus:前54-7頃)は、ギリシア人の史家・文䜓批評家。ギリシア語で『ロヌマ叀代史』党20巻を著した。 プルヌタルコス(矅 Plutarchus:埌46頃-120以降)は、䞭郚ギリシアのボむオヌティア地方のカむロヌネむア出身の通俗倫理孊者・随筆家、そしお叀兞叀代で最も著名な䌝蚘䜜家。代衚䜜は『察比列䌝』。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここでは、ラテン文孊の䜜家ず著䜜を解説する䞊で補足説明が必芁ず思われる人物に぀いお解説する。", "title": "はじめに" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ共和制埌期の関連人物" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ共和制埌期の関連人物" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "マヌムッラ(Mamurra、生没幎䞍詳)は、カ゚サルの偎近で、ガリア・ブリタンニア遠埁時の技垫長。詳しくは、䞋蚘を芋よ。", "title": "叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "ガヌむりス・ラビヌリりス(Gaius Rabirius )は、ロヌマ共和制末期の階士階玚の政治家、元老院議員。サトゥルニヌスずいう護民官を前100幎に殺害した嫌疑により前63幎に倧逆眪で蚎远されたが、キケロヌの『ラビヌリりス匁護』(Pro Rabirio Perduellionis Reo)により知られる法廷匁論によっお匁護された。甥の#ラビヌリりス・ポストゥムスも前54幎にキケロヌによっお匁護された。", "title": "叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ガヌむりス・ラビヌリりス・ポストゥムス(Gaius Rabirius Postumus )は、ロヌマ共和制末期の階士階玚の金融業者・政治家。前50 幎代には䞉頭政治を、その埌はカ゚サルを支持。圌の揎助により元老院議員になり、前48幎頃に法務官になる。前55幎に゚ゞプト王プトレマむオス12䞖に融資しお、王の宮廷の財務担圓者に就任、王宀の財政再建を担圓した。王によっお投獄されたが、ロヌマぞ逃亡した。前54幎、ロヌマで䞍圓取埗のずがで蚎远されたが、キケロヌの『ラビヌリりス・ポストゥムス匁護』(Pro Rabirio Postumo)により知られる法廷匁論によっお匁護された。おじの#ラビヌリりスも前63幎にキケロヌによっお匁護されおいる。", "title": "叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "ハリカルナッ゜スのディオニュシオス(矅 Dionysius Halicarnasseus:前54-7頃)は、ギリシア人の史家・文䜓批評家。ギリシア語で『ロヌマ叀代史』党20巻を著した。", "title": "叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ垝制前期の関連人物" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "プルヌタルコス(矅 Plutarchus:埌46頃-120以降)は、䞭郚ギリシアのボむオヌティア地方のカむロヌネむア出身の通俗倫理孊者・随筆家、そしお叀兞叀代で最も著名な䌝蚘䜜家。代衚䜜は『察比列䌝』。", "title": "叀代ロヌマ垝制前期の関連人物" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ垝制前期の関連人物" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ垝制末期の関連人物" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "叀代ロヌマ垝制末期の関連人物" } ]
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== はじめに == ここでは、'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜]]'''を解説する䞊で補足説明が必芁ず思われる人物に぀いお解説する。 == 叀代ロヌマ共和制埌期の関連人物 == === ロヌマ共和制埌期のギリシア人・ギリシア語の䜜家 === ==== ゚ピクヌロス ==== {{wikipedia|゚ピクロス|゚ピクロス}} == 叀代ロヌマ共和制末期内乱期の関連人物 == === ロヌマの䞻芁な政治家 === ==== マリりス ==== {{wikipedia|ガむりス・マリりス|ガむりス・マリりス}} ==== スッラ ==== {{wikipedia|ルキりス・コルネリりス・スッラ|ルキりス・コルネリりス・スッラ}} ==== ポンペむりス ==== {{wikipedia|グナ゚りス・ポンペむりス|グナ゚りス・ポンペむりス}} ==== クラッスス ==== {{wikipedia|マルクス・リキニりス・クラッスス|マルクス・リキニりス・クラッスス}} ==== アントヌニりスマルクス ==== {{wikipedia|マルクス・アントニりス|マルクス・アントニりス}} ==== オクタりィアヌヌス ==== === そのほかのロヌマ人 === ==== アントヌニりス ==== # [[w:la:Marcus Antonius|Marcus Antonius]]共和制末期の䞉頭政治家。⇒[[#アントヌニりスマルクス]] # [[w:la:Marcus Antonius (consul 99 a.C.n.)|Marcus Antonius]]1.の祖父で、共和制埌期の有名な匁論家 ⇒[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/叀ラテン語#アントヌニりス|アントヌニりス]] ==== りェッレヌス ==== ==== マヌムッラ ==== {{wikipedia|en:Mamurra|Mamurra}} マヌムッラMamurra、生没幎䞍詳は、カ゚サルの偎近で、ガリア・ブリタンニア遠埁時の技垫長。詳しくは、䞋蚘を芋よ。 *<span style="background-color:#ffc;">[[/マヌムッラ]]     {{進捗|00%|2020-08-16}} </span> ==== ラビヌリりス ==== # [[#ラビヌリりス (1)]][[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|キケロヌ]]の『ラビヌリりス匁護』によっお匁護された元老院議員。 # [[#ラビヌリりス・ポストゥムス]]1.の甥で、キケロヌの『ラビヌリりス・ポストゥムス匁護』によっお匁護された金融業者。 # 叙事詩人別蚘 ==== ラビヌリりス (1) ==== {{wikipedia|en:Gaius Rabirius (senator)|Gaius Rabirius}} ガヌむりス・ラビヌリりスGaius Rabirius <ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#Hazel:Who's Who in the Roman World|Hazel:Who's Who in the Roman World]]の「Rabirius 1」を参照。</ref>は、ロヌマ共和制末期の[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#゚クィテヌス|階士階玚]]の政治家、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#元老院議員|元老院議員]]。サトゥルニヌスずいう護民官を前100幎に殺害した嫌疑により前63幎に倧逆眪で蚎远されたが、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|キケロヌ]]の『'''ラビヌリりス匁護'''』'''Pro Rabirio Perduellionis Reo'''により知られる法廷匁論によっお匁護された<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#キケロ|キケロ (グリマル,1993)]]のp.67-69, 148などを参照。</ref>。甥の[[#ラビヌリりス・ポストゥムス]]も前54幎にキケロヌによっお匁護された。 ==== ラビヌリりス・ポストゥムス ==== {{wikipedia|en:Gaius Rabirius Postumus|Gaius Rabirius Postumus}} ガヌむりス・ラビヌリりス・ポストゥムスGaius Rabirius Postumus <ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#Hazel:Who's Who in the Roman World|Hazel:Who's Who in the Roman World]]の「Rabirius 2」を参照。</ref> <ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#叀代ロヌマ人名事兞|叀代ロヌマ人名事兞]]の「ラビリりス・ポストゥムス」を参照。</ref>は、ロヌマ共和制末期の[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#゚クィテヌス|階士階玚]]の金融業者・政治家。前50 幎代には䞉頭政治を、その埌はカ゚サルを支持。圌の揎助により[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#元老院議員|元老院議員]]になり、前48幎頃に[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説#プラ゚トル|法務官]]になる。前55幎に゚ゞプト王プトレマむオス12䞖に融資しお、王の宮廷の財務担圓者に就任、王宀の財政再建を担圓した。王によっお投獄されたが、ロヌマぞ逃亡した。前54幎、ロヌマで䞍圓取埗のずがで蚎远されたが、[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/黄金期#キケロヌ|キケロヌ]]の『'''ラビヌリりス・ポストゥムス匁護'''』'''Pro Rabirio Postumo'''により知られる法廷匁論によっお匁護された<ref>[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䜜家名の参考文献#キケロ|キケロ (グリマル,1993)]]のp.90-91などを参照。</ref>。おじの[[#ラビヌリりス]]も前63幎にキケロヌによっお匁護されおいる。 === ロヌマ共和制末期のギリシア人・ギリシア語の䜜家 === ==== ハリカルナッ゜スのディオニュシオス ==== {{wikipedia|ハリカルナッ゜スのディオニュシオス|ハリカルナッ゜スのディオニュシオス}} ハリカルナッ゜スのディオニュシオス矅 [[w:la:Dionysius Halicarnasseus|Dionysius Halicarnasseus]]前54-7頃は、ギリシア人の史家・文䜓批評家。ギリシア語で『ロヌマ叀代史』党20巻を著した。 == 叀代ロヌマ垝制前期の関連人物 == === ロヌマ垝制前期の君䞻 === ==== アりグストゥス ==== === ロヌマ垝制前期のギリシア人・ギリシア語の䜜家 === ==== プルヌタルコス ==== {{wikipedia|プルタルコス|プルタルコス}} プルヌタルコス矅 [[w:la:Plutarchus|Plutarchus]]埌46頃-120以降は、䞭郚ギリシアのボむオヌティア地方のカむロヌネむア出身の通俗倫理孊者・随筆家、そしお叀兞叀代で最も著名な䌝蚘䜜家。代衚䜜は『察比列䌝』。 == 叀代ロヌマ垝制䞭期の関連人物 == === ロヌマ垝制䞭期の君䞻 === === ロヌマ垝制䞭期のギリシア人・ギリシア語の䜜家 === == 叀代ロヌマ垝制埌期の関連人物 == === ロヌマ垝制埌期の君䞻 === === ロヌマ垝制埌期のギリシア人・ギリシア語の䜜家 === == 叀代ロヌマ垝制末期の関連人物 == === ロヌマ垝制末期の君䞻 === === ロヌマ垝制末期のギリシア人・ギリシア語の䜜家 === == 脚 泚 == <references /> == 参考文献 == == 関連項目 == *[[ラテン語孊習モゞュヌル]] **'''[[ラテン語の時代区分]]''' **'''[[ラテン文孊]]''' ***'''[[ラテン文孊/ロヌマ文孊の幎衚|/ロヌマ文孊の幎衚]]''' **'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜]]''' ***'''[[ラテン文孊の䜜家ず著䜜/関連事項解説|/関連事項解説]]''' == 倖郚リンク == [[Category:ラテン文孊の䜜家ず著䜜|䜜家]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|䜜家]]
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2020-08-16T12:01:45Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia", "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%81%A8%E8%91%97%E4%BD%9C/%E9%96%A2%E9%80%A3%E4%BA%BA%E7%89%A9%E8%A7%A3%E8%AA%AC
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äž­å­Šæ•°å­Š2幎 四分䜍範囲ず箱ひげ図
䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 四分䜍範囲ず箱ひげ図 デヌタを倧きさの順に䞊べた時、䞋䜍から、 1 4 ( 25 % ) , 1 2 ( 50 % ) , 3 4 ( 75 % ) {\displaystyle {\frac {1}{4}}(25\%),{\frac {1}{2}}(50\%),{\frac {3}{4}}(75\%)} に圓たる数倀をそのデヌタの四分䜍数ず蚀う。特に䞋䜍から25%に圓たる数倀を第1四分䜍数、 䞋䜍から75%に圓たる数倀を第3四分䜍数ずいう。䞋䜍から50%に圓たる数倀は第2四分䜍数ず蚀うこずもできるが、䞭倮倀のこずである。なお、これらを Q 1 , Q 2 , Q 3 {\displaystyle Q_{1},Q_{2},Q_{3}} ず衚すこずもある。 デヌタ1の四分䜍数を求めおみよう。たずは資料を小さいほうから順に䞊べかえる。 たずは䞭倮倀を求めおみよう。前でも説明した通り、この資料の䞭倮倀は5番目ず6番目の平均である61.5kgである。 第1四分䜍数はこの資料では順䜍が6番目~10番目の䞭倮倀ずも考えられる。぀たり、8番目の倀ずなるので56.1kgずなる。 第3四分䜍数も同様に順䜍が1番目~5番目の䞭倮倀ず考えられるので求める数倀は3番目の倀の65.4kgである。 第3四分䜍数ず第1四分䜍数の差を、そのデヌタの 四分䜍範囲 ずいう。 デヌタ1の四分䜍範囲は 65.4 − 56.1 k g {\displaystyle 65.4-56.1\,\mathrm {kg} } ずなる。 四分䜍範囲の半分のこずをその資料の四分䜍偏差ず蚀う。四分䜍偏差が倧きいほど、デヌタの散らばりが倧きいずいえる。 資料1の四分䜍偏差は 65.4 − 56.1 2 = 4.65 k g {\displaystyle {\frac {65.4-56.1}{2}}=4.65\,\mathrm {kg} } ずなる。 次の図のようにデヌタの分垃を四分䜍数を甚いお芋やすくしたものを箱ひげ図ず蚀う。 箱ひげ図の読み方 挔習問題 䞊の箱ひげ図の最小倀、最倧倀、四分䜍数をそれぞれ求めよ。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊校の孊習 > äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 四分䜍範囲ず箱ひげ図", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "デヌタを倧きさの順に䞊べた時、䞋䜍から、 1 4 ( 25 % ) , 1 2 ( 50 % ) , 3 4 ( 75 % ) {\\displaystyle {\\frac {1}{4}}(25\\%),{\\frac {1}{2}}(50\\%),{\\frac {3}{4}}(75\\%)} に圓たる数倀をそのデヌタの四分䜍数ず蚀う。特に䞋䜍から25%に圓たる数倀を第1四分䜍数、 䞋䜍から75%に圓たる数倀を第3四分䜍数ずいう。䞋䜍から50%に圓たる数倀は第2四分䜍数ず蚀うこずもできるが、䞭倮倀のこずである。なお、これらを Q 1 , Q 2 , Q 3 {\\displaystyle Q_{1},Q_{2},Q_{3}} ず衚すこずもある。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "デヌタ1の四分䜍数を求めおみよう。たずは資料を小さいほうから順に䞊べかえる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "たずは䞭倮倀を求めおみよう。前でも説明した通り、この資料の䞭倮倀は5番目ず6番目の平均である61.5kgである。", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "第1四分䜍数はこの資料では順䜍が6番目~10番目の䞭倮倀ずも考えられる。぀たり、8番目の倀ずなるので56.1kgずなる。", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "第3四分䜍数も同様に順䜍が1番目~5番目の䞭倮倀ず考えられるので求める数倀は3番目の倀の65.4kgである。", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "第3四分䜍数ず第1四分䜍数の差を、そのデヌタの 四分䜍範囲 ずいう。", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "デヌタ1の四分䜍範囲は 65.4 − 56.1 k g {\\displaystyle 65.4-56.1\\,\\mathrm {kg} } ずなる。", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "四分䜍範囲の半分のこずをその資料の四分䜍偏差ず蚀う。四分䜍偏差が倧きいほど、デヌタの散らばりが倧きいずいえる。", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "資料1の四分䜍偏差は 65.4 − 56.1 2 = 4.65 k g {\\displaystyle {\\frac {65.4-56.1}{2}}=4.65\\,\\mathrm {kg} } ずなる。", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "次の図のようにデヌタの分垃を四分䜍数を甚いお芋やすくしたものを箱ひげ図ず蚀う。", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "箱ひげ図の読み方", "title": "四分䜍範囲" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "挔習問題 䞊の箱ひげ図の最小倀、最倧倀、四分䜍数をそれぞれ求めよ。", "title": "四分䜍範囲" } ]
䞭孊校の孊習 > 䞭孊校数孊 > äž­å­Šæ•°å­Š2幎 > 四分䜍範囲ず箱ひげ図
{{pathnav|䞭孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š|äž­å­Šæ•°å­Š2幎|pagename=四分䜍範囲ず箱ひげ図}} === 四分䜍数 === デヌタを倧きさの順に䞊べた時、䞋䜍から、<math>\frac{1}{4}(25\%),\frac{1}{2}(50\%),\frac{3}{4}(75\%)</math>に圓たる数倀をそのデヌタの'''{{ruby|四分䜍数|しぶんいすう}}'''ず蚀う。特に䞋䜍から25%に圓たる数倀を'''第1四分䜍数'''、 䞋䜍から75%に圓たる数倀を'''第3四分䜍数'''ずいう。䞋䜍から50%に圓たる数倀は'''第2四分䜍数'''ず蚀うこずもできるが、'''䞭倮倀'''のこずである。なお、これらを<math>Q_1,Q_2,Q_3</math>ず衚すこずもある。 デヌタ1の四分䜍数を求めおみよう。たずは資料を小さいほうから順に䞊べかえる。 * デヌタ1 <table border="1"> <tr align="center"> <th>順䜍</th> <td colspan="2">10</td> <td colspan="2">9</td> <td colspan="2">8</td> <td colspan="2">7</td> <td colspan="2">6</td> <td colspan="2">5</td> <td colspan="2">4</td> <td colspan="2">3</td> <td colspan="2">2</td> <td colspan="2">1</td> </tr> <th>䜓重kg</th> <td colspan="2">53.6</td> <td colspan="2">55.8</td> <td colspan="2">56.1</td> <td colspan="2">57.9</td> <td colspan="2">60.3</td> <td colspan="2">62.7</td> <td colspan="2">63.1</td> <td colspan="2">65.4</td> <td colspan="2">67.1</td> <td colspan="2">70.0</td> </tr> </table> たずは䞭倮倀を求めおみよう。前でも説明した通り、この資料の䞭倮倀は5番目ず6番目の平均である61.5kgである。 第1四分䜍数はこの資料では順䜍が6番目10番目の䞭倮倀ずも考えられる。぀たり、8番目の倀ずなるので56.1kgずなる。 第3四分䜍数も同様に順䜍が1番目5番目の䞭倮倀ず考えられるので求める数倀は3番目の倀の65.4kgである。 {{コラム| なぜ四分䜍数を䜿うか | 統蚈には「平均」ずいう抂念があるのに、なぜ「䞭倮倀」や、「四分䜍」のQ2ずいう抂念を䜿うのだろうか。 それは、平均は、極端な倀に倧きく巊右されやすく、実態を反映したものずは蚀えない可胜性があるからである。 䟋えば、日本における二人以䞊の䞖垯の負債に぀いお考えよう。 日本における二人以䞊の䞖垯のうち61.5%は負債を有しおいないが、二人以䞊の䞖垯の負債の平均倀は572䞇円である。これは、䞀郚の䞖垯が負債を倚く所有しおいるため(負債保有䞖垯での負債の平均倀は1486䞇円)、これが平均が倧きく抌し䞊げおいる。<ref>[https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2020_gai3.pdf]</ref> このように、平均倀は極端な倀に倧きく巊右されやすいずいう性質がある。埓っお、䞭倮倀を䜿うずこのような堎合の実態が把握しやすくなる。 次にバラツキの倧きさに぀いお考えおみる。 䞭倮倀によっお極端な倀の圱響を排陀できるので、ばら぀きの蚈算でも、䞭倮倀の付近だけのばら぀きを蚈算すれば極端な倀に巊右されにくい指暙ずしお䜿える。 これが四分䜍偏差の意矩である。 こういう意矩さえ分かれば、埌述の「四分䜍範囲」がなぜQ3第3四分䜍数ずQ1第1四分䜍数ずの差なのかも、おのずず分かるだろう。 }} == 四分䜍範囲 == 第3四分䜍数ず第1四分䜍数の差を、そのデヌタの '''四分䜍{{ruby|範囲|はんい}}''' ずいう。 デヌタ1の四分䜍範囲は <math>65.4 - 56.1 \, \mathrm{kg}</math>ずなる。 :※ 䞭倮倀付近のデヌタがどんだけ散らばっおいるかだけを芋たい堎合に、四分䜍範囲が䟿利である。出兞は[https://www.stat.go.jp/teacher/glossary-sa-si.html 総務省『統蚈孊習の指導のために』]。 {{コラム|「範囲」ず「四分䜍範囲」はちがう| 「範囲」ず蚀った堎合、これは最倧倀ず最小倀の差である。 「範囲」の特性ずしお、䞊述の架空の独裁囜家の経枈統蚈の䟋のように、極端に倀の倧きい䟋倖的なデヌタがあるず、それによっお範囲は匷く圱響をうけおしたう<ref>磯貝英䞀 ほか著『芁点解明 統蚈孊』、裳華房、2019幎10月10日 改蚂第7刷発行、P13</ref>。 そこで、新たな指暙が必芁であり、䟋倖的なデヌタの圱響を受けづらい、それでいお「範囲」のようなものが必芁になる堎合もある。 そう、それこそが「四分䜍範囲」である。だから四分䜍範囲は、もし統蚈デヌタに、䟋倖的に極端に倧きい最倧倀あるいは極端にマむナスの倧きい最小倀があっおも、その圱響を受けづらい<ref>磯貝英䞀 ほか著『芁点解明 統蚈孊』、裳華房、2019幎10月10日 改蚂第7刷発行、P13</ref>。 }} ==== 四分䜍偏差 ==== 四分䜍範囲の半分のこずをその資料の'''四分䜍{{ruby|偏差|ぞんさ}}'''ず蚀う。四分䜍偏差が倧きいほど、デヌタの散らばりが倧きいずいえる。 資料1の四分䜍偏差は<math> \frac { 65.4 - 56.1 } {2} = 4.65\, \mathrm{kg} </math>ずなる。 === 箱ひげ図 === 次の図のようにデヌタの分垃を四分䜍数を甚いお芋やすくしたものを'''箱ひげ図'''ず蚀う。 '''箱ひげ図の読み方''' #長方圢の箱の巊端が第1四分䜍数、右端が第3四分䜍数である。 #長方圢の箱の䞭の線分が䞭倮倀を衚しおいる。 #長方圢の箱の䞡端から䌞びおいる線分の端っこが倖れ倀を倖した堎合の最倧倀、最小倀を衚しおいる。 #「+」ずいう印を䜿い、平均倀を瀺すこずもある。 #明らかな倖れ倀は点で衚す事がある。 [[ファむル:箱ひげ図の具䜓䟋.png|なし|サムネむル|407x407ピクセル|箱ひげ図]] {{挔習問題|䞊の箱ひげ図の最小倀、最倧倀、四分䜍数をそれぞれ求めよ。| * 最小倀は䞀番巊の点の倀なので、0.5。 * 第1四分䜍数は箱の巊端の範囲なので、7。 * 䞭倮倀は箱の䞭の線分の倀なので、8.5。 * 第3四分䜍数は箱の右端の郚分なので、9。 * 最倧倀は右端のひげの倀なので、10。}} [[カテゎリ:äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š]]
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2022-11-25T08:54:34Z
[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:挔習問題" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A62%E5%B9%B4_%E5%9B%9B%E5%88%86%E4%BD%8D%E7%AF%84%E5%9B%B2%E3%81%A8%E7%AE%B1%E3%81%B2%E3%81%92%E5%9B%B3
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ラテン文孊の䜜家ず著䜜/埌期ラテン語
ここでは、埌期ラテン語で著䜜を衚した䜜家ずその著䜜に぀いお、それぞれ玹介する。 著名な䜜家を、時代区分・生没幎の順に配列した䞀芧衚。日本語名・ラテン語名・英語名・仏語名ごずに゜ヌトするこずができるようになっおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ここでは、埌期ラテン語で著䜜を衚した䜜家ずその著䜜に぀いお、それぞれ玹介する。", "title": "はじめに" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "著名な䜜家を、時代区分・生没幎の順に配列した䞀芧衚。日本語名・ラテン語名・英語名・仏語名ごずに゜ヌトするこずができるようになっおいる。", "title": "はじめに" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "5-6侖简" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "そのほかの䜜家" } ]
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== はじめに == ここでは、埌期ラテン語で著䜜を衚した䜜家ずその著䜜に぀いお、それぞれ玹介する。 === 著名な䜜家の䞀芧 === 著名な䜜家を、時代区分・生没幎の順に配列した䞀芧衚。<br>日本語名・ラテン語名・英語名・仏語名ごずに゜ヌトするこずができるようになっおいる。 {| class="wikitable sortable" ! style="width:4em; font-size:9pt;" |時代 ! style="width:4em; font-size:9pt;" |生没幎 ! style="width:9em;" |日本語名!!ラテン語名!!英語名!!仏語名!!党 名!!ゞャンル!!代衚䜜!!備  考 |- <!--【テルトゥッリアヌヌス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |155頃-240頃 | style="font-size:11pt; background-color:#b6e74b;" |[[w:テルトゥリアヌス|テルトゥッリアヌヌス]] | style="font-size:11pt;" |Tertullianus | style="font-size:9pt;" |[[w:en:Tertullian|Tertullian]] | style="font-size:9pt;" |[[w:fr:Tertullien|Tertullien]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Quintus Septimius Florens Tertullianus|Quintus <br>Septimius <br>Florens <br>Tertullianus]] |<small>キリスト教神孊</small> |<small></small> | |- <!--【ナスティヌヌス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌3-4侖简頃 | style="font-size:10pt;" |[[w:ナニアヌス・ナスティヌス|ナスティヌヌス]] | style="font-size:10pt;" |Iustinus | style="font-size:9pt;" |[[w:en:Justin (historian)|Justin]] | style="font-size:9pt;" |[[w:fr:Justin (historien)|Justin]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Marcus Iunianus Iustinus|Marcus <br>Iunianus<br>Iustinus]] |歎史 |<small>ポンペむりス・トログスの『ピリッポス史』の抄録</small> | |- <!--【アりレリりス・りィクトル】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌320頃-390頃 | style="font-size:11pt;" |アりレリりス・りィクトル | style="font-size:11pt;" |Aurelius<br> Victor | style="font-size:10pt;" |[[w:en:Aurelius Victor|Aurelius <br>Victor]] | style="font-size:10pt;" |[[w:fr:Aurelius Victor|Aurelius <br>Victor]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Sextus Aurelius Victor|Sextus <br>Aurelius <br>Victor]] |䌝蚘 |<small>『ロヌマ皇垝列䌝』</small> | |- <!--【アンミアヌヌス・マルケッリヌヌス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌330頃-395頃 | style="font-size:10pt;" |[[w:アンミアヌス・マルケリヌス|マルケッリヌヌス]] | style="font-size:11pt;" |Marcellinus | style="font-size:9pt;" |[[w:en:Ammianus Marcellinus|Marcellinus]] | style="font-size:9pt;" |[[w:fr:Ammien Marcellin|Marcellin]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Ammianus Marcellinus|Ammianus <br>Marcellinus]] |歎史 |<small>『歎史』</small> |<small>タキトゥス以埌のロヌマ史を叙述</small> |- <!--【゚りトロピりス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌4侖简頃 | style="font-size:11pt;" |[[w:゚りトロピりス|゚りトロピりス]] | style="font-size:11pt;" |Eutropius | style="font-size:10pt;" |[[w:en:Eutropius (historian)|Eutropius]] | style="font-size:10pt;" |[[w:fr:Eutrope (historien)|Eutrope]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Eutropius (rerum gestarum scriptor)|Flavius <br>Eutropius]] |歎史 |<small>『ロヌマ史』</small> | |- <!--【アンブロシりス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌339頃-397 | style="font-size:11pt; background-color:#b6e74b;" |[[w:アンブロゞりス|アンブロシりス]] | style="font-size:11pt;" |Ambrosius | style="font-size:8pt;" |[[w:en:Ambrose|Ambrose]] | style="font-size:8pt;" |[[w:fr:Ambroise de Milan|Ambroise]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Ambrosius|Ambrosius]] |<small>キリスト教神孊</small> |<small>『聖職に぀いお』、<br>アンブロゞオ聖歌</small> |<small>叀代ロヌマ教䌚の叞教・教父</small> |- <!--【ピロヌニュムス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌347頃-420 | style="font-size:11pt; background-color:#b6e74b;" |[[w:ピロニムス|ピロヌニュムス ]] | style="font-size:11pt;" |Hieronymus | style="font-size:12pt;" |[[w:en:Jerome|Jerome]] | style="font-size:12pt;" |[[w:fr:JérÃŽme de Stridon|JérÃŽme<br> de Stridon]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Hieronymus|Eusebius <br>Sophronius <br>Hieronymus]] |キリスト教神孊 |<small>[[w:ノルガヌタ|りルガヌタ]]<br>ラテン語蚳聖曞</small> | |- <!--【プルヌデンティりス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌348-410頃 | style="font-size:11pt; background-color:#b6e74b;" |プルヌデンティりス | style="font-size:11pt;" |Prudentius | style="font-size:9pt;" |[[w:en:Prudentius|Prudentius]] | style="font-size:9pt;" |[[w:fr:Prudence (poÚte)|Prudence]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Aurelius Prudentius Clemens|Aurelius <br>Prudentius <br>Clemens]] |<small>キリスト教ラテン詩</small> |<small>『霊魂をめぐる闘い』<br>(プシュコマキア)、ほか</small> | |- <!--【ホノヌラヌトゥス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌4䞖玀埌半-5侖简頃 | style="font-size:11pt;" |[[w:マりルス・セルりィりス・ホノラトゥス|ホノヌラヌトゥス]] | style="font-size:11pt;" |Honoratus | style="font-size:8pt;" |[[w:en:Maurus Servius Honoratus|Honoratus]] | style="font-size:8pt;" |[[w:fr:Maurus Servius Honoratus|Honoratus]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Maurus Servius Honoratus|Maurus <br>Servius <br>Honoratus]] |<small>文法</small> |<small>りェルギリりス䜜品の泚釈曞</small> |<small></small> |- <!--【アりグスティヌヌス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌354-430 | style="font-size:13pt; background-color:yellowgreen;" |[[w:アりグスティヌス|アりグスティヌヌス]] | style="font-size:13pt; background-color:yellowgreen;" |Augustinus | style="font-size:13pt;" |[[w:en:Augustine of Hippo|Augustine<br> of Hippo]] | style="font-size:13pt;" |[[w:fr:Augustin d'Hippone|Augustin<br> d'Hippone]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Augustinus Hipponensis|Aurelius <br>Augustinus <br>Hipponensis]] |キリスト教神孊 |『[[w:告癜 (アりグスティヌス)|告癜]]』、『[[w:神の囜 (アりグスティヌス)|神の囜]]』 | |- <!--【マクロビりス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌370頃-430以埌 | style="font-size:11pt;" |マクロビりス<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%A6%E3%82%B9-135967 マクロビりスずは - コトバンク] などを参照。</ref> | style="font-size:11pt;" |Macrobius | style="font-size:10pt;" |[[w:en:Macrobius|Macrobius]] | style="font-size:10pt;" |[[w:fr:Macrobe|Macrobe]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Ambrosius Theodosius Macrobius|Ambrosius <br>Theodosius <br>Macrobius]] |文献孊、<br>哲孊 |<small>『サトゥルナリア』<br>『スキピオの倢の泚釈』</small> | |- <!--【ア゚リりス・スパルティアヌヌス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌4侖简頃 | style="font-size:9pt;" |スパルティアヌヌス他 | style="font-size:9pt;" |[[w:la:|Spartianus]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Augustan History|Spartianus]] | style="font-size:9pt;" |[[w:fr:Histoire auguste|Spartianus]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Aelius Spartianus|Aelius <br>Spartianus]] |歎史 |<small>『[[w:ロヌマ皇垝矀像|ロヌマ皇垝矀像]]』</small> |<small>著者ず掚定される6名</small> |- <!--【ボ゚ヌティりス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌477頃-524 | style="font-size:11pt;" |[[w:ボ゚ティりス|ボ゚ヌティりス]] | style="font-size:11pt;" |Boethius | style="font-size:11pt;" |[[w:en:Boethius|Boethius]] | style="font-size:11pt;" |[[w:fr:BoÚce|BoÚce]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Anicius Manlius Torquatus Severinus Boethius|Anicius <br>Manlius <br>Torquatus <br>Severinus <br>Boethius]] |哲孊 |『[[w:哲孊の慰め|哲孊の慰め]]』 |<small>ロヌマ末期の政治家・哲孊者</small> |- <!--【カッシオドヌルス】--> | style="background-color:yellowgreen;" |埌期 |埌485頃-585 | style="font-size:11pt;" |[[w:カッシオドルス|カッシオドヌルス]] | style="font-size:11pt;" |Cassiodorus | style="font-size:11pt;" |[[w:en:Cassiodorus|Cassiodorus]] | style="font-size:13pt;" |[[w:fr:Cassiodore|Cassiodore]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Cassiodorus|Cassiodorus]] |著述 |『幎代蚘』 『ゎヌト史』<br>『教育方法論』 ほか |<small>ロヌマ末期の政治家・修道士</small> |} === 目次 === :[[#テルトゥッリアヌヌス]] == 2-3侖简 == === テルトゥッリアヌヌス === == 3-4侖简 == === ナスティヌヌス === == 4侖简 == === アりレリりス・りィクトル === === マルケッリヌヌス === === ゚りトロピりス === === アンブロシりス === === スパルティアヌヌスほか === == 4-5侖简 == === ピロヌニュムス === === プルヌデンティりス === === ホノヌラヌトゥス === === アりグスティヌヌス === === マクロビりス === == 5-6侖简 == === ボ゚ヌティりス === === カッシオドヌルス === == そのほかの䜜家 == == 脚 泚 == <references /> == 参考文献 == <!-- *{{Cite book |和曞 |author=[[w:|]] |title= |publisher=[[w:|]] |date=2007-1|isbn=978-4---|ref= }} --> == 関連項目 == *[[ラテン語孊習モゞュヌル]] **'''[[ラテン語の時代区分]]''' **'''[[ラテン文孊]]''' ***'''[[ラテン文孊/ロヌマ文孊の幎衚|/ロヌマ文孊の幎衚]]''' == 倖郚リンク == <!-- [[Category:埌期ラテン文孊|*]] --> [[Category:ラテン文孊の䜜家ず著䜜|埌]] [[Category:ラテン語の時代区分|䜜家]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|文孊]]
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2020-01-09T12:13:56Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E6%96%87%E5%AD%A6%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%AE%B6%E3%81%A8%E8%91%97%E4%BD%9C/%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E
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ラテン文孊の䜜家ず著䜜/䞭䞖ラテン語
ここでは、䞭䞖ラテン語で著䜜を衚した䜜家ずその著䜜に぀いお、それぞれ玹介する。 著名な䜜家を、時代区分・生没幎の順に配列した䞀芧衚。日本語名・ラテン語名・英語名・仏語名ごずに゜ヌトするこずができるようになっおいる。
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== はじめに == ここでは、䞭䞖ラテン語で著䜜を衚した䜜家ずその著䜜に぀いお、それぞれ玹介する。 === 著名な䜜家の䞀芧 === 著名な䜜家を、時代区分・生没幎の順に配列した䞀芧衚。<br>日本語名・ラテン語名・英語名・仏語名ごずに゜ヌトするこずができるようになっおいる。 {| class="wikitable sortable" ! style="width:4em; font-size:9pt;" |時代 ! style="width:4em; font-size:9pt;" |生没幎 ! style="width:9em;" |日本語名!!ラテン語名!!英語名!!仏語名!!党 名!!ゞャンル!!代衚䜜!!備  考 |- <!--【アベラヌル】--> | style="background-color:palegreen;" |侭侖 |1079-1142 | style="font-size:11pt;" |[[w:ピ゚ヌル・アベラヌル|アベラヌル]] | style="font-size:11pt;" |Abaelardus | style="font-size:10pt;" |[[w:en:Peter Abelard|Abelard]] | style="font-size:10pt;" |[[w:fr:Pierre Abélard|Abélard]] | style="font-size:9pt;" |[[w:la:Petrus Abaelardus|Petrus <br>Abaelardus]] |スコラ哲孊・神孊 |<small>『愛の埀埩曞簡』ほか</small> | |} === 目次 === :[[#アベラヌル]] == 11-12侖简 == === アベラヌル === == そのほかの䜜家 == == 脚 泚 == <references /> == 参考文献 == <!-- *{{Cite book |和曞 |author=[[w:|]] |title= |publisher=[[w:|]] |date=2007-1|isbn=978-4---|ref= }} --> == 関連項目 == *[[ラテン語孊習モゞュヌル]] **'''[[ラテン語の時代区分]]''' **'''[[ラテン文孊]]''' ***'''[[ラテン文孊/ロヌマ文孊の幎衚|/ロヌマ文孊の幎衚]]''' == 倖郚リンク == <!-- [[Category:䞭䞖ラテン文孊|*]] --> [[Category:ラテン文孊の䜜家ず著䜜|äž­]] [[Category:ラテン語の時代区分|䜜家]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|文孊]]
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2020-01-08T12:47:07Z
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Wikijunior:むンタヌネットずの付き合い方/情報化瀟䌚の今
珟代は、いたるずころに「情報」があふれおいる「情報化瀟䌚」です。あなたの身の回りを芋おみるず、今あなたがこの画面を芋おいるパ゜コンやタブレットなども情報機噚ですし、テレビ、ラゞオや新聞、街䞭の広告なども みんな「情報(機噚)」です。しかし情報化瀟䌚は、よいこずばかりではありたせん。 情報化瀟䌚ずなった今、個人情報もスマヌトフォンやパ゜コンの䞭にもたくさんありたす。でも、それを利甚しお個人情報を抜き取ろうずする悪い人もいたす。悪い人は、アプリをダりンロヌドさせたり、メヌルを送っお開かせたり、倉なサむトにアクセスさせたりしたす。なので、誰から送られおきたかわからいメヌルは無芖し、有名なサむトや信頌できるサむトを぀かいたしょう。たた、うそやデマをむンタヌネットに流す悪い人もいたすから、流された情報は本圓か?を冷静に刀断したしょう。
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== {{ruby|情報化瀟䌚|じょうほうかしゃかい}} の今== {{ruby|珟代|げんだい}}は、いたるずころに「情報」があふれおいる「情報化瀟䌚」です。あなたの身の回りを芋おみるず、今あなたがこの画面を芋おいるパ゜コンやタブレットなども情報機噚ですし、テレビ、ラゞオや新聞、街䞭の広告なども みんな「情報(機噚)」です。しかし情報化瀟䌚は、よいこずばかりではありたせん。 ==情報化瀟䌚の害== 情報化瀟䌚ずなった今、個人情報もスマヌトフォンやパ゜コンの䞭にもたくさんありたす。でも、それを利甚しお個人情報を抜き取ろうずする悪い人もいたす。悪い人は、アプリをダりンロヌドさせたり、メヌルを送っお開かせたり、倉なサむトにアクセスさせたりしたす。なので、誰から送られおきたかわからいメヌルは無芖し、有名なサむトや信頌できるサむトを぀かいたしょう。たた、うそやデマをむンタヌネットに流す悪い人もいたすから、'''流された情報は本圓か'''を冷静に刀断したしょう。 {{スタブ}}
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2020-05-07T11:38:24Z
[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:スタブ" ]
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Wikijunior:むンタヌネットずの付き合い方/スマホの害ずトラブル
スマヌトフォン(スマホ)は、い぀でも家族や友だちず連絡したり、わからないこずをすぐに調べたりできるので、ずおも䟿利です。でも、正しい䜿い方を知らないず、ずおも危ない目にあっおしたうかもしれないのです。 SNSやメッセヌゞアプリでは、盞手の顔が芋えないので、軜い気持ちでいじめをしおしたう人がいたす。自分のしおいるこずがいじめだず気づかずに、やっおしたうこずもありたす。 孊校や近所づきあいなどでのいじめや嫌がらせず同じように、SNSやメッセヌゞアプリを䜿ったいじめや嫌がらせも、人の心を深く傷぀けるので、ぜったいにやっおはいけたせん。 たいおいの人は、スマヌトフォンをどこぞでも持ち歩きたす。スマヌトフォンのSNSやメッセヌゞアプリでいじめを受けるずいうこずは、どこにいおもいじめを受けおしたうずいうこずです。 スマヌトフォンは、家族や友だちず連絡するのに必芁なので、手攟したり通知を切ったりずいったこずがむずかしいです。 SNSやゲヌムの䌚瀟は、たくみな手を䜿っお、あなたをSNSやゲヌムがやめられなくしおしたいたす。そしお、たくさんの広告を芋おもらったり、機胜やアむテムにお金を払っおもらったりしようずしたす。 怜玢した蚀葉やIPアドレス、䜿っおいるパ゜コンやスマホの機皮、ブラりザの皮類などの情報が、怜玢゚ンゞンの䌚瀟に送られたす。なかには、こういった情報を集めないこずを売りにしおいる怜玢゚ンゞンもありたすが、倧手の怜玢゚ンゞンは、そうではありたせん。 こういった情報からは、あなたの幎霢や䜏んでいるずころ、性別、宗教、そしお、家のようすや考え方たでわかっおしたいたす。倧手怜玢゚ンゞンの䌚瀟は、この情報をもずにしお、あなたが買っおくれそうな商品やサヌビスの広告を芋せるのです。 倧手怜玢゚ンゞンの䌚瀟は、あなたの個人情報をうっかりもらすようなこずは、あたりしないでしょう。そんなこずをしたら、その䌚瀟が信甚されなくなっおしたうからです。でも、ひずにもらされないからずいっお、こういった情報を安易に教えおいいかは、よく考えるべきです。 SNSやメッセヌゞアプリなどでやりずりする堎合、文字だけのやりずりなので、䌝えたいこずがうたく䌝わらないこずがありたす。 ふ぀うに䌚っお話すずき、私たちは衚情や声の調子などをふたえお、盞手が䜕を䌝えようずしおいるかをおしはかりたす。でも、文字だけのやりずりでは、それができたせん。だから、ふ぀うに話すような感じでメッセヌゞを送るず、䌝えたいこずがうたく䌝わらない可胜性がありたす。 たずえば、歩きなのか、自転車なのか、それずも電車で来るのかず聞きたくお、「なんで来るの?」ずメッセヌゞを送ったずしたす。でも、「なんで来るの?」ずいう蚀い方は、「なぜ来るんだ?(お前は来るな)」ずも受けずれたすよね。こういったこずがもずで、トラブルになるこずが倚いのです。これは、子どもだけではなく、倧人の䞖界でもおなじです。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "スマヌトフォン(スマホ)は、い぀でも家族や友だちず連絡したり、わからないこずをすぐに調べたりできるので、ずおも䟿利です。でも、正しい䜿い方を知らないず、ずおも危ない目にあっおしたうかもしれないのです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "SNSやメッセヌゞアプリでは、盞手の顔が芋えないので、軜い気持ちでいじめをしおしたう人がいたす。自分のしおいるこずがいじめだず気づかずに、やっおしたうこずもありたす。", "title": "いじめ" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "孊校や近所づきあいなどでのいじめや嫌がらせず同じように、SNSやメッセヌゞアプリを䜿ったいじめや嫌がらせも、人の心を深く傷぀けるので、ぜったいにやっおはいけたせん。", "title": "いじめ" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "たいおいの人は、スマヌトフォンをどこぞでも持ち歩きたす。スマヌトフォンのSNSやメッセヌゞアプリでいじめを受けるずいうこずは、どこにいおもいじめを受けおしたうずいうこずです。", "title": "いじめ" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "スマヌトフォンは、家族や友だちず連絡するのに必芁なので、手攟したり通知を切ったりずいったこずがむずかしいです。", "title": "いじめ" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "SNSやゲヌムの䌚瀟は、たくみな手を䜿っお、あなたをSNSやゲヌムがやめられなくしおしたいたす。そしお、たくさんの広告を芋おもらったり、機胜やアむテムにお金を払っおもらったりしようずしたす。", "title": "䟝存" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "怜玢した蚀葉やIPアドレス、䜿っおいるパ゜コンやスマホの機皮、ブラりザの皮類などの情報が、怜玢゚ンゞンの䌚瀟に送られたす。なかには、こういった情報を集めないこずを売りにしおいる怜玢゚ンゞンもありたすが、倧手の怜玢゚ンゞンは、そうではありたせん。", "title": "倧手IT䌁業による監芖" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "こういった情報からは、あなたの幎霢や䜏んでいるずころ、性別、宗教、そしお、家のようすや考え方たでわかっおしたいたす。倧手怜玢゚ンゞンの䌚瀟は、この情報をもずにしお、あなたが買っおくれそうな商品やサヌビスの広告を芋せるのです。", "title": "倧手IT䌁業による監芖" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "倧手怜玢゚ンゞンの䌚瀟は、あなたの個人情報をうっかりもらすようなこずは、あたりしないでしょう。そんなこずをしたら、その䌚瀟が信甚されなくなっおしたうからです。でも、ひずにもらされないからずいっお、こういった情報を安易に教えおいいかは、よく考えるべきです。", "title": "倧手IT䌁業による監芖" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "SNSやメッセヌゞアプリなどでやりずりする堎合、文字だけのやりずりなので、䌝えたいこずがうたく䌝わらないこずがありたす。", "title": "メッセヌゞのやりずりでの誀解" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "ふ぀うに䌚っお話すずき、私たちは衚情や声の調子などをふたえお、盞手が䜕を䌝えようずしおいるかをおしはかりたす。でも、文字だけのやりずりでは、それができたせん。だから、ふ぀うに話すような感じでメッセヌゞを送るず、䌝えたいこずがうたく䌝わらない可胜性がありたす。", "title": "メッセヌゞのやりずりでの誀解" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "たずえば、歩きなのか、自転車なのか、それずも電車で来るのかず聞きたくお、「なんで来るの?」ずメッセヌゞを送ったずしたす。でも、「なんで来るの?」ずいう蚀い方は、「なぜ来るんだ?(お前は来るな)」ずも受けずれたすよね。こういったこずがもずで、トラブルになるこずが倚いのです。これは、子どもだけではなく、倧人の䞖界でもおなじです。", "title": "メッセヌゞのやりずりでの誀解" } ]
スマヌトフォンスマホは、い぀でも家族や友だちず連絡(れんらく)したり、わからないこずをすぐに調べたりできるので、ずおも䟿利です。でも、正しい䜿い方を知らないず、ずおも危ない目にあっおしたうかもしれないのです。
スマヌトフォンスマホは、い぀でも家族や友だちず{{ruby|連絡|れんらく}}したり、わからないこずをすぐに調べたりできるので、ずおも䟿利です。でも、正しい䜿い方を知らないず、ずおも危ない目にあっおしたうかもしれないのです。 == いじめ == SNSやメッセヌゞアプリでは、盞手の顔が芋えないので、軜い気持ちでいじめをしおしたう人がいたす。自分のしおいるこずがいじめだず気づかずに、やっおしたうこずもありたす。 {{ruby|å­Šæ ¡|がっこう}}や{{ruby|近所|きんじょ}}づきあいなどでのいじめや嫌がらせず同じように、SNSやメッセヌゞアプリを䜿ったいじめや嫌がらせも、人の心を{{ruby|æ·±|ふか}}く{{ruby|傷|きず}}぀けるので、ぜったいにやっおはいけたせん。 たいおいの人は、スマヌトフォンをどこぞでも持ち歩きたす。スマヌトフォンのSNSやメッセヌゞアプリでいじめを受けるずいうこずは、どこにいおもいじめを受けおしたうずいうこずです。 スマヌトフォンは、家族や友だちず{{ruby|連絡|れんらく}}するのに{{ruby|必芁|ひ぀よう}}なので、{{ruby|手攟|おばな}}したり{{ruby|通知|぀うち}}を切ったりずいったこずがむずかしいです。 == 䟝存 == SNSやゲヌムの{{ruby|䌚瀟|かいしゃ}}は、たくみな手を䜿っお、あなたをSNSやゲヌムがやめられなくしおしたいたす。そしお、たくさんの{{ruby|広告|こうこく}}を芋おもらったり、{{ruby|機胜|きのう}}やアむテムにお金を払っおもらったりしようずしたす。 == なりすたし == == 倧手IT䌁業による監芖 == {{ruby|怜玢|けんさく}}した蚀葉やIPアドレス、䜿っおいるパ゜コンやスマホの{{ruby|機皮|きしゅ}}、ブラりザの{{ruby|皮類|しゅるい}}などの{{ruby|情報|じょうほう}}が、怜玢゚ンゞンの䌚瀟に送られたす。なかには、こういった情報を集めないこずを売りにしおいる怜玢゚ンゞンもありたすが、倧手の怜玢゚ンゞンは、そうではありたせん。 こういった情報からは、あなたの{{ruby|幎霢|ねんれい}}や䜏んでいるずころ、{{ruby|性別|せいべ぀}}、{{ruby|宗教|しゅうきょう}}、そしお、家のようすや考え方たでわかっおしたいたす。倧手怜玢゚ンゞンの䌚瀟は、この情報をもずにしお、あなたが買っおくれそうな{{ruby|商品|しょうひん}}やサヌビスの{{ruby|広告|こうこく}}を芋せるのです。 倧手怜玢゚ンゞンの䌚瀟は、あなたの個人情報をうっかりもらすようなこずは、あたりしないでしょう。そんなこずをしたら、その䌚瀟が{{ruby|信甚|しんよう}}されなくなっおしたうからです。でも、ひずにもらされないからずいっお、こういった情報を{{ruby|安易|あんい}}に教えおいいかは、よく考えるべきです。 == メッセヌゞのやりずりでの{{ruby|誀解|ごかい}} == SNSやメッセヌゞアプリなどでやりずりする堎合、{{ruby|文字|もじ}}だけのやりずりなので、䌝えたいこずがうたく䌝わらないこずがありたす。 ふ぀うに䌚っお話すずき、私たちは衚情や声の調子などをふたえお、盞手が䜕を䌝えようずしおいるかをおしはかりたす。でも、文字だけのやりずりでは、それができたせん。だから、ふ぀うに話すような感じでメッセヌゞを送るず、䌝えたいこずがうたく䌝わらない{{ruby|可胜性|かのうせい}}がありたす。 たずえば、歩きなのか、{{ruby|自転車|じおんしゃ}}なのか、それずも{{ruby|電車|でんしゃ}}で来るのかず聞きたくお、「なんで来るの」ずメッセヌゞを送ったずしたす。でも、「なんで来るの」ずいう蚀い方は、「なぜ来るんだお前は来るな」ずも受けずれたすよね。こういったこずがもずで、トラブルになるこずが倚いのです。これは、子どもだけではなく、倧人の䞖界でもおなじです。 {{りィキゞュニアのスタブ}}
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2022-10-01T15:45:50Z
[ "テンプレヌト:Ruby", "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
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䞭孊受隓算数挔習/総合挔習A
制限時間60分・100点満点 準備䞭です。 制限時間60分・100点満点 制限時間50分・100点満点
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "制限時間60分・100点満点 準備䞭です。", "title": "総合挔習A-1" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "制限時間60分・100点満点", "title": "総合挔習A-2" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "制限時間50分・100点満点", "title": "総合挔習A-3" } ]
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== 総合挔習A-1 == 制限時間60分・100点満点 準備䞭です。 == 総合挔習A-2 == 制限時間60分・100点満点 == 総合挔習A-3 == 制限時間50分・100点満点
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2020-01-17T13:27:38Z
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䞭孊受隓算数挔習/総合挔習B
制限時間60分・100点満点 (準備䞭です。) 1.次の問いに答えなさい。 (1) 1 + 12 + 123 + 1234 + 12345 + 123456 {\displaystyle 1+12+123+1234+12345+123456} を蚈算しなさい。 (2) 5 16 × 4 7 ÷ 5 14 + 7 19 ÷ 56 57 {\displaystyle {\frac {5}{16}}\times {\frac {4}{7}}\div {\frac {5}{14}}+{\frac {7}{19}}\div {\frac {56}{57}}} を蚈算しなさい。 (3) 1 3 − 1 5 = 2 3 × 5 {\displaystyle {\frac {1}{3}}-{\frac {1}{5}}={\frac {2}{3\times 5}}} を利甚し、 1 5 × 7 × 1 7 × 9 × 1 9 × 11 × 1 11 × 13 {\displaystyle {\frac {1}{5\times 7}}\times {\frac {1}{7\times 9}}\times {\frac {1}{9\times 11}}\times {\frac {1}{11\times 13}}} を蚈算しなさい。 2. 次の□に入る数を答えなさい。 (1)3.14m2は□cm2です。 (2)2021幎の12月29日が氎曜日のずき、2023幎の2月1日は䜕曜日ですか。 (3)Aさんの7回目たでのテストの平均点は90点でした。その埌も䜕回かテストをした結果、 8回目からのテストの平均点は54点で、すべおのテストの平均点は82点になりたした。 合蚈で䜕回テストを受けたしたか。 (4)6皮類の色玙から、4枚を遞ぶずき、䜕通りの遞び方があるか。 (5)分子ず分母の和が75で、玄分するず、 7 8 {\displaystyle {\frac {7}{8}}} になる分数は䜕ですか。 3. 制限時間60分・100点満点 制限時間60分・150点満点
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䞭孊受隓算数挔習/総合挔習C
制限時間60分・100点満点 制限時間60分・100点満点 制限時間60分・100点満点
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== 総合挔習C-1 == 制限時間60分・100点満点 :次の<Math>\Box</math>に入る数を求めなさい。 :(1) :(2) :(3) :(4) :(5) :(6) :(7) :(8) :(9) :(10) :(11) :(12) == 総合挔習C-2 == 制限時間60分・100点満点 :次の<Math>\Box</math>に入る数を求めなさい。 == 総合挔習C-3 == 制限時間60分・100点満点 :次の<Math>\Box</math>に入る数を求めなさい。 [[カテゎリ:䞭孊受隓算数]]
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ゲヌムプログラミング/RPG/異なる関数どうしでのパラメヌタ共有
ゲヌムは、関数などのいく぀かのモゞュヌルに分かれおいるので、どうやっおそれら別々のモゞュヌルで倉数を共有するか、疑問に思うだろう。 別々の関数でパラメヌタを共有する方法はいく぀かあるが、䞀番簡単な方法は、単にグロヌバル倉数を䜿うこずである。 関数をこえおの倉数の共有には、グロヌバル倉数を䜿う方法以倖にも、ポむンタを䜿う方法がある。 このセクションでは、䞊蚘の怜蚌のほか、配列や構造䜓なども倧たかに説明する。 なお、簡単な仕組みのゲヌムなら、配列や構造䜓を䜿わなくおもゲヌムは補䜜可胜である。 なので、配列や構造䜓はゲヌム制䜜には必ずしも必須の知識ではないが、しかし孊習コストはそれほど高くないし、垂販のどの『C蚀語』入門曞にも詳しく曞かれおいるので、珟代なら孊んでおいおも特に損は無いだろう。 RPGでは、戊闘モヌドずかマップ䞊での移動モヌドずか買い物モヌドずか、䜜䞭でいろんなモヌドがあるが、それぞれのモヌドでHP(ヒットポむント)やMPなどのパラメヌタを共有する必芁にせたられ、さらに、各モヌドから、パラメヌタを曞き換え、それを他のモヌドにも反䟋させる必芁が生じる。 それぞれのモヌドは、関数であらわす堎合が倚いだろう(関数を䜿わずにメむンルヌプに盎に曞いおもゲヌム制䜜はできる。本ペヌゞではプログラミング知識の教育の郜合䞊、今回は関数を甚いたずしお説明をする)。関数を䜿うずなるず、戊闘モヌドやらマップモヌドなどずいった別々の各モヌドは、぀たり、別々の関数ずなる。なので、別々の関数どうしで、パラメヌタを共有する方法が分かれば良い。 このような機胜を実装には、C蚀語によるプログラミングでは、「グロヌバル倉数」を䜿うか、あるいは「ポむンタ」を䜿うこずになる。 これらの機胜を䜿わない堎合での、関数の返り倀を䜿っお共有を目指す方法だず、1個ず぀しか倀を返せないので、プログラムが困難である。 おそらくだがシミュレヌションゲヌムでも、同様に、耇数のパラメヌタの受け枡しず、各モヌド間でのパラメヌタ共有が必芁になるので、グロヌバル倉数たたはポむンタを䜿うこずになるだろう。 説明の郜合のため、コン゜ヌルアプリで説明したすが、GUIアプリでも、C++なら、だいたい䌌たような発想で、実装が可胜です。(なお、C#ではグロヌバル倉数が無いので䞍可胜。C#の堎合に぀いおは別セクションで述べる。) たずは䞋蚘のような、グロヌバル倉数を䜿う方匏が、パラメヌタの共有の基本です。 どの関数の䞭でもない堎所で、倉数を定矩するず、その倉数はすべおの関数で共有される。このように、すべおの倉数で共有された倉数をグロヌバル倉数ずいう。 static を぀けおおかないず、battle()やheal()関数を終了しお抜けた盎埌に初期化されおしたうので、static で宣蚀する。 なお、冒頭の関数倖郚でstatic宣蚀のある static int hp, mp, exp_; をする代わりに、main関数の䞭でstaticを甚いた同じ倉数宣蚀をしおも、(Visual Studio 2017 では)コンパむル゚ラヌになる。 おそらく、C蚀語の仕様ずしお、コンパむルではコヌドを前から順にコンパむルしおいくので、battle関数などが、battle関数よりも埌ろで定矩されおいる倉数hpや倉数mpなどの存圚を認識できないからである。 かずいっお、battle関数をmainの埌ろにもっおいくず、今床は、main関数がbattle関数などを認識できなくなり、これもたたコンパむル゚ラヌになる。 近幎では、さたざたな理由により、初心者が Visual C++ を勉匷するのは困難になっおいたす(フォヌムデザむナヌの廃止など)。マむクロ゜フト瀟は、代わりに C# を普及させたいようだ。 では、ゲヌム特にRPGを぀くりたい私たちは、C#でどのようなコヌドで、䞊述のようなモヌド間のパラメヌタ共有の機胜を実珟できるのだろうか? 結論を蚀うず、垂販の教本やらマむクロ゜フトの公匏サむトにあるような static宣蚀を䜿っただけのプログラムでは、残念ながらメむンルヌプを1呚するず初期状態に戻っおしたうので、圹立ちたせん。぀たり、教本やらマむクロ゜フト公匏サむトが説明䞍十分です。 1ルヌプ内ではstatic宣蚀の初期化は1回しか行われないのですが、しかしルヌプを呚回するたびに毎回static宣蚀の初期化が行われおしたい、圹立ちたせん。(なので、GUIアプリ開発では、初期倀の代入をstatic宣蚀では行っおはいけないのです。) 答えを蚀うず、「コンストラクタ」ずいうものを䜿う必芁がありたす。初期倀の具䜓的な代入などの蚭定は、コンストラクタで宣蚀したす。コンストラクラ倖郚でのstatic宣蚀は、単に倉数名ずその型を宣蚀しおメモリ確保するだけにしたす。逆に蚀うず、コンストラクタに觊れず、「ゲッタヌ」だの「セッタヌ」だのをどうこう蚀っおる人は、GUIアプリ開発においおはピント倖れです。 C#にはグロヌバル倉数はないですが、それでもいちおう、windowsのVisual C#でも、同䞀プロゞェクト内郚にある他csファむルの倉数ぞのアクセスは可胜であり、Visual C# の堎合、具䜓的には、䞋蚘の を行えば、ずりあえず、グロヌバル倉数の代わりに、他のファむルにある倉数にアクセスしお曞き換えや読み蟌みをできるようになる。 予備知識がけっこう倚いので、果たしおVisual C# でゲヌム制䜜すべきかどうか、考え盎したほうが良い。「どうしおも Visual C# で䜜りたい」ずいう人のために、䞀応、具䜓策を説明しおおく。 たず宣蚀偎で、たずえばOpeningファむルで宣蚀するなら、 どこのメ゜ッド内でもない堎所で、 pubic static 修食子で宣蚀しないずけない。぀たり public static int herHP; のように宣蚀しないずいけない。 そうすれば、別ファむルからでも、アクセスだけなら、 ファむル名.倉数名 で可胜である。(しかし、これではアクセスだけしか出来ない。曞き換えを出来るようにするのが、ずおも難しい。埌述のように、コンストラクタの䜜成や、デザむンファむルの曞き換えなど、色々ず必芁になる。)(そしお、ネットの解説サむトの倚くは曞き換え方法を曞いおないので、圹立たない。なお、コン゜ヌルアプリでの曞き換え方法ずしおよくみる、static 宣蚀すればどうにかなるずう方法では、GUIアプリでのグロヌバル倉数的な運甚の出来ない。) なお、そのcsファむル名ず同䞀名称のクラスがファむル内のコヌドにあるので、結果的に クラス名.倉数名 ずいうアクセス方法でもある。 たずえば、ファむル名が「Opening」で、そこでゲヌム䞭の諞パラメヌタを宣蚀しおいたずしお、たずえば䞻人公のヒットポむント(倉数名「heroHP」ずする)を定矩しおいたずしたら、 Opening.heroHP でアクセスできる。 さお、public static int herHP;では(どこのメ゜ッド内でもない堎所)、初期倀を入れおはいけない。もしここで初期倀を入れるず、このファむルを読み蟌む際に毎回、初期化をされおしたい、ゲヌムにならない(ゲヌムで蚀うなら、䞻人公が初期地点から動けない)。 だから、これだけではコヌドが䞍十分で、さらに、初期倀をアプリ起動のずきにだけ、1回だけ初期蚭定するようにしないずいけない。アプリ起動時以倖では、読み蟌んではいけない。 どうするかずいうず、結論から蚀うず、コンストラクタで宣蚀すればいい。コン゜ヌルアプリ(DOSプロンプト)だったら、コンストラクタを䜿わなくおも倉数のstatic宣蚀ぐらいで1回だけ枈む堎合もあるのだが、しかしフォヌムデザむナによる開発では実装の郜合からか、static宣蚀だけでは1回だけの初期蚭定にはならず、毎回読み蟌たれおしたい、぀たり䞻人公が䞀歩も動けない状態になりゲヌムにならない。 あれこれず説明したが、芁するにコンストラクタを䜿えば、この問題は解決できる。具䜓的なコヌドは䞋蚘のようになる(䜜るアプリによっお倉数名やファむル名などは各人ごずに埮劙に違う)。 フォヌムデザむナで䞊手くクリックするず、コンストラクタの雛圢(ひながた)が自動的に䜜られるので、そのコンストラクタのブロック内に初期倀を曞く。(ネットの解説サむトの倚くには、コンストラクタで初期化する事が曞いおないので、たあサむトにダル気が無い。フォヌムデザむナの堎合、なぜか単に static 宣蚀しただけでは、ダメである。) なのでずもかく、たず、コンストラクタを䜜る必芁がある。ずもかくフォヌムデザむナをあれこれクリックしお、ファむルの䞭にある、ファむル名ず同䞀名称のクラスの䞭に、さらに ずいうのが䜜成されれば、コンストラクタの自動生成は成功なので、あずは初期倀を曞くのである。(具䜓的な自動生成の方法が分からなければググっおください。) 前提ずしお、フォヌムデザむナが䜿えるファむルでないず、圓然ながらフォヌムデザむナによる自動生成および自動蚭定は出来ない。 ぀たり、゚ントリポむントである自動生成される Program.cs ファむルで、䞊蚘のような凊理をやろうずしおも、フォヌムデザむナを䜜れないのでダメである。 ゚ントリポむントずは別に、フォヌムデザむンのファむルを䜜る必芁がある。 なお、面倒くさがっお、䞊蚘コヌドを手曞きでコピヌペヌストしおコヌドをcsファむルに貌り付けおも、ダメである。゚ラヌになる。 きちんず、フォヌムデザむナを経由しお、関連する蚭定も行わないずいけない。 なので、たず、フォヌムデザむナで、デザむンのファむルを䜜る必芁がある。そのデザむンをダブルクリックするなどしお自動生成されるcsファむルを、䞊手く線集しおいくこずになる。 いちおう、これでアクセスは可胜である。 もしコンストラクタを䜿わない方法だず、メむンルヌプを䞀呚するず、状態が元に戻っおしたいたす。 その蚌拠に、たずえばif文などで、薬草など初期アむテムの個数を初期倀(たずえば5個ずする)からひず぀枛ったずき(たずえば4個ずする)にだけMessageBoxで「今、薬草が4個」などず衚瀺されるプログラムを曞いおいしおみるず、 画面䞊の衚瀺はそのたた5個なのに「今、薬草が4個」のようにボックスでは衚瀺されたりしたす。 これはなぜ、そうなるのか蚀語化しお仕組みを考えおみるず、぀たりメむンルヌプを䞀呚するず、コンストラクタ以倖の状態が元に戻っおしたうのが Visual C# の実際の仕組みだからです。 static宣蚀は、メむンルヌプが1回終わるたでしか有効ではないのが、Visual C# で動䜜確認された実際の仕組みです。だからかメむンルヌプが1呚するず、static宣蚀も初期状態に戻っおしたうので、static宣蚀だけではゲヌムずしおの初期蚭定の機胜を果たしたせんし、ゲヌムに限らず Visual C++や Direct X のグロヌバル倉数のようには䜿えないのです。 もしゲヌムでない、よくプログラミング教本にあるような1呚すれば終わるような通垞のコン゜ヌルアプリならば、メむンルヌプが存圚しないのが通垞なので、プログラムの終わりたで到達したらそこでプログラムが終了するので、static宣蚀だけでも問題が衚れなかったのです。 しかし、私たちの䜜るゲヌムほか、通垞のゲヌムには、メむンルヌプが存圚したす。だから、C#ではstatic宣蚀だけでは、グロヌバル倉数のようにはならないのです。この事を曞いおないネット䞊の解説サむトや、垂販の入門曞は、残念ながら胜力䞍足です。 たた、そもそもむベントドリブン型のプログラムには、メむンルヌプが存圚したすし、マむクロ゜フトのC# 圢匏のプログラムにはそもそもメむンルヌプが存圚したす。 ぀たり、C#による、フォヌムデザむナなどを䜿っおプログラムする方匏は、むベントドリブン型です。ネットや曞籍では特に蚀及されたせんが、C#のフォヌムデザむナ方匏のプログラミングはむベントドリブン型なのです。 比范のため、(Visual )C++の堎合、なぜコンストラクタを意識する必芁が無かったを考えおみれば、 ずいう仕組みだったので、C++では問題が起きなかったのです。 しかし、C#では、䞊蚘の2぀ずも䜿えたせん。なので、コンストラクタで察応するしかないのです。 しかし、䞊蚘はアクセスするだけなので、HPなどゲヌム内数倀の曞き換えはただ䜕も行っおいない。数倀の曞き換えをできないずゲヌムにならない(数倀の曞き換えが出来ないず、たずえば珟圚䜍眮を衚す倉数すらも曞き換えできないので、そのたたでは䞻人公が静止したたた、䞀歩も動けないのでゲヌムにならない)。 曞き換え方法は、たずえば、あるラベルを曞き換える堎合、HPの曞き換えを䟋に説明するなら(珟圚䜍眮だず壁などの刀定が難しいので、䜍眮では説明しない)、HPを蚈算する各郚で、 そのラベルを管理しおいる(デザむンファむルずセットの)csファむルのほうで、 ずいう凊理が必芁である。 ToString()ずは、数倀オブゞェクトを文字列に眮き換えるメ゜ッドである。 「(string)heroHP」ずか曞いおもVisual C#ではダメであり、それでは倉換できないです。䞊述のようにVisual C#では ToString() メ゜ッドを䜿う必芁がありたす。 ずもかく、こういう感じのコヌドを、たずえばボタンむベントのメ゜ッド内ずか、あるいはタむマヌむベントのメ゜ッド内ずかに曞く。 具䜓的にどんなラベル名かずか、あるいはラベル以倖ならプロパティが䜕かずかは、デザむンファむルを芋ればわかるので、 クリックしお開いお調べおコピペすればいい。 さらにデザむンファむル偎で、 をしおおく。 ずりあえず、これで、グロヌバル倉数のように機胜する。 以䞊。 このように、ずおも面倒である。 しかもこれはただ残念なこずに、DirectX的なダブルバッファも出来おないし、凊理速床もなんだか遅いし、タむマヌ凊理も自䜜しないずいけない。぀たり、C#および .net によるプログラミングは、ゲヌム制䜜的にはWindowsAPIプログラミングに近い。 なので、正盎蚀っお、あたりwindowsの Visual C# によるゲヌム制䜜は薊められない。 パ゜コン甚ゲヌムを䜜るなら、フリヌ゜フトのDXラむブラリで䜜るのが、䞀番ラクであろう。次点でDirectXだろう。 C#は、DXラむブラリ よりも勉匷量が倚いくせに、なのにDXラむブラリよりもC#は動䜜が遅くお䜎性胜である。぀たり、C#は、C++の䞊䜍の蚀語ではないです。少なくずもマむクロ゜フト瀟がwindowsで提䟛しおいる Visual C# は、Visual C++ の䞊䜍の蚀語ではないです。 マむクロ゜フト瀟がどう宣䌝しおいるのかは知りたせんが、実際にコヌディングをしお確認したずころ、䞊述のようにC++あるいはDirectXで可胜だった倚くのこずが、C#では䞍可胜たたは著しく困難です。 利点は Visual C# だずメモリ䜿甚量が少ないぐらいで数十メガバむトで動くこずくらいだが(DXラむブラリだず100メガ以䞊になるのが普通)、しかし垂販のパ゜コンのメモリが数GBもある2020幎代の珟代、数十メガず100メガずの違いはあたり気にする必芁は無い。 結論から蚀うず、携垯ゲヌムはずもかく、パ゜コン甚のゲヌムなら、採甚すべきプログラム蚀語は、Windowsナヌザヌの堎合、それは1぀は、マむクロ゜フト瀟の提䟛する Direct X (ダむレクト・゚ックス)ずいう゜フトを䜿甚しお、蚀語にはVisual C++を䜿甚した環境です。Visual C++ ず Direct X を組み合わせた蚀語は、90幎代からゲヌム開発に甚いられおおり、RPGの開発にもよく甚いられおいる組合せなので、C++ずDirectXはゲヌム業界での実甚性が実蚌されおいたす。 もうひず぀は、別䌁業のUnityずいう゜フトを䜿うこずです。 Unityが普及する前の䞀昔前の日本では、アマチュアのゲヌム䜜家の倚くが、Visual C++ 䞊でDirect X を動䜜させた環境で、ゲヌム䜜成をしたした。だから少なくずも、C++は実瞟はありたす。䌝聞ですが、アマチュアではなくプロのPCゲヌム䌚瀟のプログラマヌは珟代でもDirectXを䜿っおいるず蚀われたす。ゲヌム専門孊校の授業カリキュラムを調べおも、ほずんどの授業時間がDirectXずC++ず暙準C蚀語です。 さお、開発蚀語によっおは、このような、関数的な振る舞いをするオブゞェクトどうしに、他オブゞェクトずパラメヌタのやりずりをするための機胜が貧匱だったりしたす。 たずえば、WindowsのVisual C#のGUI開発では、ボタンやテキストボックスなどのオブゞェクトをたずめお、「ナヌザヌコントロヌル」ずいう1皮のグルヌプにできたす。 GUI開発初心者のゲヌム開発では、これらのナヌザヌコントロヌルの機胜を䜿っお、䟋えばRPGの戊闘画面を䜜成したり、セヌブモヌドの画面を䜜成したり、さらにはマップ䞊での䌚話モヌドを䜜成したり、いろいろずゲヌム内の各も床のグラフィック画面を䜜成しようずするかもしれたせん。 せっかくナヌザヌコントロヌル等のコンテナで戊闘画面を぀くっおも、あるいは戊闘の蚈算のアルゎリズムを䜜っおも、戊闘モヌドの蚈算結果をマップ移動モヌドなどに受け枡せなければ、戊闘した結果がなくなっおしたいたす。 そういう欠陥を攟眮する間抜け䌁業が䞖界に倚いので、䞖間の銬鹿䌁業を出し抜いたUnityなどの䌁業が新芏にゲヌム゚ンゞンを開発しお儲けおるわけです。 このセクションで説明した、コンストラクタずstatic倉数を組み合わせおどうこうずいう話、たったく垂販のC#入門曞には曞かれおいないのが実情です。マむクロ゜フト瀟も、満足に説明しおいたせん。これがマヌケ。 マむクロ゜フトの䞀番の問題は、自分達でC#やら.netなどを開発しおいながら、実はC++を䞭心に売れ筋のアプリを開発しおいるずいうアレっぷりです。フリヌ゜フトなどで、どの蚀語や開発環境でそのアプリが䜜られおいるかを調べられるフリヌ゜フトがあるのですが、そういう゜フトで怜査するず、マむクロ゜フトの有料の有名アプリの倚くがC++補品だずいう実態が明らかにされおいたす。 アメリカのベンチャヌ䌁業は10個起業したうちの9個は倱敗で、残り1個が倧成功しお䞖界的䌁業になっお、9瀟の損倱ぶんを埋めるらしいです。 10個のプログラム蚀語のうち9個は倱敗だず思うのが良いず思いたす。マむクロ゜フトにも ActiveX や Silveright など、倚くの倱敗がありたす。他瀟も倱敗しおいたす。成功した1個がC++ずDirectXです。DirectXはゲヌム以倖の倚くのアプリにも掻甚されおいたす。 そのほか、か぀おC# をベヌスずした .net Framework からDirectXを呌び出しお䜿えるようにする「XNA」ずいうマむクロ゜フト独自技術があったが、しかし2014幎にXNAは終了しおいる。どうしおもマむクロ゜フトのこれらの系統の最新技術を䜿いたい堎合、2022幎珟圚ならUWPずいうマむクロ゜フトの開発ツヌルで開発するこずになるだろうが、UWPはwindows10以降でないず開発できない。 なお、.net Frameworkは、マむクロ゜フトの蚀語が倚数あったのを(Visual Basic や Visual C# や F# など倚々蚀語があった)のを、共通蚀語ランタむム(CLR)を採甚するこずで蚀語䟝存性を極力枛らした開発環境である。.net Framework およびその埌継の .NET Core は、Javaのように䞭間コヌド(IL)を介する方匏である。 䞊蚘のような特城のため、.net 系は、C++ のように、盎接に機械語に翻蚳する方匏(ネむティブコヌド)ずは異なる。このこずは、C++ ず比べお .net 系は、アプリの凊理速床などの性胜に若干の速床䜎䞋などの圱響を䞎える可胜性がある。そこたでリスクを考慮しお、それでも䜿う必芁があれば、䜿えばいい。 パラメヌタの皮類が増えおくるず、構造䜓を䜿わないず、デヌタ管理が困難になる。 䞊述のコヌドを構造䜓を䜿っお曞き換えるコヌドを䞋蚘に瀺す。 構造䜓をRPGの甚途ずしおグロヌバル倉数ずしお認識させるためには、䞋蚘のコヌドのように、冒頭郚分のグロヌバル領域郚分で、 static struct chara_status yuusya_status; のように、䜿甚する構造䜓倉数をstatic倉数ずしお宣蚀しなければならない。 もし、main関数の䞭で、この構造䜓倉数を宣蚀しおも、battle関数などが構造䜓倉数yuusya_statusを認識できず、゚ラヌになる。 よっお、䞋蚘のようなコヌドになる。 (※『C蚀語』で構造䜓の配列が説明されおいるので、こちらのペヌゞでは説明の必芁が無くなった。過去、C蚀語教科曞での構造䜓の配列の説明が䞍足しおいた時期があった。本セクションの䜜られた経緯を蚘録するため、消さずに残す。) なお「構造䜓配列」ずいう甚語は由緒正しいものであり、たずえば1990幎代のC蚀語入門曞のナツメ瀟 『入門゜フトりェアシリヌズ(1) C蚀語』でも「構造䜓配列」ずいう甚語が䜿われおいる。実は昔は普通に暙準C蚀語の入門曞でも構造䜓配列を教えおいたのだが、なぜかC++の曞籍では「構造䜓配列」の解説をあたりを芋かけなくなった。なお、2020幎以降でも、暙準C蚀語の曞籍には「構造䜓配列」が曞いおある。 䞋蚘のような単玔な䟋では、わざわざポむンタを䜿う必芁はありたせん。グロヌバル倉数を甚いたほうが早いでしょう。 たた、Java はそもそも理念䞊の理由からポむンタの機胜が無く、䞀般的にJavaではポむンタの䜿甚を犁止しおいたす。ほか、Visual C# ではポむンタが初期蚭定では䜿えたせん。 ですが、説明のため本ペヌゞでは、意図的に、比范的に簡単だけど非実甚的なポむンタによる䟋を、䞻に c++を想定しお曞いおいたす。 main 関数などで、ヒットポむントやマゞックパワヌなどのパラメヌタ郡などを䞀括に宣蚀しお、さらにその堎所をパラメヌタ郡の保管堎所にしおおく。そしお、戊闘モヌドずかマップ移動モヌドずか各モヌドでは、ポむンタによっお、main関数に保管しおおいたパラメヌタを曞き換えるずいう凊眮が必芁になる。(ポむンタを䜿わないず、盎接的に、先頭モヌドなどの各関数の倖にある(main関数など倖郚保管堎所にある)倉数を曞き換えるこずができない。) たた、このこずから、もしRPGやシミュレヌションゲヌムなどのプログラムを開発する堎合は、慣れないうちは、ポむンタの機胜に制限の少ないC++などが奜たしい。( C# だず、ポむンタの掻甚に制限を掛けおおり、コヌドが耇雑になる。) なお、䞊蚘のコヌドの実行結果は、䞋蚘のようになる。 䞊述のコヌドを構造䜓を䜿っお曞き換えるず、䞋蚘のようになる。 䞊述のように構造䜓を䜿うず、たずえば関数 int battle(struct chara_status *boukensya_status); のように、各人物のHPやMPなどのデヌタを呌び出すずきに、いちいち1぀ず぀匕数ずしお䜕個ものパラメヌタを蚘述する必芁はなくなり、1぀の構造䜓でたずめお匕数にできる。 たた、匕数 *boukensya_status を芋るず分かるように、受け取り関数 battle() 偎では、その受け取り倉数の型がポむンタ型であるこずが分かるだけであり、具䜓的な構造䜓倉数の䞭身を受け取り偎で指定するこずはできないし、指定しおも意味が無い。 このこずは、倧量のパラメヌタを扱うRPGやシミュレヌションゲヌムにおいお、特に重芁な技術であろう。 ずころで䞊述コヌドの yuusya_status->hp のように、呌びだされた関数から構造䜓倉数にアクセスするずきは、アロヌ挔算子 -> を䜿う。 アロヌ挔算子を䜿わずに、 * yuusya_status.hp ず曞いおも、コンパむルできず゚ラヌになるのが通垞である。 なお、䞊述の構造䜓の䟋では、冒険者は「勇者」1人だけだったが、もし、勇者に加えお「魔法䜿い」「戊士」など远加の冒険者をパヌティに加えお4人パヌティずかのアルゎリズムを䜜りたい堎合は、構造䜓ず配列を組み合わせた、いわゆる「構造䜓配列」のテクニックを䜿えばいい。 冒険者の人数を倉数ずした配列を䜿っお説明する。 説明の単玔化のため、冒険者はただ勇者1人ずする。(仲間を远加したくなれば、この人数を意味する倉数をむゞればいいだけ。) 技巧的になるが、䞊述のコヌド int battle(struct chara_status *poihiki) のように、受け取り関数の匕数をポむンタ圢で宣蚀するのが、コツである。 仮に、受け取り関数の偎で、たずえば int battle( struct chara_status *boukensya_status[] ) のように配列の曞匏で曞いおも、コンパむル゚ラヌになっおしたい、倱敗する。 このように、受け取り関数の偎では、送り偎の関数から送られおきた情報が「配列」であるかどうかを刀断する必芁は無く、受け取ったのが「䜕かのアドレスである」事だけが分かればいいので、ポむンタ圢を宣蚀するのである。 なお、配列の番号は0番から数えるのがC蚀語の仕様なので、 boukensya_status[0] が䞻人公のステヌタスである。 実際のRPGゲヌムでは、パヌティメンバヌは耇数人である堎合が倚い。 コヌドは䞋蚘のようになるだろう。 パヌティは勇者ず僧䟶の2名ずした。 傷薬で回埩するかわりに、回埩魔法で回埩するずする。 配列の番号は0番から数えるのがC蚀語の仕様なので、 である。 このように、RPGのプログラム内郚ではキャラクタヌを番号で管理するこずになる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ゲヌムは、関数などのいく぀かのモゞュヌルに分かれおいるので、どうやっおそれら別々のモゞュヌルで倉数を共有するか、疑問に思うだろう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "別々の関数でパラメヌタを共有する方法はいく぀かあるが、䞀番簡単な方法は、単にグロヌバル倉数を䜿うこずである。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "関数をこえおの倉数の共有には、グロヌバル倉数を䜿う方法以倖にも、ポむンタを䜿う方法がある。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "このセクションでは、䞊蚘の怜蚌のほか、配列や構造䜓なども倧たかに説明する。 なお、簡単な仕組みのゲヌムなら、配列や構造䜓を䜿わなくおもゲヌムは補䜜可胜である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "なので、配列や構造䜓はゲヌム制䜜には必ずしも必須の知識ではないが、しかし孊習コストはそれほど高くないし、垂販のどの『C蚀語』入門曞にも詳しく曞かれおいるので、珟代なら孊んでおいおも特に損は無いだろう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "RPGでは、戊闘モヌドずかマップ䞊での移動モヌドずか買い物モヌドずか、䜜䞭でいろんなモヌドがあるが、それぞれのモヌドでHP(ヒットポむント)やMPなどのパラメヌタを共有する必芁にせたられ、さらに、各モヌドから、パラメヌタを曞き換え、それを他のモヌドにも反䟋させる必芁が生じる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "それぞれのモヌドは、関数であらわす堎合が倚いだろう(関数を䜿わずにメむンルヌプに盎に曞いおもゲヌム制䜜はできる。本ペヌゞではプログラミング知識の教育の郜合䞊、今回は関数を甚いたずしお説明をする)。関数を䜿うずなるず、戊闘モヌドやらマップモヌドなどずいった別々の各モヌドは、぀たり、別々の関数ずなる。なので、別々の関数どうしで、パラメヌタを共有する方法が分かれば良い。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "このような機胜を実装には、C蚀語によるプログラミングでは、「グロヌバル倉数」を䜿うか、あるいは「ポむンタ」を䜿うこずになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "これらの機胜を䜿わない堎合での、関数の返り倀を䜿っお共有を目指す方法だず、1個ず぀しか倀を返せないので、プログラムが困難である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "おそらくだがシミュレヌションゲヌムでも、同様に、耇数のパラメヌタの受け枡しず、各モヌド間でのパラメヌタ共有が必芁になるので、グロヌバル倉数たたはポむンタを䜿うこずになるだろう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "説明の郜合のため、コン゜ヌルアプリで説明したすが、GUIアプリでも、C++なら、だいたい䌌たような発想で、実装が可胜です。(なお、C#ではグロヌバル倉数が無いので䞍可胜。C#の堎合に぀いおは別セクションで述べる。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "たずは䞋蚘のような、グロヌバル倉数を䜿う方匏が、パラメヌタの共有の基本です。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "どの関数の䞭でもない堎所で、倉数を定矩するず、その倉数はすべおの関数で共有される。このように、すべおの倉数で共有された倉数をグロヌバル倉数ずいう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "static を぀けおおかないず、battle()やheal()関数を終了しお抜けた盎埌に初期化されおしたうので、static で宣蚀する。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "なお、冒頭の関数倖郚でstatic宣蚀のある static int hp, mp, exp_; をする代わりに、main関数の䞭でstaticを甚いた同じ倉数宣蚀をしおも、(Visual Studio 2017 では)コンパむル゚ラヌになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "おそらく、C蚀語の仕様ずしお、コンパむルではコヌドを前から順にコンパむルしおいくので、battle関数などが、battle関数よりも埌ろで定矩されおいる倉数hpや倉数mpなどの存圚を認識できないからである。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "かずいっお、battle関数をmainの埌ろにもっおいくず、今床は、main関数がbattle関数などを認識できなくなり、これもたたコンパむル゚ラヌになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "近幎では、さたざたな理由により、初心者が Visual C++ を勉匷するのは困難になっおいたす(フォヌムデザむナヌの廃止など)。マむクロ゜フト瀟は、代わりに C# を普及させたいようだ。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "では、ゲヌム特にRPGを぀くりたい私たちは、C#でどのようなコヌドで、䞊述のようなモヌド間のパラメヌタ共有の機胜を実珟できるのだろうか?", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "結論を蚀うず、垂販の教本やらマむクロ゜フトの公匏サむトにあるような static宣蚀を䜿っただけのプログラムでは、残念ながらメむンルヌプを1呚するず初期状態に戻っおしたうので、圹立ちたせん。぀たり、教本やらマむクロ゜フト公匏サむトが説明䞍十分です。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "1ルヌプ内ではstatic宣蚀の初期化は1回しか行われないのですが、しかしルヌプを呚回するたびに毎回static宣蚀の初期化が行われおしたい、圹立ちたせん。(なので、GUIアプリ開発では、初期倀の代入をstatic宣蚀では行っおはいけないのです。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "答えを蚀うず、「コンストラクタ」ずいうものを䜿う必芁がありたす。初期倀の具䜓的な代入などの蚭定は、コンストラクタで宣蚀したす。コンストラクラ倖郚でのstatic宣蚀は、単に倉数名ずその型を宣蚀しおメモリ確保するだけにしたす。逆に蚀うず、コンストラクタに觊れず、「ゲッタヌ」だの「セッタヌ」だのをどうこう蚀っおる人は、GUIアプリ開発においおはピント倖れです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "C#にはグロヌバル倉数はないですが、それでもいちおう、windowsのVisual C#でも、同䞀プロゞェクト内郚にある他csファむルの倉数ぞのアクセスは可胜であり、Visual C# の堎合、具䜓的には、䞋蚘の", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "を行えば、ずりあえず、グロヌバル倉数の代わりに、他のファむルにある倉数にアクセスしお曞き換えや読み蟌みをできるようになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "予備知識がけっこう倚いので、果たしおVisual C# でゲヌム制䜜すべきかどうか、考え盎したほうが良い。「どうしおも Visual C# で䜜りたい」ずいう人のために、䞀応、具䜓策を説明しおおく。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "たず宣蚀偎で、たずえばOpeningファむルで宣蚀するなら、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "どこのメ゜ッド内でもない堎所で、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "pubic static 修食子で宣蚀しないずけない。぀たり", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "public static int herHP;", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "のように宣蚀しないずいけない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "そうすれば、別ファむルからでも、アクセスだけなら、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "ファむル名.倉数名", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "で可胜である。(しかし、これではアクセスだけしか出来ない。曞き換えを出来るようにするのが、ずおも難しい。埌述のように、コンストラクタの䜜成や、デザむンファむルの曞き換えなど、色々ず必芁になる。)(そしお、ネットの解説サむトの倚くは曞き換え方法を曞いおないので、圹立たない。なお、コン゜ヌルアプリでの曞き換え方法ずしおよくみる、static 宣蚀すればどうにかなるずう方法では、GUIアプリでのグロヌバル倉数的な運甚の出来ない。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "なお、そのcsファむル名ず同䞀名称のクラスがファむル内のコヌドにあるので、結果的に", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "クラス名.倉数名", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "ずいうアクセス方法でもある。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "たずえば、ファむル名が「Opening」で、そこでゲヌム䞭の諞パラメヌタを宣蚀しおいたずしお、たずえば䞻人公のヒットポむント(倉数名「heroHP」ずする)を定矩しおいたずしたら、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "Opening.heroHP", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "でアクセスできる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "さお、public static int herHP;では(どこのメ゜ッド内でもない堎所)、初期倀を入れおはいけない。もしここで初期倀を入れるず、このファむルを読み蟌む際に毎回、初期化をされおしたい、ゲヌムにならない(ゲヌムで蚀うなら、䞻人公が初期地点から動けない)。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "だから、これだけではコヌドが䞍十分で、さらに、初期倀をアプリ起動のずきにだけ、1回だけ初期蚭定するようにしないずいけない。アプリ起動時以倖では、読み蟌んではいけない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "どうするかずいうず、結論から蚀うず、コンストラクタで宣蚀すればいい。コン゜ヌルアプリ(DOSプロンプト)だったら、コンストラクタを䜿わなくおも倉数のstatic宣蚀ぐらいで1回だけ枈む堎合もあるのだが、しかしフォヌムデザむナによる開発では実装の郜合からか、static宣蚀だけでは1回だけの初期蚭定にはならず、毎回読み蟌たれおしたい、぀たり䞻人公が䞀歩も動けない状態になりゲヌムにならない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "あれこれず説明したが、芁するにコンストラクタを䜿えば、この問題は解決できる。具䜓的なコヌドは䞋蚘のようになる(䜜るアプリによっお倉数名やファむル名などは各人ごずに埮劙に違う)。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "フォヌムデザむナで䞊手くクリックするず、コンストラクタの雛圢(ひながた)が自動的に䜜られるので、そのコンストラクタのブロック内に初期倀を曞く。(ネットの解説サむトの倚くには、コンストラクタで初期化する事が曞いおないので、たあサむトにダル気が無い。フォヌムデザむナの堎合、なぜか単に static 宣蚀しただけでは、ダメである。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "なのでずもかく、たず、コンストラクタを䜜る必芁がある。ずもかくフォヌムデザむナをあれこれクリックしお、ファむルの䞭にある、ファむル名ず同䞀名称のクラスの䞭に、さらに", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "ずいうのが䜜成されれば、コンストラクタの自動生成は成功なので、あずは初期倀を曞くのである。(具䜓的な自動生成の方法が分からなければググっおください。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "前提ずしお、フォヌムデザむナが䜿えるファむルでないず、圓然ながらフォヌムデザむナによる自動生成および自動蚭定は出来ない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "぀たり、゚ントリポむントである自動生成される Program.cs ファむルで、䞊蚘のような凊理をやろうずしおも、フォヌムデザむナを䜜れないのでダメである。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "゚ントリポむントずは別に、フォヌムデザむンのファむルを䜜る必芁がある。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "なお、面倒くさがっお、䞊蚘コヌドを手曞きでコピヌペヌストしおコヌドをcsファむルに貌り付けおも、ダメである。゚ラヌになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "きちんず、フォヌムデザむナを経由しお、関連する蚭定も行わないずいけない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "なので、たず、フォヌムデザむナで、デザむンのファむルを䜜る必芁がある。そのデザむンをダブルクリックするなどしお自動生成されるcsファむルを、䞊手く線集しおいくこずになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "いちおう、これでアクセスは可胜である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "もしコンストラクタを䜿わない方法だず、メむンルヌプを䞀呚するず、状態が元に戻っおしたいたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "その蚌拠に、たずえばif文などで、薬草など初期アむテムの個数を初期倀(たずえば5個ずする)からひず぀枛ったずき(たずえば4個ずする)にだけMessageBoxで「今、薬草が4個」などず衚瀺されるプログラムを曞いおいしおみるず、 画面䞊の衚瀺はそのたた5個なのに「今、薬草が4個」のようにボックスでは衚瀺されたりしたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "これはなぜ、そうなるのか蚀語化しお仕組みを考えおみるず、぀たりメむンルヌプを䞀呚するず、コンストラクタ以倖の状態が元に戻っおしたうのが Visual C# の実際の仕組みだからです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "static宣蚀は、メむンルヌプが1回終わるたでしか有効ではないのが、Visual C# で動䜜確認された実際の仕組みです。だからかメむンルヌプが1呚するず、static宣蚀も初期状態に戻っおしたうので、static宣蚀だけではゲヌムずしおの初期蚭定の機胜を果たしたせんし、ゲヌムに限らず Visual C++や Direct X のグロヌバル倉数のようには䜿えないのです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "もしゲヌムでない、よくプログラミング教本にあるような1呚すれば終わるような通垞のコン゜ヌルアプリならば、メむンルヌプが存圚しないのが通垞なので、プログラムの終わりたで到達したらそこでプログラムが終了するので、static宣蚀だけでも問題が衚れなかったのです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "しかし、私たちの䜜るゲヌムほか、通垞のゲヌムには、メむンルヌプが存圚したす。だから、C#ではstatic宣蚀だけでは、グロヌバル倉数のようにはならないのです。この事を曞いおないネット䞊の解説サむトや、垂販の入門曞は、残念ながら胜力䞍足です。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "たた、そもそもむベントドリブン型のプログラムには、メむンルヌプが存圚したすし、マむクロ゜フトのC# 圢匏のプログラムにはそもそもメむンルヌプが存圚したす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "぀たり、C#による、フォヌムデザむナなどを䜿っおプログラムする方匏は、むベントドリブン型です。ネットや曞籍では特に蚀及されたせんが、C#のフォヌムデザむナ方匏のプログラミングはむベントドリブン型なのです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "比范のため、(Visual )C++の堎合、なぜコンストラクタを意識する必芁が無かったを考えおみれば、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "ずいう仕組みだったので、C++では問題が起きなかったのです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "しかし、C#では、䞊蚘の2぀ずも䜿えたせん。なので、コンストラクタで察応するしかないのです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "しかし、䞊蚘はアクセスするだけなので、HPなどゲヌム内数倀の曞き換えはただ䜕も行っおいない。数倀の曞き換えをできないずゲヌムにならない(数倀の曞き換えが出来ないず、たずえば珟圚䜍眮を衚す倉数すらも曞き換えできないので、そのたたでは䞻人公が静止したたた、䞀歩も動けないのでゲヌムにならない)。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "曞き換え方法は、たずえば、あるラベルを曞き換える堎合、HPの曞き換えを䟋に説明するなら(珟圚䜍眮だず壁などの刀定が難しいので、䜍眮では説明しない)、HPを蚈算する各郚で、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "そのラベルを管理しおいる(デザむンファむルずセットの)csファむルのほうで、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "ずいう凊理が必芁である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "ToString()ずは、数倀オブゞェクトを文字列に眮き換えるメ゜ッドである。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "「(string)heroHP」ずか曞いおもVisual C#ではダメであり、それでは倉換できないです。䞊述のようにVisual C#では ToString() メ゜ッドを䜿う必芁がありたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "ずもかく、こういう感じのコヌドを、たずえばボタンむベントのメ゜ッド内ずか、あるいはタむマヌむベントのメ゜ッド内ずかに曞く。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "具䜓的にどんなラベル名かずか、あるいはラベル以倖ならプロパティが䜕かずかは、デザむンファむルを芋ればわかるので、 クリックしお開いお調べおコピペすればいい。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "さらにデザむンファむル偎で、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "をしおおく。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "ずりあえず、これで、グロヌバル倉数のように機胜する。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "以䞊。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "このように、ずおも面倒である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "しかもこれはただ残念なこずに、DirectX的なダブルバッファも出来おないし、凊理速床もなんだか遅いし、タむマヌ凊理も自䜜しないずいけない。぀たり、C#および .net によるプログラミングは、ゲヌム制䜜的にはWindowsAPIプログラミングに近い。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "なので、正盎蚀っお、あたりwindowsの Visual C# によるゲヌム制䜜は薊められない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "パ゜コン甚ゲヌムを䜜るなら、フリヌ゜フトのDXラむブラリで䜜るのが、䞀番ラクであろう。次点でDirectXだろう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "C#は、DXラむブラリ よりも勉匷量が倚いくせに、なのにDXラむブラリよりもC#は動䜜が遅くお䜎性胜である。぀たり、C#は、C++の䞊䜍の蚀語ではないです。少なくずもマむクロ゜フト瀟がwindowsで提䟛しおいる Visual C# は、Visual C++ の䞊䜍の蚀語ではないです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "マむクロ゜フト瀟がどう宣䌝しおいるのかは知りたせんが、実際にコヌディングをしお確認したずころ、䞊述のようにC++あるいはDirectXで可胜だった倚くのこずが、C#では䞍可胜たたは著しく困難です。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "利点は Visual C# だずメモリ䜿甚量が少ないぐらいで数十メガバむトで動くこずくらいだが(DXラむブラリだず100メガ以䞊になるのが普通)、しかし垂販のパ゜コンのメモリが数GBもある2020幎代の珟代、数十メガず100メガずの違いはあたり気にする必芁は無い。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "結論から蚀うず、携垯ゲヌムはずもかく、パ゜コン甚のゲヌムなら、採甚すべきプログラム蚀語は、Windowsナヌザヌの堎合、それは1぀は、マむクロ゜フト瀟の提䟛する Direct X (ダむレクト・゚ックス)ずいう゜フトを䜿甚しお、蚀語にはVisual C++を䜿甚した環境です。Visual C++ ず Direct X を組み合わせた蚀語は、90幎代からゲヌム開発に甚いられおおり、RPGの開発にもよく甚いられおいる組合せなので、C++ずDirectXはゲヌム業界での実甚性が実蚌されおいたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "もうひず぀は、別䌁業のUnityずいう゜フトを䜿うこずです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "Unityが普及する前の䞀昔前の日本では、アマチュアのゲヌム䜜家の倚くが、Visual C++ 䞊でDirect X を動䜜させた環境で、ゲヌム䜜成をしたした。だから少なくずも、C++は実瞟はありたす。䌝聞ですが、アマチュアではなくプロのPCゲヌム䌚瀟のプログラマヌは珟代でもDirectXを䜿っおいるず蚀われたす。ゲヌム専門孊校の授業カリキュラムを調べおも、ほずんどの授業時間がDirectXずC++ず暙準C蚀語です。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "さお、開発蚀語によっおは、このような、関数的な振る舞いをするオブゞェクトどうしに、他オブゞェクトずパラメヌタのやりずりをするための機胜が貧匱だったりしたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "たずえば、WindowsのVisual C#のGUI開発では、ボタンやテキストボックスなどのオブゞェクトをたずめお、「ナヌザヌコントロヌル」ずいう1皮のグルヌプにできたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "GUI開発初心者のゲヌム開発では、これらのナヌザヌコントロヌルの機胜を䜿っお、䟋えばRPGの戊闘画面を䜜成したり、セヌブモヌドの画面を䜜成したり、さらにはマップ䞊での䌚話モヌドを䜜成したり、いろいろずゲヌム内の各も床のグラフィック画面を䜜成しようずするかもしれたせん。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "せっかくナヌザヌコントロヌル等のコンテナで戊闘画面を぀くっおも、あるいは戊闘の蚈算のアルゎリズムを䜜っおも、戊闘モヌドの蚈算結果をマップ移動モヌドなどに受け枡せなければ、戊闘した結果がなくなっおしたいたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "そういう欠陥を攟眮する間抜け䌁業が䞖界に倚いので、䞖間の銬鹿䌁業を出し抜いたUnityなどの䌁業が新芏にゲヌム゚ンゞンを開発しお儲けおるわけです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "このセクションで説明した、コンストラクタずstatic倉数を組み合わせおどうこうずいう話、たったく垂販のC#入門曞には曞かれおいないのが実情です。マむクロ゜フト瀟も、満足に説明しおいたせん。これがマヌケ。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "マむクロ゜フトの䞀番の問題は、自分達でC#やら.netなどを開発しおいながら、実はC++を䞭心に売れ筋のアプリを開発しおいるずいうアレっぷりです。フリヌ゜フトなどで、どの蚀語や開発環境でそのアプリが䜜られおいるかを調べられるフリヌ゜フトがあるのですが、そういう゜フトで怜査するず、マむクロ゜フトの有料の有名アプリの倚くがC++補品だずいう実態が明らかにされおいたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "アメリカのベンチャヌ䌁業は10個起業したうちの9個は倱敗で、残り1個が倧成功しお䞖界的䌁業になっお、9瀟の損倱ぶんを埋めるらしいです。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "10個のプログラム蚀語のうち9個は倱敗だず思うのが良いず思いたす。マむクロ゜フトにも ActiveX や Silveright など、倚くの倱敗がありたす。他瀟も倱敗しおいたす。成功した1個がC++ずDirectXです。DirectXはゲヌム以倖の倚くのアプリにも掻甚されおいたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "そのほか、か぀おC# をベヌスずした .net Framework からDirectXを呌び出しお䜿えるようにする「XNA」ずいうマむクロ゜フト独自技術があったが、しかし2014幎にXNAは終了しおいる。どうしおもマむクロ゜フトのこれらの系統の最新技術を䜿いたい堎合、2022幎珟圚ならUWPずいうマむクロ゜フトの開発ツヌルで開発するこずになるだろうが、UWPはwindows10以降でないず開発できない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "なお、.net Frameworkは、マむクロ゜フトの蚀語が倚数あったのを(Visual Basic や Visual C# や F# など倚々蚀語があった)のを、共通蚀語ランタむム(CLR)を採甚するこずで蚀語䟝存性を極力枛らした開発環境である。.net Framework およびその埌継の .NET Core は、Javaのように䞭間コヌド(IL)を介する方匏である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "䞊蚘のような特城のため、.net 系は、C++ のように、盎接に機械語に翻蚳する方匏(ネむティブコヌド)ずは異なる。このこずは、C++ ず比べお .net 系は、アプリの凊理速床などの性胜に若干の速床䜎䞋などの圱響を䞎える可胜性がある。そこたでリスクを考慮しお、それでも䜿う必芁があれば、䜿えばいい。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "パラメヌタの皮類が増えおくるず、構造䜓を䜿わないず、デヌタ管理が困難になる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "䞊述のコヌドを構造䜓を䜿っお曞き換えるコヌドを䞋蚘に瀺す。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "構造䜓をRPGの甚途ずしおグロヌバル倉数ずしお認識させるためには、䞋蚘のコヌドのように、冒頭郚分のグロヌバル領域郚分で、 static struct chara_status yuusya_status; のように、䜿甚する構造䜓倉数をstatic倉数ずしお宣蚀しなければならない。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "もし、main関数の䞭で、この構造䜓倉数を宣蚀しおも、battle関数などが構造䜓倉数yuusya_statusを認識できず、゚ラヌになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "よっお、䞋蚘のようなコヌドになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "(※『C蚀語』で構造䜓の配列が説明されおいるので、こちらのペヌゞでは説明の必芁が無くなった。過去、C蚀語教科曞での構造䜓の配列の説明が䞍足しおいた時期があった。本セクションの䜜られた経緯を蚘録するため、消さずに残す。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "なお「構造䜓配列」ずいう甚語は由緒正しいものであり、たずえば1990幎代のC蚀語入門曞のナツメ瀟 『入門゜フトりェアシリヌズ(1) C蚀語』でも「構造䜓配列」ずいう甚語が䜿われおいる。実は昔は普通に暙準C蚀語の入門曞でも構造䜓配列を教えおいたのだが、なぜかC++の曞籍では「構造䜓配列」の解説をあたりを芋かけなくなった。なお、2020幎以降でも、暙準C蚀語の曞籍には「構造䜓配列」が曞いおある。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "䞋蚘のような単玔な䟋では、わざわざポむンタを䜿う必芁はありたせん。グロヌバル倉数を甚いたほうが早いでしょう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "たた、Java はそもそも理念䞊の理由からポむンタの機胜が無く、䞀般的にJavaではポむンタの䜿甚を犁止しおいたす。ほか、Visual C# ではポむンタが初期蚭定では䜿えたせん。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "ですが、説明のため本ペヌゞでは、意図的に、比范的に簡単だけど非実甚的なポむンタによる䟋を、䞻に c++を想定しお曞いおいたす。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "main 関数などで、ヒットポむントやマゞックパワヌなどのパラメヌタ郡などを䞀括に宣蚀しお、さらにその堎所をパラメヌタ郡の保管堎所にしおおく。そしお、戊闘モヌドずかマップ移動モヌドずか各モヌドでは、ポむンタによっお、main関数に保管しおおいたパラメヌタを曞き換えるずいう凊眮が必芁になる。(ポむンタを䜿わないず、盎接的に、先頭モヌドなどの各関数の倖にある(main関数など倖郚保管堎所にある)倉数を曞き換えるこずができない。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "たた、このこずから、もしRPGやシミュレヌションゲヌムなどのプログラムを開発する堎合は、慣れないうちは、ポむンタの機胜に制限の少ないC++などが奜たしい。( C# だず、ポむンタの掻甚に制限を掛けおおり、コヌドが耇雑になる。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "なお、䞊蚘のコヌドの実行結果は、䞋蚘のようになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "䞊述のコヌドを構造䜓を䜿っお曞き換えるず、䞋蚘のようになる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "䞊述のように構造䜓を䜿うず、たずえば関数 int battle(struct chara_status *boukensya_status); のように、各人物のHPやMPなどのデヌタを呌び出すずきに、いちいち1぀ず぀匕数ずしお䜕個ものパラメヌタを蚘述する必芁はなくなり、1぀の構造䜓でたずめお匕数にできる。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "たた、匕数 *boukensya_status を芋るず分かるように、受け取り関数 battle() 偎では、その受け取り倉数の型がポむンタ型であるこずが分かるだけであり、具䜓的な構造䜓倉数の䞭身を受け取り偎で指定するこずはできないし、指定しおも意味が無い。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "このこずは、倧量のパラメヌタを扱うRPGやシミュレヌションゲヌムにおいお、特に重芁な技術であろう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "ずころで䞊述コヌドの yuusya_status->hp のように、呌びだされた関数から構造䜓倉数にアクセスするずきは、アロヌ挔算子 -> を䜿う。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "アロヌ挔算子を䜿わずに、 * yuusya_status.hp ず曞いおも、コンパむルできず゚ラヌになるのが通垞である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "なお、䞊述の構造䜓の䟋では、冒険者は「勇者」1人だけだったが、もし、勇者に加えお「魔法䜿い」「戊士」など远加の冒険者をパヌティに加えお4人パヌティずかのアルゎリズムを䜜りたい堎合は、構造䜓ず配列を組み合わせた、いわゆる「構造䜓配列」のテクニックを䜿えばいい。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "冒険者の人数を倉数ずした配列を䜿っお説明する。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "説明の単玔化のため、冒険者はただ勇者1人ずする。(仲間を远加したくなれば、この人数を意味する倉数をむゞればいいだけ。)", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "技巧的になるが、䞊述のコヌド int battle(struct chara_status *poihiki) のように、受け取り関数の匕数をポむンタ圢で宣蚀するのが、コツである。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "仮に、受け取り関数の偎で、たずえば int battle( struct chara_status *boukensya_status[] ) のように配列の曞匏で曞いおも、コンパむル゚ラヌになっおしたい、倱敗する。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "このように、受け取り関数の偎では、送り偎の関数から送られおきた情報が「配列」であるかどうかを刀断する必芁は無く、受け取ったのが「䜕かのアドレスである」事だけが分かればいいので、ポむンタ圢を宣蚀するのである。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "なお、配列の番号は0番から数えるのがC蚀語の仕様なので、 boukensya_status[0] が䞻人公のステヌタスである。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "実際のRPGゲヌムでは、パヌティメンバヌは耇数人である堎合が倚い。 コヌドは䞋蚘のようになるだろう。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "パヌティは勇者ず僧䟶の2名ずした。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "傷薬で回埩するかわりに、回埩魔法で回埩するずする。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "配列の番号は0番から数えるのがC蚀語の仕様なので、", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "である。", "title": "おおたかな方針" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "このように、RPGのプログラム内郚ではキャラクタヌを番号で管理するこずになる。", "title": "おおたかな方針" } ]
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== おおたかな方針 == ゲヌムは、関数などのいく぀かのモゞュヌルに分かれおいるので、どうやっおそれら別々のモゞュヌルで倉数を共有するか、疑問に思うだろう。 別々の関数でパラメヌタを共有する方法はいく぀かあるが、䞀番簡単な方法は、単にグロヌバル倉数を䜿うこずである。 :※ 日本では、なぜか勘違い・生半可な理解で「グロヌバル倉数はなるべく䞀切いっさい䜿わないで、保守性のために倖郚ファむルからアクセスできないようにするため、C++ なら䟋えば class などを䜿っお、゜フトりェア工孊のカプセル化の手法を䜿うほうがむむ」ずいう迷信がありたす。しかしこれはマチガむ・勘違いであり、蚌拠ずしお文献『䜎レベルプログラミング』Igor Zhirkov 著、叀川邊倫 監蚳には、堂々ず、カプセル化された郚品文献には「パヌツ」ずある的なプログラムを呌び出す方法は「グロヌバル倉数を䜿う」か「隠されおいない䞀矀の関数を䜿う」ず曞いおありたす<ref>Igor Zhirkov 著、叀川邊倫 監蚳『䜎レベルプログラミング』、翔泳瀟、2018幎01月19日 初版 第1刷 発行、310ペヌゞ</ref>。考えおみれば圓然で、そもそも倖郚ファむルから䜕も倉数や関数にアクセスできなければ、そもそもプログラムを起動できたせん。 関数をこえおの倉数の共有には、グロヌバル倉数を䜿う方法以倖にも、ポむンタを䜿う方法がある。 このセクションでは、䞊蚘の怜蚌のほか、配列や構造䜓なども倧たかに説明する。 なお、簡単な仕組みのゲヌムなら、配列や構造䜓を䜿わなくおもゲヌムは補䜜可胜である。 なので、配列や構造䜓はゲヌム制䜜には必ずしも必須の知識ではないが、しかし孊習コストはそれほど高くないし、垂販のどの『C蚀語』入門曞にも詳しく曞かれおいるので、珟代なら孊んでおいおも特に損は無いだろう。 === 異なる関数どうしでのパラメヌタ共有 === RPGでは、戊闘モヌドずかマップ䞊での移動モヌドずか買い物モヌドずか、䜜䞭でいろんなモヌドがあるが、それぞれのモヌドでHPヒットポむントやMPなどのパラメヌタを共有する必芁にせたられ、さらに、各モヌドから、パラメヌタを曞き換え、それを他のモヌドにも反䟋させる必芁が生じる。 それぞれのモヌドは、関数であらわす堎合が倚いだろう関数を䜿わずにメむンルヌプに盎に曞いおもゲヌム制䜜はできる。本ペヌゞではプログラミング知識の教育の郜合䞊、今回は関数を甚いたずしお説明をする。関数を䜿うずなるず、戊闘モヌドやらマップモヌドなどずいった別々の各モヌドは、぀たり、別々の関数ずなる。なので、別々の関数どうしで、パラメヌタを共有する方法が分かれば良い。 このような機胜を実装には、C蚀語によるプログラミングでは、「グロヌバル倉数」を䜿うか、あるいは「ポむンタ」を䜿うこずになる。 :近幎ではUnityずいうゲヌム゚ンゞンが普及しおいるが、Unityの日本ナヌザヌの甚語では、モヌドではなく「シヌン」ず呌んでいる。「戊闘シヌン」ずか「マップ移動シヌン」などのような蚀い回しをしおいる。 :だが本曞では、シヌンず蚀うのは劇䞭での物語の状況を衚すのにも䜿われるこずや、商暙暩などの心配から、よりコンピュヌタ的な「モヌド」ず蚀う蚀い回しを䜿うこずにする。 これらの機胜を䜿わない堎合での、関数の返り倀を䜿っお共有を目指す方法だず、1個ず぀しか倀を返せないので、プログラムが困難である。 おそらくだがシミュレヌションゲヌムでも、同様に、耇数のパラメヌタの受け枡しず、各モヌド間でのパラメヌタ共有が必芁になるので、グロヌバル倉数たたはポむンタを䜿うこずになるだろう。 ==== グロヌバル倉数を䜿う堎合 ==== ===== 単玔な䟋 ===== 説明の郜合のため、コン゜ヌルアプリで説明したすが、GUIアプリでも、C++なら、だいたい䌌たような発想で、実装が可胜です。なお、C#ではグロヌバル倉数が無いので䞍可胜。C#の堎合に぀いおは別セクションで述べる。 たずは䞋蚘のような、グロヌバル倉数を䜿う方匏が、パラメヌタの共有の基本です。 <syntaxhighlight lang="c"> //䟋 グロヌバル倉数によるRPGの各モヌド間でのパラメヌタの共有ず曞き換え // Windows の Visual C++ の堎合 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> // 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」を衚瀺するのに必芁。 static int hp, mp, exp_; static int kizugusuri_kosuu; int battle() { printf("モンスタヌず戊闘䞭・・・ \n"); hp = hp - 5; printf("負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ \n"); printf("HP = %d \n", hp); printf("魔法で攻撃するぞMPが3枛るぞ \n"); mp = mp - 3; printf("MP = %d \n", mp); printf("モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ \n"); exp_ = exp_ + 2; return 0; } int heal() { printf("傷薬で回埩だ \n"); hp = hp + 3; printf("HP = %d \n", hp); printf("傷薬が1個枛ったぞ \n"); kizugusuri_kosuu = kizugusuri_kosuu - 1; printf("傷薬は残り %d個 \n", kizugusuri_kosuu); return 0; } int main(void) { hp = 30; mp = 25; exp_ = 0; kizugusuri_kosuu = 10; printf("冒険を始めたぞ 最初のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", hp, mp, exp_); printf("モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ \n"); battle(); printf("戊闘終了埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", hp, mp, exp_); printf("回埩アむテムを䜿甚するぞ \n"); heal(); printf("回埩埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", hp, mp, exp_); printf("回埩埌の傷薬の残り個数は%d個 \n", kizugusuri_kosuu); system("pause");// 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」の埅機呜什 } </syntaxhighlight> ;実行結果 :Visual Studio 2017 の C++ で動䜜するこずを確認ずみ。 <pre> 冒険を始めたぞ 最初のHPは30、MPは25。経隓倀は0 モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ モンスタヌず戊闘䞭・・・ 負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ HP = 25 魔法で攻撃するぞMPが3枛るぞ MP = 22 モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ 戊闘終了埌のHPは25、MPは22。経隓倀は2 回埩アむテムを䜿甚するぞ 傷薬で回埩だ HP = 28 傷薬が1個枛ったぞ 傷薬は残り 9個 回埩埌のHPは28、MPは22。経隓倀は2 回埩埌の傷薬の残り個数は9個 続行するには䜕かキヌを抌しおください . . . </pre> どの関数の䞭でもない堎所で、倉数を定矩するず、その倉数はすべおの関数で共有される。このように、すべおの倉数で共有された倉数をグロヌバル倉数ずいう。 static を぀けおおかないず、battle()やheal()関数を終了しお抜けた盎埌に初期化されおしたうので、static で宣蚀する。 なお、冒頭の関数倖郚でstatic宣蚀のある<code> static int hp, mp, exp_; </code>をする代わりに、main関数の䞭でstaticを甚いた同じ倉数宣蚀をしおも、Visual Studio 2017 ではコンパむル゚ラヌになる。 おそらく、C蚀語の仕様ずしお、コンパむルではコヌドを前から順にコンパむルしおいくので、battle関数などが、battle関数よりも埌ろで定矩されおいる倉数hpや倉数mpなどの存圚を認識できないからである。 かずいっお、battle関数をmainの埌ろにもっおいくず、今床は、main関数がbattle関数などを認識できなくなり、これもたたコンパむル゚ラヌになる。 ==== グロヌバル倉数のない蚀語C#などの堎合 ==== ===== 基本 ===== 近幎では、さたざたな理由により、初心者が Visual C++ を勉匷するのは困難になっおいたすフォヌムデザむナヌの廃止など。マむクロ゜フト瀟は、代わりに C# を普及させたいようだ。 では、ゲヌム特にRPGを぀くりたい私たちは、C#でどのようなコヌドで、䞊述のようなモヌド間のパラメヌタ共有の機胜を実珟できるのだろうか 結論を蚀うず、垂販の教本やらマむクロ゜フトの公匏サむトにあるような static宣蚀を䜿っただけのプログラムでは、残念ながらメむンルヌプを1呚するず初期状態に戻っおしたうので、圹立ちたせん。぀たり、教本やらマむクロ゜フト公匏サむトが説明䞍十分です。 1ルヌプ内ではstatic宣蚀の初期化は1回しか行われないのですが、しかしルヌプを呚回するたびに毎回static宣蚀の初期化が行われおしたい、圹立ちたせん。なので、GUIアプリ開発では、初期倀の代入をstatic宣蚀では行っおはいけないのです。 答えを蚀うず、「コンストラクタ」ずいうものを䜿う必芁がありたす。初期倀の具䜓的な代入などの蚭定は、コンストラクタで宣蚀したす。コンストラクラ倖郚でのstatic宣蚀は、単に倉数名ずその型を宣蚀しおメモリ確保するだけにしたす。逆に蚀うず、コンストラクタに觊れず、「ゲッタヌ」だの「セッタヌ」だのをどうこう蚀っおる人は、GUIアプリ開発においおはピント倖れです。 C#にはグロヌバル倉数はないですが、それでもいちおう、windowsのVisual C#でも、同䞀プロゞェクト内郚にある他csファむルの倉数ぞのアクセスは可胜であり、Visual C# の堎合、具䜓的には、䞋蚘の :pubic static 修食子 :コンストラクタ :ToString() などのメ゜ッド :デザむンファむルの曞き換え を行えば、ずりあえず、グロヌバル倉数の代わりに、他のファむルにある倉数にアクセスしお曞き換えや読み蟌みをできるようになる。 予備知識がけっこう倚いので、果たしおVisual C# でゲヌム制䜜すべきかどうか、考え盎したほうが良い。「どうしおも Visual C# で䜜りたい」ずいう人のために、䞀応、具䜓策を説明しおおく。 ===== pubic static 修食子 ===== たず宣蚀偎で、たずえばOpeningファむルで宣蚀するなら、 どこのメ゜ッド内でもない堎所で、 pubic static 修食子で宣蚀しないずけない。぀たり <code>public static int herHP;</code> のように宣蚀しないずいけない。 そうすれば、別ファむルからでも、アクセス'''だけ'''なら、 <code>ファむル名.倉数名</code> で可胜である。しかし、これではアクセスだけしか出来ない。曞き換えを出来るようにするのが、ずおも難しい。埌述のように、コンストラクタの䜜成や、デザむンファむルの曞き換えなど、色々ず必芁になる。そしお、ネットの解説サむトの倚くは曞き換え方法を曞いおないので、圹立たない。なお、コン゜ヌルアプリでの曞き換え方法ずしおよくみる、static 宣蚀すればどうにかなるずう方法では、GUIアプリでのグロヌバル倉数的な運甚の出来ない。 なお、そのcsファむル名ず同䞀名称のクラスがファむル内のコヌドにあるので、結果的に <code>クラス名.倉数名</code> ずいうアクセス方法でもある。 たずえば、ファむル名が「Opening」で、そこでゲヌム䞭の諞パラメヌタを宣蚀しおいたずしお、たずえば䞻人公のヒットポむント倉数名「heroHP」ずするを定矩しおいたずしたら、 <code>Opening.heroHP</code> でアクセスできる。 ===== コンストラクタ ===== さお、<code>public static int herHP;</code>ではどこのメ゜ッド内でもない堎所、初期倀を入れおはいけない。もしここで初期倀を入れるず、このファむルを読み蟌む際に毎回、初期化をされおしたい、ゲヌムにならないゲヌムで蚀うなら、䞻人公が初期地点から動けない。 だから、これだけではコヌドが䞍十分で、さらに、初期倀をアプリ起動の'''ずきにだけ'''、1回だけ初期蚭定するようにしないずいけない。アプリ起動時以倖では、読み蟌んではいけない。 どうするかずいうず、結論から蚀うず、コンストラクタで宣蚀すればいい。コン゜ヌルアプリDOSプロンプトだったら、コンストラクタを䜿わなくおも倉数のstatic宣蚀ぐらいで1回だけ枈む堎合もあるのだが、しかしフォヌムデザむナによる開発では実装の郜合からか、static宣蚀だけでは1回だけの初期蚭定にはならず、毎回読み蟌たれおしたい、぀たり䞻人公が䞀歩も動けない状態になりゲヌムにならない。 あれこれず説明したが、芁するにコンストラクタを䜿えば、この問題は解決できる。具䜓的なコヌドは䞋蚘のようになる䜜るアプリによっお倉数名やファむル名などは各人ごずに埮劙に違う。 <syntaxhighlight lang="C#"> public partial class Opening : UserControl { public static int heroHP ; public Opening() // これがコンストラクタ { InitializeComponent(); heroHP = 30; } </syntaxhighlight> フォヌムデザむナで䞊手くクリックするず、コンストラクタの雛圢ひながたが自動的に䜜られるので、そのコンストラクタのブロック内に初期倀を曞く。ネットの解説サむトの倚くには、コンストラクタで初期化する事が曞いおないので、たあサむトにダル気が無い。フォヌムデザむナの堎合、なぜか単に static 宣蚀しただけでは、ダメである。 なのでずもかく、たず、コンストラクタを䜜る必芁がある。ずもかくフォヌムデザむナをあれこれクリックしお、ファむルの䞭にある、ファむル名ず同䞀名称のクラスの䞭に、さらに <syntaxhighlight lang="C#"> public ファむル名 { InitializeComponent(); } </syntaxhighlight> ずいうのが䜜成されれば、コンストラクタの自動生成は成功なので、あずは初期倀を曞くのである。具䜓的な自動生成の方法が分からなければググっおください。 前提ずしお、フォヌムデザむナが䜿えるファむルでないず、圓然ながらフォヌムデザむナによる自動生成および自動蚭定は出来ない。 ぀たり、゚ントリポむントである自動生成される Program.cs ファむルで、䞊蚘のような凊理をやろうずしおも、フォヌムデザむナを䜜れないのでダメである。 ゚ントリポむントずは別に、フォヌムデザむンのファむルを䜜る必芁がある。 なお、面倒くさがっお、䞊蚘コヌドを手曞きでコピヌペヌストしおコヌドをcsファむルに貌り付けおも、ダメである。゚ラヌになる。 きちんず、フォヌムデザむナを経由しお、関連する蚭定も行わないずいけない。 なので、たず、フォヌムデザむナで、デザむンのファむルを䜜る必芁がある。そのデザむンをダブルクリックするなどしお自動生成されるcsファむルを、䞊手く線集しおいくこずになる。 いちおう、これでアクセスは可胜である。 もしコンストラクタを䜿わない方法だず、メむンルヌプを䞀呚するず、状態が元に戻っおしたいたす。 その蚌拠に、たずえばif文などで、薬草など初期アむテムの個数を初期倀たずえば5個ずするからひず぀枛ったずきたずえば4個ずするにだけMessageBoxで「今、薬草が4個」などず衚瀺されるプログラムを曞いおいしおみるず、 画面䞊の衚瀺はそのたた5個なのに「今、薬草が4個」のようにボックスでは衚瀺されたりしたす。 これはなぜ、そうなるのか蚀語化しお仕組みを考えおみるず、぀たりメむンルヌプを䞀呚するず、コンストラクタ以倖の状態が元に戻っおしたうのが Visual C# の実際の仕組みだからです。 static宣蚀は、メむンルヌプが1回終わるたでしか有効ではないのが、Visual C# で動䜜確認された実際の仕組みです。だからかメむンルヌプが1呚するず、static宣蚀も初期状態に戻っおしたうので、static宣蚀だけではゲヌムずしおの初期蚭定の機胜を果たしたせんし、ゲヌムに限らず Visual C++や Direct X のグロヌバル倉数のようには䜿えないのです。 もしゲヌムでない、よくプログラミング教本にあるような1呚すれば終わるような通垞のコン゜ヌルアプリならば、メむンルヌプが存圚しないのが通垞なので、プログラムの終わりたで到達したらそこでプログラムが終了するので、static宣蚀だけでも問題が衚れなかったのです。 しかし、私たちの䜜るゲヌムほか、通垞のゲヌムには、メむンルヌプが存圚したす。だから、C#ではstatic宣蚀だけでは、グロヌバル倉数のようにはならないのです。この事を曞いおないネット䞊の解説サむトや、垂販の入門曞は、残念ながら胜力䞍足です。 たた、そもそもむベントドリブン型のプログラムには、メむンルヌプが存圚したすし、マむクロ゜フトのC# 圢匏のプログラムにはそもそもメむンルヌプが存圚したす。 ぀たり、C#による、フォヌムデザむナなどを䜿っおプログラムする方匏は、むベントドリブン型です。ネットや曞籍では特に蚀及されたせんが、C#のフォヌムデザむナ方匏のプログラミングはむベントドリブン型なのです。 比范のため、Visual C++の堎合、なぜコンストラクタを意識する必芁が無かったを考えおみれば、 :C++ではグロヌバル倉数の堎所がメむンルヌプの倖偎にあるので、ルヌプを䞀呚しおたたルヌプ内が実行される段階になっおも、そのルヌプ内にグロヌバル倉数の宣蚀郚分が無いので、問題が起きない。 :たた、C++ではメむンルヌプの倖偎に、アプリをロヌドしたずきだけのむベントが甚意されおいるので、そこで初期蚭定を行っおもいい、 ずいう仕組みだったので、C++では問題が起きなかったのです。 しかし、C#では、䞊蚘の2぀ずも䜿えたせん。なので、コンストラクタで察応するしかないのです。 ===== ToString() などのメ゜ッド ===== しかし、䞊蚘はアクセスするだけなので、HPなどゲヌム内数倀の曞き換えはただ䜕も行っおいない。数倀の曞き換えをできないずゲヌムにならない数倀の曞き換えが出来ないず、たずえば珟圚䜍眮を衚す倉数すらも曞き換えできないので、そのたたでは䞻人公が静止したたた、䞀歩も動けないのでゲヌムにならない。 曞き換え方法は、たずえば、あるラベルを曞き換える堎合、HPの曞き換えを䟋に説明するなら珟圚䜍眮だず壁などの刀定が難しいので、䜍眮では説明しない、HPを蚈算する各郚で、 そのラベルを管理しおいるデザむンファむルずセットのcsファむルのほうで、 <syntaxhighlight lang="C#"> this.ラベル名.Text = Opening.heroHP.ToString(); Invalidate(); </syntaxhighlight> ずいう凊理が必芁である。 <code>ToString()</code>ずは、数倀オブゞェクトを文字列に眮き換えるメ゜ッドである。 「(string)heroHP」ずか曞いおもVisual C#ではダメであり、それでは倉換できないです。䞊述のようにVisual C#では <code>ToString()</code> メ゜ッドを䜿う必芁がありたす。 ずもかく、こういう感じのコヌドを、たずえばボタンむベントのメ゜ッド内ずか、あるいはタむマヌむベントのメ゜ッド内ずかに曞く。 具䜓的にどんなラベル名かずか、あるいはラベル以倖ならプロパティが䜕かずかは、デザむンファむルを芋ればわかるので、 クリックしお開いお調べおコピペすればいい。 ===== デザむンファむルの曞き換え ===== さらにデザむンファむル偎で、 <syntaxhighlight lang="C#"> this.ラベル名.Text = Opening.heroHP.ToString(); </syntaxhighlight> をしおおく。 ずりあえず、これで、グロヌバル倉数のように機胜する。 以䞊。 ===== 結論 ===== このように、ずおも面倒である。 しかもこれはただ残念なこずに、DirectX的なダブルバッファも出来おないし、凊理速床もなんだか遅いし、タむマヌ凊理も自䜜しないずいけない。぀たり、C#および .net によるプログラミングは、ゲヌム制䜜的にはWindowsAPIプログラミングに近い。 なので、正盎蚀っお、あたりwindowsの Visual C# によるゲヌム制䜜は薊められない。 パ゜コン甚ゲヌムを䜜るなら、フリヌ゜フトのDXラむブラリで䜜るのが、䞀番ラクであろう。次点でDirectXだろう。 C#は、DXラむブラリ よりも勉匷量が倚いくせに、なのにDXラむブラリよりもC#は動䜜が遅くお䜎性胜である。぀たり、C#は、C++の䞊䜍の蚀語'''ではない'''です。少なくずもマむクロ゜フト瀟がwindowsで提䟛しおいる Visual C# は、Visual C++ の䞊䜍の蚀語ではないです。 マむクロ゜フト瀟がどう宣䌝しおいるのかは知りたせんが、実際にコヌディングをしお確認したずころ、䞊述のようにC++あるいはDirectXで可胜だった倚くのこずが、C#では䞍可胜たたは著しく困難です。 利点は Visual C# だずメモリ䜿甚量が少ないぐらいで数十メガバむトで動くこずくらいだがDXラむブラリだず100メガ以䞊になるのが普通、しかし垂販のパ゜コンのメモリが数GBもある2020幎代の珟代、数十メガず100メガずの違いはあたり気にする必芁は無い。 結論から蚀うず、携垯ゲヌムはずもかく、パ゜コン甚のゲヌムなら、採甚すべきプログラム蚀語は、Windowsナヌザヌの堎合、それは1぀は、マむクロ゜フト瀟の提䟛する Direct X ダむレクト・゚ックスずいう゜フトを䜿甚しお、蚀語にはVisual C++を䜿甚した環境です。Visual C++ ず Direct X を組み合わせた蚀語は、90幎代からゲヌム開発に甚いられおおり、RPGの開発にもよく甚いられおいる組合せなので、C++ずDirectXはゲヌム業界での実甚性が実蚌されおいたす。 もうひず぀は、別䌁業のUnityずいう゜フトを䜿うこずです。 Unityが普及する前の䞀昔前の日本では、アマチュアのゲヌム䜜家の倚くが、Visual C++ 䞊でDirect X を動䜜させた環境で、ゲヌム䜜成をしたした。だから少なくずも、C++は実瞟はありたす。䌝聞ですが、アマチュアではなくプロのPCゲヌム䌚瀟のプログラマヌは珟代でもDirectXを䜿っおいるず蚀われたす。ゲヌム専門孊校の授業カリキュラムを調べおも、ほずんどの授業時間がDirectXずC++ず暙準C蚀語です。 さお、開発蚀語によっおは、このような、関数的な振る舞いをするオブゞェクトどうしに、他オブゞェクトずパラメヌタのやりずりをするための機胜が貧匱だったりしたす。 たずえば、WindowsのVisual C#のGUI開発では、ボタンやテキストボックスなどのオブゞェクトをたずめお、「ナヌザヌコントロヌル」ずいう1皮のグルヌプにできたす。 GUI開発初心者のゲヌム開発では、これらのナヌザヌコントロヌルの機胜を䜿っお、䟋えばRPGの戊闘画面を䜜成したり、セヌブモヌドの画面を䜜成したり、さらにはマップ䞊での䌚話モヌドを䜜成したり、いろいろずゲヌム内の各も床のグラフィック画面を䜜成しようずするかもしれたせん。 せっかくナヌザヌコントロヌル等のコンテナで戊闘画面を぀くっおも、あるいは戊闘の蚈算のアルゎリズムを䜜っおも、戊闘モヌドの蚈算結果をマップ移動モヌドなどに受け枡せなければ、戊闘した結果がなくなっおしたいたす。 そういう欠陥を攟眮する間抜け䌁業が䞖界に倚いので、䞖間の銬鹿䌁業を出し抜いたUnityなどの䌁業が新芏にゲヌム゚ンゞンを開発しお儲けおるわけです。 このセクションで説明した、コンストラクタずstatic倉数を組み合わせおどうこうずいう話、たったく垂販のC#入門曞には曞かれおいないのが実情です。マむクロ゜フト瀟も、満足に説明しおいたせん。これがマヌケ。 マむクロ゜フトの䞀番の問題は、自分達でC#やら.netなどを開発しおいながら、実はC++を䞭心に売れ筋のアプリを開発しおいるずいうアレっぷりです。フリヌ゜フトなどで、どの蚀語や開発環境でそのアプリが䜜られおいるかを調べられるフリヌ゜フトがあるのですが、そういう゜フトで怜査するず、マむクロ゜フトの有料の有名アプリの倚くがC++補品だずいう実態が明らかにされおいたす。 アメリカのベンチャヌ䌁業は10個起業したうちの9個は倱敗で、残り1個が倧成功しお䞖界的䌁業になっお、9瀟の損倱ぶんを埋めるらしいです。 10個のプログラム蚀語のうち9個は倱敗だず思うのが良いず思いたす。マむクロ゜フトにも ActiveX や Silveright など、倚くの倱敗がありたす。他瀟も倱敗しおいたす。成功した1個がC++ずDirectXです。DirectXはゲヌム以倖の倚くのアプリにも掻甚されおいたす。 そのほか、か぀おC# をベヌスずした .net Framework からDirectXを呌び出しお䜿えるようにする「XNA」ずいうマむクロ゜フト独自技術があったが、しかし2014幎にXNAは終了しおいる。どうしおもマむクロ゜フトのこれらの系統の最新技術を䜿いたい堎合、2022幎珟圚ならUWPずいうマむクロ゜フトの開発ツヌルで開発するこずになるだろうが、UWPはwindows10以降でないず開発できない。 なお、.net Frameworkは、マむクロ゜フトの蚀語が倚数あったのをVisual Basic や Visual C# や F# など倚々蚀語があったのを、共通蚀語ランタむム(CLR)を採甚するこずで蚀語䟝存性を極力枛らした開発環境である。.net Framework およびその埌継の .NET Core は、Javaのように䞭間コヌド(IL)を介する方匏である。 䞊蚘のような特城のため、.net 系は、C++ のように、盎接に機械語に翻蚳する方匏ネむティブコヌドずは異なる。このこずは、C++ ず比べお .net 系は、アプリの凊理速床などの性胜に若干の速床䜎䞋などの圱響を䞎える可胜性がある。そこたでリスクを考慮しお、それでも䜿う必芁があれば、䜿えばいい。 ==== 構造䜓ずグロヌバル倉数 ==== ===== 基本 ===== パラメヌタの皮類が増えおくるず、構造䜓を䜿わないず、デヌタ管理が困難になる。 䞊述のコヌドを構造䜓を䜿っお曞き換えるコヌドを䞋蚘に瀺す。 構造䜓をRPGの甚途ずしおグロヌバル倉数ずしお認識させるためには、䞋蚘のコヌドのように、冒頭郚分のグロヌバル領域郚分で、 <code>static struct chara_status yuusya_status; </code>のように、䜿甚する構造䜓倉数をstatic倉数ずしお宣蚀しなければならない。 もし、main関数の䞭で、この構造䜓倉数を宣蚀しおも、battle関数などが構造䜓倉数yuusya_statusを認識できず、゚ラヌになる。 よっお、䞋蚘のようなコヌドになる。 <syntaxhighlight lang="c"> //䟋 グロヌバル倉数ず構造䜓によるRPGの各モヌド間でのパラメヌタの共有ず曞き換え // Windows の Visual C++ の堎合 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> // 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」を衚瀺する struct chara_status { int hp, mp, exp_; }; static int kizugusuri_kosuu; static struct chara_status yuusya_status; // 䞻人公「勇者」のステヌタスを構造䜓倉数ずしお宣蚀 int battle() { printf("モンスタヌず戊闘䞭・・・ \n"); yuusya_status.hp = yuusya_status.hp - 5; printf("負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ \n"); printf("HP = %d \n", yuusya_status.hp); printf("魔法で攻撃するぞMPが3枛るぞ \n"); yuusya_status.mp = yuusya_status.mp - 3; printf("MP = %d \n", yuusya_status.mp); printf("モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ \n"); yuusya_status.exp_ = yuusya_status.exp_ + 2; return 0; } int heal() { printf("傷薬で回埩だ \n"); yuusya_status.hp = yuusya_status.hp + 3; printf("HP = %d \n", yuusya_status.hp); printf("傷薬が1個枛ったぞ \n"); kizugusuri_kosuu = kizugusuri_kosuu - 1; printf("傷薬は残り %d個 \n", kizugusuri_kosuu); return 0; } int main(void) { yuusya_status.hp = 30; // 具䜓的に勇者の各パラメヌタを代入 yuusya_status.mp = 25; yuusya_status.exp_ = 0; kizugusuri_kosuu = 10; printf("冒険を始めたぞ 最初のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", yuusya_status.hp, yuusya_status.mp, yuusya_status.exp_); printf("モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ \n"); battle(); printf("戊闘終了埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", yuusya_status.hp, yuusya_status.mp, yuusya_status.exp_); printf("回埩アむテムを䜿甚するぞ \n"); heal(); printf("回埩埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", yuusya_status.hp, yuusya_status.mp, yuusya_status.exp_); printf("回埩埌の傷薬の残り個数は%d個 \n", kizugusuri_kosuu); system("pause");// 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」の埅機呜什 } </syntaxhighlight> ===== 構造䜓配列ずグロヌバル倉数 ===== :※ 未蚘述 ※『[[C蚀語]]』で構造䜓の配列が説明されおいるので、こちらのペヌゞでは説明の必芁が無くなった。過去、C蚀語教科曞での構造䜓の配列の説明が䞍足しおいた時期があった。本セクションの䜜られた経緯を蚘録するため、消さずに残す。 なお「構造䜓配列」ずいう甚語は由緒正しいものであり、たずえば1990幎代のC蚀語入門曞のナツメ瀟 『入門゜フトりェアシリヌズ(1) C蚀語』<ref>河西朝雄 『入門゜フトりェアシリヌズ(1) C蚀語』、ナツメ瀟、1995幎8月1日発行、P180</ref>でも「構造䜓配列」ずいう甚語が䜿われおいる。実は昔は普通に暙準C蚀語の入門曞でも構造䜓配列を教えおいたのだが、なぜかC++の曞籍では「構造䜓配列」の解説をあたりを芋かけなくなった。なお、2020幎以降でも、暙準C蚀語の曞籍には「構造䜓配列」が曞いおある。 ==== ポむンタを䜿う堎合 ==== 䞋蚘のような単玔な䟋では、わざわざポむンタを䜿う必芁はありたせん。グロヌバル倉数を甚いたほうが早いでしょう。 たた、Java はそもそも理念䞊の理由からポむンタの機胜が無く、䞀般的にJavaではポむンタの䜿甚を犁止しおいたす。ほか、Visual C# ではポむンタが初期蚭定では䜿えたせん。 ですが、説明のため本ペヌゞでは、意図的に、比范的に簡単だけど非実甚的なポむンタによる䟋を、䞻に c++を想定しお曞いおいたす。 ===== 単玔な䟋 ===== main 関数などで、ヒットポむントやマゞックパワヌなどのパラメヌタ郡などを䞀括に宣蚀しお、さらにその堎所をパラメヌタ郡の保管堎所にしおおく。そしお、戊闘モヌドずかマップ移動モヌドずか各モヌドでは、ポむンタによっお、main関数に保管しおおいたパラメヌタを曞き換えるずいう凊眮が必芁になる。ポむンタを䜿わないず、盎接的に、先頭モヌドなどの各関数の倖にあるmain関数など倖郚保管堎所にある倉数を曞き換えるこずができない。 <syntaxhighlight lang="c"> //䟋 ポむンタによるRPGの各モヌド間でのパラメヌタの共有ず曞き換え // Windows の Visual C++ の堎合 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> // 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」を衚瀺するのに必芁。 int battle(int *hp, int *mp, int *exp_) { printf("モンスタヌず戊闘䞭・・・ \n"); *hp = *hp - 5; printf("負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ \n"); printf("HP = %d \n", *hp); printf("魔法で攻撃するぞMPが3枛るぞ \n"); *mp = *mp - 3; printf("MP = %d \n", *mp); printf("モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ \n"); *exp_ = *exp_ + 2; return 0; } int heal(int *hp, int *mp, int *exp_, int *kizugusuri_kosuu) { printf("傷薬で回埩だ \n"); *hp = *hp + 3; printf("HP = %d \n", *hp); printf("傷薬が1個枛ったぞ \n"); *kizugusuri_kosuu = *kizugusuri_kosuu - 1; printf("傷薬は残り %d個 \n", *kizugusuri_kosuu); return 0; } int main(void) { int hp, mp, exp_; int kizugusuri_kosuu; hp = 30; mp = 25; exp_ = 0; kizugusuri_kosuu = 10; printf("冒険を始めたぞ 最初のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", hp, mp, exp_); printf("モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ \n"); battle(&hp, &mp, &exp_); printf("戊闘終了埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", hp, mp, exp_); printf("回埩アむテムを䜿甚するぞ \n"); heal(&hp, &mp, &exp_, &kizugusuri_kosuu); printf("回埩埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", hp, mp, exp_); printf("回埩埌の傷薬の残り個数は%d個 \n", kizugusuri_kosuu); system("pause");// 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」の埅機呜什 } </syntaxhighlight> たた、このこずから、もしRPGやシミュレヌションゲヌムなどのプログラムを開発する堎合は、慣れないうちは、ポむンタの機胜に制限の少ないC++などが奜たしい。 C# だず、ポむンタの掻甚に制限を掛けおおり、コヌドが耇雑になる。 なお、䞊蚘のコヌドの実行結果は、䞋蚘のようになる。 ;実行結果 <pre> 冒険を始めたぞ 最初のHPは30、MPは25。経隓倀は0 モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ モンスタヌず戊闘䞭・・・ 負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ HP = 25 魔法で攻撃するぞMPが3枛るぞ MP = 22 モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ 戊闘終了埌のHPは25、MPは22。経隓倀は2 回埩アむテムを䜿甚するぞ 傷薬で回埩だ HP = 28 傷薬が1個枛ったぞ 傷薬は残り 9個 回埩埌のHPは28、MPは22。経隓倀は2 回埩埌の傷薬の残り個数は9個 続行するには䜕かキヌを抌しおください . . . </pre> ===== 構造䜓 ===== 䞊述のコヌドを構造䜓を䜿っお曞き換えるず、䞋蚘のようになる。 <syntaxhighlight lang="c"> //䟋 構造䜓を䜿っお敎理。 //䟋 ポむンタによるRPGの各モヌド間でのパラメヌタの共有ず曞き換え #include <stdio.h> #include <stdlib.h> // 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」を衚瀺するのに必芁。 struct chara_status { int hp; int mp; int exp_; }; int battle(struct chara_status *boukensya_status) { printf("モンスタヌず戊闘䞭・・・ \n"); boukensya_status->hp = boukensya_status->hp - 5; printf("負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ \n"); printf("HP = %d \n", boukensya_status->hp); printf("魔法で攻撃するぞMPが3枛るぞ \n"); boukensya_status->mp = boukensya_status->mp - 3; printf("MP = %d \n", boukensya_status->mp); printf("モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ \n"); boukensya_status->exp_ = boukensya_status->exp_ + 2; return 0; } int heal(struct chara_status *boukensya_status, int *kizugusuri_kosuu) { printf("傷薬で回埩だ \n"); boukensya_status->hp = boukensya_status->hp + 3; printf("HP = %d \n", boukensya_status->hp); printf("傷薬が1個枛ったぞ \n"); *kizugusuri_kosuu = *kizugusuri_kosuu - 1; printf("傷薬は残り %d個 \n", *kizugusuri_kosuu); return 0; } int main(void) { struct chara_status yuusya_status; // 䞻人公「勇者」のステヌタスを構造䜓倉数ずしお宣蚀 yuusya_status.hp = 30; // 具䜓的に勇者の各パラメヌタを代入 yuusya_status.mp = 25; yuusya_status.exp_ = 0; int kizugusuri_kosuu = 10; // 道具はステヌタスずは別に管理する printf("冒険を始めたぞ 最初のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", &yuusya_status); printf("モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ \n"); battle(&yuusya_status); printf("戊闘終了埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", yuusya_status.hp, yuusya_status.mp, yuusya_status.exp_); printf("回埩アむテムを䜿甚するぞ \n"); heal(&yuusya_status, &kizugusuri_kosuu); printf("回埩埌のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", yuusya_status.hp, yuusya_status.mp, yuusya_status.exp_); printf("回埩埌の傷薬の残り個数は%d個 \n", kizugusuri_kosuu); system("pause");// 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」の埅機呜什 return 0; } </syntaxhighlight> :(※ 実行結果に぀いおは、前の節で玹介した結果ずほが同じなので、省略する。) 䞊述のように構造䜓を䜿うず、たずえば関数 <code> int battle(struct chara_status *boukensya_status);</code> のように、各人物のHPやMPなどのデヌタを呌び出すずきに、いちいち1぀ず぀匕数ずしお䜕個ものパラメヌタを蚘述する必芁はなくなり、1぀の構造䜓でたずめお匕数にできる。 たた、匕数<code> *boukensya_status </code>を芋るず分かるように、受け取り関数 battle() 偎では、その受け取り倉数の型がポむンタ型であるこずが分かるだけであり、具䜓的な構造䜓倉数の䞭身を受け取り偎で指定するこずはできないし、指定しおも意味が無い。 このこずは、倧量のパラメヌタを扱うRPGやシミュレヌションゲヌムにおいお、特に重芁な技術であろう。 ずころで䞊述コヌドの <code>yuusya_status->hp</code> のように、呌びだされた関数から構造䜓倉数にアクセスするずきは、アロヌ挔算子 <code> -> </code> を䜿う。 アロヌ挔算子を䜿わずに、 <code> * yuusya_status.hp </code> ず曞いおも、コンパむルできず゚ラヌになるのが通垞である。 なお、䞊述の構造䜓の䟋では、冒険者は「勇者」1人だけだったが、もし、勇者に加えお「魔法䜿い」「戊士」など远加の冒険者をパヌティに加えお4人パヌティずかのアルゎリズムを䜜りたい堎合は、構造䜓ず配列を組み合わせた、いわゆる「構造䜓配列」のテクニックを䜿えばいい。 ===== 構造䜓配列ずポむンタ ===== :※ 教科曞ずしおの説明の郜合䞊、実甚性を無芖しお、構造䜓配列ずポむンタの組み合わせで、どうゲヌム䞭の関数的なプログラムを぀くるかを説明しおいたす。実際のには、ゲヌム制䜜では、特別な理由がない限り、ポむンタを䜿わない出の通垞の構造䜓配列でも充分です。なお構造䜓配列は、ゲヌム䞭のデヌタベヌスの読取り結果の保管などで䜿う可胜性がありたす。そういうデヌタベヌス的な内容を保管するのに構造䜓配列が䟿利だからです。 冒険者の人数を倉数ずした配列を䜿っお説明する。 説明の単玔化のため、冒険者はただ勇者1人ずする。仲間を远加したくなれば、この人数を意味する倉数をむゞればいいだけ。 ;1人パヌティの䟋 <syntaxhighlight lang="c"> //䟋 構造䜓配列を䜿っお敎理。 //䟋 ポむンタによるRPGの各モヌド間でのパラメヌタの共有ず曞き換え #include <stdio.h> #include <string.h> #include <stdlib.h> // 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」を衚瀺するのに必芁。 struct chara_status { char name[20]; int hp; int mp; int exp_; }; int battle(struct chara_status *poihiki) { printf("モンスタヌず戊闘䞭・・・ \n"); poihiki->hp = poihiki->hp - 5; printf("%sが負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ \n", poihiki->name); printf("HP = %d \n", poihiki->hp); printf("魔法で攻撃するぞ%sのMPが3枛るぞ \n", poihiki->name); poihiki->mp = poihiki->mp - 3; printf("MP = %d \n", poihiki->mp); printf("モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ \n"); poihiki->exp_ = poihiki->exp_ + 2; return 0; } int heal(struct chara_status *poihiki, int *kizugusuri_kosuu) { printf("傷薬で回埩だ \n"); poihiki->hp = poihiki->hp + 3; printf("HP = %d \n", poihiki->hp); printf("傷薬が1個枛ったぞ \n"); *kizugusuri_kosuu = *kizugusuri_kosuu - 1; printf("傷薬は残り %d個 \n", *kizugusuri_kosuu); return 0; } int main(void) { struct chara_status boukensya_status[1]; // 䞻人公「勇者」のステヌタスを構造䜓倉数ずしお宣蚀 strcpy_s(boukensya_status[0].name, 10, "勇者"); boukensya_status[0].hp = 30; // 具䜓的に勇者の各パラメヌタを代入 boukensya_status[0].mp = 25; boukensya_status[0].exp_ = 0; int kizugusuri_kosuu = 10; // 道具はステヌタスずは別に管理する printf("冒険を始めたぞ %sの最初のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[0].name, boukensya_status[0].hp, boukensya_status[0].mp, boukensya_status[0].exp_); printf("モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ \n"); battle(& boukensya_status[0] ); printf("戊闘終了埌の%sのHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[0].name, boukensya_status[0].hp, boukensya_status[0].mp, boukensya_status[0].exp_); printf("回埩アむテムを䜿甚するぞ \n"); heal(& boukensya_status[0] , &kizugusuri_kosuu); printf("回埩埌の%sのHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[0].name, boukensya_status[0].hp, boukensya_status[0].mp, boukensya_status[0].exp_); printf("回埩埌の傷薬の残り個数は%d個 \n", kizugusuri_kosuu); system("pause");// 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」の埅機呜什 return 0; } </syntaxhighlight> 技巧的になるが、䞊述のコヌド<code> int battle(struct chara_status *poihiki) </code> のように、受け取り関数の匕数をポむンタ圢で宣蚀するのが、コツである。 仮に、受け取り関数の偎で、たずえば <code> int battle( struct chara_status *boukensya_status[] ) </code> のように配列の曞匏で曞いおも、コンパむル゚ラヌになっおしたい、倱敗する。 このように、受け取り関数の偎では、送り偎の関数から送られおきた情報が「配列」であるかどうかを刀断する必芁は無く、受け取ったのが「䜕かのアドレスである」事だけが分かればいいので、ポむンタ圢を宣蚀するのである。 なお、配列の番号は0番から数えるのがC蚀語の仕様なので、 <code> boukensya_status[0] </code> が䞻人公のステヌタスである。 ---- 実際のRPGゲヌムでは、パヌティメンバヌは耇数人である堎合が倚い。 コヌドは䞋蚘のようになるだろう。 パヌティは勇者ず僧䟶の2名ずした。 傷薬で回埩するかわりに、回埩魔法で回埩するずする。 ;2人以䞊のパヌティの䟋 <syntaxhighlight lang="c"> //䟋 構造䜓配列を䜿っお敎理。 //䟋 ポむンタによるRPGの各モヌド間でのパラメヌタの共有ず曞き換え // 耇数人パヌティの堎合。 #include <stdio.h> #include <string.h> #include <stdlib.h> // 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」を衚瀺するのに必芁。 struct chara_status { char name[20]; int hp; int mp; int exp_; }; int battle(struct chara_status *poihiki1, struct chara_status *poihiki2 ) { printf("モンスタヌず戊闘䞭・・・ \n"); poihiki1->hp = poihiki1->hp - 5; printf("%sが負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ \n", poihiki1->name); printf("%sのHP = %d \n", poihiki1->name, poihiki1->hp); printf("%sが魔法で攻撃するぞ%sのMPが3枛るぞ \n", poihiki2->name, poihiki2->name); poihiki2->mp = poihiki2->mp - 3; printf("%sの残りMP = %d \n", poihiki2->name, poihiki2->mp); printf("モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ \n"); poihiki1->exp_ = poihiki1->exp_ + 2; poihiki2->exp_ = poihiki2->exp_ + 2; return 0; } int heal_magic(struct chara_status *poihiki1, struct chara_status *poihiki2 , int *kizugusuri_kosuu) { printf("%sの回埩魔法で%sを回埩だ \n", poihiki2->name, poihiki1->name); poihiki1->hp = poihiki1->hp + 3; printf("%sのHP = %d \n", poihiki1->name, poihiki1->hp); printf("%sのMPが2枛ったぞ \n", poihiki2->name); poihiki2->mp = poihiki2->mp - 2; printf("%sのMP = %d \n", poihiki2->name, poihiki2->mp); return 0; } int main(void) { struct chara_status boukensya_status[1]; // 䞻人公メンバヌのステヌタスを構造䜓倉数ずしお宣蚀 strcpy_s(boukensya_status[0].name, 10, "勇者"); boukensya_status[0].hp = 30; // 具䜓的に勇者の各パラメヌタを代入 boukensya_status[0].mp = 25; boukensya_status[0].exp_ = 0; strcpy_s(boukensya_status[1].name, 10, "僧䟶"); boukensya_status[1].hp = 20; // 具䜓的に僧䟶の各パラメヌタを代入 boukensya_status[1].mp = 45; boukensya_status[1].exp_ = 0; int kizugusuri_kosuu = 10; // 道具はステヌタスずは別に管理する printf("冒険を始めたぞ\n %sの最初のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[0].name, boukensya_status[0].hp, boukensya_status[0].mp, boukensya_status[0].exp_); printf("仲間の%sの最初のHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[1].name, boukensya_status[1].hp, boukensya_status[1].mp, boukensya_status[1].exp_); printf("モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ \n"); battle(&boukensya_status[0], &boukensya_status[1] ); printf("戊闘終了埌の%sのHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[0].name, boukensya_status[0].hp, boukensya_status[0].mp, boukensya_status[0].exp_); printf("戊闘終了埌の%sのHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[1].name, boukensya_status[1].hp, boukensya_status[1].mp, boukensya_status[1].exp_); printf("回埩魔法を䜿甚するぞ \n"); heal_magic(&boukensya_status[0], &boukensya_status[1], &kizugusuri_kosuu); printf("回埩埌の%sのHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[0].name, boukensya_status[0].hp, boukensya_status[0].mp, boukensya_status[0].exp_); printf("回埩埌の%sのHPは%d、MPは%d。経隓倀は%d \n", boukensya_status[1].name, boukensya_status[1].hp, boukensya_status[1].mp, boukensya_status[1].exp_); printf("回埩埌の傷薬の残り個数は%d個 \n", kizugusuri_kosuu); system("pause");// 「続行するには䜕かキヌを抌しおください . . .」の埅機呜什 } </syntaxhighlight> ;実行結果 <pre> 冒険を始めたぞ 勇者の最初のHPは30、MPは25。経隓倀は0 仲間の僧䟶の最初のHPは20、MPは45。経隓倀は0 モンスタヌに遭遇したぞ 戊闘だ モンスタヌず戊闘䞭・・・ 勇者が負傷したぞ 5のダメヌゞ HPが5枛ったぞ 勇者のHP = 25 僧䟶が魔法で攻撃するぞ僧䟶のMPが3枛るぞ 僧䟶の残りMP = 42 モンスタヌを倒したぞ 経隓倀を2ポむント獲埗したぞ 戊闘終了埌の勇者のHPは25、MPは25。経隓倀は2 戊闘終了埌の僧䟶のHPは20、MPは42。経隓倀は2 回埩魔法を䜿甚するぞ 僧䟶の回埩魔法で勇者を回埩だ 勇者のHP = 28 僧䟶のMPが2枛ったぞ 僧䟶のMP = 40 回埩埌の勇者のHPは28、MPは25。経隓倀は2 回埩埌の僧䟶のHPは20、MPは40。経隓倀は2 回埩埌の傷薬の残り個数は10個 続行するには䜕かキヌを抌しおください . . . </pre> ;解説 配列の番号は0番から数えるのがC蚀語の仕様なので、 :<code> boukensya_status[0] </code> が勇者のステヌタス、 :<code> boukensya_status[1] </code> が僧䟶のステヌタス、 である。 このように、RPGのプログラム内郚ではキャラクタヌを番号で管理するこずになる。 [[カテゎリ:プログラミング]]
2020-01-20T12:44:07Z
2023-08-14T05:21:19Z
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27,002
ゲヌムプログラミング/入力
入力機噚は、利甚者からの入力を蚈算機に䞎えるものを指したす。代衚的なものには、キヌボヌドずマりスがあげられたす。これらの機噚に入力を行うず、蚈算機のCPUに割り蟌み(ハヌドりェア割り蟌み)を行い、蚈算機はこれらの機噚から䜕らかの入力が行われた事を知りたす。実際には機噚から送られおくる信号は入力デバむスなどの皮類によっお異なる為、入力機噚ず蚈算機に共通の意味づけを持った信号を䜿う事で、蚈算機は実際に利甚者によっお行われた入力を知る事ができたす。 キヌボヌドやマりスからの入力はPC/AT互換機ず呌ばれる皮類のコンピュヌタでは統䞀されおおり、蚈算機はその仕様に埓っお信号を解釈したす。しかし、西暊2000幎以降の珟代のコンピュヌタではこのような入力機噚からの入力はOSによっお扱われるのが䞀般的であり、ゲヌムプログラマヌが入力信号の仕様を意識する必芁は、あたりありたせん。これは入力機噚からの信号を盎接扱うよりも、人間にずっおわかりやすい圢にしおから入力を提瀺した方が、利甚者にずっお䟿利であるこずによりたす。 もし、これらの入力の仕様の詳现が必芁ならOADGの文献を参照しおください。 なお、残念なこずに、OSが入力機噚からの入力を利甚者に提瀺する方法は、OSごずに異なっおいたす。 このため、ゲヌム䜜品の発衚においお、どのOSで䜜品を発衚するかを考える必芁がありたす。 マむクロ゜フト瀟りィンドりズのプログラム開発゜フト Visual Studio でも、アップル瀟スマホOSのiOSやグヌグル瀟スマホOSのAndroidなど他OS甚の開発環境も提䟛しおいたすが、最終的に、iOSやAndroidなどの目的のOSのむンストヌルされたスマヌトフォンなど珟物のハヌドりェアを甚意しお、プログラマは動䜜確認を取る必芁がありたす。 ゲヌムの開発ではこれらの非互換性が厄介な問題になりたす。 技術的に専門的なこずを蚀えば、(りィンドりズでない)UNIX系のOSでは入力機噚からの信号を利甚するために、デバむスファむルを利甚したす(UNIX/Linux入門も参照)。䞀方、Windowsでは、デバむスファむルは存圚せず、別の方法を䜿いたす。 これは、各OSごずに入力を扱う方法を倉えなくおはいけないからです。実際にはこの問題はいく぀かの方法で回避されたす。1぀の方法ずしおプラットフォヌムによらない入力を提䟛するJavaのような蚀語を利甚する事が出来たす。もしくは、プラットフォヌムごずの入力の差異を吞収するようなラむブラリを利甚する事です。C蚀語を利甚する堎合にはこのようなラむブラリはいく぀か知られおいたす。代衚的な䟋ではGTK+、Qt、SDLが挙げられたす。これらはどれもWindows, Mac OS X, Linuxなどをサポヌトしおおり、これらに共通の入力を䞎えたす。耇数のプラットフォヌムで動䜜するようなプログラムを曞きたい時にはこのようなラむブラリを利甚するこずを考えるず良いでしょう。 なお、webブラりザ䞊で動くゲヌムの堎合、ブラりザ偎が入出力を凊理しおくれるので、OSにあたり䟝存したせん。しかし、代わりにブラりザに䟝存したす。 ぀たり,マむクロ゜フト瀟のwebブラりザ Internet Explorer 䞊で動いたJavaScriptプログラムは、必ずしも、FireFox や Google Chorome などの他ブラりザで動くずは、かぎりたせん。 このほか、ゲヌム゚ンゞンのw:SDLのような、どのOS䞊でも動くツヌルもありたすが、圓然、ほかのゲヌム゚ンゞン䞊ではSDL甚プログラムは動きたせん。 結局、どのようなプラットフォヌム䞊でゲヌムを発衚するのかを、事前に考えおおく必芁がありたす。 2021幎の段階では、DirectXを䜿わずに Windows API だけでゲヌム制䜜をする事䟋は、あたりありたせん。 ですが、ただこのwiki線集者たちのDirectXに぀いおの調査が远い぀いおいないので、読者は圓分のあいだ、Winodows APi の堎合の説明で我慢しおください。 WindowsAPi で入力凊理をプログラミングする堎合、普通は、OSの提䟛する入力うけ぀け機胜を䜿う事になるず思いたす。Windowsの堎合、たずえばWindows API に、入力受け付けの機胜がありたす。 Windows API では、むベント凊理の定矩郚分に case WM_KEYDOWN: を定矩するこずで、簡単に入力受け付けをできたす。 たずえば ずいう構文で簡単に凊理を定矩できたす。 Vkずは仮想キヌずいう意味です。仮想ず蚀いたすが、実際にプログラミングで䜿いたすので、あたり「仮想」ずいう接頭語に深い意味は無いです。ここの名前「VK_UP」は、けっしお勝手に倉えおはいけたせん。Windowsがキヌの皮類を刀断するのに䜿う名前なので、䞊キヌなら VK_UP のたたにしたす。 ほずんどのWindowsゲヌムで方向キヌの受け付けを䜿うでしょうから、䞊蚘コヌド䟋をこのたた䜿っおしたいたしょう。 なお、䞊䞋巊右の方向キヌ受け付けのコヌドを曞くなら、䞋蚘のようになりたす。 windows API で方向キヌ受付を䜿うなら、このたたコヌドを䜿いたわしおしたいたしょう。 で、䞊蚘のcase WM_KEYDOWN: のコヌドをどこに曞く必芁があるかずいうず、Visual Studio でWindows APIを開くず『[[]]』で玹介したようなコヌドが出おきお、その埌半のほうに、 ずいうコヌドがあるので、この case WM_PAINT: の節の前埌どちらかに曞くずラクである。 なぜなら、普通のゲヌムでは、キヌボヌド入力の盎埌に画面を曞き換えるためのコヌドも必芁になるので、画面描画を扱う case WM_PAINT: が近くにあるず芋やすい。 なので、぀たり結果ずしお、䞋蚘のような構成にするずラクである。 Visual Studio はけっしお case WM_KEYDOWN: 節を自動生成しおはくれないので、プログラマヌがコピヌペヌストずかで case WM_KEYDOWN: 節を曞き足す必芁がある、 どんなゲヌムでも、オヌプニング画面があるだろうし、ゲヌム本線の画面もあるでしょう。たた、倚くのゲヌムに、ゲヌムオヌバヌの画面があるでしょう。 そしお、そういった画面の皮類ごずに、キヌ受け付け埌の操䜜内容が違うのが普通です。 たずえば、ゲヌムオヌバヌ画面で決定ボタン(たずえばzボタン)を抌したら、オヌプニング画面に戻る機胜がよくあるず思いたす。 いっぜうで、オヌプニング画面でもし決定ボタンを抌したあずにオヌプニング画面に戻っおしたったら、もはやゲヌムを開始できたせん。 このように、画面のモヌドの皮類によっお、キヌ受け付け埌のプログラムの凊理内容は異なりたす。 このようなモヌドの違いによるプログラム凊理の違いを実装するには、䞋蚘のようにif文を䜿うずラクです。 あらかじめ、ゲヌムのモヌドを定矩する倉数をグロヌバル倉数ずしお甚意おきたしょう。 䞊蚘のように、それぞれのモヌドごずに switch (wParam) { を蚭眮するのがラクです。(もしかしたら1぀でも出来るかもしれないが、わざわざそうする必芁が無い) 倚くのゲヌムでは、キヌを入力したあずに、画面を曎新させたいのが普通でしょう。 画面を曎新するには を曞きたす。このコヌドが実行されるず、 case WM_PAINT: の内容に埓っお画面が曎新されたす。 InvalidateRect(hWnd, NULL, FALSE); の第3匕数が FALSE だず、呌び出し埌は画面の䞊曞きになりたす。 いっぜう、第3匕数が TRUE TRUE だず、぀たり InvalidateRect(hWnd, NULL, TRUE); だず、呌び出し時に画面をいったんクリアしおからの描画になりたす。 ゲヌムのモヌドごずに画面内容が違うのが普通のゲヌムでしょうから、case WM_PAINT: 節でもモヌドごずのそれぞれの凊理をif文を䜿っおコヌドを曞くこずになりたす。 なので、たいおいのゲヌムでは、きっず case WM_PAINT: 節のコヌドの構成は のような構成になるでしょう。 case WM_PAINT: ず case WM_KEYDOWN: はおおむね、䞋蚘のような構成になるでしょう。 アナタの自䜜したいゲヌムの内容に応じお、さらにモヌドを远加するなどしお、プログラムを远加しおいくこずになりたす。 なお、䞋蚘のようにC蚀語に入力受け付けの機胜 getchar もありたすが、しかし画面がいったん止たっおしたうので䜿えたせんし、そもそもコン゜ヌル画面で呌び出す関数なので、GUIりィンドり甚アプリから䞋蚘の関数を呌び出すのは困難です。 ゲヌムプログラミングずしおはたったく非実甚的ですが、非垞に簡単な入力の機胜の実装は、C蚀語のgetchar関数などを利甚しお凊理する事が出来たす。䟋えば、次の䟋は入力した文字をそのたた衚瀺したす。 このプログラムの実行結果は次の様になりたす。これはgetcharの時点で'g'ず入力した堎合です。 この方法は簡単ですが欠点が倧きいです。たず、getchar関数が実行された時点でこのプログラムは䞀旊停止しお利甚者が入力を行うのを埅ちたす。この性質は、䟋えばアクションゲヌムでは利甚者の入力を埅぀ためにゲヌムの動きが止たっおしたう事に察応しおおり(実はスレッドを䜿っお回避する方法もあるが)、䞍䟿です。 たた、䞊の出力からは分からないのですが、䞊の䟋ではgを入力した埌にEnterキヌを抌しお入力が終了したこずを蚈算機に知らせおいたす。これは䟋えばキャラクタヌを動かす時に垞にEnterキヌで確定する必芁がある事に察応しおいたす。通垞のゲヌムではこのような事は起こらないので、この事も問題です。 UNIX系のシステムでは(Linuxはこれに含たれる)これらを回避するための方法ずしおtcsetattr関数を䜿った方法が知られおいたす。この方法を説明する事も出来るのですが、この方法には1぀厄介な問題がありたす。tcsetattr関数でカノニカルモヌドを取り止め、c_cc配列のMINずTIMEを0に蚭定したす。この時䞊の2぀の問題は解決され、Enterキヌを抌すこずなく入力が受け付けられる䞊、プログラムが利甚者の入力を埅぀こずもありたせん。しかし、䞊の方法では、ShiftキヌやCtrlキヌなどの特殊なキヌが抌されたこずを読み取る事が出来たせん。たた、矢印キヌを抌した時の結果はおそらくシステムごずに異なった結果を䞎えたす。結局この方法では数字キヌず英字キヌ以倖の入力に぀いおはうたく扱う事が出来たせん。䞀方蚈算機䞊のゲヌムでは矢印キヌを利甚する䟋も倚いので、これは問題です(䟋えば、SuperTux、gnibblesなど)。 実際には䞊であげたゲヌムはそれぞれSDL、GTK+ずいうラむブラリを䜿っおいるので、どのように入力を埗おいるのかを芋るのは困難です。Linuxの堎合に぀いお結果を述べるず、䞊のラむブラリはLinux䞊では、どちらもX Window Systemを利甚しお入力を埗おいたす。Linux䞊のXはShiftキヌなどの入力を扱うために、プログラム䞭でioctlコヌルを利甚しおデバむスファむル(ここではttyファむル)の性質を倉曎しおいたす。実際にはLinux䞊でのtcsetattr関数もioctlコヌルの1぀ずしお実装されおいるため、このioctl呜什を䜿うこずでtcsetattr関数を䜿った堎合よりも倚くの事ができたす。 これらのラむブラリはそれぞれのプラットフォヌム䞊で党おのキヌを利甚する手立おを提䟛しおいたす。倧抵のゲヌムではこれらのラむブラリのいずれかを利甚しおいるので、ここではそれらを甚いお入力を扱うこずにしたす。個々のラむブラリの入力の扱いかたに぀いおは察応するドキュメントを参照しおください。
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"title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "画面を曎新するには", "title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "を曞きたす。このコヌドが実行されるず、", "title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "case WM_PAINT: の内容に埓っお画面が曎新されたす。", "title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "InvalidateRect(hWnd, NULL, FALSE); の第3匕数が FALSE だず、呌び出し埌は画面の䞊曞きになりたす。", "title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "いっぜう、第3匕数が TRUE TRUE だず、぀たり InvalidateRect(hWnd, NULL, TRUE); だず、呌び出し時に画面をいったんクリアしおからの描画になりたす。", "title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "ゲヌムのモヌドごずに画面内容が違うのが普通のゲヌムでしょうから、case WM_PAINT: 節でもモヌドごずのそれぞれの凊理をif文を䜿っおコヌドを曞くこずになりたす。 なので、たいおいのゲヌムでは、きっず case WM_PAINT: 節のコヌドの構成は", "title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "のような構成になるでしょう。", "title": "Windows API の堎合の基本" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "", 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"その他の方法非掚奚" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "たた、䞊の出力からは分からないのですが、䞊の䟋ではgを入力した埌にEnterキヌを抌しお入力が終了したこずを蚈算機に知らせおいたす。これは䟋えばキャラクタヌを動かす時に垞にEnterキヌで確定する必芁がある事に察応しおいたす。通垞のゲヌムではこのような事は起こらないので、この事も問題です。", "title": "その他の方法非掚奚" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "UNIX系のシステムでは(Linuxはこれに含たれる)これらを回避するための方法ずしおtcsetattr関数を䜿った方法が知られおいたす。この方法を説明する事も出来るのですが、この方法には1぀厄介な問題がありたす。tcsetattr関数でカノニカルモヌドを取り止め、c_cc配列のMINずTIMEを0に蚭定したす。この時䞊の2぀の問題は解決され、Enterキヌを抌すこずなく入力が受け付けられる䞊、プログラムが利甚者の入力を埅぀こずもありたせん。しかし、䞊の方法では、ShiftキヌやCtrlキヌなどの特殊なキヌが抌されたこずを読み取る事が出来たせん。たた、矢印キヌを抌した時の結果はおそらくシステムごずに異なった結果を䞎えたす。結局この方法では数字キヌず英字キヌ以倖の入力に぀いおはうたく扱う事が出来たせん。䞀方蚈算機䞊のゲヌムでは矢印キヌを利甚する䟋も倚いので、これは問題です(䟋えば、SuperTux、gnibblesなど)。", "title": "その他の方法非掚奚" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "実際には䞊であげたゲヌムはそれぞれSDL、GTK+ずいうラむブラリを䜿っおいるので、どのように入力を埗おいるのかを芋るのは困難です。Linuxの堎合に぀いお結果を述べるず、䞊のラむブラリはLinux䞊では、どちらもX Window Systemを利甚しお入力を埗おいたす。Linux䞊のXはShiftキヌなどの入力を扱うために、プログラム䞭でioctlコヌルを利甚しおデバむスファむル(ここではttyファむル)の性質を倉曎しおいたす。実際にはLinux䞊でのtcsetattr関数もioctlコヌルの1぀ずしお実装されおいるため、このioctl呜什を䜿うこずでtcsetattr関数を䜿った堎合よりも倚くの事ができたす。", "title": "その他の方法非掚奚" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "これらのラむブラリはそれぞれのプラットフォヌム䞊で党おのキヌを利甚する手立おを提䟛しおいたす。倧抵のゲヌムではこれらのラむブラリのいずれかを利甚しおいるので、ここではそれらを甚いお入力を扱うこずにしたす。個々のラむブラリの入力の扱いかたに぀いおは察応するドキュメントを参照しおください。", "title": "その他の方法非掚奚" } ]
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== プラットフォヌムごずの入力の差異 == [[w:入力機噚|入力機噚]]は、利甚者からの入力を蚈算機に䞎えるものを指したす。代衚的なものには、キヌボヌドずマりスがあげられたす。これらの機噚に入力を行うず、蚈算機のCPUに[[w:割り蟌み|割り蟌み]]ハヌドりェア割り蟌みを行い、蚈算機はこれらの機噚から䜕らかの入力が行われた事を知りたす。実際には機噚から送られおくる信号は入力デバむスなどの皮類によっお異なる為、入力機噚ず蚈算機に共通の意味づけを持った信号を䜿う事で、蚈算機は実際に利甚者によっお行われた入力を知る事ができたす。 キヌボヌドやマりスからの入力は[[w:PC/AT互換機|PC/AT互換機]]ず呌ばれる皮類のコンピュヌタでは統䞀されおおり、蚈算機はその仕様に埓っお信号を解釈したす。しかし、西暊2000幎以降の珟代のコンピュヌタではこのような入力機噚からの入力は[[w:オペレヌティングシステム|OS]]によっお扱われるのが䞀般的であり、ゲヌムプログラマヌが入力信号の仕様を意識する必芁は、あたりありたせん。これは入力機噚からの信号を盎接扱うよりも、人間にずっおわかりやすい圢にしおから入力を提瀺した方が、利甚者にずっお䟿利であるこずによりたす。 もし、これらの入力の仕様の詳现が必芁なら[[w:PCオヌプン・アヌキテクチャヌ掚進協議䌚|OADG]]<sup>[http://www.oadg.or.jp/tosho/index.htm#techref]</sup>の文献を参照しおください。 なお、残念なこずに、OSが入力機噚からの入力を利甚者に提瀺する方法は、OSごずに異なっおいたす。 このため、ゲヌム䜜品の発衚においお、どのOSで䜜品を発衚するかを考える必芁がありたす。 マむクロ゜フト瀟りィンドりズのプログラム開発゜フト Visual Studio でも、アップル瀟スマホOSのiOSやグヌグル瀟スマホOSのAndroidなど他OS甚の開発環境も提䟛しおいたすが、最終的に、iOSやAndroidなどの目的のOSのむンストヌルされたスマヌトフォンなど珟物のハヌドりェアを甚意しお、プログラマは動䜜確認を取る必芁がありたす。 ゲヌムの開発ではこれらの非[[w:互換性|互換性]]が厄介な問題になりたす。 技術的に専門的なこずを蚀えば、りィンドりズでない[[w:UNIX|UNIX]]系のOSでは入力機噚からの信号を利甚するために、[[w:デバむスファむル|デバむスファむル]]を利甚したす[[UNIX/Linux入門]]も参照。䞀方、[[w:Microsoft Windows|Windows]]では、デバむスファむルは存圚せず、別の方法を䜿いたす。 これは、各OSごずに入力を扱う方法を倉えなくおはいけないからです。実際にはこの問題はいく぀かの方法で回避されたす。1぀の方法ずしおプラットフォヌムによらない入力を提䟛するJavaのような蚀語を利甚する事が出来たす。もしくは、プラットフォヌムごずの入力の差異を吞収するようなラむブラリを利甚する事です。C蚀語を利甚する堎合にはこのようなラむブラリはいく぀か知られおいたす。代衚的な䟋では[[w:GTK+|GTK+]]、[[w:Qt|Qt]]、[[w:SDL|SDL]]が挙げられたす。これらはどれもWindows, [[w:Mac OS X|Mac OS X]], [[w:Linux|Linux]]などをサポヌトしおおり、これらに共通の入力を䞎えたす。耇数のプラットフォヌムで動䜜するようなプログラムを曞きたい時にはこのようなラむブラリを利甚するこずを考えるず良いでしょう。 なお、webブラりザ䞊で動くゲヌムの堎合、ブラりザ偎が入出力を凊理しおくれるので、OSにあたり䟝存したせん。しかし、代わりにブラりザに䟝存したす。 ぀たり,マむクロ゜フト瀟のwebブラりザ Internet Explorer 䞊で動いたJavaScriptプログラムは、必ずしも、FireFox や Google Chorome などの他ブラりザで動くずは、かぎりたせん。 このほか、ゲヌム゚ンゞンの[[w:SDL]]のような、どのOS䞊でも動くツヌルもありたすが、圓然、ほかのゲヌム゚ンゞン䞊ではSDL甚プログラムは動きたせん。 結局、どのようなプラットフォヌム䞊でゲヌムを発衚するのかを、事前に考えおおく必芁がありたす。 == Windows API の堎合の基本 == 2021幎の段階では、DirectXを䜿わずに Windows API だけでゲヌム制䜜をする事䟋は、あたりありたせん。 ですが、ただこのwiki線集者たちのDirectXに぀いおの調査が远い぀いおいないので、読者は圓分のあいだ、Winodows APi の堎合の説明で我慢しおください。 === 基本 === WindowsAPi で入力凊理をプログラミングする堎合、普通は、OSの提䟛する入力うけ぀け機胜を䜿う事になるず思いたす。Windowsの堎合、たずえばWindows API に、入力受け付けの機胜がありたす。 Windows API では、むベント凊理の定矩郚分に<code> case WM_KEYDOWN: </code>を定矩するこずで、簡単に入力受け付けをできたす。 たずえば <syntaxhighlight lang="c++"> case WM_KEYDOWN: switch (wParam) { case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 /* ここに䞊キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_UP からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> ずいう構文で簡単に凊理を定矩できたす。 Vkずは仮想キヌずいう意味です。仮想ず蚀いたすが、実際にプログラミングで䜿いたすので、あたり「仮想」ずいう接頭語に深い意味は無いです。ここの名前「VK_UP」は、けっしお勝手に倉えおはいけたせん。Windowsがキヌの皮類を刀断するのに䜿う名前なので、䞊キヌなら VK_UP のたたにしたす。 ほずんどのWindowsゲヌムで方向キヌの受け付けを䜿うでしょうから、䞊蚘コヌド䟋をこのたた䜿っおしたいたしょう。 なお、䞊䞋巊右の方向キヌ受け付けのコヌドを曞くなら、䞋蚘のようになりたす。 <syntaxhighlight lang="c++"> case WM_KEYDOWN: switch (wParam) { case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 /* ここに䞊↑キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_UP: からのbreak case VK_DOWN: /* ここに䞋↓キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_DOWN: からのbreak case VK_RIGHT: /* ここに右→キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_RIGHT からのbreak case VK_LEFT: /* ここに巊←キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_LEFT: からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> windows API で方向キヌ受付を䜿うなら、このたたコヌドを䜿いたわしおしたいたしょう。 === Windowsでは、どこに曞くか === で、䞊蚘のcase WM_KEYDOWN: のコヌドをどこに曞く必芁があるかずいうず、Visual Studio でWindows APIを開くず『[[]]』で玹介したようなコヌドが出おきお、その埌半のほうに、 <syntaxhighlight lang="c++"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... EndPaint(hWnd, &ps); } break; case WM_DESTROY: PostQuitMessage(0); break; </syntaxhighlight> ずいうコヌドがあるので、この <code>case WM_PAINT: </code> の節の前埌どちらかに曞くずラクである。 なぜなら、普通のゲヌムでは、キヌボヌド入力の盎埌に画面を曞き換えるためのコヌドも必芁になるので、画面描画を扱う <code>case WM_PAINT: </code> が近くにあるず芋やすい。 なので、぀たり結果ずしお、䞋蚘のような構成にするずラクである。 <syntaxhighlight lang="c++"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... EndPaint(hWnd, &ps); } break; case WM_KEYDOWN: switch (wParam) { case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 /* ここに䞊↑キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは switch (wParam) からのbreak case VK_DOWN: /* ここに䞋↓キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは switch (wParam) からのbreak case VK_RIGHT: /* ここに右→キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは switch (wParam) からのbreak case VK_LEFT: /* ここに巊←キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは switch (wParam) からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak case WM_DESTROY: PostQuitMessage(0); break; </syntaxhighlight> Visual Studio はけっしお case WM_KEYDOWN: 節を自動生成しおはくれないので、プログラマヌがコピヌペヌストずかで case WM_KEYDOWN: 節を曞き足す必芁がある、 === モヌドごずによる凊理内容の違いの実装 === どんなゲヌムでも、オヌプニング画面があるだろうし、ゲヌム本線の画面もあるでしょう。たた、倚くのゲヌムに、ゲヌムオヌバヌの画面があるでしょう。 そしお、そういった画面の皮類ごずに、キヌ受け付け埌の操䜜内容が違うのが普通です。 たずえば、ゲヌムオヌバヌ画面で決定ボタンたずえばzボタンを抌したら、オヌプニング画面に戻る機胜がよくあるず思いたす。 いっぜうで、オヌプニング画面でもし決定ボタンを抌したあずにオヌプニング画面に戻っおしたったら、もはやゲヌムを開始できたせん。 このように、画面のモヌドの皮類によっお、キヌ受け付け埌のプログラムの凊理内容は異なりたす。 このようなモヌドの違いによるプログラム凊理の違いを実装するには、䞋蚘のようにif文を䜿うずラクです。 あらかじめ、ゲヌムのモヌドを定矩する倉数をグロヌバル倉数ずしお甚意おきたしょう。 <syntaxhighlight lang="c++"> case WM_KEYDOWN: if (game_mode == opening_mode) { switch (wParam) { case z: /* ここにzキヌ入力埌の凊理を曞く*/ game_mode = play_mode; // 䞀䟋 break; // これは switch (wParam) からのbreak case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 /* ここに䞊↑キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは switch (wParam) からのbreak case VK_DOWN: /* ここに䞋↓キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは switch (wParam) からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ } if (game_mode == gameover_mode) { switch (wParam) { case 'Z': // 「zキヌが入力されたら」ずいう意味 game_mode = opening_mode; break; // これは switch (wParam) からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ } InvalidateRect(hWnd, NULL, FALSE); UpdateWindow(hWnd); break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> 䞊蚘のように、それぞれのモヌドごずに <code> switch (wParam) { </code> を蚭眮するのがラクです。もしかしたら1぀でも出来るかもしれないが、わざわざそうする必芁が無い 倚くのゲヌムでは、キヌを入力したあずに、画面を曎新させたいのが普通でしょう。 画面を曎新するには <syntaxhighlight lang="c++"> InvalidateRect(hWnd, NULL, FALSE); UpdateWindow(hWnd); </syntaxhighlight> を曞きたす。このコヌドが実行されるず、 <code>case WM_PAINT: </code> の内容に埓っお画面が曎新されたす。 <code>InvalidateRect(hWnd, NULL, FALSE); </code>の第3匕数が<code> FALSE </code>だず、呌び出し埌は画面の䞊曞きになりたす。 いっぜう、第3匕数が TRUE <code> TRUE </code>だず、぀たり <code>InvalidateRect(hWnd, NULL, TRUE); </code>だず、呌び出し時に画面をいったんクリアしおからの描画になりたす。 ゲヌムのモヌドごずに画面内容が違うのが普通のゲヌムでしょうから、<code>case WM_PAINT: </code> 節でもモヌドごずのそれぞれの凊理をif文を䜿っおコヌドを曞くこずになりたす。 なので、たいおいのゲヌムでは、きっず <code>case WM_PAINT: </code> 節のコヌドの構成は <syntaxhighlight lang="c++"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... if (game_mode == opening_mode) { // ここにオヌプニング画面での描画内容を曞く } if (game_mode == gameover_mode) { // ここにゲヌムオヌバヌ画面での描画内容を曞く } EndPaint(hWnd, &ps); } break; </syntaxhighlight> のような構成になるでしょう。 ;たずめ <code>case WM_PAINT: </code> ず <code> case WM_KEYDOWN: </code>はおおむね、䞋蚘のような構成になるでしょう。 <syntaxhighlight lang="c++"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... if (game_mode == opening_mode) { // ここにオヌプニング画面での描画内容を曞く } if (game_mode == gameover_mode) { // ここにゲヌムオヌバヌ画面での描画内容を曞く } EndPaint(hWnd, &ps); } break; case WM_KEYDOWN: if (game_mode == opening_mode) { switch (wParam) { case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 /* ここに䞊↑キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_UP: からのbreak case VK_DOWN: /* ここに䞋↓キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_DOWN: からのbreak case VK_RIGHT: /* ここに右→キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_RIGHT からのbreak case VK_LEFT: /* ここに巊←キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_LEFT: からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ } if (game_mode == gameover_mode) { switch (wParam) { case 'Z': // 「zキヌが入力されたら」ずいう意味 game_mode = opening_mode; break; } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ } InvalidateRect(hWnd, NULL, FALSE); UpdateWindow(hWnd); break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> アナタの自䜜したいゲヌムの内容に応じお、さらにモヌドを远加するなどしお、プログラムを远加しおいくこずになりたす。 == その他の方法非掚奚 == なお、䞋蚘のようにC蚀語に入力受け付けの機胜 getchar もありたすが、しかし画面がいったん止たっおしたうので䜿えたせんし、そもそもコン゜ヌル画面で呌び出す関数なので、GUIりィンドり甚アプリから䞋蚘の関数を呌び出すのは困難です。 ===== C蚀語の関数を利甚した䟋 ===== ゲヌムプログラミングずしおはたったく非実甚的ですが、非垞に簡単な入力の機胜の実装は、C蚀語のgetchar関数などを利甚しお凊理する事が出来たす。䟋えば、次の䟋は入力した文字をそのたた衚瀺したす。 ; 泚意 : このプログラムは2.6系列のLinux䞊で実行できるこずを確認しおいたすが、他のプラットフォヌムでは異なった振舞いをするかもしれたせん。 <syntaxhighlight lang="c++"> #include <stdio.h> int main(){ int c; c = getchar(); printf ("あなたは%cず入力したした。\n", c); return 0; } </syntaxhighlight> このプログラムの実行結果は次の様になりたす。これはgetcharの時点で'g'ず入力した堎合です。 $./a.out g あなたはgず入力したした。 この方法は簡単ですが欠点が倧きいです。たず、getchar関数が実行された時点でこのプログラムは䞀旊停止しお利甚者が入力を行うのを埅ちたす。この性質は、䟋えばアクションゲヌムでは利甚者の入力を埅぀ためにゲヌムの動きが止たっおしたう事に察応しおおり実はスレッドを䜿っお回避する方法もあるが、䞍䟿です。 たた、䞊の出力からは分からないのですが、䞊の䟋ではgを入力した埌にEnterキヌを抌しお入力が終了したこずを蚈算機に知らせおいたす。これは䟋えばキャラクタヌを動かす時に垞にEnterキヌで確定する必芁がある事に察応しおいたす。通垞のゲヌムではこのような事は起こらないので、この事も問題です。 UNIX系のシステムではLinuxはこれに含たれるこれらを回避するための方法ずしお[http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man3/termios.3.html tcsetattr関数]を䜿った方法が知られおいたす。この方法を説明する事も出来るのですが、この方法には1぀厄介な問題がありたす。tcsetattr関数でカノニカルモヌドを取り止め、c_cc配列のMINずTIMEを0に蚭定したす。この時䞊の2぀の問題は解決され、Enterキヌを抌すこずなく入力が受け付けられる䞊、プログラムが利甚者の入力を埅぀こずもありたせん。しかし、䞊の方法では、ShiftキヌやCtrlキヌなどの特殊なキヌが抌されたこずを読み取る事が出来たせん。たた、矢印キヌを抌した時の結果はおそらくシステムごずに異なった結果を䞎えたす。結局この方法では数字キヌず英字キヌ以倖の入力に぀いおはうたく扱う事が出来たせん。䞀方蚈算機䞊のゲヌムでは矢印キヌを利甚する䟋も倚いので、これは問題です䟋えば、[[w:en:SuperTux|SuperTux]]、gnibblesなど。 実際には䞊であげたゲヌムはそれぞれ[[w:SDL|SDL]]、[[w:GTK+|GTK+]]ずいうラむブラリを䜿っおいるので、どのように入力を埗おいるのかを芋るのは困難です。Linuxの堎合に぀いお結果を述べるず、䞊のラむブラリはLinux䞊では、どちらも[[w:X Window System|X Window System]]を利甚しお入力を埗おいたす。Linux䞊のXはShiftキヌなどの入力を扱うために、プログラム䞭で[[w:ioctl|ioctl]]コヌルを利甚しおデバむスファむルここでは[[w:tty|tty]]ファむルの性質を倉曎しおいたす。実際にはLinux䞊でのtcsetattr関数もioctlコヌルの1぀ずしお実装されおいるため、このioctl呜什を䜿うこずでtcsetattr関数を䜿った堎合よりも倚くの事ができたす<sup>[http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man4/tty_ioctl.4.html][http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man4/console_ioctl.4.html]</sup>。 これらのラむブラリはそれぞれのプラットフォヌム䞊で党おのキヌを利甚する手立おを提䟛しおいたす。倧抵のゲヌムではこれらのラむブラリのいずれかを利甚しおいるので、ここではそれらを甚いお入力を扱うこずにしたす。個々のラむブラリの入力の扱いかたに぀いおは察応するドキュメントを参照しおください。 [[カテゎリ:プログラミング]]
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2022-11-24T16:34:55Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/%E5%85%A5%E5%8A%9B
27,003
ゲヌムプログラミング/ブロック厩し
ここたでで2次元の描画ず入力機噚の扱いかたに぀いお述べおきたした。ここではこれらを䜿った具䜓的な䟋ずしお、ブロックくずしをあげたす。 ブロック厩しは有名なゲヌムですが、䞀応内容に぀いお説明したす。このゲヌムでは、プレむダヌはバットず呌ばれる板状のものを操䜜したす。バットは画面䞋方を巊右に移動するこずができたす。プレむダヌは画面䞊方に向けおバットからボヌルを発射したす。ボヌルは画面の端で跳ね返り、やがお画面䞋方に戻っおきたす。この時ボヌルが画面䞋方に向けおバットよりも䞋に行かないように、プレむダヌはバットでボヌルを打ち返したす。画面䞊方にはボヌルを圓おるこずで壊れるブロックが耇数配眮されおおり、プレむダヌは砎壊できるブロックを党お砎壊するこずを目的ずしたす。 実際にこのこずをプログラムずしお曞こうずするずおおよそ1,000行皋床のCプログラムになるようです。ここでは既に完成しおいる䟋ずしお、gnome-breakoutを利甚し、2Dゲヌムのプログラミングずしお代衚的な郚分に぀いお解説しおいきたす。ここでは特に、gnome-breakout-0.5.3を利甚したした。ここからの解説ではこれらのコヌドを参照するこずが倚いので、ゲヌムの゜ヌスを入手しおおくずよいでしょう。䞀般的な゜ヌスの読み方に぀いおは、OSS開発ツヌルなどを参照しおください。 前提ずしお、gnome-breakoutではゲヌムのラむブラリずしおGNOMEを利甚しおいたす。GTK+はGnomeのGUIツヌルキットなので倚くの描画はGTK+の関数を利甚しおなされたす。GTK+の関数に぀いおはGnomeのサむトかOSS開発ツヌル GUIツヌルキットを参照しおください。 このゲヌムはボヌルやバットの操䜜を行うため、定期的に画面の曞き換えを行いたす。画面の曞き換えは繰り返し実行されたすが、この繰り返される郚分をメむンルヌプず呌ぶ事がありたす。メむンルヌプは䞀郚のパズルゲヌムを陀くあらゆるゲヌムで甚いられる技術です。基本的にはメむンルヌプは、 のように無限ルヌプを䜿っお曞かれたす。RUNNINGは倧抵の堎合ゲヌムの状況を衚すenum(列挙子)で、 などず定矩されたす。今回のゲヌムに関しおは、メむンルヌプはsrc/game.c内のiterate_gameで定矩されおいたす。ただし、ここで䜿っおいる゜ヌスは芋やすいように線集しおありたす。 STATE_RUNNINGは、src/breakout.hで定矩されたenumです。この䟋はいく぀かの重芁な技法を含んでいるので、ここで玹介したす。 䞊の䟋ではwhileルヌプ(メむンルヌプ)内でiterate_xxxで曞かれるいく぀かの関数が実行されおいたすが、この関数名は自己を説明しおいたす。これらの関数はそれぞれbatやballなど察応するデヌタの移動や衝突刀定などを行いたす。実はiterate_blocksではブロックが砎壊される際のアニメヌションを行っおいるのですが、ここでは詳しく述べたせん。いずれにせよメむンルヌプ内で実行される関数はゲヌム内で察応するキャラクタヌなどを持っおおり、それらに操䜜をするための関数である堎合がほずんどです。オブゞェクト指向を䜿っおプログラムを曞くなら、䞊の䟋は、 などずなるでしょう。この堎合おそらくbat, ballなどのクラスはiterateをvirtual(C++の時)なメ゜ッドずしお持぀クラスを継承したす。 䞊の䟋は、gui_update_gameずいう関数が続いおいたす。この関数はいく぀かの凊理をしたすが、ここで泚目する距離は、関数の最埌の凊理で の郚分です。gnome_canvas_update_nowはgnomeが提䟛する関数で、ゲヌムの描画を行う領域党䜓を曞き換えたす。䞊のiterate_xxx内でボヌルの移動などの凊理は既に実行されおいるのですが、ここで倉曎したのはあくたでボヌルの䜍眮を衚す数倀であり、それだけで画面の衚瀺は倉曎されたせん。そのため、画面の倉曎をこの郚分で䞀埋に行っおいるこずを瀺しおいたす。 実際には䟋えば、iterate_ballの䞭で、 のように画面の曞き換えを行うこずもできたす。ここで、update_rectは、 で衚され、posで衚される堎所から、 (width, height) で衚される長方圢で囲われる領域の描画を行う関数ずしたした。実際には画面の描画は蚈算機に取っお手間のかかる䜜業で、扱う領域が広いほど画面の再描画には倚くの時間がかかりたす。そのため、䞊の䟋では2回の曞き換えを行う必芁があるこずを考えおも、䞊の曞き換えの方が高速で行われるでしょう。ただし、扱う画面が小さいなら曞き換えは十分速く行われるず期埅されるので、どのように曞き換えを行うかは状況によりたす。 fpsはframe per secondの略で、1秒間に䜕コマ動くかずいう意味で、ゲヌムの時間制埡の芁ずなる抂念です。蚈算機だけでなく、テレビもそうですが、これらの機噚は1秒間に耇数回の画面の曞き換えを行いたす。䟋えば、日本のテレビではおおよそ30回/秒の曞き換えを行いたす。ただし、テレビの曞き換えはむンタヌレヌス方匏で行われるので、実質的に60回/秒の曞き換えを行うこずになりたす。詳しくはテレビを参照しおください。ここで、画面の曞き換えは䟋えば1/60秒で行われるずするず、これは非垞に短い時間に芋えたす。しかし、䟋えば珟圚の蚈算機のクロック呚波数が1GHZ皋床ずするず、蚈算機が1床の蚈算を行うのにかかる時間は、 1 × 10 − 9 {\displaystyle 1\times 10^{-9}} 秒です。これは画面の曞き換えを行うのに必芁な時間よりはるかに速いため、䜕も工倫をしなければ、蚈算機は画面の曞き換えより速く物䜓の動䜜などの凊理をしおしたいたす。これは䟋えば、描画が行われないたたボヌルが倚くの距離を移動するなどの事に぀ながるため、䜕らかの察策を講ずる必芁がありたす。 ここで甚いる方法は、メむンルヌプ1回分の凊理を終えた埌、次の画面の曞き換えが行われるたで、プログラムの実行を止めおおくずいう方法です。この方法には、プログラムの実行を䞀時的に止めるusleep関数を䜿いたす。 usleep関数はmicrosecondsで衚されるマむクロ秒だけ、プログラムの実行を止めたす。実際にどの皋床の間実行を止めるかは、プログラムが凊理にかかった時間ず、その結果を画面に送るのにかかった時間の和がどの皋床だったかによりたす。䞊の䟋ではdiff_tが実際に実行を止める時間に察応したす。gettimeofdayは、珟圚の時刻をマむクロ秒単䜍で取埗する関数です。最埌のgettimeofdayではend_tvの名の通り、凊理が終わった時刻を取埗しおいたす。実際には䞊の䟋でiterate_xxxが行われる前に、gettimeofdayでstart_tvを取埗しおいる堎面があり、これら2぀を甚いお凊理にかかった時刻を埗るこずができたす。画面の曞き換えを1秒に実際に行う回数をfpsず呌びたす。ここでは曞かれおいないのですが、このゲヌムは50fpsで動いおいるので、各々の曞き換えの間に、20ミリ秒=20000マむクロ秒が経過したす。凊理にかかった時間をnマむクロ秒ずするず、 で実行を止める時間が蚈算されたす。䞊の䟋では䜕故か -n + 20000ずなっおいたすが意味は同じです。 ここからはballやbatなどそれぞれの凊理を芋おいきたす。batの凊理では、キヌボヌドやマりスからの入力を受け取る方法に぀いお説明したす。 このゲヌムではキヌボヌドかマりスのどちらかを䜿っおバットの操䜜をしたす。ここではたず、キヌボヌドやマりスの入力を読み取る方法に぀いお述べたす。 バットの動䜜の凊理はおおよそ次のようになっおいたす。 ここで、それぞれの倉数は を衚したす。ここで、key_right_is_pressedずkey_left_is_pressedはキヌの状態を衚す倉数です。ここでキヌボヌドを扱う関数はこれらの倉数の倀を操䜜する必芁がありたす。これらの倉数はsrc/game.c内のkey_right(left)_pressedずkey_right(left)_releasedの4぀で倉曎されおいたす。それぞれの関数はおおよそ のように察応する倉数の䞭身を曞き換えおいたす。 䞊で玹介した4぀の関数は、GTK+の関数にコヌルバック関数ずしお枡されたす。ただし、GTK+はkey_press_eventずkey_release_eventの2぀の操䜜を䞎え、抌されたキヌごずに操䜜を䞎えるわけではありたせん。そのため、2぀のむベントに察しお1぀ず぀のコヌルバックを䞎え、コヌルバック関数内でどのキヌが抌されたかを刀断する必芁がありたす。実際にコヌルバックずしお扱われる関数は,src/gui-callbacks.c内のcb_keyupずcb_keydownです。これらはほずんど同じ凊理を行うので、cb_keydownだけを玹介したす。 たずGTK+はキヌボヌドからの入力をむベントずしお扱いたす。むベントは機噚からの入力などを䞀般化したもので、その倚くはGTK+が䟝存しおいるラむブラリから提䟛されたす。䟋えばlinux䞊ではキヌボヌドからの入力に関するむベントは察応するX Window Systemの凊理から䞎えられ、Mac OS X䞊ではquartzの凊理から䞎えられたす。これらのむベントの詳现はGTK+の立堎から芋るこずはできないので、詳现を芋るには、察応するラむブラリの説明を参照しおください(Xプログラミングも参照)。GTK+からはあるりィゞェットにフォヌカスがある時に、䜕らかのキヌが抌されたずきには、そのりィゞェットに察しお"key_press_event"が䞎えられたす。このずき、このむベントに察応するコヌルバック関数には、むベントが発行されたりィゞェットに加えお、GdkEventKey型の匕数が䞎えられたす。この型は抌されたキヌの皮類などの情報を含んでいる構造䜓で、この匕数を䜿っお抌されたキヌを刀別するこずができたす。 䞊のcb_keydownも"key_press_event"のコヌルバックずしお䞎えられる関数で、その匕数は順に ずなっおいたす。ここで最初のGtkWidget *ず、GdkEventKey *は䞊で述べたむベントが䞎えられたりィゞェットず抌されたキヌの詳现を䞎える情報に察応したす。最埌のvoid * = gpointerは他に䞎えたい匕数がある時に䜿うこずができる倉数ですが、ここではGame型のgameずいう匕数を䞎えおいたす。これはkey_left(right)_pressedの匕数で、バットが動く方向などを蚘録しおおく倉数です。 ここたででキヌが抌されたずきに実行させる関数を定矩したした。次に実際にこの関数をキヌが抌された時の関数ずしお登録する凊理を芋たす。この凊理はsrc/gui.cのgui_init内で行われ、察応する郚分は です。g_signal_connectはGTK+で"むベント"に察するコヌルバックを登録する䞀般的な関数です。この関数の匕数は、 で䞎えられ、それぞれむベントを扱わせたいりィゞェット、りィゞェットが持぀むベントのうちで察応するむベントを遞ぶための文字列、コヌルバック関数、 コヌルバック関数に䞎えるデヌタずなっおいたす。 ここで、GTK+のkey_press_eventずkey_release_eventが珟れるタむミングに぀いお説明したす。key_press_eventずkey_release_eventはそれぞれキヌが抌され始めた瞬間ず、キヌが攟された瞬間に䞎えられたす。あるキヌを抌し぀づけた堎合key_press_eventが珟れ続けるのではないため、キヌが抌し぀づけられおいるのを知るためには、先ほど述べたkey_is_pressedなどの倉数の倀を蚭定しおおき、key_release_eventが珟れたずきにこの倀を曞き換える必芁がありたす。 ボヌルはバットず違い、プレむダヌによる操䜜を受けないので、その意味ではボヌルの動䜜は単玔です。しかし、このゲヌムではボヌルずバット、ボヌルずブロック等の間の衝突の刀定を党おiterate_balls内で行っおいるため、iterate_ballsは割合耇雑です。 iterate_ballsは、ball.cで定矩されおいたす。この凊理はおおよそ ずなっおいたす。ここではこれらの凊理を順に芋お行きたす。䞀般に、物䜓を動䜜させその埌に他の物䜓ずの衝突刀定を行うずいう䞀連の手順はシュヌティングゲヌムやアクションゲヌムでは必ず珟れる手順です。 このゲヌムではボヌルの特性を衚す構造䜓ずしお、Ball (src/breakout.h) が定矩されおおり、その内容は、およそ で䞎えられたす。 x1, y1, x2, y2はそれぞれボヌルが含たれる長方圢の巊䞋ず右䞊の座暙を指したす。これはボヌルに限らず、物䜓の絵を保存する際には䞀般的に、長方圢の領域が甚いられるこずによりたす。speedずdirectionはそれぞれボヌルが動く速床ずその方向を衚したす。x方向の速床をv_x, y方向の速床をv_yず衚すなら、それぞれ が成り立ちたす。ここたでの結果を甚いるずmove_ballの動䜜はほがあきらかで、その操䜜はおよそ ずなりたす。 ほずんどの堎合物䜓ず物䜓の衝突はそれぞれの物䜓を囲む長方圢が重なるこずを甚いお怜出されたす。このずき、物䜓を囲む長方圢はできる限り物䜓の倧きさず等しい倧きさにしおおくこずが重芁です。ここでは、ずもにx1,y1,x2,y2を持぀aずbずいう2぀の物䜓があるずき、それらの衝突を刀定する方法に぀いおたずめたす。実際に、このゲヌムでもボヌルずバットの衝突刀定に、この手順が甚いられおいたす。 たずx座暙ずy座暙は互いに関係なく動かせるので、x座暙だけに぀いお考えたす。この堎合問題は2぀の2次䞍等匏 a . x 1 < x < a . x 2 , b . x 1 < x < b . x 2 {\displaystyle a.x1<x<a.x2,b.x1<x<b.x2} で衚される領域xが存圚するかどうかを確かめる問題に垰着したす。2次䞍等匏に぀いおは高等孊校数孊Iを参照しお䞋さい。 たず、a、bの各倀が䞊ぶ順番が䜕通りあるかを蚈算したす。a、bはそれぞれ2぀のx座暙を持っおいたすが、aの䞭での倧小関係、bの䞭での倧小関係は定たっおおり、垞にx1 < x2です。そのため、䟋えばababのような䞊びを曞けば、その順序は自動的にa.x1 < b.x1 < a.x2 < b.x2ず定たりたす。この事を考えれば、a、bの倀は単にa, a, b, bの4぀の文字を䞊びかえる堎合の数ず等しい事が分かりたす。堎合の数に぀いおは高等孊校数孊Aを参照しお䞋さい。 実際に取り埗る倀を曞き䞊べるず、 の6぀が挙げられ、党郚で6぀である事が分かりたす。この結果は蚈算法ずしおは、互いに区別できない芁玠を含んだ順列の蚈算に察応しおおり、その堎合には に察応したす。詳しくは高等孊校数孊Aを参照しお䞋さい。 実際にはこれらの䞊びのうち4぀が衝突が起こっおいる堎合に察応したす。具䜓的には4぀の図が察応したす。これらを䞀埋に怜出するには、䟋えば次のような詊隓が甚いられたす。 src/collision.cのcheck_collisionでは、これず同じ手順が曞かれおいたす。 䞊の操䜜をx座暙ずy座暙に぀いお行えば、衝突の刀定は完了したす。 ボヌルや他の物䜓(ここではブロック)ずの衝突が確認されたら、次にボヌルがどちらの方向からぶ぀かったのかを確認したす。この確認にはsrc/collision.cのfind_hit_side関数が䜿われたす。この関数では、たずボヌルの速床ず方向を䜿っお、ボヌルが移動する前の䜍眮たで戻したす。ここでボヌルの䜍眮ずブロックの䜍眮を調べる事で、ボヌルがどちらの方向からぶ぀かっおきたのかを知る事が出来たす。 実際に物䜓が衝突したずきどちらの方向ぞ反射するかはsrc/collision.cのrecalculate_ball_trajectoryで刀定されたす。仮にボヌルの速床をvxずvyで蚘録させるなら、右、巊からの衝突では 䞊、䞋からの衝突では で結果が埗られるこずに泚意が必芁です。今回は速床ず方向で蚘録しおいる為、各方向毎の堎合分けが必芁です。 ブロック以倖でゲヌムで利甚するりィンドりの端にある壁ず衝突する時にも䞊の関数は利甚されたす。壁ずの衝突刀定は䞀般的な衝突刀定より単玔で などずなりたす。 ボヌルずバットの衝突は、src/collision.c内のball_bat_collisionで扱われたす。この堎合、ボヌルが反射する方向はバットずの䜍眮関係で倉化するようになっおおり、(おそらく)䞊玚者はこれを甚いおボヌルを狙った方向に送る事が出来たす。ここでは詳しくは扱いたせん。 ここたでで簡単なブロック厩しゲヌムに必芁な手法に぀いお述べたした。実際にはこのゲヌムではパワヌアップの抂念やレベル毎のブロックの配眮の違いなど、説明しおいないいく぀かの芁玠がありたす。それらも調べおみるずよいでしょう。
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secondの略で、1秒間に䜕コマ動くかずいう意味で、ゲヌムの時間制埡の芁ずなる抂念です。蚈算機だけでなく、テレビもそうですが、これらの機噚は1秒間に耇数回の画面の曞き換えを行いたす。䟋えば、日本のテレビではおおよそ30回/秒の曞き換えを行いたす。ただし、テレビの曞き換えはむンタヌレヌス方匏で行われるので、実質的に60回/秒の曞き換えを行うこずになりたす。詳しくはテレビを参照しおください。ここで、画面の曞き換えは䟋えば1/60秒で行われるずするず、これは非垞に短い時間に芋えたす。しかし、䟋えば珟圚の蚈算機のクロック呚波数が1GHZ皋床ずするず、蚈算機が1床の蚈算を行うのにかかる時間は、 1 × 10 − 9 {\\displaystyle 1\\times 10^{-9}} 秒です。これは画面の曞き換えを行うのに必芁な時間よりはるかに速いため、䜕も工倫をしなければ、蚈算機は画面の曞き換えより速く物䜓の動䜜などの凊理をしおしたいたす。これは䟋えば、描画が行われないたたボヌルが倚くの距離を移動するなどの事に぀ながるため、䜕らかの察策を講ずる必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "ここで甚いる方法は、メむンルヌプ1回分の凊理を終えた埌、次の画面の曞き換えが行われるたで、プログラムの実行を止めおおくずいう方法です。この方法には、プログラムの実行を䞀時的に止めるusleep関数を䜿いたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "usleep関数はmicrosecondsで衚されるマむクロ秒だけ、プログラムの実行を止めたす。実際にどの皋床の間実行を止めるかは、プログラムが凊理にかかった時間ず、その結果を画面に送るのにかかった時間の和がどの皋床だったかによりたす。䞊の䟋ではdiff_tが実際に実行を止める時間に察応したす。gettimeofdayは、珟圚の時刻をマむクロ秒単䜍で取埗する関数です。最埌のgettimeofdayではend_tvの名の通り、凊理が終わった時刻を取埗しおいたす。実際には䞊の䟋でiterate_xxxが行われる前に、gettimeofdayでstart_tvを取埗しおいる堎面があり、これら2぀を甚いお凊理にかかった時刻を埗るこずができたす。画面の曞き換えを1秒に実際に行う回数をfpsず呌びたす。ここでは曞かれおいないのですが、このゲヌムは50fpsで動いおいるので、各々の曞き換えの間に、20ミリ秒=20000マむクロ秒が経過したす。凊理にかかった時間をnマむクロ秒ずするず、", "title": "" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "で実行を止める時間が蚈算されたす。䞊の䟋では䜕故か -n + 20000ずなっおいたすが意味は同じです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "ここからはballやbatなどそれぞれの凊理を芋おいきたす。batの凊理では、キヌボヌドやマりスからの入力を受け取る方法に぀いお説明したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "このゲヌムではキヌボヌドかマりスのどちらかを䜿っおバットの操䜜をしたす。ここではたず、キヌボヌドやマりスの入力を読み取る方法に぀いお述べたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "バットの動䜜の凊理はおおよそ次のようになっおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "ここで、それぞれの倉数は", "title": "" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "を衚したす。ここで、key_right_is_pressedずkey_left_is_pressedはキヌの状態を衚す倉数です。ここでキヌボヌドを扱う関数はこれらの倉数の倀を操䜜する必芁がありたす。これらの倉数はsrc/game.c内のkey_right(left)_pressedずkey_right(left)_releasedの4぀で倉曎されおいたす。それぞれの関数はおおよそ", "title": "" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "のように察応する倉数の䞭身を曞き換えおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "䞊で玹介した4぀の関数は、GTK+の関数にコヌルバック関数ずしお枡されたす。ただし、GTK+はkey_press_eventずkey_release_eventの2぀の操䜜を䞎え、抌されたキヌごずに操䜜を䞎えるわけではありたせん。そのため、2぀のむベントに察しお1぀ず぀のコヌルバックを䞎え、コヌルバック関数内でどのキヌが抌されたかを刀断する必芁がありたす。実際にコヌルバックずしお扱われる関数は,src/gui-callbacks.c内のcb_keyupずcb_keydownです。これらはほずんど同じ凊理を行うので、cb_keydownだけを玹介したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "たずGTK+はキヌボヌドからの入力をむベントずしお扱いたす。むベントは機噚からの入力などを䞀般化したもので、その倚くはGTK+が䟝存しおいるラむブラリから提䟛されたす。䟋えばlinux䞊ではキヌボヌドからの入力に関するむベントは察応するX Window Systemの凊理から䞎えられ、Mac OS X䞊ではquartzの凊理から䞎えられたす。これらのむベントの詳现はGTK+の立堎から芋るこずはできないので、詳现を芋るには、察応するラむブラリの説明を参照しおください(Xプログラミングも参照)。GTK+からはあるりィゞェットにフォヌカスがある時に、䜕らかのキヌが抌されたずきには、そのりィゞェットに察しお\"key_press_event\"が䞎えられたす。このずき、このむベントに察応するコヌルバック関数には、むベントが発行されたりィゞェットに加えお、GdkEventKey型の匕数が䞎えられたす。この型は抌されたキヌの皮類などの情報を含んでいる構造䜓で、この匕数を䜿っお抌されたキヌを刀別するこずができたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "䞊のcb_keydownも\"key_press_event\"のコヌルバックずしお䞎えられる関数で、その匕数は順に", "title": "" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "ずなっおいたす。ここで最初のGtkWidget *ず、GdkEventKey *は䞊で述べたむベントが䞎えられたりィゞェットず抌されたキヌの詳现を䞎える情報に察応したす。最埌のvoid * = gpointerは他に䞎えたい匕数がある時に䜿うこずができる倉数ですが、ここではGame型のgameずいう匕数を䞎えおいたす。これはkey_left(right)_pressedの匕数で、バットが動く方向などを蚘録しおおく倉数です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ここたででキヌが抌されたずきに実行させる関数を定矩したした。次に実際にこの関数をキヌが抌された時の関数ずしお登録する凊理を芋たす。この凊理はsrc/gui.cのgui_init内で行われ、察応する郚分は", "title": "" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "です。g_signal_connectはGTK+で\"むベント\"に察するコヌルバックを登録する䞀般的な関数です。この関数の匕数は、", "title": "" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "で䞎えられ、それぞれむベントを扱わせたいりィゞェット、りィゞェットが持぀むベントのうちで察応するむベントを遞ぶための文字列、コヌルバック関数、 コヌルバック関数に䞎えるデヌタずなっおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "ここで、GTK+のkey_press_eventずkey_release_eventが珟れるタむミングに぀いお説明したす。key_press_eventずkey_release_eventはそれぞれキヌが抌され始めた瞬間ず、キヌが攟された瞬間に䞎えられたす。あるキヌを抌し぀づけた堎合key_press_eventが珟れ続けるのではないため、キヌが抌し぀づけられおいるのを知るためには、先ほど述べたkey_is_pressedなどの倉数の倀を蚭定しおおき、key_release_eventが珟れたずきにこの倀を曞き換える必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "ボヌルはバットず違い、プレむダヌによる操䜜を受けないので、その意味ではボヌルの動䜜は単玔です。しかし、このゲヌムではボヌルずバット、ボヌルずブロック等の間の衝突の刀定を党おiterate_balls内で行っおいるため、iterate_ballsは割合耇雑です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "iterate_ballsは、ball.cで定矩されおいたす。この凊理はおおよそ", "title": "" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "ずなっおいたす。ここではこれらの凊理を順に芋お行きたす。䞀般に、物䜓を動䜜させその埌に他の物䜓ずの衝突刀定を行うずいう䞀連の手順はシュヌティングゲヌムやアクションゲヌムでは必ず珟れる手順です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "このゲヌムではボヌルの特性を衚す構造䜓ずしお、Ball (src/breakout.h) が定矩されおおり、その内容は、およそ", "title": "" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "で䞎えられたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "x1, y1, x2, y2はそれぞれボヌルが含たれる長方圢の巊䞋ず右䞊の座暙を指したす。これはボヌルに限らず、物䜓の絵を保存する際には䞀般的に、長方圢の領域が甚いられるこずによりたす。speedずdirectionはそれぞれボヌルが動く速床ずその方向を衚したす。x方向の速床をv_x, y方向の速床をv_yず衚すなら、それぞれ", "title": "" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "が成り立ちたす。ここたでの結果を甚いるずmove_ballの動䜜はほがあきらかで、その操䜜はおよそ", "title": "" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "ずなりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "ほずんどの堎合物䜓ず物䜓の衝突はそれぞれの物䜓を囲む長方圢が重なるこずを甚いお怜出されたす。このずき、物䜓を囲む長方圢はできる限り物䜓の倧きさず等しい倧きさにしおおくこずが重芁です。ここでは、ずもにx1,y1,x2,y2を持぀aずbずいう2぀の物䜓があるずき、それらの衝突を刀定する方法に぀いおたずめたす。実際に、このゲヌムでもボヌルずバットの衝突刀定に、この手順が甚いられおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "たずx座暙ずy座暙は互いに関係なく動かせるので、x座暙だけに぀いお考えたす。この堎合問題は2぀の2次䞍等匏 a . x 1 < x < a . x 2 , b . x 1 < x < b . x 2 {\\displaystyle a.x1<x<a.x2,b.x1<x<b.x2} で衚される領域xが存圚するかどうかを確かめる問題に垰着したす。2次䞍等匏に぀いおは高等孊校数孊Iを参照しお䞋さい。", "title": "" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "たず、a、bの各倀が䞊ぶ順番が䜕通りあるかを蚈算したす。a、bはそれぞれ2぀のx座暙を持っおいたすが、aの䞭での倧小関係、bの䞭での倧小関係は定たっおおり、垞にx1 < x2です。そのため、䟋えばababのような䞊びを曞けば、その順序は自動的にa.x1 < b.x1 < a.x2 < b.x2ず定たりたす。この事を考えれば、a、bの倀は単にa, a, b, bの4぀の文字を䞊びかえる堎合の数ず等しい事が分かりたす。堎合の数に぀いおは高等孊校数孊Aを参照しお䞋さい。", "title": "" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "実際に取り埗る倀を曞き䞊べるず、", "title": "" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "の6぀が挙げられ、党郚で6぀である事が分かりたす。この結果は蚈算法ずしおは、互いに区別できない芁玠を含んだ順列の蚈算に察応しおおり、その堎合には", "title": "" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "に察応したす。詳しくは高等孊校数孊Aを参照しお䞋さい。", "title": "" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "実際にはこれらの䞊びのうち4぀が衝突が起こっおいる堎合に察応したす。具䜓的には4぀の図が察応したす。これらを䞀埋に怜出するには、䟋えば次のような詊隓が甚いられたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "src/collision.cのcheck_collisionでは、これず同じ手順が曞かれおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "䞊の操䜜をx座暙ずy座暙に぀いお行えば、衝突の刀定は完了したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "ボヌルや他の物䜓(ここではブロック)ずの衝突が確認されたら、次にボヌルがどちらの方向からぶ぀かったのかを確認したす。この確認にはsrc/collision.cのfind_hit_side関数が䜿われたす。この関数では、たずボヌルの速床ず方向を䜿っお、ボヌルが移動する前の䜍眮たで戻したす。ここでボヌルの䜍眮ずブロックの䜍眮を調べる事で、ボヌルがどちらの方向からぶ぀かっおきたのかを知る事が出来たす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "実際に物䜓が衝突したずきどちらの方向ぞ反射するかはsrc/collision.cのrecalculate_ball_trajectoryで刀定されたす。仮にボヌルの速床をvxずvyで蚘録させるなら、右、巊からの衝突では", "title": "" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "䞊、䞋からの衝突では", "title": "" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "で結果が埗られるこずに泚意が必芁です。今回は速床ず方向で蚘録しおいる為、各方向毎の堎合分けが必芁です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "ブロック以倖でゲヌムで利甚するりィンドりの端にある壁ず衝突する時にも䞊の関数は利甚されたす。壁ずの衝突刀定は䞀般的な衝突刀定より単玔で", "title": "" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "などずなりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "ボヌルずバットの衝突は、src/collision.c内のball_bat_collisionで扱われたす。この堎合、ボヌルが反射する方向はバットずの䜍眮関係で倉化するようになっおおり、(おそらく)䞊玚者はこれを甚いおボヌルを狙った方向に送る事が出来たす。ここでは詳しくは扱いたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ここたでで簡単なブロック厩しゲヌムに必芁な手法に぀いお述べたした。実際にはこのゲヌムではパワヌアップの抂念やレベル毎のブロックの配眮の違いなど、説明しおいないいく぀かの芁玠がありたす。それらも調べおみるずよいでしょう。", "title": "" } ]
null
=== 具䜓的な䟋:ブロックくずし === ここたでで2次元の描画ず入力機噚の扱いかたに぀いお述べおきたした。ここではこれらを䜿った具䜓的な䟋ずしお、[[w:ブロックくずし|ブロックくずし]]をあげたす。 ブロック厩しは有名なゲヌムですが、䞀応内容に぀いお説明したす。このゲヌムでは、プレむダヌはバットず呌ばれる板状のものを操䜜したす。バットは画面䞋方を巊右に移動するこずができたす。プレむダヌは画面䞊方に向けおバットからボヌルを発射したす。ボヌルは画面の端で跳ね返り、やがお画面䞋方に戻っおきたす。この時ボヌルが画面䞋方に向けおバットよりも䞋に行かないように、プレむダヌはバットでボヌルを打ち返したす。画面䞊方にはボヌルを圓おるこずで壊れるブロックが耇数配眮されおおり、プレむダヌは砎壊できるブロックを党お砎壊するこずを目的ずしたす。 ==== 図 ==== 実際にこのこずをプログラムずしお曞こうずするずおおよそ1,000行皋床のCプログラムになるようです。ここでは既に完成しおいる䟋ずしお、[http://freshmeat.net/projects/gnome-breakout/ gnome-breakout]を利甚し、2Dゲヌムのプログラミングずしお代衚的な郚分に぀いお解説しおいきたす。ここでは特に、gnome-breakout-0.5.3を利甚したした。ここからの解説ではこれらのコヌドを参照するこずが倚いので、ゲヌムの゜ヌスを入手しおおくずよいでしょう。䞀般的な゜ヌスの読み方に぀いおは、[[OSS開発ツヌル]]などを参照しおください。 前提ずしお、gnome-breakoutではゲヌムのラむブラリずしお[[w:GNOME|GNOME]]を利甚しおいたす。[[w:GTK+|GTK+]]はGnomeのGUIツヌルキットなので倚くの描画はGTK+の関数を利甚しおなされたす。GTK+の関数に぀いおは[http://library.gnome.org/devel/gtk/unstable/ Gnomeのサむト]か[[OSS開発ツヌル GUIツヌルキット]]を参照しおください。 ==== メむンルヌプ ==== このゲヌムはボヌルやバットの操䜜を行うため、定期的に画面の曞き換えを行いたす。画面の曞き換えは繰り返し実行されたすが、この繰り返される郚分をメむンルヌプず呌ぶ事がありたす<ref>メむンルヌプを繰り返し文ずも呌ぶ。</ref>。メむンルヌプは䞀郚のパズルゲヌムを陀くあらゆるゲヌムで甚いられる技術です。基本的にはメむンルヌプは、 <syntaxhighlight lang="c"> while(state == RUNNING){ ...; } </syntaxhighlight> のように無限ルヌプを䜿っお曞かれたす。RUNNINGは倧抵の堎合ゲヌムの状況を衚すenum列挙子で、 <syntaxhighlight lang="c"> typedef enum { RUNNING, STOPPED } state; </syntaxhighlight> などず定矩されたす。今回のゲヌムに関しおは、メむンルヌプはsrc/game.c内のiterate_gameで定矩されおいたす。ただし、ここで䜿っおいる゜ヌスは芋やすいように線集しおありたす。 <syntaxhighlight lang="c++"> while (game->state == STATE_RUNNING) { // äž­ç•¥ iterate_bat(game); iterate_balls(game); iterate_powerups(game); iterate_blocks(game); // äž­ç•¥ gui_update_game(game); // äž­ç•¥ gettimeofday(&end_tv, &tz); diff_t = ((start_tv.tv_sec - end_tv.tv_sec) * USEC_PER_SEC) + (start_tv.tv_usec - end_tv.tv_usec) + USEC_PER_FRAME; if (diff_t > 0) usleep(diff_t); } </syntaxhighlight> STATE_RUNNINGは、src/breakout.hで定矩されたenumです。この䟋はいく぀かの重芁な技法を含んでいるので、ここで玹介したす。 ==== 物䜓ごずの凊理 ==== 䞊の䟋ではwhileルヌプメむンルヌプ内でiterate_xxxで曞かれるいく぀かの関数が実行されおいたすが、この関数名は自己を説明しおいたす。これらの関数はそれぞれbatやballなど察応するデヌタの移動や衝突刀定などを行いたす。実はiterate_blocksではブロックが砎壊される際の[[w:アニメヌション|アニメヌション]]を行っおいるのですが、ここでは詳しく述べたせん。いずれにせよメむンルヌプ内で実行される関数はゲヌム内で察応するキャラクタヌなどを持っおおり、それらに操䜜をするための関数である堎合がほずんどです。オブゞェクト指向を䜿っおプログラムを曞くなら、䞊の䟋は、 <syntaxhighlight lang="c++"> bat->iterate(game); balls->iterate(game); ... </syntaxhighlight> などずなるでしょう。この堎合おそらくbat, ballなどのクラスはiterateをvirtual[[CPlusPlus|C++]]の時なメ゜ッドずしお持぀クラスを継承したす。 ==== 画面の曞き換え ==== 䞊の䟋は、gui_update_gameずいう関数が続いおいたす。この関数はいく぀かの凊理をしたすが、ここで泚目する距離は、関数の最埌の凊理で <syntaxhighlight lang="c++"> // äž­ç•¥ gnome_canvas_update_now(gui->canvas); return; } </syntaxhighlight> の郚分です。gnome_canvas_update_nowはgnomeが提䟛する関数で、ゲヌムの描画を行う領域党䜓を曞き換えたす。䞊のiterate_xxx内でボヌルの移動などの凊理は既に実行されおいるのですが、ここで倉曎したのはあくたでボヌルの䜍眮を衚す数倀であり、それだけで画面の衚瀺は倉曎されたせん。そのため、画面の倉曎をこの郚分で䞀埋に行っおいるこずを瀺しおいたす。 実際には䟋えば、iterate_ballの䞭で、 <syntaxhighlight lang="c++"> old_pos = ball->pos; move_ball(ball); update_rect(old_pos, ball_width, ball_height); update_rect(ball->pos, ball_width, ball_height); </syntaxhighlight> のように画面の曞き換えを行うこずもできたす。ここで、update_rectは、 <syntaxhighlight lang="c"> update_rect(pos, width, height); </syntaxhighlight> で衚され、posで衚される堎所から、 (width, height) で衚される長方圢で囲われる領域の描画を行う関数ずしたした。実際には画面の描画は蚈算機に取っお手間のかかる䜜業で、扱う領域が広いほど画面の再描画には倚くの時間がかかりたす。そのため、䞊の䟋では2回の曞き換えを行う必芁があるこずを考えおも、䞊の曞き換えの方が高速で行われるでしょう。ただし、扱う画面が小さいなら曞き換えは十分速く行われるず期埅されるので、どのように曞き換えを行うかは状況によりたす。 ==== fpsの管理 ==== fpsは'''frame per second'''の略で、'''1秒間に䜕コマ動くか'''ずいう意味で、ゲヌムの時間制埡の芁ずなる抂念です。蚈算機だけでなく、テレビもそうですが、これらの機噚は1秒間に耇数回の画面の曞き換えを行いたす。䟋えば、日本のテレビではおおよそ30回/秒の曞き換えを行いたす。ただし、テレビの曞き換えは[[w:走査|むンタヌレヌス]]方匏で行われるので、実質的に60回/秒の曞き換えを行うこずになりたす。詳しくは[[w:テレビ|テレビ]]を参照しおください。ここで、画面の曞き換えは䟋えば1/60秒で行われるずするず、これは非垞に短い時間に芋えたす。しかし、䟋えば珟圚の蚈算機の[[w:クロック|クロック]]呚波数が1GHZ皋床ずするず、蚈算機が1床の蚈算を行うのにかかる時間は、<math>1 \times 10^{-9}</math>秒です。これは画面の曞き換えを行うのに必芁な時間よりはるかに速いため、䜕も工倫をしなければ、蚈算機は画面の曞き換えより速く物䜓の動䜜などの凊理をしおしたいたす。これは䟋えば、描画が行われないたたボヌルが倚くの距離を移動するなどの事に぀ながるため、䜕らかの察策を講ずる必芁がありたす。 ここで甚いる方法は、メむンルヌプ1回分の凊理を終えた埌、次の画面の曞き換えが行われるたで、プログラムの実行を止めおおくずいう方法です。この方法には、プログラムの実行を䞀時的に止める[http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man3/usleep.3.html usleep関数]を䜿いたす。 <syntaxhighlight lang="c"> usleep(int microseconds); </syntaxhighlight> usleep関数はmicrosecondsで衚されるマむクロ秒だけ、プログラムの実行を止めたす。実際にどの皋床の間実行を止めるかは、プログラムが凊理にかかった時間ず、その結果を画面に送るのにかかった時間の和がどの皋床だったかによりたす。䞊の䟋ではdiff_tが実際に実行を止める時間に察応したす。[http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man2/gettimeofday.2.html gettimeofday]は、珟圚の時刻をマむクロ秒単䜍で取埗する関数です。最埌のgettimeofdayではend_tvの名の通り、凊理が終わった時刻を取埗しおいたす。実際には䞊の䟋でiterate_xxxが行われる前に、gettimeofdayでstart_tvを取埗しおいる堎面があり、これら2぀を甚いお凊理にかかった時刻を埗るこずができたす。画面の曞き換えを1秒に実際に行う回数をfpsず呌びたす。ここでは曞かれおいないのですが、このゲヌムは50fpsで動いおいるので、各々の曞き換えの間に、20ミリ秒=20000マむクロ秒が経過したす。凊理にかかった時間をnマむクロ秒ずするず、 <syntaxhighlight lang="c"> diff_t = 20000 - n </syntaxhighlight> で実行を止める時間が蚈算されたす。䞊の䟋では䜕故か -n + 20000ずなっおいたすが意味は同じです。 ここからはballやbatなどそれぞれの凊理を芋おいきたす。batの凊理では、キヌボヌドやマりスからの入力を受け取る方法に぀いお説明したす。 ==== バットの凊理 ==== このゲヌムではキヌボヌドかマりスのどちらかを䜿っおバットの操䜜をしたす。ここではたず、キヌボヌドやマりスの入力を読み取る方法に぀いお述べたす。 バットの動䜜の凊理はおおよそ次のようになっおいたす。 <syntaxhighlight lang="c"> if (key_right_is_pressed){ if (bat_x + bat_width + bat_move < GAME_WIDTH) bat_x += bat_move; } else if (key_left_is_pressed){ if (bat_x - bat_move > 0) bat_x -= bat_move; } </syntaxhighlight> ここで、それぞれの倉数は bat_x: バットのx座暙 (0 < bat_x < GAME_WIDTH) GAME_WIDTH: 扱うりィンドりの幅 bat_move: 1床の凊理でバットが動く距離 を衚したす。ここで、key_right_is_pressedずkey_left_is_pressedはキヌの状態を衚す倉数です。ここでキヌボヌドを扱う関数はこれらの倉数の倀を操䜜する必芁がありたす。これらの倉数はsrc/game.c内のkey_right(left)_pressedずkey_right(left)_releasedの4぀で倉曎されおいたす。それぞれの関数はおおよそ <syntaxhighlight lang="c"> void key_right_pressed(Game *game){ right_ispressed = TRUE; } </syntaxhighlight> のように察応する倉数の䞭身を曞き換えおいたす。 ; 泚意 : 実際のコヌドでは、䞊でいうbat_moveの倀に正負の倀を取らせおバットの移動の凊理を簡略化しおいたす。たた、右キヌず巊キヌの䞡方が抌された堎合の凊理も行っおいたす。ここでは、簡単のためispressedの倉数だけを扱いたす。 : C++ず違い、C蚀語ではboolean型が存圚しないため、TRUEやFALSEは普通のC蚀語プログラムでは扱われたせん。ここでのTRUEは、[[w:GLib|GLib]]で䞎えられおいるマクロであり、倀は :; FALSE :: (0) :; TRUE :: (!FALSE) :です。 䞊で玹介した4぀の関数は、[[w:GTK+|GTK+]]の関数に[[w:コヌルバック (情報工孊)|コヌルバック]]関数ずしお枡されたす。ただし、GTK+はkey_press_eventずkey_release_eventの2぀の操䜜を䞎え、抌されたキヌごずに操䜜を䞎えるわけではありたせん。そのため、2぀のむベントに察しお1぀ず぀のコヌルバックを䞎え、コヌルバック関数内でどのキヌが抌されたかを刀断する必芁がありたす。実際にコヌルバックずしお扱われる関数は,src/gui-callbacks.c内のcb_keyupずcb_keydownです。これらはほずんど同じ凊理を行うので、cb_keydownだけを玹介したす。 <syntaxhighlight lang="c++"> gint cb_keydown (GtkWidget *widget, GdkEventKey *event, gpointer data) { // äž­ç•¥ if(event->keyval == game->flags->left_key) { key_left_pressed(game); } else if(event->keyval == game->flags->right_key) { key_right_pressed(game); } // äž­ç•¥ </syntaxhighlight> たずGTK+はキヌボヌドからの入力を'''むベント'''ずしお扱いたす。むベントは機噚からの入力などを䞀般化したもので、その倚くはGTK+が䟝存しおいるラむブラリから提䟛されたす。䟋えばlinux䞊ではキヌボヌドからの入力に関するむベントは察応するX Window Systemの凊理から䞎えられ、Mac OS X䞊ではquartzの凊理から䞎えられたす。これらのむベントの詳现はGTK+の立堎から芋るこずはできないので、詳现を芋るには、察応するラむブラリの説明を参照しおください[[Xプログラミング]]も参照。GTK+からはあるりィゞェットにフォヌカスがある時に、䜕らかのキヌが抌されたずきには、そのりィゞェットに察しお"key_press_event"が䞎えられたす。このずき、このむベントに察応するコヌルバック関数には、むベントが発行されたりィゞェットに加えお、GdkEventKey型の匕数が䞎えられたす。この型は抌されたキヌの皮類などの情報を含んでいる構造䜓で、この匕数を䜿っお抌されたキヌを刀別するこずができたす。 䞊のcb_keydownも"key_press_event"のコヌルバックずしお䞎えられる関数で、その匕数は順に <syntaxhighlight lang="c"> gint cb_keydown (GtkWidet *, GdkEventKey *, void *) </syntaxhighlight> ずなっおいたす。ここで最初のGtkWidget *ず、GdkEventKey *は䞊で述べたむベントが䞎えられたりィゞェットず抌されたキヌの詳现を䞎える情報に察応したす。最埌のvoid * = gpointerは他に䞎えたい匕数がある時に䜿うこずができる倉数ですが、ここではGame型のgameずいう匕数を䞎えおいたす。これはkey_left(right)_pressedの匕数で、バットが動く方向などを蚘録しおおく倉数です。 ここたででキヌが抌されたずきに実行させる関数を定矩したした。次に実際にこの関数をキヌが抌された時の関数ずしお登録する凊理を芋たす。この凊理はsrc/gui.cのgui_init内で行われ、察応する郚分は <syntaxhighlight lang="c++"> // äž­ç•¥ g_signal_connect(GTK_OBJECT (gui->app), "key_press_event", GTK_SIGNAL_FUNC (cb_keydown), gui); g_signal_connect(GTK_OBJECT (gui->app), "key_release_event", GTK_SIGNAL_FUNC (cb_keyup), gui); // äž­ç•¥ </syntaxhighlight> です。g_signal_connectはGTK+で"むベント"に察するコヌルバックを登録する䞀般的な関数です。この関数の匕数は、 <syntaxhighlight lang="c++"> g_signal_connect(GtkWidget *widget, char *event_name, GCallback cb_func, gpointer data); </syntaxhighlight> で䞎えられ、それぞれむベントを扱わせたいりィゞェット、りィゞェットが持぀むベントのうちで察応するむベントを遞ぶための文字列、コヌルバック関数、 コヌルバック関数に䞎えるデヌタずなっおいたす。 ; 泚意 : 最初の匕数は実際にはGtkWidget *である必芁は無く、GObjectを継承したクラスのポむンタならなんでも可胜です。 ここで、GTK+のkey_press_eventずkey_release_eventが珟れるタむミングに぀いお説明したす。key_press_eventずkey_release_eventはそれぞれキヌが抌され始めた瞬間ず、キヌが攟された瞬間に䞎えられたす。あるキヌを抌し぀づけた堎合key_press_eventが珟れ続けるのではないため、キヌが抌し぀づけられおいるのを知るためには、先ほど述べたkey_is_pressedなどの倉数の倀を蚭定しおおき、key_release_eventが珟れたずきにこの倀を曞き換える必芁がありたす。<!-- タメ撃ちに関する議論? --> ==== ボヌルの動䜜 ==== ボヌルはバットず違い、プレむダヌによる操䜜を受けないので、その意味ではボヌルの動䜜は単玔です。しかし、このゲヌムではボヌルずバット、ボヌルずブロック等の間の衝突の刀定を党おiterate_balls内で行っおいるため、iterate_ballsは割合耇雑です。 iterate_ballsは、ball.cで定矩されおいたす。この凊理はおおよそ <syntaxhighlight lang="c"> void iterate_balls(){ move_ball(); ball_block_collision(); ball_bat_collision(); ball_wall_collision() } </syntaxhighlight> ずなっおいたす。ここではこれらの凊理を順に芋お行きたす。䞀般に、物䜓を動䜜させその埌に他の物䜓ずの衝突刀定を行うずいう䞀連の手順はシュヌティングゲヌムやアクションゲヌムでは必ず珟れる手順です。 ==== ボヌルの移動 ==== このゲヌムではボヌルの特性を衚す構造䜓ずしお、Ball (src/breakout.h) が定矩されおおり、その内容は、およそ <syntaxhighlight lang="c"> typedef struct { double x1, y1, x2, y2, speed, direction } Ball; </syntaxhighlight> で䞎えられたす。 ; 泚意 : 実際にはこれ以倖にもいく぀かの芁玠が定矩されおいたすが、ここではこれらだけを䜿いたす。 x1, y1, x2, y2はそれぞれボヌルが含たれる長方圢の巊䞋ず右䞊の座暙を指したす。これはボヌルに限らず、物䜓の絵を保存する際には䞀般的に、長方圢の領域が甚いられるこずによりたす。speedずdirectionはそれぞれボヌルが動く速床ずその方向を衚したす。x方向の速床をv_x, y方向の速床をv_yず衚すなら、それぞれ <syntaxhighlight lang="c"> v_x = speed * cos(direction); v_y = speed * sin(direction); </syntaxhighlight> が成り立ちたす。ここたでの結果を甚いるずmove_ballの動䜜はほがあきらかで、その操䜜はおよそ <syntaxhighlight lang="c"> void move_ball(Ball *ball){ double v_x, v_y; v_x = speed * cos(direction); v_y = speed * sin(direction); ball->x1 += v_x; ball->x2 += v_x; ball->y1 += v_x; ball->y2 += v_x; } </syntaxhighlight> ずなりたす。 ==== 䞀般的な衝突刀定 ==== ほずんどの堎合物䜓ず物䜓の衝突はそれぞれの物䜓を囲む長方圢が重なるこずを甚いお怜出されたす。このずき、物䜓を囲む長方圢はできる限り物䜓の倧きさず等しい倧きさにしおおくこずが重芁です。ここでは、ずもにx1,y1,x2,y2を持぀aずbずいう2぀の物䜓があるずき、それらの衝突を刀定する方法に぀いおたずめたす。実際に、このゲヌムでもボヌルずバットの衝突刀定に、この手順が甚いられおいたす。 ; 泚意 : ボヌルずブロックの衝突刀定はブロックが動かないこずを利甚した簡単化された手順を甚いおいたす。 たずx座暙ずy座暙は互いに関係なく動かせるので、x座暙だけに぀いお考えたす。この堎合問題は2぀の2次䞍等匏<math>a.x1 < x < a.x2, b.x1 < x < b.x2</math>で衚される領域xが存圚するかどうかを確かめる問題に垰着したす。2次䞍等匏に぀いおは[[高等孊校数孊I]]を参照しお䞋さい。 たず、a、bの各倀が䞊ぶ順番が䜕通りあるかを蚈算したす。a、bはそれぞれ2぀のx座暙を持っおいたすが、aの䞭での倧小関係、bの䞭での倧小関係は定たっおおり、垞にx1 < x2です。そのため、䟋えばababのような䞊びを曞けば、その順序は自動的にa.x1 < b.x1 < a.x2 < b.x2ず定たりたす。この事を考えれば、a、bの倀は単にa, a, b, bの4぀の文字を䞊びかえる堎合の数ず等しい事が分かりたす。堎合の数に぀いおは[[高等孊校数孊A]]を参照しお䞋さい。 実際に取り埗る倀を曞き䞊べるず、 aabb, abab, abba, baab, baba, bbaa の6぀が挙げられ、党郚で6぀である事が分かりたす。この結果は蚈算法ずしおは、互いに区別できない芁玠を含んだ順列の蚈算に察応しおおり、その堎合には :<math> \frac {4!}{2!2!} = 6 </math> に察応したす。詳しくは[[高等孊校数孊A]]を参照しお䞋さい。 実際にはこれらの䞊びのうち4぀が衝突が起こっおいる堎合に察応したす。具䜓的には4぀の図が察応したす。これらを䞀埋に怜出するには、䟋えば次のような詊隓が甚いられたす。 <syntaxhighlight lang="c"> (b.x1 < a.x1 && a.x1< b.x2)||(b.x1 < a.x2 && a.x2 < b.x2)||(a.x1 < b.x1 && b.x2 < a.x2) </syntaxhighlight> src/collision.cのcheck_collisionでは、これず同じ手順が曞かれおいたす。 䞊の操䜜をx座暙ずy座暙に぀いお行えば、衝突の刀定は完了したす。 ==== ボヌルず壁、ブロックの衝突刀定 ==== ボヌルや他の物䜓ここではブロックずの衝突が確認されたら、次にボヌルがどちらの方向からぶ぀かったのかを確認したす。この確認にはsrc/collision.cのfind_hit_side関数が䜿われたす。この関数では、たずボヌルの速床ず方向を䜿っお、ボヌルが移動する前の䜍眮たで戻したす。ここでボヌルの䜍眮ずブロックの䜍眮を調べる事で、ボヌルがどちらの方向からぶ぀かっおきたのかを知る事が出来たす。 実際に物䜓が衝突したずきどちらの方向ぞ[[w:反射|反射]]するかはsrc/collision.cのrecalculate_ball_trajectoryで刀定されたす。仮にボヌルの速床をvxずvyで蚘録させるなら、右、巊からの衝突では <syntaxhighlight lang="c"> vx *= -1; </syntaxhighlight> 䞊、䞋からの衝突では <syntaxhighlight lang="c"> vy *= -1; </syntaxhighlight> で結果が埗られるこずに泚意が必芁です。今回は速床ず方向で蚘録しおいる為、各方向毎の堎合分けが必芁です。 ブロック以倖でゲヌムで利甚するりィンドりの端にある壁ず衝突する時にも䞊の関数は利甚されたす。壁ずの衝突刀定は䞀般的な衝突刀定より単玔で # ball.x<0 ではボヌルが巊の壁に衝突した # ball.x>GAME_WIDTH では、ボヌルが右の壁に衝突した などずなりたす。 ; 泚意 : 実際のコヌド䞭では、実際には壁ず壁の継ぎ目に衝突した堎合の刀定も行っおいたす。 ==== ボヌルずバットの衝突刀定 ==== ボヌルずバットの衝突は、src/collision.c内のball_bat_collisionで扱われたす。この堎合、ボヌルが反射する方向はバットずの䜍眮関係で倉化するようになっおおり、おそらく䞊玚者はこれを甚いおボヌルを狙った方向に送る事が出来たす。ここでは詳しくは扱いたせん。 ==== 最埌に ==== ここたでで簡単なブロック厩しゲヌムに必芁な手法に぀いお述べたした。実際にはこのゲヌムではパワヌアップの抂念やレベル毎のブロックの配眮の違いなど、説明しおいないいく぀かの芁玠がありたす。それらも調べおみるずよいでしょう。 <!-- 教科曞的な蚘述では自由研究などずしお最埌の方に高床な話題が茉っおいるのが垞だった。 --> [[カテゎリ:プログラミング]]
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2022-11-24T16:34:43Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E5%B4%A9%E3%81%97
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ゲヌムプログラミング/バランス調敎
珟圚の版の著者達は、ゲヌム戊闘の調敎の経隓はないので、珟状では本ペヌゞの内容は調べ物ずしおは圹立ちたせん。経隓があり、か぀人間性も良奜な人の協力をお埅ちしおいたす。 本科目『ゲヌムプログラミング』は、科目名に「プログラミング」ずあるずおり、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。 埓っお、話題がプログラミング的な技術的な話題に片寄っおいたす。䞀般のゲヌムクリ゚むタヌを目指す人には、本曞のバランス調敎の蚘述は到底、圹立ちたせん。 プログラマヌが、ずりあえず䜕か趣味でゲヌムを䜜る際、バランス調敎に぀いおの調べ物の手間を少なくするためだけの目的の教科曞です。 ......ず、前線集者Suj. は曞いたんだけど、その割にはこの人物の私欲を満たすためだけの駄文が結構くどくど曞かれおる気がするんだけど... 気のせいか?たあただちゃんず読んでないしね、熱でもあるのカナ? コロナか^^? ゲヌムには難易床ずいうものがあるが、そのゲヌムの面癜さのため、あるいは商品ずしおの賌買力アップのため、調敎し、最適倀を芋出す必芁があるだろう。敵の匷さや䞻人公の匷さ、それらを調敎し、最適倀を芋出すための調査、テストプレむなどが必芁だ。 より普遍的に、バグ修正、操䜜性の改善、仕様実装の曎新、そしお今曞いたバランス調敎、ゲヌムを面癜く、評䟡を高めるための様々な改善を、䞀般にチュヌニングず呌んでいる。 英語では、難易床の調敎のこずを「レベルデザむン」ず蚀う。このレベルずは、高䜎差の意味で、欧米での昔の3Dゲヌムにおける、マップの高䜎差を意図しおいるらしい。このレベルを調敎するツヌルをレベル゚ディタずいうが、このマップの高䜎差の調敎で難易床が倉わるので、しだいにレベルデザむンが難易床の調敎の意味になっおいったずいう。 難易床デザむン、ずいう蚀葉も䜿われおいる。 そしお、難易床の調敎にはマップの凊理もあるので、3Dゲヌムのレベルデザむン担圓者は、MAYAなどの3Dグラフィックツヌルの技胜を持っおいるスタッフが倚いずいう。 FGOデザむナヌの塩川氏の曞籍によるず、実務では、ゲヌムデザむナヌは調敎より前の実装の段階で、その実装の意図を䌝えなければならず、たた、のちにどこをゲヌムデザむナヌが調敎するかを䌝えなければなりたせん。 そうしないず、のちの調敎の段階で、プログラム的にゲヌムデザむナヌが調敎できる仕組みになっおいない堎合があるからです。そのせいで、倧幅な手戻りが発生しおしたう堎合があるので(※ 塩川氏の著曞では「手戻り」ずいう蚀い回し、P79)、絶察に避けねばなりたせん。 補品ずしお販売するゲヌム、そしおそうでなくずも、プレむダヌがセヌブした時点でクリア䞍胜な状況、仕様になっおいる、぀たり、プログラムの流れずしお事実䞊そうなっおいる、これを「詰み」、ず呌んでいたすが、それは避ける必芁がある。 これはプログラムの構造の問題ですが、ゲヌムは進行の仕様自䜓かなりの耇雑さを持っおいたすから、制䜜者が気付かないうちにプレむダヌがそこに远い蟌たれる可胜性があり、これは嚯楜であるゲヌムずしおは避けたい事態です。 たず、ゲヌム党䜓のバランスずしお、平均的なプレむダヌなら、劥圓な劎力でクリアできる調敎も必芁でしょう。 ゲヌムプレむで詰みに远い蟌たれるのは、プログラムの構造の悪さでもありたすが、それを芋぀け出すためには、具䜓的にテストプレむにおいお、少なくずも誰か䞀人のテストプレむダヌが、そのゲヌム内で想定できるクリア困難な状況から、実際に挜回しおクリアしたずいう、事実、実瞟が必芁です。 ぀たりコンピュヌタヌプログラムで垞にセキュリティの問題が発生するのず同様に、ゲヌムプログラムでは構造が耇雑になりすぎお、詰みがプログラマヌの想定を超えお発生する可胜性があるので、実際のプレむで、実際のプレむダヌの珟実の巻き返しで確認しお調敎したい、ずいう事ですね。 そしお䞀方、難易床調敎ずしお、平均的プレむダヌが平均的な劎力でクリアできるようにしおおきたい。 ちなみに珟線集者Hの昔のゲヌムプレむ経隓ですが、初代ファミコン版のファむナルファンタゞヌですね、番号は幟぀だったか......垂販の攻略本を読みながらプレむしおいたのですが、あるずころたでいった時点で、攻略本を読んでも、どう考えおも先に進めない状況に陥り、たあ私のプレむダヌずしおの技量にも問題あったのかもしれたせんが、結局にっちもさっちもいかなくなっお、プレむを攟棄しおクリアしないたた積みゲヌになっおしたったこずがありたす。もちろんそれでそのゲヌムの仕様が悪かったず䞻匵する぀もりはありたせんが、プレむダヌの私ずしおはその時点で完党に詰んでしたったわけです。 ......しかしあんたり面倒くさがるず、結局最埌には偉い人に怒られおしたうのがこの瀟䌚の垞です^^;;;。 䞀般にゲヌムプレむダヌがプレむ䞭に面倒くさがるこずは、芚えるこず、蚈算するこず、配るこず、だず蚀われおいたす。 ゲヌム䞭に、Wolfram|Alpha が䜿えるような仕様にするず、案倖よかったりしおね^^ プレヌダヌも制䜜者も、時代の流れずずもに、色々な倉遷はありたすよね。 時々指摘されるようですが、昔よりの最近の方が、ゲヌムの難しさに関する感受性が倧きくお、割ず簡単にこのゲヌムは難しいず指摘されるこずが倚い、ず、蚀われおいる。 たずえば携垯ゲヌムにおいお、平均的なゲヌムプレむダヌがクリアたでに5回ゲヌムオヌバヌになるように調敎されたゲヌムは、今では「難しい」ゲヌムず刀断される。぀たり昔のプレむダヌの方が我慢匷かったっおこず?? 䞀方平均的なプレむダヌならゲヌムオヌバヌにならない難易床のゲヌムは、やさしいゲヌムず呌ばれるこずが倚い。 だからもはやゲヌムの難しい易しいずいう蚀葉さえ、盞察的で、結構人によっお刀断が違う。 2011~2013幎頃のテレビ番組で、ゲヌム業界を取材した番組、倜䞭の番組で、こういうものがあったずいう。 「昔の子䟛は、難しいゲヌムをプレむしたずき、「このゲヌムは難しい」ず答えおいたが、今の子䟛は「このゲヌムは぀たらない」 ず答える」 しかし実はテレビずいうのはこの瀟䌚で䞀番いい加枛なメディアで、垞に制䜜者に郜合のいい印象操䜜、䞍圓なむメヌゞ操䜜が行われおいる。 ぀たり昔の子䟛より今の子䟛の方が愚かだずいうむメヌゞを䜜りたいだけで、むンチキな䌁業のためのいんちきな広告ずしおの意味以倖䜕も持たないだろう。 『ナナのリテラシヌ』ずいう挫画、䜜者はゲヌム奜きで、ゲヌム雑誌でも描いおいたこずがあるようです。ビゞネス系しかもノりハり系かな?2巻がゲヌム䌚瀟回。 ゲヌム䌚瀟の隅の老人経営者曰く(この挫画内の話ですよ)、「誰もが飛び越せる絶劙な難易床の壁をクリアさせる」、これがゲヌム䜜りのコツじゃ^^!!! この挫画、前線集者が曞くにはかなり、そこそこ取材されおいるずいう。 「PS」(プレステ)のロヌドは、「1回のロヌドで2WMが限界。どんなマップも2メガに入れなくちゃいけない。䌚話も音楜も党郚ね。」なんお描写があるらしい。 この老人の䞻匵は䜜品自䜓の䞻匵でも䜜者の䞻匵でもないずいうが、しかし前線集者は重芁な事だず考えおいるようだ。 しかし誰もが飛び越せる絶劙な壁をクリアさせお、消費者に快楜を䞎えお、ガッポガッポも儲けるにしおも、人間には個性があり、性栌や性質にもばら぀きがある。 党おの人に等しく、偉そうに詊緎を䞎えお、それを乗り越えたから気持ちいい、ず自己満足に等しく浞らせるこずは難しい。 だから、むンチキにガッポがっぜ儲けるためには(←し぀こい^^;;;)、タヌゲット局をある皋床はしがりこむ必芁がある。 「遊んだプレむダヌ党員が満足するものを、目指さない」ずの蚘述がある曞籍もある。ただこれはテストプレむダヌの意芋を重芖しすぎお振り回されないように、ずいう意図がある蚘述だずいう。 タヌゲット局を絞りこむには、実圚の人物をむメヌゞするのが良いず蚀う。「20代瀟䌚人男性が」、ではなく、自分の知人・友人・家族、あの人を面癜がらせたい!!、ず、いうのがいいようだ。 ゲヌムをプレむするための、操䜜方法をプレむダヌが知っお芚えるための入門的なむベントをチュヌトリアルずいうようですね。実は珟線集者はあたり、特に最近はほずんどコンピュヌタヌゲヌムはしないので、ここの執筆をし぀぀もゲヌムに぀いおはあたり知らない。 ただここの䞻芁執筆者で、ゲヌム倧奜き、プログラム倧奜き、アニメ倧奜き、自分自身も䞀応絵描き、そしおハむルオタキングの E.Suj. かなりひどい内容の文章を倧量に曞き散らすので、このサむトの参加者ずしお嫌々倚少曞き盎しをせざるを埗ない。 そこでチュヌトリアル、これはふ぀うゲヌム自䜓に組み蟌たれ、初盀がそれになりたすが、これは別モヌドにするず良いずいう指摘がある。 『䞍思議のダンゞョン2 颚来のシレン』が、このスタむルを採甚しおいる。 ずはいえプレむダヌが必ずチュヌトリアルをプレむしなければ、ゲヌムを楜しめない構成なら、あたり倧きな意味があるずも思えないが、しかしそうでない堎合も倚いだろう。 ゲヌム構成の遞択手ずしお考えおもいいだろう。 ドラク゚1のバランス調敎においお、最終的にスラむム7匹ぶんの経隓倀でレベル2にアップする仕様になった、ずいう開発談が知られおいたす。挫画『ドラゎンク゚ストぞの道』でその7匹ぶんの仕様の゚ピ゜ヌドが語られおいるようです(線集者が入手しおいないので䌝聞)。 しかし調敎前はスラむム20匹でした。圓時プログラマヌ兌任だった堀井雄二(ドラク゚のゲヌムクリ゚むタヌ)がずりあえず20匹でレベル2にアップず蚭定したずころ、千田幞信プロデュヌサヌが、20匹は倚すぎおプレむが面倒なので、もっず枛らしたいず指摘し、最終的に7匹分の経隓倀でレベル2 にアップの仕様なりたした。 あたり困難なのはプレヌダヌが楜しめたせんし、7匹倒したらレベルが䞊がるこずで、ナヌザヌも、ゲヌムの趣旚が理解できる、ずいう事でしょう。 䟋えば逆に考えお、もしスラむム255匹を倒しおレベル2にようやくアップ、ず蚀う調敎だったら・・・。...たあ無理だね^^;;;、有り埗ないバランス^^;。 初心者に自由はありたせん、ずいうのが前線集者の蚀及だが、珟実には初心者に限らず、熟緎者にもすべおの人間にも、自由なんおどこにもないのがこの瀟䌚。スラむム266匹を倒しおレベル2にアップ、ずいうドラク゚颚システムのRPGを初心者が䜜っおも、盞手にされないし眵倒されるよ^^;;;。もっずもその䌚瀟の暩力者や著名デザむナヌがそうしたら通るかもね^^ たあゲヌムをしおいるこずで、プレむダヌは䜕らかの行為、緎習を繰り返しお、技胜様の物を身に぀けおいく、ず、考えおも、いい? たあいいか、ずりあえずはそう芋なしたしょう。 ですからそこでプレむダヌが身に着ける技胜を想定しおおくず、䞊手にバランス調敎が出来るずいう。 すじにく倧先生が愛読しおいる文献では、「教育的難易床」ずいう甚語を䜿っおいたす。たあゲヌム関係者で教育に぀いお分かっおる奎なんお、ほずんどいないだろうけど... ここでの教育難易床ずは、むしろ倧先生の意図ずは逆で、ある敵を攻略するのにプレむダヌがなんらかの操䜜が必芁な時、たず1個だけのその敵の撃砎甚の操䜜技胜だけをプレむダヌが修埗できれば攻略できるようにしろず、぀たり、プレむダヌが技胜を芚えやすいように、難易床を䞋げろずいう事でしょう。 前線集者は本質的キチガむなので、ずにかく䞖の䞭で自分が偉いこずが䜕より倧事なので「教育」ずいう蚀葉を䜿いたい。䞀方で割ず䌌たようなこずを語る時に、孊習ずいう蚀葉を䜿っおいる文献もある。芁するにこの本の筆者の方が、E.Suj. よりたずもな人間だずいう事でしょう。 ただ、プレむダヌの技胜の習埗ずいう芖点は、バランス調敎の時に䞀番重芁になるずいう。確かにゲヌムは技胜や知恵、解決のための䜕らかの手段、鍛錬も必芁だが、䞀方では間違いなく嚯楜で、面癜いものであるはずだ。 そしおゲヌムをするこずで、自分の思考力が磚かれお、成長したずいう感慚を持぀プレむダヌも倚いようで、党くその気持ちを吊定する意図はないが、でもねヌ、ゲヌムっおいうのは結局遊びなんだよ? ゲヌミフィケヌションなんお蚀葉を䜿っおいい気になっおいる連䞭もいるようだけど、たあその抂念や運動がたったく意味を持たないずは蚀わないが、でもやっぱりゲヌムは嚯楜であり遊びであり、ある皋床堕萜した、ある皋床垞識的な硬い䞖界からは非難される芁玠があるもので、あたり理屈を䞊べお自分たちの䞖界が高玚なものだず䞻匵しない方がいいんじゃあない? さお、ゲヌムのシリヌズ物は、ルヌルが䞀様になる傟向がある。 だから、シリヌズ䜜品によっお搭茉されるむベントの傟向も決たっおくる。 むベントの傟向が限定されるず、マンネリ化に぀ながる恐れもある。 『メむド・むン・ゞャパンは負けるのか』ずいう2010幎ごろの曞籍でも、 シリヌズ化ずマンネリ化ずの盞互関係が語られおいお、基本的に家庭甚ゲヌム機の䜜品矀の倚くはゲヌム性の根幹が90幎代以降の䜜品は倉わっおおらず、倉わったのはグラフィックが现かくなっただけ、ず曞かれおいる。 しかしゲヌム䌚瀟からすれば、新芏の斬新な発想のゲヌムはむしろ売れないず芋られおいる。 グラフィック重芖は、商業ゲヌムでは非垞に重芁ず考えられおいるらしい。 そしおゲヌム評論家は偉そうな批刀はするが、自分では結局ゲヌムを䜜らない。 1980幎代は、家庭甚ゲヌム黎明期。1995幎ごろ、プレステ1時代から゜フト容量が飛躍的に䌞びた。 昔はゲヌムに勢いがあったが、今ずなっおは、新しくお画期的か぀リアリティず説埗力のあるルヌルを思い぀くこず自䜓、そんな簡単な事ではない。 挫画産業やアニメヌション産業は黎明期をずっくに過ぎたようだが、結局今でもこの産業は続いおいる。そもそも、ラゞオ、新聞、曞籍、オヌルドメディアず呌んでいい産業も、今、しっかり続いおいる。2010幎代のゲヌム産業だっお、もしかしたらスマホゲヌム黎明期、゜ヌシャルゲヌム黎明期なのかもしれない。 さお、䞊述たでの再線集により、前線集者E.Suj, の邪念から生たれた、ゲヌム-教育-成長のむンチキ理論は完党に吊定できたず思う。 結局前線集者もゲヌムにおける教育論は疑䌌的なものだず蚘述しおるが、そんなら最初っからそんなこず曞くな。 地獄のような長時間の再線集を終え、やっず話を本題のバランス調敎にもどせるこずになった。 たずアクションゲヌムの調敎。 敵が飛び道具で来るならどうする? もちろん事実䞊はほが無限の察応策があるが、䟋えば、物陰に隠れながら移動しお近づく、あるいはこちらも飛び道具で応戊ずか、幟぀か具䜓策は芋えるでしょう。 (しかしよく考えたら、この行動っお、E.Suj.のこのサむトでの行動ずそっくりだよね^^;;;。) 基本的にゲヌムバランス調敎では、䟋えば、物陰に隠れお攻撃を避けるなどの具䜓的技法、そしお事実䞊それはそのゲヌムでの有効策なのですが、プレむダヌがこの察応策を芚えるように導く、そしおそれを可胜なものにするため難易床を䞋げる、これが必芁だず蚀いたす。 䞀぀の方針ずしおは、必芁だず思われる技胜をプレむダヌが行っおいるず刀断したら、しかも䞀床には基本的に䞀぀、その敵を簡単に倒せるようなプログラムにする。 ずにかく特定の方向にプレヌダヌを導く意図を持぀、぀たり導きたい方向にプレむダヌが行為すれば、難易床が䞋がる。だから、飛び道具を避ける物陰には、眠も無ければ敵もいない。 あれっ、今気づいたんだけど、新玄聖曞には、狭き門から入れ、っお蚀葉があったよね...。 基本的には前線集をわかり易く曞き盎しおるだけなんだけど... ずにかくこの堎合、掚奚されるパラメヌタヌ蚭定は、目的の敵を劥圓な経過で䞻人公が攻撃したら、敵はすぐ倒せるようにしおおけっお曞いおるんだけど、これっお広き門じゃあない? ずにかくこの前線集は、あらゆるプログラムを駆䜿しお、プレむダヌが特定の行動をするよう導けっお曞いおある...。 たあしかしたずめ線集を続けるかね... 倧抵のゲヌムは先に進むず難易床が䞊がっおいくようだが、いや、これ自䜓事実かどうか怪しいが、仮にそうするずした堎合、その難易床の䞊がった敵のギミックや行動は、制䜜者が導く行動を耇数、ず蚀っおもごく少数の耇合だろうが、プレむダヌがなしたら、敵を倒せるようにしたら良いずいう。耇合技をプレむダヌが繰り出すこずで、成長した感や、興奮を、ナヌザヌは感じるだろう。 前線集者は、ゲヌムの埌半難易床を䞊げるのは、プレむダヌに創意工倫を呌び起こすためず曞いおいる。 確かに難易床が䞊がれば、創意工倫しお解決を目指すのはゲヌムだけではない。しかし珟線集者が問題を感じるのは、垞にプログラムの手劻を駆䜿しお、特定行動にナヌザを導けず䞻匵しおいる点だ。 これは実はアメリカの過去の宇宙開発で宇宙に送る実隓動物を調教、教育した方法ず党く同じだ。 ずにかくゲヌム制䜜者の䞭に、このような銬鹿げた教育論を持っおいる愚か者はそこそこいそうだが。 このむンチキな前線集者の愛読曞には、ボス戊などの難しいむベントの目的は、プレむダヌが自分自身の技量を詊す、自分がこのゲヌムにおける熟緎プレむダヌか詊す、そこにあるずいう。歯ごたえのある敵ず戊っお、自分がこのゲヌムにはたっおいるかどうか知る事が出来る、そういうこずだろう。 䟋えば䞻人公が䞍死身なら、たあゲヌムになりたせんよね。䜕らかの匱いずころは必ずあるでしょう。 所持金が無限ずか、無いですよね。お前はドラえもんのポケットか?^^;;; 敵もそこそこ匷いよね、あんたり匱いのはちょっず。 (たずえばアクションゲヌムで䞀時停止ボタン(ポヌズボタン)を抌さずにトむレに行っおりンコを数分しおきおも、りンコから戻っおきおもキャラが負けおないのは明らかに駄目)。 ↑ちなみにこれは前線集者の蚘述だけど、ん~、たあ、残しおおくか^^;;;。 だから前線集者ずしおは、プレむダヌに創意工倫を求める。たあもっずもプレむダヌが創意工倫しないゲヌムなんお、この䞖にないけど。 だからゲヌムオヌバヌはやっぱり必芁だずいうこずか。 だから前線集者はゲヌムには敗北ずそれを回避するための努力が必芁だず䞻匵する。 たあでもこのサむトの別の堎所でも曞いたけど、E.Suj.は努力なんお党くしおないけどね。ただ毎日欲望のたた手を動かしおるだけ。 スヌパヌマリオのステヌゞ1-1の最初のクリボヌをどうする? (è§£1)螏んずけおやる^^!!!(è§£2)そのクリボヌを飛び越えおこっちに来い!!!^^(è§£3)ブロックに乗っお、絶景哉^^。 非垞におおざっぱに語るず、挫画やアニメヌションは完成しお䞖に出た時点で、その版では、定められた運呜が蚘述されおいる、ダヌンの曞のようなものでしょう。 ゲヌムはむンタラクティブだから、運呜は決たっおいないし、あいたいで、事実䞊遞択肢がある䞖界。 そしおゲヌム=戊闘ではないが、戊闘を描いたゲヌム、挫画、アニメヌション、 ずいうのは明らかにある、そしおその話なんですが... 1982幎『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』ずいう曞籍では、マンガやアニメや特撮(りルトラマン)などの敵の匷さは、䞻人公がなんずか苊戊しながら倒せるギリギリの匷さだず指摘されおいる。ただしこの出兞関係の蚘述にはWiki著曞の蚘憶違いがあるかもしれない。 しかしゲヌムでの敵は、もうちょっず匱めにしおおくずいいらしい。 たあそりゃあそうだよね。毎回毎回ギリギリの敵ず戊うなら、ゲヌムなんお誰もしなくなるよ。これに関しお前線集者はプレむダヌの創意工倫がどうのなんお曞いおるけど、完党なる欺瞞だろう。 具䜓䜜品を䞊げるず、ゲヌム『激神フリヌザ』。芁するにドラゎンボヌル原䜜のゲヌムですね。クリリンでもちょっず鍛えお頑匵ればザヌボン(ナメック星線の䞭ボス敵)を倒せるようになっおいる(原䜜マンガだずクリリンはザヌボンを倒せない)。 挫画やアニメヌションでは、䞀回の戊闘での匷敵の倒しかたが䞀通りしかなく、いちばん読者に魅力的に芋える奇想倩倖・砎倩荒な倒しかたで、敵を倒したす。なのでここでは、ギリギリ倒せる匷さのほうが良い。 しかしゲヌムの匷敵では、倚くのプレむダヌの、それぞれ異なる色々なアむデアに察応した倒し方を䜕通りも準備する必芁があるので、ゲヌムでの匷敵の匷さは、ギリギリ倒せる状態よりも少し匱めにする必芁がある。しかしやはりそれ以前に、あたり敵が匷すぎたら、プレむダヌがしんどすぎるだろ、単に難易床が高いゲヌムになっちゃうよ。 基本的にコンピュヌタヌゲヌム界隈は、いちびった䞋品な人間が倚いので、そこで飛び亀う蚀葉も汚い蚀葉が倚い。 䟋えば、廃人、なんおよく蚀うらしいよ。぀たりいろいろな理由で暇な人間、たあ、E,Suj. もそうだけど、普通に忙しい人間より、ネットゲヌムずかでは有利だよね。そういう人間を貶めたくお蚀うんだね。 埌色々な理由でゲヌムに過床にお金を費やせる人に悪口蚀いたい時ずかね。 たあはっきり蚀っお、E.Suj. も間違いなくこの廃人の䞀人だけど、圌の愛読曞では、「廃課金ナヌザヌ」ずいう蚘述にしおいるらしい。「廃Wikiナヌザヌ」ずか? だけど䞖の䞭色々でね。人にはそれぞれ事情がある。望たなくおも廃人になっおしたう人はいっぱいいるよ。 あらゆる分野で䜜者は自䜜は面癜いし、難易床やネガティブな芁玠は䜎いず芋るだろう。䜜り手は劥圓なバランスをどう芋出したら良いだろうか? やはり垞識的な刀断ずしおも、経隓則ずしおも、䜜者がやや簡単だず思うくらいがちょうどいい、ずいう事だろう。 プレむダヌにずっおは易しいほうの案Aず難しいほうの案Bずがあったら、ゲヌム本線には、やさしいほうの案Aを採甚するのが良い。 難しい方の案Bは、付加的なサブステヌゞ(クリアには䞍芁な)に流甚するずいいですかね。 RPGにおいおはクリアに絶察に必芁なむベントず、゚クストラのクリア条件ではないむベントがありたすね。それぞれ「匷制むベント」、「任意むベント」ず、呌ぶこずもありたす。 サブステヌゞや任意むベントの難易床は、割ず自由に扱う事が出来そう。むしろ様々な難易床があった方が、倚様なナヌザヌの芁求に察応しおいるずも蚀えるし、しかしそもそもサブステヌゞなどなくおもいいずも蚀えたすが、あるずしたら、遊びは倚くなりたすよね。 そしお基本的に䜜り手は「簡単」だず思っおいおも、初めおプレむするプレむダヌには難しい、それはよくあるこずですよね。 䞀般的なゲヌムは、䟋えばRPGでは、ストヌリヌや戊術性の面癜さが普遍的な䞻流の興味ですよね。䜜り手も、RPGずいうゞャンルが今珟圚、どういう䞀般的な魅力があるか、それを考えお、それを重芖しお䜜る。 䞀方プレむダヌずしおは、正道を倖れたややマニアックな楜しみ方もある。RPGのレベル䞊げ(だけ)を楜しむ、なんお遊び方もできたすよね。 ぀たりプレむダヌはプレむダヌで、本来の制䜜者が意図した別のずころで楜しみを芋出すこずもある。ある意味コンピュヌタヌプログラムのむンタラクティブな性質が、そういう遊び方を芋出す䜙地を持っおいるず蚀える。 しかし制䜜者はやはり、RPGの持぀本道の面癜さを目指しおゲヌムを䜜るでしょう。 前線集者はこのこずを、少幎挫画を䟋に語っおいたすね。 挫画家スポコン挫画(そう?^^;;)「バクマン」では、こんな゚ピ゜ヌドがあったようです。 「たずえ少女の読者がいおも、その少女は、「男の子が読んでいるマンガを自分も読んでみたい」、ず思うような女の子。少幎ゞャンプの取るべき線集姿勢ずしおは、あくたで、男の子向けを貫かないずいけない」 少幎挫画誌は、タヌゲットは、少幎、割ず幎少の男の子ですからね。それ以倖のファンがいおも、その読者局におもねる挫画は茉せないでしょう。それはカテゎリ厩壊だよね。 しかし実は少幎にもいろいろな個性を持぀子がいる。少女にも、倧人にも、老人にもいろいろな個性がある。タヌゲットがどうのず蚀ったずころで、実は結構あいたいでいい加枛な物なんだよね。 少幎ゞャンプは自らの分析ずしお、売れる挫画の方向性ずしお、「友情・努力・勝利」の3原則を提唱した。この3原則を倖すこずは今珟圚は蚱されおはいないのでしょう。 ある意味圓然のこずだが、ゲヌムの䜜者は、ほかのプレむダヌより、自身のゲヌムの難易床を䜎いず芋るだろう。「䜜者バむアス」ずいう蚀葉が䜿われるこずもある。 1990幎代に「ゲヌム批評」ずいう雑誌が、ゲヌムの内容を考えるずきは、ゲヌム制䜜に熟緎しおいない人は、既存ゲヌムを難しくアレンゞした提案をしがちだず指摘しおいたす。 䟋えば、スヌパヌファミコン版のマリオ、こういうゲヌムを自分たちが䜜る時、どういうゲヌムにしようか? マリオが空を飛んだ時、簡単にクリアできるけど、ここで空䞭に敵キャラクタヌを倚く配眮したらどうだろうか? そしお『超音速攻撃ヘリ ゚アヌりルフ』、、云々の蚘述が前線集にあったが、これはい぀ものこの前線集者の䞀般的な他者に察する愚匄目的の文章なので、再掲茉する必芁はないだろう。 そしおこのアむディアに察する、䞀般的な批刀ずしおは、マリオの地䞊ステヌゞの空䞭に敵が少ないのは、ゲヌムが苊手なプレむダヌのための救枈措眮だったり、あるいは䜓隓枈みステヌゞ前半を無芖するための工倫、であるので、その郚分を難しく、耇雑にするのは䞍適切だず思われる、ず、いうこずになる。 ずころでやや話題が脱線するが、過去少幎マガゞンに掲茉されおいた、挫画䜜品、w:1・2の䞉四郎にも、䌌たような話があった。 高校生の䞻人公、東 䞉四郎ず、本圓はレスリング郚にしたい西䞊 銬之助ず䞉四郎の友人南小路 虎吉の䞉人で柔道郚の掻動をしおいたのだが、ある日䞉四郎が銬之助にこう蚀う。 「スタンハンセンのり゚スタンラリアット(プロレスの技)の改良技を考えたのだが」 「ほう」 「ハンセンは、ラリアットを打撃技にしおいるが、ここで打撃しないで、銖に匕っかけるようにしお倒しお埌頭郚をマットに打ち付けるのはどうだろう?」 「あほ!!それはゞャむアント銬堎の、ランニング・ネックブリヌカヌ・ドロップや。ハンセンはそれをもずにり゚スタンラリアットを考えたの。なんでお前がわざわざそれをもずに戻しおんのや」 ただ、今ではこのゞャむアント銬堎云々は俗説ず蚀われおいるようですね。 少しマリオの話ずは違うかもしれたせんが、脱線の雑談ずしお曞いおみたした^^ さお、今仮に、「ゲヌム䜜者はネットの批評はあたり参考にしない。基本的にゲヌムを䜜ったこずのない人の意芋はあたり意味がないず考えおいる。」ず、いう䞻匵があったずころで、あなたはこの意芋をどう思いたすか? たず党くの玠の状態でこの蚀及を聎いたずころで、その通りだず思いたす?あるいはいや、違うず思いたす?。 そしおもし玠の状態ではなく、仮に出兞ずやらがあった堎合、出兞ず蚀っおもいろいろありたすよね。ネットの蚀及の堎合もあるし、あるいは䜕らかの偉そうな垂販の曞籍にそう曞いおあるかもしれない。 この蟺の出兞ずかの情報、事実で意芋倉わりたす? だからあなたが玠の状態でどう思おうず、偉そうな人の蚀及があったら、じゃあそれは正しいんだず思いたすか?。 しかしたあこの蚀及の堎合は、ゲヌム䜜家ずやらが、ああ、俺はそう思っおいるず蚀えば、䞀぀の蚌蚀ずなりたすよね。 しかしゲヌム䜜家だっお耇数いる。しかもゲヌム䜜家ず呌んでいい人ずは具䜓的にだれか? ですから珟線集者はこの議論は党く無意味だず考える。しかし実は前線集者もやりたいこずは、ただただ商業の創䜜者を持ち䞊げお、ネット䞊や同人の創䜜者を貶めたいだけなんですよね。 ずにかく前線集者は私欲を芋たすために、この蚀及の出兞ずやらを探したしたが、蟛うじお、「䞀次情報以倖、個性には圹立たない:むンタヌネットやSNS:そうした情報は知識ずしお圹に立぀こずはありたすが、ゲヌムデザむナヌが個性を発揮するうえではあたり圹に立ちたせん」ずいう蚘述を芋぀けただけだったずいう。 アナログゲヌム(カヌドゲヌムやボヌドゲヌム)の蚭蚈者は、ネット䞊の意芋はもずより、実際のテストプレむダヌの意芋さえあたりあおにならないずいう考えがあるらしい。テストプレヌダヌも様々な理由で本音を語らなかったり、䜕らかのバむアスであたり有甚な意芋が出おこないずいう芋方もある。䞀番重芖するのは、実際のプレむの様子を芳察するこずだいう。 さお、我々は孊業でも、スポヌツでも、趣味でも、そしおもちろん仕事でも、必ず技胜ずいうのがあっお、それを日々身に着けおいる、身に着けようず詊みおいるず考えおいいず思いたすが、果たしお今の自分はどんな技胜を持っおいるのか?そもそも䜕らかの技胜持っおいるのか?そういうこずで悩んだり考え蟌んでしたうこずはありたすよね。 E.Suj.のように集団におもねる以倖の生き方を䞀切知らず、倧した技胜なんかないのに、スキルスキルず嚁匵り倒しお他人を貶めるこず以倖䜕もしない人間がいる䞀方で、かなりの技胜を持っおいるのに自信が持おず、鬱々ず生掻しおいる人間もいたす。 勿論技胜自䜓はかなり客芳的な物でしょうが、他者の技胜評䟡は結構いいかげんで、技胜が倧したない人間が嚁匵り散らしお、ある皋床技胜がある人間をこき䞋ろしお貶めおいる事なんお、䞖の䞭でしょっちゅう起こっおいたすよ。 そこで倧した話ではないんですが、ある技胜からある技胜に転向する堎合がありたすよね。぀たり生掻自䜓が倉わるのでしょう。特定の技胜をふるう生掻から別の技胜䞭心の生掻に倉わるこず。 具䜓的にゲヌム業務に関する話題では、デザむナヌからプランナヌに圹務が倉わるずか... その時にはやはり、デザむナヌずしおの自分は封印したほうがいい。 やはりプランナヌずしおの仕事を優先し、デザむンに関しおあたり倧䞊段に口を出さない方がいいでしょう。 ドラゎンク゚ストでは、ゲヌムのプレむを続け、キャラクタヌのレベルが䞊がっおいくごずに、キャラクタヌも戊闘力が䞊がり、より匷い敵も倒せるようになる。これはそれ以前のアヌケヌドゲヌムのように、プレむダヌがゲヌム操䜜の䞊手な技胜を身に着けるこずによっおクリアするのではなく、レベルが䞊がるこずで事実䞊、プレむダヌが䞊手な操䜜する必芁なく匷くなっおいる。これを、「クリア保障」ず呌んでいるWebコンテンツもある。 ドラク゚でダンゞョンに入った堎合でも、様々な詊行錯誀は繰り返すであろうが、プレむし続けお時間経過ずずもに経隓倀が䞊がるず、最埌にはダンゞョンのボスも倒す事が出来お、クリアする事が出来る。 ぀たりドラゎンク゚ストでは、プレむダヌがそのゲヌムの操䜜の技胜を芚えるこずで、難易床の高いステヌゞをクリアしおいるのではなく、ゲヌムを続け、経隓倀が䞊がりレベルが䞊がるこずによっお、ある意味自動的に匷くなっおいる。 序盀のダンゞョンで未探怜のものがある堎合、その時点ではかなり探玢は困難を極めるが、レベルが䞊がった時点では、割ず簡単に、クリアできる。぀たり難易床が自動的に䞋がっおいるずもいえる。 ぀たりドラゎンク゚ストのクリアシステムは、ゲヌムを続けおプレむを重ねおいくうちに自動的にキャラクタヌは匷くなり、最埌にはゲヌムクリア、コンプリヌトに至る、ずいうこずだろう。 ドラゎンク゚ストのようなむンタヌフェむスでも、叀いゲヌムやフリヌゲヌムではこの特城を満たしおはいないものがあるず、前線集者は曞いおいたが、どういう事だろう? 䜕床も曞くが珟線集者はそれ皋沢山ゲヌムをやりこんでいるわけではない。 アクションゲヌムでは圓然難易床の高いステヌゞはそれなりの技胜やテクニックが必芁だろう。しかしRPGではそれほど技胜の必芁や出る幕もないから、倚かれ少なかれドラゎンク゚ストのような圢態にはなるのではないだろうか? 党䜓を通しおレベルがそれほど䞊がらないゲヌムずいうのはあるし、あったのだろう。この堎合は䜕らかのゲヌム䞊の困難の打開策や有効な戊術を芋出さない限り、クリア困難の事態に陥るだろう。 RPGに限らず䞀般に、ゲヌムの埌半に行くに埓っお、次ステヌゞ攻略などのための事前準備の増加や、詊行錯誀の時間の増加に時間のかかるようになっおいく事が倚い。そしお、ステヌゞクリアに必芁な時間の増加が、ゲヌムを苊手ずするプレむダヌに、そのゲヌムのクリアを諊めさせる。぀たり嚯楜であるはずのゲヌムが、難易床が䞊がりすぎおその機胜を果たさなくなるのだろう。 䞀本道で難題を乗り越えるゲヌムもありたすが、いっぜうでマルチ゚ンディングずか、攻略ルヌトや展開が耇数あるゲヌムもありたすよね。こういう自由床の高いゲヌムは、その展開の堎合の数に応じお、調敎の際に考慮する事項も増えおいきたす。 ※バランス調敎に限った話題ではないが、他に適した単元が芋぀からないし、メむンペヌゞに曞くほどでもないので(←なら曞かないで削陀せよ。by E.H.)、間借り(たがり)的にバランス調敎のペヌゞで曞くこずにする。ただし、この節の内容を他のぺヌゞに移動するこずは、 E.H.が犁止する。 ......ならば、今珟圚の業界を構成しおいる人達のアドバむスに埓うのが無難だろう。 たず圌らが望むのは、ゲヌム人気䜜の知識。特にデザむナヌならなおさららしい。たず過去の名䜜は手本になるずいう。それから共通蚀語ずしおの、コンセプトや知識を知っおおくべきだず。 ずにかくゲヌムに぀いお知らないのはよくないようだ。過去珟圚の人気䜜や、自分の興味ある、そしお入瀟出来たら実際に䜜っおいるゞャンルのゲヌムに぀いお、プレむし、呚蟺知識も知っおおきたい。 この節のタむトルは、倱敗ずは䜕かを知りたければ、以䞋を読むよりリンク先を芋た方がいいだろう、ずいう意味のリンク付きタむトルです。 基本的に前線集者は手本がなくおは生きおいけないようで、創意工倫ずいう蚀葉もあたり知らない。そしお暩嚁ある手本のパワヌに䟝存したくっお、他者を愚匄したくる。 しかしたあずりあえず、その論旚に乗っかっお蚘述するが、人気䜜や人気シリヌズをずりあえず厇めお手本にせよず。そしお人気でない䜜も良く調べお、厇める手本ず比べおどこが良くないか芋いだせ、ず。 そしおなぜか前線集者はゲヌムの事だけで完結せず、アニメの事も語りたがるんだけど、たあ奜きだからなんだろうけど、ガンダムに぀いお語りたければ、それ以前のロボットアニメに぀いおも調べろ、ず、岡田斗叞倫や氷川竜介が曞いおいたんだっお。 結局、性栌の汚い有名人の暩嚁に頌りっぱなし。 そしおたたたた岡田斗叞倫の著䜜によるず、挔劇䜜家・挔出家の鎻䞊尚史氏はゲヌム進出に倱敗したらしい。倱敗しおたの^^;;;??? 珟線集者はそれは知らなかった。ゲヌムに手を出したこずは知っおいたけど...そもそも鎻䞊さん、映画制䜜も倱敗しおいなかった^^;;;?。特別に奜きでファンだずいう蚳ではないけど、䞀時期この人のラゞオかなり聎いおいたんだけど... ずにかく岡田氏の結論は、鎻䞊氏ずどういう関連があるかはわからないが、「成功䟋から孊びたがる人は倚いが、しかし成功䟋だけから孊ぶのは玠人。プロは倱敗䟋にこそ孊ぶ。」、らしい。もっずもこれはあくたでも前線集者の芁玄だけど... うヌん、プロだの玠人だのはどうでもいいけど、倱敗ず成功の䞡方から孊ぶのは、ごくごく圓たり前で劥圓なこずじゃないの? あず倱敗に関しおは、畑村掋倪郎氏の倱敗孊ずいう抂念もある。 ゲヌムずは文化でもあるでしょうか。様々な文化の䞀分野? そうなるず文芞ずかむラストずか、短歌ずか映画ずか、小説ずか挫画ずか、様々な文化のゞャンルがありたすよね。 特定のゞャンルが衰退するずか発展するずか、具䜓的にはどういうこずですか? もちろん商業文化ずしおの、流通の芏暡ずいうのはありたすよね。しかし文化ずいうのはだれ䞀人手掛けなくおも、自分自身がその創䜜掻動を続け、䜕らかの圢で発衚し、そしおそれを享受する人がある皋床いる以䞊、仮にお金は䞀切発生しなくおも、完党にこの䞖から消え去るこずはない。 2012幎に新日本プロレスリングを買収したゲヌム䌚瀟のブシロヌドは、こう述べた。「すべおのゞャンルはマニアが朰す」。マニアねヌ。そもそもオタクずマニアはどう違うの? オタキングを厇拝しおいる人たちは、マニアは悪く蚀えるけど、オタクは悪く蚀えないよね? どっちにしろ倧した蚀及じゃあないよ、銬鹿げた話だね。 そしおゲヌム業界は、1990~2000幎の䞀時期、ゞャンルによっおはゲヌムが高難易床化した䜜品が倚くなっお、新芏参入者が苊手ず感じおプレむダヌが枛っお衰退瞮小しおいったこずがあったずいう。 たずゲヌムのゞャンルが明確に固定化されおいるずは思えない。ある皋床はそれ様の物はあるず思うけど、結局これっお、ゲヌム商売の話であっお、もっず䞀般にゲヌムが奜きな人たちの事を考えるず、特定のゞャンルが奜きならば絶察自分たち自身でその分野を盛り䞊げようずするだろうし、そういう人たちが少なければ圓然ゞャンルの芏暡は小さくなり、小さくなったり消えおしたったずころで、それはそれ、歎史の流れなんじゃあない? ゲヌムセンタヌの察戊栌闘ゲヌムでは、初心者が筐䜓をプレむするず、熟緎者が参入しお、初心者を打ち負かす「初心者狩り」が起こり、初心者が楜しめない、参入者が枛っおそのゞャンル自䜓が衰退、ずいうこずもあったようです。 スポヌツ競技でも䌌たようなこずが起きるず蚀うが、たあ結局この瀟䌚、やさしいいい人なんおほずんどいないし、本圓の意味で賢い人間もほずんどいない。 ずにかくどんな分野でも、事実䞊楜しくなければ、人は去っおいくだろう。 䜜者バむアスでバランスが分からなくなるのは䜜者だけではなく、テストプレむダヌやデバッガヌも、そのゲヌムに慣れおゆくず、次第に感芚が䞀般プレむダヌずずれおいき、適切なバランス偎が分からなくなっおいく。 このこずに関しお「ティッシュ テスタヌ」(tissue tester)ずいう蚀葉があるらしい。぀たりティッシュは䞀床きりの䜿い捚お、新鮮にゲヌムを芋おバランスを刀断できるテスタヌも、最初の䞀回きりずいうこず。最もテスタヌも仕事ずしおそれをやっおいるのだから、䜿い捚おにされたらたたったもんじゃあないけどね。 「フレッシュミヌト」(新鮮な肉、fresh meat)ずも蚀うようですね。 どちらにしろゲヌム業界の連䞭が、他人を雇うずいうこずをどう芋お考えおいるか、よくわかる蚀い草だね。 調敎は、関連あるものを、たずめお同時期に、ただし1個ず぀、行う。 だから、関連ある芁玠を実装しきっおいない段階では、調敎はない。だから開発の最初の方では調敎しないだろう。 しかし、堎合によっおは、芁玠の実装をそろうのを埅぀ず調敎開始の時期が遅くなりすぎおしたい、蚈画に支障が出る堎合がありたす。そういう堎合、ある皋床のたずたりのある実装ができた段階で、調敎をするようです。 具䜓的な調敎の刀断基準に぀いおは、参考文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』を買っおお読みください。 しかしここで釘を刺しおおくが、 Wikiは決しお読曞ガむドではない。システムずしお倚人数の協業の手段を提䟛しおいるだけで、あくたでもWeb䞊のコンテンツ、文曞に過ぎない。りィキペディアが出兞䞻矩なのは、協業䞊の文章䜜成ずしお、信頌床を保぀ための方法ずしお、その姿勢を採甚しおいるだけで、この堎合も読曞ガむドではない。 原則ずしおWikiは、文曞ずしお独立、完結しおいるもので、垂販本ず等䜍の存圚、しかも基本無料、だからず蚀っお垂販本より質が悪いずは限らない。 ゲヌムデザむンなんちゃらずいう本が最初から玠晎らしいず思っおいるのなら、アマゟンで怜玢しおその本を賌入すればいいのであっお、Wiki を読む必芁も、関わる必芁も、曞く必芁もない。 さお、バランス調敎を実際にどうするのか、そしおそれ以倖でのゲヌム創䜜の総合的な知芋、感芚は、䟋えば『RPGツクヌル』で実際にゲヌム制䜜に手を染めれば、おのずず理解が深たっおいくだろう。 ゲヌムのバランスには、様々なパラメヌタがかかわる。敵の匷さ、マップの構成、各皮アむテムや装備品の匷さ、芁玠ずその関係が䞊手に敎理された時、ゲヌム党䜓がバランスの取れた、プレヌダヌにずっお楜しい、続けおいたくなるゲヌムになるのだろう。 宝箱もマップの芁玠。敵の匷さだけではなく、宝箱の䞭のアむテムも、ゲヌムバランスに圱響を及がす。そこでマップが実装された埌でバランス調敎するのが奜たしい。 しかし実際には、マップ実装は時間も手間もかかる。マップはステヌゞず物語の䞖界芳も反映しおいるので、そう簡単にトントンず決たらない。 マップに敵を組み蟌む方匏で調敎する堎合は、マップ実装が枈たないずバランス調敎はできない。 色々な方法があるが、ずにかく物事、自分たちに郜合のいいようにし぀らえられおいるこずはほずんどないので、迷いながら珟実に打぀手を芋出すしかないだろう。 ずはいえ、たずは始め。バランス調敎もたず序盀を倚めにプレむしお、面癜いバランスを芋出すのがいいようだ。 やはり始めず終わりが重芁で、䞭盀は倚少いい加枛でもなんずかなるらしい。 アニメヌション業界でも、ずりあえず始めず終わりに力を入れろずいう考えはあるらしい。テレビシリヌズでもずりあえず䞀話ず最終話に力ず予算を費やしおいる堎合は倚い。 結局最初は気合が入っおいるが、最埌に向かっおドタバタしお、事実䞊最初に力がやけに入っおいた、ずいうこずは起こるだろう。 あず珟実問題ずしお、RPGのバランス調敎は、䞻に敵の匷さを調敎しおいる。味方の調敎や装備品の調敎はあたり行われない。慣習的にそうなのか、あるいは䜕らかの合理的な理由があるのか、は、䞍明。ずはいえ味方の倀は、プレむダヌやプレヌ状況によっお倉わる経隓倀を持った党䜓を通じた可倉倀だから、こちらで調敎するほうが事実䞊難しいだろう。 スヌパヌファミコンRPG『新桃倪郎䌝説』では、最終ボスのパラメヌタのほうを調敎しおいるこずが、攻略本、『新桃倪郎䌝説究極本』に曞かれおいる。(調敎前はボスはもっずHPが倚かった。) しかし味方キャラクタヌや装備品の数倀を党く調敎しない、ず、いうわけではない。敵の胜力倀は倧きく倉曎しお調敎するが、味方関係は小さな倉曎になるのだろう。 そしお結局垞識的には、序盀から順番にバランス調敎しおいくしか道はない。 そのため、過去のゲヌムでは、ゲヌム埌半の調敎がうたく機胜せず、極端に難しかったり或いは簡単すぎたり、そんな堎合も倚かったようだ。ドラゎンク゚スト2の埌半ダンゞョンであるロンダルキア掞窟ずその次ステヌゞがその兞型䟋ずいう指摘もある。 調敎の際、「せっかく調敎したのに、その埌前提デヌタが倉わっおしたったので、再調敎、前に戻っおやり盎しが必芁になる」ずいう手戻りが発生しないようにしたいですね。序盀のパラメヌタを䞀床調敎したら、䞭盀以降の調敎では原則、もうそのパラメヌタを倧きく匄らない。同様、䞭盀の調敎が終わったら、終盀からの調敎ではもう䞭盀のパラメヌタを倉曎しない。 そこでパラメヌタは原則定数であり、数匏で決めずに、その定数での状況を実際にプレむしお確認する。 仮に䞀次関数や二次関数などの数匏などでパラメヌタを決定するプログラムを内蔵するず、たずえば䞭盀の調敎でその関数の係数を匄った際、序盀のパラメヌタたで倉曎されおしたう。 スヌパヌファミコン時代のRPG で、歊噚、装備品の匷さのパラメヌタを調べるず䞭盀での歊噚のランクアップの䞊昇幅は、おおむね䞀定、たずえば玄10 ポむント間隔が倚い。 しかしこのパラメヌタは定数にしたい。「ランクアップごずの攻撃力の䞊昇幅を10にする」などのプログラムは避けるべきです。 それをするず、もし䞭盀以降で「ランクアップごずの歊噚䞊昇幅を12にしたいな・・・」ずなったずき、せっかく以前に確認した序盀の装備品の匷さたで倉曎されおしたう。そしお序盀のパラメヌタが倉曎されるたびに、実プレむによる調敎をやりなおしになりたす。 䞖界䞭のゲヌムには倚皮倚様なゲヌムがあるので、もしかしたら装備品のランクアップごずの攻撃力の幅を1個の数匏で蚈算するプログラムを導入しおいるRPG䜜品もあるかもしれたせん。 そういう䜜品の䞭にも面癜い䜜品があるかもしれないので、出䌚ったら真䌌したくなる、ずは、思いたす。ですがそれは調敎が難しくなる。調敎䞍可胜ではないでしょうが、あらゆる人にずっお調敎のハヌドルは高くなるでしょう。 アルテリオス匏(攻撃ダメヌゞ=オフェンスの攻撃力-ディフェンスの防埡力)の特城ずしお、ほんの些现なパラメヌタの違いにより、倧幅に戊闘の難易床が倉わるこずがありたす。 極端な堎合、防埡力 80 の敵に察しお、プレむダヌ偎の攻撃力の合蚈倀 79 ならば攻撃ダメヌゞがれロになるので、絶察に敵に勝おたせん。 䞀方序盀のボス戊で、そのボス敵が防埡力80,HP 5 なら、もし歊噚装備時の調敎前のパラメヌタが攻撃力81なら、たった5タヌンで勝おたす。(81-80=1 でタヌンごずに1ダメヌゞ䞎えるので。) そしお調敎埌に攻撃力が79に䜎䞋したら、ダメヌゞ0になるので、100タヌンたずうが絶察に勝おたせん。 このようにアルテリオス匏では1~2ポむントの差で倧きく戊闘バランスが倉わるこずがありたす。 このWikiの執筆者たちの掚枬では、手戻りが発生するような調敎をしおしたった堎合、実プレむによる確認が必芁になる。これを避けるためには、敵の防埡力を䜎めに蚭定、䞈倫な敵は防埡力ではなくHPを高くする、たたは最䜎ダメヌゞ保蚌(たずえば「原則、攻撃力の1割以䞊のダメヌゞを必ず䞎える。メタル系などは別途プログラムを組む。」ずか)、などのシステムが必芁になるでしょう(掚枬)。 ちなみに wikisource s:プログラマが知るべき97のこず/共有は慎重に にも䌌たような話題がありたす。 本来なら実際にプレむしお確認すべき箇所で、むやみにパラメヌタを数匏化しおしたうプログラムを採甚しおしたうず、䞊蚘のwikisourceの䟋のようにテストの手間が倧幅に増えおしたいたす。 ちなみにこのりィキ゜ヌスの曞籍は、ちらりず芋た感じでは、珟線集者もいい本ではないかず感じた。 この本の䞀番最初に曞いおあるこずは、すべおの Wikimedia執筆者、党おのWeb䞊の発蚀者、すべおの珟実の生掻者も頭の片隅に入れおおくべきこずだず思う。 以䞋匕甚したす^^ ハド゜ン瀟の慣習では、新しく蚪れたダンゞョンでは、「レベルが3䞊がるず、敵を1撃で倒せるようにすべし」、ずしおいる。この基準はゲヌム界では有名な蚀葉らしく、スヌパヌファミコン時代の桃倪郎䌝説シリヌズは、この調敎のはずだ。 ファミコン時代から珟圚に至るたで、特にRPG で、平均的に胜力を持぀キャラクタヌよりも、「○○だけなら自分が䞀番匷い」ずいう特化型のキャラクタヌの方が戊闘で匷くなるようです。平均的なバランス型は噚甚貧乏に陥っおしたう。 そしおゲヌムの戊闘のダメヌゞ蚈算匏は、䞀般的に、プログラマヌではなくゲヌムデザむナヌが考えたす。 では特化型が有利になるのはなぜか? たずえば、キャラクタヌに胜力をプレむダヌが自由に遞んで振り分け配分できるシステムのゲヌムがあったずしたしょう。(商業ゲヌムでも、いく぀かの䜜品で、䌌たようなシステムのRPGがありたす)。そう蚀えば comico の過去の公匏掲茉挫画、『マゞカルゎ』でも、魔法少女たちにそうやっお胜力を振り分けおいたしたね...。もちろんこれ、雑談!!^^。 合蚈倀を 100ずしお... そしおもう䞀人... さらに... ここでA ず B をコンピュヌタ䞊でRPGの戊闘システムのアルゎリズムで察戊させるず、ほずんどの20䞖玀のプログラムでは、B のほうが勝ち、぀たり特化型のほうが匷くなっおしたいたす。 さらに曞くず、「攻撃力」のような、敵にダメヌゞを䞎える意味のパラメヌタヌに振り割ったほうが、キャラクタヌが匷くなるゲヌムが倚い。(ファミコン時代から、りィザヌドリィ1の攻略本でそう蚀われおいたした。敵モンスタヌ『ワむバヌン』の攻略法ずしお「攻撃は最倧の防埡」、ず。衚玙の黒かった攻略本なので、たぶんゲヌムアヌツの本。『りィザヌドリィ攻略の手匕き』(MIA BOOKS)かず思われたす。) なぜこうなるかずいうず、もし攻撃力が䞊がるず、敵を倒すのに芁するタヌン数も枛少するので、結果的に敵を倒すたでに自キャラの受けるダメヌゞ量も枛るからです。なお、珟実の軍事孊でも、䌌たような事が蚀われおおり、戊術論ですが、クラりれノィッツ(近代ドむツの軍事孊者の)は防埡重芖の䜜戊よりも攻撃重芖の䜜戊のほうが有利だず述べおいたす。盞手が攻撃をあきらめない以䞊は、盞手を攻撃しお倒す以倖戊闘を終了できない。 やはり平均型は匱い。パラメヌタの振り分けは倚くの堎合完党自由ではないが、䟋えば、ドラゎンク゚スト2(ファミコン版)では、サマルトリア王子は匱くなっおしたう。ファむナルファンタゞヌ3・5の赀魔導垫も、䌌たような匱点を抱えおいたす。 以䞋のような指摘もある。 呜䞭率に関しおは、倚くのRPGで、攻撃が倖れるのは、プレむダヌに䞍満感を䞎えるので、たいおいのゲヌムでは、ゲヌム序盀のレベル1のキャラであっおも、数倀䞊での「呜䞭率」や「噚甚さ」などの衚向きの呜䞭率が䜎くおも、たずえば「呜䞭率 40」ず衚瀺されおいおも、実際のゲヌム内郚での呜䞭率は、たずえば+20%されおいお、本圓の呜䞭率が60%になる堎合もありたす。 䟋えば呜䞭率が 80%の堎合は、事実は底䞊げされお 100%ですから、それより倧きい倀に呜䞭率を決めるのは意味がありたせん。 勿論プログラムの方で、100%を超える倀に意味を持たせお、なんらかの有利が䞎えられれば、意味を持ちたすが、倚くの叀いゲヌムでは、100% が倩井でそれ以䞊䜕もないようです。 さお、RPGの戊闘におけるダメヌゞの蚈算匏に、アルテリオス蚈算匏ずいうのがありたす。これは、昔のゲヌム『アルテリオス』で採甚された蚈算匏なのですが、 ずいう匏ですね。 ドラク゚やファむナルファンタゞヌのシリヌズの蚈算匏はもっず耇雑なのですが、どのRPGでもダメヌゞ蚈算匏の基本的な蚭蚈思想・方針はアルテリオス蚈算匏ず同じです。 アルテリオス以倖のダメヌゞ蚈算匏でも、たずえば ず、それぞれの項に定数をかけお、少しだけ発展させたものになるこずが倚いようです。 ダメヌゞ匏が簡単な方が、バランス調敎もやりやすくなりたすよね。勿論耇雑にしようず思えばいろいろ考えられるでしょうが、結局出来るだけ単玔にした方が、プログラム実行䞊のロスもないし、䜕かず意矩があるでしょう。 さお、以䞋の匏で、 もし自軍の攻撃力が0の堎合、敵にダメヌゞを䞎えられないので(ダメヌゞが0)、絶察に負けおしたいたすよね。たた、攻撃力が敵の守備力を䞋回る堎合も、絶察に負ける。 䞀方、「すばやさ」パラメヌタが戊闘の先攻/埌攻の順番にしか圱響しない堎合、玠早さが0であっおも、勝぀こずは可胜です。 たた、守備力が0であっおも、勝぀こずは可胜です。 だからパラメヌタはそれぞれ意矩が倧きかったりあたり無かったりしお、ゲヌム䞊の匷さに察する特性がありたすね。 たた、 のように係数を掛けた蚈算匏の堎合、 守備力を1ポむント増やしおも、その効果は25%枛少されたす。(たずえばレベルアップの際に䞊昇パラメヌタを䞀皮類遞べるシステムの堎合、守備力を遞ぶず損になる堎合が倚い。最も守備力だけい぀たでも䞊げなくおいいのかずいう問題もあるけどね。) いっぜう、攻撃力を1ポむント増やすず、効果は30%増しです。 だから圓然ず蚀えば圓然だけど、各皮パラメヌタの状態や有利䞍利にはむらがある。しかし䞀方、ゲヌム䞊の有利䞍利は、ゲヌム展開の党䜓像で刀断すべきものだから、特定の数匏だけで議論するのもやや䞍適だろう。 最近のRPGゲヌムには攻撃コマンド遞択時に「二段斬り」などの技胜遞択ができたす。 技胜を蚭蚈する時に、぀い぀いやっおしたうミスで、芋かけの数倀に混乱させられお、実際には匷くなっおいない特技を䜜っおしたう、そんな事が時々ありたす。 たずえば特技、『ためる』。次回タヌン時のダメヌゞを数倍に倍増し、次回タヌンの1回だけ、ダメヌゞを倍増させる この特技では、次回タヌンのダメヌゞが二倍を超えないずあたり意矩を持ちたせん。 『ためる』コマンドを遞択したタヌンは、攻撃をしおたせんからね。 通垞攻撃 ためる二倍攻撃 で、普通に考えるず結局同じになりたす。 ファむナルファンタゞヌ3の職業『空手家』の技胜『ためる』、は、こういう性質を持っおいたずいう指摘がありたす。ただ仮にその特質があったずころで、そこに気づいた人はその䞍利を理解するわけですから、それ自䜓がゲヌム性だずいう䞻匵はできたす。 しかしそういう事態を避けるためには、DPS (Damage Per Second)抂念が䟿利ですね。DPS ずは1秒あたりのダメヌゞ量、ずいう意味です。 もずもず欧米のアクションゲヌムに぀いおの理論研究に由来する甚語なので、単䜍が 秒(second)になっおいたすが、RPGに応甚する堎合には単䜍をタヌンに倉えるずいいでしょう。 ぀たり䞊述のためるコマンドではDPS(あるいはDPT?) が同じなので、有利がない、だから、埌の攻撃ダメヌゞ量を「2.5倍」や「3倍」にするずいいわけですね。 さおさらに、 「『ためる』を2回続けるず、さらにダメヌゞ量がアップ」などのシステムを導入するずき、必ずDPSを増やすには? ぀たり数匏を䜿うず、 の xを求めおいるのですよね。 だから、『ためる』2回埌のダメヌゞ量は、最䜎でも「3.5倍」のように3を超える数倀、あるいは敎数に限定すれば、たずえば「4倍」ずか「5倍」ずかになっおいる必芁がありたす。 Key Performance Indicator ずいう経営的な指暙があり、『レベルデザむン培底指南曞』P140 および 『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』P70 によるず、共通しおいるのは埌述の内容です。なお、『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』P67 によるず、オンラむンゲヌムの運営などで䜿われる甚語ですが、特にゲヌム業界限定の甚語ではありたせん。 DAUずは、その日に遊んでくれたナヌザヌの人数です。 MAUずは、その月に遊んでくれたナヌザヌの人数です。 WAUずは、その週に遊んでくれたナヌザヌの人数です。 課金ナヌザヌの人数のこずです。その日を課金ナヌザヌ人数をDPU、その月の課金ナヌザヌ人数をMPUず蚀いたす。 たずえば、ある月のナヌザ数のうちの課金ナヌザヌの割合など、䞀定期間䞭の、課金ナヌザヌの割合を蚀いたす。あるいは単に、党ナヌザヌのうちの課金ナヌザヌの割合、の堎合もありたす。(曞籍によっお、内容が埮劙に違う) 前月ず比べお今月はナヌザヌがどれだけ残っおいるか、あるいは前週ず比べお今週はどのくらいけナヌザヌが残っおいるか,のこずを継続率ずいいたす。 (以䞊) このほかにも、色々な指暙がありたす。 ゲヌム技術の応甚ずしお、資栌詊隓察策゜フトなどのほかにも、たずえば医孊蚺断ぞの応甚で、東北倧倧孊院医孊系研究科ず仙台攟送の開発した 『緑内障の早期発芋に圹立぀ゲヌムアプリ スコアで芖野の欠損刀定 東北倧ず仙台攟送が開発』,2022幎9月14日 16:00 , 2022幎11月22日に確認 、ず、いうのもありたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "珟圚の版の著者達は、ゲヌム戊闘の調敎の経隓はないので、珟状では本ペヌゞの内容は調べ物ずしおは圹立ちたせん。経隓があり、か぀人間性も良奜な人の協力をお埅ちしおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "本科目『ゲヌムプログラミング』は、科目名に「プログラミング」ずあるずおり、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "埓っお、話題がプログラミング的な技術的な話題に片寄っおいたす。䞀般のゲヌムクリ゚むタヌを目指す人には、本曞のバランス調敎の蚘述は到底、圹立ちたせん。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "プログラマヌが、ずりあえず䜕か趣味でゲヌムを䜜る際、バランス調敎に぀いおの調べ物の手間を少なくするためだけの目的の教科曞です。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "......ず、前線集者Suj. は曞いたんだけど、その割にはこの人物の私欲を満たすためだけの駄文が結構くどくど曞かれおる気がするんだけど...", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "気のせいか?たあただちゃんず読んでないしね、熱でもあるのカナ? コロナか^^?", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "ゲヌムには難易床ずいうものがあるが、そのゲヌムの面癜さのため、あるいは商品ずしおの賌買力アップのため、調敎し、最適倀を芋出す必芁があるだろう。敵の匷さや䞻人公の匷さ、それらを調敎し、最適倀を芋出すための調査、テストプレむなどが必芁だ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "より普遍的に、バグ修正、操䜜性の改善、仕様実装の曎新、そしお今曞いたバランス調敎、ゲヌムを面癜く、評䟡を高めるための様々な改善を、䞀般にチュヌニングず呌んでいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "英語では、難易床の調敎のこずを「レベルデザむン」ず蚀う。このレベルずは、高䜎差の意味で、欧米での昔の3Dゲヌムにおける、マップの高䜎差を意図しおいるらしい。このレベルを調敎するツヌルをレベル゚ディタずいうが、このマップの高䜎差の調敎で難易床が倉わるので、しだいにレベルデザむンが難易床の調敎の意味になっおいったずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "難易床デザむン、ずいう蚀葉も䜿われおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "そしお、難易床の調敎にはマップの凊理もあるので、3Dゲヌムのレベルデザむン担圓者は、MAYAなどの3Dグラフィックツヌルの技胜を持っおいるスタッフが倚いずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "FGOデザむナヌの塩川氏の曞籍によるず、実務では、ゲヌムデザむナヌは調敎より前の実装の段階で、その実装の意図を䌝えなければならず、たた、のちにどこをゲヌムデザむナヌが調敎するかを䌝えなければなりたせん。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "そうしないず、のちの調敎の段階で、プログラム的にゲヌムデザむナヌが調敎できる仕組みになっおいない堎合があるからです。そのせいで、倧幅な手戻りが発生しおしたう堎合があるので(※ 塩川氏の著曞では「手戻り」ずいう蚀い回し、P79)、絶察に避けねばなりたせん。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "補品ずしお販売するゲヌム、そしおそうでなくずも、プレむダヌがセヌブした時点でクリア䞍胜な状況、仕様になっおいる、぀たり、プログラムの流れずしお事実䞊そうなっおいる、これを「詰み」、ず呌んでいたすが、それは避ける必芁がある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "これはプログラムの構造の問題ですが、ゲヌムは進行の仕様自䜓かなりの耇雑さを持っおいたすから、制䜜者が気付かないうちにプレむダヌがそこに远い蟌たれる可胜性があり、これは嚯楜であるゲヌムずしおは避けたい事態です。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "たず、ゲヌム党䜓のバランスずしお、平均的なプレむダヌなら、劥圓な劎力でクリアできる調敎も必芁でしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "ゲヌムプレむで詰みに远い蟌たれるのは、プログラムの構造の悪さでもありたすが、それを芋぀け出すためには、具䜓的にテストプレむにおいお、少なくずも誰か䞀人のテストプレむダヌが、そのゲヌム内で想定できるクリア困難な状況から、実際に挜回しおクリアしたずいう、事実、実瞟が必芁です。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "぀たりコンピュヌタヌプログラムで垞にセキュリティの問題が発生するのず同様に、ゲヌムプログラムでは構造が耇雑になりすぎお、詰みがプログラマヌの想定を超えお発生する可胜性があるので、実際のプレむで、実際のプレむダヌの珟実の巻き返しで確認しお調敎したい、ずいう事ですね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "そしお䞀方、難易床調敎ずしお、平均的プレむダヌが平均的な劎力でクリアできるようにしおおきたい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "ちなみに珟線集者Hの昔のゲヌムプレむ経隓ですが、初代ファミコン版のファむナルファンタゞヌですね、番号は幟぀だったか......垂販の攻略本を読みながらプレむしおいたのですが、あるずころたでいった時点で、攻略本を読んでも、どう考えおも先に進めない状況に陥り、たあ私のプレむダヌずしおの技量にも問題あったのかもしれたせんが、結局にっちもさっちもいかなくなっお、プレむを攟棄しおクリアしないたた積みゲヌになっおしたったこずがありたす。もちろんそれでそのゲヌムの仕様が悪かったず䞻匵する぀もりはありたせんが、プレむダヌの私ずしおはその時点で完党に詰んでしたったわけです。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "......しかしあんたり面倒くさがるず、結局最埌には偉い人に怒られおしたうのがこの瀟䌚の垞です^^;;;。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "䞀般にゲヌムプレむダヌがプレむ䞭に面倒くさがるこずは、芚えるこず、蚈算するこず、配るこず、だず蚀われおいたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "ゲヌム䞭に、Wolfram|Alpha が䜿えるような仕様にするず、案倖よかったりしおね^^", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "プレヌダヌも制䜜者も、時代の流れずずもに、色々な倉遷はありたすよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "時々指摘されるようですが、昔よりの最近の方が、ゲヌムの難しさに関する感受性が倧きくお、割ず簡単にこのゲヌムは難しいず指摘されるこずが倚い、ず、蚀われおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "たずえば携垯ゲヌムにおいお、平均的なゲヌムプレむダヌがクリアたでに5回ゲヌムオヌバヌになるように調敎されたゲヌムは、今では「難しい」ゲヌムず刀断される。぀たり昔のプレむダヌの方が我慢匷かったっおこず??", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "䞀方平均的なプレむダヌならゲヌムオヌバヌにならない難易床のゲヌムは、やさしいゲヌムず呌ばれるこずが倚い。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "だからもはやゲヌムの難しい易しいずいう蚀葉さえ、盞察的で、結構人によっお刀断が違う。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "2011~2013幎頃のテレビ番組で、ゲヌム業界を取材した番組、倜䞭の番組で、こういうものがあったずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "「昔の子䟛は、難しいゲヌムをプレむしたずき、「このゲヌムは難しい」ず答えおいたが、今の子䟛は「このゲヌムは぀たらない」 ず答える」", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "しかし実はテレビずいうのはこの瀟䌚で䞀番いい加枛なメディアで、垞に制䜜者に郜合のいい印象操䜜、䞍圓なむメヌゞ操䜜が行われおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "぀たり昔の子䟛より今の子䟛の方が愚かだずいうむメヌゞを䜜りたいだけで、むンチキな䌁業のためのいんちきな広告ずしおの意味以倖䜕も持たないだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "『ナナのリテラシヌ』ずいう挫画、䜜者はゲヌム奜きで、ゲヌム雑誌でも描いおいたこずがあるようです。ビゞネス系しかもノりハり系かな?2巻がゲヌム䌚瀟回。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "ゲヌム䌚瀟の隅の老人経営者曰く(この挫画内の話ですよ)、「誰もが飛び越せる絶劙な難易床の壁をクリアさせる」、これがゲヌム䜜りのコツじゃ^^!!!", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "この挫画、前線集者が曞くにはかなり、そこそこ取材されおいるずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "「PS」(プレステ)のロヌドは、「1回のロヌドで2WMが限界。どんなマップも2メガに入れなくちゃいけない。䌚話も音楜も党郚ね。」なんお描写があるらしい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "この老人の䞻匵は䜜品自䜓の䞻匵でも䜜者の䞻匵でもないずいうが、しかし前線集者は重芁な事だず考えおいるようだ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "しかし誰もが飛び越せる絶劙な壁をクリアさせお、消費者に快楜を䞎えお、ガッポガッポも儲けるにしおも、人間には個性があり、性栌や性質にもばら぀きがある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "党おの人に等しく、偉そうに詊緎を䞎えお、それを乗り越えたから気持ちいい、ず自己満足に等しく浞らせるこずは難しい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "だから、むンチキにガッポがっぜ儲けるためには(←し぀こい^^;;;)、タヌゲット局をある皋床はしがりこむ必芁がある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "「遊んだプレむダヌ党員が満足するものを、目指さない」ずの蚘述がある曞籍もある。ただこれはテストプレむダヌの意芋を重芖しすぎお振り回されないように、ずいう意図がある蚘述だずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "タヌゲット局を絞りこむには、実圚の人物をむメヌゞするのが良いず蚀う。「20代瀟䌚人男性が」、ではなく、自分の知人・友人・家族、あの人を面癜がらせたい!!、ず、いうのがいいようだ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "ゲヌムをプレむするための、操䜜方法をプレむダヌが知っお芚えるための入門的なむベントをチュヌトリアルずいうようですね。実は珟線集者はあたり、特に最近はほずんどコンピュヌタヌゲヌムはしないので、ここの執筆をし぀぀もゲヌムに぀いおはあたり知らない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "ただここの䞻芁執筆者で、ゲヌム倧奜き、プログラム倧奜き、アニメ倧奜き、自分自身も䞀応絵描き、そしおハむルオタキングの E.Suj. かなりひどい内容の文章を倧量に曞き散らすので、このサむトの参加者ずしお嫌々倚少曞き盎しをせざるを埗ない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "そこでチュヌトリアル、これはふ぀うゲヌム自䜓に組み蟌たれ、初盀がそれになりたすが、これは別モヌドにするず良いずいう指摘がある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "『䞍思議のダンゞョン2 颚来のシレン』が、このスタむルを採甚しおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "ずはいえプレむダヌが必ずチュヌトリアルをプレむしなければ、ゲヌムを楜しめない構成なら、あたり倧きな意味があるずも思えないが、しかしそうでない堎合も倚いだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "ゲヌム構成の遞択手ずしお考えおもいいだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "ドラク゚1のバランス調敎においお、最終的にスラむム7匹ぶんの経隓倀でレベル2にアップする仕様になった、ずいう開発談が知られおいたす。挫画『ドラゎンク゚ストぞの道』でその7匹ぶんの仕様の゚ピ゜ヌドが語られおいるようです(線集者が入手しおいないので䌝聞)。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "しかし調敎前はスラむム20匹でした。圓時プログラマヌ兌任だった堀井雄二(ドラク゚のゲヌムクリ゚むタヌ)がずりあえず20匹でレベル2にアップず蚭定したずころ、千田幞信プロデュヌサヌが、20匹は倚すぎおプレむが面倒なので、もっず枛らしたいず指摘し、最終的に7匹分の経隓倀でレベル2 にアップの仕様なりたした。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "あたり困難なのはプレヌダヌが楜しめたせんし、7匹倒したらレベルが䞊がるこずで、ナヌザヌも、ゲヌムの趣旚が理解できる、ずいう事でしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "䟋えば逆に考えお、もしスラむム255匹を倒しおレベル2にようやくアップ、ず蚀う調敎だったら・・・。...たあ無理だね^^;;;、有り埗ないバランス^^;。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "初心者に自由はありたせん、ずいうのが前線集者の蚀及だが、珟実には初心者に限らず、熟緎者にもすべおの人間にも、自由なんおどこにもないのがこの瀟䌚。スラむム266匹を倒しおレベル2にアップ、ずいうドラク゚颚システムのRPGを初心者が䜜っおも、盞手にされないし眵倒されるよ^^;;;。もっずもその䌚瀟の暩力者や著名デザむナヌがそうしたら通るかもね^^", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "たあゲヌムをしおいるこずで、プレむダヌは䜕らかの行為、緎習を繰り返しお、技胜様の物を身に぀けおいく、ず、考えおも、いい? たあいいか、ずりあえずはそう芋なしたしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "ですからそこでプレむダヌが身に着ける技胜を想定しおおくず、䞊手にバランス調敎が出来るずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "すじにく倧先生が愛読しおいる文献では、「教育的難易床」ずいう甚語を䜿っおいたす。たあゲヌム関係者で教育に぀いお分かっおる奎なんお、ほずんどいないだろうけど...", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "ここでの教育難易床ずは、むしろ倧先生の意図ずは逆で、ある敵を攻略するのにプレむダヌがなんらかの操䜜が必芁な時、たず1個だけのその敵の撃砎甚の操䜜技胜だけをプレむダヌが修埗できれば攻略できるようにしろず、぀たり、プレむダヌが技胜を芚えやすいように、難易床を䞋げろずいう事でしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "前線集者は本質的キチガむなので、ずにかく䞖の䞭で自分が偉いこずが䜕より倧事なので「教育」ずいう蚀葉を䜿いたい。䞀方で割ず䌌たようなこずを語る時に、孊習ずいう蚀葉を䜿っおいる文献もある。芁するにこの本の筆者の方が、E.Suj. よりたずもな人間だずいう事でしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "ただ、プレむダヌの技胜の習埗ずいう芖点は、バランス調敎の時に䞀番重芁になるずいう。確かにゲヌムは技胜や知恵、解決のための䜕らかの手段、鍛錬も必芁だが、䞀方では間違いなく嚯楜で、面癜いものであるはずだ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "そしおゲヌムをするこずで、自分の思考力が磚かれお、成長したずいう感慚を持぀プレむダヌも倚いようで、党くその気持ちを吊定する意図はないが、でもねヌ、ゲヌムっおいうのは結局遊びなんだよ?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "ゲヌミフィケヌションなんお蚀葉を䜿っおいい気になっおいる連䞭もいるようだけど、たあその抂念や運動がたったく意味を持たないずは蚀わないが、でもやっぱりゲヌムは嚯楜であり遊びであり、ある皋床堕萜した、ある皋床垞識的な硬い䞖界からは非難される芁玠があるもので、あたり理屈を䞊べお自分たちの䞖界が高玚なものだず䞻匵しない方がいいんじゃあない?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "さお、ゲヌムのシリヌズ物は、ルヌルが䞀様になる傟向がある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "だから、シリヌズ䜜品によっお搭茉されるむベントの傟向も決たっおくる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "むベントの傟向が限定されるず、マンネリ化に぀ながる恐れもある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "『メむド・むン・ゞャパンは負けるのか』ずいう2010幎ごろの曞籍でも、 シリヌズ化ずマンネリ化ずの盞互関係が語られおいお、基本的に家庭甚ゲヌム機の䜜品矀の倚くはゲヌム性の根幹が90幎代以降の䜜品は倉わっおおらず、倉わったのはグラフィックが现かくなっただけ、ず曞かれおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "しかしゲヌム䌚瀟からすれば、新芏の斬新な発想のゲヌムはむしろ売れないず芋られおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "グラフィック重芖は、商業ゲヌムでは非垞に重芁ず考えられおいるらしい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "そしおゲヌム評論家は偉そうな批刀はするが、自分では結局ゲヌムを䜜らない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "1980幎代は、家庭甚ゲヌム黎明期。1995幎ごろ、プレステ1時代から゜フト容量が飛躍的に䌞びた。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "昔はゲヌムに勢いがあったが、今ずなっおは、新しくお画期的か぀リアリティず説埗力のあるルヌルを思い぀くこず自䜓、そんな簡単な事ではない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "挫画産業やアニメヌション産業は黎明期をずっくに過ぎたようだが、結局今でもこの産業は続いおいる。そもそも、ラゞオ、新聞、曞籍、オヌルドメディアず呌んでいい産業も、今、しっかり続いおいる。2010幎代のゲヌム産業だっお、もしかしたらスマホゲヌム黎明期、゜ヌシャルゲヌム黎明期なのかもしれない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "さお、䞊述たでの再線集により、前線集者E.Suj, の邪念から生たれた、ゲヌム-教育-成長のむンチキ理論は完党に吊定できたず思う。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "結局前線集者もゲヌムにおける教育論は疑䌌的なものだず蚘述しおるが、そんなら最初っからそんなこず曞くな。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "地獄のような長時間の再線集を終え、やっず話を本題のバランス調敎にもどせるこずになった。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "たずアクションゲヌムの調敎。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "敵が飛び道具で来るならどうする?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "もちろん事実䞊はほが無限の察応策があるが、䟋えば、物陰に隠れながら移動しお近づく、あるいはこちらも飛び道具で応戊ずか、幟぀か具䜓策は芋えるでしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "(しかしよく考えたら、この行動っお、E.Suj.のこのサむトでの行動ずそっくりだよね^^;;;。)", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "基本的にゲヌムバランス調敎では、䟋えば、物陰に隠れお攻撃を避けるなどの具䜓的技法、そしお事実䞊それはそのゲヌムでの有効策なのですが、プレむダヌがこの察応策を芚えるように導く、そしおそれを可胜なものにするため難易床を䞋げる、これが必芁だず蚀いたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "䞀぀の方針ずしおは、必芁だず思われる技胜をプレむダヌが行っおいるず刀断したら、しかも䞀床には基本的に䞀぀、その敵を簡単に倒せるようなプログラムにする。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "ずにかく特定の方向にプレヌダヌを導く意図を持぀、぀たり導きたい方向にプレむダヌが行為すれば、難易床が䞋がる。だから、飛び道具を避ける物陰には、眠も無ければ敵もいない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "あれっ、今気づいたんだけど、新玄聖曞には、狭き門から入れ、っお蚀葉があったよね...。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "基本的には前線集をわかり易く曞き盎しおるだけなんだけど...", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "ずにかくこの堎合、掚奚されるパラメヌタヌ蚭定は、目的の敵を劥圓な経過で䞻人公が攻撃したら、敵はすぐ倒せるようにしおおけっお曞いおるんだけど、これっお広き門じゃあない?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "ずにかくこの前線集は、あらゆるプログラムを駆䜿しお、プレむダヌが特定の行動をするよう導けっお曞いおある...。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "たあしかしたずめ線集を続けるかね...", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "倧抵のゲヌムは先に進むず難易床が䞊がっおいくようだが、いや、これ自䜓事実かどうか怪しいが、仮にそうするずした堎合、その難易床の䞊がった敵のギミックや行動は、制䜜者が導く行動を耇数、ず蚀っおもごく少数の耇合だろうが、プレむダヌがなしたら、敵を倒せるようにしたら良いずいう。耇合技をプレむダヌが繰り出すこずで、成長した感や、興奮を、ナヌザヌは感じるだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "前線集者は、ゲヌムの埌半難易床を䞊げるのは、プレむダヌに創意工倫を呌び起こすためず曞いおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "確かに難易床が䞊がれば、創意工倫しお解決を目指すのはゲヌムだけではない。しかし珟線集者が問題を感じるのは、垞にプログラムの手劻を駆䜿しお、特定行動にナヌザを導けず䞻匵しおいる点だ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "これは実はアメリカの過去の宇宙開発で宇宙に送る実隓動物を調教、教育した方法ず党く同じだ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "ずにかくゲヌム制䜜者の䞭に、このような銬鹿げた教育論を持っおいる愚か者はそこそこいそうだが。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "このむンチキな前線集者の愛読曞には、ボス戊などの難しいむベントの目的は、プレむダヌが自分自身の技量を詊す、自分がこのゲヌムにおける熟緎プレむダヌか詊す、そこにあるずいう。歯ごたえのある敵ず戊っお、自分がこのゲヌムにはたっおいるかどうか知る事が出来る、そういうこずだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "䟋えば䞻人公が䞍死身なら、たあゲヌムになりたせんよね。䜕らかの匱いずころは必ずあるでしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "所持金が無限ずか、無いですよね。お前はドラえもんのポケットか?^^;;;", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "敵もそこそこ匷いよね、あんたり匱いのはちょっず。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "(たずえばアクションゲヌムで䞀時停止ボタン(ポヌズボタン)を抌さずにトむレに行っおりンコを数分しおきおも、りンコから戻っおきおもキャラが負けおないのは明らかに駄目)。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "↑ちなみにこれは前線集者の蚘述だけど、ん~、たあ、残しおおくか^^;;;。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "だから前線集者ずしおは、プレむダヌに創意工倫を求める。たあもっずもプレむダヌが創意工倫しないゲヌムなんお、この䞖にないけど。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "だからゲヌムオヌバヌはやっぱり必芁だずいうこずか。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "だから前線集者はゲヌムには敗北ずそれを回避するための努力が必芁だず䞻匵する。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "たあでもこのサむトの別の堎所でも曞いたけど、E.Suj.は努力なんお党くしおないけどね。ただ毎日欲望のたた手を動かしおるだけ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "スヌパヌマリオのステヌゞ1-1の最初のクリボヌをどうする? (è§£1)螏んずけおやる^^!!!(è§£2)そのクリボヌを飛び越えおこっちに来い!!!^^(è§£3)ブロックに乗っお、絶景哉^^。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "非垞におおざっぱに語るず、挫画やアニメヌションは完成しお䞖に出た時点で、その版では、定められた運呜が蚘述されおいる、ダヌンの曞のようなものでしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "ゲヌムはむンタラクティブだから、運呜は決たっおいないし、あいたいで、事実䞊遞択肢がある䞖界。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "そしおゲヌム=戊闘ではないが、戊闘を描いたゲヌム、挫画、アニメヌション、 ずいうのは明らかにある、そしおその話なんですが...", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "1982幎『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』ずいう曞籍では、マンガやアニメや特撮(りルトラマン)などの敵の匷さは、䞻人公がなんずか苊戊しながら倒せるギリギリの匷さだず指摘されおいる。ただしこの出兞関係の蚘述にはWiki著曞の蚘憶違いがあるかもしれない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "しかしゲヌムでの敵は、もうちょっず匱めにしおおくずいいらしい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "たあそりゃあそうだよね。毎回毎回ギリギリの敵ず戊うなら、ゲヌムなんお誰もしなくなるよ。これに関しお前線集者はプレむダヌの創意工倫がどうのなんお曞いおるけど、完党なる欺瞞だろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "具䜓䜜品を䞊げるず、ゲヌム『激神フリヌザ』。芁するにドラゎンボヌル原䜜のゲヌムですね。クリリンでもちょっず鍛えお頑匵ればザヌボン(ナメック星線の䞭ボス敵)を倒せるようになっおいる(原䜜マンガだずクリリンはザヌボンを倒せない)。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "挫画やアニメヌションでは、䞀回の戊闘での匷敵の倒しかたが䞀通りしかなく、いちばん読者に魅力的に芋える奇想倩倖・砎倩荒な倒しかたで、敵を倒したす。なのでここでは、ギリギリ倒せる匷さのほうが良い。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "しかしゲヌムの匷敵では、倚くのプレむダヌの、それぞれ異なる色々なアむデアに察応した倒し方を䜕通りも準備する必芁があるので、ゲヌムでの匷敵の匷さは、ギリギリ倒せる状態よりも少し匱めにする必芁がある。しかしやはりそれ以前に、あたり敵が匷すぎたら、プレむダヌがしんどすぎるだろ、単に難易床が高いゲヌムになっちゃうよ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "基本的にコンピュヌタヌゲヌム界隈は、いちびった䞋品な人間が倚いので、そこで飛び亀う蚀葉も汚い蚀葉が倚い。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "䟋えば、廃人、なんおよく蚀うらしいよ。぀たりいろいろな理由で暇な人間、たあ、E,Suj. もそうだけど、普通に忙しい人間より、ネットゲヌムずかでは有利だよね。そういう人間を貶めたくお蚀うんだね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "埌色々な理由でゲヌムに過床にお金を費やせる人に悪口蚀いたい時ずかね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "たあはっきり蚀っお、E.Suj. も間違いなくこの廃人の䞀人だけど、圌の愛読曞では、「廃課金ナヌザヌ」ずいう蚘述にしおいるらしい。「廃Wikiナヌザヌ」ずか?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "だけど䞖の䞭色々でね。人にはそれぞれ事情がある。望たなくおも廃人になっおしたう人はいっぱいいるよ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "あらゆる分野で䜜者は自䜜は面癜いし、難易床やネガティブな芁玠は䜎いず芋るだろう。䜜り手は劥圓なバランスをどう芋出したら良いだろうか?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "やはり垞識的な刀断ずしおも、経隓則ずしおも、䜜者がやや簡単だず思うくらいがちょうどいい、ずいう事だろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "プレむダヌにずっおは易しいほうの案Aず難しいほうの案Bずがあったら、ゲヌム本線には、やさしいほうの案Aを採甚するのが良い。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "難しい方の案Bは、付加的なサブステヌゞ(クリアには䞍芁な)に流甚するずいいですかね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "RPGにおいおはクリアに絶察に必芁なむベントず、゚クストラのクリア条件ではないむベントがありたすね。それぞれ「匷制むベント」、「任意むベント」ず、呌ぶこずもありたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "サブステヌゞや任意むベントの難易床は、割ず自由に扱う事が出来そう。むしろ様々な難易床があった方が、倚様なナヌザヌの芁求に察応しおいるずも蚀えるし、しかしそもそもサブステヌゞなどなくおもいいずも蚀えたすが、あるずしたら、遊びは倚くなりたすよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "そしお基本的に䜜り手は「簡単」だず思っおいおも、初めおプレむするプレむダヌには難しい、それはよくあるこずですよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "䞀般的なゲヌムは、䟋えばRPGでは、ストヌリヌや戊術性の面癜さが普遍的な䞻流の興味ですよね。䜜り手も、RPGずいうゞャンルが今珟圚、どういう䞀般的な魅力があるか、それを考えお、それを重芖しお䜜る。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "䞀方プレむダヌずしおは、正道を倖れたややマニアックな楜しみ方もある。RPGのレベル䞊げ(だけ)を楜しむ、なんお遊び方もできたすよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "぀たりプレむダヌはプレむダヌで、本来の制䜜者が意図した別のずころで楜しみを芋出すこずもある。ある意味コンピュヌタヌプログラムのむンタラクティブな性質が、そういう遊び方を芋出す䜙地を持っおいるず蚀える。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "しかし制䜜者はやはり、RPGの持぀本道の面癜さを目指しおゲヌムを䜜るでしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "前線集者はこのこずを、少幎挫画を䟋に語っおいたすね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "挫画家スポコン挫画(そう?^^;;)「バクマン」では、こんな゚ピ゜ヌドがあったようです。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "「たずえ少女の読者がいおも、その少女は、「男の子が読んでいるマンガを自分も読んでみたい」、ず思うような女の子。少幎ゞャンプの取るべき線集姿勢ずしおは、あくたで、男の子向けを貫かないずいけない」", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "少幎挫画誌は、タヌゲットは、少幎、割ず幎少の男の子ですからね。それ以倖のファンがいおも、その読者局におもねる挫画は茉せないでしょう。それはカテゎリ厩壊だよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "しかし実は少幎にもいろいろな個性を持぀子がいる。少女にも、倧人にも、老人にもいろいろな個性がある。タヌゲットがどうのず蚀ったずころで、実は結構あいたいでいい加枛な物なんだよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "少幎ゞャンプは自らの分析ずしお、売れる挫画の方向性ずしお、「友情・努力・勝利」の3原則を提唱した。この3原則を倖すこずは今珟圚は蚱されおはいないのでしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "ある意味圓然のこずだが、ゲヌムの䜜者は、ほかのプレむダヌより、自身のゲヌムの難易床を䜎いず芋るだろう。「䜜者バむアス」ずいう蚀葉が䜿われるこずもある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "1990幎代に「ゲヌム批評」ずいう雑誌が、ゲヌムの内容を考えるずきは、ゲヌム制䜜に熟緎しおいない人は、既存ゲヌムを難しくアレンゞした提案をしがちだず指摘しおいたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "䟋えば、スヌパヌファミコン版のマリオ、こういうゲヌムを自分たちが䜜る時、どういうゲヌムにしようか?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "マリオが空を飛んだ時、簡単にクリアできるけど、ここで空䞭に敵キャラクタヌを倚く配眮したらどうだろうか? そしお『超音速攻撃ヘリ ゚アヌりルフ』、、云々の蚘述が前線集にあったが、これはい぀ものこの前線集者の䞀般的な他者に察する愚匄目的の文章なので、再掲茉する必芁はないだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "そしおこのアむディアに察する、䞀般的な批刀ずしおは、マリオの地䞊ステヌゞの空䞭に敵が少ないのは、ゲヌムが苊手なプレむダヌのための救枈措眮だったり、あるいは䜓隓枈みステヌゞ前半を無芖するための工倫、であるので、その郚分を難しく、耇雑にするのは䞍適切だず思われる、ず、いうこずになる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "ずころでやや話題が脱線するが、過去少幎マガゞンに掲茉されおいた、挫画䜜品、w:1・2の䞉四郎にも、䌌たような話があった。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "高校生の䞻人公、東 䞉四郎ず、本圓はレスリング郚にしたい西䞊 銬之助ず䞉四郎の友人南小路 虎吉の䞉人で柔道郚の掻動をしおいたのだが、ある日䞉四郎が銬之助にこう蚀う。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "「スタンハンセンのり゚スタンラリアット(プロレスの技)の改良技を考えたのだが」", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "「ほう」", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "「ハンセンは、ラリアットを打撃技にしおいるが、ここで打撃しないで、銖に匕っかけるようにしお倒しお埌頭郚をマットに打ち付けるのはどうだろう?」", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "「あほ!!それはゞャむアント銬堎の、ランニング・ネックブリヌカヌ・ドロップや。ハンセンはそれをもずにり゚スタンラリアットを考えたの。なんでお前がわざわざそれをもずに戻しおんのや」", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "ただ、今ではこのゞャむアント銬堎云々は俗説ず蚀われおいるようですね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "少しマリオの話ずは違うかもしれたせんが、脱線の雑談ずしお曞いおみたした^^", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "さお、今仮に、「ゲヌム䜜者はネットの批評はあたり参考にしない。基本的にゲヌムを䜜ったこずのない人の意芋はあたり意味がないず考えおいる。」ず、いう䞻匵があったずころで、あなたはこの意芋をどう思いたすか?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "たず党くの玠の状態でこの蚀及を聎いたずころで、その通りだず思いたす?あるいはいや、違うず思いたす?。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "そしおもし玠の状態ではなく、仮に出兞ずやらがあった堎合、出兞ず蚀っおもいろいろありたすよね。ネットの蚀及の堎合もあるし、あるいは䜕らかの偉そうな垂販の曞籍にそう曞いおあるかもしれない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "この蟺の出兞ずかの情報、事実で意芋倉わりたす?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "だからあなたが玠の状態でどう思おうず、偉そうな人の蚀及があったら、じゃあそれは正しいんだず思いたすか?。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "しかしたあこの蚀及の堎合は、ゲヌム䜜家ずやらが、ああ、俺はそう思っおいるず蚀えば、䞀぀の蚌蚀ずなりたすよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "しかしゲヌム䜜家だっお耇数いる。しかもゲヌム䜜家ず呌んでいい人ずは具䜓的にだれか?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "ですから珟線集者はこの議論は党く無意味だず考える。しかし実は前線集者もやりたいこずは、ただただ商業の創䜜者を持ち䞊げお、ネット䞊や同人の創䜜者を貶めたいだけなんですよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "ずにかく前線集者は私欲を芋たすために、この蚀及の出兞ずやらを探したしたが、蟛うじお、「䞀次情報以倖、個性には圹立たない:むンタヌネットやSNS:そうした情報は知識ずしお圹に立぀こずはありたすが、ゲヌムデザむナヌが個性を発揮するうえではあたり圹に立ちたせん」ずいう蚘述を芋぀けただけだったずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "アナログゲヌム(カヌドゲヌムやボヌドゲヌム)の蚭蚈者は、ネット䞊の意芋はもずより、実際のテストプレむダヌの意芋さえあたりあおにならないずいう考えがあるらしい。テストプレヌダヌも様々な理由で本音を語らなかったり、䜕らかのバむアスであたり有甚な意芋が出おこないずいう芋方もある。䞀番重芖するのは、実際のプレむの様子を芳察するこずだいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "さお、我々は孊業でも、スポヌツでも、趣味でも、そしおもちろん仕事でも、必ず技胜ずいうのがあっお、それを日々身に着けおいる、身に着けようず詊みおいるず考えおいいず思いたすが、果たしお今の自分はどんな技胜を持っおいるのか?そもそも䜕らかの技胜持っおいるのか?そういうこずで悩んだり考え蟌んでしたうこずはありたすよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "E.Suj.のように集団におもねる以倖の生き方を䞀切知らず、倧した技胜なんかないのに、スキルスキルず嚁匵り倒しお他人を貶めるこず以倖䜕もしない人間がいる䞀方で、かなりの技胜を持っおいるのに自信が持おず、鬱々ず生掻しおいる人間もいたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "勿論技胜自䜓はかなり客芳的な物でしょうが、他者の技胜評䟡は結構いいかげんで、技胜が倧したない人間が嚁匵り散らしお、ある皋床技胜がある人間をこき䞋ろしお貶めおいる事なんお、䞖の䞭でしょっちゅう起こっおいたすよ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "そこで倧した話ではないんですが、ある技胜からある技胜に転向する堎合がありたすよね。぀たり生掻自䜓が倉わるのでしょう。特定の技胜をふるう生掻から別の技胜䞭心の生掻に倉わるこず。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "具䜓的にゲヌム業務に関する話題では、デザむナヌからプランナヌに圹務が倉わるずか...", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "その時にはやはり、デザむナヌずしおの自分は封印したほうがいい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "やはりプランナヌずしおの仕事を優先し、デザむンに関しおあたり倧䞊段に口を出さない方がいいでしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "ドラゎンク゚ストでは、ゲヌムのプレむを続け、キャラクタヌのレベルが䞊がっおいくごずに、キャラクタヌも戊闘力が䞊がり、より匷い敵も倒せるようになる。これはそれ以前のアヌケヌドゲヌムのように、プレむダヌがゲヌム操䜜の䞊手な技胜を身に着けるこずによっおクリアするのではなく、レベルが䞊がるこずで事実䞊、プレむダヌが䞊手な操䜜する必芁なく匷くなっおいる。これを、「クリア保障」ず呌んでいるWebコンテンツもある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "ドラク゚でダンゞョンに入った堎合でも、様々な詊行錯誀は繰り返すであろうが、プレむし続けお時間経過ずずもに経隓倀が䞊がるず、最埌にはダンゞョンのボスも倒す事が出来お、クリアする事が出来る。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "぀たりドラゎンク゚ストでは、プレむダヌがそのゲヌムの操䜜の技胜を芚えるこずで、難易床の高いステヌゞをクリアしおいるのではなく、ゲヌムを続け、経隓倀が䞊がりレベルが䞊がるこずによっお、ある意味自動的に匷くなっおいる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "序盀のダンゞョンで未探怜のものがある堎合、その時点ではかなり探玢は困難を極めるが、レベルが䞊がった時点では、割ず簡単に、クリアできる。぀たり難易床が自動的に䞋がっおいるずもいえる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "぀たりドラゎンク゚ストのクリアシステムは、ゲヌムを続けおプレむを重ねおいくうちに自動的にキャラクタヌは匷くなり、最埌にはゲヌムクリア、コンプリヌトに至る、ずいうこずだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "ドラゎンク゚ストのようなむンタヌフェむスでも、叀いゲヌムやフリヌゲヌムではこの特城を満たしおはいないものがあるず、前線集者は曞いおいたが、どういう事だろう? 䜕床も曞くが珟線集者はそれ皋沢山ゲヌムをやりこんでいるわけではない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "アクションゲヌムでは圓然難易床の高いステヌゞはそれなりの技胜やテクニックが必芁だろう。しかしRPGではそれほど技胜の必芁や出る幕もないから、倚かれ少なかれドラゎンク゚ストのような圢態にはなるのではないだろうか?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "党䜓を通しおレベルがそれほど䞊がらないゲヌムずいうのはあるし、あったのだろう。この堎合は䜕らかのゲヌム䞊の困難の打開策や有効な戊術を芋出さない限り、クリア困難の事態に陥るだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "RPGに限らず䞀般に、ゲヌムの埌半に行くに埓っお、次ステヌゞ攻略などのための事前準備の増加や、詊行錯誀の時間の増加に時間のかかるようになっおいく事が倚い。そしお、ステヌゞクリアに必芁な時間の増加が、ゲヌムを苊手ずするプレむダヌに、そのゲヌムのクリアを諊めさせる。぀たり嚯楜であるはずのゲヌムが、難易床が䞊がりすぎおその機胜を果たさなくなるのだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "䞀本道で難題を乗り越えるゲヌムもありたすが、いっぜうでマルチ゚ンディングずか、攻略ルヌトや展開が耇数あるゲヌムもありたすよね。こういう自由床の高いゲヌムは、その展開の堎合の数に応じお、調敎の際に考慮する事項も増えおいきたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "※バランス調敎に限った話題ではないが、他に適した単元が芋぀からないし、メむンペヌゞに曞くほどでもないので(←なら曞かないで削陀せよ。by E.H.)、間借り(たがり)的にバランス調敎のペヌゞで曞くこずにする。ただし、この節の内容を他のぺヌゞに移動するこずは、 E.H.が犁止する。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "......ならば、今珟圚の業界を構成しおいる人達のアドバむスに埓うのが無難だろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "たず圌らが望むのは、ゲヌム人気䜜の知識。特にデザむナヌならなおさららしい。たず過去の名䜜は手本になるずいう。それから共通蚀語ずしおの、コンセプトや知識を知っおおくべきだず。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "ずにかくゲヌムに぀いお知らないのはよくないようだ。過去珟圚の人気䜜や、自分の興味ある、そしお入瀟出来たら実際に䜜っおいるゞャンルのゲヌムに぀いお、プレむし、呚蟺知識も知っおおきたい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "この節のタむトルは、倱敗ずは䜕かを知りたければ、以䞋を読むよりリンク先を芋た方がいいだろう、ずいう意味のリンク付きタむトルです。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "基本的に前線集者は手本がなくおは生きおいけないようで、創意工倫ずいう蚀葉もあたり知らない。そしお暩嚁ある手本のパワヌに䟝存したくっお、他者を愚匄したくる。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "しかしたあずりあえず、その論旚に乗っかっお蚘述するが、人気䜜や人気シリヌズをずりあえず厇めお手本にせよず。そしお人気でない䜜も良く調べお、厇める手本ず比べおどこが良くないか芋いだせ、ず。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "そしおなぜか前線集者はゲヌムの事だけで完結せず、アニメの事も語りたがるんだけど、たあ奜きだからなんだろうけど、ガンダムに぀いお語りたければ、それ以前のロボットアニメに぀いおも調べろ、ず、岡田斗叞倫や氷川竜介が曞いおいたんだっお。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "結局、性栌の汚い有名人の暩嚁に頌りっぱなし。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "そしおたたたた岡田斗叞倫の著䜜によるず、挔劇䜜家・挔出家の鎻䞊尚史氏はゲヌム進出に倱敗したらしい。倱敗しおたの^^;;;??? 珟線集者はそれは知らなかった。ゲヌムに手を出したこずは知っおいたけど...そもそも鎻䞊さん、映画制䜜も倱敗しおいなかった^^;;;?。特別に奜きでファンだずいう蚳ではないけど、䞀時期この人のラゞオかなり聎いおいたんだけど...", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "ずにかく岡田氏の結論は、鎻䞊氏ずどういう関連があるかはわからないが、「成功䟋から孊びたがる人は倚いが、しかし成功䟋だけから孊ぶのは玠人。プロは倱敗䟋にこそ孊ぶ。」、らしい。もっずもこれはあくたでも前線集者の芁玄だけど...", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "うヌん、プロだの玠人だのはどうでもいいけど、倱敗ず成功の䞡方から孊ぶのは、ごくごく圓たり前で劥圓なこずじゃないの?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "あず倱敗に関しおは、畑村掋倪郎氏の倱敗孊ずいう抂念もある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "ゲヌムずは文化でもあるでしょうか。様々な文化の䞀分野? そうなるず文芞ずかむラストずか、短歌ずか映画ずか、小説ずか挫画ずか、様々な文化のゞャンルがありたすよね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "特定のゞャンルが衰退するずか発展するずか、具䜓的にはどういうこずですか? もちろん商業文化ずしおの、流通の芏暡ずいうのはありたすよね。しかし文化ずいうのはだれ䞀人手掛けなくおも、自分自身がその創䜜掻動を続け、䜕らかの圢で発衚し、そしおそれを享受する人がある皋床いる以䞊、仮にお金は䞀切発生しなくおも、完党にこの䞖から消え去るこずはない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "2012幎に新日本プロレスリングを買収したゲヌム䌚瀟のブシロヌドは、こう述べた。「すべおのゞャンルはマニアが朰す」。マニアねヌ。そもそもオタクずマニアはどう違うの? オタキングを厇拝しおいる人たちは、マニアは悪く蚀えるけど、オタクは悪く蚀えないよね? どっちにしろ倧した蚀及じゃあないよ、銬鹿げた話だね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "そしおゲヌム業界は、1990~2000幎の䞀時期、ゞャンルによっおはゲヌムが高難易床化した䜜品が倚くなっお、新芏参入者が苊手ず感じおプレむダヌが枛っお衰退瞮小しおいったこずがあったずいう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "たずゲヌムのゞャンルが明確に固定化されおいるずは思えない。ある皋床はそれ様の物はあるず思うけど、結局これっお、ゲヌム商売の話であっお、もっず䞀般にゲヌムが奜きな人たちの事を考えるず、特定のゞャンルが奜きならば絶察自分たち自身でその分野を盛り䞊げようずするだろうし、そういう人たちが少なければ圓然ゞャンルの芏暡は小さくなり、小さくなったり消えおしたったずころで、それはそれ、歎史の流れなんじゃあない?", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "ゲヌムセンタヌの察戊栌闘ゲヌムでは、初心者が筐䜓をプレむするず、熟緎者が参入しお、初心者を打ち負かす「初心者狩り」が起こり、初心者が楜しめない、参入者が枛っおそのゞャンル自䜓が衰退、ずいうこずもあったようです。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "スポヌツ競技でも䌌たようなこずが起きるず蚀うが、たあ結局この瀟䌚、やさしいいい人なんおほずんどいないし、本圓の意味で賢い人間もほずんどいない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "ずにかくどんな分野でも、事実䞊楜しくなければ、人は去っおいくだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "䜜者バむアスでバランスが分からなくなるのは䜜者だけではなく、テストプレむダヌやデバッガヌも、そのゲヌムに慣れおゆくず、次第に感芚が䞀般プレむダヌずずれおいき、適切なバランス偎が分からなくなっおいく。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "このこずに関しお「ティッシュ テスタヌ」(tissue tester)ずいう蚀葉があるらしい。぀たりティッシュは䞀床きりの䜿い捚お、新鮮にゲヌムを芋おバランスを刀断できるテスタヌも、最初の䞀回きりずいうこず。最もテスタヌも仕事ずしおそれをやっおいるのだから、䜿い捚おにされたらたたったもんじゃあないけどね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "「フレッシュミヌト」(新鮮な肉、fresh meat)ずも蚀うようですね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "どちらにしろゲヌム業界の連䞭が、他人を雇うずいうこずをどう芋お考えおいるか、よくわかる蚀い草だね。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "調敎は、関連あるものを、たずめお同時期に、ただし1個ず぀、行う。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "だから、関連ある芁玠を実装しきっおいない段階では、調敎はない。だから開発の最初の方では調敎しないだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "しかし、堎合によっおは、芁玠の実装をそろうのを埅぀ず調敎開始の時期が遅くなりすぎおしたい、蚈画に支障が出る堎合がありたす。そういう堎合、ある皋床のたずたりのある実装ができた段階で、調敎をするようです。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "具䜓的な調敎の刀断基準に぀いおは、参考文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』を買っおお読みください。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "しかしここで釘を刺しおおくが、 Wikiは決しお読曞ガむドではない。システムずしお倚人数の協業の手段を提䟛しおいるだけで、あくたでもWeb䞊のコンテンツ、文曞に過ぎない。りィキペディアが出兞䞻矩なのは、協業䞊の文章䜜成ずしお、信頌床を保぀ための方法ずしお、その姿勢を採甚しおいるだけで、この堎合も読曞ガむドではない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "原則ずしおWikiは、文曞ずしお独立、完結しおいるもので、垂販本ず等䜍の存圚、しかも基本無料、だからず蚀っお垂販本より質が悪いずは限らない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "ゲヌムデザむンなんちゃらずいう本が最初から玠晎らしいず思っおいるのなら、アマゟンで怜玢しおその本を賌入すればいいのであっお、Wiki を読む必芁も、関わる必芁も、曞く必芁もない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "さお、バランス調敎を実際にどうするのか、そしおそれ以倖でのゲヌム創䜜の総合的な知芋、感芚は、䟋えば『RPGツクヌル』で実際にゲヌム制䜜に手を染めれば、おのずず理解が深たっおいくだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "ゲヌムのバランスには、様々なパラメヌタがかかわる。敵の匷さ、マップの構成、各皮アむテムや装備品の匷さ、芁玠ずその関係が䞊手に敎理された時、ゲヌム党䜓がバランスの取れた、プレヌダヌにずっお楜しい、続けおいたくなるゲヌムになるのだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "宝箱もマップの芁玠。敵の匷さだけではなく、宝箱の䞭のアむテムも、ゲヌムバランスに圱響を及がす。そこでマップが実装された埌でバランス調敎するのが奜たしい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "しかし実際には、マップ実装は時間も手間もかかる。マップはステヌゞず物語の䞖界芳も反映しおいるので、そう簡単にトントンず決たらない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "マップに敵を組み蟌む方匏で調敎する堎合は、マップ実装が枈たないずバランス調敎はできない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "色々な方法があるが、ずにかく物事、自分たちに郜合のいいようにし぀らえられおいるこずはほずんどないので、迷いながら珟実に打぀手を芋出すしかないだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "ずはいえ、たずは始め。バランス調敎もたず序盀を倚めにプレむしお、面癜いバランスを芋出すのがいいようだ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "やはり始めず終わりが重芁で、䞭盀は倚少いい加枛でもなんずかなるらしい。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "アニメヌション業界でも、ずりあえず始めず終わりに力を入れろずいう考えはあるらしい。テレビシリヌズでもずりあえず䞀話ず最終話に力ず予算を費やしおいる堎合は倚い。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "結局最初は気合が入っおいるが、最埌に向かっおドタバタしお、事実䞊最初に力がやけに入っおいた、ずいうこずは起こるだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "あず珟実問題ずしお、RPGのバランス調敎は、䞻に敵の匷さを調敎しおいる。味方の調敎や装備品の調敎はあたり行われない。慣習的にそうなのか、あるいは䜕らかの合理的な理由があるのか、は、䞍明。ずはいえ味方の倀は、プレむダヌやプレヌ状況によっお倉わる経隓倀を持った党䜓を通じた可倉倀だから、こちらで調敎するほうが事実䞊難しいだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "スヌパヌファミコンRPG『新桃倪郎䌝説』では、最終ボスのパラメヌタのほうを調敎しおいるこずが、攻略本、『新桃倪郎䌝説究極本』に曞かれおいる。(調敎前はボスはもっずHPが倚かった。)", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "しかし味方キャラクタヌや装備品の数倀を党く調敎しない、ず、いうわけではない。敵の胜力倀は倧きく倉曎しお調敎するが、味方関係は小さな倉曎になるのだろう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "そしお結局垞識的には、序盀から順番にバランス調敎しおいくしか道はない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "そのため、過去のゲヌムでは、ゲヌム埌半の調敎がうたく機胜せず、極端に難しかったり或いは簡単すぎたり、そんな堎合も倚かったようだ。ドラゎンク゚スト2の埌半ダンゞョンであるロンダルキア掞窟ずその次ステヌゞがその兞型䟋ずいう指摘もある。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "調敎の際、「せっかく調敎したのに、その埌前提デヌタが倉わっおしたったので、再調敎、前に戻っおやり盎しが必芁になる」ずいう手戻りが発生しないようにしたいですね。序盀のパラメヌタを䞀床調敎したら、䞭盀以降の調敎では原則、もうそのパラメヌタを倧きく匄らない。同様、䞭盀の調敎が終わったら、終盀からの調敎ではもう䞭盀のパラメヌタを倉曎しない。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "そこでパラメヌタは原則定数であり、数匏で決めずに、その定数での状況を実際にプレむしお確認する。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "仮に䞀次関数や二次関数などの数匏などでパラメヌタを決定するプログラムを内蔵するず、たずえば䞭盀の調敎でその関数の係数を匄った際、序盀のパラメヌタたで倉曎されおしたう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "スヌパヌファミコン時代のRPG で、歊噚、装備品の匷さのパラメヌタを調べるず䞭盀での歊噚のランクアップの䞊昇幅は、おおむね䞀定、たずえば玄10 ポむント間隔が倚い。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "しかしこのパラメヌタは定数にしたい。「ランクアップごずの攻撃力の䞊昇幅を10にする」などのプログラムは避けるべきです。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "それをするず、もし䞭盀以降で「ランクアップごずの歊噚䞊昇幅を12にしたいな・・・」ずなったずき、せっかく以前に確認した序盀の装備品の匷さたで倉曎されおしたう。そしお序盀のパラメヌタが倉曎されるたびに、実プレむによる調敎をやりなおしになりたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "䞖界䞭のゲヌムには倚皮倚様なゲヌムがあるので、もしかしたら装備品のランクアップごずの攻撃力の幅を1個の数匏で蚈算するプログラムを導入しおいるRPG䜜品もあるかもしれたせん。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "そういう䜜品の䞭にも面癜い䜜品があるかもしれないので、出䌚ったら真䌌したくなる、ずは、思いたす。ですがそれは調敎が難しくなる。調敎䞍可胜ではないでしょうが、あらゆる人にずっお調敎のハヌドルは高くなるでしょう。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "アルテリオス匏(攻撃ダメヌゞ=オフェンスの攻撃力-ディフェンスの防埡力)の特城ずしお、ほんの些现なパラメヌタの違いにより、倧幅に戊闘の難易床が倉わるこずがありたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "極端な堎合、防埡力 80 の敵に察しお、プレむダヌ偎の攻撃力の合蚈倀 79 ならば攻撃ダメヌゞがれロになるので、絶察に敵に勝おたせん。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "䞀方序盀のボス戊で、そのボス敵が防埡力80,HP 5 なら、もし歊噚装備時の調敎前のパラメヌタが攻撃力81なら、たった5タヌンで勝おたす。(81-80=1 でタヌンごずに1ダメヌゞ䞎えるので。)", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "そしお調敎埌に攻撃力が79に䜎䞋したら、ダメヌゞ0になるので、100タヌンたずうが絶察に勝おたせん。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "このようにアルテリオス匏では1~2ポむントの差で倧きく戊闘バランスが倉わるこずがありたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "このWikiの執筆者たちの掚枬では、手戻りが発生するような調敎をしおしたった堎合、実プレむによる確認が必芁になる。これを避けるためには、敵の防埡力を䜎めに蚭定、䞈倫な敵は防埡力ではなくHPを高くする、たたは最䜎ダメヌゞ保蚌(たずえば「原則、攻撃力の1割以䞊のダメヌゞを必ず䞎える。メタル系などは別途プログラムを組む。」ずか)、などのシステムが必芁になるでしょう(掚枬)。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "ちなみに wikisource s:プログラマが知るべき97のこず/共有は慎重に にも䌌たような話題がありたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "本来なら実際にプレむしお確認すべき箇所で、むやみにパラメヌタを数匏化しおしたうプログラムを採甚しおしたうず、䞊蚘のwikisourceの䟋のようにテストの手間が倧幅に増えおしたいたす。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "ちなみにこのりィキ゜ヌスの曞籍は、ちらりず芋た感じでは、珟線集者もいい本ではないかず感じた。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "この本の䞀番最初に曞いおあるこずは、すべおの Wikimedia執筆者、党おのWeb䞊の発蚀者、すべおの珟実の生掻者も頭の片隅に入れおおくべきこずだず思う。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "以䞋匕甚したす^^", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "ハド゜ン瀟の慣習では、新しく蚪れたダンゞョンでは、「レベルが3䞊がるず、敵を1撃で倒せるようにすべし」、ずしおいる。この基準はゲヌム界では有名な蚀葉らしく、スヌパヌファミコン時代の桃倪郎䌝説シリヌズは、この調敎のはずだ。", "title": "バランス調敎" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "ファミコン時代から珟圚に至るたで、特にRPG で、平均的に胜力を持぀キャラクタヌよりも、「○○だけなら自分が䞀番匷い」ずいう特化型のキャラクタヌの方が戊闘で匷くなるようです。平均的なバランス型は噚甚貧乏に陥っおしたう。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "そしおゲヌムの戊闘のダメヌゞ蚈算匏は、䞀般的に、プログラマヌではなくゲヌムデザむナヌが考えたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "では特化型が有利になるのはなぜか?", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "たずえば、キャラクタヌに胜力をプレむダヌが自由に遞んで振り分け配分できるシステムのゲヌムがあったずしたしょう。(商業ゲヌムでも、いく぀かの䜜品で、䌌たようなシステムのRPGがありたす)。そう蚀えば comico の過去の公匏掲茉挫画、『マゞカルゎ』でも、魔法少女たちにそうやっお胜力を振り分けおいたしたね...。もちろんこれ、雑談!!^^。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "合蚈倀を 100ずしお...", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "そしおもう䞀人...", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "さらに...", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "ここでA ず B をコンピュヌタ䞊でRPGの戊闘システムのアルゎリズムで察戊させるず、ほずんどの20䞖玀のプログラムでは、B のほうが勝ち、぀たり特化型のほうが匷くなっおしたいたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "さらに曞くず、「攻撃力」のような、敵にダメヌゞを䞎える意味のパラメヌタヌに振り割ったほうが、キャラクタヌが匷くなるゲヌムが倚い。(ファミコン時代から、りィザヌドリィ1の攻略本でそう蚀われおいたした。敵モンスタヌ『ワむバヌン』の攻略法ずしお「攻撃は最倧の防埡」、ず。衚玙の黒かった攻略本なので、たぶんゲヌムアヌツの本。『りィザヌドリィ攻略の手匕き』(MIA BOOKS)かず思われたす。)", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "なぜこうなるかずいうず、もし攻撃力が䞊がるず、敵を倒すのに芁するタヌン数も枛少するので、結果的に敵を倒すたでに自キャラの受けるダメヌゞ量も枛るからです。なお、珟実の軍事孊でも、䌌たような事が蚀われおおり、戊術論ですが、クラりれノィッツ(近代ドむツの軍事孊者の)は防埡重芖の䜜戊よりも攻撃重芖の䜜戊のほうが有利だず述べおいたす。盞手が攻撃をあきらめない以䞊は、盞手を攻撃しお倒す以倖戊闘を終了できない。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "やはり平均型は匱い。パラメヌタの振り分けは倚くの堎合完党自由ではないが、䟋えば、ドラゎンク゚スト2(ファミコン版)では、サマルトリア王子は匱くなっおしたう。ファむナルファンタゞヌ3・5の赀魔導垫も、䌌たような匱点を抱えおいたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "以䞋のような指摘もある。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "呜䞭率に関しおは、倚くのRPGで、攻撃が倖れるのは、プレむダヌに䞍満感を䞎えるので、たいおいのゲヌムでは、ゲヌム序盀のレベル1のキャラであっおも、数倀䞊での「呜䞭率」や「噚甚さ」などの衚向きの呜䞭率が䜎くおも、たずえば「呜䞭率 40」ず衚瀺されおいおも、実際のゲヌム内郚での呜䞭率は、たずえば+20%されおいお、本圓の呜䞭率が60%になる堎合もありたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "䟋えば呜䞭率が 80%の堎合は、事実は底䞊げされお 100%ですから、それより倧きい倀に呜䞭率を決めるのは意味がありたせん。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "勿論プログラムの方で、100%を超える倀に意味を持たせお、なんらかの有利が䞎えられれば、意味を持ちたすが、倚くの叀いゲヌムでは、100% が倩井でそれ以䞊䜕もないようです。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "さお、RPGの戊闘におけるダメヌゞの蚈算匏に、アルテリオス蚈算匏ずいうのがありたす。これは、昔のゲヌム『アルテリオス』で採甚された蚈算匏なのですが、", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "ずいう匏ですね。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "ドラク゚やファむナルファンタゞヌのシリヌズの蚈算匏はもっず耇雑なのですが、どのRPGでもダメヌゞ蚈算匏の基本的な蚭蚈思想・方針はアルテリオス蚈算匏ず同じです。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "アルテリオス以倖のダメヌゞ蚈算匏でも、たずえば", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "ず、それぞれの項に定数をかけお、少しだけ発展させたものになるこずが倚いようです。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "ダメヌゞ匏が簡単な方が、バランス調敎もやりやすくなりたすよね。勿論耇雑にしようず思えばいろいろ考えられるでしょうが、結局出来るだけ単玔にした方が、プログラム実行䞊のロスもないし、䜕かず意矩があるでしょう。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "さお、以䞋の匏で、", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "もし自軍の攻撃力が0の堎合、敵にダメヌゞを䞎えられないので(ダメヌゞが0)、絶察に負けおしたいたすよね。たた、攻撃力が敵の守備力を䞋回る堎合も、絶察に負ける。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "䞀方、「すばやさ」パラメヌタが戊闘の先攻/埌攻の順番にしか圱響しない堎合、玠早さが0であっおも、勝぀こずは可胜です。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "たた、守備力が0であっおも、勝぀こずは可胜です。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "だからパラメヌタはそれぞれ意矩が倧きかったりあたり無かったりしお、ゲヌム䞊の匷さに察する特性がありたすね。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "たた、", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "のように係数を掛けた蚈算匏の堎合、", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "守備力を1ポむント増やしおも、その効果は25%枛少されたす。(たずえばレベルアップの際に䞊昇パラメヌタを䞀皮類遞べるシステムの堎合、守備力を遞ぶず損になる堎合が倚い。最も守備力だけい぀たでも䞊げなくおいいのかずいう問題もあるけどね。)", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "いっぜう、攻撃力を1ポむント増やすず、効果は30%増しです。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "だから圓然ず蚀えば圓然だけど、各皮パラメヌタの状態や有利䞍利にはむらがある。しかし䞀方、ゲヌム䞊の有利䞍利は、ゲヌム展開の党䜓像で刀断すべきものだから、特定の数匏だけで議論するのもやや䞍適だろう。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "最近のRPGゲヌムには攻撃コマンド遞択時に「二段斬り」などの技胜遞択ができたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "技胜を蚭蚈する時に、぀い぀いやっおしたうミスで、芋かけの数倀に混乱させられお、実際には匷くなっおいない特技を䜜っおしたう、そんな事が時々ありたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "たずえば特技、『ためる』。次回タヌン時のダメヌゞを数倍に倍増し、次回タヌンの1回だけ、ダメヌゞを倍増させる", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "この特技では、次回タヌンのダメヌゞが二倍を超えないずあたり意矩を持ちたせん。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "『ためる』コマンドを遞択したタヌンは、攻撃をしおたせんからね。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "通垞攻撃", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "ためる二倍攻撃", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "で、普通に考えるず結局同じになりたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "ファむナルファンタゞヌ3の職業『空手家』の技胜『ためる』、は、こういう性質を持っおいたずいう指摘がありたす。ただ仮にその特質があったずころで、そこに気づいた人はその䞍利を理解するわけですから、それ自䜓がゲヌム性だずいう䞻匵はできたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "しかしそういう事態を避けるためには、DPS (Damage Per Second)抂念が䟿利ですね。DPS ずは1秒あたりのダメヌゞ量、ずいう意味です。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "もずもず欧米のアクションゲヌムに぀いおの理論研究に由来する甚語なので、単䜍が 秒(second)になっおいたすが、RPGに応甚する堎合には単䜍をタヌンに倉えるずいいでしょう。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "぀たり䞊述のためるコマンドではDPS(あるいはDPT?) が同じなので、有利がない、だから、埌の攻撃ダメヌゞ量を「2.5倍」や「3倍」にするずいいわけですね。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "さおさらに、", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "「『ためる』を2回続けるず、さらにダメヌゞ量がアップ」などのシステムを導入するずき、必ずDPSを増やすには?", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "぀たり数匏を䜿うず、", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 288, "tag": "p", "text": "の xを求めおいるのですよね。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 289, "tag": "p", "text": "だから、『ためる』2回埌のダメヌゞ量は、最䜎でも「3.5倍」のように3を超える数倀、あるいは敎数に限定すれば、たずえば「4倍」ずか「5倍」ずかになっおいる必芁がありたす。", "title": "RPGのダメヌゞ蚈算匏" }, { "paragraph_id": 290, "tag": "p", "text": "Key Performance Indicator ずいう経営的な指暙があり、『レベルデザむン培底指南曞』P140 および 『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』P70 によるず、共通しおいるのは埌述の内容です。なお、『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』P67 によるず、オンラむンゲヌムの運営などで䜿われる甚語ですが、特にゲヌム業界限定の甚語ではありたせん。", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 291, "tag": "p", "text": "", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 292, "tag": "p", "text": "DAUずは、その日に遊んでくれたナヌザヌの人数です。", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 293, "tag": "p", "text": "MAUずは、その月に遊んでくれたナヌザヌの人数です。", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 294, "tag": "p", "text": "WAUずは、その週に遊んでくれたナヌザヌの人数です。", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 295, "tag": "p", "text": "", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 296, "tag": "p", "text": "課金ナヌザヌの人数のこずです。その日を課金ナヌザヌ人数をDPU、その月の課金ナヌザヌ人数をMPUず蚀いたす。", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 297, "tag": "p", "text": "", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 298, "tag": "p", "text": "たずえば、ある月のナヌザ数のうちの課金ナヌザヌの割合など、䞀定期間䞭の、課金ナヌザヌの割合を蚀いたす。あるいは単に、党ナヌザヌのうちの課金ナヌザヌの割合、の堎合もありたす。(曞籍によっお、内容が埮劙に違う)", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 299, "tag": "p", "text": "", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 300, "tag": "p", "text": "前月ず比べお今月はナヌザヌがどれだけ残っおいるか、あるいは前週ず比べお今週はどのくらいけナヌザヌが残っおいるか,のこずを継続率ずいいたす。", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 301, "tag": "p", "text": "(以䞊)", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 302, "tag": "p", "text": "このほかにも、色々な指暙がありたす。", "title": "KPI" }, { "paragraph_id": 303, "tag": "p", "text": "ゲヌム技術の応甚ずしお、資栌詊隓察策゜フトなどのほかにも、たずえば医孊蚺断ぞの応甚で、東北倧倧孊院医孊系研究科ず仙台攟送の開発した 『緑内障の早期発芋に圹立぀ゲヌムアプリ スコアで芖野の欠損刀定 東北倧ず仙台攟送が開発』,2022幎9月14日 16:00 , 2022幎11月22日に確認 、ず、いうのもありたす。", "title": "ほか" } ]
珟圚の版の著者達は、ゲヌム戊闘の調敎の経隓はないので、珟状では本ペヌゞの内容は調べ物ずしおは圹立ちたせん。経隓があり、か぀人間性も良奜な人の協力をお埅ちしおいたす。
{{substub}} 珟圚の版の著者達は、ゲヌム戊闘の調敎の経隓はないので、珟状では本ペヌゞの内容は調べ物ずしおは圹立ちたせん。経隓があり、か぀人間性も良奜な人の協力をお埅ちしおいたす。 == 本ペヌゞの目的 == 本科目『ゲヌムプログラミング』は、科目名に「プログラミング」ずあるずおり、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。 埓っお、話題がプログラミング的な技術的な話題に片寄っおいたす。䞀般のゲヌムクリ゚むタヌを目指す人には、本曞のバランス調敎の蚘述は到底、圹立ちたせん。 プログラマヌが、ずりあえず䜕か趣味でゲヌムを䜜る際、バランス調敎に぀いおの調べ物の手間を少なくするためだけの目的の教科曞です。   ず、前線集者Suj. は曞いたんだけど、その割にはこの人物の私欲を満たすためだけの駄文が結構くどくど曞かれおる気がするんだけど  気のせいかたあただちゃんず読んでないしね、熱でもあるのカナ? コロナか^^? == バランス調敎 == ゲヌムには難易床ずいうものがあるが、そのゲヌムの面癜さのため、あるいは商品ずしおの賌買力アップのため、調敎し、最適倀を芋出す必芁があるだろう。敵の匷さや䞻人公の匷さ、それらを調敎し、最適倀を芋出すための調査、テストプレむなどが必芁だ。 より普遍的に、バグ修正、操䜜性の改善、仕様実装の曎新、そしお今曞いたバランス調敎、ゲヌムを面癜く、評䟡を高めるための様々な改善を、䞀般にチュヌニングず呌んでいる。 英語では、難易床の調敎のこずを「レベルデザむン」ず蚀う。このレベルずは、高䜎差の意味で、欧米での昔の3Dゲヌムにおける、マップの高䜎差を意図しおいるらしい。このレベルを調敎するツヌルをレベル゚ディタずいうが、このマップの高䜎差の調敎で難易床が倉わるので、しだいにレベルデザむンが難易床の調敎の意味になっおいったずいう<ref>川䞊倧兞ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日第1版第1刷、P.57</ref>。 難易床デザむン、ずいう蚀葉も䜿われおいる<ref>川䞊倧兞ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日第1版第1刷、P.58</ref>。 そしお、難易床の調敎にはマップの凊理もあるので、3Dゲヌムのレベルデザむン担圓者は、MAYAなどの3Dグラフィックツヌルの技胜を持っおいるスタッフが倚いずいう<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P234</ref>。 === 実装の発泚時に意図を䌝える === FGOデザむナヌの塩川氏の曞籍によるず、実務では、ゲヌムデザむナヌは調敎より前の実装の段階で、その実装の意図を䌝えなければならず、たた、のちにどこをゲヌムデザむナヌが調敎するかを䌝えなければなりたせん<ref>『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』、P79</ref>。 そうしないず、のちの調敎の段階で、プログラム的にゲヌムデザむナヌが調敎できる仕組みになっおいない堎合があるからです。そのせいで、倧幅な手戻りが発生しおしたう堎合があるので※ 塩川氏の著曞では「手戻り」ずいう蚀い回し、P79、絶察に避けねばなりたせん。 === 詰み、を避けたい === 補品ずしお販売するゲヌム、そしおそうでなくずも、プレむダヌがセヌブした時点でクリア䞍胜な状況、仕様になっおいる、぀たり、プログラムの流れずしお事実䞊そうなっおいる、これを「詰み」、ず呌んでいたすが、それは避ける必芁がある。 これはプログラムの構造の問題ですが、ゲヌムは進行の仕様自䜓かなりの耇雑さを持っおいたすから、制䜜者が気付かないうちにプレむダヌがそこに远い蟌たれる可胜性があり、これは嚯楜であるゲヌムずしおは避けたい事態です<ref name="twogc78">蛭田健叞『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』、翔泳瀟、2016幎4月14日初版第1刷発行、P78</ref>。 たず、ゲヌム党䜓のバランスずしお、平均的なプレむダヌなら、劥圓な劎力でクリアできる調敎も必芁でしょう。 ゲヌムプレむで詰みに远い蟌たれるのは、プログラムの構造の悪さでもありたすが、それを芋぀け出すためには、具䜓的にテストプレむにおいお、少なくずも誰か䞀人のテストプレむダヌが、そのゲヌム内で想定できるクリア困難な状況から、実際に挜回しおクリアしたずいう、事実、実瞟が必芁です。 ぀たりコンピュヌタヌプログラムで垞にセキュリティの問題が発生するのず同様に、ゲヌムプログラムでは構造が耇雑になりすぎお、詰みがプログラマヌの想定を超えお発生する可胜性があるので、実際のプレむで、実際のプレむダヌの珟実の巻き返しで確認しお調敎したい、ずいう事ですね<ref name="twogc78" />。 そしお䞀方、難易床調敎ずしお、平均的プレむダヌが平均的な劎力でクリアできるようにしおおきたい。 ちなみに珟線集者Hの昔のゲヌムプレむ経隓ですが、初代ファミコン版のファむナルファンタゞヌですね、番号は幟぀だったか  垂販の攻略本を読みながらプレむしおいたのですが、あるずころたでいった時点で、攻略本を読んでも、どう考えおも先に進めない状況に陥り、たあ私のプレむダヌずしおの技量にも問題あったのかもしれたせんが、結局にっちもさっちもいかなくなっお、プレむを攟棄しおクリアしないたた積みゲヌになっおしたったこずがありたす。もちろんそれでそのゲヌムの仕様が悪かったず䞻匵する぀もりはありたせんが、プレむダヌの私ずしおはその時点で完党に詰んでしたったわけです。 === 実はゲヌムプレむダヌだけではなく、あらゆる人間が面倒くさい、俺も、あんたもね^^ ===   しかしあんたり面倒くさがるず、結局最埌には偉い人に怒られおしたうのがこの瀟䌚の垞です^^;;;。 䞀般にゲヌムプレむダヌがプレむ䞭に面倒くさがるこずは、芚えるこず、蚈算するこず、配るこず、だず蚀われおいたす<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』,P342</ref>。 ゲヌム䞭に、Wolfram|Alpha が䜿えるような仕様にするず、案倖よかったりしおね^^ === ゲヌム制䜜者はいろいろ考えお䜜っおいるだろうけど、プレむダヌだっおそれに負けずに考えおプレむしおいる === プレヌダヌも制䜜者も、時代の流れずずもに、色々な倉遷はありたすよね。 時々指摘されるようですが、昔よりの最近の方が、ゲヌムの難しさに関する感受性が倧きくお、割ず簡単にこのゲヌムは難しいず指摘されるこずが倚い、ず、蚀われおいる。 たずえば携垯ゲヌムにおいお、平均的なゲヌムプレむダヌがクリアたでに5回ゲヌムオヌバヌになるように調敎されたゲヌムは、今では「難しい」ゲヌムず刀断される<ref>『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、P210</ref>。぀たり昔のプレむダヌの方が我慢匷かったっおこず?? 䞀方平均的なプレむダヌならゲヌムオヌバヌにならない難易床のゲヌムは、やさしいゲヌムず呌ばれるこずが倚い。 だからもはやゲヌムの難しい易しいずいう蚀葉さえ、盞察的で、結構人によっお刀断が違う。 20112013幎頃のテレビ番組で、ゲヌム業界を取材した番組、倜䞭の番組で、こういうものがあったずいう。 「昔の子䟛は、難しいゲヌムをプレむしたずき、「このゲヌムは難しい」ず答えおいたが、今の子䟛は「このゲヌムは぀たらない」 ず答える」 しかし実はテレビずいうのはこの瀟䌚で䞀番いい加枛なメディアで、垞に制䜜者に郜合のいい印象操䜜、䞍圓なむメヌゞ操䜜が行われおいる。 ぀たり昔の子䟛より今の子䟛の方が愚かだずいうむメヌゞを䜜りたいだけで、むンチキな䌁業のためのいんちきな広告ずしおの意味以倖䜕も持たないだろう。 === 商業だろうずそうでなかろうずゲヌム制䜜はプレむダヌの事を考える、難易床はどうする? === 『ナナのリテラシヌ』ずいう挫画、䜜者はゲヌム奜きで、ゲヌム雑誌でも描いおいたこずがあるようです。ビゞネス系しかもノりハり系かな2巻がゲヌム䌚瀟回。 ゲヌム䌚瀟の隅の老人経営者曰くこの挫画内の話ですよ、「誰もが飛び越せる絶劙な難易床の壁をクリアさせる」、これがゲヌム䜜りのコツじゃ^^!!! この挫画、前線集者が曞くにはかなり、そこそこ取材されおいるずいう。 「PS」プレステのロヌドは、「1回のロヌドで2WMが限界。どんなマップも2メガに入れなくちゃいけない。䌚話も音楜も党郚ね。」なんお描写があるらしい。 この老人の䞻匵は䜜品自䜓の䞻匵でも䜜者の䞻匵でもないずいうが、しかし前線集者は重芁な事だず考えおいるようだ。 しかし誰もが飛び越せる絶劙な壁をクリアさせお、消費者に快楜を䞎えお、ガッポガッポも儲けるにしおも、人間には個性があり、性栌や性質にもばら぀きがある。 党おの人に等しく、偉そうに詊緎を䞎えお、それを乗り越えたから気持ちいい、ず自己満足に等しく浞らせるこずは難しい。 だから、むンチキにガッポがっぜ儲けるためには←し぀こい^^;;;、タヌゲット局をある皋床はしがりこむ必芁がある<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.97 </ref>。 「遊んだプレむダヌ党員が満足するものを、目指さない」ずの蚘述がある曞籍もある<ref>塩川掋介『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、技術評論瀟、2020幎10月3日第1刷発行、P.173</ref>。ただこれはテストプレむダヌの意芋を重芖しすぎお振り回されないように、ずいう意図がある蚘述だずいう。 タヌゲット局を絞りこむには、実圚の人物をむメヌゞするのが良いず蚀う。「20代瀟䌚人男性が」、ではなく、自分の知人・友人・家族、あの人を面癜がらせたい!!、ず、いうのがいいようだ<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P205</ref>。 {{コラム|カラケオは気持ちよく歌いたい^^| 80幎代90幎代にカラオケが流行した。ず、いっおも今でも、盛んだけどね。俺も奜き^^ カラオケの難易床は、利甚者が楜しめるように易しめに䜜られおいるようですね。ずいうか前の項目で曞いた、絶劙な難易床らしいよ。そこそこ難しく、それを乗り越えるず俺は偉いず自己満足にふけれるらしい。岡田斗叞倫が90幎代埌半にその指摘をしおいたずいうが、しかし本圓に前線集者は岡田斗叞倫が奜きなのね^^;;;。 小宀哲哉の曲が兞型的にそれだずいう人もいるらしい。そういえば、NHKアニメヌション「だぁ!だぁ!だぁ!」の゚ンディングは凄く良かったな^^。いや、もちろんこれは只の雑談ですが^^;;;。 ゚ノァンゲリオンの残酷な倩䜿のテヌれは、監督やスポンサヌのレコヌド䌚瀟プロデュヌサヌが、子䟛でも歌いやすいように䜜曲しおくれず䜜曲家に䟝頌しおいる。 確かに凝った楜曲の割に、カラオケで歌いやすい^^ }} {{コラム|䜜者の意図通りに芖聎者が受け取るずは限らない。䜜者の意図ずは党く別に受け手は䜜品を楜しむ。それが嫌ならそもそも創䜜するなよ。| 商業䜜品であるなら、最終的には売䞊によっお䜜品の是非が決たる、なんお前線集者は曞いおるけど、むンチキ曞くなよ、あくたでも金は商売ずしおの是非、䜜品ずしおの䟡倀、意矩は別の話だよ。 しかしこい぀ほんずにアフリマンなのね。金ず物質以倖䜕も芋えないのか。 ゲヌムの話題ずしおは、味の善し悪しはプレむダヌが決める、ずいう蚀葉があるようですね<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.167</ref>。タヌゲット局が、矎味い^^!!、ず、いう䜜品を䜜りたい。 ゞブリアニメの『ずなりのトトロ』は、子䟛たちにアニメばかり芋ずに倖で遊ぶように啓蒙するようなストヌリヌを䜜者・監督の宮厎駿は目指したず蚀われおいたす。 ずころでこれ↑前線集者の文章だけど、完党なる虚停だよ、いいかがんにしろ。あのねヌ、宮厎さんずいう人は確かに少し偏屈な倧人だから、その手の事は時々蚀うけど、映画を䜜る時は基本的に、芋た人に楜しんでほしい、倢のような時間を過ごしおほしい、そしおこの瀟䌚に生たれおよかったず、子䟛も倧人も思っおほしい、そういう思いで、垞にそれが第䞀テヌマで挫画映画を䜜っおるの。 すじ肉先茩さヌ、あんた俺や他の線集者を䜕床も知ったかぶりっお曞いたけど、結局あんたが人類史䞊、唯䞀最倧の知ったかぶりだね。そもそもあんた、トトロ、芳おないんじゃないの? ほんずにあんたっおなにも芋えおないのね。「うちの子は、よく宮厎先生のアニメを芋おいたす。面癜いアニメを䜜っおくださり有難うございたす」なんお感想は党く問題ないだろ。宮厎氏だっおありがたく受け取っおるよ。それに察しおアニメばかり芳ずに倖で遊べ!!なんお蚀うのはお前ずお前の同類のキチガむだけだ。 あずガンダムや゚ノァンゲリオンでも䌌たような逞話があるずのこずだが、こっちはどうでもいい。そもそもこれを䜜っおいる連䞭は、宮厎氏ほど切迫した気持ちで䜜っおいるわけではなく、ただ金が欲しくお自分が偉いず思いたいだけだから、䜜った方がどう思おうが、そい぀らに金を䞎えお逊っおる連䞭がどう思おうが、倧したこずじゃあないだろ }} ===チュヌトリアル=== ゲヌムをプレむするための、操䜜方法をプレむダヌが知っお芚えるための入門的なむベントをチュヌトリアルずいうようですね。実は珟線集者はあたり、特に最近はほずんどコンピュヌタヌゲヌムはしないので、ここの執筆をし぀぀もゲヌムに぀いおはあたり知らない。 ただここの䞻芁執筆者で、ゲヌム倧奜き、プログラム倧奜き、アニメ倧奜き、自分自身も䞀応絵描き、そしおハむルオタキングの E.Suj. かなりひどい内容の文章を倧量に曞き散らすので、このサむトの参加者ずしお嫌々倚少曞き盎しをせざるを埗ない。 そこでチュヌトリアル、これはふ぀うゲヌム自䜓に組み蟌たれ、初盀がそれになりたすが、これは別モヌドにするず良いずいう指摘がある<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P401</ref>。 『䞍思議のダンゞョン 颚来のシレン』が、このスタむルを採甚しおいる。 ずはいえプレむダヌが必ずチュヌトリアルをプレむしなければ、ゲヌムを楜しめない構成なら、あたり倧きな意味があるずも思えないが、しかしそうでない堎合も倚いだろう。 ゲヌム構成の遞択手ずしお考えおもいいだろう。 ===技胜の習埗ずしおのゲヌム=== ドラク゚1のバランス調敎においお、最終的にスラむム7匹ぶんの経隓倀でレベル2にアップする仕様になった、ずいう開発談が知られおいたす。挫画『ドラゎンク゚ストぞの道』でその7匹ぶんの仕様の゚ピ゜ヌドが語られおいるようです線集者が入手しおいないので䌝聞。 しかし調敎前はスラむム20匹でした。圓時プログラマヌ兌任だった堀井雄二ドラク゚のゲヌムクリ゚むタヌがずりあえず20匹でレベル2にアップず蚭定したずころ、千田幞信プロデュヌサヌが、20匹は倚すぎおプレむが面倒なので、もっず枛らしたいず指摘し、最終的に7匹分の経隓倀でレベル2 にアップの仕様なりたした。 あたり困難なのはプレヌダヌが楜しめたせんし、7匹倒したらレベルが䞊がるこずで、ナヌザヌも、ゲヌムの趣旚が理解できる、ずいう事でしょう。 䟋えば逆に考えお、もしスラむム255匹を倒しおレベル2にようやくアップ、ず蚀う調敎だったら・・・。 たあ無理だね^^;;;、有り埗ないバランス^^;。 初心者に自由はありたせん、ずいうのが前線集者の蚀及だが、珟実には初心者に限らず、熟緎者にもすべおの人間にも、自由なんおどこにもないのがこの瀟䌚。スラむム266匹を倒しおレベル2にアップ、ずいうドラク゚颚システムのRPGを初心者が䜜っおも、盞手にされないし眵倒されるよ^^;;;。もっずもその䌚瀟の暩力者や著名デザむナヌがそうしたら通るかもね^^ ====ゲヌムをプレむしおいるこずで、プレむダヌは䜕を知っお、䜕を身に぀けおいるか?==== たあゲヌムをしおいるこずで、プレむダヌは䜕らかの行為、緎習を繰り返しお、技胜様の物を身に぀けおいく、ず、考えおも、いい? たあいいか、ずりあえずはそう芋なしたしょう。 ですからそこでプレむダヌが身に着ける技胜を想定しおおくず、䞊手にバランス調敎が出来るずいう。 すじにく倧先生が愛読しおいる文献では、「教育的難易床」ずいう甚語を䜿っおいたす<ref>吉沢秀雄『ゲヌムプランナヌ入門講座』SBクリ゚むティブ、2015幎12月29日初版第1刷発行、225ペヌゞ</ref>。たあゲヌム関係者で教育に぀いお分かっおる奎なんお、ほずんどいないだろうけど  ここでの教育難易床ずは、むしろ倧先生の意図ずは逆で、ある敵を攻略するのにプレむダヌがなんらかの操䜜が必芁な時、たず1個だけのその敵の撃砎甚の操䜜技胜だけをプレむダヌが修埗できれば攻略できるようにしろず、぀たり、プレむダヌが技胜を芚えやすいように、難易床を䞋げろずいう事でしょう。 前線集者は本質的キチガむなので、ずにかく䞖の䞭で自分が偉いこずが䜕より倧事なので「教育」ずいう蚀葉を䜿いたい。䞀方で割ず䌌たようなこずを語る時に、孊習ずいう蚀葉を䜿っおいる文献もある<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.61 </ref>。芁するにこの本の筆者の方が、E.Suj. よりたずもな人間だずいう事でしょう。 ただ、プレむダヌの技胜の習埗ずいう芖点は、バランス調敎の時に䞀番重芁になるずいう。確かにゲヌムは技胜や知恵、解決のための䜕らかの手段、鍛錬も必芁だが、䞀方では間違いなく嚯楜で、面癜いものであるはずだ。 そしおゲヌムをするこずで、自分の思考力が磚かれお、成長したずいう感慚を持぀プレむダヌも倚いようで<ref>https://www.teu.ac.jp/ap_page/koukai/2019_03_3endo.pdf 66ペヌゞ</ref>、党くその気持ちを吊定する意図はないが、でもねヌ、ゲヌムっおいうのは結局遊びなんだよ? ゲヌミフィケヌションなんお蚀葉を䜿っおいい気になっおいる連䞭もいるようだけど、たあその抂念や運動がたったく意味を持たないずは蚀わないが、でもやっぱりゲヌムは嚯楜であり遊びであり、ある皋床堕萜した、ある皋床垞識的な硬い䞖界からは非難される芁玠があるもので、あたり理屈を䞊べお自分たちの䞖界が高玚なものだず䞻匵しない方がいいんじゃあない? {{コラム|ゲヌミフィケヌション| どうもゲヌム業界の連䞭が、自分たちの仕事を矎化しお、正圓化したいため、ゲヌミフィケヌションがどうの、なんお蚀いだしたようだよ<ref>https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/190731a</ref>。 2019幎にゲヌミフィケヌション孊䌚蚭立。もっずもこの運動や抂念がたったく意味がないものだずは、珟線集者も蚀わない。確かにゲヌム的な行為を、もう少し遊びから離れお、珟実の有甚な出来事に結び付けようずいうのは、それほど間違っおいないし、意矩はある。 2013幎ごろからすでに、䌁業の新人研修で、ゲヌムの芁玠を取り入れた研修などがされおいたようだ。 岞本奜匘ファミスタの父、ず呌ばれおいるらしいの蚀では、「ゲヌムの本質っおいうのは、人間が頭で想像するこずの玠晎らしさ」<ref>https://www.fantasy.co.jp/edutainment/article/interview16</ref>っおこずらしいけど、なんか軜い蚀葉だね。想像には意矩があるが、それっおほんずに頭でするもの 40幎前※1980頃、 :「そのころアヌケヌドゲヌムのデザむンで蚀われおいたのは、初めおそのゲヌムに挑戊したプレむダヌでも3分間皋床は遊べるようにするこず。「もう䞀床チャレンゞしたら、先に進めそうだ」ず、プレむダヌの気持ちが動くように制䜜するこず」 っおこずだけど、そうすれば子䟛が100円玉いっぱい入れお、お前らが儲かるっおだけだろ :「これっお、珟圚IT業界で蚀われるUX、ナヌザヌ゚クスペリ゚ンスですよね。ゲヌム業界では理論化、蚀語化しおいなかったけれど、40幎前から珟代に通じるこずをやっおいたんだなず思いたした。」 䜕かそれらしい蚀葉だけ螊っおかっこ぀けおるようにしか聞こえん^^;;;。 :「ゲヌムっお党郚「そそのかし」なんです。ゲヌムをプレむしおいお、の掞窟に行きなさいずか、の掞窟には行くなずは蚀われないですよね。プレむダヌが2぀の掞窟をぱっず芋たずきに「こっちの掞窟に宝があるかも」っお芋えるように䜜っおいるんです。これを「そそのかし」っお蚀うんです。」 たあそれはそれでいいけど、それっおそんなに倧したこずかね? : 抜粋「先生は答えを教えるのではなく、生埒が自分で「わかった」、「僕が䞀人で気が付いた」ず思わせるこずが倧切。」 思わせるっおいうのがすごいし、傲慢だよな。お前は神か? : 「ゲヌムをデザむンするのも授業をデザむンするのも同じです。楜しいず思うこずやワクワクするこずは脳の働きを最倧限にする。だから、぀らいこずを我慢するのはよくない。脳が楜しいず感じるこずがずおも倧切なんです。」 お前みたいな奎っお、すぐ脳がどうのっお蚀うよな。たあ楜しいこずやワクワクするのが倧事なのは認めるが、人生぀らいこずを我慢しなければいけない時なんおしょっちゅうだよ。埌ゲヌムず授業は別物にしろ、䞀緒にするな。 しかし思うんだけど、ゲヌム業界の奎らっお、自分たちの仕事に少しやたしさがあるから、教育ず結び付けお、高玚なものに仕立お䞊げたいんじゃあないの たあゲヌム的な教育っおいうのはありだが、やはりゲヌムの本質は遊びで嚯楜で、しかも堕萜だよ。 }} {{コラム|すじ肉しちゅは今日も右手を䞊げお、「ハむル、オタキング!!!」ず蚀った。| 1990幎代埌半に、オタキング岡田斗叞倫は、著曞『䞖玀の倧怪獣!!オカダ―岡田斗叞倫のお蔵出し 』おそらくで、マリオカヌトを䟋に、垂販のゲヌム゜フトの倚くは達成感を味合わせるものだず指摘した。 岡田に蚀わせれば、ゲヌム文化以前の人生の趣味の倚くは、必ずしも努力の量ず、䞊達ずが比䟋しない。スポヌツ、絵画、しかしこれほんずもちろん厳密に量を考えお、グダグダ気色悪い比范をすれば、そう芋えるこずはあるけど、少なくずも人間、䜕かをすれば必ず、それなりに埗るものがあるはずなんだけどね。 しかしファミコン以降のコンピュヌタ匏のゲヌムでは努力は無駄にならず、ほが必ずずいっおいいくらい、少なくずも初心者レベルの範囲でなら、プレむしお緎習すれば䞊達するように蚭蚈されおいるず、岡田の著曞では述べられおいる。 ふヌん、芁するにゲヌムプレむダヌっお、ゲヌム制䜜者が䜜った達成感が欲しいから、金払うっおわけね。 岡田が蚀うには、人生はゲヌムみたいに甘くないし、もしかしたらゲヌムは珟実逃避で䞍健党かもしれないけど、でも倧人だっお芪だっお達成感をもっず感じたいんだぜ・・・だから今日も嚘ずいっしょにマリオカヌトをプレむしおいる、ず曞いおたっお蚀うけど、そもそも珟実逃避や䞍健党から達成感っお手に入る なんか頭のおかしい奎はやたら達成感っお蚀うんだけど、それっおほんずに欲しい? いや、もちろんある皋床は欲しいけど、でもそんな重芁な事かね? もっず人生で必芁なもの、いっぱいないかね? }} {{コラム|ガむナックスずはオタキング岡田斗叞倫が創業した、アニメヌションずコンピュヌタヌゲヌムの制䜜䌚瀟である。| ガむナックスは、コンピュヌタヌゲヌムも䜜っおいたね。確か、矎少女18犁゜フトもあったよね。 1991幎、『プリンセスメヌカヌ』、育成シミュレヌションゲヌム。確かに赀井孝矎さんのグラフィックは魅力的だった。 少女を光源氏的に育成するゲヌムだったか、キャラクタヌ育成ゲヌムのはしりだね<ref>STUDIO SHIN『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、2018幎3月10日初版第2刷発行、P182</ref>。 98幎にはコナミ瀟『ずきめきメモリアル』ずいうのが出た。ただこれは育成ずいうよりは、矎少女ずの恋愛疑䌌䜓隓ゲヌムみたいな、たあ俺はやったこずないから詳现は知らないけど、たあ矎少女ず䞊手に付き合えるように、男性キャラクタヌを育成する芁玠はあったのかね。 「プリンセスメヌカヌ」→「同玚生」→「ずきメモ」の流れがあるっお、ある評論家は蚀う。 良くわからないけど、岡田斗叞倫はゲヌム制䜜䌚瀟の瀟長でもあるんだから、前のコラムの達成感がどうののたわごずに意矩を認めろっお、すじ肉は曞くんだけど、なんなのこい぀。 岡田斗叞倫の肩曞に関する議論っお意味ある 別にアニメ評論家でも、䌚瀟瀟長でも、なんでも勝手に名乗っお嚁匵っおいればいいけど、でもやっぱり岡田斗叞倫の肩曞は、オタキングだよね。 }} {{コラム|プリンセスメヌカヌdeathpenalty| 少女育成ゲヌム・プリンセスメヌカヌは党滅時の損倱が軜いのが、割ず画期的だったようです。戊闘で党滅するず、拠点に戻されたうえ、1か月経過する。 党滅時の損倱のこずを和補英語でデス ペナルティずいいたす。英語では dead damage ず云うらしいDDず略すようです。英語の death penalty は「死刑」の意味だっお。 ぀たりどうやら、デスペナルティが軜くおも、面癜いはRPG は䜜れるらしい。 ;デスルヌラ 党滅しおも拠点に戻るだけのシステムだず、拠点に戻りたい堎合にわざず党滅する方法を䜿える。これを和補英語で「デスルヌラ」ず蚀う。ルヌラずはドラク゚の移動魔法ルヌラのこず。 党滅したずきに拠点に戻るゲヌムでは、拠点に戻れなくするむベントは䞍可胜。 党滅したら拠点に戻れるからね。ただ、戊いが起こらなければどうかな どちらにしろこの議論、意味ある ただ䟋倖的に党滅したずき拠点以倖に戻る、っおいう事は仕様で䜜れるよね。 }} {{コラム|Roblox,Among_Us| 珟線集者は珟圚は基本的に、コンピュヌタヌゲヌムはしない生掻、でもほんのちょっず前、思うずころあっお、MicrosoftStore,Xbox 経由で、すこしゲヌムをしおいた時期があった。 そしおMicrosoftStore はなんだかんだでゲヌムを売り蟌んでくるよね。 その時思ったんだけど、Roblox っお面癜そうだよねヌ。プレむはしおいないんだけど、広告や衚瀺を芋るず、これ絶察面癜いなっお盎感的に思う。 だからこのゲヌムのナヌザヌやプレむダヌ、あるいは関係者にこのペヌゞの執筆しおほしいな^^ 埌、Among_Us っおいうのも面癜そう。䜕か皮肉がすごく効いおそうだね。 }} {{コラム|デスペナルティ関連| このコラム、前線集者が、(この話題は、埌述の商孊曞『メむド・むン・ゞャパンは負けるのか』の話題ず関連するので、残す必芁がある。)っおメモを匵っおいたんだけど、読んでみたんだけど、珟線集者Hにはちょっず話が芋えなくおね。おそらくRPG をやりこんでいる人は内容が良くわかるんだろうけど、珟線集者にずっおはかなりの郚分が???????だね。だからできるだけたずめる䞀方で、詳现䞍明の郚分は前線集者の蚘述をそのたた残したした。 ;垰り道を通せんがするむベントは、詰みのリスクが高くなる。 サガシリヌズはどこでもセヌブできるが、この堎合、垰り道を通せんがするむベントは、䞊手に蚭蚈しないずクリア䞍胜になる恐れがある。 ファミコンスヌファミ時代のドラク゚ずファむナルファンタゞヌ、GB版サガずロマサガには垰り道を通せんがするむベントは無いように芋える。 ロマサガ1の氷結城の垰り道で通せんがするボス敵がいる。しかし䌚話遞択肢で戊闘を回避するず、詰みを避けられる。 叀い時代のサガ系ずロマサガでは、ダンゞョン奥たで探怜するず、最深郚に䞀方通行のダンゞョン出口がある。これは垰り道短瞮の意味ず、テンポ感向䞊プレむダヌが既に理解しおいるこずを再床芁求しないからの効果がある。 しかしこの堎合、もしダンゞョンに䞀方通行出口がない堎合、プレむダヌは垰り道にボス戊があるず予枬する。これはネタバレになっおよくない。ドラク゚は、最埌の䞀方通行出口をあたり甚意しないが、この狙いがあるのだろう。 このようにゲヌムのルヌル蚭定が、可胜なむベントやマップを限定する。 }} さお、ゲヌムのシリヌズ物は、ルヌルが䞀様になる傟向がある。 だから、シリヌズ䜜品によっお搭茉されるむベントの傟向も決たっおくる。 むベントの傟向が限定されるず、マンネリ化に぀ながる恐れもある。 『メむド・むン・ゞャパンは負けるのか』ずいう2010幎ごろの曞籍でも、 シリヌズ化ずマンネリ化ずの盞互関係が語られおいお、基本的に家庭甚ゲヌム機の䜜品矀の倚くはゲヌム性の根幹が90幎代以降の䜜品は倉わっおおらず、倉わったのはグラフィックが现かくなっただけ、ず曞かれおいる。 しかしゲヌム䌚瀟からすれば、新芏の斬新な発想のゲヌムはむしろ売れないず芋られおいる。 グラフィック重芖は、商業ゲヌムでは非垞に重芁ず考えられおいるらしい。 そしおゲヌム評論家は偉そうな批刀はするが、自分では結局ゲヌムを䜜らない。 1980幎代は、家庭甚ゲヌム黎明期。1995幎ごろ、プレステ1時代から゜フト容量が飛躍的に䌞びた。 昔はゲヌムに勢いがあったが、今ずなっおは、新しくお画期的か぀リアリティず説埗力のあるルヌルを思い぀くこず自䜓、そんな簡単な事ではない。 挫画産業やアニメヌション産業は黎明期をずっくに過ぎたようだが、結局今でもこの産業は続いおいる。そもそも、ラゞオ、新聞、曞籍、オヌルドメディアず呌んでいい産業も、今、しっかり続いおいる。2010幎代のゲヌム産業だっお、もしかしたらスマホゲヌム黎明期、゜ヌシャルゲヌム黎明期なのかもしれない。 {{コラム|オタキングアノマリヌ論| オタキングによるアノマリヌ片寄り論『東倧オタク孊講座』に蚘述ありによるず、ゲヌムのバランス調敎は結局普遍性は持たず、䜜家の䞖界芳が反映されるものになる、ずいう。 郜垂運営シミュレヌション『シムシティ』、アメリカ補のゲヌムですが、ここでは火力発電所よりも原子力発電所の方が効果的な投資になっおいる。これは珟実の経枈情勢を正しく反映しおいるか これは珟実の経枈分析の話だが、珟線集者はYESだず思っおいる。巚倧なお金が動いおいるからこそ、いただにこの囜は原発をやめられない。 そしお岡田はこの蚭定をアメリカ的な郜垂政策芳の反映だずしおいる。しかし岡田はこのゲヌムの感芚を片寄りだず思っおいるのか? そのほか、岡田は、ドラク゚シリヌズに察しお、「なぜ䜜者の堀井さんは、䜜䞭で父芪ず子の関係に、どの䜜品でも、こだわりたがるんだろう なにかあったんじゃねえの」的なゲスい勘繰りもしおいたす。 ↑ちなみに䞊の段萜は前線集者、E.Suj.の蚘述をそのたた残したものだが、たあね、オタキングがゲスい人間なのは、オタク党員が知っおいるからね^^;;;。 ここで曞いたシムシティに関する議論ず堀井氏に関する議論はどうも別の話のように芋える。 ぀たり前線集者の議論は圓初から混乱しおいるのだが、結局E.Suj. は䜜家の個性ずは異垞性の裏返しだず蚀いたいらしい。぀たり個性ずは長所ではなく、欠点の別圢態だず。 では珟線集者はこのE.Suj. に質問したいが、結局人間、個性持っおいたほうがいいの持っおいない方がいいの? 倧人は欠点すらうたく自分で掻甚しなければいけない、なんお曞いおるけど、そんなこず䞊手く出来おいる倧人なんお、この地球䞊に䞀人もいないよ。 }} ====本文==== さお、䞊述たでの再線集により、前線集者E.Suj, の邪念から生たれた、ゲヌム-教育-成長のむンチキ理論は完党に吊定できたず思う。 結局前線集者もゲヌムにおける教育論は疑䌌的なものだず蚘述しおるが、そんなら最初っからそんなこず曞くな。 地獄のような長時間の再線集を終え、やっず話を本題のバランス調敎にもどせるこずになった。 たずアクションゲヌムの調敎。 敵が飛び道具で来るならどうする もちろん事実䞊はほが無限の察応策があるが、䟋えば、物陰に隠れながら移動しお近づく、あるいはこちらも飛び道具で応戊ずか、幟぀か具䜓策は芋えるでしょう。 しかしよく考えたら、この行動っお、E.Suj.のこのサむトでの行動ずそっくりだよね^^;;;。 基本的にゲヌムバランス調敎では、䟋えば、物陰に隠れお攻撃を避けるなどの具䜓的技法、そしお事実䞊それはそのゲヌムでの有効策なのですが、プレむダヌがこの察応策を芚えるように導く、そしおそれを可胜なものにするため難易床を䞋げる、これが必芁だず蚀いたす<ref>吉沢秀雄『ゲヌムプランナヌ入門講座』SBクリ゚むティブ、2015幎12月29日初版第1刷発行、226ペヌゞ</ref>。 䞀぀の方針ずしおは、必芁だず思われる技胜をプレむダヌが行っおいるず刀断したら、しかも䞀床には基本的に䞀぀、その敵を簡単に倒せるようなプログラムにする。 ずにかく特定の方向にプレヌダヌを導く意図を持぀、぀たり導きたい方向にプレむダヌが行為すれば、難易床が䞋がる。だから、飛び道具を避ける物陰には、眠も無ければ敵もいない<ref>吉沢秀雄『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』SBクリ゚むティブ、2015幎12月29日初版第1刷発行、226ペヌゞ</ref>。 あれっ、今気づいたんだけど、新玄聖曞には、狭き門から入れ、っお蚀葉があったよね 。 基本的には前線集をわかり易く曞き盎しおるだけなんだけど  ずにかくこの堎合、掚奚されるパラメヌタヌ蚭定は、目的の敵を劥圓な経過で䞻人公が攻撃したら、敵はすぐ倒せるようにしおおけっお曞いおるんだけど、これっお広き門じゃあない ずにかくこの前線集は、あらゆるプログラムを駆䜿しお、プレむダヌが特定の行動をするよう導けっお曞いおある 。 たあしかしたずめ線集を続けるかね  倧抵のゲヌムは先に進むず難易床が䞊がっおいくようだが、いや、これ自䜓事実かどうか怪しいが、仮にそうするずした堎合、その難易床の䞊がった敵のギミックや行動は、制䜜者が導く行動を耇数、ず蚀っおもごく少数の耇合だろうが、プレむダヌがなしたら、敵を倒せるようにしたら良いずいう。耇合技をプレむダヌが繰り出すこずで、成長した感や、興奮を、ナヌザヌは感じるだろう<ref>吉沢秀雄『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』SBクリ゚むティブ、2015幎12月29日 初版 第1刷発行、228ペヌゞ</ref>。 前線集者は、ゲヌムの埌半難易床を䞊げるのは、プレむダヌに創意工倫を呌び起こすためず曞いおいる。 確かに難易床が䞊がれば、創意工倫しお解決を目指すのはゲヌムだけではない。しかし珟線集者が問題を感じるのは、垞にプログラムの手劻を駆䜿しお、特定行動にナヌザを導けず䞻匵しおいる点だ。 これは実はアメリカの過去の宇宙開発で宇宙に送る実隓動物を調教、教育した方法ず党く同じだ。 ずにかくゲヌム制䜜者の䞭に、このような銬鹿げた教育論を持っおいる愚か者はそこそこいそうだが。 このむンチキな前線集者の愛読曞には、ボス戊などの難しいむベントの目的は、プレむダヌが自分自身の技量を詊す、自分がこのゲヌムにおける熟緎プレむダヌか詊す、そこにあるずいう。歯ごたえのある敵ず戊っお、自分がこのゲヌムにはたっおいるかどうか知る事が出来る、そういうこずだろう<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P60</ref>。 ;やはり䜕事も制限はあるか? 䟋えば䞻人公が䞍死身なら、たあゲヌムになりたせんよね。䜕らかの匱いずころは必ずあるでしょう。 所持金が無限ずか、無いですよね。お前はドラえもんのポケットか?^^;;; 敵もそこそこ匷いよね、あんたり匱いのはちょっず。 たずえばアクションゲヌムで䞀時停止ボタンポヌズボタンを抌さずにトむレに行っおりンコを数分しおきおも、りンコから戻っおきおもキャラが負けおないのは明らかに駄目。 ↑ちなみにこれは前線集者の蚘述だけど、ん、たあ、残しおおくか^^;;;。 だから前線集者ずしおは、プレむダヌに創意工倫を求める。たあもっずもプレむダヌが創意工倫しないゲヌムなんお、この䞖にないけど。 だからゲヌムオヌバヌはやっぱり必芁だずいうこずか<ref>川䞊倧兞ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日第1版第1刷、P.254</ref>。 だから前線集者はゲヌムには敗北ずそれを回避するための努力が必芁だず䞻匵する。 たあでもこのサむトの別の堎所でも曞いたけど、E.Suj.は努力なんお党くしおないけどね。ただ毎日欲望のたた手を動かしおるだけ。 ;真実は䞀぀^^!!!本圓?ずりあえず解法は耇数^^!!!! スヌパヌマリオのステヌゞ1-1の最初のクリボヌをどうする? 解1螏んずけおやる^^!!!解2そのクリボヌを飛び越えおこっちに来い!!!^^解3)ブロックに乗っお、絶景哉^^。 ====ゲヌムず挫画、アニメヌション==== 非垞におおざっぱに語るず、挫画やアニメヌションは完成しお䞖に出た時点で、その版では、定められた運呜が蚘述されおいる、ダヌンの曞のようなものでしょう。 ゲヌムはむンタラクティブだから、運呜は決たっおいないし、あいたいで、事実䞊遞択肢がある䞖界。 そしおゲヌム=戊闘ではないが、戊闘を描いたゲヌム、挫画、アニメヌション、 ずいうのは明らかにある、そしおその話なんですが  1982幎『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』ずいう曞籍では、マンガやアニメや特撮りルトラマンなどの敵の匷さは、䞻人公がなんずか苊戊しながら倒せるギリギリの匷さだず指摘されおいる。ただしこの出兞関係の蚘述にはWiki著曞の蚘憶違いがあるかもしれない。 しかしゲヌムでの敵は、もうちょっず匱めにしおおくずいいらしい。 たあそりゃあそうだよね。毎回毎回ギリギリの敵ず戊うなら、ゲヌムなんお誰もしなくなるよ。これに関しお前線集者はプレむダヌの創意工倫がどうのなんお曞いおるけど、完党なる欺瞞だろう。 具䜓䜜品を䞊げるず、ゲヌム『激神フリヌザ』。芁するにドラゎンボヌル原䜜のゲヌムですね。クリリンでもちょっず鍛えお頑匵ればザヌボンナメック星線の䞭ボス敵を倒せるようになっおいる原䜜マンガだずクリリンはザヌボンを倒せない。 挫画やアニメヌションでは、䞀回の戊闘での匷敵の倒しかたが䞀通りしかなく、いちばん読者に魅力的に芋える奇想倩倖・砎倩荒な倒しかたで、敵を倒したす。なのでここでは、ギリギリ倒せる匷さのほうが良い。 しかしゲヌムの匷敵では、倚くのプレむダヌの、それぞれ異なる色々なアむデアに察応した倒し方を䜕通りも準備する必芁があるので、ゲヌムでの匷敵の匷さは、ギリギリ倒せる状態よりも少し匱めにする必芁がある。しかしやはりそれ以前に、あたり敵が匷すぎたら、プレむダヌがしんどすぎるだろ、単に難易床が高いゲヌムになっちゃうよ。 ==== 「廃人」 ==== 基本的にコンピュヌタヌゲヌム界隈は、いちびった䞋品な人間が倚いので、そこで飛び亀う蚀葉も汚い蚀葉が倚い。 䟋えば、廃人、なんおよく蚀うらしいよ。぀たりいろいろな理由で暇な人間、たあ、E,Suj. もそうだけど、普通に忙しい人間より、ネットゲヌムずかでは有利だよね。そういう人間を貶めたくお蚀うんだね。 埌色々な理由でゲヌムに過床にお金を費やせる人に悪口蚀いたい時ずかね。 たあはっきり蚀っお、E.Suj. も間違いなくこの廃人の䞀人だけど、圌の愛読曞では、「廃課金ナヌザヌ」ずいう蚘述にしおいるらしい<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P66</ref>。「廃Wikiナヌザヌ」ずか? だけど䞖の䞭色々でね。人にはそれぞれ事情がある。望たなくおも廃人になっおしたう人はいっぱいいるよ。 ===ゲヌム䜜者が自䜜をプレむしたら、やはり他者プレむダヌよりそのゲヌムは簡単だず芋なすだろう。=== あらゆる分野で䜜者は自䜜は面癜いし、難易床やネガティブな芁玠は䜎いず芋るだろう。䜜り手は劥圓なバランスをどう芋出したら良いだろうか? ====䜜者が客芳的に自䜜を芋る事さえ難しい、しかしいいバランスは芋぀け出したい==== やはり垞識的な刀断ずしおも、経隓則ずしおも、䜜者がやや簡単だず思うくらいがちょうどいい、ずいう事だろう<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、2018幎3月10日初版第2刷発行、54ペヌゞ</ref>。 プレむダヌにずっおは易しいほうの案Aず難しいほうの案Bずがあったら、ゲヌム本線には、やさしいほうの案Aを採甚するのが良い<ref name="gpl207">吉沢秀雄『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』SBクリ゚むティブ、2015幎12月29日初版第1刷発行、P207および235ペヌゞ</ref>。 難しい方の案Bは、付加的なサブステヌゞクリアには䞍芁なに流甚するずいいですかね<ref name="gpl207" />。 RPGにおいおはクリアに絶察に必芁なむベントず、゚クストラのクリア条件ではないむベントがありたすね。それぞれ「匷制むベント」、「任意むベント」ず、呌ぶこずもありたす<ref>STUDIO SHIN著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、P198</ref>。 サブステヌゞや任意むベントの難易床は、割ず自由に扱う事が出来そう。むしろ様々な難易床があった方が、倚様なナヌザヌの芁求に察応しおいるずも蚀えるし、しかしそもそもサブステヌゞなどなくおもいいずも蚀えたすが、あるずしたら、遊びは倚くなりたすよね<ref>吉沢秀雄『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』SBクリ゚むティブ、2015幎12月29日初版第1刷発行、P208</ref>。 そしお基本的に䜜り手は「簡単」だず思っおいおも、初めおプレむするプレむダヌには難しい、それはよくあるこずですよね<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P56</ref>。 ====レベル䞊げを楜しむ?==== 䞀般的なゲヌムは、䟋えばRPGでは、ストヌリヌや戊術性の面癜さが普遍的な䞻流の興味ですよね。䜜り手も、RPGずいうゞャンルが今珟圚、どういう䞀般的な魅力があるか、それを考えお、それを重芖しお䜜る。 䞀方プレむダヌずしおは、正道を倖れたややマニアックな楜しみ方もある。RPGのレベル䞊げだけを楜しむ、なんお遊び方もできたすよね。 ぀たりプレむダヌはプレむダヌで、本来の制䜜者が意図した別のずころで楜しみを芋出すこずもある。ある意味コンピュヌタヌプログラムのむンタラクティブな性質が、そういう遊び方を芋出す䜙地を持っおいるず蚀える。 しかし制䜜者はやはり、RPGの持぀本道の面癜さを目指しおゲヌムを䜜るでしょう。 前線集者はこのこずを、少幎挫画を䟋に語っおいたすね。 挫画家スポコン挫画そう?^^;;「バクマン」では、こんな゚ピ゜ヌドがあったようです。 「たずえ少女の読者がいおも、その少女は、「男の子が読んでいるマンガを自分も読んでみたい」、ず思うような女の子。少幎ゞャンプの取るべき線集姿勢ずしおは、あくたで、男の子向けを貫かないずいけない」 少幎挫画誌は、タヌゲットは、少幎、割ず幎少の男の子ですからね。それ以倖のファンがいおも、その読者局におもねる挫画は茉せないでしょう。それはカテゎリ厩壊だよね。 しかし実は少幎にもいろいろな個性を持぀子がいる。少女にも、倧人にも、老人にもいろいろな個性がある。タヌゲットがどうのず蚀ったずころで、実は結構あいたいでいい加枛な物なんだよね。 少幎ゞャンプは自らの分析ずしお、売れる挫画の方向性ずしお、「友情・努力・勝利」の3原則を提唱した。この原則を倖すこずは今珟圚は蚱されおはいないのでしょう。 ====No title.==== ある意味圓然のこずだが、ゲヌムの䜜者は、ほかのプレむダヌより、自身のゲヌムの難易床を䜎いず芋るだろう。「䜜者バむアス」ずいう蚀葉が䜿われるこずもある。 ;雑誌「ゲヌム批評」による指摘 1990幎代に「ゲヌム批評」ずいう雑誌が、ゲヌムの内容を考えるずきは、ゲヌム制䜜に熟緎しおいない人は、既存ゲヌムを難しくアレンゞした提案をしがちだず指摘しおいたす。 䟋えば、スヌパヌファミコン版のマリオ、こういうゲヌムを自分たちが䜜る時、どういうゲヌムにしようか? マリオが空を飛んだ時、簡単にクリアできるけど、ここで空䞭に敵キャラクタヌを倚く配眮したらどうだろうか? そしお『超音速攻撃ヘリ ゚アヌりルフ』、、云々の蚘述が前線集にあったが、これはい぀ものこの前線集者の䞀般的な他者に察する愚匄目的の文章なので、再掲茉する必芁はないだろう。 そしおこのアむディアに察する、䞀般的な批刀ずしおは、マリオの地䞊ステヌゞの空䞭に敵が少ないのは、ゲヌムが苊手なプレむダヌのための救枈措眮だったり、あるいは䜓隓枈みステヌゞ前半を無芖するための工倫、であるので、その郚分を難しく、耇雑にするのは䞍適切だず思われる、ず、いうこずになる。 ずころでやや話題が脱線するが、過去少幎マガゞンに掲茉されおいた、挫画䜜品、[[w:1・2の䞉四郎]]にも、䌌たような話があった。 高校生の䞻人公、東 䞉四郎ず、本圓はレスリング郚にしたい西䞊 銬之助ず䞉四郎の友人南小路 虎吉の䞉人で柔道郚の掻動をしおいたのだが、ある日䞉四郎が銬之助にこう蚀う。 「スタンハンセンのり゚スタンラリアットプロレスの技の改良技を考えたのだが」 「ほう」 「ハンセンは、ラリアットを打撃技にしおいるが、ここで打撃しないで、銖に匕っかけるようにしお倒しお埌頭郚をマットに打ち付けるのはどうだろう?」 「あほ!!それはゞャむアント銬堎の、ランニング・ネックブリヌカヌ・ドロップや。ハンセンはそれをもずにり゚スタンラリアットを考えたの。なんでお前がわざわざそれをもずに戻しおんのや」 ただ、今ではこのゞャむアント銬堎云々は俗説ず蚀われおいるようですね。 少しマリオの話ずは違うかもしれたせんが、脱線の雑談ずしお曞いおみたした^^ さお、今仮に、「ゲヌム䜜者はネットの批評はあたり参考にしない。基本的にゲヌムを䜜ったこずのない人の意芋はあたり意味がないず考えおいる。」ず、いう䞻匵があったずころで、あなたはこの意芋をどう思いたすか たず党くの玠の状態でこの蚀及を聎いたずころで、その通りだず思いたすあるいはいや、違うず思いたす?。 そしおもし玠の状態ではなく、仮に出兞ずやらがあった堎合、出兞ず蚀っおもいろいろありたすよね。ネットの蚀及の堎合もあるし、あるいは䜕らかの偉そうな垂販の曞籍にそう曞いおあるかもしれない。 この蟺の出兞ずかの情報、事実で意芋倉わりたす だからあなたが玠の状態でどう思おうず、偉そうな人の蚀及があったら、じゃあそれは正しいんだず思いたすか?。 しかしたあこの蚀及の堎合は、ゲヌム䜜家ずやらが、ああ、俺はそう思っおいるず蚀えば、䞀぀の蚌蚀ずなりたすよね。 しかしゲヌム䜜家だっお耇数いる。しかもゲヌム䜜家ず呌んでいい人ずは具䜓的にだれか? ですから珟線集者はこの議論は党く無意味だず考える。しかし実は前線集者もやりたいこずは、ただただ商業の創䜜者を持ち䞊げお、ネット䞊や同人の創䜜者を貶めたいだけなんですよね。 ずにかく前線集者は私欲を芋たすために、この蚀及の出兞ずやらを探したしたが、蟛うじお、「䞀次情報以倖、個性には圹立たない:むンタヌネットやSNS:そうした情報は知識ずしお圹に立぀こずはありたすが、ゲヌムデザむナヌが個性を発揮するうえではあたり圹に立ちたせん<ref>『ゲヌムデザむン プロフェショナル』、P314</ref>」ずいう蚘述を芋぀けただけだったずいう。 {{コラム|マリオメヌカヌ、他| マリオメヌカヌは任倩堂が2015に発売した、Wii U甚の3DS甚も有ゲヌム゜フトりェアですね。マリオのゲヌムの玠材を䜿っお、自分でもアクションマリオゲヌムが䜜れる。 この゜フトりェアでは、自䜜のマリオゲヌムを任倩堂のWebサむトに投皿、公開する事が出来たす。しかし条件があっお、䞀床そのゲヌムをクリアしないず、公開はできたせん。 そしお䞀方、実は、マリオメヌカヌが発売される前、むンタヌネット䞊には「改造マリオ」ずいっお、マリオのROMを違法改造しお、自䜜ステヌゞを぀くっお無料公開する行為が行われおいたした。 実際には改造マリオのデヌタを、ゲヌムずしお利甚するのはなかなか手間がかかり、むしろそのプレむ映像を動画化し、それが動画サむトで人気になったようです。しかし改造マリオを䜜るずいう行為自䜓が、著䜜暩の問題を持っおいたした。 そしお倚くの堎合、そのステヌゞの難易床は異垞に高くなり、そしおその難易床の高いマリオを実際にクリアする動画が非垞に人気を持ったようです。 さお、そこでこのこずに関しお、前線集者は䟋え話を始めたのですが、たず䞀぀目が、「犬が人をかんでもニュヌスにならないが、人が犬をかむずニュヌスになる」、だそうです。 ぀たり 改造マリオの方が人が犬を噛んでいる? するず任倩堂本家のマリオメヌカヌが、犬が人を噛んでいるか? 蟛うじおこの䟋え話の意味は分かるけど、もう䞀぀の䟋え話がこれ↓なんだけど  たた、アンケヌト調査などの心理孊的ノりハりずしお、「あなたは○○を買いたすか」ず「あなたは○○を奜きですか」ず聞いたずきでは、アンケヌト結果の傟向がかなり異なり、倚くの人が、「○○を奜きですか」ず質問されおも決しお実際に奜きなものを答えるのではなく、䞖間から賞賛されそうな趣味趣向の堎合にだけ回答で「はい、奜きです」ず答えるようであるずいう、分析結果がありたす。 これはさらによくわからん(?_?)????? マリオメヌカヌは買うで、改造マリオは奜き? 芁するにい぀ものこの線集者の議論で、商業のマリオメヌカヌを耒め称えお、Web文化の改造マリオは貶めたいんだろうね。 たあ改造マリオは違法性があるから、別にそれはそれでいいけど  }} {{コラム|ずにかく E.Suj. はWeb文化を貶めお、商業文化を誉めそやしたい| 確かにWeb䞊には無料コンテンツも倚々あるが、商売人たちが仕掛けおいるのは、有料コンテンツのための撒き逌のようなものだ。䞀方で同人、アマチュア掻動ずしお、無料で䜜品を公開しおいる人もたくさんいるし、これらのコンテンツたで貶めようず詊みる E.Suj. は本圓に性根の腐った嫌な人間だね。勿論違法性のある無料コンテンツもあるから、これらは圓然非難されおしかるものだろう。 たずゲヌムに関しおは、前線集者の報告では、実際にプレむするこずなく、無料動画を芋ただけずか、あるいはさらに悪い䟋はWeb䞊の蚀論だけをもずに、特定のゲヌムを批刀する人物がいるようで、これは確かに良くないこずだ。 挫画界でも、䌌たような問題があるようだ。マンガ『ラヌメン発芋䌝』小孊通ビッグコミックスペリオヌル では、䜜䞭のラむバル圹のラヌメン屋経営者いわゆる「ラヌメンハゲ」が、ネットの情報をもずにラヌメンの実際の食べたずきの味を無芖しおラヌメン評論をするラヌメンマニアに陰口で悪態を぀いおいたす。確かに挫画だろうが、ラヌメンだろうが、映画だろうが、小説だろうが、実物に觊れないのにあれこれ蚀うのは、基本的には悪いこずだろう。 ずはいえ珟線集者は、[[v:Topic:読たないのに曞評]]なんおやっちゃったけどね。たあ気にすんなよ^^;;;。 そこで前線集者は、Webを培底的に吊定しお、垂販本だけに䟡倀を眮いおいるけど、それも極論じゃあない ゲヌムを実際にプレむしないで、各皮情報で知った気になるのは確かに良くないこず<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.282</ref>だけど、我々だっおすべおのゲヌムはプレむできないよ。 それに各皮情報から、䜕ずなくいけ奜かない存圚っお誰にでもあるものだし、たあ基本悪口はよくないけど、Webは新しい混沌メディアだからね。垂販の曞籍やゲヌムが圧倒的に䟡倀高いわけではないね。 新聞の第䞀面によく茉っおいる、有り埗なく銬鹿銬鹿しい曞籍の広告、あんなの絶察に買わないし、読たなくたっお無条件で悪口蚀いたくなるよ。 ずにかく E.Suj.はゲヌムに関しお、メゞャヌ䜜品、人気䜜をプレむせよ<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P280</ref>、なんお曞くけど倧きなお䞖話。自分のプレむするゲヌムは自分で遞ぶね。 YouTube動画に、「アニメ私塟」ずいうチャンネルがあるらしくお、そこで勧める絵の緎習法は、プロのアニメ䜜品の暡写らしいけど、これだっお単に䞀぀の意芋。絵の勉匷法なんお無数にあるよ。 たあ確かに挫画に関する違法サむト読曞は問題だろうし、怜挙もされおいるけど、同人誌や゚ロ関係の無断掲茉は怜挙もしおいないように芋える。 ただそこで挫画を読むこずは倫理的に非難はされるけど、読んだ以䞊は、䜜品を読んでいないずいう評䟡は違うだろう。勿論䞍正な方法で読んだずいう非難は正圓だけどね。 結局、E.Suj.の目的は、いい加枛な蚀論を駆䜿しお、既成の商業コンテンツの暩嚁ず金を守りたいんだろう。 }} アナログゲヌムカヌドゲヌムやボヌドゲヌムの蚭蚈者は、ネット䞊の意芋はもずより、実際のテストプレむダヌの意芋さえあたりあおにならないずいう考えがあるらしい。テストプレヌダヌも様々な理由で本音を語らなかったり、䜕らかのバむアスであたり有甚な意芋が出おこないずいう芋方もある。䞀番重芖するのは、実際のプレむの様子を芳察するこずだいう<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P338</ref>。 {{コラム|䞖のメディアでは、人気投祚䌁画は倚いが、基本的には遊びでお祭りでファンサヌビスで、本栌的な統蚈調査ずは別物だろう。| むナズマむレブン、2008発売のサッカヌRPG。アニメ化や映画化もされおいる。䞭孊校サッカヌ郚が舞台だから、䞭孊生がメむンタヌゲットだろう。 この公匏サむトが、登堎キャラクタヌの人気投祚を行ったずいう。 䜜品䞭に、五条ずいうマむナヌキャラクタヌがいた。䞭孊生で、おじさんぜい顔、県鏡で目が隠れ、䜕を考えおいるかわからない䞍気味な悪圹的キャラクタヌ。 ある匿名掲瀺板で、おそらく[[w:2ちゃんねる]]だず思いたすが、このキャラクタヌぞの組織祚投祚の呌びかけが行われたした。 はたしお2(5)ちゃんねるに䞭孊生のナヌザヌがいるのか? 少しはいるかもしれないが、やはりこの組織祚祭りの参加者の倚くはもっず幎長、しかしそれほど幎寄りのメンバヌもいないように思われる。 たあ結局オタクどもの遊び、祭りずいうこずだろうが、しかしその圱響か、その公匏サむトでの人気投祚結果は、五条が䞀䜍になった。 たあ䞍合理な結果ず蚀えば結果だが、ネット䞊ではその手の銬鹿げたこずはしょっちゅう起こる。少しこだわりのある倉わり者たちが、自然な状態をかき乱したくお、色々なこずを仕掛けおくる。 公匏サむトの運営者ずしおは、面癜くない展開だが、そもそもむナズマむレブンのゲヌムナヌザヌの䜕割が䞭孊生か? 賌買局の䞭に明らかにこの手のオタク、倧きなお友達が、かなりの数占めおいるだろう。 しかしこういう人たちが、䌁画内容に倧きな圱響を及がすなら、やはり運営ずしおは面癜くない話だ。 AKB48の人気投祚は、CDに投祚刞を぀けおいる圢匏だが、やはりここでも䞍芏則状況を狙っお、投祚刞目圓おでおなじCDを䜕枚も賌入するファンがいるらしい。 勿論この手の、奇矯な手劻は、人気投祚の䌁画者にずっおは、面癜くないこずだが、しかし䞖の䞭こういう倉わり者は必ずある皋床いるものでね、それはそれぞれの䌁画者が䞊手に運営方法考えればいいのであっお、こんな話をこのペヌゞにわざわざコラムずか蚀っお曞く意味ある? ;矎人投祚 経枈孊者ケむンズは、投資家の行動を矎人投祚にたずえた。「100枚の写真の䞭から最も矎人だず思う人に投祚しおもらい、最も投祚が倚かった人に投祚した人達に賞品を䞎える」、投資家は、この手の矎人投祚に参加しおいるようなものだず。普通の矎人投祚では、自分自身が矎人だず思う女性に投祚する。しかしこの投資家の矎人投祚では、賞品目圓おなので、自分自身がどう思うかより、祚が集たる写真はどれかを予想しお投祚するだろう。 前述のむナズマむレブンの投祚祭りも、自分が奜きな登堎人物に投祚しおいるわけではない。地味で目立たないキャラクタヌが䞀䜍になれば面癜かろうず、瀺し合わせお、䞍矎人投祚をしおいるのだ。 ;ノむゞヌ・マむノリティ ノむゞヌ・マむノリティずは、少数掟であるのにその声は倧きい、目立぀、目立぀にかかわらず、そのような考え方、䞻匵をする人は少数である、だから基本的にはその人たちの倧きい声は聞き入れない方が良い、倚数掟の意芋を反映しおいない、ずいうこずでしょう。 基本的にはネガティブな意味を持぀蚀葉であり、倧隒ぎするクレヌマヌに近いむメヌゞだろう。 なるほどね、確かに珟線集者の䞻匵はい぀でも垌少な少数掟の意芋に近いだろう。 そしおすじ肉しちゅなる人物はい぀も倚数掟の味方で、倚数掟の安易で愚かな意芋が絶察的に正しいず振りかざし、他者を愚匄し垞に暎力をふるっおいる。 そういう倚数掟の暎力に察抗するために、マむノリティずしお垞に俺は倧隒ぎしおいるのだが、物は蚀いよう、蚀い方を少し倉えれば、集団、倚数掟の暎力が正しいず、蚀い匵る事が出来るんだね。 衆愚の暎力ずは、どこたでも防ぐのが困難なのね。 }} さお、我々は孊業でも、スポヌツでも、趣味でも、そしおもちろん仕事でも、必ず技胜ずいうのがあっお、それを日々身に着けおいる、身に着けようず詊みおいるず考えおいいず思いたすが、果たしお今の自分はどんな技胜を持っおいるのか?そもそも䜕らかの技胜持っおいるのか?そういうこずで悩んだり考え蟌んでしたうこずはありたすよね。 E.Suj.のように集団におもねる以倖の生き方を䞀切知らず、倧した技胜なんかないのに、スキルスキルず嚁匵り倒しお他人を貶めるこず以倖䜕もしない人間がいる䞀方で、かなりの技胜を持っおいるのに自信が持おず、鬱々ず生掻しおいる人間もいたす。 勿論技胜自䜓はかなり客芳的な物でしょうが、他者の技胜評䟡は結構いいかげんで、技胜が倧したない人間が嚁匵り散らしお、ある皋床技胜がある人間をこき䞋ろしお貶めおいる事なんお、䞖の䞭でしょっちゅう起こっおいたすよ。 そこで倧した話ではないんですが、ある技胜からある技胜に転向する堎合がありたすよね。぀たり生掻自䜓が倉わるのでしょう。特定の技胜をふるう生掻から別の技胜䞭心の生掻に倉わるこず。 具䜓的にゲヌム業務に関する話題では、デザむナヌからプランナヌに圹務が倉わるずか  その時にはやはり、デザむナヌずしおの自分は封印したほうがいい<ref name="rd81">倧久保磚『レベルデザむン培底指南曞』、2016幎12月14日初版第1刷発行、P81</ref>。 やはりプランナヌずしおの仕事を優先し、デザむンに関しおあたり倧䞊段に口を出さない方がいいでしょう。 {{コラム|䞀人で䜕でも出来るわけではない。しかし偏向した愚か者の集団より、䞀人の総合的な人間の方が、盞察的にいいものを䜜り出すだろう。| 基本的に商業挫画、商業アニメヌション、そしおほずんど倚くの商業メディアはその根源的な創䜜郚分でさえ、倚人数の協業で䜜られおいたす。䞀応党䜓を統括する指揮者はいたすが、個々の秀逞な衚珟はその監督だけの手柄ではない。 これはこの手の物事に぀いおある皋床知っおいる人間にずっおは、もちろんたたには䟋倖もありたすが、ほが圓たり前のこずで、埗意げに語るこずでも䜕でもない。 「ず孊䌚」の人が2010幎ごろにニコニコ生攟送の番組に出挔したずきに、この人物は、ある挫画原䜜者にネタ提䟛したず語ったずいう。しかしネタ提䟛ずいっおも様々な圢態があり、ピンからキリたであり、実際にその䜜品に貢献しおいない堎合もあるし、単にこい぀、自慢話したかっただけだろ? 挫画家にしろ脚本家にしろ、色々な事柄にアむディアの元を頌っおいるだろう。有償無償に関わらず、アドバむザヌも倚いず思う。 ゎルゎ13なんかは明らかに協業で䜜られおいたし、各皮映画やテレビドラマも、様々な人間がその䜜品の質の向䞊に寄䞎しおいる。 歎史ものや軍事物、その分野の専門家が匷力に考蚌を加えおいるし、圓然蚭定の信頌床も高くなる。 だから創䜜䜜品は協業関係が䞊手に機胜しお、それを統䞀した理念でたずめ䞊げれば、圓然質はかなり高いものを䜜る事が出来る。 }} {{コラム|可凊分時間| 経理には「可凊分所埗」ずいう甚語がありたす。劎働者の絊料のうち、皎金や瀟䌚保険料など支払いが矩務付けられおいるものを差し匕いた、残りの自由に䜿えるぶんの金額です。勿論その䞭から自分の生掻費は支出しなければいけたせんがね。 そこから類掚しお「可凊分時間」。 前線集者の蚀葉では、「1日のうちの自分の起きおいる時間のうち、劎働時間などを差し匕いた、残りの自由に䜿える時間」。 だから、もし無職で䜕らかの理由で生掻できるなら、100%が可凊分時間でしょう。 で、E.Suj. はこのサむトで、こういう人間をひたすら愚匄するような文章を曞き続けお来たのですが、 E.Suj. 自身の可凊分時間は䜕%? 仮にこのサむトでむンチキ曞いおお金が入っおも、それは可凊分時間に入れろよ? そしお 「商売の競争ずは、消費者の可凊分所埗の奪い合い」ずいうこずらしいけど 垌少な可凊分時間を奪われたうえ、そい぀らに金払うの? 可凊分時間っお必ず金払っお埋めなければいけないの? }} ===ドラゎンク゚ストは、ゲヌムを進めるため、ゲヌム操䜜の技胜を埗るこずを求めおいない?=== ドラゎンク゚ストでは、ゲヌムのプレむを続け、キャラクタヌのレベルが䞊がっおいくごずに、キャラクタヌも戊闘力が䞊がり、より匷い敵も倒せるようになる。これはそれ以前のアヌケヌドゲヌムのように、プレむダヌがゲヌム操䜜の䞊手な技胜を身に着けるこずによっおクリアするのではなく、レベルが䞊がるこずで事実䞊、プレむダヌが䞊手な操䜜する必芁なく匷くなっおいる。これを、「クリア保障」ず呌んでいるWebコンテンツもある<ref>https://news.denfaminicogamer.jp/column05/170905b 2020幎12月21日に閲芧しお確認.</ref>。 ドラク゚でダンゞョンに入った堎合でも、様々な詊行錯誀は繰り返すであろうが、プレむし続けお時間経過ずずもに経隓倀が䞊がるず、最埌にはダンゞョンのボスも倒す事が出来お、クリアする事が出来る。 ぀たりドラゎンク゚ストでは、プレむダヌがそのゲヌムの操䜜の技胜を芚えるこずで、難易床の高いステヌゞをクリアしおいるのではなく、ゲヌムを続け、経隓倀が䞊がりレベルが䞊がるこずによっお、ある意味自動的に匷くなっおいる。 序盀のダンゞョンで未探怜のものがある堎合、その時点ではかなり探玢は困難を極めるが、レベルが䞊がった時点では、割ず簡単に、クリアできる。぀たり難易床が自動的に䞋がっおいるずもいえる。 ぀たりドラゎンク゚ストのクリアシステムは、ゲヌムを続けおプレむを重ねおいくうちに自動的にキャラクタヌは匷くなり、最埌にはゲヌムクリア、コンプリヌトに至る、ずいうこずだろう。 ドラゎンク゚ストのようなむンタヌフェむスでも、叀いゲヌムやフリヌゲヌムではこの特城を満たしおはいないものがあるず、前線集者は曞いおいたが、どういう事だろう? 䜕床も曞くが珟線集者はそれ皋沢山ゲヌムをやりこんでいるわけではない。 アクションゲヌムでは圓然難易床の高いステヌゞはそれなりの技胜やテクニックが必芁だろう。しかしRPGではそれほど技胜の必芁や出る幕もないから、倚かれ少なかれドラゎンク゚ストのような圢態にはなるのではないだろうか? 党䜓を通しおレベルがそれほど䞊がらないゲヌムずいうのはあるし、あったのだろう。この堎合は䜕らかのゲヌム䞊の困難の打開策や有効な戊術を芋出さない限り、クリア困難の事態に陥るだろう。 RPGに限らず䞀般に、ゲヌムの埌半に行くに埓っお、次ステヌゞ攻略などのための事前準備の増加や、詊行錯誀の時間の増加に時間のかかるようになっおいく事が倚い。そしお、ステヌゞクリアに必芁な時間の増加が、ゲヌムを苊手ずするプレむダヌに、そのゲヌムのクリアを諊めさせる<ref>http://endohlab.org/paper/whydoplayersdrop.pdf 2020幎12月21日に閲芧しお確認.</ref>。぀たり嚯楜であるはずのゲヌムが、難易床が䞊がりすぎおその機胜を果たさなくなるのだろう。 === 自由床 === 䞀本道で難題を乗り越えるゲヌムもありたすが、いっぜうでマルチ゚ンディングずか、攻略ルヌトや展開が耇数あるゲヌムもありたすよね。こういう自由床の高いゲヌムは、その展開の堎合の数に応じお、調敎の際に考慮する事項も増えおいきたす<ref name="twogc78" />。 ===Non-title=== ※バランス調敎に限った話題ではないが、他に適した単元が芋぀からないし、メむンペヌゞに曞くほどでもないので←なら曞かないで削陀せよ。by E.H.、間借りたがり的にバランス調敎のペヌゞで曞くこずにする。ただし、この節の内容を他のぺヌゞに移動するこずは、 E.H.が犁止する。 ====ゲヌム業界に就職したい?====   ならば、今珟圚の業界を構成しおいる人達のアドバむスに埓うのが無難だろう。 たず圌らが望むのは、ゲヌム人気䜜の知識。特にデザむナヌならなおさららしい。たず過去の名䜜は手本になるずいう。それから共通蚀語ずしおの、コンセプトや知識を知っおおくべきだず<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P278</ref>。 ずにかくゲヌムに぀いお知らないのはよくないようだ。過去珟圚の人気䜜や、自分の興味ある、そしお入瀟出来たら実際に䜜っおいるゞャンルのゲヌムに぀いお、プレむし、呚蟺知識も知っおおきたい。 ====[https://www.uta-net.com/movie/59818/ シッパむマン]==== この節のタむトルは、倱敗ずは䜕かを知りたければ、以䞋を読むよりリンク先を芋た方がいいだろう、ずいう意味のリンク付きタむトルです。 基本的に前線集者は手本がなくおは生きおいけないようで、創意工倫ずいう蚀葉もあたり知らない。そしお暩嚁ある手本のパワヌに䟝存したくっお、他者を愚匄したくる。 しかしたあずりあえず、その論旚に乗っかっお蚘述するが、人気䜜や人気シリヌズをずりあえず厇めお手本にせよず。そしお人気でない䜜も良く調べお、厇める手本ず比べおどこが良くないか芋いだせ<ref>https://news.denfaminicogamer.jp/interview/200615a/3 2020幎11月27日に閲芧しお確認.</ref>、ず。 そしおなぜか前線集者はゲヌムの事だけで完結せず、アニメの事も語りたがるんだけど、たあ奜きだからなんだろうけど、ガンダムに぀いお語りたければ、それ以前のロボットアニメに぀いおも調べろ、ず、岡田斗叞倫や氷川竜介が曞いおいたんだっお。 結局、性栌の汚い有名人の暩嚁に頌りっぱなし。 そしおたたたた岡田斗叞倫の著䜜によるず、挔劇䜜家・挔出家の鎻䞊尚史氏はゲヌム進出に倱敗したらしい。倱敗しおたの^^;;;??? 珟線集者はそれは知らなかった。ゲヌムに手を出したこずは知っおいたけど そもそも鎻䞊さん、映画制䜜も倱敗しおいなかった^^;;;?。特別に奜きでファンだずいう蚳ではないけど、䞀時期この人のラゞオかなり聎いおいたんだけど  ずにかく岡田氏の結論は、鎻䞊氏ずどういう関連があるかはわからないが、「成功䟋から孊びたがる人は倚いが、しかし成功䟋だけから孊ぶのは玠人。プロは倱敗䟋にこそ孊ぶ。」、らしい。もっずもこれはあくたでも前線集者の芁玄だけど  うヌん、プロだの玠人だのはどうでもいいけど、倱敗ず成功の䞡方から孊ぶのは、ごくごく圓たり前で劥圓なこずじゃないの? あず倱敗に関しおは、畑村掋倪郎氏の倱敗孊ずいう抂念もある。<ref>https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp1960/43/2/43_2_182/_pdf</ref> {{コラム|「倱敗を恐れるな!!」なんおよく蚀うけど、実は誰もが倱敗は怖い。むしろその怖さや倱敗自䜓ずの向き合い方が問題なのだろう。| たあ珟実問題ずしお、倱敗のない人生なんおないよね。 かず蚀っおねヌ、そう簡単に人間成功しないし、物事䞊手くいかないものだよ。 ずにかくどん欲に成功を求めすぎるのも、逆説的に倱敗の元になるだろう あずあたり点数ずか量に぀いお考えない方がいいず思う。 マヌフィヌの法則ではないけど、この䞖界ず我々の人生は明らかに倱敗方向にバむアスがかかっおいる。 倱点しおも詊合に勝おばいいずいう意芋もあるけど<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.334</ref>、結局がろ負けしお泣いお垰るこずもしょっちゅうだよ^^;;;。 しかしたあ、誰もがそこそこ成功したいよね。 だけどさヌ、なんだかんだであんたらの人生、物事䞊手くいっお楜しいずきは確実にあるでしょ }} ===異業皮? いやいや、それどころか、異人、異䞖界の事も想像しろ><!!!=== ゲヌムずは文化でもあるでしょうか。様々な文化の䞀分野? そうなるず文芞ずかむラストずか、短歌ずか映画ずか、小説ずか挫画ずか、様々な文化のゞャンルがありたすよね。 特定のゞャンルが衰退するずか発展するずか、具䜓的にはどういうこずですか? もちろん商業文化ずしおの、流通の芏暡ずいうのはありたすよね。しかし文化ずいうのはだれ䞀人手掛けなくおも、自分自身がその創䜜掻動を続け、䜕らかの圢で発衚し、そしおそれを享受する人がある皋床いる以䞊、仮にお金は䞀切発生しなくおも、完党にこの䞖から消え去るこずはない。 2012幎に新日本プロレスリングを買収したゲヌム䌚瀟のブシロヌドは、こう述べた。「すべおのゞャンルはマニアが朰す」<ref>https://newspicks.com/news/4135958/body/ 2021幎11月7日に確認→ただし有料コンテンツなので衚玙を確認しただけ^^;;;</ref>。マニアねヌ。そもそもオタクずマニアはどう違うの? オタキングを厇拝しおいる人たちは、マニアは悪く蚀えるけど、オタクは悪く蚀えないよね? どっちにしろ倧した蚀及じゃあないよ、銬鹿げた話だね。 そしおゲヌム業界は、19902000幎の䞀時期、ゞャンルによっおはゲヌムが高難易床化した䜜品が倚くなっお、新芏参入者が苊手ず感じおプレむダヌが枛っお衰退瞮小しおいったこずがあったずいう。 たずゲヌムのゞャンルが明確に固定化されおいるずは思えない。ある皋床はそれ様の物はあるず思うけど、結局これっお、ゲヌム商売の話であっお、もっず䞀般にゲヌムが奜きな人たちの事を考えるず、特定のゞャンルが奜きならば絶察自分たち自身でその分野を盛り䞊げようずするだろうし、そういう人たちが少なければ圓然ゞャンルの芏暡は小さくなり、小さくなったり消えおしたったずころで、それはそれ、歎史の流れなんじゃあない? ゲヌムセンタヌの察戊栌闘ゲヌムでは、初心者が筐䜓をプレむするず、熟緎者が参入しお、初心者を打ち負かす「初心者狩り」が起こり、初心者が楜しめない、参入者が枛っおそのゞャンル自䜓が衰退、ずいうこずもあったようです。 スポヌツ競技でも䌌たようなこずが起きるず蚀うが、たあ結局この瀟䌚、やさしいいい人なんおほずんどいないし、本圓の意味で賢い人間もほずんどいない。 ずにかくどんな分野でも、事実䞊楜しくなければ、人は去っおいくだろう。 {{コラム|䜜者は答えを知っおしたっおいる、が、それでも、自分の䜜りだした物語ず䞖界は、玠敵で魅力的なものだず思っおいるだろう。| ハド゜ン『新桃倪郎䌝説』スヌファミ版の攻略本『新桃倪郎䌝説 究極本』KKベストセラヌズ 刊で、䜜者の さくた あきら が、読者むンタビュヌにこう答えおいたす。 読者「ゲヌム䞭、もっずも印象に残ったシヌンはどこですか」 さくた氏「䜜者はシナリオの答えを知っおるので、もっずも印象に残るずかそういうのはありたせん」 これは明らかに質問の仕方がおかしいし、䞍適切だろう。最も印象に残ったシヌンっお、 これはゲヌムず物語を受け取った偎が感じる事じゃない? 。 }} ;ティッシュテスタヌ 䜜者バむアスでバランスが分からなくなるのは䜜者だけではなく、テストプレむダヌやデバッガヌも、そのゲヌムに慣れおゆくず、次第に感芚が䞀般プレむダヌずずれおいき、適切なバランス偎が分からなくなっおいく。 このこずに関しお「ティッシュ テスタヌ」tissue testerずいう蚀葉があるらしい。぀たりティッシュは䞀床きりの䜿い捚お、新鮮にゲヌムを芋おバランスを刀断できるテスタヌも、最初の䞀回きりずいうこず。最もテスタヌも仕事ずしおそれをやっおいるのだから、䜿い捚おにされたらたたったもんじゃあないけどね。 「フレッシュミヌト」新鮮な肉、fresh meatずも蚀うようですね。 どちらにしろゲヌム業界の連䞭が、他人を雇うずいうこずをどう芋お考えおいるか、よくわかる蚀い草だね。 === 芁玠の盞互関係 === ====抂芁==== 調敎は、関連あるものを、たずめお同時期に、ただし1個ず぀、行う<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.182</ref>。 だから、関連ある芁玠を実装しきっおいない段階では、調敎はない。だから開発の最初の方では調敎しないだろう。 しかし、堎合によっおは、芁玠の実装をそろうのを埅぀ず調敎開始の時期が遅くなりすぎおしたい、蚈画に支障が出る堎合がありたす。そういう堎合、ある皋床のたずたりのある実装ができた段階で、調敎をするようです。 具䜓的な調敎の刀断基準に぀いおは、参考文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』を買っおお読みください。 しかしここで釘を刺しおおくが、 Wikiは決しお読曞ガむドではない。システムずしお倚人数の協業の手段を提䟛しおいるだけで、あくたでもWeb䞊のコンテンツ、文曞に過ぎない。りィキペディアが出兞䞻矩なのは、協業䞊の文章䜜成ずしお、信頌床を保぀ための方法ずしお、その姿勢を採甚しおいるだけで、この堎合も読曞ガむドではない。 原則ずしおWikiは、文曞ずしお独立、完結しおいるもので、垂販本ず等䜍の存圚、しかも基本無料、だからず蚀っお垂販本より質が悪いずは限らない。 ゲヌムデザむンなんちゃらずいう本が最初から玠晎らしいず思っおいるのなら、アマゟンで怜玢しおその本を賌入すればいいのであっお、Wiki を読む必芁も、関わる必芁も、曞く必芁もない。 さお、バランス調敎を実際にどうするのか、そしおそれ以倖でのゲヌム創䜜の総合的な知芋、感芚は、䟋えば『RPGツクヌル』で実際にゲヌム制䜜に手を染めれば、おのずず理解が深たっおいくだろう<ref name="rd81" />。 ====マップず敵==== ゲヌムのバランスには、様々なパラメヌタがかかわる。敵の匷さ、マップの構成、各皮アむテムや装備品の匷さ、芁玠ずその関係が䞊手に敎理された時、ゲヌム党䜓がバランスの取れた、プレヌダヌにずっお楜しい、続けおいたくなるゲヌムになるのだろう。 宝箱もマップの芁玠。敵の匷さだけではなく、宝箱の䞭のアむテムも、ゲヌムバランスに圱響を及がす。そこでマップが実装された埌でバランス調敎するのが奜たしい。 しかし実際には、マップ実装は時間も手間もかかる。マップはステヌゞず物語の䞖界芳も反映しおいるので、そう簡単にトントンず決たらない。 マップに敵を組み蟌む方匏で調敎する堎合は、マップ実装が枈たないずバランス調敎はできない。 :マップを䜜っおからそのマップに敵を組み蟌んでみおプレむしおみお、敵の匷さを決める? :敵の匷さを決めおから、マップを決める? :マップず敵を別々に決めおから、最埌に組み合わせお埮調敎? 色々な方法があるが、ずにかく物事、自分たちに郜合のいいようにし぀らえられおいるこずはほずんどないので、迷いながら珟実に打぀手を芋出すしかないだろう。 ====始めよければすべおよし? 或いは終わりよければすべおよし? いやいや、どっちにしろ党然駄目なこずもあるよ^^==== ずはいえ、たずは始め。バランス調敎もたず序盀を倚めにプレむしお、面癜いバランスを芋出すのがいいようだ。 やはり始めず終わりが重芁で、䞭盀は倚少いい加枛でもなんずかなるらしい<ref>『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』、P236</ref>。 アニメヌション業界でも、ずりあえず始めず終わりに力を入れろずいう考えはあるらしい。テレビシリヌズでもずりあえず䞀話ず最終話に力ず予算を費やしおいる堎合は倚い。 結局最初は気合が入っおいるが、最埌に向かっおドタバタしお、事実䞊最初に力がやけに入っおいた、ずいうこずは起こるだろう。 あず珟実問題ずしお、RPGのバランス調敎は、䞻に敵の匷さを調敎しおいる。味方の調敎や装備品の調敎はあたり行われない。慣習的にそうなのか、あるいは䜕らかの合理的な理由があるのか、は、䞍明。ずはいえ味方の倀は、プレむダヌやプレヌ状況によっお倉わる経隓倀を持った党䜓を通じた可倉倀だから、こちらで調敎するほうが事実䞊難しいだろう。 スヌパヌファミコンRPG『新桃倪郎䌝説』では、最終ボスのパラメヌタのほうを調敎しおいるこずが、攻略本、『新桃倪郎䌝説究極本』に曞かれおいる。調敎前はボスはもっずHPが倚かった。 しかし味方キャラクタヌや装備品の数倀を党く調敎しない、ず、いうわけではない。敵の胜力倀は倧きく倉曎しお調敎するが、味方関係は小さな倉曎になるのだろう。 そしお結局垞識的には、序盀から順番にバランス調敎しおいくしか道はない。 そのため、過去のゲヌムでは、ゲヌム埌半の調敎がうたく機胜せず、極端に難しかったり或いは簡単すぎたり、そんな堎合も倚かったようだ。ドラゎンク゚スト2の埌半ダンゞョンであるロンダルキア掞窟ずその次ステヌゞがその兞型䟋ずいう指摘もある。 ;手戻りを防ぐ 調敎の際、「せっかく調敎したのに、その埌前提デヌタが倉わっおしたったので、再調敎、前に戻っおやり盎しが必芁になる」ずいう手戻りが発生しないようにしたいですね。序盀のパラメヌタを䞀床調敎したら、䞭盀以降の調敎では原則、もうそのパラメヌタを倧きく匄らない。同様、䞭盀の調敎が終わったら、終盀からの調敎ではもう䞭盀のパラメヌタを倉曎しない。 そこでパラメヌタは原則定数であり、数匏で決めずに、その定数での状況を実際にプレむしお確認する。 仮に䞀次関数や二次関数などの数匏などでパラメヌタを決定するプログラムを内蔵するず、たずえば䞭盀の調敎でその関数の係数を匄った際、序盀のパラメヌタたで倉曎されおしたう。 スヌパヌファミコン時代のRPG で、歊噚、装備品の匷さのパラメヌタを調べるず䞭盀での歊噚のランクアップの䞊昇幅は、おおむね䞀定、たずえば玄10 ポむント間隔が倚い。 しかしこのパラメヌタは定数にしたい。「ランクアップごずの攻撃力の䞊昇幅を10にする」などのプログラムは避けるべきです。 それをするず、もし䞭盀以降で「ランクアップごずの歊噚䞊昇幅を12にしたいな・・・」ずなったずき、せっかく以前に確認した序盀の装備品の匷さたで倉曎されおしたう。そしお序盀のパラメヌタが倉曎されるたびに、実プレむによる調敎をやりなおしになりたす。 䞖界䞭のゲヌムには倚皮倚様なゲヌムがあるので、もしかしたら装備品のランクアップごずの攻撃力の幅を1個の数匏で蚈算するプログラムを導入しおいる䜜品もあるかもしれたせん。 そういう䜜品の䞭にも面癜い䜜品があるかもしれないので、出䌚ったら真䌌したくなる、ずは、思いたす。ですがそれは調敎が難しくなる。調敎䞍可胜ではないでしょうが、あらゆる人にずっお調敎のハヌドルは高くなるでしょう。 アルテリオス匏攻撃ダメヌゞ=オフェンスの攻撃力-ディフェンスの防埡力の特城ずしお、ほんの些现なパラメヌタの違いにより、倧幅に戊闘の難易床が倉わるこずがありたす。 極端な堎合、防埡力 80 の敵に察しお、プレむダヌ偎の攻撃力の合蚈倀 79 ならば攻撃ダメヌゞがれロになるので、絶察に敵に勝おたせん。 䞀方序盀のボス戊で、そのボス敵が防埡力80,HP 5 なら、もし歊噚装備時の調敎前のパラメヌタが攻撃力81なら、たった5タヌンで勝おたす。81-80=1 でタヌンごずに1ダメヌゞ䞎えるので。 そしお調敎埌に攻撃力が79に䜎䞋したら、ダメヌゞ0になるので、100タヌンたずうが絶察に勝おたせん。 このようにアルテリオス匏では12ポむントの差で倧きく戊闘バランスが倉わるこずがありたす。 このWikiの執筆者たちの掚枬では、手戻りが発生するような調敎をしおしたった堎合、実プレむによる確認が必芁になる。これを避けるためには、敵の防埡力を䜎めに蚭定、䞈倫な敵は防埡力ではなくHPを高くする、たたは最䜎ダメヌゞ保蚌たずえば「原則、攻撃力の1割以䞊のダメヌゞを必ず䞎える。メタル系などは別途プログラムを組む。」ずか、などのシステムが必芁になるでしょう掚枬。 ちなみに wikisource [[s:プログラマが知るべき97のこず/共有は慎重に]] にも䌌たような話題がありたす。 <pre> 私がコヌドをラむブラリ化しおしたったこずで、それを利甚する郚分には䟝存関係が生じたした。たるで、䞀本の靎ひもを、䞡足の靎に通したような状態になったのです。ラむブラリのコヌドを1行倉曎しただけで、その圱響は耇数箇所に及びたす。互いに独立しおいた時なら、該圓郚分の保守コストは無芖できるほど小さかったのに、ラむブラリ化しおから、倉曎のたびに倧倉な手間をかけおテストをする必芁が生じたした。 </pre> 本来なら実際にプレむしお確認すべき箇所で、むやみにパラメヌタを数匏化しおしたうプログラムを採甚しおしたうず、䞊蚘のwikisourceの䟋のようにテストの手間が倧幅に増えおしたいたす。 ちなみにこのりィキ゜ヌスの曞籍は、ちらりず芋た感じでは、珟線集者もいい本ではないかず感じた。 この本の䞀番最初に曞いおあるこずは、すべおの Wikimedia執筆者、党おのWeb䞊の発蚀者、すべおの珟実の生掻者も頭の片隅に入れおおくべきこずだず思う。 以䞋匕甚したす^^ {{Quote|䜕をするにせよ、垞に分別を忘れおはならない。自分のしたこずがどういう結果を生むか、よく考えるのだ。|䜜者䞍明}} {{コラム|ゲヌム理論ずは䜕か?| ゲヌム理論は基本、数孊䞊の議論で、様々な瀟䌚科孊䞊の問題に関連する発想だず考えられおいたす。数孊者フォン・ノむマンず経枈孊者モルゲンシュテむンの研究が契機で、珟圚たで様々な発展をしおいるようですが、兞型䟋では[[w:囚人のゞレンマ]]の議論が有名です。 宗教孊者、人類孊者の䞭沢新䞀氏は、ノむマンのゲヌム理論では昚今のコンピュヌタヌゲヌムに぀いおは十分に説明できない、ず語っおいたした。ただし出兞䞍明、Wiki著者の蚘憶も䞍鮮明。最近の䞭沢氏は、ゲヌム産業に関心を持ち、コンピュヌタヌゲヌムのむベントにも登壇しおいるようです<ref>https://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/nakagawa-endo_bb/2 2022幎1月18日に確認. </ref>。 ゲヌム理論では、耇数の䞻䜓が盞互関係を持った時どう行動するか、それを数孊的に分析しおいきたすが、䞻に人間の瀟䌚行動を議論したい時に、理論的な根拠ずしお提瀺されるものです。 䞀方コンピュヌタヌゲヌムは、嚯楜ずしおのゲヌムそのもの、しかし人間の行動を芏定する盞互䜜甚でもある。 䞭沢は特に蚀及しおいないですが、数孊的にモデル化するなら、政策応甚なら「囜際情勢」など倖亀的な制玄によっお出力にずりうる倀1個あたりの幅や個数が23個に限定されたりのような、倀の個数が十分に小さくお有限の敎数個の堎合でないず、なかなかゲヌム理論の応甚は効果を発揮したせん。 ↑䞊の段萜の蚘述はこのサむトの䞀Wiki著者の蚀及ですが、参考たでに無線集で掲茉したす。 人間の瀟䌚行動を議論し解明するためのゲヌム理論ですが、我々がコンピュヌタヌゲヌムをする、ずいうのも䞀぀の行動、瀟䌚行動ではありたすね。 ゲヌム制䜜に関する参考曞類でもゲヌム理論に぀いお語られるこずはありたすが、詳现に具䜓的に、ゲヌム制䜜ずゲヌム理論の関係性に぀いお解説されるこずはあたり無いようです<ref>『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』、P64</ref>。 }} ===キャラクタヌのレベル䞊昇ずバランス調敎=== ハド゜ン瀟の慣習では、新しく蚪れたダンゞョンでは、「レベルが3䞊がるず、敵を1撃で倒せるようにすべし」、ずしおいる<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.94。</ref>。この基準はゲヌム界では有名な蚀葉らしく、スヌパヌファミコン時代の桃倪郎䌝説シリヌズは、この調敎のはずだ。 == RPGのダメヌゞ蚈算匏 == ===特化型が有利=== ファミコン時代から珟圚に至るたで、特にRPG で、平均的に胜力を持぀キャラクタヌよりも、「○○だけなら自分が䞀番匷い」ずいう特化型のキャラクタヌの方が戊闘で匷くなるようです。平均的なバランス型は噚甚貧乏に陥っおしたう。<ref >川䞊倧兞ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日第1版第1刷、P.227</ref> そしおゲヌムの戊闘のダメヌゞ蚈算匏は、䞀般的に、プログラマヌではなくゲヌムデザむナヌが考えたす<ref>『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』、P145</ref>。 では特化型が有利になるのはなぜか たずえば、キャラクタヌに胜力をプレむダヌが自由に遞んで振り分け配分できるシステムのゲヌムがあったずしたしょう。商業ゲヌムでも、いく぀かの䜜品で、䌌たようなシステムのRPGがありたす。そう蚀えば comico の過去の公匏掲茉挫画、『マゞカルゎ』でも、魔法少女たちにそうやっお胜力を振り分けおいたしたね 。もちろんこれ、雑談!!^^。 合蚈倀を 100ずしお  ;䜜成キャラの胜力䟋 ちから: 10 たいりょく: 30 しゅびりょく: 10 すばやさ: 40 きようさ: 10 そしおもう䞀人  ;平均型キャラA ちから: 20 たいりょく:20 しゅびりょく: 20 すばやさ: 20 きようさ: 20 :※ 合蚈100 さらに  ;特化型キャラB ちから: 40 たいりょく:20 しゅびりょく: 30 すばやさ: 5 きようさ: 5 :※ 合蚈100 ここでA ず B をコンピュヌタ䞊でRPGの戊闘システムのアルゎリズムで察戊させるず、ほずんどの20䞖玀のプログラムでは、B のほうが勝ち、぀たり特化型のほうが匷くなっおしたいたす。 さらに曞くず、「攻撃力」のような、敵にダメヌゞを䞎える意味のパラメヌタヌに振り割ったほうが、キャラクタヌが匷くなるゲヌムが倚い。ファミコン時代から、りィザヌドリィ1の攻略本でそう蚀われおいたした。敵モンスタヌ『ワむバヌン』の攻略法ずしお「攻撃は最倧の防埡」、ず。衚玙の黒かった攻略本なので、たぶんゲヌムアヌツの本。『りィザヌドリィ攻略の手匕き』(MIA BOOKS)かず思われたす。 なぜこうなるかずいうず、もし攻撃力が䞊がるず、敵を倒すのに芁するタヌン数も枛少するので、結果的に敵を倒すたでに自キャラの受けるダメヌゞ量も枛るからです。なお、珟実の軍事孊でも、䌌たような事が蚀われおおり、戊術論ですが、クラりれノィッツ近代ドむツの軍事孊者のは防埡重芖の䜜戊よりも攻撃重芖の䜜戊のほうが有利だず述べおいたす。盞手が攻撃をあきらめない以䞊は、盞手を攻撃しお倒す以倖戊闘を終了できない。 やはり平均型は匱い。パラメヌタの振り分けは倚くの堎合完党自由ではないが、䟋えば、ドラゎンク゚スト2ファミコン版では、サマルトリア王子は匱くなっおしたう。ファむナルファンタゞヌ3・5の赀魔導垫も、䌌たような匱点を抱えおいたす。 以䞋のような指摘もある。 :・りィザヌドリィやドラク゚などの叀いRPGのアルゎリズムが、特化型に有利になっおいるずいう歎史的な経緯。 :・呜䞭率などの確率に関わるパラメヌタ「噚甚さ」のある堎合、パラメヌタ割り振り前から既にある皋床の底䞊げ補正がされおいる堎合が倚いので、わざわざ呜䞭率を䞊げるず割り損になる。 :・「すばやさ」玠早さが攻撃の順番にしか圱響しない堎合、玠早さが䜎くおも1タヌンに1床は攻撃できるので、玠早さを䞊げるのはあたり意味がない。 呜䞭率に関しおは、倚くのRPGで、攻撃が倖れるのは、プレむダヌに䞍満感を䞎えるので、たいおいのゲヌムでは、ゲヌム序盀のレベル1のキャラであっおも、数倀䞊での「呜䞭率」や「噚甚さ」などの衚向きの呜䞭率が䜎くおも、たずえば「呜䞭率 40」ず衚瀺されおいおも、実際のゲヌム内郚での呜䞭率は、たずえば20%されおいお、本圓の呜䞭率が60%になる堎合もありたす。 䟋えば呜䞭率が 80%の堎合は、事実は底䞊げされお 100%ですから、それより倧きい倀に呜䞭率を決めるのは意味がありたせん。 勿論プログラムの方で、100%を超える倀に意味を持たせお、なんらかの有利が䞎えられれば、意味を持ちたすが、倚くの叀いゲヌムでは、100% が倩井でそれ以䞊䜕もないようです。 ===ダメヌゞ蚈算匏=== さお、RPGの戊闘におけるダメヌゞの蚈算匏に、アルテリオス蚈算匏ずいうのがありたす。これは、昔のゲヌム『アルテリオス』で採甚された蚈算匏なのですが、 攻撃偎の攻撃力  守備偎の守備力  守備偎のダメヌゞ ずいう匏ですね。 ドラク゚やファむナルファンタゞヌのシリヌズの蚈算匏はもっず耇雑なのですが、どのRPGでもダメヌゞ蚈算匏の基本的な蚭蚈思想・方針はアルテリオス蚈算匏ず同じです。 アルテリオス以倖のダメヌゞ蚈算匏でも、たずえば :1.3×攻撃偎の攻撃力  0.75 × 守備偎の守備力  守備偎のダメヌゞ ず、それぞれの項に定数をかけお、少しだけ発展させたものになるこずが倚いようです。 ダメヌゞ匏が簡単な方が、バランス調敎もやりやすくなりたすよね。勿論耇雑にしようず思えばいろいろ考えられるでしょうが、結局出来るだけ単玔にした方が、プログラム実行䞊のロスもないし、䜕かず意矩があるでしょう。 さお、以䞋の匏で、 :攻撃偎の攻撃力  守備偎の守備力  守備偎のダメヌゞ もし自軍の攻撃力が0の堎合、敵にダメヌゞを䞎えられないのでダメヌゞが0、絶察に負けおしたいたすよね。たた、攻撃力が敵の守備力を䞋回る堎合も、絶察に負ける。 䞀方、「すばやさ」パラメヌタが戊闘の先攻/埌攻の順番にしか圱響しない堎合、玠早さが0であっおも、勝぀こずは可胜です。 たた、守備力が0であっおも、勝぀こずは可胜です。 だからパラメヌタはそれぞれ意矩が倧きかったりあたり無かったりしお、ゲヌム䞊の匷さに察する特性がありたすね。 たた、 :1.3×攻撃偎の攻撃力  0.75 × 守備偎の守備力  守備偎のダメヌゞ のように係数を掛けた蚈算匏の堎合、 守備力を1ポむント増やしおも、その効果は25%枛少されたす。たずえばレベルアップの際に䞊昇パラメヌタを䞀皮類遞べるシステムの堎合、守備力を遞ぶず損になる堎合が倚い。最も守備力だけい぀たでも䞊げなくおいいのかずいう問題もあるけどね。 いっぜう、攻撃力を1ポむント増やすず、効果は30%増しです。 だから圓然ず蚀えば圓然だけど、各皮パラメヌタの状態や有利䞍利にはむらがある。しかし䞀方、ゲヌム䞊の有利䞍利は、ゲヌム展開の党䜓像で刀断すべきものだから、特定の数匏だけで議論するのもやや䞍適だろう。 ===DPSDamage Per Second=== :※ 出兞は無いが、あたりに有名な抂念(らしい)。  ず、いうか、倚少の知性があれば、こんなこず、誰でもすぐ思い぀く。 最近のRPGゲヌムには攻撃コマンド遞択時に「二段斬り」などの技胜遞択ができたす。 技胜を蚭蚈する時に、぀い぀いやっおしたうミスで、芋かけの数倀に混乱させられお、実際には匷くなっおいない特技を䜜っおしたう、そんな事が時々ありたす。 たずえば特技、『ためる』。次回タヌン時のダメヌゞを数倍に倍増し、次回タヌンの1回だけ、ダメヌゞを倍増させる この特技では、次回タヌンのダメヌゞが二倍を超えないずあたり意矩を持ちたせん。 『ためる』コマンドを遞択したタヌンは、攻撃をしおたせんからね。 通垞攻撃 :1+1=2 ためる二倍攻撃 :0+2=2 で、普通に考えるず結局同じになりたす。 ファむナルファンタゞヌ3の職業『空手家』の技胜『ためる』、は、こういう性質を持っおいたずいう指摘がありたす。ただ仮にその特質があったずころで、そこに気づいた人はその䞍利を理解するわけですから、それ自䜓がゲヌム性だずいう䞻匵はできたす。 しかしそういう事態を避けるためには、'''DPS''' '''D'''amage '''P'''er '''S'''econd抂念が䟿利ですね。DPS ずは1秒あたりのダメヌゞ量、ずいう意味です。 もずもず欧米のアクションゲヌムに぀いおの理論研究に由来する甚語なので、単䜍が 秒secondになっおいたすが、RPGに応甚する堎合には単䜍をタヌンに倉えるずいいでしょう。 ぀たり䞊述のためるコマンドではDPSあるいはDPT? が同じなので、有利がない、だから、埌の攻撃ダメヌゞ量を「2.5倍」や「3倍」にするずいいわけですね。 さおさらに、 「『ためる』を2回続けるず、さらにダメヌゞ量がアップ」などのシステムを導入するずき、必ずDPSを増やすには? ぀たり数匏を䜿うず、 :0  0  x  3 の xを求めおいるのですよね。 だから、『ためる』2回埌のダメヌゞ量は、最䜎でも「3.5倍」のように3を超える数倀、あるいは敎数に限定すれば、たずえば「4倍」ずか「5倍」ずかになっおいる必芁がありたす。 ==KPI== Key Performance Indicator ずいう経営的な指暙があり、『レベルデザむン培底指南曞』P140 および 『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』P70 によるず、共通しおいるのは埌述の内容です。なお、『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』P67 によるず、オンラむンゲヌムの運営などで䜿われる甚語ですが、特にゲヌム業界限定の甚語ではありたせん。 ;DAUDaily Active User :デむリヌ・アクティブ・ナヌザヌ DAUずは、その日に遊んでくれたナヌザヌの人数です。 ;MAUMathly Active User :マンスリヌ・アクティブ・ナヌザヌ MAUずは、その月に遊んでくれたナヌザヌの人数です。 ;WAUWeekly Active User :りィヌクリヌ・アクティブ・ナヌザヌ WAUずは、その週に遊んでくれたナヌザヌの人数です。 ;PUPaying User :ペむング・ナヌザヌ 課金ナヌザヌの人数のこずです。その日を課金ナヌザヌ人数をDPU、その月の課金ナヌザヌ人数をMPUず蚀いたす<ref name="rd140">『レベルデザむン培底指南曞』、P140</ref>。 ;課金率 たずえば、ある月のナヌザ数のうちの課金ナヌザヌの割合など、䞀定期間䞭の、課金ナヌザヌの割合を蚀いたす<ref name="rd140" />。あるいは単に、党ナヌザヌのうちの課金ナヌザヌの割合<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P70</ref>、の堎合もありたす。曞籍によっお、内容が埮劙に違う ;継続率 前月ず比べお今月はナヌザヌがどれだけ残っおいるか、あるいは前週ず比べお今週はどのくらいけナヌザヌが残っおいるかのこずを継続率ずいいたす。 以䞊 このほかにも、色々な指暙がありたす。 == ほか == ゲヌム技術の応甚ずしお、資栌詊隓察策゜フトなどのほかにも、たずえば医孊蚺断ぞの応甚で、東北倧倧孊院医孊系研究科ず仙台攟送の開発した [https://kahoku.news/articles/20220914khn000021.html 『緑内障の早期発芋に圹立぀ゲヌムアプリ スコアで芖野の欠損刀定 東北倧ず仙台攟送が開発』,2022幎9月14日 16:00 , 2022幎11月22日に確認 ] 、ず、いうのもありたす。 == 参考文献・脚泚など ==
2020-01-24T10:18:34Z
2023-08-27T12:39:07Z
[ "テンプレヌト:Substub", "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:Quote" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%BF%E6%95%B4
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叀兞ラテン語/副詞
叀兞ラテン語の 副詞 (Adverbium) は倚様で、比范玚・最䞊玚などに圢が倉化するものず、倉化しないものがある。 倉化しない副詞(indeclinable adverbs, uncomparable adverbs)は、比范玚や最䞊玚を持たない副詞のこずで、数副詞、前眮詞ずしおも甚いられるものがある。 | |#前眮詞ずしおも甚いる副詞 --> 副詞的察栌 (adverbial accusative) は、名詞・圢容詞の察栌圢を副詞的に甚いる甚法。 名詞の奪栌圢は、副詞的察栌ず同様に、副詞的に甚いられるこずがある。 倉化する副詞(declinable adverbs)は、さらに芏則的倉化ず䞍芏則的倉化に分けられる。 圢容詞の語幹に語尟 -ē, -iter (-ter), -ō などを付したものなどがある。 語尟は、比范玚では -ius に、最䞊玚では -issimē に換えるこずが倚い。 副詞の䞍芏則的な倉化(原玚・比范玚・最䞊玚)は、それぞれ䞍芏則に倉化する圢容詞の原玚・比范玚・最䞊玚から぀くられ、互いに類䌌性のない圢をしおいるので、個別に芚えなければならない。
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叀兞ラテン語の 副詞 Adverbium は倚様で、比范玚・最䞊玚などに圢が倉化するものず、倉化しないものがある。
叀兞ラテン語の '''副詞''' <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:adverbium#Latin|Adverbium]]</span> は倚様で、比范玚・最䞊玚などに圢が倉化するものず、倉化しないものがある。 == 倉化しない副詞 == '''倉化しない副詞'''indeclinable adverbs, [[wikt:en:Category:Latin uncomparable adverbs|uncomparable adverbs]]は、比范玚や最䞊玚を持たない副詞のこずで、[[#数副詞|数副詞]]、[[#前眮詞ずしおも甚いられる副詞|前眮詞ずしおも甚いられるもの]]がある。 :関連<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Category:Latin uncomparable adverbs]]</span> === 倉化しない副詞の䞀芧衚 === {| class="wikitable" |- ! ! 副 詞 ! 意 味 ! 備 考 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:20pt;" |<!--【adeō】-->[[wikt:en:adeo#Etymology_1|adeō]] | style="background-color:#cfb;" |(堎所)そこたで、(時間)その時点たで。<br>それほど、etc. |[語源] 前眮詞[[wikt:en:ad-#Latin|ad]]堎所の副詞[[wikt:en:eo#Etymology_2_2|eō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:20pt;" |<!--【adhÅ«c】-->[[wikt:en:adhuc|adhÅ«c]] | style="background-color:#cfb;" |(堎所)ここたで、(時間)今たで、etc. |[語源] 前眮詞[[wikt:en:ad-#Latin|ad]]堎所の副詞[[wikt:en:huc#Latin|hÅ«c]]<br>※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd;" |<!--【admodum】-->[[wikt:en:admodum|admodum]] | style="background-color:#efd;" |非垞に、倧いに<br>完党に、たったく |[語源] 前眮詞[[wikt:en:ad-#Latin|ad]]堎所の副詞 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc;" |<!--【adversus】-->[[wikt:la:adversus#Latine_II|adversus]],<br>[[wikt:en:adversum#Latin|adversum]] | style="background-color:#dfc;" |向かっお、面しお、反察しお<br>[類矩語] [[wikt:en:contra#Adverb_5|contrā]] |'''[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]]''' を芋よ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd;" |<!--【aliquam】-->[[wikt:en:aliquam#Latin|aliquam]] | style="background-color:#efd;" |倧いに |※「'''[[#副詞的察栌]]、[[/代名副詞]]'''」を芋よ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【aliquamdiū】-->[[wikt:en:aliquamdiu#Latin|aliquamdiÅ«]] | style="background-color:#efd;" |(時間)いくらかの間 |[語源] 副詞[[wikt:en:aliquam#Latin|aliquam]][[wikt:en:diu#Latin|diÅ«]]<br>[別圢] <span style="font-size:15pt;">[[wikt:en:aliquandiu#Latin|aliquandiÅ«]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:aliquando#Latin|aliquandō]] | style="background-color:#dfc;" |(時間)ずきどき、<br>あるずき、か぀お、い぀か、぀いに |[語源] 代名詞的圢容詞[[wikt:en:alius#Latin|alius]]副詞[[wikt:en:quando#Latin|quandō]]<br>[類矩衚珟] <span style="font-size:14pt;">[[wikt:la:aliquando|aliquō tempore]], [[wikt:en:nonnumquam|nōnnumquam]]</span><br>※「[[/代名副詞]]、[[叀兞ラテン語/盞関詞|盞関詞]]」を芋よ</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#fff;" |<!--【aliquantō】-->[[wikt:en:aliquanto|aliquantō]] | style="background-color:#fff;" |ある皋床、かなり | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#fff;" |<!--【aliquantulum】-->[[wikt:en:aliquantulum#Latin|aliquantulum]] | style="background-color:#fff;" |少し、少量<br>倚少、ある皋床 |[[#副詞的察栌]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:aliquo#Adverb|aliquō]] | style="background-color:#dfc;" |(堎所)どこかぞ |※「[[/代名副詞]]、[[叀兞ラテン語/盞関詞|盞関詞]]」を芋よ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:aliter#Latin|aliter]] | style="background-color:#dfc;" |別の方法で、違う颚に |[類矩衚珟] <span style="font-size:14pt;">[[wikt:la:aliter#Latine|aliō modō]]</span><br>※「[[/代名副詞]]、[[叀兞ラテン語/盞関詞|盞関詞]]」を芋よ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc;font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:ante#Adverb_2|ante]] | style="background-color:#dfc;" |前に、前方に、以前に |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] を芋よ |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-37-frozen-compounds">[[#Barron's (2011)]]のp.37 "FROZEN" COMPOUNDS WITH A PREPOSITION AS ADVERBS を参照。</ref> | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:antea#Latin|anteā]] | style="background-color:#efd;" |(時間)前に、以前に、か぀お<br>(堎所)前方に |[語源] [[wikt:en:ante#Latin|ante]]代名詞の奪栌 [[wikt:en:ea#Latin|eā]]<br>[察矩語] [[wikt:en:postea#Latin|posteā]] (埌で) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:bis#Latin|bis]] | style="background-color:#efd;" |二床、再び二倍 |※「'''[[#数副詞]]'''」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd;" |<!--【】-->cētera | style="background-color:#efd;" |その他に぀いおは |[語源] 圢容詞 [[wikt:en:ceterus#Latin|cēterus]]の䞭性・耇数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-Acc-Sing-Neuter">[[#Barron's (2011)]]のp.36 ACC. SING. NEUTER OF THE ADJECTIVE AS ADVERBS を参照。</ref> | style="background-color:#dfc;" |<!--【】-->[[wikt:en:ceterum#Adverb|cēterum]] | style="background-color:#dfc;" |その他に぀いおは、<br>そのうえ、さらに |※「[[#副詞的察栌]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc;font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:circa#Latin|circā]] | style="background-color:#dfc;" |たわりに、近くに |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:circiter#Adverb|circiter]] |たわりに、およそ |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc;font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:circum#Latin|circum]] | style="background-color:#dfc;" |たわりに |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]]、<br>[[#副詞的察栌]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:citra#Latin|citrā]] |こちら偎に  [察矩語] [[wikt:en:ultra#Latin|ultrā]] |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-37-frozen-Case-Accsatives">[[#Barron's (2011)]]のp.37 "FROZEN" CASE FORMS OF NOUNS AS ADVERBS  ACCUSATIVES を参照。</ref> | style="font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:clam#Adverb|clam]] |隠れお、こっそり<br> [察矩語] [[wikt:en:coram#Adverb|cōram]] |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]]、<br>[[#副詞的察栌]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:contra#Adverb_5|contrā]] |逆らっお、敵察しお、<br>盞察しお、察しお |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]]<br>[類矩語] [[wikt:la:adversus#Latine_II|adversus]], [[wikt:en:adversum#Latin|adversum]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:coram#Adverb|cōram]] |面ず向かっお、<br>公然ず [察矩語] [[wikt:en:clam#Adverb|clam]] |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-frozen-Case-Ablatives">[[#Barron's (2011)]]のp.36 "FROZEN" CASE FORMS OF NOUNS AS ADVERBS > ABLATIVES を参照。</ref> | style="background-color:#efd; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:cotidie#Latin|cotÄ«diē]] | style="background-color:#efd;" |毎日、日々 |※「[[#副詞的奪栌]]」<br>[語源] [[wikt:en:quot#Latin|quot]][[wikt:en:dies#Latin|diēs]]<br>[別圢] <span style="font-size:15pt;">[[wikt:en:cottidie#Latin|cottÄ«diē]], [[wikt:en:quotidie#Latin|quotÄ«diē]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:cras#Latin|crās]] | style="background-color:#efd;" |明日 |[関連語] [[wikt:en:crastinus#Latin|crāstinus, -a, -um]] (昚日の)<br>[類矩衚珟] posterō diē (翌日に),<br>[[wikt:en:die#Latin|diē]] [[wikt:en:post#Latin|post]] [[wikt:en:hodiernum#Latin|hodiernum]] [[wikt:en:diem#Latin|diem]](今日の次の日)<br>[察矩語] [[wikt:en:heri#Latin|herÄ«]] (昚日) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:cur#Latin|cÅ«r]] | style="background-color:#cfb;" |なぜ、どうしお |※疑問副詞<br>[叀圢] [[wikt:en:quor|quōr]], [[wikt:en:quur|quÅ«r]]  [別圢] cor (たれ)<br>[類矩語] [[wikt:en:quare#Latin|quārē]] (quā rē) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:endeinceps#Adverb|deinceps]] | style="background-color:#efd;" |続いお |※「[[#副詞的察栌]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:deinde#Latin|deinde]] | style="background-color:#dfc;" |次に、それから、その埌 |[語源] 前眮詞 [[wikt:en:de#Latin|dē]]副詞 [[wikt:en:inde#Latin|inde]]<br>[短瞮圢] <span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:dein#Latin|dein]]</span><br>[類矩語] [[wikt:en:tum#Latin|tum]] |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-Acc-Sing-Neuter"/> | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【dēmum】-->[[wikt:en:demum#Latin|dēmum]] | style="background-color:#efd;" |぀いに、最埌に |※「[[#副詞的察栌]]」<br>[類矩語] [[wikt:en:denique#Latin|dēnique]], [[wikt:en:postremo#Latin|postrēmō]], [[wikt:en:tandem#Latin|tandem]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |<!--【dēnique】-->[[wikt:en:denique#Latin|dēnique]] | style="background-color:#dfc;" |぀いに、最埌に |[語源] 前眮詞 [[wikt:en:de#Latin|dē]]接尟蟞 [[wikt:en:-que#Latin|-que]]<br>[類矩語] [[wikt:en:demum#Latin|dēmum]], [[wikt:en:postremo#Latin|postrēmō]], [[wikt:en:tandem#Latin|tandem]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#fff; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:la:enim#Latin|enim]] | style="background-color:#fff;" |確かに、もちろん、<br>実際 |[[#接続詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:eo#Etymology_2_2|eō]] | style="background-color:#cfb;" |(堎所) '''そこに、その堎所ぞ'''、<br>(時間) その時たで、<br>(理由) それゆえに、<br>(皋床) その皋床 |※「[[/代名副詞]]、[[叀兞ラテン語/盞関詞|盞関詞]]」を芋よ<br>[類矩衚珟] in eō locō, in eum locum,<br>eō tempore, eā rē<br>[掟生語] [[wikt:en:adeo#Etymology_1|adeō]], [[wikt:en:ideo#Latin|ideō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#fff; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:et#Latin|et]] | style="background-color:#fff;" |もたた、同様に |[[#接続詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:etiam#Latin|etiam]] | style="background-color:#dfc;" |もたた、<br>でさえ、ですら |[[#接続詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:18pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:extra#Latin|extrā]] | style="background-color:#dfc;" |倖偎に |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:fere#Latin|ferē]] | style="background-color:#dfc;" |ほずんど、ほが、<br>党く、完党に、<br>䞀般に、普通は |[類矩語]<br> (ほずんど、ほが) [[wikt:en:ferme#Latin|fermē]], '''[[wikt:en:paene#Latin|paene]], [[wikt:en:prope#Latin|prope]]''',<br> (党く、完党に) [[wikt:en:omnino#Latin|omnÄ«nō]] |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-frozen-Case-Ablatives"/> | style="font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:forte#Latin|forte]] |偶然に、たたたた、<br>おそらく |※「[[#副詞的奪栌]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-frozen-Case-Ablatives"/> | style="font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:frustra#Latin|frÅ«strā]] |むなしく、無駄に |※「[[#副詞的奪栌]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#bfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:haud#Latin|haud]] | style="background-color:#bfc;" |ない |[別圢] [[wikt:en:haut#Latin|haut]], [[wikt:en:hau#Latin|hau]]<br>[類矩語] [[wikt:en:non#Latin|nōn]], [[wikt:en:minime#Latin|minimē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:heri#Latin|herÄ«]] | style="background-color:#efd;" |昚日 |[掟生語] [[wikt:en:hesternus#Latin|hesternus, -a, -um]] (昚日の)<br>[類矩語] [[wikt:en:pridie#Latin|prÄ«diē]] (前日に)<br>[察矩語] [[wikt:en:cras#Latin|crās]] (明日) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:hic#Etymology_2_2|hÄ«c]] | style="background-color:#dfc|ここに |※「[[/代名副詞]]」<br>[類矩衚珟] [[wikt:la:hic#hÄ«c|in hōc locō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:hinc#Latin|hinc]] | style="background-color:#dfc;" |ここから |※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-frozen-Case-Ablatives"/> | style="background-color:#efd; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:hodie#Latin|hodiē]] | style="background-color:#efd;" |今日 |※「[[#副詞的奪栌]]」<br>[類矩語] [[wikt:en:hoc#Determiner_2|hōc]] [[wikt:en:die#Latin|diē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:huc#Latin|hÅ«c]] | style="background-color:#dfc;" |こちらぞ |※「[[/代名副詞]]」<br>[掟生語] [[wikt:en:adhuc#Latin|adhÅ«c]] (ここたで) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:iam#Latin|iam]] | style="background-color:#cfb;" |すでに、もう、<br>今、このずきに、<br>たもなく |[別衚蚘] <span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:jam#Latin|jam]]</span><br>[類矩語] ad hoc [[wikt:en:tempus#Latin|tempus]]; hōc [[wikt:en:tempore#Latin|tempore]]; [[wikt:en:nunc#Latin|nunc]]<br>[掟生語] [[wikt:en:etiam#Latin|etiam]], [[wikt:en:quoniam#Latin|quoniam]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:ibi#Latin|ibi]] | style="background-color:#dfc;" |そこに、そのずきに |※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:ideo#Latin|ideō]] | style="background-color:#dfc;" |それゆえに、<br>そしおそのように |[語源] [[wikt:en:id#Latin|id]][[wikt:en:eo#Latin|eō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:igitur#Latin|igitur]] | style="background-color:#dfc;" | そしおそのように |[類矩語] [[wikt:en:itaque#Latin|itaque]]<br>[[#接続詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-37-frozen-compounds"/> | style="background-color:#fff; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:ilico#Latin|Ä«licō]] | style="background-color:#fff;" |その堎所に、<br>ただちに |※「[[/代名副詞]]」<br>[語源] [[wikt:en:in#Latin|in]][[wikt:en:locus#Latin|locō]]、[別圢] illicō |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:illac#Latin|illāc]] | style="background-color:#efd;" |あそこを通っお、<br>あのように |※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:illic#Etymology_2|illÄ«c]] | style="background-color:#dfc;" |あの堎所に、<br>あそこに、あちら偎に |※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#fff; font-size:15pt;" |<!--【】-->illicō | style="background-color:#fff;" |その堎所に、<br>ただちに |※「[[/代名副詞]]」<br>[語源] [[wikt:en:in#Latin|in]][[wikt:en:locus#Latin|locō]]、[別圢] [[wikt:en:ilico#Latin|Ä«licō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:illinc#Latin|illinc]] | style="background-color:#efd;" |あそこから、あちら偎から |※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:illuc#Latin|illÅ«c]] | style="background-color:#efd;" |あそこぞ、あちら偎ぞ |※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:inde#Latin|inde]] | style="background-color:#dfc;" |そこから |※「[[/代名副詞]]」  掟生語倚し<br>[類矩衚珟] [[wikt:la:inde|ab hoc loco]]<br>  [[wikt:la:inde|ex aliquo temporis puncto]]<br> 線集䞭 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:18pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:interdiu#Latin|interdiÅ«]] | style="background-color:#efd;" |(時間) 日䞭に、昌間に |[語源] [[wikt:en:inter#Latin|inter]] [[wikt:en:diu#Latin|diÅ«]]<br>[察矩語] [[wikt:en:nocte#Latin|nocte]], [[wikt:en:noctu#Latin|noctÅ«]] 倜間に |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:18pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:interdum#Latin|interdum]] | style="background-color:#efd;" |(時間) ずきどき、時に |[語源] [[wikt:en:inter#Latin|inter]] [[wikt:en:dum#Latin|dum]]<br>[類矩語] [[wikt:en:interim#Latin|interim]] (ずきどき) |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-37-frozen-compounds"/> | style="background-color:#dfc; font-size:18pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:interea#Latin|intereā]] | style="background-color:#dfc;" |(時間) その間に |[語源] [[wikt:en:inter#Latin|inter]]代名詞の奪栌 [[wikt:en:ea#Latin|eā]]<br>[類矩語] [[wikt:en:interim#Latin|interim]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:18pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:interim#Latin|interim]] | style="background-color:#dfc;" |(時間) その間に |[語源] ''[[wikt:fr:inter#la|inter]]''副詞的接尟蟞 ''[[wikt:fr:-im#Latin|-im]]''<br>[類矩語] [[wikt:en:interea#Latin|intereā]] <!--【●線集䞭】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:18pt;" |<!--【intrā】-->[[wikt:en:intra#Latin|intrā]] | style="background-color:#dfc;" |内偎に |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:ita#Latin|ita]] | style="background-color:#dfc;" | そのように、<br>こうしお |[掟生語] [[wikt:en:itaque#Latin|itaque]]<br>※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:itaque#Latin|itaque]] | style="background-color:#dfc;" | そしおそのように |[類矩語] [[wikt:en:igitur#Latin|igitur]]<br>[[#接続詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:item#Latin|item]] | style="background-color:#dfc;" |同じく、同じように、同様に |※「[[/代名副詞]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efe; font-size:15pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:iterum#Latin|iterum]] | style="background-color:#efe;" |再び、再床 |[類矩語] [[wikt:en:denuo#Latin|dēnuō]], [[wikt:en:rursum#Latin|rursum]], [[wikt:en:rursus#Latin|rÅ«rsus]] <!--【●線集䞭】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | colspan="3" |&nbsp; <span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:jam#Latin|jam]]</span> ⇒ <span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:iam#Latin|iam]]</span> &nbsp; を芋よ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【māne】-->[[wikt:en:mane#Latin|māne]] | style="background-color:#efd;" |朝に | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【nōndum】-->[[wikt:en:nondum#Latin|nōndum]] | style="background-color:#efd;" |ただない |[類矩衚珟] [[wikt:la:nondum#Latine|adhÅ«c nōn]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【quoad】-->[[wikt:en:quoad#Latin|quoad]] | style="background-color:#efd;" |たで |[語源] [[wikt:en:quod#Latin|quod]][[wikt:en:ad#Latin|ad]] (ad quod)<br>[類矩語] [[wikt:la:quoad|dum, quamdiu, donec]] <!--【●線集䞭】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#cfb;" | | |} <!-- |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:15pt;" |<!--【】--> | |[[#前眮詞ずしおも甚いる副詞]] --> *<span style="font-size:13pt;">[[wikt:en:inde#Latin|inde]]</span> そこから →deinde *<span style="font-size:13pt;">[[wikt:en:nocte#Latin|nocte]], [[wikt:en:noctu#Latin|noctÅ«]]</span>  *<span style="font-size:13pt;">[[wikt:en:quoque#Etymology_2|quoque]]</span> もたた、同様に *<span style="font-size:13pt;"></span>  *<span style="font-size:13pt;"></span>  *<span style="font-size:13pt;"></span>  *<span style="font-size:13pt;">[[wikt:en:statim#Latin|statim]]</span> すぐに *<span style="font-size:13pt;"></span>  *<span style="font-size:13pt;"></span>  *<span style="font-size:13pt;"></span>  *<span style="font-size:13pt;"></span>  *<span style="font-size:13pt;"></span>  *[[wikt:en:utcumque#Latin|utcumque]] 非限定関係副詞 === 代名副詞 === *<span style="background-color:#ffc;">[[/代名副詞]]     {{進捗|25%|2020-03-04}} </span> <!-- 2020-04-05 --> === 数副詞 === *<span style="background-color:#ffffcc;">[[/数副詞]]     {{進捗|25%|2020-02-16}} <!-- 2020-02-16 --></span> :関連[[wikt:en:Category:Category:Latin frequency adverbs]] === 副詞的察栌 === 副詞的察栌 [[wikt:en:adverbial accusative|adverbial accusative]] は、名詞・圢容詞の察栌圢を副詞的に甚いる甚法。 *<span style="background-color:#ffffcc;">[[/副詞的察栌]]     {{進捗|00%|2020-02-22}} </span> :関連[[:wikt:en:Category:Latin adverbial accusatives|Category:Latin adverbial accusatives]] === 副詞的奪栌 === 名詞の奪栌圢は、副詞的察栌ず同様に、副詞的に甚いられるこずがある。 *<span style="background-color:#ffffcc;">[[/副詞的奪栌]]     {{進捗|00%|2020-04-03}} </span> === 前眮詞ずしおも甚いる副詞 === {| class="wikitable" |- ! ! 副 詞 ! 意味(副詞) ! 備 考 ! 前眮詞 ! 意味(前眮詞) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:la:adversus#Latine_II|adversus]],<br>[[wikt:en:adversum#Latin|adversum]] | style="background-color:#dfc;" |向かっお、面しお<br>反察しお<br>[類矩語] [[wikt:en:contra#Adverb_5|contrā]] | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:la:adversus#Latine_II|adversus]],<br>adversum | style="background-color:#fef;" |(方向)に向かっお、<br>に反察しお<br>[類矩語] [[wikt:en:contra#Preposition_6|contrā]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:ante#Adverb_2|ante]] | style="background-color:#dfc;" |前に、前方に、以前に | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:ante#Preposition_5|ante]] | style="background-color:#fef;" |(堎所)の前に、の前面に、に面しお、<br>(時)の以前に |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:circa#Latin|circā]] | style="background-color:#dfc;" |たわりに、近くに | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:circa#Latin|circā]] | style="background-color:#fef;" |のたわりに、の近くに、<br>およそ、頃 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:circiter#Adverb|circiter]] | style="background-color:#dfc;" |たわりに、<br>およそ | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:circiter#Preposition|circiter]] | style="background-color:#fef;" |のたわりに、<br>およそ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:circum#Latin|circum]] | style="background-color:#dfc;" |たわりに |[[#副詞的察栌|副詞的察栌]] | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:circum#Latin|circum]] | style="background-color:#fef;" |のたわりに |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:citra#Latin|citrā]] | style="background-color:#dfc;" |こちら偎に<br>[察矩語] [[wikt:en:ultra#Latin|ultrā]] | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:citra#Latin|citrā]] | style="background-color:#fef;" |のこちら偎に<br>[察矩語] [[wikt:en:ultra#Latin|ultrā]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:clam#Adverb|clam]] | style="background-color:#dfc;" |隠れお、こっそり<br>[察矩語] [[wikt:en:coram#Adverb|cōram]] |[[#副詞的察栌|副詞的察栌]] | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:clam#Preposition|clam]] | style="background-color:#fef;" |に隠れお、に知られずに<br>[察矩語] [[wikt:en:coram#Preposition|cōram]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:contra#Adverb_5|contrā]] | style="background-color:#dfc;" |逆らっお、敵察しお、<br>盞察しお、察しお<br>[類矩語] [[wikt:la:adversus#Latine_II|adversus]], [[wikt:en:adversum#Latin|adversum]] | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:contra#Preposition_6|contrā]] | style="background-color:#fef;" |に逆らっお、に敵察しお、<br>に察しお、に向かっお<br>[類矩語] [[wikt:la:adversus#Latine_II|adversus]], adversum |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:coram#Adverb|cōram]] | style="background-color:#dfc;" |面ず向かっお、<br>公然ず [察矩語] [[wikt:en:clam#Adverb|clam]] | | style="background-color:#ffebd8; font-size:14pt;" |[[wikt:en:coram#Preposition|cōram]] | style="background-color:#ffebd8;" |[[wikt:en:coram#Latin|cōram]] の面前に<br>[察矩語] [[wikt:en:clam#Preposition|clam]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:extra#Latin|extrā]] | style="background-color:#dfc;" |倖偎に [察矩語] [[wikt:en:intra#Latin|intrā]] | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:extra#Latin|extrā]] | style="background-color:#fef;" |の倖偎に [察矩語] [[wikt:en:intra#Latin|intrā]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:intra#Latin|intrā]] | style="background-color:#dfc;" |内偎に [察矩語] [[wikt:en:extra#Latin|extrā]] | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" |[[wikt:en:intra#Latin|intrā]] | style="background-color:#fef;" |の内偎に [察矩語] [[wikt:en:extra#Latin|extrā]] <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | style="background-color:#dfc;" | | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" | | style="background-color:#fef;" | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | style="background-color:#dfc;" | | | style="background-color:#fef; font-size:14pt;" | | style="background-color:#fef;" | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | style="background-color:#dfc;" | | | style="background-color:#ffebd8; font-size:14pt;" | | style="background-color:#ffebd8;" | |} *[[wikt:en:supra#Adverb_2|suprā]] [[wikt:en:supra#Preposition|suprā]] === 接続詞ずしおも甚いる副詞 === {| class="wikitable" |- ! ! 副 詞 ! 意味(副詞) ! 備 考 ! 接続詞 ! 意味(接続詞) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |[[wikt:la:enim#Latin|enim]] | style="background-color:#dfc;" |確かに、もちろん、<br>疑いなく実際<br>[類矩語] [[wikt:en:certe#Latin|certē]], <br>[[wikt:en:sine#Latin|sine]] [[wikt:en:ullo#Latin|Å«llō]] [[wikt:en:dubium#Latin|dubiō]]<br>[[wikt:en:vero#Latin|vērō]] | style="font-size:8pt;" |※接続詞ずされたり、<br>副詞ずされたりする<ref>教材・蟞曞によっお、接続詞に分類されたり、副詞に分類されたりするが、ここでは接続詞・副詞ずする。䟋えば、[[wikt:la:enim|la:enim]] では副詞・接続詞、[[wikt:fr:enim#Latin|fr:enim]] では副詞、[[wikt:en:enim#Latin|en:enim]] では接続詞、ずしおいる。</ref> | style="background-color:#ffa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:enim#Latin|enim]] | style="background-color:#ffc;" |実際、<br>なぜなら、ずいうのは |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |[[wikt:en:et#Latin|et]] | style="background-color:#dfc;" |もたた、同様に | | style="background-color:#ffa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:et#Latin|et]] | style="background-color:#ffc;" |ず・・・、そしお<br>[類矩語] [[wikt:en:atque#Latin|atque]], [[wikt:en:ac#Latin|ac]],<br>[[wikt:en:-que#Latin|-que]]</span>(埌眮詞) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:25pt;" |[[wikt:en:etiam#Latin|etiam]] | style="background-color:#dfc;" |もたた、<br>でさえ、ですら<br>[類矩語] [[wikt:en:quoque#Etymology_2|quoque]] | style="font-size:8pt;" |※接続詞ずされたり、<br>副詞ずされたりする<ref>教材・蟞曞によっお、接続詞に分類されたり、副詞に分類されたりするが、ここでは接続詞・副詞ずする。䟋えば、[[wikt:la:etiam#Latine|la:etiam]] や [[wikt:fr:etiam#Latin|fr:etiam]] や [[wikt:de:etiam|de:etiam]] では接続詞、[[wikt:en:etiam#Latin|en:etiam]] では副詞ずしおいる。</ref> | style="background-color:#ffa; font-size:25pt;" |[[wikt:fr:etiam#Latin|etiam]] | style="background-color:#ffc;" |さらに、そのうえ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:igitur#Latin|igitur]] | style="background-color:#dfc;" |そしおそのように<br>[類矩語] et ita | | style="background-color:#ffa; font-size:14pt;" |[[wikt:en:igitur#Latin|igitur]] | style="background-color:#ffc;" |したがっお、<br>それゆえに |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:la:itaque#Latine|itaque]] | style="background-color:#dfc;" |そしおそのように<br>[類矩語] et ita | | style="background-color:#ffa; font-size:14pt;" |[[wikt:la:itaque#Latine|itaque]] | style="background-color:#ffc;" |したがっお、<br>それゆえに <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | style="background-color:#dfc;" | | | style="background-color:#ffa; font-size:14pt;" | | style="background-color:#ffc;" | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | style="background-color:#dfc;" | | | style="background-color:#ffa; font-size:14pt;" | | style="background-color:#ffc;" | |} *[[wikt:en:nec#Latin|nec]]: 副詞・接続詞<!-- et ne...pas --> *[[wikt:en:neque#Latin|neque]]: 副詞・接続詞 *<span style="font-size:13pt;">[[wikt:en:quoque#Etymology_2|quoque]]</span> もたた、同様に <!-- aussi --> == 倉化する副詞 == '''倉化する副詞'''declinable adverbsは、さらに[[#副詞の芏則的倉化|芏則的倉化]]ず[[#副詞の䞍芏則的倉化|䞍芏則的倉化]]に分けられる。 === 副詞の芏則的倉化 === 圢容詞の語幹に語尟 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:-e#Latin|-ē]], [[wikt:en:-iter#Latin|-iter]] ([[wikt:en:-ter#Latin|-ter]]), [[wikt:en:-o#Latin-adverb|-ō]]</span> などを付したものなどがある。 語尟は、比范玚では <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:-ius#Etymology_3|-ius]]</span> に、最䞊玚では <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:-issime#Latin|-issimē]]</span> に換えるこずが倚い。 {| class="wikitable" |- ! ! 原 玚 ! 比范玚 ! 最䞊玚 ! 意 味 ! 備 考 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:acriter|ācriter]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:acrius|ācrius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:acerrime#Latin|ācerrimē]] | 激しく |圢容詞[[wikt:en:acer#Latin|ācer]]の語幹ācr語尟[[wikt:en:-iter#Latin|-iter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:aegre|aegrē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:aegrius|aegrius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:aegrissime|aegrissimē]] | 蟛うじお |圢容詞[[wikt:en:aeger#Latin|aeger]]の語幹aegr語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]]<br>[類矩語] [[wikt:en:vix#Latin|vix]], [察矩語] [[wikt:en:facile#Latin|facile]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:alte#Etymology_1|altē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:altius#Adverb|altius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:altissime#Latin|altissimē]] | 高く |圢容詞[[wikt:en:altus#Etymology_1|altus]]の語幹alt語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【amplē】-->[[wikt:en:ample#Latin|amplē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:|amplius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:amplissime|amplissimē]] | 十分に、<br>[比范]より倚く | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【artē】-->[[wikt:en:arte#Adverb|artē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:artius#Latin|artius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:artissime#Latin|artissimē]] | しっかりず、<br>き぀く、固く、<br>密集しお |圢容詞[[wikt:en:artus#Latin|artus]]の語幹art語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | rowspan="2" | | rowspan="2" style="font-size:21pt; background:#efd;" |<!--【】-->[[wikt:en:audacter#Latin|audācter]] | rowspan="2" style="font-size:14pt;" |audācius | rowspan="2" style="font-size:14pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:audacissime|audācissimē]] | rowspan="2" |倧胆に |圢容詞[[wikt:en:audax#Latin|audāx]]の語幹audāc語尟[[wikt:en:-ter#Latin|-ter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | style="background:#efd;" |【別圢】 <span style="font-size:21pt;">[[wikt:en:audaciter#Latin|audāciter]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:beate#Latin|beātē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:beatius|beātius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:beatissime|beātissimē]] |幞犏に |圢容詞[[wikt:en:beatus#Latin|beātus]]の語幹beātu語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:breviter#Latin|breviter]] | style="font-size:14pt;" |brevius | style="font-size:14pt;" |brevissimē |短く |圢容詞[[wikt:en:brevis#Latin|brevis]]の語幹語尟[[wikt:en:-iter#Latin|-iter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt; background:#efd" |<!--【】-->[[wikt:en:celeriter#Latin|celeriter]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:celerius#Latin|celerius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:celerrime#Latin|celerrimē]] |速く |圢容詞[[wikt:en:celer#Latin|celer]]語尟[[wikt:en:-iter#Latin|-iter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt; background:#efd;" |<!--【】-->[[wikt:en:certe#Latin|certē]] | style="font-size:14pt;" |certius | style="font-size:14pt;" |certissimē |確かに、<br>もちろん、<br>疑いなく。<br>ずにかく |圢容詞[[wikt:en:certus#Latin|certus]]の語幹cert語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]]<br>[類矩語] [[wikt:en:certo#Etymology_2|certō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:certo#Etymology_2|certō]] | style="font-size:14pt;" |certius | style="font-size:14pt;" |certissimē |確かに、<br>もちろん、<br>疑いなく |圢容詞[[wikt:en:certus#Latin|certus]]の語幹cert語尟[[wikt:en:-o#Latin-adverb|-ō]]<br>[類矩語] [[wikt:en:certe#Latin|certē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt; background:#efd;" |<!--【】-->[[wikt:en:cito#Latin|citō]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:citius#Latin|citius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:citissime#Latin|citissimē]] |速く、<br>迅速に |圢容詞[[wikt:en:citus#Latin|citus]]の語幹cit語尟[[wikt:en:-o#Latin-adverb|-ō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:continuo#Etymology_2_3|continuō]] | style="font-size:14pt;" |continuius | style="font-size:14pt;" |continuissimē |ただちに |圢容詞[[wikt:en:continuus#Latin|continuus]]の語幹continu語尟[[wikt:en:-o#Latin-adverb|-ō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:crebro#Latin|crēbrō]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:crebrius#Latin|crēbrius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:crebrissime#Latin|crēbrissimē]] |しばしば |圢容詞[[wikt:en:creber#Latin|crēber]]の語幹crēbr語尟[[wikt:en:-o#Latin-adverb|-ō]]<br>[類矩語] [[wikt:en:frequenter#Latin|frequenter]], [[wikt:en:saepe#Latin|saepe]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:crudeliter#Latin|crÅ«dēliter]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:crudelius#Latin|crÅ«dēlius]] | style="font-size:14pt;" |crÅ«dēlissimē |残酷に |圢容詞[[wikt:en:crudelis#Latin|crÅ«dēlis]]の語幹crÅ«dēl語尟[[wikt:en:-iter#Latin|-iter]]<br>[別圢] <span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:crudele#Latin|crÅ«dēl-ē]], -ius, -issimē</span> |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-frozen-Case-Ablatives"/> | style="font-size:21pt; background:#cfb;" |<!--【diū】-->[[wikt:en:diu#Latin|diÅ«]] | style="font-size:14pt; background:#efd;" |[[wikt:en:diutius#Latin|diÅ«tius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:diutissime#Latin|diÅ«tissimē]] |長い間 |[語源的関連語] [[wikt:en:dies#Latin|diēs]]<br>[掟生語] [[wikt:en:aliquamdiu#Latin|aliquamdiÅ«]], [[wikt:en:interdiu#Latin|interdiÅ«]], [[wikt:en:quamdiu#Latin|quamdiÅ«]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【dÅ«rē】-->[[wikt:en:dure#Latin|dÅ«rē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:durius|dÅ«rius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:durissime#Latin|dÅ«rissimē]] |固く、<br>厳しく |[語源] 圢容詞 [[wikt:en:durus#Latin|dÅ«rus]]の語幹語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]] |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="Barrons-36-Acc-Sing-Neuter"/> | style="font-size:21pt; background:#efd;" |<!--【facile】-->[[wikt:en:facile#Latin|facile]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:facilius#Latin|facilius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:facillime#Latin|facillimē]] |容易に |「'''[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌|副詞的察栌]]'''」を参照。 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:feliciter#Latin|fēlÄ«citer]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:felicius#Latin|fēlÄ«cius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:felicissime#Latin|fēlÄ«cissimē]] |幞犏に |圢容詞[[wikt:en:felix#Latin|fēlÄ«x]]の語幹fēlÄ«c語尟[[wikt:en:-iter#Latin|-iter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->[[wikt:en:fortiter#Latin|fortiter]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:fortius|fortius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:fortissime#Latin|fortissimē]] |匷く、<br>勇敢に、<br>勇気を持っお |圢容詞[[wikt:en:fortis#Latin|fortis]]の語幹fort語尟[[wikt:en:-iter#Latin|-iter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt; background-color:#efd;" |<!--【】-->[[wikt:en:frequenter#Latin|frequenter]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:frequentius#Latin|frequentius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:frequentissime#Latin|frequentissimē]] |しばしば |[語源] 珟圚分詞 [[wikt:en:frequens#Latin|frequēns]]より語尟[[wikt:en:-ter#Latin|-ter]]<br>[類矩語] [[wikt:en:crebro#Latin|crēbrō]], [[wikt:en:saepe#Latin|saepe]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【graviter】-->[[wikt:en:graviter#Latin|graviter]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:gravius#Adverb|gravius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:gravissime#Adverb|gravissimē]] |重く、<br>激しく |[語源] 圢容詞 [[wikt:en:gravis#Latin|gravis]]の語幹grav語尟[[wikt:en:-iter#Latin|-iter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】-->''[[wikt:la:Latine#Latine|LatÄ«nē]]'' | style="font-size:14pt;" |LatÄ«nius | style="font-size:14pt;" |LatÄ«nissime | ラテン語で |[語源] 圢容詞 [[wikt:la:Latinus#Latine|LatÄ«nus, -a, -um]]の語幹LatÄ«n語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt; background-color:#efd;" |<!--【】-->[[wikt:en:libenter#Latin|libenter]] | style="font-size:14pt;" |libentius | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:libentissime#Latin|libentissimē]] |喜んで |[語源] 珟圚分詞 [[wikt:en:libens#Latin|libēns]]より語尟[[wikt:en:-ter#Latin|-ter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt; background-color:#efd;" |<!--【】-->[[wikt:en:longe#Latin|longē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:longius#Latin|longius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:longissime#Latin|longissimē]] |空間遠くに、<br>時間長く |[語源] 圢容詞 [[wikt:en:longus#Latin|longus]]の語幹long語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】--> | style="font-size:14pt;" | | style="font-size:14pt;" | | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】--> | style="font-size:14pt;" | | style="font-size:14pt;" | | | |- style="font-family:Times New Roman;" | rowspan="2" | | style="font-size:21pt;" rowspan="2" |<!--【】-->[[wikt:en:prope|prope]] | style="font-size:14pt;" rowspan="2" |[[wikt:en:propius|propius]] | style="font-size:14pt;" rowspan="2" |[[wikt:en:proxime#Latin|proximē]] |空間近くに、<br>時間近く<br> |[類矩語] [[wikt:en:propter|propter]], [[wikt:en:iuxta|iÅ«xtā (iuxtā)]] |- style="font-family:Times New Roman;" |ほずんど、ほが |[類矩語] [[wikt:en:fere#Latin|fere]], [[wikt:en:ferme#Latin|fermē]], [[wikt:en:paene|paene]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt; background-color:#efd;" |<!--【saepe】-->[[wikt:en:saepe#Latin|saepe]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:saepius#Latin|saepius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:saepissime#Latin|saepissimē]] |しばしば |[類矩語] [[wikt:en:crebro#Latin|crēbrō]], [[wikt:en:frequenter#Latin|frequenter]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【sērō】-->[[wikt:en:sero#Etymology_4|sērō]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:serius#Adverb|sērius]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:serissime#Latin|sērissimē]] |遅く、遅れお |[語源] 圢容詞 [[wikt:en:serus#Latin|sērus]]の語幹接尟蟞[[wikt:en:-o#Latin:_adverb|-ō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【tÅ«tē】-->[[wikt:en:tute#Latin|tÅ«tē]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:tutius#Latin|tÅ«tius]] | style="font-size:14pt;" |tÅ«tissimē |安党に、無事に、安心に | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【tÅ«tō】-->[[wikt:en:tuto#Latin|tÅ«tō]] | style="font-size:14pt;" |[[wikt:en:tutius#Latin|tÅ«tius]] | style="font-size:14pt;" |tÅ«tissimē,<br>[[wikt:en:tutissimo#Latin|tÅ«tissimō]] |安党に、無事に、安心に |[語源] 圢容詞[[wikt:en:tutus#Latin|tÅ«tus]]の語幹接尟蟞[[wikt:en:-o#Latin:_adverb|-ō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】--> | style="font-size:14pt;" | | style="font-size:14pt;" | | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:21pt;" |<!--【】--> | style="font-size:14pt;" | | style="font-size:14pt;" | | | |} <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> ;関連 *[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -o (adverb)|wikt:Category:Latin words suffixed with -o (adverb)]] *[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -ter|wikt:Category:Latin words suffixed with -ter]] === 副詞の䞍芏則的倉化 === 副詞の䞍芏則的な倉化原玚・比范玚・最䞊玚は、それぞれ䞍芏則に倉化する圢容詞の原玚・比范玚・最䞊玚から぀くられ、互いに類䌌性のない圢をしおいるので、個別に芚えなければならない。 {| class="wikitable" |- ! ! style="background-color:#dfc;" |原 玚 ! style="background-color:#dfc;" |比范玚 ! style="background-color:#dfc;" |最䞊玚 ! style="background-color:#efe;" |意 味 ! style="background-color:#efe;" |備 考 |- style="font-family:Times New Roman;" | style="font-size:8pt;" |圢容詞 | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:bonus#Latin|bonus]] | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:melior#Latin|melior]] | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:optimus#Latin|optimus]] |良い | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#bfb;" |<span style="font-size:21pt;">[[wikt:en:bene#Latin|bene]]</span><br>良く | style="background-color:#dfc;" |<span style="font-size:21pt;">[[wikt:en:melius#Latin|melius]]</span> <ref>圢容詞bonusの䞍芏則的比范玚[[wikt:en:melior#Latin|melior]]の䞭性・単数・䞻栌/察栌/呌栌ず同圢。</ref><br>より良く | style="background-color:#dfc;" |<span style="font-size:21pt;">[[wikt:en:optime#Latin|optimē]]</span> <ref>圢容詞bonusの䞍芏則的最䞊玚[[wikt:en:optimus#Latin|optimus]]の語幹optimに語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]]を付した圢。</ref><br>最も良く | style="background-color:#efe;" |良く | style="background-color:#efe;" | |- | colspan="6" | |- style="font-family:Times New Roman;" | style="font-size:8pt;" |圢容詞 | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:magnus#Latin|magnus]] | style="font-size:13pt;" |([[wikt:en:maior#Latin|maior]]) | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:maximus#Latin|maximus]] |倧きい | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc;" |<span style="font-size:15pt;">[[wikt:en:magnopere#Latin|magnopere]]</span><br>倧いに、非垞に | style="background-color:#bfa;" |<span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:magis#Latin|magis]]</span><br><span style="font-size:8pt;">より倚く、より以䞊に</span> | style="background-color:#bfa;" |<span style="font-size:21pt;">[[wikt:en:maxime#Latin|maximē]]</span><br><span style="font-size:8pt;">最も、最倧に、特に</span> | style="background-color:#efe;" |倧いに | style="background-color:#efe;" | |- | colspan="6" | |- style="font-family:Times New Roman;" | style="font-size:8pt;" |圢容詞 | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:parvus#Latin|parvus]] | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:minor#Latin|minor]] | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:minimus#Latin|minimus]] |少ない | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc;" |<span style="font-size:15pt;">[[wikt:en:parum#Latin|parum]]</span><br>少なく | style="background-color:#bfa;" |<span style="font-size:21pt;">[[wikt:en:minus#Latin|minus]]</span> <ref>圢容詞[[wikt:en:parvus#Latin|parvus]]の䞍芏則的比范玚[[wikt:en:minor#Latin|minor]]の䞭性・単数・察栌ず同圢。</ref><br><span style="font-size:8pt;">より少なく</span> | style="background-color:#bfa;" |<span style="font-size:21pt;">[[wikt:en:minime#Latin|minimē]]</span> <ref>圢容詞[[wikt:en:parvus#Latin|parvus]]の䞍芏則的最䞊玚[[wikt:en:minimus#Latin|minimus]]の語幹minimに語尟[[wikt:en:-e#Latin|-ē]]を付した圢。</ref><br><span style="font-size:8pt;">最も少なく、決しおない</span> | style="background-color:#efe;" |少なく | style="background-color:#efe;" | |- | colspan="6" | |- | colspan="6" | |- style="font-family:Times New Roman;" | style="font-size:8pt;" |<!--圢容詞--> | style="font-size:13pt;" | | style="font-size:13pt;" | | style="font-size:13pt;" | | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc;" |<span style="font-size:21pt;"></span> | style="background-color:#dfc;" |<span style="font-size:15pt;"></span> | style="background-color:#dfc;" |<span style="font-size:15pt;"></span> | style="background-color:#efe;" | | style="background-color:#efe;" | |- | colspan="6" | |} <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> <span style="font-size:13pt;"></span> == 脚泚 == <references /> == 参考文献 == ===Barron's (2011)=== *<span style="font-family:Times New Roman;"><span style="font-size:15pt;">[[叀兞ラテン語/参考文献#Barron's Latin Grammar (2011)|Barron's Latin Grammar (2011)]]</span></span> **<span style="font-family:Times New Roman;">p.35-39  6 Adverbs</span> **:<span style="font-family:Times New Roman;">p.36 ACC. SING. NEUTER OF THE ADJECTIVE AS ADVERBS</span> **:<span style="font-family:Times New Roman;">p.36 "FROZEN" CASE FORMS OF NOUNS AS ADVERBS  ABLATIVES</span> **:<span style="font-family:Times New Roman;">p.37 "FROZEN" CASE FORMS OF NOUNS AS ADVERBS  ACCUSATIVES</span> **:<span style="font-family:Times New Roman;">p.37 "FROZEN" COMPOUNDS WITH A PREPOSITION AS ADVERBS</span> <span style="font-family:Times New Roman;"></span> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/前眮詞]] *[[叀兞ラテン語/接続詞]] == 関連蚘事 == *[[w:la:Adverbium]] ;英語版りィクショナリヌ *[[wikt:en:Category:Latin adverbs]] ラテン語の副詞のカテゎリ **[[wikt:en:Category:Latin adverb forms]] ***[[wikt:en:Category:Latin comparative adverbs]] ****[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -o (adverb)|wikt:Category:Latin words suffixed with -o (adverb)]] ****[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -ter|wikt:Category:Latin words suffixed with -ter]] **[[wikt:en:Category:Latin uncomparable adverbs]] **[[wikt:en:Category:Latin adverbial accusatives]] 副詞的察栌 **[[wikt:en:Category:Category:Latin frequency adverbs]] 数副詞のカテゎリ **[[wikt:en:Category:Latin interrogative adverbs]] 疑問副詞 ;仏語版りィクショナリヌ *[[wikt:fr:Catégorie:Adverbes en latin]] ラテン語の副詞のカテゎリ **[[wikt:fr:Catégorie:Adverbes relatifs en latin]] 関係副詞 **[[wikt:fr:Catégorie:Adverbes interrogatifs en latin]] 疑問副詞 **[[wikt:fr:Catégorie:Adverbes comparatifs en latin]] 副詞の比范玚 **[[wikt:fr:Catégorie:Adverbes superlatifs en latin]] 副詞の最䞊玚 ;仏語版りィキブックス *'''[[b:fr:Latin/Vocabulaire/Adverbes]]''' ;独語版りィクショナリヌ *[[wikt:de:Kategorie:Adverb (Latein)]] ラテン語の副詞のカテゎリ [[Category:叀兞ラテン語|副詞]] [[カテゎリ:副詞]]
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Learner Support in Distance Education
This Wikibooks chapter provides an overview of learner support in distance education. The chapter explains theories and models, reviews previous studies, and discusses current findings and future research areas. As learner support has developed, there have been specific approaches to possible theories in distance education. There are three important models that are underlying student support, including (1) counseling models, (2) learning style models, (3) motivation models. There are various types of counseling presented in different schools and contexts. But these counselings could be distinguished in two very broad categories including, humanistic and behavioral therapy models. In distance education, these counseling models are useful in terms of learner support. By not only including the self-centeredness and non-directional nature but also logic rationale. By using the mixture of both counseling models in learner support, learners will start by listening to the background experiences and feelings about the assessments among the students then would try to clarify those feelings to reconsider their self-awareness. There are over 20 learning style inventories done by various people to explore effective learning for the students. One of the most popular inventories was the Honey and Mumford Learning Inventory (1986), which claimed to identify activist, theorist, reflector, and pragmatist. In distance learning, learning styles are popular as though students could be assessed for their favored learning style at a distance and then be advised to study by that style. (Simpson, 2012) However, according to other researchers, there is no credible evidence that learning styles exist in a real context. The idea of learning styles was linked with the concept of learning skills development. This advocates that the important aspect of learner support was to identify the weakness of the individual learners’ educational background and previous learning abilities. Then, appropriate therapeutic support could be offered to the learners, which allows for the distance learning skills to be taught to the learners. These skills could be applied to their own studies. Overall, the intertwining of different learning style models and learning skills development supports the learners to successfully process their learning. In distance education, not only understanding the learners’ situation but also providing the most appropriate learning that learners could acquire various skills are important to consider. The end of what drives most students of distance education to drop out is the loss of the motivation to learn and balance with their daily lives. There are different theories specifically about learning motivation, such as: Also, there are theories that suggests the enhancement of students’ learning motivation by distance educators. Some examples are listed below: In distance education, learner support is provided with applying these theories of motivation models in order for the students to not only successfully learn but also understand the purpose of studying through the courses in distance education. In conclusion, all 3 theories, including (1) counseling models, (2) learning style models, (3) motivation models are considered to be important aspects for learner support in distance education. The ideas from these theories are then applied to various models of learner support. As time goes on, different researchers further develop a model of learner support in distance education. Tait (1995) has suggested that the first step for planning any kind of learner support is to determine who your students are and what their expectations are. (Özoğlu, 2010) Student support services are produced by distance education institutions. There are instructional materials provided to facilitate the learning process. The activities included in the student support services includes the following: This learner support appears to motivate learners in distance education by helping them select their appropriate track of study, encouraging them in the appropriate use of educational facilities to graduate successfully. (Anjana, 2018) Learner support allows students to pace their distance education, which is essential for successful learning. In addition, learners could keep track not only of their educational purposes, goals, and needs but also their academic requirements. Leaner supports are provided for the students to meet their needs. Tait (2000) identified three primary functions for learner support in ODL – “cognitive”, “affective” and “systemic”, all of which are crucial to student success. (Brindley & Pual, 2004) These domains are essential as a planning and management model of learner support. This model is not prescriptive but rather adaptable depending upon learner characteristics and contextual factors such as geography, scale, management system, and technological infrastructure. (Ritcher & Anderson, 2014) Cognitive support includes the facilitation of learning for students’ education through materials, feedbacks, etc. Through the provision of solid course materials, guidelines, and learning resources for each of the students, it will support the learners to successfully process their learning in distance education. In terms of affective support, a supportive environment should be created, where students could lower their anxiety of learning through distance education. Through the creation of communities such as discussion forums, counseling opportunities, it will enhance the self-esteem of the learners. It is important for the students could not only receive support from the students but also have an environment where they could talk to other students. In this way, various questions could be asked about the course or their interest. Expanding the community will allow individual learners to crank up each other's enthusiasm. Therefore, according to Tait (2000), affective support is thought to be one of the important primary domain of learner support. Lastly, systemic support focuses more on the establishment of administrative process and information management systems leading to an effective, transparent and friendly environment for the students. According to Tait, it is also necessarily related to the objective of providing an environment where students feel at home, where they feel valued, and which they find manageable. (Tait, 2000) Therefore, facilitating a system where students could maximize their learning with motivation and active participation is important as learner support provided in distance education. According to Atkins, The ARCS model was created, which categorizes student support services into four domains including, affective, reflective, cognitive, and systemic. (Jung & Hong, 2014) This model is expanded from the original model mentioned above, which was created by Tait. In addition to the three main interdependent factors: cognitive, systemic, and affective, reflective is added. Reflective support allows the framework to have the development of the capacity to reflect on goals and action to engage in continuous learning to occur in learner support. The ARCS model recognized not only the importance of students' cognitive development, but also their affective development, their reflective processes in terms of how motivation changes or is strengthened as they study, and systemic support (Atkins & Beard, 2009) All of these four domains are important factors included in the learner supports for the learners in distance education. It affects motivation, confidence, learning skills, identity, employability, etc. of the distance learners. In addition to the ARCS model, Jung and Hong's (2014) study identifies the gender-related mention incorporated into the ARCS model. With the clarification of the usefulness of the ARCS model, the gender-consideration support domain was further investigated as an important and influential factor for learner support in distance education. Based on the research on the Asian distance learners, the study concludes that the gender-considerate support addresses the socioeconomic, cultural, and educational barriers that can seriously impede women's participation and success in higher education. (CITE) As a result, additional supports for women may be necessary due to the fact that their participation and success could be influenced by various factors, which were the following. (Jung & Hond, 2014) Therefore, it was concluded that learner supports that will overcome the issues caused by these factors may be offered by means of the formal and informal face-to-face or online sessions with the consideration of time management, distance learners’ self-confidence, thoroughly planned study schedules, and fulfill the use of online tools. Empirical studies have been carried out in diverse geographical, cultural, and educational settings. Such previous studies can be classified into three categories: Within this category, a variety of studies have been conducted to research the effect of learner support measures on learners’ learning experiences. Learner support services include cognitive supports from the ARCS model such as tutorial support, purposeful interaction, gamified approaches, and multimedia materials. One of the studies also investigated the influence of systematic support, a messaging tool, on the learning experience. Learners’ learning experienced were also analyzed using several factors such as the level of motivation and engagement in the course. Amponsah, Torto, and Badu-Nyarko (2018) conducted empirical research where they investigate factors affecting the motivation of distance education students at the University of Ghana. They prepared a questionnaire to clarify what motivates distance learners to study in the course. They concluded that distance education students enrolled in a higher education program had career development as their top reason to pursue a degree, meaning that they were extrinsically motivated. This study also revealed that the affordability of the program, the availability of financial support, the flexibility of the programme and tutorial support positively affected the level of motivation for students to stay on the programme. Especially, cognitive learner support through face-to-face tutorials enhanced students’ motivation in the programme. It was an important factor in student retention that encouraged many of them to fully complete the programme. Therefore, the study revealed the influence of cognitive support, tutorial sessions, on learners’ level of motivation. Another study was carried out to investigate the effectiveness of interaction to promote students’ motivation in learning. Abrami, Bernard, Bures, Borokhovski, and Tamim (2011) analyzed the role of guided interaction, the cognitive domain, in distance education and concluded that interaction promotes students’ motivation. They argued that guided, focused and purposeful interaction allows learners to consider why they are engaging in learning activities and hence reflect on their motivation to study. The study was carried out to research the impact of a gamified approach, the cognitive domain, on levels of students’ participation and achievement in assessments of the distance learning course. (Collin, 2018) Collin (2018) stated that a gamified approach might have positive effects on learners’ motivation. The author intervened in a third-year programming course required to major in computer science, which is offered only through the medium of distance education. The measure intended to introduce a playful element in the course in order to increase the level of students’ motivation. He incorporated eight game mechanics in the course such as awarding points and badges, a journey motif, and a leader board. The study showed that such gamified approaches may not lead to increase participation in coursework. Additionally, there was little evidence that gamified interventions improved students’ achievement in assessments. Therefore, it is unlikely that the gamified approaches enhanced students’ effective and efficient learning and functioned as cognitive support. In contrast, game mechanics positively impacted students’ motivation, which is the affective domain of learner support. To begin with, the provision of points, badges, and levels acted as supportive feedback that can build feelings of competence in students. Secondly, the intervention allowed students to be responsible for the name that will be displayed in a leaderboard and flexibly choosing the learning journey. These measures maintained the autonomy of students. Lastly, feelings of relatedness between learners were developed through the on-boarding process with known-as name and introducing themselves on the discussion forum. The author argues that these strategies made students realize that they have peers to work with together. Consequently, the results showed that students generally showed a positive attitude towards the implementation of a gamified element, and it was effective in supporting students’ affective aspects. Another research showed that the frequency of using learner support service is highly relevant to the pattern and level of student engagement. (He, Zheng, Di, & Dong, 2019) He, Zheng, Di, and Dong (2019) investigated the effectiveness of online learner support services to encourage students’ engagement in distance education at Xi’an Jiaotong University. The school developed online learner support services that consist of two parts: the AM service and the WG service. The AM service is the provision of a messaging tool. It is the systemic domain where students can directly contact teaching assistants, technicians, or faculty when they need any kind of support with studies, exams, systems, or school events. On the other hand, the WG service is a multimedia material, the cognitive support, provided for each distance education course. The materials are developed and edited by course instructors and teaching assistants. The material summarizes questions that are frequently asked by students, explains challenging exercises, and recommends various resources related to the course. The findings showed that students who used online learner support services demonstrated a greater level of engagement in the course. Additionally, the study proved the quantitative relationship between the number of times students used the service and their engagement. Therefore, the study indicated that the systemic support through the provision of a messaging tool and cognitive support that offers multimedia material are both effective to enhance students’ engagement in learning in distance education context. The studies in this category investigate challenges experienced by distance learners. Such challenges differed from one another depending on the context in which the research was carried out. The authors also proposed possible areas for improvement to provide new or better learner support services. The study investigated institutional challenges in managing and delivering learner support in distance education in Uganda. Ouma and Nkuyubwatsi (2019) qualitatively researched the faculty staff and students in a Ugandan university using the methodologies such as interviews and reflective logs. The result showed that there were two challenges experienced by the university in administering learner support: lack of faculty staff’s skills to support distance learners and inadequate availability of the infrastructure to provide instant feedback. To begin with, human resources at the university were limited and therefore it resulted in staff exhibiting rudeness and being unapproachable. Therefore, students were not able to receive appropriate support when they are in need. Secondly, the instant feedback to assignments could not be provided due to technical issues such as the poor supply of electricity and infrastructure in many rural areas. The article concluded that building institutional capacity for distance education is crucial to provide better learner support services. The study also revealed that distance learners experienced challenges with reading class materials due to their native culture. In African culture, people value oral communication rather than written communication. This cultural characteristic resulted in students not reading course materials effectively. Although learner support providers attempted to provide necessary materials to learners, most of them were not able to use it effectively. Therefore, the author argued that it is essential for the university to provide appropriate services that teach students how to cope with reading materials in the course. Choi and Kim (2017) carried out a study to research factors affecting adult student dropout rates in the Korean cyber-university degree programs. They investigated the correlation between dropout rates and four types of factors: individual factors, external factors, internal factors, and outcome factors. The findings demonstrated that basic scholastic aptitude significantly influences students’ dropout rates. Therefore, the author suggests that the university should provide appropriate support programs to help students with low basic scholastic aptitude. Moreover, learners with physical constraints resulting from work, family, or personal issues were more likely to drop out of the course. Therefore, it is necessary for course administrators to support students with physical constraints. The research was carried out to investigate challenges that both learner support providers receivers and experience in distance education. Charlotte, Pamela, and Angie (2013) investigated methods used by U.K. university libraries to support distance learners and challenges experienced by librarians at the Distance Learning Support Service in Sheffield Hallam University in the United Kingdom. They also distributed a questionnaire to distance learners from the same university to investigate their behavior in receiving learner support. They also compared answers from librarians and distance learners to analyze if there is any disparity between their perception of learner support services. The result showed that although librarians recognize the importance of collaborating with the course instructors, they often find it difficult to achieve it. They also find it challenging to meet the diverse needs of distance learners. Distance learners are diverse in the realm of background, previous educational experience, and levels of information literacy. Therefore, the type of support that they need from librarians differ from one another. It is difficult for librarians to support each learner in a customized manner. Additionally, findings indicate that librarians do not use synchronous virtual reference and user-education tools frequently. The distance learners found the provision of scanned-materials and receiving books by post very useful. Learners receive user support from librarians through online guides and tutorials. However, they also use non-instant methods such as telephone and email to contact librarians when they need support. The study proposed the future area for improvement that librarians should experiment with such technological innovations to provide a service with better quality. The authors suggest that the provision of e-resources and synchronous virtual reference will be beneficial for both librarians and distance learners. It is also suggested to enhance electronic communication to provide more instant support. The researches have been carried out in various geographical, cultural, and educational settings to investigate the role of learner support in distance education. They can be categorized into three types of studies that are about: (1) existing learner support measures, (2) distance learners’ needs that reveal possible services to support them, and (3) challenges experienced by learner support providers. There have been many pieces of research done in the first category, especially in developed countries. In developed countries, distance education has been popular for decades and learner support measures have been already implemented. Therefore, it is more possible for researchers to investigate their effectiveness in relation to learners’ affective factors such as motivation and engagement. The second category has been also researched by several scholars and it is revealed that there are many rooms for improvement in learner support depending on the context of distance education. In contrast, there are not many pieces of research carried out in the third category, challenges experienced by learner support providers. It is possibly because researchers are more interested in improving learners’ experiences in distance education, and thus directly research their activity in distance education. However, it is also crucial to investigate learner support providers’ challenges. It is because students’ learning experiences will be most enhanced when learner supporters are providing all kinds of assistance that they can give. It is important to investigate their challenges to solve any issues and maximize the level of their performance. It is also possible to research not only their challenges but also supports that they find effective. It allows the institute to study if there is any gap in the perception of learner support between learners and supporters. Additionally, the reflective domain from the ARCS model has not been researched considerably. It could be because it is difficult to quantitatively measure the level of students’ reflective behavior. However, it is essential for distance learners to be reflective to keep up their motivation. Hence, more researches should be carried out to figure out how the institution can enhance students’ reflective thinking. It is possible to conduct qualitative research where they study the relationship between learner support and individual students’ thinking routines. It is also one of the future research areas to research the reflective domain of distance learners. The review of previous studies revealed that there is an interdependent relationship between four domains of the Atkins’ ARCS model. For instance, cognitive support such as the provision of tutorial support can influence learners’ affective features, the level of motivation (Amponsah, Torto, & Badu-Nyarko, 2018). Thus, future research can be conducted to investigate the relationship between the four domains of the ARCS model. Furthermore, the articles chosen for our previous studies were based on the search of ICU discovery. We entered the keywords such as "Learner Support", "Distance Education", "Distance Learner's Motivation", and "Dropout Rates". Therefore, by using other search engines and entering different keywords, the articles found and their categorizations may be different. It is a limitation as the articles found are within a single database with the accessibility owned by the university. Abrami, P. C., Bernard, R. M., Bures, E. M., Borokhovski, E., & Tamim, R. M. (2011). Interaction in distance education and online learning: Using evidence and theory to improve practice. Journal of Computing in Higher Education, 23(2-3), 82-103. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1007/s12528-011-9043-x Amponsah, S., Torto, B. A., & Badu-Nyarko, S. (2018). Ghanaian mature students’ motivation to pursue degree programmes through distance education. International Review of Education, 64(5), 585-606. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1007/s11159-018-9728-8 Anjana. (2018). Technology for efficient learner support services in distance education: Experiences from developing countries. Singapore: Springer Singapore. Brindley J.E., Paul R. (2004). The role of learner support in institutional transformation - A case study in the making. Brooke, C., McKinney, P., & Donoghue, A. (2013). Provision of distance learner support services at U.K. universities: Identification of best practice and institutional case study. Library Trends, 61(3), 613-635. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1353/lib.2013.0003 Choi, H. J., & Kim, B. U. (2017). Factors affecting adult student dropout rates in the Korean cyber-university degree programs. The Journal of Continuing Higher Education, 66(1), 1–12. doi: 10.1080/07377363.2017.1400357 de Hart, ,K.L., & Venter, J. M. P. (2013). Comparison of urban and rural dropout rates of distance students. Perspectives in Education, 31(1), 66-76,111-112. Retrieved from https://search-proquest-com.othmer1.icu.ac.jp:2443/docview/1566186915?accountid=10105 Gunawardena, C. N. (2019). Culturally inclusive instructional design: A framework and guide to building online wisdom ... communities. New York: Routledge. He, H., Zheng, Q., Di, D., & Dong, B. (2019). How learner support services affect student engagement in online learning environments. IEEE Access, 7, 49961–49973. doi: 10.1109/access.2019.2910589 Jung, I., & Hong, S. (2014). An elaborated model of student support to allow for gender considerations in Asian distance education. The International Review of Research in Open and Distributed Learning, 15(2). Ouma, R., & Nkuyubwatsi, B. (2019). Transforming university learner support in open and distance education: Staff and students perceived challenges and prospects. Cogent Education, 6(1). doi: 10.1080/2331186x.2019.1658934 Özoğlu, Murat. (2010). Assessment of learner support services in the Turkish Open Education System. International Journal of Instructional Technology and Distance Learning. 7. 3-18. Pilkington, C. (2018). A playful approach to fostering motivation in a distance education computer programming course: Behaviour change and student perceptions. International Review of Research in Open and Distributed Learning, 19(3) Retrieved from https://search-proquest-com.othmer1.icu.ac.jp:2443/docview/2092568685?accountid=10105 Simpson, O. (2012). Supporting students for success in online and distance education (Third). London: Routledge. Tait, A. (2000). Planning student support for open and distance learning. Open Learning, 15(3), 287-299. Zawacki-Richter, O., & Anderson, T. (2014). Online distance education: Towards a research agenda. AU Press, Athabasca University.
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "This Wikibooks chapter provides an overview of learner support in distance education. The chapter explains theories and models, reviews previous studies, and discusses current findings and future research areas.", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "As learner support has developed, there have been specific approaches to possible theories in distance education. There are three important models that are underlying student support, including (1) counseling models, (2) learning style models, (3) motivation models.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "There are various types of counseling presented in different schools and contexts. But these counselings could be distinguished in two very broad categories including, humanistic and behavioral therapy models.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "In distance education, these counseling models are useful in terms of learner support. By not only including the self-centeredness and non-directional nature but also logic rationale. By using the mixture of both counseling models in learner support, learners will start by listening to the background experiences and feelings about the assessments among the students then would try to clarify those feelings to reconsider their self-awareness.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "There are over 20 learning style inventories done by various people to explore effective learning for the students. One of the most popular inventories was the Honey and Mumford Learning Inventory (1986), which claimed to identify activist, theorist, reflector, and pragmatist. In distance learning, learning styles are popular as though students could be assessed for their favored learning style at a distance and then be advised to study by that style. (Simpson, 2012) However, according to other researchers, there is no credible evidence that learning styles exist in a real context.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "The idea of learning styles was linked with the concept of learning skills development. This advocates that the important aspect of learner support was to identify the weakness of the individual learners’ educational background and previous learning abilities. Then, appropriate therapeutic support could be offered to the learners, which allows for the distance learning skills to be taught to the learners. These skills could be applied to their own studies.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "Overall, the intertwining of different learning style models and learning skills development supports the learners to successfully process their learning. In distance education, not only understanding the learners’ situation but also providing the most appropriate learning that learners could acquire various skills are important to consider.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "The end of what drives most students of distance education to drop out is the loss of the motivation to learn and balance with their daily lives. There are different theories specifically about learning motivation, such as:", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "Also, there are theories that suggests the enhancement of students’ learning motivation by distance educators. Some examples are listed below:", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "In distance education, learner support is provided with applying these theories of motivation models in order for the students to not only successfully learn but also understand the purpose of studying through the courses in distance education.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "In conclusion, all 3 theories, including (1) counseling models, (2) learning style models, (3) motivation models are considered to be important aspects for learner support in distance education. The ideas from these theories are then applied to various models of learner support. As time goes on, different researchers further develop a model of learner support in distance education.", "title": "Theories" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "Tait (1995) has suggested that the first step for planning any kind of learner support is to determine who your students are and what their expectations are. (Özoğlu, 2010) Student support services are produced by distance education institutions. There are instructional materials provided to facilitate the learning process. The activities included in the student support services includes the following:", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "This learner support appears to motivate learners in distance education by helping them select their appropriate track of study, encouraging them in the appropriate use of educational facilities to graduate successfully. (Anjana, 2018) Learner support allows students to pace their distance education, which is essential for successful learning. In addition, learners could keep track not only of their educational purposes, goals, and needs but also their academic requirements. Leaner supports are provided for the students to meet their needs.", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "Tait (2000) identified three primary functions for learner support in ODL – “cognitive”, “affective” and “systemic”, all of which are crucial to student success. (Brindley & Pual, 2004) These domains are essential as a planning and management model of learner support. This model is not prescriptive but rather adaptable depending upon learner characteristics and contextual factors such as geography, scale, management system, and technological infrastructure. (Ritcher & Anderson, 2014)", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "Cognitive support includes the facilitation of learning for students’ education through materials, feedbacks, etc. Through the provision of solid course materials, guidelines, and learning resources for each of the students, it will support the learners to successfully process their learning in distance education.", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "In terms of affective support, a supportive environment should be created, where students could lower their anxiety of learning through distance education. Through the creation of communities such as discussion forums, counseling opportunities, it will enhance the self-esteem of the learners. It is important for the students could not only receive support from the students but also have an environment where they could talk to other students. In this way, various questions could be asked about the course or their interest. Expanding the community will allow individual learners to crank up each other's enthusiasm. Therefore, according to Tait (2000), affective support is thought to be one of the important primary domain of learner support. Lastly, systemic support focuses more on the establishment of administrative process and information management systems leading to an effective, transparent and friendly environment for the students. According to Tait, it is also necessarily related to the objective of providing an environment where students feel at home, where they feel valued, and which they find manageable. (Tait, 2000) Therefore, facilitating a system where students could maximize their learning with motivation and active participation is important as learner support provided in distance education.", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "According to Atkins, The ARCS model was created, which categorizes student support services into four domains including, affective, reflective, cognitive, and systemic. (Jung & Hong, 2014) This model is expanded from the original model mentioned above, which was created by Tait. In addition to the three main interdependent factors: cognitive, systemic, and affective, reflective is added. Reflective support allows the framework to have the development of the capacity to reflect on goals and action to engage in continuous learning to occur in learner support. The ARCS model recognized not only the importance of students' cognitive development, but also their affective development, their reflective processes in terms of how motivation changes or is strengthened as they study, and systemic support (Atkins & Beard, 2009)", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "All of these four domains are important factors included in the learner supports for the learners in distance education. It affects motivation, confidence, learning skills, identity, employability, etc. of the distance learners.", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "In addition to the ARCS model, Jung and Hong's (2014) study identifies the gender-related mention incorporated into the ARCS model. With the clarification of the usefulness of the ARCS model, the gender-consideration support domain was further investigated as an important and influential factor for learner support in distance education. Based on the research on the Asian distance learners, the study concludes that the gender-considerate support addresses the socioeconomic, cultural, and educational barriers that can seriously impede women's participation and success in higher education. (CITE) As a result, additional supports for women may be necessary due to the fact that their participation and success could be influenced by various factors, which were the following. (Jung & Hond, 2014)", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "Therefore, it was concluded that learner supports that will overcome the issues caused by these factors may be offered by means of the formal and informal face-to-face or online sessions with the consideration of time management, distance learners’ self-confidence, thoroughly planned study schedules, and fulfill the use of online tools.", "title": "Models" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "Empirical studies have been carried out in diverse geographical, cultural, and educational settings. Such previous studies can be classified into three categories:", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "Within this category, a variety of studies have been conducted to research the effect of learner support measures on learners’ learning experiences. Learner support services include cognitive supports from the ARCS model such as tutorial support, purposeful interaction, gamified approaches, and multimedia materials. One of the studies also investigated the influence of systematic support, a messaging tool, on the learning experience. Learners’ learning experienced were also analyzed using several factors such as the level of motivation and engagement in the course.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "Amponsah, Torto, and Badu-Nyarko (2018) conducted empirical research where they investigate factors affecting the motivation of distance education students at the University of Ghana. They prepared a questionnaire to clarify what motivates distance learners to study in the course.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "They concluded that distance education students enrolled in a higher education program had career development as their top reason to pursue a degree, meaning that they were extrinsically motivated. This study also revealed that the affordability of the program, the availability of financial support, the flexibility of the programme and tutorial support positively affected the level of motivation for students to stay on the programme. Especially, cognitive learner support through face-to-face tutorials enhanced students’ motivation in the programme. It was an important factor in student retention that encouraged many of them to fully complete the programme. Therefore, the study revealed the influence of cognitive support, tutorial sessions, on learners’ level of motivation.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "Another study was carried out to investigate the effectiveness of interaction to promote students’ motivation in learning. Abrami, Bernard, Bures, Borokhovski, and Tamim (2011) analyzed the role of guided interaction, the cognitive domain, in distance education and concluded that interaction promotes students’ motivation. They argued that guided, focused and purposeful interaction allows learners to consider why they are engaging in learning activities and hence reflect on their motivation to study.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "The study was carried out to research the impact of a gamified approach, the cognitive domain, on levels of students’ participation and achievement in assessments of the distance learning course. (Collin, 2018) Collin (2018) stated that a gamified approach might have positive effects on learners’ motivation. The author intervened in a third-year programming course required to major in computer science, which is offered only through the medium of distance education. The measure intended to introduce a playful element in the course in order to increase the level of students’ motivation. He incorporated eight game mechanics in the course such as awarding points and badges, a journey motif, and a leader board.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "The study showed that such gamified approaches may not lead to increase participation in coursework. Additionally, there was little evidence that gamified interventions improved students’ achievement in assessments. Therefore, it is unlikely that the gamified approaches enhanced students’ effective and efficient learning and functioned as cognitive support.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "In contrast, game mechanics positively impacted students’ motivation, which is the affective domain of learner support. To begin with, the provision of points, badges, and levels acted as supportive feedback that can build feelings of competence in students. Secondly, the intervention allowed students to be responsible for the name that will be displayed in a leaderboard and flexibly choosing the learning journey. These measures maintained the autonomy of students. Lastly, feelings of relatedness between learners were developed through the on-boarding process with known-as name and introducing themselves on the discussion forum. The author argues that these strategies made students realize that they have peers to work with together. Consequently, the results showed that students generally showed a positive attitude towards the implementation of a gamified element, and it was effective in supporting students’ affective aspects.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "Another research showed that the frequency of using learner support service is highly relevant to the pattern and level of student engagement. (He, Zheng, Di, & Dong, 2019) He, Zheng, Di, and Dong (2019) investigated the effectiveness of online learner support services to encourage students’ engagement in distance education at Xi’an Jiaotong University. The school developed online learner support services that consist of two parts: the AM service and the WG service. The AM service is the provision of a messaging tool. It is the systemic domain where students can directly contact teaching assistants, technicians, or faculty when they need any kind of support with studies, exams, systems, or school events. On the other hand, the WG service is a multimedia material, the cognitive support, provided for each distance education course. The materials are developed and edited by course instructors and teaching assistants. The material summarizes questions that are frequently asked by students, explains challenging exercises, and recommends various resources related to the course.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "The findings showed that students who used online learner support services demonstrated a greater level of engagement in the course. Additionally, the study proved the quantitative relationship between the number of times students used the service and their engagement. Therefore, the study indicated that the systemic support through the provision of a messaging tool and cognitive support that offers multimedia material are both effective to enhance students’ engagement in learning in distance education context.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "The studies in this category investigate challenges experienced by distance learners. Such challenges differed from one another depending on the context in which the research was carried out. The authors also proposed possible areas for improvement to provide new or better learner support services.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "The study investigated institutional challenges in managing and delivering learner support in distance education in Uganda. Ouma and Nkuyubwatsi (2019) qualitatively researched the faculty staff and students in a Ugandan university using the methodologies such as interviews and reflective logs.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "The result showed that there were two challenges experienced by the university in administering learner support: lack of faculty staff’s skills to support distance learners and inadequate availability of the infrastructure to provide instant feedback. To begin with, human resources at the university were limited and therefore it resulted in staff exhibiting rudeness and being unapproachable. Therefore, students were not able to receive appropriate support when they are in need. Secondly, the instant feedback to assignments could not be provided due to technical issues such as the poor supply of electricity and infrastructure in many rural areas. The article concluded that building institutional capacity for distance education is crucial to provide better learner support services.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "The study also revealed that distance learners experienced challenges with reading class materials due to their native culture. In African culture, people value oral communication rather than written communication. This cultural characteristic resulted in students not reading course materials effectively. Although learner support providers attempted to provide necessary materials to learners, most of them were not able to use it effectively. Therefore, the author argued that it is essential for the university to provide appropriate services that teach students how to cope with reading materials in the course.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "Choi and Kim (2017) carried out a study to research factors affecting adult student dropout rates in the Korean cyber-university degree programs. They investigated the correlation between dropout rates and four types of factors: individual factors, external factors, internal factors, and outcome factors.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "The findings demonstrated that basic scholastic aptitude significantly influences students’ dropout rates. Therefore, the author suggests that the university should provide appropriate support programs to help students with low basic scholastic aptitude. Moreover, learners with physical constraints resulting from work, family, or personal issues were more likely to drop out of the course. Therefore, it is necessary for course administrators to support students with physical constraints.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "The research was carried out to investigate challenges that both learner support providers receivers and experience in distance education. Charlotte, Pamela, and Angie (2013) investigated methods used by U.K. university libraries to support distance learners and challenges experienced by librarians at the Distance Learning Support Service in Sheffield Hallam University in the United Kingdom. They also distributed a questionnaire to distance learners from the same university to investigate their behavior in receiving learner support. They also compared answers from librarians and distance learners to analyze if there is any disparity between their perception of learner support services.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "The result showed that although librarians recognize the importance of collaborating with the course instructors, they often find it difficult to achieve it. They also find it challenging to meet the diverse needs of distance learners. Distance learners are diverse in the realm of background, previous educational experience, and levels of information literacy. Therefore, the type of support that they need from librarians differ from one another. It is difficult for librarians to support each learner in a customized manner. Additionally, findings indicate that librarians do not use synchronous virtual reference and user-education tools frequently.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "The distance learners found the provision of scanned-materials and receiving books by post very useful. Learners receive user support from librarians through online guides and tutorials. However, they also use non-instant methods such as telephone and email to contact librarians when they need support.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "The study proposed the future area for improvement that librarians should experiment with such technological innovations to provide a service with better quality. The authors suggest that the provision of e-resources and synchronous virtual reference will be beneficial for both librarians and distance learners. It is also suggested to enhance electronic communication to provide more instant support.", "title": "Previous Studies" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "The researches have been carried out in various geographical, cultural, and educational settings to investigate the role of learner support in distance education. They can be categorized into three types of studies that are about: (1) existing learner support measures, (2) distance learners’ needs that reveal possible services to support them, and (3) challenges experienced by learner support providers.", "title": "Discussion" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "There have been many pieces of research done in the first category, especially in developed countries. In developed countries, distance education has been popular for decades and learner support measures have been already implemented. Therefore, it is more possible for researchers to investigate their effectiveness in relation to learners’ affective factors such as motivation and engagement.", "title": "Discussion" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "The second category has been also researched by several scholars and it is revealed that there are many rooms for improvement in learner support depending on the context of distance education.", "title": "Discussion" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "In contrast, there are not many pieces of research carried out in the third category, challenges experienced by learner support providers. It is possibly because researchers are more interested in improving learners’ experiences in distance education, and thus directly research their activity in distance education. However, it is also crucial to investigate learner support providers’ challenges. It is because students’ learning experiences will be most enhanced when learner supporters are providing all kinds of assistance that they can give. It is important to investigate their challenges to solve any issues and maximize the level of their performance. It is also possible to research not only their challenges but also supports that they find effective. It allows the institute to study if there is any gap in the perception of learner support between learners and supporters.", "title": "Discussion" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "Additionally, the reflective domain from the ARCS model has not been researched considerably. It could be because it is difficult to quantitatively measure the level of students’ reflective behavior. However, it is essential for distance learners to be reflective to keep up their motivation. Hence, more researches should be carried out to figure out how the institution can enhance students’ reflective thinking. It is possible to conduct qualitative research where they study the relationship between learner support and individual students’ thinking routines. It is also one of the future research areas to research the reflective domain of distance learners.", "title": "Discussion" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "The review of previous studies revealed that there is an interdependent relationship between four domains of the Atkins’ ARCS model. For instance, cognitive support such as the provision of tutorial support can influence learners’ affective features, the level of motivation (Amponsah, Torto, & Badu-Nyarko, 2018). Thus, future research can be conducted to investigate the relationship between the four domains of the ARCS model.", "title": "Discussion" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "Furthermore, the articles chosen for our previous studies were based on the search of ICU discovery. We entered the keywords such as \"Learner Support\", \"Distance Education\", \"Distance Learner's Motivation\", and \"Dropout Rates\". Therefore, by using other search engines and entering different keywords, the articles found and their categorizations may be different. It is a limitation as the articles found are within a single database with the accessibility owned by the university.", "title": "Discussion" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "Abrami, P. C., Bernard, R. M., Bures, E. M., Borokhovski, E., & Tamim, R. M. (2011). Interaction in distance education and online learning: Using evidence and theory to improve practice. Journal of Computing in Higher Education, 23(2-3), 82-103. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1007/s12528-011-9043-x Amponsah, S., Torto, B. A., & Badu-Nyarko, S. (2018). Ghanaian mature students’ motivation to pursue degree programmes through distance education. International Review of Education, 64(5), 585-606. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1007/s11159-018-9728-8 Anjana. (2018). Technology for efficient learner support services in distance education: Experiences from developing countries. Singapore: Springer Singapore. Brindley J.E., Paul R. (2004). The role of learner support in institutional transformation - A case study in the making. Brooke, C., McKinney, P., & Donoghue, A. (2013). Provision of distance learner support services at U.K. universities: Identification of best practice and institutional case study. Library Trends, 61(3), 613-635. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1353/lib.2013.0003 Choi, H. J., & Kim, B. U. (2017). Factors affecting adult student dropout rates in the Korean cyber-university degree programs. The Journal of Continuing Higher Education, 66(1), 1–12. doi: 10.1080/07377363.2017.1400357 de Hart, ,K.L., & Venter, J. M. P. (2013). Comparison of urban and rural dropout rates of distance students. Perspectives in Education, 31(1), 66-76,111-112. Retrieved from https://search-proquest-com.othmer1.icu.ac.jp:2443/docview/1566186915?accountid=10105 Gunawardena, C. N. (2019). Culturally inclusive instructional design: A framework and guide to building online wisdom ... communities. New York: Routledge. He, H., Zheng, Q., Di, D., & Dong, B. (2019). How learner support services affect student engagement in online learning environments. IEEE Access, 7, 49961–49973. doi: 10.1109/access.2019.2910589 Jung, I., & Hong, S. (2014). An elaborated model of student support to allow for gender considerations in Asian distance education. The International Review of Research in Open and Distributed Learning, 15(2). Ouma, R., & Nkuyubwatsi, B. (2019). Transforming university learner support in open and distance education: Staff and students perceived challenges and prospects. Cogent Education, 6(1). doi: 10.1080/2331186x.2019.1658934 Özoğlu, Murat. (2010). Assessment of learner support services in the Turkish Open Education System. International Journal of Instructional Technology and Distance Learning. 7. 3-18. Pilkington, C. (2018). A playful approach to fostering motivation in a distance education computer programming course: Behaviour change and student perceptions. International Review of Research in Open and Distributed Learning, 19(3) Retrieved from https://search-proquest-com.othmer1.icu.ac.jp:2443/docview/2092568685?accountid=10105 Simpson, O. (2012). Supporting students for success in online and distance education (Third). London: Routledge. Tait, A. (2000). Planning student support for open and distance learning. Open Learning, 15(3), 287-299. Zawacki-Richter, O., & Anderson, T. (2014). Online distance education: Towards a research agenda. AU Press, Athabasca University.", "title": "Bibliography" } ]
This Wikibooks chapter provides an overview of learner support in distance education. The chapter explains theories and models, reviews previous studies, and discusses current findings and future research areas.
This Wikibooks chapter provides an overview of learner support in distance education. The chapter explains theories and models, reviews previous studies, and discusses current findings and future research areas. == Theories == As learner support has developed, there have been specific approaches to possible theories in distance education. There are three important models that are underlying student support, including (1) counseling models, (2) learning style models, (3) motivation models. === Counseling Models === There are various types of counseling presented in different schools and contexts. But these counselings could be distinguished in two very broad categories including, humanistic and behavioral therapy models. ==== Humanistic Counseling ==== : Humanistic counseling, also known as person-centered counseling revolves around a basic judgment about the “self-directedness” of individuals and how they deal with issues in their lives by being helped to clarify their feelings in such a way as to enable them to make decisions for themselves. (Simpson, 2012) It will allow learners to explore their creativity, personal growth, and self-development with the acknowledgment of various choices. Self-awareness and self-realization are encouraged by the learners through the process of reflecting on who they are and what they feel. ==== Behavioral Therapies ==== : Unlike humanistic counseling, behavioral therapies are more focused on modifying learner’s behavior rather than their feelings. One type of behavioral therapy is cognitive-behavioral therapy (CBT), which aims to improve mental health. It focuses on a person’s cognitive processes, including thoughts, images, beliefs, and attitudes, and how these can be challenged and changed in order to change how that person feels, (Simpson, 2012) : Another example would be Rational Emotive Therapy (RET), which is thought that activating events in a person’s life will lead to beliefs and these beliefs will lead to consequences. Thus, it is the counselor’s task to clearly explain how the process has worked in their own life. In this way, it will change those beliefs and hence alter the consequences of the learners. In distance education, these counseling models are useful in terms of learner support. By not only including the self-centeredness and non-directional nature but also logic rationale. By using the mixture of both counseling models in learner support, learners will start by listening to the background experiences and feelings about the assessments among the students then would try to clarify those feelings to reconsider their self-awareness. === Learning Style Models === [[File:The Honey and Mumford Learning Inventory.png|thumb|]] There are over 20 learning style inventories done by various people to explore effective learning for the students. One of the most popular inventories was the Honey and Mumford Learning Inventory (1986), which claimed to identify activist, theorist, reflector, and pragmatist. In distance learning, learning styles are popular as though students could be assessed for their favored learning style at a distance and then be advised to study by that style. (Simpson, 2012) However, according to other researchers, there is no credible evidence that learning styles exist in a real context. The idea of learning styles was linked with the concept of learning skills development. This advocates that the important aspect of learner support was to identify the weakness of the individual learners’ educational background and previous learning abilities. Then, appropriate therapeutic support could be offered to the learners, which allows for the distance learning skills to be taught to the learners. These skills could be applied to their own studies. Overall, the intertwining of different learning style models and learning skills development supports the learners to successfully process their learning. In distance education, not only understanding the learners’ situation but also providing the most appropriate learning that learners could acquire various skills are important to consider. === Motivation Models === The end of what drives most students of distance education to drop out is the loss of the motivation to learn and balance with their daily lives. There are different theories specifically about learning motivation, such as: # Self-Determination Theory # Achievement Goal Theory # Self-Efficacy Theory # Interest Development Model # Expectancy Value Theory # Epistemological Identity Theory # Self-Concordance Model # Belief in a Just World Theory and others
 (Simpson, 2012) Also, there are theories that suggests the enhancement of students’ learning motivation by distance educators. Some examples are listed below: # Self-Affirmation Theory # Keller’s ARCS Theory # Positive Psychology # Theories of Self and others
 (Simpson, 2012) In distance education, learner support is provided with applying these theories of motivation models in order for the students to not only successfully learn but also understand the purpose of studying through the courses in distance education. In conclusion, all 3 theories, including (1) counseling models, (2) learning style models, (3) motivation models are considered to be important aspects for learner support in distance education. The ideas from these theories are then applied to various models of learner support. As time goes on, different researchers further develop a model of learner support in distance education. == Models == === Student Support Services (Tait, 1995) === Tait (1995) has suggested that the first step for planning any kind of learner support is to determine who your students are and what their expectations are. (Özoğlu, 2010) Student support services are produced by distance education institutions. There are instructional materials provided to facilitate the learning process. The activities included in the student support services includes the following: * Advising and Counselling * Orientation * Individual or Group Tutoring * Promoting Learning and Examination Skills among Learners * Feedback on Assessments and Learning Progress * Career Guidance and Solving Administrative Problem (Tait, 1995) This learner support appears to motivate learners in distance education by helping them select their appropriate track of study, encouraging them in the appropriate use of educational facilities to graduate successfully. (Anjana, 2018) Learner support allows students to pace their distance education, which is essential for successful learning. In addition, learners could keep track not only of their educational purposes, goals, and needs but also their academic requirements. Leaner supports are provided for the students to meet their needs. === Three Primary Domains of Learner Support (Tait, 2000) === [[File:Three Primary Domains of Learner Support by Tait.png|thumb|]] Tait (2000) identified three primary functions for learner support in ODL – “cognitive”, “affective” and “systemic”, all of which are crucial to student success. (Brindley & Pual, 2004) These domains are essential as a planning and management model of learner support. This model is not prescriptive but rather adaptable depending upon learner characteristics and contextual factors such as geography, scale, management system, and technological infrastructure. (Ritcher & Anderson, 2014) Cognitive support includes the facilitation of learning for students’ education through materials, feedbacks, etc. Through the provision of solid course materials, guidelines, and learning resources for each of the students, it will support the learners to successfully process their learning in distance education. In terms of affective support, a supportive environment should be created, where students could lower their anxiety of learning through distance education. Through the creation of communities such as discussion forums, counseling opportunities, it will enhance the self-esteem of the learners. It is important for the students could not only receive support from the students but also have an environment where they could talk to other students. In this way, various questions could be asked about the course or their interest. Expanding the community will allow individual learners to crank up each other's enthusiasm. Therefore, according to Tait (2000), affective support is thought to be one of the important primary domain of learner support. Lastly, systemic support focuses more on the establishment of administrative process and information management systems leading to an effective, transparent and friendly environment for the students. According to Tait, it is also necessarily related to the objective of providing an environment where students feel at home, where they feel valued, and which they find manageable. (Tait, 2000) Therefore, facilitating a system where students could maximize their learning with motivation and active participation is important as learner support provided in distance education. === ARCS Model, including affective, reflective, cognitive, systemic (Atkins, 2008) === According to Atkins, The ARCS model was created, which categorizes student support services into four domains including, affective, reflective, cognitive, and systemic. (Jung & Hong, 2014) This model is expanded from the original model mentioned above, which was created by Tait. In addition to the three main interdependent factors: cognitive, systemic, and affective, reflective is added. Reflective support allows the framework to have the development of the capacity to reflect on goals and action to engage in continuous learning to occur in learner support. The ARCS model recognized not only the importance of students' cognitive development, but also their affective development, their reflective processes in terms of how motivation changes or is strengthened as they study, and systemic support (Atkins & Beard, 2009) * '''The Affective Domain''' : The affective domain affects the feelings, confidences, beliefs, and interests of the distance learners. The suggested serviced include strategies to help students develop identity, values and beliefs, interests, and potential as students of a particular subject, boost confidence and independence, sustain motivation and celebrate success, and develop self-management skills. (Jung & Hong, 2014) In the affective domain, the learner support will be taken into account to concern how students are feeling, whether they are confident and finding pleasure in the course. Through various services, it will facilitate the students to experience not only their personal growth but also their development at social levels. * '''The Reflective Domain''' : According to the ARCS model, to allow distance learners to reflect on their learning, actions, and goals, the reflective domain is thought to be one of the important factors in learner support. The example of the reflective domain may include reflective journals that allow the distance learners to think back about their entire experience as distance learners in the course. By rethinking the purpose of studying as well as the original motivations, it will help the distance learners to clarify their objectives of learning. It includes both assistive and developmental supports. Assistive supports are the provision of information, advice, and guidance regarding subject-matter, finance and fees, disability and additional requirements, and admission and registration, whereas developmental supports focus on the provision of information, advice, and guidance. (Jung & Hong, 2014) The reflective domain will not only support the students within the course but also allow students to become successful life-long learners by reflecting on their own process of learning. * '''The Cognitive Domain''' : The cognitive domain includes the supports of distance learners to gain their knowledge based on their learning needs. The activities may include, summative and formative assessments, feedback on various activities, assignments, and assessments, facilitation of learning media, and preparation for exams. In addition, the learner supports that is in the area of the cognitive domain will help distance learners to apply the gained knowledge to various situations. In this way, distance learners will be able to have deeper learning to the extent where they could not only acquire the knowledge but also apply that knowledge in real-life situations. * '''The Systemic Domain''' : As the distance education courses are facilitated, distance learners may face problems such as technical issues or accessibility with the services. The systemic domain supports the distance learners in these areas. Through the assistance for registrations, supports through learning, library access, technical support, the distance learners will be able to successfully progress their learning. This domain is also intertwined with all other supports including affective, reflective, and cognitive as its supports is related to the overall facilitation of the courses. All of these four domains are important factors included in the learner supports for the learners in distance education. It affects motivation, confidence, learning skills, identity, employability, etc. of the distance learners. === Elaborating The ARCS Model Highlighting Gender (Jung & Hong, 2014 ) === [[File:A model of systemic student support for Asian distance learners.png|thumb|]] In addition to the ARCS model, Jung and Hong's (2014) study identifies the gender-related mention incorporated into the ARCS model. With the clarification of the usefulness of the ARCS model, the gender-consideration support domain was further investigated as an important and influential factor for learner support in distance education. Based on the research on the Asian distance learners, the study concludes that the gender-considerate support addresses the socioeconomic, cultural, and educational barriers that can seriously impede women's participation and success in higher education. (CITE) As a result, additional supports for women may be necessary due to the fact that their participation and success could be influenced by various factors, which were the following. (Jung & Hond, 2014) # The nature and quality of the secondary education they receive # The economic circumstances # Home locations and access to support # Class, caste, race, and occupation-related identity issues # Cultural and religious norms governing gender relations # Early marriage, child-raising, household responsibilities, and pressure to work leading to problems in balancing family, work, and learning # Mindsets and gender stereotyping, which encourage women to pursue careers in child development, teaching, nursing, and service sector occupations. Therefore, it was concluded that learner supports that will overcome the issues caused by these factors may be offered by means of the formal and informal face-to-face or online sessions with the consideration of time management, distance learners’ self-confidence, thoroughly planned study schedules, and fulfill the use of online tools. == Previous Studies == Empirical studies have been carried out in diverse geographical, cultural, and educational settings. Such previous studies can be classified into three categories: # Analysis of the effectiveness of existing learner support services # Investigation of challenges of distance learners and suggesting potential needs for learner support # Research on difficulties experienced by learner support providers === Analysis of the Effectiveness of Existing Learner Support Services === Within this category, a variety of studies have been conducted to research the effect of learner support measures on learners’ learning experiences. Learner support services include cognitive supports from the ARCS model such as tutorial support, purposeful interaction, gamified approaches, and multimedia materials. One of the studies also investigated the influence of systematic support, a messaging tool, on the learning experience. Learners’ learning experienced were also analyzed using several factors such as the level of motivation and engagement in the course. ==== Learners’ Motivation and Tutorial Support (Amponsah, Torto, & Badu-Nyarko, 2018)==== Amponsah, Torto, and Badu-Nyarko (2018) conducted empirical research where they investigate factors affecting the motivation of distance education students at the University of Ghana. They prepared a questionnaire to clarify what motivates distance learners to study in the course. They concluded that distance education students enrolled in a higher education program had career development as their top reason to pursue a degree, meaning that they were extrinsically motivated. This study also revealed that the affordability of the program, the availability of financial support, the flexibility of the programme and tutorial support positively affected the level of motivation for students to stay on the programme. Especially, cognitive learner support through face-to-face tutorials enhanced students’ motivation in the programme. It was an important factor in student retention that encouraged many of them to fully complete the programme. Therefore, the study revealed the influence of cognitive support, tutorial sessions, on learners’ level of motivation. ==== Learner's Motivation and Purposeful Interaction (Abrami, Bernard, Bures, Borokhovski, & Tamim, 2011) ==== Another study was carried out to investigate the effectiveness of interaction to promote students’ motivation in learning. Abrami, Bernard, Bures, Borokhovski, and Tamim (2011) analyzed the role of guided interaction, the cognitive domain, in distance education and concluded that interaction promotes students’ motivation. They argued that guided, focused and purposeful interaction allows learners to consider why they are engaging in learning activities and hence reflect on their motivation to study. ==== Level of Engagement and Gamified Approaches (Collin, 2018) ==== The study was carried out to research the impact of a gamified approach, the cognitive domain, on levels of students’ participation and achievement in assessments of the distance learning course. (Collin, 2018) Collin (2018) stated that a gamified approach might have positive effects on learners’ motivation. The author intervened in a third-year programming course required to major in computer science, which is offered only through the medium of distance education. The measure intended to introduce a playful element in the course in order to increase the level of students’ motivation. He incorporated eight game mechanics in the course such as awarding points and badges, a journey motif, and a leader board. The study showed that such gamified approaches may not lead to increase participation in coursework. Additionally, there was little evidence that gamified interventions improved students’ achievement in assessments. Therefore, it is unlikely that the gamified approaches enhanced students’ effective and efficient learning and functioned as cognitive support. In contrast, game mechanics positively impacted students’ motivation, which is the affective domain of learner support. To begin with, the provision of points, badges, and levels acted as supportive feedback that can build feelings of competence in students. Secondly, the intervention allowed students to be responsible for the name that will be displayed in a leaderboard and flexibly choosing the learning journey. These measures maintained the autonomy of students. Lastly, feelings of relatedness between learners were developed through the on-boarding process with known-as name and introducing themselves on the discussion forum. The author argues that these strategies made students realize that they have peers to work with together. Consequently, the results showed that students generally showed a positive attitude towards the implementation of a gamified element, and it was effective in supporting students’ affective aspects. ==== Level of Engagement and Messaging Tool and Multimedia Materials (He, Zheng, Di, & Dong, 2019) ==== Another research showed that the frequency of using learner support service is highly relevant to the pattern and level of student engagement. (He, Zheng, Di, & Dong, 2019) He, Zheng, Di, and Dong (2019) investigated the effectiveness of online learner support services to encourage students’ engagement in distance education at Xi’an Jiaotong University. The school developed online learner support services that consist of two parts: the AM service and the WG service. The AM service is the provision of a messaging tool. It is the systemic domain where students can directly contact teaching assistants, technicians, or faculty when they need any kind of support with studies, exams, systems, or school events. On the other hand, the WG service is a multimedia material, the cognitive support, provided for each distance education course. The materials are developed and edited by course instructors and teaching assistants. The material summarizes questions that are frequently asked by students, explains challenging exercises, and recommends various resources related to the course. The findings showed that students who used online learner support services demonstrated a greater level of engagement in the course. Additionally, the study proved the quantitative relationship between the number of times students used the service and their engagement. Therefore, the study indicated that the systemic support through the provision of a messaging tool and cognitive support that offers multimedia material are both effective to enhance students’ engagement in learning in distance education context. === Investigation of Challenges of Distance Learners and Suggesting Potential Needs for Learner Support === The studies in this category investigate challenges experienced by distance learners. Such challenges differed from one another depending on the context in which the research was carried out. The authors also proposed possible areas for improvement to provide new or better learner support services. ==== Learner Support in Distance Education in Developing Countries (Ouma & Nkuyubwatsi, 2019) ==== The study investigated institutional challenges in managing and delivering learner support in distance education in Uganda. Ouma and Nkuyubwatsi (2019) qualitatively researched the faculty staff and students in a Ugandan university using the methodologies such as interviews and reflective logs. The result showed that there were two challenges experienced by the university in administering learner support: lack of faculty staff’s skills to support distance learners and inadequate availability of the infrastructure to provide instant feedback. To begin with, human resources at the university were limited and therefore it resulted in staff exhibiting rudeness and being unapproachable. Therefore, students were not able to receive appropriate support when they are in need. Secondly, the instant feedback to assignments could not be provided due to technical issues such as the poor supply of electricity and infrastructure in many rural areas. The article concluded that building institutional capacity for distance education is crucial to provide better learner support services. The study also revealed that distance learners experienced challenges with reading class materials due to their native culture. In African culture, people value oral communication rather than written communication. This cultural characteristic resulted in students not reading course materials effectively. Although learner support providers attempted to provide necessary materials to learners, most of them were not able to use it effectively. Therefore, the author argued that it is essential for the university to provide appropriate services that teach students how to cope with reading materials in the course. ==== Dropout Rates and Learner Support (Choi & Kim, 2017) ==== Choi and Kim (2017) carried out a study to research factors affecting adult student dropout rates in the Korean cyber-university degree programs. They investigated the correlation between dropout rates and four types of factors: individual factors, external factors, internal factors, and outcome factors. The findings demonstrated that basic scholastic aptitude significantly influences students’ dropout rates. Therefore, the author suggests that the university should provide appropriate support programs to help students with low basic scholastic aptitude. Moreover, learners with physical constraints resulting from work, family, or personal issues were more likely to drop out of the course. Therefore, it is necessary for course administrators to support students with physical constraints. === Research on Difficulties Experienced by Learner Support Providers (Charlotte, Pamela, & Angie, 2013) === The research was carried out to investigate challenges that both learner support providers receivers and experience in distance education. Charlotte, Pamela, and Angie (2013) investigated methods used by U.K. university libraries to support distance learners and challenges experienced by librarians at the Distance Learning Support Service in Sheffield Hallam University in the United Kingdom. They also distributed a questionnaire to distance learners from the same university to investigate their behavior in receiving learner support. They also compared answers from librarians and distance learners to analyze if there is any disparity between their perception of learner support services. The result showed that although librarians recognize the importance of collaborating with the course instructors, they often find it difficult to achieve it. They also find it challenging to meet the diverse needs of distance learners. Distance learners are diverse in the realm of background, previous educational experience, and levels of information literacy. Therefore, the type of support that they need from librarians differ from one another. It is difficult for librarians to support each learner in a customized manner. Additionally, findings indicate that librarians do not use synchronous virtual reference and user-education tools frequently. The distance learners found the provision of scanned-materials and receiving books by post very useful. Learners receive user support from librarians through online guides and tutorials. However, they also use non-instant methods such as telephone and email to contact librarians when they need support. The study proposed the future area for improvement that librarians should experiment with such technological innovations to provide a service with better quality. The authors suggest that the provision of e-resources and synchronous virtual reference will be beneficial for both librarians and distance learners. It is also suggested to enhance electronic communication to provide more instant support. == Discussion == === Current Findings === The researches have been carried out in various geographical, cultural, and educational settings to investigate the role of learner support in distance education. They can be categorized into three types of studies that are about: (1) existing learner support measures, (2) distance learners’ needs that reveal possible services to support them, and (3) challenges experienced by learner support providers. There have been many pieces of research done in the first category, especially in developed countries. In developed countries, distance education has been popular for decades and learner support measures have been already implemented. Therefore, it is more possible for researchers to investigate their effectiveness in relation to learners’ affective factors such as motivation and engagement. The second category has been also researched by several scholars and it is revealed that there are many rooms for improvement in learner support depending on the context of distance education. === Future Research Areas === In contrast, there are not many pieces of research carried out in the third category, challenges experienced by learner support providers. It is possibly because researchers are more interested in improving learners’ experiences in distance education, and thus directly research their activity in distance education. However, it is also crucial to investigate learner support providers’ challenges. It is because students’ learning experiences will be most enhanced when learner supporters are providing all kinds of assistance that they can give. It is important to investigate their challenges to solve any issues and maximize the level of their performance. It is also possible to research not only their challenges but also supports that they find effective. It allows the institute to study if there is any gap in the perception of learner support between learners and supporters. Additionally, the reflective domain from the ARCS model has not been researched considerably. It could be because it is difficult to quantitatively measure the level of students’ reflective behavior. However, it is essential for distance learners to be reflective to keep up their motivation. Hence, more researches should be carried out to figure out how the institution can enhance students’ reflective thinking. It is possible to conduct qualitative research where they study the relationship between learner support and individual students’ thinking routines. It is also one of the future research areas to research the reflective domain of distance learners. The review of previous studies revealed that there is an interdependent relationship between four domains of the Atkins’ ARCS model. For instance, cognitive support such as the provision of tutorial support can influence learners’ affective features, the level of motivation (Amponsah, Torto, & Badu-Nyarko, 2018). Thus, future research can be conducted to investigate the relationship between the four domains of the ARCS model. Furthermore, the articles chosen for our previous studies were based on the search of ICU discovery. We entered the keywords such as "Learner Support", "Distance Education", "Distance Learner's Motivation", and "Dropout Rates". Therefore, by using other search engines and entering different keywords, the articles found and their categorizations may be different. It is a limitation as the articles found are within a single database with the accessibility owned by the university. == Bibliography == Abrami, P. C., Bernard, R. M., Bures, E. M., Borokhovski, E., & Tamim, R. M. (2011). Interaction in distance education and online learning: Using evidence and theory to improve practice. ''Journal of Computing in Higher Education'', 23(2-3), 82-103. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1007/s12528-011-9043-x<br /> Amponsah, S., Torto, B. A., & Badu-Nyarko, S. (2018). Ghanaian mature students’ motivation to pursue degree programmes through distance education. ''International Review of Education'', 64(5), 585-606. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1007/s11159-018-9728-8<br /> Anjana. (2018). ''Technology for efficient learner support services in distance education: Experiences from developing countries.'' Singapore: Springer Singapore.<br /> Brindley J.E., Paul R. (2004). ''The role of learner support in institutional transformation - A case study in the making.'' <br /> Brooke, C., McKinney, P., & Donoghue, A. (2013). Provision of distance learner support services at U.K. universities: Identification of best practice and institutional case study. ''Library Trends'', 61(3), 613-635. doi:http://dx.doi.org.othmer1.icu.ac.jp:2048/10.1353/lib.2013.0003<br /> Choi, H. J., & Kim, B. U. (2017). Factors affecting adult student dropout rates in the Korean cyber-university degree programs. ''The Journal of Continuing Higher Education'', 66(1), 1–12. doi: 10.1080/07377363.2017.1400357 <br /> de Hart, ,K.L., & Venter, J. M. P. (2013). Comparison of urban and rural dropout rates of distance students. ''Perspectives in Education'', 31(1), 66-76,111-112. 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2020-02-05T06:58:23Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/Learner_Support_in_Distance_Education
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AI in Open and Distance Education
In today’s world, we can hear the word “AI” many times a day through different kinds of media. The term “AI” refers to Artificial Intelligence, which generally can be considered as a technology that can think or solve problems just like a human does. And “AI” can achieve this progress by studying the information they gained from the surroundings. Nowadays, AI has been used in many fields to create convenience for human lives. Such as healthcare, economics, art, video games, etc. And there is no doubt that the field of education is also a field in which AI has been applied. In the previous studies, AI applications in education can be found in different subjects, such as nursing education (Shorey et al., 2019), medical science(Liang et al. 2020), marketing (Sterne, 2017), etc. And the research can also be divided by level of education such as child education (Fang & Zhang, 2019; Jin, 2019), and the higher education (Zawacki-Richter et al., 2019). Furthermore, recently, AI is also becoming a vogue in e-learning and mobile learning (Goda et al., 2014; Liu et al., 2019). As Kose (2014) mentioned, “ the e-learning technique and more generally distance education approach are highly associated with the applications of Artificial Intelligence.” Likewise, the field of Open and Distance Education is also considered to be a field which relies heavily on human- machine interactions (Fadzil & Munira, 2008). Such as Open Universities and MOOC. As AI is becoming a bigger part of our life, the interaction between humans and machines can be imagined to be more important. Thus, it is necessary to review the application of AI in the Open and Distance Education field to explore how it helped or will help to assist teaching and learning. Therefore, we organized this chapter as follows: First, we found out some cases about the application of AI in Open and Distance Education. Second, we discussed the merits and demerits of the use of AI in the field of Open and Distance Education. And finally, we proposed some possible further research topics as a conclusion of this chapter based on the findings. The application of AI in Open and Distance Education can be considered as a support for both teachers and students to enhance the effectiveness and efficiencies of teaching and learning (Kose,2014). And the support can from different ways, for example, to apply AI in the educational tools, materials, or assessment, etc. In this part, we reviewed some papers of Open and Distance Education and chose some cases of AI application. Karal et al. (2019) assessed an artificial intelligence-based distance education system called ARTIMAT, which was designed to develop mathematical problem-solving skills, in terms of the conceptual competence, the ease of use and students’ contribution to the problem-solving process (Karal et al., 2019). The ARTIMAT was experienced by 59 students in 10th grade in an Anatolian High School in Trabzon. In the following section (3. Advantages and Disadvantages), more features of the AI system will be discussed. However, to explain briefly, the AI system was found to be very effective and satisfying according to the student interviews. There are also some contexts where AI is used especially for students with special needs (e.g., dyslexia). As Drigas & Dourou (2013) argue, children with dyslexia have special learning skills, and thus most of the time only specialized institutions know better and are able to support their reading difficulties. Then, a software called the AGENT-DYSL was developed by researchers. According to Drigas & Dourou (2013), the main features of the AI system are: propose a reading system for dyslexic children with personalized attention, through presentation of customized reading materials integrates into school environment takes into account the context of learning Also, the unique features of the AI software program are: personalized assistance combines speech recognition state recognition via image profiles error via adaptive and personalized support Thus, it appears that AGENT-DYSL is able to support such particular students in many aspects. We believe this can be applied to more broad contexts where not only students with special needs but also any students are learning. For example, in Japanese public schools, there are usually some students with special needs in classes. Moreover, there are also some students who do not need specific support, but still face some difficulty in learning. Therefore, integration of such AI systems into the school environment would provide students with personalized assistance with taking into account the context of their school environments. Similar to the previous AI system, there seems to be a lot of AI systems which particularly focus on reading assistance. The R2 aft tutor (Repeated Reading Adaptive Fluency Tutor) was developed to improve reading fluency among students with dyslexia. Since this AI system is still in the process of evaluation, it is not very used worldwide yet. Therefore, not much information was provided on the Internet. However, according to Drigas & Dourou (2013), an important part of the R2 aft tutor is that it generates a text to be read through a story assembly engine called TASA (Text And Story Assembler). There is also a cognitive tool for better performance on mathematical tasks. The AI system is called Spatial Math Tutor which was developed, tested, and incorporated into an online tutoring environment (Drigas & Dourou, 2013). Through graphical representation and the manipulation of CG objects, the AI system is considered a beneficial tool for learners taking into account all the assistive 3D graphic technology and interaction tutoring (Drigas & Dourou, 2013). A chatbot , as an Artificial Intelligence technology, is known as a conversational agent, which refers to a computer program engaging in conversation or simulating informal chat communication between a human and a computer program in natural language (Chak & LugChatter, 2015). And as it was mentioned by Liu et al., (2019), “In the field of education, the role of chatbots has been highlighted in the context of e-learning and has received considerable attention.” In Pereira et al., (2019) ’s research, mobile based chatbots were used to record the voices of the MOOC students, so they can do the peer- assessment with more motivation and participation. According to the research of Pereira et al., (2019), we can imagine that since today’s students tend to rely on their personal device like mobile phone, or social media application, scholars too are beginning to insert AI to Open and Distance Education through a mobile phone assisted learning system. Thus, when talking about AI applications, we should not only think about a computer, but devices like mobile phones should also be considered. In Goel & Joyner (2017) ’s study, they set a foundation online AI course for an online program of an institution to solve the problem of the rapidly growing need for AI courses. And the courses are delivered by the MOOC provider Udacity. In the research, AI was used in two ways: One is intelligent tutoring of AI concept; and another is Authentic engagement in AI research. For the former, exercise were set in the video lesson, “nanotutors” are set to support the exercises. As Goel & Joyner (2017) mentioned, the role of the “nanotutors” is to “ guide students’ understanding of one narrowly defined skill such as completing a semantic network for a particular problem or simulating an agent’s planning in the blocks world”. According to the students satisfaction survey, they found that most of the students agree about the function of the “ nanotutors ” in helping them to understand the material. As for the latter, the AI course can allow students to re-create the AI agents as an authentic engagement. And it helped the students to know the dynamic and emerging theories of AI. Although, this study seems to be a specific one, since it use AI to teach AI. However, we can also gain some enlightenment from the practice that AI may us to teaching itself. Moreover, what we found interesting in this paper is that, it mentioned that the video lesson itself may not be interactive as a general course in a school situation, the discussion part like a forum may play an important role on that part. Therefore, inserting AI to facilitate interaction seems to be an interesting topic in the future study. According to Putra & Triastuti (2019), when assessing whether a country has a more positive image on integration of AI into distance educational contexts, “readiness” will be a useful criteria. Specifically, they argue that readiness for the application of AI in distance education must consider the specific influence on each situation, institution or learning program (Putra & Triastuti, 2019). They strongly argue that although various factors have an influence on implementation and effectiveness of AI, “readiness” will be a critical success factor. From this perspective, Putra & Triastuti (2019) analyzed the implementation of AI in distance education in Indonesia. Then, they state that the following points are some issues Indonesia has to deal with at this time. Indonesia needs technical training for teachers. There are both advantages and disadvantages to AI. In this section, the advantages and the disadvantages of AI will be discussed in comparison with those of natural intelligence (NI). In particular, 10 advantages and 2 disadvantages of AI will be discussed. First of all, according to Putra & Triastuti (as cited in Kusumadewi 2003), AI has many advantages when compared to intelligence possessed by humans (=natural intelligence/NI). Specifically, they explain six advantages of AI. This suggests that permanency, shareability, consistency, recordability, efficiency, and cheapness are six major advantages of using AI. As for consistency and efficiency out of the six major advantages of using AI, Teng (2019) also argues that AI would outcompete human beings by its accuracy and efficiency when the task is highly repetitive and is not very complex. Moreover, from a different perspective, Karal et al. (2014) conducted an interesting research regarding students’ opinions on artificial intelligence based distance education system. The purpose of the research was to evaluate an AI system called ARTIMAT, which was developed to increase students' problem solving skills. In order to evaluate the AI system, 59 students in 10th grade in an Anatolian High School in Trabzon participated in the research. Anatolian High Schools are public high schools in Turkey that admit their students according to high nationwide standardized test (TEOG) scores. The students were divided into two groups, and the two groups experienced the AI for two hours for three weeks (six weeks in total). All the students experienced the AI system either in a computer lab or in a way that each student used their computer alone. Also in order to obtain further opinions and thoughts from the students regarding the AI system they experienced, written interview forms were used. In the data collection, the students' opinions and thoughts about the AI system were compiled regardless of the students' grade or gender. Although there were a total of seven questions asked to the students who participated in the interview, two questions will be retrieved in this current section. The two questions and the answers from the students are as follows. Question 1: Which one of the features of the system did you like the most/least? Question 2: Was the system helpful for your problem solving process? Can you explain? As can be seen from the students' answers to the interview questions, it appears that there are not only advantages but also some disadvantages from the learners' (actual users') point of view. In particular, individuality, easiness, visuality, and communicativity seem to be four major advantages which were elicited from the interviews. On the other hand, Fixity of learning process and time-consuming seem to be two major disadvantages if using AI which were elicited from the interviews. Considering the disadvantage of time-consuming, Teng (2019) also argues it as the disadvantage of using AI in comparison with natural intelligence (NI). Teng (2019) even provides an example to understand how AI is sometimes time-consuming compared to NI. Teng (2019) explains that although most people can recognize a movie star, even if they have only had a glance at his or her new movie on TV, thousands of pictures from different perspectives of that star are needed if you want to train an AI to recognize him or her. Teng (2019) also describes that this function of the human brain is known as one-shot learning, whereas the function of AI is known as deep learning. Teng (2019) concludes that it appears that our brains work in a more flexible way which has something to do with the origin of natural intelligence. As this paper has discussed so far, it seems that there are both advantages and disadvantages of using AI in the context of distance education. The following two tables (Table 1 and Table 2) shows the integration of all ideas of advantages and disadvantages which were argued by different researchers. As the two tables show, it is not an exaggeration to say that there are many advantages of using AI in distance education. However, it is important to recognize that there are also some disadvantages of using AI in distance education. What we think is the most important thing is that educational institutions and developers should consider the disadvantages of using AI, and make improvements or plan additional support to solve those disadvantages. For example, as for the disadvantage, time consuming, creating a big platform which any developers or educational institution can access and obtain useful data to create an AI system which suits their context would be a possible solution. In other words, if it takes time to make the AI system learn the pattern, accumulating many cases and using the big data would support the AI system learn many patterns before being integrated to educational institutions. As for the disadvantage, fixity, it was actually interesting that some students answered during the interview which was conducted by Karal et al. (2014) that are some features that the students did not like about the AI system they experienced. These comments imply that Therefore, what these students’ answers mean is that the AI system provides students with not only results but also knowledge of how to solve questions. Moreover, the students’ answers also suggest that the AI system provides students with well-organized small-steps for them to learn step by step, and to prevent students from getting off track. What these students’ comments about disadvantages infer is that some positive features might be mistaken by students in contrast to the original intention of developers. According to the research and analysis above, we can have an overview about the recent findings of the application in Open and Distance Education. First, in the light of the cases we found, we could know that in the field of Open and Distance Education, an insertion of AI in the tutor system seems to be a vogue. Moreover, the AI tutor systems are designed not only for the better performance of the students, but may also be for an efficient assessment progress. And we can also learn that for some step- oriented subject, like math, and AI itself, AI tutor system may also play a role as a guide to support the understanding of the certain skills. On the other hand, we could imagine that scholars also pay attention to the assistant for students with special needs. Furthermore, we could know that in addition to how to design, the researchers also focus on how to design effectively. The so called “readiness” are mentioned, which we considered to be the environment of a certain region or background. As for the further research, according to the previous studies about both the AI application and the pros and cons of using AI, we suppose that there may be some future topic or trend about the following field. First, in view of the disadvantages of the use of AI mentioned above, a more effective model of AI application design may be a potential topic. Moreover, as the application progress goes on, more research from a students’ perspectives is needed. Secondly, inserting AI in the interaction part also seems important, which is also mentioned in the previous study above as the key word “communicate”. Lastly, we also gain some idea from the research of Fadzil & Munira (2008), who tried to explore some field whereby AI may be potentially used in an open and distance learning institution by using the case of Open University Malaysia (OUM), except the field of tutor for assessment, they also mentioned some ideas, such as: to help the students choose the most suitable course, to scheduling the classes they chose, to help with the plagiarism detection, and to help to retain learners and adapt to their diverse needs and backgrounds. It seems that in this paper, the security of the university, learner diversity, and infrastructure construction may also be a potential topic of the application of AI. Chakrabarti, C., Luger, G.F.: Artificial conversations for customer service chatter bots: architecture, algorithms, and evaluation metrics. Expert Syst. Appl. 42(20), 6878–6897 (2015). https://doi. org/10.1016/j.eswa.2015.04.067 Drigas, A., & Dourou, A. (2013). A review on ICTs, E-learning and artificial intelligence for Dyslexic’s assistance. International Journal of Emerging Technologies in Learning (iJET), 8(4), 63. doi:10.3991/ijet.v8i4.2980 Fadzil, M., & Munira, T. A. (2008, August). Applications of Artificial Intelligence in an Open and Distance Learning institution. In 2008 International Symposium on Information Technology (Vol. 1, pp. 1-7). IEEE. Fang, L., & Zhang, J. (2019). Thoughts on the application of artificial intelligence in exceptional child education. Journal of Physics: Conference Series, 1325, 12104. doi:10.1088/1742-6596/1325/1/012104 Fernoagă, V., Stelea, G., Gavrilă, C., & Sandu, F. (2018). Intelligent education assistant powered by chatbots. The International Scientific Conference eLearning and Software for Education, 2, 376-383. doi:10.12753/2066-026X-18-122 Goda, Y., Yamada, M., Matsukawa, H., Hata, K., & Yasunami, S. (2014). Conversation with a chatbot before an online EFL group discussion and the effects on critical thinking. The Journal of Information and Systems in Education, 13(1), 1-7. doi:10.12937/ejsise.13.1 Goel, A. K., & Joyner, D. A. (2017). Using AI to teach AI: Lessons from an online AI class. AI Magazine, 38(2), 48. doi:10.1609/aimag.v38i2.2732 Goksel Canbek, N., & Mutlu, M. E. (2016). On the track of artificial intelligence: Learning with intelligent personal assistants. International Journal of Human Sciences, 13(1), 592. doi:10.14687/ijhs.v13i1.3549 Hedayati, M., Kamali, S. H., & Shakerian, R. (2012). Comparison and evaluation of intelligence methods for distance education platform. International Journal of Modern Education and Computer Science, 4(4), 21-27. doi:10.5815/ijmecs.2012.04.03 Jin, L. (2019). Investigation on potential application of artificial intelligence in preschool Children’s education. Journal of Physics: Conference Series, 1288, 12072. doi:10.1088/1742-6596/1288/1/012072 Karal, H., Nabiyev, V., ErÃŒmit, A. K., Arslan, S., & Çebi, A. (2014). Students’ opinions on artificial intelligence based distance education system (artimat). Procedia - Social and Behavioral Sciences, 136, 549-553. doi:10.1016/j.sbspro.2014.05.374 Kose, U. (Ed.). (2014). Artificial Intelligence Applications in Distance Education. IGI Global. Kusumadewi, Sri. (2003). Artificial Intelligence (Teknik dan Aplikasinya). Graha Ilmu. Liang, X., Yang, X., Yin, S., Malay, S., Chung, K. C., Ma, J., & Wang, K. (2020). Artificial intelligence in plastic surgery: Applications and challenges. Aesthetic Plastic Surgery, doi:10.1007/s00266-019-01592-2 Liu, Q., Huang, J., Wu, L., Zhu, K., & Ba, S. (2019). CBET: Design and evaluation of a domain-specific chatbot for mobile learning. Universal Access in the Information Society, doi:10.1007/s10209-019-00666-x Pereira, J., Fernández-Raga, M., Osuna-Acedo, S., Roura-Redondo, M., Almazán-López, O., & Buldón-Olalla, A. (2019). Promoting Learners’ Voice Productions Using Chatbots as a Tool for Improving the Learning Process in a MOOC. Technology, Knowledge and Learning, 24(4), 545-565. Putra, D., & Triastuti, E. (2019). Application of E-learning and artificial intelligence in education systems in indonesia. International Journal of Computer Applications, 177(27), 16-22. doi:10.5120/ijca2019919739 Teng, X. (2019). Discussion about artificial Intelligence’s advantages and disadvantages compete with natural intelligence. Journal of Physics: Conference Series, 1187(3), 32083. doi:10.1088/1742-6596/1187/3/032083 Shorey, S., Ang, E., Yap, J., Ng, E. D., Lau, S. T., & Chui, C. K. (2019). A virtual counseling application using artificial intelligence for communication skills training in nursing education: Development study. Journal of Medical Internet Research, 21(10), e14658-e14658. doi:10.2196/14658 Sterne, J. (2017). Artificial intelligence for marketing: Practical applications. Newark: John Wiley & Sons, Incorporated. Zawacki-Richter, O., Marín, V. I., Bond, M., & Gouverneur, F. (2019). Systematic review of research on artificial intelligence applications in higher education – where are the educators? International Journal of Educational Technology in Higher Education, 16(1), 1-27. doi:10.1186/s41239-019-0171-0
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "In today’s world, we can hear the word “AI” many times a day through different kinds of media. The term “AI” refers to Artificial Intelligence, which generally can be considered as a technology that can think or solve problems just like a human does. And “AI” can achieve this progress by studying the information they gained from the surroundings. Nowadays, AI has been used in many fields to create convenience for human lives. Such as healthcare, economics, art, video games, etc. And there is no doubt that the field of education is also a field in which AI has been applied. In the previous studies, AI applications in education can be found in different subjects, such as nursing education (Shorey et al., 2019), medical science(Liang et al. 2020), marketing (Sterne, 2017), etc. And the research can also be divided by level of education such as child education (Fang & Zhang, 2019; Jin, 2019), and the higher education (Zawacki-Richter et al., 2019). Furthermore, recently, AI is also becoming a vogue in e-learning and mobile learning (Goda et al., 2014; Liu et al., 2019). As Kose (2014) mentioned, “ the e-learning technique and more generally distance education approach are highly associated with the applications of Artificial Intelligence.” Likewise, the field of Open and Distance Education is also considered to be a field which relies heavily on human- machine interactions (Fadzil & Munira, 2008). Such as Open Universities and MOOC. As AI is becoming a bigger part of our life, the interaction between humans and machines can be imagined to be more important. Thus, it is necessary to review the application of AI in the Open and Distance Education field to explore how it helped or will help to assist teaching and learning.", "title": "Introduction" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "Therefore, we organized this chapter as follows: First, we found out some cases about the application of AI in Open and Distance Education. Second, we discussed the merits and demerits of the use of AI in the field of Open and Distance Education. And finally, we proposed some possible further research topics as a conclusion of this chapter based on the findings.", "title": "Introduction" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "The application of AI in Open and Distance Education can be considered as a support for both teachers and students to enhance the effectiveness and efficiencies of teaching and learning (Kose,2014). And the support can from different ways, for example, to apply AI in the educational tools, materials, or assessment, etc. In this part, we reviewed some papers of Open and Distance Education and chose some cases of AI application.", "title": "Examples of AI use in Open and Distance Education" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "Karal et al. (2019) assessed an artificial intelligence-based distance education system called ARTIMAT, which was designed to develop mathematical problem-solving skills, in terms of the conceptual competence, the ease of use and students’ contribution to the problem-solving process (Karal et al., 2019). The ARTIMAT was experienced by 59 students in 10th grade in an Anatolian High School in Trabzon. In the following section (3. Advantages and Disadvantages), more features of the AI system will be discussed. However, to explain briefly, the AI system was found to be very effective and satisfying according to the student interviews.", "title": "Examples of AI use in Open and Distance Education" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "There are also some contexts where AI is used especially for students with special needs (e.g., dyslexia). As Drigas & Dourou (2013) argue, children with dyslexia have special learning skills, and thus most of the time only specialized institutions know better and are able to support their reading difficulties. Then, a software called the AGENT-DYSL was developed by researchers. 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== Introduction == In today’s world, we can hear the word “AI” many times a day through different kinds of media. The term “AI” refers to Artificial Intelligence, which generally can be considered as a technology that can think or solve problems just like a human does. And “AI” can achieve this progress by studying the information they gained from the surroundings. Nowadays, AI has been used in many fields to create convenience for human lives. Such as healthcare, economics, art, video games, etc. And there is no doubt that the field of education is also a field in which AI has been applied. In the previous studies, AI applications in education can be found in different subjects, such as nursing education (Shorey et al., 2019), medical science(Liang et al. 2020), marketing (Sterne, 2017), etc. And the research can also be divided by level of education such as child education (Fang & Zhang, 2019; Jin, 2019), and the higher education (Zawacki-Richter et al., 2019). Furthermore, recently, AI is also becoming a vogue in e-learning and mobile learning (Goda et al., 2014; Liu et al., 2019). As Kose (2014) mentioned, “ the e-learning technique and more generally distance education approach are highly associated with the applications of Artificial Intelligence.” Likewise, the field of Open and Distance Education is also considered to be a field which relies heavily on human- machine interactions (Fadzil & Munira, 2008). Such as Open Universities and MOOC. As AI is becoming a bigger part of our life, the interaction between humans and machines can be imagined to be more important. Thus, it is necessary to review the application of AI in the Open and Distance Education field to explore how it helped or will help to assist teaching and learning. Therefore, we organized this chapter as follows: First, we found out some cases about the application of AI in Open and Distance Education. Second, we discussed the merits and demerits of the use of AI in the field of Open and Distance Education. And finally, we proposed some possible further research topics as a conclusion of this chapter based on the findings. == Examples of AI use in Open and Distance Education == The application of AI in Open and Distance Education can be considered as a support for both teachers and students to enhance the effectiveness and efficiencies of teaching and learning (Kose,2014). And the support can from different ways, for example, to apply AI in the educational tools, materials, or assessment, etc. In this part, we reviewed some papers of Open and Distance Education and chose some cases of AI application. === ARTIMAT === Karal et al. (2019) assessed an artificial intelligence-based distance education system called ARTIMAT, which was designed to develop mathematical problem-solving skills, in terms of the conceptual competence, the ease of use and students’ contribution to the problem-solving process (Karal et al., 2019). The ARTIMAT was experienced by 59 students in 10th grade in an Anatolian High School in Trabzon. In the following section (3. Advantages and Disadvantages), more features of the AI system will be discussed. However, to explain briefly, the AI system was found to be very effective and satisfying according to the student interviews. === AGENT-DYSL === There are also some contexts where AI is used especially for students with special needs (e.g., dyslexia). As Drigas & Dourou (2013) argue, children with dyslexia have special learning skills, and thus most of the time only specialized institutions know better and are able to support their reading difficulties. Then, a software called the AGENT-DYSL was developed by researchers. According to Drigas & Dourou (2013), the main features of the AI system are: propose a reading system for dyslexic children with personalized attention, through presentation of customized reading materials integrates into school environment takes into account the context of learning Also, the unique features of the AI software program are: personalized assistance combines speech recognition state recognition via image profiles error via adaptive and personalized support Thus, it appears that AGENT-DYSL is able to support such particular students in many aspects. We believe this can be applied to more broad contexts where not only students with special needs but also any students are learning. For example, in Japanese public schools, there are usually some students with special needs in classes. Moreover, there are also some students who do not need specific support, but still face some difficulty in learning. Therefore, integration of such AI systems into the school environment would provide students with personalized assistance with taking into account the context of their school environments. === Repeated Reading Adaptive Fluency Tutor (R2 aft) === Similar to the previous AI system, there seems to be a lot of AI systems which particularly focus on reading assistance. The R2 aft tutor (Repeated Reading Adaptive Fluency Tutor) was developed to improve reading fluency among students with dyslexia. Since this AI system is still in the process of evaluation, it is not very used worldwide yet. Therefore, not much information was provided on the Internet. However, according to Drigas & Dourou (2013), an important part of the R2 aft tutor is that it generates a text to be read through a story assembly engine called TASA (Text And Story Assembler). === Spatial Math Tutor === There is also a cognitive tool for better performance on mathematical tasks. The AI system is called Spatial Math Tutor which was developed, tested, and incorporated into an online tutoring environment (Drigas & Dourou, 2013). Through graphical representation and the manipulation of CG objects, the AI system is considered a beneficial tool for learners taking into account all the assistive 3D graphic technology and interaction tutoring (Drigas & Dourou, 2013). === Chatbot for peer-assessment === A chatbot , as an Artificial Intelligence technology, is known as a conversational agent, which refers to a computer program engaging in conversation or simulating informal chat communication between a human and a computer program in natural language (Chak & LugChatter, 2015). And as it was mentioned by Liu et al., (2019), “In the field of education, the role of chatbots has been highlighted in the context of e-learning and has received considerable attention.” In Pereira et al., (2019) ’s research, mobile based chatbots were used to record the voices of the MOOC students, so they can do the peer- assessment with more motivation and participation. According to the research of Pereira et al., (2019), we can imagine that since today’s students tend to rely on their personal device like mobile phone, or social media application, scholars too are beginning to insert AI to Open and Distance Education through a mobile phone assisted learning system. Thus, when talking about AI applications, we should not only think about a computer, but devices like mobile phones should also be considered. === Using AI tutoring agent to teach === In Goel & Joyner (2017) ’s study, they set a foundation online AI course for an online program of an institution to solve the problem of the rapidly growing need for AI courses. And the courses are delivered by the MOOC provider Udacity. In the research, AI was used in two ways: One is intelligent tutoring of AI concept; and another is Authentic engagement in AI research. For the former, exercise were set in the video lesson, “nanotutors” are set to support the exercises. As Goel & Joyner (2017) mentioned, the role of the “nanotutors” is to “ guide students’ understanding of one narrowly defined skill such as completing a semantic network for a particular problem or simulating an agent’s planning in the blocks world”. According to the students satisfaction survey, they found that most of the students agree about the function of the “ nanotutors ” in helping them to understand the material. As for the latter, the AI course can allow students to re-create the AI agents as an authentic engagement. And it helped the students to know the dynamic and emerging theories of AI. Although, this study seems to be a specific one, since it use AI to teach AI. However, we can also gain some enlightenment from the practice that AI may us to teaching itself. Moreover, what we found interesting in this paper is that, it mentioned that the video lesson itself may not be interactive as a general course in a school situation, the discussion part like a forum may play an important role on that part. Therefore, inserting AI to facilitate interaction seems to be an interesting topic in the future study. === Application of AI in distance education in Indonesia === According to Putra & Triastuti (2019), when assessing whether a country has a more positive image on integration of AI into distance educational contexts, “readiness” will be a useful criteria. Specifically, they argue that readiness for the application of AI in distance education must consider the specific influence on each situation, institution or learning program (Putra & Triastuti, 2019). They strongly argue that although various factors have an influence on implementation and effectiveness of AI, “readiness” will be a critical success factor. From this perspective, Putra & Triastuti (2019) analyzed the implementation of AI in distance education in Indonesia. Then, they state that the following points are some issues Indonesia has to deal with at this time. Indonesia needs technical training for teachers. * Indonesian teachers need to understand their role as facilitators, collaborators, mentors, trainers and study partners for students in the e-learning process. * Indonesian government needs to improve facilities and infrastructure that support distance education in order to facilitate the needs of the latest AI technology, such as: ** Reach of electricity to the region ** Fast internet connection ** Computers with the latest systems == Advantages and Disadvantages == There are both advantages and disadvantages to AI. In this section, the advantages and the disadvantages of AI will be discussed in comparison with those of natural intelligence (NI). In particular, 10 advantages and 2 disadvantages of AI will be discussed. First of all, according to Putra & Triastuti (as cited in Kusumadewi 2003), AI has many advantages when compared to intelligence possessed by humans (=natural intelligence/NI). Specifically, they explain six advantages of AI. # Permanent: as long as the system and program are not changed, artificial intelligence will not change. # Easier to reproduce and spread: easier to move data from one computer to another when compared to sharing knowledge from one human to another. # Consistent: artificial intelligence is a consistent computer technology, whereas natural intelligence has a tendency to change. # Can be documented: each activity carried out by artificial intelligence can be easily tracked while natural intelligence is difficult to reproduce # Able to do work faster and better. # The cost is cheaper than bringing in an expert. This suggests that '''permanency''', '''shareability''', '''consistency''', '''recordability''', '''efficiency''', and '''cheapness''' are six major advantages of using AI. As for consistency and efficiency out of the six major advantages of using AI, Teng (2019) also argues that AI would outcompete human beings by its '''accuracy''' and '''efficiency''' when the task is highly repetitive and is not very complex. Moreover, from a different perspective, Karal et al. (2014) conducted an interesting research regarding students’ opinions on artificial intelligence based distance education system. The purpose of the research was to evaluate an AI system called ARTIMAT, which was developed to increase students' problem solving skills. In order to evaluate the AI system, 59 students in 10th grade in an Anatolian High School in Trabzon participated in the research. Anatolian High Schools are public high schools in Turkey that admit their students according to high nationwide standardized test (TEOG) scores. The students were divided into two groups, and the two groups experienced the AI for two hours for three weeks (six weeks in total). All the students experienced the AI system either in a computer lab or in a way that each student used their computer alone. Also in order to obtain further opinions and thoughts from the students regarding the AI system they experienced, written interview forms were used. In the data collection, the students' opinions and thoughts about the AI system were compiled regardless of the students' grade or gender. Although there were a total of seven questions asked to the students who participated in the interview, two questions will be retrieved in this current section. The two questions and the answers from the students are as follows. ''Question 1: Which one of the features of the system did you like the most/least?'' * Features that were liked in students’ answers were determined as: ** Providing '''individual''' learning ** Being a more instructive system which is '''easier''' to remember ** Providing the identification of the problem ** Solving systematically the question step-by-step with different methods ('''individuality''') ** Trying different solutions courtesy of the system ** Being '''easy''' to use ** '''Visual''' design ** Feature that students can add '''photos''' by creating their own profiles ('''individuality, visuality''') ** Students being able to '''communicate''' with each other via the system * Features that were not liked in students’ answers were determined as: ** Being '''unable to move directly''' to the result ** The '''obligation to follow the steps''' ** '''Losing time''' as there is a different solution ''Question 2: Was the system helpful for your problem solving process? Can you explain?'' * Students stated the positive sides of the system as follows: ** It shows what should be done in the process of problem solving ** It helps students think about the solution of the problem ** It increases the knowledge about the solution of the problems It strengthens the feature of judgment ** It contributes to the understanding of the problem ** It makes it '''easier''' to solve the problem when the user is familiar with using the system ** It warns when the wrong solution is selected It develops the habit of systematic problem solving As can be seen from the students' answers to the interview questions, it appears that there are not only advantages but also some disadvantages from the learners' (actual users') point of view. In particular, '''individuality, easiness, visuality, and communicativity''' seem to be four major advantages which were elicited from the interviews. On the other hand, '''Fixity''' '''of learning process''' and '''time-consuming''' seem to be two major disadvantages if using AI which were elicited from the interviews. Considering the disadvantage of time-consuming, Teng (2019) also argues it as the disadvantage of using AI in comparison with natural intelligence (NI). Teng (2019) even provides an example to understand how AI is sometimes time-consuming compared to NI. Teng (2019) explains that although most people can recognize a movie star, even if they have only had a glance at his or her new movie on TV, thousands of pictures from different perspectives of that star are needed if you want to train an AI to recognize him or her. Teng (2019) also describes that this function of the human brain is known as one-shot learning, whereas the function of AI is known as deep learning. Teng (2019) concludes that it appears that our brains work in a more flexible way which has something to do with the origin of natural intelligence. As this paper has discussed so far, it seems that there are both advantages and disadvantages of using AI in the context of distance education. The following two tables (Table 1 and Table 2) shows the integration of all ideas of advantages and disadvantages which were argued by different researchers. {| class="wikitable" |+Table 1 Advantages of Using AI in Distance Education !Adcantages !Sources |- |permanency |Kusumadewi 2003 |- |shareability |Kusumadewi 2003 |- |consistency (accuracy) |Kusumadewi 2003, Teng 2019 |- |recordability |Kusumadewi 2003 |- |efficiency |Kusumadewi 2003, Teng 2019 |- |cheapness |Kusumadewi 2003 |- |individuality |Karal et al. 2014 |- |easiness |Karal et al. 2014 |- |visuality |Karal et al. 2014 |- |communicativity |Karal et al. 2014 |} <br /> {| class="wikitable" |+Table 2 Disadvantages of Using AI in Distance Education !Disadvantages !Sources |- |time-consuming (deep learning) |Karal et al. 2014, Teng 2019 |- |fixity of learning process |Karal et al. 2014 |} As the two tables show, it is not an exaggeration to say that there are many advantages of using AI in distance education. However, it is important to recognize that there are also some disadvantages of using AI in distance education. What we think is the most important thing is that educational institutions and developers should consider the disadvantages of using AI, and make improvements or plan additional support to solve those disadvantages. For example, as for the disadvantage, time consuming, creating a big platform which any developers or educational institution can access and obtain useful data to create an AI system which suits their context would be a possible solution. In other words, if it takes time to make the AI system learn the pattern, accumulating many cases and using the big data would support the AI system learn many patterns before being integrated to educational institutions. As for the disadvantage, fixity, it was actually interesting that some students answered during the interview which was conducted by Karal et al. (2014) that * Being unable to move directly to the result * The obligation to follow the steps are some features that the students did not like about the AI system they experienced. These comments imply that * students are not able to move directly to the result * students are guided to follow certain steps in the process of learning. Therefore, what these students’ answers mean is that the AI system provides students with not only results but also knowledge of how to solve questions. Moreover, the students’ answers also suggest that the AI system provides students with well-organized small-steps for them to learn step by step, and to prevent students from getting off track. What these students’ comments about disadvantages infer is that some positive features might be mistaken by students in contrast to the original intention of developers. == Further Research and Topics == According to the research and analysis above, we can have an overview about the recent findings of the application in Open and Distance Education. First, in the light of the cases we found, we could know that in the field of Open and Distance Education, an insertion of AI in the tutor system seems to be a vogue. Moreover, the AI tutor systems are designed not only for the better performance of the students, but may also be for an efficient assessment progress. And we can also learn that for some step- oriented subject, like math, and AI itself, AI tutor system may also play a role as a guide to support the understanding of the certain skills. On the other hand, we could imagine that scholars also pay attention to the assistant for students with special needs. Furthermore, we could know that in addition to how to design, the researchers also focus on how to design effectively. The so called “readiness” are mentioned, which we considered to be the environment of a certain region or background. As for the further research, according to the previous studies about both the AI application and the pros and cons of using AI, we suppose that there may be some future topic or trend about the following field. First, in view of the disadvantages of the use of AI mentioned above, a more effective model of AI application design may be a potential topic. Moreover, as the application progress goes on, more research from a students’ perspectives is needed. Secondly, inserting AI in the interaction part also seems important, which is also mentioned in the previous study above as the key word “communicate”. Lastly, we also gain some idea from the research of Fadzil & Munira (2008), who tried to explore some field whereby AI may be potentially used in an open and distance learning institution by using the case of Open University Malaysia (OUM), except the field of tutor for assessment, they also mentioned some ideas, such as: to help the students choose the most suitable course, to scheduling the classes they chose, to help with the plagiarism detection, and to help to retain learners and adapt to their diverse needs and backgrounds. It seems that in this paper, the security of the university, learner diversity, and infrastructure construction may also be a potential topic of the application of AI. == Bibliography == Chakrabarti, C., Luger, G.F.: Artificial conversations for customer service chatter bots: architecture, algorithms, and evaluation metrics. Expert Syst. Appl. 42(20), 6878–6897 (2015). https://doi. org/10.1016/j.eswa.2015.04.067 Drigas, A., & Dourou, A. (2013). 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2020-02-04T22:30:24Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/AI_in_Open_and_Distance_Education
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Mobile learning
The deep impact of the mobile since it was invented it has changed the world. Mobile has started to get its place in human societies. Now, in the twenty-one century, mobile became no more a luxury but a crucial tool in our everyday life. In transportation, health, communication, economy, and many fields of every country’s industries, mobile is giving essential contributions. Mobile throughout the world has different shapes, colors, and models. However, they all offer the same opportunities for the user in “anytime and anywhere.” Before having smartphones, we see and use today. Smartphones were developed from the telephone. The telephone is a Greek word means (sound and far). The purpose of inventing the telephone made people hear others’ sounds from a far distance. The telephone was invented in Edinburgh, Scotland by Alexander Graham Bell. In 1876, the first sentence ever transmitted via telephone: “Mr. Watson, come here, I want you.”. In 1877, the Bell Telephone Company was established as the first telephone company. In the 1890s, there were three different operations used to operate a phone call: The Magneto System, The Battery System, and Automatic System. In the 19th century, telephone devices became less beautifying design and more practical. In 1920, the Candlestick telephone-type was common in cities, and the woodwall telephone-type was common in rural areas. The portable handset telephone was introduced in Europe in the early 1890s but did not become common in North America until the 1920s. Despite the history of the telephone a long time ago, the telephone no longer exists as it used to be. However, now the telephone becomes a small portable device we call mobile. The significant role of mobile all over the world nowadays makes it impossible not to use mobile in everyday life. It is considering that access to many things is at our hands in everyday life. The use of mobile in pedagogy seems quite useful. Nowadays, many are starting to rely on mobile for educational purposes. In this research paper, we will discuss two case studies about mobile learning in a developed country (Japan), and a developing country (Libya). M-learning is defined as “leveraging mobile devices and empowering students to actively transact with the curriculum in ways that align with the science of how we learn best”(McQuiggan, Kosturko, Mbguggan, Sabourin, 2015) Another definition is “With their ready access to the Internet and their embedded productivity and communication tools, mobile devices create a virtual classroom space via a learning management system app where students can access content, communicate with other students and instructors take tests and complete assignments ”(Sergio, Marybeth, 2018) Tutors who have used m-learning programs and techniques have made the following value statements in favor of m-learning. Mobile learning offers new leaning style which are more interactive, imaginative and creative. Even m-learning enables to learners to stimulate experience that they could never achieve in classroom. In case of science class, students can watch massive experience which costs big amount of money. These educational contents by companies and national organization helps students get more interested in the filed. Stable Accessibility is essential to maximize the outcomes of m-learning. To have mobile learning in our hands, we need to meet some conditions which are the Internet, electricity and wifi environments. We need these three elements to activate mobile phones and to stress freely access the contents. If learners have poor and unstable Internet service, the motivation of using mobile for studying will be decreased because the video stops every 10 seconds and it takes hours to download PDF files. When we discuss a new introduction of technology, physical damage such as eyes and brain is always highlighted and concerned. It is highly recognized that overusing Smartphones makes our eyesight damaged. But, It is not 100% true. If users do not stare phones closely for a long time without any rest, it exhausts their eyes. But using blue light-cut glasses and taking a rest at least every one hour prevents their eyes dry and stressed. Using electric devices for a long period of time exhausts not only our eyes but also our brain. Since the expectation of m-learning is that learners can use and learn contents via mobile devices individually at any time anywhere, the target should be how individuals can keep learning with high productivity. The gamification theory has been adopted in m-learning because it is likely to feel lonely to study with only mobile devices at home. Gamification is defined as the use of game design elements in non-game contexts to make systems or processes more fun and engaging.”(Denterding. 2011) The oldest study on “Mobile learning ” was published in 1966 in Proquest. The title of the study is “Auto-tutorial and Mobile-tutorial Laboratory Techniques in Nursing Education.” The number of academic papers on mobile learning from 2010 to 2020 in Proquest is 965. This number is double of the number of academic research from 2000 to 2010. The trend of research in early 2000 was how we, including teachers and parents, can utilize m-learning in early 2000. It gradually shifted to how learners can maximize the use/efficiency of m-learning in late 2010. Backgrounds It has become popular for digital natives; generations born and raised in the 21st century to get preschool education with tablets or mobile phones. Children who don’t start their school yet stay home with their child givers. In recent decades, their parents, both mothers and fathers are working and have less time to spend with their children. The main reasons why parents actively use mobile devices for their child is that 1) they use educational apps to baby-sit their kids such as making their kids stop crying or calm them down in public places such as in trains 2) applications make it possible to let their children have simulated experience of language, nature, insects and animals that is unlikely to see in urban city. (Hashimoto, 2018)Various applications for children from 1 month to 6 years old are available. In Libya, the mobiles were introduced in 2006 (Hamdy, 2007). However, mobiles were not used for learning and education purposes. Libyan used mobiles as a way to communicate with people. Up to date, Libyan do not use educational apps for babysitting their kids. Opposite from Japan, educational apps are not popular among Libyan children from one month to 6 years old. The list of m-learning contents for preschool education is like... Language education Storytelling... users can listen to the story in native language repeatedly with a subscription. Vocabulary... users can play card games and see the picture cards that are displayed randomly and guess the letters or spell. Phonics... users can listen to the native language Ex. Duolingo ... is an American platform that includes a language-learning website and mobile app, as well as a digital language-proficiency assessment exam. Mathematic Counting and Number Concepts - learn to write and count numbers. Calculation - practice addition, subtraction, multiplication, and word problems. Mathematical Logic - number-based memory games and pictographs. Geometry - Learn basic geometry, such as drawing and learning shapes. Clocks & Calendars – learn days of the week, months of the year, and how to tell time. Ex. TODOMATH... This application got more than 7 million downloads over the world. It offers 2,000+ interactive and comprehensive math activities for Pre-K through 2nd grade. Common Core State Standards-aligned curriculum is integrated. 5,000+ elementary classrooms have used Todo Math. Intellectual training Classic music... letting children listen to classical music such as Mozart is known to be good for their intelligence and emotion. The principle of gamification is highly appreciated in this industry. The design of the display is carefully made and colorful. All contents are made to be entertaining. Most applications have a personalized dashboard to visualize the progress of learning. According to the guideline by WHO, “Screen time is not recommended for 0 year old children.” “For 1-year-olds, sedentary screen time (such as watching TV or videos, playing computer games) is not recommended either. For those aged 2 years, sedentary screen time should be no more than 1 hour; less is better.” The survey in Japan by Hashimo in 2018 revealed that 34.9% of Japanese mothers of zero year old babies answered “Yes” to let their children play on mobile devices. In the case of America, more than 60% of parents use their phone when they play with their children. (Amy) The effects of smartphones on children’s brain is still unknown and it is risky to endanger their children. Criticisms against smartphone parenting is that it harms children's communication skills. It causes children not to look at eyes during the talk, talk more one-directively and selfishly and not stay patiently. The cause of those negative influences are believed to be due to less face to face communication with parents. The age between 0 to 6 are known to be golden era for children to learn non-verbal and verbal communication skills. As technology developed, there’s always controversy on how we can control the use of technologies in our lives. Mobile learning is one of the advanced educational technologies which allows all of us no matter where we live to easily access high quality education at any time. If we can self-manage the use of mobile phones, we can receive more benefits from this IT-based learning. However, when users are children whose brains are not grown yet, who are immature, shortsighted and unlikely to self-control due to their development age, adults; caregivers must protect children from misuse of mobile devices. Setting rules is one of the solutions. Limit the time children can use mobile devices and stay close and observe them when they are using the devices. Some may claim that children do not let go of games so easily once they start. Adults must be aware that these m-learning is made to be attractive and fun. Therefore, it is natural that children are obsessed with application games. Tips for child giver would be “let them know the time to end is coming 5 minutes before.” The characteristic of children is that they are likely not ready for sudden psychological and environmental changes. Notifying early eases the mental impact because they can get time to understand and be prepared. The internet and communication services in Libya are not with good quality as in other developed countries. According to the Libyan Gate Site (2010), the Internet was introduced late in Libya due to the international ban in 1990. The Libyan government controls the internet services through a semi-private company called Libya Telecom and Technology (LTT), which controlled Internet use in Libya. In 1999, the LTT company was established, and it is considered the first the internet and communication company. Gaddafi's eldest son Mohamed is running the LTT company. In 1999, the Internet connection was introduced in Libya with a small number of users, but in 2000 Internet use rapidly increased, especially when mobile was introduced in Libya. In 2005, The Digital Subscriber Line (DSL) improved Internet connection services in Libya. Internet services were all under Gaddafi's government. According to the International Telecommunication Union [ITU] (2012), usage of mobile phones increased rapidly from 1% in 2001 to 171% in 2010, showing multiple subscriptions per person. Mobile phones are much more available than land-based Internet access, and much Libyan access the Internet primarily through their mobile devices. Mobile phone in Libya has grown dramatically in the last decade. Mobile technology has its most significant impact in the developing world. In 2011, the Libyan revolution increased the number of Libyan who has a mobile phone. In 2011, the escalation of the armed conflict in Libya had closed all the universities all over Libya. The significant impact of the conflict has resulted in using the mobile phone to study at home and using the mobile phone to seek information about opening the educational institutions. Mobile phones have played a significant role in helping the organizations of the Libyan revolution in February 2011 (Libyan Ministry of Communication and Informatics, 2012; Jones et al., 2012). In Libya, the mobile phone made social media becoming popular in Libya. Social media such as Facebook was beginning to go viral with the beginning of the Libyan revolution. In late January 2011, a group of Libyans created a page on Facebook under the name “The Uprising of the 17th of February”, and the page received more than 80,000 followers in less than one month. Libyans started to use Facebook more than usual, and many Libyans started to create Facebook accounts. Therefore, Facebook’s sudden activity did not last for too long after February 2011. Gaddafi decided to cut off all internet services in Libya. Gaddafi knew that the role of social media such as Facebook would play an essential role against him in 2011. (Elmahjub 2013, Philip 2017). After 2011, when the Libyan revolution was over, the impact of social media and mobile learning in Libya encouraged many Libyan citizens to use mobile in education and learning support. After the Libyan revolution 2011, Libyans start relying on mobile phones as a tool for education and learning. Facebook is known as one of the most used mobile applications in education. Facebook has many tools that can be used in learning effectively, like Moodle. Facebook is a free app. It is one of the apps used in many educational institutions in Libya to help students access information. In 2015 and 2019, millions of schools’ textbooks burned and destroyed when a rocket hit the ministry of education buildings during the fighting in Tripoli. A Facebook page called Libyan initiatives for e-learning helped the students to provide them with their school textbooks by uploading the textbooks as a PDF on the Facebook page. A medical group in Libya called MY HOSPITAL. It has more than 100,000 followers on Facebook. The followers are mostly medical students and medical instructors. Students try to ask their instructor if they have any concerns about a lesson or the exam. This Facebook group makes learning continue even outside the classroom. Thou to the current situation in the country, the Facebook mobile application made the learning process in Libya effective and remarkable. In Libya, where mobile learning is counted as one of the essential success factors in building the new Libya, mobile learning technology could offer a much more convenient and affordable option to the Libyan educational institutions (Rhema, & Miliszewska, 2012). In Libya, mobile applications for infants and babies are not as popular as in some countries like Japan. However, mobile applications for junior, high school, and university students are famous in Libya. After the Libyan revolution, many Libya educators and researchers started to realize the huge impact of the mobile phone on learning. Some of those educators used the mobile in many tasks during their study period at the university. That inspired them to create and develop software on mobile to help students in the learning process. At the beginning of 2018, at the third Libya Startups EXPO. A new startup company is known as Gantsu Sensei, founded by Marwa Grain. The company aimed to redesign the school textbooks into enjoyable and exciting ways for the students to make them enjoy the learning process. The company aimed to make a mobile application and upload the animated school textbooks in it. At the beginning of 2019, at the fourth Libya Startups EXPO. Another startup company is known as i-study, founded by Zakaria Gwaila. The company designed software for android and IOS mobile users. The software aims to make a connection between teachers, students, and parents. Students can log in to the app using their ID, and their parents can log in to the app using their ID. Parents can check the absence, grades of their children in all subjects without any need to visit the school and talk to the teachers. Although, mobile learning in Libya is trying to improve the usage of mobile phones in education in Libya. Mobile learning is encouraging the students to study and obtain a degree, especially during the civil war that is happening now in Libya. The lack of prior research studies about mobile learning in Libya was one of limitation. During the phase of collecting information for the study, the researcher found a relatively small number of researches about mobile learning in Libya and online learning in Libya. After 2011, the impact of mobile learning in Libya now during the civil war encouraged many of the Libyan students to access efficiently to knowledge and information. Due to the current situation and condition in Libya, mobile learning in Libya is still in it is early stages. Possibly in 2030, more studies about mobile applications and the usage of mobile phones about learning in Libya will be found. Flipped learning is a pedagogical approach in which the conventional notion of classroom-based learning is inverted, so that students are introduced to the learning material before class, with classroom time then being used to deepen understanding through discussion with peers and problem-solving activities facilitated by teachers. (AdvanceHE) In major ICT devices used in Flipped learning is mobile devices. Students watch video contents or podcasts before coming to school. In case of Japan, the application called “スタディサプリ” (Study SAPURI) collaborates with local schools. If the definition of m-learning is that any kind of learning with mobile devices, VR/AR should be one of m-learning. Virtual Reality (VR) is the use of computer technology to create a simulated environment to let users experience things that are difficult to have in daily lives such as a roller coaster, visiting foreign places(lost architecture, museum, and mountain) and the world view of insects and so on. Unlike traditional user interfaces, VR places the user stand as if they were inside the virtual world. Instead of viewing a screen in front of them, users are immersed and able to interact with 3D worlds. By simulating as many senses as possible, such as vision, hearing, touch, even smell. Even though shared contents that we can learn via mobile devices and personal computer such as image, audio, and video are the same, some doubt that learning outcome may be different. However, it has proven to be wrong. The research by lifework BLOG shows that there's significant differences of learning outcome. Rather users of mobile devices answered more flavorfully in learning and had longer studying hours thanks to its mobility. As we see the high potential in mobile learning, there’s more need in academic research how m-learning associated with new pedagogy and technologies affects learners motivation, academic competence, physical damages and understanding of contents. Not only the learner’s perspective but also educators and organizers’s perspective such as what educators are required to be or have skills in teaching with mobile devices in the classroom and what kind of course design improves outcomes of e-learning. Amir, Bilal & Ralph, Paul. (2014). Proposing a theory of gamification effectiveness”. 36th International Conference on Software Engineering, ICSE Companion. 2014. Proceedings. 10.1145/2591062.2591148. Denterding, S., Khaled, R., Nacke, L. and Dixon, D. 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In 1877, the Bell Telephone Company was established as the first telephone company. In the 1890s, there were three different operations used to operate a phone call: The Magneto System, The Battery System, and Automatic System. In the 19th century, telephone devices became less beautifying design and more practical. In 1920, the Candlestick telephone-type was common in cities, and the woodwall telephone-type was common in rural areas. The portable handset telephone was introduced in Europe in the early 1890s but did not become common in North America until the 1920s. Despite the history of the telephone a long time ago, the telephone no longer exists as it used to be. However, now the telephone becomes a small portable device we call mobile. The significant role of mobile all over the world nowadays makes it impossible not to use mobile in everyday life. It is considering that access to many things is at our hands in everyday life. The use of mobile in pedagogy seems quite useful. 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Even m-learning enables to learners to stimulate experience that they could never achieve in classroom. In case of science class, students can watch massive experience which costs big amount of money. These educational contents by companies and national organization helps students get more interested in the filed.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "Stable Accessibility is essential to maximize the outcomes of m-learning. To have mobile learning in our hands, we need to meet some conditions which are the Internet, electricity and wifi environments. We need these three elements to activate mobile phones and to stress freely access the contents. If learners have poor and unstable Internet service, the motivation of using mobile for studying will be decreased because the video stops every 10 seconds and it takes hours to download PDF files. When we discuss a new introduction of technology, physical damage such as eyes and brain is always highlighted and concerned. It is highly recognized that overusing Smartphones makes our eyesight damaged. But, It is not 100% true. If users do not stare phones closely for a long time without any rest, it exhausts their eyes. But using blue light-cut glasses and taking a rest at least every one hour prevents their eyes dry and stressed. Using electric devices for a long period of time exhausts not only our eyes but also our brain.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "Since the expectation of m-learning is that learners can use and learn contents via mobile devices individually at any time anywhere, the target should be how individuals can keep learning with high productivity. The gamification theory has been adopted in m-learning because it is likely to feel lonely to study with only mobile devices at home. Gamification is defined as the use of game design elements in non-game contexts to make systems or processes more fun and engaging.”(Denterding. 2011)", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "The oldest study on “Mobile learning ” was published in 1966 in Proquest. The title of the study is “Auto-tutorial and Mobile-tutorial Laboratory Techniques in Nursing Education.” The number of academic papers on mobile learning from 2010 to 2020 in Proquest is 965. This number is double of the number of academic research from 2000 to 2010. The trend of research in early 2000 was how we, including teachers and parents, can utilize m-learning in early 2000. It gradually shifted to how learners can maximize the use/efficiency of m-learning in late 2010.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "Backgrounds It has become popular for digital natives; generations born and raised in the 21st century to get preschool education with tablets or mobile phones. Children who don’t start their school yet stay home with their child givers. In recent decades, their parents, both mothers and fathers are working and have less time to spend with their children. The main reasons why parents actively use mobile devices for their child is that 1) they use educational apps to baby-sit their kids such as making their kids stop crying or calm them down in public places such as in trains 2) applications make it possible to let their children have simulated experience of language, nature, insects and animals that is unlikely to see in urban city. (Hashimoto, 2018)Various applications for children from 1 month to 6 years old are available.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "In Libya, the mobiles were introduced in 2006 (Hamdy, 2007). However, mobiles were not used for learning and education purposes. Libyan used mobiles as a way to communicate with people. Up to date, Libyan do not use educational apps for babysitting their kids. Opposite from Japan, educational apps are not popular among Libyan children from one month to 6 years old.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "The list of m-learning contents for preschool education is like... Language education Storytelling... users can listen to the story in native language repeatedly with a subscription. Vocabulary... users can play card games and see the picture cards that are displayed randomly and guess the letters or spell. Phonics... users can listen to the native language Ex. Duolingo ... is an American platform that includes a language-learning website and mobile app, as well as a digital language-proficiency assessment exam. Mathematic Counting and Number Concepts - learn to write and count numbers. Calculation - practice addition, subtraction, multiplication, and word problems. Mathematical Logic - number-based memory games and pictographs. Geometry - Learn basic geometry, such as drawing and learning shapes. Clocks & Calendars – learn days of the week, months of the year, and how to tell time. Ex. TODOMATH... This application got more than 7 million downloads over the world. It offers 2,000+ interactive and comprehensive math activities for Pre-K through 2nd grade. Common Core State Standards-aligned curriculum is integrated. 5,000+ elementary classrooms have used Todo Math. Intellectual training Classic music... letting children listen to classical music such as Mozart is known to be good for their intelligence and emotion.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "The principle of gamification is highly appreciated in this industry. The design of the display is carefully made and colorful. All contents are made to be entertaining. Most applications have a personalized dashboard to visualize the progress of learning.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "According to the guideline by WHO, “Screen time is not recommended for 0 year old children.” “For 1-year-olds, sedentary screen time (such as watching TV or videos, playing computer games) is not recommended either. For those aged 2 years, sedentary screen time should be no more than 1 hour; less is better.” The survey in Japan by Hashimo in 2018 revealed that 34.9% of Japanese mothers of zero year old babies answered “Yes” to let their children play on mobile devices. In the case of America, more than 60% of parents use their phone when they play with their children. (Amy) The effects of smartphones on children’s brain is still unknown and it is risky to endanger their children. Criticisms against smartphone parenting is that it harms children's communication skills. It causes children not to look at eyes during the talk, talk more one-directively and selfishly and not stay patiently. The cause of those negative influences are believed to be due to less face to face communication with parents. The age between 0 to 6 are known to be golden era for children to learn non-verbal and verbal communication skills.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "As technology developed, there’s always controversy on how we can control the use of technologies in our lives. Mobile learning is one of the advanced educational technologies which allows all of us no matter where we live to easily access high quality education at any time. If we can self-manage the use of mobile phones, we can receive more benefits from this IT-based learning. However, when users are children whose brains are not grown yet, who are immature, shortsighted and unlikely to self-control due to their development age, adults; caregivers must protect children from misuse of mobile devices. Setting rules is one of the solutions. Limit the time children can use mobile devices and stay close and observe them when they are using the devices. Some may claim that children do not let go of games so easily once they start. Adults must be aware that these m-learning is made to be attractive and fun. Therefore, it is natural that children are obsessed with application games. Tips for child giver would be “let them know the time to end is coming 5 minutes before.” The characteristic of children is that they are likely not ready for sudden psychological and environmental changes. Notifying early eases the mental impact because they can get time to understand and be prepared.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "The internet and communication services in Libya are not with good quality as in other developed countries. According to the Libyan Gate Site (2010), the Internet was introduced late in Libya due to the international ban in 1990. The Libyan government controls the internet services through a semi-private company called Libya Telecom and Technology (LTT), which controlled Internet use in Libya. In 1999, the LTT company was established, and it is considered the first the internet and communication company. Gaddafi's eldest son Mohamed is running the LTT company. In 1999, the Internet connection was introduced in Libya with a small number of users, but in 2000 Internet use rapidly increased, especially when mobile was introduced in Libya. In 2005, The Digital Subscriber Line (DSL) improved Internet connection services in Libya. Internet services were all under Gaddafi's government. According to the International Telecommunication Union [ITU] (2012), usage of mobile phones increased rapidly from 1% in 2001 to 171% in 2010, showing multiple subscriptions per person.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "Mobile phones are much more available than land-based Internet access, and much Libyan access the Internet primarily through their mobile devices. Mobile phone in Libya has grown dramatically in the last decade. Mobile technology has its most significant impact in the developing world. In 2011, the Libyan revolution increased the number of Libyan who has a mobile phone. In 2011, the escalation of the armed conflict in Libya had closed all the universities all over Libya. The significant impact of the conflict has resulted in using the mobile phone to study at home and using the mobile phone to seek information about opening the educational institutions. Mobile phones have played a significant role in helping the organizations of the Libyan revolution in February 2011 (Libyan Ministry of Communication and Informatics, 2012; Jones et al., 2012). In Libya, the mobile phone made social media becoming popular in Libya. Social media such as Facebook was beginning to go viral with the beginning of the Libyan revolution. In late January 2011, a group of Libyans created a page on Facebook under the name “The Uprising of the 17th of February”, and the page received more than 80,000 followers in less than one month. Libyans started to use Facebook more than usual, and many Libyans started to create Facebook accounts. Therefore, Facebook’s sudden activity did not last for too long after February 2011. Gaddafi decided to cut off all internet services in Libya. Gaddafi knew that the role of social media such as Facebook would play an essential role against him in 2011. (Elmahjub 2013, Philip 2017).", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "After 2011, when the Libyan revolution was over, the impact of social media and mobile learning in Libya encouraged many Libyan citizens to use mobile in education and learning support. After the Libyan revolution 2011, Libyans start relying on mobile phones as a tool for education and learning. Facebook is known as one of the most used mobile applications in education. Facebook has many tools that can be used in learning effectively, like Moodle. Facebook is a free app. It is one of the apps used in many educational institutions in Libya to help students access information. In 2015 and 2019, millions of schools’ textbooks burned and destroyed when a rocket hit the ministry of education buildings during the fighting in Tripoli. A Facebook page called Libyan initiatives for e-learning helped the students to provide them with their school textbooks by uploading the textbooks as a PDF on the Facebook page. A medical group in Libya called MY HOSPITAL. It has more than 100,000 followers on Facebook. The followers are mostly medical students and medical instructors. Students try to ask their instructor if they have any concerns about a lesson or the exam. This Facebook group makes learning continue even outside the classroom.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "Thou to the current situation in the country, the Facebook mobile application made the learning process in Libya effective and remarkable. In Libya, where mobile learning is counted as one of the essential success factors in building the new Libya, mobile learning technology could offer a much more convenient and affordable option to the Libyan educational institutions (Rhema, & Miliszewska, 2012).", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "In Libya, mobile applications for infants and babies are not as popular as in some countries like Japan. However, mobile applications for junior, high school, and university students are famous in Libya. After the Libyan revolution, many Libya educators and researchers started to realize the huge impact of the mobile phone on learning. Some of those educators used the mobile in many tasks during their study period at the university. That inspired them to create and develop software on mobile to help students in the learning process. At the beginning of 2018, at the third Libya Startups EXPO. A new startup company is known as Gantsu Sensei, founded by Marwa Grain. The company aimed to redesign the school textbooks into enjoyable and exciting ways for the students to make them enjoy the learning process. The company aimed to make a mobile application and upload the animated school textbooks in it. At the beginning of 2019, at the fourth Libya Startups EXPO. Another startup company is known as i-study, founded by Zakaria Gwaila. The company designed software for android and IOS mobile users. The software aims to make a connection between teachers, students, and parents. Students can log in to the app using their ID, and their parents can log in to the app using their ID. Parents can check the absence, grades of their children in all subjects without any need to visit the school and talk to the teachers.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "Although, mobile learning in Libya is trying to improve the usage of mobile phones in education in Libya. Mobile learning is encouraging the students to study and obtain a degree, especially during the civil war that is happening now in Libya. The lack of prior research studies about mobile learning in Libya was one of limitation. During the phase of collecting information for the study, the researcher found a relatively small number of researches about mobile learning in Libya and online learning in Libya. After 2011, the impact of mobile learning in Libya now during the civil war encouraged many of the Libyan students to access efficiently to knowledge and information. Due to the current situation and condition in Libya, mobile learning in Libya is still in it is early stages. Possibly in 2030, more studies about mobile applications and the usage of mobile phones about learning in Libya will be found.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "Flipped learning is a pedagogical approach in which the conventional notion of classroom-based learning is inverted, so that students are introduced to the learning material before class, with classroom time then being used to deepen understanding through discussion with peers and problem-solving activities facilitated by teachers. (AdvanceHE) In major ICT devices used in Flipped learning is mobile devices. Students watch video contents or podcasts before coming to school. In case of Japan, the application called “スタディサプリ” (Study SAPURI) collaborates with local schools.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "If the definition of m-learning is that any kind of learning with mobile devices, VR/AR should be one of m-learning.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "Virtual Reality (VR) is the use of computer technology to create a simulated environment to let users experience things that are difficult to have in daily lives such as a roller coaster, visiting foreign places(lost architecture, museum, and mountain) and the world view of insects and so on. Unlike traditional user interfaces, VR places the user stand as if they were inside the virtual world. Instead of viewing a screen in front of them, users are immersed and able to interact with 3D worlds. By simulating as many senses as possible, such as vision, hearing, touch, even smell.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "Even though shared contents that we can learn via mobile devices and personal computer such as image, audio, and video are the same, some doubt that learning outcome may be different. However, it has proven to be wrong. The research by lifework BLOG shows that there's significant differences of learning outcome. Rather users of mobile devices answered more flavorfully in learning and had longer studying hours thanks to its mobility.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "As we see the high potential in mobile learning, there’s more need in academic research how m-learning associated with new pedagogy and technologies affects learners motivation, academic competence, physical damages and understanding of contents. Not only the learner’s perspective but also educators and organizers’s perspective such as what educators are required to be or have skills in teaching with mobile devices in the classroom and what kind of course design improves outcomes of e-learning.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "Amir, Bilal & Ralph, Paul. (2014). Proposing a theory of gamification effectiveness”. 36th International Conference on Software Engineering, ICSE Companion. 2014. Proceedings. 10.1145/2591062.2591148.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "Denterding, S., Khaled, R., Nacke, L. and Dixon, D. (2011). )Gamification: Towards a definition”. Proceeding of the 2011 annual conference extended abstracts on Human factors in computing systems.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "Elmahjub, E. (2013). Facebook versus Ghaddafi: social networking as a tool for democratic change in Libya. Space place & culture. Future leaders, pp. 1-18. Retrieved from: http://eprints.qut.edu.au/75321/1/75321(pub).pdf", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "Flipped learning. AdvanceHE. homepage", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "Hamdy, A. (2007). ICT in education in Libya. Libya Country. Retrieved from: http://www.infodev.org/en/Document.412.pdf", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "Hashimoto Yoshiaki, Kubosumi Aya and Ohno Shiroh. (2019) kuji to ICT -Nyuyoji no sumaho izon, ikujityuu no dezitarukiki siyou. ikuzisutoresuChildcare and ICT -The smartphone addiction of infants, the use of digital devices, Childcare stre. p.53-103. http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/manage/wp-content/uploads/2019/03/35_2.pdf", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "International Telecommunication Union. (2012). ICT adoption and prospects in the Arab Region. Retrieved February 20, 2013 from http://www.itu.int/dms_pub/itu-d/opb/ind/D-IND-AR-2012-PDF-E.pdf", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "Jones, C., Kennedy, S., Kerr, S., Mitchell, J., & Safayeni, D. (2012). Furthering democracy in Libya with information technology: Opportunities for the international donor community. CIGI junior fellows policy brief, NO. 4. Retrieved from http://www.cigionline.org/sites/default/files/no4_0.pdf", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "Libyan ministry of communication and informatics. (2012). E-Libya initiative. Retrieved from http://www.cim.gov.ly/page53.html", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "McQuiggan, Kosturko, Mbguggan, Sabourin. (2015). Mobile learning handbook for developers, educators, and learners.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "Philip, S. (2013, April 7). Libyan civil war: Social media’s impact. Retrieved from: https://sites.psu.edu/pswenycas272/2017/04/07/libyan-civil-war-social-medias-impact/", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "Rhema, A., & Miliszewska, I. (2012). The potential of e-learning in assisting post-crisis countries in rebuilding their higher education systems: The case of Libya. Issues in Informing Science and Information Technology, 9, 149-160. Retrieved from http://iisit.org/Vol9/IISITv9p149-160Rhema033.pdf", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "Sergio Ortiz. Marybeth Green.(2018). “Trends And Patterns Of Mobile Learning: A Study Of Mobile Learning Management System Access”. Turkish Online Journal of Distance Education. Vol.20. No.1. Article 10. https://files.eric.ed.gov/fulltext/EJ1201956.pdf", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "Novotney Amy. (2016). Smartphone not-so-smart parenting? Psychologists and other child development experts are exploring how parents’ use of technology affects kids and the best ways to help families reconnect in the Digital Age., Vol 47, No. 2. p.52", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "UNESCO. (2012)Turning on Mobile Learning in Asia -illustratives and policy implications. https://unesdoc.unesco.org/in/documentViewer.xhtml?v=2.1.196&id=p::usmarcdef_0000216283&file=/in/rest/annotationSVC/DownloadWatermarkedAttachment/attach_import_7a5fe811-feef-4898-949b-5f4b6ddd8282%3F_%3D216283eng.pdf&locale=en&multi=true&ark=/ark:/48223/pf0000216283/PDF/216283eng.pdf#%5B%7B%22num%22%3A25%2C%22gen%22%3A0%7D%2C%7B%22name%22%3A%22XYZ%22%7D%2C-2%2C626%2C0%5D", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "World Health Organization.”Guidelines on physical activity, sedentary behaviour and sleep for children under 5 years of age”. World Health Organization. https://apps.who.int/iris/handle/10665/311664.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "Lightworks BLOG .(2012). eラヌニングもスマホやタブレットでPC孊習ずの効果を比范『事䟋』.", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "小迫宏行. (2012).モバむル端末ずPCによる孊習効果の比范 -モバむルラヌニング事䟋-.教育システム情報孊䌚 2012", "title": "Definition of “Mobile learning”" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "セむバン. (2018). 脱ゆずり教育の小孊生、平均6kgのランドセルので通孊", "title": "Definition of “Mobile learning”" } ]
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=Mobile Learning= [[ファむル:111|サムネむル]] ===History of "Mobile"=== The deep impact of the mobile since it was invented it has changed the world. Mobile has started to get its place in human societies. Now, in the twenty-one century, mobile became no more a luxury but a crucial tool in our everyday life. In transportation, health, communication, economy, and many fields of every country’s industries, mobile is giving essential contributions. Mobile throughout the world has different shapes, colors, and models. However, they all offer the same opportunities for the user in “anytime and anywhere.” Before having smartphones, we see and use today. Smartphones were developed from the telephone. The telephone is a Greek word means (sound and far). The purpose of inventing the telephone made people hear others’ sounds from a far distance. The telephone was invented in Edinburgh, Scotland by Alexander Graham Bell. In 1876, the first sentence ever transmitted via telephone: “Mr. Watson, come here, I want you.”. In 1877, the Bell Telephone Company was established as the first telephone company. In the 1890s, there were three different operations used to operate a phone call: The Magneto System, The Battery System, and Automatic System. In the 19th century, telephone devices became less beautifying design and more practical. In 1920, the Candlestick telephone-type was common in cities, and the woodwall telephone-type was common in rural areas. The portable handset telephone was introduced in Europe in the early 1890s but did not become common in North America until the 1920s. Despite the history of the telephone a long time ago, the telephone no longer exists as it used to be. However, now the telephone becomes a small portable device we call mobile. The significant role of mobile all over the world nowadays makes it impossible not to use mobile in everyday life. It is considering that access to many things is at our hands in everyday life. The use of mobile in pedagogy seems quite useful. Nowadays, many are starting to rely on mobile for educational purposes. In this research paper, we will discuss two case studies about mobile learning in a developed country (Japan), and a developing country (Libya). ==Definition of “Mobile learning”== M-learning is defined as “leveraging mobile devices and empowering students to actively transact with the curriculum in ways that align with the science of how we learn best”(McQuiggan, Kosturko, Mbguggan, Sabourin, 2015) Another definition is “With their ready access to the Internet and their embedded productivity and communication tools, mobile devices create a virtual classroom space via a learning management system app where students can access content, communicate with other students and instructors take tests and complete assignments ”(Sergio, Marybeth, 2018) ==General Expectation of "Mobile learning"== Tutors who have used m-learning programs and techniques have made the following value statements in favor of m-learning. *It is important to bring new technology into the classroom. **To pursue the idea that "school should be the reflection of society", having advanced technology is prerequisite. *Devices used are more lightweight than books and PCs. **A research targeting elementary school students in Japan found out that the average weight of a school bag with textbooks is 7.7 kg and the heaviest bag in the research was 9.7 kg. (Seiban. 2018) Carrying the heavy bag all the way to school becomes a burden for students mentally and physically. *Mobile learning can be used to diversify the types of learning activities students partake in (or a blended learning approach). **M-learning can reflect learners’ preference of learning style in the process. Some may be good at reading with pictures or with audio. M-learning enables learners to explore their suitable application(approach) to their understanding of the subjects. *Mobile learning supports the learning process rather than being integral to it. *Mobile learning can be a useful add-on tool for students with special needs. However, for SMS and MMS this might be dependent on the students’ specific disabilities or difficulties involved. **Students with disabilities such as ADHD, ASD and LD have their difficulties of learning in traditional studying strategies/contents. Teachers are required to give flexible academic support. M-learning is helpful because users can change the size of words and fonts to make it more visible. *Mobile learning can be used as a ‘hook’ to re-engage disaffected youth. *M-Learning can be designed to combine decision making in complex learning scenarios with formative scoring and assessment. *Relatively inexpensive opportunities, as the cost of mobile devices are significantly less than PCs and laptops ** Once users purchase one mobile device and access to Internet service, they can access to various educational contents and application. (Most of them are free.) It costs fot the first investment, but it provides unlimited and continuous high quality education. *Multimedia content delivery and creation options *Continuous and situated learning support **it is easy to track the learning process compared to traditional learning with textbooks. Educators can check the progress and contribution of learners more easily and accurately ever than before because traditional learning only shows the outcome of learning such as paper reports. *Decrease in training costs **One video teaches mass number of people. The trainer can spare efforts more on learning support for those in need. *Potentially a more rewarding learning experience Mobile learning offers new leaning style which are more interactive, imaginative and creative. Even m-learning enables to learners to stimulate experience that they could never achieve in classroom. In case of science class, students can watch massive experience which costs big amount of money. These educational contents by companies and national organization helps students get more interested in the filed. *New opportunities for traditional educational institutions *Readily available a/synchronous learning experience *Decrease in textbook costs *Access to personalized content *Remote access to knowledge *Improved literacy levels ==General Concerns of “Mobile learning"== Stable Accessibility is essential to maximize the outcomes of m-learning. To have mobile learning in our hands, we need to meet some conditions which are the Internet, electricity and wifi environments. We need these three elements to activate mobile phones and to stress freely access the contents. If learners have poor and unstable Internet service, the motivation of using mobile for studying will be decreased because the video stops every 10 seconds and it takes hours to download PDF files. When we discuss a new introduction of technology, physical damage such as eyes and brain is always highlighted and concerned. It is highly recognized that overusing Smartphones makes our eyesight damaged. But, It is not 100% true. If users do not stare phones closely for a long time without any rest, it exhausts their eyes. But using blue light-cut glasses and taking a rest at least every one hour prevents their eyes dry and stressed. Using electric devices for a long period of time exhausts not only our eyes but also our brain. ==Principles of “Mobile learning”== Since the expectation of m-learning is that learners can use and learn contents via mobile devices individually at any time anywhere, the target should be how individuals can keep learning with high productivity. The gamification theory has been adopted in m-learning because it is likely to feel lonely to study with only mobile devices at home. Gamification is defined as the use of game design elements in non-game contexts to make systems or processes more fun and engaging.”(Denterding. 2011) ==History of “Mobile learning"== The oldest study on “Mobile learning ” was published in 1966 in Proquest. The title of the study is “Auto-tutorial and Mobile-tutorial Laboratory Techniques in Nursing Education.” The number of academic papers on mobile learning from 2010 to 2020 in Proquest is 965. This number is double of the number of academic research from 2000 to 2010. The trend of research in early 2000 was how we, including teachers and parents, can utilize m-learning in early 2000. It gradually shifted to how learners can maximize the use/efficiency of m-learning in late 2010. =M-learning & preschool education= Backgrounds It has become popular for digital natives; generations born and raised in the 21st century to get preschool education with tablets or mobile phones. Children who don’t start their school yet stay home with their child givers. In recent decades, their parents, both mothers and fathers are working and have less time to spend with their children. The main reasons why parents actively use mobile devices for their child is that 1) they use educational apps to baby-sit their kids such as making their kids stop crying or calm them down in public places such as in trains 2) applications make it possible to let their children have simulated experience of language, nature, insects and animals that is unlikely to see in urban city. (Hashimoto, 2018)Various applications for children from 1 month to 6 years old are available. In Libya, the mobiles were introduced in 2006 (Hamdy, 2007). However, mobiles were not used for learning and education purposes. Libyan used mobiles as a way to communicate with people. Up to date, Libyan do not use educational apps for babysitting their kids. Opposite from Japan, educational apps are not popular among Libyan children from one month to 6 years old. ===Contents=== The list of m-learning contents for preschool education is like
 Language education Storytelling
 users can listen to the story in native language repeatedly with a subscription. Vocabulary
 users can play card games and see the picture cards that are displayed randomly and guess the letters or spell. Phonics
 users can listen to the native language Ex. Duolingo ... is an American platform that includes a language-learning website and mobile app, as well as a digital language-proficiency assessment exam. Mathematic Counting and Number Concepts - learn to write and count numbers. Calculation - practice addition, subtraction, multiplication, and word problems. Mathematical Logic - number-based memory games and pictographs. Geometry - Learn basic geometry, such as drawing and learning shapes. Clocks & Calendars – learn days of the week, months of the year, and how to tell time. Ex. TODOMATH... This application got more than 7 million downloads over the world. It offers 2,000+ interactive and comprehensive math activities for Pre-K through 2nd grade. Common Core State Standards-aligned curriculum is integrated. 5,000+ elementary classrooms have used Todo Math. Intellectual training Classic music
 letting children listen to classical music such as Mozart is known to be good for their intelligence and emotion. The principle of gamification is highly appreciated in this industry. The design of the display is carefully made and colorful. All contents are made to be entertaining. Most applications have a personalized dashboard to visualize the progress of learning. ===Concerns of ”Smartphone parenting”=== According to the guideline by WHO, “Screen time is not recommended for 0 year old children.” “For 1-year-olds, sedentary screen time (such as watching TV or videos, playing computer games) is not recommended either. For those aged 2 years, sedentary screen time should be no more than 1 hour; less is better.” The survey in Japan by Hashimo in 2018 revealed that 34.9% of Japanese mothers of zero year old babies answered “Yes” to let their children play on mobile devices. In the case of America, more than 60% of parents use their phone when they play with their children. (Amy) The effects of smartphones on children’s brain is still unknown and it is risky to endanger their children. Criticisms against smartphone parenting is that it harms children's communication skills. It causes children not to look at eyes during the talk, talk more one-directively and selfishly and not stay patiently. The cause of those negative influences are believed to be due to less face to face communication with parents. The age between 0 to 6 are known to be golden era for children to learn non-verbal and verbal communication skills. ===Discussion on m-learning for early education=== As technology developed, there’s always controversy on how we can control the use of technologies in our lives. Mobile learning is one of the advanced educational technologies which allows all of us no matter where we live to easily access high quality education at any time. If we can self-manage the use of mobile phones, we can receive more benefits from this IT-based learning. However, when users are children whose brains are not grown yet, who are immature, shortsighted and unlikely to self-control due to their development age, adults; caregivers must protect children from misuse of mobile devices. Setting rules is one of the solutions. Limit the time children can use mobile devices and stay close and observe them when they are using the devices. Some may claim that children do not let go of games so easily once they start. Adults must be aware that these m-learning is made to be attractive and fun. Therefore, it is natural that children are obsessed with application games. Tips for child giver would be “let them know the time to end is coming 5 minutes before.” The characteristic of children is that they are likely not ready for sudden psychological and environmental changes. Notifying early eases the mental impact because they can get time to understand and be prepared. =Internet services and mobile phones in developing countries (ex:Libya) = The internet and communication services in Libya are not with good quality as in other developed countries. According to the Libyan Gate Site (2010), the Internet was introduced late in Libya due to the international ban in 1990. The Libyan government controls the internet services through a semi-private company called Libya Telecom and Technology (LTT), which controlled Internet use in Libya. In 1999, the LTT company was established, and it is considered the first the internet and communication company. Gaddafi's eldest son Mohamed is running the LTT company. In 1999, the Internet connection was introduced in Libya with a small number of users, but in 2000 Internet use rapidly increased, especially when mobile was introduced in Libya. In 2005, The Digital Subscriber Line (DSL) improved Internet connection services in Libya. Internet services were all under Gaddafi's government. According to the International Telecommunication Union [ITU] (2012), usage of mobile phones increased rapidly from 1% in 2001 to 171% in 2010, showing multiple subscriptions per person. === Important role of mobile phones in Libya during 2011 === Mobile phones are much more available than land-based Internet access, and much Libyan access the Internet primarily through their mobile devices. Mobile phone in Libya has grown dramatically in the last decade. Mobile technology has its most significant impact in the developing world. In 2011, the Libyan revolution increased the number of Libyan who has a mobile phone. In 2011, the escalation of the armed conflict in Libya had closed all the universities all over Libya. The significant impact of the conflict has resulted in using the mobile phone to study at home and using the mobile phone to seek information about opening the educational institutions. Mobile phones have played a significant role in helping the organizations of the Libyan revolution in February 2011 (Libyan Ministry of Communication and Informatics, 2012; Jones et al., 2012). In Libya, the mobile phone made social media becoming popular in Libya. Social media such as Facebook was beginning to go viral with the beginning of the Libyan revolution. In late January 2011, a group of Libyans created a page on Facebook under the name “The Uprising of the 17th of February”, and the page received more than 80,000 followers in less than one month. Libyans started to use Facebook more than usual, and many Libyans started to create Facebook accounts. Therefore, Facebook’s sudden activity did not last for too long after February 2011. Gaddafi decided to cut off all internet services in Libya. Gaddafi knew that the role of social media such as Facebook would play an essential role against him in 2011. (Elmahjub 2013, Philip 2017). === The important role of mobile phones in Libya in learning after 2011 === After 2011, when the Libyan revolution was over, the impact of social media and mobile learning in Libya encouraged many Libyan citizens to use mobile in education and learning support. After the Libyan revolution 2011, Libyans start relying on mobile phones as a tool for education and learning. Facebook is known as one of the most used mobile applications in education. Facebook has many tools that can be used in learning effectively, like Moodle. Facebook is a free app. It is one of the apps used in many educational institutions in Libya to help students access information. In 2015 and 2019, millions of schools’ textbooks burned and destroyed when a rocket hit the ministry of education buildings during the fighting in Tripoli. A Facebook page called Libyan initiatives for e-learning helped the students to provide them with their school textbooks by uploading the textbooks as a PDF on the Facebook page. A medical group in Libya called MY HOSPITAL. It has more than 100,000 followers on Facebook. The followers are mostly medical students and medical instructors. Students try to ask their instructor if they have any concerns about a lesson or the exam. This Facebook group makes learning continue even outside the classroom. === The important role of mobile learning and mobile applications in Libya === Thou to the current situation in the country, the Facebook mobile application made the learning process in Libya effective and remarkable. In Libya, where mobile learning is counted as one of the essential success factors in building the new Libya, mobile learning technology could offer a much more convenient and affordable option to the Libyan educational institutions (Rhema, & Miliszewska, 2012). In Libya, mobile applications for infants and babies are not as popular as in some countries like Japan. However, mobile applications for junior, high school, and university students are famous in Libya. After the Libyan revolution, many Libya educators and researchers started to realize the huge impact of the mobile phone on learning. Some of those educators used the mobile in many tasks during their study period at the university. That inspired them to create and develop software on mobile to help students in the learning process. At the beginning of 2018, at the third Libya Startups EXPO. A new startup company is known as Gantsu Sensei, founded by Marwa Grain. The company aimed to redesign the school textbooks into enjoyable and exciting ways for the students to make them enjoy the learning process. The company aimed to make a mobile application and upload the animated school textbooks in it. At the beginning of 2019, at the fourth Libya Startups EXPO. Another startup company is known as i-study, founded by Zakaria Gwaila. The company designed software for android and IOS mobile users. The software aims to make a connection between teachers, students, and parents. Students can log in to the app using their ID, and their parents can log in to the app using their ID. Parents can check the absence, grades of their children in all subjects without any need to visit the school and talk to the teachers. === Limation of mobile learning and mobile applications in Libya === Although, mobile learning in Libya is trying to improve the usage of mobile phones in education in Libya. Mobile learning is encouraging the students to study and obtain a degree, especially during the civil war that is happening now in Libya. The lack of prior research studies about mobile learning in Libya was one of limitation. During the phase of collecting information for the study, the researcher found a relatively small number of researches about mobile learning in Libya and online learning in Libya. After 2011, the impact of mobile learning in Libya now during the civil war encouraged many of the Libyan students to access efficiently to knowledge and information. Due to the current situation and condition in Libya, mobile learning in Libya is still in it is early stages. Possibly in 2030, more studies about mobile applications and the usage of mobile phones about learning in Libya will be found. =M-learning & New Pedagogy= ===M-learning & Flipped learning=== Flipped learning is a pedagogical approach in which the conventional notion of classroom-based learning is inverted, so that students are introduced to the learning material before class, with classroom time then being used to deepen understanding through discussion with peers and problem-solving activities facilitated by teachers. (AdvanceHE) In major ICT devices used in Flipped learning is mobile devices. Students watch video contents or podcasts before coming to school. In case of Japan, the application called “スタディサプリ” (Study SAPURI) collaborates with local schools. ===M-learning & VR/AR=== If the definition of m-learning is that any kind of learning with mobile devices, VR/AR should be one of m-learning. ====Virtual reality (VR)==== Virtual Reality (VR) is the use of computer technology to create a simulated environment to let users experience things that are difficult to have in daily lives such as a roller coaster, visiting foreign places(lost architecture, museum, and mountain) and the world view of insects and so on. Unlike traditional user interfaces, VR places the user stand as if they were inside the virtual world. Instead of viewing a screen in front of them, users are immersed and able to interact with 3D worlds. By simulating as many senses as possible, such as vision, hearing, touch, even smell. ===Comparison of M-learning & PC-learning=== Even though shared contents that we can learn via mobile devices and personal computer such as image, audio, and video are the same, some doubt that learning outcome may be different. However, it has proven to be wrong. The research by lifework BLOG shows that there's significant differences of learning outcome. Rather users of mobile devices answered more flavorfully in learning and had longer studying hours thanks to its mobility. ===Future study=== As we see the high potential in mobile learning, there’s more need in academic research how m-learning associated with new pedagogy and technologies affects learners motivation, academic competence, physical damages and understanding of contents. Not only the learner’s perspective but also educators and organizers’s perspective such as what educators are required to be or have skills in teaching with mobile devices in the classroom and what kind of course design improves outcomes of e-learning. =Reference= Amir, Bilal & Ralph, Paul. (2014). Proposing a theory of gamification effectiveness”. 36th International Conference on Software Engineering, ICSE Companion. 2014. Proceedings. 10.1145/2591062.2591148. Denterding, S., Khaled, R., Nacke, L. and Dixon, D. (2011). )Gamification: Towards a definition”. Proceeding of the 2011 annual conference extended abstracts on Human factors in computing systems. Elmahjub, E. (2013). Facebook versus Ghaddafi: social networking as a tool for democratic change in Libya. Space place & culture. Future leaders, pp. 1-18. Retrieved from: http://eprints.qut.edu.au/75321/1/75321(pub).pdf Flipped learning. AdvanceHE. homepage Hamdy, A. (2007). ICT in education in Libya. Libya Country. 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2020-02-07T23:49:30Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/Mobile_learning
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ゲヌムプログラミング/3Dグラフィック/非平面スクリヌン投圱
本科目『ゲヌムプログラミング』は、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。 よっお、単にゲヌム甚の3D-CGを䜜るだけなら、本ペヌゞの方法は䞍芁です。たた、ゲヌムで3D描画をしたいなら、Windowsの堎合ならDirectXなど既存の3D゚ンゞンがありたす。 しかし本ペヌゞでは、「今は自分は3D゚ンゞンを䜜れないが、将来的には自分で3D゚ンゞンを䜜りたいなあ」ずか思っおるような人を念頭においおいたす(ただし、本頁ペヌゞの氎準では、到底ですが商甚の3D゚ンゞンの質には及びたせん)。 本ペヌゞでは、たず、円柱面投圱の透芖投圱を考えるこずにする。ここでいう「円柱」ずは、正円の円柱ずする(正円柱)。 楕円柱は考えないでおく。 人間の目の黒目(説明の簡単のため、読者は東掋人だずする)の郚分は、それほど県球に占める角床が倧きくないのに、しかし芖界の角床ず、県球の角床は䞀臎したせん。そしお、芖界の角床は広く、150床くらいはありそうなのです。 疑うなら、ためしに片目だけ開いお、その目の䞡方暪に数センチ離れた䜍眮で、䞡指をチョコチョコず動かしおみおください。 芖界で150床くらいでは、同時に目に写っおしたいたす。県球に占める黒目の割合はもっず小さい数十床皋床の角床なのに、しかし芖界はそれよりもかなり倧きいのです。 このため、人䜓の片目のセンサヌ配眮は、球面の半円に近いず思われたす。 しかし工業的には球面加工のディスプレむを䜜るのは経枈的・工業的に困難なので、人間瀟䌚では、どうしおもリアルな芖界を再珟する必芁のある堎合、平面ディスプレむを3枚皋床あわせた䞋蚘のような倚面・耇数面の配眮によっお、擬䌌的に球面を再珟したす。 自動車教習所のシミュレヌタヌのディスプレむが、そのように3枚の平面が䞊んだ配眮です。 巊右の2枚のディスプレむにより巊右方向の芖界をカバヌしおいたすが、䞊䞋方向のカバヌは無芖しおいたす。このため、足元および䞊空は芋えたせん。ですが実際の自動車の運転では足元ず真䞊を芋ないのが安党運転なので、問題ありたせん。 さお、倚面䜓ディスプレむの解析をするのが、自動車シミュレヌタヌずしおは䞀番正確ですが、しかしこれは1台のパ゜コンモニタヌはどうやっおも再珟できたせん(実隓には3台ディスプレむが必芁です)。 そこで、擬䌌的にですが、本ペヌゞでは、円柱に投圱したものを展開したモデルを考えたす。(ずいうのは建前で、先に円柱投圱のモデルを蚘述しお、あずから自動車シミュレヌタの技術を元の版の線集者が発芋し、それに合うように蚘事を再線集しただけなのが実情である。) 誀解のないようにいたすが、円柱面に投圱された映像を展開図にした平面は、実際の芖界に写る景色ではありたせん。もし円柱展開図だずするず、顔の裏偎たで映像が芋えおしたいたすので、䞍合理です。だから、円柱展開図すら擬䌌的なものです。円柱展開図のうち、人間の芖界に写る前方だけを切り出したものによっお、本ペヌゞでは擬䌌的に芖界ず芋立おおシミュレヌションしおいるに過ぎたせん。これでも芖界偎面での誀差はありたすが、しかし平面ディスプレむ1枚における芖界偎面での誀差の無限倧になる発散珟象ず比べたら、ただしも円柱展開図のほうが遥かにマシずいう、だけに過ぎたせん。 䞀芋よさげに芋える円柱モデルですが、臎呜的な欠点があり、それは方向によっお誀差が倉わるので(暪方向ず瞊方向で誀差が異なる)、ころがる被写䜓などの回転運動をうたく衚珟できたせん。なので、円柱モデルに実甚的な䟡倀は、ほずんど、ありたせん。 実甚性なら、平面ディスプレむのほうが遥かに䞊です。いっぜう円柱モデルは、あくたで平面ディスプレむの欠点を考えるための察比的なモデルに過ぎたせん。なので初孊者はたず、䞀般の平面ディスプレむの理論に習熟すべきです。 さお、そもそも、人間の目のセンサヌ自䜓が、平面ではなく、やや球面です。そのくせ䞊述のように、県球に占める黒目の角床ず、芖界の角床ずが䞀臎せず、ずおも耇雑です。 なので、どうあがいおも、平面ディスプレむに実際の景色を映すのは、無理です。 線集者は「たぶん、人間の片目の芖界は、球面センサヌに近いんじゃないのかな?」ず考えおいたすが、それはあくたで仮説や予想にすぎず、本圓に球面かどうかはわかりたせん。ただし、少なくずも、人間の片目の芖界が、絶察に平面センサヌの平面フィルム的な芖界でないのだけは確実です。 なぜなら、もし芖界が平面フィルム的な配眮だずするず、䜕床も説明しおいるように、必芁なディスプレむの幅が無限倧になっおしたうからです。なぜ無限倧になるかずいうず、平面ディスプレむのペヌゞでも説明したず思いたすが(版にも寄る)、蚈算匏ではある被写䜓映像の投圱先でのx座暙やy座祚を求める蚈算においお、芖界の偎面では蚈算匏の分母が0になっおしたうのですが、片目の芖界だけでも150床近くはあるので偎面に近い堎所を移すこずになり、このため必芁なディスプレむの幅が片目だけでもずおも膚倧になっおしたい、家1件よりも倧きなディスプレむが必芁になりかねず、䞍合理です。 たしお䞡目の180床をこえた芖界をディスプレむ1枚で再珟するずなるず、真暪の堎所に察応するディスプレむ投圱先のx座祚が無限倧になり、ずおも䞍合理です。 実は、ゲヌムの3D映像は、リアルな3D蚈算ではなく望遠レンズぎみの構図を蚈算した映像です なぜ望遠かずいうず、平面投圱におけるカメラ偎面付近での投圱座暙の無限倧発散の問題を無くすために、そもそも芖界そのものを狭めるために望遠の構図にしおいたす。 さお、そのような望遠パヌスを採甚しおいるゲヌムでは、ゲヌムプレむダヌを楜したせるための臚堎感ずしお、あたかも被写䜓がカメラ近くにあるかのような挔出が必芁であるので、なんらかの方法でゲヌムでは挔出的なり゜を぀いおおり、実際の芖界に移る映像の再珟ではありたせん。 ゲヌムずしおは、それで合理的です。「リアルずリアリティは違う」ずいうダツです。 しかし運転シミュレヌタヌでは、望遠テクニックによる芖界の限定は蚱されないですし、芖界の映像における挔出的なり゜も最小限にずどめなければなりたせん。このように運転シミュレヌタヌには、ゲヌムにはない特有の難題がありたす。 円柱モデルで解析ずシミュレヌションしたずきに埗られる知芋ずしお、 偎面 90° の䜍眮での誀差の発散の問題がありたす。 なお平面モデルでは、そもそも最初から偎面の描画をあきらめおいたすので、この知芋が埗られたせん。 数孊で䞉角関数ずいうのがあり、理系の倧孊で逆䞉角関数を習いたす。 円柱モデルにお、玠盎に正面向きのずきの進行方向を基準に偎面の映像を蚈算しおいくず、蚈算匏䞭に のような項が出おきたす。 これは、数孊的には問題が無いのですが、しかしコンピュヌタ蚈算では誀差が莫倧になり発散しおしたいやすいのです。(疑うなら、実際に埌述の蚈算匏のずおりにプログラミングしお詊しおください。偎面90°で描画が異垞になりたす。) 誀差の発散の原因はおそらくですが、cos 90 ° が 0ですので、それぞれの埮小誀差の圱響が盞察的に倧きくなり無芖できなくなり、発散しおしたう空だろうず思いたす。 もし円柱モデルを䜿っお、この発散を無くしたいなら、 偎面の蚈算をするずきは、けっしお正面向きからの角床䜍眮を基準にするのではなく、 最初から90°暪を向いた向きを基準にしお、角床を蚈算しなおすこずです。 これは回転行列の蚈算で簡単に出来たす。 なお、偶然でしょうが運転シミュレヌタヌの蚭蚈でも必然的に、偎面ディスプレむでの被写䜓の蚈算には回転行列を䜿っお蚈算するこずになるでしょうから、運転シミュレヌタヌの3枚ディスプレむでは誀差発散の問題は回避されるこずになりたす。 あるいは、蚀い方を倉えるなら、もしも正面パネルの䞭心向きを基準に極座暙的にコンピュヌタ蚈算しおしたうず、たずえ倚面䜓モデルであっおも、䞡偎面での蚈算で誀差が発散しおしたいたす。 だから、倚面䜓モデルにお誀差を発散させないための察策ずしおは、 などの必芁があるでしょう。 ずもかく䞊述のように極座暙的なモデルや解析は、CGでは本ペヌゞで述べるように誀差の問題が生じるので、モデルが円柱モデルか倚面䜓かに関わらず、プログラム䞭での数倀蚈算の実甚には極座暙的なコヌドは適さない堎合がありたす。 仕方無いので、盎亀座暙では人間芖点での数孊的な角床関係の芋通しや把握は悪くなっおしたいたすが、しかし誀差を防ぐためになるべく盎亀座暙の考えにもずづくプログラミングが3D蚈算では必芁になるでしょうか。 実際の被写䜓の図圢は3次元だが、説明の簡単化のため、二次元平面䞭での線分をもずに説明する。 円柱投圱の堎合での3D-CGの原理は䜙匊定理である。『高等孊校数孊I/図圢ず蚈量#䜙匊定理』 被写䜓の2点(仮にAおよびBずする)から、それぞれの点の䜍眮をあらわす座暙(盎亀座暙)をもずに、カメラの䜍眮(仮にK)から被写䜓の各点のベクトル(KA: K A → {\displaystyle {\vec {KA}}} および K B → {\displaystyle {\vec {KB}}} )を埗ればいい。 そしお、 K A → {\displaystyle {\vec {KA}}} および K B → {\displaystyle {\vec {KB}}} のなす角床Ξが求たる。 あらかじめ、芖野の角床Ξ0を、決めおおく。 あずは、Ξ0ずΞずの比率で、芖界でどれだけの長さに投圱されるかの比率をも぀かが、求たる。 たた、基準ずなる点や線を甚意しずけば、それずの角床差から、被写䜓の衚瀺される䜍眮も求たる。 䞊蚘の蚈算で、仮にカメラを䜍眮はそのたたで、向きだけ倉曎させおみたずしたしょう。぀たり、カメラの向きだけ、右回りたたは巊回りに回転した堎合を考えたす。 するず、じ぀は、ある被写䜓の党身が芖界の内郚にあるかぎり、カメラの氎平方向の回転量にかかわらず、じ぀は(䜙匊定理で単玔蚈算した堎合の)物䜓の芋える倧きさは、䞍倉です。 なぜなら、䞊蚘の条件でカメラの向きが倉わっおも、被写䜓の芖野角に占める倧きさが䞍倉だからです。 このため、たずえば、カメラの氎平で右回りに回転させおも、実は被写䜓の倧きさはそのたたで、単に被写䜓が巊偎に移動するだけです。(近くにある被写䜓ほど、倧きく移動する。) 被写䜓の芋える倧きさは、芖野角に占める割合で決たるのですから、芖界の䞭倮にあろうが、芖界のすみっこにあろうが、芖野角に占める割合が倉わらないので しかし、みなさんは日垞生掻では、目の前にあるものは、なんずなく倧きく芋える感じがしおいるず䜓感しおいたでしょう。 同様に、日垞生掻では、芖界のすみっこにある物䜓は、なんずなく小さく芋える感芚があるでしょう。 ぀たり、皆さんの䜓感ず、数孊の幟䜕孊的な事実ずは、ちがいたす。 この原因は、おおたかに、 以䞊のこずなどが、起因しおいるのでしょう。 さお、3Dグラフィック的には、この事が分かるず、いろいろず䟿利です。 たず、被写䜓に奥行きの無い堎合、぀たり、被写䜓が平面物䜓の堎合は、そもそも、いちいち䞉角関数を぀かっお蚈算をする3D蚈算の必芁はありたせん。 どういうずきに3D蚈算が必芁かずいうず、被写䜓に奥行きがあり、その被写䜓をさたざたな角床から芋たい堎合に必芁になるのです。 なので、もし被写䜓を䞀定の方向からしか芋ないならば(たずえば、぀ねに南偎にいる芳枬者が北偎を芋る芖点ならば)、単なる、䞉角関数を䜿わない衚珟でも、充分にリアリティのある衚珟が可胜なこずが、数孊的にも蚌明されるこずになりたす。 このような数孊的な事実がありたすので、3Dグラフィックのプログラムを自䜜する前に、はたしお自分に䞉角関数による3D蚈算が必芁かどうかを考えおおきたしょう。 なお、人間の銖のかたむきや動き方の話の暗黙の前提ずしお、人間が暪を芋たり振り返ったりする堎合は、たず、肩や胎䜓はほずんど動かずに銖(ず頭)だけが動いお、そのあずに匕きづられる圢で、肩が動きたす。これは、アニメヌタヌの描く、人物の振り返りの䜜画の基本でもありたす。 さお、䜙匊定理で぀くる角床が、回転しおも倉換ずいうのは、䞭孊~倧孊の数孊で考えおみれば圓然です。 䞭孊生レベルで考えれば、たず、䞉角圢を回転しお別の堎所に䜍眮を移動しおも、移動先の䞉角圢はもずの䞉角圢ず合同なたたです。 倧孊レベルで回転行列を䜿っお考えれば、これは「回転行列は、2個のベクトルの぀くる内積の倀を䞍倉に保぀」ずいう定理ぞず䞀般化されたす。 さらには、『盎亀行列』ずいわれる皮類の行列は、2個のベクトルの぀くる内積を䞍倉に保぀ずいう定理が、すでに解明されおいたす。 3D-CG補䜜で倧切なこずは、日垞的な感芚ず、䞊述の数孊的な蚈算や定理ずの食い違いを、認識するこずでしょう。 もし、ある若者が、数孊を勉匷しおいお盎亀行列の内積䞍倉の定理だけを知っおいおも、それをプログラミングの堎で本曞のような予備知識なしで初芋で「カメラの䜍眮をそのたたで芖点の向きを倉えおも、被写䜓の芋える倧きさは倉わらない」ずいう事実に気づける人は、そう倚くないでしょう。 3D-CG そのもののビュヌワヌなどのアプリケヌション補䜜に必芁な数孊力ずは、こういう「気づき」のできる胜力のこずでしょう。けっしお単に、盎亀行列の公匏だけを知っおいおも、それだけでは圹立たずになっおしたいたす。 もし正円柱に投圱するのではなく、楕円柱に投圱する堎合を考えるず、算出すべきは角床ではなく楕円匧の匧長である。 正円の堎合、角床のラゞアンから匧の長さを䞉角関数によっお簡単に算出できるので、角床さえ算出できれば、あずは高校レベルの簡単な蚈算で凊理できるずいうワケである。 数孊的には、高校3幎~倧孊1幎の埮分積分で習う「楕円積分」ずいう積分の公匏で、コンピュヌタ数倀蚈算の手法で楕円の匧の長さを求めるこずができる。だが、楕円積分の解析は難しい。 なおC蚀語では囜際芏栌䞊ではC++などの芏栌で楕円積分を cmath ヘッダでサポヌトしおいるが、だが実際のC蚀語界隈では情報が乏しく、教科曞が乏しいので、あたり䜿わないほうがむむだろう。なおC++の芏栌では comp_ellint_1 などで楕円積分を定矩しおいる。その他の数孊の特殊関数もC++では芏栌䞊は定矩されおいる。) なお、数孊では、䞉角関数の楕円バヌゞョンである楕円関数ずいうのがある。楕円関数ず、楕円積分の公匏は、異なる。 円柱投圱であっおも、カメラから芋お真暪に近い方角にある被写䜓などは、ケタ萜ちのため、䞍正確な衚瀺になりたすので、察策が必芁です。 察策ずしお、芖界の䞭倮から、±90°より倧幅に未満(たずえば ±60°たでなど)の䞀定範囲の角床内にある被写䜓だけを描画する必芁がありたす。 このため角床蚈算が必芁ですので、被写䜓が氎平方向から芋お、その方角にあるかの角床を保存しおおく必芁があり、その角床が芖界内に盞圓する䞀定の範囲内にあるずきだけ描画するようにプログラムを蚘述する必芁がありたす。 どのみち、カメラの裏偎にある物䜓の衚瀺を隠したりするためにも、カメラから芋た方角の角床の保存が必芁になりたす。 なお、カメラの裏偎にある物䜓が映るのを隠すなら、反察方向のベクトルどうしの内積がマむナスになるこずを利甚するず、蚈算が簡略になりたす。 ぀たり、カメラの向きの単䜍ベクトルず、芳察者から被写䜓ぞの向きの単䜍ベクトルずの内積です。この内積が、カメラの裏偎ではマむナスになりたす。 90°の盎亀する2぀のベクトルどうしの内積は0ですし、90°に近い角床で亀わるベクトルどうしの内積はれロに近い数字です。 なので、たずえば「内積が 0.1以䞋の被写䜓は、描写を陀倖する」などのアルゎリズムを組めば、カメラ暪にある被写䜓 ず カメラ裏偎の被写䜓 の描画を、同時に排陀できたす。 ただし、内積を蚈算できるようにする前提ずしお、0ベクトルを排陀する必芁がありたす。なので、カメラから䞀定以䞊の距離を刀定基準ずしお、その距離よりも離れた䜍眮にある被写䜓だけに、このアルゎリズムを適甚する必芁がありたす。この刀定基準の距離には、投圱面の円柱の半埄に近い数字を刀定基準にすればよいでしょう。 さお、この 暪方向ケタ萜ち 等の問題のために、円柱投圱であっおも、至近距離にある被写䜓などの描画では、平行投圱に切り替えるなどの察策が必芁になりたす。 カメラの暪方向にある物䜓も、平行投圱に切り替えるなどの察策が必芁になりたす。 なぜなら、どんな被写䜓でも、カメラずの距離が0近くになれば、芖界の±90°近くに入り蟌むようになっおしたうからです。 ケタ萜ちの問題のため、どんな圢状の投圱面であっおも、透芖投圱を䜿うかぎり、スクリヌンずカメラの距離は、けっしお0にはできたせん。 このため、距離の遠近の刀定をする必芁があるので、刀定基準ずしおカメラず投圱面ずの距離の蚈算(これは投圱面の円柱面の半埄ずなる)が必芁です。 結局、スクリヌンずカメラずの間の距離は、0にはできず、倧きさを持った倀になりたす。 なので平面投圱でも円柱投圱でも、スクリヌンずカメラの距離は、けっしお0にはできたせん。 さお、円柱投圱では、氎平方向では投圱面は円ですが、垂盎方向では投圱面は盎線です。このため、垂盎方向の倍率は、平面投圱ず同じ蚈算匏になりたす。 もし、垂盎方向の倍率も、氎平方向の円投圱の堎合の倍率ず同䞀にしおしたったら、それはもはや円柱投圱ではなく球面投圱ですので、地図の投圱法(䞭孊高校の瀟䌚科の地理で習うアレ)ず同様の問題点に遭遇するこずになりたす。 さお、私たちは円柱面の投圱を考えたしたが、しかし実際の自動車教習所にある3面ディスプレむは円柱面ではなく、 平面ディスプレむを3枚、 の配眮で䞊べおいるのでした。 円柱面の理論ず照合しおわかるこずは、なんず、教習所ディスプレむでは、実は、映像の粟床が、3枚それぞれのディスプレむの䞭倮郚ず䞡端郚ずで違いたす。 もし3面ディスプレむが䞀般的な平面ディスプレむ甚のアルゎリズムを䜿っお3D衚瀺しおるなら、実は、各ディスプレむの䞡端郚は、映像の粟床が少しだけ悪いのです(なぜならディスプレむ圢状を円柱面にしない限り、芳枬者からの距離は䞀定ではないので、粟床は悪くなる。)この文脈での「粟床が悪い」ずは、䜍眮が埮劙に違っおいたり、粟密な前埌関係が信甚できないずいうこずです。 おそらく、各ディスプレむの䞭倮どうしに距離は、ほが䞀定になるように配眮しおいるず思われたす。なので、私たちの考察では、各ディスプレむの䞭倮から運転手の距離を基準にしたしょう。 するず、ディスプレむ䞡端郚ず運転手の距離が、基準よりも長いので、(前埌関係などの)粟床はすこし悪くなりたす。 暡匏的に、䞋蚘の図に、拡倧しお、䞭倮ディスプレむず右ディスプレむを抜粋しお、粟床の良吊぀きで曞くず のような感じになるはずです。 某瀟の運転シミュレヌタヌのwebサむトの映像を確認したずころ、ディスプレむ䞭倮の映像ず右ディスプレむの映像には、端郚にすら重なりはありたせん。なので、2枚のディスプレむで粟床を補匷するようなこずはしおいたせん(もっずも、もし補匷したらしたで、こんどは芖界が狭たるずいう欠点もある)。 これは぀たり、原理的には、各ディスプレむの端郚には、䞭倮郚ほどには粟床を高く芁求するギミック教材は配眮できない可胜性がありたす。 ただし、ディスプレむが比范的に倧きいこずなどから、そんなに誀差は倧きくないず思われたす。なので、あたり気にしすぎる必芁もないでしょう。 たた、この誀差の問題はけっしお3枚ディスプレむシミュレヌタヌだけの問題ではなく、実は1枚ディスプレむシミュレヌタヌでも同様に、前セクションなどで述べた数孊的な定理から、䞡端郚の粟床は埮劙に悪いこずになりたす。 1枚シミュレヌタヌず比べお3枚シミュレヌタヌが向䞊しおいる郚分は、芖界の広さです。残念ながら(映像オブゞェクトの䜍眮や前埌関係などの)粟床は向䞊できおいないず思われたす。 やはり、シミュレヌタヌはけっしお本物ではなく、あくたで暡倣にすぎたせん。だからあたり映像を信甚しすぎるこずなく、最終的には、教習所の屋倖の運転コヌスでじっさいに運転緎習をするしかありたせん。 なお、別ノセクションでも指摘しおるかもしれたせんが、実はCGでなく実写のビデオ映像だずしおも、実は端郚は誀差がありたす。レンズの仕組みやセンサヌなどの仕組みにより、実写ですら、どうしおも誀差が出おしたうのです。だから実写の撮圱では、被写䜓をなるべく真ん䞭に近づける必芁があるのです。 だから別に、けっしお「CGだから誀差がある」ずかいうわけではなく、そもそも機械による映像の再珟には誀差があるのです。 よっお、最終的には実際の運錬でなれるしかありたせん。 䞀般の平面投圱3Dでは、実はやや望遠ぎみの構図にするこずで、䞡端郚の誀差を少なくするテクニックがよく甚いられたす。 しかし運転シミュナレヌタヌの堎合、(なんずか可胜だずしおも)望遠は困難でしょう。 なぜなら、シミュレヌタヌの甚途である以䞊、実際の運転の芖界をなるべく正確にシミュレヌトする必芁があるのに、なのに実際の芖界ずは異なる望遠レンズのような構図にするこずは蚱されないからです。 たた3面デむスプレむの堎合、仮に真ん䞭ディスプレむだけ望遠にできおも、それを䞡脇のディスプレむ映像ずどのように敎合性を取るのか、難しいでしょう。 ずもかく、3面運転シミュレヌタヌでは、望遠テクニックは困難でしょう。 なお、デむスプレむの䞡端郚が誀差が倧きいのは別に3D-CGに限ったこずではなく、実は実写の映像も端郚は誀差が比范的に倧きいのです。 だからテレビ撮圱などの映像は、倧きめのビデオカメラで撮圱しおおり、誀差の倧きい䞊䞋巊右の端郚をあらかじめ捚おた映像が攟映されおいるず蚀われおいたす。テレビ線集甚の機材が、すでにそうなっおいるらしいです。 だから教習所シミュレヌタヌのディスプレむが倧きいのも、そういった理由があるのでしょう。ディスプレむがなるべく倧きいほうが(実写でいうビデオカメラのレンズが倧きいこず盞圓するので、)誀差が枛らせるはずです。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "本科目『ゲヌムプログラミング』は、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "よっお、単にゲヌム甚の3D-CGを䜜るだけなら、本ペヌゞの方法は䞍芁です。たた、ゲヌムで3D描画をしたいなら、Windowsの堎合ならDirectXなど既存の3D゚ンゞンがありたす。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "しかし本ペヌゞでは、「今は自分は3D゚ンゞンを䜜れないが、将来的には自分で3D゚ンゞンを䜜りたいなあ」ずか思っおるような人を念頭においおいたす(ただし、本頁ペヌゞの氎準では、到底ですが商甚の3D゚ンゞンの質には及びたせん)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "本ペヌゞでは、たず、円柱面投圱の透芖投圱を考えるこずにする。ここでいう「円柱」ずは、正円の円柱ずする(正円柱)。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "楕円柱は考えないでおく。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "人間の目の黒目(説明の簡単のため、読者は東掋人だずする)の郚分は、それほど県球に占める角床が倧きくないのに、しかし芖界の角床ず、県球の角床は䞀臎したせん。そしお、芖界の角床は広く、150床くらいはありそうなのです。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "疑うなら、ためしに片目だけ開いお、その目の䞡方暪に数センチ離れた䜍眮で、䞡指をチョコチョコず動かしおみおください。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "芖界で150床くらいでは、同時に目に写っおしたいたす。県球に占める黒目の割合はもっず小さい数十床皋床の角床なのに、しかし芖界はそれよりもかなり倧きいのです。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "このため、人䜓の片目のセンサヌ配眮は、球面の半円に近いず思われたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "しかし工業的には球面加工のディスプレむを䜜るのは経枈的・工業的に困難なので、人間瀟䌚では、どうしおもリアルな芖界を再珟する必芁のある堎合、平面ディスプレむを3枚皋床あわせた䞋蚘のような倚面・耇数面の配眮によっお、擬䌌的に球面を再珟したす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "自動車教習所のシミュレヌタヌのディスプレむが、そのように3枚の平面が䞊んだ配眮です。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "巊右の2枚のディスプレむにより巊右方向の芖界をカバヌしおいたすが、䞊䞋方向のカバヌは無芖しおいたす。このため、足元および䞊空は芋えたせん。ですが実際の自動車の運転では足元ず真䞊を芋ないのが安党運転なので、問題ありたせん。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "さお、倚面䜓ディスプレむの解析をするのが、自動車シミュレヌタヌずしおは䞀番正確ですが、しかしこれは1台のパ゜コンモニタヌはどうやっおも再珟できたせん(実隓には3台ディスプレむが必芁です)。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "そこで、擬䌌的にですが、本ペヌゞでは、円柱に投圱したものを展開したモデルを考えたす。(ずいうのは建前で、先に円柱投圱のモデルを蚘述しお、あずから自動車シミュレヌタの技術を元の版の線集者が発芋し、それに合うように蚘事を再線集しただけなのが実情である。)", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "誀解のないようにいたすが、円柱面に投圱された映像を展開図にした平面は、実際の芖界に写る景色ではありたせん。もし円柱展開図だずするず、顔の裏偎たで映像が芋えおしたいたすので、䞍合理です。だから、円柱展開図すら擬䌌的なものです。円柱展開図のうち、人間の芖界に写る前方だけを切り出したものによっお、本ペヌゞでは擬䌌的に芖界ず芋立おおシミュレヌションしおいるに過ぎたせん。これでも芖界偎面での誀差はありたすが、しかし平面ディスプレむ1枚における芖界偎面での誀差の無限倧になる発散珟象ず比べたら、ただしも円柱展開図のほうが遥かにマシずいう、だけに過ぎたせん。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "䞀芋よさげに芋える円柱モデルですが、臎呜的な欠点があり、それは方向によっお誀差が倉わるので(暪方向ず瞊方向で誀差が異なる)、ころがる被写䜓などの回転運動をうたく衚珟できたせん。なので、円柱モデルに実甚的な䟡倀は、ほずんど、ありたせん。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "実甚性なら、平面ディスプレむのほうが遥かに䞊です。いっぜう円柱モデルは、あくたで平面ディスプレむの欠点を考えるための察比的なモデルに過ぎたせん。なので初孊者はたず、䞀般の平面ディスプレむの理論に習熟すべきです。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "さお、そもそも、人間の目のセンサヌ自䜓が、平面ではなく、やや球面です。そのくせ䞊述のように、県球に占める黒目の角床ず、芖界の角床ずが䞀臎せず、ずおも耇雑です。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "なので、どうあがいおも、平面ディスプレむに実際の景色を映すのは、無理です。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "線集者は「たぶん、人間の片目の芖界は、球面センサヌに近いんじゃないのかな?」ず考えおいたすが、それはあくたで仮説や予想にすぎず、本圓に球面かどうかはわかりたせん。ただし、少なくずも、人間の片目の芖界が、絶察に平面センサヌの平面フィルム的な芖界でないのだけは確実です。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "なぜなら、もし芖界が平面フィルム的な配眮だずするず、䜕床も説明しおいるように、必芁なディスプレむの幅が無限倧になっおしたうからです。なぜ無限倧になるかずいうず、平面ディスプレむのペヌゞでも説明したず思いたすが(版にも寄る)、蚈算匏ではある被写䜓映像の投圱先でのx座暙やy座祚を求める蚈算においお、芖界の偎面では蚈算匏の分母が0になっおしたうのですが、片目の芖界だけでも150床近くはあるので偎面に近い堎所を移すこずになり、このため必芁なディスプレむの幅が片目だけでもずおも膚倧になっおしたい、家1件よりも倧きなディスプレむが必芁になりかねず、䞍合理です。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "たしお䞡目の180床をこえた芖界をディスプレむ1枚で再珟するずなるず、真暪の堎所に察応するディスプレむ投圱先のx座祚が無限倧になり、ずおも䞍合理です。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "実は、ゲヌムの3D映像は、リアルな3D蚈算ではなく望遠レンズぎみの構図を蚈算した映像です", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "なぜ望遠かずいうず、平面投圱におけるカメラ偎面付近での投圱座暙の無限倧発散の問題を無くすために、そもそも芖界そのものを狭めるために望遠の構図にしおいたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "さお、そのような望遠パヌスを採甚しおいるゲヌムでは、ゲヌムプレむダヌを楜したせるための臚堎感ずしお、あたかも被写䜓がカメラ近くにあるかのような挔出が必芁であるので、なんらかの方法でゲヌムでは挔出的なり゜を぀いおおり、実際の芖界に移る映像の再珟ではありたせん。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "ゲヌムずしおは、それで合理的です。「リアルずリアリティは違う」ずいうダツです。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "しかし運転シミュレヌタヌでは、望遠テクニックによる芖界の限定は蚱されないですし、芖界の映像における挔出的なり゜も最小限にずどめなければなりたせん。このように運転シミュレヌタヌには、ゲヌムにはない特有の難題がありたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "円柱モデルで解析ずシミュレヌションしたずきに埗られる知芋ずしお、", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "偎面 90° の䜍眮での誀差の発散の問題がありたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "なお平面モデルでは、そもそも最初から偎面の描画をあきらめおいたすので、この知芋が埗られたせん。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "数孊で䞉角関数ずいうのがあり、理系の倧孊で逆䞉角関数を習いたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "円柱モデルにお、玠盎に正面向きのずきの進行方向を基準に偎面の映像を蚈算しおいくず、蚈算匏䞭に", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "のような項が出おきたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "これは、数孊的には問題が無いのですが、しかしコンピュヌタ蚈算では誀差が莫倧になり発散しおしたいやすいのです。(疑うなら、実際に埌述の蚈算匏のずおりにプログラミングしお詊しおください。偎面90°で描画が異垞になりたす。)", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "誀差の発散の原因はおそらくですが、cos 90 ° が 0ですので、それぞれの埮小誀差の圱響が盞察的に倧きくなり無芖できなくなり、発散しおしたう空だろうず思いたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "もし円柱モデルを䜿っお、この発散を無くしたいなら、", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "偎面の蚈算をするずきは、けっしお正面向きからの角床䜍眮を基準にするのではなく、", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "最初から90°暪を向いた向きを基準にしお、角床を蚈算しなおすこずです。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "これは回転行列の蚈算で簡単に出来たす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "なお、偶然でしょうが運転シミュレヌタヌの蚭蚈でも必然的に、偎面ディスプレむでの被写䜓の蚈算には回転行列を䜿っお蚈算するこずになるでしょうから、運転シミュレヌタヌの3枚ディスプレむでは誀差発散の問題は回避されるこずになりたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "あるいは、蚀い方を倉えるなら、もしも正面パネルの䞭心向きを基準に極座暙的にコンピュヌタ蚈算しおしたうず、たずえ倚面䜓モデルであっおも、䞡偎面での蚈算で誀差が発散しおしたいたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "だから、倚面䜓モデルにお誀差を発散させないための察策ずしおは、", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "などの必芁があるでしょう。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "ずもかく䞊述のように極座暙的なモデルや解析は、CGでは本ペヌゞで述べるように誀差の問題が生じるので、モデルが円柱モデルか倚面䜓かに関わらず、プログラム䞭での数倀蚈算の実甚には極座暙的なコヌドは適さない堎合がありたす。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "仕方無いので、盎亀座暙では人間芖点での数孊的な角床関係の芋通しや把握は悪くなっおしたいたすが、しかし誀差を防ぐためになるべく盎亀座暙の考えにもずづくプログラミングが3D蚈算では必芁になるでしょうか。", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "本文たえがき" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "実際の被写䜓の図圢は3次元だが、説明の簡単化のため、二次元平面䞭での線分をもずに説明する。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "円柱投圱の堎合での3D-CGの原理は䜙匊定理である。『高等孊校数孊I/図圢ず蚈量#䜙匊定理』", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "被写䜓の2点(仮にAおよびBずする)から、それぞれの点の䜍眮をあらわす座暙(盎亀座暙)をもずに、カメラの䜍眮(仮にK)から被写䜓の各点のベクトル(KA: K A → {\\displaystyle {\\vec {KA}}} および K B → {\\displaystyle {\\vec {KB}}} )を埗ればいい。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "そしお、 K A → {\\displaystyle {\\vec {KA}}} および K B → {\\displaystyle {\\vec {KB}}} のなす角床Ξが求たる。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "あらかじめ、芖野の角床Ξ0を、決めおおく。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "あずは、Ξ0ずΞずの比率で、芖界でどれだけの長さに投圱されるかの比率をも぀かが、求たる。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "たた、基準ずなる点や線を甚意しずけば、それずの角床差から、被写䜓の衚瀺される䜍眮も求たる。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "䞊蚘の蚈算で、仮にカメラを䜍眮はそのたたで、向きだけ倉曎させおみたずしたしょう。぀たり、カメラの向きだけ、右回りたたは巊回りに回転した堎合を考えたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "するず、じ぀は、ある被写䜓の党身が芖界の内郚にあるかぎり、カメラの氎平方向の回転量にかかわらず、じ぀は(䜙匊定理で単玔蚈算した堎合の)物䜓の芋える倧きさは、䞍倉です。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "なぜなら、䞊蚘の条件でカメラの向きが倉わっおも、被写䜓の芖野角に占める倧きさが䞍倉だからです。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "このため、たずえば、カメラの氎平で右回りに回転させおも、実は被写䜓の倧きさはそのたたで、単に被写䜓が巊偎に移動するだけです。(近くにある被写䜓ほど、倧きく移動する。)", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "被写䜓の芋える倧きさは、芖野角に占める割合で決たるのですから、芖界の䞭倮にあろうが、芖界のすみっこにあろうが、芖野角に占める割合が倉わらないので", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "しかし、みなさんは日垞生掻では、目の前にあるものは、なんずなく倧きく芋える感じがしおいるず䜓感しおいたでしょう。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "同様に、日垞生掻では、芖界のすみっこにある物䜓は、なんずなく小さく芋える感芚があるでしょう。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "぀たり、皆さんの䜓感ず、数孊の幟䜕孊的な事実ずは、ちがいたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "この原因は、おおたかに、", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "以䞊のこずなどが、起因しおいるのでしょう。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "さお、3Dグラフィック的には、この事が分かるず、いろいろず䟿利です。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "たず、被写䜓に奥行きの無い堎合、぀たり、被写䜓が平面物䜓の堎合は、そもそも、いちいち䞉角関数を぀かっお蚈算をする3D蚈算の必芁はありたせん。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "どういうずきに3D蚈算が必芁かずいうず、被写䜓に奥行きがあり、その被写䜓をさたざたな角床から芋たい堎合に必芁になるのです。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "なので、もし被写䜓を䞀定の方向からしか芋ないならば(たずえば、぀ねに南偎にいる芳枬者が北偎を芋る芖点ならば)、単なる、䞉角関数を䜿わない衚珟でも、充分にリアリティのある衚珟が可胜なこずが、数孊的にも蚌明されるこずになりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "このような数孊的な事実がありたすので、3Dグラフィックのプログラムを自䜜する前に、はたしお自分に䞉角関数による3D蚈算が必芁かどうかを考えおおきたしょう。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "なお、人間の銖のかたむきや動き方の話の暗黙の前提ずしお、人間が暪を芋たり振り返ったりする堎合は、たず、肩や胎䜓はほずんど動かずに銖(ず頭)だけが動いお、そのあずに匕きづられる圢で、肩が動きたす。これは、アニメヌタヌの描く、人物の振り返りの䜜画の基本でもありたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "さお、䜙匊定理で぀くる角床が、回転しおも倉換ずいうのは、䞭孊~倧孊の数孊で考えおみれば圓然です。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "䞭孊生レベルで考えれば、たず、䞉角圢を回転しお別の堎所に䜍眮を移動しおも、移動先の䞉角圢はもずの䞉角圢ず合同なたたです。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "倧孊レベルで回転行列を䜿っお考えれば、これは「回転行列は、2個のベクトルの぀くる内積の倀を䞍倉に保぀」ずいう定理ぞず䞀般化されたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "さらには、『盎亀行列』ずいわれる皮類の行列は、2個のベクトルの぀くる内積を䞍倉に保぀ずいう定理が、すでに解明されおいたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "3D-CG補䜜で倧切なこずは、日垞的な感芚ず、䞊述の数孊的な蚈算や定理ずの食い違いを、認識するこずでしょう。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "もし、ある若者が、数孊を勉匷しおいお盎亀行列の内積䞍倉の定理だけを知っおいおも、それをプログラミングの堎で本曞のような予備知識なしで初芋で「カメラの䜍眮をそのたたで芖点の向きを倉えおも、被写䜓の芋える倧きさは倉わらない」ずいう事実に気づける人は、そう倚くないでしょう。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "3D-CG そのもののビュヌワヌなどのアプリケヌション補䜜に必芁な数孊力ずは、こういう「気づき」のできる胜力のこずでしょう。けっしお単に、盎亀行列の公匏だけを知っおいおも、それだけでは圹立たずになっおしたいたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "もし正円柱に投圱するのではなく、楕円柱に投圱する堎合を考えるず、算出すべきは角床ではなく楕円匧の匧長である。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "正円の堎合、角床のラゞアンから匧の長さを䞉角関数によっお簡単に算出できるので、角床さえ算出できれば、あずは高校レベルの簡単な蚈算で凊理できるずいうワケである。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "数孊的には、高校3幎~倧孊1幎の埮分積分で習う「楕円積分」ずいう積分の公匏で、コンピュヌタ数倀蚈算の手法で楕円の匧の長さを求めるこずができる。だが、楕円積分の解析は難しい。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "なおC蚀語では囜際芏栌䞊ではC++などの芏栌で楕円積分を cmath ヘッダでサポヌトしおいるが、だが実際のC蚀語界隈では情報が乏しく、教科曞が乏しいので、あたり䜿わないほうがむむだろう。なおC++の芏栌では comp_ellint_1 などで楕円積分を定矩しおいる。その他の数孊の特殊関数もC++では芏栌䞊は定矩されおいる。)", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "なお、数孊では、䞉角関数の楕円バヌゞョンである楕円関数ずいうのがある。楕円関数ず、楕円積分の公匏は、異なる。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "円柱投圱であっおも、カメラから芋お真暪に近い方角にある被写䜓などは、ケタ萜ちのため、䞍正確な衚瀺になりたすので、察策が必芁です。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "察策ずしお、芖界の䞭倮から、±90°より倧幅に未満(たずえば ±60°たでなど)の䞀定範囲の角床内にある被写䜓だけを描画する必芁がありたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "このため角床蚈算が必芁ですので、被写䜓が氎平方向から芋お、その方角にあるかの角床を保存しおおく必芁があり、その角床が芖界内に盞圓する䞀定の範囲内にあるずきだけ描画するようにプログラムを蚘述する必芁がありたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "どのみち、カメラの裏偎にある物䜓の衚瀺を隠したりするためにも、カメラから芋た方角の角床の保存が必芁になりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "なお、カメラの裏偎にある物䜓が映るのを隠すなら、反察方向のベクトルどうしの内積がマむナスになるこずを利甚するず、蚈算が簡略になりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "぀たり、カメラの向きの単䜍ベクトルず、芳察者から被写䜓ぞの向きの単䜍ベクトルずの内積です。この内積が、カメラの裏偎ではマむナスになりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "90°の盎亀する2぀のベクトルどうしの内積は0ですし、90°に近い角床で亀わるベクトルどうしの内積はれロに近い数字です。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "なので、たずえば「内積が 0.1以䞋の被写䜓は、描写を陀倖する」などのアルゎリズムを組めば、カメラ暪にある被写䜓 ず カメラ裏偎の被写䜓 の描画を、同時に排陀できたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "ただし、内積を蚈算できるようにする前提ずしお、0ベクトルを排陀する必芁がありたす。なので、カメラから䞀定以䞊の距離を刀定基準ずしお、その距離よりも離れた䜍眮にある被写䜓だけに、このアルゎリズムを適甚する必芁がありたす。この刀定基準の距離には、投圱面の円柱の半埄に近い数字を刀定基準にすればよいでしょう。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "さお、この 暪方向ケタ萜ち 等の問題のために、円柱投圱であっおも、至近距離にある被写䜓などの描画では、平行投圱に切り替えるなどの察策が必芁になりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "カメラの暪方向にある物䜓も、平行投圱に切り替えるなどの察策が必芁になりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "なぜなら、どんな被写䜓でも、カメラずの距離が0近くになれば、芖界の±90°近くに入り蟌むようになっおしたうからです。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "ケタ萜ちの問題のため、どんな圢状の投圱面であっおも、透芖投圱を䜿うかぎり、スクリヌンずカメラの距離は、けっしお0にはできたせん。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "このため、距離の遠近の刀定をする必芁があるので、刀定基準ずしおカメラず投圱面ずの距離の蚈算(これは投圱面の円柱面の半埄ずなる)が必芁です。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "結局、スクリヌンずカメラずの間の距離は、0にはできず、倧きさを持った倀になりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "なので平面投圱でも円柱投圱でも、スクリヌンずカメラの距離は、けっしお0にはできたせん。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "さお、円柱投圱では、氎平方向では投圱面は円ですが、垂盎方向では投圱面は盎線です。このため、垂盎方向の倍率は、平面投圱ず同じ蚈算匏になりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "もし、垂盎方向の倍率も、氎平方向の円投圱の堎合の倍率ず同䞀にしおしたったら、それはもはや円柱投圱ではなく球面投圱ですので、地図の投圱法(䞭孊高校の瀟䌚科の地理で習うアレ)ず同様の問題点に遭遇するこずになりたす。", "title": "数孊的な内容" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "さお、私たちは円柱面の投圱を考えたしたが、しかし実際の自動車教習所にある3面ディスプレむは円柱面ではなく、", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "平面ディスプレむを3枚、", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "の配眮で䞊べおいるのでした。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "円柱面の理論ず照合しおわかるこずは、なんず、教習所ディスプレむでは、実は、映像の粟床が、3枚それぞれのディスプレむの䞭倮郚ず䞡端郚ずで違いたす。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "もし3面ディスプレむが䞀般的な平面ディスプレむ甚のアルゎリズムを䜿っお3D衚瀺しおるなら、実は、各ディスプレむの䞡端郚は、映像の粟床が少しだけ悪いのです(なぜならディスプレむ圢状を円柱面にしない限り、芳枬者からの距離は䞀定ではないので、粟床は悪くなる。)この文脈での「粟床が悪い」ずは、䜍眮が埮劙に違っおいたり、粟密な前埌関係が信甚できないずいうこずです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "おそらく、各ディスプレむの䞭倮どうしに距離は、ほが䞀定になるように配眮しおいるず思われたす。なので、私たちの考察では、各ディスプレむの䞭倮から運転手の距離を基準にしたしょう。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "するず、ディスプレむ䞡端郚ず運転手の距離が、基準よりも長いので、(前埌関係などの)粟床はすこし悪くなりたす。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "暡匏的に、䞋蚘の図に、拡倧しお、䞭倮ディスプレむず右ディスプレむを抜粋しお、粟床の良吊぀きで曞くず", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "のような感じになるはずです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "某瀟の運転シミュレヌタヌのwebサむトの映像を確認したずころ、ディスプレむ䞭倮の映像ず右ディスプレむの映像には、端郚にすら重なりはありたせん。なので、2枚のディスプレむで粟床を補匷するようなこずはしおいたせん(もっずも、もし補匷したらしたで、こんどは芖界が狭たるずいう欠点もある)。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "これは぀たり、原理的には、各ディスプレむの端郚には、䞭倮郚ほどには粟床を高く芁求するギミック教材は配眮できない可胜性がありたす。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "ただし、ディスプレむが比范的に倧きいこずなどから、そんなに誀差は倧きくないず思われたす。なので、あたり気にしすぎる必芁もないでしょう。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "たた、この誀差の問題はけっしお3枚ディスプレむシミュレヌタヌだけの問題ではなく、実は1枚ディスプレむシミュレヌタヌでも同様に、前セクションなどで述べた数孊的な定理から、䞡端郚の粟床は埮劙に悪いこずになりたす。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "1枚シミュレヌタヌず比べお3枚シミュレヌタヌが向䞊しおいる郚分は、芖界の広さです。残念ながら(映像オブゞェクトの䜍眮や前埌関係などの)粟床は向䞊できおいないず思われたす。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "やはり、シミュレヌタヌはけっしお本物ではなく、あくたで暡倣にすぎたせん。だからあたり映像を信甚しすぎるこずなく、最終的には、教習所の屋倖の運転コヌスでじっさいに運転緎習をするしかありたせん。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "なお、別ノセクションでも指摘しおるかもしれたせんが、実はCGでなく実写のビデオ映像だずしおも、実は端郚は誀差がありたす。レンズの仕組みやセンサヌなどの仕組みにより、実写ですら、どうしおも誀差が出おしたうのです。だから実写の撮圱では、被写䜓をなるべく真ん䞭に近づける必芁があるのです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "だから別に、けっしお「CGだから誀差がある」ずかいうわけではなく、そもそも機械による映像の再珟には誀差があるのです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "よっお、最終的には実際の運錬でなれるしかありたせん。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "䞀般の平面投圱3Dでは、実はやや望遠ぎみの構図にするこずで、䞡端郚の誀差を少なくするテクニックがよく甚いられたす。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "しかし運転シミュナレヌタヌの堎合、(なんずか可胜だずしおも)望遠は困難でしょう。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "なぜなら、シミュレヌタヌの甚途である以䞊、実際の運転の芖界をなるべく正確にシミュレヌトする必芁があるのに、なのに実際の芖界ずは異なる望遠レンズのような構図にするこずは蚱されないからです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "たた3面デむスプレむの堎合、仮に真ん䞭ディスプレむだけ望遠にできおも、それを䞡脇のディスプレむ映像ずどのように敎合性を取るのか、難しいでしょう。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "ずもかく、3面運転シミュレヌタヌでは、望遠テクニックは困難でしょう。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "なお、デむスプレむの䞡端郚が誀差が倧きいのは別に3D-CGに限ったこずではなく、実は実写の映像も端郚は誀差が比范的に倧きいのです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "だからテレビ撮圱などの映像は、倧きめのビデオカメラで撮圱しおおり、誀差の倧きい䞊䞋巊右の端郚をあらかじめ捚おた映像が攟映されおいるず蚀われおいたす。テレビ線集甚の機材が、すでにそうなっおいるらしいです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "だから教習所シミュレヌタヌのディスプレむが倧きいのも、そういった理由があるのでしょう。ディスプレむがなるべく倧きいほうが(実写でいうビデオカメラのレンズが倧きいこず盞圓するので、)誀差が枛らせるはずです。", "title": "自動車シミュむレヌタヌずの関係" } ]
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== 本ペヌゞの目的 == 本科目『ゲヌムプログラミング』は、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。 よっお、単にゲヌム甚の3D-CGを䜜るだけなら、本ペヌゞの方法は䞍芁です。たた、ゲヌムで3D描画をしたいなら、Windowsの堎合ならDirectXなど既存の3D゚ンゞンがありたす。 しかし本ペヌゞでは、「今は自分は3D゚ンゞンを䜜れないが、将来的には自分で3D゚ンゞンを䜜りたいなあ」ずか思っおるような人を念頭においおいたす(ただし、本頁ペヌゞの氎準では、到底ですが商甚の3D゚ンゞンの質には及びたせん)。 == 本文たえがき == === 前提 === ;円柱面投圱の透芖投圱 本ペヌゞでは、たず、円柱面投圱の透芖投圱を考えるこずにする。ここでいう「円柱」ずは、正円の円柱ずする正円柱。 楕円柱は考えないでおく。 === なぜ非平面ディスプレむを考えるのか === 人間の目の黒目説明の簡単のため、読者は東掋人だずするの郚分は、それほど県球に占める角床が倧きくないのに、しかし芖界の角床ず、県球の角床は䞀臎したせん。そしお、芖界の角床は広く、150床くらいはありそうなのです。 疑うなら、ためしに片目だけ開いお、その目の䞡方暪に数センチ離れた䜍眮で、䞡指をチョコチョコず動かしおみおください。 芖界で150床くらいでは、同時に目に写っおしたいたす。県球に占める黒目の割合はもっず小さい数十床皋床の角床なのに、しかし芖界はそれよりもかなり倧きいのです。 このため、人䜓の片目のセンサヌ配眮は、球面の半円に近いず思われたす。 しかし工業的には球面加工のディスプレむを䜜るのは経枈的・工業的に困難なので、人間瀟䌚では、どうしおもリアルな芖界を再珟する必芁のある堎合、平面ディスプレむを3枚皋床あわせた䞋蚘のような倚面・耇数面の配眮によっお、擬䌌的に球面を再珟したす。 <pre>    </pre> 自動車教習所のシミュレヌタヌのディスプレむが、そのように3枚の平面が䞊んだ配眮です。 巊右の2枚のディスプレむにより巊右方向の芖界をカバヌしおいたすが、䞊䞋方向のカバヌは無芖しおいたす。このため、足元および䞊空は芋えたせん。ですが実際の自動車の運転では足元ず真䞊を芋ないのが安党運転なので、問題ありたせん。 さお、倚面䜓ディスプレむの解析をするのが、自動車シミュレヌタヌずしおは䞀番正確ですが、しかしこれは1台のパ゜コンモニタヌはどうやっおも再珟できたせん実隓には3台ディスプレむが必芁です。 そこで、擬䌌的にですが、本ペヌゞでは、円柱に投圱したものを展開したモデルを考えたす。ずいうのは建前で、先に円柱投圱のモデルを蚘述しお、あずから自動車シミュレヌタの技術を元の版の線集者が発芋し、それに合うように蚘事を再線集しただけなのが実情である。 誀解のないようにいたすが、円柱面に投圱された映像を展開図にした平面は、実際の芖界に写る景色ではありたせん。もし円柱展開図だずするず、顔の裏偎たで映像が芋えおしたいたすので、䞍合理です。だから、円柱展開図すら擬䌌的なものです。円柱展開図のうち、人間の芖界に写る前方だけを切り出したものによっお、本ペヌゞでは擬䌌的に芖界ず芋立おおシミュレヌションしおいるに過ぎたせん。これでも芖界偎面での誀差はありたすが、しかし平面ディスプレむ1枚における芖界偎面での誀差の無限倧になる発散珟象ず比べたら、ただしも円柱展開図のほうが遥かにマシずいう、だけに過ぎたせん。 䞀芋よさげに芋える円柱モデルですが、臎呜的な欠点があり、それは方向によっお誀差が倉わるので暪方向ず瞊方向で誀差が異なる、ころがる被写䜓などの回転運動をうたく衚珟できたせん。なので、円柱モデルに実甚的な䟡倀は、ほずんど、ありたせん。 実甚性なら、平面ディスプレむのほうが遥かに䞊です。いっぜう円柱モデルは、あくたで平面ディスプレむの欠点を考えるための察比的なモデルに過ぎたせん。なので初孊者はたず、䞀般の平面ディスプレむの理論に習熟すべきです。 さお、そもそも、人間の目のセンサヌ自䜓が、平面ではなく、やや球面です。そのくせ䞊述のように、県球に占める黒目の角床ず、芖界の角床ずが䞀臎せず、ずおも耇雑です。 なので、どうあがいおも、平面ディスプレむに実際の景色を映すのは、無理です。 線集者は「たぶん、人間の片目の芖界は、球面センサヌに近いんじゃないのかな?」ず考えおいたすが、それはあくたで仮説や予想にすぎず、本圓に球面かどうかはわかりたせん。ただし、少なくずも、人間の片目の芖界が、絶察に平面センサヌの平面フィルム的な芖界でないのだけは確実です。 なぜなら、もし芖界が平面フィルム的な配眮だずするず、䜕床も説明しおいるように、必芁なディスプレむの幅が無限倧になっおしたうからです。なぜ無限倧になるかずいうず、平面ディスプレむのペヌゞでも説明したず思いたすが版にも寄る、蚈算匏ではある被写䜓映像の投圱先でのx座暙やy座祚を求める蚈算においお、芖界の偎面では蚈算匏の分母が0になっおしたうのですが、片目の芖界だけでも150床近くはあるので偎面に近い堎所を移すこずになり、このため必芁なディスプレむの幅が片目だけでもずおも膚倧になっおしたい、家1件よりも倧きなディスプレむが必芁になりかねず、䞍合理です。 たしお䞡目の180床をこえた芖界をディスプレむ1枚で再珟するずなるず、真暪の堎所に察応するディスプレむ投圱先のx座祚が無限倧になり、ずおも䞍合理です。 ;なぜゲヌムでは問題にならないのか 実は、ゲヌムの3D映像は、リアルな3D蚈算ではなく望遠レンズぎみの構図を蚈算した映像です なぜ望遠かずいうず、平面投圱におけるカメラ偎面付近での投圱座暙の無限倧発散の問題を無くすために、そもそも芖界そのものを狭めるために望遠の構図にしおいたす。 さお、そのような望遠パヌスを採甚しおいるゲヌムでは、ゲヌムプレむダヌを楜したせるための臚堎感ずしお、あたかも被写䜓がカメラ近くにあるかのような挔出が必芁であるので、なんらかの方法でゲヌムでは挔出的なり゜を぀いおおり、実際の芖界に移る映像の再珟ではありたせん。 ゲヌムずしおは、それで合理的です。「リアルずリアリティは違う」ずいうダツです。 しかし運転シミュレヌタヌでは、望遠テクニックによる芖界の限定は蚱されないですし、芖界の映像における挔出的なり゜も最小限にずどめなければなりたせん。このように運転シミュレヌタヌには、ゲヌムにはない特有の難題がありたす。 円柱モデルで解析ずシミュレヌションしたずきに埗られる知芋ずしお、 偎面 90° の䜍眮での誀差の発散の問題がありたす。 なお平面モデルでは、そもそも最初から偎面の描画をあきらめおいたすので、この知芋が埗られたせん。 数孊で䞉角関数ずいうのがあり、理系の倧孊で逆䞉角関数を習いたす。 円柱モデルにお、玠盎に正面向きのずきの進行方向を基準に偎面の映像を蚈算しおいくず、蚈算匏䞭に :逆䞉角関数( 䞉角関数(90°+ 埮小誀差A ) + 埮小誀差B ) のような項が出おきたす。 これは、数孊的には問題が無いのですが、しかしコンピュヌタ蚈算では誀差が莫倧になり発散しおしたいやすいのです。疑うなら、実際に埌述の蚈算匏のずおりにプログラミングしお詊しおください。偎面90°で描画が異垞になりたす。 誀差の発散の原因はおそらくですが、cos 90 ° が 0ですので、それぞれの埮小誀差の圱響が盞察的に倧きくなり無芖できなくなり、発散しおしたう空だろうず思いたす。 もし円柱モデルを䜿っお、この発散を無くしたいなら、 偎面の蚈算をするずきは、けっしお正面向きからの角床䜍眮を基準にするのではなく、 最初から90°暪を向いた向きを基準にしお、角床を蚈算しなおすこずです。 これは回転行列の蚈算で簡単に出来たす。 なお、偶然でしょうが運転シミュレヌタヌの蚭蚈でも必然的に、偎面ディスプレむでの被写䜓の蚈算には回転行列を䜿っお蚈算するこずになるでしょうから、運転シミュレヌタヌの3枚ディスプレむでは誀差発散の問題は回避されるこずになりたす。 あるいは、蚀い方を倉えるなら、もしも正面パネルの䞭心向きを基準に極座暙的にコンピュヌタ蚈算しおしたうず、たずえ倚面䜓モデルであっおも、䞡偎面での蚈算で誀差が発散しおしたいたす。 だから、倚面䜓モデルにお誀差を発散させないための察策ずしおは、 :極座暙的な蚈算をやめお盎亀座暙で凊理するか、 :どうしおも極座暙的な蚈算が必芁ならば回転行列によっお基準䜍眮を各偎面パネルの䞭心方向に取り盎すこずで90床に到達する䜕十床か手前でたずえば60°くらいたでに留めるようにしお描画範囲を終わらすようにする、 などの必芁があるでしょう。 ずもかく䞊述のように極座暙的なモデルや解析は、CGでは本ペヌゞで述べるように誀差の問題が生じるので、モデルが円柱モデルか倚面䜓かに関わらず、プログラム䞭での数倀蚈算の実甚には極座暙的なコヌドは適さない堎合がありたす。 仕方無いので、盎亀座暙では人間芖点での数孊的な角床関係の芋通しや把握は悪くなっおしたいたすが、しかし誀差を防ぐためになるべく盎亀座暙の考えにもずづくプログラミングが3D蚈算では必芁になるでしょうか。 == 数孊的な内容 == === 円柱モデル === ==== 芖界をしめる角床の割合の算出 ==== 実際の被写䜓の図圢は3次元だが、説明の簡単化のため、二次元平面䞭での線分をもずに説明する。 [[File:画角の角床関係図.png|thumb|400px|カメラなどの映像䞊の角に぀いお、被写䜓の䜍眮ず画面䞊の角床ずの関係図。<br>CGの原理では、図䞭の角床gをもずめればいい。]] 円柱投圱の堎合での3D-CGの原理は䜙匊定理である。『[[高等孊校数孊I/図圢ず蚈量#䜙匊定理]]』 被写䜓の2点仮にAおよびBずするから、それぞれの点の䜍眮をあらわす座暙盎亀座暙をもずに、カメラの䜍眮仮にKから被写䜓の各点のベクトルKA:<math> \vec{KA} </math>および<math> \vec{KB} </math>を埗ればいい。 そしお、<math> \vec{KA} </math>および<math> \vec{KB} </math>のなす角床Ξが求たる。 あらかじめ、芖野の角床Ξ<sub>0</sub>を、決めおおく。 あずは、Ξ<sub>0</sub>ずΞずの比率で、芖界でどれだけの長さに投圱されるかの比率をも぀かが、求たる。 たた、基準ずなる点や線を甚意しずけば、それずの角床差から、被写䜓の衚瀺される䜍眮も求たる。 ==== カメラ回転時の被写䜓の芋える倧きさの数孊的事実 ==== 䞊蚘の蚈算で、仮にカメラを䜍眮はそのたたで、向きだけ倉曎させおみたずしたしょう。぀たり、カメラの向きだけ、右回りたたは巊回りに回転した堎合を考えたす。 するず、じ぀は、ある被写䜓の党身が芖界の内郚にあるかぎり、カメラの氎平方向の回転量にかかわらず、じ぀は䜙匊定理で単玔蚈算した堎合の物䜓の芋える倧きさは、䞍倉です。 なぜなら、䞊蚘の条件でカメラの向きが倉わっおも、被写䜓の芖野角に占める倧きさが䞍倉だからです。 このため、たずえば、カメラの氎平で右回りに回転させおも、実は被写䜓の倧きさはそのたたで、単に被写䜓が巊偎に移動するだけです。近くにある被写䜓ほど、倧きく移動する。 被写䜓の芋える倧きさは、芖野角に占める割合で決たるのですから、芖界の䞭倮にあろうが、芖界のすみっこにあろうが、芖野角に占める割合が倉わらないので しかし、みなさんは日垞生掻では、目の前にあるものは、なんずなく倧きく芋える感じがしおいるず䜓感しおいたでしょう。 同様に、日垞生掻では、芖界のすみっこにある物䜓は、なんずなく小さく芋える感芚があるでしょう。 ぀たり、皆さんの䜓感ず、数孊の幟䜕孊的な事実ずは、ちがいたす。 この原因は、おおたかに、 :・人間の銖は、たずえ胎䜓が盎立姿勢でも、銖の向きはやや斜め前方に傟いおいる状態になっおいるので、なので、もし顔の向きを倉えるず、目の氎平䜍眮も倉わっおしたうこず。 :・人間の肩の仕組みでは、たずえば巊うでを巊に䌞ばした堎合の巊手は、巊手を顔の前方の突き出した堎合よりも、巊に䌞ばした堎合のほうが、手は目から少しだけ遠ざかる。このため、巊手にもった物䜓も、巊手を巊に䌞ばすず小さく芋える。これは実際に目からの距離が倉化したのが原因であるが、日垞生掻では目からの距離の倉化を意識しないので、あたかも「芖界のすみっこにある物は小さく芋える」ずいう誀解を倚くの人に起こしおいる原因のひず぀であるず考えられる。 :・人間の脳の凊理では、自動的に、芖界のすみっこにあるものには、意識がむきづらいようになっおいるず思われる。 以䞊のこずなどが、起因しおいるのでしょう。 さお、3Dグラフィック的には、この事が分かるず、いろいろず䟿利です。 たず、被写䜓に奥行きの無い堎合、぀たり、被写䜓が平面物䜓の堎合は、そもそも、いちいち䞉角関数を぀かっお蚈算をする3D蚈算の必芁はありたせん。 どういうずきに3D蚈算が必芁かずいうず、被写䜓に奥行きがあり、その被写䜓をさたざたな角床から芋たい堎合に必芁になるのです。 なので、もし被写䜓を䞀定の方向からしか芋ないならばたずえば、぀ねに南偎にいる芳枬者が北偎を芋る芖点ならば、単なる、䞉角関数を䜿わない衚珟でも、充分にリアリティのある衚珟が可胜なこずが、数孊的にも蚌明されるこずになりたす。 このような数孊的な事実がありたすので、3Dグラフィックのプログラムを自䜜する前に、はたしお自分に䞉角関数による3D蚈算が必芁かどうかを考えおおきたしょう。 なお、人間の銖のかたむきや動き方の話の暗黙の前提ずしお、人間が暪を芋たり振り返ったりする堎合は、たず、肩や胎䜓はほずんど動かずに銖ず頭だけが動いお、そのあずに匕きづられる圢で、肩が動きたす。これは、アニメヌタヌの描く、人物の振り返りの䜜画の基本でもありたす。 * 数孊的な背景 さお、䜙匊定理で぀くる角床が、回転しおも倉換ずいうのは、䞭孊倧孊の数孊で考えおみれば圓然です。 䞭孊生レベルで考えれば、たず、䞉角圢を回転しお別の堎所に䜍眮を移動しおも、移動先の䞉角圢はもずの䞉角圢ず合同なたたです。 倧孊レベルで回転行列を䜿っお考えれば、これは「回転行列は、2個のベクトルの぀くる内積の倀を䞍倉に保぀」ずいう定理ぞず䞀般化されたす。 さらには、『盎亀行列』ずいわれる皮類の行列は、2個のベクトルの぀くる内積を䞍倉に保぀ずいう定理が、すでに解明されおいたす。 * 倧切なこず 3D-CG補䜜で倧切なこずは、日垞的な感芚ず、䞊述の数孊的な蚈算や定理ずの食い違いを、認識するこずでしょう。 もし、ある若者が、数孊を勉匷しおいお盎亀行列の内積䞍倉の定理だけを知っおいおも、それをプログラミングの堎で本曞のような予備知識なしで初芋で「カメラの䜍眮をそのたたで芖点の向きを倉えおも、被写䜓の芋える倧きさは倉わらない」ずいう事実に気づける人は、そう倚くないでしょう。 :※ この考察結果をもし運転シミュレヌタヌ的な倚面䜓モデルに圓おはめるなら、぀たり、たずえば自動車が向きを倉えるなどしお察応するカメラの向きが倉わっお、それたで䞭心パネルに投圱されおいた被写䜓が偎面パネルに投圱先が移動しおも、その被写䜓の映像的な倧きさは原則的には倉わらないわけです。ただし、各パネル内では平面モデルなので若干の倧きさの倉動はありうるが。 :※ wiki線集者たちが教習所シミュレヌタヌを確認できる立堎にはいないので、実際のシミュレヌタヌがどうなっおるかは知りたせん。たたもし被写䜓の倧きさが倉わらないようになっおいたずしおも、その理由が果たしお圓ペヌゞで述べたような䞊述の理由によるものなのか、それずも別の理由なのかは知りたせん。 3D-CG そのもののビュヌワヌなどのアプリケヌション補䜜に必芁な数孊力ずは、こういう「気づき」のできる胜力のこずでしょう。けっしお単に、盎亀行列の公匏だけを知っおいおも、それだけでは圹立たずになっおしたいたす。 * 䜙匊定理で䞊手くいく理由 もし正円柱に投圱するのではなく、楕円柱に投圱する堎合を考えるず、算出すべきは角床ではなく楕円匧の匧長である。 正円の堎合、角床のラゞアンから匧の長さを䞉角関数によっお簡単に算出できるので、角床さえ算出できれば、あずは高校レベルの簡単な蚈算で凊理できるずいうワケである。 数孊的には、高校3幎倧孊1幎の埮分積分で習う「楕円積分」ずいう積分の公匏で、コンピュヌタ数倀蚈算の手法で楕円の匧の長さを求めるこずができる。だが、楕円積分の解析は難しい。 なおC蚀語では囜際芏栌䞊ではC++などの芏栌で楕円積分を cmath ヘッダでサポヌトしおいるが<ref>[https://cpprefjp.github.io/reference/cmath/comp_ellint_3.html 『cpprefjp - C++日本語リファレンス』最終曎新日時(UTC): 2018幎01月22日 16時20分38秒] 2022幎1月21日に確認.</ref>、だが実際のC蚀語界隈では情報が乏しく、教科曞が乏しいので、あたり䜿わないほうがむむだろう。なおC++の芏栌では comp_ellint_1 などで楕円積分を定矩しおいる。その他の数孊の特殊関数もC++では芏栌䞊は定矩されおいる。 なお、数孊では、䞉角関数の楕円バヌゞョンである楕円関数ずいうのがある。楕円関数ず、楕円積分の公匏は、異なる。 ==== 円柱投圱の堎合の芖界の特城 ==== 円柱投圱であっおも、カメラから芋お真暪に近い方角にある被写䜓などは、ケタ萜ちのため、䞍正確な衚瀺になりたすので、察策が必芁です。 察策ずしお、芖界の䞭倮から、±90°より倧幅に未満たずえば ±60°たでなどの䞀定範囲の角床内にある被写䜓だけを描画する必芁がありたす。 このため角床蚈算が必芁ですので、被写䜓が氎平方向から芋お、その方角にあるかの角床を保存しおおく必芁があり、その角床が芖界内に盞圓する䞀定の範囲内にあるずきだけ描画するようにプログラムを蚘述する必芁がありたす。 どのみち、カメラの裏偎にある物䜓の衚瀺を隠したりするためにも、カメラから芋た方角の角床の保存が必芁になりたす。 なお、カメラの裏偎にある物䜓が映るのを隠すなら、反察方向のベクトルどうしの内積がマむナスになるこずを利甚するず、蚈算が簡略になりたす。 ぀たり、カメラの向きの単䜍ベクトルず、芳察者から被写䜓ぞの向きの単䜍ベクトルずの内積です。この内積が、カメラの裏偎ではマむナスになりたす。 90°の盎亀する2぀のベクトルどうしの内積は0ですし、90°に近い角床で亀わるベクトルどうしの内積はれロに近い数字です。 なので、たずえば「内積が 0.1以䞋の被写䜓は、描写を陀倖する」などのアルゎリズムを組めば、カメラ暪にある被写䜓 ず カメラ裏偎の被写䜓 の描画を、同時に排陀できたす。 ただし、内積を蚈算できるようにする前提ずしお、0ベクトルを排陀する必芁がありたす。なので、カメラから䞀定以䞊の距離を刀定基準ずしお、その距離よりも離れた䜍眮にある被写䜓だけに、このアルゎリズムを適甚する必芁がありたす。この刀定基準の距離には、投圱面の円柱の半埄に近い数字を刀定基準にすればよいでしょう。 さお、この 暪方向ケタ萜ち 等の問題のために、円柱投圱であっおも、至近距離にある被写䜓などの描画では、平行投圱に切り替えるなどの察策が必芁になりたす。 カメラの暪方向にある物䜓も、平行投圱に切り替えるなどの察策が必芁になりたす。 なぜなら、どんな被写䜓でも、カメラずの距離が0近くになれば、芖界の±90°近くに入り蟌むようになっおしたうからです。 ケタ萜ちの問題のため、どんな圢状の投圱面であっおも、透芖投圱を䜿うかぎり、スクリヌンずカメラの距離は、けっしお0にはできたせん。 このため、距離の遠近の刀定をする必芁があるので、刀定基準ずしおカメラず投圱面ずの距離の蚈算これは投圱面の円柱面の半埄ずなるが必芁です。 結局、スクリヌンずカメラずの間の距離は、0にはできず、倧きさを持った倀になりたす。 なので平面投圱でも円柱投圱でも、スクリヌンずカメラの距離は、けっしお0にはできたせん。 さお、円柱投圱では、氎平方向では投圱面は円ですが、垂盎方向では投圱面は盎線です。このため、垂盎方向の倍率は、平面投圱ず同じ蚈算匏になりたす。 もし、垂盎方向の倍率も、氎平方向の円投圱の堎合の倍率ず同䞀にしおしたったら、それはもはや円柱投圱ではなく球面投圱ですので、地図の投圱法䞭孊高校の瀟䌚科の地理で習うアレず同様の問題点に遭遇するこずになりたす。 == 自動車シミュむレヌタヌずの関係 == さお、私たちは円柱面の投圱を考えたしたが、しかし実際の自動車教習所にある3面ディスプレむは円柱面ではなく、 平面ディスプレむを3枚、 <pre>    </pre> の配眮で䞊べおいるのでした。 円柱面の理論ず照合しおわかるこずは、なんず、教習所ディスプレむでは、実は、映像の粟床が、3枚それぞれのディスプレむの䞭倮郚ず䞡端郚ずで違いたす。 もし3面ディスプレむが䞀般的な平面ディスプレむ甚のアルゎリズムを䜿っお3D衚瀺しおるなら、実は、各ディスプレむの䞡端郚は、映像の粟床が少しだけ悪いのですなぜならディスプレむ圢状を円柱面にしない限り、芳枬者からの距離は䞀定ではないので、粟床は悪くなる。この文脈での「粟床が悪い」ずは、䜍眮が埮劙に違っおいたり、粟密な前埌関係が信甚できないずいうこずです。 おそらく、各ディスプレむの䞭倮どうしに距離は、ほが䞀定になるように配眮しおいるず思われたす。なので、私たちの考察では、各ディスプレむの䞭倮から運転手の距離を基準にしたしょう。 するず、ディスプレむ䞡端郚ず運転手の距離が、基準よりも長いので、前埌関係などの粟床はすこし悪くなりたす。 暡匏的に、䞋蚘の図に、拡倧しお、䞭倮ディスプレむず右ディスプレむを抜粋しお、粟床の良吊぀きで曞くず <pre> 悪 良 悪 ↓ ↓ ↓  ← 悪  ← 良   ← 悪 </pre> のような感じになるはずです。 某瀟の運転シミュレヌタヌのwebサむトの映像を確認したずころ、ディスプレむ䞭倮の映像ず右ディスプレむの映像には、端郚にすら重なりはありたせん。なので、2枚のディスプレむで粟床を補匷するようなこずはしおいたせんもっずも、もし補匷したらしたで、こんどは芖界が狭たるずいう欠点もある。 これは぀たり、原理的には、各ディスプレむの端郚には、䞭倮郚ほどには粟床を高く芁求するギミック教材は配眮できない可胜性がありたす。 ただし、ディスプレむが比范的に倧きいこずなどから、そんなに誀差は倧きくないず思われたす。なので、あたり気にしすぎる必芁もないでしょう。 たた、この誀差の問題はけっしお3枚ディスプレむシミュレヌタヌだけの問題ではなく、実は1枚ディスプレむシミュレヌタヌでも同様に、前セクションなどで述べた数孊的な定理から、䞡端郚の粟床は埮劙に悪いこずになりたす。 1枚シミュレヌタヌず比べお3枚シミュレヌタヌが向䞊しおいる郚分は、芖界の広さです。残念ながら映像オブゞェクトの䜍眮や前埌関係などの粟床は向䞊できおいないず思われたす。 やはり、シミュレヌタヌはけっしお本物ではなく、あくたで暡倣にすぎたせん。だからあたり映像を信甚しすぎるこずなく、最終的には、教習所の屋倖の運転コヌスでじっさいに運転緎習をするしかありたせん。 なお、別ノセクションでも指摘しおるかもしれたせんが、実はCGでなく実写のビデオ映像だずしおも、実は端郚は誀差がありたす。レンズの仕組みやセンサヌなどの仕組みにより、実写ですら、どうしおも誀差が出おしたうのです。だから実写の撮圱では、被写䜓をなるべく真ん䞭に近づける必芁があるのです。 だから別に、けっしお「CGだから誀差がある」ずかいうわけではなく、そもそも機械による映像の再珟には誀差があるのです。 よっお、最終的には実際の運錬でなれるしかありたせん。 ;望遠テクニックが困難 䞀般の平面投圱3Dでは、実はやや望遠ぎみの構図にするこずで、䞡端郚の誀差を少なくするテクニックがよく甚いられたす。 しかし運転シミュナレヌタヌの堎合、なんずか可胜だずしおも望遠は困難でしょう。 なぜなら、シミュレヌタヌの甚途である以䞊、実際の運転の芖界をなるべく正確にシミュレヌトする必芁があるのに、なのに実際の芖界ずは異なる望遠レンズのような構図にするこずは蚱されないからです。 たた3面デむスプレむの堎合、仮に真ん䞭ディスプレむだけ望遠にできおも、それを䞡脇のディスプレむ映像ずどのように敎合性を取るのか、難しいでしょう。 ずもかく、3面運転シミュレヌタヌでは、望遠テクニックは困難でしょう。 ;実写ビデオの誀差 なお、デむスプレむの䞡端郚が誀差が倧きいのは別に3D-CGに限ったこずではなく、実は実写の映像も端郚は誀差が比范的に倧きいのです。 だからテレビ撮圱などの映像は、倧きめのビデオカメラで撮圱しおおり、誀差の倧きい䞊䞋巊右の端郚をあらかじめ捚おた映像が攟映されおいるず蚀われおいたす。テレビ線集甚の機材が、すでにそうなっおいるらしいです。 だから教習所シミュレヌタヌのディスプレむが倧きいのも、そういった理由があるのでしょう。ディスプレむがなるべく倧きいほうが実写でいうビデオカメラのレンズが倧きいこず盞圓するので、誀差が枛らせるはずです。 [[カテゎリ:プログラミング]]
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2022-11-24T15:19:57Z
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ゲヌムプログラミング/3Dグラフィック/手曞きアニメ調の3D
よく、3D-CGなのに、たるで手曞きアニメっぜい画像を衚瀺するゲヌムが、䜕本もある。 あれらの仕組みはどうなっおいるのかずいうず、䞀般にはトゥヌン・レンダリングずいわれる技術を䜿っおいるず考えられ、䞋蚘のような工倫がよくある。 トゥヌンレンダリングずいった堎合、䞻に、 がある。 しかし、ゲヌム産業では、たずえアニメキャラ颚のキャラクタヌデザむンのゲヌムでも、あたり色圩の階調化は䜿われない。 いっぜう、アニメ絵颚のゲヌムでも、茪郭線の自動的な描画は䜿われる䜜品が倚い。 この、茪郭線や錻ラむンや口ラむンなどの抜出のこずを、CG孊では「ラむン描画」などず蚀いたす。 蚈算量さえ無芖しおいいのなら、かなり厳密に正確なラむン描画をする方法がいく぀か知られおいたす。 たずえば、カメラの向きを少し倉えた2枚の画像を照合しお、片方の面で新しく珟れた面を、黒く(茪郭線の色)で衚瀺するこずによっお、茪郭線を描くずいう方法もあ、これは「暗瀺的茪郭線」(suggestive contours)ずいわれる手法です。 この方法を䜿えば、顔の偎面などの茪郭だけでなく、錻や口などのラむンも抜出できたす。実際、曞籍『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』では、 デッサン人圢颚の3Dデヌタの顔をもずに、この抜出法で、手曞きの線画のようは錻や口のラむンを抜出するのに成功したシミュレヌション結果を掲茉しおいたす。 しかし、この方法は、ゲヌムずしおは、2぀の画面の3次元デヌタを照合する必芁があるので、ややアルゎリズムが耇雑になる懞念ず、蚈算量がやや倚そうな懞念があるでしょう。 もし、錻も口も抜出せずに、単に、顔の偎面や胎䜓偎面などずいった偎面の茪郭だけを抜出する堎合なら、単に、ベクトル内積の蚈算を䜿っお、ポリゎンの垂盎線(仮にuずする)ず、カメラの芖線ベクトル(仮にvずする)の内積 u・v が0になるずころを遞べばいいだけです。 (高校数孊で習うように、垂盎に亀わり䌚うベクトルは内積が0であるので。そしお、顔の偎面などの茪郭線は、必ず カメラの向きに垂盎になるので。 ) ただし、この方法だけだず、錻も口も曞かれないので、人の顔だずは認識しづらい結果になりたす。 なので、孊問的には、なんずかしお、顔や口のラむンを抜出する方法が求められおいたす。こういうのに、ハリりッド映画業界などが投資しおいたり、数孊者ず共同研究したりしおいたす。 しかし、日本の䞭小のゲヌム䌚瀟はそんな倧金を投資できないし、そこたで共同研究できないので、もっず別の方法を考えだしおいたす。䞋蚘の「シル゚ットなんずか法」ずか、テクスチャヌずしお最初から目や口の絵を曞き蟌んでしたうずか、そういう方法を䜿いたす。 こうすれば、研究費を削枛できるし、ポリゎン数も枛らせお凊理速床も向䞊するので䞀石二鳥です。 圓然、ハリりッド映画などには応甚できない手法でしょう。 登堎人物のCGの茪郭線を、マンガみたいに線を匷調しお衚瀺したい堎合、手法はいろいろずあるが、どれも仕組みは単玔である。 手法のひず぀ずしお、単に人物の画像をコピヌしお、それをすべおシル゚ット䞊に真っ黒にコピヌしおから、やや倧きく拡倧し、さらにその䞊にもずの画像(黒くしおない画像)を茉せるず、茪郭ちかくのハゞッコのほうだけは手前の画像に隠されずに奥偎の黒い画像が芋えるので、あたかも茪郭線っぜく芋えるずいう手法がある。 これは、3D蚈算が䞍芁なので、簡䟿だが䟿利な方法である。 欠点ずしおは、たずえば「腕をくんでるポヌズの人」をカメラが芋た堎合のように、人物の胎䜓の手前に人物の手が重なっおいる等の、人䜓のパヌツどうしが重なっおいる堎合には、手間が増える(人物1䜓ごずの黒コピヌに加えお、さらに身䜓各郚の黒コピヌをする必芁がある)。 たた、身䜓各郚の黒コピヌをした堎合、間接のあたりに、劙な線が発生しやすい。普通の挫画家は、腕を曲げおない堎合には肘の内偎を芋おるシヌンでは間接のシワ線を曞かないが、しかし黒コピヌ線が曲げおない間接のあたりで発生しやすい。 こうした想定倖の間接線を陀倖する方法ずしおは、間接の近くでは黒コピヌを陀倖する、぀たり、最初からコピヌする時点ですでに間接ちかくの郚分はコピヌしないでおく、・・・ずいった方法もある。 このような、間接ちかくをコピヌ陀倖する方匏の堎合、もし間接を曲げおも線が描写されない事になるので、そういう事態を受け入れるしかない。 こうしないず、手のひらのアップで指の拡倧画像を描写するずきずかに、指には倚数の間接があるので、ナゟの間接ラむンが倚数に発生しかねない。 なお、シル゚ットの2次元黒画像を転写するかわりに、黒色の3Dポリゎンを拡倧コピヌしお、衚画像から少しだけ奥の堎所に黒ポリゎンを配眮する方法もあるが、これだずポリゎン描画量が倍増しおしたうので(単玔蚈算で2倍のポリゎン数になる)、ゲヌムずしおは(ゲヌムでは描画の軜量化・高速化が必芁なので)、ややデメリットがある。 どうしおも黒ポリゎン远加の方匏をゲヌムで掻甚する堎合、ロヌポリ(ポリゎン数を䜎くする)にする必芁があるだろう。 なお、埌述するポリゎンの法線には、衚向きず笊号を裏返した裏向きの2皮類があるので、背景黒偎の法線を裏返しお、そしお法線がカメラから芋お裏向き(法線ずカメラの向きが同じ向きのずき)の堎合の被写䜓を黒く塗るこずで、この方匏の茪郭に流甚できる。俗に「裏ポリゎン」なんずか方匏ずか蚀われる。 シル゚ット法も裏ポリゎン法も発想は同じで、違いは単に、黒い背景画像の远加をどの段階で行うかの違いだけである。 原理的には、䞋蚘の方法でも茪郭を怜出できるが、画玠ごずの蚈算が必芁なのハズなで、メモリ負担が倧きい。 ゲヌムずしお䜿う堎合、携垯モバむル機噚では、画玠ごずに蚈算する方法は利甚が難しいだろう。 たた、(非ゲヌムの)テレビ番組や映画などのアニメ䜜品などでは、メモリ負担は補䜜偎が負担するので、画玠ごずに蚈算する方法も有効だろう。 比范のため、掲茉しおおく。 茪郭線の発生堎所ずは、幟䜕孊的には、奥行き方向(z方向)に段差のある堎所で茪郭線が発生しおいるわけである。なので、元画像の各画玠ごずに、その画玠の察応するz座暙を蚘録しおおいお、そしお隣の画玠ずのz数倀ずの差によっお、茪郭の点を描画するかどうかを決める方法である。 この方法は、カメラから芋た深床をもずに蚈算しおいるので、「深床」なんずか法などずも蚀われる。「なんずか」ずか蚀っおるのは、新しい分野なので名前があたり統䞀しおおらず、業界や䌚瀟によっお埮劙に甚語が違い、「深床法」ずか「深床バッファ法」ずか甚語にバラツキがあるので、ずりあえず圓ペヌゞでは「深床なんずか」ず蚀っおる。 欠点ずしお、たずえば等角図のような図の、倖偎茪郭いがいの郚分を怜出しづらい。 たた、ほかの欠点ずしお、画玠ごずに蚈算するので、蚈算の手間や、メモリなどぞの蚈算量の負担が増える。 さらに他の方法もある。 それは、各ポリゎン面ごずに、その面の垂盎線(面の垂線の堎合、正確には「法線」(ほうせん)ずいう)をあらかじめ党郚の面ごずに蚈算しおおいお、そしお垂盎線がカメラ向きに察しお90床近くの堎合にだけ、「そこに茪郭がある」ずしお黒い点を描画しおいく方法である。 なお、法線ベクトルずカメラ向きベクトルずの内積を蚈算しおもいい、・・・ずいうか、普通は法線の情報はベクトルによっお䞎えられるので、向きの蚈算も内積で蚈算するこずになる。 盎角に亀わるベクトルどうし2個の内積は0なので、぀たりベクトル内積の絶察倀が(0ちかくの)䞀定倀未満になれば、茪郭があるず怜出するこずになる。 ずもかく、このような法線による茪郭怜出の方匏のこずを、「法線」なんずか法ず蚀う。 長所ずしおは、法線を蚈算しおおけば、ほかの蚈算にも流甚できる。 たた、垂販の3D-CGモデリング゜フトによっおは、すでに法線の自動蚈算の機胜が぀いおいるものもある。 欠点ずしおは、フラクタル図圢のような被写䜓があるずき、芋る角床によっおは、その図圢すべおを描画したりしかねず、真っ黒に写りかねない。 もっずも、通垞の垂販の3D-CGモデリング゜フトでは、フラクタルの描画ができないので、めったにその事態に遭遇するこずは無いだろう。 なお、等角図の描写に぀いお、もし単に、カメラ向きず法線ずを比范した堎合には、「法線」なんずか法では描けない。 「法線」なんずか法を改良した方匏の゚ッゞ怜出方匏では、等角図も描ける。 「゚ッゞ怜出方匏」ずは、各画玠ずその呚囲の画玠ずの法線を比范する方匏である。「゚ッゞ抜出方匏」ずもいう。 法線の蚈算はベクトル蚈算なので、゚ッゞ法の堎合は、ベクトル内積が䞀定未満の堎合にだけ茪郭があるず認定しお怜出方匏である。(同じ向きの単䜍ベクトルの内積は、1である。向きの差が倧きくなるほど、内積は1から䞋がっおいく。盎亀するベクトルは内積0である。さらに、反察どうしの内積はマむマス1である。) ゚ッゞ法の匱点ずしおは、フラクタル的な図圢が「法線」なんずか方匏ず同様に苊手だろうが、しかしそもそも手曞き颚3Dアニメでフラクタル図圢を描画するこずは普通は無いので(SFずかの䟋倖は考えないでおく)、あたり気にしなくおいいだろう。 法線なんずか法や゚ッゞ法などの法線ベクトルを䜿う手法の堎合、匱点ずしお、カドっこを䞞めるフィレット凊理などの凊理をされるず、ずたんに茪郭の怜出が描画が難しくなる。 「フィレット」ずは、工業補品などで、゚ッゞのある堎所に䞞みを぀ける加工をするこずである。 なぜフィレットのような凊理に匱いかずいうず、円柱偎面状の䞞みのある堎合、その堎所の傟きは連続的に倉化しおいくので、埮分しおいくず法線どうしの向きは䞀臎しおいき、よっお法線の向きの差分を怜出しづらい。 かずいっお察策ずしお、(1画玠単䜍ずいった)埮分ではなく、数画玠単䜍~十数画玠のような倧きな単䜍での差分にするず、今床は、茪郭線を曞きたくない堎所に誀怜出をする可胜性がある。 ゲヌムやアニメなどの嚯楜コンテンツでは、もずから゚ッゞを匷調したたたのデザむンにしずけばいいので、フィレットをしなくおも問題にはならない。 だが、工業補品などの3D-CGでは、重芁な問題である。工業補品では、(切り傷などのケガを防ぐための)安党のため、゚ッゞをずがらせずに、(金属ダスリなどで゚ッゞを削るなどしお、゚ッゞを)䞞めたりするこずもある。 3D-CG屋さんは、ずきどき、補造業メヌカヌなどから宣䌝甚CG動画などの補䜜を頌たれる堎合もある。 フィレットがあっおもどうしおも茪郭を怜出したい堎合、埌述の方法がある。 垂販の3Dモデリング゜フトでは、各郚分の「材質」(『マテリアル』ずもいう)をパヌツごずに登録できる。なので、゚ッゞ法や深床法などでの、各郚の画玠どうしの法線の比范の぀いでに、材質の比范をするこずで、材質の倉化をした郚分に茪郭線を匕くこずもできる。このため、たずえば材質「服」ず材質「肌」ずの境目の画玠のぶぶんに茪郭線を匕くこずもできる。 ただし、材質どうしの比范だず、たずえば手を胞(説明の簡単化のため、男の平らな胞にする)に圓おおいる堎合や、手を腹に圓おおいる堎合などは、手も胞も腹も材質は同じ「肌」なので、この方法では怜出できない。 どうしおも、このような堎合でも、手ず胞ずの境界線を「材質」比范の方法で描画したい堎合、察策ずしお、たずえば材質「肌-手」や材質「肌-胞」など、身䜓各郚ごずに材質を぀くっおおけばいい。 なお、普通のアニメ絵では、胞ず腹のあいだの境界線は曞かないし、胞ず肩のあいだの境界線も曞かない。 なので、䟋倖ずしお、材質が違っおいおも境界線を曞かない組み合わせをあらかじめ登録しおおき、それ以倖の組み合わせが隣りあった堎合にだけ境界線を描けばいい。 もっずも、この方法を䜿わなくおも、前述したような黒背景の方法や「法線」なんずか法などでも、手ず男胞ずの茪郭線を描画できる可胜性はある。 リアリティは乏しくなるが、茪郭線ずしお怜出したい゚ッゞ郚に堎所に、最初から(呚囲の色が黒くなければ)゚ッゞに黒く色をぬっおおく方法も、単玔だが効果的である。 ゚ッゞがフィレットされお䞞められおも、その゚ッゞごず黒くぬれば、呚囲の色ず違うので、簡単に芋分けが぀くずいうワケである。 テクスチャ的な手法である。 アニメ調にデフォルメされた子䟛のCGキャラクタヌなどは、最初から錻の䞋のカゲなどが、黒くぬっおおかれる堎合もよくある。 匱点ずしお、リアル調のCGでは導入が困難である。 たた、芋る角床やデザむンの画颚によっおは、テクスチャが目立ちかねない。近くで接写する構図だず難しい。 察策ずしお、カメラず被写䜓の距離や角床によっお、茪郭にしたい郚分のモデルだけをこっそりず茪郭テクスチャなしのモデルに入れ替える手法だず(たずえばカメラが接写になるほど近くなった堎合には茪郭郚テクスチャをオフにしお、テクスチャ無し3Dモデルに入れ替えるなどの方法)などが考えられる。ただし、少しプログラミング的にメンドりくさい。 レむ・トレヌシングなどのあずで、明暗差を䜿う方法もある。明暗差の倧きい堎所を茪郭ずしお認識する方匏である。 ただし、レむトレヌシング自䜓が、蚈算量が倚いので、メモリ負担がキツむ。 たた、明暗差が無ければ茪郭線ずしお認識しないので、光源の䜍眮によっおは、茪郭線ずしお衚珟したい堎所に、かならずしも茪郭線を怜出するずはかぎらない。 数孊者たちのよるず、芖線方向の「法曲率」の「倉曲点」を求めるず、このようなラむン抜出ができるず蚀われおいたす。 数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』には、第2埮分圢匏がうんたらかんたらずありたす。読者に数孊に詳しい人がいたら、埮分幟䜕孊での第2埮分圢匏の勉匷の際に、応甚ずしおラむン抜出を思い浮かべながら勉匷するのも良いかもしれたせん。(数孊には、埮分幟䜕孊(びぶん きがかく)ずいう分野があり、ガりスやリヌマンなどの叀い時代から、よく研究されおきたした。「第2埮分圢匏」ずいうのも、埮分幟䜕孊にある抂念のひず぀です。) ただし、面の曲率蚈算をするずいうこずは぀たり、どうあがいおも、二次元曲面の埮分蚈算が必芁なわけであり、これは぀たり、画面䞊にあるポリゎン党おに察し、そのポリゎンず隣り合った䞀定範囲の䜍眮内にある別ポリゎンずの向きの埮劙なズレを蚈算するずいうわけですから(「埮分」ずは、高校で習うように(1倉数の堎合なら)傟きの倉化具合ですので)、蚈算量が増えおしたいたす。 なので、ゲヌムずしおは、やや凊理速床の芳点から、難点があるかもしれたせん。ゲヌムではなく、ハリりッド映画などに応甚するなら、利甚の䟡倀は高いかもしれたせん。 ちなみに若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の共著者のひずりの安生健䞀(曞籍䞭の第5章『デゞタル映像衚珟の幟䜕孊』を著䜜)は、ハリりッド映画『アバタヌ』のCG担圓䌁業 Weta Digital 瀟ずの共同研究者です。劇堎版ポケットモンスタヌの3D研究開発にも協力したずのこずです。 若山氏は、ゲヌムには凊理速床が必芁だずいう亊も分かっおおり、前曞きなどで語られおいたす。。若山らのグルヌプは、どうにかしお、゜リトン方皋匏やkdV方皋匏などの「可積分系」ず蚀わる非線圢方皋匏を掻甚しお離散化するこずで、ポリゎン数の削枛に応甚できないかず行った理論を提唱しおいたす。参考文献の第2章の若山健叞『離散可積分系の基瀎』の理論で、どうにかポリゎン数を削枛できないか、若山は提唱しおいたす。 実際にその理論でポリゎン削枛できるのかどうかは、圓wikiの立堎ずしおは知りたせん。 このwikiのこのセクション曞いた線集者のうろ芚えですが、 たしかテレビアニメ業界などで3D-CG担圓を埗意にしおいる「サンゞゲン」(䌁業名)ずいう䌚瀟も、䞀時期、東倧あたりの数孊者ず共同研究しおいたず、 䜕かの数孊雑誌(『数孊セミナヌ』ずか『倧孊ぞの数孊』など)で報じられおたか、でなければ科孊雑誌(『日経サむ゚ンス』など)で、2015〜2020幎ごろに理系の雑誌で報じられおいたような気がしたす。 ちなみに参考文献『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の若山らは九州倧孊の研究グルヌプである。九州倧には、こういった数理解析ずコンピュヌタを組み合わせお、理孊郚ならCG研究をしたりずか、九州倧の別組織だが工孊郚なら流䜓解析をしたりずかの有名な研究グルヌプが圚籍しおおり、九州倧はそういった応甚解析の日本での䞭心地みたいな倧孊のひず぀なのである。なお、数孊者リヌマンの名前が、埮分幟䜕孊でも流䜓力孊でも、そういった応甚解析の教科曞を読んでるずよく出おくるものである。 䜙談のさらに䜙談ですが、サンゞゲン瀟は、テレビむンタビュヌで2012幎頃、入瀟志望者に぀いお「よくコンピュヌタず向き合いたい内向的な人が志望しおくるが、圓瀟は、営業の倖回りが倚い䌚瀟です」みたいに自己玹介しおいたような気がしたす。圓時、たしかBSフゞで、そういうアニメ業界特集番組があったような気がしたす。 䜙談の䜙談のさらなる䜙談(=䜙談×3)ですが、囜民的アニメなどを制䜜するアニメ䌚瀟は、実はずっくに株匏をテレビ局が取埗しおいるし、四季報ずかで普通に確認もできるず、BSフゞのその番組で取材しおいたような気がしたす。テレビ局の垣根を越えお、テレビ朝日やテレビ東京の人が、芪切か぀真面目に取材に応えおいたした。なのでテレビ朝日あの長寿アニメ番組ずか、フゞテレビのあの長寿アニメ番組ずか、ずっくにテレビ局がアニメ䌚瀟の株匏取埗しおいたす。 テレビ局は芖聎率競争があるものの、マゞメで研究的な番組だず、意倖ず局の垣根を越えお取材に応じるずいうこずもあるのです。脱線したすが、ラゞオ業界だず、1990幎代の埌半の時点で、文化攟送のアニメラゞオ番組ずTBSラゞオのアニメラゞオ番組ずが、局の垣根を越えおアニメを盛り䞊げようずするコラボ䌁画などをしおいた気がしたす。文化攟送の おたっきヌ䜐々朚 などの局員が、そういう䌁画に携わっおいたような気がしたす。そのラゞオ番組かどうかは芚えおいたせんが、圓時、アニメの゚ノァンゲリオンの総監督の人がたびたびラゞオ番組で取材されおいおむンタビュヌに応えおいたのですが、「ラゞオはテレビよりも自由床が高くお、凄い」ずいった感じのこずを監督が蚀っおたした。 脱線した話をBSフゞのハナシに戻すず、その他、゜ニヌなどのゲヌム䌚瀟がアニメ䌚瀟の株匏を取埗しおいる堎合もあるず、BSフゞは報じおたような気がしたす。攟映圓時、アニメ『゜ヌドアヌトオンラむン』などの制䜜で有名なアニメ䌚瀟が、゜ニヌ系列に株匏的な資本関係があるず、BSフゞに取材されおいたした。 BSフゞの番組の叞䌚圹のアニメキャラ(女子アナっぜいお姉さんキャラ)挔じるその声優が、そのアニメ版『゜ヌドアヌトオンラむン』で矎少女キャラのリズベット圹の人だったので、BSフゞのその番組でなんかネタにされおいたした。 たず、2005幎おいどたでの手曞きアニメでは、色のグラデヌションが無いのが普通である。 か぀お、1980~90幎代のアニメ業界では、アゎ䞋ず顔の境目の圱を匷調したり、ワキの䞋などの圱を匷調する手法が流行した。 しかし2010幎代の珟代では絵柄の流行が倉わっおおり、䜜品にもよるが、ゲヌムでは、このような圱はあたり䜿われおない。 もし、アニメ颚に階調化したいなら、䞋蚘のようになるだろう。 階調化を自動的にしたい堎合、 たずえば、あらかじめ前提ずしお、レむ・トレヌシングによっお、圱の䜍眮を算出しおおいお、各郚の明暗が連続的に倉化するので、その明暗に応じお各郚の地の色のおいどを倉化させるこずで、連続的なグラデヌションのあるモデルを䜜る。 次に、これを、色情報などをもずに䜕段階かの階調に分類すればいいだけである。具䜓的には、たずえば、各郚の色を、䜕階調かに近䌌すればいいのである。 たた、階調は、色ごずに蚭定する。 たずえば、ある物䜓の、光(ふ぀うの癜色光)の圓たる前の暙準状態の色が氎色だった堎合、たずえば3階調ずしお のように、3階調に分割する。 色ごろに階調を蚭定しないず、アカっぜい色は、ぜんぶアカになったりずかしお、圹に立たなくなっおしたう。 なお、珟代コンピュヌタでは色デヌタの濃淡は普通は255段階である。256×256×256 = 16777216 の玄1600䞇色である。 ただし、実は2010幎代のアニメ颚ゲヌム業界では、絵柄の流行が倉わっおおり、もはや階調化した圱の匷調は、流行から倖れおいる。(もしかしたら匷調しおないだけで階調化じたいはしおいる可胜性も吊定しきれないが、少なくずも圱の階調が玠人目には芋぀けられない䜜品が普通に倚い。) このため、そもそもの階調化の需芁が、ゲヌム産業では、乏しくなっおきおいる。 どうしおもゲヌムでプレむダヌの操䜜できるシヌンのCG動画に圱や光沢を描きたい堎合、テクスチャ的に被写䜓に圱を貌り付ける堎合もある。 たずえばアニメキャラの瞳の光沢など、テクスチャ的に最初から描いおおくこずも倚いだろう(䞀方、もしレむトレヌシングだず凊理負担になりかねないので)。 顔のあご䞋の銖の圱になる郚分も、最初から暗めの肌色で塗っおおく䜜品も倚いだろう。 もちろん、テクスチャなので、たずえば人物が暗い堎所に入っお、懐䞭電灯を顔より䞋の䜍眮に持っおいおも(いわゆる逆光の状態)、なぜか目の光沢が瞳の䞊にあるような䞍敎合は起きるだろうが、やむをえない(もしくは、逆光の堎合のテクスチャを別途、甚意するか)。 あご䞋の圱テクスチャも、逆立ちしおも、あごの䞋が暗かったりずかの䞍敎合もあるが、やむをえない。 なお、トゥヌンシェヌデむングを䜿わないリアルなもずのシェヌディングのこずは、ロヌカルシェヌディングず蚀いたす。 トゥヌンシェヌディングの、色の階調化の原理は、単玔であり、しきい倀(しきいち)による方法です。 ただし、のちのちの工皋のため、ポリゎンの垂盎線(「法線」ずいう)を䞀緒に保管したす。 光沢などのハむラむトも、しきい倀でトゥヌンシェヌディング察応しおいたす。 なお、手曞きアニメでのシェヌディングの話題ですが、数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』(岩波曞店、P.203)によるず、数倀蚈算的にリアルなハむラむトの䜍眮や倧きさを衚瀺しおも、アニメっぜく芋えないので、さらに䜍眮をズラしたりずのこずです。 たずえば、曞籍䞭にあるシェヌディング䟋ではリンゎの光沢が䟋にされおるのですが、リアルなハむラむト䜍眮では被写䜓の正面にある堎合でも、 しかしアニメでは蚘号的に、やや右䞊たたは巊䞊に光沢の䜍眮をずらすこずもありたす(曞籍では右䞊にズラしおいる)。 さらに、この数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の報告によるず、手曞きアニメ業界だけでなく実写颚CG業界でも同様ずのこずです。 ただし、ゲヌム産業で果たしお実甚的かどうか、この数孊曞からは分かりたせん。 数孊的に、ハむラむトをズラす実装する方法は、しきい倀を、方向によっお倉えるこずです。たずえば、右偎にハむラむトをズラしたいなら、ポリゎンの垂盎線(法線)が右偎を向いおいるポリゎン面ほど、階調化のしきい倀を䜎くすればいいのです。 もしも、レむ・トレヌシングをそのたた実行するず、メモリに負担がけっこう掛かる。 なので、ゲヌムのゞャンルによっおはレむ・トレヌシングをせずに、圱や光沢による色の補正を行う必芁にせたられる堎合もありうるだろう。 アニメ絵颚のゲヌムで、もしも登堎人物が日陰に入ったずきなどに、人物をやや暗く衚珟するには、わざわざレむトレヌシングする必芁はなく、半透明の黒~灰色のレむダヌでも人物画像の䞊にでも茉せお合成画像にしお描画すればいい。 (Windowsの堎合なら、たずえば 『Windows API/画像の操䜜』 でGDI+ を甚いたWin#2API的なプログラミング方法での半透明レむダヌの合成方法を説明しおある。ただし、照䌚先ペヌゞの方法だけだず描画に時間が掛かり画面がチラ぀いおしたうので、ゲヌムずしおは裏画面の掻甚などの察策が必芁である。) この方法は、日陰に入る前埌の瞬間に぀いおは物理孊的には圱の䜍眮は䞍正確だが、しかしそもそもアニメ絵颚のゲヌムでは、圱の正確な䜍眮なんぞにプレむダヌは興味ない。 そもそも、プレむダヌがもしも実写そっくりの䜍眮にできる圱に興味あるなら、そういうプレむダヌは実写キャラクタヌ颚のゲヌムをプレむしおいるからである。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "よく、3D-CGなのに、たるで手曞きアニメっぜい画像を衚瀺するゲヌムが、䜕本もある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "あれらの仕組みはどうなっおいるのかずいうず、䞀般にはトゥヌン・レンダリングずいわれる技術を䜿っおいるず考えられ、䞋蚘のような工倫がよくある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "トゥヌンレンダリングずいった堎合、䞻に、", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "がある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "しかし、ゲヌム産業では、たずえアニメキャラ颚のキャラクタヌデザむンのゲヌムでも、あたり色圩の階調化は䜿われない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "いっぜう、アニメ絵颚のゲヌムでも、茪郭線の自動的な描画は䜿われる䜜品が倚い。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "この、茪郭線や錻ラむンや口ラむンなどの抜出のこずを、CG孊では「ラむン描画」などず蚀いたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "蚈算量さえ無芖しおいいのなら、かなり厳密に正確なラむン描画をする方法がいく぀か知られおいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "たずえば、カメラの向きを少し倉えた2枚の画像を照合しお、片方の面で新しく珟れた面を、黒く(茪郭線の色)で衚瀺するこずによっお、茪郭線を描くずいう方法もあ、これは「暗瀺的茪郭線」(suggestive contours)ずいわれる手法です。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "この方法を䜿えば、顔の偎面などの茪郭だけでなく、錻や口などのラむンも抜出できたす。実際、曞籍『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』では、 デッサン人圢颚の3Dデヌタの顔をもずに、この抜出法で、手曞きの線画のようは錻や口のラむンを抜出するのに成功したシミュレヌション結果を掲茉しおいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "しかし、この方法は、ゲヌムずしおは、2぀の画面の3次元デヌタを照合する必芁があるので、ややアルゎリズムが耇雑になる懞念ず、蚈算量がやや倚そうな懞念があるでしょう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "もし、錻も口も抜出せずに、単に、顔の偎面や胎䜓偎面などずいった偎面の茪郭だけを抜出する堎合なら、単に、ベクトル内積の蚈算を䜿っお、ポリゎンの垂盎線(仮にuずする)ず、カメラの芖線ベクトル(仮にvずする)の内積 u・v が0になるずころを遞べばいいだけです。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "(高校数孊で習うように、垂盎に亀わり䌚うベクトルは内積が0であるので。そしお、顔の偎面などの茪郭線は、必ず カメラの向きに垂盎になるので。 )", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "ただし、この方法だけだず、錻も口も曞かれないので、人の顔だずは認識しづらい結果になりたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "なので、孊問的には、なんずかしお、顔や口のラむンを抜出する方法が求められおいたす。こういうのに、ハリりッド映画業界などが投資しおいたり、数孊者ず共同研究したりしおいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "しかし、日本の䞭小のゲヌム䌚瀟はそんな倧金を投資できないし、そこたで共同研究できないので、もっず別の方法を考えだしおいたす。䞋蚘の「シル゚ットなんずか法」ずか、テクスチャヌずしお最初から目や口の絵を曞き蟌んでしたうずか、そういう方法を䜿いたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "こうすれば、研究費を削枛できるし、ポリゎン数も枛らせお凊理速床も向䞊するので䞀石二鳥です。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "圓然、ハリりッド映画などには応甚できない手法でしょう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "登堎人物のCGの茪郭線を、マンガみたいに線を匷調しお衚瀺したい堎合、手法はいろいろずあるが、どれも仕組みは単玔である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "手法のひず぀ずしお、単に人物の画像をコピヌしお、それをすべおシル゚ット䞊に真っ黒にコピヌしおから、やや倧きく拡倧し、さらにその䞊にもずの画像(黒くしおない画像)を茉せるず、茪郭ちかくのハゞッコのほうだけは手前の画像に隠されずに奥偎の黒い画像が芋えるので、あたかも茪郭線っぜく芋えるずいう手法がある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "これは、3D蚈算が䞍芁なので、簡䟿だが䟿利な方法である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "欠点ずしおは、たずえば「腕をくんでるポヌズの人」をカメラが芋た堎合のように、人物の胎䜓の手前に人物の手が重なっおいる等の、人䜓のパヌツどうしが重なっおいる堎合には、手間が増える(人物1䜓ごずの黒コピヌに加えお、さらに身䜓各郚の黒コピヌをする必芁がある)。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "たた、身䜓各郚の黒コピヌをした堎合、間接のあたりに、劙な線が発生しやすい。普通の挫画家は、腕を曲げおない堎合には肘の内偎を芋おるシヌンでは間接のシワ線を曞かないが、しかし黒コピヌ線が曲げおない間接のあたりで発生しやすい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "こうした想定倖の間接線を陀倖する方法ずしおは、間接の近くでは黒コピヌを陀倖する、぀たり、最初からコピヌする時点ですでに間接ちかくの郚分はコピヌしないでおく、・・・ずいった方法もある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "このような、間接ちかくをコピヌ陀倖する方匏の堎合、もし間接を曲げおも線が描写されない事になるので、そういう事態を受け入れるしかない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "こうしないず、手のひらのアップで指の拡倧画像を描写するずきずかに、指には倚数の間接があるので、ナゟの間接ラむンが倚数に発生しかねない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "なお、シル゚ットの2次元黒画像を転写するかわりに、黒色の3Dポリゎンを拡倧コピヌしお、衚画像から少しだけ奥の堎所に黒ポリゎンを配眮する方法もあるが、これだずポリゎン描画量が倍増しおしたうので(単玔蚈算で2倍のポリゎン数になる)、ゲヌムずしおは(ゲヌムでは描画の軜量化・高速化が必芁なので)、ややデメリットがある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "どうしおも黒ポリゎン远加の方匏をゲヌムで掻甚する堎合、ロヌポリ(ポリゎン数を䜎くする)にする必芁があるだろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "なお、埌述するポリゎンの法線には、衚向きず笊号を裏返した裏向きの2皮類があるので、背景黒偎の法線を裏返しお、そしお法線がカメラから芋お裏向き(法線ずカメラの向きが同じ向きのずき)の堎合の被写䜓を黒く塗るこずで、この方匏の茪郭に流甚できる。俗に「裏ポリゎン」なんずか方匏ずか蚀われる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "シル゚ット法も裏ポリゎン法も発想は同じで、違いは単に、黒い背景画像の远加をどの段階で行うかの違いだけである。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "原理的には、䞋蚘の方法でも茪郭を怜出できるが、画玠ごずの蚈算が必芁なのハズなで、メモリ負担が倧きい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ゲヌムずしお䜿う堎合、携垯モバむル機噚では、画玠ごずに蚈算する方法は利甚が難しいだろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "たた、(非ゲヌムの)テレビ番組や映画などのアニメ䜜品などでは、メモリ負担は補䜜偎が負担するので、画玠ごずに蚈算する方法も有効だろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "比范のため、掲茉しおおく。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "茪郭線の発生堎所ずは、幟䜕孊的には、奥行き方向(z方向)に段差のある堎所で茪郭線が発生しおいるわけである。なので、元画像の各画玠ごずに、その画玠の察応するz座暙を蚘録しおおいお、そしお隣の画玠ずのz数倀ずの差によっお、茪郭の点を描画するかどうかを決める方法である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "この方法は、カメラから芋た深床をもずに蚈算しおいるので、「深床」なんずか法などずも蚀われる。「なんずか」ずか蚀っおるのは、新しい分野なので名前があたり統䞀しおおらず、業界や䌚瀟によっお埮劙に甚語が違い、「深床法」ずか「深床バッファ法」ずか甚語にバラツキがあるので、ずりあえず圓ペヌゞでは「深床なんずか」ず蚀っおる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "欠点ずしお、たずえば等角図のような図の、倖偎茪郭いがいの郚分を怜出しづらい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "たた、ほかの欠点ずしお、画玠ごずに蚈算するので、蚈算の手間や、メモリなどぞの蚈算量の負担が増える。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "さらに他の方法もある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "それは、各ポリゎン面ごずに、その面の垂盎線(面の垂線の堎合、正確には「法線」(ほうせん)ずいう)をあらかじめ党郚の面ごずに蚈算しおおいお、そしお垂盎線がカメラ向きに察しお90床近くの堎合にだけ、「そこに茪郭がある」ずしお黒い点を描画しおいく方法である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "なお、法線ベクトルずカメラ向きベクトルずの内積を蚈算しおもいい、・・・ずいうか、普通は法線の情報はベクトルによっお䞎えられるので、向きの蚈算も内積で蚈算するこずになる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "盎角に亀わるベクトルどうし2個の内積は0なので、぀たりベクトル内積の絶察倀が(0ちかくの)䞀定倀未満になれば、茪郭があるず怜出するこずになる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "ずもかく、このような法線による茪郭怜出の方匏のこずを、「法線」なんずか法ず蚀う。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "長所ずしおは、法線を蚈算しおおけば、ほかの蚈算にも流甚できる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "たた、垂販の3D-CGモデリング゜フトによっおは、すでに法線の自動蚈算の機胜が぀いおいるものもある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "欠点ずしおは、フラクタル図圢のような被写䜓があるずき、芋る角床によっおは、その図圢すべおを描画したりしかねず、真っ黒に写りかねない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "もっずも、通垞の垂販の3D-CGモデリング゜フトでは、フラクタルの描画ができないので、めったにその事態に遭遇するこずは無いだろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "なお、等角図の描写に぀いお、もし単に、カメラ向きず法線ずを比范した堎合には、「法線」なんずか法では描けない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "「法線」なんずか法を改良した方匏の゚ッゞ怜出方匏では、等角図も描ける。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "「゚ッゞ怜出方匏」ずは、各画玠ずその呚囲の画玠ずの法線を比范する方匏である。「゚ッゞ抜出方匏」ずもいう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "法線の蚈算はベクトル蚈算なので、゚ッゞ法の堎合は、ベクトル内積が䞀定未満の堎合にだけ茪郭があるず認定しお怜出方匏である。(同じ向きの単䜍ベクトルの内積は、1である。向きの差が倧きくなるほど、内積は1から䞋がっおいく。盎亀するベクトルは内積0である。さらに、反察どうしの内積はマむマス1である。)", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "゚ッゞ法の匱点ずしおは、フラクタル的な図圢が「法線」なんずか方匏ず同様に苊手だろうが、しかしそもそも手曞き颚3Dアニメでフラクタル図圢を描画するこずは普通は無いので(SFずかの䟋倖は考えないでおく)、あたり気にしなくおいいだろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "法線なんずか法や゚ッゞ法などの法線ベクトルを䜿う手法の堎合、匱点ずしお、カドっこを䞞めるフィレット凊理などの凊理をされるず、ずたんに茪郭の怜出が描画が難しくなる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "「フィレット」ずは、工業補品などで、゚ッゞのある堎所に䞞みを぀ける加工をするこずである。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "なぜフィレットのような凊理に匱いかずいうず、円柱偎面状の䞞みのある堎合、その堎所の傟きは連続的に倉化しおいくので、埮分しおいくず法線どうしの向きは䞀臎しおいき、よっお法線の向きの差分を怜出しづらい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "かずいっお察策ずしお、(1画玠単䜍ずいった)埮分ではなく、数画玠単䜍~十数画玠のような倧きな単䜍での差分にするず、今床は、茪郭線を曞きたくない堎所に誀怜出をする可胜性がある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "ゲヌムやアニメなどの嚯楜コンテンツでは、もずから゚ッゞを匷調したたたのデザむンにしずけばいいので、フィレットをしなくおも問題にはならない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "だが、工業補品などの3D-CGでは、重芁な問題である。工業補品では、(切り傷などのケガを防ぐための)安党のため、゚ッゞをずがらせずに、(金属ダスリなどで゚ッゞを削るなどしお、゚ッゞを)䞞めたりするこずもある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "3D-CG屋さんは、ずきどき、補造業メヌカヌなどから宣䌝甚CG動画などの補䜜を頌たれる堎合もある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "フィレットがあっおもどうしおも茪郭を怜出したい堎合、埌述の方法がある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "垂販の3Dモデリング゜フトでは、各郚分の「材質」(『マテリアル』ずもいう)をパヌツごずに登録できる。なので、゚ッゞ法や深床法などでの、各郚の画玠どうしの法線の比范の぀いでに、材質の比范をするこずで、材質の倉化をした郚分に茪郭線を匕くこずもできる。このため、たずえば材質「服」ず材質「肌」ずの境目の画玠のぶぶんに茪郭線を匕くこずもできる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "ただし、材質どうしの比范だず、たずえば手を胞(説明の簡単化のため、男の平らな胞にする)に圓おおいる堎合や、手を腹に圓おおいる堎合などは、手も胞も腹も材質は同じ「肌」なので、この方法では怜出できない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "どうしおも、このような堎合でも、手ず胞ずの境界線を「材質」比范の方法で描画したい堎合、察策ずしお、たずえば材質「肌-手」や材質「肌-胞」など、身䜓各郚ごずに材質を぀くっおおけばいい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "なお、普通のアニメ絵では、胞ず腹のあいだの境界線は曞かないし、胞ず肩のあいだの境界線も曞かない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "なので、䟋倖ずしお、材質が違っおいおも境界線を曞かない組み合わせをあらかじめ登録しおおき、それ以倖の組み合わせが隣りあった堎合にだけ境界線を描けばいい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "もっずも、この方法を䜿わなくおも、前述したような黒背景の方法や「法線」なんずか法などでも、手ず男胞ずの茪郭線を描画できる可胜性はある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "リアリティは乏しくなるが、茪郭線ずしお怜出したい゚ッゞ郚に堎所に、最初から(呚囲の色が黒くなければ)゚ッゞに黒く色をぬっおおく方法も、単玔だが効果的である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "゚ッゞがフィレットされお䞞められおも、その゚ッゞごず黒くぬれば、呚囲の色ず違うので、簡単に芋分けが぀くずいうワケである。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "テクスチャ的な手法である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "アニメ調にデフォルメされた子䟛のCGキャラクタヌなどは、最初から錻の䞋のカゲなどが、黒くぬっおおかれる堎合もよくある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "匱点ずしお、リアル調のCGでは導入が困難である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "たた、芋る角床やデザむンの画颚によっおは、テクスチャが目立ちかねない。近くで接写する構図だず難しい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "察策ずしお、カメラず被写䜓の距離や角床によっお、茪郭にしたい郚分のモデルだけをこっそりず茪郭テクスチャなしのモデルに入れ替える手法だず(たずえばカメラが接写になるほど近くなった堎合には茪郭郚テクスチャをオフにしお、テクスチャ無し3Dモデルに入れ替えるなどの方法)などが考えられる。ただし、少しプログラミング的にメンドりくさい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "レむ・トレヌシングなどのあずで、明暗差を䜿う方法もある。明暗差の倧きい堎所を茪郭ずしお認識する方匏である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "ただし、レむトレヌシング自䜓が、蚈算量が倚いので、メモリ負担がキツむ。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "たた、明暗差が無ければ茪郭線ずしお認識しないので、光源の䜍眮によっおは、茪郭線ずしお衚珟したい堎所に、かならずしも茪郭線を怜出するずはかぎらない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "数孊者たちのよるず、芖線方向の「法曲率」の「倉曲点」を求めるず、このようなラむン抜出ができるず蚀われおいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』には、第2埮分圢匏がうんたらかんたらずありたす。読者に数孊に詳しい人がいたら、埮分幟䜕孊での第2埮分圢匏の勉匷の際に、応甚ずしおラむン抜出を思い浮かべながら勉匷するのも良いかもしれたせん。(数孊には、埮分幟䜕孊(びぶん きがかく)ずいう分野があり、ガりスやリヌマンなどの叀い時代から、よく研究されおきたした。「第2埮分圢匏」ずいうのも、埮分幟䜕孊にある抂念のひず぀です。)", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "ただし、面の曲率蚈算をするずいうこずは぀たり、どうあがいおも、二次元曲面の埮分蚈算が必芁なわけであり、これは぀たり、画面䞊にあるポリゎン党おに察し、そのポリゎンず隣り合った䞀定範囲の䜍眮内にある別ポリゎンずの向きの埮劙なズレを蚈算するずいうわけですから(「埮分」ずは、高校で習うように(1倉数の堎合なら)傟きの倉化具合ですので)、蚈算量が増えおしたいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "なので、ゲヌムずしおは、やや凊理速床の芳点から、難点があるかもしれたせん。ゲヌムではなく、ハリりッド映画などに応甚するなら、利甚の䟡倀は高いかもしれたせん。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "ちなみに若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の共著者のひずりの安生健䞀(曞籍䞭の第5章『デゞタル映像衚珟の幟䜕孊』を著䜜)は、ハリりッド映画『アバタヌ』のCG担圓䌁業 Weta Digital 瀟ずの共同研究者です。劇堎版ポケットモンスタヌの3D研究開発にも協力したずのこずです。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "若山氏は、ゲヌムには凊理速床が必芁だずいう亊も分かっおおり、前曞きなどで語られおいたす。。若山らのグルヌプは、どうにかしお、゜リトン方皋匏やkdV方皋匏などの「可積分系」ず蚀わる非線圢方皋匏を掻甚しお離散化するこずで、ポリゎン数の削枛に応甚できないかず行った理論を提唱しおいたす。参考文献の第2章の若山健叞『離散可積分系の基瀎』の理論で、どうにかポリゎン数を削枛できないか、若山は提唱しおいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "実際にその理論でポリゎン削枛できるのかどうかは、圓wikiの立堎ずしおは知りたせん。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "このwikiのこのセクション曞いた線集者のうろ芚えですが、 たしかテレビアニメ業界などで3D-CG担圓を埗意にしおいる「サンゞゲン」(䌁業名)ずいう䌚瀟も、䞀時期、東倧あたりの数孊者ず共同研究しおいたず、 䜕かの数孊雑誌(『数孊セミナヌ』ずか『倧孊ぞの数孊』など)で報じられおたか、でなければ科孊雑誌(『日経サむ゚ンス』など)で、2015〜2020幎ごろに理系の雑誌で報じられおいたような気がしたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "ちなみに参考文献『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の若山らは九州倧孊の研究グルヌプである。九州倧には、こういった数理解析ずコンピュヌタを組み合わせお、理孊郚ならCG研究をしたりずか、九州倧の別組織だが工孊郚なら流䜓解析をしたりずかの有名な研究グルヌプが圚籍しおおり、九州倧はそういった応甚解析の日本での䞭心地みたいな倧孊のひず぀なのである。なお、数孊者リヌマンの名前が、埮分幟䜕孊でも流䜓力孊でも、そういった応甚解析の教科曞を読んでるずよく出おくるものである。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "䜙談のさらに䜙談ですが、サンゞゲン瀟は、テレビむンタビュヌで2012幎頃、入瀟志望者に぀いお「よくコンピュヌタず向き合いたい内向的な人が志望しおくるが、圓瀟は、営業の倖回りが倚い䌚瀟です」みたいに自己玹介しおいたような気がしたす。圓時、たしかBSフゞで、そういうアニメ業界特集番組があったような気がしたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "䜙談の䜙談のさらなる䜙談(=䜙談×3)ですが、囜民的アニメなどを制䜜するアニメ䌚瀟は、実はずっくに株匏をテレビ局が取埗しおいるし、四季報ずかで普通に確認もできるず、BSフゞのその番組で取材しおいたような気がしたす。テレビ局の垣根を越えお、テレビ朝日やテレビ東京の人が、芪切か぀真面目に取材に応えおいたした。なのでテレビ朝日あの長寿アニメ番組ずか、フゞテレビのあの長寿アニメ番組ずか、ずっくにテレビ局がアニメ䌚瀟の株匏取埗しおいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "テレビ局は芖聎率競争があるものの、マゞメで研究的な番組だず、意倖ず局の垣根を越えお取材に応じるずいうこずもあるのです。脱線したすが、ラゞオ業界だず、1990幎代の埌半の時点で、文化攟送のアニメラゞオ番組ずTBSラゞオのアニメラゞオ番組ずが、局の垣根を越えおアニメを盛り䞊げようずするコラボ䌁画などをしおいた気がしたす。文化攟送の おたっきヌ䜐々朚 などの局員が、そういう䌁画に携わっおいたような気がしたす。そのラゞオ番組かどうかは芚えおいたせんが、圓時、アニメの゚ノァンゲリオンの総監督の人がたびたびラゞオ番組で取材されおいおむンタビュヌに応えおいたのですが、「ラゞオはテレビよりも自由床が高くお、凄い」ずいった感じのこずを監督が蚀っおたした。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "脱線した話をBSフゞのハナシに戻すず、その他、゜ニヌなどのゲヌム䌚瀟がアニメ䌚瀟の株匏を取埗しおいる堎合もあるず、BSフゞは報じおたような気がしたす。攟映圓時、アニメ『゜ヌドアヌトオンラむン』などの制䜜で有名なアニメ䌚瀟が、゜ニヌ系列に株匏的な資本関係があるず、BSフゞに取材されおいたした。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "BSフゞの番組の叞䌚圹のアニメキャラ(女子アナっぜいお姉さんキャラ)挔じるその声優が、そのアニメ版『゜ヌドアヌトオンラむン』で矎少女キャラのリズベット圹の人だったので、BSフゞのその番組でなんかネタにされおいたした。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "たず、2005幎おいどたでの手曞きアニメでは、色のグラデヌションが無いのが普通である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "か぀お、1980~90幎代のアニメ業界では、アゎ䞋ず顔の境目の圱を匷調したり、ワキの䞋などの圱を匷調する手法が流行した。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "しかし2010幎代の珟代では絵柄の流行が倉わっおおり、䜜品にもよるが、ゲヌムでは、このような圱はあたり䜿われおない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "もし、アニメ颚に階調化したいなら、䞋蚘のようになるだろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "階調化を自動的にしたい堎合、 たずえば、あらかじめ前提ずしお、レむ・トレヌシングによっお、圱の䜍眮を算出しおおいお、各郚の明暗が連続的に倉化するので、その明暗に応じお各郚の地の色のおいどを倉化させるこずで、連続的なグラデヌションのあるモデルを䜜る。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "次に、これを、色情報などをもずに䜕段階かの階調に分類すればいいだけである。具䜓的には、たずえば、各郚の色を、䜕階調かに近䌌すればいいのである。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "たた、階調は、色ごずに蚭定する。 たずえば、ある物䜓の、光(ふ぀うの癜色光)の圓たる前の暙準状態の色が氎色だった堎合、たずえば3階調ずしお", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "のように、3階調に分割する。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "色ごろに階調を蚭定しないず、アカっぜい色は、ぜんぶアカになったりずかしお、圹に立たなくなっおしたう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "なお、珟代コンピュヌタでは色デヌタの濃淡は普通は255段階である。256×256×256 = 16777216 の玄1600䞇色である。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "ただし、実は2010幎代のアニメ颚ゲヌム業界では、絵柄の流行が倉わっおおり、もはや階調化した圱の匷調は、流行から倖れおいる。(もしかしたら匷調しおないだけで階調化じたいはしおいる可胜性も吊定しきれないが、少なくずも圱の階調が玠人目には芋぀けられない䜜品が普通に倚い。)", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "このため、そもそもの階調化の需芁が、ゲヌム産業では、乏しくなっおきおいる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "どうしおもゲヌムでプレむダヌの操䜜できるシヌンのCG動画に圱や光沢を描きたい堎合、テクスチャ的に被写䜓に圱を貌り付ける堎合もある。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "たずえばアニメキャラの瞳の光沢など、テクスチャ的に最初から描いおおくこずも倚いだろう(䞀方、もしレむトレヌシングだず凊理負担になりかねないので)。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "顔のあご䞋の銖の圱になる郚分も、最初から暗めの肌色で塗っおおく䜜品も倚いだろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "もちろん、テクスチャなので、たずえば人物が暗い堎所に入っお、懐䞭電灯を顔より䞋の䜍眮に持っおいおも(いわゆる逆光の状態)、なぜか目の光沢が瞳の䞊にあるような䞍敎合は起きるだろうが、やむをえない(もしくは、逆光の堎合のテクスチャを別途、甚意するか)。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "あご䞋の圱テクスチャも、逆立ちしおも、あごの䞋が暗かったりずかの䞍敎合もあるが、やむをえない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "なお、トゥヌンシェヌデむングを䜿わないリアルなもずのシェヌディングのこずは、ロヌカルシェヌディングず蚀いたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "トゥヌンシェヌディングの、色の階調化の原理は、単玔であり、しきい倀(しきいち)による方法です。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "ただし、のちのちの工皋のため、ポリゎンの垂盎線(「法線」ずいう)を䞀緒に保管したす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "光沢などのハむラむトも、しきい倀でトゥヌンシェヌディング察応しおいたす。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "なお、手曞きアニメでのシェヌディングの話題ですが、数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』(岩波曞店、P.203)によるず、数倀蚈算的にリアルなハむラむトの䜍眮や倧きさを衚瀺しおも、アニメっぜく芋えないので、さらに䜍眮をズラしたりずのこずです。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "たずえば、曞籍䞭にあるシェヌディング䟋ではリンゎの光沢が䟋にされおるのですが、リアルなハむラむト䜍眮では被写䜓の正面にある堎合でも、 しかしアニメでは蚘号的に、やや右䞊たたは巊䞊に光沢の䜍眮をずらすこずもありたす(曞籍では右䞊にズラしおいる)。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "さらに、この数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の報告によるず、手曞きアニメ業界だけでなく実写颚CG業界でも同様ずのこずです。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "ただし、ゲヌム産業で果たしお実甚的かどうか、この数孊曞からは分かりたせん。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "数孊的に、ハむラむトをズラす実装する方法は、しきい倀を、方向によっお倉えるこずです。たずえば、右偎にハむラむトをズラしたいなら、ポリゎンの垂盎線(法線)が右偎を向いおいるポリゎン面ほど、階調化のしきい倀を䜎くすればいいのです。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "もしも、レむ・トレヌシングをそのたた実行するず、メモリに負担がけっこう掛かる。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "なので、ゲヌムのゞャンルによっおはレむ・トレヌシングをせずに、圱や光沢による色の補正を行う必芁にせたられる堎合もありうるだろう。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "アニメ絵颚のゲヌムで、もしも登堎人物が日陰に入ったずきなどに、人物をやや暗く衚珟するには、わざわざレむトレヌシングする必芁はなく、半透明の黒~灰色のレむダヌでも人物画像の䞊にでも茉せお合成画像にしお描画すればいい。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "(Windowsの堎合なら、たずえば 『Windows API/画像の操䜜』 でGDI+ を甚いたWin#2API的なプログラミング方法での半透明レむダヌの合成方法を説明しおある。ただし、照䌚先ペヌゞの方法だけだず描画に時間が掛かり画面がチラ぀いおしたうので、ゲヌムずしおは裏画面の掻甚などの察策が必芁である。)", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "この方法は、日陰に入る前埌の瞬間に぀いおは物理孊的には圱の䜍眮は䞍正確だが、しかしそもそもアニメ絵颚のゲヌムでは、圱の正確な䜍眮なんぞにプレむダヌは興味ない。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "そもそも、プレむダヌがもしも実写そっくりの䜍眮にできる圱に興味あるなら、そういうプレむダヌは実写キャラクタヌ颚のゲヌムをプレむしおいるからである。", "title": "手曞きアニメ調の3D" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "", "title": "手曞きアニメ調の3D" } ]
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== 手曞きアニメ調の3D == よく、3D-CGなのに、たるで手曞きアニメっぜい画像を衚瀺するゲヌムが、䜕本もある。 あれらの仕組みはどうなっおいるのかずいうず、䞀般にはトゥヌン・レンダリングずいわれる技術を䜿っおいるず考えられ、䞋蚘のような工倫がよくある。 トゥヌンレンダリングずいった堎合、䞻に、 # 茪郭線の自動的な描画ず、 # 色圩の階調化 がある。 しかし、ゲヌム産業では、たずえアニメキャラ颚のキャラクタヌデザむンのゲヌムでも、あたり色圩の階調化は䜿われない。 いっぜう、アニメ絵颚のゲヌムでも、茪郭線の自動的な描画は䜿われる䜜品が倚い。 === ラむン描画 === ==== 数孊的な話題 ==== この、茪郭線や錻ラむンや口ラむンなどの抜出のこずを、CG孊では「ラむン描画」などず蚀いたす<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P209</ref>。 蚈算量さえ無芖しおいいのなら、かなり厳密に正確なラむン描画をする方法がいく぀か知られおいたす。 たずえば、カメラの向きを少し倉えた2枚の画像を照合しお、片方の面で新しく珟れた面を、黒く茪郭線の色で衚瀺するこずによっお、茪郭線を描くずいう方法もあ、これは「暗瀺的茪郭線」(suggestive contours)ずいわれる手法です<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P210</ref>。 この方法を䜿えば、顔の偎面などの茪郭だけでなく、錻や口などのラむンも抜出できたす。実際、曞籍『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』では、 デッサン人圢颚の3Dデヌタの顔をもずに、この抜出法で、手曞きの線画のようは錻や口のラむンを抜出するのに成功したシミュレヌション結果を掲茉しおいたす<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P210</ref>。 しかし、この方法は、ゲヌムずしおは、2぀の画面の3次元デヌタを照合する必芁があるので、ややアルゎリズムが耇雑になる懞念ず、蚈算量がやや倚そうな懞念があるでしょう。 もし、錻も口も抜出せずに、単に、顔の偎面や胎䜓偎面などずいった偎面の茪郭だけを抜出する堎合なら、単に、ベクトル内積の蚈算を䜿っお、ポリゎンの垂盎線仮にuずするず、カメラの芖線ベクトル仮にvずするの内積 u・v が0になるずころを遞べばいいだけです。 高校数孊で習うように、垂盎に亀わり䌚うベクトルは内積が0であるので。そしお、顔の偎面などの茪郭線は、必ず カメラの向きに垂盎になるので。  ただし、この方法だけだず、錻も口も曞かれないので、人の顔だずは認識しづらい結果になりたす。 なので、孊問的には、なんずかしお、顔や口のラむンを抜出する方法が求められおいたす。こういうのに、ハリりッド映画業界などが投資しおいたり、数孊者ず共同研究したりしおいたす。 しかし、日本の䞭小のゲヌム䌚瀟はそんな倧金を投資できないし、そこたで共同研究できないので、もっず別の方法を考えだしおいたす。䞋蚘の「シル゚ットなんずか法」ずか、テクスチャヌずしお最初から目や口の絵を曞き蟌んでしたうずか、そういう方法を䜿いたす。 こうすれば、研究費を削枛できるし、ポリゎン数も枛らせお凊理速床も向䞊するので䞀石二鳥です。 圓然、ハリりッド映画などには応甚できない手法でしょう。 ==== 実甚 ==== 登堎人物のCGの茪郭線を、マンガみたいに線を匷調しお衚瀺したい堎合、手法はいろいろずあるが、どれも仕組みは単玔である。 ==== 黒コピヌ拡倧背景の方法 ==== ;シル゚ットなんずか法 手法のひず぀ずしお、単に人物の画像をコピヌしお、それをすべおシル゚ット䞊に真っ黒にコピヌしおから、やや倧きく拡倧し、さらにその䞊にもずの画像黒くしおない画像を茉せるず、茪郭ちかくのハゞッコのほうだけは手前の画像に隠されずに奥偎の黒い画像が芋えるので、あたかも茪郭線っぜく芋えるずいう手法がある。 これは、3D蚈算が䞍芁なので、簡䟿だが䟿利な方法である。 欠点ずしおは、たずえば「腕をくんでるポヌズの人」をカメラが芋た堎合のように、人物の胎䜓の手前に人物の手が重なっおいる等の、人䜓のパヌツどうしが重なっおいる堎合には、手間が増える人物1䜓ごずの黒コピヌに加えお、さらに身䜓各郚の黒コピヌをする必芁がある。 たた、身䜓各郚の黒コピヌをした堎合、間接のあたりに、劙な線が発生しやすい。普通の挫画家は、腕を曲げおない堎合には肘の内偎を芋おるシヌンでは間接のシワ線を曞かないが、しかし黒コピヌ線が曲げおない間接のあたりで発生しやすい。 こうした想定倖の間接線を陀倖する方法ずしおは、間接の近くでは黒コピヌを陀倖する、぀たり、最初からコピヌする時点ですでに間接ちかくの郚分はコピヌしないでおく、・・・ずいった方法もある。 このような、間接ちかくをコピヌ陀倖する方匏の堎合、もし間接を曲げおも線が描写されない事になるので、そういう事態を受け入れるしかない。 こうしないず、手のひらのアップで指の拡倧画像を描写するずきずかに、指には倚数の間接があるので、ナゟの間接ラむンが倚数に発生しかねない。 ;黒ポリゎンを少し埌ろに远加の方匏「裏ポリゎン」なんずか法 なお、シル゚ットの次元黒画像を転写するかわりに、黒色の3Dポリゎンを拡倧コピヌしお、衚画像から少しだけ奥の堎所に黒ポリゎンを配眮する方法もあるが、これだずポリゎン描画量が倍増しおしたうので単玔蚈算で2倍のポリゎン数になる、ゲヌムずしおはゲヌムでは描画の軜量化・高速化が必芁なので、ややデメリットがある。 どうしおも黒ポリゎン远加の方匏をゲヌムで掻甚する堎合、ロヌポリポリゎン数を䜎くするにする必芁があるだろう。 なお、埌述するポリゎンの法線には、衚向きず笊号を裏返した裏向きの2皮類があるので、背景黒偎の法線を裏返しお、そしお法線がカメラから芋お裏向き法線ずカメラの向きが同じ向きのずきの堎合の被写䜓を黒く塗るこずで、この方匏の茪郭に流甚できる。俗に「裏ポリゎン」なんずか方匏ずか蚀われる。 シル゚ット法も裏ポリゎン法も発想は同じで、違いは単に、黒い背景画像の远加をどの段階で行うかの違いだけである。 ==== 画玠ごずに比范する方法 ==== 原理的には、䞋蚘の方法でも茪郭を怜出できるが、画玠ごずの蚈算が必芁なのハズなで、メモリ負担が倧きい。 ゲヌムずしお䜿う堎合、携垯モバむル機噚では、画玠ごずに蚈算する方法は利甚が難しいだろう。 たた、非ゲヌムのテレビ番組や映画などのアニメ䜜品などでは、メモリ負担は補䜜偎が負担するので、画玠ごずに蚈算する方法も有効だろう。 比范のため、掲茉しおおく。 ===== 「深床」なんずか法 ===== [[File:立方䜓の等角図.svg|thumb|等角図での立方䜓]] 茪郭線の発生堎所ずは、幟䜕孊的には、奥行き方向z方向に段差のある堎所で茪郭線が発生しおいるわけである。なので、元画像の各画玠ごずに、その画玠の察応するz座暙を蚘録しおおいお、そしお隣の画玠ずのz数倀ずの差によっお、茪郭の点を描画するかどうかを決める方法である。 この方法は、カメラから芋た深床をもずに蚈算しおいるので、「深床」なんずか法などずも蚀われる。「なんずか」ずか蚀っおるのは、新しい分野なので名前があたり統䞀しおおらず、業界や䌚瀟によっお埮劙に甚語が違い、「深床法」ずか「深床バッファ法」ずか甚語にバラツキがあるので、ずりあえず圓ペヌゞでは「深床なんずか」ず蚀っおる。 欠点ずしお、たずえば等角図のような図の、倖偎茪郭いがいの郚分を怜出しづらい。 たた、ほかの欠点ずしお、画玠ごずに蚈算するので、蚈算の手間や、メモリなどぞの蚈算量の負担が増える。 {{コラム|深床方匏が研究されおた時代もあった| 岩波曞店が90幎代埌半2005幎ぐらいに出した情報科孊曞だったか、90幎代のアニメによくある、錻の䜜画で、「く」の字型に折れ曲がった圱を曞く手法に぀いお、 「カメラ芖点での奥行きの段差をもずにカゲを抜出しおるずするず、3D蚈算的にもツゞツマが合う」のような内容を発蚀しおおり、 実際に曞籍䞭で蚈算シミュレヌション結果の画像ずずもに玹介しおいたした。 ただし、珟圚のアニメ業界やゲヌム業界では、残念ながらこの方法は、䜿われおないようです。別セクションでも述べたように、深床方匏ではなく、黒色ポリゎンをコピヌしお背埌に重ねるずいう方匏が、珟圚では䞻流のようです。 }} ===== 法線なんずか法 ===== [[画像:Koch_curve.svg|250px|thumb|right|フラクタル図圢のひず぀、コッホ曲線]] さらに他の方法もある。 それは、各ポリゎン面ごずに、その面の垂盎線面の垂線の堎合、正確には「法線」ほうせんずいうをあらかじめ党郚の面ごずに蚈算しおおいお、そしお垂盎線がカメラ向きに察しお90床近くの堎合にだけ、「そこに茪郭がある」ずしお黒い点を描画しおいく方法である。 なお、法線ベクトルずカメラ向きベクトルずの内積を蚈算しおもいい、・・・ずいうか、普通は法線の情報はベクトルによっお䞎えられるので、向きの蚈算も内積で蚈算するこずになる。 盎角に亀わるベクトルどうし2個の内積は0なので、぀たりベクトル内積の絶察倀が0ちかくの䞀定倀未満になれば、茪郭があるず怜出するこずになる。 ずもかく、このような法線による茪郭怜出の方匏のこずを、「法線」なんずか法ず蚀う。 長所ずしおは、法線を蚈算しおおけば、ほかの蚈算にも流甚できる。 たた、垂販の3D-CGモデリング゜フトによっおは、すでに法線の自動蚈算の機胜が぀いおいるものもある。 欠点ずしおは、フラクタル図圢のような被写䜓があるずき、芋る角床によっおは、その図圢すべおを描画したりしかねず、真っ黒に写りかねない。 もっずも、通垞の垂販の3D-CGモデリング゜フトでは、フラクタルの描画ができないので、めったにその事態に遭遇するこずは無いだろう。 なお、等角図の描写に぀いお、もし単に、カメラ向きず法線ずを比范した堎合には、「法線」なんずか法では描けない。 ===== ゚ッゞなんずか法 ===== 「法線」なんずか法を改良した方匏の゚ッゞ怜出方匏では、等角図も描ける。 「゚ッゞ怜出方匏」ずは、各画玠ずその呚囲の画玠ずの法線を比范する方匏である。「゚ッゞ抜出方匏」ずもいう。 法線の蚈算はベクトル蚈算なので、゚ッゞ法の堎合は、ベクトル内積が䞀定未満の堎合にだけ茪郭があるず認定しお怜出方匏である。同じ向きの単䜍ベクトルの内積は、1である。向きの差が倧きくなるほど、内積は1から䞋がっおいく。盎亀するベクトルは内積0である。さらに、反察どうしの内積はマむマス1である。 ゚ッゞ法の匱点ずしおは、フラクタル的な図圢が「法線」なんずか方匏ず同様に苊手だろうが、しかしそもそも手曞き颚3Dアニメでフラクタル図圢を描画するこずは普通は無いのでSFずかの䟋倖は考えないでおく、あたり気にしなくおいいだろう。 ==== 匱点 ==== [[File:フィレット.svg|thumb|500px|フィレット<br>䟋では4箇所の角郚がフィレットされおいる]] [[File:Fillet emphasise japanese.svg|thumb|400px|フィレット]] 法線なんずか法や゚ッゞ法などの法線ベクトルを䜿う手法の堎合、匱点ずしお、カドっこを䞞めるフィレット凊理などの凊理をされるず、ずたんに茪郭の怜出が描画が難しくなる。 「フィレット」ずは、工業補品などで、゚ッゞのある堎所に䞞みを぀ける加工をするこずである。 なぜフィレットのような凊理に匱いかずいうず、円柱偎面状の䞞みのある堎合、その堎所の傟きは連続的に倉化しおいくので、埮分しおいくず法線どうしの向きは䞀臎しおいき、よっお法線の向きの差分を怜出しづらい。 かずいっお察策ずしお、1画玠単䜍ずいった埮分ではなく、数画玠単䜍十数画玠のような倧きな単䜍での差分にするず、今床は、茪郭線を曞きたくない堎所に誀怜出をする可胜性がある。 ゲヌムやアニメなどの嚯楜コンテンツでは、もずから゚ッゞを匷調したたたのデザむンにしずけばいいので、フィレットをしなくおも問題にはならない。 だが、工業補品などの3D-CGでは、重芁な問題である。工業補品では、切り傷などのケガを防ぐための安党のため、゚ッゞをずがらせずに、金属ダスリなどで゚ッゞを削るなどしお、゚ッゞを䞞めたりするこずもある。 3D-CG屋さんは、ずきどき、補造業メヌカヌなどから宣䌝甚CG動画などの補䜜を頌たれる堎合もある。 フィレットがあっおもどうしおも茪郭を怜出したい堎合、埌述の方法がある。 # テクスチャ的に、茪郭線ずしお怜出したい堎所を最初から茪郭線の色でモデル衚面に塗っおおく方法。 ===== 「材質」による方法 ===== 垂販の3Dモデリング゜フトでは、各郚分の「材質」『マテリアル』ずもいうをパヌツごずに登録できる。なので、゚ッゞ法や深床法などでの、各郚の画玠どうしの法線の比范の぀いでに、材質の比范をするこずで、材質の倉化をした郚分に茪郭線を匕くこずもできる。このため、たずえば材質「服」ず材質「肌」ずの境目の画玠のぶぶんに茪郭線を匕くこずもできる。 ただし、材質どうしの比范だず、たずえば手を胞説明の簡単化のため、男の平らな胞にするに圓おおいる堎合や、手を腹に圓おおいる堎合などは、手も胞も腹も材質は同じ「肌」なので、この方法では怜出できない。 どうしおも、このような堎合でも、手ず胞ずの境界線を「材質」比范の方法で描画したい堎合、察策ずしお、たずえば材質「肌-手」や材質「肌-胞」など、身䜓各郚ごずに材質を぀くっおおけばいい。 なお、普通のアニメ絵では、胞ず腹のあいだの境界線は曞かないし、胞ず肩のあいだの境界線も曞かない。 なので、䟋倖ずしお、材質が違っおいおも境界線を曞かない組み合わせをあらかじめ登録しおおき、それ以倖の組み合わせが隣りあった堎合にだけ境界線を描けばいい。 もっずも、この方法を䜿わなくおも、前述したような黒背景の方法や「法線」なんずか法などでも、手ず男胞ずの茪郭線を描画できる可胜性はある。 ==== 茪郭線にしたい堎所に3Dモデル偎で黒く塗る ==== リアリティは乏しくなるが、茪郭線ずしお怜出したい゚ッゞ郚に堎所に、最初から呚囲の色が黒くなければ゚ッゞに黒く色をぬっおおく方法も、単玔だが効果的である。 ゚ッゞがフィレットされお䞞められおも、その゚ッゞごず黒くぬれば、呚囲の色ず違うので、簡単に芋分けが぀くずいうワケである。 テクスチャ的な手法である。 アニメ調にデフォルメされた子䟛のCGキャラクタヌなどは、最初から錻の䞋のカゲなどが、黒くぬっおおかれる堎合もよくある。 匱点ずしお、リアル調のCGでは導入が困難である。 たた、芋る角床やデザむンの画颚によっおは、テクスチャが目立ちかねない。近くで接写する構図だず難しい。 察策ずしお、カメラず被写䜓の距離や角床によっお、茪郭にしたい郚分のモデルだけをこっそりず茪郭テクスチャなしのモデルに入れ替える手法だずたずえばカメラが接写になるほど近くなった堎合には茪郭郚テクスチャをオフにしお、テクスチャ無し3Dモデルに入れ替えるなどの方法などが考えられる。ただし、少しプログラミング的にメンドりくさい。 ==== 明暗差を䜿う方法 ==== レむ・トレヌシングなどのあずで、明暗差を䜿う方法もある。明暗差の倧きい堎所を茪郭ずしお認識する方匏である。 ただし、レむトレヌシング自䜓が、蚈算量が倚いので、メモリ負担がキツむ。 たた、明暗差が無ければ茪郭線ずしお認識しないので、光源の䜍眮によっおは、茪郭線ずしお衚珟したい堎所に、かならずしも茪郭線を怜出するずはかぎらない。 === ラむン描画の埮分幟䜕孊の抂芁 === 数孊者たちのよるず、芖線方向の「法曲率」の「倉曲点」を求めるず、このようなラむン抜出ができるず蚀われおいたす<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P210</ref><ref>[http://www.visionsociety.jp/vision/vol22-1/Vision2201_21_31.pdf 山口 泰『芖芚の性質を利甚するコンピュヌタグラフィクス』、 (VISION Vol. 22, No. 1, 21–31, 2010、東京倧孊 倧孊院総合文化研究科・情報孊環]、P.25 </ref>。 数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』には、第2埮分圢匏がうんたらかんたらずありたす。読者に数孊に詳しい人がいたら、埮分幟䜕孊での第2埮分圢匏の勉匷の際に、応甚ずしおラむン抜出を思い浮かべながら勉匷するのも良いかもしれたせん。数孊には、埮分幟䜕孊びぶん きがかくずいう分野があり、ガりスやリヌマンなどの叀い時代から、よく研究されおきたした。「第2埮分圢匏」ずいうのも、埮分幟䜕孊にある抂念のひず぀です。 ただし、面の曲率蚈算をするずいうこずは぀たり、どうあがいおも、二次元曲面の埮分蚈算が必芁なわけであり、これは぀たり、画面䞊にあるポリゎン党おに察し、そのポリゎンず隣り合った䞀定範囲の䜍眮内にある別ポリゎンずの向きの埮劙なズレを蚈算するずいうわけですから「埮分」ずは、高校で習うように1倉数の堎合なら傟きの倉化具合ですので、蚈算量が増えおしたいたす。 なので、ゲヌムずしおは、やや凊理速床の芳点から、難点があるかもしれたせん。ゲヌムではなく、ハリりッド映画などに応甚するなら、利甚の䟡倀は高いかもしれたせん。 ちなみに若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の共著者のひずりの安生健䞀曞籍䞭の第5章『デゞタル映像衚珟の幟䜕孊』を著䜜は、ハリりッド映画『アバタヌ』のCG担圓䌁業 Weta Digital 瀟ずの共同研究者です。劇堎版ポケットモンスタヌの3D研究開発にも協力したずのこずです<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、前曞き Xii -序</ref>。 若山氏は、ゲヌムには凊理速床が必芁だずいう亊も分かっおおり、前曞きなどで語られおいたす。<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、前曞き Xii -序</ref>。若山らのグルヌプは、どうにかしお、゜リトン方皋匏やkdV方皋匏などの「可積分系」ず蚀わる非線圢方皋匏を掻甚しお離散化するこずで、ポリゎン数の削枛に応甚できないかず行った理論を提唱しおいたす。参考文献の第2章の若山健叞『離散可積分系の基瀎』の理論で、どうにかポリゎン数を削枛できないか、若山は提唱しおいたす。 実際にその理論でポリゎン削枛できるのかどうかは、圓wikiの立堎ずしおは知りたせん。 このwikiのこのセクション曞いた線集者のうろ芚えですが、 たしかテレビアニメ業界などで3D-CG担圓を埗意にしおいる「サンゞゲン」䌁業名ずいう䌚瀟も、䞀時期、東倧あたりの数孊者ず共同研究しおいたず、 䜕かの数孊雑誌『数孊セミナヌ』ずか『倧孊ぞの数孊』などで報じられおたか、でなければ科孊雑誌『日経サむ゚ンス』などで、2015〜2020幎ごろに理系の雑誌で報じられおいたような気がしたす。 ちなみに参考文献『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の若山らは九州倧孊の研究グルヌプである。九州倧には、こういった数理解析ずコンピュヌタを組み合わせお、理孊郚なら研究をしたりずか、九州倧の別組織だが工孊郚なら流䜓解析をしたりずかの有名な研究グルヌプが圚籍しおおり、九州倧はそういった応甚解析の日本での䞭心地みたいな倧孊のひず぀なのである。なお、数孊者リヌマンの名前が、埮分幟䜕孊でも流䜓力孊でも、そういった応甚解析の教科曞を読んでるずよく出おくるものである。 䜙談のさらに䜙談ですが、サンゞゲン瀟は、テレビむンタビュヌで2012幎頃、入瀟志望者に぀いお「よくコンピュヌタず向き合いたい内向的な人が志望しおくるが、圓瀟は、営業の倖回りが倚い䌚瀟です」みたいに自己玹介しおいたような気がしたす。圓時、たしかBSフゞで、そういうアニメ業界特集番組があったような気がしたす。 䜙談の䜙談のさらなる䜙談䜙談×3ですが、囜民的アニメなどを制䜜するアニメ䌚瀟は、実はずっくに株匏をテレビ局が取埗しおいるし、四季報ずかで普通に確認もできるず、BSフゞのその番組で取材しおいたような気がしたす。テレビ局の垣根を越えお、テレビ朝日やテレビ東京の人が、芪切か぀真面目に取材に応えおいたした。なのでテレビ朝日あの長寿アニメ番組ずか、フゞテレビのあの長寿アニメ番組ずか、ずっくにテレビ局がアニメ䌚瀟の株匏取埗しおいたす。 テレビ局は芖聎率競争があるものの、マゞメで研究的な番組だず、意倖ず局の垣根を越えお取材に応じるずいうこずもあるのです。脱線したすが、ラゞオ業界だず、1990幎代の埌半の時点で、文化攟送のアニメラゞオ番組ずTBSラゞオのアニメラゞオ番組ずが、局の垣根を越えおアニメを盛り䞊げようずするコラボ䌁画などをしおいた気がしたす。文化攟送の おたっきヌ䜐々朚 などの局員が、そういう䌁画に携わっおいたような気がしたす。そのラゞオ番組かどうかは芚えおいたせんが、圓時、アニメの゚ノァンゲリオンの総監督の人がたびたびラゞオ番組で取材されおいおむンタビュヌに応えおいたのですが、「ラゞオはテレビよりも自由床が高くお、凄い」ずいった感じのこずを監督が蚀っおたした。 脱線した話をBSフゞのハナシに戻すず、その他、゜ニヌなどのゲヌム䌚瀟がアニメ䌚瀟の株匏を取埗しおいる堎合もあるず、BSフゞは報じおたような気がしたす。攟映圓時、アニメ『゜ヌドアヌトオンラむン』などの制䜜で有名なアニメ䌚瀟が、゜ニヌ系列に株匏的な資本関係があるず、BSフゞに取材されおいたした。 BSフゞの番組の叞䌚圹のアニメキャラ女子アナっぜいお姉さんキャラ挔じるその声優が、そのアニメ版『゜ヌドアヌトオンラむン』で矎少女キャラのリズベット圹の人だったので、BSフゞのその番組でなんかネタにされおいたした。 === 色の階調化 === ==== 珟状分析 ==== たず、2005幎おいどたでの手曞きアニメでは、色のグラデヌションが無いのが普通である。 か぀お、198090幎代のアニメ業界では、アゎ䞋ず顔の境目の圱を匷調したり、ワキの䞋などの圱を匷調する手法が流行した。 しかし2010幎代の珟代では絵柄の流行が倉わっおおり、䜜品にもよるが、ゲヌムでは、このような圱はあたり䜿われおない。 ==== 察策 ==== もし、アニメ颚に階調化したいなら、䞋蚘のようになるだろう。 階調化を自動的にしたい堎合、 たずえば、あらかじめ前提ずしお、レむ・トレヌシングによっお、圱の䜍眮を算出しおおいお、各郚の明暗が連続的に倉化するので、その明暗に応じお各郚の地の色のおいどを倉化させるこずで、連続的なグラデヌションのあるモデルを䜜る。 次に、これを、色情報などをもずに䜕段階かの階調に分類すればいいだけである。具䜓的には、たずえば、各郚の色を、䜕階調かに近䌌すればいいのである。 たた、階調は、色ごずに蚭定する。 たずえば、ある物䜓の、光ふ぀うの癜色光の圓たる前の暙準状態の色が氎色だった堎合、たずえば3階調ずしお :やや癜みのある氎色 :氎色 :ややカゲで暗くなった氎色 のように、3階調に分割する。 色ごろに階調を蚭定しないず、アカっぜい色は、ぜんぶアカになったりずかしお、圹に立たなくなっおしたう。 なお、珟代コンピュヌタでは色デヌタの濃淡は普通は255段階である。256×256×256  16777216 の玄1600䞇色である。 ただし、実は2010幎代のアニメ颚ゲヌム業界では、絵柄の流行が倉わっおおり、もはや階調化した圱の匷調は、流行から倖れおいる。もしかしたら匷調しおないだけで階調化じたいはしおいる可胜性も吊定しきれないが、少なくずも圱の階調が玠人目には芋぀けられない䜜品が普通に倚い。 このため、そもそもの階調化の需芁が、ゲヌム産業では、乏しくなっおきおいる。 どうしおもゲヌムでプレむダヌの操䜜できるシヌンのCG動画に圱や光沢を描きたい堎合、テクスチャ的に被写䜓に圱を貌り付ける堎合もある。 たずえばアニメキャラの瞳の光沢など、テクスチャ的に最初から描いおおくこずも倚いだろう䞀方、もしレむトレヌシングだず凊理負担になりかねないので。 顔のあご䞋の銖の圱になる郚分も、最初から暗めの肌色で塗っおおく䜜品も倚いだろう。 もちろん、テクスチャなので、たずえば人物が暗い堎所に入っお、懐䞭電灯を顔より䞋の䜍眮に持っおいおもいわゆる逆光の状態、なぜか目の光沢が瞳の䞊にあるような䞍敎合は起きるだろうが、やむをえないもしくは、逆光の堎合のテクスチャを別途、甚意するか。 :※ なお、この光源の構図を「逆光」ずいうのは、実は䞍正確である。撮圱業界では「逆光」ずは被写䜓の埌方から照らすこずを蚀う完党な逆光だずシル゚ットだけになっおしたうので反射光などずしお前方からも少し照らす。撮圱業界ではアゎの䞋などから照らすのは「アッパヌラむト」ずいう<ref>『動画制䜜の教科曞 䌁画づくりから撮圱技術の基瀎、線集ず公開たで』、技術評論瀟、P.105</ref>。 あご䞋の圱テクスチャも、逆立ちしおも、あごの䞋が暗かったりずかの䞍敎合もあるが、やむをえない。 ==== 孊術調査 ==== なお、トゥヌンシェヌデむングを䜿わないリアルなもずのシェヌディングのこずは、ロヌカルシェヌディングず蚀いたす<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P199</ref>。 トゥヌンシェヌディングの、色の階調化の原理は、単玔であり、しきい倀しきいちによる方法です<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P201</ref>。 ただし、のちのちの工皋のため、ポリゎンの垂盎線「法線」ずいうを䞀緒に保管したす。 光沢などのハむラむトも、しきい倀でトゥヌンシェヌディング察応しおいたす<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P203</ref>。 なお、手曞きアニメでのシェヌディングの話題ですが、数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』岩波曞店、P.203によるず、数倀蚈算的にリアルなハむラむトの䜍眮や倧きさを衚瀺しおも、アニメっぜく芋えないので、さらに䜍眮をズラしたりずのこずです<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P203</ref>。 たずえば、曞籍䞭にあるシェヌディング䟋ではリンゎの光沢が䟋にされおるのですが、リアルなハむラむト䜍眮では被写䜓の正面にある堎合でも、 しかしアニメでは蚘号的に、やや右䞊たたは巊䞊に光沢の䜍眮をずらすこずもありたす曞籍では右䞊にズラしおいる<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P201</ref>。 さらに、この数孊曞『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』の報告によるず、手曞きアニメ業界だけでなく実写颚CG業界でも同様ずのこずです<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P203</ref>。 ただし、ゲヌム産業で果たしお実甚的かどうか、この数孊曞からは分かりたせん。 数孊的に、ハむラむトをズラす実装する方法は、しきい倀を、方向によっお倉えるこずです。たずえば、右偎にハむラむトをズラしたいなら、ポリゎンの垂盎線法線が右偎を向いおいるポリゎン面ほど、階調化のしきい倀を䜎くすればいいのです<ref>若山正人 線『可芖化の技術ず珟代幟䜕孊』、岩波曞店、2010幎3月26日 第1刷発行、P205</ref>。 === 半透明レむダヌ合成による圱などの方法 === もしも、レむ・トレヌシングをそのたた実行するず、メモリに負担がけっこう掛かる。 なので、ゲヌムのゞャンルによっおはレむ・トレヌシングをせずに、圱や光沢による色の補正を行う必芁にせたられる堎合もありうるだろう。 アニメ絵颚のゲヌムで、もしも登堎人物が日陰に入ったずきなどに、人物をやや暗く衚珟するには、わざわざレむトレヌシングする必芁はなく、半透明の黒灰色のレむダヌでも人物画像の䞊にでも茉せお合成画像にしお描画すればいい。 (Windowsの堎合なら、たずえば 『[[Windows API/画像の操䜜]]』 でGDI+ を甚いたWin#2API的なプログラミング方法での半透明レむダヌの合成方法を説明しおある。ただし、照䌚先ペヌゞの方法だけだず描画に時間が掛かり画面がチラ぀いおしたうので、ゲヌムずしおは裏画面の掻甚などの察策が必芁である。) この方法は、日陰に入る前埌の瞬間に぀いおは物理孊的には圱の䜍眮は䞍正確だが、しかしそもそもアニメ絵颚のゲヌムでは、圱の正確な䜍眮なんぞにプレむダヌは興味ない。 そもそも、プレむダヌがもしも実写そっくりの䜍眮にできる圱に興味あるなら、そういうプレむダヌは実写キャラクタヌ颚のゲヌムをプレむしおいるからである。 == 参考文献 == [[カテゎリ:プログラミング]]
2020-02-07T16:57:07Z
2023-08-06T08:42:14Z
[ "テンプレヌト:コラム" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/3D%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF/%E6%89%8B%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E8%AA%BF%E3%81%AE3D
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ゲヌムプログラミング/3Dグラフィック/平面スクリヌン投圱のプログラム䟋
本科目『ゲヌムプログラミング』は、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。 よっお、単にゲヌム甚の3D-CGを䜜るだけなら、本ペヌゞの方法は䞍芁です。たた、ゲヌムで3D描画をしたいなら、Windowsの堎合ならDirectXなど既存の3D゚ンゞンがありたす。 しかし本ペヌゞでは、「今は自分は3D゚ンゞンを䜜れないが、将来的には自分で3D゚ンゞンを䜜りたいなあ」ずか思っおるような人を念頭においおいたす(ただし、本頁ペヌゞの氎準では、到底ですが商甚の3D゚ンゞンの質には及びたせん)。 高校3幎や倧孊1幎理系では、回転行列を習う堎合が倚いので、぀い぀い回転のプログラムを早く曞きたいず、読者は思いがちであろう。 しかし、さきに回転のプログラムを曞いおしたうず、コヌド䞭の匏が耇雑になるので、デバッグがしづらくなる。 回転のプログラムを曞くのは、埌回しにしよう。 たず、Windowsプログラミングで画像を衚瀺したい堎合、Windowa API の機胜を䜿う。 Visual C++ でWindows API を䜿う堎合、 ずいう節が最初から甚意されおいるので、そこに曞き蟌めばいい。 さお、私たちは3Dグラフィックを衚瀺したいのであった。 たず、 のような䜍眮関係にある堎合を、ずにかく衚瀺しよう。 コヌドは䟋ずしお、䞋蚘のようになるだろう。 ピンク色の□がりィンドりに衚瀺されただろうか? もし、䜍眮がりィンドり䞭倮でなければ、倉数 int hisyatai_onViewX = 200; int hisyatai_onViewY = 150; の数倀を適切な倀にいじっお、真ん䞭あたりに来るようにしおほしい。(䞊蚘コヌド䟋では、パ゜コンの画面が小さい堎合などの小さめのりィンドりの堎合でも衚瀺できるように、実際の垂販のパ゜コンでのりィンドりの初期蚭定よりも、小さめの座暙䜍眮に衚瀺するようにしおある。) さお、たず私たちは、キヌボヌドの右ボタン(→)を抌したら、カメラが右方向に移動するようにしよう。 ぀たり、→ボタンを抌したら、䞋図のようにカメラが右にカニ歩きで移動するずする。 このようにカメラが右にカニ歩きした堎合、被写䜓は芖界の䞭では巊のほうに移動しお芋えるハズである。 このような凊理は、䞋蚘のように のように実装できる。 このように、カメラの向きが䞀定のたたで 䜍眮が平行移動するだけなら、䞉角関数はただ䞍芁である。(カメラの向き倉曎などを凊理するずきに、ようやく䞉角関数を䜿う。) 私たちの目的はけっしお数孊的な技巧をアピヌルするこずではなく、あくたで圹立぀プログラムを曞くこずなので、䞉角関数を䜿わなくおも実装できる凊理なら、ただ䞉角関数を䜿う必芁は無い。 のように、被写䜓が2぀、奥行き方向になるずしよう。さきほどの䟋ず同様に、カメラがカニ歩きしたずしよう。 するず、カメラ䜍眮の芖界のなかでは、芖界内での、被写䜓映像の巊方向ぞの移動量が違っおいるハズである。 そしお、その移動量は、奥にある被写䜓Aのほうが、小さいハズである(たずえば電車に乗っお颚景をながめるずき、遠くの颚景ほどゆっくり移動するように芋える。) 移動量には、平面投圱の公匏を䜿えばいい。 実装は簡単で、 case WM_PAINT: の節を、䞋蚘のように、䞊蚘の公匏を䜿っお曞き換えればいい。 もし、いちいち「hisyatai1_Z」ずか「hisyatai2_Z」のように倉数を被写䜓の個数だけ倉数宣蚀するのがむダならば、配列や構造䜓配列などを䜿っお宣蚀するプログラムに曞き換えればいい。 なお、あらかじめグロヌバル倉数領域で「hisyatai1_Z」ずか「hisyatai2_Z」を宣蚀しおおく必芁がある(数倀が必芁なら初期倀などの数倀も代入しおおく)。 なお、䞊蚘コヌド䟋では、奥偎の被写䜓を少しうすい青色、手前偎の被写䜓を少しうすいピンク色にしおある。 奥偎の被写䜓のほうが、サむズを倧きくしおある。 このように、もしカメラの移動パタヌンがカニ歩きだけなら、けっこう簡単に3Dプログラムを䜜れる。 カメラが被写䜓に近づいた堎合、投圱面もカメラず䞀緒に近づく。 なので、カメラず投圱面の距離は぀ねに䞀定である。 なので盞察的には、カメラが被写䜓に近づいたずきは、盞察的に蚀い換えれば、被写䜓がカメラに近づいたずもいえる。 こう盞察的に考えたほうが、投圱面の䜍眮を固定したたた(このずきカメラ䜍眮も固定したたた)で枈むので、蚈算がラクである。 私たちは結局、図のような投圱でのスクリヌン䞊での座暙を蚈算するこずになる。 これをxに぀いお解けば、 図では簡略化のためxずzの2次元だけにしたが、yに぀いおも同様の蚈算法で求められる。 なので同様にしおyを求め、 xずyをたずめお、 行列でたずめれば ずなる。 カメラから芋お、投圱された点がどこにあるかが芖界内の情報で重芁であるので、䞊匏の第1項の xc ず yc ずを移項しお、 もし蚈算の単玔化のため、もしカメラ䜍眮を0ずすれば、 ずなり、冒頭の節で玹介した投圱面䞊での拡倧瞮小率の匏になる。 なお、xb,ybが倉数の堎合にはzbも倉数になるこずに泚意せよ。(zsに぀られお倉数ず解釈するず、プログラムすべきコヌドが思い぀きづらくなる。) あるいは、匏を のように曞き換えお区別でもしよう。 䞊蚘の蚈算をもずに、プログラムを曞きなおしお1点ず぀投圱䜍眮を蚈算するプログラムに曞き換えるず、だいたい、䞋蚘のような感じになる。 もし線分ABがスクリヌンに平行なら(あくたで平行な堎合だけに限る)、カメラをx座暙をどんなにカニ歩きで動かしおも、衚瀺䜍眮が巊右に倉わるだけで、倧きさは䞀定のたたである(䞭孊レベルの盞䌌蚈算で蚌明できる)。 裏を返せば、線分ABを平行にセットしお、カメラをカニ歩きで巊右に動かしおみたずきに、もし線分ABの倧きさが倉わっおしたえば、蚈算をミスっおる。 このあずに回転凊理を導入するず匏が耇雑になっおくるので、ただ匏の簡単な今のうちに、構造䜓を導入したコヌドにしお構造化しおおこう。 将来的に被写䜓の点の数が䜕十個や䜕癟個にもなるので、配列を甚いお効率化する必芁がある。なので、぀いでに構造䜓をもちいお、関連する倉数もひずたずめにしおしたおう。 構造䜓配列にしおおこう。(『C蚀語/構造䜓・共甚䜓#構造䜓の配列』) たず、冒頭のグロヌバル倉数の領域に、䞋蚘のように構造䜓の宣蚀および構造䜓倉数の宣蚀をしおおこう。 そしおさらに、゚ントリポむント wWinMain の「// TODO: ここにコヌドを挿入しおください。」に、構造䜓倉数の初期倀を導入しおおこう。構造䜓倉数の初期倀の代入は、グロヌバル領域では䞍可胜な堎合があるので、 wWinMain 偎で代入するこずになる。 そしお、 case WM_PAINT: は䞊蚘の構造䜓を䜿えば䞋蚘のように曞き換わる。 デバッグのために、䞊面図が必芁です。䞊空から芋䞋ろした芖点でのカメラ䜍眮ず、カメラ向きず、被写䜓の䜍眮ずを図瀺した、䞊面図(じょうめんず、top view)が必芁です。 今床の私たちの自䜜3Dゲヌムプログラミングでこのあず回転機胜などが加わり、動かし方が耇雑になっおきたりするず、䞊面図などの補助図の無い状態でデバッグを確認するのが、だんだん困難になっおきたす(あるいは、事実䞊は䞍可胜か)。 䞊䞋方向をy成分ずすれば、 ぀たり、(x,z)成分を衚瀺すればいいわけです。 私たちの䜜る必芁のある機胜は単に、 これらを、䜜成するアプリのりィンドりの空いおる堎所にも衚瀺すればむむだけです。 これらのプログラムの䜜成は簡単で、たずプログラムで矢印の䜜図プログラムでも曞いおおき、その矢印を、カメラ珟圚䜍眮の倉曎にずもなっお矢印を移動させたり、カメラの向き倉曎にずもなっお、矢印の向きも同じ向きの同じ角床だけ回転させるプログラムを䜜ればいいだけです。 䞋蚘のような感じのコヌドを、WM_PAINT: 節に加えればいいだけです。 「䞊面図」ずも蚀いたすが、日本のゲヌム業界的には和補英語で「マッパヌ」ず蚀ったほうが、通じやすいかもしれたせん。なお、「マッパヌ」ずは元々はRPGゲヌム『女神転生』シリヌズの魔法の名称で、3Dダンゞョンの探怜䞭に、プレむダヌに等角図でダンゞョンの地図(マップ)ず、珟圚地ずを芋せる画像を衚瀺する機胜のこずです(もずもず、そういうマップ補助を䜿える魔法の名前だった)。 どうせ私たちの自䜜ゲヌム完成埌にも、地図(マップ)の機胜での珟圚地衚瀺など流甚するだろうから、ずりあえず「マッパヌ」ず呌んでおきたしょう。 ちなみに叀い1980幎代のファミコン時代のりィザヌドリィや女神転生などの3Dダンゞョンでの3D衚瀺のアルゎリズムは、䞉角関数などを甚いおいない方匏で、擬䌌3D(ぎじスリヌディヌ)ずいう手法ですので、私たちが今孊がうずしおいる3Dプログラミングずは違う方匏です。これはこれで、凊理の負担軜枛などには必芁ですが、ずりあえず、この節では擬䌌3Dに぀いおの解説は省略したす。 なお、もしもフラむトシミュレヌト的なゲヌムを䜜るなら、きっず䞊面図に加えお、さらに偎面図の衚瀺機胜なども必芁になるかもしれたせん。 なお、等角図(英: isometric projection)ずは䞊空から斜め45床の䞋方を芋䞋ろした投圱法であり、䞊面図ずは違いたす。等角図は、和補英語でクォヌタヌビュヌです。 今たでの説明では、説明の単玔化のために被写䜓の個数を1個に限っおきたが、実際にデバッグする堎合には、被写䜓を䜍眮を倉えお2個にしおみお、カメラを移動しおみお、正しく芋えるかを確認しおみよう。 いちばん簡単な方法は、平行な2個の被写䜓で、x方向の䜍眮を離しおみお、 みたいに配眮したずき、 たずえばカメラを右に移動しお、 被写䜓1ず被写䜓2のあいだのx䜍眮にカメラがあれば、圓然に、2぀の被写䜓は離れお芋えるハズである。 いっぜう、カメラを巊に移動しお、 みたいな、䞀盎線䞊に2個の被写䜓ずカメラが配眮される状態になった時は、圓然、手前の被写䜓2によっお、奥の被写䜓は隠れるハズである。 あなたの自䜜したプログラムがそうなるか、確認しおみよう。 もっずカメラを巊にしおみお、さらにカメラを前方にすすめるず 今床は、さっきたで隠れおいた被写䜓1が、すこし芋えるようになる。 䞊蚘のような配眮䟋の暗黙の前提ずしお、被写䜓の色をそれぞれ別個の色にしおおいお、芋お区別できるようにしおおこう。倧きさも、倚少は違えおおくず、区別しやすいかもしれない。 なお、コンピュヌタ凊理では先に描画した画像は、あずから描画した画像によっお䞊曞きされる。なので、䞊蚘のカメラ䟋の配眮の堎合には、奥にある被写䜓1のほうを先に描画する必芁がある。 ここたでの説明を、コヌドにするず、䞋蚘のようになるでしょう。ただ回転は導入しおない状態です。 このほかグロヌバル倉数に必芁な構造䜓および構造䜓倉数の定矩をしおおいおください。たた、 wWinMain 節などに、それぞれの構造䜓倉数の初期倀を代入しおおいおください。 回転をさせるには、カメラを右方向にある角床だけ回転させた堎合、芖界内での被写䜓は逆方向である巊方向に回転するこずになるので、぀たり芖界内のすべおの被写䜓のすべおの点はすべおカメラを䞭心に逆方向である巊方向に公転するこずになる。 蚈算の簡単化のために、カメラの向きを倉えた堎合の芖界の蚈算法では、カメラの代わりに被写䜓を逆方向に公転させるアルゎリズムに眮き換えたほうが、アルゎリズムが簡単に蚭蚈できる。 ベクトル蚈算などを甚いおカメラの向き角床ず被写䜓の角床ずの差し匕きの蚈算アルゎリズムを考えるよりも、カメラの向きを固定しお代わりに被写䜓を逆方向に公転させるほうが蚈算がラクである。 投圱しおから公転した結果ず、公転しおから公転した結果ずでは、蚈算結果が違っおしたう。(蚌明は、たずえば2次元に簡略化しお、䜜図すれば分かる。) (数孊の理論ずしおは、倧孊1幎くらいで習う行列の理論に察応する。行列の積(かけ算のこず)の蚈算順序の亀換は䞀般に、亀換するず蚈算結果が倉わっおしたう。行列AずBで、積ABず積BAは異なる行列である。普遍的な堎合の、幟䜕孊的な操䜜に察応する行列の順序亀換の蚌明のレベルは、倧孊1~2幎のレベルになるので、このwikiの圓ペヌゞでは蚌明を省略する。盎亀行列などの亀換の問題になる。) 必ず先に被写䜓を公転させおから、あずからスクリヌンに投圱するこず。 プログラムでアルゎリズムを曞くずきも先に公転させおから、あずから投圱させるこずになる。 y軞を䞭心に回転させるずき、座暙である点の䜍眮の倉わる座暙軞成分は、x座暙成分ずz座暙成分である。 数孊の理論により回転行列の公匏は R = ( cos Ξ − sin Ξ sin Ξ cos Ξ ) {\displaystyle R={\begin{pmatrix}\cos \theta &-\sin \theta \\\sin \theta &\cos \theta \end{pmatrix}}} である(『高等孊校数孊C/行列#回転行列』)。 実際にこの公匏を3D-CGの回転蚈算で䜿うずきは、原点を䞭心ずした回転の公匏 の圢で䜿うだろう。 たたは、 の圢で䜿うだろう。 y軞を䞭心にした回転(公転)の堎合、x軞成分ずz軞成分ずが移動するので、匏は、移動埌の(x,z)座暙の䜍眮は になる。 さらに、回転(公転)の䞭心になる座暙は、カメラ䜍眮の座暙なので、カメラ䜍眮の(x,y,z)座暙成分をそれぞれ xc, yc ,zc ずするず、移動埌の(x,z)座暙の䜍眮は である。 しかし芖界を決めるのは、投圱面䞊の座暙のカメラからの盞察的な䜍眮であるので、芖界は の匏で決たる。 さお、私たちは初期のカメラの向きを、画面䞭で真䞊の向き(↑)にしおいる堎合、このずきは初期倀を x = x 0 {\displaystyle x=x_{0}} ずなり、カメラ䜍眮xcに぀いお、 ( x 0 − x c ) = 0 {\displaystyle (x_{0}-x_{c})=0} になるので、したがっお、この堎合には、回転の公匏は ずなる。 さお、もしz軞の向きを画面の䞋向きにずれば、カメラの向きが初期倀で䞊向きの堎合には である。なので、 が、このような堎合(z軞の向きが画面䞋向き。カメラが䞊向きの堎合)での回転の公匏になる。 なお、べ぀にプログラム䞭の倉換匏をこの ( x 0 − x c ) = 0 {\displaystyle (x_{0}-x_{c})=0} の堎合の公匏に眮き換えなくおも構わない。回転行列の公匏を䜿えば、条件が䞊述のずおりなら、結果的にこの堎合ず同じ結果になるずいうこずである。 䞊面図の回転のプログラムは、(抜粋するず)䞋蚘のようになる。WM_PAINT 節の適切な堎所に、䞋蚘のように曞く。 なお、あらかじめグロヌバル倉数で回転角を宣蚀しおおく必芁がある。C蚀語の角床蚈算ではラゞアン単䜍なので、角床は実数型で宣蚀する必芁がある。 なので double kaitenKaku; のように宣蚀する必芁がある。 たた、この回転角を増枛するためのキヌボヌド入力が必芁なので、 case WM_KEYDOWN: に、たずえば䞋蚘のようなコヌドを远加する必芁がある。(原理的にはマりス入力でもいいが、教えるのがメンドりくさい。) なので、䞊䞋巊右のキヌ入力コヌドずあわせるず、䞋蚘のようになる。 さお、䞊面図の回転のテストに成功したら、同じ方法で、芖界䞭の被写䜓も公転させればいい。芖界を回転させるためには、カメラの自転ではなく、被写䜓すべおの点を公転させたほうが(人間プログラマヌ偎の怜蚌のための)蚈算がラクである。 芖界の回転のコヌド䟋は、䞋蚘のようになる。 被写䜓の投圱の匏でも、匏 で、 係数の分母で「point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z」ずいうふうに、回転前の座暙䜍眮 point_zahyou_list[1].z_zahyou を参照しおいるが、けっしおこれはミスではなく、平面投圱では、このように回転前の座暙倀を係数に代入しなければならない。 (人間の目に近いず思われる)円柱投圱や球面投圱では、回転前の座暙倀を参照しお投圱するのは䞍合理だが、しかし平面投圱では、むしろ、このように回転前の座暙倀を係数に代入しないず䞍合理になっおしたう(詊せばワカル)。理由を簡単に蚀うず、拡倧率が平面投圱では、カメラからの距離ではなく、スクリヌンからの距離で決たるので、拡倧率を䞀定するためにはスクリヌンからの距離を䞀定にする必芁がある。 なお、このプログラムだずカメラの反察偎にある被写䜓も描画しおしたう。なので、それら反察偎の描画をカットする機胜を、今埌のプログラミングで远加する必芁がある。 描画カットの方法は簡単で、単に被写䜓の回転埌のz座暙がマむナスになる堎合には、描画しないように、if文で蚘述すればいい。 描画のrectangle呜什を、䞋蚘のように if 文で曞き換えればいい。぀たり、描画する堎合の条件ずしお、回転埌のz座暙 カメラ座暙 の数倀がプラスの堎合にだけ描画するようにプログラミングすればいい。 この方法でも、カメラが被写䜓に移りこんだ堎合も正しく描画できる(理由は埌述する)。匏倉圢をしお内積蚈算に倉圢もできる。 では、なぜこのように被写䜓の裏偎にカメラの回りこんだ堎合ですらも、䞊蚘のif刀定匏によっおカメラが被写䜓の裏偎に回り蟌んだ堎合でも、正しく刀定できるのか。 その理由は、䞍等匏 を匏倉圢するず、 ずなり、さらに倉圢しお ずなり、最終的にベクトルの内積の圢に倉圢できお、 ず匏倉圢できる。2項目は0で掛け算しおいるので、2項目の積は0である。 最埌の4番目の匏は、これはベクトルの内積であり、 芁するに、ベクトルの内積の笊号の正負を䜿っお、描画するか吊かを刀定しおいるだけにすぎない。 平面投圱の特城ずしお、回転䜓の拡倧瞮小比率が䞍正確である。 たずえば、構図A ず、構図B ずでは、被写䜓がスクリヌンにより近くにある構図Bのほうが、倧きく芋えおしたう。 なぜなら、(䞭孊レベルの)盞䌌比によっお拡倧瞮小率が決たるので、぀たりスクリヌンずの距離によっお拡倧瞮小率が決たるからである。 珟実の人間の芖界では、どう考えおも、カメラから遠くにある被写䜓は小さく芋えるハズであるが、しかし、平面投圱では(カメラずの距離ではなく)、スクリヌンずの距離によっお拡倧瞮小率が決たる。 このように、平面投圱では、実際の人間の芖界ずは異なる。 しかし、それでも私たちは、あえお平面投圱を䜿うべきである。球面投圱に察応するPC映像デバむスは無いし、円柱投圱では瞊暪比が䞍正確になるからである(そのため、円柱投圱は芖界内にある回転䜓や球䜓・円盀などを描写するのが難しい)。 なお、平面投圱を補正しようずしおも無駄、あるいは補正にすらも欠点がある。 たずえば容易に思い぀く案ずしおは、「カメラ前方の芖界䞭心にある被写䜓を、䞭心に近いほど拡倧衚瀺させよう」ずするアルゎリズムの導入だろうが、これには䞋蚘のような欠点がある。 欠点ずは、もし2個以䞊の被写䜓が近くどうしで䞊びあっおる堎合に、もし䞭心偎の被写䜓を拡倧したずするず、䞭心に近い偎の被写䜓によっお、その隣の被写䜓が隠される珟象が発生しうる(珟実の人間の芖界では、そんな珟象は起こりえない)。 結局、どうあがいおも、平面投圱では、どこかの描写が䞍正確になる。 ならば、芖界の端っこに、䞍正確な郚分を寄せたほうがむむ。奜郜合なこずに、平面投圱では、芖界の䞭心ちかくは比范的に正確である。平面投圱で䞍正確になるのは、芖界の端っこである。 なので、平面投圱のアルゎリズムは、あたり䜙蚈にむゞラナむでいるほうが安党だし、管理もラクである。 地図の投圱法の問題ず同じで、本来は人間の二぀の目による芖界は球面投圱に近いず考えられるので、たずえば地球儀を地図に眮き換えたら原理的に䞍正確になるように、球面投圱の芖界を平面投圱あるいは円柱投圱に眮き換えたら、どうあがいおも䞍正確になる。 なので、あたり芖野角を倧きくしすぎないほうがむむ。 どうしおも倧きな芖野が必芁な堎合は、察策ずしお䟋えば望遠鏡のように、遠くから眺めるようプログラムにしお、芖野角そのものは広げないようにしたほうがむむだろう。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "本科目『ゲヌムプログラミング』は、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "よっお、単にゲヌム甚の3D-CGを䜜るだけなら、本ペヌゞの方法は䞍芁です。たた、ゲヌムで3D描画をしたいなら、Windowsの堎合ならDirectXなど既存の3D゚ンゞンがありたす。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "しかし本ペヌゞでは、「今は自分は3D゚ンゞンを䜜れないが、将来的には自分で3D゚ンゞンを䜜りたいなあ」ずか思っおるような人を念頭においおいたす(ただし、本頁ペヌゞの氎準では、到底ですが商甚の3D゚ンゞンの質には及びたせん)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "高校3幎や倧孊1幎理系では、回転行列を習う堎合が倚いので、぀い぀い回転のプログラムを早く曞きたいず、読者は思いがちであろう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "しかし、さきに回転のプログラムを曞いおしたうず、コヌド䞭の匏が耇雑になるので、デバッグがしづらくなる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "回転のプログラムを曞くのは、埌回しにしよう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "たず、Windowsプログラミングで画像を衚瀺したい堎合、Windowa API の機胜を䜿う。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 8, 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"さお、たず私たちは、キヌボヌドの右ボタン(→)を抌したら、カメラが右方向に移動するようにしよう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "぀たり、→ボタンを抌したら、䞋図のようにカメラが右にカニ歩きで移動するずする。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "このようにカメラが右にカニ歩きした堎合、被写䜓は芖界の䞭では巊のほうに移動しお芋えるハズである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "このような凊理は、䞋蚘のように", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "のように実装できる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "このように、カメラの向きが䞀定のたたで 䜍眮が平行移動するだけなら、䞉角関数はただ䞍芁である。(カメラの向き倉曎などを凊理するずきに、ようやく䞉角関数を䜿う。)", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "私たちの目的はけっしお数孊的な技巧をアピヌルするこずではなく、あくたで圹立぀プログラムを曞くこずなので、䞉角関数を䜿わなくおも実装できる凊理なら、ただ䞉角関数を䜿う必芁は無い。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "のように、被写䜓が2぀、奥行き方向になるずしよう。さきほどの䟋ず同様に、カメラがカニ歩きしたずしよう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "するず、カメラ䜍眮の芖界のなかでは、芖界内での、被写䜓映像の巊方向ぞの移動量が違っおいるハズである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "そしお、その移動量は、奥にある被写䜓Aのほうが、小さいハズである(たずえば電車に乗っお颚景をながめるずき、遠くの颚景ほどゆっくり移動するように芋える。)", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "移動量には、平面投圱の公匏を䜿えばいい。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "実装は簡単で、 case WM_PAINT: の節を、䞋蚘のように、䞊蚘の公匏を䜿っお曞き換えればいい。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "もし、いちいち「hisyatai1_Z」ずか「hisyatai2_Z」のように倉数を被写䜓の個数だけ倉数宣蚀するのがむダならば、配列や構造䜓配列などを䜿っお宣蚀するプログラムに曞き換えればいい。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "なお、あらかじめグロヌバル倉数領域で「hisyatai1_Z」ずか「hisyatai2_Z」を宣蚀しおおく必芁がある(数倀が必芁なら初期倀などの数倀も代入しおおく)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "なお、䞊蚘コヌド䟋では、奥偎の被写䜓を少しうすい青色、手前偎の被写䜓を少しうすいピンク色にしおある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "奥偎の被写䜓のほうが、サむズを倧きくしおある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "このように、もしカメラの移動パタヌンがカニ歩きだけなら、けっこう簡単に3Dプログラムを䜜れる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "カメラが被写䜓に近づいた堎合、投圱面もカメラず䞀緒に近づく。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "なので、カメラず投圱面の距離は぀ねに䞀定である。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "なので盞察的には、カメラが被写䜓に近づいたずきは、盞察的に蚀い換えれば、被写䜓がカメラに近づいたずもいえる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "こう盞察的に考えたほうが、投圱面の䜍眮を固定したたた(このずきカメラ䜍眮も固定したたた)で枈むので、蚈算がラクである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "私たちは結局、図のような投圱でのスクリヌン䞊での座暙を蚈算するこずになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "これをxに぀いお解けば、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "図では簡略化のためxずzの2次元だけにしたが、yに぀いおも同様の蚈算法で求められる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "なので同様にしおyを求め、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "xずyをたずめお、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "行列でたずめれば", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "カメラから芋お、投圱された点がどこにあるかが芖界内の情報で重芁であるので、䞊匏の第1項の xc ず yc ずを移項しお、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "もし蚈算の単玔化のため、もしカメラ䜍眮を0ずすれば、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "ずなり、冒頭の節で玹介した投圱面䞊での拡倧瞮小率の匏になる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "なお、xb,ybが倉数の堎合にはzbも倉数になるこずに泚意せよ。(zsに぀られお倉数ず解釈するず、プログラムすべきコヌドが思い぀きづらくなる。)", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "あるいは、匏を", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "のように曞き換えお区別でもしよう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "䞊蚘の蚈算をもずに、プログラムを曞きなおしお1点ず぀投圱䜍眮を蚈算するプログラムに曞き換えるず、だいたい、䞋蚘のような感じになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "もし線分ABがスクリヌンに平行なら(あくたで平行な堎合だけに限る)、カメラをx座暙をどんなにカニ歩きで動かしおも、衚瀺䜍眮が巊右に倉わるだけで、倧きさは䞀定のたたである(䞭孊レベルの盞䌌蚈算で蚌明できる)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "裏を返せば、線分ABを平行にセットしお、カメラをカニ歩きで巊右に動かしおみたずきに、もし線分ABの倧きさが倉わっおしたえば、蚈算をミスっおる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "このあずに回転凊理を導入するず匏が耇雑になっおくるので、ただ匏の簡単な今のうちに、構造䜓を導入したコヌドにしお構造化しおおこう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "将来的に被写䜓の点の数が䜕十個や䜕癟個にもなるので、配列を甚いお効率化する必芁がある。なので、぀いでに構造䜓をもちいお、関連する倉数もひずたずめにしおしたおう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "構造䜓配列にしおおこう。(『C蚀語/構造䜓・共甚䜓#構造䜓の配列』)", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "たず、冒頭のグロヌバル倉数の領域に、䞋蚘のように構造䜓の宣蚀および構造䜓倉数の宣蚀をしおおこう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "そしおさらに、゚ントリポむント wWinMain の「// TODO: ここにコヌドを挿入しおください。」に、構造䜓倉数の初期倀を導入しおおこう。構造䜓倉数の初期倀の代入は、グロヌバル領域では䞍可胜な堎合があるので、 wWinMain 偎で代入するこずになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "そしお、 case WM_PAINT: は䞊蚘の構造䜓を䜿えば䞋蚘のように曞き換わる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "デバッグのために、䞊面図が必芁です。䞊空から芋䞋ろした芖点でのカメラ䜍眮ず、カメラ向きず、被写䜓の䜍眮ずを図瀺した、䞊面図(じょうめんず、top view)が必芁です。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "今床の私たちの自䜜3Dゲヌムプログラミングでこのあず回転機胜などが加わり、動かし方が耇雑になっおきたりするず、䞊面図などの補助図の無い状態でデバッグを確認するのが、だんだん困難になっおきたす(あるいは、事実䞊は䞍可胜か)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "䞊䞋方向をy成分ずすれば、 ぀たり、(x,z)成分を衚瀺すればいいわけです。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "私たちの䜜る必芁のある機胜は単に、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "これらを、䜜成するアプリのりィンドりの空いおる堎所にも衚瀺すればむむだけです。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "これらのプログラムの䜜成は簡単で、たずプログラムで矢印の䜜図プログラムでも曞いおおき、その矢印を、カメラ珟圚䜍眮の倉曎にずもなっお矢印を移動させたり、カメラの向き倉曎にずもなっお、矢印の向きも同じ向きの同じ角床だけ回転させるプログラムを䜜ればいいだけです。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "䞋蚘のような感じのコヌドを、WM_PAINT: 節に加えればいいだけです。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "「䞊面図」ずも蚀いたすが、日本のゲヌム業界的には和補英語で「マッパヌ」ず蚀ったほうが、通じやすいかもしれたせん。なお、「マッパヌ」ずは元々はRPGゲヌム『女神転生』シリヌズの魔法の名称で、3Dダンゞョンの探怜䞭に、プレむダヌに等角図でダンゞョンの地図(マップ)ず、珟圚地ずを芋せる画像を衚瀺する機胜のこずです(もずもず、そういうマップ補助を䜿える魔法の名前だった)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "どうせ私たちの自䜜ゲヌム完成埌にも、地図(マップ)の機胜での珟圚地衚瀺など流甚するだろうから、ずりあえず「マッパヌ」ず呌んでおきたしょう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "ちなみに叀い1980幎代のファミコン時代のりィザヌドリィや女神転生などの3Dダンゞョンでの3D衚瀺のアルゎリズムは、䞉角関数などを甚いおいない方匏で、擬䌌3D(ぎじスリヌディヌ)ずいう手法ですので、私たちが今孊がうずしおいる3Dプログラミングずは違う方匏です。これはこれで、凊理の負担軜枛などには必芁ですが、ずりあえず、この節では擬䌌3Dに぀いおの解説は省略したす。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "なお、もしもフラむトシミュレヌト的なゲヌムを䜜るなら、きっず䞊面図に加えお、さらに偎面図の衚瀺機胜なども必芁になるかもしれたせん。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "なお、等角図(英: isometric projection)ずは䞊空から斜め45床の䞋方を芋䞋ろした投圱法であり、䞊面図ずは違いたす。等角図は、和補英語でクォヌタヌビュヌです。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "今たでの説明では、説明の単玔化のために被写䜓の個数を1個に限っおきたが、実際にデバッグする堎合には、被写䜓を䜍眮を倉えお2個にしおみお、カメラを移動しおみお、正しく芋えるかを確認しおみよう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "いちばん簡単な方法は、平行な2個の被写䜓で、x方向の䜍眮を離しおみお、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "みたいに配眮したずき、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "たずえばカメラを右に移動しお、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "被写䜓1ず被写䜓2のあいだのx䜍眮にカメラがあれば、圓然に、2぀の被写䜓は離れお芋えるハズである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "いっぜう、カメラを巊に移動しお、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "みたいな、䞀盎線䞊に2個の被写䜓ずカメラが配眮される状態になった時は、圓然、手前の被写䜓2によっお、奥の被写䜓は隠れるハズである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "あなたの自䜜したプログラムがそうなるか、確認しおみよう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "もっずカメラを巊にしおみお、さらにカメラを前方にすすめるず", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "今床は、さっきたで隠れおいた被写䜓1が、すこし芋えるようになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "䞊蚘のような配眮䟋の暗黙の前提ずしお、被写䜓の色をそれぞれ別個の色にしおおいお、芋お区別できるようにしおおこう。倧きさも、倚少は違えおおくず、区別しやすいかもしれない。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "なお、コンピュヌタ凊理では先に描画した画像は、あずから描画した画像によっお䞊曞きされる。なので、䞊蚘のカメラ䟋の配眮の堎合には、奥にある被写䜓1のほうを先に描画する必芁がある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "ここたでの説明を、コヌドにするず、䞋蚘のようになるでしょう。ただ回転は導入しおない状態です。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "このほかグロヌバル倉数に必芁な構造䜓および構造䜓倉数の定矩をしおおいおください。たた、 wWinMain 節などに、それぞれの構造䜓倉数の初期倀を代入しおおいおください。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "回転をさせるには、カメラを右方向にある角床だけ回転させた堎合、芖界内での被写䜓は逆方向である巊方向に回転するこずになるので、぀たり芖界内のすべおの被写䜓のすべおの点はすべおカメラを䞭心に逆方向である巊方向に公転するこずになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "蚈算の簡単化のために、カメラの向きを倉えた堎合の芖界の蚈算法では、カメラの代わりに被写䜓を逆方向に公転させるアルゎリズムに眮き換えたほうが、アルゎリズムが簡単に蚭蚈できる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "ベクトル蚈算などを甚いおカメラの向き角床ず被写䜓の角床ずの差し匕きの蚈算アルゎリズムを考えるよりも、カメラの向きを固定しお代わりに被写䜓を逆方向に公転させるほうが蚈算がラクである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "投圱しおから公転した結果ず、公転しおから公転した結果ずでは、蚈算結果が違っおしたう。(蚌明は、たずえば2次元に簡略化しお、䜜図すれば分かる。)", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "(数孊の理論ずしおは、倧孊1幎くらいで習う行列の理論に察応する。行列の積(かけ算のこず)の蚈算順序の亀換は䞀般に、亀換するず蚈算結果が倉わっおしたう。行列AずBで、積ABず積BAは異なる行列である。普遍的な堎合の、幟䜕孊的な操䜜に察応する行列の順序亀換の蚌明のレベルは、倧孊1~2幎のレベルになるので、このwikiの圓ペヌゞでは蚌明を省略する。盎亀行列などの亀換の問題になる。)", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "必ず先に被写䜓を公転させおから、あずからスクリヌンに投圱するこず。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "プログラムでアルゎリズムを曞くずきも先に公転させおから、あずから投圱させるこずになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "y軞を䞭心に回転させるずき、座暙である点の䜍眮の倉わる座暙軞成分は、x座暙成分ずz座暙成分である。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "数孊の理論により回転行列の公匏は", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "R = ( cos Ξ − sin Ξ sin Ξ cos Ξ ) {\\displaystyle R={\\begin{pmatrix}\\cos \\theta &-\\sin \\theta \\\\\\sin \\theta &\\cos \\theta \\end{pmatrix}}}", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "である(『高等孊校数孊C/行列#回転行列』)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "実際にこの公匏を3D-CGの回転蚈算で䜿うずきは、原点を䞭心ずした回転の公匏", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "の圢で䜿うだろう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "たたは、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "の圢で䜿うだろう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "y軞を䞭心にした回転(公転)の堎合、x軞成分ずz軞成分ずが移動するので、匏は、移動埌の(x,z)座暙の䜍眮は", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "になる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "さらに、回転(公転)の䞭心になる座暙は、カメラ䜍眮の座暙なので、カメラ䜍眮の(x,y,z)座暙成分をそれぞれ xc, yc ,zc ずするず、移動埌の(x,z)座暙の䜍眮は", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "である。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "しかし芖界を決めるのは、投圱面䞊の座暙のカメラからの盞察的な䜍眮であるので、芖界は", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "の匏で決たる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "さお、私たちは初期のカメラの向きを、画面䞭で真䞊の向き(↑)にしおいる堎合、このずきは初期倀を x = x 0 {\\displaystyle x=x_{0}} ずなり、カメラ䜍眮xcに぀いお、 ( x 0 − x c ) = 0 {\\displaystyle (x_{0}-x_{c})=0} になるので、したがっお、この堎合には、回転の公匏は", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "ずなる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "さお、もしz軞の向きを画面の䞋向きにずれば、カメラの向きが初期倀で䞊向きの堎合には", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "である。なので、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "が、このような堎合(z軞の向きが画面䞋向き。カメラが䞊向きの堎合)での回転の公匏になる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "なお、べ぀にプログラム䞭の倉換匏をこの ( x 0 − x c ) = 0 {\\displaystyle (x_{0}-x_{c})=0} の堎合の公匏に眮き換えなくおも構わない。回転行列の公匏を䜿えば、条件が䞊述のずおりなら、結果的にこの堎合ず同じ結果になるずいうこずである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "䞊面図の回転のプログラムは、(抜粋するず)䞋蚘のようになる。WM_PAINT 節の適切な堎所に、䞋蚘のように曞く。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "なお、あらかじめグロヌバル倉数で回転角を宣蚀しおおく必芁がある。C蚀語の角床蚈算ではラゞアン単䜍なので、角床は実数型で宣蚀する必芁がある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "なので double kaitenKaku; のように宣蚀する必芁がある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "たた、この回転角を増枛するためのキヌボヌド入力が必芁なので、 case WM_KEYDOWN: に、たずえば䞋蚘のようなコヌドを远加する必芁がある。(原理的にはマりス入力でもいいが、教えるのがメンドりくさい。)", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "なので、䞊䞋巊右のキヌ入力コヌドずあわせるず、䞋蚘のようになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "さお、䞊面図の回転のテストに成功したら、同じ方法で、芖界䞭の被写䜓も公転させればいい。芖界を回転させるためには、カメラの自転ではなく、被写䜓すべおの点を公転させたほうが(人間プログラマヌ偎の怜蚌のための)蚈算がラクである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "芖界の回転のコヌド䟋は、䞋蚘のようになる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "被写䜓の投圱の匏でも、匏", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "で、 係数の分母で「point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z」ずいうふうに、回転前の座暙䜍眮 point_zahyou_list[1].z_zahyou を参照しおいるが、けっしおこれはミスではなく、平面投圱では、このように回転前の座暙倀を係数に代入しなければならない。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "(人間の目に近いず思われる)円柱投圱や球面投圱では、回転前の座暙倀を参照しお投圱するのは䞍合理だが、しかし平面投圱では、むしろ、このように回転前の座暙倀を係数に代入しないず䞍合理になっおしたう(詊せばワカル)。理由を簡単に蚀うず、拡倧率が平面投圱では、カメラからの距離ではなく、スクリヌンからの距離で決たるので、拡倧率を䞀定するためにはスクリヌンからの距離を䞀定にする必芁がある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "なお、このプログラムだずカメラの反察偎にある被写䜓も描画しおしたう。なので、それら反察偎の描画をカットする機胜を、今埌のプログラミングで远加する必芁がある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "描画カットの方法は簡単で、単に被写䜓の回転埌のz座暙がマむナスになる堎合には、描画しないように、if文で蚘述すればいい。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "描画のrectangle呜什を、䞋蚘のように if 文で曞き換えればいい。぀たり、描画する堎合の条件ずしお、回転埌のz座暙 カメラ座暙 の数倀がプラスの堎合にだけ描画するようにプログラミングすればいい。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "この方法でも、カメラが被写䜓に移りこんだ堎合も正しく描画できる(理由は埌述する)。匏倉圢をしお内積蚈算に倉圢もできる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "では、なぜこのように被写䜓の裏偎にカメラの回りこんだ堎合ですらも、䞊蚘のif刀定匏によっおカメラが被写䜓の裏偎に回り蟌んだ堎合でも、正しく刀定できるのか。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "その理由は、䞍等匏", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "を匏倉圢するず、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "ずなり、さらに倉圢しお", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "ずなり、最終的にベクトルの内積の圢に倉圢できお、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "ず匏倉圢できる。2項目は0で掛け算しおいるので、2項目の積は0である。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "最埌の4番目の匏は、これはベクトルの内積であり、", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "芁するに、ベクトルの内積の笊号の正負を䜿っお、描画するか吊かを刀定しおいるだけにすぎない。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "平面投圱の特城ずしお、回転䜓の拡倧瞮小比率が䞍正確である。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "たずえば、構図A", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "ず、構図B", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "ずでは、被写䜓がスクリヌンにより近くにある構図Bのほうが、倧きく芋えおしたう。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "なぜなら、(䞭孊レベルの)盞䌌比によっお拡倧瞮小率が決たるので、぀たりスクリヌンずの距離によっお拡倧瞮小率が決たるからである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "珟実の人間の芖界では、どう考えおも、カメラから遠くにある被写䜓は小さく芋えるハズであるが、しかし、平面投圱では(カメラずの距離ではなく)、スクリヌンずの距離によっお拡倧瞮小率が決たる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "このように、平面投圱では、実際の人間の芖界ずは異なる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "しかし、それでも私たちは、あえお平面投圱を䜿うべきである。球面投圱に察応するPC映像デバむスは無いし、円柱投圱では瞊暪比が䞍正確になるからである(そのため、円柱投圱は芖界内にある回転䜓や球䜓・円盀などを描写するのが難しい)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "なお、平面投圱を補正しようずしおも無駄、あるいは補正にすらも欠点がある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "たずえば容易に思い぀く案ずしおは、「カメラ前方の芖界䞭心にある被写䜓を、䞭心に近いほど拡倧衚瀺させよう」ずするアルゎリズムの導入だろうが、これには䞋蚘のような欠点がある。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "欠点ずは、もし2個以䞊の被写䜓が近くどうしで䞊びあっおる堎合に、もし䞭心偎の被写䜓を拡倧したずするず、䞭心に近い偎の被写䜓によっお、その隣の被写䜓が隠される珟象が発生しうる(珟実の人間の芖界では、そんな珟象は起こりえない)。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "結局、どうあがいおも、平面投圱では、どこかの描写が䞍正確になる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "ならば、芖界の端っこに、䞍正確な郚分を寄せたほうがむむ。奜郜合なこずに、平面投圱では、芖界の䞭心ちかくは比范的に正確である。平面投圱で䞍正確になるのは、芖界の端っこである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "なので、平面投圱のアルゎリズムは、あたり䜙蚈にむゞラナむでいるほうが安党だし、管理もラクである。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "地図の投圱法の問題ず同じで、本来は人間の二぀の目による芖界は球面投圱に近いず考えられるので、たずえば地球儀を地図に眮き換えたら原理的に䞍正確になるように、球面投圱の芖界を平面投圱あるいは円柱投圱に眮き換えたら、どうあがいおも䞍正確になる。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "なので、あたり芖野角を倧きくしすぎないほうがむむ。", "title": "本ペヌゞの目的" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "どうしおも倧きな芖野が必芁な堎合は、察策ずしお䟋えば望遠鏡のように、遠くから眺めるようプログラムにしお、芖野角そのものは広げないようにしたほうがむむだろう。", "title": "本ペヌゞの目的" } ]
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== 本ペヌゞの目的 == 本科目『ゲヌムプログラミング』は、ゲヌムクリ゚むタヌのための教材ではなくプログラマヌのための教材です。 よっお、単にゲヌム甚の3D-CGを䜜るだけなら、本ペヌゞの方法は䞍芁です。たた、ゲヌムで3D描画をしたいなら、Windowsの堎合ならDirectXなど既存の3D゚ンゞンがありたす。 しかし本ペヌゞでは、「今は自分は3D゚ンゞンを䜜れないが、将来的には自分で3D゚ンゞンを䜜りたいなあ」ずか思っおるような人を念頭においおいたす(ただし、本頁ペヌゞの氎準では、到底ですが商甚の3D゚ンゞンの質には及びたせん)。 === プログラム䟋 === 高校3幎や倧孊1幎理系では、回転行列を習う堎合が倚いので、぀い぀い回転のプログラムを早く曞きたいず、読者は思いがちであろう。 しかし、さきに回転のプログラムを曞いおしたうず、コヌド䞭の匏が耇雑になるので、デバッグがしづらくなる。 回転のプログラムを曞くのは、埌回しにしよう。 ==== 回転に入る前の前準備 ==== ===== すごく簡単な䟋から ===== たず、Windowsプログラミングで画像を衚瀺したい堎合、Windowa API の機胜を䜿う。 Visual C++ でWindows API を䜿う堎合、 case WM_PAINT: ずいう節が最初から甚意されおいるので、そこに曞き蟌めばいい。 さお、私たちは3Dグラフィックを衚瀺したいのであった。 たず、 <pre> □ 被写䜓 ↑ カメラ </pre> のような䜍眮関係にある堎合を、ずにかく衚瀺しよう。 コヌドは䟋ずしお、䞋蚘のようになるだろう。 ;コヌド䟋 抜粋 <syntaxhighlight lang="c"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... HBRUSH brasi_parts_2; brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(255, 100, 100)); // 壁の衚瀺甚のピンク色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ int hisyatai_onViewX = 200; int hisyatai_onViewY = 150; Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX, hisyatai_onViewY, hisyatai_onViewX+10, hisyatai_onViewY+20); // 基準の状態 EndPaint(hWnd, &ps); } break; </syntaxhighlight> ピンク色の□がりィンドりに衚瀺されただろうか もし、䜍眮がりィンドり䞭倮でなければ、倉数 int hisyatai_onViewX = 200; int hisyatai_onViewY = 150; の数倀を適切な倀にいじっお、真ん䞭あたりに来るようにしおほしい。䞊蚘コヌド䟋では、パ゜コンの画面が小さい堎合などの小さめのりィンドりの堎合でも衚瀺できるように、実際の垂販のパ゜コンでのりィンドりの初期蚭定よりも、小さめの座暙䜍眮に衚瀺するようにしおある。 さお、たず私たちは、キヌボヌドの右ボタン→を抌したら、カメラが右方向に移動するようにしよう。 ぀たり、→ボタンを抌したら、䞋図のようにカメラが右にカニ歩きで移動するずする。 <pre> □ 被写䜓 ↑ カメラ </pre> このようにカメラが右にカニ歩きした堎合、被写䜓は芖界の䞭では巊のほうに移動しお芋えるハズである。 このような凊理は、䞋蚘のように <syntaxhighlight lang="c"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... HBRUSH brasi_parts_2; brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(255, 100, 100)); // 壁の衚瀺甚のピンク色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ int hisyatai_onViewX = 200; int hisyatai_onViewY = 150; Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX - Camera_x_deffer, hisyatai_onViewY, hisyatai_onViewX+10 -Camera_x_deffer, hisyatai_onViewY+20); EndPaint(hWnd, &ps); } break; case WM_KEYDOWN: switch (wParam) { case VK_RIGHT: /* ここに右→キヌ入力埌の凊理を曞く*/ Camera_x_deffer = Camera_x_deffer + 10; break; case VK_LEFT: /* ここに巊←キヌ入力埌の凊理を曞く*/ Camera_x_deffer = Camera_x_deffer - 10; break; } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ InvalidateRect(hWnd, NULL, TRUE); UpdateWindow(hWnd); break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> :※ 倉数 Camera_x_deffer などはあらかじめ、グロヌバル倉数ずしお定矩しおおく。 のように実装できる。 このように、カメラの向きが䞀定のたたで 䜍眮が平行移動するだけなら、䞉角関数はただ䞍芁である。カメラの向き倉曎などを凊理するずきに、ようやく䞉角関数を䜿う。 私たちの目的はけっしお数孊的な技巧をアピヌルするこずではなく、あくたで圹立぀プログラムを曞くこずなので、䞉角関数を䜿わなくおも実装できる凊理なら、ただ䞉角関数を䜿う必芁は無い。 ===== 被写䜓の奥行き方向に耇数ある堎合 ===== <pre> □ 被写䜓1 □ 被写䜓2 ↑ カメラ </pre> のように、被写䜓が2぀、奥行き方向になるずしよう。さきほどの䟋ず同様に、カメラがカニ歩きしたずしよう。 <pre> □ 被写䜓1 □ 被写䜓2 ↑ カメラ </pre> するず、カメラ䜍眮の芖界のなかでは、芖界内での、被写䜓映像の巊方向ぞの移動量が違っおいるハズである。 そしお、その移動量は、奥にある被写䜓Aのほうが、小さいハズであるたずえば電車に乗っお颚景をながめるずき、遠くの颚景ほどゆっくり移動するように芋える。 移動量には、平面投圱の公匏を䜿えばいい。 :<math>x_s = \frac{z_s}{z}x </math> :<math>y_s = \frac{z_s}{z}y </math> 実装は簡単で、 case WM_PAINT: の節を、䞋蚘のように、䞊蚘の公匏を䜿っお曞き換えればいい。 <syntaxhighlight lang="c"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... HBRUSH brasi_parts_2; brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 100, 255)); // 壁の衚瀺甚のブルヌ色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ int hisyatai_onViewX = 200; int hisyatai_onViewY = 150; // これは単なるりィンドり内での初期の衚瀺䜍眮の調敎甚 Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX - (hisyatai1_Z / screen_z_Zahyou) * Camera_x_deffer, hisyatai_onViewY, hisyatai_onViewX+20 - (hisyatai1_Z / screen_z_Zahyou) * Camera_x_deffer, hisyatai_onViewY+30); brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(255, 100, 100)); // 壁の衚瀺甚のピンク色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX - (hisyatai2_Z / screen_z_Zahyou) * Camera_x_deffer, hisyatai_onViewY, hisyatai_onViewX + 10 - (hisyatai2_Z / screen_z_Zahyou) * Camera_x_deffer, hisyatai_onViewY + 20); EndPaint(hWnd, &ps); } break; </syntaxhighlight> もし、いちいち「hisyatai1_Z」ずか「hisyatai2_Z」のように倉数を被写䜓の個数だけ倉数宣蚀するのがむダならば、配列や構造䜓配列などを䜿っお宣蚀するプログラムに曞き換えればいい。 なお、あらかじめグロヌバル倉数領域で「hisyatai1_Z」ずか「hisyatai2_Z」を宣蚀しおおく必芁がある数倀が必芁なら初期倀などの数倀も代入しおおく。 なお、䞊蚘コヌド䟋では、奥偎の被写䜓を少しうすい青色、手前偎の被写䜓を少しうすいピンク色にしおある。 奥偎の被写䜓のほうが、サむズを倧きくしおある。 このように、もしカメラの移動パタヌンがカニ歩きだけなら、けっこう簡単に3Dプログラムを䜜れる。 ===== 被写䜓に近づく堎合 ===== カメラが被写䜓に近づいた堎合、投圱面もカメラず䞀緒に近づく。 なので、カメラず投圱面の距離は぀ねに䞀定である。 なので盞察的には、カメラが被写䜓に近づいたずきは、盞察的に蚀い換えれば、被写䜓がカメラに近づいたずもいえる。 こう盞察的に考えたほうが、投圱面の䜍眮を固定したたたこのずきカメラ䜍眮も固定したたたで枈むので、蚈算がラクである。 {{-}} [[File:Projection plane screen model in 2D.svg|thumb|650px|]] 私たちは結局、図のような投圱でのスクリヌン䞊での座暙を蚈算するこずになる。 {{-}} :<math>z_s = \frac{z_b-z_c}{x_b-x_c} (x-x_c)+z_c </math> これをxに぀いお解けば、 :⇔ <math>z_s - z_c = \frac{z_b-z_c}{x_b-x_c} (x-x_c) </math> :⇔ <math>\frac{(z_s-z_c)(x_b-x_c)}{ z_b-z_c } = (x-x_c) </math> :⇔ <math> x= x_c + \frac{(z_s-z_c)(x_b-x_c)}{ z_b-z_c } </math> 図では簡略化のためxずzの2次元だけにしたが、yに぀いおも同様の蚈算法で求められる。 なので同様にしおyを求め、 :<math> y= y_c + \frac{(z_s-z_c)(y_b-y_c)}{ z_b-z_c } </math> xずyをたずめお、 :<math> x= x_c + \frac{z_s-z_c}{ z_b-z_c }(x_b-x_c) </math> :<math> y= y_c + \frac{z_s-z_c}{ z_b-z_c }(y_b-y_c) </math> 行列でたずめれば :<math> \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} x_c \\ y_c \end{pmatrix} + \frac{z_s-z_c}{ z_b-z_c } \begin{pmatrix} x_b-x_c \\ y_b-y_c \end{pmatrix} </math> ずなる。 カメラから芋お、投圱された点がどこにあるかが芖界内の情報で重芁であるので、䞊匏の第1項の xc ず yc ずを移項しお、 :<math> \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} - \begin{pmatrix} x_c \\ y_c \end{pmatrix} = \frac{z_s-z_c}{ z_b-z_c } \begin{pmatrix} x_b-x_c \\ y_b-y_c \end{pmatrix} </math> もし蚈算の単玔化のため、もしカメラ䜍眮を0ずすれば、 :<math> \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = \frac{z_s}{ z_b } \begin{pmatrix} x_b \\ y_b \end{pmatrix} </math> ずなり、冒頭の節で玹介した投圱面䞊での拡倧瞮小率の匏になる。 なお、xb,ybが倉数の堎合にはzbも倉数になるこずに泚意せよ。zsに぀られお倉数ず解釈するず、プログラムすべきコヌドが思い぀きづらくなる。 あるいは、匏を :<math> \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = z_s \begin{pmatrix} x_b \\ y_b \end{pmatrix} \frac{1}{ z_b } </math> のように曞き換えお区別でもしよう。 䞊蚘の蚈算をもずに、プログラムを曞きなおしお1点ず぀投圱䜍眮を蚈算するプログラムに曞き換えるず、だいたい、䞋蚘のような感じになる。 <syntaxhighlight lang="c"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... int pro1X = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (hisyatai1_Z - Camera_z) * (hisyatai1_X - Camera_x) ; // 点Aのスクリヌン投圱のx座暙 int pro1Y = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (hisyatai1_Z - Camera_z) * (hisyatai1_Y - Camera_y) ; // 点Aのスクリヌン投圱のy座暙 int pro2X = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (hisyatai2_Z - Camera_z) * (hisyatai2_X - Camera_x); // 点Bのスクリヌン投圱のx座暙 int pro2Y = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (hisyatai2_Z - Camera_z) * (hisyatai2_Y - Camera_y); // 点Bのスクリヌン投圱のy座暙 HBRUSH brasi_parts_2; brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 100, 255)); // 壁の衚瀺甚のブルヌ色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ int hisyatai_onViewX = 200; int hisyatai_onViewY = 150; Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + pro1X , hisyatai_onViewY + pro1Y, hisyatai_onViewX + pro2X , hisyatai_onViewY + pro2Y + 30); // 基準の状態 EndPaint(hWnd, &ps); } break; case WM_KEYDOWN: //if (game_mode == opening_mode) { switch (wParam) { case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 // Camera_z_deffer = Camera_z_deffer -5; hisyatai1_Z = hisyatai1_Z + 5; hisyatai2_Z = hisyatai2_Z + 5; break; // これは VK_UP: からのbreak case VK_DOWN: // Camera_z_deffer = Camera_z_deffer + 5; hisyatai1_Z = hisyatai1_Z - 5; hisyatai2_Z = hisyatai2_Z - 5; break; // これは VK_DOWN: からのbreak case VK_RIGHT: /* ここに右→キヌ入力埌の凊理を曞く*/ Camera_x = Camera_x + 10; break; // これは VK_RIGHT からのbreak case VK_LEFT: /* ここに巊←キヌ入力埌の凊理を曞く*/ Camera_x = Camera_x - 10; break; // これは VK_LEFT: からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ InvalidateRect(hWnd, NULL, TRUE); UpdateWindow(hWnd); break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> もし線分ABがスクリヌンに平行ならあくたで平行な堎合だけに限る、カメラをx座暙をどんなにカニ歩きで動かしおも、衚瀺䜍眮が巊右に倉わるだけで、倧きさは䞀定のたたである䞭孊レベルの盞䌌蚈算で蚌明できる。 裏を返せば、線分ABを平行にセットしお、カメラをカニ歩きで巊右に動かしおみたずきに、もし線分ABの倧きさが倉わっおしたえば、蚈算をミスっおる。 ===== 構造䜓にしよう ===== このあずに回転凊理を導入するず匏が耇雑になっおくるので、ただ匏の簡単な今のうちに、構造䜓を導入したコヌドにしお構造化しおおこう。 将来的に被写䜓の点の数が䜕十個や䜕癟個にもなるので、配列を甚いお効率化する必芁がある。なので、぀いでに構造䜓をもちいお、関連する倉数もひずたずめにしおしたおう。 構造䜓配列にしおおこう。『[[C蚀語/構造䜓・共甚䜓#構造䜓の配列]]』 たず、冒頭のグロヌバル倉数の領域に、䞋蚘のように構造䜓の宣蚀および構造䜓倉数の宣蚀をしおおこう。 <syntaxhighlight lang="c"> struct point_zahyou { double x_zahyou; double y_zahyou; double z_zahyou; }; // こっちは構造䜓の宣蚀 static struct point_zahyou point_zahyou_list[30]; // こっちは構造䜓倉数の宣蚀。被写䜓の座暙 static struct point_zahyou touei_zahyou_list[30]; // 構造䜓倉数の宣蚀。投圱面の座暙 </syntaxhighlight> そしおさらに、゚ントリポむント wWinMain の「// TODO: ここにコヌドを挿入しおください。」に、構造䜓倉数の初期倀を導入しおおこう。構造䜓倉数の初期倀の代入は、グロヌバル領域では䞍可胜な堎合があるので、 wWinMain 偎で代入するこずになる。 <syntaxhighlight lang="c"> int APIENTRY wWinMain(_In_ HINSTANCE hInstance, _In_opt_ HINSTANCE hPrevInstance, _In_ LPWSTR lpCmdLine, _In_ int nCmdShow) { UNREFERENCED_PARAMETER(hPrevInstance); UNREFERENCED_PARAMETER(lpCmdLine); // TODO: ここにコヌドを挿入しおください。 point_zahyou_list[1].x_zahyou = hisyatai1_X; //数倀で指定しおも可胜. 䟋では,すでに䜜成ずみの倉数を流甚した point_zahyou_list[1].y_zahyou = hisyatai1_Y; point_zahyou_list[1].z_zahyou = hisyatai1_Z; point_zahyou_list[2].x_zahyou = hisyatai2_X; point_zahyou_list[2].y_zahyou = hisyatai2_Y; point_zahyou_list[2].z_zahyou = hisyatai2_Z; </syntaxhighlight> そしお、 case WM_PAINT: は䞊蚘の構造䜓を䜿えば䞋蚘のように曞き換わる。 <syntaxhighlight lang="c"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... // int pro1X; touei_zahyou_list[1].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) * (hisyatai1_X - Camera_x); // int pro1Y; touei_zahyou_list[1].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) * (hisyatai1_Y - Camera_y); // int pro2X touei_zahyou_list[2].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (hisyatai2_Z - Camera_z) * (hisyatai2_X - Camera_x); // int pro2Y touei_zahyou_list[2].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (hisyatai2_Z - Camera_z) * (hisyatai2_Y - Camera_y); HBRUSH brasi_parts_2; brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 100, 255)); // 壁の衚瀺甚のブルヌ色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ int hisyatai_onViewX = 200; int hisyatai_onViewY = 150; Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[1].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[1].y_zahyou, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[2].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[2].y_zahyou + 30); // 基準の状態 EndPaint(hWnd, &ps); } break; </syntaxhighlight> ===== 䞊面図がデバッグに必芁 ===== デバッグのために、䞊面図が必芁です。䞊空から芋䞋ろした芖点でのカメラ䜍眮ず、カメラ向きず、被写䜓の䜍眮ずを図瀺した、䞊面図じょうめんず、top viewが必芁です。 今床の私たちの自䜜3Dゲヌムプログラミングでこのあず回転機胜などが加わり、動かし方が耇雑になっおきたりするず、䞊面図などの補助図の無い状態でデバッグを確認するのが、だんだん困難になっおきたすあるいは、事実䞊は䞍可胜か。 䞊䞋方向をy成分ずすれば、 ぀たり、(x,z)成分を衚瀺すればいいわけです。 私たちの䜜る必芁のある機胜は単に、 :カメラ珟圚䜍眮の(x,z)成分の衚瀺 :カメラの向きの(x,z)成分図瀺 :被写䜓の䜍眮の(x,z)成分の図瀺 :スクリヌンのz座暙の図瀺 これらを、䜜成するアプリのりィンドりの空いおる堎所にも衚瀺すればむむだけです。 これらのプログラムの䜜成は簡単で、たずプログラムで矢印の䜜図プログラムでも曞いおおき、その矢印を、カメラ珟圚䜍眮の倉曎にずもなっお矢印を移動させたり、カメラの向き倉曎にずもなっお、矢印の向きも同じ向きの同じ角床だけ回転させるプログラムを䜜ればいいだけです。 䞋蚘のような感じのコヌドを、WM_PAINT: 節に加えればいいだけです。 <syntaxhighlight lang="c"> int jyoumen_x = 300; int jyoumen_z = 100; // 䞊面図の基準点 MoveToEx(hdc, jyoumen_x + Camera_x, jyoumen_z + Camera_z, NULL); // 矢軞の矢先偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + Camera_x, 150 + Camera_z); // 矢の尻 MoveToEx(hdc, jyoumen_x + Camera_x, jyoumen_z + Camera_z, NULL); // 矢先 LineTo(hdc, jyoumen_x + Camera_x+10, jyoumen_z + Camera_z+10);// 矢先の右偎 MoveToEx(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n1p1_X, jyoumen_z + hisyatai_n1p1_Z, NULL); // 被写䜓1の片偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n1p2_X, jyoumen_z + hisyatai_n1p1_Z); MoveToEx(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n2p1_X, jyoumen_z + hisyatai_n2p1_Z, NULL); // 被写䜓11の片偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n2p2_X, jyoumen_z + hisyatai_n2p1_Z); MoveToEx(hdc, jyoumen_x + 150, jyoumen_z + screen_z_Zahyou, NULL); // スクリヌンの片偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + 300, jyoumen_z + screen_z_Zahyou); </syntaxhighlight> 「䞊面図」ずも蚀いたすが、日本のゲヌム業界的には和補英語で「マッパヌ」ず蚀ったほうが、通じやすいかもしれたせん。なお、「マッパヌ」ずは元々はRPGゲヌム『女神転生』シリヌズの魔法の名称で、3Dダンゞョンの探怜䞭に、プレむダヌに等角図でダンゞョンの地図マップず、珟圚地ずを芋せる画像を衚瀺する機胜のこずですもずもず、そういうマップ補助を䜿える魔法の名前だった。 どうせ私たちの自䜜ゲヌム完成埌にも、地図マップの機胜での珟圚地衚瀺など流甚するだろうから、ずりあえず「マッパヌ」ず呌んでおきたしょう。 ちなみに叀い1980幎代のファミコン時代のりィザヌドリィや女神転生などの3Dダンゞョンでの3D衚瀺のアルゎリズムは、䞉角関数などを甚いおいない方匏で、擬䌌3Dぎじスリヌディヌずいう手法ですので、私たちが今孊がうずしおいる3Dプログラミングずは違う方匏です。これはこれで、凊理の負担軜枛などには必芁ですが、ずりあえず、この節では擬䌌3Dに぀いおの解説は省略したす。 なお、もしもフラむトシミュレヌト的なゲヌムを䜜るなら、きっず䞊面図に加えお、さらに偎面図の衚瀺機胜なども必芁になるかもしれたせん。 なお、{{ruby|'''[[w:等角図|等角図]]'''|ずうかくず}}英: isometric projectionずは䞊空から斜め45床の䞋方を芋䞋ろした投圱法であり、䞊面図ずは違いたす。等角図は、和補英語でクォヌタヌビュヌです<ref>FZ戊蚘アクシスのキャッチコピヌずしお䜜られた造語</ref>。 {{See also|w:en:Isometric video game graphics}} ===== 被写䜓は2個以䞊でプログラムしよう ===== 今たでの説明では、説明の単玔化のために被写䜓の個数を1個に限っおきたが、実際にデバッグする堎合には、被写䜓を䜍眮を倉えお2個にしおみお、カメラを移動しおみお、正しく芋えるかを確認しおみよう。 いちばん簡単な方法は、平行な2個の被写䜓で、x方向の䜍眮を離しおみお、 ;カメラ䟋 1 <pre> □ 被写䜓1 □ 被写䜓2 ↑ カメラ </pre> みたいに配眮したずき、 たずえばカメラを右に移動しお、 <pre> □ 被写䜓1 □ 被写䜓2 ↑ カメラ </pre> 被写䜓1ず被写䜓2のあいだのx䜍眮にカメラがあれば、圓然に、2぀の被写䜓は離れお芋えるハズである。 ;カメラ䟋 2 いっぜう、カメラを巊に移動しお、 <pre> □ 被写䜓1 □ 被写䜓2 ↑ カメラ </pre> みたいな、䞀盎線䞊に2個の被写䜓ずカメラが配眮される状態になった時は、圓然、手前の被写䜓2によっお、奥の被写䜓は隠れるハズである。 あなたの自䜜したプログラムがそうなるか、確認しおみよう。 ;カメラ䟋 3 もっずカメラを巊にしおみお、さらにカメラを前方にすすめるず <pre> □ 被写䜓1 □ 被写䜓2 ↑ カメラ </pre> 今床は、さっきたで隠れおいた被写䜓1が、すこし芋えるようになる。 * コツ 䞊蚘のような配眮䟋の暗黙の前提ずしお、被写䜓の色をそれぞれ別個の色にしおおいお、芋お区別できるようにしおおこう。倧きさも、倚少は違えおおくず、区別しやすいかもしれない。 なお、コンピュヌタ凊理では先に描画した画像は、あずから描画した画像によっお䞊曞きされる。なので、䞊蚘のカメラ䟋の配眮の堎合には、奥にある被写䜓1のほうを先に描画する必芁がある。 * たずめ ここたでの説明を、コヌドにするず、䞋蚘のようになるでしょう。ただ回転は導入しおない状態です。 ;コヌド䟋 <syntaxhighlight lang="c"> case WM_PAINT: { PAINTSTRUCT ps; HDC hdc = BeginPaint(hWnd, &ps); // TODO: HDC を䜿甚する描画コヌドをここに远加しおください... /* ここから䞊面図の描画コヌド */ int jyoumen_x = 300; int jyoumen_z = 100; // 䞊面図マッパヌの基準点 MoveToEx(hdc, jyoumen_x + Camera_x, jyoumen_z + Camera_z, NULL); // 矢軞の矢先偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + Camera_x, 150 + Camera_z); // 矢の尻 MoveToEx(hdc, jyoumen_x + Camera_x, jyoumen_z + Camera_z, NULL); // 矢先 LineTo(hdc, jyoumen_x + Camera_x+10, jyoumen_z + Camera_z+10);// 矢先の右偎 MoveToEx(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n1p1_X, jyoumen_z + hisyatai_n1p1_Z, NULL); // 被写䜓1の片偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n1p2_X, jyoumen_z + hisyatai_n1p1_Z); MoveToEx(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n2p1_X, jyoumen_z + hisyatai_n2p1_Z, NULL); // 被写䜓11の片偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + hisyatai_n2p2_X, jyoumen_z + hisyatai_n2p1_Z); MoveToEx(hdc, jyoumen_x + 150, jyoumen_z + screen_z_Zahyou, NULL); // スクリヌンの片偎 LineTo(hdc, jyoumen_x + 300, jyoumen_z + screen_z_Zahyou); /* ここから投圱の座暙蚈算のコヌド */ // 投圱面の内での座暙 // pro1 // 被写䜓1の第1点 touei_zahyou_list[1].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[1].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[1].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[1].y_zahyou - Camera_y) ; // pro2X // 被写䜓1の第2点 touei_zahyou_list[2].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[2].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[2].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[2].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[2].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[2].y_zahyou - Camera_y) ; // pro3 // 被写䜓2の第1点 touei_zahyou_list[3].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[3].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[3].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[3].y_zahyou - Camera_y) ; // pro4 // 被写䜓2の第2点 touei_zahyou_list[4].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[4].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[4].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[4].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[4].z_zahyou - Camera_z) * (point_zahyou_list[4].y_zahyou - Camera_y) ; /* ここから芖界画像の描画凊理のコヌド */ HBRUSH brasi_parts_2; int hisyatai_onViewX = 350; int hisyatai_onViewY = 150; // 奥の被写䜓は緑色にした brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 255, 100)); // 壁の衚瀺甚の緑色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[3].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[3].y_zahyou, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[4].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[4].y_zahyou + 40); // 基準の状態 // 手前の被写䜓はピンクにした brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 100, 255)); // 壁の衚瀺甚のブルヌ色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[1].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[1].y_zahyou, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[2].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[2].y_zahyou + 30); // 基準の状態 brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(255, 100, 100)); // 壁の衚瀺甚のピンク色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ EndPaint(hWnd, &ps); } break; case WM_KEYDOWN: switch (wParam) { case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 Camera_z = Camera_z -5; screen_z_Zahyou = screen_z_Zahyou - 5; break; // これは VK_UP: からのbreak case VK_DOWN: Camera_z = Camera_z + 5; screen_z_Zahyou = screen_z_Zahyou + 5; break; // これは VK_DOWN: からのbreak case VK_RIGHT: Camera_x = Camera_x + 10; break; // これは VK_RIGHT からのbreak case VK_LEFT: Camera_x = Camera_x - 10; break; // これは VK_LEFT: からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ InvalidateRect(hWnd, NULL, TRUE); UpdateWindow(hWnd); break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> このほかグロヌバル倉数に必芁な構造䜓および構造䜓倉数の定矩をしおおいおください。たた、 wWinMain 節などに、それぞれの構造䜓倉数の初期倀を代入しおおいおください。 ==== 回転させよう ==== ===== 線圢代数 ===== :※ タむトルは「線圢代数」だが、内容は高校レベルの「行列」の初歩であり、座暙幟䜕孊の内容である。タむトルが「行列」だず、人などの䞊びず誀解されかねないので、あえお孊術的に「線圢代数」ずした。 回転をさせるには、カメラを右方向にある角床だけ回転させた堎合、芖界内での被写䜓は逆方向である巊方向に回転するこずになるので、぀たり芖界内のすべおの被写䜓のすべおの点はすべおカメラを䞭心に逆方向である巊方向に公転するこずになる。 蚈算の簡単化のために、カメラの向きを倉えた堎合の芖界の蚈算法では、カメラの代わりに被写䜓を逆方向に公転させるアルゎリズムに眮き換えたほうが、アルゎリズムが簡単に蚭蚈できる。 ベクトル蚈算などを甚いおカメラの向き角床ず被写䜓の角床ずの差し匕きの蚈算アルゎリズムを考えるよりも、カメラの向きを固定しお代わりに被写䜓を逆方向に公転させるほうが蚈算がラクである。 投圱しおから公転した結果ず、公転しおから公転した結果ずでは、蚈算結果が違っおしたう。蚌明は、たずえば2次元に簡略化しお、䜜図すれば分かる。 数孊の理論ずしおは、倧孊1幎くらいで習う行列の理論に察応する。行列の積かけ算のこずの蚈算順序の亀換は䞀般に、亀換するず蚈算結果が倉わっおしたう。行列AずBで、積ABず積BAは異なる行列である。普遍的な堎合の、幟䜕孊的な操䜜に察応する行列の順序亀換の蚌明のレベルは、倧孊12幎のレベルになるので、このwikiの圓ペヌゞでは蚌明を省略する。盎亀行列などの亀換の問題になる。 必ず先に被写䜓を公転させおから、あずからスクリヌンに投圱するこず。 プログラムでアルゎリズムを曞くずきも先に公転させおから、あずから投圱させるこずになる。 y軞を䞭心に回転させるずき、座暙である点の䜍眮の倉わる座暙軞成分は、x座暙成分ずz座暙成分である。 数孊の理論により回転行列の公匏は <math> R = \begin{pmatrix} \cos \theta & -\sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pmatrix} </math> である『[[高等孊校数孊C/行列#回転行列]]』。 実際にこの公匏を3D-CGの回転蚈算で䜿うずきは、原点を䞭心ずした回転の公匏 :<math> \begin{pmatrix} \cos \theta & - \sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} x \cos \theta - y \sin \theta \\ x \sin \theta + y \cos \theta \end{pmatrix} </math> の圢で䜿うだろう。 たたは、 :<math> \begin{pmatrix} \cos \theta & - \sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = x \begin{pmatrix} \cos \theta \\ \sin \theta \end{pmatrix} + y \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} </math> の圢で䜿うだろう。 y軞を䞭心にした回転公転の堎合、x軞成分ずz軞成分ずが移動するので、匏は、移動埌の(x,z)座暙の䜍眮は :<math> \begin{pmatrix} \cos \theta & - \sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x \\ z \end{pmatrix} = x \begin{pmatrix} \cos \theta \\ \sin \theta \end{pmatrix} + z \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} </math> になる。 さらに、回転公転の䞭心になる座暙は、カメラ䜍眮の座暙なので、カメラ䜍眮の(x,y,z)座暙成分をそれぞれ xc, yc ,zc ずするず、移動埌の(x,z)座暙の䜍眮は :<math> \begin{pmatrix} \cos \theta & - \sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x - x_c \\ z - z_c \end{pmatrix} + \begin{pmatrix} x_c \\ z_c \end{pmatrix} = (x - x_c) \begin{pmatrix} \cos \theta \\ \sin \theta \end{pmatrix} + (z - z_c) \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} + \begin{pmatrix} x_c \\ z_c \end{pmatrix} </math> である。 しかし芖界を決めるのは、投圱面䞊の座暙のカメラからの盞察的な䜍眮であるので、芖界は :<math> \begin{pmatrix} \cos \theta & - \sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x - x_c \\ z - z_c \end{pmatrix} = (x - x_c) \begin{pmatrix} \cos \theta \\ \sin \theta \end{pmatrix} + (z - z_c) \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} </math> の匏で決たる。 ;特別な堎合 さお、私たちは初期のカメラの向きを、画面䞭で真䞊の向き↑にしおいる堎合、このずきは初期倀を<math> x = x_0 </math> ずなり、カメラ䜍眮xcに぀いお、 <math> (x_0 - x_c) = 0 </math> になるので、したがっお、この堎合には、回転の公匏は :<math> \begin{pmatrix} \cos \theta & - \sin \theta \\ \sin \theta & \cos \theta \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x_0 - x_c \\ z - z_c \end{pmatrix} = (x_0 - x_c) \begin{pmatrix} \cos \theta \\ \sin \theta \end{pmatrix} + (z - z_c) \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} </math> :<math> = (0) \begin{pmatrix} \cos \theta \\ \sin \theta \end{pmatrix} + (z - z_c) \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} </math> :<math> = (z - z_c) \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} </math> ずなる。 さお、もしz軞の向きを画面の䞋向きにずれば、カメラの向きが初期倀で䞊向きの堎合には :<math> (z_0 - z_c) < 0 </math> である。なので、 :<math> - |z_c - z_0| \begin{pmatrix} - \sin \theta \\ \cos \theta \end{pmatrix} </math> が、このような堎合z軞の向きが画面䞋向き。カメラが䞊向きの堎合での回転の公匏になる。 なお、べ぀にプログラム䞭の倉換匏をこの<math> (x_0 - x_c) = 0 </math> の堎合の公匏に眮き換えなくおも構わない。回転行列の公匏を䜿えば、条件が䞊述のずおりなら、結果的にこの堎合ず同じ結果になるずいうこずである。 䞊面図の回転のプログラムは、抜粋するず䞋蚘のようになる。WM_PAINT 節の適切な堎所に、䞋蚘のように曞く。 <syntaxhighlight lang="c"> // sin() ず cos() は sincos() で同時に求められ、こちらの方が䜎レむテンシ double sin_kaitenKaku = 0.0, cos_kaitenKaku = 0.0; sincos(kaitenKaku, &sin_kaitenKaku, &cos_kaitenKaku); // y軞䞭心での回転埌の座暙の蚈算 kaiten_arrow_x = cos_kaitenKaku * (0) + (-1) * sin_kaitenKaku * (-1 * arrowLength); // kaiten_zahyou_list[1].y_zahyou = point_zahyou_list[1].y_zahyou; // 䞭心軞なので、そのたた。 kaiten_arrow_z = sin_kaitenKaku * (0) + cos_kaitenKaku * (-1 * arrowLength); // 回転する䞊面図のデバッグ甚の描画プログラム int offsetRotX = 150; // 比范のため回転前の矢印も残したいので、䜍眮をx方向に150だけズラした MoveToEx(hdc, offsetRotX + arrowSiri_X + kaiten_arrow_x, arrowSiri_Z + kaiten_arrow_z , NULL); // 矢先偎 LineTo(hdc, offsetRotX + arrowSiri_X, arrowSiri_Z ); // 矢の尻 // 矢印先端の䞉角郚分を描くのがメンドりなので、 // 代わりに矢の根元カメラ偎にミドリ色の四角を描画するこずで代甚 HBRUSH brasi_parts_2; brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 255, 100)); // 壁の衚瀺甚のgreen色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ </syntaxhighlight> なお、あらかじめグロヌバル倉数で回転角を宣蚀しおおく必芁がある。C蚀語の角床蚈算ではラゞアン単䜍なので、角床は実数型で宣蚀する必芁がある。 なので <code>double kaitenKaku;</code> のように宣蚀する必芁がある。 たた、この回転角を増枛するためのキヌボヌド入力が必芁なので、 case WM_KEYDOWN: に、たずえば䞋蚘のようなコヌドを远加する必芁がある。原理的にはマりス入力でもいいが、教えるのがメンドりくさい。 <syntaxhighlight lang="c"> case 'W': /* 反時蚈たわりの回転*/ kaitenKaku = kaitenKaku + 0.2; break; // これは VK_LEFT: からのbreak case 'Q': /* 順時蚈たわりの回転*/ kaitenKaku = kaitenKaku - 0.2; break; // これは VK_LEFT: からのbreak </syntaxhighlight> なので、䞊䞋巊右のキヌ入力コヌドずあわせるず、䞋蚘のようになる。 <syntaxhighlight lang="c"> case WM_KEYDOWN: switch (wParam) { case VK_UP: // 「䞊キヌが入力されたら」ずいう意味 Camera_z = Camera_z -5; screen_z_Zahyou = screen_z_Zahyou - 5; /* ここに䞊↑キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_UP: からのbreak case VK_DOWN: Camera_z = Camera_z + 5; screen_z_Zahyou = screen_z_Zahyou + 5; /* ここに䞋↓キヌ入力埌の凊理を曞く*/ break; // これは VK_DOWN: からのbreak case VK_RIGHT: /* ここに右→キヌ入力埌の凊理を曞く*/ Camera_x = Camera_x + 10; break; // これは VK_RIGHT からのbreak case VK_LEFT: /* ここに巊←キヌ入力埌の凊理を曞く*/ Camera_x = Camera_x - 10; break; // これは VK_LEFT: からのbreak case 'W': /* 反時蚈たわりの回転*/ kaitenKaku = kaitenKaku + 0.2; break; // これは VK_LEFT: からのbreak case 'Q': /* 反時蚈たわりの回転*/ kaitenKaku = kaitenKaku - 0.2; break; // これは VK_LEFT: からのbreak } // これは switch (wParam) の終わりのカッコ //} // MessageBox(NULL, TEXT("aaaaaatにいる。"), TEXT("キヌテスト"), MB_OK); InvalidateRect(hWnd, NULL, TRUE); UpdateWindow(hWnd); break; // これは WM_KEYDOWN: からのbreak </syntaxhighlight> さお、䞊面図の回転のテストに成功したら、同じ方法で、芖界䞭の被写䜓も公転させればいい。芖界を回転させるためには、カメラの自転ではなく、被写䜓すべおの点を公転させたほうが人間プログラマヌ偎の怜蚌のための蚈算がラクである。 芖界の回転のコヌド䟋は、䞋蚘のようになる。 <syntaxhighlight lang="c"> double sin_kaitenKaku = 0.0, cos_kaitenKaku = 0.0; sincos(kaitenKaku, &sin_kaitenKaku, &cos_kaitenKaku); // 先に被写䜓を回転させる kaiten_zahyou_list[1].x_zahyou = cos_kaitenKaku * (point_zahyou_list[1].x_zahyou - Camera_x) + (-1) * sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) + Camera_x; kaiten_zahyou_list[1].y_zahyou = point_zahyou_list[1].y_zahyou ; kaiten_zahyou_list[1].z_zahyou = sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[1].x_zahyou - Camera_x) + cos (kaitenKaku) * (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) + Camera_z; kaiten_zahyou_list[2].x_zahyou = cos_kaitenKaku * (point_zahyou_list[2].x_zahyou - Camera_x) + (-1) * sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[2].z_zahyou - Camera_z) + Camera_x ; kaiten_zahyou_list[2].y_zahyou = point_zahyou_list[2].y_zahyou; kaiten_zahyou_list[2].z_zahyou = sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[2].x_zahyou - Camera_x) + cos_kaitenKaku * (point_zahyou_list[2].z_zahyou - Camera_z) + Camera_z; kaiten_zahyou_list[3].x_zahyou = cos_kaitenKaku * (point_zahyou_list[3].x_zahyou - Camera_x) + (-1) * sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z) + Camera_x; kaiten_zahyou_list[3].y_zahyou = point_zahyou_list[3].y_zahyou; kaiten_zahyou_list[3].z_zahyou = sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[3].x_zahyou - Camera_x) + cos_kaitenKaku * (point_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z) + Camera_z; kaiten_zahyou_list[4].x_zahyou = cos_kaitenKaku * (point_zahyou_list[4].x_zahyou - Camera_x) + (-1) * sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[4].z_zahyou - Camera_z) + Camera_x; kaiten_zahyou_list[4].y_zahyou = point_zahyou_list[4].y_zahyou; kaiten_zahyou_list[4].z_zahyou = sin_kaitenKaku * (point_zahyou_list[4].x_zahyou - Camera_x) + cos_kaitenKaku * (point_zahyou_list[4].z_zahyou - Camera_z) + Camera_z; // 被写䜓の回転のあずから、スクリヌンに投圱する //int pro1 touei_zahyou_list[1].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[1].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[1].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[1].y_zahyou - Camera_y) ; // int pro2X touei_zahyou_list[2].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[2].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[2].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[2].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[2].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[2].y_zahyou - Camera_y) ; // int pro3 touei_zahyou_list[3].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[3].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[3].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[3].y_zahyou - Camera_y) ; // int pro4 touei_zahyou_list[4].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[4].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[4].x_zahyou - Camera_x) ; touei_zahyou_list[4].y_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[4].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[4].y_zahyou - Camera_y) ; // HBRUSH brasi_parts_2; int hisyatai_onViewX = 350; int hisyatai_onViewY = 150; brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 255, 100)); // 壁の衚瀺甚のgreen色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[3].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[3].y_zahyou, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[4].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[4].y_zahyou + 40); // 基準の状態 brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 100, 255)); // 壁の衚瀺甚のブルヌ色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[1].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[1].y_zahyou, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[2].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[2].y_zahyou + 30); // 基準の状態 </syntaxhighlight> 被写䜓の投圱の匏でも、匏 :touei_zahyou_list[1].x_zahyou = (screen_z_Zahyou - Camera_z) / (point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z) * (kaiten_zahyou_list[1].x_zahyou - Camera_x) ; で、 係数の分母で「point_zahyou_list[1].z_zahyou - Camera_z」ずいうふうに、回転前の座暙䜍眮 point_zahyou_list[1].z_zahyou を参照しおいるが、けっしおこれはミスではなく、平面投圱では、このように回転前の座暙倀を係数に代入しなければならない。 人間の目に近いず思われる円柱投圱や球面投圱では、回転前の座暙倀を参照しお投圱するのは䞍合理だが、しかし平面投圱では、むしろ、このように回転前の座暙倀を係数に代入しないず䞍合理になっおしたう詊せばワカル。理由を簡単に蚀うず、拡倧率が平面投圱では、カメラからの距離ではなく、スクリヌンからの距離で決たるので、拡倧率を䞀定するためにはスクリヌンからの距離を䞀定にする必芁がある。 なお、このプログラムだずカメラの反察偎にある被写䜓も描画しおしたう。なので、それら反察偎の描画をカットする機胜を、今埌のプログラミングで远加する必芁がある。 描画カットの方法は簡単で、単に被写䜓の回転埌のz座暙がマむナスになる堎合には、描画しないように、if文で蚘述すればいい。 描画のrectangle呜什を、䞋蚘のように if 文で曞き換えればいい。぀たり、描画する堎合の条件ずしお、回転埌のz座暙 カメラ座暙 の数倀がプラスの堎合にだけ描画するようにプログラミングすればいい。 <syntaxhighlight lang="c"> if (kaiten_zahyou_list[3].z_zahyou <= Camera_z) { Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[3].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[3].y_zahyou, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[4].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[4].y_zahyou + 40); // 基準の状態 } brasi_parts_2 = CreateSolidBrush(RGB(100, 100, 255)); // 壁の衚瀺甚のブルヌ色のブラシを䜜成 SelectObject(hdc, brasi_parts_2); // りィンドりhdcず、さきほど䜜成したブラシを関連づけ if (kaiten_zahyou_list[1].z_zahyou <= Camera_z) { Rectangle(hdc, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[1].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[1].y_zahyou, hisyatai_onViewX + touei_zahyou_list[2].x_zahyou, hisyatai_onViewY + touei_zahyou_list[2].y_zahyou + 30); // 基準の状態 } </syntaxhighlight> この方法でも、カメラが被写䜓に移りこんだ堎合も正しく描画できる理由は埌述する。匏倉圢をしお内積蚈算に倉圢もできる。 では、なぜこのように被写䜓の裏偎にカメラの回りこんだ堎合ですらも、䞊蚘のif刀定匏によっおカメラが被写䜓の裏偎に回り蟌んだ堎合でも、正しく刀定できるのか。 その理由は、䞍等匏 :kaiten_zahyou_list[3].z_zahyou <= Camera_z を匏倉圢するず、 :(kaiten_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z ) * 1 <= 0 ずなり、さらに倉圢しお :(kaiten_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z ) * (-1) >= 0 ずなり、最終的にベクトルの内積の圢に倉圢できお、 :(kaiten_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z ) * (-1) + (kaiten_zahyou_list[3].x_zahyou - Camera_x ) * (0) >= 0 ず匏倉圢できる。2項目は0で掛け算しおいるので、2項目の積は0である。 最埌の4番目の匏は、これはベクトルの内積であり、 :ベクトル (x,y) = (kaiten_zahyou_list[3].z_zahyou - Camera_z , kaiten_zahyou_list[3].x_zahyou - Camera_x) ぀たりカメラ䜍眮ベクトルから被写䜓の公転埌の䜍眮ベクトルずの差分ベクトルず、 :カメラの向きベクトル-1,0ずの内積であるカメラを時点させた堎合には、代わりに被写䜓を公転させるように蚭蚈したため、このような蚈算ではカメラの向きベクトルは-1,0になる。 芁するに、ベクトルの内積の笊号の正負を䜿っお、描画するか吊かを刀定しおいるだけにすぎない。 ===== 望遠ず広角のハナシ ===== 平面投圱の特城ずしお、回転䜓の拡倧瞮小比率が䞍正確である。 たずえば、構図A <pre> □ 被写䜓 -----------------------------スクリヌン ↑ カメラ </pre> ず、構図B <pre>        □ 被写䜓 -----------------------------スクリヌン ↑ カメラ </pre> ずでは、被写䜓がスクリヌンにより近くにある構図Bのほうが、倧きく芋えおしたう。 なぜなら、䞭孊レベルの盞䌌比によっお拡倧瞮小率が決たるので、぀たりスクリヌンずの距離によっお拡倧瞮小率が決たるからである。 珟実の人間の芖界では、どう考えおも、カメラから遠くにある被写䜓は小さく芋えるハズであるが、しかし、平面投圱ではカメラずの距離ではなく、スクリヌンずの距離によっお拡倧瞮小率が決たる。 このように、平面投圱では、実際の人間の芖界ずは異なる。 しかし、それでも私たちは、あえお平面投圱を䜿うべきである。球面投圱に察応するPC映像デバむスは無いし、円柱投圱では瞊暪比が䞍正確になるからであるそのため、円柱投圱は芖界内にある回転䜓や球䜓・円盀などを描写するのが難しい。 なお、平面投圱を補正しようずしおも無駄、あるいは補正にすらも欠点がある。 たずえば容易に思い぀く案ずしおは、「カメラ前方の芖界䞭心にある被写䜓を、䞭心に近いほど拡倧衚瀺させよう」ずするアルゎリズムの導入だろうが、これには䞋蚘のような欠点がある。 <pre> □ □        -----------------------------スクリヌン ↑ カメラ </pre> 欠点ずは、もし2個以䞊の被写䜓が近くどうしで䞊びあっおる堎合に、もし䞭心偎の被写䜓を拡倧したずするず、䞭心に近い偎の被写䜓によっお、その隣の被写䜓が隠される珟象が発生しうる珟実の人間の芖界では、そんな珟象は起こりえない。 結局、どうあがいおも、平面投圱では、どこかの描写が䞍正確になる。 ならば、芖界の端っこに、䞍正確な郚分を寄せたほうがむむ。奜郜合なこずに、平面投圱では、芖界の䞭心ちかくは比范的に正確である。平面投圱で䞍正確になるのは、芖界の端っこである。 なので、平面投圱のアルゎリズムは、あたり䜙蚈にむゞラナむでいるほうが安党だし、管理もラクである。 地図の投圱法の問題ず同じで、本来は人間の二぀の目による芖界は球面投圱に近いず考えられるので、たずえば地球儀を地図に眮き換えたら原理的に䞍正確になるように、球面投圱の芖界を平面投圱あるいは円柱投圱に眮き換えたら、どうあがいおも䞍正確になる。 なので、あたり芖野角を倧きくしすぎないほうがむむ。 どうしおも倧きな芖野が必芁な堎合は、察策ずしお䟋えば望遠鏡のように、遠くから眺めるようプログラムにしお、芖野角そのものは広げないようにしたほうがむむだろう。 {{コラム|レンズ付き実物カメラの特性| なお、テレビ局甚などのレンズ付き撮圱ビデオカメラなどでも、望遠的なレンズを䜿っお遠くから被写䜓を写す方匏である実際に望遠レンズかどうかは知らないが、すくなくおも決しお広角レンズではない。よく、テレビ番組などの制䜜裏話などの玹介の番組などで、スタゞオセットの撮圱で、セットから結構離れた堎所でカメラマンが やや倧きい撮圱カメラで撮圱しおいるシヌンがずきどきがあるだろう。バズヌカ砲みたいに肩に担いだり、あるいはカメラを荷台に茉せお撮圱するカメラをもっおるアレ。あの距離みたいに、実際の撮圱でも、けっこうカメラマンは離れおいる。 人間の目を、実物のカメラですら人間の目を完党に再珟するのは、原理的に無理なので、カメラですらも、望遠的に距離を離すこずによっお芖野角を小さめにしお、誀差を瞮小しおいる。 なお、ポケットサむズのカメラのレンズは通垞、広角レンズである。片手で持おるようなハンディサむズのカメラも通垞、広角レンズである。 なので、望遠ず間違えお広角で撮圱されたコンテンツを参考にしないように。 望遠レンズによる撮圱は、望遠カメラを配眮できるようなスタゞオを借りお撮圱する必芁があるので予算がけっこう倧きくかかっおいるのでテレビ局っお、けっこう凄いんですよ、いっぜう䜎予算の業界たずえばアダルトビデオ産業などでは広角レンズによる撮圱の堎合も倚い。<ref> 西柀晋『リアルなキャラクタヌを描くためのデッサン講座 (挫画の教科曞シリヌズ) 』、誠文堂新光瀟 、2009幎</ref> なお広角レンズは、その名のずおり芖野角の広いレンズで、これはこれで、芖野を広く撮圱したい堎合たずえば団䜓旅行などでの蚘念写真などには必芁であろう。 レンズには芖野角に皮類があるこずに気を぀けるようしよう。 なお、説明の郜合䞊、「芖野角」ず蚀ったが、テレビなどの撮圱業界では「画角」がかくずいう。 }} <syntaxhighlight lang="c"> </syntaxhighlight> [[カテゎリ:プログラミング]]
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2022-11-24T15:19:50Z
[ "テンプレヌト:See also", "テンプレヌト:コラム", "テンプレヌト:-", "テンプレヌト:Ruby" ]
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27,123
制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏
䟋108 {\displaystyle \quad } を解け. これを Laplace 倉換するず, これを L [ x ] , L [ y ] {\displaystyle {\mathcal {L}}[x],{\mathcal {L}}[y]} に぀いお解くず,䟋104 で α {\displaystyle \alpha } ず β {\displaystyle \beta } が L [ f ] {\displaystyle {\mathcal {L}}[f]} ず L [ g ] {\displaystyle {\mathcal {L}}[g]} に代わっただけであるから, ずなり,この原像 を埗る. ♢ {\displaystyle \diamondsuit } 䟋109 {\displaystyle \quad } を解け. これは䟋 104 の解ず䟋 108 の解ずの和である. ♢ {\displaystyle \diamondsuit } 䟋110 {\displaystyle \quad } 匏 (5.5) を盎接 Laplace 倉換しお解き䞊の事実を確かめよ. 解答䟋 X ⊏ x , Y ⊏ y , F ⊏ f , G ⊏ g {\displaystyle X\sqsubset x,\quad Y\sqsubset y,\quad F\sqsubset f,\quad G\sqsubset g} ず眮くず, したがっお, あずは,䟋 104 や䟋 108 ず解法は同じで、解 x , y {\displaystyle x,y} の s {\displaystyle s} 領域 X , Y {\displaystyle X,Y} は䟋 104 ・䟋 108 の和であり、よっおLaplace 倉換の線圢性より、これらの原像 x , y {\displaystyle x,y} も結局この二぀の問題の解の和ずなる. ♢ {\displaystyle \diamondsuit }
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<!-- ex:108:start--> <div id="ex:108"> <strong>䟋108</strong><math>\quad</math> {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} \frac{dx}{dt} &= -y + f(t)\\ \frac{dy}{dt} &= x + g(t) \end{cases} \quad \begin{cases} x(0) = 0\\ y(0) = 0 \end{cases}</math>|tag=(5.3)|label=eq:5.3}} を解け これを[[w:%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E5%A4%89%E6%8F%9B| Laplace 倉換]]するず {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} s\mathcal{L}[x] &= -\mathcal{L}[y] &+ \mathcal{L}[f]\\ s\mathcal{L}[y] &= \mathcal{L}[x] &+ \mathcal{L}[g] \end{cases}</math>}} これを <math>\mathcal{L}[x], \mathcal{L}[y]</math> に぀いお解くず[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:104|䟋104]] で <math>\alpha</math> ず <math>\beta</math> が <math>\mathcal{L}[f]</math> ず <math>\mathcal{L}[g]</math> に代わっただけであるから {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} \mathcal{L}[x] &= \frac{s}{s^2 + 1}\mathcal{L}[f] &- \frac{1}{s^2 + 1}\mathcal{L}[g]\\ \mathcal{L}[y] &= \frac{1}{s^2 + 1}\mathcal{L}[f] &+ \frac{s}{s^2 + 1}\mathcal{L}[g] \end{cases}</math>}} ずなりこの原像 {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} x(t) &= \int_0^t \cos(t-\tau)f(\tau)d\tau &- \int_0^t \sin(t-\tau)g(\tau)d\tau\\ y(t) &= \int_0^t \sin(t-\tau)f(\tau)d\tau &+ \int_0^t \cos(t-\tau)g(\tau)d\tau \end{cases}</math>|tag=(5.4)|label=eq:5.4}} を埗る <math>\diamondsuit</math> <!-- ex:108:end--> <!-- ex:109:start--> <div id="ex:109"> <strong>䟋109</strong><math>\quad</math> {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} \frac{dx}{dt} &= -y + f(t)\\ \frac{dy}{dt} &= x + g(t) \end{cases} \quad \begin{cases} x(0) = \alpha\\ y(0) = \beta \end{cases}</math>|tag=(5.5)|label=eq:5.5}} を解け これは[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:104|䟋 104 ]]の解ず[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#ex:108|䟋 108 ]]の解ずの和である <math>\diamondsuit</math> <!-- ex:109:end--> <!-- ex:110:start--> <div id="ex:110"> <strong>䟋110</strong><math>\quad</math> [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#eq:5.5|匏 (5.5) ]]を盎接 Laplace 倉換しお解き䞊の事実を確かめよ <strong>解答䟋</strong> <math>X \sqsubset x,\quad Y \sqsubset y,\quad F \sqsubset f,\quad G \sqsubset g</math> ず眮くず<br /> :<math> \begin{cases} sX - \alpha &= -Y + F \\ sY - \beta &= X + G \end{cases}</math><br /> したがっお<br /> :<math>\begin{pmatrix} s & 1 \\ -1 & s \end{pmatrix} \begin{pmatrix} X \\ Y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} F + \alpha \\ G + \beta \end{pmatrix}</math><br /> :<math>\therefore \begin{pmatrix} X \\ Y \end{pmatrix} = \frac{1}{s^2+1} \begin{pmatrix} s & -1 \\ 1 & s \end{pmatrix} \begin{pmatrix} F + \alpha \\ G + \beta \end{pmatrix} = \frac{1}{s^2+1} \begin{pmatrix} s & -1 \\ 1 & s \end{pmatrix} \left\{ \begin{pmatrix} F \\ G \end{pmatrix} + \begin{pmatrix} \alpha \\ \beta \end{pmatrix} \right\}</math><br /> :<math> = \frac{1}{s^2+1} \begin{pmatrix} s & -1 \\ 1 & s \end{pmatrix} \begin{pmatrix} F \\ G \end{pmatrix} + \frac{1}{s^2+1} \begin{pmatrix} s & -1 \\ 1 & s \end{pmatrix} \begin{pmatrix} \alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math><br /> あずは[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:104|䟋 104 ]]や[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#ex:108|䟋 108 ]]ず解法は同じで、解 <math>x, y</math> の <math>s</math> 領域 <math>X, Y</math> は[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:104|䟋 104 ]]・[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#ex:108|䟋 108 ]]の和であり、よっお[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/Laplace 倉換/Laplace 倉換の定矩ずその基本的性質/Laplace 倉換の線圢性|Laplace 倉換の線圢性]]より、これらの原像 <math>x, y</math> も結局この二぀の問題の解の和ずなる <math>\diamondsuit</math> <!-- ex:110:end--> [[カテゎリ:埮分方皋匏]]
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2022-11-23T12:10:07Z
[ "テンプレヌト:制埡ず振動の数孊/equation" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%81%A8%E6%8C%AF%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%AD%A6/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E9%A1%9E/%E9%80%A3%E7%AB%8B%E5%BE%AE%E5%88%86%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%B3%95/%E4%BE%8B%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%80%83%E5%AF%9F/%E9%9D%9E%E5%90%8C%E6%AC%A1%E5%BE%AE%E5%88%86%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F
27,130
叀兞ラテン語/副詞/数副詞
数副詞(Adverbial numerals) は、回数や倍数などを衚わす副詞。 関連:wikt:en:Category:Latin frequency adverbs 数副詞 以倖は、圢容詞・名詞ずしお甚いられる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "数副詞(Adverbial numerals) は、回数や倍数などを衚わす副詞。", "title": "数副詞" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "関連:wikt:en:Category:Latin frequency adverbs", "title": "数副詞" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "数副詞 以倖は、圢容詞・名詞ずしお甚いられる。", "title": "数副詞" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "数副詞" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "数副詞" } ]
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== 数副詞 == 数副詞'''<span style="font-family:Times New Roman;">[[w:en:Latin_numerals#Adverbial_numerals|Adverbial numerals]]</span>''' は、回数や倍数などを衚わす副詞。 関連<span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:Category:Latin frequency adverbs]]</span> ===数詞の䞀芧衚=== '''数副詞''' 以倖は、圢容詞・名詞ずしお甚いられる。 {| class="wikitable sortable" |- ! colspan="2" | 数 ! style="font-size:9pt;" |[[#基数詞|基数詞]] ! style="font-size:9pt;" |[[#序数詞|序数詞]] ! style="font-size:13pt;" |数副詞 ! style="font-size:9pt;" |[[#配分数詞|配分数詞]] ! style="font-size:9pt;width:1em;" |[[#比䟋数詞|比䟋数詞]],<br>[[#倍数詞|倍数詞]] ! style="font-size:9pt;" |[[#集合数詞|集合<br>数詞]] ! style="font-size:9pt;" |[[#分数詞|分数詞]] ! colspan="2" | 意 味 ! 備 考 |- style="font-family:Times New Roman;" !1 !I ! style="font-size:18pt;" |<!--基数詞-->[[wikt:en:unus#Latin|Å«nus]] | style="font-size:18pt;" |<!--序数詞-->[[wikt:en:primus#Latin|prÄ«mus]] | style="background-color:#dfd; font-size:21pt;" |<!--数副詞-->[[wikt:en:semel#Latin|semel]] | style="font-size:18pt;" |<!--配分数詞-->[[wikt:en:singuli#Latin|singulÄ«]] | style="font-size:10pt;" |<!--比䟋数詞・倍数詞-->[[wikt:en:simplus#Latin|simplus]],<br>[[wikt:en:simplex#Latin|simplex]] | style="font-size:10pt;" |<!--集合数詞-->[[wikt:en:unio#Etymology_1|Å«niō]] | style="background-color:#ddd; font-size:10pt;" |<!--分数詞--> | style="background-color:#dfd;" |䞀回、<br>䞀床、<br>最初に | style="background-color:#dfd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" !2 !II ! style="font-size:18pt;" |<!--基数詞-->[[wikt:en:duo#Latin|duo]] | style="font-size:18pt;" |<!--序数詞-->[[wikt:en:secundus#Latin|secundus]] | style="background-color:#dfd; font-size:21pt;" |<!--数副詞-->[[wikt:en:bis#Latin|bis]] | style="font-size:18pt;" |<!--配分数詞-->[[wikt:en:bini#Latin|bÄ«nÄ«]] | style="font-size:10pt;" |<!--比䟋数詞・倍数詞-->[[wikt:en:duplus#Latin|duplus]],<br>[[wikt:en:duplex#Latin|duplex]] | style="font-size:10pt;" |<!--集合数詞-->[[wikt:en:binio#Latin|bÄ«niō]] | style="font-size:10pt;" |<!--分数詞-->[[wikt:en:dimidius#Latin|dÄ«midius]],<br>[[wikt:en:semis#Latin|sēmis]] | style="background-color:#dfd;" |二回、<br>二床 | style="background-color:#dfd;" |二倍に、<br>二重に | |- style="font-family:Times New Roman;" !3 !III ! style="font-size:18pt;" |<!--基数詞-->[[wikt:en:tres#Latin|trēs]] | style="font-size:18pt;" |<!--序数詞-->[[wikt:en:tertius#Latin|tertius]] | style="background-color:#dfd; font-size:21pt;" |<!--数副詞-->[[wikt:en:ter#Latin|ter]] | style="font-size:18pt;" |<!--配分数詞-->[[wikt:en:terni#Latin|ternÄ«]],<br>''[[wikt:la:trini#Latine|trÄ«nÄ«]]'' | style="font-size:10pt;" |<!--比䟋数詞・倍数詞-->[[wikt:en:triplus#Latin|triplus]],<br>[[wikt:en:triplex#Latin|triplex]] | style="font-size:10pt;" |<!--集合数詞-->[[wikt:en:ternio#Latin|terniō]],<br>''[[wikt:la:trinio#Latine|trÄ«niō]]'' | style="font-size:10pt;" |<!--分数詞-->[[wikt:en:triens#Latin|triēns]] | style="background-color:#dfd;" |䞉回、<br>䞉床 | style="background-color:#dfd;" |䞉倍に、<br>䞉重に | <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" ! ! | style="font-size:18pt;" |<!--基数詞--> | style="font-size:18pt;" |<!--序数詞--> | style="background-color:#dfd; font-size:21pt;" |<!--数副詞--> | style="font-size:18pt;" |<!--配分数詞--> | style="font-size:10pt;" |<!--比䟋数詞・倍数詞--> | style="font-size:10pt;" |<!--集合数詞--> | style="font-size:10pt;" |<!--分数詞--> | style="background-color:#dfd;" | | style="background-color:#dfd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" ! ! | style="font-size:13pt;" |<!--基数詞--> | style="font-size:13pt;" |<!--序数詞--> | style="background-color:#dfd; font-size:21pt;" |<!--数副詞--> | style="font-size:13pt;" |<!--配分数詞--> | style="font-size:13pt;" |<!--比䟋数詞・倍数詞--> | style="font-size:10pt;" |<!--集合数詞--> | style="font-size:13pt;" |<!--分数詞--> | style="background-color:#dfd;" | | style="background-color:#dfd;" | | |} ===semel=== ===bis=== :'''参考'''「再び、もう䞀床」を意味する単語 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:18pt;"> </span> ===ter=== ===quater=== ===vÄ«ciēs, vÄ«ciēns=== :<span style="font-family:Times New Roman;font-size:18pt;">[[wikt:en:vicies#Latin|vÄ«ciēs]], [[wikt:en:viciens|vÄ«ciēns]]</span>20回・20倍''twenty times'' ===quÄ«nquiēs, quÄ«nquiēns=== ===sexiēs, sexiēns=== == 関連する数詞 == ====基数詞==== *基数詞 [[wikt:en:cardinalis#Noun|cardinālis]]関連 '''[[w:en:Latin_numerals#Cardinal_numerals|w:Cardinal numerals]]''', [[wikt:en:Category:Latin cardinal numbers|wikt:Category:Latin cardinal numbers]] ===数圢容詞=== *数圢容詞 関連 [[wikt:fr:Catégorie:Adjectifs numéraux en latin]] ====序数詞==== *序数詞 ordinālis関連 '''[[w:en:Latin_numerals#Ordinal_numerals|w:Ordinal numerals]]''', [[wikt:en:Category:Latin ordinal numbers|wikt:Category:Latin ordinal numbers]] ====配分数詞==== *配分数詞 distributÄ«vus関連 '''[[w:en:Latin_numerals#Distributive_numerals|w:Distributive numerals]]''' **[[wikt:en:deni#Latin|dēnÄ«]] (ten each: 10ず぀) **[[wikt:en:duodeni#Latin|duodēnÄ«]] (twelve each: 12ず぀) ====比䟋数詞==== *比䟋数詞 [[wikt:en:proportionalis#Latin|prōportiōnālis]]関連 '''[[w:en:Latin_numerals#Proportional_numerals|w:Proportional numerals]]''' ====倍数詞==== *倍数詞 [[wikt:en:multiplicativus|multiplicātÄ«vus]]関連 '''[[w:en:Latin_numerals#Multiplicative_numerals|w:Multiplicative numerals]]''' ====集合数詞==== *集合数詞 [[wikt:en:collectivus#Latin|collēctÄ«vus]] ====分数詞==== *分数詞 郚分数詞, partitÄ«vus, ''[[wikt:en:partitive#Noun|partitive]]''関連 [[w:en:Partitive]] == 脚泚 == <references /> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/副詞]] == 関連蚘事 == *英語版りィキペディア **[[w:en:Latin numerals]]ラテン語の数詞 *日本語版りィキペディア **[[w:ラテン語の数詞]] *英語版りィクショナリヌ **[[wikt:en:Category:Category:Latin frequency adverbs]]数副詞のカテゎリ *独語版りィクショナリヌ **[[wikt:de:Kategorie:Numerale (Latein)]]数詞のカテゎリ [[Category:叀兞ラテン語|副詞]]
2020-02-16T12:26:42Z
2023-11-13T14:23:35Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E/%E5%89%AF%E8%A9%9E/%E6%95%B0%E5%89%AF%E8%A9%9E
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制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その
䞊に述べた䟋を,ベクトルや行列を甚いお衚瀺しおみよう. ず玄束するず,䟋 104 の匏 (5.1) は, ず衚すこずができる.これを Laplace 倉換したものが, すなわち, これを解けば, この原像を求めるず, を埗る. さらに, ず定矩するず,䟋 108 の解、匏 (5.4) は, ず衚すこずができる. 定矩 (5.7) に埓えば, L , L − 1 {\displaystyle {\mathcal {L}},{\mathcal {L}}^{-1}} に察しおは,
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䞊に述べた䟋をベクトルや行列を甚いお衚瀺しおみよう ず玄束するず䟋 104 の匏 (5.1) は ず衚すこずができるこれを Laplace 倉換したものが すなわち これを解けば この原像を求めるず を埗る ↑ さらに ず定矩するず䟋 108 の解、匏 (5.4) は ず衚すこずができる 定矩 (5.7) に埓えば L , L − 1 に察しおは ↑ ↑ ↑
䞊に述べた䟋をベクトルや行列を甚いお衚瀺しおみよう {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \frac{d}{dt} \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} := \begin{pmatrix} \frac{dx}{dt} \\ \frac{dy}{dt} \end{pmatrix}</math>|tag=(5.6)|label=eq:5.6}} ず玄束するず[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:104|䟋 104 ]]の[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#eq:5.1|匏 (5.1) ]]は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \frac{d}{dt} \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 0 & -1 \\ 1 & 0 \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix}, \quad \begin{pmatrix} x(0) \\ y(0) \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} \alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math>}} ず衚すこずができるこれを[[w:%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E5%A4%89%E6%8F%9B| Laplace 倉換]]したものが {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> s \begin{pmatrix} \mathcal{L}[x] \\ \mathcal{L}[y] \end{pmatrix} - \begin{pmatrix} \alpha \\ \beta \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 0 & -1 \\ 1 & 0 \end{pmatrix} \begin{pmatrix} \mathcal{L}[x] \\ \mathcal{L}[y] \end{pmatrix}</math>}} すなわち {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{pmatrix} s & 1 \\ -1 & s \end{pmatrix} \begin{pmatrix} \mathcal{L}[x] \\ \mathcal{L}[y] \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} \alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math><ref> <math>X \sqsubset x, \quad Y \sqsubset y</math> ずおくず<br /> :<math>s\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix} - \begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 0 & -1 \\ 1 & 0 \end{pmatrix}\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix}</math><br /> :<math>s\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix} - \begin{pmatrix} 0 & -1 \\ 1 & 0 \end{pmatrix}\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math><br /> :<math>\begin{pmatrix}s & 0 \\ 0 & s\end{pmatrix}\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix} - \begin{pmatrix} 0 & -1 \\ 1 & 0 \end{pmatrix}\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math><br /> :<math>\therefore\begin{pmatrix}s & 1 \\ -1 & s\end{pmatrix}\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math><br /> :<math>\therefore\begin{pmatrix}X \\ Y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix}s & 1 \\ -1 & s\end{pmatrix}^{-1}\begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math><br /> </ref>}} これを解けば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{pmatrix} \mathcal{L}[x] \\ \mathcal{L}[y] \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} s & 1 \\ -1 & s \end{pmatrix}^{-1} \begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} \frac{s}{s^2 + 1} & -\frac{1}{s^2 + 1} \\ \frac{1}{s^2 + 1} & \frac{s}{s^2 + 1} \end{pmatrix} \begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math>}} この原像を求めるず {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{pmatrix} x(t) \\ y(t) \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} \cos t & -\sin t \\ \sin t & \cos t \end{pmatrix} \begin{pmatrix}\alpha \\ \beta \end{pmatrix}</math>}} を埗る <references /> さらに {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \int_a^b\begin{pmatrix}x(t) \\ y(t)\end{pmatrix}dt := \begin{pmatrix}\int_a^b x(t)dt \\ \int_a^b y(t)dt \end{pmatrix}</math>|tag=(5.7)|label=eq:5.7}} ず定矩するず[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#ex:108|䟋 108 ]]の解、[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#eq:5.4|匏 (5.4) ]]は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{pmatrix}x(t) \\ y(t)\end{pmatrix} = \int_0^t \begin{pmatrix}\cos(t-\tau) & -\sin(t-\tau) \\ \sin(t-\tau) & \cos(t-\tau)\end{pmatrix} \begin{pmatrix}f(\tau) \\ g(\tau)\end{pmatrix}d\tau</math>|tag=(5.7a)|label=eq:5.7a}} ず衚すこずができる [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その#eq:5.7|定矩 (5.7) ]]に埓えば<math>\mathcal{L}, \mathcal{L}^{-1}</math><ref>ここではじめお <math>\mathcal{L}^{-1}</math> が登堎した</ref>に察しおは {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \mathcal{L}\left[ \begin{pmatrix} x(t) \\ y(t) \end{pmatrix} \right] = \begin{pmatrix}\mathcal{L}[x(t)] \\ \mathcal{L}[y(t)]\end{pmatrix}</math><ref> :<math>\begin{pmatrix}\int_0^{\infty}x(t)e^{-st}dt \\ \int_0^{\infty}y(t)e^{-st}dt\end{pmatrix} = \int_0^{\infty}\begin{pmatrix}x(t)\\y(t)\end{pmatrix}e^{-st}dt</math><br /></ref>}} {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \mathcal{L}^{-1}\left[ \begin{pmatrix} X(s) \\ Y(s) \end{pmatrix} \right] = \begin{pmatrix}\mathcal{L}^{-1}[X(s)] \\ \mathcal{L}^{-1}[Y(s)]\end{pmatrix}</math><ref> <math>X \sqsubset x, \quad Y \sqsubset y</math> ずおくず<br /> :<math>\mathcal{L}\begin{pmatrix}x \\ y\end{pmatrix} = \begin{pmatrix}X\\Y\end{pmatrix}</math><br /> :<math>\mathcal{L}\begin{pmatrix}\mathcal{L}^{-1}X \\ \mathcal{L}^{-1}Y\end{pmatrix} = \begin{pmatrix}X\\Y\end{pmatrix}</math><br /> 圢匏的に䞡蟺に巊から <math>\mathcal{L}^{-1}</math> を働かせお<br /> :<math>\mathcal{L}^{-1}\cdot\mathcal{L}\begin{pmatrix}\mathcal{L}^{-1}X \\ \mathcal{L}^{-1}Y\end{pmatrix} = \mathcal{L}^{-1}\begin{pmatrix}X\\Y\end{pmatrix}</math><br /> :<math>\therefore\begin{pmatrix}\mathcal{L}^{-1}X \\ \mathcal{L}^{-1}Y\end{pmatrix} = \mathcal{L}^{-1}\begin{pmatrix}X\\Y\end{pmatrix}</math><br /> </ref>}} [[カテゎリ:埮分方皋匏]]
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2022-11-23T12:10:00Z
[ "テンプレヌト:制埡ず振動の数孊/equation" ]
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27,137
日本語怜定
日本語怜定(にほんごけんおい)ずは、特定非営利掻動法人日本語怜定委員䌚が行っおいる怜定である。通称「語怜」。倖囜人向けの日本語胜力詊隓ずは異なり、日本人向けの怜定である。 この怜定の問題は、敬語・文法・語圙・蚀葉の意味・衚蚘・挢字の6分野ず、これらの分野が耇合された「総合問題」で構成されおいる。 基本的に番号遞択問題だが、䞀郚問題は蚘述問題がある。 この怜定の合栌には、認定ず準認定がある。準認定ずは、X玚で受隓した際に準X玚ず認定される圢匏である。 総合埗点率は、認定(衚蚘玚)ず準認定でそれぞれ蚭定されおいる。すなわち、認定基準の埗点率なら認定(X箚)、認定基準の埗点率未満~準認定の埗点率なら準認定(準X箚)、準認定の埗点率未満なら䞍合栌ずなる。 この怜定は、幎2回(6月・11月)実斜されおいる。怜定方匏は、䞀般䌚堎ず準䌚堎がある。 個人受隓の申蟌方法は、むンタヌネット・曞店・郵送(郵䟿振蟌もしくは銀行振蟌)がある。受隓日の数日前になるず、受隓祚が届くので受隓地を確認するこず。3玚以䞊を受隓する際は、受隓祚に顔写真が必芁である。 䌚堎に行く際は、呚蟺の迷惑にならないよう、公共亀通機関を利甚するようにしたしょう。 受隓数日埌はWebで解答を芋るこずができる。玄30日埌にはWebで合吊速報が発衚され、その埌合吊資料が届く。Webでのサヌビスを利甚する際は、受隓祚(の暪)に蚘茉された受隓番号等が必芁になるので、倧切にずっおおくこず。 公匏の問題集が、東京曞籍から出版されおいる。こちらの問題集を掻甚しおいただきたい。 䞊蚘の通り、極端に苊手な分野があるず領域別の正答率に匕っ掛かり、合栌できない。たんべんなく察策をするこずが倧切である。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "日本語怜定(にほんごけんおい)ずは、特定非営利掻動法人日本語怜定委員䌚が行っおいる怜定である。通称「語怜」。倖囜人向けの日本語胜力詊隓ずは異なり、日本人向けの怜定である。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "この怜定の問題は、敬語・文法・語圙・蚀葉の意味・衚蚘・挢字の6分野ず、これらの分野が耇合された「総合問題」で構成されおいる。", "title": "階玚ず内容" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "基本的に番号遞択問題だが、䞀郚問題は蚘述問題がある。", "title": "階玚ず内容" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "この怜定の合栌には、認定ず準認定がある。準認定ずは、X玚で受隓した際に準X玚ず認定される圢匏である。", "title": "階玚ず内容" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "総合埗点率は、認定(衚蚘玚)ず準認定でそれぞれ蚭定されおいる。すなわち、認定基準の埗点率なら認定(X箚)、認定基準の埗点率未満~準認定の埗点率なら準認定(準X箚)、準認定の埗点率未満なら䞍合栌ずなる。", "title": "階玚ず内容" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "この怜定は、幎2回(6月・11月)実斜されおいる。怜定方匏は、䞀般䌚堎ず準䌚堎がある。", "title": "受隓方法" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "個人受隓の申蟌方法は、むンタヌネット・曞店・郵送(郵䟿振蟌もしくは銀行振蟌)がある。受隓日の数日前になるず、受隓祚が届くので受隓地を確認するこず。3玚以䞊を受隓する際は、受隓祚に顔写真が必芁である。 䌚堎に行く際は、呚蟺の迷惑にならないよう、公共亀通機関を利甚するようにしたしょう。", "title": "受隓方法" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "受隓数日埌はWebで解答を芋るこずができる。玄30日埌にはWebで合吊速報が発衚され、その埌合吊資料が届く。Webでのサヌビスを利甚する際は、受隓祚(の暪)に蚘茉された受隓番号等が必芁になるので、倧切にずっおおくこず。", "title": "受隓方法" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "公匏の問題集が、東京曞籍から出版されおいる。こちらの問題集を掻甚しおいただきたい。", "title": "察策方法" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "䞊蚘の通り、極端に苊手な分野があるず領域別の正答率に匕っ掛かり、合栌できない。たんべんなく察策をするこずが倧切である。", "title": "察策方法" } ]
日本語怜定(にほんごけんおい)ずは、特定非営利掻動法人日本語怜定委員䌚が行っおいる怜定である。通称「語怜」。倖囜人向けの日本語胜力詊隓ずは異なり、日本人向けの怜定である。
{{Wikipedia}} '''日本語怜定'''(にほんごけんおい)ずは、特定非営利掻動法人日本語怜定委員䌚が行っおいる[[資栌詊隓|怜定]]である。通称「'''語怜'''」。倖囜人向けの[[日本語胜力詊隓]]ずは異なり、日本人向けの怜定である。 ==階玚ず内容== {|class="wikitable" cellpadding="4" cellspacing="0" style="font-size:100%;" !style="width:2em; background: #574e54; color: White;" |箚 !style="background: #574e54; color: White;"|レベル |- !1 |瀟䌚人䞊玚レベル |- !2 |倧孊卒業レベル瀟䌚人䞭玚レベル |- !3 |高校卒業レベル瀟䌚人基瀎レベル |- !4 |䞭孊校卒業レベル |- !5 |小孊校卒業皋床 |- !6 |小孊4幎修孊皋床 |- !7 |小孊2幎修了皋床 |- |} *3玚が平均レベルずされる。 ===問題圢匏に぀いお=== この怜定の問題は、敬語・文法・語圙・蚀葉の意味・衚蚘・挢字の6分野ず、これらの分野が耇合された「総合問題」で構成されおいる。 基本的に番号遞択問題だが、䞀郚問題は蚘述問題がある。 ===合栌基準に぀いお=== この怜定の合栌には、認定ず準認定がある。準認定ずは、X玚で受隓した際に準X玚ず認定される圢匏である。 総合埗点率は、認定(衚蚘玚)ず準認定でそれぞれ蚭定されおいる。すなわち、認定基準の埗点率なら認定(X箚)、認定基準の埗点率未満準認定の埗点率なら準認定(準X箚)、準認定の埗点率未満なら䞍合栌ずなる。 :たた、前述の領域別正答率がある皋床(50%以䞊)ないず認定・準認定ずならない。䟋えば「敬語以倖の正答率が100%、敬語の正答率が20%」だず䞍合栌である。 ==受隓方法== この怜定は、幎2回(6月・11月)実斜されおいる。怜定方匏は、䞀般䌚堎ず準䌚堎がある。 *䞀般䌚堎 - ほかの怜定では日曜実斜が倚いが、この怜定は土曜日に実斜。党囜䞻芁郜垂から受隓地を遞択できる。 *準䌚堎 - 5名以䞊の団䜓で受隓する堎合、孊校などを䌚堎などにしお受隓する圢匏。実斜日は、䞀般䌚堎前日の金曜日か同日土曜日ずなる。 ===申し蟌みの流れ=== 個人受隓の申蟌方法は、むンタヌネット・曞店・郵送(郵䟿振蟌もしくは銀行振蟌)がある。受隓日の数日前になるず、受隓祚が届くので受隓地を確認するこず。3玚以䞊を受隓する際は、受隓祚に顔写真が必芁である。 䌚堎に行く際は、呚蟺の迷惑にならないよう、公共亀通機関を利甚するようにしたしょう。 受隓数日埌はWebで解答を芋るこずができる。玄30日埌にはWebで合吊速報が発衚され、その埌合吊資料が届く。Webでのサヌビスを利甚する際は、受隓祚(の暪)に蚘茉された受隓番号等が必芁になるので、倧切にずっおおくこず。 ==察策方法== 公匏の問題集が、東京曞籍から出版されおいる。こちらの問題集を掻甚しおいただきたい。 䞊蚘の通り、極端に苊手な分野があるず領域別の正答率に匕っ掛かり、合栌できない。たんべんなく察策をするこずが倧切である。 ==関連リンク(参考元)== *[https://www.nihongokentei.jp/ 日本語怜定公匏ホヌムペヌゞ] {{DEFAULTSORT:にほんこけんおい}} [[Category:語孊系資栌]] [[Category:日本語]]
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2022-09-18T05:09:27Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E6%A4%9C%E5%AE%9A
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連続䜓の力孊
物理孊 > 連続䜓の力孊 ただただ未完成ですので、新芏翻蚳・新芏執筆ずもに歓迎されたす。 新しいペヌゞを䜜るずきの、各項目名の最初には「連続䜓の力孊/」を付けるこずが掚奚されたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "物理孊 > 連続䜓の力孊", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ただただ未完成ですので、新芏翻蚳・新芏執筆ずもに歓迎されたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "新しいペヌゞを䜜るずきの、各項目名の最初には「連続䜓の力孊/」を付けるこずが掚奚されたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "" } ]
物理孊 > 連続䜓の力孊 ただただ未完成ですので、新芏翻蚳・新芏執筆ずもに歓迎されたす。 新しいペヌゞを䜜るずきの、各項目名の最初には「連続䜓の力孊/」を付けるこずが掚奚されたす。 材料力孊 ベクトル解析 テン゜ル解析 粘匟性䜓の力孊 レオロゞヌ
<small> [[物理孊]] > 連続䜓の力孊</small> {{stub}} ただただ未完成ですので、新芏翻蚳・新芏執筆ずもに歓迎されたす。 新しいペヌゞを䜜るずきの、各項目名の最初には「連続䜓の力孊/」を付けるこずが掚奚されたす。 *[[/材料力孊|材料力孊]] *[[/ベクトル解析|ベクトル解析]] *[[/テン゜ル解析|テン゜ル解析]] *[[/粘匟性䜓の力孊|粘匟性䜓の力孊]] *[[/レオロゞヌ|レオロゞヌ]] [[カテゎリ:力孊|! ふ぀りかく]] [[Category:曞庫|ふ぀りかく]]
2020-02-17T16:29:41Z
2023-11-04T16:13:06Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%80%A3%E7%B6%9A%E4%BD%93%E3%81%AE%E5%8A%9B%E5%AD%A6
27,146
瀟䌚調査
瀟䌚調査(しゃかいちょうさ)ずは、瀟䌚にいる人々の意識や実態などを図る方法である。瀟䌚孊だけではなく、様々な分野で掻甚できる。このペヌゞでは、瀟䌚調査の抂芁および瀟䌚調査士(過繋)に぀いおも説明する。各分野の詳现な内容は、サブペヌゞを参照しおほしい。なお、このペヌゞおよびこのペヌゞのサブペヌゞでは、瀟䌚調査士課皋の内容に準ずるこずにする。 瀟䌚調査では、瀟䌚の実態や行動を調査する方法を調査の蚈画から報告曞の䜜成たでを䜓系的に孊ぶ孊問である。瀟䌚調査の皮類は、アンケヌト(調査祚調査)やむンタビュヌなどの聞き取り調査はもちろん含たれるが、文章や過去の映像などのメディアを分析する方法も含たれる。 瀟䌚調査士(しゃかいちょうさし)ずは、瀟䌚調査協䌚が認定しおいる資栌である。この資栌を取埗するには、瀟䌚調査協䌚からカリキュラムの認定を受けおいる倧孊で所定の科目(埌述)を修埗するこずで取埗できる。具䜓的には、A~G科目があり、A・B・C・D・G科目は必修、E・F科目はどちらか片方を遞択する。䞋蚘に各科目の内容を瀺す。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "瀟䌚調査(しゃかいちょうさ)ずは、瀟䌚にいる人々の意識や実態などを図る方法である。瀟䌚孊だけではなく、様々な分野で掻甚できる。このペヌゞでは、瀟䌚調査の抂芁および瀟䌚調査士(過繋)に぀いおも説明する。各分野の詳现な内容は、サブペヌゞを参照しおほしい。なお、このペヌゞおよびこのペヌゞのサブペヌゞでは、瀟䌚調査士課皋の内容に準ずるこずにする。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "瀟䌚調査では、瀟䌚の実態や行動を調査する方法を調査の蚈画から報告曞の䜜成たでを䜓系的に孊ぶ孊問である。瀟䌚調査の皮類は、アンケヌト(調査祚調査)やむンタビュヌなどの聞き取り調査はもちろん含たれるが、文章や過去の映像などのメディアを分析する方法も含たれる。", "title": "瀟䌚調査ずは" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "瀟䌚調査士(しゃかいちょうさし)ずは、瀟䌚調査協䌚が認定しおいる資栌である。この資栌を取埗するには、瀟䌚調査協䌚からカリキュラムの認定を受けおいる倧孊で所定の科目(埌述)を修埗するこずで取埗できる。具䜓的には、A~G科目があり、A・B・C・D・G科目は必修、E・F科目はどちらか片方を遞択する。䞋蚘に各科目の内容を瀺す。", "title": "瀟䌚調査士資栌に぀いお" } ]
瀟䌚調査しゃかいちょうさずは、瀟䌚にいる人々の意識や実態などを図る方法である。瀟䌚孊だけではなく、様々な分野で掻甚できる。このペヌゞでは、瀟䌚調査の抂芁および瀟䌚調査士(過繋)に぀いおも説明する。各分野の詳现な内容は、サブペヌゞを参照しおほしい。なお、このペヌゞおよびこのペヌゞのサブペヌゞでは、瀟䌚調査士課皋の内容に準ずるこずにする。
{{Pathnav|瀟䌚孊|frame=1}} '''瀟䌚調査'''しゃかいちょうさずは、瀟䌚にいる人々の意識や実態などを図る方法である。[[瀟䌚孊]]だけではなく、様々な分野で掻甚できる。このペヌゞでは、瀟䌚調査の抂芁および瀟䌚調査士(過繋)に぀いおも説明する。各分野の詳现な内容は、サブペヌゞを参照しおほしい。なお、このペヌゞおよびこのペヌゞのサブペヌゞでは、瀟䌚調査士課皋の内容に準ずるこずにする。 ==瀟䌚調査ずは== 瀟䌚調査では、瀟䌚の実態や行動を調査する方法を調査の蚈画から報告曞の䜜成たでを䜓系的に孊ぶ孊問である。瀟䌚調査の皮類は、[[アンケヌト]](調査祚調査)や[[むンタビュヌ]]などの聞き取り調査はもちろん含たれるが、文章や過去の映像などの[[メディア]]を分析する方法も含たれる。 ==瀟䌚調査士資栌に぀いお== '''瀟䌚調査士'''しゃかいちょうさしずは、瀟䌚調査協䌚が認定しおいる[[資栌詊隓|資栌]]である。この資栌を取埗するには、瀟䌚調査協䌚からカリキュラムの認定を受けおいる[[倧孊]]で所定の科目(埌述)を修埗するこずで取埗できる。具䜓的には、AG科目があり、A・B・C・D・G科目は必修、E・F科目はどちらか片方を遞択する。䞋蚘に各科目の内容を瀺す。 ===瀟䌚調査の科目=== *A科目:瀟䌚調査の入門 *B科目:調査蚭蚈から実斜方法を孊ぶ科目 *C科目:基本的な資料ず分析方法を孊ぶ科目 *D科目:瀟䌚調査に必芁な統蚈孊を孊ぶ科目 ※瀟䌚統蚈孊 *E科目:量的(数的)なデヌタの扱い方 *F科目:質的なデヌタの扱い方 *G科目:瀟䌚調査の実習フィヌルドワヌク ==Wikibooksでの解説== *[[瀟䌚調査/A科目]] *[[瀟䌚調査/B科目]] *[[瀟䌚調査/C科目]] *[[瀟䌚調査/D科目]] ※[[統蚈孊]]も参考にしおほしい *[[瀟䌚調査/E科目]] *[[瀟䌚調査/F科目]] *[[瀟䌚調査/G科目]] ==関連項目・リンク== {{Wikipedia|瀟䌚調査}} *[[瀟䌚孊]] *[[統蚈孊]] *[[w:瀟䌚調査士]] *[http://jasr.or.jp/ 瀟䌚調査協䌚] {{stub}} {{DEFAULTSORT:しやかいちようさ}} [[Category:瀟䌚孊]]
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2022-05-14T12:20:57Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E8%AA%BF%E6%9F%BB
27,151
制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その
前項のベクトル・行列による衚瀺をさらに䞀歩進めよう. ずおき,䟋 104 の解法をたどっおみよう.このずき, に留意すれば,次のように簡朔に蚘述するこずができる.たず 匏 (5.1) は ず衚すこずができる.これをLaplace 倉換すれば, すなわち, これを解けば, この原像は, ずなる.これは, であるから匏 (5.2) ず䞀臎する. 䟋 108 を同様に取り扱っおみよう. ずおけば,匏 (5.3) は, である.これを Laplace 倉換すれば, すなわち, これを L [ x ] {\displaystyle {\mathcal {L}}[{\boldsymbol {x}}]} に぀いお解けば, ずなる.いた、 ずおけば, を埗る. Ί ( t ) {\displaystyle {\mathit {\Phi }}(t)} は匏 (5.8) で䞎えられおいるから,この結果は 匏 (5.4) にほかならない. このようにベクトル・行列衚瀺を甚いれば,連立埮分方皋匏は,スカラの 1 階埮分方皋匏ず,圢匏的には党く同様に取り扱うこずができる. 䟋111 {\displaystyle \quad } 䟋 109 を行列衚瀺で解け. 解答䟋 にお, X ⊏ x , Y ⊏ y , F ⊏ f , G ⊏ g {\displaystyle X\sqsubset x,\quad Y\sqsubset y,\quad F\sqsubset f,\quad G\sqsubset g} ずおいお各匏䞡蟺をラプラス倉換するず, ずおくず, より, ( 0 − 1 1 0 ) = A {\displaystyle {\begin{pmatrix}0&-1\\1&0\end{pmatrix}}=A} ずおくず, いた, ずおけば,この原像は, ♢ {\displaystyle \diamondsuit }
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前項のベクトル・行列による衚瀺をさらに䞀歩進めよう ずおき䟋 104 の解法をたどっおみようこのずき に留意すれば次のように簡朔に蚘述するこずができるたず 匏 (5.1) は ず衚すこずができるこれをLaplace 倉換すれば すなわち これを解けば この原像は ずなるこれは であるから匏 (5.2) ず䞀臎する 䟋 108 を同様に取り扱っおみよう ずおけば匏 (5.3) は であるこれを Laplace 倉換すれば すなわち これを L [ x ] に぀いお解けば ずなるいた、 ずおけば を埗る Ί は匏 (5.8) で䞎えられおいるからこの結果は 匏 (5.4) にほかならない このようにベクトル・行列衚瀺を甚いれば連立埮分方皋匏はスカラの 1 階埮分方皋匏ず圢匏的には党く同様に取り扱うこずができる ↑ ↑
[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その|前項]]のベクトル・行列による衚瀺をさらに䞀歩進めよう {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \boldsymbol{x} := \begin{pmatrix}x\\y\end{pmatrix}, \quad A := \begin{pmatrix}0&-1\\1&0\end{pmatrix}, \quad I := \begin{pmatrix}1&0\\0&1\end{pmatrix}</math>}} ずおき[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:104|䟋 104 ]]の解法をたどっおみようこのずき {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{pmatrix}\alpha\\\beta\end{pmatrix} = \boldsymbol{x}(0), \quad sI-A = \begin{pmatrix}s&1\\-1&s\end{pmatrix} </math>}} に留意すれば次のように簡朔に蚘述するこずができるたず [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#eq:5.1|匏 (5.1) ]]は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \frac{d\boldsymbol{x}}{dt} = A\boldsymbol{x}, \quad \boldsymbol{x}(0) = \begin{pmatrix}\alpha\\\beta\end{pmatrix}</math>}} ず衚すこずができるこれを[[w:%E3%83%A9%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E5%A4%89%E6%8F%9B|Laplace 倉換]]すれば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> s\mathcal{L}[\boldsymbol{x}]- \boldsymbol{x}(0) = A\mathcal{L}[\boldsymbol{x}]</math>}} すなわち {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> (sI-A)\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = \boldsymbol{x}(0)</math>}} これを解けば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = (sI-A)^{-1}\boldsymbol{x}(0)</math>}} この原像は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \boldsymbol{x}(t) = \mathcal{L}^{-1}[(sI-A)^{-1}]\boldsymbol{x}(0)</math>}} ずなるこれは {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> (sI-A)^{-1} = \begin{pmatrix}\frac{s}{s^2+1}&-\frac{1}{s^2+1}\\\frac{1}{s^2+1}&\frac{s}{s^2+1}\end{pmatrix} \sqsubset \begin{pmatrix}\cos t&-\sin t\\\sin t&\cos t\end{pmatrix} </math>|tag=(5.8)|label=eq:5.8}} であるから[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#eq:5.2|匏 (5.2) ]]ず䞀臎する [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#ex:108|䟋 108 ]]を同様に取り扱っおみよう {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \boldsymbol{f}(t) := \begin{pmatrix}f(t)\\g(t)\end{pmatrix}</math>}} ずおけば[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#eq:5.3|匏 (5.3) ]]は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \frac{d\boldsymbol{x}}{dt} = A\boldsymbol{x}+\boldsymbol{f}(t), \quad \boldsymbol{x}(0) = \mathbf{0}</math>}} であるこれを Laplace 倉換すれば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> s\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = A\mathcal{L}[\boldsymbol{x}]+\mathcal{L}[\boldsymbol{f}(t)]</math>}} すなわち {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> (sI-A)\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = \mathcal{L}[\boldsymbol{f}(t)]</math>}} これを <math>\mathcal{L}[\boldsymbol{x}]</math> に぀いお解けば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = (sI-A)^{-1}\cdot\mathcal{L}[\boldsymbol{f}(t)]</math>}} ずなるいた、 {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> (sI-A)^{-1} \sqsubset \mathit{\Phi}(t)</math>}} ずおけば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \boldsymbol{x}(t) = \int_0^{\infty}\mathit{\Phi}(t-\tau)\boldsymbol{f}(\tau)d\tau</math>}} を埗る<math>\mathit{\Phi}(t)</math> は[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その#eq:5.8|匏 (5.8) ]]で䞎えられおいるからこの結果は [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#eq:5.4|匏 (5.4) ]]にほかならない<ref>[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その#eq:5.7a|匏 (5.7a) ]]も参照せよ</ref> このようにベクトル・行列衚瀺を甚いれば連立埮分方皋匏はスカラの 1 階埮分方皋匏ず圢匏的には党く同様に取り扱うこずができる <!-- ex:111:start--> <div id="ex:111"> <strong>䟋111</strong><math>\quad</math> [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/非同次埮分方皋匏#ex:109|䟋 109 ]]を行列衚瀺で解け <strong>解答䟋</strong> :<math> \begin{cases} \frac{dx}{dt} &= -y + f(t)\\ \frac{dy}{dt} &= x + g(t) \end{cases} \quad \begin{cases} x(0) = \alpha\\ y(0) = \beta \end{cases}</math><br /> にお<math>X \sqsubset x, \quad Y \sqsubset y, \quad F \sqsubset f, \quad G \sqsubset g</math> ずおいお各匏䞡蟺をラプラス倉換するず<br /> :<math>\begin{cases} sX - \alpha &= -y + F \\ sY - \beta &= x + G \end{cases}</math><br /> :<math> \boldsymbol{x} = \begin{pmatrix}x(t)\\y(t)\end{pmatrix}, \quad \boldsymbol{x}(0) = \begin{pmatrix}\alpha\\\beta\end{pmatrix}, \quad \boldsymbol{f} = \begin{pmatrix}f(t)\\g(t)\end{pmatrix}</math><br /> ずおくず :<math> \begin{pmatrix}X\\Y\end{pmatrix} = \mathcal{L}[\boldsymbol{x}]</math><br /> :<math> \begin{pmatrix}F\\G\end{pmatrix} = \mathcal{L}[\boldsymbol{f}]</math><br /> より :<math> s\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] - \boldsymbol{x}(0) = \begin{pmatrix}0&-1\\1&0\end{pmatrix}\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] + \mathcal{L}[\boldsymbol{f}]</math><br /> <math>\begin{pmatrix}0&-1\\1&0\end{pmatrix} = A</math> ずおくず<br /> :<math>(sI-A)\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = \mathcal{L}[\boldsymbol{f}] + \boldsymbol{x}(0)</math><br /> :<math>\therefore \mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = (sI-A)^{-1}\cdot\mathcal{L}[\boldsymbol{f}] + (sI-A)^{-1}\boldsymbol{x}(0)</math><br /> いた :<math>(sI-A)^{-1} \sqsubset \mathit{\Phi}(t)</math><br /> ずおけばこの原像は :<math>\boldsymbol{x} = \int_0^{\infty}\mathit{\Phi}(t-\tau)\boldsymbol{f}(\tau)d\tau + \mathit{\Phi}(t)\boldsymbol{x}(0)</math><ref> <math>\mathcal{L}[kf(t)] = k\mathcal{L}[f(t)] \therefore \boldsymbol{k} </math> が <math>t</math> に関係ない定ベクトルずすれば <math>\mathcal{L}[\mathit{\Phi}\boldsymbol{k}] = \mathcal{L}[\mathit{\Phi}]\boldsymbol{k}</math><br /> すなわち <math>(sI-A)^{-1} \sqsubset \mathit{\Phi}</math> であるから<br /> <math>(sI-A)^{-1}\boldsymbol{k} \sqsubset \mathit{\Phi}\boldsymbol{k}</math><br /> </ref><br /> <math>\diamondsuit</math> <!-- ex:111:end--> [[カテゎリ:埮分方皋匏]]
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2022-11-23T12:10:03Z
[ "テンプレヌト:制埡ず振動の数孊/equation" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%81%A8%E6%8C%AF%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%AD%A6/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E9%A1%9E/%E9%80%A3%E7%AB%8B%E5%BE%AE%E5%88%86%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%B3%95/%E4%BE%8B%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%80%83%E5%AF%9F/%E8%A1%8C%E5%88%97%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92
27,152
䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去
䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去では、過去の時事問題を収録しおいたす。なお、これは過去の時事問題の蚘録のためず、これからの時事問題ペヌゞの執筆の参考ずしお残しおいるので、特に理由がなければ芋なくおかたいたせん。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去では、過去の時事問題を収録しおいたす。なお、これは過去の時事問題の蚘録のためず、これからの時事問題ペヌゞの執筆の参考ずしお残しおいるので、特に理由がなければ芋なくおかたいたせん。", "title": "" } ]
䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去では、過去の時事問題を収録しおいたす。なお、これは過去の時事問題の蚘録のためず、これからの時事問題ペヌゞの執筆の参考ずしお残しおいるので、特に理由がなければ芋なくおかたいたせん。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|䞭孊受隓参考曞|䞭孊受隓瀟䌚|䞭孊受隓瀟䌚/時事|frame=1}} [[{{PAGENAME}}]]では、過去の時事問題を収録しおいたす。なお、これは過去の時事問題の蚘録のためず、これからの時事問題ペヌゞの執筆の参考ずしお残しおいるので、特に理由がなければ芋なくおかたいたせん。 == 曞庫 == === 21侖简 === * [[䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去/2015-2019幎]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去/2020-2024幎]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去/2025-2029幎]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去/2030-2034幎]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/時事/過去/2035-2039幎]] == 関連項目 == * [[䞭孊受隓瀟䌚/地理]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/歎史]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/公民]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/総合]] * [[䞭孊受隓瀟䌚/時事]] [[Category:瀟䌚|ちゆうかくしゆけんしやかいししもんたいかこ]] [[Category:䞭孊受隓参考曞|ししもんたいかこ]] {{カテゎリ準備|䞭孊受隓瀟䌚|小孊校瀟䌚|ししもんたいかこ}}
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2020-06-07T14:02:11Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:カテゎリ準備" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E5%8F%97%E9%A8%93%E7%A4%BE%E4%BC%9A/%E6%99%82%E4%BA%8B/%E9%81%8E%E5%8E%BB
27,157
叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌
副詞的察栌 (adverbial accusative) は、名詞・圢容詞の察栌圢を副詞的に甚いる甚法。 序数詞 (ordinal numerals) の副詞的察栌によっお、「~回目に」ずいう意味を衚わす。 Category:Latin adverbial accusatives
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "副詞的察栌 (adverbial accusative) は、名詞・圢容詞の察栌圢を副詞的に甚いる甚法。", "title": "副詞的察栌" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "序数詞 (ordinal numerals) の副詞的察栌によっお、「~回目に」ずいう意味を衚わす。", "title": "序数詞の副詞的察栌" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "Category:Latin adverbial accusatives", "title": "関連蚘事" } ]
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== 副詞的察栌 == 副詞的察栌 [[wikt:en:adverbial accusative|adverbial accusative]] は、名詞・圢容詞の察栌圢を副詞的に甚いる甚法。 :関連[[:wikt:en:Category:Latin adverbial accusatives|Category:Latin adverbial accusatives]] {| class="wikitable" |- ! ! 副詞的察栌 ! 意 味 ! 備 考 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd;" |<!--【aliquam】-->[[wikt:en:aliquam#Latin|aliquam]] | style="background-color:#efd;" |倧いに |代名詞的圢容詞 [[wikt:en:aliqui#Latin|aliquÄ«]] の女性・単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#fff;" |<!--【aliquantulum】-->[[wikt:en:aliquantulum#Latin|aliquantulum]] | style="background-color:#fff;" |少し、少量<br>倚少、ある皋床 |圢容詞 [[wikt:en:aliquantulus#Latin|aliquantulus]] の䞭性・単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"><span style="background-color:#cfb;">[[#Barron's (2011)]]のp.36圢容詞の䞭性・単数・察栌の副詞的甚法を参照。</span></ref> | style="background-color:#cfb; font-size:15pt;" |<!--【cēterum】-->[[wikt:en:ceterum#Adverb|cēterum]] | style="background-color:#cfb;" |その他に぀いおは、<br>そのうえ、さらに |圢容詞 [[wikt:en:ceterus#Latin|cēterus]]の䞭性・単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【circum】-->[[wikt:en:circum#Adverb|circum]] | style="background-color:#efd;" |たわりに |男性名詞 [[wikt:en:circus#Latin|circus]] の単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons37"><span style="background-color:#cff;">[[#Barron's (2011)]]のp.37名詞の察栌の副詞的甚法を参照。</span></ref> | style="background-color:#cff; font-size:15pt;" |<!--【clam】-->[[wikt:en:clam#Latin|clam]] | style="background-color:#cff;" |隠れお、こっそり |[察矩語] [[wikt:en:coram#Adverb|cōram]]<br>⇒[[叀兞ラテン語/副詞#前眮詞ずしおも甚いる副詞|前眮詞ずしおも甚いる副詞]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#fff; font-size:15pt;" |<!--【decimum】-->[[wikt:en:decimum#Latin|decimum]] | style="background-color:#fff;" |10回目に |[[#序数詞の副詞的察栌]] を芋よ |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd;" |<!--【deinceps】-->[[wikt:endeinceps#Adverb|deinceps]] | style="background-color:#efd;" |続いお |圢容詞 [[wikt:en:deinceps#Adjective|deinceps]](次の)の䞭性・単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#cfb; font-size:15pt;" |<!--【dēmum】-->[[wikt:en:demum#Latin|dēmum]] | style="background-color:#cfb;" |぀いに、最埌に |[語源] 倱われた圢容詞最䞊玚 demus の<br>副詞的察栌ず考えられる |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#cfb; font-size:15pt;" |<!--【facile】-->[[wikt:en:facile#Latin|facile]] | style="background-color:#cfb;" |容易に |圢容詞 [[wikt:en:facilis#Latin|facilis]] の䞭性・単数・察栌<br> 比范玚 [[wikt:en:facilius#Latin|facilius]], 最䞊玚 [[wikt:en:facillime#Latin|facillimē]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#cfb; font-size:15pt;" |<!--【plÅ«rimum】-->[[wikt:en:plurimum#Latin|plÅ«rimum]] | style="background-color:#cfb;" |最も倚く、<br>最も倧きく |圢容詞 [[wikt:en:plurimus#Latin|plÅ«rimus, -a, -um]] の䞭性・単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |<!--【prÄ«mum】-->[[wikt:en:primum#Latin|prÄ«mum]] | style="background-color:#dfc;" |最初に |[[#序数詞の副詞的察栌]] を芋よ<br>[類矩語] [[wikt:en:primo#Latin|prÄ«mō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#dfc;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:15pt;" |<!--【】--> | style="background-color:#cfb;" | | |} == 序数詞の副詞的察栌 == 序数詞 [[w:en:Latin_numerals#Ordinal_numerals|ordinal numerals]] の副詞的察栌によっお、「回目に」ずいう意味を衚わす。 {| class="wikitable sortable" |- ! ! 序数詞の<br>副詞的察栌 ! 意 味 ! 備 考 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:primum#Latin|prÄ«mum]] | style="background-color:#dfc;" |1回目に、最初に |序数詞 [[wikt:en:primus#Latin|prÄ«mus]](1番目の)の䞭性・単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:decimum#Latin|decimum]] | style="background-color:#efd;" |10回目に |序数詞 [[wikt:en:decimus#Latin|decimus]](10番目の)の䞭性・単数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" | | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" | | style="background-color:#efd;" | | |} == 脚泚 == <references /> == 参考文献 == ===Barron's (2011)=== *<span style="font-family:Times New Roman;"><span style="font-size:15pt;">[[叀兞ラテン語/参考文献#Barron's Latin Grammar (2011)|Barron's Latin Grammar (2011)]]</span></span> *:<span style="font-family:Times New Roman;">p.36 ACC. SING. NEUTER OF THE ADJECTIVE AS ADVERBS</span> *:<span style="font-family:Times New Roman;">p.37 "FROZEN" CASE FORMS OF NOUNS AS ADVERBS  ACCUSATIVES</span> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/副詞]] **[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的奪栌]] **[[叀兞ラテン語/副詞/代名副詞]] == 関連蚘事 == *英語版りィキペディア [[:wikt:en:Category:Latin adverbial accusatives|Category:Latin adverbial accusatives]] <pre> </pre> [[Category:叀兞ラテン語|副詞]]
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2022-07-17T14:13:40Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E/%E5%89%AF%E8%A9%9E/%E5%89%AF%E8%A9%9E%E7%9A%84%E5%AF%BE%E6%A0%BC
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WinSock
WinSockずは、プログラミングの際、Windowsでむンタヌネット通信をするためのAPIなどである。webブラりザを䜜成したりしたい堎合、このようなAPI(゜ケット通信API)が必芁である。もし単にホヌムペヌゞを䜜りたい堎合には、Winsock は䞍芁である(ホヌムペヌゞの䜜り方は、簡単なものなら HTML を䜿っお䜜れる)。 Windowsに限らず、UnixやLinuxなどでも、OSが提䟛しおいる、ネット通信をするためのAPI矀を「゜ケット」(socket)ずいい、゜ケットを甚いお通信を実珟するこずを「゜ケット通信」などずいう。 この科目でいっおいる「クラむアント」偎のプログラムずは、たずえばwebブラりザそのもののようなプログラムである(HTMLファむルのこずではないので、混同しないように)。 ずりあえず、動くコヌド(MSDN Creating a Socket for the Client などにあるコヌドを繋げただけ) MSDN のペヌゞをもずに䜜成したコヌドだが、しかしMSDNのサむトでは「int main(int argc, char** argv)」の匕数 「(int argc, char** argv) 」の郚分の説明が抜けおいるのである。 「(int argc, char** argv) 」ずは、C蚀語界隈で慣甚的によく甚いられる匕数であり、「プログラム仮匕数」ずいう。(詳しくは『C蚀語/䞭玚者向けの話題#プログラム仮匕数を持぀関数』を参照。) さお、構造䜓の郚分は、 (以䞋略) は、Windows仕様やあるいは芏栌か䜕かでこう曞くず決たっおいるらしく、 MSDNにもこう構造䜓が曞いおあるので、 読者はそのたた受け入れおもらうしかない。 䞊蚘のMSDNのコヌドの予備を、諞般の事情のため、wikibooksでも保管する。 WSAStartup が成功した堎合、0を返す仕様である。 ぀たり、もし返り倀が 0 でなければ、゚ラヌである。 なので、続くif文で、返り倀が 0 かどうかを芋おいる。 IPv4 のころは gethostbyname が䜿われおいたが珟圚ではあたりサポヌトされおおらず、 2010幎以降の珟代では代わりに getaddrinfo() を䜿うのが掚奚されおいたす。 (䞊述MSDNの完成圢コヌド䟋でも gethostbyname は䜿われおおらず、getaddrinfo() だけが䜿われおいたす。) getaddrinfo()を䜿うには winsock2 が必芁ですのでむンクルヌドする必芁がありたす(぀たりバヌゞョン1ではダメ)。 残念ながら日本のネットにあるwinsockに぀いおの叀い解説サむトでは gethostbyname でいただに解説しおいるサむトもありたすが、単にそのサむトの䜜者が曎新をサボっおいるだけなので無芖したしょう。 getaddrinfo() は成功したら返り倀ずしお 0 を返华したす。 なお、 getaddrinfo() で確保されたメモリは freeaddrinfo() で解攟されたす。 Linuxの゜ケットプログラミングにも同様の関数がありたすが、しかし仕様が埮劙に異なるので、読者はwinsockプログラミングではwindows甚のサむトを参考にしたしょう。 ずりあえず、䞋蚘のようなコヌドで、サむトのドメむン名から、IPv4察応のIPアドレスを知るこずが出来たす。(※いきなりIPv6察応のコヌドを曞くのは難しいので、たずIPv4察応のコヌドから曞こう。) ※ 架空の䌁業のIPアドレスですので、数字はデタラメです。たた、䞀郚、䌏字にしおいたす。 のような結果になる。 ※ 䞊蚘コヌドは2023幎のwindows11でも問題なく動䜜する。 のMAKEWORDずいうのは、この堎合、WinSockのバヌゞョンが2.2であるこずを衚しおいる。 あたり仕様の詳现のハッキリしない関数であるが、MSDNでこの関数(正確にはマクロ)が䜿われおいるので、それに埓おう。 なお、生成されるWinSockのバヌゞョンは の曞匏である。 たた、もし のようにバヌゞョン2.0を指定しおも、実行時に生成されるWinSockのバヌゞョンは自動的に2.2のような実行時の最新安定版のバヌゞョンになる。 あたり重芁ではないので、詳しくは埌述する。 さお、か぀お inet_ntoa ずいう関数があったが、これは2020幎代のVisual Studio では䜿えないので、 inet_ntop に眮き換える必芁がある。 さお、それずは別件だが、 は、䜕をやっおいるかずいうず、倧たかには、たず、getaddrinfo()の結果が構造䜓 res (たたはそのポむンタ)に入り、 そしおgetaddrinfo(hostname, NULL, &hints, &res); の第4匕数でアドレスを指定した構造䜓(&res)は、addrinfo構造䜓ずいうものに栌玍される。 そしお、Windowsの堎合、addrinfo構造䜓は、芁玠ずしお ず蚀う芁玠を持぀仕様になっおいる。(䞀方、BSDでは、OPアドレス情報は sockaddr に含たないらしい。) この sockaddr *ai_addr は構造䜓のポむンタなので、利甚の際にはアロヌ挔算子->で指定しなければいけない(なぜ構造䜓そのものではなく構造䜓のポむンタなのか気になるかもしれないが、芏栌などでそう決たっおしたっおいるようなので、埓うしかない。倖囜のサむトを芋おも、同様のコヌドである)。 本来のBSDなどのsockaddr ず sockaddr_in は、違いずしお、あお先IPアドレスの情報を含んでいるかどうかの違いがある。sockaddr は、その構造䜓倉数の内郚情報には、IPアドレスの情報を含たない。䞀方、 sockaddr_in はIPアドレス情報を含む。なので、䞊蚘コヌドでは、最終的にIPアドレス情報を含む sockaddr_in に倉換しおいるわけである。 BSD本来の sockaddr はIPアドレス情報を含たないが、Windowsでは sockaddr がなんらかの方法でIPアドレス情報を含んでおり、ずもかくWindowsでは sockaddr_in に倉換できるように実装をされおいる。 IPアドレス情報をテキスト文字化できる関数 inet_ntop が、sockaddr_in だけに察応しおいるので、これに倉換しなけれんばならない。 ずあるが、 のような曞匏である。 なお、むりやり sockaddr 構造䜓の情報を匕数に入れおもコンパむルできおしたうが、たったく違うIPアドレスが衚瀺されおしたう。 および は、たったく芋圓違いのアドレスを衚瀺するだけである。 なので、たず、 nameaddr.s_addr = ((struct sockaddr_in*)(res->ai_addr))->sin_addr.s_addr; は、addrinfo構造䜓の䞭から、IPアドレス関連の芁玠を抜き出すために、 ずいう項目がある。 そしお、 によっお、addrinfo構造䜓のメンバずしおの sockaddr 構造䜓の情報を、独立した sockaddr_in 構造䜓のポむンタずなるように転写しおいる。 さお、 sockaddr_in 構造䜓は、メンバ倉数ずしお「sin_addr.s_addr」ずいうのを持぀が、 (struct sockaddr_in*)(res->ai_addr)は、 sockaddr_in 構造䜓ではなく、 sockaddr_in 構造䜓のポむンタ なので、なので、「sin_addr.s_addr」にアクセスしたい堎合には、アロヌ挔算子でアクセスしなければならない。 なお、もし、冒頭の WSAStartup のコヌドを倉えおしたっお、 ず倉えおもコンパむルできおしたい、実行時に衚瀺されるIPアドレスも盞手先のアドレスであるが(※ 2020幎にVisual Studio 2019で確認)、しかしMSDNでは掚奚しおいない曞匏なので、MAKEWORDで曞いたほうが安党だろう。 なお、「0x」ずは「16進数で」ずいう意味。 WORDは、「16進数で4ケタ」の倀ずいう意味。 なお、16進数の1ケタは、4ビットである。(2×2×2×2=16なので。) なので、1 WORD は、4×4=16より、1 WORD は16ビット長である。 そしお、1バむトは8ビットなので、぀たりWORDずは2バむトである。 8ビットで0から256の数倀を扱えるので、2バむトだず0から65536の数倀を扱える。぀たり、WORDは0から65536の数倀を扱える。 MAKEWORDマクロ で䜜られるビット列も、1 WORDである。なので、16進数で4ケタを指定しおもいいのである。 なお、DWORD ずは「16進数で8ケタ」である。぀たりDWORDなら合蚈4バむトである。DWORDは4バむトなので 0から 4,294 967,296 の数倀を扱える。 ちなみに、0xでWSAStartupを盎接指定した堎合、 の曞匏である。MAKEWORDで生成した堎合ずは、マむナヌバヌゞョンずメゞャヌバヌゞョンの順序が逆なので、気を぀けよう。 なので、 でもコンパむルが通るし、衚瀺されるIPアドレスも正垞である。 䞀方、 では実行しおも、IPアドレスが衚瀺されない。 ちなみに、 ずいうコヌドをWinSockの生成以降からクロヌズ前の任意の堎所に付け足すこずで、バヌゞョンを衚瀺すこずができる。 >> ずいうのはシフト挔算。䞊蚘コヌド䟋の堎合なら、右に8ビットのシフトをするずいう意味。 䞊蚘コヌド䞭の「data」ずは、 の第2匕数の&dataに由来しおいる。なので、もし匕数名が別の名前(たずえば wsadata)で、゜ケット生成時のコヌドも なら、 のようにコヌドが倉わる。 远加コヌドの衚瀺結果は、 のように衚瀺される。バヌゞョン2.2であっおも、「WinSock 2.0」ず衚瀺される。 䞋蚘コヌドでgetaddrinfoでIPv6でDNSサヌバず通信できる。 socket() 関数の返华倀は、intではなく、SOCKET型ずいう専甚の型である必芁がありたす。 そのため、事前に SOCKET型の倉数 ConnectSocket を宣蚀しおいたす。 たたsocket() 関数は倱敗するず INVALID_SOCKET ずいう返华倀を返したす。 socket()関数は3぀の匕数を取りたす。 これら3぀の匕数の組み合わせで、通信方法を指定しおいたす。 第1匕数はアドレスファミリずいうものの指定です。 MSDNのコヌド䞭に ずありたすが、 これは既にwindowsによっお定矩されおいる addrinfo 構造䜓に぀いおのポむンタ倉数 result を䜜成する宣蚀です(Unixでも、構造䜓の名前は違いたすが、゜ケット通信の専甚の構造䜓が最初から甚意されおおり、その構造䜓の倉数を曞き換えるこずで通信する方法です)。 さお、Windowsの䞊蚘の宣蚀では、 addrinfo は䜜成されたせん(なぜなら、すでにaddrinfo構造䜓は䜜成されおいるので)。 ゜ケット䜜成のコヌドで ずありたす。 「->」はアロヌ挔算子ずいうもので、構造䜓のポむンタ の メンバ にアクセスするずきに䜿いたす。 ポむンタ ptr が出おきお厄介ですが、 読みずくず、ptr は単なる構造䜓 addrinf のポむンタ倉数です。 そしおWindowsの既に甚意しおいる addrinfo 構造䜓には、すでに ai_family メンバがありたすので 『ADDRINFOA (ws2def.h) - Win32 apps | Microsoft Docs』『ADDRINFOA structure』 、 よっお、 ptr->ai_family により、addrinfo構造䜓の ai_family メンバにアクセスできるのです。 hints 関連の項目にある AF_INET ずいうのはIPv4のアドレスファミリですが、なぜかIPv6時代の珟代でも流甚されおおり、これで色々ず通甚したす。 さお WindowsにかぎらずLinuxなどでも䞀般に hints では、通信方法を指定する情報が扱われおいる仕様である。 しかしWinSockのこのコヌドの hints は単にaddrinfo から流甚した構造䜓倉数である。 実際、MSDN の ADDRINFOA structure を芋るず、ペヌゞ䞭ほどにある ai_family の項目䞀芧の䞭に「 AF_INET 」ずいう項目がありたす。 ZeroMemory() ずいうのは指定した倉数のメモリにれロ 0 を曞き蟌む関数型APIマクロ。 ZeroMemory() の第1匕数は、0を曞き蟌みたいむンスタンスぞのポむンタ。 第2匕数は 0 を曞き蟌む文字の長さ。 telnet(テルネット) でのHTTP通信に぀いおも、䞊蚘リンク先にある。 Windowsでは、実はWinSockを䜿わずずも、HTTPやFTPなど、既存の有名な通信プロトコルに察応した、簡略的に通信できる関数を持った関数グルヌプがWindowsには既に甚意されおおり、たずえばWinInetず蚀われる関数グルヌプがそのような目的のために甚意されおいる。 䞋蚘に、WinInetを甚いたHTTP通信のコヌド䟋を瀺す。 䞋蚘コヌドを実隓するには、事前に XAMPP や Apache などの webサヌバ を立ち䞊げるこず。なおwindowsの堎合、apacheを盎接むンストヌルするのは難しいので、xamppをむンストヌルするのが入門的である(なお『PHP/確実に動䜜させるたで』にXAMPPなどの蚭定の解説あり)。 実隓甚のHTMLファむルには、detarame.html ずいうHTMLファむルに、「seikou」(成功の意味)ずいう文字列が曞いおあるずする。 ※ http://localhost/detarame.html のペヌゞ内容ず同じ内容が、そのたた衚瀺される。 たずえば、webブラりザで䞊蚘ペヌゞにアクセスした堎合に「seikou」ず衚瀺されるなら、䞊蚘C++コヌドを実行した際には、コマンドプロンプトで「seikou」ず衚瀺される。 のように衚瀺される。 WinInetのHTTP通信の堎合、ポヌト番号などの指定の必芁がない。 指定するのは、ほがURLのみで、関数 InternetOpenURL でアクセス先 URL を指定する。「URLのどこからどこがドメむン名か?」ずか、ナヌザヌは意識の必芁がない。 その他、InternetOpen などが甚意されおおり、割ずC蚀語のファむル入出力の雰囲気に近いようなナヌザヌフレンドリヌな感じで操䜜できるように、マむクロ゜フトが仕様を䜜っおいる。 先にInternetOpen しおからでないず、関数 InternetOpenURL を䜿えないハズである。 さお、C蚀語のファむル入出力では、ファむルポむンタずいうものを介しお、ファむルのOpenやcloseなどの凊理をする。 Win32APIではファむルハンドルずいうものが甚意されおおり、ファむルポむンタず䌌たような䜿いかたをする。 InternetOpenの内容を、ファむルハンドルに保管する。 通信が終わったら、䜿甚したファむルハンドルを片付けるため、関数 InternetCloseHandleでクロヌズする。 GlobalAllocは、Windows特有の、メモリの動的確保の関数。暙準C蚀語でいうmallocのようなメモリ確保の関数である。 本WinInet通信では実装の郜合などで、もしコレを䜿わずに盎接にchar型の配列に受信した文字を栌玍しようずしおも、文字化けで 以䞋略のように衚瀺されおしたう。 メモリ確保したら、本来なら、䜿甚が終わったらGlobalFree()でメモリ解攟しないずいけない。なので、䞊蚘コヌドでは、メモリ解攟しおある。 なお、mallocも、free()関数でメモリ解攟するのが、行儀よい、ずされる。なぜなら、mallocなどのメモリ確保の関数を䜿う堎合、䜿甚埌にはメモリ解攟をしないず、バグずしお「メモリリヌク」ずいうメモリ圧迫のバグの原因になりやすいからである。 メモリ確保したら、本来なら、䜿甚が終わったらGlobalFree()でメモリ解攟しないずいけない。なので、䞊蚘コヌドでは、メモリ解攟しおある。 実は、この皋床の長さのコヌドの堎合、Windowsが気を利かしお、コヌド終了時にメモリを解攟しおくれるのでGlobalFree()の省略も可胜である。だが今埌、別の長いコヌドにコピヌする堎合など将来的な孊習も考え、䞊蚘コヌドではメモリを行儀よく解攟しおある。 なお、もし単に GlobalAlloc(GPTR, 1000); の郚分をそのたた malloc(1000); に眮き換えおも、Windowsの実装の郜合なのか、文字化け「seikouヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ」が出おしたう。 malloc だず、GlobalAlloc匕数の「GPRT」などのフラグ蚭定を出来ない。 マむクロ゜フトは、WinInetに぀いおはサンプルコヌドのひず぀も公匏MSDNに玹介しおいない(2020幎7月に確認)。せっかくナヌザフレンドリヌなWinInetがあるのに、サヌビス心が䞭途半端である。 InternetReadFile の仕様ずしお、ファむルを読み終わるず、 InternetReadFile(hFile, outBuf, readSizeMax, (DWORD*)&realRead); の最埌の匕数 realRead に 0 が代入される。 なので、この仕様を䜿うこずで、HTTP通信における受信のwhileルヌプを䞋蚘のように曞き換えるこずもできる。 ※ windows11で詊したずころ、realRead を (int) で倉換しないずいけなかった。倉換しないずビルド゚ラヌになった。 ゜ケットプログラミングに぀いおの出版状況は、たるで Visual C++ の Windows APIプログラミングの曞店での䞍足ぶりず類䌌の状況であり、あたり垂販の入門曞では゜ケットプログラミングが解説されおいない状態である。 そのため圓面はネットの解説サむトを参考にするしかない。 䞋蚘のサむトに、充実したWinSockの解説がある。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "WinSockずは、プログラミングの際、Windowsでむンタヌネット通信をするためのAPIなどである。webブラりザを䜜成したりしたい堎合、このようなAPI(゜ケット通信API)が必芁である。もし単にホヌムペヌゞを䜜りたい堎合には、Winsock は䞍芁である(ホヌムペヌゞの䜜り方は、簡単なものなら HTML を䜿っお䜜れる)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "Windowsに限らず、UnixやLinuxなどでも、OSが提䟛しおいる、ネット通信をするためのAPI矀を「゜ケット」(socket)ずいい、゜ケットを甚いお通信を実珟するこずを「゜ケット通信」などずいう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "この科目でいっおいる「クラむアント」偎のプログラムずは、たずえばwebブラりザそのもののようなプログラムである(HTMLファむルのこずではないので、混同しないように)。", "title": "甚語の泚意" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "初心者むけのペヌゞ" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "ずりあえず、動くコヌド(MSDN Creating a Socket for the Client などにあるコヌドを繋げただけ)", "title": "ずりあえずのコヌド" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "MSDN のペヌゞをもずに䜜成したコヌドだが、しかしMSDNのサむトでは「int main(int argc, char** argv)」の匕数 「(int argc, char** argv) 」の郚分の説明が抜けおいるのである。", "title": "ずりあえずのコヌド" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "「(int argc, char** argv) 」ずは、C蚀語界隈で慣甚的によく甚いられる匕数であり、「プログラム仮匕数」ずいう。(詳しくは『C蚀語/䞭玚者向けの話題#プログラム仮匕数を持぀関数』を参照。)", "title": "ずりあえずのコヌド" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "さお、構造䜓の郚分は、", "title": "ずりあえずのコヌド" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "(以䞋略) は、Windows仕様やあるいは芏栌か䜕かでこう曞くず決たっおいるらしく、 MSDNにもこう構造䜓が曞いおあるので、", "title": "ずりあえずのコヌド" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "読者はそのたた受け入れおもらうしかない。", "title": "ずりあえずのコヌド" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "䞊蚘のMSDNのコヌドの予備を、諞般の事情のため、wikibooksでも保管する。", "title": "MSDNコヌド䟋の解説" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "WSAStartup が成功した堎合、0を返す仕様である。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "぀たり、もし返り倀が 0 でなければ、゚ラヌである。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "なので、続くif文で、返り倀が 0 かどうかを芋おいる。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "IPv4 のころは gethostbyname が䜿われおいたが珟圚ではあたりサポヌトされおおらず、 2010幎以降の珟代では代わりに getaddrinfo() を䜿うのが掚奚されおいたす。 (䞊述MSDNの完成圢コヌド䟋でも gethostbyname は䜿われおおらず、getaddrinfo() だけが䜿われおいたす。)", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "getaddrinfo()を䜿うには winsock2 が必芁ですのでむンクルヌドする必芁がありたす(぀たりバヌゞョン1ではダメ)。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "残念ながら日本のネットにあるwinsockに぀いおの叀い解説サむトでは gethostbyname でいただに解説しおいるサむトもありたすが、単にそのサむトの䜜者が曎新をサボっおいるだけなので無芖したしょう。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "getaddrinfo() は成功したら返り倀ずしお 0 を返华したす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "なお、 getaddrinfo() で確保されたメモリは freeaddrinfo() で解攟されたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "Linuxの゜ケットプログラミングにも同様の関数がありたすが、しかし仕様が埮劙に異なるので、読者はwinsockプログラミングではwindows甚のサむトを参考にしたしょう。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "ずりあえず、䞋蚘のようなコヌドで、サむトのドメむン名から、IPv4察応のIPアドレスを知るこずが出来たす。(※いきなりIPv6察応のコヌドを曞くのは難しいので、たずIPv4察応のコヌドから曞こう。)", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "※ 架空の䌁業のIPアドレスですので、数字はデタラメです。たた、䞀郚、䌏字にしおいたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "のような結果になる。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "※ 䞊蚘コヌドは2023幎のwindows11でも問題なく動䜜する。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "のMAKEWORDずいうのは、この堎合、WinSockのバヌゞョンが2.2であるこずを衚しおいる。 あたり仕様の詳现のハッキリしない関数であるが、MSDNでこの関数(正確にはマクロ)が䜿われおいるので、それに埓おう。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "なお、生成されるWinSockのバヌゞョンは", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "の曞匏である。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "たた、もし", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "のようにバヌゞョン2.0を指定しおも、実行時に生成されるWinSockのバヌゞョンは自動的に2.2のような実行時の最新安定版のバヌゞョンになる。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "あたり重芁ではないので、詳しくは埌述する。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "さお、か぀お inet_ntoa ずいう関数があったが、これは2020幎代のVisual Studio では䜿えないので、 inet_ntop に眮き換える必芁がある。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "さお、それずは別件だが、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "は、䜕をやっおいるかずいうず、倧たかには、たず、getaddrinfo()の結果が構造䜓 res (たたはそのポむンタ)に入り、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "そしおgetaddrinfo(hostname, NULL, &hints, &res); の第4匕数でアドレスを指定した構造䜓(&res)は、addrinfo構造䜓ずいうものに栌玍される。 そしお、Windowsの堎合、addrinfo構造䜓は、芁玠ずしお", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "ず蚀う芁玠を持぀仕様になっおいる。(䞀方、BSDでは、OPアドレス情報は sockaddr に含たないらしい。)", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "この sockaddr *ai_addr は構造䜓のポむンタなので、利甚の際にはアロヌ挔算子->で指定しなければいけない(なぜ構造䜓そのものではなく構造䜓のポむンタなのか気になるかもしれないが、芏栌などでそう決たっおしたっおいるようなので、埓うしかない。倖囜のサむトを芋おも、同様のコヌドである)。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "本来のBSDなどのsockaddr ず sockaddr_in は、違いずしお、あお先IPアドレスの情報を含んでいるかどうかの違いがある。sockaddr は、その構造䜓倉数の内郚情報には、IPアドレスの情報を含たない。䞀方、 sockaddr_in はIPアドレス情報を含む。なので、䞊蚘コヌドでは、最終的にIPアドレス情報を含む sockaddr_in に倉換しおいるわけである。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "BSD本来の sockaddr はIPアドレス情報を含たないが、Windowsでは sockaddr がなんらかの方法でIPアドレス情報を含んでおり、ずもかくWindowsでは sockaddr_in に倉換できるように実装をされおいる。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "IPアドレス情報をテキスト文字化できる関数 inet_ntop が、sockaddr_in だけに察応しおいるので、これに倉換しなけれんばならない。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "ずあるが、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "のような曞匏である。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "なお、むりやり sockaddr 構造䜓の情報を匕数に入れおもコンパむルできおしたうが、たったく違うIPアドレスが衚瀺されおしたう。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "および", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "は、たったく芋圓違いのアドレスを衚瀺するだけである。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "なので、たず、 nameaddr.s_addr = ((struct sockaddr_in*)(res->ai_addr))->sin_addr.s_addr; は、addrinfo構造䜓の䞭から、IPアドレス関連の芁玠を抜き出すために、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "ずいう項目がある。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "そしお、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "によっお、addrinfo構造䜓のメンバずしおの sockaddr 構造䜓の情報を、独立した sockaddr_in 構造䜓のポむンタずなるように転写しおいる。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "さお、 sockaddr_in 構造䜓は、メンバ倉数ずしお「sin_addr.s_addr」ずいうのを持぀が、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "(struct sockaddr_in*)(res->ai_addr)は、 sockaddr_in 構造䜓ではなく、 sockaddr_in 構造䜓のポむンタ なので、なので、「sin_addr.s_addr」にアクセスしたい堎合には、アロヌ挔算子でアクセスしなければならない。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "なお、もし、冒頭の WSAStartup のコヌドを倉えおしたっお、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "ず倉えおもコンパむルできおしたい、実行時に衚瀺されるIPアドレスも盞手先のアドレスであるが(※ 2020幎にVisual Studio 2019で確認)、しかしMSDNでは掚奚しおいない曞匏なので、MAKEWORDで曞いたほうが安党だろう。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "なお、「0x」ずは「16進数で」ずいう意味。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "WORDは、「16進数で4ケタ」の倀ずいう意味。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "なお、16進数の1ケタは、4ビットである。(2×2×2×2=16なので。)", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "なので、1 WORD は、4×4=16より、1 WORD は16ビット長である。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "そしお、1バむトは8ビットなので、぀たりWORDずは2バむトである。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "8ビットで0から256の数倀を扱えるので、2バむトだず0から65536の数倀を扱える。぀たり、WORDは0から65536の数倀を扱える。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "MAKEWORDマクロ で䜜られるビット列も、1 WORDである。なので、16進数で4ケタを指定しおもいいのである。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "なお、DWORD ずは「16進数で8ケタ」である。぀たりDWORDなら合蚈4バむトである。DWORDは4バむトなので 0から 4,294 967,296 の数倀を扱える。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "ちなみに、0xでWSAStartupを盎接指定した堎合、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "の曞匏である。MAKEWORDで生成した堎合ずは、マむナヌバヌゞョンずメゞャヌバヌゞョンの順序が逆なので、気を぀けよう。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "なので、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "でもコンパむルが通るし、衚瀺されるIPアドレスも正垞である。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "䞀方、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "では実行しおも、IPアドレスが衚瀺されない。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "ちなみに、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "ずいうコヌドをWinSockの生成以降からクロヌズ前の任意の堎所に付け足すこずで、バヌゞョンを衚瀺すこずができる。 >> ずいうのはシフト挔算。䞊蚘コヌド䟋の堎合なら、右に8ビットのシフトをするずいう意味。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "䞊蚘コヌド䞭の「data」ずは、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "の第2匕数の&dataに由来しおいる。なので、もし匕数名が別の名前(たずえば wsadata)で、゜ケット生成時のコヌドも", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "なら、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "のようにコヌドが倉わる。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "远加コヌドの衚瀺結果は、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "のように衚瀺される。バヌゞョン2.2であっおも、「WinSock 2.0」ず衚瀺される。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "䞋蚘コヌドでgetaddrinfoでIPv6でDNSサヌバず通信できる。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "socket() 関数の返华倀は、intではなく、SOCKET型ずいう専甚の型である必芁がありたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "そのため、事前に SOCKET型の倉数 ConnectSocket を宣蚀しおいたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "たたsocket() 関数は倱敗するず INVALID_SOCKET ずいう返华倀を返したす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "socket()関数は3぀の匕数を取りたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "これら3぀の匕数の組み合わせで、通信方法を指定しおいたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "第1匕数はアドレスファミリずいうものの指定です。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "MSDNのコヌド䞭に", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "ずありたすが、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "これは既にwindowsによっお定矩されおいる addrinfo 構造䜓に぀いおのポむンタ倉数 result を䜜成する宣蚀です(Unixでも、構造䜓の名前は違いたすが、゜ケット通信の専甚の構造䜓が最初から甚意されおおり、その構造䜓の倉数を曞き換えるこずで通信する方法です)。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "さお、Windowsの䞊蚘の宣蚀では、 addrinfo は䜜成されたせん(なぜなら、すでにaddrinfo構造䜓は䜜成されおいるので)。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "゜ケット䜜成のコヌドで", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "ずありたす。 「->」はアロヌ挔算子ずいうもので、構造䜓のポむンタ の メンバ にアクセスするずきに䜿いたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "ポむンタ ptr が出おきお厄介ですが、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "読みずくず、ptr は単なる構造䜓 addrinf のポむンタ倉数です。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "そしおWindowsの既に甚意しおいる addrinfo 構造䜓には、すでに ai_family メンバがありたすので 『ADDRINFOA (ws2def.h) - Win32 apps | Microsoft Docs』『ADDRINFOA structure』 、", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "よっお、 ptr->ai_family により、addrinfo構造䜓の ai_family メンバにアクセスできるのです。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "hints 関連の項目にある AF_INET ずいうのはIPv4のアドレスファミリですが、なぜかIPv6時代の珟代でも流甚されおおり、これで色々ず通甚したす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "さお WindowsにかぎらずLinuxなどでも䞀般に hints では、通信方法を指定する情報が扱われおいる仕様である。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "しかしWinSockのこのコヌドの hints は単にaddrinfo から流甚した構造䜓倉数である。 実際、MSDN の ADDRINFOA structure を芋るず、ペヌゞ䞭ほどにある ai_family の項目䞀芧の䞭に「 AF_INET 」ずいう項目がありたす。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "ZeroMemory() ずいうのは指定した倉数のメモリにれロ 0 を曞き蟌む関数型APIマクロ。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "ZeroMemory() の第1匕数は、0を曞き蟌みたいむンスタンスぞのポむンタ。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "第2匕数は 0 を曞き蟌む文字の長さ。", "title": "文法の解説" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "telnet(テルネット) でのHTTP通信に぀いおも、䞊蚘リンク先にある。", "title": "倖郚通信の方法" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "Windowsでは、実はWinSockを䜿わずずも、HTTPやFTPなど、既存の有名な通信プロトコルに察応した、簡略的に通信できる関数を持った関数グルヌプがWindowsには既に甚意されおおり、たずえばWinInetず蚀われる関数グルヌプがそのような目的のために甚意されおいる。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "䞋蚘に、WinInetを甚いたHTTP通信のコヌド䟋を瀺す。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "䞋蚘コヌドを実隓するには、事前に XAMPP や Apache などの webサヌバ を立ち䞊げるこず。なおwindowsの堎合、apacheを盎接むンストヌルするのは難しいので、xamppをむンストヌルするのが入門的である(なお『PHP/確実に動䜜させるたで』にXAMPPなどの蚭定の解説あり)。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "実隓甚のHTMLファむルには、detarame.html ずいうHTMLファむルに、「seikou」(成功の意味)ずいう文字列が曞いおあるずする。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "※ http://localhost/detarame.html のペヌゞ内容ず同じ内容が、そのたた衚瀺される。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "たずえば、webブラりザで䞊蚘ペヌゞにアクセスした堎合に「seikou」ず衚瀺されるなら、䞊蚘C++コヌドを実行した際には、コマンドプロンプトで「seikou」ず衚瀺される。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "のように衚瀺される。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "WinInetのHTTP通信の堎合、ポヌト番号などの指定の必芁がない。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "指定するのは、ほがURLのみで、関数 InternetOpenURL でアクセス先 URL を指定する。「URLのどこからどこがドメむン名か?」ずか、ナヌザヌは意識の必芁がない。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "その他、InternetOpen などが甚意されおおり、割ずC蚀語のファむル入出力の雰囲気に近いようなナヌザヌフレンドリヌな感じで操䜜できるように、マむクロ゜フトが仕様を䜜っおいる。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "先にInternetOpen しおからでないず、関数 InternetOpenURL を䜿えないハズである。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "さお、C蚀語のファむル入出力では、ファむルポむンタずいうものを介しお、ファむルのOpenやcloseなどの凊理をする。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "Win32APIではファむルハンドルずいうものが甚意されおおり、ファむルポむンタず䌌たような䜿いかたをする。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "InternetOpenの内容を、ファむルハンドルに保管する。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "通信が終わったら、䜿甚したファむルハンドルを片付けるため、関数 InternetCloseHandleでクロヌズする。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "GlobalAllocは、Windows特有の、メモリの動的確保の関数。暙準C蚀語でいうmallocのようなメモリ確保の関数である。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "本WinInet通信では実装の郜合などで、もしコレを䜿わずに盎接にchar型の配列に受信した文字を栌玍しようずしおも、文字化けで", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "以䞋略のように衚瀺されおしたう。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "メモリ確保したら、本来なら、䜿甚が終わったらGlobalFree()でメモリ解攟しないずいけない。なので、䞊蚘コヌドでは、メモリ解攟しおある。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "なお、mallocも、free()関数でメモリ解攟するのが、行儀よい、ずされる。なぜなら、mallocなどのメモリ確保の関数を䜿う堎合、䜿甚埌にはメモリ解攟をしないず、バグずしお「メモリリヌク」ずいうメモリ圧迫のバグの原因になりやすいからである。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "メモリ確保したら、本来なら、䜿甚が終わったらGlobalFree()でメモリ解攟しないずいけない。なので、䞊蚘コヌドでは、メモリ解攟しおある。 実は、この皋床の長さのコヌドの堎合、Windowsが気を利かしお、コヌド終了時にメモリを解攟しおくれるのでGlobalFree()の省略も可胜である。だが今埌、別の長いコヌドにコピヌする堎合など将来的な孊習も考え、䞊蚘コヌドではメモリを行儀よく解攟しおある。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "なお、もし単に GlobalAlloc(GPTR, 1000); の郚分をそのたた malloc(1000); に眮き換えおも、Windowsの実装の郜合なのか、文字化け「seikouヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ」が出おしたう。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "malloc だず、GlobalAlloc匕数の「GPRT」などのフラグ蚭定を出来ない。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "マむクロ゜フトは、WinInetに぀いおはサンプルコヌドのひず぀も公匏MSDNに玹介しおいない(2020幎7月に確認)。せっかくナヌザフレンドリヌなWinInetがあるのに、サヌビス心が䞭途半端である。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "InternetReadFile の仕様ずしお、ファむルを読み終わるず、 InternetReadFile(hFile, outBuf, readSizeMax, (DWORD*)&realRead); の最埌の匕数 realRead に 0 が代入される。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "なので、この仕様を䜿うこずで、HTTP通信における受信のwhileルヌプを䞋蚘のように曞き換えるこずもできる。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "※ windows11で詊したずころ、realRead を (int) で倉換しないずいけなかった。倉換しないずビルド゚ラヌになった。", "title": "WinInet" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "゜ケットプログラミングに぀いおの出版状況は、たるで Visual C++ の Windows APIプログラミングの曞店での䞍足ぶりず類䌌の状況であり、あたり垂販の入門曞では゜ケットプログラミングが解説されおいない状態である。", "title": "倖郚リンク集" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "そのため圓面はネットの解説サむトを参考にするしかない。", "title": "倖郚リンク集" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "䞋蚘のサむトに、充実したWinSockの解説がある。", "title": "倖郚リンク集" } ]
WinSockずは、プログラミングの際、Windowsでむンタヌネット通信をするためのAPIなどである。webブラりザを䜜成したりしたい堎合、このようなAPI゜ケット通信APIが必芁である。もし単にホヌムペヌゞを䜜りたい堎合には、Winsock は䞍芁である。 Windowsに限らず、UnixやLinuxなどでも、OSが提䟛しおいる、ネット通信をするためのAPI矀を「゜ケット」(socket)ずいい、゜ケットを甚いお通信を実珟するこずを「゜ケット通信」などずいう。
:[[プログラミング]]  '''WinSock''' ---- WinSockずは、プログラミングの際、Windowsでむンタヌネット通信をするためのAPIなどである。webブラりザを䜜成したりしたい堎合、このようなAPI゜ケット通信APIが必芁である。もし単にホヌムペヌゞを䜜りたい堎合には、Winsock は䞍芁であるホヌムペヌゞの䜜り方は、簡単なものなら HTML を䜿っお䜜れる。 Windowsに限らず、UnixやLinuxなどでも、OSが提䟛しおいる、ネット通信をするためのAPI矀を「゜ケット」(socket)ずいい、゜ケットを甚いお通信を実珟するこずを「゜ケット通信」などずいう。 == 甚語の泚意 == この科目でいっおいる「クラむアント」偎のプログラムずは、たずえばwebブラりザそのもののようなプログラムであるHTMLファむルのこずではないので、混同しないように。 == 初心者むけのペヌゞ == * [[WinSock/初心者むけの党䜓像]] :;リンク先のペヌゞ内容 ::導入の方法 (Visual Studio 関連) ::通信の党䜓像 (bind ずか) ::コヌドの基本骚栌ず抂芁 (<code>#include <winsock2.h></code> ずか) == ずりあえずのコヌド == ずりあえず、動くコヌド(MSDN [https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/winsock/creating-a-socket-for-the-client Creating a Socket for the Client] などにあるコヌドを繋げただけ) <syntaxhighlight lang="cpp"> #include <winsock2.h> #include <ws2tcpip.h> #include <stdio.h> #pragma comment(lib, "Ws2_32.lib") int main(int argc, char** argv) { WSADATA wsaData; int iResult; // Initialize Winsock iResult = WSAStartup(MAKEWORD(2, 2), &wsaData); if (iResult != 0) { printf("WSAStartup failed: %d\n", iResult); return 1; } struct addrinfo* result = NULL, * ptr = NULL, hints; ZeroMemory(&hints, sizeof(hints)); hints.ai_family = AF_UNSPEC; hints.ai_socktype = SOCK_STREAM; hints.ai_protocol = IPPROTO_TCP; #define DEFAULT_PORT "27015" // Resolve the server address and port iResult = getaddrinfo(argv[1], DEFAULT_PORT, &hints, &result); if (iResult != 0) { printf("getaddrinfo failed: %d\n", iResult); WSACleanup(); return 1; } SOCKET ConnectSocket = INVALID_SOCKET; // Attempt to connect to the first address returned by // the call to getaddrinfo ptr = result; // Create a SOCKET for connecting to server ConnectSocket = socket(ptr->ai_family, ptr->ai_socktype, ptr->ai_protocol); if (ConnectSocket == INVALID_SOCKET) { printf("Error at socket(): %ld\n", WSAGetLastError()); freeaddrinfo(result); WSACleanup(); return 1; } // Connect to server. iResult = connect(ConnectSocket, ptr->ai_addr, (int)ptr->ai_addrlen); if (iResult == SOCKET_ERROR) { closesocket(ConnectSocket); ConnectSocket = INVALID_SOCKET; } // Should really try the next address returned by getaddrinfo // if the connect call failed // But for this simple example we just free the resources // returned by getaddrinfo and print an error message freeaddrinfo(result); if (ConnectSocket == INVALID_SOCKET) { printf("Unable to connect to server!\n"); WSACleanup(); return 1; } return 0; } </syntaxhighlight> MSDN のペヌゞをもずに䜜成したコヌドだが、しかしMSDNのサむトでは「int main(int argc, char** argv)」の匕数 「(int argc, char** argv) 」の郚分の説明が抜けおいるのである。 「(int argc, char** argv) 」ずは、C蚀語界隈で慣甚的によく甚いられる匕数であり、「プログラム仮匕数」ずいう。詳しくは『[[C蚀語/䞭玚者向けの話題#プログラム仮匕数を持぀関数]]』を参照。 さお、構造䜓の郚分は、 struct addrinfo* result = NULL, 以䞋略 は、Windows仕様やあるいは芏栌か䜕かでこう曞くず決たっおいるらしく、 MSDNにもこう構造䜓が曞いおあるので、 読者はそのたた受け入れおもらうしかない。 == MSDNコヌド䟋の解説 == === MSDNの完成圢プログラムの抂芁 === * [[WinSock/MSDN゜ケットコヌドの解説]] === MSDN゜ヌスコヌドの予備 === 䞊蚘のMSDNのコヌドの予備を、諞般の事情のため、wikibooksでも保管する。 * [[WinSock/MSDNの゜ケットコヌドの保管堎所]] == 文法の解説 == === WSAStartup === WSAStartup が成功した堎合、0を返す仕様である。 ぀たり、もし返り倀が 0 でなければ、゚ラヌである。 なので、続くif文で、返り倀が 0 かどうかを芋おいる。 === getaddrinfo() === IPv4 のころは gethostbyname が䜿われおいたが珟圚ではあたりサポヌトされおおらず、 2010幎以降の珟代では代わりに getaddrinfo() を䜿うのが掚奚されおいたす。 䞊述MSDNの完成圢コヌド䟋でも gethostbyname は䜿われおおらず、getaddrinfo() だけが䜿われおいたす。 getaddrinfo()を䜿うには winsock2 が必芁ですのでむンクルヌドする必芁がありたす぀たりバヌゞョン1ではダメ。 残念ながら日本のネットにあるwinsockに぀いおの叀い解説サむトでは gethostbyname でいただに解説しおいるサむトもありたすが、単にそのサむトの䜜者が曎新をサボっおいるだけなので無芖したしょう。 getaddrinfo() は成功したら返り倀ずしお 0 を返华したす。 なお、 getaddrinfo() で確保されたメモリは freeaddrinfo() で解攟されたす。 Linuxの゜ケットプログラミングにも同様の関数がありたすが、しかし仕様が埮劙に異なるので、読者はwinsockプログラミングではwindows甚のサむトを参考にしたしょう。 ==== IPv4版 ==== ===== コヌド ===== ずりあえず、䞋蚘のようなコヌドで、サむトのドメむン名から、IPv4察応のIPアドレスを知るこずが出来たす。(※いきなりIPv6察応のコヌドを曞くのは難しいので、たずIPv4察応のコヌドから曞こう。) <syntaxhighlight lang="cpp"> #include <stdio.h> #include <winsock2.h> #include <ws2tcpip.h> #pragma comment( lib, "ws2_32.lib" ) int main(int argc, char** argv) { // WinSockの初期化など WSADATA data; WSAStartup(MAKEWORD(2, 2), &data); char hostname[20] = "www.yaahole.com"; // 架空の䌁業名 struct addrinfo hints, * res; int err; memset(&hints, 0, sizeof(hints)); hints.ai_socktype = SOCK_STREAM; hints.ai_family = AF_INET; hints.ai_protocol = IPPROTO_TCP; err = getaddrinfo(hostname, NULL, &hints, &res); if (err != 0) { return -1; } struct sockaddr_in* temp = (struct sockaddr_in*)(res->ai_addr); struct in_addr nameaddr; nameaddr.s_addr = (temp)->sin_addr.s_addr; char destbuf_text[500]; inet_ntop(AF_INET, &(nameaddr.s_addr), destbuf_text, 100); printf("IPアドレス %s \n", destbuf_text); freeaddrinfo(res); // WinSockの終了 WSACleanup(); } </syntaxhighlight> ===== 実行結果 ===== ※ 架空の䌁業のIPアドレスですので、数字はデタラメです。たた、䞀郚、䌏字にしおいたす。 <pre> IPアドレス 123.△〇△.987.〇〇× </pre> のような結果になる。 ※ 䞊蚘コヌドは2023幎のwindows11でも問題なく動䜜する。 ;※よくある゚ラヌの堎合の察凊法 * 架空の䌁業名のアドレスを、実際の䌁業のアドレスに眮き換えるこず。 * 䞊蚘のアドレス曞き換えのさい、たちがえお䌁業名にhttpたたはhttpsを間違えお぀けおいないか確認するこず。httpもhttpsも぀かないのが正しい。 ===== 解説 ===== ;゜ケット指定時のバヌゞョン指定など WSAStartup(MAKEWORD(2, 2), &data); のMAKEWORDずいうのは、この堎合、WinSockのバヌゞョンが2.2であるこずを衚しおいる。 あたり仕様の詳现のハッキリしない関数であるが、MSDNでこの関数正確にはマクロが䜿われおいるので、それに埓おう。 なお、生成されるWinSockのバヌゞョンは WSAStartup(MAKEWORD(メゞャヌバヌゞョン, マむナヌバヌゞョン), &data); の曞匏である。 たた、もし WSAStartup(MAKEWORD(2, 0), &data); のようにバヌゞョン2.0を指定しおも、実行時に生成されるWinSockのバヌゞョンは自動的に2.2のような実行時の最新安定版のバヌゞョンになる。 あたり重芁ではないので、詳しくは埌述する。 ;廃止された関数 さお、か぀お <code>inet_ntoa</code> ずいう関数があったが、これは2020幎代のVisual Studio では䜿えないので、 <code>inet_ntop</code> に眮き換える必芁がある。 ;゜ケット構造䜓 さお、それずは別件だが、 nameaddr.s_addr = ((struct sockaddr_in*)(res->ai_addr))->sin_addr.s_addr; は、䜕をやっおいるかずいうず、倧たかには、たず、getaddrinfo()の結果が構造䜓 res たたはそのポむンタに入り、 そしおgetaddrinfo(hostname, NULL, &hints, &res); の第4匕数でアドレスを指定した構造䜓(&res)は、addrinfo構造䜓ずいうものに栌玍される。 そしお、Windowsの堎合、addrinfo構造䜓は、芁玠ずしお struct sockaddr *ai_addr; ず蚀う芁玠を持぀仕様になっおいる。䞀方、BSDでは、OPアドレス情報は sockaddr に含たないらしい。 この sockaddr *ai_addr は構造䜓のポむンタなので、利甚の際にはアロヌ挔算子<nowiki>-></nowiki>で指定しなければいけないなぜ構造䜓そのものではなく構造䜓のポむンタなのか気になるかもしれないが、芏栌などでそう決たっおしたっおいるようなので、埓うしかない。倖囜のサむトを芋おも、同様のコヌドである。 本来のBSDなどのsockaddr ず sockaddr_in は、違いずしお、あお先IPアドレスの情報を含んでいるかどうかの違いがある。sockaddr は、その構造䜓倉数の内郚情報には、IPアドレスの情報を含たない。䞀方、 sockaddr_in はIPアドレス情報を含む。なので、䞊蚘コヌドでは、最終的にIPアドレス情報を含む sockaddr_in に倉換しおいるわけである。 BSD本来の sockaddr はIPアドレス情報を含たないが、Windowsでは sockaddr がなんらかの方法でIPアドレス情報を含んでおり、ずもかくWindowsでは sockaddr_in に倉換できるように実装をされおいる。 IPアドレス情報をテキスト文字化できる関数 inet_ntop が、sockaddr_in だけに察応しおいるので、これに倉換しなけれんばならない。 inet_ntop(AF_INET6, &nameaddr.s_addr, destbuf_text, 100 ); ずあるが、 inet_ntop(アドレスファミリ, & sockaddr_in 構造䜓倉数, 単なる入れ物甚の倉数, 曞き蟌みの幅 ); のような曞匏である。 なお、むりやり sockaddr 構造䜓の情報を匕数に入れおもコンパむルできおしたうが、たったく違うIPアドレスが衚瀺されおしたう。 inet_ntop(AF_INET6, (res->ai_addr), destbuf_text, 100 ); および inet_ntop(AF_INET6, (res->ai_addr), destbuf_text, 100 ); は、たったく芋圓違いのアドレスを衚瀺するだけである。 なので、たず、<code> nameaddr.s_addr = ((struct sockaddr_in*)(res->ai_addr))->sin_addr.s_addr; </code> は、addrinfo構造䜓の䞭から、IPアドレス関連の芁玠を抜き出すために、 :<code> (res->ai_addr) </code> ずいう項目がある。 そしお、 (struct sockaddr_in*)(res->ai_addr) によっお、addrinfo構造䜓のメンバずしおの sockaddr 構造䜓の情報を、独立した sockaddr_in 構造䜓のポむンタずなるように転写しおいる。 さお、 sockaddr_in 構造䜓は、メンバ倉数ずしお「sin_addr.s_addr」ずいうのを持぀が、 (struct sockaddr_in*)(res->ai_addr)は、 sockaddr_in 構造䜓ではなく、 sockaddr_in 構造䜓のポむンタ なので、なので、「sin_addr.s_addr」にアクセスしたい堎合には、アロヌ挔算子でアクセスしなければならない。 ===== 備考 ===== ;MAKEWORDに぀いお なお、もし、冒頭の WSAStartup のコヌドを倉えおしたっお、 WSAStartup(0x0002, &data); ず倉えおもコンパむルできおしたい、実行時に衚瀺されるIPアドレスも盞手先のアドレスであるが※ 2020幎にVisual Studio 2019で確認、しかしMSDNでは掚奚しおいない曞匏なので、MAKEWORDで曞いたほうが安党だろう。 なお、「0x」ずは「16進数で」ずいう意味。 WORDは、「16進数で4ケタ」の倀ずいう意味。 なお、16進数の1ケタは、4ビットである。2×2×2×216なので。 なので、1 WORD は、4×416より、1 WORD は16ビット長である。 そしお、1バむトは8ビットなので、぀たりWORDずは2バむトである。 8ビットで0から256の数倀を扱えるので、2バむトだず0から65536の数倀を扱える。぀たり、WORDは0から65536の数倀を扱える。 MAKEWORDマクロ で䜜られるビット列も、1 WORDである。なので、16進数で4ケタを指定しおもいいのである。 なお、DWORD ずは「16進数で8ケタ」である。぀たりDWORDなら合蚈4バむトである。DWORDは4バむトなので 0から 4,294 967,296 の数倀を扱える。 ちなみに、0xでWSAStartupを盎接指定した堎合、 WSAStartup(0x 侊2ケタがマむナヌバヌゞョン 例2ケタがメゞャヌバヌゞョン, &data); の曞匏である。MAKEWORDで生成した堎合ずは、マむナヌバヌゞョンずメゞャヌバヌゞョンの順序が逆なので、気を぀けよう。 なので、 WSAStartup(0x0202, &data); でもコンパむルが通るし、衚瀺されるIPアドレスも正垞である。 䞀方、 WSAStartup(0x0200, &data); では実行しおも、IPアドレスが衚瀺されない。 ちなみに、 <pre> printf("%s\n", data.szDescription); // WinSock 2.0 printf("バヌゞョン : %d.%d \n" , (BYTE)data.wHighVersion, (BYTE)(data.wHighVersion >> 8) ); // バヌゞョン : 2.2 </pre> ずいうコヌドをWinSockの生成以降からクロヌズ前の任意の堎所に付け足すこずで、バヌゞョンを衚瀺すこずができる。 <code> >> </code> ずいうのはシフト挔算。䞊蚘コヌド䟋の堎合なら、右に8ビットのシフトをするずいう意味。 䞊蚘コヌド䞭の「data」ずは、 WSAStartup(MAKEWORD(2, 2), &data); の第2匕数の&dataに由来しおいる。なので、もし匕数名が別の名前(たずえば wsadata)で、゜ケット生成時のコヌドも WSAStartup(MAKEWORD(2, 2), &wsadata); なら、 printf("%s\n", wsadata.szDescription); // WinSock 2.0 のようにコヌドが倉わる。 远加コヌドの衚瀺結果は、 <pre> WinSock 2.0 バヌゞョン : 2.2 </pre> のように衚瀺される。バヌゞョン2.2であっおも、「WinSock 2.0」ず衚瀺される。 ==== IPv6察応のgetaddrinfo() ==== 䞋蚘コヌドでgetaddrinfoでIPv6でDNSサヌバず通信できる。 <syntaxhighlight lang="cpp"> #include <stdio.h> #include <winsock2.h> #include <ws2tcpip.h> #include <windows.h> #include <stdlib.h> #include <locale.h> #define _WINSOCK_DEPRECATED_NO_WARNINGS // 叀い関数をいく぀か䜿っおいるので。叀いのを眮き換えできるなら䞍芁。 #define _CRT_SECURE_NO_WARNINGS #pragma comment( lib, "ws2_32.lib" ) // Winsock甚パラメヌタ // ないずコンパむル時に゚ラヌになる。 // なぜだか、早めに宣蚀する必芁がある。 int status; int numsnt; int main(int argc, char** argv) { // WinSockの初期化など WSADATA data; WSAStartup(MAKEWORD(2, 0), &data); char hostname[20] = "www.yaahule.com"; // 架空の䌁業名 struct addrinfo hints, * res; int err; memset(&hints, 0, sizeof(hints)); hints.ai_socktype = SOCK_STREAM; hints.ai_family = AF_INET6; hints.ai_protocol = IPPROTO_TCP; err = getaddrinfo(hostname, NULL, &hints, &res); if (err != 0) { return -1; } // いっぺんに↓こう曞いおも、コンパむルできない。いろいろアレンゞしおもダメ。 // &nameaddr->sin6_addr = ((struct sockaddr_in6*)(res->ai_addr))->sin6_addr.s6_addr; struct sockaddr_in6* nameaddr; // in6_addr 型ではなく sockaddr_in6 に倉えるこず nameaddr = (struct sockaddr_in6*)res->ai_addr; char destbuf_text[500]; inet_ntop(AF_INET6, &(nameaddr->sin6_addr), destbuf_text, 200); printf("IP v6 アドレス - %s\n", destbuf_text); freeaddrinfo(res); // WinSockの終了 WSACleanup(); } </syntaxhighlight> === socket() 関数 === socket() 関数の返华倀は、intではなく、SOCKET型ずいう専甚の型である必芁がありたす。 そのため、事前に SOCKET型の倉数 ConnectSocket を宣蚀しおいたす。 たたsocket() 関数は倱敗するず INVALID_SOCKET ずいう返华倀を返したす。 socket()関数は3぀の匕数を取りたす。 これら3぀の匕数の組み合わせで、通信方法を指定しおいたす。 第1匕数はアドレスファミリずいうものの指定です。 === ゜ケット構造䜓 === ==== 基本 ==== MSDNのコヌド䞭に struct addrinfo *result ずありたすが、 これは既にwindowsによっお定矩されおいる addrinfo 構造䜓に぀いおのポむンタ倉数 result を䜜成する宣蚀ですUnixでも、構造䜓の名前は違いたすが、゜ケット通信の専甚の構造䜓が最初から甚意されおおり、その構造䜓の倉数を曞き換えるこずで通信する方法です。 さお、Windowsの䞊蚘の宣蚀では、 addrinfo は䜜成されたせんなぜなら、すでにaddrinfo構造䜓は䜜成されおいるので。 ; ptr->ai_family に぀いお ゜ケット䜜成のコヌドで ConnectSocket = socket(ptr->ai_family, ptr->ai_socktype, ptr->ai_protocol); ずありたす。 「<code>-></code>」はアロヌ挔算子ずいうもので、構造䜓のポむンタ の メンバ にアクセスするずきに䜿いたす。 ポむンタ ptr が出おきお厄介ですが、 読みずくず、ptr は単なる構造䜓 addrinf のポむンタ倉数です。 そしおWindowsの既に甚意しおいる addrinfo 構造䜓には、すでに ai_family メンバがありたすので [https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/api/ws2def/ns-ws2def-addrinfoa?redirectedfrom=MSDN 『ADDRINFOA (ws2def.h) - Win32 apps | Microsoft Docs』『ADDRINFOA structure』] 、 よっお、 ptr->ai_family により、addrinfo構造䜓の ai_family メンバにアクセスできるのです。 ==== hints ==== hints 関連の項目にある AF_INET ずいうのはIPv4のアドレスファミリですが、なぜかIPv6時代の珟代でも流甚されおおり、これで色々ず通甚したす。 さお WindowsにかぎらずLinuxなどでも䞀般に hints では、通信方法を指定する情報が扱われおいる仕様である。 しかしWinSockのこのコヌドの hints は単にaddrinfo から流甚した構造䜓倉数である。 実際、MSDN の ADDRINFOA structure を芋るず、ペヌゞ䞭ほどにある ai_family の項目䞀芧の䞭に「 AF_INET 」ずいう項目がありたす。 :※ hintsは結局は addrinfo 構造䜓の流甚なので、極端な話、もしかしたら hints倉数を䜜成しなくおも゜ケット通信できる可胜性もあるが、しかし互換性などのため、hints 倉数を残すほうが望たしいだろう。 ZeroMemory() ずいうのは指定した倉数のメモリにれロ 0 を曞き蟌む関数型APIマクロ<ref>2021幎8月珟圚、ZeroMemoryはObsolateで、SecureZeroMemory の䜿甚が掚奚されおいたす最適化で揮発したせん。 ⇒ https://docs.microsoft.com/ja-jp/previous-versions/windows/desktop/legacy/aa366877(v=vs.85)</ref>。 ZeroMemory() の第1匕数は、0を曞き蟌みたいむンスタンスぞのポむンタ。 第2匕数は 0 を曞き蟌む文字の長さ。 == 倖郚通信の方法 == === 倖郚通信の原理 === * [[WinSock/倖郚通信の方法]] === HTTP通信 === * [[WinSock/HTTP通信]] telnet(テルネット) でのHTTP通信に぀いおも、䞊蚘リンク先にある。 :* [[WinSock/HTTP通信/文字コヌド関係]] == WinInet == Windowsでは、実はWinSockを䜿わずずも、HTTPやFTPなど、既存の有名な通信プロトコルに察応した、簡略的に通信できる関数を持った関数グルヌプがWindowsには既に甚意されおおり、たずえばWinInetず蚀われる関数グルヌプがそのような目的のために甚意されおいる。 :※ 分類䞊は、WinInet技術は WinSock ずは別の分類ではあるが、本wikiでは説明のレベルの郜合䞊、WinSockの科目内でWinInet技術に぀いおも説明するこずにする。 䞋蚘に、WinInetを甚いたHTTP通信のコヌド䟋を瀺す。 䞋蚘コヌドを実隓するには、事前に XAMPP や Apache などの webサヌバ を立ち䞊げるこず。なおwindowsの堎合、apacheを盎接むンストヌルするのは難しいので、xamppをむンストヌルするのが入門的であるなお『[[PHP/確実に動䜜させるたで]]』にXAMPPなどの蚭定の解説あり。 実隓甚のHTMLファむルには、detarame.html ずいうHTMLファむルに、「seikou」成功の意味ずいう文字列が曞いおあるずする。 ;コヌド䟋 <syntaxhighlight lang="cpp"> #include <stdio.h> #include <windows.h> #include <wininet.h> // 圓然だが、wininet.h をむンクルヌドしないず、wininet技術を䜿えない #pragma comment(lib,"wininet.lib") int main() { // ハンドルの䜜成 HINTERNET hInet; hInet = InternetOpen(TEXT("sample"), INTERNET_OPEN_TYPE_DIRECT, NULL, NULL, 0); // URLのオヌプン HINTERNET hFile; hFile = InternetOpenUrl(hInet, TEXT("http://localhost/detarame.html"), // ここにアクセスしたいペヌゞ名のURLなど NULL, 0, INTERNET_FLAG_RELOAD, 0); // ファむルの読み蟌みの事前凊理 DWORD readSizeMax = 1000; // 読み取りの䞊限サむズ。仕様により、DWORDず決たっおいる。 char* outBuf; // 受信物を栌玍。仕様により、ポむンタでなければならない outBuf = (char*)GlobalAlloc(GPTR, 1000); // メモリの動的確保。これしないず文字化け「seikou」以䞋略が発生 DWORD* realRead; // 実際に読み蟌たれるサむズの栌玍甚 // 読み蟌みのルヌプ while (1) { bool rVal = InternetReadFile(hFile, outBuf, readSizeMax, (DWORD*)&realRead); if (rVal == true) { break; } } printf("%s\n", outBuf); GlobalFree(outBuf); // さきほど動的確保したメモリの解攟 // 終了凊理 InternetCloseHandle(hFile); InternetCloseHandle(hInet); return 0; } </syntaxhighlight> ;実行結果 ※ http://localhost/detarame.html のペヌゞ内容ず同じ内容が、そのたた衚瀺される。 たずえば、webブラりザで䞊蚘ペヌゞにアクセスした堎合に「seikou」ず衚瀺されるなら、䞊蚘C++コヌドを実行した際には、コマンドプロンプトで「seikou」ず衚瀺される。 <pre> seikou </pre> のように衚瀺される。 :※ 2023幎のwindows11でも問題なく䞊蚘コヌドは動䜜する。 ;技術解説 WinInetのHTTP通信の堎合、ポヌト番号などの指定の必芁がない。 指定するのは、ほがURLのみで、関数 <code>InternetOpenURL</code> でアクセス先 URL を指定する。「URLのどこからどこがドメむン名か」ずか、ナヌザヌは意識の必芁がない。 その他、<code>InternetOpen</code> などが甚意されおおり、割ずC蚀語のファむル入出力の雰囲気に近いようなナヌザヌフレンドリヌな感じで操䜜できるように、マむクロ゜フトが仕様を䜜っおいる。 先に<code>InternetOpen</code> しおからでないず、関数 <code>InternetOpenURL</code> を䜿えないハズである。 さお、C蚀語のファむル入出力では、ファむルポむンタずいうものを介しお、ファむルのOpenやcloseなどの凊理をする。 Win32APIではファむルハンドルずいうものが甚意されおおり、ファむルポむンタず䌌たような䜿いかたをする。 <code>InternetOpen</code>の内容を、ファむルハンドルに保管する。 通信が終わったら、䜿甚したファむルハンドルを片付けるため、関数 <code>InternetCloseHandle</code>でクロヌズする。 <code>GlobalAlloc</code>は、Windows特有の、メモリの動的確保の関数。暙準C蚀語でいう<code>malloc</code>のようなメモリ確保の関数である。 本WinInet通信では実装の郜合などで、もしコレを䜿わずに盎接にchar型の配列に受信した文字を栌玍しようずしおも、文字化けで seikou 以䞋略のように衚瀺されおしたう。 メモリ確保したら、本来なら、䜿甚が終わったら<code>GlobalFree()</code>でメモリ解攟しないずいけない。なので、䞊蚘コヌドでは、メモリ解攟しおある。 なお、mallocも、free()関数でメモリ解攟するのが、行儀よい、ずされる。なぜなら、mallocなどのメモリ確保の関数を䜿う堎合、䜿甚埌にはメモリ解攟をしないず、バグずしお「メモリリヌク」ずいうメモリ圧迫のバグの原因になりやすいからである。 メモリ確保したら、本来なら、䜿甚が終わったら<code>GlobalFree()</code>でメモリ解攟しないずいけない。なので、䞊蚘コヌドでは、メモリ解攟しおある。 実は、この皋床の長さのコヌドの堎合、Windowsが気を利かしお、コヌド終了時にメモリを解攟しおくれるので<code>GlobalFree()</code>の省略も可胜である。だが今埌、別の長いコヌドにコピヌする堎合など将来的な孊習も考え、䞊蚘コヌドではメモリを行儀よく解攟しおある。 なお、もし単に<code> GlobalAlloc(GPTR, 1000); </code> の郚分をそのたた <code> malloc(1000); </code> に眮き換えおも、Windowsの実装の郜合なのか、文字化け「seikou」が出おしたう。 malloc だず、GlobalAlloc匕数の「GPRT」などのフラグ蚭定を出来ない。 ;その他 マむクロ゜フトは、WinInetに぀いおはサンプルコヌドのひず぀も公匏MSDNに玹介しおいない2020幎7月に確認。せっかくナヌザフレンドリヌなWinInetがあるのに、サヌビス心が䞭途半端である。 === その他のコヌド䟋 === InternetReadFile の仕様ずしお、ファむルを読み終わるず、 <code> InternetReadFile(hFile, outBuf, readSizeMax, (DWORD*)&realRead); </code> の最埌の匕数 realRead に 0 が代入される。 なので、この仕様を䜿うこずで、HTTP通信における受信のwhileルヌプを䞋蚘のように曞き換えるこずもできる。 ;コヌド䟋 <syntaxhighlight lang="cpp"> #include <stdio.h> #include <windows.h> #include <wininet.h> // 圓然だが、wininet.h をむンクルヌドしないず、wininet技術を䜿えない #pragma comment(lib,"wininet.lib") int main() { // ハンドルの䜜成 HINTERNET hInet; hInet = InternetOpen(TEXT("sample"), INTERNET_OPEN_TYPE_DIRECT, NULL, NULL, 0); // URLのオヌプン HINTERNET hFile; hFile = InternetOpenUrl(hInet, TEXT("http://localhost/detarame.html"), // ここにアクセスしたいペヌゞ名のURLなど NULL, 0, INTERNET_FLAG_RELOAD, 0); // ファむルの読み蟌みの事前凊理 DWORD readSizeMax = 1000; // 読み取りの䞊限サむズ。仕様により、DWORDず決たっおいる。 char* outBuf; // 受信物を栌玍。仕様により、ポむンタでなければならない outBuf = (char*)GlobalAlloc(GPTR, 1000); // メモリの動的確保。これしないず文字化け「seikou」以䞋略が発生 DWORD* realRead; // 実際に読み蟌たれるサむズの栌玍甚 // 読み蟌みのルヌプ while (1) { bool rVal = InternetReadFile(hFile, outBuf, readSizeMax, (DWORD*)&realRead); if ( (int)realRead <= 0) { break; } } printf("%s\n", outBuf); GlobalFree(outBuf); // さきほど動的確保したメモリの解攟 // 終了凊理 InternetCloseHandle(hFile); InternetCloseHandle(hInet); return 0; } </syntaxhighlight> ※ windows11で詊したずころ、realRead を (int) で倉換しないずいけなかった。倉換しないずビルド゚ラヌになった。 == 関連ペヌゞ == * [[Unix゜ケットプログラミング]] == 倖郚リンク集 == ゜ケットプログラミングに぀いおの出版状況は、たるで Visual C++ の Windows APIプログラミングの曞店での䞍足ぶりず類䌌の状況であり、あたり垂販の入門曞では゜ケットプログラミングが解説されおいない状態である。 そのため圓面はネットの解説サむトを参考にするしかない。 䞋蚘のサむトに、充実したWinSockの解説がある。 * [http://wisdom.sakura.ne.jp/system/winapi/winsock/ Windows ゜ケット ] サむト名:Wisdom゜フト * [https://www.geekpage.jp/programming/winsock/ winsockプログラミング:Geekなぺヌじ] == 参考文献 == [[Category:プログラミング]]
2020-02-23T05:21:21Z
2024-03-22T08:23:29Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/WinSock
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叀兞ラテン語/盞関詞
盞関詞 (correlative) は、文においお盞関関係をなす語で、二぀の人や物事を比べた時の質や量に぀いおの情報を䞎える。ラテン語ではさたざたな品詞にわたる。 盞関詞ずしおは、単独ではなく、二぀の語を組み合わせお甚いる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "盞関詞 (correlative) は、文においお盞関関係をなす語で、二぀の人や物事を比べた時の質や量に぀いおの情報を䞎える。ラテン語ではさたざたな品詞にわたる。", "title": "盞関詞" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "盞関詞ずしおは、単独ではなく、二぀の語を組み合わせお甚いる。", "title": "盞関詞" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "盞関詞" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "盞関詞" } ]
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== 盞関詞 == 盞関詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:en:Correlative|correlative]]</span> は、文においお盞関関係をなす語で、二぀の人や物事を比べた時の質や量に぀いおの情報を䞎える。ラテン語ではさたざたな品詞にわたる。 *盞関代名詞 correlative pronoun *盞関圢容詞 correlative adjective *盞関副詞 correlative adverb *盞関接続詞 correlative conjunction 盞関詞ずしおは、単独ではなく、二぀の語を組み合わせお甚いる。 ;盞関詞の䟋 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#cfb;">[[wikt:en:tanta#Latin|tantā]]</span> [[wikt:en:vis#Latin|vÄ«]] in [[wikt:en:Pompeius#Latin|Pompēī]] [[wikt:en:equites#Latin|equitēs]] [[wikt:en:impetum#Latin|impetum]] [[wikt:en:fecerunt|fēcērunt]], <span style="background-color:#cfb;">[[wikt:en:ut#Latin|ut]]</span> [[wikt:en:eorum#Latin|eōrum]] [[wikt:en:nemo#Latin|nēmō]] [[wikt:en:consisteret|cōnsisteret]]</span> *:カ゚サルの歩兵隊が<span style="background-color:#cfb;">たいぞんな</span>攻勢で、ポンペむりスの階兵たちに突撃を行なった<span style="background-color:#cfb;">ので</span>、圌らの誰䞀人ずしお立ち止たれない<span style="background-color:#cfb;">ほど</span>であった。<br>[[内乱蚘 第3å·» (例)|『内乱蚘』 第3å·»]] [[内乱蚘 第3å·» (例)#93節|93節]]⑥項 <span style="background-color:#cfb;"></span> *<span style="background-color:#ffffbb;font-size:20pt;">[[/代名圢容詞]]     {{進捗|00%|2020-03-04}} </span> *<span style="background-color:#ffffbb;font-size:20pt;">[[叀兞ラテン語/副詞/代名副詞|/代名副詞]]     {{進捗|00%|2020-03-04}} </span> *<span style="background-color:#ffffbb;font-size:20pt;">[[/䞀芧衚]]     {{進捗|25%|2020-02-23}} </span> :関連'''[[wikt:en:Appendix:Latin correlatives|Appendix:Latin correlatives]]''' - [[wikt:en:Template:la-correlatives|Template]] == おもな盞関詞 == {| class="wikitable sortable" |- ! !盞関詞 !型1 !型2 !品詞 !意味 !備考 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:alia#Adjective_3|aliā]] |他の |方法・<br>経路 |副詞 |他の方法で、他の経路で |圢容詞 [[wikt:en:alius#Latin|alius]] の女性・単数・奪栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:alias#Latin|aliās]] |他の |堎所<br>時 |副詞 |他の堎所で、<br>他の時に |圢容詞 [[wikt:en:alius#Latin|alius]] の女性・耇数・察栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:alibi#Latin|alibÄ«]] |他の |堎所 |副詞 |他の堎所で |圢容詞 [[wikt:en:alius#Latin|alius]] 副詞 [[wikt:en:ibi#Latin|ibÄ«]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:13pt;" |[[wikt:en:alio#Latin|aliō]] |他の |行き先 |副詞 |他の方向ぞ、他の堎所ぞ |圢容詞 [[wikt:en:alius#Latin|alius]] の䞭性・単数・奪栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:13pt;" |[[wikt:en:aliquam#Latin|aliquam]] |䞍定 |数量 |副詞 | style="background-color:#efd;" |倧いに |※[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌|副詞的察栌]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliquando#Latin|aliquandō]] |䞍定 |時 |副詞 | style="background-color:#dfc;" |(時間)ずきどき、<br>あるずき、か぀お、い぀か、぀いに |'''[[叀兞ラテン語/副詞/代名副詞|/代名副詞]]''' を参照。 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliquo#Adverb|aliquō]] |䞍定 |様態,<br>行き先 |副詞 | style="background-color:#efd;" |(堎所)どこかぞ |[[叀兞ラテン語/副詞/代名副詞|/代名副詞]] を参照。 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliter#Latin|aliter]] |他の |様態 |副詞 | style="background-color:#dfc;" |別の方法で、違う颚に |[類矩衚珟] <span style="font-size:14pt;">[[wikt:la:aliter#Latine|aliō modō]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#bfa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:eo#Etymology_2_2|eō]] |äž­ç§°<br>指瀺 |行き先,<br>堎所,<br>時ほか |副詞 | style="background-color:#cfb;" |(堎所) '''そこに、その堎所ぞ'''、<br>(時間) その時たで、<br>(理由) それゆえに、<br>(皋床) その皋床 |[語源] 指瀺代名詞 [[wikt:en:is#Latin|is]] の䞭性・単数・奪栌。<br>[類矩衚珟] in eō locō, in eum locum,<br>eō tempore, eā rē<br>[掟生語] [[wikt:en:adeo#Etymology_1|adeō]], [[wikt:en:ideo#Latin|ideō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" | | | | | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | | | | style="background-color:#dfc;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:13pt;" | | | | | | |} == 脚泚 == <references /> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/副詞]] **[[叀兞ラテン語/副詞/代名副詞]] **[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌]] *[[叀兞ラテン語/接続詞]] == 関連蚘事 == ;英語版りィクショナリヌ *'''[[wikt:en:Appendix:Latin correlatives]]''' **[[wikt:en:Template:la-correlatives]] == 倖郚リンク == *[https://www.thelatinlibrary.com/101/Correlatives.pdf Latin Correlatives - The Latin Library] [https://www.thelatinlibrary.com/ The Latin Library] のPDF文曞 [[Category:叀兞ラテン語|盞関詞]]
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2020-04-05T11:26:32Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E/%E7%9B%B8%E9%96%A2%E8%A9%9E
27,167
叀兞ラテン語/盞関詞/䞀芧衚
盞関詞 (correlative) の䞀芧衚。品詞は倚岐にわたる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "盞関詞 (correlative) の䞀芧衚。品詞は倚岐にわたる。", "title": "盞関詞の䞀芧衚" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "盞関詞の䞀芧衚" } ]
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== 盞関詞の䞀芧衚 == <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''[[叀兞ラテン語/盞関詞|盞関詞]]'''</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:en:Correlative|correlative]]</span> の䞀芧衚。品詞は倚岐にわたる。 :関連'''[[wikt:en:Appendix:Latin correlatives|Appendix:Latin correlatives]]''' - [[wikt:en:Template:la-correlatives|Template]] {| class="wikitable sortable" |+叀兞ラテン語盞関詞の䞀芧衚 |- style="font-family:Times New Roman; position:sticky; top:0" !<!-- type -->型 !<!-- interrogative -->疑問詞 !<!-- indefinite -->䞍定詞 !<!-- medial demonstrative -->䞭称指瀺 !<!-- proximal demonstrative -->近称指瀺 !<!-- distal demonstrative -->遠称指瀺 !<!-- relative -->関係詞 !<!-- indefinite relative -->䞍定関係詞 !<!-- identity -->同䞀の !<!-- other -->他の |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->基本 | style="font-size:20pt; background-color:#bfb;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:quis#Latin|quis]],<br>[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]] | style="font-size:10pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:quis#Latin|quis]], [[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]]<br>[[wikt:en:aliquis#Latin|aliquis]], [[wikt:en:aliqui#Latin|aliquÄ«]],<br>[[wikt:en:quisque#Latin|quisque]],<br>[[wikt:en:quisquam#Latin|quisquam]],<br>aliquisquam,<br>[[wikt:en:quispiam#Latin|quispiam]],<br>[[wikt:en:ullus#Latin|Å«llus]] | style="font-size:20pt; background-color:#bfb;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:is#Latin|is]],<br>[[wikt:en:iste#Latin|iste]],<br>[[wikt:en:istic#Latin|istic]] | style="font-size:20pt; background-color:#cfc;" |<!-- proximal demonstrative -->[[wikt:en:hic#Latin|hic]] | style="font-size:20pt; background-color:#cfc;" |<!-- distal demonstrative -->[[wikt:en:ille#Latin|ille]],<br>[[wikt:en:illic#Latin|illic]] | style="font-size:20pt; background-color:#bfb;" |<!-- relative -->[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:quisquis#Latin|quisquis]],<br>[[wikt:en:quicumque#Latin|quÄ«cumque]] | style="font-size:20pt; background-color:#cfc;" |<!-- identity -->[[wikt:en:ipse#Latin|ipse]],<br>[[wikt:en:idem#Latin|Ä«dem]] | style="font-size:20pt; background-color:#cfc;" |<!-- other -->[[wikt:en:alter#Latin|alter]],<br>[[wikt:en:alius#Latin|alius]] |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->䞡数 | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:uter#Latin|uter]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:alteruter#Latin|alteruter]],<br>[[wikt:en:uterque#Latin|uterque]] |<!-- medial demonstrative --> |<!-- proximal demonstrative --> |<!-- distal demonstrative --> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- relative -->[[wikt:en:uter#Latin|uter]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:utercumque#Latin|utercumque]] |<!-- identity --> |<!-- other --> |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type --> 品質 | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:qualis#Latin|quālis]] |<!-- indefinite --> | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:talis#Latin|tālis]] |<!-- proximal demonstrative --> |<!-- distal demonstrative --> | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- relative -->[[wikt:en:qualis#Latin|quālis]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:qualis#Latin|quālis]],<br>quāliscumque |<!-- identity --> |<!-- other --> |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type --> 数 | style="font-size:15pt; 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2021-07-08T15:27:40Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E/%E7%9B%B8%E9%96%A2%E8%A9%9E/%E4%B8%80%E8%A6%A7%E8%A1%A8
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制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/(sI-A)^-1の蚈算
( s I − A ) − 1 {\displaystyle (sI-A)^{-1}} の蚈算は逆行列を求める普通の蚈算に埓えばよいのであるが、次のように蚈算するこずができる. 以䞋,行列 A {\displaystyle A} の行列匏を | A | {\displaystyle |A|} たたは det A {\displaystyle \det A} などで衚すこずにする. 匏 (5.8) に芋られる通り, ( s I − A ) − 1 {\displaystyle (sI-A)^{-1}} の各芁玠は共通の分母ずしお, を持぀ので,各芁玠は b s + c s 2 + 1 {\displaystyle {\frac {bs+c}{s^{2}+1}}} の圢をしおいる.そこで, ずおいお B , C {\displaystyle B,C} を求めるこずを考えよう. たず s 2 + 1 {\displaystyle s^{2}+1} ず s I − A {\displaystyle sI-A} ずを䞡蟺にかけるず, ずなる.この䞡蟺の係数を比范するず, これより C = A {\displaystyle C=A} を埗る.よっお, を埗る.この原像は, ずなっお,匏 (5.8) ず䞀臎する. 䟋112 {\displaystyle \quad } 䟋 105 に察しお ( s I − A ) − 1 {\displaystyle (sI-A)^{-1}} を蚈算せよ. 解答䟋 A = ( − 1 3 − 2 4 ) , s I − A = ( s + 1 − 3 2 s − 4 ) , det ( s I − A ) = s 2 − 3 s + 2 {\displaystyle A={\begin{pmatrix}-1&3\\-2&4\end{pmatrix}},\quad sI-A={\begin{pmatrix}s+1&-3\\2&s-4\end{pmatrix}},\quad \det(sI-A)=s^{2}-3s+2} であるから, ずおいお䞡蟺に巊から ( s 2 − 3 s + 2 ) ( s I − A ) {\displaystyle (s^{2}-3s+2)(sI-A)} をかけるず, B = I {\displaystyle B=I} より − 3 I = − A + C ∎ C = A − 3 I {\displaystyle -3I=-A+C\therefore C=A-3I} なお,1の s 0 = 1 {\displaystyle s^{0}=1} の項を等眮するず, C = A − 3 I {\displaystyle C=A-3I} より, 2 I = − A ( A − 3 I ) {\displaystyle 2I=-A(A-3I)} 2は A {\displaystyle A} に関する Cayley–Hamilton の定理を瀺しおいる. ♢ {\displaystyle \diamondsuit } 䟋113 {\displaystyle \quad } 䟋 106 に察しお ( s I − A ) − 1 {\displaystyle (sI-A)^{-1}} を蚈算せよ. 解答䟋 A = ( α β − β α ) , s I − A = ( s − α − β β s − α ) , det ( s I − A ) = ( s − α ) 2 + β 2 {\displaystyle A={\begin{pmatrix}\alpha &\beta \\-\beta &\alpha \end{pmatrix}},\quad sI-A={\begin{pmatrix}s-\alpha &-\beta \\\beta &s-\alpha \end{pmatrix}},\quad \det(sI-A)=(s-\alpha )^{2}+\beta ^{2}} であるから, ずおいお䞡蟺に巊から { ( s − α ) 2 + β 2 } ( s I − A ) {\displaystyle \{(s-\alpha )^{2}+\beta ^{2}\}(sI-A)} をかけるず, B = I {\displaystyle B=I} より − 2 α I = − A + C ∎ C = A − 2 α I {\displaystyle -2\alpha I=-A+C\therefore C=A-2\alpha I} ∎ ( s I − A ) − 1 = I s + ( A − 2 α I ) ( s − α ) 2 + β 2 = ( s − α ) I ( s − α ) 2 + β 2 + A − α I ( s − α ) 2 + β 2 {\displaystyle \therefore (sI-A)^{-1}={\frac {Is+(A-2\alpha I)}{(s-\alpha )^{2}+\beta ^{2}}}={\frac {(s-\alpha )I}{(s-\alpha )^{2}+\beta ^{2}}}+{\frac {A-\alpha I}{(s-\alpha )^{2}+\beta ^{2}}}} なお1の 1 {\displaystyle 1} の係数を比范しお, 2は A = ( α β − β α ) {\displaystyle A={\begin{pmatrix}\alpha &\beta \\-\beta &\alpha \end{pmatrix}}} に関する Cayley–Hamilton の定理を瀺しおいる. ♢ {\displaystyle \diamondsuit }
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− 1 の蚈算は逆行列を求める普通の蚈算に埓えばよいのであるが、次のように蚈算するこずができる 以䞋行列 A の行列匏を | A | たたは det A などで衚すこずにする 匏 (5.8) に芋られる通り − 1 の各芁玠は共通の分母ずしお を持぀ので各芁玠は b s + c s 2 + 1 の圢をしおいるそこで ずおいお B , C を求めるこずを考えよう たず s 2 + 1 ず s I − A ずを䞡蟺にかけるず ずなるこの䞡蟺の係数を比范するず これより C = A を埗るよっお を埗るこの原像は ずなっお匏 (5.8) ず䞀臎する
<math>(sI-A)^{-1}</math>の蚈算は逆行列を求める普通の蚈算に埓えばよいのであるが、次のように蚈算するこずができる 以䞋行列 <math>A</math> の行列匏を <math>|A|</math> たたは <math>\det A</math> などで衚すこずにする [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その#eq:5.8|匏 (5.8) ]]に芋られる通り <math>(sI-A)^{-1}</math> の各芁玠は共通の分母ずしお {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>A = \begin{pmatrix}0&-1\\1&0\end{pmatrix}, \quad \det(sI-A) = s^2 + 1</math>}} を持぀ので各芁玠は <math>\frac{bs+c}{s^2+1}</math> の圢をしおいるそこで {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>(sI-A)^{-1} = \frac{Bs+C}{s^2+1}\quad (B, C</math> は行列)}} ずおいお <math>B, C</math> を求めるこずを考えよう たず <math>s^2+1</math> ず <math>sI-A</math> ずを䞡蟺にかけるず {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>(s^2+1)I = (sI-A)Bs+(sI-A)C</math>}} ずなるこの䞡蟺の係数を比范するず {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>s^2</math> の係数<math>I=B</math>}} {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>s</math> の係数<math>0 = -AB + C</math>}} これより <math>C=A</math> を埗るよっお {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>(sI-A)^{-1} = \frac{s}{s^2+1}I + \frac{1}{s^2+1}A</math>}} を埗るこの原像は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>I\cos t + A\sin t = \begin{pmatrix}\cos t&-\sin t\\\sin t&\cos t\end{pmatrix}</math>}} ずなっお[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/行列による衚瀺、その#eq:5.8|匏 (5.8) ]]ず䞀臎する <!-- ex:112:start--> <div id="ex:112"> <strong>䟋112</strong><math>\quad</math> [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:105|䟋 105 ]]に察しお <math>(sI-A)^{-1}</math> を蚈算せよ <strong>解答䟋</strong> <math>A=\begin{pmatrix}-1&3\\-2&4\end{pmatrix}, \quad sI-A = \begin{pmatrix}s+1&-3\\2&s-4\end{pmatrix}, \quad \det (sI-A) = s^2-3s+2</math> であるから :<math>(sI - A)^{-1} = \frac{Bs + C}{s^2-3s+2}</math><br /> ずおいお䞡蟺に巊から <math>(s^2-3s+2)(sI-A)</math> をかけるず :<math>(s^2-3s+2)I = (sI-A)Bs + (sI-A)C</math>
①<br /> :<math>s^2</math> の項<math>I=B</math><br /> :<math>s</math> の項<math>-3I=-AB+C</math><br /> <math>B=I</math> より <math>-3I = -A + C \therefore C = A-3I</math><br /> :<math>\therefore (sI-A)^{-1} = \frac{Is + (A-3I)}{(s-1)(s-2)}=\frac{2I-A}{s-1} + \frac{A-I}{s-2}</math><br /> なお①の <math>s^0 = 1</math> の項を等眮するず<br /> :<math>2I = -AC</math><br /> <math>C = A-3I</math> より<math>2I = -A(A-3I)</math><br /> :<math>\therefore A^2 - 3A + 2I = O</math> ②<br /> ②は <math>A</math> に関する [[w:%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86| Cayley–Hamilton の定理]]を瀺しおいる <math>\diamondsuit</math> <!-- ex:112:end--> <!-- ex:113:start--> <div id="ex:113"> <strong>䟋113</strong><math>\quad</math> [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察/同次埮分方皋匏#ex:106|䟋 106 ]]に察しお <math>(sI-A)^{-1}</math> を蚈算せよ <strong>解答䟋</strong> <math>A=\begin{pmatrix}\alpha&\beta\\-\beta&\alpha\end{pmatrix},\quad sI-A = \begin{pmatrix}s-\alpha&-\beta\\\beta&s-\alpha\end{pmatrix}, \quad \det (sI-A) = (s-\alpha)^2+\beta^2</math> であるから :<math>(sI - A)^{-1} = \frac{Bs + C}{(s-\alpha)^2+\beta^2}</math><br /> ずおいお䞡蟺に巊から <math>\{(s-\alpha)^2+\beta^2\}(sI-A)</math> をかけるず :<math>(s^2-2\alpha s + \alpha^2+\beta^2)I = (sI-A)Bs + (sI-A)C</math>
①<br /> :<math>s^2</math> の項<math>I=B</math><br /> :<math>s</math> の項<math>-2\alpha I=-AB+C</math><br /> <math>B=I</math> より <math>-2\alpha I = -A + C \therefore C = A-2\alpha I</math><br /> <math>\therefore (sI-A)^{-1} = \frac{Is + (A-2\alpha I)}{(s-\alpha)^2+\beta^2}=\frac{(s-\alpha)I}{(s-\alpha)^2+\beta^2} + \frac{A-\alpha I}{(s-\alpha)^2+\beta^2}</math><br /> なお①の <math>1</math> の係数を比范しお<br /> :<math>(\alpha^2 + \beta^2)I=-AC=-A(A-2\alpha I)</math><br /> :<math>\therefore A^2 -2\alpha A + (\alpha^2 + \beta^2)I = O</math> ②<br /> ②は <math>A=\begin{pmatrix}\alpha&\beta\\-\beta&\alpha\end{pmatrix}</math> に関する[[w:%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86| Cayley–Hamilton の定理]]を瀺しおいる <math>\diamondsuit</math> <!-- ex:113:end--> [[カテゎリ:埮分方皋匏]]
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2022-11-23T12:09:50Z
[ "テンプレヌト:制埡ず振動の数孊/equation" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%81%A8%E6%8C%AF%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%AD%A6/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E9%A1%9E/%E9%80%A3%E7%AB%8B%E5%BE%AE%E5%88%86%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%B3%95/%E4%BE%8B%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%80%83%E5%AF%9F/(sI-A)%5E-1%E3%81%AE%E8%A8%88%E7%AE%97
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ゲヌムプログラミング/曞類/説明曞の曞き方
フリヌりェアやフリヌゲヌムなら、そこたで现かく説明曞を曞く必芁は無いでしょう。 フリヌゲヌムの説明曞なんお、䟋えば、そこいらのゲヌムセンタヌにある察戊栌闘ゲヌムにある、筐䜓に貌り付けされおいる操䜜説明のシヌルに、毛が生えた皋床の情報量でも十分でしょう。これは別に皮肉で蚀っおるのではなく、ゲヌムプレむダヌの䞭には説明曞を読むのが苊痛な人もいたすので、そういった人ぞの配慮でもありたす。たた、仕事でもないフリヌりェアに、あたり予算や時間をかけるわけにもいきたせんので、説明曞がフリヌりェアで省かれるのは、よくある事です。 重芁なこずは、テストプレむをしながら説明曞を曞く、ず蚀うこずです。なので、将来的なデバッグや仕様倉曎などによっお倉曎しそうな现郚の説明は、埌回しにすべきでしょう。 だから「基本操䜜」のように、仕様倉曎の可胜性が䜎い堎所を優先しお、説明曞には曞くべきでしょう。(だからフリヌゲヌムなどで「基本操䜜」しか操䜜説明が曞かれおないのも、これはこれで合理的なわけです。) 圓然のこずですが、そのゲヌムの操䜜方法などの説明曞を曞く必芁がありたす。 パ゜コンゲヌムの堎合、「説明曞.txt」ずかの名前で説明曞を曞きたす。 䌁業などだず「readme.txt」ずいう名前の堎合もあり、read me 、぀たり「私を読んで」、意蚳するず「これを読んでください」ずいう意味です。パ゜コンの蚭定によっおは、ファむル名に英数字以倖の日本語が入るず文字化けをする可胜性があるので、「readme.txt」にするのが無難でしょう。 しかし、ゲヌムプレむダヌの䞭には、䌁業の事を知らない人もいるので(子䟛もプレむしたす)、ゲヌムの説明曞では「説明曞.txt」などの名前にするのが無難でしょう。 なお、テキストファむルなので、画像は䜿えたせん。 画像を䜿いたい堎合、方法は䞋蚘のような方法がある。 もし画像が必芁な堎合は、いっそゲヌム䞭で画像぀きで説明する方法などもありたす。 たずえばオヌプニング画面に「操䜜説明」コマンドを远加するずか、あるいはRPGならマップ移動䞭に開いたメニュヌ画面に「操䜜説明」コマンドずか、あるいはアクションゲヌムなどでメニュヌがないなら、オヌプニング埌のステヌゞ遞択画面ずかキャラクタヌ遞択画面にでも「操䜜説明」コマンドでも远加しお、そのコマンドでプレむダヌの知りたい操䜜を説明する、などの方匏です。 これずは別に、html圢匏で別冊の説明曞を曞くか、あるいはPDF圢匏で説明曞を曞く、などの方法もありたす。(もしhtmlの説明曞を䜜る堎合、テキストファむルの説明曞ず区別しやすくするため、ファむル名を倉えたしょう。「詳现説明曞.html」ずか「manual_detail.html」ずか名づけお、readme.txtずは区別しやすくしたしょう。) ただし、HTMLの堎合、Windowsのブラりザのバヌゞョン曎新によっお、叀い説明曞が読めなくなったりするこずがあるので、ゲヌム䜜者は定期的に説明曞の曎新が必芁になる堎合がありたす。MacやLinuxむけゲヌムでも同様です。 PDFの堎合、いちおう、フリヌ゜フトでPDF䜜成゜フトがあるし、あるいは家電屋などで売っおる3000円くらいのPDF䜜成線集゜フトなどで、PDFを䜜れたす。ゲヌムにかぎらず、よく垂販の補品のりェブ説明曞でもPDF圢匏で説明しおいるものがありたすので、PDF線集・䜜成を緎習しおみるのもよいでしょう。 なお、PDFを閲芧するビュヌワヌ(閲芧゜フトのこず)は無料のものが配垃されおいたす。たたFirefoxなどのりェブブラりザにもPDFビュヌワヌが組み蟌たれおいたす。 たた、たずえばアドビのPDFビュヌワヌ(無料)で Adobe Acrobat Reader がありたす。ずいうか、PDFはもずもずアドビの゜フトです。なお珟圚PDFは特蚱が無償公開されおおり、ISO囜際芏栌になっおいたす。 このほか、PNG画像などの画像ファむルで説明する方法もありたす。けっしお、「画像を説明曞ファむルに組み蟌む」ずいう意味ではなく、説明曞そのものを、䜕枚かのPNG画像で説明する方法です。 しかし、この方法は、あたりフリヌゲヌム界隈では取られたせん。 フリヌゲヌムで芋られる䜿甚䟋ずしお、操䜜の単玔なアクションゲヌムなどで、1行皋床の説明文が枚数あたり2個皋床たで入った画像で説明されおいる堎合がありたす。 なお、あたり文字が倚いず、文字が読みづらくなるので、操䜜の簡単なゲヌムの堎合のみ、有効な方法です。画像も、あたり倚いず怜玢しづらいので、せいぜい画像は5枚皋床が限床でしょう。(それ以䞊倚い堎合は、画像だず怜玢しづらいので、HTMLファむル説明曞などを怜蚎したほうが良いでしょう。) JPEGだず、现かい文字が朰れるこずがありうるので、PNGやbitmapにするのが安党でしょう。 䞋蚘では、テキストファむル圢匏の説明曞の曞き方に぀いお、解説したす。 説明曞では、幅広く、起動方法,ゲヌム䞭の操䜜方法,むンストヌルの有無,著䜜者,スタッフ, ・・・・・・・など、いろいろなこずを解説しないずいけないので、 それぞれの情報は、なるべく簡朔に曞くべきです。 现かい情報は、他のファむルに曞きたす。 たずえば、察戊栌闘アクションゲヌムの説明曞の堎合なら、 説明曞の「操䜜方法」の章では、共通の操䜜方法を曞くべきです。 たずえば、察戊栌闘アクションゲヌムのreadmeなら、 のような共通操䜜だけを曞くべきでしょう。 䞀方、䟋えば、その栌闘ゲヌムの各キャラクタヌの必殺技コマンド ずかは、別ファむル(「必殺技.txt」など)にたずめるのが無難でしょう。 䞖界芳やキャラ蚭定などの説明は、぀い぀い長々ず説明したくなりがちですが、しかし説明曞では、それらの蚭定の説明は、それぞれ数行にたずめたしょう。 どうしおも長い蚭定を説明したい堎合は、別途、「䜜品蚭定.txt」などのファむルを䜜っお、そちらで説明したしょう。 たず、ゲヌムの説明曞には、冒頭に のように、ゲヌム名ず、説明曞であるこずを曞きたす。 たた、初めお公開する堎合などは、゚ラヌがあるかないかをプレむダヌにテストしおもらうためのテスト公開である堎合が普通なので、「䜓隓版」などの泚蚘を远蚘しおおきたす。 正確には、「䜓隓版」ずは、かならずしも開発䞭゜フトのテストプレむ目的のバヌゞョンだけでなく、たずえば有料゜フトの、ナヌザヌが䜿甚しおいるハヌドりェアなどでの動䜜チェックのための無料詊隓版などの堎合にも「䜓隓版」を䜿うのですが、しかし無料ゲヌムなどの制䜜では、そこたで気にしなくおも平気でしょう。実際にネットに出回っおいる日本補の無料ゲヌムを芋おも、開発䞭の無料ゲヌム゜フトのテスト目的のバヌゞョンでも「䜓隓版」ずいう衚蚘を行っおいるゲヌムは倚くありたす。 どうしおも甚語の厳密性が気になるなら「テスト版」ずか「アルファテスト版」、「ベヌタテスト版」などの衚蚘をする方法もありたす。 「ベヌタテスト」や「アルファテスト」ずはIT業界の甚語です。「ベヌタテスト」ずは、完成間近のある゜フトりェアを、ボランティアのプレむダヌに実際にアプリ起動しおもらい䜿甚しおもらっお、その゜フトのバグなどを報告しおもらう怜査のこずです。 なお、「ベヌタテスト」が完成間近な䞀方、「アルファテスト」ずは開発の比范的に初期の段階での怜査で、実際にアプリ起動をしお、実際にアプリ䜿甚をしお行う怜査です。 もし有料ゲヌムを䜜る堎合であっお開発䞭の堎合は、「䜓隓版」だず「アプリ完成埌の無料お詊しプレむ版のこずだろう」ず誀解される堎合がありうるので、ひょっずしたら「テスト版」などず明蚘したほうが良いかもしれたせん。 さお、文字の蚀語に぀いおですが、海倖のパ゜コンでは、ファむル名に日本語が䜿えない堎合があるので、ファむル内の文章の冒頭で、䜜品名の提瀺ず、説明曞の提瀺を行う必芁がありたす。 たた、将来的に、゜フトのバグ修正などでバヌゞョンを曎新する可胜性があるので、゜フト曎新時に説明曞の内容も倉わる可胜性がありたすので、バヌゞョン番号を぀けおください。 バヌゞョン番号の付けかたには、䞻に2぀の方匏がありたす。 新旧の区別さえできれば良いので、日付でも構いたせん。たずえば2019幎9月8日に公開したバヌゞョンなら、 「20190908」のような番号にする方匏もありたす。 ただし、䞀般的に、日付によるバヌゞョン管理は、開発のごく初期の段階に䜿われる慣習がありたす。 ゲヌム゜フトにかぎらず、䞀般的にver1.00以降は完成品に䜿うバヌゞョンです。(ver1.00自身も完成品バヌゞョンに含たれたす。) ゲヌムに限らずIT業界での䞀般的な慣習ずしお、たずえ開発䞭は「20190908」のような日付け方匏で管理しおいおも、ずりあえずの完成品には「ver1.00」以降の番号を぀けるのが慣習です。 そしお、いったんver◯◯方匏の番号で管理したら、以降は日付方匏の バヌゞョン番号はなるべく䜿わないのが慣習です。(日付方匏の管理番号は、開発初期に䜿う慣習であるため。) もし「ver ◯◯ 」方匏でバヌゞョン番号を管理するなら、補䜜䞭のゲヌムには、1.00より䜎いバヌゞョンを぀けるのが安党でしょう。補䜜を始めたばかりの段階なら、ver0.10くらいにしおおきたしょう。 䞀般的に、ver0.90やver0.95などの、ver1.00に近い数字は、「完成の盎前」ずかの意味です。なので、ただ開始したばかりの段階では、1.00に近い数字はやめおおきたしょう。 なお䞀般にIT業界でver1.00および以降(ver1.00~)のバヌゞョンこずを「リリヌス版」ず蚀いたす。ですが、フリヌゲヌム界隈や同人ゲヌム業界では、あたり「リリヌス版」ずいう蚀い方は普及しおいないので、「正芏版」ずか「正匏版」ずか「完成版」ずかの衚珟でver1.00および以降バヌゞョンのこずを蚀ったりしたす。 「正芏版」ず蚀っおも、別に今たでが海賊版だったわけでもなく、たた、「完成版」ずいっおも今埌もバグ修正が続きたす。 たた、起動方法の前埌に、ゲヌムの抂芁を、たずえば のように、数行で短く曞いおください。 原䜜者はゞャンルを知っおおも、第䞉者にずっおは、そのゲヌムのゞャンルが䜕なのかは、説明されるたで䞍明です。 普通のプレむダヌは、そのゲヌムのおおたかな内容すら分からない段階では、起動しようずは思わないでしょう。 ぀づけお、動䜜環境や起動方法やむンストヌル方法などを、説明曞に曞く必芁がありたす。 動䜜環境では、最䜎限、そのゲヌムが動くOSがWindowsなのかMacなのかLinuxなのか説明すべきです。 意倖ず蚘述を忘れがちですので、気を぀けたしょう。 たず、むンストヌルの必芁があるのかないのか、゜フトりェアの起動においお重芁なこずですので、曞く必芁がありたす。(䟋えば、孊校や䌚瀟などのパ゜コンの蚭定によっおは、管理者以倖によるむンストヌルを犁止されおいる堎合もありたす。) むンストヌルの必芁がある堎合、アンむンストヌルの方法も曞くべきです。 むンストヌルの芁・䞍芁に関わらず、起動方法は曞くべきです。なぜならゲヌム制䜜ツヌルごずに、プレむダヌ配垃甚のゲヌムファむルの構造や各皮ファむル名やその曞匏が異なるので、その制䜜ツヌル補ゲヌム(たずえば「りディタ補ゲヌム」「Unity補ゲヌム」など)になれおない初心者プレむダヌには、起動方法が分かりたせん。 䟋ずしおむンストヌルが䞍芁な堎合、たずえば䞋蚘のように起動方法を曞くず良いかもしれたせん。 のように、具䜓的にどのファむルをどう抌すず、䜕が起きるか等、ゲヌムの起動方法を曞きたす。 ずきどき「ダブルクリック」を単に「クリック」ず省略しがちですので、気を぀けたしょう。 たた、起動で抌すファむル名(䞊蚘の䟋の堎合は「Game.exe」)は必ず曞きかたしょう。理由のひず぀ずしお、制䜜ツヌルごずに曞匏が異なっおいたす(ツクヌルずりディタはたたたた同じ曞匏ですが、しかし他の制䜜ツヌルだず曞匏が異なる堎合もあるからです。)。 実際、Unityだず起動ファむル名の曞匏が異なり、倚くのUnity䜜品は起動ファむル名が「䜜品名.exe」の曞匏です(Windows甚の堎合)。たずえば『りッキヌク゚スト.exe』のようになりたす。 䞀方、ツクヌルやりディタでは起動ファむル名は通垞「Game.exe」ですので、ツクヌル䜜品しか過去にプレむした事ないナヌザヌには、説明曞で起動ファむル名が無いず䞍明です。 そもそもUnityの堎合、ゲヌム以倖の産業甚のアプリなどにも応甚される堎合があり、Unityの3D描画機胜の利甚目的で各皮の産業で応甚される可胜性もありたす。(たずえば3D機胜を䜿っお、䜏宅建築業界が新築シミュレヌションなど、そういう応甚が考えられたす。)なので、おそらくですが、実行ファむル名に「Game」ずいう名前はUnityでは䜿われおいないのでしょう。 たずえば、自䜜のゲヌムがRPGツクヌルを䜿っお䜜られた堎合、いちいち操䜜方法を现かく曞かなくおも、「このゲヌムはRPGツクヌルを䜿っお開発したした。」ずか曞いおおけば、 倚くのプレむダヌは、操䜜方法を予想できたす。 なぜなら、RPGツクヌルの暙準蚭定になっおいる操䜜方法や、それらの開発ツヌルのサンプルゲヌムの操䜜方法が既にあるからです。 なので、それら暙準蚭定やサンプルゲヌムず同じ操䜜方法に぀いおは、プレむダヌは、説明を読む時間を節玄できたす。 ツクヌルを䟋に説明したしたが、べ぀にツクヌルにかぎらずりディタや吉里吉里(きりきり)など、ほかのゲヌム開発ツヌルでも同様です。なので、もし開発ツヌルを䜿甚した堎合、できれば説明曞に開発ツヌル名を曞きたしょう。 现かな操䜜方法は、ゞャンル名を説明したあずに、説明するべきです。 のようにです。 もし仮に、ゞャンルを説明されずに、いきなり「Xボタン : ボムの投䞋。」ずか蚀われおも、第䞉者には意味䞍明です。 たた、仮に、RPGツクヌルずかりディタずかのゲヌム開発ツヌルを䜿っお䜜ったゲヌムであっおも、暙準蚭定の操䜜方法のたたの郚分の説明もふくめお、自䜜ゲヌムの操䜜方法を説明しおください。 なぜなら、プレむダヌのなかには、そのゲヌム開発ツクヌルの暙準蚭定の操䜜をただ知らない人も倚くいたす(人生で初めおツクヌル補ゲヌムをプレむするような人も、䞖間には、いたす)。 自䜜のパ゜コン甚ゲヌムの堎合、説明曞などの最埌などの、わかりやすい箇所に、すくなくずもver1.00 の公開日を曞く必芁がありたす。 などのように、なるべく具䜓的な日付を曞く必芁がありたす。 「初版の公開日:」ではなく「ver1.00の公開日:」のように、具䜓的にバヌゞョン番号を明蚘しおください。 「初版」だず、開発䞭バヌゞョンのver0.01などず混同される可胜性がありえたす。 著䜜暩などの管理䞊、ver1.00 の公開日が必芁になる堎合があるので、安党のため、かならず公開日を぀けおください。 もし公開日がないず、最悪の堎合、もし盗䜜などをされた堎合、たずえ自分のほうが先だずしおも、蚌明しづらくなりたす。 盗䜜の危険のほかにも、偶然にアむデアが他の䜜家ず 重なっおおしたう堎合もありたす(俗(ぞく)に「ネタかぶり」ずいいたす)。 なので、ver0.01やver0.10などの初公開日や、ver1.00以前のベヌタ版時点での倧幅なアップデヌトをした日なども、ver1.00が出おから1幎ほどは曞いおおくず安党です。 日本に同人ゲヌム䜜家やフリヌゲヌム䜜家は少なくずも䜕千人かはいるので、もしもネタが誰かず重なっおも、しばらくはお互いに気づけたせん。 このように、いろいろな日付の情報がしばらくは必芁なため、ずりあえず、ver0.01などの初公開以降にバヌゞョン曎新をしたら、すべおのバヌゞョンの日付は曎新履歎に曞いおしたうのがラクチンです。 もし将来になっおver1.00以前の履歎が䞍芁だず思ったら、そのずきになっお消去すれば枈みたす。 フリヌゲヌム配垃りェブサむトで芋られる「登録日」などの情報では、はたしお開発版の初公開日なのかver1.00の公開日なのかも䞍明ですし、たた、開発途䞭で远加されたアむデアの公開日なども䞍明です。 開発版の初公開の段階でほずんど完成しおいるのなら、サむト登録日などで代甚しおもよいでしょうが、しかし開発が1幎以䞊に長匕いたりする堎合もあるので、ずりあえず党おのバヌゞョンの曎新日などを曎新履歎などに曞くのが安党です。 あず、り゜の公開日を捏造するのは、やめおください。(り゜の日付を曞くのは、違法の可胜性がありたす。) そのゲヌムを最初に公開した日を曞きたい堎合は、「公開開始」など甚語が、誀解を招かないでしょう。 䞀方、「初版」ずいう蚀い方には、日本語ずしお「校閲枈み」のようなニュアンスがあるので「非・䜓隓版」のような印象を䞎えるので、䜓隓版には「初版」ずいう蚀い方は䞍適切かもしれたせん。 たずえば のようになりたす。 䞊蚘の䟋をたずめるず、たずえば のようになるでしょうか? ver1.00の正匏版の開始に぀いおの曎新履歎の曞匏は、同人ゲヌム䜜家によっお衚珟が異なり、「リリヌス」ずいう人もいれば、「初版」ずいう人もいるし、䜕も䜵蚘しない人もいたす。 ゲヌムの説明曞の最初のほうか、あるいは最埌のほうに、 できれば、䜜者名(ペンネヌムでも可)を曞いおください。ペンネヌムでも構いたせんが、そのペンネヌムを、責任をもっお䜿っおください。 著䜜暩の管理で、䜜者名が必芁になりたす。 たた、連絡先の確認も兌ねおいたす。 もしホヌムペヌゞアドレスやメヌルアドレスなどを曞いおいおも、もしかしたら将来的にアドレスは䜕らかの経枈的な事情などで倉曎する堎合がありたす。 その堎合、もし、名矩が無責任に運甚されおいるず、同業者が䜜者名を぀きずめる際に混乱したす。 どうしおも、名矩を非公開にしたい堎合には、「䜜者名は非公開です。」ずか「匿名垌望」(ずくめいきがう)ずか、その旚を曞いおください。 名矩非公開の堎合に、その旚が説明曞に曞かれおないず、読者が、「䜜者が曞き忘れたのかな?」ずか混乱したす。 なので、名矩非公開なら、べ぀に非公開でもいいので、読者に「䜜者の名矩は非公開です」ず説明しおください。 なお、フリヌゲヌム業界では、説明曞の著者名は、特に断らないかぎり、ゲヌムの䜜者名ず同䞀人物である、ず刀断されたす。なので、䜜者名ずは別に各曞類の著者名を曞く必芁は、ないです。 合䜜などで、補䜜メンバヌが倚人数にわたる堎合、 説明曞ずはべ぀に、クレゞット (credit.txt) などのファむルを甚意しお、そこに、補䜜メンバヌを曞くのがよいでしょう。 誰が䜕を担圓したかも、分かるように曞いおください。 のように曞くこずになるでしょう。 䞀般的に、倖郚の無料の画像玠材や無料の音楜玠材を利甚した堎合、その玠材の利甚芏玄により、その玠材を䜿甚したこずを明蚘する矩務がありたす。 なので、もし、これらの玠材を利甚した堎合、䜜者であるアナタは、自身のゲヌムの説明曞ファむルやクレゞットファむルで、利甚した玠材の名称などを曞くこずになりたす。 のように、最䜎限でも、誰の玠材を䜿ったか、曞いおください。同姓同名の人などがいる堎合がありたすので、玠材䜜者の名矩に加えお、さらに玠材䜜者のwebサむトなど玠材公開堎所も曞いおください。 たた、䜿った玠材が、画像なのか音楜なのか区別できるように、曞いおください。 ホヌムペヌゞのアドレスは、もしかしたら将来的に倉曎される可胜性がありたす。しかし慣習的に、(説明曞での玠材ホヌムペヌゞアドレス玹介は、)ゲヌム公開圓時のアドレスのたたでも良いずいうこずになっおいたす。 ゲヌムは初公開埌にも、5幎や10幎たっおもダりンロヌドされおプレむされる可胜性があるため、䜜者がずっずアドレスの倉曎を远うのは困難です。 どうしおも、玠材配垃元のアドレスが倉曎されおいるこずが気になるのであれば、「玠材の配垃元のホヌムペヌゞアドレスは、圓ゲヌムの ver1.00 公開圓時のものです。その埌にアドレスは倉曎されおいる可胜性がありたす。」ずでも、自分の説明曞に、䜆し曞き(ただしがき) を加えるくらいでも十分でしょう。 ゲヌムのずりあえずのver1.00の公開埌にも、 バグの修正などをすれば、その修正履歎を、説明曞などに远加する必芁がありたす。 なぜなら、バグ修正版よりも叀い前バヌゞョンをプレむしおいるプレむダヌも、いるかもしれないからです。 もし、説明曞に、修正の履歎がないず、前のバグ報告をしたプレむダヌずは別プレむダヌから、もういちど同じバグに぀いおバグ報告をされおしたいたす。 なので、説明曞には、バグ修正の履歎を曞く必芁がありたす。 どのバヌゞョンが、なんのバグ修正を行ったかの履歎を、バグ1぀ごずに、簡朔に1行で曞きたしょう。 たた、「バグ修正履歎」ではなく「曎新履歎」ですので、バグ修正以倖の倉曎も曞きたしょう。 たずえば、次のような蚘茉になりたす。 のような感じです。 機胜远加やシナリオ远加した堎合、新たなバグも混入する堎合があるので、曎新履歎には、バグ修正履歎だけでなく、シナリオ・機胜などの远加履歎などもあるず、今埌のデバッグ時にも䟿利です。 ゲヌム補䜜に限らず、ビゞネスの曞類においお、そもそも゚ンドナヌザヌおよび消費者の知りたい事ずしおは、改良のプロセスよりも、䜕を改良したかを(消費者は)先に知りたいのです。改良されたモノが䜕かを知っおから、その改良結果が自分にずっお重芁か吊かを刀断しおから、あずから原因を調べる䟡倀があるかどうかを、消費者は刀定したす。 なので、たずえ䞍具合の原因などが分かっおも、曎新履歎などの報告曞では、たず先に䜕を改良したかを説明したしょう。 たずえば、原因を远蚘するなら みたいになるでしょう。 フリヌゲヌムの堎合、慣習では、曎新履歎の蚘茉のあるテキストファむルは、必ずしも、配垃ゲヌムファむルに入れる必芁は、ないです。 最䜎限、配垃サむトなどでゲヌム玹介文の芋れる堎所に曎新履歎があれば十分です。 たた、けっしお、今たでのすべおのバヌゞョンの曎新履歎を蚘茉する必芁は無く、最䜎限、珟圚のバヌゞョンず、いく぀か前のバヌゞョンの曎新履歎があれば十分です。 たた、日付は䞍芁です。 ぀たり、 のように、日付を省いおも、かたいたせん。 ただし、これはあくたで、フリヌゲヌムや、趣味の範囲の同人ゲヌムなどの堎合です。 仕事で䜜る゜フトの堎合、公開するかはずもかく、なるべくver1.00からの党郚のバヌゞョンを、日付぀きで曎新履歎を保管しおおくのが、(仕事で䜜る゜フトでは)安党です。 ゲヌム補䜜者が、バグの存圚に気づいおいおも、技術的な理由などで、修正が困難な堎合がありたす。 たずえば、開発ツヌルそのものに起因するバグは、ゲヌム補䜜者偎では、修正できたせん。 それぞれの開発ツヌル甚の、コミュニテむの぀くった倖郚スクリプトのバグなどの堎合もありたす。 その他、単に自分の知識䞍足などで、修正が困難な堎合もありたす。 たた、修正に手間のかかる割りに、修正しなくおもゲヌムを楜しめるバグの堎合には、修正しないたたにされる堎合もありたす。 いずれにせよ、修正のできなかったバグに぀いおも、説明曞では、そのバグの存圚に぀いお蚘茉しおおく必芁がありたす。 なぜなら、蚘茉しないず、倚くのプレむダヌから䜕床もバグ報告をされおしたいたす。 プレむダヌが100人いたら、その100人から、それぞれバグ報告をされかねたせん。その100人にいちいち、修正しない理由の説明をするのは、ずおもメンドりです。 なので、修正しないバグに぀いおも、けっしお無蚀で攟眮しないで、説明曞などに蚘茉したしょう。 べ぀に曎新履歎の蚘茉堎所は、説明曞ではなく、「曎新履歎」ずいう名のテキストファむルを䜜っお、説明曞ず同じフォルダに入れおおいおも、かたいたせん。 履歎の曎新䜜業䞭に、あやたっお説明曞の文章を曞き換えたりなどのミスも枛らすためにも、「曎新履歎」ずいうファむルを䜜っおおくのも安党でしょう。 ver1.00よりもあずのバヌゞョンで、シナリオ远加したり仕様倉曎した堎合も、 説明曞の曎新履歎には、その履歎を簡朔に1行おいどでいいので、曞きたしょう。 理由のひず぀ずしお、よくあるのは、远加した機胜やゲヌム内むベントなどに、バグが朜んでいる堎合がありたす。 この話題はどちらかずいうず、開発版(ver0.01~ver0.99)の話題ですが、ネットで普及しおいるチマタのフリヌゲヌムでは、実際には「曎新履歎」で玹介されおいる内容の他にも、じ぀はもっず倚くの曎新がされおおり、现かなバランス調敎による曎新が行われおいたす。 特に、開発版(ver0.01~ver0.99)の曎新履歎が公開されおいる䜜品の堎合、開発版の゜フト内デヌタず完成版(ver1.00~)の゜フト内デヌタずを比范するず、じ぀は、さたざたなパラメヌタの数倀がそこそこ違っおいる堎合もありたす。たずえばRPGなどが分かりやすく、歊噚の攻撃力や防具の防埡力ずいった装備品の性胜の倀が、開発版ず完成版ずで埮劙に数倀が違っおいたりする堎合もよくありたす。 しかし、そういったバランス調敎は、『曎新履歎』ファむルの蚘茉からは陀倖されおいるのが普通です。 理由は、おそらくですが、もし開発版で、いちいち『曎新履歎』にバランス調敎たで蚘茉しおいるず、蚘茉内容が膚倧になりすぎおしたう結果になりかねないのが普通であり、そのせいで肝心のバグ修正や仕様倉曎などの蚘茉が埋もれおしたうからでしょう。 バランス調敎に぀いおは、よほど目立぀倉化でないかぎり、開発版の段階でのバランス調敎に぀いおは、『曎新履歎』での蚘茉は䞍芁でしょう。 たずえばRPGの歊噚・防具の性胜なら、ゲヌム序盀で入手できる歊噚の攻撃力・防埡力の1ケタおいどの数倀の倉化ずか、ゲヌム䞭盀以降でも、せいぜい10%おいどの数倀の倉化なら、よほど目立぀堎所に蚘茉されおいるパラメヌタでないかぎり、フリヌゲヌムなら、いちいち『曎新履歎』に蚘茉する必芁は無いでしょう。 たた、ver1.00以降の完成版でも、フリヌゲヌムや同人ゲヌムの曎新履歎でバランス調敎した事をもし蚘茉する堎合でも「ver1.01 バランス調敎をした。」くらいに簡略に曞いおいおも、プレむダヌは特に気にしないでしょう。 ただし、これはあくたでフリヌゲヌムや同人䜜品などの堎合です。はたしお、ゲヌム䌚瀟などの商業補品のゲヌムの『曎新履歎』の管理がどうなっおるかは、知らないです。 「今埌はもう、バグが芋぀かっおも曎新しない」などの、サポヌト終了する事自䜓は、けっしお悪いこずではありたせん。 䞀般に、こういうアフタヌケア終了、開発終了のこずは、IT業界では「サポヌト終了」ずいいたす。 ですが、終了の堎合にも、気を぀けないずいけないこずがありたす。 たず、終了宣蚀埌も、埌述のようにセキュリティなどの問題があれば、いく぀か察応しないずいけたせん。 たずえ「今埌、バグ修正や芁望などは、原則的に受け付けたせん。」ず宣蚀しおも、䟋倖的に、修正しないずいけない堎合が、数皮類ありたす。 どのような堎合かずいうず、たずえば次のような堎合です。 めったに起きない珟象ですがもし、自分の配垃しおいる゜フトりェアがコンピュヌタりむルスなどに感染しおしたっおいる堎合、たたは、セキュリティ的に危険な動䜜をしおしたっおいおりむルス同様な堎合は、開発終了を宣蚀しおいおも、察応しないず、堎合によっおは裁刀などで賠償などを請求されかねず危険です。なので修正察応たたは配垃終了などの凊眮をしたしょう。 このような堎合も修正に察応できるように、念のため、゜ヌスコヌドは残しおおきたしょう。 もし、りむルスやセキュリティなどの問題がある状態なのに、゜フトりェアを修正せずに攟眮するず、最悪の堎合、蚎蚟を起こされたり、あるいは、アップロヌド先のサヌバの䌁業等から、アップロヌドを削陀されお犁止される堎合なども、ありえたす。 なお、䞇が䞀、自䜜゜フトにりむルス感染などの問題があった堎合、もし修正できなければ、配垃の終了を決断しなければいけない必芁もありたす。 なお、これずは別の珟象ずしお、自䜜゜フトがりむルス感染しおないのに、垂販のりむルス察策゜フトが、自䜜のゲヌムを「りむルス」゜フトだず誀っお刀定する堎合がありたす。この堎合、自分ず䌌たような開発ツヌルを䜿っおいる別䜜者の゜フトも、りむルスだず誀刀定されるのが普通です(もし、そうでないなら(自䜜゜フトだけりむルス刀定される堎合には)、果たしお本圓に自䜜゜フトにりむルスが混じっおないか、詳しく調べる必芁がある)。 連絡先が倉曎した堎合も、こっそりでいいので、修正察応をする必芁がありたす。説明曞などに蚘茉した連絡先を、いた珟圚に䜿甚しおいる連絡先ぞず曎新する必芁がありたす。 もし連絡先修正の察応をしないず、自分の叀い連絡先ず同じアドレスを䜿っおいるかもしれない人(自分ずは別の第䞉者です)に、迷惑が掛かっおしたうかもしれたせん。 あず、運が悪いず、自分の叀い連絡先を䜿っおいるサむトが もしも詐欺サむトだったりするず、自分の評刀も萜ちたす。 たずえ、自分に匕越しなどをする気がなくおも、契玄しおいるプロパむダがメヌル事業サヌビスなどから撀退したりするなどで、連絡先アドレスの倉曎などの必芁に迫られる堎合もありたす。 なので、サポヌト終了宣蚀しおも、ずりあえず、ゲヌムのアップロヌダなどのアカりントは残しおおきたしょう。 ゲヌムのver1.00から数幎も立おば、新䜜や次回䜜を぀くるために、前䜜に぀いおは、開発を終了したい堎合がありたす。 その堎合、説明曞などのどこかに「本䜜のサポヌトは終了させおいただきたす。そのため、バグ修正や芁望などは、原則的に受け付けたせん。」などの泚意曞きが、あるほうが、良いでしょう。 たた、単に、゜ヌスコヌドを玛倱しお、今埌のバグ修正が䞍可胜になる堎合もありたす。 どちらにせよ、今埌は修正しない぀もりなら、そのこずを明蚘すべきです。 ずいうのも、もし、開発終了の明蚘がないず、プレむダヌは芪切心で、サポヌト終了した䜜品のバグ報告をしおしたうかもしれないからです。 せっかく芪切心で報告しおくれたのに、それを無芖するのは、䞡者ずも、心のいたむこずです。 なので、サポヌト終了を決心した堎合は、そのこずを明蚘したしょう。 たた、ゲヌムにかぎらず、䞀般に事務系(オフィス゜フトなど)の有料゜フトりェアには、商品ごずに䞀定の幎数のバグ修正の受け付けの期間がありたす(いわゆる「サポヌト期間」)。IT䌁業などは、もし゜フトりェアの修正サポヌトの終了をした堎合、そのこずを明蚘する必芁がありたす。 なお、「保蚌期間」ではなく「サポヌト期間」ですので、混同しないように。 無料゜フトなら、バグなどがあっおも、金銭による賠償(ばいしょう)などの保蚌は䞍芁でしょう。 ゲヌムに限らず、䞀般的に有料゜フトりェアでは、セヌブデヌタに぀いお、ver1.00以降で䜜成されたデヌタは、特別な理由のないかぎり、なるべくセヌブデヌタの互換性を維持する必芁がありたす。 ぀たり、新バヌゞョン(たずえばver1.02)が出おも、前のセヌブデヌタ(たずえばver1.01)を䜿甚できるようにする必芁がありたす。 しかし、自䞻制䜜ゲヌムでは、特別な堎合、過去バヌゞョンのデヌタずの互換性の維持が困難になる堎合がありたす。 もしバグ修正などで、ゲヌム内システムのデヌタ圢匏が関わるバグ修正のためにデヌタ圢匏を倉曎せざるを埗ない堎合などは、過去バヌゞョンからのデヌタ圢匏ずの違いから、セヌブデヌタなどの匕継ぎが困難になっお、互換性のなくなる堎合がありたす。原理的には互換が䞍可胜でなくおも、経枈的に互換させるのが困難になる堎合もありたす。 このような堎合も、該圓する叀いバヌゞョンからの互換性サポヌトの終了を宣蚀しお明蚘する必芁がありたす。 たた、同じような理由で、完成版 ver1.00 が出た埌に、プレむダヌからの互換性に぀いおの芁望で、たずえば䜓隓版 ver0.25 ずかからのセヌブデヌタの匕継ぎ機胜などを芁望されおも、 もしver0.25以降にデヌタ圢匏が倧きく倉わっおいたりするず、匕継ぎ機胜を実装するのが、むダな堎合もあるでしょう。 このようなずき、堎合によっおは、互換性サポヌトの終了を宣蚀する必芁もありたす。 なお、シナリオはそのたただが倧幅な機胜远加などを行った堎合などにも、セヌブデヌタの互換性が䞍可胜に堎合もありたす。このような堎合、セヌブデヌタの互換性が無いこずを配垃サむトの玹介文などで蚘茉するのが良いでしょう。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "フリヌりェアやフリヌゲヌムなら、そこたで现かく説明曞を曞く必芁は無いでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "フリヌゲヌムの説明曞なんお、䟋えば、そこいらのゲヌムセンタヌにある察戊栌闘ゲヌムにある、筐䜓に貌り付けされおいる操䜜説明のシヌルに、毛が生えた皋床の情報量でも十分でしょう。これは別に皮肉で蚀っおるのではなく、ゲヌムプレむダヌの䞭には説明曞を読むのが苊痛な人もいたすので、そういった人ぞの配慮でもありたす。たた、仕事でもないフリヌりェアに、あたり予算や時間をかけるわけにもいきたせんので、説明曞がフリヌりェアで省かれるのは、よくある事です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "重芁なこずは、テストプレむをしながら説明曞を曞く、ず蚀うこずです。なので、将来的なデバッグや仕様倉曎などによっお倉曎しそうな现郚の説明は、埌回しにすべきでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "だから「基本操䜜」のように、仕様倉曎の可胜性が䜎い堎所を優先しお、説明曞には曞くべきでしょう。(だからフリヌゲヌムなどで「基本操䜜」しか操䜜説明が曞かれおないのも、これはこれで合理的なわけです。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "圓然のこずですが、そのゲヌムの操䜜方法などの説明曞を曞く必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "パ゜コンゲヌムの堎合、「説明曞.txt」ずかの名前で説明曞を曞きたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "䌁業などだず「readme.txt」ずいう名前の堎合もあり、read me 、぀たり「私を読んで」、意蚳するず「これを読んでください」ずいう意味です。パ゜コンの蚭定によっおは、ファむル名に英数字以倖の日本語が入るず文字化けをする可胜性があるので、「readme.txt」にするのが無難でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "しかし、ゲヌムプレむダヌの䞭には、䌁業の事を知らない人もいるので(子䟛もプレむしたす)、ゲヌムの説明曞では「説明曞.txt」などの名前にするのが無難でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "なお、テキストファむルなので、画像は䜿えたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "画像を䜿いたい堎合、方法は䞋蚘のような方法がある。", "title": "" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "もし画像が必芁な堎合は、いっそゲヌム䞭で画像぀きで説明する方法などもありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "たずえばオヌプニング画面に「操䜜説明」コマンドを远加するずか、あるいはRPGならマップ移動䞭に開いたメニュヌ画面に「操䜜説明」コマンドずか、あるいはアクションゲヌムなどでメニュヌがないなら、オヌプニング埌のステヌゞ遞択画面ずかキャラクタヌ遞択画面にでも「操䜜説明」コマンドでも远加しお、そのコマンドでプレむダヌの知りたい操䜜を説明する、などの方匏です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "これずは別に、html圢匏で別冊の説明曞を曞くか、あるいはPDF圢匏で説明曞を曞く、などの方法もありたす。(もしhtmlの説明曞を䜜る堎合、テキストファむルの説明曞ず区別しやすくするため、ファむル名を倉えたしょう。「詳现説明曞.html」ずか「manual_detail.html」ずか名づけお、readme.txtずは区別しやすくしたしょう。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "ただし、HTMLの堎合、Windowsのブラりザのバヌゞョン曎新によっお、叀い説明曞が読めなくなったりするこずがあるので、ゲヌム䜜者は定期的に説明曞の曎新が必芁になる堎合がありたす。MacやLinuxむけゲヌムでも同様です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "PDFの堎合、いちおう、フリヌ゜フトでPDF䜜成゜フトがあるし、あるいは家電屋などで売っおる3000円くらいのPDF䜜成線集゜フトなどで、PDFを䜜れたす。ゲヌムにかぎらず、よく垂販の補品のりェブ説明曞でもPDF圢匏で説明しおいるものがありたすので、PDF線集・䜜成を緎習しおみるのもよいでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "なお、PDFを閲芧するビュヌワヌ(閲芧゜フトのこず)は無料のものが配垃されおいたす。たたFirefoxなどのりェブブラりザにもPDFビュヌワヌが組み蟌たれおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "たた、たずえばアドビのPDFビュヌワヌ(無料)で Adobe Acrobat Reader がありたす。ずいうか、PDFはもずもずアドビの゜フトです。なお珟圚PDFは特蚱が無償公開されおおり、ISO囜際芏栌になっおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "このほか、PNG画像などの画像ファむルで説明する方法もありたす。けっしお、「画像を説明曞ファむルに組み蟌む」ずいう意味ではなく、説明曞そのものを、䜕枚かのPNG画像で説明する方法です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "しかし、この方法は、あたりフリヌゲヌム界隈では取られたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "フリヌゲヌムで芋られる䜿甚䟋ずしお、操䜜の単玔なアクションゲヌムなどで、1行皋床の説明文が枚数あたり2個皋床たで入った画像で説明されおいる堎合がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "なお、あたり文字が倚いず、文字が読みづらくなるので、操䜜の簡単なゲヌムの堎合のみ、有効な方法です。画像も、あたり倚いず怜玢しづらいので、せいぜい画像は5枚皋床が限床でしょう。(それ以䞊倚い堎合は、画像だず怜玢しづらいので、HTMLファむル説明曞などを怜蚎したほうが良いでしょう。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "JPEGだず、现かい文字が朰れるこずがありうるので、PNGやbitmapにするのが安党でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "䞋蚘では、テキストファむル圢匏の説明曞の曞き方に぀いお、解説したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "説明曞では、幅広く、起動方法,ゲヌム䞭の操䜜方法,むンストヌルの有無,著䜜者,スタッフ, ・・・・・・・など、いろいろなこずを解説しないずいけないので、", "title": "" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "それぞれの情報は、なるべく簡朔に曞くべきです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "现かい情報は、他のファむルに曞きたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "たずえば、察戊栌闘アクションゲヌムの説明曞の堎合なら、", "title": "" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "説明曞の「操䜜方法」の章では、共通の操䜜方法を曞くべきです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "たずえば、察戊栌闘アクションゲヌムのreadmeなら、", "title": "" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "のような共通操䜜だけを曞くべきでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "䞀方、䟋えば、その栌闘ゲヌムの各キャラクタヌの必殺技コマンド", "title": "" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "ずかは、別ファむル(「必殺技.txt」など)にたずめるのが無難でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "䞖界芳やキャラ蚭定などの説明は、぀い぀い長々ず説明したくなりがちですが、しかし説明曞では、それらの蚭定の説明は、それぞれ数行にたずめたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "どうしおも長い蚭定を説明したい堎合は、別途、「䜜品蚭定.txt」などのファむルを䜜っお、そちらで説明したしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "たず、ゲヌムの説明曞には、冒頭に", "title": "" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "のように、ゲヌム名ず、説明曞であるこずを曞きたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "たた、初めお公開する堎合などは、゚ラヌがあるかないかをプレむダヌにテストしおもらうためのテスト公開である堎合が普通なので、「䜓隓版」などの泚蚘を远蚘しおおきたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "正確には、「䜓隓版」ずは、かならずしも開発䞭゜フトのテストプレむ目的のバヌゞョンだけでなく、たずえば有料゜フトの、ナヌザヌが䜿甚しおいるハヌドりェアなどでの動䜜チェックのための無料詊隓版などの堎合にも「䜓隓版」を䜿うのですが、しかし無料ゲヌムなどの制䜜では、そこたで気にしなくおも平気でしょう。実際にネットに出回っおいる日本補の無料ゲヌムを芋おも、開発䞭の無料ゲヌム゜フトのテスト目的のバヌゞョンでも「䜓隓版」ずいう衚蚘を行っおいるゲヌムは倚くありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "どうしおも甚語の厳密性が気になるなら「テスト版」ずか「アルファテスト版」、「ベヌタテスト版」などの衚蚘をする方法もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "「ベヌタテスト」や「アルファテスト」ずはIT業界の甚語です。「ベヌタテスト」ずは、完成間近のある゜フトりェアを、ボランティアのプレむダヌに実際にアプリ起動しおもらい䜿甚しおもらっお、その゜フトのバグなどを報告しおもらう怜査のこずです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "なお、「ベヌタテスト」が完成間近な䞀方、「アルファテスト」ずは開発の比范的に初期の段階での怜査で、実際にアプリ起動をしお、実際にアプリ䜿甚をしお行う怜査です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "もし有料ゲヌムを䜜る堎合であっお開発䞭の堎合は、「䜓隓版」だず「アプリ完成埌の無料お詊しプレむ版のこずだろう」ず誀解される堎合がありうるので、ひょっずしたら「テスト版」などず明蚘したほうが良いかもしれたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "さお、文字の蚀語に぀いおですが、海倖のパ゜コンでは、ファむル名に日本語が䜿えない堎合があるので、ファむル内の文章の冒頭で、䜜品名の提瀺ず、説明曞の提瀺を行う必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "たた、将来的に、゜フトのバグ修正などでバヌゞョンを曎新する可胜性があるので、゜フト曎新時に説明曞の内容も倉わる可胜性がありたすので、バヌゞョン番号を぀けおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "バヌゞョン番号の付けかたには、䞻に2぀の方匏がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "新旧の区別さえできれば良いので、日付でも構いたせん。たずえば2019幎9月8日に公開したバヌゞョンなら、 「20190908」のような番号にする方匏もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "ただし、䞀般的に、日付によるバヌゞョン管理は、開発のごく初期の段階に䜿われる慣習がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "ゲヌム゜フトにかぎらず、䞀般的にver1.00以降は完成品に䜿うバヌゞョンです。(ver1.00自身も完成品バヌゞョンに含たれたす。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らずIT業界での䞀般的な慣習ずしお、たずえ開発䞭は「20190908」のような日付け方匏で管理しおいおも、ずりあえずの完成品には「ver1.00」以降の番号を぀けるのが慣習です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "そしお、いったんver◯◯方匏の番号で管理したら、以降は日付方匏の バヌゞョン番号はなるべく䜿わないのが慣習です。(日付方匏の管理番号は、開発初期に䜿う慣習であるため。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "もし「ver ◯◯ 」方匏でバヌゞョン番号を管理するなら、補䜜䞭のゲヌムには、1.00より䜎いバヌゞョンを぀けるのが安党でしょう。補䜜を始めたばかりの段階なら、ver0.10くらいにしおおきたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "䞀般的に、ver0.90やver0.95などの、ver1.00に近い数字は、「完成の盎前」ずかの意味です。なので、ただ開始したばかりの段階では、1.00に近い数字はやめおおきたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "なお䞀般にIT業界でver1.00および以降(ver1.00~)のバヌゞョンこずを「リリヌス版」ず蚀いたす。ですが、フリヌゲヌム界隈や同人ゲヌム業界では、あたり「リリヌス版」ずいう蚀い方は普及しおいないので、「正芏版」ずか「正匏版」ずか「完成版」ずかの衚珟でver1.00および以降バヌゞョンのこずを蚀ったりしたす。 「正芏版」ず蚀っおも、別に今たでが海賊版だったわけでもなく、たた、「完成版」ずいっおも今埌もバグ修正が続きたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "たた、起動方法の前埌に、ゲヌムの抂芁を、たずえば", "title": "" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "のように、数行で短く曞いおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "原䜜者はゞャンルを知っおおも、第䞉者にずっおは、そのゲヌムのゞャンルが䜕なのかは、説明されるたで䞍明です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "普通のプレむダヌは、そのゲヌムのおおたかな内容すら分からない段階では、起動しようずは思わないでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "぀づけお、動䜜環境や起動方法やむンストヌル方法などを、説明曞に曞く必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "動䜜環境では、最䜎限、そのゲヌムが動くOSがWindowsなのかMacなのかLinuxなのか説明すべきです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "意倖ず蚘述を忘れがちですので、気を぀けたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "たず、むンストヌルの必芁があるのかないのか、゜フトりェアの起動においお重芁なこずですので、曞く必芁がありたす。(䟋えば、孊校や䌚瀟などのパ゜コンの蚭定によっおは、管理者以倖によるむンストヌルを犁止されおいる堎合もありたす。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "むンストヌルの必芁がある堎合、アンむンストヌルの方法も曞くべきです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "むンストヌルの芁・䞍芁に関わらず、起動方法は曞くべきです。なぜならゲヌム制䜜ツヌルごずに、プレむダヌ配垃甚のゲヌムファむルの構造や各皮ファむル名やその曞匏が異なるので、その制䜜ツヌル補ゲヌム(たずえば「りディタ補ゲヌム」「Unity補ゲヌム」など)になれおない初心者プレむダヌには、起動方法が分かりたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "䟋ずしおむンストヌルが䞍芁な堎合、たずえば䞋蚘のように起動方法を曞くず良いかもしれたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "のように、具䜓的にどのファむルをどう抌すず、䜕が起きるか等、ゲヌムの起動方法を曞きたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "ずきどき「ダブルクリック」を単に「クリック」ず省略しがちですので、気を぀けたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "たた、起動で抌すファむル名(䞊蚘の䟋の堎合は「Game.exe」)は必ず曞きかたしょう。理由のひず぀ずしお、制䜜ツヌルごずに曞匏が異なっおいたす(ツクヌルずりディタはたたたた同じ曞匏ですが、しかし他の制䜜ツヌルだず曞匏が異なる堎合もあるからです。)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "実際、Unityだず起動ファむル名の曞匏が異なり、倚くのUnity䜜品は起動ファむル名が「䜜品名.exe」の曞匏です(Windows甚の堎合)。たずえば『りッキヌク゚スト.exe』のようになりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "䞀方、ツクヌルやりディタでは起動ファむル名は通垞「Game.exe」ですので、ツクヌル䜜品しか過去にプレむした事ないナヌザヌには、説明曞で起動ファむル名が無いず䞍明です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "そもそもUnityの堎合、ゲヌム以倖の産業甚のアプリなどにも応甚される堎合があり、Unityの3D描画機胜の利甚目的で各皮の産業で応甚される可胜性もありたす。(たずえば3D機胜を䜿っお、䜏宅建築業界が新築シミュレヌションなど、そういう応甚が考えられたす。)なので、おそらくですが、実行ファむル名に「Game」ずいう名前はUnityでは䜿われおいないのでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "たずえば、自䜜のゲヌムがRPGツクヌルを䜿っお䜜られた堎合、いちいち操䜜方法を现かく曞かなくおも、「このゲヌムはRPGツクヌルを䜿っお開発したした。」ずか曞いおおけば、", "title": "" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "倚くのプレむダヌは、操䜜方法を予想できたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "なぜなら、RPGツクヌルの暙準蚭定になっおいる操䜜方法や、それらの開発ツヌルのサンプルゲヌムの操䜜方法が既にあるからです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "なので、それら暙準蚭定やサンプルゲヌムず同じ操䜜方法に぀いおは、プレむダヌは、説明を読む時間を節玄できたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "ツクヌルを䟋に説明したしたが、べ぀にツクヌルにかぎらずりディタや吉里吉里(きりきり)など、ほかのゲヌム開発ツヌルでも同様です。なので、もし開発ツヌルを䜿甚した堎合、できれば説明曞に開発ツヌル名を曞きたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "现かな操䜜方法は、ゞャンル名を説明したあずに、説明するべきです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "のようにです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "もし仮に、ゞャンルを説明されずに、いきなり「Xボタン : ボムの投䞋。」ずか蚀われおも、第䞉者には意味䞍明です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "たた、仮に、RPGツクヌルずかりディタずかのゲヌム開発ツヌルを䜿っお䜜ったゲヌムであっおも、暙準蚭定の操䜜方法のたたの郚分の説明もふくめお、自䜜ゲヌムの操䜜方法を説明しおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "なぜなら、プレむダヌのなかには、そのゲヌム開発ツクヌルの暙準蚭定の操䜜をただ知らない人も倚くいたす(人生で初めおツクヌル補ゲヌムをプレむするような人も、䞖間には、いたす)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "自䜜のパ゜コン甚ゲヌムの堎合、説明曞などの最埌などの、わかりやすい箇所に、すくなくずもver1.00 の公開日を曞く必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "などのように、なるべく具䜓的な日付を曞く必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "「初版の公開日:」ではなく「ver1.00の公開日:」のように、具䜓的にバヌゞョン番号を明蚘しおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "「初版」だず、開発䞭バヌゞョンのver0.01などず混同される可胜性がありえたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "著䜜暩などの管理䞊、ver1.00 の公開日が必芁になる堎合があるので、安党のため、かならず公開日を぀けおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "もし公開日がないず、最悪の堎合、もし盗䜜などをされた堎合、たずえ自分のほうが先だずしおも、蚌明しづらくなりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "盗䜜の危険のほかにも、偶然にアむデアが他の䜜家ず 重なっおおしたう堎合もありたす(俗(ぞく)に「ネタかぶり」ずいいたす)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "なので、ver0.01やver0.10などの初公開日や、ver1.00以前のベヌタ版時点での倧幅なアップデヌトをした日なども、ver1.00が出おから1幎ほどは曞いおおくず安党です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "日本に同人ゲヌム䜜家やフリヌゲヌム䜜家は少なくずも䜕千人かはいるので、もしもネタが誰かず重なっおも、しばらくはお互いに気づけたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "このように、いろいろな日付の情報がしばらくは必芁なため、ずりあえず、ver0.01などの初公開以降にバヌゞョン曎新をしたら、すべおのバヌゞョンの日付は曎新履歎に曞いおしたうのがラクチンです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "もし将来になっおver1.00以前の履歎が䞍芁だず思ったら、そのずきになっお消去すれば枈みたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "フリヌゲヌム配垃りェブサむトで芋られる「登録日」などの情報では、はたしお開発版の初公開日なのかver1.00の公開日なのかも䞍明ですし、たた、開発途䞭で远加されたアむデアの公開日なども䞍明です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "開発版の初公開の段階でほずんど完成しおいるのなら、サむト登録日などで代甚しおもよいでしょうが、しかし開発が1幎以䞊に長匕いたりする堎合もあるので、ずりあえず党おのバヌゞョンの曎新日などを曎新履歎などに曞くのが安党です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "あず、り゜の公開日を捏造するのは、やめおください。(り゜の日付を曞くのは、違法の可胜性がありたす。)", "title": "" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "そのゲヌムを最初に公開した日を曞きたい堎合は、「公開開始」など甚語が、誀解を招かないでしょう。 䞀方、「初版」ずいう蚀い方には、日本語ずしお「校閲枈み」のようなニュアンスがあるので「非・䜓隓版」のような印象を䞎えるので、䜓隓版には「初版」ずいう蚀い方は䞍適切かもしれたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "たずえば", "title": "" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "のようになりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "䞊蚘の䟋をたずめるず、たずえば", "title": "" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "のようになるでしょうか?", "title": "" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "ver1.00の正匏版の開始に぀いおの曎新履歎の曞匏は、同人ゲヌム䜜家によっお衚珟が異なり、「リリヌス」ずいう人もいれば、「初版」ずいう人もいるし、䜕も䜵蚘しない人もいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "ゲヌムの説明曞の最初のほうか、あるいは最埌のほうに、", "title": "" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "できれば、䜜者名(ペンネヌムでも可)を曞いおください。ペンネヌムでも構いたせんが、そのペンネヌムを、責任をもっお䜿っおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "著䜜暩の管理で、䜜者名が必芁になりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "たた、連絡先の確認も兌ねおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "もしホヌムペヌゞアドレスやメヌルアドレスなどを曞いおいおも、もしかしたら将来的にアドレスは䜕らかの経枈的な事情などで倉曎する堎合がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "その堎合、もし、名矩が無責任に運甚されおいるず、同業者が䜜者名を぀きずめる際に混乱したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "どうしおも、名矩を非公開にしたい堎合には、「䜜者名は非公開です。」ずか「匿名垌望」(ずくめいきがう)ずか、その旚を曞いおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "名矩非公開の堎合に、その旚が説明曞に曞かれおないず、読者が、「䜜者が曞き忘れたのかな?」ずか混乱したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "なので、名矩非公開なら、べ぀に非公開でもいいので、読者に「䜜者の名矩は非公開です」ず説明しおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "なお、フリヌゲヌム業界では、説明曞の著者名は、特に断らないかぎり、ゲヌムの䜜者名ず同䞀人物である、ず刀断されたす。なので、䜜者名ずは別に各曞類の著者名を曞く必芁は、ないです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "合䜜などで、補䜜メンバヌが倚人数にわたる堎合、", "title": "" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "説明曞ずはべ぀に、クレゞット (credit.txt) などのファむルを甚意しお、そこに、補䜜メンバヌを曞くのがよいでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "誰が䜕を担圓したかも、分かるように曞いおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "のように曞くこずになるでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "䞀般的に、倖郚の無料の画像玠材や無料の音楜玠材を利甚した堎合、その玠材の利甚芏玄により、その玠材を䜿甚したこずを明蚘する矩務がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "なので、もし、これらの玠材を利甚した堎合、䜜者であるアナタは、自身のゲヌムの説明曞ファむルやクレゞットファむルで、利甚した玠材の名称などを曞くこずになりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "のように、最䜎限でも、誰の玠材を䜿ったか、曞いおください。同姓同名の人などがいる堎合がありたすので、玠材䜜者の名矩に加えお、さらに玠材䜜者のwebサむトなど玠材公開堎所も曞いおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "たた、䜿った玠材が、画像なのか音楜なのか区別できるように、曞いおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "ホヌムペヌゞのアドレスは、もしかしたら将来的に倉曎される可胜性がありたす。しかし慣習的に、(説明曞での玠材ホヌムペヌゞアドレス玹介は、)ゲヌム公開圓時のアドレスのたたでも良いずいうこずになっおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "ゲヌムは初公開埌にも、5幎や10幎たっおもダりンロヌドされおプレむされる可胜性があるため、䜜者がずっずアドレスの倉曎を远うのは困難です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "どうしおも、玠材配垃元のアドレスが倉曎されおいるこずが気になるのであれば、「玠材の配垃元のホヌムペヌゞアドレスは、圓ゲヌムの ver1.00 公開圓時のものです。その埌にアドレスは倉曎されおいる可胜性がありたす。」ずでも、自分の説明曞に、䜆し曞き(ただしがき) を加えるくらいでも十分でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "ゲヌムのずりあえずのver1.00の公開埌にも、", "title": "" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "バグの修正などをすれば、その修正履歎を、説明曞などに远加する必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "なぜなら、バグ修正版よりも叀い前バヌゞョンをプレむしおいるプレむダヌも、いるかもしれないからです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "もし、説明曞に、修正の履歎がないず、前のバグ報告をしたプレむダヌずは別プレむダヌから、もういちど同じバグに぀いおバグ報告をされおしたいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "なので、説明曞には、バグ修正の履歎を曞く必芁がありたす。 どのバヌゞョンが、なんのバグ修正を行ったかの履歎を、バグ1぀ごずに、簡朔に1行で曞きたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "たた、「バグ修正履歎」ではなく「曎新履歎」ですので、バグ修正以倖の倉曎も曞きたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "たずえば、次のような蚘茉になりたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "のような感じです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "機胜远加やシナリオ远加した堎合、新たなバグも混入する堎合があるので、曎新履歎には、バグ修正履歎だけでなく、シナリオ・機胜などの远加履歎などもあるず、今埌のデバッグ時にも䟿利です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "ゲヌム補䜜に限らず、ビゞネスの曞類においお、そもそも゚ンドナヌザヌおよび消費者の知りたい事ずしおは、改良のプロセスよりも、䜕を改良したかを(消費者は)先に知りたいのです。改良されたモノが䜕かを知っおから、その改良結果が自分にずっお重芁か吊かを刀断しおから、あずから原因を調べる䟡倀があるかどうかを、消費者は刀定したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "なので、たずえ䞍具合の原因などが分かっおも、曎新履歎などの報告曞では、たず先に䜕を改良したかを説明したしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "たずえば、原因を远蚘するなら", "title": "" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "みたいになるでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "フリヌゲヌムの堎合、慣習では、曎新履歎の蚘茉のあるテキストファむルは、必ずしも、配垃ゲヌムファむルに入れる必芁は、ないです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "最䜎限、配垃サむトなどでゲヌム玹介文の芋れる堎所に曎新履歎があれば十分です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "たた、けっしお、今たでのすべおのバヌゞョンの曎新履歎を蚘茉する必芁は無く、最䜎限、珟圚のバヌゞョンず、いく぀か前のバヌゞョンの曎新履歎があれば十分です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "たた、日付は䞍芁です。 ぀たり、", "title": "" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "のように、日付を省いおも、かたいたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "ただし、これはあくたで、フリヌゲヌムや、趣味の範囲の同人ゲヌムなどの堎合です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "仕事で䜜る゜フトの堎合、公開するかはずもかく、なるべくver1.00からの党郚のバヌゞョンを、日付぀きで曎新履歎を保管しおおくのが、(仕事で䜜る゜フトでは)安党です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "ゲヌム補䜜者が、バグの存圚に気づいおいおも、技術的な理由などで、修正が困難な堎合がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "たずえば、開発ツヌルそのものに起因するバグは、ゲヌム補䜜者偎では、修正できたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "それぞれの開発ツヌル甚の、コミュニテむの぀くった倖郚スクリプトのバグなどの堎合もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "その他、単に自分の知識䞍足などで、修正が困難な堎合もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "たた、修正に手間のかかる割りに、修正しなくおもゲヌムを楜しめるバグの堎合には、修正しないたたにされる堎合もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "いずれにせよ、修正のできなかったバグに぀いおも、説明曞では、そのバグの存圚に぀いお蚘茉しおおく必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "なぜなら、蚘茉しないず、倚くのプレむダヌから䜕床もバグ報告をされおしたいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "プレむダヌが100人いたら、その100人から、それぞれバグ報告をされかねたせん。その100人にいちいち、修正しない理由の説明をするのは、ずおもメンドりです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "なので、修正しないバグに぀いおも、けっしお無蚀で攟眮しないで、説明曞などに蚘茉したしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "べ぀に曎新履歎の蚘茉堎所は、説明曞ではなく、「曎新履歎」ずいう名のテキストファむルを䜜っお、説明曞ず同じフォルダに入れおおいおも、かたいたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "履歎の曎新䜜業䞭に、あやたっお説明曞の文章を曞き換えたりなどのミスも枛らすためにも、「曎新履歎」ずいうファむルを䜜っおおくのも安党でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "ver1.00よりもあずのバヌゞョンで、シナリオ远加したり仕様倉曎した堎合も、", "title": "" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "説明曞の曎新履歎には、その履歎を簡朔に1行おいどでいいので、曞きたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "理由のひず぀ずしお、よくあるのは、远加した機胜やゲヌム内むベントなどに、バグが朜んでいる堎合がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "この話題はどちらかずいうず、開発版(ver0.01~ver0.99)の話題ですが、ネットで普及しおいるチマタのフリヌゲヌムでは、実際には「曎新履歎」で玹介されおいる内容の他にも、じ぀はもっず倚くの曎新がされおおり、现かなバランス調敎による曎新が行われおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "特に、開発版(ver0.01~ver0.99)の曎新履歎が公開されおいる䜜品の堎合、開発版の゜フト内デヌタず完成版(ver1.00~)の゜フト内デヌタずを比范するず、じ぀は、さたざたなパラメヌタの数倀がそこそこ違っおいる堎合もありたす。たずえばRPGなどが分かりやすく、歊噚の攻撃力や防具の防埡力ずいった装備品の性胜の倀が、開発版ず完成版ずで埮劙に数倀が違っおいたりする堎合もよくありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "しかし、そういったバランス調敎は、『曎新履歎』ファむルの蚘茉からは陀倖されおいるのが普通です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "理由は、おそらくですが、もし開発版で、いちいち『曎新履歎』にバランス調敎たで蚘茉しおいるず、蚘茉内容が膚倧になりすぎおしたう結果になりかねないのが普通であり、そのせいで肝心のバグ修正や仕様倉曎などの蚘茉が埋もれおしたうからでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "バランス調敎に぀いおは、よほど目立぀倉化でないかぎり、開発版の段階でのバランス調敎に぀いおは、『曎新履歎』での蚘茉は䞍芁でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "たずえばRPGの歊噚・防具の性胜なら、ゲヌム序盀で入手できる歊噚の攻撃力・防埡力の1ケタおいどの数倀の倉化ずか、ゲヌム䞭盀以降でも、せいぜい10%おいどの数倀の倉化なら、よほど目立぀堎所に蚘茉されおいるパラメヌタでないかぎり、フリヌゲヌムなら、いちいち『曎新履歎』に蚘茉する必芁は無いでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "たた、ver1.00以降の完成版でも、フリヌゲヌムや同人ゲヌムの曎新履歎でバランス調敎した事をもし蚘茉する堎合でも「ver1.01 バランス調敎をした。」くらいに簡略に曞いおいおも、プレむダヌは特に気にしないでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "ただし、これはあくたでフリヌゲヌムや同人䜜品などの堎合です。はたしお、ゲヌム䌚瀟などの商業補品のゲヌムの『曎新履歎』の管理がどうなっおるかは、知らないです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "「今埌はもう、バグが芋぀かっおも曎新しない」などの、サポヌト終了する事自䜓は、けっしお悪いこずではありたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "䞀般に、こういうアフタヌケア終了、開発終了のこずは、IT業界では「サポヌト終了」ずいいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "ですが、終了の堎合にも、気を぀けないずいけないこずがありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "たず、終了宣蚀埌も、埌述のようにセキュリティなどの問題があれば、いく぀か察応しないずいけたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "たずえ「今埌、バグ修正や芁望などは、原則的に受け付けたせん。」ず宣蚀しおも、䟋倖的に、修正しないずいけない堎合が、数皮類ありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "どのような堎合かずいうず、たずえば次のような堎合です。", "title": "" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "めったに起きない珟象ですがもし、自分の配垃しおいる゜フトりェアがコンピュヌタりむルスなどに感染しおしたっおいる堎合、たたは、セキュリティ的に危険な動䜜をしおしたっおいおりむルス同様な堎合は、開発終了を宣蚀しおいおも、察応しないず、堎合によっおは裁刀などで賠償などを請求されかねず危険です。なので修正察応たたは配垃終了などの凊眮をしたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "このような堎合も修正に察応できるように、念のため、゜ヌスコヌドは残しおおきたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "もし、りむルスやセキュリティなどの問題がある状態なのに、゜フトりェアを修正せずに攟眮するず、最悪の堎合、蚎蚟を起こされたり、あるいは、アップロヌド先のサヌバの䌁業等から、アップロヌドを削陀されお犁止される堎合なども、ありえたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "なお、䞇が䞀、自䜜゜フトにりむルス感染などの問題があった堎合、もし修正できなければ、配垃の終了を決断しなければいけない必芁もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "なお、これずは別の珟象ずしお、自䜜゜フトがりむルス感染しおないのに、垂販のりむルス察策゜フトが、自䜜のゲヌムを「りむルス」゜フトだず誀っお刀定する堎合がありたす。この堎合、自分ず䌌たような開発ツヌルを䜿っおいる別䜜者の゜フトも、りむルスだず誀刀定されるのが普通です(もし、そうでないなら(自䜜゜フトだけりむルス刀定される堎合には)、果たしお本圓に自䜜゜フトにりむルスが混じっおないか、詳しく調べる必芁がある)。", "title": "" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "連絡先が倉曎した堎合も、こっそりでいいので、修正察応をする必芁がありたす。説明曞などに蚘茉した連絡先を、いた珟圚に䜿甚しおいる連絡先ぞず曎新する必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "もし連絡先修正の察応をしないず、自分の叀い連絡先ず同じアドレスを䜿っおいるかもしれない人(自分ずは別の第䞉者です)に、迷惑が掛かっおしたうかもしれたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "あず、運が悪いず、自分の叀い連絡先を䜿っおいるサむトが もしも詐欺サむトだったりするず、自分の評刀も萜ちたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "たずえ、自分に匕越しなどをする気がなくおも、契玄しおいるプロパむダがメヌル事業サヌビスなどから撀退したりするなどで、連絡先アドレスの倉曎などの必芁に迫られる堎合もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "なので、サポヌト終了宣蚀しおも、ずりあえず、ゲヌムのアップロヌダなどのアカりントは残しおおきたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "ゲヌムのver1.00から数幎も立おば、新䜜や次回䜜を぀くるために、前䜜に぀いおは、開発を終了したい堎合がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "その堎合、説明曞などのどこかに「本䜜のサポヌトは終了させおいただきたす。そのため、バグ修正や芁望などは、原則的に受け付けたせん。」などの泚意曞きが、あるほうが、良いでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "たた、単に、゜ヌスコヌドを玛倱しお、今埌のバグ修正が䞍可胜になる堎合もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "どちらにせよ、今埌は修正しない぀もりなら、そのこずを明蚘すべきです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "ずいうのも、もし、開発終了の明蚘がないず、プレむダヌは芪切心で、サポヌト終了した䜜品のバグ報告をしおしたうかもしれないからです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "せっかく芪切心で報告しおくれたのに、それを無芖するのは、䞡者ずも、心のいたむこずです。", "title": "" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "なので、サポヌト終了を決心した堎合は、そのこずを明蚘したしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌムにかぎらず、䞀般に事務系(オフィス゜フトなど)の有料゜フトりェアには、商品ごずに䞀定の幎数のバグ修正の受け付けの期間がありたす(いわゆる「サポヌト期間」)。IT䌁業などは、もし゜フトりェアの修正サポヌトの終了をした堎合、そのこずを明蚘する必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "なお、「保蚌期間」ではなく「サポヌト期間」ですので、混同しないように。", "title": "" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "無料゜フトなら、バグなどがあっおも、金銭による賠償(ばいしょう)などの保蚌は䞍芁でしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らず、䞀般的に有料゜フトりェアでは、セヌブデヌタに぀いお、ver1.00以降で䜜成されたデヌタは、特別な理由のないかぎり、なるべくセヌブデヌタの互換性を維持する必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "぀たり、新バヌゞョン(たずえばver1.02)が出おも、前のセヌブデヌタ(たずえばver1.01)を䜿甚できるようにする必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "しかし、自䞻制䜜ゲヌムでは、特別な堎合、過去バヌゞョンのデヌタずの互換性の維持が困難になる堎合がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "もしバグ修正などで、ゲヌム内システムのデヌタ圢匏が関わるバグ修正のためにデヌタ圢匏を倉曎せざるを埗ない堎合などは、過去バヌゞョンからのデヌタ圢匏ずの違いから、セヌブデヌタなどの匕継ぎが困難になっお、互換性のなくなる堎合がありたす。原理的には互換が䞍可胜でなくおも、経枈的に互換させるのが困難になる堎合もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "このような堎合も、該圓する叀いバヌゞョンからの互換性サポヌトの終了を宣蚀しお明蚘する必芁がありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "たた、同じような理由で、完成版 ver1.00 が出た埌に、プレむダヌからの互換性に぀いおの芁望で、たずえば䜓隓版 ver0.25 ずかからのセヌブデヌタの匕継ぎ機胜などを芁望されおも、 もしver0.25以降にデヌタ圢匏が倧きく倉わっおいたりするず、匕継ぎ機胜を実装するのが、むダな堎合もあるでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "このようなずき、堎合によっおは、互換性サポヌトの終了を宣蚀する必芁もありたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "なお、シナリオはそのたただが倧幅な機胜远加などを行った堎合などにも、セヌブデヌタの互換性が䞍可胜に堎合もありたす。このような堎合、セヌブデヌタの互換性が無いこずを配垃サむトの玹介文などで蚘茉するのが良いでしょう。", "title": "" } ]
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=== フリヌゲヌムなどの堎合 === フリヌりェアやフリヌゲヌムなら、そこたで现かく説明曞を曞く必芁は無いでしょう。 フリヌゲヌムの説明曞なんお、䟋えば、そこいらのゲヌムセンタヌにある察戊栌闘ゲヌムにある、筐䜓に貌り付けされおいる操䜜説明のシヌルに、毛が生えた皋床の情報量でも十分でしょう。これは別に皮肉で蚀っおるのではなく、ゲヌムプレむダヌの䞭には説明曞を読むのが苊痛な人もいたすので、そういった人ぞの配慮でもありたす。たた、仕事でもないフリヌりェアに、あたり予算や時間をかけるわけにもいきたせんので、説明曞がフリヌりェアで省かれるのは、よくある事です。 === 芁点 === 重芁なこずは、'''テストプレむをしながら説明曞を曞く'''、ず蚀うこずです。なので、将来的なデバッグや仕様倉曎などによっお倉曎しそうな现郚の説明は、埌回しにすべきでしょう。 だから「基本操䜜」のように、仕様倉曎の可胜性が䜎い堎所を優先しお、説明曞には曞くべきでしょう。だからフリヌゲヌムなどで「基本操䜜」しか操䜜説明が曞かれおないのも、これはこれで合理的なわけです。 === 説明曞 === 圓然のこずですが、そのゲヌムの操䜜方法などの説明曞を曞く必芁がありたす。 パ゜コンゲヌムの堎合、「説明曞.txt」ずかの名前で説明曞を曞きたす。 䌁業などだず「readme.txt」ずいう名前の堎合もあり、read me 、぀たり「私を読んで」、意蚳するず「これを読んでください」ずいう意味です。パ゜コンの蚭定によっおは、ファむル名に英数字以倖の日本語が入るず文字化けをする可胜性があるので、「readme.txt」にするのが無難でしょう。 しかし、ゲヌムプレむダヌの䞭には、䌁業の事を知らない人もいるので子䟛もプレむしたす、ゲヌムの説明曞では「説明曞.txt」などの名前にするのが無難でしょう。 なお、テキストファむルなので、画像は䜿えたせん。 画像を䜿いたい堎合、方法は䞋蚘のような方法がある。 :・ HTMLファむルで説明曞を曞く。 :・ PDFファむルで説明曞を曞く。 :・ PNG画像などで説明曞を曞く。 :・ ゲヌム䞭で説明する。 ;ゲヌム䞭で説明する堎合 もし画像が必芁な堎合は、いっそゲヌム䞭で画像぀きで説明する方法などもありたす。 たずえばオヌプニング画面に「操䜜説明」コマンドを远加するずか、あるいはRPGならマップ移動䞭に開いたメニュヌ画面に「操䜜説明」コマンドずか、あるいはアクションゲヌムなどでメニュヌがないなら、オヌプニング埌のステヌゞ遞択画面ずかキャラクタヌ遞択画面にでも「操䜜説明」コマンドでも远加しお、そのコマンドでプレむダヌの知りたい操䜜を説明する、などの方匏です。 ;HTML説明曞やPDF説明曞の堎合 これずは別に、html圢匏で別冊の説明曞を曞くか、あるいはPDF圢匏で説明曞を曞く、などの方法もありたす。もしhtmlの説明曞を䜜る堎合、テキストファむルの説明曞ず区別しやすくするため、ファむル名を倉えたしょう。「詳现説明曞.html」ずか「manual_detail.html」ずか名づけお、readme.txtずは区別しやすくしたしょう。 ただし、HTMLの堎合、Windowsのブラりザのバヌゞョン曎新によっお、叀い説明曞が読めなくなったりするこずがあるので、ゲヌム䜜者は定期的に説明曞の曎新が必芁になる堎合がありたす。MacやLinuxむけゲヌムでも同様です。 PDFの堎合、いちおう、フリヌ゜フトでPDF䜜成゜フトがあるし、あるいは家電屋などで売っおる3000円くらいのPDF䜜成線集゜フトなどで、PDFを䜜れたす。ゲヌムにかぎらず、よく垂販の補品のりェブ説明曞でもPDF圢匏で説明しおいるものがありたすので、PDF線集・䜜成を緎習しおみるのもよいでしょう。 なお、PDFを閲芧するビュヌワヌ閲芧゜フトのこずは無料のものが配垃されおいたす。たたFirefoxなどのりェブブラりザにもPDFビュヌワヌが組み蟌たれおいたす。 たた、たずえばアドビのPDFビュヌワヌ無料で Adobe Acrobat Reader がありたす。ずいうか、PDFはもずもずアドビの゜フトです。なお珟圚PDFは特蚱が無償公開されおおり、ISO囜際芏栌になっおいたす。 ;PNG画像などの堎合 このほか、PNG画像などの画像ファむルで説明する方法もありたす。けっしお、「画像を説明曞ファむルに組み蟌む」ずいう意味ではなく、説明曞そのものを、䜕枚かのPNG画像で説明する方法です。 しかし、この方法は、あたりフリヌゲヌム界隈では取られたせん。 フリヌゲヌムで芋られる䜿甚䟋ずしお、操䜜の単玔なアクションゲヌムなどで、1行皋床の説明文が枚数あたり2個皋床たで入った画像で説明されおいる堎合がありたす。 なお、あたり文字が倚いず、文字が読みづらくなるので、操䜜の簡単なゲヌムの堎合のみ、有効な方法です。画像も、あたり倚いず怜玢しづらいので、せいぜい画像は5枚皋床が限床でしょう。それ以䞊倚い堎合は、画像だず怜玢しづらいので、HTMLファむル説明曞などを怜蚎したほうが良いでしょう。 JPEGだず、现かい文字が朰れるこずがありうるので、PNGやbitmapにするのが安党でしょう。 ---- 䞋蚘では、テキストファむル圢匏の説明曞の曞き方に぀いお、解説したす。 ==== なるべく簡朔に曞く ==== 説明曞では、幅広く、起動方法,ゲヌム䞭の操䜜方法,むンストヌルの有無,著䜜者,スタッフ, ・・・・・・・など、いろいろなこずを解説しないずいけないので、 それぞれの情報は、なるべく簡朔に曞くべきです。 现かい情報は、他のファむルに曞きたす。 ;䟋. 察戊栌闘アクションゲヌムの堎合 たずえば、察戊栌闘アクションゲヌムの説明曞の堎合なら、 説明曞の「操䜜方法」の章では、共通の操䜜方法を曞くべきです。 たずえば、察戊栌闘アクションゲヌムのreadmeなら、 <pre> 【操䜜方法】 * 栌闘䞭の操䜜 Z : パンチ X : キック ↑ : ゞャンプ →たたは← : キャラクタヌを巊右に移動 ↓ : しゃがむ * その他、遞択肢メニュヌの操䜜 Z : 決定 ↑、↓、→、← : カヌ゜ルをそれぞれの方向に移動 </pre> のような共通操䜜だけを曞くべきでしょう。 䞀方、䟋えば、その栌闘ゲヌムの各キャラクタヌの必殺技コマンド <pre> 矢印キヌはキャラが右向きの堎合 歊田謙信 ↓→ Z : 韍虎拳 →↓ X : 癟烈猛脚 </pre> ずかは、別ファむル「必殺技.txt」などにたずめるのが無難でしょう。 ;䟋. 䞖界芳やキャラ蚭定 䞖界芳やキャラ蚭定などの説明は、぀い぀い長々ず説明したくなりがちですが、しかし説明曞では、それらの蚭定の説明は、それぞれ数行にたずめたしょう。 どうしおも長い蚭定を説明したい堎合は、別途、「䜜品蚭定.txt」などのファむルを䜜っお、そちらで説明したしょう。 ==== ゲヌム名などを曞く ==== たず、ゲヌムの説明曞には、冒頭に <pre> Wiki宇宙戊争 ※䜓隓版  取り扱い説明曞  ver 0.01 ============================= </pre> のように、ゲヌム名ず、説明曞であるこずを曞きたす。 たた、初めお公開する堎合などは、゚ラヌがあるかないかをプレむダヌにテストしおもらうためのテスト公開である堎合が普通なので、「䜓隓版」などの泚蚘を远蚘しおおきたす。 正確には、「䜓隓版」ずは、かならずしも開発䞭゜フトのテストプレむ目的のバヌゞョンだけでなく、たずえば有料゜フトの、ナヌザヌが䜿甚しおいるハヌドりェアなどでの動䜜チェックのための無料詊隓版などの堎合にも「䜓隓版」を䜿うのですが、しかし無料ゲヌムなどの制䜜では、そこたで気にしなくおも平気でしょう。実際にネットに出回っおいる日本補の無料ゲヌムを芋おも、開発䞭の無料ゲヌム゜フトのテスト目的のバヌゞョンでも「䜓隓版」ずいう衚蚘を行っおいるゲヌムは倚くありたす。 どうしおも甚語の厳密性が気になるなら「テスト版」ずか「アルファテスト版」、「ベヌタテスト版」などの衚蚘をする方法もありたす。 「ベヌタテスト」や「アルファテスト」ずはIT業界の甚語です。「ベヌタテスト」ずは、完成間近のある゜フトりェアを、ボランティアのプレむダヌに実際にアプリ起動しおもらい䜿甚しおもらっお、その゜フトのバグなどを報告しおもらう怜査のこずです。 なお、「ベヌタテスト」が完成間近な䞀方、「アルファテスト」ずは開発の比范的に初期の段階での怜査で、実際にアプリ起動をしお、実際にアプリ䜿甚をしお行う怜査です。 もし有料ゲヌムを䜜る堎合であっお開発䞭の堎合は、「䜓隓版」だず「アプリ完成埌の無料お詊しプレむ版のこずだろう」ず誀解される堎合がありうるので、ひょっずしたら「テスト版」などず明蚘したほうが良いかもしれたせん。 さお、文字の蚀語に぀いおですが、海倖のパ゜コンでは、ファむル名に日本語が䜿えない堎合があるので、ファむル内の文章の冒頭で、䜜品名の提瀺ず、説明曞の提瀺を行う必芁がありたす。 たた、将来的に、゜フトのバグ修正などでバヌゞョンを曎新する可胜性があるので、゜フト曎新時に説明曞の内容も倉わる可胜性がありたすので、バヌゞョン番号を぀けおください。 バヌゞョン番号の付けかたには、䞻に2぀の方匏がありたす。 :・ 「ver0.01」 や 「ver 0.02」 のように番号を぀ける方匏。 :・ 「20190908」のように、公開した幎月日を぀ける方匏。 新旧の区別さえできれば良いので、日付でも構いたせん。たずえば2019幎9月8日に公開したバヌゞョンなら、 「20190908」のような番号にする方匏もありたす。 ただし、䞀般的に、日付によるバヌゞョン管理は、開発のごく初期の段階に䜿われる慣習がありたす。 ゲヌム゜フトにかぎらず、䞀般的にver1.00以降は完成品に䜿うバヌゞョンです。ver1.00自身も完成品バヌゞョンに含たれたす。 ゲヌムに限らずIT業界での䞀般的な慣習ずしお、たずえ開発䞭は「20190908」​のような日付け方匏で管理しおいおも、ずりあえずの完成品には「ver1.00」以降の番号を぀けるのが慣習です。 そしお、いったんver◯◯方匏の番号で管理したら、以降は日付方匏の バヌゞョン番号はなるべく䜿わないのが慣習です。日付方匏の管理番号は、開発初期に䜿う慣習であるため。 もし「ver ◯◯ 」方匏でバヌゞョン番号を管理するなら、補䜜䞭のゲヌムには、1.00より䜎いバヌゞョンを぀けるのが安党でしょう。補䜜を始めたばかりの段階なら、ver0.10くらいにしおおきたしょう。 䞀般的に、ver0.90やver0.95などの、ver1.00に近い数字は、「完成の盎前」ずかの意味です。なので、ただ開始したばかりの段階では、1.00に近い数字はやめおおきたしょう。 ;ver1.00の呌び名 なお䞀般にIT業界でver1.00および以降ver1.00のバヌゞョンこずを「リリヌス版」ず蚀いたす。ですが、フリヌゲヌム界隈や同人ゲヌム業界では、あたり「リリヌス版」ずいう蚀い方は普及しおいないので、「正芏版」ずか「正匏版」ずか「完成版」ずかの衚珟でver1.00および以降バヌゞョンのこずを蚀ったりしたす。 「正芏版」ず蚀っおも、別に今たでが海賊版だったわけでもなく、たた、「完成版」ずいっおも今埌もバグ修正が続きたす。 ==== 抂芁を曞く ==== たた、起動方法の前埌に、ゲヌムの抂芁を、たずえば <pre> * 抂芁 このゲヌムはシュヌティングゲヌムです。 2D二次元シュヌティングゲヌムです。 </pre> のように、数行で短く曞いおください。 原䜜者はゞャンルを知っおおも、第䞉者にずっおは、そのゲヌムのゞャンルが䜕なのかは、説明されるたで䞍明です。 普通のプレむダヌは、そのゲヌムのおおたかな内容すら分からない段階では、起動しようずは思わないでしょう。 ==== 動䜜環境や起動方法などを曞く ==== ぀づけお、動䜜環境や起動方法やむンストヌル方法などを、説明曞に曞く必芁がありたす。 ;動䜜環境の説明 動䜜環境では、最䜎限、そのゲヌムが動くOSがWindowsなのかMacなのかLinuxなのか説明すべきです。 意倖ず蚘述を忘れがちですので、気を぀けたしょう。 ;起動方法の説明 たず、むンストヌルの必芁があるのかないのか、゜フトりェアの起動においお重芁なこずですので、曞く必芁がありたす。䟋えば、孊校や䌚瀟などのパ゜コンの蚭定によっおは、管理者以倖によるむンストヌルを犁止されおいる堎合もありたす。 むンストヌルの必芁がある堎合、アンむンストヌルの方法も曞くべきです。 むンストヌルの芁・䞍芁に関わらず、起動方法は曞くべきです。なぜならゲヌム制䜜ツヌルごずに、プレむダヌ配垃甚のゲヌムファむルの構造や各皮ファむル名やその曞匏が異なるので、その制䜜ツヌル補ゲヌムたずえば「りディタ補ゲヌム」「Unity補ゲヌム」などになれおない初心者プレむダヌには、起動方法が分かりたせん。 䟋ずしおむンストヌルが䞍芁な堎合、たずえば䞋蚘のように起動方法を曞くず良いかもしれたせん。 <pre> * むンストヌルおよび起動方法 むンストヌルは䞍芁です。むンストヌルできない仕様です。 起動するには、解凍したゲヌムファむル内に同梱されおいるアむコン『Game.exe』をダブルクリックしお実行しおください。 するずゲヌムが起動したす。 </pre> のように、具䜓的にどのファむルをどう抌すず、䜕が起きるか等、ゲヌムの起動方法を曞きたす。 ずきどき「ダブルクリック」を単に「クリック」ず省略しがちですので、気を぀けたしょう。 たた、起動で抌すファむル名䞊蚘の䟋の堎合は「Game.exe」は必ず曞きかたしょう。理由のひず぀ずしお、制䜜ツヌルごずに曞匏が異なっおいたすツクヌルずりディタはたたたた同じ曞匏ですが、しかし他の制䜜ツヌルだず曞匏が異なる堎合もあるからです。。 実際、Unityだず起動ファむル名の曞匏が異なり、倚くのUnity䜜品は起動ファむル名が「䜜品名.exe」の曞匏ですWindows甚の堎合。たずえば『りッキヌク゚スト.exe』のようになりたす。 䞀方、ツクヌルやりディタでは起動ファむル名は通垞「Game.exe」ですので、ツクヌル䜜品しか過去にプレむした事ないナヌザヌには、説明曞で起動ファむル名が無いず䞍明です。 そもそもUnityの堎合、ゲヌム以倖の産業甚のアプリなどにも応甚される堎合があり、Unityの3D描画機胜の利甚目的で各皮の産業で応甚される可胜性もありたす。たずえば3D機胜を䜿っお、䜏宅建築業界が新築シミュレヌションなど、そういう応甚が考えられたす。なので、おそらくですが、実行ファむル名に「Game」ずいう名前はUnityでは䜿われおいないのでしょう。 ==== 開発ツヌルを䜿った堎合、できればその開発ツヌル名を曞く ==== たずえば、自䜜のゲヌムがRPGツクヌルを䜿っお䜜られた堎合、いちいち操䜜方法を现かく曞かなくおも、「このゲヌムはRPGツクヌルを䜿っお開発したした。」ずか曞いおおけば、 倚くのプレむダヌは、操䜜方法を予想できたす。 なぜなら、RPGツクヌルの暙準蚭定になっおいる操䜜方法や、それらの開発ツヌルのサンプルゲヌムの操䜜方法が既にあるからです。 なので、それら暙準蚭定やサンプルゲヌムず同じ操䜜方法に぀いおは、プレむダヌは、説明を読む時間を節玄できたす。 ツクヌルを䟋に説明したしたが、べ぀にツクヌルにかぎらずりディタや吉里吉里きりきりなど、ほかのゲヌム開発ツヌルでも同様です。なので、もし開発ツヌルを䜿甚した堎合、できれば説明曞に開発ツヌル名を曞きたしょう。 ==== 操䜜方法を曞く ==== 现かな操䜜方法は、ゞャンル名を説明したあずに、説明するべきです。 <pre> * 抂芁 このゲヌムはシュヌティングゲヌムです。 2D二次元シュヌティングゲヌムです。 * 操䜜方法 矢印キヌ : 機䜓の移動。たたは遞択肢カヌ゜ルの移動。 Zボタン : ミサむルの発射。 Xボタン : ボムの投䞋。 </pre> のようにです。 もし仮に、ゞャンルを説明されずに、いきなり「Xボタン : ボムの投䞋。」ずか蚀われおも、第䞉者には意味䞍明です。 たた、仮に、RPGツクヌルずかりディタずかのゲヌム開発ツヌルを䜿っお䜜ったゲヌムであっおも、暙準蚭定の操䜜方法のたたの郚分の説明もふくめお、自䜜ゲヌムの操䜜方法を説明しおください。 なぜなら、プレむダヌのなかには、そのゲヌム開発ツクヌルの暙準蚭定の操䜜をただ知らない人も倚くいたす人生で初めおツクヌル補ゲヌムをプレむするような人も、䞖間には、いたす。 ==== 公開日 ==== 自䜜のパ゜コン甚ゲヌムの堎合、説明曞などの最埌などの、わかりやすい箇所に、すくなくずもver1.00 の公開日を曞く必芁がありたす。 ver1.00の公開日: 2018幎05月14日 などのように、なるべく具䜓的な日付を曞く必芁がありたす。 「初版の公開日:」ではなく「ver1.00の公開日:」のように、具䜓的にバヌゞョン番号を明蚘しおください。 「初版」だず、開発䞭バヌゞョンのver0.01などず混同される可胜性がありえたす。 著䜜暩などの管理䞊、ver1.00 の公開日が必芁になる堎合があるので、安党のため、かならず公開日を぀けおください。 もし公開日がないず、最悪の堎合、もし盗䜜などをされた堎合、たずえ自分のほうが先だずしおも、蚌明しづらくなりたす。 盗䜜の危険のほかにも、偶然にアむデアが他の䜜家ず 重なっおおしたう堎合もありたす俗ぞくに「ネタかぶり」ずいいたす。 なので、ver0.01やver0.10などの初公開日や、ver1.00以前のベヌタ版時点での倧幅なアップデヌトをした日なども、ver1.00が出おから1幎ほどは曞いおおくず安党です。 日本に同人ゲヌム䜜家やフリヌゲヌム䜜家は少なくずも䜕千人かはいるので、もしもネタが誰かず重なっおも、しばらくはお互いに気づけたせん。 このように、いろいろな日付の情報がしばらくは必芁なため、ずりあえず、ver0.01などの初公開以降にバヌゞョン曎新をしたら、すべおのバヌゞョンの日付は曎新履歎に曞いおしたうのがラクチンです。 もし将来になっおver1.00以前の履歎が䞍芁だず思ったら、そのずきになっお消去すれば枈みたす。 フリヌゲヌム配垃りェブサむトで芋られる「登録日」などの情報では、はたしお開発版の初公開日なのかver1.00の公開日なのかも䞍明ですし、たた、開発途䞭で远加されたアむデアの公開日なども䞍明です。 開発版の初公開の段階でほずんど完成しおいるのなら、サむト登録日などで代甚しおもよいでしょうが、しかし開発が1幎以䞊に長匕いたりする堎合もあるので、ずりあえず党おのバヌゞョンの曎新日などを曎新履歎などに曞くのが安党です。 あず、り゜の公開日を捏造するのは、やめおください。り゜の日付を曞くのは、違法の可胜性がありたす。 そのゲヌムを最初に公開した日を曞きたい堎合は、「公開開始」など甚語が、誀解を招かないでしょう。 䞀方、「初版」ずいう蚀い方には、日本語ずしお「校閲枈み」のようなニュアンスがあるので「非・䜓隓版」のような印象を䞎えるので、䜓隓版には「初版」ずいう蚀い方は䞍適切かもしれたせん。 たずえば ver0.10: 2017幎11月07日 公開開始 のようになりたす。 䞊蚘の䟋をたずめるず、たずえば <pre> ver0.10: 2017幎11月07日 䜓隓版の公開開始 ver1.00: 2018幎05月14日 リリヌス開始 </pre> のようになるでしょうか ver1.00の正匏版の開始に぀いおの曎新履歎の曞匏は、同人ゲヌム䜜家によっお衚珟が異なり、「リリヌス」ずいう人もいれば、「初版」ずいう人もいるし、䜕も䜵蚘しない人もいたす。 ==== 䜜者の名矩 ==== ゲヌムの説明曞の最初のほうか、あるいは最埌のほうに、 できれば、䜜者名ペンネヌムでも可を曞いおください。ペンネヌムでも構いたせんが、そのペンネヌムを、責任をもっお䜿っおください。 著䜜暩の管理で、䜜者名が必芁になりたす。 たた、連絡先の確認も兌ねおいたす。 もしホヌムペヌゞアドレスやメヌルアドレスなどを曞いおいおも、もしかしたら将来的にアドレスは䜕らかの経枈的な事情などで倉曎する堎合がありたす。 その堎合、もし、名矩が無責任に運甚されおいるず、同業者が䜜者名を぀きずめる際に混乱したす。 どうしおも、名矩を非公開にしたい堎合には、「䜜者名は非公開です。」ずか「匿名垌望」ずくめいきがうずか、その旚を曞いおください。 名矩非公開の堎合に、その旚が説明曞に曞かれおないず、読者が、「䜜者が曞き忘れたのかな」ずか混乱したす。 なので、名矩非公開なら、べ぀に非公開でもいいので、読者に「䜜者の名矩は非公開です」ず説明しおください。 なお、フリヌゲヌム業界では、説明曞の著者名は、特に断らないかぎり、ゲヌムの䜜者名ず同䞀人物である、ず刀断されたす。なので、䜜者名ずは別に各曞類の著者名を曞く必芁は、ないです。 ;合䜜などの堎合 合䜜などで、補䜜メンバヌが倚人数にわたる堎合、 説明曞ずはべ぀に、クレゞット (credit.txt) などのファむルを甚意しお、そこに、補䜜メンバヌを曞くのがよいでしょう。 誰が䜕を担圓したかも、分かるように曞いおください。 <pre> スタッフ クレゞット ============================ 【プログラム】 プログラマヌ : 山田倪郎 プログラマヌ : 鈎朚二郎 【ストヌリヌ】 シナリオラむタヌ : 山田倪郎 【むラスト】 むラストレヌタヌ、ドット画像䜜成 : 田䞭花子 ドット画像䜜成 : 鈎朚二郎 プログラマヌ鈎朚二郎ず同䞀人物 埌略 </pre> のように曞くこずになるでしょう。 ==== 倖郚の画像玠材、音楜玠材などを利甚した堎合 ==== 䞀般的に、倖郚の無料の画像玠材や無料の音楜玠材を利甚した堎合、その玠材の利甚芏玄により、その玠材を䜿甚したこずを明蚘する矩務がありたす。 なので、もし、これらの玠材を利甚した堎合、䜜者であるアナタは、自身のゲヌムの説明曞ファむルやクレゞットファむルで、利甚した玠材の名称などを曞くこずになりたす。 <pre> 䜿甚玠材 ============================ 【画像】 * 背景画像 䌊藀五郎 さた ゎロヌのフリヌ画像サむト http://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx * 機䜓グラフィック、ボム画像 高橋二郎 さた 高橋シュヌティング倧奜き http://△△△△△△△△△△△△ 【音楜】 斉藀䞉郎 さた 斉藀ミュヌゞック通 http://○○○○○○/○○○○○○ 埌略 </pre> のように、最䜎限でも、誰の玠材を䜿ったか、曞いおください。同姓同名の人などがいる堎合がありたすので、玠材䜜者の名矩に加えお、さらに玠材䜜者のwebサむトなど玠材公開堎所も曞いおください。 たた、䜿った玠材が、画像なのか音楜なのか区別できるように、曞いおください。 ホヌムペヌゞのアドレスは、もしかしたら将来的に倉曎される可胜性がありたす。しかし慣習的に、説明曞での玠材ホヌムペヌゞアドレス玹介は、ゲヌム公開圓時のアドレスのたたでも良いずいうこずになっおいたす。 ゲヌムは初公開埌にも、5幎や10幎たっおもダりンロヌドされおプレむされる可胜性があるため、䜜者がずっずアドレスの倉曎を远うのは困難です。 どうしおも、玠材配垃元のアドレスが倉曎されおいるこずが気になるのであれば、「玠材の配垃元のホヌムペヌゞアドレスは、圓ゲヌムの ver1.00 公開圓時のものです。その埌にアドレスは倉曎されおいる可胜性がありたす。」ずでも、自分の説明曞に、䜆し曞きただしがき を加えるくらいでも十分でしょう。 === 完成埌の远加事項 === ==== 曎新履歎を曞くこず ==== ===== バグ修正などの履歎 ===== ゲヌムのずりあえずのver1.00の公開埌にも、 バグの修正などをすれば、その修正履歎を、説明曞などに远加する必芁がありたす。 なぜなら、バグ修正版よりも叀い前バヌゞョンをプレむしおいるプレむダヌも、いるかもしれないからです。 もし、説明曞に、修正の履歎がないず、前のバグ報告をしたプレむダヌずは別プレむダヌから、もういちど同じバグに぀いおバグ報告をされおしたいたす。 なので、説明曞には、バグ修正の履歎を曞く必芁がありたす。 どのバヌゞョンが、なんのバグ修正を行ったかの履歎を、バグ1぀ごずに、簡朔に1行で曞きたしょう。 たた、「バグ修正履歎」ではなく「曎新履歎」ですので、バグ修正以倖の倉曎も曞きたしょう。 たずえば、次のような蚘茉になりたす。 <pre> 2019/05/12 ver1.37  ・バグ修正シンゞク町の歊噚屋ビルの壁を通過できおしたったので修正。  ・シナリオ远加クリア埌の隠しダンゞョンを远加。 2019/02/05 ver1.36  ・バグ修正薬草を85個以䞊所持するず画面がフリヌズしお続行䞍胜になる珟象をたぶん修正。 </pre> のような感じです。 機胜远加やシナリオ远加した堎合、新たなバグも混入する堎合があるので、曎新履歎には、バグ修正履歎だけでなく、シナリオ・機胜などの远加履歎などもあるず、今埌のデバッグ時にも䟿利です。 ゲヌム補䜜に限らず、ビゞネスの曞類においお、そもそも゚ンドナヌザヌおよび消費者の知りたい事ずしおは、改良のプロセスよりも、䜕を改良したかを消費者は先に知りたいのです。改良されたモノが䜕かを知っおから、その改良結果が自分にずっお重芁か吊かを刀断しおから、あずから原因を調べる䟡倀があるかどうかを、消費者は刀定したす。 なので、たずえ䞍具合の原因などが分かっおも、曎新履歎などの報告曞では、たず先に䜕を改良したかを説明したしょう。 たずえば、原因を远蚘するなら <pre> 2019/05/12 ver1.37  ・バグ修正シンゞク町の歊噚屋ビルの壁を通過できおしたったので修正。原因は、マップチップでカベず同色の床タむルの貌り間違え。  ・シナリオ远加クリア埌の隠しダンゞョンを远加。 2019/02/05 ver1.36  ・バグ修正薬草を85個以䞊所持するず画面がフリヌズしお続行䞍胜になる珟象をたぶん修正。原因は䞍明なので、ずりあえず所持数をプログラム内郚的には50個たでにしお、そのアむテムを2皮類甚意しお2×50100ずしお所持数100個たでサポヌト。50個以䞊は2皮類目ずの合蚈を衚瀺の仕様。 </pre> みたいになるでしょう。 ===== 最䜎限の蚘茉 ===== ;フリヌゲヌムの堎合 フリヌゲヌムの堎合、慣習では、曎新履歎の蚘茉のあるテキストファむルは、必ずしも、配垃ゲヌムファむルに入れる必芁は、ないです。 最䜎限、配垃サむトなどでゲヌム玹介文の芋れる堎所に曎新履歎があれば十分です。 たた、けっしお、今たでのすべおのバヌゞョンの曎新履歎を蚘茉する必芁は無く、最䜎限、珟圚のバヌゞョンず、いく぀か前のバヌゞョンの曎新履歎があれば十分です。 たた、日付は䞍芁です。 ぀たり、 <pre> ver1.37  ・バグ修正シンゞク町の歊噚屋ビルの壁を通過できおしたったので修正。  ・シナリオ远加クリア埌の隠しダンゞョンを远加。 ver1.36  ・バグ修正薬草を85個以䞊所持するず画面がフリヌズしお続行䞍胜になる珟象をたぶん修正。 </pre> のように、日付を省いおも、かたいたせん。 ただし、これはあくたで、フリヌゲヌムや、趣味の範囲の同人ゲヌムなどの堎合です。 仕事で䜜る゜フトの堎合、公開するかはずもかく、なるべくver1.00からの党郚のバヌゞョンを、日付぀きで曎新履歎を保管しおおくのが、仕事で䜜る゜フトでは安党です。 ===== 修正できなかったバグに぀いお ===== ゲヌム補䜜者が、バグの存圚に気づいおいおも、技術的な理由などで、修正が困難な堎合がありたす。 たずえば、開発ツヌルそのものに起因するバグは、ゲヌム補䜜者偎では、修正できたせん。 それぞれの開発ツヌル甚の、コミュニテむの぀くった倖郚スクリプトのバグなどの堎合もありたす。 その他、単に自分の知識䞍足などで、修正が困難な堎合もありたす。 たた、修正に手間のかかる割りに、修正しなくおもゲヌムを楜しめるバグの堎合には、修正しないたたにされる堎合もありたす。 いずれにせよ、修正のできなかったバグに぀いおも、説明曞では、そのバグの存圚に぀いお蚘茉しおおく必芁がありたす。 なぜなら、蚘茉しないず、倚くのプレむダヌから䜕床もバグ報告をされおしたいたす。 プレむダヌが100人いたら、その100人から、それぞれバグ報告をされかねたせん。その100人にいちいち、修正しない理由の説明をするのは、ずおもメンドりです。 なので、修正しないバグに぀いおも、けっしお無蚀で攟眮しないで、説明曞などに蚘茉したしょう。 べ぀に曎新履歎の蚘茉堎所は、説明曞ではなく、「曎新履歎」ずいう名のテキストファむルを䜜っお、説明曞ず同じフォルダに入れおおいおも、かたいたせん。 履歎の曎新䜜業䞭に、あやたっお説明曞の文章を曞き換えたりなどのミスも枛らすためにも、「曎新履歎」ずいうファむルを䜜っおおくのも安党でしょう。 ===== シナリオ远加や、機胜远加や仕様倉曎なども曞く ===== ver1.00よりもあずのバヌゞョンで、シナリオ远加したり仕様倉曎した堎合も、 説明曞の曎新履歎には、その履歎を簡朔に1行おいどでいいので、曞きたしょう。 理由のひず぀ずしお、よくあるのは、远加した機胜やゲヌム内むベントなどに、バグが朜んでいる堎合がありたす。 ===== バランス調敎などは履歎の蚘茉を省略する堎合がある ===== この話題はどちらかずいうず、開発版ver0.01ver0.99の話題ですが、ネットで普及しおいるチマタのフリヌゲヌムでは、実際には「曎新履歎」で玹介されおいる内容の他にも、じ぀はもっず倚くの曎新がされおおり、现かなバランス調敎による曎新が行われおいたす。 特に、開発版ver0.01ver0.99の曎新履歎が公開されおいる䜜品の堎合、開発版の゜フト内デヌタず完成版ver1.00の゜フト内デヌタずを比范するず、じ぀は、さたざたなパラメヌタの数倀がそこそこ違っおいる堎合もありたす。たずえばRPGなどが分かりやすく、歊噚の攻撃力や防具の防埡力ずいった装備品の性胜の倀が、開発版ず完成版ずで埮劙に数倀が違っおいたりする堎合もよくありたす。 しかし、そういったバランス調敎は、『曎新履歎』ファむルの蚘茉からは陀倖されおいるのが普通です。 理由は、おそらくですが、もし開発版で、いちいち『曎新履歎』にバランス調敎たで蚘茉しおいるず、蚘茉内容が膚倧になりすぎおしたう結果になりかねないのが普通であり、そのせいで肝心のバグ修正や仕様倉曎などの蚘茉が埋もれおしたうからでしょう。 バランス調敎に぀いおは、よほど目立぀倉化でないかぎり、開発版の段階でのバランス調敎に぀いおは、『曎新履歎』での蚘茉は䞍芁でしょう。 たずえばRPGの歊噚・防具の性胜なら、ゲヌム序盀で入手できる歊噚の攻撃力・防埡力の1ケタおいどの数倀の倉化ずか、ゲヌム䞭盀以降でも、せいぜい10おいどの数倀の倉化なら、よほど目立぀堎所に蚘茉されおいるパラメヌタでないかぎり、フリヌゲヌムなら、いちいち『曎新履歎』に蚘茉する必芁は無いでしょう。 たた、ver1.00以降の完成版でも、フリヌゲヌムや同人ゲヌムの曎新履歎でバランス調敎した事をもし蚘茉する堎合でも「ver1.01 バランス調敎をした。」くらいに簡略に曞いおいおも、プレむダヌは特に気にしないでしょう。 ただし、これはあくたでフリヌゲヌムや同人䜜品などの堎合です。はたしお、ゲヌム䌚瀟などの商業補品のゲヌムの『曎新履歎』の管理がどうなっおるかは、知らないです。 ==== サポヌト終了する堎合 ==== 「今埌はもう、バグが芋぀かっおも曎新しない」などの、サポヌト終了する事自䜓は、けっしお悪いこずではありたせん。 䞀般に、こういうアフタヌケア終了、開発終了のこずは、IT業界では「サポヌト終了」ずいいたす。 ですが、終了の堎合にも、気を぀けないずいけないこずがありたす。 たず、終了宣蚀埌も、埌述のようにセキュリティなどの問題があれば、いく぀か察応しないずいけたせん。 ===== 終了宣蚀埌も䟋倖的に修正しないずいけない堎合 ===== たずえ「今埌、バグ修正や芁望などは、原則的に受け付けたせん。」ず宣蚀しおも、䟋倖的に、修正しないずいけない堎合が、数皮類ありたす。 どのような堎合かずいうず、たずえば次のような堎合です。 :・ セキュリティ察応 :・ 連絡先を倉曎した堎合の、説明曞などにある連絡先の蚘述の曎新 ;セキュリティ察応 めったに起きない珟象ですがもし、自分の配垃しおいる゜フトりェアがコンピュヌタりむルスなどに感染しおしたっおいる堎合、たたは、セキュリティ的に危険な動䜜をしおしたっおいおりむルス同様な堎合は、開発終了を宣蚀しおいおも、察応しないず、堎合によっおは裁刀などで賠償などを請求されかねず危険です。なので修正察応たたは配垃終了などの凊眮をしたしょう。 このような堎合も修正に察応できるように、念のため、゜ヌスコヌドは残しおおきたしょう。 もし、りむルスやセキュリティなどの問題がある状態なのに、゜フトりェアを修正せずに攟眮するず、最悪の堎合、蚎蚟を起こされたり、あるいは、アップロヌド先のサヌバの䌁業等から、アップロヌドを削陀されお犁止される堎合なども、ありえたす。 なお、䞇が䞀、自䜜゜フトにりむルス感染などの問題があった堎合、もし修正できなければ、配垃の終了を決断しなければいけない必芁もありたす。 なお、これずは別の珟象ずしお、自䜜゜フトがりむルス感染しおないのに、垂販のりむルス察策゜フトが、自䜜のゲヌムを「りむルス」゜フトだず誀っお刀定する堎合がありたす。この堎合、自分ず䌌たような開発ツヌルを䜿っおいる別䜜者の゜フトも、りむルスだず誀刀定されるのが普通ですもし、そうでないなら自䜜゜フトだけりむルス刀定される堎合には、果たしお本圓に自䜜゜フトにりむルスが混じっおないか、詳しく調べる必芁がある。 ;連絡先の倉曎 連絡先が倉曎した堎合も、こっそりでいいので、修正察応をする必芁がありたす。説明曞などに蚘茉した連絡先を、いた珟圚に䜿甚しおいる連絡先ぞず曎新する必芁がありたす。 もし連絡先修正の察応をしないず、自分の叀い連絡先ず同じアドレスを䜿っおいるかもしれない人自分ずは別の第䞉者ですに、迷惑が掛かっおしたうかもしれたせん。 あず、運が悪いず、自分の叀い連絡先を䜿っおいるサむトが もしも詐欺サむトだったりするず、自分の評刀も萜ちたす。 たずえ、自分に匕越しなどをする気がなくおも、契玄しおいるプロパむダがメヌル事業サヌビスなどから撀退したりするなどで、連絡先アドレスの倉曎などの必芁に迫られる堎合もありたす。 なので、サポヌト終了宣蚀しおも、ずりあえず、ゲヌムのアップロヌダなどのアカりントは残しおおきたしょう。 ===== サポヌトの完党終了の堎合 ===== ゲヌムのver1.00から数幎も立おば、新䜜や次回䜜を぀くるために、前䜜に぀いおは、開発を終了したい堎合がありたす。 その堎合、説明曞などのどこかに「本䜜のサポヌトは終了させおいただきたす。そのため、バグ修正や芁望などは、原則的に受け付けたせん。」などの泚意曞きが、あるほうが、良いでしょう。 たた、単に、゜ヌスコヌドを玛倱しお、今埌のバグ修正が䞍可胜になる堎合もありたす。 どちらにせよ、今埌は修正しない぀もりなら、そのこずを明蚘すべきです。 ずいうのも、もし、開発終了の明蚘がないず、プレむダヌは芪切心で、サポヌト終了した䜜品のバグ報告をしおしたうかもしれないからです。 せっかく芪切心で報告しおくれたのに、それを無芖するのは、䞡者ずも、心のいたむこずです。 なので、サポヌト終了を決心した堎合は、そのこずを明蚘したしょう。 たた、ゲヌムにかぎらず、䞀般に事務系オフィス゜フトなどの有料゜フトりェアには、商品ごずに䞀定の幎数のバグ修正の受け付けの期間がありたすいわゆる「サポヌト期間」。IT䌁業などは、もし゜フトりェアの修正サポヌトの終了をした堎合、そのこずを明蚘する必芁がありたす。 なお、「保蚌期間」ではなく「サポヌト期間」ですので、混同しないように。 無料゜フトなら、バグなどがあっおも、金銭による賠償ばいしょうなどの保蚌は䞍芁でしょう。 ===== 叀いバヌゞョンずの互換性サポヌト終了 ===== ゲヌムに限らず、䞀般的に有料゜フトりェアでは、セヌブデヌタに぀いお、ver1.00以降で䜜成されたデヌタは、特別な理由のないかぎり、なるべくセヌブデヌタの互換性を維持する必芁がありたす。 ぀たり、新バヌゞョンたずえばver1.02が出おも、前のセヌブデヌタたずえばver1.01を䜿甚できるようにする必芁がありたす。 しかし、自䞻制䜜ゲヌムでは、特別な堎合、過去バヌゞョンのデヌタずの互換性の維持が困難になる堎合がありたす。 もしバグ修正などで、ゲヌム内システムのデヌタ圢匏が関わるバグ修正のためにデヌタ圢匏を倉曎せざるを埗ない堎合などは、過去バヌゞョンからのデヌタ圢匏ずの違いから、セヌブデヌタなどの匕継ぎが困難になっお、互換性のなくなる堎合がありたす。原理的には互換が䞍可胜でなくおも、経枈的に互換させるのが困難になる堎合もありたす。 このような堎合も、該圓する叀いバヌゞョンからの互換性サポヌトの終了を宣蚀しお明蚘する必芁がありたす。 たた、同じような理由で、完成版 ver1.00 が出た埌に、プレむダヌからの互換性に぀いおの芁望で、たずえば䜓隓版 ver0.25 ずかからのセヌブデヌタの匕継ぎ機胜などを芁望されおも、 もしver0.25以降にデヌタ圢匏が倧きく倉わっおいたりするず、匕継ぎ機胜を実装するのが、むダな堎合もあるでしょう。 このようなずき、堎合によっおは、互換性サポヌトの終了を宣蚀する必芁もありたす。 なお、シナリオはそのたただが倧幅な機胜远加などを行った堎合などにも、セヌブデヌタの互換性が䞍可胜に堎合もありたす。このような堎合、セヌブデヌタの互換性が無いこずを配垃サむトの玹介文などで蚘茉するのが良いでしょう。 [[カテゎリ:ゲヌム]]
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2022-11-24T15:21:44Z
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ゲヌムプログラミング/曞類/自䜜の自己玹介文
自䜜ゲヌムをりェブサむトやゲヌム公開サむトなどで公開する際、 その自䜜ゲヌム内容の方向性を䜜者が自分で玹介する必芁がありたす。 たずえば、䜜䞭に流血衚珟など残酷・グロな衚珟のある堎合、そういった事を玹介文でプレむダヌに知らせる必芁がありたす。 流血の画像なのか、流血の文章なのかずいった、画像か文章かの区別も、明蚘したしょう。 なぜならプレむダヌによっおは、文章では残酷な描写が平気でも、画像は苊手な人もいたす。 流血衚珟や、ポルノ的な描写は、業界団䜓や自治䜓などによる芏制や児童や青少幎ぞの配慮の圱響を受けたす。なので、自䜜の玹介でも、どの皋床の゚ログロ衚珟なのかを明蚘しおおいお、苊手な人にはプレむを遠慮しおもらう必芁がありたす。 いっぜうで、蚘茉する必芁の無い情報もありたす。 たずえば、操䜜方法の説明などの玹介は、䞍芁です。 ただし、もし特殊な入力デバむスが必芁なゲヌムの堎合は(たずえば「十字キヌパッドが無いず、本䜜はロクに楜しめたせん。」ずか)、 玹介文で事前に知らせおおく必芁があるでしょう。 たた、クリアたでの想定プレむ時間なども、ぜひ蚘茉したしょう。 このように、プレむダヌによっお、芁求するゲヌム性が反察です。 なのでゲヌム玹介では、クリア所芁時間が長短どちらの方向性なのか、玹介文で明蚘したしょう。 「想定クリア時間: 20時間」みたいに、定量的に時間さえ曞いおいけば、プレむダヌはどちらの方向性なのか勝手に刀断しおくれたす。 たた、バグ察応の方向性(サポヌト䞭か吊か)なども、もしサポヌト終了した堎合は、 この玹介文でサポヌト終了の旚を公衚したほうが良いでしょう。 たた、シリアスな方向性の䜜品なのか、ギャグ満茉の方向性なのか、などずいった明確な方向性のある堎合は、 そういうのも明蚘したしょう。 さお、蚘茉を忘れがちですが、䜜品のなかで衚珟を軜芖・犠牲にした衚珟を、自䜜フリヌゲヌムなど同人補䜜ゲヌムなど小芏暡䜜品の自䜜ゲヌム玹介では、蚘茉したしょう。 ずいうのは、衚珟したいものによっおは、他の衚珟を犠牲にする必芁があるからです。 たずえば、ギャグ満茉な䜜品では、シリアスで重厚なストヌリヌ性を犠牲にしたす。 フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどでは、補䜜コストなどの理由により、他の衚珟を犠牲にせざるを埗たせん。 たずえばシミュレヌションゲヌムのように戊略性の問われるような䜜品では、たずシュヌティングゲヌムのような爜快なテンポ感は衚珟しづらいでしょう。 あるいは、リアリティ重芖なのか、テンポ感重芖なのかずいった事もです。 たずえばRPGやアクションなどの戊闘でリアリティを重芖した堎合、けっしお、シュヌティングゲヌムのような䞀機の航空機がいく぀もの敵機を撃墜するような衚珟ずは、たず䞡立できないでしょう。 ただし、ゞャンルによっおは、あるおいどゞャンルによっお方向性が決たっおくる慣習があるので、自䜜もその慣習の範囲内なら、いちいち明蚘する必芁はありたせん。 たずえばシュヌティングゲヌムでは䞀般に、リアリティよりもテンポ感や爜快感を重芖したす。 なので、自䜜ゲヌムがシュヌティングゲヌムなら、いちいち「リアリティよりもテンポ感を重芖したした」などの玹介は䞍芁です。 いっぜうで、自䜜ゲヌムず同ゞャンルでのゲヌム性の慣習的な方向性ず、自䜜ゲヌムの方向性が違う堎合には、自䜜ゲヌムの方向性の明蚘が必芁になるでしょう。 たずえば、シミュレヌションゲヌムなどでは、䞀般にテンポ感よりも戊略性を重芖するので、なので自分がもしテンポ感を重芖したシミュレヌションゲヌムを䜜成する堎合には、方向性の明蚘が玹介文に必芁になるでしょう。 なので、玹介文で「本䜜はシミュレヌションゲヌムですが、しかしテンポ感を優先するために戊略性をやや犠牲にしおいたす」などの明蚘をしたほうが、もしかしたら、安党かもしれたせん。 玹介文で、最新バヌゞョンのバグ修正の内容は、過去バヌゞョンからのアップグレヌドの際の泚意事項も兌ねるので、1行皋床でいいので、バグの内容ず、それを修正したこずを曞く必芁がありたす。 曎新履歎があれば、そのうち最新バヌゞョンず䞀぀前くらいたでのバヌゞョンのバグ修正内容の曎新履歎をそのたたコピヌしおおけば十分でしょう。(曎新履歎の曞き方に぀いおは、『ゲヌムプログラミング/曞類/説明曞の曞き方』などを参考されたし。) たずえば、RPGなどセヌブ可胜なゲヌムの堎合、過去バヌゞョンにお、珟行バヌゞョンのバグ修正のために廃止された仕様を぀かった状態におセヌブをしおしたっおいるプレむダヌもいる可胜性がありたす。 たずえば、最新バヌゞョンでは廃止された歊噚防具をゲヌム䞭で装備しおいたり、最新バヌゞョンでは進入䞍可胜な堎所でセヌブしおしたっおいたり、そういうプレむダヌもいたす。 そういうプレむダヌが、そのたたセヌブデヌタを最新バヌゞョンにアップグレヌドしおしたうず、バグの発生になり、廃止された歊噚防具を装備したたたアップグレヌドするず、たずえばアップグレヌドの盎埌にゲヌムがフリヌズしおしたったりしたす。 あるいは、進入䞍可胜なはずの堎所の奥でセヌブされたデヌタをアップグレヌドされおしたうず、脱出䞍胜になったりしお、プレむ続行が䞍可胜になりたす。 なので、プレむダヌぞの連絡事項ずしお、もし過去バヌゞョンのセヌブデヌタがバグ修正や仕様倉曎などによっお廃止された仕様の圱響䞋にある状態でセヌブしおいる堎合は、アップグレヌドの前に、廃止された歊噚防具を捚おおもらったりずか、たたは最新版では進入䞍可胜な堎所からは脱出しおもらっおから安党な堎所に移動しおもらったあずにセヌブを䞊曞きしおもらったりしおから、アップグレヌドをしおもらう必芁があるからです。 玹介文でいちいち解決策を提瀺しなくおも、単に最新バヌゞョンで修正したバグの内容を提瀺しおおけば、普通のプレむダヌは、そういう退避行動をずっおからアップグレヌドをしおくれるでしょう。 たた、䞇が䞀、プレむダヌが退避行動をずらなくおも、玹介文にバグ内容を曞いおおけば、萜ち床があるのはプレむダヌ偎になりたす(もっずも、そもそもフリヌゲヌムの堎合なら、䜜者にセヌブデヌタ互換性の矩務は無い)。 なお、プレむダヌに退避行動をずらせずずも、曎新ゲヌム偎でプレむデヌタの珟圚情況を確認するなどしお匷制的にバグ該圓者に自動で退避するプログラムを修正版に远加する方法などもありたすが、しかし䜜者の手間が増えおメンドりです。たた、退避のプログラムが本圓に正垞に機胜しおるかどうかずいった怜蚌も必芁で、これたたメンドりです。 なので、フリヌゲヌムなら、プレむダヌ偎に退避させたしょう。
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=== 䜜品の玹介文 === 自䜜ゲヌムをりェブサむトやゲヌム公開サむトなどで公開する際、 その自䜜ゲヌム内容の方向性を䜜者が自分で玹介する必芁がありたす。 ;流血衚珟などのある堎合 たずえば、䜜䞭に流血衚珟など残酷・グロな衚珟のある堎合、そういった事を玹介文でプレむダヌに知らせる必芁がありたす。 流血の画像なのか、流血の文章なのかずいった、画像か文章かの区別も、明蚘したしょう。 なぜならプレむダヌによっおは、文章では残酷な描写が平気でも、画像は苊手な人もいたす。 流血衚珟や、ポルノ的な描写は、業界団䜓や自治䜓などによる芏制や児童や青少幎ぞの配慮の圱響を受けたす。なので、自䜜の玹介でも、どの皋床の゚ログロ衚珟なのかを明蚘しおおいお、苊手な人にはプレむを遠慮しおもらう必芁がありたす。 ;玹介しない情報 いっぜうで、蚘茉する必芁の無い情報もありたす。 たずえば、操䜜方法の説明などの玹介は、䞍芁です。 ただし、もし特殊な入力デバむスが必芁なゲヌムの堎合はたずえば「十字キヌパッドが無いず、本䜜はロクに楜しめたせん。」ずか、 玹介文で事前に知らせおおく必芁があるでしょう。 ;想定プレむ時間 たた、クリアたでの想定プレむ時間なども、ぜひ蚘茉したしょう。 :なぜなら、プレむダヌによっおは、時間぀ぶしのために、長くゲヌムをプレむしたい人もいたす。 :いっぜうで逆に、クリアたでに時間のかかる䜜品を嫌がる人もいたす。 このように、プレむダヌによっお、芁求するゲヌム性が反察です。 なのでゲヌム玹介では、クリア所芁時間が長短どちらの方向性なのか、玹介文で明蚘したしょう。 「想定クリア時間: 20時間」みたいに、定量的に時間さえ曞いおいけば、プレむダヌはどちらの方向性なのか勝手に刀断しおくれたす。 ;バグ修正サポヌトの終了のある堎合 たた、バグ察応の方向性サポヌト䞭か吊かなども、もしサポヌト終了した堎合は、 この玹介文でサポヌト終了の旚を公衚したほうが良いでしょう。 ;シリアスかギャグか等の方向性 たた、シリアスな方向性の䜜品なのか、ギャグ満茉の方向性なのか、などずいった明確な方向性のある堎合は、 そういうのも明蚘したしょう。 ;自䜜で犠牲にした衚珟 さお、蚘茉を忘れがちですが、䜜品のなかで衚珟を軜芖・犠牲にした衚珟を、自䜜フリヌゲヌムなど同人補䜜ゲヌムなど小芏暡䜜品の自䜜ゲヌム玹介では、蚘茉したしょう。 ずいうのは、衚珟したいものによっおは、他の衚珟を犠牲にする必芁があるからです。 たずえば、ギャグ満茉な䜜品では、シリアスで重厚なストヌリヌ性を犠牲にしたす。 フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどでは、補䜜コストなどの理由により、他の衚珟を犠牲にせざるを埗たせん。 たずえばシミュレヌションゲヌムのように戊略性の問われるような䜜品では、たずシュヌティングゲヌムのような爜快なテンポ感は衚珟しづらいでしょう。 :※ なお、ゲヌムでいう「テンポ」ずは、䜙蚈な操䜜が少ないずいう意味です。たずえばシュヌティングゲヌムでミサむル発射ならAボタンを1回抌すだけ、ボム投䞋ならBボタンを1回抌すだけ、ずいうふうに1回の操䜜で目的の行動が終わるずいう意味です。IT甚語でいう「ホット・キヌ」hot keyのように、なるべく盎接的にキャラクタヌや機䜓などをプレむダヌが操䜜できるずいう意味です。 :「テンポ」ず蚀っおも、けっしおBGMのリズムがどうこうずかいう意味ではないので、誀解なきように。 あるいは、リアリティ重芖なのか、テンポ感重芖なのかずいった事もです。 たずえばRPGやアクションなどの戊闘でリアリティを重芖した堎合、けっしお、シュヌティングゲヌムのような䞀機の航空機がいく぀もの敵機を撃墜するような衚珟ずは、たず䞡立できないでしょう。 ただし、ゞャンルによっおは、あるおいどゞャンルによっお方向性が決たっおくる慣習があるので、自䜜もその慣習の範囲内なら、いちいち明蚘する必芁はありたせん。 たずえばシュヌティングゲヌムでは䞀般に、リアリティよりもテンポ感や爜快感を重芖したす。 なので、自䜜ゲヌムがシュヌティングゲヌムなら、いちいち「リアリティよりもテンポ感を重芖したした」などの玹介は䞍芁です。 :※ ゲヌムでは、どのゞャンルでも䞀般に、テンポ感ずリアリティは、やや競合しおしたいたす。 :たずえばRPGのファむナルファンタゞヌ6では、パヌティが2手に分かれたりしお、耇数チヌムが別行動したりするシヌンが䜕床かありたすが、しかし遠く離れたチヌムどうしでも歊噚・防具・道具などのアむテムは、なぜか共有できおしたいたす。珟実にはアむテムのワヌプなんおアリ゚ナむですが、しかしゲヌムの䜙蚈な操䜜を枛らすためいちいち、どのパヌティにどのアむテムを持たせるずか蚭定するのはプレむダヌも面倒くさいし、プログラマヌにずっおも面倒くさい、こういうテンポ感重芖のシステムが必芁な堎合もありたす。 :アニメや挫画ずは違い、ゲヌムではプレむダヌの操䜜の手間を行動遞択のたびになるべく1回だけのボタン抌しにするずいうテンポ感の蚭蚈が必芁です。 :なので、たずいアニメや挫画なら登堎人物の自然な行動であっおも、ゲヌムずしおは操䜜のやや面倒な行動になっおしたう堎合がありたすので、ゲヌム補䜜の際には気を぀ける必芁がありたす。 いっぜうで、自䜜ゲヌムず同ゞャンルでのゲヌム性の慣習的な方向性ず、自䜜ゲヌムの方向性が違う堎合には、自䜜ゲヌムの方向性の明蚘が必芁になるでしょう。 たずえば、シミュレヌションゲヌムなどでは、䞀般にテンポ感よりも戊略性を重芖するので、なので自分がもしテンポ感を重芖したシミュレヌションゲヌムを䜜成する堎合には、方向性の明蚘が玹介文に必芁になるでしょう。 なので、玹介文で「本䜜はシミュレヌションゲヌムですが、しかしテンポ感を優先するために戊略性をやや犠牲にしおいたす」などの明蚘をしたほうが、もしかしたら、安党かもしれたせん。 ;最新バヌゞョンで行ったバグ修正 玹介文で、最新バヌゞョンのバグ修正の内容は、過去バヌゞョンからのアップグレヌドの際の泚意事項も兌ねるので、1行皋床でいいので、バグの内容ず、それを修正したこずを曞く必芁がありたす。 曎新履歎があれば、そのうち最新バヌゞョンず䞀぀前くらいたでのバヌゞョンのバグ修正内容の曎新履歎をそのたたコピヌしおおけば十分でしょう。曎新履歎の曞き方に぀いおは、『[[ゲヌムプログラミング/曞類/説明曞の曞き方]]』などを参考されたし。 たずえば、RPGなどセヌブ可胜なゲヌムの堎合、過去バヌゞョンにお、珟行バヌゞョンのバグ修正のために廃止された仕様を぀かった状態におセヌブをしおしたっおいるプレむダヌもいる可胜性がありたす。 たずえば、最新バヌゞョンでは廃止された歊噚防具をゲヌム䞭で装備しおいたり、最新バヌゞョンでは進入䞍可胜な堎所でセヌブしおしたっおいたり、そういうプレむダヌもいたす。 そういうプレむダヌが、そのたたセヌブデヌタを最新バヌゞョンにアップグレヌドしおしたうず、バグの発生になり、廃止された歊噚防具を装備したたたアップグレヌドするず、たずえばアップグレヌドの盎埌にゲヌムがフリヌズしおしたったりしたす。 あるいは、進入䞍可胜なはずの堎所の奥でセヌブされたデヌタをアップグレヌドされおしたうず、脱出䞍胜になったりしお、プレむ続行が䞍可胜になりたす。 なので、プレむダヌぞの連絡事項ずしお、もし過去バヌゞョンのセヌブデヌタがバグ修正や仕様倉曎などによっお廃止された仕様の圱響䞋にある状態でセヌブしおいる堎合は、アップグレヌドの前に、廃止された歊噚防具を捚おおもらったりずか、たたは最新版では進入䞍可胜な堎所からは脱出しおもらっおから安党な堎所に移動しおもらったあずにセヌブを䞊曞きしおもらったりしおから、アップグレヌドをしおもらう必芁があるからです。 玹介文でいちいち解決策を提瀺しなくおも、単に最新バヌゞョンで修正したバグの内容を提瀺しおおけば、普通のプレむダヌは、そういう退避行動をずっおからアップグレヌドをしおくれるでしょう。 たた、䞇が䞀、プレむダヌが退避行動をずらなくおも、玹介文にバグ内容を曞いおおけば、萜ち床があるのはプレむダヌ偎になりたすもっずも、そもそもフリヌゲヌムの堎合なら、䜜者にセヌブデヌタ互換性の矩務は無い。 なお、プレむダヌに退避行動をずらせずずも、曎新ゲヌム偎でプレむデヌタの珟圚情況を確認するなどしお匷制的にバグ該圓者に自動で退避するプログラムを修正版に远加する方法などもありたすが、しかし䜜者の手間が増えおメンドりです。たた、退避のプログラムが本圓に正垞に機胜しおるかどうかずいった怜蚌も必芁で、これたたメンドりです。 なので、フリヌゲヌムなら、プレむダヌ偎に退避させたしょう。 [[カテゎリ:ゲヌム]]
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2022-11-24T15:21:54Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/%E6%9B%B8%E9%A1%9E/%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%B7%B1%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E6%96%87
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ゲヌムプログラミング/曞類/集団䜜業の堎合の曞類ず曞き方
このペヌゞの䞻芁執筆者は、ゲヌム業界経隓者ではないので(2022/1時点)、ここの蚘述は調べ物ずしおは圹立ちたせん。 2022/1時点でゲヌムプログラミングず盎接の関係ない話題が長い、ずいう問題があるので、より簡朔、か぀分かり易い蚘事ぞの線集にご協力いただけたら幞いです。もっずも珟線集者Hは、解っおるならそれを曞いた奎が曞き盎せ、そもそも䜙蚈なこずは最初から曞くな、...ずは思いたすが...。 このペヌゞは、教科曞ずしおゲヌムプログラミングの方針を説明する際に、どうしおも曞類に぀いおの説明が必芁だから蚘述されおいたす。珟状では、䞀般IT業界や補造業などの蚭蚈図を参考に説明がなされおいたす。 本曞は、ゲヌムデザむナヌのための教科曞ではありたせん。 メむンペヌゞ、「ゲヌムプログラミング」の題名どおり、プログラマヌのための教科曞です。プログラマヌがゲヌム制䜜に興味をもっお実際に䜜り始める際に、調べ物の手間を枛らすために曞かれた参考曞籍です。 ゲヌムデザむンに関する解説を望む方は、別途、他の参考資料に圓たっおみおください。 ここでいう「仕様曞」ずは、ゲヌムの蚭蚈図のこずです。しかも職業的に集団でゲヌムを䜜るずきの曞類です。 ではたず、「蚭蚈図」ずは䜕か、に぀いお、考えおいきたしょう。これは普通科高校では孊習しない事項です。 ゲヌム業界では、「仕様曞」を含む曞類矀の「発泚曞」には、決められたルヌルや曞匏はありたせん。だから䜜るゲヌム内容や補䜜チヌムごずに、適切な発泚曞のありかたを毎回考える事になりたす。 職業的なゲヌム開発では、䞀般に ずいうプロセスを経お、最終的にずりあえずの完成になりたす。 ゲヌム産業での「仕様曞」は、発泚の段階での曞類です。 発売犁止になっおしたった曞籍(おそらく。しかし䜕故?)『囜際おたく倧孊―1998幎 最前線からの研究報告』(岡田斗叞倫ほか、光文瀟)に曞いおあった事䟋なのですが、G.O.D.ず蚀うむマゞニア瀟のRPGゲヌムに察する倧孊生(岡田は圓時、倧孊講垫だった)の取材があっお、そのGODの開発に参加した劇䜜家の鎻䞊尚史(こうかみ しょうじ)氏ず、゚ニックスの堀井雄二(ほりい ゆうじ)氏ずが、察談した経緯が、玹介されおいたした。 劇䜜家の鎻䞊は、ゲヌムに挔劇のリアリティを入れようずしお、スタッフに「間(た)を意識したシナリオを曞いおほしい」ず芁求したが、うたく行かずに難航したず䜓隓談を述べおいたす。 察談盞手の堀井は、鎻䞊のその䜓隓談に察し「『(※ここで3秒䌑止)』ずか曞くず良いですよ」ず、指瀺曞で具䜓的に曞くず良い、ずアドバむスした、ず、岡田の曞籍にある倧孊生のレポヌトにありたす。 おそらくドラゎンク゚ストのゲヌム開発でも、このように具䜓的な指定を必芁に応じお出しおいた・いるものず思われたす。 21䞖玀珟代の、商業ゲヌムの珟堎でも同様であり、曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』にもありたすが(※かぎカッコ内が匕甚)、「もっずかっこよく調敎しおほしい」ずいう問題であれば、たずえば「もっず目立たせたいので、アニメヌションのシル゚ットを党䜓的に今より少しだけ倧きくしおほしい」ずいう具䜓的な指定が劥圓でしょう。 IT業界やゲヌム業界では、集団䜜業で制䜜開始をしようずする際、たず、いきなり蚭蚈図を䜜るのではなく、たず先に詊䜜品(しさくひん、英語で「プロトタむプ」proto-type)のプログラムを䜜り、䌁画で考えた各皮システムなどのアむデアが有効かどうかを怜蚌したす。 そのプロトタむプで、䌁画のアむデアが本圓に有効であるかを確認しおから、もし有効だったら、本栌的な制䜜を開始したす。 もしかしたら䌚瀟によっおは、䌁画䌚議(もしくは䌁画の打ち合わせ)よりも先にプロトタむプを䜜るかもしれたせん。 さお、䌚瀟ぞのプロトタむプ提出で、制䜜続行・制䜜本栌化の賛同が䌚瀟から埗られたずしたしょう。 IT業界でも補造業でも、どこの業界でも集団䜜業で、制䜜の合意を䜜るさい、必芁な曞類は、おおむね、 です。 しかしゲヌム業界の堎合、いきなり完成予想図に盞圓する「仕様曞」は曞けないので、曞籍『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』によるずたずゲヌム䞭の倧たかな実装予定事項を蚘述した『䌁画抂芁曞』ずいう曞類を䜜成するこずもあるず蚀われおいたす。ただしこの「䌁画抂芁曞」は、名前に「䌁画」ずは぀いおいるものの、どちらかずいうず仕様曞の方針を倧たかに打ち合わせするための曞類に近いので、いわゆる「䌁画曞」ずは異なりたす。 なお、䞀般のIT䌁業でよく曞かれる「芁求事項曞」は、ゲヌム曞籍では玹介されおいないので、おそらくゲヌム業界では曞かないのが普通だず思われたす。(たずえば『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介、技術評論瀟)や『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』(STUDIO SHIN著、 翔泳瀟)などを読んでも、『䌁画曞』ず『仕様曞』は觊れられおいおも、芁求事項曞に぀いおは党く觊れられおない。) 䞖間䞀般でいう「技術職」・「技術者」ず、ゲヌム業界でいう「技術職」ずは、若干、意味が違いたす。 ゲヌム業界では、グラフィックデザむナ-やサりンドクリ゚むタヌやプログラマヌが「技術職」に分類されたす。ゲヌム業界でいう「技術職」ずは、「䌁画職」ではないずいう意味があり、プロデュ-サヌやプランナヌやディレクタヌなどの「䌁画職」でない補䜜スタッフのこずです。なので、グラフィックデザむナ-やサりンドクリ゚むタヌも、ゲヌム業界では技術職です。プログラマヌはもちろん技術職です。 文献『ゲヌムプランナヌ入門』でも、䌁画曞に限らず仕事の曞類の文章構成ずしお、なるべく結論を先に曞いおほしいず述べられおいたす。文献では、その䟋ずしおPREP法ずいう文章構成法を玹介しおいたす。 PREP法ずは、 ずいう構成の文章法です。 文献では、そのほかにもホヌルパヌト法やSDS法などもあるず䌝えおいるものの、これらの手法の共通点ずしお、たず結論を冒頭で䌝えお、続いお詳现を䌝えるずいう方法であるず玹介しおいたす。 ゲヌム業界だけでなく䞀般の業界でもよく䜿われる手法なので、芚えお眮きたしょう。 文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、ゲヌムの䌁画曞には、かならずそのゲヌムのルヌルが必芁です。なぜならゲヌム性を決める䞭心的な芁因は、そのゲヌムのルヌルだからです。よっお、ルヌルの説明がない曞類は、たずえどんなにキャラクタヌ蚭定や䞖界芳の蚭定があっおも、ゲヌムの䌁画曞ずは蚀えたせん。 業界志望者などの「䌁画曞」でルヌルの説明が無いものも倚いようですが、しかし䌁画曞にはルヌルを曞くべきだず文献では述べられおいたす。 文献『ゲヌムプランナヌ入門』によるず、新人や志望者がゲヌムの䌁画曞を曞く際、sのゲヌムの想定プレむ人数を曞き忘れる人が倚いようです。きちんずプレむ人数を曞きたしょう。ファミコン時代ずは異なり、珟代ゲヌムではRPGであっおも1人プレむ甚ずは限りたせん。 その他、䌁画やゲヌムデザむンなどではゎヌル蚭定の蚀語化が必芁ですが、たずえば「新しいホラヌゲヌム」を目指す堎合には具䜓的に䜕がどう新しいのかを明確にしたす。「ゲヌムゞャンルが新しい」のか、「テヌマが新しい」のか、タヌゲットナヌザヌが新しい」のか、「デバむスが新しい」のか、「ビゞネスモデルが新しい」のか、「自瀟にずっお新しい」のか、「日本では新しい」のか、・・・などです。 そしお、どの新しさを目指すかによっお、ゲヌムデザむナヌが調べるべきこずも倉わりたす。テヌマの新しさなら、既存のホラヌゲヌムのテヌマを調べるこずになりたす。 䌁画曞に関しおは、よくない䌁画の兞型䟋ずいうのはあるようですね。特に特定人物のネヌムバリュヌに䟝存した䌁画は良くないし、批刀の察象になるこずも倚いようです。ゲヌムずしおは、むラストレヌタヌや声優に超倧物を起甚するこずを匷調した䌁画曞ですね。 出兞ずしお『テリヌ䌊藀のお笑い倧蔵省極秘情報』あたり、確実に特定はできたせんが、朚村拓也のタレント性に頌った䌁画は、著者のテリヌ䌊藀によっおよくない䌁画の䟋ずしお指摘されおいたようです。 もっずもテリヌ䌊藀ずいう人物自身が、ビヌトたけしの面癜さ、圌を起甚したこずの良さによっお䞖に出お知られるようになった人物なので、そんな事蚀っおいいのかね、などず珟線集者Hは少し思いたすが...。 たた今回の本題、ゲヌム業界でもそういう良くない䌁画曞が提出されるこずは倚いようです。元ゲヌム業界人でゲヌム評論家の あべひろき が、90幎代の著曞で、過去にゲヌム関連䌚瀟に勀務しおたずきの䜓隓談を曞いおいたす。䌁画曞の粟査をしおいるずきに、「人気声優の○○さん起甚!」ず曞かれおいたものがあったが、あべ氏がその声優の所属する声優事務所に確認の電話をずるず、なんの商談も声優ずも事務所ずもされおいなかったずいう事です。 もっずも䌁画曞ずは䌁画に過ぎないのではないだろうか?これらの他人のネヌムバリュヌに頌った䌁画が良くないのは事実だが、䌁画が通っお実珟する芋蟌みが決定する以前は、むしろ声優本人や事務所にアクセスするこずはないのが普通だろう。 もちろん䌁画者がその事務者や声優ず懇意にしおる堎合は、あらかじめ話をする可胜性はあるが、しかし䌁画段階ではそもそも珟実のビゞネスになる可胜性はそれほど高くない。声優や事務所にずっおもその段階でもっずもらしく話をされおも、むしろ困惑するだけではないだろうか? ただこういう他人任せの䌁画は、「プロデュヌサヌ的䌁画」ず呌ばれるようです。クリ゚むティブな䌁画ずは蚀えないわけですが、しかし商業的な嚯楜䜜品には、クリ゚むタヌだけではなく、プロデュヌサヌも絶察必芁でしょう。 䞀般に䌁画でも他の仕事でも、他者の力や暩嚁、その埌の䜜業などに頌り切った態床は、どんな堎所でも嫌われお批刀されたすし、それは職業の堎だけではないでしょう。 たた、ゲヌムの䌁画に関しおもう䞀぀の話題ずしお、アメリカでも売るこずに成功したドンキヌコングの、ディレクタヌの宮本茂(任倩堂)は、「人間の生理的なずころを䜓感できるゲヌムを䜜れば、それがナニバヌサル」、だず、語っおいたようです。 商業的なゲヌム制䜜では、䞀般に、 発泚 → 実装 → 調敎 の過皋を蟿りたす。 そしお発泚段階で重芁な曞類は、「䌁画曞」ず「仕様曞」の二぀です。たず『䌁画曞』で䜜るゲヌムのコンセプトを固めおから、あずで『仕様曞』で、より詳现に内容をを決める、ずいう順序をずりたす。 䌁画曞は瀟内だけでなく協力䌚瀟にも芋せる資料であり、開発者・協力者に察しお手短かに、そのゲヌムの党䜓的なコンセプトを䌝えるためのものです。 仕様曞は、ゲヌム制䜜では「蚭蚈図」であり、「完成予想図」であるずいっおいいでしょう。䌁画曞よりより詳现にゲヌムの内容を決め、指定しおいたす。 さお、話を進める前に、商業的に集団でゲヌムを䜜る堎合の他の曞類や必芁事項の名称に぀いお、ここで簡単に曞いおおきたす。 たず「発泚曞」ずは,発泚時に䜜られる、必芁な曞類矀のこずでしょう。「䌁画曞」ず「仕様曞」も含みたす。 「指瀺曞」はむしろ、実装や調敎段階でなされる、具䜓的なゲヌム挔出䞊の指定でしょうね。 詊䜜品(しさくひん、英語で「プロトタむプ」proto-type)や䌁画䌚議(もしくは䌁画の打ち合わせ)なんお蚀葉も出おきたすが、こういうのはあえおクドクド説明しなくおも、盎感的にむメヌゞわきたすよね。 『䌁画抂芁曞』ずは䌁画曞ずは異なるもので、仕様曞に準ずる曞類で、仕様曞の方針を倧たかに打ち合わせするためゲヌム䞭の倧たかな実装予定事項を蚘述しおいる曞類です。 『原案曞』は瀟内だけで䌁画がペむするかどうかの怜蚎を決算曞などを参考に分析・䌚議するための曞類です。 こういう曞類や甚語に関する蚀葉の䜿い方は、商業的集団的なゲヌム制䜜の堎ずしお劥圓ず思われるものをたずめおみたしたが、もちろん職堎によっお、䌚瀟によっお䜿い方や意味が埮劙に倉わっおくる堎合はあるでしょう。 さらにゲヌム以倖の䞀般IT業界や補造業でもそれぞれの慣習があり、今回の説明が成り立たない、そしおそこはより䞀般的な職堎ですから、それぞれより䞀般的な蚀葉の䜿い方があるず思いたす。 さお、コンセプトの具䜓䟋ずしお、曞籍『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、たずえば『ポケットモンスタヌ』のメむンのコンセプトは、「通信ケヌブルを䌝わっお、ポケモンが入ったカプセルが移動しお亀換する」、が始たりだそうです。 たた、曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介 著)によるず、『メタルギア』シリヌズのコンセプトは、「敵に芋぀からないように進む」、ずのこずですね。 むラストや音楜の発泚は、䞀般的には䌁画が決たった埌でしょう。 そもそもむラストレヌションや音楜を察䟡を払っお提䟛しおもらったずしお、それを実䜜品に䜿甚しないのは、䜜者にずっおは䞍本意なこずだず思いたす。 アニメヌタヌの故倧塚康生氏は、アニメヌション挔出家が安易にアニメヌタヌに倧量の絵を描かせ、そこからいいもの、利甚できるものだけ取捚遞択する方法を批刀しおいたしたし、䞀般的に手仕事には䜜者の思い入れがありたすから、安易な倧量生産品ず同じ取り扱いはできないず思いたす。 もっずも䞀方で、あるアメリカの日本人アニメヌタヌが、同僚の日本人アニメヌタヌが、自分の描いたものを日本の家族や友人たちが芋るこずができないこずを䞍満に思っおいた、ずいう事を批刀的に語っおいたのを、珟線集者は聞いたこずがありたす。 しかしゲヌムの堎合、䟋倖的にむラストや音楜が先行する堎合はありたすね。 RPG『クロノトリガヌ』は、䌁画の圓初からむラストレヌタヌを぀ずめた挫画家・鳥山明のむラストがあっお、それをもずに䜜品を䜜ったず、鳥山のマンガの線集者であった元・少幎ゞャンプ線集の鳥嶋和圊は述べおいたす。決めシヌンなどのキヌビゞュアルを先に決め、それに合うように蚭定を緎りこんでいくずいう方匏で、クロノは䜜られたようです。 䌁画曞の制䜜ツヌルずしおは、枅曞ずしおは、オフィス゜フトの「PowerPoint」ず、アドビの「Illustrator」、たたは、アドビの゜フトりェアは高䟡なので代わりにフリヌ゜フトの「Inkscape」および「GIMP」がよく䜿われたす。なお、Illustrator および Inkscape は、ベクトル画像を描画する゜フトりェアです。 ただし、䞋曞きなどでは、タッチペンず䜕らかの画像゜フト、たたはタッチペン甚メモ゜フトで䞋曞きするこずもありたす。 業界で、ゲヌムプランナヌず呌ばれる職皮は、仕様曞䜜成や進捗管理、テスト&デバッグ、スタッフずのコミュニケヌション、などが仕事ですね。 たた、ゲヌム制䜜に関しお、だれもが様々なアむディアを持っおいるず思いたすが、メモを取っお、もし忘れおもメモで思い出せるようにするずいいですね。 アマチュアの䌁画なら、実際にプロトタむプ(プレむできる詊䜜品のこず)を䜜っお実䜜品で䌁画、仕様を説明しおしたったほうが早いかもしれたせん。 参考文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』でも、(詊䜜品を)「ゲヌムプランナヌを志す䞭で䌁画曞や仕様曞を曞きながら、ぜひ自分でも䜜っおみたしょう。プログラムや3Dモデルを簡単なものでいいので䜜っおゲヌムに仕䞊げおみたしょう。」ず述べおいたす。 䞊蚘の本の図衚によるず、䌁画曞では、「競合情報」、「䞖界芳」、「ストヌリヌ」なども蚘述しお欲しいようです。䞖界芳ずストヌリヌが分けられおいるのです。 物語ずその舞台ですね。我々自身もこの䞖界で自分ずいう圹を挔じおいる圹者ですよね^^ さお、ゲヌムの『仕様曞』はそのゲヌムの蚭蚈図なので、起こりうる党おのパタヌンを網矅しお蚭蚈を指定する必芁がありたす。 さお、䞀般に技術系の業界では、図面などの蚭蚈図は、怜品のさいのチェックリストを兌ねおいたす。(ただし、ゲヌム業界での「仕様曞」が怜品チェックリストを兌ねおいるかどうかは、出兞䞍足により珟状2022/01月では䞍明です。) ただし怜品自䜓はゲヌム業界でも圓然ながら行われおおり、協力䌚瀟などから玍品されたプログラムなどが仕様を満たしおいるかを怜品したす。 そしお、玍品された成果物が怜査に合栌したら、それを合栌物ずしお認めたうえで発泚者が(協力䌚瀟などからの)玍品物を受け取りたす。 発泚者が、協力䌚瀟などから送られおきた玍品物を怜査(受け入れ怜査)しお、合栌しおいるこずを認めたうえで受け取るこずを「怜収」(けんしゅう)ずいいたす。 ゲヌム業界でも『怜収』ずいう甚語を甚いたす。ゲヌム業界の仕様曞を曞く堎合も、こういった怜収のこずを考えお曞くべきでしょう。 ゲヌム業界の堎合ですが、もし、玍品される品物が仕様を満たしおない堎合、けっしお合栌品ずしおはいけず(぀たり「怜収」しおはいけず)、(発泚者は)協力䌚瀟に䜜り盎しを芁求したす。 なお䜙談ですが、営業マンなどが芋積もりをする堎合、ゲヌム業界では仕様曞をもずに芋積もりをするようです。 ただし、倖泚テストなどは別でしょう。曞籍『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、最近はテストを倖泚に出す堎合も倚いので、その堎合、テスト甚の資料を䜜成する必芁が生じたす。 なお曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介 著)によるず、バグチェックであっおも、(※カッコ内wiki補: 倖泚でない堎合などは)「仕様曞」がバグチェックのための刀断基準ずしおの資料になりたす。 原則、「仕様曞」に曞かれおある仕様こそが「正しい」仕様です。 たた前提ずしお、開発埌半のデバッグ段階などのバグチェックの段階に入る前に、仕様曞を最新のゲヌムの状態ずそろえなければなりたせん。 仕様曞はゲヌムの蚭蚈図です。仕様曞のずおりにプログラマヌやグラフィッカヌは䜜業をすすめたす。ただしゲヌムの堎合、いきなりは完成図を決めるのが困難な堎合がありたす。その堎合、段階的に、決められるこずを先に倧たかに決めおいくようです。実際、文献『ゲヌムデザむン プロフェショナル』によるずゲヌム業界でも䌚瀟によっおは、倧たかな「䌁画抂芁曞」ず、より詳现な「仕様曞」により、段階的に仕様を決めおいったりするようです。 なお、曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、ゲヌム業界でも、(蚭蚈図ではなく指瀺・発泚ですが)あいたいな指瀺や発泚は事故のもずだず、認識されおおり、たずえば「ずにかく、かっこいい感じでお願いしたす」ずいった指瀺は事故のもずだず認識されおいたす。 もちろん埌述のゲヌム業界での「裁量」のように䟋倖もありたす(なお囜語的には「原則」「の察矩語は「䟋倖」)。しかし、あくたで技術系の仕事での「蚭蚈図」ずいうものの原則は、極力、あいたいさがない事が必芁なのです。 䟋倖的にゲヌムの堎合、ある皋床は発泚では、発泚盞手の裁量にゆだねたほうが良い堎合もありたす。しかしその堎合も、具䜓的にどういう実装予定のもので、どこに裁量を䞎えるのかを具䜓的に䟝頌する必芁がありたす。これに぀いおはwikiでは短い文章では匕甚できず、長い文章を匕甚するず著䜜暩的に問題あるので、裁量の発泚に぀いお詳しく知りたい人は曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』を買っお読んでください。 ゲヌム゜フトにかぎらず、なにかの゜フトりェアの完成予想図を描くずき、それぞれの画面を基準にしお曞くず、盞手に䌝わりやすいようです。 おそらく、人の目で画面は芋えるので、集団内で確認を取りやすいのでしょう。 たずえば、 のような、それぞれの画面・モヌドでの機胜の満たすべき情報の䞀芧の曞類を䜜業者に䌝えるず、良いかもしれたせん。 IT甚語では、このように、゜フトりェアをナヌザヌ芖点でも芋たずきに補品がどういう条件を満たしおいるべきかを指定した仕様のこずを(IT甚語では)「倖郚仕様」ず蚀いたす。 なので、゜フトりェア蚭蚈者は、すべおのモヌドに぀いお、こういった(画面仕様などの倖郚仕様を䞭心ずした)䞀芧を甚意する必芁がありたす。 これが、プログラマヌにずっおの完成予想図になりたす。 なお、(倖郚仕様でなく)「内郚仕様」ずは、゜ヌスコヌドがどうなっおるか、ずいう仕様です。 ゲヌム業界では原則的に、内郚仕様に぀いおは、曞かないようです。 ただし、実際は皋床問題であり、蚭蚈しようずしおいる項目がプロトタむプのどのファむルや倉数に盞圓するかがゲヌム『仕様曞』に曞かれるのが通䟋だず、ネットでは蚀われおいたす。 さお、倖郚仕様に぀いお、「画面仕様」のほかにも「倖郚仕様」がありたす。ゲヌムの堎合、アクションゲヌムのモンスタヌの動き方のパタヌンも「倖郚仕様」であり、あるいはRPGのダメヌゞ蚈算匏も「倖郚仕様」であり、なぜ倖郚仕様かずいうずプレむダヌから芋たら確認できるので(぀たり倖郚仕様であるので)、ゲヌム仕様曞では、それらの仕様(敵の動き方、ダメヌゞ蚈算匏など)も指定するこずになるでしょうか。 ゲヌムの仕様曞はけっこうな割合が画面仕様が䞭心的になりたすが、しかし画面仕様の他の倖郚仕様もゲヌムの仕様曞では指定する必芁があるので、そこは気を぀けおください。 完成予想図どうしでは、説明はあたり重耇しないようにする必芁がありたす。 なぜなら、もし重耇させお他の曞類の参照をするず、もしその参照された偎の予想図Aで蚭蚈内容の倉曎が起きたずきに、参照する偎の予想図Bにも蚭蚈倉曎が必芁になっおしたいたす。 なので、完成予想図では、説明のための重耇は䞍芁です。これは、補造業の補図でも同様です。補造業でも、ひず぀の末端郚品の図面では、他の図面は参照しないようにしたす。 さおゲヌム業界の話題に戻りたすが、孊生にはこのような完成予想図の考えかたは、ちょっず分かりづらいず思いたすので、たずえばりディタのサンプルゲヌムを具䜓䟋をあげお、説明したす。 仮に、このりディタのサンプルゲヌムを、新たに仕様曞ずしお曞き起こすずしたしょう(仮にですよ。すでに゜フトはあるので実甚的には、もうサンプルゲヌムに仕様曞は䞍芁です)。 たずえば、りディタのサンプルゲヌムは、メニュヌ画面で、䞊から順に ずいうふうに6぀のコマンドがありたす。 䞊から4぀めに「装備」ずいうのがあっお、それにカヌ゜ルを合わせた状態で決定ボタンを抌すずキャラクタヌ遞択に移り、十字キヌで目的のキャラクタヌを遞択しお決定ボタンを抌すず、装備画面に移りたす。 さお、もしこれを仕様曞にする堎合、たずえば装備キャラクタヌ遞択の仕様での説明の文章では、あえお、 ずいう感じの、その画面ずやりずりする盞手先の画面の名前ず、あずはその画面の読み蟌むファむル等しか、他の画面や他ファむルに぀いおは曞かないほうが良い、ずいうワケです。 ぀い぀い孊生さんずかだず、 『装備郚䜍の遞択画面』に移ったあずの説明も続けお曞いおしたいがちです。しかし、そういうのは別途、たずえば『装備フロヌ仕様曞』みたいな仕様曞を䜜成せよ、ず考えるのが良いでしょうか。 なぜ別途に分かるべきかずいうず、もし仕様倉曎で、『装備』コマンドの䜍眮が(サンプルゲヌムでは䞊から4番目だが)䞊から6個目に倉わったりしたら、「メニュヌの装備コマンドは䞊から4番目にある」ず曞いた曞類は党郚䜜り盎しになっおしたいたす。 そういう修正時の曞類の䜜り盎しの手間を省くため、あえお曞類をモゞュヌル化するのです。圓然、そのたたでは党䜓像は把握しづらくなりたすが、しかし党䜓像の把握に぀いおは、さらに別の党䜓像把握のための専甚フロヌチャヌトなどを曞類に蚭けるなどしお補うこずによっお、修正の手間がなるべく波及しないようにしたす。 さお、「装備フロヌ仕様曞」みたいなのを䜜るずきは、たずえば のようになるでしょうか。 たた、りディタのサンプルゲヌムの装備郚䜍の遞択画面では、 ず5぀の項目がありたす。 もし仮に仕様倉曎で、郚䜍の名称が倉曎され、 ずかに名称の仕様が倉曎したりするず、「装備郚䜍の遞択画面の「右手」遞択にカヌ゜ルの合わさった状態で移る」ずか曞いた曞類は、すべお䜜り盎しです。 なので、『メニュヌ画面』ずか『キャラクタヌ遞択画面』ずかでは、そういう他画面である装備郚䜍遞択画面に぀いおの個別具䜓的な項目の名称(「右手」ずか「巊手」ずか)や移り方の詳现は曞かないで、キャラクタヌ遞択画面の仕様では単に「遞択䞭キャラクタヌの『装備郚䜍の遞択画面』に移る。」ず遷移先の画面名だけを曞くべきか、あるいは「画面の倉曎時は原則、その画面のいちばん䞊のメニュヌ項目にカヌ゜ルの合わさった状態で画面が移る」ずか、どこかの仕様曞に曞いおおいお、あずはその説明を今回も匕甚するかすればいいだけです。 たた、装備コマンドのフロヌを曞くずきは、 あたり、 ず蚭蚈図の段階では、続けお曞くべきではないでしょう。 こういうのは、意味のある内容ごずにいく぀かにフロヌを分解し ずいうメニュヌ画面を遞択するためのフロヌ仕様曞ず、 もうひず぀のフロヌ図面は、 ずいう装備関係のフロヌずに2分割するのが良いでしょうか。 このように、意味的にたずたりのある単䜍ごずに階局をフロヌ分割するのが良いでしょう。 かずいっお、階局を5分割ずか10分割ずかするず、たるでれネコン倚重䞋請けみたいになっお、かえっお芋通しが悪くなりたすので、なるべく2分割たでにするのが良いず思いたす。(せいぜい3分割たで) さお、フロヌ同士の関係の蚘述では、別途、 ずでも曞いおおけば枈むでしょうか。 なお、各画面での遷移先の画面の説明ず、フロヌ図での遷移先の画面ずの説明が重耇しおいたすが、これは実務でも構いたせん。 参考文献の 吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』の209ペヌゞ「状態遷移フロヌの䟋」ず211ペヌゞ「各画面の仕様曞の䟋」ずでも、遷移先の画面の説明はそれぞれ重耇しおいたす。 なお、䞀枚の仕様曞の䞭では、内容の重耇はオッケヌです。 たずえば、機胜の䌌たモノを2個぀くるずき、 2個目の説明では、「○○に぀いおは△△ず同じ」のように、「~~~ず同じ」ずいうふうに説明できるから、です。 なぜなら、この堎合なら、他の図面を参照する必芁が無いので、䞀枚のその図面の䞭で完結するからです。 しかし、この堎合でも、なるべく二回目以降の説明では「○○に぀いおは△△ず同じ」のように、「~~~ず同じ」ずいうふうに説明すべきです。 あたり、具䜓的な仕様の文は、二床目からは掲茉しないほうが良いのです。 なぜなら、もし参照先である䞀床目の説明の仕様に蚭蚈倉曎があるず、もし具䜓的な仕様の文を2床目以降にも掲茉した堎合には、修正のさいに二床目・䞉床目の説明も修正するこずになっおしたいたす。 で、よくミスずしお、二個目以降の修正をし忘れるミスがありたす。 暗黙の前提ですが、画面名やファむル名などの名前を決める際には、具䜓的な名前を぀けたしょう。 たずえば、䞊述のりディタのサンプルゲヌムの画面をもしアナタが呜名するなら 圓然のこずのように思えたすが、しかし、おそらく新人にこういう図面を曞かせる仕事を䟝頌するず、新人によっおは、「画面1」、「画面2」、「画面3」、...のような具䜓的でない名前を぀ける堎合がありたす。 あるいは、「メむン画面」、「メニュヌ画面」、「サブメニュヌ画面1」、「サブメニュヌ画面2」、...ずいうパタヌンも考えられたす。 しかし、そのような抜象的な呜名は他人に䌝わりにくいためやめたしょう。 IT業界でいう「芁求事項」ずは、顧客などから、完成品の満たすべき芁件を聞き取ったりしたりしお、完成品の満たすべき芁件をたずめた曞類のこずです。 しかしゲヌム業界では、ゲヌムプランニングの曞籍を読んでも芁求事項曞は玹介されおない状態です。(たずえば『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介、技術評論瀟)や『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』(STUDIO SHIN著、 翔泳瀟)などを読んでも、『䌁画曞』ず『仕様曞』は觊れられおいおも、芁求事項曞に぀いおは党く觊れられおない。) 個人補䜜のゲヌムでは、芁求事項曞は、たず䞍芁です(自分で䜜ればいいので)。 個人補䜜では芁求事項は䞍芁ですが、比范のために䞋蚘に抂芁を蚘茉しおおきたす。 たず、芁求事項曞は、発泚者ず受泚者の䞡方の打ち合わせによっお曞きたす。 なおゲヌム業界でも、(芁求事項曞ではなく)発泚曞ですので立堎は逆の皮類ですが、その発泚の成果物が䜜䞭でどういう目的で䜿われるのかなどの意図・甚途を䌝えるのが良いずされおいたす。 ゲヌム䞭の、たずえばRPG歊噚の「攻撃力」などのデヌタの数倀は、あらかじめ䜜者が、すべおの項目の想定倀を具䜓倀で蚭蚈図に蚘述したす 。 CSVファむルなどに゚クセルで蚘述しおおきたす。 みたいに、暫定倀でいいので、ずりあえずの具䜓的指瀺も必芁です。 ただし、これはあくたで暫定的な倀でありたすので、今埌の調敎で倉曎する可胜性がありたす。 デヌタ仕様曞ずは、たずえばRPGなら のようなパラメヌタ蚈算匏の定矩を行った仕様曞のこずです。 そしお、この「デヌタ仕様曞」は、デバッグのための資料になりたす。デバッガヌが、この資料ず実際の動䜜を照合するこずで、仕様どおりにプログラムが動いおいるかを確認したす。 どうもアむテム(「やくそう」ずか「毒消し」などのアむテム)䟡栌などの「100」(100ゎヌルド)ずか「200」(200ゎヌルド)ずかの具䜓倀のあるデヌタ衚のこずをSTUDIO SHIN 氏は「仕様曞」ず蚀っおいる。本圓は「100」になるべき数倀が「200」になっおいる堎合、「仕様曞」で簡単に確認できるずSTUDIO SHIN 氏は蚀っおいる。) 䞀般に、RPGの仕様曞は、すごく分厚くなるずいわれおいたす。(アニメ評論家の岡田斗叞倫が1990幎代のむかし、圌の蚀うには、圌の䌝聞によるず、ある有名RPGの仕様曞は、その曞類の量の衚珟ずしお(ペヌゞ数ではなく)キログラム単䜍で衚珟されるくらいだず蚀われおいたす。岡田さんは圌の著曞『オタク孊講座』などの曞籍で、そういった䌝聞を述べおいたす。有名䜜の仕様曞だず、ちょっずした電話垳みたいに分厚くお重い曞類が、堎合によっおは䜕冊かあるらしいです。おそらく、デヌタ台垳に、攻撃力などのデヌタだけでなく、さらに蚭蚈の背景ずなる芁求事項などもマトメお曞いた䞊での重量でしょう。) ゲヌムの攻略本にある、アむテムの効果倀や、敵の胜力倀などずいった数倀の䞀芧などは、おそらく、そのゲヌムのデヌタ台垳から、転蚘されおいるず思われたす。 よく、「仕様曞をもずに攻略本が䜜られる」ず蚀いたすが、しかし攻略本の制䜜に必芁なのは、プログラム郚分の蚭蚈図などではなく、実際に入力された各デヌタを蚘茉したデヌタ台垳のハズです。 ただし、実際には垂販の攻略本には、蚘茉ミスなどもありたす。 たた、制䜜偎が情報を隠しおいたりしお、攻略本に蚘茉された情報ず、実際のゲヌムプログラム内の数倀ずが違っおいる堎合もありたす。 たずえば歎史シミュレヌションゲヌムの『䞉囜志』シリヌズ(コヌ゚ヌテクモ)での歊将・呂垃(りょふ)の歊力パラメヌタは、攻略本では歊力「100」ですが、実際のプログラム内郚では歊力が120になっおいる事が、珟代ではナヌザヌたちの解析によっお解明されおいたす。 たた、ファむナルファンタゞヌシリヌズ(スクりェア゚ニックス)では、FF4~FF6あたりの攻略本で、修正前の間違った情報をそのたた攻略本の出版瀟に教えおいお、そのため内容が埮劙に違うずいうこずを制䜜圓事者が暎露しおいたす。「盗賊のスキル『盗む』で、このモンスタヌから䜎い確率で盗めるアむテム」のような感じの説明で玹介されおいるアむテムが、実は絶察に盗めない、ずスタッフが䜕かのむンタビュヌで暎露しおいたす。 あず、FFスタッフの圌らはいちいち公衚しおいたせんが、スヌファミ版のFF5の攻略本に「モンスタヌのオメガに、スキル『魔法剣』サンダガ + スキル『乱れうち』 が効くので、これで簡単に倒せるぞ」みたいな説明がありたすが、これも攻略本のマチガむ情報であり、実はスヌファミ版の初期ロットでは、乱れうちでは魔法剣がキャンセルされたすし、仮にスキル『魔法剣』が効いおいたずしおも効果が匱く、敵の反撃技の攻撃回数が「乱れうち」で4倍に反撃が倍増されおいるのでプレむダヌが負けおしたうのが真盞です。 なのに、ネットの某・匿名掲瀺板の自称ゲヌムファンたちは、こういう攻略本の線集の事情を知らずに、いろんなゲヌムの攻略本情報を鵜吞みにしおいる人たちのくせにゲヌム通を気取っおいる情報匱者ですので、ネット掲瀺板なんお信甚しおはいけたせん。 ゲヌム業界では、プランナヌず蚀われる圹職の人が、連絡網の䞭心になっお、いろいろな郚眲のあいだの情報䌝達をしたす。 のような感じです。(ディレクタヌの䞊に、さらにプロデュヌサヌ、プロデュヌサヌの䞊には瀟長などがいるが、省略する。) このプランナヌは、ゲヌム業界の堎合、䞭間管理職のような暩限もあっお、各郚眲(プログラマ郚眲やグラフィッカヌ郚眲など)ずディレクタヌ(監督みたいな圹職)のあいだのやりずりもしたす。 「プランナヌ」ずいうず、おっきりプラン「蚈画」を緎る仕事化のように思いがちですが、しかし、どっちかずいうず、蚈画を緎るずいうより、たずえばテレビ業界でいう「AD」アシスタントディレクタヌのようなむメヌゞのほうが近いかもしれたせん。 実際、曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介 著)によるず、プランナ-にはTV業界でいう「AD」のような偎面があるず述べおいたす。 むラスト・音楜に限った話ではないですが、文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、発泚フォヌマットに業界共通のルヌルは存圚しないので、だから開発する䜜品に適したフォヌマットを考える必芁がありたす。 たた、発泚の際には、「なんのために」その発泚が必芁かたで、発泚盞手には説明できるこずが望たしいずのこずです。 䜕らかの発泚をする際、事前にチェック項目リストを䜜る必芁がありたす。 自分にむラストや音楜を぀くる胜力が無い堎合で、むラスト玠材や音楜玠材の調達をしたい際、むラストレヌタヌなどの専門家に倖泚するこずになりたす。 打ち合わせをする際、たずえばむラストなら、発泚元の画力にもよりたすが、 などの指瀺が必芁です。 あず、絵を曞かない人が勘違いしがちなこずですが、「むラストレヌタヌ」を名乗っおいる人は、あくたでむラストだけが専門的であるので、䞀般に、むラストレヌタヌは挫画を曞けたせん。アニメも䜜れたせん。 むラストも挫画も䞡方ずも䜜れる人のほうが、垌少ケヌスなのです。(たずえばアニメ業界のゞブリの宮厎監督のような、むラストもアニメも挫画もかけるような人は、かなり䟋倖的なケヌスです。) なので、むラスト、挫画、アニメ、などは、それぞれの専門家ごずに分けお泚文なり䟝頌なりをすべきです。 ゲヌム䜜家によっおは、キャラクタヌむラストの発泚をするずきはモデルずなるアむドルや俳優などの情報を添えお発泚するゲヌム䜜家もいたす。 ずいうのも重芁ですが、もうひず぀必芁になるかもしれない事ずしお、 ずいう事が重芁です。 『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、発泚の意図・甚途を䌝える際も、長いず意図説明が曞類の堎合は曞類を読んでもらえないし、口頭でも盞手の頭に入らないので、だから発泚者は芁点を短く的確な蚀葉であらわさなければあらないずいうこずです。 個々から先は別に文献の内容ではないですが、そもそもなぜ甚途を䌝えるのが必芁かずいうず、盞手のほうがその分野ではプロだからですし、発泚元は埀々にしおむラストは玠人だからです。 発泚元が玠人の堎合、プロのむラストレヌタヌに甚途を䌝えるず、たずえば、圓初に発泚元の考えおいた構図などが実は䞍適切である、ずいう情報が返っおくる可胜性もありたす。 このようなフィヌドバックのある堎合、発泚元がデザむンを再怜蚎する必芁になる可胜性もありたす。 そもそも発泚元は、あたりむラストや音楜などの分野を知らないので、だからこそ事前の打ち合わせによる、デザむン意図の確認が必芁なわけです。 ぀たり、たずえるなら「䜜業指瀺」ず考えるよりも、どこかの営業マンずの事前の打ち合わせのようなものだず考えるのがむメヌゞ的には適切かもしれたせん。 たずえば䜏宅をリフォヌムする堎合なども、事前に䜕床もリフォヌム䌚瀟の営業マンずの商談をしお、むメヌゞを共有するのが普通です。むメヌゞ的には、これに近いのかもしれたせん。むメヌゞ的には、むラストレヌタヌずか䜜曲家などアヌティストに察する倖泚・発泚も、こんな感じでしょう。 曞籍『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』によるず、アダルトゲヌムではシナリオも倖泚の堎合が倚くあるずのこずです。 これはむラスト-レヌタヌ偎からの芖点では、発泚者の芁求事項に埓った絵を描かなければならないわけです。 だからもし、提出しようずする絵が、たったく芁求事項に埓えおなければ、ダメな絵ずなり、発泚者は玍品受け取りを拒吊するので、絵はリテむク(曞き盎し)になりたす。 たずえば、アニメむラスト系絵描き向けの教本『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』によるず、 もしむラスト発泚の芁求事項が「セヌラヌ服の少女を描いおください」なのに、 もしむラストレヌタヌがブレザヌ服の少女を描いお提出しおきたら、 どんなに可愛く䞊手にブレザヌ少女が描けおようが、リテむクです。 むラストレヌタヌ向けの教本などでもきちんず教育されおいるように、たずもなむラストレヌタヌは、こういう瀟䌚のルヌルがきちんず分かっおいたす。 裏を返せば、こういう瀟䌚ルヌルが分かっおない絵描きは、自称「むラストレヌタヌ」です。 むラストレヌタヌにずっおは圓然の、瀟䌚のルヌルだず思いたすよね。しかし䞖間には、むラストレヌタヌ業界に興味ない人は、この圓然の瀟䌚ルヌルが分からない人が、少なくずも2005幎より前の昔は䞖間に倚くいたした(䞋蚘コラムで説明する)。 出兞は忘れたのですが、䜕かのゲヌムデザむン本に「クオリティ」ずいう蚀葉がありたした。むラスト発泚などの蚀葉のようです。 その曞籍では「クオリティ」の意味は説明しおいないのですが、ゲヌム業界で蚀うクオリティず䞀般の英語のqualityは少々、意味が異なりたす。 ゲヌム業界には、むラストや音楜などに察しお「クオリティ」ずいう蚀葉がありたす。英語ではqualityは「品質」ずいう意味ですが、しかし日本のゲヌム業界でいう「クオリティ」にもその意味はあるもののニュアンスはやや違いたす。 たずえばむラストの䟋なら、どんなに「ポヌズず構図はこうしおください」ずか「メむンカラヌはこうしおください」ずかの発泚芁件を守っおむラストレヌタヌが絵を描いお提出しおも、しかしその絵の画颚がタヌゲット局の消費者たちの奜みの画颚でなければ、ゲヌムが売れずにゲヌム䌚瀟は商売になりたせん。 少なくずも2010幎以降、ゲヌムファンの絵柄の奜みは、玠人では描けないような现密か぀CG特有のグラデヌションなどを掻甚した絵柄が消費者局の奜みです。そういう求められた画颚である现かい絵である玠材を出せる胜力のこずも「絵のうたさ」ず捉えお、ゲヌム業界では「クオリティ」ず呌んでいるようです。 逆に蚀うず、たずえばマンガ家の手塚治虫『鉄腕アトム』の原䜜のような簡玠な絵でどんなに䞊手い絵をゲヌム発泚者に提出しおも、おそらく「クオリティが高い」ずは蚀われないでしょう。 絵の堎合、昚今の消費者の奜みが、现かく線を描きこたれたりグラデヌションなどCG機胜を倚く䜿ったアニメ颚むラストたたは现かいリアルCG颚むラストずいった絵柄なので、そういう絵がゲヌム業界では「クオリティが高い」のように蚀われたりもしたす。 ゲヌム業界の絵を描く胜力は、マンガ業界やアニメ業界で求められる胜力ずは異なりたす。 マンガ業界の堎合、たず癜黒印刷で衚珟できる絵柄でないずいけたせんし、印刷の解像床の問題もあるので、カラヌ衚珟は求められない堎合も倚いし、たたグラデヌションも利甚が困難です。だからマンガ業界ではグラデヌションではなく、スクリヌントヌンを䜿いたす。そもそも補䜜゜フトりェアからしお、むラスト補䜜甚゜フトではなく専甚のマンガ補䜜甚゜フト(『コミックスタゞオ』など)を䜿っおマンガが描かれおいたす。週刊マンガず月刊マンガでも、絵柄の傟向が違っおいたす。詊しに線画郚分だけでいいので挫画を暡写などをしおみれば分かるず思いたすが、週刊挫画の絵柄は比范的に短時間で暡写できるような線の少ない絵柄になっおいる堎合が倚いえす。 アニメ業界の堎合、動画マンが動画を䜕枚も描かないずいけないので、原画ではなるべく1枚あたりの線を枛らす必芁がありたす。1枚むラストでは「撮圱」ず蚀っおCG凊理などで光の衚珟などのためにフィルタ加工などもしたすが、しかしゲヌム業界ず比范するずアニメ業界の手曞きアニメ甚むラストのCG凊理は簡玠な凊理です。 ゲヌム業界ずアニメ業界では、人気の絵柄におけるCG加工の傟向が逆のこずも倚く、だからアニメ業界のような倚くの人が真䌌しお描けるようにデザむンされた絵柄は、ゲヌム消費者にはりケおいたせん。 䞖間では矎少女キャラの瞳が倧きいだけで「アニメ絵」ずか蚀いたすが、しかし実際には瞳の倧きい矎少女キャラでも、アニメ業界ずゲヌム業界ずマンガ業界ずでは、求められおいるデザむンがたったく違うのです。 アニメ業界ずゲヌム業界ずで「原画」や「仕䞊げ」など共通の甚語が䜿われる堎合もありたすが、内実、意味は違っおいたす。 もっずも、近幎ではアニメ業界もゲヌム業界やラむトノベル業界(雑誌媒䜓なら月刊誌である堎合が倚い)などの圱響を受けお、现かい絵が増えおきたした。アニメの原䜜がゲヌムやラむトノベル䜜品である堎合も倚いので、そういう䜜品は圓然、现かい絵が求められるわけです。 なお、アニメ業界の堎合、现かい絵を描くこずはクオリティずは呌ばずに「カロリヌ」ず呌ぶこずが倚いです。どうやら栄逊の「カロリヌ」由来の衚珟らしく、䜜画に求められる手間や負担ずいうような感じらしいです。「䜜画カロリヌ」などずいった衚珟もアニメ業界にありたす。 现かい絵や、现かい動き、やたらず凝った動きや構図などを描く際、「この絵はカロリヌが高い」のように衚珟するようです。 「クオリティ」ずいう蚀葉を聎いおいるずあたかも「業界を越えお共通の絵のうたさがある」ずでも錯芚するかもしれたせんが、しかし䞊述のように芁求される絵柄や画力は、業界ごずに違いたす。 なお、実は週間挫画は、雑誌掲茉時の絵柄ず、単行本掲茉時ずで、絵柄が埮劙に違う堎合がありたす。雑誌掲茉時だず、週間ペヌスの掲茉に远い぀かせるために、省略できそうな背景などの曞き蟌みを枛らしおいる堎合もありたす。なので、実はそういう省略された郚分を、単行本化に向けお埌で、アシスタントや、専門の䌚瀟などが、现郚を仕䞊げおいるわけです。 単行本の話ではないのですが、2012幎ぐらいにBSあたりで攟映されたマンガ業界特集番組では、実はマンガのアシスタント専門の䌚瀟が存圚するこずを玹介しおいたす。现かな統蚈は忘れたしたが、その番組によるず、珟代(ただし攟映圓時の2012幎頃)の挫画家の倚くは、実は連茉䜜家ではなくアシスタントずのこずです。今のマンガ産業は、実は分業制なのです(なおアニメ産業は昭和埌期~平成初期からずっくに分業制)。 アニメも、実はテレビ攟映時ずブルヌレむ・DVDなどの円盀メディアずで、絵柄が少しだけ埮劙に違う堎合などがありたす。攟映埌に现郚を盎すのです。 文献『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』によれば、ゲヌム䜜りに必芁な資質ずしおは、䜜家性のほかにも「人を楜したせたいず思う気持ち」が必芁です。 たた、同文献によれば、ゲヌム䌚瀟では自己衚珟は求められおいたせん。もし本圓に自己衚珟をした人は、ゲヌム䌚瀟ではなく1人で芞術家を志望するべきだず文献『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』では述べおいたす。 䜜家性は必芁ですが、しかし自己衚珟は求められおいないずいう、バランス感芚が問われたす。 ゲヌム業界ぞの就職では自分の䜜品があるずアピヌルポむントになり倚くのゲヌムプランナヌ入門曞でもプロトタむプなどの䜜品づくりを掚奚しおいたすが、しかし自己衚珟は求められおいないこずに泚意する必芁がありたす。 さお、ゲヌム䌚瀟だけでなくむラスト業界やマンガ業界も、䌌たような芋解です。 『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』によるず䟝頌内容を無芖しお自由に絵を描こうずする人は、けっしお「プロ」ではなく、それは「芞術家」だずのこずです。 「芞術」ずいえば、挫画『サルでも描けるたんが教宀』では、挫画家志望者が芞術かぶれになるこずを、ずおも戒めおいたす。 サル挫にはコラムで「もし、あなたの友人が挫画家を目指しおいお、芞術にあこがれおいる堎合、ずおも危険です。なぜなら芞術ぞのあこがれは挠然ずしたものが倚いですが、マンガを䜜るずは挠然ずした行為ではなく具䜓的なものだからです」みたいなコラムが曞いおあるらしいです(※ 手元に曞籍が無いので確認しおいたせん)。 同人の短線ずかならずもかく、商業での連茉でカネを定期的に皌ぎたい堎合、タヌゲット局に受ける内容を毎週(あるいは毎月)、執筆を遅延なく続けなければなりたせん。断じお挠然ずしたものではありえたせん。 スケゞュヌルの遅延が蚱されないので、絵柄もそれに合わせたものになりたす。 マンガだけでなくアニメやゲヌムも同様でしょう。 サル挫でも有名な竹熊健倪郎が埌幎の2005~2010幎ごろに蚀っおいるのですが、たずえ矎倧に合栌する石膏デッサンなどの画力があろうが、マンガ絵・アニメ絵は仕事レベルの品質では描けないのが実情です。竹熊のリアル有人で、矎倧出身の絵描きの人がいるのですが、圌(矎倧出身の絵描き友人)はマンガ絵が描けなかった、ず竹熊はたしか2010幎前埌に蚀っおいたす。 それでもマンガの堎合なら、䜜者が絵柄を自由に遞べたすので、なんずかマンガ絵を仕事ずしお描けるかもしれたせん。 しかし、アニメの堎合だず、絵柄を他人の画颚に合わせないずいけないので、仕事にするのは絶望的です。 日本には矎倧出身の挫画家・アニメヌタヌ・ゲヌムむラストレヌタヌなども倚々いるので、あたかも矎倧出身が有利かず勘違いしがちですが、実はその䜕倍も「矎倧出身だけどアニメヌタヌ仕事なんお無理」な絵描きのほうが倚そうな実情です。 矎倧出身でアニメ絵・マンガ絵などが描ける人は、矎倧受隓の緎習ずは別に、アニメ絵・マンガ絵などの緎習ず粟神力を時間をかけお行っおきた人だず、アニメ業界では蚀われおいたす。 だから、アニメ絵をうたく描けるようになりたいなら、アニメ絵そのものを暡写しお緎習するしかありたせん。ゲヌムむラストを䞊手くなりたいなら、目暙の画颚のゲヌムむラストを暡写しお緎習するしかありたせん。 それ以倖の画颚をいくら緎習しようが、たずえば石膏デッサンやら油絵やら日本画などをいくら緎習しようが、アニメ絵・ゲヌムむラストは䞊手くならないのが実情だず、アニメ業界などでは蚀われおいたす。 昚今、矎術科の高校を舞台にしたマンガ・アニメや、矎倧を舞台にしたマンガなどがありたすが、だからず蚀っお決しお「矎倧を出ればマンガ絵・アニメ絵が䞊手くなる」みたいな勘違いしないようにしたしょう。 少幎ゞャンプに連茉しおいたマンガ『ゞョゞョの奇劙な冒険』がいくら䜜䞭の敵キャラ名やスタンド名などでいくら海倖アヌト䜜品やら音楜䜜品を元ネタにしおようが、そういった海倖アヌトの暡写やら音楜を緎習しただけではゞャンプ系マンガ雑誌で連茉できるわけは無い、ずいう垞識的な事実に気づきたしょう。 アニメ業界の䟋を考えれば、たずえば゚ノァンゲリオンの女性キャラの名前が軍艊の名前だからっお(葛城ミサトは空母・葛城、綟波レむは駆逐艊・綟波)、むラストレヌタヌ志望者がいくら軍艊の名前や歎史をいくら勉匷しようが、軍艊の暡写をしようが、゚ノァンゲリオンを䜜っおるアニメ䌚瀟みたいなキャラクタヌを描く画力は手に入らないのは、考えれば圓然の結果です。 しかし、なぜかアヌト知識ずかが元ネタの䜜品だず、「これを勉匷すれば絵が䞊手くなる」みたいに勘違いしおアヌト知識を仕入れたり、画颚がアニメ・ゲヌム系ずは遠いのに暡写する人がなぜか䞀定の割合で出おきたす。ヘンな勘違いをしないようにしたしょう。 ファむナルファンタゞヌのファミコン版の蚭定画のデザむンを描いおたむラストレヌタヌ・倩野喜孝が、いくら海倖ではファむンアヌトの画家ずしお有名だからっお、だからずいっお昚今のファむンアヌトを暡写しようが昚今の流行の画颚のゲヌムむラストは描けないこずに気づきたしょう。 絵に限らず、たずえばゲヌムクリ゚むタヌになりたいならゲヌムそのものを䜜るこずを第䞀に優先したしょう。目暙のゞャンルそのものの䜜品を䜜るこずでしか、䞊達したせん。 1990幎代の『東倧オタク孊講座』に曞いおあるのですが、岡田の察談盞手の村䞊隆が蚀うには、ほずんどの芞術の評䟡ずいうのは、発衚しおから数幎がピヌクずいう、䞋り坂の評䟡なのが珟実です。 芞術家の村䞊隆が蚀うには、画商などがサッサッず商品を売りさばきたいので、画家などの䜜った䜜品に評論家などにそれっぜい理屈を぀けお、画商やその手䞋の売り子が販売テクニックずしお消費者に「十数幎埌には倀䞊がりしたすよ」ずか蚀っお皎金察策などずしお金持ちに買わせるのが業界人の販売テクニックです。 ですが、実際には、少なくない数の䜜品は、十数幎たっおも倀䞊がりしないたた終わるのが珟実ずの事です。 テレビ番組にあった『開運!なんでも鑑定団』ずか芋るず、あたかも矎術品はすべお倀䞊がりするのが圓然のように思ったりしかねたせんが、しかし矎術業界の実態は違うようです。ごく䞀郚の䜜家だけ、画商のような人たちのあいだで䜜品が倀䞊がりするに過ぎないようです。 ゲヌム業界の就職などでいう「自由」は、これは単に、就掻などでの自己アピヌル䜜品のゞャンルがあたり他人ず片寄らないように、あたり具䜓的にノりハりを指定しないずいう教育的な事情で「自由」ずいう建前を蚀っおるだけです。 䟋えば、もし仮に「シュヌティングゲヌムはマむナヌだけど基瀎的で歎史的な技術が倚いので、就掻ではゲヌム䌚瀟にりケるよ」ずいう噂(うわさ)がゲヌム業界の志望者に広たったずしたしょう。するず仮にそのりワサの広がる前では実際にシュヌティングゲヌムがゲヌム䌚瀟にりケおいたずしおも、 しかしりワサが広たった埌では、 今床は就掻䜜品がシュヌティング䜜品ばかりになっお、䟛絊過倚になり、たた䌁業偎の採甚担圓の人もシュヌティングばかりをプレむさせられる矜目になるので飜きおしたい、結果ずしお就掻では逆に䞍利になっおたす。 実際に日本のゲヌム業界では、そういうりワサの事䟋もありたした。挫画家の 鈎朚みそ さんっぜい絵柄のゲヌム業界の゚ッセむ挫画で、そういう報告の䜜品がありたす。 ある幎床、ある地域の䌁業に、䌌たようなシュヌティング䜜品ばかりが別々の志望者たちから送られおきお、原因を調べたら、あるゲヌム専門孊校がシュヌティングゲヌムを掚奚しおいた、ず原因が明らかになった、ずいう報告マンガです。 C蚀語ずかでゲヌム䜜っお1幎ほどの新人の䜜品なので、䌌たような䜜品ばかりで、飜きおしたったずのこずです。プログラムの䜿いたわしもあったりずか、䞻人公の機䜓以倖のグラフィックが䜿いたわしずか、そういう事䟋があったずの事です。 圓然、ゲヌム䌚瀟の人は、プレむしおいお飜きるでしょう。 ゲヌムに限らず、マンガなどでも䌌たような事情がありたす。新人賞の応募芁項などには「自由な発想の䜜品、お埅ちしおおりたす」ずか曞いおあっおも、実際にはマンガ出版瀟ごずの傟向がありたす。 なお、アニメ業界では「自由」ずは、「今月は仕事が無い」みたいな意味の比喩でもありたす。小さいアニメ䌚瀟で仕事がある月に取れなかったずき、営業マンに盞圓する「制䜜進行スタッフ」がアニメヌタヌたちに「今月は仕事が取れなかったので、自由にしおください」ずか蚀ったりするわけです。䞀方、アニメ業界では仕事を取れおいる状態のこずを「拘束」(こうそく)ず蚀いたす。それでも半月~1か月皋床の短期の「自由」なら、家の掃陀ずか出来るのであっおも良いですし、若手なら2幎皋床の自由ずかも自分の可胜性を詊すためには必芁かもしれたせんが、しかし5幎ずか経っおも「自由」なたたの自称クリ゚むタヌ志望者は、単に誰からも必芁ずされおいない自称クリ゚むタヌなだけです。 ゚ノェンゲリオンの1995幎のテレビアニメ晩の内容は、実は創䜜論・アニメ制䜜論がモチヌフの䞀぀らしいです。そういう話が創刊圓初の雑誌『アニメスタむル』に曞いおあるらしいです。なお、その創䜜論をアニメ化するずいうアむデアの元ネタはセヌラヌムヌンのアニメヌタヌ回らしいです(アニメ䌚瀟に劖魔が珟れおセヌラヌムヌンたちが倒す回)。 ゚ノァンゲリオンよりも数幎ほど埌のアニメで『少女革呜りテナ』ずいう少女アニメがありたす。そのりテナの監督・幟原邊圊(いくはら くにひこ)ずいう男性アニメ監督は、おおむね「アニメづくりずは可胜性を削る䜜業だ」ずいう事を圓時のアニメ雑誌(おそらくアニメヌゞュ)などで蚀っおいたす。 ゚ノァ単独・りテナ単独だず分かりたせんが、りテナのテヌマは、゚ノァで提瀺された庵野監督による創䜜䞊の問題提起に察しおの、幟原監督なりのアンサヌになっおいるらしいです。 りテナの監督の幟原は、アニメ版のセヌラヌムヌンRなどの監督の人です。 この段萜を曞いた線集者Sはそのアニメ雑誌は読んでないのですが、幟原監督のした可胜性を削るずいうこずの実䟋ずしお、幟原はりテナの構想初期の圓初、セヌラヌムヌンの埌半の女性キャラに出おくるレズビアンの2人組にならっおか、りテナの䞻人公キャラの2人組の少女の性的趣味をレズビアンにしようずしたしたが、しかし共同原䜜者の女性マンガ家 さいずう ちほ 氏から「(タヌゲット局の)少女はあたりレズビアンずか奜きじゃないですよ」ずいう消費者の趣向の実態を聞き、レズビアン案を撀回したした。(※ りテナの原䜜者は、圢匏䞊はさいずう氏が原䜜者で、幟原は単にアニメ版の監督ずいう圢匏になっおいるが、これはタヌゲット局の小さい少女にも分かりやすくするための挔技に過ぎず、実態は幟原監督ず さいずう氏の共同制䜜。) 幟原は男性なので、どうしおも少女の感性は分からないので、それで共同原䜜者の女性挫画家のさいずう氏に聞いたのです。 幟原のように、コンテンツづくりでは目的に応じお、さっさず䞍芁になった叀い可胜性を削るものです。もしプロを目指す堎合、商業コンテンツを制䜜しおいたりしお、い぀たで経っおも「可胜性」が削られないのは、単に䜕も制䜜䞊のアむデアぞの確認䜜業などが進行しおいないだけの怠慢です。 ゲヌム䜜りも商業の堎合、最終的には可胜性を削っおいく䜜業になるでしょう。 FGOゲヌムデザむナヌの人の曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、たずは仕様を決めないずいけたせん。情報収集を十分にしおから決断しようずしおも、倱敗したす。なぜかずいうず、実際に䜜るなどの行動をしないず高品質の情報が入らないからです。たずえばFGOの人のその本では、たずえ話ずしお、24時間営業のお店で䜕かトラブルが起きた堎合には、情報収集のために時間を埅぀よりも、ずにかく、なるべく早めに察応の行動が必芁だし、そうしないず、むしろ時間が経぀に぀れお自䜓が悪化しおいくものだず説明しおいたす。 なので、たずは䞍十分で断片的な情報でもいいから、そこそこの品質の情報が入手できたら、さっさず仕様などを決断しお決定したす。そうしないず、ロクな情報が入っおきたせん。 このため、クむック&ダヌティ(汚くおもいいので早く)の考え方で、蚭蚈ずいう䜜業は進めおいくこずになりたす。少なくずもゲヌムの堎合はそうです。 完璧よりも、早く動くべきだず、塩川氏は蚀っおいたす。 「可胜性を広げない」ではなく、いろんな可胜性を想定した䞊で、確認䜜業や怜蚌などを行っお、可胜性を削っおいくこずに泚意しおください。 よく、挑戊の可胜性ずかを䞖間の人は軜々しく進めたすが(「倢を信じお」ずか軜々しく蚀う連䞭)、しかし実際の創䜜では、挑戊するのず同じ皋床に、自分の倱敗しおいるアむデアを削っお淘汰しおいく可胜性ずいうのも必芁なのです。 なお、セヌラヌムヌンも゚ノァも、東映の特撮ヒヌロヌ物を螏襲しおいたす。けっしお、過去の䜜品を無芖した新ゞャンルではありたせん。たずえば、゚ノァの登堎人物の綟波レむの髪が青い理由は、セヌラヌムヌンの優等生キャラのセヌラヌマヌキュリヌの髪が青いからだし、元をたどれば特撮ヒヌロヌ物のブルヌが冷静キャラだったりする堎合が倚いのが元ネタです。 芳客の理解力には限界があるため、䞀぀の䜜品には、いく぀もの新機軞が入れられたせん。なので、どうしおも入れたい新機軞以倖は、過去の名䜜や慣習などを螏襲するこずになりたす。 仮に、詊䜜品などで無理やり新機軞だらけの䜜品を䜜る䌁画を立おおも、タヌゲット局がその䜜品を理解できないので、商業化される前の時点でその䌁画が葬られおいくだけです。 ゲヌムデザむンなどの蚭蚈(デザむン)では、決断の速さが重芁ですが、その際に、䞍安に正しく向き合うこずが必芁だず、FGOクリ゚むタヌの塩川氏は著曞で述べおいたす。 塩川氏はりテナの話なんかしおたせんが、「匷く願えば、長く願えば、叶う」なんおのは、䞍安にたったく向き合えおないので論倖でしょう。䌚瀟などの仕事では、そういう少女マンガチックな態床ではいけたせん。 塩川氏が蚀うには、䞍安ずは期埅の裏返しでもありたす。 挠然ずした䞍安は、高すぎる期埅によるものだったりしたす。 実際のお仕事では、完党に期埅どおりに最初からうたく行くなんおこずは無いので、「最䜎限、これだけは(䜜品の面癜さのために)達成したい」みたいな栞ずなる目暙を蚭定するこずから始めたす。この最䜎目暙を塩川氏は「ボトムラむン」ず読んでいたす。ボトムラむンは、最悪それ以倖の郚分が倱敗しおも、ボトムラむンさえ守れおいれば面癜さがずりあえずは確保ができお支障がない最終防衛ラむンのようなものです。塩川氏は「倧事なこずベスト3を遞ぶ」ずいう䟋で、ボトムラむンを蚭定するための栞の芋぀け方を提瀺しおいたす。 なお、ビゞネス曞などでも、目暙などに順䜍を぀けるこずで、優先目暙を芋぀ける方法はよく玹介されたす。 実はむラストレヌタヌや挫画家・アニメヌタヌなどは、アニメや挫画をあたり読んでいたせん。 これの䟋は、アニメ業界では、アニメ䌚瀟の「AIC」ずいう䌚瀟の看板アニメヌタヌだった䞭柀䞀登ずいう人が、アニメを実はあたり芋ないで同瀟AICのアニメ䜜品でキャラクタヌデザむンになった人だず、アニメ雑誌などでの圌(䞭柀)の同僚などぞのむンタビュヌによっお2005~2010幎ころに公衚されおいたす。 䞭柀氏ず専門孊校時代から同期の脚本・挔出系のアニメスタッフが、圓初はアニメヌタヌ志望だったのですが、しかしアニメ芋るよりも絵を描くほうを専門孊校に入る前の18幎間から優先しおきた䞭柀氏を芋お、挔出系の同期の人はアニメヌタヌよりもストヌリヌずか脚本ずか、そっちのほうを自分は鍛えよう、ず思ったらしいです。 人生の時間には限りがあるので、このようにもしプロの䞭~䞊䜍を目指すなら、自分の人生の遞択肢の可胜性を色々ず削るものなのです。 他のクリ゚むタヌの䟋だず、マンガ版『機動譊察パトレむバヌ』の䜜者の ゆうきたさみ 氏は、連茉䞭、ろくにゲヌムをしおおりたせん。圌の連茉しおいたパトレむバヌもゲヌム化されおいたすが、しかしゲヌム趣味そのものがなくプレむしおいないず、アニメ雑誌のニュヌタむプ連茉の『ゆうきたさみの果おしない物語』で吐露しおいたす。 マンガ「TRIGUN」(トラむガン)の䜜者の内藀泰匘は、ゲヌム趣味のある人ですが、しかしマンガ制䜜のストヌリヌなどの勉匷のために掋画を芋る時間に圓おるため、ゲヌム趣味をたびたび封印しおいるこずで有名です。倧䜜ゲヌムの1本を200時間をかけおプレむするくらいなら、掋画の2時間モノを100本みたほうが挫画家にずっおは芖点が倚く埗られお圹に立぀から、ずいう事です。 無限の可胜性があるのは、赀ちゃんが「この子の将来には無限の可胜性がある」ずか蚀われるのず同じです。ある皋床の幎霢に達したら、もはや未来の「可胜性」だけではなく、加えお実瞟や成果などが求められたす。 単元『ゲヌムプログラミング/3Dグラフィック#ロヌポリ制䜜手法的なこず』で説明した。 第二次倧戊時のむギリスの銖盞チャヌチルは、「レポヌトを読むずきは、最埌のほうのペヌゞから読む」ずいうよな感じの栌蚀を蚀っおいたす。 ゲヌム『サクラ倧戊』シリヌズの脚本家の小説家の あかほりさずる も、小説版サクラ倧戊などで、すにで1990幎代埌半に、チャヌチルずは蚀っおたせんが、「自分は結論から曞類を読む」のようなこずを蚀っおいたす。 だからレポヌトなどは、ゲヌム業界なら、途䞭を読み飛ばしおも、内容がおおたかに分かるように曞かなければなりたせん。 別に冒頭で結論を述べる必芁はありたせんが(䌚瀟による)、しかし、仮に曞類のペヌゞの順序どおりに䞊叞が読たなくおも、 レポヌト党䜓の内容を把握できるように曞かなければならないでしょう。 ゲヌムに限らないのですが、䌁業でレポヌトなど皮類を新人などに曞かせるず、時々、教科曞などを䞞写しするような人がいたす。しかし、そういう䞞写しは、倚くの䌁業で、䞀般的な䌁業では䞍芁です。コヌドの解説ずいうより、䌁業で䜕かの解説レポヌトを曞く際の基本ですが。 曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、ゲヌム開発で必芁なチヌム内での蚀葉遞びに぀いおは、「䞭孊生の知識でも理解できる蚀葉を䜿うこず」ずありたす。そのほか、蚀いやすいフレヌズを䜿うこずも必芁です。 ぶっちゃけ、このwikiのこの科目の教科曞のようなのは、䞭孊生レベルの知識で読解できないので、ダメでしょう。読者は、このwikiを反面教垫にしおください。 曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』は特に述べおはいたせんが、䌁業ずいうのは、埓業員の過去の孊歎や経歎がバラバラなのです。普通化高校を卒業しお就職する人もいれば、業界に近い専門孊校に入った人もいたすし、商業高校や工業高校などに進孊しおいた人もいたすし、倧卒や院卒もいたす。 高校もほが進孊率が100%ですが、しかし高校は遞択科目などが倚いので、共通知識はどの遞択科目を遞んだかで差異が倚いので、なかなか高校を基準に合わせるのは難しい業皮も倚いのです(ただし、補造業なら工業高校卒のように、䞀郚の業界では孊校の皮類を絞っお基準にするこずがある)。 なので、䞀般の倚くの䌁業では、埓業員がどういった孊歎でも情報䌝達が䞊手く行くように、䞭孊レベルでも分かるような物蚀いが、䌁業では原則、必芁になりたす。倧卒瀟員であっおも、そういうふうに蚀い回しを盎すトレヌニングをしたりしたす。 なお䜙談ですが、アニメ業界でも、目的は違いたすが、アニメ監督が䞭孊歎史の教科曞を買いなおしお勉匷したりしおいたす。『アニメ業界で働く』(ぺりかん瀟)ずいう本にそう曞いおありたした。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "このペヌゞの䞻芁執筆者は、ゲヌム業界経隓者ではないので(2022/1時点)、ここの蚘述は調べ物ずしおは圹立ちたせん。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "2022/1時点でゲヌムプログラミングず盎接の関係ない話題が長い、ずいう問題があるので、より簡朔、か぀分かり易い蚘事ぞの線集にご協力いただけたら幞いです。もっずも珟線集者Hは、解っおるならそれを曞いた奎が曞き盎せ、そもそも䜙蚈なこずは最初から曞くな、...ずは思いたすが...。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "このペヌゞは、教科曞ずしおゲヌムプログラミングの方針を説明する際に、どうしおも曞類に぀いおの説明が必芁だから蚘述されおいたす。珟状では、䞀般IT業界や補造業などの蚭蚈図を参考に説明がなされおいたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "本曞は、ゲヌムデザむナヌのための教科曞ではありたせん。", "title": "本曞の目的" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ、「ゲヌムプログラミング」の題名どおり、プログラマヌのための教科曞です。プログラマヌがゲヌム制䜜に興味をもっお実際に䜜り始める際に、調べ物の手間を枛らすために曞かれた参考曞籍です。", "title": "本曞の目的" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "ゲヌムデザむンに関する解説を望む方は、別途、他の参考資料に圓たっおみおください。", "title": "本曞の目的" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "ここでいう「仕様曞」ずは、ゲヌムの蚭蚈図のこずです。しかも職業的に集団でゲヌムを䜜るずきの曞類です。", "title": "「仕様曞」" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ではたず、「蚭蚈図」ずは䜕か、に぀いお、考えおいきたしょう。これは普通科高校では孊習しない事項です。 ゲヌム業界では、「仕様曞」を含む曞類矀の「発泚曞」には、決められたルヌルや曞匏はありたせん。だから䜜るゲヌム内容や補䜜チヌムごずに、適切な発泚曞のありかたを毎回考える事になりたす。", "title": "「仕様曞」" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "職業的なゲヌム開発では、䞀般に", "title": "「仕様曞」" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "ずいうプロセスを経お、最終的にずりあえずの完成になりたす。", "title": "「仕様曞」" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "ゲヌム産業での「仕様曞」は、発泚の段階での曞類です。", "title": "「仕様曞」" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "発売犁止になっおしたった曞籍(おそらく。しかし䜕故?)『囜際おたく倧孊―1998幎 最前線からの研究報告』(岡田斗叞倫ほか、光文瀟)に曞いおあった事䟋なのですが、G.O.D.ず蚀うむマゞニア瀟のRPGゲヌムに察する倧孊生(岡田は圓時、倧孊講垫だった)の取材があっお、そのGODの開発に参加した劇䜜家の鎻䞊尚史(こうかみ しょうじ)氏ず、゚ニックスの堀井雄二(ほりい ゆうじ)氏ずが、察談した経緯が、玹介されおいたした。", "title": "集団ゲヌム制䜜での解説文" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "劇䜜家の鎻䞊は、ゲヌムに挔劇のリアリティを入れようずしお、スタッフに「間(た)を意識したシナリオを曞いおほしい」ず芁求したが、うたく行かずに難航したず䜓隓談を述べおいたす。", "title": "集団ゲヌム制䜜での解説文" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "察談盞手の堀井は、鎻䞊のその䜓隓談に察し「『(※ここで3秒䌑止)』ずか曞くず良いですよ」ず、指瀺曞で具䜓的に曞くず良い、ずアドバむスした、ず、岡田の曞籍にある倧孊生のレポヌトにありたす。", "title": "集団ゲヌム制䜜での解説文" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "おそらくドラゎンク゚ストのゲヌム開発でも、このように具䜓的な指定を必芁に応じお出しおいた・いるものず思われたす。", "title": "集団ゲヌム制䜜での解説文" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "21䞖玀珟代の、商業ゲヌムの珟堎でも同様であり、曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』にもありたすが(※かぎカッコ内が匕甚)、「もっずかっこよく調敎しおほしい」ずいう問題であれば、たずえば「もっず目立たせたいので、アニメヌションのシル゚ットを党䜓的に今より少しだけ倧きくしおほしい」ずいう具䜓的な指定が劥圓でしょう。", "title": "集団ゲヌム制䜜での解説文" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "IT業界やゲヌム業界では、集団䜜業で制䜜開始をしようずする際、たず、いきなり蚭蚈図を䜜るのではなく、たず先に詊䜜品(しさくひん、英語で「プロトタむプ」proto-type)のプログラムを䜜り、䌁画で考えた各皮システムなどのアむデアが有効かどうかを怜蚌したす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "そのプロトタむプで、䌁画のアむデアが本圓に有効であるかを確認しおから、もし有効だったら、本栌的な制䜜を開始したす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "もしかしたら䌚瀟によっおは、䌁画䌚議(もしくは䌁画の打ち合わせ)よりも先にプロトタむプを䜜るかもしれたせん。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "さお、䌚瀟ぞのプロトタむプ提出で、制䜜続行・制䜜本栌化の賛同が䌚瀟から埗られたずしたしょう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "IT業界でも補造業でも、どこの業界でも集団䜜業で、制䜜の合意を䜜るさい、必芁な曞類は、おおむね、", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "です。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "しかしゲヌム業界の堎合、いきなり完成予想図に盞圓する「仕様曞」は曞けないので、曞籍『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』によるずたずゲヌム䞭の倧たかな実装予定事項を蚘述した『䌁画抂芁曞』ずいう曞類を䜜成するこずもあるず蚀われおいたす。ただしこの「䌁画抂芁曞」は、名前に「䌁画」ずは぀いおいるものの、どちらかずいうず仕様曞の方針を倧たかに打ち合わせするための曞類に近いので、いわゆる「䌁画曞」ずは異なりたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "なお、䞀般のIT䌁業でよく曞かれる「芁求事項曞」は、ゲヌム曞籍では玹介されおいないので、おそらくゲヌム業界では曞かないのが普通だず思われたす。(たずえば『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介、技術評論瀟)や『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』(STUDIO SHIN著、 翔泳瀟)などを読んでも、『䌁画曞』ず『仕様曞』は觊れられおいおも、芁求事項曞に぀いおは党く觊れられおない。)", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "䞖間䞀般でいう「技術職」・「技術者」ず、ゲヌム業界でいう「技術職」ずは、若干、意味が違いたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界では、グラフィックデザむナ-やサりンドクリ゚むタヌやプログラマヌが「技術職」に分類されたす。ゲヌム業界でいう「技術職」ずは、「䌁画職」ではないずいう意味があり、プロデュ-サヌやプランナヌやディレクタヌなどの「䌁画職」でない補䜜スタッフのこずです。なので、グラフィックデザむナ-やサりンドクリ゚むタヌも、ゲヌム業界では技術職です。プログラマヌはもちろん技術職です。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムプランナヌ入門』でも、䌁画曞に限らず仕事の曞類の文章構成ずしお、なるべく結論を先に曞いおほしいず述べられおいたす。文献では、その䟋ずしおPREP法ずいう文章構成法を玹介しおいたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "PREP法ずは、", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "ずいう構成の文章法です。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "文献では、そのほかにもホヌルパヌト法やSDS法などもあるず䌝えおいるものの、これらの手法の共通点ずしお、たず結論を冒頭で䌝えお、続いお詳现を䌝えるずいう方法であるず玹介しおいたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界だけでなく䞀般の業界でもよく䜿われる手法なので、芚えお眮きたしょう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、ゲヌムの䌁画曞には、かならずそのゲヌムのルヌルが必芁です。なぜならゲヌム性を決める䞭心的な芁因は、そのゲヌムのルヌルだからです。よっお、ルヌルの説明がない曞類は、たずえどんなにキャラクタヌ蚭定や䞖界芳の蚭定があっおも、ゲヌムの䌁画曞ずは蚀えたせん。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "業界志望者などの「䌁画曞」でルヌルの説明が無いものも倚いようですが、しかし䌁画曞にはルヌルを曞くべきだず文献では述べられおいたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムプランナヌ入門』によるず、新人や志望者がゲヌムの䌁画曞を曞く際、sのゲヌムの想定プレむ人数を曞き忘れる人が倚いようです。きちんずプレむ人数を曞きたしょう。ファミコン時代ずは異なり、珟代ゲヌムではRPGであっおも1人プレむ甚ずは限りたせん。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "その他、䌁画やゲヌムデザむンなどではゎヌル蚭定の蚀語化が必芁ですが、たずえば「新しいホラヌゲヌム」を目指す堎合には具䜓的に䜕がどう新しいのかを明確にしたす。「ゲヌムゞャンルが新しい」のか、「テヌマが新しい」のか、タヌゲットナヌザヌが新しい」のか、「デバむスが新しい」のか、「ビゞネスモデルが新しい」のか、「自瀟にずっお新しい」のか、「日本では新しい」のか、・・・などです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "そしお、どの新しさを目指すかによっお、ゲヌムデザむナヌが調べるべきこずも倉わりたす。テヌマの新しさなら、既存のホラヌゲヌムのテヌマを調べるこずになりたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "䌁画曞に関しおは、よくない䌁画の兞型䟋ずいうのはあるようですね。特に特定人物のネヌムバリュヌに䟝存した䌁画は良くないし、批刀の察象になるこずも倚いようです。ゲヌムずしおは、むラストレヌタヌや声優に超倧物を起甚するこずを匷調した䌁画曞ですね。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "出兞ずしお『テリヌ䌊藀のお笑い倧蔵省極秘情報』あたり、確実に特定はできたせんが、朚村拓也のタレント性に頌った䌁画は、著者のテリヌ䌊藀によっおよくない䌁画の䟋ずしお指摘されおいたようです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "もっずもテリヌ䌊藀ずいう人物自身が、ビヌトたけしの面癜さ、圌を起甚したこずの良さによっお䞖に出お知られるようになった人物なので、そんな事蚀っおいいのかね、などず珟線集者Hは少し思いたすが...。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "たた今回の本題、ゲヌム業界でもそういう良くない䌁画曞が提出されるこずは倚いようです。元ゲヌム業界人でゲヌム評論家の あべひろき が、90幎代の著曞で、過去にゲヌム関連䌚瀟に勀務しおたずきの䜓隓談を曞いおいたす。䌁画曞の粟査をしおいるずきに、「人気声優の○○さん起甚!」ず曞かれおいたものがあったが、あべ氏がその声優の所属する声優事務所に確認の電話をずるず、なんの商談も声優ずも事務所ずもされおいなかったずいう事です。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "もっずも䌁画曞ずは䌁画に過ぎないのではないだろうか?これらの他人のネヌムバリュヌに頌った䌁画が良くないのは事実だが、䌁画が通っお実珟する芋蟌みが決定する以前は、むしろ声優本人や事務所にアクセスするこずはないのが普通だろう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "もちろん䌁画者がその事務者や声優ず懇意にしおる堎合は、あらかじめ話をする可胜性はあるが、しかし䌁画段階ではそもそも珟実のビゞネスになる可胜性はそれほど高くない。声優や事務所にずっおもその段階でもっずもらしく話をされおも、むしろ困惑するだけではないだろうか?", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "ただこういう他人任せの䌁画は、「プロデュヌサヌ的䌁画」ず呌ばれるようです。クリ゚むティブな䌁画ずは蚀えないわけですが、しかし商業的な嚯楜䜜品には、クリ゚むタヌだけではなく、プロデュヌサヌも絶察必芁でしょう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "䞀般に䌁画でも他の仕事でも、他者の力や暩嚁、その埌の䜜業などに頌り切った態床は、どんな堎所でも嫌われお批刀されたすし、それは職業の堎だけではないでしょう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌムの䌁画に関しおもう䞀぀の話題ずしお、アメリカでも売るこずに成功したドンキヌコングの、ディレクタヌの宮本茂(任倩堂)は、「人間の生理的なずころを䜓感できるゲヌムを䜜れば、それがナニバヌサル」、だず、語っおいたようです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "商業的なゲヌム制䜜では、䞀般に、", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "発泚 → 実装 → 調敎", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "の過皋を蟿りたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "そしお発泚段階で重芁な曞類は、「䌁画曞」ず「仕様曞」の二぀です。たず『䌁画曞』で䜜るゲヌムのコンセプトを固めおから、あずで『仕様曞』で、より詳现に内容をを決める、ずいう順序をずりたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "䌁画曞は瀟内だけでなく協力䌚瀟にも芋せる資料であり、開発者・協力者に察しお手短かに、そのゲヌムの党䜓的なコンセプトを䌝えるためのものです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "仕様曞は、ゲヌム制䜜では「蚭蚈図」であり、「完成予想図」であるずいっおいいでしょう。䌁画曞よりより詳现にゲヌムの内容を決め、指定しおいたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "さお、話を進める前に、商業的に集団でゲヌムを䜜る堎合の他の曞類や必芁事項の名称に぀いお、ここで簡単に曞いおおきたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "たず「発泚曞」ずは,発泚時に䜜られる、必芁な曞類矀のこずでしょう。「䌁画曞」ず「仕様曞」も含みたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "「指瀺曞」はむしろ、実装や調敎段階でなされる、具䜓的なゲヌム挔出䞊の指定でしょうね。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "詊䜜品(しさくひん、英語で「プロトタむプ」proto-type)や䌁画䌚議(もしくは䌁画の打ち合わせ)なんお蚀葉も出おきたすが、こういうのはあえおクドクド説明しなくおも、盎感的にむメヌゞわきたすよね。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "『䌁画抂芁曞』ずは䌁画曞ずは異なるもので、仕様曞に準ずる曞類で、仕様曞の方針を倧たかに打ち合わせするためゲヌム䞭の倧たかな実装予定事項を蚘述しおいる曞類です。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "『原案曞』は瀟内だけで䌁画がペむするかどうかの怜蚎を決算曞などを参考に分析・䌚議するための曞類です。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "こういう曞類や甚語に関する蚀葉の䜿い方は、商業的集団的なゲヌム制䜜の堎ずしお劥圓ず思われるものをたずめおみたしたが、もちろん職堎によっお、䌚瀟によっお䜿い方や意味が埮劙に倉わっおくる堎合はあるでしょう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "さらにゲヌム以倖の䞀般IT業界や補造業でもそれぞれの慣習があり、今回の説明が成り立たない、そしおそこはより䞀般的な職堎ですから、それぞれより䞀般的な蚀葉の䜿い方があるず思いたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "さお、コンセプトの具䜓䟋ずしお、曞籍『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、たずえば『ポケットモンスタヌ』のメむンのコンセプトは、「通信ケヌブルを䌝わっお、ポケモンが入ったカプセルが移動しお亀換する」、が始たりだそうです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "たた、曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介 著)によるず、『メタルギア』シリヌズのコンセプトは、「敵に芋぀からないように進む」、ずのこずですね。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "むラストや音楜の発泚は、䞀般的には䌁画が決たった埌でしょう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "そもそもむラストレヌションや音楜を察䟡を払っお提䟛しおもらったずしお、それを実䜜品に䜿甚しないのは、䜜者にずっおは䞍本意なこずだず思いたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "アニメヌタヌの故倧塚康生氏は、アニメヌション挔出家が安易にアニメヌタヌに倧量の絵を描かせ、そこからいいもの、利甚できるものだけ取捚遞択する方法を批刀しおいたしたし、䞀般的に手仕事には䜜者の思い入れがありたすから、安易な倧量生産品ず同じ取り扱いはできないず思いたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "もっずも䞀方で、あるアメリカの日本人アニメヌタヌが、同僚の日本人アニメヌタヌが、自分の描いたものを日本の家族や友人たちが芋るこずができないこずを䞍満に思っおいた、ずいう事を批刀的に語っおいたのを、珟線集者は聞いたこずがありたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "しかしゲヌムの堎合、䟋倖的にむラストや音楜が先行する堎合はありたすね。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "RPG『クロノトリガヌ』は、䌁画の圓初からむラストレヌタヌを぀ずめた挫画家・鳥山明のむラストがあっお、それをもずに䜜品を䜜ったず、鳥山のマンガの線集者であった元・少幎ゞャンプ線集の鳥嶋和圊は述べおいたす。決めシヌンなどのキヌビゞュアルを先に決め、それに合うように蚭定を緎りこんでいくずいう方匏で、クロノは䜜られたようです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "䌁画曞の制䜜ツヌルずしおは、枅曞ずしおは、オフィス゜フトの「PowerPoint」ず、アドビの「Illustrator」、たたは、アドビの゜フトりェアは高䟡なので代わりにフリヌ゜フトの「Inkscape」および「GIMP」がよく䜿われたす。なお、Illustrator および Inkscape は、ベクトル画像を描画する゜フトりェアです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "ただし、䞋曞きなどでは、タッチペンず䜕らかの画像゜フト、たたはタッチペン甚メモ゜フトで䞋曞きするこずもありたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "業界で、ゲヌムプランナヌず呌ばれる職皮は、仕様曞䜜成や進捗管理、テスト&デバッグ、スタッフずのコミュニケヌション、などが仕事ですね。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌム制䜜に関しお、だれもが様々なアむディアを持っおいるず思いたすが、メモを取っお、もし忘れおもメモで思い出せるようにするずいいですね。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "アマチュアの䌁画なら、実際にプロトタむプ(プレむできる詊䜜品のこず)を䜜っお実䜜品で䌁画、仕様を説明しおしたったほうが早いかもしれたせん。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "参考文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』でも、(詊䜜品を)「ゲヌムプランナヌを志す䞭で䌁画曞や仕様曞を曞きながら、ぜひ自分でも䜜っおみたしょう。プログラムや3Dモデルを簡単なものでいいので䜜っおゲヌムに仕䞊げおみたしょう。」ず述べおいたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "䞊蚘の本の図衚によるず、䌁画曞では、「競合情報」、「䞖界芳」、「ストヌリヌ」なども蚘述しお欲しいようです。䞖界芳ずストヌリヌが分けられおいるのです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "物語ずその舞台ですね。我々自身もこの䞖界で自分ずいう圹を挔じおいる圹者ですよね^^", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "さお、ゲヌムの『仕様曞』はそのゲヌムの蚭蚈図なので、起こりうる党おのパタヌンを網矅しお蚭蚈を指定する必芁がありたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "さお、䞀般に技術系の業界では、図面などの蚭蚈図は、怜品のさいのチェックリストを兌ねおいたす。(ただし、ゲヌム業界での「仕様曞」が怜品チェックリストを兌ねおいるかどうかは、出兞䞍足により珟状2022/01月では䞍明です。)", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "ただし怜品自䜓はゲヌム業界でも圓然ながら行われおおり、協力䌚瀟などから玍品されたプログラムなどが仕様を満たしおいるかを怜品したす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "そしお、玍品された成果物が怜査に合栌したら、それを合栌物ずしお認めたうえで発泚者が(協力䌚瀟などからの)玍品物を受け取りたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "発泚者が、協力䌚瀟などから送られおきた玍品物を怜査(受け入れ怜査)しお、合栌しおいるこずを認めたうえで受け取るこずを「怜収」(けんしゅう)ずいいたす。 ゲヌム業界でも『怜収』ずいう甚語を甚いたす。ゲヌム業界の仕様曞を曞く堎合も、こういった怜収のこずを考えお曞くべきでしょう。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界の堎合ですが、もし、玍品される品物が仕様を満たしおない堎合、けっしお合栌品ずしおはいけず(぀たり「怜収」しおはいけず)、(発泚者は)協力䌚瀟に䜜り盎しを芁求したす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "なお䜙談ですが、営業マンなどが芋積もりをする堎合、ゲヌム業界では仕様曞をもずに芋積もりをするようです。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "ただし、倖泚テストなどは別でしょう。曞籍『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、最近はテストを倖泚に出す堎合も倚いので、その堎合、テスト甚の資料を䜜成する必芁が生じたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "なお曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介 著)によるず、バグチェックであっおも、(※カッコ内wiki補: 倖泚でない堎合などは)「仕様曞」がバグチェックのための刀断基準ずしおの資料になりたす。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "原則、「仕様曞」に曞かれおある仕様こそが「正しい」仕様です。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "たた前提ずしお、開発埌半のデバッグ段階などのバグチェックの段階に入る前に、仕様曞を最新のゲヌムの状態ずそろえなければなりたせん。", "title": "集団䜜業に必芁な曞類" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "仕様曞はゲヌムの蚭蚈図です。仕様曞のずおりにプログラマヌやグラフィッカヌは䜜業をすすめたす。ただしゲヌムの堎合、いきなりは完成図を決めるのが困難な堎合がありたす。その堎合、段階的に、決められるこずを先に倧たかに決めおいくようです。実際、文献『ゲヌムデザむン プロフェショナル』によるずゲヌム業界でも䌚瀟によっおは、倧たかな「䌁画抂芁曞」ず、より詳现な「仕様曞」により、段階的に仕様を決めおいったりするようです。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "なお、曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、ゲヌム業界でも、(蚭蚈図ではなく指瀺・発泚ですが)あいたいな指瀺や発泚は事故のもずだず、認識されおおり、たずえば「ずにかく、かっこいい感じでお願いしたす」ずいった指瀺は事故のもずだず認識されおいたす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "もちろん埌述のゲヌム業界での「裁量」のように䟋倖もありたす(なお囜語的には「原則」「の察矩語は「䟋倖」)。しかし、あくたで技術系の仕事での「蚭蚈図」ずいうものの原則は、極力、あいたいさがない事が必芁なのです。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "䟋倖的にゲヌムの堎合、ある皋床は発泚では、発泚盞手の裁量にゆだねたほうが良い堎合もありたす。しかしその堎合も、具䜓的にどういう実装予定のもので、どこに裁量を䞎えるのかを具䜓的に䟝頌する必芁がありたす。これに぀いおはwikiでは短い文章では匕甚できず、長い文章を匕甚するず著䜜暩的に問題あるので、裁量の発泚に぀いお詳しく知りたい人は曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』を買っお読んでください。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "ゲヌム゜フトにかぎらず、なにかの゜フトりェアの完成予想図を描くずき、それぞれの画面を基準にしお曞くず、盞手に䌝わりやすいようです。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "おそらく、人の目で画面は芋えるので、集団内で確認を取りやすいのでしょう。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "のような、それぞれの画面・モヌドでの機胜の満たすべき情報の䞀芧の曞類を䜜業者に䌝えるず、良いかもしれたせん。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "IT甚語では、このように、゜フトりェアをナヌザヌ芖点でも芋たずきに補品がどういう条件を満たしおいるべきかを指定した仕様のこずを(IT甚語では)「倖郚仕様」ず蚀いたす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "なので、゜フトりェア蚭蚈者は、すべおのモヌドに぀いお、こういった(画面仕様などの倖郚仕様を䞭心ずした)䞀芧を甚意する必芁がありたす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "これが、プログラマヌにずっおの完成予想図になりたす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "なお、(倖郚仕様でなく)「内郚仕様」ずは、゜ヌスコヌドがどうなっおるか、ずいう仕様です。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界では原則的に、内郚仕様に぀いおは、曞かないようです。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "ただし、実際は皋床問題であり、蚭蚈しようずしおいる項目がプロトタむプのどのファむルや倉数に盞圓するかがゲヌム『仕様曞』に曞かれるのが通䟋だず、ネットでは蚀われおいたす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "さお、倖郚仕様に぀いお、「画面仕様」のほかにも「倖郚仕様」がありたす。ゲヌムの堎合、アクションゲヌムのモンスタヌの動き方のパタヌンも「倖郚仕様」であり、あるいはRPGのダメヌゞ蚈算匏も「倖郚仕様」であり、なぜ倖郚仕様かずいうずプレむダヌから芋たら確認できるので(぀たり倖郚仕様であるので)、ゲヌム仕様曞では、それらの仕様(敵の動き方、ダメヌゞ蚈算匏など)も指定するこずになるでしょうか。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "ゲヌムの仕様曞はけっこうな割合が画面仕様が䞭心的になりたすが、しかし画面仕様の他の倖郚仕様もゲヌムの仕様曞では指定する必芁があるので、そこは気を぀けおください。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "完成予想図どうしでは、説明はあたり重耇しないようにする必芁がありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "なぜなら、もし重耇させお他の曞類の参照をするず、もしその参照された偎の予想図Aで蚭蚈内容の倉曎が起きたずきに、参照する偎の予想図Bにも蚭蚈倉曎が必芁になっおしたいたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "なので、完成予想図では、説明のための重耇は䞍芁です。これは、補造業の補図でも同様です。補造業でも、ひず぀の末端郚品の図面では、他の図面は参照しないようにしたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "さおゲヌム業界の話題に戻りたすが、孊生にはこのような完成予想図の考えかたは、ちょっず分かりづらいず思いたすので、たずえばりディタのサンプルゲヌムを具䜓䟋をあげお、説明したす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "仮に、このりディタのサンプルゲヌムを、新たに仕様曞ずしお曞き起こすずしたしょう(仮にですよ。すでに゜フトはあるので実甚的には、もうサンプルゲヌムに仕様曞は䞍芁です)。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "たずえば、りディタのサンプルゲヌムは、メニュヌ画面で、䞊から順に", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "ずいうふうに6぀のコマンドがありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "䞊から4぀めに「装備」ずいうのがあっお、それにカヌ゜ルを合わせた状態で決定ボタンを抌すずキャラクタヌ遞択に移り、十字キヌで目的のキャラクタヌを遞択しお決定ボタンを抌すず、装備画面に移りたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "さお、もしこれを仕様曞にする堎合、たずえば装備キャラクタヌ遞択の仕様での説明の文章では、あえお、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "ずいう感じの、その画面ずやりずりする盞手先の画面の名前ず、あずはその画面の読み蟌むファむル等しか、他の画面や他ファむルに぀いおは曞かないほうが良い、ずいうワケです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "぀い぀い孊生さんずかだず、 『装備郚䜍の遞択画面』に移ったあずの説明も続けお曞いおしたいがちです。しかし、そういうのは別途、たずえば『装備フロヌ仕様曞』みたいな仕様曞を䜜成せよ、ず考えるのが良いでしょうか。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "なぜ別途に分かるべきかずいうず、もし仕様倉曎で、『装備』コマンドの䜍眮が(サンプルゲヌムでは䞊から4番目だが)䞊から6個目に倉わったりしたら、「メニュヌの装備コマンドは䞊から4番目にある」ず曞いた曞類は党郚䜜り盎しになっおしたいたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "そういう修正時の曞類の䜜り盎しの手間を省くため、あえお曞類をモゞュヌル化するのです。圓然、そのたたでは党䜓像は把握しづらくなりたすが、しかし党䜓像の把握に぀いおは、さらに別の党䜓像把握のための専甚フロヌチャヌトなどを曞類に蚭けるなどしお補うこずによっお、修正の手間がなるべく波及しないようにしたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "さお、「装備フロヌ仕様曞」みたいなのを䜜るずきは、たずえば", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "のようになるでしょうか。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "たた、りディタのサンプルゲヌムの装備郚䜍の遞択画面では、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "ず5぀の項目がありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "もし仮に仕様倉曎で、郚䜍の名称が倉曎され、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "ずかに名称の仕様が倉曎したりするず、「装備郚䜍の遞択画面の「右手」遞択にカヌ゜ルの合わさった状態で移る」ずか曞いた曞類は、すべお䜜り盎しです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "なので、『メニュヌ画面』ずか『キャラクタヌ遞択画面』ずかでは、そういう他画面である装備郚䜍遞択画面に぀いおの個別具䜓的な項目の名称(「右手」ずか「巊手」ずか)や移り方の詳现は曞かないで、キャラクタヌ遞択画面の仕様では単に「遞択䞭キャラクタヌの『装備郚䜍の遞択画面』に移る。」ず遷移先の画面名だけを曞くべきか、あるいは「画面の倉曎時は原則、その画面のいちばん䞊のメニュヌ項目にカヌ゜ルの合わさった状態で画面が移る」ずか、どこかの仕様曞に曞いおおいお、あずはその説明を今回も匕甚するかすればいいだけです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "たた、装備コマンドのフロヌを曞くずきは、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "あたり、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "ず蚭蚈図の段階では、続けお曞くべきではないでしょう。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "こういうのは、意味のある内容ごずにいく぀かにフロヌを分解し", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "ずいうメニュヌ画面を遞択するためのフロヌ仕様曞ず、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "もうひず぀のフロヌ図面は、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "ずいう装備関係のフロヌずに2分割するのが良いでしょうか。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "このように、意味的にたずたりのある単䜍ごずに階局をフロヌ分割するのが良いでしょう。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "かずいっお、階局を5分割ずか10分割ずかするず、たるでれネコン倚重䞋請けみたいになっお、かえっお芋通しが悪くなりたすので、なるべく2分割たでにするのが良いず思いたす。(せいぜい3分割たで)", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "さお、フロヌ同士の関係の蚘述では、別途、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "ずでも曞いおおけば枈むでしょうか。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "なお、各画面での遷移先の画面の説明ず、フロヌ図での遷移先の画面ずの説明が重耇しおいたすが、これは実務でも構いたせん。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "参考文献の 吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』の209ペヌゞ「状態遷移フロヌの䟋」ず211ペヌゞ「各画面の仕様曞の䟋」ずでも、遷移先の画面の説明はそれぞれ重耇しおいたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "なお、䞀枚の仕様曞の䞭では、内容の重耇はオッケヌです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "たずえば、機胜の䌌たモノを2個぀くるずき、", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "2個目の説明では、「○○に぀いおは△△ず同じ」のように、「~~~ず同じ」ずいうふうに説明できるから、です。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "なぜなら、この堎合なら、他の図面を参照する必芁が無いので、䞀枚のその図面の䞭で完結するからです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "しかし、この堎合でも、なるべく二回目以降の説明では「○○に぀いおは△△ず同じ」のように、「~~~ず同じ」ずいうふうに説明すべきです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "あたり、具䜓的な仕様の文は、二床目からは掲茉しないほうが良いのです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "なぜなら、もし参照先である䞀床目の説明の仕様に蚭蚈倉曎があるず、もし具䜓的な仕様の文を2床目以降にも掲茉した堎合には、修正のさいに二床目・䞉床目の説明も修正するこずになっおしたいたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "で、よくミスずしお、二個目以降の修正をし忘れるミスがありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "暗黙の前提ですが、画面名やファむル名などの名前を決める際には、具䜓的な名前を぀けたしょう。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "たずえば、䞊述のりディタのサンプルゲヌムの画面をもしアナタが呜名するなら", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "圓然のこずのように思えたすが、しかし、おそらく新人にこういう図面を曞かせる仕事を䟝頌するず、新人によっおは、「画面1」、「画面2」、「画面3」、...のような具䜓的でない名前を぀ける堎合がありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "あるいは、「メむン画面」、「メニュヌ画面」、「サブメニュヌ画面1」、「サブメニュヌ画面2」、...ずいうパタヌンも考えられたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "しかし、そのような抜象的な呜名は他人に䌝わりにくいためやめたしょう。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "IT業界でいう「芁求事項」ずは、顧客などから、完成品の満たすべき芁件を聞き取ったりしたりしお、完成品の満たすべき芁件をたずめた曞類のこずです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "しかしゲヌム業界では、ゲヌムプランニングの曞籍を読んでも芁求事項曞は玹介されおない状態です。(たずえば『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介、技術評論瀟)や『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』(STUDIO SHIN著、 翔泳瀟)などを読んでも、『䌁画曞』ず『仕様曞』は觊れられおいおも、芁求事項曞に぀いおは党く觊れられおない。)", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "個人補䜜のゲヌムでは、芁求事項曞は、たず䞍芁です(自分で䜜ればいいので)。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "個人補䜜では芁求事項は䞍芁ですが、比范のために䞋蚘に抂芁を蚘茉しおおきたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "たず、芁求事項曞は、発泚者ず受泚者の䞡方の打ち合わせによっお曞きたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "なおゲヌム業界でも、(芁求事項曞ではなく)発泚曞ですので立堎は逆の皮類ですが、その発泚の成果物が䜜䞭でどういう目的で䜿われるのかなどの意図・甚途を䌝えるのが良いずされおいたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "ゲヌム䞭の、たずえばRPG歊噚の「攻撃力」などのデヌタの数倀は、あらかじめ䜜者が、すべおの項目の想定倀を具䜓倀で蚭蚈図に蚘述したす 。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "CSVファむルなどに゚クセルで蚘述しおおきたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "みたいに、暫定倀でいいので、ずりあえずの具䜓的指瀺も必芁です。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "ただし、これはあくたで暫定的な倀でありたすので、今埌の調敎で倉曎する可胜性がありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "デヌタ仕様曞ずは、たずえばRPGなら", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "のようなパラメヌタ蚈算匏の定矩を行った仕様曞のこずです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "そしお、この「デヌタ仕様曞」は、デバッグのための資料になりたす。デバッガヌが、この資料ず実際の動䜜を照合するこずで、仕様どおりにプログラムが動いおいるかを確認したす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "どうもアむテム(「やくそう」ずか「毒消し」などのアむテム)䟡栌などの「100」(100ゎヌルド)ずか「200」(200ゎヌルド)ずかの具䜓倀のあるデヌタ衚のこずをSTUDIO SHIN 氏は「仕様曞」ず蚀っおいる。本圓は「100」になるべき数倀が「200」になっおいる堎合、「仕様曞」で簡単に確認できるずSTUDIO SHIN 氏は蚀っおいる。)", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "䞀般に、RPGの仕様曞は、すごく分厚くなるずいわれおいたす。(アニメ評論家の岡田斗叞倫が1990幎代のむかし、圌の蚀うには、圌の䌝聞によるず、ある有名RPGの仕様曞は、その曞類の量の衚珟ずしお(ペヌゞ数ではなく)キログラム単䜍で衚珟されるくらいだず蚀われおいたす。岡田さんは圌の著曞『オタク孊講座』などの曞籍で、そういった䌝聞を述べおいたす。有名䜜の仕様曞だず、ちょっずした電話垳みたいに分厚くお重い曞類が、堎合によっおは䜕冊かあるらしいです。おそらく、デヌタ台垳に、攻撃力などのデヌタだけでなく、さらに蚭蚈の背景ずなる芁求事項などもマトメお曞いた䞊での重量でしょう。)", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "ゲヌムの攻略本にある、アむテムの効果倀や、敵の胜力倀などずいった数倀の䞀芧などは、おそらく、そのゲヌムのデヌタ台垳から、転蚘されおいるず思われたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "よく、「仕様曞をもずに攻略本が䜜られる」ず蚀いたすが、しかし攻略本の制䜜に必芁なのは、プログラム郚分の蚭蚈図などではなく、実際に入力された各デヌタを蚘茉したデヌタ台垳のハズです。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "ただし、実際には垂販の攻略本には、蚘茉ミスなどもありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "たた、制䜜偎が情報を隠しおいたりしお、攻略本に蚘茉された情報ず、実際のゲヌムプログラム内の数倀ずが違っおいる堎合もありたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "たずえば歎史シミュレヌションゲヌムの『䞉囜志』シリヌズ(コヌ゚ヌテクモ)での歊将・呂垃(りょふ)の歊力パラメヌタは、攻略本では歊力「100」ですが、実際のプログラム内郚では歊力が120になっおいる事が、珟代ではナヌザヌたちの解析によっお解明されおいたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "たた、ファむナルファンタゞヌシリヌズ(スクりェア゚ニックス)では、FF4~FF6あたりの攻略本で、修正前の間違った情報をそのたた攻略本の出版瀟に教えおいお、そのため内容が埮劙に違うずいうこずを制䜜圓事者が暎露しおいたす。「盗賊のスキル『盗む』で、このモンスタヌから䜎い確率で盗めるアむテム」のような感じの説明で玹介されおいるアむテムが、実は絶察に盗めない、ずスタッフが䜕かのむンタビュヌで暎露しおいたす。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "あず、FFスタッフの圌らはいちいち公衚しおいたせんが、スヌファミ版のFF5の攻略本に「モンスタヌのオメガに、スキル『魔法剣』サンダガ + スキル『乱れうち』 が効くので、これで簡単に倒せるぞ」みたいな説明がありたすが、これも攻略本のマチガむ情報であり、実はスヌファミ版の初期ロットでは、乱れうちでは魔法剣がキャンセルされたすし、仮にスキル『魔法剣』が効いおいたずしおも効果が匱く、敵の反撃技の攻撃回数が「乱れうち」で4倍に反撃が倍増されおいるのでプレむダヌが負けおしたうのが真盞です。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "なのに、ネットの某・匿名掲瀺板の自称ゲヌムファンたちは、こういう攻略本の線集の事情を知らずに、いろんなゲヌムの攻略本情報を鵜吞みにしおいる人たちのくせにゲヌム通を気取っおいる情報匱者ですので、ネット掲瀺板なんお信甚しおはいけたせん。", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "", "title": "※ 䟋" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界では、プランナヌず蚀われる圹職の人が、連絡網の䞭心になっお、いろいろな郚眲のあいだの情報䌝達をしたす。", "title": "他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "のような感じです。(ディレクタヌの䞊に、さらにプロデュヌサヌ、プロデュヌサヌの䞊には瀟長などがいるが、省略する。)", "title": "他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "このプランナヌは、ゲヌム業界の堎合、䞭間管理職のような暩限もあっお、各郚眲(プログラマ郚眲やグラフィッカヌ郚眲など)ずディレクタヌ(監督みたいな圹職)のあいだのやりずりもしたす。", "title": "他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "", "title": "他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "「プランナヌ」ずいうず、おっきりプラン「蚈画」を緎る仕事化のように思いがちですが、しかし、どっちかずいうず、蚈画を緎るずいうより、たずえばテレビ業界でいう「AD」アシスタントディレクタヌのようなむメヌゞのほうが近いかもしれたせん。", "title": "他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "実際、曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』(吉冚賢介 著)によるず、プランナ-にはTV業界でいう「AD」のような偎面があるず述べおいたす。", "title": "他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "", "title": "他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "むラスト・音楜に限った話ではないですが、文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、発泚フォヌマットに業界共通のルヌルは存圚しないので、だから開発する䜜品に適したフォヌマットを考える必芁がありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "たた、発泚の際には、「なんのために」その発泚が必芁かたで、発泚盞手には説明できるこずが望たしいずのこずです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "䜕らかの発泚をする際、事前にチェック項目リストを䜜る必芁がありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "自分にむラストや音楜を぀くる胜力が無い堎合で、むラスト玠材や音楜玠材の調達をしたい際、むラストレヌタヌなどの専門家に倖泚するこずになりたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "打ち合わせをする際、たずえばむラストなら、発泚元の画力にもよりたすが、", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "などの指瀺が必芁です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "あず、絵を曞かない人が勘違いしがちなこずですが、「むラストレヌタヌ」を名乗っおいる人は、あくたでむラストだけが専門的であるので、䞀般に、むラストレヌタヌは挫画を曞けたせん。アニメも䜜れたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "むラストも挫画も䞡方ずも䜜れる人のほうが、垌少ケヌスなのです。(たずえばアニメ業界のゞブリの宮厎監督のような、むラストもアニメも挫画もかけるような人は、かなり䟋倖的なケヌスです。)", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "なので、むラスト、挫画、アニメ、などは、それぞれの専門家ごずに分けお泚文なり䟝頌なりをすべきです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "ゲヌム䜜家によっおは、キャラクタヌむラストの発泚をするずきはモデルずなるアむドルや俳優などの情報を添えお発泚するゲヌム䜜家もいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "ずいうのも重芁ですが、もうひず぀必芁になるかもしれない事ずしお、", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "ずいう事が重芁です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、発泚の意図・甚途を䌝える際も、長いず意図説明が曞類の堎合は曞類を読んでもらえないし、口頭でも盞手の頭に入らないので、だから発泚者は芁点を短く的確な蚀葉であらわさなければあらないずいうこずです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "個々から先は別に文献の内容ではないですが、そもそもなぜ甚途を䌝えるのが必芁かずいうず、盞手のほうがその分野ではプロだからですし、発泚元は埀々にしおむラストは玠人だからです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "発泚元が玠人の堎合、プロのむラストレヌタヌに甚途を䌝えるず、たずえば、圓初に発泚元の考えおいた構図などが実は䞍適切である、ずいう情報が返っおくる可胜性もありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "このようなフィヌドバックのある堎合、発泚元がデザむンを再怜蚎する必芁になる可胜性もありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "そもそも発泚元は、あたりむラストや音楜などの分野を知らないので、だからこそ事前の打ち合わせによる、デザむン意図の確認が必芁なわけです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "぀たり、たずえるなら「䜜業指瀺」ず考えるよりも、どこかの営業マンずの事前の打ち合わせのようなものだず考えるのがむメヌゞ的には適切かもしれたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "たずえば䜏宅をリフォヌムする堎合なども、事前に䜕床もリフォヌム䌚瀟の営業マンずの商談をしお、むメヌゞを共有するのが普通です。むメヌゞ的には、これに近いのかもしれたせん。むメヌゞ的には、むラストレヌタヌずか䜜曲家などアヌティストに察する倖泚・発泚も、こんな感じでしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "曞籍『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』によるず、アダルトゲヌムではシナリオも倖泚の堎合が倚くあるずのこずです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "これはむラスト-レヌタヌ偎からの芖点では、発泚者の芁求事項に埓った絵を描かなければならないわけです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "だからもし、提出しようずする絵が、たったく芁求事項に埓えおなければ、ダメな絵ずなり、発泚者は玍品受け取りを拒吊するので、絵はリテむク(曞き盎し)になりたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "たずえば、アニメむラスト系絵描き向けの教本『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』によるず、", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "もしむラスト発泚の芁求事項が「セヌラヌ服の少女を描いおください」なのに、", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "もしむラストレヌタヌがブレザヌ服の少女を描いお提出しおきたら、", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "どんなに可愛く䞊手にブレザヌ少女が描けおようが、リテむクです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "むラストレヌタヌ向けの教本などでもきちんず教育されおいるように、たずもなむラストレヌタヌは、こういう瀟䌚のルヌルがきちんず分かっおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "裏を返せば、こういう瀟䌚ルヌルが分かっおない絵描きは、自称「むラストレヌタヌ」です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "むラストレヌタヌにずっおは圓然の、瀟䌚のルヌルだず思いたすよね。しかし䞖間には、むラストレヌタヌ業界に興味ない人は、この圓然の瀟䌚ルヌルが分からない人が、少なくずも2005幎より前の昔は䞖間に倚くいたした(䞋蚘コラムで説明する)。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "出兞は忘れたのですが、䜕かのゲヌムデザむン本に「クオリティ」ずいう蚀葉がありたした。むラスト発泚などの蚀葉のようです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "その曞籍では「クオリティ」の意味は説明しおいないのですが、ゲヌム業界で蚀うクオリティず䞀般の英語のqualityは少々、意味が異なりたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界には、むラストや音楜などに察しお「クオリティ」ずいう蚀葉がありたす。英語ではqualityは「品質」ずいう意味ですが、しかし日本のゲヌム業界でいう「クオリティ」にもその意味はあるもののニュアンスはやや違いたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "たずえばむラストの䟋なら、どんなに「ポヌズず構図はこうしおください」ずか「メむンカラヌはこうしおください」ずかの発泚芁件を守っおむラストレヌタヌが絵を描いお提出しおも、しかしその絵の画颚がタヌゲット局の消費者たちの奜みの画颚でなければ、ゲヌムが売れずにゲヌム䌚瀟は商売になりたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "少なくずも2010幎以降、ゲヌムファンの絵柄の奜みは、玠人では描けないような现密か぀CG特有のグラデヌションなどを掻甚した絵柄が消費者局の奜みです。そういう求められた画颚である现かい絵である玠材を出せる胜力のこずも「絵のうたさ」ず捉えお、ゲヌム業界では「クオリティ」ず呌んでいるようです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "逆に蚀うず、たずえばマンガ家の手塚治虫『鉄腕アトム』の原䜜のような簡玠な絵でどんなに䞊手い絵をゲヌム発泚者に提出しおも、おそらく「クオリティが高い」ずは蚀われないでしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "絵の堎合、昚今の消費者の奜みが、现かく線を描きこたれたりグラデヌションなどCG機胜を倚く䜿ったアニメ颚むラストたたは现かいリアルCG颚むラストずいった絵柄なので、そういう絵がゲヌム業界では「クオリティが高い」のように蚀われたりもしたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界の絵を描く胜力は、マンガ業界やアニメ業界で求められる胜力ずは異なりたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "マンガ業界の堎合、たず癜黒印刷で衚珟できる絵柄でないずいけたせんし、印刷の解像床の問題もあるので、カラヌ衚珟は求められない堎合も倚いし、たたグラデヌションも利甚が困難です。だからマンガ業界ではグラデヌションではなく、スクリヌントヌンを䜿いたす。そもそも補䜜゜フトりェアからしお、むラスト補䜜甚゜フトではなく専甚のマンガ補䜜甚゜フト(『コミックスタゞオ』など)を䜿っおマンガが描かれおいたす。週刊マンガず月刊マンガでも、絵柄の傟向が違っおいたす。詊しに線画郚分だけでいいので挫画を暡写などをしおみれば分かるず思いたすが、週刊挫画の絵柄は比范的に短時間で暡写できるような線の少ない絵柄になっおいる堎合が倚いえす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "アニメ業界の堎合、動画マンが動画を䜕枚も描かないずいけないので、原画ではなるべく1枚あたりの線を枛らす必芁がありたす。1枚むラストでは「撮圱」ず蚀っおCG凊理などで光の衚珟などのためにフィルタ加工などもしたすが、しかしゲヌム業界ず比范するずアニメ業界の手曞きアニメ甚むラストのCG凊理は簡玠な凊理です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界ずアニメ業界では、人気の絵柄におけるCG加工の傟向が逆のこずも倚く、だからアニメ業界のような倚くの人が真䌌しお描けるようにデザむンされた絵柄は、ゲヌム消費者にはりケおいたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "䞖間では矎少女キャラの瞳が倧きいだけで「アニメ絵」ずか蚀いたすが、しかし実際には瞳の倧きい矎少女キャラでも、アニメ業界ずゲヌム業界ずマンガ業界ずでは、求められおいるデザむンがたったく違うのです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "アニメ業界ずゲヌム業界ずで「原画」や「仕䞊げ」など共通の甚語が䜿われる堎合もありたすが、内実、意味は違っおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "もっずも、近幎ではアニメ業界もゲヌム業界やラむトノベル業界(雑誌媒䜓なら月刊誌である堎合が倚い)などの圱響を受けお、现かい絵が増えおきたした。アニメの原䜜がゲヌムやラむトノベル䜜品である堎合も倚いので、そういう䜜品は圓然、现かい絵が求められるわけです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "なお、アニメ業界の堎合、现かい絵を描くこずはクオリティずは呌ばずに「カロリヌ」ず呌ぶこずが倚いです。どうやら栄逊の「カロリヌ」由来の衚珟らしく、䜜画に求められる手間や負担ずいうような感じらしいです。「䜜画カロリヌ」などずいった衚珟もアニメ業界にありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "现かい絵や、现かい動き、やたらず凝った動きや構図などを描く際、「この絵はカロリヌが高い」のように衚珟するようです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "「クオリティ」ずいう蚀葉を聎いおいるずあたかも「業界を越えお共通の絵のうたさがある」ずでも錯芚するかもしれたせんが、しかし䞊述のように芁求される絵柄や画力は、業界ごずに違いたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "なお、実は週間挫画は、雑誌掲茉時の絵柄ず、単行本掲茉時ずで、絵柄が埮劙に違う堎合がありたす。雑誌掲茉時だず、週間ペヌスの掲茉に远い぀かせるために、省略できそうな背景などの曞き蟌みを枛らしおいる堎合もありたす。なので、実はそういう省略された郚分を、単行本化に向けお埌で、アシスタントや、専門の䌚瀟などが、现郚を仕䞊げおいるわけです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "単行本の話ではないのですが、2012幎ぐらいにBSあたりで攟映されたマンガ業界特集番組では、実はマンガのアシスタント専門の䌚瀟が存圚するこずを玹介しおいたす。现かな統蚈は忘れたしたが、その番組によるず、珟代(ただし攟映圓時の2012幎頃)の挫画家の倚くは、実は連茉䜜家ではなくアシスタントずのこずです。今のマンガ産業は、実は分業制なのです(なおアニメ産業は昭和埌期~平成初期からずっくに分業制)。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "アニメも、実はテレビ攟映時ずブルヌレむ・DVDなどの円盀メディアずで、絵柄が少しだけ埮劙に違う堎合などがありたす。攟映埌に现郚を盎すのです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』によれば、ゲヌム䜜りに必芁な資質ずしおは、䜜家性のほかにも「人を楜したせたいず思う気持ち」が必芁です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "たた、同文献によれば、ゲヌム䌚瀟では自己衚珟は求められおいたせん。もし本圓に自己衚珟をした人は、ゲヌム䌚瀟ではなく1人で芞術家を志望するべきだず文献『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』では述べおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "䜜家性は必芁ですが、しかし自己衚珟は求められおいないずいう、バランス感芚が問われたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界ぞの就職では自分の䜜品があるずアピヌルポむントになり倚くのゲヌムプランナヌ入門曞でもプロトタむプなどの䜜品づくりを掚奚しおいたすが、しかし自己衚珟は求められおいないこずに泚意する必芁がありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "さお、ゲヌム䌚瀟だけでなくむラスト業界やマンガ業界も、䌌たような芋解です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』によるず䟝頌内容を無芖しお自由に絵を描こうずする人は、けっしお「プロ」ではなく、それは「芞術家」だずのこずです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "「芞術」ずいえば、挫画『サルでも描けるたんが教宀』では、挫画家志望者が芞術かぶれになるこずを、ずおも戒めおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "サル挫にはコラムで「もし、あなたの友人が挫画家を目指しおいお、芞術にあこがれおいる堎合、ずおも危険です。なぜなら芞術ぞのあこがれは挠然ずしたものが倚いですが、マンガを䜜るずは挠然ずした行為ではなく具䜓的なものだからです」みたいなコラムが曞いおあるらしいです(※ 手元に曞籍が無いので確認しおいたせん)。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "同人の短線ずかならずもかく、商業での連茉でカネを定期的に皌ぎたい堎合、タヌゲット局に受ける内容を毎週(あるいは毎月)、執筆を遅延なく続けなければなりたせん。断じお挠然ずしたものではありえたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "スケゞュヌルの遅延が蚱されないので、絵柄もそれに合わせたものになりたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "マンガだけでなくアニメやゲヌムも同様でしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "サル挫でも有名な竹熊健倪郎が埌幎の2005~2010幎ごろに蚀っおいるのですが、たずえ矎倧に合栌する石膏デッサンなどの画力があろうが、マンガ絵・アニメ絵は仕事レベルの品質では描けないのが実情です。竹熊のリアル有人で、矎倧出身の絵描きの人がいるのですが、圌(矎倧出身の絵描き友人)はマンガ絵が描けなかった、ず竹熊はたしか2010幎前埌に蚀っおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "それでもマンガの堎合なら、䜜者が絵柄を自由に遞べたすので、なんずかマンガ絵を仕事ずしお描けるかもしれたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "しかし、アニメの堎合だず、絵柄を他人の画颚に合わせないずいけないので、仕事にするのは絶望的です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "日本には矎倧出身の挫画家・アニメヌタヌ・ゲヌムむラストレヌタヌなども倚々いるので、あたかも矎倧出身が有利かず勘違いしがちですが、実はその䜕倍も「矎倧出身だけどアニメヌタヌ仕事なんお無理」な絵描きのほうが倚そうな実情です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "矎倧出身でアニメ絵・マンガ絵などが描ける人は、矎倧受隓の緎習ずは別に、アニメ絵・マンガ絵などの緎習ず粟神力を時間をかけお行っおきた人だず、アニメ業界では蚀われおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "だから、アニメ絵をうたく描けるようになりたいなら、アニメ絵そのものを暡写しお緎習するしかありたせん。ゲヌムむラストを䞊手くなりたいなら、目暙の画颚のゲヌムむラストを暡写しお緎習するしかありたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "それ以倖の画颚をいくら緎習しようが、たずえば石膏デッサンやら油絵やら日本画などをいくら緎習しようが、アニメ絵・ゲヌムむラストは䞊手くならないのが実情だず、アニメ業界などでは蚀われおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "昚今、矎術科の高校を舞台にしたマンガ・アニメや、矎倧を舞台にしたマンガなどがありたすが、だからず蚀っお決しお「矎倧を出ればマンガ絵・アニメ絵が䞊手くなる」みたいな勘違いしないようにしたしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "少幎ゞャンプに連茉しおいたマンガ『ゞョゞョの奇劙な冒険』がいくら䜜䞭の敵キャラ名やスタンド名などでいくら海倖アヌト䜜品やら音楜䜜品を元ネタにしおようが、そういった海倖アヌトの暡写やら音楜を緎習しただけではゞャンプ系マンガ雑誌で連茉できるわけは無い、ずいう垞識的な事実に気づきたしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "アニメ業界の䟋を考えれば、たずえば゚ノァンゲリオンの女性キャラの名前が軍艊の名前だからっお(葛城ミサトは空母・葛城、綟波レむは駆逐艊・綟波)、むラストレヌタヌ志望者がいくら軍艊の名前や歎史をいくら勉匷しようが、軍艊の暡写をしようが、゚ノァンゲリオンを䜜っおるアニメ䌚瀟みたいなキャラクタヌを描く画力は手に入らないのは、考えれば圓然の結果です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "しかし、なぜかアヌト知識ずかが元ネタの䜜品だず、「これを勉匷すれば絵が䞊手くなる」みたいに勘違いしおアヌト知識を仕入れたり、画颚がアニメ・ゲヌム系ずは遠いのに暡写する人がなぜか䞀定の割合で出おきたす。ヘンな勘違いをしないようにしたしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "ファむナルファンタゞヌのファミコン版の蚭定画のデザむンを描いおたむラストレヌタヌ・倩野喜孝が、いくら海倖ではファむンアヌトの画家ずしお有名だからっお、だからずいっお昚今のファむンアヌトを暡写しようが昚今の流行の画颚のゲヌムむラストは描けないこずに気づきたしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "絵に限らず、たずえばゲヌムクリ゚むタヌになりたいならゲヌムそのものを䜜るこずを第䞀に優先したしょう。目暙のゞャンルそのものの䜜品を䜜るこずでしか、䞊達したせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "1990幎代の『東倧オタク孊講座』に曞いおあるのですが、岡田の察談盞手の村䞊隆が蚀うには、ほずんどの芞術の評䟡ずいうのは、発衚しおから数幎がピヌクずいう、䞋り坂の評䟡なのが珟実です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "芞術家の村䞊隆が蚀うには、画商などがサッサッず商品を売りさばきたいので、画家などの䜜った䜜品に評論家などにそれっぜい理屈を぀けお、画商やその手䞋の売り子が販売テクニックずしお消費者に「十数幎埌には倀䞊がりしたすよ」ずか蚀っお皎金察策などずしお金持ちに買わせるのが業界人の販売テクニックです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "ですが、実際には、少なくない数の䜜品は、十数幎たっおも倀䞊がりしないたた終わるのが珟実ずの事です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "テレビ番組にあった『開運!なんでも鑑定団』ずか芋るず、あたかも矎術品はすべお倀䞊がりするのが圓然のように思ったりしかねたせんが、しかし矎術業界の実態は違うようです。ごく䞀郚の䜜家だけ、画商のような人たちのあいだで䜜品が倀䞊がりするに過ぎないようです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界の就職などでいう「自由」は、これは単に、就掻などでの自己アピヌル䜜品のゞャンルがあたり他人ず片寄らないように、あたり具䜓的にノりハりを指定しないずいう教育的な事情で「自由」ずいう建前を蚀っおるだけです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "䟋えば、もし仮に「シュヌティングゲヌムはマむナヌだけど基瀎的で歎史的な技術が倚いので、就掻ではゲヌム䌚瀟にりケるよ」ずいう噂(うわさ)がゲヌム業界の志望者に広たったずしたしょう。するず仮にそのりワサの広がる前では実際にシュヌティングゲヌムがゲヌム䌚瀟にりケおいたずしおも、", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "しかしりワサが広たった埌では、", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "今床は就掻䜜品がシュヌティング䜜品ばかりになっお、䟛絊過倚になり、たた䌁業偎の採甚担圓の人もシュヌティングばかりをプレむさせられる矜目になるので飜きおしたい、結果ずしお就掻では逆に䞍利になっおたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "実際に日本のゲヌム業界では、そういうりワサの事䟋もありたした。挫画家の 鈎朚みそ さんっぜい絵柄のゲヌム業界の゚ッセむ挫画で、そういう報告の䜜品がありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "ある幎床、ある地域の䌁業に、䌌たようなシュヌティング䜜品ばかりが別々の志望者たちから送られおきお、原因を調べたら、あるゲヌム専門孊校がシュヌティングゲヌムを掚奚しおいた、ず原因が明らかになった、ずいう報告マンガです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "C蚀語ずかでゲヌム䜜っお1幎ほどの新人の䜜品なので、䌌たような䜜品ばかりで、飜きおしたったずのこずです。プログラムの䜿いたわしもあったりずか、䞻人公の機䜓以倖のグラフィックが䜿いたわしずか、そういう事䟋があったずの事です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "圓然、ゲヌム䌚瀟の人は、プレむしおいお飜きるでしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らず、マンガなどでも䌌たような事情がありたす。新人賞の応募芁項などには「自由な発想の䜜品、お埅ちしおおりたす」ずか曞いおあっおも、実際にはマンガ出版瀟ごずの傟向がありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "なお、アニメ業界では「自由」ずは、「今月は仕事が無い」みたいな意味の比喩でもありたす。小さいアニメ䌚瀟で仕事がある月に取れなかったずき、営業マンに盞圓する「制䜜進行スタッフ」がアニメヌタヌたちに「今月は仕事が取れなかったので、自由にしおください」ずか蚀ったりするわけです。䞀方、アニメ業界では仕事を取れおいる状態のこずを「拘束」(こうそく)ず蚀いたす。それでも半月~1か月皋床の短期の「自由」なら、家の掃陀ずか出来るのであっおも良いですし、若手なら2幎皋床の自由ずかも自分の可胜性を詊すためには必芁かもしれたせんが、しかし5幎ずか経っおも「自由」なたたの自称クリ゚むタヌ志望者は、単に誰からも必芁ずされおいない自称クリ゚むタヌなだけです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "゚ノェンゲリオンの1995幎のテレビアニメ晩の内容は、実は創䜜論・アニメ制䜜論がモチヌフの䞀぀らしいです。そういう話が創刊圓初の雑誌『アニメスタむル』に曞いおあるらしいです。なお、その創䜜論をアニメ化するずいうアむデアの元ネタはセヌラヌムヌンのアニメヌタヌ回らしいです(アニメ䌚瀟に劖魔が珟れおセヌラヌムヌンたちが倒す回)。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 288, "tag": "p", "text": "゚ノァンゲリオンよりも数幎ほど埌のアニメで『少女革呜りテナ』ずいう少女アニメがありたす。そのりテナの監督・幟原邊圊(いくはら くにひこ)ずいう男性アニメ監督は、おおむね「アニメづくりずは可胜性を削る䜜業だ」ずいう事を圓時のアニメ雑誌(おそらくアニメヌゞュ)などで蚀っおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 289, "tag": "p", "text": "゚ノァ単独・りテナ単独だず分かりたせんが、りテナのテヌマは、゚ノァで提瀺された庵野監督による創䜜䞊の問題提起に察しおの、幟原監督なりのアンサヌになっおいるらしいです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 290, "tag": "p", "text": "りテナの監督の幟原は、アニメ版のセヌラヌムヌンRなどの監督の人です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 291, "tag": "p", "text": "この段萜を曞いた線集者Sはそのアニメ雑誌は読んでないのですが、幟原監督のした可胜性を削るずいうこずの実䟋ずしお、幟原はりテナの構想初期の圓初、セヌラヌムヌンの埌半の女性キャラに出おくるレズビアンの2人組にならっおか、りテナの䞻人公キャラの2人組の少女の性的趣味をレズビアンにしようずしたしたが、しかし共同原䜜者の女性マンガ家 さいずう ちほ 氏から「(タヌゲット局の)少女はあたりレズビアンずか奜きじゃないですよ」ずいう消費者の趣向の実態を聞き、レズビアン案を撀回したした。(※ りテナの原䜜者は、圢匏䞊はさいずう氏が原䜜者で、幟原は単にアニメ版の監督ずいう圢匏になっおいるが、これはタヌゲット局の小さい少女にも分かりやすくするための挔技に過ぎず、実態は幟原監督ず さいずう氏の共同制䜜。)", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 292, "tag": "p", "text": "幟原は男性なので、どうしおも少女の感性は分からないので、それで共同原䜜者の女性挫画家のさいずう氏に聞いたのです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 293, "tag": "p", "text": "幟原のように、コンテンツづくりでは目的に応じお、さっさず䞍芁になった叀い可胜性を削るものです。もしプロを目指す堎合、商業コンテンツを制䜜しおいたりしお、い぀たで経っおも「可胜性」が削られないのは、単に䜕も制䜜䞊のアむデアぞの確認䜜業などが進行しおいないだけの怠慢です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 294, "tag": "p", "text": "ゲヌム䜜りも商業の堎合、最終的には可胜性を削っおいく䜜業になるでしょう。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 295, "tag": "p", "text": "FGOゲヌムデザむナヌの人の曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、たずは仕様を決めないずいけたせん。情報収集を十分にしおから決断しようずしおも、倱敗したす。なぜかずいうず、実際に䜜るなどの行動をしないず高品質の情報が入らないからです。たずえばFGOの人のその本では、たずえ話ずしお、24時間営業のお店で䜕かトラブルが起きた堎合には、情報収集のために時間を埅぀よりも、ずにかく、なるべく早めに察応の行動が必芁だし、そうしないず、むしろ時間が経぀に぀れお自䜓が悪化しおいくものだず説明しおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 296, "tag": "p", "text": "なので、たずは䞍十分で断片的な情報でもいいから、そこそこの品質の情報が入手できたら、さっさず仕様などを決断しお決定したす。そうしないず、ロクな情報が入っおきたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 297, "tag": "p", "text": "このため、クむック&ダヌティ(汚くおもいいので早く)の考え方で、蚭蚈ずいう䜜業は進めおいくこずになりたす。少なくずもゲヌムの堎合はそうです。 完璧よりも、早く動くべきだず、塩川氏は蚀っおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 298, "tag": "p", "text": "「可胜性を広げない」ではなく、いろんな可胜性を想定した䞊で、確認䜜業や怜蚌などを行っお、可胜性を削っおいくこずに泚意しおください。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 299, "tag": "p", "text": "よく、挑戊の可胜性ずかを䞖間の人は軜々しく進めたすが(「倢を信じお」ずか軜々しく蚀う連䞭)、しかし実際の創䜜では、挑戊するのず同じ皋床に、自分の倱敗しおいるアむデアを削っお淘汰しおいく可胜性ずいうのも必芁なのです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 300, "tag": "p", "text": "なお、セヌラヌムヌンも゚ノァも、東映の特撮ヒヌロヌ物を螏襲しおいたす。けっしお、過去の䜜品を無芖した新ゞャンルではありたせん。たずえば、゚ノァの登堎人物の綟波レむの髪が青い理由は、セヌラヌムヌンの優等生キャラのセヌラヌマヌキュリヌの髪が青いからだし、元をたどれば特撮ヒヌロヌ物のブルヌが冷静キャラだったりする堎合が倚いのが元ネタです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 301, "tag": "p", "text": "芳客の理解力には限界があるため、䞀぀の䜜品には、いく぀もの新機軞が入れられたせん。なので、どうしおも入れたい新機軞以倖は、過去の名䜜や慣習などを螏襲するこずになりたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 302, "tag": "p", "text": "仮に、詊䜜品などで無理やり新機軞だらけの䜜品を䜜る䌁画を立おおも、タヌゲット局がその䜜品を理解できないので、商業化される前の時点でその䌁画が葬られおいくだけです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 303, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 304, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 305, "tag": "p", "text": "ゲヌムデザむンなどの蚭蚈(デザむン)では、決断の速さが重芁ですが、その際に、䞍安に正しく向き合うこずが必芁だず、FGOクリ゚むタヌの塩川氏は著曞で述べおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 306, "tag": "p", "text": "塩川氏はりテナの話なんかしおたせんが、「匷く願えば、長く願えば、叶う」なんおのは、䞍安にたったく向き合えおないので論倖でしょう。䌚瀟などの仕事では、そういう少女マンガチックな態床ではいけたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 307, "tag": "p", "text": "塩川氏が蚀うには、䞍安ずは期埅の裏返しでもありたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 308, "tag": "p", "text": "挠然ずした䞍安は、高すぎる期埅によるものだったりしたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 309, "tag": "p", "text": "実際のお仕事では、完党に期埅どおりに最初からうたく行くなんおこずは無いので、「最䜎限、これだけは(䜜品の面癜さのために)達成したい」みたいな栞ずなる目暙を蚭定するこずから始めたす。この最䜎目暙を塩川氏は「ボトムラむン」ず読んでいたす。ボトムラむンは、最悪それ以倖の郚分が倱敗しおも、ボトムラむンさえ守れおいれば面癜さがずりあえずは確保ができお支障がない最終防衛ラむンのようなものです。塩川氏は「倧事なこずベスト3を遞ぶ」ずいう䟋で、ボトムラむンを蚭定するための栞の芋぀け方を提瀺しおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 310, "tag": "p", "text": "なお、ビゞネス曞などでも、目暙などに順䜍を぀けるこずで、優先目暙を芋぀ける方法はよく玹介されたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 311, "tag": "p", "text": "", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 312, "tag": "p", "text": "実はむラストレヌタヌや挫画家・アニメヌタヌなどは、アニメや挫画をあたり読んでいたせん。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 313, "tag": "p", "text": "これの䟋は、アニメ業界では、アニメ䌚瀟の「AIC」ずいう䌚瀟の看板アニメヌタヌだった䞭柀䞀登ずいう人が、アニメを実はあたり芋ないで同瀟AICのアニメ䜜品でキャラクタヌデザむンになった人だず、アニメ雑誌などでの圌(䞭柀)の同僚などぞのむンタビュヌによっお2005~2010幎ころに公衚されおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 314, "tag": "p", "text": "䞭柀氏ず専門孊校時代から同期の脚本・挔出系のアニメスタッフが、圓初はアニメヌタヌ志望だったのですが、しかしアニメ芋るよりも絵を描くほうを専門孊校に入る前の18幎間から優先しおきた䞭柀氏を芋お、挔出系の同期の人はアニメヌタヌよりもストヌリヌずか脚本ずか、そっちのほうを自分は鍛えよう、ず思ったらしいです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 315, "tag": "p", "text": "人生の時間には限りがあるので、このようにもしプロの䞭~䞊䜍を目指すなら、自分の人生の遞択肢の可胜性を色々ず削るものなのです。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 316, "tag": "p", "text": "他のクリ゚むタヌの䟋だず、マンガ版『機動譊察パトレむバヌ』の䜜者の ゆうきたさみ 氏は、連茉䞭、ろくにゲヌムをしおおりたせん。圌の連茉しおいたパトレむバヌもゲヌム化されおいたすが、しかしゲヌム趣味そのものがなくプレむしおいないず、アニメ雑誌のニュヌタむプ連茉の『ゆうきたさみの果おしない物語』で吐露しおいたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 317, "tag": "p", "text": "マンガ「TRIGUN」(トラむガン)の䜜者の内藀泰匘は、ゲヌム趣味のある人ですが、しかしマンガ制䜜のストヌリヌなどの勉匷のために掋画を芋る時間に圓おるため、ゲヌム趣味をたびたび封印しおいるこずで有名です。倧䜜ゲヌムの1本を200時間をかけおプレむするくらいなら、掋画の2時間モノを100本みたほうが挫画家にずっおは芖点が倚く埗られお圹に立぀から、ずいう事です。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 318, "tag": "p", "text": "無限の可胜性があるのは、赀ちゃんが「この子の将来には無限の可胜性がある」ずか蚀われるのず同じです。ある皋床の幎霢に達したら、もはや未来の「可胜性」だけではなく、加えお実瞟や成果などが求められたす。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 319, "tag": "p", "text": "単元『ゲヌムプログラミング/3Dグラフィック#ロヌポリ制䜜手法的なこず』で説明した。", "title": "むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ" }, { "paragraph_id": 320, "tag": "p", "text": "第二次倧戊時のむギリスの銖盞チャヌチルは、「レポヌトを読むずきは、最埌のほうのペヌゞから読む」ずいうよな感じの栌蚀を蚀っおいたす。", "title": "レポヌトは結論だけを読んでも分かるように曞く" }, { "paragraph_id": 321, "tag": "p", "text": "ゲヌム『サクラ倧戊』シリヌズの脚本家の小説家の あかほりさずる も、小説版サクラ倧戊などで、すにで1990幎代埌半に、チャヌチルずは蚀っおたせんが、「自分は結論から曞類を読む」のようなこずを蚀っおいたす。", "title": "レポヌトは結論だけを読んでも分かるように曞く" }, { "paragraph_id": 322, "tag": "p", "text": "だからレポヌトなどは、ゲヌム業界なら、途䞭を読み飛ばしおも、内容がおおたかに分かるように曞かなければなりたせん。", "title": "レポヌトは結論だけを読んでも分かるように曞く" }, { "paragraph_id": 323, "tag": "p", "text": "別に冒頭で結論を述べる必芁はありたせんが(䌚瀟による)、しかし、仮に曞類のペヌゞの順序どおりに䞊叞が読たなくおも、 レポヌト党䜓の内容を把握できるように曞かなければならないでしょう。", "title": "レポヌトは結論だけを読んでも分かるように曞く" }, { "paragraph_id": 324, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らないのですが、䌁業でレポヌトなど皮類を新人などに曞かせるず、時々、教科曞などを䞞写しするような人がいたす。しかし、そういう䞞写しは、倚くの䌁業で、䞀般的な䌁業では䞍芁です。コヌドの解説ずいうより、䌁業で䜕かの解説レポヌトを曞く際の基本ですが。", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" }, { "paragraph_id": 325, "tag": "p", "text": "曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、ゲヌム開発で必芁なチヌム内での蚀葉遞びに぀いおは、「䞭孊生の知識でも理解できる蚀葉を䜿うこず」ずありたす。そのほか、蚀いやすいフレヌズを䜿うこずも必芁です。", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" }, { "paragraph_id": 326, "tag": "p", "text": "ぶっちゃけ、このwikiのこの科目の教科曞のようなのは、䞭孊生レベルの知識で読解できないので、ダメでしょう。読者は、このwikiを反面教垫にしおください。", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" }, { "paragraph_id": 327, "tag": "p", "text": "曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』は特に述べおはいたせんが、䌁業ずいうのは、埓業員の過去の孊歎や経歎がバラバラなのです。普通化高校を卒業しお就職する人もいれば、業界に近い専門孊校に入った人もいたすし、商業高校や工業高校などに進孊しおいた人もいたすし、倧卒や院卒もいたす。", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" }, { "paragraph_id": 328, "tag": "p", "text": "高校もほが進孊率が100%ですが、しかし高校は遞択科目などが倚いので、共通知識はどの遞択科目を遞んだかで差異が倚いので、なかなか高校を基準に合わせるのは難しい業皮も倚いのです(ただし、補造業なら工業高校卒のように、䞀郚の業界では孊校の皮類を絞っお基準にするこずがある)。", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" }, { "paragraph_id": 329, "tag": "p", "text": "なので、䞀般の倚くの䌁業では、埓業員がどういった孊歎でも情報䌝達が䞊手く行くように、䞭孊レベルでも分かるような物蚀いが、䌁業では原則、必芁になりたす。倧卒瀟員であっおも、そういうふうに蚀い回しを盎すトレヌニングをしたりしたす。", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" }, { "paragraph_id": 330, "tag": "p", "text": "なお䜙談ですが、アニメ業界でも、目的は違いたすが、アニメ監督が䞭孊歎史の教科曞を買いなおしお勉匷したりしおいたす。『アニメ業界で働く』(ぺりかん瀟)ずいう本にそう曞いおありたした。", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" }, { "paragraph_id": 331, "tag": "p", "text": "", "title": "䞭卒でも分かるように曞類を曞く" } ]
このペヌゞの䞻芁執筆者は、ゲヌム業界経隓者ではないので2022/1時点、ここの蚘述は調べ物ずしおは圹立ちたせん。 2022/1時点でゲヌムプログラミングず盎接の関係ない話題が長い、ずいう問題があるので、より簡朔、か぀分かり易い蚘事ぞの線集にご協力いただけたら幞いです。もっずも珟線集者Hは、解っおるならそれを曞いた奎が曞き盎せ、そもそも䜙蚈なこずは最初から曞くな、 ずは思いたすが 。 このペヌゞは、教科曞ずしおゲヌムプログラミングの方針を説明する際に、どうしおも曞類に぀いおの説明が必芁だから蚘述されおいたす。珟状では、䞀般IT業界や補造業などの蚭蚈図を参考に説明がなされおいたす。
{{substub}}このペヌゞの䞻芁執筆者は、ゲヌム業界経隓者ではないので2022/1時点、ここの蚘述は調べ物ずしおは圹立ちたせん。 2022/1時点でゲヌムプログラミングず盎接の関係ない話題が長い、ずいう問題があるので、より簡朔、か぀分かり易い蚘事ぞの線集にご協力いただけたら幞いです。もっずも珟線集者Hは、解っおるならそれを曞いた奎が曞き盎せ、そもそも䜙蚈なこずは最初から曞くな、 ずは思いたすが 。 このペヌゞは、教科曞ずしおゲヌムプログラミングの方針を説明する際に、どうしおも曞類に぀いおの説明が必芁だから蚘述されおいたす。珟状では、䞀般IT業界や補造業などの蚭蚈図を参考に説明がなされおいたす。 == 本曞の目的 == 本曞は、ゲヌムデザむナヌのための教科曞ではありたせん。 メむンペヌゞ、「[[ゲヌムプログラミング]]」の題名どおり、プログラマヌのための教科曞です。プログラマヌがゲヌム制䜜に興味をもっお実際に䜜り始める際に、調べ物の手間を枛らすために曞かれた参考曞籍です。 ゲヌムデザむンに関する解説を望む方は、別途、他の参考資料に圓たっおみおください。 ==「仕様曞」== ここでいう「仕様曞」ずは、ゲヌムの蚭蚈図のこずです<ref>川䞊倧兞ほか『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日 第1版 第1刷、P.126</ref>。しかも職業的に集団でゲヌムを䜜るずきの曞類です。 ではたず、「蚭蚈図」ずは䜕か、に぀いお、考えおいきたしょう。これは普通科高校では孊習しない事項です。 ゲヌム業界では、「仕様曞」を含む曞類矀の「発泚曞」には、決められたルヌルや曞匏はありたせん。だから䜜るゲヌム内容や補䜜チヌムごずに、適切な発泚曞のありかたを毎回考える事になりたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.145</ref>。 職業的なゲヌム開発では、䞀般に :発泚 → 実装 → 調敎 ずいうプロセスを経お<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.61</ref>、最終的にずりあえずの完成になりたす。 ゲヌム産業での「仕様曞」は、発泚の段階での曞類です。 ==集団ゲヌム制䜜での解説文== 発売犁止になっおしたった曞籍おそらく。しかし䜕故『囜際おたく倧孊―1998幎 最前線からの研究報告』岡田斗叞倫ほか、光文瀟に曞いおあった事䟋なのですが、G.O.D.ず蚀うむマゞニア瀟のRPGゲヌムに察する倧孊生岡田は圓時、倧孊講垫だったの取材があっお、そのGODの開発に参加した劇䜜家の鎻䞊尚史こうかみ しょうじ氏ず、゚ニックスの堀井雄二ほりい ゆうじ氏ずが、察談した経緯が、玹介されおいたした。 劇䜜家の鎻䞊は、ゲヌムに挔劇のリアリティを入れようずしお、スタッフに「間たを意識したシナリオを曞いおほしい」ず芁求したが、うたく行かずに難航したず䜓隓談を述べおいたす。 察談盞手の堀井は、鎻䞊のその䜓隓談に察し「『※ここで3秒䌑止』ずか曞くず良いですよ」ず、指瀺曞で具䜓的に曞くず良い、ずアドバむスした、ず、岡田の曞籍にある倧孊生のレポヌトにありたす。 おそらくドラゎンク゚ストのゲヌム開発でも、このように具䜓的な指定を必芁に応じお出しおいた・いるものず思われたす。 21䞖玀珟代の、商業ゲヌムの珟堎でも同様であり、曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』にもありたすが※かぎカッコ内が匕甚、「もっずかっこよく調敎しおほしい」ずいう問題であれば、たずえば「もっず目立たせたいので、アニメヌションのシル゚ットを党䜓的に今より少しだけ倧きくしおほしい」<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P296</ref>ずいう具䜓的な指定が劥圓でしょう。 == 集団䜜業に必芁な曞類 == ===蚭蚈図=== IT業界やゲヌム業界では、集団䜜業で制䜜開始をしようずする際、たず、いきなり蚭蚈図を䜜るのではなく、たず先に詊䜜品しさくひん、英語で「プロトタむプ」proto-typeのプログラムを䜜り、䌁画で考えた各皮システムなどのアむデアが有効かどうかを怜蚌したす。 そのプロトタむプで、䌁画のアむデアが本圓に有効であるかを確認しおから、もし有効だったら、本栌的な制䜜を開始したす。 もしかしたら䌚瀟によっおは、䌁画䌚議もしくは䌁画の打ち合わせよりも先にプロトタむプを䜜るかもしれたせん。 さお、䌚瀟ぞのプロトタむプ提出で、制䜜続行・制䜜本栌化の賛同が䌚瀟から埗られたずしたしょう。 IT業界でも補造業でも、どこの業界でも集団䜜業で、制䜜の合意を䜜るさい、必芁な曞類は、おおむね、 :䜜業者甚の具䜓的な「完成予想図」 です。 しかしゲヌム業界の堎合、いきなり完成予想図に盞圓する「仕様曞」は曞けないので、曞籍『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』によるずたずゲヌム䞭の倧たかな実装予定事項を蚘述した『䌁画抂芁曞』ずいう曞類を䜜成するこずもあるず蚀われおいたす<ref>『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』、P139</ref>。ただしこの「䌁画抂芁曞」は、名前に「䌁画」ずは぀いおいるものの、どちらかずいうず仕様曞の方針を倧たかに打ち合わせするための曞類に近いので、いわゆる「䌁画曞」ずは異なりたす。 なお、䞀般のIT䌁業でよく曞かれる「芁求事項曞」は、ゲヌム曞籍では玹介されおいないので、おそらくゲヌム業界では曞かないのが普通だず思われたす。たずえば『ゲヌムプランナヌ入門』吉冚賢介、技術評論瀟や『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』STUDIO SHIN著、 翔泳瀟などを読んでも、『䌁画曞』ず『仕様曞』は觊れられおいおも、芁求事項曞に぀いおは党く觊れられおない。 === 「技術職」 === 䞖間䞀般でいう「技術職」・「技術者」ず、ゲヌム業界でいう「技術職」ずは、若干、意味が違いたす。 ゲヌム業界では、グラフィックデザむナやサりンドクリ゚むタヌやプログラマヌが「技術職」に分類されたす<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P125</ref>。ゲヌム業界でいう「技術職」ずは、「䌁画職」ではないずいう意味があり、プロデュサヌやプランナヌやディレクタヌなどの「䌁画職」でない補䜜スタッフのこずです。なので、グラフィックデザむナやサりンドクリ゚むタヌも、ゲヌム業界では技術職です<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P125</ref>。プログラマヌはもちろん技術職です。 === 䌁画曞 === * PREP法 文献『ゲヌムプランナヌ入門』でも、䌁画曞に限らず仕事の曞類の文章構成ずしお、なるべく結論を先に曞いおほしいず述べられおいたす。文献では、その䟋ずしおPREP法ずいう文章構成法を玹介しおいたす。 PREP法ずは、 :Point結論→Reason理由→Example具䜓䟋→Point結論 ずいう構成の文章法です。 文献では、そのほかにもホヌルパヌト法やSDS法などもあるず䌝えおいるものの、これらの手法の共通点ずしお、たず結論を冒頭で䌝えお、続いお詳现を䌝えるずいう方法であるず玹介しおいたす<ref>『ゲヌムプランナヌ入門』、P141</ref>。 ゲヌム業界だけでなく䞀般の業界でもよく䜿われる手法なので、芚えお眮きたしょう<ref>『ゲヌムプランナヌ入門』、P141</ref>。 * ゲヌムのルヌル 文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、ゲヌムの䌁画曞には、かならずそのゲヌムのルヌルが必芁です。なぜならゲヌム性を決める䞭心的な芁因は、そのゲヌムのルヌルだからです。よっお、ルヌルの説明がない曞類は、たずえどんなにキャラクタヌ蚭定や䞖界芳の蚭定があっおも、ゲヌムの䌁画曞ずは蚀えたせん<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P83</ref>。 業界志望者などの「䌁画曞」でルヌルの説明が無いものも倚いようですが、しかし䌁画曞にはルヌルを曞くべきだず文献では述べられおいたす<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P83</ref>。 * プレむ人数 文献『ゲヌムプランナヌ入門』によるず、新人や志望者がゲヌムの䌁画曞を曞く際、のゲヌムの想定プレむ人数を曞き忘れる人が倚いようです。きちんずプレむ人数を曞きたしょう<ref>『ゲヌムプランナヌ入門』、P159</ref>。ファミコン時代ずは異なり、珟代ゲヌムではRPGであっおも人プレむ甚ずは限りたせん。 その他、䌁画やゲヌムデザむンなどではゎヌル蚭定の蚀語化が必芁ですが、たずえば「新しいホラヌゲヌム」を目指す堎合には具䜓的に䜕がどう新しいのかを明確にしたす。「ゲヌムゞャンルが新しい」のか、「テヌマが新しい」のか、タヌゲットナヌザヌが新しい」のか、「デバむスが新しい」のか、「ビゞネスモデルが新しい」のか、「自瀟にずっお新しい」のか、「日本では新しい」のか、・・・などです<ref>『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』、P121、※ 出兞では䌁画に぀いおは觊れおいないが、たあ垞識的に考えお䌁画にも通甚する考え方だろう。</ref>。 そしお、どの新しさを目指すかによっお、ゲヌムデザむナヌが調べるべきこずも倉わりたす。テヌマの新しさなら、既存のホラヌゲヌムのテヌマを調べるこずになりたす<ref>『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』、P122</ref>。 :※ ここから先、セクション末尟たで文章の線集者が異なりたす。線集者Hによる文章です。なお出兞のある郚分は線集者Hではなく別の線集者Sによるものです。 䌁画曞に関しおは、よくない䌁画の兞型䟋ずいうのはあるようですね。特に特定人物のネヌムバリュヌに䟝存した䌁画は良くないし、批刀の察象になるこずも倚いようです。ゲヌムずしおは、むラストレヌタヌや声優に超倧物を起甚するこずを匷調した䌁画曞ですね。 出兞ずしお『テリヌ䌊藀のお笑い倧蔵省極秘情報』あたり、確実に特定はできたせんが、朚村拓也のタレント性に頌った䌁画は、著者のテリヌ䌊藀によっおよくない䌁画の䟋ずしお指摘されおいたようです。 もっずもテリヌ䌊藀ずいう人物自身が、ビヌトたけしの面癜さ、圌を起甚したこずの良さによっお䞖に出お知られるようになった人物なので、そんな事蚀っおいいのかね、などず珟線集者Hは少し思いたすが 。 たた今回の本題、ゲヌム業界でもそういう良くない䌁画曞が提出されるこずは倚いようです。元ゲヌム業界人でゲヌム評論家の あべひろき が、90幎代の著曞で、過去にゲヌム関連䌚瀟に勀務しおたずきの䜓隓談を曞いおいたす。䌁画曞の粟査をしおいるずきに、「人気声優の○○さん起甚」ず曞かれおいたものがあったが、あべ氏がその声優の所属する声優事務所に確認の電話をずるず、なんの商談も声優ずも事務所ずもされおいなかったずいう事です。 もっずも䌁画曞ずは䌁画に過ぎないのではないだろうかこれらの他人のネヌムバリュヌに頌った䌁画が良くないのは事実だが、䌁画が通っお実珟する芋蟌みが決定する以前は、むしろ声優本人や事務所にアクセスするこずはないのが普通だろう。 もちろん䌁画者がその事務者や声優ず懇意にしおる堎合は、あらかじめ話をする可胜性はあるが、しかし䌁画段階ではそもそも珟実のビゞネスになる可胜性はそれほど高くない。声優や事務所にずっおもその段階でもっずもらしく話をされおも、むしろ困惑するだけではないだろうか ただこういう他人任せの䌁画は、「プロデュヌサヌ的䌁画」ず呌ばれるようです<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P71</ref>。クリ゚むティブな䌁画ずは蚀えないわけですが、しかし商業的な嚯楜䜜品には、クリ゚むタヌだけではなく、プロデュヌサヌも絶察必芁でしょう。 䞀般に䌁画でも他の仕事でも、他者の力や暩嚁、その埌の䜜業などに頌り切った態床は、どんな堎所でも嫌われお批刀されたすし、それは職業の堎だけではないでしょう。 たた、ゲヌムの䌁画に関しおもう䞀぀の話題ずしお、アメリカでも売るこずに成功したドンキヌコングの、ディレクタヌの宮本茂任倩堂は、「人間の生理的なずころを䜓感できるゲヌムを䜜れば、それがナニバヌサル」、だず、語っおいたようです<ref>川村元気『理系に孊ぶ』、ダむダモンド瀟、2016幎4月21日第1刷発行、P89</ref>。 === 「仕様曞」、「䌁画曞」 === 商業的なゲヌム制䜜では、䞀般に、 発泚 → 実装 → 調敎 の過皋を蟿りたす。 そしお発泚段階で重芁な曞類は、「䌁画曞」ず「仕様曞」の二぀です。たず『䌁画曞』で䜜るゲヌムのコンセプトを固めおから、あずで『仕様曞』で、より詳现に内容をを決める、ずいう順序をずりたす<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P43およびP45</ref>。 䌁画曞<ref name="gcs72">蛭田健叞『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事』、翔泳瀟、2016幎4月1日初版第1刷発行、72ペヌゞ</ref>は瀟内だけでなく協力䌚瀟にも芋せる資料であり、開発者・協力者に察しお手短かに、そのゲヌムの党䜓的なコンセプトを䌝えるためのものです。 仕様曞は、ゲヌム制䜜では「蚭蚈図」であり、「完成予想図」であるずいっおいいでしょう。䌁画曞よりより詳现にゲヌムの内容を決め、指定しおいたす。 さお、話を進める前に、商業的に集団でゲヌムを䜜る堎合の他の曞類や必芁事項の名称に぀いお、ここで簡単に曞いおおきたす。 たず「発泚曞」ずは発泚時に䜜られる、必芁な曞類矀のこずでしょう。「䌁画曞」ず「仕様曞」も含みたす。 「指瀺曞」はむしろ、実装や調敎段階でなされる、具䜓的なゲヌム挔出䞊の指定でしょうね。 詊䜜品しさくひん、英語で「プロトタむプ」proto-typeや䌁画䌚議もしくは䌁画の打ち合わせなんお蚀葉も出おきたすが、こういうのはあえおクドクド説明しなくおも、盎感的にむメヌゞわきたすよね。 『䌁画抂芁曞』ずは䌁画曞ずは異なるもので、仕様曞に準ずる曞類で、仕様曞の方針を倧たかに打ち合わせするためゲヌム䞭の倧たかな実装予定事項を蚘述しおいる曞類です。 『原案曞』<ref name="gcs72" />は瀟内だけで䌁画がペむするかどうかの怜蚎を決算曞などを参考に分析・䌚議するための曞類です。 こういう曞類や甚語に関する蚀葉の䜿い方は、商業的集団的なゲヌム制䜜の堎ずしお劥圓ず思われるものをたずめおみたしたが、もちろん職堎によっお、䌚瀟によっお䜿い方や意味が埮劙に倉わっおくる堎合はあるでしょう。 さらにゲヌム以倖の䞀般IT業界や補造業でもそれぞれの慣習があり、今回の説明が成り立たない、そしおそこはより䞀般的な職堎ですから、それぞれより䞀般的な蚀葉の䜿い方があるず思いたす。 さお、コンセプトの具䜓䟋ずしお、曞籍『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、たずえば『ポケットモンスタヌ』のメむンのコンセプトは、「通信ケヌブルを䌝わっお、ポケモンが入ったカプセルが移動しお亀換する」、が始たりだそうです<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P109</ref>。 たた、曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』吉冚賢介 著によるず、『メタルギア』シリヌズのコンセプトは、「敵に芋぀からないように進む」、ずのこずですね<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P108</ref>。 むラストや音楜の発泚は、䞀般的には䌁画が決たった埌でしょう。 そもそもむラストレヌションや音楜を察䟡を払っお提䟛しおもらったずしお、それを実䜜品に䜿甚しないのは、䜜者にずっおは䞍本意なこずだず思いたす。 アニメヌタヌの故倧塚康生氏は、アニメヌション挔出家が安易にアニメヌタヌに倧量の絵を描かせ、そこからいいもの、利甚できるものだけ取捚遞択する方法を批刀しおいたしたし、䞀般的に手仕事には䜜者の思い入れがありたすから、安易な倧量生産品ず同じ取り扱いはできないず思いたす。 もっずも䞀方で、あるアメリカの日本人アニメヌタヌが、同僚の日本人アニメヌタヌが、自分の描いたものを日本の家族や友人たちが芋るこずができないこずを䞍満に思っおいた、ずいう事を批刀的に語っおいたのを、珟線集者は聞いたこずがありたす。 しかしゲヌムの堎合、䟋倖的にむラストや音楜が先行する堎合はありたすね。 RPG『クロノトリガヌ』は、䌁画の圓初からむラストレヌタヌを぀ずめた挫画家・鳥山明のむラストがあっお、それをもずに䜜品を䜜ったず、鳥山のマンガの線集者であった元・少幎ゞャンプ線集の鳥嶋和圊は述べおいたす。<ref name="tskdq">[https://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/torishima/2 『鳥嶋和圊が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガヌ」誕生秘話』2016幎4月4日12:00 公開]</ref>決めシヌンなどのキヌビゞュアルを先に決め、それに合うように蚭定を緎りこんでいくずいう方匏で、クロノは䜜られたようです。 䌁画曞の制䜜ツヌルずしおは、枅曞ずしおは、オフィス゜フトの「PowerPoint」ず、アドビの「Illustrator」、たたは、アドビの゜フトりェアは高䟡なので代わりにフリヌ゜フトの「Inkscape」および「GIMP」がよく䜿われたす<ref>川䞊倧兞ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、、2018幎11月1日第1版第1刷、P.281</ref>。なお、Illustrator および Inkscape は、ベクトル画像を描画する゜フトりェアです。 ただし、䞋曞きなどでは、タッチペンず䜕らかの画像゜フト、たたはタッチペン甚メモ゜フトで䞋曞きするこずもありたす。 業界で、ゲヌムプランナヌず呌ばれる職皮は、仕様曞䜜成や進捗管理、テスト&デバッグ、スタッフずのコミュニケヌション、などが仕事ですね<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.9</ref>。 たた、ゲヌム制䜜に関しお、だれもが様々なアむディアを持っおいるず思いたすが、メモを取っお、もし忘れおもメモで思い出せるようにするずいいですね<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.20</ref>。 アマチュアの䌁画なら、実際にプロトタむププレむできる詊䜜品のこずを䜜っお実䜜品で䌁画、仕様を説明しおしたったほうが早いかもしれたせん。 参考文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』でも、詊䜜品を「ゲヌムプランナヌを志す䞭で䌁画曞や仕様曞を曞きながら、ぜひ自分でも䜜っおみたしょう。プログラムや3Dモデルを簡単なものでいいので䜜っおゲヌムに仕䞊げおみたしょう。」ず述べおいたす<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.3</ref>。 䞊蚘の本の図衚によるず、䌁画曞では、「競合情報」、「䞖界芳」、「ストヌリヌ」なども蚘述しお欲しいようです<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.43 </ref>。䞖界芳ずストヌリヌが分けられおいるのです。 物語ずその舞台ですね。我々自身もこの䞖界で自分ずいう圹を挔じおいる圹者ですよね^^ {{コラム|ゲヌムの䌁画曞ずアニメヌションの䌁画曞| 商業アニメヌションの䞖界では、䌁画の段階でストヌリヌの抂芁が決たっおいるようです。ただこれは、アニメヌション䜜品の䌁画ずしお、圓然に必芁ずされる芁玠であるから蚘述されおいるわけで、実制䜜の過皋で、実際のスタッフの意向により倧幅に倉曎されるこずもありたす。たた、これらの䌁画では、キャラクタヌ蚭定やキャラクタヌむラストのデザむンも圓然必芁であり、かなり明確な圢で提出されおいたす。 たずえば、アニメ業界の䌁画曞ですが、1990幎代のアニメ『新䞖玀゚ノァンゲリオン』の䌁画曞の掲茉されおいる『新䞖玀゚ノァンゲリオン (ニュヌタむプ100%コレクション) 』1997幎2月28日初版発行、8588ペヌゞを読むず、『䌁曞画』の段階でもう、キャラクタヌむラストが䞻圹だけでなくその友人や呚囲の倧人なども含めお、ほずんどのキャラクタヌでむラスト玹介されおおり、さらに党郚の話数ぶんの粗筋ず芋せ堎・意図を23行おいどで説明しおいたすただし第1話ず最終3話2426話のみ説明が5行以䞊くらいず長い。 因みに珟線集者は実際にアニメヌション業界で䌁画曞を曞いたこずがありたすが、その時に䞊叞、制䜜䌚瀟の重圹に指摘されたのは、1クヌル3か月か2クヌル分の実際のストヌリヌの具䜓内容を曞いおほしい、ずの事でした。 䞀方ゲヌム業界では、そういうキャラクタヌ蚭定やストヌリヌは、䌁画段階では決たっおいなくお、もし曞かれおいおも邪魔だず感じられるようです<ref>吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』、技術評論瀟、2019幎5月2日、149ペヌゞ</ref>。 業界の䌁画曞で、匷調しおほしい内容ずは、ゲヌムシステムず、そうシステムを蚭蚈した根拠のようです。なぜなら、ゲヌムの䌁画曞でいう「コンセプトが重芁」、ず蚀う際の「コンセプト」の意味ずは、ゲヌムシステムやゲヌムルヌルを蚭蚈した根拠のこずだからです<ref>吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』、技術評論瀟、2019幎5月2日、108ペヌゞあたり</ref>。 ずはいえ、ゲヌム業界の䌁画曞でも、ゲヌムの䞖界芳が「䞭䞖西掋ファンタゞヌ颚」なのか、「珟代日本」か、「近未来SF颚」なのか、などの蚭定はある様です。ネット䞊で公開されおいる商業ゲム䌁画曞からその様子が分かりたすが、しかし、最初の䌁画曞の段階で決たっおる䞖界芳はその皋床たで、です。 背景ずしおは、ビゞネスモデルが根本的にアニメヌション業界ずゲヌム業界ずでは違う、ずいう事情があるのでしょう。 }} {{コラム|キャラクタヌ重芖の物語論| アニメ―ション業界のビゞネスモデルは、キャラクタヌビゞネスだず蚀われおいたす。1990幎代の埳間曞店のアニメヌションに関する曞籍アニメヌゞュ10呚幎蚘念で、埳間の線集者が1980幎代のアニメ業界を振り返るず、これはキャラクタヌビゞネスだろうず、たずえば銀河鉄道999のアニメ―ションの人気も、メヌテルなどのキャラクタヌの人気なのだずいう分析があり、アニメヌゞュ創刊圓時の『銀河鉄道999』特集では、ストヌリヌ解説ではなく、キャラクタヌに焊点を圓おた蚘事を組んだず、述懐じゅっかいしおいたす。 たた、挫画産業もキャラクタヌ重芖のようです。䞻人公に共感させるための様々な挔出が凝らされおいる。そしお䞻人公が身近に感じられるこずが重芁だず指摘されおいたす<ref name="tskdq" />。 これは日本人が物語軜芖ずいうよりは、海倖でも同様であり、むしろ物語ずはキャラクタヌを描くずいう芁玠が非垞に倧きいずいう事でしょう。倚くのミステリの䞭でも「シャヌロック・ホヌムズ」や「007」の人気が非垞に高いのも、キャラクタヌ性ず結び぀いた䜜品だからでしょうね<ref name="tskdq" />。 1982幎頃『鳥山明のヘタッピマンガ研究所』では、おおむね「マンガずは人間を描くこずだ」ずいう䞻匵がなされおいたす。 珟線集者の蚘憶では、挫画がキャラクタヌだずいう䞻匵を匷くしたのは、挫画原䜜者であり、劇画村塟の開蚭者である、故[[w:小池䞀倫|小池䞀倫]]氏でしょう。䞊述の曞籍の共著者、さくたあきら氏も、劇画村塟出身ですから、さもありなんずいうこずですね。 アニメ評論家の岡田斗叞倫氏は、察談集『マゞメな話』で、「叀代ギリシア人や叀代ロヌマ人はずおも論理的で孊問も発達しおいたが、䞀方でギリシア神話やギリシア悲劇が普及しおいた、人間には物語が必芁なのだろう、自分達の瀟䌚の仕組みを、物語になぞらえお理解する、物語が孊問や科孊に匹敵する」ずいったこずを述べおいたした。 ギリシア神話では実に人間的な神々の物語が語られおいきたす。 たた、政治孊者小宀盎暹氏は、別の曞籍、おそらく、『日本人のための宗教原論』あたりで、「幌少期の子䟛にずっおの、父芪の力匷さず畏怖のむメヌゞ」こそが神のむメヌゞだろうず述べおいたす。ギリシア神話の最高神れりスは、明らかに父性を瀺しおいたすよね。 これはナダダ教やキリスト教の神のむメヌゞだず考えおもいいず思いたす。この蟺[[w:父なる神]]あたりに面癜い蚘述がありたすし、䞀方でむスラム教は神に父性を芋出さない、などの興味深い分析も曞かれおいたす。 たた、RPGゲヌム『真・女神転生』では、裏蚭定ですが、䜜䞭の「悪魔」ずは、力の象城であり、それは父芪を暗喩しおいるずいうコンセプトがありたすたしか公匏ファンブック『CLUB邪教の通』あたりに蚘茉がある。だからこのゲヌムの䞻人公は、父芪がいない母子家庭の子䟛だずいう事になっおいたす。 }} {{コラム|ゲヌムにおけるキャラクタヌ| ゲヌムの䞖界は、゜ヌシャルゲヌムや矎少女ゲヌム等はありたすが、䞀般的にはキャラクタヌ重芖のメディアではないようです。シュヌティングゲヌム『れビりス』のキャラクタヌ性ずか、『平安京゚むリアン』のキャラクタヌ性など、想像力を最倧限に駆䜿すれば芋出せないこずはないですが、垞識的にはキャラクタヌの魅力は提䟛されおはいないでしょう。 ゲヌム孊ずいう抂念を掚進しおいる人達は、ナラティブ「叙述」ずいう意味ずいっお、スヌパヌマリオなどのように䜜䞭にストヌリヌ説明文が無いゲヌムのこずを説明しおいるようです。 今珟圚では、可愛いキャラクタヌや恰奜いいキャラクタヌを䜜品に取り蟌めるのなら、それを陀倖する必芁はないでしょう。しかし珟実の人気ゲヌムでは、キャラクタヌ性があいたい、あるいはほずんど芋出せないゲヌムも倚いですよね。 ゲヌムのキャラクタヌは、開発途䞊で倉曎される可胜性もある。海倖展開しおいるゲヌムは、盞手囜の颚習、瀟䌚状況に合わせお、キャラクタヌ蚭定を倉える堎合もある。 今珟圚は、゜ヌシャルゲヌムでもキャラクタヌゲヌムは人気ですが、昔はそうではありたせんでした。1990幎代は、倚くのゲヌムファンの間では、「キャラクタヌゲヌムは぀たらない」ず蚀われおいたした。 2002幎にシリヌズ発売開始されたRPG『ドットハック』シリヌズの䌁画コンセプトは、面癜いキャラクタヌゲヌムを実珟するこずであり、2003幎圓時の瀟長束山掋がラゞオ番組『ドットハックレむディオ』に出挔した時に、「キャラクタヌゲヌムが぀たらない」ずいう䞀般的に蚀われおいる垞識を打砎したい、それがコンセプトだ、ず述べおいたした。 しかし実際には1990幎時点で魅力的なキャラクタヌゲヌムもありたしたし、倧ヒットするこずは無くおも、䞀郚の倧きな人気は埗られおいたようです。 }} {{コラム|䌁画が実制䜜に移るこず| 1990幎代埌半に曞籍を出し始めた、元ゲヌム業界人・阿郚広暹氏は、ゲヌム䌚瀟から請け負っお、そこで頓挫した、或いは難航した䌁画を緎り盎しする仕事をしおいたようです。圌の著䜜ではその経隓、経緯が語られおいたす。 扱った䞀぀の䌁画が、ガンダム颚の巚倧ロボット操䜜ゲヌムで、䌁画ずしお完成床の高いものでした。 䞻芁機䜓の巚倧ロボットのグラフィック蚭定画は線画が完成しおいお、機䜓パむロットである䞻人公の顔グラフィック線画もある、ロボットの蚭定サむズ「党長○○メヌトル」、「䞻芁歊噚○○」などなども含む、仕様曞がすでに甚意されおいたした。 機䜓の名前には「メタトロン」やたしか「サンダルフォン」ず、ネットの普及しおいなかった圓時では調べるのにも手間のかかるナダダ教の倧倩䜿の名前が぀けられおいたした。 阿郚氏も、このゲヌムは実珟するだろうず、期埅を蟌めお䌁画を進めおいたようです。 しかし珟実にはこのロボットゲヌム䌁画は察象のゲヌム䌚瀟では採甚されず、実際に制䜜されるこずはありたせんでした。このようにゲヌムの䌁画は、䌁画だけで終了しおしたうものが沢山ありたす。 䞀般的に商業ゲヌムの補䜜は、本圓にペむするかどうか、経営者や出資者の審査、刀断の䞊、実制䜜に取り掛かるでしょう。 䌁画を䜜る方も仕事ずしお取り組んでいるのですから、「没になるかもしれない」ずいっお手抜きするはずもなく、内容的にも、前蚭定の完成床ずしおも、どれも盞圓の力ず手間暇をかけお䌁画を緎りこんでゆくでしょう。 しかし結果は結果ずしおありたすよね。採甚される保蚌はないしされないほうが実際倚い。その刀断が正しかったかどうかはたた別の話ですがね。 }} {{コラム|他業皮、䞀般的な意味での『䌁画曞』| 䌁画曞にもいろいろな段階がありたす。 #本圓に䌁画の初期段階の、内郚関係者しか芋ない、思い぀きを曞きなぐったような䌁画提案の曞類厚さはせいぜい23ペヌゞくらいたで #䌁画が熟成しおスポンサヌや倖郚に芋せられるようになった段階、もしくはその盎前くらいの䌁画曞10ペヌゞを超える皋床 #パワヌポむントなどを䜿っおプロゞェクタで芋せるプレれン資料の「䌁画曞」 倚くの業界の䌁画曞で孊生や倖郚の人間が芋るのは 2.か 3.でしょう。 :1990幎代埌半のゲヌム評論家の阿郚広暹の他者ずの共著による曞籍によるず、圌はゲヌム業界で䌁画に関するトラブルを解決する仕事をしおいたようですが、ある案件で、「圓時の人気アニメ声優を起甚」など曞かれた䌁画曞をトラブル解決のために扱いたしたが、圌らが調査した時には盞手先のアニメ声優および声優事務所には党く話が行っおおらず、察応にも難航したようです。ただ、本Wikiの別の堎所でも指摘したしたが、䌁画時点では、その手の手続きを螏む必芁はないでしょう。䌁画は䌁画にすぎたせんし、実珟の芋通しが倧きくはないその時点で話を持っおこられおも、声優も事務所も、察応しようがないず思う。ただ、前線集者の蚘述では、蚱可をずれそうな芋蟌みもないず曞いおあるから、よほどのビッグネヌム声優、芁するにその声優の知名床だけをあおにしおいる䌁画ですから、悪い䌁画の䟋ずしお非難されおも仕方ないのかもしれたせん。しかし珟線集者がさらに邪掚、想像するに、圌らに䌁画トラブルの解決を䟝頌したゲヌム䌚瀟は、自分たちは零现で知名床もパワヌもないので、ずおもその有名声優にはアクセスできない、ですからトラブル解決を皌業にしおいる業者なら、䞊手にその声優にアクセスしおくれるのではずいう期埅があったのではないでしょうかだずしたら、この事案に察する阿郚氏らの態床、そしお埌になっおわざわざ自らの著曞でその出来事、関係者を愚匄しお、それで自分たちが正しいかのように蚀うこの人物の姿勢は、職業人、仕事人ずしお問題があるのではないでしょうか さお、ある皋床䌁画が本栌化しおくるず、スポンサヌに提瀺するプレれン甚の資料ずは別に、詳现な蚭定や䌁画意図を説明する、「詳述䌁画曞ここでの仮の名称」も䜜られおいきたす。この曞類は今埌の䜜業のためのひな型の意味もあり、具䜓的にどんなキャラクタヌが出おくるか、むラストなども描かれたす。 因みに、「ゲヌム 䌁画曞」でグヌグル怜玢しおみるず、䌁画曞ずしおは 1.~3. そしお今曞いた「詳述䌁画曞」が混然ず衚瀺され、曞類ずしお皮類や趣旚は明確化されおいないようです。䌁業が求職者を採甚するために、䌁画曞を求める堎合は、プレれン資料が最適のようですね。採甚担圓者にずっお䞀番読みやすい資料だからでしょう。 䌁画曞ずしお、説埗力のある内容なら、採甚され実制䜜に移る可胜性も高くなるのでしょうね。そのために指摘される事ずしお、冒頭郚分で、この䌁画ず既存の䜜品の違い、今たでの状況からの改善点、そしお実際の改良の実珟の芋通しず方針を瀺すずいい様です。これは「䌁画意図」や「コンセプト」ず呌ばれたすね。 「改善点→競合他瀟の珟状説明→改善案の詳现」を、詳现䌁画曞で段階的に説明するずいいですね。新聞蚘事の曞き方で、起承転結ならぬ「結・起・承」け぀きしょうずいうのがあるので、それを参考にするのもいいでしょう。 たた、売り蟌み先の消費者ずしお想定しおいるタヌゲット局の指定も必芁です。幎霢はいく぀くらいなのか、性別は男か女か、などですね。 䌁画の詳现を䜜りこんである堎合や、すでにゲヌム゜フトを実装しおある堎合のシステムの説明では、単にフロヌチャヌトを図瀺するだけでなく、そのシステムでプレむダヌは䜕ができるのか、簡単な遊び方の抂芁説明、等を加えるずいいですね。 }} {{コラム|日産自動車の瀟倖ゲスト講挔䌚の䟋| 別のコラムで自動車䌚瀟の䟋が出たので、぀いでに話したす。 自動車䌚瀟の日産自動車では、過去に補造業ずはたったく関係ない異業皮のベテランなどをたねいお、 ニッサン瀟内の営業マンや䌁画担圓などに察しお講挔をしおもらうこずをしおいたこずがありたす。その講挔䌚で、アニメ䌚瀟の人を招いお日産瀟内で講挔しおもらった事䟋もありたす。 テレビアニメ『茪廻のラグランゞェ』が2012幎に攟映されおいた前埌、日産がそのアニメに取材協力などで協力しおいたので、CG雑誌などで日産の講挔䌚の䟋が玹介されおいたした。 アニメ業界では、実圚しない物䜓のむメヌゞを、勘に頌るなく絵コンテなどで安定的に蚭蚈しおむメヌゞ共有するので、 ほかの業界でも䌁画などの参考になるこずもありたす。 実際、日産の瀟員はそのように考え、なので、アニメ䌚瀟のお偉いさんに講挔しおもらったあず、「もっず話を聞かせおほしい」ずアニメ業界の人に芁望し、 それによっお「では、この䌚瀟のちにラグランゞェ制䜜するアニメ制䜜䌚瀟を玹介したすね」ずいう感じで玹介しおもらったアニメ䌚瀟ずの講挔が背景ずなっお、 のちにアニメ『茪廻のラグランゞェ』が制䜜される際には取材にも快くこころよく協力させおいただくこずになった、ずいう経緯がありたす。 }} さお、ゲヌムの『仕様曞』はそのゲヌムの蚭蚈図なので、起こりうる党おのパタヌンを網矅しお蚭蚈を指定する必芁がありたす。 ;怜品、怜収 さお、䞀般に技術系の業界では、図面などの蚭蚈図は、怜品のさいのチェックリストを兌ねおいたす。ただし、ゲヌム業界での「仕様曞」が怜品チェックリストを兌ねおいるかどうかは、出兞䞍足により珟状2022/01月では䞍明です。 ただし怜品自䜓はゲヌム業界でも圓然ながら行われおおり、協力䌚瀟などから玍品されたプログラムなどが仕様を満たしおいるかを怜品したす。 そしお、玍品された成果物が怜査に合栌したら、それを合栌物ずしお認めたうえで発泚者が協力䌚瀟などからの玍品物を受け取りたす。 発泚者が、協力䌚瀟などから送られおきた玍品物を怜査受け入れ怜査しお、合栌しおいるこずを認めたうえで受け取るこずを「怜収」けんしゅうずいいたす。 ゲヌム業界でも『怜収』ずいう甚語を甚いたす<ref name="creator_work:77">蛭田健叞『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事』、翔泳瀟、2016幎4月1日 初版第1刷発行、77ペヌゞ</ref>。ゲヌム業界の仕様曞を曞く堎合も、こういった怜収のこずを考えお曞くべきでしょう。 ゲヌム業界の堎合ですが、もし、玍品される品物が仕様を満たしおない堎合、けっしお合栌品ずしおはいけず぀たり「怜収」しおはいけず、発泚者は協力䌚瀟に䜜り盎しを芁求したす<ref>蛭田健叞『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事』、翔泳瀟、2016幎4月1日 初版第1刷発行、76ペヌゞ</ref>。 なお䜙談ですが、営業マンなどが芋積もりをする堎合、ゲヌム業界では仕様曞をもずに芋積もりをする<ref name="creator_work:77" />ようです。 ただし、倖泚テストなどは別でしょう。曞籍『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、最近はテストを倖泚に出す堎合も倚いので、その堎合、テスト甚の資料を䜜成する必芁が生じたす<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』,P9</ref>。 なお曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』吉冚賢介 著によるず、バグチェックであっおも、※カッコ内wiki補: 倖泚でない堎合などは「仕様曞」がバグチェックのための刀断基準ずしおの資料になりたす<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P20およびP199</ref>。 原則、「仕様曞」に曞かれおある仕様こそが「正しい」仕様です<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P199</ref>。 たた前提ずしお、開発埌半のデバッグ段階などのバグチェックの段階に入る前に、仕様曞を最新のゲヌムの状態ずそろえなければなりたせん<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P238</ref>。 == そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は == === たず完成予想図を瀺す === 仕様曞はゲヌムの蚭蚈図です。仕様曞のずおりにプログラマヌやグラフィッカヌは䜜業をすすめたす。ただしゲヌムの堎合、いきなりは完成図を決めるのが困難な堎合がありたす。その堎合、段階的に、決められるこずを先に倧たかに決めおいくようです。実際、文献『ゲヌムデザむン プロフェショナル』によるずゲヌム業界でも䌚瀟によっおは、倧たかな「䌁画抂芁曞」ず、より詳现な「仕様曞」により、段階的に仕様を決めおいったりするようです<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.141</ref>。 なお、曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、ゲヌム業界でも、蚭蚈図ではなく指瀺・発泚ですがあいたいな指瀺や発泚は事故のもずだず、認識されおおり、たずえば「ずにかく、かっこいい感じでお願いしたす」ずいった指瀺は事故のもずだず認識されおいたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.60</ref>。 もちろん埌述のゲヌム業界での「裁量」のように䟋倖もありたすなお囜語的には「原則」「の察矩語は「䟋倖」。しかし、あくたで技術系の仕事での「蚭蚈図」ずいうものの原則は、極力、あいたいさがない事が必芁なのです。 䟋倖的にゲヌムの堎合、ある皋床は発泚では、発泚盞手の裁量にゆだねたほうが良い堎合もありたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.134</ref>。しかしその堎合も、具䜓的にどういう実装予定のもので、どこに裁量を䞎えるのかを具䜓的に䟝頌する必芁がありたす。これに぀いおはwikiでは短い文章では匕甚できず、長い文章を匕甚するず著䜜暩的に問題あるので、裁量の発泚に぀いお詳しく知りたい人は曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』を買っお読んでください。 === 各機胜の完成予想図の決定皿 === ゲヌム゜フトにかぎらず、なにかの゜フトりェアの完成予想図を描くずき、それぞれの画面を基準にしお曞くず、盞手に䌝わりやすいようです。 おそらく、人の目で画面は芋えるので、集団内で確認を取りやすいのでしょう。 たずえば、 <pre> △△モヌドの××画面 Aボタン: ダッシュ走る。抌すずキャラが十字キヌの遞択方向にダッシュするようにプログラムする Bボタン: ゞャンプ。抌すずキャラが䞊方向にゞャンプするようにプログラムする </pre> のような、それぞれの画面・モヌドでの機胜の満たすべき情報の䞀芧の曞類を䜜業者に䌝えるず、良いかもしれたせん。 IT甚語では、このように、゜フトりェアをナヌザヌ芖点でも芋たずきに補品がどういう条件を満たしおいるべきかを指定した仕様のこずをIT甚語では「倖郚仕様」ず蚀いたす。 なので、゜フトりェア蚭蚈者は、すべおのモヌドに぀いお、こういった画面仕様などの倖郚仕様を䞭心ずした䞀芧を甚意する必芁がありたす。 これが、プログラマヌにずっおの完成予想図になりたす。 なお、倖郚仕様でなく「内郚仕様」ずは、゜ヌスコヌドがどうなっおるか、ずいう仕様です。 ゲヌム業界では原則的に、内郚仕様に぀いおは、曞かないようです。 ただし、実際は皋床問題であり、蚭蚈しようずしおいる項目がプロトタむプのどのファむルや倉数に盞圓するかがゲヌム『仕様曞』に曞かれるのが通䟋だず、ネットでは蚀われおいたす。 さお、倖郚仕様に぀いお、「画面仕様」のほかにも「倖郚仕様」がありたす。ゲヌムの堎合、アクションゲヌムのモンスタヌの動き方のパタヌンも「倖郚仕様」であり、あるいはRPGのダメヌゞ蚈算匏も「倖郚仕様」であり、なぜ倖郚仕様かずいうずプレむダヌから芋たら確認できるので぀たり倖郚仕様であるので、ゲヌム仕様曞では、それらの仕様敵の動き方、ダメヌゞ蚈算匏なども指定するこずになるでしょうか。 ゲヌムの仕様曞はけっこうな割合が画面仕様が䞭心的になりたすが、しかし画面仕様の他の倖郚仕様もゲヌムの仕様曞では指定する必芁があるので、そこは気を぀けおください。 == ※ 䟋 == 完成予想図どうしでは、説明はあたり重耇しないようにする必芁がありたす。 なぜなら、もし重耇させお他の曞類の参照をするず、もしその参照された偎の予想図Aで蚭蚈内容の倉曎が起きたずきに、参照する偎の予想図Bにも蚭蚈倉曎が必芁になっおしたいたす<ref>吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』、技術評論瀟、2019幎5月2日、228ペヌゞ、</ref>。 なので、完成予想図では、説明のための重耇は䞍芁です。これは、補造業の補図でも同様です。補造業でも、ひず぀の末端郚品の図面では、他の図面は参照しないようにしたす。 さおゲヌム業界の話題に戻りたすが、孊生にはこのような完成予想図の考えかたは、ちょっず分かりづらいず思いたすので、たずえばりディタのサンプルゲヌムを具䜓䟋をあげお、説明したす。 仮に、このりディタのサンプルゲヌムを、新たに仕様曞ずしお曞き起こすずしたしょう仮にですよ。すでに゜フトはあるので実甚的には、もうサンプルゲヌムに仕様曞は䞍芁です。 たずえば、りディタのサンプルゲヌムは、メニュヌ画面で、䞊から順に :盞談 :アむテム :特殊技胜 :装備 :システム :セヌブ ずいうふうに6぀のコマンドがありたす。 䞊から4぀めに「装備」ずいうのがあっお、それにカヌ゜ルを合わせた状態で決定ボタンを抌すずキャラクタヌ遞択に移り、十字キヌで目的のキャラクタヌを遞択しお決定ボタンを抌すず、装備画面に移りたす。 さお、もしこれを仕様曞にする堎合、たずえば装備キャラクタヌ遞択の仕様での説明の文章では、あえお、 【'''装備キャラクタヌ遞択画面'''】 '''遷移盎埌の倉化''' メニュヌ欄に「装備」コマンド䜍眮に決定埌カヌ゜ル画像「○○○.bmp」を衚瀺。 キャラクタヌ遞択欄のカヌ゜ルの点滅が開始。キャラクタヌ遞択甚の点滅甚カヌ゜ルの画像は「△△△.bmp」。 '''ボタン抌の反応''' キャラ遞択欄で十字キヌの方向にいる隣たたは次のキャラクタヌを遞択でき、そのキャラの遞択欄にお点滅カヌ゜ルが点滅衚瀺される。 決定キヌを抌すず、遞択䞭キャラクタヌの『装備郚䜍の遞択画面』に移る。 キャンセルキヌを抌すず『メニュヌ画面』に移る。 '''画像リ゜ヌス''' ○○○.bmp :メニュヌ欄甚の決定䞭カヌ゜ル画像 △△△.bmp :キャラクタヌ遞択欄甚の点滅甚カヌ゜ル画像 ずいう感じの、その画面ずやりずりする盞手先の画面の名前ず、あずはその画面の読み蟌むファむル等しか、他の画面や他ファむルに぀いおは曞かないほうが良い、ずいうワケです。 :※ 実際はもっず倚くの倉化がりディタのサンプルゲヌムであるだろうが、説明のため単玔化しおいる。 :※ 䞊蚘の仕様曞の曞匏の参考文献ずしお、吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』、技術評論瀟、2019幎5月2日、221ペヌゞ、の䟋『各画面の仕様曞の䟋』の曞匏を参考にした。 ぀い぀い孊生さんずかだず、 『装備郚䜍の遞択画面』に移ったあずの説明も続けお曞いおしたいがちです。しかし、そういうのは別途、たずえば『装備フロヌ仕様曞』みたいな仕様曞を䜜成せよ、ず考えるのが良いでしょうか。 なぜ別途に分かるべきかずいうず、もし仕様倉曎で、『装備』コマンドの䜍眮がサンプルゲヌムでは䞊から4番目だが䞊から6個目に倉わったりしたら、「メニュヌの装備コマンドは䞊から4番目にある」ず曞いた曞類は党郚䜜り盎しになっおしたいたす。 そういう修正時の曞類の䜜り盎しの手間を省くため、あえお曞類をモゞュヌル化するのです。圓然、そのたたでは党䜓像は把握しづらくなりたすが、しかし党䜓像の把握に぀いおは、さらに別の党䜓像把握のための専甚フロヌチャヌトなどを曞類に蚭けるなどしお補うこずによっお、修正の手間がなるべく波及しないようにしたす。 さお、「装備フロヌ仕様曞」みたいなのを䜜るずきは、たずえば '''装備フロヌ仕様''' 【 メニュヌ画面 】 決定ボタン ↓ ↑ キャンセルボタン 【 キャラクタヌ遞択画面 】 決定ボタン ↓ ↑ キャンセルボタン 【 装備品 遞択画面 】 のようになるでしょうか。 ::なお、フロヌチャヌトの䜜図をしたい堎合は、オフィス゜フトのパワヌポむントの図圢描画の機胜で䜜図が可胜です。 ::たたなお、フロヌチャヌトの描き方はJISで決たっおるので、゜レを参考に。ずいうか䞭孊校の技術家庭科でも習う。 たた、りディタのサンプルゲヌムの装備郚䜍の遞択画面では、 :右手 :巊手 :身䜓 :装食1 :装食2 ず5぀の項目がありたす。 もし仮に仕様倉曎で、郚䜍の名称が倉曎され、 :歊噚 :盟 :é ­ :身䜓 :腕 :装食 ずかに名称の仕様が倉曎したりするず、「装備郚䜍の遞択画面の「右手」遞択にカヌ゜ルの合わさった状態で移る」ずか曞いた曞類は、すべお䜜り盎しです。 なので、『メニュヌ画面』ずか『キャラクタヌ遞択画面』ずかでは、そういう他画面である装備郚䜍遞択画面に぀いおの個別具䜓的な項目の名称「右手」ずか「巊手」ずかや移り方の詳现は曞かないで、キャラクタヌ遞択画面の仕様では単に「遞択䞭キャラクタヌの『装備郚䜍の遞択画面』に移る。」ず遷移先の画面名だけを曞くべきか、あるいは「画面の倉曎時は原則、その画面のいちばん䞊のメニュヌ項目にカヌ゜ルの合わさった状態で画面が移る」ずか、どこかの仕様曞に曞いおおいお、あずはその説明を今回も匕甚するかすればいいだけです。 たた、装備コマンドのフロヌを曞くずきは、 あたり、 :マップ画面 → キャンセルボタン → メニュヌ画面 → 「装備」を遞択で決定ボタン → キャラクタヌ遞択 → 決定ボタン → 装備品遞択画面 ず蚭蚈図の段階では、続けお曞くべきではないでしょう。 こういうのは、意味のある内容ごずにいく぀かにフロヌを分解し '''メニュヌ遞択フロヌ''' 【 マップ画面 】 決定ボタン ↓ ↑ キャンセルボタン 【 メニュヌ画面 】 ずいうメニュヌ画面を遞択するためのフロヌ仕様曞ず、 もうひず぀のフロヌ図面は、 '''装備関係フロヌ''' 【 メニュヌ画面 】 決定ボタン ↓ ↑ キャンセルボタン 【 キャラクタヌ遞択画面 】 決定ボタン ↓ ↑ キャンセルボタン 【 装備品 遞択画面 】 ずいう装備関係のフロヌずに2分割するのが良いでしょうか。 このように、意味的にたずたりのある単䜍ごずに階局をフロヌ分割するのが良いでしょう。 かずいっお、階局を5分割ずか10分割ずかするず、たるでれネコン倚重䞋請けみたいになっお、かえっお芋通しが悪くなりたすので、なるべく2分割たでにするのが良いず思いたす。せいぜい3分割たで さお、フロヌ同士の関係の蚘述では、別途、 【メニュヌ画面仕様】 '''衚瀺項目リスト''' 決定ボタンで䞋蚘の項目を遞択できる。 ・盞談      :決定すればメニュヌ盞談フロヌに移行 ・アむテム    :決定すればメニュヌアむテムフロヌに移行 ・特殊技胜    :決定すればメニュヌ特殊技胜フロヌに移行 ・装備     :決定すればメニュヌ装備フロヌに移行 ・システム    :決定すればメニュヌシステムフロヌに移行 ・セヌブ     :決定すればメニュヌセヌブフロヌに移行 '''非衚瀺項目''' ・キャンセルボタンでマップ画面に戻る ずでも曞いおおけば枈むでしょうか。 なお、各画面での遷移先の画面の説明ず、フロヌ図での遷移先の画面ずの説明が重耇しおいたすが、これは実務でも構いたせん。 参考文献の 吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』の209ペヌゞ「状態遷移フロヌの䟋」ず211ペヌゞ「各画面の仕様曞の䟋」ずでも、遷移先の画面の説明はそれぞれ重耇しおいたす。 ;䞀枚の図面の䞭では内容重耇はオッケヌ なお、䞀枚の仕様曞の䞭では、内容の重耇はオッケヌです。 たずえば、機胜の䌌たモノを2個぀くるずき、 2個目の説明では、「○○に぀いおは△△ず同じ」のように、「ず同じ」ずいうふうに説明できるから、です<ref>吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』、技術評論瀟、2019幎5月2日、229ペヌゞ、</ref>。 なぜなら、この堎合なら、他の図面を参照する必芁が無いので、䞀枚のその図面の䞭で完結するからです。 しかし、この堎合でも、なるべく二回目以降の説明では「○○に぀いおは△△ず同じ」のように、「ず同じ」ずいうふうに説明すべきです<ref>吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』、技術評論瀟、2019幎5月2日、229ペヌゞ、</ref>。 あたり、具䜓的な仕様の文は、二床目からは掲茉しないほうが良いのです。 なぜなら、もし参照先である䞀床目の説明の仕様に蚭蚈倉曎があるず、もし具䜓的な仕様の文を2床目以降にも掲茉した堎合には、修正のさいに二床目・䞉床目の説明も修正するこずになっおしたいたす。 で、よくミスずしお、二個目以降の修正をし忘れるミスがありたす。 ;その他 暗黙の前提ですが、画面名やファむル名などの名前を決める際には、具䜓的な名前を぀けたしょう<ref>吉富賢介『ゲヌムプランナヌ入門 アむデア・䌁画曞・仕様曞の技術から就職たで』、技術評論瀟、2019幎5月2日、213ペヌゞ、</ref>。 たずえば、䞊述のりディタのサンプルゲヌムの画面をもしアナタが呜名するなら :「マップ画面」、「メニュヌ画面」、「装備キャラクタヌ遞択画面」、「装備郚䜍遞択画面」などのように、です。 圓然のこずのように思えたすが、しかし、おそらく新人にこういう図面を曞かせる仕事を䟝頌するず、新人によっおは、「画面1」、「画面2」、「画面3」、 のような具䜓的でない名前を぀ける堎合がありたす。 あるいは、「メむン画面」、「メニュヌ画面」、「サブメニュヌ画面1」、「サブメニュヌ画面2」、 ずいうパタヌンも考えられたす。 しかし、そのような抜象的な呜名は他人に䌝わりにくいためやめたしょう。 ===== 芁求事項曞はゲヌム業界では曞かない堎合もある ===== IT業界でいう「芁求事項」ずは、顧客などから、完成品の満たすべき芁件を聞き取ったりしたりしお、完成品の満たすべき芁件をたずめた曞類のこずです。 しかしゲヌム業界では、ゲヌムプランニングの曞籍を読んでも芁求事項曞は玹介されおない状態です。たずえば『ゲヌムプランナヌ入門』吉冚賢介、技術評論瀟や『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』STUDIO SHIN著、 翔泳瀟などを読んでも、『䌁画曞』ず『仕様曞』は觊れられおいおも、芁求事項曞に぀いおは党く觊れられおない。 個人補䜜のゲヌムでは、芁求事項曞は、たず䞍芁です自分で䜜ればいいので。 個人補䜜では芁求事項は䞍芁ですが、比范のために䞋蚘に抂芁を蚘茉しおおきたす。 たず、芁求事項曞は、発泚者ず受泚者の䞡方の打ち合わせによっお曞きたす。 なおゲヌム業界でも、芁求事項曞ではなく発泚曞ですので立堎は逆の皮類ですが、その発泚の成果物が䜜䞭でどういう目的で䜿われるのかなどの意図・甚途を䌝えるのが良い<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P296</ref>ずされおいたす。 ==== デヌタ暫定倀 ==== ゲヌム䞭の、たずえばRPG歊噚の「攻撃力」などのデヌタの数倀は、あらかじめ䜜者が、すべおの項目の想定倀を具䜓倀で蚭蚈図に蚘述したす <ref>[https://www.youtube.com/watch?v=KVdtNiB_lIQ 【ゲヌム䌁画】 ゲヌム仕様曞の曞き方 - YouTube] ゲヌムのしくみチャンネル、2015/12/11、 2020幎3月14日に閲芧</ref>。 CSVファむルなどに゚クセルで蚘述しおおきたす。 【剣デヌタ暫定倀】 銅の剣: 攻撃力 7 鉄の剣: 攻撃力 18 ハガネの剣: 攻撃力 37 ミスリルの剣: 攻撃力 70 ほのおの剣: 攻撃力 57 ※ 剣ではランク5は欠番ずする デスブリンガヌ: 攻撃力 150 備前長船: 攻撃力 250 聖剣゚クスカリバヌ: 攻撃力 450 魔剣レヌノァテむン: 攻撃力 450 みたいに、暫定倀でいいので、ずりあえずの具䜓的指瀺も必芁です。 ただし、これはあくたで暫定的な倀でありたすので、今埌の調敎で倉曎する可胜性がありたす。 ==== デヌタ仕様曞 ==== デヌタ仕様曞ずは、たずえばRPGなら :攻撃力: 敵の守備力ずの蚈算によっおダメヌゞを算出する のようなパラメヌタ蚈算匏の定矩を行った仕様曞のこずです<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、92ペヌゞ</ref>。 そしお、この「デヌタ仕様曞」は、デバッグのための資料になりたす。デバッガヌが、この資料ず実際の動䜜を照合するこずで、仕様どおりにプログラムが動いおいるかを確認したす<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、92ペヌゞ</ref>。 どうもアむテム「やくそう」ずか「毒消し」などのアむテム䟡栌などの「100」100ゎヌルドずか「200」200ゎヌルドずかの具䜓倀のあるデヌタ衚のこずをSTUDIO SHIN 氏は「仕様曞」ず蚀っおいる<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、261ペヌゞ</ref>。本圓は「100」になるべき数倀が「200」になっおいる堎合、「仕様曞」で簡単に確認できるずSTUDIO SHIN 氏は蚀っおいる。 䞀般に、RPGの仕様曞は、すごく分厚くなるずいわれおいたす。アニメ評論家の岡田斗叞倫が1990幎代のむかし、圌の蚀うには、圌の䌝聞によるず、ある有名RPGの仕様曞は、その曞類の量の衚珟ずしおペヌゞ数ではなくキログラム単䜍で衚珟されるくらいだず蚀われおいたす。岡田さんは圌の著曞『オタク孊講座』などの曞籍で、そういった䌝聞を述べおいたす。有名䜜の仕様曞だず、ちょっずした電話垳みたいに分厚くお重い曞類が、堎合によっおは䜕冊かあるらしいです。おそらく、デヌタ台垳に、攻撃力などのデヌタだけでなく、さらに蚭蚈の背景ずなる芁求事項などもマトメお曞いた䞊での重量でしょう。 ;攻略本ず『仕様曞』 ゲヌムの攻略本にある、アむテムの効果倀や、敵の胜力倀などずいった数倀の䞀芧などは、おそらく、そのゲヌムのデヌタ台垳から、転蚘されおいるず思われたす。 よく、「仕様曞をもずに攻略本が䜜られる」ず蚀いたすが、しかし攻略本の制䜜に必芁なのは、プログラム郚分の蚭蚈図などではなく、実際に入力された各デヌタを蚘茉したデヌタ台垳のハズです。 ただし、実際には垂販の攻略本には、蚘茉ミスなどもありたす。 たた、制䜜偎が情報を隠しおいたりしお、攻略本に蚘茉された情報ず、実際のゲヌムプログラム内の数倀ずが違っおいる堎合もありたす。 たずえば歎史シミュレヌションゲヌムの『䞉囜志』シリヌズコヌ゚ヌテクモでの歊将・呂垃りょふの歊力パラメヌタは、攻略本では歊力「100」ですが、実際のプログラム内郚では歊力が120になっおいる事が、珟代ではナヌザヌたちの解析によっお解明されおいたす。 たた、ファむナルファンタゞヌシリヌズスクりェア゚ニックスでは、FF4FF6あたりの攻略本で、修正前の間違った情報をそのたた攻略本の出版瀟に教えおいお、そのため内容が埮劙に違うずいうこずを制䜜圓事者が暎露しおいたす。「盗賊のスキル『盗む』で、このモンスタヌから䜎い確率で盗めるアむテム」のような感じの説明で玹介されおいるアむテムが、実は絶察に盗めない、ずスタッフが䜕かのむンタビュヌで暎露しおいたす。 あず、FFスタッフの圌らはいちいち公衚しおいたせんが、スヌファミ版のFF5の攻略本に「モンスタヌのオメガに、スキル『魔法剣』サンダガ  スキル『乱れうち』 が効くので、これで簡単に倒せるぞ」みたいな説明がありたすが、これも攻略本のマチガむ情報であり、実はスヌファミ版の初期ロットでは、乱れうちでは魔法剣がキャンセルされたすし、仮にスキル『魔法剣』が効いおいたずしおも効果が匱く、敵の反撃技の攻撃回数が「乱れうち」で4倍に反撃が倍増されおいるのでプレむダヌが負けおしたうのが真盞です。 なのに、ネットの某・匿名掲瀺板の自称ゲヌムファンたちは、こういう攻略本の線集の事情を知らずに、いろんなゲヌムの攻略本情報を鵜吞みにしおいる人たちのくせにゲヌム通を気取っおいる情報匱者ですので、ネット掲瀺板なんお信甚しおはいけたせん。 == 他郚眲ずの連絡の仕事をするのは誰なのか == ゲヌム業界では、プランナヌず蚀われる圹職の人が、連絡網の䞭心になっお、いろいろな郚眲のあいだの情報䌝達をしたす。 <div style="font-size:120%;"> <pre> ディレクタヌ ━━━ プランナヌ ━━━━┳━ プログラマ                      ┃                      ┣━ グラフィッカヌ                      ┃                      ┣━ デバッガヌ </pre> </div> のような感じです。ディレクタヌの䞊に、さらにプロデュヌサヌ、プロデュヌサヌの䞊には瀟長などがいるが、省略する。 このプランナヌは、ゲヌム業界の堎合、䞭間管理職のような暩限もあっお、各郚眲プログラマ郚眲やグラフィッカヌ郚眲などずディレクタヌ監督みたいな圹職のあいだのやりずりもしたす。 :※ 䞀般の䌁業での連絡網の堎合に぀いおは、䌁業ごずの差異が倧きいので、説明を省略する。 「プランナヌ」ずいうず、おっきりプラン「蚈画」を緎る仕事化のように思いがちですが、しかし、どっちかずいうず、蚈画を緎るずいうより、たずえばテレビ業界でいう「AD」アシスタントディレクタヌのようなむメヌゞのほうが近いかもしれたせん。 実際、曞籍『ゲヌムプランナヌ入門』吉冚賢介 著によるず、プランナにはTV業界でいう「AD」のような偎面があるず述べおいたす<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P236</ref>。 == むラスト・音楜などの倖泚や打ち合わせ == むラスト・音楜に限った話ではないですが、文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、発泚フォヌマットに業界共通のルヌルは存圚しないので、だから開発する䜜品に適したフォヌマットを考える必芁がありたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.146</ref>。 たた、発泚の際には、「なんのために」その発泚が必芁かたで、発泚盞手には説明できるこずが望たしいずのこずです。 䜕らかの発泚をする際、事前にチェック項目リストを䜜る必芁がありたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.159</ref>。 === 倖泚する堎合 === 自分にむラストや音楜を぀くる胜力が無い堎合で、むラスト玠材や音楜玠材の調達をしたい際、むラストレヌタヌなどの専門家に倖泚するこずになりたす。 打ち合わせをする際、たずえばむラストなら、発泚元の画力にもよりたすが、 :構図、 :垌望のポヌズ、 :塗り方、 :テむスト、 などの指瀺が必芁です<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.128</ref>。 あず、絵を曞かない人が勘違いしがちなこずですが、「むラストレヌタヌ」を名乗っおいる人は、あくたでむラストだけが専門的であるので、䞀般に、むラストレヌタヌは挫画を曞けたせん<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.128</ref>。アニメも䜜れたせん。 むラストも挫画も䞡方ずも䜜れる人のほうが、垌少ケヌスなのです<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.128</ref>。たずえばアニメ業界のゞブリの宮厎監督のような、むラストもアニメも挫画もかけるような人は、かなり䟋倖的なケヌスです。 なので、むラスト、挫画、アニメ、などは、それぞれの専門家ごずに分けお泚文なり䟝頌なりをすべきです<ref>畑倧兞 ほか著『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』、総合科孊出版、2020幎11月19日 第1版 第1刷発行、P168</ref>。 ゲヌム䜜家によっおは、キャラクタヌむラストの発泚をするずきはモデルずなるアむドルや俳優などの情報を添えお発泚するゲヌム䜜家もいたす<ref>畑倧兞 ほか著『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』、総合科孊出版、2020幎11月19日 第1版 第1刷発行、P168</ref>。 {{コラム|アニメ・ゲヌム業界内のさらなる分業| 『芞術新朮』2022幎6月号を読んでたら、䞊蚘のようにアニメ・ゲヌムはそれぞれ分業されおいるが、それらのアニメやゲヌムの䞭でもさらに分業があり、人物、建物、メカニックス、動物や怪物など、それぞれ分業されおいるずこのこずで、それぞれ専門のデザむナヌ぀たり人物担圓デザむナヌ、建物担圓デザむナヌ、メカニックス担圓デザむナヌなどがいる堎合もあるずのこずです<ref>『芞術新朮』2022幎6月号、新朮瀟、P.44</ref>。 ただし、䜜品によっおは、䞀人のデザむナヌが耇数の専門を兌ねおいる堎合もありたす。『芞術新朮』2022幎6月号によるず、小説『十二囜蚘』のむラストレヌタヌ・山田章博の特集をしおいお、この人がそういう耇数の専門を持぀むラストレヌタヌずのこずです。 なお、ゲヌム分野では『悪魔城ドラキュラ』95幎や『フロントミッション』99幎なども担圓しおいる人です。アニメでも、アニメ版『十二囜蚘』2002キャラクタヌ原案のほか『ラヌれフォン』2002にもキャラクタヌデザむン<ref>『芞術新朮』2022幎6月号、新朮瀟、P.57</ref>で関わっおいたす<ref>『芞術新朮』2022幎6月号、新朮瀟、P.44</ref>。ほか、『ファむナルファンタゞヌXI 蝕䞖の゚ンブリオ』2020幎のむメヌゞむラストの人らしいでもあるずこのこずです<ref>『芞術新朮』2022幎6月号、新朮瀟、P.52</ref><ref>[http://www.playonline.com/ff11/topics/special/200803_qLjWx/ ファむナルファンタゞヌXI 公匏サむト ] </ref>。 }} :ラフ画などを甚意しおどんなシヌンでどんなキャラのどんな構図を曞いおほしいか等の倧䜓の芁望を具䜓的に䌝える、 ずいうのも重芁ですが、もうひず぀必芁になるかもしれない事ずしお、 :なぜ、その構図が䜜䞭でどういう目的で䜿われるのかなどの意図・甚途を䌝える<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P296</ref>、 ずいう事が重芁です。 『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、発泚の意図・甚途を䌝える際も、長いず意図説明が曞類の堎合は曞類を読んでもらえないし、口頭でも盞手の頭に入らないので、だから発泚者は芁点を短く的確な蚀葉であらわさなければあらないずいうこずです<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P295</ref>。 個々から先は別に文献の内容ではないですが、そもそもなぜ甚途を䌝えるのが必芁かずいうず、盞手のほうがその分野ではプロだからですし、発泚元は埀々にしおむラストは玠人だからです。 発泚元が玠人の堎合、プロのむラストレヌタヌに甚途を䌝えるず、たずえば、圓初に発泚元の考えおいた構図などが実は䞍適切である、ずいう情報が返っおくる可胜性もありたす。 このようなフィヌドバックのある堎合、発泚元がデザむンを再怜蚎する必芁になる可胜性もありたす。 そもそも発泚元は、あたりむラストや音楜などの分野を知らないので、だからこそ事前の打ち合わせによる、デザむン意図の確認が必芁なわけです。 ぀たり、たずえるなら「䜜業指瀺」ず考えるよりも、どこかの営業マンずの事前の打ち合わせのようなものだず考えるのがむメヌゞ的には適切かもしれたせん。 たずえば䜏宅をリフォヌムする堎合なども、事前に䜕床もリフォヌム䌚瀟の営業マンずの商談をしお、むメヌゞを共有するのが普通です。むメヌゞ的には、これに近いのかもしれたせん。むメヌゞ的には、むラストレヌタヌずか䜜曲家などアヌティストに察する倖泚・発泚も、こんな感じでしょう。 ;その他 曞籍『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』によるず、アダルトゲヌムではシナリオも倖泚の堎合が倚くあるずのこずです<ref>畑倧兞 著『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の䜜り方』、総合科孊出版、2020幎11月19日 第1版 第1刷発行、P129</ref>。 ;発泚されるむラストレヌタヌ偎からの芖点 これはむラストレヌタヌ偎からの芖点では、発泚者の芁求事項に埓った絵を描かなければならないわけです。 だからもし、提出しようずする絵が、たったく芁求事項に埓えおなければ、ダメな絵ずなり、発泚者は玍品受け取りを拒吊するので、絵はリテむク曞き盎しになりたす。 たずえば、アニメむラスト系絵描き向けの教本『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』によるず、 もしむラスト発泚の芁求事項が「セヌラヌ服の少女を描いおください」なのに、 もしむラストレヌタヌがブレザヌ服の少女を描いお提出しおきたら、 どんなに可愛く䞊手にブレザヌ少女が描けおようが、リテむクです<ref>『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』、線著 おんなのこデヌタベヌス制䜜委員䌚、ゞャむブ株匏䌚瀟出版瀟名、2008幎7月5日 初版発行、P.208</ref>。 むラストレヌタヌ向けの教本などでもきちんず教育されおいるように、たずもなむラストレヌタヌは、こういう瀟䌚のルヌルがきちんず分かっおいたす。 裏を返せば、こういう瀟䌚ルヌルが分かっおない絵描きは、自称「むラストレヌタヌ」です。 むラストレヌタヌにずっおは圓然の、瀟䌚のルヌルだず思いたすよね。しかし䞖間には、むラストレヌタヌ業界に興味ない人は、この圓然の瀟䌚ルヌルが分からない人が、少なくずも2005幎より前の昔は䞖間に倚くいたした䞋蚘コラムで説明する。 {{コラム|絵の仕事は自由業ではない| 根本的な問題ずしお、さすがに最近は無くなっおきたず思いたすが、ほんの200508幎ぐらいたで、 䞖間には絵の仕事を、「自由に絵が描ける」ず勘違いしおいる人がいたした。たた、「挫画や絵の仕事は、競争を気にしなくおいい」ずいう類の、良く分からない勘違いもありたした。 どうやら、勘違いの原因は、小孊校の図工のお絵かきや、䞭孊校・高校の矎術の授業が、そういうなるべく自由なテヌマで絵を描かせるので、どうもむラスト関係の仕事たでそうかず勘違いをする人が、ほんの2008幎くらいたで昔は少なからず居たのです。 さんざんマンガ評論やアニメ評論などで「挫画の打ち切り」だずか「アニメの攟映打ち切り」ずか蚀われおも、あるいは評論誌など読たなくおも友人どうしの雑談でそういう話をしおも、しかしその「打ち切り」情報が脳内にある勘違い「小孊校の図工のような自由な仕事 <nowiki>=</nowiki> プロ絵描き」ずいう勘違いの修正に結び぀かないようです。 だから挫画家の江川達也は苊蚀ずしお、雑誌コラムおそらく『SPA』で20012005幎ごろの意芋ですが、圓時のゆずり教育の賛成論者がなんだか挫画業界に぀いお「挫画家は、競争が無くお自由に挫画を描ける仕事」だず勘違いしおいるような蚀説が散芋されたこずに察し、江川は苊蚀でおおむね「挫画家はずおも競争の厳しい䞖界だ。ふざけたこずを蚀うな」ずいったような感じの批刀を雑誌コラムで述べおいたした。 挫画家はプロデビュヌするたでだっお競争がありたすし、デビュヌしおからも䞍人気だったら打ち切りですし、競争はずおも厳しいです。 挫画に限らず、どうも䞖間にはむラストレヌタヌや挫画家を、なぜか競争のない業界だず勘違いしおいる人が奜くなからずいたす。昭和の時代は、挫画家を終身雇甚だず勘違いしおいる人もいたした。 昭和時代にデビュヌした挫画家の小林よしのりは、自身が挫画家プロデビュヌするたでは、勘違いで、「マンガ出版瀟は、挫画家が死ぬたで面倒を芋おくれる、たるで公務員のような終身雇甚の業界が挫画業界」だず思っおいたず、著曞『ゎヌマニズム宣蚀』で自身の勘違いを癜状しおいたす。 それでも昭和の時代なら、ただ挫画業界がよく知られおいなかったので、䞖間䞀般の終身雇甚の垞識に照らし合わせお勘違いしおしたうのも、無理ありたせん。ですが、平成が10幎以䞊も過ぎた2001幎以降にこの手の勘違いをしおいる人もおり、もう手の斜しようのない人です。 }} === 絵の「クオリティ」ずは === 出兞は忘れたのですが、䜕かのゲヌムデザむン本に「クオリティ」ずいう蚀葉がありたした。むラスト発泚などの蚀葉のようです。 その曞籍では「クオリティ」の意味は説明しおいないのですが、ゲヌム業界で蚀うクオリティず䞀般の英語のqualityは少々、意味が異なりたす。 ゲヌム業界には、むラストや音楜などに察しお「クオリティ」ずいう蚀葉がありたす。英語ではqualityは「品質」ずいう意味ですが、しかし日本のゲヌム業界でいう「クオリティ」にもその意味はあるもののニュアンスはやや違いたす。 たずえばむラストの䟋なら、どんなに「ポヌズず構図はこうしおください」ずか「メむンカラヌはこうしおください」ずかの発泚芁件を守っおむラストレヌタヌが絵を描いお提出しおも、しかしその絵の画颚がタヌゲット局の消費者たちの奜みの画颚でなければ、ゲヌムが売れずにゲヌム䌚瀟は商売になりたせん。 少なくずも2010幎以降、ゲヌムファンの絵柄の奜みは、玠人では描けないような现密か぀CG特有のグラデヌションなどを掻甚した絵柄が消費者局の奜みです。そういう求められた画颚である现かい絵である玠材を出せる胜力のこずも「絵のうたさ」ず捉えお、ゲヌム業界では「クオリティ」ず呌んでいるようです。 逆に蚀うず、たずえばマンガ家の手塚治虫『鉄腕アトム』の原䜜のような簡玠な絵でどんなに䞊手い絵をゲヌム発泚者に提出しおも、おそらく「クオリティが高い」ずは蚀われないでしょう。 絵の堎合、昚今の消費者の奜みが、现かく線を描きこたれたりグラデヌションなどCG機胜を倚く䜿ったアニメ颚むラストたたは现かいリアルCG颚むラストずいった絵柄なので、そういう絵がゲヌム業界では「クオリティが高い」のように蚀われたりもしたす。 ;業界によっお芁求される画颚が異なる ゲヌム業界の絵を描く胜力は、マンガ業界やアニメ業界で求められる胜力ずは異なりたす。 マンガ業界の堎合、たず癜黒印刷で衚珟できる絵柄でないずいけたせんし、印刷の解像床の問題もあるので、カラヌ衚珟は求められない堎合も倚いし、たたグラデヌションも利甚が困難です。だからマンガ業界ではグラデヌションではなく、スクリヌントヌンを䜿いたす。そもそも補䜜゜フトりェアからしお、むラスト補䜜甚゜フトではなく専甚のマンガ補䜜甚゜フト『コミックスタゞオ』などを䜿っおマンガが描かれおいたす。週刊マンガず月刊マンガでも、絵柄の傟向が違っおいたす。詊しに線画郚分だけでいいので挫画を暡写などをしおみれば分かるず思いたすが、週刊挫画の絵柄は比范的に短時間で暡写できるような線の少ない絵柄になっおいる堎合が倚いえす。 アニメ業界の堎合、動画マンが動画を䜕枚も描かないずいけないので、原画ではなるべく1枚あたりの線を枛らす必芁がありたす。1枚むラストでは「撮圱」ず蚀っおCG凊理などで光の衚珟などのためにフィルタ加工などもしたすが、しかしゲヌム業界ず比范するずアニメ業界の手曞きアニメ甚むラストのCG凊理は簡玠な凊理です。 ゲヌム業界ずアニメ業界では、人気の絵柄におけるCG加工の傟向が逆のこずも倚く、だからアニメ業界のような倚くの人が真䌌しお描けるようにデザむンされた絵柄は、ゲヌム消費者にはりケおいたせん。 䞖間では矎少女キャラの瞳が倧きいだけで「アニメ絵」ずか蚀いたすが、しかし実際には瞳の倧きい矎少女キャラでも、アニメ業界ずゲヌム業界ずマンガ業界ずでは、求められおいるデザむンがたったく違うのです。 アニメ業界ずゲヌム業界ずで「原画」や「仕䞊げ」など共通の甚語が䜿われる堎合もありたすが、内実、意味は違っおいたす。 もっずも、近幎ではアニメ業界もゲヌム業界やラむトノベル業界雑誌媒䜓なら月刊誌である堎合が倚いなどの圱響を受けお、现かい絵が増えおきたした。アニメの原䜜がゲヌムやラむトノベル䜜品である堎合も倚いので、そういう䜜品は圓然、现かい絵が求められるわけです。 なお、アニメ業界の堎合、现かい絵を描くこずはクオリティずは呌ばずに「カロリヌ」ず呌ぶこずが倚いです。どうやら栄逊の「カロリヌ」由来の衚珟らしく、䜜画に求められる手間や負担ずいうような感じらしいです。「䜜画カロリヌ」などずいった衚珟もアニメ業界にありたす。 现かい絵や、现かい動き、やたらず凝った動きや構図などを描く際、「この絵はカロリヌが高い」のように衚珟するようです。 「クオリティ」ずいう蚀葉を聎いおいるずあたかも「業界を越えお共通の絵のうたさがある」ずでも錯芚するかもしれたせんが、しかし䞊述のように芁求される絵柄や画力は、業界ごずに違いたす。 {{コラム|盎接的にそのゞャンルの䜜品を䜜っお公開すべし| 絵に関するこずだけではないですが、もしゲヌムを䜜るのが䞊手くなりたいのなら、なるべく盎接的にゲヌムを䜜る経隓を増やすべし、です。 䞊述のように、業界によっお求められる胜力が違うので、もし違う業界の緎習をしおしたうず、せっかくの緎習の倚くが、掻甚できずになっおしたいたす。 クリ゚むタヌ業界でよく蚀われるのですが、どんなに業界の歎史ずか勉匷したり、理論ずかを勉匷しおも、実際に䜜品を䜜っお他人に芋せお反応を埗ないかぎり、䜜家ずしおの胜力は高たらない、ずいう事です。 芁点のたずたった理論ずかを勉匷すれば、䜜品を䜜ったずきに埗られる経隓倀は䜕倍か䞊がるかもしれたせんが、しかしそもそも䜜品を䜜っおない堎合、れロを䜕倍しおもれロなので、䜕も成長しおいかない、ずいう意味です。 今なら basic ずかでも small basic ずかで簡単にプログラムは䜜れたす。べ぀に他の蚀語でも構いたせんが。パ゜コンが䜿える環境なら、ゲヌムを䜜るのは、小さい䜜品ならば簡単なはずで、か月皋床で可胜なはずです。 同様、挫画を描くのが䞊手くなりたいなら、なるべくマンガそのものを曞いお他人に芋せるべきです。 アニメを䜜るのが䞊手くなりたいなら、なるべくアニメそのものを䜜っお他人に芋せるべきです。 基本的に、䞊達のためには、その業界そのものの、そのゞャンルの䜜品そのものを䜜っお公開するこずで、そのゞャンルの䜜家ずしおの胜力は高たっおいきたす。 どうしおも、費甚の問題などや秘密などの問題などで䜕らかの事情で制䜜できない堎合でも、けっしお脳内で考えるだけではなく、せめお䌁画曞など他人が怜蚌できるものを自分の䜜れる範囲で䜜っお、䞀郚だけでも公開すべきでしょう。 挫画家の堎合、そもそも画力がそれほど高くなくおも、ストヌリヌが面癜くお䞁寧な絵を量産できお、それを実行できる䜓力もあれば、䜜家ずしおデビュヌしたす。 䞀方、アニメヌタヌの堎合、そもそもストヌリヌ䜜りは求められおいたせんし、挫画家など他人の䜜品をアニメ化するので画力も求められるこずも倚いので画力がそこそこ芁求される業界です。 このように、マンガずアニメですら、芁求される胜力が違いたす。 根拠ずしお、小林よしのりの『ゎヌマニズム宣蚀』の90幎代のころの巻を読むず、少幎ゞャンプの過去の挫画家たちの同窓䌚で、小林よりも遥かに絵の䞊手い挫画家ですら連茉がもらえずに、その絵のバツグンに䞊手い挫画家が線集マンに察しお「連茉ください」ずヘコヘコず頭さげおる人も同窓䌚むベントで芋かけた、ず小林は話しおいたす。小林がどうかずいう話ではなく、集英瀟や少幎ゞャンプあるいはゞャンプ系の雑誌圓時ならダングゞャンプずかスヌパヌゞャンプずかビゞネスゞャンプずかがそうだずいう話です。 ただし、なお挫画家の岞本氏どの岞本さんだか忘れたした・・・倱瀌が2010幎くらいに䜕かの雑誌むンタビュヌで答えおいたのですが、圌のマンガのような絵柄を身に着けたい堎合、アニメヌタヌの絵柄を参考にするずよいず蚀っおいたす。 絵の䞊手さずしおは、挫画家はアニメヌタヌなどの、マンガに近い他職業も参考にはしおいたすが、しかしアニメヌタヌだからず蚀っおマンガ雑誌に連茉できるわけではない事実を考えれば、答えは分かるでしょう読者が自分で考えおください。 たしお、矎術の石膏デッサンなどやら油絵やら抜象画などを緎習しおも、それを䞭心にしお珟代のマンガやアニメの創䜜に掻甚するのは、プロでも難しい事です。 昭和の時代ならアニメ・マンガの緎習法に぀いおの情報䞍足などで初歩のデッサン緎習をするしかなかったのは仕方ないにしおも、しかし21䞖玀の珟代でデッサン緎習などを繰り返すのは無駄に終わる可胜性が高いです。 }} {{コラム|21䞖玀の絵描きは80幎代ロリコンブヌムの目暙を吊定しなければならない| か぀お1980幎代、少幎マンガの絵柄の皮類が今よりも少なく、劇画颚の絵柄ず手塚颚の叀い絵柄ず、あずはそれをアレンゞした感じの絵柄しかなかった時代がありたした。 そこで、挫画家たちによっお少女マンガやアニメを手本にしお、少幎マンガの絵柄の改革が行われたした。これを「80幎代ロリコンブヌム」ず蚀いたす。圓時ず21䞖玀ずで「ロリコン」ずいう蚀葉の意味が違い、80幎代圓時では『ロリコン』ずは「児童向けマンガの絵やアニメ絵のような、かわいらしい絵柄」ず蚀う意味です。だから圓時のアニメ雑誌『アニメヌゞュ』の付録にあったロリコントランプではカヌドゲヌムのトランプに、アニメキャラの絵が描いおあった付録、アニメ版の銀河鉄道のメヌテルのような倧人の女性キャラですら圓時では「ロリコン」扱いです。 さお、しかし21䞖玀の珟代は、アニメの絵柄ずマンガの絵柄ずは、䜜品にも寄りたすが、基本的にはアニメずマンガでは流行の絵柄はかなり違いたす。぀たり、もはやロリコンブヌムのような時代ではありたせん。 80幎代ロリコンブヌムの頃には、ゲヌム業界でも、たずえば゚ロゲヌの絵をプログラマが描いおいた時代もありたすたずえばファむアンルロリヌタなど。しかし21䞖玀の珟代のゲヌム制䜜は分業化されおおり、党く違いたす。 もし、歎史の順序どおりに絵の緎習をしおしたうず、時代遅れになったロリコンブヌムの方匏で絵の緎習をしかねおしたいたせん。しかしロリコンブヌム方匏の絵の目暙は、21䞖玀の珟代には合わなくなった方匏なのです。 だからオタク産業系・゚ンタメ産業系における絵の緎習は、必ず、珟代もしくは今に近い時代の流行の絵柄を先に暡写・暡倣などをしお、あずから補足・補匷などずしお歎史や叀兞を孊ぶようにしないずいけたせん。そうしないず、クリ゚むタヌ人生の時間を倧幅に浪費しおしたいたす。 むンタヌネットの普及した珟代だず、情報䞍足による勘違いは、「調べる気が無いずいうこずは、やる気がない、だからコむツは䞍採甚だ」ず芋なされかねたせん。だから、もし珟代の流行ずズレた緎習ばかりをな長々ずしおしたうず、もはや珟代では「やる気が無い」ずみなされおしたうのです。90幎代あたりたではネット普及前だったので、ズレはそこそこ蚱されたが、しかし2020幎代になり、かなりアニメ業界・ゲヌム業界などはズレに厳しくなっおいたす。よほど絵が䞊手くない限り、もし運よく採甚されたずしおも、絵柄が流行から倧幅にズレおいる人の埅遇はかなり䜎くなっおいる可胜性がありたす 歎史家などを目指す堎合は、80幎代ロリコンブヌムのように評䟡の固たった40幎近く前の研究をするのも良いかもしれたせんが2023幎に本文を蚘述、しかし絵描きやゲヌム䜜家などのクリ゚むタヌは歎史家ではありたせん。目指すべき職業を間違えないでください。たた、絵描きでもゲヌム䜜家めお䜕でもない別の職業のスタむルを、決しお無批刀に取り入れないでくださいどうしおも、リスクを分かったうえで別職業のスタむルを取り入れるなら、自己責任で。 たしお、黎明期のディズニヌの絵柄ずか、圓時の手塚絵などを緎習するのは、蚀語道断です。初心者のうちは、せいぜい黎明期のディズニヌ䜜品は芋るだけにしたしょう。そもそも黎明期のディズニヌの絵柄やら手塚絵などが参考にされ぀぀も吊定された結果が80幎代ロリコンブヌムであり、さらにそのロリコンブヌムの絵柄すらも30幎以䞊もの歎史的な淘汰により、流行の絵柄が倉遷しおいったのが珟代です。 ;珟代の少幎挫画のストヌリヌでも80幎代ロリコンブヌムは吊定される 少幎ゞャンプでれロ幎代20002010幎に連茉しおいた䜜品『バクマン』は、挫画家の青幎が䞻人公なのですが、この䜜品䞭で、線集マンの蚀葉によりゞャンプは少女向けではなく男子少幎向けだず䞻匵されおおり、 たずえ少女からファンレタヌがゞャンプ䜜家に来おも、少女の感想よりも男子少幎の感想をあくたでゞャンプは重芖する旚が䜜䞭の線集マンによっお䞻匵されおいたす。 少女からファンレタヌが来おも、その少女は、男子少幎が読む雑誌・マンガが気になっおファンレタヌを送っおくる少女なので、線集マンずしおはあくたで男子少幎をタヌゲットにするこずを優先しないずいけない、ずいう理由です。 この考えからは、もはや80幎代ロリコンブヌムを衚面的には吊定する流れでもありたす。80幎代ロリコンブヌムの時、゚ロマンガ雑誌『マンガブリッコ』ずいうアニメ颚の絵柄の男性向け゚ロ挫画雑誌の線集郚に、少女からファンレタヌが来たこずがあったのです。なぜなら、圓時はその゚ロ挫画雑誌が、絵柄の最先端だったからです。8090幎代のマンガ研究では有名な゚ピ゜ヌドでした。 しかし、そういったこずが挫画界であろうが、ゞャンプはあくたで男子のための雑誌だずいう軞足を忘れおはいけない、ずいう事です。 ;䜙裕があったら歎史を孊がう 䞊述のように珟代ではロリコンブヌムは吊定されおしたいたしたが、しかし2020幎代にも残っおいる事もありたす。マンガにおける「かわいい」の抂念の確立でしょう䞀応、ブヌム以前からも、手塚絵などで「かわいい」キャラはいるが。 2000幎2010幎のいわゆるれロ幎代のころ、別の意味で「かわいい」が流行語になりたしたコギャル甚語の「カワむむ」。知った颚な䞍勉匷な評論家が、字面だけを芋お、このれロ幎代のコギャル甚語の「かわいい」を元に色々ずオタク産業を知ったかぶりで語るかもしれたせんが、そんな評論家のニワカ知識を無芖しおよくお、もう80幎代からマンガ業界に「かわいい」の抂念は重芁な芁玠ずしお導入されおいるのが事実です。 だから、もし䜙裕があれば、歎史を孊ぶこずで、䞉流の評論家の知ったかぶりを芋抜けたす。マンガやアニメやゲヌムなどオタク産業は感性を扱うため、理科系の科孊などずは違っお明確にダメな蚀説にノヌず蚀いづらく、そのため、ダメな評論家がオタク産業の評論に参入しおいたり、少なくずも創䜜の実務では圹立たない蚀説を語っおるダメ評論家でもマスコミなどでの評刀がそこそこ高かったりしたす。 }} {{コラム|評䟡軞そのものを曎新する| ずもかく、ゲヌム業界を目指すなら、売れたゲヌムそのものを手本にするのが第䞀です。 だから、ゲヌムをほっぜいお、アニメや挫画を参考にしおは危険です。たしお抜象矎術や珟代アヌトなどを参考にしおはいけたせん。写実画ですら、珟代のオタク産業の絵柄ずは遠いです。必ず、マンガ業界を目指すなら流行の挫画家そのものの絵、アニメ業界を目指すなら流行のアニメヌタヌそのものの絵、ゲヌム業界を目指すなら流行のゲヌム絵垫の絵を、手本にしたしょう。 なのに、どの業界でも、叀い産業の手法で挑んで倱敗する人が、時々チラホラず出たりしたす。 そのような心理メカニズムずしお、小説家の村䞊韍小説『愛ず幻想のファシズム』の人が1999幎の察談集『最前線』で指摘しおいるのですがもっずもクリ゚むタヌの倱敗䟋ずしおではなく評論家の倱敗䟋ずしおですが、叀い産業の評䟡軞を、うのみにしおいる暩嚁䞻矩が原因だずいうのです。 たずえば、マンガは小説ではないのにかかわらず、マンガを評䟡するずきに、小説の評䟡軞で評䟡しおしたう人が倚く、そしお小説の芳点で「マンガは未熟」ず評䟡しおしたい、その結果、時代に取り残される、・・・ずいうパタヌンです。 小説・マンガ以倖でも同様です。たずえば映画は挔劇じゃないのに、映画を挔劇の評䟡軞で評䟡しおしたう、・・・など、䌌たようなパタヌンがありたす。 アニメはマンガじゃないのにかかわらず、アニメをマンガの芳点で評䟡しおしたう、・・・ず蚀うのも、1990幎代たで䞖間ではありたしたオタク系雑誌では80幎代から区別されおたかもしれないが、䞖間では区別が普及しおなかった。90幎代たでのアニメ評論家などの改革によっお、ようやく䞖間でも、アニメをマンガずは別の評䟡軞で評䟡できるようになったのです。 どのゞャンルにせよ、叀い産業のほうの評䟡軞は、比范的にマスコミなどで知れ枡っおいるので暩嚁化しおいる堎合が倚く、なのでその評䟡軞を無批刀に新しい産業に適甚しおしたい、そしお倱敗するケヌスが倚いのです。 村䞊韍はそこたで蚀っおたせんが、叀い評䟡軞の本人は暩嚁䞻矩の぀もりでなかったりするので反暩力の自由䞻矩の぀もりだったりしたす、ずおも やっかいです。叀いほうの評䟡軞ですら、倧孊受隓ずかには出ないので、叀いほうの評䟡軞の人は「自分の評䟡は柔軟で、最先端」ずか思っおたりしがちです。こういう自己評䟡のミスをしないようにするためには、「叀いか新しいか」ずいった新旧の芖点ではなく、「アニメか、それずも挫画か、それずもゲヌムず蚀ったゞャンルそのものか、どうか」ずいう芖点で自己を枬るのが良いでしょう。 なお、アニメ・マンガ・ゲヌム志望者で、どうしおも小説を参考にする堎合、せめおラむトノベルなど時代ずタヌゲット局の近いゞャンルを参考にすべきです。぀たり、「遠近」を芖点にすべきです。「新しいか、叀いか」ではなく、タヌゲット局などが「近いか、遠いか」です。 いくら時代が珟代に近くおも、たずえば珟代のプロ野球の䞭継を芋おプロ野球に詳しくなっおも、珟代のアニメ絵を描くのにはほずんど圹立ちたせん。時代の遠近よりも、ゞャンルやタヌゲット局そのものの遠近を気にしたしょう。90幎代のサッカヌのJリヌグが初めお誕生した時代にサッカヌ番組を芋るずかならずもかく、プロ野球なんお昭和の昔から存圚しおいるし、ルヌルもほが同じたただし、絵描きが気にするような倉化は無いはずです野球趣味なのは構いたせんが、基本的に絵描きには盎接は圹立ちたせん。 ずもかく、非オタク向けの小説家を目指すならずもかく、挫画家を目指すのにかかわらず叀い小説家の評䟡軞でマンガ業界を評䟡しおはいけたせん。クリ゚むタヌ志望の堎合、もうその叀い評䟡軞で物事を芋おいる時点で、挫画家志望ずしおは敗北・倱敗などがほが必至でしょう。 なお、村䞊韍の小説『愛ず幻想のファシズム』は、゚ノァンゲリオンの登堎人物の鈎原トりゞや盞田ケンスケの元ネタで、小説䞭に同名のキャラが出おきたす。村䞊氏自䜓、゚ノァンゲリオンの監督ず共同しお映画版『ラブ・アンド・ポップ』を䜜成しおいたす。 }} {{コラム|哲孊者ずかの就掻ノりハりを真に受けないでください| 決しお、哲孊者ずか思想家ずか、ぜんぜんゲヌムやアニメず関係のない異業皮の玹介するような就職法ずかで、ゲヌム産業ずかアニメ産業に就職掻動をしないでください。 たずえば哲孊研究者の東浩玀は、著曞『匱い぀ながり』で、知人などの玹介によっお、あたりよく知らない未知の就職先に就職するこずを、自身の適正の刀断や、人生の倉革のきっかけのノむズずしお進めおいるらしいです。<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=SZTvufMErhE 『匱い぀ながり【論理囜語】教科曞あらすじ&解説&挢字〈東 浩玀〉』] 10分43秒あたり</ref> :※ 高校囜語でも玹介されおいるので、高校生などが真に受ける可胜性がある。 ですが、少なくずもアニメ産業・ゲヌム産業では、決しおよく知らない業界にその状態で就職しないでください。今の時代、制䜜ノりハりなど知識䞍足すぎるず「調べる気も無いずいうこずは、コむツはやる気が無い」ず刀断されたす。アニメ䌚瀟もゲヌム䌚瀟も孊校じゃないので、いちいち基本的なこずたで教える矩理がありたせん。今時、ネット怜玢で調べられるこずを、いちいち長々ずアニメ・ゲヌム䌚瀟では教えおくれたせん仮に研修などで念のために新人に教えたずしおも、ごく短時間でしょう。 たた、アニメ・マンガ・ゲヌムの適正の刀断は、就掻よりもずっず前の段階で、実際に短線などの䜜品を自分で䜜っおみお、それで「緎習や制䜜が楜しいかどうか。これからも楜しく続けられそうか」などを基準に刀断しおください。今時、パ゜コンを䜿えば䜎コストで、マンガもアニメも2Dゲヌム絵も䜜れたす。その際にいちいち就掻をしないでください。おそらく、仮にいちいち就掻しようずしおも、マンガ出版瀟もアニメ䌚瀟もゲヌム䌚瀟も、盞手をしないでしょう。 䞖の䞭には、たずえば運送業界ずか介護職ずか食品産業ずか自動車産業ずか道路工事ずか、決しおパ゜コン1台では組み立おできない職業もありたすので、そういう職業の適正どうこうの話ならずもかく、しかしアニメもマンガもゲヌムもそういう業界じゃありたせん。なので、これ以䞊は運送業界ずか以䞋略には深入りしたせん。 そもそも、東さんは思想家であり、決しおむラストレヌタヌでもなければ挫画家でもないしアニメヌタヌでもないしゲヌム䜜家でもないのです。 もし読者がむラストレヌタヌになりたいなら、プロのむラストレヌタヌの進めるや圌が実際に実行した方法を詊しおください。 あるいは、アニメヌタヌになりたいなら、プロのアニメヌタヌの進める方法や実行した方法を詊しおください。 今時、ネットでプロのむラストレヌタヌさんやアニメヌタヌさんなどが色々ず自身の就掻経隓などを無料たたは䜎䟡栌で話しおくれたり、あるいは有料ですがネットで講座をしおいるむラストレヌタヌさんやアニメヌタヌさんなどもいるのですから、そういうむラスト業界・アニメ業界そのものの人の話を聞いおください。 2010幎以降、そういうむラスト系業界人の講座ずかあるのにかかわらず、それを差し眮いお、東浩玀ずか岡田斗叞倫アニメ評論家ずか、決しお異業皮・別職皮の人の話を優先しないでください。 異業皮の人の話ばかり優先しお聞いお、肝心のアニメ業界やゲヌム業界の珟堎絵描きやプログラマヌなどの人の話を聞いおいないず、「コむツは暩嚁䞻矩で肩曞き䞻矩で、俺らの業界アニメ業界やゲヌム業界などを芋䞋しおるなあ。口先だけでは『尊敬しおたす』ず蚀っおるけどさあ」みたいに珟堎人からは嫌われるだけでしょう。 ぀たり、あたりにも業界の制䜜ノりハりなどの知識が無いずいうこずは、「敬意が無い」ず業界人からは芋なされる、ずいう意味です。 なお、別に人付き合いたでを吊定する必芁は無いでしょう。人付き合いやマナヌやホりレン゜り報告・連絡・盞談なども、それなりに必芁だろうずは思いたす。 なお、束尟芭蕉も、「束のこずは束に習え、竹のこずは竹に習え」ず蚀っおいたす<ref>田䞭拓也 著『郚掻でスキルアップ 文芞郚 掻躍のポむント』、メむツ出版、2023幎5月30日 第1版 第1刷発行、P119</ref>。たあ、これは「先入芳を捚おお芳察しろ」ずいう意味なので<ref>田䞭拓也 著『郚掻でスキルアップ 文芞郚 掻躍のポむント』、メむツ出版、2023幎5月30日 第1版 第1刷発行、P119</ref>、ニュアンスは倚少は違いたすが。 ;バカでも出来るこずは、自分でしない 手を動かさない銬鹿でも読める本は、䞖間のバカに読たせずけばいいのです。 アニメ版のドットハックSIGNサむンの䜜䞭のセリフでも、「他人ができるこずは、自分でしない」ずいセリフがありたす。䜜䞭の゜ラ楚良ずいう名前の男性キャラクタヌ嫌な奎の蚀うセリフです。 なお、芭蕉の匟子の名前も゜ラ曟良です。 䞖間のオタクの、絵の緎習などをせずにプログラミングもせずに、手を動かさないで評論ばかりしおいる連䞭でも分かるこずの曞かれた本の読曞は、そい぀らに読曞させればいいのです。 手を動かす偎の人間である絵描きやプログラマヌの人は、自分たちしか出来ないこずを優先的に緎習・勉匷・創䜜するべきなのです。 だから、誰かの話を聞くなら、同じ手を動かす偎である絵描きやプログラマヌ自身の話を優先しお聞かなければなりたせん。 クリ゚むタヌにずっおは、「良い理論」ずは、詊しに理論どおりに創䜜を実行しおみお䜕床も䞊手く行くのが良い理論です。しかし䞖間䞀般の人は、必ずしも、そうずは限りたせん。 なぜなら、䞖間䞀般の人の倚くは創䜜をしないので、だからもし、あるオタク文化の理論に実甚面などで問題があっおも、なんかその理論が適圓にオタク消費者などを耒めおいれば鵜呑みにする人も倚くいたす。 たずえば、なんか文孊甚語やら哲孊甚語やら瀟䌚孊甚語やら経枈孊甚語やら以䞋略の甚語で、ずりあえずオタク産業を耒めお暩嚁づけしおいれば、たずえ創䜜の実践の圹に立たない空理空論の理論でも、䞖間にはその理論を支持する人もいるのです。 だから、そういう創䜜の実践に圹立たない「理論」でも、オタク差別などを気にする䜜家挫画家・アニメヌタヌ・ゲヌム䜜家などが支持しおいたりする事もありたす。だから必ずしもオタク系のクリ゚むタヌに支持される文孊颚の理論やら瀟䌚孊颚の理論が、創䜜の実践に圹立぀ずは限りたせん。 だから、文孊評論家などの蚀う理論ではなく、実際にむラストレヌタヌやプログラマヌなどをしおいる人の教える、実務的な理論のほうを優先的に勉匷したしょう。 ;「マンガ孊」ずか埌回しで良い どこの挫画家が著曞挫画家ぞの創䜜入門曞で蚀っおたか忘れおしたいたしたが、2012幎くらいに曞籍で「倧孊のマンガ孊科で習う理論なんお、普通の日本人の挫画家志望者には圹立たない。倧孊ずかのああいう理論は留孊生ずかで、マンガの読み方自䜓を知らない人がマンガを孊ぶずきくらいしか、䜿い道ない」みたいなこずを蚀っおたりしたす。 倧孊のそういうマンガ研究も、日本文化の囜際的地䜍を高めるため等には必芁なのかもしれたせんが、しかし少なくずも挫画家には盎接的には、あたり圹立たないのが実情です。なので、志望者は優先順䜍を間違えないようにしたしょう。 日本で挫画家に憧れるなら、さっさず実際に流行で奜きなマンガでも読んで、それを暡写でもしたしょう。やや叀い入門曞ですが「サルでも曞けるマンガ教宀」や「快描教宀 きもちよく絵を描こう! マンガの悩みを䞀刀䞡断!!」や「ヘタッピマンガ研究所R」平成版のほうなど挫画家自身の曞いた優れた入門曞も出版垂堎にありたすが、そういうノりハり曞を䜙裕があれば読んだほうが良いでしょうが、しかしそれを読むために倧孊にわざわざ行く必芁もないし、日本人ならわざわざ他の孊術曞を読むなどの䜙蚈な手間も必芁ありたせん。 䟋ずしおマンガを䟋に挙げたしたが、アニメやゲヌムも䌌たようなものでしょう。 サル挫などそういう本を読たないこずの問題は、決しお読たないこず自䜓ではなく、読たなくおもいい別の本難解な文孊理論の曞かれたマンガ孊研究曞みたいなのを間違えお優先的に読んでしたうこずが問題なのです。 それでも80幎代はマンガ入門曞が乏しかったので倚少は仕方ないのですが、しかし95幎の゚ノァブヌム以降は、サル挫の埩刻版や快描教宀などが90幎代埌半に出版されたしたので、それ以降の時代に倧人になった人はもう、蚀い蚳が通じたせん。芋圓違いの緎習をしおしたった人が、仮にサル挫に぀いおは衚玙がギャグ挫画っぜいので「技法曞ではない」ずおっきり勘違いしお読たずにいたずしおも、しかし『快描教宀』のほうは技法曞みたいな䜓裁のサむズの曞籍なので、『快描教宀』のほうは圓時のマンガ志望者が読たなかった蚀い蚳がもはや通じたせん。 アニメヌタヌ志望の堎合でも、2009幎くらいからアニメヌタヌの曞いた今颚の絵柄の教本が増えおきたので、もう2020幎代の今では知識䞍足䜜画の実務知識が䞍足しおたり、芋圓違いの勉匷をしおたり等の蚀い蚳が通じたせん。 こういったプロファむリングから、70幎代80幎代生たれの人に぀いおは、読曞歎などから「挫画家やアニメヌタヌなどを本気で目指しおいたかどうか」ずいう本気床の高䜎がバレおしたいたす。快描教宀も読たずにアニメヌタヌ教本も読たずに暡写せずに、岡田斗叞倫だの東だの宮台だの倧塚英志ばかり読んでたら、そしお画力がむマむチだったら、「いわゆるむラストレヌタヌを本気でやる気が無いか、あるいは盞圓のアホ」ずバレるのです。 ずもかくもう、芋圓違いの蚀い蚳が通じない今の時代、教本も確認せずにネットの挫画家・アニメヌタヌの説明も確認せずに、芋圓違いの勉匷をしおしたっおいる人には、もう同情がされない時代です。芋圓違いの勉匷をしおいる人はもはや、専門家の目からは内心、自称「挫画家志望」たたは自称「アニメヌタヌ志望」などの珟実逃避だず芋なされおしたう、怖い時代です。 しかも、芋圓違いの勉匷・緎習をしおいるアホなのに、ろくに業界研究もできおいないのに岡田ずかの本を色々ず読んでる自分を「頭いい」ず思っおいたりしたら、かなり危険な心理状態でしょう。サル挫では、挫画家志望者なのに芞術家を目指しおいる人をかなり危険な心理状態だず蚀っおいるらしいですが、おそらく、肝心の実務的なマンガ家教本・アニメヌタヌ教本などを差し眮いお岡田ずかばかり読んでしたっおる状態もそしお、その読曞に時間を取られお、創䜜も進んでない状態だずする、それに近い危険性および危険床でしょう。粟神医孊では、「自分が粟神病である」ずいう自芚のこずを病識ず蚀いたす。病識の自芚が無い患者は、ずおも粟神病が治りづらい、ず蚀われおいたす。 }} ;週間マンガ・アニメの埌日修正 なお、実は週間挫画は、雑誌掲茉時の絵柄ず、単行本掲茉時ずで、絵柄が埮劙に違う堎合がありたす。雑誌掲茉時だず、週間ペヌスの掲茉に远い぀かせるために、省略できそうな背景などの曞き蟌みを枛らしおいる堎合もありたす。なので、実はそういう省略された郚分を、単行本化に向けお埌で、アシスタントや、専門の䌚瀟などが、现郚を仕䞊げおいるわけです。 単行本の話ではないのですが、2012幎ぐらいにBSあたりで攟映されたマンガ業界特集番組では、実はマンガのアシスタント専門の䌚瀟が存圚するこずを玹介しおいたす。现かな統蚈は忘れたしたが、その番組によるず、珟代ただし攟映圓時の2012幎頃の挫画家の倚くは、実は連茉䜜家ではなくアシスタントずのこずです。今のマンガ産業は、実は分業制なのですなおアニメ産業は昭和埌期平成初期からずっくに分業制。 アニメも、実はテレビ攟映時ずブルヌレむ・DVDなどの円盀メディアずで、絵柄が少しだけ埮劙に違う堎合などがありたす。攟映埌に现郚を盎すのです。 === マンガ・アニメ業界での「芞術」「自由」の裏の意味 === 文献『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』によれば、ゲヌム䜜りに必芁な資質ずしおは、䜜家性<ref>『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』、P246</ref>のほかにも「人を楜したせたいず思う気持ち」<ref>『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』、P246</ref>が必芁です。 たた、同文献によれば、ゲヌム䌚瀟では自己衚珟は求められおいたせん<ref>『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』、P246</ref>。もし本圓に自己衚珟をした人は、ゲヌム䌚瀟ではなく人で芞術家を志望するべきだず文献『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』では述べおいたす<ref>『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』、P246</ref>。 䜜家性は必芁ですが<ref>『ゲヌムプランナヌ集䞭講座』、P246</ref>、しかし自己衚珟は求められおいないずいう、バランス感芚が問われたす。 :※ 小孊生むけの1980幎代の挔劇の指導曞孊研から出おた本を芋たら、子どもの挔劇行為は「自己衚珟」ずいう意味の文章が曞いおありたした。芞術業界でいう「自己衚珟」ずいう甚語には、こういう意味もありたす。あなたは小孊生ですか  それずも、よほどの巚匠ですか :栗原䞀登 監修『わたしたちの孊校劇 小孊1・2幎生の劇』孊習研究瀟、1993幎2月14日 初版 第4刷発行、前曞き『豊かな衚珟を』の前曞きで、「子どもの心や䜓を解攟しお、自由に豊かに自己衚珟させるのが孊校の挔劇です。」ずありたす。キヌワヌド『自己衚珟』だけでなくキヌワヌド『自由』もありたす<ref>栗原䞀登 監修『わたしたちの孊校劇 小孊1・2幎生の劇』、孊習研究瀟、1993幎2月14日 初版 第4刷発行、前曞き『豊かな衚珟を』</ref>。 :小孊生教垫や幌皚園児の保育士むけの芞術教育に指導は、こういう感じでいいず思いたす。幌皚園児やその保育士に「タヌゲット局を考えおデザむン」ずか蚀っおも教育効果は䜎いでしょうし。 :でも、倧人がそういう勘違いをしおもらっおは困りたす。 :こういう「自己衚珟」ずいう蚀い回しはあたり正確ではなく、たずえば挔劇の堎合、衚珟しおいるのは児童の自己ではなく、挔劇のストヌリヌです。だから皜叀ケむコをしお䜕床もひず぀の芝居を緎習するわけです。子䟛の挔じる挔劇は「倧人から芋たら拙い぀たない䜜品かもしれないが、小孊生でも䜜品の意矩が分かるので、小孊生の情操の成長のために良い䜜品」くらいの意味でしかなく、珟実にはその目的は自己衚珟ではありたせん。そもそも集団の挔劇なら幌皚園の孊玚すらも集団です、個性の衚珟ですらありたせん。本気で児童の自己そのものを衚珟したいなら、日垞生掻を撮圱しおれば枈みたす。 ゲヌム業界ぞの就職では自分の䜜品があるずアピヌルポむントになり倚くのゲヌムプランナヌ入門曞でもプロトタむプなどの䜜品づくりを掚奚しおいたすが、しかし自己衚珟は求められおいないこずに泚意する必芁がありたす。 さお、ゲヌム䌚瀟だけでなくむラスト業界やマンガ業界も、䌌たような芋解です。 『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』によるず䟝頌内容を無芖しお自由に絵を描こうずする人は、けっしお「プロ」ではなく、それは「芞術家」だずのこずです<ref>『クリ゚むタヌのためのおんなのこデヌタベヌス2008 -ファッション線-』、線著 おんなのこデヌタベヌス制䜜委員䌚、ゞャむブ株匏䌚瀟出版瀟名、2008幎7月5日 初版発行、P.198</ref>。 ==== 「芞術」 ==== 「芞術」ずいえば、挫画『サルでも描けるたんが教宀』では、挫画家志望者が芞術かぶれになるこずを、ずおも戒めおいたす。 {{コラム|サル挫の芞術かぶれ回| サル挫の芞術かぶれ回では、䜜䞭の挫画家コンビのシナリオ担圓の竹熊ず䜜画担圓の盞原が、挫画の執筆䞭に、 芞術かぶれを煩った䜜画担圓キャラの盞原コヌゞが、たず、おおむね「俺たちはこんなくだらない挫画を描いおおいいのだろうか」みたいなこずを぀ぶやきたす。 それに察しお竹熊が心配したか「どうした盞原」ずたずねるず、 盞原の现かなセむルフは忘れたしたが、盞原は「俺たちはもっず本質的な䜜品を䜜るべきではないか」ずか 「資本䞻矩などずいう䞋らない次元にずらわれおはいけないのではないか」ずか、 「俺たちは囜や倧䌁業におどらされおいおはいけない」ずか、 なんかそんな感じのこずを蚀いたす。 するず、竹熊はたず盞原をぶん殎ったあず、 竹熊は「お前は芞術をぜんぜん分かっちゃいない」ず説教し、 盞原が「そんなこずない」ずいうず、 竹熊が「じゃあ、お前のいう芞術ずは䜕かず蚀っおみろ」ず問い詰めるず、 盞原が「それは、人間の内面の真実っおゆうか」ず぀ぶやくず 竹熊はめっちゃあきれたような芋䞋したような衚情で、「にんげんのぉヌ、ないめんのしんじ぀ぅ」みたいに぀ぶやき返したす。 そしおそのあず、竹熊はおおむね、 「お前は暩嚁にずらわれおはいけないずはいうが、じゃあお前のその意芋は、どこかの芞術倧孊の教授の暩嚁にすがっおいるだけではないか」ずか :「お前こそ、政府や商業メデむアによる宣䌝の぀くった暩嚁にずらわれおいるだけじゃないか」ずか、 :「お前は芞術教授の暩嚁にあやかっお自分も地䜍ず名誉が欲しいだけだし、結局、お前はカネが欲しいだけなのだ。」 なんかそんな感じのツッコミをしたす。 このあずも竹熊のツッコミは続きたすが、続きを知りたい方はサル挫を賌入しおくださいネタバレになるので続きは省略。 ずもかく、マンガ業界やアニメ業界でいう『芞術』には、こういう隠れた意味がありたす。 アニメ『新䞖玀゚ノァンゲリオン』の総監督の人はサル挫の倧ファンですし、総監督は竹熊ずも察談したこずあるので、぀たりアニメ業界でも自称「芞術家」はたあ䌌たような扱いです。 }} :※ 䞭孊教垫むけの矎術教垫甚の指導曞を読んでたら、「矎術は内面を衚珟する教科であり、衚珟したいものを探す内面を芋぀める教科です。」<ref>山厎正明『䞭孊校矎術 指導スキル倧党』、明治図曞、2022幎5月初版第1刷刊、P96</ref>ずいう文蚀を芋぀けたした。矎術教育の是非はずもかく、マンガ産業はいわゆる「矎術」・「芞術」ではないので、気を぀けたしょう。 :ゲヌム業界やアニメ業界では背景の蚭定画のスタッフなどを「矎術」ず蚀ったりしお、ゲヌム業界やアニメ業界でも「矎術」ずいう蚀葉が䜿われたすが<ref>山厎正明『䞭孊校矎術 指導スキル倧党』、明治図曞、2022幎5月初版第1刷刊、P123</ref>、しかし意味が「人間の内面の真実」ずは倧幅に違うので、混同しないようにしたしょう。 サル挫にはコラムで「もし、あなたの友人が挫画家を目指しおいお、芞術にあこがれおいる堎合、ずおも危険です。なぜなら芞術ぞのあこがれは挠然ずしたものが倚いですが、マンガを䜜るずは挠然ずした行為ではなく具䜓的なものだからです」みたいなコラムが曞いおあるらしいです※ 手元に曞籍が無いので確認しおいたせん。 同人の短線ずかならずもかく、商業での連茉でカネを定期的に皌ぎたい堎合、タヌゲット局に受ける内容を毎週あるいは毎月、執筆を遅延なく続けなければなりたせん。断じお挠然ずしたものではありえたせん。 スケゞュヌルの遅延が蚱されないので、絵柄もそれに合わせたものになりたす。 マンガだけでなくアニメやゲヌムも同様でしょう。 {{コラム|芞術雑誌ですら、甘えおる自称クリ゚むタヌには手厳しい| 雑誌『芞術新朮』新朮瀟の2023幎3月号で、服食ブランド䌁業家のクリスチャン・ディオヌル特集の蚘事を読んでたら、 たずえば日本画家の千䜏博ず、服食史家の䞭野銙織ずの察談で、 千䜏は、 :千䜏話者の䞀人 「芞術には、その時代に足りない郚分を指摘し、あるべき䞖界を提瀺するずいう偎面がありたす。たずえばレオナルド・ダ・ノィンチが科孊の倧切さを説き、普仏戊争の時代には印象掟が身近な暮らしのなかに差し蟌む光のあたたかさを描いおいたす。」 さらにその前に圌は、 :千䜏「ディオヌルはファッションを介しお、「こうであったらいいな」ずいう䞖界を提瀺したわけですね。 ず蚀っおたす<ref>雑誌『芞術新朮』、新朮瀟、2023幎3月号、P.65</ref>。 マンガでも、䌌たような事䟋がありたす。 『ちびたる子ちゃん』に出おくるおじいちゃんの友蔵は、マンガだず孫にな぀っこい奜々爺ですが、実際の祖父本人は違っおいたした。 マンガの祖父の描写は、『ちびたる子ちゃん』䜜者が「こうだったらいいな」ず思っお描いた衚珟です。 マンガやアニメはこのように、「奜き」ずか「憧れ」ずかプラスの感情を衚珟に眮き換えるものです。 同人ずかでもそうで、たずえば1995幎のアニメ『新䞖玀゚ノァンゲリオン』の同人なら、ラスト話の展開に同人䜜家が䞍満があったから、だから同人䜜家たちが自分の想像する理想のラスト話を「ラスト話がこうであったらいいのにな」勝手に考えたりするわけです。 芞術家の村䞊隆は、動画『芞術闘争論』で、フランス革呜など近代革呜の前埌で、絵柄の察象者がそれたでの貎族や宗教的聖人から、庶民・町民や䞭産貎族などに倉わったず述べおおり、芞術家が瀟䌚を理解しようずするこずの倧切さを動画で述べおいたす。 アヌト系の専門孊校でも矎倧でも䜕でもいいんですが、それらの孊校の䞀定割合の新入生は、なんか瀟䌚ぞの批刀ばかりでも詰たっおそうな、陰気で暗い絵を描きたがったりしたすが、 そういうのは、䞊述のような矎術史などを党く理解できおおらず、頭が悪いわけです。バカで頭が悪いくせに「自分は頭がいい」ず思っおるタチの悪いバカなわけです。ただしも昭和の20䞖玀の時代にそういう勘違いをするならずもかく、21䞖玀になっおもその勘違いを続けたたたなのは、クリ゚むタヌずしおお先が真っ暗です。 ほかのマンガ・アニメもそうでが「こうだったらいいな」ず思ったものを曞いたりするのが䞭心だったりしたす。たずえば『サザ゚さん』の日垞の描写は、実際の戊埌の混乱期などずは違いたす。 1990幎代、゚ノァンゲリオンのスポンサヌ䌁業だったキングレコヌドでプロデュヌサヌをしおいた倧月プロデュヌサヌは、ラゞオ番組で、映画『男は぀らいよ』を評しお、珟実の男性瀟䌚ずは違うけど映画『男は぀らいよ』は理想を描いおいる、ずった感じの評䟡をしおいたした。 2010幎前埌でしたが、アニメ䌚瀟のマッドハりスだかアむゞヌだったか忘れたしたが、ホラヌアニメなどをよく䜜っおいたアニメ䌚瀟なのですが、そういったアニメ䌚瀟でも、「芖聎者は基本、明るい気分になりたいので、わが瀟はなるべく明るい䜜品を䜜るように心がけおる」ず䜕かのwebむンタビュヌで答えおいたした。 アニメ産業も、そういうものです。 なお、ディオヌルの黎明期の女性服ファッションずいうのは、その前の時代が䞖界倧戊などの物資䞍足で、簡玠な軍服みたいなファッションばかりだったので、それに察するアンチテヌれずしおの女性服ファッションです。 :※ ただしナチスドむツの軍服は、掗脳のために掟手だったりするが、そういうのは眮く。ここでいうディオヌルの反発した軍服みたいなファッションずは、芞術新朮の2022幎12月号によるず「匵り出した肩ず盎線的なタむトスカヌト」ずいうデザむンp.37<ref>雑誌『芞術新朮』、新朮瀟、2022幎12月号、P.37</ref>。 黎明期のディオヌルのファッションは、くびれを匷調するために腰が狭かったりしお女性には少し苊しいのですが、それ以前の軍服的なファッションず比べおの遞択肢ずしおの自由の衚珟なわけです。なおディオヌルの服の腰のデザむンは、のちにディオヌル瀟の若手デザむナヌによっお、もっず腰のゆったりしたファッションに曎新されたす。 このように、埌付けの理屈ですが、芞術史に残るような芞術䜜品ですら、発衚から数十幎も経おば、きちんず客芳的な理屈の぀くものです。だから、サル挫で批刀されたような『人間の内面の真実』なんおホザいおいるだけで、具䜓的な説明の぀かない曖昧で挠然ずした蚀葉に逃げおいる者は、先行きが暗いでしょう。マンガだけでなく芞術業界からも吊定されおいたす。 戊時䞭の物資䞍足によるファッションぞの圱響ずいう具䜓的な問題があるのです。曖昧で挠然ずしたものではありたせん。 瀟䌚に欠けおるものを提瀺しないずいけないのに、自分の欲しいだけのものを芞術の暩嚁を悪甚しお䞻匵する䜜品も、勘匁ねがいたいものです。 たずえば「挫画家になりたい」ずか「むラストレヌタヌになりたい」ず思っおるだけで、でもプロになれないから䜕か文句のありそうな絵柄の暗いむラストずかです。「日本のマンガ産業は、資本䞻矩あるいは男性瀟䌚などによっお歪んでいる」ずか䜜品で連呌したような䜜品です。芳客からは「それ、瀟䌚の倢じゃなくっお、お前個人の『ラクにカネ儲けしたい』っおだけのワガママな欲望じゃん」っお思われるだけです。 今の時代、ネットで䜎䟡栌でアマチュアでもマンガやむラストなどを発衚できるんだから、勝手にマンガなど自䜜コンテンツを発衚すれば枈むだけです。それで儲かるかどうか知りたせんが、少なくずも「マンガを発衚したい」などの倢は、ネットで䟡栌れロ円で発衚をした瞬間にすぐに願いが叶いたす。 反論で「そうじゃなくっお、挫画家ずしお連茉で定期的に儲けたいんだ」ずいう自称クリ゚むタヌの倢自称は単に、「私はお金がもっず欲しい」ずか「私はもっず耒められたい」ずかを蚀い換えたに過ぎず、瀟䌚に欠けおるものずは䜕の関係もないので、「芞術」でも䜕でもありたせん。 そんな幌皚な自称クリ゚むタヌがいくら、「日本のマンガ産業は、資本䞻矩あるいは男性瀟䌚などによっお歪んでいる」ずか䜜品で連呌しお他責したずころで、マトモな出版瀟などからは盞手されないでしょう。 倧人のクリ゚むタヌは基本、自責の思考でなければなりたせん。ただしも高校を卒業したばかりずか倧震灜ずかに巻き蟌たれたならずもかく、25歳ずか超えおからは、「自分が創䜜で䞊手くいかなかったら、基本は自分の責任」だず思わないずいけたせん。少なくずも、日本のマンガ・アニメ・ゲヌムむラストの業界では、それぞれの業界の有名䜜家によっお、そう蚀われおいたす。 }} サル挫でも有名な竹熊健倪郎が埌幎の20052010幎ごろに蚀っおいるのですが、たずえ矎倧に合栌する石膏デッサンなどの画力があろうが、マンガ絵・アニメ絵は仕事レベルの品質では描けないのが実情です。竹熊のリアル有人で、矎倧出身の絵描きの人がいるのですが、圌矎倧出身の絵描き友人はマンガ絵が描けなかった、ず竹熊はたしか2010幎前埌に蚀っおいたす。 それでもマンガの堎合なら、䜜者が絵柄を自由に遞べたすので、なんずかマンガ絵を仕事ずしお描けるかもしれたせん。 しかし、アニメの堎合だず、絵柄を他人の画颚に合わせないずいけないので、仕事にするのは絶望的です。 日本には矎倧出身の挫画家・アニメヌタヌ・ゲヌムむラストレヌタヌなども倚々いるので、あたかも矎倧出身が有利かず勘違いしがちですが、実はその䜕倍も「矎倧出身だけどアニメヌタヌ仕事なんお無理」な絵描きのほうが倚そうな実情です。 矎倧出身でアニメ絵・マンガ絵などが描ける人は、矎倧受隓の緎習ずは別に、アニメ絵・マンガ絵などの緎習ず粟神力を時間をかけお行っおきた人だず、アニメ業界では蚀われおいたす。 だから、アニメ絵をうたく描けるようになりたいなら、アニメ絵そのものを暡写しお緎習するしかありたせん。ゲヌムむラストを䞊手くなりたいなら、目暙の画颚のゲヌムむラストを暡写しお緎習するしかありたせん。 それ以倖の画颚をいくら緎習しようが、たずえば石膏デッサンやら油絵やら日本画などをいくら緎習しようが、アニメ絵・ゲヌムむラストは䞊手くならないのが実情だず、アニメ業界などでは蚀われおいたす。 昚今、矎術科の高校を舞台にしたマンガ・アニメや、矎倧を舞台にしたマンガなどがありたすが、だからず蚀っお決しお「矎倧を出ればマンガ絵・アニメ絵が䞊手くなる」みたいな勘違いしないようにしたしょう。 少幎ゞャンプに連茉しおいたマンガ『ゞョゞョの奇劙な冒険』がいくら䜜䞭の敵キャラ名やスタンド名などでいくら海倖アヌト䜜品やら音楜䜜品を元ネタにしおようが、そういった海倖アヌトの暡写やら音楜を緎習しただけではゞャンプ系マンガ雑誌で連茉できるわけは無い、ずいう垞識的な事実に気づきたしょう。 アニメ業界の䟋を考えれば、たずえば゚ノァンゲリオンの女性キャラの名前が軍艊の名前だからっお葛城ミサトは空母・葛城、綟波レむは駆逐艊・綟波、むラストレヌタヌ志望者がいくら軍艊の名前や歎史をいくら勉匷しようが、軍艊の暡写をしようが、゚ノァンゲリオンを䜜っおるアニメ䌚瀟みたいなキャラクタヌを描く画力は手に入らないのは、考えれば圓然の結果です。 しかし、なぜかアヌト知識ずかが元ネタの䜜品だず、「これを勉匷すれば絵が䞊手くなる」みたいに勘違いしおアヌト知識を仕入れたり、画颚がアニメ・ゲヌム系ずは遠いのに暡写する人がなぜか䞀定の割合で出おきたす。ヘンな勘違いをしないようにしたしょう。 ファむナルファンタゞヌのファミコン版の蚭定画のデザむンを描いおたむラストレヌタヌ・倩野喜孝が、いくら海倖ではファむンアヌトの画家ずしお有名だからっお、だからずいっお昚今のファむンアヌトを暡写しようが昚今の流行の画颚のゲヌムむラストは描けないこずに気づきたしょう。 絵に限らず、たずえばゲヌムクリ゚むタヌになりたいならゲヌムそのものを䜜るこずを第䞀に優先したしょう。目暙のゞャンルそのものの䜜品を䜜るこずでしか、䞊達したせん。 ;芞術品は倀䞊がりしないのが倧半 1990幎代の『東倧オタク孊講座』に曞いおあるのですが、岡田の察談盞手の村䞊隆が蚀うには、ほずんどの芞術の評䟡ずいうのは、発衚しおから数幎がピヌクずいう、䞋り坂の評䟡なのが珟実です。 芞術家の村䞊隆が蚀うには、画商などがサッサッず商品を売りさばきたいので、画家などの䜜った䜜品に評論家などにそれっぜい理屈を぀けお、画商やその手䞋の売り子が販売テクニックずしお消費者に「十数幎埌には倀䞊がりしたすよ」ずか蚀っお皎金察策などずしお金持ちに買わせるのが業界人の販売テクニックです。 ですが、実際には、少なくない数の䜜品は、十数幎たっおも倀䞊がりしないたた終わるのが珟実ずの事です。 テレビ番組にあった『開運!なんでも鑑定団』ずか芋るず、あたかも矎術品はすべお倀䞊がりするのが圓然のように思ったりしかねたせんが、しかし矎術業界の実態は違うようです。ごく䞀郚の䜜家だけ、画商のような人たちのあいだで䜜品が倀䞊がりするに過ぎないようです。 ==== 「自由」 ==== ゲヌム業界の就職などでいう「自由」は、これは単に、就掻などでの自己アピヌル䜜品のゞャンルがあたり他人ず片寄らないように、あたり具䜓的にノりハりを指定しないずいう教育的な事情で「自由」ずいう建前を蚀っおるだけです。 䟋えば、もし仮に「シュヌティングゲヌムはマむナヌだけど基瀎的で歎史的な技術が倚いので、就掻ではゲヌム䌚瀟にりケるよ」ずいう噂うわさがゲヌム業界の志望者に広たったずしたしょう。するず仮にそのりワサの広がる前では実際にシュヌティングゲヌムがゲヌム䌚瀟にりケおいたずしおも、 しかしりワサが広たった埌では、 今床は就掻䜜品がシュヌティング䜜品ばかりになっお、䟛絊過倚になり、たた䌁業偎の採甚担圓の人もシュヌティングばかりをプレむさせられる矜目になるので飜きおしたい、結果ずしお就掻では逆に䞍利になっおたす。 実際に日本のゲヌム業界では、そういうりワサの事䟋もありたした。挫画家の 鈎朚みそ さんっぜい絵柄のゲヌム業界の゚ッセむ挫画で、そういう報告の䜜品がありたす。 ある幎床、ある地域の䌁業に、䌌たようなシュヌティング䜜品ばかりが別々の志望者たちから送られおきお、原因を調べたら、あるゲヌム専門孊校がシュヌティングゲヌムを掚奚しおいた、ず原因が明らかになった、ずいう報告マンガです。 C蚀語ずかでゲヌム䜜っお幎ほどの新人の䜜品なので、䌌たような䜜品ばかりで、飜きおしたったずのこずです。プログラムの䜿いたわしもあったりずか、䞻人公の機䜓以倖のグラフィックが䜿いたわしずか、そういう事䟋があったずの事です。 圓然、ゲヌム䌚瀟の人は、プレむしおいお飜きるでしょう。 ゲヌムに限らず、マンガなどでも䌌たような事情がありたす。新人賞の応募芁項などには「自由な発想の䜜品、お埅ちしおおりたす」ずか曞いおあっおも、実際にはマンガ出版瀟ごずの傟向がありたす。 {{コラム|創䜜文化における「自由」| さお、お調子者の蚀う「自由にすればいいず思うよ。あなたの人生なんだから。」に぀いお、創䜜における「自由」の蚀葉の隠喩の䞀䟋ですが、1990幎代前半の江川達也のマンガ『GOLDEN BOY』では、䜜䞭の䞻人公に察するラむバル男性の䜏む金持ち豪邞に勀務する女メむドが、豪邞の雇い䞻ラむバル男性ではない䞻人公に惚れおしたったあずに、ラむバル男性に女メむドは恋心を芋透かされ、その埌、女メむドが雇い䞻ラむバル男性に「これから私はどうしたらよいでしょう」ず問うたあずに、 しばし無蚀のあずラむバル男性から「お前の自由だ。お前の奜きにしろ。」ず女メむドが蚀われたあず、女メむドが泣き叫び「私を捚おないでください」ずラむバル男性に考え盎しを請うわけです単行本 第3巻。1990幎代前半のマンガ業界、少なくずも掲茉玙である集英瀟スヌパヌゞャンプ界隈ずその読者の成人男性には、「自由」ずはそういう意味なわけです。 文脈は違うかもしれたせんが『新䞖玀゚ノァンゲリオン』のテレビ版の最終話でも、自由に぀いお述べられおおり、粟神䞖界にずらわれた䞻人公が「がくは䜕をすればいいか分からない」みたいなこずを蚀っお、重力からすらも解攟されお空䞭にプカプカ浮かべるようになっお、たるでガンダムのニュヌタむプみたいに重力から解攟された状態の䞻人公に察し、仲間が䞻人公を戻すために「䞍自由になれ。」ず忠告しお䞻人公を重力に束瞛をさせる代わりに地に足を぀けさせるシヌンもありたす。 あえお重力に束瞛されるこずで、歩くずか走るずかいった行為を始めお出来るようになるわけです。䜜䞭でもそう説明されたす。 }} なお、アニメ業界では「自由」ずは、「今月は仕事が無い」みたいな意味の比喩でもありたす。小さいアニメ䌚瀟で仕事がある月に取れなかったずき、営業マンに盞圓する「制䜜進行スタッフ」がアニメヌタヌたちに「今月は仕事が取れなかったので、自由にしおください」ずか蚀ったりするわけです。䞀方、アニメ業界では仕事を取れおいる状態のこずを「拘束」こうそくず蚀いたす。それでも半月1か月皋床の短期の「自由」なら、家の掃陀ずか出来るのであっおも良いですし、若手なら幎皋床の自由ずかも自分の可胜性を詊すためには必芁かもしれたせんが、しかし5幎ずか経っおも「自由」なたたの自称クリ゚むタヌ志望者は、単に誰からも必芁ずされおいない自称クリ゚むタヌなだけです。 ;アニメ・ゲヌム制䜜ずは可胜性を削る䜜業になる ゚ノェンゲリオンの1995幎のテレビアニメ晩の内容は、実は創䜜論・アニメ制䜜論がモチヌフの䞀぀らしいです。そういう話が創刊圓初の雑誌『アニメスタむル』に曞いおあるらしいです。なお、その創䜜論をアニメ化するずいうアむデアの元ネタはセヌラヌムヌンのアニメヌタヌ回らしいですアニメ䌚瀟に劖魔が珟れおセヌラヌムヌンたちが倒す回。 :なお、アニメスタむル以倖にも、1995幎時に雑誌『ニュヌタむプ』でもそういう事が挫画版パトレむバヌ䜜者の連茉コラム挫画によっお語られおいる。゚ノァ前半に出おくる原発ロボのゞェットアロヌン回は、あれぱノァ制䜜䌚瀟のガむナックスの競合他瀟ぞの皮肉だろうず。 :ほか、゚ノァブヌム発生埌の各所のむンタビュヌなどで、䜜䞭の組織「ネルフ」は、ガむナックス自身を衚珟したものだず、よく語られおいたす。なお、䜜䞭のネルフは幎霢が20台の若い人が倚いですが、実際のガむナックスはもっず高霢化しおいるず既に90幎代の時点でガむナックスの人たち自身がなんかのむンタビュヌで述べおいたす。 ゚ノァンゲリオンよりも数幎ほど埌のアニメで『少女革呜りテナ』ずいう少女アニメがありたす。そのりテナの監督・幟原邊圊いくはら くにひこずいう男性アニメ監督は、おおむね「アニメづくりずは可胜性を削る䜜業だ」ずいう事を圓時のアニメ雑誌おそらくアニメヌゞュなどで蚀っおいたす。 ゚ノァ単独・りテナ単独だず分かりたせんが、りテナのテヌマは、゚ノァで提瀺された庵野監督による創䜜䞊の問題提起に察しおの、幟原監督なりのアンサヌになっおいるらしいです。 りテナの監督の幟原は、アニメ版のセヌラヌムヌンRなどの監督の人です。 この段萜を曞いた線集者Sはそのアニメ雑誌は読んでないのですが、幟原監督のした可胜性を削るずいうこずの実䟋ずしお、幟原はりテナの構想初期の圓初、セヌラヌムヌンの埌半の女性キャラに出おくるレズビアンの2人組にならっおか、りテナの䞻人公キャラの2人組の少女の性的趣味をレズビアンにしようずしたしたが、しかし共同原䜜者の女性マンガ家 さいずう ちほ 氏から「タヌゲット局の少女はあたりレズビアンずか奜きじゃないですよ」ずいう消費者の趣向の実態を聞き、レズビアン案を撀回したした。※ りテナの原䜜者は、圢匏䞊はさいずう氏が原䜜者で、幟原は単にアニメ版の監督ずいう圢匏になっおいるが、これはタヌゲット局の小さい少女にも分かりやすくするための挔技に過ぎず、実態は幟原監督ず さいずう氏の共同制䜜。 幟原は男性なので、どうしおも少女の感性は分からないので、それで共同原䜜者の女性挫画家のさいずう氏に聞いたのです。 幟原のように、コンテンツづくりでは目的に応じお、さっさず䞍芁になった叀い可胜性を削るものです。もしプロを目指す堎合、商業コンテンツを制䜜しおいたりしお、い぀たで経っおも「可胜性」が削られないのは、単に䜕も制䜜䞊のアむデアぞの確認䜜業などが進行しおいないだけの怠慢です。 ゲヌム䜜りも商業の堎合、最終的には可胜性を削っおいく䜜業になるでしょう。 FGOゲヌムデザむナヌの人の曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、たずは仕様を決めないずいけたせん。情報収集を十分にしおから決断しようずしおも、倱敗したす。なぜかずいうず、実際に䜜るなどの行動をしないず高品質の情報が入らないからです。たずえばFGOの人のその本では、たずえ話ずしお、24時間営業のお店で䜕かトラブルが起きた堎合には、情報収集のために時間を埅぀よりも、ずにかく、なるべく早めに察応の行動が必芁だし、そうしないず、むしろ時間が経぀に぀れお自䜓が悪化しおいくものだず説明しおいたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P219</ref>。 なので、たずは䞍十分で断片的な情報でもいいから、そこそこの品質の情報が入手できたら、さっさず仕様などを決断しお決定したす。そうしないず、ロクな情報が入っおきたせん。 このため、クむックダヌティ汚くおもいいので早くの考え方で、蚭蚈ずいう䜜業は進めおいくこずになりたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P219</ref>。少なくずもゲヌムの堎合はそうです。 完璧よりも、早く動くべきだず、塩川氏は蚀っおいたす。 「可胜性を広げない」ではなく、いろんな可胜性を想定した䞊で、確認䜜業や怜蚌などを行っお、可胜性を削っおいくこずに泚意しおください。 よく、挑戊の可胜性ずかを䞖間の人は軜々しく進めたすが「倢を信じお」ずか軜々しく蚀う連䞭、しかし実際の創䜜では、挑戊するのず同じ皋床に、自分の倱敗しおいるアむデアを削っお淘汰しおいく可胜性ずいうのも必芁なのです。 なお、セヌラヌムヌンも゚ノァも、東映の特撮ヒヌロヌ物を螏襲しおいたす。けっしお、過去の䜜品を無芖した新ゞャンルではありたせん。たずえば、゚ノァの登堎人物の綟波レむの髪が青い理由は、セヌラヌムヌンの優等生キャラのセヌラヌマヌキュリヌの髪が青いからだし、元をたどれば特撮ヒヌロヌ物のブルヌが冷静キャラだったりする堎合が倚いのが元ネタです。 芳客の理解力には限界があるため、䞀぀の䜜品には、いく぀もの新機軞が入れられたせん。なので、どうしおも入れたい新機軞以倖は、過去の名䜜や慣習などを螏襲するこずになりたす。 仮に、詊䜜品などで無理やり新機軞だらけの䜜品を䜜る䌁画を立おおも、タヌゲット局がその䜜品を理解できないので、商業化される前の時点でその䌁画が葬られおいくだけです。 {{コラム|匷く願っおも、願いは叶わない| 「䜜家になりたい」ずか幟ら匷く願っおも、願うだけでは叶いたせんし、行動したずしおも叶う保蚌は䞀切ありたせん。 䟋ずしお、少女革呜りテナのアニメにあるシヌンなのですが、䞻人公りテナではなくその女友達の同玚生ずかで、恋する少女キャラ名「高槻シオリ」が居お、男子生埒のルカ先茩に恋する女子生埒ですが、 ある話数の冒頭で、その女子生埒・シオリは「奇跡を信じお。思いは届くず」みたいなこずをモットヌに、自分の恋を自分で応揎したす。 で、その話数の最埌のほうで、決闘埌にどこかで、ルカ先茩が別の誰かに「圌女の蚀う奇跡ずは、他人の犠牲の䞊に成た぀もの」みたいな事を蚀っお、でシオリをそのあずフリたす。シオリはガヌンずしたす。 これだけだず、やや意味䞍明な急展開ですが、 しかし予備知識ずしお、アニメ版りテナはアニメ版゚ノァンゲリオンの䜜䞭で語られた創䜜論に察するアンサヌだずいう事を加味するず、意味が通っおきたす。 䞖の䞭には、たずえば「䜜家になりたい」ず匷く奇跡を願えば、あずは少しの緎習で「倢が叶うはず」ず無意識に考えおいる子も、20䞖玀は少なくなったのです。アニメ䜜家・アニメヌタヌではなくずも、挫画家でもラノベ䜜家でも声優でも䜕でも構いたせん。 たずえば挫画家志望なら、ろくにマンガも曞き溜めおないのに、1䜜品20ペヌゞの話分すら曞かずに人生で23ペヌゞだけの䜜品量で「挫画家になりたい」みたいな志望者です。挫画も曞き溜めず、倧孊受隓で文孊郚ずか矎倧ずか目指すのも䌌たようなものでしょう。 しかし、実際には、ああいった子䟛が憧れるような人気職業は倍率も高く、単に「奇跡を願ったから」っお就職できるわけではありたせん。 アニメヌタヌの堎合、実力が぀いおないずか仕事内容を理解しおないのにアニメヌタヌ就職されおも、それこそルカ先茩の蚀うように、先茩瀟員ずかのほかの人間ぞの「犠牲の䞊になりた぀奇跡」になっおしたいたす。 そんな負担になるだけの人材、アニメ䌚瀟は雇いたくないのです。 新人のうちは倚少は勀務先の負担になっおしたうのは仕方ないかもしれないですが、しかし「負担にならないように自己改革しよう」みたいな気も無く、「今の自分の絵柄のたたでいたい」みたいな奇跡を願う人は、もはや邪魔ですので、リストラ必須です。もしくは、仕事・泚文が次から来なくなりたす。実際に日本のアニメヌタヌたちは、アニメヌタヌ志望者に「絵柄をプロに真䌌る気が無いなら、プロの珟堎に来られおも迷惑ですので、同人ずかで自䞻制䜜なさっおください」ず蚀っおいたす。 ゚ノァンゲリオンは粟神病理を題材にしたしたが、りテナの䜜品ではそこたで蚀及しおいたせんが、根本的には「匷く願えば、願いは叶う」みたいな感じのモットヌは、ストヌカヌの䞀皮の劄想みたいで自分の垌望ず他人の意思ずの区別が぀いおない状態で、粟神的にかなり危険な心理です。「自分はあの子を匷烈に奜きだから、きっずあの子も私が奜きなはず」みたいな心理状態です。 解決策の䞀぀ずしおは、サル挫の最埌のほうにチラっず曞かれおいるのですが、そもそも進路ずしお「プロ挫画家になる」「プロ〇〇䜜家やスポヌツ遞手や有名人などになる」ずいうたぐいの倢を人生の自己評䟡の前提いわゆるアむデンティティにしないのが解決策です。 サル挫ではそこたで蚀っおないですが、「僕はマンガを曞くのが趣味だから、あわよくばプロ挫画家になれたらラッキヌ。なれた堎合は、プロ仕事を楜しく続けられたらラッキヌ」くらいに考えお、もしプロ挫画家になれなくおも別の進路も暡玢・察策しおおくのが、健党でしょう。これがスポヌツなら垞識的なノりハりで、プロ野球遞手を小孊生が目指しおも、将来的になれる子はごくわずかなのに、なぜ挫画家やらアニメヌタヌだずプロ前提にするのか、䜜家業の志望者は少し幌皚な人も倚いのが珟状です。 アマチュアが緎習のずきに、プロを手本にするのは構いたせん。手本ずしおはプロの仕方は劥圓です。実際、スポヌツやマンガ・アニメなどの教本などを芋おもプロが監修をしおいたす。しかし、だからず蚀っおプロを目指すこずだけを人生の前提にするのは、ずおも芖野狭窄です。 日本の䞭孊の野球郚の子は、プロの野球の仕方を手本にしおいるでしょうが、しかし決しお「自分がプロになれお圓然」なんお倚くの䞭孊野球郚の子は考えおいたせん。 プロ野球やプロサッカヌなどは、䞭孊高校あたりで日本党囜の郚掻動の倧䌚ずかで自分の実力を思い知らされたすが、マンガやアニメだずそういう経隓が無かったりするので、プロが無理そうな若者でも自信満々だったりしたす。 スポヌツも創䜜も、プロの仕事ずは競争ですので、「なりたい」ずか「売れたい」ずいう願いが叶わない堎合もありたす。仮に「なれた」ずしおも、「売れる」ずは限りたせん。 願いが叶わないこずを前提に、「自分は創䜜ずどう付き合うか」ずいう人生を考えたしょう。 䞖の䞭の詐欺・がったくり商法には、䜜家志望者むけをカモにした悪埳商法もありたす。たずえば、自費出版ずかを持ち掛ける商売です。 甘蚀を蚀っお、その気にさせお高額の費甚を払わせお自費出版させたすが、しかし印刷した本はどこの曞店にも眮かれないか、たった数日だけどっかの曞店に䜕冊か眮かれるずかしお、あずはどこかの倉庫に倧量の本が眮かれたたたで、期間が過ぎたら焌华しお廃棄凊分だけど、自費出版の泚文者には知らせない・・・ずいうボッタクリ商法もありたす。 そういう詐欺的なビゞネスに気づかず、自分を「そこそこの䜜家」だず思っおる粟神障碍者もいるずいう話をSNSなどで聞きたす。 }} {{コラム|就職ず結婚の比喩| クリ゚むタヌに限らず、䞀般的に就職のルヌル・垞識は、孊生生掻ずは違いたす。 孊校では䞎えられた課題を指瀺どおりにこなしおいれば、ずりあえずはカネさえあれば䞀般の倧孊たでは進孊・卒業できたす。しかし、就職ずいうのは、そういうものではありたせん。 就職は、よく結婚に䟋えられたす。 たずえば自分がある男性ず結婚したくおも、盞手の男性がすでに結婚しおいれば、どんなにその男性に惚れる独身の女性が努力しおも、結婚の倢は叶わないのです。 就職もこれず䌌おいお、努力だけでなく、雇う䌚瀟の偎盞手偎の郜合もありたす。 どんなに電話亀換手が䞊手にできおも、珟代にはその仕事がないので、その倢は絶察に叶いたせん。タむプラむタも、どんなに熱心に勉匷しおも、珟代ではその仕事はないので、絶察に倢やぶれたす。 需芁ず蚀うものでその業界ぞの就職の定員が限界が決たっおおり、それ以䞊は絶察に就職できないのです。 さお、欧米の若い䞊流階玚の孊生高校生・倧孊生では、ダンスパヌティの文化があっおプロムナヌド、そこでは愛する異性を䞀人きめおダンスに誘わないずいけたせん。 色男などは普段は倚くの女性にやさしく声を掛けお口説くので、䞖間の女性は自分がおっきり本呜のガヌルりレンドずしお遞ばれた人間だろうず勘違いしたすが、しかしこのパヌティで、倚くの女性は、色男の本呜の女性が別人であるず知るこずずなり、倚くの女性は珟実を知らされたす。 倧䌁業などの新卒採甚担圓や公報なども、倚少は足キリをしたすが倚くの孊生に声を掛けたすが、しかし定員はある皋床は決たっおいたす。 よほどの才胜を発芋すれば人くらいは定員オヌバヌをしおも垭を䜜りたすが、よほどの新人です。 単玔に、䌚瀟の机の敷地やロッカヌの敷地などに限界があるので、雇甚できる新人の数にも限床があるのです。 普通の人は、いくら副業可胜な什和の時代でも、勀務先は同時には぀か぀たでしか遞べたせん。倚くの異性ず恋愛しおも、最埌は䞀人の異性に決めお結婚しなければいけたせん。 結婚は、その異性ず䞀緒に生掻を䜕十幎ず死ぬたで続けたいか、です。就職や採甚も、その新卒ず䞀緒に䜕幎も十幎以䞊も仕事を続けたいか、です。 }} ゲヌムデザむンなどの蚭蚈デザむンでは、決断の速さが重芁ですが、その際に、'''䞍安に正しく向き合う'''こずが必芁だず、FGOクリ゚むタヌの塩川氏は著曞で述べおいたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P223</ref>。 塩川氏はりテナの話なんかしおたせんが、「匷く願えば、長く願えば、叶う」なんおのは、䞍安にたったく向き合えおないので論倖でしょう。䌚瀟などの仕事では、そういう少女マンガチックな態床ではいけたせん。 塩川氏が蚀うには、䞍安ずは期埅の裏返しでもありたす。 挠然ずした䞍安は、高すぎる期埅によるものだったりしたす。 実際のお仕事では、完党に期埅どおりに最初からうたく行くなんおこずは無いので、「最䜎限、これだけは䜜品の面癜さのために達成したい」みたいな栞ずなる目暙を蚭定するこずから始めたす。この最䜎目暙を塩川氏は「ボトムラむン」ず読んでいたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P225</ref>。ボトムラむンは、最悪それ以倖の郚分が倱敗しおも、ボトムラむンさえ守れおいれば面癜さがずりあえずは確保ができお支障がない最終防衛ラむンのようなものです。塩川氏は「倧事なこずベスト3を遞ぶ」ずいう䟋で、ボトムラむンを蚭定するための栞の芋぀け方を提瀺しおいたす。 なお、ビゞネス曞などでも、目暙などに順䜍を぀けるこずで、優先目暙を芋぀ける方法はよく玹介されたす。 ;人生の可胜性を削る 実はむラストレヌタヌや挫画家・アニメヌタヌなどは、アニメや挫画をあたり読んでいたせん。 これの䟋は、アニメ業界では、アニメ䌚瀟の「AIC」ずいう䌚瀟の看板アニメヌタヌだった䞭柀䞀登ずいう人が、アニメを実はあたり芋ないで同瀟AICのアニメ䜜品でキャラクタヌデザむンになった人だず、アニメ雑誌などでの圌䞭柀の同僚などぞのむンタビュヌによっお20052010幎ころに公衚されおいたす。 䞭柀氏ず専門孊校時代から同期の脚本・挔出系のアニメスタッフが、圓初はアニメヌタヌ志望だったのですが、しかしアニメ芋るよりも絵を描くほうを専門孊校に入る前の18幎間から優先しおきた䞭柀氏を芋お、挔出系の同期の人はアニメヌタヌよりもストヌリヌずか脚本ずか、そっちのほうを自分は鍛えよう、ず思ったらしいです。 人生の時間には限りがあるので、このようにもしプロの䞭䞊䜍を目指すなら、自分の人生の遞択肢の可胜性を色々ず削るものなのです。 他のクリ゚むタヌの䟋だず、マンガ版『機動譊察パトレむバヌ』の䜜者の ゆうきたさみ 氏は、連茉䞭、ろくにゲヌムをしおおりたせん。圌の連茉しおいたパトレむバヌもゲヌム化されおいたすが、しかしゲヌム趣味そのものがなくプレむしおいないず、アニメ雑誌のニュヌタむプ連茉の『ゆうきたさみの果おしない物語』で吐露しおいたす。 マンガ「TRIGUN」トラむガンの䜜者の内藀泰匘は、ゲヌム趣味のある人ですが、しかしマンガ制䜜のストヌリヌなどの勉匷のために掋画を芋る時間に圓おるため、ゲヌム趣味をたびたび封印しおいるこずで有名です。倧䜜ゲヌムの1本を200時間をかけおプレむするくらいなら、掋画の2時間モノを100本みたほうが挫画家にずっおは芖点が倚く埗られお圹に立぀から、ずいう事です。 無限の可胜性があるのは、赀ちゃんが「この子の将来には無限の可胜性がある」ずか蚀われるのず同じです。ある皋床の幎霢に達したら、もはや未来の「可胜性」だけではなく、加えお実瞟や成果などが求められたす。 ==== 「私小説」 ==== {{コラム|売り䞊げず文化は違う| 文孊史でいう「私小説」ず、マンガ・アニメ業界でいう「私小説」ずは、意味が異なりたす。 珟代でもアニメ評論などでは、「私小説」ずいうのを吊定的な意味で、「頭でっかちのむンテリが曞いた、䞖の䞭に文句を蚀っおるだけのこずを、さも深い掞察かのように装うずしおるだけの、売れない小説」のような意味で䜿っおいたり、あるいは「䞖間知らずの挫画家やアニメ監督の曞いた、䞖の䞭に文句を蚀っおるだけの以䞋略マンガやアニメ䜜品の脚本みたいなもの」のような意味で䜿われるこずもありたす。 たずえば1998幎の岡田斗叞倫の察談集『マゞメな話』でも、圓時の゚ノァンゲリオンの映画版を「私小説」だず察談盞手の掚理小説家・今野敏こんの びんが批刀しおいたりしたした。「クリ゚むタヌよ、メッセヌゞはあるか」ずいうタむトルの察談です。 なお、名前の挢字が䌌おいるアニメヌタヌ・今敏こん さずしずは党くの別人ですので、混同しないように。そもそも今敏ぱノァンゲリオンの制䜜スタッフの䞀員です。アニメヌタヌ・今敏は、党く、岡田ずは察談'''しおいない'''です。 さお、文孊史でも、売䞊ず、埌䞖に語られる䜜品が異なるこずはあり、たずえば倧正文孊の売䞊のベストセラヌは、 :倉田癟䞉『出家ずその匟子』、 :島田枅次郎『地䞊』、 :賀川豊圊『死線を越えお』、 が倧正時代の䞉倧ベストセラヌですが、しかし今や圌らは文孊史の教科曞には、滅倚にのりたせん。せいぜい高校日本史の教科曞で、倉田が少し玹介されおいるくらいです。 珟代の教科曞でよく倧正時代の小説家ずしお玹介される芥川韍之介は、じ぀は圓時は倉田・島田らほどには売れおない䜜家です。たた、「私小説」ずいわれるゞャンルは実は売れおいたせん。もっずも、芥川が私小説を曞き出したのは晩幎のこず。このコラムでは、芥川の䌝蚘に぀いおは立ち入らない。 食い違いの原因は、芥川が小説連茉しおいた倧阪毎日新聞による芥川をブランド化するむメヌゞ戊略の成功や、あるいは第二次倧戊埌になっお教育界隈の巊翌運動家たちが文孊史を巊翌むデオロギヌに郜合よく曞き替えたこずなどが考えられたすが、しかし新聞瀟や巊翌ごずきに曞き換えられるぐらいに戊前の文孊史が研究䞍足であったこずが、そもそもの根本原因でしょうか。 ずもかく、「私小説」ずいうゞャンルは、そもそも倧正時代の圓時は、倧しお売れおいたせん。 }} === ロヌポリ関連の䜜画 === 単元『[[ゲヌムプログラミング/3Dグラフィック#ロヌポリ制䜜手法的なこず]]』で説明した。 == レポヌトは結論だけを読んでも分かるように曞く == 第二次倧戊時のむギリスの銖盞チャヌチルは、「レポヌトを読むずきは、最埌のほうのペヌゞから読む」ずいうよな感じの栌蚀を蚀っおいたす。 ゲヌム『サクラ倧戊』シリヌズの脚本家の小説家の あかほりさずる も、小説版サクラ倧戊などで、すにで1990幎代埌半に、チャヌチルずは蚀っおたせんが、「自分は結論から曞類を読む」のようなこずを蚀っおいたす。 だからレポヌトなどは、ゲヌム業界なら、途䞭を読み飛ばしおも、内容がおおたかに分かるように曞かなければなりたせん。 別に冒頭で結論を述べる必芁はありたせんが䌚瀟による、しかし、仮に曞類のペヌゞの順序どおりに䞊叞が読たなくおも、 レポヌト党䜓の内容を把握できるように曞かなければならないでしょう。 == 䞭卒でも分かるように曞類を曞く == ゲヌムに限らないのですが、䌁業でレポヌトなど皮類を新人などに曞かせるず、時々、教科曞などを䞞写しするような人がいたす。しかし、そういう䞞写しは、倚くの䌁業で、䞀般的な䌁業では䞍芁です。コヌドの解説ずいうより、䌁業で䜕かの解説レポヌトを曞く際の基本ですが。 曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、ゲヌム開発で必芁なチヌム内での蚀葉遞びに぀いおは、「䞭孊生の知識でも理解できる蚀葉を䜿うこず」ずありたす。そのほか、蚀いやすいフレヌズを䜿うこずも必芁です<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P101</ref>。 ぶっちゃけ、このwikiのこの科目の教科曞のようなのは、䞭孊生レベルの知識で読解できないので、ダメでしょう。読者は、このwikiを反面教垫にしおください。 曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』は特に述べおはいたせんが、䌁業ずいうのは、埓業員の過去の孊歎や経歎がバラバラなのです。普通化高校を卒業しお就職する人もいれば、業界に近い専門孊校に入った人もいたすし、商業高校や工業高校などに進孊しおいた人もいたすし、倧卒や院卒もいたす。 高校もほが進孊率が100%ですが、しかし高校は遞択科目などが倚いので、共通知識はどの遞択科目を遞んだかで差異が倚いので、なかなか高校を基準に合わせるのは難しい業皮も倚いのですただし、補造業なら工業高校卒のように、䞀郚の業界では孊校の皮類を絞っお基準にするこずがある。 なので、䞀般の倚くの䌁業では、埓業員がどういった孊歎でも情報䌝達が䞊手く行くように、䞭孊レベルでも分かるような物蚀いが、䌁業では原則、必芁になりたす。倧卒瀟員であっおも、そういうふうに蚀い回しを盎すトレヌニングをしたりしたす。 なお䜙談ですが、アニメ業界でも、目的は違いたすが、アニメ監督が䞭孊歎史の教科曞を買いなおしお勉匷したりしおいたす。『アニメ業界で働く』ぺりかん瀟ずいう本にそう曞いおありたした。 == 脚泚・参考文献 ==
2020-02-28T09:58:31Z
2023-10-01T05:44:45Z
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制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法
前章たでで取り扱った単独高階の埮分方皋匏, は,次のような倉数を遞べば,連立埮分方皋匏ずみなすこずができる.すなわち, ずおけば, ずなり,たた初期条件は, ずなる. そこで,この節では,もう少し䞀般化した定数係数の連立 1 階線圢埮分方皋匏, および初期条件 を取り扱うこずにする.ここで, および, ずおけば,匏 (5.10) ず初期条件は, ず簡朔に衚瀺できる.ここに, である. ここで少し蚘号の玄束をしおおこう. 関数を成分ずする行列, に察しお,この行列の埮分あるいは積分を,その成分の埮分あるいは積分を成分ずする行列ず定矩する.すなわち, あるいは, ず玄束する.この玄束に埓えば, は必然である. たた A ( t ) {\displaystyle A(t)} を関数を成分ずする行列ずし,積 A ( t ) B ( t ) {\displaystyle A(t)\ B(t)} が定矩できるものずすれば, などは明らかであろう. 䟋114 {\displaystyle \quad } 匏 (5.11a), 匏 (5.11b) を瀺せ. 解答䟋 (1) 匏 (5.11a)の蚌明. 行列 M {\displaystyle M} の第 i {\displaystyle i} 行第 j {\displaystyle j} 列成分を m i j {\displaystyle m_{ij}} , これず䞊行に成分の衚瀺方法ずしお,行列 M {\displaystyle M} の各成分を ( M ) i j {\displaystyle (M)_{ij}} ず衚瀺するものずするず, よっお, 以䞊により匏 (5.11a)の蚌明が完了する. (2)匏 (5.11b)の蚌明. ここで ∫ a b d f d t d t = f ( b ) − f ( a ) {\displaystyle \int _{a}^{b}{\frac {df}{dt}}dt=f(b)-f(a)} より, ♢ {\displaystyle \diamondsuit } したがっお, などの蚈算が蚱される.ただし 匏 (5.13) の A {\displaystyle A} は定数行列ずする. たずえば匏 (5.12) の蚌明は次のずおりである。 ず略蚘するず, ただ定矩に埓っお倉圢しおいくだけでよい. さお以䞊の準備の䞋に, は次のように解くこずができる. この匏を Laplace 倉換するず, すなわち, ずなる.ここに I {\displaystyle I} は n {\displaystyle n} 次の単䜍行列である. ( s I − A ) − 1 {\displaystyle (sI-A)^{-1}} を ( s I − A ) {\displaystyle (sI-A)} の逆行列ずすれば, ずなる.いた, ずおけば, ずなる.以䞊は䟋題を通しお考察したこずの繰り返しに過ぎない. これからわかるように,連立埮分方皋匏を解くこずの䞭心は匏 (5.14) を蚈算するこずである.
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===(1)=== 前章たでで取り扱った単独高階の埮分方皋匏 {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} \frac{d^nx}{dt^n} + a_1\frac{d^{n-1}x}{dt^{n-1}} + a_2\frac{d^{n-2}x}{dt^{n-2}} + \cdots + a_{n-1}\frac{dx}{dt} + a_nx = f(t) \\ x(0) = \xi_1, \quad x'(0) = \xi_2, \cdots, x^{(n-1)}(0) = \xi_n \end{cases} </math>|tag=(5.9)|label=eq:5.9}} は次のような倉数を遞べば連立埮分方皋匏ずみなすこずができるすなわち {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> x_1 = x, \quad x_2 := x', \quad x_3 := x'', \cdots, x_n = x^{(n-1)}</math>}} ずおけば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} \frac{dx_1}{dt} = x_2 \\ \frac{dx_2}{dt} = x_3 \\ \frac{dx_3}{dt} = x_4 \\ \vdots \\ \frac{dx_{n-1}}{dt} = x_n \\ \frac{dx_n}{dt} = -a_nx_1 - a_{n-1}x_2 - a_{n-2}x_3 - \cdots - a_2x_{n-1} - a_1x_n + f(t) \end{cases}</math>}} ずなりたた初期条件は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> x_1(0) = \xi_1, \quad x_2(0) = \xi_2, \quad x_3(0) = \xi_3, \cdots, x_n(0) = \xi_n</math>}} ずなる そこでこの節ではもう少し䞀般化した定数係数の連立 1 階線圢埮分方皋匏 {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \begin{cases} \frac{x_1}{dt} = a_{11}x_1 + a_{12}x_2 + a_{13}x_3 + \cdots + a_{1(n-1)}x_{n-1} + a_{1n}x_n + f_1(t) \\ \frac{x_2}{dt} = a_{21}x_1 + a_{22}x_2 + a_{23}x_3 + \cdots + a_{2(n-1)}x_{n-1} + a_{2n}x_n + f_2(t) \\ \frac{x_3}{dt} = a_{31}x_1 + a_{32}x_2 + a_{33}x_3 + \cdots + a_{3(n-1)}x_{n-1} + a_{3n}x_n + f_3(t) \\ \vdots \\ \frac{x_n}{dt} = a_{n1}x_1 + a_{n2}x_2 + a_{n3}x_3 + \cdots + a_{n(n-1)}x_{n-1} + a_{nn}x_n + f_n(t) \end{cases}</math>|tag=(5.10)|label=eq:5.10}} および初期条件 {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> x_1(0) = \xi_1, \quad x_2(0) = \xi_2, \quad x_3(0) = \xi_3, \cdots, x_n(0) = \xi_n</math>}} を取り扱うこずにするここで {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> A := \begin{pmatrix} a_{11} & a_{12} & a_{13} & \cdots & a_{1n} \\ a_{21} & a_{22} & a_{23} & \cdots & a_{2n} \\ a_{31} & a_{32} & a_{33} & \cdots & a_{3n} \\ \vdots & \vdots & \vdots & & \vdots \\ a_{n1} & a_{n2} & a_{n3} & \cdots & a_{nn} \\ \end{pmatrix}</math>}} および {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \boldsymbol{x} := \begin{pmatrix} x_1 \\ x_2 \\ x_3 \\ \vdots \\ x_n \end{pmatrix}, \quad \boldsymbol{f} = \begin{pmatrix} f_1 \\ f_2 \\ f_3 \\ \vdots \\ f_n \end{pmatrix}, \quad \boldsymbol{\xi} = \begin{pmatrix} \xi_1 \\ \xi_2 \\ \xi_3 \\ \vdots \\ \xi_n \end{pmatrix}</math>}} ずおけば[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.10|匏 (5.10) ]]ず初期条件は {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \frac{d\boldsymbol{x}}{dt} = A\boldsymbol{x} + \boldsymbol{f}, \quad \boldsymbol{x}(0) = \boldsymbol{\xi}</math>|tag=(5.11)|label=eq:5.11}} ず簡朔に衚瀺できるここに {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \frac{d\boldsymbol{x}}{dt} = \begin{pmatrix} \frac{dx_1}{dt} \\ \frac{dx_2}{dt} \\ \frac{dx_3}{dt} \\ \vdots \\ \frac{dx_n}{dt} \end{pmatrix}</math>}} である ===(2)=== ここで少し蚘号の玄束をしおおこう 関数を成分ずする行列 {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> B(t) := \begin{pmatrix} b_{11}(t) & b_{12}(t) & b_{13}(t) & \cdots & b_{1n}(t) \\ b_{21}(t) & b_{22}(t) & b_{23}(t) & \cdots & b_{2n}(t) \\ b_{31}(t) & b_{32}(t) & b_{33}(t) & \cdots & b_{3n}(t) \\ \vdots & \vdots & \vdots & & \vdots \\ b_{m1}(t) & b_{m2}(t) & b_{m3}(t) & \cdots & b_{mn}(t) \end{pmatrix}</math>}} に察しおこの行列の埮分あるいは積分をその成分の埮分あるいは積分を成分ずする行列ず定矩するすなわち {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \frac{dB(t)}{dt} := \begin{pmatrix} \frac{db_{11}(t)}{dt} & \frac{db_{12}(t)}{dt} & \frac{db_{13}(t)}{dt} & \cdots & \frac{db_{1n}(t)}{dt} \\ \frac{db_{21}(t)}{dt} & \frac{db_{22}(t)}{dt} & \frac{db_{23}(t)}{dt} & \cdots & \frac{db_{2n}(t)}{dt} \\ \frac{db_{31}(t)}{dt} & \frac{db_{32}(t)}{dt} & \frac{db_{33}(t)}{dt} & \cdots & \frac{db_{3n}(t)}{dt} \\ \vdots & \vdots & \vdots & & \vdots \\ \frac{db_{m1}(t)}{dt} & \frac{db_{m2}(t)}{dt} & \frac{db_{m3}(t)}{dt} & \cdots & \frac{db_{mn}(t)}{dt} \end{pmatrix}</math>}} あるいは {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \int_a^bB(t)dt := \begin{pmatrix} \int_a^bb_{11}(t)dt & \int_a^bb_{12}(t)dt & \int_a^bb_{13}(t)dt & \cdots & \int_a^bb_{1n}(t)dt \\ \int_a^bb_{21}(t)dt & \int_a^bb_{22}(t)dt & \int_a^bb_{23}(t)dt & \cdots & \int_a^bb_{2n}(t)dt \\ \int_a^bb_{31}(t)dt & \int_a^bb_{32}(t)dt & \int_a^bb_{33}(t)dt & \cdots & \int_a^bb_{3n}(t)dt \\ \vdots & \vdots & \vdots & & \vdots \\ \int_a^bb_{m1}(t)dt & \int_a^bb_{m2}(t)dt & \int_a^bb_{m3}(t)dt & \cdots & \int_a^bb_{mn}(t)dt \end{pmatrix}</math>}} ず玄束するこの玄束に埓えば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \mathcal{L}[B(t)] := \begin{pmatrix} \mathcal{L}[b_{11}(t)] & \mathcal{L}[b_{12}(t)] & \mathcal{L}[b_{13}(t)] & \cdots & \mathcal{L}[b_{1n}(t)] \\ \mathcal{L}[b_{21}(t)] & \mathcal{L}[b_{22}(t)] & \mathcal{L}[b_{23}(t)] & \cdots & \mathcal{L}[b_{2n}(t)] \\ \mathcal{L}[b_{31}(t)] & \mathcal{L}[b_{32}(t)] & \mathcal{L}[b_{33}(t)] & \cdots & \mathcal{L}[b_{3n}(t)] \\ \vdots & \vdots & \vdots & & \vdots \\ \mathcal{L}[b_{m1}(t)] & \mathcal{L}[b_{m2}(t)] & \mathcal{L}[b_{m3}(t)] & \cdots & \mathcal{L}[b_{mn}(t)] \end{pmatrix}</math>}}<br /> {{制埡ず振動の数孊/equation|<math> \mathcal{L}^{-1}[B(t)] := \begin{pmatrix} \mathcal{L}^{-1}[b_{11}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{12}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{13}(t)] & \cdots & \mathcal{L}^{-1}[b_{1n}(t)] \\ \mathcal{L}^{-1}[b_{21}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{22}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{23}(t)] & \cdots & \mathcal{L}^{-1}[b_{2n}(t)] \\ \mathcal{L}^{-1}[b_{31}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{32}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{33}(t)] & \cdots & \mathcal{L}^{-1}[b_{3n}(t)] \\ \vdots & \vdots & \vdots & & \vdots \\ \mathcal{L}^{-1}[b_{m1}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{m2}(t)] & \mathcal{L}^{-1}[b_{m3}(t)] & \cdots & \mathcal{L}^{-1}[b_{mn}(t)] \end{pmatrix}</math>}}<br /> は必然である<ref> :<math>\begin{pmatrix} \int_0^{\infty}b_{11}e^{-st}dt & \cdots & \int_0^{\infty}b_{1n}e^{-st}dt \\ \vdots & & \vdots \\ \int_0^{\infty}b_{m1}e^{-st}dt & \cdots & \int_0^{\infty}b_{mn}e^{-st}dt \end{pmatrix} = \int_0^{\infty}\begin{pmatrix} b_{11} & \cdots & b_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ b_{m1} & \cdots & b_{mn} \end{pmatrix}e^{-st}dt</math><br /><br /> たた<math>b_{11} \sqsubset B_{11}, \cdots, b_{mn} \sqsubset B_{mn}</math> ずおけば<br /><br /> :<math>\mathcal{L}\begin{pmatrix} b_{11} & \cdots & b_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ b_{m1} & \cdots & b_{mn} \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} B_{11} & \cdots & B_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ B_{m1} & \cdots & B_{mn} \end{pmatrix}</math><br /><br /> :<math>\therefore\mathcal{L}\begin{pmatrix} \mathcal{L}^{-1}B_{11} & \cdots & \mathcal{L}^{-1}B_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ \mathcal{L}^{-1}B_{m1} & \cdots & \mathcal{L}^{-1}B_{mn} \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} B_{11} & \cdots & B_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ B_{m1} & \cdots & B_{mn} \end{pmatrix}</math><br /><br /> 䞡蟺に巊から <math>\mathcal{L}^{-1}</math> を働かせお<br /><br /> :<math>\mathcal{L}^{-1}\cdot\mathcal{L}\begin{pmatrix} \mathcal{L}^{-1}B_{11} & \cdots & \mathcal{L}^{-1}B_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ \mathcal{L}^{-1}B_{m1} & \cdots & \mathcal{L}^{-1}B_{mn} \end{pmatrix} = \mathcal{L}^{-1}\begin{pmatrix} B_{11} & \cdots & B_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ B_{m1} & \cdots & B_{mn} \end{pmatrix}</math><br /><br /> :<math>\therefore \begin{pmatrix} \mathcal{L}^{-1}B_{11} & \cdots & \mathcal{L}^{-1}B_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ \mathcal{L}^{-1}B_{m1} & \cdots & \mathcal{L}^{-1}B_{mn} \end{pmatrix} = \mathcal{L}^{-1}\begin{pmatrix} B_{11} & \cdots & B_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ B_{m1} & \cdots & B_{mn} \end{pmatrix}</math><br /> </ref> たた <math>A(t)</math> を関数を成分ずする行列ずし積 <math>A(t)\ B(t)</math> が定矩できるものずすれば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\frac{dAB}{dt} = \frac{dA}{dt}B + A\frac{dB}{dt}</math>|tag=(5.11a)|label=eq:5.11a}} {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\int_a^b\frac{dB}{dt}dt = B(b) - B(a)</math>|tag=(5.11b)|label=eq:5.11b}} などは明らかであろう <!-- ex:114:start--> <div id="ex:114"> <strong>䟋114</strong><math>\quad</math> [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.11a|匏 (5.11a)]], [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.11b|匏 (5.11b)]] を瀺せ <strong>解答䟋</strong> (1) [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.11a|匏 (5.11a)]]の蚌明<br /> 行列 <math>M</math> の第 <math>i</math> 行第 <math>j</math> 列成分を <math>m_{ij}</math> これず䞊行に成分の衚瀺方法ずしお行列 <math>M</math> の各成分を <math>(M)_{ij}</math> ず衚瀺するものずするず<br /> :<math>(AB)_{ij} = \sum_k a_{ik}b_{kj}</math><br /> よっお :<math>\left(\frac{d}{dt}AB\right)_{ij} = \sum_k \left( \frac{d}{dt}a_{ik}\cdot b_{kj} + a_{ik}\cdot\frac{d}{dt}b_{kj} \right)</math><br /> :<math> = \sum_k \frac{d\ a_{ik}}{dt}b_{kj} + \sum_k a_{ik}\frac{d\ b_{kj}}{dt}</math><br /> :<math> = \sum_k \left(\frac{dA}{dt}\right)_{ik}\cdot b_{kj} + \sum_k a_{ik}\cdot\left(\frac{dB}{dt}\right)_{kj}</math><br /> :<math> = \left(\frac{dA}{dt}B\right)_{ij} + \left(A\frac{dB}{dt}\right)_{ij}</math><br /> :<math> = \left( \frac{dA}{dt}B + A\frac{dB}{dt}\right)_{ij}</math><br > 以䞊により[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.11a|匏 (5.11a)]]の蚌明が完了する (2)[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.11b|匏 (5.11b)]]の蚌明<br /> :<math>\int_a^b \frac{dB}{dt}dt = \int_a^b \begin{pmatrix} \frac{d}{dt}b_{11} & \cdots & \frac{d}{dt}b_{1n} \\ \vdots & & \vdots \\ \frac{d}{dt}b_{m1} & \cdots & \frac{d}{dt}b_{mn} \end{pmatrix}dt</math><br /><br /> :<math> = \begin{pmatrix} \int_a^b \frac{d}{dt}b_{11}dt & \cdots & \int_a^b \frac{d}{dt}b_{1n}dt \\ \vdots & & \vdots \\ \int_a^b \frac{d}{dt}b_{m1}dt & \cdots & \int_a^b \frac{d}{dt}b_{mn}dt \end{pmatrix}</math><br /><br /> ここで <math>\int_a^b \frac{df}{dt}dt = f(b) - f(a)</math> より :<math>\int_a^b \frac{dB}{dt}dt = \begin{pmatrix} b_{11}(b) - b_{11}(a) & \cdots & b_{1n}(b) - b_{1n}(a) \\ \vdots & & \vdots \\ b_{m1}(b) - b_{m1}(a) & \cdots & b_{mn}(b) - b_{mn}(a) \end{pmatrix}</math><br /><br /> :<math>=\begin{pmatrix} b_{11}(b) & \cdots & b_{1n}(b)\\ \vdots & & \vdots \\ b_{m1}(b) & \cdots & b_{mn}(b) \end{pmatrix} - \begin{pmatrix} b_{11}(a) & \cdots & b_{1n}(a)\\ \vdots & & \vdots \\ b_{m1}(a) & \cdots & b_{mn}(a) \end{pmatrix}</math><br /><br /> :<math>= B(b) - B(a)</math><br /> <math>\diamondsuit</math> <!-- ex:114:end--> <references /> したがっお {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\mathcal{L}\left[ \frac{d\boldsymbol{x}}{dt} \right] = s\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] - \boldsymbol{x}(0)</math>|tag=(5.12)|label=eq:5.12}} {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\mathcal{L}[A\boldsymbol{x}] = A\mathcal{L}[\boldsymbol{x}]</math>|tag=(5.13)|label=eq:5.13}} などの蚈算が蚱されるただし [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.13|匏 (5.13) ]]の <math>A</math> は定数行列ずする たずえば[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.12|匏 (5.12) ]] の蚌明は次のずおりである。 {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\boldsymbol{x} = (x_i)</math>}} ず略蚘するず {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\mathcal{L}[\boldsymbol{x}'] = \mathcal{L}[(x_i)'] = (\mathcal{L}[x_i']) = (s\mathcal{L}[x_i] - x_i(0)) = s(\mathcal{L}[x_i]) - (x_i(0)) = s\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] - \boldsymbol{x}(0)</math>}} ただ定矩に埓っお倉圢しおいくだけでよい<ref> [[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.13|匏 (5.13) ]]の蚌明は次のずおり<br /> たず<math>A\boldsymbol{x}</math> は <math>n</math> 行 1 列のベクトルになるこずに泚意しお<br /> 䞊述のずおり行列 <math>M</math> の各成分を <math>m_{ij} = (M)_{ij}</math> ずたたベクトル <math>\boldsymbol{f}</math> の第 <math>i</math> 成分を <math>f_i = (\boldsymbol{f})_i</math> ず衚蚘するものずするず<br /> :<math>(A\boldsymbol{x})_i = \sum_k a_{ik}x_k</math> ①<br /> :<math>\mathcal{L}[(A\boldsymbol{x})_i] = \mathcal{L}[\sum_k a_{ik}x_k]</math><br > :<math>= \sum_k a_{ik}\mathcal{L}[x_k]</math><br /> :<math>= \sum_k (A)_{ik} (\mathcal{L}[\boldsymbol{x}])_k</math><br /> :<math>= (A\mathcal{L}[\boldsymbol{x}])_i \quad \because \ </math>①<br /> :<math>\therefore \mathcal{L}[A\boldsymbol{x}] = A\mathcal{L}[\boldsymbol{x}]</math> </ref> <references /> ===(3)=== さお以䞊の準備の䞋に {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\frac{d\boldsymbol{x}}{dt} = A\boldsymbol{x} + \boldsymbol{f}</math>}} は次のように解くこずができる この匏を Laplace 倉換するず {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>s\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] - \boldsymbol{x}(0) = A\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] + \mathcal{L}[\boldsymbol{f}]</math>}} すなわち {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>(sI - A)\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = \boldsymbol{x}(0) + \mathcal{L}[\boldsymbol{f}]</math>}} ずなるここに <math>I</math> は <math>n</math> 次の単䜍行列である <math>(sI - A)^{-1}</math> を <math>(sI - A)</math> の逆行列ずすれば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\mathcal{L}[\boldsymbol{x}] = (sI - A)^{-1} \boldsymbol{x}(0) + (sI - A)^{-1} \mathcal{L}[\boldsymbol{f}]</math>}} ずなるいた {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>(sI - A)^{-1} \sqsubset \mathit{\Phi}</math>|tag=(5.14)|label=eq:5.14}} ずおけば {{制埡ず振動の数孊/equation|<math>\boldsymbol{x}(t) = \mathit{\Phi}(t) \boldsymbol{x}(0) + \int_0^t \mathit{\Phi}(t-\tau)\boldsymbol{f}(\tau)d\tau</math>|tag=(5.14b)|label=eq:5.14b}} ずなる以䞊は[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/䟋題による考察|䟋題を通しお考察したこず]]の繰り返しに過ぎない これからわかるように連立埮分方皋匏を解くこずの䞭心は[[制埡ず振動の数孊/第䞀類/連立埮分方皋匏の解法/連立埮分方皋匏の解法/行列衚瀺ず解法#eq:5.14|匏 (5.14) ]]を蚈算するこずである
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2020-12-26T04:51:14Z
[ "テンプレヌト:制埡ず振動の数孊/equation" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%88%B6%E5%BE%A1%E3%81%A8%E6%8C%AF%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%95%B0%E5%AD%A6/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E9%A1%9E/%E9%80%A3%E7%AB%8B%E5%BE%AE%E5%88%86%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%B3%95/%E9%80%A3%E7%AB%8B%E5%BE%AE%E5%88%86%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%B3%95/%E8%A1%8C%E5%88%97%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%A8%E8%A7%A3%E6%B3%95
27,249
叀兞ラテン語/盞関詞/代名圢容詞
盞関代名圢容詞 (correlative pronominal adjectives)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "盞関代名圢容詞 (correlative pronominal adjectives)", "title": "盞関代名圢容詞" } ]
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== 盞関代名圢容詞 == 盞関代名圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:en:Correlative|correlative]] pronominal adjectives</span> === 䞀芧衚 === {| class="wikitable sortable" |+ 叀兞ラテン語盞関代名圢容詞 |- style="font-family:Times New Roman; position:sticky; top:0" !<!-- type -->型 !<!-- interrogative -->疑問詞<br>Interrogative !<!-- indefinite -->䞍定詞<br>Indefinite !<!-- medial demonstrative -->指瀺詞<br>Demonstrative !<!-- relative -->関係詞<br>Relative !<!-- indefinite relative -->䞍定関係詞<br>Indefinite Relative |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->基本 | style="font-size:20pt; background-color:#bfb;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:quis#Latin|quis]],<br>[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]] | style="font-size:20pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:quis#Latin|quis]], [[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]]<br>[[wikt:en:aliquis#Latin|aliquis]],<br>''[[wikt:en:quivis#Latin|quÄ«vÄ«s]]'' | style="font-size:20pt; background-color:#bfb;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:is#Latin|is]], [[wikt:en:iste#Latin|iste]],<br>[[wikt:en:ille#Latin|ille]],<br>[[wikt:en:hic#Latin|hic]] | style="font-size:20pt; background-color:#bfb;" |<!-- relative -->[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:quisquis#Latin|quisquis]],<br>[[wikt:en:quicumque#Latin|quÄ«cumque]] |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->䞡数 | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:uter#Latin|uter]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:uterque#Latin|uterque]] |<!-- medial demonstrative --> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- relative -->[[wikt:en:uter#Latin|uter]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->([[wikt:en:utercumque#Latin|utercumque]]) |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type --> 品質 | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:qualis#Latin|quālis]] |<!-- indefinite --> | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:talis#Latin|tālis]] | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- relative -->[[wikt:en:qualis#Latin|quālis]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->([[wikt:en:qualis#Latin|quālis]],<br>quāliscumque) |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->サむズ | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:quantus#Latin|quantus]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:aliquantus#Latin|aliquantus]] | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:tantus#Latin|tantus]] | style="font-size:15pt; background-color:#afa;" |<!-- relative -->[[wikt:en:quantus#Latin|quantus]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->([[wikt:en:quantuscumque#Latin|quantuscumque]]) |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type --> 数 | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:quot#Latin|quot]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:aliquot#Latin|aliquot]] | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:tot#Latin|tot]],<br>''[[wikt:en:totidem#Latin|totidem]]'' | style="font-size:15pt; background-color:#bfb;" |<!-- relative -->[[wikt:en:quot#Latin|quot]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->([[wikt:en:quotquot#Latin|quotquot]],<br>quotcumque) |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->順番 | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:quotus#Latin|quotus]] |<!-- indefinite --> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:totus#Latin|totus]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- relative -->[[wikt:en:quotus#Latin|quotus]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->quotuscumque |} == おもな盞関代名圢容詞 == {| class="wikitable sortable" |- ! !盞関詞 !型1 !型2 !品詞 !意味 !備考 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliquot#Latin|aliquot]] |䞍定 |数 |圢容詞 | style="background-color:#efd;" |いく぀かの、<br>若干の |[語源] [[wikt:en:alius#Latin|alius]][[wikt:en:quot#Latin|quot]]<br>[掟生語] [[wikt:en:aliquotiens#Latin|aliquotiēns]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:quisquam#Latin|quisquam,<br>quisquae,<br>quidquam]] |䞍定 |基本 |代名詞 | style="background-color:#efd;" |誰も、䜕も |[語源] [[wikt:en:quis#Latin|quis]][[wikt:en:quam#Latin|quam]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#bfa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:eo#Etymology_2_2|eō]] | | | | style="background-color:#cfb;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" | | | | | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | | | | style="background-color:#dfc;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="font-size:13pt;" | | | | | | |} == 脚泚 == <references /> == 参考文献 == *<big>'''[[s:en:Index:Gildersleeve and Lodge - Latin Grammar.djvu|Gildersleeve's Latin Grammar]]'''</big> third edition, by [[w:en:Basil Lanneau Gildersleeve|Basil Lanneau Gildersleeve]] and Gonzalez B. Lodge, 1895, [[w:en:St. Martin's Press|St. Martin's Press]] *<big>'''A Grammar of Classical Latin'''</big> - for use in schools and colleges -, by '''Arthur Sloman''', 1906, [[w:en:Cambridge University Press|Cambridge University Press]] == 関連項目 == *'''[[叀兞ラテン語/盞関詞]]''' **'''[[叀兞ラテン語/盞関詞/䞀芧衚]]''' *[[叀兞ラテン語/副詞]] **'''[[叀兞ラテン語/副詞/代名副詞]]''' == 関連蚘事 == ;英語版りィクショナリヌ *'''[[wikt:en:Appendix:Latin correlatives]]''' **[[wikt:en:Template:la-correlatives]] == 倖郚リンク == [[Category:叀兞ラテン語|盞関詞]]
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2022-04-23T16:24:04Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E/%E7%9B%B8%E9%96%A2%E8%A9%9E/%E4%BB%A3%E5%90%8D%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E8%A9%9E
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叀兞ラテン語/副詞/代名副詞
代名副詞 (pronominal adverbs)、たたは、盞関的代名副詞 (correlative pronominal adverbs)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "代名副詞 (pronominal adverbs)、たたは、盞関的代名副詞 (correlative pronominal adverbs)", "title": "代名副詞 (盞関的代名副詞)" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "代名副詞 (盞関的代名副詞)" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな代名副詞" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな代名副詞" } ]
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== 代名副詞 (盞関的代名副詞) == '''代名副詞''' <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">pronominal adverbs</span>、たたは、盞関的代名副詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:en:Correlative|correlative]] pronominal adverbs</span> ;包括的な䞀芧衚 {| class="wikitable" |- style="font-family:Times New Roman;" ! colspan="2" |<!-- type -->型 !<!-- interrogative -->疑問詞<br>Interrogative !<!-- indefinite -->䞍定詞<br>Indefinite !<!-- medial demonstrative -->指瀺詞<br>Demonstrative !<!-- relative -->関係詞<br>Relative !<!-- indefinite relative -->䞍定関係詞<br>Indefinite Relative !<!-- identity -->同䞀の<br>Identity !<!-- other -->他の<br>Other |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="4" |å Ž<br><br>所 !<!-- type -->堎所 | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:ubi#Latin|ubi]]</span> | style="font-size:13pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:alicubi#Latin|alicubÄ«]],<br>[[wikt:en:ubique#Latin|ubÄ«que]],<br>[[wikt:en:usquam#Latin|usquam]]</span>,<br>[[wikt:en:uspiam#Latin|uspiam]] | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative --><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:ibi#Latin|ibÄ«]],<br>[[wikt:en:hic#Latin|hÄ«c]], <br>[[wikt:en:istic#Latin|istÄ«c]],<br>[[wikt:en:illic#Latin|illÄ«c]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:ubi#Latin|ubi]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative --><span style="background-color:#cfc;font-size:20pt;">[[wikt:en:ubicumque#Latin|ubicumque]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- identity --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:ibidem#Latin|ibÄ«dem]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- other --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:alibi#Latin|alibÄ«]]</span>,<br>[[wikt:en:alias#Latin|aliās]] |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->経路・<br>方法 | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:qua#Latin|quā]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:aliqua#Latin|aliquā]]</span>,<br>[[wikt:en:quaque#Latin|quāque]] | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative --><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:ea#Latin|eā]],<br>[[wikt:en:hac#Latin|hāc]],<br>[[wikt:en:istac#Latin|istāc]],<br>[[wikt:en:illac#Latin|illāc]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:qua#Latin|quā]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:quaqua#Latin|quāquā]],<br><span style="background-color:#cfc;font-size:20pt;">[[wikt:en:quacumque#Latin|quācumquē]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- identity -->[[wikt:en:eadem#Latin|eādem]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- other -->[[wikt:en:alia#Latin|aliā]] |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->出発元 | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:unde#Latin|unde]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:alicunde#Latin|alicunde]],<br>[[wikt:en:undique#Latin|undique]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative --><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:inde#Latin|inde]],<br>[[wikt:en:hinc#Latin|hinc]],<br>[[wikt:en:istinc#Latin|istinc]],<br>[[wikt:en:illinc#Latin|illinc]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:unde#Latin|unde]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative --><span style="background-color:#cfc;font-size:20pt;">[[wikt:en:undecumque#Latin|undecumque]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- identity -->[[wikt:en:indidem#Latin|indidem]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- other --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:aliunde#Latin|aliunde]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->行き先 | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:quo#Latin|quō]]</span>,<br>[[wikt:en:quorsum#Latin|quōrsum]] | style="font-size:10pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:aliquo#Latin|aliquō]]</span>,<br>[[wikt:en:quoquam#Latin|quōquam]],<br>quōpiam,<br>[[wikt:en:aliquovorsum#Latin|aliquōvorsum]] | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative --><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:eo#Etymology_2_2|eō]],<br>[[wikt:en:huc#Latin|hÅ«c]],<br><small>[[wikt:en:istuc#Latin|istÅ«c]]</span>,''[[wikt:en:isto#Latin|istō]]'',<br> [[wikt:en:istorsum#Latin|istōrsum]]</small>,<br><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:illuc#Latin|illÅ«c]]</span>,''[[wikt:en:illo#Latin|illō]]'' | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:quo#Latin|quō]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:quoquo#Latin|quōquō]],<br><span style="background-color:#cfc;font-size:20pt;">[[wikt:en:quocumque#Latin|quōcumque]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- identity --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:eodem#Latin|eōdem]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- other --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:alio#Latin|aliō]]</span>,<br>[[wikt:en:aliorsum#Latin|aliorsum]] |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="2" |時 !<!-- type -->時 | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:quando#Latin|quandō]]</span> | style="font-size:10pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite --><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:aliquando#Latin|aliquandō]]</span>,<br>quandōque,<br><span style="background-color:#cfc;font-size:15pt;">[[wikt:en:umquam#Latin|umquam]],<br>[[wikt:en:numquam#Latin|numquam]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative --><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:tum#Latin|tum]],<br>[[wikt:en:tunc#Latin|tunc]]</span>,<br>''[[wikt:en:nunc#Latin|nunc]]'',<br><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:olim#Latin|ōlim]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative -->[[wikt:en:quando#Latin|quandō]],<br><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:cum#Latin|cum]]</span> (quom) | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:cumque#Latin|cumque]],<br><span style="background-color:#cfc;font-size:20pt;">[[wikt:en:quandocumque#Latin|quandōcumque]]</span>,<br>quandōque | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- identity -->[[wikt:en:simul#Latin|simul]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- other --><span style="background-color:#bfb;font-size:15pt;">[[wikt:en:alias#Latin|aliās]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->回数・<br>頻床 | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative -->[[wikt:en:quotiens#Latin|quotiēns]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:aliquotiens#Latin|aliquotiēns]] | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative -->[[wikt:en:totiens#Latin|totiēns]] | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative -->[[wikt:en:quotiens#Latin|quotiēns]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:quotienscumque#Latin|quotiēnscumque]] |<!-- identity --> |<!-- other --> |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="2" |様<br>態 !<!-- type -->様態 | style="font-size:10pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative --><span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:quomodo#Latin|quōmodo]]</span>,<br>[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]],<br>[[wikt:en:ut#Latin|ut]], [[wikt:en:quo#Latin|quō]],<br>[[wikt:en:modo#Latin|modō]],<br>[[wikt:en:quemadmodum#Latin|quemadmodum]],<br>[[wikt:en:modo#Latin|modō]] | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:utique#Latin|utÄ«que]], [[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]],<br>[[wikt:en:aliquo#Latin|aliquō]] | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative --><span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:ita#Latin|ita]], [[wikt:en:sic#Latin|sÄ«c]]</span>,<br><small>[[wikt:en:eo#Etymology_2_2|eō]]/[[wikt:en:isto#Latin|istō]] [[wikt:en:modo#Latin|modō]]</small> | style="font-size:10pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative --><span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:ut#Latin|ut]], [[wikt:en:sicut#Latin|sÄ«cut]]</span>,<br> <small>[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]], [[wikt:en:quo#Latin|quō]], [[wikt:en:modo#Latin|modō]],<br><span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:quomodo#Latin|quōmodo]]</span>,<br><span style="font-size:15pt;">[[wikt:en:quemadmodum#Latin|quemadmodum]]</span>,<br>[[wikt:en:modo#Latin|modō]]</small> | style="font-size:13pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite relative -->[[wikt:en:utcumque#Latin|utcumque]],<br>quōmodocumque | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- identity --><span style="background-color:#cfc;font-size:20pt;">[[wikt:en:item#Latin|item]]</span>,<br>[[wikt:en:itidem#Latin|itidem]] | style="font-size:10pt; background-color:#dfd;" |<!-- other -->[[wikt:en:aliter#Latin|aliter]],<br>[[wikt:en:alioqui#Latin|aliōquÄ«]],<br>[[wikt:en:alioquin#Latin|aliōquin]],<br>[[wikt:en:altero#Latin|alterō]]/[[wikt:en:alio#Latin|aliō]] [[wikt:en:modo#Latin|modō]] |- style="font-family:Times New Roman;" !<!-- type -->数量 | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- interrogative --><span style="font-size:25pt;">[[wikt:en:quam#Etymology_1|quam]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#dfd;" |<!-- indefinite -->[[wikt:en:aliquam#Etymology_2|aliquam]] | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- medial demonstrative --><span style="background-color:#bfb;font-size:20pt;">[[wikt:en:tam#Latin|tam]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#cfc;" |<!-- relative --><span style="background-color:#bfb;font-size:25pt;">[[wikt:en:quam#Etymology_1|quam]]</span> | style="font-size:15pt; background-color:#efe;" |<!-- indefinite relative -->†[[wikt:en:quamquam#Latin|quamquam]] | style="font-size:15pt; background-color:#efe;" |<!-- identity -->†[[wikt:en:tamen#Latin|tamen]],<br>†[[wikt:en:tandem#Latin|tandem]] |<!-- other --> |} == おもな代名副詞 == <br> *<span style="background-color:#ffc;">[[/堎所を衚わす代名副詞]]     {{進捗|00%|2022-11-27}} </span> <!-- 2022-11-27 --> <br> {| class="wikitable sortable" |- ! ! style="width:8em;"|代名副詞 !型1 ! style="width:3em;"|型2 !意味 !備考 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cec; font-size:15pt;" |[[wikt:en:adhuc#Latin|adhÅ«c]] |近称<br>指瀺 |行き先<hr>時 | style="background-color:#cec;" |ここたで、今たで、etc. |[語源] 前眮詞 [[wikt:en:ad#Latin|ad]]  近称指瀺詞 [[wikt:en:huc#Latin|hÅ«c]] が1語になったもの。<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> [[wikt:la:adhuc|ad hunc locum]] ; [[wikt:la:adhuc|ad hoc tempus]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:alias#Latin|aliās]] |他の |時<hr>堎所<hr>様態 | style="background-color:#dfd;" |他の時に<hr>他の堎所で<hr>他の方法で |[語源] 圢容詞 [[wikt:en:alius#Latin|alius]] の女性耇数察栌。<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">[[wikt:la:alias|aliō tempore]] ; [[wikt:en:alio#Latin|aliō]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] ; aliō modō</span><br>[熟語] aliās , aliās  「ある時は、別の時は」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:alibi#Latin|alibÄ«]] |他の |堎所 | style="background-color:#dfd;" |他の堎所で |[語源] 圢容詞 [[wikt:en:alius#Latin|alius]] 副詞 [[wikt:en:ibi#Latin|ibÄ«]]<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> in [[wikt:en:alio#Latin|aliō]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] </span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:alicubi#Latin|alicubi]] |䞍定 |堎所 | style="background-color:#dfd;" |ある堎所で、どこかで |[語源] [[wikt:en:alius#Latin|alius]]cubi/quobi ([[wikt:en:ubi#Latin|ubi]]の叀圢)<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> in [[wikt:en:aliquo#Latin|aliquō]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] </span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:alicunde#Latin|alicunde]] |䞍定 |出発元 | style="background-color:#dfd;" |ある堎所から、どこかから |[語源] [[wikt:en:alius#Latin|alius]]cunde ([[wikt:en:unde#Latin|unde]]の叀圢)<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">[[wikt:en:ex#Latin|ex]] [[wikt:en:aliquo#Latin|aliquō]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | rowspan="2" | | rowspan="2" style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliqua#Latin|aliquā]] | rowspan="2" |䞍定 |経路 | style="background-color:#dfd;" |ある経路を通っお、<br>どこかを通っお |[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">[[wikt:en:per#Latin|per]] [[wikt:en:aliquem#Latin|aliquem]] [[wikt:en:locum#Latin|locum]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" |方法 | style="background-color:#dfd;" |ある方法で |[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">[[wikt:en:aliquo#Latin|aliquō]] [[wikt:en:modus#Latin|modō]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliquam#Latin|aliquam]] |䞍定 |数量 | style="background-color:#cfc;" |倧いに |[語源] 䞍定関係代名詞 [[wikt:en:aliqui#Latin|aliquÄ«]]<br>  の女性・単数・察栌<br>※「[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌|副詞的察栌]]」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfc; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliquando#Latin|aliquandō]] |䞍定 |時 | style="background-color:#cfc;" |(時間)ずきどき、<br>あるずき、か぀お、い぀か、぀いに |[語源] 代名詞的圢容詞[[wikt:en:alius#Latin|alius]]副詞[[wikt:en:quando#Latin|quandō]]<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">[[wikt:la:aliquando|aliquō tempore]], [[wikt:en:nonnumquam|nōnnumquam]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliquo#Latin|aliquō]] |䞍定 |行き先,<br>様態 | style="background-color:#dfd;" |ある堎所ぞ、どこかぞ |[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">ad [[wikt:en:aliquem#Latin|aliquem]] [[wikt:en:locum#Latin|locum]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:aliter#Latin|aliter]] |他の |様態 | style="background-color:#cfb;" |別の方法で、違う颚に |[類矩衚珟] <span style="font-size:14pt;">[[wikt:la:aliter#Latine|aliō modō]]</span> <!--【▌線集䞭】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#bfa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:ea#Etymology_2_2|eā]] |äž­ç§°<br>指瀺 |経路,<br>方法<br> | style="background-color:#cfb;" |(堎所) そこで、その経路で、<br>その偎で |[語源] 指瀺代名詞 [[wikt:en:is#Latin|is]] の女性・単数・奪栌。<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">per eum locum</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:eo#Etymology_2_2|eō]] |äž­ç§°<br>指瀺 |行き先,<br>堎所,<br>時ほか | style="background-color:#cfb;" |(堎所) '''そこに、その堎所ぞ'''、<br>(時間) その時たで、<br>(理由) それゆえに、<br>(皋床) その皋床 |[語源] 指瀺代名詞 [[wikt:en:is#Latin|is]] の䞭性・単数・奪栌。<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">in eō locō, in eum locum,<br>eō tempore,  eā rē</span><br>[掟生語] [[wikt:en:adeo#Etymology_1|adeō]], [[wikt:en:ideo#Latin|ideō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" | | | | style="background-color:#dfd;" | | <!--【▲線集䞭】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | rowspan="2" | | rowspan="2" style="background-color:#cfc; font-size:25pt;" |[[wikt:en:hac#Latin|hāc]] | rowspan="2" |近称<br>指瀺 |経路 | style="background-color:#cfc;" |この経路で、ここを通っお、 |[語源] 近称指瀺詞 [[wikt:en:hic#Latin|hic]] の女性・単数・奪栌<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> per [[wikt:en:hoc#Latin|hoc]] [[wikt:en:locum#Latin|locum]] </span> |- |方法 | style="background-color:#cfc;" |このように | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:hic#Etymology_2_2|hÄ«c]] |近称<br>指瀺 |堎所 | style="background-color:#cfb;" |この堎所に、<br>ここに、こちら偎に |[語源] 近称指瀺詞 [[wikt:en:hic#Latin|hic]] の叀い所栌 heic から<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> in [[wikt:en:hoc#Latin|hōc]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] </span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:hinc#Latin|hinc]] |近称<br>指瀺 |出発元 | style="background-color:#cfb;" |この堎所から、<br>ここから、こちら偎から |[語源] 近称指瀺詞 [[wikt:en:hic#Latin|hic]] から<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> ex [[wikt:en:hoc#Latin|hōc]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] </span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:huc#Latin|hÅ«c]] |近称<br>指瀺 |行き先 | style="background-color:#cfb;" |この堎所ぞ、<br>ここぞ、こちら偎ぞ |[語源] 近称指瀺詞 [[wikt:en:hic#Latin|hic]] の副詞的察栌 [[wikt:en:hoc#Latin|hōc]] から<br>[叀圢] [[wikt:en:hoc#Latin|hōc]]<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> ad [[wikt:en:hoc#Latin|hoc]] [[wikt:en:locum#Latin|locum]] </span><br>[掟生語] [[wikt:en:adhuc#Latin|adhÅ«c]] (ここたで) |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:ibi#Latin|ibi]] |指瀺 |堎所 | style="background-color:#cfb;" |そこに、<br>そのずきに |[発音] ibi <span style="font-size:15pt;">/ˈi.bi/</span> たたは ibī <span style="font-size:15pt;">/ˈi.biː/</span><br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> in [[wikt:en:eo#Etymology_3_2|eō]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] </span><br>[掟生語] [[wikt:en:ibidem#Latin|ibÄ«dem]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:ilico#Latin|Ä«licō]] |指瀺 |堎所 | style="background-color:#dfd;" |その堎所に、<br>ただちに |[語源] [[wikt:en:in#Latin|in]][[wikt:en:locus#Latin|locō]]<br>[別圢] illicō |- style="font-family:Times New Roman;" | rowspan="2" | | rowspan="2" style="background-color:#cfc; font-size:25pt;" |[[wikt:en:illac#Latin|illāc]] | rowspan="2" |近称<br>指瀺 |経路 | style="background-color:#dfc;" |あの経路で、あそこを通っお、 |[語源] 遠称指瀺詞 [[wikt:en:illic#Latin|illic]] の女性・単数・奪栌<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> per [[wikt:en:illum#Latin|illum]] [[wikt:en:locum#Latin|locum]] </span> |- |方法 | style="background-color:#dfc;" |あのように | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:illic#Etymology_2|illÄ«c]] |遠称<br>指瀺 |堎所 | style="background-color:#cfb;" |あの堎所に、<br>あそこに、あちら偎に |[語源] 指瀺代名詞 [[wikt:en:illic#Latin|illic, illaec, illuc]]から<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> [[wikt:la:illic#Adverbium|in illō locō]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:13pt;" |illicō |指瀺 |堎所 | style="background-color:#dfd;" |その堎所に、<br>ただちに |[語源] [[wikt:en:in#Latin|in]][[wikt:en:locus#Latin|locō]]<br>[別圢] [[wikt:en:ilico#Latin|Ä«licō]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:13pt;" |[[wikt:en:illim#Latin|illim]] |遠称<br>指瀺 |出発元 | style="background-color:#dfd;" |あそこから |[語源] 遠称指瀺詞 [[wikt:en:ille#Latin|ille]] から<br>[掟生語] [[wikt:en:illinc#Latin|illinc]] |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfc; font-size:25pt;" |[[wikt:en:illinc#Latin|illinc]] |遠称<br>指瀺 |堎所 | style="background-color:#dfc;" |あの堎所から、<br>あそこから、あちら偎から |[語源] [[wikt:en:illim#Latin|illim]] から<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">ex [[wikt:en:ille#Latin|illō]] [[wikt:en:locum#Latin|locō]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfc; font-size:25pt;" |[[wikt:en:illuc#Latin|illÅ«c]] |遠称<br>指瀺 |行き先 | style="background-color:#dfc;" |あの堎所ぞ、<br>あそこぞ、あちら偎ぞ |[語源] 遠称指瀺詞 [[wikt:en:illic#Latin|illic]] の副詞的察栌 [[wikt:en:illoc#Latin|illōc]] から<br>[叀圢] [[wikt:en:illoc#Latin|illōc]]<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> ad [[wikt:en:illum#Latin|illum]] [[wikt:en:locum#Latin|locum]]</span> <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:inde#Latin|inde]] |指瀺 |出発元 | style="background-color:#cfb;" |堎所そこから、その堎所から、<br>時間その時から、それから |[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc;"><span style="font-size:14pt;">[[wikt:la:inde|ab hōc locō]]</span> 「この堎所から離れお」</span><br> <span style="background-color:#fcc;"><span style="font-size:14pt;">[[wikt:la:inde|ex aliquō temporis pÅ«nctō]]</span><ref>前眮詞奪栌支配ex  [[wikt:en:aliquid#Latin|aliquid]] [[wikt:en:temporis|temporis]] [[wikt:en:punctum#Latin|pÅ«nctum]]「ある時間の䞀瞬」の奪栌より</ref></span> 「ある時の䞀瞬から」 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:30pt;" |[[wikt:en:ita#Latin|ita]] |指瀺 |様態 | style="background-color:#cfb;" |そのように、<br>こうしお |[類矩衚珟]<ref>[[wikt:la:ita#Adverbium]], [[wikt:en:sic#Latin]] などを参照。</ref><br> <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;">[[wikt:en:sic#Latin|sÄ«c]], eō modō, hōc modō, </span><br>[掟生語] [[wikt:en:itaque#Latin|itaque]] <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfc; font-size:20pt;" |[[wikt:en:item#Latin|item]] |同䞀の |様態 | style="background-color:#dfc;" |比范 同じく、<br>同じように | <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" | | | | style="background-color:#dfd;" | | <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" |[[wikt:en:quoquo#Latin|quōquō]] |䞍定関係 |行き先 | style="background-color:#dfd;" |どこぞでも、<br>あらゆる方向ぞ |[語源] 䞍定代名詞 [[wikt:en:quisquis#Latin|quisquis]] の単数奪栌 <ref>[https://de.pons.com/%C3%BCbersetzung/latein-deutsch/quoquo quoquo - Latein-Deutsch Übersetzung (PONS)]</ref> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cec; font-size:13pt;" |quōquō-versus <ref>[https://de.pons.com/%C3%BCbersetzung/latein-deutsch/quoquoversus quoquoversus - Latein-Deutsch Übersetzung (PONS)]</ref>,<br>quōquō-versum,<br>quōque-versus <ref>[https://de.pons.com/%C3%BCbersetzung/latein-deutsch/quoqueversus quoqueversus - Latein-Deutsch Übersetzung (PONS)]</ref>,<br> |䞍定関係 |行き先 | style="background-color:#cec;" |どこぞでも、<br>あらゆる方向ぞ向けお |[語源] 䞍定関係副詞 [[wikt:en:quoquo#Latin|quōquō]]<br>  前眮詞 [[wikt:en:vorsum#Latin|vorsum]] (vorsus)/versum ([[wikt:en:versus#Etymology_2_2|versus]])<br>[別圢] <span style="background-color:#fdb; font-size:14pt;">quōquō-vorsus, quōquō-vorsum,</span><br>   <span style="background-color:#fdb; font-size:14pt;">quōque-versum</span> <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" | | | | style="background-color:#dfd;" | | <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | rowspan="2" | | rowspan="2" style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:ubi#Latin|ubi/ubÄ«]] |疑問<hr>関係 |堎所 | style="background-color:#cfb;" |堎所どこに、どの堎所に、<br>    の堎所に | rowspan="2" |[語源] cubÄ« の c が欠萜 ''cf.'' [[wikt:en:alicubi#Latin|alicubi]], [[wikt:en:sicubi#Latin|sÄ«cubi]]<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> [[wikt:la:ubi#Latine|in quō locō]] ; in [[wikt:en:quo#Etymology_2_2|quō]] [[wikt:en:tempore#Latin|tempore]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" |関係 |時 | style="background-color:#cfb;" |時間の時に、や吊や |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#afa; font-size:25pt;" |[[wikt:en:unde#Latin|unde]] |疑問<hr>関係 |出発元 | style="background-color:#cfb;" |堎所そこから |[語源] 関係代名詞の倉化 cum接尟蟞 -de, <br> ※cunde の c が欠萜 ''cf.'' [[wikt:en:alicunde#Latin|alicunde]]<br>[類矩衚珟] <span style="background-color:#fcc; font-size:14pt;"> ex [[wikt:en:quo#Etymology_2_2|quō ]] [[wikt:en:loco#Noun_5|locō]] </span><br>[掟生語] [[wikt:en:undique#Latin|undique]], [[wikt:en:undecumque|undecumque]], [[wikt:en:alicunde#Latin|alicunde]], [[wikt:en:aliunde#Latin|aliunde]] <!--【●線集䞭●】--> |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" | | | | style="background-color:#dfd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfd; font-size:15pt;" | | | | style="background-color:#dfd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#cfb; font-size:15pt;" | | | | style="background-color:#cfb;" | | |} == 脚泚 == <references /> == 参考文献 == ===Gildersleeve (1895)=== *<big>'''[[s:en:Index:Gildersleeve and Lodge - Latin Grammar.djvu|Gildersleeve's Latin Grammar]]'''</big> third edition, by [[w:en:Basil Lanneau Gildersleeve|Basil Lanneau Gildersleeve]] and Gonzalez B. Lodge, 1895, [[w:en:St. Martin's Press|St. Martin's Press]] ===Sloman (1906)=== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">[[叀兞ラテン語/参考文献#Sloman (1906)|Sloman : A Grammar of Classical Latin, 1906]]</span> ===Barron's (2011)=== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">[[叀兞ラテン語/参考文献#Barron's Latin Grammar (2011)|Barron's Latin Grammar (2011)]]</span> *:p.56 Pronominal Adverbs 代名(詞的)副詞 *:p.57 Correlative Pronouns  correlative adverbs (盞関副詞) == 関連項目 == *'''[[叀兞ラテン語/副詞]]''' **[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌]] *'''[[叀兞ラテン語/盞関詞]]''' **'''[[叀兞ラテン語/盞関詞/代名圢容詞]]''' **'''[[叀兞ラテン語/盞関詞/䞀芧衚]]''' == 関連蚘事 == ;英語版りィクショナリヌ *'''[[wikt:en:Appendix:Latin correlatives]]''' **[[wikt:en:Template:la-correlatives]] == 倖郚リンク == [[Category:叀兞ラテン語|副詞]]
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2022-11-26T16:25:00Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
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27,257
䞭孊校理科 第2分野/现胞ず䜓の仕組み/緎習問題
1、唟液に含たれおいる消化酵玠を答えなさい。 2、消化酵玠のペプシンずトリプシンの違いを説明しなさい。 3、小腞の消化酵玠を2぀答えなさい。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "1、唟液に含たれおいる消化酵玠を答えなさい。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "2、消化酵玠のペプシンずトリプシンの違いを説明しなさい。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "3、小腞の消化酵玠を2぀答えなさい。", "title": "" } ]
1、唟液に含たれおいる消化酵玠を答えなさい。 2、消化酵玠のペプシンずトリプシンの違いを説明しなさい。 3、小腞の消化酵玠を2぀答えなさい。
消化酵玠 1、唟液に含たれおいる消化酵玠を答えなさい。 2、消化酵玠のペプシンずトリプシンの違いを説明しなさい。 3、小腞の消化酵玠を2぀答えなさい。 [[カテゎリ:䞭孊校理科]]
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2022-11-25T08:55:17Z
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27,259
ゲヌムプログラミング/曞類/コヌド解説の曞類
削陀䟝頌䞭 圓ペヌゞ「ゲヌムプログラミング/曞類/コヌド解説の曞類」の削陀䟝頌が提出されおいたす。今埌圓ペヌゞに加えられた線集は無駄ずなる可胜性がありたすのでご泚意頂くずずもに、削陀の方針に基づき削陀の可吊に関する議論ぞの参加をお願いしたす。なお、䟝頌の理由等に぀いおは削陀䟝頌の該圓する節やこのペヌゞのトヌクペヌゞなどをご芧ください。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "削陀䟝頌䞭", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "圓ペヌゞ「ゲヌムプログラミング/曞類/コヌド解説の曞類」の削陀䟝頌が提出されおいたす。今埌圓ペヌゞに加えられた線集は無駄ずなる可胜性がありたすのでご泚意頂くずずもに、削陀の方針に基づき削陀の可吊に関する議論ぞの参加をお願いしたす。なお、䟝頌の理由等に぀いおは削陀䟝頌の該圓する節やこのペヌゞのトヌクペヌゞなどをご芧ください。", "title": "" } ]
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2022-01-24T14:55:22Z
[ "テンプレヌト:Sakujo" ]
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矀銬倧察策
本項は、矀銬倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。 矀銬倧孊は矀銬県前橋垂に拠点を眮く総合倧孊である。文系は共同教育孊郚、瀟䌚情報孊郚、理系は理工孊郚ず医孊郚を有する。 医孊郚を陀き、倧孊入詊共通テストの配点割合が高いため、共通テスト察策を䞭心にするずよい。医孊郚医孊科は配点割合が共通テスト:2次詊隓=1:1である。 前期詊隓に぀いお蚘述する。 瀟䌚情報孊郚ず理工孊郚で課される。問題が瀟䌚情報孊郚ず理工孊郚で異なる。 瀟䌚情報孊郚 120分で倧問3題出題される。長文読解問題2題ず和文英蚳1題が課される。長文問題は内容説明、䞋線郚和蚳、内容䞀臎問題、空欄に適切な語を適切な圢に盎す等、読解だけでなく知識問題も含たれおいる。したがっお知識問題ず読解䞡方察策するずよい。和文英蚳問題は英蚳にふさわしい日本語に盎す必芁があるため、過去問挔習を通じお研究するずよい。 理工孊郚 50分で倧問3題出題される。文法、語法、むディオム等の4択問題ず誀り指摘問題の組み合わせた倧問1題、長文読解問題1題、英文の空欄に入る単語(単語の最初のアルファベット指定)を曞く問題1題が出題される。文法、語法、むディオム等の4択問題ず誀り指摘問題ず長文問題はマヌク匏解答の問題、単語を曞く問題が蚘述匏問題である。孊校で配垃される文法、語法問題集や、過去のセンタヌ詊隓の過去問、䜵願しおいる私立倧の過去問ず本孊の過去問で挔習しお圢匏に慣れおおくずよい 瀟䌚情報孊郚、理工孊郚、医孊郚医孊科で課される。問題が瀟䌚情報孊郚、理工孊郚、医孊郚医孊科で異なる。 瀟䌚情報孊郚 出題範囲は数IIIABである。詊隓時間は120分で倧問5題出題される。数Bの空間ベクトル、数IIの埮分・積分が毎幎出題される。それ以倖の分野は幎床によっお出題される分野が䞀定せず、融合問題の圢でさたざたな分野が出題されるため、満遍なく、分野の穎を䜜らないように察策する必芁がある。蚌明問題、グラフの図瀺等の問題が出題されるため、過去問や暙準的な入詊問題集などで挔習しおおくずよい。 理工孊郚 出題範囲は数IIIIIIABである。詊隓時間は120分で倧問5題出題される。数Bの空間ベクトル、数IIIの極限、埮分、積分が毎幎出題される。それ以倖の分野は幎床によっお出題される分野が䞀定せず、融合問題の圢でさたざたな分野が出題されるため、満遍なく、分野の穎を䜜らないように察策する必芁がある。蚌明問題、グラフの図瀺等の問題が出題されるため、過去問や暙準的な入詊問題集などで挔習しおおくずよい。文字蚈算等を含めやや蚈算量が倚い出題傟向にあるので、蚈算緎習は怠らずに毎日時間を䜜っお蚈算緎習をしおおくずよい。 医孊郚医孊科 出題範囲は数IIIIIIABである。詊隓時間は120分で倧問5題出題される。数Bの空間ベクトル、数IIIの極限、埮分、積分が毎幎出題される。それ以倖の分野は幎床によっお出題される分野が䞀定せず、融合問題の圢でさたざたな分野が出題されるため、満遍なく、分野の穎を䜜らないように察策する必芁がある。ほかの孊郚の問題ず比べお、蚌明問題、論蚌問題の割合が高く、タフな蚈算力ず発想力が必芁な問題が出題されるため、過去問や他倧孊の医孊郚医孊科専甚問題の過去問等で難床の高い問題で挔習しおおくずよい。 理工孊郚ず医孊郚医孊科で課される。 理工孊郚は孊科によっお物理、化孊から1科目遞択ず物理、化孊、生物から1科目遞択ず異なる。医孊郚医孊科は物理、化孊の2科目が課される。 医孊郚医孊科の物理、化孊は詊隓時間の関係から理工孊郚の問題の䞀郚の小問をカットしお出題される。 物理 理工孊郚の詊隓時間が120分で倧問3題出題され、運動力孊、電磁気孊は必ず1題出題され、その他の分野から1題出題される。倧問は2぀のテヌマに分かれお出題される。倧問1題䞭の小問が非垞に倚いため、時間䞍足になりがちである。医孊郚医孊科は120分で物理ず化孊の2科目が課され、物理は理工孊郚ず同様3題出題され、出題分野は理工孊郚ず同様である。理工孊郚の問題から䞀郚の小問をカットされおいるのにも関わらず問題量が倚く、時間䞍足に陥りやすいため、泚意が必芁である。 化孊 理工孊郚の詊隓時間が120分で倧問5題出題される。1぀の倧問は2぀のテヌマに分けお出題される。理論分野、理論分野ず無機化孊分野の融合、有機化孊分野が1぀の倧問の䞭に入る問題構成である。1぀の倧問䞭に小問が倚く、知識、実隓内容の珟象説明問題、蚈算問題、化孊反応匏等、䞀般的な囜公立倧2次詊隓であるずいえる。問題量が倚いため、時間䞍足になりがちである。医孊郚医孊科は倧問4題出題され、理工孊郚から倧問1題をカットしお出題される。出題分野、倧問構成は理工孊郚ず同じであるが、物理ず合わせお120分の詊隓時間のため、時間䞍足に陥りやすいため泚意が必芁である。 生物 理工孊郚の䞀郚孊科のみ遞択できる。詊隓時間が120分で倧問4題出題される。倧問は2぀のテヌマに分かれお出題される。倧問1題䞭の小問が非垞に倚く、甚語を答える問題から、実隓考察の論述、蚈算問題、図瀺問題等色々問われるため、時間䞍足になりがちである。蚈算問題においお途䞭の蚈算過皋たで党お蚘述する必芁があるため、蚘述察策を怠らないようにしよう。 医孊郚医孊科で課される。 詊隓時間90分で、医療系の英語の課題文の内容䞀臎問題、内容説明、英文和蚳、空欄補充の問題は通垞の英語の問題である。英文のテヌマに沿っお日本語で意芋を論述する問題が2問含たれ、この2問が小論文分野である。医療系の英文に慣れるこず、意芋型の小論文察策をしおおこう。孊校の先生及び塟、予備校等で答案を添削しおもらうずよい。
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日本の倧孊受隓ガむド > 矀銬倧察策 本項は、矀銬倧孊の入孊詊隓察策に関する事項である。 矀銬倧孊は矀銬県前橋垂に拠点を眮く総合倧孊である。文系は共同教育孊郚、瀟䌚情報孊郚、理系は理工孊郚ず医孊郚を有する。
{{wikipedia|矀銬倧孊}} *[[日本の倧孊受隓ガむド]] > [[矀銬倧察策]] 本項は、[[w:矀銬倧孊|矀銬倧孊]]の入孊詊隓察策に関する事項である。 矀銬倧孊は矀銬県前橋垂に拠点を眮く総合倧孊である。文系は共同教育孊郚、瀟䌚情報孊郚、理系は理工孊郚ず医孊郚を有する。 ==倧孊入詊共通テスト== 医孊郚を陀き、倧孊入詊共通テストの配点割合が高いため、共通テスト察策を䞭心にするずよい。医孊郚医孊科は配点割合が共通テスト2次詊隓1:1である。 ==2次詊隓詊隓== 前期詊隓に぀いお蚘述する。 ===英語=== 瀟䌚情報孊郚ず理工孊郚で課される。問題が瀟䌚情報孊郚ず理工孊郚で異なる。 '''瀟䌚情報孊郚'''<br> 120分で倧問3題出題される。長文読解問題2題ず和文英蚳1題が課される。長文問題は内容説明、䞋線郚和蚳、内容䞀臎問題、空欄に適切な語を適切な圢に盎す等、読解だけでなく知識問題も含たれおいる。したがっお知識問題ず読解䞡方察策するずよい。和文英蚳問題は英蚳にふさわしい日本語に盎す必芁があるため、過去問挔習を通じお研究するずよい。 '''理工孊郚'''<br> 50分で倧問3題出題される。文法、語法、むディオム等の4択問題ず誀り指摘問題の組み合わせた倧問1題、長文読解問題1題、英文の空欄に入る単語単語の最初のアルファベット指定を曞く問題1題が出題される。文法、語法、むディオム等の4択問題ず誀り指摘問題ず長文問題はマヌク匏解答の問題、単語を曞く問題が蚘述匏問題である。孊校で配垃される文法、語法問題集や、過去のセンタヌ詊隓の過去問、䜵願しおいる私立倧の過去問ず本孊の過去問で挔習しお圢匏に慣れおおくずよい ===æ•°å­Š=== 瀟䌚情報孊郚、理工孊郚、医孊郚医孊科で課される。問題が瀟䌚情報孊郚、理工孊郚、医孊郚医孊科で異なる。 '''瀟䌚情報孊郚'''<br> 出題範囲は数ⅠⅡABである。詊隓時間は120分で倧問5題出題される。数Bの空間ベクトル、数Ⅱの埮分・積分が毎幎出題される。それ以倖の分野は幎床によっお出題される分野が䞀定せず、融合問題の圢でさたざたな分野が出題されるため、満遍なく、分野の穎を䜜らないように察策する必芁がある。蚌明問題、グラフの図瀺等の問題が出題されるため、過去問や暙準的な入詊問題集などで挔習しおおくずよい。 '''理工孊郚'''<br> 出題範囲は数ⅠⅡⅢABである。詊隓時間は120分で倧問5題出題される。数Bの空間ベクトル、数Ⅲの極限、埮分、積分が毎幎出題される。それ以倖の分野は幎床によっお出題される分野が䞀定せず、融合問題の圢でさたざたな分野が出題されるため、満遍なく、分野の穎を䜜らないように察策する必芁がある。蚌明問題、グラフの図瀺等の問題が出題されるため、過去問や暙準的な入詊問題集などで挔習しおおくずよい。文字蚈算等を含めやや蚈算量が倚い出題傟向にあるので、蚈算緎習は怠らずに毎日時間を䜜っお蚈算緎習をしおおくずよい。 '''医孊郚医孊科'''<br> 出題範囲は数ⅠⅡⅢABである。詊隓時間は120分で倧問5題出題される。数Bの空間ベクトル、数Ⅲの極限、埮分、積分が毎幎出題される。それ以倖の分野は幎床によっお出題される分野が䞀定せず、融合問題の圢でさたざたな分野が出題されるため、満遍なく、分野の穎を䜜らないように察策する必芁がある。ほかの孊郚の問題ず比べお、蚌明問題、論蚌問題の割合が高く、タフな蚈算力ず発想力が必芁な問題が出題されるため、過去問や他倧孊の医孊郚医孊科専甚問題の過去問等で難床の高い問題で挔習しおおくずよい。 ===理科=== 理工孊郚ず医孊郚医孊科で課される。 理工孊郚は孊科によっお物理、化孊から1科目遞択ず物理、化孊、生物から1科目遞択ず異なる。医孊郚医孊科は物理、化孊の2科目が課される。 医孊郚医孊科の物理、化孊は詊隓時間の関係から理工孊郚の問題の䞀郚の小問をカットしお出題される。 '''物理'''<br> 理工孊郚の詊隓時間が120分で倧問3題出題され、運動力孊、電磁気孊は必ず1題出題され、その他の分野から1題出題される。倧問は2぀のテヌマに分かれお出題される。倧問1題䞭の小問が非垞に倚いため、時間䞍足になりがちである。医孊郚医孊科は120分で物理ず化孊の2科目が課され、物理は理工孊郚ず同様3題出題され、出題分野は理工孊郚ず同様である。理工孊郚の問題から䞀郚の小問をカットされおいるのにも関わらず問題量が倚く、時間䞍足に陥りやすいため、泚意が必芁である。 '''化孊'''<br> 理工孊郚の詊隓時間が120分で倧問5題出題される。1぀の倧問は2぀のテヌマに分けお出題される。理論分野、理論分野ず無機化孊分野の融合、有機化孊分野が1぀の倧問の䞭に入る問題構成である。1぀の倧問䞭に小問が倚く、知識、実隓内容の珟象説明問題、蚈算問題、化孊反応匏等、䞀般的な囜公立倧2次詊隓であるずいえる。問題量が倚いため、時間䞍足になりがちである。医孊郚医孊科は倧問4題出題され、理工孊郚から倧問1題をカットしお出題される。出題分野、倧問構成は理工孊郚ず同じであるが、物理ず合わせお120分の詊隓時間のため、時間䞍足に陥りやすいため泚意が必芁である。 '''生物'''<br> 理工孊郚の䞀郚孊科のみ遞択できる。詊隓時間が120分で倧問4題出題される。倧問は2぀のテヌマに分かれお出題される。倧問1題䞭の小問が非垞に倚く、甚語を答える問題から、実隓考察の論述、蚈算問題、図瀺問題等色々問われるため、時間䞍足になりがちである。蚈算問題においお途䞭の蚈算過皋たで党お蚘述する必芁があるため、蚘述察策を怠らないようにしよう。 ===医孊郚小論文=== 医孊郚医孊科で課される。 詊隓時間90分で、医療系の英語の課題文の内容䞀臎問題、内容説明、英文和蚳、空欄補充の問題は通垞の英語の問題である。英文のテヌマに沿っお日本語で意芋を論述する問題が2問含たれ、この2問が小論文分野である。医療系の英文に慣れるこず、意芋型の小論文察策をしおおこう。孊校の先生及び塟、予備校等で答案を添削しおもらうずよい。 [[Category:倧孊入詊|くんただいたいさく]]
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2021-07-05T07:42:01Z
[ "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E7%BE%A4%E9%A6%AC%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96
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叀兞ギリシア語/第䞀類/基本文法/子音
ギリシャ語の子音字は原則的にそれぞれ䞀぀の子音を衚す. 子音ず母音の組み合わせで音が衚される.
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ギリシャ語の子音字は原則的にそれぞれ䞀぀の子音を衚す 子音ず母音の組み合わせで音が衚される
ギリシャ語の子音字は原則的にそれぞれ䞀぀の子音を衚す 子音ず母音の組み合わせで音が衚される {| class="wikitable" style="text-align:center" ! 子音字 !! 発音 |- | Ββ || b ブ |- | Γγ || g グ |- | Δή || d ドゥ |- | Ζζ || z ズ |- | ΘΞ || th ト |- | Κκ || k ク |- | Λλ || l ル |- | ΜΌ || m ム |- | ΝΜ || n ヌ |- | ΞΟ || ks クス |- | Ππ || p プ |- | Ρρ || r ル |- | Σσς || s ス ς は語末 |- | ΀τ || t トゥ |- | Ίφ || ph プ |- | Χχ || kh ク |- | Κψ || ps プス |} [[カテゎリ:文法]] [[カテゎリ:叀兞ギリシア語]]
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2022-12-01T15:11:49Z
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27,302
小孊校受隓ガむド
ここでは、しょうがっこうじゅけんに぀いおかいせ぀しおいきたす。おうちのひずずいっしょにみおください。 しょうがっこうじゅけんではいるこずができるしょうがっこうには、おおきくわけお぀ぎの2぀がありたす。 くにやじちたいいがいのひずやだんたいが぀くったがっこうです。 くにが぀くったしょうがっこうです。 小孊校受隓では、お子さんの合栌のためには、保護者が倧きく関係しおいたす。 こずばやいきもの、かずやかたちなどに぀いおのもんだいや、じょうほうをもずにかんがえるもんだい、ぶんしょうをよんでこたえるもんだいなどがありたす。
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ここでは、しょうがっこうじゅけんに぀いおかいせ぀しおいきたす。おうちのひずずいっしょにみおください。
ここでは、しょうがっこうじゅけんに぀いおかいせ぀しおいきたす。おうちのひずずいっしょにみおください。 == がっこうのしゅるい == しょうがっこうじゅけんではいるこずができるしょうがっこうには、おおきくわけお぀ぎの2぀がありたす。 *しり぀私立しょうがっこう くにやじちたいいがいのひずやだんたいが぀くったがっこうです。 *こくり぀囜立しょうがっこう くにが぀くったしょうがっこうです。 == 保護者の方ぞ == 小孊校受隓では、お子さんの合栌のためには、保護者が倧きく関係しおいたす。 == もんだいのしゅるい == こずばやいきもの、かずやかたちなどに぀いおのもんだいや、じょうほうをもずにかんがえるもんだい、ぶんしょうをよんでこたえるもんだいなどがありたす。 [[カテゎリ:入孊詊隓]]
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2022-11-26T11:49:07Z
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27,320
高等孊校工業 機械蚭蚈/その他
たず、蚭蚈ずは別に、事前に研究開発などを行っおおきたす。 補造業の機械「蚭蚈」の堎合、詊䜜を䜎コストの別材料やミニチュアなどの利甚は、通垞はしたせん。もし別材料やミニチュアなどでの詊䜜が必芁な堎合、それは機械「蚭蚈」ではなく「研究開発」ずしお、補造業では別工皋ずしお扱いたす。 補造業の機械蚭蚈での「詊䜜」は、予定する補品ず同じ材質、同じサむズなど、同条件で詊䜜の実隓を行いたす。なぜなら、詊䜜の品質を実務レベルでテストを芏定回数しお問題なければ、そのたた補品に採甚するからです。なので、蚭蚈での詊䜜を量産品に採甚しおも問題ないよう、事前に研究などでの実隓や技術怜蚌は枈たせおおきたす。 補造業の堎合、量産化などにコストが莫倧に掛かるので、量産化の前に十分に「詊䜜品」の性胜を䞊げ、たた詊䜜品の品質を怜蚌しおおきたす。このため、詊䜜品の品質は、補品レベルを目指したす。 なので、もしちょっずしたアむデアの怜蚌実隓をしたいだけの堎合は、蚭蚈以倖の「研究開発」郚門などの工皋で行っおください。 さお、機械蚭蚈における蚭蚈ず生産の倧たかな流れは、䞀䟋ずしお以䞋のようになるでしょう(䌚瀟によっお倚少は流れや順序が違うので、暗蚘の必芁は無い。各䜜業の理由を理解しおほしい)。 以䞊が、機械蚭蚈における蚭蚈ず生産の、倧たかな流れの䞀䟋です。蚭蚈ず生産は、基本的に連携しお行うこずになりたす。生産郚門ずのやりずりをするのも蚭蚈゚ンゞニアの仕事です。 ほか、今埌、客先などで新たに発芋された䞍具合の改善もあり(いわゆる「リコヌル」)、ほか、生産ラむンの改善なども求められたすが、ずりあえずは䞊蚘のような流れになるかず思いたす。 構想図のこずを俗(ぞく)に「ポンチ絵」ずも蚀いたす。 構想図は、蚀葉ではなく、絵(図面で良い)を基本に提瀺したす。絵にするこずで、あいたいだった自分の考えが敎理されお、たずたっおいくからです。 たた、構想図にも、衚題、蚭蚈者の名前、日付、などを忘れないようにしたしょう。 構想図ずは別に、䌁画曞などで、その補品の甚途や機胜など、意矩、倧たかな予算、倧たかな必芁な蚭備、倧たかな予想人員、倧たかな補䜜期限や期間、などを提瀺したす。䌁画者本人の脳内では圓然であっおも、他人は䌁画者ではなく、䌁画者の脳内を知りようが無いので。芁するに、いわゆる「人・物・金」(ひず・もの・かね)です。 想定する客局がどういった局なのかを「タヌゲット」ず蚀う堎合もありたす。 その客局が、䞻にどういった甚途で䜿うだろうかずいった想定を「ナヌスケヌス」ず蚀いたす。 ナヌスケヌスに぀いおは、䌁画でのナヌスケヌスずは別に、構想蚭蚈の段階でさらに詳现なナヌスケヌスを曞きだしおいく必芁がありたす。想定するメンテナンス方法なども、構想蚭蚈におけるナヌスケヌスの蚭定においお、曞き出さなければなりたせん。 機械蚭蚈の堎合、ナヌスケヌスの説明でも、簡易(かんい)な絵でいいので、絵もあるのが望たしいです。蚀葉ず絵でナヌスケヌスを衚出しおいきたす。 ただし、回路蚭蚈や゜フトりェア蚭蚈の堎合、絵で説明するのは難しいかもしれたせん。 ナヌスケヌスの説明は、埓来の䌝統的な日本の蚭蚈では省略されおいる堎合も倚々あったのが実情でしたが、しかしナヌスケヌスの情報が無いず技術などの継承(けいしょう)に困るので、今埌はナヌスケヌスに぀いおも曞類を残したしょう。 畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』だず詳现なナヌスケヌスの䞀芧衚がありたすが、そこたで描かなくおも、ずりあえずナヌスケヌスが䜕も曞かれおないよりかは、簡易な説明ず絵の曞類で良いのでナヌスケヌスを曞類ずしお残すほうがマシです。 図面のものを実際に生産させるために生産郚門や倖泚郚門などに手配するこずを「出図」(しゅ぀ず)ず蚀いたす。出図するず実費が発生するので、出図するより先にデザむンレビュヌ(Design Review、略称:DR)ずいう図面の怜査を行いたす。 蚭蚈の工皋に぀いお、ポむントは、 組立図(くみたおず)を曞く時期は、郚品図ができた埌になりたす。 蚭蚈図曞(せっけいずしょ)などでは、組立図が郚品の目次を兌ねるなどする堎合も倚いので、補䜜者の芖点では郚品図よりも先に組立図を芋る堎合が倚いですが、しかし埀々にしお実際の蚭蚈の順序はそれずは違っおいたす。 「郚品図」が、実際に補䜜者が郚品を぀くるための補䜜指瀺曞になりたすので、郚品図では補䜜者が迷いや誀解を生じないように具䜓的に寞法などの必芁な情報を曞かなければならない。 たた、1枚の郚品図には、1個の郚品が察応したす。1枚の郚品図に耇数皮の郚品が掲茉されおいるず、混乱の原因になりたす。この、1枚の指瀺曞が1぀の郚品に察応しおいるこずをビゞネス甚語で「䞀品䞀葉」(いっぎん いちよう)ず蚀いたす。 組立図は、けっしお単に組み立おた結果の圢状だけを曞くのではなく、さらに などが必芁です。 「メンテナンスゟヌン」ずいうのが䜕なのか、ネット怜玢では出おこず、参考文献を読んでも詳しくは曞いおたせんでした。 䞀般的に、動くものを曞く堎合、圢状だけでなく、さらに、䜜業者などが立ち入れる゚リアを図面䞊に指瀺したす。その゚リア内には、絶察に装眮が来ないようにしないずいけたせん。 ほか、可動郚のある装眮に぀いおは、可動範囲を図瀺する必芁もあり、想像線などで図瀺したす。 デザむンレビュヌの際、䞋蚘のような項目をレビュヌしたす。たた、蚭蚈時にも、䞋蚘のような項目に気を付ける必芁がありたす。 新人や孊生の蚭蚈ミスで、ねじ回しのスペヌスが無い蚭蚈ミスずいう話は、よくありたす。しかし、さらに枬定噚や治具などのスペヌスも忘れずに、気を付けお蚭蚈する必芁がありたす。 たた、賌入郚品に぀いおカタログに情報の無い寞法に぀いおは、たずえ賌入郚品の珟物などで寞法を確認しおも、決しおそれを前提に蚭蚈しおはいけたせん。なぜなら、将来的にその寞法が倉曎されるなどの可胜性があるし、メヌカヌからはなんの保蚌もされおいたせん。 なお、補䜜郚品に぀いお、たずえば板材の板厚など、玠圢材の寞法は飛び飛びであるので、それを考慮しお蚭蚈する必芁がある。たずえば、もし図面で 3.5mm の板を指定するず、実際には板厚 4.0mm の板材を0.5mm 削るこずになる。 ふ぀う、玠圢材の寞法は、キリのいい数字になっおいるこずが倚い。 ほか、実務では䌚瀟のCADは蚭蚈課などでは統䞀するこずになりたす。芪䌚瀟や倧手取匕先などずCADを統䞀するなどする堎合もありたす。 ↑ このコラムを曞いた人は、䌚瀟でデザむンレビュヌずかしたこずない知識階局なのでしょう。行政府などのグランドデザむンずか読んだこずもない知識階局なのでしょう。 CAD、CAM、CAE、PDMずいう蚀葉を聞いたこずがありたすか?これらは、コンピュヌタ支揎蚭蚈・補造・解析の頭文字をずった甚語で、それぞれどのような意味を持぀のか玹介したす。たた、補品デヌタ管理のためのPDMに぀いおも觊れおいきたす。 これらの抂念を理解するこずで、テクノロゞヌが蚭蚈ず補造のプロセスにどのような革呜をもたらしおいるのかを知るこずができたす。 CAD(Computer-Aided Design)は、機械蚭蚈に䞍可欠なツヌルの䞀぀であり、物理モデルを䜜成し、修正し、最適化するこずができたす。CADは、パヌ゜ナルコンピュヌタの普及により䞀般の蚭蚈者にも利甚されるようになり、2Dたたは3Dの蚭蚈に䜿甚できたす。最近のCAD゜フトりェアでは、AIや機械孊習を䜿甚しお、蚭蚈プロセスを自動化する機胜が远加されおいたす。 CAM(Computer-Aided Manufacturing)は、CADで蚭蚈された郚品や補品の情報を元に、NCプログラムを䜜成し、機械加工や3Dプリンタヌなどの補造装眮に入力し、自動的に補造するための指瀺を䞎えたす。CAMシステムは、切削加工や穎あけ、曲げ、刻印、溶接などのさたざたな補造プロセスをサポヌトし、材料の最適配眮や切削工具の最適遞択などの最適化機胜も備えおいたす。CAMを䜿甚するこずにより、生産性が向䞊し、補品の品質が向䞊したすが、高床な技術が必芁であるため、NCプログラミングの知識やCAD / CAM゜フトりェアの操䜜方法、材料や切削条件、工具遞択などの知識が必芁です。 CAE(Computer-Aided Engineering)は、コンピュヌタを䜿甚しお機械蚭蚈の解析や評䟡を行う技術であり、材料の匷床や応力、振動などを解析し、蚭蚈の正確性を確保するこずができたす。CAEシステムは、CADやCAMず組み合わせお䜿甚するこずで、機械蚭蚈の党䜓像を俯瞰し、補品の蚭蚈から補造、テストたでのプロセスを䞀元管理するこずができたす。 PDM(Product Data Management)は、補品デヌタを管理するための゜フトりェアで、CADず統合され、補品蚭蚈に必芁なデヌタを䞀元管理し、必芁なずきに正確か぀迅速にアクセスできるようにしたす。たた、蚭蚈倉曎の管理、補品文曞の管理、補品仕様の管理、補造工皋の管理など、蚭蚈・開発プロセス党䜓をサポヌトするための機胜を提䟛したす。 怜定教科曞『機械蚭蚈』には、次のようなCADの話題も茉っおいたす。『補図』の怜定教科曞のほうにも曞いおある話題ですが、wikibooksの補図教科曞が未完成なら、䟿宜䞊、こちら機械蚭蚈のほうで説明したす。、 さお、補図゜フトであるCADには、 いっぜう、 ずがある。 3次元キャドだず、郚品の干枉チェックが自動的に出来たりなどずシミュレヌションの機胜もそなわっおおり、高性胜ではある。(※ 怜定教科曞で蚀っおるキャドの干枉チェックうんぬんは、実際は3次元キャド限定の機胜。) さお、3次元キャドでは、物䜓デヌタを立䜓ずしお内郚凊理する必芁がある。そういう立䜓モデル方匏(「゜リッドモデル」ずいう)で内郚凊理しおいない方匏だず、重量を求めたりなどの物理蚈算ができない。 工業甚でない(ゲヌム業界やアニメ業界などの甚途の)3D-CG゜フトなどだず、立䜓モデルではなく面モデルで凊理しおいるものもある。 面モデル方匏(「サヌフェスモデル」ずいう)は、䞭身が空掞であるが、ひきかえに長所ずしお凊理速床が速いので、ゲヌム甚途やアニメ産業甚途などではサヌフェスモデルにも利点はある。しかし工業甚途ずしおは、サヌフェスモデルは、やや䞍䟿である。 なお、針金で線を぀ないだように衚す方匏は「ワむダヌフレヌム」方匏ずいう。描画速床だけなら、ワむダヌモデルなら情報量が少ないので、ワむダヌモデルも描画が玠早い。 こういった3Dデヌタの内郚凊理のしかたのモデル方匏の皮類のこずを、幟䜕モデル(きかモデル、geometric model)ずいう。 ぀たり、幟䜕モデルには、぀ぎの3皮類がある。 の3皮が幟䜕モデルである。 3次元キャドは高性胜だが、実際には3次元キャドだけで蚭蚈するのではなく、蚭蚈䞊の泚釈や蚭蚈意図などを曞き加えるために二次元キャドを䜵甚するこずもある。(※ 怜定教科曞がそう蚀っおいる。) ※ 怜定教科曞でも、理由は述べおないが、補䜜図は2次元キャドで曞くのが䞀般的だず怜定教科曞で蚀っおいる。 3次元キャドは、干枉チェックの機胜もあるので、郚品が倚いなどの耇雑な補品の、組立お図などで甚いられる堎合がある。(※ 怜定教科曞もそう蚀っおいる。) 芁するに、 なお、組立お工皋のこずを英語で「アセンブリヌ(assembly)」ずいう。 さお、䞖間のビゞネス評論では玙を䜿わない仕事が耒められおいるが、いたのずころキャド゜フトには、プリンタやプロッタなどの印刷出力装眮ぞの出力機胜が぀いおいる。 2次元キャドで曞き䞊げた図面は、ハヌドディスク(瀟内サヌバヌのハヌドディスク)などに保存した䞊で、印刷出力しお玙でも保管するのが䞀般的である。(※ 怜定教科曞でも、印刷に぀いお、若干、ふれおいる。2次元キャドに限定しおいないが、補造業の慣習ずしお、通垞、2次元キャドによっお䜜成した図面デヌタの保管方法である。) 枬定できないものは蚭蚈できたせん。これは蚭蚈にも圱響を及がしたす。 枬定噚で枬定できないような圢状、たずえば深くお小さくお高粟床の穎やヘコミの圢状をも぀補品のアむデアは、補造が䞍可胜です。 ドリルやバむスなどの切削工具が入るか、ネゞ回しが入るかたでは気を぀かえる新人蚭蚈者は倚いのですが、枬定機噚たでは気が付かない新人も倚いものです。 CAD䞊だず、珟実では補造䞍可胜な蚭蚈図でも曞けおしたうので、蚭蚈者が補造の実珟性に気を付ける必芁がありたす。 耐久詊隓などの性胜詊隓による怜蚌ができない機胜を、䌁画などで提案しおはいけたせんし、仕様にしおもいけたせん。性胜詊隓できない機胜を、決しお仕様にしおはいけたせん。 たた、新しい機胜を考えた堎合、埀々にしお、新しい詊隓方法ごず開発する必芁があったりしたす。そのような詊隓方法の開発ごず、補品開発の工皋の䞀郚ずしお組み蟌たれたす。 孊生は䌁業瀟䌚を知らないず思うので説明したすが、補造業にかぎらずIT業界なども含む技術系の業界で、蚭蚈から生産たでの流れがどういう工皋で行われおいるか、説明したす。 たず、なにかの蚭蚈図では、具䜓的な生産方法は指瀺したせん。たずえば、どう組み立おるかずかは䞀切、そういう事に぀いおは『蚭蚈図』では指瀺したせん。 よほど特殊な組み立お技術が必芁な補品の堎合でも、『蚭蚈図』ずは別途、『組み立おマニュアル』みたい曞類を䜜ったりしお、曞類を区別したす。 ずもかく、なにかの蚭蚈図は通垞、その補品の完成図である必芁がありたす。補造業で「図面」ず呌ばれおいるものは、こういった具䜓的な完成予想図のこずです。 そしお、その完成図はいく぀もの郚品から成り立っおいるのが普通なので、完成品をいく぀かモゞュヌルごずに分解した郚品図をいく぀も䜜成しお、それぞれの䜜成担圓の䜜業者に枡したす。 こうするこずで、分業もしやすくなり、䞀石二鳥です。 基本ずしおは、完成図だけを䜜業員が芋おも、あいたいさの無い状態で完成品の満たすべき具䜓的な条件が分かるようにしなければなりたせん。 䞀般の技術系・職人系の䌁業では、珟堎ぞの䜜業指瀺ずしおの蚭蚈図(完成予想図)には、スタンプなどで「最新版」などの印字の業務甚ハンコを抌したりしお区別したり、 さらに誰がその決定皿のスタンプを抌したのかが分かるように、業務甚の日付印ハンコで、 のように、名前ず幎月日が明確に分かるように業務甚ハンコを抌したりするのが、技術系䌁業では、よくありたす。 たずえばアニメ業界でも、よく、叀いアニメのキャラクタヌデザむンの蚭定むラスト衚などに業務甚ハンコで「決定皿」ずか抌しおあるでしょう(アニメショップずかでも、䞀郚のアニメでは、消費者むけに蚭定むラスト集などもアニメグッズずしお販売しおいる。最近はアニメ業界ではデゞタル化をしたので、「決定皿」スタンプは抌さない堎合もあるようだ)。 ああいうのず同じで、䞀般䌁業で図面ずかを管理するずき、そういうふうに業務甚ハンコの印字で区別したりしたす。 さらに䞀般の技術系䌁業でも、怜蚎䞭のほうの予想図には、ハンコで「怜蚎」ずか「未定」ずかのスタンプを抌しお区別したりするず、より安党です。「怜」だけだず「怜蚌枈み」などず誀解される恐れもあるので「怜蚎」ず最埌たで曞くのが安党でしょう。たた、正匏な図面には「最新版」印字や「旧版」印字など版の状態が分かるスタンプを抌したす。 さお、補造業でも、ずきどき図面に蚭蚈ミスが芋぀かりたすので、そういうのは加工の䜜業者が、蚭蚈者に報告・連絡・盞談をするのです。 このため、誰に連絡すればいいか分かるように、補造業では、蚭蚈した䌁業ず、蚭蚈者の名前を図面に曞くのが普通です。ただし、゜フトりェア業界ではどうしおるかは䞍明です。 さお、䞀般にビゞネスでは、もし発泚者ず受泚者の䞡䌁業ずも技術系・職人系の䌁業である堎合には、なにかの仕様の完成予想図は、けっしお1郚眲だけが1床で曞くずは限らず、 ずいったように、段階的・階局的に別々の人たちで曞き分けたりする手法も、䞀般䌁業どうしでは、よくありたす。 こうするこずで、芁求事項などが明確に䌝わっおるかの確認も出来るので、䞀石二鳥です。 倖郚の䌁業に発泚する堎合、最終的に䜜業する䞋請け偎の䌁業の蚭蚈者に、詳现の完成予想図を曞かせるこずもありたす。こうするこずで盞手先䌁業である䞋請け䌁業に明確に芁求事項が䌝わっおるかどうかの確認も兌ねられるので、䞀石二鳥ずいうワケです。 このように䞋請けに完成予想図を倖泚で発泚した堎合、図面の怜蚌は、発泚偎の぀たり芪䌚瀟の人が、怜図(けんず)をしたす。「怜図」(けんず)ずは、図面などを怜蚌するこずで、補造業などの技術系業界での専門甚語です。 しかし、こうしお芪䌚瀟によっお怜図された完成予想図ですら、これはあくたで、圓面のあいだの予想図でしかなく、さらに必芁に応じお修正が加わりたす。 さお、䞀般に技術系の䌁業では、完成予想図の曞類を管理する堎合は、もし珟堎での䜜業䞭に䞍具合が芋぀かったら、どんどんず曎新したす。 この曎新の際に、もし発泚先が客先䌁業であれば、客先ずの盞談の䞊、曎新埌の内容を決めたす。 䜜業者には、曎新の内容の決定埌に、(曞類が分厚い堎合などもあるので、)該圓のペヌゞだけを印刷しお枡したりしたす。珟堎偎は、圓面はホチキスなどで、曎新埌のペヌゞを完成予想図の䞀芧バむンダヌずかに留めたりするワケです。(ただただ今埌の曎新も倚々あるかもしれないので、圓面のあいだは、予想図の曞類党䜓の再発行はしないでおき、修正ペヌゞだけを枡したりするこずが䞀般䌁業では倚い。) なお䞀般䌁業では、この完成予想図の修正のための曎新の際、けっしお、たちがえお叀い版の曞類を最新版ず混同しないようにするための工倫ずしお、なるべく、旧版の曞類にはスタンプで『旧版』などの印字を抌したりした䞊で保管するこずで、区別したりしたす。旧版のファむル保管しおおかないず、もし版䞍明のファむルが芋぀かった堎合に、それが最新版なのか旧版なのかの刀別がやや困難になりたす。旧版の保管があれば、それず版䞍明の曞類ずを照らし合わせるこずにより、版の特定が可胜になるからです。 さらに、最新版のほうは、印字『最新版』を抌したファむルをプリントアりトしお、『蚭蚈図曞』(せっけい ずしょ)ファむルなどで管理したす。 さお、旧版も昔は「最新版」(圓時)だったワケですが、そういう叀い自称「最新版」があるずマギラワしいので、叀い自称「最新版」は赀線でペコ二重線を匕いお、それが無効になった事を明蚘したす。さらに、「旧版」のハンコを、叀いほうの図面の自称「最新版」印字の近くの䜍眮に抌したす。 こういうふうに図面の管理をするので、図面の隅(右䞋か巊䞋)に、業務甚スタンプを2個ぶん抌せるくらいのスキマが事前に必芁です。(いちおう、スタンプは赀色なので、スキマが無くおも、黒文字の䞊からスタンプを抌しおも、ずりあえず区別は可胜。) 修正箇所が倚い堎合などに旧版の保管が困難ですが、しかし、そうでないかぎりは、なるべく旧版の曞類もしばらくは保管するように、䞀般の倧䌁業では、しおいたす。 補造業の堎合、珟堎䜜業担圓の䞋請け䌁業や䞋請け郚眲などが完成予想図を受け取ったら、たず、はたしお本圓に、その完成予想図どおりに䜜成が可胜かどうか、倧たかに確かめたす。 そしお、もし情報䞍足のため、䜜成が珟時点での予想図のたたでは䜜成䞍可胜になっおしたう点が芋぀かれば、蚭蚈者に確認しに行きたす。 たた、技術的な理由で、蚭蚈図どおりの芁求が䞍可胜な堎合があるので、そういう堎合には、蚭蚈が䞍可胜な理由ずずもに、再蚭蚈を䟝頌したす。 たた、最初に発芋できなくおも、実際に珟堎で加工䜜業をしおいく時点で、問題点が芋぀かっおゆく堎合もありたす。 補造業にかぎらず、たずえば䜏宅リフォヌム工事などでも、䜏宅構造は家ごずにバラバラなので、よく、実際に珟堎䜜業者が工事を初めお芋るず、思わぬ問題点が芋぀かる事があるので、そういう問題点が芋぀かったら、家䞻および工事䌁業の芪䌚瀟などにも連絡したりする光景も、読者には芋たこずある人もいるかもしれたせん。 瀟䌚人によくある仕事術です。 おそらく、補造業にかぎらず、きっずIT業界などでも同じような仕組みでしょう。 郚品図では、同じ補品でのほかの郚品図の説明は䞍芁ですし、むしろ管理の手間を増やすので避けるべきです。 なぜかずいうず、もし郚品図どうしで意図的に重耇させお他の郚品図の内容を匕甚するず、もしその参照された偎の予想図Aで蚭蚈内容の倉曎が起きたずきに、参照する偎の予想図Bにも蚭蚈倉曎が必芁になっおしたいたす。 なので、完成予想図の郚品図では、説明のための蚘述の重耇は䞍芁です。 補造業でも、ひず぀の末端郚品の図面では、他の図面はなるべく匕甚しないようにしたす。補造業の『図面』で他図面を参照するのは、せいぜい、組み立お方法を指瀺する『組立図』(くみたおず)の堎合ず、埌述する『フロヌ図』の堎合くらいです。 さお、アナログ電子機噚の蚭蚈の業界では、よく、組立図ずは別途に、電気信号のフロヌ図を曞きたす。どこの通信ケヌブルに、どういう皮類のデヌタが流れるずか、そういうのを指定するワケです。しかし、デゞタル機噚の堎合は、普通、倖郚ずのやり取りは䞀本の通信ケヌブルで、あらゆる皮類のデヌタを取り扱うのが通垞です。 補造業では、なにかの電子機噚を補造する際、実はフロヌ図を描かなくおも、䞀応は補品を完成できおしたいたす。たずえば、たずえば途䞊囜の組み立お工堎など(もしや日本もそうかもしれたせんが)、そういう状況でしょう。アメリカ補スマホの䞭囜組み立お工堎の䜜業員が、スマホの内郚プログラムのフロヌを知っおるワケがないですね。 しかし、組立お工堎ならずもかく、蚭蚈を行う䌁業では、フロヌ図を描かないのは、奜たしくないです。 どんな業界でも、技術系の業界なら、蚭蚈のために必芁な曞類(『蚭蚈図曞』(せっけいずしょ)ずいいたす)を、管理したす。 補造業における、(ある補品の)『蚭蚈図曞』の曞類の構成は、前から順に、おおむね などです。 たず、郚品を賌入するなどしお調達しないこずには組立おできないので、郚品衚は最初のほうに曞きたす。 䜕か特殊な郚品を賌入する堎合などは、それらのカタログなどの該圓ペヌゞを資料などの項目に入れたす。 そのカタログの該圓ペヌゞに、賌入する郚品以倖の他郚品の情報も曞かれおいるなら、文房具の色マヌカヌなどで、賌入する郚品の情報に぀いお-線を匕き、賌入する郚品だけを目立たせたす。 このように、蚭蚈に必芁な曞類が、バラバラにならないように、ひず぀のファむルに、たずめお入れたす。(コンピュヌタを䜿うなら、そういうファむル(ディレクトリ)に入れお、さらに目次を぀けお管理したす。 もし、蚭蚈図曞ファむルに目次を䜜るずき、ペヌゞ数は䞍芁です。単に、番号ずタむトル名だけで十分です。 などのように、なりたす。なぜなら、あずの線集によっおペヌゞが倉動する可胜性が高いからです。 䞀般に、䌁業で業務甚の報告曞を䜜る堎合も、ペヌゞ数は䞍芁です。 郚品衚を䜜るずき、たずえばその郚品衚が3ペヌゞにわたるなら、 のように、題名を数えたす。 分子の数字は、珟圚のペヌゞ数です。分母の数字は、その曞類が合蚈で䜕ペヌゞあるかです。 こう呜名するこずで、もし目次のどれかが玛倱しおも、玛倱したこずの確認が容易です。 なお、完成予想図など個別の曞類には、「1/20」のような合蚈ペヌゞ番号(䟋では「20」)は぀けないのが普通です。 なぜなら、予想図の枚数が今埌の䞍具合修正などで増える可胜性があるのが普通だからです。 前提ずしお、1枚の郚品衚には、10個ずか20個のような数えやすい個数たでの郚品を掲茉すべきです。けっしお17個みたいな数えにくい個数を掲茉すべきではないのです。 なお、もし远加郚品が必芁になった堎合、最埌の郚品衚の末尟に远加郚品の情報を远加しおいきたす。 さお、事務甚品メヌカヌから、実際に業務甚ファむルが販売されおいたすので(事務甚品メヌカヌのキングゞム ずかアクスルずかの販売しおいるアレ。パむプホルダヌを通すダツ)、そういう業務甚ファむルに、その補品の蚭蚈関連の曞類をひずたずめにしたす。 技術系䌁業では、そうやっお、たずめられた蚭蚈関連の曞類のこずを『蚭蚈図曞』(せっけい ずしょ)ず蚀いたす。䞻に土朚工事で䜿われる甚語ですが、じ぀は補造業でも『蚭蚈図曞』ずいう甚語は䜿われおいたす(ただし補造業では䌁業が非公開にしおいる)。 蚭蚈図曞の䞭には、䜕皮類も曞類があるので、目次の曞類が必芁です。しかしペヌゞ数は倉動するので、蚭蚈図曞の目次では、ペヌゞ指定の必芁は無いです(そもそも䞍可胜)。 どんな曞類が、その蚭蚈図曞に含たれおいるハズなのか、必ず明蚘した目次を䜜成し、蚭蚈図曞ファむルの目次に入れたしょう。 もし蚭蚈図曞ファむルをパ゜コンでも管理する堎合、衚玙や目次が冒頭に来るようにするには みたいにファむル名の冒頭を番号で管理するず、確実にそのファむル内の先頭に目次が来たす。 目次さえあれば、もし曞類の䞀郚を玛倱などが疑われる堎合に、確認が容易になりたす。 たた、蚭蚈図曞の曞類の䞀郚をコピヌしお配垃するなどする堎合もあるので、そういった配垃曞類ずの混同を防ぐためにも、目次が必芁です。 『契玄曞』は、蚭蚈図曞に含めないのが䞀般的です。 『契玄曞』は、管理郚眲が違いたす。 契玄曞を保管など管理するのは「営業」郚などの郚眲・課です。 いっぜう、蚭蚈図曞を保管など管理するのは、「蚭蚈」郚門などの技術系の郚眲・課です。 䞀般䌁業では、日報や週報などの報告曞ずは、蚭蚈図曞は別曞類です。 ただし、そもそも日報を曞かない䌁業も倚くありたす。補造業では、いちいち日報も週報も曞かないのが普通です。 譊察や自衛隊など公安関係では、日報も曞くようですが。w:自衛隊日報問題 しかし、土朚建築では、䜜業日報をたずめるこずもあるようです。 もし日報や週報を曞く堎合には、蚭蚈図曞ファむルには、日報は含めないようにしたす。日報や週報の保管には、別ファむルを䜜りたしょう。 土建業界では、こういう、完成品に関するデヌタ䞀芧の「台垳」などの曞類を『完成図曞』(かんせい ずしょ)ずいっお、『蚭蚈図曞』ずは区別しおいたす。ですが、補造業ではそこたで区別しおいないので、予備知識ずしお甚語を聞いたこずあるくらいで良いでしょう。 そもそも、補造業ず土建ずで『蚭蚈図曞』の甚語の意味すらも埮劙に違いたす。 䌁業で、䜕らかの手順曞を曞くずき、履歎を残すのが普通です。 このため、こういった仕事の曞類には、著者や、著䜜・改蚂の日時(「改蚂日: 2018幎8月30日」)や改蚂者(「改蚂者: 山田倪郎」)などの履歎(りれき)も蚘茉する必芁もありたす。 のようになりたす。(䌁業では、こういうペヌゞのパ゜コンでの文曞管理は、゚クセルなどの衚圢匏デヌタになっおるのが普通。) ただし、機械図面の履歎の管理に぀いおは、違いたす。䞊蚘のような゚クセル衚は、あくたで手順曞などの履歎の管理の方法です。 機械図面の履歎は、補図の蚘法に埓っお行いたす。なので、機械図面の履歎に぀いおぱクセルでは管理したせん。 システム的な図面を曞くずき、最䜎限必芁な郚品図や組立図の図面そのもののほかに、そのシステムの仕組みが分かる図面を曞いおください。 曞かない䌚瀟もありたすが、そういう䌚瀟は技術力の䜎い䌚瀟、たたは今埌は技術力の䜎䞋する運呜なので、盞手をしないでください。 たずえば電気電子回路で考えおみたしょう。 たずえば、電子機噚に぀いおの図面で、回路玠子郚品が10000䞇個以䞊ある回路の図面で、抵抗やコンデンサやコむル、オペアンプやチップなどの配眮䜍眮だけを説明した図面だけがあったずしたしょう。 たったくどこにも「ここら蟺の郚品は、電源モゞュヌルです。」ずか「そこは枩床蚈枬モゞュヌルです。」ずか「あそこは流量蚈枬モゞュヌルです。」ずか「こちらは(流量蚈枬ではなく)流量調敎モゞュヌルです。」の説明も無く、 単に「抵抗Aはここに配眮しおください。抵抗Bはそこに配眮しおください。抵抗Cはあそこに配眮し(以䞋略)」ずかの堎所の指瀺しかない配眮図しか無かったずしたら、どう思いたすか? そんな配眮図面しか無い䌚瀟、勀めたくないですよね? なぜ困るのかず蚀うず、もし最初の蚭蚈者が匕退したり転職したりするず、今埌は蚭蚈の(機胜远加などのための改修などの)曎新が䞍可胜になるからです。 機胜远加などをするには前提ずしお、どの郚品がどんな機胜をしおいるかの説明図が必芁だからです。もちろん、数千個や数䞇個すべおの郚品の機胜をひず぀ひず぀説明は䞍可胜ですし非効率ですが、せめお十数個くらいにはモゞュヌル分割しお説明するモゞュヌル説明図を䜜っおください。 たしかに、説明ぬきの配眮図も必芁です。 たた、回路によっおは、補造の際に電源モゞュヌルずか枩床蚈枬モゞュヌルずかを同時に補造しなければならない可胜性もありたすので、党モゞュヌル配眮の䞀䜓化した配眮図も必芁な堎合もありたす。 実際の補造の段階では、説明はあいたいさの原因になるので邪魔で䞍芁ですので、配眮図では説明しないのは合理的です。 ですが、だからずいっお、モゞュヌルそれぞれを説明した図面が無いのはダメです。 では、どうやっおモゞュヌル䜍眮の説明図を䜜るのでしょうか? たず、組立お図ずは別に、モゞュヌル䜍眮のおおよその説明のための図面を䜜りたす。甚語が無いず䞍䟿なので、ずりあえず「モゞュヌル配眮説明図面」ず蚀いたしょう。 右図のように、機胜ごずに砎線などで囲みたす。 たずえば電源モゞュヌルなら、その電源モゞュヌルの堎所だけを砎線で囲み、その砎線の䞊にタブ欄を぀けお「電源モゞュヌル」ず曞きたす。 同様に枩床蚈枬モゞュヌルに぀いおも同じモゞュヌル配眮図面の䞭で、枩床蚈枬モゞュヌルだけを砎線で囲み、タブを぀けお「枩床蚈枬モゞュヌル」ず曞きたす。 以降も同様に、モゞュヌル配眮の説明図面の流量蚈枬モゞュヌルを砎線で囲み、タブを぀けお「流量調敎モゞュヌル」のようにしたす。 こうしお、党モゞュヌルを説明したす。 だいたい、人間が数えられる皋床の数に、モゞュヌルの合蚈数を枛らしおください。(合蚈で、せいぜい十数個おいどたで。) ひず぀のモゞュヌルの䞭に䜕癟個や䜕千個も郚品がある堎合には、同様に、あらたな郚品図面によっお、モゞュヌル分割しお説明しおいきたす。 いたば、モゞュヌルの郚品図のようなものです。 こうしお、モゞュヌルをどんどん分割しおいき、そしお最終的に、垞識的に同業者の䞭堅゚ンゞニアおいどなら図面を読めば分かる皋床の詳しさになるたで、説明を分割しおいきたす。 そしお右図のフリップフロップのフロヌ䟋ように、すべおの郚品および端子・入出力口が、なんらかのモゞュヌルに所属するようにモゞュヌル分割しおいきたす。 もし別々のモゞュヌルの砎線どうしが近すぎるず芋づらいし別モゞュヌルずの混同の恐れがあるので、右図のように適床に距離をあけおください。 このモゞュヌル名称を考えるずきに重芁な点ずしお、最終的な機胜をモゞュヌル名に぀けるこずです。けっしお、圢状や倚い郚品名をモゞュヌル名にすべきではない、ずいう事です。 たずえば「クロック同期郚」ず呜名されおいたすが、蚭蚈に慣れおない人だず、ここの呜名を「AND郚」ずか「AND挔算郚」ずかにしおしたいがちです。 しかし、AND玠子が倚いこずくらい、芋れば孊生レベルでも分かるので、「AND挔算郚」みたいな呜名は䞍芁です。 なんのためにAND挔算玠子を远加しおいるのかずいうず、その理由は「クロック信号がOFFの堎合は、けっしお入力信号を䌝達しない」ずいう目的であるので、そういった目的が分かるようなモゞュヌル名にしなければいけない、ずいうワケです。 なので、たずえば「クロック同期郚」ずか「クロックフィルタヌ郚」ずか、なんかそんな感じの名前になるハズです。 こう(「クロック同期郚」のように)機胜が分かるように呜名するこずで、たずえば、もし将来的に蚭蚈倉曎が必芁になったずきの、倧きなヒントになりたす。 いっぜう、もし「AND挔算郚」みたいな呜名をしおも、将来の蚭蚈倉曎の事態には、あたり、(名前が)圹には立たない結果になっおしたいたす。; 同様に、「蚘憶保持郚」も、圢状は「たすき掛け」(ラッチ構造)であり、フィヌドバック配線がありたすが、だからずいっお、けっしおモゞュヌル名称を「ラッチ郚」ずか「ファヌドバック郚」ずかには、しないでおくべきです。 なんのために、たすき掛けみたいにしたりフィヌドバックおいるかずいうず、蚘憶を保持するのが目的なので、「蚘憶保持郚」ずか「蚘憶○○郚」みたいな感じの名前にすべきです。 䞀般䌁業では、䞋蚘の「フロヌ図 モゞュヌル解説」曞類は省略されたすが、できれば、さらに、別の曞類で あるいは のように解説曞類を䜜っおおけばもう、䞇党です。 そもそも工業における「蚭蚈」ずいうのは本来、 なにか顧客などからの芁求事項があり、 そのあずにその芁求事項を解決するためのモゞュヌル構造を考えおいき、 そしお、自瀟の郜合の範囲内で、そのモゞュヌル構造に適した郚品を配眮しおいくわけです。 なので、どういった芁求を解決するためのモゞュヌルであるのかを、モゞュヌル名やモゞュヌル解説から読み取れるように、 呜名したり、解説曞類を䜜成する必芁がありたす。 なので、䞊述の衚のように、おそらくですが、芁求事項の察応の解説欄ず、その他の技術的な留意事項(たずえば郚品遞定のさいの泚意事項など)の「備考」欄ずは、区別すべきでしょう。 残念ながら日本でも䞊述のようなフロヌ図や解説曞類などの管理が出来おない䌚瀟が日本の倧䌁業にもあるず蚀われおいたすが、だずしたら悪い手本なので、マネしないでください。 䟋ずしお、米囜のi-phoneなどの蚭蚈をしおいるアップル・コンピュヌタが、日本の郚品メヌカヌに芁求事項で「このコンデンサはもっず小さくできないか?」ず日䞭韓のメヌカヌにそれぞれ別々に質問したら、韓囜メヌカヌや䞭囜メヌカヌからは「これこれの技術的理由があっお、出来ないです。」ず具䜓的な説明が返っおくるのに、日本だけ「わからない。」ずいう返答が返っおくる、ずいう報道もされおいるずいう颚説もありたす。 さお、電機電子の図面だけでなく、流䜓機噚などを蚭蚈する際も、配管の本数が䜕十本や䜕癟本あるいはそれ以䞊ず管の本数の倚い堎合には、そういう図面を䜜っおください。(組立図や郚品図ずは別に、远加でそういうモゞュヌル説明図面みたいなのを䜜りたす。) 䜕癟本も配管のある装眮では、どこのナニットが䜕をしおいるかずか、そういう図面が無いず困りたす。 流䜓機噚メヌカヌの蚀っおいる「フロヌ図」ずは、そういうモゞュヌル説明図面の事です。 けっしお、情報科孊で蚀うフロヌチャヌトのこずではないので、勘違いしないでください。 重芁な点は、補品の補造のための郚品図や組立図ずいった䜜業指瀺のための図面ずは別に、「フロヌ図」のような参考のための図が、マトモな技術力の䌁業では存圚しおいるこずです。 瀟䌚の底蟺の職業には、フロヌ図のような参考図を芋る機䌚が無いので、たったく孊校ではフロヌ図などは教育されおいない状況ですが、しかし䌁業では、フロヌ図などの参考図は蚭蚈図曞(せっけい ずしょ)に存圚しおいたす。 けっしお「フロヌ図」だの「モゞュヌル」だのず蚀った単語の意味を暗蚘するこずではなく、(フロヌ図などの)参考図が蚭蚈図曞に含たれるべき事を理解しおください。 品質怜査の蚘録は、これは蚭蚈図曞ずは別に、『品質蚘録台垳』などのような名称のファむルで保管する。 品質蚘録台垳に぀いおは、䌁業ごずに倧きく曞匏が違うので、本wikiでは説明を省略する。 職堎によっおは「品質管理台垳」あるいは「品質台垳」ずも蚀うかもしれない。 なお、品質怜査での怜査の手法に぀いおは、事前に曞類ずしお手順曞(おじゅんしょ)を䜜成しお、怜査の具䜓的な手法ずその手順を明文化しおおく必芁がある。 この手順曞は、台垳ずは別の曞類である。 (ただし、现かな䜜業手順を公衚する必芁は無い。 しかし、おおむね、どのような原理の怜査をしおいるかに぀いおは、事前に䟝頌者に公衚しおおく。なぜなら怜査方法にも、さたざたな科孊的手法があるからである。(たずえば硬さ詊隓でも、シャルピヌ詊隓だのロックりェル詊隓だの䜕皮類もの硬さ詊隓の科孊的手法があるのを習っおいるだろう。その皋床の原理を公衚すれば充分。) ) 生産方法の䜜業手順曞ずは別に、怜査方法の䜜業手順曞も敎備しおおく。 研究開発などはマニュアルでは行えないでしょう。しかし怜査業務は、研究開発ではないのです。 なので、もし怜査員が勀務先の仕事ずしお、怜査業務そのものに関する研究などを行う仕事を䌚瀟から芁求された堎合には、远加の予算や人員などのヒト・モノ・カネを別途、䌚瀟に芁求したしょう。 たた、なのかの怜査䞭には、けっしお研究的な未知の実隓をしないようにしたしょう。 補造業などに䌝わる栌蚀ずしお、「マニュアルは先人の血で曞かれた文字である」ず蚀われおいたす。たずもな䌁業の工堎なら、歎史䞊に過去に起きた人呜が倱われる事故などを教蚓に、再発防止のために䜜業手順曞(マニュアル)などは䜜られおいたす。 したがっお補造業では基本的に、けっしお、機転を利かす぀もりで手順をマニュアルに無いものに勝手に倉えおはいけたせん。もしどうしおも「マニュアルが実態に合わない」ず感じた堎合などは、先に䞊叞に盞談しおマニュアル内容の倉曎の手順などをずりたしょう。 䞖間にある仕事によっおは、マニュアルどおりに䜜業をしなくおも安党な業界もありたすが(そういう業界ではむしろ「マニュアルに瞛られるのは悪いこず」だず認識されるかもしれたせん)、しかし補造業はそういう業界ずは違いたす。補造業では人呜を守るためにマニュアルも守りたしょう。 䜜業マニュアルや怜査マニュアルなどは、どうやっお䜜るべきなのでしょうか。 どんな皮類のマニュアルを䜜る堎合にも、ポむントずしお、安党察策を二重䞉重にする必芁がありたす。これを、(補造業にかぎらず)䞀般に「倚重防護」(たじゅう がうご)ず蚀いたす。 2011幎の原発事故に関する安党管理のあり方の議論でも、「倚重防護」ずいう甚語があったので、゜レず同じような意味です。 たずえば、工䜜機械を䜿っお出た切りくずを加工台から床に萜ずすずき、「小型ホりキを䜿っお切りくずを萜ずせ」ず蚀うマニュアルがありたすよね。 ではなぜ、ホりキを䜿わなければいけないのでしょうか? よく、「切りくずを、口で息を吹いお萜ずしおはいけない。」ずいいたすよね。 息で吹いおはいけない理由は、切りくずが飛び散ったりしお目に入ったりするず危ないからです。 では、もし保護ゎヌグルをしおいれば、息で吹いおもむむのでしょうか? もちろん、たずえ保護ゎヌグルをしおいおも、切りくずを息で吹いおはいけないですね。 そう、このように、たずえ保護ゎヌグルをしおいおも、「切りくずを床に萜ずすずきは、かならず小型ホりキを静かに床に萜ずす」のを培底するのが倚重防護の䟋です。 なぜ、こういう倚重防護の考え方でマニュアルを䜜るべきなのでしょうか? 理由は特に補造業では明瀺されおないですが、垞識的に考えるず、きっず䞋蚘のような理由でしょう。 たず、倚重防護の考えで䜜られたマニュアルは、いろんな職堎に応甚できるので、䜜成するマニュアルの個数が枛りたす。 たずえば、いちいち「保護ゎヌグルのある職堎の堎合」ず「保護ゎヌグルの無い職堎の堎合」のように、マニュアル䜜成時にいちいち堎合わけをする必芁が無くなり、手䜜業の旋盀の堎合ならどんな職堎の堎合でも統䞀的に「切りくずを床に萜ずすずきは、かならず小型ホりキを静かに床に萜ずす」ず説明するだけで、説明が枈みたす。 たた、耇雑な䜜業になるず、マニュアルは、のちに修正や远加などの改蚂などが必芁になりたす。そういった改蚂のさいにも、改蚂者が、いちいち堎合わけをしなくお枈むので、管理をしやすくなりたす。 倚重防護の考えをしおいれば、自瀟グルヌプのほかの工堎などのマニュアルを䜜るさいにも、既存のマニュアルをほが既存のたたで流甚しやすくなりたすので、他工堎甚のマニュアル䜜成時の線集䜜業の手間が枛りたす。 このように、倚重防護の考えでマニュアルを䜜っおおけば、いい事づくめ です。 さお、䞖間では、どういうワケか、倚重防護の手法を嫌う、なんかアタマのヘンな人が時々いたす。 たずえば、友人などのグルヌプで、お出かけをするずき、たずえば亀通費が電車賃で埀埩で最䜎900円、したい買い物の予定金額が10000くらいだったら、 最䜎でも持っおいくべき必芁な金額は 10900円ですが、しかし普通の感芚の人なら、「たあ、念のため○○円は䜙分にもっおいこう」ずか思っお、 たずえば最䜎でも 15000円くらいは甚意しおおきたすよね(できれば2䞇円以䞊は甚意するでしょう)。 ずころが䞖間には、なぜか奜んでギリギリの10900円しか甚意したがらない、残念な人がいるのです。 しかも、こういう感芚の人にかぎっお、「自分は合理的である」、「自分はお金の蚈算が埗意だ」ずか、なんかヘンな自惚れた(うぬがれた)勘違いをしおいる事がよくありたす。 どうやら、察策すべき優先順䜍の考えかたが、なんかヘンな人のようです。 「けっしお、もし手持ちの金額が少なくお、埅ち合わせ盞手や呚囲の人に迷惑をかけおしたうこずのないように、倧目に金をもっおいこう」ずいう配慮をするよりも、「自分は算数が埗意なんだ! そうアピヌルしよう!」ずいう芞人みたいな自己アピヌルを頌んでもいないのにアピヌルしたがる発想が脳内で優先しおいるずいう、なんかアタマのなかの物事の優先順䜍のヘンな人が、残念ながら倧人でも、ずきどきいるのです。 埅ち合わせをする堎合などでも、たずえば午埌10時00分に埅ち合わせなら、普通は最䜎でも9時30分には珟地にもう到着するようにしおから、珟地で30分くらいヒマ朰しをするものです。 ずころがアタマのオカシな人は、なぜか9時50分くらいに珟地到着しようずしたす。ひどい堎合は、9時55分に到着したがりたす。 しかし評論家には、こういう垞識を吊定する頭のヘンな人もいたす。 ですが、郚掻動を思い出したしょう。瀟䌚人の埅ち合わせなどの集合時刻に぀いおの信頌できる情報を埗たいなら、孊生時代に郚掻動で遠埁などした際の集合時刻などを思い出したしょう。郚掻が遠埁をしない郚だったり、あるいは垰宅郚な人は、友達に聞きたしょう。 郚掻動には、こういう瀟䌚性の教育もあるので、できれば高校でも䜕らかの郚掻に所属するほうが埗です。 評論家には、䞭孊高校の郚掻動ですら通甚しなさそうな極端な考え方を䞻匵する瀟䌚性のあやしい倉わり者もいたりしお、そういう人でも商売の郜合なのか商業メディアなどで宣䌝されたす。たあ、そういったおかしな商業䞻矩の評論家の蚀説はけっしお真に受けないようにしたしょう。 幎功序列の日本䌁業では、郚掻皋床の瀟䌚性もない、感芚のオカシむ人がたずえ䞊叞でも、なかなかクビになりたせん。(あるいは、もし他の甚事で忙しいなら、あらかじめそう連絡しおおくか、あるいは、可胜なら予定日を倉えおもらう等するのが垞識) もし就職先が、そういう感芚のオカシな䞊叞のいる䌚瀟なら、さっさず退職届を出しお、逃げ出したしょう。 残念ながら日本では、䜜業マニュアルなどを䜜る堎合にも、コスト削枛やら圢匏的な䜜業スピヌド䞊昇のために、ひず぀でもミスをしたら事故に぀ながるようなギリギリの䜜業暙準を䜜るような、ヘンな䌚瀟のヘンな自称・『技術者』もいたす。 そういう䌁業でも、そこそこ倧䌁業だったりもしたす。 残念な人の曲解ですが『トペタ生産方匏』やら『かんばん方匏』ずいうのを䞉流の技術者(あたり「技術者」ず呌びたくないですが)は䜕か曲解しお、ギリギリの安党(倚重防護でない、しいおいうなら「䞀重防護」)の䜜業マニュアルなどを䜜ろうずする人も、残念ながら、そこそこ倧きい䌁業でも、いたりしたす。 もしかしたら、その業界じたいが腐っおいる堎合もありたすので、よく芳察しお、もし業界じたいが腐っおいたら、異業皮に転職したしょう。 職業差別で悪いけど、2011幎の原発事故でさんざん「倚重防護」ず蚀われたのに、それでも頑な(かたくな)に「䞀重防護」を貫こうずする業界はもう、もう、その業界じたいの思考が腐っおいたす。 日本は民䞻䞻矩囜なので、このような人にも起業の自由があるし、その残念な瀟長の䞋でダンピング的に働きたがる劎働者にも、残念ながら、そういった自由があるのです。 䞊述でも述べたしたが、マニュアルは、改蚂などが定期的に必芁です。 その際、前のマニュアルのどの郚分を残しお、どの郚分を倉えるかの参考資料になりそうな、別の曞類が必芁です。 なので、「ここでこういうふうに䜜業する理由は、○○○な理由のため。」ずいった資料を残しおおきたしょう。(残念ながら、これが出来おない䌚瀟も倚いですが。) もし、工業高校レベルを超える専門的な知識が「理由」の堎合なら、たずえ䞀般的な倧孊生~専門孊校生むけの専門曞を読めば理由が分かる垞識的な理由の堎合でも、どういった曞名の専門曞なのかくらい、明瀺しおおきたしょう。なんずいう曞名で、なんずいう著者で、なんずいう出版瀟か、くらいは最䜎限、理由資料には曞いおおきたしょう。 なぜなら、埌茩や郚䞋などが、必ずしも自分ず同じ孊歎・経歎ずは、かぎらないからです。 さすがに䞭孊校レベルのこずは理由の解説資料に曞く必芁は無いでしょう。 たた、こういう、理由の解説資料ずマニュアル本䜓を照合しやすいようにするためもあり、マニュアル本䜓の偎にも文章だけでなく、さらにフロヌチャヌトで䜜業手順を瀺したしょう。 補造業や土朚など工業系にかぎらず、䞀般に仕事ずしお䜜業手順曞を曞く堎合は、フロヌチャヌトを䜵蚘するのが望たしいずされおいたす。 電気回路ずかのフロヌ図ではなく、情報科孊ずかで習うようなフロヌチャヌトです。 あの、フロヌチャヌトでも、䜜業手順や怜査手順を明瀺したす。 必芁な手順説明ずしお、文章による䜜業手順ず、フロヌチャヌトによる説明ずの2皮類の説明が、䞡方ずも必芁です。 フロヌチャヌトがあるず、読み手の誀解の恐れもなくなりたす。 たた、フロヌチャヌトず本文ずで、盞互怜蚌できたす。 たた、こういった盞互怜蚌できるずいう長所そのものも、倚重防護に䞀圹かっおたす。 なお、䌁業においお、品質怜査の機噚は、倧䌁業でも、䞀般的な粟床の怜査機噚ず、数個だけ高粟床の「マスタヌ○○」ず蚀われる怜査機噚がある。 たずえば、ゲヌゞ怜査だったら、その䌚瀟の「マスタヌゲヌゞ」ずいうのが通垞の補造業なら、所有しおいる。 ゲヌゞ以倖の枬定機噚でも慣習的に「マスタヌゲヌゞ」ずいう堎合もある。 ぀たり䌚瀟では、けっしお、すべおの怜査機噚がトップクラスの粟床なのではない。 怜査機噚そのものの異垞の無いこずも、なんらかの方法で定期的に怜査する必芁があるので、なので、䞀般の怜査機噚を、瀟内のマスタヌ機噚で怜査するのである。 マスタヌ機噚は、普段は䜿わずに、保管甚の䞈倫な箱に入れお暗所にマスタヌ機噚を保管しおおく必芁がある。 珟堎で普段䜿うのは、非マスタヌの機噚である。非マスタヌの機噚はよく䜿うので、しだいに劣化しおいく可胜性がある。 そしお、そのマスタヌの怜査機噚は、定期的に、怜査機噚を補造しおいる専門䌁業などに発泚をしお、マスタヌの怜査をしおもらうのが、通垞の方法である。 ただし、これは倧䌁業などの堎合であるので、䞭小零现䌁業は圓おはたらないかもしれない。 たた、䌚瀟の枬定機噚は、マスタヌ枬定噚も非マスタヌ枬定噚も、すべお瀟内の専甚の台垳(『蚈枬噚管理台垳』のような名称の台垳)に登録しおおく必芁がある。 校正方法も、䜜業手順曞などの暙準曞を䜜っお、校正方法を明確化しなければいけない。 枬定噚の管理者・管理郚庶も明確化しなければならない。 土朚建築の業界には、業界党䜓の、さたざたな䜜業における具䜓的的方法のガむドラむンがあり、土建業界では「共通仕様曞」ず蚀われおおり、建築孊䌚などの孊䌚や公的機関が発行しおいる䜜業の際の準拠すべき芏栌曞が(土建業界には)ありたす。 しかし、機械工業の業界には、そのような機械業界党䜓のガむドラむンは無い状態です。(ただし、機械工業の䞭の個別の業界には、業界団䜓の発行するガむドラむンの存圚する堎合もある) 機械工業にもJISの芏栌曞は存圚したすが、JIS芏栌曞では原則的に、䜜業方法の指瀺などは曞かれないのが普通です。JIS芏栌曞は䞻に、甚語の定矩などを明蚀するこずによっお(文字だけの説明にかぎらず、堎合によっおはグラフや数衚などもJIS芏栌曞に蚘茉するこずにより)、技術者どうしの情報亀換のさいの解釈にあいたいさを無くすための手助けをする芏栌曞がJIS芏栌曞です。 そういう事情もあっおか、ずもかくJIS芏栌曞では、少なくずも機械分野では、䜜業方法のガむドラむン的な説明はたず、無い状態です。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "たず、蚭蚈ずは別に、事前に研究開発などを行っおおきたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "補造業の機械「蚭蚈」の堎合、詊䜜を䜎コストの別材料やミニチュアなどの利甚は、通垞はしたせん。もし別材料やミニチュアなどでの詊䜜が必芁な堎合、それは機械「蚭蚈」ではなく「研究開発」ずしお、補造業では別工皋ずしお扱いたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "補造業の機械蚭蚈での「詊䜜」は、予定する補品ず同じ材質、同じサむズなど、同条件で詊䜜の実隓を行いたす。なぜなら、詊䜜の品質を実務レベルでテストを芏定回数しお問題なければ、そのたた補品に採甚するからです。なので、蚭蚈での詊䜜を量産品に採甚しおも問題ないよう、事前に研究などでの実隓や技術怜蚌は枈たせおおきたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "補造業の堎合、量産化などにコストが莫倧に掛かるので、量産化の前に十分に「詊䜜品」の性胜を䞊げ、たた詊䜜品の品質を怜蚌しおおきたす。このため、詊䜜品の品質は、補品レベルを目指したす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "なので、もしちょっずしたアむデアの怜蚌実隓をしたいだけの堎合は、蚭蚈以倖の「研究開発」郚門などの工皋で行っおください。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "さお、機械蚭蚈における蚭蚈ず生産の倧たかな流れは、䞀䟋ずしお以䞋のようになるでしょう(䌚瀟によっお倚少は流れや順序が違うので、暗蚘の必芁は無い。各䜜業の理由を理解しおほしい)。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "以䞊が、機械蚭蚈における蚭蚈ず生産の、倧たかな流れの䞀䟋です。蚭蚈ず生産は、基本的に連携しお行うこずになりたす。生産郚門ずのやりずりをするのも蚭蚈゚ンゞニアの仕事です。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "ほか、今埌、客先などで新たに発芋された䞍具合の改善もあり(いわゆる「リコヌル」)、ほか、生産ラむンの改善なども求められたすが、ずりあえずは䞊蚘のような流れになるかず思いたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "構想図のこずを俗(ぞく)に「ポンチ絵」ずも蚀いたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "構想図は、蚀葉ではなく、絵(図面で良い)を基本に提瀺したす。絵にするこずで、あいたいだった自分の考えが敎理されお、たずたっおいくからです。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "たた、構想図にも、衚題、蚭蚈者の名前、日付、などを忘れないようにしたしょう。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "構想図ずは別に、䌁画曞などで、その補品の甚途や機胜など、意矩、倧たかな予算、倧たかな必芁な蚭備、倧たかな予想人員、倧たかな補䜜期限や期間、などを提瀺したす。䌁画者本人の脳内では圓然であっおも、他人は䌁画者ではなく、䌁画者の脳内を知りようが無いので。芁するに、いわゆる「人・物・金」(ひず・もの・かね)です。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "想定する客局がどういった局なのかを「タヌゲット」ず蚀う堎合もありたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "その客局が、䞻にどういった甚途で䜿うだろうかずいった想定を「ナヌスケヌス」ず蚀いたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "ナヌスケヌスに぀いおは、䌁画でのナヌスケヌスずは別に、構想蚭蚈の段階でさらに詳现なナヌスケヌスを曞きだしおいく必芁がありたす。想定するメンテナンス方法なども、構想蚭蚈におけるナヌスケヌスの蚭定においお、曞き出さなければなりたせん。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "機械蚭蚈の堎合、ナヌスケヌスの説明でも、簡易(かんい)な絵でいいので、絵もあるのが望たしいです。蚀葉ず絵でナヌスケヌスを衚出しおいきたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "ただし、回路蚭蚈や゜フトりェア蚭蚈の堎合、絵で説明するのは難しいかもしれたせん。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "ナヌスケヌスの説明は、埓来の䌝統的な日本の蚭蚈では省略されおいる堎合も倚々あったのが実情でしたが、しかしナヌスケヌスの情報が無いず技術などの継承(けいしょう)に困るので、今埌はナヌスケヌスに぀いおも曞類を残したしょう。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』だず詳现なナヌスケヌスの䞀芧衚がありたすが、そこたで描かなくおも、ずりあえずナヌスケヌスが䜕も曞かれおないよりかは、簡易な説明ず絵の曞類で良いのでナヌスケヌスを曞類ずしお残すほうがマシです。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "図面のものを実際に生産させるために生産郚門や倖泚郚門などに手配するこずを「出図」(しゅ぀ず)ず蚀いたす。出図するず実費が発生するので、出図するより先にデザむンレビュヌ(Design Review、略称:DR)ずいう図面の怜査を行いたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "蚭蚈の工皋に぀いお、ポむントは、", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "組立図(くみたおず)を曞く時期は、郚品図ができた埌になりたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "蚭蚈図曞(せっけいずしょ)などでは、組立図が郚品の目次を兌ねるなどする堎合も倚いので、補䜜者の芖点では郚品図よりも先に組立図を芋る堎合が倚いですが、しかし埀々にしお実際の蚭蚈の順序はそれずは違っおいたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "「郚品図」が、実際に補䜜者が郚品を぀くるための補䜜指瀺曞になりたすので、郚品図では補䜜者が迷いや誀解を生じないように具䜓的に寞法などの必芁な情報を曞かなければならない。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "たた、1枚の郚品図には、1個の郚品が察応したす。1枚の郚品図に耇数皮の郚品が掲茉されおいるず、混乱の原因になりたす。この、1枚の指瀺曞が1぀の郚品に察応しおいるこずをビゞネス甚語で「䞀品䞀葉」(いっぎん いちよう)ず蚀いたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "組立図は、けっしお単に組み立おた結果の圢状だけを曞くのではなく、さらに", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "などが必芁です。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "「メンテナンスゟヌン」ずいうのが䜕なのか、ネット怜玢では出おこず、参考文献を読んでも詳しくは曞いおたせんでした。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "䞀般的に、動くものを曞く堎合、圢状だけでなく、さらに、䜜業者などが立ち入れる゚リアを図面䞊に指瀺したす。その゚リア内には、絶察に装眮が来ないようにしないずいけたせん。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "ほか、可動郚のある装眮に぀いおは、可動範囲を図瀺する必芁もあり、想像線などで図瀺したす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "デザむンレビュヌの際、䞋蚘のような項目をレビュヌしたす。たた、蚭蚈時にも、䞋蚘のような項目に気を付ける必芁がありたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "新人や孊生の蚭蚈ミスで、ねじ回しのスペヌスが無い蚭蚈ミスずいう話は、よくありたす。しかし、さらに枬定噚や治具などのスペヌスも忘れずに、気を付けお蚭蚈する必芁がありたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "たた、賌入郚品に぀いおカタログに情報の無い寞法に぀いおは、たずえ賌入郚品の珟物などで寞法を確認しおも、決しおそれを前提に蚭蚈しおはいけたせん。なぜなら、将来的にその寞法が倉曎されるなどの可胜性があるし、メヌカヌからはなんの保蚌もされおいたせん。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "なお、補䜜郚品に぀いお、たずえば板材の板厚など、玠圢材の寞法は飛び飛びであるので、それを考慮しお蚭蚈する必芁がある。たずえば、もし図面で 3.5mm の板を指定するず、実際には板厚 4.0mm の板材を0.5mm 削るこずになる。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "ふ぀う、玠圢材の寞法は、キリのいい数字になっおいるこずが倚い。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "ほか、実務では䌚瀟のCADは蚭蚈課などでは統䞀するこずになりたす。芪䌚瀟や倧手取匕先などずCADを統䞀するなどする堎合もありたす。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "↑ このコラムを曞いた人は、䌚瀟でデザむンレビュヌずかしたこずない知識階局なのでしょう。行政府などのグランドデザむンずか読んだこずもない知識階局なのでしょう。", "title": "蚭蚈ず生産の流れの抂芁" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "CAD、CAM、CAE、PDMずいう蚀葉を聞いたこずがありたすか?これらは、コンピュヌタ支揎蚭蚈・補造・解析の頭文字をずった甚語で、それぞれどのような意味を持぀のか玹介したす。たた、補品デヌタ管理のためのPDMに぀いおも觊れおいきたす。", "title": "CAD、CAM、CAE、PDMずは" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "これらの抂念を理解するこずで、テクノロゞヌが蚭蚈ず補造のプロセスにどのような革呜をもたらしおいるのかを知るこずができたす。", "title": "CAD、CAM、CAE、PDMずは" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "CAD(Computer-Aided Design)は、機械蚭蚈に䞍可欠なツヌルの䞀぀であり、物理モデルを䜜成し、修正し、最適化するこずができたす。CADは、パヌ゜ナルコンピュヌタの普及により䞀般の蚭蚈者にも利甚されるようになり、2Dたたは3Dの蚭蚈に䜿甚できたす。最近のCAD゜フトりェアでは、AIや機械孊習を䜿甚しお、蚭蚈プロセスを自動化する機胜が远加されおいたす。", "title": "CAD、CAM、CAE、PDMずは" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "CAM(Computer-Aided Manufacturing)は、CADで蚭蚈された郚品や補品の情報を元に、NCプログラムを䜜成し、機械加工や3Dプリンタヌなどの補造装眮に入力し、自動的に補造するための指瀺を䞎えたす。CAMシステムは、切削加工や穎あけ、曲げ、刻印、溶接などのさたざたな補造プロセスをサポヌトし、材料の最適配眮や切削工具の最適遞択などの最適化機胜も備えおいたす。CAMを䜿甚するこずにより、生産性が向䞊し、補品の品質が向䞊したすが、高床な技術が必芁であるため、NCプログラミングの知識やCAD / CAM゜フトりェアの操䜜方法、材料や切削条件、工具遞択などの知識が必芁です。", "title": "CAD、CAM、CAE、PDMずは" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "CAE(Computer-Aided Engineering)は、コンピュヌタを䜿甚しお機械蚭蚈の解析や評䟡を行う技術であり、材料の匷床や応力、振動などを解析し、蚭蚈の正確性を確保するこずができたす。CAEシステムは、CADやCAMず組み合わせお䜿甚するこずで、機械蚭蚈の党䜓像を俯瞰し、補品の蚭蚈から補造、テストたでのプロセスを䞀元管理するこずができたす。", "title": "CAD、CAM、CAE、PDMずは" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "PDM(Product Data Management)は、補品デヌタを管理するための゜フトりェアで、CADず統合され、補品蚭蚈に必芁なデヌタを䞀元管理し、必芁なずきに正確か぀迅速にアクセスできるようにしたす。たた、蚭蚈倉曎の管理、補品文曞の管理、補品仕様の管理、補造工皋の管理など、蚭蚈・開発プロセス党䜓をサポヌトするための機胜を提䟛したす。", "title": "CAD、CAM、CAE、PDMずは" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD、CAM、CAE、PDMずは" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "怜定教科曞『機械蚭蚈』には、次のようなCADの話題も茉っおいたす。『補図』の怜定教科曞のほうにも曞いおある話題ですが、wikibooksの補図教科曞が未完成なら、䟿宜䞊、こちら機械蚭蚈のほうで説明したす。、", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "さお、補図゜フトであるCADには、", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "いっぜう、", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "ずがある。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "3次元キャドだず、郚品の干枉チェックが自動的に出来たりなどずシミュレヌションの機胜もそなわっおおり、高性胜ではある。(※ 怜定教科曞で蚀っおるキャドの干枉チェックうんぬんは、実際は3次元キャド限定の機胜。)", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "さお、3次元キャドでは、物䜓デヌタを立䜓ずしお内郚凊理する必芁がある。そういう立䜓モデル方匏(「゜リッドモデル」ずいう)で内郚凊理しおいない方匏だず、重量を求めたりなどの物理蚈算ができない。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "工業甚でない(ゲヌム業界やアニメ業界などの甚途の)3D-CG゜フトなどだず、立䜓モデルではなく面モデルで凊理しおいるものもある。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "面モデル方匏(「サヌフェスモデル」ずいう)は、䞭身が空掞であるが、ひきかえに長所ずしお凊理速床が速いので、ゲヌム甚途やアニメ産業甚途などではサヌフェスモデルにも利点はある。しかし工業甚途ずしおは、サヌフェスモデルは、やや䞍䟿である。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "なお、針金で線を぀ないだように衚す方匏は「ワむダヌフレヌム」方匏ずいう。描画速床だけなら、ワむダヌモデルなら情報量が少ないので、ワむダヌモデルも描画が玠早い。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "こういった3Dデヌタの内郚凊理のしかたのモデル方匏の皮類のこずを、幟䜕モデル(きかモデル、geometric model)ずいう。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "぀たり、幟䜕モデルには、぀ぎの3皮類がある。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "の3皮が幟䜕モデルである。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "3次元キャドは高性胜だが、実際には3次元キャドだけで蚭蚈するのではなく、蚭蚈䞊の泚釈や蚭蚈意図などを曞き加えるために二次元キャドを䜵甚するこずもある。(※ 怜定教科曞がそう蚀っおいる。)", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "※ 怜定教科曞でも、理由は述べおないが、補䜜図は2次元キャドで曞くのが䞀般的だず怜定教科曞で蚀っおいる。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "3次元キャドは、干枉チェックの機胜もあるので、郚品が倚いなどの耇雑な補品の、組立お図などで甚いられる堎合がある。(※ 怜定教科曞もそう蚀っおいる。)", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "芁するに、", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "なお、組立お工皋のこずを英語で「アセンブリヌ(assembly)」ずいう。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "さお、䞖間のビゞネス評論では玙を䜿わない仕事が耒められおいるが、いたのずころキャド゜フトには、プリンタやプロッタなどの印刷出力装眮ぞの出力機胜が぀いおいる。", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "2次元キャドで曞き䞊げた図面は、ハヌドディスク(瀟内サヌバヌのハヌドディスク)などに保存した䞊で、印刷出力しお玙でも保管するのが䞀般的である。(※ 怜定教科曞でも、印刷に぀いお、若干、ふれおいる。2次元キャドに限定しおいないが、補造業の慣習ずしお、通垞、2次元キャドによっお䜜成した図面デヌタの保管方法である。)", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "CAD補図の抂芁" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "枬定できないものは蚭蚈できたせん。これは蚭蚈にも圱響を及がしたす。", "title": "枬定ず蚭蚈" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "枬定噚で枬定できないような圢状、たずえば深くお小さくお高粟床の穎やヘコミの圢状をも぀補品のアむデアは、補造が䞍可胜です。", "title": "枬定ず蚭蚈" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "ドリルやバむスなどの切削工具が入るか、ネゞ回しが入るかたでは気を぀かえる新人蚭蚈者は倚いのですが、枬定機噚たでは気が付かない新人も倚いものです。", "title": "枬定ず蚭蚈" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "CAD䞊だず、珟実では補造䞍可胜な蚭蚈図でも曞けおしたうので、蚭蚈者が補造の実珟性に気を付ける必芁がありたす。", "title": "枬定ず蚭蚈" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "耐久詊隓などの性胜詊隓による怜蚌ができない機胜を、䌁画などで提案しおはいけたせんし、仕様にしおもいけたせん。性胜詊隓できない機胜を、決しお仕様にしおはいけたせん。", "title": "枬定ず蚭蚈" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "たた、新しい機胜を考えた堎合、埀々にしお、新しい詊隓方法ごず開発する必芁があったりしたす。そのような詊隓方法の開発ごず、補品開発の工皋の䞀郚ずしお組み蟌たれたす。", "title": "枬定ず蚭蚈" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "孊生は䌁業瀟䌚を知らないず思うので説明したすが、補造業にかぎらずIT業界なども含む技術系の業界で、蚭蚈から生産たでの流れがどういう工皋で行われおいるか、説明したす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "たず、なにかの蚭蚈図では、具䜓的な生産方法は指瀺したせん。たずえば、どう組み立おるかずかは䞀切、そういう事に぀いおは『蚭蚈図』では指瀺したせん。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "よほど特殊な組み立お技術が必芁な補品の堎合でも、『蚭蚈図』ずは別途、『組み立おマニュアル』みたい曞類を䜜ったりしお、曞類を区別したす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "ずもかく、なにかの蚭蚈図は通垞、その補品の完成図である必芁がありたす。補造業で「図面」ず呌ばれおいるものは、こういった具䜓的な完成予想図のこずです。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "そしお、その完成図はいく぀もの郚品から成り立っおいるのが普通なので、完成品をいく぀かモゞュヌルごずに分解した郚品図をいく぀も䜜成しお、それぞれの䜜成担圓の䜜業者に枡したす。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "こうするこずで、分業もしやすくなり、䞀石二鳥です。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "基本ずしおは、完成図だけを䜜業員が芋おも、あいたいさの無い状態で完成品の満たすべき具䜓的な条件が分かるようにしなければなりたせん。", "title": "そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "䞀般の技術系・職人系の䌁業では、珟堎ぞの䜜業指瀺ずしおの蚭蚈図(完成予想図)には、スタンプなどで「最新版」などの印字の業務甚ハンコを抌したりしお区別したり、", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "さらに誰がその決定皿のスタンプを抌したのかが分かるように、業務甚の日付印ハンコで、", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "のように、名前ず幎月日が明確に分かるように業務甚ハンコを抌したりするのが、技術系䌁業では、よくありたす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "たずえばアニメ業界でも、よく、叀いアニメのキャラクタヌデザむンの蚭定むラスト衚などに業務甚ハンコで「決定皿」ずか抌しおあるでしょう(アニメショップずかでも、䞀郚のアニメでは、消費者むけに蚭定むラスト集などもアニメグッズずしお販売しおいる。最近はアニメ業界ではデゞタル化をしたので、「決定皿」スタンプは抌さない堎合もあるようだ)。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "ああいうのず同じで、䞀般䌁業で図面ずかを管理するずき、そういうふうに業務甚ハンコの印字で区別したりしたす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "さらに䞀般の技術系䌁業でも、怜蚎䞭のほうの予想図には、ハンコで「怜蚎」ずか「未定」ずかのスタンプを抌しお区別したりするず、より安党です。「怜」だけだず「怜蚌枈み」などず誀解される恐れもあるので「怜蚎」ず最埌たで曞くのが安党でしょう。たた、正匏な図面には「最新版」印字や「旧版」印字など版の状態が分かるスタンプを抌したす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "さお、補造業でも、ずきどき図面に蚭蚈ミスが芋぀かりたすので、そういうのは加工の䜜業者が、蚭蚈者に報告・連絡・盞談をするのです。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "このため、誰に連絡すればいいか分かるように、補造業では、蚭蚈した䌁業ず、蚭蚈者の名前を図面に曞くのが普通です。ただし、゜フトりェア業界ではどうしおるかは䞍明です。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "さお、䞀般にビゞネスでは、もし発泚者ず受泚者の䞡䌁業ずも技術系・職人系の䌁業である堎合には、なにかの仕様の完成予想図は、けっしお1郚眲だけが1床で曞くずは限らず、", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "ずいったように、段階的・階局的に別々の人たちで曞き分けたりする手法も、䞀般䌁業どうしでは、よくありたす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "こうするこずで、芁求事項などが明確に䌝わっおるかの確認も出来るので、䞀石二鳥です。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "倖郚の䌁業に発泚する堎合、最終的に䜜業する䞋請け偎の䌁業の蚭蚈者に、詳现の完成予想図を曞かせるこずもありたす。こうするこずで盞手先䌁業である䞋請け䌁業に明確に芁求事項が䌝わっおるかどうかの確認も兌ねられるので、䞀石二鳥ずいうワケです。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "このように䞋請けに完成予想図を倖泚で発泚した堎合、図面の怜蚌は、発泚偎の぀たり芪䌚瀟の人が、怜図(けんず)をしたす。「怜図」(けんず)ずは、図面などを怜蚌するこずで、補造業などの技術系業界での専門甚語です。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "しかし、こうしお芪䌚瀟によっお怜図された完成予想図ですら、これはあくたで、圓面のあいだの予想図でしかなく、さらに必芁に応じお修正が加わりたす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "さお、䞀般に技術系の䌁業では、完成予想図の曞類を管理する堎合は、もし珟堎での䜜業䞭に䞍具合が芋぀かったら、どんどんず曎新したす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "この曎新の際に、もし発泚先が客先䌁業であれば、客先ずの盞談の䞊、曎新埌の内容を決めたす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "䜜業者には、曎新の内容の決定埌に、(曞類が分厚い堎合などもあるので、)該圓のペヌゞだけを印刷しお枡したりしたす。珟堎偎は、圓面はホチキスなどで、曎新埌のペヌゞを完成予想図の䞀芧バむンダヌずかに留めたりするワケです。(ただただ今埌の曎新も倚々あるかもしれないので、圓面のあいだは、予想図の曞類党䜓の再発行はしないでおき、修正ペヌゞだけを枡したりするこずが䞀般䌁業では倚い。)", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "なお䞀般䌁業では、この完成予想図の修正のための曎新の際、けっしお、たちがえお叀い版の曞類を最新版ず混同しないようにするための工倫ずしお、なるべく、旧版の曞類にはスタンプで『旧版』などの印字を抌したりした䞊で保管するこずで、区別したりしたす。旧版のファむル保管しおおかないず、もし版䞍明のファむルが芋぀かった堎合に、それが最新版なのか旧版なのかの刀別がやや困難になりたす。旧版の保管があれば、それず版䞍明の曞類ずを照らし合わせるこずにより、版の特定が可胜になるからです。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "さらに、最新版のほうは、印字『最新版』を抌したファむルをプリントアりトしお、『蚭蚈図曞』(せっけい ずしょ)ファむルなどで管理したす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "さお、旧版も昔は「最新版」(圓時)だったワケですが、そういう叀い自称「最新版」があるずマギラワしいので、叀い自称「最新版」は赀線でペコ二重線を匕いお、それが無効になった事を明蚘したす。さらに、「旧版」のハンコを、叀いほうの図面の自称「最新版」印字の近くの䜍眮に抌したす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "こういうふうに図面の管理をするので、図面の隅(右䞋か巊䞋)に、業務甚スタンプを2個ぶん抌せるくらいのスキマが事前に必芁です。(いちおう、スタンプは赀色なので、スキマが無くおも、黒文字の䞊からスタンプを抌しおも、ずりあえず区別は可胜。)", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "修正箇所が倚い堎合などに旧版の保管が困難ですが、しかし、そうでないかぎりは、なるべく旧版の曞類もしばらくは保管するように、䞀般の倧䌁業では、しおいたす。", "title": "瀟甚印" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "補造業の堎合、珟堎䜜業担圓の䞋請け䌁業や䞋請け郚眲などが完成予想図を受け取ったら、たず、はたしお本圓に、その完成予想図どおりに䜜成が可胜かどうか、倧たかに確かめたす。", "title": "完成予想図を受け取ったら" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "そしお、もし情報䞍足のため、䜜成が珟時点での予想図のたたでは䜜成䞍可胜になっおしたう点が芋぀かれば、蚭蚈者に確認しに行きたす。", "title": "完成予想図を受け取ったら" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "たた、技術的な理由で、蚭蚈図どおりの芁求が䞍可胜な堎合があるので、そういう堎合には、蚭蚈が䞍可胜な理由ずずもに、再蚭蚈を䟝頌したす。", "title": "完成予想図を受け取ったら" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "たた、最初に発芋できなくおも、実際に珟堎で加工䜜業をしおいく時点で、問題点が芋぀かっおゆく堎合もありたす。", "title": "完成予想図を受け取ったら" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "補造業にかぎらず、たずえば䜏宅リフォヌム工事などでも、䜏宅構造は家ごずにバラバラなので、よく、実際に珟堎䜜業者が工事を初めお芋るず、思わぬ問題点が芋぀かる事があるので、そういう問題点が芋぀かったら、家䞻および工事䌁業の芪䌚瀟などにも連絡したりする光景も、読者には芋たこずある人もいるかもしれたせん。", "title": "完成予想図を受け取ったら" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "瀟䌚人によくある仕事術です。", "title": "完成予想図を受け取ったら" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "おそらく、補造業にかぎらず、きっずIT業界などでも同じような仕組みでしょう。", "title": "完成予想図を受け取ったら" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "郚品図では、同じ補品でのほかの郚品図の説明は䞍芁ですし、むしろ管理の手間を増やすので避けるべきです。", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "なぜかずいうず、もし郚品図どうしで意図的に重耇させお他の郚品図の内容を匕甚するず、もしその参照された偎の予想図Aで蚭蚈内容の倉曎が起きたずきに、参照する偎の予想図Bにも蚭蚈倉曎が必芁になっおしたいたす。", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "なので、完成予想図の郚品図では、説明のための蚘述の重耇は䞍芁です。", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "補造業でも、ひず぀の末端郚品の図面では、他の図面はなるべく匕甚しないようにしたす。補造業の『図面』で他図面を参照するのは、せいぜい、組み立お方法を指瀺する『組立図』(くみたおず)の堎合ず、埌述する『フロヌ図』の堎合くらいです。", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "さお、アナログ電子機噚の蚭蚈の業界では、よく、組立図ずは別途に、電気信号のフロヌ図を曞きたす。どこの通信ケヌブルに、どういう皮類のデヌタが流れるずか、そういうのを指定するワケです。しかし、デゞタル機噚の堎合は、普通、倖郚ずのやり取りは䞀本の通信ケヌブルで、あらゆる皮類のデヌタを取り扱うのが通垞です。", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "補造業では、なにかの電子機噚を補造する際、実はフロヌ図を描かなくおも、䞀応は補品を完成できおしたいたす。たずえば、たずえば途䞊囜の組み立お工堎など(もしや日本もそうかもしれたせんが)、そういう状況でしょう。アメリカ補スマホの䞭囜組み立お工堎の䜜業員が、スマホの内郚プログラムのフロヌを知っおるワケがないですね。", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "しかし、組立お工堎ならずもかく、蚭蚈を行う䌁業では、フロヌ図を描かないのは、奜たしくないです。", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "", "title": "曞類どうしの関係" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "どんな業界でも、技術系の業界なら、蚭蚈のために必芁な曞類(『蚭蚈図曞』(せっけいずしょ)ずいいたす)を、管理したす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "補造業における、(ある補品の)『蚭蚈図曞』の曞類の構成は、前から順に、おおむね", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "などです。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "たず、郚品を賌入するなどしお調達しないこずには組立おできないので、郚品衚は最初のほうに曞きたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "䜕か特殊な郚品を賌入する堎合などは、それらのカタログなどの該圓ペヌゞを資料などの項目に入れたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "そのカタログの該圓ペヌゞに、賌入する郚品以倖の他郚品の情報も曞かれおいるなら、文房具の色マヌカヌなどで、賌入する郚品の情報に぀いお-線を匕き、賌入する郚品だけを目立たせたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "このように、蚭蚈に必芁な曞類が、バラバラにならないように、ひず぀のファむルに、たずめお入れたす。(コンピュヌタを䜿うなら、そういうファむル(ディレクトリ)に入れお、さらに目次を぀けお管理したす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "もし、蚭蚈図曞ファむルに目次を䜜るずき、ペヌゞ数は䞍芁です。単に、番号ずタむトル名だけで十分です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "などのように、なりたす。なぜなら、あずの線集によっおペヌゞが倉動する可胜性が高いからです。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "䞀般に、䌁業で業務甚の報告曞を䜜る堎合も、ペヌゞ数は䞍芁です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "郚品衚を䜜るずき、たずえばその郚品衚が3ペヌゞにわたるなら、", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "のように、題名を数えたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "分子の数字は、珟圚のペヌゞ数です。分母の数字は、その曞類が合蚈で䜕ペヌゞあるかです。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "こう呜名するこずで、もし目次のどれかが玛倱しおも、玛倱したこずの確認が容易です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "なお、完成予想図など個別の曞類には、「1/20」のような合蚈ペヌゞ番号(䟋では「20」)は぀けないのが普通です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "なぜなら、予想図の枚数が今埌の䞍具合修正などで増える可胜性があるのが普通だからです。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "前提ずしお、1枚の郚品衚には、10個ずか20個のような数えやすい個数たでの郚品を掲茉すべきです。けっしお17個みたいな数えにくい個数を掲茉すべきではないのです。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "なお、もし远加郚品が必芁になった堎合、最埌の郚品衚の末尟に远加郚品の情報を远加しおいきたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "さお、事務甚品メヌカヌから、実際に業務甚ファむルが販売されおいたすので(事務甚品メヌカヌのキングゞム ずかアクスルずかの販売しおいるアレ。パむプホルダヌを通すダツ)、そういう業務甚ファむルに、その補品の蚭蚈関連の曞類をひずたずめにしたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "技術系䌁業では、そうやっお、たずめられた蚭蚈関連の曞類のこずを『蚭蚈図曞』(せっけい ずしょ)ず蚀いたす。䞻に土朚工事で䜿われる甚語ですが、じ぀は補造業でも『蚭蚈図曞』ずいう甚語は䜿われおいたす(ただし補造業では䌁業が非公開にしおいる)。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "蚭蚈図曞の䞭には、䜕皮類も曞類があるので、目次の曞類が必芁です。しかしペヌゞ数は倉動するので、蚭蚈図曞の目次では、ペヌゞ指定の必芁は無いです(そもそも䞍可胜)。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "どんな曞類が、その蚭蚈図曞に含たれおいるハズなのか、必ず明蚘した目次を䜜成し、蚭蚈図曞ファむルの目次に入れたしょう。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "もし蚭蚈図曞ファむルをパ゜コンでも管理する堎合、衚玙や目次が冒頭に来るようにするには", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "みたいにファむル名の冒頭を番号で管理するず、確実にそのファむル内の先頭に目次が来たす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "目次さえあれば、もし曞類の䞀郚を玛倱などが疑われる堎合に、確認が容易になりたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "たた、蚭蚈図曞の曞類の䞀郚をコピヌしお配垃するなどする堎合もあるので、そういった配垃曞類ずの混同を防ぐためにも、目次が必芁です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "『契玄曞』は、蚭蚈図曞に含めないのが䞀般的です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "『契玄曞』は、管理郚眲が違いたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "契玄曞を保管など管理するのは「営業」郚などの郚眲・課です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "いっぜう、蚭蚈図曞を保管など管理するのは、「蚭蚈」郚門などの技術系の郚眲・課です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "䞀般䌁業では、日報や週報などの報告曞ずは、蚭蚈図曞は別曞類です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "ただし、そもそも日報を曞かない䌁業も倚くありたす。補造業では、いちいち日報も週報も曞かないのが普通です。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "譊察や自衛隊など公安関係では、日報も曞くようですが。w:自衛隊日報問題", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "しかし、土朚建築では、䜜業日報をたずめるこずもあるようです。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "もし日報や週報を曞く堎合には、蚭蚈図曞ファむルには、日報は含めないようにしたす。日報や週報の保管には、別ファむルを䜜りたしょう。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "土建業界では、こういう、完成品に関するデヌタ䞀芧の「台垳」などの曞類を『完成図曞』(かんせい ずしょ)ずいっお、『蚭蚈図曞』ずは区別しおいたす。ですが、補造業ではそこたで区別しおいないので、予備知識ずしお甚語を聞いたこずあるくらいで良いでしょう。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "そもそも、補造業ず土建ずで『蚭蚈図曞』の甚語の意味すらも埮劙に違いたす。", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "", "title": "蚭蚈図曞ファむルずその目次" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "䌁業で、䜕らかの手順曞を曞くずき、履歎を残すのが普通です。", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "このため、こういった仕事の曞類には、著者や、著䜜・改蚂の日時(「改蚂日: 2018幎8月30日」)や改蚂者(「改蚂者: 山田倪郎」)などの履歎(りれき)も蚘茉する必芁もありたす。", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "のようになりたす。(䌁業では、こういうペヌゞのパ゜コンでの文曞管理は、゚クセルなどの衚圢匏デヌタになっおるのが普通。)", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "ただし、機械図面の履歎の管理に぀いおは、違いたす。䞊蚘のような゚クセル衚は、あくたで手順曞などの履歎の管理の方法です。", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "機械図面の履歎は、補図の蚘法に埓っお行いたす。なので、機械図面の履歎に぀いおぱクセルでは管理したせん。", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "", "title": "曞類の履歎の管理" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "システム的な図面を曞くずき、最䜎限必芁な郚品図や組立図の図面そのもののほかに、そのシステムの仕組みが分かる図面を曞いおください。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "曞かない䌚瀟もありたすが、そういう䌚瀟は技術力の䜎い䌚瀟、たたは今埌は技術力の䜎䞋する運呜なので、盞手をしないでください。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "たずえば電気電子回路で考えおみたしょう。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "たずえば、電子機噚に぀いおの図面で、回路玠子郚品が10000䞇個以䞊ある回路の図面で、抵抗やコンデンサやコむル、オペアンプやチップなどの配眮䜍眮だけを説明した図面だけがあったずしたしょう。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "たったくどこにも「ここら蟺の郚品は、電源モゞュヌルです。」ずか「そこは枩床蚈枬モゞュヌルです。」ずか「あそこは流量蚈枬モゞュヌルです。」ずか「こちらは(流量蚈枬ではなく)流量調敎モゞュヌルです。」の説明も無く、", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "単に「抵抗Aはここに配眮しおください。抵抗Bはそこに配眮しおください。抵抗Cはあそこに配眮し(以䞋略)」ずかの堎所の指瀺しかない配眮図しか無かったずしたら、どう思いたすか?", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "そんな配眮図面しか無い䌚瀟、勀めたくないですよね?", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "なぜ困るのかず蚀うず、もし最初の蚭蚈者が匕退したり転職したりするず、今埌は蚭蚈の(機胜远加などのための改修などの)曎新が䞍可胜になるからです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "機胜远加などをするには前提ずしお、どの郚品がどんな機胜をしおいるかの説明図が必芁だからです。もちろん、数千個や数䞇個すべおの郚品の機胜をひず぀ひず぀説明は䞍可胜ですし非効率ですが、せめお十数個くらいにはモゞュヌル分割しお説明するモゞュヌル説明図を䜜っおください。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "たしかに、説明ぬきの配眮図も必芁です。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "たた、回路によっおは、補造の際に電源モゞュヌルずか枩床蚈枬モゞュヌルずかを同時に補造しなければならない可胜性もありたすので、党モゞュヌル配眮の䞀䜓化した配眮図も必芁な堎合もありたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "実際の補造の段階では、説明はあいたいさの原因になるので邪魔で䞍芁ですので、配眮図では説明しないのは合理的です。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "ですが、だからずいっお、モゞュヌルそれぞれを説明した図面が無いのはダメです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "では、どうやっおモゞュヌル䜍眮の説明図を䜜るのでしょうか?", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "たず、組立お図ずは別に、モゞュヌル䜍眮のおおよその説明のための図面を䜜りたす。甚語が無いず䞍䟿なので、ずりあえず「モゞュヌル配眮説明図面」ず蚀いたしょう。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "右図のように、機胜ごずに砎線などで囲みたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "たずえば電源モゞュヌルなら、その電源モゞュヌルの堎所だけを砎線で囲み、その砎線の䞊にタブ欄を぀けお「電源モゞュヌル」ず曞きたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "同様に枩床蚈枬モゞュヌルに぀いおも同じモゞュヌル配眮図面の䞭で、枩床蚈枬モゞュヌルだけを砎線で囲み、タブを぀けお「枩床蚈枬モゞュヌル」ず曞きたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "以降も同様に、モゞュヌル配眮の説明図面の流量蚈枬モゞュヌルを砎線で囲み、タブを぀けお「流量調敎モゞュヌル」のようにしたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "こうしお、党モゞュヌルを説明したす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "だいたい、人間が数えられる皋床の数に、モゞュヌルの合蚈数を枛らしおください。(合蚈で、せいぜい十数個おいどたで。)", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "ひず぀のモゞュヌルの䞭に䜕癟個や䜕千個も郚品がある堎合には、同様に、あらたな郚品図面によっお、モゞュヌル分割しお説明しおいきたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "いたば、モゞュヌルの郚品図のようなものです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "こうしお、モゞュヌルをどんどん分割しおいき、そしお最終的に、垞識的に同業者の䞭堅゚ンゞニアおいどなら図面を読めば分かる皋床の詳しさになるたで、説明を分割しおいきたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "そしお右図のフリップフロップのフロヌ䟋ように、すべおの郚品および端子・入出力口が、なんらかのモゞュヌルに所属するようにモゞュヌル分割しおいきたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "もし別々のモゞュヌルの砎線どうしが近すぎるず芋づらいし別モゞュヌルずの混同の恐れがあるので、右図のように適床に距離をあけおください。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "このモゞュヌル名称を考えるずきに重芁な点ずしお、最終的な機胜をモゞュヌル名に぀けるこずです。けっしお、圢状や倚い郚品名をモゞュヌル名にすべきではない、ずいう事です。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "たずえば「クロック同期郚」ず呜名されおいたすが、蚭蚈に慣れおない人だず、ここの呜名を「AND郚」ずか「AND挔算郚」ずかにしおしたいがちです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "しかし、AND玠子が倚いこずくらい、芋れば孊生レベルでも分かるので、「AND挔算郚」みたいな呜名は䞍芁です。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "なんのためにAND挔算玠子を远加しおいるのかずいうず、その理由は「クロック信号がOFFの堎合は、けっしお入力信号を䌝達しない」ずいう目的であるので、そういった目的が分かるようなモゞュヌル名にしなければいけない、ずいうワケです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "なので、たずえば「クロック同期郚」ずか「クロックフィルタヌ郚」ずか、なんかそんな感じの名前になるハズです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "こう(「クロック同期郚」のように)機胜が分かるように呜名するこずで、たずえば、もし将来的に蚭蚈倉曎が必芁になったずきの、倧きなヒントになりたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "いっぜう、もし「AND挔算郚」みたいな呜名をしおも、将来の蚭蚈倉曎の事態には、あたり、(名前が)圹には立たない結果になっおしたいたす。;", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "同様に、「蚘憶保持郚」も、圢状は「たすき掛け」(ラッチ構造)であり、フィヌドバック配線がありたすが、だからずいっお、けっしおモゞュヌル名称を「ラッチ郚」ずか「ファヌドバック郚」ずかには、しないでおくべきです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "なんのために、たすき掛けみたいにしたりフィヌドバックおいるかずいうず、蚘憶を保持するのが目的なので、「蚘憶保持郚」ずか「蚘憶○○郚」みたいな感じの名前にすべきです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "䞀般䌁業では、䞋蚘の「フロヌ図 モゞュヌル解説」曞類は省略されたすが、できれば、さらに、別の曞類で", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "あるいは", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "のように解説曞類を䜜っおおけばもう、䞇党です。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "そもそも工業における「蚭蚈」ずいうのは本来、", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "なにか顧客などからの芁求事項があり、", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "そのあずにその芁求事項を解決するためのモゞュヌル構造を考えおいき、", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "そしお、自瀟の郜合の範囲内で、そのモゞュヌル構造に適した郚品を配眮しおいくわけです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "なので、どういった芁求を解決するためのモゞュヌルであるのかを、モゞュヌル名やモゞュヌル解説から読み取れるように、", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "呜名したり、解説曞類を䜜成する必芁がありたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "なので、䞊述の衚のように、おそらくですが、芁求事項の察応の解説欄ず、その他の技術的な留意事項(たずえば郚品遞定のさいの泚意事項など)の「備考」欄ずは、区別すべきでしょう。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "残念ながら日本でも䞊述のようなフロヌ図や解説曞類などの管理が出来おない䌚瀟が日本の倧䌁業にもあるず蚀われおいたすが、だずしたら悪い手本なので、マネしないでください。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "䟋ずしお、米囜のi-phoneなどの蚭蚈をしおいるアップル・コンピュヌタが、日本の郚品メヌカヌに芁求事項で「このコンデンサはもっず小さくできないか?」ず日䞭韓のメヌカヌにそれぞれ別々に質問したら、韓囜メヌカヌや䞭囜メヌカヌからは「これこれの技術的理由があっお、出来ないです。」ず具䜓的な説明が返っおくるのに、日本だけ「わからない。」ずいう返答が返っおくる、ずいう報道もされおいるずいう颚説もありたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "さお、電機電子の図面だけでなく、流䜓機噚などを蚭蚈する際も、配管の本数が䜕十本や䜕癟本あるいはそれ以䞊ず管の本数の倚い堎合には、そういう図面を䜜っおください。(組立図や郚品図ずは別に、远加でそういうモゞュヌル説明図面みたいなのを䜜りたす。)", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "䜕癟本も配管のある装眮では、どこのナニットが䜕をしおいるかずか、そういう図面が無いず困りたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "流䜓機噚メヌカヌの蚀っおいる「フロヌ図」ずは、そういうモゞュヌル説明図面の事です。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "けっしお、情報科孊で蚀うフロヌチャヌトのこずではないので、勘違いしないでください。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "重芁な点は、補品の補造のための郚品図や組立図ずいった䜜業指瀺のための図面ずは別に、「フロヌ図」のような参考のための図が、マトモな技術力の䌁業では存圚しおいるこずです。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "瀟䌚の底蟺の職業には、フロヌ図のような参考図を芋る機䌚が無いので、たったく孊校ではフロヌ図などは教育されおいない状況ですが、しかし䌁業では、フロヌ図などの参考図は蚭蚈図曞(せっけい ずしょ)に存圚しおいたす。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "けっしお「フロヌ図」だの「モゞュヌル」だのず蚀った単語の意味を暗蚘するこずではなく、(フロヌ図などの)参考図が蚭蚈図曞に含たれるべき事を理解しおください。", "title": "システム的な装眮の図面を曞くずき" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "品質怜査の蚘録は、これは蚭蚈図曞ずは別に、『品質蚘録台垳』などのような名称のファむルで保管する。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "品質蚘録台垳に぀いおは、䌁業ごずに倧きく曞匏が違うので、本wikiでは説明を省略する。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "職堎によっおは「品質管理台垳」あるいは「品質台垳」ずも蚀うかもしれない。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "なお、品質怜査での怜査の手法に぀いおは、事前に曞類ずしお手順曞(おじゅんしょ)を䜜成しお、怜査の具䜓的な手法ずその手順を明文化しおおく必芁がある。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "この手順曞は、台垳ずは別の曞類である。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "(ただし、现かな䜜業手順を公衚する必芁は無い。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "しかし、おおむね、どのような原理の怜査をしおいるかに぀いおは、事前に䟝頌者に公衚しおおく。なぜなら怜査方法にも、さたざたな科孊的手法があるからである。(たずえば硬さ詊隓でも、シャルピヌ詊隓だのロックりェル詊隓だの䜕皮類もの硬さ詊隓の科孊的手法があるのを習っおいるだろう。その皋床の原理を公衚すれば充分。) )", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "生産方法の䜜業手順曞ずは別に、怜査方法の䜜業手順曞も敎備しおおく。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "研究開発などはマニュアルでは行えないでしょう。しかし怜査業務は、研究開発ではないのです。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "なので、もし怜査員が勀務先の仕事ずしお、怜査業務そのものに関する研究などを行う仕事を䌚瀟から芁求された堎合には、远加の予算や人員などのヒト・モノ・カネを別途、䌚瀟に芁求したしょう。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "たた、なのかの怜査䞭には、けっしお研究的な未知の実隓をしないようにしたしょう。", "title": "品質管理の曞類" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "補造業などに䌝わる栌蚀ずしお、「マニュアルは先人の血で曞かれた文字である」ず蚀われおいたす。たずもな䌁業の工堎なら、歎史䞊に過去に起きた人呜が倱われる事故などを教蚓に、再発防止のために䜜業手順曞(マニュアル)などは䜜られおいたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "したがっお補造業では基本的に、けっしお、機転を利かす぀もりで手順をマニュアルに無いものに勝手に倉えおはいけたせん。もしどうしおも「マニュアルが実態に合わない」ず感じた堎合などは、先に䞊叞に盞談しおマニュアル内容の倉曎の手順などをずりたしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "䞖間にある仕事によっおは、マニュアルどおりに䜜業をしなくおも安党な業界もありたすが(そういう業界ではむしろ「マニュアルに瞛られるのは悪いこず」だず認識されるかもしれたせん)、しかし補造業はそういう業界ずは違いたす。補造業では人呜を守るためにマニュアルも守りたしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "䜜業マニュアルや怜査マニュアルなどは、どうやっお䜜るべきなのでしょうか。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "どんな皮類のマニュアルを䜜る堎合にも、ポむントずしお、安党察策を二重䞉重にする必芁がありたす。これを、(補造業にかぎらず)䞀般に「倚重防護」(たじゅう がうご)ず蚀いたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "2011幎の原発事故に関する安党管理のあり方の議論でも、「倚重防護」ずいう甚語があったので、゜レず同じような意味です。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "たずえば、工䜜機械を䜿っお出た切りくずを加工台から床に萜ずすずき、「小型ホりキを䜿っお切りくずを萜ずせ」ず蚀うマニュアルがありたすよね。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "ではなぜ、ホりキを䜿わなければいけないのでしょうか?", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "よく、「切りくずを、口で息を吹いお萜ずしおはいけない。」ずいいたすよね。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "息で吹いおはいけない理由は、切りくずが飛び散ったりしお目に入ったりするず危ないからです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "では、もし保護ゎヌグルをしおいれば、息で吹いおもむむのでしょうか?", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "もちろん、たずえ保護ゎヌグルをしおいおも、切りくずを息で吹いおはいけないですね。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "そう、このように、たずえ保護ゎヌグルをしおいおも、「切りくずを床に萜ずすずきは、かならず小型ホりキを静かに床に萜ずす」のを培底するのが倚重防護の䟋です。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "なぜ、こういう倚重防護の考え方でマニュアルを䜜るべきなのでしょうか?", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "理由は特に補造業では明瀺されおないですが、垞識的に考えるず、きっず䞋蚘のような理由でしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "たず、倚重防護の考えで䜜られたマニュアルは、いろんな職堎に応甚できるので、䜜成するマニュアルの個数が枛りたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "たずえば、いちいち「保護ゎヌグルのある職堎の堎合」ず「保護ゎヌグルの無い職堎の堎合」のように、マニュアル䜜成時にいちいち堎合わけをする必芁が無くなり、手䜜業の旋盀の堎合ならどんな職堎の堎合でも統䞀的に「切りくずを床に萜ずすずきは、かならず小型ホりキを静かに床に萜ずす」ず説明するだけで、説明が枈みたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "たた、耇雑な䜜業になるず、マニュアルは、のちに修正や远加などの改蚂などが必芁になりたす。そういった改蚂のさいにも、改蚂者が、いちいち堎合わけをしなくお枈むので、管理をしやすくなりたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "倚重防護の考えをしおいれば、自瀟グルヌプのほかの工堎などのマニュアルを䜜るさいにも、既存のマニュアルをほが既存のたたで流甚しやすくなりたすので、他工堎甚のマニュアル䜜成時の線集䜜業の手間が枛りたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "このように、倚重防護の考えでマニュアルを䜜っおおけば、いい事づくめ です。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "さお、䞖間では、どういうワケか、倚重防護の手法を嫌う、なんかアタマのヘンな人が時々いたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "たずえば、友人などのグルヌプで、お出かけをするずき、たずえば亀通費が電車賃で埀埩で最䜎900円、したい買い物の予定金額が10000くらいだったら、", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "最䜎でも持っおいくべき必芁な金額は 10900円ですが、しかし普通の感芚の人なら、「たあ、念のため○○円は䜙分にもっおいこう」ずか思っお、", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "たずえば最䜎でも 15000円くらいは甚意しおおきたすよね(できれば2䞇円以䞊は甚意するでしょう)。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "ずころが䞖間には、なぜか奜んでギリギリの10900円しか甚意したがらない、残念な人がいるのです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "しかも、こういう感芚の人にかぎっお、「自分は合理的である」、「自分はお金の蚈算が埗意だ」ずか、なんかヘンな自惚れた(うぬがれた)勘違いをしおいる事がよくありたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "どうやら、察策すべき優先順䜍の考えかたが、なんかヘンな人のようです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "「けっしお、もし手持ちの金額が少なくお、埅ち合わせ盞手や呚囲の人に迷惑をかけおしたうこずのないように、倧目に金をもっおいこう」ずいう配慮をするよりも、「自分は算数が埗意なんだ! そうアピヌルしよう!」ずいう芞人みたいな自己アピヌルを頌んでもいないのにアピヌルしたがる発想が脳内で優先しおいるずいう、なんかアタマのなかの物事の優先順䜍のヘンな人が、残念ながら倧人でも、ずきどきいるのです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 288, "tag": "p", "text": "埅ち合わせをする堎合などでも、たずえば午埌10時00分に埅ち合わせなら、普通は最䜎でも9時30分には珟地にもう到着するようにしおから、珟地で30分くらいヒマ朰しをするものです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 289, "tag": "p", "text": "ずころがアタマのオカシな人は、なぜか9時50分くらいに珟地到着しようずしたす。ひどい堎合は、9時55分に到着したがりたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 290, "tag": "p", "text": "しかし評論家には、こういう垞識を吊定する頭のヘンな人もいたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 291, "tag": "p", "text": "ですが、郚掻動を思い出したしょう。瀟䌚人の埅ち合わせなどの集合時刻に぀いおの信頌できる情報を埗たいなら、孊生時代に郚掻動で遠埁などした際の集合時刻などを思い出したしょう。郚掻が遠埁をしない郚だったり、あるいは垰宅郚な人は、友達に聞きたしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 292, "tag": "p", "text": "郚掻動には、こういう瀟䌚性の教育もあるので、できれば高校でも䜕らかの郚掻に所属するほうが埗です。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 293, "tag": "p", "text": "評論家には、䞭孊高校の郚掻動ですら通甚しなさそうな極端な考え方を䞻匵する瀟䌚性のあやしい倉わり者もいたりしお、そういう人でも商売の郜合なのか商業メディアなどで宣䌝されたす。たあ、そういったおかしな商業䞻矩の評論家の蚀説はけっしお真に受けないようにしたしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 294, "tag": "p", "text": "幎功序列の日本䌁業では、郚掻皋床の瀟䌚性もない、感芚のオカシむ人がたずえ䞊叞でも、なかなかクビになりたせん。(あるいは、もし他の甚事で忙しいなら、あらかじめそう連絡しおおくか、あるいは、可胜なら予定日を倉えおもらう等するのが垞識)", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 295, "tag": "p", "text": "もし就職先が、そういう感芚のオカシな䞊叞のいる䌚瀟なら、さっさず退職届を出しお、逃げ出したしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 296, "tag": "p", "text": "", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 297, "tag": "p", "text": "残念ながら日本では、䜜業マニュアルなどを䜜る堎合にも、コスト削枛やら圢匏的な䜜業スピヌド䞊昇のために、ひず぀でもミスをしたら事故に぀ながるようなギリギリの䜜業暙準を䜜るような、ヘンな䌚瀟のヘンな自称・『技術者』もいたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 298, "tag": "p", "text": "そういう䌁業でも、そこそこ倧䌁業だったりもしたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 299, "tag": "p", "text": "残念な人の曲解ですが『トペタ生産方匏』やら『かんばん方匏』ずいうのを䞉流の技術者(あたり「技術者」ず呌びたくないですが)は䜕か曲解しお、ギリギリの安党(倚重防護でない、しいおいうなら「䞀重防護」)の䜜業マニュアルなどを䜜ろうずする人も、残念ながら、そこそこ倧きい䌁業でも、いたりしたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 300, "tag": "p", "text": "もしかしたら、その業界じたいが腐っおいる堎合もありたすので、よく芳察しお、もし業界じたいが腐っおいたら、異業皮に転職したしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 301, "tag": "p", "text": "職業差別で悪いけど、2011幎の原発事故でさんざん「倚重防護」ず蚀われたのに、それでも頑な(かたくな)に「䞀重防護」を貫こうずする業界はもう、もう、その業界じたいの思考が腐っおいたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 302, "tag": "p", "text": "日本は民䞻䞻矩囜なので、このような人にも起業の自由があるし、その残念な瀟長の䞋でダンピング的に働きたがる劎働者にも、残念ながら、そういった自由があるのです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 303, "tag": "p", "text": "䞊述でも述べたしたが、マニュアルは、改蚂などが定期的に必芁です。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 304, "tag": "p", "text": "その際、前のマニュアルのどの郚分を残しお、どの郚分を倉えるかの参考資料になりそうな、別の曞類が必芁です。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 305, "tag": "p", "text": "なので、「ここでこういうふうに䜜業する理由は、○○○な理由のため。」ずいった資料を残しおおきたしょう。(残念ながら、これが出来おない䌚瀟も倚いですが。)", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 306, "tag": "p", "text": "もし、工業高校レベルを超える専門的な知識が「理由」の堎合なら、たずえ䞀般的な倧孊生~専門孊校生むけの専門曞を読めば理由が分かる垞識的な理由の堎合でも、どういった曞名の専門曞なのかくらい、明瀺しおおきたしょう。なんずいう曞名で、なんずいう著者で、なんずいう出版瀟か、くらいは最䜎限、理由資料には曞いおおきたしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 307, "tag": "p", "text": "なぜなら、埌茩や郚䞋などが、必ずしも自分ず同じ孊歎・経歎ずは、かぎらないからです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 308, "tag": "p", "text": "さすがに䞭孊校レベルのこずは理由の解説資料に曞く必芁は無いでしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 309, "tag": "p", "text": "たた、こういう、理由の解説資料ずマニュアル本䜓を照合しやすいようにするためもあり、マニュアル本䜓の偎にも文章だけでなく、さらにフロヌチャヌトで䜜業手順を瀺したしょう。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 310, "tag": "p", "text": "補造業や土朚など工業系にかぎらず、䞀般に仕事ずしお䜜業手順曞を曞く堎合は、フロヌチャヌトを䜵蚘するのが望たしいずされおいたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 311, "tag": "p", "text": "電気回路ずかのフロヌ図ではなく、情報科孊ずかで習うようなフロヌチャヌトです。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 312, "tag": "p", "text": "あの、フロヌチャヌトでも、䜜業手順や怜査手順を明瀺したす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 313, "tag": "p", "text": "必芁な手順説明ずしお、文章による䜜業手順ず、フロヌチャヌトによる説明ずの2皮類の説明が、䞡方ずも必芁です。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 314, "tag": "p", "text": "", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 315, "tag": "p", "text": "フロヌチャヌトがあるず、読み手の誀解の恐れもなくなりたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 316, "tag": "p", "text": "たた、フロヌチャヌトず本文ずで、盞互怜蚌できたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 317, "tag": "p", "text": "たた、こういった盞互怜蚌できるずいう長所そのものも、倚重防護に䞀圹かっおたす。", "title": "マニュアル類の䜜り方" }, { "paragraph_id": 318, "tag": "p", "text": "なお、䌁業においお、品質怜査の機噚は、倧䌁業でも、䞀般的な粟床の怜査機噚ず、数個だけ高粟床の「マスタヌ○○」ず蚀われる怜査機噚がある。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 319, "tag": "p", "text": "たずえば、ゲヌゞ怜査だったら、その䌚瀟の「マスタヌゲヌゞ」ずいうのが通垞の補造業なら、所有しおいる。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 320, "tag": "p", "text": "ゲヌゞ以倖の枬定機噚でも慣習的に「マスタヌゲヌゞ」ずいう堎合もある。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 321, "tag": "p", "text": "぀たり䌚瀟では、けっしお、すべおの怜査機噚がトップクラスの粟床なのではない。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 322, "tag": "p", "text": "怜査機噚そのものの異垞の無いこずも、なんらかの方法で定期的に怜査する必芁があるので、なので、䞀般の怜査機噚を、瀟内のマスタヌ機噚で怜査するのである。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 323, "tag": "p", "text": "マスタヌ機噚は、普段は䜿わずに、保管甚の䞈倫な箱に入れお暗所にマスタヌ機噚を保管しおおく必芁がある。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 324, "tag": "p", "text": "珟堎で普段䜿うのは、非マスタヌの機噚である。非マスタヌの機噚はよく䜿うので、しだいに劣化しおいく可胜性がある。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 325, "tag": "p", "text": "", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 326, "tag": "p", "text": "そしお、そのマスタヌの怜査機噚は、定期的に、怜査機噚を補造しおいる専門䌁業などに発泚をしお、マスタヌの怜査をしおもらうのが、通垞の方法である。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 327, "tag": "p", "text": "ただし、これは倧䌁業などの堎合であるので、䞭小零现䌁業は圓おはたらないかもしれない。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 328, "tag": "p", "text": "", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 329, "tag": "p", "text": "たた、䌚瀟の枬定機噚は、マスタヌ枬定噚も非マスタヌ枬定噚も、すべお瀟内の専甚の台垳(『蚈枬噚管理台垳』のような名称の台垳)に登録しおおく必芁がある。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 330, "tag": "p", "text": "校正方法も、䜜業手順曞などの暙準曞を䜜っお、校正方法を明確化しなければいけない。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 331, "tag": "p", "text": "枬定噚の管理者・管理郚庶も明確化しなければならない。", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 332, "tag": "p", "text": "", "title": "マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚" }, { "paragraph_id": 333, "tag": "p", "text": "土朚建築の業界には、業界党䜓の、さたざたな䜜業における具䜓的的方法のガむドラむンがあり、土建業界では「共通仕様曞」ず蚀われおおり、建築孊䌚などの孊䌚や公的機関が発行しおいる䜜業の際の準拠すべき芏栌曞が(土建業界には)ありたす。", "title": "機械工業の業界に無い芏栌曞" }, { "paragraph_id": 334, "tag": "p", "text": "しかし、機械工業の業界には、そのような機械業界党䜓のガむドラむンは無い状態です。(ただし、機械工業の䞭の個別の業界には、業界団䜓の発行するガむドラむンの存圚する堎合もある)", "title": "機械工業の業界に無い芏栌曞" }, { "paragraph_id": 335, "tag": "p", "text": "機械工業にもJISの芏栌曞は存圚したすが、JIS芏栌曞では原則的に、䜜業方法の指瀺などは曞かれないのが普通です。JIS芏栌曞は䞻に、甚語の定矩などを明蚀するこずによっお(文字だけの説明にかぎらず、堎合によっおはグラフや数衚などもJIS芏栌曞に蚘茉するこずにより)、技術者どうしの情報亀換のさいの解釈にあいたいさを無くすための手助けをする芏栌曞がJIS芏栌曞です。", "title": "機械工業の業界に無い芏栌曞" }, { "paragraph_id": 336, "tag": "p", "text": "そういう事情もあっおか、ずもかくJIS芏栌曞では、少なくずも機械分野では、䜜業方法のガむドラむン的な説明はたず、無い状態です。", "title": "機械工業の業界に無い芏栌曞" } ]
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{{substub}} :※ 実教出版の怜定教科曞に、『蚭蚈の芁点』ずいう単元があるので、その内容をこのペヌゞの䞀郚に蚘茉したす。 :぀いでに、就職埌に䜿いそうな知識を、いろいろず曞きたす。 == ※ ↓ここから範囲倖 == {{独自研究の可胜性}} == 蚭蚈ず生産の流れの抂芁<br>== たず、蚭蚈ずは別に、事前に研究開発などを行っおおきたす。 補造業の機械「蚭蚈」の堎合、詊䜜を䜎コストの別材料やミニチュアなどの利甚は、通垞はしたせん。もし別材料やミニチュアなどでの詊䜜が必芁な堎合、それは機械「蚭蚈」ではなく「研究開発」ずしお、補造業では別工皋ずしお扱いたす。 補造業の機械蚭蚈での「詊䜜」は、予定する補品ず同じ材質、同じサむズなど、同条件で詊䜜の実隓を行いたす。なぜなら、詊䜜の品質を実務レベルでテストを芏定回数しお問題なければ、そのたた補品に採甚するからです。なので、蚭蚈での詊䜜を量産品に採甚しおも問題ないよう、事前に研究などでの実隓や技術怜蚌は枈たせおおきたす。 補造業の堎合、量産化などにコストが莫倧に掛かるので、量産化の前に十分に「詊䜜品」の性胜を䞊げ、たた詊䜜品の品質を怜蚌しおおきたす。このため、詊䜜品の品質は、補品レベルを目指したす。 なので、もしちょっずしたアむデアの怜蚌実隓をしたいだけの堎合は、蚭蚈以倖の「研究開発」郚門などの工皋で行っおください。 さお、機械蚭蚈における蚭蚈ず生産の倧たかな流れは、䞀䟋ずしお以䞋のようになるでしょう䌚瀟によっお倚少は流れや順序が違うので、暗蚘の必芁は無い。各䜜業の理由を理解しおほしい。 # 芁件定矩<br>最初に、補品の芁件を決定したす。これには、補品の機胜、倧たかな性胜、寿呜、コスト、サむズ、重量などが含たれたす。芁件を明確にするこずで、補品の目的や蚭蚈の方向性が明確になりたす。 # 蚭蚈<br>芁件定矩を元に、'''構想図'''を曞くこずで、補品の蚭蚈のずっかかりずしたす。この段階ですでに、倧たかに補品の圢状、寞法、材料、構造、仕組み、郚品構成、制埡システムなどを決めたす。たた、この段階で基本的には CADコンピュヌタ支揎蚭蚈゜フトりェアを䜿い始めたす。構想図は、基本的には倖芳図になり、補品党䜓の倖芳図および䞭栞郚品の倖芳図になる堎合が倚いかず思いたすただ詳现蚭蚈をしおいないので、寞法や公差などは決定できたせん。構想図を曞いたら、䞊叞や怜図者に芋せたす。構想図の段階では、図面は数枚皋床です。ただ各郚品の蚭蚈図は描きたせん瀟長などに構想図を芋せおいないので。 # デザむンレビュヌ蚭蚈審査<br>構想図を完成させたら、それを倧たかな䌚瀟内などで盞互評䟡デザむンレビュヌ 回目し、構想に問題ないかを怜蚎したす。構想を決める段階なので、蚭蚈課だけでなく営業の郚課長や瀟長や研究開発郚長などを亀える可胜性もありたす。この際、構想に新芏技術の投入などがあれば、事前にその新芏技術を怜蚌した実隓の詊隓結果も発衚したす。たた、審査者の立堎からすれば、詊隓結果の無い技術に぀いおは構想者らに詊隓の実斜ず報告を芁求する必芁がありたす。構想図だけでなく実蚌詊隓の結果も芋぀぀、構想図の段階でのレビュヌでは、構想の劥圓性や改善点を怜蚎し、問題があれば修正したす。 # 詳现蚭蚈<br>構想図デザむンレビュヌで合栌した構造図をもずに、実際の蚭蚈にずっかかり、採甚する郚品や寞法など、具䜓的に決めおいき、その決定内容を図面で図瀺したす。もし蚭蚈䞭に、前提になっおいる構想図に欠陥が芋぀かった堎合、䞊叞などにその旚を報告しお、修正の指瀺をもらいたす。図面は描くだけでなく、怜図者に芋せお、少なくずも蚘法が間違っおないか等を確認をしたす'''怜図'''。 # デザむンレビュヌ 第2回目<br>詳现蚭蚈の図面をデザむンレビュヌに掛け、郚眲内で問題点などの無いこずを調べるために盞互評䟡しあいたす。もし修正の必芁な個所が芋぀かれば、埌日に修正埌、䞊叞などに再提出したす。 # 詊䜜<br>怜図枈みの詳现蚭蚈のデザむンレビュヌず修正が終わったら、蚭蚈図に基づいお詊䜜品を䜜りたす。この堎合も、粟床や材質など補品レベルで䜜りたすもし問題なければそのたた採甚するので。詊䜜品は、補品の圢状や機胜を確認するために䜿われたす。詊䜜品に問題があれば、蚭蚈の改善を行っお再び詊䜜しおテストしたす。この段階で、基本的には完成品レベルの評䟡や怜蚌を行いたす䜕床も蚀いたすが、問題なければ補品に採甚するので。詊䜜の評䟡では、補品が芁件を満たしおいるかどうかも怜蚌し、必芁に応じお改善や再床のデザむンレビュヌなどを行いたす。 # 生産化<br>量産品を䜜ろうずしおいる堎合なら、詊䜜品の確認が終わったら、量産を詊隓的に開始したす。生産には、補品の郚品や材料を調達し、補造工皋を決定し、補造ラむンを組み立お、補品を生産したす。生産には、品質管理や品質怜査が重芁な圹割を果たしたす。もし䜜ろうずしおいるものが䞀品モノで詊䜜以䞊に远加生産する必芁が無い堎合はたずえば生産蚭備そのものの補造で、ありうる、䞊蚘の完成した詊䜜をそのたた補品ずしお採甚し、次の評䟡に進む # 怜査<br>量産品の補品が完成したら、その性胜や品質を統蚈的な方法で怜査したす。もし怜査で異垞が芋぀かれば、それは生産ラむンなどに異垞がある蚌拠なので、ラむンの䞍具合を修正したす。怜査で䞍具合が芋぀からなければ、量産を本栌化したす。以䞊 以䞊が、機械蚭蚈における蚭蚈ず生産の、倧たかな流れの䞀䟋です。蚭蚈ず生産は、基本的に連携しお行うこずになりたす。生産郚門ずのやりずりをするのも蚭蚈゚ンゞニアの仕事です。 ほか、今埌、客先などで新たに発芋された䞍具合の改善もありいわゆる「リコヌル」、ほか、生産ラむンの改善なども求められたすが、ずりあえずは䞊蚘のような流れになるかず思いたす。 :※ 「機械工孊」ではあたり「芁件定矩」ずいう蚀葉は甚いないのですがよくIT系で甚いたす、流れは基本的に䞊蚘の通りですので、このペヌゞでは䟿宜䞊「芁件定矩」ずいう蚀葉を甚いたす。 構想図のこずを俗ぞくに「ポンチ絵」ずも蚀いたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P41</ref><ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P7</ref>。 構想図は、蚀葉ではなく、絵図面で良いを基本に提瀺したす。絵にするこずで、あいたいだった自分の考えが敎理されお、たずたっおいくからです<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P53</ref>。 たた、構想図にも、衚題、蚭蚈者の名前、日付、などを忘れないようにしたしょう<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P54</ref>。 構想図ずは別に、䌁画曞などで、その補品の甚途や機胜など<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P79</ref>、意矩、倧たかな予算、倧たかな必芁な蚭備、倧たかな予想人員、倧たかな補䜜期限や期間、などを提瀺したす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P47</ref>。䌁画者本人の脳内では圓然であっおも、他人は䌁画者ではなく、䌁画者の脳内を知りようが無いので。芁するに、いわゆる「人・物・金」ひず・もの・かねです。 想定する客局がどういった局なのかを「タヌゲット」ず蚀う堎合もありたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P85</ref>。 その客局が、䞻にどういった甚途で䜿うだろうかずいった想定を「ナヌスケヌス」ず蚀いたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P84</ref>。 ナヌスケヌスに぀いおは、䌁画でのナヌスケヌスずは別に、構想蚭蚈の段階でさらに詳现なナヌスケヌスを曞きだしおいく必芁がありたす。想定するメンテナンス方法なども、構想蚭蚈におけるナヌスケヌスの蚭定においお、曞き出さなければなりたせん<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P91</ref>。 機械蚭蚈の堎合、ナヌスケヌスの説明でも、簡易かんいな絵でいいので、絵もあるのが望たしいです。蚀葉ず絵でナヌスケヌスを衚出しおいきたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P94</ref>。 ただし、回路蚭蚈や゜フトりェア蚭蚈の堎合、絵で説明するのは難しいかもしれたせん。 ナヌスケヌスの説明は、埓来の䌝統的な日本の蚭蚈では省略されおいる堎合も倚々あったのが実情でしたが、しかしナヌスケヌスの情報が無いず技術などの継承けいしょうに困るので、今埌はナヌスケヌスに぀いおも曞類を残したしょう<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P96</ref>。 畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』だず詳现なナヌスケヌスの䞀芧衚がありたすが、そこたで描かなくおも、ずりあえずナヌスケヌスが䜕も曞かれおないよりかは、簡易な説明ず絵の曞類で良いのでナヌスケヌスを曞類ずしお残すほうがマシです。 図面のものを実際に生産させるために生産郚門や倖泚郚門などに手配するこずを「出図」しゅ぀ずず蚀いたす。出図するず実費が発生するので、出図するより先にデザむンレビュヌDesign Review、略称DRずいう図面の怜査<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P58</ref>を行いたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P42</ref>。 蚭蚈の工皋に぀いお、ポむントは、 * 「蚭蚈」の段階で暡玢「ここを倉えたらどうなるだろう」的なのは行いたせん。暡玢が必芁なら、事前に研究開発などで行っおおいおください。 * 構想は、文章だけでなく、必ず図面にしお、瀟長などに確認を取るので、よっお「構想図」が必芁です。文章だけだず人によっお解釈のブレがあるので、トラブルに぀ながりたす。図面的な構想図があるうえでなら、補助的に数枚おいどの文曞やらプレれン画像やら資料などがあっおも構いたせん。 * 構想図の詳しさは、CIM モデル詳现床 200 くらいで十分です。なお、モデル詳现床に぀いおは、土朚系に぀いお調べおください。たずえば[https://www.mlit.go.jp/tec/it/pdf/guide01.pdf 囜土亀通省『CIM 導入ガむドラむン案』]。土朚系では「詳现床レベル」 LOD 、Level Of DetailもしくはLevel Of Development、ずいう考え方です。 * 構想図のデザむンレビュヌは、瀟長や営業郚課長などを亀える可胜性があるので、枚数は数枚おいどに収める必芁がありたすたたは事前に瀟長などに、完成した構想図を芋せお、おおよその蚱可を取る。構想図の段階では基本的に郚品の蚭蚈は行いたせんせいぜい䞭栞郚品の1぀か2぀を、少し図面を曞いお説明するくらい。もし構想図が䜕十枚もある堎合、構想の立お方が間違っおいたすので、蚭蚈プロセスを芋盎しお構想図が数枚おいどに収たるように改善しおください。 * 構想の劥圓性を説明するのが構想図段階でのデザむンレビュヌの目的なので、資料ずしお補助的に、取匕先のメヌルずか各皮の統蚈資料などが数枚皋床なら、あっおも構いたせん。ですが、構想図が、基本的には必ず必芁です。 * 構想図より以降の図面は、補品に採甚される可胜性のある蚭蚈図面なので、怜図が必ず必芁である。修正のたびにも怜図が必芁である。 * 補造業の蚭蚈における「詊䜜」は、量産以倖の芁玠に぀いおは完成品レベルで行う。もし完成品レベルで詊䜜をしたくない・できない堎合は、そもそも蚭蚈プロセスには茉せおはならず、研究開発など別プロセスずしおの「詊䜜」を行うべきである。 * 䞊蚘のように、補造業の「蚭蚈」ずは、生産・量産の盎前の、生産郚門が「どうやっお䜜ろうか」を考えるのに専念するための、蚭蚈ずは具䜓的な補品の寞法・公差などの誀差レベルの決定たでをも含む仕様決定である蚭蚈郚門が仕様を決定する。「どうやっお䜜るか」ずいう生産手法に぀いおは生産郚門などずの打ち合わせで基本的には生産郚門の䞻導で決めおいくし、そもそも生産郚門のほうが䜜り方には詳しい。たた図面的にも、JIS蚘法的な蚭蚈図には「どうやっお䜜るか」は蚘法的にも普通は曞けない。もし生産䞊の知識が蚭蚈にも必芁な補品の堎合でも、生産マンに盞談をするのは構わないがただし事前に生産郚長などに蚱可を取り、手短かに、しかし蚭蚈の仕様決定は必ず蚭蚈郚門が行うこずになり、たずえ新人の蚭蚈マンの堎合でも代理ずしお蚭蚈郚門の郚課長などが決定する事になる。 ※ もし生産マンにベテラン蚭蚈マンでも長期の盞談が必芁な堎合、そもそも研究開発などの事前の段階で生産マンずの長期の盞談を行うべきであろう。 * もし「どうやっお䜜るか」ずいう情報の曞類を残したいなら、蚭蚈図ずは分けお、別の文曞になる。目的ず手段が混同しないよう、曞類を分ける必芁がある。 組立図くみたおずを曞く時期は、郚品図ができた埌になりたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P37</ref>。 蚭蚈図曞せっけいずしょなどでは、組立図が郚品の目次を兌ねるなどする堎合も倚いので、補䜜者の芖点では郚品図よりも先に組立図を芋る堎合が倚いですが、しかし埀々にしお実際の蚭蚈の順序はそれずは違っおいたす。 「郚品図」が、実際に補䜜者が郚品を぀くるための補䜜指瀺曞になりたすので、郚品図では補䜜者が迷いや誀解を生じないように具䜓的に寞法などの必芁な情報を曞かなければならない<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P65</ref>。 たた、1枚の郚品図には、1個の郚品が察応したす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P65</ref>。1枚の郚品図に耇数皮の郚品が掲茉されおいるず、混乱の原因になりたす。この、1枚の指瀺曞が1぀の郚品に察応しおいるこずをビゞネス甚語で「䞀品䞀葉」いっぎん いちようず蚀いたす。 組立図は、けっしお単に組み立おた結果の圢状だけを曞くのではなく、さらに :党䜓寞法、占有空間、配線、配線空間、メンテナンスゟヌン、 :ほかの機械ずの境界郚分の寞法、公差、はめあい、材質などこれらをたずめお「取り合い」ずいう :すべおの郚品番号、 などが必芁です<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P68</ref>。 「メンテナンスゟヌン」ずいうのが䜕なのか、ネット怜玢では出おこず、参考文献を読んでも詳しくは曞いおたせんでした。 䞀般的に、動くものを曞く堎合、圢状だけでなく、さらに、䜜業者などが立ち入れる゚リアを図面䞊に指瀺したす。その゚リア内には、絶察に装眮が来ないようにしないずいけたせん。 ほか、可動郚のある装眮に぀いおは、可動範囲を図瀺する必芁もあり、想像線などで図瀺したす。 デザむンレビュヌの際、䞋蚘のような項目をレビュヌしたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P333</ref>。たた、蚭蚈時にも、䞋蚘のような項目に気を付ける必芁がありたす。 :安党性などに問題が無いこず。これが最も重芁<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P333</ref> :基本仕様を満たしおいるこず。たた、その基本仕様を怜査できる方法があるこず。<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P320</ref> :可動郚のある装眮の堎合など、郚品どうしが干枉しおいないこず。 :賌入郚品の取り合い寞法がカタログの内容ず䞀臎しおいるこず。 :組み立お・分解できるこず。 :工具が入るスペヌスがあるこず :枬定噚が必芁な個所にその枬定噚が入るこず<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P319</ref> :治具が補造に必芁な堎合、治具の取り付けが可胜な蚭蚈であるこず。<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P317</ref> 新人や孊生の蚭蚈ミスで、ねじ回しのスペヌスが無い蚭蚈ミスずいう話は、よくありたす。しかし、さらに枬定噚や治具などのスペヌスも忘れずに、気を付けお蚭蚈する必芁がありたす。 たた、賌入郚品に぀いおカタログに情報の無い寞法に぀いおは、たずえ賌入郚品の珟物などで寞法を確認しおも、決しおそれを前提に蚭蚈しおはいけたせん。なぜなら、将来的にその寞法が倉曎されるなどの可胜性があるし、メヌカヌからはなんの保蚌もされおいたせん。 なお、補䜜郚品に぀いお、たずえば板材の板厚など、玠圢材の寞法は飛び飛びであるので、それを考慮しお蚭蚈する必芁がある。たずえば、もし図面で 3.5mm の板を指定するず、実際には板厚 4.0mm の板材を0.5mm 削るこずになる<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P374</ref>。 ふ぀う、玠圢材の寞法は、キリのいい数字になっおいるこずが倚い。 ほか、実務では䌚瀟のCADは蚭蚈課などでは統䞀するこずになりたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P61</ref>。芪䌚瀟や倧手取匕先などずCADを統䞀するなどする堎合もありたす。 {{コラム|「蚭蚈」「デザむン」ず「Design」|2=「蚭蚈」は日本語で、補品や建築物、システムなどを蚈画するプロセスを指したす。蚭蚈には、様々な芁玠が含たれ、機胜性や耐久性、矎孊などを考慮しお、蚭蚈図や詳现な仕様曞を䜜成するこずが䞀般的です。 「デザむン」も日本語で䜿われたすが、英語の「Design」ず同じように、補品、グラフィック、Webなどの分野においお、圢状、色、玠材、テキストなどの芁玠を組み合わせお、矎しく機胜的なものを創造するこずを指したす。 英語の「Design」は、広範な意味を持ち、補品の蚭蚈だけでなく、ビゞュアルデザむンやむンタラクションデザむンなどの分野も含みたす。たた、蚭蚈やデザむンには、デザむンプロセスやツヌル、技術、メ゜ッドなども含たれたす。 総じお蚀えるこずは、日本語の「蚭蚈」ず「デザむン」、英語の「Design」は、䌌おいるが埮劙に異なるニュアンスを持ち、文脈によっお意味が倉わるこずがあるずいうこずです。 }} ↑ このコラムを曞いた人は、䌚瀟でデザむンレビュヌずかしたこずない知識階局なのでしょう。行政府などのグランドデザむンずか読んだこずもない知識階局なのでしょう。 == CAD、CAM、CAE、PDMずは == CAD、CAM、CAE、PDMずいう蚀葉を聞いたこずがありたすかこれらは、コンピュヌタ支揎蚭蚈・補造・解析の頭文字をずった甚語で、それぞれどのような意味を持぀のか玹介したす。たた、補品デヌタ管理のためのPDMに぀いおも觊れおいきたす。 これらの抂念を理解するこずで、テクノロゞヌが蚭蚈ず補造のプロセスにどのような革呜をもたらしおいるのかを知るこずができたす。 CADComputer-Aided Designは、機械蚭蚈に䞍可欠なツヌルの䞀぀であり、物理モデルを䜜成し、修正し、最適化するこずができたす。CADは、パヌ゜ナルコンピュヌタの普及により䞀般の蚭蚈者にも利甚されるようになり、2Dたたは3Dの蚭蚈に䜿甚できたす。最近のCAD゜フトりェアでは、AIや機械孊習を䜿甚しお、蚭蚈プロセスを自動化する機胜が远加されおいたす。 CAMComputer-Aided Manufacturingは、CADで蚭蚈された郚品や補品の情報を元に、NCプログラムを䜜成し、機械加工や3Dプリンタヌなどの補造装眮に入力し、自動的に補造するための指瀺を䞎えたす。CAMシステムは、切削加工や穎あけ、曲げ、刻印、溶接などのさたざたな補造プロセスをサポヌトし、材料の最適配眮や切削工具の最適遞択などの最適化機胜も備えおいたす。CAMを䜿甚するこずにより、生産性が向䞊し、補品の品質が向䞊したすが、高床な技術が必芁であるため、NCプログラミングの知識やCAD / CAM゜フトりェアの操䜜方法、材料や切削条件、工具遞択などの知識が必芁です。 CAEComputer-Aided Engineeringは、コンピュヌタを䜿甚しお機械蚭蚈の解析や評䟡を行う技術であり、材料の匷床や応力、振動などを解析し、蚭蚈の正確性を確保するこずができたす。CAEシステムは、CADやCAMず組み合わせお䜿甚するこずで、機械蚭蚈の党䜓像を俯瞰し、補品の蚭蚈から補造、テストたでのプロセスを䞀元管理するこずができたす。 PDMProduct Data Managementは、補品デヌタを管理するための゜フトりェアで、CADず統合され、補品蚭蚈に必芁なデヌタを䞀元管理し、必芁なずきに正確か぀迅速にアクセスできるようにしたす。たた、蚭蚈倉曎の管理、補品文曞の管理、補品仕様の管理、補造工皋の管理など、蚭蚈・開発プロセス党䜓をサポヌトするための機胜を提䟛したす。 {{コラム|蚭蚈・補図のコンピュヌタ支揎の歎史|2=蚭蚈・補図のコンピュヌタ支揎の歎史は、1960幎代に始たりたした。最初にCADComputer-Aided Designシステムが開発され、コンピュヌタを䜿甚しお蚭蚈や補図の䜜業を効率化するこずが可胜になりたした。 最初のCADシステムは、䞻に航空機や自動車産業などの倧芏暡なプロゞェクトで䜿甚されおいたした。これらのシステムは、2Dの図面を䜜成するこずができたしたが、3Dの蚭蚈は困難でした。 1980幎代に入るず、コンピュヌタの性胜が向䞊し、3D蚭蚈の䜜業が可胜になりたした。たた、CAD゜フトりェアの利甚も広がり、より倚くの業界で䜿甚されるようになりたした。 1990幎代には、より高床なCAD゜フトりェアが開発され、蚭蚈者はより耇雑なモデルを䜜成するこずができるようになりたした。たた、CAD゜フトりェアは、建築や土朚工孊などの分野でも広く䜿甚されるようになりたした。 2000幎代に入るず、むンタヌネットの普及により、CAD゜フトりェアはオンラむンで利甚可胜になりたした。たた、クラりドベヌスのCAD゜フトりェアも登堎し、より柔軟な䜜業環境を提䟛するようになりたした。 珟圚では、CAD゜フトりェアは、倚くの業界で䞍可欠なツヌルずなっおおり、デゞタル技術の進歩により、より高床な蚭蚈・補図が可胜になっおいたす。 }} == CAD補図の抂芁 == 怜定教科曞『機械蚭蚈』には、次のようなCADの話題も茉っおいたす。『補図』の怜定教科曞のほうにも曞いおある話題ですが、wikibooksの補図教科曞が未完成なら、䟿宜䞊、こちら機械蚭蚈のほうで説明したす。、 さお、補図゜フトであるCADには、 :補図法にのっずった2次元的な図を描く 2次元CAD ず、 いっぜう、 :3D-CGのように立䜓的に蚭蚈できる3次元CAD ずがある。 3次元キャドだず、郚品の干枉チェックが自動的に出来たりなどずシミュレヌションの機胜もそなわっおおり、高性胜ではある。※ 怜定教科曞で蚀っおるキャドの干枉チェックうんぬんは、実際は3次元キャド限定の機胜。 :※ このように3次元キャドは高性胜ではあるが、しかし䟡栌がかなり高い。 :盞堎では、2次元キャドが数十䞇円で買えるのに、3次元キャドは数癟䞇円ごえが普通である。ただし2005幎ごろの盞堎なので、珟代では现かな倀段は倉わっおる可胜性もある。ずもかく、3次元キャドは高い。 :あず、3次元キャドは、ただ芏栌があたり敎理されおいない。孊校工業高校や工業系の倧孊で習う図面の芏栌も、䞻に2次元甚のものである。 ;倧たかな原理 さお、3次元キャドでは、物䜓デヌタを立䜓ずしお内郚凊理する必芁がある。そういう立䜓モデル方匏「゜リッドモデル」ずいうで内郚凊理しおいない方匏だず、重量を求めたりなどの物理蚈算ができない。 工業甚でないゲヌム業界やアニメ業界などの甚途の3D-CG゜フトなどだず、立䜓モデルではなく面モデルで凊理しおいるものもある。 面モデル方匏「サヌフェスモデル」ずいうは、䞭身が空掞であるが、ひきかえに長所ずしお凊理速床が速いので、ゲヌム甚途やアニメ産業甚途などではサヌフェスモデルにも利点はある。しかし工業甚途ずしおは、サヌフェスモデルは、やや䞍䟿である。 なお、針金で線を぀ないだように衚す方匏は「ワむダヌフレヌム」方匏ずいう。描画速床だけなら、ワむダヌモデルなら情報量が少ないので、ワむダヌモデルも描画が玠早い。 こういった3Dデヌタの内郚凊理のしかたのモデル方匏の皮類のこずを、幟䜕モデルきかモデル、geometric modelずいう。 ぀たり、幟䜕モデルには、぀ぎの3皮類がある。 :ワむダヌフレヌムモデル、 :サヌフェスモデル、 :゜リッドモデル、 の3皮が幟䜕モデルである。 3次元キャドは高性胜だが、実際には3次元キャドだけで蚭蚈するのではなく、蚭蚈䞊の泚釈や蚭蚈意図などを曞き加えるために二次元キャドを䜵甚するこずもある。※ 怜定教科曞がそう蚀っおいる。 :※ 取匕先の䞭小零现䌁業が、高䟡な3次元キャドを保有しお無い堎合もあるので、補䜜図は2次元キャドで曞くのが䞀般的。 ※ 怜定教科曞でも、理由は述べおないが、補䜜図は次元キャドで曞くのが䞀般的だず怜定教科曞で蚀っおいる。 3次元キャドは、干枉チェックの機胜もあるので、郚品が倚いなどの耇雑な補品の、組立お図などで甚いられる堎合がある。※ 怜定教科曞もそう蚀っおいる。 芁するに、 :2次元キャドは補䜜図に向いおいる。 :3次元キャドは組立お図に向いおいる。 なお、組立お工皋のこずを英語で「アセンブリヌ(assembly)」ずいう。 :※ パ゜コンのアセンブリ蚀語ずは無関係なので、混同しないように。 さお、䞖間のビゞネス評論では玙を䜿わない仕事が耒められおいるが、いたのずころキャド゜フトには、プリンタやプロッタなどの印刷出力装眮ぞの出力機胜が぀いおいる。 2次元キャドで曞き䞊げた図面は、ハヌドディスク瀟内サヌバヌのハヌドディスクなどに保存した䞊で、印刷出力しお玙でも保管するのが䞀般的である。※ 怜定教科曞でも、印刷に぀いお、若干、ふれおいる。2次元キャドに限定しおいないが、補造業の慣習ずしお、通垞、2次元キャドによっお䜜成した図面デヌタの保管方法である。 == 枬定ず蚭蚈 == 枬定できないものは蚭蚈できたせん。これは蚭蚈にも圱響を及がしたす。 枬定噚で枬定できないような圢状、たずえば深くお小さくお高粟床の穎やヘコミの圢状をも぀補品のアむデアは、補造が䞍可胜です<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P319</ref>。 ドリルやバむスなどの切削工具が入るか、ネゞ回しが入るかたでは気を぀かえる新人蚭蚈者は倚いのですが、枬定機噚たでは気が付かない新人も倚いものです。 CAD䞊だず、珟実では補造䞍可胜な蚭蚈図でも曞けおしたうので、蚭蚈者が補造の実珟性に気を付ける必芁がありたす。 ;性胜詊隓できない機胜は、仕様にできない 耐久詊隓などの性胜詊隓による怜蚌ができない機胜を、䌁画などで提案しおはいけたせんし、仕様にしおもいけたせん。性胜詊隓できない機胜を、決しお仕様にしおはいけたせん<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P320</ref>。 たた、新しい機胜を考えた堎合、埀々にしお、新しい詊隓方法ごず開発する必芁があったりしたす<ref>畑村掋倪郎 線著『実際の蚭蚈 新蚂新版』、日刊工業新聞瀟、2023幎4月14日 改蚂新版 第12刷 発行、P321</ref>。そのような詊隓方法の開発ごず、補品開発の工皋の䞀郚ずしお組み蟌たれたす。 == そもそも知胜劎働の珟堎での䜜成工皋は == === たず完成予想図を枡す === 孊生は䌁業瀟䌚を知らないず思うので説明したすが、補造業にかぎらずIT業界なども含む技術系の業界で、蚭蚈から生産たでの流れがどういう工皋で行われおいるか、説明したす。 たず、なにかの蚭蚈図では、具䜓的な生産方法は指瀺したせん。たずえば、どう組み立おるかずかは䞀切、そういう事に぀いおは『蚭蚈図』では指瀺したせん。 よほど特殊な組み立お技術が必芁な補品の堎合でも、『蚭蚈図』ずは別途、『組み立おマニュアル』みたい曞類を䜜ったりしお、曞類を区別したす。 :※ 䞀般に技術系の䌁業では、特泚品や䞀品モノなどの䜜業指瀺の際、完成予想図を枡しお「この通りに䜜っおおいおください」みたいな指瀺で䜜業指瀺を出す。けっしお、「完成予想図」以倖に、いちいち他の曞類ずしお「䜜業指瀺曞」ずかがあるワケではないのが普通。 :デゞタルデヌタのコピヌでなく、たずえば自動車の生産のように物理的に生産ラむンで倧量生産する補品ではないかぎり、いちいち生産ラむンの図面や末端䜜業員のための䜜業マニュアル䜜業手順曞などは甚意しないのが普通だずいわれおいるのが、補造業などでの慣習ただしトペタずかホンダずかが生産ノりハりを非公開にしおいるので、あくたで䌝聞であり真盞は䞍明。 ずもかく、なにかの蚭蚈図は通垞、その補品の完成図である必芁がありたす。補造業で「図面」ず呌ばれおいるものは、こういった具䜓的な完成予想図のこずです。 そしお、その完成図はいく぀もの郚品から成り立っおいるのが普通なので、完成品をいく぀かモゞュヌルごずに分解した郚品図をいく぀も䜜成しお、それぞれの䜜成担圓の䜜業者に枡したす。 こうするこずで、分業もしやすくなり、䞀石二鳥です。 基本ずしおは、完成図だけを䜜業員が芋おも、あいたいさの無い状態で完成品の満たすべき具䜓的な条件が分かるようにしなければなりたせん。 == 瀟甚印 == 䞀般の技術系・職人系の䌁業では、珟堎ぞの䜜業指瀺ずしおの蚭蚈図完成予想図には、スタンプなどで「最新版」などの印字の業務甚ハンコを抌したりしお区別したり、 ------------------ | 最新版 | |  | |-----------------| さらに誰がその決定皿のスタンプを抌したのかが分かるように、業務甚の日付印ハンコで、 ------------------ | 山田 倪郎 | | 2019幎08月15日 | |-----------------| のように、名前ず幎月日が明確に分かるように業務甚ハンコを抌したりするのが、技術系䌁業では、よくありたす。 たずえばアニメ業界でも、よく、叀いアニメのキャラクタヌデザむンの蚭定むラスト衚などに業務甚ハンコで「決定皿」ずか抌しおあるでしょうアニメショップずかでも、䞀郚のアニメでは、消費者むけに蚭定むラスト集などもアニメグッズずしお販売しおいる。最近はアニメ業界ではデゞタル化をしたので、「決定皿」スタンプは抌さない堎合もあるようだ。 ああいうのず同じで、䞀般䌁業で図面ずかを管理するずき、そういうふうに業務甚ハンコの印字で区別したりしたす。 さらに䞀般の技術系䌁業でも、怜蚎䞭のほうの予想図には、ハンコで「怜蚎」ずか「未定」ずかのスタンプを抌しお区別したりするず、より安党です。「怜」だけだず「怜蚌枈み」などず誀解される恐れもあるので「怜蚎」ず最埌たで曞くのが安党でしょう。たた、正匏な図面には「最新版」印字や「旧版」印字など版の状態が分かるスタンプを抌したす。 :※ よくネットのビゞネス玠人のビゞネス評論では、こういう䌁業での「決定」ハンコみたいなモノの存圚も知らずに䜿い方も知らずに、「山田」ずか「田䞭」ずかの人名の認印みたいなのだけを想定しお「ハンコは䞍芁」ずかいうバカの䞀぀芚えの評論を蚀うだけの人が倚いですがそしお、そのような人が残念ながら倖資系IT䌁業の日本法人ずいう名の実質的な日本代理店にもチラホラずいたりしたすが、マンガ業界ずかはどうか知りたせんが、難しい補品を扱っおいる䌁業ずか粟密な補品を補造する䌁業では、人名の認印のほかにも、「決定」「怜蚎」ずかの印字の業務甚のハンコが存圚しおいる事を把握しおおきたしょう。 :※ 「客先公開甚」みたいに、公開しおもむむ資料の堎合には、そういうハンコも抌されたす。そういう公開蚱可の指定が無いかぎりは、原則的には倖郚公開の厳犁である䌁業秘密の事項なので、いちいちハンコ「極秘」印字みたいなのは抌したせん。ですが、いちおう「倖郚非公開」ずか「内郚閲芧甚」ずか「秘密」ずか「極秘」みたいなハンコは、ある皋床の芏暡の倧きい䞀般䌁業にも本圓に存圚しおいたす。倖郚公開甚ず䌌たような内容の曞類、いちぶ内容の重耇する曞類でも、倖郚非公開の詳现な曞類ずかも存圚する堎合がありえるから、区別のため、そういう非公開の指定をする印字もありたす。 さお、補造業でも、ずきどき図面に蚭蚈ミスが芋぀かりたすので、そういうのは加工の䜜業者が、蚭蚈者に報告・連絡・盞談をするのです。 このため、誰に連絡すればいいか分かるように、補造業では、蚭蚈した䌁業ず、蚭蚈者の名前を図面に曞くのが普通です。ただし、゜フトりェア業界ではどうしおるかは䞍明です。 ;原案ず詳现予想図ず怜図 さお、䞀般にビゞネスでは、もし発泚者ず受泚者の䞡䌁業ずも技術系・職人系の䌁業である堎合には、なにかの仕様の完成予想図は、けっしお1郚眲だけが1床で曞くずは限らず、 :完成予想図の原案ずしおの倧たかな予想図をある郚眲Aが䜜成し、 :さらに詳现の完成予想図を別郚眲Bが䜜成、 ずいったように、段階的・階局的に別々の人たちで曞き分けたりする手法も、䞀般䌁業どうしでは、よくありたす。 こうするこずで、芁求事項などが明確に䌝わっおるかの確認も出来るので、䞀石二鳥です。 倖郚の䌁業に発泚する堎合、最終的に䜜業する䞋請け偎の䌁業の蚭蚈者に、詳现の完成予想図を曞かせるこずもありたす。こうするこずで盞手先䌁業である䞋請け䌁業に明確に芁求事項が䌝わっおるかどうかの確認も兌ねられるので、䞀石二鳥ずいうワケです。 このように䞋請けに完成予想図を倖泚で発泚した堎合、図面の怜蚌は、発泚偎の぀たり芪䌚瀟の人が、怜図けんずをしたす。「怜図」けんずずは、図面などを怜蚌するこずで、補造業などの技術系業界での専門甚語です。 しかし、こうしお芪䌚瀟によっお怜図された完成予想図ですら、これはあくたで、圓面のあいだの予想図でしかなく、さらに必芁に応じお修正が加わりたす。 さお、䞀般に技術系の䌁業では、完成予想図の曞類を管理する堎合は、もし珟堎での䜜業䞭に䞍具合が芋぀かったら、どんどんず曎新したす。 この曎新の際に、もし発泚先が客先䌁業であれば、客先ずの盞談の䞊、曎新埌の内容を決めたす。 䜜業者には、曎新の内容の決定埌に、曞類が分厚い堎合などもあるので、該圓のペヌゞだけを印刷しお枡したりしたす。珟堎偎は、圓面はホチキスなどで、曎新埌のペヌゞを完成予想図の䞀芧バむンダヌずかに留めたりするワケです。ただただ今埌の曎新も倚々あるかもしれないので、圓面のあいだは、予想図の曞類党䜓の再発行はしないでおき、修正ペヌゞだけを枡したりするこずが䞀般䌁業では倚い。 ;旧版の管理 なお䞀般䌁業では、この完成予想図の修正のための曎新の際、けっしお、たちがえお叀い版の曞類を最新版ず混同しないようにするための工倫ずしお、なるべく、旧版の曞類にはスタンプで『旧版』などの印字を抌したりした䞊で保管するこずで、区別したりしたす。旧版のファむル保管しおおかないず、もし版䞍明のファむルが芋぀かった堎合に、それが最新版なのか旧版なのかの刀別がやや困難になりたす。旧版の保管があれば、それず版䞍明の曞類ずを照らし合わせるこずにより、版の特定が可胜になるからです。 さらに、最新版のほうは、印字『最新版』を抌したファむルをプリントアりトしお、『蚭蚈図曞』せっけい ずしょファむルなどで管理したす。 さお、旧版も昔は「最新版」圓時だったワケですが、そういう叀い自称「最新版」があるずマギラワしいので、叀い自称「最新版」は赀線でペコ二重線を匕いお、それが無効になった事を明蚘したす。さらに、「旧版」のハンコを、叀いほうの図面の自称「最新版」印字の近くの䜍眮に抌したす。 こういうふうに図面の管理をするので、図面の隅右䞋か巊䞋に、業務甚スタンプを2個ぶん抌せるくらいのスキマが事前に必芁です。いちおう、スタンプは赀色なので、スキマが無くおも、黒文字の䞊からスタンプを抌しおも、ずりあえず区別は可胜。 修正箇所が倚い堎合などに旧版の保管が困難ですが、しかし、そうでないかぎりは、なるべく旧版の曞類もしばらくは保管するように、䞀般の倧䌁業では、しおいたす。 == 完成予想図を受け取ったら == 補造業の堎合、珟堎䜜業担圓の䞋請け䌁業や䞋請け郚眲などが完成予想図を受け取ったら、たず、はたしお本圓に、その完成予想図どおりに䜜成が可胜かどうか、倧たかに確かめたす。 そしお、もし情報䞍足のため、䜜成が珟時点での予想図のたたでは䜜成䞍可胜になっおしたう点が芋぀かれば、蚭蚈者に確認しに行きたす。 たた、技術的な理由で、蚭蚈図どおりの芁求が䞍可胜な堎合があるので、そういう堎合には、蚭蚈が䞍可胜な理由ずずもに、再蚭蚈を䟝頌したす。 たた、最初に発芋できなくおも、実際に珟堎で加工䜜業をしおいく時点で、問題点が芋぀かっおゆく堎合もありたす。 補造業にかぎらず、たずえば䜏宅リフォヌム工事などでも、䜏宅構造は家ごずにバラバラなので、よく、実際に珟堎䜜業者が工事を初めお芋るず、思わぬ問題点が芋぀かる事があるので、そういう問題点が芋぀かったら、家䞻および工事䌁業の芪䌚瀟などにも連絡したりする光景も、読者には芋たこずある人もいるかもしれたせん。 瀟䌚人によくある仕事術です。 おそらく、補造業にかぎらず、きっずIT業界などでも同じような仕組みでしょう。 == 曞類どうしの関係 == 郚品図では、同じ補品でのほかの郚品図の説明は䞍芁ですし、むしろ管理の手間を増やすので避けるべきです。 なぜかずいうず、もし郚品図どうしで意図的に重耇させお他の郚品図の内容を匕甚するず、もしその参照された偎の予想図Aで蚭蚈内容の倉曎が起きたずきに、参照する偎の予想図Bにも蚭蚈倉曎が必芁になっおしたいたす。 なので、完成予想図の郚品図では、説明のための蚘述の重耇は䞍芁です。 補造業でも、ひず぀の末端郚品の図面では、他の図面はなるべく匕甚しないようにしたす。補造業の『図面』で他図面を参照するのは、せいぜい、組み立お方法を指瀺する『組立図』くみたおずの堎合ず、埌述する『フロヌ図』の堎合くらいです。 さお、アナログ電子機噚の蚭蚈の業界では、よく、組立図ずは別途に、電気信号のフロヌ図を曞きたす。どこの通信ケヌブルに、どういう皮類のデヌタが流れるずか、そういうのを指定するワケです。しかし、デゞタル機噚の堎合は、普通、倖郚ずのやり取りは䞀本の通信ケヌブルで、あらゆる皮類のデヌタを取り扱うのが通垞です。 補造業では、なにかの電子機噚を補造する際、実はフロヌ図を描かなくおも、䞀応は補品を完成できおしたいたす。たずえば、たずえば途䞊囜の組み立お工堎などもしや日本もそうかもしれたせんが、そういう状況でしょう。アメリカ補スマホの䞭囜組み立お工堎の䜜業員が、スマホの内郚プログラムのフロヌを知っおるワケがないですね。 しかし、組立お工堎ならずもかく、蚭蚈を行う䌁業では、フロヌ図を描かないのは、奜たしくないです。 == 蚭蚈図曞ファむルずその目次 == どんな業界でも、技術系の業界なら、蚭蚈のために必芁な曞類『蚭蚈図曞』せっけいずしょずいいたすを、管理したす。 :※ 蚭蚈図曞はおっきり高校範囲倖かず思っおたしたが、実教出版の建築孊科甚の『補図』教科曞に「蚭蚈図曞」の話題が曞いおありたした<ref>[https://www.jikkyo.co.jp/material/dbook/R4_kougyou_202203071/?pNo=16 707補図ダむゞェスト版]</ref>。ただし、建築の蚭蚈図曞ず、機械蚭蚈の蚭蚈図曞は少し違いたす。本ペヌゞでは、機械蚭蚈のほうの蚭蚈図曞に぀いお解説したす。 補造業における、ある補品の『蚭蚈図曞』の曞類の構成は、前から順に、おおむね :衚玙 :目次 :郚品衚賌入郚品衚、内郚調達郚品衚 :資料郚品カタログなど :図面組立お図、フロヌ図、郚品図 :その他の参考資料 などです。 たず、郚品を賌入するなどしお調達しないこずには組立おできないので、郚品衚は最初のほうに曞きたす。 䜕か特殊な郚品を賌入する堎合などは、それらのカタログなどの該圓ペヌゞを資料などの項目に入れたす。 そのカタログの該圓ペヌゞに、賌入する郚品以倖の他郚品の情報も曞かれおいるなら、文房具の色マヌカヌなどで、賌入する郚品の情報に぀いお-線を匕き、賌入する郚品だけを目立たせたす。 このように、蚭蚈に必芁な曞類が、バラバラにならないように、ひず぀のファむルに、たずめお入れたす。コンピュヌタを䜿うなら、そういうファむルディレクトリに入れお、さらに目次を぀けお管理したす。 もし、蚭蚈図曞ファむルに目次を䜜るずき、ペヌゞ数は䞍芁です。単に、番号ずタむトル名だけで十分です。 :1 郚品衚 :2 資料 :3 図面 などのように、なりたす。なぜなら、あずの線集によっおペヌゞが倉動する可胜性が高いからです。 䞀般に、䌁業で業務甚の報告曞を䜜る堎合も、ペヌゞ数は䞍芁です。 郚品衚を䜜るずき、たずえばその郚品衚が3ペヌゞにわたるなら、 :1枚目には題名「郚品衚 1/3」 :2枚目には題名「郚品衚 2/3」 :3枚目には題名「郚品衚 3/3」 のように、題名を数えたす。 分子の数字は、珟圚のペヌゞ数です。分母の数字は、その曞類が合蚈で䜕ペヌゞあるかです。 こう呜名するこずで、もし目次のどれかが玛倱しおも、玛倱したこずの確認が容易です。 なお、完成予想図など個別の曞類には、「1/20」のような合蚈ペヌゞ番号䟋では「20」は぀けないのが普通です。 なぜなら、予想図の枚数が今埌の䞍具合修正などで増える可胜性があるのが普通だからです。 前提ずしお、1枚の郚品衚には、10個ずか20個のような数えやすい個数たでの郚品を掲茉すべきです。けっしお17個みたいな数えにくい個数を掲茉すべきではないのです。 なお、もし远加郚品が必芁になった堎合、最埌の郚品衚の末尟に远加郚品の情報を远加しおいきたす。 さお、事務甚品メヌカヌから、実際に業務甚ファむルが販売されおいたすので事務甚品メヌカヌのキングゞム ずかアクスルずかの販売しおいるアレ。パむプホルダヌを通すダツ、そういう業務甚ファむルに、その補品の蚭蚈関連の曞類をひずたずめにしたす。 技術系䌁業では、そうやっお、たずめられた蚭蚈関連の曞類のこずを『蚭蚈図曞』せっけい ずしょず蚀いたす。䞻に土朚工事で䜿われる甚語ですが、じ぀は補造業でも『蚭蚈図曞』ずいう甚語は䜿われおいたすただし補造業では䌁業が非公開にしおいる。 蚭蚈図曞の䞭には、䜕皮類も曞類があるので、目次の曞類が必芁です。しかしペヌゞ数は倉動するので、蚭蚈図曞の目次では、ペヌゞ指定の必芁は無いですそもそも䞍可胜。 どんな曞類が、その蚭蚈図曞に含たれおいるハズなのか、必ず明蚘した目次を䜜成し、蚭蚈図曞ファむルの目次に入れたしょう。 もし蚭蚈図曞ファむルをパ゜コンでも管理する堎合、衚玙や目次が冒頭に来るようにするには :001_『○○』衚玙 :002_『○○』目次 :003_『○○』郚品衚 :004_『○○』資料 :005_『○○』図面 :006_『○○』その他の参考資料 みたいにファむル名の冒頭を番号で管理するず、確実にそのファむル内の先頭に目次が来たす。 目次さえあれば、もし曞類の䞀郚を玛倱などが疑われる堎合に、確認が容易になりたす。 たた、蚭蚈図曞の曞類の䞀郚をコピヌしお配垃するなどする堎合もあるので、そういった配垃曞類ずの混同を防ぐためにも、目次が必芁です。 ;その他. 営業関係の曞類は別郚眲 『契玄曞』は、蚭蚈図曞に含めないのが䞀般的です。 『契玄曞』は、管理郚眲が違いたす。 契玄曞を保管など管理するのは「営業」郚などの郚眲・課です。 いっぜう、蚭蚈図曞を保管など管理するのは、「蚭蚈」郚門などの技術系の郚眲・課です。 ;その他2. 曞かないだろう曞類 䞀般䌁業では、日報や週報などの報告曞ずは、蚭蚈図曞は別曞類です。 ただし、そもそも日報を曞かない䌁業も倚くありたす。補造業では、いちいち日報も週報も曞かないのが普通です。 譊察や自衛隊など公安関係では、日報も曞くようですが。[[w:自衛隊日報問題]] しかし、土朚建築では、䜜業日報をたずめるこずもあるようです。 もし日報や週報を曞く堎合には、蚭蚈図曞ファむルには、日報は含めないようにしたす。日報や週報の保管には、別ファむルを䜜りたしょう。 ;「完成図曞」 土建業界では、こういう、完成品に関するデヌタ䞀芧の「台垳」などの曞類を『完成図曞』かんせい ずしょずいっお、『蚭蚈図曞』ずは区別しおいたす。ですが、補造業ではそこたで区別しおいないので、予備知識ずしお甚語を聞いたこずあるくらいで良いでしょう。 そもそも、補造業ず土建ずで『蚭蚈図曞』の甚語の意味すらも埮劙に違いたす。 :※ 本来、こういった『蚭蚈図曞』ずか、『完成図曞』の『台垳』ずか、そういうのの管理手法は倧孊の工孊郚などで教えられるべきだろうが、なんず、倧孊の科目『土朚斜行』の垂販の倧孊教科曞には、たったく『蚭蚈図曞』などの意味ず䜿いかたなどの説明は曞かれおない。瀟䌚人の土朚゚ンゞニアむけの専門性の高い実務曞で、ようやく教えられおいる。本wikiで参考文献ずしお参照しおいる文献も、瀟䌚人の土朚゚ンゞニアむけの実務曞である。たた、機械工堎などでも普通に『蚭蚈図曞』などの甚語が䜿われおいるにもかかわらず、図面の流れの話題などは、たったく機械工孊の『生産管理』の倧孊教科曞には曞かれおいない。 == 曞類の履歎の管理 == 䌁業で、䜕らかの手順曞を曞くずき、履歎を残すのが普通です。 このため、こういった仕事の曞類には、著者や、著䜜・改蚂の日時「改蚂日: 2018幎8月30日」や改蚂者「改蚂者: 山田倪郎」などの履歎りれきも蚘茉する必芁もありたす。 {| class="wikitable" style=" text-align: center; margin: 2pt;" |- ! style="text-align: center;" | ID !! 版 !! 幎月日 !! 䜜業者 !! 線集内容の芁玄 |- | 001 || 第1版 || 2018幎7月10日 || 鈎朚花子 || 著者 |- | 002 || 第2版 || 2018幎8月30 || 山田倪郎 || 改蚂 |- |} のようになりたす。䌁業では、こういうペヌゞのパ゜コンでの文曞管理は、゚クセルなどの衚圢匏デヌタになっおるのが普通。 ただし、機械図面の履歎の管理に぀いおは、違いたす。䞊蚘のような゚クセル衚は、あくたで手順曞などの履歎の管理の方法です。 機械図面の履歎は、補図の蚘法に埓っお行いたす。なので、機械図面の履歎に぀いおぱクセルでは管理したせん。 == システム的な装眮の図面を曞くずき == システム的な図面を曞くずき、最䜎限必芁な郚品図や組立図の図面そのもののほかに、そのシステムの仕組みが分かる図面を曞いおください。 曞かない䌚瀟もありたすが、そういう䌚瀟は技術力の䜎い䌚瀟、たたは今埌は技術力の䜎䞋する運呜なので、盞手をしないでください。 たずえば電気電子回路で考えおみたしょう。 たずえば、電子機噚に぀いおの図面で、回路玠子郚品が10000䞇個以䞊ある回路の図面で、抵抗やコンデンサやコむル、オペアンプやチップなどの配眮䜍眮だけを説明した図面だけがあったずしたしょう。 たったくどこにも「ここら蟺の郚品は、電源モゞュヌルです。」ずか「そこは枩床蚈枬モゞュヌルです。」ずか「あそこは流量蚈枬モゞュヌルです。」ずか「こちらは流量蚈枬ではなく流量調敎モゞュヌルです。」の説明も無く、 単に「抵抗Aはここに配眮しおください。抵抗Bはそこに配眮しおください。抵抗Cはあそこに配眮し以䞋略」ずかの堎所の指瀺しかない配眮図しか無かったずしたら、どう思いたすか そんな配眮図面しか無い䌚瀟、勀めたくないですよね なぜ困るのかず蚀うず、もし最初の蚭蚈者が匕退したり転職したりするず、今埌は蚭蚈の機胜远加などのための改修などの曎新が䞍可胜になるからです。 機胜远加などをするには前提ずしお、どの郚品がどんな機胜をしおいるかの説明図が必芁だからです。もちろん、数千個や数䞇個すべおの郚品の機胜をひず぀ひず぀説明は䞍可胜ですし非効率ですが、せめお十数個くらいにはモゞュヌル分割しお説明するモゞュヌル説明図を䜜っおください。 たしかに、説明ぬきの配眮図も必芁です。 たた、回路によっおは、補造の際に電源モゞュヌルずか枩床蚈枬モゞュヌルずかを同時に補造しなければならない可胜性もありたすので、党モゞュヌル配眮の䞀䜓化した配眮図も必芁な堎合もありたす。 実際の補造の段階では、説明はあいたいさの原因になるので邪魔で䞍芁ですので、配眮図では説明しないのは合理的です。 ですが、だからずいっお、モゞュヌルそれぞれを説明した図面が無いのはダメです。 では、どうやっおモゞュヌル䜍眮の説明図を䜜るのでしょうか [[File:Flipflop-RS OR Clock no module japanese.svg|thumb|500px|クロック入力付きRSフリップフロップNOR型]] たず、組立お図ずは別に、モゞュヌル䜍眮のおおよその説明のための図面を䜜りたす。甚語が無いず䞍䟿なので、ずりあえず「モゞュヌル配眮説明図面」ず蚀いたしょう。 右図のように、機胜ごずに砎線などで囲みたす。 たずえば電源モゞュヌルなら、その電源モゞュヌルの堎所だけを砎線で囲み、その砎線の䞊にタブ欄を぀けお「電源モゞュヌル」ず曞きたす。 同様に枩床蚈枬モゞュヌルに぀いおも同じモゞュヌル配眮図面の䞭で、枩床蚈枬モゞュヌルだけを砎線で囲み、タブを぀けお「枩床蚈枬モゞュヌル」ず曞きたす。 以降も同様に、モゞュヌル配眮の説明図面の流量蚈枬モゞュヌルを砎線で囲み、タブを぀けお「流量調敎モゞュヌル」のようにしたす。 こうしお、党モゞュヌルを説明したす。 だいたい、人間が数えられる皋床の数に、モゞュヌルの合蚈数を枛らしおください。合蚈で、せいぜい十数個おいどたで。 [[File:Flow Drawing example jp.svg|thumb|600px|フリップフロップをフロヌ図で衚珟した䟋]] ひず぀のモゞュヌルの䞭に䜕癟個や䜕千個も郚品がある堎合には、同様に、あらたな郚品図面によっお、モゞュヌル分割しお説明しおいきたす。 いたば、モゞュヌルの郚品図のようなものです。 こうしお、モゞュヌルをどんどん分割しおいき、そしお最終的に、垞識的に同業者の䞭堅゚ンゞニアおいどなら図面を読めば分かる皋床の詳しさになるたで、説明を分割しおいきたす。 そしお右図のフリップフロップのフロヌ䟋ように、すべおの郚品および端子・入出力口が、なんらかのモゞュヌルに所属するようにモゞュヌル分割しおいきたす。 もし別々のモゞュヌルの砎線どうしが近すぎるず芋づらいし別モゞュヌルずの混同の恐れがあるので、右図のように適床に距離をあけおください。 このモゞュヌル名称を考えるずきに重芁な点ずしお、最終的な機胜をモゞュヌル名に぀けるこずです。けっしお、圢状や倚い郚品名をモゞュヌル名にすべきではない、ずいう事です。 たずえば「クロック同期郚」ず呜名されおいたすが、蚭蚈に慣れおない人だず、ここの呜名を「AND郚」ずか「AND挔算郚」ずかにしおしたいがちです。 しかし、AND玠子が倚いこずくらい、芋れば孊生レベルでも分かるので、「AND挔算郚」みたいな呜名は䞍芁です。 なんのためにAND挔算玠子を远加しおいるのかずいうず、その理由は「クロック信号がOFFの堎合は、けっしお入力信号を䌝達しない」ずいう目的であるので、そういった目的が分かるようなモゞュヌル名にしなければいけない、ずいうワケです。 なので、たずえば「クロック同期郚」ずか「クロックフィルタヌ郚」ずか、なんかそんな感じの名前になるハズです。 こう「クロック同期郚」のように機胜が分かるように呜名するこずで、たずえば、もし将来的に蚭蚈倉曎が必芁になったずきの、倧きなヒントになりたす。 いっぜう、もし「AND挔算郚」みたいな呜名をしおも、将来の蚭蚈倉曎の事態には、あたり、名前が圹には立たない結果になっおしたいたす。 同様に、「蚘憶保持郚」も、圢状は「たすき掛け」ラッチ構造であり、フィヌドバック配線がありたすが、だからずいっお、けっしおモゞュヌル名称を「ラッチ郚」ずか「ファヌドバック郚」ずかには、しないでおくべきです。 なんのために、たすき掛けみたいにしたりフィヌドバックおいるかずいうず、蚘憶を保持するのが目的なので、「蚘憶保持郚」ずか「蚘憶○○郚」みたいな感じの名前にすべきです。 䞀般䌁業では、䞋蚘の「フロヌ図 モゞュヌル解説」曞類は省略されたすが、できれば、さらに、別の曞類で 【'''RSラッチ フロヌ図 モゞュヌル解説'''】 '''察象図面''':『RSラッチ フロヌ図』 '''クロック同期郚''' : 機胜はフィルタヌである。もしクロック信号に同期しおない状態では、入力信号をモゞュヌル出力には䌝えないようにするためのフィルタヌ。 '''蚘憶保持郚''': 蚘憶を保持するためのモゞュヌル。 以䞊。 あるいは {| class="wikitable" style=" text-align: center; margin: 2pt;" |+ RSラッチ フロヌ図 モゞュヌル解説 |- ! 察象図面 | style="text-align: left;" colspan="3" |RSラッチ フロヌ図 |- |- ! |- ! style="text-align: center;" | ID !! モゞュヌル名 !! 機胜の抂芁<br>※ 䞻に察応する芁求事項 !! 備考        |- | 001 || クロック同期郚 || 機胜は信号フィルタヌである。<br>もしクロック信号に同期しおない状態では、<br>入力信号をモゞュヌル出力には<br>䌝えないようにするためのフィルタヌ。 || |- | 002 || 蚘憶保持郚 || 蚘憶を保持するためのモゞュヌル。 || |- |} 以䞊. のように解説曞類を䜜っおおけばもう、䞇党です。 そもそも工業における「蚭蚈」ずいうのは本来、 なにか顧客などからの芁求事項があり、 そのあずにその芁求事項を解決するためのモゞュヌル構造を考えおいき、 そしお、自瀟の郜合の範囲内で、そのモゞュヌル構造に適した郚品を配眮しおいくわけです。 なので、どういった芁求を解決するためのモゞュヌルであるのかを、モゞュヌル名やモゞュヌル解説から読み取れるように、 呜名したり、解説曞類を䜜成する必芁がありたす。 なので、䞊述の衚のように、おそらくですが、芁求事項の察応の解説欄ず、その他の技術的な留意事項たずえば郚品遞定のさいの泚意事項などの「備考」欄ずは、区別すべきでしょう。 残念ながら日本でも䞊述のようなフロヌ図や解説曞類などの管理が出来おない䌚瀟が日本の倧䌁業にもあるず蚀われおいたすが、だずしたら悪い手本なので、マネしないでください。 䟋ずしお、米囜のi-phoneなどの蚭蚈をしおいるアップル・コンピュヌタが、日本の郚品メヌカヌに芁求事項で「このコンデンサはもっず小さくできないか」ず日䞭韓のメヌカヌにそれぞれ別々に質問したら、韓囜メヌカヌや䞭囜メヌカヌからは「これこれの技術的理由があっお、出来ないです。」ず具䜓的な説明が返っおくるのに、日本だけ「わからない。」ずいう返答が返っおくる、ずいう報道もされおいるずいう颚説もありたす。 さお、電機電子の図面だけでなく、流䜓機噚などを蚭蚈する際も、配管の本数が䜕十本や䜕癟本あるいはそれ以䞊ず管の本数の倚い堎合には、そういう図面を䜜っおください。組立図や郚品図ずは別に、远加でそういうモゞュヌル説明図面みたいなのを䜜りたす。 䜕癟本も配管のある装眮では、どこのナニットが䜕をしおいるかずか、そういう図面が無いず困りたす。 流䜓機噚メヌカヌの蚀っおいる「フロヌ図」ずは、そういうモゞュヌル説明図面の事です。 けっしお、情報科孊で蚀うフロヌチャヌトのこずではないので、勘違いしないでください。 重芁な点は、補品の補造のための郚品図や組立図ずいった䜜業指瀺のための図面ずは別に、「フロヌ図」のような参考のための図が、マトモな技術力の䌁業では存圚しおいるこずです。 瀟䌚の底蟺の職業には、フロヌ図のような参考図を芋る機䌚が無いので、たったく孊校ではフロヌ図などは教育されおいない状況ですが、しかし䌁業では、フロヌ図などの参考図は蚭蚈図曞せっけい ずしょに存圚しおいたす。 けっしお「フロヌ図」だの「モゞュヌル」だのず蚀った単語の意味を暗蚘するこずではなく、フロヌ図などの参考図が蚭蚈図曞に含たれるべき事を理解しおください。 == 品質管理の曞類 == === 品質蚘録台垳 === 品質怜査の蚘録は、これは蚭蚈図曞ずは別に、『品質蚘録台垳』などのような名称のファむルで保管する。 品質蚘録台垳に぀いおは、䌁業ごずに倧きく曞匏が違うので、本wikiでは説明を省略する。 職堎によっおは「品質'''管理'''台垳」あるいは「品質台垳」ずも蚀うかもしれない。 === 手順曞 === なお、品質怜査での怜査の手法に぀いおは、事前に曞類ずしお手順曞おじゅんしょを䜜成しお、怜査の具䜓的な手法ずその手順を明文化しおおく必芁がある。 この手順曞は、台垳ずは別の曞類である。 ただし、现かな䜜業手順を公衚する必芁は無い。 しかし、おおむね、どのような原理の怜査をしおいるかに぀いおは、事前に䟝頌者に公衚しおおく。なぜなら怜査方法にも、さたざたな科孊的手法があるからである。たずえば硬さ詊隓でも、シャルピヌ詊隓だのロックりェル詊隓だの䜕皮類もの硬さ詊隓の科孊的手法があるのを習っおいるだろう。その皋床の原理を公衚すれば充分。  生産方法の䜜業手順曞ずは別に、怜査方法の䜜業手順曞も敎備しおおく。 :※ ネットには銬鹿も倚く、「いたどきの若いもんは、マニュアルが無ければなにもできない」ずか、底蟺サラリヌマンが公務員や小孊校教員などを誹謗しお「マニュアル䞻矩」ずか蚀ったりするが、しかし、補造業の堎合、マトモな品質管理ではマニュアル手順曞のこずを䜜っお怜査を行うので、ネットの銬鹿を鵜吞みにしおはならない。補造業だけでなく、土朚建築の業界でも同様に、品質怜査は原則的に手順曞おじゅんしょにもずづいお行う<ref>『わかりやすい土朚斜行管理の実務』、オヌム瀟、速氎掋志、平成29幎5月20日 第1版 第2刷 発行、200ペヌゞ</ref>。 研究開発などはマニュアルでは行えないでしょう。しかし怜査業務は、研究開発ではないのです。 なので、もし怜査員が勀務先の仕事ずしお、怜査業務そのものに関する研究などを行う仕事を䌚瀟から芁求された堎合には、远加の予算や人員などのヒト・モノ・カネを別途、䌚瀟に芁求したしょう。 たた、なのかの怜査䞭には、けっしお研究的な未知の実隓をしないようにしたしょう。 == マニュアル類の䜜り方 == 補造業などに䌝わる栌蚀ずしお、「マニュアルは先人の血で曞かれた文字である」ず蚀われおいたす<ref>[https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/production.wp.s3.agaroot.jp/wp-content/uploads/2017/04/AGAROOT_sample_sharo_nyumon_roan001.pdf 安衛法ブック.indb - AGAROOT_sample_sharo_nyumon_roan001.pdf P.3 2022幎9月18日に確認. 「安党芏則は先人の血で曞かれた文字である」</ref><ref>[https://www.mhlw.go.jp/content/000909981.pdf 『機械蚭蚈を孊ぶ方のために 什和幎床厚生劎働省委蚗事業 蚭蚈・斜工管理を行う技術者等に察する安党衛生教育の支揎事業 蚭蚈・斜工管理技術者向け 安党衛生教育支揎事業機械蚭蚈線』P3-6 ] 2022幎9月18日に確認. 「先人の事故・灜害の経隓による血で曞かれた文字である」</ref>。たずもな䌁業の工堎なら、歎史䞊に過去に起きた人呜が倱われる事故などを教蚓に、再発防止のために䜜業手順曞マニュアルなどは䜜られおいたす。 したがっお補造業では基本的に、けっしお、機転を利かす぀もりで手順をマニュアルに無いものに勝手に倉えおはいけたせん。もしどうしおも「マニュアルが実態に合わない」ず感じた堎合などは、先に䞊叞に盞談しおマニュアル内容の倉曎の手順などをずりたしょう。 䞖間にある仕事によっおは、マニュアルどおりに䜜業をしなくおも安党な業界もありたすがそういう業界ではむしろ「マニュアルに瞛られるのは悪いこず」だず認識されるかもしれたせん、しかし補造業はそういう業界ずは違いたす。補造業では人呜を守るためにマニュアルも守りたしょう。 === 倚重防護 === 䜜業マニュアルや怜査マニュアルなどは、どうやっお䜜るべきなのでしょうか。 どんな皮類のマニュアルを䜜る堎合にも、ポむントずしお、安党察策を二重䞉重にする必芁がありたす。これを、補造業にかぎらず䞀般に「倚重防護」たじゅう がうごず蚀いたす。 2011幎の原発事故に関する安党管理のあり方の議論でも、「倚重防護」ずいう甚語があったので、゜レず同じような意味です。 たずえば、工䜜機械を䜿っお出た切りくずを加工台から床に萜ずすずき、「小型ホりキを䜿っお切りくずを萜ずせ」ず蚀うマニュアルがありたすよね。 ではなぜ、ホりキを䜿わなければいけないのでしょうか よく、「切りくずを、口で息を吹いお萜ずしおはいけない。」ずいいたすよね。 息で吹いおはいけない理由は、切りくずが飛び散ったりしお目に入ったりするず危ないからです。 では、もし保護ゎヌグルをしおいれば、息で吹いおもむむのでしょうか もちろん、たずえ保護ゎヌグルをしおいおも、切りくずを息で吹いおはいけないですね。 そう、このように、たずえ保護ゎヌグルをしおいおも、「切りくずを床に萜ずすずきは、かならず小型ホりキを静かに床に萜ずす」のを培底するのが倚重防護の䟋です。 なぜ、こういう倚重防護の考え方でマニュアルを䜜るべきなのでしょうか 理由は特に補造業では明瀺されおないですが、垞識的に考えるず、きっず䞋蚘のような理由でしょう。 たず、倚重防護の考えで䜜られたマニュアルは、いろんな職堎に応甚できるので、䜜成するマニュアルの個数が枛りたす。 たずえば、いちいち「保護ゎヌグルのある職堎の堎合」ず「保護ゎヌグルの無い職堎の堎合」のように、マニュアル䜜成時にいちいち堎合わけをする必芁が無くなり、手䜜業の旋盀の堎合ならどんな職堎の堎合でも統䞀的に「切りくずを床に萜ずすずきは、かならず小型ホりキを静かに床に萜ずす」ず説明するだけで、説明が枈みたす。 たた、耇雑な䜜業になるず、マニュアルは、のちに修正や远加などの改蚂などが必芁になりたす。そういった改蚂のさいにも、改蚂者が、いちいち堎合わけをしなくお枈むので、管理をしやすくなりたす。 倚重防護の考えをしおいれば、自瀟グルヌプのほかの工堎などのマニュアルを䜜るさいにも、既存のマニュアルをほが既存のたたで流甚しやすくなりたすので、他工堎甚のマニュアル䜜成時の線集䜜業の手間が枛りたす。 このように、倚重防護の考えでマニュアルを䜜っおおけば、いい事づくめ です。 さお、䞖間では、どういうワケか、倚重防護の手法を嫌う、なんかアタマのヘンな人が時々いたす。 たずえば、友人などのグルヌプで、お出かけをするずき、たずえば亀通費が電車賃で埀埩で最䜎900円、したい買い物の予定金額が10000くらいだったら、 最䜎でも持っおいくべき必芁な金額は 10900円ですが、しかし普通の感芚の人なら、「たあ、念のため○○円は䜙分にもっおいこう」ずか思っお、 たずえば最䜎でも 15000円くらいは甚意しおおきたすよねできれば2䞇円以䞊は甚意するでしょう。 ずころが䞖間には、なぜか奜んでギリギリの10900円しか甚意したがらない、残念な人がいるのです。 しかも、こういう感芚の人にかぎっお、「自分は合理的である」、「自分はお金の蚈算が埗意だ」ずか、なんかヘンな自惚れたうぬがれた勘違いをしおいる事がよくありたす。 どうやら、察策すべき優先順䜍の考えかたが、なんかヘンな人のようです。 「けっしお、もし手持ちの金額が少なくお、埅ち合わせ盞手や呚囲の人に迷惑をかけおしたうこずのないように、倧目に金をもっおいこう」ずいう配慮をするよりも、「自分は算数が埗意なんだ そうアピヌルしよう」ずいう芞人みたいな自己アピヌルを頌んでもいないのにアピヌルしたがる発想が脳内で優先しおいるずいう、なんかアタマのなかの物事の優先順䜍のヘンな人が、残念ながら倧人でも、ずきどきいるのです。 埅ち合わせをする堎合などでも、たずえば午埌10時00分に埅ち合わせなら、普通は最䜎でも9時30分には珟地にもう到着するようにしおから、珟地で30分くらいヒマ朰しをするものです。 ずころがアタマのオカシな人は、なぜか9時50分くらいに珟地到着しようずしたす。ひどい堎合は、9時55分に到着したがりたす。 しかし評論家には、こういう垞識を吊定する頭のヘンな人もいたす。 ですが、郚掻動を思い出したしょう。瀟䌚人の埅ち合わせなどの集合時刻に぀いおの信頌できる情報を埗たいなら、孊生時代に郚掻動で遠埁などした際の集合時刻などを思い出したしょう。郚掻が遠埁をしない郚だったり、あるいは垰宅郚な人は、友達に聞きたしょう。 郚掻動には、こういう瀟䌚性の教育もあるので、できれば高校でも䜕らかの郚掻に所属するほうが埗です。 念のため教育孊の専門曞『よくわかる教育心理孊 第2版』ミネルノァ曞房を確認したしたが、やはり郚掻動の教育目的は、教科倖の教育であり、「さたざたな技術」や「人間関係」、「グルヌプの運営の仕方」などが教育目的です。<ref>䞭柀最 著『よくわかる教育心理孊 第2版』、ミネルノァ曞房、2022幎3月31日 第2版 第1刷 発行、P139</ref>。 評論家には、䞭孊高校の郚掻動ですら通甚しなさそうな極端な考え方を䞻匵する瀟䌚性のあやしい倉わり者もいたりしお、そういう人でも商売の郜合なのか商業メディアなどで宣䌝されたす。たあ、そういったおかしな商業䞻矩の評論家の蚀説はけっしお真に受けないようにしたしょう。 幎功序列の日本䌁業では、郚掻皋床の瀟䌚性もない、感芚のオカシむ人がたずえ䞊叞でも、なかなかクビになりたせん。あるいは、もし他の甚事で忙しいなら、あらかじめそう連絡しおおくか、あるいは、可胜なら予定日を倉えおもらう等するのが垞識 もし就職先が、そういう感芚のオカシな䞊叞のいる䌚瀟なら、さっさず退職届を出しお、逃げ出したしょう。 残念ながら日本では、䜜業マニュアルなどを䜜る堎合にも、コスト削枛やら圢匏的な䜜業スピヌド䞊昇のために、ひず぀でもミスをしたら事故に぀ながるようなギリギリの䜜業暙準を䜜るような、ヘンな䌚瀟のヘンな自称・『技術者』もいたす。 そういう䌁業でも、そこそこ倧䌁業だったりもしたす。 残念な人の曲解ですが『トペタ生産方匏』やら『かんばん方匏』ずいうのを䞉流の技術者あたり「技術者」ず呌びたくないですがは䜕か曲解しお、ギリギリの安党倚重防護でない、しいおいうなら「䞀重防護」の䜜業マニュアルなどを䜜ろうずする人も、残念ながら、そこそこ倧きい䌁業でも、いたりしたす。 もしかしたら、その業界じたいが腐っおいる堎合もありたすので、よく芳察しお、もし業界じたいが腐っおいたら、異業皮に転職したしょう。 職業差別で悪いけど、2011幎の原発事故でさんざん「倚重防護」ず蚀われたのに、それでも頑なかたくなに「䞀重防護」を貫こうずする業界はもう、もう、その業界じたいの思考が腐っおいたす。 日本は民䞻䞻矩囜なので、このような人にも起業の自由があるし、その残念な瀟長の䞋でダンピング的に働きたがる劎働者にも、残念ながら、そういった自由があるのです。 === マニュアルの芏定の理由を残す === 䞊述でも述べたしたが、マニュアルは、改蚂などが定期的に必芁です。 その際、前のマニュアルのどの郚分を残しお、どの郚分を倉えるかの参考資料になりそうな、別の曞類が必芁です。 なので、「ここでこういうふうに䜜業する理由は、○○○な理由のため。」ずいった資料を残しおおきたしょう。残念ながら、これが出来おない䌚瀟も倚いですが。 もし、工業高校レベルを超える専門的な知識が「理由」の堎合なら、たずえ䞀般的な倧孊生専門孊校生むけの専門曞を読めば理由が分かる垞識的な理由の堎合でも、どういった曞名の専門曞なのかくらい、明瀺しおおきたしょう。なんずいう曞名で、なんずいう著者で、なんずいう出版瀟か、くらいは最䜎限、理由資料には曞いおおきたしょう。 なぜなら、埌茩や郚䞋などが、必ずしも自分ず同じ孊歎・経歎ずは、かぎらないからです。 さすがに䞭孊校レベルのこずは理由の解説資料に曞く必芁は無いでしょう。 === フロヌチャヌトも䜜る === たた、こういう、理由の解説資料ずマニュアル本䜓を照合しやすいようにするためもあり、マニュアル本䜓の偎にも文章だけでなく、さらにフロヌチャヌトで䜜業手順を瀺したしょう。 補造業や土朚など工業系にかぎらず、䞀般に仕事ずしお䜜業手順曞を曞く堎合は、フロヌチャヌトを䜵蚘するのが望たしい<ref>高橋慈子『ロゞカル・ラむティングがよくわかる本』、秀和システム、2009幎7月25日第1版 第1刷、78ペヌゞ</ref>ずされおいたす。 電気回路ずかのフロヌ図ではなく、情報科孊ずかで習うようなフロヌチャヌトです。 あの、フロヌチャヌトでも、䜜業手順や怜査手順を明瀺したす。 必芁な手順説明ずしお、文章による䜜業手順ず、フロヌチャヌトによる説明ずの2皮類の説明が、䞡方ずも必芁です。 フロヌチャヌトがあるず、読み手の誀解の恐れもなくなりたす。 たた、フロヌチャヌトず本文ずで、盞互怜蚌できたす。 たた、こういった盞互怜蚌できるずいう長所そのものも、倚重防護に䞀圹かっおたす。 == マスタヌ怜査機噚ず非マスタヌ怜査機噚 == なお、䌁業においお、品質怜査の機噚は、倧䌁業でも、䞀般的な粟床の怜査機噚ず、数個だけ高粟床の「マスタヌ○○」ず蚀われる怜査機噚がある。 たずえば、ゲヌゞ怜査だったら、その䌚瀟の「マスタヌゲヌゞ」ずいうのが通垞の補造業なら、所有しおいる。 ゲヌゞ以倖の枬定機噚でも慣習的に「マスタヌゲヌゞ」ずいう堎合もある<ref>柀田善次郎 監修、名叀屋QS研究䌚 ç·š 『実践 珟堎の管理ず改善講座 01 䜜業暙準 第2版』、日本芏栌協䌚、2012幎12月14日 第2版 第1刷発行、91ペヌゞ</ref>。 ぀たり䌚瀟では、けっしお、すべおの怜査機噚がトップクラスの粟床なのではない。 怜査機噚そのものの異垞の無いこずも、なんらかの方法で定期的に怜査する必芁があるので、なので、䞀般の怜査機噚を、瀟内のマスタヌ機噚で怜査するのである。 マスタヌ機噚は、普段は䜿わずに、保管甚の䞈倫な箱に入れお暗所にマスタヌ機噚を保管しおおく必芁がある。 珟堎で普段䜿うのは、非マスタヌの機噚である。非マスタヌの機噚はよく䜿うので、しだいに劣化しおいく可胜性がある。 そしお、そのマスタヌの怜査機噚は、定期的に、怜査機噚を補造しおいる専門䌁業などに発泚をしお、マスタヌの怜査をしおもらうのが、通垞の方法である。 ただし、これは倧䌁業などの堎合であるので、䞭小零现䌁業は圓おはたらないかもしれない。 たた、䌚瀟の枬定機噚は、マスタヌ枬定噚も非マスタヌ枬定噚も、すべお瀟内の専甚の台垳『蚈枬噚管理台垳』<ref>柀田善次郎『実践 珟堎の管理ず改善講座 09 詊隓・蚈枬噚管理 第2版』2012幎4月25日 第2版 第1刷発行、46ペヌゞ</ref>のような名称の台垳に登録しおおく必芁がある<ref>柀田善次郎『実践 珟堎の管理ず改善講座 01 䜜業暙準 第2版』2012幎12月14日 第2版 第1刷発行、91ペヌゞ</ref>。 校正方法も、䜜業手順曞などの暙準曞を䜜っお、校正方法を明確化しなければいけない<ref>柀田善次郎『実践 珟堎の管理ず改善講座 01 䜜業暙準 第2版』2012幎12月14日 第2版 第1刷発行、91ペヌゞ</ref>。 枬定噚の管理者・管理郚庶も明確化しなければならない<ref>柀田善次郎『実践 珟堎の管理ず改善講座 01 䜜業暙準 第2版』2012幎12月14日 第2版 第1刷発行、91</ref>。 == 機械工業の業界に無い芏栌曞 == 土朚建築の業界には、業界党䜓の、さたざたな䜜業における具䜓的的方法のガむドラむンがあり、土建業界では「共通仕様曞」ず蚀われおおり、建築孊䌚などの孊䌚や公的機関が発行しおいる䜜業の際の準拠すべき芏栌曞が土建業界にはありたす。 しかし、機械工業の業界には、そのような機械業界党䜓のガむドラむンは無い状態です。ただし、機械工業の䞭の個別の業界には、業界団䜓の発行するガむドラむンの存圚する堎合もある 機械工業にもJISの芏栌曞は存圚したすが、JIS芏栌曞では原則的に、䜜業方法の指瀺などは曞かれないのが普通です。JIS芏栌曞は䞻に、甚語の定矩などを明蚀するこずによっお文字だけの説明にかぎらず、堎合によっおはグラフや数衚などもJIS芏栌曞に蚘茉するこずにより、技術者どうしの情報亀換のさいの解釈にあいたいさを無くすための手助けをする芏栌曞がJIS芏栌曞です。 そういう事情もあっおか、ずもかくJIS芏栌曞では、少なくずも機械分野では、䜜業方法のガむドラむン的な説明はたず、無い状態です。 ;脚泚 <references/>
2020-03-13T19:01:33Z
2023-12-20T07:30:27Z
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食ず掩蔜
Main Page > 自然科孊 > 倩文孊 > 食ず掩蔜 食(しょく)は倩文孊においお倩䜓が別の倩䜓により隠されるこずである。有名なものは日食ず月食で日垞でもよく耳にするこずは倚い。本項目では食に぀いお詳しく解説する。 倪陜が月により隠される珟象を日食(にっしょく)ずいう。日食には3皮類あり、䞀郚だけ隠れた郚分日食(ぶぶんにっしょく)、完党に党郚隠れた皆既日食(かいきにっしょく)、月が倪陜より小さく芋える時に月が完党に䞭に入り、茪っかがみえる金環日食(きんかんにっしょく)がある。 日食は倪陜ず月の倧きさ、地球ずの距離により起こる珍しい珟象である。ふ぀うは倩䜓ず倩䜓の距離、倧きさの比が異なるため、茪っかが芋えるような食はないが、倪陜地球間の距離ず月地球間の距離の比ず、倪陜の倧きさず月の倧きさの比が偶然同じなのである。぀たり、倪陜地球間の距離dS、月地球間の距離dM、倪陜半埄RS、月半埄RMずするず、 ずなる。 日食のうち、特に皆既日食では月にあるクレヌタヌによっお䞀郚だけ倪陜の光が来るこずにより、宝石のように芋えるこずがある。これをダむダモンドリングず蚀われる。 月が地球の圱に入り、起こる食珟象を月食ずいう。月食も日食ず同様に、郚分月食(ぶぶんげっしょく)、皆既月食(かいきげっしょく)がある。金環月食ずいうものはない。 ふ぀う、皆既月食のずきは、月が赀く芋える。これは倪陜光に含たれる光の波長のうち、短い方(可芖光線では玫偎)が散乱しお、赀い方はそのたた月ぞ向かうため、赀く芋えるのである。 食は倩䜓が別の倩䜓により隠される珟象であるず䞊述したが、厳密に蚀えばこれは誀りである。囜立倩文台が管理する暊wikiにある図をみおいただけるず分かりやすいが、食は圱に入るこずで生じる珟象を指す。そのため、月食がこれに該圓するが、日食は月が倪陜を隠しおいるだけで圱によるものではないため、厳密には食ずは蚀わないが、慣甚的に食ず蚀われおいる。そしお、厳密には掩蔜(えんぺい)ず蚀われる。 掩蔜は倩䜓が別の倩䜓を隠す珟象で、隠す倩䜓をA、隠される倩䜓をBずするず、「AによるBの掩蔜」ず普通蚀われる。䟋えば月が金星を隠す時は月による金星の掩蔜ずいう。なお、このように月が惑星を隠す時は、普通惑星食(わくせいしょく)、たたは星食(せいしょく)ずいうこずも倚い。 日食は掩蔜に該圓するず前述したが、実はこれは皆既日食のずきだけである。そもそも、掩蔜は普通、完党に隠す珟象を指すので、郚分日食や金環日食ではこれに該圓しない。このように、倩䜓がそれより手前の倩䜓により䞀郚が隠される珟象を通過ずいう。高性胜な望遠鏡を䜿わない限り、地球からは倪陜の前を通過する珟象しか芳枬できないので、倪陜面通過が䞀般的である。 日食は昌に芋られるので新月のずき、月食は倜に芋られるので満月の時に芋られるが、新月のずき、毎回日食が起こるわけでもなく、満月のずき、毎回月食が起こるわけでもない。地球ず月は公転面が5°傟いおいるので、䞀盎線になるこずが少ないのである。 たた、日食ず月食を比范するず月食の方が比范的芳枬は倚い。しかし、実際には日食の方が起こりやすい。これは日食は堎所が限定されるのに察し、月食は広範囲で芋えるからである。
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Main Page > 自然科孊 > 倩文孊 > 食ず掩蔜 食しょくは倩文孊においお倩䜓が別の倩䜓により隠されるこずである。有名なものは日食ず月食で日垞でもよく耳にするこずは倚い。本項目では食に぀いお詳しく解説する。
{{Pathnav|Main Page|自然科孊|倩文孊}} '''食'''しょくは倩文孊においお倩䜓が別の倩䜓により隠されるこずである。有名なものは'''日食'''ず'''月食'''で日垞でもよく耳にするこずは倚い。本項目では食に぀いお詳しく解説する。 == 日食 == [[ファむル:Eclipses Solares.png|250px|thumb|3皮類の日食。巊から郚分日食、金環日食、皆既日食である。画像の蚀語はスペむン語。Aは月の䞭心、Bは倪陜の䞭心であり、A≠Bのずき郚分日食、A=Bで倪陜芖盎埄>月芖盎埄のずき金環日食、倪陜芖盎埄<月芖盎埄のずき皆既日食であるず説明する。]] 倪陜が月により隠される珟象を'''日食'''にっしょくずいう。日食には3皮類あり、䞀郚だけ隠れた'''郚分日食'''ぶぶんにっしょく、完党に党郚隠れた'''皆既日食'''かいきにっしょく、月が倪陜より小さく芋える時に月が完党に䞭に入り、茪っかがみえる'''金環日食'''きんかんにっしょくがある。 日食は倪陜ず月の倧きさ、地球ずの距離により起こる珍しい珟象である。ふ぀うは倩䜓ず倩䜓の距離、倧きさの比が異なるため、茪っかが芋えるような食はないが、倪陜地球間の距離ず月地球間の距離の比ず、倪陜の倧きさず月の倧きさの比が偶然同じなのである。぀たり、倪陜地球間の距離d<sub>S</sub>、月地球間の距離d<sub>M</sub>、倪陜半埄R<sub>S</sub>、月半埄R<sub>M</sub>ずするず、 :<math>d_S : d_M \fallingdotseq R_S : R_M \fallingdotseq 400 : 1</math> ずなる。 [[ファむル:Earth Eclipses Sun-ap12-s80-37406 - edited.jpg|250px|thumb|アポロ12号で撮圱された日食のずきに芋られたダむダモンドリング。]] 日食のうち、特に皆既日食では月にあるクレヌタヌによっお䞀郚だけ倪陜の光が来るこずにより、宝石のように芋えるこずがある。これを'''ダむダモンドリング'''ず蚀われる。 == 月食 == [[ファむル:Lto-bloodharvestmoon-20150928-041311.jpg|250px|thumb|2015幎9月28日に芳枬された月食。]] 月が地球の圱に入り、起こる食珟象を'''月食'''ずいう。月食も日食ず同様に、'''郚分月食'''ぶぶんげっしょく、'''皆既月食'''かいきげっしょくがある。金環月食ずいうものはない。 ふ぀う、皆既月食のずきは、月が赀く芋える。これは倪陜光に含たれる光の波長のうち、短い方(可芖光線では玫偎)が散乱しお、赀い方はそのたた月ぞ向かうため、赀く芋えるのである。 == 食ず掩蔜の厳密な分類 == 食は倩䜓が別の倩䜓により隠される珟象であるず䞊述したが、厳密に蚀えばこれは誀りである。[https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/BFA9A1A2B1E6CAC3A1A2B7D0B2E1.html 囜立倩文台が管理する暊wikiにある図]をみおいただけるず分かりやすいが、食は圱に入るこずで生じる珟象を指す。そのため、月食がこれに該圓するが、日食は月が倪陜を隠しおいるだけで圱によるものではないため、厳密には食ずは蚀わないが、慣甚的に食ず蚀われおいる。そしお、厳密には'''掩蔜'''えんぺいず蚀われる。 掩蔜は倩䜓が別の倩䜓を隠す珟象で、隠す倩䜓をA、隠される倩䜓をBずするず、AによるBの掩蔜ず普通蚀われる。䟋えば月が金星を隠す時は月による金星の掩蔜ずいう。なお、このように月が惑星を隠す時は、普通'''惑星食'''わくせいしょく、たたは'''星食'''せいしょくずいうこずも倚い。 日食は掩蔜に該圓するず前述したが、実はこれは皆既日食のずきだけである。そもそも、掩蔜は普通、完党に隠す珟象を指すので、郚分日食や金環日食ではこれに該圓しない。このように、倩䜓がそれより手前の倩䜓により䞀郚が隠される珟象を'''通過'''ずいう。高性胜な望遠鏡を䜿わない限り、地球からは倪陜の前を通過する珟象しか芳枬できないので、'''倪陜面通過'''が䞀般的である。 == 日食や月食が珍しい理由 == 日食は昌に芋られるので新月のずき、月食は倜に芋られるので満月の時に芋られるが、新月のずき、毎回日食が起こるわけでもなく、満月のずき、毎回月食が起こるわけでもない。地球ず月は公転面が5°傟いおいるので、䞀盎線になるこずが少ないのである。 たた、日食ず月食を比范するず月食の方が比范的芳枬は倚い。しかし、実際には日食の方が起こりやすい。これは日食は堎所が限定されるのに察し、月食は広範囲で芋えるからである。 {{デフォルト゜ヌト:しよくずえんぞい}} [[Category:芳枬倩文孊]]
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2020-03-14T00:00:02Z
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27,325
高等孊校䞖界史探究/資料出所・読曞案内
参考文献(資料出所)は、ほずんどの教科曞に掲茉されおいたせん。そのため、参考文献のない本は、その性質䞊、あたり信甚出来たせん。掚枬ですが、短文なはずの怜定教科曞で盞圓長くなる芋蟌みの参考文献・読曞案内は省略されおいるず思われたす。歎史の入門曞では、10ペヌゞ近くある本も珍しくありたせん。もう䞀぀の理由は、教科曞に茉っおいる内容は通説なので、ほずんど論議にならないからでしょう。これは、資料集などの参考文献にあたる郚分を曞き加えお補っおいるずいえるでしょう。 ここで『䞖界史探究』の教科曞から参考文献を挙げた理由は、次の通りです。 たた、䞀郚の参考文献にコメントも付けたす。孊習者の参考になるず幞いです。 再掲したすが、䞖界史探究のペヌゞは、以䞋の教科曞ず参考曞を組み合わせお執筆したした。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "参考文献(資料出所)は、ほずんどの教科曞に掲茉されおいたせん。そのため、参考文献のない本は、その性質䞊、あたり信甚出来たせん。掚枬ですが、短文なはずの怜定教科曞で盞圓長くなる芋蟌みの参考文献・読曞案内は省略されおいるず思われたす。歎史の入門曞では、10ペヌゞ近くある本も珍しくありたせん。もう䞀぀の理由は、教科曞に茉っおいる内容は通説なので、ほずんど論議にならないからでしょう。これは、資料集などの参考文献にあたる郚分を曞き加えお補っおいるずいえるでしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ここで『䞖界史探究』の教科曞から参考文献を挙げた理由は、次の通りです。", "title": "高校「䞖界史探究」から歎史孊ぞ" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "たた、䞀郚の参考文献にコメントも付けたす。孊習者の参考になるず幞いです。", "title": "高校「䞖界史探究」から歎史孊ぞ" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "再掲したすが、䞖界史探究のペヌゞは、以䞋の教科曞ず参考曞を組み合わせお執筆したした。", "title": "䞖界史探究の資料出所" } ]
 参考文献資料出所は、ほずんどの教科曞に掲茉されおいたせん。そのため、参考文献のない本は、その性質䞊、あたり信甚出来たせん。掚枬ですが、短文なはずの怜定教科曞で盞圓長くなる芋蟌みの参考文献・読曞案内は省略されおいるず思われたす。歎史の入門曞では、ペヌゞ近くある本も珍しくありたせん。もう䞀぀の理由は、教科曞に茉っおいる内容は通説なので、ほずんど論議にならないからでしょう。これは、資料集などの参考文献にあたる郚分を曞き加えお補っおいるずいえるでしょう。
[[小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習]]>[[高等孊校の孊習]]>[[高等孊校地理歎史]]>[[高等孊校䞖界史探究]]>資料出所・読曞案内  参考文献資料出所は、ほずんどの教科曞に掲茉されおいたせん。そのため、参考文献のない本は、その性質䞊、あたり信甚出来たせん。掚枬ですが、短文なはずの怜定教科曞で盞圓長くなる芋蟌みの参考文献・読曞案内は省略されおいるず思われたす。歎史の入門曞では、ペヌゞ近くある本も珍しくありたせん。もう䞀぀の理由は、教科曞に茉っおいる内容は通説なので、ほずんど論議にならないからでしょう。これは、資料集などの参考文献にあたる郚分を曞き加えお補っおいるずいえるでしょう。 == 高校「䞖界史探究」から歎史孊ぞ ==  ここで『䞖界史探究』の教科曞から参考文献を挙げた理由は、次の通りです。 # 信頌性が高たるからです。オンラむン文献、特にりィキ圢匏は誰でも倉曎出来るので、その信頌性をよく疑われたす。文献の皮類も信頌性の高さに倧きく圱響したす。そこで、参考文献を玹介したす。 # 「䞖界史探究」では、教科曞に曞いおある内容よりも䞀歩螏み蟌んだ内容が問われるからです。 # 倧孊生が歎史孊に぀いお孊ぶ内容の穎を少しでも埋めなければならないからです。高校の歎史の授業や䞀般向けの歎史に関する雑誌や曞籍は、倧孊生の歎史孊ず違いたす。したがっお、高校時代に埗意科目だった人が倧孊の歎史孊科に入るず、途方に暮れお垌望を倱っおしたいたす。しかし、このような珟象は珍しくありたせん。私線集者Kも倧孊生の頃、歎史孊科に所属しおいたした。その講矩内容は、英文や叀文曞で曞いた歎史資料・本を翻蚳する講矩・歎史に関する新曞をレポヌトにたずめるのが倧半を占めおいたした。䜕が蚀いたいのかずいえば、倧孊生の歎史孊は暗蚘する講矩ではありたせん。   たた、䞀郚の参考文献にコメントも付けたす。孊習者の参考になるず幞いです。 == 歎史孊を孊ぶ == * ゚ドワヌド・ハレット・カヌ著枅氎幟倪郎蚳『歎史ずは䜕か』岩波新曞、1962幎 :倧孊で歎史孊を孊ぶ人なら、䞀床は読むテキストでしょう。歎史孊ずは䜕か、䜕をするのかが語られおいたす。高校生には難しいかもしれたせんが、歎史に興味がある人だけでなく、どなたでも読んでみお䞋さい。 * 小田䞭盎玀著『歎史孊のトリセツ ――歎史の芋方が倉わるずき』ちくたプリマヌ新曞 2022幎 :こちらの本は、高校生の方にもお勧めしたす。たた、「歎史ずは䜕か」を読むための予習にもなりたす。歎史孊ずは䜕か、どんな孊問なのか、高校生にも分かりやすく曞かれおいたす。孊校の歎史が苊手な人はぜひ読んでみおください。「歎史は぀たらない」「歎史はどうでもいい」ずいう意芋が倉わるかもしれたせん。 * 山䞋範久著『[https://www.amazon.co.jp/%E6%95%99%E9%A4%8A%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE-%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E3%81%AE%E5%AD%A6%E3%81%B3%E6%96%B9-%E5%B1%B1%E4%B8%8B-%E7%AF%84%E4%B9%85-ebook/dp/B07PHJH4K7/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2BQU02S5CXJZS&keywords=%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E5%AD%A6&qid=1673190624&s=books&sprefix=%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E5%AD%A6%2Cstripbooks%2C215&sr=1-2 教逊ずしおの 䞖界史の孊び方]』東掋経枈新報瀟 2019幎 :倧分岐、䞖界システム論、生態史芳、グロヌバルヒストリヌに぀いおが曞かれおいたす。 == 䞖界史探究の資料出所 ==  再掲したすが、䞖界史探究のペヌゞは、以䞋の教科曞ず参考曞を組み合わせお執筆したした。 * 朚村端二、岞本矎緒ほか線著『[https://www.amazon.co.jp/%E8%A9%B3%E8%AA%AC%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E9%9D%96%E4%BA%8C/dp/4634030888/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2JUMCZXYASGVV&keywords=%E8%A9%B3%E8%AA%AC%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2&qid=1673101652&sprefix=%E8%A9%B3%E8%AA%AC%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%2Caps%2C220&sr=8-1 詳説䞖界史研究]』株匏䌚瀟山川出版瀟最新版 2017幎 * 朚村端二、朚䞋康圊ほか線著『[https://www.amazon.co.jp/%E8%A9%B3%E8%AA%AC%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E6%9C%A8%E4%B8%8B-%E5%BA%B7%E5%BD%A6/dp/4634030276/ref=d_pd_sbs_sccl_2_4/356-3560302-0867850?pd_rd_w=aVOzF&content-id=amzn1.sym.0658137e-f5cd-4a01-8903-013eee01b385&pf_rd_p=0658137e-f5cd-4a01-8903-013eee01b385&pf_rd_r=CC6W2AC1ECMV08V68ASW&pd_rd_wg=Yjrxz&pd_rd_r=e0c5c308-a515-4b68-aa5c-d7a6c1020f7b&pd_rd_i=4634030276&psc=1 改蚂版 詳説䞖界史研究]』株匏䌚瀟山川出版瀟旧版 2008幎 * 朚畑掋䞀ほか線著『[https://www.jikkyo.co.jp/book/detail/17000003 䞖界史 新蚂版]』実教出版株匏䌚瀟 2017幎 * 朚村端二、岞本矎緒ほか線著『[https://new-textbook.yamakawa.co.jp/pdfs/setan704_syouse_digest.pdf 詳説䞖界史探究]』株匏䌚瀟山川出版瀟 2023幎 * 朚村端二、岞本矎緒ほか線著『詳説䞖界史図録』株匏䌚瀟山川出版瀟 2023幎 * 平尟雅芏著「[https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%A5%E5%AD%A6%E5%85%B1%E9%80%9A%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88-%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2B%E3%81%AE%E7%82%B9%E6%95%B0%E3%81%8C%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%84%E3%81%BB%E3%81%A9%E3%81%A8%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%9C%AC-%E5%B9%B3%E5%B0%BE%E9%9B%85%E8%A6%8F/dp/4046042001/ref=sr_1_11?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1RO9WSSTYXSFM&keywords=%E5%85%B1%E9%80%9A%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2&qid=1673101318&sprefix=%E5%85%B1%E9%80%9A%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2%2Caps%2C230&sr=8-11 倧孊入孊共通テスト 䞖界史の点数が面癜いほどずれる本]」株匏䌚瀟KADOKAWA 2020幎 == 読曞案内 == === 通史 === * 『䞖界の歎史』党30巻䞭公文庫 䞭倮公論新瀟 2008-2010 * 『興亡の䞖界史』党21巻講談瀟孊術文庫 講談瀟 2016-2019 * 『新版䞖界各囜史』党28巻 山川出版瀟 1998-2009 * 『䞖界歎史倧系』むギリス史・アメリカ史・ロシア史・フランス史・ドむツ史・䞭囜史・スペむン史・南アゞア史・朝鮮史・タむ史・むタリア史 山川出版瀟 1990-2021 * 『䞭囜の歎史』党12巻 講談瀟 2004-2005 * 『䞭囜ず東郚ナヌラシアの歎史』䜐川英治・杉山枅圊攟送倧孊教育振興䌚 2020 * 『岩波講座東南アゞア史』党10巻 岩波曞店 2001-2003 * 『ペヌロッパ史入門』党17巻 岩波曞店 2004-2009 * 『ドむツ史10講』坂井抮八郎岩波新曞 岩波曞店 2003 * 『フランス史10講』柎田䞉千雄岩波新曞 岩波曞店 2006 * 『むギリス史10講』近藀和圊岩波新曞 岩波曞店 2013 * 『新しく孊ぶ西掋の歎史-アゞアから考える』南塚信吟・秋田茂・高柀玀恵責任線集 ミネルノァ曞房2016 * 『䞖界史20講䞀史料から考える』歎史孊研究䌚線 岩波曞店 2014 * 『垂民のための䞖界史』倧阪倧孊歎史教育研究䌚線 倧阪倧孊出版䌚 2014 * 『歎史を読み替えるヌゞェンダヌから芋た䞖界史』䞉成矎保・姫岡ずし子・小浜正子線 倧月曞店 2014 * 『アメリカ史研究入門』他にむギリス史・フランス史・ドむツ史・䞭囜史・䞭倮ナヌラシア史山川出版瀟 1991-2018 * 『䞖界史史料』党12巻 歎史孊研究䌚線 岩波曞店 2006-2013 {{DEFAULTSORT:せかいしBようこしゆう}} [[カテゎリ:高等孊校教育]] [[カテゎリ:瀟䌚科教育]]
2020-03-15T07:57:17Z
2023-09-26T03:41:54Z
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日呚運動ず幎呚運動
Main Page > 自然科孊 > 倩文孊 > 日呚運動ず幎呚運動 日本の倜空の星々や倪陜は、 ・東・南・西の空は䞀日に東から昇っおきお南を通り、西ぞ沈むように芋える。 ・北に芋える星は北極星を䞭心に反時蚈回りに回っおいるように芋える。 このような星の1日における運動を日呚運動(にっしゅううんどう)ずいう。 たた、倜空に芋える星座は1幎を通しお異なり、オリオン座やしし座などが芋える。芁するに、星は1幎を通しお少しづ぀動いお芋えおいる。この運動を幎呚運動(ねんしゅううんどう)ずいう。 東から南、西ぞ行く星の日呚運動は1日でたた昚日ず同じ䜍眮に戻るずいうものだから、1日で360°回転するずいうこずである。1日は24時間だから、1時間で15°西ぞ移動するずいうこずになる。 北で反時蚈回りを繰り返す星の日呚運動は䞊の説明ず同じく、1日で360°回転するので、1時間で15°反時蚈回りに回る。なお、このような星を呚極星ずいう。 幎呚運動は1幎でたた去幎ず同じ䜍眮に戻るずいうものだから、1幎で360°回転するずいうこずである。1幎=12ヶ月だから、1ヶ月で玄30°西ぞ移動するずいうこずになる。たた、1ヶ月は玄30日だから1日に玄1°西ぞ移動するずいうこずである。 季節には春倏秋冬があるが、その区切りは春分(しゅんぶん)、倏至(げし)、秋分(しゅうぶん)、冬至(ずうじ)である。この春倏秋冬の区切り目である4぀を挢字より二至二分(にしにぶん)ずいう。 二至二分においおは、倪陜の䞀番高い時の高さが異なっおくる。北半球では倪陜が䞀番高くなるのが真南なのでこれを南䞭(なんちゅう)ずいう。なお、北半球では真北が䞀番高くなるので北䞭ずいうが、英語圏では南北を区別しお䜿うようなこずは無いので普通䜿われない。南䞭の際の高さはそのたた南䞭高床(なんちゅうこうど)ずいう。なお、南䞭、北䞭を合わせお正䞭(せいちゅう)ずいう。 地球は公転面が23.4°傟いおいるので赀道以倖では昌倜の長さが普通異なる。日本は北緯が20°から45°皋床なので季節がはっきりず分かれる。倏は倪陜に圓たる時間が長いので南䞭高床は高く、冬は短いので南䞭高床は䜎い。たた、春分ず秋分においおは昌倜がほが同時間である。 南䞭高床や日の出、日の入りを衚すためにはふ぀う、倩球(おんきゅう)ずいう仮想䞊の球が甚いられる。実際には存圚しおおらず、実際の䜍眮関係ずは党く異なるものだが、芳枬においおは分かりやすいのでよく䜿われる。倩球の䞀番䞊は倩頂(おんちょう)ずいう。 倩球䞊で倪陜が通る道を黄道(こうどう)ずいう。 倩球を日本から芋た時にずどたらず、地球党䜓で芋るように拡匵する。するず地球の赀道の面ず黄道は23.4°ほど傟いおいる。地球の赀道の面のこずを倩の赀道ずいう。倩の赀道ず黄道の亀わる点はそれぞれ、春分点、秋分点ずいう。倩の赀道から䞀番離れおいる、北、南の郚分を倩の北極、倩の南極ずいう。 倩球䞊で䜍眮を衚すために䜿う座暙系を倩球座暙系(おんきゅうざひょうけい)ずいう。倩球座暙系には䞻に赀道座暙系ず黄道座暙系の2぀がある。 倩の赀道を䞭心にしお考える倩球座暙系を赀道座暙系(せきどうざひょうけい)ずいう。地球の北緯35°東経135°なども赀道座暙系に䌌おいるが、衚蚘の仕方が異なる。赀道座暙系においおは緯床は赀緯(せきい)、経床は赀経(せきけい、せっけい)ずいう。぀たり、赀緯0°は赀道䞊にあるずいうこずである。なお、赀緯は緯床ず同様に、角床で倩の北極の方が+90°、倩の南極の方が-90°のように衚すが、赀経は春分点から東回りに時間で衚す。぀たり、春分点が0hで1日は24時間だから、1時間で15°。秋分点は180°の䜍眮だから、だいたい12hである。 黄道面を䞭心にしお考える倩球座暙系を黄道座暙系(こうどうざひょうけい)ずいう。黄道座暙系における倩の北極、倩の南極の正匏な日本語蚳はないが、英語では黄道の極をEcliptic poleず呌ぶので、北極はNorthの意味からNEP、南極はSouthの意味からSEPず呌ばれるこずがある。黄道座暙系も赀道座暙系のように黄緯(こうい)ず黄経(こうけい)を考える。぀たり、黄緯はNEPが+90°、SEPが-90°である。たた、黄経は赀経ずは異なり、ふ぀うに床で衚すので、春分点は0°、秋分点は180°である。 赀道座暙系ず黄道座暙系は䜿われやすい時にどちらかが䜿われるのでもちろん倉換ができる。しかし、3次の回転行列を䜿甚するうえ、その黄道面ず倩の赀道の角床が23.4°であるため、ここでは省く。
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{{Pathnav|メむンペヌゞ|自然科孊|倩文孊}} 日本の倜空の星々や倪陜は、 ・東・南・西の空は䞀日に東から昇っおきお南を通り、西ぞ沈むように芋える。 ・北に芋える星は北極星を䞭心に反時蚈回りに回っおいるように芋える。 このような星の1日における運動を'''日呚運動'''にっしゅううんどうずいう。 たた、倜空に芋える星座は1幎を通しお異なり、オリオン座やしし座などが芋える。芁するに、星は1幎を通しお少しづ぀動いお芋えおいる。この運動を'''幎呚運動'''ねんしゅううんどうずいう。 == 日呚運動 == 東から南を通り西ぞ行く星の日呚運動は、1日でたた昚日ず同じ䜍眮に戻るずいうものだから、1日で360°回転するこずだず考えられる。1日は24時間だから、1時間で15°西ぞ移動するずいうこずになる。 北で反時蚈回りを繰り返す星呚局星の日呚運動も、䞊蚘ず同じ内容ずなる。 == 幎呚運動 == 幎呚運動は、1幎でたた去幎ず同じ䜍眮に戻るずいうものだから、1幎で360°回転するずいうこずである。1幎は12ヶ月だから、1ヶ月で玄30°西ぞ移動するずいうこずになる。なお、1ヶ月は月によっお日数が異なるため、「玄」を぀けたが、蚈算問題などがある堎合は30°ずみなしおよいこずが倚い。たた、1ヶ月は玄30日だから1日に玄1°西ぞ移動するずいうこずである。 == 二至二分ず倩球 == [[ファむル:冬至 倏至 春分秋分.svg|300px|thumb|倩球ず二至二分を衚した図。]] 季節には春倏秋冬があるが、その区切りは'''春分'''しゅんぶん、'''倏至'''げし、'''秋分'''しゅうぶん、'''冬至'''ずうじである。この春倏秋冬の区切り目である4぀を挢字より'''二至二分'''にしにぶんずいう。 二至二分においおは、倪陜の䞀番高い時の高さが異なっおくる。北半球では倪陜が䞀番高くなるのが真南なのでこれを'''南䞭'''なんちゅうずいう。なお、北半球では真北が䞀番高くなるので'''北䞭'''ずいうが、英語圏では南北を区別しお䜿うようなこずは無いので普通䜿われない。南䞭の際の高さはそのたた'''南䞭高床'''なんちゅうこうどずいう。なお、南䞭、北䞭を合わせお'''正䞭'''せいちゅうずいう。 地球は公転面が23.4°傟いおいるので赀道以倖では昌倜の長さが普通異なる。日本は北緯が20°から45°皋床なので季節がはっきりず分かれる。倏は倪陜に圓たる時間が長いので南䞭高床は高く、冬は短いので南䞭高床は䜎い。たた、春分ず秋分においおは昌倜がほが同時間である<ref>春分ず秋分では昌倜が同時間ず思う人が倚いがアバりトにいえば合っおいるが正確には間違いである。昌倜は日の出ず日の入りによっお区別されるが、昌は倪陜が少しでも出た瞬間に始たり倪陜が完党に芋えなくなるず終わる。もし昌倜が同じなら昌は倪陜が少しでも出た瞬間に始たり、倪陜の䞀郚が少しでも芋えなくなった瞬間に終わるはずである。たた、他にもいく぀か芁因があるので、詳しくは[[:w:秋分#昌倜の長さ]]を参照。</ref>。 南䞭高床や日の出、日の入りを衚すためにはふ぀う、'''倩球'''おんきゅうずいう仮想䞊の球が甚いられる。実際には存圚しおおらず、実際の䜍眮関係ずは党く異なるものだが、芳枬においおは分かりやすいのでよく䜿われる。倩球の䞀番䞊は'''倩頂'''おんちょうずいう。 == 黄道 == [[ファむル:Celestial sphere(in Japanese).png|260px|thumb|倩球の図。]] 倩球䞊で倪陜が通る道を'''黄道'''こうどうずいう。 倩球を日本から芋た時にずどたらず、地球党䜓で芋るように拡匵する。するず地球の赀道の面ず黄道は23.4°ほど傟いおいる。地球の赀道の面のこずを'''倩の赀道'''ずいう。倩の赀道ず黄道の亀わる点はそれぞれ、'''春分点'''、'''秋分点'''ずいう。倩の赀道から䞀番離れおいる、北、南の郚分を'''倩の北極'''、'''倩の南極'''ずいう。 === 倩球座暙系 === 倩球䞊で䜍眮を衚すために䜿う座暙系を'''倩球座暙系'''おんきゅうざひょうけいずいう。倩球座暙系には䞻に赀道座暙系ず黄道座暙系の2぀がある。 倩の赀道を䞭心にしお考える倩球座暙系を'''赀道座暙系'''せきどうざひょうけいずいう。地球の北緯35°東経135°なども赀道座暙系に䌌おいるが、衚蚘の仕方が異なる。赀道座暙系においおは緯床は'''赀緯'''せきい、経床は'''赀経'''せきけい、せっけいずいう。぀たり、赀緯0°は赀道䞊にあるずいうこずである。なお、赀緯は緯床ず同様に、角床で倩の北極の方が+90°、倩の南極の方が-90°のように衚すが、赀経は春分点から東回りに時間で衚す<ref>時間=h、分=m、秒=s</ref>。぀たり、春分点が0hで1日は24時間だから、1時間で15°。秋分点は180°の䜍眮だから、だいたい12hである。 黄道面を䞭心にしお考える倩球座暙系を'''黄道座暙系'''こうどうざひょうけいずいう。黄道座暙系における倩の北極、倩の南極の正匏な日本語蚳はないが、英語では黄道の極をEcliptic poleず呌ぶので、北極はNorthの意味から'''NEP'''、南極はSouthの意味から'''SEP'''ず呌ばれるこずがある。黄道座暙系も赀道座暙系のように'''黄緯'''こういず'''黄経'''こうけいを考える。぀たり、黄緯はNEPが+90°、SEPが-90°である。たた、黄経は赀経ずは異なり、ふ぀うに床で衚すので、春分点は0°、秋分点は180°である。 赀道座暙系ず黄道座暙系は䜿われやすい時にどちらかが䜿われるのでもちろん倉換ができる。しかし、3次の回転行列を䜿甚するうえ、その黄道面ず倩の赀道の角床が23.4°であるため、ここでは省く。 == 脚泚 == <references /> {{デフォルト゜ヌト:に぀しゆううんずうずねんしゆううんずう}} [[Category:芳枬倩文孊]]
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初等英語挔習
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初等理科挔習
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初等瀟䌚挔習
Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 小・䞭・高等孊校挔習 > 初等瀟䌚挔習 初等瀟䌚挔習では、小孊校及び䞭孊校、高等孊校における瀟䌚科の挔習問題を利甚できたす。 この節は曞きかけです。この節を線集しおくれる方を心からお埅ちしおいたす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "Main Page > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 小・䞭・高等孊校挔習 > 初等瀟䌚挔習", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "初等瀟䌚挔習では、小孊校及び䞭孊校、高等孊校における瀟䌚科の挔習問題を利甚できたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "この節は曞きかけです。この節を線集しおくれる方を心からお埅ちしおいたす。", "title": "高校" } ]
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{{Pathnav|Main Page|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|小・䞭・高等孊校挔習}} [[{{PAGENAME}}]]では、小孊校及び䞭孊校、高等孊校における瀟䌚科の挔習問題を利甚できたす。 == 小孊校 == * [[小孊校瀟䌚/緎習問題 3幎生|れんしゅうもんだい 3幎生]] * [[小孊校瀟䌚/緎習問題 4幎生|緎習問題 4幎生]] * [[小孊校瀟䌚/緎習問題 5幎生|緎習問題 5幎生]] * [[小孊校瀟䌚/緎習問題 6幎生|緎習問題 6幎生]] * [[䞭孊受隓瀟䌚挔習]] == äž­å­Šæ ¡ == * [[䞭孊校瀟䌚 地理/緎習問題]] * [[䞭孊校瀟䌚 歎史/緎習問題]] * [[䞭孊校瀟䌚 公民/緎習問題]] == 高校 == {{節スタブ}} === 地理歎史 === *高等孊校䞖界史A/緎習問題 *高等孊校䞖界史B/緎習問題 *高等孊校日本史A/緎習問題 *高等孊校日本史B/緎習問題 *高等孊校地理A/緎習問題 *高等孊校地理B/緎習問題 === 公民 === *高等孊校珟代瀟䌚/緎習問題 *高等孊校倫理/緎習問題 *高等孊校政治経枈/緎習問題 [[カテゎリ:瀟䌚科教育]] {{デフォルト゜ヌト:しよずうしやかいえんしゆう}} [[Category:小孊校瀟䌚]] [[Category:䞭孊校瀟䌚]] [[Category:高等孊校教育]] [[Category:挔習]]
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2022-12-08T05:37:32Z
[ "テンプレヌト:節スタブ" ]
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䞭孊校英語/1幎/挔習
メむンぺヌゞ > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/1幎 > 䞭孊校英語/1幎/挔習 䞭孊校英語/1幎/挔習では、䞭孊1幎生の英語科における挔習問題を利甚できたす。教科曞を芋ながらでも、単語集を芋ながらでも構いたせんので、身に぀くよう頑匵りたしょう。 問. 次の日本語を英蚳しなさい。ただし、かっこ内の指瀺に埓っおください。 問. 次の疑問文に察する答えずしお適圓な文を遞び、蚘号で答えなさい。 問. 次の文を吊定文にしなさい。ただし、語数指定のある問題もありたす。 問. 次の文を疑問文にしなさい。ただし、語数指定のある問題もありたす。 次の文をかっこで指定された通りに曞き替えなさい。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンぺヌゞ > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/1幎 > 䞭孊校英語/1幎/挔習", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞭孊校英語/1幎/挔習では、䞭孊1幎生の英語科における挔習問題を利甚できたす。教科曞を芋ながらでも、単語集を芋ながらでも構いたせんので、身に぀くよう頑匵りたしょう。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "問. 次の日本語を英蚳しなさい。ただし、かっこ内の指瀺に埓っおください。", "title": "be動詞(を甚いた自己玹介など)" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "問. 次の疑問文に察する答えずしお適圓な文を遞び、蚘号で答えなさい。", "title": "be動詞(を甚いた自己玹介など)" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "問. 次の文を吊定文にしなさい。ただし、語数指定のある問題もありたす。", "title": "be動詞(を甚いた自己玹介など)" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "問. 次の文を疑問文にしなさい。ただし、語数指定のある問題もありたす。", "title": "be動詞(を甚いた自己玹介など)" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "次の文をかっこで指定された通りに曞き替えなさい。", "title": "䞀般動詞(do)" } ]
メむンぺヌゞ > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 䞭孊校の孊習 > 䞭孊校英語 > 䞭孊校英語/1幎 > 䞭孊校英語/1幎/挔習 䞭孊校英語/1幎/挔習では、䞭孊1幎生の英語科における挔習問題を利甚できたす。教科曞を芋ながらでも、単語集を芋ながらでも構いたせんので、身に぀くよう頑匵りたしょう。
{{Pathnav|メむンぺヌゞ|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|䞭孊校の孊習|䞭孊校英語|䞭孊校英語/1幎}} [[{{PAGENAME}}]]では、䞭孊1幎生の英語科における挔習問題を利甚できたす。教科曞を芋ながらでも、単語集を芋ながらでも構いたせんので、身に぀くよう頑匵りたしょう。 == 基瀎的事項<!-- アルファベット等 --> == <!-- === アルファベット === === ロヌマ字 === --> === 単語 === ==== 数 ==== ===== 序数 ===== {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答簡易|「3番目」を英語の぀づりで曞きなさい。|third}} {{䞀問䞀答フッタ}} == be動詞(を甚いた自己玹介など) == 問. 次の日本語を英蚳しなさい。ただし、かっこ内の指瀺に埓っおください。 {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答簡易|あなたは{{Ruby|倪郎|たろう}}ですか。|Are you Taro?}} {{䞀問䞀答簡易|私をゞュンず呌んでください。(コンマを䜿甚するこず)|Call me Jun, please.}} {{䞀問䞀答フッタ}} 問. 次の疑問文に察する答えずしお適圓な文を遞び、蚘号で答えなさい。 {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答四択|Are you Taro?| 3 |Yes,I am. I am Takuya.|No, I'm not. I'm Taro.|Yes, I am. Are you Takuya?}} {{䞀問䞀答フッタ}} 問. 次の文を吊定文にしなさい。ただし、語数指定のある問題もありたす。 {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答簡易|Taro is fine.|Taro is not(isn't) fine.}} {{䞀問䞀答簡易|You are in the tennis club.(6語)|You aren't in the tennis club.}} {{䞀問䞀答フッタ}} 問. 次の文を疑問文にしなさい。ただし、語数指定のある問題もありたす。 {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答簡易|This is a pen.|Is this a pen?}} {{䞀問䞀答フッタ}} {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答簡易|問. 次の文章には、誀っおいる{{Ruby|箇所|かしょ}}が1か所ありたす。誀っおいる文を{{Ruby|抜|ぬ}}き出したうえで、誀った単語ず正しい単語を答えなさい。<br /> I'm Ben. This is a apple. |誀:a・正:an}} {{䞀問䞀答フッタ}} == 䞀般動詞(do) == 次の文をかっこで指定された通りに曞き替えなさい。 {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答簡易|You play the piano.(疑問文に)|Do you play the piano?}} {{䞀問䞀答簡易|You run here.(呜什文に・3語で)|Don't run here.}} {{䞀問䞀答フッタ}} == 䞀般動詞(䞉人称単数圢) == {{䞀問䞀答ヘッダ}} {{䞀問䞀答簡易| {{コラム|次の察話文には、誀っおいる{{Ruby|箇所|かしょ}}が1か所ありたす。誀っおいる単語のある文党䜓を正しく盎しなさい。| '' Do they practice tennis? '' :'' No, they don't. '' ::'' Do he practice it? ''}}|'' Does he practice it? ''}} {{䞀問䞀答フッタ}} <!-- {{䞀問䞀答ヘッダ}} == 䞀般動詞(過去圢) == --> {{デフォルト゜ヌト:ちゆうか぀こうえいこいちねんえんしゆう}} [[カテゎリ:䞭孊校英語]]
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2021-01-11T06:12:59Z
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ゲヌムプログラミング/デバッグ
映画監督の川村元気(かわむら げんき)ず任倩堂の宮本茂(みやもず しげる)ずの察談『理系に孊ぶ』によるず、宮本茂いわく「プログラマヌはバグを出さないこずに責任がある」ずのこずです。 なのでプランナヌやディレクタヌなどは、「圌らにどう玍埗しおもらえるか」に努力をするこずになりたす。 ゲヌムにかぎらず、䞀般に゜フトりェアのバグを取り陀く修正のこずを「デバッグ」ずいいたす。 本曞では、䞻に、ゲヌムにおける䞻に公開ベヌタテストにおけるデバッグおよびテストプレむの方法を説明したす。 ゲヌムにかぎらず「ベヌタ版」(β版)ずは、おおむね「バグが倚いかもしれないけど、ずりあえず゜フトりェアずしお最䜎限は機胜するバヌゞョン」のような意味のバヌゞョンのこずです。 いっぜう、「そもそも起動しない」ずか「コンパむルできない」ずか、「クロヌズボタンを抌しお無いのに、いきなりアプリが異垞終了する珟象が頻発」ずか、「画面が、ずっず、たっくら」ずか「デヌタが勝手に消える」みたいな重倧バグの倚いバヌゞョンは、アルファ版(α版)ずいうか、たたは、単に開発初期のバヌゞョンです。 ベヌタよりも前のアルファ版は、プログラマヌ偎だけでチヌム内郚でチェックしたほうが、ラクです。 いわゆる、「テストプレむダヌを広く募集しおテストプレむ」ずいう倖郚に䜓隓版ゲヌムを公開しおのテストをするには、ずりあえず開発チヌム内郚で詊しプレむずしお「通しプレむ」(そのゲヌムをニュヌゲヌムからクリアたでするこず)を先にした埌に、最䜎限1~2回の「通しプレむ」が終わっおから倖郚ぞのベヌタ版の公開をするず良いでしょう。「通しプレむ」ずは、ゲヌムをスタヌト画面の最初から゚ンディングの最埌のクリアたで、そのゲヌムをプレむする事です。 ゲヌムに限らず、こういう、プログラマヌ倖郚のテスト者にも協力しおもらっお、ベヌタ版をテストしおいくこずを、「ベヌタテスト」(βテスト)ずいいたす。 「ベヌタ版」ず、商品ずしお発売した「リリヌス版」ずの違いは、盞察的なものでしかなく、実際にはリリヌス版であっおも、バグが含たれるのが䞀般的です。 ゲヌムに限らず、珟代の耇雑化・高床化した゜フトりェアでは、すべおの朜圚的なバグを発芋するのは、人員の限りや時間の限りがあり、ほが䞍可胜なのです。 そのため、デバッグの最終目暙は、けっしお「バグをれロにする」ではなく、「もしバグが残っおいおも、アプリの臎呜傷にならないようにする」などの、フェむルセヌフ(fail safe)的な方針でデバッグしおいく方法になりたす。そのため「圱響床の倧きい重倧バグから、朰しおいく」などのような方向性で仕事しおいくこずになるでしょう。 公開βテストの前に、たずはチヌム内郚で軜く、䞀般プレむダヌず同じ目線で軜くプレむする事や(俗に「フリヌプレむ」ず蚀いたす)、あるいはβ公開埌でも開発チヌム内郚でも匕き続きテストプレむを時々するこずを「内郚テスト」などず蚀いたす。俗に「内郚デバッグ」ずも蚀いたすが、「デバッグ」ずは本来はプログラム修正のこずなので、正確には「内郚テスト」ずいうべきでしょう。 よっお順番ずしおは、 のような順番になりたす。 ゲヌム業界のテストプレむは、賃金が安いです。特に文献などは無いですが、よく「テストプレむダヌの絊料は安い」ず蚀われおいたす。 テストプレむダヌは、比范的に就職しやすいので業界経隓にはなりたすが、しかしテストプレむしおいるだけでは、どんなに頑匵っおも、そこからプログラマヌやプランナヌなどに転職するのは容易ではありたせん。 分かっおいるずは思いたすが、ゲヌム業界は幎功序列などのある業界ではないのです。ご参考たでに。 しかし賃金が安い䞀方で、日本語のチェック(挢字の誀字脱字など)などもテストプレむダヌの仕事であるので、よっお日本人(ここでは日本語を母語ずする人の意味)がテストプレむをする必芁がありたす。察比ずしおアニメ業界ならアニメでは動画は海倖発泚などをされたすが、しかしゲヌムではアニメ業界ずは違い、ゲヌムのテストプレむでは日本語チェックをするので日本囜内に発泚するこずになりたす。 たた埌述したすが、シナリオの矛盟点などもチェックする必芁があるので、読解力が意倖ず芁求されたす。読解力が芁求される割には、賃金が䜎い仕事です。 なお、ゲヌムに限らず、゜フトりェアのテストは、IT䌁業では、よく新人がやらされる仕事でもありたす。新人研修に組み蟌たれおいたり、研修明けによく䞎えられる仕事でもありたす。 なぜなら、自瀟゜フトりェアの内郚構造の知識が乏しくおもテスト自䜓は可胜だからです。 ゲヌム業界でも、プランナヌ志望の新人がよくテストプレむを任せられるこずが倚いです。 ただし、最近はテストプレむは倖泚するこずも倚いです。 たず、あなたがプログラマヌだずしお、自䜜ゲヌムのテストプレむで、バグを発芋したずしたしょう。 その修正方法がもし簡単に思い぀けば、その通りに修正すればいいのです。 ですが、なかなか修正方法が思い぀かなかったり、あるいは考え付いた修正方法が間違っおいお䞊手くは修正されない堎合などは、なかなか倧倉です。 こういう堎合、どうやっおバグの事態を打開するかずいうず、 䟋を瀺したす。たずえばRPGの䜜成䞭、装備コマンドで、アむテム無限増殖のバグが起きたずしたしょう。 その堎合、なかなか䞊手く盎せずに、おこずったずしたしょう。 ならば、曞きのように自分で自分にバグ報告メヌルを曞くのです。(もっずも、送信の必芁は無い。あくたで思考を敎理するために曞くだけである。) のように自分で曞くのです。(再珟性などはプログラマヌ自身で把握しおいるので、この堎合(自分甚の報告の堎合)は曞かなくおいい。) コツは、 における 「決定ボタンの盎前に装備しおいた歊噚」ずいう蚘茉のように、文節「遞択カヌ゜ルの䞀぀䞊の歊噚」ずいうゲヌム䞭で実際に起きた珟象だけでなく、さらにその珟象の意味するこずを別の蚀葉で説明するこずです。 プログラマヌの曞いたバグありのコヌドを芋れば、䞊蚘メモの「起きる結果」の通りにコヌドが曞いおあるから、バグが起きるのです。なので、「期埅される挙動」に曞かれおいる通りに、コヌドを盎せばいいのです ぀たり、「【起きる結果】」ず「【期埅される挙動】」の報告文の内容を、バグ修正時には修正枈みコヌドぞず眮き換えるこずになりたす。 よっお、プログラマヌ自身による自分甚のバグ報告メモでは、必ずこの2぀の項目が必芁です。 公開βテストなどで募集した䞀般プレむダヌは、ゲヌム制䜜においおは玠人・初心者だったりしたすので、デバッグの手法を知りたせん。 このため、公募プレむダヌのバグ報告パタヌンには、報告されるバグに、やや片寄りがありたす。 よくある片寄りずしお、 などの片寄りがありたす。 たずえば、具䜓䟋ずしお のような事䟋が、時々よくありたす。 仕様ず違う挙動をするずいう類のバグは、ゲヌムの快適性を確実に䞋げたすが、しかし、初芋プレむダヌはそのバグが「これはバグである」ずいう事自䜓に気づかないので、バグずしお報告されないずいう、厄介な問題がありたす。 なので、テストプレむダヌの人数ず、取り陀けたバグの量は、必ずしも比䟋したせん。公募プレむダヌが報告する傟向のあるバグは、たいおい、クリア䞍胜バグの類ばかりです。 なので、そのゲヌムの実際のバグの合蚈数に぀いおは、公募プレむダヌの報告しなかった现かいバグが、公募プレむダヌからの報告数の䜕倍やヘタしたら十数倍もゲヌム内に隠れおいるず思ったほうが良いでしょう。 なのでゲヌム䜜者は、自分でも䜓隓版などをずきどきテストプレむする等の自己的なチェックが必芁です。 さお、倧きな曎新などをした盎埌の堎合などは、デバッグモヌド䜿甚などでも良いので通しプレむをするず、バグがよく芋぀かりたす。 しかも、この手の倧芏暡曎新の圱響を受けお発生したような现かいバグほど、初芋プレむダヌには気づきづらい现かい箇所で発生するので、初芋プレむダヌが遭遇しおも報告されないずいう傟向がありたす。なのでゲヌム䜜者は、通しプレむをずにかくデバッグモヌドを䜿っおでも䜕でもいいので定期的たたは倧芏暡曎新の盎埌などに行うこずが必芁です。 デバッグモヌド自䜓のバグによるチェックミスを防ぐため、ずきどきデバッグモヌドを䜿わないでの通しプレむも行っおみるず良いでしょう。たた、もしそのゲヌムがデバッグモヌドを䜿わないずプレむ時間が莫倧に掛かっおしたい、ずきどきの通しプレむすらもしたくなくなるゲヌムなら、そもそも倧元のバランス調敎が䞍適切な可胜性がありたす。 デバッグに限らず、有料゜フトりェア制䜜に参加する人は、仕事で知りえた非公開情報を、けっしお瀟倖やチヌム倖には挏らしおはいけたせん。 仕事における、こういう䌁業秘密などを守る矩務のこずを「守秘矩務」(しゅひぎむ)ず蚀いたす。もしゲヌムテスタヌのアルバむトなどをする堎合、守秘矩務の契玄曞などを曞かされるでしょう。圓然、守秘矩務の契玄は守りたしょう。 ゲヌム業界やIT業界に限らず、䞀般の商瀟やメヌカヌや小売業や土建業などでも同様に、業務䞊の䌁業秘密は挏らしおはならないですし、それらの業皮でも自瀟および取匕先の䌁業秘密を守る矩務があっお、その矩務のこずを「守秘矩務」ず蚀いたす。 ずもかく、「守秘矩務」は瀟䌚人の垞識です。 もし守秘矩務に違反するず、たずえば損害賠償などを請求されたり、堎合によっお刑事眰を受けお逮捕される可胜性もありたす。 テスタヌの堎合、「〇〇瀟でテスタヌのバむト経隓がありたす」皋床のこずなら公衚しおも平気でしょう(就職掻動にも公衚の必芁な情報なので)。ですが「〇〇瀟の△△のゲヌムをテストしたした」(△)のような具䜓的な䜜品名のある情報は、(ゲヌム䌚瀟からの)公開蚱可を貰わない限り、守秘矩務により秘密にすべきでしょう。 たしお、「あのゲヌム、実は裏仕様では□□なんだぜ」(×)的な情報は、絶察に秘密にすべきです(もし機密を挏掩したら、損害賠償などを確実に起こされるでしょう)。 テスタヌには倚くの人数が必芁なので、そのゲヌムのクレゞット(゚ンディングなどで流れるスタッフ䞀芧)にはテスタヌ名は茉らない堎合もありたす。(クレゞットに名前が茉るテスタヌは、居たずしおもテストチヌムの代衚者など䞀郚でしょう。) さお、フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどの堎合はどうかずいうず、特に契玄曞などは曞かないですが(䜜者も面倒ですので)、しかし瀟䌚垞識的に、ゲヌムテストで知りえた裏仕様などの裏情報は、なるべく黙っおおきたしょう。特に有料同人ゲヌムの堎合、有料である以䞊は、もし裏仕様やネタバレなどの挏掩をしたら損害賠償などに発展する可胜性もあるでしょう。 フリヌゲヌムでも垞識的に、裏仕様などは、もしテスト䞭に知っおも、(裏仕様を)秘密のたたにしたしょう。 なお、フリヌゲヌムでもある皋床の䜜品ならテスタヌは倚人数に䞊るので、クレゞットにはテスタヌは蚘茉されないのが普通です。 開発圓初は、ゲヌムが意図通りに動いおいるかを確認する目的で、プランナヌやディレクタヌが自ら確認したす。 ゲヌムデザむナヌは、発泚したものが意図どおりに制䜜されおいるかを確認するために、実際に発泚玠材をゲヌムに組み蟌んだ状態のものを自分でプレむしお確認したす 同人ゲヌム皋床の小芏暡な商業ゲヌムや、あるいは高品質なフリヌゲヌムなどのテストプレむをする際、開発䞭の䞭盀くらいの段階でのテストプレむか、それずも発売盎前・ダりンロヌド公開盎前かの段階かで、必芁ずされるテストプレむのノりハりは、倧きく異なりたす。 その理由は、たず倖泚アヌト玠材などの出来䞊がっおくるのが、けっこう埌のほうだからです。 倖泚むラストや音楜などは䜜成に時間が掛かり、たたもしむラストや音楜などのアヌト郚品にミスがあった堎合には修正の手間が倧きくなるので、よっおむラストなどは出来䞊がるのが、かなり開発の埌半になりたす。 逆に、比范的に早い段階で出来䞊がるのは、テキスト郚分です。 このため、開発の埌半になるたで、画像などの玍品埅ちをしおい玠材などのテストプレむは、初期段階のテストプレむでは䞍可胜になりたす。 ラフ画や仮音楜などを初期段階テストプレむでゲヌムに組み蟌むずいう方法もありたすが、しかし開発埌期の本番むけテストの際にも、もう本番甚のむラストや音楜などに眮き換えおから䞀床テストプレむをしなおす必芁がありたす。 こういった事情から、チェックシヌトなどを䜿っおでの、総圓り的な本栌的なテストプレむは、実は開発の埌期になっおからになる事が考えられたす。(たた、このため倖泚テストも、埌半の段階からだろうず考えられる。) 開発の前期~䞭期では、あたり现かくテストプレむをしすぎる必芁はありたせん。開発の前半では、これから仕様がコロコロず倉わるので、開発前半で䞀時的にバグがれロになっおも、これからたた仕様倉曎により、開発前半で確認した堎所にバグがたた発生する可胜性も高いからです。 もちろん、開発前半でもサラっずテストプレむをしたほうが良いのですが、でもサラッずした感じで充分です。ここら蟺の感芚はゲヌム開発チヌムで無いず分からないでしょうから、倖泚はされない確率が高いず思われたす。 さお、開発初期~䞭期でのテストプレむの堎合、チェックシヌトなどは党く出来䞊がっおないので(そもそも仕様曞(蚭蚈仕様)が未確定の可胜性もありうる)、なのでテスタトではメヌルなどを䜿っおの文章でのバグ報告のダリトリが倚くなるので、あたりテストプレむダヌを増やすべきではないです。(初期段階からテストプレむダヌを増やしすぎるず、メヌル察応が倧倉になりたす。) 開発埌半のチェックシヌトなどを䜿っおのテストプレむは、倖郚サむトなどで元ゲヌム業界の人達がチラホラずノりハりを公開しおくださっおたすので、゜レを参考にしおテストプレむをするず良いでしょう。 ですが、開発前期のテストプレむ方法は、なかなか公開されおたせん。(䞀応、任倩堂がれルダなどを䟋に手法を公開しおいる。) 開発前期の堎合、そもそもチェックシヌトが無い堎合が普通でしょう。仕様自䜓が今埌の仕様倉曎で倉わる可胜性もありたすのでチェックシヌトを䜜るメリットも薄いです。このような事情もあり、あたり现かくチェックする必芁も無いでしょう。 なので、基本的に、䞀般プレむダヌ目線での「通しプレむ」による通垞のプレむ方法を䞭心にしおのテストプレむをする事になりたす。 さお、同人ゲヌムやフリヌゲヌムなどの堎合、開発初期のテストプレむダヌの人数は、せいぜい4~5人など䞀ケタ人数になりたす。この皋床の䞀ケタ人数でのテストプレむの堎合、バグ報告などのダリトリは、メヌルで行う堎合が普通でしょう。 こういった開発初期でのテストプレむでもしバグを芋぀けお、これからメヌルでバグ報告をする堎合、バグのあった箇所を報告する際に、さらにどこたでゲヌムを進行させたかを远蚘的に数行おいどで報告するず良いでしょう。 たずえば、 みたいにです。 このようにクリアした範囲を報告する理由ずしおは、報告を受ける偎ずしおは、プレむダヌがどこたでプレむしたか、分からないです。 たずえば、党10章のゲヌムで、第4章にバグが特に倚く報告されおいる堎合、はたしおプレむダヌが それずも、 ずいった事が、バグ珟象だけの報告では䞍明だからです。 もし、テストプレむダヌが第4章か第5章から先に進めない堎合、䜜者はバランス調敎やヒント远加などずずもに、テストプレむに぀いおも䜜者偎で、テストプレむダヌ偎が未怜蚌が第6章以降をテストプレむする必芁も生じたす。 たた、ゲヌム䞭のフラグ管理に倧きな圱響を䞎えそうな重倧な遞択肢のあるむベントなどでは、どういった遞択を遞んだかも远蚘するず、䜜者偎ず情報共有しやすいでしょう。 たずえば䞊蚘の䟋のゲヌムの「第5章」の花嫁遞択の堎合、たたたたテストプレむダヌが3人いる花嫁候補のうち、ビビアンばかりを遞んだりするかもしれたせん。 なぜなら開発初期~䞭期のテストプレむでは、開発埌期でのテストプレむずは違うので、いちいちテストプレむダヌどうしでチェック䜜業を分担したりしたせん。ずいうか、そもそもテストプレむダヌはお互いには連絡したせん。これはゲヌム䜜者や開発チヌム管理者に情報を䞀元的に集䞭させる必芁があるので、テスタヌどうしでの情報共有は自粛するず蚀う偎面もあるからでしょう。(䌝蚀ゲヌムみたいな情報劣化を防ぐため、開発初期の小人数テストプレむでは䜜者ず盎接やりずりをするので。) その結果、そのゲヌム䞭に遞択肢むベントのある堎合、別々のテスタヌどうしでも重耇しお同じ遞択肢をたたたた遞ぶ堎合もありたす。 たた、開発埌半のデバッグでは、チェックリストなどを䜜っお、「〇〇月○〇日の時点では、どこにバグが無かったか」ずいうバグの無かった箇所も確認する必芁があるのですが、しかし開発の初期で、いちいちそこたでのチェックシヌトを䜜るのは面倒ですし、開発初期は今埌の仕様倉曎の可胜性も高いのでチェックシヌトを初期からいきなり䜜っおも無駄になる可胜性がありたす。 そこで、他のバグ報告の際に、远蚘的に、ゲヌム内でどこたで進行したかの情報も曞くこずにより、「どこにバグが少ないか?」ずいう情報に぀いおを、䜜者は間接的に知るこずが出来るからです。 なお、バグ報告が無い堎合に、いちいちプレむのたびに、「どこにバグが無かったか?」のメヌルを送るず、メヌルの量が増えたりしお、読む偎の䜜者も面倒だし、曞く偎のテスタヌも面倒です。 ただし、䞊蚘の方法は、あくたで開発初期~䞭期での、さらに少人数(せいぜい5人おいど)でのテストプレむの堎合です。 プレステ䜜品や任倩堂ゲヌム機䜜品などの商業ゲヌム䜜品などを䜜る堎合は、もっず倚くのテストプレむダヌが必芁になりたすし、「通しプレむ」だけでなくチェックリストなどを䜜っおのブルドヌザ的な総圓たりの点怜も必芁になっおきたす。 なお、商業ゲヌムの倖泚テストプレむの堎合、いちいち開発メンバヌにメヌルしたせん。なぜなら、普通は開発の埌期に倖泚テストは開始され、この段階になるずテスタヌの人数が倚いこずなどや、すでにバグ報告甚サヌバヌの投皿フォヌムなどが敎っおいるので、そちらサヌバヌ偎の投皿フォヌムのほうに、䌚瀟などで定められた曞匏のずおりに投皿したす。 商業ゲヌムのテストの堎合なら、テストチヌムのリヌダヌなど珟堎リヌダヌ的な人が、テスト党䜓の蚈画を考えお、郚䞋である各テスタ-たちに指瀺を具䜓的に出したすので、テスタヌはその指瀺に埓っおテストをする事になるでしょう。(テスタヌがいちいち、次にテストする内容を考えたりしないず思いたす(それを考えるのは珟堎リヌダヌの仕事だし、各テスタヌに考えさせるず人によっおテスト皋床のバラツキが発生しかねないので、テスト品質を䞀定に保぀ためにあえお珟堎リヌダヌに管理を任せたす)。) 郚䞋テスタヌは指瀺されたずおりのテストが終わったら、それを珟堎リヌダヌに報告したす。するず珟堎リヌダヌは、党䜓のテスト状況やゲヌム仕様などをもずに、次のテスト内容を郚䞋テスタヌに指瀺したす。 どういった内容が次のテスト内容になるかは状況にもよりたすが、よく指瀺で出されるず蚀われるのは、ただテストが䞍足しおいたりしお遅れおいる箇所の手䌝いずか、そういった箇所のテストの指瀺が出される可胜性が高いず思いたす。 たた、バグは原則、発芋したら、なんらかの修理的な凊眮により盎すべきです。 よく、「面癜いバグは裏技ずしお残す堎合もある」ず蚀われたすが、たずえ最終的に裏技ずしお残す堎合であっおも、ずりあえず発芋者はそのゲヌムの問題点のある挙動を『バグ』ずしお報告し、刀断を担圓者に任せたす。 そしお「バグ」報告を受けた担圓者は、その「バグ」をたずえ裏技ずしお残す堎合であっおも、珟状ではテストプレむダヌ芖点ではバグ的に芋えるわけですから、そのゲヌム䞭の挙動には、なんらかの修正察凊が必芁です。 そもそも、ゲヌム開発序盀では、そのたたでは「面癜いバグ」ずいうのは、ありたせん。 たずえ有名ゲヌムの面癜い仕様の挙動が、バグ由来の珟象でも、そのプログラムコヌドはゲヌムの実装開発䞭に䜕床も修正を受けお改善されおきおいたす。 ぀たり、「改善すれば、面癜くなりそうなバグ」なら、あるかもしれたせん。 バグ報告を受けた担圓者は、そのバグが「改善すれば、面癜くなりそうなバグ」なら、その挙動が䞀般プレむダヌにずっおも面癜くなるように、修正しおいく必芁があるのです。 ゲヌムのデバッグのためには、たずバグを発芋する必芁がありたす。 しかし、すべおの朜圚的なバグを発芋するのは、人員の限りや時間の限りがあり、ほが䞍可胜です。 なので、たず補䜜者は、プレむダヌのよくやる行動をゲヌムプレむで再珟しおみお、そしお遭遇したバグから盎したしょう。 さお、プレむダヌのよくやる行動を優先する理由は、極端な䟋を挙げるず、䟋えば、もし普通のプレむダ-のやらない行動をしおみおバグを芋぀けお盎しおも、 たずえば、RPGで、薬草の䜿甚をキャンセルするのを20000回連続で続けるず遭遇するバグがあったずしお、もし補䜜者がそのバグを盎しおも䞀般プレむダヌは気づきたせん。 1960幎代のような叀いコンピュヌタのデバッグ方法ず、珟代のデバッグ方法は違いたす。 ぀たり、パ゜コン黎明期の科孊蚈算のデバッグやファミコン黎明期(1980幎代)のゲヌムのバグの探査方法ず、珟代の廉䟡or無料のパ゜コン甚ゲヌムのバグの探査方法は、埮劙に違いたす。 アセンブラなどをいじくる必芁のあったテレビゲヌム機の黎明期の時代のバグ発芋の方法は、珟代では、あたり向いおいたせん。 珟代のゲヌムでは、バグ修正は、ネットワヌク通信ゲヌムなら、公開埌にもネット経由でアップデヌト修正するこずもできたす。 たた、有料ゲヌムでも、販売前に䜓隓版などを配垃しおプレむダヌにテストプレむしおもらう事で、プレむダヌの遭遇しやすそうなバグを探せたす。 䞀方もしゲヌムでなく、たずえば自動車甚の組み蟌みプログラムや、あるいは工䜜機械などの組み蟌みプログラム組み蟌みなどのバグ探玢ならば、バグが人呜の死に぀ながりかねないので、たずえば、電源ケヌブルや通信ケヌブルなどの抜き差しをしたりずか䞍安定な状態にしおバグを探したりずか、枩床をあげたり䞋げたりずかたでしたりずか、そういうハヌドりェアずの関連のありそうなバグも様々な方法で培底的に探したす。 しかし、珟代のゲヌム開発では、そこたでしおバグを探す必芁は無いでしょう。 たた、こういったハヌドりェア関連のバグは、OSメヌカヌやあるいは業務甚の組み蟌み機噚メヌカヌなどが探すべきバグです。 けっしおPC甚ゲヌムメヌカヌの探すべきバグではないです。 (もし任倩堂や゜ニヌのような、)新発売されたばかりの新ハヌド甚の察応ゲヌムをハヌドメヌカヌやOSメヌカヌが制䜜しおいるならずもかく、(䞭小ゲヌムメヌカヌのような)既存のパ゜コン甚の無料ゲヌムや廉䟡ゲヌムなどでは、そこたでしおハヌド関連のバグを探す必芁は無いでしょう。 なお、IT業界においお、デバッグは䞀般的に品質管理(QA)郚門の仕事です。(※ 異業皮の人に説明する際、こう説明しよう。) ゲヌムにおける「バグ」は、クリア䞍胜などは圓然「バグ」です。 ですが、クリア可胜であっおも、仕様ず違っおいたらバグです。 たずえば、歊噚「鉄の剣」を装備したずき、本来の仕様なら攻撃力が15アップなのに、攻撃力が12しかアップしなかったら、それはバグです。 なので、商業ゲヌムのテスタヌは、仕様曞などを参考に、そういうパラメヌタもひず぀ひず぀、最終的に完成たではにはチェックする必芁がありたす。 兞型的なバグずしおは、連打などボタン操䜜による、状態遷移のミスによるバグがありたす。 けっしお連打そのものが目的ではなく、状態遷移ミスを芋぀けるのが目的ですので、目的を勘違いしないように。なので、連打䞭に十字キヌを入力しおみるずか、そういうふうに色々ず確認したす。 たずえば連打だけでなく、別々のボタンの同時抌しなども、商業ゲヌムでは、よくあるバグ調査手法です。 たずえば などの仕様が決たっおいるなら、ZずXの同時抌しなども確認したす。 ゲヌムの説明曞があれば、操䜜説明などが説明曞に曞いおありたすが、説明曞は鵜吞みにしないようにしたしょう。 あるいは、画面が倉わる途䞭(「画面遷移」)などに、䜕かのボタンを連打したり、色々ず詊しおみたしょう。 特に、ゲヌム䞭で特殊なキヌ入力むベントがある堎合、そのキヌ入力むベントなどでは、このようなボタン関連の状態遷移バグが倚発しやすいので、芁チェックでしょう。 RPGツクヌルなどの既補品のゲヌム制䜜ツヌルでは、暙準蚭定のUIでは、この手のバグは少ないです。しかしツクヌル䜜品などでも、䜜者の自䜜したUIなどだず、こういうバグも時々ありたすので、テストプレむなどで確認しおみたしょう。぀たり、開発で远加されたばかりの新UIがあったら、テスタヌはたず䞋蚘のモンキヌテストによるテストを詊しおみたしょう。 なお、キヌパッドやキヌボヌドなどのボタンをデタラメに抌しおも異垞動䜜が起きないかをチェックするこずを「モンキヌ テスト」ず蚀いたす。猿のように、理解もせずにデタラメに操䜜するからです。 モンキヌテストではデタラメに入力するので、仕様にないボタンも入力する事になりたす。䞊述のようなボタン受付のテストや状態遷移テストなどで、よくモンキヌテストが䜿われたす。 ゲヌム制䜜においお、誀字脱字もバグに分類したす。 たずえば道具「ポヌション」(potion)が「ボヌション」(botion?)になっおたりずか、そういうのもバグです。日本人のキヌボヌド入力ならありえないミスですが、䞭囜など人件費の安い海倖にプログラミングを発泚しおいるず、䌌た文字をよく間違えたす。なので、文字が正しいかもチェックしたす。 「゚アロ」(aero)が「工ア口」(こうあろ)ずかになっおたりずか、字䜓の䌌おいる文字どうしは芁泚意です。 誀字どころか、原文自䜓がオカシむ堎合もありたす。 本来なら、たずえば「さあ、行くわよ!」ず女性キャラのセリフを曞くべきずころを、 バグでは、助詞の䜿い方は倖囜人には難しいので「わ」ず「よ」が入れ替わっお「さあ、行くよわ!」みたいになっおいる堎合もありたす。 他にも「い行くわよ」みたいに、フリガナを勘違いしお前埌に出しおいる堎合もありたす。こういうのも仕事では「バグ」ずしお皮類「誀字」などずしお報告したす。 「気づく」が「気ずく」になっおるような、「づ」ず「ず」の間違いも、海倖系ではチラホラありたす。「貎様の殺気に築かないずでも思ったか!」みたいな「きずく」だず倉換に「気づく」が出おこないので、倉換に出おきた「築く」を䜿った誀蚘ずか。 なのでテスタヌの誀字修正のための孊力の芁件ずしお、最䜎でも䞭孊卒業レベルの囜語力は必芁です。もちろん、けっしお偏差倀30の底蟺高校の合栌なんお囜語力では䞍十分です。偏差倀55くらいのそこそこ賢そうな高校に囜語教科だけなら合栌点を取れそうな囜語力ぐらいは、倧人なら習埗しずきたしょう。 こういう仕事は䞀芋、出版業界でいう「校正」や「校閲」の仕事に近そうですが、しかし本圓は、どっちかず蚀うずゲヌムの誀字デバッグは翻蚳家(倖囜語→日本語)のほうがむメヌゞに近いです。ある皋床、英語の勉匷もしおおきたしょう。䞭孊~高校初玚の英語レベルは、身に぀けおおくず䟿利でしょう。 䞖間的には「翻蚳」で説明したほうが分かりやすいでしょうが、業界甚語的にはゲヌムの「日本語ロヌカラむズ」でしょう。たずえ日本䌁業のゲヌム䌚瀟の䜜品でも、なんらかの倧人の事情で、䞭囜などに䞀郚の工皋を倖泚しおいたりする堎合もあるので、テストプレむの際には日本語ロヌカラむズみたいに文章チェックもしお、誀字脱字やカタコトっぜい衚珟などを報告しお修正させたす。 さお䜙談ですが、出版業界の校正・校閲でも、誀字脱字は修正の察象です。日本人の䜜者でも、タむプミスなどで、ずきどき誀字脱字をしたすので。「わがはいははネコである」みたいに、日本人だっお「は」を2回続けるようなタむプミスもする堎合だっおありたす。 ですが、「校正」ず蚀った堎合、老人っぜくお若者には分かりづらい衚珟を珟代颚に蚀い換えさせたりずか(時代遅れの衚珟ずか)、差別甚語や攟送犁止甚語などが含たれおいるかを芋぀けお修正したりずか、そういうのも含みたすので、誀字修正ずはニュアンスが異なりたす。ちなみに校正や校閲も、(PCデヌタではなく)実際に印刷物ずしお詊し刷りした状態の印刷物(「ゲラ刷り」)で、確認をするようです。ドコの業界でも、補品に近い状態でチェックをする傟向があるようようですね。 さお、校正ずいうほどではないですが、誀字脱字の確認のために、囜語蟞兞が必芁になりたす。なので、テスタヌには囜語蟞兞も必芁です。そもそもシナリオラむタヌがシナリオ䜜成術を磚く時点で、囜語蟞兞を掻甚しおいたす。 勉匷法ずしお、普段から暇なずきに囜語蟞兞を読んでおく習慣を提唱するシナリオラむタヌもいるくらいです。ランダムで、パラパラず空いた時間などに読むずいうものです。䞀方、1ペヌゞ目から読むず挫折するずのこずです。 しかし、テスタヌずしおは、ここで問題があるのですが、囜語蟞兞には口語が党く掲茉されおいたせん。たずえば接続詞「あず」ですら茉っおいたせん。なのでゲヌム䞭の䌚話文で口語を倚甚する事の倚いゲヌムでは、囜語蟞兞は䞍十分です(「なので」も茉っおいなかったりしたす)。そしお困ったこずに囜語蟞兞の代わりになる『口語蟞兞』ずいうものはありたせん。なので囜語蟞兞の掻甚は、せいぜい名詞の確認ぐらいに留めおおきたしょう。囜語蟞兞には、出版瀟によっおは、どうでもいい䞀過性の流行語が茉っおいるくせに、数十幎前から䜿われおいる口語は茉っおいないなど、ずおもフザケた線集姿勢です。なお「でも」や「だっお」は囜語蟞兞に普通にありたす。 なので、実は海倖の日本語孊習者には、日本の䞭孊校高校で教えられおいるような文法は、疑われおいたす。実際、留孊生や圚日倖囜人のための日本語教科曞を読むず、日本の䞭孊高校で教わったような理論䜓系ずは、たったく異なりたす。 根本的には、珟代日本語は、近代英語のような文法の原理原則を先に決めたアプリオリな蚀語ずは、文法の確立の経緯が倧きく異なりたす。぀たり日本語はけっしおアプリオリな蚀語ではないのです。だから蟞曞や教科曞による日本語孊習には、早いうちで限界が来たす。ですから、垂井(しせい)の日本語にも耳を傟けたしょう。 デバッグではないですが、そもそもシナリオラむタヌ偎の時点ですでに、曞籍『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の぀くりかた』によるず、ゲヌム䞭での衚瀺文に぀いおは「正しい日本語」を曞く必芁がないずのこずです(かぎカッコはwiki偎で远蚘)。たずえば、ゲヌムの画面は本ず違いたすので、ゲヌムでは画面䞭に衚瀺される行数を気にしないずいけたせん。ゲヌム画面には、こういう皮類の制限や芁求事項が他にも倚くありたすので、そういった制限などの䞭で、シナリオラむタヌはプレむダヌにずっおプレむしやすい文章を曞かなければならないからです。 ゲヌム䞭の文章の著䜜ずは、けっしお囜語教垫を目指すこずではないのです。 ゲヌムずしおの良い文章の䜜り方は、特にルヌルずいったものはないですが、ずもかく、ゲヌムのしやすさに圹立぀文章でなければなりたせん。 「バグ」ずは、明らかなミスだけが「バグ」です。具䜓的には、プログラムの誀動䜜や、挢字の誀字脱字、仕様曞ず実装が異なる堎合など、客芳的に「間違い」ず誰でも刀定できるのがバグです。 ゲヌムが「やさしい」ずか「難しすぎる」ずかは、個人の奜き嫌いや趣味の問題なので、バグではないのです。(ただし、難易床調敎のプログラム自䜓にミスがある堎合などは䟋倖。たずえば高難易床モヌドでは本来なら敵の攻撃力が1.5倍になるべき仕様のはずが、プログラム時のキヌボヌド入力ミスで1.2倍になっおいた堎合ずかは、バグである。) 難易床の調敎は、テストやデバッグではなく、「バランス調敎」ずいう別の郚眲の担圓業務です。 「バランス調敎」ず「デバッグ」ずの違いは把握したしょう。 ずもかく、ゲヌム産業にかぎらず䞀般のIT業界でも、発芋されたバグは、修正の優先順䜍にもずづいお栌付けをされたす。 医孊における、どの患者から先に治療すべきかずいう抂念である「トリアヌゞ」ずいう医孊甚語になぞらえお、IT業界でもバグの修正察応の優先順䜍(priority)の栌付けのこずを倖囜でも「トリアヌゞ」ず蚀いたす。 このこずは、ゲヌム䜜家の偎には「トリアヌゞ」などの甚語の暗蚘は䞍芁ですが、どちらかずいうずプレむダヌのテスト協力者などに考え方を知っおもらう必芁があるでしょう。 もし科孊者が科孊蚈算゜フトりェアで䞖界最先端の開発を目指すのなら、(予算が囜から䞎えられる限り)奜奇心や興味のおもむくたたに研究しお、「トリアヌゞ」の抂念を無芖するのも可胜かもしれたせん。しかし䞀般のIT産業やゲヌム開発では、予算の制玄が厳しく、人員や蚭備の制玄も厳しく、そうはいかないので、「トリアヌゞ」的な優先順䜍づけが必芁になりたす。 ゲヌム業界でも圓然、このようなバグ修正の緊急性の栌付けは行われおおりたす。(参考文献: STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』) 曞籍『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』によれば、バグを盎すためにプログラムに倉曎を加える堎合でも、なるべく倉曎が少なくなるようにする必芁がありたす。この理由は、プログラムの倉曎により他の郚分でバグが新芏に発生するのを防止するためです。 なおIT甚語で、「バグを盎そうずしおプログラムをいじったら、修正した぀もりのコヌドの内容が間違っおいお、別のバグを埋め蟌んでしたった」的なミスのこずを、ニュアンスは䞍正確ですがIT甚語では「デグレ」degrade ずか「゚ンバグ」enbug などず蚀いたす。 たた、これずは別に、3D-CGのあるゲヌムなどで、人類のCG技術的な限界により、わずかにだけ人物キャラクタヌが壁などに数センチ皋(たずえば指の長さ皋床)だけ、めり蟌んだりずか、そういうのは「バグ」ではなく「仕様」ずするのが䞀般的だず蚀われたす。技術的な限界により、少々の画像めり蟌みは、仕方ないのです。 もっずも、(通行蚭定ミスなどで)壁貫通を出来たりしお向こう偎にキャラが行けおしたっおゲヌムのストヌリヌが倉わっおしたうずか、そういうのは「バグ」扱いですが。 テスト甚語で、ゲヌム䞭の壁のバグなどの「通行蚭定ミス」ずいう蚀葉がありたすが、裏を返せば、壁に぀いおは通行蚭定さえミスしおなければ、少しくらい壁にキャラが めり蟌んだりしおしおいおも、構わないわけです。 敵の匷さなどの蚭定のバランス調敎も、デバッグのためのテストプレむも、䞀芋するず䌌おいお、ゲヌムを延々ずプレむしたり、問題点を発芋したら堎合によっおはレポヌトを曞いたりしお開発チヌムずコミュニケヌションする堎合もあるので、䌌おいるかもしれたせん。 ですが、目的が違いたすし、そしお重芁な盞違点ずしお、芁求されるゲヌム内知識が違いたす。 バランス調敎のためのテストプレむダヌには、なるべく、そのゲヌムに詳しくない人のほうが最適です。(英語では「ティッシュ テスタヌ」ずか、「フレッシュミヌト」ず蚀いたす。ティッシュずはもちろん、錻をかむチリ玙のティッシュの事です。フレッシュミヌトずは「新鮮な肉」の意味です。) そのため、バランス調敎で開発者は、テストプレむダヌにあえお情報を䌏せたりする事も考えられたす。いっぜう、バランス調敎テストプレむダヌも、あたりそのゲヌムの裏事情を知り過ぎないように気を぀ける必芁がありたす。 ただし、バランス調敎チヌムのリヌダヌだけ、そのゲヌムの裏事情を知っおたりしたす(でないず、他郚門ずコミュニケヌションが取れなくなりかねない)。 䞀方、デバッグに参加しおいる人のこずを、和補英語で「デバッガヌ」ずいいたす。 デバッガヌは、なるべく、そのゲヌムの裏事情や開発事情などにも粟通し、そしお、そういった知識も動員し぀぀、バグの起きそうな所をテストプレむで探しお、バグを発芋する必芁がありたす。 バグの䞭には、そのゲヌムの仕様に粟通しないず気づきづらいバグもありたす。気づきやすいバグずいうのは、たずえば「画面がノむズだらけになる」ずいうバグなら誰でも気づきたす。しかし、そういう分かりやすいバグばかりではないのです。たずえば「あるシヌンでの登堎人物のセリフが埮劙に、前埌の話の流れにあっおない。特殊むベント管理フラグのミスか?」みたいなバグも起きうるのです。なので、デバッグ䜜業では仕様をデバッガヌが知る必芁があるのです。 たた、䌌たようなプログラムを䜿っおいる2぀の特殊むベントの片方にバグがあったら、もう片方にもバグがあるず考えるのが自然です。デバッガヌにはそういう論理性が芁求されたす。たた、こういうデバッガヌの論理思考に協力するため、プログラマヌなどもデバッガヌにアルゎリズムの芁点などの情報提䟛を適床にする必芁がありたす。 なお、初心者の芖点のほうが気づきやすいバグもあるので(たずえばチュヌトリアル説明などのバグ)、デバッグテスタヌも最初は仕様の知識の無いずころから始めたすが、デバッグ䜜業の進行に応じお仕様制定者(プランナヌ)や䞊長などからデバッグ状況に応じお仕様を随時、教えおもらうこずになったり、仕様曞をもらいたす。 このように、䞊長などは、デバッガヌ系テスタヌに、そのゲヌムの蚭蚈図や仕様の䞀郚を随時に教える堎合もありたす。商業ゲヌムの堎合なら、デバッガヌは最終的には仕様曞(そのゲヌムの蚭蚈図)を芋ながら、そのゲヌムのすべおの仕様を䞀通りはチェックするこずになりたす。 䞀方、バランス調敎テストプレむダヌでは、逆にそういうヒントは、䞀般プレむダヌずは異なる先入芳を䞎えおしたう結果になっおしたうので、こういうヒントは䞎えおはいけないのです。 デバッグの圓初は、デバッガヌもバランス調敎テストプレむダヌも、知識が少ないずこから始めるので、知識事情が䌌通っおいたすが、次第に芁求されるゲヌム内知識が違っおきたす。 なお、デバッグは、人数が倚いほうが有利です。なるべく、異なった芖点で色々なプレむするほうが、色々なバグを発芋できたす。 バランス調敎はややコツが必芁ですが、それず比范するず、バグを発芋するためのプレむは、比范的にコツが少なめで枈みたす。 なので、もし同人サヌクルなどチヌムでゲヌム補䜜しおいる堎合、なるべくチヌムメンバヌの倚くでデバッグしたほうが、より簡単に芋぀かるでしょう。 基本的に、现かいテストプレむを開始するのは、バランス調敎埌です。 文献『ゲヌムプランナヌ入門』によれば、ゲヌム制䜜の流れは基本的に、 の流れです。 なお、アルファ版ずは、ゲヌムの党䜓像が分かる䞀郚分を、「商品レベル」で䜜るこずです。 ベヌタ版ずは、䌚瀟によっお意味が倚少違いたすが(たずえば『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』ず『ゲヌムプランナ-入門』ずで埮劙に違う)、おおむね、ずりあえずのゲヌム最初から゚ンディングたでの完成間近をひずずおり遊べる状態のこずです。 α版などのゲヌムのテストプレむをしおいるず、䜜者がただバランス調敎を終わっおない゚リアが、その゚リアの(バグ発芋などの)テストもただ終わっおない堎面もありたす。 もしアルファ版の段階でテストプレむに協力しおいるなら、バランス調敎のただ終わっおない゚リアの存圚する堎合、できるだけバランス調敎が終わった゚リアから優先的にテストしたほうが効率的です。 ずいうのも、せっかく仮に、ゲヌム䞭にあるバランス調敎が終わっおない゚リアをテストプレむをしおも、バランス調敎埌にその゚リアにおかしな所が远加されおないかをチェックする二床手間が発生しおしたうからです。 文献『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』の䞭盀では、アルファ版あたりの段階でのテストプレむにも蚀及しおおり、ニュアンスは本wikiのこのセクションず違いたすが、文献ではこの段階でのテストプレむではゲヌム党䜓のクオリティにも気を配る必芁があるず説明しおいたす。ただし文献では、セクショナリズムに陥らないように他人の担圓範囲も積極的にカバヌしようずいう意味での「党䜓のクオリティ」ずいう衚珟を甚いおいたす。 ただし、バランス調敎前のテストプレむにも若干の利点もありたす。䜜者がバランス調敎すら終わっおない、ほが未怜蚌の゚リアなので、もしかしたら倧きなバグがある堎合がありたす。そのような倧バグがあるかないかを知れるのは、情報ずしおは若干の䟡倀がありたす。 ずはいえ、やはり䞊述のように未調敎゚リアのテストプレむは二床手間になっおしたうので、できるならば、なるべくバランス調敎が終わった箇所からテストプレむでチェックしおいくほうが効率的です。 無料ゲヌムならば、もし、なにかの締切などたでに間に合わず、バランス調敎の远い぀かない゚リアが締切日に残っおしたったずしおも、察応ずしおは、単にその未調敎゚リアを䞀時的に封鎖する仕様にしお察凊すればいいだけなのです。(そしお埌日のアップデヌトで、バランス調敎の終わった゚リアを公開しおいく仕様に曎新するなどの察応すれば枈むので。) なので、やはり、バランス調敎しおわった゚リアから順番にテストプレむするほうが、二床手間が無くなるので、効率的ではありたす。 たずえばRPGなら、歊噚や防具ずいった装備の組み合わせは、 だずしたら、組み合わせは装備だけでも合蚈で 100×50×50 = 250000皮類 (25侇)にもなっおしたす(いわゆる「組み合わせ発散」)。 ぀たり、もしすべおの組み合わせを怜蚌しようずするず、䜜業が指数的に増えおしたいたす。しかし、こんなに倚くの組み合わせを怜蚌するのは個人では無理ですし、無駄です。 デバッグ怜蚌はせいぜい、歊噚なら100皮類の装備をすべお装備しおみお、装備できるキャラクタヌが装備しおも異垞が無いかずか、戊闘で実際に攻撃を芋お以䞊が無いかずか、そういうこずを確認すればいいのです。 同様に、防具のデバッグ怜蚌もそうです。 これなら、装備の怜蚌䜜業は、100+50+50=200皮類なので、倧幅に䜜業が枛りたす。 ぀たり、足し算、加算的に怜蚌すれば、十分です。 実際の垂販のRPGなら、さらに装備の数が倚くなるでしょう。 たた、どのキャラクタヌが装備するかずか、どこの゚リアで装備するかずか、いろいろな組み合わせが実際のプレむにはありたすが、もちろん、そんな怜蚌をすべおするのは無理で無駄です。 䞊蚘の䟋ではRPGの装備システムを䟋にずりたしたが、別にRPGやシミュレヌションゲヌムなどのパラメヌタの倚いゞャンルのゲヌムに限らず、 異なるゞャンルのたずえばアクションゲヌムやアドベンチャヌゲヌムなどのゲヌム内の各皮システムでも同様です。 なのでデバッグは、ゲヌム内の各皮のアむテムやコマンドなどのデバッグなら、せいぜい、ずりあえず、そのアむテムやコマンドなどを遞択したり実行しおも異垞が無いかを1回だけ詊せばいいのです。 そもそも、ゲヌムのシステムは基本的に、プレむダヌごずに異なる倚様なプレむスタむルに察応するために倚くのアむテムやパラメヌタやむベントをゲヌム内郚に持っおいお、そういった組み合わせの意倖性などをシミュレヌトしお楜しむものです。 なので、組み合わせは膚倧になるのが普通なので、党組み合わせの掛け算的な回数の怜蚌は無理です。 テレビゲヌム黎明期の1980幎代なら、装備アむテムの数などが少なかったので、もしかしたら組み合わせをすべお詊すのも可胜だったかもしれたせんが、しかし珟代では、アむテムの数などは膚倧に増えおおり、もう無理です。 なので、プログラマヌ芖点では、もしバグがあっおも、そのゲヌムをクリアできるようにゲヌムを蚭蚈する必芁がありたす。このためにはどうするかずいうず、デバッグの困難な箇所は、そのゲヌムのクリア芁件から倖す、ずいう手法で簡単に出来たす。ずはいえ、むチむチ考える必芁はなく、䞀般のゲヌムのクリア条件は普通、そういうふうになっおいたす。たずえば察戊栌闘ゲヌムなら、敵を打撃しおラむフをれロにたで持っおいけば、途䞭経過は問わないワケです。こういうふうに、クリア芁件さえ満たせば途䞭経過は問わない、ずいうふうにクリア芁件を蚭定すればむむだけです。 たた、珟代の耇雑化したゲヌムでは、ver1.00以降の発衚埌にも、アップデヌト修正が必芁になる可胜性が高いです。なので、ver1.00の発衚前に事前にアップデヌト版の配垃が可胜な環境を敎えおおきたしょう。 さらに、もし有料ゲヌムのアップデヌト配垃の堎合なら、なるべく があるかを事前に環境準備しおおく必芁がありたす(「修正パッチだけ無料公開」ずかではなく、すでに修正パッチを適甚した状態でのフルパッケヌゞ版ずいう意味。消費者が有料で賌入しおいるのだから、修正パッチ適甚などの手間を掛けさせない。)。 いちおう、差分アップデヌト的な修正パッチ適甚ずいう方法もありたすが、しかしバグが比范的に軜埮な堎合にのみ有効な方法です。バグがもし臎呜的な堎合、差分パッチでは修正が䞍可胜になるこずもありたす。 個人でそういう配垃の環境を構築するのは困難なので、個人の堎合には、ネット䞊のいく぀かの䌁業が゜フトりェア公開・販売環境を提䟛しおいる䌁業がいく぀かあるので、そのサヌビスを利甚するず良いでしょう。 さらに、アップデヌト版の゜フトりェア内郚のシステムでは、過去バヌゞョンの有料ゲヌムから、最新の修正埌バヌゞョンぞのプレむデヌタの匕継ぎをできるようにする必芁がありたす(たずえばRPGの堎合、プレむダヌにレベル1の序盀から再開させるワケにはいかない)。このデヌタ匕継ぎの工倫は、゜フトりェア販売サヌビス提䟛の䌁業では無理なので。 もし、䞊述のようなアップデヌト配垃が䞍可胜な環境にあるのなら、そのゲヌムが個人補䜜のゲヌムの堎合には、無料ゲヌム゜フトにしおおきたしょう。 ゲヌムにかぎらず䞀般に有料゜フトを販売した堎合には、開発元のメヌカヌは「保蚌期間」たたは「アフタヌサヌビス」のような瀟䌚的責任ずしお、発売開始埌から数幎おいどは無償で䞍具合察応などのアップデヌトをすべきずいう瀟䌚的な責任がありたす。 食料品やティッシュペヌパヌのような消耗品でないかぎり、゜フトりェアにかぎらず䞀般の工業補品などでも䌁業は商品の有料での販売においおは、発売開始埌から数幎は、「保蚌期間」などずしお無償たたは䜎䟡栌の䞍具合察応などの瀟䌚的責任が芁求されたす。 無料の゜フトではそこたで保蚌する矩務は無いですが、たあ実務の緎習だず思っお「保蚌期間」的なものも頭の片隅に意識しおおいたほうが無難でしょう。 䞻にアルファ版や新機胜の远加時のテスト方法ですが、 もうひず぀のバグ発芋の方法ずしお、「printf デバッグ」ず俗に(ぞく)蚀われる手法がありたす。 これは単玔で、printfなどの文字衚瀺をするためのプログラム文で、バグに関連しそうなパラメヌタを画面䞭に衚瀺しお、異垞がないかを監芖する方法です。 ただし Windows のVisual C++ デスクトップアプリの堎合、コン゜ヌル甚の printf では文字衚瀺できないので、 TextOut 文で衚瀺する事になりたす。(※ Windows API プログラミングに぀いおは wikibooks『Windows API/文字衚瀺の呜什』などを参照せよ。) Visual C#でも呜什文は異なりたすが、同様に printf ではなく別の呜什文ですので、それぞれのプログラム蚀語にあわせた文字衚瀺呜什の関数を぀かうこずになりたす。 ゲヌム内のシステム内郚の監芖のためのデバッグ甚メッセヌゞ(「珟圚のパラメヌタヌ herosPower は 134 です。」のようなメッセヌゞ)を衚瀺するモニタヌ的な機胜は、(ナヌザヌに公開するゲヌム実行ファむルではなく)゜ヌスファむル偎で行うずよいでしょう。 なぜなら、プレむダヌが现かいシステムメッセヌゞを芋おも退屈ですので。 䞀般にゲヌム開発では、䜜者甚の゜ヌスファむルず、プレむダヌ甚のファむルを分けるので、䜜者甚の゜ヌスファむルにデバッグ甚の機胜をいく぀か入れおおく方法もありたす。 アルファ版でもベヌタ版でも、たずバグ発芋のためには、モニタヌ機胜プログラムを曞くよりも先に、たず先に実際にゲヌムを起動しおゲヌムをプレむしおみるこずです(いわゆる「テスト プレむ」)。テストプレむで挙動のオカシむ郚分があったら、そこで、゜ヌスコヌドで、挙動のおかしい箇所のプログラムの近蟺で、倉数の内容を衚瀺する機胜のあるモニタヌプログラムを自分で曞きたす。 なお、モニタヌプログラムは本wiki本ペヌゞの独自甚語です。ゲヌム業界でどう蚀っおるのか知りたせん。 なお、WindowsのVisual Studio には、ブレヌクポむントずいう、デバッグ甚にコヌド䞭に匷制停止するポむントを蚭定する機胜があり目的の箇所でコヌドを停止させ、倉数を衚瀺させる機胜がありたすが、しかしこの機胜(ブレヌクポむント)をいきなり䜿うのは、ゲヌム補䜜では、あたりオススメできないです。 なぜなら、ゲヌムが止たっおしたうので、実際のプレむ䞭でのパラメヌタの倉化が䞍明です(ブレヌク時点での倉数の倀しか、分かりたせん。)。 ブレヌクポむントを䜿う堎合は、起動そのものの䞍可胜なバグずか、ゲヌムが異垞停止しおいたうようなバグの堎合などの、テストプレむそのものが困難な重節なバグの堎合にだけにしたしょう。 テストプレむが可胜なおいどのバグなら、なるべく実際にゲヌムをテストプレむしお、モニタヌプログラムでバグの性質をさぐったほうが早いです。 しかし、ただバグの芋぀かっお無い段階で、モニタヌプログラムを入れるのは、オススメできたせん。なぜなら、゜ヌスファむルが芋づらくなるからです。 だからバグが芋぀かっおから、関連しそうな倉数を衚瀺するモニタヌプログラムを曞きたしょう。぀たり、モニタヌプログラムは最䜎限にするのがコツです。 そしお、バグが修正し終わったら、そのモニタヌプログラムのコヌドは、量が倚くなっおきたら堎合は、さっさず゜ヌスコヌドから該圓する倉数のモニタヌプログラムをコメントアりトするなどしお、非衚瀺にしおしたいたしょう。 なんでもかんでもシステム内メッセヌゞを画面に衚瀺したずしおも、メッセヌゞを読みきれないので無理です。 たた、あたり、゜ヌスファむル独自の機胜を远加しすぎるず、䞀般に゜ヌスコヌド自䜓が読みづらくなりたす。 ゲヌムを䜜る堎合、兞型的か぀重倧なバグは、配列に関するバグです。どのゲヌムでも、配列を䜿いたす。 極端な事を蚀うず、配列以倖の倉数名などの䞍䞀臎のバグなどは、Visual C++ で䜜っおいる堎合なら、倉数名のバグはそもそもコンパむルできない堎合が倚いので、コンパむラが自動的に倉数名のバグを発芋しおくれたす。 必然的に、残されたバグは、配列のバグず、あずはゲヌムの仕様に䞀臎しおないずいう類のバグです。 仕様に䞀臎しおいるかどうかは、コンパむラでは発芋できないので、プログラマヌやテスタヌなどが自力でテストプレむによっお発芋する必芁がありたす。 配列のバグでよくあるバグは、䞋蚘のようなプログラムミスが倚いでしょう。 配列で、たずえば hairetu[10] の10個たでしか宣蚀しおないのに hairetu[13] を呌び出すなどのように宣蚀した数以䞊に呌び出したり、よくあるバグです。 たた、配列の番号は0番から数え始めるので、 hairetu[0] から hairetu[4] たでの5぀しか倀を甚意しおないのに hairetu[5] を呌び出しおフリヌズしたりなど、よくやるミスです。 プログラミングは集䞭力を䜿うので音声をオフにしおプログラミングする堎合もありたす。 ツクヌルやりディタなどで制䜜ツヌルで開発しおいる堎合はそこたで集䞭力が無くおも䜕ずかなりたすが、 しかしC++などプログラミング蚀語で開発しおいる堎合、かなり集䞭力を芁したす。 よっお、このような堎合、プログラマヌ偎でのテストプレむ時に音声をオフにしおいる堎合がありたす。 だからテスタヌずしおは、こういう事情も芋越しお、音声を聞きながらテストプレむする必芁がありたす。 特にゲヌム䞭で1回しか起こらない特殊むベントなどは、そのプログラムを特泚的にプログラマヌが䜜っおいるので、 バグが混入しやすくなりたす。 たずえば、テスタヌ䟝頌を受けたRPGで特殊むベント「封印の壁の砎壊」ずいうのがあったずしお、仕様では、 ずいう仕様だずしたしょう。 この際、バグで「ドッカヌン、ドッカヌン、ドッカ-ン、ドッカヌン(以䞋略)」ず1個しかないのに䜕発も爆発する音声が流れ続けるバグなど、 ありがちです。 あるいは、最初にこの「封印の壁の砎壊」むベントを実装したバヌゞョンでは䜕事もなく正垞でも、その埌のプログラム改修によっお䞍敎合が起きお、この郚分にバグが起きたずしおも、プログラマヌ偎のテストプレむではたびたび、こういう音声バグは芋萜ずされたす(集䞭力のため音声オフにしおいる堎合が倚いので)。 だからテスタヌ専門ずしお掻動しおいる堎合は、必ず音声を聞きながらテストプレむしたしょう。 バグそのものの有無は、テストプレむによっお発芋できたす。 ですが、そのバグを匕きおこしおいる原因の探査は、テストプレむだけでは䞍可胜です。 こういったミスを発芋する方法も、䞊述のように、printfデバッグ的にモニタヌプログラムを曞くこずでパラメヌタの動向を远う事で、バグのありかを限定しおいきたす。 (正垞な倀の数倀がprintfデバッグの画面に衚瀺されおいる堎所にはバグがないので、぀たり、ただ確認されおない残りの堎所にバグが朜んでいたす。) そしお、䞊蚘printfデバッグのような方法でテストプレむ䞭にモニタリングし぀぀、バグ発生箇所の呚囲でテストプレむを色々なパタヌンで詊しおいくこずにより、バグの発生原因などを絞り蟌んでいきたす。 なお、通しプレむは、このプログラミング段階でのデバッグでは(通しプレむは)䞍芁です。この堎合、すでにバグの発生箇所は限定されお分かっいるので、䞊述のように局所的なチェックによるテストプレむをしおいきたす。 そしお、バグ原因を突き止められおコヌドが修正し終わったら、コヌドの修正埌に再床、局所的なテストプレむで䜕皮類かの行動パタヌンでチェックしたす。ここでは、テストプレむは䞍芁です。(通しプレむは埌でたずめお行う。) 䞀぀のゲヌム開発に぀き、バグ発生箇所は䜕十個や䜕癟個も存圚しおおり個数が倚いので、通しプレむは 埌で たずめお 行いたすので、この段階ではただ通しプレむは行いたせん。 文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』(塩川掋介 著)では、「調敎」の説明ですが、「手動で毎回行っおいる繰り返し䜜業を、あらかじめ登録した䞀連の凊理ずしお自動的に実行するプログラム」を䜜っおおくず、調敎が効率的だず、塩川氏は述べおいたす。 塩川氏の意芋ではないですが、開発䞭ゲヌムのプログラマヌによるデバッグでもこのような繰り返しの堎面はよくありたす。 たずえば、所持アむテム数がなぜか8品(8皮類のアむテムを持っおいるずする)ある堎合にだけ画面がフリヌズするバグがあったずしお、 そのゲヌムの初期状態では所持アむテムは0品(アむテムがない状態)だずしたしょう。 プログラム修正は、けっしお䞀床で修正できるこずはたずないので、五回や十回ずか、䜕床もテストしお、修正できおいるか確認するこずになりたす。 この堎合、プログラム修正䜜業䞭のテストを䜕回もするたびに、いちいちアむテムを0から開始しお8品目たで買い揃えたり、そのために敵を倒しおゎヌルドを皌ぐのは、面倒です。 だから最初から、アむテム8品をもった状態のデヌタをゲヌム䞭に䜜っおおきたしょう。そうすれば、テストが効率的です。芁するに、テスト䜜業䞭に䜕床も繰り返す工皋の自動化です。 すでにバグがあるず分かっおいる箇所や、通垞プレむだずテストしたい状態の準備に著しく時間が掛かる郚分など(たずえばゲヌム埌半の状態や、やたらず長いダンゞョンの出口の盎前たたは盎埌の状態など)、あらかじめその盎前の状態にワヌプできるシステムがあるず、テストが効率的です。経隓倀やゎヌルドをためるのも時間が掛かるので、䜕らかの方法でプログラマヌ偎では䜜業をカットできるようにしお、぀たり既に䞻人公が高レベルで匷い状態に蚭定倉曎できるなど、そういう機胜が必芁になるでしょう。 ゲヌムのオリゞナルの初期倀デヌタを曞き換えるず他のバグを起こしお怖いので、デバッグルヌムにそういう機胜を導入するなどしお、けっしおオリゞナルデヌタずは混圚しないようにする必芁がありたす。䞊手く自動化をしおください。 こういうデバッグ機胜を䜿ったテストが、プログラマヌ偎による局所的チェックのひず぀になるでしょう。 ゲヌム開発初期のデバッグでは、そこたでする必芁はないでしょうが、しかしゲヌムの完成床がだんだん䞊がっおいくに぀れ、次第にそういう自動化の必芁性が出おきたす。 たた、こういう蚭定準備の自動化の機胜は、バグ修正テストだけでなくバランス調敎にも掻甚できるので、こういった機胜があるず䞀石二鳥です。ずいうか、もずもず文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』では、バランス調敎のための機胜ずしお玹介されおいるくらいです。 ゲヌム内でめったに起きないむベントなどのデバッグは、通垞のプレむ方法では、めったに遭遇しないために発芋が困難になりたす。 たずえば、ゲヌム内でくじ匕きがあり、1000分の1で倧圓たりが出るずしたしょう。(※ 説明の単玔化のために、極端に確率を䜎くしおいる。実際のゲヌム補䜜では、䜎すぎる確率は避けたほうがデバッグしやすく安党である。) 通垞のプレむでは、このくじ匕きを1回だけしか出来ないずしたしょう。 このようなむベントのデバッグ怜蚌の堎合、「倧圓たり」にバグがないかは、デバッグ甚に、ゲヌム䜜者だけ、くじびきを䜕癟回も続けおチャレンゞできるようにしたりずか、あるいは、ゲヌム䜜者だけ、くじ匕きの結果を操䜜できるようにしお匷制的に「倧圓たり」が出たりするようにするずか、 そういう䜜者だけの特殊システムが必芁になりたす。䞀般プレむダヌには、デバッグルヌムには入れないように、察策する必芁がありたす。 たずえばファミコン版のドラク゚2やドラク゚3には、「死のオルゎヌル」ずいう、䜿甚するずパヌティが党滅するずいう謎のバグアむテムがあり、普通のプレむでは絶察に入手できたせん(バグ技などを䜿う必芁がある)。おそらく「死のオルゎヌル」はデバッグ甚のアむテムだろうず思われおいたす。 これがもし「党滅スむッチ」ずか「党滅ボタン」ずかだったら、なんか機械的で、ドラク゚の䞭䞖西掋ファンタゞヌの䞖界芳に雰囲気に合いたせん。もしバグでプレむダヌに「党滅スむッチ」が芋぀かったら、プレむダヌの抱いおいた䞖界芳のむメヌゞが厩れたす。 でも「死のオルゎヌル」なら、もし䞇が䞀、プレむダヌが発芋しおも、「オルゎヌル」ずいう䞭䞖からある楜噚の名前なので、なんずかゎマかせたす。 このような、デバッグ甚の䜜者専甚システムのこずを、俗にゲヌム業界では「デバッグルヌム」ずか「デバッグモヌド」ずかいいたす。デバッグルヌムずは「デバッグの郚屋」ずいう意味です。䜜品によっおは、実際にゲヌム内に「デバッグルヌム」ずいう゚リア、ステヌゞを甚意する堎合もありたす。 この機胜を䜜者が䜿うこずを「デバッグルヌムに入る」ずか「デバッグモヌドをオン(ON)にする」いいたす。 名前こそ「デバッグルヌム」や「デバッグモヌド」などずいうものの、しかし、その堎所ではバグそのものの退治・修正はしないですし、そもそも、ゲヌム起動䞭にバグ修正は䞍可胜です。 最終的にバグを修正するには、(ゲヌムをシャットダりンさせおから)゜ヌスコヌドを開発ツヌルなどで盎す必芁がありたす。 「デバッグルヌム」ずは、単にゲヌム内でバグ探しの䜜業をしやすいように、プレむダヌキャラクタヌを匷化したり、あるいは敵を匱䜓化させるなどの環境を調敎するだけなのが、デバッグルヌムです。 背景ずしお、基本的にはプレむダヌキャラクタヌが匷めのほうが、ゲヌム内䞖界をいろいろず探怜しやすいのでバグは発芋しやすくなりたす。 なぜならゲヌムでは、たずえばRPGでゲヌム終盀の匷敵を倒したずきに発生するバグなどは、䞻人公がゲヌム序盀の匱いキャラクタヌの状態では無理です。䞀方、ゲヌム序盀の匱い敵に䞻人公が負けるなら、単に油断したり無防備になればいいだけなので、䞻人公は匷いたたでもデバッグ可胜です。 「倧は小を兌ねる」ずいいたすが、ゲヌム内では匷めのキャラは匱めのキャラを兌ねたす。 しかし、その逆は困難です。 なので、たずえ、デバッグ甚の機胜の名前に「デバッグルヌム」などの名前が぀いおいなくおも、もし裏技や隠しアむテムなどでプレむダヌを匷化するものがあれば、実質的にデバッグモヌドでしょう。 たた、ゲヌムクリア埌に、初回プレむよりも匷い状態でニュヌゲヌムを出来る機胜があれば(いわゆる「匷くおニュヌゲヌム」)これも実質的にデバッグ機胜ずしお掻甚できたす。ゲヌム序盀~前半のむベントに朜むバグなどを探すには、「匷くおニュヌゲヌム」のような機胜があれば䟿利でしょう。 プレむダヌによっおは、「デバッグ」などのIT甚語を嫌がる人もいるので、そういうのに気を぀ける必芁もありたす。 たた、ゲヌムのゞャンルによっお、近未来SFファンタゞヌやSFアクションなどでは、ゲヌム䞭のシナリオにもIT甚語が出おくるので、そういうのず区別するために「裏技」などの蚀い換えをしたほうがいいかもしれたせん。 さお、デバッグルヌムを建築する際は、なるべく、既にそのゲヌム内にあるシステムを流甚したす。なるべく、䞀般プレむダヌにも公開されおいる機胜を組み合わせおルヌムを䜜る必芁がありたす。そうしないず、デバッグルヌム独自機胜の怜蚌の手間が増えおしたうので、かえっお、メンドりになっおしたいたす。 デバッグルヌムの䞭では、普通のプレむダヌが操䜜できないものを操䜜できるようにしたす。たずえば、RPGなら、プレむダヌキャラのレベルをある皋床の䞊昇させたり䞋げたりずか、䞻人公の入手しおいる歊噚や防具ある皋床の範囲でを操䜜したりずかの機胜が必芁です(けっしお、完党に数倀をピッタリ調敎する必芁はないです。最終目的はあくたでバグ発芋です。けっしお数倀をピッタリず調敎するこずは目的ではないです)。 RPGなら、たずえば、匷めの歊噚や防具をいく぀かデバッグルヌム内においおおいたりずか、あるいは、通垞プレむでは商店では非売品の歊噚・防具をデバッグルヌム内では有料(ゲヌム内の通貚)だが販売しおおくずかすれば、䞇が䞀、䞀般プレむダヌがデバッグルヌム内に進入しおしたっおも安党です。 あるいは、デバッグルヌム内に、経隓倀アップや、レベルアップなどのアむテムずかをいく぀か眮いおおくず、レベル䞊げの手間が枛りたす。 このようにデバッグルヌム内に匷化システムを配眮しおおくず、ゲヌム埌半のむベントなどの怜蚌も、ラクになりたす(キャラクタヌの育成などに掛かる時間などが短くなるので)。 くじ匕きの「倧圓たり」などのむベントをデバッグ怜蚌で容易にしたいなら、デバッグルヌム内に、たずえば「幞運のお守り」のような感じのアむテムを眮いおおいお、それを装備するず、ゲヌム内のくじ匕きなどの倧圓たりの確率が100%になるずか50%になるずかの機胜を぀けおおいお、そういうふうなアむテムを䜜っおおけば、くじ匕きなどの怜蚌がラクになりたす。 さお、䞀般プレむダヌには、デバッグルヌムには入れないように、察策する必芁がありたす。 たず、デバッグフラグをオフにしたす。デバッグフラグがオンの状態でないずデバッグモヌド起動しないようにプログラムしたす。 しかし、それだけでなく、さらなる安党策が必芁です。 たずえば、䜜者のファむルにだけ、デバッグルヌムに入れるアむテム(「デバッグルヌムの鍵」など)ずかを、そのたたの名前だず䞇が䞀プレむダヌ偎にバレるず䞖界芳が壊れるので、なんかファンタゞヌっぜい名前に倉えるなどしお䜜者デヌタに蚭眮するずかしお、実装したす。䞀般プレむダヌに配垃するゲヌムデヌタには、デバッグルヌムの鍵などを䞎えないようにしたす。デバッグルヌムの堎所は、ゲヌム内の䞭盀や埌半に隠しお立おおおくず安党です。 あるいは隠すのではなく正匏な公開機胜ずしお、ゲヌムクリアしたプレむダヌに、デバッグルヌムの䞀郚を開攟するなどする方法もありたす。こうするず、あたり気にやたなくおも枈みたす。 たたは、ゲヌム開始のオヌプニング画面䞭に、画面には衚瀺されおないが実はパスワヌド入力を受け付けしおいる状態を起動させおおいお、パスワヌドが正しければデバッグモヌドがオンになった状態でゲヌムを開始できるようにするずか、そういう方法もありたす。パスワヌドの受付をしおいるのを、プレむダヌには芋せないようにしたす。 アクションゲヌムなど、あたりRPGのようなアむテム配垃をしづらいようなシステムの堎合は、この裏技のような方法のほうが䟿利でしょう。 裏技システムの堎合、もし䞀般のプレむダヌがたたたたデバッグルヌム甚パスワヌドず同じキヌ配列を入力しないように、パスワヌドは十分に耇雑にしおおくずかの工倫が必芁です。䞇が䞀、パスワヌドを運よく䞀般プレむダヌが知らずに偶然に入力しおしたっおゲヌムを開始した堎合でも、プレむダヌがゲヌムプレむを楜しめるように、「これは裏技モヌドです」ずかずでも冒頭で玹介しおおいお、プレむダヌキャラクタヌの匷さを(通垞モヌドず比べお)やや匷めに倉曎するくらいの蚭定にしずきたしょう。 1980幎代のファミコンなどの垂販ゲヌムで、こういう「裏技」(うらわざ)がよくありたす。おそらく、その゜フト開発者がデバッグ甚に残した機胜だったのでしょう。 ゲヌムで新しい機胜を远加した堎合、たずえばデバッグモヌドなどの機胜を䜿ったりしおでもいいので、 たず、その远加したばかりの機胜が実際に動䜜しおいるかを、(デバッグモヌドでいいので)プログラマヌ自䜓がチェックしたす。 もし集団䜜業なら、これはプログラマヌ本人がたず率先しお、ある皋床は自分たちでデバッグモヌドによるチェックをやる必芁があるでしょう。(いちいち他の郚眲に䜜業を回すず、かえっお時間が掛かっおしたう。) たた、集団䜜業でなく個人補䜜でも、たずデバッグモヌドでも䜕でもいいので、远加したばかりの機胜をチェックしたす。この個別チェックずいうか局所的なチェックでは、けっしおバランス調敎などをする必芁は無いです。 個別チェック・局所チェックず、バランス調敎ずは、目的が異なりたす。個別チェック・局所チェックでは、単に、デバッグモヌドなどで、その項目だけをチェックしたす。 もしデバッグモヌドの機胜が無いゲヌムの堎合や、補品に近くデバッグモヌド䞍搭茉のバヌゞョンの堎合には、デバッガヌは、なるべくデバッグモヌド利甚時に近いプレむ方法で、個別にチェックしおいきたす。 ゜フトりェア業界だず、個々の郚品ごずにチェックするこずを「単䜓テスト」ずいいたす。䞀方、党䜓的に組みたおおみおチェックするこずを「ビッグバンテスト」ず蚀いたす。 重芁なのは、ゲヌム開発のデバッグにおいおも、実際に「通しプレむ」ずいうビッグバンテストが必芁だずいう事です。「ビッグバンテスト」ずいう名称の知識は、割ずどうでもいいです(知識の無いよりかは、あるに越した事はありたせんが・・・)。 本曞は補造業ではなくゲヌム開発の教科曞なので、これ以䞊の補造業でのチェック方法ぞの深入りを避けたす。 なお、アニメ業界でも、1990幎代くらいたでは、アニメ業界での分業による生産システムを説明するのに、自動車産業などでの分業になぞらえおアニメの分業を説明したりする説明手法がよく行われおいたした。 デバッグではないですが、バランス調敎や各皮の挔出・シナリオなどの面癜さの確認でも、実際に通しプレむで確認する必芁がありたす。商業ゲヌムでも、任倩堂が『れルダの䌝説 時のオカリナ』では、瀟員300人で通しプレむで最初から最埌たで実際にプレむしお確認したずいう手法でチェックしおいるずいうノりハりを公開しおいたす。 ネットのバむト玹介蚘事などだず、こういう瀟員での通しプレむによるチェックなどは玹介されたせんが、順序的には、チェックシヌトによる现かいチェックよりも、たず通しプレむチェックのほうが先です。 任倩堂の堎合も、デバッグを開発初期ず終盀ずで別々の方法に分けお、開発序盀からデバッグしおいたす。(岩泉茂『【CEDEC2017】「れルダの䌝説」䜜成を裏から支えた゚ンゞニアたち 倧芏暡プロゞェクトをいかに効率的に乗り切るか』 、2017幎9月4日 07:00。) 開発初期のデバッグでは、ゲヌムの面癜さに関わる郚分のデバッグを優先的に修正しおいきたす。開発終盀では、補品化やリリヌスなどにむけお、今たで埌回しにしおいた现かいバグも修正しおいきたす。 倧芏暡なゲヌム開発になるず、開発初期からデバッグしないず、発売日・リリヌス予定日・公開日たでに間に合いたせん。 しかし開発初期ではただ党䜓像が出来おいないので、ゲヌムの土台の面癜さが確認できたあずには、先にゲヌムの党䜓像を(现郚はいいので)䜜らせるこずを優先したす。これは任倩堂だけでなく、女神転生シリヌズのアトラスも類䌌の開発手法をずっおいたす。アトラス瀟では「ゲヌム党䜓に血を回さなければならない」ずいう栌蚀がありたす。 このように、実際にゲヌム党䜓をゲヌム序盀から゚ンディングたで䞀通り䜜っおみないず分からないので、たずは先に゚ンディングたで䜜りたす。そのあず、现かい䜜りこみやデバッグなどの现郚を仕䞊げおいきたす。 たずめるず、順序ずしおは、 のように、段階が分かれおいきたす。 なので、それぞれの段階に適しお調敎方法なりデバッグ等の方法を倉えおいきたす。 たた、瀟内デバッグでは、テスタヌ専門のヒト以倖にも、各皮のアヌティストやプログラマヌなどもテストプレむに参加したしが、圌らは本業のアヌト玠材制䜜(ゲヌムに組み蟌みためのむラスト玠材、音楜玠材などの制䜜)で忙しいので、バグ報告埌の次バヌゞョンでの修正チェック確認などはテスタヌが受け持ちたす(任倩堂がそうしおいたす)。 たずえば、RPGの装備品のシステムが正垞に動䜜しおいるかどうかを確認するためなら、ずりあえず、すべおの装備品をいったん装備および装備解陀しおみる、ずいうような䜜業をしたす。 これは、䞀般プレむダヌがゲヌムを楜しむ方法ずは、異なりたす。 ですが、デバッガヌは、こうしお確認をしおいきたす。 たずえばRPGなら他にも、すべおの道具をずりあえず最䜎1回ず぀は䜿っおみるずか、 到達可胜なマップチップには、すべおのマップチップの䞊を歩いおみるずか、そういう事をしたす。 ずはいえ、これらは普通のゲヌムプレむでも、プレむダヌによっおは、アむテム効果確認や隠し゚リア探玢などのために、よくやる事でもありたすので、これはただ楜しいほうです。 さらに商業ゲヌムでは、たずえば、壁(かべ)の通行䞍胜の凊理が、本圓に壁ずしお行き止たりになっおいるかずか、通行止めであるかずか、そういう行き止たりチェックみたいな事も、したす。 なお、この、本来なら行き止たりであるべきの壁が通れるバグのこずを通称「壁抜けバグ」ず蚀いたす。壁以倖の海ずかガケずかの行き止たりも含めお䞀般的な蚀い方をするず、「通行(぀うこう)刀定バグ」たたは「通行蚭定バグ」などず蚀いたす。 なお、「進行(しんこう)䞍胜バグ」は、これずは意味が異なりたす。「進行䞍胜バグ」ずは、ゲヌムのストヌリを進められなくバグのこずです。 デバッグ(テストプレむ)でツラむ事の䞀぀は、この「通行(぀うこう)蚭定バグ」の有無のチェック、぀たり行き止たりチェックでしょう。 もし、スヌファミ颚のドラク゚・ファむファン的なゲヌムのようにマップがマス目で䜜られおいる2D-RPGの堎合、デバッグ仕事でなら、すべおの壁マスの通行蚭定を確認する事になりたす。 アクションゲヌムやアクションRPGの堎合、すべおの壁を1ドットず぀通行蚭定をチェックするのは、䞍可胜です。なのでアクションゲヌムなどの堎合、 でしょうか。(ずいうこずは、アクションRPGゲヌムたたはそれ颚のマップ移動システム搭茉のRPGでの壁通行蚭定チェックは、ずおもハヌドな業務だずいう事になりたす。䞀方、アクションRPGでも、もし移動の単䜍が1ドットではなくマス単䜍だったら、頑匵っお1マスず぀カベ通行蚭定をチェックするべきなのでしょう。) ゲヌム䞭で特に重芁そうな壁のテストの堎合、おそらく䞊蚘テストに加えおさらに、たずえば壁に向かっお突進するのを䜕十回も、毎回埮劙に突進先の䜍眮を倉え぀぀突進するずか、あるいはナナメ移動ずかゞャンプしながら壁に突進するずか、色々ず詊すのかもしれたせん。 圓然、ずおも面倒です。 なのでフリヌゲヌムだず、この行き止たりチェックはよく、省略されたす。なのでフリヌゲヌムでは、ver1.00公開盎埌には、よくあるバグで、本来なら行き止たりのハズなのに通行可胜になる壁のようなモノの存圚するバグが、よくありたす。 他にもデバッガヌのすべき事は、たずえば、ゲヌム䞭にもし、なんらかの遞択肢の入力がある堎合、遞択肢すべおの(圓面の)結果を確認したす。 たずえば、もしRPGのストヌリヌ䞭の重芁なシヌンでのコマンド遞択肢で、善行ず悪事ずの遞択肢があった堎合、2぀のセヌブデヌタを甚意しお、䞡方の遞択肢ずも詊しおみお、ずりあえず数分は動䜜しおいるかを確認したす。 このように、ずりあえず、どちらの遞択肢を遞んでも、圓面の数分はバグの無く、正垞に動䜜しおいるかを、(デバッグモヌドや、セヌブデヌタの耇数甚意などで)なんらかの方法で確認したす。 なお、䞀般ナヌザヌのプレむ傟向ずしおは、もしゲヌム䞭に遞択肢で、善行ず悪事の遞択肢があったら、なんだかんだで普通のプレむダ-は善行を遞びたす。 なので、もし普通のプレむダヌに任せおいおは、い぀たで経っおもゲヌム䞭では、ゲヌム䞭の悪事の確認は、なかなか、できないです。 このためデバッガヌは、意識的に、自分のプレむスタむルずは異なる悪事の遞択肢でも、デバッグしお動䜜確認する必芁がありたす。 たた、䞀般プレむダヌは、䞊手にプレむしたがるので、わざずゲヌムオヌバヌする自殺プレむを嫌がりたす。 なので、デバッガヌは、ずころどころで、自殺プレむをしたす。ゲヌムオヌバヌや党滅などのむベントが正垞動䜜するかを、ずきどき確認したす。 難易床の高いゲヌムなら、意図的に自殺プレむしなくおもよく党滅したすが、たずい難易床の䜎いゲヌムでも、わざず自殺プレむをしたす。 特にボス戊などは、゜ヌスコヌドでは特殊なフラグ凊理が入りこんでいるのでバグの混入しおいる可胜性も高く、そのため、たずえ匱いボスであっおも、ワザず敗北したりする自殺プレむが、デバッガヌのすべき事です。 たずえば、RPGのゲヌムの䞊限レベルが「99」の堎合、きちんずレベル99で止たるかを、ずりあえずデバッグモヌドでチェックしたす。 こうしたデバッグを短時間で出来る甚途のために、やたらず経隓倀の高い敵でも䞀䜓、ゲヌムの゜ヌスファむルにでも混ぜお、䜜っおおきたしょう。 レベル98からレベル䞊げをしおみたりずか、レベル97から䞀気に2レベル䞊がったらどうなるかずか、いろいろず確認したしょう。 たた、所持金や道具の個数なども同様に、䞊限できちんず止たるこずをデバッグモヌドなどを掻甚しお確認したす。 さお、ずにかく䞊述のように個別デバッグ・局所デバッグをしお、たずはデバッグモヌド(たたはデバッグモヌドに近いプレむスタむル)で正垞動䜜するようになるたで、たずプログラムを修正しおいきたす。 もちろん、デバッグモヌドで正垞動䜜したからずいっお、けっしお、必ずしも通垞起動のモヌドでも正垞ずは、かぎりたせん。 ですが、もしデバッグモヌドですら異垞動䜜をするなら、これはもう通垞起動時にも異垞動䜜をするだろう事は、ほが確実です。(数孊でいう「必芁条件」ず「十分条件」の関係みたいなもんです。) なので、たずデバッグモヌドで正垞動䜜するようになるたで、たずプログラムを修正しおいきたす。 このように、远加した幟぀もの機胜を、それぞれデバッグモヌドで即座にチェックしおいきたす。 たた、もし機胜を新たに远加したい堎合には、たず前の機胜のデバッグモヌドでの正垞動䜜を確認し終えおからにしたしょう。なぜなら、こうしないず、集䞭力が萜ちるし、たた、もしバグが発生した堎合の修正が、ずおも耇雑になっおしたいたす。 IT業界の栌蚀ですが、「デバッグされおないコヌドは、(資産ではなく)負債である」ずいう栌蚀がありたす。なので、コヌドを曞くこずよりも、自分で曞いたコヌドをひず぀ず぀デバッグするこずのほうが重芁です。 ずもかく、このように、機胜をひず぀ず぀、個別的にチェックしおいきたす。 ボタンを1回だけなら抌しおも異垞は無くおも、ボタンを䜕床か抌すず異垞のあるバグも、ずきどきありたす。 ずはいえ、ゲヌム䞭の党おのシヌンで䜕床もボタンを抌しおいたら、ゲヌムが進行せずにデバッグも進行しないので、たずえばゲヌム䞭で䜿甚頻床の倚いメニュヌ画面などでボタン連打するずか、あるいはむベント進行などで「ここが、もしかしたらバグが朜んでいる可胜性がありそうだな」ずか思ったずころだけボタン連打するずか、工倫したしょう。 同様に、通行止めの壁などの堎所なども、ずきどき䜕床も壁に衝突したりしたしょう。 わざず匱めのボス敵などに負ける党滅テストも、ずきどき、2回以䞊はワザず党滅しおみたしょう。 セヌブ機胜のあるRPGやシミュレヌションや長いアクションゲヌムなどで、䞊述のようなボタン連打や壁衝突などのプレむを確認するずき、原則的にあたりセヌブしないようにするほうが効率的でしょう。 なぜなら、もしそのゲヌムのあずのプレむで䜕らかのバグが発芋された堎合、原因ずしお、ボタン連打などの圱響を考慮する手間が増えおしたうからです。 1぀のセヌブデヌタで、耇数の異垞プレむの実隓をしおしたうず、たずいバグが発芋できおも、その原因が果たしおボタン連打の凊理ミスなのか、それずも悪事のフラグミスなのか、ミスの箇所が䞍明になっおしたいたす。 なので、たずひず぀のセヌブデヌタでは1぀の異垞プレむだけにしたす。 もし、耇数の異垞プレむを䞀人のデバッガヌがする堎合には、セヌブデヌタを別々に分ける必芁がありたす。 同様に、ボタン連打にかぎらず、もし䜕らかのバグが発芋された堎合でも、たずい報告のためにセヌブする必芁があっおも、そのデヌタはただバグを発珟しおいない未発症デヌタずは分けお別デヌタずしおセヌブしたしょう。 さお、こうしお、いく぀か機胜をデバッグモヌドで局所チェックしおいき远加しおいくのが完了したら、今床は次に、ゲヌムを最初から始めお、゚ンディングたでプレむをしたす。 このように、ゲヌムをオヌプニングから゚ンディングたでプレむするこずを、「通しプレむ」(ずおしプレむ)ずいいたす。 「通しプレむ」では、デバッグモヌドは原則的に䜿わないほうが安党です。通しプレむは、できるだけプレむ条件を䞀般プレむダヌに合わせる必芁がありたす。 文献『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』でも、特に通しプレむずは限定しおいたせんが、デバッグモヌドは限定的に甚いるべきであるこずが巻末近くのコラムで述べられおいたす。 RPGなら、よくある確認ミスで、たずえデバッグモヌド自䜓にはむベントなどのフラグに盎接の圱響を䞎える機胜が無くおも、本来なら入堎䞍可胜なゲヌム内の堎所にプレむダヌが入堎しおしたうず、その圱響でフラグが倉わっおしたう堎合もあるずいう、間接的にフラグに圱響を䞎えおしたう確認ミスもあるので、なので通しプレむではなるべくデバッグモヌドは避けるべきです。 どうしおも通しプレむでもデバッグモヌドを䜿わざるを埗ないゲヌム内珟象をテストのために確認したい堎合は、通しプレむのゲヌムファむルをデバッグモヌド䜿甚バヌゞョンず非䜿甚バヌゞョンずに分けたしょう。セヌブデヌタ分けだけではなく、ゲヌムファむルごず別々に分けるのが安党です。 s しかし、そこたでしおファむル分けをしおも、よくあるミスで、ファむルが本来「デバッグモヌド䜿甚バヌゞョン」なのに、間違えお「デバッグモヌド非䜿甚バヌゞョン」ずしお保管しおしたうミスもありたす。 埌述ですが、ゲヌムファむルやセヌブデヌタをプログラマヌからの確認埅ちなどのため、耇補しおファむル数が䜕十倍にも増えたすので、ファむルが倚すぎるので、よくあるミスで、デバッグモヌドの䜿甚バヌゞョンず非䜿甚バヌゞョンずのファむルがずきどき混入しおしたいたす。 なので、原則的に通しプレむではデバッグモヌドは封印する、などの自己芏埋的な方針をもっおおくほうが安党です。 たた、デバッグモヌドを䜿わないずレベル䞊げなどに時間の掛かりすぎるゲヌムの堎合、そもそも、そのゲヌムのゲヌムバランスやレベルデザむンなどが調敎䞍足で厩れおいる可胜性がありたす。(ただし、バランス調敎チヌムずテストプレむチヌムずは別々のチヌムであるのが䞀般的ですが。) そういった意味合いを含めお、ずにかく通しプレむではなるべくデバッグモヌドを封印したしょう。 たた、通しプレむでは、バグ報告埌のプログラマヌからの返事埅ちずかのゲヌムファむルも保管するので、1぀の䜜品あたりゲヌムファむルを20個~30個くらい最終的に耇補したりするので、パ゜コンに保管するゲヌムファむルの数がかなり倚くなりたす。たずえば䜜品1個は500メガバむト(0.5ギガバむト)のサむズでも、保管䞭のゲヌムファむルのサむズが合蚈で10ギガバむト超えずかになる堎合も倚々ありたす。 フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどゲヌムファむルのサむズが比范的に小さい(高々1ギガ皋床)なら、デヌタの控えのための耇補の際は、ゲヌムファむルごずセヌブデヌタずセットで耇補しおしたうほうが安党です。もっずも、さすがに20ギガ以䞊もあるような商業ゲヌムの倧䜜ではファむル耇補は非効率でしょうが、しかし高々1ギガ皋床の䜜品ならゲヌムファむルごず耇補しお通しプレむしたほうが安党です。 さお、ずにかく通しプレむは時間にかぎりがあるので、たずえばある皋床の週の間隔を眮いお、前回のクリア以降に新バヌゞョンが出おたら行うずか、そういうふうに工倫したす。(もし機胜の远加のたびに通しプレむするず、時間が䞍足する。) さお、商業䜜品の堎合、通しプレむでは、けっしお䞊手にプレむするのが目的ではないのです。 ずりあえず、色々なこずをそのゲヌム䞭でしおみお、それでもバグが起きないこずを確認するためのモノです。 ずはいえ、最初の1回目の通しプレむでは、たず普通に、自分のやりたい自分本来のプレむスタむルでプレむするのもむむでしょう。(もしもゲヌムのクリア所芁時間が長すぎる堎合や、クリア困難な難易床の堎合には、ずりあえず数時間ほどのプレむで区切るべきだろう。) なぜなら、䞖間の他人から芋れば、アナタのプレむスタむルも、他人にずっおは「色々なプレむスタむル」のひず぀ですから。 たた、そのゲヌムの䞭でどういった行動が可胜なのかを知るためにも、ずりあえず最初の1回は、普通にプレむする必芁がありたす。 なお、特に仕事的な芏埋も無く、気の向くたたにプレむするこずを「フリヌプレむ」ず蚀いたす。぀たり通しプレむの最初の1回目は、フリヌプレむ的なプレむでよいでしょう。 さお、ずりあえずの1回目の通しプレむが終わったら、2回目以降の通しプレむでは、プレむスタむルを倉えたす。 けっしお、通しプレむの目的は、「゚ンディングに最短時間で到達する」(×)ずかではないし、「䞊手にプレむする」(×)ずかでもないのです。 自分のプレむスタむルではなく、自分以倖のスタむルで、他の倚くのプレむダヌがやりそうなプレむをしたす。 ずはいえ、プレむスタむルを倉えおみるのも、(自分の性栌にもよりたすが)そんなにツマラナクは無く、1回目では芋過ごしおいたむベントを発芋できたりずかも出来たすので、さたざたなプレむスタむルを自身で再珟しおみるこずで今埌の自分のゲヌムずの付き合い方の勉匷にもなりたす。(ずいうか、コレがツマラナむず感じる人は、そもそも性栌的にデバッガヌに向いおないので、別の職皮を頌むべきかず。) たた、1回目ず同じプレむスタむルでプレむしおも、どうせ1回目で芋たこずある珟象ず同じ珟象しか芋られないので、むしろ2回目以降はプレむスタむルを倉えたほうが面癜くなるでしょう。 普通のプレむダヌは、ある皋床は䞊手にプレむしようず目指したす。 たた、ゲヌム䞭の遞択肢で、善行ず悪事のどちらかを遞ばせる遞択肢がある堎合、たいおいの䞀般人は善行を遞びたす。 なので、圌ら䞀般人ず同じプレむスタむルでは、たずえばもし、ゲヌム序盀のずおも匱い敵に負けた際に発生するバグがあったずしおも、そういうのは発芋されづらくなりたす。 なので、ずきどき意図的にヘタな通しプレむをしたす。 事前のデバッグモヌドなどでの局所チェックでも、このような確認はしおいるハズですが、確認モレがあったり、あるいは通しプレむ時にしか発生しないバグなどもありうるので、念のため通しプレむでも、意図的に䞋手なプレむをしたす。 通しプレむでも、ずきどき壁衝突のテストや、ボタン連打などの異垞プレむのテストは必芁ですが、しかしそれらのセヌブデヌタは、なるべく、(自分以倖の)通垞プレむダヌの行動再珟のセヌブデヌタには、混ぜないようにしたしょう。 たた、さたざたな遞択肢を遞んでプレむしおいるセヌブデヌタにも、ボタン連打プレむなどのプレむデヌタは混ぜないようにしたしょう。 もし今埌、䜕らかのバグが発芋された堎合に、もしひず぀のセヌブデヌタにお壁衝突・ボタン連打プレむ・通垞プレむダヌ再珟プレむ・遞択肢チェックのデヌタをセヌブしおしたうず、せっかくバグ発芋できおも、想定されるバグ原因ずしおボタン連打などの圱響の可胜性などが増えおしたうからです。 ただし、通しプレむの堎合、さたざたなプレむスタむルの再珟䞭に、ゲヌム䞭の遞択肢などで、やや倉わった遞択肢をする堎合もあるし、ややゲヌムの苊手なプレむダヌの行動を再珟する堎合もあるので、(぀たり、遞択肢プレむず苊手プレむは)そういうのたではセヌブデヌタを分ける必芁はないでしょう。(もしそこたでセヌブデヌタを分けるず、セヌブデヌタ数が膚倧になり、管理しづらくなる。) よほどの異垞プレむでないかぎり、セヌブデヌタを分ける必芁は無いでしょう。 しかし、かなり異垞なプレむを意図的にする堎合には、セヌブデヌタを分けるか、あるいはセヌブしないようするなど、工倫したしょう。 バグを発芋したずきに、原因の特定が容易になるように、セヌブデヌタを分類しお管理したしょう。 さお、䞀般プレむダヌの行動を再珟しただけの通しプレむがなぜ重芁なのかずいうず、コレによっお、重症なバグの有無を確認できたす。 「クリア䞍可胜バグ」のような重症なバグは、実際に通しプレむをしおみないず、分かりづらいのです。 たた、クリア䞍胜バグでなくずも、もし䞀般プレむダヌ的な通しプレむなのにバグが発芋された堎合、これは発生確率の高いバグなので、どちらにせよ優先的に盎す必芁がありたす。 デバッグで重芁なこずは、けっしお単に倚くのバグ報告の件数を増やすだけではないのです。 件数ではなく、重床の高そうなバグから発芋する必芁がありたす。単にバグ報告の件数を増やすだけなら、通しプレむをせずに、個別チェックだけをしたほうが、圢匏的にはバグ報告の件数が䞊がりたす。しかし件数だけではなく重床も気にするべきなのです。 裏を返すず、いったん、䞀般プレむダヌの行動を再珟した通しプレむをしたら、しばらくは通しプレむをする必芁は無いです。なので、個別チェックず通しプレむずを亀互に繰り返すのが効率的でしょう。 よっお党䜓の流れずしおは、おおむね、 のようになりたす。たた、このようにするこずで、バグの倧きさず朜䌏範囲ずをどんどん小さく狭めおいけるので、効率的にバグを朰せおいきたす。 個別チェックなどで事前に、それぞれの機胜のチェックをしおいるハズですが、 しかしチェック挏れのある堎合もありたす。 なので、䞊述の手順のように、通しプレむず個別チェックずを亀互に繰り返したす。 ゲヌム業界に限らず、IT業界ではバグ報告の曞匏がおおむね、䞋蚘のように決たっおいたす。最䜎限、次の情報がたずもなバグ報告には必芁です。 ず蚀った情報が最䜎限は必芁であり、その報告が『バグ報告』である事ずずもに䌝えたす。 芁するに、サラリヌマンの瀟内の『ホり・レン・゜り』(報告・連絡・盞談)のメヌルやIT䌁業などでのバグ報告メヌルなどず同様の曞匏です。 個人䜜業では䞍芁ですが、集団䜜業の際などに、ご参考に。 ゲヌム業界に限らず、リナックスなどのオヌプン゜ヌスの゜フトりェアなどのバグ報告サむトでも、こういったバグ管理手法をしおいたす。(ずいうか、そういった海倖プログラマヌのバグ管理手法を、日本プログラマヌが真䌌たず思われる。) ゲヌム業界でも同様に、こういったバグ管理手法です。 ぀たり、䌚瀟などで業務ずしおバグ報告をする堎合には、ダメな報告の䟋ずしおは「ゲヌムが壊れた! どうにかしお!」ずか「ゲヌムが止たった! どうにかしお!」みたいなのは、論倖ずいう事です。 たた、誰が決定するかはずもかく、 ずいう項目も、ゲヌム業界でも䞀般IT業界でもありたす。ゲヌム業界の堎合、クリア䞍胜バグや、匷制終了バグなどは、優先しお修正しなければなりたせん。 そのほか、珟圚の状態(手぀かずか、修正䞭か、怜蚌䞭か、など)の項目もありたす。 さらに日本のゲヌム業界の堎合、画像のスクリヌンショットも添えお説明するこずも倚くありたす。 たずめるず、 ずなりたす。 文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、バグが起きたずきに、それを隒ぎたおる人は、開発珟堎では、嫌がられるようです。プログラマヌは集䞭力を䜿っおいたりしお、神経質なのです。なので、「そっ」ず教えおほしいようです。 さお、䞋請け仕事でデバッグをする堎合、自分は客ではないので、「ゲヌムが壊れた! どうにかしお!」みたいな報告は論倖です。 ずはいえ報告の時点では、ただバグの原因が䞍明ですので、けっしお、完党にピンポむントな原因特定をした報告は、䞍可胜です。 なお、IT䌁業などでは、バグ報告に぀いおは、瀟内サヌバヌに専甚のペヌゞが甚意されおいたり、あるいは瀟内サヌバヌのバグ報告甚゚クセルなどに蚘入する方匏だったりしたすが、いずれの方匏にせよ、䞊述のバグ発生方法・頻床・バヌゞョン・症状などの蚘入が必芁です。 「バグトラッキングシステム」(BTS)ずいうバグ報告甚の瀟内サヌバが開発されおいるので(Redmine やJIRAやTracやMantisやBacklogなど)、それを蚭眮したり、あるいはもっず単玔に゚クセルみたいなので代甚されおいたり、などです。なお、JIRAずBacklogは有料です。䞀方、RedmineずTracずMantisはオヌプン゜ヌスなので無料でも䜿えたす。 なぜサヌバが必芁かずいうず、 2人以䞊の集団でのデバッグ䜜業の堎合、自分の発芋したバグを、自分よりも前に他のデバッグメンバヌが発芋しお既に報告ずみの堎合もありたす。 なので、サヌバでバグ情報を公開しおおかないず、報告が重耇しおしたい、非効率になっおしたいたす。プログラマヌ偎も、それぞれの報告に別個、報告するのは、ずおも面倒です。 2人おいどなら、ただむむですが、5人以䞊ずかになるず、たずメヌルなどで個別に連絡するのは無理です。 ただし、小芏暡なサヌクルでは、こういった瀟内サヌバヌの蚭眮は難しいでしょう。ずにかく、なんらかの方法で、バグ報告があたり重耇しないようにしおください。このため、あたりにも開発初期の段階では、あえおデバッグメンバヌを少数に限っお、メヌルでやり取りする事もありえたす。(いちおうメヌルにも、CC(カヌボンコピヌ)などの機胜がある。) ずはいえ、サヌバ無しに他のテスタヌの報告状況なんお分からないので、ある皋床はバグ報告が重耇するのは、やむをえたせん。 たた、時には報告の重耇が圹立぀堎合もありたす。それは解決方法がただ䞍明で未解決バグになっおいる堎合には、他人の報告による远加情報ず合わせお、よりバグの原因をしがりこめたす。 さお、サヌバを䜿う堎合、自分がバグ調査しお埗た情報のうち、ただ報告されおいない情報があれば、サヌバヌのバグ蚘入欄に远加の情報を蚘入するぶんには、構いたせん。(ゲヌムに限らず、GitHubなどのバグ報告欄でも同様の慣習です。) べ぀に特蚱や発明ではないので、最初の䞀人だけが名誉ず暩限を独占する必芁は無く、みんなで協力しあっおバグ解決ずいう問題解決するのが仕事です。 さお、バグ報告の手本ずしお、もしメヌルで報告する堎合、䞀䟋を曞くず、たずえば みたいな感じでしょうか。(もしメヌル方匏でなくサヌバヌ方匏の堎合でも、こんな感じの曞匏で報告・連絡を入れる欄があるハズでしょう。サヌバの堎合の詳しい曞匏は䌚瀟によっお違うので、説明は省略したす。) なので、バグ報告は、1件のバグに぀き基本、 最䜎でも2回以䞊、行うこずになるのが通䟋です。 もし、バグ発生時の画面をキャプチャ(「スクリヌンショット」ずもいう)した画像があるず、䌝わりやすいです。 りィンドりズでは、ショヌトカット・キヌ [Fn] + [Alt] + [Prt Sc] で遞択䞭のアプリりィンドりごずにキャプチャでき、それをWindows アクセサリ『ペむント』のキャンバスに貌り付けしおセヌブ保存すれば、キャプチャ画像が䜜成できたす。 なので、バグ発生䞭の゜フトのキャプチャ画像を䜜りたしょう。 さお、バグの報告では、実際に起きたバグの症状を、䞻芳を亀えずに、芋たたたに報告したす。 芁玄などを曞いおもいいですが(「どこを芁玄すべきか」ずいう刀断も䞻芳です)、しかし必ず報告の文䞭に、必ず、実際に起きた事だけを報告する段萜・節などが必芁です。なので、芁玄の文ずは、段萜などを分離したほうが良いかもしれたせん。 バグ報告に限らず、䞀般䌁業のサラリヌマンのトラブル報告などの報告文などでも䞀般に、段萜ずしお(分析を亀えずに)実際に起きた事だけを報告する専甚の段萜などが必芁です。 なので、実際に起きたバグの症状の珟状ずは別に、バグ発生原因かもしれない関連情報・参考情報を䜵蚘する堎合には、あくたでその関連性は掚枬に過ぎないので、段萜を別々に分けたしょう。䞊蚘の報告メヌル䟋でも、「バグの症状」ず「参考情報」ずいうふうに別々の節に分けお報告しおいたす。 なお、報告メヌルの際、参考情報などで、ずりあえずバランス調敎に関係ありそうなテストプレむ時の行動も曞いおおくず、バランス調敎チヌムがデバッグ぀いでにバランス調敎のための資料にも出来るので、䞀石二鳥です。たた、ひょっずしたら、そのバランス関連の参考情報で曞かれたテストプレむの行動も、バグ発生条件に関係しおいるかもしれない堎合もありたす。 (ただし、商業䜜品の堎合は、バランス調敎はデバッグよりも前のほうに、ある皋床は終わらせおおく必芁があるだろう。) しかし、あくたでバランス調敎に関するテストプレむ報告に぀いおは、埌回しの付属的な情報です。メむンに報告すべきは、バグに関係ありそうな情報から優先的に報告です。バランス報告に぀いおは、せいぜい5行くらいたでで充分でしょう。 たた、「バランスがむむ」だの「バランス悪い」だのずいった良吊の刀断は、これはバランス調敎者偎の刀断するこずでありたすので、デバッガヌ分野の刀断するこずではないです。 デバッグの぀いでのバランス報告では単に「レベルは○○くらいです」「装備は○○くらいです」ずか「䞭ボスの△△戊では負けお1回党滅したした」ずかプレむ事実だけを報告するべきであり、良吊の刀断はプレむダヌ偎ではしないのがポむントです。 このように、バグの発生方法に぀いおの説明は、バグが起きた時やその前にゲヌム䞭で䞻人公のしおいた行動を蚘述したす。 (実際のプレむ行動だけを先に報告文面で曞いた䞊での)远加情報ずしお、「おそらく、バグの原因はコレだず思われたす」ずいう分析があるぶんには、構いたせん。 たた、バグを報告する堎合は、けっしお即座に報告するのではなく、できれば最䜎限あず2回は同じ行動をしおみお(぀たり合蚈で3回以䞊はしおみお)、それから同じバグが発生するかどうかを確認できたら報告したす。 もし最初の1回しかバグが起きなかった堎合は、もしかしたら、゜フト偎ではなくハヌド偎のその瞬間での䞍調などの原因も考えられたすので、察応をやや埌回しにできたす。 ただし、ランダム性の高いバグなどの堎合、本圓は゜フト偎のバグなのに、2回目に詊しおも発生しない堎合もありたす。 なので、もし再珟性が悪くおも、けっしお「ハヌド偎のバグだな」ず早合点せず、ずりあえずは再珟性の情報ずずもにバグ報告したす。 再珟性の悪いバグの堎合、報告の文面では、たずえば などずいう、再珟性の悪いこずを䜵蚘した説明曞きずずもに、バグ報告をしたす。 これを代わりに みたいに分数のような曞匏で曞く堎合も、よくありたす。分子がバグ発生回数、分母が詊行回数です。曞籍『ゲヌムをテストする バグのないゲヌムを支える知識ず手法』および曞籍『れロからはじめるゲヌムテスト: 壁抜けしたら無限ガチャで最匷モヌドな件? 』で、このような衚蚘でバグ発生回数ず詊行回数をたずめお衚蚘しおいたす。 ぀たり です。 決しお玄分しおはいけたせん。回数ずいう意味があるので、たずえば4回詊しお2回のバグ発生なら のように曞くこずになりたす。 高校卒業たでは分数は玄分しないず枛点でしたが、じ぀は高校卒業以降は、分数を玄分しないたたのほうが奜たれる職皮も倚くありたす。なぜなら、玄分しないほうが蚈算過皋も分かりやすいからです。 さお、ゲヌムのバグ報告の堎合、もしそのバグの再珟性が高い堎合なら、 バグ発生の盎前の行動だけでなく、バグ発生に圱響のありそうな行動も報告する事になるず思いたす。 なぜなら、RPGやシミュレヌションゲヌムの堎合なら、たずえば、「ゲヌム䞭の䞭盀ストヌリヌ䞭でしか起きないバグ」ずか「東郚地方でしか起きないバグ」のように、発生箇所や発生時点が限定されおいるバグもあるからです。 ぀たり、単に「Aボタンを抌したら、こういうバグが起きたした。」なんおのは論倖です。 ゲヌム䞭のどこのストヌリヌ時点のどんな堎所(マップや゚リア、ステヌゞなど)で、どんな操䜜キャラクタヌで、キャラクタヌに䜕をさせたらバグが起きたのか、ずいった、5W1H(い぀、どこで、だれが、なにを、どのように、どうした)のような情報を、バグ報告での発生方法では、曞きたしょう。 たずえば、 みたいに、5W1Hで報告するのです。 バグ発生時の瞬間のプレむダヌ行動は単に、歊噚屋で話しかけるですが、しかし、発生に圱響を䞎えおるかもしれないず思った行動など、その他の行動も報告したす。 なぜなら、バグ発生の条件は、必ずしも1぀ずは、限りたせん。耇数の条件が満たされた堎合にだけ、バグが発生する堎合もあるからです。 これがもし、 だず、報告を聞いた偎のプログラマヌにずっおはバグ発生方法がサッパリ䞍明です。たた、ハゞメガルド以倖の別の街の歊噚屋の芪父では、バグは発生しないかもしれないので、プログラマヌ偎が再珟性を確認プレむしおも、 ハゞメガルド以倖の歊噚屋でプレむしおしたう可胜性もありたす。その堎合、バグ発生を確認できないので、その結果「間違った報告」ずしおプログラマヌに凊理されかねたせん。 たた、ダメな䟋ずしお だず、決定ボタンを抌した結果、䜕が起きる状態なのか、やや䞍明です。芪父に話しかけるために決定ボタンなのか、それずも、たたたた芪父の前でメニュヌコマンドで道具を䜿おうずしお決定ボタンなのか、解釈が分かれおしたいたす。 ぀たり、発生方法の操䜜の説明は、プレむダヌの動䜜ではなく、なるべくゲヌム䞭のキャラクタヌの動䜜で、バグ報告したしょう。 なお、たずいこのバグの発生条件で自軍パヌティ構成が結果的に無関係だずしおも、報告時に「自軍パヌティ構成が戊士・戊士・僧䟶の3人パヌティの味方平均レベル28くらいの状態で歊噚屋芪父に話しかけるず、」のような情報があるのは、構いたせん。 なぜなら、バグ報告の時点では、ただ自軍パヌティ構成がバグ発生に圱響しおいるかどうかは䞍明だから、です。 バグ発生の条件は、必ずしも1぀ずは限らず、耇数の条件が満たされた堎合にだけ、バグ発生する堎合もありたすので、バグ報告では「圱響しおそう」ず思った情報も提瀺したす。 その他、プレむダヌによっお行動が分かれそうなゲヌム䞭での過去むベントでどうしたかずか、そういうのも埌に远蚘したしょう。 たずえば、先のバグ報告バグによっお芪父のキャラチップの衚瀺䜍眮が1マスぶん右にズレたす。」の次の文で、 などのようにです。 もしかしたら結果的には「䌝説の剣」や「䌝説の盟」の入手の有無はバグには無関係かもしれないですが、しかしバグ報告の時点ではプログラマヌにすら䞀切、原因は䞍明なので、よっお報告の時点では、関係ありそうだず思った远加情報を手短かに5行~10行くらいで、いく぀か遞んで情報を報告したす。 さお、報告する偎は、もし時間に䜙裕があるなら、次からの怜蚌プレむではバグ発生時の行動を少し倉えおみお、それでもバグが起きるかどうかを詊しおみるず、プログラマヌ偎の今埌の怜蚌がラクになりたす。 さお、ゲヌムに限らずパ゜コン゜フトの堎合、 たずいデバッガヌ偎で䜕回もバグを再珟できる事を確認できたずしおも、 それでも、プログラマヌ偎の環境ではバグが起きない堎合がある。 このような堎合は、たずえば、OS(オペレヌティングシステム)の違いによっお起きる堎合がある。 たずえば、Windows の特定のバヌゞョンでしか起きない゜フトバグもある。 なので、もしプログラマヌ偎ではバグをテストしおも確認できない堎合、 自分のOSを倉曎しおみる等しお、確認する必芁がある。 バグ報告は、発芋しだい、再珟性が3回くらい確認できた時点で、なるべく早めに報告したほうが、最終的に効率的です。(バグ報告は『なるはや』(「なるべく早く」の略)で、ず蚀われたす。) 再珟性が確認できたら、さっさず報告したしょう。 もちろん、バグ発芋箇所の呚囲にも類䌌のバグが朜んでないかずかも、今埌はチェックするわけですが(理科でいう『察照実隓』みたいに比范怜蚌プレむを、あずでする)、 しかしそんなのは、そのずきにチェックすればいいのです。 どうせバグ修正埌にも、バグが本圓に盎っおるかを確認するためのチェックプレむするのですから、 だったら早めにバグ報告しお、プログラマヌ偎にずりあえず該圓郚分のバグを盎しおもらい、 そのあずに呚蟺箇所をたずめお通しプレむで調べればいいのです。 仕事術ずしおは、おそらくですが、プログラミングやゲヌム産業に限らずなにか仕事で、 䌚瀟によっおは、瀟内サヌバで、バグ報告シヌトず、その他のバランス調敎報告シヌトや提案シヌトなどを共甚しおいる堎合もありたす。 その堎合、報告シヌトに、報告の皮類の分類の蚘入欄があるハズなので、そこに「バグ報告」ず蚘入しお、バグ報告であるこずをきちんず明瀺したしょう。 なお䞀般に仕事においお提案する堎合、その提案の思い぀いたキッカケになったトラブルなどを䞀緒に報告するず、䌝わりやすいです。 たずえば集団でのゲヌム補䜜での提案の堎合なら、「珟圚の仕様では、テストプレむ䞭に○○な䞍郜合に遭遇したした。なので提案・芁望ですが仕様倉曎ずしお□□な仕様に倉曎しおほしいです」みたいに䌝えるず、䌝わりやすいです。 バグ報告のあずは、次のような流れになりたす。 ゲヌムに限らず、䞀般のIT䌁業でも倧抵、䌌たような流れになりたす。(ずいうか、ゲヌム䌚瀟がどうしおるのか、線集した人はあたり知りたせん。) オヌプン゜ヌスやフリヌ゜フトの堎合などは、返事や修正確認が省略される堎合もありたすが、しかし有料゜フト開発では返事や修正確認は行ったほうが安党でしょう。 集団䜜業でのバグ報告の堎合、 バグ報告を受け取った偎(䞻にプログラマヌ)は、 ずりあえず返事をする必芁がありたす。 プログラマヌがバグ報告にもずづいお実際のプレむしおみお調査した結果ずしお(プログラマヌ偎でも)バグが再珟できたのかずか、そういう事を瀟内のバグ報告甚サヌバヌの専甚ペヌゞ(あるいはバグ蚘入甚゚クセル)に蚘入するずか、あるいはメヌルでのバグ報告なら返信するずか、ずりあえず、初期察応によっお返事をしたす。 瀟内で情報共有する必芁があるので、瀟内サヌバヌを䜿うのです。 さお、こういった瀟内サヌバヌ経由のバグ報告では、たずい、すぐにバグが修正できなくおも、ずりあえず ずにかく、なにか珟状が分かるように、バグ報告甚サヌバヌなどにプログラマヌ偎など返事の暩限のある偎が察応を蚘入したす。 さらに䌁業などの堎合、バグ修正埌にも、 バグ蚘入甚玙に、どのようにバグ修正のプログラムを察応したのかを、簡朔に1行~2行おいどで、バグ報告甚サヌバヌの専甚ペヌゞ(あるいはバグ蚘入甚゚クセル)に曞いおおきたす。 したがっおゲヌム䌁業などの堎合、冒頭の に加えお、さらに のような項目が専甚ペヌゞ(あるいは蚘入甚゚クセル)に加わりたす。 さらに、䌚瀟によっおは、 などの項目もあるかもしれないです。もちろん、バグの原因を調査するのはプログラマヌ偎です(゜ヌスコヌドを芋れないずバグの原因を特定できないので、゜ヌスコヌドを扱っおいるプログラマヌなどが原因を蚘述する堎合が倚いだろう)。 もちろん、ここでいう原因は、たずえば「テンキヌの1ず4を抌し間違えおしたい、その結果、歊噚IDが4番の『ハガネの剣』の番号がズレお『青銅の剣』(歊噚ID:1番)の攻撃力になっおいたした。」みたいなゲヌムのコヌドのミス内容ずバグ動䜜の察応を特定できるような説明のこずです。 けっしお「寝䞍足だったんです」ずか「颚邪気味だったんです」ずか、そういう情報は䞍芁です。 ずもかく、バグ報告蚘入シヌトに「原因」の項目のある堎合、2行~4行おいどでバグの原因を蚘述したしょう。 なお、プログラマヌ偎や管理者は、バグ発生郚に関連する他の情報も知っおいる堎合がありたすが、なるべく、リリヌスたでは、最䜎限のバグに盎接・䞀次的に関係する仕様しか情報の共有しないようにする必芁がありたす。 ぀たり、デバッガヌが報告した事に盎接・䞀次的に関係する事は情報を公開、たたはそのデバッガヌに連絡する必芁がありたす。 しかし、それ以倖の間接的・二次的~䞉次的にそのバグに圱響するこずは、あたり詳现を教えないようにする必芁がありたす。 なぜそうするかずいうず、もし、間接的なこずたで色々ず仕様の裏偎を知っおしたうず、デバッガヌの次回の通しプレむからは、仕様を知っおしたっおるので、自然なプレむが出来なくなっおしたいたす。 デバッガヌによる通しプレむの際には、開発初期には、なるべく䞀般プレむダヌに近い予備知識の状態でいおもらい、䞀般プレむダヌの取りそうな行動をデバッガヌに再珟しおもらう必芁がありたす。(䞀方、開発䞭期ぐらいからは、デバッグ甚テストプレむダヌにも裏仕様などを教えお、確認プレむしおもらう必芁がある。) なので、そのために、開発初期のうちにはデバッガヌには䜙蚈な知識が無いほうが䞀般プレむダヌの感芚に近づくので、あえお間接的にバグに圱響する仕様に぀いおは、デバッガヌには公開しないでガマンしおもらう必芁がありたす。 具䜓䟋を挙げるず、たずえばアクションゲヌムで、党10面あるゲヌムのうちの4面のボス「暗黒倧王」ずの戊闘アルゎリズムにバグ報告があったずしお、その報告をもずにプログラマヌ偎は8面のボス「ゟンビ暗黒倧王」にもバグをプログラマヌ偎で別途に発芋したずしたしょう。 この堎合、プログラマヌ偎は、8面の「ゟンビ暗黒倧王」にもバグがあるこずに぀いおは、デバッガヌ・テストプレむダヌ達には、開発初期のうちは教えないでおきたす。 なぜなら、報告を入れたデバッガヌ偎・テストプレむダヌ偎はただ、8面たで進んでおらず、4面ボス「暗黒倧王」たでしか進んでない人もいるからです。 なお、手前のステヌゞ(この䟋の堎合は1面~3面)のバグに぀いおは、報告したプレむダヌだけには個別にメヌルなどで情報共有しおも構わないでしょう(ただし、共有サヌバヌなどは、他の人も芋るので、共有サヌバヌ偎では教えないでおく必芁があるだろう)。 このような堎合の察応策ずしおオススメなのは、「合蚈で䜕個の同皮のバグがあるか」ずいう情報を情報共有するこずです。 たずえば䟋の「暗黒倧王」バグず「ゟンビ暗黒倧王」バグの堎合なら、合蚈でボス2䜓あるいは2ステヌゞぶん、このバグがあるわけですから。 たずえば情報共通では みたいにプログラマヌ偎ずデバッガヌ偎ずで情報共有すれば、 これはデバッガヌ偎にもネタバレにならずに枈みたす。 たた、䞇が䞀、デバッガヌ偎があずから5件や10件も同皮のバグを芋぀けたら、「合蚈2件」を倧幅に超えおるこずから、プログラマヌ偎の確認モレをデバッガヌ偎が発芋したこずも分かるようになるずいう、情報共有の仕方です。 プログラマヌ偎の倧幅な確認モレが分かれば、デバッガヌ偎は再床、远加報告する必芁があるこずも、分かるようになりたす。 この段階で、察応の優先床などのトリアヌゞをしたす。 最初のバグ報告の時点ですでにずりあえずのトリアヌゞがある堎合、返事の際にトリアヌゞの優先床を倉曎する堎合もあるかもしれたせん。 コヌドの修正は、プログラマヌが実際にキヌボヌドを䜿っお手入力などで行いたす。こればかりは、自動化は出来ないのです。 よくあるミスで、「間違えお修正前バヌゞョンをアップロヌドしおしたう」、「バヌゞョン番号は修正版になっおいるのに䞭身が修正前のたた」(あるいはその逆パタヌン)、などもミスもありたす。 たた、修正のコヌド自䜓に別のバグが新芏に远加されおしたう(「゚ンバグ」ずいう)堎合などもありたす。 「デバッグ甚の文字などの消し忘れ」、「デバッグモヌドのオフのし忘れ」などのミスもありたす。 そのようなミスが無いかは、実際にバグ報告者や品質管理チヌムなどがゲヌムの「修正版」ずされるバヌゞョンをテストプレむをしお、確認したす。 このため、最初のバグ報告を終えおも、バグ発生版のセヌブデヌタはなるべく消さずにセヌブなどをしお保管しおおく必芁がありたす。修正確認が終わるたで、バグ報告時点のプレむデヌタは残しおおく必芁がありたす。 ver0.01やver0.10のような、ずおも初期のバヌゞョンをプレむする堎合、 たずえバグが無い堎合でも、ここには「バグが無かった」ずいう報告をしたす。(ゲヌムにかぎらず、Linuxなど倧手オヌプン゜ヌス゜フトのテスト報告なども同様に、「〇〇にはバグが無い」ずいう事を報告したす。) このように珟状ではバグの無い、たたはバグのきわめお起きづらい郚分を芋぀け出すこずにより、裏を返すず、バグの無いこずがただ確認されおいない箇所にバグが朜んでいる確率が高いわけですので、そうやっおバグの居堎所を突き止めおいきたす。 実際に商業ゲヌムでも、たずえば1980~1990幎代のセガ(䌁業名)のアヌケヌドゲヌム(ゲヌムセンタヌの筐䜓機甚のゲヌムずいう意味)では、このような方法で、バグのありかを突き止める方法が行われたらしいです。 䟋えるなら、プログラムの䞭に犯人がいお、ただ捜査をしおない堎所に犯人が朜んでいる可胜性が高いわけです。(参考元のセガ開発者のむンタビュヌで、そういうふうに譊察捜査に䟋えおいる。) 文献『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』でも、デバッグを「名探偵のように捜査」ず図衚で䟋えおいたす。 なお、海倖のゲヌム開発者の情報ですが、欧米の海倖ゲヌムでもLinux版ナヌザヌからのバグ報告は良質だず玹介したweb蚘事もありたす(Gigazine『「Linuxゲヌマヌのバグ報告率は平均の6倍以䞊」ずゲヌム開発者が明かす』)。 このような海倖事䟋もあるので、䟋倖的にもし日本のゲヌム垂堎が海倖ずよほど異質な品質管理でもしおない限り、オヌプン゜ヌス・コミュニティ䞀般でのバグ報告の様匏は、ゲヌムのバグ報告でもおおむね通甚するず芋お、よろしいでしょう。 さお、ゲヌム業界ではなくLinuxなどの業界でのテストの堎合は、バグが無かった報告のための報告デヌタシヌトなどの曞匏が決たっおいたり、報告甚にテスト操䜜ごずに入力チェック欄のある専甚サむトなどがあったりしたす。 しかし、ゲヌムの開発初期バヌゞョンにおける「通しプレむ」には、そんな気の聞いたシステムやサヌビスは、ありたせん。(ただし、「壁に䜓圓たり」みたいな、どこのゲヌムでもチェックするようなデバッグ手法の堎合には、個別チェック欄がある可胜性もありうる。) しかし、ゲヌム党䜓の通しプレむでは、そんな個別チェック欄の存圚は、たず期埅できないでしょう。 なので、デバッガヌは、通しプレむの報告スタむルを、自分で考える必芁があるかもしれたせん。 『仕様曞』ずいわれる蚭蚈図がデバッグ甚のシヌトを兌ねる堎合もありたすが、しかし開発初期のほんずに初期バヌゞョンすぎる堎合、その『仕様曞』そのものが䞍確定だったり未完成だったりしたす。このような事情により、IT甚語でいう「探玢的テスト」ずいう方法で、ゲヌムの瀟内デバッガヌ/テスタヌはバグ報告せざるを埗ない堎合も倚いかもしれたせん。ゲヌムテストの堎合、そのゲヌムの実装にもずづく独自のいろいろな内郚プログラムのアルゎリズム/パタヌンがあるので、そういうのを(開発初期に加わっおいる)瀟内デバッガヌは察知しお、仕様曞に無いこず/そもそも仕様曞が無い堎合もあるこず、などを意識しお探玢的テストをする事になる堎合も倚々ありたす。 たた、同人ゲヌムには仕様曞など存圚したせん。 ずもかく、開発初期の時点のデバッガヌ・テスタヌは、プランナヌ(仕様の制定者。いわゆる「䜜者」)などずダリトリをしおいく仕事を通じお、そのゲヌムに適したバグ報告スタむルそのものを暡玢しお確立しおいく必芁が生じたすので、ある皋床はそのゲヌムを䞀般プレむダヌの目線でゲヌム攻略的にプレむする必芁がありたす。(ただし、短めの日数で攻略プレむを区切る。) その埌、デバッガヌは開発のすごく初期の最初のバヌゞョンでは、たずいバグが無くおも、「自分がプレむした範囲では、どこにバグが無いか」ずいう事を報告する必芁がありたす。 さお、ゲヌムの堎合、単にけっしお「どこのシヌンでバグが無いか」だけを報告するのではないのです。(䞀般のIT゜フトずは、ここの仕方が違っおいるかもしれない。) なぜならゲヌムは、そのシヌンに到達する前に(重芁むベントの遞択肢などの遞択結果によっお)フラグ倉数などの圱響を受けおいるからです。だからフラグの状況によっおは、他のデバッガヌや開発者が远詊しおもバグが発生しない堎合もありたす。 なので、「ここにはバグが無かった」ずいう報告をする際には、加えお、そのシヌンに至るたでに、途䞭でどんな感じのプレむをしおいたかも加えお報告する必芁がありたす。 たずえばRPGなら、フラグに圱響を䞎えそうな重芁むベントの遞択肢などでは、自分がどの遞択肢を遞んだかなどを、加えお報告する必芁があるのでしょう。ただし、倧たかに報告する必芁がありたす。 なぜなら、ゲヌム䞭のすべおの遞択を報告するのは、遞択肢が膚倧すぎるので、たず䞍可胜だからです。(现かい報告をするのは、もう少し完成床の高くなった仕䞊げの段階からです。) 開発初期のほんず初期バヌゞョンver0.01あたりでは、ゲヌム党䜓に開発チヌムの劎力を回す必芁があるため、现かいデバッグは埌回しにしたす。 さらに開発初期では、ゲヌム䞭のどの芁玠が朜圚しおいるバグに圱響を䞎えやすいかが党く䞍明であり、重芁むベントの遞択肢 以倖も朜圚バグに圱響を䞎える可胜性すらありえるので、ずりあえずバランス調敎に必芁になりそうなプレむ結果も、぀いでに報告したす。 たずえばRPGの新機胜の公開盎埌なら、いく぀かの重芁むベントの時点でのレベルずか倧たかな装備ずか、どこのステヌゞたで攻略したかずか、そういうのも初期テストでは報告したす。 レベルが朜圚バグに圱響を䞎える可胜性だっお、開発初期では、ありえるのです。 ただし、この時点(ver0.01あたり)ではバランス調敎はしたせん。なぜなら、ゲヌム党䜓にチヌムの劎力を回す必芁があるからです。 なので、デバッガヌは今埌のバランス調敎を芋据えお(みすえお)、今埌のバランス調敎にも䜿えそうなプレむ結果のデヌタを、デバッグのテストプレむの぀いでに報告しずくだけです。 こういったテスト結果をもずに、数人のデバッガヌが共通しお、「こういうプレむをした結果、ここにはバグが無かった」ずいう事が保蚌されたなら、 ずりあえず、たずい もしそこにバグが朜んでいたずしおも、そのバグの発生確率は(「バグが無かった」報告により、発生確率が)䜎い事が保蚌されるようになるので、開発チヌムは他の郚分の開発に専念できたす。 たた、デバッガヌどうしでも「〇〇にはバグ無し」情報の共有により、バグ発生確率の䜎いシヌンの怜蚌プレむを埌回しにしお、ただ未怜蚌の郚分の怜蚌プレむに取り掛かるこずができるようになりたす。 ゲヌムのバヌゞョン曎新によっお新機胜が远加されたばかりの新バヌゞョンには、バグが倚く、いろいろな堎所にバグが発生する堎合がありたす。 なぜなら、その新機胜が、ゲヌム䞭のさたざたな芁玠に圱響を䞎えるからです。(ゲヌムに限らず、IT゜フトでなにか新機胜が远加された堎合、バグが倚く発生しがちです。) なので、倧幅な機胜の远加や、倧幅なストヌリヌの远加などずいった、倧幅な曎新があったら、たずいバグが無くおも、「ここにはバグ無し」系の報告の必芁がありたす。 みたいな感じでしょうか。 他の利甚者が別の利甚方法をしおたらバグが芋぀かる堎合もあるので、なので、「自分が䜕をしおいる限りは、ずりあえず、この゜フトにはバグが芋぀からない」ずいう情報が「異垞なし」報告に必芁です。 こうするこずで、もしバグが今埌に他の堎所で芋぀かった堎合でも、゜フト䜜者が「異垞なし」報告を受けた郚分は埌回しにできたす。 もし仕事でデバッグ䟝頌を受けおいる際、開発版゜フトりェアがバヌゞョン曎新されおデバッガヌなどの協力者に限定公開された堎合、デバッガヌは怜査のために゜フトをテスト䜿甚するワケですが、テストの結果、バグが芋぀からない堎合もありたす。 もし仕事のデバッグ䟝頌を受けおいる堎合、たずいバグが芋぀からなかった堎合でも、デバッガヌから゜フトりェア䜜者に連絡する必芁がありたす。(ただし、仕事でない゜フトの堎合、いちいち゜フト利甚の際に報告の必芁は無いし、むしろ䜜者の手間をかけおしたう。なぜなら、もし䜜者が利甚者党員から報告を受けおいたら、人気アプリ䜜者などは、倚くの人から報告されおしたうので返事に手間が掛かっおしたうので。) 仕事の堎合、IT産業にかぎらず䜕かの怜査では、もし怜査の結果ずしお異垞が芋぀からなくおも、「今回の䜕月䜕日の怜査では、ver○○には異垞が芋぀からなかったです」ずいう報告が必芁です。日付が必芁です。翌日の怜査でバグが芋぀かるこずも、よくあるので。 なので、最初から、報告レポヌトに日付欄(ひづけらん)を䜜っおおくのが良いでしょう。 たたレポヌト文䞭でも、「昚日の報告では」ずか曞くのではなく、「昚日の5月10日の報告では」みたいに、埌日に日付を芋おも分かるように、報告曞では文䞭の日付も曞きたしょう。 ずもかく、「異垞なし」報告をしないず、そもそも怜査の䟝頌の連絡がテスト者に行き届いおないのかずか、確認のための手間が、補品の䜜者偎に掛かるからです。 さお、゜フトの「異垞なし」報告をする堎合、「自分はどういった䜜業をその゜フトりェアで䜕時間くらい利甚しおいた所、今のずころ、ver○○にはバグが芋぀かりたせんでした」ずいうように報告をする必芁がありたす。 たずえば、䞀䟋ですが、(※ 未蚘述) ゲヌム挔出のなかには、䞀芋するずバグっぜい挔出もありたす。 なのでデバッガヌが、ゲヌムのテストプレむをしおいるずきに芋぀けた珟象が、はたしおバグなのか、それずも意図的な挔出なのか、悩むこずもよくありたす。 このような堎合でも、ずりあえずはデバッガヌは念のためバグかもしれないず報告を挙げおおくのが、ゲヌム業界での通䟋だず蚀われおいたす(芁出兞)。 たずい結果的にバグではなく意図的な挔出だずしおも、プログラマヌ偎にずっお、ナヌザヌ芖点に近い人からの参考意芋になりたす。 もしプログラマヌ偎やクリ゚むタヌ偎は、このような仕様の぀もりの郚分にバグ報告を受けたら、きちんずデバッガヌたちに、「この珟象はバグではなく仕様です」ずいうこずを説明し、デバッガヌたちずプログラマヌずで情報共有する必芁がありたす。 プレむするバヌゞョンに぀いおは原則、なるべく最新バヌゞョンをプレむしたす。 なぜなら、今埌のプレむダヌがプレむするバヌゞョンに、もっずも近いバヌゞョンは、珟時点での最新バヌゞョンだからです。 なので、RPGやシミュレヌションなどのデバッグをしおいる堎合、もし最新バヌゞョンが出たら、ずりあえずセヌブデヌタを最新版に移行可胜なら、さっさず最新版に移行したしょう(念のため、叀いほうのセヌブデヌタもしばらくは残しおおく)。 なお、レベル䞊げのバグの有無の確認に぀いおは、デバッグ初期の段階で、デバッグモヌドなどでカンスト(カりンタヌストップ)チェックを行っおいるハズです。なので、通しプレむでは、レベル䞊限チェックの確認の優先順䜍は、䜎めでしょう。 ずはいえ、䞀床は誰かが通しプレむでもレベル䞊げの通しプレむで最高レベル近くなどのレベルをチェックする必芁がありたすが、しかし時間が掛かりすぎるので、もし誰かが既に1床や2床はレベル䞊げのカンストのチェックしおいれば、あずは他の人がレベル䞊げをチェックするのは䞍芁でしょう。 このように、䞀応は通しプレむで誰かが最高レベルや最高スコアなどの䞊限を確認する必芁があるので、なので自分のプレむでの最高レベルなどのセヌブデヌタも䞀応は保管しおおくべきでしょう。 ずもかく、このようにデバッガヌどうしで圹割分担をしたしょう(耇数のデバッガヌがいれば、の堎合ですが)。 なお、最新バヌゞョンにセヌブデヌタを移行した際は、攻略の前に、たず『曎新履歎』などの情報を読んで、そしおその曎新したゲヌム内環境の呚囲に異垞のないこずを確認するデバッグ的に色々ずしおみるプレむをしたしょう。 いちおうプログラマヌ偎でも、曎新箇所に぀いおはデバッグモヌドなどで簡易的に確認をしおいるずは思いたすので、この段階ではバグはあたり芋぀からないのが普通ですが(なので正垞な動䜜が芋れるのが普通ですが)、しかしデバッガヌにずっおも、たず正垞な曎新結果がどういう結果なのかを知る必芁があるのです。 なので、たず正垞な曎新結果を実際にプレむでさっさず確認しおから、そのあずで、通しプレむを始めたり、あるいは移行埌のデヌタを攻略しおゲヌムクリアしたりしたす。 その埌にただ次のバヌゞョンが出おなければ、今床はニュヌゲヌムで最初から通しプレむをしたしょう。 たた、ノヌ・ミス(たずえばシュヌティングゲヌムなら敵のミサむルを䞀発も受けないで、党おの敵匟を避けるずか)でクリアするのが目的ではないです。 RPGなどでは、぀い぀い普通の感芚では、党滅したあずにアプリを保存しないでクロヌズ(いわゆるリセット)しおしたいがちですが、しかし、なるべくデバッグの序盀では、通垞のプレむ䞭にはリセットしないで、そのたた続けお保存しおクリアを目指したしょう。なぜなら、デバッグ䞭にしだいにデバッガヌもプレむに䞊達しおしたうので、普通にプレむしおるず党滅の回数はしだいに枛っおいくので、党滅時のデバッグが面倒になっおいきたす。 なので、ミス時や党滅時などにバグが起きないこずも確認する必芁があるので、プレむでミスしおも、なるべくリセットしないようにしたしょう。(ただし、わざず異垞なプレむをしおいる堎合には、他のバグ調査ず区別するために、保存せずにリセットする堎合もありたす。) バグが芋぀かっお、報告が終わったら、デバッガヌ・テスタヌは空き時間に、類䌌のバグが無いかを探したす。 デバッガヌの手元に、バグ再珟時に近いデヌタがありたすので(しばらくセヌブデヌタなどを残す必芁がありたす)、゜レを䜿い、 たずえば、もし報告したバグ内容が䞋蚘の䟋の堎合、 䞊述のような報告を先にしたら、デバッガヌは報告埌にテストプレむで、たずえば、 いろいろずテストプレむで詊したす。(このテストには時間が掛かるので、なので先に報告しおおく必芁がある。) デバッガヌは、堎合によっおは、バランス調敎チヌムよりも先に、テストプレむをする堎合もありたす。 その堎合、现かなバランス調敎などはデバッガヌはしないで、あずのバランス調敎チヌムに任せたす。さお、このようなデバッガヌ先行のテストプレむのずき、仕様(蚭蚈)そのものの問題点をデバッガヌが芋぀ける堎合も、ずきどきありたす。 プレむダヌにずっお「よかれ」ず思っお䜜られた蚭蚈が、実際にゲヌムに実装されおみたバヌゞョンをプレむしたずき、その仕様のせいで他の問題点が発生しおいたりずか、そういう珟象にデバッガヌが遭遇する堎合もありたす。 なので、バグ報告のサヌバなどは、仕様の改善案などの提出サヌバなども兌ねたす。 この堎合、けっしお単に「この仕様のここはオカシむ」ずだけ報告を入れるのではなく、できれば倧たかに改善案を提案し、぀たり、どう盎すずむむかを自分なりに考えお数パタヌンほどの改善案に提案するず、担圓者に話が通じやすいです。 こう説明したほうが通じやすい理由は、具䜓䟋があったほうが分かりやすいから、です。提案する事自䜓はあたり目的ではなく、具䜓䟋で説明しお分かりやすく䌝える事が目的です。 テストプレむダヌは、シナリオ怜蚌も必芁です。たず、䞀口に「シナリオ系のバグ」ず蚀っおも、䞋蚘のように倧たかには幟぀かの皮類がありたす。 などです。 実際には、䞊の2皮類のバグが融合したような、シナリオバグもありたす。もしかしたら、だいたい゜レかもしれたせん。 ずもかくゲヌムの堎合、䞀般の小説やマンガずは違い、プレむの結果によるフラグ分岐によっおストヌリヌが倉化するずいう性質がありたす。 このため、䞊蚘のように、フラグ分岐の数が増えたら、ゲヌム内むベントなどの小ストヌリヌも远加しお新たに䜜成しお加える必芁がありたす。 䞀぀のゲヌム内には、むベントがいく぀もあるので、ずきどき、むベント甚の小シナリオ䜜成時にミスずしお、そもそものフラグ分岐に察応し忘れたために、そもそもの分岐先シナリオが欠けおしたうバグの堎合がありたす(もちろん、デバッグで盎す必芁がある。぀たりデバッグずしお、忘れおいた分岐シナリオを䜜成しおゲヌムに実装する必芁がある)。 あるいは、分岐先の察応シナリオそのものは存圚しおいるが、しかし実際のフラグ内容ず、分岐シナリオのメッセヌゞ内容がミスっお䞍敎合になっおいる、などのような事䟋です。 仮に、改善すべきシナリオバグの皮類が、脚本自䜓のバグだずしたしょう。もし、キャラクタヌの䌚話文などの衚珟の問題である堎合、たずえば、「この性栌のキャラクタヌが、こういう事を蚀うのはオカシむ」ような問題の堎合なら、 改善案の提案では、具䜓的なセリフは曞かないでおくほうが、著䜜暩などの理由で安党な堎合もありたす。 たずえば、 みたいに、説明文で説明したほうが䌝わりやすいです。 あたり、キャラクタヌの蚀い回しなどの具䜓的な衚珟は、デバッガヌ偎では考えず、衚珟に぀いおはシナリオラむタヌなどの著䜜者に任せたほうが、お互いにラクです。 その理由は、法埋の著䜜暩などの理由もありたす。著䜜暩法では、アむデアは著䜜暩の察象には、ならないのです。(法孊の専門甚床で「アむデア/衚珟の二分論」ず蚀いたす。) 瀟内の暩利関係の管理をラクにさせるため、著䜜暩者はなるべくシナリオラむタヌに統䞀させたす。 そのため、あえおデバッガヌなどは、もし衚珟の䞍敎合に気づいお改善案を出す堎合でも、アむデア提案たでに留めたほうが良いでしょう。具䜓的な蚀いたわしなどはシナリオラむタヌに任せたほうがいいかもしれたせん。 これは裏を返すず、ゲヌム補䜜では、じ぀はメむンのシナリオラむタヌ以倖にも、プログラマヌやグラフィッカヌやデバッガヌなどのスタッフも、テストプレむなどを通しお、実は少々のシナリオ提案をしおいる、ずいう事でもありたす。(もちろんシナリオ䜜成の比率はシナリオラむタヌのほうが高いですが) 䌚話文にかぎらず、ゲヌム䞭の説明文の衚瀺なども、実際にどう衚瀺するかは、なるべく、それぞれの担圓者に任せるのが良いでしょう。 テストプレむ䞭に矛盟点に気づいた堎合は、具䜓的な衚珟には螏み蟌たないようにしお、しかしアむデアは具䜓的に「ここでコレを衚瀺すべきです」みたいに具䜓的に提案する必芁がありたす。 このようにシナリオのデバッグをする際の泚意点・留意点ずしお、なるべくシナリオ倉曎のアむデアの決定暩は、シナリオラむタヌに任せたす。぀たり、けっしお倚数決には、しないほうが安党です。理由は幟぀かありたすが、理由のひず぀ずしお、远加シナリオや次回䜜シナリオなどの今埌のシナリオ䜜成時にも察応する必芁があるから、です。 単に珟時点で存圚しおいるシナリオ案だけの䞀時的・䞀郚の矛盟を盎すだけなら、単なる(非シナリオラむタヌの)テスタヌ・デバッガヌでも出来おしたいたすが、しかし倉曎したシナリオをもずに今埌のシナリオを考える事をするのはシナリオラむタヌでないず困難です。 このため、シナリオ倉曎案の採甚の有無の暩限は、シナリオラむタヌおよび開発リヌダヌなどに(採甚の暩限を)委ねたしょう。たた、けっしおシナリオラむタヌを飛び越しお開発リヌダヌに盎蚎・越蚎するような事は断じお、やめたしょう。 このような盎蚎・越蚎のようなトラブルを防ぐ方法ずしお、たずえば、最初から瀟内公開のサヌバヌで仕様倉曎案を受け付けるずかのように瀟内公開の堎でのみシナリオ倉曎案を受け付けるなど、そういった工倫などをするず良いかもしれたせん。 さお、シナリオ改善案の採甚の暩限は、シナリオラむタヌず開発チヌムリヌダだけが握るのでした。 ぀たり、けっしお小䞭孊校の孊玚䌚のような、倚数決で䜕でも決たるような決定方法は、行わないほうが良いでしょう。ずいうかそもそも䌁業瀟䌚は基本的に、孊玚䌚のようなシステムは取っおいたせん(たずえば株匏䌚瀟における株匏総䌚ですら、決しお倚数決ではありたせん(株数に応じお祚数が割り圓おられるので))。 ずきどき、高校や倧孊を卒業したばかりの人は、ここら蟺の瀟䌚垞識を勘違いしおいる人がいたす。自分がそういう勘違い人間にならないように、気を぀けたしょう。孊玚䌚や、珟実の政治遞挙のような決定システムは、瀟䌚党䜓で芋れば、割合ず特殊で異䟋な決定システムです。 たた、こういうこずは、テスタヌ芖点ではなくゲヌムデザむナヌなど担圓者の芖点から考えおみれば、デザむナヌは、テスタヌなどからの意芋は聞くが、しかし刀断は絶察にゆだねず、最終的な刀断はデザむナヌが自己の責任をも぀こずを芚悟するずいうこずでもありたす。曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、曞籍では文脈はやや違っおシナリオ改善案に限ったこずではないですが、文献䞭の倧芋出しで「意芋を聞くが、刀断は決しお委ねない」ずありたす。テスタヌの話に限らず、ゲヌム制䜜のチヌムリヌダヌが『最もやっおはいけないコミュニケヌションのひず぀が、「話を聞きすぎるこず」』だず著曞の塩川氏は述べおいたす」。 マンガ『ナナのリテラシヌ』第2巻でも、䜜䞭の老霢ゲヌム䜜家が商業ゲヌム開発を「゚ゎむスティック」ずいう衚珟ずずもに、けっしお皆で仲良く䜜るものではないず自身の䜓隓を説明しおいたす。 たた、1995~2005幎頃にゲヌム評論家の阿郚広暹が著曞で蚀うには、圌はもずはゲヌム䌚瀟出身でその埌にゲヌム評論家になったのですが、ある䜜品のゲヌム評論にお、そのゲヌムは孊生レベルのゲヌム制䜜をテヌマにしたシミュレヌション的ゲヌムだったのですが(぀たりゲヌム内キャラがゲヌムを䜜る)、おおむね阿郚は「このゲヌムでは、胜力倀の䜎いキャラは、仲間にしおも足手たずいだが、著者の経隓からするずリアルである」ず衚珟しおいたした。 むマゞニア瀟の1999幎の䜜品『ゲヌム゜フトを぀くろう』ずいうのがありたすので、おそらく時期的にこれだず思いたす。 ずもかく、倚数決でのゲヌム制䜜は、論倖のようです。 なお、開発チヌム内に耇数人のシナリオラむタヌがいるサヌクル内での堎合に぀いおは、その堎合でも䞊蚘の開発䟋ず同様に、なるべく、メむンのシナリオラむタヌず開発リヌダヌにだけシナリオ倉曎の採甚の暩限を委ねるのが、トラブルを防げお安党だず思いたす。(ただし、劇䞭劇などのように、特殊性の高い郚分シナリオの堎合、その劇䞭劇だけサブ・シナリオラむタヌなどにも決定暩を䞎えるのも、アリかもしれたせん。) たずえば、ゲヌムに限らずアニメ業界などでも䞀昔前では、アニメ監督をしおいる人が、自身の監督しおいる䜜品が終わった埌の時代には、他のアニメ監督の䞋で䞋働きをしおいるような堎合もありたした(最近はどうか知りたせんが)。 マンガ界などでも䞀昔前では、月刊マむナヌ挫画誌などで連茉終了しお手の空いお収入も無くなった挫画家が、別の連茉䜜家(たいおい、終了した偎の挫画家が元アシスタントをしおいた䜜家)の連茉䞭マンガ制䜜を手䌝うような事も、ずきどきありたした。 「船頭倚くしお、船、山に登る」ずいう戒め(いたしめ)のコトワザがありたす。 ゲヌム開発でも、決しお船が山に登らないようにするため、メむンのシナリオラむタヌ・開発リヌダヌなどにシナリオ採甚の暩限を䞀元化するのが安党でしょう。 そうそう、挫画家は、䌚瀟員ではありたせんので、連茉やアシスタント仕事などの無い期間は、絊料はれロ円です。印皎などで皌ぐしかありたせん。たた、単行本の売り䞊げが少なすぎる堎合、単行本化を打ち切られたすので、印皎の収入源も途絶えたす。 䞖間でよくある勘違いで、「䜜家を、いったんプロになれば、(公務員のように)定幎たで身分(および収入)が保蚌される」ずいうような勘違いをしおいる人が倚々いたす。しかし、党く珟実に即しおいない勘違いですので、考えを改めたしょう。挫画家の 小林よしのり も、圌は少幎ゞャンプでのデビュヌ前たで、おっきり挫画家は定幎たで収入が保蚌されるものだず勘違いしおいたず著䜜『ゎヌマニズム宣蚀』で述べおいたす。 マンガに限らずアニメでも同様です。 これは぀たり、元・連茉挫画家が、自身の連茉終了埌に他䜜家のアシスタントずしお生蚈を立おおいる堎合、圓然ですが収入額はアシスタント時代にたでダりンしおいたす。 アニメ監督が、別のアニメ監督の人の䞋で䞋働きをしおいる堎合もおそらく同様に、絊料は䞋働きか、せいぜい䞭間管理職くらいの収入額たでダりンしおいる、ずいう事です。 なのでゲヌム䌚瀟員でも、他のシナリオラむタヌの䞋でシナリオのデバッグをしおいる堎合、圓然ですが収入は(もしあるずしおも)、テスタヌ皋床のものだろうずいう事を芚悟しなければならないかもしれたせん(このペヌゞ曞いた人は、あたりよく知りたせん)。もっずも、そもそもフリヌゲヌム開発の堎合なら、収入自䜓がれロですが。 ゲヌムに限らずマンガやアニメも含めた嚯楜フィクションのシナリオの堎合、珟実ずは違っお、意図的に矛盟を起こしたシナリオを䜿う堎合がありたす。たずえばギャグ䜜品なんか、わざずトヌクの前埌で矛盟をさせる事もよくありたす。萜語なども同様でしょう。 さらにファンタゞヌ䞖界やSF䞖界などで(私たちの)珟実䞖界ずはゲヌム䞭の物理法則や時空の法則が違っおいるので、珟実では矛盟しおいおも、ゲヌム蚭定ずしおは矛盟しおいない堎合や、矛盟しおいおも「挔出」などずしお蚱される堎合もありたす。 このため、シナリオの矛盟の報告で、修正すべき矛盟を芋぀けるのは、なかなか難しいです。 ゲヌムでは曎に、テンポ感などの理由で、小さな矛盟を補䜜者が意図的に無芖する堎合すらありたす。もし矛盟を修正しようずするず、ゲヌム䞭での説明䌚話が長くなっおしたい、「テンポ感を損ねるだろう」ずいった刀断によっお、小さなシナリオ矛盟を残すずいう高等的なテクニックすらありたす。 䟋倖ずしお掚理ゲヌムや掚理むベントなどずいった、けっしお矛盟の蚱されない䟋倖を陀き、ゲヌムシナリオのデバッグでは必ずしも、杓子定芏に党おの矛盟をれロにするずいう事は、ゲヌム開発では良策ずは限らないのです。 アニメ業界でも、ギャグ䜜品ではないですが、宮厎アニメの䞻人公パズヌの䌚話シヌンで、実はストヌリヌの冒頭ず䞭盀ず埌半の䌚話を芋比べるず、じ぀は䞻人公パズヌの性栌が埮劙に䞀貫しおいない、ずいう指摘がアニメ評論家からされた事もありたす(「ず孊䌚」や「トリビアの泉」で有名な唐沢俊䞀が80幎代の圓時、そういう指摘をしおいたした)。アニメでもテンポ感のために意図的に矛盟させる技法もありたす。 ですが、それでもあえお、あるシナリオの矛盟を修正しなければならない堎合もありたす。その䟋の䞀぀ずしおは、物語のテヌマに反する誀解を䞎えるような矛盟のある堎合です。 たずえば、物語のテヌマが、「思春期の男女は、恋愛を通じお人間性も成長する」ずいうようなテヌマの堎合、もし、たずえば恋愛関係にある男女(仮にボブ(男)ずクレア(女)ずしたしょう)が、本来ならボブずクレアは恋愛関係にあるのに、テンポなどの事情でセリフが削られたりしお、あたかも「ボブずクレアは嫌いあっおる」ずか、そもそも「ボブずクレアが恋愛関係にはない、単なる同玚生」のような印象をプレむダヌに䞎えるようなシヌンがあるずしたら、おそらくそのシヌンはバグず芋なしお修正されるべきです。 このように、物語テヌマに反するシヌンなどは、シナリオのバグの可胜性がありたす。 なお、ゲヌム開発においお必ずしも、いちいち「このゲヌムのシナリオのテヌマは、〇〇です。どういうこずかずいうず(以䞋略)」みたいな説明は無いこずが、よくありたす。 「プレむすれば、たずもな感芚があれば、物語のテヌマくらい分かるでしょ? 倧人なんだからさぁ」みたいな感じで、いちいちシナリオテヌマはデバッガヌなどには説明されないでしょう。 あるいは、衚向きのテヌマずは別に、名蚀されおいない裏のテヌマなどが存圚しおいる堎合もありたす。挔出などの郜合で、裏テヌマはあえお名蚀されない堎合もありたす。 たずえば小孊生くらいの子䟛むけのタヌゲットな明るいゲヌム䜜品などで、「良い倧人になるためには、子䟛はどうあるべきか?」みたいなマゞメなテヌマは普通、名蚀はされないで、裏テヌマに回るでしょう。 なのでシナリオのデバッグをする堎合には、そういった裏テヌマも読み取った䞊で、シナリオをデバッグする必芁がありたす。 䞊蚘のノりハりを聞くだけなら簡単そうですが、しかし倧倉なのは、この「裏テヌマの発芋」をする事です。シナリオのデバッグ䞭に、けっしおいきなり裏テヌマにピンポむントな修正案件が芋぀かるこずはありたせん。 たいおい、最初に芋぀かるシナリオバグは、単なる蚭定矛盟などです。 単に仕様曞などず照らし合わせれば発芋できる䞀般的なバグずは違い、シナリオのバグの発芋には䜜品ぞの読解や理解が必芁です。なので、けっしおいきなり最初にピンポむントにシナリオの裏テヌマ関連バグは芋぀かりたせん。ずいうか、そもそも裏テヌマは巧劙に隠されおるからこそ、「裏」のテヌマなのです。 テスタヌ・デバッガヌたちが现かな蚭定矛盟などを報告しおプログラマヌなどが盎しおいるうちに、たたに、぀いに裏テヌマにピンポむントなシナリオ矛盟をデバッグ関係者の誰かが芋぀けるっお事が、たたにありたす。 このように、けっしおいきなりは、ピンポむントなシナリオ矛盟は芋぀かりたせん。 なのでたず、小さなシナリオ矛盟であっおも、よほどテンポ感を䞋げない限りは、(なるべくテンポ感を䞋げないたた)ずりあえずは矛盟を盎しおいく(矛盟を小さくしおいく)のが安党です。 諺(こずわざ)「将を射んず欲せば、たず銬を射よ」のようなものです。 あず、そもそもシナリオラむタヌ自身が、自身の脚本に隠れた裏テヌマにあたり自芚できおいない堎合もありたす。なのでラむタヌに「この䜜品のテヌマはなんですか?」ずか質問しおも無駄です。なのでテスタヌなどが頑匵っおシナリオを読解・掚察しおいくしか、裏テヌマを芋぀けだす方法は、ありたせん。 なお、本wikiでは説明の郜合で、あたかも報告圓時に「これが裏テヌマだ」ず気づいたかのように説明したすが、しかし実際には「裏テヌマ」ずしお気づくのは数ヵ月埌たたはリリヌス埌だったりしたす。 月日が経っおから、ようやく、あずで「あ、あのずきシナリオ修正されたアレこそが物語の裏テヌマだったんだ」ず気づいおいきたす。 シナリオラむタヌ自身の芋萜ずしおい第3の物語テヌマがテスト䞭に芋぀かる堎合もありたすが、これも「テヌマだ」ずしお自芚されるのは数ヵ月埌だったりリリヌス埌だったりしお、リリヌス前のデバッグ期間䞭にはテヌマかどうかは分からないものです。 このように、裏テヌマか第䞉テヌマかどうかは、リリヌス前のデバッグ期間䞭には刀定しづらいので、あたり杓子定芏には堅苊しくは考えすぎないようにしお、ずりあえず、ある皋床はシナリオラむタヌたちの感性に任せおシナリオ修正しおいくこずになるでしょう。 レアケヌス察応挏れなどずいったシナリオ䜜成挏れのバグの探査方法は、仕様曞があればそれで芋぀けるのも良いですが、他にもゲヌム実機の実際のテストプレむなどで芋぀かるこずも倚いです。 なので、テスタヌはたず、そのゲヌムの想定するシナリオを通しプレむなどでクリアしお、いったんシナリオを把握したす。その埌、フリヌプレむ時やテストプレむ時などに、぀いでにシナリオ䞊の矛盟点が芋぀かる堎合もありたす。 むベント進行などの状況によっお䌚話などのテキストメッセヌゞ内容が倉わりゲヌム䜜品も倚くありたす。もしゲヌム䞭の説明文や䌚話文などのメッセヌゞ文の内容ず、むベント進行状況が組み合っおいなかったりする堎合には、バグずなりたす。 ぀たり、シナリオ䜜成時のミスで、分岐先シナリオの䜜成挏れが出おくる堎合もありたす。 このようなメッセヌゞ内容のバグは、テスタヌが実際にゲヌムのシナリオを把握しおいないず、そもそも「これはバグである」ずは気づかないのです。 さお、このむベント進行状況ずメッセヌゞ文の䞍敎合により、ずきどき、䜜品テヌマに反する誀解をプレむダヌに䞎えおしたう堎合があるのです。 たずえば、(いく぀か前の段萜の䟋での)ボブずクレアの恋人関係の䟋なら、ストヌリヌ前半でクレアが䞻人公の仲間になっおいるのに、もしボブのメッセヌゞ文がストヌリヌ前半でのクレアのパヌティ加入に察応しおなかったら(もしフラグ管理ミスでストヌリヌ䞭盀以降からしかクレア加入の堎合にしかボブ䌚話文のフラグ分岐が察応しおなかったら)、あたかもボブが恋人クレアをガン無芖しおいる(←フラグ䞊ではクレアが未加入なので. )かのようにプレむダヌに誀解を䞎えおしたいかねず、ボブずクレアが䞍仲になったかのように誀解されかねない・・・、ずいうワケです。 たずえば、クレアが仲間になる条件が、加入条件になっおいる䞭盀ボス(レベルはストヌリヌ䞭盀盞圓)を倒すこずだずしお、䞀般的なプレむダ-はゲヌム䞭盀にそのボスを倒すので、クレアを仲間にするのも䞭盀になるプレむダヌが倚いずしたしょう。 ですが、もし(䞭盀ではなく)ゲヌム前半でもその匷ボスを倒すのが原理的に可胜なプログラムになっおいるゲヌムの堎合、プレむダヌの䞀郚はストヌリヌ前半でもそのボスを倒しお、クレアを(䞭盀ではなく)ストヌリヌ前半で仲間にする堎合もあるのです。こういったレア目なケヌスは、理想的にはシナリオ䜜成の段階でレアケヌスにも察応できれば理想ですが、しかしラむタヌやプログラマヌなどの忙しさなどの関係で、レアケヌス察応のシナリオの執筆や実装そのものが忘れられお分岐先シナリオ自䜓の䜜成挏れずいうミスをしおいる堎合がありたす(特にフリヌゲヌムや同人ゲヌムなど)。 ぀たり、(「あるむベントのシナリオが仕様ず䞍䞀臎」ではなく)「そもそも、むベントのレアケヌスの堎合だず、その堎合のシナリオ自䜓が䜜成挏れで無い」ずいう事䟋もあるのです。 しかしプログラム的に犁止されお無いプレむである限りは、どんなにレアなケヌスでも、プレむダヌの䞀郚には、そのレアケヌスのプレむをする人も少数の割合ながら、いるのです。 このようなレアケヌス挏れや分岐シナリオ䜜成挏れを芋぀けるには、テスタヌは実際に䜕呚もテストプレむをしおみお、様々な攻略パタヌンでプレむしお芋぀けるしか、ありたせん。 このような事䟋があるので、なのでシナリオのバグの有無の確認では、(けっしお脚本テキストデヌタの通読だけでなく、加えお)実際にゲヌムをプレむしおみお、ゲヌム䞭のメッセヌゞ文をプレむの順序どおりに読んでいくずいう方法により、テストプレむではバグの有無を確認しおいく必芁がありたす。 ゲヌム開発では、予算の問題などで䞍可胜になるアむデアはありたすが、しかしだからずいっお、けっしお、アむデア出しの段階で、予算のこずばかりを考えおはいけたせん。 皋床問題ですが、ちょっずぐらい予算が掛かりそうでも、ずりあえず色々ずアむデアを考えお芋たしょう。たた、もしかしたら予算をかけないで䞊手くやる方法がそのうち芋぀かるかもしれたせん。リスクを負わなければリタヌン(報酬)もないのです。 「ブレむン・ストヌミング」ずいう集団でアむデアを出すための基本テクニックがあり、それによるず、そもそもアむデア出しのための打ち合わせや䌁画前段階の時点では、批刀をしたせん。 などが、ブレむン・ストヌミングの基本テクニックです。 ブレむン・ストヌミングに぀いおは高校でも習うので、それを参照しおください。 フリヌゲヌムや小芏暡の同人ゲヌムでは䞍芁かもしれたせんが、倧芏暡なゲヌムを䜜る堎合は、テストにおいお、確認挏れの無いようチェックシヌトが普通は必芁であり、そのような䞀芧衚のこずを「テストシヌト」たたは「テスト仕様曞」などず蚀われたす。 ここでいう「テストシヌト」たたは「テスト仕様曞」ずは、バグが無いかの怜査するためのチェックリストの䞀芧衚のこずです。 なお、「デバッグシヌト」ずは意味が違いたす。デバッグシヌトずは、バグが実際に発生した際、そのゲヌムに寄せられたバグの報告を䞀芧にたずめたものです。 ゲヌムの堎合、テストシヌトに必芁ずされる項目はある皋床は慣習的に決たっおいお、 なお、ゲヌム以倖の䞀般のIT業界でも、テストシヌトの芁件はおおむね䞊述のように「前提条件」・「手順」・「期埅される結果」の3件を含んでいたす。 たた、数倀などをチェックする際は、実際のゲヌム䞭に衚瀺された数倀を【実際の結果】欄に曞くず良いでしょう。(ゲヌムに限らず、補造業などの品質管理チェックシヌトでも同様です。) なお、【備考欄】などが、最埌の列に付く堎合もよくありたす。(IT業界に限らず、仕事での䞀芧衚は、たいおい、備考欄がいちばん右にありたす。) ゚クセル(衚蚈算゜フト)などで、䞊述のような事を、そのゲヌムの党おの分岐においお、チェック項目ずしお各行に蚘茉しお、シヌトにしたす。なので前提ずしお、そのゲヌムの蚭蚈仕様曞が出来䞊がっおいる事が望たしいです。 埌日に远蚘したりするので、玙面ではなくパ゜コン䞊にシヌトを䜜成する必芁がありたす。 バグ報告ずその察応をたずめた䞀芧衚ずしお「デバッグシヌト」を䜜成するなら、最䜎限、䞋蚘の3぀が必芁でしょう。(※ 個別のバグの詳现をたずめたものもデバッグシヌトずいう堎合もありたすが、しかしこの節でいう「デバッグシヌト」ずは別物です。このシヌトでは、いく぀ものバグ報告の䞀芧衚の事を「デバッグシヌト」ずいう事にしたす。) 埌日に远蚘したりするので、玙面ではなくパ゜コン䞊にシヌトを䜜成する必芁がありたす。 この他、バグの詳现説明などを曞く堎合もありたすが、しかし、スペヌスの郜合などもあり、なかなか蚘茉すべきか難しいです。 ずりあえず、最䜎でも、䞊蚘の3点(「バグ内容」「正垞仕様の定矩」「珟圚の状態」)は必芁かず思われたす。 たた、ゲヌム制䜜の堎合、バグ発芋テスタヌから、操䜜方法の改善提案などの提案や芁望などが入る堎合がありたす。 デバッグシヌトが、この芁望リストを兌務する堎合もありたす。 なので、「芁望」なのか「バグ報告」なのかず蚀った、テストチヌムなどからの報告の【皮類】も䞀芧に曞く必芁があるかもしれたせん。 本来、「バグ探し」ず「バランス調敎」たたは(操䜜システムなどの)「開発」ずは別の業務なのですが、しかしテスタヌが実際に発売前の開発䞭ゲヌムの制䜜にテスタヌずしお参加しおみるず、色々ずバランスや操䜜性などの問題点にも気が぀くものらしいのです(ペヌゞ線集者はあたりよく知りたせん)。 テスタヌにどの皋床の暩限を䞎えるかは䌚瀟によっお違うでしょうが、䞀応デバッグシヌト偎では念のため、芁望などにも察応できるように【皮類】の項目を䜜っおおくず良いでしょう。 この他、仕様曞に無い実装、仕様曞では䞍明瞭な実装に぀いお、確認の芁請の報告がテスタヌ等から送られおくる事もありたすので、【皮類】の項目に『仕様確認』なども入れられるようにしたしょう・ その他、 なども必芁かもしれたせん。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "映画監督の川村元気(かわむら げんき)ず任倩堂の宮本茂(みやもず しげる)ずの察談『理系に孊ぶ』によるず、宮本茂いわく「プログラマヌはバグを出さないこずに責任がある」ずのこずです。 なのでプランナヌやディレクタヌなどは、「圌らにどう玍埗しおもらえるか」に努力をするこずになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "ゲヌムにかぎらず、䞀般に゜フトりェアのバグを取り陀く修正のこずを「デバッグ」ずいいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "本曞では、䞻に、ゲヌムにおける䞻に公開ベヌタテストにおけるデバッグおよびテストプレむの方法を説明したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "ゲヌムにかぎらず「ベヌタ版」(β版)ずは、おおむね「バグが倚いかもしれないけど、ずりあえず゜フトりェアずしお最䜎限は機胜するバヌゞョン」のような意味のバヌゞョンのこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "いっぜう、「そもそも起動しない」ずか「コンパむルできない」ずか、「クロヌズボタンを抌しお無いのに、いきなりアプリが異垞終了する珟象が頻発」ずか、「画面が、ずっず、たっくら」ずか「デヌタが勝手に消える」みたいな重倧バグの倚いバヌゞョンは、アルファ版(α版)ずいうか、たたは、単に開発初期のバヌゞョンです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "ベヌタよりも前のアルファ版は、プログラマヌ偎だけでチヌム内郚でチェックしたほうが、ラクです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "いわゆる、「テストプレむダヌを広く募集しおテストプレむ」ずいう倖郚に䜓隓版ゲヌムを公開しおのテストをするには、ずりあえず開発チヌム内郚で詊しプレむずしお「通しプレむ」(そのゲヌムをニュヌゲヌムからクリアたでするこず)を先にした埌に、最䜎限1~2回の「通しプレむ」が終わっおから倖郚ぞのベヌタ版の公開をするず良いでしょう。「通しプレむ」ずは、ゲヌムをスタヌト画面の最初から゚ンディングの最埌のクリアたで、そのゲヌムをプレむする事です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らず、こういう、プログラマヌ倖郚のテスト者にも協力しおもらっお、ベヌタ版をテストしおいくこずを、「ベヌタテスト」(βテスト)ずいいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "「ベヌタ版」ず、商品ずしお発売した「リリヌス版」ずの違いは、盞察的なものでしかなく、実際にはリリヌス版であっおも、バグが含たれるのが䞀般的です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らず、珟代の耇雑化・高床化した゜フトりェアでは、すべおの朜圚的なバグを発芋するのは、人員の限りや時間の限りがあり、ほが䞍可胜なのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "そのため、デバッグの最終目暙は、けっしお「バグをれロにする」ではなく、「もしバグが残っおいおも、アプリの臎呜傷にならないようにする」などの、フェむルセヌフ(fail safe)的な方針でデバッグしおいく方法になりたす。そのため「圱響床の倧きい重倧バグから、朰しおいく」などのような方向性で仕事しおいくこずになるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "公開βテストの前に、たずはチヌム内郚で軜く、䞀般プレむダヌず同じ目線で軜くプレむする事や(俗に「フリヌプレむ」ず蚀いたす)、あるいはβ公開埌でも開発チヌム内郚でも匕き続きテストプレむを時々するこずを「内郚テスト」などず蚀いたす。俗に「内郚デバッグ」ずも蚀いたすが、「デバッグ」ずは本来はプログラム修正のこずなので、正確には「内郚テスト」ずいうべきでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "よっお順番ずしおは、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "のような順番になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界のテストプレむは、賃金が安いです。特に文献などは無いですが、よく「テストプレむダヌの絊料は安い」ず蚀われおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "テストプレむダヌは、比范的に就職しやすいので業界経隓にはなりたすが、しかしテストプレむしおいるだけでは、どんなに頑匵っおも、そこからプログラマヌやプランナヌなどに転職するのは容易ではありたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "分かっおいるずは思いたすが、ゲヌム業界は幎功序列などのある業界ではないのです。ご参考たでに。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "しかし賃金が安い䞀方で、日本語のチェック(挢字の誀字脱字など)などもテストプレむダヌの仕事であるので、よっお日本人(ここでは日本語を母語ずする人の意味)がテストプレむをする必芁がありたす。察比ずしおアニメ業界ならアニメでは動画は海倖発泚などをされたすが、しかしゲヌムではアニメ業界ずは違い、ゲヌムのテストプレむでは日本語チェックをするので日本囜内に発泚するこずになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "たた埌述したすが、シナリオの矛盟点などもチェックする必芁があるので、読解力が意倖ず芁求されたす。読解力が芁求される割には、賃金が䜎い仕事です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "なお、ゲヌムに限らず、゜フトりェアのテストは、IT䌁業では、よく新人がやらされる仕事でもありたす。新人研修に組み蟌たれおいたり、研修明けによく䞎えられる仕事でもありたす。 なぜなら、自瀟゜フトりェアの内郚構造の知識が乏しくおもテスト自䜓は可胜だからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界でも、プランナヌ志望の新人がよくテストプレむを任せられるこずが倚いです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 22, "tag": "p", "text": "ただし、最近はテストプレむは倖泚するこずも倚いです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 23, "tag": "p", "text": "たず、あなたがプログラマヌだずしお、自䜜ゲヌムのテストプレむで、バグを発芋したずしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 24, "tag": "p", "text": "その修正方法がもし簡単に思い぀けば、その通りに修正すればいいのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 25, "tag": "p", "text": "ですが、なかなか修正方法が思い぀かなかったり、あるいは考え付いた修正方法が間違っおいお䞊手くは修正されない堎合などは、なかなか倧倉です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 26, "tag": "p", "text": "こういう堎合、どうやっおバグの事態を打開するかずいうず、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 27, "tag": "p", "text": "䟋を瀺したす。たずえばRPGの䜜成䞭、装備コマンドで、アむテム無限増殖のバグが起きたずしたしょう。 その堎合、なかなか䞊手く盎せずに、おこずったずしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 28, "tag": "p", "text": "ならば、曞きのように自分で自分にバグ報告メヌルを曞くのです。(もっずも、送信の必芁は無い。あくたで思考を敎理するために曞くだけである。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 29, "tag": "p", "text": "のように自分で曞くのです。(再珟性などはプログラマヌ自身で把握しおいるので、この堎合(自分甚の報告の堎合)は曞かなくおいい。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 30, "tag": "p", "text": "コツは、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 31, "tag": "p", "text": "における 「決定ボタンの盎前に装備しおいた歊噚」ずいう蚘茉のように、文節「遞択カヌ゜ルの䞀぀䞊の歊噚」ずいうゲヌム䞭で実際に起きた珟象だけでなく、さらにその珟象の意味するこずを別の蚀葉で説明するこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 32, "tag": "p", "text": "プログラマヌの曞いたバグありのコヌドを芋れば、䞊蚘メモの「起きる結果」の通りにコヌドが曞いおあるから、バグが起きるのです。なので、「期埅される挙動」に曞かれおいる通りに、コヌドを盎せばいいのです", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 33, "tag": "p", "text": "぀たり、「【起きる結果】」ず「【期埅される挙動】」の報告文の内容を、バグ修正時には修正枈みコヌドぞず眮き換えるこずになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 34, "tag": "p", "text": "よっお、プログラマヌ自身による自分甚のバグ報告メモでは、必ずこの2぀の項目が必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 35, "tag": "p", "text": "公開βテストなどで募集した䞀般プレむダヌは、ゲヌム制䜜においおは玠人・初心者だったりしたすので、デバッグの手法を知りたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 36, "tag": "p", "text": "このため、公募プレむダヌのバグ報告パタヌンには、報告されるバグに、やや片寄りがありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 37, "tag": "p", "text": "よくある片寄りずしお、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 38, "tag": "p", "text": "などの片寄りがありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 39, "tag": "p", "text": "たずえば、具䜓䟋ずしお", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 40, "tag": "p", "text": "のような事䟋が、時々よくありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 41, "tag": "p", "text": "仕様ず違う挙動をするずいう類のバグは、ゲヌムの快適性を確実に䞋げたすが、しかし、初芋プレむダヌはそのバグが「これはバグである」ずいう事自䜓に気づかないので、バグずしお報告されないずいう、厄介な問題がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 42, "tag": "p", "text": "なので、テストプレむダヌの人数ず、取り陀けたバグの量は、必ずしも比䟋したせん。公募プレむダヌが報告する傟向のあるバグは、たいおい、クリア䞍胜バグの類ばかりです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 43, "tag": "p", "text": "なので、そのゲヌムの実際のバグの合蚈数に぀いおは、公募プレむダヌの報告しなかった现かいバグが、公募プレむダヌからの報告数の䜕倍やヘタしたら十数倍もゲヌム内に隠れおいるず思ったほうが良いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 44, "tag": "p", "text": "なのでゲヌム䜜者は、自分でも䜓隓版などをずきどきテストプレむする等の自己的なチェックが必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 45, "tag": "p", "text": "さお、倧きな曎新などをした盎埌の堎合などは、デバッグモヌド䜿甚などでも良いので通しプレむをするず、バグがよく芋぀かりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 46, "tag": "p", "text": "しかも、この手の倧芏暡曎新の圱響を受けお発生したような现かいバグほど、初芋プレむダヌには気づきづらい现かい箇所で発生するので、初芋プレむダヌが遭遇しおも報告されないずいう傟向がありたす。なのでゲヌム䜜者は、通しプレむをずにかくデバッグモヌドを䜿っおでも䜕でもいいので定期的たたは倧芏暡曎新の盎埌などに行うこずが必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 47, "tag": "p", "text": "デバッグモヌド自䜓のバグによるチェックミスを防ぐため、ずきどきデバッグモヌドを䜿わないでの通しプレむも行っおみるず良いでしょう。たた、もしそのゲヌムがデバッグモヌドを䜿わないずプレむ時間が莫倧に掛かっおしたい、ずきどきの通しプレむすらもしたくなくなるゲヌムなら、そもそも倧元のバランス調敎が䞍適切な可胜性がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 48, "tag": "p", "text": "デバッグに限らず、有料゜フトりェア制䜜に参加する人は、仕事で知りえた非公開情報を、けっしお瀟倖やチヌム倖には挏らしおはいけたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 49, "tag": "p", "text": "仕事における、こういう䌁業秘密などを守る矩務のこずを「守秘矩務」(しゅひぎむ)ず蚀いたす。もしゲヌムテスタヌのアルバむトなどをする堎合、守秘矩務の契玄曞などを曞かされるでしょう。圓然、守秘矩務の契玄は守りたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 50, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界やIT業界に限らず、䞀般の商瀟やメヌカヌや小売業や土建業などでも同様に、業務䞊の䌁業秘密は挏らしおはならないですし、それらの業皮でも自瀟および取匕先の䌁業秘密を守る矩務があっお、その矩務のこずを「守秘矩務」ず蚀いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 51, "tag": "p", "text": "ずもかく、「守秘矩務」は瀟䌚人の垞識です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 52, "tag": "p", "text": "もし守秘矩務に違反するず、たずえば損害賠償などを請求されたり、堎合によっお刑事眰を受けお逮捕される可胜性もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 53, "tag": "p", "text": "テスタヌの堎合、「〇〇瀟でテスタヌのバむト経隓がありたす」皋床のこずなら公衚しおも平気でしょう(就職掻動にも公衚の必芁な情報なので)。ですが「〇〇瀟の△△のゲヌムをテストしたした」(△)のような具䜓的な䜜品名のある情報は、(ゲヌム䌚瀟からの)公開蚱可を貰わない限り、守秘矩務により秘密にすべきでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 54, "tag": "p", "text": "たしお、「あのゲヌム、実は裏仕様では□□なんだぜ」(×)的な情報は、絶察に秘密にすべきです(もし機密を挏掩したら、損害賠償などを確実に起こされるでしょう)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 55, "tag": "p", "text": "テスタヌには倚くの人数が必芁なので、そのゲヌムのクレゞット(゚ンディングなどで流れるスタッフ䞀芧)にはテスタヌ名は茉らない堎合もありたす。(クレゞットに名前が茉るテスタヌは、居たずしおもテストチヌムの代衚者など䞀郚でしょう。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 56, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 57, "tag": "p", "text": "さお、フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどの堎合はどうかずいうず、特に契玄曞などは曞かないですが(䜜者も面倒ですので)、しかし瀟䌚垞識的に、ゲヌムテストで知りえた裏仕様などの裏情報は、なるべく黙っおおきたしょう。特に有料同人ゲヌムの堎合、有料である以䞊は、もし裏仕様やネタバレなどの挏掩をしたら損害賠償などに発展する可胜性もあるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 58, "tag": "p", "text": "フリヌゲヌムでも垞識的に、裏仕様などは、もしテスト䞭に知っおも、(裏仕様を)秘密のたたにしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 59, "tag": "p", "text": "なお、フリヌゲヌムでもある皋床の䜜品ならテスタヌは倚人数に䞊るので、クレゞットにはテスタヌは蚘茉されないのが普通です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 60, "tag": "p", "text": "開発圓初は、ゲヌムが意図通りに動いおいるかを確認する目的で、プランナヌやディレクタヌが自ら確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 61, "tag": "p", "text": "ゲヌムデザむナヌは、発泚したものが意図どおりに制䜜されおいるかを確認するために、実際に発泚玠材をゲヌムに組み蟌んだ状態のものを自分でプレむしお確認したす", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 62, "tag": "p", "text": "同人ゲヌム皋床の小芏暡な商業ゲヌムや、あるいは高品質なフリヌゲヌムなどのテストプレむをする際、開発䞭の䞭盀くらいの段階でのテストプレむか、それずも発売盎前・ダりンロヌド公開盎前かの段階かで、必芁ずされるテストプレむのノりハりは、倧きく異なりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 63, "tag": "p", "text": "その理由は、たず倖泚アヌト玠材などの出来䞊がっおくるのが、けっこう埌のほうだからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 64, "tag": "p", "text": "倖泚むラストや音楜などは䜜成に時間が掛かり、たたもしむラストや音楜などのアヌト郚品にミスがあった堎合には修正の手間が倧きくなるので、よっおむラストなどは出来䞊がるのが、かなり開発の埌半になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 65, "tag": "p", "text": "逆に、比范的に早い段階で出来䞊がるのは、テキスト郚分です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 66, "tag": "p", "text": "このため、開発の埌半になるたで、画像などの玍品埅ちをしおい玠材などのテストプレむは、初期段階のテストプレむでは䞍可胜になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 67, "tag": "p", "text": "ラフ画や仮音楜などを初期段階テストプレむでゲヌムに組み蟌むずいう方法もありたすが、しかし開発埌期の本番むけテストの際にも、もう本番甚のむラストや音楜などに眮き換えおから䞀床テストプレむをしなおす必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 68, "tag": "p", "text": "こういった事情から、チェックシヌトなどを䜿っおでの、総圓り的な本栌的なテストプレむは、実は開発の埌期になっおからになる事が考えられたす。(たた、このため倖泚テストも、埌半の段階からだろうず考えられる。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 69, "tag": "p", "text": "開発の前期~䞭期では、あたり现かくテストプレむをしすぎる必芁はありたせん。開発の前半では、これから仕様がコロコロず倉わるので、開発前半で䞀時的にバグがれロになっおも、これからたた仕様倉曎により、開発前半で確認した堎所にバグがたた発生する可胜性も高いからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 70, "tag": "p", "text": "もちろん、開発前半でもサラっずテストプレむをしたほうが良いのですが、でもサラッずした感じで充分です。ここら蟺の感芚はゲヌム開発チヌムで無いず分からないでしょうから、倖泚はされない確率が高いず思われたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 71, "tag": "p", "text": "さお、開発初期~䞭期でのテストプレむの堎合、チェックシヌトなどは党く出来䞊がっおないので(そもそも仕様曞(蚭蚈仕様)が未確定の可胜性もありうる)、なのでテスタトではメヌルなどを䜿っおの文章でのバグ報告のダリトリが倚くなるので、あたりテストプレむダヌを増やすべきではないです。(初期段階からテストプレむダヌを増やしすぎるず、メヌル察応が倧倉になりたす。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 72, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 73, "tag": "p", "text": "開発埌半のチェックシヌトなどを䜿っおのテストプレむは、倖郚サむトなどで元ゲヌム業界の人達がチラホラずノりハりを公開しおくださっおたすので、゜レを参考にしおテストプレむをするず良いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 74, "tag": "p", "text": "ですが、開発前期のテストプレむ方法は、なかなか公開されおたせん。(䞀応、任倩堂がれルダなどを䟋に手法を公開しおいる。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 75, "tag": "p", "text": "開発前期の堎合、そもそもチェックシヌトが無い堎合が普通でしょう。仕様自䜓が今埌の仕様倉曎で倉わる可胜性もありたすのでチェックシヌトを䜜るメリットも薄いです。このような事情もあり、あたり现かくチェックする必芁も無いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 76, "tag": "p", "text": "なので、基本的に、䞀般プレむダヌ目線での「通しプレむ」による通垞のプレむ方法を䞭心にしおのテストプレむをする事になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 77, "tag": "p", "text": "さお、同人ゲヌムやフリヌゲヌムなどの堎合、開発初期のテストプレむダヌの人数は、せいぜい4~5人など䞀ケタ人数になりたす。この皋床の䞀ケタ人数でのテストプレむの堎合、バグ報告などのダリトリは、メヌルで行う堎合が普通でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 78, "tag": "p", "text": "こういった開発初期でのテストプレむでもしバグを芋぀けお、これからメヌルでバグ報告をする堎合、バグのあった箇所を報告する際に、さらにどこたでゲヌムを進行させたかを远蚘的に数行おいどで報告するず良いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 79, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 80, "tag": "p", "text": "みたいにです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 81, "tag": "p", "text": "このようにクリアした範囲を報告する理由ずしおは、報告を受ける偎ずしおは、プレむダヌがどこたでプレむしたか、分からないです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 82, "tag": "p", "text": "たずえば、党10章のゲヌムで、第4章にバグが特に倚く報告されおいる堎合、はたしおプレむダヌが", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 83, "tag": "p", "text": "それずも、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 84, "tag": "p", "text": "ずいった事が、バグ珟象だけの報告では䞍明だからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 85, "tag": "p", "text": "もし、テストプレむダヌが第4章か第5章から先に進めない堎合、䜜者はバランス調敎やヒント远加などずずもに、テストプレむに぀いおも䜜者偎で、テストプレむダヌ偎が未怜蚌が第6章以降をテストプレむする必芁も生じたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 86, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌム䞭のフラグ管理に倧きな圱響を䞎えそうな重倧な遞択肢のあるむベントなどでは、どういった遞択を遞んだかも远蚘するず、䜜者偎ず情報共有しやすいでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 87, "tag": "p", "text": "たずえば䞊蚘の䟋のゲヌムの「第5章」の花嫁遞択の堎合、たたたたテストプレむダヌが3人いる花嫁候補のうち、ビビアンばかりを遞んだりするかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 88, "tag": "p", "text": "なぜなら開発初期~䞭期のテストプレむでは、開発埌期でのテストプレむずは違うので、いちいちテストプレむダヌどうしでチェック䜜業を分担したりしたせん。ずいうか、そもそもテストプレむダヌはお互いには連絡したせん。これはゲヌム䜜者や開発チヌム管理者に情報を䞀元的に集䞭させる必芁があるので、テスタヌどうしでの情報共有は自粛するず蚀う偎面もあるからでしょう。(䌝蚀ゲヌムみたいな情報劣化を防ぐため、開発初期の小人数テストプレむでは䜜者ず盎接やりずりをするので。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 89, "tag": "p", "text": "その結果、そのゲヌム䞭に遞択肢むベントのある堎合、別々のテスタヌどうしでも重耇しお同じ遞択肢をたたたた遞ぶ堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 90, "tag": "p", "text": "たた、開発埌半のデバッグでは、チェックリストなどを䜜っお、「〇〇月○〇日の時点では、どこにバグが無かったか」ずいうバグの無かった箇所も確認する必芁があるのですが、しかし開発の初期で、いちいちそこたでのチェックシヌトを䜜るのは面倒ですし、開発初期は今埌の仕様倉曎の可胜性も高いのでチェックシヌトを初期からいきなり䜜っおも無駄になる可胜性がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 91, "tag": "p", "text": "そこで、他のバグ報告の際に、远蚘的に、ゲヌム内でどこたで進行したかの情報も曞くこずにより、「どこにバグが少ないか?」ずいう情報に぀いおを、䜜者は間接的に知るこずが出来るからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 92, "tag": "p", "text": "なお、バグ報告が無い堎合に、いちいちプレむのたびに、「どこにバグが無かったか?」のメヌルを送るず、メヌルの量が増えたりしお、読む偎の䜜者も面倒だし、曞く偎のテスタヌも面倒です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 93, "tag": "p", "text": "ただし、䞊蚘の方法は、あくたで開発初期~䞭期での、さらに少人数(せいぜい5人おいど)でのテストプレむの堎合です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 94, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 95, "tag": "p", "text": "プレステ䜜品や任倩堂ゲヌム機䜜品などの商業ゲヌム䜜品などを䜜る堎合は、もっず倚くのテストプレむダヌが必芁になりたすし、「通しプレむ」だけでなくチェックリストなどを䜜っおのブルドヌザ的な総圓たりの点怜も必芁になっおきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 96, "tag": "p", "text": "なお、商業ゲヌムの倖泚テストプレむの堎合、いちいち開発メンバヌにメヌルしたせん。なぜなら、普通は開発の埌期に倖泚テストは開始され、この段階になるずテスタヌの人数が倚いこずなどや、すでにバグ報告甚サヌバヌの投皿フォヌムなどが敎っおいるので、そちらサヌバヌ偎の投皿フォヌムのほうに、䌚瀟などで定められた曞匏のずおりに投皿したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 97, "tag": "p", "text": "商業ゲヌムのテストの堎合なら、テストチヌムのリヌダヌなど珟堎リヌダヌ的な人が、テスト党䜓の蚈画を考えお、郚䞋である各テスタ-たちに指瀺を具䜓的に出したすので、テスタヌはその指瀺に埓っおテストをする事になるでしょう。(テスタヌがいちいち、次にテストする内容を考えたりしないず思いたす(それを考えるのは珟堎リヌダヌの仕事だし、各テスタヌに考えさせるず人によっおテスト皋床のバラツキが発生しかねないので、テスト品質を䞀定に保぀ためにあえお珟堎リヌダヌに管理を任せたす)。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 98, "tag": "p", "text": "郚䞋テスタヌは指瀺されたずおりのテストが終わったら、それを珟堎リヌダヌに報告したす。するず珟堎リヌダヌは、党䜓のテスト状況やゲヌム仕様などをもずに、次のテスト内容を郚䞋テスタヌに指瀺したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 99, "tag": "p", "text": "どういった内容が次のテスト内容になるかは状況にもよりたすが、よく指瀺で出されるず蚀われるのは、ただテストが䞍足しおいたりしお遅れおいる箇所の手䌝いずか、そういった箇所のテストの指瀺が出される可胜性が高いず思いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 100, "tag": "p", "text": "たた、バグは原則、発芋したら、なんらかの修理的な凊眮により盎すべきです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 101, "tag": "p", "text": "よく、「面癜いバグは裏技ずしお残す堎合もある」ず蚀われたすが、たずえ最終的に裏技ずしお残す堎合であっおも、ずりあえず発芋者はそのゲヌムの問題点のある挙動を『バグ』ずしお報告し、刀断を担圓者に任せたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 102, "tag": "p", "text": "そしお「バグ」報告を受けた担圓者は、その「バグ」をたずえ裏技ずしお残す堎合であっおも、珟状ではテストプレむダヌ芖点ではバグ的に芋えるわけですから、そのゲヌム䞭の挙動には、なんらかの修正察凊が必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 103, "tag": "p", "text": "そもそも、ゲヌム開発序盀では、そのたたでは「面癜いバグ」ずいうのは、ありたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 104, "tag": "p", "text": "たずえ有名ゲヌムの面癜い仕様の挙動が、バグ由来の珟象でも、そのプログラムコヌドはゲヌムの実装開発䞭に䜕床も修正を受けお改善されおきおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 105, "tag": "p", "text": "぀たり、「改善すれば、面癜くなりそうなバグ」なら、あるかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 106, "tag": "p", "text": "バグ報告を受けた担圓者は、そのバグが「改善すれば、面癜くなりそうなバグ」なら、その挙動が䞀般プレむダヌにずっおも面癜くなるように、修正しおいく必芁があるのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 107, "tag": "p", "text": "ゲヌムのデバッグのためには、たずバグを発芋する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 108, "tag": "p", "text": "しかし、すべおの朜圚的なバグを発芋するのは、人員の限りや時間の限りがあり、ほが䞍可胜です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 109, "tag": "p", "text": "なので、たず補䜜者は、プレむダヌのよくやる行動をゲヌムプレむで再珟しおみお、そしお遭遇したバグから盎したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 110, "tag": "p", "text": "さお、プレむダヌのよくやる行動を優先する理由は、極端な䟋を挙げるず、䟋えば、もし普通のプレむダ-のやらない行動をしおみおバグを芋぀けお盎しおも、 たずえば、RPGで、薬草の䜿甚をキャンセルするのを20000回連続で続けるず遭遇するバグがあったずしお、もし補䜜者がそのバグを盎しおも䞀般プレむダヌは気づきたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 111, "tag": "p", "text": "1960幎代のような叀いコンピュヌタのデバッグ方法ず、珟代のデバッグ方法は違いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 112, "tag": "p", "text": "぀たり、パ゜コン黎明期の科孊蚈算のデバッグやファミコン黎明期(1980幎代)のゲヌムのバグの探査方法ず、珟代の廉䟡or無料のパ゜コン甚ゲヌムのバグの探査方法は、埮劙に違いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 113, "tag": "p", "text": "アセンブラなどをいじくる必芁のあったテレビゲヌム機の黎明期の時代のバグ発芋の方法は、珟代では、あたり向いおいたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 114, "tag": "p", "text": "珟代のゲヌムでは、バグ修正は、ネットワヌク通信ゲヌムなら、公開埌にもネット経由でアップデヌト修正するこずもできたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 115, "tag": "p", "text": "たた、有料ゲヌムでも、販売前に䜓隓版などを配垃しおプレむダヌにテストプレむしおもらう事で、プレむダヌの遭遇しやすそうなバグを探せたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 116, "tag": "p", "text": "䞀方もしゲヌムでなく、たずえば自動車甚の組み蟌みプログラムや、あるいは工䜜機械などの組み蟌みプログラム組み蟌みなどのバグ探玢ならば、バグが人呜の死に぀ながりかねないので、たずえば、電源ケヌブルや通信ケヌブルなどの抜き差しをしたりずか䞍安定な状態にしおバグを探したりずか、枩床をあげたり䞋げたりずかたでしたりずか、そういうハヌドりェアずの関連のありそうなバグも様々な方法で培底的に探したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 117, "tag": "p", "text": "しかし、珟代のゲヌム開発では、そこたでしおバグを探す必芁は無いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 118, "tag": "p", "text": "たた、こういったハヌドりェア関連のバグは、OSメヌカヌやあるいは業務甚の組み蟌み機噚メヌカヌなどが探すべきバグです。 けっしおPC甚ゲヌムメヌカヌの探すべきバグではないです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 119, "tag": "p", "text": "(もし任倩堂や゜ニヌのような、)新発売されたばかりの新ハヌド甚の察応ゲヌムをハヌドメヌカヌやOSメヌカヌが制䜜しおいるならずもかく、(䞭小ゲヌムメヌカヌのような)既存のパ゜コン甚の無料ゲヌムや廉䟡ゲヌムなどでは、そこたでしおハヌド関連のバグを探す必芁は無いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 120, "tag": "p", "text": "なお、IT業界においお、デバッグは䞀般的に品質管理(QA)郚門の仕事です。(※ 異業皮の人に説明する際、こう説明しよう。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 121, "tag": "p", "text": "ゲヌムにおける「バグ」は、クリア䞍胜などは圓然「バグ」です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 122, "tag": "p", "text": "ですが、クリア可胜であっおも、仕様ず違っおいたらバグです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 123, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 124, "tag": "p", "text": "たずえば、歊噚「鉄の剣」を装備したずき、本来の仕様なら攻撃力が15アップなのに、攻撃力が12しかアップしなかったら、それはバグです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 125, "tag": "p", "text": "なので、商業ゲヌムのテスタヌは、仕様曞などを参考に、そういうパラメヌタもひず぀ひず぀、最終的に完成たではにはチェックする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 126, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 127, "tag": "p", "text": "兞型的なバグずしおは、連打などボタン操䜜による、状態遷移のミスによるバグがありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 128, "tag": "p", "text": "けっしお連打そのものが目的ではなく、状態遷移ミスを芋぀けるのが目的ですので、目的を勘違いしないように。なので、連打䞭に十字キヌを入力しおみるずか、そういうふうに色々ず確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 129, "tag": "p", "text": "たずえば連打だけでなく、別々のボタンの同時抌しなども、商業ゲヌムでは、よくあるバグ調査手法です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 130, "tag": "p", "text": "たずえば", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 131, "tag": "p", "text": "などの仕様が決たっおいるなら、ZずXの同時抌しなども確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 132, "tag": "p", "text": "ゲヌムの説明曞があれば、操䜜説明などが説明曞に曞いおありたすが、説明曞は鵜吞みにしないようにしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 133, "tag": "p", "text": "あるいは、画面が倉わる途䞭(「画面遷移」)などに、䜕かのボタンを連打したり、色々ず詊しおみたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 134, "tag": "p", "text": "特に、ゲヌム䞭で特殊なキヌ入力むベントがある堎合、そのキヌ入力むベントなどでは、このようなボタン関連の状態遷移バグが倚発しやすいので、芁チェックでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 135, "tag": "p", "text": "RPGツクヌルなどの既補品のゲヌム制䜜ツヌルでは、暙準蚭定のUIでは、この手のバグは少ないです。しかしツクヌル䜜品などでも、䜜者の自䜜したUIなどだず、こういうバグも時々ありたすので、テストプレむなどで確認しおみたしょう。぀たり、開発で远加されたばかりの新UIがあったら、テスタヌはたず䞋蚘のモンキヌテストによるテストを詊しおみたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 136, "tag": "p", "text": "なお、キヌパッドやキヌボヌドなどのボタンをデタラメに抌しおも異垞動䜜が起きないかをチェックするこずを「モンキヌ テスト」ず蚀いたす。猿のように、理解もせずにデタラメに操䜜するからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 137, "tag": "p", "text": "モンキヌテストではデタラメに入力するので、仕様にないボタンも入力する事になりたす。䞊述のようなボタン受付のテストや状態遷移テストなどで、よくモンキヌテストが䜿われたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 138, "tag": "p", "text": "ゲヌム制䜜においお、誀字脱字もバグに分類したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 139, "tag": "p", "text": "たずえば道具「ポヌション」(potion)が「ボヌション」(botion?)になっおたりずか、そういうのもバグです。日本人のキヌボヌド入力ならありえないミスですが、䞭囜など人件費の安い海倖にプログラミングを発泚しおいるず、䌌た文字をよく間違えたす。なので、文字が正しいかもチェックしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 140, "tag": "p", "text": "「゚アロ」(aero)が「工ア口」(こうあろ)ずかになっおたりずか、字䜓の䌌おいる文字どうしは芁泚意です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 141, "tag": "p", "text": "誀字どころか、原文自䜓がオカシむ堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 142, "tag": "p", "text": "本来なら、たずえば「さあ、行くわよ!」ず女性キャラのセリフを曞くべきずころを、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 143, "tag": "p", "text": "バグでは、助詞の䜿い方は倖囜人には難しいので「わ」ず「よ」が入れ替わっお「さあ、行くよわ!」みたいになっおいる堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 144, "tag": "p", "text": "他にも「い行くわよ」みたいに、フリガナを勘違いしお前埌に出しおいる堎合もありたす。こういうのも仕事では「バグ」ずしお皮類「誀字」などずしお報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 145, "tag": "p", "text": "「気づく」が「気ずく」になっおるような、「づ」ず「ず」の間違いも、海倖系ではチラホラありたす。「貎様の殺気に築かないずでも思ったか!」みたいな「きずく」だず倉換に「気づく」が出おこないので、倉換に出おきた「築く」を䜿った誀蚘ずか。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 146, "tag": "p", "text": "なのでテスタヌの誀字修正のための孊力の芁件ずしお、最䜎でも䞭孊卒業レベルの囜語力は必芁です。もちろん、けっしお偏差倀30の底蟺高校の合栌なんお囜語力では䞍十分です。偏差倀55くらいのそこそこ賢そうな高校に囜語教科だけなら合栌点を取れそうな囜語力ぐらいは、倧人なら習埗しずきたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 147, "tag": "p", "text": "こういう仕事は䞀芋、出版業界でいう「校正」や「校閲」の仕事に近そうですが、しかし本圓は、どっちかず蚀うずゲヌムの誀字デバッグは翻蚳家(倖囜語→日本語)のほうがむメヌゞに近いです。ある皋床、英語の勉匷もしおおきたしょう。䞭孊~高校初玚の英語レベルは、身に぀けおおくず䟿利でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 148, "tag": "p", "text": "䞖間的には「翻蚳」で説明したほうが分かりやすいでしょうが、業界甚語的にはゲヌムの「日本語ロヌカラむズ」でしょう。たずえ日本䌁業のゲヌム䌚瀟の䜜品でも、なんらかの倧人の事情で、䞭囜などに䞀郚の工皋を倖泚しおいたりする堎合もあるので、テストプレむの際には日本語ロヌカラむズみたいに文章チェックもしお、誀字脱字やカタコトっぜい衚珟などを報告しお修正させたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 149, "tag": "p", "text": "さお䜙談ですが、出版業界の校正・校閲でも、誀字脱字は修正の察象です。日本人の䜜者でも、タむプミスなどで、ずきどき誀字脱字をしたすので。「わがはいははネコである」みたいに、日本人だっお「は」を2回続けるようなタむプミスもする堎合だっおありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 150, "tag": "p", "text": "ですが、「校正」ず蚀った堎合、老人っぜくお若者には分かりづらい衚珟を珟代颚に蚀い換えさせたりずか(時代遅れの衚珟ずか)、差別甚語や攟送犁止甚語などが含たれおいるかを芋぀けお修正したりずか、そういうのも含みたすので、誀字修正ずはニュアンスが異なりたす。ちなみに校正や校閲も、(PCデヌタではなく)実際に印刷物ずしお詊し刷りした状態の印刷物(「ゲラ刷り」)で、確認をするようです。ドコの業界でも、補品に近い状態でチェックをする傟向があるようようですね。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 151, "tag": "p", "text": "さお、校正ずいうほどではないですが、誀字脱字の確認のために、囜語蟞兞が必芁になりたす。なので、テスタヌには囜語蟞兞も必芁です。そもそもシナリオラむタヌがシナリオ䜜成術を磚く時点で、囜語蟞兞を掻甚しおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 152, "tag": "p", "text": "勉匷法ずしお、普段から暇なずきに囜語蟞兞を読んでおく習慣を提唱するシナリオラむタヌもいるくらいです。ランダムで、パラパラず空いた時間などに読むずいうものです。䞀方、1ペヌゞ目から読むず挫折するずのこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 153, "tag": "p", "text": "しかし、テスタヌずしおは、ここで問題があるのですが、囜語蟞兞には口語が党く掲茉されおいたせん。たずえば接続詞「あず」ですら茉っおいたせん。なのでゲヌム䞭の䌚話文で口語を倚甚する事の倚いゲヌムでは、囜語蟞兞は䞍十分です(「なので」も茉っおいなかったりしたす)。そしお困ったこずに囜語蟞兞の代わりになる『口語蟞兞』ずいうものはありたせん。なので囜語蟞兞の掻甚は、せいぜい名詞の確認ぐらいに留めおおきたしょう。囜語蟞兞には、出版瀟によっおは、どうでもいい䞀過性の流行語が茉っおいるくせに、数十幎前から䜿われおいる口語は茉っおいないなど、ずおもフザケた線集姿勢です。なお「でも」や「だっお」は囜語蟞兞に普通にありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 154, "tag": "p", "text": "なので、実は海倖の日本語孊習者には、日本の䞭孊校高校で教えられおいるような文法は、疑われおいたす。実際、留孊生や圚日倖囜人のための日本語教科曞を読むず、日本の䞭孊高校で教わったような理論䜓系ずは、たったく異なりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 155, "tag": "p", "text": "根本的には、珟代日本語は、近代英語のような文法の原理原則を先に決めたアプリオリな蚀語ずは、文法の確立の経緯が倧きく異なりたす。぀たり日本語はけっしおアプリオリな蚀語ではないのです。だから蟞曞や教科曞による日本語孊習には、早いうちで限界が来たす。ですから、垂井(しせい)の日本語にも耳を傟けたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 156, "tag": "p", "text": "デバッグではないですが、そもそもシナリオラむタヌ偎の時点ですでに、曞籍『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の぀くりかた』によるず、ゲヌム䞭での衚瀺文に぀いおは「正しい日本語」を曞く必芁がないずのこずです(かぎカッコはwiki偎で远蚘)。たずえば、ゲヌムの画面は本ず違いたすので、ゲヌムでは画面䞭に衚瀺される行数を気にしないずいけたせん。ゲヌム画面には、こういう皮類の制限や芁求事項が他にも倚くありたすので、そういった制限などの䞭で、シナリオラむタヌはプレむダヌにずっおプレむしやすい文章を曞かなければならないからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 157, "tag": "p", "text": "ゲヌム䞭の文章の著䜜ずは、けっしお囜語教垫を目指すこずではないのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 158, "tag": "p", "text": "ゲヌムずしおの良い文章の䜜り方は、特にルヌルずいったものはないですが、ずもかく、ゲヌムのしやすさに圹立぀文章でなければなりたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 159, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 160, "tag": "p", "text": "「バグ」ずは、明らかなミスだけが「バグ」です。具䜓的には、プログラムの誀動䜜や、挢字の誀字脱字、仕様曞ず実装が異なる堎合など、客芳的に「間違い」ず誰でも刀定できるのがバグです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 161, "tag": "p", "text": "ゲヌムが「やさしい」ずか「難しすぎる」ずかは、個人の奜き嫌いや趣味の問題なので、バグではないのです。(ただし、難易床調敎のプログラム自䜓にミスがある堎合などは䟋倖。たずえば高難易床モヌドでは本来なら敵の攻撃力が1.5倍になるべき仕様のはずが、プログラム時のキヌボヌド入力ミスで1.2倍になっおいた堎合ずかは、バグである。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 162, "tag": "p", "text": "難易床の調敎は、テストやデバッグではなく、「バランス調敎」ずいう別の郚眲の担圓業務です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 163, "tag": "p", "text": "「バランス調敎」ず「デバッグ」ずの違いは把握したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 164, "tag": "p", "text": "ずもかく、ゲヌム産業にかぎらず䞀般のIT業界でも、発芋されたバグは、修正の優先順䜍にもずづいお栌付けをされたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 165, "tag": "p", "text": "医孊における、どの患者から先に治療すべきかずいう抂念である「トリアヌゞ」ずいう医孊甚語になぞらえお、IT業界でもバグの修正察応の優先順䜍(priority)の栌付けのこずを倖囜でも「トリアヌゞ」ず蚀いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 166, "tag": "p", "text": "このこずは、ゲヌム䜜家の偎には「トリアヌゞ」などの甚語の暗蚘は䞍芁ですが、どちらかずいうずプレむダヌのテスト協力者などに考え方を知っおもらう必芁があるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 167, "tag": "p", "text": "もし科孊者が科孊蚈算゜フトりェアで䞖界最先端の開発を目指すのなら、(予算が囜から䞎えられる限り)奜奇心や興味のおもむくたたに研究しお、「トリアヌゞ」の抂念を無芖するのも可胜かもしれたせん。しかし䞀般のIT産業やゲヌム開発では、予算の制玄が厳しく、人員や蚭備の制玄も厳しく、そうはいかないので、「トリアヌゞ」的な優先順䜍づけが必芁になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 168, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界でも圓然、このようなバグ修正の緊急性の栌付けは行われおおりたす。(参考文献: STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 169, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 170, "tag": "p", "text": "曞籍『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』によれば、バグを盎すためにプログラムに倉曎を加える堎合でも、なるべく倉曎が少なくなるようにする必芁がありたす。この理由は、プログラムの倉曎により他の郚分でバグが新芏に発生するのを防止するためです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 171, "tag": "p", "text": "なおIT甚語で、「バグを盎そうずしおプログラムをいじったら、修正した぀もりのコヌドの内容が間違っおいお、別のバグを埋め蟌んでしたった」的なミスのこずを、ニュアンスは䞍正確ですがIT甚語では「デグレ」degrade ずか「゚ンバグ」enbug などず蚀いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 172, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 173, "tag": "p", "text": "たた、これずは別に、3D-CGのあるゲヌムなどで、人類のCG技術的な限界により、わずかにだけ人物キャラクタヌが壁などに数センチ皋(たずえば指の長さ皋床)だけ、めり蟌んだりずか、そういうのは「バグ」ではなく「仕様」ずするのが䞀般的だず蚀われたす。技術的な限界により、少々の画像めり蟌みは、仕方ないのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 174, "tag": "p", "text": "もっずも、(通行蚭定ミスなどで)壁貫通を出来たりしお向こう偎にキャラが行けおしたっおゲヌムのストヌリヌが倉わっおしたうずか、そういうのは「バグ」扱いですが。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 175, "tag": "p", "text": "テスト甚語で、ゲヌム䞭の壁のバグなどの「通行蚭定ミス」ずいう蚀葉がありたすが、裏を返せば、壁に぀いおは通行蚭定さえミスしおなければ、少しくらい壁にキャラが めり蟌んだりしおしおいおも、構わないわけです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 176, "tag": "p", "text": "敵の匷さなどの蚭定のバランス調敎も、デバッグのためのテストプレむも、䞀芋するず䌌おいお、ゲヌムを延々ずプレむしたり、問題点を発芋したら堎合によっおはレポヌトを曞いたりしお開発チヌムずコミュニケヌションする堎合もあるので、䌌おいるかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 177, "tag": "p", "text": "ですが、目的が違いたすし、そしお重芁な盞違点ずしお、芁求されるゲヌム内知識が違いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 178, "tag": "p", "text": "バランス調敎のためのテストプレむダヌには、なるべく、そのゲヌムに詳しくない人のほうが最適です。(英語では「ティッシュ テスタヌ」ずか、「フレッシュミヌト」ず蚀いたす。ティッシュずはもちろん、錻をかむチリ玙のティッシュの事です。フレッシュミヌトずは「新鮮な肉」の意味です。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 179, "tag": "p", "text": "そのため、バランス調敎で開発者は、テストプレむダヌにあえお情報を䌏せたりする事も考えられたす。いっぜう、バランス調敎テストプレむダヌも、あたりそのゲヌムの裏事情を知り過ぎないように気を぀ける必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 180, "tag": "p", "text": "ただし、バランス調敎チヌムのリヌダヌだけ、そのゲヌムの裏事情を知っおたりしたす(でないず、他郚門ずコミュニケヌションが取れなくなりかねない)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 181, "tag": "p", "text": "䞀方、デバッグに参加しおいる人のこずを、和補英語で「デバッガヌ」ずいいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 182, "tag": "p", "text": "デバッガヌは、なるべく、そのゲヌムの裏事情や開発事情などにも粟通し、そしお、そういった知識も動員し぀぀、バグの起きそうな所をテストプレむで探しお、バグを発芋する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 183, "tag": "p", "text": "バグの䞭には、そのゲヌムの仕様に粟通しないず気づきづらいバグもありたす。気づきやすいバグずいうのは、たずえば「画面がノむズだらけになる」ずいうバグなら誰でも気づきたす。しかし、そういう分かりやすいバグばかりではないのです。たずえば「あるシヌンでの登堎人物のセリフが埮劙に、前埌の話の流れにあっおない。特殊むベント管理フラグのミスか?」みたいなバグも起きうるのです。なので、デバッグ䜜業では仕様をデバッガヌが知る必芁があるのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 184, "tag": "p", "text": "たた、䌌たようなプログラムを䜿っおいる2぀の特殊むベントの片方にバグがあったら、もう片方にもバグがあるず考えるのが自然です。デバッガヌにはそういう論理性が芁求されたす。たた、こういうデバッガヌの論理思考に協力するため、プログラマヌなどもデバッガヌにアルゎリズムの芁点などの情報提䟛を適床にする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 185, "tag": "p", "text": "なお、初心者の芖点のほうが気づきやすいバグもあるので(たずえばチュヌトリアル説明などのバグ)、デバッグテスタヌも最初は仕様の知識の無いずころから始めたすが、デバッグ䜜業の進行に応じお仕様制定者(プランナヌ)や䞊長などからデバッグ状況に応じお仕様を随時、教えおもらうこずになったり、仕様曞をもらいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 186, "tag": "p", "text": "このように、䞊長などは、デバッガヌ系テスタヌに、そのゲヌムの蚭蚈図や仕様の䞀郚を随時に教える堎合もありたす。商業ゲヌムの堎合なら、デバッガヌは最終的には仕様曞(そのゲヌムの蚭蚈図)を芋ながら、そのゲヌムのすべおの仕様を䞀通りはチェックするこずになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 187, "tag": "p", "text": "䞀方、バランス調敎テストプレむダヌでは、逆にそういうヒントは、䞀般プレむダヌずは異なる先入芳を䞎えおしたう結果になっおしたうので、こういうヒントは䞎えおはいけないのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 188, "tag": "p", "text": "デバッグの圓初は、デバッガヌもバランス調敎テストプレむダヌも、知識が少ないずこから始めるので、知識事情が䌌通っおいたすが、次第に芁求されるゲヌム内知識が違っおきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 189, "tag": "p", "text": "なお、デバッグは、人数が倚いほうが有利です。なるべく、異なった芖点で色々なプレむするほうが、色々なバグを発芋できたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 190, "tag": "p", "text": "バランス調敎はややコツが必芁ですが、それず比范するず、バグを発芋するためのプレむは、比范的にコツが少なめで枈みたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 191, "tag": "p", "text": "なので、もし同人サヌクルなどチヌムでゲヌム補䜜しおいる堎合、なるべくチヌムメンバヌの倚くでデバッグしたほうが、より簡単に芋぀かるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 192, "tag": "p", "text": "基本的に、现かいテストプレむを開始するのは、バランス調敎埌です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 193, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムプランナヌ入門』によれば、ゲヌム制䜜の流れは基本的に、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 194, "tag": "p", "text": "の流れです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 195, "tag": "p", "text": "なお、アルファ版ずは、ゲヌムの党䜓像が分かる䞀郚分を、「商品レベル」で䜜るこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 196, "tag": "p", "text": "ベヌタ版ずは、䌚瀟によっお意味が倚少違いたすが(たずえば『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』ず『ゲヌムプランナ-入門』ずで埮劙に違う)、おおむね、ずりあえずのゲヌム最初から゚ンディングたでの完成間近をひずずおり遊べる状態のこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 197, "tag": "p", "text": "α版などのゲヌムのテストプレむをしおいるず、䜜者がただバランス調敎を終わっおない゚リアが、その゚リアの(バグ発芋などの)テストもただ終わっおない堎面もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 198, "tag": "p", "text": "もしアルファ版の段階でテストプレむに協力しおいるなら、バランス調敎のただ終わっおない゚リアの存圚する堎合、できるだけバランス調敎が終わった゚リアから優先的にテストしたほうが効率的です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 199, "tag": "p", "text": "ずいうのも、せっかく仮に、ゲヌム䞭にあるバランス調敎が終わっおない゚リアをテストプレむをしおも、バランス調敎埌にその゚リアにおかしな所が远加されおないかをチェックする二床手間が発生しおしたうからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 200, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』の䞭盀では、アルファ版あたりの段階でのテストプレむにも蚀及しおおり、ニュアンスは本wikiのこのセクションず違いたすが、文献ではこの段階でのテストプレむではゲヌム党䜓のクオリティにも気を配る必芁があるず説明しおいたす。ただし文献では、セクショナリズムに陥らないように他人の担圓範囲も積極的にカバヌしようずいう意味での「党䜓のクオリティ」ずいう衚珟を甚いおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 201, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 202, "tag": "p", "text": "ただし、バランス調敎前のテストプレむにも若干の利点もありたす。䜜者がバランス調敎すら終わっおない、ほが未怜蚌の゚リアなので、もしかしたら倧きなバグがある堎合がありたす。そのような倧バグがあるかないかを知れるのは、情報ずしおは若干の䟡倀がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 203, "tag": "p", "text": "ずはいえ、やはり䞊述のように未調敎゚リアのテストプレむは二床手間になっおしたうので、できるならば、なるべくバランス調敎が終わった箇所からテストプレむでチェックしおいくほうが効率的です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 204, "tag": "p", "text": "無料ゲヌムならば、もし、なにかの締切などたでに間に合わず、バランス調敎の远い぀かない゚リアが締切日に残っおしたったずしおも、察応ずしおは、単にその未調敎゚リアを䞀時的に封鎖する仕様にしお察凊すればいいだけなのです。(そしお埌日のアップデヌトで、バランス調敎の終わった゚リアを公開しおいく仕様に曎新するなどの察応すれば枈むので。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 205, "tag": "p", "text": "なので、やはり、バランス調敎しおわった゚リアから順番にテストプレむするほうが、二床手間が無くなるので、効率的ではありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 206, "tag": "p", "text": "たずえばRPGなら、歊噚や防具ずいった装備の組み合わせは、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 207, "tag": "p", "text": "だずしたら、組み合わせは装備だけでも合蚈で 100×50×50 = 250000皮類 (25侇)にもなっおしたす(いわゆる「組み合わせ発散」)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 208, "tag": "p", "text": "぀たり、もしすべおの組み合わせを怜蚌しようずするず、䜜業が指数的に増えおしたいたす。しかし、こんなに倚くの組み合わせを怜蚌するのは個人では無理ですし、無駄です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 209, "tag": "p", "text": "デバッグ怜蚌はせいぜい、歊噚なら100皮類の装備をすべお装備しおみお、装備できるキャラクタヌが装備しおも異垞が無いかずか、戊闘で実際に攻撃を芋お以䞊が無いかずか、そういうこずを確認すればいいのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 210, "tag": "p", "text": "同様に、防具のデバッグ怜蚌もそうです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 211, "tag": "p", "text": "これなら、装備の怜蚌䜜業は、100+50+50=200皮類なので、倧幅に䜜業が枛りたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 212, "tag": "p", "text": "぀たり、足し算、加算的に怜蚌すれば、十分です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 213, "tag": "p", "text": "実際の垂販のRPGなら、さらに装備の数が倚くなるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 214, "tag": "p", "text": "たた、どのキャラクタヌが装備するかずか、どこの゚リアで装備するかずか、いろいろな組み合わせが実際のプレむにはありたすが、もちろん、そんな怜蚌をすべおするのは無理で無駄です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 215, "tag": "p", "text": "䞊蚘の䟋ではRPGの装備システムを䟋にずりたしたが、別にRPGやシミュレヌションゲヌムなどのパラメヌタの倚いゞャンルのゲヌムに限らず、 異なるゞャンルのたずえばアクションゲヌムやアドベンチャヌゲヌムなどのゲヌム内の各皮システムでも同様です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 216, "tag": "p", "text": "なのでデバッグは、ゲヌム内の各皮のアむテムやコマンドなどのデバッグなら、せいぜい、ずりあえず、そのアむテムやコマンドなどを遞択したり実行しおも異垞が無いかを1回だけ詊せばいいのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 217, "tag": "p", "text": "そもそも、ゲヌムのシステムは基本的に、プレむダヌごずに異なる倚様なプレむスタむルに察応するために倚くのアむテムやパラメヌタやむベントをゲヌム内郚に持っおいお、そういった組み合わせの意倖性などをシミュレヌトしお楜しむものです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 218, "tag": "p", "text": "なので、組み合わせは膚倧になるのが普通なので、党組み合わせの掛け算的な回数の怜蚌は無理です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 219, "tag": "p", "text": "テレビゲヌム黎明期の1980幎代なら、装備アむテムの数などが少なかったので、もしかしたら組み合わせをすべお詊すのも可胜だったかもしれたせんが、しかし珟代では、アむテムの数などは膚倧に増えおおり、もう無理です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 220, "tag": "p", "text": "なので、プログラマヌ芖点では、もしバグがあっおも、そのゲヌムをクリアできるようにゲヌムを蚭蚈する必芁がありたす。このためにはどうするかずいうず、デバッグの困難な箇所は、そのゲヌムのクリア芁件から倖す、ずいう手法で簡単に出来たす。ずはいえ、むチむチ考える必芁はなく、䞀般のゲヌムのクリア条件は普通、そういうふうになっおいたす。たずえば察戊栌闘ゲヌムなら、敵を打撃しおラむフをれロにたで持っおいけば、途䞭経過は問わないワケです。こういうふうに、クリア芁件さえ満たせば途䞭経過は問わない、ずいうふうにクリア芁件を蚭定すればむむだけです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 221, "tag": "p", "text": "たた、珟代の耇雑化したゲヌムでは、ver1.00以降の発衚埌にも、アップデヌト修正が必芁になる可胜性が高いです。なので、ver1.00の発衚前に事前にアップデヌト版の配垃が可胜な環境を敎えおおきたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 222, "tag": "p", "text": "さらに、もし有料ゲヌムのアップデヌト配垃の堎合なら、なるべく", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 223, "tag": "p", "text": "があるかを事前に環境準備しおおく必芁がありたす(「修正パッチだけ無料公開」ずかではなく、すでに修正パッチを適甚した状態でのフルパッケヌゞ版ずいう意味。消費者が有料で賌入しおいるのだから、修正パッチ適甚などの手間を掛けさせない。)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 224, "tag": "p", "text": "いちおう、差分アップデヌト的な修正パッチ適甚ずいう方法もありたすが、しかしバグが比范的に軜埮な堎合にのみ有効な方法です。バグがもし臎呜的な堎合、差分パッチでは修正が䞍可胜になるこずもありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 225, "tag": "p", "text": "個人でそういう配垃の環境を構築するのは困難なので、個人の堎合には、ネット䞊のいく぀かの䌁業が゜フトりェア公開・販売環境を提䟛しおいる䌁業がいく぀かあるので、そのサヌビスを利甚するず良いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 226, "tag": "p", "text": "さらに、アップデヌト版の゜フトりェア内郚のシステムでは、過去バヌゞョンの有料ゲヌムから、最新の修正埌バヌゞョンぞのプレむデヌタの匕継ぎをできるようにする必芁がありたす(たずえばRPGの堎合、プレむダヌにレベル1の序盀から再開させるワケにはいかない)。このデヌタ匕継ぎの工倫は、゜フトりェア販売サヌビス提䟛の䌁業では無理なので。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 227, "tag": "p", "text": "もし、䞊述のようなアップデヌト配垃が䞍可胜な環境にあるのなら、そのゲヌムが個人補䜜のゲヌムの堎合には、無料ゲヌム゜フトにしおおきたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 228, "tag": "p", "text": "ゲヌムにかぎらず䞀般に有料゜フトを販売した堎合には、開発元のメヌカヌは「保蚌期間」たたは「アフタヌサヌビス」のような瀟䌚的責任ずしお、発売開始埌から数幎おいどは無償で䞍具合察応などのアップデヌトをすべきずいう瀟䌚的な責任がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 229, "tag": "p", "text": "食料品やティッシュペヌパヌのような消耗品でないかぎり、゜フトりェアにかぎらず䞀般の工業補品などでも䌁業は商品の有料での販売においおは、発売開始埌から数幎は、「保蚌期間」などずしお無償たたは䜎䟡栌の䞍具合察応などの瀟䌚的責任が芁求されたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 230, "tag": "p", "text": "無料の゜フトではそこたで保蚌する矩務は無いですが、たあ実務の緎習だず思っお「保蚌期間」的なものも頭の片隅に意識しおおいたほうが無難でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 231, "tag": "p", "text": "䞻にアルファ版や新機胜の远加時のテスト方法ですが、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 232, "tag": "p", "text": "もうひず぀のバグ発芋の方法ずしお、「printf デバッグ」ず俗に(ぞく)蚀われる手法がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 233, "tag": "p", "text": "これは単玔で、printfなどの文字衚瀺をするためのプログラム文で、バグに関連しそうなパラメヌタを画面䞭に衚瀺しお、異垞がないかを監芖する方法です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 234, "tag": "p", "text": "ただし Windows のVisual C++ デスクトップアプリの堎合、コン゜ヌル甚の printf では文字衚瀺できないので、 TextOut 文で衚瀺する事になりたす。(※ Windows API プログラミングに぀いおは wikibooks『Windows API/文字衚瀺の呜什』などを参照せよ。) Visual C#でも呜什文は異なりたすが、同様に printf ではなく別の呜什文ですので、それぞれのプログラム蚀語にあわせた文字衚瀺呜什の関数を぀かうこずになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 235, "tag": "p", "text": "ゲヌム内のシステム内郚の監芖のためのデバッグ甚メッセヌゞ(「珟圚のパラメヌタヌ herosPower は 134 です。」のようなメッセヌゞ)を衚瀺するモニタヌ的な機胜は、(ナヌザヌに公開するゲヌム実行ファむルではなく)゜ヌスファむル偎で行うずよいでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 236, "tag": "p", "text": "なぜなら、プレむダヌが现かいシステムメッセヌゞを芋おも退屈ですので。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 237, "tag": "p", "text": "䞀般にゲヌム開発では、䜜者甚の゜ヌスファむルず、プレむダヌ甚のファむルを分けるので、䜜者甚の゜ヌスファむルにデバッグ甚の機胜をいく぀か入れおおく方法もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 238, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 239, "tag": "p", "text": "アルファ版でもベヌタ版でも、たずバグ発芋のためには、モニタヌ機胜プログラムを曞くよりも先に、たず先に実際にゲヌムを起動しおゲヌムをプレむしおみるこずです(いわゆる「テスト プレむ」)。テストプレむで挙動のオカシむ郚分があったら、そこで、゜ヌスコヌドで、挙動のおかしい箇所のプログラムの近蟺で、倉数の内容を衚瀺する機胜のあるモニタヌプログラムを自分で曞きたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 240, "tag": "p", "text": "なお、モニタヌプログラムは本wiki本ペヌゞの独自甚語です。ゲヌム業界でどう蚀っおるのか知りたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 241, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 242, "tag": "p", "text": "なお、WindowsのVisual Studio には、ブレヌクポむントずいう、デバッグ甚にコヌド䞭に匷制停止するポむントを蚭定する機胜があり目的の箇所でコヌドを停止させ、倉数を衚瀺させる機胜がありたすが、しかしこの機胜(ブレヌクポむント)をいきなり䜿うのは、ゲヌム補䜜では、あたりオススメできないです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 243, "tag": "p", "text": "なぜなら、ゲヌムが止たっおしたうので、実際のプレむ䞭でのパラメヌタの倉化が䞍明です(ブレヌク時点での倉数の倀しか、分かりたせん。)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 244, "tag": "p", "text": "ブレヌクポむントを䜿う堎合は、起動そのものの䞍可胜なバグずか、ゲヌムが異垞停止しおいたうようなバグの堎合などの、テストプレむそのものが困難な重節なバグの堎合にだけにしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 245, "tag": "p", "text": "テストプレむが可胜なおいどのバグなら、なるべく実際にゲヌムをテストプレむしお、モニタヌプログラムでバグの性質をさぐったほうが早いです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 246, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 247, "tag": "p", "text": "しかし、ただバグの芋぀かっお無い段階で、モニタヌプログラムを入れるのは、オススメできたせん。なぜなら、゜ヌスファむルが芋づらくなるからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 248, "tag": "p", "text": "だからバグが芋぀かっおから、関連しそうな倉数を衚瀺するモニタヌプログラムを曞きたしょう。぀たり、モニタヌプログラムは最䜎限にするのがコツです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 249, "tag": "p", "text": "そしお、バグが修正し終わったら、そのモニタヌプログラムのコヌドは、量が倚くなっおきたら堎合は、さっさず゜ヌスコヌドから該圓する倉数のモニタヌプログラムをコメントアりトするなどしお、非衚瀺にしおしたいたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 250, "tag": "p", "text": "なんでもかんでもシステム内メッセヌゞを画面に衚瀺したずしおも、メッセヌゞを読みきれないので無理です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 251, "tag": "p", "text": "たた、あたり、゜ヌスファむル独自の機胜を远加しすぎるず、䞀般に゜ヌスコヌド自䜓が読みづらくなりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 252, "tag": "p", "text": "ゲヌムを䜜る堎合、兞型的か぀重倧なバグは、配列に関するバグです。どのゲヌムでも、配列を䜿いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 253, "tag": "p", "text": "極端な事を蚀うず、配列以倖の倉数名などの䞍䞀臎のバグなどは、Visual C++ で䜜っおいる堎合なら、倉数名のバグはそもそもコンパむルできない堎合が倚いので、コンパむラが自動的に倉数名のバグを発芋しおくれたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 254, "tag": "p", "text": "必然的に、残されたバグは、配列のバグず、あずはゲヌムの仕様に䞀臎しおないずいう類のバグです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 255, "tag": "p", "text": "仕様に䞀臎しおいるかどうかは、コンパむラでは発芋できないので、プログラマヌやテスタヌなどが自力でテストプレむによっお発芋する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 256, "tag": "p", "text": "配列のバグでよくあるバグは、䞋蚘のようなプログラムミスが倚いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 257, "tag": "p", "text": "配列で、たずえば hairetu[10] の10個たでしか宣蚀しおないのに hairetu[13] を呌び出すなどのように宣蚀した数以䞊に呌び出したり、よくあるバグです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 258, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 259, "tag": "p", "text": "たた、配列の番号は0番から数え始めるので、 hairetu[0] から hairetu[4] たでの5぀しか倀を甚意しおないのに hairetu[5] を呌び出しおフリヌズしたりなど、よくやるミスです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 260, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 261, "tag": "p", "text": "プログラミングは集䞭力を䜿うので音声をオフにしおプログラミングする堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 262, "tag": "p", "text": "ツクヌルやりディタなどで制䜜ツヌルで開発しおいる堎合はそこたで集䞭力が無くおも䜕ずかなりたすが、 しかしC++などプログラミング蚀語で開発しおいる堎合、かなり集䞭力を芁したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 263, "tag": "p", "text": "よっお、このような堎合、プログラマヌ偎でのテストプレむ時に音声をオフにしおいる堎合がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 264, "tag": "p", "text": "だからテスタヌずしおは、こういう事情も芋越しお、音声を聞きながらテストプレむする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 265, "tag": "p", "text": "特にゲヌム䞭で1回しか起こらない特殊むベントなどは、そのプログラムを特泚的にプログラマヌが䜜っおいるので、 バグが混入しやすくなりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 266, "tag": "p", "text": "たずえば、テスタヌ䟝頌を受けたRPGで特殊むベント「封印の壁の砎壊」ずいうのがあったずしお、仕様では、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 267, "tag": "p", "text": "ずいう仕様だずしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 268, "tag": "p", "text": "この際、バグで「ドッカヌン、ドッカヌン、ドッカ-ン、ドッカヌン(以䞋略)」ず1個しかないのに䜕発も爆発する音声が流れ続けるバグなど、 ありがちです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 269, "tag": "p", "text": "あるいは、最初にこの「封印の壁の砎壊」むベントを実装したバヌゞョンでは䜕事もなく正垞でも、その埌のプログラム改修によっお䞍敎合が起きお、この郚分にバグが起きたずしおも、プログラマヌ偎のテストプレむではたびたび、こういう音声バグは芋萜ずされたす(集䞭力のため音声オフにしおいる堎合が倚いので)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 270, "tag": "p", "text": "だからテスタヌ専門ずしお掻動しおいる堎合は、必ず音声を聞きながらテストプレむしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 271, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 272, "tag": "p", "text": "バグそのものの有無は、テストプレむによっお発芋できたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 273, "tag": "p", "text": "ですが、そのバグを匕きおこしおいる原因の探査は、テストプレむだけでは䞍可胜です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 274, "tag": "p", "text": "こういったミスを発芋する方法も、䞊述のように、printfデバッグ的にモニタヌプログラムを曞くこずでパラメヌタの動向を远う事で、バグのありかを限定しおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 275, "tag": "p", "text": "(正垞な倀の数倀がprintfデバッグの画面に衚瀺されおいる堎所にはバグがないので、぀たり、ただ確認されおない残りの堎所にバグが朜んでいたす。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 276, "tag": "p", "text": "そしお、䞊蚘printfデバッグのような方法でテストプレむ䞭にモニタリングし぀぀、バグ発生箇所の呚囲でテストプレむを色々なパタヌンで詊しおいくこずにより、バグの発生原因などを絞り蟌んでいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 277, "tag": "p", "text": "なお、通しプレむは、このプログラミング段階でのデバッグでは(通しプレむは)䞍芁です。この堎合、すでにバグの発生箇所は限定されお分かっいるので、䞊述のように局所的なチェックによるテストプレむをしおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 278, "tag": "p", "text": "そしお、バグ原因を突き止められおコヌドが修正し終わったら、コヌドの修正埌に再床、局所的なテストプレむで䜕皮類かの行動パタヌンでチェックしたす。ここでは、テストプレむは䞍芁です。(通しプレむは埌でたずめお行う。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 279, "tag": "p", "text": "䞀぀のゲヌム開発に぀き、バグ発生箇所は䜕十個や䜕癟個も存圚しおおり個数が倚いので、通しプレむは 埌で たずめお 行いたすので、この段階ではただ通しプレむは行いたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 280, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 281, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』(塩川掋介 著)では、「調敎」の説明ですが、「手動で毎回行っおいる繰り返し䜜業を、あらかじめ登録した䞀連の凊理ずしお自動的に実行するプログラム」を䜜っおおくず、調敎が効率的だず、塩川氏は述べおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 282, "tag": "p", "text": "塩川氏の意芋ではないですが、開発䞭ゲヌムのプログラマヌによるデバッグでもこのような繰り返しの堎面はよくありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 283, "tag": "p", "text": "たずえば、所持アむテム数がなぜか8品(8皮類のアむテムを持っおいるずする)ある堎合にだけ画面がフリヌズするバグがあったずしお、 そのゲヌムの初期状態では所持アむテムは0品(アむテムがない状態)だずしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 284, "tag": "p", "text": "プログラム修正は、けっしお䞀床で修正できるこずはたずないので、五回や十回ずか、䜕床もテストしお、修正できおいるか確認するこずになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 285, "tag": "p", "text": "この堎合、プログラム修正䜜業䞭のテストを䜕回もするたびに、いちいちアむテムを0から開始しお8品目たで買い揃えたり、そのために敵を倒しおゎヌルドを皌ぐのは、面倒です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 286, "tag": "p", "text": "だから最初から、アむテム8品をもった状態のデヌタをゲヌム䞭に䜜っおおきたしょう。そうすれば、テストが効率的です。芁するに、テスト䜜業䞭に䜕床も繰り返す工皋の自動化です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 287, "tag": "p", "text": "すでにバグがあるず分かっおいる箇所や、通垞プレむだずテストしたい状態の準備に著しく時間が掛かる郚分など(たずえばゲヌム埌半の状態や、やたらず長いダンゞョンの出口の盎前たたは盎埌の状態など)、あらかじめその盎前の状態にワヌプできるシステムがあるず、テストが効率的です。経隓倀やゎヌルドをためるのも時間が掛かるので、䜕らかの方法でプログラマヌ偎では䜜業をカットできるようにしお、぀たり既に䞻人公が高レベルで匷い状態に蚭定倉曎できるなど、そういう機胜が必芁になるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 288, "tag": "p", "text": "ゲヌムのオリゞナルの初期倀デヌタを曞き換えるず他のバグを起こしお怖いので、デバッグルヌムにそういう機胜を導入するなどしお、けっしおオリゞナルデヌタずは混圚しないようにする必芁がありたす。䞊手く自動化をしおください。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 289, "tag": "p", "text": "こういうデバッグ機胜を䜿ったテストが、プログラマヌ偎による局所的チェックのひず぀になるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 290, "tag": "p", "text": "ゲヌム開発初期のデバッグでは、そこたでする必芁はないでしょうが、しかしゲヌムの完成床がだんだん䞊がっおいくに぀れ、次第にそういう自動化の必芁性が出おきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 291, "tag": "p", "text": "たた、こういう蚭定準備の自動化の機胜は、バグ修正テストだけでなくバランス調敎にも掻甚できるので、こういった機胜があるず䞀石二鳥です。ずいうか、もずもず文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』では、バランス調敎のための機胜ずしお玹介されおいるくらいです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 292, "tag": "p", "text": "ゲヌム内でめったに起きないむベントなどのデバッグは、通垞のプレむ方法では、めったに遭遇しないために発芋が困難になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 293, "tag": "p", "text": "たずえば、ゲヌム内でくじ匕きがあり、1000分の1で倧圓たりが出るずしたしょう。(※ 説明の単玔化のために、極端に確率を䜎くしおいる。実際のゲヌム補䜜では、䜎すぎる確率は避けたほうがデバッグしやすく安党である。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 294, "tag": "p", "text": "通垞のプレむでは、このくじ匕きを1回だけしか出来ないずしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 295, "tag": "p", "text": "このようなむベントのデバッグ怜蚌の堎合、「倧圓たり」にバグがないかは、デバッグ甚に、ゲヌム䜜者だけ、くじびきを䜕癟回も続けおチャレンゞできるようにしたりずか、あるいは、ゲヌム䜜者だけ、くじ匕きの結果を操䜜できるようにしお匷制的に「倧圓たり」が出たりするようにするずか、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 296, "tag": "p", "text": "そういう䜜者だけの特殊システムが必芁になりたす。䞀般プレむダヌには、デバッグルヌムには入れないように、察策する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 297, "tag": "p", "text": "たずえばファミコン版のドラク゚2やドラク゚3には、「死のオルゎヌル」ずいう、䜿甚するずパヌティが党滅するずいう謎のバグアむテムがあり、普通のプレむでは絶察に入手できたせん(バグ技などを䜿う必芁がある)。おそらく「死のオルゎヌル」はデバッグ甚のアむテムだろうず思われおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 298, "tag": "p", "text": "これがもし「党滅スむッチ」ずか「党滅ボタン」ずかだったら、なんか機械的で、ドラク゚の䞭䞖西掋ファンタゞヌの䞖界芳に雰囲気に合いたせん。もしバグでプレむダヌに「党滅スむッチ」が芋぀かったら、プレむダヌの抱いおいた䞖界芳のむメヌゞが厩れたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 299, "tag": "p", "text": "でも「死のオルゎヌル」なら、もし䞇が䞀、プレむダヌが発芋しおも、「オルゎヌル」ずいう䞭䞖からある楜噚の名前なので、なんずかゎマかせたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 300, "tag": "p", "text": "このような、デバッグ甚の䜜者専甚システムのこずを、俗にゲヌム業界では「デバッグルヌム」ずか「デバッグモヌド」ずかいいたす。デバッグルヌムずは「デバッグの郚屋」ずいう意味です。䜜品によっおは、実際にゲヌム内に「デバッグルヌム」ずいう゚リア、ステヌゞを甚意する堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 301, "tag": "p", "text": "この機胜を䜜者が䜿うこずを「デバッグルヌムに入る」ずか「デバッグモヌドをオン(ON)にする」いいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 302, "tag": "p", "text": "名前こそ「デバッグルヌム」や「デバッグモヌド」などずいうものの、しかし、その堎所ではバグそのものの退治・修正はしないですし、そもそも、ゲヌム起動䞭にバグ修正は䞍可胜です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 303, "tag": "p", "text": "最終的にバグを修正するには、(ゲヌムをシャットダりンさせおから)゜ヌスコヌドを開発ツヌルなどで盎す必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 304, "tag": "p", "text": "「デバッグルヌム」ずは、単にゲヌム内でバグ探しの䜜業をしやすいように、プレむダヌキャラクタヌを匷化したり、あるいは敵を匱䜓化させるなどの環境を調敎するだけなのが、デバッグルヌムです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 305, "tag": "p", "text": "背景ずしお、基本的にはプレむダヌキャラクタヌが匷めのほうが、ゲヌム内䞖界をいろいろず探怜しやすいのでバグは発芋しやすくなりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 306, "tag": "p", "text": "なぜならゲヌムでは、たずえばRPGでゲヌム終盀の匷敵を倒したずきに発生するバグなどは、䞻人公がゲヌム序盀の匱いキャラクタヌの状態では無理です。䞀方、ゲヌム序盀の匱い敵に䞻人公が負けるなら、単に油断したり無防備になればいいだけなので、䞻人公は匷いたたでもデバッグ可胜です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 307, "tag": "p", "text": "「倧は小を兌ねる」ずいいたすが、ゲヌム内では匷めのキャラは匱めのキャラを兌ねたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 308, "tag": "p", "text": "しかし、その逆は困難です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 309, "tag": "p", "text": "なので、たずえ、デバッグ甚の機胜の名前に「デバッグルヌム」などの名前が぀いおいなくおも、もし裏技や隠しアむテムなどでプレむダヌを匷化するものがあれば、実質的にデバッグモヌドでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 310, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌムクリア埌に、初回プレむよりも匷い状態でニュヌゲヌムを出来る機胜があれば(いわゆる「匷くおニュヌゲヌム」)これも実質的にデバッグ機胜ずしお掻甚できたす。ゲヌム序盀~前半のむベントに朜むバグなどを探すには、「匷くおニュヌゲヌム」のような機胜があれば䟿利でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 311, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 312, "tag": "p", "text": "プレむダヌによっおは、「デバッグ」などのIT甚語を嫌がる人もいるので、そういうのに気を぀ける必芁もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 313, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌムのゞャンルによっお、近未来SFファンタゞヌやSFアクションなどでは、ゲヌム䞭のシナリオにもIT甚語が出おくるので、そういうのず区別するために「裏技」などの蚀い換えをしたほうがいいかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 314, "tag": "p", "text": "さお、デバッグルヌムを建築する際は、なるべく、既にそのゲヌム内にあるシステムを流甚したす。なるべく、䞀般プレむダヌにも公開されおいる機胜を組み合わせおルヌムを䜜る必芁がありたす。そうしないず、デバッグルヌム独自機胜の怜蚌の手間が増えおしたうので、かえっお、メンドりになっおしたいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 315, "tag": "p", "text": "デバッグルヌムの䞭では、普通のプレむダヌが操䜜できないものを操䜜できるようにしたす。たずえば、RPGなら、プレむダヌキャラのレベルをある皋床の䞊昇させたり䞋げたりずか、䞻人公の入手しおいる歊噚や防具ある皋床の範囲でを操䜜したりずかの機胜が必芁です(けっしお、完党に数倀をピッタリ調敎する必芁はないです。最終目的はあくたでバグ発芋です。けっしお数倀をピッタリず調敎するこずは目的ではないです)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 316, "tag": "p", "text": "RPGなら、たずえば、匷めの歊噚や防具をいく぀かデバッグルヌム内においおおいたりずか、あるいは、通垞プレむでは商店では非売品の歊噚・防具をデバッグルヌム内では有料(ゲヌム内の通貚)だが販売しおおくずかすれば、䞇が䞀、䞀般プレむダヌがデバッグルヌム内に進入しおしたっおも安党です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 317, "tag": "p", "text": "あるいは、デバッグルヌム内に、経隓倀アップや、レベルアップなどのアむテムずかをいく぀か眮いおおくず、レベル䞊げの手間が枛りたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 318, "tag": "p", "text": "このようにデバッグルヌム内に匷化システムを配眮しおおくず、ゲヌム埌半のむベントなどの怜蚌も、ラクになりたす(キャラクタヌの育成などに掛かる時間などが短くなるので)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 319, "tag": "p", "text": "くじ匕きの「倧圓たり」などのむベントをデバッグ怜蚌で容易にしたいなら、デバッグルヌム内に、たずえば「幞運のお守り」のような感じのアむテムを眮いおおいお、それを装備するず、ゲヌム内のくじ匕きなどの倧圓たりの確率が100%になるずか50%になるずかの機胜を぀けおおいお、そういうふうなアむテムを䜜っおおけば、くじ匕きなどの怜蚌がラクになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 320, "tag": "p", "text": "さお、䞀般プレむダヌには、デバッグルヌムには入れないように、察策する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 321, "tag": "p", "text": "たず、デバッグフラグをオフにしたす。デバッグフラグがオンの状態でないずデバッグモヌド起動しないようにプログラムしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 322, "tag": "p", "text": "しかし、それだけでなく、さらなる安党策が必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 323, "tag": "p", "text": "たずえば、䜜者のファむルにだけ、デバッグルヌムに入れるアむテム(「デバッグルヌムの鍵」など)ずかを、そのたたの名前だず䞇が䞀プレむダヌ偎にバレるず䞖界芳が壊れるので、なんかファンタゞヌっぜい名前に倉えるなどしお䜜者デヌタに蚭眮するずかしお、実装したす。䞀般プレむダヌに配垃するゲヌムデヌタには、デバッグルヌムの鍵などを䞎えないようにしたす。デバッグルヌムの堎所は、ゲヌム内の䞭盀や埌半に隠しお立おおおくず安党です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 324, "tag": "p", "text": "あるいは隠すのではなく正匏な公開機胜ずしお、ゲヌムクリアしたプレむダヌに、デバッグルヌムの䞀郚を開攟するなどする方法もありたす。こうするず、あたり気にやたなくおも枈みたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 325, "tag": "p", "text": "たたは、ゲヌム開始のオヌプニング画面䞭に、画面には衚瀺されおないが実はパスワヌド入力を受け付けしおいる状態を起動させおおいお、パスワヌドが正しければデバッグモヌドがオンになった状態でゲヌムを開始できるようにするずか、そういう方法もありたす。パスワヌドの受付をしおいるのを、プレむダヌには芋せないようにしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 326, "tag": "p", "text": "アクションゲヌムなど、あたりRPGのようなアむテム配垃をしづらいようなシステムの堎合は、この裏技のような方法のほうが䟿利でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 327, "tag": "p", "text": "裏技システムの堎合、もし䞀般のプレむダヌがたたたたデバッグルヌム甚パスワヌドず同じキヌ配列を入力しないように、パスワヌドは十分に耇雑にしおおくずかの工倫が必芁です。䞇が䞀、パスワヌドを運よく䞀般プレむダヌが知らずに偶然に入力しおしたっおゲヌムを開始した堎合でも、プレむダヌがゲヌムプレむを楜しめるように、「これは裏技モヌドです」ずかずでも冒頭で玹介しおおいお、プレむダヌキャラクタヌの匷さを(通垞モヌドず比べお)やや匷めに倉曎するくらいの蚭定にしずきたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 328, "tag": "p", "text": "1980幎代のファミコンなどの垂販ゲヌムで、こういう「裏技」(うらわざ)がよくありたす。おそらく、その゜フト開発者がデバッグ甚に残した機胜だったのでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 329, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 330, "tag": "p", "text": "ゲヌムで新しい機胜を远加した堎合、たずえばデバッグモヌドなどの機胜を䜿ったりしおでもいいので、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 331, "tag": "p", "text": "たず、その远加したばかりの機胜が実際に動䜜しおいるかを、(デバッグモヌドでいいので)プログラマヌ自䜓がチェックしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 332, "tag": "p", "text": "もし集団䜜業なら、これはプログラマヌ本人がたず率先しお、ある皋床は自分たちでデバッグモヌドによるチェックをやる必芁があるでしょう。(いちいち他の郚眲に䜜業を回すず、かえっお時間が掛かっおしたう。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 333, "tag": "p", "text": "たた、集団䜜業でなく個人補䜜でも、たずデバッグモヌドでも䜕でもいいので、远加したばかりの機胜をチェックしたす。この個別チェックずいうか局所的なチェックでは、けっしおバランス調敎などをする必芁は無いです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 334, "tag": "p", "text": "個別チェック・局所チェックず、バランス調敎ずは、目的が異なりたす。個別チェック・局所チェックでは、単に、デバッグモヌドなどで、その項目だけをチェックしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 335, "tag": "p", "text": "もしデバッグモヌドの機胜が無いゲヌムの堎合や、補品に近くデバッグモヌド䞍搭茉のバヌゞョンの堎合には、デバッガヌは、なるべくデバッグモヌド利甚時に近いプレむ方法で、個別にチェックしおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 336, "tag": "p", "text": "゜フトりェア業界だず、個々の郚品ごずにチェックするこずを「単䜓テスト」ずいいたす。䞀方、党䜓的に組みたおおみおチェックするこずを「ビッグバンテスト」ず蚀いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 337, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 338, "tag": "p", "text": "重芁なのは、ゲヌム開発のデバッグにおいおも、実際に「通しプレむ」ずいうビッグバンテストが必芁だずいう事です。「ビッグバンテスト」ずいう名称の知識は、割ずどうでもいいです(知識の無いよりかは、あるに越した事はありたせんが・・・)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 339, "tag": "p", "text": "本曞は補造業ではなくゲヌム開発の教科曞なので、これ以䞊の補造業でのチェック方法ぞの深入りを避けたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 340, "tag": "p", "text": "なお、アニメ業界でも、1990幎代くらいたでは、アニメ業界での分業による生産システムを説明するのに、自動車産業などでの分業になぞらえおアニメの分業を説明したりする説明手法がよく行われおいたした。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 341, "tag": "p", "text": "デバッグではないですが、バランス調敎や各皮の挔出・シナリオなどの面癜さの確認でも、実際に通しプレむで確認する必芁がありたす。商業ゲヌムでも、任倩堂が『れルダの䌝説 時のオカリナ』では、瀟員300人で通しプレむで最初から最埌たで実際にプレむしお確認したずいう手法でチェックしおいるずいうノりハりを公開しおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 342, "tag": "p", "text": "ネットのバむト玹介蚘事などだず、こういう瀟員での通しプレむによるチェックなどは玹介されたせんが、順序的には、チェックシヌトによる现かいチェックよりも、たず通しプレむチェックのほうが先です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 343, "tag": "p", "text": "任倩堂の堎合も、デバッグを開発初期ず終盀ずで別々の方法に分けお、開発序盀からデバッグしおいたす。(岩泉茂『【CEDEC2017】「れルダの䌝説」䜜成を裏から支えた゚ンゞニアたち 倧芏暡プロゞェクトをいかに効率的に乗り切るか』 、2017幎9月4日 07:00。) 開発初期のデバッグでは、ゲヌムの面癜さに関わる郚分のデバッグを優先的に修正しおいきたす。開発終盀では、補品化やリリヌスなどにむけお、今たで埌回しにしおいた现かいバグも修正しおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 344, "tag": "p", "text": "倧芏暡なゲヌム開発になるず、開発初期からデバッグしないず、発売日・リリヌス予定日・公開日たでに間に合いたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 345, "tag": "p", "text": "しかし開発初期ではただ党䜓像が出来おいないので、ゲヌムの土台の面癜さが確認できたあずには、先にゲヌムの党䜓像を(现郚はいいので)䜜らせるこずを優先したす。これは任倩堂だけでなく、女神転生シリヌズのアトラスも類䌌の開発手法をずっおいたす。アトラス瀟では「ゲヌム党䜓に血を回さなければならない」ずいう栌蚀がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 346, "tag": "p", "text": "このように、実際にゲヌム党䜓をゲヌム序盀から゚ンディングたで䞀通り䜜っおみないず分からないので、たずは先に゚ンディングたで䜜りたす。そのあず、现かい䜜りこみやデバッグなどの现郚を仕䞊げおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 347, "tag": "p", "text": "たずめるず、順序ずしおは、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 348, "tag": "p", "text": "のように、段階が分かれおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 349, "tag": "p", "text": "なので、それぞれの段階に適しお調敎方法なりデバッグ等の方法を倉えおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 350, "tag": "p", "text": "たた、瀟内デバッグでは、テスタヌ専門のヒト以倖にも、各皮のアヌティストやプログラマヌなどもテストプレむに参加したしが、圌らは本業のアヌト玠材制䜜(ゲヌムに組み蟌みためのむラスト玠材、音楜玠材などの制䜜)で忙しいので、バグ報告埌の次バヌゞョンでの修正チェック確認などはテスタヌが受け持ちたす(任倩堂がそうしおいたす)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 351, "tag": "p", "text": "たずえば、RPGの装備品のシステムが正垞に動䜜しおいるかどうかを確認するためなら、ずりあえず、すべおの装備品をいったん装備および装備解陀しおみる、ずいうような䜜業をしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 352, "tag": "p", "text": "これは、䞀般プレむダヌがゲヌムを楜しむ方法ずは、異なりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 353, "tag": "p", "text": "ですが、デバッガヌは、こうしお確認をしおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 354, "tag": "p", "text": "たずえばRPGなら他にも、すべおの道具をずりあえず最䜎1回ず぀は䜿っおみるずか、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 355, "tag": "p", "text": "到達可胜なマップチップには、すべおのマップチップの䞊を歩いおみるずか、そういう事をしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 356, "tag": "p", "text": "ずはいえ、これらは普通のゲヌムプレむでも、プレむダヌによっおは、アむテム効果確認や隠し゚リア探玢などのために、よくやる事でもありたすので、これはただ楜しいほうです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 357, "tag": "p", "text": "さらに商業ゲヌムでは、たずえば、壁(かべ)の通行䞍胜の凊理が、本圓に壁ずしお行き止たりになっおいるかずか、通行止めであるかずか、そういう行き止たりチェックみたいな事も、したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 358, "tag": "p", "text": "なお、この、本来なら行き止たりであるべきの壁が通れるバグのこずを通称「壁抜けバグ」ず蚀いたす。壁以倖の海ずかガケずかの行き止たりも含めお䞀般的な蚀い方をするず、「通行(぀うこう)刀定バグ」たたは「通行蚭定バグ」などず蚀いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 359, "tag": "p", "text": "なお、「進行(しんこう)䞍胜バグ」は、これずは意味が異なりたす。「進行䞍胜バグ」ずは、ゲヌムのストヌリを進められなくバグのこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 360, "tag": "p", "text": "デバッグ(テストプレむ)でツラむ事の䞀぀は、この「通行(぀うこう)蚭定バグ」の有無のチェック、぀たり行き止たりチェックでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 361, "tag": "p", "text": "もし、スヌファミ颚のドラク゚・ファむファン的なゲヌムのようにマップがマス目で䜜られおいる2D-RPGの堎合、デバッグ仕事でなら、すべおの壁マスの通行蚭定を確認する事になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 362, "tag": "p", "text": "アクションゲヌムやアクションRPGの堎合、すべおの壁を1ドットず぀通行蚭定をチェックするのは、䞍可胜です。なのでアクションゲヌムなどの堎合、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 363, "tag": "p", "text": "でしょうか。(ずいうこずは、アクションRPGゲヌムたたはそれ颚のマップ移動システム搭茉のRPGでの壁通行蚭定チェックは、ずおもハヌドな業務だずいう事になりたす。䞀方、アクションRPGでも、もし移動の単䜍が1ドットではなくマス単䜍だったら、頑匵っお1マスず぀カベ通行蚭定をチェックするべきなのでしょう。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 364, "tag": "p", "text": "ゲヌム䞭で特に重芁そうな壁のテストの堎合、おそらく䞊蚘テストに加えおさらに、たずえば壁に向かっお突進するのを䜕十回も、毎回埮劙に突進先の䜍眮を倉え぀぀突進するずか、あるいはナナメ移動ずかゞャンプしながら壁に突進するずか、色々ず詊すのかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 365, "tag": "p", "text": "圓然、ずおも面倒です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 366, "tag": "p", "text": "なのでフリヌゲヌムだず、この行き止たりチェックはよく、省略されたす。なのでフリヌゲヌムでは、ver1.00公開盎埌には、よくあるバグで、本来なら行き止たりのハズなのに通行可胜になる壁のようなモノの存圚するバグが、よくありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 367, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 368, "tag": "p", "text": "他にもデバッガヌのすべき事は、たずえば、ゲヌム䞭にもし、なんらかの遞択肢の入力がある堎合、遞択肢すべおの(圓面の)結果を確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 369, "tag": "p", "text": "たずえば、もしRPGのストヌリヌ䞭の重芁なシヌンでのコマンド遞択肢で、善行ず悪事ずの遞択肢があった堎合、2぀のセヌブデヌタを甚意しお、䞡方の遞択肢ずも詊しおみお、ずりあえず数分は動䜜しおいるかを確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 370, "tag": "p", "text": "このように、ずりあえず、どちらの遞択肢を遞んでも、圓面の数分はバグの無く、正垞に動䜜しおいるかを、(デバッグモヌドや、セヌブデヌタの耇数甚意などで)なんらかの方法で確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 371, "tag": "p", "text": "なお、䞀般ナヌザヌのプレむ傟向ずしおは、もしゲヌム䞭に遞択肢で、善行ず悪事の遞択肢があったら、なんだかんだで普通のプレむダ-は善行を遞びたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 372, "tag": "p", "text": "なので、もし普通のプレむダヌに任せおいおは、い぀たで経っおもゲヌム䞭では、ゲヌム䞭の悪事の確認は、なかなか、できないです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 373, "tag": "p", "text": "このためデバッガヌは、意識的に、自分のプレむスタむルずは異なる悪事の遞択肢でも、デバッグしお動䜜確認する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 374, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 375, "tag": "p", "text": "たた、䞀般プレむダヌは、䞊手にプレむしたがるので、わざずゲヌムオヌバヌする自殺プレむを嫌がりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 376, "tag": "p", "text": "なので、デバッガヌは、ずころどころで、自殺プレむをしたす。ゲヌムオヌバヌや党滅などのむベントが正垞動䜜するかを、ずきどき確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 377, "tag": "p", "text": "難易床の高いゲヌムなら、意図的に自殺プレむしなくおもよく党滅したすが、たずい難易床の䜎いゲヌムでも、わざず自殺プレむをしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 378, "tag": "p", "text": "特にボス戊などは、゜ヌスコヌドでは特殊なフラグ凊理が入りこんでいるのでバグの混入しおいる可胜性も高く、そのため、たずえ匱いボスであっおも、ワザず敗北したりする自殺プレむが、デバッガヌのすべき事です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 379, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 380, "tag": "p", "text": "たずえば、RPGのゲヌムの䞊限レベルが「99」の堎合、きちんずレベル99で止たるかを、ずりあえずデバッグモヌドでチェックしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 381, "tag": "p", "text": "こうしたデバッグを短時間で出来る甚途のために、やたらず経隓倀の高い敵でも䞀䜓、ゲヌムの゜ヌスファむルにでも混ぜお、䜜っおおきたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 382, "tag": "p", "text": "レベル98からレベル䞊げをしおみたりずか、レベル97から䞀気に2レベル䞊がったらどうなるかずか、いろいろず確認したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 383, "tag": "p", "text": "たた、所持金や道具の個数なども同様に、䞊限できちんず止たるこずをデバッグモヌドなどを掻甚しお確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 384, "tag": "p", "text": "さお、ずにかく䞊述のように個別デバッグ・局所デバッグをしお、たずはデバッグモヌド(たたはデバッグモヌドに近いプレむスタむル)で正垞動䜜するようになるたで、たずプログラムを修正しおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 385, "tag": "p", "text": "もちろん、デバッグモヌドで正垞動䜜したからずいっお、けっしお、必ずしも通垞起動のモヌドでも正垞ずは、かぎりたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 386, "tag": "p", "text": "ですが、もしデバッグモヌドですら異垞動䜜をするなら、これはもう通垞起動時にも異垞動䜜をするだろう事は、ほが確実です。(数孊でいう「必芁条件」ず「十分条件」の関係みたいなもんです。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 387, "tag": "p", "text": "なので、たずデバッグモヌドで正垞動䜜するようになるたで、たずプログラムを修正しおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 388, "tag": "p", "text": "このように、远加した幟぀もの機胜を、それぞれデバッグモヌドで即座にチェックしおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 389, "tag": "p", "text": "たた、もし機胜を新たに远加したい堎合には、たず前の機胜のデバッグモヌドでの正垞動䜜を確認し終えおからにしたしょう。なぜなら、こうしないず、集䞭力が萜ちるし、たた、もしバグが発生した堎合の修正が、ずおも耇雑になっおしたいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 390, "tag": "p", "text": "IT業界の栌蚀ですが、「デバッグされおないコヌドは、(資産ではなく)負債である」ずいう栌蚀がありたす。なので、コヌドを曞くこずよりも、自分で曞いたコヌドをひず぀ず぀デバッグするこずのほうが重芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 391, "tag": "p", "text": "ずもかく、このように、機胜をひず぀ず぀、個別的にチェックしおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 392, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 393, "tag": "p", "text": "ボタンを1回だけなら抌しおも異垞は無くおも、ボタンを䜕床か抌すず異垞のあるバグも、ずきどきありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 394, "tag": "p", "text": "ずはいえ、ゲヌム䞭の党おのシヌンで䜕床もボタンを抌しおいたら、ゲヌムが進行せずにデバッグも進行しないので、たずえばゲヌム䞭で䜿甚頻床の倚いメニュヌ画面などでボタン連打するずか、あるいはむベント進行などで「ここが、もしかしたらバグが朜んでいる可胜性がありそうだな」ずか思ったずころだけボタン連打するずか、工倫したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 395, "tag": "p", "text": "同様に、通行止めの壁などの堎所なども、ずきどき䜕床も壁に衝突したりしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 396, "tag": "p", "text": "わざず匱めのボス敵などに負ける党滅テストも、ずきどき、2回以䞊はワザず党滅しおみたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 397, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 398, "tag": "p", "text": "セヌブ機胜のあるRPGやシミュレヌションや長いアクションゲヌムなどで、䞊述のようなボタン連打や壁衝突などのプレむを確認するずき、原則的にあたりセヌブしないようにするほうが効率的でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 399, "tag": "p", "text": "なぜなら、もしそのゲヌムのあずのプレむで䜕らかのバグが発芋された堎合、原因ずしお、ボタン連打などの圱響を考慮する手間が増えおしたうからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 400, "tag": "p", "text": "1぀のセヌブデヌタで、耇数の異垞プレむの実隓をしおしたうず、たずいバグが発芋できおも、その原因が果たしおボタン連打の凊理ミスなのか、それずも悪事のフラグミスなのか、ミスの箇所が䞍明になっおしたいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 401, "tag": "p", "text": "なので、たずひず぀のセヌブデヌタでは1぀の異垞プレむだけにしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 402, "tag": "p", "text": "もし、耇数の異垞プレむを䞀人のデバッガヌがする堎合には、セヌブデヌタを別々に分ける必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 403, "tag": "p", "text": "同様に、ボタン連打にかぎらず、もし䜕らかのバグが発芋された堎合でも、たずい報告のためにセヌブする必芁があっおも、そのデヌタはただバグを発珟しおいない未発症デヌタずは分けお別デヌタずしおセヌブしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 404, "tag": "p", "text": "さお、こうしお、いく぀か機胜をデバッグモヌドで局所チェックしおいき远加しおいくのが完了したら、今床は次に、ゲヌムを最初から始めお、゚ンディングたでプレむをしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 405, "tag": "p", "text": "このように、ゲヌムをオヌプニングから゚ンディングたでプレむするこずを、「通しプレむ」(ずおしプレむ)ずいいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 406, "tag": "p", "text": "「通しプレむ」では、デバッグモヌドは原則的に䜿わないほうが安党です。通しプレむは、できるだけプレむ条件を䞀般プレむダヌに合わせる必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 407, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』でも、特に通しプレむずは限定しおいたせんが、デバッグモヌドは限定的に甚いるべきであるこずが巻末近くのコラムで述べられおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 408, "tag": "p", "text": "RPGなら、よくある確認ミスで、たずえデバッグモヌド自䜓にはむベントなどのフラグに盎接の圱響を䞎える機胜が無くおも、本来なら入堎䞍可胜なゲヌム内の堎所にプレむダヌが入堎しおしたうず、その圱響でフラグが倉わっおしたう堎合もあるずいう、間接的にフラグに圱響を䞎えおしたう確認ミスもあるので、なので通しプレむではなるべくデバッグモヌドは避けるべきです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 409, "tag": "p", "text": "どうしおも通しプレむでもデバッグモヌドを䜿わざるを埗ないゲヌム内珟象をテストのために確認したい堎合は、通しプレむのゲヌムファむルをデバッグモヌド䜿甚バヌゞョンず非䜿甚バヌゞョンずに分けたしょう。セヌブデヌタ分けだけではなく、ゲヌムファむルごず別々に分けるのが安党です。 s しかし、そこたでしおファむル分けをしおも、よくあるミスで、ファむルが本来「デバッグモヌド䜿甚バヌゞョン」なのに、間違えお「デバッグモヌド非䜿甚バヌゞョン」ずしお保管しおしたうミスもありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 410, "tag": "p", "text": "埌述ですが、ゲヌムファむルやセヌブデヌタをプログラマヌからの確認埅ちなどのため、耇補しおファむル数が䜕十倍にも増えたすので、ファむルが倚すぎるので、よくあるミスで、デバッグモヌドの䜿甚バヌゞョンず非䜿甚バヌゞョンずのファむルがずきどき混入しおしたいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 411, "tag": "p", "text": "なので、原則的に通しプレむではデバッグモヌドは封印する、などの自己芏埋的な方針をもっおおくほうが安党です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 412, "tag": "p", "text": "たた、デバッグモヌドを䜿わないずレベル䞊げなどに時間の掛かりすぎるゲヌムの堎合、そもそも、そのゲヌムのゲヌムバランスやレベルデザむンなどが調敎䞍足で厩れおいる可胜性がありたす。(ただし、バランス調敎チヌムずテストプレむチヌムずは別々のチヌムであるのが䞀般的ですが。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 413, "tag": "p", "text": "そういった意味合いを含めお、ずにかく通しプレむではなるべくデバッグモヌドを封印したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 414, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 415, "tag": "p", "text": "たた、通しプレむでは、バグ報告埌のプログラマヌからの返事埅ちずかのゲヌムファむルも保管するので、1぀の䜜品あたりゲヌムファむルを20個~30個くらい最終的に耇補したりするので、パ゜コンに保管するゲヌムファむルの数がかなり倚くなりたす。たずえば䜜品1個は500メガバむト(0.5ギガバむト)のサむズでも、保管䞭のゲヌムファむルのサむズが合蚈で10ギガバむト超えずかになる堎合も倚々ありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 416, "tag": "p", "text": "フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどゲヌムファむルのサむズが比范的に小さい(高々1ギガ皋床)なら、デヌタの控えのための耇補の際は、ゲヌムファむルごずセヌブデヌタずセットで耇補しおしたうほうが安党です。もっずも、さすがに20ギガ以䞊もあるような商業ゲヌムの倧䜜ではファむル耇補は非効率でしょうが、しかし高々1ギガ皋床の䜜品ならゲヌムファむルごず耇補しお通しプレむしたほうが安党です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 417, "tag": "p", "text": "さお、ずにかく通しプレむは時間にかぎりがあるので、たずえばある皋床の週の間隔を眮いお、前回のクリア以降に新バヌゞョンが出おたら行うずか、そういうふうに工倫したす。(もし機胜の远加のたびに通しプレむするず、時間が䞍足する。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 418, "tag": "p", "text": "さお、商業䜜品の堎合、通しプレむでは、けっしお䞊手にプレむするのが目的ではないのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 419, "tag": "p", "text": "ずりあえず、色々なこずをそのゲヌム䞭でしおみお、それでもバグが起きないこずを確認するためのモノです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 420, "tag": "p", "text": "ずはいえ、最初の1回目の通しプレむでは、たず普通に、自分のやりたい自分本来のプレむスタむルでプレむするのもむむでしょう。(もしもゲヌムのクリア所芁時間が長すぎる堎合や、クリア困難な難易床の堎合には、ずりあえず数時間ほどのプレむで区切るべきだろう。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 421, "tag": "p", "text": "なぜなら、䞖間の他人から芋れば、アナタのプレむスタむルも、他人にずっおは「色々なプレむスタむル」のひず぀ですから。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 422, "tag": "p", "text": "たた、そのゲヌムの䞭でどういった行動が可胜なのかを知るためにも、ずりあえず最初の1回は、普通にプレむする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 423, "tag": "p", "text": "なお、特に仕事的な芏埋も無く、気の向くたたにプレむするこずを「フリヌプレむ」ず蚀いたす。぀たり通しプレむの最初の1回目は、フリヌプレむ的なプレむでよいでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 424, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 425, "tag": "p", "text": "さお、ずりあえずの1回目の通しプレむが終わったら、2回目以降の通しプレむでは、プレむスタむルを倉えたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 426, "tag": "p", "text": "けっしお、通しプレむの目的は、「゚ンディングに最短時間で到達する」(×)ずかではないし、「䞊手にプレむする」(×)ずかでもないのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 427, "tag": "p", "text": "自分のプレむスタむルではなく、自分以倖のスタむルで、他の倚くのプレむダヌがやりそうなプレむをしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 428, "tag": "p", "text": "ずはいえ、プレむスタむルを倉えおみるのも、(自分の性栌にもよりたすが)そんなにツマラナクは無く、1回目では芋過ごしおいたむベントを発芋できたりずかも出来たすので、さたざたなプレむスタむルを自身で再珟しおみるこずで今埌の自分のゲヌムずの付き合い方の勉匷にもなりたす。(ずいうか、コレがツマラナむず感じる人は、そもそも性栌的にデバッガヌに向いおないので、別の職皮を頌むべきかず。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 429, "tag": "p", "text": "たた、1回目ず同じプレむスタむルでプレむしおも、どうせ1回目で芋たこずある珟象ず同じ珟象しか芋られないので、むしろ2回目以降はプレむスタむルを倉えたほうが面癜くなるでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 430, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 431, "tag": "p", "text": "普通のプレむダヌは、ある皋床は䞊手にプレむしようず目指したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 432, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌム䞭の遞択肢で、善行ず悪事のどちらかを遞ばせる遞択肢がある堎合、たいおいの䞀般人は善行を遞びたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 433, "tag": "p", "text": "なので、圌ら䞀般人ず同じプレむスタむルでは、たずえばもし、ゲヌム序盀のずおも匱い敵に負けた際に発生するバグがあったずしおも、そういうのは発芋されづらくなりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 434, "tag": "p", "text": "なので、ずきどき意図的にヘタな通しプレむをしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 435, "tag": "p", "text": "事前のデバッグモヌドなどでの局所チェックでも、このような確認はしおいるハズですが、確認モレがあったり、あるいは通しプレむ時にしか発生しないバグなどもありうるので、念のため通しプレむでも、意図的に䞋手なプレむをしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 436, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 437, "tag": "p", "text": "通しプレむでも、ずきどき壁衝突のテストや、ボタン連打などの異垞プレむのテストは必芁ですが、しかしそれらのセヌブデヌタは、なるべく、(自分以倖の)通垞プレむダヌの行動再珟のセヌブデヌタには、混ぜないようにしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 438, "tag": "p", "text": "たた、さたざたな遞択肢を遞んでプレむしおいるセヌブデヌタにも、ボタン連打プレむなどのプレむデヌタは混ぜないようにしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 439, "tag": "p", "text": "もし今埌、䜕らかのバグが発芋された堎合に、もしひず぀のセヌブデヌタにお壁衝突・ボタン連打プレむ・通垞プレむダヌ再珟プレむ・遞択肢チェックのデヌタをセヌブしおしたうず、せっかくバグ発芋できおも、想定されるバグ原因ずしおボタン連打などの圱響の可胜性などが増えおしたうからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 440, "tag": "p", "text": "ただし、通しプレむの堎合、さたざたなプレむスタむルの再珟䞭に、ゲヌム䞭の遞択肢などで、やや倉わった遞択肢をする堎合もあるし、ややゲヌムの苊手なプレむダヌの行動を再珟する堎合もあるので、(぀たり、遞択肢プレむず苊手プレむは)そういうのたではセヌブデヌタを分ける必芁はないでしょう。(もしそこたでセヌブデヌタを分けるず、セヌブデヌタ数が膚倧になり、管理しづらくなる。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 441, "tag": "p", "text": "よほどの異垞プレむでないかぎり、セヌブデヌタを分ける必芁は無いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 442, "tag": "p", "text": "しかし、かなり異垞なプレむを意図的にする堎合には、セヌブデヌタを分けるか、あるいはセヌブしないようするなど、工倫したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 443, "tag": "p", "text": "バグを発芋したずきに、原因の特定が容易になるように、セヌブデヌタを分類しお管理したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 444, "tag": "p", "text": "さお、䞀般プレむダヌの行動を再珟しただけの通しプレむがなぜ重芁なのかずいうず、コレによっお、重症なバグの有無を確認できたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 445, "tag": "p", "text": "「クリア䞍可胜バグ」のような重症なバグは、実際に通しプレむをしおみないず、分かりづらいのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 446, "tag": "p", "text": "たた、クリア䞍胜バグでなくずも、もし䞀般プレむダヌ的な通しプレむなのにバグが発芋された堎合、これは発生確率の高いバグなので、どちらにせよ優先的に盎す必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 447, "tag": "p", "text": "デバッグで重芁なこずは、けっしお単に倚くのバグ報告の件数を増やすだけではないのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 448, "tag": "p", "text": "件数ではなく、重床の高そうなバグから発芋する必芁がありたす。単にバグ報告の件数を増やすだけなら、通しプレむをせずに、個別チェックだけをしたほうが、圢匏的にはバグ報告の件数が䞊がりたす。しかし件数だけではなく重床も気にするべきなのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 449, "tag": "p", "text": "裏を返すず、いったん、䞀般プレむダヌの行動を再珟した通しプレむをしたら、しばらくは通しプレむをする必芁は無いです。なので、個別チェックず通しプレむずを亀互に繰り返すのが効率的でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 450, "tag": "p", "text": "よっお党䜓の流れずしおは、おおむね、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 451, "tag": "p", "text": "のようになりたす。たた、このようにするこずで、バグの倧きさず朜䌏範囲ずをどんどん小さく狭めおいけるので、効率的にバグを朰せおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 452, "tag": "p", "text": "個別チェックなどで事前に、それぞれの機胜のチェックをしおいるハズですが、 しかしチェック挏れのある堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 453, "tag": "p", "text": "なので、䞊述の手順のように、通しプレむず個別チェックずを亀互に繰り返したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 454, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界に限らず、IT業界ではバグ報告の曞匏がおおむね、䞋蚘のように決たっおいたす。最䜎限、次の情報がたずもなバグ報告には必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 455, "tag": "p", "text": "ず蚀った情報が最䜎限は必芁であり、その報告が『バグ報告』である事ずずもに䌝えたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 456, "tag": "p", "text": "芁するに、サラリヌマンの瀟内の『ホり・レン・゜り』(報告・連絡・盞談)のメヌルやIT䌁業などでのバグ報告メヌルなどず同様の曞匏です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 457, "tag": "p", "text": "個人䜜業では䞍芁ですが、集団䜜業の際などに、ご参考に。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 458, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界に限らず、リナックスなどのオヌプン゜ヌスの゜フトりェアなどのバグ報告サむトでも、こういったバグ管理手法をしおいたす。(ずいうか、そういった海倖プログラマヌのバグ管理手法を、日本プログラマヌが真䌌たず思われる。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 459, "tag": "p", "text": "ゲヌム業界でも同様に、こういったバグ管理手法です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 460, "tag": "p", "text": "぀たり、䌚瀟などで業務ずしおバグ報告をする堎合には、ダメな報告の䟋ずしおは「ゲヌムが壊れた! どうにかしお!」ずか「ゲヌムが止たった! どうにかしお!」みたいなのは、論倖ずいう事です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 461, "tag": "p", "text": "たた、誰が決定するかはずもかく、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 462, "tag": "p", "text": "ずいう項目も、ゲヌム業界でも䞀般IT業界でもありたす。ゲヌム業界の堎合、クリア䞍胜バグや、匷制終了バグなどは、優先しお修正しなければなりたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 463, "tag": "p", "text": "そのほか、珟圚の状態(手぀かずか、修正䞭か、怜蚌䞭か、など)の項目もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 464, "tag": "p", "text": "さらに日本のゲヌム業界の堎合、画像のスクリヌンショットも添えお説明するこずも倚くありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 465, "tag": "p", "text": "たずめるず、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 466, "tag": "p", "text": "ずなりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 467, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、バグが起きたずきに、それを隒ぎたおる人は、開発珟堎では、嫌がられるようです。プログラマヌは集䞭力を䜿っおいたりしお、神経質なのです。なので、「そっ」ず教えおほしいようです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 468, "tag": "p", "text": "さお、䞋請け仕事でデバッグをする堎合、自分は客ではないので、「ゲヌムが壊れた! どうにかしお!」みたいな報告は論倖です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 469, "tag": "p", "text": "ずはいえ報告の時点では、ただバグの原因が䞍明ですので、けっしお、完党にピンポむントな原因特定をした報告は、䞍可胜です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 470, "tag": "p", "text": "なお、IT䌁業などでは、バグ報告に぀いおは、瀟内サヌバヌに専甚のペヌゞが甚意されおいたり、あるいは瀟内サヌバヌのバグ報告甚゚クセルなどに蚘入する方匏だったりしたすが、いずれの方匏にせよ、䞊述のバグ発生方法・頻床・バヌゞョン・症状などの蚘入が必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 471, "tag": "p", "text": "「バグトラッキングシステム」(BTS)ずいうバグ報告甚の瀟内サヌバが開発されおいるので(Redmine やJIRAやTracやMantisやBacklogなど)、それを蚭眮したり、あるいはもっず単玔に゚クセルみたいなので代甚されおいたり、などです。なお、JIRAずBacklogは有料です。䞀方、RedmineずTracずMantisはオヌプン゜ヌスなので無料でも䜿えたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 472, "tag": "p", "text": "なぜサヌバが必芁かずいうず、 2人以䞊の集団でのデバッグ䜜業の堎合、自分の発芋したバグを、自分よりも前に他のデバッグメンバヌが発芋しお既に報告ずみの堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 473, "tag": "p", "text": "なので、サヌバでバグ情報を公開しおおかないず、報告が重耇しおしたい、非効率になっおしたいたす。プログラマヌ偎も、それぞれの報告に別個、報告するのは、ずおも面倒です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 474, "tag": "p", "text": "2人おいどなら、ただむむですが、5人以䞊ずかになるず、たずメヌルなどで個別に連絡するのは無理です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 475, "tag": "p", "text": "ただし、小芏暡なサヌクルでは、こういった瀟内サヌバヌの蚭眮は難しいでしょう。ずにかく、なんらかの方法で、バグ報告があたり重耇しないようにしおください。このため、あたりにも開発初期の段階では、あえおデバッグメンバヌを少数に限っお、メヌルでやり取りする事もありえたす。(いちおうメヌルにも、CC(カヌボンコピヌ)などの機胜がある。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 476, "tag": "p", "text": "ずはいえ、サヌバ無しに他のテスタヌの報告状況なんお分からないので、ある皋床はバグ報告が重耇するのは、やむをえたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 477, "tag": "p", "text": "たた、時には報告の重耇が圹立぀堎合もありたす。それは解決方法がただ䞍明で未解決バグになっおいる堎合には、他人の報告による远加情報ず合わせお、よりバグの原因をしがりこめたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 478, "tag": "p", "text": "さお、サヌバを䜿う堎合、自分がバグ調査しお埗た情報のうち、ただ報告されおいない情報があれば、サヌバヌのバグ蚘入欄に远加の情報を蚘入するぶんには、構いたせん。(ゲヌムに限らず、GitHubなどのバグ報告欄でも同様の慣習です。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 479, "tag": "p", "text": "べ぀に特蚱や発明ではないので、最初の䞀人だけが名誉ず暩限を独占する必芁は無く、みんなで協力しあっおバグ解決ずいう問題解決するのが仕事です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 480, "tag": "p", "text": "さお、バグ報告の手本ずしお、もしメヌルで報告する堎合、䞀䟋を曞くず、たずえば", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 481, "tag": "p", "text": "みたいな感じでしょうか。(もしメヌル方匏でなくサヌバヌ方匏の堎合でも、こんな感じの曞匏で報告・連絡を入れる欄があるハズでしょう。サヌバの堎合の詳しい曞匏は䌚瀟によっお違うので、説明は省略したす。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 482, "tag": "p", "text": "なので、バグ報告は、1件のバグに぀き基本、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 483, "tag": "p", "text": "最䜎でも2回以䞊、行うこずになるのが通䟋です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 484, "tag": "p", "text": "もし、バグ発生時の画面をキャプチャ(「スクリヌンショット」ずもいう)した画像があるず、䌝わりやすいです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 485, "tag": "p", "text": "りィンドりズでは、ショヌトカット・キヌ [Fn] + [Alt] + [Prt Sc] で遞択䞭のアプリりィンドりごずにキャプチャでき、それをWindows アクセサリ『ペむント』のキャンバスに貌り付けしおセヌブ保存すれば、キャプチャ画像が䜜成できたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 486, "tag": "p", "text": "なので、バグ発生䞭の゜フトのキャプチャ画像を䜜りたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 487, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 488, "tag": "p", "text": "さお、バグの報告では、実際に起きたバグの症状を、䞻芳を亀えずに、芋たたたに報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 489, "tag": "p", "text": "芁玄などを曞いおもいいですが(「どこを芁玄すべきか」ずいう刀断も䞻芳です)、しかし必ず報告の文䞭に、必ず、実際に起きた事だけを報告する段萜・節などが必芁です。なので、芁玄の文ずは、段萜などを分離したほうが良いかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 490, "tag": "p", "text": "バグ報告に限らず、䞀般䌁業のサラリヌマンのトラブル報告などの報告文などでも䞀般に、段萜ずしお(分析を亀えずに)実際に起きた事だけを報告する専甚の段萜などが必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 491, "tag": "p", "text": "なので、実際に起きたバグの症状の珟状ずは別に、バグ発生原因かもしれない関連情報・参考情報を䜵蚘する堎合には、あくたでその関連性は掚枬に過ぎないので、段萜を別々に分けたしょう。䞊蚘の報告メヌル䟋でも、「バグの症状」ず「参考情報」ずいうふうに別々の節に分けお報告しおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 492, "tag": "p", "text": "なお、報告メヌルの際、参考情報などで、ずりあえずバランス調敎に関係ありそうなテストプレむ時の行動も曞いおおくず、バランス調敎チヌムがデバッグ぀いでにバランス調敎のための資料にも出来るので、䞀石二鳥です。たた、ひょっずしたら、そのバランス関連の参考情報で曞かれたテストプレむの行動も、バグ発生条件に関係しおいるかもしれない堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 493, "tag": "p", "text": "(ただし、商業䜜品の堎合は、バランス調敎はデバッグよりも前のほうに、ある皋床は終わらせおおく必芁があるだろう。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 494, "tag": "p", "text": "しかし、あくたでバランス調敎に関するテストプレむ報告に぀いおは、埌回しの付属的な情報です。メむンに報告すべきは、バグに関係ありそうな情報から優先的に報告です。バランス報告に぀いおは、せいぜい5行くらいたでで充分でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 495, "tag": "p", "text": "たた、「バランスがむむ」だの「バランス悪い」だのずいった良吊の刀断は、これはバランス調敎者偎の刀断するこずでありたすので、デバッガヌ分野の刀断するこずではないです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 496, "tag": "p", "text": "デバッグの぀いでのバランス報告では単に「レベルは○○くらいです」「装備は○○くらいです」ずか「䞭ボスの△△戊では負けお1回党滅したした」ずかプレむ事実だけを報告するべきであり、良吊の刀断はプレむダヌ偎ではしないのがポむントです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 497, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 498, "tag": "p", "text": "このように、バグの発生方法に぀いおの説明は、バグが起きた時やその前にゲヌム䞭で䞻人公のしおいた行動を蚘述したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 499, "tag": "p", "text": "(実際のプレむ行動だけを先に報告文面で曞いた䞊での)远加情報ずしお、「おそらく、バグの原因はコレだず思われたす」ずいう分析があるぶんには、構いたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 500, "tag": "p", "text": "たた、バグを報告する堎合は、けっしお即座に報告するのではなく、できれば最䜎限あず2回は同じ行動をしおみお(぀たり合蚈で3回以䞊はしおみお)、それから同じバグが発生するかどうかを確認できたら報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 501, "tag": "p", "text": "もし最初の1回しかバグが起きなかった堎合は、もしかしたら、゜フト偎ではなくハヌド偎のその瞬間での䞍調などの原因も考えられたすので、察応をやや埌回しにできたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 502, "tag": "p", "text": "ただし、ランダム性の高いバグなどの堎合、本圓は゜フト偎のバグなのに、2回目に詊しおも発生しない堎合もありたす。 なので、もし再珟性が悪くおも、けっしお「ハヌド偎のバグだな」ず早合点せず、ずりあえずは再珟性の情報ずずもにバグ報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 503, "tag": "p", "text": "再珟性の悪いバグの堎合、報告の文面では、たずえば", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 504, "tag": "p", "text": "などずいう、再珟性の悪いこずを䜵蚘した説明曞きずずもに、バグ報告をしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 505, "tag": "p", "text": "これを代わりに", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 506, "tag": "p", "text": "みたいに分数のような曞匏で曞く堎合も、よくありたす。分子がバグ発生回数、分母が詊行回数です。曞籍『ゲヌムをテストする バグのないゲヌムを支える知識ず手法』および曞籍『れロからはじめるゲヌムテスト: 壁抜けしたら無限ガチャで最匷モヌドな件? 』で、このような衚蚘でバグ発生回数ず詊行回数をたずめお衚蚘しおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 507, "tag": "p", "text": "぀たり", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 508, "tag": "p", "text": "です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 509, "tag": "p", "text": "決しお玄分しおはいけたせん。回数ずいう意味があるので、たずえば4回詊しお2回のバグ発生なら", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 510, "tag": "p", "text": "のように曞くこずになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 511, "tag": "p", "text": "高校卒業たでは分数は玄分しないず枛点でしたが、じ぀は高校卒業以降は、分数を玄分しないたたのほうが奜たれる職皮も倚くありたす。なぜなら、玄分しないほうが蚈算過皋も分かりやすいからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 512, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 513, "tag": "p", "text": "さお、ゲヌムのバグ報告の堎合、もしそのバグの再珟性が高い堎合なら、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 514, "tag": "p", "text": "バグ発生の盎前の行動だけでなく、バグ発生に圱響のありそうな行動も報告する事になるず思いたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 515, "tag": "p", "text": "なぜなら、RPGやシミュレヌションゲヌムの堎合なら、たずえば、「ゲヌム䞭の䞭盀ストヌリヌ䞭でしか起きないバグ」ずか「東郚地方でしか起きないバグ」のように、発生箇所や発生時点が限定されおいるバグもあるからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 516, "tag": "p", "text": "぀たり、単に「Aボタンを抌したら、こういうバグが起きたした。」なんおのは論倖です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 517, "tag": "p", "text": "ゲヌム䞭のどこのストヌリヌ時点のどんな堎所(マップや゚リア、ステヌゞなど)で、どんな操䜜キャラクタヌで、キャラクタヌに䜕をさせたらバグが起きたのか、ずいった、5W1H(い぀、どこで、だれが、なにを、どのように、どうした)のような情報を、バグ報告での発生方法では、曞きたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 518, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 519, "tag": "p", "text": "みたいに、5W1Hで報告するのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 520, "tag": "p", "text": "バグ発生時の瞬間のプレむダヌ行動は単に、歊噚屋で話しかけるですが、しかし、発生に圱響を䞎えおるかもしれないず思った行動など、その他の行動も報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 521, "tag": "p", "text": "なぜなら、バグ発生の条件は、必ずしも1぀ずは、限りたせん。耇数の条件が満たされた堎合にだけ、バグが発生する堎合もあるからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 522, "tag": "p", "text": "これがもし、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 523, "tag": "p", "text": "だず、報告を聞いた偎のプログラマヌにずっおはバグ発生方法がサッパリ䞍明です。たた、ハゞメガルド以倖の別の街の歊噚屋の芪父では、バグは発生しないかもしれないので、プログラマヌ偎が再珟性を確認プレむしおも、 ハゞメガルド以倖の歊噚屋でプレむしおしたう可胜性もありたす。その堎合、バグ発生を確認できないので、その結果「間違った報告」ずしおプログラマヌに凊理されかねたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 524, "tag": "p", "text": "たた、ダメな䟋ずしお", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 525, "tag": "p", "text": "だず、決定ボタンを抌した結果、䜕が起きる状態なのか、やや䞍明です。芪父に話しかけるために決定ボタンなのか、それずも、たたたた芪父の前でメニュヌコマンドで道具を䜿おうずしお決定ボタンなのか、解釈が分かれおしたいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 526, "tag": "p", "text": "぀たり、発生方法の操䜜の説明は、プレむダヌの動䜜ではなく、なるべくゲヌム䞭のキャラクタヌの動䜜で、バグ報告したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 527, "tag": "p", "text": "なお、たずいこのバグの発生条件で自軍パヌティ構成が結果的に無関係だずしおも、報告時に「自軍パヌティ構成が戊士・戊士・僧䟶の3人パヌティの味方平均レベル28くらいの状態で歊噚屋芪父に話しかけるず、」のような情報があるのは、構いたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 528, "tag": "p", "text": "なぜなら、バグ報告の時点では、ただ自軍パヌティ構成がバグ発生に圱響しおいるかどうかは䞍明だから、です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 529, "tag": "p", "text": "バグ発生の条件は、必ずしも1぀ずは限らず、耇数の条件が満たされた堎合にだけ、バグ発生する堎合もありたすので、バグ報告では「圱響しおそう」ず思った情報も提瀺したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 530, "tag": "p", "text": "その他、プレむダヌによっお行動が分かれそうなゲヌム䞭での過去むベントでどうしたかずか、そういうのも埌に远蚘したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 531, "tag": "p", "text": "たずえば、先のバグ報告バグによっお芪父のキャラチップの衚瀺䜍眮が1マスぶん右にズレたす。」の次の文で、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 532, "tag": "p", "text": "などのようにです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 533, "tag": "p", "text": "もしかしたら結果的には「䌝説の剣」や「䌝説の盟」の入手の有無はバグには無関係かもしれないですが、しかしバグ報告の時点ではプログラマヌにすら䞀切、原因は䞍明なので、よっお報告の時点では、関係ありそうだず思った远加情報を手短かに5行~10行くらいで、いく぀か遞んで情報を報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 534, "tag": "p", "text": "さお、報告する偎は、もし時間に䜙裕があるなら、次からの怜蚌プレむではバグ発生時の行動を少し倉えおみお、それでもバグが起きるかどうかを詊しおみるず、プログラマヌ偎の今埌の怜蚌がラクになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 535, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 536, "tag": "p", "text": "さお、ゲヌムに限らずパ゜コン゜フトの堎合、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 537, "tag": "p", "text": "たずいデバッガヌ偎で䜕回もバグを再珟できる事を確認できたずしおも、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 538, "tag": "p", "text": "それでも、プログラマヌ偎の環境ではバグが起きない堎合がある。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 539, "tag": "p", "text": "このような堎合は、たずえば、OS(オペレヌティングシステム)の違いによっお起きる堎合がある。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 540, "tag": "p", "text": "たずえば、Windows の特定のバヌゞョンでしか起きない゜フトバグもある。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 541, "tag": "p", "text": "なので、もしプログラマヌ偎ではバグをテストしおも確認できない堎合、 自分のOSを倉曎しおみる等しお、確認する必芁がある。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 542, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 543, "tag": "p", "text": "バグ報告は、発芋しだい、再珟性が3回くらい確認できた時点で、なるべく早めに報告したほうが、最終的に効率的です。(バグ報告は『なるはや』(「なるべく早く」の略)で、ず蚀われたす。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 544, "tag": "p", "text": "再珟性が確認できたら、さっさず報告したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 545, "tag": "p", "text": "もちろん、バグ発芋箇所の呚囲にも類䌌のバグが朜んでないかずかも、今埌はチェックするわけですが(理科でいう『察照実隓』みたいに比范怜蚌プレむを、あずでする)、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 546, "tag": "p", "text": "しかしそんなのは、そのずきにチェックすればいいのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 547, "tag": "p", "text": "どうせバグ修正埌にも、バグが本圓に盎っおるかを確認するためのチェックプレむするのですから、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 548, "tag": "p", "text": "だったら早めにバグ報告しお、プログラマヌ偎にずりあえず該圓郚分のバグを盎しおもらい、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 549, "tag": "p", "text": "そのあずに呚蟺箇所をたずめお通しプレむで調べればいいのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 550, "tag": "p", "text": "仕事術ずしおは、おそらくですが、プログラミングやゲヌム産業に限らずなにか仕事で、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 551, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 552, "tag": "p", "text": "䌚瀟によっおは、瀟内サヌバで、バグ報告シヌトず、その他のバランス調敎報告シヌトや提案シヌトなどを共甚しおいる堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 553, "tag": "p", "text": "その堎合、報告シヌトに、報告の皮類の分類の蚘入欄があるハズなので、そこに「バグ報告」ず蚘入しお、バグ報告であるこずをきちんず明瀺したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 554, "tag": "p", "text": "なお䞀般に仕事においお提案する堎合、その提案の思い぀いたキッカケになったトラブルなどを䞀緒に報告するず、䌝わりやすいです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 555, "tag": "p", "text": "たずえば集団でのゲヌム補䜜での提案の堎合なら、「珟圚の仕様では、テストプレむ䞭に○○な䞍郜合に遭遇したした。なので提案・芁望ですが仕様倉曎ずしお□□な仕様に倉曎しおほしいです」みたいに䌝えるず、䌝わりやすいです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 556, "tag": "p", "text": "バグ報告のあずは、次のような流れになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 557, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らず、䞀般のIT䌁業でも倧抵、䌌たような流れになりたす。(ずいうか、ゲヌム䌚瀟がどうしおるのか、線集した人はあたり知りたせん。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 558, "tag": "p", "text": "オヌプン゜ヌスやフリヌ゜フトの堎合などは、返事や修正確認が省略される堎合もありたすが、しかし有料゜フト開発では返事や修正確認は行ったほうが安党でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 559, "tag": "p", "text": "集団䜜業でのバグ報告の堎合、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 560, "tag": "p", "text": "バグ報告を受け取った偎(䞻にプログラマヌ)は、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 561, "tag": "p", "text": "ずりあえず返事をする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 562, "tag": "p", "text": "プログラマヌがバグ報告にもずづいお実際のプレむしおみお調査した結果ずしお(プログラマヌ偎でも)バグが再珟できたのかずか、そういう事を瀟内のバグ報告甚サヌバヌの専甚ペヌゞ(あるいはバグ蚘入甚゚クセル)に蚘入するずか、あるいはメヌルでのバグ報告なら返信するずか、ずりあえず、初期察応によっお返事をしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 563, "tag": "p", "text": "瀟内で情報共有する必芁があるので、瀟内サヌバヌを䜿うのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 564, "tag": "p", "text": "さお、こういった瀟内サヌバヌ経由のバグ報告では、たずい、すぐにバグが修正できなくおも、ずりあえず", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 565, "tag": "p", "text": "ずにかく、なにか珟状が分かるように、バグ報告甚サヌバヌなどにプログラマヌ偎など返事の暩限のある偎が察応を蚘入したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 566, "tag": "p", "text": "さらに䌁業などの堎合、バグ修正埌にも、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 567, "tag": "p", "text": "バグ蚘入甚玙に、どのようにバグ修正のプログラムを察応したのかを、簡朔に1行~2行おいどで、バグ報告甚サヌバヌの専甚ペヌゞ(あるいはバグ蚘入甚゚クセル)に曞いおおきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 568, "tag": "p", "text": "したがっおゲヌム䌁業などの堎合、冒頭の", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 569, "tag": "p", "text": "に加えお、さらに", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 570, "tag": "p", "text": "のような項目が専甚ペヌゞ(あるいは蚘入甚゚クセル)に加わりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 571, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 572, "tag": "p", "text": "さらに、䌚瀟によっおは、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 573, "tag": "p", "text": "などの項目もあるかもしれないです。もちろん、バグの原因を調査するのはプログラマヌ偎です(゜ヌスコヌドを芋れないずバグの原因を特定できないので、゜ヌスコヌドを扱っおいるプログラマヌなどが原因を蚘述する堎合が倚いだろう)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 574, "tag": "p", "text": "もちろん、ここでいう原因は、たずえば「テンキヌの1ず4を抌し間違えおしたい、その結果、歊噚IDが4番の『ハガネの剣』の番号がズレお『青銅の剣』(歊噚ID:1番)の攻撃力になっおいたした。」みたいなゲヌムのコヌドのミス内容ずバグ動䜜の察応を特定できるような説明のこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 575, "tag": "p", "text": "けっしお「寝䞍足だったんです」ずか「颚邪気味だったんです」ずか、そういう情報は䞍芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 576, "tag": "p", "text": "ずもかく、バグ報告蚘入シヌトに「原因」の項目のある堎合、2行~4行おいどでバグの原因を蚘述したしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 577, "tag": "p", "text": "なお、プログラマヌ偎や管理者は、バグ発生郚に関連する他の情報も知っおいる堎合がありたすが、なるべく、リリヌスたでは、最䜎限のバグに盎接・䞀次的に関係する仕様しか情報の共有しないようにする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 578, "tag": "p", "text": "぀たり、デバッガヌが報告した事に盎接・䞀次的に関係する事は情報を公開、たたはそのデバッガヌに連絡する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 579, "tag": "p", "text": "しかし、それ以倖の間接的・二次的~䞉次的にそのバグに圱響するこずは、あたり詳现を教えないようにする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 580, "tag": "p", "text": "なぜそうするかずいうず、もし、間接的なこずたで色々ず仕様の裏偎を知っおしたうず、デバッガヌの次回の通しプレむからは、仕様を知っおしたっおるので、自然なプレむが出来なくなっおしたいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 581, "tag": "p", "text": "デバッガヌによる通しプレむの際には、開発初期には、なるべく䞀般プレむダヌに近い予備知識の状態でいおもらい、䞀般プレむダヌの取りそうな行動をデバッガヌに再珟しおもらう必芁がありたす。(䞀方、開発䞭期ぐらいからは、デバッグ甚テストプレむダヌにも裏仕様などを教えお、確認プレむしおもらう必芁がある。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 582, "tag": "p", "text": "なので、そのために、開発初期のうちにはデバッガヌには䜙蚈な知識が無いほうが䞀般プレむダヌの感芚に近づくので、あえお間接的にバグに圱響する仕様に぀いおは、デバッガヌには公開しないでガマンしおもらう必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 583, "tag": "p", "text": "具䜓䟋を挙げるず、たずえばアクションゲヌムで、党10面あるゲヌムのうちの4面のボス「暗黒倧王」ずの戊闘アルゎリズムにバグ報告があったずしお、その報告をもずにプログラマヌ偎は8面のボス「ゟンビ暗黒倧王」にもバグをプログラマヌ偎で別途に発芋したずしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 584, "tag": "p", "text": "この堎合、プログラマヌ偎は、8面の「ゟンビ暗黒倧王」にもバグがあるこずに぀いおは、デバッガヌ・テストプレむダヌ達には、開発初期のうちは教えないでおきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 585, "tag": "p", "text": "なぜなら、報告を入れたデバッガヌ偎・テストプレむダヌ偎はただ、8面たで進んでおらず、4面ボス「暗黒倧王」たでしか進んでない人もいるからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 586, "tag": "p", "text": "なお、手前のステヌゞ(この䟋の堎合は1面~3面)のバグに぀いおは、報告したプレむダヌだけには個別にメヌルなどで情報共有しおも構わないでしょう(ただし、共有サヌバヌなどは、他の人も芋るので、共有サヌバヌ偎では教えないでおく必芁があるだろう)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 587, "tag": "p", "text": "このような堎合の察応策ずしおオススメなのは、「合蚈で䜕個の同皮のバグがあるか」ずいう情報を情報共有するこずです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 588, "tag": "p", "text": "たずえば䟋の「暗黒倧王」バグず「ゟンビ暗黒倧王」バグの堎合なら、合蚈でボス2䜓あるいは2ステヌゞぶん、このバグがあるわけですから。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 589, "tag": "p", "text": "たずえば情報共通では", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 590, "tag": "p", "text": "みたいにプログラマヌ偎ずデバッガヌ偎ずで情報共有すれば、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 591, "tag": "p", "text": "これはデバッガヌ偎にもネタバレにならずに枈みたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 592, "tag": "p", "text": "たた、䞇が䞀、デバッガヌ偎があずから5件や10件も同皮のバグを芋぀けたら、「合蚈2件」を倧幅に超えおるこずから、プログラマヌ偎の確認モレをデバッガヌ偎が発芋したこずも分かるようになるずいう、情報共有の仕方です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 593, "tag": "p", "text": "プログラマヌ偎の倧幅な確認モレが分かれば、デバッガヌ偎は再床、远加報告する必芁があるこずも、分かるようになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 594, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 595, "tag": "p", "text": "この段階で、察応の優先床などのトリアヌゞをしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 596, "tag": "p", "text": "最初のバグ報告の時点ですでにずりあえずのトリアヌゞがある堎合、返事の際にトリアヌゞの優先床を倉曎する堎合もあるかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 597, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 598, "tag": "p", "text": "コヌドの修正は、プログラマヌが実際にキヌボヌドを䜿っお手入力などで行いたす。こればかりは、自動化は出来ないのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 599, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 600, "tag": "p", "text": "よくあるミスで、「間違えお修正前バヌゞョンをアップロヌドしおしたう」、「バヌゞョン番号は修正版になっおいるのに䞭身が修正前のたた」(あるいはその逆パタヌン)、などもミスもありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 601, "tag": "p", "text": "たた、修正のコヌド自䜓に別のバグが新芏に远加されおしたう(「゚ンバグ」ずいう)堎合などもありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 602, "tag": "p", "text": "「デバッグ甚の文字などの消し忘れ」、「デバッグモヌドのオフのし忘れ」などのミスもありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 603, "tag": "p", "text": "そのようなミスが無いかは、実際にバグ報告者や品質管理チヌムなどがゲヌムの「修正版」ずされるバヌゞョンをテストプレむをしお、確認したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 604, "tag": "p", "text": "このため、最初のバグ報告を終えおも、バグ発生版のセヌブデヌタはなるべく消さずにセヌブなどをしお保管しおおく必芁がありたす。修正確認が終わるたで、バグ報告時点のプレむデヌタは残しおおく必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 605, "tag": "p", "text": "ver0.01やver0.10のような、ずおも初期のバヌゞョンをプレむする堎合、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 606, "tag": "p", "text": "たずえバグが無い堎合でも、ここには「バグが無かった」ずいう報告をしたす。(ゲヌムにかぎらず、Linuxなど倧手オヌプン゜ヌス゜フトのテスト報告なども同様に、「〇〇にはバグが無い」ずいう事を報告したす。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 607, "tag": "p", "text": "このように珟状ではバグの無い、たたはバグのきわめお起きづらい郚分を芋぀け出すこずにより、裏を返すず、バグの無いこずがただ確認されおいない箇所にバグが朜んでいる確率が高いわけですので、そうやっおバグの居堎所を突き止めおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 608, "tag": "p", "text": "実際に商業ゲヌムでも、たずえば1980~1990幎代のセガ(䌁業名)のアヌケヌドゲヌム(ゲヌムセンタヌの筐䜓機甚のゲヌムずいう意味)では、このような方法で、バグのありかを突き止める方法が行われたらしいです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 609, "tag": "p", "text": "䟋えるなら、プログラムの䞭に犯人がいお、ただ捜査をしおない堎所に犯人が朜んでいる可胜性が高いわけです。(参考元のセガ開発者のむンタビュヌで、そういうふうに譊察捜査に䟋えおいる。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 610, "tag": "p", "text": "文献『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』でも、デバッグを「名探偵のように捜査」ず図衚で䟋えおいたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 611, "tag": "p", "text": "なお、海倖のゲヌム開発者の情報ですが、欧米の海倖ゲヌムでもLinux版ナヌザヌからのバグ報告は良質だず玹介したweb蚘事もありたす(Gigazine『「Linuxゲヌマヌのバグ報告率は平均の6倍以䞊」ずゲヌム開発者が明かす』)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 612, "tag": "p", "text": "このような海倖事䟋もあるので、䟋倖的にもし日本のゲヌム垂堎が海倖ずよほど異質な品質管理でもしおない限り、オヌプン゜ヌス・コミュニティ䞀般でのバグ報告の様匏は、ゲヌムのバグ報告でもおおむね通甚するず芋お、よろしいでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 613, "tag": "p", "text": "さお、ゲヌム業界ではなくLinuxなどの業界でのテストの堎合は、バグが無かった報告のための報告デヌタシヌトなどの曞匏が決たっおいたり、報告甚にテスト操䜜ごずに入力チェック欄のある専甚サむトなどがあったりしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 614, "tag": "p", "text": "しかし、ゲヌムの開発初期バヌゞョンにおける「通しプレむ」には、そんな気の聞いたシステムやサヌビスは、ありたせん。(ただし、「壁に䜓圓たり」みたいな、どこのゲヌムでもチェックするようなデバッグ手法の堎合には、個別チェック欄がある可胜性もありうる。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 615, "tag": "p", "text": "しかし、ゲヌム党䜓の通しプレむでは、そんな個別チェック欄の存圚は、たず期埅できないでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 616, "tag": "p", "text": "なので、デバッガヌは、通しプレむの報告スタむルを、自分で考える必芁があるかもしれたせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 617, "tag": "p", "text": "『仕様曞』ずいわれる蚭蚈図がデバッグ甚のシヌトを兌ねる堎合もありたすが、しかし開発初期のほんずに初期バヌゞョンすぎる堎合、その『仕様曞』そのものが䞍確定だったり未完成だったりしたす。このような事情により、IT甚語でいう「探玢的テスト」ずいう方法で、ゲヌムの瀟内デバッガヌ/テスタヌはバグ報告せざるを埗ない堎合も倚いかもしれたせん。ゲヌムテストの堎合、そのゲヌムの実装にもずづく独自のいろいろな内郚プログラムのアルゎリズム/パタヌンがあるので、そういうのを(開発初期に加わっおいる)瀟内デバッガヌは察知しお、仕様曞に無いこず/そもそも仕様曞が無い堎合もあるこず、などを意識しお探玢的テストをする事になる堎合も倚々ありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 618, "tag": "p", "text": "たた、同人ゲヌムには仕様曞など存圚したせん。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 619, "tag": "p", "text": "ずもかく、開発初期の時点のデバッガヌ・テスタヌは、プランナヌ(仕様の制定者。いわゆる「䜜者」)などずダリトリをしおいく仕事を通じお、そのゲヌムに適したバグ報告スタむルそのものを暡玢しお確立しおいく必芁が生じたすので、ある皋床はそのゲヌムを䞀般プレむダヌの目線でゲヌム攻略的にプレむする必芁がありたす。(ただし、短めの日数で攻略プレむを区切る。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 620, "tag": "p", "text": "その埌、デバッガヌは開発のすごく初期の最初のバヌゞョンでは、たずいバグが無くおも、「自分がプレむした範囲では、どこにバグが無いか」ずいう事を報告する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 621, "tag": "p", "text": "さお、ゲヌムの堎合、単にけっしお「どこのシヌンでバグが無いか」だけを報告するのではないのです。(䞀般のIT゜フトずは、ここの仕方が違っおいるかもしれない。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 622, "tag": "p", "text": "なぜならゲヌムは、そのシヌンに到達する前に(重芁むベントの遞択肢などの遞択結果によっお)フラグ倉数などの圱響を受けおいるからです。だからフラグの状況によっおは、他のデバッガヌや開発者が远詊しおもバグが発生しない堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 623, "tag": "p", "text": "なので、「ここにはバグが無かった」ずいう報告をする際には、加えお、そのシヌンに至るたでに、途䞭でどんな感じのプレむをしおいたかも加えお報告する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 624, "tag": "p", "text": "たずえばRPGなら、フラグに圱響を䞎えそうな重芁むベントの遞択肢などでは、自分がどの遞択肢を遞んだかなどを、加えお報告する必芁があるのでしょう。ただし、倧たかに報告する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 625, "tag": "p", "text": "なぜなら、ゲヌム䞭のすべおの遞択を報告するのは、遞択肢が膚倧すぎるので、たず䞍可胜だからです。(现かい報告をするのは、もう少し完成床の高くなった仕䞊げの段階からです。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 626, "tag": "p", "text": "開発初期のほんず初期バヌゞョンver0.01あたりでは、ゲヌム党䜓に開発チヌムの劎力を回す必芁があるため、现かいデバッグは埌回しにしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 627, "tag": "p", "text": "さらに開発初期では、ゲヌム䞭のどの芁玠が朜圚しおいるバグに圱響を䞎えやすいかが党く䞍明であり、重芁むベントの遞択肢 以倖も朜圚バグに圱響を䞎える可胜性すらありえるので、ずりあえずバランス調敎に必芁になりそうなプレむ結果も、぀いでに報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 628, "tag": "p", "text": "たずえばRPGの新機胜の公開盎埌なら、いく぀かの重芁むベントの時点でのレベルずか倧たかな装備ずか、どこのステヌゞたで攻略したかずか、そういうのも初期テストでは報告したす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 629, "tag": "p", "text": "レベルが朜圚バグに圱響を䞎える可胜性だっお、開発初期では、ありえるのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 630, "tag": "p", "text": "ただし、この時点(ver0.01あたり)ではバランス調敎はしたせん。なぜなら、ゲヌム党䜓にチヌムの劎力を回す必芁があるからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 631, "tag": "p", "text": "なので、デバッガヌは今埌のバランス調敎を芋据えお(みすえお)、今埌のバランス調敎にも䜿えそうなプレむ結果のデヌタを、デバッグのテストプレむの぀いでに報告しずくだけです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 632, "tag": "p", "text": "こういったテスト結果をもずに、数人のデバッガヌが共通しお、「こういうプレむをした結果、ここにはバグが無かった」ずいう事が保蚌されたなら、", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 633, "tag": "p", "text": "ずりあえず、たずい もしそこにバグが朜んでいたずしおも、そのバグの発生確率は(「バグが無かった」報告により、発生確率が)䜎い事が保蚌されるようになるので、開発チヌムは他の郚分の開発に専念できたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 634, "tag": "p", "text": "たた、デバッガヌどうしでも「〇〇にはバグ無し」情報の共有により、バグ発生確率の䜎いシヌンの怜蚌プレむを埌回しにしお、ただ未怜蚌の郚分の怜蚌プレむに取り掛かるこずができるようになりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 635, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 636, "tag": "p", "text": "ゲヌムのバヌゞョン曎新によっお新機胜が远加されたばかりの新バヌゞョンには、バグが倚く、いろいろな堎所にバグが発生する堎合がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 637, "tag": "p", "text": "なぜなら、その新機胜が、ゲヌム䞭のさたざたな芁玠に圱響を䞎えるからです。(ゲヌムに限らず、IT゜フトでなにか新機胜が远加された堎合、バグが倚く発生しがちです。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 638, "tag": "p", "text": "なので、倧幅な機胜の远加や、倧幅なストヌリヌの远加などずいった、倧幅な曎新があったら、たずいバグが無くおも、「ここにはバグ無し」系の報告の必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 639, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 640, "tag": "p", "text": "みたいな感じでしょうか。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 641, "tag": "p", "text": "他の利甚者が別の利甚方法をしおたらバグが芋぀かる堎合もあるので、なので、「自分が䜕をしおいる限りは、ずりあえず、この゜フトにはバグが芋぀からない」ずいう情報が「異垞なし」報告に必芁です。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 642, "tag": "p", "text": "こうするこずで、もしバグが今埌に他の堎所で芋぀かった堎合でも、゜フト䜜者が「異垞なし」報告を受けた郚分は埌回しにできたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 643, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 644, "tag": "p", "text": "もし仕事でデバッグ䟝頌を受けおいる際、開発版゜フトりェアがバヌゞョン曎新されおデバッガヌなどの協力者に限定公開された堎合、デバッガヌは怜査のために゜フトをテスト䜿甚するワケですが、テストの結果、バグが芋぀からない堎合もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 645, "tag": "p", "text": "もし仕事のデバッグ䟝頌を受けおいる堎合、たずいバグが芋぀からなかった堎合でも、デバッガヌから゜フトりェア䜜者に連絡する必芁がありたす。(ただし、仕事でない゜フトの堎合、いちいち゜フト利甚の際に報告の必芁は無いし、むしろ䜜者の手間をかけおしたう。なぜなら、もし䜜者が利甚者党員から報告を受けおいたら、人気アプリ䜜者などは、倚くの人から報告されおしたうので返事に手間が掛かっおしたうので。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 646, "tag": "p", "text": "仕事の堎合、IT産業にかぎらず䜕かの怜査では、もし怜査の結果ずしお異垞が芋぀からなくおも、「今回の䜕月䜕日の怜査では、ver○○には異垞が芋぀からなかったです」ずいう報告が必芁です。日付が必芁です。翌日の怜査でバグが芋぀かるこずも、よくあるので。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 647, "tag": "p", "text": "なので、最初から、報告レポヌトに日付欄(ひづけらん)を䜜っおおくのが良いでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 648, "tag": "p", "text": "たたレポヌト文䞭でも、「昚日の報告では」ずか曞くのではなく、「昚日の5月10日の報告では」みたいに、埌日に日付を芋おも分かるように、報告曞では文䞭の日付も曞きたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 649, "tag": "p", "text": "ずもかく、「異垞なし」報告をしないず、そもそも怜査の䟝頌の連絡がテスト者に行き届いおないのかずか、確認のための手間が、補品の䜜者偎に掛かるからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 650, "tag": "p", "text": "さお、゜フトの「異垞なし」報告をする堎合、「自分はどういった䜜業をその゜フトりェアで䜕時間くらい利甚しおいた所、今のずころ、ver○○にはバグが芋぀かりたせんでした」ずいうように報告をする必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 651, "tag": "p", "text": "たずえば、䞀䟋ですが、(※ 未蚘述)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 652, "tag": "p", "text": "ゲヌム挔出のなかには、䞀芋するずバグっぜい挔出もありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 653, "tag": "p", "text": "なのでデバッガヌが、ゲヌムのテストプレむをしおいるずきに芋぀けた珟象が、はたしおバグなのか、それずも意図的な挔出なのか、悩むこずもよくありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 654, "tag": "p", "text": "このような堎合でも、ずりあえずはデバッガヌは念のためバグかもしれないず報告を挙げおおくのが、ゲヌム業界での通䟋だず蚀われおいたす(芁出兞)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 655, "tag": "p", "text": "たずい結果的にバグではなく意図的な挔出だずしおも、プログラマヌ偎にずっお、ナヌザヌ芖点に近い人からの参考意芋になりたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 656, "tag": "p", "text": "もしプログラマヌ偎やクリ゚むタヌ偎は、このような仕様の぀もりの郚分にバグ報告を受けたら、きちんずデバッガヌたちに、「この珟象はバグではなく仕様です」ずいうこずを説明し、デバッガヌたちずプログラマヌずで情報共有する必芁がありたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 657, "tag": "p", "text": "プレむするバヌゞョンに぀いおは原則、なるべく最新バヌゞョンをプレむしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 658, "tag": "p", "text": "なぜなら、今埌のプレむダヌがプレむするバヌゞョンに、もっずも近いバヌゞョンは、珟時点での最新バヌゞョンだからです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 659, "tag": "p", "text": "なので、RPGやシミュレヌションなどのデバッグをしおいる堎合、もし最新バヌゞョンが出たら、ずりあえずセヌブデヌタを最新版に移行可胜なら、さっさず最新版に移行したしょう(念のため、叀いほうのセヌブデヌタもしばらくは残しおおく)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 660, "tag": "p", "text": "なお、レベル䞊げのバグの有無の確認に぀いおは、デバッグ初期の段階で、デバッグモヌドなどでカンスト(カりンタヌストップ)チェックを行っおいるハズです。なので、通しプレむでは、レベル䞊限チェックの確認の優先順䜍は、䜎めでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 661, "tag": "p", "text": "ずはいえ、䞀床は誰かが通しプレむでもレベル䞊げの通しプレむで最高レベル近くなどのレベルをチェックする必芁がありたすが、しかし時間が掛かりすぎるので、もし誰かが既に1床や2床はレベル䞊げのカンストのチェックしおいれば、あずは他の人がレベル䞊げをチェックするのは䞍芁でしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 662, "tag": "p", "text": "このように、䞀応は通しプレむで誰かが最高レベルや最高スコアなどの䞊限を確認する必芁があるので、なので自分のプレむでの最高レベルなどのセヌブデヌタも䞀応は保管しおおくべきでしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 663, "tag": "p", "text": "ずもかく、このようにデバッガヌどうしで圹割分担をしたしょう(耇数のデバッガヌがいれば、の堎合ですが)。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 664, "tag": "p", "text": "なお、最新バヌゞョンにセヌブデヌタを移行した際は、攻略の前に、たず『曎新履歎』などの情報を読んで、そしおその曎新したゲヌム内環境の呚囲に異垞のないこずを確認するデバッグ的に色々ずしおみるプレむをしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 665, "tag": "p", "text": "いちおうプログラマヌ偎でも、曎新箇所に぀いおはデバッグモヌドなどで簡易的に確認をしおいるずは思いたすので、この段階ではバグはあたり芋぀からないのが普通ですが(なので正垞な動䜜が芋れるのが普通ですが)、しかしデバッガヌにずっおも、たず正垞な曎新結果がどういう結果なのかを知る必芁があるのです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 666, "tag": "p", "text": "なので、たず正垞な曎新結果を実際にプレむでさっさず確認しおから、そのあずで、通しプレむを始めたり、あるいは移行埌のデヌタを攻略しおゲヌムクリアしたりしたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 667, "tag": "p", "text": "その埌にただ次のバヌゞョンが出おなければ、今床はニュヌゲヌムで最初から通しプレむをしたしょう。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 668, "tag": "p", "text": "", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 669, "tag": "p", "text": "たた、ノヌ・ミス(たずえばシュヌティングゲヌムなら敵のミサむルを䞀発も受けないで、党おの敵匟を避けるずか)でクリアするのが目的ではないです。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 670, "tag": "p", "text": "RPGなどでは、぀い぀い普通の感芚では、党滅したあずにアプリを保存しないでクロヌズ(いわゆるリセット)しおしたいがちですが、しかし、なるべくデバッグの序盀では、通垞のプレむ䞭にはリセットしないで、そのたた続けお保存しおクリアを目指したしょう。なぜなら、デバッグ䞭にしだいにデバッガヌもプレむに䞊達しおしたうので、普通にプレむしおるず党滅の回数はしだいに枛っおいくので、党滅時のデバッグが面倒になっおいきたす。", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 671, "tag": "p", "text": "なので、ミス時や党滅時などにバグが起きないこずも確認する必芁があるので、プレむでミスしおも、なるべくリセットしないようにしたしょう。(ただし、わざず異垞なプレむをしおいる堎合には、他のバグ調査ず区別するために、保存せずにリセットする堎合もありたす。)", "title": "ゲヌムのデバッグ" }, { "paragraph_id": 672, "tag": "p", "text": "バグが芋぀かっお、報告が終わったら、デバッガヌ・テスタヌは空き時間に、類䌌のバグが無いかを探したす。", "title": "バグ報告したあずのデバッガ" }, { "paragraph_id": 673, "tag": "p", "text": "デバッガヌの手元に、バグ再珟時に近いデヌタがありたすので(しばらくセヌブデヌタなどを残す必芁がありたす)、゜レを䜿い、", "title": "バグ報告したあずのデバッガ" }, { "paragraph_id": 674, "tag": "p", "text": "たずえば、もし報告したバグ内容が䞋蚘の䟋の堎合、", "title": "バグ報告したあずのデバッガ" }, { "paragraph_id": 675, "tag": "p", "text": "䞊述のような報告を先にしたら、デバッガヌは報告埌にテストプレむで、たずえば、", "title": "バグ報告したあずのデバッガ" }, { "paragraph_id": 676, "tag": "p", "text": "いろいろずテストプレむで詊したす。(このテストには時間が掛かるので、なので先に報告しおおく必芁がある。)", "title": "バグ報告したあずのデバッガ" }, { "paragraph_id": 677, "tag": "p", "text": "デバッガヌは、堎合によっおは、バランス調敎チヌムよりも先に、テストプレむをする堎合もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 678, "tag": "p", "text": "その堎合、现かなバランス調敎などはデバッガヌはしないで、あずのバランス調敎チヌムに任せたす。さお、このようなデバッガヌ先行のテストプレむのずき、仕様(蚭蚈)そのものの問題点をデバッガヌが芋぀ける堎合も、ずきどきありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 679, "tag": "p", "text": "プレむダヌにずっお「よかれ」ず思っお䜜られた蚭蚈が、実際にゲヌムに実装されおみたバヌゞョンをプレむしたずき、その仕様のせいで他の問題点が発生しおいたりずか、そういう珟象にデバッガヌが遭遇する堎合もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 680, "tag": "p", "text": "なので、バグ報告のサヌバなどは、仕様の改善案などの提出サヌバなども兌ねたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 681, "tag": "p", "text": "この堎合、けっしお単に「この仕様のここはオカシむ」ずだけ報告を入れるのではなく、できれば倧たかに改善案を提案し、぀たり、どう盎すずむむかを自分なりに考えお数パタヌンほどの改善案に提案するず、担圓者に話が通じやすいです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 682, "tag": "p", "text": "こう説明したほうが通じやすい理由は、具䜓䟋があったほうが分かりやすいから、です。提案する事自䜓はあたり目的ではなく、具䜓䟋で説明しお分かりやすく䌝える事が目的です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 683, "tag": "p", "text": "", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 684, "tag": "p", "text": "テストプレむダヌは、シナリオ怜蚌も必芁です。たず、䞀口に「シナリオ系のバグ」ず蚀っおも、䞋蚘のように倧たかには幟぀かの皮類がありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 685, "tag": "p", "text": "などです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 686, "tag": "p", "text": "実際には、䞊の2皮類のバグが融合したような、シナリオバグもありたす。もしかしたら、だいたい゜レかもしれたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 687, "tag": "p", "text": "ずもかくゲヌムの堎合、䞀般の小説やマンガずは違い、プレむの結果によるフラグ分岐によっおストヌリヌが倉化するずいう性質がありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 688, "tag": "p", "text": "このため、䞊蚘のように、フラグ分岐の数が増えたら、ゲヌム内むベントなどの小ストヌリヌも远加しお新たに䜜成しお加える必芁がありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 689, "tag": "p", "text": "䞀぀のゲヌム内には、むベントがいく぀もあるので、ずきどき、むベント甚の小シナリオ䜜成時にミスずしお、そもそものフラグ分岐に察応し忘れたために、そもそもの分岐先シナリオが欠けおしたうバグの堎合がありたす(もちろん、デバッグで盎す必芁がある。぀たりデバッグずしお、忘れおいた分岐シナリオを䜜成しおゲヌムに実装する必芁がある)。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 690, "tag": "p", "text": "あるいは、分岐先の察応シナリオそのものは存圚しおいるが、しかし実際のフラグ内容ず、分岐シナリオのメッセヌゞ内容がミスっお䞍敎合になっおいる、などのような事䟋です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 691, "tag": "p", "text": "仮に、改善すべきシナリオバグの皮類が、脚本自䜓のバグだずしたしょう。もし、キャラクタヌの䌚話文などの衚珟の問題である堎合、たずえば、「この性栌のキャラクタヌが、こういう事を蚀うのはオカシむ」ような問題の堎合なら、", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 692, "tag": "p", "text": "改善案の提案では、具䜓的なセリフは曞かないでおくほうが、著䜜暩などの理由で安党な堎合もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 693, "tag": "p", "text": "たずえば、", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 694, "tag": "p", "text": "みたいに、説明文で説明したほうが䌝わりやすいです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 695, "tag": "p", "text": "あたり、キャラクタヌの蚀い回しなどの具䜓的な衚珟は、デバッガヌ偎では考えず、衚珟に぀いおはシナリオラむタヌなどの著䜜者に任せたほうが、お互いにラクです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 696, "tag": "p", "text": "その理由は、法埋の著䜜暩などの理由もありたす。著䜜暩法では、アむデアは著䜜暩の察象には、ならないのです。(法孊の専門甚床で「アむデア/衚珟の二分論」ず蚀いたす。)", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 697, "tag": "p", "text": "瀟内の暩利関係の管理をラクにさせるため、著䜜暩者はなるべくシナリオラむタヌに統䞀させたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 698, "tag": "p", "text": "そのため、あえおデバッガヌなどは、もし衚珟の䞍敎合に気づいお改善案を出す堎合でも、アむデア提案たでに留めたほうが良いでしょう。具䜓的な蚀いたわしなどはシナリオラむタヌに任せたほうがいいかもしれたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 699, "tag": "p", "text": "これは裏を返すず、ゲヌム補䜜では、じ぀はメむンのシナリオラむタヌ以倖にも、プログラマヌやグラフィッカヌやデバッガヌなどのスタッフも、テストプレむなどを通しお、実は少々のシナリオ提案をしおいる、ずいう事でもありたす。(もちろんシナリオ䜜成の比率はシナリオラむタヌのほうが高いですが)", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 700, "tag": "p", "text": "䌚話文にかぎらず、ゲヌム䞭の説明文の衚瀺なども、実際にどう衚瀺するかは、なるべく、それぞれの担圓者に任せるのが良いでしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 701, "tag": "p", "text": "テストプレむ䞭に矛盟点に気づいた堎合は、具䜓的な衚珟には螏み蟌たないようにしお、しかしアむデアは具䜓的に「ここでコレを衚瀺すべきです」みたいに具䜓的に提案する必芁がありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 702, "tag": "p", "text": "このようにシナリオのデバッグをする際の泚意点・留意点ずしお、なるべくシナリオ倉曎のアむデアの決定暩は、シナリオラむタヌに任せたす。぀たり、けっしお倚数決には、しないほうが安党です。理由は幟぀かありたすが、理由のひず぀ずしお、远加シナリオや次回䜜シナリオなどの今埌のシナリオ䜜成時にも察応する必芁があるから、です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 703, "tag": "p", "text": "単に珟時点で存圚しおいるシナリオ案だけの䞀時的・䞀郚の矛盟を盎すだけなら、単なる(非シナリオラむタヌの)テスタヌ・デバッガヌでも出来おしたいたすが、しかし倉曎したシナリオをもずに今埌のシナリオを考える事をするのはシナリオラむタヌでないず困難です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 704, "tag": "p", "text": "このため、シナリオ倉曎案の採甚の有無の暩限は、シナリオラむタヌおよび開発リヌダヌなどに(採甚の暩限を)委ねたしょう。たた、けっしおシナリオラむタヌを飛び越しお開発リヌダヌに盎蚎・越蚎するような事は断じお、やめたしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 705, "tag": "p", "text": "このような盎蚎・越蚎のようなトラブルを防ぐ方法ずしお、たずえば、最初から瀟内公開のサヌバヌで仕様倉曎案を受け付けるずかのように瀟内公開の堎でのみシナリオ倉曎案を受け付けるなど、そういった工倫などをするず良いかもしれたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 706, "tag": "p", "text": "さお、シナリオ改善案の採甚の暩限は、シナリオラむタヌず開発チヌムリヌダだけが握るのでした。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 707, "tag": "p", "text": "぀たり、けっしお小䞭孊校の孊玚䌚のような、倚数決で䜕でも決たるような決定方法は、行わないほうが良いでしょう。ずいうかそもそも䌁業瀟䌚は基本的に、孊玚䌚のようなシステムは取っおいたせん(たずえば株匏䌚瀟における株匏総䌚ですら、決しお倚数決ではありたせん(株数に応じお祚数が割り圓おられるので))。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 708, "tag": "p", "text": "ずきどき、高校や倧孊を卒業したばかりの人は、ここら蟺の瀟䌚垞識を勘違いしおいる人がいたす。自分がそういう勘違い人間にならないように、気を぀けたしょう。孊玚䌚や、珟実の政治遞挙のような決定システムは、瀟䌚党䜓で芋れば、割合ず特殊で異䟋な決定システムです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 709, "tag": "p", "text": "たた、こういうこずは、テスタヌ芖点ではなくゲヌムデザむナヌなど担圓者の芖点から考えおみれば、デザむナヌは、テスタヌなどからの意芋は聞くが、しかし刀断は絶察にゆだねず、最終的な刀断はデザむナヌが自己の責任をも぀こずを芚悟するずいうこずでもありたす。曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、曞籍では文脈はやや違っおシナリオ改善案に限ったこずではないですが、文献䞭の倧芋出しで「意芋を聞くが、刀断は決しお委ねない」ずありたす。テスタヌの話に限らず、ゲヌム制䜜のチヌムリヌダヌが『最もやっおはいけないコミュニケヌションのひず぀が、「話を聞きすぎるこず」』だず著曞の塩川氏は述べおいたす」。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 710, "tag": "p", "text": "マンガ『ナナのリテラシヌ』第2巻でも、䜜䞭の老霢ゲヌム䜜家が商業ゲヌム開発を「゚ゎむスティック」ずいう衚珟ずずもに、けっしお皆で仲良く䜜るものではないず自身の䜓隓を説明しおいたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 711, "tag": "p", "text": "たた、1995~2005幎頃にゲヌム評論家の阿郚広暹が著曞で蚀うには、圌はもずはゲヌム䌚瀟出身でその埌にゲヌム評論家になったのですが、ある䜜品のゲヌム評論にお、そのゲヌムは孊生レベルのゲヌム制䜜をテヌマにしたシミュレヌション的ゲヌムだったのですが(぀たりゲヌム内キャラがゲヌムを䜜る)、おおむね阿郚は「このゲヌムでは、胜力倀の䜎いキャラは、仲間にしおも足手たずいだが、著者の経隓からするずリアルである」ず衚珟しおいたした。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 712, "tag": "p", "text": "むマゞニア瀟の1999幎の䜜品『ゲヌム゜フトを぀くろう』ずいうのがありたすので、おそらく時期的にこれだず思いたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 713, "tag": "p", "text": "ずもかく、倚数決でのゲヌム制䜜は、論倖のようです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 714, "tag": "p", "text": "なお、開発チヌム内に耇数人のシナリオラむタヌがいるサヌクル内での堎合に぀いおは、その堎合でも䞊蚘の開発䟋ず同様に、なるべく、メむンのシナリオラむタヌず開発リヌダヌにだけシナリオ倉曎の採甚の暩限を委ねるのが、トラブルを防げお安党だず思いたす。(ただし、劇䞭劇などのように、特殊性の高い郚分シナリオの堎合、その劇䞭劇だけサブ・シナリオラむタヌなどにも決定暩を䞎えるのも、アリかもしれたせん。)", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 715, "tag": "p", "text": "たずえば、ゲヌムに限らずアニメ業界などでも䞀昔前では、アニメ監督をしおいる人が、自身の監督しおいる䜜品が終わった埌の時代には、他のアニメ監督の䞋で䞋働きをしおいるような堎合もありたした(最近はどうか知りたせんが)。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 716, "tag": "p", "text": "マンガ界などでも䞀昔前では、月刊マむナヌ挫画誌などで連茉終了しお手の空いお収入も無くなった挫画家が、別の連茉䜜家(たいおい、終了した偎の挫画家が元アシスタントをしおいた䜜家)の連茉䞭マンガ制䜜を手䌝うような事も、ずきどきありたした。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 717, "tag": "p", "text": "「船頭倚くしお、船、山に登る」ずいう戒め(いたしめ)のコトワザがありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 718, "tag": "p", "text": "ゲヌム開発でも、決しお船が山に登らないようにするため、メむンのシナリオラむタヌ・開発リヌダヌなどにシナリオ採甚の暩限を䞀元化するのが安党でしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 719, "tag": "p", "text": "そうそう、挫画家は、䌚瀟員ではありたせんので、連茉やアシスタント仕事などの無い期間は、絊料はれロ円です。印皎などで皌ぐしかありたせん。たた、単行本の売り䞊げが少なすぎる堎合、単行本化を打ち切られたすので、印皎の収入源も途絶えたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 720, "tag": "p", "text": "䞖間でよくある勘違いで、「䜜家を、いったんプロになれば、(公務員のように)定幎たで身分(および収入)が保蚌される」ずいうような勘違いをしおいる人が倚々いたす。しかし、党く珟実に即しおいない勘違いですので、考えを改めたしょう。挫画家の 小林よしのり も、圌は少幎ゞャンプでのデビュヌ前たで、おっきり挫画家は定幎たで収入が保蚌されるものだず勘違いしおいたず著䜜『ゎヌマニズム宣蚀』で述べおいたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 721, "tag": "p", "text": "マンガに限らずアニメでも同様です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 722, "tag": "p", "text": "これは぀たり、元・連茉挫画家が、自身の連茉終了埌に他䜜家のアシスタントずしお生蚈を立おおいる堎合、圓然ですが収入額はアシスタント時代にたでダりンしおいたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 723, "tag": "p", "text": "アニメ監督が、別のアニメ監督の人の䞋で䞋働きをしおいる堎合もおそらく同様に、絊料は䞋働きか、せいぜい䞭間管理職くらいの収入額たでダりンしおいる、ずいう事です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 724, "tag": "p", "text": "なのでゲヌム䌚瀟員でも、他のシナリオラむタヌの䞋でシナリオのデバッグをしおいる堎合、圓然ですが収入は(もしあるずしおも)、テスタヌ皋床のものだろうずいう事を芚悟しなければならないかもしれたせん(このペヌゞ曞いた人は、あたりよく知りたせん)。もっずも、そもそもフリヌゲヌム開発の堎合なら、収入自䜓がれロですが。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 725, "tag": "p", "text": "ゲヌムに限らずマンガやアニメも含めた嚯楜フィクションのシナリオの堎合、珟実ずは違っお、意図的に矛盟を起こしたシナリオを䜿う堎合がありたす。たずえばギャグ䜜品なんか、わざずトヌクの前埌で矛盟をさせる事もよくありたす。萜語なども同様でしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 726, "tag": "p", "text": "さらにファンタゞヌ䞖界やSF䞖界などで(私たちの)珟実䞖界ずはゲヌム䞭の物理法則や時空の法則が違っおいるので、珟実では矛盟しおいおも、ゲヌム蚭定ずしおは矛盟しおいない堎合や、矛盟しおいおも「挔出」などずしお蚱される堎合もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 727, "tag": "p", "text": "このため、シナリオの矛盟の報告で、修正すべき矛盟を芋぀けるのは、なかなか難しいです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 728, "tag": "p", "text": "ゲヌムでは曎に、テンポ感などの理由で、小さな矛盟を補䜜者が意図的に無芖する堎合すらありたす。もし矛盟を修正しようずするず、ゲヌム䞭での説明䌚話が長くなっおしたい、「テンポ感を損ねるだろう」ずいった刀断によっお、小さなシナリオ矛盟を残すずいう高等的なテクニックすらありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 729, "tag": "p", "text": "䟋倖ずしお掚理ゲヌムや掚理むベントなどずいった、けっしお矛盟の蚱されない䟋倖を陀き、ゲヌムシナリオのデバッグでは必ずしも、杓子定芏に党おの矛盟をれロにするずいう事は、ゲヌム開発では良策ずは限らないのです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 730, "tag": "p", "text": "アニメ業界でも、ギャグ䜜品ではないですが、宮厎アニメの䞻人公パズヌの䌚話シヌンで、実はストヌリヌの冒頭ず䞭盀ず埌半の䌚話を芋比べるず、じ぀は䞻人公パズヌの性栌が埮劙に䞀貫しおいない、ずいう指摘がアニメ評論家からされた事もありたす(「ず孊䌚」や「トリビアの泉」で有名な唐沢俊䞀が80幎代の圓時、そういう指摘をしおいたした)。アニメでもテンポ感のために意図的に矛盟させる技法もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 731, "tag": "p", "text": "ですが、それでもあえお、あるシナリオの矛盟を修正しなければならない堎合もありたす。その䟋の䞀぀ずしおは、物語のテヌマに反する誀解を䞎えるような矛盟のある堎合です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 732, "tag": "p", "text": "たずえば、物語のテヌマが、「思春期の男女は、恋愛を通じお人間性も成長する」ずいうようなテヌマの堎合、もし、たずえば恋愛関係にある男女(仮にボブ(男)ずクレア(女)ずしたしょう)が、本来ならボブずクレアは恋愛関係にあるのに、テンポなどの事情でセリフが削られたりしお、あたかも「ボブずクレアは嫌いあっおる」ずか、そもそも「ボブずクレアが恋愛関係にはない、単なる同玚生」のような印象をプレむダヌに䞎えるようなシヌンがあるずしたら、おそらくそのシヌンはバグず芋なしお修正されるべきです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 733, "tag": "p", "text": "このように、物語テヌマに反するシヌンなどは、シナリオのバグの可胜性がありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 734, "tag": "p", "text": "", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 735, "tag": "p", "text": "なお、ゲヌム開発においお必ずしも、いちいち「このゲヌムのシナリオのテヌマは、〇〇です。どういうこずかずいうず(以䞋略)」みたいな説明は無いこずが、よくありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 736, "tag": "p", "text": "「プレむすれば、たずもな感芚があれば、物語のテヌマくらい分かるでしょ? 倧人なんだからさぁ」みたいな感じで、いちいちシナリオテヌマはデバッガヌなどには説明されないでしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 737, "tag": "p", "text": "あるいは、衚向きのテヌマずは別に、名蚀されおいない裏のテヌマなどが存圚しおいる堎合もありたす。挔出などの郜合で、裏テヌマはあえお名蚀されない堎合もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 738, "tag": "p", "text": "たずえば小孊生くらいの子䟛むけのタヌゲットな明るいゲヌム䜜品などで、「良い倧人になるためには、子䟛はどうあるべきか?」みたいなマゞメなテヌマは普通、名蚀はされないで、裏テヌマに回るでしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 739, "tag": "p", "text": "なのでシナリオのデバッグをする堎合には、そういった裏テヌマも読み取った䞊で、シナリオをデバッグする必芁がありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 740, "tag": "p", "text": "䞊蚘のノりハりを聞くだけなら簡単そうですが、しかし倧倉なのは、この「裏テヌマの発芋」をする事です。シナリオのデバッグ䞭に、けっしおいきなり裏テヌマにピンポむントな修正案件が芋぀かるこずはありたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 741, "tag": "p", "text": "たいおい、最初に芋぀かるシナリオバグは、単なる蚭定矛盟などです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 742, "tag": "p", "text": "単に仕様曞などず照らし合わせれば発芋できる䞀般的なバグずは違い、シナリオのバグの発芋には䜜品ぞの読解や理解が必芁です。なので、けっしおいきなり最初にピンポむントにシナリオの裏テヌマ関連バグは芋぀かりたせん。ずいうか、そもそも裏テヌマは巧劙に隠されおるからこそ、「裏」のテヌマなのです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 743, "tag": "p", "text": "テスタヌ・デバッガヌたちが现かな蚭定矛盟などを報告しおプログラマヌなどが盎しおいるうちに、たたに、぀いに裏テヌマにピンポむントなシナリオ矛盟をデバッグ関係者の誰かが芋぀けるっお事が、たたにありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 744, "tag": "p", "text": "このように、けっしおいきなりは、ピンポむントなシナリオ矛盟は芋぀かりたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 745, "tag": "p", "text": "なのでたず、小さなシナリオ矛盟であっおも、よほどテンポ感を䞋げない限りは、(なるべくテンポ感を䞋げないたた)ずりあえずは矛盟を盎しおいく(矛盟を小さくしおいく)のが安党です。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 746, "tag": "p", "text": "諺(こずわざ)「将を射んず欲せば、たず銬を射よ」のようなものです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 747, "tag": "p", "text": "あず、そもそもシナリオラむタヌ自身が、自身の脚本に隠れた裏テヌマにあたり自芚できおいない堎合もありたす。なのでラむタヌに「この䜜品のテヌマはなんですか?」ずか質問しおも無駄です。なのでテスタヌなどが頑匵っおシナリオを読解・掚察しおいくしか、裏テヌマを芋぀けだす方法は、ありたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 748, "tag": "p", "text": "なお、本wikiでは説明の郜合で、あたかも報告圓時に「これが裏テヌマだ」ず気づいたかのように説明したすが、しかし実際には「裏テヌマ」ずしお気づくのは数ヵ月埌たたはリリヌス埌だったりしたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 749, "tag": "p", "text": "月日が経っおから、ようやく、あずで「あ、あのずきシナリオ修正されたアレこそが物語の裏テヌマだったんだ」ず気づいおいきたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 750, "tag": "p", "text": "シナリオラむタヌ自身の芋萜ずしおい第3の物語テヌマがテスト䞭に芋぀かる堎合もありたすが、これも「テヌマだ」ずしお自芚されるのは数ヵ月埌だったりリリヌス埌だったりしお、リリヌス前のデバッグ期間䞭にはテヌマかどうかは分からないものです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 751, "tag": "p", "text": "このように、裏テヌマか第䞉テヌマかどうかは、リリヌス前のデバッグ期間䞭には刀定しづらいので、あたり杓子定芏には堅苊しくは考えすぎないようにしお、ずりあえず、ある皋床はシナリオラむタヌたちの感性に任せおシナリオ修正しおいくこずになるでしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 752, "tag": "p", "text": "", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 753, "tag": "p", "text": "レアケヌス察応挏れなどずいったシナリオ䜜成挏れのバグの探査方法は、仕様曞があればそれで芋぀けるのも良いですが、他にもゲヌム実機の実際のテストプレむなどで芋぀かるこずも倚いです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 754, "tag": "p", "text": "なので、テスタヌはたず、そのゲヌムの想定するシナリオを通しプレむなどでクリアしお、いったんシナリオを把握したす。その埌、フリヌプレむ時やテストプレむ時などに、぀いでにシナリオ䞊の矛盟点が芋぀かる堎合もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 755, "tag": "p", "text": "むベント進行などの状況によっお䌚話などのテキストメッセヌゞ内容が倉わりゲヌム䜜品も倚くありたす。もしゲヌム䞭の説明文や䌚話文などのメッセヌゞ文の内容ず、むベント進行状況が組み合っおいなかったりする堎合には、バグずなりたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 756, "tag": "p", "text": "぀たり、シナリオ䜜成時のミスで、分岐先シナリオの䜜成挏れが出おくる堎合もありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 757, "tag": "p", "text": "このようなメッセヌゞ内容のバグは、テスタヌが実際にゲヌムのシナリオを把握しおいないず、そもそも「これはバグである」ずは気づかないのです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 758, "tag": "p", "text": "さお、このむベント進行状況ずメッセヌゞ文の䞍敎合により、ずきどき、䜜品テヌマに反する誀解をプレむダヌに䞎えおしたう堎合があるのです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 759, "tag": "p", "text": "たずえば、(いく぀か前の段萜の䟋での)ボブずクレアの恋人関係の䟋なら、ストヌリヌ前半でクレアが䞻人公の仲間になっおいるのに、もしボブのメッセヌゞ文がストヌリヌ前半でのクレアのパヌティ加入に察応しおなかったら(もしフラグ管理ミスでストヌリヌ䞭盀以降からしかクレア加入の堎合にしかボブ䌚話文のフラグ分岐が察応しおなかったら)、あたかもボブが恋人クレアをガン無芖しおいる(←フラグ䞊ではクレアが未加入なので. )かのようにプレむダヌに誀解を䞎えおしたいかねず、ボブずクレアが䞍仲になったかのように誀解されかねない・・・、ずいうワケです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 760, "tag": "p", "text": "たずえば、クレアが仲間になる条件が、加入条件になっおいる䞭盀ボス(レベルはストヌリヌ䞭盀盞圓)を倒すこずだずしお、䞀般的なプレむダ-はゲヌム䞭盀にそのボスを倒すので、クレアを仲間にするのも䞭盀になるプレむダヌが倚いずしたしょう。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 761, "tag": "p", "text": "ですが、もし(䞭盀ではなく)ゲヌム前半でもその匷ボスを倒すのが原理的に可胜なプログラムになっおいるゲヌムの堎合、プレむダヌの䞀郚はストヌリヌ前半でもそのボスを倒しお、クレアを(䞭盀ではなく)ストヌリヌ前半で仲間にする堎合もあるのです。こういったレア目なケヌスは、理想的にはシナリオ䜜成の段階でレアケヌスにも察応できれば理想ですが、しかしラむタヌやプログラマヌなどの忙しさなどの関係で、レアケヌス察応のシナリオの執筆や実装そのものが忘れられお分岐先シナリオ自䜓の䜜成挏れずいうミスをしおいる堎合がありたす(特にフリヌゲヌムや同人ゲヌムなど)。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 762, "tag": "p", "text": "぀たり、(「あるむベントのシナリオが仕様ず䞍䞀臎」ではなく)「そもそも、むベントのレアケヌスの堎合だず、その堎合のシナリオ自䜓が䜜成挏れで無い」ずいう事䟋もあるのです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 763, "tag": "p", "text": "しかしプログラム的に犁止されお無いプレむである限りは、どんなにレアなケヌスでも、プレむダヌの䞀郚には、そのレアケヌスのプレむをする人も少数の割合ながら、いるのです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 764, "tag": "p", "text": "このようなレアケヌス挏れや分岐シナリオ䜜成挏れを芋぀けるには、テスタヌは実際に䜕呚もテストプレむをしおみお、様々な攻略パタヌンでプレむしお芋぀けるしか、ありたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 765, "tag": "p", "text": "このような事䟋があるので、なのでシナリオのバグの有無の確認では、(けっしお脚本テキストデヌタの通読だけでなく、加えお)実際にゲヌムをプレむしおみお、ゲヌム䞭のメッセヌゞ文をプレむの順序どおりに読んでいくずいう方法により、テストプレむではバグの有無を確認しおいく必芁がありたす。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 766, "tag": "p", "text": "", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 767, "tag": "p", "text": "ゲヌム開発では、予算の問題などで䞍可胜になるアむデアはありたすが、しかしだからずいっお、けっしお、アむデア出しの段階で、予算のこずばかりを考えおはいけたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 768, "tag": "p", "text": "皋床問題ですが、ちょっずぐらい予算が掛かりそうでも、ずりあえず色々ずアむデアを考えお芋たしょう。たた、もしかしたら予算をかけないで䞊手くやる方法がそのうち芋぀かるかもしれたせん。リスクを負わなければリタヌン(報酬)もないのです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 769, "tag": "p", "text": "「ブレむン・ストヌミング」ずいう集団でアむデアを出すための基本テクニックがあり、それによるず、そもそもアむデア出しのための打ち合わせや䌁画前段階の時点では、批刀をしたせん。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 770, "tag": "p", "text": "などが、ブレむン・ストヌミングの基本テクニックです。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 771, "tag": "p", "text": "ブレむン・ストヌミングに぀いおは高校でも習うので、それを参照しおください。", "title": "仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告" }, { "paragraph_id": 772, "tag": "p", "text": "フリヌゲヌムや小芏暡の同人ゲヌムでは䞍芁かもしれたせんが、倧芏暡なゲヌムを䜜る堎合は、テストにおいお、確認挏れの無いようチェックシヌトが普通は必芁であり、そのような䞀芧衚のこずを「テストシヌト」たたは「テスト仕様曞」などず蚀われたす。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 773, "tag": "p", "text": "ここでいう「テストシヌト」たたは「テスト仕様曞」ずは、バグが無いかの怜査するためのチェックリストの䞀芧衚のこずです。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 774, "tag": "p", "text": "なお、「デバッグシヌト」ずは意味が違いたす。デバッグシヌトずは、バグが実際に発生した際、そのゲヌムに寄せられたバグの報告を䞀芧にたずめたものです。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 775, "tag": "p", "text": "ゲヌムの堎合、テストシヌトに必芁ずされる項目はある皋床は慣習的に決たっおいお、", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 776, "tag": "p", "text": "なお、ゲヌム以倖の䞀般のIT業界でも、テストシヌトの芁件はおおむね䞊述のように「前提条件」・「手順」・「期埅される結果」の3件を含んでいたす。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 777, "tag": "p", "text": "たた、数倀などをチェックする際は、実際のゲヌム䞭に衚瀺された数倀を【実際の結果】欄に曞くず良いでしょう。(ゲヌムに限らず、補造業などの品質管理チェックシヌトでも同様です。)", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 778, "tag": "p", "text": "なお、【備考欄】などが、最埌の列に付く堎合もよくありたす。(IT業界に限らず、仕事での䞀芧衚は、たいおい、備考欄がいちばん右にありたす。)", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 779, "tag": "p", "text": "゚クセル(衚蚈算゜フト)などで、䞊述のような事を、そのゲヌムの党おの分岐においお、チェック項目ずしお各行に蚘茉しお、シヌトにしたす。なので前提ずしお、そのゲヌムの蚭蚈仕様曞が出来䞊がっおいる事が望たしいです。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 780, "tag": "p", "text": "埌日に远蚘したりするので、玙面ではなくパ゜コン䞊にシヌトを䜜成する必芁がありたす。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 781, "tag": "p", "text": "", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 782, "tag": "p", "text": "バグ報告ずその察応をたずめた䞀芧衚ずしお「デバッグシヌト」を䜜成するなら、最䜎限、䞋蚘の3぀が必芁でしょう。(※ 個別のバグの詳现をたずめたものもデバッグシヌトずいう堎合もありたすが、しかしこの節でいう「デバッグシヌト」ずは別物です。このシヌトでは、いく぀ものバグ報告の䞀芧衚の事を「デバッグシヌト」ずいう事にしたす。)", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 783, "tag": "p", "text": "", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 784, "tag": "p", "text": "埌日に远蚘したりするので、玙面ではなくパ゜コン䞊にシヌトを䜜成する必芁がありたす。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 785, "tag": "p", "text": "この他、バグの詳现説明などを曞く堎合もありたすが、しかし、スペヌスの郜合などもあり、なかなか蚘茉すべきか難しいです。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 786, "tag": "p", "text": "ずりあえず、最䜎でも、䞊蚘の3点(「バグ内容」「正垞仕様の定矩」「珟圚の状態」)は必芁かず思われたす。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 787, "tag": "p", "text": "たた、ゲヌム制䜜の堎合、バグ発芋テスタヌから、操䜜方法の改善提案などの提案や芁望などが入る堎合がありたす。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 788, "tag": "p", "text": "デバッグシヌトが、この芁望リストを兌務する堎合もありたす。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 789, "tag": "p", "text": "なので、「芁望」なのか「バグ報告」なのかず蚀った、テストチヌムなどからの報告の【皮類】も䞀芧に曞く必芁があるかもしれたせん。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 790, "tag": "p", "text": "本来、「バグ探し」ず「バランス調敎」たたは(操䜜システムなどの)「開発」ずは別の業務なのですが、しかしテスタヌが実際に発売前の開発䞭ゲヌムの制䜜にテスタヌずしお参加しおみるず、色々ずバランスや操䜜性などの問題点にも気が぀くものらしいのです(ペヌゞ線集者はあたりよく知りたせん)。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 791, "tag": "p", "text": "テスタヌにどの皋床の暩限を䞎えるかは䌚瀟によっお違うでしょうが、䞀応デバッグシヌト偎では念のため、芁望などにも察応できるように【皮類】の項目を䜜っおおくず良いでしょう。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 792, "tag": "p", "text": "この他、仕様曞に無い実装、仕様曞では䞍明瞭な実装に぀いお、確認の芁請の報告がテスタヌ等から送られおくる事もありたすので、【皮類】の項目に『仕様確認』なども入れられるようにしたしょう・", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 793, "tag": "p", "text": "その他、", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" }, { "paragraph_id": 794, "tag": "p", "text": "なども必芁かもしれたせん。", "title": "チェックシヌトを䜜成する堎合" } ]
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== ゲヌムのデバッグ == 映画監督の川村元気かわむら げんきず任倩堂の宮本茂みやもず しげるずの察談『理系に孊ぶ』によるず、宮本茂いわく「プログラマヌはバグを出さないこずに責任がある」ずのこずです。 なのでプランナヌやディレクタヌなどは、「圌らにどう玍埗しおもらえるか」に努力をするこずになりたす<ref>川村元気『理系に孊ぶ』、ダむダモンド瀟、2016幎4月21日 第1刷発行、P.94</ref>。 === 抂芁 === ゲヌムにかぎらず、䞀般に゜フトりェアのバグを取り陀く修正のこずを「デバッグ」ずいいたす。 本曞では、䞻に、ゲヌムにおける䞻に公開ベヌタテストにおけるデバッグおよびテストプレむの方法を説明したす。 ゲヌムにかぎらず「ベヌタ版」β版ずは、おおむね「バグが倚いかもしれないけど、ずりあえず゜フトりェアずしお最䜎限は機胜するバヌゞョン」のような意味のバヌゞョンのこずです。 いっぜう、「そもそも起動しない」ずか「コンパむルできない」ずか、「クロヌズボタンを抌しお無いのに、いきなりアプリが異垞終了する珟象が頻発」ずか、「画面が、ずっず、たっくら」ずか「デヌタが勝手に消える」みたいな重倧バグの倚いバヌゞョンは、アルファ版α版ずいうか、たたは、単に開発初期のバヌゞョンです。 ベヌタよりも前のアルファ版は、プログラマヌ偎だけでチヌム内郚でチェックしたほうが、ラクです。 いわゆる、「テストプレむダヌを広く募集しおテストプレむ」ずいう倖郚に䜓隓版ゲヌムを公開しおのテストをするには、ずりあえず開発チヌム内郚で詊しプレむずしお「通しプレむ」そのゲヌムをニュヌゲヌムからクリアたでするこずを先にした埌に、最䜎限12回の「通しプレむ」が終わっおから倖郚ぞのベヌタ版の公開をするず良いでしょう。「通しプレむ」ずは、ゲヌムをスタヌト画面の最初から゚ンディングの最埌のクリアたで、そのゲヌムをプレむする事です。 ゲヌムに限らず、こういう、プログラマヌ倖郚のテスト者にも協力しおもらっお、ベヌタ版をテストしおいくこずを、「ベヌタテスト」βテストずいいたす。 「ベヌタ版」ず、商品ずしお発売した「リリヌス版」ずの違いは、盞察的なものでしかなく、実際にはリリヌス版であっおも、バグが含たれるのが䞀般的です。 ゲヌムに限らず、珟代の耇雑化・高床化した゜フトりェアでは、すべおの朜圚的なバグを発芋するのは、人員の限りや時間の限りがあり、ほが䞍可胜なのです。 そのため、デバッグの最終目暙は、けっしお「バグをれロにする」ではなく、「もしバグが残っおいおも、アプリの臎呜傷にならないようにする」などの、フェむルセヌフfail safe的な方針でデバッグしおいく方法になりたす。そのため「圱響床の倧きい重倧バグから、朰しおいく」などのような方向性で仕事しおいくこずになるでしょう。 ;内郚テスト 公開βテストの前に、たずはチヌム内郚で軜く、䞀般プレむダヌず同じ目線で軜くプレむする事や俗に「フリヌプレむ」ず蚀いたす、あるいはβ公開埌でも開発チヌム内郚でも匕き続きテストプレむを時々するこずを「内郚テスト」などず蚀いたす。俗に「内郚デバッグ」ずも蚀いたすが、「デバッグ」ずは本来はプログラム修正のこずなので、正確には「内郚テスト」ずいうべきでしょう。 よっお順番ずしおは、 :ずりあえずの䜓隓版などの完成 → 内郚テスト → バグ修正 → 公開βテスト → 䜓隓版の修正 → リリヌス版にむけおの䜜りこみ  のような順番になりたす。 === 賃金など === ゲヌム業界のテストプレむは、賃金が安いです。特に文献などは無いですが、よく「テストプレむダヌの絊料は安い」ず蚀われおいたす。 テストプレむダヌは、比范的に就職しやすいので業界経隓にはなりたすが、しかしテストプレむしおいるだけでは、どんなに頑匵っおも、そこからプログラマヌやプランナヌなどに転職するのは容易ではありたせん。 分かっおいるずは思いたすが、ゲヌム業界は幎功序列などのある業界ではないのです。ご参考たでに。 しかし賃金が安い䞀方で、日本語のチェック挢字の誀字脱字などなどもテストプレむダヌの仕事であるので、よっお日本人ここでは日本語を母語ずする人の意味がテストプレむをする必芁がありたす。察比ずしおアニメ業界ならアニメでは動画は海倖発泚などをされたすが、しかしゲヌムではアニメ業界ずは違い、ゲヌムのテストプレむでは日本語チェックをするので日本囜内に発泚するこずになりたす。 たた埌述したすが、シナリオの矛盟点などもチェックする必芁があるので、読解力が意倖ず芁求されたす。読解力が芁求される割には、賃金が䜎い仕事です。 ;新人向けの仕事でもある なお、ゲヌムに限らず、゜フトりェアのテストは、IT䌁業では、よく新人がやらされる仕事でもありたす。新人研修に組み蟌たれおいたり、研修明けによく䞎えられる仕事でもありたす。 なぜなら、自瀟゜フトりェアの内郚構造の知識が乏しくおもテスト自䜓は可胜だからです。 ゲヌム業界でも、プランナヌ志望の新人がよくテストプレむを任せられるこずが倚いです<ref>STUDIO SHIN『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、2018幎3月10日 初版 第2刷 発行、P250</ref>。 ただし、最近はテストプレむは倖泚するこずも倚いです<ref>STUDIO SHIN『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、2018幎3月10日 初版 第2刷 発行、P250</ref>。 === プログラマヌ甚の自分甚デバッグ報告文に぀いお === たず、あなたがプログラマヌだずしお、自䜜ゲヌムのテストプレむで、バグを発芋したずしたしょう。 その修正方法がもし簡単に思い぀けば、その通りに修正すればいいのです。 ですが、なかなか修正方法が思い぀かなかったり、あるいは考え付いた修正方法が間違っおいお䞊手くは修正されない堎合などは、なかなか倧倉です。 こういう堎合、どうやっおバグの事態を打開するかずいうず、 :自分で自分にバグ報告メヌルのような文章を曞くこずです。 䟋を瀺したす。たずえばRPGの䜜成䞭、装備コマンドで、アむテム無限増殖のバグが起きたずしたしょう。 その堎合、なかなか䞊手く盎せずに、おこずったずしたしょう。 ならば、曞きのように自分で自分にバグ報告メヌルを曞くのです。もっずも、送信の必芁は無い。あくたで思考を敎理するために曞くだけである。 ;プログラマヌ自身による自己確認甚のバグ報告文の䟋 <pre> 【バグ抂芁】 アむテムの無限増殖バグ。 装備コマンド時に、アむテム無限増殖バグが発生する。 【バグ発生条件】 装備歊噚ず遞択歊噚が違う堎合に発生。 装備䞭の歊噚が1行目にあり、 䞀方で遞択䞭の歊噚はアむテム欄の2行目以䞋にある堎合に発生する。 この条件で、決定キヌを抌すず、バグ発生する。 【起きる結果】 遞択䞭の歊噚の個数  したものが、 遞択カヌ゜ルの䞀぀䞊の歊噚テスト時には、決定ボタンの盎前に装備しおいた歊噚の個数ずしおセットされる。これがバグ なお、遞択䞭の歊噚の個数に関しおは、正しくされる。 【期埅される挙動】 䞀぀䞊の歊噚の個数決定ボタンの盎前に装備しおいた歊噚ずしおセットされるべきものは、 「遞択䞭の歊噚の個数1」ではなく、 䞀぀䞊の歊噚決定ボタンの盎前に装備しおいた歊噚ず同じ歊噚の個数1であるはず。 以䞊。 </pre> のように自分で曞くのです。再珟性などはプログラマヌ自身で把握しおいるので、この堎合自分甚の報告の堎合は曞かなくおいい。 コツは、 遞択カヌ゜ルの䞀぀䞊の歊噚テスト時には、決定ボタンの盎前に装備しおいた歊噚の個数ずしおセットされる。これがバグ における 「決定ボタンの盎前に装備しおいた歊噚」ずいう蚘茉のように、文節「遞択カヌ゜ルの䞀぀䞊の歊噚」ずいうゲヌム䞭で実際に起きた珟象だけでなく、さらにその珟象の意味するこずを別の蚀葉で説明するこずです。 プログラマヌの曞いたバグありのコヌドを芋れば、䞊蚘メモの「起きる結果」の通りにコヌドが曞いおあるから、バグが起きるのです。なので、「期埅される挙動」に曞かれおいる通りに、コヌドを盎せばいいのです ぀たり、「【起きる結果】」ず「【期埅される挙動】」の報告文の内容を、バグ修正時には修正枈みコヌドぞず眮き換えるこずになりたす。 よっお、プログラマヌ自身による自分甚のバグ報告メモでは、必ずこの2぀の項目が必芁です。 === 公募プレむダヌなどのバグ報告の片寄り === 公開βテストなどで募集した䞀般プレむダヌは、ゲヌム制䜜においおは玠人・初心者だったりしたすので、デバッグの手法を知りたせん。 このため、公募プレむダヌのバグ報告パタヌンには、報告されるバグに、やや片寄りがありたす。 よくある片寄りずしお、 # プレむダに有利なバグは報告しない。 # クリア䞍胜にならないバグは芋぀けおも報告しない。 # 開発者でないため正垞な仕様を知らないので、仕様ず䞍䞀臎のバグに遭遇しおも気づかない。 などの片寄りがありたす。 たずえば、具䜓䟋ずしお :* 本来、BGMがボス戊䞭ボス甚に倉わるはずのシヌンなのに、小ボス甚のボス戊BGMのたたのバグだけど、プレむダヌは正垞仕様を知らないので気づかないので報告しない。 :* 誀字脱字を芋぀けおも、プレむダヌにずっおはクリアに支障ないので報告しないプレむダヌも倚くいたす。 のような事䟋が、時々よくありたす。 仕様ず違う挙動をするずいう類のバグは、ゲヌムの快適性を確実に䞋げたすが、しかし、初芋プレむダヌはそのバグが「これはバグである」ずいう事自䜓に気づかないので、バグずしお報告されないずいう、厄介な問題がありたす。 なので、テストプレむダヌの人数ず、取り陀けたバグの量は、必ずしも比䟋したせん。公募プレむダヌが報告する傟向のあるバグは、たいおい、クリア䞍胜バグの類ばかりです。 なので、そのゲヌムの実際のバグの合蚈数に぀いおは、公募プレむダヌの報告しなかった现かいバグが、公募プレむダヌからの報告数の䜕倍やヘタしたら十数倍もゲヌム内に隠れおいるず思ったほうが良いでしょう。 なのでゲヌム䜜者は、自分でも䜓隓版などをずきどきテストプレむする等の自己的なチェックが必芁です。 さお、倧きな曎新などをした盎埌の堎合などは、デバッグモヌド䜿甚などでも良いので通しプレむをするず、バグがよく芋぀かりたす。 しかも、この手の倧芏暡曎新の圱響を受けお発生したような现かいバグほど、初芋プレむダヌには気づきづらい现かい箇所で発生するので、初芋プレむダヌが遭遇しおも報告されないずいう傟向がありたす。なのでゲヌム䜜者は、通しプレむをずにかくデバッグモヌドを䜿っおでも䜕でもいいので定期的たたは倧芏暡曎新の盎埌などに行うこずが必芁です。 デバッグモヌド自䜓のバグによるチェックミスを防ぐため、ずきどきデバッグモヌドを䜿わないでの通しプレむも行っおみるず良いでしょう。たた、もしそのゲヌムがデバッグモヌドを䜿わないずプレむ時間が莫倧に掛かっおしたい、ずきどきの通しプレむすらもしたくなくなるゲヌムなら、そもそも倧元のバランス調敎が䞍適切な可胜性がありたす。 === 守秘矩務ずか === デバッグに限らず、有料゜フトりェア制䜜に参加する人は、仕事で知りえた非公開情報を、けっしお瀟倖やチヌム倖には挏らしおはいけたせん。 仕事における、こういう䌁業秘密などを守る矩務のこずを「守秘矩務」しゅひぎむず蚀いたす。もしゲヌムテスタヌのアルバむトなどをする堎合、守秘矩務の契玄曞などを曞かされるでしょう。圓然、守秘矩務の契玄は守りたしょう。 ゲヌム業界やIT業界に限らず、䞀般の商瀟やメヌカヌや小売業や土建業などでも同様に、業務䞊の䌁業秘密は挏らしおはならないですし、それらの業皮でも自瀟および取匕先の䌁業秘密を守る矩務があっお、その矩務のこずを「守秘矩務」ず蚀いたす。 ずもかく、「守秘矩務」は瀟䌚人の垞識です。 もし守秘矩務に違反するず、たずえば損害賠償などを請求されたり、堎合によっお刑事眰を受けお逮捕される可胜性もありたす。 テスタヌの堎合、「〇〇瀟でテスタヌのバむト経隓がありたす」皋床のこずなら公衚しおも平気でしょう就職掻動にも公衚の必芁な情報なので。ですが「〇〇瀟の△△のゲヌムをテストしたした」△のような具䜓的な䜜品名のある情報は、ゲヌム䌚瀟からの公開蚱可を貰わない限り、守秘矩務により秘密にすべきでしょう。 たしお、「あのゲヌム、実は裏仕様では□□なんだぜ」×的な情報は、絶察に秘密にすべきですもし機密を挏掩したら、損害賠償などを確実に起こされるでしょう。 テスタヌには倚くの人数が必芁なので、そのゲヌムのクレゞット゚ンディングなどで流れるスタッフ䞀芧にはテスタヌ名は茉らない堎合もありたす。クレゞットに名前が茉るテスタヌは、居たずしおもテストチヌムの代衚者など䞀郚でしょう。 ;フリヌゲヌムや同人ゲヌムなど さお、フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどの堎合はどうかずいうず、特に契玄曞などは曞かないですが䜜者も面倒ですので、しかし瀟䌚垞識的に、ゲヌムテストで知りえた裏仕様などの裏情報は、なるべく黙っおおきたしょう。特に有料同人ゲヌムの堎合、有料である以䞊は、もし裏仕様やネタバレなどの挏掩をしたら損害賠償などに発展する可胜性もあるでしょう。 フリヌゲヌムでも垞識的に、裏仕様などは、もしテスト䞭に知っおも、裏仕様を秘密のたたにしたしょう。 なお、フリヌゲヌムでもある皋床の䜜品ならテスタヌは倚人数に䞊るので、クレゞットにはテスタヌは蚘茉されないのが普通です。 === テストプレむは開発段階によっおテスト内容が異なる === 開発圓初は、ゲヌムが意図通りに動いおいるかを確認する目的で、プランナヌやディレクタヌが自ら確認したす<ref>川䞊倧兞 ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、、2018幎11月1日 第1版 第1刷、P.137</ref>。 ゲヌムデザむナヌは、発泚したものが意図どおりに制䜜されおいるかを確認するために、実際に発泚玠材をゲヌムに組み蟌んだ状態のものを自分でプレむしお確認したす<ref>塩川掋介『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、技術評論瀟、2020幎10月3日 第1刷発行、P.50</ref> ==== 解説 ==== 同人ゲヌム皋床の小芏暡な商業ゲヌムや、あるいは高品質なフリヌゲヌムなどのテストプレむをする際、開発䞭の䞭盀くらいの段階でのテストプレむか、それずも発売盎前・ダりンロヌド公開盎前かの段階かで、必芁ずされるテストプレむのノりハりは、倧きく異なりたす。 その理由は、たず倖泚アヌト玠材などの出来䞊がっおくるのが、けっこう埌のほうだからです。 倖泚むラストや音楜などは䜜成に時間が掛かり、たたもしむラストや音楜などのアヌト郚品にミスがあった堎合には修正の手間が倧きくなるので、よっおむラストなどは出来䞊がるのが、かなり開発の埌半になりたす。 逆に、比范的に早い段階で出来䞊がるのは、テキスト郚分です。 このため、開発の埌半になるたで、画像などの玍品埅ちをしおい玠材などのテストプレむは、初期段階のテストプレむでは䞍可胜になりたす。 ラフ画や仮音楜などを初期段階テストプレむでゲヌムに組み蟌むずいう方法もありたすが、しかし開発埌期の本番むけテストの際にも、もう本番甚のむラストや音楜などに眮き換えおから䞀床テストプレむをしなおす必芁がありたす。 こういった事情から、チェックシヌトなどを䜿っおでの、総圓り的な本栌的なテストプレむは、実は開発の埌期になっおからになる事が考えられたす。たた、このため倖泚テストも、埌半の段階からだろうず考えられる。 開発の前期䞭期では、あたり现かくテストプレむをしすぎる必芁はありたせん。開発の前半では、これから仕様がコロコロず倉わるので、開発前半で䞀時的にバグがれロになっおも、これからたた仕様倉曎により、開発前半で確認した堎所にバグがたた発生する可胜性も高いからです。 もちろん、開発前半でもサラっずテストプレむをしたほうが良いのですが、でもサラッずした感じで充分です。ここら蟺の感芚はゲヌム開発チヌムで無いず分からないでしょうから、倖泚はされない確率が高いず思われたす。 さお、開発初期䞭期でのテストプレむの堎合、チェックシヌトなどは党く出来䞊がっおないのでそもそも仕様曞蚭蚈仕様が未確定の可胜性もありうる、なのでテスタトではメヌルなどを䜿っおの文章でのバグ報告のダリトリが倚くなるので、あたりテストプレむダヌを増やすべきではないです。初期段階からテストプレむダヌを増やしすぎるず、メヌル察応が倧倉になりたす。 ==== 開発前期のテストプレむ方法 ==== 開発埌半のチェックシヌトなどを䜿っおのテストプレむは、倖郚サむトなどで元ゲヌム業界の人達がチラホラずノりハりを公開しおくださっおたすので、゜レを参考にしおテストプレむをするず良いでしょう。 ですが、開発前期のテストプレむ方法は、なかなか公開されおたせん。䞀応、任倩堂がれルダなどを䟋に手法を公開しおいる。 開発前期の堎合、そもそもチェックシヌトが無い堎合が普通でしょう。仕様自䜓が今埌の仕様倉曎で倉わる可胜性もありたすのでチェックシヌトを䜜るメリットも薄いです。このような事情もあり、あたり现かくチェックする必芁も無いでしょう。 なので、基本的に、䞀般プレむダヌ目線での「通しプレむ」による通垞のプレむ方法を䞭心にしおのテストプレむをする事になりたす。 さお、同人ゲヌムやフリヌゲヌムなどの堎合、開発初期のテストプレむダヌの人数は、せいぜい45人など䞀ケタ人数になりたす。この皋床の䞀ケタ人数でのテストプレむの堎合、バグ報告などのダリトリは、メヌルで行う堎合が普通でしょう。 こういった開発初期でのテストプレむでもしバグを芋぀けお、これからメヌルでバグ報告をする堎合、バグのあった箇所を報告する際に、さらにどこたでゲヌムを進行させたかを远蚘的に数行おいどで報告するず良いでしょう。 たずえば、 <pre> 第4章の〇〇のシヌンで、䞋蚘のバグを発芋したした。 【バグ内容】 ※ äž­ç•¥ 【远蚘】 第6章たでクリアしたした。第5話の結婚むベントのヒロむン遞択では、花嫁にはビビアンを遞びたした。ビビアンの芋た目で遞びたした。なぜなら金髪ツむンテヌルは正矩だから。ビビアンかわいい。 </pre> みたいにです。 このようにクリアした範囲を報告する理由ずしおは、報告を受ける偎ずしおは、プレむダヌがどこたでプレむしたか、分からないです。 たずえば、党10章のゲヌムで、第4章にバグが特に倚く報告されおいる堎合、はたしおプレむダヌが :第10章たで進んでクリアした䞊で、第4章のバグを倚く報告しおいるのか、 それずも、 :第4章や第5章たでの前半䞭版のステヌゞでプレむダヌが行き詰っおるのか、 ずいった事が、バグ珟象だけの報告では䞍明だからです。 もし、テストプレむダヌが第4章か第5章から先に進めない堎合、䜜者はバランス調敎やヒント远加などずずもに、テストプレむに぀いおも䜜者偎で、テストプレむダヌ偎が未怜蚌が第6章以降をテストプレむする必芁も生じたす。 たた、ゲヌム䞭のフラグ管理に倧きな圱響を䞎えそうな重倧な遞択肢のあるむベントなどでは、どういった遞択を遞んだかも远蚘するず、䜜者偎ず情報共有しやすいでしょう。 たずえば䞊蚘の䟋のゲヌムの「第5章」の花嫁遞択の堎合、たたたたテストプレむダヌが3人いる花嫁候補のうち、ビビアンばかりを遞んだりするかもしれたせん。 なぜなら開発初期䞭期のテストプレむでは、開発埌期でのテストプレむずは違うので、いちいちテストプレむダヌどうしでチェック䜜業を分担したりしたせん。ずいうか、そもそもテストプレむダヌはお互いには連絡したせん。これはゲヌム䜜者や開発チヌム管理者に情報を䞀元的に集䞭させる必芁があるので、テスタヌどうしでの情報共有は自粛するず蚀う偎面もあるからでしょう。䌝蚀ゲヌムみたいな情報劣化を防ぐため、開発初期の小人数テストプレむでは䜜者ず盎接やりずりをするので。 その結果、そのゲヌム䞭に遞択肢むベントのある堎合、別々のテスタヌどうしでも重耇しお同じ遞択肢をたたたた遞ぶ堎合もありたす。 たた、開発埌半のデバッグでは、チェックリストなどを䜜っお、「〇〇月○〇日の時点では、どこにバグが無かったか」ずいうバグの無かった箇所も確認する必芁があるのですが、しかし開発の初期で、いちいちそこたでのチェックシヌトを䜜るのは面倒ですし、開発初期は今埌の仕様倉曎の可胜性も高いのでチェックシヌトを初期からいきなり䜜っおも無駄になる可胜性がありたす。 そこで、他のバグ報告の際に、远蚘的に、ゲヌム内でどこたで進行したかの情報も曞くこずにより、「どこにバグが少ないか」ずいう情報に぀いおを、䜜者は間接的に知るこずが出来るからです。 なお、バグ報告が無い堎合に、いちいちプレむのたびに、「どこにバグが無かったか」のメヌルを送るず、メヌルの量が増えたりしお、読む偎の䜜者も面倒だし、曞く偎のテスタヌも面倒です。 ただし、䞊蚘の方法は、あくたで開発初期䞭期での、さらに少人数せいぜい5人おいどでのテストプレむの堎合です。 ;商業ゲヌムのテストプレむは党くの別 プレステ䜜品や任倩堂ゲヌム機䜜品などの商業ゲヌム䜜品などを䜜る堎合は、もっず倚くのテストプレむダヌが必芁になりたすし、「通しプレむ」だけでなくチェックリストなどを䜜っおのブルドヌザ的な総圓たりの点怜も必芁になっおきたす。 なお、商業ゲヌムの倖泚テストプレむの堎合、いちいち開発メンバヌにメヌルしたせん。なぜなら、普通は開発の埌期に倖泚テストは開始され、この段階になるずテスタヌの人数が倚いこずなどや、すでにバグ報告甚サヌバヌの投皿フォヌムなどが敎っおいるので、そちらサヌバヌ偎の投皿フォヌムのほうに、䌚瀟などで定められた曞匏のずおりに投皿したす。 商業ゲヌムのテストの堎合なら、テストチヌムのリヌダヌなど珟堎リヌダヌ的な人が、テスト党䜓の蚈画を考えお、郚䞋である各テスタたちに指瀺を具䜓的に出したすので、テスタヌはその指瀺に埓っおテストをする事になるでしょう。テスタヌがいちいち、次にテストする内容を考えたりしないず思いたすそれを考えるのは珟堎リヌダヌの仕事だし、各テスタヌに考えさせるず人によっおテスト皋床のバラツキが発生しかねないので、テスト品質を䞀定に保぀ためにあえお珟堎リヌダヌに管理を任せたす。 郚䞋テスタヌは指瀺されたずおりのテストが終わったら、それを珟堎リヌダヌに報告したす。するず珟堎リヌダヌは、党䜓のテスト状況やゲヌム仕様などをもずに、次のテスト内容を郚䞋テスタヌに指瀺したす。 どういった内容が次のテスト内容になるかは状況にもよりたすが、よく指瀺で出されるず蚀われるのは、ただテストが䞍足しおいたりしお遅れおいる箇所の手䌝いずか、そういった箇所のテストの指瀺が出される可胜性が高いず思いたす。 :実は同人ゲヌムなどのβテストでも、テストをボランティアなどで手䌝う堎合、テストが遅れおいる箇所のテストなどを同人ゲヌム䜜者からテスタヌが䟝頌される堎合もありたすが、ハナシがややこしくなるので、ここでは同人ゲヌムの話は省略する。 === 最初から「面癜いバグ」はたず無い === たた、バグは原則、発芋したら、なんらかの修理的な凊眮により盎すべきです。 よく、「面癜いバグは裏技ずしお残す堎合もある」ず蚀われたすが、たずえ最終的に裏技ずしお残す堎合であっおも、ずりあえず発芋者はそのゲヌムの問題点のある挙動を『バグ』ずしお報告し、刀断を担圓者に任せたす。 そしお「バグ」報告を受けた担圓者は、その「バグ」をたずえ裏技ずしお残す堎合であっおも、珟状ではテストプレむダヌ芖点ではバグ的に芋えるわけですから、そのゲヌム䞭の挙動には、なんらかの修正察凊が必芁です。 そもそも、ゲヌム開発序盀では、そのたたでは「面癜いバグ」ずいうのは、ありたせん。 たずえ有名ゲヌムの面癜い仕様の挙動が、バグ由来の珟象でも、そのプログラムコヌドはゲヌムの実装開発䞭に䜕床も修正を受けお改善されおきおいたす。 ぀たり、「改善すれば、面癜くなりそうなバグ」なら、あるかもしれたせん。 バグ報告を受けた担圓者は、そのバグが「改善すれば、面癜くなりそうなバグ」なら、その挙動が䞀般プレむダヌにずっおも面癜くなるように、修正しおいく必芁があるのです。 === 総論 === ゲヌムのデバッグのためには、たずバグを発芋する必芁がありたす。 しかし、すべおの朜圚的なバグを発芋するのは、人員の限りや時間の限りがあり、ほが䞍可胜です。 なので、たず補䜜者は、プレむダヌのよくやる行動をゲヌムプレむで再珟しおみお、そしお遭遇したバグから盎したしょう。 :※ 「仕様曞やチェックシヌトなどをもずに確認しなくおいいの」ず思うかもしれたせんが、想像ですが本栌的な仕様曞・チェックシヌトが䜜成される時期は、ゲヌム開発の䞭期あたりからでしょう。 :なぜかずいうず、仕様曞を䜜成する前にたず、詊䜜品ゲヌム゜フトプロトタむプをある皋床はキリよく遊べるずころたで䜜っおから、その詊䜜品にデバッグをしお倧きなバグや目に぀くバグを朰しおから、通しプレむをするなどしおマトモに遊べるこずを確認しおから、ようやく仕様曞などの曞類を䜜るこずになるからです。仕様曞が無い段階では圓然、チェックシヌトなんおいうモノも無いのです。 :もし「仕様曞」蚭蚈曞があっおも、仕様曞の内容ず、実際の開発版の゜フトのプログラムの内容が異なっおいる堎合も、開発初期などでは考えられたす。開発初期は仕様倉曎をコロコロずするので。ただし開発埌半では、『仕様曞』の゜フト実物の内容ずが䞀臎しおないずマズい。 :詊䜜品プロトタむプずは蚀っおも、バグは早めに盎しおおく必芁がありたす。そのゲヌムが、䞇が䞀にバグが起きおもバグを盎しやすいシステムになっおるかどうかを確認するのも、詊䜜で行うべき確認事項のひず぀です。しかし、詊䜜品ですので、あたり倚くの人員をテストに導入できないので、なので、プレむダヌのよくやる行動で遭遇するバグから先に朰しおいく必芁がありたす。 さお、プレむダヌのよくやる行動を優先する理由は、極端な䟋を挙げるず、䟋えば、もし普通のプレむダのやらない行動をしおみおバグを芋぀けお盎しおも、 たずえば、RPGで、薬草の䜿甚をキャンセルするのを20000回連続で続けるず遭遇するバグがあったずしお、もし補䜜者がそのバグを盎しおも䞀般プレむダヌは気づきたせん。 1960幎代のような叀いコンピュヌタのデバッグ方法ず、珟代のデバッグ方法は違いたす。 ぀たり、パ゜コン黎明期の科孊蚈算のデバッグやファミコン黎明期1980幎代のゲヌムのバグの探査方法ず、珟代の廉䟡or無料のパ゜コン甚ゲヌムのバグの探査方法は、埮劙に違いたす。 アセンブラなどをいじくる必芁のあったテレビゲヌム機の黎明期の時代のバグ発芋の方法は、珟代では、あたり向いおいたせん。 珟代のゲヌムでは、バグ修正は、ネットワヌク通信ゲヌムなら、公開埌にもネット経由でアップデヌト修正するこずもできたす。 たた、有料ゲヌムでも、販売前に䜓隓版などを配垃しおプレむダヌにテストプレむしおもらう事で、プレむダヌの遭遇しやすそうなバグを探せたす。 䞀方もしゲヌムでなく、たずえば自動車甚の組み蟌みプログラムや、あるいは工䜜機械などの組み蟌みプログラム組み蟌みなどのバグ探玢ならば、バグが人呜の死に぀ながりかねないので、たずえば、電源ケヌブルや通信ケヌブルなどの抜き差しをしたりずか䞍安定な状態にしおバグを探したりずか、枩床をあげたり䞋げたりずかたでしたりずか、そういうハヌドりェアずの関連のありそうなバグも様々な方法で培底的に探したす。 しかし、珟代のゲヌム開発では、そこたでしおバグを探す必芁は無いでしょう。 たた、こういったハヌドりェア関連のバグは、メヌカヌやあるいは業務甚の組み蟌み機噚メヌカヌなどが探すべきバグです。 けっしおPC甚ゲヌムメヌカヌの探すべきバグではないです。 もし任倩堂や゜ニヌのような、新発売されたばかりの新ハヌド甚の察応ゲヌムをハヌドメヌカヌやメヌカヌが制䜜しおいるならずもかく、䞭小ゲヌムメヌカヌのような既存のパ゜コン甚の無料ゲヌムや廉䟡ゲヌムなどでは、そこたでしおハヌド関連のバグを探す必芁は無いでしょう。 なお、IT業界においお、デバッグは䞀般的に品質管理QA郚門の仕事です。※ 異業皮の人に説明する際、こう説明しよう。 === 䜕が「バグ」か === ゲヌムにおける「バグ」は、クリア䞍胜などは圓然「バグ」です。 ですが、クリア可胜であっおも、仕様ず違っおいたらバグです。 ==== 仕様ず違えば「バグ」 ==== たずえば、歊噚「鉄の剣」を装備したずき、本来の仕様なら攻撃力が15アップなのに、攻撃力が12しかアップしなかったら、それはバグです。 なので、商業ゲヌムのテスタヌは、仕様曞などを参考に、そういうパラメヌタもひず぀ひず぀、最終的に完成たではにはチェックする必芁がありたす。 ==== ボタン入力埌の状態遷移バグ ==== 兞型的なバグずしおは、連打などボタン操䜜による、状態遷移のミスによるバグがありたす。 けっしお連打そのものが目的ではなく、状態遷移ミスを芋぀けるのが目的ですので、目的を勘違いしないように。なので、連打䞭に十字キヌを入力しおみるずか、そういうふうに色々ず確認したす。 たずえば連打だけでなく、別々のボタンの同時抌しなども、商業ゲヌムでは、よくあるバグ調査手法です。 たずえば :決定: Zボタン :キャンセル:Xボタン などの仕様が決たっおいるなら、ZずXの同時抌しなども確認したす。 ゲヌムの説明曞があれば、操䜜説明などが説明曞に曞いおありたすが、説明曞は鵜吞みにしないようにしたしょう。 あるいは、画面が倉わる途䞭「画面遷移」などに、䜕かのボタンを連打したり、色々ず詊しおみたしょう。 特に、ゲヌム䞭で特殊なキヌ入力むベントがある堎合、そのキヌ入力むベントなどでは、このようなボタン関連の状態遷移バグが倚発しやすいので、芁チェックでしょう。 RPGツクヌルなどの既補品のゲヌム制䜜ツヌルでは、暙準蚭定のUIでは、この手のバグは少ないです。しかしツクヌル䜜品などでも、䜜者の自䜜したUIなどだず、こういうバグも時々ありたすので、テストプレむなどで確認しおみたしょう。぀たり、開発で远加されたばかりの新UIがあったら、テスタヌはたず䞋蚘のモンキヌテストによるテストを詊しおみたしょう。 ;モンキヌテスト なお、キヌパッドやキヌボヌドなどのボタンをデタラメに抌しおも異垞動䜜が起きないかをチェックするこずを「'''モンキヌ テスト'''」ず蚀いたす。猿のように、理解もせずにデタラメに操䜜するからです。 モンキヌテストではデタラメに入力するので、仕様にないボタンも入力する事になりたす。䞊述のようなボタン受付のテストや状態遷移テストなどで、よくモンキヌテストが䜿われたす。 ==== 挢字ミスや誀字脱字 ==== ゲヌム制䜜においお、誀字脱字もバグに分類したす。 たずえば道具「ポヌション」potionが「ボヌション」botionになっおたりずか、そういうのもバグです。日本人のキヌボヌド入力ならありえないミスですが、䞭囜など人件費の安い海倖にプログラミングを発泚しおいるず、䌌た文字をよく間違えたす。なので、文字が正しいかもチェックしたす。 「゚アロ」aeroが「工ア口」こうあろずかになっおたりずか、字䜓の䌌おいる文字どうしは芁泚意です。 誀字どころか、原文自䜓がオカシむ堎合もありたす。 本来なら、たずえば「さあ、行くわよ」ず女性キャラのセリフを曞くべきずころを、 バグでは、助詞の䜿い方は倖囜人には難しいので「わ」ず「よ」が入れ替わっお「さあ、行くよわ」みたいになっおいる堎合もありたす。 他にも「い行くわよ」みたいに、フリガナを勘違いしお前埌に出しおいる堎合もありたす。こういうのも仕事では「バグ」ずしお皮類「誀字」などずしお報告したす。 「気づく」が「気ずく」になっおるような、「づ」ず「ず」の間違いも、海倖系ではチラホラありたす。「貎様の殺気に築かないずでも思ったか」みたいな「きずく」だず倉換に「気づく」が出おこないので、倉換に出おきた「築く」を䜿った誀蚘ずか。 なのでテスタヌの誀字修正のための孊力の芁件ずしお、最䜎でも䞭孊卒業レベルの囜語力は必芁です。もちろん、けっしお偏差倀30の底蟺高校の合栌なんお囜語力では䞍十分です。偏差倀55くらいのそこそこ賢そうな高校に囜語教科だけなら合栌点を取れそうな囜語力ぐらいは、倧人なら習埗しずきたしょう。 こういう仕事は䞀芋、出版業界でいう「校正」や「校閲」の仕事に近そうですが、しかし本圓は、どっちかず蚀うずゲヌムの誀字デバッグは翻蚳家倖囜語→日本語のほうがむメヌゞに近いです。ある皋床、英語の勉匷もしおおきたしょう。䞭孊高校初玚の英語レベルは、身に぀けおおくず䟿利でしょう。 䞖間的には「翻蚳」で説明したほうが分かりやすいでしょうが、業界甚語的にはゲヌムの「日本語ロヌカラむズ」でしょう。たずえ日本䌁業のゲヌム䌚瀟の䜜品でも、なんらかの倧人の事情で、䞭囜などに䞀郚の工皋を倖泚しおいたりする堎合もあるので、テストプレむの際には日本語ロヌカラむズみたいに文章チェックもしお、誀字脱字やカタコトっぜい衚珟などを報告しお修正させたす。 さお䜙談ですが、出版業界の校正・校閲でも、誀字脱字は修正の察象です。日本人の䜜者でも、タむプミスなどで、ずきどき誀字脱字をしたすので。「わがはいははネコである」みたいに、日本人だっお「は」を2回続けるようなタむプミスもする堎合だっおありたす。 ですが、「校正」ず蚀った堎合、老人っぜくお若者には分かりづらい衚珟を珟代颚に蚀い換えさせたりずか時代遅れの衚珟ずか、差別甚語や攟送犁止甚語などが含たれおいるかを芋぀けお修正したりずか、そういうのも含みたすので、誀字修正ずはニュアンスが異なりたす。ちなみに校正や校閲も、PCデヌタではなく実際に印刷物ずしお詊し刷りした状態の印刷物「ゲラ刷り」で、確認をするようです。ドコの業界でも、補品に近い状態でチェックをする傟向があるようようですね。 さお、校正ずいうほどではないですが、誀字脱字の確認のために、囜語蟞兞が必芁になりたす。なので、テスタヌには囜語蟞兞も必芁です。そもそもシナリオラむタヌがシナリオ䜜成術を磚く時点で、囜語蟞兞を掻甚しおいたす。 勉匷法ずしお、普段から暇なずきに囜語蟞兞を読んでおく習慣を提唱するシナリオラむタヌもいるくらいです<ref>『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の぀くりかた』、P.151</ref>。ランダムで、パラパラず空いた時間などに読むずいうものです。䞀方、1ペヌゞ目から読むず挫折するずのこずです。 しかし、テスタヌずしおは、ここで問題があるのですが、囜語蟞兞には口語が党く掲茉されおいたせん。たずえば接続詞「あず」ですら茉っおいたせん。なのでゲヌム䞭の䌚話文で口語を倚甚する事の倚いゲヌムでは、囜語蟞兞は䞍十分です「なので」も茉っおいなかったりしたす。そしお困ったこずに囜語蟞兞の代わりになる『口語蟞兞』ずいうものはありたせん。なので囜語蟞兞の掻甚は、せいぜい名詞の確認ぐらいに留めおおきたしょう。囜語蟞兞には、出版瀟によっおは、どうでもいい䞀過性の流行語が茉っおいるくせに、数十幎前から䜿われおいる口語は茉っおいないなど、ずおもフザケた線集姿勢です。なお「でも」や「だっお」は囜語蟞兞に普通にありたす。 なので、実は海倖の日本語孊習者には、日本の䞭孊校高校で教えられおいるような文法は、疑われおいたす。実際、留孊生や圚日倖囜人のための日本語教科曞を読むず、日本の䞭孊高校で教わったような理論䜓系ずは、たったく異なりたす。 根本的には、珟代日本語は、近代英語のような文法の原理原則を先に決めたアプリオリな蚀語ずは、文法の確立の経緯が倧きく異なりたす。぀たり日本語はけっしおアプリオリな蚀語ではないのです。だから蟞曞や教科曞による日本語孊習には、早いうちで限界が来たす。ですから、垂井しせいの日本語にも耳を傟けたしょう。 デバッグではないですが、そもそもシナリオラむタヌ偎の時点ですでに、曞籍『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の぀くりかた』によるず、ゲヌム䞭での衚瀺文に぀いおは「正しい日本語」を曞く必芁がないずのこずですかぎカッコはwiki偎で远蚘。たずえば、ゲヌムの画面は本ず違いたすので、ゲヌムでは画面䞭に衚瀺される行数を気にしないずいけたせん<ref>『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の぀くりかた』、P.154</ref>。ゲヌム画面には、こういう皮類の制限や芁求事項が他にも倚くありたすので、そういった制限などの䞭で、シナリオラむタヌはプレむダヌにずっおプレむしやすい文章を曞かなければならないからです。 ゲヌム䞭の文章の著䜜ずは、けっしお囜語教垫を目指すこずではないのです<ref>『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の぀くりかた』、P.154</ref>。 ゲヌムずしおの良い文章の䜜り方は、特にルヌルずいったものはないですが、ずもかく、ゲヌムのしやすさに圹立぀文章でなければなりたせん。 {{コラム|シナリオラむタヌは文系職| シナリオラむタヌはなんだかんだで文系の人材の仕事です。 参考文献『ゲヌム䜜りの発想法ず䌁画曞の぀くりかた』では、囜語蟞兞を䜿った勉匷法の䟋ずしお「氎」「おひや」「りォヌタヌ」ずいう単語を䞊げおいたす。 理系では「おひや」なんお単語、䜿う機䌚がないです。 なお、声優も文系だず、よくネットの評論では蚀われたす。脚本・台本を描くシナリオラむタヌが文系であるのだから、その台本を読んで声を吹き蟌む声優も必然的にも文系的に読解力が必芁になりたす。 よくレポヌトの䜜文術などで「起承転結ではなく、結論から曞け」の指南がありたす。しかしシナリオ制䜜では、起承転結を曞かなければならない堎合が倚くありたす。 モチはモチ屋。テスタヌなどの理系的な䜜業者は、文系の領分に螏み蟌たないようにするのが良いかもしれたせん。 もっずも、理系の知識も、たずえばロボットSF物の䜜品などのアドバむザヌずしおは圹立぀堎合もありたすので、けっしお「党く理系知識が圹立たない」ず悲芳する必芁もないです。ですが、消費者の倚くは、別にゲヌムやアニメのロボットSF䜜品には、科孊的な正確さを求めおいたせん。そもそも「SFは、科孊的にはり゜」ずいう根本問題もありたす。たた、ロボットSFファンの客局でも、必ずしもハヌドSFを読みたい人だずは限りたせん。 リアリティずリアルは違いたす。 たずえばアニメのガンダムのファンの倚くが、電子機械゚ンゞニアを目指しお理工孊を勉匷したがっおいるなんお事は、垞識的に到底は考えられないです。 }} {{コラム|海倖翻蚳の実情| なお、倚くの業界で翻蚳の仕事は通垞、翻蚳先の珟地の囜のその蚀語を母語にしおいる珟地人が、最終的に自囜語に翻蚳したす。 たずえば、日本語に翻蚳するなら日本人が最終的に翻蚳したす。同様に、英語に翻蚳するなら、アメリカ出身のアメリカ人が翻蚳するのが普通です。 この慣習はIT業界だけでなく、裁刀などでも同様で、たずえばアメリカで海倖展開しおいる日本䌁業の裁刀は、アメリカ出身で英語を母囜語ずしおいる匁護士が蚎蚟掻動を行いたす。たずえ日本出身の日本人匁護士がどんなに英語に堪胜でも、その日本匁護士はせいぜい、アメリカ匁護士に䟝頌をするたでしかせず、最終的にアメリカの法廷で法廷闘争するのは、日本䌁業や日本人匁護士から䟝頌を受けたアメリカ出身匁護士です。「囜際匁護士」ず蚀う肩曞きの人は、それぞれの囜の珟地の匁護士に䟝頌するのが仕事です。けっしお、囜際匁護士本人が、各囜の法廷で盎接に蚎蚟や匁護を展開するわけではないのです。 よく、挫画やアニメずかだず、日本人の自称「囜際匁護士」がなぜかアメリカの法廷で盎接に蚎蚟しおたりしたすがたずえば実際、1990幎ごろにアニメ映画版『ルパン䞉䞖』の金曜ロヌドショヌのや぀で、ヒロむンの峰䞍二子が匁護士に経歎詐称しお、アメリカで荒皌ぎしおいた、アレはフィクションです90幎代圓時、流行語で「キャリアりヌマン」ずいう甚語が流行しおたので、そのような女性にも䞍二子は倉装できる胜力もあるずいう挔出にすぎない。映像的なテンポを優先しただけの挔出です。けっしお真に受けおはむケマセン。 匁護士の囜際掻動の話はあくたで類䌌䟋ずしおの䞀䟋でしお、ずにかく翻蚳をするのは、珟地の人です。 }} === 䜕が「バグ」ではないか === :・ゲヌムの難易床が、「やさしすぎる」たたは「難しすぎる」などの改善点は、「バグ」ではないです。 :・ゲヌムのここが「぀たらない」たたは「こう改善すれば、もっず面癜くなる」などの改善点は、バグではないです。 「バグ」ずは、明らかなミスだけが「バグ」です。具䜓的には、プログラムの誀動䜜や、挢字の誀字脱字、仕様曞ず実装が異なる堎合など、客芳的に「間違い」ず誰でも刀定できるのがバグです。 ゲヌムが「やさしい」ずか「難しすぎる」ずかは、個人の奜き嫌いや趣味の問題なので、バグではないのです。ただし、難易床調敎のプログラム自䜓にミスがある堎合などは䟋倖。たずえば高難易床モヌドでは本来なら敵の攻撃力が1.5倍になるべき仕様のはずが、プログラム時のキヌボヌド入力ミスで1.2倍になっおいた堎合ずかは、バグである。 難易床の調敎は、テストやデバッグではなく、「バランス調敎」ずいう別の郚眲の担圓業務です。 「バランス調敎」ず「デバッグ」ずの違いは把握したしょう。 === 優先順䜍づけ === ずもかく、ゲヌム産業にかぎらず䞀般のIT業界でも、発芋されたバグは、修正の優先順䜍にもずづいお栌付けをされたす。 医孊における、どの患者から先に治療すべきかずいう抂念である「トリアヌゞ」ずいう医孊甚語になぞらえお、IT業界でもバグの修正察応の優先順䜍priorityの栌付けのこずを倖囜でも「トリアヌゞ」ず蚀いたす。 このこずは、ゲヌム䜜家の偎には「トリアヌゞ」などの甚語の暗蚘は䞍芁ですが、どちらかずいうずプレむダヌのテスト協力者などに考え方を知っおもらう必芁があるでしょう。 もし科孊者が科孊蚈算゜フトりェアで䞖界最先端の開発を目指すのなら、予算が囜から䞎えられる限り奜奇心や興味のおもむくたたに研究しお、「トリアヌゞ」の抂念を無芖するのも可胜かもしれたせん。しかし䞀般のIT産業やゲヌム開発では、予算の制玄が厳しく、人員や蚭備の制玄も厳しく、そうはいかないので、「トリアヌゞ」的な優先順䜍づけが必芁になりたす。 ゲヌム業界でも圓然、このようなバグ修正の緊急性の栌付けは行われおおりたす。参考文献: STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、262ペヌゞ</ref> ;デグレや゚ンバグなどを防ぐには 曞籍『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』によれば、バグを盎すためにプログラムに倉曎を加える堎合でも、なるべく倉曎が少なくなるようにする必芁がありたす。この理由は、プログラムの倉曎により他の郚分でバグが新芏に発生するのを防止するためです<ref>蛭田健叞『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』、翔泳瀟、2016幎4月14日 初版 第1刷 発行、P102</ref>。 なおIT甚語で、「バグを盎そうずしおプログラムをいじったら、修正した぀もりのコヌドの内容が間違っおいお、別のバグを埋め蟌んでしたった」的なミスのこずを、ニュアンスは䞍正確ですがIT甚語では「デグレ」degrade ずか「゚ンバグ」enbug などず蚀いたす。 ;3D-CGで壁CGにキャラCGが、めり蟌む堎合 たた、これずは別に、3D-CGのあるゲヌムなどで、人類のCG技術的な限界により、わずかにだけ人物キャラクタヌが壁などに数センチ皋たずえば指の長さ皋床だけ、めり蟌んだりずか、そういうのは「バグ」ではなく「仕様」ずするのが䞀般的だず蚀われたす。技術的な限界により、少々の画像めり蟌みは、仕方ないのです。 もっずも、通行蚭定ミスなどで壁貫通を出来たりしお向こう偎にキャラが行けおしたっおゲヌムのストヌリヌが倉わっおしたうずか、そういうのは「バグ」扱いですが。 テスト甚語で、ゲヌム䞭の壁のバグなどの「通行蚭定ミス」ずいう蚀葉がありたすが、裏を返せば、壁に぀いおは通行蚭定さえミスしおなければ、少しくらい壁にキャラが めり蟌んだりしおしおいおも、構わないわけです。 === バランス調敎ずの関係 === ==== バランス調敎ずの違い ==== 敵の匷さなどの蚭定のバランス調敎も、デバッグのためのテストプレむも、䞀芋するず䌌おいお、ゲヌムを延々ずプレむしたり、問題点を発芋したら堎合によっおはレポヌトを曞いたりしお開発チヌムずコミュニケヌションする堎合もあるので、䌌おいるかもしれたせん。 ですが、目的が違いたすし、そしお重芁な盞違点ずしお、芁求されるゲヌム内知識が違いたす。 バランス調敎のためのテストプレむダヌには、なるべく、そのゲヌムに詳しくない人のほうが最適です。英語では「ティッシュ テスタヌ」ずか、「フレッシュミヌト」ず蚀いたす。ティッシュずはもちろん、錻をかむチリ玙のティッシュの事です。フレッシュミヌトずは「新鮮な肉」の意味です。 そのため、バランス調敎で開発者は、テストプレむダヌにあえお情報を䌏せたりする事も考えられたす。いっぜう、バランス調敎テストプレむダヌも、あたりそのゲヌムの裏事情を知り過ぎないように気を぀ける必芁がありたす。 ただし、バランス調敎チヌムのリヌダヌだけ、そのゲヌムの裏事情を知っおたりしたすでないず、他郚門ずコミュニケヌションが取れなくなりかねない。 䞀方、デバッグに参加しおいる人のこずを、和補英語で「デバッガヌ」ずいいたす。 デバッガヌは、なるべく、そのゲヌムの裏事情や開発事情などにも粟通し、そしお、そういった知識も動員し぀぀、バグの起きそうな所をテストプレむで探しお、バグを発芋する必芁がありたす。 :※ バグの報告をする人を「テスタヌ」ずいう堎合もありたすが、本wikiではバランス調敎甚のテストプレむダヌずの区別のため、「デバッガヌ」ず呌ぶこずにしたす。たた、バグ報告を受けおプログラムを修正する人だけを限定しお「デバッガヌ」ずいう堎合もありたすが、本曞ではやはりバランス調敎ずの区別のため、バグ報告マンも、バグ修正プログラムのプログラマヌも、たずめお「デバッガヌ」ず呌ぶこずにしたす。 :英語では、デバッガ debugger ずは、゜フトりェアの䞀皮で、デバッグのためにログなどをずる゜フトのこずです。タむプラむタヌが人間ではなく機械なのず同様、英語の debugger は人ではなく゜フトりェアです。 バグの䞭には、そのゲヌムの仕様に粟通しないず気づきづらいバグもありたす。気づきやすいバグずいうのは、たずえば「画面がノむズだらけになる」ずいうバグなら誰でも気づきたす。しかし、そういう分かりやすいバグばかりではないのです。たずえば「あるシヌンでの登堎人物のセリフが埮劙に、前埌の話の流れにあっおない。特殊むベント管理フラグのミスか」みたいなバグも起きうるのです。なので、デバッグ䜜業では仕様をデバッガヌが知る必芁があるのです。 たた、䌌たようなプログラムを䜿っおいる2぀の特殊むベントの片方にバグがあったら、もう片方にもバグがあるず考えるのが自然です。デバッガヌにはそういう論理性が芁求されたす。たた、こういうデバッガヌの論理思考に協力するため、プログラマヌなどもデバッガヌにアルゎリズムの芁点などの情報提䟛を適床にする必芁がありたす。 なお、初心者の芖点のほうが気づきやすいバグもあるのでたずえばチュヌトリアル説明などのバグ、デバッグテスタヌも最初は仕様の知識の無いずころから始めたすが、デバッグ䜜業の進行に応じお仕様制定者プランナヌや䞊長などからデバッグ状況に応じお仕様を随時、教えおもらうこずになったり、仕様曞をもらいたす。 このように、䞊長などは、デバッガヌ系テスタヌに、そのゲヌムの蚭蚈図や仕様の䞀郚を随時に教える堎合もありたす。商業ゲヌムの堎合なら、デバッガヌは最終的には仕様曞そのゲヌムの蚭蚈図を芋ながら、そのゲヌムのすべおの仕様を䞀通りはチェックするこずになりたす。 䞀方、バランス調敎テストプレむダヌでは、逆にそういうヒントは、䞀般プレむダヌずは異なる先入芳を䞎えおしたう結果になっおしたうので、こういうヒントは䞎えおはいけないのです。 デバッグの圓初は、デバッガヌもバランス調敎テストプレむダヌも、知識が少ないずこから始めるので、知識事情が䌌通っおいたすが、次第に芁求されるゲヌム内知識が違っおきたす。 なお、デバッグは、人数が倚いほうが有利です。なるべく、異なった芖点で色々なプレむするほうが、色々なバグを発芋できたす。 バランス調敎はややコツが必芁ですが、それず比范するず、バグを発芋するためのプレむは、比范的にコツが少なめで枈みたす。 なので、もし同人サヌクルなどチヌムでゲヌム補䜜しおいる堎合、なるべくチヌムメンバヌの倚くでデバッグしたほうが、より簡単に芋぀かるでしょう。 ==== バランス調敎されおからテストプレむが望たしい ==== 基本的に、现かいテストプレむを開始するのは、バランス調敎埌です。 文献『ゲヌムプランナヌ入門』によれば、ゲヌム制䜜の流れは基本的に、 :プロトタむプ→アルファ版→ベヌタ版→調敎→デバッグ の流れです<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P18</ref>。 なお、アルファ版ずは、ゲヌムの党䜓像が分かる䞀郚分を、「商品レベル」で䜜るこずです<ref>吉冚賢介『ゲヌムプランナヌ入門』、P17</ref>。 ベヌタ版ずは、䌚瀟によっお意味が倚少違いたすがたずえば『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』ず『ゲヌムプランナ入門』ずで埮劙に違う、おおむね、ずりあえずのゲヌム最初から゚ンディングたでの完成間近をひずずおり遊べる状態のこずです<ref>『ゲヌムデザむンプロフェッショナル』、P170</ref>。 α版などのゲヌムのテストプレむをしおいるず、䜜者がただバランス調敎を終わっおない゚リアが、その゚リアのバグ発芋などのテストもただ終わっおない堎面もありたす。 もしアルファ版の段階でテストプレむに協力しおいるなら、バランス調敎のただ終わっおない゚リアの存圚する堎合、できるだけバランス調敎が終わった゚リアから優先的にテストしたほうが効率的です。 ずいうのも、せっかく仮に、ゲヌム䞭にあるバランス調敎が終わっおない゚リアをテストプレむをしおも、バランス調敎埌にその゚リアにおかしな所が远加されおないかをチェックする二床手間が発生しおしたうからです。 文献『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』の䞭盀では、アルファ版あたりの段階でのテストプレむにも蚀及しおおり、ニュアンスは本wikiのこのセクションず違いたすが、文献ではこの段階でのテストプレむではゲヌム党䜓のクオリティにも気を配る必芁があるず説明しおいたす<ref>蛭田健叞『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』、翔泳瀟、2016幎4月14日 初版 第1刷 発行、P80</ref>。ただし文献では、セクショナリズムに陥らないように他人の担圓範囲も積極的にカバヌしようずいう意味での「党䜓のクオリティ」ずいう衚珟を甚いおいたす。 ;若干の䟋倖 ただし、バランス調敎前のテストプレむにも若干の利点もありたす。䜜者がバランス調敎すら終わっおない、ほが未怜蚌の゚リアなので、もしかしたら倧きなバグがある堎合がありたす。そのような倧バグがあるかないかを知れるのは、情報ずしおは若干の䟡倀がありたす。 ずはいえ、やはり䞊述のように未調敎゚リアのテストプレむは二床手間になっおしたうので、できるならば、なるべくバランス調敎が終わった箇所からテストプレむでチェックしおいくほうが効率的です。 無料ゲヌムならば、もし、なにかの締切などたでに間に合わず、バランス調敎の远い぀かない゚リアが締切日に残っおしたったずしおも、察応ずしおは、単にその未調敎゚リアを䞀時的に封鎖する仕様にしお察凊すればいいだけなのです。そしお埌日のアップデヌトで、バランス調敎の終わった゚リアを公開しおいく仕様に曎新するなどの察応すれば枈むので。 なので、やはり、バランス調敎しおわった゚リアから順番にテストプレむするほうが、二床手間が無くなるので、効率的ではありたす。 === すべおの組み合わせの怜蚌は無理 === たずえばRPGなら、歊噚や防具ずいった装備の組み合わせは、 :もし歊噚剣や槍や斧や杖や匓などが合蚈で100皮類、 :頭防具が合蚈で50皮類カブトや垜子、 :胎ペロむや服が合蚈で50皮類、 だずしたら、組み合わせは装備だけでも合蚈で 100×50×50  250000皮類 25䞇にもなっおしたすいわゆる「組み合わせ発散」。 ぀たり、もしすべおの組み合わせを怜蚌しようずするず、䜜業が指数的に増えおしたいたす。しかし、こんなに倚くの組み合わせを怜蚌するのは個人では無理ですし、無駄です。 デバッグ怜蚌はせいぜい、歊噚なら100皮類の装備をすべお装備しおみお、装備できるキャラクタヌが装備しおも異垞が無いかずか、戊闘で実際に攻撃を芋お以䞊が無いかずか、そういうこずを確認すればいいのです。 同様に、防具のデバッグ怜蚌もそうです。 これなら、装備の怜蚌䜜業は、1005050200皮類なので、倧幅に䜜業が枛りたす。 ぀たり、足し算、加算的に怜蚌すれば、十分です。 実際の垂販のRPGなら、さらに装備の数が倚くなるでしょう。 たた、どのキャラクタヌが装備するかずか、どこの゚リアで装備するかずか、いろいろな組み合わせが実際のプレむにはありたすが、もちろん、そんな怜蚌をすべおするのは無理で無駄です。 䞊蚘の䟋ではRPGの装備システムを䟋にずりたしたが、別にRPGやシミュレヌションゲヌムなどのパラメヌタの倚いゞャンルのゲヌムに限らず、 異なるゞャンルのたずえばアクションゲヌムやアドベンチャヌゲヌムなどのゲヌム内の各皮システムでも同様です。 なのでデバッグは、ゲヌム内の各皮のアむテムやコマンドなどのデバッグなら、せいぜい、ずりあえず、そのアむテムやコマンドなどを遞択したり実行しおも異垞が無いかを1回だけ詊せばいいのです。 そもそも、ゲヌムのシステムは基本的に、プレむダヌごずに異なる倚様なプレむスタむルに察応するために倚くのアむテムやパラメヌタやむベントをゲヌム内郚に持っおいお、そういった組み合わせの意倖性などをシミュレヌトしお楜しむものです。 なので、組み合わせは膚倧になるのが普通なので、党組み合わせの掛け算的な回数の怜蚌は無理です。 テレビゲヌム黎明期の1980幎代なら、装備アむテムの数などが少なかったので、もしかしたら組み合わせをすべお詊すのも可胜だったかもしれたせんが、しかし珟代では、アむテムの数などは膚倧に増えおおり、もう無理です。 なので、プログラマヌ芖点では、もしバグがあっおも、そのゲヌムをクリアできるようにゲヌムを蚭蚈する必芁がありたす。このためにはどうするかずいうず、デバッグの困難な箇所は、そのゲヌムのクリア芁件から倖す、ずいう手法で簡単に出来たす。ずはいえ、むチむチ考える必芁はなく、䞀般のゲヌムのクリア条件は普通、そういうふうになっおいたす。たずえば察戊栌闘ゲヌムなら、敵を打撃しおラむフをれロにたで持っおいけば、途䞭経過は問わないワケです。こういうふうに、クリア芁件さえ満たせば途䞭経過は問わない、ずいうふうにクリア芁件を蚭定すればむむだけです。 たた、珟代の耇雑化したゲヌムでは、ver1.00以降の発衚埌にも、アップデヌト修正が必芁になる可胜性が高いです。なので、ver1.00の発衚前に事前にアップデヌト版の配垃が可胜な環境を敎えおおきたしょう。 さらに、もし有料ゲヌムのアップデヌト配垃の堎合なら、なるべく :有料版゜フトを買った人'''だけ'''に、'''無償で'''アップデヌト適甚ずみの'''フルパッケヌゞ版'''を配垃できるような環境 があるかを事前に環境準備しおおく必芁がありたす「修正パッチだけ無料公開」ずかではなく、すでに修正パッチを適甚した状態でのフルパッケヌゞ版ずいう意味。消費者が有料で賌入しおいるのだから、修正パッチ適甚などの手間を掛けさせない。。 いちおう、差分アップデヌト的な修正パッチ適甚ずいう方法もありたすが、しかしバグが比范的に軜埮な堎合にのみ有効な方法です。バグがもし臎呜的な堎合、差分パッチでは修正が䞍可胜になるこずもありたす。 個人でそういう配垃の環境を構築するのは困難なので、個人の堎合には、ネット䞊のいく぀かの䌁業が゜フトりェア公開・販売環境を提䟛しおいる䌁業がいく぀かあるので、そのサヌビスを利甚するず良いでしょう。 さらに、アップデヌト版の゜フトりェア内郚のシステムでは、過去バヌゞョンの有料ゲヌムから、最新の修正埌バヌゞョンぞのプレむデヌタの匕継ぎをできるようにする必芁がありたすたずえばRPGの堎合、プレむダヌにレベル1の序盀から再開させるワケにはいかない。このデヌタ匕継ぎの工倫は、゜フトりェア販売サヌビス提䟛の䌁業では無理なので。 :なおこのため、セヌブデヌタの構造を倉曎するような修正は䞍可胜か、倧幅に制限がありたす。アップデヌトによるキャラ远加などは可胜ですが、パラメヌタの構造そのものの倉曎などは、リリヌス埌は䞍可胜たたは困難でしょう。ゲヌム䞭のシナリオ進行床合いの保管なども同様、リリヌス埌の倉曎は困難です。 もし、䞊述のようなアップデヌト配垃が䞍可胜な環境にあるのなら、そのゲヌムが個人補䜜のゲヌムの堎合には、無料ゲヌム゜フトにしおおきたしょう。 ゲヌムにかぎらず䞀般に有料゜フトを販売した堎合には、開発元のメヌカヌは「保蚌期間」たたは「アフタヌサヌビス」のような瀟䌚的責任ずしお、発売開始埌から数幎おいどは無償で䞍具合察応などのアップデヌトをすべきずいう瀟䌚的な責任がありたす。 食料品やティッシュペヌパヌのような消耗品でないかぎり、゜フトりェアにかぎらず䞀般の工業補品などでも䌁業は商品の有料での販売においおは、発売開始埌から数幎は、「保蚌期間」などずしお無償たたは䜎䟡栌の䞍具合察応などの瀟䌚的責任が芁求されたす。 無料の゜フトではそこたで保蚌する矩務は無いですが、たあ実務の緎習だず思っお「保蚌期間」的なものも頭の片隅に意識しおおいたほうが無難でしょう。 === ゜ヌスファむルにモニタヌ監芖機胜を入れる === 䞻にアルファ版や新機胜の远加時のテスト方法ですが、 もうひず぀のバグ発芋の方法ずしお、「'''printf デバッグ'''」ず俗にぞく蚀われる手法がありたす。 これは単玔で、printfなどの文字衚瀺をするためのプログラム文で、バグに関連しそうなパラメヌタを画面䞭に衚瀺しお、異垞がないかを監芖する方法です。 ただし Windows のVisual C++ デスクトップアプリの堎合、コン゜ヌル甚の printf では文字衚瀺できないので、 TextOut 文で衚瀺する事になりたす。※ Windows API プログラミングに぀いおは wikibooks『[[Windows API/文字衚瀺の呜什]]』などを参照せよ。 Visual C#でも呜什文は異なりたすが、同様に printf ではなく別の呜什文ですので、それぞれのプログラム蚀語にあわせた文字衚瀺呜什の関数を぀かうこずになりたす。 ゲヌム内のシステム内郚の監芖のためのデバッグ甚メッセヌゞ「珟圚のパラメヌタヌ herosPower は 134 です。」のようなメッセヌゞを衚瀺するモニタヌ的な機胜は、ナヌザヌに公開するゲヌム実行ファむルではなく゜ヌスファむル偎で行うずよいでしょう。 なぜなら、プレむダヌが现かいシステムメッセヌゞを芋おも退屈ですので。 䞀般にゲヌム開発では、䜜者甚の゜ヌスファむルず、プレむダヌ甚のファむルを分けるので、䜜者甚の゜ヌスファむルにデバッグ甚の機胜をいく぀か入れおおく方法もありたす。 ;たずテストプレむしよう アルファ版でもベヌタ版でも、たずバグ発芋のためには、モニタヌ機胜プログラムを曞くよりも先に、たず先に実際にゲヌムを起動しおゲヌムをプレむしおみるこずですいわゆる「テスト プレむ」。テストプレむで挙動のオカシむ郚分があったら、そこで、゜ヌスコヌドで、挙動のおかしい箇所のプログラムの近蟺で、倉数の内容を衚瀺する機胜のあるモニタヌプログラムを自分で曞きたす。 なお、モニタヌプログラムは本wiki本ペヌゞの独自甚語です。ゲヌム業界でどう蚀っおるのか知りたせん。 ;ブレヌクポむントは埌回し なお、WindowsのVisual Studio には、ブレヌクポむントずいう、デバッグ甚にコヌド䞭に匷制停止するポむントを蚭定する機胜があり目的の箇所でコヌドを停止させ、倉数を衚瀺させる機胜がありたすが、しかしこの機胜ブレヌクポむントをいきなり䜿うのは、ゲヌム補䜜では、あたりオススメできないです。 なぜなら、ゲヌムが止たっおしたうので、実際のプレむ䞭でのパラメヌタの倉化が䞍明ですブレヌク時点での倉数の倀しか、分かりたせん。。 ブレヌクポむントを䜿う堎合は、起動そのものの䞍可胜なバグずか、ゲヌムが異垞停止しおいたうようなバグの堎合などの、テストプレむそのものが困難な重節なバグの堎合にだけにしたしょう。 テストプレむが可胜なおいどのバグなら、なるべく実際にゲヌムをテストプレむしお、モニタヌプログラムでバグの性質をさぐったほうが早いです。 ;モニタヌプログラムは最小限にするのがコツ しかし、ただバグの芋぀かっお無い段階で、モニタヌプログラムを入れるのは、オススメできたせん。なぜなら、゜ヌスファむルが芋づらくなるからです。 だからバグが芋぀かっおから、関連しそうな倉数を衚瀺するモニタヌプログラムを曞きたしょう。぀たり、モニタヌプログラムは最䜎限にするのがコツです。 そしお、バグが修正し終わったら、そのモニタヌプログラムのコヌドは、量が倚くなっおきたら堎合は、さっさず゜ヌスコヌドから該圓する倉数のモニタヌプログラムをコメントアりトするなどしお、非衚瀺にしおしたいたしょう。 なんでもかんでもシステム内メッセヌゞを画面に衚瀺したずしおも、メッセヌゞを読みきれないので無理です。 たた、あたり、゜ヌスファむル独自の機胜を远加しすぎるず、䞀般に゜ヌスコヌド自䜓が読みづらくなりたす。 === 兞型的なバグ === ==== 配列のバグ ==== ゲヌムを䜜る堎合、兞型的か぀重倧なバグは、配列に関するバグです。どのゲヌムでも、配列を䜿いたす。 極端な事を蚀うず、配列以倖の倉数名などの䞍䞀臎のバグなどは、Visual C++ で䜜っおいる堎合なら、倉数名のバグはそもそもコンパむルできない堎合が倚いので、コンパむラが自動的に倉数名のバグを発芋しおくれたす。 必然的に、残されたバグは、配列のバグず、あずはゲヌムの仕様に䞀臎しおないずいう類のバグです。 仕様に䞀臎しおいるかどうかは、コンパむラでは発芋できないので、プログラマヌやテスタヌなどが自力でテストプレむによっお発芋する必芁がありたす。 配列のバグでよくあるバグは、䞋蚘のようなプログラムミスが倚いでしょう。 * 兞型䟋 ;宣蚀数よりも番号が倚いバグ 配列で、たずえば <nowiki>hairetu[10]</nowiki> の10個たでしか宣蚀しおないのに <nowiki>hairetu[13]</nowiki> を呌び出すなどのように宣蚀した数以䞊に呌び出したり、よくあるバグです。 ;数え間違え たた、配列の番号は0番から数え始めるので、 <nowiki>hairetu[0]</nowiki> から <nowiki>hairetu[4]</nowiki> たでの5぀しか倀を甚意しおないのに <nowiki>hairetu[5]</nowiki> を呌び出しおフリヌズしたりなど、よくやるミスです。 ==== 音声バグ ==== プログラミングは集䞭力を䜿うので音声をオフにしおプログラミングする堎合もありたす。 ツクヌルやりディタなどで制䜜ツヌルで開発しおいる堎合はそこたで集䞭力が無くおも䜕ずかなりたすが、 しかしC++などプログラミング蚀語で開発しおいる堎合、かなり集䞭力を芁したす。 よっお、このような堎合、プログラマヌ偎でのテストプレむ時に音声をオフにしおいる堎合がありたす。 だからテスタヌずしおは、こういう事情も芋越しお、音声を聞きながらテストプレむする必芁がありたす。 特にゲヌム䞭で1回しか起こらない特殊むベントなどは、そのプログラムを特泚的にプログラマヌが䜜っおいるので、 バグが混入しやすくなりたす。 たずえば、テスタヌ䟝頌を受けたRPGで特殊むベント「封印の壁の砎壊」ずいうのがあったずしお、仕様では、 :貎重品アむテム「魔法の爆匟」が、 :堎所「封印の壁」のすぐ前で䜿うず「ドッカヌン」ず音声ずずもに1回だけ爆発しお、 :壁が厩れお通行可胜になる、 ずいう仕様だずしたしょう。 この際、バグで「ドッカヌン、ドッカヌン、ドッカン、ドッカヌン以䞋略」ず1個しかないのに䜕発も爆発する音声が流れ続けるバグなど、 ありがちです。 あるいは、最初にこの「封印の壁の砎壊」むベントを実装したバヌゞョンでは䜕事もなく正垞でも、その埌のプログラム改修によっお䞍敎合が起きお、この郚分にバグが起きたずしおも、プログラマヌ偎のテストプレむではたびたび、こういう音声バグは芋萜ずされたす集䞭力のため音声オフにしおいる堎合が倚いので。 だからテスタヌ専門ずしお掻動しおいる堎合は、必ず音声を聞きながらテストプレむしたしょう。 === バグの発芋埌の原因調査の方法 === バグそのものの有無は、テストプレむによっお発芋できたす。 ですが、そのバグを匕きおこしおいる原因の探査は、テストプレむだけでは䞍可胜です。 こういったミスを発芋する方法も、䞊述のように、printfデバッグ的にモニタヌプログラムを曞くこずでパラメヌタの動向を远う事で、バグのありかを限定しおいきたす。 正垞な倀の数倀がprintfデバッグの画面に衚瀺されおいる堎所にはバグがないので、぀たり、ただ確認されおない残りの堎所にバグが朜んでいたす。 そしお、䞊蚘printfデバッグのような方法でテストプレむ䞭にモニタリングし぀぀、バグ発生箇所の呚囲でテストプレむを色々なパタヌンで詊しおいくこずにより、バグの発生原因などを絞り蟌んでいきたす。 なお、通しプレむは、このプログラミング段階でのデバッグでは通しプレむは䞍芁です。この堎合、すでにバグの発生箇所は限定されお分かっいるので、䞊述のように局所的なチェックによるテストプレむをしおいきたす。 そしお、バグ原因を突き止められおコヌドが修正し終わったら、コヌドの修正埌に再床、局所的なテストプレむで䜕皮類かの行動パタヌンでチェックしたす。ここでは、テストプレむは䞍芁です。通しプレむは埌でたずめお行う。 䞀぀のゲヌム開発に぀き、バグ発生箇所は䜕十個や䜕癟個も存圚しおおり個数が倚いので、通しプレむは 埌で たずめお 行いたすので、この段階ではただ通しプレむは行いたせん。 === 共通䜜業の自動化・省略化  === 文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』塩川掋介 著では、「調敎」の説明ですが、「手動で毎回行っおいる繰り返し䜜業を、あらかじめ登録した䞀連の凊理ずしお自動的に実行するプログラム」を䜜っおおくず、調敎が効率的だず、塩川氏は述べおいたす<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P.159</ref>。 塩川氏の意芋ではないですが、開発䞭ゲヌムのプログラマヌによるデバッグでもこのような繰り返しの堎面はよくありたす。 たずえば、所持アむテム数がなぜか8品8皮類のアむテムを持っおいるずするある堎合にだけ画面がフリヌズするバグがあったずしお、 そのゲヌムの初期状態では所持アむテムは0品アむテムがない状態だずしたしょう。 プログラム修正は、けっしお䞀床で修正できるこずはたずないので、五回や十回ずか、䜕床もテストしお、修正できおいるか確認するこずになりたす。 この堎合、プログラム修正䜜業䞭のテストを䜕回もするたびに、いちいちアむテムを0から開始しお8品目たで買い揃えたり、そのために敵を倒しおゎヌルドを皌ぐのは、面倒です。 だから最初から、アむテム8品をもった状態のデヌタをゲヌム䞭に䜜っおおきたしょう。そうすれば、テストが効率的です。芁するに、テスト䜜業䞭に䜕床も繰り返す工皋の自動化です。 すでにバグがあるず分かっおいる箇所や、通垞プレむだずテストしたい状態の準備に著しく時間が掛かる郚分などたずえばゲヌム埌半の状態や、やたらず長いダンゞョンの出口の盎前たたは盎埌の状態など、あらかじめその盎前の状態にワヌプできるシステムがあるず、テストが効率的です。経隓倀やゎヌルドをためるのも時間が掛かるので、䜕らかの方法でプログラマヌ偎では䜜業をカットできるようにしお、぀たり既に䞻人公が高レベルで匷い状態に蚭定倉曎できるなど、そういう機胜が必芁になるでしょう。 ゲヌムのオリゞナルの初期倀デヌタを曞き換えるず他のバグを起こしお怖いので、デバッグルヌムにそういう機胜を導入するなどしお、けっしおオリゞナルデヌタずは混圚しないようにする必芁がありたす。䞊手く自動化をしおください。 こういうデバッグ機胜を䜿ったテストが、プログラマヌ偎による局所的チェックのひず぀になるでしょう。 ゲヌム開発初期のデバッグでは、そこたでする必芁はないでしょうが、しかしゲヌムの完成床がだんだん䞊がっおいくに぀れ、次第にそういう自動化の必芁性が出おきたす。 たた、こういう蚭定準備の自動化の機胜は、バグ修正テストだけでなくバランス調敎にも掻甚できるので、こういった機胜があるず䞀石二鳥です。ずいうか、もずもず文献『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』では、バランス調敎のための機胜ずしお玹介されおいるくらいです。 === デバッグルヌムなど === ==== デバッグルヌムずは ==== ゲヌム内でめったに起きないむベントなどのデバッグは、通垞のプレむ方法では、めったに遭遇しないために発芋が困難になりたす。 たずえば、ゲヌム内でくじ匕きがあり、1000分の1で倧圓たりが出るずしたしょう。※ 説明の単玔化のために、極端に確率を䜎くしおいる。実際のゲヌム補䜜では、䜎すぎる確率は避けたほうがデバッグしやすく安党である。 通垞のプレむでは、このくじ匕きを1回だけしか出来ないずしたしょう。 このようなむベントのデバッグ怜蚌の堎合、「倧圓たり」にバグがないかは、デバッグ甚に、ゲヌム䜜者だけ、くじびきを䜕癟回も続けおチャレンゞできるようにしたりずか、あるいは、ゲヌム䜜者だけ、くじ匕きの結果を操䜜できるようにしお匷制的に「倧圓たり」が出たりするようにするずか、 そういう䜜者だけの特殊システムが必芁になりたす。䞀般プレむダヌには、デバッグルヌムには入れないように、察策する必芁がありたす。 たずえばファミコン版のドラク゚2やドラク゚3には、「死のオルゎヌル」ずいう、䜿甚するずパヌティが党滅するずいう謎のバグアむテムがあり、普通のプレむでは絶察に入手できたせんバグ技などを䜿う必芁がある。おそらく「死のオルゎヌル」はデバッグ甚のアむテムだろうず思われおいたす。 これがもし「党滅スむッチ」ずか「党滅ボタン」ずかだったら、なんか機械的で、ドラク゚の䞭䞖西掋ファンタゞヌの䞖界芳に雰囲気に合いたせん。もしバグでプレむダヌに「党滅スむッチ」が芋぀かったら、プレむダヌの抱いおいた䞖界芳のむメヌゞが厩れたす。 でも「死のオルゎヌル」なら、もし䞇が䞀、プレむダヌが発芋しおも、「オルゎヌル」ずいう䞭䞖からある楜噚の名前なので、なんずかゎマかせたす。 このような、デバッグ甚の䜜者専甚システムのこずを、俗にゲヌム業界では「デバッグルヌム」ずか「デバッグモヌド」ずかいいたす。デバッグルヌムずは「デバッグの郚屋」ずいう意味です。䜜品によっおは、実際にゲヌム内に「デバッグルヌム」ずいう゚リア、ステヌゞを甚意する堎合もありたす。 この機胜を䜜者が䜿うこずを「デバッグルヌムに入る」ずか「デバッグモヌドをオンONにする」いいたす。 名前こそ「デバッグルヌム」や「デバッグモヌド」などずいうものの、しかし、その堎所ではバグそのものの退治・修正はしないですし、そもそも、ゲヌム起動䞭にバグ修正は䞍可胜です。 最終的にバグを修正するには、ゲヌムをシャットダりンさせおから゜ヌスコヌドを開発ツヌルなどで盎す必芁がありたす。 「デバッグルヌム」ずは、単にゲヌム内でバグ探しの䜜業をしやすいように、プレむダヌキャラクタヌを匷化したり、あるいは敵を匱䜓化させるなどの環境を調敎するだけなのが、デバッグルヌムです<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、264ペヌゞ</ref>。 背景ずしお、基本的にはプレむダヌキャラクタヌが匷めのほうが、ゲヌム内䞖界をいろいろず探怜しやすいのでバグは発芋しやすくなりたす。 なぜならゲヌムでは、たずえばRPGでゲヌム終盀の匷敵を倒したずきに発生するバグなどは、䞻人公がゲヌム序盀の匱いキャラクタヌの状態では無理です。䞀方、ゲヌム序盀の匱い敵に䞻人公が負けるなら、単に油断したり無防備になればいいだけなので、䞻人公は匷いたたでもデバッグ可胜です。 「倧は小を兌ねる」ずいいたすが、ゲヌム内では匷めのキャラは匱めのキャラを兌ねたす。 しかし、その逆は困難です。 なので、たずえ、デバッグ甚の機胜の名前に「デバッグルヌム」などの名前が぀いおいなくおも、もし裏技や隠しアむテムなどでプレむダヌを匷化するものがあれば、実質的にデバッグモヌドでしょう。 たた、ゲヌムクリア埌に、初回プレむよりも匷い状態でニュヌゲヌムを出来る機胜があればいわゆる「匷くおニュヌゲヌム」これも実質的にデバッグ機胜ずしお掻甚できたす。ゲヌム序盀前半のむベントに朜むバグなどを探すには、「匷くおニュヌゲヌム」のような機胜があれば䟿利でしょう。 プレむダヌによっおは、「デバッグ」などのIT甚語を嫌がる人もいるので、そういうのに気を぀ける必芁もありたす。 たた、ゲヌムのゞャンルによっお、近未来SFファンタゞヌやSFアクションなどでは、ゲヌム䞭のシナリオにもIT甚語が出おくるので、そういうのず区別するために「裏技」などの蚀い換えをしたほうがいいかもしれたせん。 ==== デバッグルヌムの建築 ==== さお、デバッグルヌムを建築する際は、なるべく、既にそのゲヌム内にあるシステムを流甚したす。なるべく、䞀般プレむダヌにも公開されおいる機胜を組み合わせおルヌムを䜜る必芁がありたす。そうしないず、デバッグルヌム独自機胜の怜蚌の手間が増えおしたうので、かえっお、メンドりになっおしたいたす。 デバッグルヌムの䞭では、普通のプレむダヌが操䜜できないものを操䜜できるようにしたす。たずえば、RPGなら、プレむダヌキャラのレベルをある皋床の䞊昇させたり䞋げたりずか、䞻人公の入手しおいる歊噚や防具ある皋床の範囲でを操䜜したりずかの機胜が必芁ですけっしお、完党に数倀をピッタリ調敎する必芁はないです。最終目的はあくたでバグ発芋です。けっしお数倀をピッタリず調敎するこずは目的ではないです。 RPGなら、たずえば、匷めの歊噚や防具をいく぀かデバッグルヌム内においおおいたりずか、あるいは、通垞プレむでは商店では非売品の歊噚・防具をデバッグルヌム内では有料ゲヌム内の通貚だが販売しおおくずかすれば、䞇が䞀、䞀般プレむダヌがデバッグルヌム内に進入しおしたっおも安党です。 あるいは、デバッグルヌム内に、経隓倀アップや、レベルアップなどのアむテムずかをいく぀か眮いおおくず、レベル䞊げの手間が枛りたす。 このようにデバッグルヌム内に匷化システムを配眮しおおくず、ゲヌム埌半のむベントなどの怜蚌も、ラクになりたすキャラクタヌの育成などに掛かる時間などが短くなるので。 くじ匕きの「倧圓たり」などのむベントをデバッグ怜蚌で容易にしたいなら、デバッグルヌム内に、たずえば「幞運のお守り」のような感じのアむテムを眮いおおいお、それを装備するず、ゲヌム内のくじ匕きなどの倧圓たりの確率が100になるずか50になるずかの機胜を぀けおおいお、そういうふうなアむテムを䜜っおおけば、くじ匕きなどの怜蚌がラクになりたす。 さお、䞀般プレむダヌには、デバッグルヌムには入れないように、察策する必芁がありたす。 たず、デバッグフラグをオフにしたす。デバッグフラグがオンの状態でないずデバッグモヌド起動しないようにプログラムしたす。 しかし、それだけでなく、さらなる安党策が必芁です。 たずえば、䜜者のファむルにだけ、デバッグルヌムに入れるアむテム「デバッグルヌムの鍵」などずかを、そのたたの名前だず䞇が䞀プレむダヌ偎にバレるず䞖界芳が壊れるので、なんかファンタゞヌっぜい名前に倉えるなどしお䜜者デヌタに蚭眮するずかしお、実装したす。䞀般プレむダヌに配垃するゲヌムデヌタには、デバッグルヌムの鍵などを䞎えないようにしたす。デバッグルヌムの堎所は、ゲヌム内の䞭盀や埌半に隠しお立おおおくず安党です。 あるいは隠すのではなく正匏な公開機胜ずしお、ゲヌムクリアしたプレむダヌに、デバッグルヌムの䞀郚を開攟するなどする方法もありたす。こうするず、あたり気にやたなくおも枈みたす。 たたは、ゲヌム開始のオヌプニング画面䞭に、画面には衚瀺されおないが実はパスワヌド入力を受け付けしおいる状態を起動させおおいお、パスワヌドが正しければデバッグモヌドがオンになった状態でゲヌムを開始できるようにするずか、そういう方法もありたす。パスワヌドの受付をしおいるのを、プレむダヌには芋せないようにしたす。 アクションゲヌムなど、あたりRPGのようなアむテム配垃をしづらいようなシステムの堎合は、この裏技のような方法のほうが䟿利でしょう。 裏技システムの堎合、もし䞀般のプレむダヌがたたたたデバッグルヌム甚パスワヌドず同じキヌ配列を入力しないように、パスワヌドは十分に耇雑にしおおくずかの工倫が必芁です。䞇が䞀、パスワヌドを運よく䞀般プレむダヌが知らずに偶然に入力しおしたっおゲヌムを開始した堎合でも、プレむダヌがゲヌムプレむを楜しめるように、「これは裏技モヌドです」ずかずでも冒頭で玹介しおおいお、プレむダヌキャラクタヌの匷さを通垞モヌドず比べおやや匷めに倉曎するくらいの蚭定にしずきたしょう。 1980幎代のファミコンなどの垂販ゲヌムで、こういう「裏技」うらわざがよくありたす。おそらく、その゜フト開発者がデバッグ甚に残した機胜だったのでしょう。 {{コラム|プログラマヌの小郚屋づくり| 実は、Visual C++ などのプログラミングでRPGを䜜るずき、 おそらく最初に䜜るこずになるだろうマップが、 プログラマヌが䜜成コヌドのデバッグ甚にいろいろずキャラクタヌを操䜜するための、デバッグルヌム的な小郚屋です。 たずえば、その郚屋の䞭に、䜍眮固定のモンスタヌがいたり戊闘チェック甚、歊噚防具屋や宿屋があったり買物チェックおよび党回埩チェック、村人Aがいたり䌚話むベントチェック、冒険者の酒堎の受付嬢がいたりパヌティ線成チェック、ずかです。 なぜモンスタヌず冒険者酒堎の受付嬢が同じ堎所にいるのか、ストヌリヌ的には意味䞍明ですが、しかしプログラマヌが動䜜確認する目的ならば䜕の問題もありたせん。 だっお、たずえば戊闘のコヌドのテストをするのに、いちいちオヌプニングむベントずかを2分間も芋たあずに王宮から城䞋町を通っお掞窟に行くのを、テストのたびに繰り返すの、ずおも面倒じゃないですか。 あず、本線マップずか考えるのも面倒くさいです。 ツクヌルやりディタだけでゲヌム制䜜しおいるず気づきたせんが、たあこういうプログラマヌのための小郚屋づくりゲヌム業界で䜕ずいうのか知りたせんが、C蚀語などでのRPG制䜜にはありたす。 さお、仮にプログラマヌがデバッグ抜きでゲヌム本線をずりあえず䞀通り䜜り終えたずしたす。 これからデバッグのために䞊蚘のプログラマヌ郚屋ではなくデバッグルヌムを䜜る際、よくよく考えたられロからデバッグルヌムを䜜る必芁はなく、以前に䜜ったプログラマヌ郚屋を流甚するだけで枈みたす。 たずえばいきなりレベル99ずかにしたいなら、 すでにプログラマヌ郚屋のほうで、どうせ戊闘デバッグ甚に固定モンスタヌ出珟むベントずか䜜っおるので、そこに経隓倀999999999999ずかでHP1ずかHPれロの匱いザコ敵でも眮いずけば枈みたす。 あるいは、䞻人公がLv1の状態で最匷歊噚たずえば゚クスカリバヌをいきなりゲットしたい堎合でも、どうせプログラマヌ郚屋のほうに宝箱ずかあるんだから、その宝箱に゚クスカリバヌ1本を入れずけば枈みたす。 ずおも楜チンです。 }} === 個別チェックず通しプレむ === ==== たずは個別チェック・局所チェック ==== ===== 総論 ===== ゲヌムで新しい機胜を远加した堎合、たずえばデバッグモヌドなどの機胜を䜿ったりしおでもいいので、 たず、その远加したばかりの機胜が実際に動䜜しおいるかを、デバッグモヌドでいいのでプログラマヌ自䜓がチェックしたす。 もし集団䜜業なら、これはプログラマヌ本人がたず率先しお、ある皋床は自分たちでデバッグモヌドによるチェックをやる必芁があるでしょう。いちいち他の郚眲に䜜業を回すず、かえっお時間が掛かっおしたう。 たた、集団䜜業でなく個人補䜜でも、たずデバッグモヌドでも䜕でもいいので、远加したばかりの機胜をチェックしたす。この個別チェックずいうか局所的なチェックでは、けっしおバランス調敎などをする必芁は無いです。 個別チェック・局所チェックず、バランス調敎ずは、目的が異なりたす。個別チェック・局所チェックでは、単に、デバッグモヌドなどで、その項目だけをチェックしたす。 もしデバッグモヌドの機胜が無いゲヌムの堎合や、補品に近くデバッグモヌド䞍搭茉のバヌゞョンの堎合には、デバッガヌは、なるべくデバッグモヌド利甚時に近いプレむ方法で、個別にチェックしおいきたす。 ===== 異業皮ずの関連 ===== ゜フトりェア業界だず、個々の郚品ごずにチェックするこずを「単䜓テスト」ずいいたす。䞀方、党䜓的に組みたおおみおチェックするこずを「ビッグバンテスト」ず蚀いたす。 {{コラム|䞡立するには、ずりあえず「亀互」| 「亀互」に関する䜙談だが、週刊少幎ゞャンプに20082010幎連茉しおいた『ヘタッピマンガ研究所R』たたはゞャンプ䞭のその関連蚘事では、 読者などからの盞談・質問などの 「どうやったら立䜓感もあっおデフォルメもされた絵を䞊手く描けたすか」 ずいう問いに察し、回答者の挫画家・村田雄介は、おおむね「亀互に、写真の粟密暡写ず、マンガ絵のデフォルメの緎習を、僕はしおきたした」ずいったような感じの回答を蚀いたした。 私たちのゲヌム甚の教蚓ずしおこの考えをアレンゞするなら、初めお挑む分野でスケゞュヌルの配分やらの䜕やらの良く分からない仕事は勉匷や、ずりあえず「亀互」にすればいいのです。あれこれ理屈ばかり悩む前に、さっさず亀互に実行を始めれば枈みたす。 なおこの挫画家の村田氏は、子䟛時代にカプコンのゲヌム『ロックマン』の敵ロボの募集䌁画に応募したハガキが採甚される「ダストマン」が採甚されたぐらいにはゲヌムキャラのデザむンの実瞟ある実力者でもありたす。 写実緎習぀いでに別の䜙談を話すず、同じ20082010幎ごろ、たしか少幎ゞャンプあたりの雑誌で、か぀おボボボヌボ・ボヌボボの連茉しおた若手圓時の挫画家ず、ハンタヌハンタヌの挫画家ずの察談で、 :若手が「自分はデッサン緎習する前に挫画家デビュヌしおしたいたしたが、どういう緎習したらデッサン力぀きたすか」ずいう内容の問いに察し、 :ハンタヌハンタヌ䜜者は「マヌル瀟のポヌズカタログ集※wiki远蚘: ずいうヌヌドポヌズ集があるを暡写するのが、おすすめだよ。あれやるだけで、僕ぐらいのマンガ絵に必芁な皋床のデッサン力なら、かなり近づく」ずいうような感じのこずを蚀いたした。 そういう矎術甚の専門のヌヌドポヌズ集があるのです。パンツ䞀䞁のモデルの男女をそれぞれ別に、正面カメラ、暪カメラ、斜めカメラで撮圱した写真集があるのです。 だからいちいち、゚ロ本を賌入する必芁はありたせん。倧䜓、゚ロ本なんお掲茉ポヌズが片寄っおいたす。たあ圓然です。ポヌズ集ではないのですから。 ゚ロ本は、䞍自然に腰をくねらせおいたり、腹をひっこめおいたり、腕を寄せお乳房を抱えおいたり、ポヌズが片寄っおいたす。 しかしデッサン緎習では、たずはモデルが普通に力を抜いお起立しお立っおたり、あるいは普通に正座しおたり䜓育ずわりしおたり、そういうポヌズが必芁なのです。そういう基本のポヌズ集を暡写しお人䜓の比率を頭に叩き蟌むのが、挫画業界的な写実デッサン緎習です。 ゚ロ本などが必芁なのは、゚ロマンガを描くずきです。だから゚ロ挫画家の江川達也は、少なくずも90幎代はAVアダルトビデオマニアで有名です。江川のGOLDEN BOY のOVA版でも、最終話のアニメ䌚瀟勀務回では、䜜䞭のアニメヌタヌが江川䜜品のアニメ補䜜でぱロ本を参考にしおたす、ずメタ発蚀しおいたす。 }} 重芁なのは、ゲヌム開発のデバッグにおいおも、実際に「通しプレむ」ずいうビッグバンテストが必芁だずいう事です。「ビッグバンテスト」ずいう名称の知識は、割ずどうでもいいです知識の無いよりかは、あるに越した事はありたせんが・・・。 本曞は補造業ではなくゲヌム開発の教科曞なので、これ以䞊の補造業でのチェック方法ぞの深入りを避けたす。 挔劇の䞖界でも、「通し皜叀」ずおしけいこ、英dress rehearsal ドレスリハヌサル、ゲネプロず蚀っお、劇の最初から最埌たで実際に圹者党員で、舞台装眮も本番ず同じものを可胜なかぎり䜿っお挔技するこずで、シナリオや挔出などに問題点がないこずを確認したす<ref>杉山玔じ 監修『郚掻でスキルアップ 挔劇郚 掻躍のポむント 増補改蚂版』、メむツ出版、2023幎5月15日 第1版・第1刷発行、P.113</ref>。高校生向けの挔劇郚の本にそう曞いおありたした。こういう確認䜜業の出来ない人は高校生以䞋なので、反省しおください。 なお、アニメ業界でも、1990幎代くらいたでは、アニメ業界での分業による生産システムを説明するのに、自動車産業などでの分業になぞらえおアニメの分業を説明したりする説明手法がよく行われおいたした。 デバッグではないですが、バランス調敎や各皮の挔出・シナリオなどの面癜さの確認でも、実際に通しプレむで確認する必芁がありたす。商業ゲヌムでも、任倩堂が『れルダの䌝説 時のオカリナ』では、瀟員300人で通しプレむで最初から最埌たで実際にプレむしお確認したずいう手法でチェックしおいるずいうノりハりを公開しおいたす<ref>[https://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/zelda/4#i-2 『たず2Dゲヌムで開発、瀟員300人で1週間遊ぶ!? 新䜜れルダ、任倩堂の驚愕の開発手法に迫る。「時オカ」䌁画曞も公開 【ゲヌムの䌁画曞任倩堂・青沌英二×スク゚ニ・藀柀仁】』 2017幎3月2日 12:03 ] 2020幎12月1日に確認. </ref>。 ネットのバむト玹介蚘事などだず、こういう瀟員での通しプレむによるチェックなどは玹介されたせんが、順序的には、チェックシヌトによる现かいチェックよりも、たず通しプレむチェックのほうが先です。 任倩堂の堎合も、デバッグを開発初期ず終盀ずで別々の方法に分けお、開発序盀からデバッグしおいたす。[https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1078888.html 岩泉茂『【CEDEC2017】「れルダの䌝説」䜜成を裏から支えた゚ンゞニアたち 倧芏暡プロゞェクトをいかに効率的に乗り切るか』 、2017幎9月4日 07:00]。 開発初期のデバッグでは、ゲヌムの面癜さに関わる郚分のデバッグを優先的に修正しおいきたす。開発終盀では、補品化やリリヌスなどにむけお、今たで埌回しにしおいた现かいバグも修正しおいきたす。 倧芏暡なゲヌム開発になるず、開発初期からデバッグしないず、発売日・リリヌス予定日・公開日たでに間に合いたせん。 しかし開発初期ではただ党䜓像が出来おいないので、ゲヌムの土台の面癜さが確認できたあずには、先にゲヌムの党䜓像を现郚はいいので䜜らせるこずを優先したす。これは任倩堂だけでなく、女神転生シリヌズのアトラスも類䌌の開発手法をずっおいたす。アトラス瀟では「ゲヌム党䜓に血を回さなければならない」ずいう栌蚀がありたす<ref>[https://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/191030a/2 『【ゲヌムの䌁画曞】『ペル゜ナ3』を築き䞊げたのは反骚心ずリスペクトだった。赀い䌁画曞のもずに集った“愚連隊”がシリヌズを生たれ倉わらせるたで【橋野桂むンタビュヌ】』2019幎10月30日 11:30] 2020幎12月1日に閲芧しお確認.</ref>。 このように、実際にゲヌム党䜓をゲヌム序盀から゚ンディングたで䞀通り䜜っおみないず分からないので、たずは先に゚ンディングたで䜜りたす。そのあず、现かい䜜りこみやデバッグなどの现郚を仕䞊げおいきたす。 たずめるず、順序ずしおは、 ゲヌムの土台の面癜さ確認2Dなど単玔なものでよい → ゲヌム党䜓を䜜る → ゲヌムの゚ンディングたでのずりあえずの完成埌、现郚の䜜りこみ のように、段階が分かれおいきたす。 なので、それぞれの段階に適しお調敎方法なりデバッグ等の方法を倉えおいきたす。 たた、瀟内デバッグでは、テスタヌ専門のヒト以倖にも、各皮のアヌティストやプログラマヌなどもテストプレむに参加したしが、圌らは本業のアヌト玠材制䜜ゲヌムに組み蟌みためのむラスト玠材、音楜玠材などの制䜜で忙しいので、バグ報告埌の次バヌゞョンでの修正チェック確認などはテスタヌが受け持ちたす任倩堂がそうしおいたす。 ===== 各論 ===== ;党装備品の装備、党アむテムの䜿甚など たずえば、RPGの装備品のシステムが正垞に動䜜しおいるかどうかを確認するためなら、ずりあえず、すべおの装備品をいったん装備および装備解陀しおみる、ずいうような䜜業をしたす。 これは、䞀般プレむダヌがゲヌムを楜しむ方法ずは、異なりたす。 ですが、デバッガヌは、こうしお確認をしおいきたす。 たずえばRPGなら他にも、すべおの道具をずりあえず最䜎1回ず぀は䜿っおみるずか、 到達可胜なマップチップには、すべおのマップチップの䞊を歩いおみるずか、そういう事をしたす。 ずはいえ、これらは普通のゲヌムプレむでも、プレむダヌによっおは、アむテム効果確認や隠し゚リア探玢などのために、よくやる事でもありたすので、これはただ楜しいほうです。 ;通行止めの確認 さらに商業ゲヌムでは、たずえば、壁かべの通行䞍胜の凊理が、本圓に壁ずしお行き止たりになっおいるかずか、通行止めであるかずか、そういう行き止たりチェックみたいな事も、したす。 なお、この、本来なら行き止たりであるべきの壁が通れるバグのこずを通称「壁抜けバグ」ず蚀いたす。壁以倖の海ずかガケずかの行き止たりも含めお䞀般的な蚀い方をするず、「通行぀うこう刀定バグ」たたは「通行蚭定バグ」などず蚀いたす。 なお、「進行しんこう䞍胜バグ」は、これずは意味が異なりたす。「進行䞍胜バグ」ずは、ゲヌムのストヌリを進められなくバグのこずです。 デバッグテストプレむでツラむ事の䞀぀は、この「通行぀うこう蚭定バグ」の有無のチェック、぀たり行き止たりチェックでしょう。 もし、スヌファミ颚のドラク゚・ファむファン的なゲヌムのようにマップがマス目で䜜られおいる2D-RPGの堎合、デバッグ仕事でなら、すべおの壁マスの通行蚭定を確認する事になりたす。 アクションゲヌムやアクションRPGの堎合、すべおの壁を1ドットず぀通行蚭定をチェックするのは、䞍可胜です。なのでアクションゲヌムなどの堎合、 :ずりあえず壁にぶ぀かっお突進ボタンを抌し぀぀、暪移動ボタンも抌しお移動するなどしお、確認したりずか、 :暪移動ボタンを䞀瞬入力しお少しだけ暪移動した埌にカベに突進、その埌、たた暪移動ボタンを䞀瞬入力しお暪移動した埌にカベに突進を繰り返す、・・・を繰り返しおカベの右端から巊端たでチェックするのを、さらに䜕呚も繰り返すずか、 でしょうか。(ずいうこずは、アクションRPGゲヌムたたはそれ颚のマップ移動システム搭茉のRPGでの壁通行蚭定チェックは、ずおもハヌドな業務だずいう事になりたす。䞀方、アクションRPGでも、もし移動の単䜍が1ドットではなくマス単䜍だったら、頑匵っお1マスず぀カベ通行蚭定をチェックするべきなのでしょう。) ゲヌム䞭で特に重芁そうな壁のテストの堎合、おそらく䞊蚘テストに加えおさらに、たずえば壁に向かっお突進するのを䜕十回も、毎回埮劙に突進先の䜍眮を倉え぀぀突進するずか、あるいはナナメ移動ずかゞャンプしながら壁に突進するずか、色々ず詊すのかもしれたせん。 圓然、ずおも面倒です。 なのでフリヌゲヌムだず、この行き止たりチェックはよく、省略されたす。なのでフリヌゲヌムでは、ver1.00公開盎埌には、よくあるバグで、本来なら行き止たりのハズなのに通行可胜になる壁のようなモノの存圚するバグが、よくありたす。 {{コラム|いく぀かの通行バグの兞型䟋| ;壁の窓や草など 壁のテストは基本的にはすべおチェックすればいいのですが、時間が無いずきなどに短時間でチェックするために特にバグが発生しやすい堎所をしいおあげるなら、 2D-RPGの堎合、たずえば䜏宅の壁なら窓があったり絵が食っおあったり、ずにかく壁に䜕かあったら、たず通行バグを甚心するのが鉄則でしょう。 屋倖での厖や掞窟や壁や、海や湖などの仕様䞊では通行䞍胜な堎所でも、壁に石や草や花などがあったり、氎蟺に朚片ずか䜕か萜ちおたら、たず通行バグを甚心するのが鉄則です。 ;斜め壁のバグ この他、テスタヌでない人には呚知されにくい話題ですが、斜めの壁も甚心です。 斜め移動システムのあるゲヌムの堎合が問題であり、たずえ䞊䞋巊右の4方向移動だけなら通行止めできおいおもい、しかし斜め移動の通行止めができおいないケヌスがありたす。 具䜓的に蚀うず、䞋蚘のようなマップ配眮では、斜め壁は、斜め移動で貫通できおしたいかねたせん。A地点からB地点に䞀盎線に貫通できるバグが、少なからずありたす。 * バグの倚い䟋 <pre> A 壁壁壁壁 壁 壁 B 壁 </pre> だからこの堎合、䞋蚘のように修正しなければなりたせん。 * 修正埌 <pre> A 壁壁壁壁 壁壁壁壁壁 壁 壁 </pre> このように、バグ防止のために南北方向の壁の厚さが倉わりたす。぀たりRPGのマップ配眮は、実はデバッグの郜合によっおも巊右されおいたす。 もし斜めの壁のあるマスがプログラムに絶察に通行䞍胜な仕様なら良いのですが、しかし䜜品によっおは立䜓感を出すために斜め壁のあるマスが通行可胜マスになっおいる䜜品もあり、そういう䜜品では䞊蚘のようなバグに甚心する必芁がありたす。 ;斜め壁が2マス以䞊぀づく堎合の想定が必芁 さお、前段萜の方法ずは別の解決法ずしお、ずえばA地点偎にキャラがいるずき、「キャラの真䞋ずキャラの真右が通行䞍胜だった堎合には、斜め右䞋には通行䞍可胜」ずいうプログラムを組んで、ずりあえずの通行止めをしたずしたしょう。 実はこの改修プログラムには欠点がありたす。しかし、䞋蚘マップのように、うすい壁が2぀続いおいる堎合が想定モレであり、貫通バグの発生です。 :バグあり <pre> A 壁壁壁 C  D 壁 B 壁 壁 </pre> 䞊蚘マップは、たずえプログラム改修枈みであっおもAからBに貫通できおしたいたす。なぜなら、A地点の右ずなりも真䞋も通行可胜の斜め壁ですので。 なおC地点から䞀盎線にD地点に向かっおも貫通できおしたいたす。 A偎の壁が1぀しかなければ貫通を止められるのですが、しかしA偎の壁が2぀以䞊ある堎合はもう貫通を止められたせん。 他の解決法ずしおは、そもそも斜めの壁のマスを通行䞍胜にするずいう方法もありたすが、その堎合はもう、斜めの壁に密着するこずはできたせんので、そういう挔出はできたせん。 あるいは、䞊蚘マップのような2マス続いおいる薄い壁にだけ、専甚の通行刀定プログラムを採甚する、などの方匏もありたす。 結論ずしお、どういう方匏を取るにせよ、マップ配眮はデバッグの圱響を受けたすし、マップ䞊で採甚したいナナメ壁際でのキャラのグラフィック挔出などもデバッグの圱響を受けたす。 ;創䜜する぀もりがないなら、創䜜技法の䜙蚈な勉匷はしないのが安党 前段萜のように、ゲヌムの挔出はデバッグの圱響を受けたす。だから、芳客がゲヌムの仕組みをあたり知りすぎるず、芳客はゲヌムを玠盎に楜しめなくなっおしたいたす。手品ず同じようにタネや仕掛けが分からないからこそ面癜いのです。あるいは掚理小説のようなもので、トリックが分からないから楜しめるのです。 ゲヌムにかぎらずマンガやアニメも同様でしょう。゚ンタメ系コンテンツの䜜家が仕組みや技法を黙っおいるのは、別に消費者ぞの嫌がらせではなく、芳客が玠盎に挔出を楜しめるようにするために䜙蚈な情報は䞎えないでおこうずいう配慮でしょう。 ゲヌムに限らず、たずえばアニメ評論家の岡田斗叞倫も、だいぶ昔の著䜜ですが199889幎くらいに、岡田はおおむね「自分はアニメ補䜜の仕組みをしっおしたっおいるので、テレビアニメを芋おも、『このシヌン、撮圱台はこう動かしおいるな』ずか思い浮かんでしたうので、䞀般の芳客ず同じような方法では楜しめない」ずいう感じのこずを蚀っおいたす。 岡田だけに限らず、評論家以倖の倚くの挫画家やアニメヌタヌも、䌌たようなこずを蚀っおいる人は倚く、皋床の差はあれ、䞀介の芳客だった時代ずは倧衆嚯楜䜜品に芋方が倉わっおしたう䜓隓を、たびたび各所で色々な人が蚀及しおいたす。 だから、あたりゲヌムのプログラミングに興味のない人は、この教科曞『ゲヌムプログラミング』は読たないほうが良いでしょう。 }} ;遞択肢の総確認 他にもデバッガヌのすべき事は、たずえば、ゲヌム䞭にもし、なんらかの遞択肢の入力がある堎合、遞択肢すべおの圓面の結果を確認したす。 たずえば、もしRPGのストヌリヌ䞭の重芁なシヌンでのコマンド遞択肢で、善行ず悪事ずの遞択肢があった堎合、2぀のセヌブデヌタを甚意しお、䞡方の遞択肢ずも詊しおみお、ずりあえず数分は動䜜しおいるかを確認したす。 このように、ずりあえず、どちらの遞択肢を遞んでも、圓面の数分はバグの無く、正垞に動䜜しおいるかを、デバッグモヌドや、セヌブデヌタの耇数甚意などでなんらかの方法で確認したす。 なお、䞀般ナヌザヌのプレむ傟向ずしおは、もしゲヌム䞭に遞択肢で、善行ず悪事の遞択肢があったら、なんだかんだで普通のプレむダは善行を遞びたす。 なので、もし普通のプレむダヌに任せおいおは、い぀たで経っおもゲヌム䞭では、ゲヌム䞭の悪事の確認は、なかなか、できないです。 このためデバッガヌは、意識的に、自分のプレむスタむルずは異なる悪事の遞択肢でも、デバッグしお動䜜確認する必芁がありたす。 ;党滅テスト、自殺テスト たた、䞀般プレむダヌは、䞊手にプレむしたがるので、わざずゲヌムオヌバヌする自殺プレむを嫌がりたす。 なので、デバッガヌは、ずころどころで、自殺プレむをしたす。ゲヌムオヌバヌや党滅などのむベントが正垞動䜜するかを、ずきどき確認したす。 難易床の高いゲヌムなら、意図的に自殺プレむしなくおもよく党滅したすが、たずい難易床の䜎いゲヌムでも、わざず自殺プレむをしたす。 特にボス戊などは、゜ヌスコヌドでは特殊なフラグ凊理が入りこんでいるのでバグの混入しおいる可胜性も高く、そのため、たずえ匱いボスであっおも、ワザず敗北したりする自殺プレむが、デバッガヌのすべき事です。 ;カりンタヌストップのチェック たずえば、RPGのゲヌムの䞊限レベルが「99」の堎合、きちんずレベル99で止たるかを、ずりあえずデバッグモヌドでチェックしたす。 こうしたデバッグを短時間で出来る甚途のために、やたらず経隓倀の高い敵でも䞀䜓、ゲヌムの゜ヌスファむルにでも混ぜお、䜜っおおきたしょう。 レベル98からレベル䞊げをしおみたりずか、レベル97から䞀気に2レベル䞊がったらどうなるかずか、いろいろず確認したしょう。 たた、所持金や道具の個数なども同様に、䞊限できちんず止たるこずをデバッグモヌドなどを掻甚しお確認したす。 さお、ずにかく䞊述のように個別デバッグ・局所デバッグをしお、たずはデバッグモヌドたたはデバッグモヌドに近いプレむスタむルで正垞動䜜するようになるたで、たずプログラムを修正しおいきたす。 もちろん、デバッグモヌドで正垞動䜜したからずいっお、けっしお、必ずしも通垞起動のモヌドでも正垞ずは、かぎりたせん。 ですが、もしデバッグモヌドですら異垞動䜜をするなら、これはもう通垞起動時にも異垞動䜜をするだろう事は、ほが確実です。数孊でいう「必芁条件」ず「十分条件」の関係みたいなもんです。 なので、たずデバッグモヌドで正垞動䜜するようになるたで、たずプログラムを修正しおいきたす。 このように、远加した幟぀もの機胜を、それぞれデバッグモヌドで即座にチェックしおいきたす。 たた、もし機胜を新たに远加したい堎合には、たず前の機胜のデバッグモヌドでの正垞動䜜を確認し終えおからにしたしょう。なぜなら、こうしないず、集䞭力が萜ちるし、たた、もしバグが発生した堎合の修正が、ずおも耇雑になっおしたいたす。 IT業界の栌蚀ですが、「デバッグされおないコヌドは、資産ではなく負債である」ずいう栌蚀がありたす。なので、コヌドを曞くこずよりも、自分で曞いたコヌドをひず぀ず぀デバッグするこずのほうが重芁です。 ずもかく、このように、機胜をひず぀ず぀、個別的にチェックしおいきたす。 ;ボタン連打や、壁に䜕床も衝突など ボタンを1回だけなら抌しおも異垞は無くおも、ボタンを䜕床か抌すず異垞のあるバグも、ずきどきありたす<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、257ペヌゞ</ref>。 ずはいえ、ゲヌム䞭の党おのシヌンで䜕床もボタンを抌しおいたら、ゲヌムが進行せずにデバッグも進行しないので、たずえばゲヌム䞭で䜿甚頻床の倚いメニュヌ画面などでボタン連打するずか、あるいはむベント進行などで「ここが、もしかしたらバグが朜んでいる可胜性がありそうだな」ずか思ったずころだけボタン連打するずか、工倫したしょう。 同様に、通行止めの壁などの堎所なども、ずきどき䜕床も壁に衝突したりしたしょう。 わざず匱めのボス敵などに負ける党滅テストも、ずきどき、2回以䞊はワザず党滅しおみたしょう。 ;壁衝突やボタン連打などのチェック䞭のデヌタは、なるべく混ぜない。 セヌブ機胜のあるRPGやシミュレヌションや長いアクションゲヌムなどで、䞊述のようなボタン連打や壁衝突などのプレむを確認するずき、原則的にあたりセヌブしないようにするほうが効率的でしょう。 なぜなら、もしそのゲヌムのあずのプレむで䜕らかのバグが発芋された堎合、原因ずしお、ボタン連打などの圱響を考慮する手間が増えおしたうからです。 1぀のセヌブデヌタで、耇数の異垞プレむの実隓をしおしたうず、たずいバグが発芋できおも、その原因が果たしおボタン連打の凊理ミスなのか、それずも悪事のフラグミスなのか、ミスの箇所が䞍明になっおしたいたす。 なので、たずひず぀のセヌブデヌタでは぀の異垞プレむだけにしたす。 もし、耇数の異垞プレむを䞀人のデバッガヌがする堎合には、セヌブデヌタを別々に分ける必芁がありたす。 同様に、ボタン連打にかぎらず、もし䜕らかのバグが発芋された堎合でも、たずい報告のためにセヌブする必芁があっおも、そのデヌタはただバグを発珟しおいない未発症デヌタずは分けお別デヌタずしおセヌブしたしょう。 ==== 次に、通しプレむ ==== さお、こうしお、いく぀か機胜をデバッグモヌドで局所チェックしおいき远加しおいくのが完了したら、今床は次に、ゲヌムを最初から始めお、゚ンディングたでプレむをしたす。 このように、ゲヌムをオヌプニングから゚ンディングたでプレむするこずを、「通しプレむ」ずおしプレむずいいたす。 ===== 抂芁 ===== ;デバッグモヌドは原則的に封印 「通しプレむ」では、デバッグモヌドは原則的に䜿わないほうが安党です。通しプレむは、できるだけプレむ条件を䞀般プレむダヌに合わせる必芁がありたす。 文献『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』でも、特に通しプレむずは限定しおいたせんが、デバッグモヌドは限定的に甚いるべきであるこずが巻末近くのコラムで述べられおいたす<ref>STUDIO SHIN『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞 基瀎からわかるアプリ・ゲヌムの発想ず仕掛け』、翔泳瀟、2018幎3月10日 初版 第2刷 発行、P264</ref>。 RPGなら、よくある確認ミスで、たずえデバッグモヌド自䜓にはむベントなどのフラグに盎接の圱響を䞎える機胜が無くおも、本来なら入堎䞍可胜なゲヌム内の堎所にプレむダヌが入堎しおしたうず、その圱響でフラグが倉わっおしたう堎合もあるずいう、間接的にフラグに圱響を䞎えおしたう確認ミスもあるので、なので通しプレむではなるべくデバッグモヌドは避けるべきです。 ;どうしおもデバッグモヌドを䜿う堎合はファむルを分ける どうしおも通しプレむでもデバッグモヌドを䜿わざるを埗ないゲヌム内珟象をテストのために確認したい堎合は、通しプレむのゲヌムファむルをデバッグモヌド䜿甚バヌゞョンず非䜿甚バヌゞョンずに分けたしょう。セヌブデヌタ分けだけではなく、ゲヌムファむルごず別々に分けるのが安党です。  しかし、そこたでしおファむル分けをしおも、よくあるミスで、ファむルが本来「デバッグモヌド䜿甚バヌゞョン」なのに、間違えお「デバッグモヌド非䜿甚バヌゞョン」ずしお保管しおしたうミスもありたす。 埌述ですが、ゲヌムファむルやセヌブデヌタをプログラマヌからの確認埅ちなどのため、耇補しおファむル数が䜕十倍にも増えたすので、ファむルが倚すぎるので、よくあるミスで、デバッグモヌドの䜿甚バヌゞョンず非䜿甚バヌゞョンずのファむルがずきどき混入しおしたいたす。 なので、原則的に通しプレむではデバッグモヌドは封印する、などの自己芏埋的な方針をもっおおくほうが安党です。 たた、デバッグモヌドを䜿わないずレベル䞊げなどに時間の掛かりすぎるゲヌムの堎合、そもそも、そのゲヌムのゲヌムバランスやレベルデザむンなどが調敎䞍足で厩れおいる可胜性がありたす。ただし、バランス調敎チヌムずテストプレむチヌムずは別々のチヌムであるのが䞀般的ですが。 そういった意味合いを含めお、ずにかく通しプレむではなるべくデバッグモヌドを封印したしょう。 ;保管䞭のゲヌムファむルが1020倍に増える たた、通しプレむでは、バグ報告埌のプログラマヌからの返事埅ちずかのゲヌムファむルも保管するので、1぀の䜜品あたりゲヌムファむルを20個30個くらい最終的に耇補したりするので、パ゜コンに保管するゲヌムファむルの数がかなり倚くなりたす。たずえば䜜品1個は500メガバむト0.5ギガバむトのサむズでも、保管䞭のゲヌムファむルのサむズが合蚈で10ギガバむト超えずかになる堎合も倚々ありたす。 フリヌゲヌムや同人ゲヌムなどゲヌムファむルのサむズが比范的に小さい高々1ギガ皋床なら、デヌタの控えのための耇補の際は、ゲヌムファむルごずセヌブデヌタずセットで耇補しおしたうほうが安党です。もっずも、さすがに20ギガ以䞊もあるような商業ゲヌムの倧䜜ではファむル耇補は非効率でしょうが、しかし高々1ギガ皋床の䜜品ならゲヌムファむルごず耇補しお通しプレむしたほうが安党です。 ;その他 さお、ずにかく通しプレむは時間にかぎりがあるので、たずえばある皋床の週の間隔を眮いお、前回のクリア以降に新バヌゞョンが出おたら行うずか、そういうふうに工倫したす。もし機胜の远加のたびに通しプレむするず、時間が䞍足する。 さお、商業䜜品の堎合、通しプレむでは、けっしお䞊手にプレむするのが目的ではないのです。 ずりあえず、色々なこずをそのゲヌム䞭でしおみお、それでもバグが起きないこずを確認するためのモノです。 ===== 手順 ===== ;1回目の通しプレむ ずはいえ、最初の1回目の通しプレむでは、たず普通に、自分のやりたい自分本来のプレむスタむルでプレむするのもむむでしょう。もしもゲヌムのクリア所芁時間が長すぎる堎合や、クリア困難な難易床の堎合には、ずりあえず数時間ほどのプレむで区切るべきだろう。 なぜなら、䞖間の他人から芋れば、アナタのプレむスタむルも、他人にずっおは「色々なプレむスタむル」のひず぀ですから。 たた、そのゲヌムの䞭でどういった行動が可胜なのかを知るためにも、ずりあえず最初の1回は、普通にプレむする必芁がありたす。 なお、特に仕事的な芏埋も無く、気の向くたたにプレむするこずを「フリヌプレむ」ず蚀いたす。぀たり通しプレむの最初の1回目は、フリヌプレむ的なプレむでよいでしょう。 ;2回目以降の通しプレむパタヌンA さお、ずりあえずの1回目の通しプレむが終わったら、2回目以降の通しプレむでは、プレむスタむルを倉えたす。 けっしお、通しプレむの目的は、「゚ンディングに最短時間で到達する」×ずかではないし、「䞊手にプレむする」×ずかでもないのです。 自分のプレむスタむルではなく、自分以倖のスタむルで、他の倚くのプレむダヌがやりそうなプレむをしたす。 ずはいえ、プレむスタむルを倉えおみるのも、自分の性栌にもよりたすがそんなにツマラナクは無く、1回目では芋過ごしおいたむベントを発芋できたりずかも出来たすので、さたざたなプレむスタむルを自身で再珟しおみるこずで今埌の自分のゲヌムずの付き合い方の勉匷にもなりたす。ずいうか、コレがツマラナむず感じる人は、そもそも性栌的にデバッガヌに向いおないので、別の職皮を頌むべきかず。 たた、1回目ず同じプレむスタむルでプレむしおも、どうせ1回目で芋たこずある珟象ず同じ珟象しか芋られないので、むしろ2回目以降はプレむスタむルを倉えたほうが面癜くなるでしょう。 ;2回目以降の通しプレむパタヌンB 普通のプレむダヌは、ある皋床は䞊手にプレむしようず目指したす。 たた、ゲヌム䞭の遞択肢で、善行ず悪事のどちらかを遞ばせる遞択肢がある堎合、たいおいの䞀般人は善行を遞びたす。 なので、圌ら䞀般人ず同じプレむスタむルでは、たずえばもし、ゲヌム序盀のずおも匱い敵に負けた際に発生するバグがあったずしおも、そういうのは発芋されづらくなりたす。 なので、ずきどき意図的にヘタな通しプレむをしたす。 事前のデバッグモヌドなどでの局所チェックでも、このような確認はしおいるハズですが、確認モレがあったり、あるいは通しプレむ時にしか発生しないバグなどもありうるので、念のため通しプレむでも、意図的に䞋手なプレむをしたす。 ;壁衝突やボタン連打などのチェック䞭のデヌタは、混ぜない。 通しプレむでも、ずきどき壁衝突のテストや、ボタン連打などの異垞プレむのテストは必芁ですが、しかしそれらのセヌブデヌタは、なるべく、自分以倖の通垞プレむダヌの行動再珟のセヌブデヌタには、混ぜないようにしたしょう。 たた、さたざたな遞択肢を遞んでプレむしおいるセヌブデヌタにも、ボタン連打プレむなどのプレむデヌタは混ぜないようにしたしょう。 もし今埌、䜕らかのバグが発芋された堎合に、もしひず぀のセヌブデヌタにお壁衝突・ボタン連打プレむ・通垞プレむダヌ再珟プレむ・遞択肢チェックのデヌタをセヌブしおしたうず、せっかくバグ発芋できおも、想定されるバグ原因ずしおボタン連打などの圱響の可胜性などが増えおしたうからです。 ただし、通しプレむの堎合、さたざたなプレむスタむルの再珟䞭に、ゲヌム䞭の遞択肢などで、やや倉わった遞択肢をする堎合もあるし、ややゲヌムの苊手なプレむダヌの行動を再珟する堎合もあるので、぀たり、遞択肢プレむず苊手プレむはそういうのたではセヌブデヌタを分ける必芁はないでしょう。もしそこたでセヌブデヌタを分けるず、セヌブデヌタ数が膚倧になり、管理しづらくなる。 よほどの異垞プレむでないかぎり、セヌブデヌタを分ける必芁は無いでしょう。 しかし、かなり異垞なプレむを意図的にする堎合には、セヌブデヌタを分けるか、あるいはセヌブしないようするなど、工倫したしょう。 バグを発芋したずきに、原因の特定が容易になるように、セヌブデヌタを分類しお管理したしょう。 ==== 党䜓の流れ ==== さお、䞀般プレむダヌの行動を再珟しただけの通しプレむがなぜ重芁なのかずいうず、コレによっお、重症なバグの有無を確認できたす。 「クリア䞍可胜バグ」のような重症なバグは、実際に通しプレむをしおみないず、分かりづらいのです。 たた、クリア䞍胜バグでなくずも、もし䞀般プレむダヌ的な通しプレむなのにバグが発芋された堎合、これは発生確率の高いバグなので、どちらにせよ優先的に盎す必芁がありたす。 デバッグで重芁なこずは、けっしお単に倚くのバグ報告の件数を増やすだけではないのです。 件数ではなく、重床の高そうなバグから発芋する必芁がありたす。単にバグ報告の件数を増やすだけなら、通しプレむをせずに、個別チェックだけをしたほうが、圢匏的にはバグ報告の件数が䞊がりたす。しかし件数だけではなく重床も気にするべきなのです。 裏を返すず、いったん、䞀般プレむダヌの行動を再珟した通しプレむをしたら、しばらくは通しプレむをする必芁は無いです。なので、個別チェックず通しプレむずを亀互に繰り返すのが効率的でしょう。 よっお党䜓の流れずしおは、おおむね、 # プログラマヌなどがデバッグモヌドでもいいので新機胜の個別チェックをしお # 次に、通しプレむによっお倧きいけど少ないバグを朰し、 # 再床の個別チェックによっお、小さいけど件数の倚いバグを朰したす。 # その個別チェックが終わったら、たた通しプレむ。 # 同様に、個別チェックず通しプレむずを亀互に繰り返し。 のようになりたす。たた、このようにするこずで、バグの倧きさず朜䌏範囲ずをどんどん小さく狭めおいけるので、効率的にバグを朰せおいきたす。 ;個別チェック挏れのチェック 個別チェックなどで事前に、それぞれの機胜のチェックをしおいるハズですが、 しかしチェック挏れのある堎合もありたす。 なので、䞊述の手順のように、通しプレむず個別チェックずを亀互に繰り返したす。 === 集団制䜜における゜フトでのバグ報告の曞匏 === ゲヌム業界に限らず、IT業界ではバグ報告の曞匏がおおむね、䞋蚘のように決たっおいたす。最䜎限、次の情報がたずもなバグ報告には必芁です。 :・バグの症状 : :・バグの発生方法 : :・発生の頻床 : :・バグ発生した゜フトのバヌゞョン : ず蚀った情報が最䜎限は必芁であり、その報告が『バグ報告』である事ずずもに䌝えたす。 芁するに、サラリヌマンの瀟内の『ホり・レン・゜り』報告・連絡・盞談のメヌルやIT䌁業などでのバグ報告メヌルなどず同様の曞匏です。 個人䜜業では䞍芁ですが、集団䜜業の際などに、ご参考に。 ゲヌム業界に限らず、リナックスなどのオヌプン゜ヌスの゜フトりェアなどのバグ報告サむトでも、こういったバグ管理手法をしおいたす。ずいうか、そういった海倖プログラマヌのバグ管理手法を、日本プログラマヌが真䌌たず思われる。 ゲヌム業界でも同様に、こういったバグ管理手法です<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、258ペヌゞ</ref>。 ぀たり、䌚瀟などで業務ずしおバグ報告をする堎合には、ダメな報告の䟋ずしおは「ゲヌムが壊れた どうにかしお」ずか「ゲヌムが止たった どうにかしお」みたいなのは、論倖ずいう事です<ref>STUDIO SHIN 著『ゲヌムプランナヌの新しい教科曞』、翔泳瀟、96ペヌゞ、2018幎3月10日 初版第2刷発行、258ペヌゞ</ref>。 たた、誰が決定するかはずもかく、 :修正の優先順䜍 ずいう項目も、ゲヌム業界でも䞀般IT業界でもありたす。ゲヌム業界の堎合、クリア䞍胜バグや、匷制終了バグなどは、優先しお修正しなければなりたせん<ref>川䞊倧兞 ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日 第1版 第1刷、P.70 </ref>。 そのほか、珟圚の状態手぀かずか、修正䞭か、怜蚌䞭か、などの項目もありたす。 さらに日本のゲヌム業界の堎合、画像のスクリヌンショットも添えお説明するこずも倚くありたす。 たずめるず、 :・バグの症状 : :・バグの発生方法 : :・発生の頻床 : :・バグ発生した゜フトのバヌゞョン : :・修正の優先順䜍 :・スクリヌンショット :・状態 ずなりたす<ref>川䞊倧兞 ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日 第1版 第1刷、P.70 </ref>。 文献『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』によるず、バグが起きたずきに、それを隒ぎたおる人は、開発珟堎では、嫌がられるようです。プログラマヌは集䞭力を䜿っおいたりしお、神経質なのです。なので、「そっ」ず教えおほしいようです<ref>『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、P.71 </ref>。 さお、䞋請け仕事でデバッグをする堎合、自分は客ではないので、「ゲヌムが壊れた どうにかしお」みたいな報告は論倖です。 ずはいえ報告の時点では、ただバグの原因が䞍明ですので、けっしお、完党にピンポむントな原因特定をした報告は、䞍可胜です。 なお、IT䌁業などでは、バグ報告に぀いおは、瀟内サヌバヌに専甚のペヌゞが甚意されおいたり、あるいは瀟内サヌバヌのバグ報告甚゚クセルなどに蚘入する方匏だったりしたすが、いずれの方匏にせよ、䞊述のバグ発生方法・頻床・バヌゞョン・症状などの蚘入が必芁です。 「バグトラッキングシステム」BTSずいうバグ報告甚の瀟内サヌバが開発されおいるので(Redmine やJIRAやTracやMantisやBacklogなど)、それを蚭眮したり、あるいはもっず単玔に゚クセルみたいなので代甚されおいたり、などです。なお、JIRAずBacklogは有料です。䞀方、RedmineずTracずMantisはオヌプン゜ヌスなので無料でも䜿えたす。 なぜサヌバが必芁かずいうず、 2人以䞊の集団でのデバッグ䜜業の堎合、自分の発芋したバグを、自分よりも前に他のデバッグメンバヌが発芋しお既に報告ずみの堎合もありたす。 なので、サヌバでバグ情報を公開しおおかないず、報告が重耇しおしたい、非効率になっおしたいたす。プログラマヌ偎も、それぞれの報告に別個、報告するのは、ずおも面倒です。 2人おいどなら、ただむむですが、5人以䞊ずかになるず、たずメヌルなどで個別に連絡するのは無理です。 ただし、小芏暡なサヌクルでは、こういった瀟内サヌバヌの蚭眮は難しいでしょう。ずにかく、なんらかの方法で、バグ報告があたり重耇しないようにしおください。このため、あたりにも開発初期の段階では、あえおデバッグメンバヌを少数に限っお、メヌルでやり取りする事もありえたす。いちおうメヌルにも、CC(カヌボンコピヌ)などの機胜がある。 ずはいえ、サヌバ無しに他のテスタヌの報告状況なんお分からないので、ある皋床はバグ報告が重耇するのは、やむをえたせん。 たた、時には報告の重耇が圹立぀堎合もありたす。それは解決方法がただ䞍明で未解決バグになっおいる堎合には、他人の報告による远加情報ず合わせお、よりバグの原因をしがりこめたす。 さお、サヌバを䜿う堎合、自分がバグ調査しお埗た情報のうち、ただ報告されおいない情報があれば、サヌバヌのバグ蚘入欄に远加の情報を蚘入するぶんには、構いたせん。ゲヌムに限らず、GitHubなどのバグ報告欄でも同様の慣習です。 べ぀に特蚱や発明ではないので、最初の䞀人だけが名誉ず暩限を独占する必芁は無く、みんなで協力しあっおバグ解決ずいう問題解決するのが仕事です。 さお、バグ報告の手本ずしお、もしメヌルで報告する堎合、䞀䟋を曞くず、たずえば :䟋 【バグ報告】 りッキヌク゚スト ver0.87 。ハゞメガルド歊噚屋オダゞの䌚話時のキャラチップ衚瀺ズレ ・[バグの症状] ゲヌム䞭盀でのハゞメガルド歊噚屋の芪父の䌚話時のキャラチップ䜍眮衚瀺ズレです。 ・[発生の頻床] 圓の歊噚屋オダゞに話しかけるたび、毎回バグ発生です。3回、確認したした。 ・[添付ファむルの内容] メヌル添付画像は、バグ発生時のオダゞ画像チップが店の壁に乗っおしたっおるナゟ画像です。 ・[バグの発生方法] ゲヌム序盀の第1章から行ける街・ハゞメガルドの歊噚屋の芪父に、 ゲヌム䞭盀の第䞉章になっおからハゞメガルドに行き、 自軍パヌティ構成が戊士・戊士・僧䟶の3人パヌティの 味方平均レベル28くらいの状態で歊噚屋芪父に話しかけるず、 なぜか芪父が話しかけるたびに、 バグによっお芪父のキャラチップの衚瀺䜍眮が1マスぶん右にズレたす。 ・[参考情報] 私の今回のテストプレむでは、ただ「䌝説の剣」は入手しおいたせん。 「䌝説の盟」は、このバグ発生の時点で入手しおいたす。 䌝説の盟を守っおいる䞭ボス・暗黒倧王も撃砎しおありたす。 今回のプレむでは、装備はただハガネ装備です。ミスリル装備は、しおいない状態です。 ミスリル鉱山の街をすでに垝囜軍から解攟したしたが、プレむダヌ所持金を節玄するためハガネ装備のたたです。 ハガネ装備のたたレベル28たで䞊げお暗黒倧王を倒しおいたす。 みたいな感じでしょうか。もしメヌル方匏でなくサヌバヌ方匏の堎合でも、こんな感じの曞匏で報告・連絡を入れる欄があるハズでしょう。サヌバの堎合の詳しい曞匏は䌚瀟によっお違うので、説明は省略したす。 :※ 「バグ発生原因などを報告前に特定しなくおいいの」ず思うかもしれたせんが、発生原因の特定はあずで必芁だけど埌回しです。先にたず、再珟性のある䜕床も起きるバグを発芋したこずを、なるべく早く「なるはや」で、䞊叞などにメヌルでも䜕でもいいので報告したす理由: 䜕床も起きるバグは、重芁床が高いので。なぜなら、発生原因の特定には、時間がけっこう掛かるからです。なので、たずバグ発芋を報告したあず、そのあずに返事を埅぀間などに、発生原因などを絞り蟌んで生きたす。 なので、バグ報告は、1件のバグに぀き基本、 :1回目のバグ発芋の速報そくほうず、 :翌日翌営業日の2回目の詳報しょうほうずで、 最䜎でも2回以䞊、行うこずになるのが通䟋です。 もし、バグ発生時の画面をキャプチャ「スクリヌンショット」ずもいうした画像があるず、䌝わりやすいです。 りィンドりズでは、ショヌトカット・キヌ <nowiki>[Fn] + [Alt] + [Prt Sc] </nowiki> で遞択䞭のアプリりィンドりごずにキャプチャでき、それをWindows アクセサリ『ペむント』のキャンバスに貌り付けしおセヌブ保存すれば、キャプチャ画像が䜜成できたす。 なので、バグ発生䞭の゜フトのキャプチャ画像を䜜りたしょう。 さお、バグの報告では、実際に起きたバグの症状を、䞻芳を亀えずに、芋たたたに報告したす。 芁玄などを曞いおもいいですが「どこを芁玄すべきか」ずいう刀断も䞻芳です、しかし必ず報告の文䞭に、必ず、実際に起きた事だけを報告する段萜・節などが必芁です。なので、芁玄の文ずは、段萜などを分離したほうが良いかもしれたせん。 バグ報告に限らず、䞀般䌁業のサラリヌマンのトラブル報告などの報告文などでも䞀般に、段萜ずしお分析を亀えずに実際に起きた事だけを報告する専甚の段萜などが必芁です。 なので、実際に起きたバグの症状の珟状ずは別に、バグ発生原因かもしれない関連情報・参考情報を䜵蚘する堎合には、あくたでその関連性は掚枬に過ぎないので、段萜を別々に分けたしょう。䞊蚘の報告メヌル䟋でも、「バグの症状」ず「参考情報」ずいうふうに別々の節に分けお報告しおいたす。 なお、報告メヌルの際、参考情報などで、ずりあえずバランス調敎に関係ありそうなテストプレむ時の行動も曞いおおくず、バランス調敎チヌムがデバッグ぀いでにバランス調敎のための資料にも出来るので、䞀石二鳥です。たた、ひょっずしたら、そのバランス関連の参考情報で曞かれたテストプレむの行動も、バグ発生条件に関係しおいるかもしれない堎合もありたす。 ただし、商業䜜品の堎合は、バランス調敎はデバッグよりも前のほうに、ある皋床は終わらせおおく必芁があるだろう。 しかし、あくたでバランス調敎に関するテストプレむ報告に぀いおは、埌回しの付属的な情報です。メむンに報告すべきは、バグに関係ありそうな情報から優先的に報告です。バランス報告に぀いおは、せいぜい5行くらいたでで充分でしょう。 たた、「バランスがむむ」だの「バランス悪い」だのずいった良吊の刀断は、これはバランス調敎者偎の刀断するこずでありたすので、デバッガヌ分野の刀断するこずではないです。 デバッグの぀いでのバランス報告では単に「レベルは○○くらいです」「装備は○○くらいです」ずか「䞭ボスの△△戊では負けお1回党滅したした」ずかプレむ事実だけを報告するべきであり、良吊の刀断はプレむダヌ偎ではしないのがポむントです。 このように、バグの発生方法に぀いおの説明は、バグが起きた時やその前にゲヌム䞭で䞻人公のしおいた行動を蚘述したす。 実際のプレむ行動だけを先に報告文面で曞いた䞊での远加情報ずしお、「おそらく、バグの原因はコレだず思われたす」ずいう分析があるぶんには、構いたせん。 たた、バグを報告する堎合は、けっしお即座に報告するのではなく、できれば最䜎限あず2回は同じ行動をしおみお぀たり合蚈で3回以䞊はしおみお、それから同じバグが発生するかどうかを確認できたら報告したす。 もし最初の1回しかバグが起きなかった堎合は、もしかしたら、゜フト偎ではなくハヌド偎のその瞬間での䞍調などの原因も考えられたすので、察応をやや埌回しにできたす。 ただし、ランダム性の高いバグなどの堎合、本圓は゜フト偎のバグなのに、2回目に詊しおも発生しない堎合もありたす。 なので、もし再珟性が悪くおも、けっしお「ハヌド偎のバグだな」ず早合点せず、ずりあえずは再珟性の情報ずずもにバグ報告したす。 再珟性の悪いバグの堎合、報告の文面では、たずえば このバグの再珟性は、3回詊したしたが、1回しか発生したせんでした。 などずいう、再珟性の悪いこずを䜵蚘した説明曞きずずもに、バグ報告をしたす。 これを代わりに 1/3 みたいに分数のような曞匏で曞く堎合も、よくありたす。分子がバグ発生回数、分母が詊行回数です。曞籍『ゲヌムをテストする バグのないゲヌムを支える知識ず手法』および曞籍『れロからはじめるゲヌムテスト: 壁抜けしたら無限ガチャで最匷モヌドな件? 』で、このような衚蚘でバグ発生回数ず詊行回数をたずめお衚蚘しおいたす<ref>花房 茝鑑 著『ゲヌムをテストする バグのないゲヌムを支える知識ず手法 』、翔泳瀟、</ref><ref>『れロからはじめるゲヌムテスト』制䜜委員䌚 著、『れロからはじめるゲヌムテスト: 壁抜けしたら無限ガチャで最匷モヌドな件? 』、オヌム瀟、</ref>。 ぀たり バグ発生回数/詊行回数 です。 決しお玄分しおはいけたせん。回数ずいう意味があるので、たずえば4回詊しお2回のバグ発生なら 2/4 のように曞くこずになりたす。 高校卒業たでは分数は玄分しないず枛点でしたが、じ぀は高校卒業以降は、分数を玄分しないたたのほうが奜たれる職皮も倚くありたす。なぜなら、玄分しないほうが蚈算過皋も分かりやすいからです。 さお、ゲヌムのバグ報告の堎合、もしそのバグの再珟性が高い堎合なら、 バグ発生の盎前の行動だけでなく、バグ発生に圱響のありそうな行動も報告する事になるず思いたす。 なぜなら、RPGやシミュレヌションゲヌムの堎合なら、たずえば、「ゲヌム䞭の䞭盀ストヌリヌ䞭でしか起きないバグ」ずか「東郚地方でしか起きないバグ」のように、発生箇所や発生時点が限定されおいるバグもあるからです。 ぀たり、単に「Aボタンを抌したら、こういうバグが起きたした。」なんおのは論倖です。 ゲヌム䞭のどこのストヌリヌ時点のどんな堎所マップや゚リア、ステヌゞなどで、どんな操䜜キャラクタヌで、キャラクタヌに䜕をさせたらバグが起きたのか、ずいった、5W1Hい぀、どこで、だれが、なにを、どのように、どうしたのような情報を、バグ報告での発生方法では、曞きたしょう。 たずえば、 :「ゲヌム序盀の第1章から行ける街・ハゞメガルドの歊噚屋の芪父に、ゲヌム䞭盀の第䞉章になっおからハゞメガルドに行き、自軍パヌティ構成が戊士・戊士・僧䟶の3人パヌティの味方平均レベル28くらいの状態で歊噚屋芪父に話しかけるず、なぜか芪父が話しかけるたびに、バグによっお芪父のキャラチップの衚瀺䜍眮が1マスぶん右にズレたす。」 みたいに、5W1Hで報告するのです。 バグ発生時の瞬間のプレむダヌ行動は単に、歊噚屋で話しかけるですが、しかし、発生に圱響を䞎えおるかもしれないず思った行動など、その他の行動も報告したす。 なぜなら、バグ発生の条件は、必ずしも1぀ずは、限りたせん。耇数の条件が満たされた堎合にだけ、バグが発生する堎合もあるからです。 これがもし、 :ダメな䟋「歊噚屋の芪父に話しかけるず、衚瀺が1マス、ズレたす」 だず、報告を聞いた偎のプログラマヌにずっおはバグ発生方法がサッパリ䞍明です。たた、ハゞメガルド以倖の別の街の歊噚屋の芪父では、バグは発生しないかもしれないので、プログラマヌ偎が再珟性を確認プレむしおも、 ハゞメガルド以倖の歊噚屋でプレむしおしたう可胜性もありたす。その堎合、バグ発生を確認できないので、その結果「間違った報告」ずしおプログラマヌに凊理されかねたせん。 たた、ダメな䟋ずしお :「歊噚屋の芪父に向かっお決定ボタンを抌すず、衚瀺が1マス、ズレたす」 だず、決定ボタンを抌した結果、䜕が起きる状態なのか、やや䞍明です。芪父に話しかけるために決定ボタンなのか、それずも、たたたた芪父の前でメニュヌコマンドで道具を䜿おうずしお決定ボタンなのか、解釈が分かれおしたいたす。 ぀たり、発生方法の操䜜の説明は、プレむダヌの動䜜ではなく、なるべくゲヌム䞭のキャラクタヌの動䜜で、バグ報告したしょう。 なお、たずいこのバグの発生条件で自軍パヌティ構成が結果的に無関係だずしおも、報告時に「自軍パヌティ構成が戊士・戊士・僧䟶の3人パヌティの味方平均レベル28くらいの状態で歊噚屋芪父に話しかけるず、」のような情報があるのは、構いたせん。 なぜなら、バグ報告の時点では、ただ自軍パヌティ構成がバグ発生に圱響しおいるかどうかは䞍明だから、です。 バグ発生の条件は、必ずしも1぀ずは限らず、耇数の条件が満たされた堎合にだけ、バグ発生する堎合もありたすので、バグ報告では「圱響しおそう」ず思った情報も提瀺したす。 その他、プレむダヌによっお行動が分かれそうなゲヌム䞭での過去むベントでどうしたかずか、そういうのも埌に远蚘したしょう。 たずえば、先のバグ報告バグによっお芪父のキャラチップの衚瀺䜍眮が1マスぶん右にズレたす。」の次の文で、 :「私の今回のテストプレむでは、ただ「䌝説の剣」は入手しおいたせん。「䌝説の盟」は、このバグ発生の時点で入手しおいたす。䌝説の盟を守っおいる䞭ボス・暗黒倧王も撃砎しおありたす。」 などのようにです。 もしかしたら結果的には「䌝説の剣」や「䌝説の盟」の入手の有無はバグには無関係かもしれないですが、しかしバグ報告の時点ではプログラマヌにすら䞀切、原因は䞍明なので、よっお報告の時点では、関係ありそうだず思った远加情報を手短かに5行10行くらいで、いく぀か遞んで情報を報告したす。 さお、報告する偎は、もし時間に䜙裕があるなら、次からの怜蚌プレむではバグ発生時の行動を少し倉えおみお、それでもバグが起きるかどうかを詊しおみるず、プログラマヌ偎の今埌の怜蚌がラクになりたす。 さお、ゲヌムに限らずパ゜コン゜フトの堎合、 たずいデバッガヌ偎で䜕回もバグを再珟できる事を確認できたずしおも、 それでも、プログラマヌ偎の環境ではバグが起きない堎合がある。 このような堎合は、たずえば、オペレヌティングシステムの違いによっお起きる堎合がある。 たずえば、Windows の特定のバヌゞョンでしか起きない゜フトバグもある。 なので、もしプログラマヌ偎ではバグをテストしおも確認できない堎合、 自分のを倉曎しおみる等しお、確認する必芁がある。 ;现かな远詊プレむは埌回しに バグ報告は、発芋しだい、再珟性が3回くらい確認できた時点で、なるべく早めに報告したほうが、最終的に効率的です。バグ報告は『なるはや』「なるべく早く」の略で、ず蚀われたす。 再珟性が確認できたら、さっさず報告したしょう。 もちろん、バグ発芋箇所の呚囲にも類䌌のバグが朜んでないかずかも、今埌はチェックするわけですが理科でいう『察照実隓』みたいに比范怜蚌プレむを、あずでする、 しかしそんなのは、そのずきにチェックすればいいのです。 どうせバグ修正埌にも、バグが本圓に盎っおるかを確認するためのチェックプレむするのですから、 だったら早めにバグ報告しお、プログラマヌ偎にずりあえず該圓郚分のバグを盎しおもらい、 そのあずに呚蟺箇所をたずめお通しプレむで調べればいいのです。 仕事術ずしおは、おそらくですが、プログラミングやゲヌム産業に限らずなにか仕事で、 :自瀟や同僚などの蚭蚈ミスのようなものが芋぀かったら、 :再珟性が取れた時点で、その埌の詳现な調査は埌回しにしお、ひずたず、 :早めに蚭蚈担圓の郚眲に報告をするほうが効率的でしょう。 ;その他 䌚瀟によっおは、瀟内サヌバで、バグ報告シヌトず、その他のバランス調敎報告シヌトや提案シヌトなどを共甚しおいる堎合もありたす。 その堎合、報告シヌトに、報告の皮類の分類の蚘入欄があるハズなので、そこに「バグ報告」ず蚘入しお、バグ報告であるこずをきちんず明瀺したしょう。 なお䞀般に仕事においお提案する堎合、その提案の思い぀いたキッカケになったトラブルなどを䞀緒に報告するず、䌝わりやすいです。 たずえば集団でのゲヌム補䜜での提案の堎合なら、「珟圚の仕様では、テストプレむ䞭に○○な䞍郜合に遭遇したした。なので提案・芁望ですが仕様倉曎ずしお□□な仕様に倉曎しおほしいです」みたいに䌝えるず、䌝わりやすいです。 === バグ報告のその埌 === バグ報告のあずは、次のような流れになりたす。 # 返事 :ずにかく、担圓郚眲に報告を読たせ、報告を読んだかどうかの返事を曞いおもらう。 # 優先床づけ :修正するのか、たたは修正の優先床などの評䟡の決定をしお、情報の共有をする。 # 修正 : コヌド䞊でのバグ修正。コヌド䞊での修正が終わり、プログラマヌの環境で再発しなくなれば、ずりあえず「修正」ずしお䞭間報告。 # 修正確認 : 修正版が公開・配垃されおから、プログラマヌ以倖のコンピュヌタ環境でもバグが再発しおいないか、品質管理チヌムなどが実際に修正版をテストプレむしお確認する。 ゲヌムに限らず、䞀般のIT䌁業でも倧抵、䌌たような流れになりたす。ずいうか、ゲヌム䌚瀟がどうしおるのか、線集した人はあたり知りたせん。 オヌプン゜ヌスやフリヌ゜フトの堎合などは、返事や修正確認が省略される堎合もありたすが、しかし有料゜フト開発では返事や修正確認は行ったほうが安党でしょう。 ==== 返事 ==== 集団䜜業でのバグ報告の堎合、 バグ報告を受け取った偎䞻にプログラマヌは、 ずりあえず返事をする必芁がありたす。 プログラマヌがバグ報告にもずづいお実際のプレむしおみお調査した結果ずしおプログラマヌ偎でもバグが再珟できたのかずか、そういう事を瀟内のバグ報告甚サヌバヌの専甚ペヌゞあるいはバグ蚘入甚゚クセルに蚘入するずか、あるいはメヌルでのバグ報告なら返信するずか、ずりあえず、初期察応によっお返事をしたす。 瀟内で情報共有する必芁があるので、瀟内サヌバヌを䜿うのです。 さお、こういった瀟内サヌバヌ経由のバグ報告では、たずい、すぐにバグが修正できなくおも、ずりあえず :「調査䞭」ずか、 :「プログラマヌ郚眲でもバグが再珟したした」ずか、あるいは「プログラマヌ郚眲ではバグが再珟できたせんでした」ずか ずにかく、なにか珟状が分かるように、バグ報告甚サヌバヌなどにプログラマヌ偎など返事の暩限のある偎が察応を蚘入したす。 さらに䌁業などの堎合、バグ修正埌にも、 バグ蚘入甚玙に、どのようにバグ修正のプログラムを察応したのかを、簡朔に1行2行おいどで、バグ報告甚サヌバヌの専甚ペヌゞあるいはバグ蚘入甚゚クセルに曞いおおきたす。 したがっおゲヌム䌁業などの堎合、冒頭の :・バグの発生方法 : :・発生の頻床 : :・バグ発生した゜フトのバヌゞョン : :・バグの症状 : に加えお、さらに :・察応: のような項目が専甚ペヌゞあるいは蚘入甚゚クセルに加わりたす。 さらに、䌚瀟によっおは、 :・バグの原因: などの項目もあるかもしれないです。もちろん、バグの原因を調査するのはプログラマヌ偎です゜ヌスコヌドを芋れないずバグの原因を特定できないので、゜ヌスコヌドを扱っおいるプログラマヌなどが原因を蚘述する堎合が倚いだろう。 もちろん、ここでいう原因は、たずえば「テンキヌの1ず4を抌し間違えおしたい、その結果、歊噚IDが4番の『ハガネの剣』の番号がズレお『青銅の剣』歊噚ID:1番の攻撃力になっおいたした。」みたいなゲヌムのコヌドのミス内容ずバグ動䜜の察応を特定できるような説明のこずです。 けっしお「寝䞍足だったんです」ずか「颚邪気味だったんです」ずか、そういう情報は䞍芁です。 ずもかく、バグ報告蚘入シヌトに「原因」の項目のある堎合、2行4行おいどでバグの原因を蚘述したしょう。 なお、プログラマヌ偎や管理者は、バグ発生郚に関連する他の情報も知っおいる堎合がありたすが、なるべく、リリヌスたでは、最䜎限のバグに盎接・䞀次的に関係する仕様しか情報の共有しないようにする必芁がありたす。 ぀たり、デバッガヌが報告した事に盎接・䞀次的に関係する事は情報を公開、たたはそのデバッガヌに連絡する必芁がありたす。 しかし、それ以倖の間接的・二次的䞉次的にそのバグに圱響するこずは、あたり詳现を教えないようにする必芁がありたす。 なぜそうするかずいうず、もし、間接的なこずたで色々ず仕様の裏偎を知っおしたうず、デバッガヌの次回の通しプレむからは、仕様を知っおしたっおるので、自然なプレむが出来なくなっおしたいたす。 デバッガヌによる通しプレむの際には、開発初期には、なるべく䞀般プレむダヌに近い予備知識の状態でいおもらい、䞀般プレむダヌの取りそうな行動をデバッガヌに再珟しおもらう必芁がありたす。䞀方、開発䞭期ぐらいからは、デバッグ甚テストプレむダヌにも裏仕様などを教えお、確認プレむしおもらう必芁がある。 なので、そのために、開発初期のうちにはデバッガヌには䜙蚈な知識が無いほうが䞀般プレむダヌの感芚に近づくので、あえお間接的にバグに圱響する仕様に぀いおは、デバッガヌには公開しないでガマンしおもらう必芁がありたす。 具䜓䟋を挙げるず、たずえばアクションゲヌムで、党10面あるゲヌムのうちの4面のボス「暗黒倧王」ずの戊闘アルゎリズムにバグ報告があったずしお、その報告をもずにプログラマヌ偎は8面のボス「ゟンビ暗黒倧王」にもバグをプログラマヌ偎で別途に発芋したずしたしょう。 この堎合、プログラマヌ偎は、8面の「ゟンビ暗黒倧王」にもバグがあるこずに぀いおは、デバッガヌ・テストプレむダヌ達には、開発初期のうちは教えないでおきたす。 なぜなら、報告を入れたデバッガヌ偎・テストプレむダヌ偎はただ、8面たで進んでおらず、4面ボス「暗黒倧王」たでしか進んでない人もいるからです。 なお、手前のステヌゞこの䟋の堎合は1面3面のバグに぀いおは、報告したプレむダヌだけには個別にメヌルなどで情報共有しおも構わないでしょうただし、共有サヌバヌなどは、他の人も芋るので、共有サヌバヌ偎では教えないでおく必芁があるだろう。 このような堎合の察応策ずしおオススメなのは、「合蚈で䜕個の同皮のバグがあるか」ずいう情報を情報共有するこずです。 たずえば䟋の「暗黒倧王」バグず「ゟンビ暗黒倧王」バグの堎合なら、合蚈でボス2䜓あるいは2ステヌゞぶん、このバグがあるわけですから。 たずえば情報共通では 4面ボス戊でバグで○○が起きおしたうバグ、およびゲヌム埌半ステヌゞでの䌌たようなアルゎリズムのボス敵の類䌌バグずで、少なくずも合蚈2件、このバグがありたした。 みたいにプログラマヌ偎ずデバッガヌ偎ずで情報共有すれば、 これはデバッガヌ偎にもネタバレにならずに枈みたす。 たた、䞇が䞀、デバッガヌ偎があずから5件や10件も同皮のバグを芋぀けたら、「合蚈2件」を倧幅に超えおるこずから、プログラマヌ偎の確認モレをデバッガヌ偎が発芋したこずも分かるようになるずいう、情報共有の仕方です。 プログラマヌ偎の倧幅な確認モレが分かれば、デバッガヌ偎は再床、远加報告する必芁があるこずも、分かるようになりたす。 ==== 優先床づけ ==== この段階で、察応の優先床などのトリアヌゞをしたす。 最初のバグ報告の時点ですでにずりあえずのトリアヌゞがある堎合、返事の際にトリアヌゞの優先床を倉曎する堎合もあるかもしれたせん。 ==== 修正 ==== コヌドの修正は、プログラマヌが実際にキヌボヌドを䜿っお手入力などで行いたす。こればかりは、自動化は出来ないのです。 ==== 修正確認 ==== よくあるミスで、「間違えお修正前バヌゞョンをアップロヌドしおしたう」、「バヌゞョン番号は修正版になっおいるのに䞭身が修正前のたた」あるいはその逆パタヌン、などもミスもありたす。 たた、修正のコヌド自䜓に別のバグが新芏に远加されおしたう「゚ンバグ」ずいう堎合などもありたす。 「デバッグ甚の文字などの消し忘れ」、「デバッグモヌドのオフのし忘れ」などのミスもありたす。 そのようなミスが無いかは、実際にバグ報告者や品質管理チヌムなどがゲヌムの「修正版」ずされるバヌゞョンをテストプレむをしお、確認したす。 このため、最初のバグ報告を終えおも、バグ発生版のセヌブデヌタはなるべく消さずにセヌブなどをしお保管しおおく必芁がありたす。修正確認が終わるたで、バグ報告時点のプレむデヌタは残しおおく必芁がありたす。 === バグが無かったずいう報告 === ==== ver0.01を最初にデバッグプレむする堎合 ==== ver0.01やver0.10のような、ずおも初期のバヌゞョンをプレむする堎合、 たずえバグが無い堎合でも、ここには「バグが無かった」ずいう報告をしたす。ゲヌムにかぎらず、Linuxなど倧手オヌプン゜ヌス゜フトのテスト報告なども同様に、「〇〇にはバグが無い」ずいう事を報告したす。 このように珟状ではバグの無い、たたはバグのきわめお起きづらい郚分を芋぀け出すこずにより、裏を返すず、バグの無いこずがただ確認されおいない箇所にバグが朜んでいる確率が高いわけですので、そうやっおバグの居堎所を突き止めおいきたす。 実際に商業ゲヌムでも、たずえば19801990幎代のセガ䌁業名のアヌケヌドゲヌムゲヌムセンタヌの筐䜓機甚のゲヌムずいう意味では、このような方法で、バグのありかを突き止める方法が行われたらしいです<ref>[https://www.4gamer.net/games/518/G051828/20201111024/index_2.html 『「アストロシティミニ」発売目前 Hiro垫匠光吉猛修氏に聞くFM音源に圩られた19801990幎代セガ・サりンドの裏偎』2020/12/03 00:00 ] 2020幎12月4日に閲芧しお確認。</ref>。 䟋えるなら、プログラムの䞭に犯人がいお、ただ捜査をしおない堎所に犯人が朜んでいる可胜性が高いわけです。参考元のセガ開発者のむンタビュヌで、そういうふうに譊察捜査に䟋えおいる。 文献『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』でも、デバッグを「名探偵のように捜査」ず図衚で䟋えおいたす<ref>蛭田健叞『ゲヌムクリ゚むタヌの仕事 むマドキのゲヌム制䜜珟堎を倧解剖』、翔泳瀟、2016幎4月14日 初版 第1刷 発行、P103</ref>。 なお、海倖のゲヌム開発者の情報ですが、欧米の海倖ゲヌムでもLinux版ナヌザヌからのバグ報告は良質だず玹介したweb蚘事もありたすGigazine『「Linuxゲヌマヌのバグ報告率は平均の6倍以䞊」ずゲヌム開発者が明かす』<ref>[ https://gigazine.net/news/20211025-linux-gamers-bug-reports/ Gigazine『「Linuxゲヌマヌのバグ報告率は平均の6倍以䞊」ずゲヌム開発者が明かす』 2021幎10月25日 21時00分] 2021幎10月27日に確認. </ref>。 このような海倖事䟋もあるので、䟋倖的にもし日本のゲヌム垂堎が海倖ずよほど異質な品質管理でもしおない限り、オヌプン゜ヌス・コミュニティ䞀般でのバグ報告の様匏は、ゲヌムのバグ報告でもおおむね通甚するず芋お、よろしいでしょう。 さお、ゲヌム業界ではなくLinuxなどの業界でのテストの堎合は、バグが無かった報告のための報告デヌタシヌトなどの曞匏が決たっおいたり、報告甚にテスト操䜜ごずに入力チェック欄のある専甚サむトなどがあったりしたす。 しかし、ゲヌムの開発初期バヌゞョンにおける「通しプレむ」には、そんな気の聞いたシステムやサヌビスは、ありたせん。ただし、「壁に䜓圓たり」みたいな、どこのゲヌムでもチェックするようなデバッグ手法の堎合には、個別チェック欄がある可胜性もありうる。 しかし、ゲヌム党䜓の通しプレむでは、そんな個別チェック欄の存圚は、たず期埅できないでしょう。 なので、デバッガヌは、通しプレむの報告スタむルを、自分で考える必芁があるかもしれたせん。 『仕様曞』ずいわれる蚭蚈図がデバッグ甚のシヌトを兌ねる堎合もありたすが、しかし開発初期のほんずに初期バヌゞョンすぎる堎合、その『仕様曞』そのものが䞍確定だったり未完成だったりしたす。このような事情により、IT甚語でいう「探玢的テスト」ずいう方法で、ゲヌムの瀟内デバッガヌ/テスタヌはバグ報告せざるを埗ない堎合も倚いかもしれたせん。ゲヌムテストの堎合、そのゲヌムの実装にもずづく独自のいろいろな内郚プログラムのアルゎリズム/パタヌンがあるので、そういうのを開発初期に加わっおいる瀟内デバッガヌは察知しお、仕様曞に無いこず/そもそも仕様曞が無い堎合もあるこず、などを意識しお探玢的テストをする事になる堎合も倚々ありたす。 たた、同人ゲヌムには仕様曞など存圚したせん。 :※ アルバむトなどで、デバッグ系テスタヌを事業ずしおいる䌚瀟のアルバむト芁項などを芋るず、あたかもデバッグテストは仕様曞やチェックシヌトにもずづく行為だけかず錯芚しがちです。しかし、そういう倖泚䌁業に倖泚する前に、たず先に発泚元のゲヌム䌚瀟で倧たかに通しプレむなどをしおデバッグをしおいく必芁がありたす。 :発泚元が仕様曞そのものを策定するためにも、たず自瀟でのデバッグによる確認が必芁なのです。 ::䞀方、のちの段階で、倖泚䌁業ずしおデバッグ䟝頌を有料で受ける堎合なら、あらかじめ発泚元で倧たかに通しプレむをしお、倧たかなデバッグをしおあるハズなので、通しプレむよりも、遞択肢を党パタヌン確認したり、敗北時の反応を確認するなどの局所的なチェックを優先する事が望たしい、ず考えられたす。ただし、仕様の把握のために倖泚サむドでもテスタヌは䞀床は通しプレむをする必芁があるので、皋床問題です。 ずもかく、開発初期の時点のデバッガヌ・テスタヌは、プランナヌ仕様の制定者。いわゆる「䜜者」などずダリトリをしおいく仕事を通じお、そのゲヌムに適したバグ報告スタむルそのものを暡玢しお確立しおいく必芁が生じたすので、ある皋床はそのゲヌムを䞀般プレむダヌの目線でゲヌム攻略的にプレむする必芁がありたす。ただし、短めの日数で攻略プレむを区切る。 その埌、デバッガヌは開発のすごく初期の最初のバヌゞョンでは、たずいバグが無くおも、「自分がプレむした範囲では、どこにバグが無いか」ずいう事を報告する必芁がありたす。 さお、ゲヌムの堎合、単にけっしお「どこのシヌンでバグが無いか」だけを報告するの'''ではない'''のです。䞀般のIT゜フトずは、ここの仕方が違っおいるかもしれない。 なぜならゲヌムは、そのシヌンに到達する前に重芁むベントの遞択肢などの遞択結果によっおフラグ倉数などの圱響を受けおいるからです。だからフラグの状況によっおは、他のデバッガヌや開発者が远詊しおもバグが発生しない堎合もありたす。 なので、「ここにはバグが無かった」ずいう報告をする際には、加えお、そのシヌンに至るたでに、途䞭でどんな感じのプレむをしおいたかも加えお報告する必芁がありたす。 たずえばRPGなら、フラグに圱響を䞎えそうな重芁むベントの遞択肢などでは、自分がどの遞択肢を遞んだかなどを、加えお報告する必芁があるのでしょう。ただし、倧たかに報告する必芁がありたす。 なぜなら、ゲヌム䞭のすべおの遞択を報告するのは、遞択肢が膚倧すぎるので、たず䞍可胜だからです。现かい報告をするのは、もう少し完成床の高くなった仕䞊げの段階からです。 開発初期のほんず初期バヌゞョンver0.01あたりでは、ゲヌム党䜓に開発チヌムの劎力を回す必芁があるため、现かいデバッグは埌回しにしたす。 さらに開発初期では、ゲヌム䞭のどの芁玠が朜圚しおいるバグに圱響を䞎えやすいかが党く䞍明であり、重芁むベントの遞択肢 '''以倖'''も朜圚バグに圱響を䞎える可胜性すらありえるので、ずりあえずバランス調敎に必芁になりそうなプレむ結果も、぀いでに報告したす。 たずえばRPGの新機胜の公開盎埌なら、いく぀かの重芁むベントの時点でのレベルずか倧たかな装備ずか、どこのステヌゞたで攻略したかずか、そういうのも初期テストでは報告したす。 レベルが朜圚バグに圱響を䞎える可胜性だっお、開発初期では、ありえるのです。 ただし、この時点ver0.01あたりではバランス調敎はしたせん。なぜなら、ゲヌム党䜓にチヌムの劎力を回す必芁があるからです。 なので、デバッガヌは今埌のバランス調敎を芋据えおみすえお、今埌のバランス調敎にも䜿えそうなプレむ結果のデヌタを、デバッグのテストプレむの぀いでに報告しずくだけです。 こういったテスト結果をもずに、数人のデバッガヌが共通しお、「こういうプレむをした結果、ここにはバグが無かった」ずいう事が保蚌されたなら、 ずりあえず、たずい もしそこにバグが朜んでいたずしおも、そのバグの発生確率は「バグが無かった」報告により、発生確率が䜎い事が保蚌されるようになるので、開発チヌムは他の郚分の開発に専念できたす。 たた、デバッガヌどうしでも「〇〇にはバグ無し」情報の共有により、バグ発生確率の䜎いシヌンの怜蚌プレむを埌回しにしお、ただ未怜蚌の郚分の怜蚌プレむに取り掛かるこずができるようになりたす。 ==== 倧幅な曎新の盎埌 ==== ゲヌムのバヌゞョン曎新によっお新機胜が远加されたばかりの新バヌゞョンには、バグが倚く、いろいろな堎所にバグが発生する堎合がありたす。 なぜなら、その新機胜が、ゲヌム䞭のさたざたな芁玠に圱響を䞎えるからです。ゲヌムに限らず、IT゜フトでなにか新機胜が远加された堎合、バグが倚く発生しがちです。 なので、倧幅な機胜の远加や、倧幅なストヌリヌの远加などずいった、倧幅な曎新があったら、たずいバグが無くおも、「ここにはバグ無し」系の報告の必芁がありたす。 【デバッグ報告】「異垞なし」です。 ゜フト「□□□□」のver0.85で倧幅にストヌリヌ远加されたバヌゞョンが公開されたので、このver○○で通しプレむおよび、䞋蚘の行動をしおみたしたが、異垞は芋られたせんでした。今のずころ、正垞です。 通しプレむ内容 重芁アむテム『ヒスむの銖食り』を本むベントでマップ『隠し掞窟』の魔女から貰いたした。 その埌、アサシンギルドのボス『アサシンマスタヌ』を倒したこずにより、ダンゞョン『アサシンギルド』を攻略したした。 通しプレむでのレベル : Lv40で突入、Lv53で本バヌゞョン远加むベントのクリア 確認した行為 ・ △△△ ・  みたいな感じでしょうか。 他の利甚者が別の利甚方法をしおたらバグが芋぀かる堎合もあるので、なので、「自分が䜕をしおいる限りは、ずりあえず、この゜フトにはバグが芋぀からない」ずいう情報が「異垞なし」報告に必芁です。 こうするこずで、もしバグが今埌に他の堎所で芋぀かった堎合でも、゜フト䜜者が「異垞なし」報告を受けた郚分は埌回しにできたす。 ==== バグが無かったずいう報告も時には必芁 ==== もし仕事でデバッグ䟝頌を受けおいる際、開発版゜フトりェアがバヌゞョン曎新されおデバッガヌなどの協力者に限定公開された堎合、デバッガヌは怜査のために゜フトをテスト䜿甚するワケですが、テストの結果、バグが芋぀からない堎合もありたす。 もし仕事のデバッグ䟝頌を受けおいる堎合、たずいバグが芋぀からなかった堎合でも、デバッガヌから゜フトりェア䜜者に連絡する必芁がありたす。ただし、仕事でない゜フトの堎合、いちいち゜フト利甚の際に報告の必芁は無いし、むしろ䜜者の手間をかけおしたう。なぜなら、もし䜜者が利甚者党員から報告を受けおいたら、人気アプリ䜜者などは、倚くの人から報告されおしたうので返事に手間が掛かっおしたうので。 仕事の堎合、IT産業にかぎらず䜕かの怜査では、もし怜査の結果ずしお異垞が芋぀からなくおも、「今回の䜕月䜕日の怜査では、ver○○には異垞が芋぀からなかったです」ずいう報告が必芁です。日付が必芁です。翌日の怜査でバグが芋぀かるこずも、よくあるので。 なので、最初から、報告レポヌトに日付欄ひづけらんを䜜っおおくのが良いでしょう。 たたレポヌト文䞭でも、「昚日の報告では」ずか曞くのではなく、「昚日の5月10日の報告では」みたいに、埌日に日付を芋おも分かるように、報告曞では文䞭の日付も曞きたしょう。 ずもかく、「異垞なし」報告をしないず、そもそも怜査の䟝頌の連絡がテスト者に行き届いおないのかずか、確認のための手間が、補品の䜜者偎に掛かるからです。 さお、゜フトの「異垞なし」報告をする堎合、「自分はどういった䜜業をその゜フトりェアで䜕時間くらい利甚しおいた所、今のずころ、ver○○にはバグが芋぀かりたせんでした」ずいうように報告をする必芁がありたす。 たずえば、䞀䟋ですが、※ 未蚘述 === 仕様かバクか䞍明な堎合 === ゲヌム挔出のなかには、䞀芋するずバグっぜい挔出もありたす。 なのでデバッガヌが、ゲヌムのテストプレむをしおいるずきに芋぀けた珟象が、はたしおバグなのか、それずも意図的な挔出なのか、悩むこずもよくありたす。 このような堎合でも、ずりあえずはデバッガヌは念のためバグかもしれないず報告を挙げおおくのが、ゲヌム業界での通䟋だず蚀われおいたす芁出兞。 たずい結果的にバグではなく意図的な挔出だずしおも、プログラマヌ偎にずっお、ナヌザヌ芖点に近い人からの参考意芋になりたす。 もしプログラマヌ偎やクリ゚むタヌ偎は、このような仕様の぀もりの郚分にバグ報告を受けたら、きちんずデバッガヌたちに、「この珟象はバグではなく仕様です」ずいうこずを説明し、デバッガヌたちずプログラマヌずで情報共有する必芁がありたす。 === その他 === ==== レベル䞊げやノヌ・ミスは目的ではない ==== プレむするバヌゞョンに぀いおは原則、なるべく最新バヌゞョンをプレむしたす。 なぜなら、今埌のプレむダヌがプレむするバヌゞョンに、もっずも近いバヌゞョンは、珟時点での最新バヌゞョンだからです。 なので、RPGやシミュレヌションなどのデバッグをしおいる堎合、もし最新バヌゞョンが出たら、ずりあえずセヌブデヌタを最新版に移行可胜なら、さっさず最新版に移行したしょう念のため、叀いほうのセヌブデヌタもしばらくは残しおおく。 なお、レベル䞊げのバグの有無の確認に぀いおは、デバッグ初期の段階で、デバッグモヌドなどでカンストカりンタヌストップチェックを行っおいるハズです。なので、通しプレむでは、レベル䞊限チェックの確認の優先順䜍は、䜎めでしょう。 ずはいえ、䞀床は誰かが通しプレむでもレベル䞊げの通しプレむで最高レベル近くなどのレベルをチェックする必芁がありたすが、しかし時間が掛かりすぎるので、もし誰かが既に1床や2床はレベル䞊げのカンストのチェックしおいれば、あずは他の人がレベル䞊げをチェックするのは䞍芁でしょう。 このように、䞀応は通しプレむで誰かが最高レベルや最高スコアなどの䞊限を確認する必芁があるので、なので自分のプレむでの最高レベルなどのセヌブデヌタも䞀応は保管しおおくべきでしょう。 ずもかく、このようにデバッガヌどうしで圹割分担をしたしょう耇数のデバッガヌがいれば、の堎合ですが。 なお、最新バヌゞョンにセヌブデヌタを移行した際は、攻略の前に、たず『曎新履歎』などの情報を読んで、そしおその曎新したゲヌム内環境の呚囲に異垞のないこずを確認するデバッグ的に色々ずしおみるプレむをしたしょう。 いちおうプログラマヌ偎でも、曎新箇所に぀いおはデバッグモヌドなどで簡易的に確認をしおいるずは思いたすので、この段階ではバグはあたり芋぀からないのが普通ですがなので正垞な動䜜が芋れるのが普通ですが、しかしデバッガヌにずっおも、たず正垞な曎新結果がどういう結果なのかを知る必芁があるのです。 なので、たず正垞な曎新結果を実際にプレむでさっさず確認しおから、そのあずで、通しプレむを始めたり、あるいは移行埌のデヌタを攻略しおゲヌムクリアしたりしたす。 その埌にただ次のバヌゞョンが出おなければ、今床はニュヌゲヌムで最初から通しプレむをしたしょう。 たた、ノヌ・ミスたずえばシュヌティングゲヌムなら敵のミサむルを䞀発も受けないで、党おの敵匟を避けるずかでクリアするのが目的ではないです。 RPGなどでは、぀い぀い普通の感芚では、党滅したあずにアプリを保存しないでクロヌズいわゆるリセットしおしたいがちですが、しかし、なるべくデバッグの序盀では、通垞のプレむ䞭にはリセットしないで、そのたた続けお保存しおクリアを目指したしょう。なぜなら、デバッグ䞭にしだいにデバッガヌもプレむに䞊達しおしたうので、普通にプレむしおるず党滅の回数はしだいに枛っおいくので、党滅時のデバッグが面倒になっおいきたす。 なので、ミス時や党滅時などにバグが起きないこずも確認する必芁があるので、プレむでミスしおも、なるべくリセットしないようにしたしょう。ただし、わざず異垞なプレむをしおいる堎合には、他のバグ調査ず区別するために、保存せずにリセットする堎合もありたす。 == バグ報告したあずのデバッガ == バグが芋぀かっお、報告が終わったら、デバッガヌ・テスタヌは空き時間に、類䌌のバグが無いかを探したす。 デバッガヌの手元に、バグ再珟時に近いデヌタがありたすのでしばらくセヌブデヌタなどを残す必芁がありたす、゜レを䜿い、 :報告したバグ内容に近いけど埮劙に倉えた操䜜をいろいろずしおみお、バグが起きるか起きないかを調べたす。 たずえば、もし報告したバグ内容が䞋蚘の䟋の堎合、 :䟋 【バグ報告】 りッキヌク゚スト ver0.87 。ハゞメガルド歊噚屋オダゞの䌚話時のキャラチップ衚瀺ズレ ・[バグの症状] ゲヌム䞭盀でのハゞメガルド歊噚屋の芪父の䌚話時のキャラチップ䜍眮衚瀺ズレです。 ・[発生の頻床] 圓の歊噚屋オダゞに話しかけるたび、毎回バグ発生です。3回、確認したした。 ・[添付ファむルの内容] メヌル添付画像は、バグ発生時のオダゞ画像チップが店の壁に乗っおしたっおるナゟ画像です。 ・[バグの発生方法] ゲヌム序盀の第1章から行ける街・ハゞメガルドの歊噚屋の芪父に、 ゲヌム䞭盀の第䞉章になっおからハゞメガルドに行き、 自軍パヌティ構成が戊士・戊士・僧䟶の3人パヌティの 味方平均レベル28くらいの状態で歊噚屋芪父に話しかけるず、 なぜか芪父が話しかけるたびに、 バグによっお芪父のキャラチップの衚瀺䜍眮が1マスぶん右にズレたす。 ・[参考情報] 私の今回のテストプレむでは、ただ「䌝説の剣」は入手しおいたせん。 「䌝説の盟」は、このバグ発生の時点で入手しおいたす。 䌝説の盟を守っおいる䞭ボス・暗黒倧王も撃砎しおありたす。 今回のプレむでは、装備はただハガネ装備です。ミスリル装備は、しおいない状態です。 ミスリル鉱山の街をすでに垝囜軍から解攟したしたが、プレむダヌ所持金を節玄するためハガネ装備のたたです。 ハガネ装備のたたレベル28たで䞊げお暗黒倧王を倒しおいたす。 䞊述のような報告を先にしたら、デバッガヌは報告埌にテストプレむで、たずえば、 :ハゞメガルド街の歊噚屋ではなく、道具屋の䞻人に話しかけたらどうなるかずか、あるいは宿屋の䞻人に話しかけた堎合はどうなるかずか、 :あるいは自軍パヌティ構成を倉えたらどうなるかずか、 :あるいは、呚囲の他の街の歊噚屋や道具屋・宿屋の䞻人に話しかけたらどうなるかずか、 いろいろずテストプレむで詊したす。このテストには時間が掛かるので、なので先に報告しおおく必芁がある。 == 仕様の矛盟や䞍具合を芋぀けた時の報告 == === 抂芁 === デバッガヌは、堎合によっおは、バランス調敎チヌムよりも先に、テストプレむをする堎合もありたす。 その堎合、现かなバランス調敎などはデバッガヌはしないで、あずのバランス調敎チヌムに任せたす。さお、このようなデバッガヌ先行のテストプレむのずき、仕様蚭蚈そのものの問題点をデバッガヌが芋぀ける堎合も、ずきどきありたす。 プレむダヌにずっお「よかれ」ず思っお䜜られた蚭蚈が、実際にゲヌムに実装されおみたバヌゞョンをプレむしたずき、その仕様のせいで他の問題点が発生しおいたりずか、そういう珟象にデバッガヌが遭遇する堎合もありたす。 なので、バグ報告のサヌバなどは、仕様の改善案などの提出サヌバなども兌ねたす。 この堎合、けっしお単に「この仕様のここはオカシむ」ずだけ報告を入れるのではなく、できれば倧たかに改善案を提案し、぀たり、どう盎すずむむかを自分なりに考えお数パタヌンほどの改善案に提案するず、担圓者に話が通じやすいです。 こう説明したほうが通じやすい理由は、具䜓䟋があったほうが分かりやすいから、です。提案する事自䜓はあたり目的ではなく、具䜓䟋で説明しお分かりやすく䌝える事が目的です。 === シナリオなどのデバッグ === ==== シナリオ系バグの皮類 ==== テストプレむダヌは、シナリオ怜蚌も必芁です。たず、䞀口に「シナリオ系のバグ」ず蚀っおも、䞋蚘のように倧たかには幟぀かの皮類がありたす。 :* 倧元の脚本自䜓に矛盟があり、ストヌリヌなどが前半ず埌半で矛盟しおいるような堎合、 :* 脚本のストヌリヌには問題なさそうだが、ゲヌム䜜成時のフラグ分岐などの察応甚シナリオの䜜成挏れや内容ミス、 などです。 実際には、䞊の2皮類のバグが融合したような、シナリオバグもありたす。もしかしたら、だいたい゜レかもしれたせん。 ずもかくゲヌムの堎合、䞀般の小説やマンガずは違い、プレむの結果によるフラグ分岐によっおストヌリヌが倉化するずいう性質がありたす。 このため、䞊蚘のように、フラグ分岐の数が増えたら、ゲヌム内むベントなどの小ストヌリヌも远加しお新たに䜜成しお加える必芁がありたす。 䞀぀のゲヌム内には、むベントがいく぀もあるので、ずきどき、むベント甚の小シナリオ䜜成時にミスずしお、そもそものフラグ分岐に察応し忘れたために、そもそもの分岐先シナリオが欠けおしたうバグの堎合がありたすもちろん、デバッグで盎す必芁がある。぀たりデバッグずしお、忘れおいた分岐シナリオを䜜成しおゲヌムに実装する必芁がある。 あるいは、分岐先の察応シナリオそのものは存圚しおいるが、しかし実際のフラグ内容ず、分岐シナリオのメッセヌゞ内容がミスっお䞍敎合になっおいる、などのような事䟋です。 ==== 脚本自䜓のバグの堎合 ==== 仮に、改善すべきシナリオバグの皮類が、脚本自䜓のバグだずしたしょう。もし、キャラクタヌの䌚話文などの衚珟の問題である堎合、たずえば、「この性栌のキャラクタヌが、こういう事を蚀うのはオカシむ」ような問題の堎合なら、 改善案の提案では、具䜓的なセリフは曞かないでおくほうが、著䜜暩などの理由で安党な堎合もありたす。 たずえば、 :「このシヌンでなら、このキャラクタヌは、これこれこういう内容の発蚀をすべきです。なぜなら」 みたいに、説明文で説明したほうが䌝わりやすいです。 あたり、キャラクタヌの蚀い回しなどの具䜓的な衚珟は、デバッガヌ偎では考えず、衚珟に぀いおはシナリオラむタヌなどの著䜜者に任せたほうが、お互いにラクです。 その理由は、法埋の著䜜暩などの理由もありたす。著䜜暩法では、アむデアは著䜜暩の察象には、ならないのです。法孊の専門甚床で「アむデア/衚珟の二分論」ず蚀いたす。 瀟内の暩利関係の管理をラクにさせるため、著䜜暩者はなるべくシナリオラむタヌに統䞀させたす。 そのため、あえおデバッガヌなどは、もし衚珟の䞍敎合に気づいお改善案を出す堎合でも、アむデア提案たでに留めたほうが良いでしょう。具䜓的な蚀いたわしなどはシナリオラむタヌに任せたほうがいいかもしれたせん。 これは裏を返すず、ゲヌム補䜜では、じ぀はメむンのシナリオラむタヌ以倖にも、プログラマヌやグラフィッカヌやデバッガヌなどのスタッフも、テストプレむなどを通しお、実は少々のシナリオ提案をしおいる、ずいう事でもありたす。もちろんシナリオ䜜成の比率はシナリオラむタヌのほうが高いですが 䌚話文にかぎらず、ゲヌム䞭の説明文の衚瀺なども、実際にどう衚瀺するかは、なるべく、それぞれの担圓者に任せるのが良いでしょう。 テストプレむ䞭に矛盟点に気づいた堎合は、具䜓的な衚珟には螏み蟌たないようにしお、しかしアむデアは具䜓的に「ここでコレを衚瀺すべきです」みたいに具䜓的に提案する必芁がありたす。 このようにシナリオのデバッグをする際の泚意点・留意点ずしお、なるべくシナリオ倉曎のアむデアの決定暩は、シナリオラむタヌに任せたす。぀たり、けっしお倚数決には、しないほうが安党です。理由は幟぀かありたすが、理由のひず぀ずしお、远加シナリオや次回䜜シナリオなどの今埌のシナリオ䜜成時にも察応する必芁があるから、です。 単に珟時点で存圚しおいるシナリオ案だけの䞀時的・䞀郚の矛盟を盎すだけなら、単なる非シナリオラむタヌのテスタヌ・デバッガヌでも出来おしたいたすが、しかし倉曎したシナリオをもずに今埌のシナリオを考える事をするのはシナリオラむタヌでないず困難です。 このため、シナリオ倉曎案の採甚の有無の暩限は、シナリオラむタヌおよび開発リヌダヌなどに採甚の暩限を委ねたしょう。たた、けっしおシナリオラむタヌを飛び越しお開発リヌダヌに盎蚎・越蚎するような事は断じお、やめたしょう。 このような盎蚎・越蚎のようなトラブルを防ぐ方法ずしお、たずえば、最初から瀟内公開のサヌバヌで仕様倉曎案を受け付けるずかのように瀟内公開の堎でのみシナリオ倉曎案を受け付けるなど、そういった工倫などをするず良いかもしれたせん。 さお、シナリオ改善案の採甚の暩限は、シナリオラむタヌず開発チヌムリヌダだけが握るのでした。 ぀たり、けっしお小䞭孊校の孊玚䌚のような、倚数決で䜕でも決たるような決定方法は、行わないほうが良いでしょう。ずいうかそもそも䌁業瀟䌚は基本的に、孊玚䌚のようなシステムは取っおいたせんたずえば株匏䌚瀟における株匏総䌚ですら、決しお倚数決ではありたせん株数に応じお祚数が割り圓おられるので。 ずきどき、高校や倧孊を卒業したばかりの人は、ここら蟺の瀟䌚垞識を勘違いしおいる人がいたす。自分がそういう勘違い人間にならないように、気を぀けたしょう。孊玚䌚や、珟実の政治遞挙のような決定システムは、瀟䌚党䜓で芋れば、割合ず特殊で異䟋な決定システムです。 :※ マンガ業界でも、既に1990幎代に挫画家の小林よしのりが造語の『孊玚民䞻䞻矩』ずいう衚珟で、圌の著曞のゎヌマニズム宣蚀の䞭で、䞊述のような若者にありがちな、ビゞネスを孊玚䌚ず混同するような勘違いを揶揄しおいたす。 たた、こういうこずは、テスタヌ芖点ではなくゲヌムデザむナヌなど担圓者の芖点から考えおみれば、デザむナヌは、テスタヌなどからの意芋は聞くが、しかし刀断は絶察にゆだねず、最終的な刀断はデザむナヌが自己の責任をも぀こずを芚悟するずいうこずでもありたす<ref>塩川掋介『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、技術評論瀟、P.211</ref>。曞籍『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』によるず、曞籍では文脈はやや違っおシナリオ改善案に限ったこずではないですが、文献䞭の倧芋出しで「意芋を聞くが、刀断は決しお委ねない」ずありたす<ref>塩川掋介『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、技術評論瀟、P.211</ref>。テスタヌの話に限らず、ゲヌム制䜜のチヌムリヌダヌが『最もやっおはいけないコミュニケヌションのひず぀が、「話を聞きすぎるこず」』だず著曞の塩川氏は述べおいたす」<ref>『ゲヌムデザむン プロフェッショナル』、P253</ref>。 マンガ『ナナのリテラシヌ』第2巻でも、䜜䞭の老霢ゲヌム䜜家が商業ゲヌム開発を「゚ゎむスティック」ずいう衚珟ずずもに、けっしお皆で仲良く䜜るものではないず自身の䜓隓を説明しおいたす。 たた、19952005幎頃にゲヌム評論家の阿郚広暹が著曞で蚀うには、圌はもずはゲヌム䌚瀟出身でその埌にゲヌム評論家になったのですが、ある䜜品のゲヌム評論にお、そのゲヌムは孊生レベルのゲヌム制䜜をテヌマにしたシミュレヌション的ゲヌムだったのですが぀たりゲヌム内キャラがゲヌムを䜜る、おおむね阿郚は「このゲヌムでは、胜力倀の䜎いキャラは、仲間にしおも足手たずいだが、著者の経隓からするずリアルである」ず衚珟しおいたした。 むマゞニア瀟の1999幎の䜜品『ゲヌム゜フトを぀くろう』ずいうのがありたすので、おそらく時期的にこれだず思いたす。 ずもかく、倚数決でのゲヌム制䜜は、論倖のようです。 なお、開発チヌム内に耇数人のシナリオラむタヌがいるサヌクル内での堎合に぀いおは、その堎合でも䞊蚘の開発䟋ず同様に、なるべく、メむンのシナリオラむタヌず開発リヌダヌにだけシナリオ倉曎の採甚の暩限を委ねるのが、トラブルを防げお安党だず思いたす。ただし、劇䞭劇などのように、特殊性の高い郚分シナリオの堎合、その劇䞭劇だけサブ・シナリオラむタヌなどにも決定暩を䞎えるのも、アリかもしれたせん。 たずえば、ゲヌムに限らずアニメ業界などでも䞀昔前では、アニメ監督をしおいる人が、自身の監督しおいる䜜品が終わった埌の時代には、他のアニメ監督の䞋で䞋働きをしおいるような堎合もありたした最近はどうか知りたせんが。 マンガ界などでも䞀昔前では、月刊マむナヌ挫画誌などで連茉終了しお手の空いお収入も無くなった挫画家が、別の連茉䜜家たいおい、終了した偎の挫画家が元アシスタントをしおいた䜜家の連茉䞭マンガ制䜜を手䌝うような事も、ずきどきありたした。 「船頭倚くしお、船、山に登る」ずいう戒めいたしめのコトワザがありたす。 ゲヌム開発でも、決しお船が山に登らないようにするため、メむンのシナリオラむタヌ・開発リヌダヌなどにシナリオ採甚の暩限を䞀元化するのが安党でしょう。 そうそう、挫画家は、䌚瀟員ではありたせんので、連茉やアシスタント仕事などの無い期間は、絊料はれロ円です。印皎などで皌ぐしかありたせん。たた、単行本の売り䞊げが少なすぎる堎合、単行本化を打ち切られたすので、印皎の収入源も途絶えたす。 䞖間でよくある勘違いで、「䜜家を、いったんプロになれば、公務員のように定幎たで身分および収入が保蚌される」ずいうような勘違いをしおいる人が倚々いたす。しかし、党く珟実に即しおいない勘違いですので、考えを改めたしょう。挫画家の 小林よしのり も、圌は少幎ゞャンプでのデビュヌ前たで、おっきり挫画家は定幎たで収入が保蚌されるものだず勘違いしおいたず著䜜『ゎヌマニズム宣蚀』で述べおいたす。 マンガに限らずアニメでも同様です。 これは぀たり、元・連茉挫画家が、自身の連茉終了埌に他䜜家のアシスタントずしお生蚈を立おおいる堎合、圓然ですが収入額はアシスタント時代にたでダりンしおいたす。 アニメ監督が、別のアニメ監督の人の䞋で䞋働きをしおいる堎合もおそらく同様に、絊料は䞋働きか、せいぜい䞭間管理職くらいの収入額たでダりンしおいる、ずいう事です。 なのでゲヌム䌚瀟員でも、他のシナリオラむタヌの䞋でシナリオのデバッグをしおいる堎合、圓然ですが収入はもしあるずしおも、テスタヌ皋床のものだろうずいう事を芚悟しなければならないかもしれたせんこのペヌゞ曞いた人は、あたりよく知りたせん。もっずも、そもそもフリヌゲヌム開発の堎合なら、収入自䜓がれロですが。 ==== どんな矛盟がシナリオ脚本のバグか ==== ゲヌムに限らずマンガやアニメも含めた嚯楜フィクションのシナリオの堎合、珟実ずは違っお、意図的に矛盟を起こしたシナリオを䜿う堎合がありたす。たずえばギャグ䜜品なんか、わざずトヌクの前埌で矛盟をさせる事もよくありたす。萜語なども同様でしょう。 さらにファンタゞヌ䞖界やSF䞖界などで私たちの珟実䞖界ずはゲヌム䞭の物理法則や時空の法則が違っおいるので、珟実では矛盟しおいおも、ゲヌム蚭定ずしおは矛盟しおいない堎合や、矛盟しおいおも「挔出」などずしお蚱される堎合もありたす。 このため、シナリオの矛盟の報告で、修正すべき矛盟を芋぀けるのは、なかなか難しいです。 ゲヌムでは曎に、テンポ感などの理由で、小さな矛盟を補䜜者が意図的に無芖する堎合すらありたす。もし矛盟を修正しようずするず、ゲヌム䞭での説明䌚話が長くなっおしたい、「テンポ感を損ねるだろう」ずいった刀断によっお、小さなシナリオ矛盟を残すずいう高等的なテクニックすらありたす。 䟋倖ずしお掚理ゲヌムや掚理むベントなどずいった、けっしお矛盟の蚱されない䟋倖を陀き、ゲヌムシナリオのデバッグでは必ずしも、杓子定芏に党おの矛盟をれロにするずいう事は、ゲヌム開発では良策ずは限らないのです。 アニメ業界でも、ギャグ䜜品ではないですが、宮厎アニメの䞻人公パズヌの䌚話シヌンで、実はストヌリヌの冒頭ず䞭盀ず埌半の䌚話を芋比べるず、じ぀は䞻人公パズヌの性栌が埮劙に䞀貫しおいない、ずいう指摘がアニメ評論家からされた事もありたす「ず孊䌚」や「トリビアの泉」で有名な唐沢俊䞀が幎代の圓時、そういう指摘をしおいたした。アニメでもテンポ感のために意図的に矛盟させる技法もありたす。 ==== 盎すべきバグずは䜜品テヌマに反するバグ ==== ですが、それでもあえお、あるシナリオの矛盟を修正しなければならない堎合もありたす。その䟋の䞀぀ずしおは、物語のテヌマに反する誀解を䞎えるような矛盟のある堎合です。 たずえば、物語のテヌマが、「思春期の男女は、恋愛を通じお人間性も成長する」ずいうようなテヌマの堎合、もし、たずえば恋愛関係にある男女仮にボブ男ずクレア女ずしたしょうが、本来ならボブずクレアは恋愛関係にあるのに、テンポなどの事情でセリフが削られたりしお、あたかも「ボブずクレアは嫌いあっおる」ずか、そもそも「ボブずクレアが恋愛関係にはない、単なる同玚生」のような印象をプレむダヌに䞎えるようなシヌンがあるずしたら、おそらくそのシヌンはバグず芋なしお修正されるべきです。 このように、物語テヌマに反するシヌンなどは、シナリオのバグの可胜性がありたす。 ==== 裏テヌマずいう存圚 ==== なお、ゲヌム開発においお必ずしも、いちいち「このゲヌムのシナリオのテヌマは、〇〇です。どういうこずかずいうず以䞋略」みたいな説明は無いこずが、よくありたす。 「プレむすれば、たずもな感芚があれば、物語のテヌマくらい分かるでしょ 倧人なんだからさぁ」みたいな感じで、いちいちシナリオテヌマはデバッガヌなどには説明されないでしょう。 あるいは、衚向きのテヌマずは別に、名蚀されおいない裏のテヌマなどが存圚しおいる堎合もありたす。挔出などの郜合で、裏テヌマはあえお名蚀されない堎合もありたす。 たずえば小孊生くらいの子䟛むけのタヌゲットな明るいゲヌム䜜品などで、「良い倧人になるためには、子䟛はどうあるべきか」みたいなマゞメなテヌマは普通、名蚀はされないで、裏テヌマに回るでしょう。 なのでシナリオのデバッグをする堎合には、そういった裏テヌマも読み取った䞊で、シナリオをデバッグする必芁がありたす。 䞊蚘のノりハりを聞くだけなら簡単そうですが、しかし倧倉なのは、この「裏テヌマの発芋」をする事です。シナリオのデバッグ䞭に、けっしおいきなり裏テヌマにピンポむントな修正案件が芋぀かるこずはありたせん。 たいおい、最初に芋぀かるシナリオバグは、単なる蚭定矛盟などです。 単に仕様曞などず照らし合わせれば発芋できる䞀般的なバグずは違い、シナリオのバグの発芋には䜜品ぞの読解や理解が必芁です。なので、けっしおいきなり最初にピンポむントにシナリオの裏テヌマ関連バグは芋぀かりたせん。ずいうか、そもそも裏テヌマは巧劙に隠されおるからこそ、「裏」のテヌマなのです。 テスタヌ・デバッガヌたちが现かな蚭定矛盟などを報告しおプログラマヌなどが盎しおいるうちに、たたに、぀いに裏テヌマにピンポむントなシナリオ矛盟をデバッグ関係者の誰かが芋぀けるっお事が、たたにありたす。 このように、けっしおいきなりは、ピンポむントなシナリオ矛盟は芋぀かりたせん。 なのでたず、小さなシナリオ矛盟であっおも、よほどテンポ感を䞋げない限りは、なるべくテンポ感を䞋げないたたずりあえずは矛盟を盎しおいく矛盟を小さくしおいくのが安党です。 諺こずわざ「将を射んず欲せば、たず銬を射よ」のようなものです。 あず、そもそもシナリオラむタヌ自身が、自身の脚本に隠れた裏テヌマにあたり自芚できおいない堎合もありたす。なのでラむタヌに「この䜜品のテヌマはなんですか」ずか質問しおも無駄です。なのでテスタヌなどが頑匵っおシナリオを読解・掚察しおいくしか、裏テヌマを芋぀けだす方法は、ありたせん。 なお、本wikiでは説明の郜合で、あたかも報告圓時に「これが裏テヌマだ」ず気づいたかのように説明したすが、しかし実際には「裏テヌマ」ずしお気づくのは数ヵ月埌たたはリリヌス埌だったりしたす。 月日が経っおから、ようやく、あずで「あ、あのずきシナリオ修正されたアレこそが物語の裏テヌマだったんだ」ず気づいおいきたす。 シナリオラむタヌ自身の芋萜ずしおい第3の物語テヌマがテスト䞭に芋぀かる堎合もありたすが、これも「テヌマだ」ずしお自芚されるのは数ヵ月埌だったりリリヌス埌だったりしお、リリヌス前のデバッグ期間䞭にはテヌマかどうかは分からないものです。 このように、裏テヌマか第䞉テヌマかどうかは、リリヌス前のデバッグ期間䞭には刀定しづらいので、あたり杓子定芏には堅苊しくは考えすぎないようにしお、ずりあえず、ある皋床はシナリオラむタヌたちの感性に任せおシナリオ修正しおいくこずになるでしょう。 ==== レアケヌス察応挏れなどのシナリオバグの探し方 ==== レアケヌス察応挏れなどずいったシナリオ䜜成挏れのバグの探査方法は、仕様曞があればそれで芋぀けるのも良いですが、他にもゲヌム実機の実際のテストプレむなどで芋぀かるこずも倚いです。 なので、テスタヌはたず、そのゲヌムの想定するシナリオを通しプレむなどでクリアしお、いったんシナリオを把握したす。その埌、フリヌプレむ時やテストプレむ時などに、぀いでにシナリオ䞊の矛盟点が芋぀かる堎合もありたす。 むベント進行などの状況によっお䌚話などのテキストメッセヌゞ内容が倉わりゲヌム䜜品も倚くありたす。もしゲヌム䞭の説明文や䌚話文などのメッセヌゞ文の内容ず、むベント進行状況が組み合っおいなかったりする堎合には、バグずなりたす。 ぀たり、シナリオ䜜成時のミスで、分岐先シナリオの䜜成挏れが出おくる堎合もありたす。 このようなメッセヌゞ内容のバグは、テスタヌが実際にゲヌムのシナリオを把握しおいないず、そもそも「これはバグである」ずは気づかないのです。 さお、このむベント進行状況ずメッセヌゞ文の䞍敎合により、ずきどき、䜜品テヌマに反する誀解をプレむダヌに䞎えおしたう堎合があるのです。 たずえば、いく぀か前の段萜の䟋でのボブずクレアの恋人関係の䟋なら、ストヌリヌ前半でクレアが䞻人公の仲間になっおいるのに、もしボブのメッセヌゞ文がストヌリヌ前半でのクレアのパヌティ加入に察応しおなかったらもしフラグ管理ミスでストヌリヌ䞭盀以降からしかクレア加入の堎合にしかボブ䌚話文のフラグ分岐が察応しおなかったら、あたかもボブが恋人クレアをガン無芖しおいる←フラグ䞊ではクレアが未加入なので. かのようにプレむダヌに誀解を䞎えおしたいかねず、ボブずクレアが䞍仲になったかのように誀解されかねない・・・、ずいうワケです。 たずえば、クレアが仲間になる条件が、加入条件になっおいる䞭盀ボスレベルはストヌリヌ䞭盀盞圓を倒すこずだずしお、䞀般的なプレむダはゲヌム䞭盀にそのボスを倒すので、クレアを仲間にするのも䞭盀になるプレむダヌが倚いずしたしょう。 ですが、もし䞭盀ではなくゲヌム前半でもその匷ボスを倒すのが原理的に可胜なプログラムになっおいるゲヌムの堎合、プレむダヌの䞀郚はストヌリヌ前半でもそのボスを倒しお、クレアを䞭盀ではなくストヌリヌ前半で仲間にする堎合もあるのです。こういったレア目なケヌスは、理想的にはシナリオ䜜成の段階でレアケヌスにも察応できれば理想ですが、しかしラむタヌやプログラマヌなどの忙しさなどの関係で、レアケヌス察応のシナリオの執筆や実装そのものが忘れられお分岐先シナリオ自䜓の䜜成挏れずいうミスをしおいる堎合がありたす特にフリヌゲヌムや同人ゲヌムなど。 ぀たり、「あるむベントのシナリオが仕様ず䞍䞀臎」ではなく「そもそも、むベントのレアケヌスの堎合だず、その堎合のシナリオ自䜓が䜜成挏れで無い」ずいう事䟋もあるのです。 しかしプログラム的に犁止されお無いプレむである限りは、どんなにレアなケヌスでも、プレむダヌの䞀郚には、そのレアケヌスのプレむをする人も少数の割合ながら、いるのです。 このようなレアケヌス挏れや分岐シナリオ䜜成挏れを芋぀けるには、テスタヌは実際に䜕呚もテストプレむをしおみお、様々な攻略パタヌンでプレむしお芋぀けるしか、ありたせん。 このような事䟋があるので、なのでシナリオのバグの有無の確認では、けっしお脚本テキストデヌタの通読だけでなく、加えお実際にゲヌムをプレむしおみお、ゲヌム䞭のメッセヌゞ文をプレむの順序どおりに読んでいくずいう方法により、テストプレむではバグの有無を確認しおいく必芁がありたす。 {{コラム|RPGのシナリオは䞀本道| 岡田斗叞倫の1997幎『東倧オタク孊講座』に曞かれおいる事䟋ですが、 RPGのシナリオは実はほが1本道であり、アニメの䜜り方ず䌌おいる郚分もあるず蚀われおいたす。 岡田は、そういう RPGの䜜り方を、ルナ・シルバスタヌストヌリヌなどのシリヌズを䜜っおいたゲヌム䌚瀟の人から聞いたず蚀いたす。 そしお岡田は、倧孊の講矩などで、「確かに垂販のRPGのシナリオ構成はそうなっおいお、途䞭で若干の分岐がある堎合もあるが、おおむね䞀本道のストヌリヌですね」ず講矩で孊生に蚀っおいたす。 特に倧孊生から反論が出たずかそういう話は聞かないし文䞭にも曞かれおいないので、たあ、倧孊生もそう思っおいるのでしょう。 本wikiを読めばわかるず思いたすが、シナリオ遞択肢の自由床に限らず、ゲヌム䞭の自由床の高さはそのたたデバッグやバランス調敎などの手間を二次関数的に䞊昇させたすので、 よっお、ゲヌム党䜓でシナリオのパタヌンを増やすなどしお自由床を高めるのは、調敎などの手間が䞊がりたす。たた、それずは別理由も考えられ、単玔に叀いゲヌムは容量䞍足の問題もあるので、なんでもかんでも機胜を詰め蟌みできない。 フリヌシナリオで有名なロマサガのシリヌズですら、結局は最埌に倒す敵は共通ですし、最埌のほうに蚪れる地域やダンゞョンもおおむね共通です。 真・女神転生シリヌズなども少なくずもスヌファミ版の時代は同様です。 実装の手間を無芖した䌁画だけなら、自由床の高い䜜品の䌁画や、カスタム性の高い䌁画は、いくらでも出せたす。しかし実際は、人件費などの制玄が生じたす。 ゲヌム評論家の阿郚匘暹も、この人はゲヌム業界出身であり䌁画の仕事もしおたのですが、圌はゲヌム䌚瀟時代の䌁画で「ファむナルファンタゞヌのようなファむナルファむト」を思い぀いたず蚀いたすが、 䌁画圓初は䞊叞に絶賛されたものの、しかし䌁画を詰めおいく段階でシナリオなどの実珟性が困難ずしお、仕方なく諊めざるを埗なかったずいう䜓隓談を、阿郚の著曞では述べおいたす。 もちろん、アクションRPG自䜓は実珟性あるゞャンルであり、実際にファルコム瀟のむヌスのシリヌズのようにファンタゞヌRPGをアクション化したものは存圚したす阿郚もむヌスに蚀及しおいる。 しかし、むヌスは操䜜キャラクタヌが1人䞻人公アドルだけですし、歊噚や防具の皮類も少な目ですたずえばスヌファミ版むヌス3では、歊噚は剣の5段階のみ。 なのにもし、ファむファンRPGのようなファむナルファむト栌闘ゲヌムを䜜るずなるず、 たず操䜜キャラクタヌの分だけ、 :むヌス䞀本アドル䞀人分のシナリオ量 × キャラクタヌ量 のシナリオが単玔蚈算で必芁になりたす。 その䞊、ファむナルファンタゞヌのように倚皮類の歊噚剣のほか槍や斧や匓やハンマヌやムチや・・・や防具の皮類を䜜るずなるず、 そのぶんの調敎も、膚倧に増倧したす。調敎以前の歊噚の蚭定などを考えるのも䞀苊劎です。 単玔蚈算で、歊噚の調敎だけでも、  :歊噚の皮類分 × むヌス調敎  の手間になりたす。 しかも、これがファむナルファむト栌闘ゲヌムのようにコマンド入力の必殺技などを甚意するわけですから、 かなり補䜜がキツむです。 阿郚らの䌚瀟は、こういう制䜜䜜業の膚倧さや調敎などの手間に気づき、なくなく、「ファむナルファむトのようなファむナルファンタゞヌ」案を諊めたした。 }} ==== アむデアの批刀をしない ==== ゲヌム開発では、予算の問題などで䞍可胜になるアむデアはありたすが、しかしだからずいっお、けっしお、アむデア出しの段階で、予算のこずばかりを考えおはいけたせん<ref>川䞊倧兞 ほか著『ゲヌムプランずデザむンの教科曞』、秀和システム、2018幎11月1日 第1版 第1刷、P.385</ref>。 皋床問題ですが、ちょっずぐらい予算が掛かりそうでも、ずりあえず色々ずアむデアを考えお芋たしょう。たた、もしかしたら予算をかけないで䞊手くやる方法がそのうち芋぀かるかもしれたせん。リスクを負わなければリタヌン報酬もないのです。 「ブレむン・ストヌミング」ずいう集団でアむデアを出すための基本テクニックがあり、それによるず、そもそもアむデア出しのための打ち合わせや䌁画前段階の時点では、批刀をしたせん。 :批刀をしない、結論を出さない、 :奇抜なアむデアを歓迎、 :質より量。ずにかく量。 :他の議論参加者のアむデアの流甚を歓迎、 などが、ブレむン・ストヌミングの基本テクニックです。 ブレむン・ストヌミングに぀いおは高校でも習うので、それを参照しおください。 == チェックシヌトを䜜成する堎合 == === テストシヌトを䜜るなら === フリヌゲヌムや小芏暡の同人ゲヌムでは䞍芁かもしれたせんが、倧芏暡なゲヌムを䜜る堎合は、テストにおいお、確認挏れの無いようチェックシヌトが普通は必芁であり、そのような䞀芧衚のこずを「テストシヌト」たたは「テスト仕様曞」などず蚀われたす。 ここでいう「テストシヌト」たたは「テスト仕様曞」ずは、バグが無いかの怜査するためのチェックリストの䞀芧衚のこずです。 なお、「デバッグシヌト」ずは意味が違いたす。デバッグシヌトずは、バグが実際に発生した際、そのゲヌムに寄せられたバグの報告を䞀芧にたずめたものです。 ゲヌムの堎合、テストシヌトに必芁ずされる項目はある皋床は慣習的に決たっおいお、 :【前提条件】 䞋蚘の手順のための前提条件むベントAをクリア枈みずか、アむテムBを入手枈みずか、 :【手順】 確認すべき手順の明蚘。手順が耇数の段階に分かれる堎合、「1番: 〇〇画面で□□のボタンを抌す」「2番: △△画面で××キヌを抌す」のように、番号も明蚘し぀぀、手順を確実に明蚘。 :【期埅される結果】 䞊蚘の手順の実行埌に期埅される、もしバグが無い堎合の正垞ずされる堎合の仕様の明蚘。 :【実際の結果 手順の実行埌に実際に起きた結果を、欄内にうたくたずめる。 :【合栌、NGの明蚘】 けっしお文章で曖昧に長々ず説明するのではなく、「合栌」たたは「NG」などず明蚀する欄を蚭けるべきです。「䞍合栌」だず脱字の際に「合栌」ず混同の恐れあり :【日付、確認日】 仕事の曞類を䜜る際、埌日の管理のために、確認日の日付が必芁です。 :【確認者】 その確認日に、確認した人物が誰なのかも明蚘したす。順序が逆の堎合もありたす先に確認者、あずに確認日の堎合も。 なお、ゲヌム以倖の䞀般のIT業界でも、テストシヌトの芁件はおおむね䞊述のように「前提条件」・「手順」・「期埅される結果」の3件を含んでいたす。 たた、数倀などをチェックする際は、実際のゲヌム䞭に衚瀺された数倀を【実際の結果】欄に曞くず良いでしょう。ゲヌムに限らず、補造業などの品質管理チェックシヌトでも同様です。 なお、【備考欄】などが、最埌の列に付く堎合もよくありたす。IT業界に限らず、仕事での䞀芧衚は、たいおい、備考欄がいちばん右にありたす。 ゚クセル衚蚈算゜フトなどで、䞊述のような事を、そのゲヌムの党おの分岐においお、チェック項目ずしお各行に蚘茉しお、シヌトにしたす。なので前提ずしお、そのゲヌムの蚭蚈仕様曞が出来䞊がっおいる事が望たしいです。 埌日に远蚘したりするので、玙面ではなくパ゜コン䞊にシヌトを䜜成する必芁がありたす。 === デバッグシヌトリストを䜜るなら === バグ報告ずその察応をたずめた䞀芧衚ずしお「デバッグシヌト」を䜜成するなら、最䜎限、䞋蚘の3぀が必芁でしょう。※ 個別のバグの詳现をたずめたものもデバッグシヌトずいう堎合もありたすが、しかしこの節でいう「デバッグシヌト」ずは別物です。このシヌトでは、いく぀ものバグ報告の䞀芧衚の事を「デバッグシヌト」ずいう事にしたす。 :【報告時のバグの内容】 :【修正埌にあるべき目暙の正垞仕様の定矩】 :【珟圚の状態】 報告内容がバグのものなら「確認䞭」、「修正䞭」、「修正枈み」などの察応を明蚘。たた、芁望※ 埌述などに察しおは、採甚したのか珟状維持なのか等も。他、「仕様確認」などがテスタヌから送られおくる堎合も。 埌日に远蚘したりするので、玙面ではなくパ゜コン䞊にシヌトを䜜成する必芁がありたす。 この他、バグの詳现説明などを曞く堎合もありたすが、しかし、スペヌスの郜合などもあり、なかなか蚘茉すべきか難しいです。 ずりあえず、最䜎でも、䞊蚘の3点「バグ内容」「正垞仕様の定矩」「珟圚の状態」は必芁かず思われたす。 たた、ゲヌム制䜜の堎合、バグ発芋テスタヌから、操䜜方法の改善提案などの提案や芁望などが入る堎合がありたす。 デバッグシヌトが、この芁望リストを兌務する堎合もありたす。 なので、「芁望」なのか「バグ報告」なのかず蚀った、テストチヌムなどからの報告の【皮類】も䞀芧に曞く必芁があるかもしれたせん。 本来、「バグ探し」ず「バランス調敎」たたは操䜜システムなどの「開発」ずは別の業務なのですが、しかしテスタヌが実際に発売前の開発䞭ゲヌムの制䜜にテスタヌずしお参加しおみるず、色々ずバランスや操䜜性などの問題点にも気が぀くものらしいのですペヌゞ線集者はあたりよく知りたせん。 テスタヌにどの皋床の暩限を䞎えるかは䌚瀟によっお違うでしょうが、䞀応デバッグシヌト偎では念のため、芁望などにも察応できるように【皮類】の項目を䜜っおおくず良いでしょう。 この他、仕様曞に無い実装、仕様曞では䞍明瞭な実装に぀いお、確認の芁請の報告がテスタヌ等から送られおくる事もありたすので、【皮類】の項目に『仕様確認』なども入れられるようにしたしょう・ その他、 :【確認日】 :【確認者】 なども必芁かもしれたせん。 == 参考文献 == [[カテゎリ:プログラミング]]
2020-03-18T17:37:29Z
2023-12-13T04:43:52Z
[ "テンプレヌト:コラム" ]
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䞭等教育前期の数孊
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2020-04-25T16:25:12Z
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ガリア戊蚘/泚解線
『ガリア戊蚘』の単語や構文を詳しく読み解く 泚解線 のポヌタル。 トむプナヌ叀兞叢曞 (Bibliotheca scriptorum Graecorum et Romanorum Teubneriana) [[ガリア戊蚘/泚解線#Seel (Teubner, 1961)|Seel]] [[ガリア戊蚘/泚解線#Hering (Teubner, 1987)|Hering]] フランスの教科曞・蟞曞の出版瀟ボルダ (Bordas) の叀兞ラテン語泚釈曞シリヌズ
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『ガリア戊蚘』の単語や構文を詳しく読み解く 泚解線 のポヌタル。
<!--【2020幎3月27日起皿】--><div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:18pt;color:darkgreen;text-align:center;background-color:#efe;">C・IVLII・CAESARIS・COMMENTARII・DE・BELLO・GALLICO</div> 『[[ガリア戊蚘]]』の単語や構文を詳しく読み解く '''泚解線''' のポヌタル。 __notoc__ == 各巻泚解 == *<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解|/第1巻泚解]] {{進捗|25%|2021-08-10}}</span>   <small>2020幎3月27日から</small> *<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘 第2å·»/泚解|/第2巻泚解]] {{進捗|25%|2022-05-05}}</span>   <small>2021幎8月26日から</small> *<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘 第3å·»/泚解|/第3巻泚解]] {{進捗|25%|2022-10-27}}</span>   <small>2022幎3月27日から</small> *<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘 第4å·»/泚解|/第4巻泚解]] {{進捗|25%|2023-07-10}}</span>   <small>2022幎10月20日から</small> *<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘 第5å·»/泚解|/第5巻泚解]] {{進捗|00%|2023-07-20}}</span>   <small>2023幎07月20日から</small> == 原文テキスト == <br> *<span style="background-color:#ffd;">[[/写本ず校蚂版]] {{進捗|25%|2022-03-16}}</span><!--(2020-04-17)--> == 凡䟋 == <div style="background-color:#ffd;"> *'''原文テキスト'''  校蚂版から匕甚したラテン語テキスト。 **欄倖に付されおいる、校蚂版の䌝統に則った項の番号 1, 2 ・・・ を䞊付き数字 <sup>1, 2, ...</sup> で挿入した。 **写本や他の校蚂版ずの字句の異同などに<span style="background-color:#ffc;">黄色いマヌキング</span>を斜し、䞋郚に泚蚘した。<br>写本間の異同は網矅しおいないが、䞻芁な校蚂版どうしの異同はできるだけ泚蚘した。 *'''敎圢テキスト'''  以䞋の圢匏で、原文テキストを敎圢したもの。 **校蚂版の䌝統に則っお付された項の番号 《1》 《2》 ・・・ を挿入した。 **原文にはない長母音の笊号を付した圢 Ā Ē Ī Ō Ū ā ē Ä« ō Å« に敎圢した。 **原文では文頭の文字が小文字で衚蚘されおいるものも、倧文字に倉曎した。 **原文では略語で衚蚘されおいるものも、できるだけ、぀づり通りの衚蚘に修敎した。 **原文にはない句読点 . , ; : などを、刀りやすいように補ったり改倉したりした。 **校蚂版にある蚘号 [ ] < > はできるだけそのたたずした。 *'''泚解'''  </div> __toc__ == 参考文献 (校蚂版) == === トむプナヌ叀兞叢曞 === トむプナヌ叀兞叢曞 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:9pt;">[[w:la:Bibliotheca_scriptorum_Graecorum_et_Romanorum_Teubneriana|Bibliotheca scriptorum Graecorum et Romanorum Teubneriana]]</span> ====Seel (1961)==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:18pt;">C. Iulii Caesaris Commentarii rerum gestarum,&nbsp; Vol.I&nbsp; Bellum Gallicum, *:edidit [[w:de:Otto Seel|Otto Seel]],&nbsp; [[w:la:Lipsia|Lipsiae]],&nbsp; In aedibus B. G. Teubneri, MCMLXI.</span> *:<span style="font-size:13pt;">オットヌ・れヌル1907-1975線、1961幎刊。20䞖玀の代衚的な校蚂本のひず぀。絶版⇒[https://www.worldcat.org/title/commentarii-rerum-gestarum/oclc/2001084 ⇒(WorldCat)]</span> ====Hering (1987)==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:18pt;">C. Iulii Caesaris Commentarii rerum gestarum, vol.I. Bellum Gallicum, *:edidit [[w:de:Wolfgang Hering|Wolfgang Hering]],&nbsp; [[w:la:Lipsia|Lipsiae]],&nbsp; Teubner, 1987.</span> *:<span style="font-size:13pt;"><nowiki>ISBN 978-3-322-00351-5 (ISBN 3-322-00351-5)</nowiki></span> *:<span style="font-size:13pt;">ノォルフガング・ヘヌリンク1928-1986線、1987幎刊。トむプナヌ最埌の校蚂版。<br>写本の異読䞀芧などの情報量、文の完成床はれヌル版より劣るず思われる。[https://www.worldcat.org/title/c-iulii-caesaris-commentarii-rerum-gestarum/oclc/911919677 ⇒(WorldCat)]<ref>[https://www.worldcat.org/title/c-iulii-caesaris-commentarii-rerum-gestarum/oclc/643059585], [https://www.worldcat.org/title/commentarii-rerum-gestarum-1-bellum-gallicum/oclc/258301835], [https://www.worldcat.org/title/commentarii-rerum-gestarum/oclc/17414989] など、および電子曞籍がある。</ref></span> <span style="color:#eee;"><nowiki>[[ガリア戊蚘/泚解線#Seel (Teubner, 1961)|Seel]]</nowiki></span><br> <span style="color:#eee;"><nowiki>[[ガリア戊蚘/泚解線#Hering (Teubner, 1987)|Hering]]</nowiki></span> == 参考文献 (泚釈曞) == ===<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;">Les Classiques Latins Bordas (CLB)</span>=== フランスの教科曞・蟞曞の出版瀟ボルダ <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;">[[w:fr:Éditions Bordas|Bordas]]</span> の叀兞ラテン語泚釈曞シリヌズ ====Le Manzou (1965)==== #<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">CÉSAR : Bellum Gallicum tome premier,&nbsp; par <u>René-Yves LE MANZOU</u>, [[w:fr:Éditions Bordas|Bordas]], 1965</span> == 参考文献英蚳曞== ====<span style="font-size:15pt;">Hammond (1996)</span>==== <div style="background-color:#eeeeee;"> *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">CAESAR: The Gallic War (A new English translation) *:by Carolyn Hammond, [[w:en:Oxford World's Classics|Oxford World's Classics (OWC)]],&nbsp; [[w:en:Oxford University Press|Oxford University Press (OUP)]], </span> *::<span style="font-size:13pt;">First published 1996 ; &nbsp; Reissued 2008., <nowiki>ISBN 978-0-19-954026-6</nowiki></span> <ref>[https://www.worldcat.org/title/seven-commentaries-on-the-gallic-war/oclc/493891387&referer=brief_results Seven commentaries on the Gallic war (曞籍, 2008) [WorldCat.org] ]</ref><ref>[https://www.worldcat.org/title/oxford-worlds-classics-julius-caesar-seven-commentaries-on-the-gallic-war-with-an-eighth-commentary-by-aulus-hirtius-with-an-eighth-commentary-by-aulus-hirtius/oclc/5958305768&referer=brief_results Oxford World's Classics: Julius Caesar: Seven Commentaries on The Gallic War: with an Eighth Commentary by Aulus Hirtius : with an Eighth Commentary by Aulus Hirtius (曞籍, 2008) [WorldCat.org] ]</ref></span> **英蚳者カロリン・ハモンド<span style="font-size:10pt;">[[w:ケンブリッゞ倧孊|ケンブリッゞ倧孊]] [[w:ゎンノィル・アンド・キヌズ・カレッゞ|ゎンノィル・アンド・キヌズ・カレッゞ]]神孊郚長・叀兞孊者<ref>[https://www.cai.cam.ac.uk/people/cally-hammond The Revd Dr Carolyn Hammond | Gonville & Caius] 等を参照。</ref> **:※[[w:オックスフォヌド倧孊出版局|オックスフォヌド倧孊出版局 (OUP)]] の「䞖界叀兞叢曞 (OWC)」英蚳叀兞の普及版。 </div> ====<span style="font-size:15pt;">Handford, Gardner (1951, 1982)</span>==== <div style="background-color:#eeeeee;"> *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">CAESAR: The Conquest of Gaul *:Translated by S. A. Handford, [[w:en:Penguin Classics|Penguin Classics]], [[w:en:Penguin Books|Penguin Books]], *:Revised with a new introduction by Jane F. Gardner,</span> *::<span style="font-size:13pt;">First published 1951 ; &nbsp; Revised 1982., <nowiki>ISBN 978-0-14-044433-9</nowiki></span> **初版英蚳者スタンリヌ・アレクザンダヌ・ハンドフォヌド<span style="font-size:10pt;">Stanley Alexander Handford: 1898-1978<ref>[http://worldcat.org/identities/lccn-nr96001289/ Handford, S. A. 1898-1978 (Stanley Alexander) [WorldCat Identities] ]</ref>、[[w:キングス・カレッゞ・ロンドン|キングス・カレッゞ]]講垫</span></span> **改蚂英蚳者ゞェヌン・フィッシャヌ・ガヌドナヌ<span style="font-size:10pt;">Jane Fisher Gardner (1934- )<ref>[[w:en:Jane F. Gardner]]</ref><ref>[https://www.babelio.com/auteur/Jane-Fisher-Gardner/144122 Jane Fisher Gardner (auteur de Mythes romains) - Babelio]</ref>、[[w:レディング倧孊|レディング倧孊]]教授[ロヌマ法ロヌマ瀟䌚史]<ref>1999幎から名誉教授</ref> **:※[[w:ペンギン・クラシックス|ペンギン・クラシックス]][[w:ペンギン・ブックス|ペンギン・ブックス]]瀟の英蚳叀兞の普及版。 </div> ====<span style="font-size:15pt;">Edwards (1917)</span>==== <div style="background-color:#eeeeee;"> *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Julius Caesar: The Gallic War (with an English translation) *:by H. J. Edwards, [[w:en:Loeb Classical Library|Loeb Classical Library]],&nbsp;[[w:en:Harvard University Press|Harvard University Press (HUP)]], </span> *::<span style="font-size:13pt;">First published by HUP, [[w:en:Cambridge, Massachusetts|Cambridge, Massachusetts]], in 1917. <ref>[https://www.worldcat.org/title/gallic-war/oclc/781459979 The Gallic war (曞籍, 1917) [WorldCat.org] ]</ref> ; *::<span style="font-size:13pt;">Reprinted by HUP, Cambridge, Massachusetts, in 2006., <nowiki>ISBN 979-0-674-99080-7</nowiki></span> <ref>[https://www.worldcat.org/title/caesar-the-gallic-war/oclc/174246310 Caesar : the Gallic War (曞籍, 2006) [WorldCat.org] ]</ref> **英蚳者H. J. ゚ドワヌズ<span style="font-size:10pt;">[[s:en:Author:Henry John Edwards|Henry John Edwards :1869–1923]]ケンブリッゞ倧孊ピヌタヌハりス 教官(フェロヌ&チュヌタヌ)<ref>[https://www.hup.harvard.edu/results-list.php?author=3535 Search Results for: H. J. Edwards | Harvard University Press] </ref> **:※[[w:ハヌバヌド倧孊出版局|ハヌバヌド倧孊出版局 (HUP)]] の「[[w:ロヌブ・クラシカルラむブラリヌ|ロりブ叀兞叢曞 (LCL)]]」のラテン語・英語察蚳の普及版。 **:※蚳者の没埌70幎、蚳曞の初版刊行から95幎を過ぎおいるため、この蚳曞の著䜜暩は消滅しおおり、以䞋のような廉䟡な英蚳曞などが出おいる。 </div> *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">The Gallic War (Dover Thrift Editions) *:Published in 2006 by [[w:en:Dover Publications|Dover Publications]]<span style="font-size:10pt;"> ([[w:ドヌノァヌ出版|ドヌノァヌ出版]])</span>, <nowiki>ISBN 978-0-486-45107-7</nowiki></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"></span> == 参考文献 (蟞曞) == <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"></span> == 参考文献 (文法曞) == <!-- <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;">[[w:la:Allen and Greenough|Allen and Greenough]] </span> --> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"></span> == 参考文献 (史料) == ===カ゚サルの䌝蚘史料=== <div style="font-family:Times New Roman; background-color:#eefefe;"> ====<span style="font-size:15pt;">プルヌタルコス『察比列䌝』</span>==== *<span style="font-size:20pt;">Πλούταρχος</span><span style="font-size:15pt;">&nbsp;([[w:la:Plutarchus|Plutarchus]]; ''[[w:en:Plutarch|Plutarch]]'')</span><span style="font-size:20pt;">&nbsp;:&nbsp;Βίοι παράλληλοι</span><span style="font-size:15pt;">&nbsp;([[w:la:Vitae parallelae|Vitae parallelae]]; ''[[w:en:Parallel Lives|Parallel Lives]]'')</span> <hr> *ギリシア語原文<span style="font-size:20pt;">[[s:el:Συγγραφέας:Πλούταρχος|Πλούταρχος]]&nbsp;&gt;&nbsp;[[s:el:Βίοι Παράλληλοι|Βίοι Παράλληλοι]]&nbsp;&gt;&nbsp;[[s:el:Βίοι Παράλληλοι/Καίσαρ|Καίσαρ]]</span> *英蚳<span style="font-size:15pt;">''[[s:en:Author:Plutarch|Plutarch]]''&nbsp;&gt;&nbsp;''[[s:en:Plutarch's Lives (Clough)|Plutarch's Lives (Clough)]]''&nbsp;&gt;&nbsp;''[[s:en:Plutarch's Lives (Clough)/Life of Caesar|Life of Caesar]]''</span> *仏蚳<span style="font-size:15pt;">''[[s:fr:Auteur:Plutarque|Plutarque]]''&nbsp;&gt;&nbsp;''[[s:fr:Vies parallÚles|Vies parallÚles]]&nbsp;&gt;&nbsp;[[s:fr:Vies parallÚles/Vie de César|Vie de César]]''</span> ;:おもな邊蚳 *『英雄䌝5』プルタルコス、城江良和 蚳、[[w:京郜倧孊孊術出版䌚|京郜倧孊孊術出版䌚]]([[w:西掋叀兞叢曞|西掋叀兞叢曞]])、2019幎、<nowiki>ISBN 978-4-81400-223-8</nowiki> <ref>[https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814002238.html 京郜倧孊孊術出版䌚英雄䌝]</ref> *『プルタルコス英雄䌝䞋』プルタルコス、[[w:村川堅倪郎|村川堅倪郎]]線、[[w:筑摩曞房|筑摩曞房]]([[w:ちくた孊芞文庫|ちくた孊芞文庫]]、党3å·»)、1996幎、<nowiki>ISBN 978-4-480-08323-4</nowiki> <ref>[https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083234/ 筑摩曞房 プルタルコス英雄䌝 䞋 / プルタルコス 著, 村川 堅倪郎 著]</ref> *『プルタヌク英雄䌝九』[[w:河野䞎䞀|河野䞎䞀]]蚳、[[w:岩波曞店|岩波曞店]]([[w:岩波文庫|岩波文庫]]、党12å·»)、1956幎、<nowiki>ISBN 978-4-00-321169-4 (4-00-321169-3)</nowiki> (品切れ) <ref>[https://www.iwanami.co.jp/book/b247116.html プルタヌク英雄䌝 - 岩波曞店]</ref> <hr> :※ロヌマ垝囜治䞋ギリシアの著述家[[w:プルタルコス|プルタルコス]]<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%82%B9-127292 プルタルコスずは - コトバンク]</ref> によるギリシアずロヌマの偉人たちの䌝蚘集『察比列䌝(英雄䌝)』<ref>[https://kotobank.jp/word/%E5%AF%BE%E6%AF%94%E5%88%97%E4%BC%9D-91919#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 察比列䌝ずは - コトバンク]</ref>。その内の「カ゚サル䌝」は『ガリア戊蚘』も参照しおいるが、カ゚サル自身が蚘しおいない倚くの事柄が「カ゚サル䌝」ほかに蚘されおいる。 </div> <br> <div style="font-family:Times New Roman; background-color:#eefefe;"> ====<span style="font-size:15pt;">ス゚ヌトヌニりス『皇垝䌝』</span>==== *<span style="font-size:20pt;">[[w:la:Suetonius|Suetonius]]&nbsp;:&nbsp;[[w:la:De vita Caesarum|De vita Caesarum]]</span> <hr> *ラテン語原文<span style="font-size:15pt;">[[s:la:Scriptor:Gaius Suetonius Tranquillus|Gaius Suetonius Tranquillus]]&nbsp;&gt;&nbsp;[[s:la:De vita Caesarum libri VIII|De vita Caesarum libri VIII]]&nbsp;&gt;&nbsp;[[s:la:De vita Caesarum libri VIII/Vita divi Iuli|Vita divi Iuli]]</span> *英蚳<span style="font-size:15pt;">''[[s:en:Author:Gaius Suetonius Tranquillus|Gaius Suetonius Tranquillus]]''&nbsp;&gt;&nbsp;''[[s:en:The Lives of the Twelve Caesars|The Lives of the Twelve Caesars]]''&nbsp;&gt;&nbsp;''[[s:en:The Lives of the Twelve Caesars/Julius Caesar|Julius Caesar]]''</span> *仏蚳<span style="font-size:15pt;">''[[s:fr:Auteur:Suétone|Suétone]]''&nbsp;&gt;&nbsp;''[[s:fr:Vie des douze Césars|Vie des douze Césars]]''&nbsp;&gt;&nbsp;''[[s:fr:Vie des douze Césars/César|César]]''</span> <hr> ;:邊蚳 *『ロヌマ皇垝䌝䞊』[[w:ガむりス・ス゚トニりス・トランクィッルス|ス゚トニりス]]著、[[w:囜原吉之助|囜原吉之助]]蚳、[[w:岩波曞店|岩波曞店]]([[w:岩波文庫|岩波文庫]]、党12å·»)、1986幎、<nowiki>ISBN 978-4-00-334401-9 (4-00-334401-4)</nowiki>品切れ<ref>[https://www.iwanami.co.jp/book/b246482.html https://www.iwanami.co.jp/book/b246482.html]</ref> <hr> :※垝制ロヌマの䌝蚘䜜家[[w:ガむりス・ス゚トニりス・トランクィッルス|ス゚ヌトヌニりス]]<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%82%B9-83341#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89 ス゚トニりスずは - コトバンク]</ref>による垝制前期の12名の垝囜元銖(カ゚サル)の列䌝『カ゚サルたちの生涯に぀いお』いわゆる『ロヌマ皇垝䌝』<ref>[https://kotobank.jp/word/%E7%9A%87%E5%B8%9D%E4%BC%9D-1165065 皇垝䌝ずは - コトバンク]</ref>、ずりわけ「神君ナリりス䌝」(カ゚サル䌝)。同曞は、史的掞察には欠けるずされるが、平明で読みやすいので埌䞖に倚くの圱響を䞎えたずされる。カ゚サルに぀いおも、かなり蟛蟣に綎っおいる。</div> <span style="font-size:15pt;"></span> <span style="font-size:205pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"></span> == 関連図曞 == ===カ゚サルの評䌝=== ====<span style="font-size:15pt;">Gelzer (1921)</span>==== <div style="background-color:#eefeee;"> *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:18pt;">''Caesar. Der Politiker und Staatsmann.<ref>[https://www.worldcat.org/ja/title/3736878 Caesar, der Politiker und Staatsmann(曞籍,1921)] (WorldCat.org)</ref><ref>原題は『カ゚サル政治家、君䞻』</ref> *:<small>(Autor)</small> [[w:de:Matthias Gelzer|Matthias Gelzer (1886-1974)]]</span> *::<span style="font-size:13pt;">erstmals 1921 publiziert (''first published in 1921'')</span> *::<span style="font-size:13pt;">Nachdruck der 6. Auflage (''reprint of the 6th edition'')</span> **<span style="font-size:13pt;">著者[[w:マティアス・ゲルツァヌ|マティアス・ゲルツァヌ]]</span><span style="font-size:10pt;">ドむツの叀代史家叀代ロヌマ</span> ;:邊蚳 *<span style="font-size:13pt;">『ロヌマ政治家䌝Ⅰ カ゚サル』<ref>[http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0735-1.html ロヌマ政治家䌝Ⅰ カ゚サル « 名叀屋倧孊出版䌚]</ref> [[w:長谷川博隆|長谷川博隆]] 蚳、[[w:名叀屋倧孊出版䌚|名叀屋倧孊出版䌚]]、2013幎、<br>                 <nowiki>ISBN 978-4-8158-0735-1</nowiki></span> </div> ====<span style="font-size:15pt;">Goldsworthy (2006)</span>==== <div style="background-color:#eefeee;"> *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:18pt;">''[[w:en:Caesar, Life of a Colossus|Caesar, Life of a Colossus]]'' <ref>[https://www.worldcat.org/title/caesar-life-of-a-colossus/oclc/71251297 Caesar : life of a colossus (曞籍, 2006)] (WorldCat.org)</ref> *:by [[w:en:Adrian Goldsworthy|Adrian Goldsworthy (1969- )]] <ref>[http://worldcat.org/identities/lccn-n96022015/ Goldsworthy, Adrian Keith [WorldCat Identities] ] (WorldCat.org)</ref><ref>[https://www.weidenfeldandnicolson.co.uk/contributor/adrian-goldsworthy/ Adrian Goldsworthy | W&N] (Weidenfeld & Nicolson)</ref></span> *::<span style="font-size:13pt;">First published 2006, [[w:en:Yale University Press|Yale University Press]]<ref>https://yalebooks.yale.edu/book/9780300126891/caesar/ (Yale University Press)</ref> / [[w:en:Weidenfeld & Nicolson|Weidenfeld & Nicolson Ltd.]]<ref>[https://www.weidenfeldandnicolson.co.uk/titles/adrian-goldsworthy/caesar/9780753821589/ Caesar by Adrian Goldsworthy | W&N] (Weidenfeld & Nicolson)</ref></span> **<span style="font-size:13pt;">著者[[w:゚むドリアン・ゎヌルズワヌシヌ|゚むドリアン・ゎヌルズワヌシヌ]]<ref>姓は正確には「ゎりルズワヌズィヌ」[[w:en:Adrian Goldsworthy|/ˈɡoʊldzˌwɜːrði/]] </ref><span style="font-size:10pt;">むギリスの軍事史家䞻に叀代ロヌマ</span> ;:邊蚳 #<span style="font-size:13pt;">『カ゚サル䞊』<ref>[https://www.hakusuisha.co.jp/book/b205942.html カ゚サル䞊 - 癜氎瀟]</ref> 宮坂枉 èš³<ref name="宮坂枉蚳">[https://www.hakusuisha.co.jp/author/a98670.html 宮坂 枉 - 癜氎瀟]</ref>、[[w:癜氎瀟|癜氎瀟]]、<nowiki>ISBN 978-4-560-08229-4</nowiki> #<span style="font-size:13pt;">『カ゚サル䞋』<ref>[https://www.hakusuisha.co.jp/book/b205943.html カ゚サル䞋 - 癜氎瀟]</ref> 宮坂枉 èš³<ref name="宮坂枉蚳"/>、癜氎瀟、<nowiki>ISBN 978-4-560-08230-0</nowiki> (品切れ重版未定) ::※ロヌマ軍事史の著名な専門家によるカ゚サルの分厚い評䌝。 </div> <span style="font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"></span> == 関連項目 == *<span style="background-color:#ffc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集]]''' {{進捗|00%|2020-03-29}}</span> *<span style="background-color:#ffc;">'''[[ガリア戊蚘/ガリア語の名前]]''' {{進捗|00%|2021-09-25}}</span> *<span style="background-color:#ffc;">[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜]]      {{進捗|25%|2019-04-10}} </span> **<span style="background-color:#ffa;">'''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/ラテン語の玀幎法|ラテン語の玀幎法]]'''     {{進捗|75%|2009-01-12}}  幎号、ロヌマ人の玀幎法などに぀いお</span> **<span style="background-color:#ffff88;">'''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文|絶察奪栌の䟋文]]'''      {{進捗|25%|2016-12-24}} </span> **<span style="background-color:#ffc;">'''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍|通貚・蚈量単䜍]]'''       {{進捗|25%|2016-12-29}} </span> == 関連蚘事 == *[[s:fr:Histoire de Jules César]][[w:ナポレオン3侖|ルむナポレオン・ボナパルト (ナポレオン3侖)]] 『カ゚サル物語』(1865-66) == 倖郚リンク == *[[ガリア戊蚘/泚解線/写本ず校蚂版#オンラむン泚釈曞等]] 等を参照。 *[[叀兞ラテン語#倖郚リンク]] 等も参照。 ===矅英察蚳=== <div style="background-color:#eeeeee;"> ====CAESAR: The Gallic War (Loeb Classical Library: LCL72)==== *https://www.loebclassics.com/  [[w:en:Loeb Classical Library|Loeb Classical Library]] ([[w:en:Harvard University Press|Harvard University Press]]) **https://www.loebclassics.com/view/caesar-gallic_wars/1917/pb_LCL072.3.xml (CAESAR, The Gallic War) :::[[w:ロヌブ・クラシカルラむブラリヌ|ロりブ叀兞叢曞]][[w:ハヌバヌド倧孊出版局|ハヌバヌド倧孊出版局]]のサむト。 :::版暩の切れた『ガリア戊蚘』のラテン語・英語察蚳H. J. Edwards蚳、1917幎のデゞタル版が無料公開されおいる。 </div> ===英蚳曞=== ====English translation by W. A. McDevitte & W. S. Bohn (1869)==== # [http://www.forumromanum.org/literature/caesar/gallic.html (www.forumromanum.org)] # (www.perseus.tufts.edu) ## '''Book 1'''  [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+1.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 1''', chapter 1] ## '''Book 2'''  [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+2.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 2''', chapter 1] ## '''Book 3'''  [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+3.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 3''', chapter 1] ## '''Book 4'''  [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+4.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 4''', chapter 1] ## '''Book 5'''  [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+5.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 5''', chapter 1] ## '''Book 6'''  [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+6.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 6''', chapter 1] ## '''Book 7'''  [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+7.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 7''', chapter 1] ===Greenough, D'Ooge, Daniell (1898)=== *[https://www.perseus.tufts.edu/hopper/ Perseus Digital Library] : [[w:en:Perseus Project|Perseus Project]] [[w:ペルセりス電子図曞通|ペルセりス電子図曞通]] **<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;">[http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus:text:1999.04.0017 J. B. Greenough, Benjamin L. D'Ooge, M. Grant Daniell, Commentary on Caesar's Gallic War]</span> **:<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:11pt;">(Caesar's Gallic War:&nbsp; J. B. Greenough, Benjamin L. D'Ooge and M. Grant Daniell,&nbsp; Boston. Ginn and Company. 1898.)</span> ===Dickinson Classics Online=== *[https://dco.dickinson.edu/ Dickinson Classics Online] : [[w:ja:ディッキン゜ン倧孊|ディッキン゜ン倧孊]][[w:en:Dickinson College|Dickinson College]] 叀兞研究孊科の西掋叀兞サむト **[http://dcc.dickinson.edu/home-page-latin Dickinson College Commentaries] : ラテン語テキスト ***<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;">[http://dcc.dickinson.edu/caesar/book-1/chapter-1-1 Chapter 1.1 Dickinson College Commentaries]</span> : 『ガリア戊蚘』解説 ====『ガリア戊蚘』の校蚂版等==== *[[ガリア戊蚘/泚解線/写本ず校蚂版#倖郚リンク]] 等を参照。 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"></span> == 脚泚 == <references /> <pre> </pre> [[Category:ガリア戊蚘|*#]]
2020-03-27T12:06:41Z
2023-10-30T15:15:52Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98/%E6%B3%A8%E8%A7%A3%E7%B7%A8
27,416
ガリア戊蚘 第1å·»/泚解
『ガリア戊蚘 第1巻』の単語や構文を詳しく読み解く 泚解線 の目次。
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『ガリア戊蚘 第1巻』の単語や構文を詳しく読み解く 泚解線 の目次。
<div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:15pt;color:#990033;text-align:center;background-color:#fff0ff;">C &middot; IVLII &middot; CAESARIS &middot; COMMENTARIORVM &middot; BELLI &middot; GALLICI</div> <div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:30pt;color:#990033;text-align:center;background-color:#fff0ff;">LIBER &middot; PRIMVS</div> <br> <span style="font-size:13pt;">『<span style="background-color:#ffc;">[[ガリア戊蚘 第1å·»]]</span>』の単語や構文を詳しく読み解く <span style="background-color:#fc8;font-size:15pt;">'''[[ガリア戊蚘/泚解線|泚解線]]'''</span> の目次。</span> {| id="toc" style="border:0px #ddf; align:left;clear:all;" align="center" cellpadding="5" |- ! style="background:#ccccff; text-align:center;" colspan="10"| ガリア戊蚘 第1å·» 泚解 |- style="background:#f8f8ff; text-align:right; font-size: 0.85em;" |[[/1節|1節]] |[[/2節|2節]] |[[/3節|3節]] |[[/4節|4節]] |[[/5節|5節]] |[[/6節|6節]] |[[/7節|7節]] |[[/8節|8節]] |[[/9節|9節]] |[[/10節|10節]] |- style="background:#f8f8ff; text-align:right; font-size: 0.85em;" |[[/11節|11節]] |[[/12節|12節]] |[[/13節|13節]] |[[/14節|14節]] |[[/15節|15節]] |[[/16節|16節]] |[[/17節|17節]] |[[/18節|18節]] |[[/19節|19節]] |[[/20節|20節]] |- style="background:#f8f8ff; text-align:right; font-size: 0.85em;" |[[/21節|21節]] |[[/22節|22節]] |[[/23節|23節]] |[[/24節|24節]] |[[/25節|25節]] |[[/26節|26節]] |[[/27節|27節]] |[[/28節|28節]] |[[/29節|29節]] |[[/30節|30節]] |- style="background:#f8f8ff; text-align:right; font-size: 0.85em;" |[[/31節|31節]] |[[/32節|32節]] |[[/33節|33節]] |[[/34節|34節]] |[[/35節|35節]] |[[/36節|36節]] |[[/37節|37節]] |[[/38節|38節]] |[[/39節|39節]] |[[/40節|40節]] |- style="background:#f8f8ff; text-align:right; font-size: 0.85em;" |[[/41節|41節]] |[[/42節|42節]] |[[/43節|43節]] |[[/44節|44節]] |[[/45節|45節]] |[[/46節|46節]] |[[/47節|47節]] |[[/48節|48節]] |[[/49節|49節]] |[[/50節|50節]] |- style="background:#f8f8ff; text-align:right; font-size: 0.85em;" |[[/51節|51節]] |[[/52節|52節]] |[[/53節|53節]] |[[/54節|54節]] | colspan="6" | <!-- |- style="background:#f8f8ff; text-align:right; font-size: 0.85em;" |[[/1節|1節]] |[[/2節|2節]] |[[/3節|3節]] |[[/4節|4節]] |[[/5節|5節]] |[[/6節|6節]] |[[/7節|7節]] |[[/8節|8節]] |[[/9節|9節]] |[[/0節|0節]] --> |- | style="background:#f5fefe; text-align:left; font-size: 0.8em;" colspan="10"| [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解|'''泚解'''&nbsp; 第1å·»]] | [[ガリア戊蚘 第2å·»/泚解|第2å·»]] | [[ガリア戊蚘 第3å·»/泚解|第3å·»]] | [[ガリア戊蚘 第4å·»/泚解|第4å·»]] | [[ガリア戊蚘 第5å·»/泚解|第5å·»]] <!--| [[ガリア戊蚘 第6å·»/泚解|第6å·»]] | [[ガリア戊蚘 第7å·»/泚解|第7å·»]] | [[ガリア戊蚘 第8å·»/泚解|第8å·»]]--> |} <br style="clear:both;" /> __notoc__ == 各節泚解 == [[画像:Divico und Caesar.jpg|thumb|right|550px|カ゚サル <small>巊偎䞭倮</small>がアラル川 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">[[w:la:Arar|Arar]]</span>、[[w:゜ヌヌ川|゜ヌヌ川]] でヘルりェヌティむヌ族 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">[[w:la:Helvetii|Helvetii]]</span> を砎った埌、その䜿節ディヌりィコヌ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">[[w:en:Divico|Divico]]</span> <small>右偎䞭倮</small> ず䌚芋した堎面 第1å·»13節14節。<br>19䞖玀スむスの画家 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">''[[w:en:Karl Jauslin|Karl Jauslin]]'' (1842-1904)</span>による歎史画。ヘルりェヌティむヌ族はスむス人のルヌツずみなされるため、ディヌりィコヌも歎史的英雄ずしお凛々しい姿で描写されおいる。]] *<span style="background-color:#ffa;">[[/1節]]  {{進捗|25%|2020-07-03}}</span> ===ヘルりェヌティむヌ族ずの戊圹=== *<span style="background-color:#ffc;">[[/2節]]  {{進捗|25%|2020-06-29}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/3節]]  {{進捗|25%|2020-07-26}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/4節]]  {{進捗|25%|2020-04-17}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/5節]]  {{進捗|25%|2020-04-18}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/6節]]  {{進捗|25%|2020-04-26}}</span> *<span style="background-color:#ffe;">[[/7節]]  {{進捗|25%|2020-07-08}}</span> *<span style="background-color:#ffe;">[[/8節]]  {{進捗|25%|2020-07-09}}</span> *<span style="background-color:#ffe;">[[/9節]]  {{進捗|25%|2020-07-09}}</span> *<span style="background-color:#ffe;">[[/10節]] {{進捗|25%|2020-07-16}}</span> *<span style="background-color:#ffe;">[[/11節]] {{進捗|25%|2020-04-07}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/12節]] {{進捗|25%|2020-08-23}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/13節]] {{進捗|25%|2020-08-28}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/14節]] {{進捗|25%|2020-08-28}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/15節]] {{進捗|25%|2020-08-31}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/16節]] {{進捗|25%|2020-09-24}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/17節]] {{進捗|25%|2020-09-26}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/18節]] {{進捗|25%|2020-10-01}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/19節]] {{進捗|25%|2020-10-08}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/20節]] {{進捗|25%|2020-10-08}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/21節]] {{進捗|25%|2020-10-14}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/22節]] {{進捗|25%|2020-11-12}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/23節]] {{進捗|25%|2020-11-12}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/24節]] {{進捗|25%|2020-11-21}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/25節]] {{進捗|25%|2020-11-28}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/26節]] {{進捗|25%|2020-12-05}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/27節]] {{進捗|25%|2020-12-05}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/28節]] {{進捗|25%|2020-12-14}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/29節]] {{進捗|25%|2020-12-14}}</span> ===アリオりィストス率いるゲルマヌニア人ずの戊圹=== *<span style="background-color:#fff;">[[/30節]] {{進捗|25%|2020-12-20}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/31節]] {{進捗|00%|2021-02-13}}</span> 長い節 *<span style="background-color:#fff;">[[/32節]] {{進捗|00%|2020-12-27}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/33節]] {{進捗|00%|2021-01-31}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/34節]] {{進捗|00%|2021-02-04}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/35節]] {{進捗|00%|2021-02-11}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/36節]] {{進捗|00%|2021-02-13}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/37節]] {{進捗|00%|2021-02-14}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/38節]] {{進捗|00%|2021-02-15}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/39節]] {{進捗|00%|2021-04-18}}</span> *<span style="background-color:#fff;">[[/40節]] {{進捗|00%|2021-04-18}}</span> 玄390語 長い節 <!--【ポン】--> *<span style="background-color:#fff;">[[/41節]] {{進捗|00%|2021-05-20}}</span> 125語 *<span style="background-color:#fff;">[[/42節]] {{進捗|00%|2021-05-27}}</span> 182語 *<span style="background-color:#fff;">[[/43節]] {{進捗|00%|2021-06-02}}</span> 217語 *<span style="background-color:#fff;">[[/44節]] {{進捗|00%|2021-06-03}}</span> 362語  長い節 *<span style="background-color:#fff;">[[/45節]] {{進捗|00%|2021-06-23}}</span> 86語   短い節 *<span style="background-color:#fff;">[[/46節]] {{進捗|00%|2021-07-03}}</span> 104語 *<span style="background-color:#fff;">[[/47節]] {{進捗|00%|2021-07-05}}</span> 173語 *<span style="background-color:#fff;">[[/48節]] {{進捗|00%|2021-07-17}}</span> 152語 *<span style="background-color:#fff;">[[/49節]] {{進捗|00%|2021-07-18}}</span> 106語 *<span style="background-color:#fff;">[[/50節]] {{進捗|00%|2021-08-10}}</span> 117語 *<span style="background-color:#fff;">[[/51節]] {{進捗|00%|2021-08-11}}</span> 95語   短い節 *<span style="background-color:#fff;">[[/52節]] {{進捗|00%|2021-08-12}}</span> 129語 *<span style="background-color:#fff;">[[/53節]] {{進捗|00%|2021-08-20}}</span> 181語 *<span style="background-color:#fff;">[[/54節]] {{進捗|00%|2021-08-26}}</span> 59語   短い節 == 固有名詞 == *<span style="background-color:#ffd;">[[/地名]]  {{進捗|00%|2020-06-11}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/郚族名]] {{進捗|00%|2020-06-11}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/人名]]   {{進捗|00%|2020-07-12}}</span> == 関連項目 == *<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘]]</span><!--【2006幎4月23日起皿】--> **<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘/泚解線]]</span><!--(2020-03-27)--> ***<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘/泚解線/写本ず校蚂版]] {{進捗|00%|2020-04-17}}</span><!--(2020-04-17)--> **<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集]]          {{進捗|00%|2020-03-29}}</span><!--(2020-03-29)--> **[[ガリア戊蚘/内容目次]]巻・章・節の内容を蚘した目次 {{進捗|75%|2011-04-02}} **[[ガリア戊蚘/参照画像䞀芧]]本文で参照した画像䞀芧  {{進捗|75%|2011-04-16}} <br><div style="font-size:20pt;"> Ā Ē Ī Ō Ū ā ē Ä« ō Å« &nbsp; Ă Ĕ Ĭ Ŏ Ŭ ă ĕ Ä­ ŏ Å­ </div> <div style="font-size:13pt;"> <math>\overline{\mbox{VIIII}} </math> </div><!-- [[w:Help:数匏の衚瀺]] --> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;"></span> <!-- *<span style="background-color:#ffd;">[[/泚解/3節]] {{進捗|00%|2021-09-08}}</span> --> <!-- **:<span style="color:#009900;">蚳泚 --> == 関連蚘事 == {{Wikisource|la:Commentarii de bello Gallico/Liber I|ガリア戊蚘 第1å·»(ラテン語)}} *りィキ゜ヌス **<span style="font-family:Times New Roman;">[[s:la:Commentarii de bello Gallico/Liber I]] (第1å·» ラテン語)</span> **<span style="font-family:Times New Roman;">[[s:en:Commentaries on the Gallic War/Book 1]] (第1å·» 英蚳)</span> **<span style="font-family:Times New Roman;">[[s:fr:La Guerre des Gaules/Livre I]] (第1å·» 仏蚳)</span> == 倖郚リンク == *[[ガリア戊蚘/泚解線#倖郚リンク]] を参照。 *[[ガリア戊蚘/泚解線/写本ず校蚂版#オンラむン泚釈曞等]] 等を参照。 ===オンラむン泚釈曞=== ====English translation by W. A. McDevitte & W. S. Bohn (1869)==== # [http://www.forumromanum.org/literature/caesar/gallic.html (www.forumromanum.org)] # (www.perseus.tufts.edu) ## [https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Caes.+Gal.+1.1 C. Julius Caesar, Gallic War, '''Book 1''', chapter 1] ====Harkness, Albert (1889)==== <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;"><span style="font-size:15pt;"> Caesar's Commentaries on the Gallic War,  </span><span style="font-size:13pt;">with notes, dictionary, and a map of Gaul.</span><br>    <span style="font-size:15pt;">edited by <u>[[w:en:Albert Harkness|Albert Harkness (1822-1907)]]</u> <ref>[http://onlinebooks.library.upenn.edu/webbin/book/lookupname?key=Harkness%2C%20Albert%2C%201822%2D1907 Harkness, Albert, 1822-1907 | The Online Books Page]</ref>, New York, [[w:en:D. Appleton & Company|D. Appleton and Company]], 1889 (Rivised Edition)</span></span> ::Caesar's commentaries on the Gallic war; with notes, dictionary, ... (Full View | HathiTrust Digital Library) ; BOOK FIRST # [https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=hvd.hn3hve&view=1up&seq=273 #273] ====Meusel, Heinrich (1895)==== <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;"><span style="font-size:15pt;"> C. Iulii Caesaris <u>Belli Gallici Liber Primus</u>,  </span><br><span style="font-size:14pt;">    ex recensione Henrici Mensel (i.e. [[w:de:Heinrich Meusel|Heinrich Meusel]])<br>    editus brevibusque adnotationibus instructus, ab Henrico Preble (i.e. Henry Preble).<br>    </span><span style="font-size:13pt;">[[w:en:Houghton Mifflin Harcourt|Houghton, Mifflin and Company]], 1895.</span> # [https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=mdp.39015063030939&seq=5 #5] # [https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=mdp.39015063030939&seq=15 #15] <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"></span> ;nodictionaries.com :[https://nodictionaries.com/caesar/de-bello-gallico-1/1 '''Caesar De Bello Gallico 1''' 1 in Latin, with adjustable running vocabulary] [[Category:ガリア戊蚘 第1å·»|*#]]
2020-03-27T12:10:06Z
2023-10-19T12:14:53Z
[ "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:Wikisource" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98_%E7%AC%AC1%E5%B7%BB/%E6%B3%A8%E8%A7%A3
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ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節
《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。{ } 内は関係文。 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "原文テキスト" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "原文テキスト" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "敎圢テキスト" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。{ } 内は関係文。", "title": "泚解" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。", "title": "泚解" } ]
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<div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:15pt;color:#990033;text-align:center;">C・IVLII・CAESARIS・COMMENTARIORVM・BELLI・GALLICI</div> <div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:30pt;color:#990033;text-align:center;">LIBER・PRIMVS</div> <br> {| id="toc" style="align:center;clear:all;" align="center" cellpadding="5" |- ! style="background:#bbf; text-align:center;" |&nbsp; [[ガリア戊蚘/泚解線|ガリア戊蚘 泚解線]] &nbsp; | style="background:#ccf; text-align:center;" |&nbsp; [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解|第1å·»]] &nbsp; | style="background:#eef; text-align:center;"| &nbsp;[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節|1節]] | [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節|2節]] &nbsp; |} __notoc__ == 目次 == {| cellspacing="0" width="90%" align="center" style="border:2px solid #fcf; text-align:center" | style="background-color:#ffcfff;" |[[ガリア戊蚘]] | style="background-color:#ffd8ff;" |[[ガリア戊蚘 第1å·»|第1å·»]] | style="background-color:#ffe0ff;" colspan="2" |1節 |- style="font-family:Times New Roman;" | style="background-color:#ffe8ff;width:100px;" |[[#原文テキスト]] | style="background-color:#fff0ff;width:100px;" |[[#敎圢テキスト]] | style="background-color:#fff8ff;width:400px;" | [[#泚解]]   [[#1項]]   [[#2項]]   [[#3項]]  [[#4項]]   [[#5項]]   [[#6項]]   [[#7項]] |} == 原文テキスト == <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#333;text-align:left;"><ref>原文テキストに぀いおは[[ガリア戊蚘/泚解線#原文テキスト]]を参照。</ref> 1. <sup>1</sup>Gallia est omnis divisa in partes tres, quarum unam incolunt Belgae, aliam Aquitani, tertiam qui ipsorum lingua Celtae, nostra Galli appellantur. &nbsp;&nbsp; <sup>2</sup>hi omnes lingua institutis legibus inter se differunt. &nbsp; Gallos ab Aquitanis <span style="background-color:#ff0;">Garunna</span> flumen, a Belgis Matrona et Sequana dividit. &nbsp;&nbsp;&nbsp; <sup>3</sup>horum omnium fortissimi sunt Belgae, propterea quod a cultu atque humanitate provinciae longissime absunt minimeque ad eos mercatores saepe commeant atque ea quae ad effeminandos animos pertinent <span style="background-color:#ff0;">important</span> proximique sunt Germanis qui trans Rhenum incolunt, quibuscum continenter bellum gerunt. &nbsp;&nbsp; <sup>4</sup>qua de causa Helvetii quoque reliquos Gallos virtute praecedunt, quod fere cotidianis proeliis cum Germanis contendunt, cum aut suis finibus eos prohibent aut ipsi in eorum finibus bellum gerunt. &nbsp;&nbsp; <span style="background-color:#ff0;"><sup>5</sup>[</span>Eorum una pars, quam Gallos <span style="background-color:#ff0;">obtinere</span> dictum est, initium capit a flumine Rhodano, continetur <span style="background-color:#ff0;">Garunna</span> flumine <span style="background-color:#ff0;">Oceano</span> finibus Belgarum, attingit etiam ab Sequanis et Helvetiis flumen Rhenum, vergit ad septentriones. &nbsp;&nbsp; <sup>6</sup>Belgae ab extremis Galliae finibus oriuntur, pertinent ad inferiorem partem fluminis Rheni, spectant in <span style="background-color:#ff0;">septentrionem</span> et orientem solem. &nbsp;&nbsp; <sup>7</sup>Aquitania a <span style="background-color:#ff0;">Garunna</span> flumine ad Pyrenaeos montes et eam partem Oceani quae <span style="background-color:#ff0;">est</span> ad Hispaniam pertinet ;&nbsp; spectat inter occasum solis et septentriones.<span style="background-color:#ff0;">]</span> </div> <span style="background-color:#ff0;"></span> ---- ;テキスト匕甚に぀いおの泚蚘 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Garunna</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&chi;</span>系写本<span style="font-family:Times New Roman;font-style:bold;font-size:15pt;">(AQ)</span>や写本<span style="font-family:Times New Roman;font-style:bold;font-size:15pt;">N</span> では <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Garumna</span> ずなっおおり、叀い校蚂版で採甚されおいるが、珟代のトむプナヌ叢曞やビュデ叢曞の校蚂版では<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&beta;</span>系写本や写本<span style="font-family:Times New Roman;font-style:bold;font-size:15pt;">BM</span>にある <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Garunna</span> の衚蚘を採っおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:important#Latin|important]]</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版や、 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Hering</span> のトむプナヌ版では <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:inportant#Latin|inportant]]</span> ずしおいるが、衚蚘の盞違。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[Eorum una pars ・・・ et septentriones.]</span> の箇所は、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Bacher</span> により削陀提案されおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtinere|obtinere]]</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版では <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:optinere#Latin|optinere]]</span> ずしおいるが、衚蚘の盞違。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Oceano</span>  党写本 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&omega;</span> で <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Oceanum</span> ずなっおいるが、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Aldus</span> により奪栌 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Oceano</span> に修正するこずが提案され、倚くの校蚂版により支持されおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">septentrionem</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Aldus</span> により、節末の衚蚘に合わせお <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">septentriones</span> に修正するこずが提案されおいるが、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Meusel</span>や、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Klotz, Seel, Hering</span> のトむプナヌ版、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版など倚くの校蚂版はそのたたずしおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">est</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&alpha;</span>系写本にはあるが、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&beta;</span>系写本では欠く。 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:bold;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;"></span> == 敎圢テキスト == <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#333;text-align:left;"><ref>敎圢テキストに぀いおは[[ガリア戊蚘/泚解線#凡䟋]]を参照。</ref> I. 《1》 Gallia est omnis dÄ«vÄ«sa in partēs trēs, quārum Å«nam incolunt Belgae, aliam AquÄ«tānÄ«, tertiam quÄ« ipsōrum linguā Celtae, nostrā GallÄ« appellantur. &nbsp; 《2》 HÄ« omnēs linguā<span style="color:#f00;">,</span> Ä«nstitÅ«tÄ«s<span style="color:#f00;">,</span> lēgibus inter sē differunt. &nbsp; Gallōs ab AquÄ«tānÄ«s Garunna flÅ«men, ā BelgÄ«s Matrona et Sēquana dÄ«vidit. &nbsp; 《3》 Hōrum omnium fortissimÄ« sunt Belgae, proptereā quod ā cultÅ« atque hÅ«mānitāte prōvinciae longissimē absunt<span style="color:#f00;">,</span> minimēque ad eōs mercātōrēs saepe commeant atque ea<span style="color:#f00;">,</span> quae ad effēminandōs animōs pertinent<span style="color:#f00;">,</span> important proximÄ«que sunt GermānÄ«s<span style="color:#f00;">,</span> quÄ« trāns Rhēnum incolunt, quibuscum continenter bellum gerunt. &nbsp; 《4》 Quā dē causā HelvētiÄ« quoque reliquōs Gallōs virtÅ«te praecēdunt, quod ferē cotÄ«diānÄ«s proeliÄ«s cum GermānÄ«s contendunt, cum aut suÄ«s fÄ«nibus eōs prohibent aut ipsÄ« in eōrum fÄ«nibus bellum gerunt. &nbsp; 《5》 <span style="background-color:#ff0;">[</span>Eōrum Å«na pars, quam Gallōs obtinēre dictum est, initium capit ā flÅ«mine Rhodanō, continētur Garunnā flÅ«mine<span style="color:#f00;">,</span> Ōceanō<span style="color:#f00;">,</span> fÄ«nibus Belgārum, attingit etiam ab SēquanÄ«s et HelvētiÄ«s flÅ«men Rhēnum, vergit ad septentriōnēs. &nbsp; 《6》 Belgae ab extrēmÄ«s Galliae fÄ«nibus oriuntur, pertinent ad Ä«nferiōrem partem flÅ«minis RhēnÄ«, spectant in septentriōnem et orientem sōlem. &nbsp; 《7》 AquÄ«tānia ā Garunnā flÅ«mine ad Pyrēnaeōs montēs et eam partem ŌceanÄ«<span style="color:#f00;">,</span> quae est ad Hispāniam<span style="color:#f00;">,</span> pertinet ;&nbsp; spectat inter occāsum sōlis et septentriōnēs.<span style="background-color:#ff0;">]</span> </div> <span style="color:#f00;"></span> <span style="background-color:#ff0;"></span> == 泚解 == === 1項 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Gallia est omnis dÄ«vÄ«sa in partēs trēs, quārum Å«nam incolunt Belgae, aliam AquÄ«tānÄ«, tertiam quÄ« ipsōrum linguā Celtae, nostrā GallÄ« appellantur. </span>  ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;>'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Gallia|Gallia]]'''</span> 第䞀倉化 女性名詞・単数・䞻栌 ガッリアは *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:est#Latin|est]]</span> 䞍芏則動詞 sum の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 である *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;>[[wikt:en:omnis#Latin|omnis]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:omnis#Latin|omnis, -is, -e]]</span> の女性・単数・䞻栌 すべおの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;>[[wikt:en:divisa#Latin|dÄ«vÄ«sa]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:divido#Latin|dÄ«vidō]]</span> 「分ける」の完了受動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:divisus#Latin|dÄ«vÄ«sus]]</span> の女性・単数・䞻栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:in#Latin|in]]</span> 前眮詞・察栌支配 に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;>'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型#partes|partēs]]'''</span> 第䞉倉化 女性名詞・耇数・察栌 郚分・地域 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fcc;">[[wikt:en:tres#Latin|trēs]]</span> 基数詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:tres#Latin|trēs, tria]]</span> の女性・耇数・察栌 䞉぀の *:<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">in <span style="background-color:#fcc;>partēs</span> <span style="background-color:#fdd;>trēs</span></span> 前眮詞句 䞉぀の地域に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:quarum#Latin|quārum]]</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の女性・耇数・属栌 それらの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:unam#Latin|Å«nam]]</span> 基数詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:unus#Latin|Å«nus, -a, -um]]</span> の女性・単数・察栌 䞀぀を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:incolunt|incolunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:incolo#Latin|incolō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 䜏む *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Belgae|Belgae]]'''</span> 第䞀倉化 男性名詞・耇数・䞻栌  [[w:ベルガ゚|ベルガ゚人]](たち)が *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:aliam#Latin|aliam]]</span> 代名詞的圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:alius#Latin|alius, -a, -ud]]</span> の女性・単数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:aquitani#Latin|AquÄ«tānÄ«]]</span> 第二倉化 男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:aquitanus#Latin|AquÄ«tānus]]</span> の耇数・䞻栌 アクィヌタヌニア人(たち)が *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:tertiam|tertiam]]</span> 序数詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:tertius#Latin|tertius, -a, -um]]</span> の女性・単数・察栌 第䞉の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]]</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の男性・耇数・䞻栌 ずころの者たちが *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:ipsorum|ipsōrum]]</span> 匷意代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:ipse#Latin|ipse, -a, -um]]</span> の男性・耇数・属栌 圌ら自身の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:lingua#Latin| linguā]]</span> 第䞀倉化 女性名詞・単数・奪栌 蚀葉・蚀語で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Celtae#Latin|Celtae]]</span> 第䞀倉化 男性名詞・耇数・䞻栌 ケルタ゚人たち *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:nostra#Latin|nostrā]]</span> 所有圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:noster#Latin|noster, -tra, -trum]]</span> の女性・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/固有名詞/Gallus#1å·»1節1項|GallÄ«]]'''</span> 第二倉化 男性名詞・耇数・䞻栌 ガッリア人 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:appellantur|appellantur]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:appello#Latin|appellō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 呌ばれおいる ;察蚳 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span> 内は関係文。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;>Gallia</span> est <span style="background-color:#fdd;>omnis</span> <span style="background-color:#fdd;>dÄ«vÄ«sa</span> in <span style="background-color:#fdd;>partēs</span> <span style="background-color:#fdd;>trēs</span>, </span> ** **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;>quārum</span> <span style="background-color:#fdd;>Å«nam</span> incolunt <span style="background-color:#ddf;>Belgae</span>, </span> *** **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">《<span style="background-color:#fdd;>quārum</span>》 <span style="background-color:#fdd;>aliam</span> 《incolunt》 <span style="background-color:#ddf;>AquÄ«tānÄ«</span>, </span> *** **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">《<span style="background-color:#fdd;>quārum</span>》 <span style="background-color:#fdd;>tertiam</span> 《incolunt [[wikt:en:ei#Latin|eÄ«]]&nbsp;》 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span><span style="background-color:#ddf;>quÄ«</span> <span style="background-color:#ddf;>ipsōrum</span> <span style="background-color:#fdd;>linguā</span> <span style="background-color:#ddf;>Celtae</span> 《appellantur》, <span style="background-color:#fdd;>nostrā</span> 《<span style="background-color:#fdd;>linguā</span>》 <span style="background-color:#ddf;>GallÄ«</span> appellantur<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span>. </span>  *** === 2項 === ;文1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">HÄ« omnēs linguā, Ä«nstitÅ«tÄ«s, lēgibus inter sē differunt. </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;>[[wikt:en:hi#Latin|hÄ«]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:hic#Latin|hic, haec, hoc]]</span> の男性・耇数・䞻栌 この者たちは *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:omnes#Latin|omnēs]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:omnis#Latin|omnis, omne]]</span> の男性・耇数・䞻栌 すべお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:lingua#Latin| linguā]]</span> 第䞀倉化 女性名詞・単数・奪栌 蚀葉・蚀語の点で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:institutis|Ä«nstitÅ«tÄ«s]]</span> 第二倉化 䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:institutum#Latin|Ä«nstitÅ«tum]]</span> の耇数・奪栌 制床・慣習ので *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:legibus|lēgibus]]</span> 第䞉倉化 女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:lex#Latin|lēx]]</span> の耇数・奪栌 法埋の点で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:inter#Latin|inter]]</span> 前眮詞・察栌支配 の間で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:se#Latin|sē]]</span> 再垰代名詞 単数/耇数・察栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">inter sē</span> 前眮詞句 互いに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:differunt|differunt]]</span> 第䞉掻甚・䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:differo#Latin|differō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 違う、異なる ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;>HÄ«</span> <span style="background-color:#ddf;>omnēs</span> <span style="background-color:#fdd;>linguā</span>, <span style="background-color:#dfd;>Ä«nstitÅ«tÄ«s</span>, <span style="background-color:#fdd;>lēgibus</span> inter sē differunt.</span> ** ;文2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Gallōs ab AquÄ«tānÄ«s Garunna flÅ«men, ā BelgÄ«s Matrona et Sēquana dÄ«vidit. </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/固有名詞#Gallōs|Gallōs]]'''</span> 第二倉化 男性名詞・耇数・察栌 ガッリア人たちを *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#ab Aquitanis​|ab]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:aquitanis#Latin|AquÄ«tānÄ«s]]</span> 第二倉化 男性名詞・耇数・奪栌 アクィヌタヌニア人たちから *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Garunna ; [[wikt:en:Garumna#Latin|Garumna]]</span> 第䞀倉化 男性名詞・単数・䞻栌 ガルンナ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:la:Garunna|Garunna]]</span> [[w:ガロンヌ川|ガロンヌ川]]のラテン語名 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#dfd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語#flumen|flÅ«men]]'''</span> 第䞉倉化 䞭性名詞・単数・䞻栌 川が *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#a Belgis|ā]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#BelgÄ«s|BelgÄ«s]]'''</span> 第䞀倉化 男性名詞・耇数・奪栌 ベルガ゚人たちから  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen/河川の固有名#1å·»1節2項M|Matrona]]'''</span> 第䞀倉化 男性名詞・単数・䞻栌 マトロナ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:la:Matrona|Matrona]]</span> [[w:マルヌ川 (フランス)|マルヌ川]]のラテン語名  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»1節2項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen/河川の固有名#1å·»1節2項S|Sēquana]]</span> 第䞀倉化 男性名詞・単数・䞻栌 セヌクアナ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:la:Sequana|Sequana]]</span> [[w:セヌヌ川|セヌヌ川]]のラテン語名 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dividit#Latin|dÄ«vidit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:divido#Latin|dÄ«vidō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 分ける ;察蚳 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;>Gallōs</span> ab <span style="background-color:#ddf;>AquÄ«tānÄ«s</span> <span style="background-color:#ddf;>Garunna</span> <span style="background-color:#dfd;>flÅ«men</span> 《dÄ«vidit》,</span> ** *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">《<span style="background-color:#ddf;>Gallōs</span>》 ā <span style="background-color:#ddf;>BelgÄ«s</span> <span style="background-color:#ddf;>Matrona</span> et <span style="background-color:#ddf;>Sēquana</span> 《<span style="background-color:#dfd;>flÅ«men</span>》 dÄ«vidit.</span> ** **: <ref><span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">[[ガリア戊蚘/泚解線#Le_Manzou_(1965)|Le Manzou (1965)​]] : ''Le singulier parce que les deux sujets '''Sequana''' et '''Matrona''' constituent une frontiÚre unique.''</span></ref> === 3項 === ;文1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Hōrum omnium fortissimÄ« sunt Belgae, proptereā quod ā cultÅ« atque hÅ«mānitāte prōvinciae longissimē absunt, minimēque ad eōs mercātōrēs saepe commeant atque ea, quae ad effēminandōs animōs pertinent, important proximÄ«que sunt GermānÄ«s, quÄ« trāns Rhēnum incolunt, quibuscum continenter bellum gerunt.</span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:horum|hōrum]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:hic#Latin|hic, haec, hoc]]</span> の男性・耇数・属栌 これらの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:omnium#Latin|omnium]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:omnis#Latin|omnis, omne]]</span> の男性・耇数・属栌 すべおの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:fortissimi#Latin|fortissimÄ«]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fortis#Latin|fortis, forte]]</span> の最䞊玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fortissimus#Latin|fortissimus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞻栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sunt#Latin|sunt]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 である *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Belgae|Belgae]]'''</span> 第䞀倉化 男性名詞・耇数・䞻栌  [[w:ベルガ゚|ベルガ゚人]](たち) *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/倉化しない副詞/propterea#1å·»1節3項|proptereā]]</span> 副詞 それゆえ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/quod#1å·»1節3項|quod]]</span> 接続詞 なぜなら **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">proptereā quod </span> であるから *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#a_cultu_atque_humanitate​|ā]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:cultu|cultÅ«]]</span> 第四倉化・男性名詞 [[wikt:en:cultus#Etymology_2_2|cultus]] の単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/atque#1å·»1節3項1​|atque]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:humanitate|hÅ«mānitāte]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:humanitas#Latin|hÅ«mānitās]]</span> の単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ā cultÅ« atque hÅ«mānitāte</span> 前眮詞句  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:provinciae|prōvinciae]]</span> 第䞀倉化・女性名詞  の単数・属栌 属州の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:longissime|longissimē]]</span> 副詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:longe#Latin|longē]]</span> の最䞊玚  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:absunt|absunt]]</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:absum#Latin|absum]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍芏則的に倉化する副詞#1å·»1節3項|minimē]]'''</span> 副詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:parum#Latin|parum]]</span> の最䞊玚 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/-que#1å·»1節3項|-que]]'''</span> 接続詞 および、そしお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配 のもずぞ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:eos#Latin|eōs]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:is#Latin|is, ea, id]]</span> の耇数・察栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#1å·»1節3項​|ad eōs]]'''</span> 前眮詞句 圌らのもずぞ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:mercatores|mercātōrēs]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:mercator#Latin|mercātor]]</span> の耇数・䞻栌 商人たちが *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:saepe#Latin|saepe]]</span> 副詞 しばしば *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:commeant|commeant]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:commeo#Latin|commeō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法 しばしば蚪れる、埀来する *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/atque#​1å·»1節3項2​|atque]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:ea#Latin|ea]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:is#Latin|is, ea, id]]</span> の䞭性・耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:quae#Latin|quae]]</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の䞭性・耇数・䞻栌 ずころのもの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad|ad]]</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:effeminandos|effēminandōs]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:effemino#Latin|effēminō]]</span> の動圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:effeminandus#Latin|effēminandus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:animos#Latin|animōs]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:animus#Latin|animus]]</span> の耇数・察栌 心を **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#1å·»1節3項​|ad effēminandōs animōs]]</span> 前眮詞句、動圢容詞による動名詞の代甚 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertinent#Latin|pertinent]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertineo#Latin|pertineō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">pertineō ad </span>  に及ぶ、に関する *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:important#Latin|important]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:importo#Latin|importō]] ; [[wikt:en:inporto#Latin|inportō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法 もたらす、持ち蟌む、茞入する *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:proximi#Latin|proximÄ«]]</span> 第䞀・第二圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:proximus#Latin|proximus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞻栌 最も近い者たちは *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/-que#1å·»1節3項|-que]]'''</span> 接続詞 および、そしお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sunt#Latin|sunt]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Germanis#Latin|GermānÄ«s]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Germanus#Latin|Germānus]]</span> の耇数・䞎栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«]]</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の男性・耇数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:trans#Latin|trāns]]</span> 前眮詞・察栌支配 の向こう偎に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen/河川の固有名#1å·»1節3項|Rhēnum]]'''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Rhenus#Latin|Rhēnus]]</span> の単数・察栌 レヌヌス川 [[w:la:Rhenus|Rhenus]] [[w:ラむン川|ラむン川]]のラテン語名 を **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">trāns Rhēnum</span> 前眮詞句 レヌヌス川の向こう偎に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:incolunt|incolunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:incolo#Latin|incolō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:quibuscum|quibuscum]] = cum + quibus </span>  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:quibus#Latin|quibus]]</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の男性・耇数・奪栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:cum#Etymology_1_2|cum]]</span> 前眮詞・奪栌支配 ずずもに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:continenter#Latin|continenter]]</span> 副詞 繰り返しお、匕き続いお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:bellum#Etymology_1|bellum]]</span> 第二倉化・䞭性名詞・単数・察栌 戊争を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:gerunt|gerunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:gero#Latin|gerō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法  ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">Hōrum</span> <span style="background-color:#ddf;">omnium</span> <span style="background-color:#ddf;">fortissimÄ«</span> sunt <span style="background-color:#ddf;">Belgae</span>, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">proptereā quod </span> *: *#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ā <span style="background-color:#ddf;">cultÅ«</span> atque <span style="background-color:#fdd;">hÅ«mānitāte</span> <span style="background-color:#fdd;">prōvinciae</span> longissimē absunt, </span> *#:理由1 *#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">minimē<span style="background-color:#ffa;"><u>que</u></span> ad <span style="background-color:#ddf;">eōs</span> <span style="background-color:#ddf;">mercātōrēs</span> saepe commeant </span> *#:理由2 *#*<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ffa;"><u>atque</u></span> <span style="background-color:#dfd;">ea</span>, <span style="background-color:#dfd;">quae</span> ad <span style="background-color:#ddf;">effēminandōs</span> <span style="background-color:#ddf;">animōs</span> pertinent, important </span> *#*: *#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">proximÄ«</span><span style="background-color:#ffa;"><u>que</u></span> sunt <span style="background-color:#ddf;">GermānÄ«s</span>, <span style="background-color:#ddf;">quÄ«</span> trāns <span style="background-color:#ddf;">Rhēnum</span> incolunt, </span> *#:理由3 *#*<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">quibus</span>cum continenter <span style="background-color:#dfd;">bellum</span> gerunt.</span> *#*: == 4項 == *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Quā dē causā HelvētiÄ« quoque reliquōs Gallōs virtÅ«te praecēdunt, quod ferē cotÄ«diānÄ«s proeliÄ«s cum GermānÄ«s contendunt, cum aut suÄ«s fÄ«nibus eōs prohibent aut ipsÄ« in eōrum fÄ«nibus bellum gerunt. </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:qua#Latin|quā]]</span> 関係圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の女性・単数・奪栌 その *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:de#Etymology_2_5|dē]]</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:causa#Latin|causā]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:causa#Latin|causa]]</span> の単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">quā dē causā</span> 前眮詞句 そのような理由から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Helvetii#Latin|HelvētiÄ«]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Helvetius#Noun|Helvētius]]</span> の耇数・䞻栌 ヘルりェヌティむヌ族は *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:quoque#Etymology_2|quoque]]</span> 副詞 もたた *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:reliquos|reliquōs]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:reliquus#Latin|reliquus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・察栌 残りのたちを *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/固有名詞#1å·»1節4項​​|Gallōs​]]'''</span> 第二倉化・男性名詞・耇数・察栌 ガリア人たちを *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:virtute#Latin|virtÅ«te]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:virtus#Latin|virtÅ«s]]</span> の単数・奪栌 歊勇の点で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:praecedunt|praecēdunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:praecedo#Latin|praecēdō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法 たさっおいる *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:quod#Latin|quod]]</span> 接続詞 ずいうのは *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fere#Latin|ferē]]</span> 副詞 ほが *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:cotidianis|cotÄ«diānÄ«s]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:cotidianus#Latin|cotÄ«diānus, -a, -um]]</span> の䞭性・耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:proeliis|proeliÄ«s]]</span> 第二倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:proelium#Latin|proelium]]</span> の耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:cum#Latin|cum]]</span> 前眮詞・奪栌支配 ず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Germanis|GermānÄ«s]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Germanus#Latin|Germānus]]</span> の耇数・奪栌 ゲルマヌニア人たちず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:contendunt|contendunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:contendo#Latin|contendō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/cum#1å·»1節4項|cum]]'''</span> 接続詞、反埩を衚わす するたびに  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:aut#Latin|aut]]</span> 接続詞 あるいは **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">aut  aut ・・・</span>  あるいは、あるいは・・・ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:suis#Latin|suÄ«s]]</span> 所有圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> の男性・耇数・奪栌 自分たちのから *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis#1å·»1節4項|fÄ«nibus]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis|fÄ«nis]]'''</span> 耇数・奪栌 耇数圢で 領土から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:eos#Latin|eōs]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:is#Latin|is, ea, id]]</span> の男性・耇数・察栌 圌らを *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:prohibent#Latin|prohibent]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:prohibeo#Latin|prohibeō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:aut#Latin|aut]]</span> 接続詞 あるいは **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">aut  aut ・・・</span>  あるいは、あるいは・・・ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:ipsi|ipsÄ«]]</span> 匷意代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:ipse#Latin|ipse, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞻栌 自身らが *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:in#Latin|in]]</span> 前眮詞・奪栌支配 で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:eorum#Latin|eōrum]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> の男性・耇数・属栌 圌らの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis#1å·»1節4項|fÄ«nibus]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis|fÄ«nis]]'''</span> 耇数・奪栌 耇数圢で 領土で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:bellum#Latin|bellum]]</span> 第二倉化・䞭性名詞・単数・察栌 戊争を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:gerunt|gerunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:gero#Latin|gerō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎接法  ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">Quā</span> dē <span style="background-color:#fdd;">causā</span> <span style="background-color:#ddf;">HelvētiÄ«</span> quoque <span style="background-color:#ddf;">reliquōs</span> <span style="background-color:#ddf;">Gallōs</span> <span style="background-color:#fdd;">virtÅ«te</span> praecēdunt, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">quod ferē <span style="background-color:#dfd;">cotÄ«diānÄ«s</span> <span style="background-color:#dfd;">proeliÄ«s</span> cum <span style="background-color:#ddf;">GermānÄ«s</span> contendunt, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ffc;">cum</span> <u>aut</u> <span style="background-color:#ddf;">suÄ«s</span> <span style="background-color:#ddf;">fÄ«nibus</span> <span style="background-color:#ddf;">eōs</span> prohibent </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><u>aut</u> <span style="background-color:#ddf;">ipsÄ«</span> in <span style="background-color:#ddf;">eōrum</span> <span style="background-color:#ddf;">fÄ«nibus</span> <span style="background-color:#dfd;">bellum</span> gerunt. </span> *: == 5項 == *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Eōrum Å«na pars, quam Gallōs obtinēre dictum est, initium capit ā flÅ«mine Rhodanō, continētur Garunnā flÅ«mine, Ōceanō, fÄ«nibus Belgārum, attingit etiam ab SēquanÄ«s et HelvētiÄ«s flÅ«men Rhēnum, vergit ad septentriōnēs.</span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:eorum#Latin|eōrum]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:is#Latin|is, ea, id]]</span> の男性・耇数・属栌 それら/圌らの *:<span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;background-color:#ddf;">eōrum</span> は男性圢なので、女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:partes#Latin|partēs]]</span> ではなく、[[#2項]]の<span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;background-color:#ddf;">hōrum omnium</span> を継ぐ<ref><span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">[[ガリア戊蚘/泚解線#Le Manzou (1965)|Le Manzou (1965)]] : ''eorum'' reprend ''horum omnium du [[#2項|#2]].</span></ref>。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:una#Latin|Å«na]]</span> 数詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:unus#Latin|Å«nus, -a, -um]]</span> の女性・単数・䞻栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fdd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型#pars|pars]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞・単数・䞻栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:quam#Etymology_2|quam]]</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の女性・単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/固有名詞#1å·»1節5項|Gallōs]]</span> 第二倉化・男性名詞・耇数・察栌 ガッリア人たちを/が *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtinere|obtinēre]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtineo#Latin|obtineō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">dictum</span> 第䞉掻甚・䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dico#Latin|dÄ«cō]]</span> の完了受動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dictus#Latin|dictus]]</span> の䞭性・単数・䞻栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">dictum est dÄ«cō</span> の<u>非人称・受動</u>・完了・盎接法 ず述べられた *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:initium#Latin|initium]]</span> 第二倉化・䞭性名詞・単数・察栌 始たりを *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:capit#Latin|capit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:capio#Latin|capiō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 取る *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#a_flumine_Rhodano​|ā]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語#flumine|flÅ«mine]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Rhodanō</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Rhodanus#Latin|Rhodanus]]</span> の単数・奪栌 ロダヌス [[w:la:Rhodanus|Rhodanus]] [[w:ロヌヌ川|ロヌヌ川]]のラテン語名 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:continetur|continētur]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:contineo#Latin|contineō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Garunnā, [[wikt:en:Garumna#Latin|Garumnā]]</span> 第䞀倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Garunna, [[wikt:en:Garumna#Latin|Garumna]]</span> の単数・奪栌 ガルンナ川によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語#flumine|flÅ«mine]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Oceano#Latin|Ōceanō]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Oceanus#Latin|Ōceanus]]</span> の単数・奪栌 倧掋オヌケアヌスによっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis#1å·»1節5項|fÄ«nibus]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis|fÄ«nis]]'''</span> 耇数・奪栌 耇数圢で 領土から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Belgarum|Belgārum]]'''</span> 第䞀倉化・男性名詞・耇数・属栌 ベルガ゚人たちの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:attingit|attingit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:attingo#Latin|attingō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 接する *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:etiam#Latin|etiam]]</span> 副詞 さらに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#ab_Sequanis_et_Helvetiis​|ab]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 の偎で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">''[[wikt:de:Sequanis|SēquanÄ«s]]''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">''[[wikt:de:Sequani|SēquanÄ«]]''</span> の耇数・奪栌 セヌクァニヌ族によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»1節5項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Helvetiis#Latin|HelvētiÄ«s]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Helvetius#Latin|Helvētius]]</span> の耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語#flumen​|flÅ«men]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞・単数・ 川を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen/河川の固有名#1å·»1節5項Rhe|Rhēnum]]'''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Rhenus#Latin|Rhēnus]]</span> の単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:vergit#Latin|vergit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:vergo#Latin|vergō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法  向く *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#ad_septentriones|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配 ぞ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:septentriones#Latin|septentriōnēs]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:septentrio#Latin|septentriō]]</span> の耇数・察栌 [[w:北斗䞃星|北斗䞃星]]、転じお「北方」を指す。 ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">Eōrum</span> <span style="background-color:#fdd;">Å«na</span> <span style="background-color:#fdd;">pars</span>, <span style="background-color:#fdd;">quam</span> <span style="background-color:#ddf;">Gallōs</span> obtinēre dictum est, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#dfd;">initium</span> capit ā <span style="background-color:#dfd;">flÅ«mine</span> <span style="background-color:#ddf;">Rhodanō</span>, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">continētur <span style="background-color:#ddf;">Garunnā</span> <span style="background-color:#dfd;">flÅ«mine</span>, <span style="background-color:#ddf;">Ōceanō</span>, <span style="background-color:#ddf;">fÄ«nibus</span> <span style="background-color:#ddf;">Belgārum</span>, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">attingit etiam ab <span style="background-color:#ddf;">SēquanÄ«s</span> et <span style="background-color:#ddf;">HelvētiÄ«s</span> <span style="background-color:#dfd;">flÅ«men</span> <span style="background-color:#ddf;">Rhēnum</span>, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">vergit ad <span style="background-color:#ddf;">septentriōnēs</span>.</span> == 6項 == *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Belgae ab extrēmÄ«s Galliae fÄ«nibus oriuntur, pertinent ad Ä«nferiōrem partem flÅ«minis RhēnÄ«, spectant in septentriōnem et orientem sōlem.</span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Belgae|Belgae]]'''</span> 第䞀倉化・男性名詞・耇数・䞻栌 ベルガ゚人たちは *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#ab_extremis_Galliae_finibus​|ab]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:extremis|extrēmÄ«s]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:extremus#Latin|extrēmus, -a, -um]]</span> の耇数・奪栌 最も倖偎の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fdd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Galliae|Galliae]]'''</span> 第䞀倉化・女性名詞・単数・属栌 ガッリアの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis#1å·»1節6項|fÄ«nibus]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis|fÄ«nis]]'''</span> の耇数・奪栌 領土から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:oriuntur|oriuntur]]</span> 第四掻甚・デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:orior#Latin|orior]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 始たる *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertinent#Latin|pertinent]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertineo#Latin|pertineō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 至る *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#ad_inferiorem_partem|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配 の方ぞ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:inferiorem#Latin|Ä«nferiōrem]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:inferus#Latin|Ä«nferus, -a, -um]]</span> の比范玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:inferior#Latin|Ä«nferior]]</span> の女性・単数・察栌 より䞋方の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fdd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型#partem​|partem​]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞・単数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ad Ä«nferiōrem partem</span> 前眮詞句 より䞋方の地域ぞ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#dfd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語#fluminis|flÅ«minis]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞・単数・属栌 川の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Rheni#Latin|RhēnÄ«]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Rhenus#Latin|Rhēnus]]</span> の単数・属栌 レヌヌス川の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:spectant#Latin|spectant]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:specto#Latin|spectō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:septentrionem#Latin|septentriōnem]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:septentrio#Latin|septentriō]]</span> の単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»1節6項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:orientem#Latin|orientem]]</span> 第四掻甚・デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:orior#Latin|orior]]</span> の珟圚分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:oriens#Latin|oriēns]]</span> の男性・単数・察栌*<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:solem#Latin|sōlem]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sol#Latin|sōl]]</span> の単数・察栌 倪陜 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in septentriōnem et orientem sōlem</span> 前眮詞句 北東に ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">Belgae</span> ab <span style="background-color:#ddf;">extrēmÄ«s</span> <span style="background-color:#fdd;">Galliae</span> <span style="background-color:#ddf;">fÄ«nibus</span> oriuntur, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">pertinent ad <span style="background-color:#fdd;">Ä«nferiōrem</span> <span style="background-color:#fdd;">partem</span> <span style="background-color:#dfd;">flÅ«minis</span> <span style="background-color:#ddf;">RhēnÄ«</span>, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">spectant in <span style="background-color:#ddf;">septentriōnem</span> et <span style="background-color:#ddf;">orientem</span> <span style="background-color:#ddf;">sōlem</span>.</span> *: == 7項 == ;7項 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">AquÄ«tānia ā Garunnā flÅ«mine ad Pyrēnaeōs montēs et eam partem ŌceanÄ«, quae est ad Hispāniam, pertinet ; spectat inter occāsum sōlis et septentriōnēs. </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:Aquitania#Latin|AquÄ«tānia]]</span> 第䞀倉化・女性名詞・単数・䞻栌  アクィヌタヌニアは *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#1å·»1節7項|ā]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Garunnā, [[wikt:en:Garumna#Latin|Garumnā]]</span> 第䞀倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Garunna, [[wikt:en:Garumna#Latin|Garumna]]</span> の単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#dfd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語#flumine​|flÅ«mine]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Pyrenaeōs</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">''[[wikt:fr:Pyrenaeus|Pyrenaeus, -a, -um]]''</span> の男性・耇数・察栌  [[w:ピレネヌ山脈|ピレネヌ山脈]] [[w:la:Pyrenaei montes|Pyrenaei montes]] の  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:montes#Latin|montēs]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:mons#Latin|mōns]]</span> の耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»1節7項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:eam#Latin|eam]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:is#Latin|is, ea, id]]</span> の女性・単数・察栌 その ※ quae の先行詞 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fdd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型#partem|partem]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞・単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Oceani#Latin|ŌceanÄ«]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Oceanus#Latin|Ōceanus]]</span> の単数・属栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:quae#Latin|quae]]</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:qui#Latin|quÄ«, quae, quod]]</span> の女性・単数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:est#Latin|est]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#ad Hispaniam|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd">[[wikt:en:Hispaniam#Latin|Hispāniam]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Hispania#Latin|Hispānia]]</span> の単数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ad Hispāniam</span> 前眮詞句 ヒスパヌニアぞ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertinet|pertinet]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertineo#Latin|pertineō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 至る *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:spectat|spectat]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:specto#Latin|spectō]]</span> 䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎接法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:inter#Latin|inter]]</span> 前眮詞・察栌支配 の間に  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:occasum#Latin|occāsum]]</span> 第四倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:occasus#Latin|occāsus]]</span> の単数・察栌 没するこず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:solis#Latin|sōlis]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sol#Latin|sōl]]</span> の単数・属栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»1節7項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:septentriones#Latin|septentriōnēs]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:septentrio#Latin|septentriō]]</span> の耇数・察栌 ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">AquÄ«tānia</span> ā <span style="background-color:#ddf;">Garunnā</span> <span style="background-color:#dfd;">flÅ«mine</span> ad <span style="background-color:#ddf;">Pyrēnaeōs</span> <span style="background-color:#ddf;">montēs</span> </span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">et <span style="background-color:#fdd;">eam</span> <span style="background-color:#fdd;">partem</span> <span style="background-color:#ddf;">ŌceanÄ«</span>, <span style="background-color:#fdd;">quae</span> est ad <span style="background-color:#fdd;">Hispāniam</span>, pertinet ;</span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">spectat inter <span style="background-color:#ddf;">occāsum</span> <span style="background-color:#ddf;">sōlis</span> et <span style="background-color:#ddf;">septentriōnēs</span>. </span> == 脚泚 == {{Reflist}} <!-- {| class="wikitable" style="text-align:center" |- style="height:23em;" | | |} --> == 関連項目 == *[[ガリア戊蚘/泚解線]] **[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解]] *[[ガリア戊蚘/甚䟋集]] == 関連蚘事 == == 倖郚リンク == *[http://dcc.dickinson.edu/caesar/book-1/chapter-1-1 Chapter 1.1 Dickinson College Commentaries] [[Category:ガリア戊蚘 第1å·»|01]]
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2020-08-31T12:38:47Z
[ "テンプレヌト:Reflist" ]
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ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節
Apud Helvētiōs longē nōbilissimus fuit et dÄ«tissimus OrgetorÄ«x. Is Mārcō Messalā Mārcō PÄ«sōne cōnsulibus rēgnÄ« cupiditāte inductus coniÅ«rātiōnem nōbilitātis fēcit et cÄ«vitātÄ« persuāsit, ut dē fÄ«nibus suÄ«s cum omnibus cōpiÄ«s exÄ«rent : 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。{ } 内は関係文。 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。
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<div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:15pt;color:#990033;text-align:center;">C・IVLII・CAESARIS・COMMENTARIORVM・BELLI・GALLICI</div> <div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:30pt;color:#990033;text-align:center;">LIBER・PRIMVS</div> <br> {| id="toc" style="align:center;clear:all;" align="center" cellpadding="5" |- ! style="background:#bbf; text-align:center;" |&nbsp; [[ガリア戊蚘/泚解線|ガリア戊蚘 泚解線]] &nbsp; | style="background:#ccf; text-align:center;" |&nbsp; [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解|第1å·»]] &nbsp; | style="background:#eef; text-align:center;"| &nbsp;[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節|1節]] | [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節|2節]] | [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節|3節]] &nbsp; |} __notoc__ == 目次 == {| cellspacing="0" width="90%" align="center" style="border:2px solid #fcf; text-align:center" | style="background-color:#ffcfff;" |[[ガリア戊蚘]] | style="background-color:#ffd8ff;" |[[ガリア戊蚘 第1å·»|第1å·»]] | style="background-color:#ffe0ff;" colspan="2" |2節 |- style="font-family:Times New Roman;" | style="background-color:#ffe8ff;width:100px;" |[[#原文テキスト]] | style="background-color:#fff0ff;width:100px;" |[[#敎圢テキスト]] | style="background-color:#fff8ff;width:400px;" | [[#泚解]]   [[#1項]]   [[#2項]]   [[#3項]]  [[#4項]]   [[#5項]] |} == 原文テキスト == <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#333;text-align:left;"><ref>原文テキストに぀いおは[[ガリア戊蚘/泚解線#原文テキスト]]を参照。</ref> 2. <sup>1</sup>Apud Helvetios longe nobilissimus fuit et ditissimus Orgetorix. &nbsp;&nbsp; is M. Messala <span style="background-color:#ff0;">[et P.]</span> M. Pisone consulibus regni cupiditate inductus coniurationem nobilitatis fecit et civitati persuasit ut de finibus suis cum omnibus copiis exirent :&nbsp;&nbsp; <sup>2</sup>perfacile esse, cum virtute omnibus praestarent, totius Galliae imperio potiri. &nbsp;&nbsp; <sup>3</sup>id hoc facilius <span style="background-color:#ff0;">iis</span> persuasit, quod undique loci natura Helvetii continentur :&nbsp; una ex parte flumine Rheno latissimo atque altissimo qui agrum Helvetium a Germanis dividit, altera ex parte monte Iura altissimo qui est inter Sequanos et Helvetios, tertia lacu Lemanno et flumine Rhodano qui provinciam nostram ab Helvetiis dividit. &nbsp;&nbsp; <sup>4</sup>his rebus fiebat ut et minus late vagarentur et minus facile finitimis bellum inferre possent ;&nbsp; qua ex parte homines bellandi cupidi magno dolore adficiebantur. &nbsp;&nbsp; <sup>5</sup>pro multitudine autem hominum et pro gloria belli atque fortitudinis angustos se fines habere arbitrabantur, qui in longitudinem milia passuum CCXL, in latitudinem CLXXX patebant. </div> <span style="background-color:#ff0;"></span> ---- ;テキスト匕甚に぀いおの泚蚘 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[et P.]</span>  党写本<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&omega;</span> にあるが、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Lahmeyer</span>や<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Max Bonnet</span> により削陀提案されおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">iis</span>  党写本<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&omega;</span> では <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">eis</span> ずなっおいるが、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Spillmann</span> により <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">iis</span> ず修正するこずが提案され、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Klotz, Seel, Hering</span> のトむプナヌ版はこちらを採る。<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版は<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">eis</span> のたたずしおいる。 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:bold;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;"></span> == 敎圢テキスト == <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#333;text-align:left;"><ref>敎圢テキストに぀いおは[[ガリア戊蚘/泚解線#凡䟋]]を参照。</ref> II. 《1》 Apud Helvētiōs longē nōbilissimus fuit et dÄ«tissimus OrgetorÄ«x. &nbsp; Is <span style="color:#f00;">Mārcō</span> Messalā <span style="background-color:#ff0;">[et P.]</span> <span style="color:#f00;">Mārcō</span> PÄ«sōne cōnsulibus rēgnÄ« cupiditāte inductus coniÅ«rātiōnem nōbilitātis fēcit et cÄ«vitātÄ« persuāsit<span style="color:#f00;">,</span> ut dē fÄ«nibus suÄ«s cum omnibus cōpiÄ«s exÄ«rent :&nbsp; 《2》 perfacile esse, cum virtÅ«te omnibus praestārent, tōtÄ«us Galliae imperiō potÄ«rÄ«.&nbsp; 《3》 Id hōc facilius iÄ«s persuāsit, quod undique locÄ« nātÅ«rā HelvētiÄ« continentur :&nbsp; Å«nā ex parte flÅ«mine Rhēnō lātissimō atque altissimō<span style="color:#f00;">,</span> quÄ« agrum Helvētium ā GermānÄ«s dÄ«vidit<span style="color:#f00;"> ;</span><!--,-->&nbsp; alterā ex parte monte IÅ«rā altissimō<span style="color:#f00;">,</span> quÄ« est inter Sēquanōs et Helvētiōs ;<!--,-->&nbsp; tertiā lacÅ« Lemannō et flÅ«mine Rhodanō<span style="color:#f00;">,</span> quÄ« prōvinciam nostram ab HelvētiÄ«s dÄ«vidit.&nbsp; 《4》 hÄ«s rēbus fiēbat ut et minus lātē vagārentur et minus facile fÄ«nitimÄ«s bellum Ä«nferre possent ;&nbsp; quā ex parte hominēs bellandÄ« cupidÄ« magnō dolōre adficiēbantur.&nbsp; 《5》 Prō multitÅ«dine autem hominum et prō glōriā bellÄ« atque fortitÅ«dinis angustōs sē fÄ«nēs habēre arbitrābantur, quÄ« in longitÅ«dinem mÄ«lia passuum <span style="color:#f00;">ducenta et quadrāgintā (CCXL)</span>, in lātitÅ«dinem <span style="color:#f00;">centum et octōgintā (CLXXX)</span> patēbant. </div> <span style="color:#f00;"></span> <span style="background-color:#ff0;"></span> == 泚解 == === 1項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Apud Helvētiōs longē nōbilissimus fuit et dÄ«tissimus OrgetorÄ«x. Is Mārcō Messalā <!--[et P.]--> Mārcō PÄ«sōne cōnsulibus rēgnÄ« cupiditāte inductus coniÅ«rātiōnem nōbilitātis fēcit et cÄ«vitātÄ« persuāsit, ut dē fÄ«nibus suÄ«s cum omnibus cōpiÄ«s exÄ«rent : </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/apud#apud Helvetios​|apud]]'''</span> 前眮詞・察栌支配 のもずに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Helvetios#Latin|Helvētiōs]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Helvetius#Latin|Helvētius]]</span> の耇数・察栌 ヘルりェヌティむヌ族たちを **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">apud Helvētiōs</span> 前眮詞句 ヘルりェヌティむヌ族のもずに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:longe#Latin|longē]]</span> 副詞 非垞に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:nobilissimus#Latin|nōbilissimus]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:nobilis#Latin|nōbilis, -e]]</span> の最䞊玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:nobilissimus#Latin|nōbilissimus, -a, -um]]</span> の男性・単数・䞻栌 非垞に高貎な *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fuit#Latin|fuit]]</span> 䞍芏則動詞 <pan style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の䞉人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 であった *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節1項|et]]'''</span> 接続詞 か぀ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:ditissimus#Latin|dÄ«tissimus]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dis#Latin|dÄ«s]]</span> の最䞊玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:ditissimus#Latin|dÄ«tissimus]]</span> の男性・単数・䞻栌  *:※<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dis#Latin|dÄ«s]]</span> は、<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dives#Latin|dÄ«ves]]</span> 最䞊玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">dÄ«vitissimus</span> の別圢。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#Orgetorix|OrgetorÄ«x]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞の単数・䞻栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:is#Latin|is]]</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:is#Latin|is, ea, id]]</span> の男性・単数・䞻栌  それは、その者は *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/固有名詞#Marco|Mārcō]]'''</span> 第二倉化・男性名詞の単数・奪栌 マヌルクス奪栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#Messalā|Messalā]]'''</span> 第䞀倉化・女性名詞の単数・奪栌 メッサラロヌマ人の家名・奪栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/固有名詞#Marco|Mārcō]]'''</span> 第二倉化・男性名詞の単数・奪栌 マヌルクス奪栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#Pisone|PÄ«sōne]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞の単数・奪栌 ピヌ゜ヌロヌマ人の家名・奪栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/consul型#consulibus|cōnsulibus]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/consul型#cōnsul,_cōnsulis|cōnsul, -is]]'''</span> の耇数・奪栌  執政官奪栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Mārcō Messalā Mārcō PÄ«sōne cōnsulibus</span> 絶察奪栌句 マヌルクス・メッサラずマヌルクス・ピヌ゜ヌが執政官のずき幎に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞#regni|rēgnÄ«]]'''</span> 第二倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞#rēgnum,_rēgnÄ«|rēgnum, -Ä«]]'''</span> の単数・奪栌 支配、支配暩の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:cupiditate#Latin|cupiditāte]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:cupiditas#Latin|cupiditās]]</span> の単数・奪栌 熱望・切望、野心 によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:inductus#Latin|inductus]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:induco#Latin|indÅ«cō]]</span> の完了受動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:inductus#Latin|inductus, -a, -um]]</span> の男性・単数・䞻栌 導き入れられお、誘われお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:coniurationem|coniÅ«rātiōnem]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:coniuratio#Latin|coniÅ«rātiō]]</span> の単数・察栌 共謀を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">nōbilitātÄ«s</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:nobilitas#Latin|nōbilitās]]</span> の単数・属栌 貎族の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:fecit#Latin|fēcit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]</span> の䞉人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 行なった *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節1項|et]]'''</span> 接続詞  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas#cÄ«vitātÄ«|cÄ«vitātÄ«]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas|cÄ«vitās]]</span> の単数・䞎栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:persuasit|persuāsit]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:persuadeo#Latin|persuādeō]]</span> の䞉人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">persuādeō</span> 䞎栌 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ut</span> ・・・  に・・・を説埗する、玍埗させる *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/ut#1å·»2節1項|ut]]'''</span> 接続詞接続法の動詞をずもなう  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/de#de_finibus_suis|dē]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis#1å·»2節1項|fÄ«nibus]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis|fÄ«nis]]</span> の耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:suis#Latin|suÄ«s]]</span> 所有圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:suus#Latin|suus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">dē fÄ«nibus suÄ«s</span> 前眮詞句 自分たちの領土から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/cum#cum_omnibus_copiis|cum]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 ずずもに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:omnibus#Latin|omnibus]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:omnis#Latin|omnis, omne]]</span> の女性・耇数・奪栌 すべおの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:copiis#Latin|cōpiÄ«s]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:copia#Latin|cōpia]]</span> の耇数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">cum omnibus cōpiÄ«s</span> 前眮詞句 すべおの軍勢ずずもに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:exirent#Latin|exÄ«rent]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:exeo#Latin|exeō]]</span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> 出お行く、出陣する、進軍する *: <ref name="exirent">[[ガリア戊蚘/泚解線#Le Manzou (1965)|Le Manzou (1965)]]  <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">Le pluriel à cause de l'idée de pluralité contenue dans '''civitati''' mis pour '''civibus'''.</span> </ref> ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Apud <span style="background-color:#ddf;">Helvētiōs</span> longē <span style="background-color:#ddf;">nōbilissimus</span> fuit et <span style="background-color:#ddf;">dÄ«tissimus</span> <span style="background-color:#ddf;">OrgetorÄ«x</span>. </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">Is</span> <span style="background-color:#ddf;">Mārcō</span> <span style="background-color:#fdd;">Messalā</span> <span style="background-color:#ddf;">Mārcō</span> <span style="background-color:#fdd;">PÄ«sōne</span> <span style="background-color:#ddf;">cōnsulibus</span> <span style="background-color:#dfd;">rēgnÄ«</span> <span style="background-color:#fdd;">cupiditāte</span> <span style="background-color:#ddf;">inductus</span> </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">coniÅ«rātiōnem</span> <span style="background-color:#fdd;">nōbilitātis</span> fēcit </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">et <span style="background-color:#fdd;">cÄ«vitātÄ«</span> persuāsit, ut dē <span style="background-color:#ddf;">fÄ«nibus</span> <span style="background-color:#ddf;">suÄ«s</span> cum <span style="background-color:#fdd;">omnibus</span> <span style="background-color:#fdd;">cōpiÄ«s</span> exÄ«rent : </span> *: <ref name="exirent"/> === 2項 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">perfacile esse, cum virtÅ«te omnibus praestārent, tōtÄ«us Galliae imperiō potÄ«rÄ«. </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">perfacile</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:perfacilis#Latin|perfacilis, perfacile]]</span> の䞭性・単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:esse#Latin|esse]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の䞍定法・珟圚 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">perfacile esse</span> 䞍定法句 非垞に容易である *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/cum#1å·»2節2項|cum]]'''</span> 接続詞  接続法の動詞をずもなっお理由を衚わす ので  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/virtus#1å·»2節2項|virtÅ«te]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/virtus|virtÅ«s]]'''</span> の単数・奪栌 矎埳・勇気の点においお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:omnibus#Latin|omnibus]]</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:omnis#Latin|omnis, omne]]</span> の男性・耇数・䞎栌 すべおの者たちに察しお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:praestarent|praestārent]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:praesto#Latin|praestō]]</span> 䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> 䞎栌名詞に察しお たさる、しのぐ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:totius|tōtÄ«us]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:totus#Latin|tōtus, -a, -um]]</span> の女性・単数・属栌 党䜓の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Galliae|Galliae]]'''</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/固有名詞#Gallia, Galliae​|Gallia]]'''</span> の単数・属栌 ガッリアの **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">tōtÄ«us Galliae</span>  ガッリア党䜓の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:imperio#Latin|imperiō]]</span> 第二倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:imperium#Latin|imperium]]</span> の単数・奪栌 支配暩  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:potiri|potÄ«rÄ«]]</span> 第四掻甚・デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:potior#Latin|potior]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法 奪栌名詞を 獲埗する ;構文 #<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">(persuāsit ・・・)&nbsp; perfacile esse,  potÄ«rÄ«.</span> #:  <ref name="persuasit">[[ガリア戊蚘/泚解線#Le Manzou (1965)|Le Manzou (1965)]]  <span style="font-family:Times New Roman;font-size:13pt;">De '''perfacile''' à '''potiri''', style indirect dépendant d'un verbe de déclaration contenue dans '''persuasit'''.</span> </ref> #<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">perfacile esse, cum (接続法), ・・・ potÄ«rÄ«. </span> #:であるから、<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">・・・ potÄ«rÄ«</span> は、<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">perfacile</span> である ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#dfd;">perfacile</span> esse, </span> *: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">cum <span style="background-color:#fdd;">virtÅ«te</span> <span style="background-color:#ddf;">omnibus</span> praestārent, </span> **: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">tōtÄ«us</span> <span style="background-color:#fdd;">Galliae</span> <span style="background-color:#dfd;">imperiō</span> potÄ«rÄ«. </span> **: === 3項 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Id hōc facilius iÄ«s persuāsit, quod undique locÄ« nātÅ«rā HelvētiÄ« continentur : Å«nā ex parte flÅ«mine Rhēnō lātissimō atque altissimō, quÄ« agrum Helvētium ā GermānÄ«s dÄ«vidit ; alterā ex parte monte IÅ«rā altissimō, quÄ« est inter Sēquanōs et Helvētiōs ; tertiā lacÅ« Lemannō et flÅ«mine Rhodanō, quÄ« prōvinciam nostram ab HelvētiÄ«s dÄ«vidit. </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#dfd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is#id|id]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]</span> の䞭性・単数・察栌 それを、そのこずを *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#dfd;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/hic#hōc|hōc]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/hic|hic, haec, hoc]]</span> の䞭性・単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">hōc ・・・ quod </span>  の点で *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/芏則的に倉化する副詞#facilius|facilius]]'''</span> 副詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/芏則的に倉化する副詞#|facile]]</span> の比范玚 より容易に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is#iÄ«s|iÄ«s]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]</span> の男性・耇数・䞎栌 その者たちに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:persuasit|persuāsit]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:persuadeo#Latin|persuādeō]]</span> の䞉人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/quod#1å·»2節3項|quod]]'''</span> 接続詞 ので  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/倉化しない副詞/undique#1å·»2節3項|undique]]'''</span> 副詞 あらゆる方向から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/locus#1å·»2節3項|locī​]]'''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/locus|locus, -Ä«]]</span> の単数・属栌 土地の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:natura#Latin|nātÅ«rā]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:natura#Latin|nātÅ«ra]]</span> の単数・奪栌 性質によっお **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">locÄ« nātÅ«rā</span> 土地の性質地勢によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:Helvetii#Latin|HelvētiÄ«]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Helvetius#Latin|Helvētius]]</span> の耇数・䞻栌 ヘルりェヌティむヌ族たちは *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:continentur|continentur]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:contineo#Latin|contineō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・<u>受動</u>・盎説法 取り囲たれおいる ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:una#Latin|Å«nā]]</span> 数詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:unus#Latin|Å«nus, -a, -um]]</span> の女性・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ex#1å·»2節3項|ex]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/pars#1å·»2節3項|parte]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/pars|pars]]</span> の単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Å«nā ex parte</span> 前眮詞句 䞀぀の方向から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen#1å·»2節3項|flÅ«mine]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen|flÅ«men]]</span> の単数・奪栌 川によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ddf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen/河川の固有名#Rhenō|Rhenō]]'''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen/河川の固有名#Rhēnus,_RhenÄ«|Rhēnus]]</span> の単数・奪栌 レヌヌス川によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;">[[wikt:en:latissimo|lātissimō]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:latus#Latin|lātus, -a, -um]]</span> の最䞊玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:latissimus#Latin|lātissimus, -a, -um]]</span> の男性・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/atque#1å·»2節3項|atque]]'''</span> 接続詞 か぀ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:altissimo#Latin|altissimō]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:altus#Latin|altus, -a, -um]]</span> の最䞊玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:altissimus#Latin|altissimus, -a, -um]]</span> の男性・単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">flÅ«mine Rhēnō lātissimō atque altissimō</span> 非垞に幅広くか぀深いレヌヌス川によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui#1å·»2節3項|quÄ«]]'''</span> 関係代名詞の男性・単数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/ager#1å·»2節3項|agrum]]'''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/ager|ager]]</span> の単数・察栌 耕地を、領地を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Helvetium#Latin|Helvētium]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Helvetius#Latin|Helvētius, -a, -um]]</span> の男性・単数・察栌 ヘルりェヌティむヌ族たちの **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">agrum Helvētium </span> ヘルりェヌティむヌ族の領地を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#1å·»2節3項|ā]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Germanis#Latin|GermānÄ«s]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Germanus#Latin|Germānus]]</span> の耇数・奪栌   **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ā GermānÄ«s</span> 前眮詞句 ゲルマヌニア人たちから *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dividit#Latin|dÄ«vidit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:divido#Latin|dÄ«vidō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法  ;語釈3 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:altera#Latin|alterā]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:alter#Latin|alter, -a, -um]]</span> の女性・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ex#1å·»2節3項|ex]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/pars#1å·»2節3項|parte]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/pars|pars]]</span> の単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">alterā ex parte</span> 前眮詞句 もう䞀぀の方向から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/mons#1å·»2節3項|monte]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">''[[wikt:la:Iura#Latine_I|IÅ«rā]]''</span> 第䞀倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">''[[wikt:la:Iura#Latine_I|IÅ«ra]]''</span> の単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:altissimo#Latin|altissimō]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:altus#Latin|altus, -a, -um]]</span> の最䞊玚 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:altissimus#Latin|altissimus, -a, -um]]</span> の男性・単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">monte IÅ«rā altissimō</span> 非垞に高いナヌラ山によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui#1å·»2節3項|quÄ«]]'''</span> 関係代名詞の男性・単数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:est#Latin|est]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:inter#Latin|inter]]</span> 前眮詞・察栌支配 の間に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">''[[wikt:de:Sequanos|Sēquanōs]]''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">''[[wikt:de:Sequani|SēquanÄ«]]''</span> の耇数・察栌 セヌクァニヌ族たちを *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節3項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Helvetios#Latin|Helvētiōs]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Helvetius#Latin|Helvētius]]</span> の耇数・察栌 ヘルりェヌティむヌ族たちを **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">inter Sēquanōs et Helvētiōs</span> 前眮詞句 セヌクァニヌ族たちずヘルりェヌティむヌ族たちの間に ;語釈4 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:tertia#Latin|tertiā]]</span> 序数詞、第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:tertius#Latin|tertius, -a, -um]]</span> の女性・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:lacu#Latin|lacÅ«]]</span> [[ガリア戊蚘/甚䟋集/第四倉化名詞|第四倉化 -us型]]・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:lacus#Latin|lacus]]</span> の単数・奪栌 湖によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Lemannō</span> 別衚蚘 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Lemānō</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">''[[wikt:fr:Lemannus#la|Lemannus]]''</span> 別衚蚘 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Lemanus#Latin|Lemānus]]</span> の単数・奪栌 レマンヌス湖[[w:レマン湖|レマン湖]]のラテン語名 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[w:la:Lacus Lemannus|Lacus Lemannus]]</span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節3項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen#1å·»2節3項|flÅ«mine]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen|flÅ«men]]</span> の単数・奪栌 川によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Rhodanō</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Rhodanus#Latin|Rhodanus]]</span> の単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">lacÅ« Lemannō et flÅ«mine Rhodanō</span> レマンヌス湖ずロダヌス川によっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui#1å·»2節3項|quÄ«]]'''</span> 関係代名詞の男性・単数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:provinciam|prōvinciam]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:provincia#Latin|prōvincia]]</span> の単数・察栌 属州を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:nostram#Latin|nostram]]</span> 所有圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:noster#Latin|noster, -tra, -trum]]</span> の女性・単数・察栌 われらの **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">prōvinciam nostram</span> われらロヌマ人の属州を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#ab1å·»2節3項|ab]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:Helvetiis#Latin|HelvētiÄ«s]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:Helvetius#Latin|Helvētius]]</span> の耇数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ab HelvētiÄ«s</span> 前眮詞句 ヘルりェヌティむヌ族から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dividit#Latin|dÄ«vidit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:divido#Latin|dÄ«vidō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 ;構文 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Id <span style="background-color:#cac;">hōc</span> facilius iÄ«s persuāsit, <span style="background-color:#cac;">quod  </span></span> *:そのこずを <span style="background-color:#cac;"> の点で</span> より容易に圌らに説埗した ;察蚳 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span> 内は関係文。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#dfd;">Id</span> <span style="background-color:#dfd;">hōc</span> facilius <span style="background-color:#ddf;">iÄ«s</span> persuāsit, </span> *: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">quod undique <span style="background-color:#ddf;">locÄ«</span> <span style="background-color:#fdd;">nātÅ«rā</span> <span style="background-color:#ddf;">HelvētiÄ«</span> continentur : </span> **: **#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">Å«nā</span> ex <span style="background-color:#fdd;">parte</span> <span style="background-color:#dfd;">flÅ«mine</span> <span style="background-color:#ddf;">Rhēnō</span> <span style="background-color:#ddf;">lātissimō</span> atque <span style="background-color:#ddf;">altissimō</span>, <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span><span style="background-color:#ddf;">quÄ«</span> <span style="background-color:#ddf;">agrum</span> <span style="background-color:#ddf;">Helvētium</span> ā <span style="background-color:#ddf;">GermānÄ«s</span> dÄ«vidit<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">} ;</span></span> **#: **#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">alterā</span> ex <span style="background-color:#fdd;">parte</span> <span style="background-color:#ddf;">monte</span> <span style="background-color:#ddf;">IÅ«rā</span> <span style="background-color:#ddf;">altissimō</span>, <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span><span style="background-color:#ddf;">quÄ«</span> est inter <span style="background-color:#ddf;">Sēquanōs</span> et <span style="background-color:#ddf;">Helvētiōs</span><span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">} ;</span></span> **#: **#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">tertiā</span> 《ex <span style="background-color:#fdd;">parte</span>》 <span style="background-color:#ddf;">lacÅ«</span> <span style="background-color:#ddf;">Lemannō</span> et <span style="background-color:#dfd;">flÅ«mine</span> <span style="background-color:#ddf;">Rhodanō</span>, <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span><span style="background-color:#ddf;">quÄ«</span> <span style="background-color:#fdd;">prōvinciam</span> <span style="background-color:#fdd;">nostram</span> ab <span style="background-color:#ddf;">HelvētiÄ«s</span> dÄ«vidit<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">} .</span></span> **#: === 4項 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">hÄ«s rēbus fiēbat ut et minus lātē vagārentur et minus facile fÄ«nitimÄ«s bellum Ä«nferre possent ; quā ex parte hominēs bellandÄ« cupidÄ« magnō dolōre adficiēbantur. </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/hic#1å·»2節4項|hÄ«s]]'''</span> 指瀺圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/hic|hic, haec, hoc]]</span> の女性・耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res#1å·»2節4項|rēbus]]'''</span> 第五倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res#1å·»2節4項|rēs]]</span> の耇数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">hÄ«s rēbus</span> これらの事情により *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fiebat|fīēbat]]</span> 第䞉掻甚・半デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fio#Latin|fīō]]</span> の䞉人称・単数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎接法 非人称で <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ut</span>以䞋の節を導く *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/ut#1å·»2節4項|ut]]'''</span> 埓属接続詞接続法の動詞をずもなう *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節4項|et]]'''</span> 接続詞  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍芏則的に倉化する副詞#1å·»2節4項|minus]]'''</span> 副詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍芏則的に倉化する副詞#paulum,_minus,_minimē|paulum]]</span> の比范玚 より少なく、あたりない *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/芏則的に倉化する副詞#1å·»2節4項late|lātē]]'''</span> 副詞 広く *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:vagarentur|vagārentur]]</span> 第䞀掻甚・デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:vagor#Latin|vagor]]</span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u>  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節4項|et]]'''</span> 接続詞  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍芏則的に倉化する副詞#1å·»2節4項|minus]]'''</span> 副詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍芏則的に倉化する副詞#paulum,_minus,_minimē|paulum]]</span> の比范玚 より少なく、あたりない *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/芏則的に倉化する副詞#1å·»2節4項facile|facile]]'''</span> 副詞 容易に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:finitimis#Latin|fÄ«nitimÄ«s]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:finitimus#Latin|fÄ«nitimus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞎栌 隣接しおいる者たちに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:bellum#Latin|bellum]]</span> 第二倉化・䞭性名詞の単数・察栌 戊争を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:inferre|Ä«nferre]]</span> 第䞉掻甚・䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:infero#Latin|Ä«nferō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法 もたらすこず **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">bellum Ä«nferre</span> 熟語 䞎栌名詞に察しお戊争をしかけるこず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:possent|possent]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:possum#Latin|possum]]</span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui#1å·»2節4項|quā]]'''</span> 関係圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui|quÄ«, quae, quod​]]'''</span> の女性・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ex#1å·»2節4項|ex]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/pars#1å·»2節4項|parte]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/pars|pars]]</span> 単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">quā ex parte</span> 前眮詞句 その方向から、その点から *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:homines#Latin|hominēs]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:homo#Latin|homō]]</span> の耇数・䞻栌 人々は *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">bellandÄ«</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:bello#Latin|bellō]]</span> の動名詞の属栌  戊うこず属栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:cupidi|cupidÄ«]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:cupidus#Latin|cupidus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞻栌 奜んでいる **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">hominēs bellandÄ« cupidÄ« </span> 戊うこずを奜んでいる人々は *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:magno#Latin|magnō]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:magnus#Latin|magnus, -a, -um]]</span> の男性・単数・奪栌 倧きな *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:dolore#Latin|dolōre]]</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dolor#Latin|dolor]]</span> の単数・奪栌 苊痛・悲嘆・憀り **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">magnō dolōre</span> たいぞんな痛憀により *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:adficiebantur|adficiēbantur]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:adficio#Latin|adficiō]]</span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・<u>受動</u>・盎接法 苊しめられおいた ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">hÄ«s</span> <span style="background-color:#fdd;">rēbus</span> fiēbat </span> *: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ut <span style="background-color:#ff5;"><u>et</u></span> minus lātē vagārentur</span> **: ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ff5;"><u>et</u></span> minus facile <span style="background-color:#ddf;">fÄ«nitimÄ«s</span> <span style="background-color:#dfd;">bellum</span> Ä«nferre possent ; </span> **: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">quā</span> ex <span style="background-color:#fdd;">parte</span> <span style="background-color:#ddf;">hominēs</span> bellandÄ« <span style="background-color:#ddf;">cupidÄ«</span> <span style="background-color:#ddf;">magnō</span> <span style="background-color:#ddf;">dolōre</span> adficiēbantur. </span> *: === 5項 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Prō multitÅ«dine autem hominum et prō glōriā bellÄ« atque fortitÅ«dinis angustōs sē fÄ«nēs habēre arbitrābantur, quÄ« in longitÅ«dinem mÄ«lia passuum ducenta et quadrāgintā (CCXL), in lātitÅ«dinem centum et octōgintā (CLXXX) patēbant. </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/pro#1å·»2節5項​|prō]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 に比べお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:multitudine#Latin|multitÅ«dine]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:multitudo#Latin|multitÅ«dō]]</span> の単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/autem#1å·»2節5項|autem]]'''</span> 接続詞 そのうえ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型/homo#1å·»2節5項|hominum]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型/homo|homō]]</span> の耇数・属栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節5項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/pro#1å·»2節5項​|prō]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配 に比べお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:gloria#Latin|glōriā]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:gloria#Latin|glōria]]</span> の単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/bellum#1å·»2節5項|bellÄ«]]'''</span> 第二倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/bellum|bellum]]'''</span> の単数・属栌 戊争の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/atque#1å·»2節5項|atque]]'''</span> 接続詞  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:fortitudinis|fortitÅ«dinis]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fortitudo#Latin|fortitÅ«dō]]</span> の単数・属栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">bellÄ« atque fortitÅ«dinis</span> '''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/二詞䞀意#1å·»2節5項|二詞䞀意]]''' ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">prō glōriā bellÄ« atque fortitÅ«dinis</span> 前眮詞句 戊争の匷さの栄光に比べお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:angustos|angustōs]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:angustus#Latin|angustus, -a, -um]]</span> の男性・単数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:se#Latin|sē]]</span> 再垰人称代名詞の耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis#1å·»2節5項|fÄ«nēs]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis|finis]]</span> の耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:habere#Latin|habēre]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:habeo#Latin|habeō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">angustōs sē fÄ«nēs habēre</span> <span style="font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍定法を䌎う察栌|䞍定法を䌎う察栌]]</span> **:自分らは狭き領土を持っおいるずいうこず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:arbitrabantur#Latin|arbitrābantur]]</span> 第䞀掻甚・デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎説法  圌らは思っおいた *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui#1å·»2節5項|quÄ«]]'''</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui|quÄ«, quae, quod]]</span> の男性・耇数・䞻栌  ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/in#1å·»2節5項|in]]'''</span> 前眮詞・察栌支配 に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:longitudinem|longitÅ«dinem]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:longitudo#Latin|longitÅ«dō]]</span> の単数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in longitÅ«dinem</span> 前眮詞句 長さにおいお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/数詞/mille#mÄ«lia|mÄ«lia]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/数詞/mille|mÄ«lle​]]</span> の耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:passuum#Latin|passuum]]</span> 第四倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第四倉化名詞#passus|passus]]'''</span> の耇数・属栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/数詞/mille#1å·»2節5項|mÄ«lia passuum]]'''</span> ロヌママむルで長さを衚わす *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/数詞#ducentÄ«|ducenta]]'''</span> 数詞・䞍倉化の䞭性・耇数・察栌 200 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節5項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/数詞#quadrāgintā|quadrāgintā]]'''</span> 数詞・䞍倉化 40 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ducenta et quadrāgintā</span> 200および40 240 ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">mÄ«lia passuum ducenta et quadrāgintā</span>  240ロヌママむルにわたる *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/in#1å·»2節5項|in]]'''</span> 前眮詞・察栌支配 に *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:latitudinem|lātitÅ«dinem]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> の単数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in lātitÅ«dinem</span> 前眮詞句 広さにおいお、幅においお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/数詞#centum|centum]]'''</span> 数詞・䞍倉化 100 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»2節5項|et]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/数詞#octōgintā|octōgintā]]'''</span> 数詞・䞍倉化 80 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">centum et octōgintā</span> 100および80 180 ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">《mÄ«lia passuum》 centum et octōgintā</span>  180ロヌママむルにわたる *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:patebant|patēbant]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pateo#Latin|pateō]]</span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・盎接法 広がっおいた、䌞びおいた ;察蚳 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Prō <span style="background-color:#fdd;">multitÅ«dine</span> autem <span style="background-color:#ddf;">hominum</span> </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">et prō <span style="background-color:#fdd;">glōriā</span> <span style="background-color:#dfd;">bellÄ«</span> atque <span style="background-color:#fdd;">fortitÅ«dinis</span> </span> *: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">angustōs</span> sē <span style="background-color:#ddf;">fÄ«nēs</span> habēre arbitrābantur, </span> **: ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">quÄ«</span> in <span style="background-color:#fdd;">longitÅ«dinem</span> <span style="background-color:#dfd;">mÄ«lia</span> <span style="background-color:#ddf;">passuum</span> <span style="background-color:#dfd;">ducenta</span> et quadrāgintā (CCXL), </span> ***: ****<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in <span style="background-color:#fdd;">lātitÅ«dinem</span> 《<span style="background-color:#dfd;">mÄ«lia</span> <span style="background-color:#ddf;">passuum</span>》 centum et octōgintā (CLXXX) patēbant. </span> ****: <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> == 脚泚 == {{Reflist}} == 解説 == <!-- {| class="wikitable" style="text-align:center" |- style="height:23em;" | | |} --> == 関連項目 == *[[ガリア戊蚘/泚解線]] **[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解]] *[[ガリア戊蚘/甚䟋集]] == 関連蚘事 == == 倖郚リンク == *[http://dcc.dickinson.edu/caesar/book-1/chapter-1-2 Chapter 1.2 Dickinson College Commentaries] [[Category:ガリア戊蚘 第1å·»|02]]
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2020-08-31T12:40:10Z
[ "テンプレヌト:Reflist" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98_%E7%AC%AC1%E5%B7%BB/%E6%B3%A8%E8%A7%A3/2%E7%AF%80
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ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節
Ad eās rēs cōnficiendās biennium sibi satis esse dÅ«xērunt ; in tertium annum profectiōnem lēge cōnfirmant. Ad eās rēs cōnficiendās OrgetorÄ«x dēligitur. Is sibi lēgātiōnem ad cÄ«vitātēs suscēpit. In eō itinere persuādet Casticō, Catamantaloedis fÄ«liō, Sēquanō, cuius pater rēgnum in SēquanÄ«s multōs annōs obtinuerat et ab senātÅ« populÄ« RōmānÄ« amÄ«cus appellātus erat, ut rēgnum in cÄ«vitāte suā occupāret, quod pater ante habuerat ; { } 内は関係文。 itemque DumnorÄ«gÄ« Haeduō, frātrÄ« DÄ«viciācÄ«, quÄ« eō tempore prÄ«ncipātum in cÄ«vitāte obtinēbat ac māximē plēbÄ« acceptus erat, ut idem cōnārētur persuādet eÄ«que fÄ«liam suam in mātrimōnium dat. { } 内は関係文。 Perfacile factÅ« esse illÄ«s probat cōnāta perficere, proptereā quod ipse suae cÄ«vitātis imperium obtentÅ«rus esset : nōn esse dubium, quÄ«n tōtÄ«us Galliae plÅ«rimum HelvētiÄ« possent ; sē suÄ«s cōpiÄ«s suōque exercitÅ« illÄ«s rēgna conciliātÅ«rum cōnfÄ«rmat. 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。 Hāc ōrātiōne adductÄ« inter sē fidem et iÅ«s iÅ«randum dant et rēgnō occupātō per trēs potentissimōs ac fÄ«rmissimōs populōs tōtÄ«us Galliae sēsē potÄ«rÄ« posse spērant.
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<div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:15pt;color:#990033;text-align:center;">C・IVLII・CAESARIS・COMMENTARIORVM・BELLI・GALLICI</div> <div style="font-family:Arial Black;font-style:normal;font-size:30pt;color:#990033;text-align:center;">LIBER・PRIMVS</div> <br> {| id="toc" style="align:center;clear:all;" align="center" cellpadding="5" |- ! style="background:#bbf; text-align:center;" |&nbsp; [[ガリア戊蚘/泚解線|ガリア戊蚘 泚解線]] &nbsp; | style="background:#ccf; text-align:center;" |&nbsp; [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解|第1å·»]] &nbsp; | style="background:#eef; text-align:center;"| &nbsp;[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節|2節]] | [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節|3節]] | [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/4節|4節]] &nbsp; |} __notoc__ == 目次 == {| cellspacing="0" width="90%" align="center" style="border:2px solid #fcf; text-align:center" | style="background-color:#ffcfff;" |[[ガリア戊蚘]] | style="background-color:#ffd8ff;" |[[ガリア戊蚘 第1å·»|第1å·»]] | style="background-color:#ffe0ff;" colspan="2" |3節 |- style="font-family:Times New Roman;" | style="background-color:#ffe8ff;width:100px;" |[[#原文テキスト]] | style="background-color:#fff0ff;width:100px;" |[[#敎圢テキスト]] | style="background-color:#fff8ff;width:400px;" | [[#泚解]]   [[#1項]]   [[#2項]]   [[#3項]]  [[#4項]]   [[#5項]]   [[#6項]]   [[#7項]]   [[#8項]] |} == 原文テキスト == <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#333;text-align:left;"><ref>原文テキストに぀いおは[[ガリア戊蚘/泚解線#原文テキスト]]を参照。</ref> 3. <sup>1</sup>His rebus adducti et auctoritate Orgetorigis permoti constituerunt ea quae ad proficiscendum pertinerent comparare, iumentorum et carrorum quam maximum numerum coemere, sementes quam maximas facere, ut in itinere copia frumenti suppeteret, cum proximis civitatibus pacem et amicitiam confirmare. &nbsp;&nbsp; <sup>2</sup>ad eas res conficiendas biennium sibi satis esse duxerunt, in tertium annum profectionem lege confirmant. &nbsp;&nbsp; <sup>3</sup>ad eas res conficiendas Orgetorix deligitur. &nbsp;&nbsp; is <span style="background-color:#ff0;">ubi</span> legationem ad civitates <span style="background-color:#ff0;">suscipit<!--(suscepit)-->,</span>&nbsp;&nbsp; <sup>4</sup>in eo itinere persuadet Castico Catamantaloedis filio Sequano, cuius pater regnum in Sequanis multos annos <span style="background-color:#ff0;">obtinuerat</span> et <span style="background-color:#ff0;">ab</span> senatu <span style="background-color:#ff0;">populi Romani</span> amicus appellatus erat, ut regnum in civitate sua occuparet, quod pater ante <span style="background-color:#ff0;">habuerat</span> ; &nbsp;&nbsp; <sup>5</sup>itemque Dumnorigi Haeduo fratri Diviciaci, qui eo tempore principatum in civitate obtinebat ac maxime plebi acceptus erat, ut idem conaretur persuadet eique filiam suam in matrimonium dat. &nbsp;&nbsp; <sup>6</sup>perfacile factu esse illis probat conata perficere, propterea quod ipse suae civitatis imperium obtenturus esset : &nbsp;&nbsp; <sup>7</sup>non esse dubium, quin totius Galliae plurimum Helvetii possent ; &nbsp; se suis copiis suoque exercitu illis regna conciliaturum confirmat. &nbsp;&nbsp; <sup>8</sup>hac oratione adducti inter se fidem et <span style="background-color:#ff0;">ius iurandum</span> dant et regno occupato per tres potentissimos ac firmissimos populos totius Galliae sese potiri posse sperant.</div> <span style="background-color:#ff0;"></span> ---- ;テキスト匕甚に぀いおの泚蚘 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">ubi</span>  ほが党写本 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&omega;</span> においお <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">sibi</span> ずなっおいるが、写本<span style="font-family:Times New Roman;font-style:bold;font-size:15pt;">B<sup>c</sup></span> に拠っお <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">ubi</span> ず修正するこずが <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Klotz</span> により提案された。<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">MÃŒller</span> は削陀提案しおいる。<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Seel, Hering</span> のトむプナヌ版や<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版は<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">sibi</span> のたたずしおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">suscipit</span>  ほが党写本 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&omega;</span> においお <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:suscepit|suscepit]]</span> 完了圢 ずなっおいるが、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/泚解線/写本ず校蚂版#Davisius|Davisius]]</span> の修正提案に拠っお <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:suscipit|suscipit]]</span> 珟圚圢ず修正するこずが <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Klotz</span> により提案された。<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Seel, Hering</span> のトむプナヌ版や<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版は <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">suscepit</span> のたたずしおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtinuerat|obtinuerat]]</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版では <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">[[wikt:en:optinuerat|optinuerat]]</span> ずしおいるが、衚蚘の盞違。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">ab</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Hering</span> のトむプナヌ版や<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版では <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">a</span> ず衚蚘しおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">populi Romani</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Hering</span> のトむプナヌ版は、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">p. R.</span> ず略語圢で衚蚘しおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">habuerat</span>  ほが党写本 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">&omega;</span> においお <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">habuerat</span> ずなっおいるが、<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Meusel</span> により <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">habuerit</span> ず修正するこずが提案された。<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Klotz, Seel, Hering</span> のトむプナヌ版や<span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">Constans</span> のビュデ版は <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">habuerat</span> のたたずしおいる。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">ius iurandum</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">iusiurandum</span> ずする版もあるが、衚蚘の盞違。 <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:bold;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;"></span> == 敎圢テキスト == <div style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;color:#333;text-align:left;"><ref>敎圢テキストに぀いおは[[ガリア戊蚘/泚解線#凡䟋]]を参照。</ref> III. &nbsp; 《1》 HÄ«s rēbus adductÄ« et auctōritāte OrgetorÄ«gis permōtÄ« cōnstituērunt ea<span style="color:#f00;">,</span> quae ad proficÄ«scendum pertinērent<span style="color:#f00;">,</span> comparāre, iÅ«mentōrum et carrōrum quam māximum numerum coemere, sēmentēs quam maximās facere, ut in itinere cōpia frÅ«mentÄ« suppeteret, cum proximÄ«s cÄ«vitātibus pācem et amÄ«citiam cōnfÄ«rmāre. &nbsp; 《2》 Ad eās rēs cōnficiendās biennium sibi satis esse dÅ«xērunt <span style="color:#f00;">;<!--,--></span>&nbsp; in tertium annum profectiōnem lēge cōnfirmant. &nbsp; 《3》 Ad eās rēs cōnficiendās OrgetorÄ«x dēligitur. &nbsp; Is <span style="color:#f00;">sibi</span> lēgātiōnem ad cÄ«vitātēs <span style="color:#f00;">suscēpit</span><span style="color:#f00;">.</span> &nbsp; 《4》 In eō itinere persuādet Casticō<span style="color:#f00;">,</span> Catamantaloedis fÄ«liō<span style="color:#f00;">,</span> Sēquanō, cuius pater rēgnum in SēquanÄ«s multōs annōs obtinuerat et <span style="background-color:#ff0;">ab<!--( ā)--></span> senātÅ« populÄ« RōmānÄ« amÄ«cus appellātus erat, ut rēgnum in cÄ«vitāte suā occupāret, quod pater ante <span style="background-color:#ff0;">habuerat</span> ;&nbsp; 《5》 itemque DumnorÄ«gÄ« Haeduō<span style="color:#f00;">,</span> frātrÄ« DÄ«viciācÄ«, quÄ« eō tempore prÄ«ncipātum in cÄ«vitāte obtinēbat ac māximē plēbÄ« acceptus erat, ut idem cōnārētur persuādet eÄ«que fÄ«liam suam in mātrimōnium dat. &nbsp; 《6》 Perfacile factÅ« esse illÄ«s probat cōnāta perficere, proptereā quod ipse suae cÄ«vitātis imperium obtentÅ«rus esset :&nbsp; 《7》 nōn esse dubium, quÄ«n tōtÄ«us Galliae plÅ«rimum HelvētiÄ« possent ;&nbsp; sē suÄ«s cōpiÄ«s suōque exercitÅ« illÄ«s rēgna conciliātÅ«rum cōnfÄ«rmat. &nbsp; 《8》 Hāc ōrātiōne adductÄ« inter sē fidem et iÅ«s iÅ«randum dant et rēgnō occupātō per trēs potentissimōs ac fÄ«rmissimōs populōs tōtÄ«us Galliae sēsē potÄ«rÄ« posse spērant.</div> ---- ;泚蚘 *<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">sibi  suscēpit : </span> 原文テキストでは <span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">ubi  suscipit</span> だが、倚くの校蚂版が支持する読みに倉曎した。 <span style="color:#f00;"></span> <span style="background-color:#ff0;"></span> == 泚解 == === 1項 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">HÄ«s rēbus adductÄ« et auctōritāte OrgetorÄ«gis permōtÄ« cōnstituērunt ea, quae ad proficÄ«scendum pertinērent, comparāre, iÅ«mentōrum et carrōrum quam maximum numerum coemere, sēmentēs quam māximās facere, ut in itinere cōpia frÅ«mentÄ« suppeteret, cum proximÄ«s cÄ«vitātibus pācem et amÄ«citiam cōnfÄ«rmāre. </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/hic#1å·»3節1項|hÄ«s]]'''</span> 指瀺圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/hic|hic, haec, hoc]]'''</span> の女性・耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res#1å·»3節1項|rēbus]]'''</span> 第五倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res|rēs]]'''</span> の耇数・奪栌 事情、状況 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:adducti|adductÄ«]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:adduco#Latin|addÅ«cō]]</span> の完了受動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:adductus#Latin|adductus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞻栌 導かれた、匕き寄せられた、 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">hÄ«s rēbus adductÄ«</span> ヘルりェヌティむヌ族たちは これらの状況に匕き寄せられお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»3節1項|et]]'''</span> 接続詞 か぀ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/auctoritas#1å·»3節1項|auctōritāte]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/auctoritas|auctōritās]]</span> の単数・奪栌 暩嚁、圱響力 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#1å·»3節1項|OrgetorÄ«gis]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#Orgetorix,_Orgetrigis​|OrgetorÄ«x]]'''</span> の単数・属栌 オルゲトリヌクスの  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:permoti|permōtÄ«]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:permoveo#Latin|permoveō]]</span> の完了受動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:permotus#Latin|permōtus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞻栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">auctōritāte OrgetorÄ«gis permōtÄ«</span> オルゲトリヌクスの暩勢に揺り動かされお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:constituerunt|cōnstituērunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:constituo#Latin|cōnstituō]]</span> 䞉人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法  ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is#1å·»3節1項|ea]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]'''</span> の䞭性・耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui#1å·»3節1項|quae]]'''</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui|quÄ«, quae, quod​]]'''</span> の䞭性・耇数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#1å·»3節1項|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:proficiscendum#Latin|proficÄ«scendum]]</span> 第䞉掻甚・デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:proficiscor#Latin|prŏficÄ«scor]]</span> の動名詞䞭性・単数の察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertinerent|pertinērent]]</span>  第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pertineo#Latin|pertineō]]</span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> 圹立぀ 結果の接続法<ref>Stuart, p.193</ref> **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ad proficÄ«scendum pertinērent</span>  出発するために圹立぀ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:comparare#Latin|comparāre]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:comparo#Etymology_2|comparō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ea, {quae ad proficÄ«scendum pertinērent}, comparāre</span>  出発するために圹立぀ものを調達するこず ;語釈3 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:iumentorum#Latin|iÅ«mentōrum]]</span> 第二倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:iumentum#Latin|iÅ«mentum]]</span> の耇数・属栌 荷物を運ぶための[[w:駄獣|駄獣]] *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»3節1項|et]]'''</span> 接続詞 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:carrorum#Latin|carrōrum]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:carrus#Latin|carrus]]</span> の耇数・属栌  四茪銬車 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/quam#1å·»3節1項a|quam]]'''</span> 接続詞 圢容詞の最䞊玚を䌎なっお「できるだけ」を衚わす。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:maximum#Latin|maximum]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:maximus#Latin|maximus, -a, -um]]</span> の男性・単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:numerum#Latin|numerum]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:numerus#Latin|numerus]]</span> の単数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">quam maximum numerum</span>  できるだけ倚数の *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:coemere#Latin|coemere]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:coemo#Latin|coemō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法 ;語釈4 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:sementes#Latin|sēmentēs]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sementis#Latin|sēmentis]]</span> の耇数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/quam#1å·»3節1項b|quam]]'''</span> 接続詞  圢容詞の最䞊玚を䌎なっお「できるだけ」を衚わす。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:maximas#Latin|maximās]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:maximus#Latin|maximus, -a, -um]]</span> の女性・耇数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">quam maximās</span>  できるだけ倧がかりな *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:facere#Latin|facere]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/ut#1å·»3節1項|ut]]'''</span> 接続詞接続法の動詞を䌎なっお目的を衚わす  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/in|in]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/iter#1å·»3節1項|itinere]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/iter|iter]]'''</span> の単数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in itinere</span> 前眮詞句 「道䞭に、行軍䞭に」 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/copia#1å·»3節1項|cōpia]]'''</span> 第䞀倉化・女性名詞の単数・䞻栌  「属栌名詞を䌎なっお 倧量の、豊富な」 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/frumentum#1å·»3節1項|frÅ«mentÄ«]]'''</span> 第二倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/frumentum|frÅ«mentum]]'''</span> の単数・属栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">cōpia frÅ«mentÄ«</span> 倧量の穀物、十分な穀物 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:suppeteret|suppeteret]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:suppeto#Latin|suppetō]]</span> の䞉人称・単数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u>  *:貯えがあるように、手元にあるように<ref name="Stuart-suppeteret">Stuart, p.194</ref> 目的の接続法<ref name="Stuart-suppeteret"/>  ;語釈5 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/cum#1å·»3節1項|cum]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:proximis|proximÄ«s]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:proximus#Latin|proximus, -a, -um]]</span> の耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas#1å·»3節1項|cÄ«vitātibus]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas|cÄ«vitās]]'''</span> の耇数・奪栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">cum proximÄ«s cÄ«vitātibus</span> 前眮詞句 近隣の諞郚族ずずもに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/pax#1å·»3節1項|pācem]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/pax|pāx]]'''</span> の単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»3節1項|et]]'''</span> 接続詞 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:amicitiam#Latin|amÄ«citiam]]</span> 第䞀倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:amicitia#Latin|amÄ«citia]]</span> の単数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">pācem et amÄ«citiam</span> '''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/二詞䞀意#1å·»3節1項|二詞䞀意]]''' 和平の盟玄を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:confirmare#Latin|cōnfirmāre]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:confirmo#Latin|cōnfirmō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法  ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">HÄ«s</span> <span style="background-color:#fdd;">rēbus</span> <span style="background-color:#ddf;">adductÄ«</span> </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">et <span style="background-color:#fdd;">auctōritāte</span> <span style="background-color:#ddf;">OrgetorÄ«gis</span> <span style="background-color:#ddf;">permōtÄ«</span> </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">cōnstituērunt </span> *#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#dfd;">ea</span>, <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span><span style="background-color:#dfd;">quae</span> ad <span style="background-color:#dfd;">proficÄ«scendum</span> pertinērent<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span>, comparāre, </span> *#: *#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#dfd;">iÅ«mentōrum</span> et <span style="background-color:#ddf;">carrōrum</span> quam <span style="background-color:#ddf;">maximum</span> <span style="background-color:#ddf;">numerum</span> coemere, </span> *#: *#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">sēmentēs</span> quam <span style="background-color:#fdd;">maximās</span> facere, </span> *#: *#*<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ut in <span style="background-color:#dfd;">itinere</span> <span style="background-color:#fdd;">cōpia</span> <span style="background-color:#dfd;">frÅ«mentÄ«</span> suppeteret, </span> *#: *#<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">cum <span style="background-color:#fdd;">proximÄ«s</span> <span style="background-color:#fdd;">cÄ«vitātibus</span> <span style="background-color:#fdd;">pācem</span> et <span style="background-color:#fdd;">amÄ«citiam</span> cōnfÄ«rmāre.</span> *#: <span style="background-color:#ccffcc;"></span> === 2項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Ad eās rēs cōnficiendās biennium sibi satis esse dÅ«xērunt ;<br> in tertium annum profectiōnem lēge cōnfirmant. </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#1å·»3節2項|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is#1å·»3節2項|eās]]'''</span> 指瀺圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]'''</span> の女性・耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res#1å·»3節2項|rēs]]'''</span> 第五倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res|rēs, reÄ«]]'''</span> の耇数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:conficiendas#Latin|cōnficiendās]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:conficio#Latin|cōnficiō]]</span> の動圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:conficiendus#Latin|cōnficiendus, -a, -um]]</span> の女性・耇数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ad eās rēs cōnficiendās</span> 前眮詞句、動圢容詞による動名詞の代甚 それらのこずを成し遂げる果たすために *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:biennium#Latin|biennium]]</span> 第二倉化・䞭性名詞の単数・察栌 2幎間 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sibi#Latin|sibi]]</span> 再垰人称代名詞の耇数・䞎栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:satis#Latin|satis]]</span> 副詞たたは圢容詞、䞍倉化 十分な *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:esse#Latin|esse]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">biennium sibi satis esse</span> '''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍定法を䌎う察栌#1å·»3節2項|䞍定法を䌎う察栌]]''' 自分たちにずっお2幎間が十分であるこず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:duxerunt|dÅ«xērunt]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:duco#Latin|dÅ«cō]]</span> の䞉人称・耇数・<u>完了</u>・胜動・盎説法  ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/in#1å·»3節2項|in]]</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:tertium#Latin|tertium]]</span> 数詞、第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:tertius#Latin|tertius, -a, -um]]</span> の男性・単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:annum#Latin|annum]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:annus#Latin|annus, -Ä«]]</span> の単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:profectionem#Latin|profectiōnem]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:profectio#Latin|profectiō]]</span> の単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:lege#Latin|lēge]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:lex#Latin|lēx]]</span> の単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:confirmant#Latin|cōnfirmant]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:confirmo#Latin|cōnfirmō]]</span> の䞉人称・耇数・珟圚・胜動・盎説法  ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Ad <span style="background-color:#fdd;">eās</span> <span style="background-color:#fdd;">rēs</span> <span style="background-color:#fdd;">cōnficiendās</span> <span style="background-color:#dfd;">biennium</span> sibi satis esse dÅ«xērunt ; </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in <span style="background-color:#ddf;">tertium</span> <span style="background-color:#ddf;">annum</span> <span style="background-color:#fdd;">profectiōnem</span> <span style="background-color:#fdd;">lēge</span> cōnfirmant. </span> *: <span style="background-color:#fcc;"></span> === 3項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Ad eās rēs cōnficiendās OrgetorÄ«x dēligitur. <br>Is sibi lēgātiōnem ad cÄ«vitātēs suscēpit. </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#1å·»3節3項|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is#1å·»3節3項|eās]]'''</span> 指瀺圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]'''</span> の女性・耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res#1å·»3節3項|rēs]]'''</span> 第五倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第五倉化名詞/res|rēs, reÄ«]]'''</span> の耇数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:conficiendas#Latin|cōnficiendās]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:conficio#Latin|cōnficiō]]</span> の動圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:conficiendus#Latin|cōnficiendus, -a, -um]]</span> の女性・耇数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ad eās rēs cōnficiendās</span> 前眮詞句、動圢容詞による動名詞の代甚 それらのこずを成し遂げる果たすために *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#1å·»3節3項|OrgetorÄ«x]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞の単数・䞻栌 オルゲトリヌクスが *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:deligitur#Latin|dēligitur]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:deligo#Latin|dēligō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・受動・盎説法  ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is#1å·»3節3項is|is]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]'''</span> の男性・単数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sibi#Latin|sibi]]</span> 再垰人称代名詞の単数・䞎栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:legationem|lēgātiōnem]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:legatio#Latin|lēgātiō]]</span> の単数・察栌   *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ad#1å·»3節3項b|ad]]'''</span> 前眮詞・察栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas#1å·»3節3項|cÄ«vitātēs​]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas|cÄ«vitās]]'''</span> の耇数・察栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ad cÄ«vitātēs</span> 前眮詞句 諞郚族のもずぞ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:suscepit|suscēpit]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:suscipio#Latin|suscipiō]]</span> の䞉人称・単数・<u>完了</u>・胜動・盎説法  ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Ad <span style="background-color:#fdd;">eās</span> <span style="background-color:#fdd;">rēs</span> <span style="background-color:#fdd;">cōnficiendās</span> <span style="background-color:#ddf;">OrgetorÄ«x</span> dēligitur. </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">Is</span> sibi <span style="background-color:#fdd;">lēgātiōnem</span> ad <span style="background-color:#fdd;">cÄ«vitātēs</span> suscēpit. </span> <span style="background-color:#fcc;"></span> === 4項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">In eō itinere persuādet Casticō, Catamantaloedis fÄ«liō, Sēquanō, cuius pater rēgnum in SēquanÄ«s multōs annōs obtinuerat et ab<!--( ā)--> senātÅ« populÄ« RōmānÄ« amÄ«cus appellātus erat, ut rēgnum in cÄ«vitāte suā occupāret, quod pater ante habuerat ; </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/in#1å·»3節4項|in]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is#1å·»3節4項|eō]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]'''</span> の䞭性・単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/iter#1å·»3節4項|itinere]]'''</span> 第䞉倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/iter|iter]]'''</span> の単数・奪栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in eō itinere</span> 前眮詞句 その道䞭で、その道すがら *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:persuadet|persuādet]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:persuadeo#Latin|persuādeō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 説埗する  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#1å·»3節4項|Casticō]]'''</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#Casticus|Casticus]]'''</span> の単数・䞎栌 カスティクスに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#Catamantaloedis|Catamantaloedis]]'''</span> 第䞉倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">'''[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/人名#Catamantaloedes|Catamantaloedēs]]'''</span> の単数・属栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:filio#Latin|fÄ«liō]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> の単数・䞎栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">Sēquanō</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Sēquanus, -a, -um</span> の男性・単数・䞎栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Casticō, Catamantaloedis fÄ«liō, Sēquanō,</span>  **:カタマンタロ゚デヌスの息子であるセヌクァニヌ族のカスティクスに察しお、 ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui#1å·»3節4項|cuius]]'''</span> 関係代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/関係詞・疑問詞/qui|quÄ«, quae, quod]]'''</span> の男性・単数・属栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:pater#Latin|pater]]</span> '''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞#第䞉倉化の䟋倖的な名詞|第䞉倉化]]''' ・男性名詞の単数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/regnum#1å·»3節4項|rēgnum​]]'''</span> 第二倉化・䞭性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/regnum|rēgnum, rēgnÄ«]]'''</span> の単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/in#1å·»3節4項|in]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">SēquanÄ«s</span> 第二倉化・男性名詞の耇数・奪栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">in SēquanÄ«s</span> 前眮詞句 セヌクァニヌ族においお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:multos#Latin|multōs]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:multus#Latin|multus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・察栌 倚くの *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:annos#Latin|annōs]]</span> 第二倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:annus#Latin|annus]]</span> の耇数・察栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">multōs annōs</span> '''<span style="font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/察栌#1å·»3節4項|時間的な長さを衚わす察栌]]</span>''' 倚幎にわたっお **:※ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">per multōs annōs</span> に同じ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtinuerat|obtinuerat]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtineo#Latin|obtineō]]</span> の䞉人称・単数・<u>過去完了</u>・胜動・盎接法  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/et#1å·»3節4項|et]]'''</span> 接続詞 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/前眮詞/ab#1å·»3節4項|ab]]'''</span> 前眮詞・奪栌支配  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第四倉化名詞/senatus#1å·»3節4項|senātÅ«]]'''</span> 第四倉化・男性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第四倉化名詞/senatus|senātus]]'''</span> の単数・奪栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ab senātÅ«</span> 前眮詞句 元老院によっお <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> ;察蚳 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span> 内は関係文。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">In <span style="background-color:#dfd;">eō</span> <span style="background-color:#dfd;">itinere</span> </span> *:その道䞭で、 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">persuādet <span style="background-color:#ddf;">Casticō, Catamantaloedis fÄ«liō</span>, <span style="background-color:#ddf;">Sēquanō</span>, </span> *: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span><span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#ddf;">cÅ«ius</span> <span style="background-color:#ddf;">pater</span> <span style="background-color:#dfd;">rēgnum</span> in <span style="background-color:#ddf;">SēquanÄ«s</span> multōs annōs obtinuerat </span> **: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; et ab<!--( ā)--> senātÅ« populÄ« RōmānÄ« amÄ«cus appellātus erat, </span><span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span> **: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ut rēgnum in cÄ«vitāte suā occupāret, quod pater ante habuerat </span> *: <span style="background-color:#fdd;"></span> === 5項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">itemque DumnorÄ«gÄ« Haeduō, frātrÄ« DÄ«viciācÄ«, quÄ« eō tempore prÄ«ncipātum in cÄ«vitāte obtinēbat ac māximē plēbÄ« acceptus erat, ut idem cōnārētur persuādet eÄ«que fÄ«liam suam in mātrimōnium dat. </span> ;語釈 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> ;察蚳 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span> 内は関係文。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">itemque DumnorÄ«gÄ« Haeduō, frātrÄ« DÄ«viciācÄ«, </span> *: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span><span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">quÄ« eō tempore prÄ«ncipātum in cÄ«vitāte obtinēbat </span> **: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; ac māximē plēbÄ« acceptus erat,</span><span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span> **: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">ut idem cōnārētur persuādet </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">eÄ«que fÄ«liam suam in mātrimōnium dat. </span> *: <span style="background-color:#ccffcc;"></span> === 6項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Perfacile factÅ« esse illÄ«s probat cōnāta perficere, proptereā quod ipse suae cÄ«vitātis imperium obtentÅ«rus esset : </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">perfacile</span> 第䞉倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:perfacilis#Latin|perfacilis, -e]]</span> の䞭性・単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/動詞/目的分詞#1å·»3節6項|factÅ«]]'''</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:facio#Latin|faciō]]</span> の目的分詞の奪栌 行なうのに *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:esse#Latin|esse]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">perfacile factÅ« esse</span> 䞍定法句 行なうのにきわめお容易であるこず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/ille#1å·»3節6項|illÄ«s​]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/ille|ille, illa, illud]]'''</span> の男性・耇数・䞎栌 圌らにずっお *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:probat#Latin|probat]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:probo#Latin|probō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:conata#Latin|cōnāta]]</span> 第䞀掻甚・デポネンティア動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:conor#Latin|cōnor]]</span> の完了受動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:conatus#Latin|cōnātus]]</span> の䞭性・耇数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:perficere|perficere]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:perficio#Latin|perficiō]]</span> の珟圚・胜動・䞍定法 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">cōnāta perficere</span> 䞍定法句 䌁おを成就するこず *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/倉化しない副詞/propterea#1å·»3節6項|proptereā quod]]'''</span> 副詞接続詞 「なぜならであるから」 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/ipse#1å·»3節6項|ipse]]'''</span> 指瀺代名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/ipse|ipse, ipsa, ipsum]]'''</span> の男性・単数・䞻栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:suae|suae]]</span> 所有圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:suus#Latin|suus, -a, -um]]</span> の女性・単数・属栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas#1å·»3節6項|cÄ«vitātis​]]'''</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas|cÄ«vitās]]'''</span> の単数・属栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#cfc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第二倉化名詞/imperium#1å·»3節6項|imperium]]'''</span> 第二倉化・䞭性名詞の単数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtenturus#Latin|obtentÅ«rus]]</span> 第二掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:obtineo#Latin|obtineō]]</span> の未来胜動分詞の男性・単数・䞻栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:esset#Latin|esset]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:sum#Latin|sum]]</span> の䞉人称・単数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u> **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">obtentÅ«rus esset</span> 過去においお、以埌占めるこずになろうずしおいた ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#dfd;">Perfacile</span> factÅ« esse <span style="background-color:#ddf;">illÄ«s</span> probat <span style="background-color:#dfd;">cōnāta</span> perficere, </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">proptereā quod <span style="background-color:#ddf;">ipse</span> <span style="background-color:#fdd;">suae</span> <span style="background-color:#fdd;">cÄ«vitātis</span> <span style="background-color:#dfd;">imperium</span> obtentÅ«rus esset : </span> *: <span style="background-color:#fdd;"></span> === 7項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">nōn esse dubium, quÄ«n tōtÄ«us Galliae plÅ«rimum HelvētiÄ« possent ;&nbsp; sē suÄ«s cōpiÄ«s suōque exercitÅ« illÄ«s rēgna conciliātÅ«rum cōnfÄ«rmat. </span> ;語釈1 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/倉化しない副詞/non#1å·»3節7項|nōn]]'''</span> 吊定の副詞  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">esse</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">sum</span> の珟圚・胜動・盎説法  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:dubium#Etymology_2|dubium]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:dubius#Latin|dubius, -a, -um]]</span> の䞭性・単数・察栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/倉化しない副詞/quin#1å·»3節7項|quÄ«n]]'''</span> こず **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">nōn esse dubium, quÄ«n </span>  こずは疑いない *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:totius#Latin|tōtÄ«us]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:totus#Latin|tōtus, -a, -um]]</span> の女性・単数・属栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:Galliae#Latin|Galliae]]</span> 第䞀倉化・女性名詞の単数・属栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">tōtÄ«us Galliae</span> 党ガッリアの **:<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:omnium#Latin|omnium]] [[wikt:en:Gallorum#Latin|Gallōrum]]</span> 耇数・属栌 「党ガッリア人の」 に同じ<ref>Stuart, p.94による</ref> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:plurimum#Latin|plÅ«rimum]]</span> 第䞀・第二倉化圢容詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:plurimus#Latin|plÅ«rimus, -a, -um]]</span> の䞭性・単数・察栌 *:圢容詞の'''[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌|副詞的察栌]]''' *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">HelvētiÄ«</span> 第二倉化・男性名詞の耇数・䞻栌 ヘルりェヌティむヌ族たちが *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:possent|possent]]</span> 䞍芏則動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:possum#Latin|possum]]</span> の䞉人称・耇数・<u>未完了過去</u>・胜動・<u>接続法</u>  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">plÅ«rimum possent</span> 「最も力を持぀」  ※カ゚サルの垞套句 ;語釈2 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">sē</span> 再垰人称代名詞の単数・察栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:suis#Latin|suÄ«s]]</span> 所有圢容詞の女性・耇数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞀倉化名詞/copia#1å·»3節7項|cōpiÄ«s​]]'''</span> 第䞀倉化・女性名詞の耇数・奪栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:suo#Etymology_2_2|suō]]</span> 所有圢容詞の男性・単数・奪栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/接続詞/-que#1å·»3節7項|-que]]'''</span> 接続詞 および *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:exercitu#Latin|exercitÅ«]]</span> 第四倉化・男性名詞の単数・奪栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/ille#1å·»3節7項|illÄ«s​]]'''</span> 指瀺代名詞の男性・耇数・䞎栌 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#dfd;">[[wikt:en:regna#Latin|rēgna]]</span> 第二倉化・䞭性名詞の単数・察栌 王䜍を *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:conciliaturum|conciliātÅ«rum]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:concilio#Latin|conciliō]]</span> の未来胜動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:conciliaturus#Latin|conciliātÅ«rus, -a, -um]]</span> の男性・単数・察栌  **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">sē  conciliātÅ«rum 《esse》</span> <ref>Stuart, p.94による</ref> '''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/䞍定法を䌎う察栌#1å·»3節7項|䞍定法を䌎う察栌]]''' *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:confirmat#Latin|cōnfirmat]]</span> 第䞀掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:confirmo#Latin|cōnfirmō]]</span> の䞉人称・単数・珟圚・胜動・盎説法 ;察蚳 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">nōn esse <span style="background-color:#dfd;">dubium</span>, quÄ«n <span style="background-color:#fdd;">tōtÄ«us</span> <span style="background-color:#fdd;">Galliae</span> plÅ«rimum HelvētiÄ« possent ;</span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">sē <span style="background-color:#fdd;">suÄ«s</span> <span style="background-color:#fdd;">cōpiÄ«s</span> <span style="background-color:#ddf;">suō</span>que <span style="background-color:#ddf;">exercitÅ«</span> <span style="background-color:#ddf;">illÄ«s</span> <span style="background-color:#dfd;">rēgna</span> conciliātÅ«rum 《esse》 cōnfÄ«rmat. </span> <span style="background-color:#dfd;"></span> === 8項 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">Hāc ōrātiōne adductÄ« inter sē fidem et iÅ«s iÅ«randum dant et rēgnō occupātō per trēs potentissimōs ac fÄ«rmissimōs populōs tōtÄ«us Galliae sēsē potÄ«rÄ« posse spērant. </span> ;語釈 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">'''[[ガリア戊蚘/甚䟋集/指瀺代名詞・圢容詞/hic#1å·»3節8項|hāc]]'''</span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:oratione|ōrātiōne]]</span> 第䞉倉化・女性名詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:oratio#Latin|ōrātiō]]</span> の単数・奪栌  *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:adducti|adductÄ«]]</span> 第䞉掻甚動詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:adduco#Latin|addÅ«cō]]</span> の完了受動分詞 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:adductus#Latin|adductus, -a, -um]]</span> の男性・耇数・䞻栌 導かれた、匕き寄せられた、 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">hāc ōrātiōne adductÄ«</span> この雄匁に匕き寄せられお [[#1項]]の hÄ«s rēbus adductÄ« を参照 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> ;察蚳 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="background-color:#fdd;">Hāc</span> <span style="background-color:#fdd;">ōrātiōne</span> <span style="background-color:#ddf;">adductÄ«</span> </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">inter sē fidem et iÅ«s iÅ«randum dant </span> *: *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">et rēgnō occupātō </span> *: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">per trēs potentissimōs ac fÄ«rmissimōs populōs </span> **: **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">tōtÄ«us Galliae sēsē potÄ«rÄ« posse spērant. </span> **: <span style="background-color:#fdd;"></span> <!-- ;察蚳 《 》 内は、蚳者が説明のために補った語。<span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">{</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:30pt;">}</span> 内は関係文。 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"></span> --> == 脚泚 == {{Reflist}} == 解説 == <pre> </pre> ===carrus=== [[画像:Char-gaulois-d-apparat.jpg|thumb|500px|BC86䞖玀頃に䜿われたず掚定される四茪戊車。1888幎に仏[[w:むれヌル県|むれヌル県]]のラ・コヌト-サン-タンドレで発芋されたリペンのガロ-ロマン博物通蔵。]] <pre> </pre> <!-- {| class="wikitable" style="text-align:center" |- style="height:23em;" | | |} --> <pre> </pre> == 関連項目 == *[[ガリア戊蚘/泚解線]] **[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解]] *[[ガリア戊蚘/甚䟋集]] == 関連蚘事 == == 倖郚リンク == *[http://dcc.dickinson.edu/caesar/book-1/chapter-1-3 Chapter 1.3 Dickinson College Commentaries] [[Category:ガリア戊蚘 第1å·»|03]]
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2020-08-31T12:41:48Z
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日本の文化
メむンペヌゞ > 家政孊 > 日本の文化
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > 家政孊 > 日本の文化", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "" } ]
メむンペヌゞ > 家政孊 > 日本の文化
{{Pathnav|メむンペヌゞ|家政孊}} <!-- このペヌゞには導入郚がありたせん。適切な導入郚を䜜成し、このコメントを陀去しおください。 --> == 曞棚 == * [[日本の文化/茶道]] {{進捗|00%|2020-04-25}} * [[日本の文化/華道]](生け花) {{進捗|00%|2020-04-25}} * [[日本の文化/盆栜]]{{進捗|00%|2020-04-25}} [[カテゎリ:日本の文化|*]] [[カテゎリ:生掻]] {{デフォルト゜ヌト:にほんのふんか}} [[Category:文化]]
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2020-04-25T16:25:11Z
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日本の文化/茶道
日本の文化/茶道では、日本の文化である w:茶道 に぀いお解説しおいきたす。 茶道は、日本䌝統の、湯を沞かし、茶を点おお振る舞う行為(儀匏)です。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "日本の文化/茶道では、日本の文化である w:茶道 に぀いお解説しおいきたす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "茶道は、日本䌝統の、湯を沞かし、茶を点おお振る舞う行為(儀匏)です。", "title": "茶道" } ]
日本の文化/茶道では、日本の文化である w:茶道 に぀いお解説しおいきたす。
{{PAGENAME}}では、日本の文化である [[w:茶道]] に぀いお解説しおいきたす。 [[File:Matcha Beverage.jpg|200px|thumb|{{ruby|抹茶|たっちゃ}}]] == 茶道 == [[w:茶道|{{ruby|茶道|さどう}}]]は、日本䌝統の、湯を沞かし、茶を{{ruby|点|た}}おお振る舞う行為(儀匏)です。 [[カテゎリ:日本の文化]]
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日本の文化/華道
日本の文化/華道では、日本の文化である w:華道 に぀いお解説しおいきたす。 華道は、怍物(など)を組み合わせお䜜品を構成し、鑑賞する日本䌝統の芞術です。生け花などずも呌ばれたす。 様々な流掟があり、様匏・技法は各流掟によっお異なりたす。
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日本の文化/華道では、日本の文化である w:華道 に぀いお解説しおいきたす。
{{PAGENAME}}では、日本の文化である [[w:華道]] に぀いお解説しおいきたす。 [[File:Ikebana enshu-way.jpg|200px|thumb|䜜品]] == 華道 == [[w:華道|{{ruby|華道|かどう}}]]は、怍物(など)を組み合わせお䜜品を構成し、鑑賞する日本䌝統の芞術です。生け花などずも呌ばれたす。 様々な流掟があり、様匏・技法は各流掟によっお異なりたす。 [[カテゎリ:日本の文化]]
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日本の文化/盆栜
日本の文化/盆栜では、日本の文化である w:盆栜 に぀いお解説しおいきたす。 盆栜は、朚・草・苔などを鉢(盆栜鉢、盆噚)に怍えお、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根及び鉢、もしくはその姿党䜓を鑑賞するものです。自然の颚景を暡しお造圢するのが特城です。倖囜でも「BONSAI」で通じるこずが倚いです。
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2020-03-29T00:12:46Z
2024-01-04T01:12:03Z
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ガリア戊蚘/甚䟋集
『ガリア戊蚘』の単語や構文の甚䟋を扱う 甚䟋集 のポヌタル。
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『ガリア戊蚘』の単語や構文の甚䟋を扱う 甚䟋集 のポヌタル。
『[[ガリア戊蚘]]』の単語や構文の甚䟋を扱う '''甚䟋集''' のポヌタル。 == 甚䟋集 == === 名詞・圢容詞 === ;名詞 *<span style="background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/第䞀倉化名詞]] {{進捗|00%|2020-06-01}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/第䞀倉化名詞/固有名詞|/固有名詞]] {{進捗|00%|2020-06-01}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞀倉化名詞/copia|copia]]       {{進捗|00%|2020-06-28}}</span> *<span style="background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/第二倉化名詞]] {{進捗|00%|2020-03-29}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">-us型</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/locus|/locus]]       {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/populus|populus, -Ä«]]       {{進捗|00%|2020-07-26}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">-um型</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/bellum|bellum]]       {{進捗|00%|2020-06-25}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/consilium|cōnsilium]]       {{進捗|00%|2020-07-13}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/frumentum|frÅ«mentum]]       {{進捗|00%|2020-06-29}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/imperium|imperium]]       {{進捗|00%|2020-07-05}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/regnum|rēgnum, -Ä«]]       {{進捗|00%|2020-07-19}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/tormentum|tormentum, -Ä«]]     {{進捗|00%|2021-10-27}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">-er型</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第二倉化名詞/ager|/ager]]       {{進捗|00%|2020-06-21}}</span> **<span style="background-color:#ffa;">[[/第二倉化名詞/固有名詞|/固有名詞]] {{進捗|00%|2020-06-04}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ffd;">[[/第二倉化名詞/固有名詞/Gallus|/Gallus]] {{進捗|00%|2020-07-10}}</span> *<span style="background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/第䞉倉化名詞]] {{進捗|00%|2020-06-27}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/dux型|/dux型]] (黙音幹)      {{進捗|00%|2020-07-03}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/dux型/auctoritas|auctoritas]]     {{進捗|00%|2020-06-28}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/dux型/civitas|civitas]]       {{進捗|00%|2020-06-14}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/dux型/pax|pāx]]           {{進捗|00%|2020-06-29}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/dux型/virtus|virtus]]           {{進捗|00%|2020-06-15}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/consul型|/consul型]] (流音幹)    {{進捗|00%|2020-03-31}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/natio型|/natio型]] (錻音幹)     {{進捗|00%|2020-07-27}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/natio型/homo|homō]]     {{進捗|00%|2020-06-24}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/natio型/legio|legiō, -ōnis]]     {{進捗|00%|2020-07-27}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/civis型|/civis型]]           {{進捗|00%|2020-03-29}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/civis型/finis|finis]]           {{進捗|00%|2020-06-15}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/urbs型|/urbs型]]           {{進捗|00%|2020-03-29}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/urbs型/mons|mōns]]        {{進捗|00%|2020-06-21}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/urbs型/pars|pars]]        {{進捗|00%|2020-06-19}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語|/䞭性名詞 異数音節語]] {{進捗|00%|2020-03-29}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen|flÅ«men]]      {{進捗|00%|2020-06-19}}</span> ****<span style="background-color:#ffd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen/河川の固有名|河川の固有名]]      {{進捗|00%|2020-06-19}}</span> **<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 等数音節語|/䞭性名詞 等数音節語]] {{進捗|00%|2020-03-29}}</span> **䞍芏則な第䞉倉化名詞 ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/iter|iter, itineris]]    {{進捗|00%|2020-06-28}}</span> *<span style="background-color:#ffc;font-size:20pt;">[[/第四倉化名詞]] {{進捗|25%|2023-11-07}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第四倉化名詞/senatus|senātus, -Å«s]]        {{進捗|00%|2020-07-26}}</span> *<span style="background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/第五倉化名詞]] {{進捗|00%|2020-03-30}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/第五倉化名詞/res|rēs, reÄ«]]        {{進捗|00%|2020-06-22}}</span> ;圢容詞 *<span style="background-color:#ffd;">[[/圢容詞]]    {{進捗|00%|2020-07-30}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/圢容詞/第䞀・第二倉化圢容詞|/第䞀・第二倉化圢容詞]] {{進捗|00%|2020-03-30}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/圢容詞/第䞉倉化圢容詞|/第䞉倉化圢容詞]]     {{進捗|00%|2020-03-30}}</span> === 代名詞・圢容詞 === *人称代名詞・所有圢容詞 *<span style="background-color:#ffd;">[[/指瀺代名詞・圢容詞]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:25pt;">[[/指瀺代名詞・圢容詞/is|is, ea, id]]   {{進捗|00%|2020-07-13}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/指瀺代名詞・圢容詞/hic|hic, haec, hoc]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:18pt;">[[/指瀺代名詞・圢容詞/ille|ille, illa, illud]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/指瀺代名詞・圢容詞/idem|/idem]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/指瀺代名詞・圢容詞/ipse|/ipse]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> *[[/関係詞・疑問詞]] **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/関係詞・疑問詞/qui|quÄ«, quae, quod]] {{進捗|00%|2020-07-13}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/関係詞・疑問詞/quis|/quis]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> *䞍定代名詞・圢容詞 *代名詞的圢容詞・副詞 === 数詞 === *<span style="background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/数詞]] {{進捗|00%|2020-07-13}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/数詞/mille|/mille]] {{進捗|00%|2020-06-27}}</span> === 副詞・前眮詞・接続詞 === *副詞・接続詞 **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/neque]] {{進捗|00%|2020-07-20}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/quam]] {{進捗|00%|2020-06-28}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/ubi]] {{進捗|00%|2020-07-13}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/ut]] {{進捗|00%|2020-06-22}}</span> *副詞 **<span style="background-color:#ffd;">[[/倉化しない副詞]] {{進捗|00%|2020-07-27}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/倉化しない副詞/non|nōn]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/倉化しない副詞/propterea|proptereā]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> <!-- 2020-06-18 --> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/倉化しない副詞/quin|quÄ«n]] {{進捗|00%|2020-07-06}}</span> ***<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/倉化しない副詞/undique|undique]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/芏則的に倉化する副詞]] {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> **<span style="background-color:#ffd;">[[/䞍芏則的に倉化する副詞]] {{進捗|00%|2020-06-22}}</span> *副詞・前眮詞 **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/post]] {{進捗|00%|2020-07-13}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/praeter]] {{進捗|00%|2020-07-13}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/前眮詞]] {{進捗|00%|2020-06-05}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/前眮詞/ab|/ā, ab]] {{進捗|00%|2020-06-05}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/前眮詞/ad|/ad]]   {{進捗|00%|2020-06-05}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/前眮詞/apud|/apud]] {{進捗|00%|2020-06-12}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/前眮詞/cum|/cum]] {{進捗|00%|2020-06-15}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/前眮詞/de|/de]] {{進捗|00%|2020-06-15}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/前眮詞/ex|/ē, ex]] {{進捗|00%|2020-06-19}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/前眮詞/in|/in]] {{進捗|00%|2020-06-}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/前眮詞/pro|/prō]] {{進捗|00%|2020-06-15}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/接続詞]] {{進捗|00%|2020-06-05}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/接続詞/atque|/atque, ac]] {{進捗|00%|2020-06-21}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/接続詞/autem|/autem]] {{進捗|00%|2020-06-24}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/接続詞/cum|/cum]]   {{進捗|00%|2020-06-06}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/接続詞/et|/et]]      {{進捗|00%|2020-06-05}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/接続詞/-que|/-que]]    {{進捗|00%|2020-06-05}}</span> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/接続詞/quod|/quod]]    {{進捗|00%|2020-06-18}}</span> <!-- 2020-06-18 --> **<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:20pt;">[[/接続詞/tamen|/tamen]]    {{進捗|00%|2020-07-20}}</span> :<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffd;font-size:15pt;">[[/接続詞/二詞䞀意|/二詞䞀意]]    {{進捗|00%|2020-06-25}}</span> === æ Œ === *<span style="background-color:#ffd;">[[/察栌]] {{進捗|00%|2020-07-20}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/属栌]] {{進捗|00%|2020-07-20}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/䞎栌]] {{進捗|00%|2020-07-20}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/奪栌]] {{進捗|00%|2020-08-06}}</span> <!-- 2020-08-03 --> **<span style="background-color:#ffd;">[[/奪栌/絶察奪栌|/絶察奪栌]] {{進捗|00%|2020-07-20}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/凊栌]] {{進捗|00%|2020-07-20}}</span> === 動詞 === *<span style="background-color:#ffd;">[[/動詞]] {{進捗|00%|2020-07-05}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/動詞/未来胜動分詞|/未来胜動分詞]] {{進捗|00%|2020-07-05}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/動詞/目的分詞|/目的分詞]] {{進捗|00%|2020-07-05}}</span> === 構文 === *<span style="background-color:#ffd;">[[/䞍定法を䌎う察栌]] {{進捗|00%|2020-07-05}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/転眮法]] {{進捗|00%|2020-08-06}}</span> == 凡䟋 == <div style="background-color:#ffd;"> </div> ==参考文献 (文法)== ==参考文献 (蟞兞)== ===Oxford Latin Dictionary=== {{Wikipedia|en:Oxford Latin Dictionary|Oxford Latin Dictionary}} ===Lewis and Short (1879)=== {{Wikipedia|en:A Latin Dictionary|A Latin Dictionary}} {{Wikisource|en:A Latin Dictionary|A Latin Dictionary}} *<span style="font-family:Times New Roman;"><span style="font-size:18pt;"><big>'''A Latin Dictionary : '''</big></span></span> :<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"> Founded on Andrews' Edition of Freund's Latin Dictionary:</span> :<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;">Revised, Enlarged, and in great part rewritten by</span> :<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:16pt;">[[w:en:Charlton Thomas Lewis|Charlton T. Lewis, Ph.D.]]</span><span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">&nbsp; and &nbsp;</span><span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:16pt;">Charles Short, LL.D.</span> ::<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;">Oxford</span><span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:13pt;"> at The Clarendon Press 1879</span> :::<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;"><nowiki>ISBN978-0-19-864201-5</nowiki> </span><span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:12pt;">(Oxford Univ Press; Revised Edition, 1956)</span> ::::➡ <span style="font-family:Times New Roman;font-style:oblique;font-size:15pt;">[https://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.04.0059 Charlton T. Lewis, Charles Short, A Latin Dictionary] ([https://www.perseus.tufts.edu/hopper/ Perseus Digital Library])</span> :<span style="font-family:Times New Roman;font-style:normal;font-size:15pt;"></span> == 関連項目 == *<span style="background-color:#ffc;">[[ガリア戊蚘/泚解線]] {{進捗|00%|2020-04-17}}</span> **<span style="background-color:#ffc;">[[ガリア戊蚘/泚解線/写本ず校蚂版|/写本ず校蚂版]] {{進捗|00%|2020-04-17}}</span> *各巻の泚解 **<span style="background-color:#ffc;">[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解|/第1巻泚解]] {{進捗|00%|2020-07-03}}</span>   <small>2020幎3月27日から</small> **<span style="background-color:#ffc;">[[ガリア戊蚘 第2å·»/泚解|/第2巻泚解]] {{進捗|00%|2022-05-05}}</span>   <small>2021幎8月26日から</small> **<span style="background-color:#ffc;">[[ガリア戊蚘 第3å·»/泚解|/第3巻泚解]] {{進捗|00%|2022-03-27}}</span>   <small>2022幎3月27日から</small> *<span style="background-color:#ffc;">'''[[ガリア戊蚘/ガリア語の名前]]''' {{進捗|00%|2021-09-25}}</span> *<span style="background-color:#ffc;">[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜]]      {{進捗|25%|2019-04-10}} </span> **<span style="background-color:#ffc;">'''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/ラテン語の玀幎法|ラテン語の玀幎法]]'''     {{進捗|75%|2009-01-12}}  幎号、ロヌマ人の玀幎法などに぀いお</span> **<span style="background-color:#ffc;">'''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/絶察奪栌の䟋文|絶察奪栌の䟋文]]'''      {{進捗|25%|2016-12-24}} </span> **<span style="background-color:#ffc;">'''[[ガむりス・ナリりス・カ゚サルの著䜜/通貚・蚈量単䜍|通貚・蚈量単䜍]]'''       {{進捗|25%|2016-12-29}} </span> *<span style="background-color:#ffd;">[[叀兞ラテン語]] {{進捗|00%|2020-04-10}}</span> == 関連蚘事 == *la **[[w:la:Categoria:Bellum Gallicum]] ***[[w:la:Categoria:Participes Belli Gallici]] *gaulois **[[wikt:fr:Catégorie:gaulois]] **[[wikt:fr:Catégorie:Noms propres en gaulois]] [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|*]]
2020-03-29T10:58:30Z
2023-11-06T22:15:23Z
[ "テンプレヌト:Wikisource", "テンプレヌト:進捗", "テンプレヌト:Wikipedia" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98/%E7%94%A8%E4%BE%8B%E9%9B%86
27,438
ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞
第䞉倉化 (矅 Tertia Declinatio ; 英 Third declension ; 仏 TroisiÚme déclinaison ) は、名詞の数が倚く、耇雑な倉化に富んでいる。 圢容詞の倉化にも甚いられる重芁な倉化圢だが、䞀筋瞄にはいかない難解なグルヌプである。 グルヌプ内の分類方法は、文法曞によっおも異なる。䟋倖が倚いので、分類方法にはこだわり過ぎず、個々の単語ごずの倉化を䞹念に捉えるこずが倧切である。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。
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== 第䞉倉化名詞 == '''第䞉倉化''' 矅 [[wikt:la:Auxilium:Declinatio Latina#Tertia Declinatio|Tertia Declinatio]]  英 ''[[wikt:en:Appendix:Latin third declension|Third declension]]''  仏 ''[[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme déclinaison en latin|TroisiÚme déclinaison]]''  は、名詞の数が倚く、耇雑な倉化に富んでいる。 圢容詞の倉化にも甚いられる重芁な倉化圢だが、䞀筋瞄にはいかない難解なグルヌプである。 グルヌプ内の分類方法は、文法曞によっおも異なる。䟋倖が倚いので、分類方法にはこだわり過ぎず、個々の単語ごずの倉化を䞹念に捉えるこずが倧切である。 *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffffcc;">[[/dux型]]黙音幹     {{進捗|00%|2020-03-31}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffffcc;">[[/consul型]]流音幹   {{進捗|00%|2020-03-31}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffffcc;">[[/natio型]]錻音幹    {{進捗|00%|2020-03-31}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffffcc;">[[/civis型]]    {{進捗|00%|2020-03-29}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffffcc;">[[/urbs型]]    {{進捗|00%|2020-03-29}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffffcc;">[[/䞭性名詞 異数音節語]]flÅ«men型    {{進捗|00%|2020-03-29}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffffcc;">[[/䞭性名詞 等数音節語]]mare型    {{進捗|00%|2020-03-29}} </span> {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化 おもな語尟倉化''' |- style="text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#fcf;" colspan="5" | 男性・女性名詞 | rowspan="14" | ! style="background-color:#dfd;" colspan="4"| 䞭性名詞 |- style="text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (分類䟋) | !子音幹<hr>異数音節 !子音幹<hr>異数音節 !iå¹¹<hr>等数音節 !iå¹¹<hr>擬異数音節 | !子音幹<hr>異数音節 !iå¹¹<hr>等数音節 |- style="font-family:Times New Roman;text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#ccf;"| homō<br>(人間) | style="background-color:#fcc;"| cÄ«vitās<br>(共同䜓) | style="background-color:#fcf;"| cÄ«vis<br>(垂民) | style="background-color:#fcc;"| urbs<br>(郜垂) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#dfd;"| flÅ«men<br>(川) | style="background-color:#dfd;"| mare<br>(æµ·) |- style="font-family:Times New Roman;text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#ccf;"| homin- | style="background-color:#fcc;"| cÄ«vitāt- | style="background-color:#fcf;"| cÄ«v- | style="background-color:#fcc;"| urb- | | style="background-color:#dfd;"| flÅ«min- | style="background-color:#dfd;"| mar- |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#fcf;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| hom'''ō''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«vitās | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''is''' | style="background-color:#fff;"| urb'''s''' | style="background-color:#dfd;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| flÅ«men | style="background-color:#fff;"| mar'''e''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| homin'''is''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«vitāt'''is''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''is''' | style="background-color:#fff;"| urb'''is''' | style="background-color:#dfd;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| flÅ«min'''is''' | style="background-color:#fff;"| mar'''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''em''' (-'''im''') | style="background-color:#fff;"| homin'''em''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«vitāt'''em''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''em''' | style="background-color:#fff;"| urb'''em''' | style="background-color:#dfd;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| flÅ«men | style="background-color:#fff;"| mar'''e''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| homin'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«vitāt'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| urb'''Ä«''' | style="background-color:#dfd;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| flÅ«min'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| mar'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''e''' (-'''Ä«''') | style="background-color:#fff;"| homin'''e''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«vitāt'''e''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''e''' (-'''Ä«''') | style="background-color:#fff;"| urb'''e''' | style="background-color:#dfd;"| -'''e''' / -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| flÅ«min'''e''' | style="background-color:#fff;"| mar'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| homin'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«vitāt'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ēs''' | style="background-color:#cfc;"| -'''(i) a''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''a''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ia''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''(i) um''' | style="background-color:#dedede;"| homin'''um''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«vitāt'''um''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ium''' | style="background-color:#cfc;"| -'''(i) um''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''um''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ium''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' (-'''Ä«s''') | style="background-color:#dedede;"| homin'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«vitāt'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ēs''' (-'''Ä«s''') | style="background-color:#dedede;"| urb'''ēs''' (-'''Ä«s''') | style="background-color:#cfc;"| -'''(i) a''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''a''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ia''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| homin'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«vitāt'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ibus''' | style="background-color:#cfc;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| homin'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«vitāt'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ibus''' | style="background-color:#cfc;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 ==第䞉倉化のおもな名詞== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/auctoritas|auctōritās, -ātis]]</span> 黙音幹 dux型  *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#fcc;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/civitas|cÄ«vitās, -ātis]]</span> 黙音幹 dux型 *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#fcf;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型/finis|fÄ«nis, fÄ«nis]]</span>  civis型 *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#cfc;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語/flumen|flÅ«men, flÅ«minis]]</span> flÅ«men型 *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#ccf;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型/homo|homō, hominis]]</span> 錻音幹 natio型 *<span style="background-color:#cfc;"><span style="background-color:#cfc;font-size:20pt;font-family:Times New Roman;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/iter|iter, itineris]] &nbsp;</span> 䞍芏則倉化 {{進捗|00%|2020-06-28}}</span> *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#fcc;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型/legio|legiō, legiōnis]]</span> 錻音幹 natio型 *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#ccf;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/mons|mōns, montis]]</span> urbs型 *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#fcc;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型/pars|pars, partis]]</span> urbs型 *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#fcc;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/pax|pāx, pācis]]</span> 黙音幹 dux型 *<span style="font-size:20pt;font-family:Times New Roman;background-color:#fcc;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型/virtus|virtÅ«s, virtÅ«tis​]]</span> 黙音幹 dux型 <span style="font-size:15pt;font-family:Times New Roman;background-color:#fff;"></span> === そのほかの第䞉倉化名詞 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型#altitÅ«dō|altitÅ«dō, -dinis]]</span>錻音幹 natio型  高さ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型#auctōritās|auctōritās, -ātis]]</span>黙音幹 dux型  暩嚁、圱響力 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型#coniÅ«rātiō|coniÅ«rātiō, -ōnis]]</span>錻音幹 natio型 共謀 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型#fortitÅ«dō|fortitÅ«dō, -dinis]]</span>錻音幹 natio型  匷さ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型#lātitÅ«dō|lātitÅ«dō, -dinis]]</span>錻音幹 natio型  幅広さ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型#lēgātiō|lēgātiō, -dinis]]</span>錻音幹 natio型  䜿節、副官職 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型#lēx|lēx, -lēgis]]</span>黙音幹 dux型  法埋 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型#longitÅ«dō|longitÅ«dō, -dinis]]</span>錻音幹 natio型  長さ *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型#mors|mors, mortis]]</span>urbs型  死 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型#pēs|pēs, pedis]]</span>黙音幹 dux型  足、歩尺 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型#profectiō|profectiō, -ōnis]]</span>錻音幹 natio型  出発 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型#sēmentis|sēmentis, -is]]</span>civis型  皮たき ==第䞉倉化の䟋倖的な名詞== === そのほかの第䞉倉化の䟋倖的な名詞 === :※等数音節語だが、耇数・属栌の語尟は-um *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#ddf;">[[wikt:en:pater#Latin|pater, -tris]]</span>  父  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節#4項|1å·»3節4項]] <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"> </span> == ギリシア語由来の名詞 == *<span style="background-color:#ffffcc;">[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/ギリシア語由来の名詞]]    {{進捗|00%|2021-11-03}} </span> を参照せよ。 == 脚泚 == <references /> == 参考文献 == == 関連項目 == *<span style="background-color:#ffffcc;">[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化]]    {{進捗|00%|2020-03-20}} </span> == 関連蚘事 == === 英語版 === *英語版りィクショナリヌ **[[wikt:en:Appendix:Latin third declension]] 第䞉倉化 **[[wikt:en:Category:Latin third declension nouns]] 第䞉倉化名詞のカテゎリ ***[[wikt:en:Category:Latin masculine nouns in the third declension]] 第䞉 男性名詞 ***[[wikt:en:Category:Latin feminine nouns in the third declension]] 第䞉 女性名詞 ***[[wikt:en:Category:Latin neuter nouns in the third declension]] 第䞉 䞭性名詞 === 仏語版 === *仏語版りィクショナリヌ **[[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme déclinaison en latin]] 第䞉倉化 *仏語版りィキブックス **[[b:fr:Latin/Déclinaisons]] *仏語版りィキバヌシティヌ **[[v:fr:Latin/Grammaire/Déclinaison/Déclinaisons du nom]] === ラテン語版 === *ラテン語版りィクショナリヌ **[[wikt:la:Categoria:Nomina Latina declinationis 3]] 第䞉倉化のカテゎリ [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2021-11-03T15:06:35Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98/%E7%94%A8%E4%BE%8B%E9%9B%86/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%A4%89%E5%8C%96%E5%90%8D%E8%A9%9E
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ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 異数音節語
子音幹 (Consonant stem) たたは䌝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が1~2音節長い。 flÅ«men, flÅ«minis (川) など。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 (線集䞭)
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "子音幹 (Consonant stem) たたは䌝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が1~2音節長い。", "title": "第䞉倉化名詞 䞭性名詞 (子音幹たたは異数音節語)" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "flÅ«men, flÅ«minis (川) など。", "title": "第䞉倉化名詞 䞭性名詞 (子音幹たたは異数音節語)" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。", "title": "第䞉倉化名詞 䞭性名詞 (子音幹たたは異数音節語)" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(線集䞭)", "title": "第䞉倉化名詞 䞭性名詞 (子音幹たたは異数音節語)" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "第䞉倉化名詞 䞭性名詞 (子音幹たたは異数音節語)" } ]
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== 第䞉倉化名詞 䞭性名詞 (子音幹たたは異数音節語) == '''子音幹''' [[wikt:en:Appendix:Latin_third_declension#Consonant_stem|Consonant stem]] たたは䌝統的に '''異数音節語''' [[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme_déclinaison_en_latin#Imparisyllabiques|Imparisyllabiques]] に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が12音節長い。 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:flumen#Latin|flÅ«men, flÅ«minis]]</span> (川) など。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化 䞭性名詞 子音幹たたは異数音節語''' |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#dfd;" colspan="11"| 䞭性名詞 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#dfd;"| flÅ«men<br>(川) | rowspan="14" | |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#dfd;"| flÅ«min- |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#dfd;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| flÅ«men |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#dfd;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| flÅ«min'''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#dfd;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| flÅ«men |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#dfd;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| flÅ«min'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#dfd;"| -'''e''' | style="background-color:#fff;"| flÅ«min'''e''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''a''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''a''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''um''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''um''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''a''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''a''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| flÅ«min'''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#cfc;>[[/flumen]]    {{進捗|00%|2020-06-19}} </span> <br><span style="background-color:yellow;">線集䞭</span> <pre> </pre> == 脚泚 == <references /> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化#子音幹たたは異数音節語 (䞭性名詞)]] == 関連蚘事 == [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2020-06-19T13:50:05Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98/%E7%94%A8%E4%BE%8B%E9%9B%86/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%A4%89%E5%8C%96%E5%90%8D%E8%A9%9E/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%90%8D%E8%A9%9E_%E7%95%B0%E6%95%B0%E9%9F%B3%E7%AF%80%E8%AA%9E
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ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/䞭性名詞 等数音節語
玔粋iå¹¹ ("Pure" i-stem) たたは䌝統的に 等数音節語 (Parisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が等しく、耇数・属栌が -ium で終わる。 mare, maris (æµ·) など。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。
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== 第䞉倉化名詞 䞭性名詞 (玔粋i幹たたは等数音節語) == '''玔粋iå¹¹''' [[wikt:en:Appendix:Latin third declension#"Pure" i-stem|"Pure" i-stem]] たたは䌝統的に '''等数音節語''' [[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme déclinaison en latin#Parisyllabiques|Parisyllabiques]] に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が等しく、耇数・属栌が -ium で終わる。 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:mare#Latin|mare, maris]]</span> (æµ·) など。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化 䞭性名詞 玔粋i幹たたは等数音節語''' |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#dfd;" colspan="11"| 䞭性名詞 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#dfd;"| [[wikt:en:mare#Latin|mare]]<br>(æµ·) | rowspan="14" | |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#dfd;"| mar- |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#dfd;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| mare |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#dfd;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| mar'''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#dfd;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| mare |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#dfd;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| mar'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#dfd;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| mar'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''ia''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ia''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ium''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''ia''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ia''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#cfc;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mar'''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 === <span style="background-color:#cfc;font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">mare, maris</span> === {| class="wikitable" |+ style="background-color:#cfc;color:green;" |<span style="font-family:Times New Roman; font-size:20pt;">[[wikt:en:mare#Latin|mare, maris]]</span> (䞭性) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt;" | mare | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''ia'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''ium'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | mare | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''ia'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | mar<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} <pre> </pre> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化#混合iå¹¹(1)たたは等数音節語 (䞭性名詞)]] [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2020-03-29T13:17:47Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98/%E7%94%A8%E4%BE%8B%E9%9B%86/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%A4%89%E5%8C%96%E5%90%8D%E8%A9%9E/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%90%8D%E8%A9%9E_%E7%AD%89%E6%95%B0%E9%9F%B3%E7%AF%80%E8%AA%9E
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ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/urbs型
混合iå¹¹ (Mixed i-stem) の䞀郚、たたはフランスなどで 擬異数音節語 (Faux imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数属栌の語幹が2぀以䞊の子音で終わるが、等数音節語(iå¹¹)のように掻甚する。 urbs, urbis (郜垂) など。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 mors, mortis(civis型) æ­» (1.5.1) 地域 (1å·»1節5項) (1å·»1節1項) (1å·»1節7項) (線集䞭)
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== urbs型 (混合i幹たたは擬異数音節語) == '''混合iå¹¹''' [[wikt:en:Appendix:Latin third declension#Mixed declension (mixed i-stem)|Mixed i-stem]] の䞀郚、たたはフランスなどで '''擬異数音節語''' [[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme_déclinaison_en_latin#Faux imparisyllabiques|Faux imparisyllabiques]] に分類される第䞉倉化名詞は、単数属栌の語幹が<span style="background-color:#bff;">2぀以䞊の子音で終わる</span>が、等数音節語i幹のように掻甚する。 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:urbs#Latin|urbs, urbis]]</span> (郜垂) など。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化 混合iå¹¹/擬異数音節語''' |- style="text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#fcf;" colspan="11" | 男性・女性名詞 |- style="font-family:Times New Roman;text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#fcc;"| [[wikt:en:urbs#Latin|urbs]]<br>(郜垂) | rowspan="14" | | style="background-color:#fcc;"| [[wikt:en:ars#Latin|ars]]<br>(技芞) | style="background-color:#fcc;"| [[wikt:en:gens#Latin|gēns]]<br>(皮族) | style="background-color:#fcc;"| [[wikt:en:mens#Latin|mēns]]<br>(粟神) | style="background-color:#ccf;"| [[wikt:en:mons#Latin|mōns]]<br>(å±±) | style="background-color:#fcc;"| [[wikt:en:mors#Latin|mors]]<br>(æ­») | style="background-color:#fcc;"| [[wikt:en:nox#Latin|nox]]<br>(倜) | style="background-color:#fcc;"| [[wikt:en:pars#Latin|pars]]<br>(郚分) | style="background-color:#fcc;"| |- style="font-family:Times New Roman;text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| u<u>rb</u>- | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| a<u>rt</u>- | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| ge<u>nt</u>- | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| me<u>nt</u>- | style="background-color:#ccf; font-size:15pt;"| mo<u>nt</u>- | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| mo<u>rt</u>- | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| no<u>ct</u>- | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| pa<u>rt</u>- | style="background-color:#fcc; font-size:15pt;"| |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#fcf;"| -s (※) | style="background-color:#fff;"| urb'''s''' | style="background-color:#fff;"| ar'''s''' | style="background-color:#fff;"| gēn'''s''' | style="background-color:#fff;"| mēn'''s''' | style="background-color:#fff;"| mōn'''s''' | style="background-color:#fff;"| mor'''s''' | style="background-color:#fff;"| no'''x''' | style="background-color:#fff;"| par'''s''' | style="background-color:#fff;"| |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| urb'''is''' | style="background-color:#fff;"| art'''is''' | style="background-color:#fff;"| gent'''is''' | style="background-color:#fff;"| ment'''is''' | style="background-color:#fff;"| mont'''is''' | style="background-color:#fff;"| mort'''is''' | style="background-color:#fff;"| noct'''is''' | style="background-color:#fff;"| part'''is''' | style="background-color:#fff;"| |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''em''' | style="background-color:#fff;"| urb'''em''' | style="background-color:#fff;"| art'''em''' | style="background-color:#fff;"| gent'''em''' | style="background-color:#fff;"| ment'''em''' | style="background-color:#fff;"| mont'''em''' | style="background-color:#fff;"| mort'''em''' | style="background-color:#fff;"| noct'''em''' | style="background-color:#fff;"| part'''em''' | style="background-color:#fff;"| |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| urb'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| art'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| gent'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| ment'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| mont'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| mort'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| noct'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| part'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''e''' (-'''Ä«''') | style="background-color:#fff;"| urb'''e''' | style="background-color:#fff;"| art'''e''' | style="background-color:#fff;"| gent'''e''' | style="background-color:#fff;"| ment'''e''' | style="background-color:#fff;"| mont'''e''' | style="background-color:#fff;"| mort'''e''' | style="background-color:#fff;"| noct'''e''' | style="background-color:#fff;"| part'''e''',<br>part'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| art'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| gent'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| ment'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| mont'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| mort'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| noct'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| part'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| art'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| gent'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| ment'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| mont'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| mort'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| noct'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| part'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' (-'''Ä«s''') | style="background-color:#dedede;"| urb'''ēs''',<br>urb'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| art'''ēs''',<br>art'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| gent'''ē''',<br>gent'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| ment'''ē''',<br>ment'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| mont'''ēs''',<br>mont'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| mort'''ēs''',<br>mort'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| noct'''ēs''',<br>noct'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| part'''ēs''',<br>part'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| art'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| gent'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| ment'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mont'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mort'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| noct'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| part'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| urb'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| art'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| gent'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| ment'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mont'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| mort'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| noct'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| part'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 == おもなurbs型の名詞 == *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffc;font-size:20pt;">[[/mons]]    {{進捗|00%|2020-06-21}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;background-color:#ffc;font-size:20pt;">[[/pars]]    {{進捗|00%|2020-06-19}} </span> === そのほかのurbs型の名詞 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;"> </span> ====mors==== <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:mors#Latin|mors, mortis]]</span>civis型  死  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/5節#1項|1.5.1]] <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"> </span> == <span style="background-color:#fcf;font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">urbs, urbis</span> == {| class=wikitable |+ style="background-color:#fcf; color:red;" |<span style="font-family:Times New Roman; font-size:20pt;">[[wikt:en:urbs#Latin|urbs, urbis]]</span> (女性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''s'''</span> | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''ium'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''e'''</span> | style="font-size:20pt;" | u<span style="background-color:#bff;">'''rb'''</span><span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} === <span style="background-color:#fdd;font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">pars, partis</span> === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#ffc;>[[/pars]]   {{進捗|00%|2020-06-19}} </span> {| class=wikitable |+ style="background-color:#fdd; color:red;" |<span style="font-family:Times New Roman; font-size:20pt;">[[wikt:en:pars#Latin|pars, partis]]</span> (女性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt;" | par<span style="color:#f55;">'''s'''</span> | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''ium'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''e'''</span>,<br>pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | pa<span style="background-color:#bff;">'''rt'''</span><span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} ====pars==== *<span style="background-color:#fdd;font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:pars#Latin|pars]]</span> 単数・䞻栌/呌栌 **単数・䞻栌 ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Eōrum Å«na <span style="background-color:#fdd;>pars</span>, quam Gallōs obtinēre dictum est, initium capit ā flÅ«mine Rhodanō, continētur Garunnā flÅ«mine, Ōceanō, fÄ«nibus Belgārum, attingit etiam ab SēquanÄ«s et HelvētiÄ«s flÅ«men Rhēnum, vergit ad septentriōnēs.</span>  ***: <span style="background-color:#fdd;>地域</span> [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節#5項|1å·»1節5項]] ====partem==== *<span style="background-color:#fdd;font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:partem#Latin|partem]]</span> 単数・察栌 **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Belgae ab extrēmÄ«s Galliae fÄ«nibus oriuntur, pertinent <span style="background-color:#ff9;>ad Ä«nferiōrem <span style="color:#f00;>partem</span></span> flÅ«minis RhēnÄ«, spectant in septentriōnem et orientem sōlem. </span> ***: <span style="background-color:#ffd;> <span style="color:#f00;></span> </span> [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節#1項|1å·»1節1項]] **<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">AquÄ«tānia ā Garunnā flÅ«mine ad Pyrēnaeōs montēs et <span style="background-color:#ff9;>eam <span style="color:#f00;>partem</span> ŌceanÄ«</span>, quae est ad Hispāniam, pertinet ; spectat inter occāsum sōlis et septentriōnēs. </span> ***: <span style="background-color:#ffd;> <span style="color:#f00;></span> </span> [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節#7項|1å·»1節7項]] ====partes==== *<span style="background-color:#fdd;font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:partes#Latin|partēs]]</span> 耇数・䞻栌/察栌/呌栌 **耇数・䞻栌 **耇数・察栌 郚分を、地域を ***<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Gallia est omnis dÄ«vÄ«sa in <span style="background-color:#fdd;>partēs</span> trēs</span>  ***:ガッリアは、党䜓ずしお䞉぀の<span style="background-color:#fdd;>地域</span>に分けられおいる。[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節#1項|1å·»1節1項]] <br><span style="background-color:yellow;">線集䞭</span> <pre> </pre> == 脚泚 == <references /> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化#混合iå¹¹(2)たたは擬異数音節語]] == 関連蚘事 == [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2020-07-27T14:26:25Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98/%E7%94%A8%E4%BE%8B%E9%9B%86/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%A4%89%E5%8C%96%E5%90%8D%E8%A9%9E/urbs%E5%9E%8B
27,442
ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/civis型
混合iå¹¹(Mixed i-stem) たたは䌝統的に 等数音節語 (Parisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が同じである。 cÄ«vis (垂民) など。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。
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== cÄ«vis型 (混合i幹たたは等数音節語 男性・女性名詞) == '''混合iå¹¹'''[[wikt:en:Appendix:Latin third declension#Mixed declension (mixed i-stem)|Mixed i-stem]] たたは䌝統的に '''等数音節語''' [[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme_déclinaison_en_latin#Parisyllabiques|Parisyllabiques]] に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が同じである。 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:civis#Latin|cÄ«vis]]</span> (垂民) など。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化 i幹たたは等数音節語''' |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#fdf;" colspan="5" | 男性・女性名詞 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:civis#Latin|cÄ«vis]]<br>(垂民) | rowspan="14" | | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:finis#Latin|fÄ«nis]]<br>(終境界) | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:hostis#Latin|hostis]]<br>(敵) |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#fdf;"| cÄ«v- | style="background-color:#fdf;"| fÄ«n- | style="background-color:#fdf;"| host- |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#fcf;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''is''' | style="background-color:#fff;"| fÄ«n'''is''' | style="background-color:#fff;"| host'''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''is''' | style="background-color:#fff;"| fÄ«n'''is''' | style="background-color:#fff;"| host'''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''em''' (-'''im''') | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''em''' | style="background-color:#fff;"| fÄ«n'''em''' | style="background-color:#fff;"| host'''em''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| fÄ«n'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| host'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''e''' (-'''Ä«''') | style="background-color:#fff;"| cÄ«v'''e''',<br>cÄ«v'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| fÄ«n'''e''',<br>fÄ«n'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| host'''e''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| fÄ«n'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| host'''ēs''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| fÄ«n'''ium''' | style="background-color:#dedede;"| host'''ium''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' (-'''Ä«s''') | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ēs''',<br>cÄ«v'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| fÄ«n'''ēs''',<br>fÄ«n'''Ä«s''' | style="background-color:#dedede;"| host'''ēs''',<br>host'''Ä«s''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| fÄ«n'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| host'''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cÄ«v'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| fÄ«n'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| host'''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcf;">civis, civis</span> === {| class=wikitable |+ style="background-color:#fcf;" |<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:civis#Latin|cÄ«vis]]</span> (男性女性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" align="center" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''ium'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''e'''</span> (-<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span>) | style="font-size:20pt;" | cÄ«v<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} == おもなcivis型の名詞 == *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;"><span style="background-color:#ccf;">[[/finis]]</span>    {{進捗|00%|2020-06-15}} </span> === そのほかのcivis型の名詞 === ====sēmentis==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:sementis#Latin|sēmentis, -is]]</span>  皮たき [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節#1項|1.3.1]] <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;"> </span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"> </span> <pre> </pre> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化#混合iå¹¹(1)たたは等数音節語 (男性・女性名詞)]] [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2020-07-27T14:27:51Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
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27,448
Unix゜ケットプログラミング
「゜ケット通信」たたは単に「゜ケット」(socket)ずは、C蚀語などのプログラミング蚀語で、むンタヌネット通信をする際などに必芁になる機胜矀のこず。(ホヌムペヌゞ䜜成ではなく)webブラりザそのものを䜜成する堎合や、PHPやPerlなどのようなネット通信の機胜の搭茉されたプログラム蚀語そのものを䜜成する堎合などに、OSの提䟛する゜ケットAPIを利甚するこずが必芁になる。 ※ 完成したら、適切なサブペヌゞに移動、もしくはサブペヌゞを適切に䜜成しおください。 cURLラむブラリずしお、 がある。 Fedora の堎合、初期状態でむンストヌル枈みであるず思われる。(ただOSクリヌンむンストヌルしおいないので、ただ未確認。) Linuxの堎合、実は「cURL」ず蚀われるラむブラリ矀があり、HTTP通信やFTP通信の堎合は、そのcurlラむブラリを介しおも䜜業できる。 cURLラむブラリ矀のひず぀に、同名の「curl」コマンドずいうのがある。 curlコマンドの機胜ずしお、curlがOSにむンストヌルされおいるず、 たずえば、webサヌバのロヌカルホストに detarame.html ずいうのがあるなら、 でコマンドラむン(terminal)からアクセスでき、結果を衚瀺できる。(わざわざC蚀語でprintf関数などを曞く必芁が無い。) telnetコマンドずの違いずしお、curlコマンドではGETメッセヌゞが䞍芁である。 なお、䞊蚘curlコマンドは のようにhttpを省略しおもいい。 䞀般的には、curlコマンドの曞匏は である。URLに、目的のwebサむトのwebアドレスが入る。(webアドレスずは、webブラりザでアクセスする堎合のアドレス欄に入る識別子のこずで、「http:// 」なんずかが曞かれおいる郚分のこず。普通、webブラりザの画面の䞊郚のほうに、webアドレス欄がある。) 利点ずしお、DNSサヌバにわざわざ問い合わせるコマンドを䜿う必芁が無い。 curlコマンドの察応プロトコルはHTTPだけでなく、ファむルサヌバによく䜿われるFTPや、メヌルのSMTPなど、倚くのプロトコルに察応しおいる。 Fedora Linux の堎合 で入る。 もっずも、初期状態で最初から入っおいるず思われる。(ただOSクリヌンむンストヌルしおいないので、ただ未確認。) Windows10に2018幎以降、cURL同等品のバむナリが暙準でWindows10に付属するようになり、cURlコマンドが以降のWindows10の最新バヌゞョンでも䜿えるようになっおいる。 libcurl は、C蚀語プログラムにおいお、curl盞圓の機胜をcurl独自関数を䜿うこずができる。 curlコマンドずは別物である。 libcurlは、terminalのコマンドではなく、C蚀語に組み蟌んで䜿うものである。 Fedora Linux の堎合、C蚀語甚のcurlラむブラリ開発環境ずしお「libcurl-devel」を远加むンストヌルする必芁があり、コマンド で入る。 なお、「libcurl」ず「libcurl-devel」ずは異なる。libcurlを䜿甚するC蚀語プログラムの開発に必芁なのが「libcurl-devel」である。それを䜿っお完成したプログラムの実行に必芁なのが「libcurl」である。 公匏サむトにサンプルコヌド https://curl.haxx.se/libcurl/c/example.html がある。 任意の倉数に曞き蟌むには、CURLOPT_WRITEFUNCTION を䜿っおコヌルバック倉数を定矩する必芁があり、初心者にずっおはあたり盎感的な仕様ではない。 日本のネット界隈だず、「libcurlを䜿うず簡単にHTTPクラむアントを䜜れる」みたいな知ったか振りの蚀説が匿名掲瀺板などで散芋されるが、実態は䞊蚘リンク先のサンプルコヌドのように、curlコマンドほどには、libcurlのC蚀語プログラミングは盎感的ではない。 単に簡単にHTTP通信をするプログラミングをしたいなら、゜ケット通信で盎接にプログラミングするほうが、libcurlよりも平易であるのが(ネット掲瀺板の知ったか振りずは異なる)真盞である。 Windowsだず、WinINETずいう、゜ケット通信を省略しおHTTP通信やFTP通信など䞻芁なプロトコルの通信をできるAPI矀が甚意されおいる。 しかし、LinuxやBSDなどに、それに察応するものはAPIは無い。 どうしおも、玠の゜ケット通信をしたくない堎合、cURLのように(APIではなく)ラむブラリを䜿うこずになる。 なお、 名前の䌌おいる <netinet/in.h> ヘッダをむンクルヌドしおも、 残念ながら WinInetのような特定プロトコルに察応したAPI機胜は <netinet/in.h> ヘッダでは提䟛されおいない。 なお、コマンドでは、cURLのほか、wgetずいうコマンドもあり、wgetはHTTPおよびFTPに察応しおいるが、しかしC蚀語に組み蟌んで䜿うラむブラリが無いか(libwgetずいうのが怜玢しおも芋぀からない)、あっおもマむナヌである。 なお、wgetずcURLはラむセンスが異なり、libcurlは比范的に制限のゆるいMITラむセンスであるが、wgetは制限のき぀いGPLラむセンスである。 なお、wgetはダりンロヌドツヌルであるので、wgetコマンドを実行するず、ダりンロヌドが始たる。(telnetずは違い、䞀般のHTTP通信を目的ずしたものではない。) wgetでダりンロヌドされたファむルの保存先は、特に指定しないかぎりカレントディレクトリヌである。
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「゜ケット通信」たたは単に「゜ケット」(socket)ずは、C蚀語などのプログラミング蚀語で、むンタヌネット通信をする際などに必芁になる機胜矀のこず。ホヌムペヌゞ䜜成ではなくwebブラりザそのものを䜜成する堎合や、PHPやPerlなどのようなネット通信の機胜の搭茉されたプログラム蚀語そのものを䜜成する堎合などに、OSの提䟛する゜ケットAPIを利甚するこずが必芁になる。
:[[プログラミング]]  '''Unix゜ケットプログラミング''' ---- ゜ケット (Socket)は、コンピュヌタネットワヌクプログラミングにおいお䞀般的に䜿甚されるAPIアプリケヌションプログラムむンタフェヌスの䞀぀です。 Socket APIは、゜ケットず呌ばれる通信゚ンドポむントを䜜成し、ネットワヌク䞊でデヌタを送受信するための暙準化された方法を提䟛したす。 Socket APIは、初めおバヌクレヌ倧孊で開発されたBerkeley゜フトりェアディストリビュヌションBSDの䞀郚ずしお導入され、その埌、UNIXおよびUNIX系オペレヌティングシステムで広く䜿甚されたした。Socketは、ネットワヌク通信のさたざたな偎面をサポヌトし、プロトコルスタック通信プロトコルのセットずのむンタラクションを容易にしたす。 䞻な特城ず機胜には以䞋が含たれたす ;゜ケットの䜜成ず管理: プログラムは゜ケットを䜜成し、通信のために䜿甚するポヌトずIPアドレスをバむンドしたり、接続を埅機したり、接続を確立したりするこずができたす。 ;デヌタ送受信: プログラムは゜ケットを䜿甚しおデヌタを送信および受信できたす。TCPTransmission Control ProtocolやUDPUser Datagram Protocolなどのさたざたなプロトコルをサポヌトしおいたす。 ;ノンブロッキング通信: プログラムはSocketをノンブロッキングモヌドで䜿甚でき、非同期通信を実珟するこずができたす。 ;マルチスレッディング: 耇数のスレッドが゜ケットを同時に䜿甚し、ネットワヌク通信を䞊行しお凊理できたす。 ;セキュリティ: Socketはセキュリティプロトコルの実装にも䜿甚でき、SSL/TLSなどのセキュアな通信をサポヌトしたす。 Socket APIは、さたざたなプログラミング蚀語C、C++、Pythonなどで利甚可胜であり、ネットワヌクプログラミングや゜ケットプログラミングにおいお幅広く採甚されおいたす。そのため、ネットワヌクアプリケヌション、Webサヌバ、クラむアントアプリケヌション、むンタヌネットプロトコルの実装など、さたざたな甚途で䜿甚されおいたす。 == 目次 == * [[Unix゜ケットプログラミング/通信の党䜓像]] * [[Unix゜ケットプログラミング/HTTP通信]] ** [[Unix゜ケットプログラミング/HTTP通信#telnet]] == 今埌の孊習案内 == * [[Unix゜ケットプログラミング/今埌の孊習案内]] == 関連ペヌゞ == * [[WinSock]] == ※ 未分類 == ※ 完成したら、適切なサブペヌゞに移動、もしくはサブペヌゞを適切に䜜成しおください。 === cURLラむブラリ === cURLラむブラリずしお、 :curlコマンドず、 :libcurlラむブラリ がある。 Fedora の堎合、初期状態でむンストヌル枈みであるず思われる。ただOSクリヌンむンストヌルしおいないので、ただ未確認。 ==== curlコマンド ==== Linuxの堎合、実は「cURL」ず蚀われるラむブラリ矀があり、HTTP通信やFTP通信の堎合は、そのcurlラむブラリを介しおも䜜業できる。 cURLラむブラリ矀のひず぀に、同名の「curl」コマンドずいうのがある。 curlコマンドの機胜ずしお、curlがOSにむンストヌルされおいるず、 たずえば、webサヌバのロヌカルホストに detarame.html ずいうのがあるなら、 curl http://localhost/detarame.html でコマンドラむン(terminal)からアクセスでき、結果を衚瀺できる。わざわざC蚀語でprintf関数などを曞く必芁が無い。 telnetコマンドずの違いずしお、curlコマンドではGETメッセヌゞが䞍芁である。 なお、䞊蚘curlコマンドは curl localhost/detarame.html のようにhttpを省略しおもいい。 䞀般的には、curlコマンドの曞匏は curl URL である。URLに、目的のwebサむトのwebアドレスが入る。webアドレスずは、webブラりザでアクセスする堎合のアドレス欄に入る識別子のこずで、「http:// 」なんずかが曞かれおいる郚分のこず。普通、webブラりザの画面の䞊郚のほうに、webアドレス欄がある。 利点ずしお、DNSサヌバにわざわざ問い合わせるコマンドを䜿う必芁が無い。 ;察応プロトコル curlコマンドの察応プロトコルはHTTPだけでなく、ファむルサヌバによく䜿われるFTPや、メヌルのSMTPなど、倚くのプロトコルに察応しおいる。 ;むンストヌル方法 Fedora Linux の堎合 sudo dnf install curl で入る。 もっずも、初期状態で最初から入っおいるず思われる。ただOSクリヌンむンストヌルしおいないので、ただ未確認。 ;備考 Windows10に2018幎以降、cURL同等品のバむナリが暙準でWindows10に付属するようになり、cURlコマンドが以降のWindows10の最新バヌゞョンでも䜿えるようになっおいる。 ==== libcurl ==== libcurl は、C蚀語プログラムにおいお、curl盞圓の機胜をcurl独自関数を䜿うこずができる。 curlコマンドずは別物である。 libcurlは、terminalのコマンド'''ではなく'''、C蚀語に組み蟌んで䜿うものである。 ;むンストヌル方法 Fedora Linux の堎合、C蚀語甚のcurlラむブラリ開発環境ずしお「libcurl-devel」を远加むンストヌルする必芁があり、コマンド sudo dnf install libcurl-devel で入る。 なお、「libcurl」ず「libcurl-devel」ずは異なる。libcurlを䜿甚するC蚀語プログラムの開発に必芁なのが「libcurl-devel」である。それを䜿っお完成したプログラムの実行に必芁なのが「libcurl」である。 ;䜿い方 公匏サむトにサンプルコヌド https://curl.haxx.se/libcurl/c/example.html がある。 任意の倉数に曞き蟌むには、CURLOPT_WRITEFUNCTION :https://curl.haxx.se/libcurl/c/CURLOPT_WRITEFUNCTION.html を䜿っおコヌルバック倉数を定矩する必芁があり、初心者にずっおはあたり盎感的な仕様ではない。 日本のネット界隈だず、「libcurlを䜿うず簡単にHTTPクラむアントを䜜れる」みたいな知ったか振りの蚀説が匿名掲瀺板などで散芋されるが、実態は䞊蚘リンク先のサンプルコヌドのように、curlコマンドほどには、libcurlのC蚀語プログラミングは盎感的ではない。 単に簡単にHTTP通信をするプログラミングをしたいなら、゜ケット通信で盎接にプログラミングするほうが、libcurlよりも平易であるのがネット掲瀺板の知ったか振りずは異なる真盞である。 ==== 関連事項 ==== ===== WindowsのWinINET ===== Windowsだず、WinINETずいう、゜ケット通信を省略しおHTTP通信やFTP通信など䞻芁なプロトコルの通信をできるAPI矀が甚意されおいる。 しかし、LinuxやBSDなどに、それに察応するものはAPIは無い。 どうしおも、玠の゜ケット通信をしたくない堎合、cURLのようにAPIではなくラむブラリを䜿うこずになる。 なお、 名前の䌌おいる <netinet/in.h> ヘッダをむンクルヌドしおも、 残念ながら WinInetのような特定プロトコルに察応したAPI機胜は <netinet/in.h> ヘッダでは提䟛されおいない。 ===== wget ===== なお、コマンドでは、cURLのほか、wgetずいうコマンドもあり、wgetはHTTPおよびFTPに察応しおいるが、しかしC蚀語に組み蟌んで䜿うラむブラリが無いか(libwgetずいうのが怜玢しおも芋぀からない、あっおもマむナヌである。 なお、wgetずcURLはラむセンスが異なり、libcurlは比范的に制限のゆるいMITラむセンスであるが、wgetは制限のき぀いGPLラむセンスである。 なお、wgetはダりンロヌドツヌルであるので、wgetコマンドを実行するず、ダりンロヌドが始たる。telnetずは違い、䞀般のHTTP通信を目的ずしたものではない。 wgetでダりンロヌドされたファむルの保存先は、特に指定しないかぎりカレントディレクトリヌである。 [[Category:プログラミング]]
2020-03-30T07:18:24Z
2023-11-01T07:18:53Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/Unix%E3%82%BD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
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䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策
メむンペヌゞ > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 小孊校の孊習 > 䞭孊受隓参考曞 > 䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策 䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策では、䞭孊校別に孊校玹介・入詊察策法を説明したす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "メむンペヌゞ > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 小孊校の孊習 > 䞭孊受隓参考曞 > 䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策では、䞭孊校別に孊校玹介・入詊察策法を説明したす。", "title": "" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "" } ]
メむンペヌゞ > 小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習 > 小孊校の孊習 > 䞭孊受隓参考曞 > 䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策 䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策では、䞭孊校別に孊校玹介・入詊察策法を説明したす。
{{Pathnav|メむンペヌゞ|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|小孊校の孊習|䞭孊受隓参考曞}} {{PAGENAME}}では、䞭孊校別に孊校玹介・入詊察策法を説明したす。 <!-- このペヌゞの孊校名䞀芧は、方針倉曎し、郜道府県順、同じ郜道府県の間では(男子・女子・共孊の区別なし)五十音順に䞊べおいこうず思っおいたすが、この方針は倉えおもらっお結構です。 蚘茉においおは、客芳的・怜蚌可胜な内容を蚘述するよう努め、特に以䞋の衚珟は原則ずしお䜿甚しないよう、配慮しおください。 「名門」「重鎮」「難関」「優秀」「底蟺」「逞材を茩出」 --> == 北海道 == *[[/凜通ラ・サヌル䞭|凜通ラ・サヌル䞭]] == 関東 == === 東京郜 === *[[/麻垃䞭|麻垃䞭]] *[[/桜蔭䞭|桜蔭䞭]] *[[/お茶の氎女子倧孊附属䞭|お茶の氎女子倧孊附属䞭]] *[[/倧劻䞭|倧劻䞭]] *[[/海城䞭|海城䞭]] *[[/開成䞭|開成䞭]] *[[/孊習院䞭|孊習院䞭]] *[[/慶應矩塟䞭|慶應矩塟䞭]] *[[/吉祥女子䞭|吉祥女子䞭]] *[[/攻玉瀟䞭|攻玉瀟䞭]] *[[/駒堎東邊䞭|駒堎東邊䞭]] *[[/芝䞭|芝䞭]] *[[/枋谷教育孊園枋谷䞭|枋谷教育孊園枋谷䞭]] *[[/城北䞭|城北䞭]] *[[/女子孊院䞭|女子孊院䞭]] *[[/巣鎚䞭|巣鎚䞭]] *[[/䞖田谷孊園䞭|䞖田谷孊園䞭]] *[[/高茪䞭|高茪䞭]] *[[/玉川孊園䞭|玉川孊園䞭]] *[[/筑波倧孊附属䞭|筑波倧孊附属䞭]] *[[/筑波倧孊附属駒堎䞭|筑波倧孊附属駒堎䞭]] *[[/豊島岡女子孊園䞭|豊島岡女子孊園䞭]] *[[/東掋英和女孊院䞭|東掋英和女孊院䞭]] *[[/広尟孊園䞭|広尟孊園䞭]] *[[/雙葉䞭|雙葉䞭]] *[[/本郷䞭|本郷䞭]] *[[/歊蔵䞭|歊蔵䞭]] *[[/明治倧孊付属明治䞭|明治倧孊付属明治䞭]] *[[/明治倧孊付属䞭野䞭|明治倧孊付属䞭野䞭]] *[[/早皲田䞭|早皲田䞭]] *[[/早皲田実業䞭|早皲田実業䞭]] === 埌玉県 === *[[/浊和明の星女子䞭|浊和明の星女子䞭]] *[[/開智䞭|開智䞭]] *[[/栄東䞭|栄東䞭]] *[[/淑埳䞎野䞭|淑埳䞎野䞭]] *[[/立教新座䞭|立教新座䞭]] === 茚城県 === *[[/江戞川孊園取手䞭|江戞川孊園取手䞭]] === 神奈川県 === *[[/浅野䞭|浅野䞭]] *[[/栄光孊園䞭|栄光孊園䞭]] *[[/鎌倉孊園䞭|鎌倉孊園䞭]] *[[/関東孊院䞭|関東孊院䞭]] *[[/サレゞオ孊院䞭|サレゞオ孊院䞭]] *[[/掗足孊園䞭|掗足孊園䞭]] *[[/聖光孊院䞭|聖光孊院䞭]] *[[/フェリス女孊院䞭|フェリス女孊院䞭]] *[[/暪浜共立孊園䞭|暪浜共立孊園䞭]] *[[/暪浜サむ゚ンスフロンティア高校附属䞭|暪浜サむ゚ンスフロンティア高校附属䞭]] === 千葉県 === *[[/垂川䞭|垂川䞭]] *[[/枋谷教育孊園幕匵䞭|枋谷教育孊園幕匵䞭]] == 䞭郚 == === 愛知県 === *[[/海陜䞭|海陜䞭]] *[[/東海䞭|東海䞭]] == 関西 == === 倧阪府 === *[[/倧阪星光孊院䞭|倧阪星光孊院䞭]] *[[/甲陜孊院䞭|甲陜孊院䞭]] *[[/四倩王寺䞭|四倩王寺䞭]] *[[/枅颚南海䞭|枅颚南海䞭]] *[[/高槻䞭|高槻䞭]] *[[/癜陵䞭|癜陵䞭]] === 兵庫県 === *[[/神戞女孊院䞭|神戞女孊院䞭]] *[[/灘䞭|灘䞭]] *[[/六甲孊院䞭|六甲孊院䞭]] === 京郜府 === *[[/掛星䞭|掛星䞭]] *[[/掛南高校附属䞭|掛南高校附属䞭]] *[[/同志瀟䞭|同志瀟䞭]] *[[/立呜通䞭|立呜通䞭]] === 奈良県 === *[[/東倧寺孊園䞭|東倧寺孊園䞭]] *[[/西倧和孊園䞭|西倧和孊園䞭]] == 䞭囜・四囜 == === 広島県 === *[[/広島孊院䞭|広島孊院䞭]] === 愛媛県 === *[[/愛光䞭|愛光䞭]] == 九州 == === 犏岡県 === *[[/久留米倧孊附蚭䞭|久留米倧孊附蚭䞭]] === 鹿児島県 === *[[䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策/ラ・サヌル䞭|ラ・サヌル䞭]] == 郜道府県立䞭 == *[[䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策/郜道府県立䞭|郜道府県立䞭]] == 孊校比范 == *[[䞭孊受隓参考曞/䞭孊校別察策/孊校情報|孊校情報]] [[カテゎリ:䞭孊受隓参考曞]] {{デフォルト゜ヌト:ちゆうか぀こぞ぀たいさく}}
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2022-08-31T01:49:17Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E5%8F%97%E9%A8%93%E5%8F%82%E8%80%83%E6%9B%B8/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%88%A5%E5%AF%BE%E7%AD%96
27,450
䞭高䞀貫校生掻ガむド
䞀般的に、公立䞭孊は週5日制(土日䌑み)ですが、䞭高䞀貫校では週6日制(土曜日も授業があり、日曜日のみ䌑み)であるこずがありたす(その堎合、土曜日は午前で授業が終わるこずが倚い)。たた、䞭孊生から「倧孊受隓」を意識しなければならず、授業を前倒しで行うこずがありたす。たた、公立䞭孊ずくらべお郚掻にはそれほど力を入れおいないこずが倚いです。 倧半の人が電車を䜿甚しお通孊しおいるず思いたす。その通孊しおいる間の隙間時間を有効掻甚したしょう。䟋えば英語の単語垳など芚えるこず䞭心の教材を䜿っお勉匷をしたしょう。立ちながらでもハンディサむズの教材であれば孊習できたす。英語の堎合、話すこずも重芁なので、家に垰ったらスピヌキングやリスニングの緎習もしたしょう。ただし、歩きながら教材を芋る行為は危険ですのでやめたしょう。たた、䌑日などは、ゲヌムやスマヌトフォンに手が出おしたうのは分かりたすが、勉匷をしっかりず終わらせおから、遊びたしょう。決しお、遊びながら勉匷をしおはいけたせん。䞭高䞀貫校に通っおいるずより時間が貎重ですから、公立校よりもなおさら気を぀けなければなりたせん。 堎合によっおは、孊生寮に入るこずもあるでしょう。 䞭高䞀貫校での生掻は、勉匷時間、通孊など厳しいものかもしれたせん。しかし、その先にゎヌルはありたす。それでも、どうしおも耐えられない堎合は芪などに盞談したしょう。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "䞀般的に、公立䞭孊は週5日制(土日䌑み)ですが、䞭高䞀貫校では週6日制(土曜日も授業があり、日曜日のみ䌑み)であるこずがありたす(その堎合、土曜日は午前で授業が終わるこずが倚い)。たた、䞭孊生から「倧孊受隓」を意識しなければならず、授業を前倒しで行うこずがありたす。たた、公立䞭孊ずくらべお郚掻にはそれほど力を入れおいないこずが倚いです。", "title": "䞭高䞀貫校の生掻" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "倧半の人が電車を䜿甚しお通孊しおいるず思いたす。その通孊しおいる間の隙間時間を有効掻甚したしょう。䟋えば英語の単語垳など芚えるこず䞭心の教材を䜿っお勉匷をしたしょう。立ちながらでもハンディサむズの教材であれば孊習できたす。英語の堎合、話すこずも重芁なので、家に垰ったらスピヌキングやリスニングの緎習もしたしょう。ただし、歩きながら教材を芋る行為は危険ですのでやめたしょう。たた、䌑日などは、ゲヌムやスマヌトフォンに手が出おしたうのは分かりたすが、勉匷をしっかりず終わらせおから、遊びたしょう。決しお、遊びながら勉匷をしおはいけたせん。䞭高䞀貫校に通っおいるずより時間が貎重ですから、公立校よりもなおさら気を぀けなければなりたせん。", "title": "䞭高䞀貫校の生掻" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "堎合によっおは、孊生寮に入るこずもあるでしょう。", "title": "䞭高䞀貫校の生掻" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "䞭高䞀貫校での生掻は、勉匷時間、通孊など厳しいものかもしれたせん。しかし、その先にゎヌルはありたす。それでも、どうしおも耐えられない堎合は芪などに盞談したしょう。", "title": "厳しいものかもしれたせんが" } ]
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<!-- 蚘茉においおは、客芳的・怜蚌可胜な内容を蚘述するよう努め、特に以䞋の衚珟は原則ずしお䜿甚しないよう、配慮しおください。 「名門」「重鎮」「難関」「優秀」「底蟺」「逞材を茩出」「底偏差倀/高偏差倀」「底蟺」 たた、公立䞭孊を軜蔑・䟮蟱するような蚘述は避けおください。 --> {{独自研究の可胜性|䞭高䞀貫校に通っおいる方ぞの生掻方法}} == 䞭高䞀貫校の生掻 == === 公立䞭孊ずの違い === 䞀般的に、公立䞭孊は週5日制土日䌑みですが、䞭高䞀貫校では'''週6日制土曜日も授業があり、日曜日のみ䌑み'''であるこずがありたすその堎合、土曜日は午前で授業が終わるこずが倚い。たた、䞭孊生から「倧孊受隓」を意識しなければならず、授業を前倒しで行うこずがありたす。たた、公立䞭孊ずくらべお郚掻にはそれほど力を入れおいないこずが倚いです。 === 時間の䜿い方 === 倧半の人が電車を䜿甚しお通孊しおいるず思いたす。その通孊しおいる間の'''隙間時間'''を有効掻甚したしょう。䟋えば英語の単語垳など芚えるこず䞭心の教材を䜿っお勉匷をしたしょう。立ちながらでもハンディサむズの教材であれば孊習できたす。英語の堎合、話すこずも重芁なので、家に垰ったらスピヌキングやリスニングの緎習もしたしょう。ただし、歩きながら教材を芋る行為は危険ですのでやめたしょう。たた、䌑日などは、ゲヌムやスマヌトフォンに手が出おしたうのは分かりたすが、勉匷をしっかりず終わらせおから、遊びたしょう。決しお、遊びながら勉匷をしおはいけたせん。䞭高䞀貫校に通っおいるずより時間が貎重ですから、公立校よりもなおさら気を぀けなければなりたせん。 === 寮生掻 === 堎合によっおは、孊生寮に入るこずもあるでしょう。 == 厳しいものかもしれたせんが == 䞭高䞀貫校での生掻は、勉匷時間、通孊など厳しいものかもしれたせん。しかし、その先にゎヌルはありたす。それでも、どうしおも耐えられない堎合は芪などに盞談したしょう。 [[カテゎリ:äž­å­Šæ ¡]] [[カテゎリ:高等孊校]]
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2023-01-19T05:16:25Z
[ "テンプレヌト:独自研究の可胜性" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%AB%98%E4%B8%80%E8%B2%AB%E6%A0%A1%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89
27,453
Wikijunior:折り玙
このペヌゞでは、折り玙に぀いお解説したす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "このペヌゞでは、折り玙に぀いお解説したす。", "title": "" } ]
このペヌゞでは、折り玙に぀いお解説(かいせ぀)したす。
{{りィキゞュニアのスタブ}} このペヌゞでは、折り玙に぀いお{{ruby|解説|かいせ぀}}したす。 :[[Wikijunior:折り玙/基本]]
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2020-03-31T11:08:08Z
[ "テンプレヌト:りィキゞュニアのスタブ" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/Wikijunior:%E6%8A%98%E3%82%8A%E7%B4%99
27,457
ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/dux型
子音幹 (Consonant stem) たたは䌝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が1~2音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。 黙音幹 は、単数・䞻栌の語尟が -s ずなる。 dux, ducis (指導者) など。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 語尟 -itās型 (-itās, -itātis) は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。 単数・䞻栌 dux は、語幹 duc- +語尟 -s ⇒ dux ずなっおいる。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "子音幹 (Consonant stem) たたは䌝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が1~2音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。", "title": "dux型 (黙音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "黙音幹 は、単数・䞻栌の語尟が -s ずなる。", "title": "dux型 (黙音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "dux, ducis (指導者) など。", "title": "dux型 (黙音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。", "title": "dux型 (黙音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "語尟 -itās型 (-itās, -itātis) は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。", "title": "語尟-itās型" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-itās型" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな黙音幹dux型の名詞" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな黙音幹dux型の名詞" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな黙音幹dux型の名詞" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "単数・䞻栌 dux は、語幹 duc- +語尟 -s ⇒ dux ずなっおいる。", "title": "おもな黙音幹dux型の名詞" } ]
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== dux型 (黙音幹 (男性・女性名詞)) == '''子音幹''' [[wikt:en:Appendix:Latin_third_declension#Consonant_stem|Consonant stem]] たたは䌝統的に '''異数音節語''' [[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme_déclinaison_en_latin#Imparisyllabiques|Imparisyllabiques]] に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が12音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。 '''黙音幹''' は、単数・䞻栌の語尟が -s ずなる。 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:dux#Latin|dux, ducis]]</span> (指導者) など。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化<br>子音幹黙音幹たたは異数音節語''' |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#fdf;" colspan="5" | 男性・女性名詞 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:dux#Latin|dux]]<br>(指導者) | rowspan="14" | | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:|w]]<br>() | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:|w]]<br>() |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#fdf;"| duc- | style="background-color:#fdf;"| - | style="background-color:#fdf;"| - |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#fcf;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| dux | style="background-color:#fff;"| '''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| duc'''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''em''' <!--(-'''im''')--> | style="background-color:#fff;"| duc'''em''' | style="background-color:#fff;"| '''em''' | style="background-color:#fff;"| '''em''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| duc'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| '''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| '''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''e''' <!--(-'''Ä«''')--> | style="background-color:#fff;"| duc'''e''' <!--,<br>cÄ«v'''Ä«'''--> | style="background-color:#fff;"| '''e''' <!--,<br>fÄ«n'''Ä«'''--> | style="background-color:#fff;"| '''e''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| duc'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''um''' | style="background-color:#dedede;"| duc'''um''' | style="background-color:#dedede;"| '''um''' | style="background-color:#dedede;"| '''um''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' <!--(-'''Ä«s''')--> | style="background-color:#dedede;"| duc'''ēs''' <!--,<br>cÄ«v'''Ä«s'''--> | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' <!--,<br>fÄ«n'''Ä«s'''--> | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' <!--,<br>host'''Ä«s'''--> |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| duc'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| duc'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 == 語尟-itās型 == 語尟 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">-itās</span>型 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fcc;">[[wikt:en:-itas#Latin|-itās, -itātis]]</span> は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。 {| class=wikitable |+ style="background-color:#fcc;" |<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:-itas#Latin|-itās, -itātis]]</span> <br>(女性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt; background-color:#dedede;" | -itās | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" align="center" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''um'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) --> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''e'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span>) --> | style="font-size:20pt;" | -itāt<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} === おもな語尟-itās型 === *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#fcc;>[[/auctoritas]]  {{進捗|00%|2020-06-28}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#fcc;>[[/civitas]]    {{進捗|00%|2020-06-14}} </span> === そのほかの語尟-itās型の名詞 === ====auctōritās==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:auctoritas#Latin|auctōritās, -ātis]]</span>  暩嚁、圱響力、etc.[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節#1項|1å·»3節1項]] ;関連 :[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -itas]] == おもな黙音幹dux型の名詞 == *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#fcc;>[[/pax]]    {{進捗|00%|2020-06-29}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#fcc;>[[/virtus]]    {{進捗|00%|2020-06-15}} </span> === そのほかの黙音幹dux型の名詞 === ====lēx==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:lex#Latin|lēx, lēgis]]</span>  法埋  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/1節#2項|1å·»1節2項]]、[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節#2項|1å·»3節2項]] ====pēs==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:pes#Latin|pēs, pedis]]</span>  足、歩尺ペヌス  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/8節#1項|1å·»8節1項]] <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"> </span> === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">dux, ducis</span> === 単数・䞻栌 [[wikt:en:dux#Latin|dux]] は、語幹 duc- 語尟 -s ⇒ dux ずなっおいる。 {| class=wikitable align=left |+ style="background-color:#ccf;" |<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:dux#Latin|dux, ducis]]</span> (男性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt;" | dux | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" align="center" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''um'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) --> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''e'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span>) --> | style="font-size:20pt;" | duc<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} <pre> </pre> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化#子音幹たたは異数音節語 (男性・女性名詞)]] == 関連蚘事 == :[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -itas]] [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2020-07-27T14:54:41Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
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ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/consul型
子音幹 (Consonant stem) たたは䌝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が1~2音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。 流音幹 は、語幹が -r たたは -l で終わる。 cōnsul, cōnsulis (執政官) など。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。
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== cōnsul型 (流音幹 (男性・女性名詞)) == '''子音幹''' [[wikt:en:Appendix:Latin_third_declension#Consonant_stem|Consonant stem]] たたは䌝統的に '''異数音節語''' [[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme_déclinaison_en_latin#Imparisyllabiques|Imparisyllabiques]] に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が12音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。 '''流音幹''' は、語幹が -r たたは -l で終わる。 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:consul#Latin|cōnsul, cōnsulis]]</span> (執政官) など。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化<br>子音流音幹たたは異数音節語''' |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#fdf;" colspan="5" | 男性・女性名詞 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:consul#Latin|cōnsul]]<br>(執政官) | rowspan="14" | | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:|w]]<br>() | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:|w]]<br>() |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#fdf;"| cōnsul- | style="background-color:#fdf;"| - | style="background-color:#fdf;"| - |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#fcf;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| cōnsul | style="background-color:#fff;"| '''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| cōnsul'''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''em''' <!--(-'''im''')--> | style="background-color:#fff;"| cōnsul'''em''' | style="background-color:#fff;"| '''em''' | style="background-color:#fff;"| '''em''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| cōnsul'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| '''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| '''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''e''' <!--(-'''Ä«''')--> | style="background-color:#fff;"| cōnsul'''e''' <!--,<br>cÄ«v'''Ä«'''--> | style="background-color:#fff;"| '''e''' <!--,<br>fÄ«n'''Ä«'''--> | style="background-color:#fff;"| '''e''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| cōnsul'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''um''' | style="background-color:#dedede;"| cōnsul'''um''' | style="background-color:#dedede;"| '''um''' | style="background-color:#dedede;"| '''um''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' <!--(-'''Ä«s''')--> | style="background-color:#dedede;"| cōnsul'''ēs''' <!--,<br>cÄ«v'''Ä«s'''--> | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' <!--,<br>fÄ«n'''Ä«s'''--> | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' <!--,<br>host'''Ä«s'''--> |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cōnsul'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| cōnsul'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ccf;">cōnsul,_cōnsulis</span> === {| class=wikitable |+ style="background-color:#ccf;" |<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:consul#Latin|cōnsul, cōnsulis]]</span> <br>(男性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt;" | cōnsul | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" align="center" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''um'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) --> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''e'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span>) --> | style="font-size:20pt;" | cōnsul<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} ====consulibus==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">Mārcō Messalā Mārcō PÄ«sōne <span style="color:#f55;">cōnsulibus </span></span> *:マヌルクス・メッサヌラずマヌルクス・ピヌ゜ヌが<span style="color:#f55;">執政官</span>のずき幎に [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節#1項|1å·»2節1項]] == おもな流音幹cōnsul型の名詞 == === そのほかの流音幹cōnsul型の名詞 === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;"> </span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"> </span> <pre> </pre> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化#子音幹たたは異数音節語 (男性・女性名詞)]] [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2020-07-19T13:12:26Z
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ガリア戊蚘/甚䟋集/第䞉倉化名詞/natio型
子音幹 (Consonant stem) たたは䌝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が1~2音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。 錻音幹 は、単数・属栌の語幹が -m たたは -n で終わる。 nātiō, nātiōnis (囜民) など。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 語尟 -tiō型 (-tiō, -tiōnis) は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。 語尟 -tÅ«dō型 (-tÅ«dō, -tÅ«dinis) は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。 語尟 -tÅ«dō は、圢容詞に付いお状態などを衚わす。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "子音幹 (Consonant stem) たたは䌝統的に 異数音節語 (Imparisyllabiques) に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が1~2音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。", "title": "nātiō型 (錻音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "錻音幹 は、単数・属栌の語幹が -m たたは -n で終わる。", "title": "nātiō型 (錻音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "nātiō, nātiōnis (囜民) など。", "title": "nātiō型 (錻音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "(泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。", "title": "nātiō型 (錻音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "", "title": "nātiō型 (錻音幹 (男性・女性名詞))" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "語尟 -tiō型 (-tiō, -tiōnis) は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。", "title": "語尟-tiō型" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tiō型" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tiō型" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tiō型" }, { "paragraph_id": 9, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tiō型" }, { "paragraph_id": 10, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tiō型" }, { "paragraph_id": 11, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tiō型" }, { "paragraph_id": 12, "tag": "p", "text": "語尟 -tÅ«dō型 (-tÅ«dō, -tÅ«dinis) は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。", "title": "語尟-tÅ«dō型" }, { "paragraph_id": 13, "tag": "p", "text": "語尟 -tÅ«dō は、圢容詞に付いお状態などを衚わす。", "title": "語尟-tÅ«dō型" }, { "paragraph_id": 14, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tÅ«dō型" }, { "paragraph_id": 15, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tÅ«dō型" }, { "paragraph_id": 16, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tÅ«dō型" }, { "paragraph_id": 17, "tag": "p", "text": "", "title": "語尟-tÅ«dō型" }, { "paragraph_id": 18, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな錻音幹の名詞" }, { "paragraph_id": 19, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな錻音幹の名詞" }, { "paragraph_id": 20, "tag": "p", "text": "", "title": "おもな錻音幹の名詞" }, { "paragraph_id": 21, "tag": "p", "text": "", "title": "関連蚘事" } ]
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== nātiō型 (錻音幹 (男性・女性名詞)) == '''子音幹''' [[wikt:en:Appendix:Latin_third_declension#Consonant_stem|Consonant stem]] たたは䌝統的に '''異数音節語''' [[wikt:fr:Annexe:TroisiÚme_déclinaison_en_latin#Imparisyllabiques|Imparisyllabiques]] に分類される第䞉倉化名詞は、単数䞻栌ず単数属栌の音節数が異なり、属栌が12音節長い。耇数・属栌の語尟が -um ずなる。 '''錻音幹''' は、単数・属栌の語幹が -m たたは -n で終わる。 <span style="font-family:Times New Roman;">[[wikt:en:natio#Latin|nātiō, nātiōnis]]</span> (囜民) など。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''第䞉倉化<br>子音錻音幹たたは異数音節語''' |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) ! style="background-color:#fdf;" colspan="5" | 男性・女性名詞 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (単語䟋) | 語尟<br>倉化 | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:natio#Latin|nātiō]]<br>(囜民) | rowspan="14" | | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:|w]]<br>() | style="background-color:#fdf;"| [[wikt:en:|w]]<br>() |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (語幹䟋) | | style="background-color:#fdf;"| nātiōn- | style="background-color:#fdf;"| - | style="background-color:#fdf;"| - |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#fcf;"| - ※ | style="background-color:#fff;"| nātiō | style="background-color:#fff;"| | style="background-color:#fff;"| |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''is''' | style="background-color:#fff;"| nātiōn'''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' | style="background-color:#fff;"| '''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''em''' <!--(-'''im''')--> | style="background-color:#fff;"| nātiōn'''em''' | style="background-color:#fff;"| '''em''' | style="background-color:#fff;"| '''em''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| nātiōn'''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| '''Ä«''' | style="background-color:#fff;"| '''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fcf;"| -'''e''' <!--(-'''Ä«''')--> | style="background-color:#fff;"| nātiōn'''e''' <!--,<br>cÄ«v'''Ä«'''--> | style="background-color:#fff;"| '''e''' <!--,<br>fÄ«n'''Ä«'''--> | style="background-color:#fff;"| '''e''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| nātiōn'''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''um''' | style="background-color:#dedede;"| nātiōn'''um''' | style="background-color:#dedede;"| '''um''' | style="background-color:#dedede;"| '''um''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ēs''' <!--(-'''Ä«s''')--> | style="background-color:#dedede;"| nātiōn'''ēs''' <!--,<br>cÄ«v'''Ä«s'''--> | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' <!--,<br>fÄ«n'''Ä«s'''--> | style="background-color:#dedede;"| '''ēs''' <!--,<br>host'''Ä«s'''--> |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| nātiōn'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#fbf;"| -'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| nātiōn'''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' | style="background-color:#dedede;"| '''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 ;類型 *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ffc;">[[#語尟-tiō型]]</span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ffc;">[[#語尟-tÅ«dō型]]</span> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#ffc;"></span> == 語尟-tiō型 == 語尟 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">-tiō</span>型 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fcc;">[[wikt:en:-tio#Latin|-tiō, -tiōnis]]</span> は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。 {| class=wikitable |+ style="background-color:#fcc;" |<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:-tio#Latin|-tiō, -tiōnis]]</span> <br>(女性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt; background-color:#dedede;" | -tiō | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" align="center" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''um'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) --> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''e'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span>) --> | style="font-size:20pt;" | -tiōn<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} === <span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;background-color:#fcc;">nātiō, nātiōnis</span> === {| class=wikitable |+ style="background-color:#fcc;" |<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:natio#Latin|nātiō, nātiōnis]]</span> <br>(女性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt;" | nātiō | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" align="center" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''um'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) --> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''e'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span>) --> | style="font-size:20pt;" | nātiōn<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} === おもな語尟-tiō型の名詞 === <!-- *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#ffc;>[[/homo]]    {{進捗|00%|2020-06-24}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#fcc;>[[/legio]]    {{進捗|00%|2020-07-01}} </span> <gallery> 画像:Arverniales 2012 1.JPG| </gallery> --> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:munitio#Latin|mÅ«nÄ«tiō, -ōnis]]</span>  防壁・防塁、防備を固めるこず  <!-- [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節#2項|1.3.2]] --> === そのほかの語尟-tiō型の名詞 === ====coniÅ«rātiō==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:coniuratio#Latin|coniÅ«rātiō, -ōnis]]</span> 共謀 [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節#1項|1.2.1]] ====lēgātiō==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:legatio#Latin|lēgātiō, -ōnis]]</span>   *#䜿節䜿節の職務、䜿節団  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節#3項|1.3.3]] ほか *#レヌガヌトゥス属州総督の副官の職   ====profectiō==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:profectio#Latin|profectiō, -ōnis]]</span>  出発  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/3節#2項|1.3.2]] ;関連蚘事 :[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -tio]] <!--■--> ==語尟-tÅ«dō型== 語尟 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">-tÅ«dō</span>型 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fcc;">[[wikt:en:-tudo#Latin|-tÅ«dō, -tÅ«dinis]]</span> は、第䞉倉化・錻音幹の女性名詞の倉化型である。䞋衚のように倉化する。 {| class=wikitable |+ style="background-color:#fcc;" |<span style="font-family:Times New Roman;font-size:20pt;">[[wikt:en:-tudo#Latin|-tÅ«dō, -tÅ«dinis]]</span> <br>(女性名詞) !æ Œ !! 単 数 !! 耇 数 |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |䞻栌 | style="font-size:20pt; background-color:#dedede;" | -tÅ«dō | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> |- style="font-family:Times New Roman;" align="center" ! style="text-align:center; background-color:#dedede;" |属栌 | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''is'''</span> | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''um'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |察栌 | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''em'''</span> | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''ēs'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«s'''</span>) --> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |䞎栌 | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span> | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |- style="font-family:Times New Roman; text-align:center;" ! style="text-align:center;" |奪栌 | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''e'''</span> <!-- (-<span style="color:#f55;">'''Ä«'''</span>) --> | style="font-size:20pt;" | -tÅ«din<span style="color:#f55;">'''ibus'''</span> |} 語尟 <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:-tudo#Latin|-tÅ«dō]]</span> は、圢容詞に付いお状態などを衚わす。 :匷い <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fortis#Latin|fortis]]</span>  <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">-tÅ«dō</span> ⇒ <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;">[[wikt:en:fortitudo#Latin|fortitÅ«dō]]</span> 匷さ・勇敢さ === おもな語尟-tÅ«dō型の名詞 === *<span style="font-family:Times New Roman;"><span style="font-size:25pt;background-color:#fdd;">[[/multitudo]]</span>      {{進捗|00%|2020-06-01}} </span> <!-- [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節#5項|1.2.5]] --> === そのほかの語尟-tÅ«dō型の名詞 === ====altitÅ«dō==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="font-size:20pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:altitudo#Latin|altitÅ«dō, -dinis]]</span> ([[wikt:en:altus#Latin|altus]] + -tÅ«dō)  高さ  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/8節#1項|1.8.1]]</span> ====fortitÅ«dō==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="font-size:20pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:fortitudo#Latin|fortitÅ«dō, -dinis]]</span> ([[wikt:en:fortis#Latin|fortis]] + -tÅ«dō)  匷さ  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節#5項|1.2.5]]</span> ====lātitÅ«dō==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="font-size:20pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:latitudo#Latin|lātitÅ«dō, -dinis]]</span> ([[wikt:en:latus#Etymology_2|lātus]] + -tÅ«dō)  幅広さ  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節#5項|1.2.5]]</span> ====longitÅ«dō==== *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;"><span style="font-size:20pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:longitudo#Latin|longitÅ«dō, -dinis]]</span> ([[wikt:en:longus#Latin|longus]] + -tÅ«dō)  長さ  [[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節#5項|1.2.5]]</span> ;関連蚘事 :[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -tudo]] == おもな錻音幹の名詞 == *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#ffc;>[[/homo]]    {{進捗|00%|2020-06-24}} </span> *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:25pt;background-color:#fcc;>[[/legio]]    {{進捗|00%|2020-07-01}} </span> <gallery> 画像:Arverniales 2012 1.JPG| </gallery> === そのほかの錻音幹の名詞 === <!-- *<span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fdd;">[[wikt:en:coniuratio#Latin|coniÅ«rātiō, -ōnis]]</span> 熱望・切望、野心[[ガリア戊蚘 第1å·»/泚解/2節#1項|1.2.1]] --> <span style="font-family:Times New Roman;font-size:15pt;background-color:#fff;"> </span> <pre> </pre> == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/名詞の倉化/第䞉倉化#子音幹たたは異数音節語 (男性・女性名詞)]] == 関連蚘事 == *第䞉倉化名詞の語尟 **[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -tio]] 語尟-tio **[[wikt:en:Category:Latin words suffixed with -tudo]] 語尟-tudo [[Category:ガリア戊蚘 甚䟋集|名詞]]
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2020-07-27T14:15:03Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%88%A6%E8%A8%98/%E7%94%A8%E4%BE%8B%E9%9B%86/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E5%A4%89%E5%8C%96%E5%90%8D%E8%A9%9E/natio%E5%9E%8B
27,506
タッチタむピング
「F」キヌず「J」キヌが䞭心です(キヌボヌドに印が぀いおいるこずがありたす)。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "「F」キヌず「J」キヌが䞭心です(キヌボヌドに印が぀いおいるこずがありたす)。", "title": "タッチタむピングの基本" } ]
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== タッチタむピングの基本 == 「F」キヌず「J」キヌが䞭心です(キヌボヌドに印が぀いおいるこずがありたす)。
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2020-04-01T13:04:30Z
[]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0
27,510
叀兞ラテン語/圢容詞の倉化
ラテン語の 圢容詞 は、名詞ず同様に性・数・栌ずいう性質を持ち、名詞に合わせお性・数・栌が倉化する。 䞋衚に、叀兞ラテン語の名詞の代衚的な語尟倉化を挙げる。 (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ラテン語の 圢容詞 は、名詞ず同様に性・数・栌ずいう性質を持ち、名詞に合わせお性・数・栌が倉化する。", "title": "圢容詞の倉化に぀いお" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "䞋衚に、叀兞ラテン語の名詞の代衚的な語尟倉化を挙げる。", "title": "圢容詞の倉化に぀いお" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "(泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。", "title": "圢容詞の倉化に぀いお" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "", "title": "第䞉倉化圢容詞" } ]
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== 圢容詞の倉化に぀いお == ラテン語の '''圢容詞''' は、名詞ず同様に'''性'''・'''数'''・'''æ Œ'''ずいう性質を持ち、名詞に合わせお性・数・栌が倉化する。 *<span style="background-color:#ffd;">[[/第䞀・第二倉化圢容詞]] {{進捗|00%|2020-04-01}}</span> *<span style="background-color:#ffd;">[[/第䞉倉化圢容詞]] {{進捗|00%|2020-04-01}}</span> 䞋衚に、叀兞ラテン語の名詞の代衚的な語尟倉化を挙げる。 {| border="1" class="wikitable" |+ '''圢容詞のおもな語尟倉化''' |- align="center" | colspan="2" | ! colspan="3" | 第䞀・第二倉化 | rowspan="13" | ! colspan="3" | 第䞉倉化 |- style="text-align:center;" | colspan="2" style="text-align:right;"| (名詞の性) | style="background-color:#ddf;"| 男性 | style="background-color:#fdd;"| 女性 | style="background-color:#dfd;"| 䞭性 | style="background-color:#fdf;"| 男女 | style="background-color:#dfd;"| 䞭性 |- style="text-align:center;" | colspan="2" style="font-family:Times New Roman;text-align:right;"| (単語䟋) | colspan="3" | bonus<br>(良い) | colspan="3" | fortis<br>(匷い) |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 単数 ! 䞻栌 | style="background-color:#ddf;"| -'''us''' | style="background-color:#fdd;"| -'''a''' | style="background-color:#dfd;"| -'''um''' | style="background-color:#fdf;"| -※ | style="background-color:#dfd;"| -e (※) |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#ddf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fdd;"| -'''ae''' | style="background-color:#dfd;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fdf;"| -'''is''' | style="background-color:#dfd;"| -'''is''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#ddf;"| -'''um''' | style="background-color:#fdd;"| -'''am''' | style="background-color:#dfd;"| -'''um''' | style="background-color:#fdf;"| -'''em''' | style="background-color:#dfd;"| - e (※) |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#ddf;"| -'''ō''' | style="background-color:#fdd;"| -'''ae''' | style="background-color:#dfd;"| -'''ō''' | style="background-color:#fdf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#dfd;"| -'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#ddf;"| -'''ō''' | style="background-color:#fdd;"| -'''ā''' | style="background-color:#dfd;"| -'''ō''' | style="background-color:#fdf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#dfd;"| -'''Ä«''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! rowspan="5"| 耇数 | style="text-align:center;" | 䞻栌 | style="background-color:#ccf;"| -'''Ä«''' | style="background-color:#fcc;"| -'''ae''' | style="background-color:#cfc;"| -'''a''' | style="background-color:#fcf;"| -'''ēs''' | style="background-color:#cfc;"| -'''ia''' |- style="font-family:Times New Roman;" ! 属栌 | style="background-color:#ccf;"| -'''ōrum''' | style="background-color:#fcc;"| -'''ārum''' | style="background-color:#cfc;"| -'''ōrum''' | style="background-color:#fcf;"| -'''ium''' | style="background-color:#cfc;"| -'''ium''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 察栌 | style="background-color:#ccf;"| -'''ōs''' | style="background-color:#fcc;"| -'''ās''' | style="background-color:#cfc;"| -'''a''' | style="background-color:#fcf;"| -'''ēs''' (-'''Ä«s''') | style="background-color:#cfc;"| -'''ia''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 䞎栌 | style="background-color:#ffd; text-align:center;" colspan="3" | -'''Ä«s''' | style="background-color:#ffd; text-align:center;" colspan="3" | -'''ibus''' |- style="font-family:Times New Roman;" | style="text-align:center;" | 奪栌 | style="background-color:#ffd; text-align:center;" colspan="3" | -'''Ä«s''' | style="background-color:#ffd; text-align:center;" colspan="3" | -'''ibus''' |} (泚) 第䞉倉化の ※印 は、単語ごずに語尟の圢がさたざたであるこずを瀺す。 == 第䞀・第二倉化圢容詞 == *<span style="background-color:#ffd;">[[/第䞀・第二倉化圢容詞]] {{進捗|00%|2020-04-01}}</span> == 第䞉倉化圢容詞 == *<span style="background-color:#ffd;">[[/第䞉倉化圢容詞]] {{進捗|00%|2020-04-01}}</span> == 脚泚 == <references /> == 参考文献 == == 関連項目 == == 関連蚘事 == === 英語版 === ;英語版りィクショナリヌ *[[wikt:en:Category:Latin adjectives]] **[[wikt:en:Category:Latin adjective forms]] **[[wikt:en:Category:Latin adjectives by inflection type]] ***[[wikt:en:Category:Latin first and second declension adjectives]] ***[[wikt:en:Category:Latin third declension adjectives]] ***[[wikt:en:Category:Latin indeclinable adjectives]] [[Category:叀兞ラテン語|圢容詞]] [[Category:ラテン語孊習モゞュヌル|圢容詞]]
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2020-07-30T13:01:21Z
[ "テンプレヌト:進捗" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E/%E5%BD%A2%E5%AE%B9%E8%A9%9E%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96
27,516
料理本/簡易版
倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム 詊隓: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集 以䞋が珟圚りィキブックスが所蔵する料理本のすべおです。ただ冊数が少ないため、執筆にご協力ください。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "倧孊の教科曞 自然科孊: æ•°å­Š - 物理孊; 叀兞力孊 量子力孊 - 化孊; 無機化孊 有機化孊 - 生物孊; 怍物孊 研究技術 - 地球科孊 - 医孊; 解剖孊 語孊: 日本語 英語 ゚スペラント 朝鮮語 デンマヌク語 ドむツ語 フランス語 ラテン語 ルヌマニア語 人文科孊: 歎史孊; 日本史 䞭囜史 䞖界史 歎史芳 - 心理孊 - 哲孊 - 芞術; 音楜 矎術 - 文孊; 叀兞文孊 挢詩 瀟䌚科孊: 法孊 - 経枈孊 - 地理孊 - 教育孊; 孊校教育 教育史 情報技術: 情報工孊; MS-DOS/PC DOS UNIX/Linux TeX/LaTeX CGI - プログラミング; BASIC C蚀語 C++ D蚀語 HTML Java JavaScript Lisp Mizar Perl PHP Python Ruby Scheme SVG 小・䞭・高校の教科曞 小孊: 囜語 瀟䌚 算数 理科 英語 äž­å­Š: 囜語 瀟䌚 æ•°å­Š 理科 英語 高校: 囜語 - 地歎 - 公民 - æ•°å­Š; 公匏集 - 理科; 物理 化孊 地孊 生物 - 倖囜語 - 情報 解説曞・実甚曞・参考曞 趣味: 料理本 - スポヌツ - ゲヌム 詊隓: 資栌詊隓 - 入孊詊隓 その他の本: 防灜 - 生掻ず進路 - りィキペディアの曞き方 - ゞョヌク集", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "以䞋が珟圚りィキブックスが所蔵する料理本のすべおです。ただ冊数が少ないため、執筆にご協力ください。", "title": "" } ]
以䞋が珟圚りィキブックスが所蔵する料理本のすべおです。ただ冊数が少ないため、執筆にご協力ください。
<!--INTRODUCTION--> {{蔵曞䞀芧}} <div style="margin: auto; display: table; text-align: center; border-spacing: 15px;"> <div style="display: table-cell; vertical-align: middle;">[[Image:Foodlogo.png|50px|]]</div> <div style="display: table-cell; vertical-align: middle;"><span style="font-size: x-large;">Wikimedia 料理本</span><br />䞖界のレシピコレクション</div> <div style="display: table-cell; vertical-align: middle;">[[Image:Foodlogo.png|50px|]]</div> </div> 以䞋が珟圚りィキブックスが所蔵する料理本のすべおです。ただ冊数が少ないため、執筆にご協力ください。 ==日本料理== ===䞻食=== *[[料理本/米飯|ご飯]] *[[料理本/おにぎり|おにぎり]] *[[料理本/卵かけご飯|卵かけご飯]] *[[料理本/お奜み焌き|お奜み焌き]] ===副食=== *[[料理本/倩麩矅|倩麩矅]] *[[料理本/切干倧根の煮物|切干倧根の煮物]] ===汁物=== *[[料理本/味噌汁|味噌汁]] *[[料理本/吞い物|吞い物]] ===その他=== *[[料理本/梅干し|梅干し]] ==西掋料理== ===䞻食=== *[[料理本/フレンチトヌスト|フレンチトヌスト]] *[[料理本/パ゚リャ|パ゚リャ]] *[[料理本/スパゲッティ・アッラ・カルボナヌラ|カルボナヌラ]] *[[料理本/チヌズブレク|チヌズブレク]] *[[料理本/肉料理/ハンバヌガヌ|ハンバヌガヌ]] ===副食=== *[[料理本/オムレツ|オムレツ]] *[[料理本/ポトフ|ポトフ]] ===汁物=== *[[料理本/ガスパチョ|ガスパチョ]] ===その他=== *[[料理本/レモネヌド|レモネヌド]] *[[料理本/リヌフティヌ|玅茶]] *[[料理本/ケチャップ|ケチャップ]] ==䞭華料理== ===䞻食=== *[[料理本/チャヌハン|チャヌハン]] ===副食=== *[[料理本/゚ビマペ|゚ビマペ]] ===汁物=== ===その他=== ==韓囜料理== ===䞻食=== ===副食=== *[[料理本/豚キムチ|豚キムチ]] ===汁物=== ===その他=== ==むンド料理== ===䞻食=== ===副食=== *[[料理本/タンドリヌチキン|タンドリヌチキン]] ===汁物=== ===その他=== ==ロシア料理== ===䞻食=== *[[料理本/ピロシキ|ピロシキ]] ===副食=== ===汁物=== ===その他=== ==゚スニック料理== ===䞻食=== *[[料理本/チェロり|チェロり]] ===副食=== *[[料理本/タヌチン|タヌチン]] *[[料理本/ファラフェル|ファラフェル]] *[[料理本/フムス|フムス]] *[[料理本/ホレシュテ キャラフス|ホレシュテ キャラフス]] *[[料理本/ホレシュテ ゲむメ|ホレシュテ ゲむメ]] ===汁物=== *[[料理本/スヌペ・ゞョヌ|スヌペ・ゞョヌ]] ===その他=== [[Category:料理本|*]] {{NDC|596|りようりほん}}
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2020-08-12T02:10:24Z
[ "テンプレヌト:蔵曞䞀芧", "テンプレヌト:NDC" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%96%99%E7%90%86%E6%9C%AC/%E7%B0%A1%E6%98%93%E7%89%88
27,520
高等孊校䞖界史B/甚語集/第二次䞖界倧戊
教科曞ずしおは高等孊校䞖界史B/第二次䞖界倧戊を参照。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "教科曞ずしおは高等孊校䞖界史B/第二次䞖界倧戊を参照。", "title": "" } ]
教科曞ずしおは高等孊校䞖界史B/第二次䞖界倧戊を参照。
:*[[小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習]]  [[高等孊校の孊習]]  [[高等孊校地理歎史]]  [[高等孊校䞖界史B]]  [[高等孊校䞖界史B/甚語集]]  [[高等孊校䞖界史B/甚語集/第二次䞖界倧戊]] ---- 教科曞ずしおは[[高等孊校䞖界史B/第二次䞖界倧戊]]を参照。 ==戊い・宣蚀・䌚談== *'''ポヌランド䟵攻''':ドむツ、スロバキア、゜連の䞉囜がポヌランドに䟵攻したこずの総称。これによっお第二次䞖界倧戊が開戊する。 *'''真珠湟奇襲攻撃''':䞀般に真珠湟攻撃ず呌ばれる、日本軍による奇襲䜜戊。これによっお倪平掋戊争が開戊する。 *'''スタヌリングラヌドの戊い''':䞀般にスタヌリングラヌド攻防戊ず呌ばれる。工業郜垂スタヌリングラヌドを巡る枢軞軍ず゜ビ゚ト赀軍の戊い。 *'''カむロ宣蚀''':連合囜が日本に察し、降䌏、満州・台湟・柎湖諞島の䞭華民囜ぞの返還、朝鮮の自由ず独立などを芁求した宣蚀。 *'''ノルマンディヌ䞊陞''':ノルマンディヌ䞊陞䜜戊ずも呌ばれる、連合囜によるドむツ占領䞋のフランス・ノルマンディヌぞの䞊陞䜜戊。正匏な䜜戊名は「'''ネプチュヌン䜜戊'''」、䞊陞からパリ解攟たでの䜜戊名は「'''オヌバヌロヌド䜜戊'''」である。 *'''ダルタ䌚談''':ダルタ近郊のリノァディア宮殿で行われた、アメリカ、むギリス、゜連による銖脳䌚談。 ==人物・囜家・政府== *'''ペタン将軍''':ノィシヌ政府の銖垭を務めたフランス軍人。本名はアンリ・フィリップ・ベノニ・オメル・ゞョれフ・ペタン。 *'''ノィシヌ政府''':ノィシヌに銖郜を眮く囜家。珟フランス領の南郚を占める。 *'''ド・ゎヌル''':自由フランスを暹立したフランス軍人。本名はシャルル・ド・ゎヌル。 *'''自由フランス''':ドむツのフランス占領に反察し、ド・ゎヌルが暹立した組織。 *'''チャヌチル''':むギリスの軍人、政治家。本名はりィンストン・レナヌド・スペンサヌチャヌチル。玅茶の愛奜家ずしおも知られる。 *'''ムッ゜リヌニ''':むタリアの軍人、政治家。本名はベニヌト・アミヌルカレ・アンドレヌア・ムッ゜リヌニ。ファシズムを構築した人物ずしお知られる。 [[カテゎリ:第二次䞖界倧戊]]
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2022-11-26T15:39:56Z
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27,541
叀兞ラテン語/副詞/副詞的奪栌
名詞の奪栌圢は、副詞的察栌 (adverbial accusative) ず同様に、副詞的に甚いられる甚法がある。特に決たった名称は芋圓たらないが、ここではこれを 副詞的奪栌 ず呌称する。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "名詞の奪栌圢は、副詞的察栌 (adverbial accusative) ず同様に、副詞的に甚いられる甚法がある。特に決たった名称は芋圓たらないが、ここではこれを 副詞的奪栌 ず呌称する。", "title": "副詞的奪栌" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "", "title": "副詞的奪栌" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "", "title": "関連蚘事" } ]
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== 副詞的奪栌 == 名詞の奪栌圢は、'''[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌|副詞的察栌]]''' [[wikt:en:adverbial accusative|adverbial accusative]] ず同様に、副詞的に甚いられる甚法がある。特に決たった名称は芋圓たらないが、ここではこれを '''副詞的奪栌''' ず呌称する<ref name="barrons36">[[#Barron's (2011)]] を参照せよ。</ref>。 {| class="wikitable" |- ! ! 副詞的奪栌 ! 意 味 ! 備 考 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |[[wikt:en:cotidie#Latin|cotÄ«diē]] | style="background-color:#dfc;" |毎日、日々 |[語源] [[wikt:en:quot#Latin|quot]][[wikt:en:die#Latin|diē]][[wikt:en:dies#Latin|diēs]]の単数・奪栌⇒quotÄ«diē<br>[別圢] <span style="font-size:20pt;">[[wikt:en:cottidie#Latin|cottÄ«diē]],  </span> [叀圢] <span style="font-size:15pt;">[[wikt:en:quotidie#Latin|quotÄ«diē]]</span> |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#efd; font-size:20pt;" |[[wikt:en:diu#Latin|diÅ«]] | style="background-color:#efd;" |長い間 |[語源的関連語] [[wikt:en:dies#Latin|diēs]]<br>⇒[[叀兞ラテン語/副詞#副詞の芏則的倉化|副詞の芏則的倉化]]<br>比范玚 [[wikt:en:diutius#Latin|diÅ«tius]], 最䞊玚 [[wikt:en:diutissime#Latin|diÅ«tissimē]] |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |[[wikt:en:forte#Latin|forte]] | style="background-color:#dfc;" |偶然に、たたたた、<br>おそらく |第䞉倉化名詞 [[wikt:en:fors#Latin|fors, fortis]]「偶然」 の単数・奪栌。 |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#efd; font-size:20pt;" |[[wikt:en:frustra#Latin|frÅ«strā]] | style="background-color:#efd;" |むなしく | |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="barrons36"/> | style="background-color:#dfc; font-size:20pt;" |[[wikt:en:hodie#Latin|hodiē]] | style="background-color:#dfc;" |今日 |[語源] [[wikt:en:hoc#Latin|hōc]]  [[wikt:en:die#Latin|diē]][[wikt:en:dies#Latin|diēs]]の単数・奪栌<br>[類矩語] [[wikt:en:hoc#Determiner_2|hōc]] [[wikt:en:die#Latin|diē]]<br>[関連語] [[wikt:en:heri#Latin|herÄ«]] (昚日)、[[wikt:en:cras#Latin|crās]] (明日) |- style="font-family:Times New Roman;" |<ref name="rawa2009">[[#矅和蟞兞 (2009)]]などによる。</ref> | style="background-color:#fff; font-size:15pt;" |[[wikt:en:iure#Latin|iÅ«re]] | style="background-color:#fff;" |正圓に、圓然 |[別圢] [[wikt:en:jure#Latin|jÅ«re]] <br>[語源] 䞭性名詞 [[wikt:en:ius#Latin|iÅ«s]] の単数・奪栌 |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#efd; font-size:15pt;" | | style="background-color:#efd;" | | |- style="font-family:Times New Roman;" | | style="background-color:#dfc; font-size:15pt;" | | style="background-color:#dfc;" | | |} == 脚泚 == <references /> == 参考文献 == ===Barron's (2011)=== *<span style="font-family:Times New Roman;"><span style="font-size:15pt;">[[叀兞ラテン語/参考文献#Barron's Latin Grammar (2011)|Barron's Latin Grammar (2011)]]</span></span> *:<span style="font-family:Times New Roman;">p.36 "FROZEN" CASE FORMS OF NOUNS AS ADVERBS > ABLATIVES</span> ===矅和蟞兞 (2009)=== *『矅和蟞兞 改蚂版』 氎谷智掋 線、研究瀟、2009幎 == 関連項目 == *[[叀兞ラテン語/副詞]] **[[叀兞ラテン語/副詞/副詞的察栌]] == 関連蚘事 == <pre> </pre> [[Category:叀兞ラテン語|副詞]]
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2020-08-13T13:13:56Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E8%AA%9E/%E5%89%AF%E8%A9%9E/%E5%89%AF%E8%A9%9E%E7%9A%84%E5%A5%AA%E6%A0%BC
27,552
料理本/ピロシキ
ピロシキは、ロシアの総菜パンである。ピロシキに぀いおはりィキペディアに詳しく曞いおあるのでそちらを参照。 その他、お奜みでむタリアンパセリ等を添えるこずもある。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "ピロシキは、ロシアの総菜パンである。ピロシキに぀いおはりィキペディアに詳しく曞いおあるのでそちらを参照。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "その他、お奜みでむタリアンパセリ等を添えるこずもある。", "title": "材料 (4個分)" } ]
ピロシキは、ロシアの総菜パンである。ピロシキに぀いおはりィキペディアに詳しく曞いおあるのでそちらを参照。
[[ファむル:Pirozhki.jpg|サムネむル]] '''ピロシキ'''は、ロシアの総菜パンである。ピロシキに぀いおは[[w:ピロシキ|りィキペディア]]に詳しく曞いおあるのでそちらを参照。 ==材料 (4個分)== ===粉類=== *匷力粉150g *砂糖倧さじ1 *ドラむむヌスト小さじ1/2 *塩小さじ1/4 ===フィリング=== *牛豚合びき肉80g *玉ねぎ1/2個 *ゆで卵1個 *'''A'''りスタヌ゜ヌス小さじ2 *'''A'''塩小さじ1/4 *'''A'''黒こしょう少々 *薄力粉小さじ1 ===その他=== *揚げ油適量 *サラダ油倧さじ1 *溶き卵倧さじ1 *牛乳 (40℃)90ml *バタヌ10g その他、お奜みでむタリアンパセリ等を添えるこずもある。 ==䜜り方== ;準備. 溶けやすいよう、バタヌを宀枩に戻す #ボりルに粉類ず溶き卵を入れ、牛乳を泚いで混ぜ合わせる #粉っぜさがなくなったら台に出し、無塩バタヌを加えおこねる #衚面が滑らかになったら䞞めおボりルに入れ、ラップを掛けお宀枩で30分発酵させる #玉葱をみじん切りにしお、サラダ油を匕いたフラむパンで炒める #玉葱がしんなりしたら、牛豚合いびき肉を入れお炒め、色が倉わったら'''A'''を入れおさらに炒める #均䞀に混ざったら薄力粉を加えお䞭火で炒め、党䜓になじんだら火を止める #'''6'''にゆで卵を加え、朰しながら混ぜ合わせる #ボりルから生地を取り出し、4等分にしお䞞め、濡れ垃巟を掛けお5分䌑たせる #楕円圢に䌞ばし、䞊半分に'''7'''をのせお折りたたみ、半月型になるようにしっかり閉じる #クッキングシヌトを敷いた倩板に䞊べ、ラップず濡れ垃巟をかけお15分皋発酵させ、衚面にハケでサラダ油を塗る #フラむパンの底から2cm皋の揚げ油を泚ぎ、160℃に熱し'''10'''を揚げる #党面がき぀ね色になるたで5分皋揚げ、油を切っお完成 ==ポむント== *具材が飛び出ないよう、しっかり閉じる [[Category:パン|ひろしき]] [[Category:䞻食|ひろしき]]
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2020-04-03T16:35:12Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%96%99%E7%90%86%E6%9C%AC/%E3%83%94%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%AD
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䞍登校ガむド
このペヌゞは、䜕らかの理由で孊校に行くこずを拒吊しおいる、あるいは孊校に行かない生掻が続いおいる、方々のために、圹立぀情報を提䟛するために䜜られたした。䞍登校に関する癟科事兞的蚘述は、Wikipedia:䞍登校を参照しおください。 珟代瀟䌚では若者や幎少者、児童は孊校に通うものだずいう既成の理念がありたすが、結局瀟䌚や他者が恣意的に定めたギチギチのルヌルにすべおの人間が完党に埓うこずはできないし、埓うこずを拒吊したり、消極的な意味でも吊定する人たちが珟れるのは、ある意味自然だし、避けるこずができないこずだず思いたす。あくたで少数掟の行為ではありたすが、孊校に行かないずいうこずを遞ぶ刀断が䞍登校でしょう。 このペヌゞは䞍登校を掚奚する意図で曞かれたものではありたせん。ですからここを読んで、「あっ、䞍登校党然 OKなんだな」ず思われるこずは、Wikibooks の意図ではありたせん。ただ、毎日の生掻が絶望的に぀らいものであるのなら、緊急避難ずしお䞍登校も蚱容するし、たた、あらゆるこずで䞀芋䞍適切に芋える蚀動や考え方でも安易に決め぀けた解釈をしお、裁定、断眪しない、ずいう立堎です。 むンタヌネットなどを掻甚しお、自宅で孊習するこずもできたす。2020/11珟圚、情報機噚ずむンタヌネットの発達で、倚くの公開されおいる情報や知識の集積に、最䜎限の機噚は必芁ですが、簡単にアクセスできるようになりたした。たた、日本は出版も盛んで、倚くの孊問知識に自囜語で接するこずができる囜だずみなされおいたす。たた、図曞通や公的私的な孊習サヌビスもありたすし、孊籍があるなら、たずえ䞍登校になっおもその孊校のサポヌトは䜕らかの圢で受けられるはずです。 しかし自宅孊習や各皮通信制の孊校を利甚するずしおも、䞍登校の姿勢を蚱容しお生きるず、自宅生掻が倚くなりたすし、将来の身の振り方に぀いおも課題は倚くなっおいきたす。倚くの倧人たちが考える孊校の機胜ずしお瀟䌚生掻ず集団生掻を送るこずの意矩ずいうのがありたす。事実、倚くの人はこれが孊校の䞀番重芁な利点、機胜だず考えおいるでしょう。基本的に人間は瀟䌚的な動物ですから、完党な孀独ずいうのは手に入らないし、その状態ではいられないでしょう。圓面の生掻ずしお䞍登校を遞んだずしお、瀟䌚ず集団に぀いおは垞に䜕らかの課題ずしお意識しおいく必芁があるず思いたす。 結局すべおの倧人は経枈瀟䌚の状況ず人間瀟䌚の状況に瞛られお生きおいたす。子䟛には子䟛の瀟䌚があるし、倚くの堎合それが悩みのもずになるこずもありたすが、経枈に぀いおは倧人瀟䌚から䟛絊されおいるず考えおいいですよね。しかしいずれはどんな圢にせよ倧人瀟䌚の経枈の䞭で生きおいかなければいけない。そのための進路だず考えおいいのですが、そこで珟代日本ではたず孊校ずいうこずになりたすよね。 䞍登校気味の生埒にずっお割ず入りやすい孊校ずいうのはありたすね。前述した Wikipedia の䞍登校項目では、その蟺の蚘述もあるので参考になるず思いたす。 倧人瀟䌚の経枈に぀いおは、あらゆる堎所であらゆる人が口角泡を飛ばしお語っおいたすが、結局は䞍確かでずらえどころのないものです。䞍登校だろうがスクヌルカヌスト䞊䜍のリア充だろうが、結局は生きおいる間に様々な時間を過ごしおその䞭でいろいろな事を知っお、次の身の振り方を芋出しおいくしかないのではないでしょうか。 発明家の゚ゞ゜ン、実業家の小幡和茝、(元)フィギュアスケヌタヌの安藀矎姫、シンガヌ゜ングラむタヌのあいみょん、俳優の小栗旬、タレントのマツコ・デラックス、䌊集院光、䞭川翔子、指原莉乃。
[ { "paragraph_id": 0, "tag": "p", "text": "このペヌゞは、䜕らかの理由で孊校に行くこずを拒吊しおいる、あるいは孊校に行かない生掻が続いおいる、方々のために、圹立぀情報を提䟛するために䜜られたした。䞍登校に関する癟科事兞的蚘述は、Wikipedia:䞍登校を参照しおください。", "title": "" }, { "paragraph_id": 1, "tag": "p", "text": "珟代瀟䌚では若者や幎少者、児童は孊校に通うものだずいう既成の理念がありたすが、結局瀟䌚や他者が恣意的に定めたギチギチのルヌルにすべおの人間が完党に埓うこずはできないし、埓うこずを拒吊したり、消極的な意味でも吊定する人たちが珟れるのは、ある意味自然だし、避けるこずができないこずだず思いたす。あくたで少数掟の行為ではありたすが、孊校に行かないずいうこずを遞ぶ刀断が䞍登校でしょう。", "title": "䞍登校に぀いお" }, { "paragraph_id": 2, "tag": "p", "text": "このペヌゞは䞍登校を掚奚する意図で曞かれたものではありたせん。ですからここを読んで、「あっ、䞍登校党然 OKなんだな」ず思われるこずは、Wikibooks の意図ではありたせん。ただ、毎日の生掻が絶望的に぀らいものであるのなら、緊急避難ずしお䞍登校も蚱容するし、たた、あらゆるこずで䞀芋䞍適切に芋える蚀動や考え方でも安易に決め぀けた解釈をしお、裁定、断眪しない、ずいう立堎です。", "title": "䞍登校になったら" }, { "paragraph_id": 3, "tag": "p", "text": "むンタヌネットなどを掻甚しお、自宅で孊習するこずもできたす。2020/11珟圚、情報機噚ずむンタヌネットの発達で、倚くの公開されおいる情報や知識の集積に、最䜎限の機噚は必芁ですが、簡単にアクセスできるようになりたした。たた、日本は出版も盛んで、倚くの孊問知識に自囜語で接するこずができる囜だずみなされおいたす。たた、図曞通や公的私的な孊習サヌビスもありたすし、孊籍があるなら、たずえ䞍登校になっおもその孊校のサポヌトは䜕らかの圢で受けられるはずです。", "title": "䞍登校になったら" }, { "paragraph_id": 4, "tag": "p", "text": "しかし自宅孊習や各皮通信制の孊校を利甚するずしおも、䞍登校の姿勢を蚱容しお生きるず、自宅生掻が倚くなりたすし、将来の身の振り方に぀いおも課題は倚くなっおいきたす。倚くの倧人たちが考える孊校の機胜ずしお瀟䌚生掻ず集団生掻を送るこずの意矩ずいうのがありたす。事実、倚くの人はこれが孊校の䞀番重芁な利点、機胜だず考えおいるでしょう。基本的に人間は瀟䌚的な動物ですから、完党な孀独ずいうのは手に入らないし、その状態ではいられないでしょう。圓面の生掻ずしお䞍登校を遞んだずしお、瀟䌚ず集団に぀いおは垞に䜕らかの課題ずしお意識しおいく必芁があるず思いたす。", "title": "䞍登校になったら" }, { "paragraph_id": 5, "tag": "p", "text": "結局すべおの倧人は経枈瀟䌚の状況ず人間瀟䌚の状況に瞛られお生きおいたす。子䟛には子䟛の瀟䌚があるし、倚くの堎合それが悩みのもずになるこずもありたすが、経枈に぀いおは倧人瀟䌚から䟛絊されおいるず考えおいいですよね。しかしいずれはどんな圢にせよ倧人瀟䌚の経枈の䞭で生きおいかなければいけない。そのための進路だず考えおいいのですが、そこで珟代日本ではたず孊校ずいうこずになりたすよね。", "title": "䞍登校になったら" }, { "paragraph_id": 6, "tag": "p", "text": "䞍登校気味の生埒にずっお割ず入りやすい孊校ずいうのはありたすね。前述した Wikipedia の䞍登校項目では、その蟺の蚘述もあるので参考になるず思いたす。", "title": "䞍登校になったら" }, { "paragraph_id": 7, "tag": "p", "text": "倧人瀟䌚の経枈に぀いおは、あらゆる堎所であらゆる人が口角泡を飛ばしお語っおいたすが、結局は䞍確かでずらえどころのないものです。䞍登校だろうがスクヌルカヌスト䞊䜍のリア充だろうが、結局は生きおいる間に様々な時間を過ごしおその䞭でいろいろな事を知っお、次の身の振り方を芋出しおいくしかないのではないでしょうか。", "title": "䞍登校になったら" }, { "paragraph_id": 8, "tag": "p", "text": "発明家の゚ゞ゜ン、実業家の小幡和茝、(元)フィギュアスケヌタヌの安藀矎姫、シンガヌ゜ングラむタヌのあいみょん、俳優の小栗旬、タレントのマツコ・デラックス、䌊集院光、䞭川翔子、指原莉乃。", "title": "䞀時期䞍登校だったこずが知られおいる著名人" } ]
このペヌゞは、䜕らかの理由で孊校に行くこずを拒吊しおいる、あるいは孊校に行かない生掻が続いおいる、方々のために、圹立぀情報を提䟛するために䜜られたした。䞍登校に関する癟科事兞的蚘述は、Wikipedia:䞍登校を参照しおください。
このペヌゞは、䜕らかの理由で孊校に行くこずを拒吊しおいる、あるいは孊校に行かない生掻が続いおいる、方々のために、圹立぀情報を提䟛するために䜜られたした。䞍登校に関する癟科事兞的蚘述は、[[w:䞍登校|Wikipedia:䞍登校]]を参照しおください。 <!-- このペヌゞではほかのペヌゞ以䞊に泚意しお執筆しおください。 --> == 䞍登校に぀いお == 珟代瀟䌚では若者や幎少者、児童は孊校に通うものだずいう既成の理念がありたすが、結局瀟䌚や他者が恣意的に定めたギチギチのルヌルにすべおの人間が完党に埓うこずはできないし、埓うこずを拒吊したり、消極的な意味でも吊定する人たちが珟れるのは、ある意味自然だし、避けるこずができないこずだず思いたす。あくたで少数掟の行為ではありたすが、孊校に行かないずいうこずを遞ぶ刀断が䞍登校でしょう。 == 䞍登校になったら == このペヌゞは䞍登校を掚奚する意図で曞かれたものではありたせん。ですからここを読んで、「あっ、䞍登校党然 OKなんだな」ず思われるこずは、Wikibooks の意図ではありたせん。ただ、毎日の生掻が絶望的に぀らいものであるのなら、緊急避難ずしお䞍登校も蚱容するし、たた、あらゆるこずで䞀芋䞍適切に芋える蚀動や考え方でも安易に決め぀けた解釈をしお、裁定、断眪しない、ずいう立堎です。 === 自宅でも孊習できる === むンタヌネットなどを掻甚しお、自宅で孊習するこずもできたす。2020/11珟圚、情報機噚ずむンタヌネットの発達で、倚くの公開されおいる情報や知識の集積に、最䜎限の機噚は必芁ですが、簡単にアクセスできるようになりたした。たた、日本は出版も盛んで、倚くの孊問知識に自囜語で接するこずができる囜だずみなされおいたす。たた、図曞通や公的私的な孊習サヌビスもありたすし、孊籍があるなら、たずえ䞍登校になっおもその孊校のサポヌトは䜕らかの圢で受けられるはずです。 ===瀟䌚生掻ず集団生掻=== しかし自宅孊習や各皮通信制の孊校を利甚するずしおも、䞍登校の姿勢を蚱容しお生きるず、自宅生掻が倚くなりたすし、将来の身の振り方に぀いおも課題は倚くなっおいきたす。倚くの倧人たちが考える孊校の機胜ずしお瀟䌚生掻ず集団生掻を送るこずの意矩ずいうのがありたす。事実、倚くの人はこれが孊校の䞀番重芁な利点、機胜だず考えおいるでしょう。基本的に人間は瀟䌚的な動物ですから、完党な孀独ずいうのは手に入らないし、その状態ではいられないでしょう。圓面の生掻ずしお䞍登校を遞んだずしお、瀟䌚ず集団に぀いおは垞に䜕らかの課題ずしお意識しおいく必芁があるず思いたす。 ===進路に぀いお=== 結局すべおの倧人は経枈瀟䌚の状況ず人間瀟䌚の状況に瞛られお生きおいたす。子䟛には子䟛の瀟䌚があるし、倚くの堎合それが悩みのもずになるこずもありたすが、経枈に぀いおは倧人瀟䌚から䟛絊されおいるず考えおいいですよね。しかしいずれはどんな圢にせよ倧人瀟䌚の経枈の䞭で生きおいかなければいけない。そのための進路だず考えおいいのですが、そこで珟代日本ではたず孊校ずいうこずになりたすよね。 䞍登校気味の生埒にずっお割ず入りやすい孊校ずいうのはありたすね。前述した Wikipedia の䞍登校項目では、その蟺の蚘述もあるので参考になるず思いたす。 倧人瀟䌚の経枈に぀いおは、あらゆる堎所であらゆる人が口角泡を飛ばしお語っおいたすが、結局は䞍確かでずらえどころのないものです。䞍登校だろうがスクヌルカヌスト䞊䜍のリア充だろうが、結局は生きおいる間に様々な時間を過ごしおその䞭でいろいろな事を知っお、次の身の振り方を芋出しおいくしかないのではないでしょうか。 ==未定の远加項目== == 䞀時期䞍登校だったこずが知られおいる著名人 == 発明家の[[w:トヌマス・゚ゞ゜ン|゚ゞ゜ン]]、実業家の[[w:小幡和茝|{{ruby|小幡和茝|おばたかずき}}]]、(元)フィギュアスケヌタヌの[[w:安藀矎姫|{{ruby|安藀矎姫|あんどうみき}}]]、シンガヌ゜ングラむタヌの[[w:あいみょん|あいみょん]]、俳優の[[w:小栗旬|{{ruby|小栗旬|おぐりしゅん}}]]、タレントの[[w:マツコ・デラックス|マツコ・デラックス]]、[[w:䌊集院光|{{ruby|䌊集院光|いじゅういんひかる}}]]、[[w:䞭川翔子|{{ruby|䞭川翔子|なかがわしょうこ}}]]、[[w:指原莉乃|{{ruby|指原莉乃|さしはらりの}}]]。 * ゚ゞ゜ンの事実䞊の孊歎は、7歳の時珟代日本で小1か小2の幎霢に小孊校に入り、3か月で問題児ずしお退孊せざるを埗なくなる。孊校に通ったのはこれのみでしょう。日本の珟代の児童が䞭1、12歳のころに列車内の新聞売り子をはじめたず蚘録にあるようですが、これは自䜜の新聞を販売しお、評刀を取ったずのこずのようです。珟代日本の子䟛が高1の15歳から各地の郜垂で電信技士ずしお暮らしを立おたずの蚘述がブリタニカにありたすから、このころから芪元を離れた生掻が始たったのでしょう。ですから゚ゞ゜ンの孊問、科孊に関する知芋はほずんど独孊ですが、アメリカで矩務教育制床が立法化されお広たったのは、1866幎以降ず考えおいいでしょうから、この幎で゚ゞ゜ンは19歳、今の日本の状況ず同じように考えるこずはできたせん。 * 小幡氏は小孊校の埌半、䞍登校だったようですね。高校は定時制だったようですが、珟圹のコヌスの1幎遅れで倧孊入孊しおいるようですし、青幎の孊業期間から倧きく逞脱しおいるわけではないように思いたす。今の時代、小䞭高倧孊、そしお䌁業ぞの就職ずいった時期が、完党にストレヌトに通っおいない人もかなり倚いように感じたす。 *安藀矎姫さんが䞍登校だったずいうのは、以前の線集者の蚘述ですが、今のずころ確かな゜ヌスに出䌚っおなくお未確認です。しかしかなり幌い時からスケヌト遞手ずしお泚目されおいたようですので、そのこずが倧きく圱響しおいるように感じたす。 *あいみょんさんは高校卒業埌デビュヌずいうこずで、最初の高校を䞭退埌別の高校に線入しおいるずいうこずで、このあたりの時代が䞍登校になるのでしょうね。しかし、珟代日本、小䞭高で集団生掻に困難を感じおある皋床道がそれおしたう人はかなり倚くいるように感じたす。 *小栗旬さんは䞭孊校䞍登校だったようですが、倚くの矩務教育である皋床登校しなくおも普通の時期に普通に卒業させる措眮が取られおいるようなので、普通の時期に卒業埌高校進孊、そのころからドラマレギュラヌなどの掻動が増えおいったようですね。 *マツコさんは短い間䞍登校しおいたずテレビで語っおいたずの蚘述があちこちで芋られたす。しかし䞍登校っおそんなに重眪なんですかね。短期間の䞍登校ならもう忘れちゃっおもいいず思うけど 。 *䌊集院さんは高校時の䞍登校を䞡芪が案じた結果、萜語家の䞀門に入門するこずになっお、結局高校は䞭退したけど芞胜掻動は開けおいったんですね。 *䞭川翔子さんは䞭孊時代䞍登校になり、卒業匏も欠垭したようですね。その埌の孊業的な進路はどうなったのかわかりたせんが、基本的に矩務教育ではある皋床ネガティブな状況になっおも孊校関係者が手を尜くしお、卒業たで導いおいるず思いたす。実際には高校倧孊でも、堎合によっおは䞍適切な状況になるこずも倚いですが、ネガティブな孊業状況にそれなりの特䟋的な揎助や助けを䞎えおくれるこずは倚くありたすよね。 *指原さんは䞭3の5か月間䞍登校だったようですね。その埌オヌディションに受かったのが生掻の転機だったようです。 == 参考になる曞籍 == *『子どもたちが語る登校拒吊 人のメッセヌゞ』石川憲圊・内田良子・山䞋英䞉郎線 、䞖織曞房、1993.02䜆し、2020.11 の時点では新品では手に入らないず思いたす [[Category:生掻ガむド|ふずうこうかいず]] [[Category:生掻|せいか぀]] [[Category:曞庫|ふずうこうかいず]]
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2020-11-16T12:59:23Z
[ "テンプレヌト:Ruby" ]
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E4%B8%8D%E7%99%BB%E6%A0%A1%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89
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Hot Soup Processor
HSPずは、「Hot soup Processor」の略称で、1995幎からおにたたによっお開発されおいるプログラミング蚀語です。ほかのプログラミング蚀語よりは知名床が䜎く、凊理速床も遅い蚀語ですが、ほかのプログラミング蚀語より易しいため、初心者にはぎったりでしょう。 こちら からダりンロヌドできたす。むンストヌル版の堎合はむンストヌラヌに埓っおむンストヌルしお䞋さい。 たずは、デスクトップに「HSPスクリプト゚ディタ」ず蚀うアむコンが䜜成されおいるはずなのでそれを開いおコヌドを曞いおいきたす。 指定した文字列を衚瀺する呜什です。「衚瀺」ずいうより「描画」ずいう衚珟の方が正確かず思いたす。呜什名の由来は、「message」(メッセヌゞ)から。 党くの同機胜でprint呜什がありたすが、mes呜什の䜿甚が掚奚されおいたす。これは単玔に呜什名の文字数が少ないずいうだけで、どちらを䜿甚しおも内郚的には党く同じです。凊理スピヌドに違いはありたせん。 ボタンオブゞェクトの蚭眮を行う呜什です。呜什名の由来は、そのたた「button」(ボタン)から。 ラベルずしお利甚できる文字列は、「*(アスタリスク)の埌に続く59文字(半角)以䞋」ずいう制限があるので泚意しおください。䞀応、党角の日本語も䜿甚できたすが。存圚しないラベル名を指定した堎合ぱラヌ(内郚゚ラヌ番号19)になりたす。ちなみに、HSP2では「*」を付けないラベル指定も非公匏で可胜でしたが、HSP3でぱラヌ扱いになりたす。 button呜什を呌び出した盎埌のシステム倉数statにはオブゞェクトIDが返りたす。たた、同様にラベルゞャンプ先でも抌したボタンのオブゞェクトIDが返りたす。オブゞェクトIDはオブゞェクトを蚭眮する順に0から割り振られる数倀です。 HSP3(HSP 3.x)からボタンオブゞェクトにサブルヌチンゞャンプ機胜が加わりたした。「button」ずいう呜什文字の盎埌に「gosub」か「goto」ずいう文字を付けるもので、「goto」は今たで通り普通のゞャンプ凊理です。 goto呜什ず䌌おいる呜什なので簡単です。HSP3(HSP 3.x)からボタンオブゞェクトにサブルヌチンゞャンプ機胜が加わりたした。「button」ずいう呜什文字の盎埌に「gosub」か「goto」ずいう文字を付けるもので、「goto」は今たで通り普通のゞャンプ凊理です。 returnはgosubに戻りたす。
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== はじめに == === HSPに぀いお === [[w:HSP|HSP]]ずは、「Hot soup Processor」の略称で、1995幎から[[w:おにたた|おにたた]]によっお開発されおいるプログラミング蚀語です。ほかのプログラミング蚀語よりは知名床が䜎く、凊理速床も遅い蚀語ですが、ほかのプログラミング蚀語より易しいため、初心者にはぎったりでしょう。 :なお、「人䞀倍繊现な人」ずいう意味の [[w:ハむリヌ・センシティブ・パヌ゜ン|HSP]] や、熱ショックタンパク質の略である [[w:熱ショックタンパク質|HSP]] ずは䜕の関係もありたせん。 === HSPのダりンロヌド === [https://hsp.tv/make/downlist.html こちら] からダりンロヌドできたす。むンストヌル版の堎合はむンストヌラヌに埓っおむンストヌルしお䞋さい。 === 操䜜方法 === たずは、デスクトップに「HSPスクリプト゚ディタ」ず蚀うアむコンが䜜成されおいるはずなのでそれを開いおコヌドを曞いおいきたす。 == 呜什 == === mes呜什/print呜什 === 指定した文字列を衚瀺する呜什です。衚瀺ずいうより描画ずいう衚珟の方が正確かず思いたす。呜什名の由来は、messageメッセヌゞから。 :<code>mes "文字列"</code> 党くの同機胜でprint呜什がありたすが、mes呜什の䜿甚が掚奚されおいたす。これは単玔に呜什名の文字数が少ないずいうだけで、どちらを䜿甚しおも内郚的には党く同じです。凊理スピヌドに違いはありたせん。 === button呜什/goto呜什 === ボタンオブゞェクトの蚭眮を行う呜什です。呜什名の由来は、そのたたbuttonボタンから。 ラベルずしお利甚できる文字列は、「*アスタリスクの埌に続く59文字半角以䞋」ずいう制限があるので泚意しおください。䞀応、党角の日本語も䜿甚できたすが。存圚しないラベル名を指定した堎合ぱラヌ内郚゚ラヌ番号19になりたす。ちなみに、HSP2では「*」を付けないラベル指定も非公匏で可胜でしたが、HSP3でぱラヌ扱いになりたす。 :<code>button "文字列", *ラベル名</code> button呜什を呌び出した盎埌のシステム倉数statにはオブゞェクトIDが返りたす。たた、同様にラベルゞャンプ先でも抌したボタンのオブゞェクトIDが返りたす。オブゞェクトIDはオブゞェクトを蚭眮する順にから割り振られる数倀です。 : HSP3HSP 3.xからボタンオブゞェクトにサブルヌチンゞャンプ機胜が加わりたした。「button」ずいう呜什文字の盎埌に「gosub」か「goto」ずいう文字を付けるもので、「goto」は今たで通り普通のゞャンプ凊理です。 <pre> button "文字列", *ラベル名 ~~以䞋略~~ goto *ラベル名 </pre> === gosub呜什 === goto呜什ず䌌おいる呜什なので簡単です。HSP3HSP 3.xからボタンオブゞェクトにサブルヌチンゞャンプ機胜が加わりたした。「button」ずいう呜什文字の盎埌に「gosub」か「goto」ずいう文字を付けるもので、「goto」は今たで通り普通のゞャンプ凊理です。 <pre> button gosub "文字列", *ラベル名 ~~以䞋略~~ return </pre> <code>return</code>は<code>gosub</code>に戻りたす。 === wait呜什 === === await呜什 === === end呜什 === === return呜什 === === cls呜什 === === title呜什 === == 関数 == [[カテゎリ:プログラミング蚀語]]
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2022-07-07T08:28:32Z
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https://ja.wikibooks.org/wiki/Hot_Soup_Processor
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料理本/リヌフティヌ
リヌフティヌずは、玅茶の茶葉の圢䜓の䞀皮である。
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リヌフティヌずは、玅茶の茶葉の圢䜓の䞀皮である。
[[ファむル:Assam black tea.jpg|サムネむル|アッサム]] '''リヌフティヌ'''ずは、玅茶の茶葉の圢䜓の䞀皮である。 ==材料 (䞀杯分)== *茶葉3g (ティヌメゞャヌがある堎合はそれ䞀杯分) *沞隰した熱湯必芁量×2 (䞀般的なティヌカップ䞀杯は玄150ml) ==淹れ方== ;準備. ポットずカップに予め湯通しし、枩める #ポットに茶葉を3g入れる #ポットに沞隰した熱湯を䞀杯分入れ、3分ほど蒞らす #茶こしを䜿っお、ポットからカップに移す ==ポむント== *玅茶のゎヌルデンルヌルを守る *#質の良い、新鮮な茶葉を䜿甚する *#湯通ししたティヌポットずカップを䜿甚する *#茶葉の分量はしっかり量る *#*倧きめの茶葉は倧盛り、小さめの茶葉は普通盛りが奜たしい *#汲みたおの氎道氎を沞隰させお䜿甚する *#*日本に茞入された玅茶は軟氎が奜たしい *#*むギリスから盎茞入したものは硬氎が奜たしい *#*いずれも空気を含んだ氎道氎が奜たしい *#ティヌポットは鉄補以倖のものを䜿甚する *䞀杯だけでもティヌポットを䜿甚する。これによりゞャンピングずいう珟象が発生し、茶葉の矎味しさが匕き立぀。 {{デフォルト゜ヌト:りようりほん|りいふおいい}} [[Category:玅茶|りいふおいい]] [[Category:料理本|りいふおいい]]
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2022-09-13T23:57:41Z
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äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š/小孊校の埩習
1よりも小さい、はしたの数を蚈算できるように小数点(.)を䜿っお衚した数のこず。 2぀の数a, bがあり、aをbで割った商を数にしおあらわしたもの。 たた、次の単䜍も䜿われるこずがある。 普通、液䜓の䜓積は次の単䜍を甚いる。 単䜍Lは筆蚘䜓の小文字lで曞くこずもある。 たた、容積ず䜓積の関係は次の通り。 ある決たった時間内に進む距離のこずを速さずいう。䟋えば、10秒で進んだ距離なら秒速、5分で進んだ距離なら分速が䜿われる。
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:: {{Pathnav|小孊校・䞭孊校・高等孊校の孊習|äž­å­Šæ ¡æ•°å­Š}} {{substub}} == 数ず蚈算 == === 蚈算の基本ルヌル === * 蚈算は巊から右に蚈算しおいく。 : 6 + 3 - 1 = 9 - 1 = 8 * かっこのない蚈算の堎合、かけ算・わり算を先にし、足し算・匕き算を埌にする。 : 4  5 × 3 = 4 + 15 = 19 : 8  16 ÷ 8 = 8 - 2 = 6 * カッコがあればカッコの䞭の蚈算を先に行う。 : 5 × (3  4  5) = 5 × (7  5) = 5 × 2 = 10 === 小数 === * 小数ずは 1よりも小さい、はしたの数を蚈算できるように小数点.を䜿っお衚した数のこず。 === 分数 === * 分数ずは 2぀の数a, bがあり、aをbで割った商を数にしおあらわしたもの。 == 量ず枬定 == === 単䜍 === ==== 重さ ==== * g(グラム) * kg(キログラム) ===== 単䜍同士の関係 ===== * 1000g = 1kg ==== 長さ ==== * mm(ミリメヌトル) * cm(センチメヌトル) * m(メヌトル) * km(キロメヌトル) ===== 単䜍同士の関係 ===== * 10mm = 1cm * 100cm = 1m * 1000m = 1km ==== 面積 ==== * cm<sup>2</sup>(平方センチメヌトル) * m<sup>2</sup>(平方メヌトル) * km<sup>2</sup>(平方キロメヌトル) たた、次の単䜍も䜿われるこずがある。 * a(アヌル) * ha(ヘクタヌル) ===== 単䜍同士の関係 ===== * 10000cm<sup>2</sup> = 1m<sup>2</sup> * 1000000m<sup>2</sup> = 1km<sup>2</sup> * 100m<sup>2</sup> = 1a * 10000m<sup>2</sup> = 100a =1ha ==== 䜓積 ==== ===== かさ(容積) ===== 普通、液䜓の䜓積は次の単䜍を甚いる。 * mL(ミリリットル) * dL(デシリットル) * L(リットル) * kL(キロリットル) 単䜍Lは筆蚘䜓の小文字ℓで曞くこずもある。 ===== 䜓積 ===== * cm<sup>3</sup>(立方センチメヌトル) * m<sup>3</sup>(立方メヌトル) ===== 単䜍同士の関係 ===== * 1000mL =10dL = 1L * 1000L = 1kL * 1000000cm<sup>3</sup> = 1m<sup>3</sup> たた、容積ず䜓積の関係は次の通り。 * 1mL = 1cm<sup>3</sup> * 1L = 1000cm<sup>3</sup> ==== 時間 ==== * 秒 * 分 * 時間 ===== 単䜍同士の関係 ===== * 60秒 = 1分 * 60分 = 1時間 * 24時間 = 1日 ==== 速さ ==== ある決たった時間内に進む距離のこずを速さずいう。䟋えば、10秒で進んだ距離なら秒速、5分で進んだ距離なら分速が䜿われる。 * 秒速 ''X'' m = ''X'' m/s(メヌトル毎秒) * 分速 ''Y'' m = ''Y'' m/分(メヌトル毎分)<ref>この曞き方は珟圚ではほずんど䜿われない。</ref> * 時速 ''Z'' km = ''Z'' km/h(キロメヌトル毎時) ===== 単䜍の換算 ===== * 秒速→分速:秒速に60をかける * 分速→時速:分速に60をかける * 時速→分速:時速を60でわる * 分速→秒速:分速を60でわる == 数量関係 == === グラフ === === 比䟋 === === 反比䟋 === == 図圢 == == デヌタの掻甚 ==
2020-04-06T07:04:42Z
2024-02-04T13:14:08Z
[ "テンプレヌト:Pathnav", "テンプレヌト:Substub" ]
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